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一ノ宮桜華「パワポケ、あなたは貞操逆転世界に囚われたのですよ」
1
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/25(月) 07:15:31 ID:0bygQpQs
ジリリリリリリリリリリ
ピッ
パワポケ「ふぁ〜、よく眠れたなぁ……今の時間は……げぇ、8時ぃ!!」
ドタドタドタ
パワポケ「父さん父さん父さん!やばい、遅刻だ遅刻!!」
父親「なんだ、朝から騒がしいなぁ……今日は休日だし、学校はないんじゃないか?」
パワポケ「学校はなくても野球部は朝練があるんだよ!もう、何で起こしてくれなかったんだよ!」
父親「はあ?目覚まし通りに起きたのはお前じゃないか。それに、野球部は今日は休むって言ってなかったか?」
パワポケ「お、俺が!?……な、なんでだろ?いや、行くよ!くそ〜、急いで電車乗ればまだ間に合うかっ!?」
父親「おい、せめてパンの一枚くらい食べていったらどうだ?紅茶だってよそってるんだぞ。すっかり冷めてしまったが……」
パワポケ「サンキュー父さん!これ飲んだら出る!パンは咥えてく!」グビグビ
テレビ『続いては、女子生徒から男子教師へのセクシュアルハラスメントが問題視されている件について、専門家の方の意見を……』
パワポケ(ん……?女子生徒から男子教師?普通、逆じゃないのか……まあ、どうでもいいか)
父親「まったく、休日の朝くらい落ち着けんのかお前は。もう高校生だというのに、はしたなく思われるぞ」
パワポケ「そんな事ないって。むしろ、高校生の男はみんなこれくらい元気じゃないと!」グビリグビリゴクン
父親「ま、まあ、お前がそう言うならいいが……そうそう、最近電車で痴女被害が多くなってるみたいだから、お前も気をつけるんだぞ」
パワポケ「ぶふっ!?きゅ、急に何言いだすんだよ父さん!?ち、痴女って」
父親「何って言われても、今日の新聞にもそう書いてあるぞ?」
パワポケ「はあ、新聞!?う、嘘だろ?ちょ、ちょっと見せてくれよ」ズイッ
父親「あぁ、別に構わないが……」スッ
『最近では男性の胸部を強調したポスターが環境型セクハラではないかと指摘されており──』
『会社員の女がプロ野球選手へストーカー容疑、自宅から靴下など衣類30着──』
『ホームレスの男性に性行を強制したとして、NOZAKIグローバルシステム社長が──』
パワポケ(な、な、な、なんだよこれ!?)
何だか最近、世界がおかしい──
2
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/25(月) 07:19:22 ID:0bygQpQs
ガタンゴトン
パワポケ(……なんだか妙な事になってるぞ)
パワポケ(朝の新聞、それにニュース……電車に痴女だって?いやいや、まったく。そんなことあるわけないだろ……)
ス-ハ-ス-ハ-
パワポケ(ん?……なんだか俺の後ろに立ってる人、息が荒くないか?それに強い視線を感じるような……もしかして、全力で走ってきたから俺、汗くさかったりする!?)
サワサワ……
パワポケ(え゛っ!?)
フフフ-ン……コイツナカナカイイケツシテルデス
サワリサワリ
パワポケ(う、嘘だろ……?俺の尻が触られてる!? しかも、女の声だ。本当にいるのか……ち、痴女って奴!?)
ムニッムニッ
パワポケ(うお゛っ!? ま、前に来た!や、やばい、変に触り方上手いし、こ、こんな場所で……)
ガシッ
一ノ宮桜華「そこまでですわ。痴女犯、次の駅で私と一緒に降りなさい」
パワポケ「い、一ノ宮?」
深草若葉「パ、パワポケさま。私たちがいますから、安心してください」
パワポケ「深草さんまで!?」
3
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/25(月) 07:20:20 ID:0bygQpQs
パワポケ「助かったよ。まさか、本当に痴女がいるとは……」
桜華「ええ、最近は不埒な輩も多いと聞いて、見張りをしていましたの」
若葉「こう言う活動をすれば、少しでも神桜分校の独立に役立つと思って……」
パワポケ「うん、ありがとう二人とも」ニコッ
若葉「……え、えへへ」
若葉(で、出た!パワポケさまの殺人スマイル!私、これだけでご飯3杯はいけます……ああ、このために張り込んでいたかいがありました……)
桜華「い、いえ、礼にはおよびませんわ。女性として、殿方を守るのは当然ですもの」
パワポケ「そ、そうなの?」
パワポケ(普通、逆だと思うけど……)
若葉「パワポケさま。た、体調は大丈夫ですか?もし優れなかったら、今日は休まれた方がよろしいと思うのですが……」
パワポケ「体調?いや、全然大丈夫だよ。ビックリはしたけど、別にあれくらいどうって事ないし」
桜華「……お強いのですね。でも、無理をしない方がよろしいですわ。こういった被害は、自分で溜め込んでしまう方も多いとお聞きしますので」
パワポケ「なんか大袈裟だなぁ。無理も何も……俺、美人な人だったらむしろ触られた方が嬉しいっていうか……」
パワポケ(……って、俺、何を言ってんだ!?)
桜華「さ、触られた方が嬉しい!?」
若葉「え、ええっ!」
パワポケ「ごめんごめん!変な事言った!気にしないで!」
桜華「気にしないでと言われましても……ねえ、若葉?」
若葉「はい、お姉さま。バッチリ聞いてしまいましたし……」
パワポケ「あの、今のは言葉の綾というかそのなんというか……」
4
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/25(月) 07:29:40 ID:0bygQpQs
桜華「……」サワサワ
若葉「……」スリスリ
パワポケ「え!?きゅ、急に俺の身体触ってどうしたの二人とも!?」
桜華「いえ……たくましいわね、この人の胸板」
若葉「はい。お尻、お尻もガッシリしてて、でも柔らかみもあって……」
パワポケ「ちょ、ここ人通りもあるしみんなに見られちゃうから……」
桜華「聞きましたか若葉?人気のないところなら良いと、私にはそう聞こえましたが」サワサワサワサワ
若葉「大胆ですねパワポケさま。これ以上の事もして良いんでしょうか?」スリスリスリスリ
パワポケ「これ以上のこと!?いや、これさっきの痴女と同じじゃ……!?」
桜華「違いますわ!私は神聖なる神桜の理事長代理を務める者。何の意味もなくこのような事をしているとでも?」サワサワサワサワサワサワサワサワ
若葉「そうですそうです。私は適当な生徒ですけど、多分意味があってやってます」スリスリスリスリスリスリスリスリ
パワポケ「ちょ、激し……!?」
桜華「若葉。私、お花を摘みに参りたくなってきましたわ……」サワサワサワサワサワ
若葉「まあ、それは大変です。お姉さま、早急に向かわなければ……」スリスリスリスリスリ
5
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/25(月) 07:32:10 ID:0bygQpQs
パワポケ(も、もしかしてこのままトイレに連れ込む気か?や、やばい……そ、そうはさせるか!)
パワポケ「ご、ごめん!お、俺、朝練あるんだった!ここなら走って行ける距離だから、もう行くねっ!」ピュ-
桜華「あっ、こら!待て!おい!」
若葉「パワポケさま。行ってしまわれましたね……」
桜華「ええ、つれない人。でもまさか、パワポケにそんな趣味があったなんて……」
若葉「ぐへへへへ……私、今のでご飯10杯はいけますよ」
桜華「ひかえなさい、若葉。……でも、そうね。私もだいぶ興奮しましたわ……」
6
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/25(月) 07:34:28 ID:05yvrxj2
パワポケ(も、もしかしてこのままトイレに連れ込む気か?や、やばい……そ、そうはさせるか!)
パワポケ「ご、ごめん!お、俺、朝練あるんだった!ここなら走って行ける距離だから、もう行くねっ!」ピュ-
桜華「あっ、こら!待て!おい!」
若葉「パワポケさま。行ってしまわれましたね……」
桜華「ええ、つれない人。でもまさか、パワポケにそんな趣味があったなんて……」
若葉「ぐへへへへ……私、今のでご飯10杯はいけますよ」
桜華「ひかえなさい、若葉。それ普通に太るんじゃないかしら……でも、そうね。私もだいぶ興奮しましたわ……」
7
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/25(月) 07:35:12 ID:05yvrxj2
パワポケ「すまーん!遅れた!みんないるかー!?」ガチャッ
木村冴花「きゃあ!?パ、パワポケくん!?ど、どうしたの!?い、いたっ……」チクッ
パワポケ「木村?うわ、ごめん!ボールの裁縫中だったのか……」
冴花「もう、いきなり驚かせないでよ。みんなは裏山でランニング中。それより、キャプテン、今日はどうしたの?昨日の帰りは、明日は休むって言ったのに……」
パワポケ「え、そんな事言ってたか俺?いや、バリバリ練習したい気分だけど」
冴花「そ、そう。良くなったならいいけど……」
パワポケ「……ていうか木村、手、大丈夫か?今救急箱を持って来ようか?」
冴花「別にこれくらい洗えばどうって事ないわ……パワポケくん、私の事なんて気にせず行ってきなさいよ」
パワポケ「いや、そんな処置じゃダメだよ。ほら、怪我した手、よく見せてくれ」グイッ
冴花「あっ!いきなり引っ張らないで……」
パワポケ「うん、そんな深くなくて良かった。これなら水で洗って、絆創膏貼るくらいでいいな」
冴花「だからそう言ってるじゃない。まったく、大袈裟なんだから……」
パワポケ「いや、木村は俺の大切なマネージャーじゃないか。これくらいでも、大事にしないと。ほら、外の水場に行くぞ」
冴花「お、俺の大切なマネージャー!?いきなりなに変な事言ってるの!?」
パワポケ「え?ご、ごめん……(“俺たち野球部の大切なマネージャー”って言い方のほうが良かったのかな?)」
8
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/25(月) 07:36:58 ID:05yvrxj2
冴花「そ、そういうの簡単に言っちゃダメよ……私以外の人が聞いたら勘違いしちゃうから、もう。た、大切なマネージャーって……」
冴花(パワポケくん、私の事が好きなのかな?だ、だって、俺の大切なマネージャー、俺のマネージャー……冴花は俺だけのマネージャー……ってこと?あ、愛の告白みたいなもんよね、これ。ま、まさか相思相愛だったなんて……なんてこと……なんてこと……)モジモジ
パワポケ「木村?急に顔が赤くなってどうした!?もしかして熱もあるんじゃないか……!?」ピト
冴花「あ、ああああ!?ない!ないから!いいから早く洗いに連れてってっ!?」
冴花(お、おでこに手をっ!過激なボディタッチ!?これ絶対私の事好きだわ!ヤバい、もうおでこ洗えない……いや、これからはこの人に全部洗ってもらう事になるのかしら……頭のてっぺんからつま先まであんな所やこんな所まで全部洗ってもらって……当然シャワーを浴びるんだからお互い裸になるわけで……パ、パワポケくんの裸……い、いけない妄想が止まらないわ……)グルグル
パワポケ「ふぅ、手を洗って、軽く拭き取って、絆創膏をしてと……よし、これで大丈夫だな木村……木村?」
冴花「…………」ブツブツ
パワポケ(な、なんかずっと独り言を呟いてるな……さっきいきなり触ったから怒っちゃったか?……話しかけづらい雰囲気だし、仕方ないから俺も合流してくるか)
パワポケ「あのー、木村。俺、さっそくみんなのとこ行ってくるから、じゃあ!」
冴花(挙式は和風、洋風?いやここはやっぱり振袖姿でキメてもらいたいわね……ああでもでもこういうのは夫の意見を尊重するべきって風潮があるし。やっぱりパワポケくんの意見も取り入れないと……そういえば私、パワポケくんの告白に答えてないんじゃないかしら!?パ、パワポケくん、きっと勇気を出して告白してくれたのに……こういうのって案外覚えててふとした喧嘩の際に蘇ったりするのよね……あやうく夫婦関係に軋みが生まれるところだったわ……)
冴花「……ぅん。わ、私もパワポケくんの事が好きよ……ってあれ!?パ、パワポケくん……ど、どこに行ったの?」ヒュウウウ
9
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/25(月) 07:39:02 ID:05yvrxj2
パワポケ「あー……疲れた。カントク、俺だけラストでグラウンド30周もさせやがって……」グデ-
パワポケ(……なんだか木村の態度もおかしかったな。どこかよそよそしいというか、俺にべったりしてたというか……つきっきりだったから引き剥がすのにも苦労したぞ……急になんだったんだろう?)
パワポケ「はぁ……」
七島麻美(あ、ゆらり!ほら、パワポケくんが教室にいたよ。良かった、今日は部活休むんじゃないかと思ったけど……)ヒソヒソ
川田由良里(昨日は大変はっちゃけてしまわれましたからね。主にあさみちゃんが)ヒソヒソ
麻美(私じゃないよ……いや私も悪いとこあったけど!原因はゆらりでしょ!?)
ゆらり(……冗談です。ちゃんと、私から謝りますよ)
麻美(もう、またふざけ倒したら今度こそ絶交だよ!)
ゆらり「……パ、パワポケくん。今、お手隙でしょうか?」
麻美「パワポケくん、疲れてる所悪いね」
パワポケ「ん?あ、なんだ七島と川田さんか。別にいいけど……俺に何の用?」
ゆらり「はい。あの、昨日の事を謝りたくて。本当に申し訳ありませんでした」ペコリ
麻美「わ、私もごめんなさい!」ペコッ
パワポケ「え、ええーっ!なに、なんなの!?なんで急に二人とも頭下げてんの!?いや怖いんだけど、俺なんの身に覚えも無いよ!?」
ゆらり(え……あさみちゃん、これはどういうことなのでしょうか?)
麻美(もしかして、あまりのショックで記憶が飛んじゃった?それか、『この程度お詫びとは認めん!』とか……パワポケくん、意外とSだったりするのかも?)
ゆらり「(な、なるほど)……では、私の誠心誠意を込めて……」フカブカ
パワポケ「ちょ、ちょっと待ってよ!川田さん!その姿勢、目を離した瞬間に五体投地するよね!?怖いって!むしろ俺が悪い奴みたいに見えるから!説明してよ!何かされたっけ俺!」
麻美「い、言っちゃっていいの!?パワポケくん、もう大丈夫なの?昨日みたいに震えて飛び出したりしない!?」
パワポケ「昨日の俺に何が!?いや……それが俺、朝からなぜか昨日の記憶があやふやみたいで……なにか事情があったなら教えて欲しいんだけど……」
10
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/25(月) 07:41:01 ID:05yvrxj2
ゆらり(あ、あさみちゃん。どうやらパワポケくん、本当にショックで記憶が……どうしましょうか?)
麻美(うん。そ、そうだね……このままなんでもなかったって言うのは流石に可哀想だよ……こうなったら、あまり刺激しないように、表面だけなぞるように説明しようか)
ゆらり(はい。わかりました。では、パワポケくんには私から伝えましょう)
麻美(頼んだよ、ゆらり!)
パワポケ「おーい、二人とも、聞いてる?」
ゆらり「こ、こほん。パワポケくん、昨日何があったかと言う話ですが……」
パワポケ「おう。そうそう、教えてくれよ」
ゆらり「はい。パワポケくんは……そう、目撃してしまったのです。それはそれは恐ろしい物を……」
パワポケ「お、恐ろしい物?」
ゆらり「はい。それはもう熱烈で、しかし思慮深く……ルサンチマン的な部分も兼ね……柔らかくもあれば硬くもあり……」
麻美「ゆらり、それオブラートどころじゃないから。包みすぎて中身わかんなくなっちゃってるから」
パワポケ「ご、ごめん。川田さんの言ってる事全く理解できないんだけど……俺、なにを見てそんな驚いたの?」
ゆらり「えっと、それは……その……あさみちゃん、何を見たんですっけ?」
麻美「ちょ、肝心な所は私に振るの!?」
ゆらり(すみません。純真無垢な私の口から言ってしまわれるのはちょっと……)
麻美(んなわけないでしょ!?ガッツリスケベのくせに!)
パワポケ「七島……お願いだ。俺が何を見たのか教えてくれよ!頼む!」
麻美「ぱ、パワポケくんまで!?」
麻美(わ、私の口から言わせる気?羞恥プレイ!?で、でもお願いならしょうがないし……それに今のパワポケくんの不安そうな顔、なんかいいなぁ。これがまた昨日見たいに歪むと思うとゾクゾクしちゃうし……い、いっそキッパリ言っちゃおうかな……)
麻美「…………………えっちな本、を……」
パワポケ「……は?」
麻美「パワポケくんは、エッチな本を見てしまったのです!」
麻美(あああ〜〜〜!言っちゃった!パワポケくん、ごめん!でも、すっごい気持ちいい!わからない人にぶちまけるの!)
11
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/25(月) 07:42:16 ID:05yvrxj2
パワポケ「えっと、七島?それがどうかしたの?」
麻美「えっ!?」
ゆらり「な……?」
パワポケ「エッチな本って……いやごめん、野球部の誰かが持ち込んだのか?それで俺が読んで七島たちが謝るって……なんだその因果関係は?というか、昨日の俺はいったい何をしてたんだ……」
ゆらり「ち、ちがいます。パワポケくん、えっちな本は私が持ち込んだ物です。それを、パワポケくんに偶然見られてしまって……」
パワポケ「え……川田さんの物?」
麻美「ゆらり、鞄の中に隠してたんだけどね。帰るとき、うっかりチャック開けたまま逆さまにしちゃったんだ。それで、ボロボローって中身が飛び出して」
ゆらり「はい。河童の川流れ……弘法も筆の誤り……ゆらりの鞄からえっちな本が落ちる。私としても、一生の不覚でした」
パワポケ「ことわざみたいに並べられても……その枠組みに入れたら怒るぞ。河童も弘法も」
ゆらり「冗談です。さすがに一生ではありません。半生くらいですね」
パワポケ「エッチな本を落としたくらいで50年も後悔するの!?そこは一日とかでいいだろ!」
ゆらり「冗談ではありません。人前でえっちな本を落としてしまうとは、このゆらり、恥ずかしさで地球上のありとあらゆる地面を掘り尽くして別の惑星に旅立ちたいくらいです」
パワポケ「穴に埋まる気あるのかそれ!?ないならわざわざ掘るなよ!」
麻美「ねぇ、続けて良い?」
パワポケ「あ……ごめん、七島」
ゆらり「続けてください、あさみちゃん」
12
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/25(月) 07:43:06 ID:05yvrxj2
麻美「……それで一緒に鞄の中身を拾うの手伝ってたら、パワポケくんがエッチな本を手に取って覗いちゃったの」
パワポケ「俺がビビる程って……いったいどんな内容だったんだ……」
ゆらり「私のは、いたってノーマルな内容でした。しかし、その時、あさみちゃんが私をフォローするためではあったのですが、あろう事かハード系の物を自分の鞄から取り出してしてしまって……」
麻美「違うからね!尿道責めは全然ノーマルな界隈だから!それにゆらりのだって足だけ使ったプレイとかすっごいマニアックな奴だったじゃん!」
パワポケ「にょ、尿道責め……あ、足……」
ゆらり「私たちその時非常に錯乱してまして、必死にえっちな本の内容を解説していたところ、あまりのリアリティにだんだんとパワポケくんの顔が青ざめて行き……」
パワポケ「それで逃げたのか、俺……?」
パワポケ(弱ったな。そんな記憶全く無いぞ?というか、二人とも学校にエロ本持ち込んで来るとか思春期謳歌しすぎだろ!今どき俺たちでもやらないぞ)
麻美「ハッとした時にはいなくて、やっちゃった!とは思ったんだけど……ごめんね、パワポケくん」
パワポケ「う、うん。気にする事ないよ。全然覚えてないから」
麻美「そうなの?昨日はすっごく怯えてたんだよ?」
ゆらり「それはもう、雨に濡れた子犬のような様相でしたが……」
パワポケ「いやいや、俺もエッチな本はもとより、男だからエッチな事はなんだって大好きだし……怖がる理由なんかないって、あはは!」
麻美「ふーん、好きなんだ……」
ゆらり「…………」
パワポケ「あはは……(あれ、なんか空気が微妙に変わった?)」
13
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/25(月) 07:45:11 ID:05yvrxj2
パワポケ「こ、こほん……というか、なんだ。二人もエロ本とか読むんだな……女なのに」
パワポケ(七島はまだしも、川田さんとかすっげー以外だ)
麻美「エヘヘ、ナニ言ってんだよっ!エッチな本を読まないJKなんて存在しないよっ!」
パワポケ「う、嘘だろっ!?」
麻美「嘘じゃないよ!私やゆらりはもちろん、冴花さんやチハヤちゃん、あの桜華さんや真琴さんだってたしなんでるよっ!」
パワポケ「一ノ宮や二階堂さんまで!?今どきの女子高校生って俺が思ってるより凄いんだな……」
麻美「うん、標準装備だからっ!乙女の!」
パワポケ「あの、乙女はそんなこと豪語しないと思うんですケド……」
ゆらり「……それよりも、先ほどパワポケくんはえっちな事が好きとお聞きしましたが、具体的にどのようなえっちがお好きなのでしょうか?」
麻美「あ!ゆらり、それ私も気になったよ!どうなの、パワポケくん?昨日は、エッチな事わけわからないみたい顔してたけど、今日は全然平気そうだよ?聞いても問題ないよね!」
パワポケ「え!?いや、それは色々だよ……わざわざ二人に話す必要もないだろ……」
麻美「は?なんで?」
ゆらり「……」
パワポケ「な、七島?か、川田さん?ちょっと怒っておられてます?」
麻美「ゆらり、私一回尿道責めって現実でもしてみたかったんだよ。男の人が漫画みたいに潮を吹くか試したくない?」
ゆらり「はい。奇遇ですね、あさみちゃん。私も現実で男の人が私の足に虐げられるところ、まざまざと見物してみたかったんですよ」
パワポケ「ふ、二人とも、何をおっしゃられているのですか……?」
麻美「ゆらりドアの鍵閉めて。私パワポケくん抑えるから」
ゆらり「はい。お願いします、あさみちゃん」
パワポケ(ドアの鍵!?抑える!?何をする気だいったい!ヤバイヤバイ俺の直感が逃げろと言ってる!)
麻美「えーっと、今日休日なのを考えても……まあ2時間くらい誰も来ないかな?パワポケくん、それまで私たちと遊ばない?」
パワポケ「……あ!そうだ!俺カントクから用事言われてたんだった!すまん、そっちやらないと!」ピュ-
パワポケ(今日2回目の離脱!すまんが逃げさせてもらうぞ!七島!川田さん!)
14
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/25(月) 07:46:19 ID:05yvrxj2
麻美「あーあ、脅かしたら逃げちゃったね、パワポケくん」
ゆらり「はい。しかし、昨日と様子が全然違ってましたが……」
麻美「うーん、元気になったって事なのかな?エッチな事好きって言ってたし、なんかトントン拍子で普通に出来そうな空気だったね。ま、それはまたの機会で詰めればいいか。それより、ゆらり。今日のオカズどうしよう?エッチな本はケンちゃんに没収されたままだし……」
ゆらり「あさみちゃん。パワポケくんの席を見てください」
麻美「ん?……あっ!タ、タオルが置いてあるよ……しかも汗を拭いてホヤホヤの……パワポケくん、うっかり忘れちゃったんだ……」
ゆらり「パワポケくんですらうっかりしてしまうのですから、あさみちゃんがこれを届けようとするのを、うっかり忘れても仕方ありませんね」
麻美「そうだよね。うっかり私の家でマーキングしちゃっても、しょうがない事だよね」
ゆらり「はい。私も欲しいので、タオルはうっかり半分に分けましょうか、あさみちゃん」
麻美「うん、いいよ。まったく、私のドジに付き合わせちゃって悪いね、ゆらり」
ゆらり「いえ、あさみちゃん。私たちは、親友ですから」
15
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/25(月) 07:48:59 ID:A0FiNNQg
最近パワポケSS多くて嬉しい
16
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/25(月) 07:55:19 ID:05yvrxj2
パワポケ「はー、はー、はー、勢いで飛び出しちゃったな。ここ、どこだ……?」
二階堂真琴「パワポケ、そんなに急いでどうしたというのだ?」
パワポケ「に、二階堂さん!ど、どうしてここに?」
真琴「その言葉、そっくりそのままお前に返そう。ここは、私の稽古場だ」
パワポケ「あ……俺、走って雑木林の奥まで来てたのか……」
真琴「うむ。まったく何を急いでいたのかは知らないが、その慌てた態度は感心しないな」
パワポケ「いや……それがね……二階堂さん……」
真琴「……?どうかしたのか?」
パワポケ(……って、さっきの話、二階堂さんにしたところで通じないだろ。なんだよ『二人に襲われそうだったので逃げ出しました』って……お、男として情けなさすぎる……)
真琴「おい、パワポケ?私に用があるのか?話くらいなら聞いてやるぞ?」
パワポケ「話?ごめん、なんでもないよ……いや、待てよ……?」
パワポケ(そ、そういえば七島が一ノ宮や二階堂さんもエロ本読んでるとか言ってたな……いや、まさかな。あいつ結構思い込み激しい所もあるからな。うん。勝手にそう思ってるだけであの二階堂さんが読んでるわけないよな……)
真琴「こらっ!あるのかないのかはっきりしないか!もう知らんぞ私は!向こうに行ってしまうぞ!」
パワポケ「あの、二階堂さん。ごめん、変なこと聞くけどさ」
真琴「うん?」
パワポケ「あのさ、二階堂さんって、エッチな本とか読んだことある?」
真琴「え……?ええええっ!?え、え、え、エッチな本だとおおおお!?」
17
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/25(月) 08:08:48 ID:05yvrxj2
パワポケ「わっ、ごめん!うそ嘘、冗談!竹刀で叩くのだけはやめて……て、あれ、二階堂さん?」
真琴「……そ、そんな……こと……男が女に聞くなど……ま……まったく……お前という男は……なんと破廉恥な……」プシュウウウ
パワポケ(す、すごい顔が真っ赤だ……)
真琴「……う、うむ。聞かれた以上、答えないわけにはいかないな。よ、読んでいる……こ、これで満足か……?」
パワポケ「お、おお……!あ、ありがとうって言えば良いのかな?ちなみに、どういうのかも聞いて良かったり?」
真琴「そ、それは踏み込みすぎではないか!?な、なぜパワポケはこんな事を聞くのだ?」
パワポケ「いやごめん。ほら、男ってみんなエッチな本読むんだけど、女の人もそうなのかなとふと気になったもんで……た、他意はないよ」
パワポケ(苦しい言い訳だけど……流石に、二階堂さんみたいな真面目な女の子もエロ本を読んでるのかなと思ったから、なんて名指しして言えないしな……)
真琴「おおお、男も読むのか!?こ、こういうのは女しか読まん物だとばかり思っていたのだが……」
パワポケ「え、そこ引っかかるとこ!?いやいや、むしろ普通は男しか読まないもんじゃないの?エッチな本って……」
真琴「お、お互い勘違いをしていたというわけか……そ、その、パワポケでさえも読むのか?こういう本は……?」
パワポケ「読むよ。そりゃあ、健全な男子だし」
真琴「お、おぉ……!」
パワポケ「二階堂さん、なにその反応は……」
真琴「いや、パワポケみたいに真面目そうな男がエロ本を読んでるなんてエロいな、と思ってな……」
パワポケ(俺と似たようなこと考えてたよ、二階堂さん……いや、もっとひどいか)
18
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/25(月) 08:09:57 ID:05yvrxj2
真琴「た、たとえばどういうジャンルを好んでいるのだ?」
パワポケ「え……ジャンル?」
パワポケ(なんかさっきみたいに俺まで言う流れになって来たぞ……)
真琴「うむ。先に言わせてすまないが……その、私から言うのはあまりに恥ずかしくてな……女として情けないが……」
パワポケ「ええと、そうだな。とりあえずベンチ座ろうか。ちょうどそこにあるし」
真琴「う、うむ……よしっ、座ったぞ。ではさっそく続きを頼む」
パワポケ「そ、そうだなぁ。俺が好きなのは、ナースとか、女教師物とかだよ」
パワポケ(まあ無難なとこだよな……)
真琴「おぉ……!なるほど、背徳のエロスだな……うむ。わかる、わかるぞ私にも……」
パワポケ(なんか一人で納得してるし。もしかして二階堂さん、こう見えて読んでるだけじゃなくて詳しかったりする?)
真琴「ちなみにだが……巨乳派か?貧乳派か?」
パワポケ「え!ええと、俺は巨乳が好きだけど」
真琴「そうか、やはりそうなのだな……」シュン
パワポケ「うーん……あ!でも、貧乳も良いもんだと思うよ」
真琴「そうなのか!どっちもいけるというのだな!なるほど、なるほど……」パァァァ
パワポケ(二階堂さん、わかりやすいくらいテンションの上がり下がりが激しいな……)
19
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/25(月) 08:11:18 ID:05yvrxj2
パワポケ「俺の話はこれくらいで良いだろ?今度は二階堂さんがどういう本読んでるか、教えてくれよ」
真琴「う、うむ。ふぅ、すー、はぁ……い、嫌に緊張するな」
パワポケ「なんで?エッチな本話すくらいで?」
真琴「わ、私はこういう話など、異性どころか同性にも話した事が無かったからな」
パワポケ「そ、そうなんだ。でも、俺だってエッチな本、それもなんのジャンルを読んでるかなんて言ったのは二階堂さんが初めてだよ」
真琴「わ、私が初めて!?そ、そうなのか、という事は、私たちは初めて同士という事なのだな!」
パワポケ「う、うん……?なんか変な言い方だけど間違ってはないかな」
真琴「ふー、ではパワポケ、言うぞ……私はな、“催眠寝取り”が好きだ」
パワポケ「さ、さいみんねとり?(なんだそれ?訳の分からないのが来たな……)」
真琴「うむ。基本は、醜く太った婆様が、カップルの男の方に催眠をかける。それで、男の方を自分の意のままに操って、最後はカップルの女の前で陵辱の限りを尽くすという内容なのだが……」
パワポケ「なんか、概要聞くだけでもすごい内容だね……」
真琴「色々パターンがあってだな、例えばギャル女が男を催眠にかける場合、これがまた、たまらないんだが……」
パワポケ(な、なんか長話になりそうだぞ……聞かなきゃよかったかも……)
20
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/25(月) 08:26:12 ID:05yvrxj2
カ-ッカ-ッカ-ッ
真琴「というわけでだな。昨今におけるおねショタ派とショタおね派の溝は厚く……」
パワポケ(あれから、ずっと話し続けられた……二階堂さん、よく話題尽きなかったな)
パワポケ「あ、あのさ、二階堂さん。もう夕方だけど、時間大丈夫?」
真琴「む……?あ、すまない。こんな話をするのは初めてでな。つい話し込んでしまった……」
パワポケ「いいよ、いいよ。全然平気。俺も二階堂さんの話してる姿見るの楽しかったから」
パワポケ(ていうか二階堂さん、俺よりエロ本に詳しくてビックリしたな。まったくついていけなかった……意外とこういう純情そうな子の方がムッツリなのかな?)
真琴「う、うむ……な、なぁ、パワポケ、私と手を……手を繋いでもらってもいいか?」
パワポケ「手?もちろんいいよ」ギュッ
真琴「あ……あたたかい……異性と手を握ったのは、生まれて初めてだ……」
パワポケ「そうなの?二階堂さん可愛いのに?」
真琴「か、か、か、可愛い!わ、私が可愛い!?う、うむ……そんな面と向かって言われたら……照れるじゃないか……」
パワポケ「あはは、そういう所も可愛いよ、二階堂さん」
真琴「う、うむ、そうか。可愛いのか私……うむ……」
パワポケ(お?なんだか良い感じのムードになって来たぞ?今日は一日大変だったけど、役得って奴かな……二階堂さん、エロ本の話を熱心にしてくるのはちょっとあれだけど……それ以外は普通の女の子だしな)
21
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/25(月) 08:27:31 ID:05yvrxj2
パワポケ「もう少しだけ、このままでいようか、二階堂さん」
真琴「……うむ。パワポケ、木々の隙間に日が落ちていくな……」
パワポケ「うん。赤い夕日から濃い影が伸びてきて……ほらっ、こうして手を伸ばすと、太陽も掴めちゃうんじゃないかな?」
真琴「うむ……掴む、掴むか……掴む……掴む」
パワポケ「うん。こっからだと、指と指の間でつまめちゃうね」
真琴「……掴む……つまめる……といえば、パ、パワポケはオナニーはするのか?」
パワポケ「ぶふっ!?な、なにを急に聞いてんの二階堂さん!?」
真琴「す、すまん!どうしてもさっきから気になってな……」
パワポケ「気になったからって聞くか普通!?」
真琴「すまん!すまん!だが、ほ、ほら、エロ本を読む目的というのは結局はオナニーじゃないか。そうなると、パワポケもそうなのかと思って……」
パワポケ「え、ええ?ま、まあ確かにその目的で読むけどさ……」
パワポケ(ちょっとしたムードもぶち壊しだよ!?)
真琴「おぉ……!オナニーするんだな、パワポケも……」
パワポケ「う、うん……そんなこと言ったら、二階堂さんだってするだろ?」
真琴「うむ。私は毎日してる……朝昼晩……かかさず3回……抜かないと落ち着かなくてな……」
パワポケ「そうなんだ。だからそんなエロ本に詳しいんだね……」
パワポケ(なんかカミングアウトされたぞ……)
真琴「ち、違うぞ!エロ本を見始めたのだって元々部に持ち込まれた物を没収しただけでだな!オナニーだってその日の集中力を高めるために仕方なくだ!決して性欲が強いから毎日発散しているというわけではないぞ!」グイグイグイグイ
パワポケ「わかった、わかったよ!二階堂さん!引っ張らないで!」
パワポケ(どうしてそこまで言ってエロ本読むのも性欲強いのも言い訳するんだよ!)
22
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/25(月) 08:28:29 ID:05yvrxj2
真琴「それで、パワポケはどれくらいの頻度でするんだ?毎日か?三日に一回くらいか?週に何回だ?」
パワポケ「お、俺は三日に一回くらいだな……野球で忙しくて帰ってすぐ寝ちゃうこともあるし……」
真琴「おぉ……!そうか、三日に一回か……なるほど、なるほど……オナニーはどんな仕方をするんだ?」
パワポケ「え、仕方って言われても普通にとしか言えないけど……」
真琴「いや、色々あるだろ。エロ本でも、手のひらでグリグリしたり、根本から思い切りコスったりしているぞ?」
パワポケ「……お、俺は右手で包むようにして、じょ、上下にやってる感じだけど……」
パワポケ(俺はいったい何を答えさせられてるんだ……!?)
真琴「そ、そうか、右手でな……私が今握ってるこの手がそうなんだな……」スリスリスリスリスリスリ
パワポケ「うん。俺、なんでそんな事まで二階堂さんに言ってるんだろ……」
真琴「す、すまん……かわりといってはなんだが……ふぅ……わ、私は右の中指を使ってする。だいたい第二関節ぐらいまで入れて、フック状にして前後に動かすとこれがなかなか気持ち良くてな……で、親指でクリトリスを刺激したりもしてる……」
パワポケ「そ、そうなんだ……」
パワポケ(この人、なんで自分のオナニーのやり方俺に話してるの!?)
真琴「……なあパワポケ。もう少し近寄っていいか?さ、寒くてだな……」
パワポケ「うん……こんな感じ?肩と肩がぶつかるぐらいだけど……」
真琴「お、おぉ……!パワポケ、このまま胸を借りても良いか?……」
パワポケ「……いいよ。ほら手繋いだままがいい?」
真琴「う、うむ……はぁ……た、たくましいな……この胸は……お、落ち着く……」ドキドキ
パワポケ「……うん。二階堂さん、苦しかったら言ってね」ギュッ
真琴「あ……あたたかい……こ、こんな事をされたのは、は、初めてだ……」ドキドキ
パワポケ「二階堂さんの髪、さらさらしてて綺麗だ。頭撫でても良い?」
真琴「あ、あぁ……大きな手が……気持ちいいぞ……これも初めてだ……」ナデナデ
真琴(ま、まさかたった1日で異性とこんなに関係が進んでしまうとは……人生何があるかわからないな……ここまでくれば、あとひと押しだ……いける、いけるぞこの空気は!)
真琴「パ、パワポケ……さ、最後にキスしても良いか……?」
パワポケ「え!?き、キス?それはダメだよ二階堂さん!」ピタッ
真琴(なんで……?)
23
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/25(月) 08:30:27 ID:05yvrxj2
真琴「だ、ダメか……?」
パワポケ「うん、だって俺たち付き合ってすらいないじゃないか。そういうのは好きな人同士がやるもんだよ」
真琴「じゃ、じゃあ私と付き合ってくれないか?」
パワポケ「え!そういう話になるの?」
真琴「パワポケが“キスは付き合ってる同士がするもの”と言ったじゃないか……!」
パワポケ「……それってキスがしたいから俺と付き合うって事?」
真琴「ち、違う!断じてそんな事はない!私はパワポケが好きだ。パワポケは私の事どう思ってるんだ?」
パワポケ「俺も二階堂さんの事は好きだよ」
真琴「じゃ、じゃあ……」
パワポケ「で、でも、なんていうか、いきなりすぎない?もっとこう、キスにも色々準備とか、そういうムードとかがあるような気がするけど……」
真琴「さっきまで散々私が話してて、パワポケは聞くばかりだっただろ!?そ、それでもダメだったのか……?」
パワポケ「エロ本の話だったじゃないか……ずっと」
真琴「わ、わたし、自分のオナニーの事だって、話したのは、パワポケが初めてなのに……凄い勇気を出して話したのに……パワポケだってオナニーを話したのは私が初めてなのだろ!?」ハァハァ
パワポケ「な、なんでここでオナニーの話を持ち出すのさ!?や、やっぱダメ!そういうのはもっとお互いが進展してからじゃないと!」
真琴「お願いだ!してくれないと帰さない!頼む!10秒、いや5秒だけでいいんだ……私とキスしてくれ!」ハァハァ
パワポケ「そ、そんな頼み込む物でもないだろキスって……!」
パワポケ(こ、怖い!なんでこんな必死なんだよ!俺、二階堂さんが急に怖くなってきた!)
真琴「初めて……私は初めてなんだ……パワポケはどうなんだ?」ハァハァ
パワポケ「お、俺だってキスした事なんか一度もないよ……」
真琴「お、おぉ……!なら初めて同士良いじゃないか……ほら、早くキスしよう……?」ハァハァ
パワポケ「に、二階堂さん!わ、わかった!今度デートしよう!」
真琴「……デート?」ピクッ
パワポケ「うん。今度の日曜日、俺、空いてるから、そこでデートしよう?映画を見に行くのも良いし、遊園地に行くのも良いし……二人で出かけよう」
真琴「デートしたら、キスしてくれるんだな?」
パワポケ「うぐっ……そんな決まった事みたいに言うもんなのかな……」
真琴「お、お願いだ……!約束してくれ……!」
パワポケ「わ、わかったよ。デートしたらキスしよう……」
真琴「や、やった!約束だからな。今日は我慢する……じゃ、ま、また日曜日という事で」
パワポケ「う、うん……」
パワポケ(い、勢いに負けて約束してしまった)
24
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/25(月) 10:10:44 ID:/k08Tc5Q
かわいい
25
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/25(月) 13:36:59 ID:TU6BCQlk
パワポケ「夕暮れどきだ……」ポツ-ン
パワポケ(河川敷は、何も変わらないか。山も、校舎も昨日とまったく一緒だった。そんなの、当たり前か)
パワポケ(……でも、人は変わってしまった。一ノ宮や深草さん、木村、七島、川田さん、そして二階堂さん……それだけじゃない。今日出会った人みんなの様子が、どこかおかしくて……テレビや新聞で知った事も昨日までの俺には考えられないようなものばかりで……昨日の俺も、何をしてるかわからなくて……まるで、今日の俺だけが別の場所に取り残されてしまったみたいだ)
パワポケ(はぁ……俺、どうすりゃいいんだろう……)
ガバッ
パワポケ(のわっ!急に視界が真っ黒に!?)
『だーれだ?』
パワポケ(こ、この声は……)
パワポケ「や、靖子か?」
尾木靖子「あったりー!流石ね、パワポケ!」
パワポケ「……こんな事してくる知り合いなんて、他に思いつかないからな」
靖子「なにそれ。私が子供っぽいって事?」
パワポケ「俺には大きな子供にしか見えないよ」
靖子「あはは、正確にいうと孫なのにね」
パワポケ「は?どういう意味?」
靖子「とぼけてんの?昨日説明したじゃない」
パワポケ「何を……?」
靖子「……あなた、どこかで頭でも打った?」
パワポケ「どこも打ってないよ。ただ、俺が昨日何かしてたは、今日の俺にはわからないけど」
靖子「意味不明……パワポケ、記憶喪失なの?」
パワポケ「いや、ちゃんとあるよ!ただ、俺、昨日学校行って部活して、帰ってきて寝ただけなのに、なんか知らないけど別のことしてたみたいなんだ!」
靖子「……うそ。日誌にそんなこと書いてない。もしかして過去が変わっちゃった……?私、別の場所に飛んだ?……どうしてこうなるの……」ブツブツ
パワポケ「靖子……?何独り言言ってんだ?」
26
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/25(月) 13:48:10 ID:TU6BCQlk
靖子「はぁ……また1から説明すんのめんどくさ。ねえ、パワポケ?昨日はいいから、今日何したか教えてくれる?」
パワポケ「今日……?えーっと、部活して、昼から剣道部の子とあったくらいだよ」
靖子「本当にそれだけ?例えば、電車で痴女にあったりとかしてないの?木村って子が手を怪我したり、七島とか川田とかいう子と会ったりしてない?」
パワポケ「えっ!な、なんで靖子がそんな事知ってるんだ!」
靖子「良かった。完全にデタラメになったわけじゃないのね……じゃあ、今日は女の子といっぱい会った帰り道というわけだ」
パワポケ「ま、まあいっぱいってわけでも無いと思うけど……」
靖子「何言ってんのよ。日誌に女の子の名前しか書かないムッツリのくせに」
パワポケ「日誌?なんだよそれ。俺、そんなの書かないぞ?」
靖子「……え?……まいったな……あなた本当にパワポケ?どっかの誰かと入れ替わってるんじゃないでしょうね」グニニニニ
パワポケ「いふぁいいふぁい!い、いや、正真正銘俺は俺だよ!」
靖子「じゃああんた初体験いつ?」
パワポケ「いつって……俺、まだ誰ともそんな関係になった事ないよ!」
27
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/25(月) 17:35:25 ID:SwXiVqbo
靖子「嘘つかないでよ。……ねえ、13回。この日誌に書いてあった今日の回数。これ、何の数字かわかる?」
パワポケ「13回……?今日、鶏小屋にも行ったから、鶏に餌をあげた回数とか?」
靖子「違う。セックスよセックス。より正確にいうと、あんたが今日射精するはずだった回数ね」
パワポケ「せっ……て、やりすぎだー!?そんなにやったら俺死んじゃうよ!そもそも相手は誰なんだ!?」
靖子「言っていいの?……時系列順に、『駅のトイレ・一ノ宮桜華2回、深草若葉1回』、『部室・木村冴花2回』、『教室・七島麻美、川田ゆらり』……」
パワポケ「わー!待って待って!ストップ!ストップ!わかったから!読み上げないで!変な目で見ちゃうから!」
靖子「いずれもこの日誌に記載されてた事だけど、それでもあなた自分が童貞だって言い張るの?」
パワポケ「童貞だよ!正真正銘の!ついこの間まで水洗トイレに“ビデ”が付いてる理由がわからなかったぐらいには童貞だよ!」
靖子「ふーん……まあ、そこまで言うなら信じてあげるけど」
パワポケ(なんで俺は自分が童貞だって信じてもらうのに必死にならなきゃならないんだ!?)
28
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/25(月) 21:19:18 ID:/psKQtbM
こういう世界観好きだからもっとやりなさい
29
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/25(月) 23:04:28 ID:osexqjfY
パ ワ ポ ケ 総 受 け
30
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/25(月) 23:10:15 ID:CJcGUVkE
靖子「……困ったわね。まさか日誌に致命的な矛盾が生じてたなんて……私が干渉したから?でも今日の筋書きは一緒だわ……じゃあなんで……」ブツブツ
パワポケ「さっきも言ったけど、そもそも俺はそんな日誌見たことすら無いからな。毎日日記をつけるほどマメな性格でもない。いったい誰が書いたんだよそれ!俺のストーカーか?」
靖子「うーん……ねえ。今から私が言う事、絶対に信じてくれるなら話してもいいけど。その覚悟、ある?」
パワポケ「か、覚悟が必要なの?」
靖子「そりゃそうよ。昨日のあなたは色々あったから、すんなり信じてくれたけど。今日のあなたは一転して凄い疑い深いじゃない。私、もう一回無駄に説明するのは疲れるから嫌なのよね」
パワポケ「……わかったよ。どの道、今日はわけのわからないことが立て続けに起きてるんだ。今更トンデモな話のひとつやふたつ、信じてやる」
靖子「じゃあ言うわね。まず、私、未来人なの」
パワポケ「……み、未来人!?」
靖子「顔が渋くなったけど、やめた方がいい?」
パワポケ「い、いや……続けてくれ」
靖子「この日誌はね、私のお爺ちゃんの持ち物だったの。私はタイムマシンを使って、無理矢理この時代に持ってきた。この日誌の内容が、私、興味あったから」
パワポケ「靖子のお爺ちゃんが持ってたの?その日誌……?」
靖子「うん。私のお爺ちゃんっていうのは……パワポケ、あなたの事よ。だから、この日誌はあなたが書いたものなの。そして、私はあなたの孫。私はあなたが好きだった。だから、日誌に書かれたことが気になって、この時代にまで来ちゃったの」
パワポケ「え……えーっ!?や、靖子が俺の孫……い、いくらなんでもトンデモすぎるって……」
靖子「そろそろ、信じるのやめる?」
パワポケ「ぐっ……そ、そうだ。その日誌、昨日はなんて書いてあったんだ?もし昨日の出来事まで合ってたなら、信憑性も高いけど……」
靖子「それはどうかしら……読んでみて。昨日の日誌の内容なんだけど……」
パワポケ「どれどれ……」ペラッ
『○月×日(土) 計10回 災難な一日。朝練後、誰もいない部室で木村に押し倒される。木村は労ってくれるから、少し安心する(部室・木村冴花2回)放課後、川田さんのHな本を手にするんじゃなかった……興奮した二人にトイレに連れ込まれる。ゴムはなんとかつけてもらえた。(学校のトイレ・七島麻美2回、川田ゆらり1回)家に帰ると部屋にチハヤが待ち構えていた。中3回。外2回。ベニパンに凝ってるらしい。処女も散る。チハヤが怖い……みんなが怖い……明日は家に閉じこもる。誰か助けて……(自宅・雨崎千羽矢5回)』
パワポケ(な、なんだこれ!?昨日の俺と全然やってることが違う!て、ていうか何やってんだ俺は……!?)
31
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/26(火) 00:01:53 ID:TjlgFcyo
靖子「見た?見たらわかるでしょ、私の言ってる矛盾……あなた、すでに童貞じゃないのよ。ついでに、処女でも無いみたいだけど……」
パワポケ「いや、違う違う!?俺、昨日こんな事してないって!?童貞だし処女だよ!」
靖子「やりすぎのトラウマで記憶が飛んでるとかない?自己防衛が働いて脳が認識しないようになってるとか……」
パワポケ「ないないない!女の子が落としたナプキンをティッシュと間違えて拾って直接手渡ししちゃったくらいには童貞だよ俺!」
靖子「日誌の始まりは一週間前からなの。このチハヤって子に童貞を奪われて、そこから伝染するように周りの子とセックスを重ね始めたみたいね。全部、向こうから強引にみたいだけど……」
パワポケ「そ、そんな馬鹿な……チハヤとも木村達ともそんな関係じゃないのに……でもこの日誌、完全に俺の字で書かれてるぞ……」
靖子「私がこの日誌で特に興味を惹かれたのは、一週間後の日曜のページよ……」
パワポケ「一週間後の日曜……?」
パワポケ(もしかして、二階堂さんとデートの約束した日か?)
靖子「パワポケ、見せてあげるから日誌返して」
パワポケ「返せって….俺のじゃないのこれ?」
靖子「知らないとか言っておいて何よその口振り?……本当は、まだ確定してない未来がわかる物は見せちゃいけないんだけど……このページから得られる情報は全くないと言っていいから、特別に見せてあげる」ペラッペラッ
パワポケ「え……?どういうこと……?」
靖子「見ればわかるわ……はい」スッ
パワポケ「……!?」
『○月△日(日) 結論だけ書く。失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した』
パワポケ(な、何があった!?)ガガ-ン
32
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/26(火) 00:20:38 ID:7umCSyEQ
ファッ!?
33
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/26(火) 00:32:11 ID:MapeqaAs
何なのだ、これは!どうすればいいのだ?!
34
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/26(火) 01:13:47 ID:g.1SBFlo
パワポケ「どうしたんだよこれ!俺、次の日曜にどうなっちゃうんだよ!?」
靖子「わからない。それまでの日誌は、淡々とセックスの回数と場所だけ記載されてたんだけど、これだけすごい感情がこもってて……そして、このページを最後に、日誌は終わっちゃうの」
パワポケ「え……?俺、もしかしてやりすぎで死んじゃうんじゃないの?」
靖子「言ったでしょ。私はあなたの孫よ。あなた、70歳になってもピンピンしてたから安心しなさい。下の方もビンビンだったし」
パワポケ「うるさいよ!自分の祖父に下ネタぶつけんなよ!」
靖子「私がこの時代に飛ぶ前に、ちょうど36人目の孫ができたらしいのよ。幸せそうな顔してたわ。お爺ちゃん」
パワポケ「え、なに?36人目……?俺の子供、どんだけ産ませてんの?お盛んすぎない……?」
靖子「……一番お盛んなのはあなたよ。なんてったって、8人も奥さんがいるんだから……未来のあなた」
パワポケ「は……8人!?」
靖子「この国は、もうすぐ“多妻一夫制”の法案が可決されるのよ。あなたはその“第一号”となるわけ。……私が言えるのはここまでね」
パワポケ「多妻一夫って何?第一号って何故!?俺、情報量に殺されちゃうよ!」
靖子「だから私がいる以上死なないって……」
35
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/26(火) 01:59:31 ID:g.1SBFlo
パワポケ「し、信じられるかよ!靖子の言う事何もかもめちゃくちゃじゃないか!この日誌だってドッキリか何かで作ったんだろ!」
靖子「あー、そうなっちゃんだ。信じてくれるって言ったのに……」
パワポケ「ご、ごめん。でも、こんな事急に言われても、信じろって方が無理あるだろ?」
靖子「私は事実しか話してないけどね。私からしたら、パワポケの方こそどっかで頭でも打って記憶を失くしてるようにしか見えないし」
パワポケ「いや、俺は正常だよ!意識もずっとハッキリしてる!」
靖子「そうなの?今朝からここまで何をしたかちゃんと覚えてる?」
パワポケ「もちろん!朝は時間の遅い目覚ましで起きて、遅刻しないように急いで走って家を出たんだ!」
靖子「なんで目覚ましが遅かったの?」
パワポケ「それは……な、なんでだろ?」
靖子「ほら、もう記憶がハッキリしてないじゃない!どーせ今日もセックスバリバリやったんでしょ?」
パワポケ「してない!それは確信を持って言える!なんだったら木村や七島達に確認をとってもいい!」
靖子「大した自信ね……じゃあそれでいいわよ……で、急いで支度をして家を出たわけね」
パワポケ「ああ!」
靖子「……ちょっと待って、なんであなた家を出たの?」
パワポケ「え、そこ引っ掛かるとこ?」
靖子「だって、日誌には明日は閉じこもるって書いてあるじゃない……?」
パワポケ「だから、それは日誌がおかしいんだって。俺が野球部の練習を休む事なんてありえないよ!」
靖子「!!……うそ、あなたそんな野球に乗り気だったっけ?」
パワポケ「いやいや……むしろ俺から野球を取ったら何が残る?ってくらいには野球一筋のつもりだけど……」
靖子「ああああ……まさかこんな事が起こるなんて……やっぱり、うかつに干渉するべきじゃ無かったんだわ……」
パワポケ「靖子?何を青ざめてるんだよ……俺にも説明してくれよ?」
36
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/26(火) 02:49:22 ID:g.1SBFlo
靖子「……ふぅ。あのさ、パワポケ、あなた女の子って好き?」
パワポケ「なんだよ、藪から棒に……」
靖子「大事な事だから。いいから答えて」
パワポケ「す、好きだよそりゃ。俺だって男だし」
靖子「どれくらい好き?」
パワポケ「どれくらいってなんだよ?」
靖子「例えばさ、道行く美人の女の子を見て『ヤリてー』とか思ったり、ちょっと好みの女の子があなたに気があったら、そっこう乗り気になったりとかする?」
パワポケ「な、なんだそれ。そんな節操なしなこと思わないよ。最低じゃないか」
靖子「そう。じゃ、質問変えるね。……ねえ、今から私がここで一発抜いてあげようかって言ったら、どうする?」
パワポケ「は!?な、何を抜くって!?」ビクッ
靖子「……それ、わざと聞き返してる?チンコから溜まった精液ピュッピュしてあげようかって言ってるんだけど?」
パワポケ「へ、変な言い方するなよ!きゅ、急になんだよ!」
靖子「淫語言われて興奮した?勃起してるか確かめてあげようか?」
パワポケ「お、お、お、お前未来の俺の孫なんだろ?こんな事していいのか?」ドキドキ
靖子「祖父と孫の前に、今は一人の女と男じゃない。私ね、ここに来たのは日誌の事もあるけど……あなた自身も気になるからだった……なんて言っちゃダメかな……」グイッ
パワポケ(か、肩に腕を回されて……!)
パワポケ「こ、ここ河川敷じゃないか!だ、誰かに見られてるかもしれないだろ!?」
靖子「じゃあ高架下行こ?あそこなら誰にも見られないよ?草っ原の上でフェラされるの興奮するよきっと……」
パワポケ「や、靖子……だ、ダメだって……!」
靖子「……だめ?私とエッチな事したくない……?」フ-ッ
パワポケ「や……やすこ……!」ドキドキ
37
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/26(火) 05:42:29 ID:cogBQ5Hk
興奮してきたな
38
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/26(火) 07:52:43 ID:g.1SBFlo
靖子「……ブブー!30点!」ギュウウウ
パワポケ「いたたたたた!ちょっ!耳たぶ引っ張らないで!」
靖子「ダメでしょ。もっとちゃんと断らなきゃ。あなた、童貞守る気あるの?」
パワポケ「いきなりすぎて頭真っ白だったんだよ!」
靖子「はあ。ちょっとは期待したけどね。このままだと、あなたすぐ童貞卒業するわよ」
パワポケ「お、俺としては、その、卒業するのは嬉しいことではあるけど……」
靖子「そう。でもあなた、この日誌みたいに毎日セックスする生活したい?」
パワポケ「そ、それはちょっと……」
靖子「なら、よく聞いて。……あなた、“パラレルワールド”って知ってるかしら?」
パワポケ「“パラレルワールド”……並行世界ってやつだろ?あの時、別の選択してたらどうなってたんだろう……って」
靖子「そう。早い話、あなたはそれに巻き込まれてるわ」
パワポケ「お、俺が!?」
靖子「あのね、昨日のあなたにもこの日誌を見せたのよ。明日のは見せれないけど、今日のなら良いかなって思って。だから、昨日の分を見せた」
パワポケ「や、ややこしいな……つまり、昨日の俺が、昨日の日誌を見たんだな」
靖子「うん。その時のあなたはすごい驚いてて、私が未来人だって言うのもすんなり信じてたくれた。なにせ、日誌に書いてあることと、あなたの行動が完全に一致していたからね」
パワポケ「昨日の俺……日誌には、朝から木村として、夜にチハヤと……って書いてたよな」
靖子「昨日のあなたに見せたのは、今日と同じくらいの夕方なの。だから、いけない事に、夜の分はこれから起こる事だったのよ」
パワポケ「そ、それがどうしたんだ……?」
39
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/26(火) 07:56:52 ID:g.1SBFlo
靖子「これは私の憶測だけど……昨日のあなた、逃げ出したんじゃないかしら。日誌見て青い顔してたから……流石に処女を失うのはショックが大きかったのね、きっと」
パワポケ「お、俺が?でも、処女の前に俺は童貞だぞ……?そもそも昨日は靖子と会ってすらないし……」
靖子「だから、過去が改変されて、その結果別の世界のあなたが連れてこられた……どう?今まで聞いた情報を統合して、私はこう考えるわ」
パワポケ「べ、別の世界の俺!?今までで一番滅茶苦茶だぞ!?」
靖子「じゃああんたはどう考えるのよ!言っとくけど、大マジだから。まさか、歴史の修正力がここまで強いとは思わなかったけど……」
パワポケ「ぐ……わかったよ。百歩譲って俺が別の世界に来たとしよう。なら、前にここにいた俺はどうなったんだ?それに、俺のいた世界や、そこに住む人達はどうなっちゃったんだよ?」
靖子「知らないわよそんなの。消し飛んだんじゃない?」
パワポケ「おい、そんなあっさり殺すなよ!」
靖子「だってしょうがないじゃない。私はそもそもあなたの世界を知らないし、改変が起きたのだって今知ったんだもん……ねえ、あなたのいた世界ってどんなとこだったの?」
パワポケ「どんなって言われても……む、難しいな」
靖子「車が空飛んでたりする?ドラゴンとか見かけた事ある?」
パワポケ「いくら知らないからってはちゃめちゃな想像するなよ!いや、ほとんどはこの世界と変わらないよ。ただ……」
靖子「ただ?」
パワポケ「ほら、ニュースとかでさ、よく痴女が話題になってるだろ?俺は今朝に見たばっかりだけど….」
靖子「うん。この時代じゃ日常茶飯事みたいだけど?」
パワポケ「俺の認識……というか、俺の世界では、痴女なんていう言葉は使われなくて、そういう事は痴漢って言って、ほとんど男が女にするもんだったんだ」
靖子「それぐらい?なんかあんまり大した違い無いわね」
パワポケ「いや、それだけじゃないよ。あの、靖子、変な話だけど、エロ本とか読む?」
靖子「え……?まあ読むけど。あ、おすすめ知りたい?」
パワポケ「違うよ。俺の世界だとエロ本を読んで、話題にするのだって男だったんだ。しかも、昨日までの靖子に今のこと聞いてたら、多分ぶっ飛ばされてた」
靖子「わーお……つまり、男女の思想が食い違ってるって事?」
40
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/26(火) 08:29:08 ID:39gE.GXE
パワポケ「そうなんだと思う。この世界は、女の子があまりに積極的すぎるよ。怖いくらいに……」
靖子「へー、いいなぁ。あなたの世界、楽しそうね。小っちゃな男の子といっぱいエッチなことしても捕まらないんでしょ?」
パワポケ「いやダメだよ!女の人でも小さい子に手を出すのは犯罪だよ!」
靖子「えー、残念。こっちだと男が女の子に手を出すのは何も言われないのに……」
パワポケ「え!?お、おい!それはもっとダメだろ!?」
靖子「そうは言われても……なんでもかんでも自由恋愛で片付けちゃうのよ、ここ。あ、そうだ。あんた男の総理大臣って知ってる?」
パワポケ「う、うん……知ってるというか普通は男の人しかいないんじゃないの……?」
靖子「うわっ!変わりすぎね。私のいた未来から歴史を振り返っても、いままでこの国で男の総理大臣なんて誕生した事ないわよ?」
パワポケ「う、嘘だろ!?」
靖子「嘘じゃない嘘じゃない。ついでに教えてあげようか?今の未来の総理大臣が誰か?」
パワポケ「名前を言われても、俺誰だかわかんないよ……」
靖子「いえ、知ってるわ。一ノ宮桜華……ほら、誰の事だかわかった?」
パワポケ「げえ!い、一ノ宮……!?あいつ、すごい奴だとは思ってたけど、そこまで上り詰めるのか……」
靖子「うん。神桜分校独立の政治手腕を認められて、どんどん出世するの。これ秘密にしといてね。誰かに言いふらして、歴史が変わったりでもしたら、あなた事私も消されちゃうかもしれないから……」
パワポケ「そんなヤバい秘密わざわざ俺に教えるなよ!」
41
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/26(火) 17:33:00 ID:PaBsBWZ6
パワポケくん総受けはもっとやれ
42
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/26(火) 18:23:46 ID:ZHxn/On.
もっと書いて
43
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/26(火) 19:52:48 ID:DHPlzZk6
靖子「話を戻すけど……パワポケ、あなた自分のいた世界に帰りたい?」
パワポケ「そりゃできれば帰りたいよ。俺からすると、外見だけ一緒で全く違う中身の人ばかりなんて、気味が悪くてしょうがなくてさ……」
靖子「わかった。じゃあずっと童貞でいなさい」
パワポケ「え!な、なんで!?」
靖子「いーい?今のあなたはこの世界にとって致命的な矛盾を抱えてるのよ。無理矢理な歴史の修正をしたせいで、体は非童貞なのに、心が童貞のあなたが生まれてしまった」
パワポケ「う、うん。そうだね……」
パワポケ(心が童貞ってなんだ……)
靖子「あのね、ひとつ矛盾が生まれると、次々また別の矛盾が生まれていくもんなの。あなたが来て次に起こった矛盾は、この日誌の存在ね」
パワポケ「俺は書いたこと無いのに、何故か俺の字で書かれてるやつだな」
靖子「この日誌は、この世界のあなたが書いたもので、本来この世界で起こるはずの出来事だった。だけど、矛盾を抱えたあなたが行動したせいで、その枠組みを超えてしまったの」
パワポケ「さっき靖子が言っていた、13回するはずだったセックスだよな……でも、実際はそんな事行われなかった」
靖子「この日生まれた矛盾は、次の日にも持ち込まれる。まず今日あなたが関わった全てに影響が起こって、その全てに何かしらの矛盾が発生するのよ。それは大きい矛盾か小さい矛盾かはわからないけど……」
パワポケ「次の日、また次の日と、どんどん矛盾が大きくなっていくんだな?」
靖子「そうそう、そうして歴史の修正力でも補填が効かなくなるとね……弾き出されるのよ、この世界から、あなたが」
パワポケ「は、弾き出される……?」
靖子「まあ、そんな物騒なもんじゃないわよ。寝て起きたら世界が変わったんだから、同じように寝て起きたら元の世界に戻ってるでしょうね……理論上の話だけど」
パワポケ「とんでもない理論だな……」
靖子「タイムトラベルの理論に比べたら、パラレルワールドなんて、全然地に足ついたまともな話よ。これ、未来人のお墨付きね」
パワポケ「そういうもんかな……」
靖子「そういうもんなの。納得しないと次行かないわよ」
44
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/26(火) 20:17:12 ID:DHPlzZk6
パワポケ「それで、俺が童貞を守らなかったらどうなるんだ?」
靖子「矛盾の始まりは、あなたの認識の中で、あなたが童貞である事から始まってる。だから、仮に童貞を卒業したら、矛盾の根本がなくなって、歴史の修正力が上回っちゃうの。簡単に言うと、あなたはこの世界に初めからいた事になって、馴染んじゃうわけね」
パワポケ「そ、そんな!?……この世界の俺が童貞を失ったのは、一週間前なんだろ!そこで矛盾してるじゃないか!」
靖子「証明できる?」
パワポケ「……は?」
靖子「あなた、自分が童貞だって証明できる?」
パワポケ「それは……で、できないけど……」
靖子「そうでしょ?私が処女か非処女かもわかる?」
パワポケ「女の人は処女膜があるって聞いたぞ……そ、それでなんとか……」
靖子「童貞だから知らない?セックスしなくても膜って破けるのよ?勉強になったね……」
パワポケ「煽るなよ!知らなくて悪かったな!童貞だよ俺は!」
靖子「ごめんごめん、いじけないでよ。……ちなみに、私は非処女だから。つい先日捨てたの」
パワポケ「そ、そうなのか……まあ、俺には関係ないけど……」
靖子「今、残念に思った?ねぇ、思った?」
パワポケ「う、うるさいよ!思ってないよ!いちいち止めなくていいから!」
靖子「あはは!かわいいなぁ〜。別の世界のあなたも、中々からかいがいがあるわね」
パワポケ(くそっ!こういうとこだけ俺の知ってる靖子になるんだから……)
45
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/26(火) 20:59:35 ID:DHPlzZk6
靖子「だから、元の世界に帰りたいなら、童貞を守り続ける事、わかった?」
パワポケ「ああ。でもそれっていつまでかかるんだよ?矛盾が歴史の修正力を上回るっていうのは……」
靖子「そうねぇ。早くて1日、遅くて100年とかじゃない?」
パワポケ「アバウトすぎるだろ!俺は一刻も早く帰りたいのに……」
靖子「わからないんだもん、しょうがない。まあ、ずっとここに居続ければ、その内あなたの方から居たくなったりするかもね。ほら、言うでしょ?住めば都って」
パワポケ「そ、それもありえるかもしれないけど、俺が童貞を卒業したら、その日からとんでもない生活が始まっちゃうんだろ?」
靖子「まあ、それが嫌なら守るしか無いわね。飽きたら言ってよ。おねーさんで気持ちよく捨てさせてあげるぞ❤︎」
パワポケ「……………………」
靖子「あ、悩んじゃった。あなた、わかりやすいわね……」
パワポケ「……い、いや、そういうのは違うって。それに、やっぱり、俺は元の世界にいないとダメだろうから」
靖子「セックス楽しいよ?やってみたくなーい?」
パワポケ「ゆ、誘惑しないで!だ、大丈夫!今、決意した!俺は元の世界に帰る!この世界では、一生童貞でいる!」
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:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/26(火) 21:00:47 ID:DHPlzZk6
靖子「じゃあテストね。はい、抱きしめるよ」ガバッ
パワポケ「うわっ!や、靖子!?」
靖子「深呼吸して……すぅ……はぁ……ねえ、私の心臓の鼓動聞こえる?」
パワポケ「う……うん。ドキドキしてる……」ドクンドクン
靖子「なんでドキドキしてるかわかる?」
パワポケ「わ、わかんない……」
靖子「好きだから。あなたのこと」
パワポケ「お、俺が?」
靖子「うん。お爺ちゃん、好き……いっつも優しく微笑んでくれてね。色んな昔話をしてくれたんだ……いつしか、異性として好きになっちゃった。凄いよね」
パワポケ「…………そ、そうだったのか」
靖子「さっき私非処女って言ったでしょ?この世界に来てね……昨日お爺ちゃんに上げたの」
パワポケ「えっ!?そんな素振り少しも見せなかったじゃないか……」
靖子「……いいから聞いて。大事な大事な処女だったの。初めての相手、お爺ちゃんが良かったから……だから、日誌を見つけて……この時代に飛んできたの……」ギュウ
47
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/26(火) 21:02:26 ID:DHPlzZk6
パワポケ「どうしてそこまでして……」
靖子「お爺ちゃんの初めて、私が貰いたかったから……でも、時間がずれちゃって、それは叶わなかった。だけど、このまま帰るのは未練があったから、昨日、ここで、私の初めて捧げたのに……」
パワポケ「き、昨日……」
靖子「覚えてないって言うんだもん……!ひどい話だよね、お爺ちゃんも……こんな若い時から物忘れ激しくてどうすんだか……」
パワポケ「靖子……お前、もしかして、泣いて……!」
靖子「ねえ、パワポケ?もう一度私として。あなたは初めてなんでしょ……なら、私とセックスしてよ……!私に、お爺ちゃんの初めて頂戴よ!」
パワポケ「や、靖子……靖子!」ガバッ
靖子「そぉい!」シュン
パワポケ「ぐはぁっ!」ビタ-ン!
靖子「……決意弱っ!びっくりするほど弱っ!」
パワポケ「え、演技だったのか……」
48
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/26(火) 21:34:21 ID:DHPlzZk6
靖子「やれやれ……そんなんじゃ、あなた今日も乗り越えられないわよ」
パワポケ「じょ、情に訴えかけるのはズルいって!すっげー騙された!」
靖子「硬派なフリしてるくせに、こんな風に迫られたら簡単に股開くなんて、あなた元から守る気ないんじゃない?」
パワポケ「違う違う!今のノーカン!明日からは気を引き締めるから!もう誰にも流されないから!」
靖子「明日じゃ間に合わない、今引き締めなさい。これから、あなたは一晩中獣と戦うのよ?」
パワポケ「け、獣ってなんだよ……?」
靖子「雨崎千羽矢……日誌通りならね、彼女、今、あなたの部屋で待ってるの」
パワポケ「チ、チハヤが!?俺の部屋で!?」
靖子「あなたが来たことで、彼女にどんな矛盾が発生してるかはわからないけど、少なくとも、夜遅くまで同じ部屋にいる男女二人が、する事と言ったらひとつしかないわよね?」
パワポケ「や、やばい……今日部屋に帰ったらまずい……!」
靖子「ダメ。あなたは帰らなきゃダメよ。日誌の筋書きは変えてはいけない。“出会った事”を変えようとしちゃダメ。その矛盾の修正は、あなた個人に強烈に働きかけるの。また昨日のあなたの二の舞になるわよ、きっと」
パワポケ「き、消えるのか……?ここで逃げたら、俺も……」
靖子「少なくとも、その消え方で元の世界に戻れるか、保証はできない。どうする?観念してセックスしちゃう?」
49
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/26(火) 21:35:54 ID:DHPlzZk6
パワポケ「そ、そもそも、チハヤがそういう気で来てるかわかんないから……」
靖子「日誌見るね。……うん、先週から数えると、この世界のあなたと千羽矢ちゃんは、合計で45回セックスしてるみたい。ダントツね、これ。他の子交えても頭ひとつ抜けてるわ。性剛なのね、彼女……」
パワポケ「……お、おぉ……ヘビーな情報だ……」
靖子「それでも行く?朝まで彼女の猛攻に耐えられる?」
パワポケ「……よし!そもそも、俺が手を出さなきゃいいだけなんだ。逆にこっちから押さえ込んでやれば、向こうも手出しできないだろ!」
靖子「最近拘束プレイにハマってるみたいね、彼女手足縛ってチンコ蹴り上げるのが好きとも書いてあるわ」ペラッペラッ
パワポケ「俺もうダメかもしんねぇ……」
50
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/26(火) 22:24:25 ID:DHPlzZk6
靖子「で、どうするの?覚悟はもう終わり?」
パワポケ「いや、行くよ!なんにせよ、ここを乗り越えないと明日は来ないんだ。元から行くしかないんだから、覚悟もする必要はない。俺はただ、チハヤを説得して帰ってもらう……その気だけ持てばいいんだ。平常心でね」
靖子「さすがお爺ちゃん!その意気よ!じゃあ、私から、頑張るあなたにプレゼントしてあげる」
パワポケ「プレゼント?」
靖子「うん。ちょっとこっち来て、私の前に座って」
パワポケ「こう?」スクッ
靖子「そうそう、で、向こう向く。落ちる夕陽見つめて……はい、ガバッと」ダキッ
パワポケ「……ハグ?」
靖子「いや、一発抜いてあげる」カチャカチャカチャカチャ
パワポケ「ちょお!?なんで!?や、やめ!」
靖子「もう、ユニフォームってめんどくさいわね。はい、チャック降ろすね。よっと……うわっ、あつ……すっかり勃起してたのね、あなた」シコシコシコシコシコシコ
51
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/26(火) 22:26:32 ID:DHPlzZk6
パワポケ「ちょっ!やすこ!?あっ!だめ!な、なんで!いきなり!」
靖子「ムラムラ解消したほうが良いでしょ?このままいったら多分負けちゃうよ?さんざん私が焦らしたもんね。今のあなたじゃ猛獣の檻にステーキ放り込むようなもんだわ」シコシコシコシコシコシコシコ
パワポケ「あああ!き、気持ちいい!!」
靖子「気持ち良いよね?ずっと我慢してたもんね?オチンチンも昨日まで散々いじめられてたのに、今日は寂しかったよね?」シコシコシコシコシコシコシコシコ
パワポケ「やすこぉ!ダメぇ!ダメだってぇ!!」
靖子「さっきのは冗談なの。お爺ちゃんの初めてを貰いたいってのは嘘。あとは全部本当だけど。私別にそういうの気にしてないから。ねえ、もっと気持ちよくなりたかったらさ、足、もう少し開いていいよ?」シコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコ
パワポケ「ああああ!気持ちいい!気持ちいいいいもぐっ!!!もがぁっ!」
靖子「ダメでしょ。ここ河川敷だから、うるさくすると誰か来ちゃうよ?お爺ちゃんの情けない姿みんなに見られたい?この歳で白いおしっこ漏らしちゃうとこみんなに見られたいの?」コスコスコスコスコスコスコスコスコス
52
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/26(火) 23:03:06 ID:DHPlzZk6
パワポケ「〜〜〜〜!〜〜〜〜!」ジタバタジタバタ
靖子「ほら、そろそろかな?先走り汁凄いね。滑り良くなるともっと気持ち良いよね?おっぱい押し付けてもらいながら射精する?いいよ。身体寄せて思いっきり抱きしめてあげる。手の動きももっと早くしちゃおうか。出すところ私に良く見せてね。ほら、お爺ちゃん。可愛い孫の手でシコシコされながらビュービューしちゃお?」パチュパチュパチュパチュパチュパチュパチュパチュパチュパチュパチュパチュ
パワポケ「〜〜〜!!!んはあっ!!いくっ!いくっ!」ドピュ-ヒュルルルピュルルルルドピュドピュ-
靖子「うん。いっぱい出たね。まだいけるよね?1回分の精液、このまま出し切ろ?」シコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコ
パワポケ「ひぐっ!うあっ!やらっ!らめっ!でちゃっ!」ドッピュ-ピュルル...ピュルル...ピュル
靖子「はい、おしまいね。よしよし、頑張ったね。お爺ちゃん」ナデナデ
パワポケ「はぁ……はぁ……はぁ……はぁ……」
靖子「おーい、帰ってきてるかー?」
パワポケ「や、靖子……い、いきなり、こんなこと……」
靖子「抜くと頭冴えてくるでしょ。どう、私の手コキ、気持ちよかった?」
53
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/26(火) 23:08:18 ID:DHPlzZk6
パワポケ「こ、こんな事されたの……生まれて初めてだ……じ、自分でするより……何倍も気持ちよかった……いや、何百倍も……」
靖子「えへへ、良かった。なんてったって、私が5歳の時からこれ、してあげてるんだもん。もう慣れっこだよ」
パワポケ「5……5歳……」
靖子「うん。未来のお爺ちゃん……まあパワポケの事だけど、ときどきこんな風に手コキしてたの」
パワポケ「お、俺、子供相手になんてことしてるんだ……」
靖子「ちょっとー!お爺ちゃんの事悪く言わないでよ!私が自主的にしてた事なのよ。お爺ちゃん、いつも最初は抵抗するんだけど、私がオチンチンをキュってしてあげると、すぐ言うこと聞いてくれてね。そこがまた、可愛いんだよね❤︎」
パワポケ「……あ、あああ……」
靖子「でねでね。昨日のあなたにも、日誌の事伝えた後、高架下に連れ込んで同じ事してあげたの。手コキから始まって、セックスもしたけど。可愛かったよ?私孫なのに……膣内に出しちゃうの……?って言うとね、あなた、すごい興奮するの。背徳感って奴?手コキで1回扱いて、セックスは3回して、後、丁寧にフェラしてあげた。信じてくれたのが嬉しくてね……日誌にはね、私の事書かれてないから、私はヤリまくってもバレないのよ」
パワポケ「………………………」
靖子「……あ、フェラでも抜いて欲しい?さっき、ずっと気になってたもんね。私の唇チラチラ見てたの、バレてたよ?もう一回抜いたら、今日は帰ろうか?」
パワポケ「………………………………ぅん」
パワポケ(……お、俺、思ったよりずっとヤバい世界に来てしまったんじゃないか……)
靖子「じゅるるるる……じゅぽっじゅぽっぷはっ……ほら、なに考え事してんのよ。オチンチンに集中して?孫のお口気持ち良いでしょ?……はむっずぞぞぞぞ……!」
パワポケ「ああ、靖子!出す!出すぞ!」ドッピュ---ピュルルルルルル
54
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/27(水) 00:04:55 ID:3KYzIpNM
(元の世界に戻るのは)ダメみたいですね
55
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/27(水) 01:01:52 ID:fnrabLQw
パワポケ(すっかり夜になった。住宅街も静かだ。俺の足音だけが響いてる)カツカツ
雨崎千羽矢「…………」
パワポケ(チハヤは……いた。俺の部屋から、灯りが漏れてる。チハヤ、ベランダに出て、空を眺めてたのか……)
千羽矢「……?」
パワポケ「……!」
千羽矢「………」ニコッ
パワポケ(チハヤが不意に下を向いたら、俺と目があった……!)
千羽矢「…………」ブンブン
パワポケ(手を振ってる。とりあえず返してやるか)ブンブン
千羽矢「……」トテテテテ
パワポケ(家に入ったな……さて、靖子の言っていた通り、チハヤは俺の家にいた。ここからが正念場だ)
56
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/27(水) 01:43:22 ID:fnrabLQw
パワポケ「ただいまー」ガチャッ
千羽矢「パワポケくーん!」トテテテテ
パワポケ「よっ、チハ!今日は俺の家に来てたのか?」
千羽矢「とーう!」ビュ-ン
パワポケ「うおっ!いきなり抱きつくなって!」ボフッ
千羽矢「イヒヒヒ、おかえり、だありん❤︎」
パワポケ「だ、ダーリン!?」
千羽矢「ご飯にする?お風呂にする?それとも……チ・ハ・ちゃ・ん?」
パワポケ「な、なんだふざけてるだけか……じゃあ俺、シャワー浴びるよ。汗かいちゃったしな」
千羽矢「オッケーい!」ジジジジ
パワポケ「うおっ!ジャージのジッパー降ろそうとするなよ!なんでお前が脱ぐんだ!」
千羽矢「え?お風呂でしたいんじゃないの?」
パワポケ「お風呂”で“じゃなくてお風呂”に“するの!そもそも、何をする気だよ!」
千羽矢「えー!あたしに言わせる気?羞恥プレイって奴?パワポケくんもマニアックだねぇ」
パワポケ「……ぐぬぬ……まあいいや。父さんと母さんは?」
千羽矢「出かけたよ。夫婦水入らずで温泉旅行!憧れちゃうなー」
パワポケ「ええ!俺そんな話聞いてないぞ!」
千羽矢「いない時にプレゼントしたの。ペアチケット。パワポケくんは私に任せて、1日楽しんできてくださいって。『出来た子ねー』って褒められちゃった♪」
パワポケ「チ、チハヤの方は?心配してないのか!?」
千羽矢「父さん、おニイを連れて外泊中。当分の間帰ってこないから安心して!」
パワポケ「あ……ああ」
千羽矢「今日は、2人だけだね。パワポケ君……なんだかあたし、火照って来ちゃった……」
パワポケ(や、やばい!早くも外堀を埋められてる!)
57
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/27(水) 02:14:43 ID:fnrabLQw
千羽矢「ん……あれれ?」クンクン
パワポケ「チハ、どうした?」
千羽矢「……くさい」
パワポケ「え、ごめん、汗臭い?すぐにシャワー浴びるよ」
千羽矢「違う。香水くさい。それも女物。ベッタリついてるよ。気づいてなかったの?パワポケくん、今日誰と会ったか聞いて良い?」
パワポケ「え!も、もしかして木村の匂いがうつったかな……」
千羽矢「違う。あの先輩、つけるとしてもナチュラルなバニラでしょ?部室でこんな強い香水匂わせないよ。……ワンストライク。あとふたつでアウトね」
パワポケ「い、一ノ宮にも会ったから、それかも」
千羽矢「ツーストライク。今日、あたしも会ったから。一ノ宮さんの愛用はマリン&アプリコットのオードトワレです。これは薔薇だよ、パワポケくん」
パワポケ「あ……えと、えーっと」
千羽矢「はい、見逃し三振ストライク。アウト。隠すような事なんだ?どうしてかな。やましいことでもあるのかな。あたしにわかるように教えて欲しいんだけど」
58
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/27(水) 06:13:59 ID:EHPwx9k6
もっと書いて
59
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/27(水) 07:58:48 ID:fnrabLQw
パワポケ(……ここで主導権を握られてはダメだ。まずは俺とチハヤとの関係をハッキリさせないと。昨日までのふたりなら、歳の違う幼馴染というだけのはずだけど……)
パワポケ「隠し事をしたのはごめん。謝るよ。でもチハに関係ないことだったから……」
千羽矢「なにそれ。あたしに関係ないってどういうこと?ありえないんだけど!」グワッ
パワポケ「わっ!ちょ、ちょっと待てよ、チハ!俺とお前はどういう関係だ!内緒にしたいことのひとつやふたつ、普通は持ってて当たり前だろ!」
千羽矢「どういう関係って。そ、そりゃあただの幼馴染ですけども……!でも、パワポケくんの事はなんでも知りたいっていうかなんというか……」
パワポケ「……!」
パワポケ(な、なんだ?ただの幼馴染?昨日までの関係と一緒じゃないか!)
パワポケ「チハ、それ本当か!」ズイッ
千羽矢「うわっ!ほ、本当って何が?」
パワポケ「チハヤ!お前、処女か!?」
千羽矢「しょ、処女……てえええええええっ!?なに聞いちゃってんのっ!?」
パワポケ「お前、俺のケツ穴とか興味ないよな!?ベニパンプレイとか全部嘘だよな!?」
千羽矢「な、なんですかパワポケくん、それは……べ、ベニ……?ってナニ……?」
パワポケ「いよーーーーし!やった!やったぞー!」
パワポケ(やった!日誌の内容と矛盾してる!きっと俺が童貞を守った事で、早くも矛盾が起きたんだ!今日にも戻れるかもしれないぞ!)
千羽矢(うう……ひ、ひどいよパワポケくん。処女って……私、結構気にしてるのに。でも、こんなに喜んでるって、そういう事だよね……よ、よし、今夜が勝負だぞ……!)ドキドキ
60
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/27(水) 09:29:57 ID:/xtwJ6NA
パワポケ「チハ、俺、ひとっ風呂浴びてくる。その間、晩ご飯の用意してくれないか?」
千羽矢「ちょっと……なんか誤魔化そうとしてない?パワポケくんの隠し事は?煙に巻こうとしないでよ。教えられないような事でもしたの?」
パワポケ「チハ……」ギュウウ
千羽矢「あ……ど、どうしたの、いきなり……」
パワポケ「これはお前にとっても大事な事なんだ。風呂入って、ご飯を食べて、その後に話すよ。それまで、ゆっくり考えさせてほしい……」
千羽矢「う、うん。わかった。待ってるから、ちゃんと話してよ」
千羽矢(やっとパワポケくんの匂いがしてきた……安心する匂い。大事な事か……い、いったいなんなんだろ)ドキドキ
パワポケ(ふぅ……この世界のチハヤはむしろ扱い気がするな。それより早く言い訳考えないと。七島……は知らなすぎて逆にまずいか。二階堂さんならいけるか?汗臭いのを誤魔化すために香水かけまくってたとか……よしよし、それっぽい設定が出来上がってきた。あの人、素でやらかしそうな雰囲気してたもんな)
真琴「へくちっ!」
真琴(ぶふう……急にクシャミが。誰かが私の話でもしてるのだろうか?もしかして、今日のパワポケとの逢い引きを誰かに見られてたり?ふふっ、明日には噂になってるかもしれんな!)ニヤニヤ
61
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/27(水) 11:36:29 ID:/xtwJ6NA
パワポケ「ふー。お風呂気持ちよかったなぁ」
千羽矢「だありん❤︎ご飯の用意ができてますわよ?」
パワポケ「まだその変な設定続けてるのか……」
千羽矢「いいからいいから。ね、あたしもう晩御飯済ましちゃったから、お風呂入ってくるね。パワポケくんはそれ食べたら、2階に上がって!」
パワポケ「あれ?チハは風呂入ってなかったの?」
千羽矢「いや、さっき入ったよ。また入るの」
パワポケ「なんで?チハヤ、そんなに風呂好きだったっけ?」
千羽矢「だありんのぉ、残り湯をググーって飲んでくるの❤︎」
パワポケ「…………!」ガガ-ン
千羽矢「……あの、冗談だから。そんなマジに受け取らないでよ。さっき夜風にあたったから、入り直すだけ」
パワポケ「……お、おお。そうか。わかった」
パワポケ(今日起きた事がハチャメチャすぎて、冗談かそうじゃないかの区別ができなくなってるな、俺……)
千羽矢「あ、ちゃんと歯も磨くのよ、パワポケくん!」
パワポケ「お前は俺の母さんかっ!わかったよ。ほら、早く入ってこい」
千羽矢「お母さん……か。素敵な響きだよね」
パワポケ「は?」
千羽矢「んーん?なんでもなーい!じゃ、しっかり準備してから行きますので、ぜひぜひ待っててね!」
パワポケ「お、おう」
パワポケ(やけにテンションが高いな……チハヤ、最近なんかいい事でもあったのかな?)
千羽矢(あそこはしっかり洗わないとね。匂いで幻滅されたら嫌だから。毛の処理ももう一度しておこう。パワポケくん、無毛の方が良いのかな?でも、全部剃ったら子供っぽいって思われちゃうかも。なぞれるくらいは残すべきか……)
62
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/27(水) 12:33:18 ID:/xtwJ6NA
パワポケ「さてさて、チハヤの用意した晩ご飯は……と」
牡蠣の炊き込みご飯
豚の生姜焼き
山芋とニラと玉子の炒め物
酢タマネギのサラダ
おかめ納豆
豆腐と油揚げのお味噌汁
バナナボート(8等分)
麦茶
パワポケ(うおおおお!めちゃくちゃ豪華じゃないか!あいつ、俺のためにこんな手の込んだ料理を……うう、嬉しくて涙が出てきた……)ホロリ
パワポケ「味の方は……うまーい!うまい!いくらでも食べられるぞこれ!うはははははは!!おかわり!!!って自分しかいないだろ!!!うはははは!!!!」ガツガツガツガツ
63
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/27(水) 12:55:33 ID:/xtwJ6NA
千羽矢「……はぁ。あったかい」チャプチャプ
千羽矢(剃った肌にお湯がジンジン染みて気持ちいい。結局、指一本分だけ残すように剃っちゃった。ハート型も考えたけど……ギャグよね、流石に)
千羽矢「……あ、毛が浮いてる」ヒョイ
千羽矢(私の?いや、こんな縮れてないし。じゃあパワポケくんか。うわあ、汚いなぁ……入った後は片付けて出てってくれればいいのに。まあ、お湯を入れ替えない私も私だけど)
千羽矢「…………んー」パクチュルルチュルル
千羽矢(……毛って美味しくない。そりゃそうだ)
千羽矢「…………」ジ-
千羽矢(残り湯……せっかくだから、飲んでみるか)
千羽矢「んんん……ずぞぞ……けほっ!こほっ!」
千羽矢(はぁ。まっず。まるで変態みたいね私。何やってんだか……風呂を出れば、すぐそこにパワポケくんがいるのにね……)
千羽矢「…………んん……」クチュ...
千羽矢(これから、やっちゃうのかしら……いえ、やるために来たんだから……”かしら“じゃだめね。絶対にやらないと。だけど……これは、落ち着かせるためだから……)
千羽矢「んん……んはあ……パワポケくん……んん……」クチュクチュクチュクチュクチュ
64
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/27(水) 13:10:37 ID:/xtwJ6NA
千羽矢(大きさ、どんなだったっけ……昔、ちょっとだけ見たことあったけど……まあなんでもいいか。私なら絶対にフィットさせられるから)
千羽矢「んんっ!ああ……いい……!」クチュクチュクチュクチュ
千羽矢(そろそろ……いきそう。あと少し……もう少し……伸ばそうかな……あとちょっとでいいところに届くから……)シュルシュル
パワポケ『おーい、千羽矢?まだ風呂入ってんのかー?食べ終わったぞー?』
千羽矢「……!う、うん、すぐ出るよっ!こらー!パワポケくん、乙女の風呂を覗こうとするなー!」ザプンッ
パワポケ『覗かないって!じゃあ俺、先に2階行ってるからなー!』
千羽矢「行ったか……パワポケくん」ブクブク
千羽矢(私は、いってないけど……まったく、変なタイミングで邪魔してくるなんて……はあ。出よ、出よ。興醒めだわもう……)ザパァ
千羽矢「…………」ジ-ッ
千羽矢(残り湯、か。これは、おまじないみたいなもの。パワポケくんのエネルギー、私に勇気を与えて、ね)シュルルルルルルルル
千羽矢「手から飲むのってやな感じ……おしっこ、近くならないと良いけど……」ゴクッゴクッゴクッゴクッゴクッゴクッ
65
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/27(水) 14:58:04 ID:7mZFMtD6
はぁぁあああっ…!!(畏怖)
66
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/27(水) 20:13:03 ID:8xk96Qd.
パワポケ「……どうしよう。すげえムラムラして来た」
パワポケ(さっき靖子に抜いてもらったばかりなのに。腹いっぱいになったからか?やばい、意識すればするほどあそこが大きくなってきた……)ビンビン
パワポケ「チハヤがくる前に、急いで処理しないと……ベッドの下、ベッドの下と」ゴソゴソ
パワポケ(チハヤ、処女だって言ってたよな。それならあいつに襲われる心配はないわけだから、俺が我慢すれば良い。そっちは簡単だが……まあ、万が一って事もあり得る。念には念を入れるべきだ。ムラムラしたままだと判断力も鈍るしな……チハヤが長風呂で良かった……って)
パワポケ「あ、あれ?ないぞ?」ガサガサ
パワポケ(おっかしいなぁ。ここに入れといた俺の秘蔵エロ本が全然見つからないぞ?5冊あるから、すぐ見つかるはずなのに……もしかして、この世界の俺ってエロ本読まないの?だからない?う、嘘だよな?)
パワポケ「早くしないとチハヤが来ちゃうっての……お?あったあった!」ヒョイ
パワポケ(……あれ、違う。なんだこれ?日誌?どっかで見た事ある色だな。なんでベッドの下なんかに……)ペラッ
67
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/27(水) 22:04:02 ID:3KYzIpNM
今までの説明的に持ってないんだろうなあ…
68
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/28(木) 00:16:38 ID:D6l95jJ.
『○月◇日(日) 童貞卒業記念日。せっかくだから、日誌でもつける事にする。相手はチハヤ。朝ギシギシする音に目が覚めたら、チハヤが俺の上に乗ってたから、すごく驚いた。チハヤも同じく初めてだったそうだけど、気持ち良すぎて、中で5回も射精してしまった。なんでも、朝勃ちしてたから誘ってるのかと思ったらしい。俺としては、もっとムードがある場所で卒業したかったけど、チハヤの嬉しそうな顔を見たらこれでよかったと思う。それはそうと、安全日だって聞いてホッとしたな……次はちゃんと避妊をしなくちゃ』
パワポケ(こ、これ……!靖子が持ってた、俺の日誌じゃないか……!?そうか、この世界の俺が書いたものなんだから、俺の部屋に本物があるわけか!)
69
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/28(木) 00:59:44 ID:IPodJLMw
普通にいいぞこれー
70
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/28(木) 08:24:49 ID:D6l95jJ.
パワポケ(初日はチハヤだけだったんだな。いつから他の相手にも手を出すようになったんだろう?)ペラッ
『○月♪日(月) 昨日の今日で、またセックスしてしまうとは……木村とチハヤ。まず、部室で木村がマッサージをしてくれる事になったら、だんだん過激になって、そのまま押し倒されてセックス。1回。コンドームをつけてくれたけど、勃起したら和姦が成立するそうだから、気をつけないと。キスは昨日のチハヤが初めてだって言ったら、すごいされまくった。その後、フラフラしながら教室に戻ると、補習で残ってる七島と川田さんに会った。首筋に残ったキスマークを問い詰められて、なし崩し的にゲームをする事に。目隠しされて、どっちにちゅーされたか当てるってやつだけど、全問不正解。2択なのに、運の悪い俺……2人が満足するまで、身体中キスされまくる。セックスはされなくてよかった。でも、そのまま帰ったら、チハヤに凄い怒られて、結局セックスするハメになった……5回。昨日まで童貞だったのが、嘘みたいだ』
パワポケ(早い、早いよ!色々ツッコミどころ多いよ!とりあえず、七島と川田さんには嘘つかれただけだろ!途中で気づけよ!)ペラッ
『○月¥日(火) またやってしまった。新しく、一ノ宮。あとチハヤ。一ノ宮とは、神桜分校独立のための計画を練っていたところ、俺が連日の疲れで倒れたのを介抱されて……保健室で目覚めたら、俺の上に一ノ宮が乗っていた。なんでも、勃起してたから誘っているのかと思ったらしい。避妊を頼んだら、凄い剣幕でブチギレられた。ひたすら謝っても許してくれなくて、3回搾り取られた。またフラフラしながら教室に帰ったら、七島と川田さんが待ち構えていた。トイレに連れ込まれて、今度は目隠しをしながら、2人のあそこをクンニしてどっちか当てるゲームをする事に……結果はやっぱり全問不正解。罰ゲームとして、外すたびにもう片方にフェラされた。帰ったらチハヤがいた。また怒られた。またセックスした。また5回。このままではいけない。明日こそちゃんと拒否しなくては……』
パワポケ(もう3人と関係を持ってるのか。七島と川田さんとは、辛うじて避けてるみたいだけど……それにしても、どんどんスパンが早くなってないか?チハヤなんか3日連続で俺とやってるし……)ペラッ
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:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/28(木) 09:02:54 ID:cBswH6/o
なんだこれは……たまげたなぁ
でもいい文章だぁ…
72
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/28(木) 15:07:09 ID:jgc9xXFc
『○月$日(水) 計4回 自分への戒めのため、今日から回数を表記する。二階堂真琴。七島麻美。川田ゆらり。今日は稽古日だったから、放課後、混黒の剣道部を覗くと、挙動不審な二階堂さんを発見。いきなり処女を告白されて、抱いてくれと頼み込まれる。あまりの迫力だった……流されてしまい2回。道場の資材置き場の中でやったから、誰かが来ないかかなり冷や汗をかいた。夜、七島と川田さんがいきなり家を訪れる。母さんが通したというので驚いた。携帯の画面を見せてくると、そこには昨日の俺の裸の写真が。削除するかわりに、セックスするように言われる。それぞれ1回。2人にサンドイッチされるのはとても気持ちよかったけど……帰り際にまた一枚写真を撮られた。俺、明日からどうなっちゃうの?こんな事、誰にも言えない。チハヤにバレたら、きっと絞り殺される……』
パワポケ(ろ、6人。俺、4日で6人とセックスしてるよ。童貞卒業から早すぎるだろ……というか、七島と川田さんは脅しじゃないか!そこまでして俺とセックスしたいのか?この世界のアイツらの考えることがわからん……)
73
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/28(木) 16:53:14 ID:6NzhJAf2
日記が実質エロ本ですね…
74
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/28(木) 17:51:30 ID:0QLWUsdE
興奮する
75
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/28(木) 18:58:45 ID:03zOfJeM
素晴らしい
76
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/28(木) 19:00:12 ID:GsoFxNCA
パワポケ「うーん。この後はさっき靖子に聞いたような流れだな。げっ、次の日にもう深草さんにも手を出してる……案の定チハヤにもバレてるし。それで激化したのか。ご愁傷様だ……」ペラッペラッ
パワポケ(最後に書かれたページは、一昨日か。昨日の俺は、やっぱり逃げ出したんだ。これで明確になった。靖子は、完成した日誌を持ってきたけど、今の俺が日誌を書かなければ、この日誌は完成しない。つまり、どんどん矛盾が大きくなるんだ)
パワポケ「……ん?」パタッ
パワポケ(……いや待てよ?靖子がここに来た理由は、日誌の最後のページが気になったからだ。だったら、俺がこの日誌を書かなかったら、靖子がここに来る理由も無くなるんじゃないか?)
(靖子『だから、過去が改変されて、その結果別の世界のあなたが連れてこられた……どう?今まで聞いた情報を統合して、私はこう考えるわ』)
パワポケ(靖子の言葉通りなら、今俺がここにいるのは、この世界の俺が逃げ出したからで、その原因は、靖子が俺に日誌を見せたから。でも、日誌そのものが完成しなくなったら、そもそも靖子は来ないわけで……過去の改変自体、起こらなくなるんじゃないか?)
パワポケ「か、考えるだけで頭が痛くなってきた……」ズキズキ
77
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/28(木) 20:08:18 ID:GsoFxNCA
千羽矢「パワポケくーん!おっ待たせー!」ガチャッ
パワポケ「うおっ!お前、ノックぐらいしろよ!」サッ
パワポケ(やばい、日誌隠さないと……!)ドキドキ
千羽矢「じゃじゃーん!ポニテにしてみました。どう、可愛い?」フリフリ
パワポケ「お、おう。可愛い可愛い」
千羽矢「もー。なにそのテキトーなハンノーは……」
パワポケ「そんな事ないって」
パワポケ(いやいや、本当に可愛いな……ポニーテールにすると、チハヤの着ている赤ジャージに、健康そうな茶髪がよく映える。活発に動く姿が、ありありと目に浮かんでくるぞ)
千羽矢「それよりさ、今、ベッドの下に何か隠したよね?あたしに隠し事しないでって言ったじゃん!」
パワポケ「あはは、エロ本だよエロ本。チハが見たら泣いちゃうくらい過激な奴。絶対見ちゃダメだぞ」
千羽矢「何その下手な言い訳。パワポケくん、そういうの読まないでしょ……それと、今、床になんか落としたよ?」
78
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/28(木) 20:11:30 ID:GsoFxNCA
パワポケ「えっ?あ、本当だ」ヒョイ
千羽矢「なにそれ、バッチくない?」
パワポケ「うん。綺麗に四つ折りにして畳んであるけど、やけに古ぼけた紙だな……」
千羽矢「今隠した本から、スルッと落ちてきた。パワポケくん、本の中に挟んでたんでしょ?」
パワポケ「そ、そうなのか……ちょっと待ってろ、見せていいか確認するから」
千羽矢「なんで?あたしにも見せてよ」パッ
パワポケ「わっ、ま、待て!チハ!俺が先に見るから!」
千羽矢「待たない。はい、広げるね?」パリパリ
79
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/28(木) 20:32:23 ID:GsoFxNCA
未来のオレから 過去のオレへ
童貞は罪 処女は罰
罪と罰は 表裏一体
無かったことにしてはいけない
確定した過去を変えずに結果を変えろ
最初のお前を騙せ 世界を騙せ
健闘を祈る
80
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/28(木) 20:38:59 ID:GsoFxNCA
千羽矢「……なに、これ?パワポケくんが書いたの?これ……?」
パワポケ「い、いや違うけど……」
パワポケ(なんだこの文章……未来の俺から過去の俺?どういうことだ?)
千羽矢「なんか、厨二病全開ってカンジ。童貞と処女とか、過去と未来とか、表裏とかそれっぽい反対の言葉並べてるけど……罪と罰は間違ってるし。どうしてそんなの畳んで本の中に入れてたの?」
パワポケ「わ、わからない。俺も初めて見た紙だ……」
千羽矢「なんでわかんないものが自分の部屋にあるのさ?ははーん、さてはそれ、パワポケくんの黒歴史だなぁ?恥ずかしいからって、あたしに内緒にしてもダメだぞぉ?」
パワポケ「違うって。俺の字じゃないよこれ……」
パワポケ(日誌の中に入ってたってことは、前の俺が持ってたものの筈だ。だけど、字体は全く違う……それにしても『確定した過去を変えずに結果を変えろ』だの、『最初のお前を騙せ』だの……何かの影響をヒシヒシと感じさせる文面だ……そもそも、意味のある文章なのか、これは?)
千羽矢「あ、読めてきた。パワポケくんが隠した本、黒歴史ノートでしょ。あたしにも見せて、悪いようにはしないから!」
パワポケ「違う違う!そ、そうだ、チハヤ、話があるんじゃなかったか?ほら、座れ!話してやるから」
千羽矢「露骨に話題そらしたな……まあいいよ。ノートは後でじっくり見てあげる。今は、大事な話があるもんね。じゃ、あたしもベッドに座ろっと!」ボフッ
81
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/29(金) 00:37:02 ID:lkZY17OM
パワポケ「そっちの椅子座れよ。ここ、俺のベッドだし」
千羽矢「いいじゃん別に。今日は一緒に寝るんだから」
パワポケ「は!?おい、チハ、それはダメだよ!」
千羽矢「ベッド独り占めはズルい。あたし、どこで寝ればいいの?」
パワポケ「そ、それなら、俺が下で寝る。お前はここで寝ていいから」
千羽矢「あ、そう?じゃ、パワポケくんが下に行ったら、さっきのノート、暇つぶしに見ちゃおうかな?」
パワポケ「ノートも下に持ってく!」
千羽矢「うわっ、そんなに見られたくないんだ……俄然興味が湧いてきちゃった。パワポケくんが寝静まった頃に、無理矢理にでも奪っちゃうね?」
パワポケ「それだけは勘弁してくれ!?」
千羽矢「パワポケくんが側で寝てくれたら、ノートを見る気も無くなる気がするなぁ?」
パワポケ「わ、わかった。わかったよ……一緒に寝よう、今日は……」
パワポケ(まずい、ペースを完全に握られてる。扱いやすいと思ったのに、やられてるぞ俺!や、やはりチハヤは手強いな……)
千羽矢「うふふ、わかればいーの。子供の頃のお泊まり会以来じゃない?あのときはおニイもいたから、2人だけなのは初めてだね!」
パワポケ「おう……そういえばお前、寝相悪かったよな。ベッド狭いから、蹴とばして俺を落とすなよ?」
千羽矢「今はどうかな?グーでぶっ飛ばしちゃったらゴメンね?」
パワポケ「どういう寝相だ!まったく……」
千羽矢(よし、言質は取った。そんなノート、はなから興味ない。私が興味あるのは、目の前のパワポケくんだけ。あとすこし、もうすこし。もっともっと、私のことを意識させる。釘つけにさせないと。初めては、やっぱり向こうから求めて欲しいから)
82
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/29(金) 00:44:24 ID:lkZY17OM
千羽矢「狭くてもさ……えいっ!」ガバッ
パワポケ「うおっ!」
千羽矢「これで全然気にならなーい!あたし、天才ねっ!」ムニュウ
パワポケ「チハ、ひ、ひっつくな!」
パワポケ(や、柔らかいのが色々当たる……すっかり忘れてたけど、俺、抜いてないんだよ!こ、これはかなりまずいのでは?やばい、意識しちゃダメだ……!)
千羽矢「おやおやー?チハちゃんのダイナマイトボデーにメロメロですかー?お風呂上がりだから良い匂いもセットだぞ❤︎」スリスリスリスリ
パワポケ「お、おい。チ、チハ、この感じ。お前もしかして……」
千羽矢「うん。ジャージの下、何も着てないよ。裸ジャージってやつ?想像して?私の裸。昔からどれくらい身体が成長したか、体験せよ!」ムニムニムニムニ
パワポケ「チハ!やりすぎだ!大事な話はどうした!?」
パワポケ(今のはヤバイ!完全に大きくなってしまった……)ビンビン
千羽矢「このまま話す。でもその前に、雰囲気作りも大事だから」
千羽矢(勃起すれば、判断力が鈍る。話はその次でいい。思考を誘導しやすくする。勃起した事を私の口から指摘する必要はない。向こうが自分で気づいたら、態度が変わる。隙が生まれる)
千羽矢「ほらほら、ポニテ触ってよ。すごいサラサラしてるよ?」クイクイ
パワポケ「うわっ、ぷ、俺の顔に自分の頭押し付けるな!」
千羽矢「じゃあ撫でてよー。自慢の髪だよ?」
パワポケ「はいはい……うお、たしかに触り心地凄いな……ひょこひょこしてて、髪が元気に生きてるみたいだ」ナデナデ
千羽矢「あはっ!あたしの場合は間違いじゃないね。頭撫でられるのいつ以来だろう?安心して来ちゃった……パワポケくんの胸、借りるね」ピトッ
83
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/29(金) 02:07:55 ID:lkZY17OM
千羽矢「パワポケくんの心臓、ドキドキしてるね……」
パワポケ「自分の体の上にとびきりの女の子が乗ってるんだ。誰だってドキドキするよ」
千羽矢「なにそれ?褒めてるつもり?」
パワポケ「もちろん。さっき適当って言われたから、ちゃんと伝えなきゃいけないと思って。チハヤは可愛いよ」ナデナデ
千羽矢「……」ギュウウウウ
パワポケ「ちょ、胸痛いって!顔強く押し付けないで!」
千羽矢「……んはぁ。ゴメン、嬉しすぎて。そろそろいいかな?このまま、大事な話しようか?」
パワポケ「ああ、香水の話だったな。あれは……」
千羽矢「ううん。それは別にいいの。いや、良くはないけどね。誰と会ったかは普通に気になるし」
パワポケ「……どういうこと?」
千羽矢「でも、いまから私が話すのは、もっともっと大事な話。あたしの一生の中で、一番大切な話。他の事はもう考えられないから」
パワポケ「一番……大事な話?」
パワポケ(ま、ま、まさか!?チハヤ……?)
千羽矢「ふぅ……ゴメンね。一回手を伸ばしてもらっていい?」
パワポケ「こ、こう?……」スッ
千羽矢「捕まえた。あったかいね……」ギュッ
パワポケ「チハヤの手も、とってもあったかいな」
千羽矢「ふふっ、あたしは当然だよ。さっき風呂入ったんだから」
84
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/29(金) 07:45:12 ID:lkZY17OM
千羽矢「……前にさ、一番大事な物をあげる約束したの、覚えてる?」
パワポケ「もしかして、野球の試合で勝ったらくれるって言ってたやつ?」
千羽矢「うん。あの時は、サインボールにしちゃったけど。嘘ついた。流石に一番じゃなかったよ、あれは」
パワポケ「そ、そうか。でも、嬉しかったよ。ほら、あそこにも綺麗に飾ってある」
パワポケ(この部屋の配置、そして物は、俺のものと全く一緒だった。だからこそ、エロ本だけないなんて思わなかった……チハヤと試合の賭けを約束したのは、この世界でも変わらないんだな)
千羽矢「で、ここからは問題。今日のあたしが……今の私が、パワポケくんにあげたいもの、何かわかるかな?」
パワポケ「…………えーっと、そ、それは、当てていいのかな……?」
千羽矢「自信あるね。当てられる?パワポケくん。ここで当てるような人じゃないでしょ」
パワポケ「……い、いや、えっと」
千羽矢「さあ、回答時間は迫ってるよ。10、9、8、7、6……」
パワポケ「……しょ、処女……だったな、チハヤ……大事な物だよな、それは……」
千羽矢「んー、あってるけどね?不正解。正解はね、全部。全部あげたい」
パワポケ「ぜ、全部……」
千羽矢「うん。これはね.…比喩じゃない。五体から内蔵、身体を循環する血液、毛細血管の中の細胞のひとつひとつや、デオキシリボ核酸の塩基配列の塊。私を構成する全てをパワポケくんにあげたい。ひとつになりたい。一緒にいたい。感じたいし、感じて欲しい。パワポケくんの中に私がいて欲しい。パワポケくんが私を食べたいって言ったら、喜んで差し出す。心臓でも肝臓でも胃でも小腸でも……脳でも良いよ。できる限り美味しく調理して、パワポケくんに食べさせてあげる。恋愛感情なんかとっくのとうに通り過ぎてね、私、そう思うようになっちゃった」
85
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/29(金) 09:37:15 ID:plK3iX5k
千羽矢ちゃんこわかわいいよ
86
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/29(金) 12:23:07 ID:raMLzKAQ
パワポケ「チハヤ……」
千羽矢「だからさ、受け取めて?私の思いも、私の身体も……私の事、抱いて?」
パワポケ「わかった。はい……これでいいか?」ギュウウウ
千羽矢「……なにそれ。私の言ってる意味、わかってやってる?それとも、バカにしてるの?」
パワポケ「……どこまで本気なんだ、チハヤ」
千羽矢「これでも妥協してるよ?『なんでもしてあげる』って言うのは、気持ちだけの嘘になっちゃう可能性があるけど……『私の全てをあげたい』は、私なら絶対にできる事だから」
パワポケ「……そうじゃくて!チハヤ、震えてるって。自分の身体、気づかないのか?」
千羽矢「あ、本当だ……言ってみると、案外スラスラ言葉が出てきたのに……」ドキドキ
パワポケ「チハヤは、等身大の女の子だ。本当はただ寂しくて、こうやって勢い任せの事を言って、俺に構って欲しいだけなんだろ?もっと、自分の身体を大切にするんだ」
千羽矢「……ひどいよそれ、一世一代の告白なのに。思ってる事、全部本当だよ!」
パワポケ「思ってる事と、伝えたい事は違う。チハヤの本当の気持ちは、また別にあるんだよ」
千羽矢「なにそれ。私の事嫌いなら嫌いってハッキリ言えば良いじゃん。ここまで思わせぶりな態度しといて、受け止めてくれないんだ……」
パワポケ「ち、違う!俺も千羽矢は好きだよ!でも、こういうのはもっと時間をかけてからじゃないと……」
千羽矢「パワポケくんと過ごした時間は、誰よりも私が長い!今更、幼馴染じゃないって言わないよね?」
パワポケ「そ、そうじゃなくて!」
パワポケ(やばいやばいやばい!チハヤ、俺としたがってる!やけにスキンシップ激しいなと思ったら、やっぱり……なんとか落ち着かせないと!)
87
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/29(金) 13:01:37 ID:raMLzKAQ
千羽矢「ごめん。電気消す」シュルルルルルパチッ
パワポケ(チハヤ、触手を伸ばして……)
千羽矢「便利だよね、この身体。入り口のスイッチにもすぐ届いちゃった。全然、等身大の女の子じゃないよね……化け物は嫌い?パワポケくん」
パワポケ「化け物なんかじゃない。それも含めて『千羽矢』だ。俺は、お前がどんな姿になっても受け入れるよ」
千羽矢「だったら抱いて。さっきから嘘ばっかり!パワポケくん、私の事全然見てない。私は、こんなにパワポケくんが好きなのに……」
パワポケ「お、俺はただ、こんな無理矢理に関係を持っても、お互いのためにならないと思って……」
千羽矢「無理矢理じゃない。最後は、パワポケくんが求めてくれるから……」ジジジジジジジ
パワポケ「チ、チハヤ!?ジャージを脱ぐのはやめろ!」
千羽矢「私だって無理矢理は嫌だ。パワポケくんに求めてほしい。だからほら、見て……」パサッ
パワポケ「チ……ハヤ……」
パワポケ(窓から入った月明かりで、チハヤの肌がより一層白く輝いてる……)
88
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/29(金) 13:52:21 ID:x2m8viZE
ヌッ
89
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/29(金) 17:19:58 ID:raMLzKAQ
千羽矢「どうよ。感想は?傷一つない、綺麗な身体。パワポケくんのために、ずっと大切にして来たんだから……」
パワポケ「……すげえ……」
パワポケ(チハヤの幼い顔立ちからは想像もつかないほど、スレンダーな身体に柔らかい輪郭が整っている……む、胸って生では初めて見たけど、こんなくっきり出っ張ってるんだな。乳首もピンク色だ……)ゴクリ
千羽矢「おっぱい、見てるだけでいいの?ほら、さわれさわれ?」グイッ
パワポケ「や……やわらかい……」モニュ
千羽矢「触り心地はどう?気に入らなかったら、パワポケくんが好きな大きさに作り替える事もできるよ?」
パワポケ「…………」モミュモミュモミュ
千羽矢「あはは、気に入ったみたい。私もパワポケくんの、触っちゃおうかな。ふたりで生まれたままの姿になろ?」スルスルスルスル
パワポケ「うわ……チハヤ……待って……」ビンビンビン
千羽矢「……はい、全部脱いじゃったね。もう言い訳できないよ?」
90
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/29(金) 18:24:57 ID:x2m8viZE
おっぱい大きくできるとか最高やん
91
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/29(金) 19:46:53 ID:OoCszfv2
パワポケ「はぁ……はぁ……チ、チハヤ……」ビンビンビン
千羽矢「パワポケくんのおちんちん……前見た時より、ずっと大きい。もう、出したくてたまらないんだよね?いっぱい可愛がってあげるね?」スッ
パワポケ「うお……」
千羽矢「おちんちん、両手で包み込まれちゃったね。あつい……このまま、こうやって擦れば気持ちいいのかな?」スリスリ
パワポケ「あっ……ああ……」
千羽矢「気持ちいい?切ない顔してる……こうやって続けたら、射精したくなっちゃう?」スリスリスリ
パワポケ「チハヤ……きもち、いい……」
千羽矢「思い切りしてほしい?それとも、このまま甘い快楽を続けたい?」スリスリスリ
パワポケ「…………」
千羽矢「黙ってたらわからない。このまま手を止めちゃおうかな?」
パワポケ「……お、思い切り……」
千羽矢「……パワポケくん、セックスはダメなのに、手で扱かれるのはいいんだ。自分が射精したいから。それって、わがままじゃない?」
パワポケ「……たの、む……チハヤ……だ、ださせて……」
千羽矢「でも、『お願い』ならしょうがないね。パワポケくんの言うこと聞いてあげたいし。スピード、アップするね?」コスコスコスコス
パワポケ「ああ、いい、チ……ハヤ……!」
92
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/29(金) 20:08:55 ID:OoCszfv2
千羽矢「両手で擦られるの気持ちいい?」コスコスコスコスコス
パワポケ「あ、ああ……!チハヤ、きもちいい…!」
千羽矢「じゃあ、片手だともっと気持ちいいのかな?」ニギッ
パワポケ「あああっ……!」
千羽矢「すごい。ビンビンだね。私で大きくなってくれるの、とっても嬉しい……こうやって握られるのがいいのかな?」グニッグニッグニッ
パワポケ「ああっ!あっ!あっ!チハヤ、それ、やばっ!」
千羽矢「……だいたいわかってきた。パワポケくん、こうやって竿を扱かれるのが良いんだね。裏筋抑えながら、鬼頭撫で回してあげる」グニュングニュングニュン
パワポケ「チハヤ!うあ!うう、ああっ!やばいっ!」
千羽矢「カウパーだだ漏れだよ。そろそろ出そう?じゃあ、最後は根本からしごきあげちゃうね?」シコシコシコシコシコ
パワポケ「ああ、チハヤ、気持ちいい!ヤバイ!でる、でちゃう!」
千羽矢「出ちゃう?出しちゃうの?ねえ、射精しちゃう?思い切り精液吐き出したい?」シコシコシコシコシコシコシコシ
パワポケ「で、でる!チ、チ、チハヤ、も、もう、い、いく!」
千羽矢「でもね……だ〜め❤︎」シュルルルルルン
パワポケ「うぐっ!?」ズポン!
93
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/29(金) 20:46:24 ID:OoCszfv2
千羽矢「あはは、おちんちん、せっかく気持ちよくなれそうだったのに。カウパー粘液、先っぽから垂れ流しちゃってるよ?」
パワポケ「あ、あれ……お、おれ、いま……?」
千羽矢「射精できなかったよね。今ね、パワポケくんのお尻の中と、私の触手を繋げたの。髪の毛ぐらいの薄さの奴を束ねてね。パワポケくんが射精しようとすると、触手が中の壁を広げてくすぐって、無理矢理止めちゃうの。だから、私がこの触手を緩めない限り、射精できなくなっちゃったんだ」
パワポケ「……な、なんで。チハ……頼む……いかせてくれ……!」
千羽矢「パワポケくん。私は、パワポケくんが好き。だから、私の全部をパワポケくんにあげたいし、パワポケくんには、私をいっぱい感じてほしい」
パワポケ「チ……チハヤ……?」
千羽矢「反対にね、パワポケくんの全部も私は欲しい。私は、パワポケくんをいっぱい感じたいし、パワポケくんに、私を求めてほしいの。『等身大の女の子』は、すっごくワガママなんだよ?」
パワポケ「お、おまえ……もしかして…!」
千羽矢「射精はさせてあげる。私の中でならね。それ以外は許可しない。パワポケくんはただ、『千羽矢とセックスがしたい』って言えばいい……そうしたら、頭が真っ白になるくらい気持ちよくなれるから」
パワポケ「チハヤ……やめろ……やめてくれ!」
千羽矢「パワポケくんがそれを言ってくれるまでは……そうだなぁ。おちんちん、たくさんイジメてあげる❤︎意地悪じゃないよ?だってパワポケくんが言えば良いだけなんだから」
パワポケ「あ……あああ……」
千羽矢「パワポケくん。夜は長いよ?私はずーっと待ってあげる。ずっとずっとずっとずっとずっとずっと……パワポケくん、壊れちゃうかな?でも、私はそんなパワポケくんも愛しいな……」
パワポケ「や……やめろ……チハヤ……おねがいだ……!」
千羽矢「じゃあ、勝負開始だね。何分持つか見ものだよ、パワポケくん❤︎」
94
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/29(金) 22:38:58 ID:OoCszfv2
パワポケ「ああああ!チハヤぁ!やめぇ!やめてぇ!いきたい!いきたい!」
千羽矢「んんっ……ぷはぁっ!パワポケくんの乳首、おいしい❤︎もっとコリコリしてあげるね?んちゅ……ぷくっ、ぷくっ、ぷくっ、んむ……」シコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコ
パワポケ「いきたいきたいきたいきたいきらいひきらいひひがいい!!」ジタバタ
千羽矢「んぷっ……もー、だからぁ『いきたい』じゃなくて、『千羽矢とセックスしたい』でしょ?おちんちん泣いてもしょうがないよ?」シコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコ
パワポケ「いぎだい!いぎだい!誰がぁ!だづげでぇ!」
千羽矢「んーぷっ、んーぷっ……ジュルルルッ!」シコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコ
パワポケ「おごっっっっ゛!!!」
千羽矢「はい、右乳首も開発完了。あ、気絶で逃げちゃダメだよ。また耳から脳みそ刺激してあげる」シュルルルルルルル
パワポケ「んぎぃっ!はあ……はあ……チハヤ、もうやめてくれ……!」
千羽矢「『やめてくれ』じゃなくて、『千羽矢とセックスがしたい』。そろそろお尻も開発する?今前立腺やられると、快楽で脳焼切れちゃうかも」
パワポケ「チハヤ!ダメなんだ……!俺は、ダメなんだよ……!」
千羽矢「パワポケくん、それしか言わないじゃん。きっとすっごい気持ちいいよ?パワポケくん、私のおまんこに入れたくないの?」
パワポケ「ダ、ダメ……俺は、し、しちゃダメなんだよ……」
95
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/29(金) 22:40:47 ID:OoCszfv2
千羽矢「何がダメなの?」
パワポケ「そ、それは……言えない……」
千羽矢「じゃあ、また再開。私の手、カウパーでベトベトだよ……もう、パワポケくんのせいだからね?」シコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコ
パワポケ「ああああああっ!!!!やべでぇ!」
千羽矢「ねえ、感じてばかりじゃなくてさ、私のおまんこ触ってよ。さっきお風呂で良い感じに剃ってきたんだから……触ってくれたら、ちょっと手の動き弱めようかな?」
パワポケ「チハヤ……」フワフワフワ
千羽矢「……陰毛、触り心地いいでしょ。おまんこの入り口も指でなぞって?」コスコスコスコスコスコスコスコス
パワポケ「はあ……はあ……」スリスリスリスリ
千羽矢「あは……良い。ねえ、試しに人差し指、中に入れて?凄いの見せてあげる」
パワポケ「……うあっ!指、もっでかれっ!?」ギュルルルルルル
千羽矢「うん。私なら、膣口から奥まで全部触手に変えられるんだ……今、根本を締め上げて、指の頭を吸って、ピンと伸びた指の筋をゴリゴリ、全方向からマッサージしてあげてる。抜こうと思っても抜けないでしょ?」グリリリュングリリリュングリリリュン
パワポケ「ゆ、ゆび、どんどん吸われるっ!」クニクニクニクニ
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/29(金) 22:42:59 ID:OoCszfv2
千羽矢「んっ……❤︎ちょっと、暴れないで。どーお?これと同じこと、おちんちんにしてあげる。多分、気持ち良すぎて頭バカになると思う。私が下になるから、犯すつもりでガンガン突いていいよ?パワポケくんが満足するまで、何十回でも精液受け止めてあげる」
パワポケ「チハぁ……チハヤぁ……!」
千羽矢「それに……ほら、見て?恥ずかしいけど……」グイッ
パワポケ「ああ……チハヤのマンコ……!」
千羽矢「私のおまんこ……広げるね……ほら、中まで見える……?」クパァ
パワポケ「う……うぐっ……」ゴクリ
千羽矢「処女だからね、私。ここの小さな穴を、プチプチプチって破りたくない?お互い抱きしめ合いながら、舌も絡ませて……唾液飲み続けて、何時間、いや、何日も繋がったまま過ごそ?」
パワポケ「ゆ……ゆうわく、する、するなぁ……」
千羽矢「私はただ、パワポケくんに求めて欲しいだけ。ほら、顔と顔くっつけて。5センチ先に唇置くから、突き出してキスして」
パワポケ「んむっ……ひは……ひはは……」チャプチャプチャプチャプ
千羽矢「ん……むあっ……れろれろ……ぴちゃ……ぷはっ……キスは、すぐにいっぱいしてくれるようになったのにね?」
97
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/30(土) 00:41:24 ID:RI0vlbk.
ふぅ・・・
98
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/30(土) 03:33:27 ID:4o5pn3wY
パワポケ「ヂハヤ……やべで……俺は……」
千羽矢「やめないよ。……前立腺いく。ほら、触手がどんどんパワポケくんのお尻に入っちゃった。早く言って。本当に壊れちゃうよ?」シュルルルルルルルル
パワポケ「どうでい……どうでいじゃないとダメなんだ……」
千羽矢「……嘘つき」グリリリリリリリリリ
パワポケ「あがっ!おっ!?❤︎おっ!?❤︎おっ!?❤︎おっ!?❤︎」
千羽矢「知ってるよ!私見たもん!童貞なんて嘘!昨日、女の人と会ってた!セックスしてた!香水の匂い……その人でしょ?そんなにその人が良いんだ!私じゃ代わりにもなれないんだ!?」シュポッジュポッシュポッジュポッシュポッジュポッシュポッジュポッ
パワポケ「……!……!……!……!……!」ハ
千羽矢「壊れろ!全部忘れろ!このまま脳にも挿してあげる……トんだと同時に起こしてあげる……白目剥いて泡吹き出して、壊れた姿私に見せろ!」シュルルルルルルルルルル
パワポケ「ひぎぃ!?あがっ!?ぶぐっ!?おげっ!?ごおっ!?」
千羽矢「あははははは!気持ち良い?でもドライオーガズムじゃこれ以上満足できないよ?ちゃんと言わなきゃ……?『千羽矢とセックスしたい』って言わないと!?」ギュブブブブブブ
パワポケ「あああああああ!!!!じだいいいいいいいい!!!チハヤとゼッグズじだいいいいいいいい!!!」
千羽矢「あは!あはは!あははははは!!……うん。いいよ。私の事押し倒して?……よしよし、いっぱいイジメてごめんね?今度はパワポケくんの番。好きなだけ犯していいから」
パワポケ「……フーッ!……フーッ!……フーッ!」ガバッ
千羽矢「きゃっ!もー、こわい顔してるよパワポケくん❤︎おちんちん、入り口はここ。先っぽ置いておくね。あ、待って……キスしたいな……繋がってからキスする?それとも、キスしながら繋がりたい?悩んじゃうね?」
99
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/30(土) 04:40:33 ID:4o5pn3wY
パワポケ「……しまえよ」
千羽矢「パワポケくん?」
パワポケ「チハヤ……はやく、俺に入れた触手をしまえよ」
千羽矢「……うそ。まだそんなこと言えるんだ?」
パワポケ「今……ようやく確信が持てた。俺は、童貞だ。誰とも一線を越えていない……俺自身は、童貞なんだ」
千羽矢「もう、どーしてそこまでして庇うのかな……じゃあそれでいいけど。なら、今から卒業だね。私もそろそろ限界なの。早く気持ち良くなりたいな……」
パワポケ「……俺は、童貞だ。この世界に来た意味がわからなかった。だけど、今ならわかる。俺は、俺自身に呼ばれたんだ……みんなから俺を助けるために……」
千羽矢「パワポケくん、トビすぎて頭おかしくなっちゃった?いきなり、わけのわからない事言わないでよ?」
パワポケ「だけど……俺は、俺を助ける事に興味はない。俺が助けたいのは……みんなだ。この世界のみんなとは……この世界の俺が関係を持つべきだから……別の俺がみんなと関係を持つなんて、あってはならない事なんだ……」
千羽矢「あの、勝手に1人で納得しないで。オマンコ開いたまま待ってるの、すっごく恥ずかしいんだけど……」
パワポケ「セックスはしない。今、俺にはその覚悟ができた!俺は、童貞だ!誰が何と言おうが、俺は童貞なんだッ!」
千羽矢「……パワポケくん」
パワポケ「チハヤ、すまん!お前とはセックスはできない!俺はみんなを守るために、俺自身を守らないといけない!」
千羽矢「啖呵切るのは良いけど、私の触手が入ってるの忘れてない?」ギュリリリリリリリリリリ
パワポケ「おっ!❤︎おっ!❤︎おっ!❤︎おっ!❤︎おっ!❤︎」
100
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/30(土) 05:04:32 ID:pURfgtS6
あーヤバイ!(ヘドバン)
101
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/30(土) 06:46:16 ID:4o5pn3wY
千羽矢「で、セックスはしないなら、そのおちんちんどうするの?もう射精したくてウズウズしてるのに。このまま生殺しでいいんだ?」
パワポケ「じ、自分で処理するよ。隣でするからうるさいかもしれないけど」ビンビン
千羽矢「私のおまんこ……ティッシュがわりに使って良いよ?コキ捨てちゃいなよ」
パワポケ「い、良いって。俺は誰ともセックスしないんだ」
千羽矢「再生するから、いつだって新品みたいに使えるし、穴を突き破る感触、ずっと楽しめるよ?しかも、中はトロトロしてて温かくて、ウネウネねっとり絡み付いてくる……」
パワポケ「トロトロ……ウネウネ……」ゴクリ
千羽矢(すごい興味津々だけど、大丈夫なのかな……?)
パワポケ「い、いややっぱダメだ。チハヤの思いを踏みにじるようで悪いけど、俺は童貞を貫く。チハヤが好きだからこそ、俺は俺のやり方でチハヤに応えなきゃならないんだ」
千羽矢「意味不明。だけど、私の事が好きなんだよね?その気持ちは嬉しいよ」
(……ドウシテ?)
102
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/30(土) 06:50:14 ID:4o5pn3wY
パワポケ「その、昨日チハヤが見たって言うのも、チハヤの勘違いで、全然関係はないんだ。信じてくれと言うのはおこがましいけど……キスだって、チハヤが初めてだ」
パワポケ(多分、靖子の事だよな、チハヤが見たの。あいつ、昨日の俺とセックスしたって言ってたし……やばい、今日、靖子には抜いてもらったから、全然っていうのは嘘になる……キ、キスしてないから大丈夫だよな、きっと)
千羽矢「いいよ。そこまで言うなら私も女だ。パワポケくんを信じる。でも、そうやって私に言ったくせに、他の女とそういうことしてたら、絶対絶対、許さないんだから」
(……ドウシテ?ドウシテワタシニウソヲツク?ワタシハミテシマッタ。ナゼワタシヲダマシテイル?)
パワポケ「ああ。約束する。チハヤ以外の女の子とは絶対しない。そういう事は起きないし、起こさせない」
千羽矢「もし破ったら殺して良い?後を追って私も死ぬからさ」
パワポケ「こ、殺す!?……わ、わかった!俺もそこまで覚悟する!俺は本気だ!」
千羽矢「うふふ、冗談……❤︎私も死にたくないよ、一緒にいたいし。でも、その覚悟、たしかに受け取った。今日はキスしながらゆっくりしよ?」
(パワポケクンハウソツキダ。イチドダケジャナイ。ズットズットズットズット、ワタシニウソヲツイテイル)
103
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/30(土) 06:52:30 ID:4o5pn3wY
パワポケ「キスも、もうダメだ。覚悟が鈍るかもしれないから……」
千羽矢「えー、キスもダメなの?さっきはあんなにしてくれたのに……じゃあせめて、ハグして?身体押し付け合いながら寝たい」
(……ウソツキ。ウソツキ、ウソツキ、ウソツキ、ウソツキウソツキウソツキ)
パワポケ「わ、わかった。正直、股間に悪すぎるんだけど……」
千羽矢「私としては、途中で襲ってきテモイインダヨ?」
パワポケ「が、我慢できるかな……」ダキッ
千羽矢「……ウソツキ」ボソリ
パワポケ「……ん?なんか言った、チハヤ?」
千羽矢「……あ……ごめん、パワポケくん、触手抜くから……早く逃げて……」シュルルル
パワポケ「は?」
千羽矢「逃げて!」シュリリリリリ!
バリーン!!
パワポケ「お、おい、チハヤ!?ど、どうした!?」
パワポケ(げぇっ!?お、俺の棚がチハヤの触手に一刀両断された!?」
千羽矢「吹き出しそうなの……もう1人の私が……抑えられない……早く逃げて……!」
パワポケ「逃げろって言われても……こんな夜中に!?しかも、俺、裸なんだけど!?」
104
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/30(土) 07:10:14 ID:4o5pn3wY
千羽矢「はやく……おねがい……言うこと聞いて……!私……!」
パワポケ「ぐ……くそっ!衣装ダンスに行けば、着替えが……」スクッ
千羽矢「だめぇッ!ハァッ!」スパンスパンスパン
パワポケ「うおおお!?タンスが粉々にされたぁ!無理だ!大量の触手が……早く離れないと!」
パワポケ(大事なものを持たないと……携帯は……?ない!しまった、枕元に置きっぱだ!……ほかに大事なものは……そうだ、日誌をチハヤに見られたらまずい!ベッドの下……このふたつは何としても持ち出さなければ……!)
千羽矢「パワポケくん!何してるノ!?早く逃げテって言ってるデショ!?」
パワポケ「チハヤ……一瞬だけ、一瞬だけ触手を緩めさせてくれ!強く抑えてくれ!頼むっ!」
千羽矢「……わかった。これをやるト、私の意識もとんじゃうカラ……絶対逃げてヨ!」ズブブブブ
パワポケ「チハヤ、自分の胸を貫いて、何やってんだ!?」
千羽矢「私、心臓が性感帯なの!アア、イク!イクイク!イッチャウウウウウ!!」ジュプジュプジュプジュプ
105
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/30(土) 07:25:24 ID:4o5pn3wY
パワポケ(触手が緩んだ……今がチャンスだ!)
パワポケ「うおおおおおお!携帯!日誌!あとシーツ!」ダダダダ
千羽矢「ああああああアアアアッ!ヒャッハーッ!」ジュパアアアアアア
パワポケ(し、潮を吹いた!?そこまで気持ちよかったのか……)
千羽矢「パワポケクン……ワタシトセックスシロォッ!」シュルルルルル
パワポケ「くそっ、チハヤすまない……絶対に助けるからな!」ドタドタドタドタ
千羽矢「ニゲタニゲタニゲタニゲタマタダマタダマタダドウシテドウシテドウシテドウシテ!」ヒュルルルルルルル!
パワポケ「うわっ!追ってきた!裸のまま逃げるしかないのかよ!?俺、捕まっちゃうぞ!?」タッタッタッタ
バリーン!
パワポケ「うわ!窓をぶち破って来た!?とにかく今は撒かないと!」
千羽矢「セックス!セックスセックスセックスセックスセックス!」シュルルルルルルル
パワポケ「道端で連呼するのはやめろぉおおお!」ダッダッダッダ
106
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/30(土) 07:40:56 ID:4o5pn3wY
パワポケ(はぁ……はぁ……はぁ……なんとか河川敷の橋の下に隠れられた……携帯……繋がってくれ!靖子!)
『おかけになった電話番号は、現在使われておりません……』
パワポケ(な、なんで……!?靖子!?何があったんだ……)
パワポケ「うっ!……やばい、疲れで……倒れそうだ……」
パワポケ(さっきまでチハヤに寸止めされまくって、今は全力で走って……疲労困憊だ。せめて家に戻らないと……でも、今通りに出たら、裸のまま倒れるかも……だ、ダメだ……意識が遠くなってきた……)
パワポケ「せめて、シーツにくるまって……」
パワポケ(俺、目が覚めたらどうなるんだ?日誌の内容は?靖子は?チハヤは?俺は?みんなは?世界は?パラレルワールド……タイムトラベル……触手……二重人格……ああ、何をするゲームが元ネタなんだいったい……夢であってくれ……も……うだ……め……)バタリ
107
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/30(土) 08:14:15 ID:jynoI4d.
とんでもない大作に出会ってしまったよぉ…
108
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/30(土) 10:56:45 ID:4o5pn3wY
『お姉さま……きゅ、急にこんなに大きくなってしまって……わ、私、ど、どうすればいいのでしょうか?』
『お、お、お、落ち着きなさい、若葉!と、殿方のそれというのは、だ、出せば治ると聞いた事があります!』
パワポケ(ん……ここは……?俺、確か高架下で倒れて……まだ、視界がぼやける……何やら女の人の話し声が聞こえるぞ……?)
『で、で、では!不躾ながら、ここは私が……!』
『ひかえなさい!理事長代理の私こそが責務を果たす時ですわ!』
パワポケ(なんだ……?何かの部屋みたいだけど……もしかして、さっきまでのは夢?よ、よかった……)
『で、では、お姉さま。一緒にというのは如何でしょうか?』
『え、ええ。”いっせーのせ“でいきましょう。いっせーの……』
パワポケ(ん?何を一緒にやるって?)
『せ!』ムギュッ
パワポケ「うわぁっ!な、何事!?」
若葉「お、お姉さま……パ、パワポケさまが起きられましたね……」サワサワ
桜華「え、ええ。なんとタイミングの悪い……あ、いえ良いところですわね……」サワサワ
パワポケ「な、なんだ深草さんと一ノ宮か……って、ふ、2人とも……なんで俺のチンコ触ってるの!?」
若葉「お、お気になさらず!これも淑女の務めですので!」シコシコシコシコ
パワポケ「ちょっ!深草さん!その早さはヤバいって!」
109
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/30(土) 11:21:15 ID:4o5pn3wY
桜華「まさか、河川敷に殿方が倒れてるとは思いもしませんでした。なにより、それがパワポケだいうのに一番驚きましたわ」
若葉「私、早朝のパトロールをしてて、偶然立ち寄ったんです。そうしたら、シーツの下にくるまっているパワポケさまを発見致しまして……」
パワポケ「それで助けてくれたのか。ありがとう、深草さん!一ノ宮!俺、あのままだったらどうなっていたことかわからなかったよ」ニコッ
若葉「……あ、はい!い、いえ!大したことではありません。パワポケさまがご無事なら、それが何よりです!」
若葉(ぐへへ……この笑顔でご飯20杯は食べられます!)
桜華「いえ、大した事ですのよ、若葉。あなたが見つけて連絡してくれたおかげで、私も救援に駆けつける事が出来たのですから」
パワポケ「2人とも、本当にありがとう。でも、俺、なんでロープで身体ぐるぐる巻きに縛られてんのかな……?」
桜華「それは……ねえ、若葉?」
若葉「はい……お姉さま?」
パワポケ「え、なんで何も言ってくれないの!?2人とも目を合わせてどうしたの?こ、こわいよ!ていうか、ここどこ?見た感じ病院じゃないけど……」
桜華「ここは、神桜分校の理事長室ですわ」
若葉「私たち、パワポケさまを簀巻きにして、せっせと2人でここまで運んで来たんです」
パワポケ「お、俺、泥棒みたいな扱い!?」
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/30(土) 11:48:27 ID:4o5pn3wY
桜華「いえ、これには訳がありますの。まず、パワポケを発見した状況……とっても奇妙でした。衣服は着用しておらず、シーツを被せたままで寝ている」
パワポケ「う、うん……言われてみるとおかしな状況だな」
若葉「もし、何らかの事件に巻き込まれたなら、救急車を呼ぶべきけど思ったんですけど、息はちゃんとしてて、顔色も悪そうではなくて……」
桜華「下手に救護関係者の方から警察を呼ばれて騒ぎが大きくなるとまずいと思い、私の独断でここまで運びました。その非礼はお詫び致しましょう」
パワポケ「騒ぎか……確かに、裸の男が外で倒れてたら、普通は事件性を疑うよな」
若葉「あ、それもあるんですけど……実は、あの河川敷には、ときおり痴女が出没するという情報があって、もし本当なら、絶対に警察に知られていけないと思ったんです」
パワポケ「ち、痴女ね……」
桜華「ええ、パワポケ。なぜあそこで倒れていたのか、私たちに話していただけますか?」
若葉「あ、あの、もし話すのが難しいようでしたら、お、男の人も呼んできますから……安心してください」
パワポケ「え?なにもそこまでしなくても……普通に話すよ」
パワポケ(なんかやけに親身だな……って、あ!そうか、俺、その痴女に強姦されたと思われてるんだ。裸で倒れてたんだから、そう思うのが自然だよな……いや、しかも強姦されかけたのは本当だし。でも、チハヤの事は話せるわけないし……ああ、ややこしい)
111
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/30(土) 12:09:10 ID:4o5pn3wY
パワポケ「えーとね……そ、そうだ!俺、最近水泳にハマっててさ、川で泳いでたんだよ。でも、疲れて眠っちゃって……あはは、うっかりしてたよ」
パワポケ(く、苦しいけどこれでなんとかいけるか……?)
桜華「……パワポケ。心苦しいのはわかります。しかし、私たちはできるだけ貴方の力になりたいのです。本当の事を話していただけませんか?」
若葉「……パ、パワポケさま、お願い致します……!」グスッ
パワポケ「ふ、深草さん、何も泣くような事じゃないから!俺、別に誰にも何もされて無いよ!裸だったのも、自分から脱いだだけだから!」
桜華「ま、まあ!つ、つまり自分の意思で露出をしていたという事かしら!?」
若葉「だ、大胆すぎます!パワポケさまがその様なご趣味をお持ちでしたとは……」
パワポケ「ああ、違う!そうじゃなくて!だ、誰か上手い説明の仕方を俺に教えてくれ……」
112
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/30(土) 12:40:14 ID:4o5pn3wY
桜華「こ、こほん、ともかく、事件性は無かったと考えてよろしいの?」
パワポケ「ええ……う、うん。まあ色々あったのは確かけど、事件なんかに巻き込まれた訳じゃ無いから安心してほしいな」
若葉「ですって!お姉さま、良かったですね!」
桜華「ええ、まさかと聞いた時は神桜の名誉に傷がつくかと思いましたが……一安心しました」
パワポケ「ん?なんで神桜が出てくるの?」
若葉「その痴女に限らず、もしその様な輩がここの生徒から現れたら、大変まずい事態に発展してしまいます」
桜華「最悪の場合、独立の前に解体の可能性もあり得る話でしょう」
パワポケ「そ、そんな1人の生徒のせいでここが解体になっちゃうの?」
若葉「お姉さま。どうやらパワポケさまは、ご存知でないみたいですね」
桜華「ええ、パワポケ。これから説明しますが……立ち話もなんですし、私たちもそちらのソファーに座れせていただきますわね」
パワポケ「え?う、うん。いいけど……その前にこのロープ、解いてよ?」
若葉「えへへ、パワポケさん、私、飲み物運んで来ますね」
桜華「ええ、行ってらっしゃい若葉。パワポケには、“イイモノ”を入れて差し上げなさい」
若葉「了解です!」ビシッ
パワポケ「あの、拘束外す話は……?」
113
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/30(土) 12:54:16 ID:4o5pn3wY
若葉「パワポケさま、はい、あ〜んしてください」スッ
パワポケ「あーん……おっ!うまーい!」
桜華「お口にあった様で何よりですわ。柚子湯は冷えた身体にも良く効きますので……あ、この紅茶おいしい」ズズズッ
若葉「パワポケさま、今はお手が空いていない様ですから、私がお口に運んで差し上げますね!」
パワポケ「あの、それは身体のロープ解いてくれれば問題ないんだけど……」
若葉「ふ〜、ふ〜、はい、もう一口、あ〜んしましょうね?」
パワポケ「あーん……うん、もういいや。あったかいや。思いやりの味だこれ」
桜華「お菓子もジュースも沢山ありますので、お好きな物をいただいてくださいまし」モグモグ
パワポケ「お、おう。サンキュー。じゃあルマンド食べたいかな」
パワポケ(一ノ宮、理事長室に大量のお菓子持ち込んでんのか……?)
114
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/30(土) 13:25:42 ID:4o5pn3wY
桜華「さて、先ほども申した様に、我が神桜分校は解体の危機に瀕しています」
パワポケ「うん。痴女が出たら解体って言ってよね……なんで話がそんなに飛躍するんだ?せっかく甲子園も優勝して、独立の話が持ち上がったのに……」
若葉「あれ、お姉さま。その様な話をパワポケさまとされていたのですか?」
桜華「はて……?甲子園優勝と神桜分校の独立が関連するのでしょうか……?」
パワポケ「え!いや、ご、ごめんコッチの話だからなんでもない!」
パワポケ(げっ……この世界の一ノ宮とは独立の話もしてなかったんだな……男女間の意識の入れ替わりだけじゃなくて、ときおり細かい話でも食い違うところが出てくるのか)
桜華「話を戻しますが……とは言うものの、それは神桜女学院時代から持ち上がっている事ではありまして、実際に解体の恐れはあれど、それを未然に防いできたため、話が表面に上がる事は無かったのです」
若葉「ここの生徒にはキツく言い聞かせられておりますが、他校だと知らない方も多いかもしれないですね。きっと、怖がられちゃいますし……」
パワポケ「怖がられる?」
桜華「事の発端は、4年前。当時在籍していた生徒400名のうち、およそ300名ほどが徒党を組み、大規模な“男狩り”を始めたのですわ」
パワポケ「お、男狩り……」
パワポケ(果てしなく嫌な予感がする名称だ……)
115
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/30(土) 14:33:17 ID:4o5pn3wY
若葉「設立当初から混黒高校の女子生徒と抗争を繰り返していた神桜女学院は、この“男狩り”によって決着が着けられました。当時就任した総長の名により、11の分校を含む混黒高校の男子生徒の男狩り……つまり、“人質作戦”が決行され、辛くも神桜女学院が勝利を収めたのです」
パワポケ「抗争!?総長!?」
パワポケ(なんだその“や”のつく人たちみたいな物騒な呼び方は!?)
桜華「人質作戦は2週間がかりの計画で、朝9:00から夕方18:00までの間決行されましたわ。各分校の男子生徒たちが招集され、神桜女学院のありとあらゆる文化・形態を学ばされるカリキュラムが組まされ、人質に洗脳教育が施されたのですわ!」
若葉「ああ、考えるだけでも恐ろしいです……!」
パワポケ「……あれ?あの、それって学校間の交流学習とか、交流教育って言うんじゃ……」
桜華「しかし、その代償はあまりにも大きいものでしたわ。人質にしていた男子生徒と、神桜の女子生徒間で恋人関係に発展した者が大量に発生。『モテモテグループ』『非・モテモテグループ』の2つに分かれ、神桜女学院内で内紛が起こってしまいましたの」
若葉「“ストックホルム症候群”というのを聞いた事があります。きっと、人質にされた男子生徒達は過酷な環境により疲弊し、無理矢理恋愛感情を思い込まされていたのではないでしょうか?」
パワポケ「それただ一緒に授業して仲良くなっただけだろ!無理矢理じゃなくて自然な恋の始まり方だろ!」
桜華「この事態を受け、当時の総長は『みんな裏切り者です!運命の人なんて私には必要ないです!』と叫びながら発狂、ケーキのやけ食いにより1週間で体重が2kg増えるという由々しき事態が起こりましたわ」
パワポケ「それただの総長のお茶目エピソードじゃん!しかも俺、この人が誰だか知ってる気がするよ!」
116
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/30(土) 15:20:14 ID:4o5pn3wY
桜華「そして、総長が学校中をひたすら蛍光塗料で落書きするという暴挙に乗り出したため生徒の素行が問題視され、総長が学院の運営費をお菓子に注ぎ込んでおり資金繰りが悪化した事もあって、混黒高校に吸収合併されたのですわ」
パワポケ「こっちは悪質!?というか全部総長の仕業じゃないか!誰か止めろよ!」
若葉「因みに、あちらに飾られているのがその時総長が使われていた蛍光塗料発射装置、通称『アサイーバスーカ』です」
桜華「改造されたスナイパーライフルにアサイーの実と赤い着色料が混ぜられた弾がセットされ、着弾した対象から30cm四方に赤色の塗料が付着するという優れ物ですわ!」
パワポケ「無駄に凝ってるな……こんなものイタズラのために作ったのか?」
桜華「いえ、これは抗争用に使った物を流用しただけですのよ?」
若葉「神桜の生徒と混黒の女子生徒の抗争は、通称『ナワバリバトル』と呼ばれ、先に多くの陣地を自分達の蛍光塗料で埋め尽くした方が勝ちとされています」
パワポケ「普通に抗争してた!さっきのほんわかしたムードはどこ行ったの!?その決め方は何?」
桜華「その性質上、多くの者が裸で行うため、中には勝負そっちのけで補導される生徒も数多く現れてしまうのですわ……私も過去に1回だけ補導されてますの」
若葉「えへへ……私は8回補導されてます」
パワポケ「じゃあそれだよ痴女って!普通にここにいたよ!深草さん多いな!」
若葉「そんな……パワポケさま、私を夜のナワバリバトルで白濁色に染め上げたいだなんて……そんなこと言われたら……私、私……!」カアァァ
パワポケ「言ってない!誰もそんなこと言ってないよ深草さん!」
117
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/30(土) 21:13:07 ID:4o5pn3wY
桜華「抗争に勝利したものの、結局は分校という形で混黒に吸収されてしまった神桜は、事実上の支配権を混黒に渡す事になり、生徒間の対立関係も根深いものとなってしまったのですわ」
若葉「もし今、私達生徒の中から問題を起こす者が現れてしまったら、それを動かぬ証拠として、解体の話を持ち上げられてしまいます。私達は、なんとしてもそれを防がなければならないのです」
パワポケ「う、うん……よくわかったよ。い、色々と大変なんだね。俺にも手伝える事があったら言ってくれ」
パワポケ(大変そうではあるけど……雲の上の話すぎてわからないな。一ノ宮の助けにはなってあげたいけど……俺自身も問題は山積みなんだよな。まずは、チハヤが無事かどうか確認しないと)
桜華「それは良かったですわ!では、今度の日曜日、神桜分校にいらしてくださるかしら?」
パワポケ「え、今度の日曜?何かあるの?」
若葉「パワポケさまの学校では、発表されていないのですか?神桜分校で、文化祭で行われるんですよ」
パワポケ「文化祭?」
桜華「親睦会と言い換えても構いません。混黒、開拓、天空、海底……解体された十三番高校を除く、全ての分校の生徒へ向けた催し物を、ここ、神桜分校で開催致しますわ」
若葉「イベントの中には、混黒高校の各部活動との親善試合も予定されているんです。それで、パワポケさまに応援に来ていただければ、大変励みになります!」
パワポケ「混黒と試合?す、凄いじゃないか!俺もその日、もしかして、野球の試合ができるの?」
桜華「いえ……残念ながら、野球は予定されておりませんの。文化祭自体、神桜の校内で完結するように考えておりますので……」
パワポケ「えー、そんなぁ。残念だな……こういう時こそ、野球をすれば解決すると思ったのにな……」シュン
若葉(パ、パワポケさまの気を落とされた顔……げ、激レアです!ああ、今のでご飯30杯はいけますよ!)
118
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/30(土) 21:41:45 ID:4o5pn3wY
パワポケ「えっとね、二階堂真琴って子なんだけど……」
若葉「二階堂様でございますね?あ、か、さ、た、な……に……に……見つかりました。はい、発信致します。耳元、お当てしますね」スッ
パワポケ「うん……あ、ありがとう?」
パワポケ(この手間……必要ないだろ、絶対!)
プルルルルプルルル
真琴『……ひゃい!に、に、にかいどうだきゃっ!?わ、わたひに何かようか?』
パワポケ「……どうしたの二階堂さん。声がうわずってるけど……それに、なんか息荒くない?」
若葉(女ですね)
桜華(女ですわね)
119
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/30(土) 21:45:06 ID:4o5pn3wY
パワポケ「ちょっと待ってね。日曜日か。なんか予定はあったかな……」
パワポケ(……あ!その日は二階堂さんとデートじゃないか!めちゃくちゃ楽しみにしてそうだったしな……そっちを優先するべきか。仕方ない、桜華達には悪いけど、断ろう……ん?いや待てよ?)
パワポケ「あのさ、一ノ宮。そのイベントの中に、剣道部の試合ってあるか?」
桜華「剣道部?ええ、ありますわよ?」
パワポケ「よ、良かった!携帯返してくれ。俺、その日、ある人と予定があったんだけど、確認取ってみたいから」
若葉「連絡ですか?もちろん良いですよ。持ってきますね。パワポケさまの荷物……ええと、携帯っと……はい、こちらです」スッ
パワポケ「ありがとう。じゃあ、電話するからこの縄解いて……」
若葉「どなたにかけられるのですか?代わりに電話、お繋ぎいたしますよ?」
パワポケ「……」
パワポケ(ほ、ほんとに解く気ないんだな……なんで?俺、何かしたの?)
すみません。上とこの2レス順番前後してます。
120
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/30(土) 21:46:23 ID:4o5pn3wY
パワポケ「えっとね、二階堂真琴って子なんだけど……」
若葉「二階堂様でございますね?あ、か、さ、た、な……に……に……見つかりました。はい、発信致します。耳元、お当てしますね」スッ
パワポケ「うん……あ、ありがとう?」
パワポケ(この手間……必要ないだろ、絶対!)
プルルルルプルルル
真琴『……ひゃい!に、に、にかいどうだきゃっ!?わ、わたひに何かようか?』
パワポケ「……どうしたの二階堂さん。声がうわずってるけど……それに、なんか息荒くない?」
若葉(女ですね)
桜華(女ですわね)
121
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/30(土) 22:06:26 ID:4o5pn3wY
真琴『ええと……ええと……いま、ちょうど稽古中だったのでな。パ、パワポケからまさか電話がかかって来るとは思わなくてな……』
パワポケ「そうだったのか。ごめんね稽古中に。実は、日曜の事なんだけど……」
若葉(二階堂……混黒剣道部の特待生でしたね。お姉さまはご存知ですか?)ヒソヒソ
桜華(いえ……剣道部とはあまり縁がなかったものですから)ヒソヒソ
若葉(この方は、“例の件”にも名前が書かれていた方ですね。もしや、パワポケさまの彼女とか……)
桜華(い、いえ。そのような話は全く聞いた事がありません。パワポケの反応からしても、シロかと……)
パワポケ「あ、そうなの?そうか、急に決まったんだね。うん。じゃあこの後改めて話そう。うん?……イキそう?いやいや、二階堂さんがイクのは当たり前じゃないか。出場するんだから……ん?なんかピチャピチャ水の音しない?ああ、ダメだよ蛇口閉めなきゃ。それじゃ、後でね。ゴメンね稽古中に……じゃあね」ピッ
若葉(あの、お姉さま。電話の向こうで凄いことが起きておられるように感じるのですが……)
桜華(パ、パワポケはともかく、向こうの方はクロの可能性が高いようですわね……)
122
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/30(土) 22:36:09 ID:4o5pn3wY
ツ-ツ-ツ-
パワポケ「あ、勝手に切れた……ゴメン2人とも、俺、この後二階堂さんと会う予定ができたから、そろそろ縄も解いて欲しいんだけど……」
桜華「何時ごろに会う予定ですの?」
パワポケ「夕方6時くらいだよ。でも、俺、他に確認したいこともあるから、出来るだけすぐ帰りたいかな……」
若葉「あ、あの、もう少し休まれてはいかがでしょうか?昨日の今日で、倒れていた事ですし……」
パワポケ「いやいや、大丈夫だよ。俺、結構頑丈だから。グッスリ寝てたみたいで、体調もすっかり良くなったよ」
若葉「そ、そんな、そのはずはないんですけど……」
パワポケ「え?どういうこと?」
若葉「い、いえ……倒れられてましたから……心配で……」
パワポケ「あ、そうか。心配かけてゴメン。でも元気になったから。介抱してくれて、本当にありがとう!」
桜華(若葉、あれはちゃんと入れましたの?)
若葉(え、ええ。確実に入れました。効き目が出るまで、もう少しだと思うのですが……)
桜華(では、時間稼ぎに参りましょう。“例の件”を問い詰めるのも、ちょうど良いタイミングですわ)
123
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/30(土) 22:42:41 ID:4o5pn3wY
パワポケ「一時はどうなるかと思ったけど、携帯も預かってくれて助かったよ。日誌だって、あんなところに大事そうに保管してくれて……て……」
パワポケ(…………………………)
パワポケ「に、日誌!?」ガガ-ン!
桜華「ようやく気付いたみたいですわね」
若葉「大事そうに抱えていましたから、真っ先に気にされると思っていましたが……」
パワポケ「…………あの、中身見た?」
桜華「若葉?」
若葉「はい。『○月◇日(日) 童貞卒業記念日。せっかくだから、日誌でもつける事にする。相手はチハヤ。朝ギシギシする音に目が覚めたら、チハヤが俺の上に乗ってたから……』」
パワポケ「わー!わー!ヒラで読み上げないで!めちゃくちゃ見られてる!?」
124
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/30(土) 23:41:52 ID:4o5pn3wY
桜華「単刀直入にお聞きしますが……これは一体、何の日記なのかしら?」
若葉「最初は、パワポケさまの性事情を赤裸々に綴った日記だと思ったんです。でも、途中から、その、私達2人の名前も現れたものですから」
パワポケ「えーっと、それは、えっとえっと、あの、その……」
パワポケ(やばいやばいやばい!焦りすぎて頭が真っ白だ!見られちゃった!どうしよう!?何があったか言うべきか!?いや、信じてもらえるわけない!体験した俺自身でさえも疑う事が次々と起きてるんだ!人が聞いて納得するような事じゃない!)
桜華「先に断って起きますが……パワポケ!わ、私は処女ですわ!そ、そんな不貞をあなたとした覚えは毛頭ありません!」
若葉「わ、私もそうです。しょ、処女です。日記には、私との行為も書かれてましたが……パワポケさまは、もしや私達との秘事を空想して、日記に記載するご趣味がおありなのですか!?」
パワポケ「2人とも……処女?……処女なのか!?本当なのか!?」ズイッ
桜華「……ふぇっ!?そ、そんな息巻いて確認なされなくても……ね、ねえ若葉。私達は、殿方とそのような行為をした事はありませんよね?」
若葉「は、はい、お姉さま……は、恥ずかしながら、わ、私は殿方とは手を握った事さえも無く……」
パワポケ(……同じだ。昨日のチハヤと同じだ。一ノ宮、深草さん、そして、今思えば二階堂さんだって処女だった。矛盾している。日誌の内容と矛盾しているんだ。これはいったい何を意味しているんだ?俺は嘘を書いていたのか?俺にはわからない……だけど、今はこの矛盾に縋るしかない!)
パワポケ「あのさ、2人とも、聞いてくれ!俺が倒れていた理由。これから話す事は、全部本当に起きたできごとだ。とうてい、信じられるような事では無いだろうけど……」
125
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/31(日) 00:00:32 ID:pfVQrtiU
桜華「未来人。タイムトラベル。パラレルワールド」
若葉「書かれた覚えの無い日誌。別の世界の自分。矛盾する人々……?」
パワポケ「う、うん。うまく伝えられたかな。かなりザックリとまとめただけから、細かい所は色々端折ったんだけど……」
パワポケ(さすがに、処女とか童貞だとか、靖子やチハヤとした事までは言えなかったな)
桜華「それで、次は地底人か宇宙人?過去の世界にでも行ってしまうのかしら?」
若葉「パワポケさま。大変面白い話だとは思うのですが……」
パワポケ「本当の事だって!昨日の朝から、俺はこの世界に来てしまったんだよ!」
126
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/31(日) 03:07:01 ID:hW4NjQls
すき
127
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/31(日) 03:14:49 ID:pfVQrtiU
桜華「仮に別の世界から来たと言い張るのならば、そちらの設定は考えておりますの?」
パワポケ「設定って……まあいいよ、俺の世界は、男女の思想や価値観が反対なんだ。例えば、こっちでいう痴女が痴漢で、電車は女性専用車両がある。エロ本を読むのは男ばかりで、エロ本コーナーは女性の裸の表紙が並んでいる。そういう世界なんだ」
桜華「……はあ。聞けば聞くほど妄想の気が強まりますわね」
若葉「お姉さまの言う通りです。もし、パワポケさまがそんな大変な世界から来たなら、日常生活もままならないと思うのですが……」
パワポケ「そ、そうかな?俺は全然平気だよ……1日しか経ってないから、勝手もまだわからないけど」
桜華「なら、昨日の朝のような目にあっていいと……そうおっしゃるのかしら?裸になって外に放り出されたのも、千早矢の暴走が原因なのでしょう?」
パワポケ「う……それは嫌だけど。でも、俺が説明した以外に、俺があそこであんな格好で倒れていた理由なんてないだろ?しかも、日誌を抱えて」
若葉「たしかにそうですね……」
パワポケ「ほらね?俺の言うこと、信じて欲しい」
桜華「……いえ。若葉、まだ別の可能性はありましてよ?例えば、パワポケが日頃から自分の学友と関係を持つ事を望み、日誌につれづれと書き連ねるほどの空想をする趣味を持ち、また露出狂の癖があり……」
若葉「夜な夜な河川敷の高架下まで日誌を持ち出して来て、じ、自分のせ、性欲を発散し……疲れて眠りにつく……あ、あああ!つ、辻褄が合う!ぴったり今朝の状況と一致します!」
パワポケ「いや、合わないから!俺は至ってノーマルだよ!」
128
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/31(日) 03:38:25 ID:pfVQrtiU
桜華「……信用できませんわ」
パワポケ「一ノ宮!お願いだよ!信じてくれよ!……はあ、はぁ」
パワポケ(くそっ……否定されると声を荒げちゃうな。こんな事信じろっていう方がおかしいから、一ノ宮の反応が普通だって俺もわかってるはずなのに……それにしても、なんか身体が熱くなってきたな……)
若葉(お、お姉さま。パワポケさまが可哀想です。お言葉ですが、私はパワポケさまの話をもう少し信じても良いかと……)
桜華(若葉。私は、最初からパワポケを信用してましてよ?最初に言ったでしょう?これはあくまでも時間稼ぎだと。別の世界というのを切り出された事には驚きましたが……彼が、酔狂でそんな話をするはず無いですもの)
若葉(お、お姉さま!流石です!正直、私は全然信じてなかったです!てっきりパワポケさまは、素晴らしい変態とばかりに……)
桜華(わ、わかば……言うようになりましたわね)
129
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/31(日) 04:03:43 ID:pfVQrtiU
パワポケ「はぁ……はぁ……」
桜華「おや……パワポケ、体調が優れないように見えますが、大丈夫かしら?」
パワポケ「い、いや……ごめん。身体が急に熱くてさ。息を整えたら問題無いと思うんだけど……」
若葉「パワポケさまにかけている毛布が分厚いのでしょうか?薄めの物と取り替えましょうか?」
パワポケ「ごめん。そこまでしてもらわなくても大丈夫、だと思うから……」
パワポケ(あ、あれ?おかしいな、すごいムラムラしてきた……や、やばい、勃起……あ!たっちゃった!か、隠さないと……できるだけ前屈みになって……)
桜華「パワポケ?どうしましたの?急にそんな肩を下げて……」
桜華(若葉。これは……)
若葉(ええ、お姉さま。柚子湯に入れた興奮剤が効いてきました。多分、すでに……大きくなられてる事だと……)
桜華(先ほどは警戒されてしまいましたが……今回は抜かりありません。できるだけ向こうから求めるように誘導致しましょう)
若葉(わかりました。手はずはどう致しましょう?)
桜華(なんとも都合の良い事に、先ほどの口ぶりからすると、今のパワポケは女性から触られる事に抵抗はないはず……プランBで行くわ!)
若葉(了解!お姉さま!アレを使うわ!)
桜華(ええ、良くってよ!)
130
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/31(日) 04:50:28 ID:pfVQrtiU
若葉「パワポケさま、お水をよそいましたので、の、飲まれてください!」
パワポケ「うん。ありがとう深草さん」
若葉「ふんっ!」パシャッ
パワポケ「えっ!?」
パワポケ(今、深草さんがカップの水を思い切り俺の身体に振り撒いた!?)
若葉「あ、あー!申し訳ございません!わ、私とした事がー!お水をこぼしてしまいましたー!」
桜華(若葉……なんと演技が下手なのかしら……)
パワポケ「こ、こぼしたのか。良いよ、自分で拭くから……って、拘束外してくれないと!」
若葉「あー!パワポケさまは手を出せない以上、私が拭くしかありませんー!今タオルでお拭き致しますー!」
パワポケ「いや外すだけで良いんだけど!?ちょ、深草さん!どこ触ってんの!そこ濡れたとこと違うって!」ジタバタジタバタ
桜華「……若葉、後は頼みましたわよ」グッ
若葉「あー!パワポケさまが来ている布団が邪魔で一向に拭けませんー!どかさせてくださいー!」
パワポケ「ちょ、深草さん!?ふ、布団ははいじゃダメだって……!あっ……!」ジタバタジタバタ
若葉「……おお……」
桜華「……こ、これが……」ゴクリ
パワポケ「……あああ……み、見られた……」ボッキ-ン!
131
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/31(日) 04:51:22 ID:pfVQrtiU
若葉「きゃ、きゃあああああ!なんですかそれ!私、そんなもの知りません!早く隠してください!」フリンフリン
桜華(パワポケを運ぶときに散々見ましたけどね、普通のものは……先ほどのはシーツ越しでしたので……な、生で殿方の大きくなったそれを見るのは初めてですわ)ジ-
パワポケ「ご、ごめん……こ、これは生理現象っていうか……わざとじゃないっていうか!」
パワポケ(ていうかさっき散々触ってたくせに無理があるだろその口振りは!?)
桜華「パ、パワポケ……それ、ここが神聖な理事長室であっての狼藉ですこと!?は、早く納めなさい!」
パワポケ「いや、納めたいっていうか隠したいんだけど拘束されてるから無理なんだって!?」
パワポケ(何が神聖だよ!さっきまでたくさんお菓子食ってたじゃんここで!普通の休憩室かと思うくらいくつろいでだよ!)
若葉「いやですいやです!そんな見せつけるように突き出さないでください!そんな事されたら、私、私、壊れてしまいます!」ジロジロジロジロ
桜華「この不埒者!例え殿方と言えど、淑女の前で自分の大きくなったそれを見せびらかすとは如何かと思いませんこと!?」ジロジロジロジロ
パワポケ「いや2人とも思いっきり見てるじゃん!深草さん顔近けすぎだって!身体逸らしても追尾してくるの怖いよ!あ、息吹きかけないで!」
パワポケ(これはなんだ!?俺は今なんのノリに付き合わされてるんだ!?)
132
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/31(日) 08:19:13 ID:pfVQrtiU
若葉「お姉さま!もう良いでしょうか?私、が、我慢できません!」ゴクリ
桜華「はしたないわよ、若葉!殿方からちゃんとお言葉を頂かないと……さて、パワポケ、演技はこれくらいにして……先ほどお薬を仕込ませていただけましたので、さぞお辛いことでしょう?それのご奉仕……私達2人に務めさせていただけませんこと?」
パワポケ「ご、ご奉仕!?そ、そんなことしなくて良いから!」
桜華「いけずですね……若葉、粗相のないように……」ダキッ
若葉「はいっ!」ダキッ
パワポケ「ふ、深草さん……一ノ宮……ダメだ……」
パワポケ(良い匂いが……すごい……2人の身体……あたたかい……俺の身体……熱い……)
桜華「ふふ、理事長室のソファーともなると、こうして3人並んでも広いですわね。ほら、背中はソファーに預けて、身体をつきだして……はあ、あつい……これが殿方の……」サスサス
パワポケ「一ノ宮!ダメだって……」
若葉「パワポケさま、私、殿方と手を握る事も初めてですので、こちらの手をギュッと握りしめて欲しいのですが……ダメでしょうか?」
パワポケ「だ……ダメだ……俺はチハヤがいるから……」
133
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/31(日) 08:20:01 ID:pfVQrtiU
桜華「千羽矢……?なぜそこで千羽矢が出てくるのでしょう?先ほどの説明では……”チハヤに身包みを剥がされ追い出された“とお聞きしましたわ……彼女ならやりかねないと……一度は納得したのですが……」フ-ッ
パワポケ「ご、ごめん!言ってなかったけど、チハヤと俺は恋人なんだよ!ちょ、ちょっと喧嘩しちゃって!で、でも!これ、浮気になっちゃうから!チハヤと約束したんだ!そういう事は誰ともしないって!」
パワポケ(流石にチハヤの秘密は言えない!ボカした言い方したのが、こんなところで仇になるんて!拒否に説得力がないぞ!)
若葉「恋人……どこまで関係を持たれたか、教えてくださいませんか?雨崎様とは、キスはされましたか?セックスはされましたか?」フ-ッ
パワポケ「き、キス……キスした。セックスは、さっきも言ったけど、お、俺は童貞でいないといけないから、してない」
若葉「では……これで対等というわけですね……んっ」チュッ
パワポケ「んっ!……」
若葉「ぷはっ……私の初めてのキス、如何でしょう?ふふ、手を繋ぐより先に、キスを済ましてしまいました。今日一日で、かなり進展してしまわれましたね。私とパワポケさまも」
桜華「もう……若葉、私を差し置いてずるいですわよ。パワポケ、舌を出してご覧なさい」
パワポケ「チハヤ……チハヤ……チハヤ……んぷっ!」
桜華「んにゅろ……んれ……んぷっ……」チュプチュプ
若葉「あら、お姉さま……長くないですか?」
パワポケ「ひはら……ひはら……れろ……」
134
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/31(日) 08:20:47 ID:pfVQrtiU
桜華「ぷふっ……ふう。初めてでフレンチキスをしてしまいましたわ。私、なんとはしたない……」
パワポケ(キス……甘い……甘すぎる……脳味噌溶ける……チンコ痛いほど勃起してる……抜きたい……抜きたい……)
若葉「パワポケさま、どちらのキスがお好みですか?」
パワポケ「チハヤ……チハヤ……チハヤ……助けて……助けて……んろっ!」
若葉「んろぉ……れろれろ……んべぇ……」シュププププ
パワポケ「んりゅ……ろれろれ……」
若葉「ぷはぁっ……まずは、頭の中の雨崎様が出ていかれるまでキスを続けましょうか。パワポケさまのペニスを触るのは、一旦おあずけでございます」
桜華「千羽矢……たった一夜で、そこまで思われて、羨ましいわね。でも、それはキスをしたからかしら?」
パワポケ「違う……違う……チハヤは……チハヤは……」
若葉「お姉さま。私、3人でキスをしたいですわ」
桜華「良いですわね。では、パワポケの口の中でつながりましょう」
パワポケ「……あ……りゃめ!……」チュチュチュチュチュチュチュチュ
若葉「ん……はぁ……るれるろ……」
桜華「るれ……ん……はぁ……ぷふっ」
135
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/31(日) 08:54:16 ID:pfVQrtiU
若葉「ぷはぁっ……パワポケさま、2人による口内ご奉仕はいかがでしょう?」
パワポケ「……あ……」ダラ-
パワポケ(甘い甘い甘い甘い抜きたい抜きたい抜きたい抜きたい抜きたい抜きたい抜きたい)
桜華「あら……涎を垂れ流しちゃって……薬が効きすぎているの?」
若葉「いえ……パワポケ様は、昨日の夜に家を出て……橋の下で倒れたというのですから……もしや、溜まっているのでしょうか?」
桜華「それは大変だわ。若葉、早くこちらのそれも処理してげないと……」スリスリ
若葉「しかし、私達は、ただいまパワポケさまに仕える身であるゆえ、ご命令をお聞きしなければならないかと思います」
桜華「ご命令……そうですわね。『してほしい』と言っていただかないと、私達は、ひたすらキスでお口をご奉仕するだけですわね」
パワポケ「…………」
136
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/31(日) 08:56:11 ID:pfVQrtiU
若葉「パワポケ様?再開してもよろしいでしょうか?」
パワポケ「……てほしい」
若葉「パワポケさま?」
パワポケ「……し、してほしい……」
桜華「あら……千羽矢の事はよろしいのかしら?」
パワポケ「…………」
若葉「お姉さま。パワポケさまにあまり意地悪をしてはいけません」
桜華「ふふ、申し訳ございません。ちなみに、キスはどちらの口がお好みでしたの?」
パワポケ「……ど、どっちも……」
桜華「つれない返事ですわね?」
若葉「では、パワポケさま。ペニスのご奉仕を開始させていただきますが……お姉さま」
桜華「ええ……んべぇ……」タラ-
若葉「パワポケさま。どちらのお口でご処理をなされたいか、お選びくださいませ……んれ……」タラ-
137
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/31(日) 09:27:46 ID:pfVQrtiU
パワポケ(ふ、ふたりが目を瞑って舌突き出して……涎垂らして、お、俺に選ばそうとしてる!い、異常すぎるこの光景……の、脳味噌おかしくなる……こんなの見せられたら!)
パワポケ「え……選べない……」
若葉「選べない……ふふ、お姉さま、お聞きしましたか?」
桜華「ええ。パワポケも欲張りですわね?」
若葉「まさか、2人共が良いだなんて……」
パワポケ「ち、違う!……」
桜華「では、ご命令通り、ご奉仕を開始させていただきますわ……若葉、どちらが良い?」
若葉「わ、私、玉玉に興味あります!ずっと舌でコロコロしてみたいって思ってましたので……」
桜華「で、では私は竿を……すぅ、はぁ……いやですわ……先っぽにいやらしい匂いがたまっていて……ドキドキしてしまいますわ」
若葉「すー、はー、すー、はー。す、すごい……玉玉の匂い……くさい……しかも、こんなにでっぷりしてる……パワポケさま、どれだけ溜め込んでおられたのですか?」
パワポケ「ずっと……抜いてない……ずっと……ずっと」
138
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/31(日) 13:04:25 ID:pfVQrtiU
若葉「で、では、パワポケさまが気持ちの良いご射精をされますよう……玉玉、誓いの口付けを致しますね」
桜華「あら、若葉。それは何の漫画の影響ですの?私も使わせていただくわ……パワポケ、あなたのそれ、口付け致します」
パワポケ「はぁ……はぁ……深草さん……一ノ宮……はやく……」
若葉「んちゅっ❤︎……じゅるるるずっぞぞぞんぱっ❤︎」
桜華「ちゅぷ❤︎……じゅぽっじゅぽっじゅぽっ❤︎」
パワポケ「うわああああ!!!出る!出る出る出る!!!」ドップゥゥゥウウビュルリビュルリビュルリビュルリビュルルルルルルルルルビュルルビュルビュ-!
パワポケ(ぎもちいいいいい!の、脳みぞぎれる!!じゃぜいじぬうううううう!!!いぐううううう!!!)
桜華「……!?んぐぅ!?」ダババババババ
桜華(ちょ、早っ!?量、受け切れな……おごっ!?)
若葉「ぷはっ……す、すごい量……そ、そんなに気持ちよかったんですか?」
パワポケ「出る!出る!出る!」ビュッビュッビュッビュ-
桜華「おぐっ……むぐっ…こほっ!けほっ!」
桜華(ま、まだ出すんですの!?の、飲みきれませんわ!?)
パワポケ「はぁ……はぁ……はぁ……」ヘトヘト
パワポケ(き、気持ち良すぎて、腰、抜けた……ずっと射精我慢してたから、頭おかしくなるかと思った……)
若葉「お姉さま……私にも……んっ!こくっこくっこくっ….」
桜華「わかふぁ……んむっ……れろ……ゴクッゴクッ」
パワポケ(2人……キスしながら、俺の精液飲ませあってる……口から糸引きまくってる……エロい……)
139
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/31(日) 13:32:51 ID:pfVQrtiU
桜華「ぷはぁっ!ちょっと、パワポケ……早くありません事?私、まだまだ堪能しておりませんのよ?」
パワポケ「ごめん、刺激が強すぎて……昨日から我慢してたから……」
桜華「いえ、不貞は許しませんわ!ほら、あなたが出した精液……あなたも少しは飲みなさい……んれろっれろっ」チュピチュピチュピ
パワポケ「ぷふっ……いひのには……らめ……んれろれろっ……」
桜華「しゅき……パワポケ……しゅき……」チュチュチュチュ
若葉「ふふ、お姉さま、そんなに激しいキスをされて……では、私はパワポケさまのペニスをお掃除致します……はむっ!じゅぷ、じゅぷっ、じゅぷっ……」
パワポケ「ふふぉ……!?」
パワポケ(キスとフェラ……同時に!?ダメだ……もう何も考えられない……考えたくない……気持ちいい……気持ちいい……)
パワポケ「んちゅる……んちゅ……」
桜華「はぁ……んちゅ……んはぁ……ちゅぱ……」
若葉「じゅる……れろれろれろ……じゅっぽ、じゅっぽ、じゅっぽ、じゅっぽ……」
140
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/31(日) 14:23:54 ID:FiqH6OoY
とんでもない大作になっててなんだこれは・・・
いいゾ〜これ
141
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/31(日) 14:49:04 ID:pfVQrtiU
パワポケ「はぁ、ひもちひい……」
桜華「ちゅぱっ……ふう、まったく、だらしのない顔をしていますわよ?若葉の口がそんなに良いのかしら?」
若葉「じゅぽっ、じゅぽっ、ぷはぁ……パワポケさま、私のお口ご奉仕、如何でございますか?日頃より、ディ、ディルドを使って練習していたのですが……」
パワポケ「気持ちいい……チンコ溶けそうなくらい……」
若葉「良かった……ありがたきお言葉です。では、感謝を込めて吸わせていただきます。じゅぽっ!じゅぷぷぷぷっ!」
パワポケ「うわぁ!バキュームやばい!」
桜華「わ、若葉……やけに自信があると思ったら……そ、そういう事だったのね……わ、私も負けてられませんわ!ほら、パワポケ、舌を突き出しなさい!」
パワポケ「……んべえ……」
桜華「だいぶ素直になってきましたわね……んべえ……れろれろれろれろっ……」
142
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/31(日) 14:49:48 ID:pfVQrtiU
パワポケ「あー……れろれろれろれろ……」
桜華「ぷはっ!……そういえば若葉、殿方と致すときにつけるあれ……どこに置きましたっけ?」
若葉「じゅぽ……ふう、お姉さま、コンドームの事でございますね?それなら、入り口横の買い物袋に4箱入ってますので……私が取ってきます」
パワポケ「ちょ、ちょっと待って!コ、コンドーム!?それはダメだって!?」
桜華「あら、何がダメなのかしら?あなたのここはこんなにも大きくなっているというのに……」ツンツンツン
パワポケ「い、言ったじゃないか!?俺は、別の世界から来てて……童貞を卒業したら戻れなくなるかもって……」
桜華「ああ、はい。聞きましたが……しかし、私達には関係のない事ですわよ?ここにいるパワポケが、パワポケであるということには何も変わりはないですもの」
若葉「お姉さま、持ってきました。箱開けますね。ああ、こ、これがコンドーム……け、結構、小さいですね……」
パワポケ「待って待って!嘘!?待って!お願い、それだけはやめて!」ジタバタジタバタ
桜華「ふむ、ここを破ればいいのかしら……あら、中身が出てきたわ。は、派手な色をしているのね……はい、若葉、つけなさい」
若葉「パワポケさま。あまり暴れられては困ります。あ、説明書が……ペニスにつけるには……なるほど、被せる向きがあるのですね」
143
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/31(日) 14:50:55 ID:pfVQrtiU
パワポケ「ま、待って!そ、そうだ!濡れないと入らないんだよ!い、痛いし!気持ちよくないよ!」
若葉「それなら、ご安心くださいませ。お姉さま、アレをやるチャンスが……」
桜華「ふふ、パワポケ。濡れないといけない……そうおっしゃいましたわね?」
パワポケ「う、うん。無理矢理やると、処女なら、血も出るし、こ、怖いよきっと!」
若葉「パワポケさま。大変はしたない事ではありますが……」スッパサッ
桜華「……スカート越しにショーツを脱ぐの……変な感じですわね……」スススッ
パワポケ「ふ、2人とも、何をしてるんだ!?」
若葉「スカートをたくしあげますので……ご確認くださいませ。私達、すでに濡れております」フワァ
桜華「お慕い申している殿方とあのような行為をして興奮しないほど……淡白ではございませんの」フワァ
パワポケ「はあ……はぁ……ふ、ふたりとも……」ゴクリ
パワポケ(ま、マンコ……見せつけるなんて……そんば……き、綺麗だ……)
144
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/31(日) 17:18:30 ID:pfVQrtiU
桜華「ん……若葉、あなた、無毛にされていますのね」
若葉「ぎ、ぎく……パ、パワポケさま!子供っぽいですかね!?」
パワポケ「はぁ……はぁ……」ゴクリ
パワポケ(マンコ……ふたりのマンコ……柔らかそうで……綺麗なピンク色で……目が離せない……)
若葉「こ、興奮されてます?パイパンもオッケーという事でしょうか?」
桜華「あらあら、目が血走っておりますわよ?拘束をしてなければ、今にも襲われてしまいそうですわね?」
桜華(しかし……若葉が無毛にしていたら、相対的に私は剛毛のように思われてしまうのかしら……?薄めにしたつもりではあるのだけど、し、失敗だったかしら)
パワポケ「お、俺は……俺は……」
若葉「パワポケさま。私達のヴァギナでも、ご奉仕させていただけますでしょうか?未熟な処女ではございますが……この身を振り絞ってお射精に導く所存でございます」
桜華「パワポケ、貞操を捧げるなら、初めからあなたと決めておりました……手段はかなり悪質でしたが、この気持ちに偽りはありませんわ」
パワポケ「だ……ダメだ!俺は元の世界に戻るんだよ!しないよ、セックスは!」
145
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/31(日) 17:20:52 ID:pfVQrtiU
桜華「千羽矢のためではなくて?浮気になるからではなく、元の世界に帰りたいからしたくない、という事なのですの?」
若葉「それって……なんだか雨崎様がかわいそうです。雨崎様は、パワポケさまが好きとおっしゃっていたのに、パワポケさまには、添い遂げる意思はないのでしょうか?」
パワポケ「そ、それは!チハヤが好きなのはこの世界の俺だろ!?お、俺は別だ。俺にも元の世界があって、俺の世界のチハヤや一ノ宮、深草さんがいるんだよ!一ノ宮だって、この世界の俺が好きなんじゃないのか?」
桜華「いえ……言ったでしょう?私からしたら、パワポケはパワポケよ。ただちょっと、女性に対して下心の働きやすくなった存在という事でしたら……むしろ、そちらの方が都合が良いまでありますわ」
パワポケ「そ、そんな!こ、この世界の俺は!?」
若葉「パワポケさまは、パワポケさまです。あ、そうだ。こういうのはどうですか?昨日みた本に、『フェラチオジェスチャー』というのがあったのですが、こうやって、手で輪っかを作って、舌でれろれろれろ……」
パワポケ「ふ、深草さん!その仕草はダメだ!やばい!エロすぎるから!深草さんがそういう事するの、ギャップがヤバいんだよ!」
桜華「そちらの世界の私は、こういう事をしてくれるのかしら?」コスコスコスコスコスコス
パワポケ「ああっ!ダメ!いじっちゃダメ!」
146
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/31(日) 17:22:02 ID:pfVQrtiU
若葉「私、先ほどから思っていたのですが、パワポケさまの反応からすると、私達のように、異性に対して多大な興味がおありなのですよね?それなら、パワポケさまにとっては、この世界は大変ではなくて、むしろ、天国にさえ近いのではないですか?」
パワポケ「そ、そんな事ない!じ、地獄だよここは!だ、だって、お、女の子が……女の子と……」
若葉「パワポケさま。私、あなたのご命令とあれば、どんなご奉仕でも可能でございます。例えば、お尻の穴をひたすら舐めるのだって、私にとっては喜ばしい事なのですよ?」
パワポケ「……そ、そんなこと……」ゴクリ
桜華「あら、今、生唾を飲み込んだかしら。若葉、やって差し上げなさい」
若葉「はい、お姉さま。それでは、し、失礼いたしますね……れろっれろっれろっ」
パワポケ「深草さん!汚いよそんなとこ!な、舐めちゃダメだって!」
桜華「勘違いしないでくださいね。私達とて、誰でも良いというわけではなくて、パワポケだからこそ、こんな風に尽くしたい思っておりますの」
若葉「美味しいです……舌の動き、早くしますね……りょりゅりょりゅりょりゅ……」ピチャピチャピチャピチャピチャピチャ
パワポケ「う、うわあ!き、気持ちいい!」
パワポケ(く、狂ってる……こんなの間違ってるって!)
147
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/31(日) 17:40:18 ID:pfVQrtiU
桜華「パワポケ。では、こうしましょう?私か、若葉か、どちらで童貞を捨てるか、選びなさい」
パワポケ「だ、だから、俺はどっちともしないって……!」
桜華「それなら……足の拘束は外してあげますので、このまま帰っていただいて結構ですわ」
パワポケ「お、俺の言うことわかってくれたのか!?」
桜華「あなた、その格好でここを出るつもりなのかしら……?裸ん坊のままで……」
パワポケ「……あの、ふ、服は……!?」
桜華「あら、ここに紳士服があるとでも?……でも、流石にかわいそうですわね、私のショーツでも履いて帰りますか?」
パワポケ「……お、脅してるのか!この神桜分校で裸の男がいたら問題が起きる!そうなったら、困るのはお前達なんだろ!?」
桜華「いえ……問題は起きません。あなたは、ここでは有名人ですから。更に言えば、あなたがこの神桜分校を無事に出られるとは思いませんわ。ここの生徒の性欲の強さは、折り紙付きとも言えますわよ?」
パワポケ「……!お、俺……犯されちゃうの?ここを出たら……」
桜華「まあ、各々好みの差はあれど、熟した実を前に落ちてくるまで待つ者はおりませんわ。それを大きくしたままでは……どうなることか、わかりませんことよ?」
パワポケ「あ……ああ……あああ……」
若葉(ぷはっ……お姉さま、流石にそれは過言ではないでしょうか?そんな野蛮人のような方が神桜におられるとは思いたくないのですが……)
桜華(ひかえなさい、若葉。今のパワポケは実態を知りませんわ。この程度の事でも意識を誘導する事は可能よ)
148
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/31(日) 17:43:17 ID:pfVQrtiU
華「もとより、あなたをここに運んだ時点で、こうする事は確実でしたわ。あなたがあそこで裸で倒れていたのは、私への天啓……もし痴女に犯されていたのでしたら、慰めるつもりではありましたが……選ばせるのは、私達の温情でもあるのですよ?」
パワポケ「お、俺は……!」
若葉「パワポケさまのご回答をいただくまで、ひたすらご奉仕に務めさせていただきます。コンドームを12個使い切るまでにご回答いただくのが一番でございますが……」
桜華「無くなったら、ジャンケンでもしましょうか、若葉?」
若葉「いえ、先にパワポケさまをたくさんご満足させた方が童貞をいただく……というのは如何でしょう?」
桜華「あら、若葉。まさか、私に勝負を仕掛けてきているつもり?」
若葉「お、お言葉ですが、た、例えお姉さまといえども、パワポケさまの初めては、私がいただきたい所存でございます……」
桜華「あら、選ぶのはパワポケよ?気が早いんじゃなくて?ねえ、パワポケもそう思いますわよね?」
パワポケ「た、助けて……誰か……!助けて……!」
149
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/31(日) 20:06:51 ID:pfVQrtiU
ビ-ビ-ビ-ビ-
パワポケ「お、俺の携帯!鳴ってる!」
パワポケ(す、救いだ!この電話に出て、助けを呼べば!)
若葉「お姉さま、いかがいたしましょう」
桜華「どれ……あら、冴花からですわ。パワポケ、出たいかしら?」
パワポケ「お、お願いだ!出たい!電話に出させてくれ!」
若葉「パ、パワポケさま。もしや、電話に出たら、木村様に助けを呼ぼうなどと考えておりますか?」
パワポケ「ち、ち、ち、違うよ!そんな事ない!絶対違う!」
桜華「パワポケ……顔に書いてありますわよ。では、このまま着信が終わるのを待ちましょうか。それが開始の合図ということに致しましょう」
パワポケ「お願いだ!出させてくれ!電話に出させてくれ!」
150
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/31(日) 20:08:26 ID:pfVQrtiU
シ-ン
桜華「着信が終わってしまいましたわ?」
若葉「邪魔が入らないよう、電源を切っておきますね」
パワポケ「ま、待って!待ってくれ!?木村!木村!?そんなぁ!?」
桜華「パワポケ、今は私達を見なさい。こんなにも大きくなったそれ……尽くして差し上げますのよ?」
若葉「パワポケさま。お慕い申しております。今日だけではなく、これからもずっと……私には、その覚悟がございます」
パワポケ「だ、ダメだ……!俺、もう何もできない……」
桜華「諦めたなら、この桜華を選びなさい。あなたの身体、隅々までキスしましてよ?」
若葉「いえ、この若葉めをお選びください。お尻の穴、ふやけるまで舐め尽くさせていただきますよ?」
パワポケ「チハヤ……みんな……ごめん……」
151
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/31(日) 20:17:33 ID:pfVQrtiU
ゴォ-ッ
バリ-ン!
若葉「えっ!」
桜華「何事!?」
パワポケ「な、なんだなんだ!?窓ガラスが割れたぞ!?」
パワポケ(昨日といい今日といいよく割れるな!?)
ポフンドスン
桜華「これは……人の腕?」
『展開された百の腕のひとつが、目標を見つけた。状況No.69に該当』
若葉「お姉さま、窓の向こう!何かが来ます!」
桜華「あ、あれはいったい!?」
パワポケ(な、なんだ!?窓の向こうから女の子が猛スピードで突進してきてる!?)
ガシャ-ン!
ジナイダ「オジョー様。“マイフェイバリットだーりん”を発見したぞ。何やら下半身を露出した女2人とよろしくやっているようだ」
『何よそれ!?すぐに連れてきて!女の人はいいから!とっちめてやる!』
ジナイダ「了解。状況を開始する」
152
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/31(日) 20:18:31 ID:pfVQrtiU
パワポケ「うわあああ!俺に向かってきた!」
若葉「パ、パワポケさまに、変な女の子が!?」
桜華「若葉、壁のバズーカを!」
若葉「はい、お姉さま!そこの者!これでもくらいなさい!」ボヒュン
ジナイダ「むっ?ペイント弾?殺傷能力は0、子供のおもちゃか」ブシュ-
若葉「きゃっ!?」ベチャッ
桜華「若葉!大丈夫!?」
ジナイダ「服を汚すとオジョー様に怒られるのでな。破裂する前に弾き返してもらった」
パワポケ「な、な、何が起きているんだ……?」
ジナイダ「おい、オマエ。裸でナニをしていた。拘束プレイか?ちょうどいい、このまま引っ張り上げるぞ」グイッ
パワポケ「うあああああああ!!!」ゴオ-ッ!!
若葉「パ、パワポケさまー!」
桜華「あ、おいこら!待て!待てよ!おい!」
153
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/31(日) 20:58:51 ID:pfVQrtiU
ゴォ-ッ!
パワポケ「お、俺、裸のまま空飛んでるよ!寒い!めちゃくちゃ寒い!」
ジナイダ「この程度の温度なら人体への影響はない。このまま目標地点まで最短距離で飛行する」
パワポケ「き、君は一体誰なんだ!?飛んでるようだけど、ロ、ロボット!?」
ジナイダ「むっ?おかしな事を聞くな。オマエ、ジナイダのことを忘れたのか?」
パワポケ「じ、ジナイダ!?君、ジナイダなの!?」
パワポケ(き、金髪の、メイド服を着た女の子が、あのジナイダなのか!?)
『ジナイダさん!パワポケくんは無事!?』
ジナイダ「オジョー様、ミッションは成功だ。今から連れて帰る」
パワポケ(木村の声が聞こえる……電話したとき、すでにジナイダを使って探してくれていたのか)
パワポケ「って!待って!俺、今裸なんだよ!こんな姿のまま木村の前に行けるかよ!」
『私は大丈夫よ。だから安心して帰ってきて、パワポケくん❤︎』
パワポケ(な、なんだろう。木村の声色に恐ろしさを感じるぞ!?)
154
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/31(日) 21:11:46 ID:2ACy6/zY
やっぱりボスラッシュじゃないか...
155
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/31(日) 23:40:08 ID:pfVQrtiU
ジナイダ「着いたゾ」シュウウウウ
パワポケ「あれ?ここ俺の家の2階のベランダ?」
ガララ
冴花「パワポケくん、大丈夫だった!?」ダキッ
パワポケ「わっ!木村!なんで俺の家にいるんだ!?」
パワポケ(だ、抱きついてきた……)
冴花「そんなの、この部屋を見ればわかるでしょう?」
パワポケ「え……あ、そうか!」
パワポケ(昨日、チハヤが触手で家をめちゃくちゃにしちゃったんだったな)
ジナイダ「まるで、日本刀を持った集団が乱暴に暴れ回った後のようだな」
冴花「家に来た時、ドアは開いているわ、二階の窓ガラスは割れているわ、部屋はめちゃくちゃに荒らされているわで、誰もいなくて。それで、私、パワポケくんが誘拐されたのかと思って電話したら、繋がらなかったから……」
パワポケ「ジナイダに助けを呼んでくれたんだな。助かったよ」
ジナイダ「オマエは運がいい。ジナイダはちょうど別件でここら一帯の捜索をしていたところだ。オジョー様からの連絡で、すぐにオマエが見つかったゾ」
パワポケ「別件?」
ジナイダ「チハヤと言えば、オマエにもわかるだろう」
パワポケ「チハヤ!?そ、そうかあいつ、まだ見つかってないのか?」
冴花「その口ぶりだと、さっきあなたといた相手は、妹さんじゃないのね」
156
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/31(日) 23:41:10 ID:pfVQrtiU
パワポケ「え?」
冴花「別に。それよりあなた、何があったの?どうして裸なの?なんで他の女といたの?説明してくれる?」
パワポケ「う、うん。そんないっぺんに聞かないで。木村にもわかるように、少しづつ話すよ」
冴花「じゃあ、お風呂場行きましょ?お風呂沸いてるから。ちょうど裸だからすぐ入れるわね」
パワポケ「え!?き、木村と入るの?」
冴花「?何当たり前の事を言ってるの?私が洗わないと、他の女の匂いが落ちないでしょ?」
パワポケ「お、俺たちそんな関係だっけ?」
冴花「今更恥ずかしがってるの?私達はもう夫婦じゃない。ねえ、ジナイダさん?」
ジナイダ「うむ。オシドリフーフといえば、オジョー様とオマエの事だな」
パワポケ「え?え?え?ど、どういうこと!?」
157
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/31(日) 23:42:56 ID:pfVQrtiU
冴花「パワポケくん、痒いところない?」モニュモニュ
パワポケ「う、うん……」
冴花「シャワーのお湯加減どう?熱かったら言ってね?」モニュモニュ
パワポケ「う、うん……」
冴花「もう、さっきから空返事ばっか。ちゃんと聞いてるの?」モニュモニュ
パワポケ(……なにごと!?なんで俺木村に自分の身体洗ってもらってんの!?しかもなんで木村は自分の胸をスポンジ代わりにしてるの!?木村のおっぱい柔らかすぎて色々ヤバいんだけど!)ボッキ-ン
冴花「パワポケくん、そろそろ話してよ。時系列的に言うと、まずはあの部屋の事からが良いのかな?」ムニュムニュ
パワポケ「う、うん……ちょっと待ってて。呼吸整えるから」
冴花「いいよ。頭の中で整理ついたら話してね」ムニュムニュ
パワポケ(……いやいやいやムリムリムリ!整理なんかつかない!理性で抑えるのに必死だよ!あまりに自然に連れてこられたから途中一瞬本当に夫婦なのかと疑ったけどやっぱそんな記憶ない!そもそも木村って呼んでるし!)
ジナイダ「……」ジ-ッ
パワポケ(そしてなんでジナイダは湯船に浸かってるんだよ!ちっちゃいおっぱい丸見えだよ!人間の女の子にしか見えないから普通に興奮しちゃうよ!というかロボットが入って大丈夫なのかよ!)
ジナイダ「ジナイダの防水加工は完璧だ。膣内に精子を入れてもショートすることはない」
パワポケ(誰も聞いてないよ!心読むなよ!)
158
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/02/01(月) 15:20:12 ID:k3MZloM6
パワポケ13って何年前のゲームだったっけ?
159
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/02/01(月) 16:04:09 ID:kC2KxMgw
ジナイダいいね
160
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/02/02(火) 02:19:52 ID:UY6xQpbw
御影くんすごい大変そう
161
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/02/02(火) 14:14:40 ID:zkFDJzVc
見ているぞ
162
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/02/02(火) 15:15:37 ID:EKr8iOsc
草
163
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/02/02(火) 15:16:44 ID:sD5UUcHE
草
164
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/02/02(火) 19:46:35 ID:fXp2XWvE
お前を俺は見ているぞ
165
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名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/02/02(火) 22:11:01 ID:JeoHbxP6
冴花「パワポケくん。腕洗うから伸ばして」
パワポケ「う、うん。こう?」
冴花「はい、左腕からね。むにゅむにゅむにゅ……」ポフポフポフコリコリコリ
パワポケ「お、うぉおおおお!?」
パワポケ(乳首!乳首!めっちゃ当たってる!気持ちいい!おっぱい柔らかい!でかい!ふわふわする!)
冴花「もう……大袈裟じゃない?そんな気持ちいい?もっとやって欲しかったら言ってね」ポヨンポヨン
パワポケ「も、もっと?」ゴクリ
パワポケ(もっとって事は一番気持ちいいところも……いやいや、ダメだって!木村との関係を確認しないと!いやその前にチハヤが……)
冴花「ねえ、さっきの話、整理ついたの?」フワンフワン
パワポケ「え?あ、ああ……」
冴花「話して。あの部屋のズタズタのされ方、私は見たことあったの。雨崎さん家の妹さん絡みなんでしょ?」ポヒンポヒン
166
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/02/02(火) 22:17:34 ID:JeoHbxP6
パワポケ「そ、そうか、木村はチハヤの身体の事知ってたんだな」
冴花「ええ。私達が病院から助けた後、容態がおかしくなって、触手が生える身体になっちゃった……というお話だったわね」
パワポケ(よし。この世界の木村も、俺の世界で起きた事と同じ体験をしている。一ノ宮達と違って、直接言っても理解が早いだろう)
パワポケ「昨日の夜、チハヤと一緒にいたんだけど……その時、チハヤのもう1人の人格が暴れ出したんだ」
冴花「もう1人の人格?……って、触手の方のって事?」
パワポケ「うん。チハヤは、自分の身体から触手が生えるようになって、『女の子』の人格と『怪物』の人格の2つに別れた。それで、ときどき怪物の方の、凶暴な人格が表に出るようになったんだ」
冴花「それじゃあ、妹さん、その怪物の人格に切り替わったって事?」
パワポケ「ああ。昨日の夜、怪物のチハヤが家で暴れ出して、俺はチハヤから逃げるようにして家を出た。これが、玄関のドアが開けっ放しだったり、窓ガラスが割れて、俺の部屋があんなになっていた理由だ」
冴花「パワポケくん、逃げられたの?私はてっきり、妹さんがあなたを誘拐したのかと思ったわ……」
パワポケ「誘拐!?いや、全然違うよ。確かに、あの部屋を見ると紛らわしいけどね」
冴花「ふうん……パワポケくん、妹さんは怪物になってからあなたの部屋に来たの?それとも、あなたの部屋で怪物になったの?」
パワポケ「俺の部屋からだけど……木村、それがどうしたか?」
冴花「呼んだのね、部屋に……あなたの部屋に。妹さんを……」
パワポケ「え、ああ、呼んだっていうか……勝手に来たっていうか……」
167
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/02/02(火) 22:22:34 ID:JeoHbxP6
パワポケ「……俺はチハヤから逃げ延びた後、高架下に隠れて、気絶した。その後、倒れた俺を助けてくれた人がいて、今まで介抱されていたんだ」
冴花「もしかして、その助けたって人が、さっきあなたといたっていう女?」
パワポケ「う、うん……」
冴花「それで、これが一番重要だけど….パワポケくん、あなた、どうして裸だったの?」
パワポケ「そ、それは……い、いろいろ込み入った事情がありまして……」
冴花「言えない事?」
パワポケ「言えないわけじゃないけど……そ、そのー……」
パワポケ(いやいや、言えない!言えるわけない!裸だったのはチハヤの時からで……その2人に捕まって……何をしていたか……なんて言えるわけがない!)
冴花「ジナイダさん。誰と何があったか言って」
ジナイダ「神桜分校の理事長室だ。青髪の女と黒髪の女。どっちも太ももまでパンツをおろしていた。やる寸前だな。ついでにコイツは裸で緊縛されていた。趣味か?」
パワポケ「ジ、ジナイダ!的確な状況説明はやめて!あってるけど、あってないから!」
冴花「へー……理事長室ねぇ……桜華と、後はいつも彼女にひっ付いてる、深草若葉って子?」ギュウウウウウ
パワポケ「痛い痛い痛い!抱きしめないで!木村、当たってるって!」
冴花「当ててるの!パワポケくん、どうして私がいながら浮気をするの?飽きちゃった!?私のこと飽きちゃったの!?」
パワポケ「う、浮気って……」
168
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/02/02(火) 22:25:54 ID:JeoHbxP6
冴花「浮気よ浮気!妹さんの事もそう。夜に部屋に呼ぶなんて信じられない!」
パワポケ「チ、チハヤとはなんでも無いって……」
パワポケ(って俺はなんで取り繕ってるんだ!?むしろ、どっちかというとチハヤとあって、木村にはないだろ!?)
冴花「嘘つき!あなたの部屋で人格が切り替わったなら、何か変わるキッカケがあったんじゃないの?あの子、そんなに情緒不安定だっけ?」
パワポケ「きっかけ……?」
パワポケ(……そういえば、無我夢中で逃げたから、考えてなかったけど……どうしてチハヤはいきなり怪物の人格が現れたんだ?……ダメだ。あの時は焦っていたから、チハヤが何を言っていたか思い出せない。何かをつぶやいて、急に変わったように見えたけど……)
冴花「考え事?いいわ、こっちも当ててあげる。あなたに愛人関係の解消を切り出されて、あの子が無理やりにでもあなたに襲いかかったんでしょ!?」
パワポケ「あ、愛人って……そもそも付き合ってすら無いって!ま、まあ襲われかけたのは本当だけど……」
パワポケ(木村はチハヤの秘密も知ってるし、部屋も見てるし、ここは誤魔化しが効かないよな……まあ、事実だから否定しようもないけど……)
冴花「そうでしょ!?あなたと関係を続けようと、迫ったんじゃないの!?」
パワポケ「……」
パワポケ(……そうだ。あの怪物のチハヤは、俺とセックスをしたがっていた。考えてみるとなんでだろう?チハヤ自身は、『俺の童貞を捨てられない』という言葉を受け入れてくれたはずだ。あれは、怪物を通じて出たチハヤの本音?あるいは……)
冴花「パワポケくん!聞いてるの!?」
パワポケ「え、ああ、聞いてるよ……」
冴花「嘘!全然聞いてない!私の言葉、さっきから上の空じゃない!」
ジナイダ(蚊帳の外だな。ジナイダ的には、肩までゆっくり浸かれるから良いが……暇つぶしに、ヒヨコでも浮かべるべきだったな)ジャプジャプ
169
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/02/02(火) 22:36:19 ID:JeoHbxP6
パワポケ「そ、そうだ。さっきから思ってたんだけどさ、木村。そもそも俺たち付き合ってたっけ?」
冴花「ひ、ひどい……お腹にはあなたの赤ちゃんもいるのに……!」
パワポケ「え!?う、う、嘘だろ!?」
パワポケ(ま、まさか!?この世界の俺って、そこまで木村と関係を持っていたのか?木村だって昨日は全然そんな素振りを見せなかったじゃないか!)
冴花「嘘だなんて……もう五ヶ月よ。昨日だって蹴ったんだから。ほら、触ってよ。お腹だって大きくなってるでしょ!?」
パワポケ「ひぃ!?……ってあれ、大きくなってないじゃないか。むしろスレンダーなくらいで、別に普通の大きさだぞ?」サワサワ
パワポケ(あっさり触っちゃったけど、俺、すごい事してるな……木村のお腹、エロい……)
冴花「あれ……本当だ……なんで……うそ……うそ.…」
パワポケ「き、きむら?お前大丈夫か?なんか変な物でも食べたか?」
冴花「……あれ?あれ……あれ?パワポケくん、今私たち、何歳だっけ?」
パワポケ「は?高校3年生だから、お互い18歳だろ」
冴花「……18歳?おかしい。学生結婚だったっけ?色々デメリットも多いのに、どうしてそんなの選んだのかしら……?」ブツブツ
パワポケ「ほ、本当に大丈夫か?」
170
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/02/02(火) 22:41:36 ID:JeoHbxP6
冴花「……パワポケくん、あなた、私との初夜を覚えてる?」
パワポケ「初夜!?木村、聞いてくれ!俺は童貞だよ!」
冴花「嘘……童貞?あの蜜月の夜は?そっと優しく抱きしめてくれて、情熱的なキスを交わした思い出は?」
パワポケ「木村の言ってる事よくわからないけど……『木村』って呼び方に違和感持たないのか?少なくとも、俺は結婚したならお前のことは冴花って呼ぶぞ?」
冴花「……木村。木村……きむら……どうして苗字?お腹……お腹もおっきくなってない……あ!……あああああ、ジナイダさん。私、またやってしまったのね……」
ジナイダ「うむ。1時間12分45秒。この家に来てからがスタートだ」
冴花「家のひどい様子を見て、錯乱しちゃったのね、きっと……」
パワポケ「な、なに?全然話がわからないんだけど……」
冴花「パワポケくん、ごめんなさい……今あなたと私、21歳の新婚夫婦の想定でいたわ」
パワポケ「21!?どういうことだよ!?」
ジナイダ「オジョー様は今、オマエとのフーフごっこでソーゾーニンシンをしていた。別の日には、つわりも引き起こしていたぞ」
パワポケ「夫婦ごっこ……?想像妊娠……?」
パワポケ(……こわっ!?なんだよそれ!)
171
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/02/03(水) 00:23:40 ID:yHxRS7Mg
冴花「……あのね。元々熱中しやすい性格なのはわかってたんだけど、ここ最近は、ふとした瞬間から、あなたとの関係を誇大に考えるようになったのよ」
ジナイダ「今のオジョー様は、想像力が過敏になっている。発生と経過時間はまちまちだが、兆候は、オマエの言動や、関連する事象がきっかけで起きているぞ」
パワポケ「妄想!?木村、もしかして今さっきまで妄想で動いてたの!?」
冴花「も、妄想って言わないで……パワポケくんに切り捨てられると、すごく悲しいわ……」
パワポケ「ご……ごめん……」
パワポケ(なんで謝ってるんだろ、俺……)
冴花「今までも、危ない橋を渡る事は幾度もあったみたいなんだけど……まさか、自分がここまで直接的な行動に出るとは思わなかったわ……」
ジナイダ「まあ、“だーりん”の家にいて、目の前に”だーりん“が裸で現れたからな。むしろ、なんの疑いもなく風呂にまで連れてこられたオマエの方が驚きだな、このムッツリめ」
パワポケ「な、なんでそんな冷静でいられるんだよ2人とも!?俺には今何が起きているのか全くわからないよ!?」
172
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/02/03(水) 00:26:21 ID:xR3DN0yw
BADエンドで孕んでるんだよなそういや
173
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/02/03(水) 00:52:43 ID:PCLTXAao
ポケ13ってこわい子しかいないの…?
174
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/02/03(水) 06:23:43 ID:yHxRS7Mg
冴花「……あのね。元々熱中しやすい性格なのはわかってたんだけど、ここ最近は、ふとした瞬間から、あなたとの関係を誇大に考えるようになったのよ」
ジナイダ「今のオジョー様は、想像力が過敏になっている。発生と経過時間はまちまちだが、兆候は、オマエの言動や、関連する事象がきっかけで起きているぞ」
パワポケ「妄想!?木村、もしかして今さっきまで妄想で動いてたの!?」
冴花「も、妄想って言わないで……パワポケくんに切り捨てられると、すごく悲しいわ……」
パワポケ「ご……ごめん……」
パワポケ(なんで謝ってるんだろ、俺……)
冴花「今までも、危ない橋を渡る事は幾度もあったみたいなんだけど……まさか、自分がここまで直接的な行動に出るなんて……」
ジナイダ「まあ、“だーりん”の家にいて、目の前に”だーりん“が裸で現れたからな。むしろ、なんの疑いもなく風呂にまで連れてこられたオマエの方が驚きだな、このムッツリめ」
パワポケ「な、なんでそんな冷静でいられるんだよ2人とも!?俺には今何が起きているのか全くわからないよ!?」
冴花「冷静……いえ、異常な光景すぎて、一周回って頭が落ち着いちゃったのね、私。……ふう。パワポケくんの、実物は想像よりたくましくて、案外グロテスクなのね……」ジ-ッ
パワポケ「マジマジと見つめるなよ……お、俺だって木村の裸を見たのは初めてだよ!お前、自分が何をやってたか気づいてなかったのか?」
冴花「え……きゃあ!パ、パワポケくん、み、見ないで……」サッ
パワポケ「なんで今になって恥ずかしがるんだよ!ずっと俺におっぱい押し当ててたのに!」
ジナイダ「ジナイダ的には、ハジライは必要不可欠だと思うが……空想があまりにも行きすぎて、役所に届出を提出すと色々とまずいので、その時はジナイダがオジョー様にアロマを吹きかけて目を覚ましているぞ」
パワポケ「出したりしちゃうの!?届出を!?」
パワポケ(こわい!?何がどうとかじゃなくて、ただただ木村が怖い!怪物のチハヤなんて目じゃないほど怖い!)
冴花「パ、パワポケくん。せっかくだし、ゆっくりお風呂に入る?か、体洗ってあげるのは恥ずかしくなっちゃったけど……」
パワポケ「い、いや、ダメだよ。付き合ってもない男女が一緒にお風呂なんて……」ビンビン
ジナイダ「これを口では言ってるが、身体は正直、と言う」
175
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/02/03(水) 07:39:02 ID:yHxRS7Mg
冴花「パワポケくん。私、あなたのことが好きよ。パワポケくんは、私の事、なんとも思ってないけど……それでも私はあなたの事が好き」
パワポケ「なんとも思ってないって……」
冴花「わかってるつもりよ。キャプテンとマネージャー。あなたからすれば、それ以上でもそれ以下でもないでしょ?」
パワポケ「……そ、それは……」
冴花「私、色々ともう諦めちゃったのよ。あなたの前……ライバルが多すぎて。昨日も今日も、いっぱい女の子といたでしょ?」
パワポケ「う……ま、まあそうだけど。でもだからって……」
冴花「ほらね。せめて教えて欲しいけど……パワポケくん、誰と付き合ってるの?」
パワポケ「ま、まだ誰とも付き合ってないよ」
冴花「……付き合ってない女と、あなたはセックスするの?」
パワポケ「せ……ってしてないよそんな事!木村の勘違いだって!俺は童貞だよ!」
冴花「そんな事ないでしょ?ねえ、ジナイダさん」
ジナイダ「うむ。ジナイダの目に狂いはない。あれは間違いなく交尾寸前だな。発情したメスとオスだ」
冴花「やっぱり……」
パワポケ「寸前!寸前だって!ジナイダが介入して事なきを得たんだよ!」
冴花「妹さんは?」
パワポケ「チハヤとは……その……でも、セックスはしていない!」
冴花「……あなたのベッドの上、妹さんのジャージと、あなたの衣服が畳まずに置いてあったわ。それでも、そういう関係じゃないってつもり?」
パワポケ「ち、違う!俺は童貞を捨てちゃいけないんだ!だからセックスはしない!」
冴花「……どういうことかしら?」
ジナイダ「興味深いな。オマエ、ヤルと爆発でもするのか?」
パワポケ「そ、その……色々と複雑なんだけど、お、俺、別の世界から来たんだ。それで、童貞じゃないと元の世界に戻れなくて……」
冴花「……は?」
ジナイダ「なんだ、それは。オマエも空想家か?しかも、つまらないたぐいの……」
パワポケ「うぐっ。ま、まあ、そうなるよな。でも本当のことなんだ。昨日の朝から、俺はこの世界に来ちゃったんだよ。それで、ずっと童貞だったら、矛盾が起こり続けて……」
パワポケ(俺、頭のおかしい人にしか見えないな。説明するにしても、もっと、段階的な手段を踏まないと……)
冴花「埒があかないわ。ジナイダさん、アレ、パワポケくんにやって」
ジナイダ「了解した」ザパァ
パワポケ「ぐえっ!」グイ
パワポケ(な、なんだ!ジナイダに抱きつかれたぞ!?)
176
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/02/03(水) 07:43:45 ID:xR3DN0yw
ジナイダとかいうキャラを13作目で普通に作り出していたパワポケシリーズってヤバすぎひん?
177
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/02/03(水) 08:20:31 ID:yHxRS7Mg
冴花「パワポケくん。あなた童貞?」
パワポケ「そ、そうだって……」
冴花「どう?ジナイダさん」
ジナイダ「うむ。本当だな。発汗機能に変化が無いことから、さっきのオマエの空想も嘘ではないみたいだな」
パワポケ「え!?もしかして嘘発見器?俺、嘘発見器にかけられてるの?」
冴花「ジナイダさん、人間の体から出る汗と、血圧、心拍数、筋肉の微細な動きを感じとって、嘘かどうか見分けられるのよ」
ジナイダ「簡易的なポリグラフ検査だな。簡易とは言っても、精度は歴史上の眉唾物より遥かに上だぞ?お互い裸なら、こうすれば百発百中だ!」グググ
パワポケ「うわああ!ジナイダ、くっつきすぎだ!?」
ジナイダ「むっ?心拍数が異常な数値を示している?オマエ、何か嘘をついたのか?」
冴花「ジナイダさん……パワポケくんのあそこを見て?」
パワポケ「乳首!乳首まで当たってるから!」ボッキ-ン!
ジナイダ「オマエ……やはりマニアックだな。ジナイダはサイボーグだぞ?」
パワポケ(だから、今は女の子にしか見えないんだって!)ドキドキ
178
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/02/03(水) 20:26:59 ID:ITkxfUQs
14歳の金髪メイドは刺激が強い
179
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/02/03(水) 22:44:27 ID:Tmny655c
金髪メイドは最近ライターさんが書いていたssで一人増えていましたね・・・
シリーズ展開が止まってからさらに増えるとは思わなかったよ・・・
180
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/02/03(水) 23:21:31 ID:lOrPAjcg
ジナイダえちち
181
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/02/03(水) 23:40:57 ID:b8bT1FEg
冴花「パワポケくん、そのままヘリに座って。これから色々あなたについて質問していくから、ちゃんと正直に答えてね」
パワポケ「……わ、わかった。俺も、木村とジナイダに信じてもらいたいしな」スクッ
ジナイダ「ジナイダ的には、肩までお湯に浸かりたいぞ」ザブザブ
冴花「ジナイダさん、ちょっと我慢してね……それでさっき言ってたけど、パワポケくん、童貞じゃないといけないってどういうことかしら?」
パワポケ「……ええと、まず、俺は昨日の朝、目が覚めたら、この世界に来た……ここまではいいかな」
ジナイダ「やはり本当だ。鼓動は早いが、落ち着いている」
冴花「……はあ。いきなりすごい現実を叩きつけてくれるわね?」
パワポケ「自分でも全然信じられなくて……それで、途方に暮れていたら、未来から来た俺の孫に、この世界の俺が書いたっていう日誌を見せてもらったんだ」
冴花「未来から来た孫?話がやけに突然ね?」
ジナイダ「コレも、反応は正常だな」
冴花「別の世界、そして未来……タイムスリップって事よね?私の想像の方が、よっぽどリアリティがあるわよ……」
パワポケ「そう言われてもな……」
ジナイダ(未来人の干渉?ミスターが絡んでいるとも思えんが……)
冴花「ふうん。まあ、突拍子もない事だけど、パワポケくんが妄想を真実かと思い込んじゃうような奇特な人じゃなければ、嘘じゃないって事はわかったわ……信じてあげる」
パワポケ「お、おう……ありがとう」
パワポケ(き、木村。お前が言えた事かよ!)
冴花「ちなみに、その孫の子の名前はなんて言うの?」
パワポケ「……尾木靖子。元々は、3年前に会った女子大生だったんだけど……急に言われて驚いたよ」
冴花「女ね。パワポケくん、その子から結婚相手は聞いた?」
パワポケ「聞いてないよ、それどころじゃ無かったから。それに、靖子も未来の出来事を教えるのはまずい事だって言ってたしな」
冴花「なんだか怪しいわね……日誌にはなんて書いてあったの?」
パワポケ「えっと……言いにくいことだけど、日誌には、俺と、俺の同級生との、その、セックスが書いてあったんだ。でも、俺にはそんな記憶は無くて……」
冴花「なにそれ。誰?何人?」
パワポケ「……雨崎千羽矢、七島麻美、川田ゆらり、一ノ宮桜華、深草若葉、二階堂真琴……あと、お前も書かれてた、木村。7人だな」
冴花「私も?私も書かれてるのね?」
パワポケ「俺の字だから、日誌は確かにこの世界の俺が書いたものだけど……」
冴花「そう、しちゃったのね。パワポケくんと……その日誌の私は。ここにいる私は、まだしてないのに……」
パワポケ「う、うん……もしかして、木村は処女か?」
冴花「パワポケくん、あまりそういう事言っちゃダメよ?気にしてる子も多いから……まあ、ヴァージンだけど……セックスって気持ちいいのかしら?」
パワポケ「ご、ごめん。知らないよ俺も。童貞だから……」
冴花「空想の中だと、いつも私がパワポケくんをリードしてるけど……耳年増って言うのかな、知識はあるけど、体験はした事ないのよね、私……」
パワポケ「そ、そうなんだ……」
パワポケ(木村も処女か。これで、チハヤ、一ノ宮、深草さん、二階堂さん、木村の5人は処女っていう矛盾が生まれているのがわかったぞ……後は、七島と川田さんだけど……)
ジナイダ(どうでもいいが、チンコをおっ立てたままする話なのか、コレは?)
182
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/02/03(水) 23:47:51 ID:b8bT1FEg
パワポケ「靖子が言うには、俺が童貞である事は、俺がこの世界に来た事で起きた壮大な矛盾なんだ。だから、その矛盾を保ってないと、俺は元の世界に戻る事ができない……歴史の修正力っていうので、上書きされちゃうんだって」
冴花「創作の世界ね、そういうのは。言いたい事はわかるけど……確証も無しに、信じるものでもないわ」
パワポケ「だけど、信じなきゃ俺はずっとこの世界に囚われ続けるかもしれない。だからこそ、俺は童貞じゃないとダメなんだ」
パワポケ(そうして、みんなを救う。いつ戻れるかはわからない。だけど、この世界の俺を好きなみんなのためにも……俺は自分の意識を強く保たないとな)
冴花「囚われちゃいけないの?パワポケくんの住んでる世界っていうのは、そんなに良いところなのかしら?」
パワポケ「俺の世界がいいっていうか……この世界がとんでもないっていうか……チハヤもそうだし、実は、さっきも一ノ宮と深草さんに貞操を奪われそうになったし……こ、怖いところだよここは……」
パワポケ(なにより目の前の木村が一番怖いよ!さっき恥ずかしかったと思ったら、もう前を隠してないし。おっぱい丸見えだ……)ドキドキ
冴花「……じゃあ、次の質問。パワポケくん、キスはもう済ませたの?」
パワポケ「……え!?」
冴花「パワポケくんが童貞っていうのはわかった。それを守らないといけないのも。だけど、それ以外はどうなの?した事ある?」
パワポケ「え、ええっと……」
パワポケ(変に答えるとジナイダに嘘がバレちゃうしな……ここは黙って濁したほうが良いな……)
ジナイダ「ダンマリか?肯定してるのと一緒だな」グギギギギ
パワポケ「ぐえっ!?しまるしまる!首が締まってる!」
ジナイダ「ジナイダは戦闘には向かないが、腕力はアームレスリングのメダリストより強いぞ。締め落とされたくなかったら、言うべきだな」
パワポケ「し、したよ!済ませた!キスはもうしたよ!」
冴花「ふうん。誰と?この世界?それとも元の世界?」
パワポケ「俺の世界だと誰ともしてない……こ、この世界だと、チハヤと一ノ宮、深草さんと……」
冴花「1日、2日でもう3人と済ませたの?パワポケくん、手が早いのね……」
パワポケ「き、木村!?お、おい大丈夫か?ちょっと遠い目をしてるぞ?」
パワポケ(な、なんか雲行きが怪しくなってきたぞ!?)
ジナイダ「オンナゴコロも秋の空だな。オジョー様は、スイッチが入るのも早いぞ」
183
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/02/03(水) 23:50:32 ID:b8bT1FEg
冴花「パワポケくん。私ともキスしたい?」
パワポケ「えっ!?なんだよその質問!?」
冴花「いいから答えて。キスしたいか、したくないか」
パワポケ「し、したくないよ!こ、こんな形では……」
冴花「……どんな形ならいいの?」
パワポケ「そ、それは……ちゃんと付き合って、お互いがそういう気分になってからじゃないと……」
冴花「私、今、すごいキスがしたい気分よ?パワポケくんは?」
パワポケ「お、俺はしたくな……ぐえっ!」
ジナイダ「言うまでもないが、嘘だ」ググググ
冴花「舌を入れるやつと、入れないやつ、どっちが良いの?」
パワポケ「い、いれないやつぅ!?ああああ!!締まる締まる!」
冴花「何分くらいしたい?5分?10分?」
パワポケ「や、やめろ!木村!そうやって俺を追い詰めるのはああああ!!!10分!10っ分!」
冴花「実は1時間くらい続けてベロチューしたりするの……意外と興味あったりする?」
パワポケ「な、ないないない!!!ああああ!!ありますぅううう!!」
冴花「……驚いた。パワポケくん、結構スケべなのね……」
ジナイダ「とんだマセガキだな。しかもマニアックときている」
パワポケ(ど、どうして俺が責められなきゃならないんだ!?)
冴花「パワポケくんが今までで一番興奮したプレイ……教えてよ?」
パワポケ「ううううう!?そ、その質問はダメだってええええ!?痛い痛い痛い!言う!言うからやめて!もう嘘ついてるとか関係なくなってるからああああ!」
冴花「パワポケくん。あの3人のうち誰かしら?」
パワポケ「チ……チハヤだよ。チハヤとのキス……ううう!ごめんなさい!違います!靖子のフェラですうううう!!」
冴花「靖子……って、尾木靖子!?パワポケくん、自分の孫と何てことしてんのよ!」
ジナイダ「とんだスケコマシだな。しかもマニアックときている」
パワポケ「ジ、ジナイダ!お前、マニアックって”変態“って意味でいってるだろおあああああ!ごめんなさい!背徳感で興奮してましたああああ!」
184
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/02/03(水) 23:52:54 ID:xR3DN0yw
展開次第じゃ靖子って冴花の孫にもなりうるやんけ
185
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/02/04(木) 00:09:17 ID:hBw0AlNY
冴花「……ふう。心配して損したわ?パワポケくん、口開けて?」
パワポケ「き、木村!待って!お、俺……チハヤと……んぷっ!」
冴花「んちゅ……りょりゅ……んむっ……あむっ……ぷはぁ……チハヤと……なに?」
パワポケ「ち、チハヤと……恋人で……」
冴花「ジナイダさん?」
ジナイダ「嘘だな」ググググ
パワポケ「そ、そんなぁ!?ち、違う!何かの間違いだ!?いたいいたいいたい!」
冴花「パワポケくん……あなた、キスされたから好きになったのよ。初めてだったんでしょ?妹さんとが」
パワポケ「そ、そんなことない!って違ううう!これ意味違ううう!……はぁ……き、キスされたからって、そう簡単に好きになるもんかよ!約束したんだよ、チハヤとは!」
冴花「じゃあ、私が先に約束してたら、私を好きになってた?」
パワポケ「そ、それは……んっ……むちゅっ……ひ、ひふは……ぷふっ!」
冴花「はぁ……答えなくていいわ。好きよ、パワポケくん。いっぱい、好き好き言ってあげる……それで、いっぱいキスしてあげる……妹さんの事は、一旦忘れましょう?」
パワポケ「はぁ……はぁ……きむ……らぁ……」タラァ-
ジナイダ「オジョー様。ジナイダはもう湯船に浸かっていいか?」
冴花「うん。ありがとう、ジナイダさん。2人が愛を育むところ、じっくり見ててね?パワポケくん、お風呂のタイルは冷たいけど……一緒に横になろっか」
パワポケ「きむ……ら、俺、ど、童貞じゃないと……」
冴花「いいわよ?私もできれば処女を卒業したいけど……パワポケくんがしたくなるまで待つわ。おちんちんも射精させてあげる。さっきから、ずっと我慢してたものね?」
パワポケ「きむら……」
冴花「さえか。手をぎゅって握って、冴花って言ったら始まりね。わかった?……んー、ちゅう……好き……好き……んむぅ……」
パワポケ「さえかぁ……さえか……」ギュッ
ジナイダ「ウーム、堕ちるのが早いですな」
186
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/02/04(木) 08:22:40 ID:hBw0AlNY
冴花「パワポケくん、泡まみれの身体でヌルヌルされたいでしょ。さっきおっぱい相当気に入ってたもんね」
パワポケ「あ……それは……」
冴花「そのままだらしなく大の字になったら、私の身体をスポンジ代わりに擦り付けてあげる」シュッシュッシュッヌリヌリヌリ
パワポケ「さえかぁ……」ダラ-ン
冴花「キスしながらね。はい、口開けて……」
パワポケ「ああ……ぶちゅっ……れろれろれろ……」
冴花「んふぅ……すき……ろれろれ……はあ……身体押し付け合うの、気持ちいいわね?」ニュルニュルニュル
パワポケ「気持ちいい……」
冴花「舌出して。重ねましょう?」
パワポケ「レロ……」
冴花「んべろ……しゅき……チュプチュプチュプ……ぷはっすき……しゅきしゅき….れろれるれるれるれろれるれろ……」トロトロ
パワポケ「さえかぁ……れろれろれろれろれろ……」
冴花「好き……ハグして。ぎゅうううう……」ムニュニュニュ
パワポケ「ふぼっ……!ううう……!」
冴花「ふふ、気持ちよさそう……お腹に大きくなったおちんちん当たってるわよ?」
パワポケ「さえかぁ……いじって……もう、限界だ……」
冴花「いいわ。パワポケくん、何をして欲しいか教えて?」
パワポケ「おっぱい……おっぱいで挟んで……」
冴花「パイズリ?うん、いいわよ。ずっとふわふわされるの、気持ちよかった?」
パワポケ「気持ちよかった……さえかのおっぱい……」
冴花「うんうん、じゃあ身体に押し付けながら腰に移動してあげる……ぬりゅぬりゅ….」ズズズズ
パワポケ「あああ……!」
ジナイダ「……暇だ。お湯でも張り替えるか」ジャ-ッ
冴花「お待ちかねの……おっぱいよ。んん……熱い。それに、もう先っぽがぬめぬめしてる……」ポフポフポフポフ
パワポケ「ああ……あああああ……!」
冴花「気持ちいい?こういうのはどう?……おっぱいを手で添えて……んっ、ふっ、ほっ」タンッタンッタンッ
パワポケ「うひぃ!あああ!冴花ぁ!」
冴花「いいわよ。このままおっぱいに熱いのを出しちゃって……好きな時に射精していいから」タンッタンッタンッ
パワポケ「うわっ!んひぃ!ふぐっ!」ニュグニュグニュグ
ジナイダ(業務連絡……チハヤは依然捜索中。こちらの音?気にするな)ジャ-ッ
187
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/02/04(木) 10:34:28 ID:xFB6hnmM
なんだこの大作!?
188
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/02/04(木) 15:49:21 ID:rvu5cRmc
戻りたいって言い続けられるパワポケくんを応援してる
189
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/02/04(木) 20:34:38 ID:Fa53/gRw
冴花「パワポケくん、出して……このままおっぱいで受け止めてあげる……」グムグムグム
パワポケ「さえ、かっ!で、でる!でちゃう!」ピユ...ピュル...
冴花「我慢汁でぬるぬるする……おちんちん、このままムギュって包み込んであげるわね?はい、射精して?」ムギュウウウウ
パワポケ「ああ、あああぁぁ……でる!でるぅ!」ドッビュ-!ドビュビュ-!ビュクッビュクッビュクッ!
パワポケ(ぎもじいい……ふわふわする……おっぱいやわらかい……あたまとける……)
冴花「ああ、出てる……パワポケくんの熱いの……私のおっぱいの中、濃いのがたくさん……」
パワポケ「はぁ……はぁ……はぁ……」
パワポケ(木村の谷間に、俺の精液がべっとり出た……き、気持ち良かった……)
冴花「ドロっとしてる……やだ、お腹に垂れてきちゃった……拭かないと……んぐ……れろ……」
パワポケ(木村……俺のを指で救って舐めてる……赤い唇、白い精液で艶やかだ……)
冴花「んむ……ちゅぱっ……うう、苦いわ、これ……ほら、パワポケくんも舐めてみてよ」
パワポケ「え……んむっ……んぐっ!ちゅぷぷぷぷ……ぷはっ!おい、き、木村!いきなり俺の口に指を入れるなよ!」
冴花「あはは、ごめんなさい。たくさん出たね、パワポケくん。そんなに気持ちよかったの?」
パワポケ「き、気持ちよかった……」
冴花「じゃあ、キスして。気持ちよくしてあげたんだから……んー……」
パワポケ「……んむっ……ちゅぷ、ちゅぱ、ちゅぷむりゅれろ……」
冴花「……ぷふっ、んむっ……ぷはぁ!これで、私は5人目?あなたとエッチな事したの……」
パワポケ「う、うん……」
冴花「5人目の女、ね。かなり出遅れちゃったわ……」
パワポケ「そ、そういう言い方は良くない!じゅ、順番とかじゃないって……こう言う事は……」
冴花「パイズリされたのは初めて?」
パワポケ「うん……そうだよ、木村が初めて……」
冴花「じゃあ、私は”おっぱい係“ね。パワポケくん、おっぱい好きだもんね……?」
パワポケ「す、好きだよ!わ、悪いかよ!」
ジナイダ「誰も悪いなんて言ってないぞ」
190
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/02/04(木) 21:56:10 ID:Fa53/gRw
冴花「あはは、身体、流そうかな……パワポケくん、シャワーにするね?」ジャアアアアア
パワポケ「あ、ああ……あったかいな」
ジナイダ「オジョー様。精液をお湯で流すと配管に詰まる恐れがあるぞ」
冴花「一回ぐらいならいいじゃない。パワポケくん、お風呂でこういうことするの初めてでしょ?」
パワポケ「ま、まあそうだな。そもそも、女の子と一緒にお風呂に入るのだって初めてだし……」
冴花「そう?じゃあ、”お風呂係“にもなっちゃおうかな……」
パワポケ「な、なんだその係は……ていうか木村、ちょ、ちょっと雰囲気変わったか?」
冴花「私?元からこんなものじゃない?……ちょっと妄想癖はあったけど……」
パワポケ「な、なんていうか、サッパリしてる?」
冴花「うん……なんか憑き物が落ちたって感じはするかも……今、私、すごい頭がスッキリしてるわ……」
ジナイダ「”だーりん“を自分が射精させて、自信がついたな。これまでは、オジョー様にとって、オマエは手の届かない存在だったからな」
パワポケ「お、俺が……?」
冴花「んー、そうかも……ねえ、パワポケくん、今度はパワポケくんが私の身体を洗ってよ。いろんなところ、触って良いから」
パワポケ「い、いや、それはダメだよ……」
冴花「自分はさんざんムニムニされてた癖に。恩返しくらいしなさいよ?」
パワポケ「わ、わかった……ど、どこが良いんだ?」
冴花「おっぱい。揉んで、気持ちよくさせて?」
パワポケ「は、はぁ……お、おっぱいだな……」ソロソロ
冴花「パワポケくん、息荒いわよ。ずっと見てたけど……触りたかったんでしょ?」
パワポケ「あ、ああ……き、きむらの……」ムニッ
冴花「んっ……」
パワポケ「あああ……や、やわらかい……」モミッモミッ
パワポケ(俺の指に吸い付いてくる……木村の肌あったかいし……弾力がすごい……)
191
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/02/04(木) 22:59:03 ID:Fa53/gRw
冴花「はぁん……んもう、力入れすぎじゃない?もう少し優しくしなさいよ……」
パワポケ「ご、ごめん。こ、こうかな?」モミモミモミ
冴花「んっ……そう、いい感じ。上向くから、そのまま、キスも……」
パワポケ「ちゅ……むちゅ……んちゅ……」
冴花「ん……れろれろれろ……ぷはっ……パワポケくん、私のこと好き?」
パワポケ「…………そ、それは……」
冴花「好きじゃなかったら、キスも、おっぱいを触るのもダメじゃない?」
パワポケ「……お、俺、木村の事は……」
冴花「また苗字になってる。冴花、でしょ?」
パワポケ「さ、さえか……」
冴花「ねえ、抱っこして。それで、そのままお風呂に入れて。本気のキス、2人でしあいましょう……?」
パワポケ「ほ、本気の……?」
冴花「うん。ジナイダさん、今どこまで進んでる?」
ジナイダ「現在、窓ガラス、棚、衣装ダンスを修復しながら、破れた衣服の縫い付け、部屋の掃除、リビングではカレーを作成中だ。カレーは40分後だ。キーマだぞ、キーマ」
パワポケ「な、なんのこと……?」
冴花「今、全部ジナイダさんがしてくれてるの。あなたも、あの”腕“を見たでしょ?」
ジナイダ「並列処理なら、理論上は同時に100本まではコントロール可能だ。80本はチハヤの捜索に当てているがな」
冴花「ねえ、カレーができるまで、私、ずっとパワポケくんとキスしたいわ。ジナイダさん、私達もお風呂に入っていい?」
ジナイダ「ウーム……この家の浴槽はミスターの家と違って狭いからな。隅に寄ってやるから、若い者同士、好きにするがいい」
パワポケ「お、お前が一番若いだろ……見た目的に」
冴花「はい、パワポケくん。だっこ」
パワポケ「木村……ダメだって……」
冴花「さ・え・か!ダメなの?本気のキス、したくないの?」
パワポケ「お、俺には……チハヤが……」
冴花「替わりでいいわよ?私は別に。妹さん……千羽矢とできなかった事、いっぱいさせてあげる……」
パワポケ「さっきは、独占欲マシマシだったくせに……」
冴花「ふふ、安心して?さっきよりずっと好きになってるから、あなたのこと」
パワポケ「お、俺は……」
冴花「とりあえず、入ってから考えましょう?ずっとこうしてても、身体が冷えちゃうわ……」
パワポケ「ぐっ……」ギュッ
冴花「うん。何も考えられなくなるまで、ずっとキスを続けしましょう……」
ジナイダ「ついでに言うが、出すときは湯船から出してしないと、タンパク質が固まるゾ」
パワポケ「そ、そこまではならないって……」
192
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/02/05(金) 06:25:27 ID:ujG1HAb2
パワポケ「さへはぁ!……さへはぁ!」
冴花「ぶふぅ……るろるろるろ……ぷはぁっ……ジナイダさん、今、何回目?」
ジナイダ「67回目だ。これまでの平均が30秒で、今のは2分と長かったな」
パワポケ「さへか……!さへか…!しゅき……しゅき……!」
冴花「パワポケくん、キスで大きくなってるけど……これ、また射精したい?」
パワポケ「しゅる……射精しゅる……」
冴花「いいわよ?ジナイダさん、肩支えといて。湯船の上に腰あげるわよ、パワポケくん?」
ジナイダ「やれやれ、世話の焼けるオトコだな、オマエは」
パワポケ「あああ……はやくぅ……はやくぅ……!」
冴花「焦らないの。はい、足開いて。お待ちかねのパイズリ。今度は何秒持つのかしら?」タンタンタンタンタン
パワポケ「気持ちいい……でるぅ……!でるぅ!」ビュルルルルルル!!
冴花「きゃっ!もう、顔にかけちゃって……パワポケくん、興奮しすぎよ?」バシャバシャ
ジナイダ「ウーム、40分で5回も出すとは……早漏だな」
パワポケ「らってぇ……うううう……気持ちいい……きもちいい……」
パワポケ(ダメだ……キスされると、脳みそが溶ける……何も考えられなくなる……)
ジナイダ「オジョー様。そろそろ飯の用意ができるぞ」
冴花「あら、本当?パワポケくん、じゃあそろそろ出ましょうか」
パワポケ「はぁ……はぁ……待って……さえか……最後にキス……もう一回……」ダキッ
冴花「うん、いいよ。口開けて……おむっ!べろべろれろれろ……んちゅ……ぶちゅ……んっんっんっ……」
ジナイダ「ジナイダは先に上がっているぞ」ザパァ
パワポケ「さえか……好き……好きだ……」ブチュウウウウ
冴花「うん……わらひも……好き……」チュププププ
ジナイダ(業務連絡……チハヤはこの地区にはいない。カドーハンイを広げ継続中……なに、回線で筒抜け?男女の営みはまだ行われていないぞ……そういうことではない?)
193
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/02/06(土) 01:04:29 ID:4LB9tPbk
パワポケくんはこの後大丈夫なんですかね…
194
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/02/07(日) 14:53:07 ID:EJh2.FFg
はぁぁあああっ…!!(畏怖)
195
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/02/07(日) 21:24:18 ID:tAgQyHFk
冴花「ふう。ちょっと入りすぎたかも。のぼせちゃったわね」フキフキ
パワポケ「あああ……き、木村とキスしてしまった……そ、それもたくさん……」
パワポケ(キスも胸で擦られるのも気持ちよくて、何回も射精してしまった。木村のおっぱい、チハヤより大きかったな……)
冴花「最後の方はあなたから求めてたわよ?はい、腕上げて」フキフキ
パワポケ「……こ、これって浮気になるよな、やっぱり……」フカレフカレ
冴花「あんなに私とキスしたくせに、まだ妹さんなの?……妬けちゃうわね」
パワポケ「ぐ……ご、ごめん」
冴花「ここだって、いっぱい膨らませてたじゃない?」ゴシゴシゴシゴシ
パワポケ「どぉっ!タ、タオルでそんなところ握るなよ!」
冴花「あはは!……なんかね、一度パワポケくんとエッチな事をしたって自覚を持ったら、溜まってたモヤモヤが晴れちゃった。私、まだ処女なのにね」
パワポケ「俺は、逆にどんよりしてるよ……チハヤに顔向けできない……」
冴花「妹さんとはキスまででしょ?それなら私だって同じ。約束だって、順番が違ったら、きっとパワポケくんは私としてくれたわよ」
パワポケ「そ、そうかもしれないけど……チハヤとの約束はやっぱり大事なんだ。俺自身も童貞を守らないといけないし……木村の事は……」
冴花「いいわよ別に。私、都合のいい女で。パワポケくんからしても、そっちの方が楽だと思うけど」
パワポケ「そんなのダメだろ……!」
冴花「勘違いしないで。私、独占欲の塊よ?これでも妥協してる方……あなたが離れたら、また壊れちゃうと思う……」スッ
パワポケ「壊れるって……お、脅かすなよ。木村は強い奴だよ。別に、俺なんかいなくても……んっ……」チュッ
冴花「……ぷはっ。ねえ。また木村に戻ってる。せめて冴花って言って。今更になって苗字で呼ばれるの凄くイライラして来ちゃうから、私」
パワポケ「ご、ごめん。冴花……」
196
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/02/07(日) 22:25:31 ID:tAgQyHFk
冴花「彼女の捜索はジナイダさんに任せて。それより今はご飯を食べましょう?私もお腹が空いたわ?」
パワポケ「……ああ。その前に、俺の携帯に電話してもらってもいいかな?」
冴花「あなたの携帯に?……あ、ごめんなさい。もしかして、向こうに置きっぱなしかしら?裸で来たものね、あなた……」
パワポケ「うん。きっと一ノ宮が俺の携帯を持ってると思うんだ」
パワポケ(携帯と、それと日誌もだ……日誌は他の誰かに見られる事もあり得るから、連絡して、取りに行かないと……)
冴花「ジナイダさんに言って、取って来てもらう?」
パワポケ「い……いや大丈夫。実はジナイダ、俺を助けに来た時に理事長室の窓ガラスを割っちゃって。また手荒な事になって欲しくないから」
冴花「じゃあ、リビングに私の携帯があるから、着替えて早く行きましょう」
パワポケ「ああ……」スルスル
パワポケ(しかし、久しぶりに服を着るな。無駄に長い間裸だったな、俺……)
冴花「……あ、待って。パワポケくん、私の身体、改めてどう?」
パワポケ「どうって……何が……?」スルスル
冴花「……お尻とか、胸とか、私、色々と大きいのがコンプレックスだけど……パワポケくんは大きいの、好き?」
パワポケ「……す、好きだよ……俺は……」
冴花「……そう。それなら良かった。私の身体、好きに使って良いから。パワポケくんのやりたいプレイとか、色々してあげるね」
パワポケ「……今ので終わりだよ。冴花とそういう事するのは……」
冴花「本当に?気持ちよくなかった?さっきのは……」
パワポケ「それとこれとは別って言うか……気持ちよかったけど……ダメだってこういうのは……」
冴花「私、キスがしたかったから、フェラした後だとパワポケくんが嫌がると思ってやらなかったけど……パワポケくん、フェラは好き?」
パワポケ「……先にリビングに行ってるぞ!ジナイダが呆れて待ってるだろうから」
冴花「……電話して、ご飯食べたら、続きしましょうか」
パワポケ「……つ、続き?」
パワポケ(……俺、この後二階堂さんと会う予定があるのに……一ノ宮と話したら、冴花に言わないとな……今の冴花に言うの、微妙に怖いけど……)
197
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/02/07(日) 23:51:32 ID:JD8ey6BM
超特殊能力は絶倫で間違いないわこいつ
198
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/02/09(火) 01:45:31 ID:UyN71Gjg
冴花「あら……ご飯の準備、もうできているのね」
パワポケ「なかなか豪華じゃないか。うーん、それに美味しい匂いも……」スンスン
ジナイダ「ジナイダが作ったから、当たり前だな。付け合わせは、オマエの家の冷蔵庫から勝手に使ったぞ」ヌッ
パワポケ「わっ!急に出てくるなよ……まあいいけどさ。ジナイダって、ここまで料理が上手だったのか?」
ジナイダ「当たり前だ。ジナイダは一流のスーパーお手伝いメイドだ。あらゆる家事、炊事、洗濯、掃除、赤ん坊の子守りから、家庭内の些細な悩み事まで解決できるぞ。えへん」
パワポケ「”スーパーお手伝いメイド“ね……」
パワポケ(俺の世界のジナイダは、むしろ、家事は苦手分野だったような……何から何まで反対になったみたいだな、ここにいるジナイダは)
冴花「ジナイダさん、家のこと何でも出来るのよ。この間なんか、裏山からお父さんの盆栽づくり用の木を掘り出して来てビックリしちゃった」
パワポケ「何でも?それは凄いな……」
ジナイダ「オマエ、何でも出来るって聞いて、イヤラシイ事を連想したな?」
パワポケ「してないよ!変な言いがかりはやめろよ!」
冴花「……どうだか。私の裸より、ジナイダさんに見惚れてたくせに。金髪の美人がパワポケくんの好みなのかしら?」
パワポケ「さ、冴花まで。し、仕方ないだろ!男なんだから俺は……冴花の裸だって見てたよ、そりゃあ!」
冴花「その返しは、男としてどうなのよ……嬉しいけど」
ジナイダ「また開き直ったな。オマエ、ジナイダの肉体年齢は14歳だぞ?やはり、マニアックだな」
パワポケ「……ぐうう、俺より歳下のくせにからかいやがって……」
冴花「……ふふ、じゃあ、からかうのはここまでにして、パワポケくんに電話しましょうか」ピポパ
パワポケ「あ、ああ。誰か出たら、俺に代わってくれ」
ジナイダ「む……オジョー様、冷める前に早く食べて欲しいぞ」
冴花「すぐ終わるわよ……あ、繋がったわ」ピピッ
『もしもし、パワポケです……いえ、冗談です』
パワポケ「冴花、一ノ宮だったか?」
冴花「いえ……あなた、もしかして川田さん?」
『はい、川田です。訳あって、桜華さんからパワポケくんの携帯を預かっています』
『あ、ゆらり、パワポケくんから電話来た〜?』
パワポケ(川田さんが俺の携帯を?なんだか、七島の声までするけど……)
199
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/02/09(火) 12:23:52 ID:A741I5I2
段々描写が濃くなっていってないか?
ボスラッシュみたいになってますね・・・
200
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/02/11(木) 22:44:05 ID:S32jghTc
良い!
201
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/02/12(金) 07:59:34 ID:AIBn8DXk
俺は見ているぞ
202
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/02/12(金) 19:50:47 ID:SccsU2uI
冴花「……うん。私よ、川田さん。そう、パワポケくんと一緒。変わるわね……はい、パワポケくん、いいわよ」スッ
パワポケ「ああ……もしもし、パワポケだけど……」
ゆらり『パワポケくんですか?今、どちらにおられますか?』
パワポケ「え?自宅だよ……って、どうして俺の携帯に川田さんが出るんだ?てっきり、一ノ宮が持ってるのかと思ったけど……」
ゆらり『……先ほど、桜華さんからあさみちゃんに連絡がありまして。パワポケくんから電話がかかってくるだろうから、携帯を持って行って欲しいと……そういう経緯で、私が所有しています』
パワポケ「なるほど……川田さんは、今どこにいるんだ?」
ゆらり『はい。今は、あさみちゃんと都内に出かけています』
『聞いて聞いて!パワポケくん、“Ailes neigeux(エール・ネジュー)“の新作アクセサリーが出てね。それで今、お店に買い物に来てるんだよ!』
パワポケ「じゃあ、電話の向こうだと、七島と川田さんの2人だけ?」
ゆらり『はい。桜華さんは用事があるとの事で、神桜分校に残っています。私は、あさみちゃん1人だと確実にやらかしてしまうので、見守りとしてついてきました』
『ゆらり、隣でモロに聞こえてるけど。子ども?私の扱い子どもと同じ?』
パワポケ「用事……?」
パワポケ(俺と話した時の一ノ宮はそんな素振りなかったけど……ジナイダに俺が運び出されて、急用ができたのか?)
『パワポケくん〜、ゆらりってばひどいんだよ!一ノ宮さんから直接携帯を受け取ったのは私なのに、「あさみちゃんはドジなので、持っていたら確実に失くします」とか言って、勝手に取っちゃうんだよ!』
パワポケ「い、いや、その事に関しては、俺は川田さんを全面的に支持する」
『私の信用性0!?パワポケくんもゆらりと同じ扱いしてくるよ!』
パワポケ(何の理由があるにせよ、それで俺に届けるのがドジの七島なんて、完全に人選ミスだろ!携帯がいくつあっても足らないぞ……)
冴花「パワポケくん、早く食べないと料理が冷めちゃうわよ」モフモフ
ジナイダ「ウーム、人の食事中に電話とは、マナーの悪いヤツだな」モグモグ
パワポケ「ああ、ごめん……でも、どうして一ノ宮は、わざわざ七島に俺の携帯を渡したんだろう?」
203
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/02/13(土) 12:16:43 ID:yIeu5Y/w
やっと追いついたけど壮大で草
204
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/02/23(火) 17:39:08 ID:q30dGgpg
ゆらり『どうしてあさみちゃんに……ですか。パワポケくん、それは秘密事項です。まあ、携帯は私が責任を持って預かっておりますので、ご安心ください』
パワポケ「秘密!?何故っ!?」
『エヘヘ、会ってからのお楽しみだよ。買い物が終わったら、駅前のファミレスで真琴ちゃんと会うから。パワポケくんも来るんでしょ?』
パワポケ「そうだけど、なんで七島は俺が二階堂さんと会う事を知ってるんだ?」
『聞いたんだよね、ゆらり!』
ゆらり『はい。こちらの携帯に、真琴ちゃんから連絡がありました。会う予定を4時に早めたいとのことです。パワポケくん、時間を変更して大丈夫ですか?』
パワポケ「……4時?今からなら、ギリギリ間に合うくらいの時間だな。う、うん。すぐに向かうよ」
『ま、遅れても気長に待ってるよ〜!ちゃんと来てね、パワポケくん!』
ゆらり『では、また後でお会いしましょう。パワポケくん、さえちゃんに代わってください』
パワポケ「……おう、冴花、携帯ありがとう」スッ
冴花「もひもひ?んぐっ、ふう。ごめんなさい、食事中よ。それより、どういう事かしら……」
パワポケ(色々気になることを言っていたけど、今はとにかく携帯を手に入れないとな。幸い、3人ともファミレスで待ってくれてるようだから、後は冴花の反応次第だが……)
ジナイダ「今の相手、川田由良里だな?」
パワポケ「あれ、よく知ってるな。まあ、川田さんは俺と冴花の友達だし、ジナイダもどこかで会った事があるのかも……」
ジナイダ「直接、話をしたわけではないが、その女はノザキのパーティ会場にいたからな」
パワポケ「……ノザキって、あの”NOZAKI“?なんでジナイダがそんなところで川田さんと会うんだ?」
ジナイダ「社長が失踪し、ノザキはジャジメントに吸収された。盛大な式典が行われ、ジナイダはその応援に駆けつけた……と、まあ、そんなとこだな」
パワポケ「え?失踪?ニュースだと、確か逮捕されたんじゃ……それにジナイダが応援って……」
ジナイダ「ウム。ジナイダは、みんなのアイドルだからな」
パワポケ「は?アイドルぅ?」
パワポケ(な、何を言い出すんだいきなり……全然話についていけないぞ……!)
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