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一ノ宮桜華「パワポケ、あなたは貞操逆転世界に囚われたのですよ」
81
:
名前なんか必要ねぇんだよ!
:2021/01/29(金) 00:37:02 ID:lkZY17OM
パワポケ「そっちの椅子座れよ。ここ、俺のベッドだし」
千羽矢「いいじゃん別に。今日は一緒に寝るんだから」
パワポケ「は!?おい、チハ、それはダメだよ!」
千羽矢「ベッド独り占めはズルい。あたし、どこで寝ればいいの?」
パワポケ「そ、それなら、俺が下で寝る。お前はここで寝ていいから」
千羽矢「あ、そう?じゃ、パワポケくんが下に行ったら、さっきのノート、暇つぶしに見ちゃおうかな?」
パワポケ「ノートも下に持ってく!」
千羽矢「うわっ、そんなに見られたくないんだ……俄然興味が湧いてきちゃった。パワポケくんが寝静まった頃に、無理矢理にでも奪っちゃうね?」
パワポケ「それだけは勘弁してくれ!?」
千羽矢「パワポケくんが側で寝てくれたら、ノートを見る気も無くなる気がするなぁ?」
パワポケ「わ、わかった。わかったよ……一緒に寝よう、今日は……」
パワポケ(まずい、ペースを完全に握られてる。扱いやすいと思ったのに、やられてるぞ俺!や、やはりチハヤは手強いな……)
千羽矢「うふふ、わかればいーの。子供の頃のお泊まり会以来じゃない?あのときはおニイもいたから、2人だけなのは初めてだね!」
パワポケ「おう……そういえばお前、寝相悪かったよな。ベッド狭いから、蹴とばして俺を落とすなよ?」
千羽矢「今はどうかな?グーでぶっ飛ばしちゃったらゴメンね?」
パワポケ「どういう寝相だ!まったく……」
千羽矢(よし、言質は取った。そんなノート、はなから興味ない。私が興味あるのは、目の前のパワポケくんだけ。あとすこし、もうすこし。もっともっと、私のことを意識させる。釘つけにさせないと。初めては、やっぱり向こうから求めて欲しいから)
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