したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

北海道 国政・地方政治スレ

1396チバQ:2021/04/09(金) 10:10:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/bedd0546b479fa244624315dec26a5dae57b77d1
自民北海道連会長、不在が長期化「情けない」 補選は?解散は?
4/9(金) 9:43配信
2

 自民党道連の会長選びが難航し、会長不在の状態が長期化している。候補には前知事の高橋はるみ参院議員(67)と、3期会長を務めたベテランの伊東良孝衆院議員(72)が候補に挙がっているが、それぞれを推すグループが対立し、溝が埋まらないためだ。13日に告示される衆院道2区補選や、秋までには行われる衆院解散・総選挙に向けて、体制に不安を残している。【米山淳、源馬のぞみ】

 「後任選びに時間がかかっていることをおわびしたい」。道連会長代行を務める武部新衆院議員は7日、道議会庁舎で開かれた役員会で会長選びの途中経過を説明したうえで、陳謝した。

 会長不在の発端は、鶏卵大手からの収賄罪で在宅起訴された吉川貴盛元農相の引責辞任だった。後任の橋本聖子参院議員も東京オリンピック・パラリンピック組織委員会会長に就任したのに伴い、1カ月ほどで辞任し、再び空席となった。道選出の国会議員らは2月以降計6回、協議を重ねたが、伊東氏と高橋氏を推すグループが対立し、平行線をたどっている。

 協議が難航する背景には、2019年の知事選から続く対立がある。衆院初当選同期の菅義偉首相(当時は官房長官)と連携して鈴木直道知事の擁立を主導した吉川氏を支持する議員グループと、これに反発する議員グループとの確執だ。

 会長人事を巡っても当初、吉川氏支持グループは武部氏を推したのに対し、道議を中心とする「反吉川派」グループは高橋氏を推し、対立が再燃。武部氏は会長就任を辞退し、代わりに伊東氏を推した。

 その後、高橋氏を推すグループは武部氏の辞退によって「高橋氏が会長に内定した」と主張。3月には八田盛茂道連幹事長が「道議の7割が高橋氏を推している」との調査結果を示し、「道議会の意思を尊重してほしい」とアピールする事態にまで発展。「泥仕合」の様相を呈した。

 7日の役員会では「スムーズに決めてほしい」と早期決着を求める意見もあったが、結論は出なかった。武部氏は役員会後、会長決定の時期について「まったく決まっていない。高橋氏と伊東氏で話し合ってもらうということだ」と記者団に述べるにとどめた。

 一本化の協議がまとまって会長が選出される見通しは立っておらず、自民が擁立を見送った衆院道2区補選は、会長不在のまま行われる公算が大きくなっている。ある道連幹部は「2区補選が終われば、次期衆院選の候補者選びも本格化する。そんな時期に会長が不在とは、情けない」と嘆いた。

1397チバQ:2021/04/15(木) 21:16:07
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20210413/7000032890.html
愛別町長選挙告示 現職と元職の争い 3回連続で同じ顔ぶれ
04月13日 18時12分

任期満了に伴う上川の愛別町の町長選挙が13日告示され、現職と元町長の2人が立候補しました。選挙は平成25年以来、3回続けて同じ2人が争うことになりました。

愛別町長選挙に立候補したのは、届け出順に、いずれも無所属で、▼元町長の矢部福二郎氏(69)と、▼3期目を目指す現職の前佛秀幸氏(67)の2人です。
愛別町長選挙は平成25年以来、3回続けて同じ2人が争うことになりました。
愛別町は人口およそ2600人。
人口の減少が続く中、子育て支援策や農業の振興策などをめぐって論戦が交わされる見通しです。
愛別町長選挙は、今月18日に投票が行われ、即日開票されます。

1398チバQ:2021/04/15(木) 21:16:21
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20210413/7000032890.html
愛別町長選挙告示 現職と元職の争い 3回連続で同じ顔ぶれ
04月13日 18時12分

任期満了に伴う上川の愛別町の町長選挙が13日告示され、現職と元町長の2人が立候補しました。選挙は平成25年以来、3回続けて同じ2人が争うことになりました。

愛別町長選挙に立候補したのは、届け出順に、いずれも無所属で、▼元町長の矢部福二郎氏(69)と、▼3期目を目指す現職の前佛秀幸氏(67)の2人です。
愛別町長選挙は平成25年以来、3回続けて同じ2人が争うことになりました。
愛別町は人口およそ2600人。
人口の減少が続く中、子育て支援策や農業の振興策などをめぐって論戦が交わされる見通しです。
愛別町長選挙は、今月18日に投票が行われ、即日開票されます。

1399チバQ:2021/04/20(火) 01:15:59
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/534701/
愛別町長選 矢部氏返り咲き「学校給食を実現」
04/19 08:48
接戦の末、当選を果たして万歳三唱する矢部氏(中央)
接戦の末、当選を果たして万歳三唱する矢部氏(中央)
 【愛別】18日に投開票された町長選は、元職の農業矢部福二郎氏(69)=無所属=が、現職の前仏秀幸氏(67)=同=との一騎打ちを制し、町長に返り咲いた。矢部氏は集まった支持者ら約50人の前で「長いこと町政運営から遠ざかっていたが、いつも愛別のことを考えていた。一番に学校給食を実現したい」と決意を述べた。

 矢部氏の選挙事務所には午後9時半ごろに当選の知らせが入った。自宅で待機していた矢部氏が事務所に駆けつけると、大きな拍手で迎えられた。続いて、支援者と万歳三唱を行って喜びを分かち合った。矢部氏は支援者らの前で「この町の現状を訴えながら良い町をつくりたい」と誓った。

1400チバQ:2021/04/28(水) 17:59:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/7ece02c9d6e37f7a3e3dde1373ce2c0d182b3150
議会資料をSNSに投稿、謝罪拒否 除名決議で町議失職
4/28(水) 10:58配信
 北海道本別町議会の委員会資料をSNSに投稿し、議会が求めた陳謝も拒んだとして、同町議会は27日、梅村智秀町議(45)の除名を決議した。梅村氏を除く11人全員が賛成した。1期目の梅村氏は同日付で失職した。

 町議会事務局などによると、梅村氏が2月に町国保病院の運営に関する調査特別委員会の資料をSNSに投稿したことが判明。3月定例会で「病院との信頼関係を損なった」として懲罰動議が出され、懲罰特別委が設けられた。同22日に陳謝を求める処分が可決されたが、梅村氏が拒んだため、再び懲罰特別委が置かれた。27日の臨時会で「議員としての資質を欠いている」などとして除名を求める委員長報告が出された。
朝日新聞社

1401チバQ:2021/05/11(火) 14:50:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/e82f2fdbfe8153fb477185437ee3ec24ab1eba7e
北海道で公務員の感染相次ぐ 北見市長、釧路、苫小牧の市職員も
5/11(火) 8:33配信

北海道庁=石川直人撮影
 新型コロナウイルスの感染が北海道全域に広がる中、北見市の辻直孝市長の感染が10日に判明するなど、公務員の感染も相次いでいる。


 9日には、岩見沢市の成人式後に会食した道職員2人を含む新成人19人が感染。居酒屋やスナックをはしごして酒を飲み、マスクを外してカラオケする場面もあった。1カ所に最大で40人以上が集まっていたという。また同日、釧路市で産業振興部観光振興室の30代男性の感染が明らかになり、市は濃厚接触者を含む職員20人を自宅待機とした。

 苫小牧市では10日、庁舎1階の窓口サービス課の業務委託会社職員1人の感染が判明。北見市の辻市長は8日に喉の痛みなどの症状を訴え、10日に入院、PCR検査で陽性が判明した。

 札幌市でも10日、同市保健所分室でパソコンでの入力業務を担当していた50代の女性職員の感染が判明。業務中に市民との濃厚接触はなかったため、保健所の業務は継続する。

 道によると、昨年5月以降、道職員73人の感染を確認。4月は2人だったが、5月は9日までに5人の感染が判明している。【米山淳、平山公崇、本多竹志、本間浩昭】

1402とはずがたり:2021/05/13(木) 23:39:07

佐々木氏の動向とからんだ西川氏の動きとも併せて目が離せませんなあ。

次期旭川市長選に今津氏擁立方針 自民支部
05/13 16:44
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/543412

 次期旭川市長選を巡り、自民党旭川支部が、元衆院議員秘書の今津寛介氏(44)を推薦候補予定者として擁立する方針を固めたことが13日、関係者への取材で分かった。同日夕に開かれる支部役員会での手続きを経て正式に決定する。今津氏は同日夜に記者会見し、出馬表明する。

 今津氏は旭川市出身で、衆院道6区(上川管内)の自民党前職、今津寛氏の次男。中央大卒。前回2018年の市長選にも出馬したが、立憲民主党などが推薦した現職西川将人市長(52)に破れた。西川市長の任期は来年11月まで。

残り:133文字/全文:369文字

1403チバQ:2021/05/14(金) 22:58:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/9f8ef2eb8e70bb4e3382c150bf713128fb451504
礼文町長が余ったワクチン接種「町長がいかがですかと来て…」 北海道
5/14(金) 20:50配信

北海道放送(株)

 市町村長が住民に説明なく「抜けがけ」で新型コロナワクチンを接種するケースが全国で相次いでいますが、道北の離島・礼文町でも、町長に医療従事者向けのワクチンを先に接種していたことがわかりました。

 礼文町によりますと、小野徹(おの・とおる)町長70歳は、新型コロナのワクチンを、先月13日と12日のあわせて2回、町内の診療所で接種を受けました。

 「(診療所の)看護師が退職して居なくなったこともありまして、その分を1人分なんですけど、町長がいかがですかと来たものですから、診療所からね。私も札幌に行く出張があったものですから、であれば打たせてもらうということで、打たせてもらった」(礼文町・小野徹町長)

 小野町長は、HBCの取材にこのように述べ、「町長という立場で接種したわけではない」として、決して「抜けがけ」ではないと説明しました。

 「わが町に900人くらい高齢者がいますから、その中で誰1人を選ぶかということがむしろ大変で、ちょっと先に医療従事者ではない者が先に打ったことについては反省せざるを得ないのかなと思います」(礼文町・小野徹町長)

 島の人口およそ2500人の4割、およそ900人が65歳以上の礼文町。
 町のトップに、本来の時期より前に、医療従事者用の余ったワクチンを接種したことについて、町民は…

 「順当だと思います。島外に出ることも多い方だと思うから、受けるのも必要かと思います」「捨てるよりいい。冷凍庫の戸を閉めないで(ワクチンを)捨てたところさえある。それ考えたら余って投げるより打った方がいいべ」(礼文町民)

 礼文町では、高齢者向けのワクチン接種が、18日から始まる予定です。


5月14日(金)「今日ドキッ!」午後3時台

北海道放送(株)

1404チバQ:2021/05/25(火) 11:19:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/1933279e039fbf8a3e04de31fe9eff2ccbef9d9c
「核のごみ」文献調査反対の町議、寿都町長選出馬へ 現職と選挙戦の公算
5/25(火) 10:37配信

北海道新聞
町民の意思示す機会に
核のごみ最終処分場選定に向けた文献調査が進む寿都町内。調査反対派が出馬する町長選が町民の意思を示す機会になりそうだ

 【寿都】原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定に向けた文献調査が進む後志管内寿都町の越前谷由樹町議(69)が24日、任期満了に伴う10月の町長選に立候補する意向を固めた。越前谷氏は文献調査に反対しており、調査に反対する住民団体幹部らに同日、出馬すると伝えた。現職の片岡春雄町長(72)は既に6選出馬を表明している。町長選は20年ぶりの選挙戦となり、核のごみの問題に対する町民の意思が直接示される最初の機会となる公算が大きくなった。

 片岡町長は昨年10月、自らの「肌感覚」では住民理解は得られたとして、国への文献調査応募を決め、同11月に調査が始まった。調査に反対する越前谷氏が町長選で勝利した場合、国への応募撤回や調査の中止につながる可能性がある。

 関係者によると、越前谷氏は24日夜、文献調査に反対する住民団体「子どもたちに核のゴミのない寿都を!町民の会」と「脱・肌感覚リコールの会」の幹部らと町内で会談し、町長選への出馬を要請されて受諾した。近く正式表明する。

1405チバQ:2021/05/25(火) 11:19:36
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/540443
核のごみ、住民自ら考える場 寿都・神恵内、NUMOに不信感 分断解消へ「本当の対話を」
05/05 05:00
寿都町の住民団体が開いた映画上映会で、核のごみ問題について学ぶ町民ら=4月23日
寿都町の住民団体が開いた映画上映会で、核のごみ問題について学ぶ町民ら=4月23日
 【寿都、神恵内】原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定に向けた文献調査が進む後志管内寿都町と神恵内村で、住民自身で核のごみの問題や地域振興策を語り合う場をつくる動きが広がっている。両町村では4月中旬、処分事業を担う原子力発電環境整備機構(NUMO)と住民による「対話の場」が始まったが、町内の分断が続く寿都町では紛糾。神恵内村でも村おこしにNUMOが絡むことへの抵抗感があり、住民主体の議論の場を求める声が強まっていた。

 4月23日、寿都町総合文化センターに町民や片岡春雄町長ら約120人が集まり、世界各地にある核のごみの最終処分場候補地を紹介する映画を鑑賞した。主催は文献調査に反対する住民団体「子どもたちに核のゴミのない寿都を!町民の会」。ただ賛否の議論ではなく、核のごみの問題を学ぶことが目的だ。

 70代女性は「核のごみの処分がどんなものか関心はあるけど、賛否が対立する町内では話題に出しにくい。開かれた場で学ぶことができてよかった」と話した。

 片岡町長は昨年10月の文献調査応募に際し、町民と処分事業について勉強していく姿勢を強調していた。だが4月14日の対話の場の初会合では、処分事業に「理解を深めていただくこと」を設置目的とする会則案が示され、反対派町議らが「処分場建設ありきだ」と反発。町長が当初約束した参加者の公募を撤回したこともあり、町やNUMOへの不信感が鮮明になった。

 ただ住民の対立が激化すれば、地域の分断が修復不可能になるという懸念も町民に広がった。文献調査の賛否にかかわらず、マチの将来を議論する場を求める機運も高まった。町民の会が映画会を開いたのも、こうした声を受けてのことだ。

 さらに同会は1月、町民同士が本音で語り合う「くっちゃべる会」もスタートさせた。3月までに計3回開き、延べ約100人が参加。家庭内で賛否が割れ険悪になったという女性や、核のごみの処分事業に頼らず漁業による産業活性化が必要という若い男性らが思いを語った。5月以降も開催予定で、共同代表の三木信香さん(49)は「参加者が本当の『対話』をできる場にしたい」と力を込める。

 一方、北海道電力泊原発(同管内泊村)の立地地域として原子力政策と共存してきた神恵内村では、文献調査に表立って反対する動きは乏しい。ただ核のごみの処分事業が主題となる対話の場で、NUMOが地域振興につながる国の支援策についても説明する構えを見せていることに、複雑な思いも持つ村民もいる。

 2012年から村の海産物をフェイスブックで発信するなどの活動を続ける住民団体「神恵内村魅力創造研究会」のメンバーは「地域振興策は会でずっと議論してきた。実情を知らないNUMOが入っても意味がないのでは」と漏らす。

1406チバQ:2021/05/25(火) 21:01:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/038c6740f2520e537f7f81e3968e5d2a2a64933e
核のごみ文献調査の北海道寿都町 反対派町議が町長選出馬の意向
5/25(火) 18:49配信


毎日新聞
北海道寿都町

 原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定を巡る文献調査が進む北海道寿都町で、文献調査の応募に反対してきた越前谷由樹町議(69)が、10月に予定される任期満了に伴う町長選に出馬する意向を固めた。2期目から4回連続で無投票当選している現職の片岡春雄町長(72)も既に6選出馬の意向を表明しており、2001年以来、20年ぶりに選挙戦となる公算が大きい。

 片岡町長は昨年10月、国への文献調査応募を決め、同11月に調査が始まった。片岡町長が「肌感覚」で町民の過半数が賛成しているとの考えを示したことに、調査に反対する町民団体「子どもたちに核のゴミのない寿都を!町民の会」や越前谷町議を含む反対派町議らは反発。住民投票の実施や応募撤回を求めてきた。

 越前谷町議は25日、毎日新聞の取材に「生まれ育ったふるさとを守らなければならない。今の町政は町民の声を聞いていない。文献調査の応募撤回を含めて戦っていく」と述べた。反対派団体の推薦を受ける。

 越前谷町議は寿都町出身。1974年に同町役場に入庁し、総務課長のほか、片岡町長のもとで助役を務めた。2008年の町議選に初当選し、現在4期目。【高橋由衣】

1407チバQ:2021/06/23(水) 20:41:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/bbcef28c4c64083d6666b3040f358a15645768d9
北海道寿都町、20年ぶり町長選へ 核のごみ問題争点
6/23(水) 16:46配信

1
この記事についてツイート
この記事についてシェア
産経新聞
寿都町長選への出馬表明会見で「当選したら核のゴミを持ち込ませない条例を議会に提案したい」と話す越前谷氏(左)=23日午後、北海道後志(しりべし)管内寿都(すっつ)町(坂本隆浩撮影)

原発の高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定に向けた第1段階の文献調査が進む北海道後志(しりべし)管内寿都(すっつ)町の越前谷由樹町議(69)が23日、同町内で記者会見し、10月に任期満了を迎える同町長選に無所属で立候補すると正式に発表した。現職の片岡春雄町長(72)も6選出馬を表明しており、平成13年以来20年ぶりとなる町長選挙が確定的となった。

出馬会見には約50人の支援者らが出席。越前谷氏は出馬の理由について「片岡町長は昨年8月、町民の意見を聞くことなく独断で文献調査に応募しており、この独断的な町政に疑問を抱いた。核のごみのない町民本位のまちづくりを目指し、寿都を守る一念で出馬を決意した」と述べた。

最大の争点となる核のごみ問題については「まちに核のごみはいらない。選挙で当選したら国に応募の撤回を申し出る。また、核のごみを持ち込ませないよう住民基本条例の制定に向けて議会に提案する」などと述べた。

また「国の交付金を使わない身の丈に合った予算編成を進める」などと述べ、文献調査を受け入れた自治体に国から交付される電源立地地域対策交付金を国に返還する考えも示した。

同町はすでに今年度予算で約10億円の交付金を計上しているが、越前谷氏はこれに代わる財源として同町が推進している風力発電に係る補助金や、ふるさと納税などの収入を充てるとしている。

1408チバQ:2021/06/24(木) 15:39:10

2300 :チバQ :2021/06/24(木) 15:38:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/019bc123e54fe92e7e70f7871778fed5459eb23d
衆議院北海道6区 立憲民主は西川将人旭川市長擁立で最終調整 
6/24(木) 12:07配信

 立憲民主党の第6区総支部は、引退の意向を示している佐々木隆博(ささき・たかひろ)衆議院議員の後継として西川将人(にしかわ・まさひと)旭川市長を擁立する方向で最終調整しています。

 西川将人氏は、旭川出身の52歳。北大を卒業後、日本航空を経て2006年、旭川市長に初当選し、現在、4期目です。
 衆議院北海道6区では、立憲民主党の現職、佐々木隆博(ささき・たかひろ)氏が今期限りでの引退の意向を周囲に伝えています。
 立憲民主党第6区総支部は、25日にも連合北海道などと候補者選考委員会を設置し、西川氏を擁立する方向で最終調整しています。
 北海道6区では、すでに自民党の前道議、東国幹(あずま・くによし)氏が立候補を表明しています。


6月24日(木)午前11時30分〜「JNNニュース」

北海道放送(株)

1409チバQ:2021/06/25(金) 21:57:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/e421de01dec290c4f357b9fc2f80635b91792f9a
サウナ問題の池田市長、7月末の辞職表明「けじめとる」
6/25(金) 14:33配信
朝日新聞デジタル
7月30日付で辞職することを表明した冨田裕樹・大阪府池田市長=2021年6月25日午後1時16分、同市、瀬戸口和秀撮影

 大阪府池田市役所に家庭用サウナを持ち込むなどした冨田裕樹市長(44)が25日の市議会で、7月30日付で辞職すると表明した。4月下旬に辞職の意向を表明していたが、これまで具体的な時期は明言していなかった。


 冨田氏は、公明の市議の「辞職に関する明確なスケジュールを示してほしい」との質問に対し、「65歳以上の方々への(新型コロナウイルス)ワクチン接種の完了のめども立ちつつある。辞表は早々に提出して7月30日付で辞任し、けじめを取りたい」と答弁した。

 冨田氏は4月26日に記者会見し、「高齢者へのワクチン接種が行き届いた時に辞職したい」と表明したが、時期は明言しなかった。市議会は翌27日の臨時会で調査特別委員会(百条委員会)の「不信任決議が相当」とする調査報告書案を可決。だが、市長不信任決議案は、公明の3人が賛成の方針から反対に転じるなどしたため、否決されていた。

 公職選挙法によると、市長から辞職の申し立てがあれば、議長は5日以内に市選挙管理委員会に通知し、その翌日から50日以内に市長選が行われる。(瀬戸口和秀)

朝日新聞社

1410とはずがたり:2021/06/28(月) 13:43:03
玉突きで西川後継に市議5期・道議1期の実力派笠木氏(64)を擁立とのこと。
今津の秘書するしか能のなかった次男坊なんかよりはよっぽどマシであろう。かる〜く粉砕して欲しいところ。

旭川市長選候補 立憲民主党は笠木薫氏で調整
2021年06月26日(土)12時25分更新
https://www.hbc.co.jp/news/0759a656aa59691d0f253f02511a93df.html

1411チバQ:2021/06/28(月) 23:27:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/d9779d422b839c6fcf6dfd97268f698eefed544e
旭川市長選候補 立憲民主党は笠木薫氏で調整
6/26(土) 12:27配信
北海道放送(株)

 立憲民主党の第6区総支部は、西川将人旭川市長の国政転出を見据え次の市長選の候補に、道議会議員の笠木薫氏を擁立することで調整しています。
笠木氏は、旭川出身の64歳で旭川市議を5期務め、現在、道議1期目です。
関係者によりますと、立憲民主党第6区総支部は、次の衆議院選挙に向け旭川市の西川市長に出馬を要請する方針で、コロナ禍で市政を投げ出した形にならないよう後継候補を示すということです。
旭川市長選では、自民党から元衆院議員・今津寛氏の秘書を務めた、次男の寛介氏が出馬を決めています。

北海道放送(株)

1412チバQ:2021/07/03(土) 22:13:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/5d00812b18a302ea13628079b59501fb7696f19c
夕張破綻15年 5年後累積赤字解消 続く苦境、止まらぬ人口減
7/3(土) 14:57配信


北海道新聞
職員維持で負担増
老朽化が進む夕張市役所本庁舎。耐震化に伴う移転の是非が今後の焦点となる

 【夕張】夕張市が2006年6月20日に、353億円もの累積赤字を抱えた財政破綻状態であると表明してから15年が過ぎた。全国唯一の財政再生団体として、現在も毎年26億円を国に返済し続け、そのために高額な水道料金や公共施設の閉鎖など市民に負担を強いている。完済予定の26年度末まであと5年。財政再生団体から脱却した後の市民生活はどう変わり、財政運営はどうなるのか、市は青写真を描くことが求められている。

【動画】住宅街でクマに襲われ4人けが 札幌・東区 猟友会が駆除

 「店の売り上げが伸びない中、手痛い出費」。夕張市内の居酒屋「俺家(おれんち)」の店主、小野佐知子さん(58)は6月上旬、水道料金の納付書を手にため息をついた。市の水道料金は財政破綻当時、1カ月20立方メートル(口径20ミリ)の場合、5848円だったのが、12年の料金改定で現在は全国一高い6978円となっている。俺家の水道料は下水道も含めて1万2千円に上る月もある。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響に加え、昨年12月には市内でホテルやスキー場を運営していた夕張リゾートが破綻し、客足は大きく落ち込んでいる。

1万3千人→7248人
累積赤字の残高など

 市民の負担は水道料金だけではない。長寿の祝い金や小中学生の芸術文化観賞経費など56事業が廃止され、破綻前は独立した施設だった市民会館や図書館は昨年3月に完成した拠点複合施設「りすた」内に小規模化、市立美術館は廃止された。まちの将来に不安を抱いた住民の流出は止まらず、破綻時に1万3千人だった人口は今年5月末時点で7248人まで減った。

 「多額の負債を返済するためには市民に負担をお願いするしかなかった」と市幹部は話す。27年度以降は毎年26億円の借金返済がなくなる見通しであるものの、その全額を自由に使えるようになるわけではない。

 市は国から26年度までの10年間で約12億円の特別交付税を受けているが、完済後は交付されなくなる。「りすた」建設には企業版ふるさと納税4億2500万円を充てたものの、残りの事業費約8億円の返済も近く始まる。また、財政破綻後に市職員が大量退職したため、道や国から職員の派遣を受けており、その人数は現在12人。派遣職員の給与は派遣元が負担しているが、借金完済後はその分の年1億円以上を自ら負担しなければならない。

 さらに、現在は市長の月給を条例上の額から50%減らすなど、市職員約160人の給与や期末手当を削減しており、これを元に戻すと年約5600万円が必要となる。市職員の一人は「低額な状態を続けることは優秀な職員を確保する上で妨げとなる」と話す。

 このほか市役所本庁舎は1978年建築と老朽化が進み、現行の耐震基準を満たしていない。土砂災害警戒区域に位置しているため、別の場所への移転新築なども議論が必要となる。厚谷司市長は「老朽化した施設やインフラの更新など課題が山積していることを踏まえ、収支計画を策定していく」と説明している。

1413チバQ:2021/07/08(木) 22:00:36
https://news.goo.ne.jp/article/hokkaido/region/hokkaido-563349.html
北広島市長選 16年ぶり選挙戦に まちづくり訴え
2021/07/04 21:25北海道新聞

北広島市長選 16年ぶり選挙戦に まちづくり訴え

第一声で4期の実績やまちづくりについて話す上野氏(左)と、立候補を届け出後、報道陣に自身の主張を語る水谷氏

(北海道新聞)

 【北広島】4日に告示された任期満了に伴う北広島市長選には、5選を目指す現職の上野正三氏(73)と、新人で元札幌市職員の水谷敦夫氏(60)=いずれも無所属、届け出順=の2氏が立候補を届け出、一騎打ちが確定した。選挙戦となるのは16年ぶり。2氏はそれぞれ市内でまちづくりなどについて訴えた。投開票日は11日。期日前投票は5日から、市役所などで行われる。

■将来に夢と希望を 上野正三氏(73)=無所属・現

 上野氏は午前9時ごろ、選挙事務所(中央3)前で約150人を前に第一声を上げた。防災食育センターの建設予定などを示し、4期の実績を強調。「希望・交流・成長」をキーワードに「市民が将来に夢と希望を持てるまちづくりに全力で当たりたい」と訴えた。

 2023年開業に向けて建設中のプロ野球北海道日本ハムのボールパーク(BP)については、市内小学校の今春の入学児童数が増加したことを取り上げ「BP効果が出たと思っている」と主張した。この後、選挙カーで市内を回り、支持を訴えた。

■古里を良くしたい 水谷敦夫氏(60)=無所属・新

 水谷氏は午後2時ごろ、届け出た後に立候補の理由などを語った。現職上野氏の市政運営を「市民との対話が足りない」と批判。BPには「賛成」とした上で、「どうまちづくりに寄与するのか、3カ月に1度は市民説明も必要だ」と強調した。高齢者や障害者の福祉充実も目指すとした。

 過去3回、無投票が続き「市民が候補者の論戦を聞く機会をつくりたい」と1週間ほど前に出馬を決意したという。札幌市職員として窓口業務に携わってきた行政経験をアピールし「小学生時代から暮らす古里を良くしたい」と訴えた。(後藤耕作、中橋邦仁)

1414チバQ:2021/07/12(月) 11:11:09
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20210711/7000036445.html
北広島市長選挙 上野正三氏が5選 16年ぶりの選挙戦制す
07月11日 22時54分

任期満了に伴う北広島市の市長選挙は、11日投票が行われ、無所属で現職の上野正三氏が新人を抑えて5回目の当選を果たしました。

北広島市長選挙の開票結果です。
▼上野正三(無所属・現)当選、1万5754票。
▼水谷敦夫(無所属・新)、2615票。
平成17年以来、16年ぶりの選挙戦となった北広島市長選挙は、現職の上野氏が新人で元札幌市職員の水谷氏を抑えて5回目の当選を果たしました。
投票率は38.20%でした。
上野氏は恵庭市出身の73歳。
北広島市の総務部長や助役を務めたあと平成17年の市長選挙に立候補して初当選しました。
上野氏は「再来年3月に予定されているプロ野球・日本ハムの新球場開業を地域の活性化につなげる『ボールパーク構想』や、JR北広島駅西口地域の再整備事業を市民の理解を得ながら着実に進めていきたい」と話しています。

1415チバQ:2021/07/25(日) 20:22:03

2494 :チバQ :2021/07/25(日) 19:45:23
>>2485-2487あたり
https://news.yahoo.co.jp/articles/e1f31d5080691e818ed83b6425ec344a2b398390
次期衆院選 立憲は道12区に山根理広道議を擁立する方針
7/24(土) 16:34配信
HTB北海道ニュース
(写真:HTB北海道ニュース)

 立憲民主党道連と地元選挙区支部は、衆院北海道12区に札幌市北区選出の山根理広道議を擁立する方針を固めました。
 24日に札幌市内で開かれた党の会合で、逢坂誠二道連代表が、山根氏が所属する衆院北海道2区の選挙区支部に要請したものです。山根氏は、かつて道12区選出だった松木謙公衆院議員の秘書などを経て、2019年の道議選で初当選し、現在1期目です。会合の後、逢坂代表は、「山根氏は地域を知っていて、知識の上でも体力の上でも非常にふさわしい」と話しました。一方、山根氏はHTBの取材に「真摯に受け止め、仲間や後援会と議論したい」と述べ、出馬に前向きな姿勢を示しました。道12区には、自民党が現職の武部新氏、共産党が党北見地区委員長の菅原誠氏の擁立を決めています。

HTB北海道ニュース

1416チバQ:2021/08/07(土) 10:38:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/bb10761213a40c7ccd7cd8740df896c6e4556c8e
旭川の道議補選にLGBT(性的マイノリティー)の夢月氏が出馬表明  立憲民主党の公認
8/6(金) 12:41配信
HTB北海道ニュース
(写真:HTB北海道ニュース)

 道議選旭川市の補欠選挙に、LGBT(性的マイノリティー)の夢月萌絵(むつき・もえ)氏が立憲民主党の公認で出馬する意向を表明しました。
 夢月氏は8月5日の会見で「LGBTやマイノリティーを排除しない社会システムを構築したい。多様性を社会が持つことは強さだと思う」と述べました。
 夢月氏は十勝の幕別町出身の40歳。
 男性の身体に生まれたものの自認する性は女性というトランスジェンダーで、現在は旭川市内のニューハーフショークラブの代表取締役を務めています。
 道議補選には、旭川市議2期目の林祐作氏33歳と旭川市議3期目の木下雅之氏45歳も出馬を表明していて、それぞれ自民党が公認する予定です。

HTB北海道ニュース

1417チバQ:2021/08/07(土) 14:02:16
とりあえずLGBTか障がい者の候補を混ぜておけば、多様性アピールで支持層固めになるしな
って感じがするのは、穿った見方ですかね?

1418チバQ:2021/08/10(火) 20:18:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/2adb73018daaa3f1afa78198100ae51869b1d8f3
元札幌市議、除名処分が確定 議長席に9時間、逆転敗訴
8/10(火) 17:35配信

共同通信
 札幌市議会の議長席を約9時間占拠し議事を空転させたとして、除名処分を受けた元市議松浦忠氏(81)が、議会に処分の取り消しを求めた訴訟で、最高裁第1小法廷(木沢克之裁判長)は松浦氏の上告を受理しない決定をした。5日付。松浦氏の請求を認めた一審札幌地裁判決を取り消し、逆転敗訴とした二審札幌高裁判決が確定した。

 判決によると松浦氏は19年5月、統一地方選後の臨時議会で、最年長の議員として臨時議長を務めた。自身がかねて考えていた立候補制での議長選出を提案し、自ら立候補を表明。他議員からの異議を受け付けず、解任されるまで議長席に居座った。同6月に除名処分を受けた。

1419チバQ:2021/08/14(土) 10:11:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/1bbdc868972bc3beff87bc48100e8d08025209d4
「雰囲気は悪くなった」 核ごみに揺れ、住民が割れた町
8/14(土) 6:00配信

朝日新聞デジタル
住民説明会であいさつする寿都町の片岡春雄町長=2020年9月10日夜、北海道寿都町の町総合文化センター

 「核のごみ」(原発から出る高レベル放射性廃棄物)の最終処分場を選ぶための調査に、北海道寿都町が応募を検討していることが明らかになって1年がたった。同町はその後正式に応募し、同じ時期に国からの申し入れを受諾した同じ後志地域の神恵内村とともに、全国初の調査が昨年11月から続いている。国の原子力政策に直結する処分場の問題が北海道で動き出したこの1年を振り返る。(伊沢健司)

【写真】風力の町として知られる寿都町の海岸には風車が並ぶ=北海道寿都町

■寿都町、住民には「寝耳に水」

 「寿都が一翼を担えるのであれば、私の思いとしては、それも一つだ」

 寿都町の片岡春雄町長は昨年8月13日、朝日新聞の取材に、こう語った。国内で原発が運転を始めてから半世紀以上経っても処分場が決まらない現状に「寿都が一石を投じる」と考えたという。

 国から得られる交付金にも期待した。地下300メートルより深くに核のごみを埋める処分場の選定は20年に及ぶ。既存の資料を調べる第1段階の「文献調査」は2年で最大20億円、実際に掘って調べる第2段階の「概要調査」は4年で最大70億円が交付される。地下施設をつくる第3段階の「精密調査」の交付金は未定だ。片岡町長は交付金で、人口減少やコロナ禍で落ち込んだ地域経済を立て直そうと考えた。

 しかし住民には寝耳に水の表明だった。調査に反対する水産加工業者らが9月、町民の会を結成し、応募前の住民投票を求め署名を集めた。町の住民説明会でも調査への反発が目立った。

 しかし、5期20年にわたり務めてきた片岡町長は「肌感覚で町民の賛成はわかる」と、応募前の住民投票を否定。地元の意に反して調査が先に進むことはない、との説明を繰り返し、町長支持派が過半の町議会も追認した。結局、検討表明からわずか2カ月後の10月、調査応募が決まった。

 あれから10カ月。町内は現在どうなっているのか。片岡町長は6月下旬、報道陣に「私が肌感覚と言ったとき以上に雰囲気は悪くなっている」と語った。人口2900人に満たない町では賛否が割れ、人間関係が悪化することを恐れて態度を明かすことをためらう町民が少なくない。

 町では10月に町長選が予定され、6選をめざす片岡町長と、反対派の越前谷由樹町議が立候補を表明。文献調査前の住民投票が実現しなかった町では、この選挙が調査への賛否を町民に問う初めての機会となる。ただ、片岡町長は概要調査へ進む前の来秋に住民投票を実施すると決めたことに触れ「その場がみなさんの答えを出す場だと考えている」と発言。町長選の争点については「疲弊した生活をどうするか。こっちのほうが重要かと私は思っている」と述べた。

■「ボトムアップ」の神恵内村

 一方、寿都町と同じ後志地域にある神恵内村は、異なる経過をたどった。

朝日新聞社

1420さきたま:2021/08/16(月) 00:12:49
>>1416
道議補選旭川市、立憲民主が夢月氏擁立断念
08/15 18:47
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/578450
 立憲民主党道6区総支部は15日、定数6で欠員2となっている道議選旭川市の補欠選挙(9月17日告示、同26日投開票)に、同党公認で出馬する意向を表明していた旭川市の会社役員、夢月萌絵氏(40)の擁立を取りやめたと発表した。夢月氏から体調不良を理由に出馬を断念する申し出があったという。

 夢月氏は男性として生まれたが、女性を自認するトランスジェンダーで、本名は佐藤好紀

1421とはずがたり:2021/08/21(土) 23:13:15
差し替えか

道議補選旭川市、立憲が女性市議擁立へ
08/20 05:00
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/579963

 【旭川】立憲民主党道6区総支部は19日、道議選旭川市の補欠選挙(欠員2、9月17日告示、同26日投開票)に、旭川市議の宮崎アカネ氏(49)を擁立する方針を固めた。擁立を断念した性的少数者(LGBTなど)の当事者に代わる党公認候補となる。

 宮崎氏は旭川市出身。2019年に市議に初当選し、現在1期目。

 道議補選は旭川市長選、市議補選と同日投開票の日程で行われ、いずれも前市議の木下雅之氏(45)、林祐作氏(33)がともに自民党公認で出馬する予定。

1422とはずがたり:2021/09/12(日) 22:42:55

士別市長選挙 新人2人の与野党対決に 投票日は12日
09月05日 17時23分
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20210905/7000037957.html

任期満了に伴う士別市の市長選挙が5日に告示され、新人2人が立候補しました。

士別市長選挙に立候補したのは、届け出順に、いずれも無所属の新人で、▼立憲民主党の地域支部が推薦する元士別市議会議長の松ヶ平哲幸氏(61)と、▼自民党の地域支部と新党大地が推薦する元士別市議会議員の渡辺英次氏(48)の2人です。
士別市長選挙は平成21年以来12年ぶりの選挙戦となり、自民党の支援を受ける渡辺氏と立憲民主党の支援を受ける松ヶ平氏の与野党対決の構図となっています。
3期12年務めた現職の牧野勇司市長は引退する意向を表明していて、今回の選挙には立候補しませんでした。
士別市は人口およそ1万8000人。
歳入不足が深刻化し市の貯金にあたる財政調整基金も減少する中、いかに財政を立て直すのかや、新型コロナウイルスの影響で打撃を受ける地域経済の活性化策などをめぐって論戦が交わされる見通しです。
士別市長選挙は今月12日に投票が行われ、即日開票されます。

1423とはずがたり:2021/09/12(日) 22:44:41
https://twitter.com/Kyonkyon_senkyo/status/1437033203361927171
きょんきょん@衆院選2021
@Kyonkyon_senkyo
立憲民主党北海道議の北口雄幸氏によれば、立憲系の士別市議は市議17名中、5名。

このうち1名(松ヶ平氏)が市長選に出て、補選で1人受かったのでプラマイゼロ。
午後9:39 ・ 2021年9月12日・Twitter for Android

1424とはずがたり:2021/09/12(日) 22:58:41
痛い星を落とした模様。。

https://twitter.com/Kyonkyon_senkyo/status/1437049447939121155
きょんきょん@衆院選2021
@Kyonkyon_senkyo
士別市長選 開票率100%
負けたか…。まじかぁ。これはあまりにも手痛い。士別市は佐々木隆博さんの出身地。

1425チバQ:2021/09/13(月) 07:22:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/206646981bbecac02ff21df452913828da56e3a8
衆院選の「前前哨戦」 北海道士別市長選で自民系新顔が制す
9/12(日) 23:30配信

朝日新聞デジタル
北海道士別市長選で初当選した渡辺英次氏=5日、同市

 北海道士別市長選が12日投開票され、前市議の渡辺英次氏(48)=無所属新顔=が、前市議長の松ケ平哲幸氏(61)=同=を破り、初当選した。

 渡辺氏は新党大地と自民党士別支部の推薦を、松ケ平氏は立憲民主党士別ブロックの推薦を受けており、事実上自民系が制した形となった。

 士別市は衆院北海道6区にあり、同区選出で今期で引退する立憲の佐々木隆博氏の地元。市長を3期務めた現職の牧野勇司氏も立憲系。今月19日に告示される6区内の旭川市長選も立憲系対自民系の構図となっている。このため自民は、士別市長選を次期衆院選の「前前哨戦」と位置づけ、6区の立候補予定者が渡辺氏陣営の応援に入るなど、立憲の牙城(がじょう)の切り崩しに総力を挙げてきた。

 一方で立憲は、佐々木衆院議員や牧野市長の引退による支持者離れを食い止めようと躍起だった。

 今回の市長選の争点は、市が今年度から取り組む財政健全化実行計画への対応などだった。渡辺氏は「若者や子どもが夢を持って暮らせるまちづくりを」と訴え、地域通貨を導入するなどして経済の循環を目指すなどと主張。財政健全化実行計画については「見直しも視野に検証したい」としていた。

 松ケ平氏は「財政健全化は、計画をその都度検証しながらやり抜く」と訴えたほか、市議の定数削減で確保する財源を使い、高校生の医療費無料化実現などを公約に掲げていた。(本田大次郎)

朝日新聞社

1426とはずがたり:2021/09/15(水) 23:12:12

与野党対決の士別市長選挙 自民党支援の渡辺英次氏初当選
09月12日 22時55分
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20210912/7000038214.html

任期満了に伴う士別市の市長選挙は12日に投票が行われ、自民党が支援した元士別市議会議員の渡辺英次氏が与野党対決を制し、初めての当選を果たしました。

士別市長選挙の開票結果です。
渡辺英次(無所属・新)当選、5988票。
松ヶ平哲幸(無所属・新)、4975票。
新人どうしの与野党対決の構図となった士別市長選挙は、自民党の地域支部と新党大地が推薦した元士別市議会議員の渡辺氏が、立憲民主党の地域支部が推薦しいまの市政の継承を掲げた元士別市議会議長の松ヶ平氏を抑え、初めての当選を果たしました。
投票率は70.59%でした。
渡辺氏は士別市出身の48歳。
市内で建設業を営み、平成22年からことし6月まで11年余りにわたって市議会議員を務めました。
渡辺氏は「農産物や畜産物のブランド化を図り、売り上げを向上させたい。およそ200戸にのぼる市営住宅の空き部屋を移住体験の希望者向けに貸し出すなど有効活用して市の発展につなげていきたい」と話しています。

1427チバQ:2021/09/18(土) 00:20:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/d31e80ea673440ea5382652d7043e4370a26cafe
北海道議補選旭川市区告示 与野党3人立候補 旭川はトリプル戦へ
9/17(金) 17:30配信
朝日新聞デジタル
支持者に向かい、自らの政策を訴える北海道議補選の候補者=北海道旭川市

 北海道議補選旭川市選挙区(被選挙数2)が17日告示され、立憲新顔の宮崎アカネ氏(49)、自民新顔の木下雅之氏(45)、同じく自民新顔の林祐作氏(33)=新党大地推薦=の3人が立候補を届け出た。旭川市では19日に市長選、市議補選も告示されてトリプル選となり、次期衆院選の前哨戦として与野党が論戦を交わす。いずれも26日に投開票される。


 道議会旭川市選挙区は定数6。このうち議員2人が衆院選と市長選に立候補するため辞職して欠員2となり、補選となった。自民1、立憲1だった議席を、自民2、立憲1の3候補が争う。

 この日、3候補はそれぞれ、衆院選や市長選の立候補予定者らと並び、街頭演説をした。宮崎氏はひとり親世帯への支援の充実などを、木下氏は地域資源を生かした「稼ぐ力」のパワーアップなどを、林氏は広域連携型観光の推進などを、それぞれ訴えている。

 3候補はいずれも市議を辞職して立候補したため、19日には市長選とともに市議補選も告示される。市長選には自民などが推薦する今津寛介氏と、立憲などが推薦する笠木薫氏が立候補を予定。市議補選にも自民、立憲、共産が計4人の擁立準備を進める。

 16日現在の有権者数は28万5006人。(本田大次郎)

朝日新聞社

1428チバQ:2021/09/20(月) 09:14:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/e8e9af70a34209ffde7cfa23dba7bffe1d1fc946
北海道・旭川市長選告示、新顔2人が立候補 衆院選前に与野党が争う
9/19(日) 17:37配信

朝日新聞デジタル
旭川市長選の候補者に拍手を送る支援者たち=旭川市

 北海道旭川市長選が19日告示され、無所属新顔の元衆院議員秘書、今津寛介氏(44)=自民、維新、新党大地推薦=と、無所属新顔の元道議、笠木薫氏(64)=立憲、国民、社民推薦=の2人が立候補を届け出た。市議補選(被選挙数3)には4人が届け出た。同市では道議補選(同2)も告示されており、次期衆院選の前哨戦として、与野党が争うトリプル選となった。投開票は26日。

 市長選は西川将人前市長が、立憲公認で衆院選道6区から立候補するため辞職したことに伴い実施。道6区には自民から前道議の東国幹氏、「NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で」から政治団体代表の斉藤忠行氏も立つ予定だ。

 今津氏は市中心部で第一声。「旭川市がこの15年間、なぜ停滞してきたのか。行政に責任がある」と前市政を批判。「発展を取り戻すには、国政、道政と連携して、政治の光を旭川に届けていくことが必要だ」とアピールした。

 市議補選候補と一緒の出陣式では、東氏も壇上に立ち、自民や維新の国会議員のほか、推薦した公明総支部の道議らも駆けつけた。

 笠木氏はJR旭川駅そばで第一声。「33万の旭川市民には、33万通りの生き方がある。多様性を認め合う街をみんなでつくろう」と訴えた。そして「旭川には無限大の可能性がある。埋もれている財産を掘り起こそう」と呼びかけた。

 西川氏も演説したほか、立憲の国会議員らも姿を見せた。笠木氏は、共産の地区委員会が加わる団体からも支援を受ける。

 市長選では新型コロナウイルス対策や、市内で女子中学生がいじめを受けたとされる問題への対応などが争点になっている。コロナ対策について今津氏は「国や道とのパイプをいかし、ワクチンを大量確保する」とし、笠木氏は「接種促進のため、事業所へ2日間の休暇付与をお願いする」とする。いじめ対策として今津氏は、市長直属のいじめ110番設置を、笠木氏はいじめ防止条例の早期制定を掲げる。

 また、市役所の組織改革について、今津氏は「国や道の地方創生に精通した市政補佐官の配置」を、笠木氏は「女性副市長を実現させ、女性視点のまちづくり」を訴えている。

 市議補選には自民、立憲、共産の公認が各1人、無所属で自民推薦の候補が1人、立候補した。

 18日現在の有権者数は28万4984人。(井上潜、本田大次郎)

朝日新聞社

1429チバQ:2021/09/27(月) 00:40:30
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASP9V7TKGP9VIIPE00G.html北海道旭川市長選で今津氏が初当選、自民が支援、野党系候補破る
2021/09/27 00:00朝日新聞

北海道旭川市長選で今津氏が初当選、自民が支援、野党系候補破る

当選を決めて万歳をする今津寛介氏=北海道旭川市

(朝日新聞)

 北海道旭川市で市長選などのトリプル選が26日投開票され、市長選では元衆院議員秘書で無所属新顔の今津寛介氏(44)=自民、維新、新党大地推薦=が、元道議で無所属新顔の笠木薫氏(64)=立憲、国民、社民推薦=を破り、初当選した。自民は15年ぶりに市長の座を奪還し、次期衆院選の前哨戦を制した。道議補選旭川市選挙区(被選挙数2)、市議補選(同3)も開票が進んだ。

 市長選は4期目だった西川将人前市長が、立憲公認で衆院道6区から立候補するため辞職したことに伴い実施。道6区には自民から前道議の東国幹氏と、「NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で」から斉藤忠行氏も立つ予定だ。

 今津氏は当選が決まると選挙事務所で、自民や公明、新党大地などの関係者とともに万歳。「この15年の停滞を打ち破って欲しいという市民の思いを受け止めた。夢と希望を持てる旭川の街づくりを、今日からしたい」と挨拶した。

 公約では、新型コロナ対策として「国や道とのパイプをいかし、ワクチンを大量確保する」と掲げた。亡くなった中学2年の女子生徒が過去にいじめを受けていたとされる問題では「真相解明を進める」とし、市長直属の「いじめ110番」設置を約束した。

 今津氏は3年前の市長選で、自民党内を固めきれず、約2万6千票差で西川氏に惨敗。しかし今回、次期衆院選と連動する形で東氏や自民の国会議員と街頭に立ち、道議補選、市議補選の候補とも連携して、党内の一本化に成功した。さらに公明総支部の推薦も得て、国政与党の協力関係を強調した。衆院道6区は前回、立憲が議席を獲得しており、自民関係者は「これで衆院選にも勢いがつく」と分析する。

 笠木氏は西川氏の後継として立候補。西川市政の継承を掲げていたが、現市政への不満を踏まえ、選挙戦の途中からは「新しい旭川をつくろう」と訴えを変化させたが、浸透しなかった。また、西川氏がこれまでの市長選で得ていた保守層からの支持も取り込むことができなかった。(本田大次郎)

1430チバQ:2021/09/27(月) 00:41:35
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/593266?rct=n_hokkaido
今津氏「新しいまちに」 笠木氏「力及ばず」 旭川市長選
09/26 23:30
初当選し、支持者と喜ぶ今津寛介氏(右)=26日午後9時40分ごろ(宮永春希撮影)
初当選し、支持者と喜ぶ今津寛介氏(右)=26日午後9時40分ごろ(宮永春希撮影)
初当選し、支持者と喜ぶ今津寛介氏(右)=26日午後9時40分ごろ(宮永春希撮影)
険しい表情で敗戦の弁を述べる笠木薫氏=同日午後9時40分ごろ(西野正史撮影)
 【旭川】15年ぶりの新人対決となり、26日に投開票された旭川市長選は、元衆院議員秘書の今津寛介氏(44)が前道議の笠木薫氏(64)を下した。早々と当選確実が伝えられ、再挑戦が実った今津氏陣営には喜びの声が上がり、笠木氏陣営は重い空気に包まれた。

 今津氏の選挙事務所は午後8時すぎに「当選確実」が報じられると、大きな拍手に包まれた。今津氏は妻佳子さん(47)と午後9時35分ごろ事務所に姿を現し、「旭川を新しいまちに変えてほしいという、市民の思いが詰まった結果」と述べ、支持者と喜びを分かち合った。

 2018年の前回市長選で敗れてから、街頭で750回以上演説。市民の声を受け「生活道路の排雪倍増」などを公約に盛り込み、「一つ一つスピード感を持って実現する」と語った。

 今回初めて公明党の推薦を受け、旭川商工会議所の政治団体や旭川建設業協会など主要団体の推薦も追い風となった。同商工会議所副会頭の荒井保明選対本部長(60)は「オール旭川として、市政の停滞を変えてほしい」と期待した。

 一方、敗れた笠木氏は午後9時35分ごろ、事務所に姿を見せた。「自分の力が及ばず、申し訳ない」と頭を下げた。

 笠木氏は次期衆院選に出馬する西川将人前市長(52)の後継候補として出馬。敗北について「有権者は変化を求めていたのではないか」と受け止めた。

 出馬表明が7月下旬と遅れたこともあり、中村彰利選対本部長(77)は「(活動の)期間が短く、知名度不足を感じた」と肩を落とした。(小林史明、綱島康之)

1431チバQ:2021/09/27(月) 21:58:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/a9d79b8dfe88b87b15641a127693fbb27de4a390
与野党激突の旭川市長選 前市長後継の立民候補が破れ自民候補が当選 果たして衆院選への影響は
9/27(月) 19:06配信
 事実上の与野党対決となった旭川市長選挙。
 勝利したのは自民党などが推薦する候補でした。
 間近に迫った衆院選にどう影響を与えるのでしょうか。
 「バンザイ!バンザイ!」

 26日投開票が行われた旭川市長選挙。
 初当選したのは自民党などの推薦を受けた新人の今津寛介さん。
 前市長の後継で立憲民主党などが推薦した笠木薫さんを大差で破りました。

 今津寛介氏
 「自民党、公明党、維新の会、新党大地の皆様の推薦で勝ち上がったわけでありまして、やはりこのことは有権者の皆様の判断の大きな選択材料の一つになったと思いますから、衆院選への弾みになるのかなと」

 今回の市長選は衆院選の与野党対決の「代理戦争」とも言える状況に。
 今津さんの当選に満面の笑みを浮かべていたのは北海道6区に自民党から出馬する予定の元道議会議員、東国幹さん。
 市長選の結果を追い風に、選挙区で2連敗中の与党の議席奪還を狙います。

 東国幹氏
 「励みになる。励ましてくれた。(今津さんの政策は)我が党が常日頃から訴えてきたところがかなり多い。その政策に対する自信は持てたと思っている」

 一方、敗れた笠木さんを自らの後継に指名していた前の市長、西川将人さんは衆院選・北海道6区に立憲民主党から出馬予定。
 後継に指名した笠木さんの当選を弾みに、自らの勝利を描いていました。

 西川将人氏
 「今回は残念な結果でありました。分析をしっかりして反省をしていくべきところは何なのか考えていかなければいけない」

 また、北海道6区に「NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で」から出馬予定の斉藤忠行さんは「女子中学生のいじめ問題など市民は西川前市長の市政を良しとしなかったのでは」とコメントしています。

HTB北海道ニュース

1432チバQ:2021/09/29(水) 21:42:38
自民林祐作が落選
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20210927/7000038625.html
道議補選旭川市選挙区 自民党と立憲民主党が議席分け合う
09月27日 02時14分

旭川市長選挙とあわせて26日投票が行われた道議会旭川市選挙区の補欠選挙は、いずれも新人の元旭川市議会議員で、▽立憲民主党公認の宮崎アカネ氏と、▽自民党公認で新党大地が推薦した林祐作氏の2人が初めての当選を決めました。
2議席を与野党の3人が争う構図となった道議会旭川市選挙区の補欠選挙は、選挙前と同様、自民党と立憲民主党が1議席ずつを分け合う結果となりました。

1433チバQ:2021/09/30(木) 07:23:48
>>1432
間違えた
自民木下雅之が落選

1432 チバQ 2021/09/29(水) 21:42:38
自民林祐作が落選
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20210927/7000038625.html
道議補選旭川市選挙区 自民党と立憲民主党が議席分け合う
09月27日 02時14分

旭川市長選挙とあわせて26日投票が行われた道議会旭川市選挙区の補欠選挙は、いずれも新人の元旭川市議会議員で、▽立憲民主党公認の宮崎アカネ氏と、▽自民党公認で新党大地が推薦した林祐作氏の2人が初めての当選を決めました。
2議席を与野党の3人が争う構図となった道議会旭川市選挙区の補欠選挙は、選挙前と同様、自民党と立憲民主党が1議席ずつを分け合う結果となりました。

1434チバQ:2021/10/18(月) 08:45:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/55834bbed4ff27cbbfc5b1208e311f5aad99addf
「核ごみ」調査、争点に 推進派と反対派一騎打ちへ 北海道寿都町長選、21日告示
10/17(日) 7:11配信

時事通信
北海道寿都町長選への立候補を表明した2氏が出席した政策発表会=2日午後、同町(代表撮影)

 原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分地選定をめぐる文献調査が進む北海道寿都町で21日、任期満了に伴う町長選(26日投開票)が告示される。


 調査を推進する現職と、反対する新人の2人が立候補を表明。調査の是非を争点に選挙戦が展開される見通しだ。選挙の結果次第では調査の今後の進め方に影響が出る可能性がある。

 立候補を表明しているのは、6選を目指す現職の片岡春雄氏(72)と、新人で元町議の越前谷由樹氏(70)。過去4回の町長選は無投票で、選挙戦となれば20年ぶり。

 寿都町は日本海に面した人口約2800人の漁業のまち。町は活性化に向け、町営風力発電所による収入や、ふるさと納税の寄付金などで自主財源の確保に努めてきたが、人口減少は止まらず、過疎化が深刻化している。

 町の将来を不安視する片岡氏は、第1段階の文献調査で国から最大20億円の交付金が支払われる処分地選定手続きに着目。昨年10月に応募に踏み切り、同11月、政府の要請に応じた北海道神恵内村とともに調査が始まった。

 片岡氏は、調査の受け入れについて「10〜20年先に希望の持てる町につなげる」と意義を強調。交付金を雇用創出などに充て、人口減少に歯止めをかけると主張する。全国に原発の課題に関する議論を喚起するため、「町を核のごみ問題を勉強するモデルにしたい」とも説明する。

 これに対し越前谷氏は「町民の間に分断が起きている」として、調査の撤回を訴える。当選した場合は交付金の受け取りを辞退し、身の丈に合った財政運営への転換を目指すという。

 資料で地質などを調べる文献調査は2年間の予定。3段階の調査全体では約20年を要し、次の段階に進むには知事や市町村長の了解が必要だ。町民からは「調査だけで終わるはずがない。核のごみが来ることになる」(70代男性)と不安の声が上がる一方、「住民サービスの継続にはお金が必要だ」(60代女性)と、調査受け入れはやむを得ないとの意見も出ている。

1435チバQ:2021/10/21(木) 09:35:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/e223d2f8ee14eeae2a9171051eb35e5276ba48c6
核ごみ争点に20年ぶり選挙戦 現新2氏が届け出 北海道寿都町長選
10/21(木) 9:26配信

時事通信
 原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分地選定に向けた文献調査が進む北海道寿都町で21日、任期満了に伴う町長選が告示され、調査に反対する新人と調査を推進する現職の2氏が立候補を届け出た。

 調査の是非を争点に20年ぶりの選挙戦が繰り広げられる。投開票は26日。

 立候補したのは届け出順に、新人で元町議の越前谷由樹氏(70)と、6選を目指す現職の片岡春雄氏(72)。

 越前谷氏は、片岡氏を「独断で調査に応募し、町民を分断させた」と批判し、自らが当選した場合は調査を撤回すると明言。調査の交付金に頼らない財政運営を訴える。

 片岡氏は、地域経済の回復を最大の公約に掲げ、調査について「国から交付金も得られる」と意義を強調。調査を次の段階に進めるかは住民投票で賛否を問うと説明し、「(町長選の)争点ではない」としている。

1436チバQ:2021/10/27(水) 10:15:31
火曜日投開票なのか
https://news.yahoo.co.jp/articles/580ade9ac2cbe1383669d7a95cd02c86d90920a7
「核のごみ」調査推進派の現職・片岡氏が6選 北海道寿都町長選
10/26(火) 21:49配信
朝日新聞デジタル
当選確実の報道を受け、支援者らと万歳をする片岡春雄氏=2021年10月26日午後10時9分、北海道寿都町、日吉健吾撮影

 「核のごみ」(原発から出る高レベル放射性廃棄物)の最終処分場の選定に向けた全国初の「文献調査」が進む北海道寿都(すっつ)町の町長選が26日、投開票され、調査を推進する現職の片岡春雄氏(72)が、調査反対派の新顔で前町議の越前谷由樹氏(70)を破り、6選を果たした。

【画像】「核のごみ」10万年隔離できるのか 地下に潜り考えた

 確定得票は片岡氏が1135票、越前谷氏が900票だった。

 当選を果たした片岡氏は支持者らを前に、「核のごみの案件は厳しいと改めて感じた。賛成反対は別に、(文献調査後の)概要調査前に住民投票で意見を聴いて判断させていただきたい。寿都町で冷静に議論が進むことを望む」と述べた。

 越前谷氏は「力が及ばなかった。私の責任だ。町民の皆さんがその道を選んだから仕方が無いが、寿都の将来、未来を考えると私の心はなんともいえない」と語った。

 経済産業省は選挙結果を受け、「個別の選挙結果については控えるが、地域の声を踏まえて、引き続き対話活動を続けていきたい」とのコメントを出した。

 日本海に面した人口約2800人の寿都町では昨年8月、片岡氏が文献調査への応募検討を突然表明。町民の賛否が割れるなかで10月に正式応募し、11月に調査が始まった。

 片岡氏は、人口減や新型コロナウイルスの影響で落ち込んだ地域経済を立て直すため、調査で得られる交付金に期待した。核のごみの問題に「一石を投じる」とも主張。漁業や農業の振興策を訴え、文献調査が終わる来秋にも住民投票を行う考えを示してきた。

 一方、越前谷氏は町内の分断を解消するには文献調査の中止が最優先だと主張した。調査応募の前に住民投票をするべきだったと批判。交付金に頼らない財政改革を進めると訴えていた。しかし、町営の風力発電やふるさと納税によって収入を増やしてきた片岡氏への支持が上回った。

 推進派の片岡氏が6選し、文献調査は継続される。ただ、2年間の調査期間が終わる来秋にも、次の段階の概要調査へ進むかの賛否を問う住民投票が予定されており、「国策」による町内の分断が続く可能性がある。

 処分場の選定プロセスは20年に及び、既存のデータや論文を用いる2年間の文献調査、実際に地面を掘る4年間の概要調査、地下施設をつくる14年間の精密調査へと続く。国から地元や周辺自治体には、文献調査で最大20億円、概要調査で最大70億円の交付金が出る。

 国は2000年に法律をつくり、地下300メートルより深くに核のごみを埋める処分場の受け入れ自治体を探してきたが難航。07年には高知県東洋町の当時の町長が応募したが、反対派に町長選で敗れ撤回に追い込まれた。(伊沢健司)

朝日新聞社

1437チバQ:2021/10/27(水) 10:16:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/4dd1186da386929a47f7baeedc17d1dee24f1b87
「想定以上に縮まった…落ち着いて勉強進めたい」"核のごみ"争点の寿都町長選 現職が235票差で勝利
10/26(火) 23:21配信

33
この記事についてツイート
この記事についてシェア
北海道ニュースUHB
寿都町長選挙で当選した片岡春雄氏

 いわゆる「核のごみ」をめぐる調査の是非が争点となっていた北海道寿都町の町長選挙で、調査を推進する現職・片岡春雄氏(72)が6期目の当選を果たしました。

 当選後、片岡氏は「想定以上に票差が縮まった」としながら、核のごみの最終処分場をめぐっては「時間をかけて落ち着いて勉強を進めていきたい」と語りました。

 20年ぶりに行われた寿都町長選挙には、いずれも無所属で、文献調査に反対する前の町議会議員の新人・越前谷由樹氏(70)と、現職・片岡春雄氏(72)の2人が立候補し、選挙戦を繰り広げ、片岡氏が1135票、越前谷氏が900票で、片岡氏が235票差で勝利しました。

 当選後、片岡氏は多くの支援者に感謝の言葉を述べたあとの会見で「235票差は相当厳しい票差。想定した以上に縮まった」と激戦ぶりを振り返りました。

 "核のごみ"をめぐる議論について町民には「一石を投じた私の思いを改めて訴えて、学んでいただく。短期間ではなくある程度の時間の中で学ぶことが全国的に学びの輪が広がることにつながる。あわてて結論を出すべきじゃない」とし、「私の思いが今回の選挙で町民に伝わっていないことを目の当たりにした。落ち着いて勉強会・説明会をしていきたい」と話しました。

 町を二分する議論となったことで「信任を得たとは思っていない。選挙戦では文献調査から概要調査に移るときに住民投票しようと訴えてきた。(相手候補に投票した町民との)考え方のギャップを埋めていかないとこれからの町づくりをすべきではない。お互い冷静になりながら、町に対する愛情は同じだと思うので、丁寧にわだかまりないような進め方をしたい」と今後の町づくりを慎重に進めていきたいとの考えを示しました。

UHB 北海道文化放送

1438チバQ:2021/12/04(土) 23:16:40
132 チバQ sage 2021/12/04(土) 23:12:53
"来年夏の参院選道選挙区 自民党道連の候補者公募に6人応募|NHK 北海道のニュース" https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20211130/7000040685.html

来年夏の参院選道選挙区 自民党道連の候補者公募に6人応募

11月30日 18時13分

来年夏の参議院選挙に向けた動きです。自民党の北海道選挙区の候補者を選ぶ党道連の公募は30日が締め切りとなっていて、これまでに新人あわせて6人が応募しました。

来年夏に行われる参議院選挙で、自民党は定員3の北海道選挙区に2人を擁立する方針で、これまでに現職の長谷川岳氏の擁立を決めています。
残る1人を選ぶ公募は30日で締め切られることになっていて、党関係者によりますと、これまでに、▼道議会議員の大越農子氏(51)、▼元道議会議員の柿木克弘氏(53)、▼元民放アナウンサーの鶴羽佳子氏(53)、▼道議会議員の八田盛茂氏(64)、▼元衆議院議員の船橋利実氏(61)、▼作家の森久美子氏(65)の新人あわせて6人が応募しました。
このうち八田氏と船橋氏は、支援する党員らによる他薦での応募です。
党道連は今後、具体的な選考の方法やスケジュールを決めることにしています。
このほか、定員3の参議院北海道選挙区には、これまでに、▽共産党の新人の松橋千春氏が立候補を表明しています。
また、▽立憲民主党が2人の擁立に向けて調整を進めているほか、▽日本維新の会と▽国民民主党も候補者の擁立を検討しています。

1439チバQ:2021/12/26(日) 14:42:26
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/627635?rct=n_politics
自民、4選目指す米沢氏に対抗の動き 来春の帯広市長選
12/26 05:00
自民、4選目指す米沢氏に対抗の動き 来春の帯広市長選
自民、4選目指す米沢氏に対抗の動き 来春の帯広市長選
市議会で答弁する帯広市の米沢則寿市長。自民党内では対立候補を探る動きもある=13日(井上浩明撮影)
 【帯広】来年4月の帯広市長選まで4カ月を切り、米沢則寿市長(65)は4選を目指し出馬する意向を固めた。1月にも正式表明するとみられる一方、前回は米沢市長を「応援」した自民党内では対立候補を擁立すべきだとの主戦論が出始めている。自民は10月の衆院選道11区(十勝管内)で中川郁子氏(63)が善戦して比例復活した勢いに乗り、12年ぶりとなる自民系市長の誕生をうかがう。ただ党内は一枚岩ではなく、独自候補擁立に至るかは不透明だ。

■衆院選で勢い/支部内に異論も

 「熟慮している」。米沢市長は7日の定例市議会で、公明党市議から4選出馬の考えを問われ明言を避けた。当初は、支援を受けてきた立憲民主党の市議の一般質問に答える形で出馬表明できないか模索する動きもあったが、周囲の「自民が独自候補を立てるのか見極めるべきだ」との意見もあり見送った。

 「オール十勝」を掲げてきた米沢市長は、十勝の基盤である農畜産業を核にした経済振興や人口減少対策に力を入れ、地域に強い影響力を持つ経済界との関係は良好だ。関係者によると後援会が年明けに出馬を要請し、それを受け立候補を表明する方向で調整。関係者は「4選出馬へ本人の腹は固まっている」と語る。

 投資会社出身の米沢市長は2010年に旧民主党、新党大地の推薦を受けて初当選した。一つの政党に偏らない「市民党」を掲げ、14年に無投票で再選。前回知事選の候補に名前が挙がったこともある。

 前市議会議長との一騎打ちとなった前回18年は、立憲道11区総支部から推薦、自民帯広支部から「応援」を受け、事実上の相乗り態勢を築いた。だが、旗振り役を務める市中心部の再開発事業について説明不足などと批判を浴び、対立候補の出馬表明が告示直前だったにもかかわらず、約6千票差の辛勝。盤石の戦いのはずが、批判票の多さが浮き彫りになる結果だった。

 これに対し、ここへ来て動きを活発化させているのが自民だ。

 「トップの発信力が不足」「議会や各種団体との対話不足が顕著」―。市議会最大会派で自民系の「市政会」は11月、4年に一度発表している市政の検証で、米沢市長の3期12年を厳しく批判。一党一派に偏らない姿勢を評価した4年前の前回検証とは対照的で、ある市議は、米沢市長の4選出馬について「多選は認められない」と話し、対決色を鮮明にする。

 前回から一転、党内で独自候補擁立の動きが出始めたのは、10月の衆院選道11区で、中川氏が立憲の石川香織氏(37)に6千票余りまで迫り、比例復活を果たしたためだ。与党議員の復活を訴えて農業や建設業界の票を固め、前回約1万6千票あった差を縮めた。

 だが、自民帯広支部が今月17日、市内で開いた市長選に向けての初会合では、出席者から「対立候補を出すべきだ」という声が出た一方、「4年前の市長選で米沢氏を応援して以来、今も態勢は変わっていない」との意見もあり対立。会合終了後、ある参加者は「支部内の意見がまとまるめどが全く立たない」とため息をついた。

 市長選翌年の市議選を見据え、候補擁立がプラスに働くのか見極めている市議もいるとみられる。さまざまな思惑が絡み、市長選の構図が固まるのはもう少し時間がかかりそうだ。(水野薫、古谷育世)

1440チバQ:2022/01/02(日) 17:57:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/4997e23f9605636f1e8b97413f17100117738f5e
札幌市制100年 政令指定都市移行50年 拡大続け全国第4の市に発展
1/2(日) 6:04配信
北海道新聞
新幹線の札幌駅予定地

 札幌市は今年、市制施行100年、政令指定都市移行50年の二つの節目を迎える。1869年(明治2年)に開拓使が置かれてからほぼ半世紀後の市制施行を契機に、戦時を挟みながら、札幌の近代化、都市化、国際化は進んだ。2008年には人口190万人を突破。人口規模で全国4番目の市に発展し、飛躍の1世紀を歩んできた。

【動画】2029年の眺望、ドローンで体験 札幌駅南口

1922年の人口は12万7044人
 1922年(大正11年)8月1日、札幌は函館、小樽、旭川など他の道内5市と同時に市となった。この時の人口は12万7044人。79年発行の「さっぽろ文庫第7巻『札幌事始』」(札幌市教委編)は当時の市民の様子を「夜は提灯(ちょうちん)行列が延々とつづいて、さながら市内は不夜城と化し(中略)市中は歓喜の一色に塗りつぶされた」と伝える。

 翌23年(同12年)には旧都市計画法が適用され、条丁目を基盤にした中心部の市街化が進展した。昭和に入ると、27年(昭和2年)の市電(路面電車)、30年(同5年)の市営バス(2004年廃止)運行開始など交通網が発達。上下水道の整備が本格化し、37年(同12年)の旧市役所庁舎の完成など近代化が進んだ。

 戦時を挟み、人口は急増する。40年(同15年)の国勢調査で人口20万人を超え、函館を抜き道内一に。戦後は白石村や琴似町など自治体合併により市域が拡大した。北24条周辺にサハリン(樺太)などからの引き揚げ者が住宅街を形成。50年代以降は道内の炭鉱閉山による元炭鉱労働者らの流入が続き、60年、人口は50万人を数えた。

70年代に大きな節目
昭和の高度成長期にビルが目立ち始めた札幌市中心部=1964年撮影=

 「人口増により、開発の中心はそれまでの大通地区周辺から札幌駅以北に広がった。それが市域全体の都市化につながったんです」。札幌の歴史に詳しいタウン誌編集者の和田哲さん(49)は指摘する。

 まちの形を決定づける動きは70年代に大きな節目を迎えた。その中心はやはり72年2月の札幌冬季五輪だ。アジア初の冬の五輪として開催が決まったのは66年。人口増に伴い大量の輸送力が必要になったことと相まって地下鉄や地下街整備の議論が一気に加速した。

 71年11月、地下街オーロラタウン・ポールタウンが完成。同12月、市営地下鉄南北線(北24条―真駒内)が運行を始めた。札幌を象徴する雪まつり開催やテレビ塔完成、もいわ山ロープウェイ開業などは50年代の出来事だが、そこから五輪までに都市は膨張、70年に人口100万人を超えた。

1441チバQ:2022/01/10(月) 19:25:43
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASQ1B56Y0Q1BIIPE11X.html
「核のごみ」調査の北海道神恵内村、脱原発派が村長選に立候補へ
2022/01/10 16:30朝日新聞

「核のごみ」調査の北海道神恵内村、脱原発派が村長選に立候補へ

北海道神恵内村役場=2021年5月30日

(朝日新聞)

 「核のごみ」(原発から出る高レベル放射性廃棄物)の最終処分場選定に向けた「文献調査」が進む北海道神恵内村の村長選(2月22日告示、同27日投開票)に、隣接する泊村で脱原発運動に携わる元会社社長の瀬尾英幸氏(79)が立候補する意向を明らかにした。現職の高橋昌幸氏(71)は6選を目指しており、村長選は36年ぶりの選挙戦となる公算が大きい。

 瀬尾氏は10日、朝日新聞の取材に対し「最終処分場建設に向けた調査が無抵抗で進み、村長選を無風で終わらせてはいけない。核のごみを根本から問い直す機会にしたい」と語った。16日に立候補を正式表明するという。

 瀬尾氏は小樽市出身。同市内の食品卸売会社で労組幹部や社長を務め、その後2015年、脱原発運動のために北海道電力泊原発がある泊村へ移住。現在は近く発足する「泊原発立地4町村住民連絡協議会」の準備委員会副代表を務める。

 公職選挙法上、市町村長選の立候補で居住地の制限はない。

 神恵内村長選は1986年を最後に無投票が続き、現職の高橋氏は02年の初当選を含め5期連続で無投票当選した。

 「核のごみ」をめぐり神恵内村では20年9月、村商工会が文献調査への応募検討を村議会に請願。村議会で採択され、高橋村長は20年10月に文献調査受け入れを決めた。高橋氏は昨年12月、6選に向け村長選立候補を表明。文献調査について「私が(国の調査申し入れを)受諾した責任を全うしなければならない」と語っていた。

 同じ後志地域で文献調査が進む寿都町では昨年10月、調査推進派の片岡春雄氏が反対派を破り6選した。(鈴木剛志)

1442チバQ:2022/01/15(土) 09:36:33
https://news.goo.ne.jp/article/hokkaido/region/hokkaido-633608.html
道議選定数案 釧路市1減なら「激戦」 現職4人、困惑と理解
2022/01/15 05:00北海道新聞

道議選定数案 釧路市1減なら「激戦」 現職4人、困惑と理解

道議選定数案 釧路市1減なら「激戦」 現職4人、困惑と理解

(北海道新聞)

 来春の道議選に向け、道議会の全5会派でつくる定数等検討協議会が釧路市選挙区(定数4)を1減とする案の検討を始めた。釧路市の定数は1967年以来、新市となっても変わっていない。近年は自民2人、旧民主を含む立憲民主1人、公明1人の当選が続いていたが、定数減が決まれば勢力図も変化しそうだ。

 13日の協議会では、人口の少ない選挙区の方が定数の多い「逆転現象」を解消するため、苫小牧市や帯広市(ともに定数3)より人口の少ない釧路市を1減とし、恵庭市(定数1)を1増とする案が挙がった。各会派で検討した後、2月開会の定例道議会で条例改正案を諮る見込み。道議会全体の議員定数100は維持する方針で一致している。
立憲民主党

1443チバQ:2022/01/25(火) 18:40:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/d7e4bbfab00ffb86e2127c07720a8c3697025c37
町長ら感染しクラスター、職員出勤は4分の1に 北海道小清水町
1/25(火) 17:30配信

朝日新聞デジタル


 北海道東部・オホーツク地方の小清水町で、久保弘志町長ら町幹部を含む職員25人が感染してクラスター(感染者集団)となり、町の通常業務に支障が出る「非常事態」になっている。

 同町の本庁舎には職員80人が勤務するが、クラスター発生を受け、25日現在で20人しか出勤できていない。窓口業務の受け付けは庁舎ロビーで行われ、9課では電話対応のみという状況だ。

 同町の役場では19日に最初の感染者が確認され、その後、久保町長、加藤友幸教育長らの感染も確認された。25日現在で25人のクラスターとなっている。感染者はいずれも無症状か軽症という。

 町によると、現在本庁舎に出勤できているのは、濃厚接触者と見なされずPCR検査で陰性となった職員のみだ。検査で陰性でもその後に発症したケースもあるため、新たな感染を防ぐため登庁する職員を限界まで減らしている。電話対応をする職員を各課で最低1人出勤させ、残りは自宅待機させるローテーションを組んだ。

 町保健福祉課の斉藤高広課長は「町長からはオンラインで細かい指示が毎日出ている。この態勢が当面は続く」と話している。(神村正史)

朝日新聞社

1444チバQ:2022/01/30(日) 09:49:09
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20220127/7000042752.html
函館市選出の道議会議員 自民党・川尻秀之氏が死去 76歳
01月27日 17時21分

函館市選出の道議会議員で自民党の川尻秀之氏が27日午前、亡くなりました。76歳でした。

川尻氏は函館市出身で、叔父で道議会議員だった川尻外治氏の秘書を経て平成3年の道議会議員選挙で初当選し、現在は8期目を務めていました。
この間、自民党道連の新幹線建設促進特別委員長や選挙対策委員長、それに総務会長などを歴任しました。
川尻氏は今月、持病の肺がんの治療のため函館市内の医療機関に入院していましたが、その後容態が悪化し、27日午前、亡くなりました。
川尻氏の事務所によりますと、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、通夜と葬儀は近親者のみで行うということです。
道議会の函館市選挙区は定員が5人で、欠員は2人に達していないため補欠選挙は行われません。

1445チバQ:2022/02/14(月) 19:23:08
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASQ2G4W6LQ2GIIPE017.html
北海道南富良野町長を官製談合防止法違反容疑で逮捕 道の駅めぐり
2022/02/14 15:00朝日新聞

北海道南富良野町長を官製談合防止法違反容疑で逮捕 道の駅めぐり

池部彰・北海道南富良野町長=2020年4月

(朝日新聞)

 北海道南富良野町が発注した道の駅「南ふらの」の機械設備工事をめぐり、入札参加業者に工事価格を漏らして落札させたとして、道警は14日、同町長の池部彰容疑者(72)=南富良野町幾寅=を官製談合防止法違反と公契約関係競売入札妨害の疑いで逮捕し、発表した。道警は認否を明らかにしていない。

 道警は、工事価格を漏洩(ろうえい)させて落札したとして、上富良野町西町2丁目、会社役員有我充人(54)、南富良野町下金山、会社役員秋山隆(70)の両容疑者も公契約関係競売入札妨害の疑いで逮捕した。

 捜査2課によると、池部容疑者は昨年5月中旬ごろ、道の駅の機械設備工事の一般競争入札をめぐり、特定建設工事共同企業体(JV)の代表会社社長の有我容疑者らに予定価格を算出するもとになる工事価格を漏洩。翌6月に行われた入札で、この共同企業体に落札させた疑いがある。

 入札には4JVが参加し、有我容疑者のJVが1億2290万円で落札。落札率は98%だった。

 池部容疑者は現在6期目。前回2020年4月の町長選挙では無投票当選していた。(角拓哉)

1446チバQ:2022/02/14(月) 20:39:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/3fc884410b859122ce6e6604fcdc82ed46a4a367
北海道・南富良野町長を逮捕 道の駅再編工事で官製談合の疑い
2/14(月) 12:31配信

46
コメント46件
この記事についてツイート
この記事についてシェア
毎日新聞
南富良野町の池部彰町長

 北海道南富良野町が発注した道の駅再編工事の一般競争入札を巡り、入札情報を業者側に漏らしたとして、道警捜査2課は14日、池部彰町長(72)を官製談合防止法違反容疑で逮捕した。捜査関係者への取材で判明した。落札した業者関係者のほか、業者との仲介役も逮捕しており、道警は非公表の情報が漏えいした経緯を追及する。

 南富良野町は高倉健さん主演の映画「鉄道員(ぽっぽや)」のロケ地。「幌舞駅」として登場するJR幾寅(いくとら)駅などを有する観光地として知られる。

 捜査関係者によると、池部容疑者は、同町幾寅の「道の駅南ふらの」の再編工事に関し、2021年6月18日に実施された機械設備工事の一般競争入札で予定価格などを業者側に漏らして談合し、入札を妨害した疑いが持たれている。「有我・飯塚特定建設工事共同企業体(JV)」が1億2290万円で落札し、予定価格1億2551万円に対する落札率は98%だった。

 関係者によると、入札直前の同年6月、池部容疑者がこの入札に関与する「官製談合」と指摘する匿名の投書が複数箇所に寄せられ、落札予定業者の名前も記されていたという。入札直後の町議会で、この問題を追及された池部容疑者は「関与したということはございません」と否定していた。

 池部容疑者は町財税課長や富良野消防署南富良野支署長などを経て00年に初当選して現在6期目。【谷口拓未、土屋信明】

1447チバQ:2022/02/16(水) 19:41:07
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20220215k0000m010336000c.html「核のごみ」巡り、無風から一転選挙戦に 北海道・神恵内村長選
2022/02/16 08:00毎日新聞

「核のごみ」巡り、無風から一転選挙戦に 北海道・神恵内村長選

2021年4月に完成した神恵内村役場。津波災害に備え、主な機能は2〜3階に置いた=北海道神恵内村で21年11月16日、高山純二撮影

(毎日新聞)

 原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定に向けた文献調査が進む北海道神恵内(かもえない)村で、任期満了に伴う村長選が22日に告示され、27日に投開票される。5期連続無投票当選の現職に対し、隣接する泊村で脱原発運動を続けてきた新人が立候補を表明。当初の「無風」から一転して36年ぶりの選挙戦になる見通しで、新人の動向に注目が集まっている。

 ◇新人、事務所メド立たず

 立候補予定の新人、瀬尾英幸氏(79)は小樽市出身の元会社社長。2015年に北海道電力泊原発のある泊村に移り住み、脱原発運動を行ってきた。1月16日に記者会見し、「無投票だと(原発問題を)考える機会がなくなる」などとして出馬表明した。しかし、神恵内村に足がかりは少なく、拠点となる事務所設置のメドも立っていない。このため、近隣の岩内町に「仮事務所」を置き、13日に事務所開きを行った。

 神恵内村では村商工会が文献調査の応募検討を求める請願を村議会に提出し、議会が請願を採択。これを受け、国が村に調査を申し入れ、現職の高橋昌幸氏(71)が受諾した。瀬尾氏は核のごみの受け入れ自体には反対姿勢を強調する一方で、形としては民主的な手続きを経て実施が決まった文献調査に対し、「逆にルール破りになる」として即時中止などはできないとのスタンス。会見では「核ごみ問題は争点にしない」と表明した。

 ◇100票で脱原発運動に弾み?

 瀬尾氏のこの方針に、文献調査に反対する村民からは疑問の声が上がっている。私設博物館「銀の鈴記念館」主宰の滝本正雄さん(88)は「この問題を争点にしないのならば、選挙に出る必要はない」としたうえで、「得票が少ないと、反対住民が少ないと思われる。今後の反対運動のリスクになる可能性がある」と指摘。別の村民は「なぜ核のごみ問題を言わないのか疑問に思った。そこは議論した方がよい」と争点化を求める。瀬尾氏を支持する別の自治体の革新系議員も「反対の立場を鮮明にしなければ、選挙としては厳しい」と懸念する。

 Jパワー(電源開発)が建設している大間原発の是非が問われた17年の青森県大間町長選は、原発推進派の2候補が9割以上(3604票)を得票し、中止派の2候補はそれぞれ79票、34票しか獲得できなかった。瀬尾氏は会見で大間町長選に触れ「青森の仲間は当初、『こういう数字は困る』と言っていたが、何年かたつと『あれはあれでよかった。原発反対運動の弾みになった』と評価している。私もそうなっていきたい」と述べ、選挙を行う重要性を強調する。

 さらに、瀬尾氏は毎日新聞の取材に「(核のごみ問題を)争点にしないというのは誤解を生む。文献調査は認めざるを得ないが、(第2段階の調査の)概要調査は断固反対ということを公約に盛り込みたい」と方針転換を図る考えを示したうえで、村の有権者数721人(昨年12月1日現在)を念頭に「100票を超えれば、今後の運動への影響力が違う。支持者には『100票を取れば勝利宣言してもいいよ』と言われた」と自ら「勝敗ライン」を設定する。

 ◇現職陣営「50票以内に」

 迎え撃つ形となる現職の高橋氏は、数百人の村民が加入していると言われる強固な後援会組織を持つ。町長選では02年の初当選以来、5期連続で無投票当選しており、今回は初めての選挙戦となる。

 高橋氏の後援会幹部は「村内の人が立てば、150〜200票は相手方に流れると思うが、今回の相手は村に親戚もいなければ、有力支持者もいない。どれだけの得票を許すか、後援会内の考え方はまちまちだが、個人的には50票以内に収めたいと思っている」と打ち明ける。

 さらに、「100票以上行くと、相手方が何をやり出すか分からない」と村政への影響を懸念したうえで、「『(現職が)勝つだろうから投票に行かない』という人が一番困る。きちんと後援会員に投票を呼びかけたい」と組織の引き締めを図る考えを示した。【高山純二】

1448チバQ:2022/02/17(木) 19:16:52
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20220217k0000m010052000c.html「核のごみ」争点に 36年ぶり新人出馬へ 北海道・神恵内村長選
2022/02/17 11:34毎日新聞

「核のごみ」争点に 36年ぶり新人出馬へ 北海道・神恵内村長選

高橋昌幸氏

(毎日新聞)

 原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定に向けた文献調査が進む北海道神恵内村で、任期満了に伴う村長選が22日に告示され、27日に投開票される。5期連続無投票当選の現職に対し、隣接する泊村で脱原発運動を続けてきた新人が立候補を表明。当初の「無風」から一転して36年ぶりの選挙戦になる見通しで、新人の動向に注目が集まっている。

 立候補予定の新人、瀬尾英幸氏(79)は小樽市出身の元会社社長。2015年に北海道電力泊原発のある泊村に移り住み、脱原発運動を行ってきた。1月16日に記者会見し、「無投票だと(原発問題を)考える機会がなくなる」などとして出馬表明した。しかし、神恵内村に足がかりは少なく、拠点となる事務所設置のメドも立っていない。このため、近隣の岩内町に「仮事務所」を置き、13日に事務所開きを行った。

 神恵内村では村商工会が文献調査の応募検討を求める請願を村議会に提出し、議会が請願を採択。これを受け、国が村に調査を申し入れ、現職の高橋昌幸氏(71)が受諾した。瀬尾氏は核のごみの受け入れ自体には反対姿勢を強調する一方で、形としては民主的な手続きを経て実施が決まった文献調査に対し、「逆にルール破りになる」として即時中止などはできないとのスタンス。会見では「核ごみ問題は争点にしない」と表明した。

 瀬尾氏のこの方針に、文献調査に反対する村民からは疑問の声が上がっている。私設博物館「銀の鈴記念館」主宰の滝本正雄さん(88)は「この問題を争点にしないのならば、選挙に出る必要はない」としたうえで、「得票が少ないと、反対住民が少ないと思われる。今後の反対運動のリスクになる可能性がある」と指摘。別の村民は「なぜ核のごみ問題を言わないのか疑問に思った。そこは議論した方がよい」と争点化を求める。瀬尾氏を支持する別の自治体の革新系議員も「反対の立場を鮮明にしなければ、選挙としては厳しい」と懸念する。

 Jパワー(電源開発)が建設している大間原発の是非が問われた17年の青森県大間町長選は、原発推進派の2候補が9割以上(3604票)を得票し、中止派の2候補はそれぞれ79票、34票しか獲得できなかった。瀬尾氏は会見で大間町長選に触れ「青森の仲間は当初、『こういう数字は困る』と言っていたが、何年かたつと『あれはあれでよかった。原発反対運動の弾みになった』と評価している。私もそうなっていきたい」と述べ、選挙を行う重要性を強調する。

 さらに、瀬尾氏は毎日新聞の取材に「(核のごみ問題を)争点にしないというのは誤解を生む。文献調査は認めざるを得ないが、(第2段階の調査の)概要調査は断固反対ということを公約に盛り込みたい」と方針転換を図る考えを示したうえで、村の有権者数721人(昨年12月1日現在)を念頭に「100票を超えれば、今後の運動への影響力が違う。支持者には『100票を取れば勝利宣言してもいいよ』と言われた」と自ら「勝敗ライン」を設定する。

 迎え撃つ形となる現職の高橋氏は、数百人の村民が加入していると言われる強固な後援会組織を持つ。町長選では02年の初当選以来、5期連続で無投票当選しており、今回は初の選挙戦となる。

 高橋氏の後援会幹部は「村内の人が立てば、150〜200票は相手方に流れると思うが、今回の相手は村に親戚もいなければ、有力支持者もいない。どれだけの得票を許すか、後援会内の考え方はまちまちだが、個人的には50票以内に収めたいと思っている」と打ち明ける。

 さらに、「100票以上行くと、相手方が何をやり出すか分からない」と村政への影響を懸念したうえで、「『(現職が)勝つだろうから投票に行かない』という人が一番困る。きちんと後援会員に投票を呼びかけたい」と組織の引き締めを図る考えを示した。【高山純二】

1449チバQ:2022/02/22(火) 21:06:41
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-_politics_election_3BLPKPGLA5J2TFL32LJTOMB3PI.html
北海道神恵内村の村長選告示 「核のごみ」最終処分場が焦点
2022/02/22 12:51産経新聞

北海道神恵内村の村長選告示 「核のごみ」最終処分場が焦点

雪の中で候補者の訴えを聞く有権者=22日午前9時25分。北海道神恵内村(坂本隆浩撮影)

(産経新聞)

原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定にかかる第1段階の文献調査が進んでいる北海道後志(しりべし)管内神恵内(かもえない)村で22日、任期満了に伴う村長選挙が告示された。午前11時時点で現職の高橋昌幸氏(71)と、新人で元食品卸会社社長の瀬尾英幸氏(79)=後志管内泊村=の2人が立候補を届け出ており、昭和61年以来36年ぶりの選挙戦となる。投票日は27日に行われ、即日開票される。

6期目を目指す高橋氏は、午前9時すぎに村役場に近い選挙事務所前で出陣式を行い、集まった60人以上の支援者を前に産業活性化や医療福祉の充実、防災体制の強化などをアピール。最大の焦点である「核のごみ」にかかる第2段階の概要調査受け入れの是非については「決めるのは村民。意見を聞き、意思を確認してから決断する。安心してほしい」と訴えた。

新人の瀬尾氏は午前10時ごろ、村役場前でマイクを握り「私に与えられた任務は4年間で核ごみ問題にくさびを打つこと。そのことが泊原発を廃炉にし、北海道を救う。高橋候補が次の調査に進まないと明言するのなら、今すぐ立候補を取りやめてもいいと思っている」などと述べた。

核のごみにかかる調査は、同じ後志管内の寿都町でも文献調査が進んでおり、昨年10月に行われた町長選挙では現職の片岡春雄氏が当選している。

神恵内村の選挙人名簿登録者数は令和3年12月1日時点で721人。

1450チバQ:2022/02/27(日) 11:53:29
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/648866?rct=n_jrhokkaido
小樽市長選 並行在来線、5者相乗り…迫氏再選へ争点浮上も
02/22 21:40
 小樽市の迫俊哉市長は22日、開会した定例小樽市議会の冒頭で、任期満了に伴う7月31日告示、8月7日投開票の市長選に再選を目指して立候補することを改めて表明した。市議会で多数を占める与党はおおむね肯定的に受け止めているが、並行在来線の存廃や、政党や労働・経済団体による支持が見込まれる「5者相乗り体制」への賛否など争点に浮上しそうな課題も抱えている。

 迫氏は、最大の課題とする人口減少対策や、新型コロナウイルス禍でダメージを受けた地域経済の回復などについて、「(1期目だけでは)道半ば」とした上で「2期目の市政として、これらの課題を着実に解決に導き、次の世代に引き継ぐ取り組みを進めたい」と決意を述べた。

 市議会与党会派のうち、自民党の浜本進会長は「新型コロナ対応など厳しい環境下での市政運営は評価している」として、前回市長選時と同様に政策協定を締結した上で支援する方針。公明党の高橋克幸団長は「政策に偏りがなく、公約も一定程度進めた。やり残したことを前に進めたい思いは伝わる」。立憲・市民連合の佐々木秩(つかさ)会長は「堅実なリーダーシップを発揮してきた。1期目では支持しており、実績を考えれば方向性を変えることはない」と述べた。

 ただ、マチを二分しかねない懸案事項は横たわる。一つは北海道新幹線札幌延伸に伴いJR北海道から経営分離される並行在来線の函館線余市―小樽間の鉄路の存廃問題。迫氏が既に打ち出しているバス転換の方向性に対し、塩谷や蘭島の沿線住民に反対が広がる。

 前回の市長選時に迫氏を支持した自民、公明、立憲民主と小樽商工会議所を中心とした経済界、連合小樽の主要5団体による「5者相乗り体制」への不満もくすぶる。無所属で出馬する迫氏は、現時点ではどの政党・団体からの支持も受けていないが、前回市長選を戦った陣営関係者からは「なれ合いの体制が生まれていないか」と批判の声は根強い。

 迫氏を支持する経済関係者は「対抗馬が出た場合、(両者の問題などが)市長選の争点となる可能性がある」と懸念する。ほかに出馬の具体的な動きは出ていないが、市議会野党の共産党・川畑正美団長は市長選の対応を未定としつつ「(迫氏は)JR小樽駅前や小樽港第3号埠頭(ふとう)などの再開発に力を入れるのではなく、まずは市民生活を重視して施策を進めてほしかった」と述べた。(平田康人、谷本雄也、久慈陽太郎)

1451チバQ:2022/02/27(日) 11:54:36

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/649130?rct=n_jrhokkaido物流の大動脈五稜郭―長万部間 存廃論議 国・道主導で
02/24 05:00
 <解説>北海道新幹線札幌延伸に伴いJR北海道から経営分離される並行在来線のうち、貨物列車が走る五稜郭―長万部間は本州と道内を結ぶ物流の大動脈だ。それだけに、この区間の存廃は沿線自治体だけでなく、国民生活全体に大きな影響を及ぼす問題になる。(1面参照)

 北海道新聞が昨年3月に実施した沿線7市町へのアンケートで並行在来線の存廃について尋ねたところ、道南の7市町のうち5市町が「現時点で判断できない」と回答。渡島管内長万部町と七飯町は並行在来線の黒字化が困難であることを念頭に「一部区間の廃止はやむを得ない」とした。

 JR貨物の経営支援のため、旅客各社に支払う線路使用料は現在、低く抑えられている。その影響もあり、道内の線路維持費用の多くを負担するJR北海道が経営難に陥っていることも、鉄路を引き継ぐことへの沿線自治体の不安を増幅する一因になっている。

 経営分離後の並行在来線の存廃は、将来の地域交通を大きく左右する問題だけに早期に結論を出し、鉄路の有無に応じたまちづくりを進めていくことが必要だ。ただ、道内の農水産物などを本州に向けて運ぶ五稜郭―長万部間は国全体の物流を左右する。この区間の利用の大半が貨物である現状を踏まえれば、並行在来線のあり方の議論は沿線自治体ではなく、国や道が主導して進めるべきだ。(徳永仁)

1452チバQ:2022/03/06(日) 15:59:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/914448186d434479c2b0b053c3e6bbbda9331dca
稚内市、サハリン事務所に送金不能 維持経費の支払い滞る恐れ ロシア金融制裁で
3/6(日) 13:53配信
北海道新聞
稚内市の代表的な名所・宗谷岬

 【稚内】ロシアのウクライナ侵攻を巡り、ロシアの大手銀行が国際決済網から排除される金融制裁が稚内市サハリン事務所を直撃している。現地への事務所経費の送金ができなくなる見通しで、制裁が長期化すれば事務所の維持が厳しくなる懸念がある。開設から20年、厳しい局面を迎え、市関係者は苦慮している。


 米国や欧州、日本は国際的な決済ネットワーク「国際銀行間通信協会(SWIFT)」からロシアの大手銀行を排除することを決めた。SWIFTは国境をまたぐ送金、決済の機能を担う「インフラ」といえる。

 市によると、サハリン事務所の主な維持費は事務所の家賃や光熱費、雇用するスタッフの給与などだ。ロシアの銀行に開設した口座に経費を半年ほど賄える預金残高があるが、金融制裁が長期化すれば経費や給与の支払いなどが滞る恐れがある。一方、ロシア国内の物資不足や通貨ルーブルの下落が進めば、インフレが加速するとの懸念も指摘されており、事態は極めて深刻だ。

 打開策として、市職員が現地に出向く際、現金を携帯することも検討している。ただ、外為法などでは国外への持ち出しできる金額に基準があるほか、防犯上のリスクもある。追加制裁で日ロ間の往来が遮断されれば、職員が現地入りできるかどうかも不透明だ。

1453チバQ:2022/03/23(水) 20:00:45
https://kachimai.jp/article/index.php?no=557245
元衆院議員の清水誠一氏が市議補選に出馬表明
2022/03/23 12:33
 帯広市議補選(欠員1、4月10日告示、17日投開票)に自民党の元衆院議員、清水誠一氏(73)が23日、出馬表明した。同日午前、帯広市大通南27の事務所で会見を開き、くりりんセンター建て替え計画など現市政への疑問点を挙げ、「マチが豊かになり、安心・安全な暮らしの実現に向け、帯広・十勝に最後のご奉公をしたい」と話した。同日中に党帯広支部に推薦申請する予定。

 正式な公約は近くまとめる...


https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B8%85%E6%B0%B4%E8%AA%A0%E4%B8%80
1991年(平成3年) 北海道議会議員選挙帯広市選挙区から初当選[3]。
2010年(平成22年) 後援会関係者の一部が、党道連から割り当てられた電話で、中川義雄の長男でみんなの党から出馬した中川賢一の支援を呼びかけた道義的責任を取り、暫定的に務めていた自民党北海道11選挙区支部長、自民党北海道支部連合会副会長、自民党帯広支部長を辞任した[4]。
2011年(平成23年) 6選を目指したが、新人で前帯広市議会議員の山崎泉に928票差で敗れた。
2012年(平成24年) 第46回衆議院議員総選挙の比例北海道ブロックに自民党単独13位で出馬し初当選。
2014年(平成26年) 第47回衆議院議員総選挙の比例北海道ブロックに自民党単独13位で出馬するも落選。
2017年(平成29年) 第48回衆議院議員総選挙の比例北海道ブロックに自民党単独14位で出馬するも落選。

1454チバQ:2022/03/24(木) 22:05:12
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/660750?rct=n_politics
道議選根室市選挙区、来春は存続 激変緩和措置で
03/24 19:51
 道議会全5会派でつくる定数等検討協議会の冨原亮座長は24日の定例道議会で、根室市選挙区(定数1)の人口が単一自治体で選挙区を維持するための公選法の基準を下回ったものの、来年春の次期道議選は激変緩和措置として存続させることを報告した。道議会は慣例でこうした措置を原則1回限り認めており、2027年に予定される次々回の道議選は根室市が根室管内(定数1)と合区となる可能性がある。

 公選法は単一自治体の選挙区の人口が、都道府県全体の議員1人当たりの人口の5割に達しない場合、原則的に合区対象としている。ただ、当分の間は合区を先送りできる特例も認めている。

 根室市の人口は20年国勢調査で2万4636人。全道の人口を道議の定数100で割った道議1人当たりの人口5万2246人の5割(2万6123人)を下回った。協議会は「漁業の担い手不足が懸念され、北方領土問題が未解決なため、地域代表を確保する必要がある」として、23年道議選での根室市選挙区の存続を決めた。

 合区とするかどうかは、次期道議選以降の協議会が今後の人口などを考慮して判断する。(佐藤圭史)

1455チバQ:2022/04/07(木) 13:04:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/7db2a1a7b3ae962ea48baa06502e6598ec3d6d3e
夕張市の人口7千人割れ 見当たらぬ打開策 コンパクトシティー化急務
4/6(水) 21:38配信

北海道新聞
雪の重みで倒壊した旧JR清水沢駅前の旧商店。飛散しないようネットがかぶせられただけで、「見栄えが悪い」という声が聞かれる

 【夕張】市の人口(住民基本台帳)が3月末で7千人を割る6959人となった。これは、進行する人口減少に打開策がない現実を改めて突きつけた。財政破綻による赤字が解消される5年後には5千人台前半となるペースで、コンパクトシティー化が一層急務となっている。


 厚谷司市長は6日、「7千人を割ったのは大変残念なこと。空知の産炭地はおしなべて自然減、社会減が大きい。今後も市民に安心して住み続けてもらうまちづくりを進めたい」と話し、人口減の中でも子育て環境の充実などに力を入れていく考えを示した。

 厚谷市長が人口減の要因として特に挙げたのは、昨年3月のマルハニチロ夕張工場の閉鎖。市外への転出数が跳ね上がったとして、地元での大きな雇用先がなくなることの影響の大きさを指摘した。

 現在、財政破綻による国への借金返済額が年間26億円あり、5年後には返済完了となる。全額が自由に使えるわけではないが、人口減を意識した予算の使い方が問われる。直近の「箱もの」として清水沢地区への移転方針を決めた市庁舎について、市長は「必要な防災、行政機能を保持しながら、当然、人口規模に則した設計になるだろう」とする。

 また、市にとって最も差し迫った問題は夕張高の存廃。市長は3月の市議会答弁で、「夕張高は市の存在を左右する。庁内外の意見を聞き、ありとあらゆる手段で存続させる」と強調した。

1456チバQ:2022/04/12(火) 21:23:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/dbe92eaf1ae4ca2a82a1b8702cdead5f00924ace
帯広市長選挙告示 現職に新人2人が挑む戦い 名寄市長選挙も告示 北海道
4/10(日) 12:05配信
 帯広市と名寄市で、10日、任期満了に伴う市長選挙が告示されました。

 立候補したのは、いずれも無所属で、届け出順に4期目を目指す現職の米沢則寿(よねざわ・のりひさ)氏66歳、新人で元帯広市議会議長の小森唯永(こもり・ただなが)氏72歳、新人で自営業の西川泰史(にしかわ・やすひと)氏49歳の3人です。
 選挙戦は、4選を目指す現職の米沢氏に新人2人が挑む構図です。
 小森氏は前回に続いて2度目の立候補で、3人が争う選挙戦となれば12年ぶりです。
 米沢氏の市政継続の是非が最大の争点です。
 投開票日は17日です。

 また、名寄市長選挙も告示され、これまでに4選を目指す現職の加藤剛士(かとう・たけし)氏1人が立候補しています。


4月10日(日)午前11時30分〜「JNNニュース」

1457チバQ:2022/04/15(金) 08:29:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/48944e60a85e0e43cbe8869f489e5f446d37617b
道内の町村議 なり手不足深刻 統一地方選まで1年
4/15(金) 6:05配信

北海道新聞
統一地方選での道内町村議選の無投票数

 来年4月の統一地方選まで1年となる中、道内で地方議員のなり手不足が深刻化している。特に町村議会の議員選挙は厳しく、過去3回の統一地方選の町村議選では、全体の3割超の町村が無投票になる状況が常態化。定数割れの町村議選も相次ぐ。こうした厳しい状況を打開するため、地方議員有志が養成講座を開設するなど人材確保に向けた取り組みも始まっている。


 道町村議会議長会によると、統一地方選の町村議選で無投票になった町村の数は、1987年に2桁になって以降、増加傾向が続く。市町村合併の影響で2007年には統一地方選での実施数が減ったものの、11年には無投票が過去最多の34町村に上った。立候補者が定数に満たない定数割れも目立ち、前回19年は、釧路管内浜中町で立候補者が定数に2人届かず、オホーツク管内興部町、胆振管内厚真町、十勝管内中札内村でも立候補者が定数を1人下回った。

 19年の前回統一地方選後もオホーツク管内佐呂間町や胆振管内むかわ町などで無投票の町議選が相次ぐ。

 なぜ、なり手が減っているのか。人口減少で地域の人材が不足している上、財政難の影響で議員報酬が引き下げられ、魅力が薄れているとの指摘もある。道内の町村議員の平均報酬は月18万1734円(昨年7月1日時点)で、全国平均を約4万5千円下回る。

 状況改善に向けた動きも出ている。道内市町村議有志でつくる「地方議会 未来への種まき研究会」は4月9日、札幌市内で議員養成講座を初めて実施。来年1月まで政策の実現方法などについて学ぶ。初回はオンラインを含め、48人が道内各地から参加した。4割近くが40代以下と若いが、オホーツク管内の町議選に立候補を検討する会社員の男性(39)は取材に「子育て支援の充実のために立候補したいが、仕事と両立ができるのか」と不安も口にした。

1458チバQ:2022/04/17(日) 17:44:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/af408a141eaf5872c5f00b5cdca9ec3461655345
核のごみ、町を静かに分断 北海道・寿都 最終処分地巡りあつれき
4/17(日) 6:00配信


河北新報
核のごみの文献調査が進む北海道寿都町。全国初の町営風力発電が寿都湾に並ぶ

 原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分地選定を巡り、原子力発電環境整備機構(NUMO)が北海道寿都(すっつ)町などで進めてきた全国初の文献調査が大詰めを迎えている。2020年11月の調査開始以降、町内は推進派と反対派に二分され、周辺町村ともあつれきが生じている。日本で原発が動き始めてから半世紀。核のごみ問題に一石を投じた小さな町の現在地を報告する。(東京支社・桐生薫子)

■表立って語られず

 新千歳空港から西へ180キロ進むと、弓なりに続く美しい海岸線が現れる。かつてニシン漁で栄えた寿都町は、寂れた漁師の家々と11基の風車群が同居する。

 「自然豊かな町で分断が起きている」。そう嘆くのは、元町議越前谷(えちぜんや)由樹さん(70)。昨年10月の町長選に文献調査の撤回を掲げて出馬し、調査推進派の片岡春雄町長(73)に破れた。

 人口2800の町で票差はわずか235。民意は真っ二つに割れながら、町内には調査への賛否を表す看板やのぼり旗は見当たらない。越前谷さんは「誰も表立って核ごみの話を口にしたがらない」と明かす。

 度々開かれるNUMOや町主催の説明会にも足を運ぶ町民は少ないという。

 ペンション経営槌谷(つちや)和幸さん(73)は「参加しただけで『あの人は推進派』と疑われる。調査を容認する店主がいる店は避け、わざわざ町外に買い物に行く人もいる。目に見えない『心の分断』だ」とうつむく。

 町の将来を左右する課題でありながら論争に至らない原因は、調査受け入れに当たっての意思決定プロセスにある、と越前谷さんは指摘する。

 町が調査への応募検討を表明したのは20年8月。賛否を問う町議会全員協議会は非公開で行われ、最終的に片岡町長が「肌感覚では賛成が多い」と応募に踏み切った。町民が直接請求した住民投票条例案は議会の反対多数で否決された。

 前のめりな姿勢は人口減に伴う財源縮小への危機感からだ。今後5年間で2億円前後の経常利益を生む町営風力発電事業は、その後に固定価格買い取り制度(FIT)が期限を迎え、売電価格の大幅な下落が見込まれる。最終処分地の調査で得られる電源立地地域対策交付金は魅力的だ。

 片岡町長は「概要調査まで進めば計90億円が入る。交付金を活用して新たな産業を創出したい」と語る。

1459チバQ:2022/04/17(日) 17:44:56

■周辺町村と摩擦

 したたかな戦略は周辺町村との間にも摩擦を生んだ。20年12月、島牧村が核のごみ持ち込みに反対する「核抜き条例」を制定すると、黒松内、蘭越両町も追随した。島牧村は周辺町村で洋上風力発電の誘致を目指す協議会からも脱退した。

 核のごみは安全性はもとより、風評被害が地域一帯に及びやすい。そのため国は交付金の一部を「地域の実情に応じて近隣自治体や都道府県に配分することができる」と取り決める。

 実際、寿都周辺3町村と道は交付金の配分を拒否。調査初年度の交付金10億円のうち、7500万円を受け取ったのは北海道電力泊原発に隣接する岩内町のみだった。寿都町と並行して文献調査が進む神恵内(かもえない)村の周辺も、対応が割れた。

 越前谷さんは「原発の恩恵がある自治体だけが受け取った。再稼働の見通しが立たず税収が厳しいようだ」とみる。

 これまでの経緯を「若干、独断的な側面があったかもしれない」と省みる片岡町長は、概要調査に進む前にその是非を問う住民投票を行う方針に転換した。

[高レベル放射性廃棄物(核のごみ)] 高レベル放射性廃液を固めたガラス固化体を地下300メートル以深に地層処分し、約10万年間隔離する。自ら手を挙げた北海道寿都町と、国の要請を受け入れた神恵内村で原子力発電環境整備機構(NUMO)による文献調査が進む。3月には大まかなデータの収集が完了し、調査開始から丸2年となる11月を目安に適地かどうかを判断する。概要調査に進む際、国は知事や市町村長の意見に反して先に進んではならないと定めている。

■「金目当て」と批判浴び苦悩

■片岡春雄町長に聞く

 高レベル放射性廃棄物(核のごみ)最終処分地の文献調査が進む北海道寿都町の片岡春雄町長がインタビューに応じた。「交付金目当て」との批判を浴び、苦悩した心境を吐露。寿都、神恵内(かもえない)村に続く第3の候補地が出てこない現状に苦言を呈し、国の積極的な関与を求めた。

 -調査開始から間もなく1年半となる。

 「核のごみ問題に一石を投じたいとの思いがストレートに報道されず、犯罪者のような扱いを受けた。『金欲しさにきれい事を言っている』と。海外と比べ日本はどこも候補地に挙がっておらず、スタートボタンを押すべきだと考えた」

 -調査の是非を巡って町内で分断が起きた。

 「私は割れたと思っていない。反対派が大きい声で騒いでいるだけ。一般の人は住民生活の知恵と言うのか、おとなしくしている。住民投票を見送ったのは、後に町長選も控えていて自分の責任で全部やろうと考えたからだ。若干、勇み足だったかもしれない」

 -周辺町村が「核抜き条例」を制定し、交付金の受け取りも辞退した。

 「もっと冷静になるべきだ。交付金を辞退した町村は、もらいにくい雰囲気があったのだろう。どこも財政は大変な状況で、私が逆の立場なら文句を言われても受け取りたい。首長の性格によるものが大きい」

 -文献調査で「適地」とされた場合の対応は。

 「若い世代や高齢層など年代別に分けて町民と対話する場を設ける。1年ぐらいかかるだろう。概要調査前の住民投票は2023年度中には実施したい」

 -道は00年に核抜き条例を制定し、「道内に核のごみは受け入れ難い」とのメッセージを発した。

 「あくまで『宣言』条例だ。鈴木直道知事が条例を根拠に突っ走るなら、全国にいい恥さらしになる。道は北海道電力泊原発の交付金を受け取っている。全部国に返還する根性があるなら、私は何も言わない」

 -寿都、神恵内に続く候補地が出てこない。

 「全国の適否を地図上に色分けした『科学的特性マップ』をなぜ作ったのか。国はどこが最も可能性があるのか知っているはずだ。頭を下げて調査をお願いすればいい。手上げ方式でリーダーに責任をかぶせるやり方は見直すべきだ」

 -国は原子力政策を先送りする傾向がある。

 「東京電力福島第1原発にたまる処理水の海洋放出や、青森県六ケ所村の核燃料サイクル事業も同じだ。国は結論を分かっている。必要なことは言うべきだ。日本人は少し優しくなり過ぎたのではないか」

河北新報

1460チバQ:2022/04/18(月) 19:56:06
https://news.goo.ne.jp/article/hokkaido/region/hokkaido-670732.html
米沢氏4選、継続に支持 帯広市長選 フードバレー、新段階へ
2022/04/18 00:31北海道新聞

米沢氏4選、継続に支持 帯広市長選 フードバレー、新段階へ

4選を決め、支援者らと万歳で喜びをかみしめる米沢氏(中央)=17日午後10時35分ごろ(井上浩明撮影)

(北海道新聞)

 17日に投開票された帯広市長選は、現職米沢則寿氏(66)=無所属=が、元市議会議長で新人小森唯永氏(72)=同=、自営業で新人西川泰史氏(49)=同=を破り、4選を果たした。米沢氏は4期目に向け、食や農業を軸とした産業振興策「フードバレーとかち」のさらなる推進に改めて意欲を示した。小森、西川の両氏は現市政批判の受け皿になるも、及ばなかった。投票率は45・51%と2018年の前回市長選を0・67ポイント上回ったものの、過去2番目に低かった。米沢市政の継続の是非が争点だったが、ほかに明確な対立軸がなく市民の関心が高まらなかった。新型コロナ禍で外出を控える人が多いことも影響したとみられる。同日行われた市議補選は、元衆院議員の清水誠一氏(73)=無所属=の当選が決まった。

 「おお!」「やった」。17日午後10時25分ごろ、米沢氏の選挙事務所(西3南6)に当選確実の連絡が入ると、集まった支持者約70人から一斉に拍手が上がった。10分後に米沢氏と妻の弥生さん(63)が事務所に現れ、万歳三唱し、4選の喜びをかみしめた。

1461チバQ:2022/04/19(火) 20:28:21
https://news.goo.ne.jp/article/hokkaido/region/hokkaido-671112.html
帯広市長選当選の米沢氏、4千票減の辛勝 真価問われる4期目
2022/04/18 22:00北海道新聞

帯広市長選当選の米沢氏、4千票減の辛勝 真価問われる4期目

当選確実が決まり、支持者にあいさつする米沢氏=17日午後10時35分、帯広市内の選挙事務所(井上浩明撮影)

(北海道新聞)

 【帯広】17日投開票の帯広市長選で4選を果たした現職の米沢則寿氏(66)は前回2018年より4千票余り減らす辛勝だった。元市議会議長小森唯永氏(72)と自営業西川泰史氏(49)の合計得票で全体の過半数を取られ、幅広い信任を得たとは言いがたい。真価が問われる4期目となる。

 「市民から信託をいただき、勝った立場として仕事をしていきたい」。米沢氏は18日午前、記者団に強調した。政党の推薦こそ受けなかったが、立憲民主党や連合北海道が組織的に応援し、自民党の一部道議、市議も支援。盤石の選挙戦となるはずが、予想外の苦戦を強いられた。米沢氏の強気の言葉と裏腹に、陣営幹部は「一騎打ちなら分からなかった」と漏らした。

1462チバQ:2022/04/24(日) 09:44:34
https://news.goo.ne.jp/article/hokkaido/region/hokkaido-672620.html
青山室蘭市長に「最低」発言 市議会「議会側に問題」 会派会議が転換
2022/04/22 08:43北海道新聞

 室蘭市議会は21日、全5会派の会長会議を開き、市議会で市議が青山剛市長を「人間として最低」と批判したことに関し、青山市長に22日に「(発言に)適切な対応を取らなかった議会側に問題があった」と説明することを決めた。その上で青山市長がツイッターで「心が傷つく」と投稿したことに対し、「公人としての意識を持ってSNSを利用してほしい」と口頭で要望する。

 会派会長会議は18日の段階で、市議の発言には問題が無いが、市長のツイッターでの発信は「議会での発言は議会で議論すべきだ」などとして問題視。青山市長に対し文書でSNSの使い方を見直すよう申し入れる方針だった。ただ、インターネット上の批判が続いたことや複数の市議から「市議会にも非があり、申し入れに賛成できない」という声が出たため、方針転換した。

1463チバQ:2022/04/29(金) 00:32:50
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/675042?rct=n_hokkaidoニュース > 北海道
PR

PR
文化財を守るには教育しかない 國學院大學

<秋元市政の現在地 札幌市長選まで1年>下 示せぬ処方箋 ハム移転、育児 対策半ば
04/28 05:00
<秋元市政の現在地 札幌市長選まで1年>下 示せぬ処方箋 ハム移転、育児 対策半ば
 3月29日、来季に本拠地を札幌ドーム(札幌市豊平区)から北広島市に移すプロ野球北海道日本ハムファイターズの本拠地開幕戦。新庄剛志監督が「最後の札幌ドーム開幕戦。全国のみなさんを笑顔にできるチームをつくっていく」と宣言するとドームは興奮に包まれた。そんなチームの盛り上がりを札幌市幹部は複雑な気持ちで見つめる。「日ハムに出て行かれるダメージは本当に大きい」

■年20億円超減収

 秋元克広札幌市政の「最大の失政」(与党市議)ともいわれる日ハム移転。懸念されるのが市所有の札幌ドームの経営悪化だ。日ハム移転により施設利用料など年間20億円超の収入を失う見通しで、最寄り駅がある市営地下鉄東豊線の乗客減も必至。2期目の公約で札幌ドームの利活用拡大を掲げた秋元市長は、ドーム内を仕切って収容人数半分の2万人規模のコンサートも可能とする予定だが、市幹部は「集客力があるプロ野球の代替イベントは見当たらない」と嘆く。

 札幌ドームの2020年度決算は新型コロナウイルス禍などで約5億円の営業赤字。秋元市長は日ハム移転後も「市民負担が増えないよう努める」とするが、慢性的赤字体質となれば市税投入が必要となりかねない。

 市長周辺は市民世論にも神経をとがらせる。秋元市長は18日、一時断る方向だった日ハム移転に関するスポーツライターの取材を受けた。「取材拒否と書かれるかも」との声もあったためだ。市長後援会幹部は「札幌ドームの再建策を示せぬまま来春、北広島の新球場が開業すれば市民の不満が再燃しかねない」と来春の市長選を念頭に心配する。

■出生率低下進む

 少子高齢化対策も待ったなしだ。札幌市の20年の合計特殊出生率(女性1人が生涯に産む子どもの数)は1・09。政令指定都市で最低だった秋元市長就任時の15年時点の1・18からさらに0・09ポイント低下している。

 秋元市長は2期目で保育所の定員増や産前・産後ケアの拡充、小学6年生までの通院医療費の無償化拡充など「子育て支援」に力を入れてきたとするが、市が市民を対象に行った20年度の調査で、札幌市を「子どもを生み育てやすい環境」と答えた割合は47・6%にとどまる。

 2期目の公約に掲げた「不祥事根絶に向けた組織改革」も道半ばだ。19年6月に当時2歳の池田詩梨(ことり)ちゃんが虐待されて衰弱死した事件を巡り、検証にあたった松本伊智朗北大大学院教授は「市役所には他の部署が関わったら一歩引く文化がある」と、職員の縦割り意識を痛烈に批判した。昨年9月には新型コロナワクチンの接種事業で、市が予算の裏付けのない67億5200万円分の業務委託契約を結んでいたことが発覚。秋元市長は「違法な状態。市民に申し訳ない」と釈明に追われた。

 札幌市は市制施行100年、政令指定都市移行50年の節目となる今年、1月1日時点の人口が戦後初めて減少に転じた。今後は超高齢化社会が待ち受ける。持続可能なまちの未来図をどう描き、市民から信頼される市役所改革をどう進めるか。来春の市長選の争点は少なくない。(阿部里子、岩崎志帆、今関茉莉)

1464チバQ:2022/04/29(金) 00:35:24
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/674461?rct=n_hokkaidoニュース > 北海道
PR

PR
9割が知らない【黄ばみが消える3分習慣】... トラストライン株式会社
<秋元市政の現在地 札幌市長選まで1年>中 オール与党化 市議会と薄れた緊張感
04/27 07:50 更新
<秋元市政の現在地 札幌市長選まで1年>中 オール与党化 市議会と薄れた緊張感
 「何事もスムーズに進むようになった」。札幌市の秋元克広市長は2期目に入り、周囲にこうつぶやくようになったという。自民党や公明党などが市政野党だった上田文雄前市長時代は、少数与党の市議会で市長提出議案が否決されることもあった。元市幹部は「与党が多数の現在は提出すれば議案が通る。議会対応に割く時間も減ったからだろう」と推測する。

■地元経済界歓迎

 3月30日の市議会本会議ではそれを象徴する出来事もあった。自民党、民主市民連合、公明党は、秋元市長と足並みをそろえ、2030年冬季五輪・パラリンピック招致の実現を目指す決議案を市議会に共同提出。賛成多数で可決された。秋元市長は直後に記者団に「議会の賛同を得たものと考えており、大変心強く思っている」と述べ、3会派への謝意をにじませた。

 秋元市長は15年の市長選に旧民主党などの推薦を受けて出馬し、自民党推薦候補を破って初当選した。19年市長選では立憲民主党、国民民主党の推薦に加え、自民党と公明党の支持を得て再選。68人の市議のうち8割超を占める3会派の「相乗り市長」となった。

 2期目では秋元市政も政権与党である自民党との関係を深めた。最初に市議会への「根回し」を行うのは民主市民連合から自民党に変わり、五輪招致や再開発関連の用地取得など重要施策に関する国との協議に自民党の国会議員や市議が同席する場面が増えた。

 秋元市長は16日、道内選出の自民党国会議員の政治資金パーティーに出席し、「コロナ禍でも医療関係の補助金、観光業、飲食店の協力金の増額に力を入れてくれた」と持ち上げた。

 自民への接近を歓迎する声は経済界からも上がる。札幌の建設会社社長は「北海道新幹線札幌延伸や中心部の再開発など札幌は国の支援が必要な事業がめじろ押し。国や道との関係も冷え込んだ上田市政を副市長などとして支えてきた秋元市長は、同じ苦労をしたくないのだろう」と心境を察する。

■説明不足の懸念

 現状の相乗り体制に問題はないのか。神原勝北大名誉教授(自治体学)は「行政、議会双方の緊張関係の喪失が懸念される。市議会のチェック機能が弱まれば、市は議会や市民に丁寧な説明や議論を尽くそうとしなくなる可能性がある」と指摘する。

 実際に複数の市幹部は「オール与党化で緊張感が薄れた」と口をそろえる。自民会派内からは、市民の批判を浴びた今冬の市の除排雪について「野党だったら議会で激しく質問していた」との声も漏れる。

 3会派内には来春の市長選は相乗りによる秋元市長の3選出馬が濃厚との見方が多い。民主市民連合のベテラン市議は「議会と秋元市長は両輪で五輪招致も再開発も進める。体制を変える理由がない」とする。

 五輪決議案に反対した市政野党の共産党幹部は「秋元市長は経済界寄りの姿勢が顕著。次期市長選は前回同様、志が同じ仲間と対抗馬を出す流れになるだろう」と対決姿勢を強める。

 1年後に迫る市長選。関係者の駆け引きは始まっている。(石垣総静、五十嵐俊介)

1465チバQ:2022/04/29(金) 00:35:54
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/674079?kk<秋元市政の現在地 札幌市長選まで1年>上 高まる不満 除排雪対応で状況一変
04/27 07:53 更新
<秋元市政の現在地 札幌市長選まで1年>上 高まる不満 除排雪対応で状況一変
 「#秋元の壁」。大雪に見舞われた今冬、札幌市の秋元克広市長の名を冠したハッシュタグ(検索目印)付きの投稿がツイッターなどの交流サイト(SNS)に相次いだ。ハッシュタグには、市内の路肩や歩道に大人の背丈より高い雪山が積まれたことへの批判が込められていた。

 「今は札幌市内の雪対策を最優先事項で対応・処理してください!」「市長は市民の道路より五輪招致に夢中」。投稿には、歩道などの雪山の写真が添付されているものも目立った。

 2月下旬以降、秋元市長が招致を目指す2030年の冬季五輪・パラリンピックの開催意義を伝えるために連日、道内テレビ各局に出演したことも市民の不満を増幅した。当時はまだ雪による市民生活の混乱が続いていた時期。秋元市長はテレビを通して除排雪についても「緊急対応している」と訴えたが、市民の不満は収まらなかった。今冬、市市民の声を聞く課に寄せられた除排雪関連の苦情や意見は例年の約10倍の2625件に上った。

■不支持最多38%

 2期目残り約1年を逆風で迎える秋元市政。北海道新聞社が8〜10日に札幌市民を対象に行った世論調査では、秋元市政に対する不支持の割合は過去最多の38%に上り、初めて支持の割合と並んだ。不支持理由は「市民の声を重視していない」が最多の43%で、昨年4月の前回調査から21ポイントも増えた。支持する割合は過去最多だった前回の55%から17ポイント減った。札幌市幹部は「大雪と五輪招致の影響が大きいが、2期目で支持3割台は低い。市政の実績が市民に伝わっていない」とショックを隠せない。

■コロナで独自色

 市役所出身の秋元市長は15年の就任以来、安定した行政手腕があると評され、新型コロナウイルスが流行した2期目では独自対策も打ち出している。病床逼迫(ひっぱく)のため搬送先が決まらないコロナ患者を一時的に受け入れる入院待機ステーションの開設、感染状況に応じ他部署から市保健所への応援を最大千人規模まで拡充する態勢整備も、他自治体に先駆け取り組んだ。

 コロナ禍以降、国や道に厳しい意見を表明する場面もあった。昨年8月には市内で感染が急拡大していたにもかかわらず、政府が道内への緊急事態宣言を見送ったことに対し記者会見で「なぜ発令にならないのか。理解できない」と批判。2期目の記者会見は100回と1期目4年間の86回を超え、1期目はゼロだった民放テレビへの出演も2期目は29回を数える。

 ただ市民の秋元市政に対する支持割合の低さは、こうした取り組みが市民の評価に結びついていないことを物語る。同時期に行った全道世論調査で、鈴木直道知事の道政運営に対する支持割合は81%で秋元市長の倍以上。知事はフォロワー数17万2千超のツイッターで頻繁に情報発信しているのに対し、市長個人はツイッターを活用していない。

 同志社大の吉田徹教授(比較政治)は「コロナ下では地方自治体のトップが注目されるようになり、住民は自分たちのために何をやってくれるか分かりやすいメッセージを求める傾向が強まった」と指摘する。市長周辺からは「五輪招致では市長には開催経費の話ばかりではなく、夢を語ってほしい」との声も漏れる。

 19年の前回市長選で「市民と共に確かな歩みを」とのスローガンを掲げ、再選した秋元市長。市民の支持を取り戻せるか、残りの任期1年が正念場となる。(野口洸、水野富仁)



 来年の札幌市長選まで約1年。5月2日で2期目の任期が残り1年となる秋元克広市長は出馬するかどうか明言していないが、周辺では次期市長選に向けた動きも水面下で始まっている。市政の課題と今後を探った。(3回連載します)

1466チバQ:2022/05/08(日) 16:47:24
717 チバQ 2022/05/08(日) 12:35:31
八田盛茂 >>174自民北海道選挙区公募漏れで維新比例から・・・
小林悟 21年衆院選北海道1区落選(維新公認)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/674002
自民の八田道議が離党届 維新から参院選出馬へ 引き抜きに自民困惑
04/25 21:59
 今夏の参院選で日本維新の会の比例代表候補で立候補する意向を固めた自民党道議八田盛茂氏(65)=小樽市=が25日、自民党道連に離党届を提出した。八田氏は取材に「政治家としての最後の目標として国政で北海道の声を届けたい」と意欲を語ったが、道連内は現職役員の「引き抜き」に困惑が広がり、参院選に向け両党の関係を不安視する声も出ている。

 八田氏は4期目。道連幹事長を経て、道議会会派の自民党・道民会議の議員会長を務めていたが、同日に会派を離脱した。国政進出に意欲を示しており、道連が昨年11月に行った参院選道選挙区(改選数3)の候補者公募に応募したが、その後の選考委員会で落選。維新道総支部の鈴木宗男代表から10日ほど前に参院選出馬の誘いを受け、出馬を決意した。近く議員辞職する。

 自民道連は異例の離党届であることから「役員などで対応を協議したい」(冨原亮幹事長)と預かり扱いとした。自民道議の一人は「道連の中枢にいる人物が任期途中で他党から出馬するとは衝撃だ。除名も検討すべきだ」と反発する。

 これまで道内の両党の関係は、衆院選の小選挙区によって維新が自民を支援する例もあるなど、微妙なバランスで成り立ってきた。今夏の参院選道選挙区を巡っても、擁立の有無を決めていない維新の出方が焦点の一つとなっており、道連幹部からは「相手の意図が見えず、慎重に見極めないといけない」と懸念の声が漏れている。

 道議選小樽市(定数3)では、八田氏が辞職しても欠員2人以上の実施要件を満たさないため、補選は行われない。(金子俊介、伊藤友佳子)


https://www.asahi.com/articles/ASQ526TW8Q52IIPE01B.html
維新が道内2氏を比例候補に擁立 八田・小林氏
有料会員記事維新

中野龍三2022年5月3日 11時00分
 【北海道】日本維新の会は2日、今夏の参院選比例区に自民党道議の八田盛茂氏(65)と医師の小林悟氏(57)を擁立すると発表した。八田氏は小樽市区選出の道議で4期目。自民道連幹事長も務めた。八田氏は会見で、維新からの立候補について「身をもって改革を行う唯一の政党だと判断した」と述べた。4月25日に離党届を自民道連に提出し、道連が対応を検討している。

 小林氏は昨年の衆院選で道1…

1467チバQ:2022/06/12(日) 21:12:18
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASQ6D6Q6XQ6DIIPE006.html
苫小牧市長選告示 5選目指す現職に、無所属新顔挑む
2022/06/12 21:00朝日新聞

苫小牧市長選告示 5選目指す現職に、無所属新顔挑む

候補の政見に聴き入る支持者ら=2022年6月12日午前9時16分、北海道苫小牧市内、松本英仁撮影

(朝日新聞)

 北海道苫小牧市長選は12日、告示された。5選を目指す現職の岩倉博文氏(72)に対し、新顔で元精密機械部品メーカー社員の西村俊寛氏(61)が挑む構図となった。前回は岩倉氏の無投票当選で、今回も直前まで対立候補が現れなかった。だが、告示日前日に西村氏が名乗りを上げ、2014年以来8年ぶりの選挙戦になる。

 岩倉氏は、選挙事務所前で第一声を挙げた。堀井学衆院議員(比例北海道ブロック)をはじめ自民党や推薦する公明党の道議、市議らが駆けつけた。

 岩倉氏は第一声で、「2000年の衆院選挑戦以来8度目の選挙、最後の戦いになる。皆さんのお力で勝利させてほしい」と訴えた。4期16年の実績を振り返り、「市民ホールは初めて、民間活力を導入して事業着手するなど将来負担の平準化に腐心した」などと訴えた。約250人の支持者らが遊説に出かける選挙カーを見送った。

 西村氏は午前、市役所前で第一声をあげた。4日に、立候補の意思を固めたという。母文子さん(91)が車いす姿で見守った。

 西村氏は公約として、住みよい苫小牧とは、人々が希望を持ち挑戦できる社会▽市民が自らの意思で選択、納得できる社会▽安定した財政基盤で力のない人も安心して生活できる思いやり社会▽やる気や知識、アイデアがあり、頑張れる人が公正に評価され報われる平衡社会を実現することを列挙。カジノを含む統合型リゾート(IR)誘致反対を強調した。

 投票は19日に40カ所で行われ、午後9時から市総合体育館で即日開票される。11日現在の選挙人名簿登録者数は14万3990人。(松本英仁)

1468チバQ:2022/06/12(日) 21:22:37
https://news.goo.ne.jp/article/hokkaido/region/hokkaido-692473.html
苫小牧市長選 岩倉氏、西村氏が臨戦態勢 12日告示、一騎打ちへ
2022/06/12 05:00北海道新聞

苫小牧市長選 岩倉氏、西村氏が臨戦態勢 12日告示、一騎打ちへ

支援者らと安全祈願祭に臨む岩倉博文氏(中央)

(北海道新聞)

 任期満了に伴う苫小牧市長選は12日告示される。3月に立候補を表明した現職の岩倉博文氏(72)に加え、10日には新人で同市の元精密部品製造会社社員、西村俊寛氏(61)が出馬の意向を明らかにし、無投票の見通しから一転、両氏の一騎打ちが濃厚となった。両氏は告示前日の11日、選挙戦に向けた準備を急いだ。

 岩倉氏は樽前山神社で遊説の安全祈願祭に臨んだ後、支援者らと今後の活動日程を打ち合わせた。取材に対し「いよいよ出陣との心境」と表情を引き締め、告示目前の急展開について「市民に施策を伝え、市民の声を聞く機会を1週間もらえた」と好意的に受け止めた。「最後の選挙戦。しっかり訴えを届けたい」と5選を目指す決意を語った。

1469チバQ:2022/06/26(日) 00:59:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/4dd32613497ea4732cfb887e41e09d308ce3a032
23年春の札幌市長選、元市局長が出馬へ 「五輪招致の民意問う」
6/18(土) 5:00配信

毎日新聞
高野馨氏=札幌市で2022年6月17日、高山純二撮影

 来春の札幌市長選に、元市市民文化局長の高野馨氏(63)が無所属で立候補する意向を固めた。市が目指す2030年冬季オリンピック・パラリンピック招致に反対しており、「札幌五輪招致の民意を問いたい」としている。7月にも立候補を正式表明する。


 高野氏は17日、毎日新聞の取材に「市長選を住民投票に見立て、賛否を問いたい」としたうえで、市長選の前に札幌が五輪開催都市に内定した場合、内定の辞退・返上を掲げる考えを示した。五輪招致の反対理由については「市の招致活動の進め方が強引で、きちんと市民の声を聞いていない。具体的には正式表明の時に提示したい」と語った。

 高野氏は北海道美唄市出身。専修大卒業後、1982年に札幌市役所に入庁し、観光コンベンション部長や南区長、市民文化局長などを歴任した。4月に市民団体「『オール札幌』市民会議」を設立し、五輪招致の賛否を問う住民投票の実施を求めて要望書を市や市議会各会派に提出した。共産党などは住民投票条例案を市議会に提出したが、自民党、立憲民主党系の民主市民連合、公明党の3会派の反対で否決された。

 市長選を巡っては、共産が別の市民団体などと連携して候補を擁立する方針。秋元克広市長は態度を明らかにしていない。【高山純二】

https://news.yahoo.co.jp/articles/8e21eceb2ac88ac66fda0f321e0083e229e9d5db
元局長、「五輪反対」掲げ出馬へ 札幌市長選
6/20(月) 18:47配信

時事通信
1972年札幌冬季五輪の聖火台。奥は札幌市役所=札幌市中央区

 来春の任期満了に伴う札幌市長選に、市職員出身で元市民文化局長の高野馨氏(63)が無所属で立候補する意向を固めたことが20日、分かった。

 市が目指す2030年冬季五輪・パラリンピックの招致反対を掲げる。7月中旬にも記者会見し、正式に表明する。

 高野氏は取材に対し「市長選を住民投票に見立て、賛否を問いたい」と説明。市長選前に札幌が開催都市に内定した場合は、辞退・返上する考えを示した。

 2期目を務める現職の秋元克広氏(66)は市長選への態度を明らかにしていない。

1470チバQ:2022/07/12(火) 18:03:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/fca0dbe9b4fcb03a02190405d13c2427903f4eec
俳優大泉洋さんの兄、市長選出馬へ 市部長の潤氏 北海道函館市
7/12(火) 16:40配信
任期満了に伴う来春の北海道函館市長選に、同市保健福祉部長の大泉潤氏(56)が出馬の意向を固めたことが12日、分かった。

 大泉氏は、俳優大泉洋さんの兄。時事通信の取材に「次の市長選を目指している」と語った。

 大泉氏は同日、工藤寿樹市長(72)に退職願を提出。受理されたといい、31日付で退職する。

1471チバQ:2022/07/19(火) 19:58:04
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022071600118&g=elc
五輪招致が争点に浮上 反対の元市幹部出馬へ―札幌市長選
2022年07月16日13時32分

札幌オリンピックミュージアム前に設置されている五輪のシンボルマーク。奥は大倉山ジャンプ台=2021年11月30日、札幌市中央区
札幌オリンピックミュージアム前に設置されている五輪のシンボルマーク。奥は大倉山ジャンプ台=2021年11月30日、札幌市中央区

札幌市長の秋元克広氏
札幌市長選に出馬表明した高野馨氏

 来春の任期満了に伴う札幌市長選で、市が目指す2030年冬季五輪・パラリンピックの招致が争点に浮上した。市が行った意向調査では賛成が5割にとどまり、さらなる市民の理解が求められている。市長選の動きが招致活動に影響する可能性もありそうだ。

 30年大会の開催地は年内にも一本化が見込まれ、来年5〜6月の国際オリンピック委員会(IOC)総会で決まる予定。
 こうした中で15日、市職員出身で元市民文化局長の高野馨氏(63)が「五輪招致反対の立場で立候補し、市民に賛否を問う」と出馬表明した。現職で2期目の秋元克広市長(66)も3選に意欲的とみられ、市長選の争点について「五輪が一つであることは間違いない」と認める。
 市が3月、市民1万人に郵送で行った意向調査(回収率58%)は、五輪招致に賛成意見が52%、反対意見が38%だった。共産党などは市民の意向を確認するため、招致の賛否を問う住民投票を行う条例案を市議会に提出したが、6月に反対多数で否決された。
 1972年の冬季五輪を機にインフラ整備が進んだ市にとって、2回目の招致は「まちの再整備に欠かせないもの」(市幹部)だ。意向調査で懸念が多かった大会経費について、市は広報誌や出前講座を通じて、既存施設の活用で対応することや、招致による経済効果も説明する。
 全国的な機運醸成では日本オリンピック委員会(JOC)と共に「プロモーション委員会」を立ち上げ、開催意義の磨き上げや発信を図るが、市民に直接説明する場は少なく、先の幹部は「本気で市民理解を広げる気があるのか」と疑問を投げ掛ける。

1472チバQ:2022/08/01(月) 13:25:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/c7bdc56681e6fd431f43a386bbd2dc62b1d5e85a
小樽市長選告示 3人が立候補 2期目を目指す現職に新人2人が挑む 人口減少をどう食い止めるか
8/1(月) 11:44配信
 任期満了に伴う小樽市長選が、31日、告示され、現職と新人のあわせて3人が立候補しました。

 立候補したのは、届け出順に、共産党の新人で、元病院職員の野呂田博之(のろた・ひろゆき)氏64歳、無所属の新人で小樽市保健所の元所長、秋野恵美子(あきの・えみこ)氏70歳、無所属の現職、迫俊哉(はざま・としや)氏63歳、の3人です。
 選挙戦は、2期目を目指す迫氏に、新人2人が挑む構図です。
 小樽市は人口が11万人を割り込んでいて、急速な人口減少をどう食い止めるかや、子育て支援、地域経済の活性化が主な争点となる見込みです。
 小樽市長選の投票日は、今月7日で即日開票されます。


8月1日(月)「THE TIME,」午前6時台

北海道放送(株)

1473チバQ:2022/08/03(水) 21:25:32
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/709011/
<デジタル発>函館市長選、繰り返されてきた「現職VS元部下」 大泉洋さん兄と現職工藤氏の行方は?
07/25 11:14 更新
 函館市の大泉潤保健福祉部長(56)が7月12日、任期満了に伴う来年春の函館市長選に立候補する意向を表明しました。市長選への出馬表明は、大泉氏が初めてです。3期目の現職・工藤寿樹市長(72)は今のところ態度を明らかにしていません。過去の函館市長選を振り返ると、現職の勝率が高い一方、直近2回の市長交代は市役所出身者同士の一騎打ちによるものでした。果たして道南の中核市のリーダーは誰にー。(函館報道部 佐藤陽介)

函館市長選への立候補を表明する大泉潤氏(左)と記者会見で質問に答える工藤寿樹市長(右)=どちらも藤井泰生撮影
函館市長選への立候補を表明する大泉潤氏(左)と記者会見で質問に答える工藤寿樹市長(右)=どちらも藤井泰生撮影

 「本日、7月31日付の退職願を市長に提出しました。次の市長選を目指したいと思っています」。大泉氏は7月12日、函館市内で記者団にこう語りました。

 俳優大泉洋さん(49)の兄でもある大泉氏は江別市出身。札幌北高、早稲田大を経て、1995年に函館市役所に入庁しました。父親の道南勤務をきっかけに、函館に憧れを抱いたといいます。

 大泉洋さんに出馬を伝えたのかとの記者団の質問には「話はしてます」と答えつつ、「大泉洋は北海道を代表するタレントとして活躍していますが、市長選とは全く違う活動をしています」と強調。「ただ、家族思いの最高の弟です」とも付け加えました。

函館市内の小学校視察前に記者団の質問に答える大泉潤氏=12日(藤井泰生撮影)
函館市内の小学校視察前に記者団の質問に答える大泉潤氏=12日(藤井泰生撮影)

 約1時間後、今度は工藤氏が市役所で取材に応じました。記者団から「大泉氏が出馬表明した」と伝えられると「まだ一般職なのに」と発言。自らの市長選への対応については、新型コロナウイルスの感染再拡大や物価高を挙げ「こんな状況で自分の進退をどうだこうだと言うことは、市民にお叱りを受けかねない。自分のことは後回しです」と公務優先の姿勢を示しました。

 その2日後の7月14日の定例記者会見では「一般職なのに」との発言の真意を問われ、大泉氏の市職員の任期が残っていることを念頭に「きちんと辞めてからお話しすべきではないのか」と大泉氏の対応に疑問を呈しました。

大泉氏の出馬表明を受け、函館市役所で取材に応じる工藤寿樹市長=12日午後2時30分(梶蓮太郎撮影)
大泉氏の出馬表明を受け、函館市役所で取材に応じる工藤寿樹市長=12日午後2時30分(梶蓮太郎撮影)

 関係者によると、大泉氏と工藤氏は6月下旬に東京都内で会談しています。大泉氏は立候補の意向を伝え、工藤氏は自身が出馬するかどうか明言しなかったとされます。市幹部や経済界の中には「工藤氏は、少なくとも大泉氏を自分の後継にする気はない」との見方が多くなっています。

1474チバQ:2022/08/03(水) 21:26:42
■過去の選挙では現職強し
 過去の函館市長選にさかのぼってみましょう。戦後の公選制で選出された函館市長は工藤氏まで計9人います。このうち市職員出身は5人で、過去3人しかいない函館市名誉市民の一人、吉谷一次も含まれます。民間出身は1986〜99年に務めた木戸浦隆一氏のみです。

4期目半ばで函館市長を退任し、贈られた花束を手に市役所を去る木戸浦隆一氏=1999年3月
4期目半ばで函館市長を退任し、贈られた花束を手に市役所を去る木戸浦隆一氏=1999年3月

 平成以降に目を向けると、市長選は9回あり、現職が立候補しなかったのは99年だけでした。前年に4選を果たした木戸浦氏が病気で辞職したことに伴う選挙でした。



 現職が立候補した8回のうち、市長の座を守ったのは6回に上ります。現職市長は行事やメディアを通じて市民への露出が多く、知名度が高くなる傾向があります。市政運営でも、各種団体と連携するうちに経済界などと結びつきを強め、幅広い支持を得やすくなるとされます。いわゆる「現職の強み」といわれるものです。

 現職が敗れたのは2007年と11年の2回でした。どちらも市役所出身者同士の一騎打ちでした。

函館市長選の公開討論会で握手する井上博司市長(左)と西尾正範前助役=2007年4月、函館市内のホテル
函館市長選の公開討論会で握手する井上博司市長(左)と西尾正範前助役=2007年4月、函館市内のホテル

 2007年は、3選を目指す井上博司市長と西尾正範前助役の対決でした。企画部長や、現在の副市長に当たる助役を経て1999年に市長に就いた井上氏は、12歳年下の西尾氏の立案力を認め、重要政策を任せます。2003年には当時54歳の西尾氏を助役に抜てきしました。

 ところが西尾氏は06年、市政トップである井上氏が経済界や市議会の有力者と癒着していると訴え、辞職。翌年の市長選に「だまってられない、この指とまれ!」のスローガンを掲げて挑み、選挙戦で井上氏への批判を繰り広げました。結果、経済界や政党の支持を取り付けた井上氏に圧勝します。

函館市長選で当選確実となり喜ぶ西尾正範氏(右)=2007年4月、函館市中島町
函館市長選で当選確実となり喜ぶ西尾正範氏(右)=2007年4月、函館市中島町

 もう一つの、2011年に行われた選挙は、西尾氏と工藤氏の争いでした。工藤氏は企画部長や助役を経て、07年の西尾市政の始動に当たり副市長に迎え入れられました。2人は、函館市に合併する前の亀田市役所の1973年入庁の同期です。

 その工藤氏も結局、上司とたもとを分かちました。西尾氏は市長選での舌鋒(ぜっぽう)鋭い批判が尾を引き、経済界や市議会とのしこりを解消できず、かじ取りに苦しみます。工藤氏は09年、「何を志しているのか感じ取れない」と西尾氏を批判し、辞職。経済界の一部の支援を受けて11年の市長選に出馬し、西尾氏を1万2千票上回りました。

函館市議会で副市長の辞任の理由について、起立して答弁する工藤寿樹氏。左は西尾正範市長=2009年12月
函館市議会で副市長の辞任の理由について、起立して答弁する工藤寿樹氏。左は西尾正範市長=2009年12月
■「市役所の空気重くなった」の声も
 さて、今回はどうなるのでしょうか。選挙まであと9カ月あり、構図が固まるのはまだ先になりそうです。仮に工藤氏が立候補するなら、またしても現職と元部下の対決となります。

 工藤氏は14日の記者会見でも「決めていない」と話しました。にもかかわらず「07年や11年の選挙と重なって見える」(経済団体幹部)との声が上がるのは、工藤氏もまた、同じ早稲田大卒の大泉氏を重用してきた経緯があるからです。

 市長就任と同時に秘書課長に置き、17年には観光都市の重要ポストである観光部長に引き上げました。当時、市役所内では「大泉氏を後継に考えているのでは」とうわさされていたほどです。ところが工藤氏は、大泉氏の観光部長としての仕事ぶりを見て、評価を変えたとされます。

 19年には保健福祉部長へ横滑りさせました。周囲には大泉氏について「決断力がない」と漏らしています。工藤氏の後援会は今秋にも政治資金パーティーを開く予定で、選挙の準備と捉える向きもあります。

原発ゼロを訴える小泉純一郎元首相(左)、細川護熙元首相(右)と取材に応じる工藤寿樹市長=2015年10月、函館市役所
原発ゼロを訴える小泉純一郎元首相(左)、細川護熙元首相(右)と取材に応じる工藤寿樹市長=2015年10月、函館市役所

1475チバQ:2022/08/03(水) 21:26:57
 工藤氏は1期目の14年、国などを相手取って電源開発大間原発(青森県大間町)の建設差し止め訴訟を起こし、保守層から革新系まで支持を広げました。現職の強みがあり、3期12年の実績も武器になります。一方、4選となれば多選批判を浴びる可能性もあります。多選は一般論として「政策がマンネリ化する」「イエスマンばかり登用し、組織が硬直化する」との弊害が指摘されています。4期目の最終年に77歳となる年齢もマイナスに働くかもしません。

大間原発訴訟の初弁論に出廷するため、東京地裁に入る工藤寿樹函館市長(中央)ら原告・弁護団=2014年7月
大間原発訴訟の初弁論に出廷するため、東京地裁に入る工藤寿樹函館市長(中央)ら原告・弁護団=2014年7月

 大泉氏の強みが「大泉洋の兄」であることは衆目の一致するところです。大泉氏の周辺には、弟の知名度や好感度の高さがそのまま本人のイメージにつながる期待があります。ですが、現時点で大泉氏はなぜ市長を目指すのか、どんな政策を掲げるのか、政策をどう実現させるか、一切語っていません。これから明らかにするのでしょうが、市の元特別職からは「弟の七光」との厳しい声も上がります。

大泉潤氏
大泉潤氏

 市役所内には「井上氏と西尾氏の『親子げんか』、西尾氏と工藤氏の『兄弟げんか』で市役所の空気は重くなった」(市幹部)として厭戦(えんせん)ムードも漂います。当然、2人以外に名乗りを上げる人が現れれば、構図はまた違ったものになります。函館は道内の他の自治体よりも人口減少が進んでおり、市役所出身ではなく、民間の発想を持った市長を待ち望む声もあります。

 函館市長選は来年春の統一地方選に合わせて行われます。統一地方選は知事選や都道府県議選、政令市の市長選などが行われる通称「第1ラウンド」と、それ以外の「第2ラウンド」に分かれます。今後の動き次第では、函館市長選は第2ラウンドの注目選挙になりそうです。

1476チバQ:2022/08/03(水) 21:27:22
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/704914?kk
函館市長選、焦点は現職の出方 後継とうわさの大泉氏出馬表明 背景に地元経済界の事情も
07/13 09:27 更新
函館市長選への立候補を表明する大泉潤氏=12日午後1時15分、函館市内(藤井泰生撮影)
函館市長選への立候補を表明する大泉潤氏=12日午後1時15分、函館市内(藤井泰生撮影)
函館市長選への立候補を表明する大泉潤氏=12日午後1時15分、函館市内(藤井泰生撮影)
工藤寿樹市長
 【函館】来年春の函館市長選は、市保健福祉部長の大泉潤氏(56)が出馬を表明したことで、3期目の工藤寿樹市長(72)が今後、どう態度を表明するかが焦点となる。大泉氏は5年前に工藤氏から観光部長に抜てきされ、次の市長候補とも目されてきたが、最近は2人の間に溝が生じているとされる。経済界の一部に工藤氏の4選出馬を求める声もあり、選挙戦となる可能性もある。

 「本日、退職願を工藤市長に提出した」。大泉氏は12日、記者団にこう語り、市長選に出馬する決意を述べた。

 関係者によると、大泉氏と工藤氏は6月下旬、東京都内で会談し、大泉氏は出馬の意向を伝達した。工藤氏は続投の有無について明言しなかったという。

 大泉氏は、父親の道南勤務をきっかけに函館に憧れを抱き、早大卒業後に市役所入りした。同じ早大卒の工藤氏も目をかけてきた。

 工藤氏が副市長を経て2011年の市長選で初当選すると、秘書課長としてそばに置いた。17年には重要ポストである観光部長を任せ、市役所内では「後継に考えているのでは」とうわさされた。

 ただ、実行力があるとの評価の一方、ワンマンとの指摘もある工藤氏はその後、大泉氏の働きぶりを見て、「決断力がない」と漏らすようになった。19年には保健福祉部長に横滑りさせた。

 地元経済界の事情も2人の関係に影響している。工藤氏に批判的な経済人が大泉氏を推し、この経済人と相いれない経済人らが工藤氏の4選を望む構図になっている。

 焦点は工藤氏の出方だ。5月に後援会が新型コロナウイルス禍を受け過去2年は中止した政治資金パーティーの年内開催を確認。選挙の準備との見方が駆け巡った。工藤氏は周囲に「まだやりたい仕事がある」と漏らしている。

 工藤氏はクルーズ船を受け入れる埠頭(ふとう)整備などを実現させたが、4期目になれば多選批判を浴びかねない。大泉氏はこれまでの経歴を踏まえ、観光振興や福祉政策を訴えるとみられる。俳優大泉洋さんの実兄で、「人気は出るかもしれないが、実績が認められたのではなく『弟の七光』だ」(市の元特別職)との冷めた見方もある。直近2回の函館市長交代は市役所出身者同士の対決で起き、厭戦(えんせん)ムードもある。

 大泉氏の「有名俳優の兄」の肩書は支持を取り込む武器になるとの見方は多い。記者団から大泉氏の出馬表明を聞いた工藤氏は「まだ一般職なのに」と不快感を示した。工藤氏の判断が注視される。(徳永仁、坂口光悦)

1477チバQ:2022/08/05(金) 18:00:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/93f4cf50e0889f5e7cac370326290ad75f5b75a7
旧統一教会と40年以上関わり 北海道市議「縁を切ると言う気ない」
8/5(金) 17:03配信
 元衆院議員の清水誠一・北海道帯広市議(73)=自民党会派=が、40年以上にわたり、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の政治団体「国際勝共連合」と付き合いがあることが明らかになった。清水氏は8月5日、毎日新聞の取材に「(自身の)後援会の入会カードを集めてもらっていた」と述べ、支援を受けた経緯にふれ「一切縁を切ると言う気もない」と話した。

【一覧】旧統一教会との関係を明かした主な政治家

 清水氏は帯広市議、北海道議、衆院議員を歴任し、2022年4月の帯広市議補選で市議に返り咲いている。

 清水氏によると、旧統一教会が反共産主義を掲げて創設した「国際勝共連合」を知ったのは1970年代後半。当時の帯広市長選で自身が支援する候補者の選対の中にメンバーが数人いたという。その後、政治家となり、90年ごろには、自身の後援会の入会カードを集めてもらうこともあった。

 一方で、清水氏は「支援を依頼するのは旧統一教会だけではない」と強調。他に複数の宗教団体の名前を挙げ、「別の宗教団体の方が(関係性が)強かった」と話した。

 旧統一教会をめぐっては80年代以降、不安や恐怖をあおって高額な物品を売りつける「霊感商法」の事件化や、高額献金の強要をめぐる訴訟などで何度も社会問題となってきた。しかし、清水氏は「社会問題化しているということ自体、今まで認識したことがなかった。たぶん、本州と北海道の違いではないか」と語った。これまで関係を絶たなかった理由としては、寄付金や会費を払うなどの対価を求められなかったことや、反共産主義という方向性が一致していたことなどを挙げた。

 安倍晋三元首相が銃撃され死亡した事件を受け、教団側との今後の関係について問われると「一生懸命頑張ってくれている(自身の政治活動などを支援する)ボランティアの人たちがいる。あの人たちも社会を良くしたいと思っているわけであって、今後『あそこの団体と関わる人とは一切縁を切ります』というのは僕の立場では言えないし、言う気もない」と述べた。【後藤豪】

1478チバQ:2022/08/16(火) 19:13:14
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/715295
小樽市長選、迫俊哉氏が再選 投票率は過去最低39・94%
08/08 11:48 更新
小樽市長選、迫俊哉氏が再選 投票率は過去最低39・94%
 【小樽】任期満了に伴う小樽市長選は7日投票、即日開票の結果、無所属で現職の迫俊哉氏(63)=自民、立憲民主、公明推薦=が、無所属新人で元市保健所長の秋野恵美子氏(70)と共産党新人で同党小樽地区委員長の野呂田博之氏(64)を破り、再選を果たした。

 当日有権者数は9万6783人で、投票者数は3万8658人。投票率は39・94%と2018年の前回を14・94ポイントと大きく下回り、過去最低を更新した。無効票は468。

◆小樽市長選結果(敬称略)

当25,875 迫俊哉

  6,513 秋野恵美子

  5,802 野呂田博之

1479チバQ:2022/08/30(火) 23:09:17
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/722624/?kk
<舞台裏を読む>来春の道知事選候補、逢坂氏どう決断 立憲、人選遅れは否めず
08/27 19:40 更新
 立憲民主党は来春の知事選候補者の擁立作業を急ぐ。2019年の前回知事選で与党系の鈴木直道知事に及ばず、7月の参院選道選挙区で惜敗した石川知裕元衆院議員を再び担ぐ案も浮上したが、石川氏は参院選後、自身のメールマガジンで政治活動の休止を示唆。再選を目指す方向の鈴木氏への対抗馬擁立は困難を極めそうだ。場当たり的な対応で敗北を重ねた過去の教訓を生かせるか。責任者となった逢坂誠二道連代表の手腕が問われる。


■石川氏「力尽きた」

 「どんなことにもへこたれないことを信条に頑張ってきた。しかし、さすがに今回は力尽きた」。石川氏は7月下旬、衆院議員時代の10年前から配信してきたメルマガで休刊を宣言した。「政治を語る気力が湧いてこない」などと心境をつづり、翌週の次号をもって休刊。立憲道連では「知事選の候補者選びは完全に白紙に戻った」との受け止めが広がった。

 高い支持を保つ鈴木氏は再選出馬の方向が既に固まっている。自民、公明両党は推薦する見通しで、知事選と連動する道議選を含めた準備を着々と進めている。

 立憲は逢坂氏が「独自の候補を立てて戦う」と明言するが、7月末の道連会合では候補者選定を急ぐ方針の確認にとどまった。19年の前回知事選は告示1カ月半前の2月まで候補者を決められなかったことを踏まえ「擁立の遅れが最大の敗因」と分析。遅くとも年内の決定を目指す。ただ、現状は衆目が一致する候補者が見当たらず、人選の遅れは否めない。

 前回は早くから本命視された逢坂氏が再三の出馬要請を固辞。代わりの候補者探しも難航し、支持団体の連合北海道会長が責任を取って出るべきだとの声が上がるなど迷走した。火中の栗を拾ったのが石川氏で、敗れはしたが96万票を獲得し一定の支持を得た。地元十勝だけでなく全道で知名度を上げ、今夏の参院選に2人目の党公認候補として擁立される伏線にもなった。

 メルマガの筆をおいた石川氏も、今後の政治活動を尋ねる取材には「白紙」と述べるにとどめ、党内では再起を望む声が多い。知事選出馬に関しても「参院選で敗れた直後に勝算なく現職にぶつけるのは酷だ」と慎重論が強い一方、一部に期待も残るのは、石川氏への評価の表れと言える。ただ裏を返せば、候補者に堪え得る人材や長い目で発掘・育成する戦略が不足していることを物語っている。

1480チバQ:2022/08/30(火) 23:09:32
■迷走重ね自民と差

 かつて旧民主党の「王国」とされた北海道の知事選で今、自民が盤石の強さを誇るのは、高橋はるみ前知事の誕生で保守系道政が復活した2003年以降、民主とその流れをくむ立憲が、候補者選びで迷走を重ねたことと無関係ではない。

 自民と旧社会党がしのぎを削っていた1983年、保守系の堂垣内尚弘知事の後継として自民が推した前副知事に対し「社会党のプリンス」横路孝弘氏が衆院議員から転身して初当選。24年ぶりに革新道政を奪還した横路氏は、以後3期12年にわたりおおむね安定した支持を得た。ポスト横路として95年知事選に出馬した堀達也氏も、自民が推した伊東秀子氏に圧勝。当時は自社さ連立政権で、人選が難航した自民が窮余の一策で社会党衆院議員だった伊東氏を担いだ形だった。55年体制が終わり、政治は流動化していた。

 続く99年知事選で、保革対立の構図は一層薄まる。自民は独自候補を出せず、堀氏は道政史上初の与野党相乗りで再選。2期目の堀氏に民主は「自民寄りだ」と反発し、03年知事選は不支持に回る。代わりに白羽の矢を立てたのが後志管内ニセコ町長だった逢坂氏だ。しかし選挙戦の主役と期待が高まる中で辞退され、鉢呂吉雄衆院議員(当時)の擁立で決着した時には告示前1カ月を切っていた。

 一方の自民は支持が伸び悩む堀氏に替えて官僚出身の高橋氏を擁立し、乱戦に勝利。高橋氏は以後も「はるみ人気」で4選を果たし、自民優位の政治状況を固めた。後任を選ぶ19年は、立憲にはリセットの好機だったが、逢坂氏待望論を引きずったまま決めきれなかった03年と同じ轍(てつ)を踏む。党内抗争を経ながらも、無党派層の支持を見込める鈴木氏で道政与党の座を守った自民の強さが際立った。

■「責任取れるのか」

 「鈴木氏はいずれ国政に転出する。その後を見据えて対応するべきでは」。立憲道連では今、そんな声が漏れる。来春の知事選は独自候補擁立を見送り、鈴木氏に相乗りする説さえささやかれる。

 逢坂氏の意向もあり、現時点では主戦論が基調だ。ただ擁立作業は「のたうち回ることになる」(道連幹部)と曲折が予想され、越年する恐れも拭えない。

 今年初め、立憲道連幹部と支持者との会食の席。石川氏を参院選候補に推す逢坂氏に出席者が「責任は取れるのか」と念を押した。参院選に出せば、直後に控える知事選に擁立する道は限りなく狭くなる。その場合、自ら知事選に出馬する覚悟はあるのかという意味だ。関係者によると、逢坂氏は「箸が止まった」という。それ以上突っ込んだやりとりにはならなかったとされる。

 過去の知事選で、執行部から口説かれる側だった逢坂氏は今、候補者選びの最終責任を負う立場にある。「あらゆるチャンネルを通して探している」と話す逢坂氏がどのような結論を出すのか、注視されている。(岩崎あんり、小森美香)

1481チバQ:2022/09/08(木) 17:53:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/ebffe17b50004908f3c3872d4a598c74e5ed01c6
函館市長選 工藤氏4選目指し出馬へ 大泉洋氏の兄と選挙戦か
9/8(木) 11:16配信

北海道新聞
函館市の工藤寿樹市長

 北海道・函館市の工藤寿樹市長(72)は7日、来年春の函館市長選に4選を目指して出馬する方向で最終調整に入った。関係者が明らかにした。市長選では、元函館市保健福祉部長の大泉潤氏(56)が7月に出馬の意向を表明しており、市役所出身者同士による選挙戦の公算が大きくなった。大泉氏は俳優の大泉洋さん(49)の実兄。


 工藤氏は同日、北海道新聞の取材に対し「いずれ時期が来たら判断する」と述べた。22日の後援会会合までに最終判断するとみられる。


 工藤氏は4選出馬について態度を明らかにしてこなかったが、経済界の一部や後援会に続投を求める声がある。出馬する場合、3期の実績や福祉政策の充実、観光振興などによる経済再生を訴えるとみられる。

 工藤氏は檜山管内乙部町出身。早大卒業後、1973年に函館市と合併する前の旧亀田市役所入り。2009年に函館市副市長を辞職し、11年の市長選で初当選した。1期目に国などを相手取り、電源開発大間原発(青森県大間町)建設差し止め訴訟を起こした。

1482チバQ:2022/09/24(土) 21:57:55
https://news.goo.ne.jp/article/hokkaido/region/hokkaido-735075.html
元上司・部下の対決、道南各党注視 工藤函館市長4選出馬表明
2022/09/22 22:06北海道新聞

元上司・部下の対決、道南各党注視 工藤函館市長4選出馬表明

元上司・部下の対決、道南各党注視 工藤函館市長4選出馬表明

(北海道新聞)

 来春の函館市長選に向け、工藤寿樹市長(72)が4選出馬を表明した。7月に出馬表明した元函館市保健福祉部長の大泉潤氏(56)との「元上司・部下」対決は激戦も予想される。道南の各政党には工藤市政の評価に差はあるが、対応は情勢を見極めながらの判断になりそうだ。

 工藤氏は初当選した2011年と3選した19年の選挙で各党の推薦を受けなかった。再選を果たした15年の選挙は自民、公明両党の支部から推薦を受け、立憲民主党の前身の民主党から「支援」を得た。
立憲民主党
市区町村長

1483とはずがたり:2022/09/27(火) 15:06:18
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/731851
道議選北広島市、自民系と立憲系激突か 元HBCアナ鶴羽氏、立候補へ 現職・小岩氏も出馬調整
09/16 05:00
道議選北広島市、自民系と立憲系激突か 元HBCアナ鶴羽氏、立候補へ 現職・小岩氏も出馬調整

 【北広島】来年春の道議選北広島市(定数1)に向け、自民党北広島支部は14日、臨時総会を開き、元HBCアナウンサーの鶴羽芳代子氏=本名・佳子=(54)を候補とすることを決めた。これに対し、立憲民主党の議員らでつくる会派に属する現職の小岩均氏(63)は立候補に向け、支援者らと調整を続けている。自民系と立憲民主系の候補を軸とする争いとなるとみられる。
残り:563文字 全文:737文字

1484チバQ:2022/10/23(日) 09:53:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/122457ef47cd31265894c8d9dc5d78c1185f3ac1
半年後に迫る北海道知事選と札幌市長選 現職2氏の不安要素
10/23(日) 8:59配信

毎日新聞
記者会見で質問に答える鈴木直道知事=札幌市中央区で2022年9月13日、米山淳撮影

 来春の統一地方選に合わせて実施される知事選と札幌市長選(2023年4月9日投票)まで半年を切った。知事選には現職の鈴木直道氏(41)が再選を目指して出馬する見通しだが、正式な立候補表明には至っていない。対抗馬擁立に向けた動向を注視しながら、表明のタイミングを慎重に探っているとみられる。野党側は高い支持率を維持する鈴木知事に対抗する候補擁立に頭を悩ませている。【真貝恒平、山田豊、高橋由衣】


 ◇知事選―「可もなく…」道議と距離

 「さまざま課題に今、全力で向き合っているところで、それが何より大事だと思う」。鈴木知事は今月7日の記者会見で再選出馬への意欲を問われ、明言を避けた。

 19年の前回選で鈴木氏を推薦した自民、公明両党の道組織幹部は、鈴木氏が立候補する場合には支援する意向を明らかにしており、「再選出馬は規定路線」との見方が強い。表明時期については11月下旬〜12月上旬の定例道議会や後援会会合などが有力視されるが、鈴木氏に近い自民道議からは「相手の出方を見極めながら、表明は年明けでもいい」との声も上がる。鈴木氏が初当選以来、地元紙の世論調査などで高い支持率を維持していることへの自信も見え隠れする。

 ただ、自民道連の一部からは不安の声も上がる。前回選では当初、道議の大半が国土交通省幹部の擁立に動いたのに対し、道連会長だった吉川貴盛元農相らが鈴木氏を推したことで道連内に大きな混乱を招いた。

 吉川氏はその後、収賄事件が発覚して衆院議員を辞職。同事件で起訴された。鈴木氏を支援していたベテラン道議も相次いで死去した。ある道議は「しこりはもうないが、明確な後ろ盾がなく、ふわっとした支持の中で、鈴木知事と道議の間に微妙な距離感が生まれている」と指摘する。

 また、鈴木氏の道政運営に対する不満の声も漏れる。道の新型コロナウイルス対策について、別の道議は「可もなく不可もなく、という印象。特に目を見張る成果があったわけではない」とした上で、「高い支持率とはいえ、就任当初に比べると少し下がっているのも事実」と話し、盤石とは言えない現状を指摘する。

 一方、野党側は対抗馬の擁立に向けて立憲民主、国民民主両党の道連と連合北海道が協議を続けているが、難航している。立憲道連の逢坂誠二代表は22日、札幌市内で記者団に「できる限り具体的な候補者の擁立を急いでいるが、現時点では、この人が適任ではないかと当たっている状態だ」と述べるにとどめた。

 一般的に基盤が強いとされる再選出馬の現職への対抗馬擁立は容易ではない。前回選では「野党統一候補」として擁立した元衆院議員の石川知裕氏(49)が96万票を獲得したが、初当選した鈴木氏の162万票には遠く及ばなかった。

 ある野党関係者は「年内か年明けには候補発表の流れにしたいが、厳しい戦いになるのですんなり話が進むかは未知数だ」と危機感を募らせる。別の関係者は「知事選だけを考えると『負け戦だ』と逃げ腰になる人が多くなるかもしれないが、中長期的な視点で先を見据えた戦略を練ってほしい」と注文を付けた。

1485チバQ:2022/10/23(日) 09:53:21
 ◇札幌市長選―五輪招致、不安要素に

 札幌市の秋元克広市長(66)は3選を目指して市長選に立候補する意向だ。2030年冬季オリンピック・パラリンピック招致への期待感もあり、秋元市政の継続を求める声が大きいことも踏まえて判断したとみられる。

 11月初旬には秋元氏の後援会主催のセミナーが予定されている。正式な出馬表明には至らないとみられるが、後援会幹部は「五輪招致への期待は大きいが、2期目は新型コロナ(の感染拡大)もあり、思うようには動けなかっただろう」と3選に向けた思いを推し量る。

 秋元氏は2015年の市長選に旧民主党などの支援を受けて出馬し、初当選した。19年の前回選では与野党相乗りで支援を受け、共産党などが支援する候補を破り再選した。

 来春の市長選では五輪招致の是非が大きな争点となる見通しだ。市議会では自民、公明、立憲系の「民主市民連合」の3会派が五輪招致を推進しており、秋元氏が3選出馬を表明した場合、前回選と同様に与野党から幅広く支援を受ける公算が大きい。

 ただ、五輪招致を巡っては不安要素もある。市が3月に市民を対象に行った郵送のアンケートでは招致への賛否が拮抗(きっこう)し、市民の機運醸成が課題となっている。さらに8月以降、東京五輪・パラリンピックを巡る汚職事件が発覚し、市も動向を注視せざるを得ない状況が続く。

 五輪招致を推進する市議は「汚職事件があってから、肌感覚として五輪のイメージが悪くなっている」とこぼす。秋元氏の後援会幹部も「どこまで選挙に影響するか……」と気をもむ。

 市長選には元市市民文化局長の高野馨氏(63)が出馬を表明している。高野氏は市の財政が悪化しているなどとして五輪招致反対を掲げ、「市長選を住民投票に見立て、賛否を問う」としている。同じく五輪招致に反対する共産党も市民団体「明るい札幌市政をつくる会」と連携して、候補を擁立する方針を示している。

1486チバQ:2022/11/07(月) 19:58:24
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20221106/7000052196.html
網走市長選挙 現職・水谷洋一氏が4選 12年ぶり選挙戦制す
11月06日 23時16分

12年ぶりの選挙戦となった網走市の市長選挙は6日に投票が行われ、無所属で現職の水谷洋一氏が新人を抑えて4回目の当選を果たしました。

網走市長選挙の開票結果です。
▼水谷洋一(無所属・現)当選 7715票
▼飯田敏勝(無所属・新) 4749票
任期満了に伴う網走市長選挙は2010年(平成22年)以来、12年ぶりの選挙戦となりました。
現職の水谷氏が共産党網走市委員会が推薦した新人の飯田氏を抑えて4回目の当選を果たしました。
投票率は44.37%で、前回、選挙戦になった12年前の選挙を20.95ポイント下回り、過去最低になりました。
水谷氏は網走市出身の59歳。
衆議院議員の秘書を経て網走市議会議員を務めたあと、2010年の市長選挙に立候補して初当選し、現在3期目です。
水谷氏は「乳児のミルクやおむつの支援、小中学校での給食の無償化を行い、子育てしやすいまちづくりを進める。新型コロナウイルスの感染拡大で落ち込んだ経済を立て直すため、観光客の誘致に力を入れたい」と話しています。

1487チバQ:2022/11/07(月) 20:03:49
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/756290
札幌市長選、五輪争点化 現職、逆風警戒 反対派「民意問う」
11/06 19:49 更新
札幌市長選、五輪争点化 現職、逆風警戒 反対派「民意問う」
 札幌市が招致を目指す2030年冬季五輪の開催地の内定時期が来春にずれ込む見通しとなり、来年4月9日と想定される札幌市長選で招致の是非が大きな争点となりそうだ。内定時期は市長選前後となる可能性もあり、市民の注目を集めるのは必至。3選出馬する方向の秋元克広市長(66)の周辺は、東京五輪汚職事件で強まる逆風を警戒し、五輪反対を掲げ出馬表明した元札幌市市民文化局長の高野馨氏(63)や、独自候補を擁立方針の共産党は「事実上の住民投票になる」と勢いづいている。

 「人口減少の状況で多額のお金を掛けてどうするという声があるが、五輪・パラリンピックを活用しながらまち全体を変えていくことが必要」。2日に市内で開かれた後援会主催の政治資金パーティーで、秋元氏は約800人を前に開催意義を強調した。パーティーでは3月の北京冬季パラリンピックの日本選手団関係者も講演し、後援会幹部は「招致実現に向けた市長の強い思いだ」と解説する。

 国際オリンピック委員会(IOC)は当初12月に五輪開催地を内定する方針だったが、来春に先送りする見通し。汚職事件の行方や日本世論の反応を見極めるためとみられる。具体的な内定時期は不明だが、市長選前の来年3月や市長選後の同4月との見方がある。

 開催地内定前に市長選が行われれば、招致の是非に市民の関心が集まるのは確実。市幹部は「IOCは市長選の結果で最終判断するのでは」と警戒する。市長選が開催地内定後となる場合も「仮に札幌に内定した後に市長選が行われても、招致の是非は問われる」(別の市幹部)とみられる。

 市長周辺の危機感は強い。市が3月に行った招致に関する市民対象の郵送調査では賛成意見は5割超、反対意見は4割近く。7月以降は汚職事件が逆風に。大会開催経費の新たな試算では、物価高で市の負担分が40億円増となった。別の市幹部は「今は反対意見の方が多いだろう」と漏らす。

 招致を推進する市議からは「秋元氏が勝てば反対派は収まる」と強気の声もあるが、同じく招致推進派の自民党市議は「秋元氏が前回より得票率を落とせばIOCは五輪反対の声は強いと評価する」と懸念する。

 五輪反対派は内定時期先送りを好機とみる。無所属での出馬を表明する高野氏は「市長選を住民投票に見立てて戦う」と強調。共産党も市民団体と連携し独自候補を擁立する方針で「住民投票で市民の信を問わず、招致活動を進める姿勢に疑義を訴えたい」とする。(野口洸、五十嵐俊介)

1488チバQ:2022/11/09(水) 18:22:19
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/757462/?rct=n_major
<デジタル発>「静」の大泉氏、「動」の工藤氏 選挙の常識覆す異例の函館市長選、最新情勢は〜
11/09 11:30 更新
 来年4月の函館市長選に向け、大泉潤・元函館市保健福祉部長(56)が10月12日の記者会見で立候補を正式表明し、10月27日には4期目を目指す工藤寿樹氏(72)が事実上の決起集会となる市政報告会を開きました。注目の選挙は、挑む側であるはずの新人・大泉氏の動きが目立たず、受けて立つ立場の現職・工藤氏が攻勢を強める異例の展開になっています。現地で何が起きているのか、最新情勢を報告します。(函館報道部 佐藤陽介)

(左)記者会見で立候補を正式表明する大泉潤・元函館市保健福祉部長=10月12日、函館市の五島軒本店(右)市政報告会で3期11年半の実績をアピールする工藤寿樹市長=10月27日、函館市内のホテル(いずれも藤井泰生撮影)
(左)記者会見で立候補を正式表明する大泉潤・元函館市保健福祉部長=10月12日、函館市の五島軒本店(右)市政報告会で3期11年半の実績をアピールする工藤寿樹市長=10月27日、函館市内のホテル(いずれも藤井泰生撮影)
■「ここまでやるのか…」
 「こ〜んに〜ちは〜!」。大泉氏の会見を間近に控えた10月10日、現職の工藤氏は函館市が後援する福祉イベントのあいさつで、お笑いコンビ「錦鯉」の長谷川雅紀さん(札幌出身)の物まねを披露し、会場をどよめかせました。

 工藤氏は続けます。「アントニオ猪木さんも難病と闘った末に亡くなりました。皆さんも健康には気を付けて、寿命を延ばしていこうじゃありませんか。ということで、猪木さんのいつものあれで締めたいと思います。ご起立ください」。そう告げると「1、2、3、ダーッ!」と叫び、イベント関係者と拳を突き上げました。

 函館が舞台となった映画に主演したアントニオ猪木さんは2008年、「はこだて観光大使」に委嘱されました。工藤氏と面会したこともあります。

「1、2、3、ダーッ!」。表敬訪問したアントニオ猪木さん(右)と拳を突き上げる工藤寿樹市長=2011年7月、函館市役所
「1、2、3、ダーッ!」。表敬訪問したアントニオ猪木さん(右)と拳を突き上げる工藤寿樹市長=2011年7月、函館市役所

 工藤氏のユニークなあいさつには、市長在任が11年半に及ぶ自らの「お堅いイメージ」を払拭し、親しみやすさをアピールする狙いがありそうです。とはいえ、居合わせた市民は「あの工藤さんが、ここまでやるのか」と驚きを隠せない様子。俳優・大泉洋さんの兄である元部下を意識し、無党派層、とりわけ若者の取り込みに腐心しているようです。

 工藤氏は出馬を決意した今夏以降、現職市長として函館市内のあらゆるイベントに顔を出しています。市幹部が「こんな小さな行事にも出るのか」と目を見張るほどです。

■表立った活動見えず
 福祉イベント2日後の大泉氏の会見。終盤、報道陣から「出馬の意向を示してから3カ月がたちました。会見まで時間がかかっているとの指摘もあります」との質問がありました。

 大泉氏は7月12日に出馬表明し、7月末で市役所を退職。以降、自由に動き回ることができる身分ですが、表立った活動が見えません。市内の経営者や団体幹部、市議らへのあいさつ回りを続けていたといいます。「政策立案の経験が浅く、準備に苦労しているのでは」(自民党市議)ともささやかれていました。

1489チバQ:2022/11/09(水) 18:23:43
■表立った活動見えず
 福祉イベント2日後の大泉氏の会見。終盤、報道陣から「出馬の意向を示してから3カ月がたちました。会見まで時間がかかっているとの指摘もあります」との質問がありました。

 大泉氏は7月12日に出馬表明し、7月末で市役所を退職。以降、自由に動き回ることができる身分ですが、表立った活動が見えません。市内の経営者や団体幹部、市議らへのあいさつ回りを続けていたといいます。「政策立案の経験が浅く、準備に苦労しているのでは」(自民党市議)ともささやかれていました。

会見する大泉氏。会場には多くのマスコミが詰めかけた
会見する大泉氏。会場には多くのマスコミが詰めかけた

 会見で大泉氏は「時間がかかっているという話があるんですね」と苦笑。そして「私の感覚からすれば、来年4月に選挙があって、半年前の10月に出馬の正式会見を行うのは、決して遅くない」と反論しました。別の記者から街頭演説の予定を問われると「まだ時期は決めていませんが、やっていきたいです」と答えました。

 現時点で大泉氏は一度も街頭に立っていません。SNSでの発信もこれからです。

■工藤氏に抜てきされた大泉氏
 「動」の現職と、「静」の新人―。普通の選挙とは異なる構図に見えます。その背景を探る前に、2人の経歴や関係性を紹介します。

 工藤氏は1949年、檜山管内乙部町生まれ。函館ラ・サール高を経て73年に早稲田大法学部を卒業し、函館市と合併する前の旧亀田市役所に入りました。入庁同期に、5月に死去した西尾正範前市長がいます。

 函館市役所では財政部門などを歩みました。木戸浦隆一市長(1986〜1999年在任)の秘書も務め、この経験が現在の政治活動に生きているといいます。企画部長や助役を歴任し、2007年に誕生した西尾市政で副市長に起用されました。09年、「何を志しているのか感じ取れない」と西尾氏を批判し、退職。11年の市長選で西尾氏との一騎打ちを制し、初当選を果たします。

 1期目の2014年には国などを相手取り、電源開発大間原発(青森県大間町)の建設差し止め訴訟を起こしました。この訴訟は市民に好意的に受け止められ、保守層から革新系まで支持を広げます。15年、19年の市長選は、危なげなく対抗馬を退けました。



 大泉氏は1966年、江別市生まれです。札幌北高、早稲田大法学部を経て95年、函館市役所に入りました。中学時代、父親が函館近隣の渡島管内七飯町の養護学校(現・特別支援学校)に単身赴任しており、家族で旅行した函館の景観や歴史に魅了されたといいます。

 1997年、函館で開かれた世界星形城郭サミット(五稜郭サミット)を担当。9カ国10都市のリーダーに接し、「市長というものが視野に入った」と振り返ります。その後、大泉洋さんが人気タレントの階段を駆け上がる中、「函館市役所に兄がいる」と一部で話題になり、知る人ぞ知る存在になります。

 2011年、早稲田大法学部卒の先輩である工藤氏が市長に就くと、秘書課長に登用され、保健福祉部次長を経て2017年、観光都市・函館の重要ポストである観光部長に抜てきされます。

函館市保健福祉部次長時代の大泉氏(右)=2016年4月
函館市保健福祉部次長時代の大泉氏(右)=2016年4月

 工藤氏は市長就任当初、「自分は2期8年まで」と周囲に語っていました。2期目の折り返しとなるタイミングで当時51歳の大泉氏を引き上げたことは「自らの後継と考えているのではないか」と臆測を呼びます。

 ところが事態は逆のベクトルへ進みます。工藤氏は大泉氏の観光部長としての仕事ぶりを見て、手腕に疑問を抱いたとされます。「物事を何一つ決められず、全て自分のところまで持ってきた」。このような評価を聞いた関係者は少なくありません。工藤氏は2019年の3選直後、大泉氏を副市長などの特別職に置かず、保健福祉部長に横滑りさせます。

1490チバQ:2022/11/10(木) 19:24:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/6e7df48ceb5bbb7c919fbe6f878d8aad0e9ce69e
北海道知事選に門別氏出馬表明 昨年衆院選で落選
11/10(木) 17:36配信


7
コメント7件


産経新聞
来年の北海道知事選に出馬表明した門別芳夫さん=10日午後、北海道庁(坂本隆浩撮影)

北海道岩見沢市の建設設備業、門別芳夫氏(61)が来年4月に任期満了を迎える北海道知事選挙に出馬すると正式に表明した。10日に北海道庁で記者会見し、「北海道は現在、人間で例えるなら不健康な状態。放っておいたら大変なことになるという危機感を感じている。『北海道を守り、育て、豊かにする』をスローガンに、道民の声を聴きながら道政に取り組みたい」などと抱負を語った。

門別氏は札幌市出身。前回衆院選の比例北海道ブロックでれいわ新選組の公認を受けて立候補し落選した。道知事選は無所属で出馬し、政党からの推薦も受ける予定はないという。

同知事選をめぐっては、現在1期目の鈴木直道知事(41)が再選を目指して出馬する可能性が高いほか、立憲民主党と国民民主党、連合北海道など4団体が独自候補者の擁立に向けて協議を進めている。

1491チバQ:2022/11/25(金) 17:50:48
https://www.sankei.com/article/20221121-WZ5SBYQKJFJVZNFLKDJVHT3LEI/
激戦模様
一方、北海道知事選は岩見沢市の自営業、門別芳夫氏(61)が無所属で出馬すると表明した。現職の鈴木直道知事(41)は態度を明らかにしていないが、再選出馬はほぼ既定路線だ。表明すれば自民、公明両党が推薦する見通しだ。対する立憲民主党など野党陣営は独自候補の擁立作業を加速させている。


広告


2030年の冬季五輪招致で揺れる札幌市では、招致を進める現職の秋元克広氏(66)が「やり残したことがある」として12月にも3選出馬を表明。誘致反派の元札幌市幹部の高野馨氏(63)が出馬予定で、共産党や革新系市民団体も連携して独自候補の擁立を模索するなど知事選、市長選ともに激戦が予想される。(森山昌秀、青山博美、坂本隆浩)

1493チバQ:2022/11/28(月) 20:02:39
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/758864/?rct=n_localelection
室蘭市長選まで半年 現職青山氏の去就注目 後援会は出馬要請へ/市労連など候補擁立の動き
11/11 05:00
 統一地方選の後半戦となる室蘭市長選は、来年4月23日と想定される投開票日まで半年を切った。現職の青山剛氏(44)は進退を明らかにしていないが、後援会は4選出馬を要請する方針。現職市議と、過去の市長選の候補者それぞれで出馬を探る動きもある。

 青山氏は8日、北海道新聞の取材に応じ、出馬するかどうかは「残る任期中に課題解決の方向性を示した上で判断する」と述べた。課題とは、凍結されている3総合病院の再編・統合や人口減少対策などを指している。

 態度を保留する青山氏とは対照的に、後援会幹部は「当然、出馬を要請する」と話す。過去2回の市長選で青山氏は、前年12月の定例室蘭市議会の閉会後に出馬表明しており、来月1日開会、16日閉会予定の次回定例会後の動向が注目される。

 一方、お膝元の室蘭市職員でつくる「市職員労働組合連合会」(市労連)は独自候補の擁立を目指す。市労連が9月に実施した、青山氏の市政運営についてのアンケートでは「リーダーシップに問題がある」など手腕を疑問視する声が多く寄せられたため、先月20日、前回選挙で同氏に出した推薦を今回は「白紙」にすることを決めた。

 市労連幹部は「市政運営に停滞感を覚える職員は多く、新しいリーダーが必要だ」と話しており、現職市議の擁立で調整している。

 過去の市長選候補者も出馬の準備を進めており、早ければ年内に表明する見通し。取材に「室蘭のリーダーを決める大切な機会。選挙を行い、民意を確認しなければならない」と話した。(古田裕之、渡辺愛梨)

1494チバQ:2022/11/28(月) 20:03:50
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/761918/?rct=n_localelection
<深層 2023函館市長選>③ 東京での極秘会談決裂
11/18 13:52 更新
 2011年、工藤寿樹氏が函館市長に就くと秘書課長に登用されたのが、早稲田大法学部卒の後輩に当たる大泉潤氏だった。保健福祉部次長を経て17年には、観光都市の重要ポストである観光部長に抜てきされる。

 工藤氏は市長就任当初、「自分は2期8年まで」と周囲に語っていた。2期目の折り返しとなるタイミングで当時51歳の大泉氏を引き上げたことは「自らの後継と考えているのではないか」と臆測を呼んだ。

 だが事態は逆のベクトルへと進む。工藤氏は大泉氏の観光部長としての仕事ぶりを見て、手腕に疑問を抱いたとされる。物事を何一つ決められず、全て自分のところまで持ってきた―。こうした評価を聞いた関係者は少なくない。工藤氏は19年の3回目の当選後、大泉氏を副市長など特別職に置かず、保健福祉部長に横滑りさせた。

 2人に生じた溝は、地元経済界の複雑な事情とも絡み合う。次の市長選を巡り、一部の企業経営者が大泉氏を強く推すようになり、今年に入ると「大泉氏が市長選を目指して退職する」とのうわさが広まった。一方、その経営者と相いれない経済人が工藤氏に続投を促すようになる。

 6月下旬、疎遠になっていた工藤氏と大泉氏は東京でひそかに会談。ある経済関係者が同席したとされる。大泉氏が市長選に挑む意欲を伝える一方、工藤氏は自らの態度を明らかにせず、会談はかみ合わないまま物別れに終わる。

 7月12日、大泉氏は工藤氏に退職願を提出し、出馬を表明。「ゼロからの、こつこつ歩きながら始める選挙戦になる」と語った。



 次回は工藤氏の出馬表明に至る経緯を振り返ります。全編はこちらで読めます。

1495チバQ:2022/11/28(月) 20:04:57
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/764006/?rct=n_localelection
<深層 2023函館市長選>⑥ 各党 思惑絡み対応に差
11/22 05:00
 函館市長選に向け、大泉潤・元市保健福祉部長と工藤寿樹市長は10月中旬にそれぞれ、自民党、立憲民主党、公明党の各支部に推薦を要請した。

 工藤氏は現職に挑んだ2011年の選挙で政党の推薦を得なかった。15年の選挙では自民、公明の支部の推薦と、立憲の前身の民主党の地方組織から「支援」を受けた。19年の選挙では各党に推薦を求めなかった。今回、推薦を要請したのは危機感の表れと言える。

 各党の対応には差がある。市議会の自民系会派は工藤市政の与党を自任。自民党函館支部長を務める佐々木俊雄道議(函館市)は今月11日、工藤氏側に推薦すると伝えた。工藤氏は同党道連にも推薦を依頼、道連は「推薦する方向で検討中」(幹部)とする。

 自民の中堅道議は「道連が推薦するなら、鈴木直道・道知事が応援に入ってくれるのでは」と期待する。

 公明も工藤氏との関係は良好だ。10月の工藤氏の市政報告会には自民市議に加え、公明市議も顔をそろえた。工藤氏は最近、公明の支持母体である創価学会の関連行事に出席した。ただ創価学会関係者は「中には大泉氏を応援したいという人もいる」と打ち明ける。

 立憲には大泉氏を応援する市議会の重鎮がいる。立憲の別の市議も、工藤氏が来年度以降の高校生以下の医療費無償化を発表したことを、9月の市議会で問題視。自治体の首長は選挙が予定されている場合、選挙後の新規事業には手を付けないのが通例だ。工藤氏は法的問題はないとし「新制度ではなく制度改正」と反論した。

 一方で立憲を支える労働組合の一部には、大間原発建設凍結で歩調を合わせてきた工藤氏を評価する声もある。立憲代表代行で衆院道8区選出の逢坂誠二氏は情勢を見極めている。



 次回は2人の政策を点検します。全編はこちらで読めます。

1496チバQ:2022/11/28(月) 20:05:17

2064 :チバQ :2022/11/28(月) 20:04:32
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/762970/?rct=n_localelection
<深層 2023函館市長選>⑤ 工藤氏、経済界から推薦
11/19 05:00
 直近2回の函館市長交代は、市役所出身の現職に元部下が挑んだ選挙で起こった。次の選挙はどうか。情勢を組織、政策、戦術の三つの「S」から読み解く。

 まずは組織から。大泉潤・元函館市保健福祉部長の後援会長には佐々木馨・道教育大名誉教授が就いた。「函館の歴史的風土を守る会」会長など複数の文化団体の代表を務める。後援会の幹事には函館視覚障害者福祉協議会の島信一朗理事長と五島軒(函館)の若山豪社長が名を連ねた。

 39歳の若山氏は「函館・道南の未来を考える若手経営者の会」を4月に立ち上げ、発足式では菅義偉前首相があいさつした。同会の9月例会には大泉氏も姿を見せており、大泉氏支援を明言する会員もいる。後援会の構成からは「文化」「福祉」「若手経営者」のキーワードが浮かび上がる。

 工藤寿樹市長の後援会は室田晴康会長(整骨院経営)、成沢茂幹事長(成沢機器社長)ら、早稲田大や函館ラ・サール高の同窓生が中心だ。10月の市政報告会には函館商工会議所の久保俊幸会頭、函館建設業協会の森川基嗣会長ら約500人が出席し、組織力を示した。

 工藤氏と大泉氏は共に函館商工会議所の政治団体「日本商工連盟函館地区連盟」に推薦を依頼。同連盟は今月1日、工藤氏の推薦を決めた。記者会見で久保会頭は「外国人観光客が年間50万人来る原動力になった」と工藤氏をたたえ、「立候補しないならあおるつもりはないが、するならわれわれも一生懸命やる。年齢のことを言う人もいるが、感性が若い」と話した。

 函館建設業協会も、工藤氏に推薦を出した。大泉氏へは理容や飲食などの業界団体が推薦を決めている。



 次回は2人と政党の関係に着目します。全編はこちらで読めます。

1497チバQ:2022/11/28(月) 20:05:46
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/765937/?rct=n_localelection
<深層 2023函館市長選>⑨ 大泉氏弟 影響どこまで
11/26 11:20
 函館のかじ取り役を担うのは、工藤寿樹市長なのか、大泉潤・元市保健福祉部長なのか。それとも第3の候補が現れるのか―。

 自らの政策アイデアについて「全く枯れてない」とする工藤氏は「厳しい選挙になる」と公言しつつ、「彼は大泉洋の兄というだけ」と周囲に語る。支援者は「やる気がみなぎっている」と口をそろえ、経済団体幹部は「大泉氏には選挙参謀がおらず、態勢ができていない」として工藤氏優勢とみる。

 出遅れ気味に映る大泉氏が、「大泉洋の兄」の1点のみで有利との見方もある。

 「工藤氏は前回選挙で対抗馬に3万票の得票を許した。大泉氏なら『何か変えてくれるんじゃないか』『明るくなりそう』という期待感で、かなり取るだろう」(有力経済人)。2007年の市長選では、組織を固め切ったとされた現職の井上博司氏が、市政批判を繰り広げた前助役の西尾正範氏に敗れた。

 工藤氏はきょう26日に73歳を迎え、4期目となれば多選に当たる。組織力で劣る大泉氏は、立憲民主党の道外有力議員に支援を求めたり、札幌経済界の有力者と会食したりと支持拡大へ試行錯誤を続ける。

 市役所内では「決断力がある」(幹部OB)とされ、ワンマンとも評される工藤氏。人当たりが良く、時に線の細さも指摘される大泉氏。工藤氏陣営幹部は「大泉洋は好きだったが、最近はテレビで見るとチャンネルを替える」と漏らす。

 国民的タレントが、兄の選挙にどれだけ影響を与えるか、多くの関係者が測りかねている。「最後はみんな、勝ち馬に乗る」。こう予言する政党幹部もいる。

 大泉氏は当初、記者会見を10月5日に開く予定だったが、1週間先送りした。臆測を呼んだが、自民党の高橋はるみ参院議員らが大泉氏を衆院道8区に擁立しようと動き、「本人にその気はなかったが、前道知事からの打診であり、丁寧に対応するため一拍置いた」(大泉氏周辺)という。

 自民党としては、関係が良好な工藤氏が市長にとどまり、敗戦が続く衆院道8区に人気俳優の兄を立てられるなら、願ったりかなったりというわけだ。高橋氏と大泉氏は、ひそかに会談。大泉氏は市長選に出ると伝えた。

 思いもよらない動きが出てくるのもまた、政治の世界だ。市長選は来年4月23日投開票。政策と実行力を兼ね備えた候補は誰か。市民の選択が問われている。=おわり=(佐藤陽介、徳永仁、坂口光悦、宮木友美子が担当しました)




全編はこちらから。

1498チバQ:2022/12/14(水) 11:54:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/7a3717a4f2a6240fbfbc5c0769ce88a4726d0ef3
北海道知事選「奇妙な静けさ」 道議会与野党とも踏み込まず
12/14(水) 10:19配信


6
コメント6件


北海道新聞
1期目総括と再選出馬、道議会与野党は知事にどう聞いた?

 開会中の第4回定例道議会(4定)で、来年4月の知事選を巡る論戦が低調だ。13日の審議で与党会派の自民党・道民会議は、再選出馬する方向の鈴木直道知事に出馬の意向を尋ねず、1期目の道政運営に対する評価にも触れなかった。立憲民主党が基盤の野党会派民主・道民連合も対立候補擁立の遅れから批判は鋭さを欠く。知事選の構図が固まらない時期の駆け引きなのか、対決ムードが高まらないのか。道議会は「奇妙な静けさ」に包まれている。

【動画】高さ10メートル…やっと降りられたニャ〜 苫小牧・緑ケ丘公園で木登り猫救出 消防隊出動、50代女性保護

 知事選が目前に迫る、この時期の4定はこれまで、現職知事が去就を表明する節目になってきた。堀達也元知事は1999年、高橋はるみ前知事は2007年の知事選に向け、その前年の4定開会前にそれぞれ記者会見で再選出馬を表明。4定は知事選を見据えた論戦の舞台になった。

 当初は4定の自民の質問に答える形で再選出馬を表明するとの見立てもあった鈴木知事。だが、野党の対抗馬擁立が遅れていることなどから、知事側には慎重に表明時期を探りたい意向があり、自民有力道議は「何の答弁も得られないのにあえて聞く必要はない」として、質問の見送りは当然との見方を示す。

 一方の民主会派は9月の第3回定例会(3定)で、知事の1期目の道政運営を検証し「これ以上の道政運営を任せることはできない」などと指摘。対抗馬擁立を念頭に知事への対決姿勢を鮮明にした。だがその後、対抗馬の擁立作業は進んでおらず、越年は避けられない見通しだ。

 道議の一人は「今、知事批判を強めても『野党はまだ対抗馬も決められないのに』と足元を見られかねない」と苦渋の表情を浮かべた。

1499チバQ:2022/12/19(月) 13:41:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/bd64cb595656dc4c420cd275d2f5f61814d96924
五輪招致 札幌市議会の立憲系会派が板挟み 推進派の市長支える与党 支持者に広がる反対論
12/19(月) 10:15配信


北海道新聞
市民意向再調査の声も
札幌市議会が入る市役所本庁舎

 札幌市が目指す2030年冬季五輪・パラリンピック招致を巡り、札幌市議会(定数68)の立憲民主党系会派の民主市民連合(19人)が苦境に立たされている。秋元克広市長を支える市政与党として招致には賛成の立場だが、東京五輪の汚職、談合事件を受け支持者に反対論が広がっているためだ。来年春の市議選もにらみ、同会派からは市民の意見をあらためて聴くよう求める声も出ている。


 民主市民連合は五輪招致を掲げた上田文雄前市長の後継として15年に就任した秋元市長を1期目から支え、五輪招致には「子供に夢と希望を与える」として賛成だ。2期目から秋元市長を支援する自民党(27人)、公明党(10人)とともに3月には招致実現を目指す決議案を賛成多数で可決させた。

 風向きが変わったのは東京大会を巡る汚職事件発覚以降。支持者から「なぜ五輪推進か」との批判が寄せられるようになった。支持者に労組関係者も多い民主市民連合の市議は「経済的な恩恵が強調されがちな五輪招致は、支持者には受け入れられにくい」とみる。

 五輪招致の是非を問う住民投票を求め市議会に提出された請願を巡っても、苦しい対応を迫られた。請願の代表者は市の自治基本条例制定に関わった専門家。同会派内では「むげにできない」「継続審議にできないか」との声も多かった。

 だが最終的には招致推進の立場を堅持。13日の市議会本会議では自公と足並みをそろえて請願の採択に反対し、請願を不採択とした。支持者から「次の選挙は応援しない」と言われた同会派の市議もいるという。

 同会派のベテラン市議は「再発防止策が講じられるまで招致活動は立ち止まるしかない。市が3月に行った招致に関する市民意向調査から状況は変わっており、住民投票とは別の形で市民の意見を聴くよう市に求めていきたい」と話した。

1500チバQ:2022/12/24(土) 02:20:38
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/779433/?rct=n_politics
札幌市長選、五輪招致の是非争点 秋元氏、揺らぐ支持基盤
12/23 09:13 更新
札幌市長選、五輪招致の是非争点 秋元氏、揺らぐ支持基盤
 来年4月の札幌市長選は、現職の秋元克広氏(66)が22日に元札幌市市民文化局長の高野馨氏(63)に続いて出馬表明したことで、選挙戦となることが確実となった。市長選には共産党も独自候補を擁立方針。2030年冬季五輪・パラリンピック招致を目指す秋元氏に対し、高野氏と共産党は招致反対を鮮明にしており、五輪招致の是非が大きな争点となる。

 「さまざまな市政課題があるが、五輪招致は争点の一つにあると思う」。秋元氏は同日の出馬会見で記者団から争点を問われ、こう述べた。五輪の開催意義についても「子どもたちの夢や希望をかなえ、世界に目を向けるきっかけとなる」として、選挙戦でも訴えていく考えを強調した。

 札幌市の五輪招致活動は東京五輪を巡る汚職、談合事件を受けて逆風にさらされてきた。秋元氏は出馬会見2日前の20日、日本オリンピック委員会(JOC)と記者会見を開き、年度内にも再発防止策検討に着手し、防止策を取りまとめた後に意向調査を行う考えを示した。秋元氏の後援会幹部は「出馬会見前に招致活動の先頭に立つ決意を示す狙いもあった」と明かす。

 秋元氏は前回市長選同様、国政与野党の相乗り候補となる見通し。ただ一枚岩の支援を得られるかは見通せない。秋元氏はこれまで招致に関する意向調査実施に否定的だったが、20日にはJOCと調査実施を発表。調査に反対の自民党内には波紋が広がる。自民党札幌市支部連合会幹部は「寝耳に水。突然の方針転換に戸惑っている関係者は多い」と打ち明ける。

 1期目から秋元氏を支える立憲民主党支持層にも不満が広がる。北海道新聞社が16〜18日に札幌市民を対象に行った世論調査では、立憲民主支持層で秋元氏の不支持の割合は4月調査より25ポイント増の55%と、支持する割合の36%を上回った。

 立憲民主党札幌支部幹部は「不支持の割合が高まった要因は五輪招致しか考えられない。秋元氏が自民寄りに見えることも不満なのだろう」とみる。

 一方、五輪招致の賛否を問う住民投票を求めてきた高野氏や共産党は対決姿勢を強める。秋元氏の会見後、高野氏は「五輪招致からの完全撤退を掲げ、秋元市政を継続するかどうかを市民に問いたい」と述べた。

 共産党は「民意を尊重するのであれば正々堂々と住民投票を決断すべきだ」と指摘。市民団体と連携し擁立作業を急ぐ。(野口洸、工藤雄高、岩崎志帆)

1501チバQ:2022/12/26(月) 18:26:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/7e54dadb98331cc85b840fd80e665746741b5030
北海道深川市長に新顔の田中氏 16年ぶり選挙戦で現職の5選阻む
12/26(月) 15:00配信
 北海道深川市長選は25日投開票され、無所属新顔の元市議会副議長、田中昌幸氏(61)が、ともに無所属で5選を目指した現職の山下貴史氏(70)、新顔の元市議、佐々木一夫氏(72)を破り初当選を果たした。選挙戦は16年ぶり。当日有権者数は1万7021人、投票率は60・18%(前回2007年1月、77・24%)で過去最低だった。

【写真】初当選を決め、小さなくす玉を割る田中昌幸氏。「おめでとう!」の文字が飛び出した=2022年12月25日午後10時50分、北海道深川市五条、松田昌也撮影

 田中氏は「トップが情報発信に取り組み、市民へ説明していく重要性を強く感じる。子育てする若い世代も含めた多様な声を施策に反映したい」と訴え、支持を広げた。

 山下氏は市長4期の実績を掲げ、佐々木氏は市政批判を繰り広げたが、ともに及ばなかった。

     ◇

 「選挙戦を通して、『深川市を元気にしてほしい』という声を耳にしてきた」――。初当選を決めた田中氏は、選挙事務所に集まった支援者を前にそう語った。

 市議を5期、市議会の副議長も務めた。市職員労働組合の特別執行委員としても活動してきた。選挙期間中は子育て施策に力を入れると訴えた。

 一方、元衆院議員の山下氏は、官製談合事件を受けて、2007年に市長に就任。市財政の再建を進めた。

 子ども施策の重要性を訴えたが、別の新顔、佐々木氏からは多選を批判され、有権者の支持を集めきれなかった。(松田昌也)

■深川市長選の確定得票

田中昌幸(61) 無新 4930 当

山下貴史(70) 無現 4222

佐々木一夫(72) 無新 1010

朝日新聞社

1502チバQ:2022/12/31(土) 18:56:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/5fffc7d39b416a26ecbc91fa19a30b315a1346aa
「高犬早苗さんを葬儀大臣に」立憲民主党市議の侮辱ツイートに批判殺到 謝罪&離党表明も反発続く
12/31(土) 11:48配信


1257
コメント1257件


J-CASTニュース
野村パターソン 和孝・旭川市議のツイッター(@nadcjp)より

 立憲民主党所属の野村パターソン和孝・旭川市議会議員が2022年12月30日にツイッターで、高市早苗・経済安全保障担当相についての投稿が「不適切」だったとして謝罪し、離党を表明した。

【投稿】削除された高市早苗氏への侮辱ツイート

 野村氏は28日、「#高犬早苗さんを葬儀大臣に」などとツイートしていた。

■「今日も何事もなかったかのようにツイートします」

 野村氏は28日、「#高犬早苗さんを葬儀大臣に」と投稿し、「侮辱行為」などとして批判が相次いだ。野村氏は29日に「(また何かが始まってしまったね)」「(どのキーワードで起動するかと思えば案の定)」などの投稿を繰り返した。

 同日は「大切なお知らせ」として「今日まで僕のツイートを読んでくれた皆様、リプやRTをしてくださった皆様、今まで本当にありがとうございました。皆さんと過ごしたツイッターでの時間は僕の宝物です。今日も何事もなかったかのようにツイートしますのでよろしくお願いします #お知らせは特にありません」と煽るような投稿もしている。

 一般ユーザーから「ツイッターから居なくなるのかと思って、物凄くビックリして......」などと心配の声が寄せられると、「え、すいません(笑) 不思議な層が湧いているので、ひっかけツイートでした」としていた。

 しかし、同日夕方には次の通り謝罪した。問題のツイートは削除した。

「こちらの不適切ハッシュタグで気分を害されたすべての皆様に心から謝罪いたします。大変申し訳ありませんでした。今後同様のことが起きないよう、気をつけてツイッターを利用させていただきます。個人の誤発信ですので旭川の人々や地域については悪く思わないで頂きますようご理解くださいませ」

 高市氏にもメンションを送り、「高市様へ この度は不適切ハッシュタグの投稿により大変なご迷惑をおかけし誠に申し訳ございませんでした。心よりお詫びを申し上げます。また関係者・支援者の皆さまにも心よりお詫び申し上げます。誠に申し訳ございませんでした」と謝罪した。

「悪い冗談」「私が批判を繰り広げていた政治家と同レベルの差別とも取られかねない」
 野村氏は30日、「この度、立憲民主党を離党させていただくこととなりました。思いを文書にさせていただきましたので、ご一読いただけますと幸いです。これまで応援してくださった関係者の皆様、支援者の皆様に心から感謝いたします。このような結果になってしまい申し訳ありません」とツイートし、離党を発表した。

 離党に至るまでの経緯について、文書を2枚添付し釈明している。「生まれ故郷の北海道旭川市の未来への提言を行えるよう努力してきたつもり」とした野村氏は、政治活動の中で自身に変化が起きたという。

「『怒り』という感情からは程遠い生活をしてきた私が、日本の構造的な問題や政治に対して心の底から怒りを感じ、この状況を変えたいと強く思いました。『怒り』は私の言動を過激なものにしてしまいました」

 問題のツイートをした理由については、こう説明している。

「その結果、悪い冗談のツイートとは言え、私が批判を繰り広げていた政治家と同レベルの差別とも取られかねない発信をしてしまい、大変多くのご批判をいただきました」

 野村氏は「党や支援してくださった方々にこれ以上の迷惑はかけられません」として自身から離党を申し出て、了承を得たとした。

 野村氏の謝罪と離党発表については「悪い冗談」「私が批判を繰り広げていた政治家と同レベルの......」といった表現をめぐり、「謝罪した後で、この言いよう。あくまで自分は正しい言い草。反省? 謝罪? 中身を伴っていませんが」「この期に及んでもまだ自分が悪いとは思わないんだな」「侮辱したこと自体は謝罪してないのか」などと疑問の声が相次いでいる。

1503OS5(旧チバQ):2023/01/05(木) 11:18:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/868980cda74f55b198299bb66ef8c750683f982d
北海道知事選 現職・鈴木直道氏が出馬意向 野党は候補選び難航
1/5(木) 8:43配信


63
コメント63件


毎日新聞
鈴木直道・北海道知事

 4月9日投票の北海道知事選に現職の鈴木直道氏(41)が再選を目指して出馬することが4日、関係者への取材で判明した。15日に札幌市内で開く後援会の会合で支持者に出馬の意向を伝えるという。

 複数の関係者によると、鈴木氏は15日午前に札幌市の札幌プリンスホテル国際館パミールで開かれる後援会の会合で支持者らに出馬の意向を伝え、以降の記者会見で正式に再選に向けた出馬表明をする見通し。鈴木氏の後援会「活力あふれる北海道の未来を実現する会」の幹部らは2022年末までに、その他の関係者らも23年始めに鈴木氏の出馬意向を把握したという。

 関係者によると、1期目に注力した温室効果ガス排出ゼロを目指す「ゼロカーボン北海道」の取り組み強化や再生可能エネルギーを生かした地域活性化、北海道の食と観光の魅力促進などを公約の柱にする見込みだという。自民党道連と公明党道本部は前回選同様、支援する方針だ。

 一方、野党統一候補の擁立を目指す立憲民主党などは候補選定を進めているが、難航している。関係者によると、北海道にゆかりのある中央省庁の女性官僚に打診をしたが、出馬の意向は固まらなかった。関係者は「後は発表のタイミングだけという程だったと聞いた」と話す。別の関係者は「(打診を)受け止めて真剣に考えてくれたが、出馬まで至らなかった」と語った。

 立憲の荒井優衆院議員(北海道3区)も知事選出馬の打診を受けたというが、出馬を見送った。4日朝に札幌市内で新年の街頭演説を実施した立憲道連の梶谷大志幹事長は「現時点で候補選定には至っていないが、一日も早く対応したい。候補選定と共に、どんな北海道を実現するのかを示したい」と語った。

 知事選はこのほか、2021年衆院選比例代表北海道ブロックにれいわ新選組から立候補して落選した門別芳夫氏(61)が無所属での出馬を表明している。【山田豊】

1504OS5(旧チバQ):2023/01/10(火) 18:58:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/b15fc60d1527c898b58c6df7f29c4a8a8916b732
自ら出馬は?「それはない…」北海道知事選 野党側の候補擁立が難航 統一地方選まで3か月 札幌は五輪争点
1/9(月) 20:04配信
 4年に1度の統一地方選まで残り3カ月です。

 注目される北海道知事選は3月23日、札幌市長選は3月26日にそれぞれ告示され、ともに4月9日に投開票されます。

 札幌市長選では五輪招致の是非が大きな争点として浮上する一方で、知事選は選挙戦の構図すら定まらない状況です。

 今後4年間の北海道の方向性を決める統一地方選の現状を取材しました。

大変さがにじむ市長

 3期目を目指し、春の札幌市長選に出馬する現職の秋元克広市長。

 秋元 札幌市長:「(Q:大変な状況続くが?)そうですね。色々な状況が変わるので対応していかなきゃいけない」

 与野党相乗りの方向で調整が進み、選挙戦では強力な支援が期待されますが、12月の出馬会見直前、表情は少し曇り気味でした。

 これまで先頭に立って進めてきた五輪招致の是非が、市長選の大きな争点となっているからです。

大きくなる声…

 五輪招致反対デモ:「五輪はやめろ!」

 2022年11月、札幌市内で行われた五輪招致反対のデモです。

 当初は招致におおむね好意的だった札幌市民も、東京大会をめぐる汚職事件などで一転。

 秋元市長は出馬会見の2日前、東京都内でJOCと会見を開き、機運醸成活動を一旦中止し改めて招致の是非を問うと述べました。

 秋元 札幌市長:「(民意で)反対が多ければ(招致を)進めていくのは難しい」

 再調査の結果次第で、招致断念もあり得るとしましたが、調査を市長選前に行うかは決まっていません。

どうなる五輪招致

 市長選には、五輪招致反対を訴える元・札幌市市民文化局長で、市民政党代表の高野馨氏が立候補を表明しているほか、共産党も候補者擁立を目指しています。

 秋元市長の五輪招致を市民はどう評価するのか。市長選の大きな争点となります。

知事は答えず…

 1月5日、札幌市内の政財界のトップが集まった新年交礼会。姿を現したのは鈴木知事です。

 鈴木 北海道知事 :「(Q:出馬の意向を固めたが?)……」

 関係者によりますと、鈴木知事は2022年末までに出馬の意向を固め後援会の幹部などに伝えました。

 すでに選挙事務所も決めていて、1月15日の後援会の会合で正式表明したあと、記者会見を開く予定です。

1505OS5(旧チバQ):2023/01/10(火) 18:59:09
 一方で「4年間の実績はなにもない」と厳しく評価する野党側。独自候補の擁立を目指していますが、高い人気を維持する鈴木知事との選挙戦は苦戦が予想され、調整は難航しています。

 立憲民主党 逢坂 誠二 道連代表:「(鈴木知事は)仕事の実績は評価できないという声が多いが、一方で人気は高い。立ち向かうには強力な相手。(候補の打診を)何人かトライしたが残念ながら成就していない」

 立憲民主党 逢坂 誠二 道連代表:「(Q:自身の出馬は?)それはないと思う」

 知事選には岩見沢市の自営業、門別芳夫氏が無所属で立候補を表明しています。

 統一地方選まで残り3か月。未だに対決の構図が見えてきません。

内幕は…

 関係者によりますと、与党が推薦する鈴木知事に対する野党側は去年、中央省庁の官僚に接触しましたが、秋ごろまでには擁立を断念しました。

 つづいて、2022年10月に立憲民主党・岡田幹事長が北海道に来た際、前・国会議員を含む4人の支部長に出馬を打診しましたが、いずれも承諾しなかったということです。

果たして誰が…

 立憲民主党としても、知事選に候補を擁立しない訳にはいかないですが、厳しい状況が続いています。

1506OS5:2023/01/22(日) 19:59:35
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/790175
札幌市長選「反五輪票」分散か 元市局長が連携否定、共産は独自候補擁立へ

2023年1月21日 05:00(1月21日 06:11更新)

4月の札幌市長選を巡り、2030年札幌冬季五輪招致に反対する勢力が割れ、「反五輪票」が分散する公算が大きくなっている。招致反対を掲げる元札幌市市民文化局長の高野馨氏(63)が出馬表明し、同じく招致反対の共産党も独自候補を擁立する方向となったためだ。招致を推進する現職の秋元克広氏(66)が3選を目指し支持基盤を固める中、共産内には「反対派が複数出れば現職を利する」として、高野氏と連携し統一候補とするよう望む声もくすぶる。
 「市長選の最大の争点は五輪問題。早期の候補擁立に全力を挙げる」。共産党道委員会などでつくる市民団体「明るい札幌市政をつくる会」の木村俊二代表は20日夜、市内で開いた集会で候補擁立を急ぐ方針を改めて強調した。関係者によると、これまでに同市長選出馬経験者らが候補に挙がったが、候補は決まっていない。
 前回の19年市長選で、共産党はつくる会と連携して新人候補を擁立。出馬表明が2月末と遅れたが、秋元氏との一騎打ちで総投票数の3割を獲得して善戦した。
 今回は五輪招致が争点の一つになるため、つくる会などは昨年末、反対派がまとまれば前回より票が上積みできるとみて、高野氏に水面下で統一候補となるよう打診した。だが、高野氏は「立憲民主党を含む統一候補でないならば連携は考えられない」と否定。共産側には「市長選と市議選を連動させて現職への批判票を掘り起こすべきだ」との声もあり、独自候補擁立の流れが強まった。
 一方、高野氏は20日夜、五輪招致に関する市民講座に講師として出席し、「市長選では招致の是非を問う住民投票に見立てて戦いたい」と語り、共産などとの連携を改めて否定した。
 高野氏は18日には4月の市議選と道議選に向け、自身が代表を務める政治団体の公認候補を公募すると発表。市議選や道議選で共産候補と争う可能性があり、市長選で共産と連携する可能性はさらに遠のいた。
 こうした状況に対し共産関係者は「このままでは市長選で五輪批判票が分散しかねない」と危機感を抱く。つくる会などは高野氏を含む五輪反対派と秋元氏の一騎打ちの構図となる道を探る考えだが、見通しは見えていない。
 秋元氏は前回同様に立憲民主党、自民党、公明党などの相乗り候補となる見通しで、五輪招致の意義を訴えていく方針。(久保耕平、岩崎志帆)

1507OS5:2023/01/22(日) 20:00:57
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/788014
立憲、大泉氏どう支援? 「推薦すべき」多数、保守離れ懸念 自民は現職工藤氏推薦 函館市長選
2023年1月16日 22:16(1月17日 15:15更新)
 函館市長選(4月23日投開票)を巡り、立憲民主党は近く、元市保健福祉部長の大泉潤氏(56)を推薦するか、推薦を出さずに支援するか判断する。党内の一部に「立憲だけが推薦すると保守票が離れ、大泉氏にとって良くない」との声もあるが、現時点では推薦すべきだとの意見が多い。
 市長選には大泉氏と現職の工藤寿樹氏(73)が無所属で出馬を予定。両氏は共に自民、公明、立憲3党に推薦を要請し、自民党道連は工藤氏推薦を決めた。立憲道8区総支部は先月、「工藤氏は市民の声を聞いていない」などとして大泉氏支援の方向性を決めた。
 支援には推薦のほか、1段階下の支持や、推薦も支持も出さず応援する方法がある。一部市議は「大泉氏が保守票を取り込むため、推薦を出さず応援すべきだ」と主張。「自民、立憲の与野党対決はそぐわない」と語る支部幹部もいる。
 一方、党関係者は「推薦要請を受けたのに大泉氏にマイナスだから出さないというのは自己否定」と訴える。推薦を出し、道議選や市議選で連動すべきだとの声もある。同支部の板倉一幸幹事長は「月内に決めたい」と話す。(坂口光悦)

1508OS5:2023/01/22(日) 20:02:39
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/790679
北海道知事選、過去も「短期決戦」 告示まで2カ月 構図なお固まらず
2023年1月22日 19:33(1月22日 19:42更新)
 道知事選は3月23日の告示が2カ月後に迫った。現職の鈴木直道知事(41)が15日に再選出馬を表明し自民、公明両党が推薦する方向となっている一方、立憲民主党などの対抗馬擁立は遅れ、構図はなお固まっていない。過去にも知事選の構図決定は早くても告示3カ月前、遅ければ1カ月を切った後という短期決戦になってきた歴史があり、専門家は「政策論争が深まらず、道民にとって望ましくない」と指摘する。
 全国の知事選では主要与野党による相乗りが目立つ一方、道内はほぼ毎回、与野党対決型となってきた。今年の統一地方選で行われる9道府県の知事選でも、明確な対決型は数少ない見通しだ。ただ、道内は立憲の候補者選びが難航していることから、告示2カ月前に迫りながら選挙ムードは高まっていない。
 道知事選はこれまで、政党のさまざまな都合で、候補や支援の構図が確定する時期が遅れてきた=表=。政党が「本命」を擁立できず次の候補の検討に時間を要したり、党内で激しく意見が対立してまとまらなかったりした例が目立つ。
 2003年は、旧民主党が本命候補の辞退を受け衆院議員だった鉢呂吉雄氏を3月に入って急転直下で擁立。15年は民主内で意見が分かれ、出馬表明済みだった佐藤のりゆき氏への支持決定が遅れた。前回19年は、自民内で鈴木氏と国土交通省の官僚を推す勢力が割れ、鈴木氏に決めるのに2月上旬までかかった。
 今回は野党の出遅れに加え、鈴木氏も野党の動向や新型コロナウイルスの感染状況を見極めたことで、現職ではほぼ例のない年明けの出馬表明になった。正式な記者会見は今月28日になる方向で、まだ2期目への政策などは示していない。
 北海学園大の山本健太郎教授(政治学)は、政党や候補者の事情で定着しつつある短期決戦に関し「政策論争が深まらず、目立った失政でもない限り現職優位になり、新人対決の場合も『知名度合戦』になってしまう」と指摘。「4年に1度の絶好の議論の機会である知事選は、北海道の進むべき道や具体的な手段が有権者に提示されることが重要で、それができる候補を擁立するのが政党の責任でもある」と話す。
 知事選は、新人で岩見沢市の自営業門別芳夫氏(61)も無所属での出馬を表明している。(金子俊介)

1509チバQ:2023/01/28(土) 21:41:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/2703404fafd32c77e219823f28a9f039afe60d00
「自治体として存続させるためには」財政破綻の夕張市、直面した現実
1/28(土) 17:00配信

朝日新聞デジタル
市役所近くにある歩道橋。全体が変色している=北海道夕張市

 2006年に財政破綻(はたん)が明らかになった北海道夕張市。古ぼけた市役所の周辺では、いまにも崩れそうな空き家が解体されていた。


 かつて炭鉱で栄えた街は07年、国によって「財政再建団体」に指定された。

 当然ながら、昭和30年代に11万人を超えた住民は激減。市の人口はいま、7千人を切る。

 「ここまで極端に人口が減ると、過剰なインフラが財政の重荷になってしまう。その中でどうやって自治体を維持していくかは、本当に難しかった」

 そう振り返るのは、夕張市の元幹部だ。

 かつて炭鉱労働者とその家族が住んだ炭鉱住宅は、その多くが無人となる。各地に造られた公園は、廃虚のようになったところもあった。そうした公園をなくそうとすると、一部の市民から猛反発を受けたという。

 元幹部は言う。

 「自治体を存続させるためには、何を優先して残し、そのために何を捨てなければいけないか。それはいまの夕張にも続いている課題だし、いずれ全国多くの自治体が直面する」
https://www.asahi.com/articles/ASR143H7ZR14IIPE005.html?oai=ASR1X4RHLR1XIIPE00L&ref=yahoo
「公園なくさないで」憤る住民 向き合った夕張元幹部が見すえた未来
有料記事統一地方選挙2023

岡戸佑樹 長谷川潤2023年1月8日 19時00分

古ぼけた市役所の周辺には、重機の音が響き渡る。いまにも崩れそうな空き家を作業員が解体していた。

 昨年12月15日、北海道夕張市を訪ねた。

 積もった雪の下には、がれきが散らばる。民家の残骸だろうか。坂道を少し下ると、至るところが変色した歩道橋が目に入った。

 炭鉱で栄えた夕張市は、昭和30年代には11万人を超える住民が暮らした。一律的な炭鉱住宅に労働者とその家族が住み、山間地にある街を潤した。

 だが、時代の流れとともに、炭鉱はその歴史的役割を終え始める。

 市が次の産業に見いだしたのが、観光だった。

 市役所から南西に800メートルほど。山肌に造られたスキー場の手前には、白で染まった「ホテルマウントレースイ」がそびえ立つ。

 かつては市が運営していたが、いまは中国系企業が所有する。ところが、コロナ禍以降、ホテルは休業したままの状態が続く。

 2006年に財政破綻(はたん)が明らかになった夕張市は翌年、国によって「財政再建団体」に指定された。

 それでも夕張市という自治体は続き、そこには少なくない数の住民が残った。

「移り住め、というのは残酷な話」
 行政サービスは全国最低クラ…

1510チバQ:2023/01/28(土) 21:42:07
https://www.asahi.com/articles/ASR1435GHQDPIIPE00Q.html?oai=ASR1X4RHLR1XIIPE00L&ref=yahoo
「借金を返すだけでいいのか」財政破綻の夕張職員、市長と流した涙
有料記事統一地方選挙2023

長谷川潤2023年1月7日 19時00分

 地名を冠した高級メロンで知られた地元は、あの日から「借金のまち」になった。

 それから十数年。

 「ここではちょっとした発表会なんかもできるんですよ」

 久々に晴れた師走の午後、北海道夕張市職員の寺江和俊(61)は、うれしそうに話した。

 大きな窓から日差しが差し込む広々とした勤務先の一隅には、テニスコートほどの広さの多目的ホールがある。清潔感があり、使い勝手の良さそうな空間。どこにでもありそうなホールは、住民たちが長い間、待ち望んでいたものだった。

 2006年6月、市の巨額な負債が明るみに出た。道の調査で負債総額は632億円とされ、その後、解消すべき赤字が、税収など通常見込まれる市の収入(標準財政規模)の8倍を超える353億円であることが判明した。

 財政破綻(はたん)した自治体は、新たな借金となる地方債の発行が制限される。国に再生計画を提出した上で特例債の発行が許されるが、その代償として、計画の変更や計画にない事業を実施する際は、すべて国と協議し、同意を得なければならなかった。

 「あきらめの空気が漂っていました」

 寺江は振り返る。歳入確保のため、税金や手数料、使用料が軒並み上がった。市の職員は半数以下に減り、給与は大幅カット。小中学校は統廃合され、公園や図書館などの公共施設も集約か廃止せざるを得なかった。生活に必要な最低限の事業以外は、すべて中止か縮小された。

「ここで辞めてどうする」
 破綻直後、主事だった寺江は…

1511チバQ:2023/01/29(日) 01:22:41
北海道8区
2012小選挙区当選
2014比例復活
2017落選
2021落選
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/793429
前田氏が出馬表明 道議選渡島管内

2023年1月27日 22:15
 自民党の前田一男元衆院議員(56)は27日、4月の道議選渡島管内(定数2)に立候補すると正式表明した。函館市内で北海道新聞の取材に対し「国政への思いもあるが、その思いを一度断ち切って、道政の仕事をしっかりやりたい」と述べた。
 渡島管内選出の自民党現職、冨原亮氏(49)が選挙区を函館市(定数5)に移すことについて「渡島管内に混乱が広がっている」と指摘。「地域の方々の憤りも踏まえ、対処しなければならないと思った」と語った。北海道新幹線札幌延伸に伴う並行在来線の経営分離に関し、貨物路線維持の必要性も訴えた。
 前田氏は松前町長を経て衆院当選2回。事務所は七飯町に置く予定。(宮木友美子)

1512チバQ:2023/01/29(日) 02:09:51
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/790182/
4月道議選 自民、道南で異例の展開 現職道議「国替え」元衆院議員は出馬検討
会員限定記事
2023年1月20日 23:00
 4月の道議選を巡り、自民党道連は20日、渡島管内(定数2)選出の現職冨原亮氏(49)を公認する選挙区を、同管内から函館市(定数5)に変更すると発表した。同党の前田一男元衆院議員(56)が道議選渡島管内に出馬する方向で最終調整していることが背景にある。道南地方は現職道議が「国替え」し、国政経験者が道議選に移る異例の展開になっている。
 前回の道議選函館市で自民党は川尻秀之氏と佐々木俊雄氏(72)の2人が当選した。川尻氏は昨年1月に死去。佐々木氏は今月19日に引退を表明し、いずれも入れ替わることになった。
 元松前町長で衆院議員を2期務めた前田氏は昨年10月、次期衆院選の候補予定者となる自民党道8区支部長の公募に応じず、道議選への出馬を検討し、渡島管内を視野に入れていた。渡島管内は冨原氏と立憲民主党の候補が1議席ずつを分け合っており、「前田氏の存在が冨原氏の判断に少なからず影響した」(党関係者)という。現職道議の国替えは極めて珍しい。
 4回連続当選し、自民党道連幹事長を務める冨原氏は北海道新聞の取材に対し「函館市への候補擁立へ努力していたところ函館市内から強い要請があった。道南の政治情勢を考えると使命だと感じた」と話した。
 道議選函館市では自民党函館市議の藤井辰吉氏(44)も20日、立候補を表明した。立憲民主党現職の平出陽子氏(74)、同党現職の高橋亨氏(69)、公明党新人の海野真樹氏(45)、共産党新人の本間勝美氏(54)も出馬を予定し、選挙戦になる見通し。(徳永仁)

1513チバQ:2023/01/29(日) 02:30:50
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/793776
立憲・池田氏 知事選擁立 野党陣営 出馬要請へ調整
会員限定記事
2023年1月29日 01:30
あとで読む
あとで読む
池田真紀氏
池田真紀氏
 立憲民主党道連は28日、4月9日投開票の道知事選に同党元衆院議員で新人の池田真紀氏(50)を擁立する方向で最終調整に入った。29日に国民民主党道連、連合北海道、北海道農民政治力会議と4者会合を開き、候補者として提案。了承されれば正式に出馬を要請する。再選を目指して立候補を表明している現職の鈴木直道知事(41)は自民、公明両党が推薦する方針で、与野党対決の構図が固まる見通しとなった。
 複数の関係者が明らかにした。3月23日の告示まで残り2カ月を切る中、立憲などは道議選と連動させ、全道の有権者への浸透を急ぐ。
 池田氏は東京都板橋区出身。同区職員を経て2011年から札幌市内を拠点に社会福祉士として困窮者支援などに取り組んだ。14年衆院選で旧民主党系候補として道2区(札幌市北区、東区)に初出馬し、16年には当時の衆院道5区(札幌市厚別区、石狩管内)補欠選挙で野党統一候補となった。17年衆院選で比例復活により初当選し、衆院厚生労働委員会委員や党政調会長補佐などを務めた。21年衆院選は落選し、現在は立憲道5区総支部代表。
 立憲道連は池田氏の政治経験や福祉分野での活動実績、道央圏を中心とした知名度を評価。鈴木知事に対し、女性候補としてより明確な対立軸を示せる点も考慮した。
 道連執行部はこれまで、道内に関係のある中央官僚や党国会議員らを対象に候補者の人選を進めたが擁立に至らず、今年に入り作業を加速させていた。
 知事選には新人で岩見沢市の自営業門別芳夫氏(61)も無所属での立候補を表明している。(岩崎あんり、小森美香)

1514OS5:2023/02/11(土) 22:22:32

392 :OS5 :2023/02/11(土) 22:22:02
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20230208/7000055020.html
衆議院北海道8区 自民・元議員は道議会議員選挙へ
02月08日 19時55分

自民党の前田一男元衆議院議員がことし4月の道議会議員選挙に渡島地域の選挙区から党公認で立候補することが決まり、今後、次の衆議院選挙で北海道8区の党の公認候補となる支部長の選定が焦点となります。

ことし4月に行われる道議会議員選挙の渡島地域の選挙区を巡っては、自民党の現職が函館市選挙区に変更し、党が候補者選びを進めていましたが、前田一男元衆議院議員が8日、党公認で立候補することが決まりました。
前田氏は松前町出身の56歳。
平成24年の衆議院選挙で初当選し、2期務めましたが、その後の2回の衆議院選挙では議席を確保できませんでした。
前田氏が務めていた北海道8区の支部長は不在の状態が続いていて、今後、次の衆議院選挙で8区の党の公認候補となる支部長の選定が焦点となります。
前田氏は「地域へ貢献したいという思いは変わらないので、道南全体をふかんしながら地域の発展に貢献していきたい」と話しています。
道議会議員選挙の渡島地域の選挙区には立憲民主党の現職、笹田浩氏が立候補を表明しています。

1515OS5:2023/02/13(月) 17:57:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/96a5c58bfaa5aef5a6adaa823870fce9d9a50f95
統一地方選 参政・れいわが北海道で積極擁立 国政へ足場固め狙う
2/13(月) 11:31配信

北海道新聞
道内「新興勢力」の統一地方選での方針

 4月の北海道議選と道内市町村議選で、比較的新しい小規模政党が積極的に候補を擁立する動きを見せている。昨夏の参院選で国政の議席を初めて得た参政党は、全道で30人程度を立てる方針で、れいわ新選組も既に札幌や函館などの市議選に計4人を擁立。国政選挙に向けて足場を固める狙いがあり、「新興勢力」の攻勢に自民、立憲民主など各党は警戒感を強めている。


 参政党は1月の十勝管内清水町議選で女性候補が当選し、昨年入党した町議を含め道内の議員が2人となった。道議選では十勝管内(定数4)と後志管内(同2)に各1人のほか、市議選は札幌、帯広両市などに計12人の公認を決定。今月末まで公募を続ける。

 同党は昨夏の参院選道選挙区にも候補を出した。得票は後志管内(小樽市除く)が1274票、十勝管内(帯広市除く)が1954票と過去の道議選の当選ラインに遠く及ばないが、既に両地域に党支部を設立するなど支持拡大を図っている。党役員の田中義人後志管内倶知安町議は「擁立候補の7割以上を当選させたい」と語る。次の衆院選でも道内の小選挙区に候補を立てることを目標とする。

 また、れいわは道内の地方議会で初の議席獲得を狙い、札幌、函館、帯広、滝川の市議選に計4人を擁立。地方組織を持たないが、街頭での対話集会や交流サイト(SNS)での発信を通じて無党派層の取り込みを図る。山本太郎代表は1月中旬の札幌市内での集会で「まだまだ小さい政党。みんなで育てて大きくしていただきたい」と訴えた。

 道内ではこれまで勢力の小さかった日本維新の会と国民民主党も複数の候補を立てる。維新は札幌市議選で計6人を公認し、道議選でも擁立を検討。国民は道議選の札幌市中央区、市議選の帯広、苫小牧、岩見沢市に計4人が出馬する。

 これに対し、自民道連は保守層に一定の支持がある参政党を特に警戒。自民道議は「着実に支持を広げており侮れない」。立憲も「反自民」の受け皿分散や、れいわなどとのリベラル票の食い合いが予想され、道連関係者は「一定の票を取られるだろう」と分析する。

1516OS5:2023/02/17(金) 13:45:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/c1d62fe722b165115a46feccc26c35d34d0993c6
北海道知事選、与野党対立が鮮明 札幌市長選は現職相乗り
2/17(金) 8:00配信

朝日新聞デジタル
北海道庁=2021年5月12日、札幌市中央区

 4月の北海道知事選と札幌市長選で、各政党による支援態勢がほぼ固まった。知事選は与野党対立が鮮明となる一方、市長選は各政党が現職に相乗りする構図となっている。

 各政党が独自の基準で決める推薦や支持は、選挙管理委員会に届け出る必要はない。推薦の方が支持よりも支援度合いが高く、さらに度合いの弱い支援もある。

 知事選では自民、公明、新党大地が現職の鈴木直道氏(41)を推薦する。立憲民主が池田真紀・元衆院議員(50)を推薦、国民民主は地方組織の支持となる。札幌市長選では現職の秋元克広氏(67)を立憲民主と新党大地が推薦し、自民、公明、国民民主が地方組織で支持する。

 2019年の前回選挙と対応が異なるのは国民民主だ。前回は知事選・市長選ともに党本部の推薦だったが、今回は党道総支部連合会の支持に「格下げ」となった。前回の選挙後、一部議員が立憲民主に合流して20年9月に新・国民民主になった経緯も影響している。

 支持を決めた16日の役員会後、藤井和則幹事長は「推薦は党本部の決定まで時間がかかるため、地元レベルで判断できる支持にした。支援レベルが下がるわけではない」と説明した。

 知事選にはこのほか自営業の門別芳夫氏(61)が立候補を表明済み。市長選には元市市民文化局長の高野馨氏(63)が立候補を表明している。(日浦統、新田哲史)

朝日新聞社

1517OS5:2023/02/27(月) 14:08:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/8096e6e4c03545559a8a7c94129ec191fc4cf661
札幌市長選告示まで1カ月 高野氏、「五輪撤退」を公約 秋元氏、政党が推薦や支持
2/27(月) 11:14配信


40
コメント40件


北海道新聞
札幌市長選

 札幌市長選(4月9日投開票)は3月26日の告示まで1カ月となった。2030年札幌冬季五輪招致反対を掲げる新人の元札幌市市民文化局長の高野馨氏(63)は先陣を切って22日に公約を発表し、3選を目指す現職の秋元克広氏(67)は主要政党の推薦や支持を取り付けて態勢を固める。一方、市民団体と候補を擁立予定の共産党は最終調整を進めている。

【動画】雪解け後に大規模崩落? 十勝の「幻の橋」進む劣化 上士幌 タウシュベツ川橋梁

 「五輪をやめて市民の暮らしのためにお金を使う」。高野氏は22日の公約発表会見で、住民投票で民意を確認した上で五輪招致から撤退する方針を示したほか、小中学校の給食費無償化や地下鉄延伸など積極的な財政出動を伴う政策を打ち出した。

 秋元氏が市長在任中に小学6年まで無料とした子ども医療費助成の高校生までの対象拡大や、共産党が秋元氏に求めてきた低所得者ら対象の福祉灯油の導入など、双方の政策を意識したような公約も目立った。

 課題は既存政党・団体の組織的支援がない中で、どこまで支持を広げられるかだ。高野氏は個人ツイッターを使わない秋元氏に対し、連日のようにツイッターで主張を投稿。今後は交流サイト(SNS)などを通じて知名度拡大を目指す。

 秋元氏は3月10日まで市議会開会中のため、後援会が企業や団体を回っている。立憲民主党から推薦、自民党札幌市支部連合会と公明党札幌総支部連合、国民民主党道連から支持を取り付け、連合北海道など十数団体からも推薦を受けた。

 陣営が懸念するのは東京五輪を巡る逆風だ。今月には談合事件で逮捕者も出たため、後援会幹部は「東京と札幌は関係ないとは言え招致推進派の現職にはタイミングが悪い」と漏らす。

 陣営は高野氏の公約についても「実現性は疑問だが、有権者受けするのでは」と警戒する。秋元氏は24日の定例記者会見で高野氏の公約の受け止めを問われ「財源負担を含め公約には覚悟と責任を示すべきだ」と批判をにじませた。秋元氏は3月上旬にも公約を発表し活動を本格化させる。

1518OS5:2023/03/02(木) 17:51:09
https://www.nhk.or.jp/politics/articles/feature/96245.html
2023年3月1日特集記事
現職の実績 工藤vsタレント兄 大泉 上司と部下が対決 函館市長選挙
4月23日に投票が行われる北海道の函館市長選挙は、地元メディアのみならず、週刊誌やネットメディアも取り上げ、地方選挙としては異例の注目を浴びている。
立候補の意向を表明しているのは同じ大学を卒業し、市役所の上司と部下の関係だった2人だ。
(函館局 毛利春香)

函館市役所から2人が立候補へ
写真:立候補予定の工藤氏と大泉氏

立候補を表明しているのはこの2人。
現職の工藤寿樹は、2011年に現職を破って以来市長を務め、4期目を目指す。
新人の大泉潤は、工藤の部下として部長職を歴任し、タレント・大泉洋の兄だ。
突然のことだった。去年7月、市長の工藤は、保健福祉部長の大泉から、函館市の職員を辞める退職願を受け取った。
翌年の市長選挙への立候補を見据えてのことだった。

上司の工藤は「私がどうこう言うことはありません。本人がそういう希望なら、私は特別何も。頑張りなさいとは言いました」。

これに対して部下だった大泉は退職願を提出した日「ゼロからこつこつ歩きながら始める選挙戦になると思います」。

写真:五稜郭
函館市は北海道南部に位置し、戊辰戦争の舞台となった五稜郭や、和洋折衷の雰囲気を残す町並み、函館山からの夜景でも知られる。イカをはじめとする海産物も豊かな港町で、市内を走る路面電車では日々、観光客の姿を見る。

一方、高齢化は進む。人口約24万3900人のうち65歳以上が35%を超え、北海道内でも高い水準にある。観光地に空き家も目立ち、まちの活性化は大きな課題だ。

その函館市のリーダーを決める市長選挙の投票は4月23日に行われ、この2人が立候補の意向を表明している。

1519OS5:2023/03/02(木) 17:51:21
立候補予定の2人は
大泉が市役所を去った2か月後の去年9月、工藤は4期目を目指して立候補を表明した。これを最後の立候補としている。
工藤は北海道乙部町出身の73歳。早稲田大学法学部を卒業し、函館市と合併する前の旧亀田市役所へ入った。函館市役所で部長職や副市長を務め、2011年の選挙で現職を破って当選し、現在3期目だ。
今回の選挙を「普通の選挙ではない」と語る。

写真:インタビューに応じる工藤氏
(工藤寿樹)
「マスコミがタレントの兄だと過剰に取り上げて話題を呼ぶ。それは大泉陣営にとって有利な取り上げられ方で、話題性だけが先行する。そこには普通の選挙と違って危機感を持っている。マスコミなんて来なくていい、そっと戦わせてくれないのか。本人ではなくて弟たるタレントと戦っているような感じになる。ただ、多くの人は人柄や資質、政策で選ぶと思うので、単純にタレントの兄だからというだけで選ぶほど有権者は愚かではないと思っている」

一方の大泉は去年10月、後援会の発足にあわせて初めて記者会見して立候補を表明した。
大泉は北海道江別市出身。投票日には57歳になっている。工藤と同じ早稲田大学法学部の卒業で後輩にあたる。1995年に函館市役所に入り課長職や部長職を務めた。市内の出身ではないが、父親が隣接する七飯町で勤務していた。
弟には選挙への応援を頼む考えはないとしている。

写真:インタビューに応じる大泉氏
(大泉潤)
「大泉洋のことを聞かれる、話題になることは増えましたね。非常に誇らしいですよ。お世辞もあるかもしれないけど、みんな褒めてくれる。僕も彼が好きだし、とてもうれしいですよね。純粋にそういう気持ちです。選挙に応援だとかいう話をしたことはないし、弟と自分の政治活動は言葉どおり本当に、別なものです。工藤市長については個人としての評価は控えますが、出された政策を読んでも、これまでを継続なさるということだと感じています」
かつての上司と部下 お互いに厳しい目
工藤が市長に就任した際に部下だったのが大泉だ。
同じ大学の学部を卒業した後輩で、秘書係長を務めたことがあった大泉を秘書課長に抜擢。その後も函館の主力産業をけん引する観光部長や、コロナ禍の保健福祉部長を任せ2人で市政の中核を担ってきた。
そんな2人の関係を「師弟関係のようなものだった」と話す人もいるが、当の本人はお互いをどう見ているのか。

選挙戦で争うことになったいま、工藤が大泉を見る目はこれまで以上にシビアだ。
工藤は、大泉を育てようという思いがあったが、実際に要職を任せてみるとその仕事ぶりは、度々、市長に伺いを立て判断能力に欠けていたと振り返る。

(工藤寿樹)
「市長候補になんて全く考えていなかった、私の後継としてはね、それは全くない。実際の選挙戦を前にして、今は本人の資質や政策に関係なく話題を呼んでいるというのが実態で、それ以上なんとも言いようがない」

大泉もまた、工藤と仕事をする中で、市長の後継者として市政を譲り受けようなどと考えたことはなかったと振り返る。
現市政の人口減少への危機感の欠如や、市民置き去りの市政運営を改革するために自ら立候補するという。

(大泉潤)
「不十分だったかもしれないけど、支えてきたという自負はあります。工藤市長は、辞める時が来ても誰かに譲ることはしないで新しい人同士が競えばいいと話していたし、僕は後継者だと感じたことはありません」

対照的な戦い方 組織と草の根
選挙戦に向けて、2人は対照的な展開を見せている。

写真:選挙事務所の工藤氏
工藤は、自民党から推薦を取り付けた。
後援会では支援者へのあいさつ回りを進めるとともに、パンフレットを投かんし、政策の浸透を図る。
1月の事務所開きには市の商工会議所会頭や建設業協会会長をはじめ、各種団体の代表者がスーツ姿で勢ぞろいした。
組織固めを重要視して、市長を3期務めた実績の強みを訴える。
工藤本人は「選挙の話はしないけれど」としたうえで、公務を最優先しながら市長として声がかかる会合やイベントに顔を出している。

写真:演説する大泉氏
大泉は、立憲民主党から支持を得た。
陣営幹部には、大学教授や若手経営者、福祉団体の代表がいて、草の根で幅広い層への支持を広げたい考えだ。
2月に行われた事務所開きには親子連れなど、老若男女、幅広い世代の姿があった。
本人も、町内会の集まりや学生が参加するイベントなど様々な場所へ足を運び、街頭演説も始めて政策を訴える。
大泉は「僕は無所属で市民党として、いろいろな人から多くの支持を得たい」と話す。

1520OS5:2023/03/02(木) 17:51:33
どうする函館 2人の政策は
工藤は「人口減少対策と経済回復」を強く打ち出している。
学童保育料の助成拡大や、学校給食の無償化へ向けて公費負担制度を導入するなど少子化対策に力を入れる。経済分野では、若者の雇用の受け皿となるIT関連企業やワーケーションの誘致、キングサーモンと昆布の完全養殖技術の確立を掲げた。このほか、観光客数については過去最大となる年間600万人を目指すとした。

大泉は「選ばれるまちになるため、都市のステータスを上げる」と何度も口にする。
子育てや教育といった未来への投資に力を入れるほか、函館を交通の要所として発展させること。経済や雇用の部分では、地域内経済の循環が必要だとして、公共事業の発注を地元優先にすることや、再生可能エネルギーで電力の地産地消を推進することを掲げている。

函館市長選挙は、統一地方選挙後半戦、4月16日に告示され、23日に投票が行われる。
100万ドルの夜景の輝きが照らし出すのは、どちらが描く未来なのか。
(文中敬称略)

1521OS5:2023/03/06(月) 22:59:23
https://www.yomiuri.co.jp/election/local/20230306-OYT1T50075/
札幌市長選、3氏激戦か…五輪招致の是非争点に
2023/03/06 09:44
 3月26日告示、4月9日投開票の札幌市長選は、3選を目指す現職の秋元克広氏(67)、元市民文化局長の高野馨氏(63)、NPO法人事務局長の木幡秀男氏(62)の3人で争う構図がほぼ固まった。市が目指す2030年冬季五輪・パラリンピックの是非について、それぞれ主張が異なっていて、激しい選挙戦が予想される。

札幌市長選、木幡氏が出馬表明…冬季五輪招致に反対「もっと重視すべきことがある」

■取り組み継続
秋元克広氏
 秋元氏は立憲民主と新党大地の推薦、国民民主の道組織の支持、自民・公明両党の市組織の支持を受ける。

 秋元氏は重点政策として、新型コロナ禍で打撃を受けた経済の回復や除雪体制の強化などを挙げ、「2期8年の取り組みを継続する」と強調する。

 自ら推進する五輪招致については、「開催意義を伝えていく」とした一方で、年内に住民投票を含めた意向調査で再度、民意を確認すると話した。ただ、昨年3月の意向調査(郵送)で賛成が5割にとどまり、東京五輪を巡る汚職・談合事件などで市民の「五輪不信」は強まっている。後援会幹部は「五輪に対する不信感を 払拭ふっしょく できるかが鍵を握る」と警戒する。

■積極的な財政出動
高野馨氏
 高野氏は1982年に市役所に入庁し、南区長を務めた。現在は地域政党「市民政党さっぽろ」の代表を務める。

 最大の争点として五輪招致を挙げる。2月の公約発表の記者会見では、反対の立場を示した上で、「(当選後に)住民投票を実施し、民意を確認する。反対が上回った場合は完全撤退する」とした。賛成が上回った場合は「招致を継続する」と述べた。

 公約は積極的な財政出動を柱とする。除排雪体制の官民協働方式への移行、札幌市営地下鉄の延伸、札幌丘珠空港の石狩市への移転などを盛り込んだ。「五輪招致をやめれば、市民の安心や安全な暮らしにお金を使えることを訴えたい」と意気込む。

■暮らし重視
木幡秀男氏
 木幡氏は市内の病院などでソーシャルワーカーとして勤務した後、21年から札幌のNPO法人の事務局長を務める。共産党道委員会と新社会党道本部の推薦を受ける。

 今月1日の出馬会見では、秋元市政について大型開発を優先し、市民を無視していると批判。「安心して子育てできる町づくりをする」と強調した。五輪招致については、「即中止を求める」と主張する。住民投票の実施も視野に入れる。

 推薦する共産は当初、同じ五輪反対を訴える高野氏と連携を模索していたが、高野氏が固辞。候補者の擁立に苦戦し、木幡氏が出馬要請を受けたのは、会見の9日前だった。準備不足感は否めず、知名度が課題となる。近く公約を発表する。

あわせて読みたい

1522OS5:2023/03/12(日) 19:51:57
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/814573
道議選上川管内、16年ぶり争い 31日告示 政治家一家の長男出馬 割れる保守、立憲試金石<2023選挙最前線>

2023年3月10日 23:32(3月11日 13:02更新)

 31日告示の道議選(4月9日投開票)で、上川管内(定数3)は4氏が出馬を予定し、16年ぶりの選挙戦に突入する。政治家一家の悲願と自民党の世代交代、立憲民主党の意地がぶつかり合う。
■家の悲願
 「父や弟は選挙でたすきを掛けたことがあるが、私は生まれて初めてになる」。新人で自民公認の今津寛史氏(49)は3日、上川管内美瑛町内の後援会事務所の朝礼でこう語った。
 今津氏の弟は旭川市長の寛介氏(46)。衆院道6区(上川管内)を地盤とした元衆院議員の寛氏(76)の長男と次男で、政治家一家として知られる存在だ。
 寛史氏は米国留学中だった2000年、父が衆院選で敗れた後、秘書を務めるため急きょ帰国。共に秘書だった寛介氏と、17年に政界引退を表明した父を支えた。一家に近い経済人は「2人とも選挙に弱い父を守るのに精いっぱいだった」と振り返る。
 兄弟はその後、別の衆院議員の秘書となり、弟は18年の旭川市長選で惜敗したものの21年に初当選。呼応するように22年3月、寛史氏も道議選上川管内への出馬を表明し、美瑛町に居を移した。
 兄弟そろって政治の表舞台に立つことは今津家の悲願だ。父の寛氏は自身の有力支援者らに電話をかけるなど後押ししており、2月下旬に美瑛町農協幹部と面会した際は「寛史は美瑛の土になる」と強調した。
■世代交代
 だが、一家総出の戦いに対し、同じ自民系の陣営関係者にさえ「事実上の世襲だ」「政治家を家業にしているように見える」との不満がくすぶる。
 上川管内の自民は今回、世代交代の選挙となる。7期目の竹内英順氏が21年7月に死去し、同じ7期目の本間勲氏(78)も今期で引退。今津氏に加え、自民公認で出馬予定の元上富良野町議の金子益三氏(54)、無所属で自民推薦の元富良野市議の水間健太氏(40)も新人だ。
 自民系の新人3氏が保守票を奪い合う構図となる中、ある陣営関係者は「親の七光で当選するならばうらやましい」と本音を漏らす。金子氏は基幹病院の存続や、在宅医療と訪問介護の拡充などを強調。水間氏は父親として教育環境整備などを唱え、子育て世代などの支持拡大を狙う。
 一方、立憲民主党は現職で5選を目指す北口雄幸氏(66)が保守系新人3氏を迎え撃つ形になる。北口氏は地元・士別市で2月18日に開かれた事務所開きで、基幹産業の農業を巡り「若い担い手が安心して続けられる仕組みを」と訴えた。
 保守勢力が割れる中、野党唯一の候補となる北口氏は手堅く支持層をまとめたいところ。ただ、立憲は今回、2人目の擁立を目指したが不調に終わった経緯もある。21年の衆院選道6区でも立憲の候補が自民に水をあけられた。
 次期衆院選に向け、北口氏の戦いが上川の立憲にとって党勢を計る試金石となる。(千葉佳奈、佐藤愛未)

1523OS5:2023/03/12(日) 19:54:10
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/811428
乱戦模様の道議選函館市 内情を探る<2023選挙最前線>
2023年3月5日 19:10(3月5日 21:19更新)

 【函館】31日告示の道議選で、7氏が出馬予定の函館市(定数5)が乱戦模様だ。前回議席を得た3党のうち、自民党は内部対立が影を落とし、隣接する渡島管内(同2)の現職が「国替え」する異例の事態に。立憲民主党と公明党もそれぞれ不安を抱え、混戦に拍車を掛けている。
 「市民にまだまだ認知されていない」。自民現職の冨原亮氏(50)は2月23日の事務所開きでこう訴えた。関係が近い元知事の高橋はるみ参院議員(69)も駆けつけ、頭を下げた。党道連幹事長も務める冨原氏が危機感を示すのは、当選4回を重ねた渡島管内から選挙区を移すからだ。
 函館市で前回当選した自民2氏のうち、川尻秀之氏は昨年死去し、佐々木俊雄氏(72)は引退を表明。後継として函館市議の藤井辰吉氏(44)と共に手を挙げたのが冨原氏だった。冨原氏は国替えについて「函館の経済界首脳から要請があった。道南・渡島を思っての決断」と理解を求める。
 だが、裏の事情がある。衆院道8区(渡島、檜山管内)で落選が続く元衆院議員の前田一男氏(56)の動きだ。元渡島管内松前町長の前田氏は昨秋以降、道議選渡島管内への出馬を模索。冨原氏に対しても「衆院選で本気で応援してくれなかったとの不満がある」(周辺)とされる。
 冨原氏はこれまで、渡島管内で立憲現職と議席を分け合ってきたが「前田氏が参戦すれば落選もあり得る」(自民関係者)。函館市への国替えに動き、4月の函館市長選に向けては現職の工藤寿樹氏への自民道連による推薦を主導。工藤氏を推す市内経済人とも距離を縮めた。衆院道8区出馬を視野に大票田・函館に移ったとの観測もある。
 結局、道議選函館市には自民から冨原氏と藤井氏が立候補することなり、前田氏との競合は避けられたが、しこりは残る。前田氏は交流サイト(SNS)で「函館からは無所属で出馬するのが筋」などと冨原氏を批判。前田氏に近い経営者は「前田氏は函館でも影響力がある。票は藤井氏に集める」と話す。2月に入り、市内には藤井氏と前田氏の顔が並ぶポスターが張り出された。
 また、2月15日には函館市長選に挑戦した経験もある無所属新人の広田知朗氏(61)が道議選函館市への立候補を表明。保守系とされる広田氏は出馬を巡り、前田氏と面会を重ねたという。
 懸念材料があるのは自民だけではない。立憲は現職で共に副議長を経験した平出陽子氏(74)と高橋亨氏(69)が2議席死守を目指す。ただ対抗馬が若返る中、年長の2人となり、道8区選出の逢坂誠二衆院議員は「厳しいが、何とか2議席勝ち取りたい」と語る。
 公明新人の海野真樹氏(45)は、知名度が課題だ。最近、司会を務めたフォーラムで、立憲が市長選で支持する新人の大泉潤氏をあえて紹介し、公約を訴える機会を与えた。支持層を広げようと腐心している。
 一方で勢いづくのが共産党新人の本間勝美氏(54)だ。共産が函館市で最後に議席を得たのは17年前の補欠選挙。共産幹部は自民2人の票がどちらかに偏れば当選ラインが下がるとみて「千載一遇のチャンス」と話す。(宮木友美子)
函館市長選 投開票まで2カ月、工藤氏と大泉氏が臨戦態勢 過去は現職有利、市役所出身者対決では新人勝利

1524OS5:2023/03/15(水) 11:01:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/56c83dabf64ce03cd0c805449f85b22c2daf2f47
知事選唯一の与野党対決か 現職は自民と微妙な距離感 北海道
3/15(水) 7:30配信


23
コメント23件


毎日新聞
北海道庁=石川直人撮影

 「北海道を再び成長軌道に押し上げていくための戦いだ」。再選を目指す無所属現職の鈴木直道氏(42)は10日、札幌市で開かれた自身の後援会の総決起大会で声を張り上げた。大会では後援会長を務める家具・日用品販売大手「ニトリホールディングス」の似鳥昭雄会長が「2期目は実績を具体的に出す段階だ」とハッパをかけたほか、菅義偉前首相が激励のビデオメッセージを寄せた。

 財政再建を進める夕張市で市長を2期務めた鈴木氏。埼玉県出身で全道規模の支持組織はないが、前回2019年の統一地方選で自民、公明両党の支援を受けて北海道知事選に出馬した。立憲民主、共産、国民民主、自由、社民5党が推薦する元衆院議員の石川知裕氏に65万票の大差を付け初当選を果たし、38歳の全国最年少知事となった。

 地元紙の世論調査などで高い支持率を維持する鈴木氏だが、物価高や地域経済の低迷もあって、自民会派の道議からは「鈴木カラーが出たとは言えない」と不満の声も漏れる。

 自民との微妙な距離感の背景には、知事候補に鈴木氏を推した自民道連執行部と、国土交通省局長を推した経済団体トップや道議の一部らが対立した前回選がある。後ろ盾だった吉川貴盛元農相は、収賄事件の発覚で衆院議員を辞職(起訴され、昨年有罪が確定)しており、鈴木氏の支持基盤は盤石とは言えない。

 身内からの冷ややかな視線を振り払うかのように、鈴木氏は今年に入り「空中戦」を仕掛けている。次世代半導体の国産化を目指す新会社「Rapidus(ラピダス)」の工場誘致だ。2月には東京の本社を訪れ、トップセールスにより北海道千歳市への誘致を実現させた。

 若さへの期待度が高かった前回とは異なり、今回は1期目の評価がそのまま票に表れる。鈴木氏は最近「決断力」という言葉を口にする。リーダーシップをアピールするのは、自らの力が試されていることを強烈に意識しているとも言えそうだ。

 一方、野党は「不戦敗はあり得ない」(立憲道連の逢坂誠二代表)として元衆院議員の池田真紀氏(50)を擁立した。主要野党は16年衆院補選と17年衆院選の北海道5区で、池田氏に候補を一本化。池田氏はいずれも自民候補に敗れたものの、17年は比例代表で復活当選を果たして衆院議員を1期務めるなど、「野党共闘のシンボル」と呼ばれた。

 池田氏は2月4日に記者会見して無所属での立候補を表明。「民主党王国・北海道」の象徴的存在で道知事や衆院議長を務めた横路孝弘氏(同2日に死去)から後押しされ、「出馬を決めた」と強調した。ソーシャルワーカーなどの経験を生かし、福祉や暮らしに重点を置くとして「誰一人取り残さない、温かい道政」を掲げる。中央とのパイプを強調する鈴木氏との違いを鮮明にする戦略だ。

 ただ、池田氏を推薦した立憲に対し、共産と国民民主、社民は道組織レベルの「支持」にとどめた。逢坂氏が強調する野党の「大きな塊」を形成して、強固な支援態勢を構築できるかは不透明だ。

 今回の統一地方選も北海道が知事選唯一の本格的な与野党対決となる見通し。立憲党本部は「この選挙を勝てればインパクトは大きい。正直厳しいが最善を尽くす」(幹部)と力を込める。泉健太代表は池田氏の立候補表明後の2月に北海道入りし、ともに街頭に立った。立憲にとっては他の野党をどこまで巻き込めるかがカギとなりそうだ。【真貝恒平、山田豊、安部志帆子】

 統一地方選のスタートを切る9道府県知事選の告示が23日に迫った。選挙の構図や注目点を報告する。

 ◇北海道知事選立候補予定者

 ※氏名(ルビ)、年齢、肩書、所属の順
鈴木直道(すずき・なおみち)42[元]夕張市長 無現①=[自公]
池田真紀(いけだ・まき)50[元]衆院議員 無新=[立]
門別芳夫(もんべつ・よしお)61建設設備業 無新
みくま35投資家 無新

1525OS5:2023/03/16(木) 23:57:03
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/816083
<統一地方選2023 攻防の構図>1 道議選上川管内 富良野対決、熾烈極める
会員限定記事
2023年3月14日 22:11(3月14日 22:14更新)
あとで読む
あとで読む
左から水間、金子、今津、北口の4候補予定者
左から水間、金子、今津、北口の4候補予定者
北口雄幸 66 立現《4》
今津寛史 49 自新
金子益三 54 自新
水間健太 40 無新

 「大先輩の竹内英順道議が志半ばで亡くなり、富良野を守った本間勲道議も勇退を決めた。富良野から、上川の町村から道議の火を消してはいけない」
 2月に上富良野町で約200人を集めた、道議選上川管内(定数3)に出る元同町議で自民党新人金子益三の決起集会。決死の形相で金子が訴えると、一部の出席者は同選挙区選出の竹内も本間も後継指名をしていないことを念頭に苦笑した。「金子はなりふり構わずだ」
 2007年以来16年ぶりの選挙戦となる同選挙区。立憲民主党現職の北口雄幸と父が元衆院議員で自民党新人の今津寛史が優勢とされる中、上川南部を地盤とする2人が熾烈(しれつ)な争いを展開している。金子と元富良野市議で自民推薦の新人水間健太だ。
 竹内が一昨年急逝し、上川南部を拠点とする7期目の本間の引退がささやかれていた昨年7月、金子は出馬を表明。道6区選出の衆院議員東国幹の連合後援会長も務めるふらの農協の植崎博行組合長らが上川南部の候補者一本化を目指す中、金子はいち早く事務所開きした。
 大票田・富良野市の選出ではないことから劣勢との見方もあったが、28年ぶりとなる上富良野出身の道議輩出に向けた支持者の期待と、20年近くの町議経験で培った人脈をフル活用。上富良野町と富良野市の間に位置する中富良野町議の重鎮、北條隆光(91)とともにあいさつ回りを徹底。同町内の水間陣営の切り崩しを図る。周囲も「挽回してきた」と勢いに乗る。
 本間は後継指名をしていないが、「政治信条が同じ」として水間を支援する。水間も本間との写真を冊子に使うなど事実上の後継をアピールし、今月5日に富良野市であった自民党の会合では「本間氏がともし続けた道政への火を消さぬよう勝ち抜きたい」と強調した。
 ただ、事務所開きも今年1月下旬と自民系候補3人の中で最も遅く、陣営内には焦燥感が広がる。本間の意向で「無党派からの支持が必要」として自民党公認でなく推薦にとどめた一方、水間は同党富良野支部幹事長を続けている。このため富良野地方の関係者からは「無党派層を取り込めないのでは」との声も聞こえる。
 2人とも選挙区内21市町村のうち後援会の設置数は7自治体ずつとほぼ互角。衆院議員の父の地盤を事実上引き継ぐ今津は富良野、上富良野などを除く19市町村と数で上回るが、自民党関係者らは「上川北部にどこまで食い込めるかが勝敗のカギ」とみている。
 その上川北部の士別市を拠点とし、5選を目指す立憲民主党現職の北口雄幸も心穏やかではない。自身が支えてきた士別市議の喜多武彦が、水間の士別市後援会長に就いたのだ。同党道6区総支部は2人目の擁立すら断念したものの、3回連続で無投票当選を重ねているだけに、北口の周辺は「今の実力が分からない」と漏らす。


 道議選は31日の告示まであと半月となり、市議選や町長選も4月中旬の告示まで1カ月に迫った。上川管内の各種選挙における攻防の構図を追う。(統一地方選取材班)
=敬称略、5回連載します=
※候補予定者の並びは現職=道議会勢力順、新人=立候補表明順

1526OS5:2023/03/16(木) 23:58:05
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/816740
<統一地方選2023 攻防の構図>2 道議選旭川市 与野党ともに「身内が敵」
会員限定記事
2023年3月15日 21:51(3月15日 22:00更新)
あとで読む
あとで読む
候補予定者の並びは右から現職=道議会勢力順、新人=立候補表明順
候補予定者の並びは右から現職=道議会勢力順、新人=立候補表明順


安住太伸 52 自現《2》
林祐作 34 自現《1》
松本将門 53 立現《1》
宮崎アカネ 50 立現《1》
寺島信寿 58 公現《1》
真下紀子 66 共現《5》
木下雅之 46 自新

 11日、旭川市内で行われた自民党道6区支部(上川管内)の合同選対事務所開き。東国幹衆院議員ら約100人が集まる中、道議選旭川市(定数6)に出る自民現職の安住太伸、林祐作と並びながら、新人の木下雅之が力を込めた。「自民党で3議席を獲得できるかは、私が当選できるかにかかっている」
 現職道議の市長選出馬と衆院選出馬に伴う2021年秋の道議補選で唯一敗れた木下。「地味で泥くさい」と自ら称し、1年半近くの浪人生活では市内をくまなく回り続けた。ベテラン市議も「木材や製造業などの団体をまとめつつある」と評するほどになったが、苦杯の味を誰よりも知る。3人の共闘を呼び掛けながら、林や安住の支持者にも接近を図っている。
 道議補選で木下に1万票以上の差となる4万8345票で初当選した林の陣営幹部によると、木下は「林さんは大丈夫」と言いつつ林を支援する企業も訪問し、自らへの支援を呼び掛けているという。対する林も2月の事務所開きで「大丈夫という言葉が一番の敵」と危機感を口にしており、陣営関係者が逆に「木下は勢いがある」などと一部企業に言って回り、支持者の囲い込みに躍起だ。
 かつてみんなの党道支部長を務め、各級選挙で自民党候補と競い合った安住も穏やかではない。道議選は19年の前回まで無所属で戦い続け、今回は自民党復党後初となるだけに、同党関係者は「これまでの紆余(うよ)曲折で離れた支持者の数も結果に影響する」とみる。企業を訪問した際に林と木下のポスターがあって安住だけないこともあるという。党内では「結局は保守層の票の奪い合い」との見方がもっぱらだ。
 道政与党の公明党から出馬する寺島信寿も焦りは同じ。前回は自民の候補が2人だったのに今回3人に増えたことで「前回寺島に回っていた自民票が削られる可能性がある」(寺島陣営幹部)と懸念する。
 「再度松本を道議会に送って」「宮崎の議席を守り抜く」。立憲民主党の支持母体である連合が9日に旭川市内で開いた集会では、同選挙区に同党から出る松本将門と宮崎アカネの勝利を訴える声は各陣営から上がったが、共闘の呼び掛けは聞こえなかった。複数の出席者は「このままだと、どちらか一方が落選するのでは」と漏らし、「最大の敵は身内」という構図は与野党で共通する。
 連合の全面支援を受け、道議補選でトップ当選した宮崎にとって、今回は労組票が二分される。前回最下位の1万6890票だった松本に主要労組の票が割り当てられ、宮崎陣営の関係者は「一方に偏っていないか。こっちは浮動票の獲得に当落がかかっている」と焦燥感を募らせる。最近では松本の支持者が多い地区にも入っているという。
 黄色信号がともるのは共産党の真下紀子も同様だ。昨年の参院選比例代表の市町村別得票数で、旭川市の共産党票は約1万1千票にとどまり、前回の自身の得票数1万8千票を大幅に下回った。「今回は本当に危ない」。当選5回の大ベテランの陣営関係者も危惧する。
 「このままでは負ける」「何とか6番目に入らせて」。各候補の訴えは切実だ。=敬称略=(統一地方選取材班)

1527OS5:2023/03/20(月) 08:36:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/0f245ea5777803e9d7fdb68bdeab07af9230268c
揺れる札幌五輪招致 市長選の争点に 統一地方選
3/19(日) 7:01配信
 札幌市が目指す2030年冬季五輪・パラリンピック招致が揺れている。

 東京五輪を巡る汚職・談合事件の影響で逆風を受ける中、統一地方選で行われる市長選(4月9日投開票)では推進派の現職と、反対派の2人の新人が立候補を表明。招致の是非が最大の争点となる見通しだ。

 30年冬季五輪に関し国際オリンピック委員会(IOC)は昨年末、開催地決定の無期限先送りを発表した。市も事件を受け、招致に関する積極的な活動を現在休止している。

 市は1972年に続き2度目の五輪開催をまちづくり転換の起爆剤にしたい考え。しかし、昨年3月に行った市民意向調査では賛成は52%にとどまった。市は今秋にも対象を全国に広げ意向調査を再度実施する方針だ。

 市長選で3選を目指す現職の秋元克広氏(67)は立憲民主党の推薦や自民、公明、国民民主各党の地方組織の支持を受ける。五輪招致に関し「まずは国内外の信頼を回復することが重要。市民の意向を確認した上で招致を目指す」と強調。賛否を問う住民投票の実施については「選択肢をなくしたわけではない」と、明言を避けている。

 一方、新人2氏は招致反対では一致するが主張は異なる。元市局長の高野馨氏(63)は住民投票を実施し反対が上回れば撤退すると主張。共産党が推薦するNPO法人理事の木幡秀男氏(62)は「即中止」を訴える。

 共産は高野氏との連携を模索したが、高野氏が固辞。「反五輪票」の分散は避けられない情勢で、共産関係者からは「一本化できず複雑だ」との声が漏れる。それでも秋元氏の後援会幹部は「東京と札幌は関係ないが、市民からの風当たりは強い」と指摘。陣営は、五輪招致への不信感が強まれば選挙戦に影響しかねないとして警戒を強めている。

1528OS5:2023/03/21(火) 21:07:37
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/817362
<統一地方選2023 攻防の構図>3 美瑛町長選 「農対商」因縁の対決再び
会員限定記事
2023年3月16日 21:53
角和浩幸 55 無現《1》
佐藤晴観 49 無新

 「町民提案事業を募るなど、多くの町民の声を聴いて町政に反映してきた」。10日に行われた美瑛町議会本会議一般質問で、1期目の自己評価を問われた現職町長の角和浩幸は町民に寄り添う姿勢をアピールした。
 議長席の佐藤晴観は、その答弁を聞き、出馬は間違ってなかったと確信した。「話を聞くのは当たり前。美瑛の将来像がない」
 5回連続の選挙戦となり、角和と佐藤の一騎打ちの公算が大きくなっている美瑛町長選。一般的に優位とされる2期目に臨む角和が昨年12月に出馬表明した後、一時は無投票もささやかれたが、町議を3期12年務めた佐藤が年明けの1月に名乗りを上げた。
 佐藤が特に強調しているのが、角和町政下で「役場が機能していない」という考えだ。佐藤の目にはかつてと比べて職員の士気が低下したように映るという。町幹部の中にも「角和は決断力に欠ける」との声がある。佐藤が自身の出身を地元美瑛と繰り返しているのも、横浜出身で京都からの移住者の角和に対する批判の受け皿となる狙いがある。
 こうした角和への思いは、会社役員の佐藤が理事だった美瑛町商工会にも共通する。4人が乱立した2019年の前回町長選は美瑛町農協が角和を推し、商工会は別の候補を支援。事実上、両者の対決となり、角和が803票差の3314票で勝利した。以来、商工会には「農協と町の関係が目に余る」などと不満が渦巻く。
 今回も角和の後援会長に農協組合長の熊谷留夫、佐藤側に商工会会長の滝田勝彦が就き、「農対商」の構図になった。この因縁はいつから続くのか―。
 15年の前々回、当時5選確実とされた前町長の浜田哲(70)に対し、農協職員を経て町議になった新人が告示日直前になって出馬。農協と商工会はともに浜田を支援し、浜田は53票差で辛勝したが、浜田と商工会には「農協が新人を送り込んだ」との疑念が芽生え、双方の亀裂をもたらした。
 前回選挙でも農協側の角和が引退を目前にした浜田について「町民の声に耳を傾けていない」と現職批判を展開。浜田自身は今回の選挙への関与を否定するが、複数の関係者によると、昨年12月に佐藤の後援会幹部らも含む懇親会に出席しており、角和陣営には「前回選挙の意趣返し」との見方は少なくない。
 佐藤は2月の事務所開きで浜田について「美瑛という観光ブランドを確立してくれた」とたたえ、浜田町政を評価した。「農商工連携で元気なまちづくりを」とのスローガンも掲げており、当選後に農協を取り込む構えだ。
 一方、角和陣営関係者は「佐藤は現職批判ばかりで具体的な政策は乏しい。町政は後退する」などと反発。役場内からは「角和町政で移住政策に力を入れ、22年は人口が転入超過になった」「人の話を聞く姿勢がある」と評価する声もある。
 政争のマチ美瑛―。今回も激しい戦いとなるのは必至で、多くの町民は口をそろえる。「しこりは間違いなく残るだろう」。=敬称略=(統一地方選取材班)

1529OS5:2023/03/21(火) 21:08:42
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/817961
<統一地方選2023 攻防の構図>4 道議選名寄市 厚い保守地盤、
2023年3月17日 21:37
中野秀敏 66 自現《3》

 「相手は見えない状況だが、しっかり気を引き締めていこう」
 9日夜、名寄市内で開かれた自民党現職道議中野秀敏の後援会拡大役員会。中野は冒頭のあいさつを済ませると、道議選名寄市(定数1)で4選に向けた選挙活動に関する議事を後援会幹部に託して退席。同じ時間帯に同市内で開かれていた陸上自衛隊第2師団幹部を囲む会に向かった。
 2月中旬の選対本部の事務所開きでも中野は自身の3期12年間の実績や政策を訴えることはしなかった。もっぱら、道議選と同じ4月9日投開票の道知事選で再選を目指す鈴木直道を支えるべく協力を支持者に呼び掛けた。陣営関係者は「うちの選挙活動は1日で終わる。その分の余力を知事選に回す」と言い切った。
 選挙戦となった前回と異なり、今回の道議選名寄市は中野以外に出馬を表明した候補はおらず、中野の無投票当選の可能性が高まっている。
 名寄市内は陸上自衛隊名寄駐屯地関係者や農業者らを中心とした保守層が厚い。同じ保守系で昨年4月の名寄市長選で3回連続無投票で4選を果たした加藤剛士(52)の後援会組織と支持基盤は重なり合い、盤石の選挙態勢が敷かれている。
 立憲民主党や連合名寄などは昨年夏から連合内の組合員をはじめ独自候補の擁立を模索してきたが、選考作業は難航。国政や道政、市政との連携を掲げる中野陣営を崩せるだけの若くて知名度のある人材を見つけられず、連合内には厭戦(えんせん)ムードも漂っていた。3月中旬、中野陣営が見切っていたように同党は対立候補の擁立断念に追い込まれた。
 取材に対し、同党道6区総支部関係者は「戦える態勢になかった」と述べた。中野後援会関係者も「向こうの人材不足は分かっていた。対立候補が出そうな時は気配が伝わってくるが、今回はそれが一切なかった」と指摘する。
 中野の無投票当選の公算が高まる中、両陣営関係者が意識するのが、名寄市単独で維持していた道議選の選挙区が人口減で消滅するかもしれないことだ。2月末現在、2万5937人である市の人口が2025年の国勢調査で公選法が定める道議選1選挙区を維持する上で必要な議員1人当たりの人口基準を下回れば、次回27年選挙から上川管内区(定数3)と合区の可能性が出てくる。
 ある連合関係者は「上川管内区にはすでに士別の北口雄幸道議がいる。上川北部最大の都市である名寄から候補を出したいが、労組関係から2人も道議を出せるだろうか」と気をもむ。中野の後援会幹部も上川中南部で保守系候補3人が争う現状を念頭に「上川北部から自民党道議を出さないわけにはいかない」と厳しい選挙を覚悟している。
 無風選挙に終わりそうな道議選名寄市。関係者の関心は早くも4年後に向かっている。=敬称略=
(統一地方選取材班)

1530OS5:2023/03/21(火) 21:09:20
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/818593
混戦の道議選十勝、身内同士で火花 自民系3人乱立、立憲側も不穏<2023選挙最前線>
会員限定記事
2023年3月19日 20:21(3月19日 21:10更新)
 31日告示の道議選(4月9日投開票)で、十勝管内(定数4)は「身内の争い」が激しくなっている。前回は与党系と野党系が2議席ずつを分け合ったが、今回は自民党内で候補者調整が難航し、推薦を含む3人が立候補を表明。立憲民主党現職は旧民主党系の無所属現職と支持層を奪い合う。新興勢力の参政党も加わり計6人が出馬予定で、8年ぶりの選挙戦となる。
 「私の政策の一本目の柱には農林水産業を掲げている」。無所属新人で自民推薦の坂本夏樹氏(52)は18日、十勝管内音更町での決起集会でこう訴えた。
 自民党内の候補者選びは混迷した。現職で7期目の喜多龍一氏(71)の公認は早々に決まったものの、昨年7月に6期目の大谷亨氏(75)が引退を表明。当初、大谷氏の地盤と重なる党芽室支部(同管内芽室町)が後継を探したが、適当な人物が見つからないとして、大票田の同管内音更町を抱える党音更支部に候補者探しを打診した。
 秋になって名乗りを上げたのが、不動産会社社長で音更町議だった坂本氏。ところが、農家出身である大谷氏の後援会からは「農業者から候補者を出すべきだ」との声が上がり始めた。
 農業王国・十勝から農家出身の道議がいなくなる―。不安を強めた大谷氏の後援会は昨年末、農家で芽室町議だった黒田栄継氏(47)に出馬を打診。黒田氏は「農業の現場で生きてきた人間として思いを届ける」と立候補を表明した。
 釈然としない気持ちが残るのは坂本氏側だ。陣営内には「そもそも芽室支部に頼まれて候補者を擁立したのに」との声もくすぶる。党第11区支部内でも、両氏の公認・推薦を巡って意見が分かれた。最終的に2人とも推薦を道連に申請することで落ち着いたものの「勝っても負けてもしこりを残す」(自民関係者)結果となった。自民系が3人乱立する選挙戦となり、ベテランの喜多氏も「簡単な選挙ではない」と気を引き締める。
 一方、立憲現職の小泉真志氏(60)と、2015年の道議選を旧民主党公認で戦った無所属現職のベテラン池本柳次氏(76)の間も穏やかではない。野党勢力が退潮傾向にある中で、労組など支持基盤が重なるためだ。
 昨年の参院選道選挙区では、小泉氏がかつて会長を務めた連合十勝が、立憲が擁立した地元の石川知裕元衆院議員(49)を支えた。池本氏は、連合北海道の推薦を受けた同じ立憲の徳永エリ参院議員(61)を支援。石川氏が敗れ、両陣営には「しこりばかりが残った」(野党関係者)という。
 与野党とも「身内」の関係に不安を抱える中、参政党は元芽室町議で芽室町長選にも立候補経験がある吉田敏郎氏(62)を擁立。与野党は共に「支持者が重なる」として警戒を強める。戦いの行方は混沌(こんとん)としている。(鈴木宇星、小坂真希)

1531OS5:2023/03/23(木) 19:55:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/4b8b1765df9c0d898753d66c4e13b4d8c6d8fadf
職員「長年の言動で心壊れた」 パワハラの副町長が辞職
3/17(金) 8:51配信



毎日新聞
北海道壮瞥町

 北海道壮瞥町の黒崎嘉方(よしまさ)前副町長(64)が男性職員へのパワーハラスメントの責任を取って辞職=10日付=していたことが16日、明らかになった。町はこの日の臨時町議会に、指導監督が不十分だったなどとして田鍋敏也町長を減給30%(1カ月)などとする条例案を提出し、可決された。

 町によると、昨年12月、抑うつ状態で病気休暇中の男性職員から「長年の副町長の言動で心が壊れた」との申し出があった。調査したところ、前副町長がパワハラを認めた。町は「20年9月ごろから行き過ぎた指導があった」としている。【平山公崇】

1532OS5:2023/03/23(木) 22:43:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/774aa9ddbaa4216ca4614a9571e35d9dbae0744c
コロナ、経済…鈴木道政の評価、争点に 北海道知事選に4氏届け出
3/23(木) 19:00配信
 北海道知事選が23日、告示された。新顔で建設設備業の門別芳夫氏(61)、再選をめざす現職の鈴木直道氏(42)、新顔で元立憲民主党衆院議員の池田真紀氏(50)、新顔で元美容師の三原大輔氏(48)の無所属4人が立候補を届け出た。1期4年の鈴木道政の評価などを争点に、17日間にわたる選挙戦が始まった。4月9日に投開票される。

 鈴木氏が自民党と公明党、新党大地の推薦を受ける一方、池田氏は立憲が推薦、共産党、国民民主党道連、社民党道連合、市民ネットワーク北海道が支持し、事実上の与野党対決の構図となった。統一地方選で行われる全国9知事選の中で、唯一の「与野党対決型」だ。池田氏には連合北海道も推薦する。

 選挙戦では、コロナ禍や物価高の影響を受ける道内経済の立て直しを始め、少子化や人口減少対策、泊原発の再稼働などエネルギー問題、鉄路を含む公共交通政策なども主な争点になる。

 立候補の意向を表明していた札幌市の投資家の女性(35)は届け出なかった。

■「格差ない社会つくりたい」門別芳夫氏

 なぜ知事選に立候補しようと思ったのか。私のもとにはガス・電気代の値上げや新型コロナウイルスの影響などに苦しむ人たちから、自分たちに目を向けてほしいというたくさんの声が届いている。

 今の北海道の政治は一生懸命やっているが、向いているのは経済界や投資家、富裕層。喜んでいるのはごく一部で、毎日の生活に必死な人たちがたくさんいる。札幌に一極集中し、地方は過疎化している。格差のない社会をつくりたい。北海道のどこに住んでいても、生きていてよかったと思える政治をしたい。大切なのはまず人の話を聞くこと。道民の声を聞かない今の道政の象徴が、北海道百年記念塔の解体だ。

 道の財政を見直し、北海道民生活応援給付金を考えている。小さな力だが、前回選挙に行かなかった人たちが動けば、北海道の政治は変わる。(岡田昇)

■「『子ども応援社会』を実現」鈴木直道氏

 知事に就任し、新型コロナウイルス対策に取り組み、総額1376億円の緊急経済対策を行ってきた。しかし、まだ厳しい状況にある。道民の命と暮らしを守ることに全力で取り組ませてほしい。道政に空白をあけてはならない。

 喫緊の課題は、子育て支援だ。さらなる負担軽減や市町村をサポートし、社会全体で子育てを応援する「子ども応援社会」を実現する。医療・福祉を充実させ、道民が安心安全に住み続けられる、やさしくあたたかい社会を先頭に立ってつくらせてほしい。

 ゼロカーボン北海道で環境と経済の好循環を生み出す。次世代半導体の会社「ラピダス」の工場誘致を勝ち取り、今後は半導体関連産業の集積を図る。エネルギー、デジタル、食の三つをキーワードに北海道のポテンシャルを発揮し、北海道の価値を高めていく。そのための挑戦をさせていただきたい。(中野龍三)

■「人権や医療・福祉に重点」池田真紀氏

 ソーシャルワーカーや福祉事務所職員として、住民の命や暮らしに向き合う現場にいた。地域の政策、自治体の可能性は無限にあると痛感した。政治の役割は人々の命や暮らしを守る、そして平和を守ることだ。

 人に温かい、血の通った道政をつくっていく。同性パートナーシップ制度や人権条例、子どもオンブッド、医療・福祉の人材バックアップセンターなどの公約は、これまでの経験からできると確信したことだ。

 北海道には他府県にはない大自然の恵み、一次産業がある。この基幹産業を守るため、道路、鉄路を含めた交通の確保を道の責務で行っていく。179市町村がそれぞれの魅力を生かすためには、広域の課題は道がしっかり引き受けて国に意見し、事業を作ることが重要だ。常設型の道民投票条例も制定し、道民の声がしっかり反映される政治にしなければならない。(新田哲史)

■「百年記念塔を次の世代へ」三原大輔氏

 命をかけて山を開き、荒れた野を耕した先人たちの血と汗と命、労苦のおかげでいまの北海道がある。52年前、開拓の人々に感謝と慰霊と心を込めて建てられた北海道百年記念塔がいま、正当な理由もなく壊されようとしている。

 もし歴史をさかのぼって痕跡が見つからなかったら、私たちは何をよりどころに自分の存在意義を見つければいいのか。先祖から受け継いだ命がいま自分へとつながっている奇跡に感謝し、未来の子供たちへと引き継ぐためにも、歴史を体現する百年記念塔を絶対に壊してはならない。

 立候補したのもこれが理由だ。記念塔解体の暴挙を知って、反対の声を上げてほしい。いま世界中で「キャンセルカルチャー」の名の下で歴史的建造物や銅像が破壊されている。子供たちへ思いをつなげていかなければ、北海道の未来、日本の未来も危うくなる。(新田哲史)

朝日新聞社

1533OS5:2023/03/23(木) 23:03:09
https://mainichi.jp/articles/20230318/k00/00m/010/135000c
世代交代へ“必死の後継者探し” 「定員割れ」も浮上の町議会
谷口拓未

北海道
毎日新聞 2023/3/18 17:30(最終更新 3/18 17:30) 1341文字
2023年の第1回定例会に臨む安中議員(手前)ら北海道新十津川町議。高齢化が進んでいる=新十津川町で2023年3月8日午前10時16分、谷口拓未撮影拡大
2023年の第1回定例会に臨む安中議員(手前)ら北海道新十津川町議。高齢化が進んでいる=新十津川町で2023年3月8日午前10時16分、谷口拓未撮影
 近年、地方議員選で顕著になっているのが「なり手不足」の問題だ。4月の統一地方選を前に頭を抱えている議会も少なくない。北海道新十津川町議会もその一つ。「地方自治の一翼」を守ろうと、必死の後継者探しが繰り広げられていた。【谷口拓未】

 「会議を何度もやっている。それだけみんなが町政に真剣ということ。無駄なことじゃない」。新十津川町の安中経人町議(73)は3月上旬の会合で、支援者らに呼びかけた。3回当選の「多選」を理由に今季限りでの引退を決めた安中町議。その後継者を決める会合は7回目の今回も結論はまとまらなかった。定数11の町議選の告示は4月18日。1カ月と少し先まで迫っている。安中町議は「慌てている」と心境を明かした。


 農業を基幹産業とする新十津川町は、人口約6400人で高齢化率は40%超(2020年国勢調査)。住民同士の結びつきが強く、慣例的に地域や産業別で町議候補を擁立することもあるという。安中町議も安定した地域住民の支援を受けてきた。

 候補者探しは町全体の課題だ。前回選(19年)はかろうじて定数と同数の11人が立候補し、無投票となった。その後、1人が在職中に死亡。今回の町議選に向けて報道各社が2月までに現職10人に出馬の意向を確認したところ、半数以上が引退を決めたり検討したりしていることが明らかになった。平均年齢は67歳。加齢が理由の一つだった。


 候補者が定数に満たない「定員割れ」の可能性も浮上している新十津川町議会。候補者が集まらない理由について、安中町議は「議員や議会の仕事ぶりや重要性、やりがいが理解されず、手が挙がらないというのはある」とみる。町議会の衰退につながるとして「地方自治が住民と乖離(かいり)し、行政の監視機能も失われる。まちづくりの主体は住民だが、根幹が揺らぐ」と危惧する。

2023年の第1回定例会が開かれた北海道新十津川町議会=新十津川町で2023年3月8日午前10時16分、谷口拓未撮影拡大
2023年の第1回定例会が開かれた北海道新十津川町議会=新十津川町で2023年3月8日午前10時16分、谷口拓未撮影
 別の町議はさらに付け加えた。「『本業』をなげうって専従できるほどの報酬がもらえない。ということは、農業や自営業と両立しないといけない。それは本当にしんどいし、難しい」


 町議は議会だけでなく、地域の集会や行事への参加などで多忙を極めるという。「『二足のわらじ』ならヘトヘトさ。若い人に『やってくれ』とも言えない。できるのは定年退職した人じゃないの」とこぼした。

 なり手不足を踏まえ、町は条例を改正し、19年から議員報酬を2万6000円増額して月21万5000円とした。しかし、解決の糸口は依然として見つからないままだ。


 安中町議は「新しいリーダーが必要なのに、立候補者が定数に届いて『そろった』と喜ぶなんて不幸な話だ。『地域のために』という思いのある若い人が立ってくれるのが理想だが……」と遠くを見つめる。「続投」を求める声も上がっているが、将来を見据えて受諾するつもりはないという。

 告示が刻一刻と近づく中、町内で「立候補者が定数に届くのでは……」という希望的観測も出てはいるが、先行きは不透明だ。

    ◇  

 前回19年統一選で道内100町村議選のうち32町村議選は無投票だった。

 共同通信が22年11月〜23年1月に全ての都道府県と市区町村(計1788)の議長を対象にアンケート(回答率99・7%)したところ、63%が議員のなり手不足を感じていると答えた。

1534OS5:2023/03/29(水) 01:58:50
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/822799/
定数3に減る道議選釧路市に5氏出馬表明 現職4氏に危機感 与野党混戦で公明は異例のてこ入れ

2023年3月28日 05:00(3月28日 13:59更新)

 【釧路】現職の1人以上が議席を失う―。31日告示の道議選で、定数が4から3に減る釧路市は現職4氏全てと新人1氏が出馬を表明し、与野党入り乱れての激戦となる。公明党本部が異例のてこ入れを展開し、同じ与党の自民党とも票を奪い合う。野党も立憲民主党が、衆院選道7区(釧路、根室管内)唯一の道議の議席維持に必死だ。釧路市長選に出馬経験がある無所属新人も加わり、情勢は見通せない。


 混戦を象徴するのが、公明の動きだ。
 「定数が減り有力候補がひしめく中、並大抵なことで勝ち抜ける状況でない」。公明の山口那津男代表は今月16日、現職の田中英樹氏(54)の応援で釧路入りし、危機感を強調した。2月25日には石井啓一幹事長も釧路入りした。
 定数削減による当選ライン上昇は、組織票を強みとする公明にとって厳しい条件。党本部は釧路市を全国的な重点区と位置づけ、トップとナンバーツーが相次いで入る手厚い支援を展開する。石井氏は元国土交通相でもあり、自民関係者は釧路入りを受け「建設業者などうちの支持層も、田中氏の動向を気にせざるを得なくなった」と警戒感を隠さない。
 道議会議長の自民現職で、6期目を目指す小畑保則氏(74)の陣営にも緊張感が漂う。13日に市内で開かれた総決起集会では準備した500席が埋まり、スタッフが慌ただしくいすを増やした。


 出馬を表明したのは今年1月。出遅れを危惧した陣営は、釧路市議や支援企業に「ひたすらファクスで参加を呼び掛け」、約700人の支援者を集めた。陣営幹部は「議長の職務で地元の活動は減った。『議長だから安心』というムードを何とかしたい」と引き締めを図る。
 同じ自民現職で、小畑氏と支持層が一部重なる笠井龍司氏(57)の危機感はさらに強い。4回目となる道議選で、初めて自民の鈴木貴子衆院議員(37)=比例代表道ブロック=と並ぶ2連ポスターを作製した。
 父で新党大地代表を務める日本維新の会の宗男参院議員(75)=比例代表=と笠井氏は、笠井氏が秘書を務めていた北村直人元衆院議員が2005年衆院選で敗北した際、宗男氏がその一因となったことなどから距離があるとされてきた。だが今回は大地票の取り込みに期待し、陣営関係者は「できることは何でもする」と語る。


 一方、立憲現職の壬生勝則氏(55)は初当選した前回、次点の共産党候補にわずか432票差まで迫られた。共産は今回は候補擁立を見送っており、壬生氏は「野党の火を消さない」と呼び掛け、共産票の取り込みにも期待をにじませる。
 与野党が激しく動く中、無所属で名乗りを上げているのが元釧路市議の鶴間秀典氏(48)。3年前の釧路市長選で約2万4千票を獲得しており、草の根で無党派層の掘り起こしを図る。他の陣営は「票の動きが予想できない」と動向を気にかける。(野呂有里、伊藤凱、菊池圭祐)

1535OS5:2023/03/29(水) 01:59:51
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/822552/
大泉氏先行、追う工藤氏 函館市長選本社情勢調査 「関心ある」9割
会員限定記事
2023年3月27日 19:00(3月27日 20:02更新)
 【函館】4月16日告示、同23日投開票の函館市長選に向け、北海道新聞社は今月25日に函館市内の有権者を対象にインターネット調査を行い、取材を加味して情勢を探った。

1536OS5:2023/03/29(水) 16:55:37
https://www.yomiuri.co.jp/election/local/20230328-OYT1T50088/
北海道議、世代交代加速へ…引退・死去20人
2023/03/28 11:00
選挙・北海道
この記事をスクラップする
 31日に告示される北海道議選は、立候補を見送り引退するベテランの現職が多く、改選後、世代交代が一気に進む見込みだ。任期途中で議員が死去した選挙区も目立ち、選挙戦の構図を大きく変えた地域もある。

[注目知事選]北海道、唯一の与野党全面対決…統一地方選
重鎮が引退

 道議会の定数は100。議会事務局によると、改選前に引退を表明または死去した道議は20人で、前回選前の13人を大幅に上回る。

 最大会派「自民党・道民会議」(49人)は、現職最年長の神戸典臣氏(83)ら議長経験者の重鎮3人を含む8人が不出馬を決めた。立憲民主党の会派「民主・道民連合」(27人)も、7期務めた三津丈夫氏(77)ら3人が引退する。

新しい顔ぶれとなる道議会の庁舎
 札幌市中央区(定数3)では、再選を目指す自民の檜垣尚子氏(53)のほかは新人が立候補する見通しだ。自民のもう一人の候補となる千葉真裕氏(40)は、5期務めた父・英守氏(73)の引退に伴い、公募を経て後継となった。

 立民の田中勝一氏(54)は引退する藤川雅司氏(66)の後継。ほかにも、共産党の森英士氏(45)、国民民主党の小川陽平氏(33)、無所属で出馬を検討中の柳田真希氏(45)と顔ぶれは若い。

 同市西区(定数3)では、9期務めた自民・和田敬友氏(72)の後継として息子の敬太氏(39)が出馬する。自民のもう一人も同年代で3選を目指す現職・加藤貴弘氏(40)。立民の現職・武田浩光氏(62)、無所属新人の宮成道保氏(64)の4人が争う見込みだ。

 ある自民道議は「会派内だけでなく、道庁とのやり取りでも影響力のある議長経験者が複数いなくなる。若手からベテランまでがまとまるには、新たな議長や道連幹事長らのかじ取りが重要になる」と話す。

 立民の中堅道議は「会派自体の人数が旧民主党時代から減っている。今後は、より結束していく体制を考えていかなければならない」と気を引き締める。

構図に変化
 現職の突然の死去は、各選挙区の構図にも変化をもたらしている。

 函館市(定数5)では、自民の現職2人がともに死去したのに伴い、党道連幹事長の現職・冨原亮氏(50)が渡島地域から選挙区を替えて立候補するほか、元市議の藤井辰吉氏(44)が出馬する。公明党も現職が引退し、新人の海野真樹氏(45)を立てる。

 与党側がいずれも「新顔」に替わるのに対し、立民は現在8期目の平出陽子氏(74)と5期目高橋亨氏(69)の両現職が立つ。共産新人の本間勝美氏(54)、無所属新人の広田知朗氏(61)も出馬する混戦模様で、立民関係者は「票が全く読めない」と困惑する。

 上川地域(定数3)は、ともに7選の自民・竹内英順氏、本間勲氏(78)、4選の立民・北口雄幸氏(66)の3人が過去3回、無投票で当選を重ねてきた。

 一昨年、竹内氏が急逝したことで均衡が崩れた。

 昨年3月、元衆院議員秘書の今津寛史氏(49)がいち早く出馬表明。7月に元上富良野町議の金子益三氏(54)、8月には引退を決めた本間氏の後継として元富良野市議の水間健太氏(40)が続いた。自民は今津、金子両氏を公認、水間氏は推薦とし、自民系だけで定数と同じ3人となった。

 立民は昨年4月、衆院道6区総支部の幹部会で北口氏のほか2人目の擁立方針を決定し、富良野市議らに声をかけたが、折り合わずに擁立を断念。自民系3新人と立民現職1人が争う構図となる見込みだ。

1537OS5:2023/04/03(月) 19:57:50
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/825934
船橋、武部両派が和解強調 無投票の道議選北見市 次期衆院選へ野党は警戒<2023選挙最前線>
会員限定記事
2023年4月2日 17:43(4月2日 23:37更新)
 【北見】3月31日告示の道議選北見市(定数2)は、2007年以来16年ぶりの無投票で自民党現職の船橋賢二氏(59)と、無所属現職で立憲民主党などが推薦する鈴木一磨氏(51)が当選した。前回、前々回は事実上の分裂選挙となった自民は、長く対立してきた「船橋派」と「武部派」が関係修復を改めてアピール。立憲は次期衆院選に向け、道12区(オホーツク、宗谷管内)での議席奪回へ危機感を募らせる。
 31日午後5時すぎ。「おめでとう」。船橋氏の無投票3選に沸く選挙事務所に、道12区選出の武部新衆院議員(52)の姿があった。船橋氏の当選が決まった日に事務所を訪れたのは今回が初めて。それほど船橋、武部両派の溝は深かった。
 船橋氏はかつて武部氏の父である勤元自民幹事長(81)の秘書を約10年間務め「おやじさん」と慕っていた。ところが、12年の衆院選で道12区の勤氏の後継に息子の新氏が決まり、両派の関係悪化が表面化した。
 当時、北見市選出の道議だった船橋氏の兄利実氏(62)=現参院議員=は勤氏の後継を狙っていたもののかなわず、地元を離れて札幌の道1区での国政挑戦を余儀なくされた。賢二氏は兄の後を受け15年の道議選に初出馬。この時は別の候補が自民公認となり、無所属での戦いを強いられた。19年道議選は賢二氏に加え別の1人も公認され、保守分裂の選挙となった。
 潮目が変わったのは、19年の北見市長選。船橋、武部両派の後援会が合同で辻直孝現市長の選挙事務所を取り仕切った。21年衆院選は、船橋派の後援会役員が新氏の選対本部に入り、全面的に支援。昨年7月の参院選では逆に新氏が利実氏を応援した。
 さらに今回は、賢二氏の事務所開きに、重鎮の勤氏が初めて顔を見せた。賢二氏は「これまでの選挙でも案内は送っていたが、出席には驚いた」と明かす。
 ただ、武部派は道議選の候補擁立を昨年末まで模索。関係者は「特に高齢の支援者の対立は根深い。今回も有力な候補者がいれば、間違いなく分裂選挙に突入していた」と語る。
 一方、両派の「雪解け」に警戒を強めるのが、立憲など野党側だ。今回、道議選で鈴木氏は議席を守ったものの、衆院道12区では旧民主党系は12年以降、議席を逃し続けている。
 鈴木氏の陣営幹部は「全道でここまで(自民と野党の勢力の)差があるのはオホーツク管内、道12区ぐらいだ。自民は両派の融和が進み、かつてのような『しこり』も感じない」と危機感をあらわにする。
 多くの地元関係者が注視する両派の関係。世襲や家名がものを言う政治体質を象徴する一方、今後もオホーツク、道12区の政治の流れの鍵を握るのは間違いない。(相川康暁、水野薫、山田健裕)
札幌選出道議、問われる存在意義 市とほぼ同じ権限、不要論も<2023選挙最前線>

1538OS5:2023/04/03(月) 20:13:56
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/822552
大泉氏先行、追う工藤氏 函館市長選本社情勢調査 「関心ある」9割
会員限定記事
2023年3月27日 19:00(3月27日 20:02更新)
【函館】4月16日告示、同23日投開票の函館市長選に向け、北海道新聞社は今月25日に函館市内の有権者を対象にインターネット調査を行い、取材を...

1539OS5:2023/04/05(水) 16:47:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/7275db371e2e874e1d86af87881808a8974db67c
「横一線」9人中5人が女性候補の札幌市議選・白石区 統一地方選 
4/5(水) 10:00配信
 札幌市議選白石区(定数7)は候補者9人のうち女性が5人を占め、同市議選で唯一、女性の割合が半数を超えた。混戦模様で、関係者は「横一線」と口をそろえる。

 「無所属だからこそ思い切ってできることがあります」。無所属現職の山口和佐氏(46)は1日、住宅街でマイクを握り、「4期16年の実績」を訴えた。2007年に旧民主党公認で初当選。19年の前回選では立憲民主党公認で当選を果たしたが、昨秋離党した。

 山口氏は昨春の党からの出馬確認の際、実母の介護などを理由に一度は引退の意向を伝えた。立憲は現職の漆原直子氏(55)に加え、新人で行政書士の篠原菫氏(39)を擁立。山口氏は昨年10月に引退を撤回したが、立憲とは決別せざるを得なかった。今回、「政党のしがらみのない政治」をアピールする。

 子育て中の女性経営者など篠原、山口両氏の共通点の多さから、当初党内にも「票が割れるのではないか」という懸念があったという。篠原氏は「若さと新人ならではの市民目線をアピールしたい」として多様性社会の実現などを訴える。

 一方、自民党は佐々木美津子氏(60)、阿部英明氏(57)、藤田稔人氏(45)の現職3人を擁立した。5期目を目指す佐々木氏の陣営関係者は「女性だから目立って有利ということはない。3人出ると票が割れ、自民で当落を争うことになりかねない」と話す。

 共産党現職の佐藤綾氏(53)は「党は30年以上前から白石区で女性議員を出し、受け入れられる下地を作った」と女性候補増を歓迎。一方で「今回は新型コロナの影響なのか選挙ムードが盛り上がららない」と懸念する。市議選白石区には、3期目を目指す公明党現職の前川隆史氏(55)、日本維新の会新人で行政書士の小和田康文氏(52)も立候補している。

 各陣営が注目するのが、19年に市議会の議長席を長時間占拠したとして除名処分を受けた松浦忠・元市議(今回は不出馬)が持つ票の行方だ。ある陣営関係者は「松浦氏には一定の熱心な支持者がいた。その票がどうなるかで、結果が変わる可能性がある」と指摘する。【今井美津子】

1540OS5:2023/04/05(水) 21:48:41

2313:OS5:2023/04/02(日) 17:27:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/266c0d5902a73afb772a1e2b32028354a155d2d7
[北海道知事選挙・情勢分析]鈴木直道氏が安定の戦い
4/2(日) 14:00配信

読売新聞オンライン
 読売新聞社は、統一地方選前半戦の9道府県知事選と6政令市長選について、世論調査や総支局などの取材に基づき、情勢を分析した。

北海道(4)
(写真:読売新聞)

門別芳夫 61 建設設備業 無 新
鈴木直道 42 知事〈1〉 無 現〈自〉〈公〉
池田真紀 50 (元)衆院議員 無 新〈立〉〈共〉〈社〉
三原大輔 48 (元)美容師 無 新

 再選を目指す鈴木が安定した戦いを展開している。

 鈴木は、北海道夕張市長から転じ、前回選で当時全国で最年少の知事となった。新型コロナウイルス対応で全国に先駆けて独自の緊急事態宣言を出した実績などを強調する。商工自営・自由業の7割を固めた。自民、公明両党の推薦を得たほか、業界団体からも支援を受ける。

 衆院議員経験のある池田は、2月の出馬表明後、推薦を受ける立憲民主党に加え、共産、社民両党と、国民民主党の地元組織から支持を得た。野党共闘体制は構築したが、立民支持層からの支持は6割強にとどまる。

調査の方法
 3月30日から4月1日にかけて北海道、大阪、奈良、徳島、大分の5道府県知事選と札幌、大阪の2市長選について、無作為に作成した番号に電話をかけるRDD(Random Digit Dialing)方式で実施した。回答者の合計は4680人。

立候補者の見方
 道府県、市名の後の( )は、立候補者数。氏名の並びは届け出順(敬称略)。年齢は投票日現在。以下、代表的肩書((元)は過去の役職。前職を含む)、当選回数、党派、新旧。〈 〉は、推薦・支持政党。党派は、自=自民、立=立民、維=維新、公=公明、共=共産、国=国民、社=社民、政=政女、参=参政、諸=諸派、無=無所属。


https://news.yahoo.co.jp/articles/88fcc89088e8d3f7a4a84b159ee6a9e6c855e989
[札幌市長選挙・情勢分析]秋元克広氏が浸透
4/2(日) 14:00配信

読売新聞オンライン
 読売新聞社は、統一地方選前半戦の9道府県知事選と6政令市長選について、世論調査や総支局などの取材に基づき、情勢を分析した。

札幌市(3)
(写真:読売新聞)

木幡秀男 62 人権NPO理事 無 新〈共〉
秋元克広 67 市長〈2〉 無 現〈立〉
高野馨 64 (元)市市民文化局長 無 新

 3選を狙う現職の秋元が、戦いを優位に進めている。

 秋元は立憲民主党の推薦のほか、自民、公明、国民民主各党の地方組織から支持を取り付けた。2期8年の実績を強調し、幅広い年代に浸透する。高野は、市が目指す2030年冬季五輪・パラリンピック招致の反対を無党派層などに訴えるが、十分に浸透しきれていない。木幡は共産党支持層以外への支持の広がりが課題だ。

調査の方法
 3月30日から4月1日にかけて北海道、大阪、奈良、徳島、大分の5道府県知事選と札幌、大阪の2市長選について、無作為に作成した番号に電話をかけるRDD(Random Digit Dialing)方式で実施した。回答者の合計は4680人。

立候補者の見方
 道府県、市名の後の( )は、立候補者数。氏名の並びは届け出順(敬称略)。年齢は投票日現在。以下、代表的肩書((元)は過去の役職。前職を含む)、当選回数、党派、新旧。〈 〉は、推薦・支持政党。党派は、自=自民、立=立民、維=維新、公=公明、共=共産、国=国民、社=社民、政=政女、参=参政、諸=諸派、無=無所属。

1541OS5:2023/04/10(月) 09:39:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/40fc8db526f0e7673aa6e59bc3ea197c6c31d5ab
札幌市長選、秋元克広氏3選 「五輪誘致」一様でない民意
4/9(日) 22:44配信
 2030年冬季オリンピック・パラリンピック招致の是非が争点となった札幌市長選は9日に投開票され、市への招致を進めてきた現職の秋元克広氏(67)が、招致反対の2新人を破って3選を果たした。東京大会を巡る汚職事件などで招致に逆風が吹く中、秋元氏は「市民の意向を確認した上で進める」として支持を取り付けた。ただ、招致の是非を巡り今後実施する意向調査で反対が賛成を上回る可能性もあり、難しいかじ取りを迫られそうだ。

 「東京大会の問題を検証し、クリーンな大会を目指すことを市民に示したうえで、札幌に五輪が必要なのか冷静に議論していきたい」。9日夜に当選確実の報を受けた秋元氏は、市内の事務所でこう語った。立憲民主党が推薦、自民・公明・国民民主各党の地方組織から支持を得ていた。

 毎日新聞は9日、北海道放送(HBC)と合同で、市長選の投票を済ませた有権者を対象にインターネットで投票行動調査を実施し、2044人から回答を得た。五輪招致をどう思うかの問いについては「反対」が50%で、「賛成」の24%を大きく上回った。「どちらとも言えない」は25%だった。

 「反対」とした人が市長選の投票先と回答したのは、元市局長の高野馨氏(64)が42%、秋元氏が36%、NPO法人事務局長の木幡秀男氏(62)=共産党北海道委員会推薦=が22%。「賛成」と答えた人については、92%が秋元氏に投票したと回答した。

 秋元氏に投票したと回答した人のうち招致に「賛成」したのは35%、「反対」は30%、「どちらとも言えない」は34%だった。

 調査結果からは、秋元氏の3選でただちに五輪招致が信任されたとは解釈しづらい状況がうかがえる。

 有権者の声も一様ではない。会社役員の男性(62)は、東京大会のスポンサー契約や大会運営を巡る汚職・談合事件で逮捕者が続出したことを踏まえ「札幌でも同じことが起きないとは限らない。慎重になるべきだ」と招致に反対するものの、秋元氏に1票を投じた。「市長の仕事は五輪招致だけではない。迷ったが、総合的に判断して決めた」

 飲食店従業員の女性(20代)は、新型コロナウイルスの感染拡大で打撃を受けた市内の歓楽街・ススキノで働く。「ススキノの飲食店の復活のきっかけになるのでは」と期待している。ただ「五輪よりも物価高対策や経済政策を優先すべきだ」とも述べた。

 札幌市への冬季五輪の招致は14年、当時の上田文雄市長が表明した。26年大会を目指したが、18年に発生した北海道胆振東部地震を理由に30年大会へと切り替えた。秋元氏は上田市政を踏襲して招致を推進してきた。札幌市で開催されれば1972年以来2回目だ。

 市が22年3月に市民を対象に実施した意向調査(郵送調査)は、招致に「賛成」「どちらかといえば賛成」との回答が合わせて52%に。だが22年夏以降、東京大会を巡る汚職・談合事件が相次いで発覚し、風向きは一変した。国際オリンピック委員会(IOC)は22年12月の理事会で30年冬季五輪の候補地決定を先送りした。日本オリンピック委員会(JOC)と市の招致活動は事実上ストップしている。

 市は今後、東京大会のような事件が起こらないよう、独自の再発防止策を取りまとめ、今年度の早い時期に公表する。その上で市民に招致の是非を尋ねる意向調査を再実施する方針だ。秋元氏は「市民の意見を尊重する」としている。【高橋由衣、米山淳、安達恒太郎】

1542OS5:2023/04/10(月) 09:40:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/f88a39fc5f2ecb97d482ccfc320300858e3568fa
札幌五輪 議論低調、見えぬ青写真 札幌市長選・秋元氏3選
4/9(日) 21:16配信


産経新聞
当選確実を受けて万歳三唱する秋元克広氏(右から2人目)=9日午後8時7分、札幌市中央区の選挙事務所(坂本隆浩撮影)

2030年冬季五輪・パラリンピック招致の是非が争点の1つだった札幌市長選は、無所属現職の秋元克広氏(67)が3選を確実にした。一方、選挙戦では「阻止」「白紙撤回」を掲げた新人2人に対し、招致実現を掲げてきた秋元氏は東京五輪・パラリンピック大会を巡る汚職・談合事件を念頭に「争点化」を回避。招致を巡る議論は深まらず、今後の青写真は描けないままだ。

当選確実の一報を受けた秋元氏は午後8時7分ごろ、札幌市内の選挙事務所に笑顔で姿を見せ、集まった支援者とともに万歳三唱で3期目の当選を喜んだ。

共同会見の冒頭、秋元氏は自ら五輪招致について触れたが、「東京大会でのいろいろな出来事を検証し、クリーンな大会を札幌市として目指していく。最終的には市民の意向を確認して進めていくことを公約に掲げてきたので、そういうプロセスで進めていきたい」と述べるにとどめた。

30年の冬季五輪を巡っては、国際オリンピック委員会(IOC)が昨年12月、開催地決定を今秋から先送りすることを決定。東京五輪・パラ大会の談合事件捜査が続いていた同月、札幌市と日本オリンピック委員会(JOC)が積極的な機運醸成活動の休止を発表した。

市などは今後、全国の住民を対象にした意向調査を行う方針で、失墜した五輪のイメージをどれだけ払拭できるかが招致活動再開のカギとなる。有権者の一人は「重要な争点のはずなのに候補者からは賛成や反対の主張ばかりで、その理由があまりなかった。判断材料としては不十分だった」と不満を漏らした。

1543OS5:2023/04/10(月) 09:41:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/0b6c46a16f7ffa355a0ba6156003356495409e8f
鈴木氏「北海道押し上げる」 物価高対応、機動的に 道知事選
4/10(月) 2:57配信


 北海道知事選で再選を果たした鈴木直道氏(42)。

 自民党道連や経済団体の幹部が顔をそろえた札幌市内の選対事務所で、9日午後8時直後に当確の知らせが入ると、歓声が湧き上がった。拍手で迎えられ笑顔で万歳し、「北海道の価値を押し上げる」と決意表明。今後の道政運営について問われると「物価高対応を機動的、追加的に実行していく」と、一転して厳粛な面持ちで答えた。

 1期目の道政運営への評価の側面もあった知事選は、盤石の勝利だった。選挙戦で鈴木氏は脱炭素やデジタル化を訴えたほか、半導体の新会社ラピダス(東京)の工場を千歳市内に誘致した実績もアピール。「北海道はものづくり産業が弱い」と指摘し、「関連産業の集積を進めたい」と意気込みを語った。

 野党が支援する元衆院議員の池田真紀氏(50)は、人権条例の制定など福祉政策の拡充を訴えたが、出馬表明の遅れもあり及ばなかった。

1544OS5:2023/04/10(月) 10:00:35
北海道で、野党のこの負け方はヤバいのでは?
https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/touitsu/01/18791/skh51889.html
北海道知事選
有権者数4,368,708
開票終了
投票率51.70%

1,692,436(75.6%)鈴木直道 無現42歳当選:2回目推薦:自民・公明・大地元北海道夕張市長元東京都職員
0,479,678(21.4%)池田真紀 無新50歳推薦:立民支持:共産・国民道連・社民・ネット(北海道)元衆議院議員社会福祉士
0,040,579(01.8%)門別芳夫 無新61歳建設設備業元便利屋業
0,024,978(01.1%)三原大輔 無新48歳美容師元郵便局員


https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/touitsu/01/18792/skh51890.html
札幌市長選
有権者数1,665,190
開票終了
投票率50.99%
458,221(56.0%)秋元克広 無現67歳当選:3回目推薦:立民・大地支持:自民札幌市連・公明札幌総支連・国民道連元札幌市副市長元札幌市市長政策室長
234,834(28.7%)高野馨  無新64歳元札幌市市民文化局長政治団体代表
124,692(15.2%)木幡秀男 無新62歳推薦:共産元北海道勤医協職員NPO法人事務局長

1545OS5:2023/04/10(月) 22:55:19
6票差

北海道議選札幌市東区
定員4
有権者数221,078開票終了投票率47.55%


25,810(25.4%)渡邊靖司  自民 現67歳 当選:2回目
24,986(24.6%)渕上綾子  立民 現48歳 当選:2回目推薦:社民
18,950(18.7%)阿知良寛美 公明 現67歳 当選:3回目
15,863(15.6%)山崎真由美 維新 新49歳 当選:1回目推薦:大地
15,857(15.6%)宮川潤   共産 現62歳 当選:2回

1546OS5:2023/04/10(月) 23:14:15
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/830081/
千歳、保守の牙城崩れる 恵庭、自民手堅い戦い 道議選千歳市、恵庭市
会員限定記事
2023年4月10日 22:59
あとで読む
あとで読む
 【千歳、恵庭】9日投開票された道議選千歳市(定数2)は、自民党現職の2氏に挑んだ無所属新人が自衛隊駐屯地・基地を抱える保守の牙城の一角を崩して初当選した。人口増に伴って定数が「2」に1増した恵庭市では自民党が手堅く票を集め、新人と現職が立憲民主党新人を退けた。投票率は、千歳市が前回2019年から7・28ポイント減の46・86%で過去最低となり、恵庭市も5・98ポイント減の53・65%と、09年の道議補選の45・65%に次いで過去2番目に低かった。

 千歳市では、自民党現職の太田憲之氏(42)が、若さと行動力を前面に出して3回連続のトップ当選。立憲民主党の推薦を受けた無所属新人の元市議会副議長、小林千代美氏(54)が「女性の元気を地域の元気につなげる」と訴え、2位に滑り込んだ。4選を目指した自民党現職の梅尾要一氏(67)は自衛隊など組織票を固めて「これまでにない厳しい戦い」に臨んだが、252票差で及ばなかった。
 投票率の低さも影響して、自民党2氏は太田氏が前回よりも5152票、梅尾氏が2695票それぞれ減らし、合わせて7847票も少なかった。一方で、小林氏は、前回の立憲民主党元職の8643票を2708票上回った。小林氏は女性や無党派層などからの支持を基礎票に上乗せできたようだ。

 恵庭市では、自民党新人で元恵庭市議の早坂貴敏氏(46)が恵庭青年会議所の若手経済人らの支援でトップ当選。自民党現職の田中芳憲氏(66)は4期の実績を訴え、早坂氏とは132票差の2位で5選を果たした。立憲民主党新人の和泉優氏(45)は知事選候補の池田真紀氏(50)と連動した選挙戦を展開したが、当選ラインに届かなかった。
 自民党2氏の合計得票は投票率が低迷しても、前回(定数1)に田中氏が獲得した2万3365票から1257票の減少にとどめた。一方、和泉氏は前回、自民党の田中氏に対抗した国民民主党新人の9814票を1752票下回った。
 投票率は両市とも低く、有権者の関心が高まらない中での選挙戦は、基礎票を固め、新たな票を掘り起こした陣営が当選をたぐり寄せた。(犬飼裕一、工藤さえら、中川渚)

1547OS5:2023/04/10(月) 23:15:17
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/830049/
道議選十勝管内、帯広市 与野党に課題残す
会員限定記事
2023年4月10日 22:03(4月10日 22:17更新)
あとで読む
あとで読む
 9日投開票した道議選十勝管内(定数4)は6氏が争う混戦の中、与党系2氏、野党系2氏がそれぞれ議席を分け合った。ただ、自民は3議席獲得を掲げたものの、結束力の弱さを露呈。野党系も身内が激しく争い、双方に課題を残した。一方、4氏が立候補した道議選帯広市(定数3)は与野党ともに低投票率の影響もあって得票数を減らし、全般的に勢いを欠いた。四捨五入のため、合計は100にならない場合がある
■十勝管内 身内の争い激しく
 自民はこれまで2氏を擁立して2議席を確保してきたが、今回は3氏が立候補し、票の掘り起こしにつなげた。選挙戦となった前回2015年より投票率が下がる中、3氏の合計得票数は15年比7・3%増の5万1134票と伸ばした。


 3氏の中で唯一、2万票を上回る得票で当選した党公認の現職喜多龍一氏(71)の陣営幹部は「守りに入れば負ける。最後まで攻めに徹した」。他陣営からの票の切り崩しを許さず、7期28年の現職の存在感をアピールした。
 次いで当選したのは党推薦の新人黒田栄継氏(47)だ。農業者の立場を前面に押し出して支持を広げた。JA北海道中央会前会長の飛田稔章氏(75)を選対本部長に据え、農業票の取り込みに力を注いだ。
 一方、同じく党推薦の新人坂本夏樹氏(52)は、草の根の選挙戦を展開。地盤で大票田の音更では6氏の中で最多得票だったが、他町村では伸び悩み、次点に終わった。党内の候補者選びが難航し、出馬表明が遅れて浸透しきれなかった。
 自民は3氏が争って「党としての統率力を失った」(自民関係者)結果、「漁夫の利を得た」(立憲関係者)のが野党系だ。今回、立憲の小泉真志氏(60)、無所属現職の池本柳次氏(76)が当選を果たした。
 とはいえ、自民に押される形で選挙戦に突入した2氏も、支持基盤が重なり「骨肉の争い」(関係者)になった。
 小泉氏は立憲の衆院議員の石川香織氏(38)と元衆院議員で夫の知裕氏(49)に加え、音更を地盤にした元道議の佐々木恵美子氏(73)の応援を受けて、音更、幕別、芽室の3町を中心に1万5093票を獲得した。
 一方、池本氏は「最後の1議席を争っている」と繰り返し危機感を訴え、3町以外を手堅くまとめ、4位に滑り込んだ。
 野党関係者は「自民がベテラン現職、新人2氏も擁立して脅威だったが、票を割り振りするようなことがなく、結果的に(野党系の)2議席維持につながった」と胸をなで下ろす。
 参政党も吉田敏郎氏(62)を擁立したが、知名度不足は解消できず、支持は限定的だった。(鈴木宇星、小坂真希)
■帯広市 ともに得票数減
 自民は前回に続いて2議席を守ったが、当選した清水拓也氏(48)、村田光成氏(55)の合計得票数は3万6999票と前回より約6千票も減った。清水陣営の関係者は「企業回りを積極的に行ったが取りこぼした」。村田氏も帯広市議団とは連動しきれなかった。


 立憲も、勇退する三津丈夫氏(77)に代わり、鈴木仁志氏(63)を当選させたが、19年の三津氏の得票数から約5千票を減らした。
 三津氏、鈴木氏を支援してきた連合十勝の関係者は主要な労働組合の加入率が下がる中、「組合で票を固める選挙が通用しなくなった」と困惑。立憲関係者も「党の勢いもない」と今後に危機感を募らせる。
 共産は新人佐々木とし子氏(68)擁立の出遅れが最後まで響いた。最近の選挙では順調に得票数を伸ばしていたものの、今回は15年より3千票弱減らした。(古谷育世、泉本亮太)
■道知事選 18町村と帯広市で投票率最低
 道選管によると、9日投開票の道知事選で、帯広市をのぞく管内18町村の投票率は前回比5・66ポイント低い62・28%となり、過去最低になった。帯広市の投票率も今回は過去最低となり、記録的な低さになった。
 管内18町村の過去最低の投票率は2011年の63・88%だった。その後は回復して67%台で推移していたが、今回は11年の投票率をさらに下回った。帯広市の投票率も50%台を初めて割り込み、47・28%だった。
 管内18町村の投票率は、足寄町で投票用紙の二重交付とみられるミスが分かり、9日中に集計されなかった。また、男女別の投票率は男性62・23%(同5・62ポイント減)、女性62・33%(同5・69ポイント減)だった。(田島工幸)

1548OS5:2023/04/10(月) 23:16:12
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/830019/
札幌市東区わずか6票差で明暗 1桁差、道議選では珍しく
会員限定記事
2023年4月10日 21:16(4月10日 21:37更新)
あとで読む
あとで読む
道議会本会議場
道議会本会議場
 9日投開票の道議選札幌市東区(定数4)で、日本維新の会新人の山崎真由美氏(49)が、次点の共産党現職にわずか6票差で4位に入り初当選した。道選管によると、道議選では2003年以降、同年の函館市(当時定数6)で16票差で当落が分かれた例があるが、1桁差の決着は珍しい。
 山崎氏の得票は1万5863票。維新として初めて道議の議席を獲得した。3選を目指した共産の宮川潤氏(62)は1万5857票で届かなかった。
 当選が確定したのは10日午前3時ごろ。山崎氏は「奇跡が起きた」と喜びを語った。1桁差での決着について、道選管は「市町村議選では珍しくないかもしれないが、道議選でこれほどの僅差は知る限りない」と話している。(敦沢政俊)

1549OS5:2023/04/10(月) 23:18:40
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/830017/
道議選後志管内 勢力争い、激化の様相 16年ぶり選挙戦契機に
会員限定記事
2023年4月10日 21:13
 道議選後志管内(定数2)は、自民党現職の村田憲俊氏(73)=公明党小樽総支部推薦=、立憲民主党現職の市橋修治氏(73)=社民党道連推薦=の両ベテランが安定した戦いで議席を守り、参政党新人の田中義人氏(50)は力及ばなかった。一方で、16年ぶりの選挙戦となったことで、各陣営が抱える課題も明確になり、今後の勢力争いがさらに熱を帯びそうだ。
 選挙区の19町村で村田氏は2万1382票で6選、市橋氏が約7600票差の1万3831票で5選を果たした。田中氏は町議を務めた倶知安町などで健闘したものの、大差で敗れた。
 「私自身、もっと地元に根ざして信用を得たい」。9日夜、当選確実となり、岩内町の事務所で支持者約80人を前にあいさつした村田氏に笑顔は少なかった。
 前道議会議長として圧勝が求められていた。それ以上に、2021年の衆院選道4区(当時は札幌市手稲区、西区の一部、後志管内)で自民党の中村裕之氏(62)が勝利したものの、立憲民主党の大築紅葉氏(39)に比例復活を許しただけに、次の衆院選に向け「数字が大事」(陣営関係者)と位置づけた戦いだった。
 だが、ふたを開ければ、中村氏のお膝元の余市町で同町在住の市橋氏に最多得票を譲った。倶知安町では田中氏とも競る展開に。「将来は羊蹄山麓で道議がほしいから、村田氏にあまりてこ入れできない」(同町の自民党関係者)との保守層内の力学が働いたという見方もある。村田氏は今後、道政与党の立場を生かし、地盤の再構築に当たる。
 市橋氏の陣営も、村田氏の背中が遠かった今回の結果を厳しく受け止めている。選挙戦中盤、集会などの集まりの鈍さに陣営幹部が「組織の力が低下し、労組の退職者の高齢化も進んで活動できる人が減っている」と漏らす場面もあった。
 陣営では次の大築氏の戦いに備えることに加え、「市橋氏はおそらく今回が最後。あまりに村田氏に水をあけられると、次のなり手がいなくなる」(幹部)との危機感があった。市橋氏は大築氏と今年だけで14日間、一緒に選挙区を回り、初めて動画サイトで活動も発信した。その結果、3町村で最多得票を記録。だが、得票率は内々に意識した35〜36%を下回る33・89%だった。陣営幹部は「組織、支持者の若返りなど戦い方の見直しが必要」と話す。
 「今回はファーストステップ。次に向けてしっかり足跡を残せた」。田中氏は9日夜、倶知安町内の事務所で、支持者を前にすがすがしい表情で語った。
 陣営幹部は「投票率を伸ばせず、組織票を崩せなかった」と悔しがる。一方で加速するリゾート開発の課題などを交流サイト(SNS)で発信し、昨夏の参院選比例代表で参政党が19町村で獲得した1132票を大きく上回った。今後、国政への挑戦も取り沙汰される田中氏は当面、党役員として政策の発信を続ける。(前野貴大、須藤真哉、加藤遥花)

1550OS5:2023/04/10(月) 23:19:18
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/830016/
道議選小樽市 自民、立憲に弾み 市議選や衆院選にらみ
会員限定記事
2023年4月10日 21:08
あとで読む
あとで読む



小樽市総合体育館で行われた道知事選、道議選の開票作業=9日夜
小樽市
 9日投開票された道議選小樽市(定数3)は、自民党現職の佐藤禎洋氏(63)=公明党小樽総支部推薦=、立憲民主党元職の川澄宗之介氏(49)、共産党新人の丸山晴美氏(53)が当選した。人口減に伴う次期道議選での定数1減を見据え、各陣営が2位以内当選を掲げる中、佐藤氏は自己最多得票でトップで3選。前回落選の川澄氏は組織票を固めて道政復帰を決めた。初挑戦の丸山氏は、引退する現職の議席を守った。
 投票率は過去最低の46・57%と初めて5割を下回ったが、自民、立憲、共産各党は16日告示の市議選と合わせ完勝を狙うほか、石狩市が編入された新たな選挙区で行われる次期衆院選への布石ともしたい考えだ。
 佐藤氏の陣営は告示前から「最多得票での1位当選」(幹部)を目標に掲げていた。前回の自民候補は佐藤氏を含め2人。今回は佐藤氏のみとなり、連携する公明党票の大半が上積みできると踏んでいたからだ。
 実際、幹部の一人は「2万3千票は狙いたい」と強気だったが、様相が変わったのは告示直後。新型コロナウイルス禍で活動が制限された期間が長かった影響もあったのか、期日前投票の出足の鈍さなどが伝わると、「いつもと何かが違う」と焦りを募らせた。個人演説会を中心に基礎票固めに注力し、最終盤は街頭演説を急きょ増やした。
 無投票当選した道議選石狩管内の自民現職が応援に入るなど、衆院選を意識した協力体制も強化。前回を1200票余り上回る約1万8500票にとどまったが、党道4区支部関係者は「低投票率など厳しい状況下で、有言実行の結果を残せたのは大きい。今後に弾みがつく」とする。
 4年ぶりに返り咲いた川澄氏は前回752票差で敗北。陣営は今回当初から低投票率を想定し、幹部は「無党派層の動向は読み切れない」として、支持母体の連合小樽傘下の労組など組織の引き締めを徹底し、次回の定数減を念頭に「最下位当選は許されない」とはっぱをかけ続けた。
 選対本部長には一昨年秋の衆院選で市内など都市部で強さをみせた大築紅葉衆院議員が就任。週末を中心に二人三脚で街頭に立ち、大築氏を支持する子育て世代や働く女性らに向けて、教育や雇用施策を訴えた。
 前回より172票多い約1万2300票の結果に、連合小樽幹部は「候補を1人に絞った自民の大勝ちが予想される中、票を伸ばした。本当の勝者はわれわれだ。自公の組織力は弱体化している」とみて、反転攻勢をかける構えだ。
 共産は、市議1期と政治経験の浅い丸山氏の擁立を不安視する声もあったが、2015年以降3期連続で議席を保った。昨年8月の市長選では、党公認候補の得票が無所属新人を下回る「波乱」があり、今回も唯一、前回から3千票減らして約9800票での当選。党小樽地区委員会幹部は「道議選、市議選と勝利を重ね、議員活動で存在感を示すことで支持を広げていく」と強調した。(阿部里子、河田俊樹、久慈陽太郎)

1551OS5:2023/04/10(月) 23:20:04
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/829997/
道議選釧路市 鶴間氏、無党派から支持 既存政党に不満鮮明 与野党の現職2人落選
会員限定記事
2023年4月10日 20:31(4月10日 20:48更新)
あとで読む
あとで読む
開票作業を進める釧路市職員ら=9日午後9時20分(国政崇撮影)
開票作業を進める釧路市職員ら=9日午後9時20分(国政崇撮影)

 9日投開票された道議選釧路市(定数3)は、与野党の現職2人が落選し、当選した3人が得票数1万3千〜1万4千票台にひしめく接戦となった。草の根選挙の無党派新人が当選し、既存政党への有権者の不満があることがうかがえる。


 「全くの想定外」。無所属新人の鶴間秀典氏の当選に、各陣営から驚きの声が上がった。鶴間氏は釧路市議を経て、前回の道議選と3年前の釧路市長選に立候補。市長選では2万4千票近くを集めたが、再度挑む道議選でも得票につながるかは未知数だった。


 北海道新聞社が期日前投票に行った人を対象に実施した調査では、鶴間氏は無党派層を中心に支持を集めた。かつて所属した自民党の支持者のほか、立憲民主党、共産党の支持者の一部も流れ、支持政党にかかわらず現状に不満があったり、変革を求めたりした層の共感を得たようだ。
 一方、前回は約1万7千票でトップ当選した道議会議長の自民党現職小畑保則氏は落選。出馬表明が今年1月と遅く、議長の公務で地元活動が減っていたことに加え、「戦い方を誤った」(小畑氏)。インターネットの活用や若者向けの対策で差をあけられたと分析した。
 立憲民主党現職の壬生勝則氏の得票も前回並みの約1万1千票にとどまった。陣営関係者は「1万1千は基礎票。支持が広がらなかった」とする。候補を擁立しなかった共産党との協力も期待したが、「政策も違い、応援する根拠がない」(共産党関係者)として自主投票となり、取り込みきれなかった。その結果、衆院道7区(釧路、根室管内)に旧民主党の流れをくむ道議がいなくなった。
 公明党現職の田中英樹氏は支持母体創価学会がフル稼働し、大規模な動員戦術を展開。田中氏や自民党現職の笠井龍司氏は交流サイト(SNS)を活用して具体的な政策を提案し、若者や子育て世代にアピールし、いずれも前回から約千票を積み増した。


 一方、道議選釧路管内(定数1)では、全町村で自民党現職の桐木茂雄氏の得票が立憲民主党新人の清水達也氏を上回り、得票率は6割を超えた。ただ、人口が最多で若い世代の多い釧路町では、同町在住の清水氏が約3100票を獲得、弟子屈町在住の桐木氏に約600票差まで迫った。(統一地方選取材班)

1552OS5:2023/04/10(月) 23:21:28
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/829915/
道議選旭川市 自民36年ぶり3議席 立憲、共産 立て直し急務
会員限定記事
2023年4月10日 19:27
あとで読む
あとで読む

 9日に投開票された道議選旭川市(定数6)は、全道情勢と同様に道政与党の自民党と公明党の勝利と、立憲民主党や共産党など野党側の党勢低下を印象づけた。自民は36年ぶりに3議席を獲得し、一昨年の旭川市長選や衆院選で躍進した勢力がさらに増した格好。立憲は1議席を失い、共産も得票数を減らし続けており、いずれも立て直しが急務となっている。
 「自民として3議席を取り、公明と合わせて過半数となる。国と道、旭川市が今、(与党で)まっすぐにつながろうとしている」
 一昨年の道議補選で敗れながらも今回は5位に入り、自民勝利の立役者となった新人の木下雅之氏(46)は10日、市内で開いた当選報告会で支持者ら約100人を前にこう強調。政策決定への影響力を強めているとの認識を示しながら勝利の余韻に浸った。
 旭川の自民は一昨年の市長選で今津寛介氏が勝ち、その直後の衆院選でも東国幹氏が当選。今回は1986年以来となる道議3議席を獲得し、「歴史的な快挙だ」(自民関係者)などと沸く。一時他党に属し、各級選挙で自民候補と対決してきた安住太伸氏(53)は今回が自民復党後初の選挙となり、最下位になるとの予想もあったが、逆にトップ当選。支持基盤の強さを見せつけた。
 公明現職の寺島信寿氏(58)も関係者の間で劣勢が伝えられる中、東氏の支持層の一部が支援に回ったともされ、陣営幹部は勝因を「国と道と市の橋渡し役を担えた」と分析した。
 ただ、こうした祝福ムードと異なるのが自民現職の林祐作氏(34)だ。一昨年の道議補選で5万票近く獲得し、選挙前には「トップ当選は間違いない」とされたが、2位に甘んじた。本人も当確後に陣営内で「悔しい」と漏らし、「4年後にリベンジを果たす」と誓った。
 立憲は民主党時代も含めて前回19年に奪還した議席を再び失った。宮崎アカネ氏(50)は安定した戦いを見せたが、松本将門氏(53)が6位に3千票近くの差を付けられた。陣営幹部らは労組の影響力低下に加え、松本氏自身の活動不足を敗因に指摘。立憲道6区総支部幹部は「すごい痛手だ」として、16日告示の旭川市議選や次期衆院選への影響を懸念した。
 6選を果たした共産のベテラン真下紀子氏(66)も15年以来票を減らし続け、今回は過去最低。「私の力不足」と認める。党組織の弱体化も否めないのが現状で、4年後に向けた活動の仕方が問われている。(統一地方選取材班)

1553OS5:2023/04/10(月) 23:21:47
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/829577/
<道議選 注目の候補>函館市・冨原亮氏 異例「国替え」で辛勝
会員限定記事
2023年4月10日 02:54(4月10日 05:06更新)
あとで読む
あとで読む
冨原亮氏
冨原亮氏
 函館市(定数5)では渡島管内から選挙区を移した自民党道連幹事長の冨原亮さん(50)が5位に入った。10日未明、選挙事務所で「本当に難しい選挙だった。函館に政治のインパクトを感じてもらえるように、しっかり働く」と語り、ほとんど笑顔は見せなかった。
 函館市で議席を守ってきた自民現職2人が任期途中で死去。自民の元衆院議員が渡島管内から立候補する構えを見せ、冨原さんは競合を避ける形で異例の「国替え」に踏み切った。記者会見では「函館は道南の中心。道南全体を思っての決断」と説明した。
 「函館では知名度ゼロからの戦い」(陣営幹部)。4期の実績を訴え、建設業界を中心に組織型選挙を展開した。橋本聖子さんら国会議員や道議が応援に入り、知事の鈴木直道さんとの連携も盛んに強調した。
 一方、元衆院議員や有力経済人らは自民新人を支援。「道連幹事長の落選は前代未聞」(自民関係者)とされる中、冨原さんは選挙戦中盤、「不安だ」とも周囲に漏らした。
 5期目を迎える冨原さんは支持者に感謝し、「道のさまざまな事業を持ってくることを約束する」と述べた。(宮木友美子)

1554OS5:2023/04/11(火) 18:43:29
>>1534>>1551 定数4→3に減
北海道議選釧路市
定員3
有権者数137,237
開票終了投票率48.95%
14,770(22.4%)田中英樹 公明現54歳 当選:3回目
14,216(21.6%)鶴間秀典 無 新48歳 当選:1回目
13,642(20.7%)笠井龍司 自民現57歳 当選:4回目
12,057(18.3%)小畑保則 自民現74歳 当選:5回推薦:大地
11,208(17.0%)壬生勝則 立民現55歳 当選:1推薦:社民

1555OS5:2023/04/12(水) 20:30:40
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/830450
現職か元市議か 室蘭市長選、支持割れる連合傘下労組<2023選挙最前線>
会員限定記事
2023年4月11日 18:41(4月11日 23:06更新)
 【室蘭】16日告示の室蘭市長選(23日投開票)は、連合室蘭加盟労組の支援が割れる異例の展開となっている。傘下の2大労組が過去3回の市長選と同様に現職を推す一方、市職員労働組合(市職労)などは新人の元市議の支持に回った。連合室蘭は今回初めて市長選での推薦見送りを決定。これまで長く築かれていた「秩序」が崩れる中、2氏に元道議の新人を加えた36年ぶりの三つどもえの選挙戦に突入する。...

1556OS5:2023/04/12(水) 20:32:36
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/830011
「道議で経験培う」 鶴間氏、釧路市長選へ意欲
会員限定記事
2023年4月11日 05:00(4月11日 16:55更新)
 道議選に当選し、次期釧路市長選に出馬の意向を示したゲストハウス経営、鶴間秀典氏(48)は北海道新聞の取材に対し、「急速に進む釧路の衰退を止めなければならない。道議として地域の活性化に取り組み、その上で市政の場で市民の役に立ちたい」と市政運営への意欲を語った。...

1557OS5:2023/04/16(日) 23:32:28
https://www.asahi.com/articles/ASR4J549ZR4JIIPE00G.html
現職と大泉洋氏の兄が一騎打ち 函館市長選、争点は加速する人口減少
有料記事統一地方選挙2023

阿部浩明 佐々木洋輔2023年4月16日 17時35分

船を下りて観光地へと向かう外国人観光客=2023年3月25日、北海道函館市、阿部浩明撮影

 北海道函館市長選は16日告示され、4選を目指す現職の工藤寿樹氏(73)と元市保健福祉部長の大泉潤氏(57)が、いずれも無所属で立候補を届け出た。市役所出身者同士による「身内対決」は直近2回の市長交代と同様、部下が上司に挑む構図となった。

 最大の争点は、道内で最も歴史のある街で続く急激な人口減少対策だ。毎年3千人ずつ減っていく「細る中核市」をどう再生させるのか、論戦が始まった。

 工藤氏は出陣式の冒頭、「新型コロナの感染対策に追われて、外交的なこと、交流人口の増加や企業誘致などを思うように進めることができなかった」と振り返り、「コロナを乗り越え、函館の街をまた元気に戻していく。そのことを自分の手でやらせてほしい」と呼びかけた。

 コロナで傷んだ地域経済の再生が急務とし、「台湾便だけでなくて韓国便や中国便を復活させ、観光客600万人を目指す。観光再生の波及効果で製造業、建設業、農業、漁業、物販飲食、商店街の底上げを図っていく」と訴えた。

 「停滞か前進か」をキャッチフレーズに掲げる大泉氏は第一声で、「閉塞(へいそく)する時代は終わらない、そう思っていませんか。函館は必ず変われる。足りなかったのは政治的意思だ」と語気を強めた。

 若い世代を念頭に、「子ども、教育、そうした未来への投資が必要だ。将来にわたって継続していく政策パッケージをつくり、それを伝えていく。若い人がここで家族をつくる、この街で母になる、そうした決断には大変な覚悟がいる。この街に守られていると思えるような、温かい行政に全力を尽くす」と訴えた。

1558OS5:2023/04/19(水) 13:33:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/ff2230b78df50b18e3da36a10b67172069909855
北海道・函館市長選 現職・工藤氏、新人・大泉氏が最終攻防 保守票の行方が鍵に
4/19(水) 6:00配信
 【函館】23日投開票の函館市長選は、現職で4選を目指す工藤寿樹氏(73)=自民党道連、公明党函館総支部推薦=と、新人で元市保健福祉部長の大泉潤氏(57)=立憲民主党道連支持=が、最終攻防を繰り広げている。大泉氏は地元経済界に求める声がある北海道新幹線の函館駅乗り入れを模索すると訴え、工藤氏の支持基盤である保守層への浸透を図る。工藤氏は自分こそが与党推薦の保守系候補だと強調し、新幹線乗り入れは非現実的で無責任な議論だと批判する。

 工藤氏は17日の集会で、約700人を前に「国政、道政与党の自民、公明から私は推薦をもらっている」と語り、立憲が支持する大泉氏が市長になれば公共事業予算を確保できないと主張した。自民の高橋はるみ参院議員も工藤市政の継続を訴えた。

 1期目に大間原発建設差し止め訴訟を起こし、リベラル系にも支持を広げた工藤氏。「保守」をアピールするのは、与野党対決の構図となったからだけではない。大泉氏が保守層に狙いを定めていることが大きい。

 9日投開票の道議選函館市(定数5)では自公の3候補の得票が全体の50・7%を占め、立憲2候補の34・3%を上回った。保守票が勝敗の鍵となるのは間違いなく、自公の支援を受ける工藤氏に対し、大泉氏周辺は「保守層を切り崩したい」と打ち明ける。

 大泉氏は公約に、地元経済界に期待の声がある新幹線乗り入れに向けた調査を盛り込んだ。道議選渡島管内で当選した自民の前田一男元衆院議員もこれを持論としている。

 乗り入れを巡っては道が2005年に実現困難と判断し、「終わった議論」(市幹部)とみなされていたが、大泉氏は現在の線路の外側にレールを1本敷き、線路幅を広げてミニ新幹線を運行する方式を想定。経費は75億円との試算を示す。

 また、大泉氏は鈴木直道知事が3月に函館で開いた集会にも突如現れ、自公関係者を驚かせた。自民の伊達忠一元参院議長から送られたという激励の張り紙「為書(ためが)き」もネット上で公開し、「保守人脈」を誇示した。

 これに対し、工藤氏は従来の支持層の引き締めに懸命だ。新型コロナウイルス感染による待機明けの9日は早朝から地元町内会のごみ拾いに参加。陣営幹部は「最初の選挙以来のどぶ板戦術だ」と話す。

 特に力を入れるのが新幹線乗り入れに関する反論。工藤氏は集会などで、大泉氏はミニ新幹線製造の経費や運行にかかるJR北海道の赤字に触れていないとし、「誰が負担するのか」と指摘。新函館北斗―函館間の並行在来線「はこだてライナー」維持を訴える。

 さらに両氏は、無党派層の取り込みによる票の上積みも狙う。工藤氏は無所属の女性市議候補の演説会で「私は4年で辞める。しっかりした人にバトンタッチしたい」と述べ、この候補が後継になり得ると持ち上げ、支持を訴えた。大泉氏は人気タレントを弟に持つ話題性を武器に無党派層に働きかけを続け、第一声では「リーダーが変わればマチは変わる」と力説した。

 昨年7月の大泉氏の出馬表明以来、注目を集めてきた戦いは、あと数日で審判が下る。

1559OS5:2023/04/19(水) 22:11:46
https://www.nhk.or.jp/politics/articles/feature/98233.html
2023年4月18日特集記事
13回連続無投票の村長選「選挙はこりごり」二分された村の禍根
半世紀“無風”
4年に一度の政治決戦、統一地方選挙。
北海道初山別村の村長選挙は今回で13回連続の無投票となり、半世紀近くにわたって無投票が続いている。
なぜここまで長く無投票が続くのか。
調べてみると、最後に行われた52年前の村長選挙が地域社会に深い禍根を残したようで…
(海野律人、土田史世)

最後の村長選は52年前
写真:日本海に面した初山別村
札幌市から北へおよそ200キロ。
北海道の北西部に位置する初山別村は、日本海に面した漁業と酪農が基幹産業の村だ。
かつてはニシン漁で栄えた村も過疎が進み、ピーク時に6000人近くあった人口は約1100人にまで減った。北海道内の市町村の中で4番目に少ない。
この初山別村の村長選挙が選挙戦となったのは、今から52年前の昭和46年(1971年)で、以来、半世紀近く無投票が続いている。

表:無投票の村長は江良重太郎5期20年(2期目から無投票)、阿部稔4期16年、宮本憲幸5期目へ
村を二分した選挙戦
現地に足を運び、村民に無投票が続いている理由を尋ねると「村には和を乱す選挙を避けようとする傾向がある」と多くの人が口をそろえる。

選挙戦で何があったのか。
“直近”の選挙であっても、行われたのは52年前。投票した経験がある村民は最年少でも72歳になっている。
当時を知る、初山別村の元村議会議員、成田邦好(87)に話を聞くと、選挙は村の教育長と地元農協の幹部の新人どうしの一騎打ちだったという。村民の関心は高く、投票率は97パーセントにも上った。
選挙戦は苛烈を極めたという。

元村議会議員 成田邦好さん
(元村議会議員 成田邦好)
「選挙当日はすごかったよ。お祭り以上だった。村人全員が出てきたんじゃないかな。相手候補の地盤の集落に入ろうとしても、門番みたいな人がいてなかなか入れてもらなかった。誰がどちらに票を入れようとしているのか、情報をつかむために随分張り込みをしたよ。“相手方に寝返ろうとしている”なんて情報が入ったら、見張りに行ったもんだ」
選挙が終わるやいなや、村には多くの刑事が訪れ、連日、捜査が行われたという。

写真「羽幌タイムス」選挙違反ついに候補も組合長も逮捕十人に
地元紙「羽幌タイムス」(2021年廃刊)は、公職選挙法違反の疑いで候補者本人やその兄弟、陣営の幹部など、選挙関係者が相次いで逮捕されたと伝えている。
(元村議会議員 成田邦好)
「村の人はみんなびっくりしたのでは。逮捕者があんなに出るなんて考えてもいなかったからね。激しい選挙戦で小さな村が二分されてしまった。その反動から“もう選挙はこりごりだ”という空気が村全体を覆い、今日まで無投票が続いていると思うね」

今日まで残る禍根
「無難に」「地域の和を乱さないように」
そうした村の“空気”が反映されてか、選挙戦はそれきり行われていない。
無投票は昭和から平成を飛び越えて令和の時代まで。

1560OS5:2023/04/19(水) 22:12:03
現職を含め、無投票で当選を重ねた3代の村長は、いずれも村役場の出身者が務めている。
村内では「行政を安定的に運営できている」と評価する声がある。
その一方で、長年、村政に変化が起きにくく、過疎や少子高齢化などの課題に十分に対処できていないのではないかという指摘があるのも確かだ。

今回も無投票で当選が決まる
村のリーダーが、投票という民主主義の洗礼を受けずに選ばれ続けている現状。

写真:演説する現職の宮本憲幸氏

4月18日、村長選挙の告示日。立候補した1人が街頭で演説し、1日だけとなる選挙活動を行った。

午後5時に立候補の受け付けが締め切られると、今回も唯一の立候補者となった現職の宮本憲幸(65)の無投票当選が決まった。

写真:当選が決まり万歳する現職の宮本憲幸氏
5回連続の無投票当選だ。
当選直後、丁寧に住民の意見を聞いて村政を進める考えを示した。

(5回連続無投票当選 宮本憲幸)
「長く無投票が続いているが、人口減少の時代にあって選挙のあり方について新しい対応が求められているのではないか。初山別村において、村民が投票に参加する機会がないということであれば、住民の声を丁寧に聞くことが求められる。私はこれからも地域に足を運び、村民の悩みや要望をより丁寧に聞いていくようにしたい」

選挙はあったほうがいいけれど…
選挙戦がないまま“無風”の状況が続く初山別村。
風は吹いていないはずでも、村民の心は揺れ動いている。

元村議の成田は言う。
「ここ初山別村は漁師町だからね、やっぱりみんな元気があったよ。だけど、最後の選挙のあと、村から元気がなくなってしまった。誰が悪いというわけでもないけど、マンネリ化してしまった。だからね、選挙はあったほうがいいと思う。意欲に燃える新人が自分の考えを持って立候補する。候補者どうしがいろいろな意見を出し合うことで、村の発展につながるのだから。若手には、ぜひ選挙に出て、村の人口減少を抑えてほしいね」
(文中敬称略)

1561OS5:2023/04/19(水) 22:14:03
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/833840
函館市長選 現職・工藤氏、新人・大泉氏が最終攻防 保守票の行方が鍵に<2023選挙最前線>
2023年4月18日 19:44(4月19日 01:16更新)
あとで読む
あとで読む


集会で「ガンバロー」と声を上げる工藤寿樹氏=17日午後7時10分(藤井泰生撮影)
演説会場で拳を上げて有権者に支援を訴える大泉潤氏=16日午後2時30分(中本翔撮影)
函館市
 【函館】23日投開票の函館市長選は、現職で4選を目指す工藤寿樹氏(73)=自民党道連、公明党函館総支部推薦=と、新人で元市保健福祉部長の大泉潤氏(57)=立憲民主党道連支持=が、最終攻防を繰り広げている。大泉氏は地元経済界に求める声がある北海道新幹線の函館駅乗り入れを模索すると訴え、工藤氏の支持基盤である保守層への浸透を図る。工藤氏は自分こそが与党推薦の保守系候補だと強調し、新幹線乗り入れは非現実的で無責任な議論だと批判する。
 工藤氏は17日の集会で、約700人を前に「国政、道政与党の自民、公明から私は推薦をもらっている」と語り、立憲が支持する大泉氏が市長になれば公共事業予算を確保できないと主張した。自民の高橋はるみ参院議員も工藤市政の継続を訴えた。
 1期目に大間原発建設差し止め訴訟を起こし、リベラル系にも支持を広げた工藤氏。「保守」をアピールするのは、与野党対決の構図となったからだけではない。大泉氏が保守層に狙いを定めていることが大きい。
 9日投開票の道議選函館市(定数5)では自公の3候補の得票が全体の50・7%を占め、立憲2候補の34・3%を上回った。保守票が勝敗の鍵となるのは間違いなく、自公の支援を受ける工藤氏に対し、大泉氏周辺は「保守層を切り崩したい」と打ち明ける。
 大泉氏は公約に、地元経済界に期待の声がある新幹線乗り入れに向けた調査を盛り込んだ。道議選渡島管内で当選した自民の前田一男元衆院議員もこれを持論としている。
 乗り入れを巡っては道が2005年に実現困難と判断し、「終わった議論」(市幹部)とみなされていたが、大泉氏は現在の線路の外側にレールを1本敷き、線路幅を広げてミニ新幹線を運行する方式を想定。経費は75億円との試算を示す。
 また、大泉氏は鈴木直道知事が3月に函館で開いた集会にも突如現れ、自公関係者を驚かせた。自民の伊達忠一元参院議長から送られたという激励の張り紙「為書(ためが)き」もネット上で公開し、「保守人脈」を誇示した。
 これに対し、工藤氏は従来の支持層の引き締めに懸命だ。新型コロナウイルス感染による待機明けの9日は早朝から地元町内会のごみ拾いに参加。陣営幹部は「最初の選挙以来のどぶ板戦術だ」と話す。
 特に力を入れるのが新幹線乗り入れに関する反論。工藤氏は集会などで、大泉氏はミニ新幹線製造の経費や運行にかかるJR北海道の赤字に触れていないとし、「誰が負担するのか」と指摘。新函館北斗―函館間の並行在来線「はこだてライナー」維持を訴える。
 さらに両氏は、無党派層の取り込みによる票の上積みも狙う。工藤氏は無所属の女性市議候補の演説会で「私は4年で辞める。しっかりした人にバトンタッチしたい」と述べ、この候補が後継になり得ると持ち上げ、支持を訴えた。大泉氏は人気タレントを弟に持つ話題性を武器に無党派層に働きかけを続け、第一声では「リーダーが変わればマチは変わる」と力説した。
 昨年7月の大泉氏の出馬表明以来、注目を集めてきた戦いは、あと数日で審判が下る。(坂口光悦)

1562OS5:2023/04/19(水) 22:15:07
https://www.tokyo-np.co.jp/article/244883
札幌五輪 市長選で推進派が勝っても招致先延ばし案が浮上 「死票」の力を考えた
2023年4月19日 12時00分
2030年冬季五輪・パラリンピック招致を巡り、記者会見する札幌市の秋元克広市長=12日、同市役所で(共同)
2030年冬季五輪・パラリンピック招致を巡り、記者会見する札幌市の秋元克広市長=12日、同市役所で(共同)

 終盤を迎えた統一地方選。2030年冬季五輪招致が争点となった札幌市長選は推進派の現職が当選したが、反対派の票が4割を上回り、34年大会招致に先延ばしする案が浮上した。札幌招致が困難になっているとする海外発の報道も。落選者に投じられた死票が政策を変えつつあるのか。「一票」の力に注目が集まっている。(西田直晃、木原育子)
◆秋元氏は選挙中、五輪招致をほとんど発信せず
  「敗れはしたが、市政の現状に一石を投じられた。意義はあったと思う」
 市長選で五輪招致反対を訴えた市の元市民文化局長高野馨氏(64)。昨年7月にいち早く出馬表明した。
札幌市長選告示日に第一声を上げる高野馨氏=3月26日(共同)
札幌市長選告示日に第一声を上げる高野馨氏=3月26日(共同)

 招致を進めてきた与野党相乗りの現職秋元克広氏(67)に、高野氏と共産推薦の木幡きばた秀男氏(62)の無所属新人2人が招致反対を掲げて挑む構図。反対派候補の一本化の動きもあったが、実らなかった。自民、公明、立憲民主、国民民主などが支援する秋元氏が堅固な組織戦を展開する一方、高野氏の陣営は事務局長とボランティアが数人だけ。高野氏自ら街宣車でマイクを握り、約2200枚のポスターを貼り終えたのは告示から5日後だった。
 だが、終わってみれば、敗れた2人の得票率は計44%。秋元氏は56%で3選を果たしたが、前回から15ポイント急落した。報道各社の出口調査では招致反対が5〜6割で、秋元氏に投票した人にも少なくなかった。
 「五輪反対票が分散し、高野陣営は組織が非常にもろかった。でも、その割に票差は小さかった」と話すのは、札幌学院大の川原茂雄教授(教育学)。「秋元氏は支援を受ける政党の意向を気にし、選挙中に五輪招致についてほとんど発信しなかった。市民の中に反対意見が根強い点を意識し、争点隠しに走ってしまった。中途半端な姿勢に有権者の疑いの目が向けられた」と解説する。
◆ジュネーブ発「30年札幌五輪招致困難」の報道
 秋元氏は投開票日の9日、招致を継続する構えを見せた。だが翌10日、日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長が「市民の多くの方々が懸念と不安を持っている」と述べ、地元財界から要望がある「2034年大会」への目標変更の可能性に触れた。
 秋元氏は否定せず、その後の記者会見で「国際オリンピック委員会(IOC)との協議は、30年以降の開催に関心のある都市という形で進めている」と説明。14日には「30年札幌五輪招致困難」とジュネーブ発で共同通信が報じた。
 先延ばしが既定路線になったかのような現状。川原氏は「選挙結果を考慮したにせよ、投開票日の翌日の方針転換は少し唐突すぎる。反対の声を意識したJOCは、選挙前にすでに後ろ倒しの方針をある程度決めていたのでは」とみる。
 五輪反対派は選挙に敗れはしたものの、結果的に、招致を巡る市の方針は変更されつつある。
 23万票余を獲得した高野氏は「善戦でなく大敗だと思っているが、五輪強行への不満の受け皿にはなれた」と回想。選挙戦を通じ、「市民の反応を見て感じたのは、住民投票の実施ではなく、即時撤退と言い切ってもよかったということ。財政が厳しく、五輪を開催できる余裕などないことを有権者は理解していた」と強調する。
 12万票余りを得た木幡氏も「東京五輪を巡る汚職、談合事件が終わっておらず、市民の反対感情は根強い。五輪断念の民意が示され、決着がついた選挙だと思う」と言い切った。

1563OS5:2023/04/19(水) 22:15:20
◆IOCが注目するワケ
 札幌市長選はIOCにも注目されていた。開催都市の盛り上がりを重視するからだ。札幌市が行った昨年3月の市民意向調査で五輪賛成派は過半数ぎりぎりの52%。住民投票を求める声が高まったが、市が拒み続けたことも疑念を生んでいた。
 その結果が出た今回の選挙戦。実はJOC幹部がスイス・ローザンヌに出向き、IOC側に34年招致も視野に入れる意向を伝えていたと、15日の北海道新聞が報じている。30年招致困難の空気が漂う中、17日には秋元市長と山下会長が会談。山下氏は「再選の報告だった」と述べるにとどめたが、34年大会に舵かじを切る姿勢がさらに鮮明になっている。
 IOC、札幌市、JOCの3者が呼応するようにみえるのはなぜなのか。元JOC参事で五輪アナリストの春日良一氏は、19年にIOCが示した「招致プロセスの変更」の影響を指摘する。「将来開催地委員会」を設置し、開催都市から情勢を逐一報告させるシステムだ。
 春日氏は「これまではロビー活動や多額な賄賂、過剰な接待攻勢など不透明な競争があった。これを是正するため、IOC側が開催都市の意向を聞き、仲良く相談しながら、競争しないで決める方法になった。3者の足並みがそろうのは新ルールで意向を伝え合っている表れだ」と解説する。
◆東京五輪汚職事件の総括もなく
 だが、30年大会招致を巡っては、スウェーデンがラトビアを含めた開催に名乗りをあげ、新たにスイスも検討を表明した。札幌が軸足を移しつつある34年は米・ソルトレークシティーが本命といわれ、カナダ・バンクーバーも含め選択肢は6候補に増えたといわれる。
 これに対し、日本では東京五輪汚職事件の公判が始まったばかりだ。34年開催に先延ばしすることで、事は収まるのか。
 五輪を巡る問題に詳しいジャーナリストの後藤逸郎氏は「とにもかくにも五輪をやりたい思いはよく伝わるが、具体的にどうしたら事件を防げたのか総括もない中で、往生際が悪い」と指摘。「他の政治的な目標を設定できない貧困ささえ感じる。五輪にすがっているようにみえる」と話す。
◆反対派の意見を聞けるかが政治の全て
 一方、国政では選挙に勝った側がそれを「錦の御旗」のように掲げるのが常。少数派の意見を無視して、政策を強行する姿勢が目立つ。
 ジャーナリストの田原総一朗氏はある野党系議員から聞いた話として、「以前は国会質問で侃々諤々かんかんがくがくの議論をしても、必ず『国会を活性化させてくれてありがとう』と連絡があったが、安倍晋三元首相以降見事になくなったようだ」と話す。「反対派は切り捨てるという現在の政治状況をよく表している。どれだけ反対派の意見を聞けるかが政治の全てなのに」
 そんな中、札幌で反対派が負けた選挙が政策を変え始めているのはなぜか。政治評論家の小林吉弥氏は「国政と違い、地方自治は、反対派の意見を抑え込む手法は得策ではない」とする。「地方自治はそれだけ市民との距離も近く、弾力性がある。反対派の意見もしっかり聞き、無党派層も取り込まなければ立ちゆかない」
 23日には、統一地方選後半戦の投票がある。小林氏は「顔触れで勝敗が予想できてしまうようなケースでも、勝者に緊張感を持たせるためにも、ぜひ投票所に足を運び、それぞれの意志を政治に投じるべきだ」と話している。
◆デスクメモ
 2008年の山口県岩国市長選で、岩国基地への米空母艦載機移駐に反対する現職が敗れた。選挙前も報じたが、後片付け中の事務所を訪れると「終わった選挙の取材も大事」と応じ、「行く末が心配」と語った。極東最大級の航空基地になった今、言葉通りの転換点だったと感じる。(本)

1564OS5:2023/04/20(木) 21:26:44
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/politics/kyodo_nor-2023042001001579.html
総務省指示で「男性」に変更 女性自認の旭川市議選候補
2023/04/20 19:50共同通信

総務省指示で「男性」に変更 女性自認の旭川市議選候補

総務省

(共同通信)

 16日告示の北海道旭川市議選に女性として立候補したトランスジェンダーの候補を巡り、道選挙管理委員会は20日、総務省から戸籍の性別で集計するよう指示があり、扱いを「男性」に変更したと明らかにした。候補者は男性の体に生まれたが、自認する性の女性で届け出て受理されていた。

 道選管によると、市選管から16日、届け出状況の報告があり、総務省に市が受理した「女性」として報告。翌17日、LGBTなど性的少数者の候補者の性別取り扱いを確認したところ、総務省から戸籍に基づき報告するよう指示があった。

 市選管は自認する性での届け出を認めており、候補者に変更を求めることはないとしている。

 総務省の担当者は「性別は、立候補者が選管に届け出る際に提出した戸籍抄本などに基づいて統計を取っている。道選管からは17日に性別訂正の報告を受けた」と説明した。

1565OS5:2023/04/24(月) 19:08:59
https://www.asahi.com/articles/ASR4S43Y9R4SIIPE003.html
票数同数でくじ引き決着 過去にも3回「なぜこんなに多いのか」
統一地方選挙2023

中沢滋人2023年4月24日 12時35分

北海道

[PR]
 23日に投開票された北海道大樹町議選(定数12)は、最後の1議席をめぐって、候補者2人の票数が127票で同数となった。2人は、無所属現職の吉岡信弘氏(67)と、無所属新顔の出貝光基氏(39)。公選法の規定により、くじ引きで吉岡氏が当選となった。

同町議選では、2003、07年、15年にも得票同数によるくじ引きが行われている。同町選管は「なぜこんなに同数になることが多いのか分からない。不思議だ」と話している。(中沢滋人)

1566OS5:2023/04/24(月) 19:37:09
https://www.asahi.com/articles/ASR4S44Z7R4QIIPE007.html
「宇宙のまち」でトップ2同士の戦い 当初は無風、一変させた勝手連
有料記事統一地方選挙2023

中沢滋人2023年4月24日 14時00分
 「宇宙のまち」で、トップとその元側近が一騎打ちを繰り広げる選挙戦が展開された。ロケット打ち上げ拠点「スペースポート(宇宙港)」の整備を進める北海道大樹町。23日に投開票された町長選では、前副町長が現職を破って初当選を果たした。「争点がない」と評されてきた一方、政治に関心のなかった世代が関わった擁立劇を評価する声もある。


 「2期8年の町づくりの成果が、活気ある今の大樹につながった。町長としての責務を果たしたい」

 15日に開かれた政策討論会で、3期目を目指す酒森正人町長(64)はアピールした。

 すると、同じ壇上に立った前副町長で新顔の黒川豊氏(62)は「問題山積の中、スピード感を持ち、住民対話の姿勢で町政を担ってほしいという若手勝手連の要請を重く受け止め、出馬を決意した」と訴えた。

 2人の出自は似ている。

 ともに地元出身で長く町職員として町政を支え、副町長の重役も担った。酒森町政2期目に入った2019年5月に、航空宇宙推進室長だった黒川氏が副町長に就任。以来、二人三脚で町政のかじ取りをしてきた。

「ロケット事業が忙しくて……」

大樹町
黒川豊  2,311票 62歳 無所新〈元〉副町長
酒森正人 1,140票 64歳 無所現〈元〉副町長

1567OS5:2023/04/24(月) 19:37:28
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20230423/7000057047.html
大樹町長選挙 元副町長の黒川豊氏が現職破り初当選
04月23日 20時42分

十勝の大樹町長選挙は無所属の新人で、元副町長の黒川豊氏が現職の酒森正人氏を破り、初めての当選を果たしました。
黒川氏は大樹町出身の62歳。
町の商工観光課長や航空宇宙推進室長を経て4年前から副町長を務めました。
黒川氏は「対話を重視したまちづくりを進める。子どもの遊び場の整備や1次産業への支援、宇宙港の拡充による地域振興などに取り組んでいきたい」と話しています。

1568OS5:2023/04/25(火) 21:01:06
中山智康 2019年道議選無投票当選 北海道結志会(元民主系 中間会派)
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20230423/7000057064.html


伊達市長選挙 新人の堀井敬太氏が初当選
04月23日 22時10分

24年ぶりの選挙戦となった伊達市長選挙は無所属の新人で、元監査法人職員の堀井敬太氏が初めての当選を果たしました。
堀井氏は伊達市出身の42歳。
大学院を修了後、東京の監査法人で自治体の政策づくりなどに携わりました。
今回の伊達市長選挙は、6期24年務めた現職の菊谷秀吉市長の引退を受けて新人どうしの争いとなりました。
選挙戦で、堀井氏は、子育て世帯への支援を充実させると訴え、高校生までの医療費や第3子以降の給食費の無償化、子どもたちが資格を取得するためのサポート体制の強化などを掲げました。
堀井氏は「子どもの笑顔があふれるまちを目指し、若い世代が安心して住み続けられるようまちづくりを進めていく。伊達のよさや豊かさを全国に打ち出してきたい」と話しています。

https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20230307/7000055782.html
来月の伊達市長選挙 新人2人立候補表明 24年ぶり選挙戦へ
03月07日 19時09分

来月行われる伊達市の市長選挙。7日までに新人2人が立候補を表明し、24年ぶりに選挙戦となる見通しとなりました。

任期満了に伴う伊達市長選挙。7日までに、いずれも新人で、▼道議会議員の中山智康氏と、▼元監査法人職員の堀井敬太氏が立候補する意向を表明し、選挙戦となる見通しです。
伊達市長選挙は過去5回にわたり無投票で当選が決まっていて、選挙戦となるのは平成11年以来、24年ぶりです。
今回の選挙。道内の現職の市長で最も長い6期を務める現職の菊谷秀吉市長は引退する意向を明らかにしています。
伊達市は人口およそ3万2000人。
基幹産業は農業などの1次産業です。
人口減少が進む中、どう財源を確保していくかや、子育て世代への支援策などが課題となっています。
伊達市長選挙は統一地方選挙・後半戦で来月16日告示、23日投開票の日程で行われます。

堀井敬太 10,032票:60.38% 42歳 無所新
中山智康 06,584票:39.62% 48歳 無所新

1569OS5:2023/04/25(火) 21:03:20
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20230423/7000057065.html
三笠市長選挙 現職の西城賢策氏が3回目の当選
04月23日 22時13分

20年ぶりの選挙戦となった三笠市長選挙は無所属の現職、西城賢策氏が3回目の当選を果たしました。
西城氏は三笠市出身の72歳。
1969年(昭和44年)に市役所に入り、総務部長や副市長などを務めたあと、2015年(平成27年)の市長選挙に立候補して初当選し、現在2期目です。
西城氏は「炭鉱や化石などを活用した観光施策に力を入れるほか、大雪対策や公共交通の維持など住民生活の利便性を向上させ、住みやすいまちづくりを進めたい」と話しています。



西城賢策 2,811票:69.87% 72歳 無所現
竹田智鶴 1,212票:30.13% 54歳 無所新 元市議

1570OS5:2023/04/25(火) 21:05:10
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20230423/7000057058.html
赤平市長選挙 現職の畠山渉氏が2回目当選
04月23日 21時37分

現職に新人が挑んだ赤平市長選挙は無所属で現職の畠山渉氏が2回目の当選を果たしました。
畠山氏は赤平市出身の55歳。
1986年(昭和61年)に市役所に入り、企画課長などを務めたあと、前回・4年前の市長選挙に立候補して初当選しました。
今回の赤平市長選挙は、現職の畠山氏に、自民党、公明党中空知総支部、新党大地が推薦した元市立病院事務長の井上英智氏が挑む構図となりました。
畠山氏は「小中学校の給食費の無償化など子育て支援を充実させるほか、炭鉱遺産を活用した観光に力を入れ、市内を訪れる人を増やして地域経済を活性化させたい。互いに思いやり、助け合う共生のまちを目指したい」と話しています。



畠山渉  3,746票:66.07%55歳 無所現
井上英智 1,924票:33.93%52歳 無所新 推薦・支持:自民 / 大地

1571OS5:2023/04/25(火) 21:06:06
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/818044/
赤平市長選 保革対決で激戦必至 畠山氏、私道除雪の実績強調 井上氏、医療の広域連携必要
会員限定記事
2023年3月17日 22:44(3月17日 23:35更新)
 【赤平】4月16日告示、23日投開票の赤平市長選まで1カ月を切った。再選を目指す現職の畠山渉氏(54)と、新人で前市立病院事務長の井上英智氏(52)が出馬を表明している。畠山氏は前回、連合北海道赤平地区連合会などの要請を受け、自民の推薦を得た当時の現職に勝利。今回は井上氏に自民・公明・大地が推薦状を出しており、前回同様「保守対革新」の構図となっている。かつて炭鉱で栄え、労組の力が強いとされてきた赤平だが、閉山後の現在の組織力は未知数で、激戦は必至の情勢だ。...

1572OS5:2023/04/25(火) 21:08:39
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20230423/7000057062.html
江別市長選挙 元副市長の後藤好人氏の初めての当選が確実
04月23日 22時02分

新人3人の争いとなった江別市長選挙は、無所属の新人で元副市長の後藤好人氏の初めての当選が確実になりました。
江別市長選挙は午後9時すぎに開票が始まりました。
選挙管理委員会からの発表はまだありませんが、NHKの事前の情勢取材や23日に投票を済ませた有権者を対象にした出口調査では、元副市長の後藤氏が元市議会議員の2人をリードして優勢です。
また、開票所で行っている取材でも、今後、順調に得票を伸ばすと見込まれることから後藤氏の初めての当選が確実になりました。
後藤氏は、美唄市出身の62歳。
1985年(昭和60年)に江別市役所に入り、経済部長や総務部長を経て、去年12月まで副市長を務めました。
今回の江別市長選挙は、4期16年務めた現職の三好昇市長の引退を受けて新人どうし3人の争いとなりました。
選挙戦で、後藤氏は、子どもの医療費に対する助成を拡充するなど、子育て支援を充実させるほか、札幌に隣接するまちの優位性を生かして企業の誘致を進めるなどと訴えました。
そして、経済団体や労働組合などの支援を受け、自民党や立憲民主党の支持層から幅広い支持を集めたほか、無党派層にも支持を広げ、初めての当選が確実になりました。

江別市長選挙で初当選を確実にした後藤好人氏は、「きょうがスタートだと思う。保健センターや病院と連携しながら子育て支援にきちんと取り組んでいく。地元に就職する学生は少ないのでどうやって地元に定着させるかが課題だ。学生のみなさんに地元に定着してもらえるよう多くの市民と話す機会を設けながら、笑顔を絶やさず、みなさんと一緒にまちづくりを進めていきたい」と述べました。


以下出口調査結果略



後藤好人 24,694票:50.25% 62歳 無所新 副市長
堀直人  15,934票:32.43% 42歳 無所新 市議
清水直幸 08,512票:17.32% 61歳 無所新 市議

1573OS5:2023/04/25(火) 21:10:31
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20230423/7000057067.html
型コロナ
ニュース
番組表
NHKプラス
受信料の窓口

北海道 NEWS WEB
稚内市長選挙 現職の工藤広氏が4回目の当選
04月23日 22時43分

現職に新人が挑んだ稚内市長選挙は無所属の現職で、自民党と立憲民主党稚内支部が推薦した工藤広氏が4回目の当選を果たしました。
工藤氏は稚内市出身の73歳。
市の経済部長や副市長などを経て2011年(平成23年)の市長選挙に立候補して初当選しました。
今回の稚内市長選挙は、自民党と立憲民主党稚内支部が推薦した現職の工藤氏に、新人で元市議会議員の佐々木政美氏が挑む構図となりました。
選挙戦で、工藤氏は、▼スポーツ複合施設などの公共施設の整備や▼子育て支援策の拡充など、3期12年にわたる市政運営の実績を強調しました。
工藤氏は「人口減少が進む中で水産や酪農、観光といった基幹産業を守る政策を進めていく。風力やバイオマスなど再生可能エネルギーを積極的に導入して、企業誘致につなげていきたい」と話しています。


工藤広  09,245票:60.40% 73歳 無所現 推薦・支持:自民
佐々木政美06,061票:39.60% 60歳 無所新

1574OS5:2023/04/25(火) 21:13:32
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20230423/7000057053.html
夕張市長選挙 現職の厚谷司氏が2回目当選
04月23日 21時12分

現職に新人が挑んだ夕張市長選挙は、無所属で、自民党夕張支部と立憲民主党が推薦した現職の厚谷司氏が2回目の当選を果たしました。

厚谷氏は、夕張市出身の57歳。
市の職員を経て、2011年(平成23年)から市議会議員を2期務め、前回・4年前の市長選挙に立候補して初当選しました。
今回の夕張市長選挙は、自民党夕張支部と立憲民主党が推薦した現職の厚谷氏に、新人で市の元市民課長の佐藤学氏が挑む構図となりました。
選挙戦で、厚谷氏は、市が「財政再生計画」に基づいて国に返済してきた「再生振替特例債」の償還が4年後に終わるのを見据えて、医療や福祉など縮小されてきた市民サービスの充実に向け、取り組みを進めると訴えました。
そして、推薦を受けた自民党や立憲民主党の支持層、それに無党派層からも幅広い支持を集め、2回目の当選を果たしました。

再選を果たした現職の厚谷司氏は「私が進めてきた財政再建に対する批判や考え方の違いから今回は厳しい選挙戦となった。夕張市は353億円あった借金があと4年でゼロになる。次の4年間ではこれまで夕張市が歩んできた歴史を検証しながら次の時代の町作りを進めていきたい。町内では人口減少が加速しているので、メロンを初めとする基幹産業や教育を守り、健康寿命日本一の町を目指していく」と述べました。

以下出口調査省略

https://www.asahi.com/articles/ASR4J51DHR4GIIPE01F.html
財政破綻の夕張市長選、「身内」対決へ 借金完済時のリーダーは
統一地方選挙2023

長谷川潤2023年4月16日 15時30分
 かつて財政破綻(はたん)した北海道夕張市の市長選は16日に告示され、いずれも市職員の経験を持つ現職と新顔の一騎打ちとなった。財政再建を進めながら、人口減少や少子高齢化、公共施設の老朽化など、山積する課題にいかに取り組むかが問われる。

 現職の厚谷司氏(57)=立憲推薦=と元市職員の佐藤学氏(51)が、いずれも無所属で立候補した。

 元市職員の厚谷氏は市議を2期務めた後、前回選挙で初当選した。佐藤氏は、鈴木直道・前市長(現知事)時代から、市職員として財政再建に携わった。

 2007年に財政破綻した同市は、全国唯一の財政再生団体。財政再生計画に基づき、現在も毎年約26億円の借金を返済している。

 300億円以上あった借金「再生振替特例債」の残高は100億円を切った。返済終了は4年後の27年3月の予定で、今回の任期と重なる。新市長には、借金返済後を見据えた市政運営が期待されている。(長谷川潤)


https://www.hokkaido-np.co.jp/article/832649
夕張市長選、「鈴木票」の行方鍵 現職・厚谷氏、一定の距離感 新人・佐藤氏、継承アピール<2023選挙最前線>

【夕張】16日告示、23日投開票の夕張市長選で、2019年まで市長を2期務めた鈴木直道知事(42)の支持者の動きが焦点となっている。現職で再選を目指す厚谷司氏(57)は前回19年に鈴木市政を基本的に継承する姿勢を示した一方、新人で元市課長の佐藤学氏(50)は鈴木氏の元部下だった間柄。鈴木氏の動向次第で票が大きく動く可能性もあるだけに、両陣営は神経をとがらせている。...


厚谷司  2,347票:55.67% 57歳 無所現 推薦・支持:立憲
佐藤学  1,869票:44.33% 51歳 無所新

1575OS5:2023/04/25(火) 21:18:01
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20230425/7000057129.html
室蘭市長選挙で4回目当選の青山剛氏に当選証書付与
04月25日 18時55分

室蘭市長選挙で4回目の当選を果たした青山剛氏に25日、当選証書が手渡され、「職員や市民の皆さんと共にまちづくりを頑張っていきたい」と述べました。

23日に投票が行われた室蘭市長選挙は、現職の青山氏が新人2人を抑えて4回目の当選を果たしました。
青山氏は25日午前、当選後初めて市役所に登庁し、正面玄関の前で花束を受け取ったあと、出迎えた職員に笑顔で声をかけながら庁舎内に入っていきました。
このあと、室蘭市選挙管理委員会の近江毅委員長から青山氏に当選証書が手渡されました。
今回の選挙では、市の職員でつくる労働組合が新人の元市議会議員を支持していて、青山氏は午後に行った記者会見で、「職員の皆さんや市民の皆さんと共にまちづくりを頑張っていこうと改めて感じた。どうやって市民の期待に応えていくかをしっかりと強く示すことで、職員の信頼を得ていきたい」と述べました。
また、NHKの出口調査で、スキー場など3つの公共施設を廃止する市の方針に対し「反対」が70%に上ったことについて問われると、「方針に変更はない」としたうえで、「ハード面で費用はかけられないが、ソフト面での支援で一定の理解を得られるよう、市民がどのようなことを望んでいるのか話を聞いていきたい」と述べました。

青山剛  15,622票:45.07% 45歳 無所現
小田中稔 12,733票:36.74% 59歳 無所新
川畑悟  06,303票:18.19% 52歳 無所新 09年衆院選落選 19年市長選落選ほか

1576OS5:2023/04/25(火) 21:20:52
大泉潤  98,174票:80.70% 57歳 無所新 推薦・支持:立憲
工藤寿樹 23,483票:19.30% 73歳 無所現 推薦・支持:自民

https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20230423/7000057069.html
函館市長選挙 市の元部長の大泉潤氏が現職破り初当選
04月23日 23時42分

現職に新人が挑んだ函館市長選挙は、無所属で立憲民主党が支持した新人の大泉潤氏が、自民党と公明党函館総支部が推薦した現職の工藤寿樹氏を破り、初めての当選を果たしました。
大泉氏は、江別市出身の57歳。
1995年(平成7年)に函館市役所に入り、秘書課長や観光部長、保健福祉部長などを務めました。
今回の函館市長選挙は、立憲民主党が支持した市の元部長の新人、大泉氏が、自民党と公明党函館総支部が推薦し、4期目を目指した現職の工藤氏に挑む構図となりました。
選挙戦で、大泉氏は、3期12年にわたるいまの市政からの転換を掲げ、「函館が選ばれるまちになるよう都市としてのステータスを引き上げる」と訴えました。
さらに、子育て支援や教育環境の充実に力を入れるとともに、函館駅への新幹線乗り入れに向けた調査や、ふるさと納税の寄付額を年間100億円にまで増やす取り組みを進めるなどと訴えました。
そして、支持を受けた立憲民主党の支持層を固めたほか、工藤氏を推薦した自民党や公明党の支持層、それに無党派層からも幅広い支持を集めて、初めての当選を果たしました。

1577OS5:2023/04/25(火) 21:21:40
https://www.nhk.or.jp/politics/articles/feature/98397.html
2023年4月23日特集記事
“大泉ブランド”の影響力は 異例の注目 函館市長選挙
「停滞か、前進か」
北海道の観光名所、港町の函館で行われた今回の市長選挙。
4期目を目指す現職の工藤寿樹(73)に挑んだ、新人の大泉潤(57)の訴えだ。
自民党と公明党函館総支部から推薦を得た工藤と、立憲民主党から支持を得た大泉との対決。
大泉はタレント大泉洋の実兄という話題性もあり、地方選挙としては異例の注目を集めたが、それ以上に熱戦となったカギは、函館を覆う「閉塞感」打破への期待だった。
(函館局 毛利春香)

“大泉ブランド”には頼らない?
函館市長選挙は投票率の低迷が続き、前回は50%を下回った。
しかし北海道内の自治体でも最悪のペースで進む人口減少への対策やコロナ後の地元経済の回復など、函館には地方都市ならではの課題が山積している。


3期12年の実績を強調する工藤に挑むのは、かつて工藤の秘書を務め、市の観光部長や保健福祉部長を担ってきた大泉だ。ともに市政を支えてきた市役所の元上司と部下の戦いに加え、大泉の名前が広く知られていることもあり、選挙への関心は以前よりも高まった。

有権者に聞くと「大泉洋さんが函館に来てくれたら盛り上がる」と“大泉ブランド”がまちの活性化に与える影響を明確に期待する声もあった。

だが大泉本人は、弟の大泉洋について「自分の政治活動と弟のことは別なものだ」として、応援を頼むつもりはないと口にしていた。
そして、実際に選挙期間を通じて函館に来ることもなかった。

徐々に広がる支援の輪
2022年7月、市長選に備え函館市役所を退職した大泉は、地元のイベントや町内会の集まり、団体や企業などを自分の足でくまなく回って市民の声を聞いてきた。このスタイルは選挙戦が始まっても変わらず、徐々に支援の輪が広がっていった。
2023年3月、市内のホテルで開催した総決起集会には老若男女1000人近くが参加。伝説的ロックバンド、クイーンの「We Will Rock You」のテーマ曲にあわせて大泉が入場すると、盛大な拍手が沸き起こった。
大泉は「函館の都市のステータスを上げる」と何度も訴え、「停滞か前進か」と呼びかけた。終了後には大泉との握手を求める人たちの列が絶えなかった。

1578OS5:2023/04/25(火) 21:21:55
そして満を持して迎えた告示日。大泉は雨に打たれながら、第一声でこう訴えた。
「皆さん函館は変わらない。閉塞する時代は終わらない、そう思っていらっしゃいませんか。大丈夫です。リーダーがかわればまちは変わります。地域の誇りを取り戻し、市民の皆さまの命と暮らしを守るために、持てる力の全てをささげて参ります」

新人を追う現職
「相手候補が一歩先に行っています」
出陣式で危機感をあらわにしたのは、工藤陣営だった。

工藤本人も地元企業でのあいさつで、こう口にした。
「(大泉)本人はどうってことないんですけど、タレントの姿がちらついていて厳しい選挙だと受け止めている」

演説する工藤氏
「自分にとってこれが最後の戦いになる」と公言して臨んだ選挙。そして「大泉には任せられない」とも語っていた工藤。新人、そしてかつての部下にはどうしても負けられない戦いだ。

“新しい風”への期待
選挙戦で大泉が訴えたのは、JR函館駅への新幹線乗り入れに向けた調査やふるさと納税の寄付額年間100億円、所得制限のない第2子以降の保育料の無償化や新小学1年生への1人あたり10万円支給など、大胆とも言える政策が並ぶ。

SNS用の写真撮影をする大泉氏

大泉陣営は若者をはじめ幅広い世代に支持を広げようと、SNSを最大限に活用。遊説中もSNS専門のボランティアが同行し選挙運動の様子を細かく発信してきた。
陣営の活動にボランティアで集まる人の中には、SNSで連絡を取り合い、初めて会う人どうしもいたという。

選挙事務所には大泉に向けた応援メッセージがボードにはられ、支援者から寄せられた色とりどりの折り鶴が部屋いっぱいに飾られている。
街頭の遊説でも熱心に聞く人たちの姿が目立った。

聴衆と話す大泉氏
タレントの兄が候補だったとはいえ、なぜここまで選挙戦が熱を帯びたのか。
実際の有権者の考えは。
「現職が何もしなかったわけではないが良くなったとも感じない」

そして圧倒的に多かったのが、函館を覆う閉塞感を打破する“新しい風”への期待感だった。
「コロナで観光地の函館は大打撃を受けたのに支援が足りていない」
「まちが廃れたと感じる。なんとかしてほしい」

1579OS5:2023/04/25(火) 21:22:05
「期待感」と「重み」を感じた
大泉はみずからを「市民党」と位置づけ、幅広い層から支持を集めようと動いていた。陣営側も政党の色をつけたくないと、支持を得た立憲民主党の国会議員にも応援弁士の依頼をしなかったという。

総決起集会で多くの聴衆に囲まれる大泉氏
選挙戦終盤、多くの支援者が集まった総決起集会の後、「新人ながら知名度がある」と言われてきた中で、改めて大泉洋の存在について聞いた。

「大泉洋という弟がいて、その兄である私が立候補したわけですから、弟の知名度のおかげでこれだけの方が来ていただいたのは本当に間違いないです。おかしな言い方かも知れませんが、いい弟を持ったなと思っています」

選挙の手ごたえについては「本当に初めてなので、実際分からないなと思うところですが、熱気というか期待感、それはものすごく感じて、むしろずっしり重いものを感じました」と話した。

新しいリーダーの誕生

戦いを制し、函館の新しいリーダーに選ばれたのは大泉だった。

「函館をあきらめない多くの皆さんに党派を超えて支援していただいた結果、いまの勝利があると思う。市民や地域が分断されることはあってはならず、国籍や年齢、性別、政党を超えて誰もが幸せを感じられる社会を実現する誰一人置き去りにしない寄り添う行政に全力を尽くしていく」と決意を述べた。
(文中敬称略)

1580OS5:2023/04/25(火) 21:25:53
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20230423/7000057054.html
天塩町長選挙 町の元教育長の吉田忠氏が現職破り初当選
04月23日 21時16分

日本海側の天塩町長選挙は無所属の新人で、町の元教育長の吉田忠氏が現職の佐々木裕之氏を破り、初めての当選を果たしました。
吉田氏は天塩町出身の57歳。
1984年(昭和59年)に町役場に入り、総務課長や教育長などを務めました。
吉田氏は「医師が1人しかいない町立病院に複数の医師を配置したうえで、看護師を安定的に確保して医療の充実を図りたい。ふるさと納税の返礼品を充実させて自主財源を確保し、産業振興や若手の人材育成に充てたい」と話しています。




吉田忠  1,375票 57歳 無所新
佐々木裕之0,704票 71歳 無所現

1581OS5:2023/04/25(火) 21:27:35
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20230423/7000057056.html
斜里町長選挙 元町議会議員の山内浩彰氏が現職破り初当選
04月23日 21時28分

オホーツク海側の斜里町長選挙は、無所属の新人で元町議会議員の山内浩彰氏が現職の馬場隆氏を破り、初めての当選を果たしました。

山内氏は斜里町出身の63歳。地元の農協職員を40年近く務めたあと、2019年(平成31年)から町議会議員を務めました。
山内氏は「ふるさと納税を拡充して町の財源を確保するとともに、官民で連携して医療や介護などの人材を確保する取り組みも進めていきたい」と話しています。

【“現状打破したい思いが結果に”】
斜里町長選挙で初当選した山内氏は報道陣の取材に対し、「現状の町の閉塞感(へいそくかん)を打破したいという思いが今回の結果につながったと思う。観光業の回復に向けては、事故の原因をしっかりと究明した上で、町内の需要から掘り起こし、インバウンドの誘客に向けて事業者とともに考えたい。現職が立て直してくれた財政状況を踏まえ、ふるさと納税の拡充による自主財源の確保を行い、さまざまな取り組みにつなげていきたい」と述べました。


https://www.asahi.com/articles/ASR4L5JHVR4KIIPE00Q.html
観光船事故の斜里、町長選は現新一騎打ち 投開票日は事故1年当日
統一地方選挙2023

古源盛一 長谷川潤2023年4月18日 17時30分

 北海道斜里町長選は18日、告示され、現職と新顔の一騎打ちとなった。昨年4月、町内のウトロ漁港から出航した小型観光船「KAZUⅠ(カズワン)」が知床半島沖で沈没し、観光業などに大きな影響が出た。世界自然遺産を抱え、自然との共存を目指してきた地元には、人口減や地域活性化に加え、安全対策など新たな課題が突きつけられた。

町長選には、現職の馬場隆氏(72)と元町議の山内浩彰氏(63)が立候補を届け出た。

 馬場氏は午前中、ウトロ地区に入った。「事故から、安全に気をつけること、安心して楽しめる知床を作らなければダメだと教えられた」と述べ、「マイナスをゼロに、そしてプラスにする思い切った努力が今こそ必要だ」と訴えた。

 3期12年を振り返り、「これまでは財源不足などを理由に、なければダメなものを優先し、あったらいい、に踏み切れなかった」と反省。今後は過疎指定されたことで得られる有利な財源などを生かし、「みなさんと相談しながらやっていく」と述べた。

 一方の山内氏は、役場などがある町中心部で第一声。「斜里町を再び元気にしたいとの思いで立候補した」と述べ、ふるさと納税を拡充しながら自主財源を確保し、町民からの要望がある温浴施設の実現などを進めて、地域を活性化したいと訴えた。

 第一声では、これまでの町政課題の解決策に時間を割き、課題への対策室をつくり「いまできることはすぐにやる。時間のかかることは、町民にきちんと説明する」とメリハリのある町政の実現を掲げた。

 投開票が行われる23日は、事故から1年にあたり、町内では追悼式も予定されている。(古源盛一、長谷川潤)


山内浩彰 3,013票 63歳 無所新
馬場隆  2,858票 72歳 無所現

1582OS5:2023/04/25(火) 21:29:17
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20230423/7000057051.html
陸別町長選挙 元町議会議員の本田学氏が現職破り初当選
04月23日 21時00分

十勝の陸別町長選挙は無所属の新人で、元町議会議員の本田学氏が現職の野尻秀隆氏を破り、初めての当選を果たしました。
本田氏は陸別町出身の52歳。
テント製造会社を経営するかたわら、2011年(平成23年)から町議会議員を3期務め、4年前から議長を務めました。
本田氏は「再生可能エネルギーの推進や新規就農の支援などに取り組んでいきたい。町民1人ひとりに寄り添い、平等で優しい、笑顔の町を目指したい」と話しています。


本田学  829票 52歳 無所新 
野尻秀隆 723票 69歳 無所現

1583OS5:2023/04/25(火) 21:37:38
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/836751/
<誕生大泉市政 函館市長選 圧勝の先に>上 「風」狙い通り 異例の大差

2023年4月24日 21:35(4月25日 07:47更新)

 「おめでとうございます! 工藤さんにもお世話になっていたので静観していましたが、函館を思う気持ちは一緒だと思うので、GLAYも函館の皆さんともっと盛り上げていけたら」
 函館出身のロックバンドGLAYのTERUさんが24日にこう投稿するなど、交流サイト(SNS)には函館市長選で当選した大泉潤氏への祝福が相次いだ。
■驚くほど良い反応
 現職の工藤寿樹氏に4倍もの異例の大差をつけた。「現職が3万票取れないなんて初めてだ」(経済団体幹部)と驚きが広がったが、大泉氏にとっては狙い通りの展開だった。
 昨年7月の出馬表明後、動きが見えないとの指摘もあったが、会う人、会う人の反応は驚くほど良かった。何より、弟の洋さんの人気や好感度を最も理解しているのが「大泉洋の兄」を長年経験してきた大泉氏本人だった。大泉氏周辺は昨年12月、「相手にいくら取られても8万票対4万票で勝てる」と自信を見せた。
 告示後、選挙カーで回ると沿道や窓から多くの人が手を振った。街頭に団体の動員ではない市民が集まり、スタッフが「写真撮影はこちらです」と誘導した。女性経営者らが応援組織を立ち上げ、事務所は当選を祈る折り鶴であふれた。
 道南の政党関係者によると、昨年後半の情勢調査で大泉氏は既に大きく先行していた。「優勢では」との見立てが徐々に伝わると、立憲民主党が支持しているにもかかわらず、与党関係者の態度も変化する。有力者から「応援している」と連絡があり、道外の首長も応援に訪れた。鈴木直道知事は3月に函館で開いた集会で、突如現れた大泉氏に「一緒に北海道を盛り上げましょう」と声をかけた。
■オール函館が変化
 12年にわたり道南をけん引してきた工藤氏は、自民、公明両党や函館商工会議所の政治団体、函館建設業協会などの推薦を受けながら、厳しい戦いとなった。
 昨年9月の出馬表明後、市長の公務として各団体の要望を聞く懇談会を開いたが、会場を後にする出席者から「選挙前になって何を今さら」との声が漏れた。インタビューなどで大泉氏を批判する工藤氏の姿を見て、ある国会議員は「元部下を批判するのは逆効果」と苦言を呈した。
 今年3月、自民関係者は「今からでも出馬をやめた方がいい」と話した。1期目に大間原発差し止め訴訟を起こし、リベラル系にも支持を広げ、「オール函館」とまで呼ばれた体制は姿を変えていた。
 活路を見いだしたのが、大泉氏が掲げた公約への反論だ。新幹線の函館駅乗り入れについて、JR関係者にも内容を確認し、実現性がないと指摘した。だが反転攻勢を狙った4月上旬の公開討論会は、自らの新型コロナウイルス感染で中止となった。
 選挙終盤、大泉氏について「タレントの兄じゃなかったら泡沫(ほうまつ)候補だ」と語った工藤氏。最終日、本町交差点での街頭演説に足を止める市民は少なかった。
 工藤氏は23日夜、「少しでも函館のまちを前進させてきたかなと思う」と記者団に述べた。「こんな『風』でトップが決まるのは大泉氏にとっても良くない」(道南の政党幹部)との声も上がる。大間原発訴訟や行財政改革、観光客誘致などに取り組み、豪腕とも呼ばれた政治家は約50年勤めた市役所を間もなく去る。(坂口光悦)


 函館市長選は大泉潤氏が圧勝した。その背景や今後の課題を探った。(2回連載します)

1584OS5:2023/04/25(火) 21:38:35
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/837342/
<誕生大泉市政 函館市長選 圧勝の先に>下 目を引く公約 実現に責任
2023年4月25日 21:21
 「16年前の市長選と似ている。すごく危機感を抱いている。あの時は経済界の支援を得た現職に新人が圧勝した」。函館市長選の告示翌日、現職の工藤寿樹氏の集会で自民党の応援弁士はこう述べ、工藤氏への投票を訴えた。
 2007年の市長選は政党や経済界の支援を受けた現職の井上博司氏と、前助役の西尾正範氏の師弟対決だった。西尾氏は井上氏が市内有力者と癒着していると批判し、草の根選挙を掲げて大勝。自民、公明両党や経済界が支援した工藤氏に大泉潤氏が圧勝した今回と、確かに共通点がある。
 西尾氏は就任後、経済界との関係修復に時間がかかり、市議会でも公約などを巡り厳しい追及を受けた。市民には市政が停滞していると映り、西尾氏は4年後の選挙で工藤氏に敗れた。
 大泉氏にも、いばらの道が待ち受けているのか。市職員として西尾市政の姿を見てきた大泉氏は「当初から選挙後にしこりが残らないよう留意してきた」(周辺)という。工藤氏を批判する際も感情的にならないよう努め、選挙戦では「分断を繰り返す時代は終わった」と融和を強調してきた。
■強みは市民の支持
 大泉氏にとって強みは、過去最多9万8174票に上る市民の支持だ。高い求心力を得た中での船出となり、陣営幹部は「工藤氏を支持した勢力とも、すぐにうまくいく」とみる。実際、経済団体幹部は「市とは一体で連携してやっていくものだ」と協力姿勢を示す。
 自民、公明も対決路線を取らないとの観測がある。北海道新聞の出口調査によると自民、公明支持層の7割超が大泉氏に流れた。投開票の翌朝には、市議選でトップ当選した自民市議が大泉氏の事務所を訪れ「良かったですね」とあいさつした。公明党函館総支部の茂木修支部長は取材に対し「公明支持層にも市政を変えたいと思った人が多かったのだろう」と語った。
■「乗り入れ」高い壁
 関係者の関心は、むしろ大泉氏の公約の行方に向いている。注目を浴びるのが新幹線の函館駅乗り入れだ。新函館北斗―函館駅の線路にレールを1本加え、新幹線が走行できる線路幅とし、東京発のミニ新幹線を新函館北斗から函館に走らせる方式を想定。経費は75億円との試算を示す。
 だが市役所内にはハードルは高いとの見方が多い。レールの敷設工事中、貨物を含む列車を運休せざるを得ないという問題がある。工藤氏も選挙戦で、大泉氏は車両製造費や運行にかかるJR北海道の赤字に触れていないとし、国や道の協力は得られないと指摘。大泉氏を支持した立憲民主党の道議も否定的で、自民の国会議員も「大泉氏に無理だと伝えたい」と話す。
 大泉氏は課題や経費、ニーズについて、年度内に調査結果を発表する意向だ。公約はあくまで「乗り入れに関する調査実施」であり、「乗り入れ実現」ではないが、「目玉公約なのだから『調査したけど無理でした』では済まされない」(有力経済人)との声もある。
 公約では、ふるさと納税を年間100億円に増やし、五稜郭の世界遺産登録を目指すとも訴えた。目を引くものを並べた形だが、市民の多くの負託を受けただけに責任は重い。市幹部は西尾市政も念頭に「函館の人はすぐ飽きる。大泉市政も支持されるのは1、2年だろう」と漏らす。大泉氏はこうした見立てを、政策の実現で覆せるだろうか。(宮木友美子)

1585OS5:2023/04/25(火) 21:41:18
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/836639/
大泉氏圧勝の函館市長選 得票は現職の4倍 知名度や薄い政党色、市民の不満決定打

2023年4月24日 19:27(4月24日 21:17更新)
【函館】23日投開票された函館市長選は元市保健福祉部長の大泉潤氏(57)=立憲民主党道連支持=が、現職の工藤寿樹氏(73)=自民党道連、公明党函館総支部推薦=に大差をつけ初当選した。得票は、与党などの支援を受け3期12年の市政運営でも大きな失点がないとされる工藤氏の約4倍。弟で俳優の大泉洋さんの人気、保守層への浸透、市民の不満などが「うねり」となって、予想以上の圧勝を生んだ。
 「期待に応えなければならない気持ちでいっぱいだ」。大泉氏は24日、市役所で当選証書を受け取り、記者団に語った。
 大泉氏の得票は9万8174票。1975年に矢野康市長が得た9万2109票を上回り、過去最多となった。市幹部は「工藤氏とこんなに差が開くとは」と絶句する。
 工藤氏の陣営幹部は「組織の支援が『弟』の人気に吹き飛ばされた」と嘆く。大泉氏はタレント候補ではないが、弟の知名度で無党派層が流れるとの見方は強かった。
 実際、北海道新聞社の出口調査で無党派層は87%が大泉氏に投票。市長を選ぶ基準を尋ねたところ「人物や人柄」が38%とトップで「政策や公約」の26%を上回った。大泉氏周辺は「洋さんの好感度は別格。有権者は見た目も似ている2人を重ね合わせた」とみる。
 また、自民支持層の77%、公明支持層の71%も大泉氏に流れた。立憲の支持を受けた大泉氏だが、知事選で自公が推薦した鈴木直道氏の集会など自民系の会合にも姿を現し、道議選では自民候補の事務所にも顔を出した。政党色を打ち消す戦略が奏功した形だ。
 自公支持層が工藤氏から離反したのには別の理由もある。工藤氏は大間原発(青森県大間町)建設差し止め訴訟でリベラル系にも支持を広げ、国政選挙や知事選で保守系候補への応援に熱心でなかったとされる。関係者によると工藤氏陣営は告示後、鈴木氏に応援を打診したが鈴木氏周辺に断られたという。
 さらに圧勝を決定づけたのは、市民の工藤市政への不満だ。工藤氏が約7万票を得て3選した前回2019年の市長選でも、告示直前に支持基盤がない女性候補が名乗りを上げ、3万7千票を集めた。
 工藤氏は人口減少について、かねて「国の問題」と発言してきた。そこへ大泉氏は「人口減少への危機感が欠如している」と指摘し、政策が思いつきで立案されているとも批判。市民の不満をすくい取った。
 函館市長選には「下克上」の歴史もある。07年は政党や団体を固めた現職に対し、市政運営を批判した前助役が大勝した。市OBは「今回も市民はトップ交代で閉塞(へいそく)感を打破しようと判断した」と語る。
 投票率は前回より8・83ポイント増の58・15%になり、関心の高さを裏付けた。大きな期待を背負った大泉氏。今度は自身が市民の評価の矢面に立つことになる。(徳永仁、宮木友美子)

1586OS5:2023/04/25(火) 21:41:51
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/836677/
更別村議に移住者夫婦が当選 政治学者の妻と数学史家の夫、村政と向き合う
2023年4月24日 20:00
当選証書を手にする尾立要子さん(左)と斎藤憲さん
 【更別】移住者の夫妻尾立(おりゅう)要子さん(57)と斎藤憲さん(65)が18日告示の村議選で無投票当選し、24日、村役場で当選証書を受け取った。政治学を研究し、大阪公立大の客員研究員を務める妻の尾立さんと、地方議会のあり方を考えてきた夫の斎藤さん。異色の夫妻は批判も覚悟で村政と向き合おうとしている。...

1587OS5:2023/04/25(火) 22:33:45
>>1555
https://www.muromin.jp/news.php?id=85158
2023/04/24 11:45統一地方選

室蘭市長、青山氏4選 小田中氏、川畑氏破る
 室蘭市長選は、現職の青山剛氏が経済界や日鉄と日鋼の二大労組の組織票を手堅くまとめ、さらにまち場の支持を集めて1万5622票を獲得。他の2氏を振り切り接戦を制した。これまでの3期12年の行政手腕と実績、経験が評価された。

 選挙戦は、これまで推薦を受けていた市職員らで構成する市職員労働組合連合会(市労連)が小田中氏に出馬を要請。従来の支持組織である連合が割れて厳しい戦いとなった。この中、地域や商店街をはじめ、無党派層へも食い込み公約などをアピール。知名度を生かして有権者との距離を縮める戦略を進めた。

 小田中氏は、市労連の支持を受けて昨年12月にいち早く出馬表明し、現職批判の受け皿として行政刷新を訴えたが、及ばなかった。川畑氏も精力的に独自の活動を展開したが、2氏の間で埋没し、浸透しなかった。

◆―― 開票結果
当15,622 青山  剛 45 無現④
 12,733 小田中 稔 59 無新
  6,303 川畑  悟 52 無新

 ※得票数。当は当選、氏名(敬称略)、年齢、党派(無=無所属)、現新別、丸数字は当選回数。

◆―― 当選者
青山  剛 45 無現④
①市長②市議、室蘭工業大助手③札幌市④室蘭工業大大学院

 ※氏名(敬称略)、年齢、党派(無=無所属)、現新別。丸数字は当選回数。略歴は①現職、肩書②経歴③出生地④最終学歴

◆―― 批判票分散で有利に
 【解説】室蘭市長選は、経済界を中心に推す青山剛氏が4選を決めた。市民は青山市政を信任、将来を見据えた都市整備や行財政改革といった青山路線継承を選択した。

 室蘭民報社の調査では、市長選で重視した政策や争点として、景気・雇用の経済対策を望む声が多く、青山氏の進めるフェリーやクルーズ船寄港による地域活性化、洋上風力の推進などに合格点を与えた格好。過去の市長選でアピールした若さに加え、市議時代も含めた20年の経験を特に強調し、浸透した結果だろう。

 ただ小田中、川畑両氏を合わせた得票が全体の過半数を超えた。「3期12年の市長選挙ではない」(政党関係者)や市政運営への不満の声も多く聞かれる中、三つどもえの戦いが青山氏に有利に働いたことも見逃せない。市職員や市議会、支援が割れた労働界との関係構築は必須だろう。

 閉塞感に包まれたコロナ禍からの脱却、洋上風力などの再生可能エネルギーによる新産業創出、さらに病院再編など課題は山積み。若手からベテランの域に入った青山氏の一挙手一投足が、市民に今まで以上に注目されている。

1588OS5:2023/04/25(火) 22:36:59
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20230423/7000057055.html
美瑛町長選挙 現職の角和浩幸氏が2回目の当選
04月23日 21時19分

上川の美瑛町長選挙は無所属の現職、角和浩幸氏が2回目の当選を果たしました。
角和氏は横浜市出身の55歳。
京都新聞の元記者で、美瑛町に移住して農業を営み、2011年(平成23年)から町議会議員を2期務めたあと、前回・4年前の町長選挙に立候補して初当選しました。
角和氏は「4月に施行された町の自治基本条例を着実に運用し、住民主体の町づくりを進めていきたい。JR美瑛駅周辺の再開発や福祉の充実にも取り組んでいく」と話しています。



>>1528
角和浩幸  3,445票 55歳 無所現 〈元〉町議  農協
佐藤晴観  2,581票 49歳 無所新 〈元〉町議長 商工会

1589OS5:2023/04/29(土) 08:35:47
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/837985
<誕生大泉市政 函館市長選 圧勝の先に>番外編 取材記者が振り返る
会員限定記事
2023年4月26日 22:30

23日の函館市長選は、新人の大泉潤氏が現職の工藤寿樹氏に勝利した。取材した記者たちが振り返った。



 A 大泉氏が9万8174票を得たのに対し、工藤氏は2万3483票だった。大泉氏については昨夏の出馬表明当初から強い候補になるとみていたが、ここまで差が開くとは。強気だった工藤氏も2月以降は「もし負けたら」という話を周囲にするようになった。
 B 大泉氏の地域衰退への危機意識が市民の共感を得たのは間違いない。だけど、やはり弟の洋さんの存在が大きかった。大泉氏自身も選挙後、「彼がいなければ勝利はなかった」と認めた。3月から眼鏡を外し、見た目も弟を意識しているとうわさされたけど、本人は否定している。関係者によると、洋さんが選挙に関わらないことは事前に確認していたそうだ。
 C 大泉氏の3月18日の集会に、政党などの動員ではない一般市民が詰めかけたのを見て、勢いを確信した。集会では函館出身の人気バンドGLAYのTAKUROさんが「函館のために立ち上がるということで、住みよいマチに成長させてほしい」とエールを送る動画も披露された。これに驚いたのはTAKUROさんと親交がある工藤氏。同時期にTAKUROさんから「函館のために互いに頑張ろう」との動画が送られていたといい、すぐにホームページに載せていた。
 D 工藤氏陣営は最終盤になって鈴木直道知事を呼ぼうとしたが、断られた。それまで工藤氏は、鈴木氏と距離がある自民党の高橋はるみ参院議員を頼っていた経緯があり、関係者からは「都合のいい話だ」との声も漏れた。
 A 今回の選挙は政党にとって課題が残った。立憲民主党は大泉氏に推薦を出そうとしたけど、自分たちが前に出ると保守票が逃げるかもしれないと配慮し、1段階下の支持とした。大泉氏が自民、公明両党推薦の鈴木知事の集会に出ても、道議選の自民候補を激励しても立憲は黙認した。組織力で大泉氏を支えたのは間違いないけど、大泉氏に既に主導権を握られている感がある。
 D 自民、公明は工藤氏を推薦したのに、北海道新聞の出口調査では両党支持層の7割超が大泉氏に投票した。大泉氏に「風」が吹く中、工藤氏支援に力が入らなかった。裏で大泉氏を応援する関係者もいた。
 C 自民の工藤氏推薦を主導したのは、道議選で渡島管内から函館市に「国替え」した冨原亮道議。ただ告示後の工藤氏の集会に姿を見せず、陣営は首をかしげていた。自民内では冨原氏と、道議選渡島管内で当選した前田一男元衆院議員に溝があり、次の衆院選道8区の候補選びは多難だ。
 B 先の話だろうが、大泉氏はこれだけ人気があれば知事選や国政という声も出てくるかもしれない。昨秋には市内の経営者や高橋はるみ氏が大泉氏に、衆院道8区に自民から出馬しないか声をかけた経緯もある。大泉氏は選挙戦で道外首長の応援も受け、兵庫県播磨町の佐伯謙作町長は最終日に「私は大泉党。仲間を集めて国を変える勢力をつくる」と応援演説した。
 A 討論会や候補者インタビューの反応では「工藤氏の政策の方が現実的で具体的だ」との声を聞いた。人口減少対策や地域活性化で重要なのは企業誘致や新産業創出による若者のつなぎ留めだと思う。情報収集や独創的なアイデアに加え、人脈を生かしたトップセールなど政治力も必要だ。大泉氏に求められるのは政策実現で市民の暮らしを豊かにすることだろう。

1590OS5:2023/05/02(火) 09:16:43
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/839168
道議会6会派の構成決定 自民54人
会員限定記事
2023年4月28日 20:35
あとで読む
あとで読む
Twitterで共有する
Facebookで共有する
この記事を共有する
 道議会(定数100)の新たな会派構成が決まった。9日投開票の道議選で初めて議席を得た日本維新の会の新会派を加え、改選前から1増の6会派が、28日までに届け出た。最大会派の自民党・道民会議は、自民の公認・推薦で当選した52人に、無所属新人の2人が加わり54人になった。
 自民会派に加入した2人は、いずれも、野党系会派の北海道結志会所属道議の後継として出馬していた日高管内(定数2)の小林雄志氏と、伊達市(同1)の高田真次氏。自民は、前回2019年改選時に届け出た53人から1人増やした形。公明党は横ばいの8人で、自民会派と合わせた鈴木直道道政の与党は62人になった。
 一方、立憲民主党議員らでつくる民主・道民連合は、19年改選時から1人減の26人。結志会は、政治団体の市民ネットワーク北海道が推薦した札幌市北区(定数4)の石川佐和子氏、釧路市(同3)の鶴間秀典氏を加え、19年改選時と同数の9人を確保した。
 共産党は3人から2人に減った。維新会派は「維新・大地」の名称で1人会派。(岩崎あんり、金子俊介)

1591OS5:2023/05/09(火) 11:30:53

https://news.yahoo.co.jp/articles/97a41fbb07f8935e80a07cfb02597f3b36a2c64b
母になりすまし投票疑い書類送検 北海道士別市議長、統一選
5/8(月) 22:37配信
 4月9日に投開票された統一地方選前半戦の北海道知事選と道議選で、母親になりすまして投票したとして、北海道警は8日、公選法違反(詐偽投票)の疑いで士別市議会の井上久嗣議長(63)を書類送検した。捜査関係者への取材で分かった。

 書類送検容疑は、知事選(3月23日告示)と道議選(同31日告示)の選挙期間中、意思表示が困難な母親に代わり、井上氏が応援する候補者に郵便投票で投票した疑い。

 井上氏は8日、共同通信の取材に「道義的責任が非常に重いことだと受け止めている。今後は検察の捜査に協力する」と述べた。

 士別市議会によると、井上氏は8日、議員辞職願を提出し、副議長預かりとなった。

1592OS5:2023/05/15(月) 02:42:51
13自民党・市民会議
08民主・市民連合
05公明党
04共産党
03無党派G
01無所属

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/844321
旭川市議会会派 与党系18人、ねじれ解消 自民が参政取り込む

2023年5月11日 20:30
 旭川市議会(定数34)は11日、改選後初の議員協議会を開き、会派構成を決めた。最大会派は自民党系「自民党・市民会議」で、保守色の強い参政党の笠井真奈美氏が加わり、改選前の11人から13人に伸ばした。今津寛介市長を支える与党会派は公明党と合わせて18人となり、過半数を獲得。野党が多数を占める「ねじれ」を解消した。
 第2会派は野党の立憲民主党系「民主・市民連合」で9人から8人に後退した。公明党は5人、共産党は4人で改選前と変わらず、現有勢力を維持。無所属議員の一部で構成する「無党派G」には、れいわ新選組の野村パターソン和孝氏が加わり、改選前と同じ3人を確保した。
 4月の市議選では、自民党系、公明党の与党が改選前の16人から17人に伸ばしたが、勝敗ラインの過半数に届かず、野党と勢力伯仲となった。自民党系会派や野党会派は過半数獲得を巡り、初めて議席を獲得した参政党の笠井氏に会派入りを打診。笠井氏は「保守的な価値観や考え方が近い。参政党の政策とぶれることなく、協力関係をつくりたい」とし、自民党系会派に入ることを決めたという。
 今津市長は安定した市政運営が可能になり、自民党の市議は「過半数を取れたのは大きい。今までの議会運営とは変わる」と強調。立憲民主党の市議は「厳しくなった。チェック機能を果たしたい」と警戒する。
 改選後初の臨時市議会は19日開会し、議長選が行われる。自民党系会派からの選出が有力で、元議長の安田佳正氏と福居秀雄氏らの名が浮上している。(和泉優大、佐藤愛未)

1593OS5:2023/05/15(月) 02:43:44
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/844983/
自民会派、知事と協調継続 議長候補に冨原氏 対抗馬に票4割
2023年5月12日 21:29(5月13日 02:02更新)
 道議会の自民党・道民会議(54人)が議長候補に選んだ冨原亮氏(50)=函館市=は、党道連幹事長を務めるなど道内自民の「主流派」で、鈴木直道道政との協調路線の継続を基本的に選択した結果といえる。ただ、一騎打ちとなった松浦宗信氏(68)=根室市=にも4割近い票が流れた。道政与党として、道との対立を表面化させないこれまでの会派運営からの転換を求める声の表れとの見方も出ている。
 冨原氏は34歳で道議に初当選し、道議会や党務で要職を歴任。先の道議選では渡島管内から函館市(定数5)に選挙区を移し、5回目の当選を決めた。
 昨年9月の定例道議会の一般質問では、まだ2期目の出馬表明をしていなかった鈴木知事に「出馬表明がなされると確信しており、多くの道民も待ち望んでいる」とエールを送る場面も。道議の中では知事に近い存在とされ、支持した中堅道議は「自民側の声を届けつつ円滑な道政運営ができる」と語る。
 今回の議長候補選では「大本命」(自民道議)と目されており、33票を得た一方、松浦氏も21票を獲得した。松浦氏を支持した有力道議は「与党であっても、わが会派には今の道をもっと厳しくただす姿勢が必要だ」と注文する。背景には、知事の道政運営を批判する場面が少なかった会派の姿勢への不満も見え隠れする。
 議長の人選が重視されるのは、首長と議会の二元代表制のもとで、知事と並ぶ北海道の「顔」として強い影響力を持つからだ。報酬も議員より高く、道の政策決定や人事にも影響を与えることがある。また、道と事前に質疑応答をすり合わせる「答弁調整」をはじめ、道民との距離が指摘される道議会の改革を主導する役割も担う。
 冨原氏は12日、議長候補に選ばれたことについて記者団に「重く受け止めている。果たさなければならない役割の重要性を改めて認識している」と述べた。2期目を迎えた鈴木道政への監視機能をどう高めていくのか、道民により開かれた議会への改革にどう取り組むのかが注目されそうだ。(金子俊介、小宮実秋)

1594OS5:2023/05/15(月) 21:53:22
https://www3.nhk.or.jp/lnews/sapporo/20230514/7000057526.html
石狩市長選挙 現職・加藤龍幸氏が新人2人抑え2回目の当選
05月14日 22時41分

現職に新人2人が挑んだ石狩市の市長選挙は14日に投票が行われ、無所属の現職、加藤龍幸氏が新人2人を抑え、2回目の当選を果たしました。

石狩市長選挙の開票結果です。
▼加藤龍幸(無所属・現)当選 1万3769票
▼安田秀子(無所属・新) 3475票
▼岩渕勉(無所属・新) 3191票
任期満了に伴う石狩市長選挙は現職の加藤氏が環境保護団体代表の安田氏と元石狩消防署課長の岩渕氏の新人2人を抑え、2回目の当選を果たしました。
投票率は43.65%で、これまでで最も低かった前回・4年前の50.37%を6.72ポイント下回り、過去最低となりました。
加藤氏は札幌市出身の67歳。
道職員を経て2007年(平成19年)に石狩市役所に入り、市長政策室長や企画経済部長を務めたあと、前回の選挙に立候補して初当選しました。
加藤氏は「国の指定を受けた『脱炭素先行地域』として、再生可能エネルギーの利用拡大や関連産業の誘致に力を入れるとともに、子育て支援の強化や高齢者の生活を支える公共交通の拡充にも取り組みたい」と話しています。

1595OS5:2023/05/16(火) 22:42:32
定数11に対し12人立候補。→1人だけ落選
TOP当選者が町長選へ出馬。
落選した一人が繰り上げ当選。なんだ!?と思ったら
町長が亡くなったから 急な選挙なのね


https://www.hokkaido-np.co.jp/article/846681

辞職受け、繰り上げ 羽幌町議に金木氏
2023年5月16日 22:10
 【羽幌】町選管は16日の選挙会で町長選(23日告示、28日投開票)出馬に伴う森淳氏(70)の町議辞職に伴う欠員補充のため、公職選挙法の規定に基づき、4月23日投開票の同町議選で次点だった金木直文氏(65)=共産=の繰り上げ当選を決めた。当選証書も同日、付与された。金木氏は5期目。(竹内博)


https://www.hokkaido-np.co.jp/article/842700
羽幌町長選 前議長の町議が出馬へ

2023年5月8日 23:32

 留萌管内羽幌町の前町議会議長の町議森淳氏(70)は8日、北海道新聞の取材に対し、駒井久晃町長の死去に伴う町長選(23日告示、28日投開票)に立候補する意向を明らかにした。森氏は4月23日投開票の同町議選で当選している。町長選への出馬表明は森氏が初めて。


https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20230420/7000056952.html
羽幌町の駒井久晃町長が死去
04月20日 20時01分

羽幌町の駒井久晃町長が、19日、札幌市内の病院で悪性リンパ腫のため亡くなりました。69歳でした。

羽幌町によりますと、駒井町長は3月13日から札幌市内の病院に入院したあと4月に入って、一時、退院し、公務に復帰しましたが、4月7日に再入院し19日に亡くなったということです。
羽幌町出身の駒井町長は平成7年から町議会議員を務め、5期目の途中で辞職して平成26年の町長選挙に立候補して初当選し、3期目の任期途中でした。
当面、鈴木典生副町長が町長の職務を代行するということです。
駒井町長の死去は4月23日までに職務代理者から羽幌町の選挙管理委員会に通知され、後任を選ぶ選挙は選挙管理委員会が通知を受け取ってから50日以内に行われるということです。

1596OS5:2023/05/17(水) 21:18:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/eefe0812c960f5cdef565e9f085815a696dcac99
立憲民主党道連 逢坂代表 辞意表明一転 来月の任期切れまで続投表明 任期後については「否定的な思い」
5/17(水) 21:12配信


0
コメント0件


HTB北海道ニュース
(写真:HTB北海道ニュース)

 辞意を表明していた立憲民主党道連の逢坂誠二代表は、党内での慰留などを受けて来月の任期切れまで続投すると表明しました。

 立憲民主党道連の逢坂誠二代表は、先月の北海道知事選で推薦した候補が現職に大敗したことなどを受けて、「責任を取る」として辞意を表明していました。
 17日に国会内で報道陣の取材に応じた逢坂代表は、道内選出国会議員全員から慰留の文章を受け取ったことや、13日に行われた道連の常任幹事会で、選挙の総括を先にするように求められたことを受け、「(来月の)任期いっぱいで選挙総括を行う。
 そこまでは道連代表を継続する」と述べました。
 逢坂代表の任期は、来月の道連大会までとなっており、その後の続投については「責任があるということは痛感してますので、私としてはその後を続けるということについては、否定的な思い」としています。

HTB北海道ニュース

1597OS5:2023/06/06(火) 08:12:29
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/856373
美唄市長選、現新一騎打ち 市議選も選挙戦に
2023年6月4日 17:15(6月4日 20:29更新)

 【美唄】任期満了に伴う美唄市長選は4日告示され、いずれも無所属で、自民党美唄支部が推薦する新人の元病院職員桜井恒氏(39)と、再選を目指す現職板東知文氏(70)=届け出順=が立候補を届け出て、選挙戦に突入した。同日告示の市議選は定数14に対して現職8人、元職1人、新人7人の計16人が出馬し、選挙戦が確定した。各候補者は市内各地を回り、人口減対策やまちの将来像について語り、支持を訴えた。11日の開票まで1週間にわたり舌戦が繰り広げられる。(横田望、三浦高志)
■生活守ること最優先 桜井恒氏(39)=無所属・新人
 桜井氏は午前8時すぎに西1南2の後援会事務所で出陣式を行い、集まった支持者約150人と必勝を祈願。その後JR美唄駅前に移動し、第一声を上げた。
 「市民一人一人から物価高や除雪、子育ての苦労など多くの悩みを聞いた。最優先すべきは皆さまの生活を守ること」と述べ、全市民への1万円給付、福祉除雪の条件緩和などに取り組むと主張。北海道せき損センターの市外移転の可能性が出てきたことにも触れ「もし移転しても暮らしを守る医療ができるよう、市立病院の中身を早急に変えなければならない」とした。
 また財源として現在実施中の事業の優先順位を見直すとし、安田侃彫刻美術館アルテピアッツァ美唄の改修などについて「資材高騰の状況下で行う必要はあるのか」と指摘。「美唄の未来を支える子供たちへの投資にも取り組んでいく。そんなまちづくりをぜひ後押ししてほしい」と訴えた。
 その後、支持者らと握手を交わし選挙カーで出発。市内各地で遊説した。
■市街地再開発目指す 板東知文氏(70)=無所属・現職
 「1期目の成果を踏まえて、美唄に暮らす喜びと誇りをつくりあげる決意を新たにしている」。板東氏は午前9時ごろ、約150人の支持者らが集まる中、大通西1南1の事務所前で第一声を上げた。
 板東氏は、ふるさと納税寄付額が4年間で約18倍の18億円に増加したことや、全道に先駆けて地域包括ケア推進条例を制定したことなどを実績として挙げた。建て替え工事中の市立美唄病院は、完成後も人口減や高齢化の状況によって病床数や機能の見直しを段階的に行う計画で、板東氏は「国からも高い評価を受けている」と強調した。2期目に向けては、市内での日本語学校の開設や中心市街地の再開発などを掲げた。
 地域の中核的病院の北海道せき損センターが市外への移転を含めた建て替えを検討していることに関しては「美唄での建て替えを地域の基本的な考え方として対応していく」と訴えた。
 その後、峰延や東明など市内各地を選挙カーで回り、支持を呼び掛けた。

1598OS5:2023/06/13(火) 19:51:19
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20230611/7000058275.html
美唄市長選挙 新人の元病院職員 桜井恒氏が初当選
06月11日 23時42分

現職に新人が挑んだ美唄市の市長選挙は11日に投票が行われ、無所属の新人で元病院職員の桜井恒氏が2期目を目指した現職を破り初めての当選を果たしました。

美唄市長選挙の開票結果です。
▼桜井恒(39)、無所属・新、当選、5957票。
▼板東知文(70)、無所属・現、4826票。
任期満了に伴う美唄市長選挙は自民党美唄支部が推薦した元病院職員の桜井氏が2期目を目指した現職の板東氏を破り、初めての当選を果たしました。
投票率は64.20%で、前回・4年前の選挙を7.26ポイント下回りました。
桜井氏は美唄市出身の39歳。
医療機器メーカーでの勤務を経て、江別市にある病院に勤めていました。
桜井氏は「基幹産業の農業で民間企業などとの連携を推進し、美唄を農業の先進地にしていきたい。子育て世帯への支援を充実させるほか、公共交通の整備にも力を入れ、誰もが未来への希望を語れるまちを目指したい」と話しています。

1599OS5:2023/06/13(火) 19:53:22
https://news.goo.ne.jp/article/hokkaido/region/hokkaido-860454.html
初当選の桜井氏、地道に知名度高め逆転 美唄市長選 「閉塞感打破」39歳に託す
2023/06/12 23:00北海道新聞

初当選の桜井氏、地道に知名度高め逆転 美唄市長選 「閉塞感打破」39歳に託す

当選が決まり、支持者と万歳三唱する桜井恒氏(右)=11日午後10時55分ごろ、西1南2の後援会事務所

(北海道新聞)

 【美唄】11日投開票の美唄市長選は、新人の桜井恒氏(39)=自民党美唄支部推薦=が、再選を目指した現職板東知文氏(70)との一騎打ちを1131票差で制し、初当選を果たした。選挙期間中、両陣営ともに「現職有利」との見方を示していたが、桜井氏は知名度不足解消に向け、多くの市民と対話を重ねる選挙戦を展開。若手農業者を中心に支援の輪が広がり、市勢に漂うとされる閉塞(へいそく)感打破を39歳に託す結果につながった。...

1600OS5:2023/06/20(火) 21:46:37
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/863610/
自民道連が新体制発足 中村裕之会長で早期決着 衆院選へ問われる手腕
会員限定記事
2023年6月18日 19:51(6月18日 22:40更新)
自民党道連は18日、札幌市内で定期大会を開き、中村裕之衆院議員(62)を正式に会長に選出した。前回2021年の会長選びは内部対立に発展したが、今回は衆院選対応を急ぐ事情もあり、早期決着で新体制を発足させた。
 大会では衆院選候補となる支部長の不在が続く道1区(札幌市中央区、南区、西区と北区の一部)、道8区(渡島、檜山管内)の支部長選定を急ぐなど23年の活動方針も決定。中村氏は「次の解散総選挙で必ず勝利し1人でも国会議員を増やす」と決意を述べた。
 中村氏は道4区(札幌市手稲区、西区の一部、石狩市、後志管内)選出の4期目で、農林水産副大臣などを務めた。任期満了で退任した前会長の伊東良孝衆院議員の後任。13日の道内関係国会議員会合で内定していた。任期は25年6月まで。
 中村氏に円滑に決まったのは内部対立を回避した結果だ。前回の会長選びは東京五輪・パラリンピック組織委員会会長就任のため道連会長を退いた橋本聖子参院議員の後任選びが紛糾、3カ月近く会長不在が続いた。今回は通常国会中の衆院解散論も浮上する中で選考が行われ、選挙態勢の構築を急ぐ流れとなった。
 武部新衆院議員(52)と高橋はるみ参院議員(69)の名前も挙がったが、伊東氏や橋本氏が水面下で調整し、衆院議員であることや当選回数、年齢、経験を重視する方針を確認。中村氏は武部氏と同期だが年長で、異論は出なかった。
 道連会長は従来、当選回数などに基づく持ち回りや会長経験者らの協議で決まるのが慣例だった。選考基準が不明確なことが前回の混乱を助長した面もあり、中村氏は大会後、基準をより明確化する必要があるとの認識を記者団に示した。
 中村氏は道議経験もあり「国政選挙で道議と連動しやすくなる」との期待が道連内にある。前回衆院選小選挙区で立憲民主党の新人候補に僅差に迫られた経過もあり、全道の選挙態勢と自身の足場固めの両立が課題となる。(金子俊介)
首相、解散時期探る 改造後の秋なら「増税隠し」の批判も

1601OS5:2023/06/20(火) 21:47:41
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/863056/
自民 道8区応募ゼロ 公募残り1週間、7月1日に選考委
会員限定記事
2023年6月16日 22:16
あとで読む
あとで読む
Twitterで共有する
Facebookで共有する
この記事を共有する
 自民党道8区支部は23日締め切りの支部長公募を経て、7月1日に選考委員会を開く予定だ。だが応募は今のところゼロ。党関係者が出馬を打診した女性著名人も固辞した。選考は難航する可能性がある。
 支部長は次の衆院選の候補予定者になる。支部幹部によると女性1人から意欲が伝えられたが応募に至っていない。支部内では複数の女性著名人の名前が浮上したが、出馬の意向がないことを確認したという。
 公募は5月29日に開始し、選挙区内で党員50人を含む200人の推薦が条件。選考では女性候補や若さを重視するとした。昨年10月の公募の条件は党員25人を含む50人の推薦だったため、厳格化が影響しているとの見方もある。
 「有力候補がいなければ党本部に委ねることもあり得る」(有力経済人)との声も出る。
 道8区では自民党の前田一男氏(現道議)が立憲民主党の逢坂誠二氏に3連敗している。(宮木友美子、芝垣なの香)

1602OS5:2023/07/10(月) 19:53:14
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20230611/7000058275.html
美唄市長選挙 新人の元病院職員 桜井恒氏が初当選
06月11日 23時42分

現職に新人が挑んだ美唄市の市長選挙は11日に投票が行われ、無所属の新人で元病院職員の桜井恒氏が2期目を目指した現職を破り初めての当選を果たしました。

美唄市長選挙の開票結果です。
▼桜井恒(39)、無所属・新、当選、5957票。
▼板東知文(70)、無所属・現、4826票。
任期満了に伴う美唄市長選挙は自民党美唄支部が推薦した元病院職員の桜井氏が2期目を目指した現職の板東氏を破り、初めての当選を果たしました。
投票率は64.20%で、前回・4年前の選挙を7.26ポイント下回りました。
桜井氏は美唄市出身の39歳。
医療機器メーカーでの勤務を経て、江別市にある病院に勤めていました。
桜井氏は「基幹産業の農業で民間企業などとの連携を推進し、美唄を農業の先進地にしていきたい。子育て世帯への支援を充実させるほか、公共交通の整備にも力を入れ、誰もが未来への希望を語れるまちを目指したい」と話しています。

1603OS5:2023/07/27(木) 16:14:22
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/882713/
パワハラ問題、現職に逆風 2023北見市長選 立憲・労組から批判噴出 保革相乗り見通せず
会員限定記事
2023年7月24日 21:51
あとで読む
あとで読む
Twitterで共有する
Facebookで共有する
この記事を共有する
北見市
北見市
 9月3日告示、10日投開票の北見市長選を巡り、市職員によるパワーハラスメント(パワハラ)問題が現職陣営の逆風となっている。市職員出身の辻直孝市長を1、2期目とも支えた立憲民主党や労働組合では、辻氏への批判が噴出。自民党も一枚岩ではないため、過去2回の市長選のように保革相乗りの「オール北見」の支援を取り付けられるか見通せない情勢だ。
 「パワハラ問題が解決していないのに、評判の良くない辻市長になぜ党として乗っかろうとするのか」。23日、市内で開かれた立憲民主党道12区総支部定期大会。一般党員からは辻氏への支持見合わせを求める声も上がった。
 同党北見支部長を務める鈴木一磨道議(北見市選出)は「立憲として(辻氏と)どう対峙(たいじ)するかは決めていない」とし、パワハラ問題も含めて辻市政を総括する必要があると説明。その上で、「雲行きが怪しく、『オール北見』にならない可能性もある。『辻氏でいいのか』という議論をしなければならない」と現職陣営との距離感をにじませた。
 2015年の前市長の急死を受け、辻氏の初当選時は自民系や民主(現・立憲)系を含めた保革相乗りが実現。19年もオール与党態勢で再選を決めた。立憲民主党の支持母体の連合北海道北見地区連合会は15年と19年の市長選同様、辻氏支援に前向きな姿勢を示してきた。
 ただ、連合北見には市職員労働組合も含まれ、パワハラ問題発覚後、市の対応を疑問視する組合員も少なくない。立憲系のある市議は「党として自由投票もあり得る」と指摘。市職員出身の辻氏にとって、いわば「身内」から厳しい声が上がっている状況だ。
 パワハラ問題に加え、ともに市議会の最大会派である連合・立憲系の「市民・連合クラブ」と船橋賢二道議(同市選出)を支持する「次代」に対し、3選出馬の根回しが不足していたとされ、不満が渦巻く。ある立憲関係者は「このままだと現職を応援するのは(自民党の)武部新衆院議員の陣営だけになるのでは」との観測も漏れる。
 ただ、別の立憲関係者は「立憲から市長選に候補を立てれば、連合の顔をつぶすことになる」と懸念。辻氏への対抗馬擁立は難しく、対応に苦慮している。(山田健裕)

1604OS5:2023/07/27(木) 16:15:13
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/876230/
北見市長選 船橋陣営候補擁立に含み 説明会に4陣営 保守分裂の可能性も
会員限定記事
2023年7月11日 22:44
北見市
 9月10日投開票の北見市長選まで2カ月を切り、市選管は今月11日、立候補予定者向けの説明会を市役所で開いた。既に立候補を表明している現職の辻直孝市長、2期8年間にわたり辻市政を支えてきた自民党の船橋賢二道議(北見市)、共産党北見地区委員会の各関係者と、氏名非公表の1陣営の計4陣営が出席した。保守系候補を一本化してきたこれまでの構図から一転し、保守分裂選挙となる可能性も出てきた。
■現職・辻氏との溝表面化
 11日の説明会後、船橋道議後援会の渡部徳章幹事長は北海道新聞の取材に対し、「立候補者を出すか出さないかは検討中」と述べ、擁立に含みを持たせた。
 辻市長は6月28日、定例北見市議会代表質問で立憲民主党系の「市民・連合クラブ」の質問に答える形で、3選出馬を表明。新型コロナウイルス禍の収束を見据え、デジタル化や環境に配慮したグリーン化に力を入れることで、地方創生を推し進める考えを示した。
 前回、前々回の選挙と異なるのは、船橋道議との距離感だ。桜田真人前市長が任期途中で死去したことに伴う2015年の選挙では、「オール北見で支えられる候補」として辻氏に白羽の矢が立った。それ以来、船橋道議は、選挙運動に不慣れな辻氏を後援会メンバーが手伝うなど積極的に支えてきた。
 ただ、船橋陣営幹部が「2期目の4年間、市長からほとんど連絡がなかった」と不満を漏らすなど、溝が少しずつ表面化。6月中旬に北見市内のホテルで開かれた船橋道議の政経セミナーに辻市長の姿はなく、浅野目浩美副市長が代理で出席。その後、辻市長と船橋道議に加え、両者の後援会幹部を交えての話し合いが行われたが、不調に終わった。
 一方、辻市長は地元選出の自民党の武部新衆院議員と近く、保守系は一枚岩ではない。衆院解散・総選挙の日程も見通せない状況で、自民党関係者からは「辻氏は混乱していた市政を立て直した。船橋道議が新たな候補者を立てれば、自民党の分裂は避けられない」と懸念の声が出ている。(水野薫)

1605OS5:2023/08/11(金) 23:00:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/5611871d4c18ccce01945ac6ca72344acf185869
北海道北見市パワハラ問題 第三者委設置へ 市長が対応一転
8/11(金) 13:15配信

北海道新聞
一連のパワハラ問題を受け、陳謝する辻直孝市長(中央)

 【北見】北見市の辻直孝市長は10日の記者会見で、市職員が2022年にパワーハラスメント(パワハラ)被害を市に申し立てた際、窓口の職員課長が取り下げを促していた問題について、事実関係調査のため第三者委員会を設置する考えを明らかにした。

 先月の会見では市内部での調査にとどめ、第三者による調査を否定していたが、同問題に対する市長の対応の鈍さに市議会などから批判の声が相次いだ。この日は「市民に心配と迷惑をかけた」と初めて陳謝し、「市内部での確認にとどまらず、第三者委員会に委ねることが適当と判断した」と説明した。

 第三者委員会は、弁護士や社会保険労務士、臨床心理士ら4人程度で構成し、9月にも初会合を開く。調査は、職員課長の取り下げ行為の有無のみを対象とする。調査結果の公表方法や時期は、委員会の判断に任せるとした。

 申立書などによると、職員5人は役職が上の男性職員から頭をたたかれるなど約30件のパワハラを13〜22年に受けた。当時の職員課長が同2月に申し立て内容を聴取した際、「申し立てをやめないか」と取り下げを促した。

1606OS5:2023/08/29(火) 07:26:49
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/896073/
北見市長選、辻氏支援の相乗り崩れる 自民推薦、立憲は自主投票 地元道議2人も距離
会員限定記事
2023年8月21日 21:33(8月21日 21:44更新)

 9月3日告示、10日投開票の北見市長選で3選を目指す現職辻直孝氏(70)に対し、自民党が推薦を決めた一方、立憲民主党が自主投票とし、判断が分かれた。初当選から続いてきた保革相乗りの「オール北見」態勢が初めて崩れ、北見市選出の道議2人も距離を置くなど支援に後ろ向き。盤石だった支持基盤を失い、辻氏は市長選に臨むことになる。
 「みんなで力を合わせて北見を大きく発展させよう」。地元選出の自民党の武部新衆院議員は、20日に市内で行われた辻氏の事務所開きでエールを送った。北見市議や商工関係者ら120人が参加したが、同党の船橋賢二道議(北見市)、立憲民主党北見支部の鈴木一磨道議(同)とも姿を見せず、代理出席もなかった。
 辻氏への支援態勢を巡っては、自民党道12選挙支部(支部長・武部衆院議員)が12日に辻氏の1、2期目と同様に推薦を決定。関係者は「辻氏の2期8年を評価する声が大きく、異論は特になかった」とする。公明党オホーツク総支部、新党大地も辻氏を推薦する方針だ。
 一方、立憲民主党は19日の北見支部大会で、鈴木道議から自主投票が提案され、賛成多数で決定した。市役所職員5人がパワーハラスメントを受けたと連名で訴えたにもかかわらず、市が取り下げを促した問題が党員の間で辻氏への不信感を生んだことが問題視された。さらに、市の物価高騰対策についても「不十分」との声が上がった。同党は旧民主党を含めて1、2期目とも推薦したが、辻氏の政治姿勢に「ノー」を突きつけ、方針転換した形だ。
 保革相乗りが崩れたことに対し、辻氏の陣営関係者は「対立候補次第では、厳しい選挙戦となる。気を引き締めて、やるべきことを着実に進めなければ」と危機感を募らせる。これまでは市議会もオール与党態勢だっただけに、ある市幹部は「仮に辻氏が当選しても、難しい議会運営を強いられるだろう」とみている。(水野薫、山田健裕)

1607OS5:2023/08/29(火) 07:28:13
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/896073/
北見市長選、辻氏支援の相乗り崩れる 自民推薦、立憲は自主投票 地元道議2人も距離
会員限定記事
2023年8月21日 21:33(8月21日 21:44更新)

 9月3日告示、10日投開票の北見市長選で3選を目指す現職辻直孝氏(70)に対し、自民党が推薦を決めた一方、立憲民主党が自主投票とし、判断が分かれた。初当選から続いてきた保革相乗りの「オール北見」態勢が初めて崩れ、北見市選出の道議2人も距離を置くなど支援に後ろ向き。盤石だった支持基盤を失い、辻氏は市長選に臨むことになる。
 「みんなで力を合わせて北見を大きく発展させよう」。地元選出の自民党の武部新衆院議員は、20日に市内で行われた辻氏の事務所開きでエールを送った。北見市議や商工関係者ら120人が参加したが、同党の船橋賢二道議(北見市)、立憲民主党北見支部の鈴木一磨道議(同)とも姿を見せず、代理出席もなかった。
 辻氏への支援態勢を巡っては、自民党道12選挙支部(支部長・武部衆院議員)が12日に辻氏の1、2期目と同様に推薦を決定。関係者は「辻氏の2期8年を評価する声が大きく、異論は特になかった」とする。公明党オホーツク総支部、新党大地も辻氏を推薦する方針だ。
 一方、立憲民主党は19日の北見支部大会で、鈴木道議から自主投票が提案され、賛成多数で決定した。市役所職員5人がパワーハラスメントを受けたと連名で訴えたにもかかわらず、市が取り下げを促した問題が党員の間で辻氏への不信感を生んだことが問題視された。さらに、市の物価高騰対策についても「不十分」との声が上がった。同党は旧民主党を含めて1、2期目とも推薦したが、辻氏の政治姿勢に「ノー」を突きつけ、方針転換した形だ。
 保革相乗りが崩れたことに対し、辻氏の陣営関係者は「対立候補次第では、厳しい選挙戦となる。気を引き締めて、やるべきことを着実に進めなければ」と危機感を募らせる。これまでは市議会もオール与党態勢だっただけに、ある市幹部は「仮に辻氏が当選しても、難しい議会運営を強いられるだろう」とみている。(水野薫、山田健裕)

1608OS5:2023/09/17(日) 09:53:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/1f00d97a07cf1d53c57789c36059f5f0c89cca37
函館・大泉市長、目立つ自民との接触 選挙支えた立憲困惑 次期衆院選の対応は?
9/16(土) 6:01配信
北海道新聞
大泉潤・函館市長

 4月の函館市長選で立憲民主党の支持を受けた大泉潤市長が、自民党の議員や関係者と接触する場面が目立っている。市長選で大量得票した大泉氏が次の衆院選道8区(渡島、檜山管内)でどう動くのか、両党関係者が注視する。


 大泉氏は1日、自民の牧島かれん前デジタル相と市役所で意見交換した。自治体トップと与党国会議員の面会は珍しくないが、波紋を広げたのは、7月に自民の道8区候補予定者に決まった向山(むこうやま)淳氏(39)が同席したからだ。立憲現職の逢坂誠二氏(64)の周辺は「驚いた。市長はなぜ部屋に通したのか」といぶかる。

 市長選で大泉氏は自民、立憲、公明の3党に推薦を要請したが、自公は対抗馬の工藤寿樹前市長を推薦。立憲は大泉氏を支持し、選挙戦を組織面で支えた。大泉氏は7月、立憲道8区総支部の大会で「意見をいただきながら、まちづくりを前に進めたい」とあいさつし、一定の配慮は示す。

 だが大泉氏は今夏、自民の森山裕選対委員長(当時)と水面下で面会。最近も交流サイト(SNS)に、菅義偉前首相に漫画「ゴールデンカムイ」のグッズを贈る写真を載せた。大泉氏はハードルが高いとされる新幹線の函館駅乗り入れを掲げており、市幹部は「実現に向け政権与党と人脈を築くのは当然」と説明する。

 道8区は、党代表代行の要職も務める立憲の逢坂氏が3連勝中だが、今回は激戦になるとの見方があり、同党内には大泉氏の応援に期待する声がある。一方、自民の地元支部幹部は「市長とは距離が縮まっている。両陣営に五分五分で応援してくれればいい」と話す。

 逢坂氏、向山氏ともSNSに大泉氏と一緒に収まる写真を投稿するなど、駆け引きは事実上始まっている。大泉氏は8月の記者会見で、次の衆院選で立憲を応援するか問われ「私は無所属で立候補した。市民党という言葉が一番合う」とかわした。

1609OS5:2023/11/06(月) 23:20:24
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/935668/
札幌市議会「維新・大地」分裂へ 鈴木宗男氏の維新離党受け 代表が1人会派に
会員限定記事
2023年11月2日 20:31(11月2日 21:25更新)
 地域政党・新党大地代表の鈴木宗男参院議員が日本維新の会を離党したことなどを受け、札幌市議会の会派「維新・大地」の脇元繁之会長は2日、市役所で記者会見し、日本維新の会を離党し同会派を抜けて一人で活動すると発表した。同会派は残る4人が会派名から「大地」という文言を削除した上で活動を続ける方針で、「維新派」と「大地派」で分裂する。
 同会派の所属議員5人は4月の市議選で、維新の公認を受けて初当選。脇元氏ら4人は、新党大地の推薦も受けた。脇元氏は鈴木氏の私設秘書を務めており、2日付で離党届と会派離脱届けを提出。離党の理由については会見で「鈴木氏の離党が大きな要因。維新の政策を全て否定しているわけでない」と説明した。
 一方、鈴木氏が離党後、自民党を支援する考えを示したことなどを理由に、同会派は会派名に「大地」を含まない名称に変更することを決定。新たな会派名は近く決定する。1人会派の道議会は名称の継続を決めている。(蒲生美緒)

1610OS5:2023/11/06(月) 23:21:44
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/927973/維新の会 鈴木宗男氏と対決色鮮明 構図変わるか<フォーカス>
会員限定記事
2023年10月19日 23:32(10月20日 14:44更新)
あとで読む
あとで読む
Xで共有する
Facebookで共有する
この記事を共有する




 日本維新の会が次期衆院選に向け、道内全小選挙区での主戦論にかじを切った。維新道総支部の前代表だった鈴木宗男氏は自民、公明両党との協力関係から候補擁立を一部の選挙区にとどめていた。政権との対決姿勢を強める党本部にとっては「足かせ」が取れた形と言える。野党第1党を狙う維新の動きは選挙戦に影響を及ぼす可能性があり、道内与野党は警戒する。
 「党勢拡大するのは選挙しかない。人材がいれば支部長に選任していきたい」。井上英孝新代表は19日、札幌市内で記者団にそう強調し、道内全小選挙区に候補を立てることで比例代表道ブロックの票を掘り起こす意欲を示した。前身の旧維新の党が2014年衆院選で得て以来となる道内議席の獲得を目指す。
 道内の維新は20年3月の総支部設立以来、党本部から大きな裁量を与えられた鈴木氏が、古巣の自民党に一定の配慮を示しながら各級選挙に臨んできた。鈴木氏は21年衆院選、22年参院選で自身が代表を務める地域政党・新党大地として一部の自民候補を推薦するなど、岸田文雄政権と距離をとる馬場伸幸代表ら執行部とは異なる動きを見せてきた。党としては鈴木氏が去ったことで、道内でも自民を含む各党との対決姿勢をアピールしやすくなる。
 鈴木氏は維新から出馬した19年参院選比例代表で道内9万4千票を集めたが、維新が全国で躍進した21年衆院選では比例代表道ブロック(定数8)の党の得票が21万5千票と目標の25万票に届かず自民、立憲、公明に議席を押さえられた。
 鈴木氏の与党寄りの言動が改革政党としての維新への追い風を道内では弱めた可能性もあり、鈴木氏の離党は維新にとって功罪両面がありそうだ。井上氏は「維新らしさを道民に理解してもらい、応援してもらうチャンスだ」と訴える。
 維新本部は従来、大阪都構想への協力を得るため公明現職のいる選挙区への擁立を避けてきたが、都構想の頓挫や統一選での伸長を経て対公明の方針も転換。衆院選に向け対抗馬の擁立に動く中、全国で唯一、空白だったのが道10区だった。鈴木氏は道総支部代表在任中の9月、同区の公明現職に大地として推薦を出しており、維新にとっては鈴木氏の離党で候補擁立のハードルが下がった。
 与野党は影響を注視する。21年衆院選の投開票日に北海道新聞が行った出口調査によると、維新が候補を立てた道1〜3区では自民支持層の10%前後が維新候補に投票したと答え、立憲支持層で維新に流れた3%前後より多かった。
 今後の候補擁立作業が未知数なこともあり、自民道連幹部は「自民票がどれだけ流れるのかは読めない。静観するしかない」と様子見の構え。立憲道連幹部は「自民と保守票を取り合ってくれれば良いが、野党票を奪われる可能性もある」とし、21年選挙に比べ政権批判票の争奪戦が激しくなることを懸念する。
 大阪を拠点に道総支部を率いることになった井上氏は鈴木氏との関係について「党勢拡大を最優先に考えたい」としつつ「さまざまなやりとりがないわけではない」と連携の可能性を否定しなかった。札幌市議会と道議会の会派名「維新・大地」の名称をどうするかも所属議員の意向を尊重するとし、鈴木氏との決定的な対立は控えている。1人会派の道議会は名称継続を早々と決めており、鈴木色は一定程度残りそうだ。(金子文太郎、金子俊介)

1611OS5:2023/11/06(月) 23:26:44
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/930508/
<知事近影 2期目半年>上 鈴木流PR戦略岐路 敏感に世論察知し発信
会員限定記事
2023年10月24日 23:39(10月25日 09:49更新)
あとで読む
あとで読む
Xで共有する
Facebookで共有する
この記事を共有する

 17日、首相官邸。報道陣のカメラのフラッシュの先に、オホーツク産ホタテの刺し身を岸田文雄首相に勧める鈴木直道知事(42)の姿があった。「国会も始まるので、いっぱい食べていただいて」。政治日程に絡めて栄養価の高さをPRし、首相は「もう1個食べていい?」とお代わりしてみせた。東京電力福島第1原発の処理水放出を受けた中国による禁輸措置の影響が深刻化する中、漁業者支援を訴える姿が全国に報じられた。
 「セットしていただけませんか」。オホーツク、宗谷管内を地盤とする自民党の武部新衆院議員(道12区)を通じ、首相との面会の設定に動いたのは知事自身だった。9月にはラピダス(東京)の次世代半導体工場起工式に出席するため千歳市に入った西村康稔経済産業相にも直接持ちかけ、共に試食する場を設けた。
 新型コロナウイルス対策の独自の緊急事態宣言をはじめ、世論に敏感に反応した発信で支持を集めてきた知事。自民、公明両党の推薦を受け、4月の知事選で再選を果たしてからもその手法は健在だ。
■リスク及ぶ案件とは距離
 一方で、リスクを感じ取った案件から距離を取る如才なさもうかがえる。
 札幌市の秋元克広市長と日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長が2030年冬季五輪・パラリンピック招致断念を発表した11日夕。知事は知事室前に報道各社を集め「協力してきた自治体や関係者、市民や道民に丁寧に説明してほしい」と札幌市に注文を付けた。
 冷淡とも取れるコメントに、札幌市役所ではさざ波が立った。知事はもともと招致を公約に掲げて19年に初当選し、市、道、経済界など各界を挙げて機運醸成に取り組むプロモーション委員会の副会長に22年春に就任。札幌市とは運命共同体であるはずだった。東京五輪の汚職・談合事件で招致への支持が低迷する中、「このまま機運醸成を進めるのは難しい」と慎重姿勢に傾斜。「機を見るに敏」な面に接した市幹部はこう感じたという。「うまくいかなければ突き放すのか」
 五輪だけではない。知事選ではラピダス誘致を自身の実績として前面に出したが、再選後、多額のインフラ整備費や建設人材不足による札幌駅前再開発への影響、道央一極集中などの課題が指摘されると「実績アピールは極端に減った」と複数の道議は話す。
■ラピダス電力・原発 難題
 今後、北海道全体の懸念事項となりかねないのが、ラピダスが必要とする膨大な電力だ。27年の工場本格稼働後は全道の電力使用量の1〜2割を占めると予想される。知事が賛否を明らかにしていない北海道電力泊原発(後志管内泊村)再稼働を後押しする一因となり得る。どう賄うべきかの認識を記者会見で問われると「ラピダスと電力事業者で協議が行われていると考える」と深入りを避けた。
 8月、自民党本部で開かれた道内選出議員との意見交換。道連の新会長に就任したばかりの中村裕之衆院議員が、知事にこんな言葉をかける場面があった。「経産省の期待に背くことはないと思っていますよ」
 中村氏は泊原発が立地する後志管内を中心とする道4区の選出。早期再稼働を進める立場で、同管内寿都町、神恵内村での「核のごみ」最終処分場選定に向けた文献調査の概要調査移行にも前向きだ。いずれも知事がラピダスのインフラ整備などで支援を求める経産省の所管案件であることが、一つの臆測を呼んでいる。
 原発再稼働、そして知事が道の核抜き条例を根拠に反対する概要調査移行を巡り、政府・与党が圧力を強めるのではないか―。
 経産相時代にラピダス設立に関わった自民の萩生田光一政調会長は今月の札幌市での講演で、同社の千歳進出について「北海道がいいということで知事とも相談し、誘致を宣言してもらった」と自身の関与に言及した。「貸し」を示唆するような萩生田氏の言動に同党道議は「原子力政策でねじ込まれそうだ」と漏らす。
 「概要調査に進むのは反対。その姿勢は特に変わっていません」。知事は18日、ラピダス支援を含む補正予算要望で経産省に西村氏を訪ねた後、記者団に強調した。ただ、知事がぶれない姿勢をアピールしても、巨大な国家事業を取り巻く関係者の受け止めはさまざまだ。自民の道内選出国会議員はこう話す。「『核抜き条例があるから反対』と言うが、解釈次第でなんとかなるということもある」(金子俊介)

1612OS5:2023/11/06(月) 23:27:23


 巧みなパフォーマンスで民意を引き寄せ、全国区の知名度を築きつつある鈴木直道知事。2期目の任期は23日で半年がたち、核のごみ反対やラピダス誘致など自ら発した言葉の責任を問われる場面が増えてきた。市町村や道議会、国などの複雑な利害関係をどう調整し、広域自治体の長としての役割を果たそうとしているのか。現在の姿を追った。=2回連載します
■SNS戦略使い分け インスタで私生活、政治的主張少なく
 発信力が武器の鈴木直道知事は、交流サイト(SNS)の使い方も特徴的だ。政治家が主に利用する短文投稿サイトX(旧ツイッター)では他記事の転載をはじめ淡泊な内容が多い一方、若者や芸能人が好んで使う写真共有アプリ「インスタグラム」ではプライベートの様子を公開するなど、力の入れようが際立つ。いずれも道政課題や政治的主張に踏み込む投稿は少なく、イメージ戦略を意識しているようだ。
愛犬と一緒に道産ホタテを使ったコンビニおにぎりを紹介するインスタグラムの投稿写真=9月26日
愛犬と一緒に道産ホタテを使ったコンビニおにぎりを紹介するインスタグラムの投稿写真=9月26日

 Xは、米国のトランプ前大統領(フォロワー8750万人)や河野太郎デジタル相(同263万人)、大阪府の吉村洋文知事(同125万人)など国内外の政治家が意見発信ツールとして活用。時に過激な主張で論争の舞台になることもある。鈴木知事は2011年の夕張市長就任当時から旧ツイッターでの発信を行っており、新型コロナウイルス対策で道独自の緊急事態宣言を出した20年には1月から6月までの半年間にフォロワー数が6倍以上の17万人に急増した。
 21年ごろまではコロナ禍で消費が減った牛乳を飲む動画を公開したり、コロナ政策への理解を呼び掛けたりと独自色を出していたが、最近は道の公式Xや報道記事を転載する例が大半で、道の広報的な内容も多い。フォロワーはこの3年半、17万人で横ばいだ。
 反比例するように力を入れているのが、20年6月に始めたインスタグラムだ。写真と動画が中心で、2期目以降の総投稿件数は16日現在53件と、外部の書き込みを転載しているXの230件に及ばないが、愛犬と遊ぶ日常や、特産品を紹介する自身の姿を積極的に公開。フォロワーはこの2年で約8万人増の11万人に上り、都道府県知事では大阪の吉村氏の32万人に次ぐ。カメラ目線で自身の姿を前面に出す写真が多く、道議会では「まるでアイドルのようだ」との声も聞かれる。
 知事は20日の記者会見でSNSでの情報発信を「私自身が感じている北海道の魅力を発信しようということで始めた」とし、「いろいろな媒体があり、効果的に使うことが基本的な考え方だ」と、Xやインスタなど媒体ごとに発信の仕方を工夫していると説明した。
 千葉大大学院の関谷昇教授(政治学)は吉村氏らとの比較に基づき「より親近感を前面に出したイメージ戦略に映る」と分析。「『いいね』を付けられると民意を得た感覚になりやすいが、SNSの外側にある声に耳を澄まし対話する姿勢を欠かしてはいけない」と話している。(久保耕平)

1613OS5:2023/11/06(月) 23:29:44
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/931828/
<知事近影 2期目半年>下 鈴木道政 働く遠心力
会員限定記事
2023年10月27日 00:10
あとで読む
あとで読む
Xで共有する
Facebookで共有する
この記事を共有する


■医療大移転「報道で承知」
 13日に道庁2階で開かれた鈴木直道知事の定例記者会見。北海道医療大(石狩管内当別町)の北広島市への移転について、道が把握した経緯に質問が及ぶと、こう答えた。「概要は報道を通じて承知しました」
 同大のプロ野球北海道日本ハム「北海道ボールパークFビレッジ」(BP)への移転検討が報じられたのは9月22日。大学側から当別町に事前協議は一切なかったが、知事も「寝耳に水」だった。副知事経験者の一人は「道の調査能力が落ちている。各部署にまたがることなのに、考えられない」と嘆く。
 人口約1万5千人の当別町にとって、約4400人の学生と教職員を抱える同大の存在は大きく、JR学園都市線の利用客数にも影響する。広域自治体の道は、移転構想を事前に察知した上で影響を分析し、対策を考えるのが本来の姿だ。
 道幹部は「みんなに隠していたんだから。ウチだけでなく、当別にすら、ずっとですよ」というが、関係者によると、JR側は事前に認識していたという。道庁内は移転判明後も関心を払う空気感に乏しい。同町関係者は「知事は元夕張市長で、小さいマチにいたのだから『当別は大変だろう』という思いに至ってほしかった」と打ち明ける。
■宿泊税 市町村と調整難航
 知事の公約で、道が導入を目指す法定外目的税「観光振興税」(宿泊税)では、市町村との調整が後手に回っている。
 道は9月、宿泊料金に応じて100〜500円とする「段階的定額制」を導入し、年60億円を徴収する案を有識者懇談会に提示。オブザーバー参加した札幌など7市は難色を示した。市町村にとって、道の課税額が多ければ宿泊者の負担感が強まり、上乗せしづらくなるからだ。
 税収の使途も理解を得られていない。観光ガイド育成などに充てる考えを示すものの、導入を検討する自治体幹部は、ガイドの必要性は認めた上で「人手不足の観光業界が望むのは旅館の従業員だ」と指摘する。
 宿泊税を巡る議論は、知事と自民党との微妙な関係も浮き彫りにする。
 「はっきりしないので再度伺います」。自民党・道民会議の太田憲之氏は4日の道議会予算特別委員会で、道が「段階的定額制」に決定したのかどうかを6回にわたり、再質問。知事が答弁に窮し、審議は度々中断した。
 自民は道と事前に質疑応答をすりあわせる「答弁調整」を行い、通常の委員会審議はよどみなく進む。この日は開会直前になっても道が曖昧な回答を続けていた。道政与党が表舞台で知事を追い込む展開に、有力道議は「知事と自民会派の距離を示す象徴的な場面だ」と解説する。これまでに知事自ら、自民が設置する宿泊税検討会の幹部らに根回しした形跡もないという。

1614OS5:2023/11/06(月) 23:30:15
■「国政転出」くすぶる臆測
 宿泊税に限らず、自民道議には知事への冷ややかな見方が広がる。2019年の知事選での自民内の対立がきっかけで生まれた知事との溝に加え、道議との関係構築に消極的なことに不満があるためだ。
 再選した今年4月の知事選の演説で、知事は道議選に立候補している自民候補の名前に触れることが少なかった。人気の高い知事が支援を口にすれば、追い風になる―。連携を期待した道議たちからは「せっかく支持者を集めてあげたのに」と恨み節が漏れた。
 知事が個別に関係を深める場面はまれで、道政課題に関する相談や根回しなどで腹を割って話した道議は少ない。複数の道議は「本音が分からない」「パフォーマンス重視だ」と口をそろえる。知事周辺はこう分析する。「関係が近くなって、しがらみができることを嫌がっている」
 市町村や道議会と距離がある中、道民からの高い支持という「一点突破」で道政に臨む知事。42歳という若さに加え、周囲との遠心力も相まって、周辺には「国政転出論」がくすぶる。菅義偉元首相という後ろ盾の存在もある。
 「知事、まだ間に合いますよ」。定例道議会が閉会した今月6日、知事と年齢が近い加藤貴弘道議(40)が、自民会派を訪れた知事に冗談で語りかけた。加藤氏は次期衆院選の公認候補予定者となる道1区の支部長に決まって間もない。知事は「何がですか」と苦笑いでかわした。
 道1区は無党派層が多く、14年以降、自民候補が連敗中。人気が高く、浮動票の取り込みが期待できる知事の出馬説がささやかれてきた。自民道連幹部も、道1区の公募があった6月、出馬の意向を直接確認。知事は否定したという。
 道内小選挙区の自民公認候補予定者は全て決定済み。同党では、小選挙区で落選し比例代表で復活当選できなかった場合でも再挑戦できるケースが多く、すぐに選挙区が空くとは限らない。
 知事職にとどまるか、国政転出か―。2期目始動直後でも、去就に注目が集まる知事。国政転出の意思を問う周囲にこう漏らした。「ないですよ、そんなの」。全国で2番目に若い知事として、今後どんなキャリアを歩むのかは見通せない。(金子俊介、小宮実秋)
賛否割れる課題、決断を 北海学園大・山本健太郎教授
 2期目就任から半年を迎えた鈴木直道知事の政治姿勢や課題について、北海学園大の山本健太郎教授(政治学)に聞いた。
やまもと・けんたろう 兵庫県出身。東大大学院博士課程修了。東大先端科学技術研究センター特任研究員などを経て2013年に北海学園大講師、19年から現職。
やまもと・けんたろう 兵庫県出身。東大大学院博士課程修了。東大先端科学技術研究センター特任研究員などを経て2013年に北海学園大講師、19年から現職。

1615OS5:2023/11/06(月) 23:30:30
知事は二つの政治家像を意識し、演出しているとみています。一つは新型コロナウイルス禍のような危機に強いリーダー、もう一つは個人の交流サイト(SNS)などで見せる親しみやすいリーダーです。こうした像は1期目前半である程度完成し、人気獲得に成功したと言えます。その力を使って、賛否の分かれる大きな決断や改革に踏み込むべきなのに、イメージ維持にきゅうきゅうとしているように映ります。
 2期目も、その傾向は変わりません。分かりやすく世論の支持を得られるような新たな発信材料を、常に必要としているのではないでしょうか。その例が、知事選でラピダス(東京)の次世代半導体工場誘致を訴えたことや、中国の禁輸の影響を受けている道内水産物の支援なのでしょう。
 ただ、そうした姿勢だけでは近視眼的になりがちです。ラピダスで言えば進出は入り口でしかありません。懸念を含め、北海道がどうなっていくか、長い時間軸で示さなければならない。膨大な電力需要が想定されており、全道の供給体制が問われています。単に再生可能エネルギーの推進を掲げるのでなく、北海道電力泊原発再稼働の是非を含めて語る責任があります。
 本来、広域自治体のトップには市町村や関係団体などの間で錯綜(さくそう)する利害関係の調整が求められますが、目立たない仕事だからか、対立を避けたいからなのか、知事はあまり重視していないように見えます。
 特に宿泊税での市町村との調整難航は、日常的な信頼関係を築けていないためでしょう。市町村が道を通さず国と直接やりとりをする「道庁スルー」の結果と言えます。北海道医療大の北広島移転を事前に把握できなかったのも、情報収集力の衰えが透けます。いずれも、道が財政難でも存在感を発揮できる分野です。
 今のままでは、明確な実績は乏しいと言わざるを得ません。いつか国政に転出するとしても、大勢の議員の中の1人になるわけですから、移り気な世論に寄り添う戦略のみでは先細りが懸念されます。
 脱炭素など国の方針をそのまま取り入れたような政策にとどまるのでなく、人口減など厳しさを増す北海道の課題に真摯(しんし)に向き合い、批判を受けても、政治家として自分が何をなしたいのかを示すべきです。(聞き手・金子俊介)

1616OS5:2023/11/06(月) 23:32:05
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/931085/
<点検・大泉流 函館市政半年>㊤ 脱工藤流 問われる統率力と自治
会員限定記事
2023年10月25日 21:42
 9月後半、函館市内の異業種交流会に招かれた大泉潤市長(57)は力説した。「古びた公共施設は、ほったらかし。除雪の状況や道路はボロボロ。10年前にふるさと納税を100億円集められていたら、そういう所に使えた。でも前市長は『何を返礼品にするんだ』と言っていた」
 工藤寿樹前市長との師弟対決を大差で制し、市長に就いてから10月27日で半年。138項目の公約のうち、補正予算で31項目に着手している大泉氏は「あんなに日程を入れなくてもいいのに」(市幹部)との声が上がるほど、さまざまな行事に顔を出す。講演依頼にも頻繁に応じ、いまだに前市政に言及する。
 工藤氏が大泉氏について「決断力がない」と周囲に語っていたのは有名な話だ。大泉氏はその工藤氏の市政運営を「政策が直感、その場限りのエピソードに端を発して発案されることがしばしばあった」と出馬会見で批判した経緯がある。
■政策を見直し
 市長就任から2カ月後、市は人口減少対策本部の初会合を開いた。8月には市長公約推進会議を設置。共に工藤市政にはなかった組織だ。選挙戦であえて掲げた「合理的根拠に基づく政策立案」の一環という。
 工藤氏の肝いりだった東雲広路(しののめひろじ)の再整備も当面見送ると決めた。棒二森屋跡地の新ビルに五つの公共施設を集約する方針も白紙にした。そもそも大泉氏が目玉政策とする新幹線の函館駅乗り入れは、工藤氏が実現性を完全否定していたものだ。
 「工藤さんのやり方を全部変えたいのだろう」(有力経済人)。今月上旬に函館商工会議所の久保俊幸会頭らと台湾を訪れた大泉氏は当初、通例だった大人数の訪問団方式にこだわらないと伝えてきたという。
 国を相手取って大間原発訴訟を起こした工藤氏は豪腕と呼ばれる一方、ワンマンとの評価も付きまとい、市民と距離が生まれたとされる。大泉氏は最近、学生や子育て中の女性との意見交換会を企画。全ての町会を回る考えも示す。フェローという新たな役職も設け、デジタルの専門家を委嘱した。「聞く耳を持つ」姿勢を強調するのは工藤氏へのアンチテーゼに見える。
■「人ごと」批判
 「徐々に自信をつけている」。半年間の市政運営についてこうみる道議もいれば「他を気にせず、もっと色を出せばいい」と語る支援者もいる。「大泉洋の兄」のネームバリューはなお絶大で、物腰の柔らかさも手伝い「つつがなく市政運営に努めている」というのが市民の平均的な感覚かもしれない。
 大泉氏周辺が「あれは危なかった」と振り返る出来事がある。市教委は今夏、バスの運転手不足で全小学校のプール学習を中止した。プールがある学校だけでも行うべきだとの意見が市議会で相次いだが、大泉氏の答弁は「市長部局のトップが介入するのはふさわしくない」。大きな批判にはつながらなかったが、自民党市議は「まるで人ごとだった」と疑問を呈す。
 自治の進め方にも注文がつく。道南の政党幹部は「市民を巻き込んだ議論の場で公約の進捗(しんちょく)を報告すべきだと助言した」というが、聞き入れられた形跡はない。
 市の元特別職も市民会議の設置を唱える。「部下に公約を検証させても査定は甘くなる。市民との意見交換はシナリオ通りに進みがちだ。見せかけだけの『脱工藤』では駄目だ」。大泉氏が目指す新たな市長像が、停滞するマチを変えられるのか問われている。


 大泉流とは何か、点検する。(坂口光悦、宮木友美子、佐藤陽介が担当し、3回連載します)

1617OS5:2023/11/06(月) 23:33:50
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/931733/
<点検・大泉流 函館市政半年>㊥ 立ち位置 バランスと人気、心砕く
会員限定記事
2023年10月26日 21:30(10月27日 12:52更新) 「誰も置き去りにしない函館をつくる」。大泉潤市長の話は、時に立憲民主党の政治家の演説のようにも聞こえる。自民党のある道議は「大泉氏はもともと保守だ。選挙で野党を応援することはない」と願望交じりに語る。
 政策を見ると、新小学1年生への10万円給付といった再分配や、多様性を強調する姿勢はリベラル勢力の訴えと通底する。湯川団地唯一の銭湯を買い取り、市営で存続させたのも経済合理性にとらわれない判断だ。生活保護世帯の割合が高く、困窮者が多いとされる函館では理解を得られるスタンスだろう。
 一方、目玉に掲げる新幹線の函館駅乗り入れは、大型の公共事業そのものだ。市長就任当日、市のホームページのトップ画面から「大間原発建設の凍結を求める」とのバナーが消えたことにも、市民団体から懸念の声が上がった。最近はしきりに、ふるさと納税を創設した自民の菅義偉前首相を持ち上げ、森山裕総務会長ら有力者と面会する。
■公約は幅広く
 確かにリベラルや保守といった従来の尺度での軸は見えにくい。138項目に上る公約はもともと各界の要望を積み上げたといい、幅が広くて当然とも言える。市長選では立憲から支持を受けたが、工藤寿樹前市長を推薦した自民、公明を含む3党に、横並びで推薦を要請した経緯もある。
 大泉氏は7月、逢坂誠二衆院議員が代表を務める立憲道8区総支部の大会に来賓で出席し、こう訴えた。「立憲の主張がずっと前から実践されていれば、人口減少は緩やかで市民福祉も向上していた」
 今月18日の東京六大学出身者の会合では「函館にどんどん女性政治家が誕生することを期待する」とあいさつ。参加者の多くは、その場にいた向山淳・自民道8区支部長を意識した発言と受け止めた。このあと「衆院で働けるよう頑張る」と話した向山氏とは9月にも市役所で面会している。
■案外したたか
 立憲と自民の双方に配慮してみせ、記者会見での「衆院選で立憲を応援するか」との問いにも「私は市民党」と答えた大泉氏。「案外したたかだ」というのが道南の政界関係者の一致した見方になりつつある。「新幹線乗り入れでも補助金獲得でも国とのパイプが不可欠だ。立憲には最低限の義理を立て、政権与党と関係を築くということだ」。大泉氏周辺はこう解説する。
 意外なのは、市長選の見返りを求めていいはずの立憲の一部から「次の衆院選では自民さえ応援しなければいい」(市議)との声が上がることだ。抜群の人気を背景に大泉氏が主導権を握る構図になっている。
 今月2日、大泉氏は名産の柿のPRで市役所を訪れた奈良県五條市長に「女優の尾野真千子さんって名誉市民なんですか」と切り出した。五條市長が「そうなんです」と答えると「うちの弟と共演していて…」。その場は笑いに包まれた。
 「大泉の賞味期限は短いから」と周囲に語る大泉氏は土日も地域の小さなイベントに参加し、9月中旬には森町の「さわらふるさとまつり」でもマイクを握った。「大きな支持を得ただけに、失うのが不安なんじゃないか」(市幹部)。政治バランスと、求心力の源泉である人気の維持という二つの命題を抱える大泉氏は「市民の幸福度を上げる」との約束を果たせるだろうか。
<大泉市長が掲げる政策>
 第2子以降の保育料無償化/新小学1年に10万円支給/学童保育料の助成拡大/ヤングケアラー調査/公立はこだて未来大の授業料無償化/看護系大学・看護学部設置検討/がん検診無料受診の対象拡大/介護人材に奨励金/4年後にふるさと納税100億円/新幹線函館駅乗り入れの検討調査/企業誘致の強化/観光地域づくり推進法人(DMO)設立/総合ミュージアム開設/アーバンスポーツ普及・振興/放課後の無料学習支援/高齢者交通助成拡大/手話言語条例・障害者コミュニケーション条例制定(10月6日の道新函館政経文化懇話会での講演から)

1618OS5:2023/11/06(月) 23:34:25
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/932594/
<点検・大泉流 函館市政半年>㊦こだわり 「新幹線」成否、命運握る
会員限定記事
2023年10月28日 09:24(10月28日 10:22更新)
 「新幹線って、どうなの?」。菅義偉前首相は9月、旧知の関係者に尋ねた。
 「新幹線」とは大泉潤函館市長が目指す新幹線の函館駅乗り入れのことだ。大泉氏は就任後、菅氏と少なくとも3回は面会。新幹線乗り入れについても理解を求めた。市長選で助言を受けた道外の元市長の紹介がきっかけだったが、菅氏周辺は「ここまで短期間で接近した政治家はいない。菅氏は大泉氏のことを気に入っているようだ」。
 菅氏は、運輸族だった小此木彦三郎元通産相の秘書出身。官房長官時代にJR北海道の再生に注力した。道南に親類もいる。官僚的な縦割り行政の打破を身上としており、菅氏が乗り入れに関心を抱いていると伝え聞いた霞が関関係者は「前首相はどういう意向なのか」と気をもむ。
 だが現時点では「できるわけがない」(道内選出国会議員)との見方が多い。大物とのパイプで一点突破を図ろうとするのは困難性が高い裏返しでもある。
 例えば、大泉氏が有望とみるフル規格の新幹線乗り入れは、新函館北斗―函館間のような在来線区間では異例だ。線路の拡幅だけではなく、車両の左右の間隔確保や電化対応の課題もある。新たなシステム導入が必要だと説明する関係者もいる。札幌―函館間が新幹線で直通となれば採算が取れるのでJRも運行を引き受ける―。大泉氏はこう期待するが、JR幹部は「利益など出ない」と話す。
■「調査は総意」
 市議会では自民党市議が乗り入れの調査費について「捨てるようなもの」と批判。5月の大泉氏との会談で乗り入れは困難と主張した久保俊幸・函館商工会議所会頭は、なお周囲に「新幹線は譲らない」と語る。
 ところが大泉氏は9月の経営者向けの講演で「地域活性化の目玉は新幹線一択」とむしろ踏み込んだ。別の会合では「議会でも『終わった話』という人がいるが、そういう人が一番危険。忘れさせようとしている」と語気を強め、10月の講演では「調査費を含む予算が全会一致で可決された。調査は市と市議会の総意だ」と強調した。
 温厚なイメージがある大泉氏だが、新幹線のことになるとトーンが上がる。「市長が言うのだからできるのだろう」と信じる市民も多く、支援者の一人は「大きく打ち上げただけに、断念となれば打撃は大きい。落とし所を柔軟に探ることも大事なのだが」と漏らす。
■見積もり焦点
 今後の焦点は市が実施している調査の結果だ。線路工事などを含む整備費について大泉氏は「2千億円なら大変だが75億や100億なら捻出する」と言及。鉄道関係者は「400億円程度はかかるだろうが、市の調査では低い見積もりになるのでは」と推測する。
 今月10日、函館港に係留されている青函連絡船「摩周丸」の関連行事。大泉氏は同席した島田修JR北海道会長に「この場で伝えることではないかもしれませんが、新幹線乗り入れの調査を始めることとなりました」と声をかけた。笑顔で話をそらした島田氏は2014年、菅氏主導の人事で社長に起用され、経営再建に苦心してきたその人だ。
 新幹線乗り入れに賭ける判断は正しいのか、実を結ぶのか。今後の大泉市政を左右することになる。(坂口光悦、宮木友美子、佐藤陽介が担当しました)
<ことば>新幹線函館駅乗り入れの検討調査 大泉潤函館市長の公約で、補正予算に3700万円を計上。整備費や乗客数を試算し、収支を予測する。フル規格とミニ新幹線の両方を対象に課題も探る。第三セクターが線路などを維持管理し、JR北海道が運行を担う上下分離方式を軸に検討。在来線の存続も目指す。9月に千代田コンサルタント(東京)と調査の委託契約を締結。12月ごろ中間報告を行い、年度内に調査結果を示す。
<点検・大泉流 函館市政半年>㊥ 立ち位置 バランスと人気、心砕く

1619OS5:2023/11/08(水) 07:24:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/d84c614b47ea9b6c03b61e0e292a520849ac6646
北海道苫小牧・岩倉市長倒れ意識不明 出張先の韓国・仁川空港
11/7(火) 23:53配信

北海道新聞
岩倉博文市長

 苫小牧市の岩倉博文市長(73)は7日夕、出張先の韓国・仁川国際空港で意識不明となり倒れた。苫小牧市によると、同日午後5時半ごろ同空港に到着し、入国審査前だった。空港外の病院に搬送され、同日午後10時現在、集中治療室(ICU)で手当てを受けている。脈と呼吸はある。

1620OS5:2023/11/09(木) 12:43:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/8aef5253285c77a935072028075d66276495c879
北海道苫小牧市の岩倉市長、出張先の韓国で救急搬送
11/8(水) 10:28配信
産経新聞
北海道苫小牧市の岩倉博文市長=2021年9月(坂本隆浩撮影)

北海道苫小牧市の岩倉博文市長(73)が7日、出張先の韓国・仁川(インチョン)国際空港で意識を失って倒れ、同国内の医療機関に救急搬送されていたことが分かった。詳しい容体はわかっていないが、現在は集中治療室で治療を受けており、午後にも検査が行われる。

苫小牧市によると、岩倉市長は7日午後5時半ごろ、空路で到着したインチョン国際空港内で入国審査前の待機中に意識がなくなり倒れた。空港内のメディカルセンターに搬送され、呼吸と脈が戻ったことが確認された後、空港外の大学病院に救急搬送された。

岩倉市長は苫小牧港管理組合の管理者で、苫小牧港をPRするため7日から10日の日程で韓国の釜山などを訪れる予定だった。

岩倉市長は平成12年に衆院議員を務めた後、18年に市長選挙で初当選。現在5期目。

1621OS5:2023/11/09(木) 21:24:04
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/938353/
札幌市議会「維新・大地」 会派名「日本維新の会」に
2023年11月8日 23:18(11月8日 23:20更新) 市議会事務局は8日、市議会会派「維新・大地」が同日付で会派名を「日本維新の会」に変更したと発表した。会長には坂元倫孝氏が就任。同会派を離脱すると表明していた前会長の脇元繁之氏は、同日付で1人会派「大地さっぽろ」として活動すると同事務局に届け出た。(蒲生美緒)

1622OS5:2023/11/12(日) 10:17:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/827983d38c768b39b42811d84b55f1150a61dd7b
速報)出張先の韓国で倒れた苫小牧市岩倉博文市長 意思疎通できるまでに回復 帰国に向けて調整も
11/11(土) 15:32配信
STVニュース北海道

苫小牧市によりますと、出張先の韓国の空港で倒れ集中治療室で処置を受けていた苫小牧市の岩倉博文市長は、11日午後0時半現在、意思疎通ができるまでに回復したということです。

現在、ICUで治療を続けていますが、徐々に状態が安定してきており、帰国にむけて調整を始めているということです。

苫小牧市は、治療内容の詳細についてはご家族の心情を考慮し公表を差し控えるとしています。

岩倉市長は今月7日、出張先の韓国・仁川国際空港に到着後、入国審査を待っていた際に倒れ、意識不明の状態が続いていました。

苫小牧市は、心臓がけいれんして全身に血液を送れなくなる「心室細動」を起こした可能性が高いと現地の担当医師から説明があったと説明していました。

1623OS5:2023/12/11(月) 22:22:45
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/951815/
<室蘭・年末回顧2023>三つどもえ市長選 青山氏4選 街を熟知、見せた執着心
会員限定記事
2023年12月11日 21:45
 室蘭市長選まで残り2カ月と迫った2月中旬。室蘭プリンスホテル(中央町)の大広間で、現職青山剛氏(46)の非公開の後援会が開かれ、市内の弁護士、芝垣美男さん(78)は約40人を前にこう話した。「市長の評判は良くない。タクシーに乗ればどの運転手も市長のことを悪く言う。今回は厳しい戦いになるだろう」。廊下から壁越しに芝垣さんが語るのを聞きながら、私はこれから始まる激しい選挙をどう取材したら良いか考えを巡らせていた。
■36年ぶり激戦
 市長選は青山氏と元市議小田中稔氏(60)、元道議川畑悟氏(52)が出馬し、36年ぶりの三つどもえとなった。4選を目指す選挙は、青山氏にとって最も大変な戦いになったと言える。
 2011年の初出馬から3期連続で青山氏を推薦してきた連合室蘭が推薦を見送った。傘下の市職員労働組合が、「現職にはリーダーシップがない」として組織内市議だった小田中氏を擁立したことが大きい。前回まで青山氏支持だった滝口信喜道議(76)=室蘭市=も「西胆振の中心を担う室蘭の市長として仕事を果たせていない」として小田中氏支援を打ち出した。
 一方、連合室蘭傘下最大の日本製鋼所室蘭と日本製鉄室蘭の両労働組合は青山氏を支持。企業城下町で2大民間労組が青山氏を推した影響は大きく、結果は青山氏1万5622票、小田中氏1万2733票、川畑氏6303票となった。
■「どぶ板」展開
 選挙戦を通じ、青山氏の選挙への並々ならぬこだわり、良い意味での執着心を感じた。選挙カーを追っていると、青山氏は窓から手を振る人がいれば車を降りて一軒一軒、ほぼ全て回った。選対メンバーが「足が筋肉痛でついて行けない」とこぼすほどだった。青山氏は、どこに誰が住み、地域の有力者は誰で、どんな話をしたら受けるか熟知していた。25歳で市議に初当選し、3度の市長選で培ったどぶ板選挙を垣間見た。
 青山氏の公約は財政安定化を中心に目玉政策は少なかった。市政運営では対立を避け、遺恨を残さないことを重視。勝因について確かなことは分からないが、選挙後の記者会見では、敗れた2氏の合計得票数が青山氏を上回ったことについて問われ、「他候補に入った票がすべて批判票だとは思わない」と述べた。
 「これからは、もっと強い市長でなければならない」。当選後、支援者がそう叱咤(しった)激励するのを見た。常日頃「リーダーシップがない」「決断力がない」などとの批判がつきまとう青山氏。市内の3総合病院の統合・再編や、給油所でのガソリン漏えい問題の収拾など課題は山積している。4期目の今こそ、独自色や指導力を発揮することを、市民は強く望んでいるに違いない。(古田裕之)


 今年も残すところ3週間。西胆振で起きた印象深いニュースや話題を、担当記者が思いを交え振り返る。(随時掲載します)

1624OS5:2024/01/18(木) 20:11:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/0127bb05dbd35acbdb3d63dc3f26cc1699f1deef
8人中3人欠員の崖っぷち議会 補欠選挙どうなる? 地方議会の縮図がここに 町の政治の行く末は?
1/18(木) 19:26配信

HTB北海道ニュース

去年82歳の新人議員が誕生し、話題となった北海道の北竜町議会。その後、議員の定員8人のうち3人が欠けてしまい、崖っぷちに。急きょ行われた補欠選挙は、どうなったのか取材しました。

年の瀬の北竜町役場。この日、町議会議員補欠選挙の説明会が開かれました。それぞれ事情を抱えながら出馬を決めた、3陣営が集まりました。

選挙管理委員長:「今回、選挙すべき議員の数は、現在3人となっています」。

1人は、この2カ月前に亡くなった寺の住職の妻。檀家に後押しされて、立候補することに。

新人・林佳子さん(61):「以前からもう少し女性の方もなればいいのに、という外からの思いだった。自分でなるとは思っていなかったが、やってみようと決意した」。

こちらは、4期16年町議会議員を務め、副議長にもなったことがある農家の男性。

元職・沢田正人さん(68):「もう一度、以前のように町づくりに取り組んでみたいと思ったので出ることにした」。
記者:「もしも他に出る人がいれば自身は出なかった?」
沢田さん:「まあ、そうですね。いればね」。

どこか落ち着きのない、こちらの男性は…。

選挙管理委員長:「ネクタイしていると違和感がある。かっぽう着の方が…」。
男性:「割と似合っていると思っている」。

沖野学さん、50歳。町内で居酒屋を経営しています。

新人・沖野学さん(50):「意気込み?そうですね…。産業を盛り上げていきたいという意気込みですね。意気込みね…、はい」。

「ひまわりのまち」として知られる北竜町。その議会は去年、波乱の1年となりました。

佐野豊町長:「担い手がいなくなれば、自治は衰退し空洞化する。民主主義が機能しなくなるという恐れがある」。

去年2月の町議会議員選挙に出馬したのは定員8人に対し7人で、全員が無投票当選。町の歴史で初めて、議会に欠員が出ました。2人以上欠員が出ていたら補欠選挙になるところでしたが、82歳で初当選した議員が現れ、ギリギリ議会が成り立ってきました。ところが…。

故・松永毅議員(9期目・当時80歳):「年も年だからさ。いま辞めごろかなと元々考えがあった。(周りからの)要請で『出たら』と。ただそれだけ」。

後継者が見つからずに議員を続けていたベテランが、去年11月に他界。急きょ補欠選挙が行われることになったのです。さらに…。

前議長・佐々木康宏さん(67):「新たな北竜の将来に向かっての姿を、自分なりに描きたい」。

議員歴30年以上の議長が、来月行われる町長選挙への出馬を決め辞職。JA元幹部の男性もすでに立候補を表明していて、実に12年ぶりの町長選挙が見込まれています。

JAきたそらち北竜地区前代表理事・北清裕邦さん(62):「農業を一歩前進させたいという熱い思いを持って、立起を表明した」。

問題は、議員が3人欠けた状態の町議会です。議員の補欠選挙に出馬を決めた沖野さんは、高校を卒業してから料理人一筋で、政治経験はゼロ。それでも、地元商工会の副会長としての手腕を買われ、前の議長におよそ1年前から誘われていました。

新人・沖野学さん(50):「葛藤はあった。客商売をやっているので、議会が入った時には休むか、ちょっと遅れてしまうから『出来ない』と注文を断ることがあると思う。今まで通りの生活ができないんじゃないか、というのがあったので」。

議員のなり手不足は、北竜町だけの問題ではありません。去年4月の統一地方選挙で改選された道内100町村のうち、無投票だったのは48町村。このうち定員割れは、11町村に上りました。

出馬を阻む要因の一つには、地方議員の報酬の低さがあります。北竜町の議員報酬は月額17万7000円。税金などが引かれた手取りは、12万円前後です。

専門家は、選挙が無投票に終わることの問題点を、こう指摘します。

東北大学大学院・河村和徳准教授:「選挙の時に出てくる公約は、ある意味アイデア集。無投票ということは選挙戦が実質やられていないので、地域の課題は可視化する機会を失っている」。

1625OS5:2024/01/18(木) 20:11:38
補欠選挙の告示日。朝の段階で立候補の届け出をしたのは、説明会にも出席した3人。沖野さんの出陣式には、2人の子どもも駆けつけました。

新人・沖野学さん(50):「誰かがやってくれるであろうという思いを持っていた。後援会の皆さんがやってみろと言ってくれたおかげで、やっとまず一歩踏み出すことができた」。

支援者の前で、意気込みを語った沖野さん。出陣式を終えると…。

沖野さん:「これからちょっと仕事。仕出し(の予約)が入っていて、オードブルを作る。(当選したら)これもやりつつ議会もやりつつなので、うまく調節してやっていくしかない。やはり(報酬が)安いので、子ども2人育てるには議員専任というのはあり得ない話なので」。

他2人の候補者は…。

元職・沢田正人さん(68):「自分の政策を実現するには町長になるか議員になって一般質問するしかない。行政に関わっていた方が、いろいろな形で町づくりができる」。

新人・林佳子さん(61):「幸せと思えるまちづくり、充実した教育と福祉を目指して取り組んでいきたい」。

届け出が締め切られた午後5時。

支援者:「3人で決まりました」。
新人・沖野学さん(50):「連絡来た?」
支援者:「おめでとうございます」。
沖野さん:「ありがとうございます」。

3人全員が無投票で当選しました。

支援者:「先生、学くんって呼べなくなる」。
沖野さん:「言ってよ」。

1期目・寺垣伸晃議員:「ようやく欠員議会から定員議会になって本当に良かった」。

見えない民意に応えることができるのか。議員としての真価が問われます。

新人・沖野学さん(50)「あの人ができるんだったら、自分もできると思ってくれる人が出てきたらいい。僕より若い世代も出てきたらいい」。

HTB北海道ニュース

1626名無しさん:2024/03/10(日) 19:28:37
石川元衆院議員 大腸がん公表
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/985532/

>東京都内の病院に入院し手術を受ける。「しばらく政治活動は休止する」としている。
>帯広市での会合で後援会関係者が報告を代読し「ステージ4で肝臓とリンパに転移していると診断された」と述べた。入院は11日から約3週間の予定。

1627OS5:2024/04/22(月) 11:12:28
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1002051/
パワハラ疑う行為、会派幹部対処せず 旭川市議会 議員4人離脱の民主・市民連合
渡辺愛梨 会員限定記事
2024年4月18日 23:22
 旭川市議会(定数34)で、「民主・市民連合」に所属する議員4人が会派を離れ、新たに「旭川市民連合」を結成したのは、先輩議員から新人議員へのパワーハラスメントが疑われる行為に対し、会派幹部が適切に対処しなかったことが背景にある。市議会事務局によると、民主・市民連合の分裂は1997年の結成以来初めて。

 旭川市民連合を結成したのは、高木啓尊氏、塩尻英明氏、植木大輔氏、小林祐季氏の4人。関係者によると、昨年9月の第3回定例会の分科会で質問に立った新人議員の質問資料を、先輩議員が本人に無断で内容を書き換えたなどの行為があった。新人議員が会派幹部に相談したところ「当事者同士で解決してほしい」などと問題と向き合わなかったことに対して反発した格好だ。
 民主・市民連合は8人から4人に減ったが、市政野党と与党の構成は17人ずつで変わらない。旭川市民連合の高木会長は「会派を分けることで、民主会派として代表質問に立つ回数が増えるなどの利点が考えられる」と説明する。
 共闘を模索する共産党の能登谷繁団長は「野党会派として、自公政治の影響に対峙(たいじ)する姿勢は持ち続けてほしい」と要望。次期衆院選ついては「野党共闘も予想される。政策的な連携は引き続き注視したい」とする。


https://www.city.asahikawa.hokkaido.jp/council/6100/6120/d066336.html
最終更新日 2023年12月15日
自民党・市民会議(12人)
(顧問 杉山 允孝、会長 松田 卓也、副会長 佐藤 さだお、幹事長 菅原 範明、副幹事長 えびな 安信、会計 石川 まさゆき)
杉山允孝、福居秀雄、松田卓也、佐藤さだお、菅原 範明、高ひでとし、えびな安信、沼﨑雅之、石川まさゆき、たけいしよういち、 あべなお、笠井まなみ

民主・市民連合(8人)
(会長 高見 一典、副会長 品田 ときえ 、幹事長 高木 ひろたか、副幹事長 塩尻 英明、会計 江川 あや)
高見一典、品田ときえ、高木ひろたか、髙橋紀博、塩尻英明、江川あや、植木だいすけ、小林ゆうき

公明党(5人)
(会長 高花 えいこ、幹事長 中野 ひろゆき、会計 皆川 ゆきたけ)
中村のりゆき、高花えいこ、中野ひろゆき、皆川ゆきたけ、駒木おさみ

日本共産党(4人)
(団長 能登谷 繁、幹事長 石川 厚子、会計 中村 みなこ、政策調整 まじま 隆英)
能登谷繁、石川厚子、まじま隆英、中村みなこ

無党派G(3人)
(会長 金谷 美奈子、副会長 上野 和幸、幹事長・会計 のむらパターソン 和孝)
金谷美奈子、上野 幸、のむらパターソン 和孝

無所属(2人)
安田佳正、横山啓一

1628OS5:2024/05/19(日) 19:41:25
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1005286/
<秋元市政 五輪なき後のまちづくり>㊦ 再開発減速、かすむ針路
蒲生美緒 会員限定記事
2024年4月26日 0:00(4月26日 0:10更新)

 昨春の市長選。秋元克広市長はJR札幌駅前での演説で冬季五輪招致に触れた上で、こう訴えた。「駅前は大きく変わっていく。札幌の街がにぎやかになることで多くの方が訪れ、地域の経済力が上がる」
 期待の中心にあったのは、北海道新幹線の2030年度末の札幌延伸に伴う駅前の再開発計画だ。だが、トンネルの難工事などを理由に国などは近く、30年度末の延伸断念を発表する方針。市長は4月23日の会見で「開業が先延ばしになれば、まちづくりに大きな影響がある」と述べた。
 新幹線延伸の遅れとは別に、同駅前の再開発事業は昨年以降、資材高騰や人手不足を背景に計画の先送り、見直しの動きが顕在化していた。南口では札幌西武跡地に建設予定の再開発ビルも規模を縮小。次世代半導体の量産化を目指すラピダスの千歳進出による札幌への経済波及効果は読み切れず、逆に札幌の再開発事業にとってはさらなる人手不足につながるとの見方も強い。
■市民に不便さ
 再開発の遅れは、市民生活にも大きな影響を与えている。バスターミナルが仮設となっている南口周辺では、再開発により商業施設エスタ併設のターミナルが昨年9月に閉鎖され、バス停は周辺18カ所に分散設置された。バス停がどこにあるのか戸惑う市民は今も多い。南区に住む介護職員久末しのぶさん(51)は「バス停の場所が分かりづらい」とこぼす。強い雨風はしのげず、ベンチもないため不満も広がる。
 JR北海道は今年2月、南口に新設する再開発ビルの開業時期を当初計画の28年度から最長2年延期する方針を表明。ビル内に整備するターミナルを29年度に完成させる目標を延期するかについては「検討中」とし、バス停が分散した状況の長期化は必至だ。
 久末さんの自宅近くの地下鉄真駒内駅では駅発着のバス路線の減便が相次いでいる。久末さんは「新幹線の開業遅れは覚悟していたが、新ターミナル完成が遅れるのはつらい。中心部も郊外も不便で、将来の暮らしに不安が募る」と話す。
 自民党のベテラン市議は「五輪があれば、国は30年度末に開業を間に合わせ、再開発事業も加速した可能性がある。市の将来にとって大ダメージだ」。市幹部も「まちづくりの針路が見えなくなった」と言う。
■人口減見据え
 少子高齢化に伴う人口減も、まちづくりの未来に影を落とす。市の合計特殊出生率は1.08(21年)と政令市で最低水準。国立社会保障・人口問題研究所の将来推計では、市の人口ピークは既に過ぎ、50年には180万人を割る。
 市長は札幌の将来を支える次世代への「投資」も始めた。3期目の公約の柱に子ども医療費無料化の拡充を掲げ、小学6年までの通院費無償化については、所得制限を付けながらも本年度から中学3年、25年度から高校3年までに拡大する。
 ただ、既に高校3年まで対象にしている政令市や首都圏の自治体は多く、自民党会派の市議は「目新しさがあるとは言い難い」。日本維新の会の会派幹部は「道都としてあぐらをかく時代は終わった。経済力を維持し、持続可能なまちの発展のためには、子育て施策のさらなる充実が不可欠」と言う。

1629OS5:2024/05/19(日) 19:42:00
■「最後の仕事」
 現任期は残り3年。敬老優待乗車証(敬老パス)の見直しという「痛み」を伴う改革に着手したことから、「市長は最後の仕事の一つとして決着させる決意」(市幹部)と見る向きもある。一方、現時点で明確な後継候補は浮上しておらず、4選出馬の可能性も指摘される。
 13日、明治時代に札幌の街の礎を築いた開拓判官の島義勇(1822〜74年)の没後150年式典。市長はあいさつで「市役所1階にある島の銅像は右手を掲げ、将来を見据えた姿をあらわしている。150年がたち、札幌は世界から憧れられるまちになった」と述べた。市長は島のように長期的な展望にたって道都の未来像を描くことができるのか-。真価が試される。
■都市の魅力、発信続けて
 札幌市立大の原俊彦名誉教授(人口学)の話
 冬季五輪招致は再開発事業を活性化させ、札幌が国際都市として発展するための契機だった。招致は実現しなかったものの、札幌は豊かな自然や教育環境、降雪の多さなど、世界的に見ても個性がある都市。国内外から広く人や資本を呼び込むため、秋元市政は都市の魅力をアピールする姿勢を持ち続けてほしい。そのことが人口減のスピードを抑えることにもつながる。
 胆振東部地震や新型コロナの対応など秋元市長の堅実な市政運営は評価できる。一方、五輪招致を断念したことで、市政の方向性が市民には見えづらくなっている。札幌の国際都市としての将来ビジョンを明確に示すことが重要だ。

1630OS5:2024/05/19(日) 19:43:04
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1004186/
<秋元市政 五輪なき後のまちづくり>㊤ GX急進 にじむ危機感
五十地隆造 会員限定記事
2024年4月23日 23:43(4月25日 14:47更新)
 「長谷川岳参院議員の打ち合わせと資料づくりに忙殺されて本来の仕事ができません」「若手職員は市幹部が長谷川氏の要求にNOと言えずに言いなりで動く市政に辟易(へきえき)しています」
 昨年末ごろから、秋元克広市長宛てに市職員からこうしたメールが相次ぐようになった。北海道新聞が入手したメールには、脱炭素社会を目指すGX(グリーントランスフォーメーション)担当職員らが長谷川氏との関係を改めるよう求める訴えがつづられている。
■長谷川氏の影
 GXは「影の札幌市長」との異名をとる長谷川氏の肝いりだ。秋元市長は2015年の就任以来、冬季五輪・パラリンピックを追い風に、観光客の誘致やバリアフリー化の推進などを進めようとしてきたが、昨年10月に潮目が変わった。国際オリンピック委員会(IOC)が30年と34年の冬季五輪開催地を同時決定すると発表し、札幌は34年開催も絶望的になったからだ。
 11月にはスポーツ局招致推進部からGX担当部署を増員するなど一気にGXへシフト。後援会幹部は「五輪がだめになった危機感もあり、市長はGXに振り切った」と話す。
 市長は12月、五輪招致活動の停止を正式表明し、今年1月下旬には特区指定に向けた提案書を国に提出。「五輪招致を停止し、GXという新たな方向に向かう」。1月末の本年度予算案の記者会見で力を込めた。
 ただ、札幌は同じく6月の金融・資産運用特区指定を目指す東京や福岡などライバル都市と比べると、立地に恵まれず、民間との連携にも課題があり、海外の資産運用会社の誘致など実現性に疑問符が付く。市長も周囲に「海外からの誘致が簡単に進むと思っていない」と語る。こうした中、「市長が頼れる国会議員は長谷川氏しかいないのが実情」(市幹部)という。
■庁内不満噴出
 長谷川氏はYOSAKOIソーラン祭りの創設者で人脈が広く、市が国へ要望を通すのを後押しした「功績」もある。特に市と国のパイプ役だった吉川貴盛元農水相が収賄事件で失脚して以降、市議会自民党の重鎮・三上洋右氏の後ろ盾も得て存在感を高めてきた。一方で市職員への過度な要求や叱責(しっせき)が問題視され、その豪腕ぶりから市役所内部では「百害あって五百利ある」とも評される。
 「(国会議員の)長谷川氏は市の処分対象ではないので、パワハラ行為の調査はしない」。市長は4月23日の会見で明言した。GX推進に急速にかじを切った結果、過度な負担がかかる市職員からは「職員よりも長谷川氏を守ろうとしている」との不信感が広がっている。市長も「多くの職員が『五輪の次はGXか』と不満を感じているのは分かっている」と周囲に漏らす。

1631OS5:2024/05/19(日) 19:44:24
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1004674/
<秋元市政 五輪なき後のまちづくり>㊥ 痛み伴う改革 難局必至
芝垣なの香 会員限定記事
2024年4月24日 22:06(4月25日 13:49更新)

 「市民の声を聞いて丁寧に進めるように」。昨年10月、敬老優待乗車証(敬老パス)を担当する部局から、新制度移行案について説明を受けた秋元克広市長の指示は簡潔だった。利用上限額を2万円に引き下げ、歩数などに応じてポイントを与えるスマホアプリの導入という移行案の柱について、市内部では市長の了承を得たとの受け止めが広がった。
■新パスに反発
 約5カ月後の3月下旬、札幌市内の会議室を高齢者ら約90人の市民が埋め尽くした。市が示す案に対し、現行制度の存続を求める市民団体「札幌敬老パスを守る連絡会」が開いた集会。「新制度の理解が深まらない中で議論を進めるのはもってのほか」「利用者の声をしっかり聞いて」。会場に怒りの声が響いた。団体は4月26日に約2万筆の署名を市に提出する。
 これらの市民の声を受け、定例市議会では与野党会派からも異論が相次ぎ、市は3月に急きょ、現行パスの継続利用を含めた当面の経過措置の導入を発表。「将棋の世界で言えば、指す順番を間違える『手順前後』だ」。1人会派「大地さっぽろ」はこう指摘して予算案に反対。賛成した与党会派にも「迷走」と反発が広がった。
 ポイントを付与して運動を促す健康増進策と組み合わせることで高齢者の批判をかわし、事業費削減につなげられる―。こうした思惑は「高齢者と議会の予想以上の反発」(市幹部)で外れた。議論の進め方に唐突感があった点は否めず、市長は周囲に「市民に混乱を生じさせた」と漏らす。自民党会派の幹部は「市長には腹をくくって取り組む覚悟が見えない」と苦言を呈する。
■借金過去最高
 ただ、行財政改革は待ったなしの状況だ。1972年に政令指定都市に移行してから、毎年1月1日時点の市の人口は右肩上がりだったが、2022年に196万668人と初めて前年を下回った。人口減少局面に入りながらも、65歳以上の高齢化率は28・6%と、この20年で12・4ポイント上昇した。
 財政運営も厳しさを増している。物価高騰も背景に、2024年度末の一般会計の市債残高は過去最高の1兆1587億円に達する見込み。国が後に地方交付税で穴埋めする臨時財政対策債5025億円を差し引いても、約6562億円の「借金」が積み上がっている。一方で、貯金にあたる財政調整基金は124億円まで減る見通しだ。

1632OS5:2024/05/19(日) 19:44:35
改革が求められるのは、敬老パスだけではない。「除排雪業者の担い手は50代以上が6割。10年、20年先に今の体制を維持できるだろうか」。市除雪事業協会の宮浦征宏会長は、生活道路の排雪で市と町内会など地域が費用を分担する「パートナーシップ排雪制度」の将来を懸念する。
■除排雪制度も
 市は本年度、同制度の見直し議論に着手し、毎年増え続ける排雪費と、事業者の担い手確保策を議論する。全世代に密接した課題だけに、市幹部は「進め方を誤ると、敬老パスよりも大きな反発が起きる」。財政負担を巡る議論まで踏み込めるかは不透明だ。
 こうした行財政改革は、支持率とは裏表の関係にある。北海道新聞社が今月実施した市民対象の世論調査では、敬老パス移行案の反発もあり、秋元市政への不支持の割合が22年12月の前回調査より4ポイント増の計44%、支持が同5ポイント減の計35%。15年の就任以来初めて不支持が支持を上回り、不支持の割合は過去最多を更新した。
 昨春の市長選で「将来世代に過度な負担を残さない財政運営に取り組む」と訴えた秋元市長。持続可能な福祉や除排雪のあり方を巡る議論は避けて通れないが、市民の痛みを伴う難題だけに、さらなる難局が予想される。歴代市長が積み残しにしたともいえる課題を控え、市長周辺は言う。「これからはぶれずに取り組むしかない」
■一律廃止方針は不適切

札幌大の武者加苗教授(地方財政論)の話
 敬老パスは全国の政令指定都市でも廃止が進んでいるが、札幌市が進める一律廃止の方針は適切ではない。所得や資産状況などを踏まえ、生活困窮者は除外すべきだ。除排雪は、大学生らの協力を仰げないか連携を模索しても良いと思う。
 出生率が低い札幌では、高齢者を支える若い世代にも目を向ける必要がある。市民全員が満足できる政策はなく、最終的にはトップが決断しなければいけない。持続可能な福祉のあり方について、将来的な財政見通しなどを示しながら、丁寧な説明を尽くし、理解を得る努力を続けていくことが求められる。

1633OS5:2024/05/26(日) 19:45:22
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1016184/
岩見沢市長選、一騎打ちか 出馬模索の道外保守系議員断念
野呂有里 、斉藤千絵 、横田望 有料記事
2024年5月24日 21:18(5月24日 21:38更新)

【岩見沢】8月18日告示、25日投開票の岩見沢市長選まで3カ月に迫った。出馬を模索しているとされた道外の保守系議員が5月に入り、出馬を断念。すでに立候補を表明している新人で元市職員の若林宗洋氏(39)と、現職で4選を目指す松野哲氏(68)=表明順=との一騎打ちとなる可能性が高まっている。
■若林氏陣営 街頭演説の範囲拡大

1634OS5:2024/05/26(日) 19:53:51
>報酬は日当4800円、見回り3700円、発砲した場合1800円で、1日最大1万300円。金額は、近隣の砂川市を参考にしたという。https://news.yahoo.co.jp/articles/156394a108e216e3b008371967027c8a5421b99d
ろや、猟友会も怒るわ・・・

https://news.yahoo.co.jp/articles/156394a108e216e3b008371967027c8a5421b99dヒグマ駆除「特殊部隊と戦うようなもの」 北海道の猟友会が協力辞退
5/26(日) 14:00配信

朝日新聞デジタル
道内ではヒグマによる被害が増えている(本文とは関係ありません)=道内

 北海道奈井江町の北海道猟友会砂川支部奈井江部会が、条件面で折り合わず、町のヒグマ駆除への協力要請を辞退したことがわかった。山岸辰人部会長(72)は「命がけでやるには、あまりに割に合わない」と訴えている。

【動画】頭に突き刺さったヒグマの牙「もうだめだ」生還を果たした猟師の秘策

 奈井江町は人口4785人。札幌市と旭川市の中間に位置し、ブランド米「ゆめぴりか」などの生産で知られる。

 道内では、市街地へのヒグマ出没が相次いでいる。奈井江町でも昨年は20件の目撃情報があった。9月には市街地近くのゴルフ場にヒグマが居座り、同部会が追い払った。報酬はなく、ボランティアだった。

 町には、これまでヒグマ対策で猟友会との取り決めがなかった。今年4月、「鳥獣被害対策実施隊」を設置し、同部会にヒグマ出没時の見回りやワナの設置、捕獲駆除から処分まで、一連の対応への協力を要請した。報酬は日当4800円、見回り3700円、発砲した場合1800円で、1日最大1万300円。金額は、近隣の砂川市を参考にしたという。

 これに対し、猟友会側は「報酬が少なすぎる」などと反発。5月18日付の書面で「人員的にも難しい」と辞退した。同部会の会員は70代が中心の5人。それぞれ仕事があり、急な呼び出しへの対応は難しい。報酬には、駆除後の解体や火葬場での焼却処分まで含まれており、「8時間労働では、とても終えられない。後継者も育たない」と困惑する。

 山岸部会長は、ヒグマ駆除の危険性が軽視されていると感じている。「ヒグマは賢い動物だ。森の中はクマのフィールド。こっちは見えていなくてもヒグマにはこっちが見えている。どこから襲いかかってくるかわからず、一瞬で顔をかじられたハンターを何人も知っている。米軍の特殊部隊と森の中で戦うようなものだ」と話す。

朝日新聞社

1635OS5:2024/05/28(火) 22:42:38
>>1466 八田盛茂 2022年維新比例落選
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1017676/
積丹の未来 2氏熱く 町長選24年ぶり選挙戦
伊藤圭三 、矢野伶奈 有料記事
2024年5月28日 21:24(5月28日 21:38更新)
あとで読む
あとで読む
Xで共有する
Facebookで共有する
この記事を共有する
 
 

 【積丹】任期満了に伴う町長選は28日告示され、現職で5選を目指す松井秀紀氏(76)と、新人の元道議八田盛茂氏(67)=いずれも無所属、届け出順=が立候補し、2000年以来24年ぶりの選挙戦に突入した。両氏は町中心部の選挙事務所前で第一声を上げ、5日間の舌戦をスタートさせた。目立った争点はなく、両候補は現町政の継続か否かを訴えた。投開票は6月2日。...

1636名無しさん:2024/05/30(木) 21:28:54
>>1633
岩見沢にゆかりのある道外の地方議員関係者って誰だろう

1637OS5:2024/05/31(金) 07:20:34
誰ですかねー!?
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/997086/

岩見沢市長選 三つどもえも 新人が出馬表明、現職後援会始動 道外地方議員も検討か
野呂有里 、横田望 、池田静哉 会員限定記事
2024年4月5日 21:12

北海道新聞デジタル
 【岩見沢】任期満了に伴う岩見沢市長選(8月18日告示、25日投開票)を巡る動きが活発化し始めた。3月下旬には新人で元岩見沢市職員の若林宗洋氏(39)が立候補を表明。現職で3期目の松野哲氏(67)は態度を明らかにしていないが、後援会も動き始め、立候補は確実とみられる。さらに別の候補者が出馬するとの観測もあり、三つどもえの戦いとなる可能性もある。

 「市民が岩見沢の未来に希望を持てるようにしたい」。3月25日の出馬会見で、経済活性化など七つの公約を説明した若林氏。市立総合病院と北海道中央労災病院を統合し、2028年春に開院予定の新病院建設には約423億円の財政負担が見込まれることから、選挙戦では財政健全化を軸に訴えていく考えを示している。
 岩見沢市出身で、北海学園大院修了後、12年に岩見沢市役所入り。無所属で活動する方針とあり、近く後援会組織を整え、知名度アップと政策の浸透を目指す。子育て政策など松野市政には一定の評価を示しており、現職との違いをどう打ち出して支持を広げるかが課題となりそうだ。
 一方、松野氏はこれまで「しかるべき時に判断する」と述べるにとどまっている。「大きな失策はない」(保守系市議)とされ、新病院建設に向けた財源の確保や医療体制の構築などで「手腕を発揮できる」(後援会関係者)との期待もある。
 無投票だった20年の前回市長選は7月に出馬を正式表明した。ただ、22年の深川市長選、23年の美唄市長選では新人が現職を破るなど、多選批判や刷新を求める流れもあるだけに、後援会幹部の1人は「今回は早めに動いた方がよい」と警戒感を示す。後援会は松野氏への出馬要請に向けた準備を進める方針だ。
 一方、政党関係者や経済界の間では「岩見沢にゆかりがある保守系の道外地方議員が立候補を検討している」との観測も流れており、4年前とは一転して混戦になる可能性もある。その場合、自民・公明両党がどの候補を推すかによって、衆院選道10区(空知、留萌管内)の態勢づくりに影響するとの見方もある。立憲民主や共産なども含めた、各政党の判断も注目される。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板