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国際政治・世界事情(その2)

375チバQ:2015/05/14(木) 22:06:59
http://www.sankei.com/west/news/150514/wst1505140020-n1.html
2015.5.14 11:00
【世界を読む】
「維新」が世界で増殖 アンチ既成政党、キャラ立ち党首、ケンカ戦法…そっくり? 次は「世界連合」か

 英国やインドなど、世界各地で地域政党や新興政党の躍進がめざましい。有権者の既成政党に対する不信の裏返しともいえるが、背景には従来の主張に加え、有権者に聞こえのよい言動でアピールする“党首力”が大きく影響している。ただ、政権交代にまで持ち込んだ政党が袋小路にはまり込んだ例もあり、「実のない政治」はすぐ、有権者から見切られることになるようだ。

「英国で最も危険な女性政治家」 SNPのスタージョン党首

 5月7日に投開票された英総選挙で躍進したのは、「地域政党」で英国からの独立を目指すスコットランド民族党(SNP)だ。昨年9月の住民投票では独立を勝ち取れなかったが、総選挙では56議席を獲得、保守党、労働党に次いで「第三の勢力」になった。

 その立役者は、住民投票後にSNPの党首、そしてスコットランド自治政府で初の女性首相に就任したスタージョン氏だ。

 4月のテレビ党首討論で、女史は二大政党の主張を横目に、「保守党のキャメロン氏に首相になってほしくない」「労働党のミリバンド氏の首相就任を支援したい」などと歯にきぬ着せぬ発言を繰り返したうえ、「議院内閣制を大改革して再編する」とまで主張。英紙デーリー・メールは「英国で最も危険な女性政治家」と指摘した。

 一方で、過激な表現をまじえた冗舌な弁論から、英紙ガーディアンが「全国で『スタージョンマニア』と呼ばれる熱狂的支持者が増えている」と伝えるほど、“スタージョン人気”に火がついた。

 労働者階級出身で16歳でSNPに入党、大学卒業後に弁護士になった女史のキャリアは誰かと似ている。「反核」「反緊縮」「福祉の充実」といった分かりやすい言葉で、急進左派的な主張を貫き通す姿勢に「左巻きのサッチャー(元首相)」とも呼ばれた。

 ただ保守党や、女史から連立政権を呼びかけられた労働党もスコットランド独立に反対しており、SNPへのアレルギーを隠さない。女史は自らの“党首力”でSNPは勢力を伸ばしたものの、訴えた政策をどこまで実現できるか、今後は政治力が試される。

インド地方選で国政与党が大敗北 モディ首相の200万円超高級スーツに有権者が怒りの鉄槌

 既存の政治システムに新興政党が割り込む形で旋風を巻き起こすのは、英国に限ったことではない。インドでは、昨年5月に10年ぶりの政権交代に持ち込んだ既成政党を、たった1年で見限る動きが出ている。

 今年2月10日に投開票の首都ニューデリーを含むデリー首都圏議会選(定数70)で、67議席を獲得する歴史的大勝利を収めた庶民党(AAP)は、2012年に元租税検査官のケジリワル党首が設立した新興政党だ。1年前に政権交代を果たしたモディ首相率いる国政与党インド人民党(BJP)はわずか3議席という失態を演じた。

 ケジリワル氏は、インドではびこる汚職撲滅のほか、水道料金の無料化や電気料金の大幅値下げなど有権者受けする政策をアピール。ただ、AAPの大勝利は“敵失”も後押しした。

 というのは、貧困層出身で汚職撲滅を訴えて首相の座に上り詰めたモディ氏が200万円もするスーツを着ていたことが発覚、有権者の怒りを買ったのだ。英紙フィナンシャル・タイムズは「モディ氏は有権者の感覚から離れた」「有権者は一度託したものを奪えることを示した」などと、スーツ問題が選挙結果に影響を与えたと報じた。どこかの市役所であった、公費で職員に支給していた“スーツ問題”を想起させる。

 東京で旅行会社を経営するインド人、サニー・マンモハン・シン社長(56)も、「貧困層の味方だったはずのモディは裏切り者だ。モディでは政治改革はできない」と突き放す。

 インドでは公共事業に絡む汚職が深刻とされる。フランス通信(AFP)によると、2014年1月に首都圏政府が実施した「汚職撲滅ホットライン」に、受け付け開始から7時間で3904件の電話があった。汚職の実態が正確に分からないほど根が深い。

 スーツ問題で信用を失墜させたモディ氏。有権者が露骨に見切りをつけたかたちだが、ケジリワル氏も、訴えた政策が実現できなければモディ氏と同じ道を歩むかもしれない。

376チバQ:2015/05/14(木) 22:07:25
袋小路にはまったギリシャ、自治体などに「金出せ」と方針転換

 一方、選挙で大衆迎合主義を訴えて政権交代を実現したものの、選挙後に方針を転換した例が、ギリシャのチプラス政権だ。

 3月の総選挙で、財政破綻危機を前に、借金返済の後回しや解雇した公務員の復帰といった「反緊縮」を掲げたチプラス氏の急進左派連合が勝利した。

 しかし、世の中そんなに甘くない。金融支援延長交渉も手詰まりになり、EU主要国ドイツに対し、第二次大戦中、ナチス・ドイツの占領で受けた被害に対する賠償額が推計で約2787億ユーロ(約37兆円)に上ると公表したりしたが、ドイツ側に一蹴された。

 もっとも財源確保の見通しもなく、EUなどに金融支援を求める方法しかないのが、ギリシャの現実。打つ手を失ったチプラス政権は方針を一転させた。

 ロイター通信によると、5月末を期限とする債務返済のため地方自治体や公的機関に現金を中央銀行に移管するよう指示。再びEUとの支援交渉の席に戻らざるを得なくなったのだ。

 前政権までの「反緊縮」と変わらぬ政策への転換に有権者の怒りが爆発。英紙テレグラフによると、首都アテネで反政府デモが発生し、学生らと警官隊が衝突する事態に発展した。

フランス極右政党の国民戦線、前党首処分はイメージ緩和策?

 フランスでは極右政党が急伸し、2014年の欧州議会選で、排他的な主張を掲げるマリーヌ・ルペン党首の国民戦線(FN)がフランス第一党となった。

 FNはマリーヌ氏の父親のジャンマリ氏が創始者。欧州統合が進んで国内の主要産業が衰退し、移民らに職を奪われるなどの現状に不満を持つ有権者の受け皿となっている。

 娘に党を引き継いだジャンマリ氏は4月、反ユダヤ主義的発言を繰り返し、娘の怒りを買う“お家騒動”が発生。FNは5月4日、ジャンマリ氏の党員資格を一時停止する処分を下し、事実上、党から追放した。

 さらなる党勢拡大のため排外主義のイメージ緩和が狙いとみられるが、周囲の見立ては変わらない。英誌エコノミストは「いまなおFNは過激主義政党で猛烈な反移民政党だ。排外主義はイスラム主義への警告として続いている」と指摘。今年1月、イスラム過激主義に影響を受けた男らによるパリの風刺週刊紙「シャルリー・エブド」襲撃事件も「勢力を伸ばし続けている理由だ」としている。

377チバQ:2015/05/14(木) 22:41:10
http://www.afpbb.com/articles/-/3048496?utm_source=yahoo&utm_medium=news&utm_campaign=txt_link_Thu_p1

ブルンジ軍参謀長、クーデター失敗と発表 軍分裂か
2015年05月14日 14:12 発信地:ブジュンブラ/ブルンジ
【5月14日 AFP】アフリカ中部ブルンジで軍高官がピエール・ヌクルンジザ(Pierre Nkurunziza)大統領政権の転覆を宣言した問題で、国軍のプライム・ニヨンガボ(Prime Niyongabo)参謀長は14日未明、クーデターの企ては失敗に終わったと発表した。ただ、反大統領派はこの発表を否定している。

 ブルンジではヌクルンジザ大統領の3選立候補に抗議する激しいデモが数週間にわたって続いていた。こうした中、大統領の任期延長に反対して今年2月に解任されていた前情報機関長官のゴドフロア・ニヨンバレ(Godefroid Niyombare)少将が13日、クーデターを宣言。首都の空港と国境の閉鎖を命じる一方、「多数」の軍や警察高官の支援を受けていると主張した。

 しかし、ニヨンガボ参謀長は国営ラジオで「ニヨンバレ少将によるクーデターの試みは阻止された」と表明。大統領と大統領府は大統領派の管理下にあると明言し、「反逆者に投降を呼び掛けている」と述べた。

 だが、反大統領派スポークスマンのベノン・ヌダバネゼ(Venon Ndabaneze)警視総監は、ニヨンガボ参謀長の主張は虚偽だと反論するとともに、首都の空港をはじめとする複数の施設を反大統領派が掌握していると主張している。

 ヌクルンジザ大統領は、クーデター宣言後に周辺国首脳との会談のため訪問していたタンザニアから帰国しようとしたが、空港が反大統領派に掌握されていたため着陸できないまま、現在所在が分からなくなっている。(c)AFP/Esdras NDIKUMANA


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150514-00000039-jij_afp-int

クーデター発生のブルンジ、首都で兵士らが激しい戦闘
AFP=時事 5月14日(木)20時16分配信

クーデター発生のブルンジ、首都で兵士らが激しい戦闘
ブルンジ首都ブジュンブラの港そばから上る煙(2015年5月14日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】軍高官がクーデターを宣言したアフリカ中部ブルンジの首都ブジュンブラ(Bujumbura)で14日、ピエール・ヌクルンジザ(Pierre Nkurunziza)大統領支持派とクーデター派の部隊との間で激しい戦闘が起きた。

 軍関係筋と目撃者の情報によると、大統領支持派の部隊は、国営テレビ・ラジオ局の複合施設に対する攻撃に応戦している。隣国タンザニアの当局者によると、13日のクーデター発生時に同国を訪問中だったヌクルンジザ大統領は現在、ダルエスサラーム(Dar es Salaam)市内の非公表の場所に滞在している。

 ブジュンブラのAFP記者によると、市内では自動小銃の音や爆発音が夜通し鳴り響き、明け方にかけて激化した。市街から民間人の姿はほぼ消え、市の各地から散発的に戦闘の音が聞こえ、煙が上った。

 クーデター派のスポークスマン、ベノン・ヌダバネゼ(Venon Ndabaneze)氏は、戦闘が中断した朝方にAFPの取材に応じ、「われわれは実質的に市全体を掌握している。動員されている兵士らはわれわれの側についている」と語った。

 大統領支持派もまた、同市の独立系放送局に攻撃を行っており、ブルンジで影響力の大きいラジオ局「アフリカ公共ラジオ(African Public Radio)」の建物はロケット弾で砲撃され炎上した。【翻訳編集】 AFPBB News

378チバQ:2015/05/14(木) 22:41:47
http://www.afpbb.com/articles/-/3048574
北アフリカの過激派組織、ISに忠誠か ベルモフタール容疑者が統率
2015年05月14日 21:39 発信地:ヌクアショット/モーリタニア
【5月14日 AFP】モーリタニアの通信社アルアハバル(Al-Akhbar)は、国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)に関連する過激派組織で、悪名高い片目のアルジェリア人指導者、モフタール・ベルモフタール(Mokhtar Belmokhtar)容疑者が率いる「アルムラビトゥン(Al-Murabitoun)」が、イスラム過激派組織「イスラム国(Islamic State、IS)」への忠誠を誓う録音声明を出したと報じた。

 アルアハバルが放送した声明は、「アルムラビトゥンはイスラム教徒のカリフである(IS最高指導者の)アブバクル・バグダディ(Abu Bakr al-Baghdadi)師に忠誠を誓う」と述べていた。アルアハバル通信は、録音の声の主をアルムラビトゥンの有力幹部アドナン・アブ・ワリド・サフラウイ(Adnan Abou Walid Sahraoui)容疑者と特定したと伝えている。AFPは、この報道を裏付ける他の情報を今のところ入手できていない。

「イスラム・マグレブ諸国のアルカイダ組織(Al-Qaeda in the Islamic Maghreb、AQIM)」の元指導者でもあるベルモフタール容疑者は、2013年1月に日本人を含む38人が死亡したアルジェリアの天然ガス施設襲撃事件の首謀者とされる。(c)AFP

379チバQ:2015/05/15(金) 00:02:21
http://mainichi.jp/select/news/20150515k0000m030130000c.html
ブルンジ:軍が分裂、大統領派が国営メディア奪還
毎日新聞 2015年05月14日 23時42分

 【ナイロビ服部正法】英BBCは14日、軍高官が大統領の追放を宣言したアフリカ中部ブルンジで、軍が分裂し、大統領派が反大統領派から国営メディアを奪還したと伝えた。首都ブジュンブラでは銃撃戦が行われており、大規模な衝突に発展する可能性もある。

 ロイター通信によると、軍参謀総長は14日、「クーデターは失敗した」と発表。ヌクルンジザ大統領は国営ラジオで「クーデターを図った者たちを非難する。降伏する兵士は許す」と述べた。大統領府は大統領派が死守している模様だ。

 ヌクルンジザ氏は13日、外遊先のタンザニアから帰国を試みたが、大統領の追放を宣言したニヨンバレ将軍が空港の閉鎖を命じていたため、帰国できていない可能性がある。

 ブルンジでは6月の大統領選を前に、現在2期目のヌクルンジザ氏が与党候補に決定。「(3選を禁じる)憲法違反だ」と断じる反対派市民らが先月下旬以降、首都で抗議行動を続けてきた。大統領は「反乱的活動」と呼んで対決姿勢を鮮明にし、これまでに警官隊との衝突で20人以上が死亡したとされる。

380チバQ:2015/05/15(金) 22:56:59
>>363>>366
http://www.sankei.com/world/news/150515/wor1505150004-n1.html
2015.5.15 00:35

国連安保理改革で多国間交渉開始 日独など4カ国提示「常任理事国5カ国から11カ国へ」案の行方は?

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 【ニューヨーク=黒沢潤】国連創設70年に合わせ、安全保障理事会改革に関する多国間交渉が14日、ニューヨークの国連本部で2日間の日程で始まった。日本など4カ国グループ(G4)は常任理事国枠を拡大するなどの改革案を提示。しかし、韓国やイタリアなどで構成する「コンセンサス・グループ」は常任理事国枠の拡大に反対姿勢を示しており、G4としては大票田のアフリカ連合(AU)から支持を取り付けられるかがカギとなる。

 日本とドイツ、インド、ブラジルのG4案は、常任理事国枠を現在の5カ国から11カ国に増やすとともに、非常任理事国を10カ国から14〜15カ国に増やすことが柱。2005年のG4案では、非常任理事国枠を14カ国と明記したが、今回、アフリカ地域への配分を「1」から「1または2」とした。2カ国増を主張するAU(加盟54カ国)から支持を取り付けたい狙いがある。

 ただ、常任理事国が持つ拒否権をめぐっては、G4案が「15年間凍結」としているのに対し、AUは即時付与の実現を主張しており、調整が必要となる。

 05年以降の安保理改革をめぐる多国間交渉では、「(各国、グループが独自案を)単に読み上げて終わり」(安保理外交筋)という例が多く、意見集約は容易でなかった。今回は各国代表の演説に加え、質疑応答の機会も設け、クテサ国連総会議長が退任する今秋までに「交渉用文書」をまとめ上げたい考えだ。

 安保理改革の実現には、国連憲章改正決議案が総会で加盟国(193カ国)の3分の2(129カ国)以上の賛成により可決される必要がある。その後、現常任理事国の5カ国を含む加盟国3分の2以上の批准も必要となる。

381チバQ:2015/05/15(金) 22:59:20
http://www.sankei.com/world/news/150515/wor1505150021-n1.html
2015.5.15 12:50

アフリカ・ブルンジ大統領が帰国 クーデター失敗か

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 軍幹部がクーデターを宣言したアフリカ中部ブルンジの大統領府は14日、タンザニアを訪問中だったブルンジのヌクルンジザ大統領が帰国したと発表した。ロイター通信が伝えた。大統領の帰国でクーデターが失敗したとの観測が強まった。

 フランス公共ラジオによると、首都ブジュンブラでは14日、軍の大統領派とクーデター支持派の間で激しい銃撃戦があり、少なくとも3人の兵士が死亡した。

 ニヨンバレ少将は13日、6月下旬に予定される大統領選挙でヌクルンジザ氏が3選出馬したのは憲法などに違反しているとして、政権から追放したと宣言した。だが、参謀総長はクーデターを支持しない立場を明らかにし、軍内部は分裂。両派による大規模衝突の懸念が高まっている。(共同)

382チバQ:2015/05/15(金) 23:17:52
http://mainichi.jp/select/news/20150515k0000e030205000c.html
ブルンジ:大統領の帰国を発表…クーデター失敗か
毎日新聞 2015年05月15日 12時08分(最終更新 05月15日 12時27分)

 【イシオロ(ケニア中部)服部正法】軍高官が大統領の追放を宣言したアフリカ中部ブルンジの情勢で、大統領側は14日、外遊中だったヌクルンジザ大統領がブルンジに帰国したと発表した。ロイター通信などが報じた。AFP通信は、クーデター勢力側の副官がクーデター失敗を認めたと報じた。大統領帰国が事実なら、大統領派の形勢が優位になっている可能性もある。

 クーデターの動きを知ったヌクルンジザ氏は13日午後、ブルンジへの帰国を試みたが、空港が閉鎖されるなどして、帰国できなかったとみられていた。

 しかし、14日になって軍参謀長がクーデター勢力に反対する意思を表明。首都ブジュンブラでは大統領派と反大統領派に分裂した軍同士によるとみられる銃撃戦が起きており、戦闘拡大が懸念されている。

383チバQ:2015/05/15(金) 23:18:36
http://mainichi.jp/select/news/20150516k0000m030018000c.html
ブルンジ:軍事クーデター失敗 将軍が「降伏」
毎日新聞 2015年05月15日 18時52分
【イシオロ(ケニア中部)服部正法】アフリカ中部ブルンジで起きた軍の反大統領派によるクーデター騒ぎで、ヌクルンジザ大統領の追放を宣言したニヨンバレ将軍が、大統領派に降伏する意向を明らかにした。AFP通信が15日、報じた。事実なら軍の一部が画策した今回の軍事クーデターの試みは失敗したことになる。
 AFP通信によると、ニヨンバレ将軍は大統領派の追っ手が迫っているとしたうえで「我々は降伏することを決めた」と述べた。クーデター勢力の幹部3人が大統領派に拘束された模様。ロイター通信は大統領報道官の話として、ニヨンバレ氏は逃走中と伝えた。

 ニヨンバレ将軍はヌクルンジザ大統領がタンザニア訪問中の13日、大統領追放と「救国委員会」設置を宣言。6月に行われる大統領選を前に、現在2期目のヌクルンジザ氏の出馬が内定したことを「(3選を禁ずる)憲法違反」として抗議行動を繰り返していた市民たちは、路上に出て大統領追放の知らせを喜んだ。

 しかし、翌14日になって軍参謀長がクーデター勢力に反対する意思を表明し、首都ブジュンブラでは大統領派と反大統領派に分裂した軍同士によるとみられる銃撃戦が発生していた。

384チバQ:2015/05/15(金) 23:59:50
http://www.afpbb.com/articles/-/3048676
ブルンジのクーデター、失敗に終わる 幹部らが投降、首謀者逃亡か
2015年05月15日 16:35 発信地:ブジュンブラ/ブルンジ
【5月15日 AFP】アフリカ中部ブルンジで起きたピエール・ヌクルンジザ(Pierre Nkurunziza)大統領に対するクーデターの試みは15日、首謀者の軍少将らが敗北を認め、失敗に終わった。大統領支持派の部隊は複数のクーデター派幹部を拘束。残る幹部の行方を追っている。

 クーデターを起こした前情報機関長官のゴドフロア・ニヨンバレ(Godefroid Niyombare)少将は、AFPの電話取材で、クーデター派が投降する意向を固めたと言明。大統領派の兵士らが自分のところへ近づいているとして、「彼らがわれわれを殺さないことを願う」と語った。

 だが、警察幹部がその後、AFPに語ったところによると、同少将は逃走し、首都ブジュンブラ(Bujumbura)南部に潜伏しているとみられている。

 一方、クーデター派の広報を担うベノン・ヌダバネゼ(Venon Ndabaneze)警視総監もAFPの取材に対し、クーデター派が投降を決意したと説明。その直後、クーデター派の副官であるシリル・ヌダイルキエ(Cyrille Ndayirukiye)大将ともう1人の幹部と共に、大統領支持派の部隊によって身柄を拘束された。(c)AFP/Esdras NDIKUMANA

385チバQ:2015/05/16(土) 00:01:42
http://www.afpbb.com/articles/-/3048710
政治危機のブルンジ、10万人以上が国外避難 国連
2015年05月15日 20:33 発信地:ジュネーブ/スイス
【5月15日 AFP】国連(UN)は15日、クーデター未遂が発生したアフリカ中部ブルンジで、政治危機が始まった4月以降、10万人以上が周辺国に避難したと発表した。

 国連難民高等弁務官事務所(UN High Commissioner for Refugees、UNHCR)の報道官によると、これまでにタンザニアに7万200人、ルワンダに2万6300人、コンゴ民主共和国の南キブ(South Kivu)州に1万人近くが避難した。避難者数は、UNHCRが1週間前に発表した人数から倍増している。

 ブルンジは、ピエール・ヌクルンジザ(Pierre Nkurunziza)大統領が3期連続の大統領職を目指すと宣言したことがきっかけで、反大統領派による激しいデモが発生、治安部隊との衝突が起きた。4月末以降、25人以上の死者と多数の負傷者が出ており、今週には軍高官によるクーデター未遂も起きた。(c)AFP

386チバQ:2015/05/16(土) 20:49:02
>>384
少将が首謀者で、大将が副官なのか!?

387チバQ:2015/05/16(土) 20:57:35
http://www.sankei.com/world/news/150516/wor1505160039-n1.html
2015.5.16 19:30

安保理改革めぐり集中討議、約30国・グループが独自案を説明 議長が「交渉文書」作成へ

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安保理改革をめぐる立場
 【ニューヨーク=黒沢潤】国連創設70周年に合わせ、ニューヨークの国連本部で14、15の両日、安全保障理事会改革に関する多国間交渉の集中討議が行われた。常任理事国枠拡大を目指す日本など4カ国グループ(G4)やアフリカ連合(AU)など約30の国・グループは、独自の改革案を説明。多国間交渉のラトレイ議長は改革案を集約した「交渉文書」を今後提示し、改革交渉を前進させたい意向を表明した。

 G4は会合で、常任理事国枠を現在の5カ国から11カ国に増やすとともに、非常任理事国を10カ国から14〜15カ国に増やすべきだと主張した。常任理事国の拒否権については、「15年間凍結」を訴えた。

 AU(計54カ国・地域)も、新常任理事国を6増とする案を提示。拒否権については直ちに履行すべきだと訴えた。

 安保理改革に関する多国間交渉はこれまで、各国・グループが「(独自案を)読み上げるだけのステートメント(声明)合戦」(安保理外交筋)に終わることが多かった。今回は、難航する安保理改革を前進させるため、質疑応答を含む「初の画期的な対話形式」(吉川元偉国連大使)が取られ、建設的な議論が展開されたという。

 会合では、G4案に似た案を提示する途上国中心のグループ「L69」の発言力が2005年の改革交渉時より大きくなっているのが目立つといい、日本には“追い風”だ。また、AUも他の国々と対話姿勢を強めており、大票田のAU票を取り込みたいG4には「好材料」(国連事務局筋)となっている。

 一方、安保理改革に慎重な中国は「人為的に(交渉の)期限を設けるなど、作業を急ぐべきでない」と強調。米国代表も「拒否権の拡大、制約は認めない」と牽制(けんせい)している。

 吉川大使は会合後、記者団に対し、「(単なる議論だけでなく)文書ベースの交渉に進んでほしいという私たちの観点からすると、重要な一歩になる会合だった」と強調した。

388チバQ:2015/05/20(水) 22:55:07
http://mainichi.jp/select/news/20150521k0000m030093000c.html
中国:中南米浸透図る インフラ建設で関係強化
毎日新聞 2015年05月20日 21時36分

 【サンパウロ朴鐘珠、北京・石原聖】ブラジルのルセフ大統領と中国の李克強首相は19日、ブラジルの首都ブラジリアで会談し、インフラ建設や農業、鉱業、電力分野への投資など35項目、総額530億ドル(約6兆4000億円)の合意文書に署名した。李首相は26日まで、コロンビア、ペルー、チリの各国を歴訪する。中国は、昨年7月に習近平国家主席がブラジルなど中南米4カ国を歴訪するなど、中南米への影響力拡大に強い意欲を示している。

 ◇李首相、ブラジル大統領と会談

 共同声明で両首脳は「南米のインフラ網を作ることが重要」との認識で一致した。合意には、大西洋側のブラジルと太平洋側のペルーを鉄道でつなぐ「南米大陸横断鉄道」の建設に向けた調査費用も入っており、ブラジルは鉄道建設計画への中国の参加を強く歓迎した。牛海綿状脳症(BSE)の影響で2012年から中国が輸入を禁じていたブラジル産牛肉についても、輸入を再開することが決まった。

 現地報道によると、鉄道は、リオデジャネイロに近いブラジル南東部からアンデス山脈を越えてペルーまで約5300キロを結ぶ。中国への主要輸出品目である大豆や鉄鉱石の産地を通る見込み。完成すれば、中国への輸送日数とコストを削減できる。ルセフ大統領は共同記者会見で、「アジアへの新たな販路が開かれる」と述べ、期待感を見せた。

 中国としても、米国の影響の強いパナマ運河を回避できるようになる。中国系の香港企業が昨年、中米ニカラグアで太平洋と大西洋を結ぶ運河建設に着手したのと同じ発想だ。

 ただ、鉄道の総事業費の概算は50億〜120億ドルとあいまいなうえ、技術面でも見通しは不透明だ。熱帯雨林アマゾンを切り開くことになるため先住民族や環境保護の問題が生じるのは確実で、ボリビアやペルー南部の砂漠地帯を通る路線も検討されている。

 ◇米の影響力低下にらみ

 【サンパウロ朴鐘珠、北京・石原聖】中国の中南米進出を促進した要因の一つは、1990年代以降に反米左派政権が台頭し、この地域で覇権を誇った米国の影響力が急速に低下したことだ。

 中国は今年1月、中南米・カリブ地域の33カ国で構成される中南米カリブ海諸国共同体(CELAC)との閣僚級会合を北京で開催。中国の習近平国家主席はその場で、今後10年間に中南米地域に2500億ドルを投資する方針だと表明していた。

 習主席は3月、自らが提唱する「一帯一路(海と陸のシルクロード経済圏)」構想について、「五大陸の友人」に参加を呼びかけた。ブラジルは、新興5カ国(BRICS=ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ)が共同で設立した国際金融機関「新開発銀行」の出資者でもあり、中国にとって南米大陸での協力関係の核だ。

 李克強首相は共同記者会見で、「中国はインフラ建設の経験が豊富だ。優位で余裕のある生産能力も有している」と言明。米国の「裏庭」である中南米で影響力拡大を図る背景に、インフラ関連の国有企業が海外市場に活路を見いだそうとしていることがあることを示した。

 一方、米国は昨年末、地域の反米左派政権の精神的支柱であるキューバと国交回復交渉を開始。同国との関係改善をてこに、中南米で拡大する親中路線を親米に引き戻そうとしている。

 こうした状況の中、中南米各国は米中の競争に乗じ、両国から資本を引き出したいと考えている。

 中南米が今後どちらに傾くのか、その指標となるのがキューバの動向だ。半世紀にわたる米国の経済制裁を受けたキューバの貿易相手はこれまで、キューバと商取引した第三国に米国が科す罰則を恐れない国に限定されてきた。そのため、冷戦終結まではソ連、近年は輸出入の50%以上をベネズエラと中国に依存する偏重が生じた。

 キューバは米国との国交正常化方針を発表した直後の今年1月、東部サンティアゴデクーバで中国資本による港湾工事を開始した。カリブ海の中心にコンテナ物流基地と工業団地を造る計画で、2016年完成予定のパナマ第2運河と、19年完成予定のニカラグア運河による物流増加を見越した動きだ。

 中国からの融資でインフラ整備と資源開発をし、生産力を上げて米国の市場にも売り込む。こうしたキューバ流の外交術と外資運用法が今後、中南米の主流になるとみられる。

389チバQ:2015/05/22(金) 07:57:13
http://www.asahi.com/articles/ASH5443XGH54UHBI005.html
「今が引き際」 オーストラリア緑の党の党首が辞任
郷富佐子@シドニー2015年5月21日17時00分
 5月6日、オーストラリア「緑の党」の上院議員のクリスティン・ミルン氏(62)が突然、党首辞任と政界引退を表明するというニュースが飛び込んできた。党所属の国会議員にとってすら寝耳に水の話だったそうで、首都キャンベラの国会担当の記者たちは大騒ぎになった。

特集・南十字星の下で
 「緑の党」はもともと、1970年代後半から80年代にかけてタスマニア州でフランクリン・ダムの建設に反対したグループが中心だった。州レベルから全国規模の政党となったのは92年だ。

 長く党の顔を務めたのは、カリスマ的な人気があったボブ・ブラウン氏(70)。同州で高校教師をしていたミルン氏にとって、ブラウン氏は環境保護運動での師匠のような存在だった。2人はダムの建設阻止闘争では一緒に逮捕、収監されている。ブラウン氏は2012年に引退し、ミルン氏が後を継いだ。

 3年余り党首を務めたミルン氏は、辞任の記者会見で子供やパートナーに感謝し、「人生には他にやることがある」と述べた。自身の上院議員の任期は17年6月末までだが、来年は下院と上院(半数改選)の両選挙がある。党首としてキャンペーンを主導しなければいけないが、会見で「今が引き際だと思う」と言った通り、世代交代が必要だと決心したのだろう。

390名無しさん:2015/05/24(日) 20:14:04
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150523-00050142-yom-pol
「海洋秩序維持」の重要性盛り込む…中国けん制
読売新聞 5月23日(土)20時14分配信

 日本と太平洋の島嶼(とうしょ)国でつくる「太平洋・島サミット」は23日、福島県いわき市で首脳会議を開き、首脳宣言「福島・いわき宣言」を採択し、2日間の日程を終えて閉幕した。

 首脳宣言には、日本が今後3年間で行う援助のほか、中国の海洋進出を念頭に、「海洋秩序の維持」の重要性などが盛り込まれた。中国をけん制する狙いがある。

 同サミットは、14の島嶼国と日本、豪州、ニュージーランドの計17か国で構成。安倍首相は首脳会議で、海洋の安全保障について「各国が緊張を高める一方的な行動を慎み、法の支配に基づき行動することが重要だ」と訴え、各国と連携する方針を確認した。首脳宣言でも、国際紛争を「武力による威嚇や武力の行使に訴えることなく」解決するとの方針が明記された。前回2012年の首脳宣言にも、中国をけん制する文章があったが、「武力」という文言は使ってはいなかった。より中国の「強引さ」を浮き彫りにした形だ。

 首脳宣言には国連改革への各国の「関与」も盛り込まれた。「常任・非常任の議席拡大を含め、国連安全保障理事会の信頼性を高める」と言及し、安保理常任理事国入りに向けた日本の取り組みに理解を示した。

 戦後70年を踏まえ、「国際社会の平和と発展のため、第2次大戦後、日本が行った取り組みを評価」するとの文章も入った。日本の援助は、今後3年間で防災対策などのため550億円以上をかけることとし、4000人の人材育成や人的交流の実施も盛り込まれた。

最終更新:5月23日(土)20時47分

391名無しさん:2015/05/24(日) 20:16:03
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150524-00050007-yom-pol
島嶼国支援で中国けん制…首相、価値観共有訴え
読売新聞 5月24日(日)11時43分配信

 「太平洋・島サミット」の首脳宣言には、事実上、中国の海洋進出をけん制する文章や、国連改革への支持が盛り込まれ、日本政府としては「満足できる」(政府筋)結果に終わった。

 もっとも中国も島嶼(とうしょ)国への支援を拡大しており、「支持集め」は容易ではない。

 安倍首相は首脳会議の開会式で、「私たちが持つべきは、力による威嚇や力の行使とは無縁の関係だ」と演説し、自由や民主主義などの価値観を共有する「太平洋市民社会」の確立を出席国に呼びかけた。中国が南シナ海・スプラトリー(南沙)諸島で岩礁埋め立てを進めるなど、力による現状変更を試みていることを意識したものだ。

 日本政府は、550億円以上の援助とあわせ、島嶼国で防災専門家ら約4000人を育成することで各国への関与を強めて「親日国」をつなぎとめたい考えだが、中国も対抗している。

最終更新:5月24日(日)11時43分

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150523-00050091-yom-pol
防災対策など550億円支援…島サミットで首相
読売新聞 5月23日(土)11時16分配信

 安倍首相は23日午前、福島県いわき市のホテルで開かれた日本と太平洋の島嶼(とうしょ)国の首脳らによる「太平洋・島サミット」首脳会議で演説し、気候変動や防災対策などとして今後3年間で550億円以上の支援を行う方針を表明した。

 「防災先進国」の日本として、人材交流を通じ、参加国で防災専門家ら約4000人を育成する考えも示した。

 同サミットは日本主催で3年ごとに開催され、今回はフィジー、パラオ、ニウエなど14島嶼国と、日本、豪州、ニュージーランドの計17か国の首脳級・閣僚が参加した。

 今回の支援額は、同サミットとしては円ベースで過去最大だ。前回は、最大5億ドル(当時の為替レートで約400億円)の支援の表明だった。

 首相は、東日本大震災の経験を踏まえ、気候変動による海水面の上昇や台風被害など島嶼国が直面する課題への協力を強調した。サモアに人材育成の中核機関となる「気候変動センター」を整備する方針だ。

 演説の中で首相は、太平洋を「平和で豊かな海」と表現し、「力による威嚇や力の行使とは無縁の太平洋市民社会の秩序」の構築も呼びかけた。名指しは避けながらも、東・南シナ海で進出を図る中国をけん制したものだ。日本の戦後70年の平和国家としての歩みに触れ、積極的平和主義に基づき「世界に平和をもたらす働き手となる」と述べた。

最終更新:5月23日(土)13時24分

392chibaQ@HK:2015/05/24(日) 20:16:16
http://www.yomiuri.co.jp/world/20150523-OYT1T50084.html
治安部隊と武装集団銃撃戦43人死亡…メキシコ
2015年05月23日 13時15分Tweet
 【ロサンゼルス=加藤賢治】メキシコ中西部ミチョアカン州で22日、治安部隊と、麻薬組織のメンバーとみられる武装集団との間で銃撃戦があり、ロイター通信によると、警官1人を含む43人が死亡した。

 同州と、隣接するハリスコ州一帯は麻薬組織の拠点となっており、ハリスコ州では18日にも同様の銃撃戦が起き、8人が死亡。1日には麻薬組織のメンバーが陸軍ヘリコプターを撃墜するなど、治安が悪化している。

393名無しさん:2015/05/24(日) 20:19:24
http://www.yomiuri.co.jp/world/20150520-OYT1T50075.html

キューバ政府、米で銀行口座…大使館開設へ前進
2015年05月20日 11時19分Tweet
 【ワシントン=今井隆】米国務省高官は19日、キューバ政府が米国内で銀行口座を開設したことを明らかにした。

 キューバ政府は、今年1月から始まった米国との国交正常化交渉で、ワシントンに大使館を開設する前提条件として、銀行口座を使えるようにすることを挙げていた。この高官は、銀行口座開設で「(国交正常化に向けて)前進することができる」と語り、交渉進展に期待感を示した。

 次回の国交正常化交渉は21日にワシントンで行われる。相互の首都に大使館を開設する日程で合意できるかどうかが焦点となる。


http://www.yomiuri.co.jp/world/20150523-OYT1T50093.html
大使館開設の日程、合意できず…米キューバ協議
2015年05月23日 11時30分Tweet
 【ニューヨーク=白川義和】米国とキューバは22日、ワシントンで、第4回国交正常化交渉の2日目の協議を行った。

 相互の首都に大使館を開設し、国交を回復する日程を決められるかが焦点となっていたが、合意には至らなかった。大使館開設にあたり、米国が外交官の移動制限の緩和を求めている問題で、溝が残っているとみられる。

 交渉後の記者会見で、キューバのビダル外務省米国担当局長は「在外公館の機能に関連する問題について協議を続けることで合意した」と述べ、大使館開設に向けた協議を「数週間」継続する方針を示した。

 ジェイコブソン米国務次官補は「両国の複雑な歴史を考えれば、簡単な作業ではない」と語った。ただ、今回の協議は「大きな進展があった」とし、次回の正常化交渉を待たず、利益代表部間の接触で合意できるとの見通しを示した。

394chibaQ@HK:2015/05/24(日) 20:20:53
http://www.yomiuri.co.jp/world/20150520-OYT1T50012.html
米キューバ接近で中国誤算「古い兄弟」すきま風
2015年05月20日 10時46分Tweet
 キューバが昨年後半、いったん合意した中国海軍艦艇の常駐を撤回したことで、同じ社会主義国として「古い兄弟」と呼ばれる中国とキューバの間にすきま風が吹き始めた。

 キューバは昨年末、米国との国交正常化交渉開始で合意しており、米国の「裏庭」で存在感を高めたい中国にとっては、誤算となっている。

 「結局、信用できるのはパキスタンだけなのか」

 中国軍関係筋によると、中国の習近平(シージンピン)国家主席は、キューバから艦艇常駐撤回の通告を受けた際、南アジアの伝統的友好国であるパキスタンを引き合いに出して落胆を隠さなかったという。

 新華社電によると、中国海軍は2009、13年の2度にわたり、「軍交流」名目でフリゲート艦など艦隊をブラジルやペルー、チリなどに派遣。11年10月には海軍の医療船がキューバの首都ハバナに初めて寄港するなど、中南米地域での影響力拡大を図ってきた。

 中国はキューバにミサイル駆逐艦を常駐させようとしていた。実現すれば、作戦能力を持つ艦艇が初めてカリブ海に入ることになり、中国軍の海外展開戦略で大きな前進となるはずだった。

395chibaQ@HK:2015/05/24(日) 20:53:01
http://mainichi.jp/select/news/20150523k0000m030149000c.html
NPT再検討会議:核保有国へ配慮…意向くんだ最終文書案
毎日新聞 2015年05月22日 22時48分(最終更新 05月23日 05時45分)

 【ニューヨーク坂口裕彦、草野和彦、吉村周平】国連本部で開催中の核拡散防止条約(NPT)再検討会議で、22日に配布された最終文書案は、核兵器の非人道性や、「核廃絶」に向けた法的枠組みへの言及にも踏み込んだ。また、中東非核地帯に関する国際会議を来年3月までに開催することも盛り込んだ。ただ、全会一致が原則の会議の「宿命」として、対立する当事国双方の主張を取り入れた玉虫色の内容となった。

 核兵器の非人道性への言及は、2010年の前回会議で採択された最終文書では1段落だけだったが、今回の最終文書案では7段落に増えた。背景には核の非人道性を問題視する国際世論の拡大があり、オーストリアが会期中に発表した非人道性を訴えた共同声明に159カ国・地域が賛同したことも言及された。

 だが、核保有国などに配慮した最終文書案は、非核保有国の主張を多く盛り込んでいた原案に比べると大きく後退せざるを得なかった。例えば、核兵器の不使用については、有力な非核保有国グループの「新アジェンダ連合」(NAC、アイルランドなど6カ国)などの主張で盛り込まれていた「いかなる状況下でも(不使用)」との表現が、核保有国の反発を受けて削除された。また、米国の「核の傘」の下にいる日本や北大西洋条約機構(NATO)の加盟国の一部の意向もくんで、「人道と安全保障の側面も考えながら」との文言が加えられた。核兵器がもたらす被害の深刻さも、会議全体で認識を共有する当初案から、核保有国の反対で「より多くの国が」と弱められた。

 核兵器の法規制を巡る表現も同様だ。原案では「過半数の加盟国が法的枠組みが必要だと信じている」と明記され、「核兵器禁止条約」の文言も入っていた。しかし、段階的な核軍縮を主張する核保有国は「非現実的だ」(フランス代表団)などと猛反発。結局、これらの文言は削除され、核兵器削減の期限も設定されなかった。

 折衷案として出てきたのが、国連総会で、新たな法規定を含めた核軍縮の効果的措置を話し合う作業部会を設置すること。だが、部会での決定は「全会一致」を原則とし、核保有国の譲歩なしには、核兵器禁止条約の策定などには進めない。

. また、中東非核化に関する国際会議は、10年の再検討会議で「12年開催」を決定しながら実現できず、アラブ諸国の不満は募っていた。今回は、国連事務総長が来年3月までに国際会議を招集し、期限を延期しないことを米英露と共に保証した。一方、議題を設定する予備協議や国際会議での決定は「全会一致」としており、イスラエルが会議に参加しても、何も決まらない可能性もある。

 最終文書案は、合意に向けた加盟国の歩み寄りを期待する議長が作成した妥協案だ。ある当事国が譲歩を拒否すれば、破綻する危険性をはらんでいる。

.

396chibaQ@HK:2015/05/24(日) 20:57:01
http://mainichi.jp/select/news/20150523k0000e030238000c.html

NPT:「中東非核地帯」米が反対 再検討会議は失敗に
毎日新聞 2015年05月23日 11時40分(最終更新 05月23日 14時17分)

 【ニューヨーク草野和彦、坂口裕彦、吉村周平】国連本部で開催中の核拡散防止条約(NPT)再検討会議は最終日の22日夕方(日本時間23日早朝)、全体会議を開き、フェルーキ議長の最終文書案について、米国が同意できないと表明した。文書案には、事実上の核保有国のイスラエルを念頭に置いた中東非核地帯に関する国際会議を来年3月までに開くことが盛り込まれており、同盟国の米国は「恣意(しい)的な日程の設定だ」と非難。英国とカナダも同調した。会議は全会一致が原則で、失敗に終わった。

 再検討会議は5年に1度開催され、最終文書案を採択できずに終わったのは、2005年の会議以来、10年ぶり。今会議は広島、長崎への原爆投下から70年の節目の年に開催され、核の非人道性に対する国際理解も高まっていた。だが、今回の失敗で「核兵器のない世界」の理想は遠のき、国際社会はNPT体制強化に合意できないまま、1カ月に及ぶ日程を終了した。

 中東非核地帯構想は、1995年の再検討会議で採択された「中東決議」の柱。これと引き換えに、エジプトを中心としたアラブ諸国はNPTの無期限延長を受け入れており、強いこだわりがある。10年の前回会議は、事実上の核保有国イスラエルを含む中東の非核化を協議する「国際会議の12年開催」を決めたが、実現しなかった。

 今回の最終文書案では、国連事務総長が来年3月までに中東のすべての国を招待して会議を開催することを盛り込んだ。会議の目的は、非大量破壊兵器(核兵器を含む)地帯の実現に向けた法的拘束力のある条約の交渉プロセスの開始で、当事国による事前協議で議題の設定に合意できなければ、それから45日以内に事務総長が会議を招集▽事務総長と米英露は会議開催の期限を延長しないことを保証−−なども盛り込んでいた。

 米国はイスラエルを取り巻く安全保障上の環境が整う必要があるなどと主張し、期限付きの開催に反対。ガテマラー米国務次官(軍備管理・国際安全保障担当)は、協議でアラブ側を主導してきたエジプトを名指しし、「非現実的で実行不可能な条件にこだわった」と非難した。

. 一方で、エジプトのバドル外務次官は「20年たっても(構想実現が)妨害されている」と指摘。米国など3カ国が最終文書案に合意しなかったことは「NPT(再検討会議)の失敗だけでなく、全会一致という原則の乱用の象徴だ」と述べた。さらに「特に米国が文書案の採択を拒んだことは、アラブと国際社会の世論に影響を与える」と警告し、NPT非加盟のイスラエルを擁護する米国の姿勢を厳しく非難した。

 フェルーキ議長は会議最終盤、中東非核地帯の取り扱いに集中。最終文書案の加盟国への配布を22日午前2時近くに遅らせてまで、事態解決に取り組んだが、かなわなかった。

 最終文書案に合意できなかったことについて、日本の杉山晋輔外務審議官は議場で「極めて、極めて残念だ」と語った。

.

397chibaQ@HK:2015/05/24(日) 22:14:49
http://mainichi.jp/select/news/20150524k0000m030092000c.html
NPT決裂:吹き飛んだ「最終文書案ほとんど合意に…」
毎日新聞 2015年05月24日 00時14分(最終更新 05月24日 00時43分)

 【ニューヨーク草野和彦、坂口裕彦、吉村周平】国連本部で開かれた核拡散防止条約(NPT)再検討会議は22日、最終文書案を採択できないまま閉幕した。だが、核軍縮の人道的アプローチを主導するオーストリアのクメント軍縮大使は「(従来の会議から)議論の流れが明らかに変わった」と述べ、今後は核兵器の非人道性を根拠に「核兵器のない世界」に向けた新たな法的枠組みづくりで国際的な議論が深まることに期待感を示した。

 会議では、最終文書案の「中東非核地帯構想」の実現に向けた国際会議の早期開催に米国と英国、カナダの3カ国が同意できないと表明。国連の潘基文(バンキムン)事務総長は声明で、最終文書案で合意できなかったことに「失望」したと述べた。一方で、核兵器の使用による壊滅的結末への認識の広がりが今後、「核兵器廃絶への効果的措置への緊急行動」につながることに期待した。

 また、フェルーキ議長は、最終文書案の内容で「ほとんど合意に達していた」と述べ、中東の非核化を巡る対立が解消されていれば、文書案の採択が可能だったとの認識を示した。

 5年に1度開催される再検討会議の決裂は、2005年以来10年ぶり。「核兵器のない世界」の実現に向けた道が依然として険しいことを示した。

 中東非核地帯構想は、1995年の再検討会議で採択された「中東決議」の柱。これと引き換えに、エジプト中心のアラブ諸国はNPTの無期限延長を受け入れた。10年の前回会議は、非核化を協議する「国際会議の12年開催」を決めたが、実現しなかった。

 非核化会議の早期開催に反対した米国は、イスラエルを取り巻く安全保障上の環境が優先されるべきだと主張。「非現実的で実行不可能な条件にこだわった」としてアラブ側を非難した。

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398chibaQ@HK:2015/05/24(日) 22:18:00
http://mainichi.jp/select/news/20150524k0000m030082000c.html
NPT決裂:中東に渦巻く核兵器開発疑惑 イスラエル強硬
毎日新聞 2015年05月23日 23時31分(最終更新 05月24日 09時38分)


核を巡る米・中東諸国の関係

<ドイツの不退転>脱原発に向けて… 自然エネルギーの課題も 05月24日 09時39分
 米ニューヨークで開かれていた核拡散防止条約(NPT)再検討会議は22日、中東の非核化に向けた米国とアラブ諸国との見解の相違を埋められないまま終了した。背景にはイランの核開発を巡る中東情勢の変化がある。米欧などがイランとの交渉で一定の「平和的な」核開発を認めつつある中、イランと敵対する潜在的核保有国イスラエルは態度を硬化。最大の同盟国・米国も、イスラエルの安全が保障されるまで非核化に同意できないとの方針を強めざるを得なかったとみられる。【エルサレム大治朋子、カイロ秋山信一】

 イスラエルはNPT非加盟国だが、今回の再検討会議で「中東非核地帯構想」が中心議題になるとみて、20年ぶりにオブザーバー参加した。非核化を求めるアラブ諸国の動向を見極める狙いがあった。非核化に向けた国際会議の開催が決定すれば、核保有を否定も肯定もしない「あいまい政策」に対し、国際社会の圧力が高まるのは必至だからだ。

 さらに、6月に期限を迎えるイランと主要6カ国(米英仏中露独)の核交渉が最終合意に至れば、「(イランとライバル関係にある)サウジアラビアやエジプト、トルコなど中東各国が核兵器開発に乗り出す可能性がある」(イスラエルのシンクタンク「国家安全保障研究所」)とみられている。イスラエルとしては、「核抑止力」を低下させる事態は回避したいのが本音だ。

 イスラエル紙ハーレツによると、トーマス・カントリーマン米国務次官補(安全保障・不拡散担当)は19日、急きょイスラエルを訪問。外務省高官らとNPT会議などについて「集中的な協議」を重ねた。米国の最終的な判断に、イスラエルの意向が大きく反映された可能性がある。

 オバマ米大統領は22日、ワシントンで開催されたユダヤ系団体との会合で「イスラエルの安全保障に対する決意は今もこれからも揺るぎない」と強調した。米議会保守派を中心にイランとの核交渉に批判的な声が根強い中、NPT会議でのオバマ政権の判断には、核交渉についてユダヤ系議員から理解と支援を得る狙いがあった可能性もある。

 一方、核兵器を持たないアラブ諸国にとって、緊張関係にあるイスラエルの事実上の核武装やイランの核開発は大きな脅威だ。5年に1度のNPT会議は、アラブ諸国が国際社会の圧力を利用してイスラエルやイランに核放棄を迫る絶好の機会で、今回の会議でも中東非核化会議の開催に強く固執した。

.

 エジプトなどアラブ諸国とイスラエルは4度の中東戦争を経験。その後、エジプトとヨルダンはイスラエルと平和条約を結んだが、潜在的な緊張関係は解けていない。両国を除くアラブ諸国は今なおイスラエルと平和条約を結んでいない。

 イスラエルの事実上の核武装に対し、エジプトは「イスラエルがNPTに加盟しなければ、エジプトは化学兵器禁止条約に加入しない」と主張、化学兵器の保有も継続しているとみられる。過去にはイラク、リビア、シリアが核兵器開発を進めた疑惑もあり、イスラエルの事実上の核武装が、中東に大量破壊兵器が多く存在する一因となってきた。

 また、米欧などがイランに一定の核開発を認めた場合、サウジアラビアは「同等の権利」を主張する構えだ。サウジはパキスタンの核兵器開発を資金面で支援したとの見方があり、「イランが核武装すれば、サウジにパキスタンの核弾頭を配備する」との密約説もささやかれている。

399チバQ:2015/05/25(月) 20:53:37
http://www.sankei.com/world/news/150524/wor1505240029-n1.html
015.5.24 15:56

エチオピアで総選挙 与党の圧勝濃厚、結果は1カ月後?





 アフリカ第2の人口規模を誇るエチオピアで24日、人民代表議会(下院、547議席)選挙の投票が実施された。ロイター通信が伝えた。最終結果は6月22日に公表される予定だが、暫定結果は数日中に判明する見通し。

 20年以上、事実上の最高指導者の座にあったメレス前首相が2012年に死去してから初の選挙となったが、後継を務めるハイレマリアム首相の与党エチオピア人民革命民主戦線の圧勝が確実視されている。

 国際人権団体は、政府が野党の関係者やジャーナリストを投獄するなどして批判を抑え込んできたと指摘し、選挙の正当性を疑問視している。

 エチオピアは資源に乏しく世界最貧国の一つだが、中国などからの投資で経済成長は著しい。エチオピア航空は4月にアフリカと日本を結ぶ定期便を就航させた。(共同)

400チバQ:2015/05/25(月) 20:59:21
http://www.cnn.co.jp/business/35064935.html
西アフリカで巨大鉄道網実現へ 経済発展を視野に
2015.05.24 Sun posted at 21:00 JST
(CNN) われわれの携帯電話、ノートパソコン、自動車、飛行機に使用されている鉱物の大半は、資源豊富な西アフリカの地域に見つけることができる。そんな地域で今、採鉱地と港湾を結ぶ国際的な鉄道プロジェクトが進んでいる。
ナイジェリア、ブルキナファソ、ニジェールなどの西アフリカ諸国では、鉱物の輸出量が現在の年間10万9000トンから2030年には年間340万トンに増加すると見込まれ、経済発展の主要な原動力として期待されている。
しかし、それだけの急成長を遂げるには、採掘現場から主要な港に鉱物を輸送するためのインフラ整備が必要になる。
鉄道は、最も費用効率の高い陸上長距離輸送手段の1つと考えられているが、西アフリカの鉄道はまばらな上に各線がつながっていない。新たな国に入るたびに別の列車への荷物の積み替えを余儀なくされ、鉄道輸送のコストを引き上げる原因となっていた。

そこで現在、西アフリカ諸国と採掘会社各社は、全長3000キロという巨大な鉄道プロジェクトに投資している。このプロジェクトが完成すれば、ベナン、ブルキナファソ、ニジェール、コートジボワール、ガーナ、ナイジェリア、トーゴが鉄道で結ばれることになる。
この鉄道網は、新たに建設される鉄道と今後改修が予定される既存の鉄道とを結ぶもので、アフリカ大陸で最も輸送コストが高いニジェールなどの内陸の国々は特に恩恵を受けることになる。
輸送される鉱物は大半のアフリカ諸国にとって商業的重要性が高いことから、鉄道網の完成はアフリカの経済発展をさらに加速させる可能性も秘めていると専門家らは指摘する。

401チバQ:2015/05/27(水) 22:38:23
>>271
http://mainichi.jp/select/news/20150528k0000m030022000c.html
リビア:「トブルク政府」首相、襲撃される
毎日新聞 2015年05月27日 19時11分(最終更新 05月27日 19時19分)

 【カイロ秋山信一】リビア東部トブルクで26日、東部を実効支配する「トブルク政府」のサニ首相の車列が武装集団の銃撃を受け、護衛1人が負傷した。首相は無事だった。AP通信が報じた。犯行声明は出ていないが、敵対勢力によるテロの可能性が高い。「トブルク政府」は昨年6月の暫定議会選挙に基づいて発足し、国際社会の大半から正統性を認められているが、イスラム勢力との武力紛争では劣勢となっている。

 AP通信などによると、サニ首相はトブルクの海軍基地で開かれていた暫定議会から空港に向かう途中に襲撃された。基地周辺には当時、サニ首相の辞任を求めるデモ隊が集まっていた。デモ隊の一部が銃で武装していたとの情報もある。

 世俗派中心の「トブルク政府」は、選挙後にイスラム武装勢力によって首都トリポリを追われたため、トブルクを拠点に活動している。イスラム勢力側は独自に「トリポリ政府」を樹立し、政治、軍事両面で対立している。さらにリビアで勢力拡大を狙うイスラム過激派組織「イスラム国」(IS)も両勢力と敵対している。

402とはずがたり:2015/05/28(木) 16:52:09
コラム:中国とロシア「友情」の賞味期限
http://jp.reuters.com/article/jp_column/idJPKBN0NZ0CA20150514?rpc=188&sp=true
2015年 05月 14日 14:50 JST

[13日 ロイター] - ロシアと中国は今週、黒海と地中海で海軍の合同軍事演習を行う。先週には、中国の習近平国家主席がモスクワを訪れるなど、ユーラシア大陸の2大国家が関係を強化していることがこのところ浮き彫りになっている。

両国は重要な経済的利益を共有し、米国主導の世界秩序にもそろって反対しているが、時間と共にその関係は不均衡かつ緊張したものになるとみられる。

不和を生むであろう大きな要因の1つは、中国が力を増している一方、ロシアはそうではないことだ。ロシアは、自国が中国の格下という関係に甘んじないだろう。中国は中国で、ロシアが望むような敬意を持ってロシアに接することはなさそうだ。

しかしながら、中ロ関係が強まりつつあるのは間違いない。2国間の貿易額は年間1000億ドルに上る(これはロシアの貿易全体の10分の1、中国の貿易全体の40分の1だ)。中国の習主席は先週のプーチン大統領との会談で、「シルクロード(一帯一路)経済圏構想」の一環としてロシアのインフラに投資する可能性に言及。実現すれば、中国製品をロシアや欧州、そして中東へと運ぶ輸送ルートが改善することになる。両首脳はまた、シベリアのガスを中国に運ぶ2つの大規模プロジェクトを続行することでも合意。中国はロシアにとって、欧州を抜いて最大の天然ガス供給先となる可能性がある。

しかし、一方で不安定な側面もある。こうしたプロジェクトは高いコストが見込まれるが、ロシアが欧州ガス市場でシェアを失うなか、ロシアをリスキーな投資先と考える中国は交渉で厳しい条件を突きつけている。ロシアはウクライナ問題をめぐる経済制裁で西側資本市場での資金確保が難しくなっているが、中国からの投資がそれに取って代わるとはもはや期待していない。

ロシアは以前、中国への最新兵器の売却については、リバースエンジニアリング(分解・解析)を警戒して二の足を踏んでいた。それが今では、最新鋭の防空システムの供給で合意している。ロシア製の「S─400」地対空ミサイルを配備すれば、中国は台湾やインドの主要地域の上空にある目標も破壊できるようになる。

中国とロシアは、将来の両国関係にとってプラスにもマイナスにもなる可能性がある新たな地域機関に複数出資している。中国が主導する上海協力機構(SCO)は、主に中央アジア全域で、テロ対策や過激主義者や分離主義者への対策を強化している。ロシアを含む全加盟国が懸念しているのは、アフガニスタンや中東からの過激派戦闘員の流入だ。

ロシアが主導するユーラシア経済連合は、ロシアとアルメニア、ベラルーシ、カザフスタンで構成する関税同盟が母体となっている。このグループの高い関税障壁は中国に気をもませるはずだ。また、中国が主導するアジアインフラ投資銀行(AIIB)はユーラシアでは大きな目玉であり、創設メンバーとしてロシアは大型融資を望むはずだ。

中国政府とロシア政府は、権威主義的政治システムへのコミットという面でも結び付いており、双方とも舌鋒鋭い国家主義的な言説を強めている。プーチン大統領と習主席は、米国政府によるオープンな政治システムの推進に不満を覚えている。こうしたことは、香港の学生デモに対する中国政府の反応や、ウクライナ政変は国外勢力が操っていたとするロシア政府の主張にも見て取れる。

403とはずがたり:2015/05/28(木) 16:52:40
>>402-403
一方、共通の利益は有しているものの、歴史を少し振り返れば分かるように、長期的な両国の協力関係に明るい展望は描きにくい。1950年代半ばから1980年代後半までの約30年間、両国関係はイデオロギーの違いなどを背景に深刻な対立状態にあった。そうした流れが大きく変わったのは、約30年前のゴルバチョフ書記長とトウ小平氏の首脳会談あたりからだ。

ただ最近では、経済的に厳しさが増しているロシアは、中国と対等に渡り合う力が弱まっている。経済規模で中国はロシアの4倍以上であり、その差は拡大の一途にある。エネルギー価格急落と西側による制裁、国家統制システムがロシア経済の大きな重しとなっている。

極東ロシアの人口動態も、中国との安定的な関係に暗い影を落としている。中国政府は長年、ロシアとの国境は19世紀以前の「不平等条約」によって不当に引かれたものだと主張してきた。極東ロシアに数百万人に上る中国人「出稼ぎ労働者」がいることが、人口の不均衡を如意に物語っている。中国北東部にはさらに数億人の人口がいる。対照的に、極東ロシアに住むロシア人は約600万人だ。

また中国とロシアは、ともに「中所得国のわな」に直面している。それを回避するためには、両国経済は天然資源や安価な労働力への依存を減らし、イノベーションと生産性上昇に軸足を移さなくてはならない。どちらか一方でも、所得の増加に伴う国民の要求拡大に応えることができなければ、その結果生じる混乱は国境を越えて広がる可能性がある。

両国はそれぞれ、周辺国との関係が不安定な時期に突入している。プーチン大統領はウクライナとジョージア(旧グルジア)に対して武力を行使し、バルト海周辺でも欧州に圧力をかけている。中国は東シナ海と南シナ海で領有権の主張を強めている。これらの動きは、北大西洋条約機構(NATO)の再活性化や、多くのアジア諸国が米軍の支援強化を求める流れにつながっている。

ロシアと中国は、お互いの戦略的優先事項で衝突するのを避けようとするだろうが、それでもリスク要因はある。中国は、ウクライナ危機に巻き込まれることに利益を見いだしていない。ロシアの行動は、主権国家の国境不可侵と内政不干渉を主張する中国の外交政策と矛盾するからだ。中国にとって、これらの主張はチベットや台湾、新疆ウイグル自治区に対する政府の姿勢の支柱になっている。一方、ロシアは東・南シナ海には関心がほとんどなく、そこでは何かあっても中国を見捨てるだろう。

西側には、中ロ関係の確執をあおることに関心はない。エネルギー面での協力拡大は世界的な供給源の多角化につながるだろうし、協力的な貿易協定はビジネスチャンスを広げることになるだろう。ただ同時に西側には、中国とロシアが周辺国を抑圧しないようにすることには強い関心がある。ウクライナに対するロシアの圧力と、東・南シナ海への中国の進出は、西側に防衛力の強化を急がせている。

米国は、中国とロシアとは多くの点で見解の不一致があるものの、両国との建設的な関係の構築を長年模索してきた。これは今後も続けるべきだ。米国はNATOの強化のほか、環太平洋連携協定(TPP)を含むさまざまな協力網を通じてアジア太平洋の大国になることに関心がある。

もしロシアが新たな経済成長の源泉を見つけられなければ、大国としての地位を失うだろう。中国とロシアには、特にエネルギーと貿易での実利主義を通じ、原則的な協力関係を構築する選択肢がある。ただ同時に、両国がたどった道のりの違いや歴史的不満を考慮すれば、時間とともに協力関係の限界も見えてくるだろう。

中国・ロシア両政府は、重要な判断を下さなくてはならない。反米姿勢だけの共闘では、どちらも最も重要な国家のゴールを達成することはできないだろう。

404チバQ:2015/05/29(金) 21:36:44
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2015052900578
ブハリ大統領就任=ボコ・ハラム、原油安、腐敗-課題山積・ナイジェリア



ナイジェリア新大統領のムハンマド・ブハリ氏=3月、ナイジェリア北部ダウラ(AFP=時事)
 【ロンドン時事】3月末投票の西アフリカ・ナイジェリア大統領選で勝利したムハンマド・ブハリ新大統領(72)が29日、就任した。原油価格下落で財政運営の厳しさが増す中、北東部を拠点とするイスラム過激派「ボコ・ハラム」対策や、はびこる腐敗問題への対処など新政権は既に課題山積で、就任直後から手腕を問われる。
 大統領選で最大野党・全進歩会議(APC)候補だったブハリ氏は、再選を目指した与党・国民民主党(PDP)のジョナサン大統領を破った。ジョナサン氏が敗北をあっさり受け入れたため、懸念されていた選挙後の混乱はなかった。1999年の民政移管以降で初の民主的な政権交代が実現。世界の称賛を浴びた。
 ロイター通信などによると、ブハリ大統領は就任式後最初の演説で、ボコ・ハラムが北東部ボルノ州チボクで誘拐した女子生徒200人以上を「救出して初めて勝利を宣言できる」と強調した。
 ナイジェリアはカメルーン、チャド、ニジェールなど近隣諸国と共にボコ・ハラム掃討作戦を展開している。元機甲部隊司令長官で、軍政トップも務めたブハリ氏への期待感は強い。(2015/05/29-20:55)

405チバQ:2015/05/31(日) 13:01:04
http://mainichi.jp/select/news/20150530k0000e030157000c.html
ナイジェリア:ブハリ氏大統領就任式 過激派掃討に意欲
毎日新聞 2015年05月30日 10時31分(最終更新 05月30日 10時49分)
 【ヨハネスブルク服部正法】アフリカ最大の人口と経済規模を持つナイジェリアで29日、3月に当選したムハンマド・ブハリ氏(72)の大統領就任式が開かれた。1999年の民政移管後初の政権交代を実現したブハリ新大統領は「(イスラム過激派の)ボコ・ハラムとの戦いの遂行は軍が完全に担う」と演説し、北東部で町や村を破壊するボコ・ハラム掃討に強い意欲を示した。

 ロイター通信などによると、ブハリ大統領は、昨年4月に北東部チボクからボコ・ハラムが拉致した200人以上の少女らの救出についても「政府は、救出のためにあらゆることをする」と表明した。

 ボコ・ハラムは昨年7月ごろから北東部で町や村を制圧し、同8月にはイスラム国家樹立を宣言。一時はベルギーに匹敵する約3万平方キロを支配下に置いたとされる。

 最近は隣国チャド軍の介入やナイジェリア軍の攻勢で支配地域を減らしているものの、都市部でテロを頻発させている。国連児童基金(ユニセフ)は今月26日、今年に入り北東部で発生した自爆テロの件数が、すでに昨年1年間の件数を上回ったと指摘しており、鎮圧にはほど遠い状況だ。

 前政権のボコ・ハラムへの対応などに不満を抱いていた国民の間には、80年代に軍事政権トップだった経験もあるブハリ氏に対し、ボコ・ハラム鎮圧や政府の汚職の根絶などに向けて期待が高まっている。

406チバQ:2015/05/31(日) 22:37:50
http://www.afpbb.com/articles/-/3050291
ブハリ新大統領就任、「課題に立ち向かう」 ナイジェリア
2015年05月30日 14:03 発信地:アブジャ/ナイジェリア
【5月30日 AFP】ナイジェリアの首都アブジャ(Abuja)で29日、ムハンマド・ブハリ(Muhammadu Buhari)新大統領の就任式が行われた。厳粛な軍隊形式に同国の伝統文化が混じった式典で、ブハリ新大統領はイスラム過激派組織「ボコ・ハラム」(Boko Haram)など同国が抱える課題に「真正面から」立ち向かっていくと誓った。

 イスラム教徒が多い北部出身のブハリ大統領は、地元の伝統的な白衣に身を包み、就任式で「私は皆の味方であり、また誰にも属していない」と述べ、さらに前途に「多大な課題」があること認識していると語った。

 ブハリ大統領はまた、ボコ・ハラムについて「心を持たず、神をも認めない、イスラム教から最も離れた集団である」と話し、昨年同国ボルノ(Borno)州チボク(Chibok)から拉致された女子生徒を含む人質救出に意欲を見せた。(c)AFP/Ola Awoniyi, Cecile De Comarmond

407チバQ:2015/06/01(月) 22:39:20
http://mainichi.jp/select/news/20150602k0000m030057000c.html
アルシャバブ:「教育」「給与」で洗脳…テロリスト量産
毎日新聞 2015年06月01日 20時52分(最終更新 06月01日 21時14分)
 「人を殺すことがハッピーだった。神に与えられた使命を果たすのだから」−−。アフリカ東部ソマリアのイスラム過激派「アルシャバブ」を離脱した20代後半の男性が潜伏先の南アフリカで毎日新聞の取材に応じ、「洗脳」状態にあった戦闘員時代をこう振り返った。「裏切り者」を追うアルシャバブから隠れて暮らす男性は、故郷のソマリアから遠く離れても追っ手への恐怖からは逃れられずにいる。【ポートエリザベス(南アフリカ南部)で服部正法】

 ◇離脱の男性、潜伏先で語る

 元アルシャバブ戦闘員のファラーさん(仮名)は先月初め、東ケープ州の最大都市ポートエリザベスの高級商業施設に現れた。スニーカーにジャンパー姿。一見普通の黒人青年だが、表情は暗く、目には強い警戒心が浮かぶ。地元のソマリ系社会に詳しい人物から元戦闘員として紹介された。

 ファラーさんによると、10代後半だった2005年、内戦下のソマリアの首都モガディシオで軍閥指導者の護衛となったが、06年のイスラム原理主義勢力の首都制圧に伴い、同勢力が運営するイスラム学校へ入校した。この勢力から分派したのがアルシャバブだ。

 アルシャバブはやがて、イスラム学校の生徒らを組織に編入。ファラーさんは80人程度の級友と一つの建物に押し込められ、5カ月間「教育」を施された。「神の名の下に死んだら天国に行ける。とにかく、そればかり教わった」

 ファラーさんらはこの間、月50ドル(約6000円)の「給与」を受け取った。無政府状態で貧困にあえぐソマリアで、米ドルの定期収入は大きな魅力。「カネを払ってくれるから」組織に抵抗は感じなかった。

 「教育」修了後に与えられた仕事は、暗殺作戦だった。指示通り、敵対するソマリア暫定政府(当時)の職員らを襲撃した。「命令を受けたら、そいつのところへ真っすぐ行って、銃で頭を撃つのさ。数時間で終わる。殺すのに恐怖を感じたかって? 全然。むしろハッピーだったね」

 作戦ごとに100ドルが支払われた。過激思想を吹き込む洗脳とカネが、ファラーさんを無慈悲なテロリストに変えていた。

 アルシャバブに加わって2年後の09年1月ごろ、両親の必死の説得に心変わりし、組織からの離脱を決意。隣国ケニアへ逃げたが、その後、ソマリアに残した父親が何者かに殺された。ファラーさんはアルシャバブの仕業と信じている。

 ファラーさんはその後間もなく、南アに移り住んだ。BRICS(新興5カ国)の一角で、アフリカで最も豊かな国に移住する同胞の流れに乗った。ファラーさんはこれまでに素性を知った元戦闘員の人数などから、ソマリ系が比較的多い東ケープ州だけで「60人以上の元戦闘員がいると思う」と話す。

 アフリカのイスラム過激派に詳しい南ア・フリーステート大のフセイン・ソロモン教授は「(60人以上との推計は)妥当な数字」と述べ、別の消息筋は「南ア全土だと元戦闘員は数百人レベルに上る」と指摘した。

 モガディシオ在住の元アルシャバブメンバーは離脱の理由について「住民を次々虐殺し、略奪する。とてもイスラム教徒の所業とは言えない」と断じた。洗脳状態から脱したファラーさんも「自分がしたことを後悔しているし、夜になると涙があふれてくる。やつらは罪のない人々を殺し、父を殺した」と話した。そのうつろな目には心の傷の深さが表れていた。

 ◇アルシャバブ◇

 2006年ごろソマリアで結成されたイスラム過激派。当時の暫定政府と対立し、08年ごろから中南部を支配したが、暫定政府軍の攻勢で支配地域を縮小させた。12年に発足した正式政府と隣国ケニアなどによる掃討作戦に対し、ケニアでも飲食店やホテルを狙ったテロを展開。今年4月にはケニア東部の大学を襲撃し、約150人を殺害した。国際テロ組織アルカイダとも密接に連携する。

408チバQ:2015/06/06(土) 09:54:19
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/150606/mcb1506060500003-n1.htm
豪州、同性婚合法化へ高まる機運 反対するアボット首相に圧力
2015.6.6 06:37
 オーストラリアのアイバン・ヒントン=テオさん(39)とパートナーのクリスさんの結婚は、たった5日間しか続かなかった。2013年、首都キャンベラがある首都特別地域(ACT)が施行した同性婚法を覆そうと、連邦政府が最高裁判所に提訴。最高裁が同法を違憲とする判決を下したため、彼らの結婚は事実上無効とされた。だが2人にはまもなく、新たに結ばれるチャンスがやってくるかもしれない。

 アイルランドの国民投票で同性婚が合法化したのを受け、豪州では野党・労働党の議員が1日、婚姻の平等性を求める議員立法法案を議会に提出した。労働党のビル・ショーテン党首は同日、豪州は「ステップアップしなければならない」と主張。同法案は結婚の規定を男女間のものとする代わりに2人の人間が結ばれることとしており、海外における同性同士の結婚を評価する内容となっている。

 ヒントン=テオさんは「結婚できる本当のチャンスがめぐってきたようだ」と期待する。

 アボット首相は反対

 同性婚に反対するアボット豪首相は同日、今後2週間は予算案可決に全力を尽くすと言明。政府は法案審議に時間を割くのを拒んでおり、しばらくの間、この問題は棚上げされる見通しだ。

 英語圏諸国で同性婚を認める機運が高まる中、豪州は孤立化の様相を強めている。アボット首相は実の妹が同性愛者であることを公表しているが、自身は同性婚に賛同しておらず、同首相への圧力が高まっている。

 社会も変革へ向けて勢いづいている。米グーグルやオーストラリア・コモンウェルス銀行、豪カンタス航空などは5月25日週の新聞に、婚姻の平等性を要求する全面広告を打ち出した。

 同性愛者であることを公表しているカンタス航空のジョイス最高経営責任者(CEO)は「アイルランドの国民投票の結果を受けて豪州の議論が勢いづいている。できればこの肯定的な機運が続くことを願っている。心を開かず、どのような相手でも受け入れる姿勢を取れないなら、才能ある人物を逃してしまい、そのうち競争力を失うだろう。実業界の指導者は十分な機会を設け、この問題について声を大にして訴える責任がある」とコメントした。

 性的指向と公共政策に関する研究を行う、米カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)ウィリアムズ・インスティテュートが12年に実施した研究によると、同性婚の導入が最初の3年間に豪経済にもたらす経済価値は1億6100万米ドル(約200億4000万円)以上に上る可能性がある。

 旅行業界の団体、ゲイ・ツーリズム・ニュージーランドは、13年に同性間結婚を認める法改正案が可決されたニュージーランドでは同性愛者の旅行者により、年1億5000万ニュージーランドドル(約133億1850万円)相当の観光収入が生じていると指摘する。

 豪州で昨年6月に行われた世論調査では、有権者のおよそ4分の3が法改正を望んでいるとの結果が示された。豪政府によると、11年に同国で暮らす同性同士のカップルは約3万4000組で、国内最大の都市シドニーに最も人口が集中していた。シドニーは1978年以降、性的少数者(LGBT)による世界最大級の祭典「ゲイ・アンド・レズビアン・マルディ・グラ」を開催しており、南半球のサンフランシスコと見なされている。

409チバQ:2015/06/06(土) 09:54:31
 「政争の具」にせず

 アボット首相の実妹であるクリスティーン・フォスター氏は5月25日にフェアファックス・メディアで、同性婚の問題を来年の選挙で「政争の具」にしないためにも豪政府は国民投票を実施すべきだと発言。同じ週には同性婚を支持するターンブル通信相が公共放送のオーストラリア放送協会(ABC)で、豪州は英国やニュージーランド、カナダなどの「蚊帳の外」に置かれていると語った。

 アボット首相は報道陣に対し、「同性婚が重大な問題だということは認めている。国内の議論がどうなるのか見守る所存だ」と語っている。

 首相は与党・自由党の議員による自由投票には反対の姿勢を表明しているが、仮に自由投票になったとしても、同性婚を法制化できる保証はない。

 オーストラリア婚姻平等の会(AME)は定数150の豪下院で75議員が同性婚を支持すると予想しているが、法案可決には76票が必要だ。上院でも同じように可決するには票数が厳しいという。

 キリスト教系ロビー団体、オーストラリアン・クリスチャン・ロビー(ACL)は、豪州は他国に追随して法改正する動きにはあらがうべきだと主張している。ACLのマネジングディレクター、ライル・シェルトン氏は「思想的なよりどころを失った一握りのアングロサクソン系の国家が、家族という単位に深刻な影響を及ぼす可能性のある社会的実験に着手しているにすぎない。この問題についてわれわれが保守的であるとみなす発言は、同姓婚を決して受け入れることのないアジア、イスラムの近隣諸国を侮辱することに他ならない」と主張している。

 労働党の上院院内総務で同性愛者のペニー・ウォン議員は、法案を支持する一人だ。ウォン議員は「本法案はアボット政権が国民の過半数の望みをかなえるきっかけとなる。多くの国民に寄り添っていない首相の見解は変える必要がある。残念ながらこの国の議会はこの問題について、この国の社会に後れをとっている」と述べている。(ブルームバーグ Jason Scott)

410チバQ:2015/06/10(水) 23:43:33
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150610-00000042-jij_afp-int
25歳日系人が歴史的当選、わずかな資金と草の根で メキシコ
AFP=時事 6月10日(水)20時1分配信

【AFP=時事】わずかな資金とインターネットを駆使した草の根運動でメキシコの中間選挙に挑んだ25歳の日系人男性が、汚職まみれの既存政党にうんざりしている世論を動かし、歴史的な当選を果たした。


 ペドロ・クマモト(Pedro Kumamoto)氏、通称「クマ」氏は、7日に行われた中間選挙に無所属で当選した数少ない候補の一人。今回の中間選挙は、2014年の選挙制度改革以来、無所属での出馬ができるようになった初めての選挙だった。

 クマモト氏は、支持者からの献金の上限を450ドル(約5万5000円)に設定し、集めた1万4000ドル(約170万円)の活動資金を元に、潤沢な資金や政党の支持を取り付けた対立候補をかわしてメキシコ西部ハリスコ(Jalisco)州議会議員に当選した。

 中間選挙では定数500の下院議会、数百議席の州および市町村議会、9州の知事の選挙が行われ、少なくとも4人が無所属で当選した。

 メキシコで実施された最近の世論調査では、91%の有権者が政治家は不正を行っていると考えているという結果が出ており、無所属の候補者たちの当選は、既存政党に対する抗議票とみられている。

 クマモト氏はAFPの電話取材に対し「従来の政治、正しく働いてこなかった政党に対する怒りに関係した社会運動を通じ、立候補を決めた」と語った。アナリストらは、クマモト氏の当選が、今後の無所属候補にとっての手本となる可能性を指摘している。【翻訳編集】 AFPBB News

411チバQ:2015/06/14(日) 21:50:29
http://www.sankei.com/world/news/150614/wor1506140023-n1.html
2015.6.14 18:18

スーダン大統領拘束を ICC、南アフリカに要請




 国際刑事裁判所(ICC)締約国会議のカバ議長(セネガル)は14日までに、アフリカ連合(AU)首脳会議を開く南アフリカに対し、ICCから逮捕状が出ているスーダンのバシル大統領が入国した場合は拘束するよう求める声明を発表した。

 南アフリカはICCに加盟。議長は「加盟国による逮捕状の不執行がもたらす悪い結果に深い懸念」を表明した。

 バシル氏にはダルフール紛争をめぐる戦争犯罪などで逮捕状が出ている。ICC加盟国ではナイジェリアやケニア、チャドなどもこれまでに訪れたが、拘束されなかった。(共同)

412名無しさん:2015/06/14(日) 22:14:20
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150509-00000011-rcdc-cn
日本など4カ国が国連安保理の常任理事国追加案を提出=韓国ネット「日本は反省しないから常任理事国の資格なし」「中国がいる限り日本は無理」
Record China 5月9日(土)5時13分配信

2015年5月7日(現地時間)、日本、ドイツ、インド、ブラジルの4カ国が、ニューヨークにある国連事務局に国連安全保障理事会の改革案を提出した。8日付で韓国の複数のメディアが報じた。

改革案は、常任理事国を現在の5カ国から11カ国に増やし、非常任理事国を10カ国から14〜15カ国に増やすという内容。新たな常任理事国の拒否権は15年間凍結するという提案も含んでいる。現在、アフリカ地域から提出されている別の改革案では、新常任理事国に対する即時の拒否権付与が求められている点で、今回の4カ国の案と異なる。安保理関係者によると、改革案が一本化されたとしても、採決から実現に至る可能性は低いという。

これについて、韓国のネットユーザーからはさまざまなコメントが寄せられている。

「常任理事国が5つの今でも意見が合わなくて大変なのに、11カ国になったらどうなるんだろう」
「11もの国が拒否権を持ったら、どうなるか見ものだ。もちろん、日本はダメだけど」
「ドイツとブラジル、インドは常任理事国入りOK。日本は反省しないから資格がない」
「国連の分担金を最も多く払っているのは日本。常任理事国入りを狙って、分担分よりも上乗せして熱心に払っているくらいだ。でも、冷酷非情な日本人のやつらには、そもそも資格がない」
「日本が常任理事国になってはいけない理由…それは永遠の戦犯国だから」

「中国が存在する限り、日本の常任理事国入りは絶対に無理だ」
「常任理事国を増やしたとしても、拒否権を永久に与えてはいけない。日本を信じるな」
「韓国政府は弁当でも持って通って反対するべきだ」
「戦勝国が血と汗を流して作った安保理に、無血入場できるとでも?」(翻訳・編集/和氣)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150512-00000015-xinhua-cn
米国が日本の常任理事国入りを支持、中国ネットは「あり得ない」「コメント見てると日本支持が…」
FOCUS-ASIA.COM 5月12日(火)7時27分配信

日本などによる国連安全保障理事会の改革案の内容が明らかになった。常任理事国、非常任理事国をそれぞれ増やす内容で、今年秋の国連総会での提案を目指す。4月28日の日米首脳会談の後に両国が発表した共同声明で、米国は日本の常任理事国入りに支持を表明している。日本メディアの報道を引用し、中国・環球網が11日伝えた。

改革案は常任理事国を現在の5カ国から11カ国に、非常任理事国を10カ国から14〜15カ国にそれぞれ増やす内容。2005年に日本、ドイツ、インド、ブラジルの4カ国がまとめた改革案では、「非常任理理事国を14カ国にする」としていたが、今回はアフリカ諸国の支持を集めることを考慮して「14〜15カ国」とした。

このニュースが伝わると中国のインターネット上で話題になり、ユーザーたちが続々とコメントを寄せた。その一部を拾ってみる。

「もし本当に日本が常任理事国になったら、中国は脱退して新たな国連を造ればいい」
「日本なんかいつもアメリカの言いなりで“独立国家”じゃないのに、常任理事国になって意味あるか?」
「中国政府はどんなことがあっても倭寇の常任理事国入りに反対すべし!」

「敗戦国なのに常任理事国になる資格なんかある?」
「日本みたいに無責任なクズ国家が入ったら、安保理が汚れる」
「日本はもう夢見るな」

「中国は絶対に反対するぞ!」
「あり得ない。アメリカもイギリスも中国もロシアもフランスも同意するわけがない」

「常任理事国の拡大に賛成!」
「日本の案に賛成。今の常任理事国は少なすぎて、ニーズに合っていない」
「文明的な法治国家、日本を支持する。日本は人類の正義のためのパワーだ」

「民主国家・日本の参加を歓迎!」
「日本の近代の発展と技術レベルがなければ、アジアは全体的にダメなままだ」

「コメント見てると日本支持、日本大好きな人が多いな。普段はどんだけうまく隠しているか」

(編集翻訳 恩田有紀)

413名無しさん:2015/06/14(日) 22:15:31
>>412

G4諸国
http://ja.wikipedia.org/wiki/G4%E8%AB%B8%E5%9B%BD

コンセンサス連合
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%82%B9%E9%80%A3%E5%90%88
コンセンサス連合に参加している主な国は、以下の通りである。
アルゼンチン、コロンビア、メキシコ:ブラジルに反対
イタリア、オランダ、スペイン:ドイツに反対
韓国:日本に反対
パキスタン:インドに反対
カナダ:国連加盟国の合意によらない常任理事国の拡大には、原則として反対

414チバQ:2015/06/15(月) 21:00:09
http://www.sankei.com/world/news/150615/wor1506150004-n1.html
2015.6.15 08:49

スーダン大統領、訪問先の南アで出国禁止命令 国際刑事裁から逮捕状

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スーダンのバシル大統領(ロイター)
 【カイロ=大内清】ロイター通信などによると、南アフリカの裁判所は14日、アフリカ連合(AU)首脳会議に出席のため同国を訪れたスーダンのバシル大統領に対し、出国禁止を命令した。バシル氏に対しては国際刑事裁判所(ICC)が、スーダン西部ダルフール地方での紛争に絡む戦争犯罪や「人道に対する罪」などで逮捕状を発行しており、今回のAU首脳会議に際して南アにバシル氏を逮捕するよう要請していた。

 ICCから逮捕状が出された国家元首に対して、出国禁止命令が出されたのは初めてとみられる。南アの裁判所は、逮捕状執行の是非に関する決定まで出国禁止が続くと説明した。スーダン政府は「大統領は通常(の外国訪問)と同様に帰国する」としている。

415チバQ:2015/06/15(月) 21:05:58
>>378
http://www.sankei.com/affairs/news/150602/afr1506020040-n1.html
2015.6.2 20:14

警察当局、国際社会に強い姿勢をアピール アルジェリア人質事件で逮捕状

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 アルジェリア人質事件で神奈川県警がイスラム武装組織の指導者の逮捕状を取った。これまで海外に滞在中の日本人が殺害されたり誘拐の被害に遭ったりするケースは多くあったが、国外犯規定に基づき逮捕状を取った前例はほぼなく、テロに屈しないという日本の警察当局の強い姿勢を国際社会にアピールした意義は大きい。

 海外で日本人が事件に巻き込まれた例としては、2004年10月にイラクで武装集団に香田証生さんが殺害されたほか、中東やアフリカ、アフガニスタンなどで誘拐事件が相次いできた。警察当局では被害者の居住地を管轄する都道府県警が、国外犯規定に基づいて捜査。これまでも、警視庁などが捜査本部を設置して捜査員を派遣するなど現地当局と連携して捜査を進めてきた。

 しかし、中東やアフリカなどの一部地域では政情が不安定なケースが多く、殺人事件などの捜査で必要不可欠な現場検証などができないことも多い。いわば、型どおりの捜査を行うだけというのが実態で、ほとんどが未解決のままだ。

 今年1月、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」に後藤健二さんらが殺害された事件では、現場がシリア国内のイスラム国の支配地域であるため、入ることすらできていないのが現状で、事実上捜査は難航している。

 日本人が海外で重大な事件の被害に遭っているにもかかわらず、日本の警察当局が手も足も出せないということであれば国民の保護という姿勢に欠けるとの批判も甘受せざるを得ない。

 今回、逮捕状が出たベルモフタール容疑者の行方は不明のため所在地を突き止めるのは困難を極めそうだが、テロ対策に詳しい公共政策調査会の板橋功氏は「容疑者の所在は不明でも米国の捜査当局は、テロ事件などで容疑者の逮捕状を取って公表することはよくある。日本の警察も積極的にすべきだ。今回の神奈川県警の捜査活動は評価に値する」と話している。

416チバQ:2015/06/15(月) 21:06:54
http://www.afpbb.com/articles/-/3051636
米軍空爆でアルジェリア天然ガス施設襲撃の首謀者死亡、リビア暫定政府
2015年06月15日 09:06 発信地:ベンガジ/リビア
【6月15日 AFP】リビア暫定政府は14日、米軍がリビア国内で実施した空爆で武装勢力「アルムラビトゥン(Al-Murabitoun)」の指導者モフタール・ベルモフタール(Mokhtar Belmokhtar)容疑者が死亡したと発表した。

 フェイスブック(Facebook)に掲載された暫定政府の声明は「米国のジェット機がリビア東部で作戦を実施し、モフタール・ベルモフタールとテロ組織に属するリビア人の一団が死亡した」としている。空爆はリビア東部のトブルク(Tobruk)に置かれているリビア暫定政府との協議を経て実施されたという。

 モフタール・ベルモフタール容疑者は「イスラム・マグレブ諸国のアルカイダ組織(Al-Qaeda in the Islamic Maghreb、AQIM)」の元指導者で、2013年1月に日本人を含む38人が死亡したアルジェリアの天然ガス施設襲撃事件の首謀者とされる。

 リビア暫定政府の発表の直前に米国防総省は、米軍がリビアで「国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)系テロリスト」を攻撃したと発表していた。米軍は過去にこの地域でドローンを使った攻撃を行っているが、今回の攻撃の詳細は明らかにされていない。(c)AFP

417チバQ:2015/06/15(月) 21:07:23
http://www.sankei.com/world/news/150615/wor1506150032-n1.html
2015.6.15 20:38

過激派乱立の北・西アフリカを象徴 「死亡」のベルモフタール容疑者 内紛・分裂繰り返し

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(1/2ページ)

米国務省によるベルモフタール容疑者の手配書(AP)
 【カイロ=大内清】米軍の空爆によりリビアで死亡したとされるイスラム過激派指導者、ベルモフタール容疑者は、いくつかの組織で内紛や分裂を繰り返しながら影響力の保持を図ってきたことで知られる。多くの武装組織が乱立する北・西アフリカの状況を象徴する人物ともいえる。

 アルジェリア出身のベルモフタール容疑者は、1990年代前半のアフガニスタンで過激思想と戦闘技術を身につけ、母国の反政府組織「武装イスラム集団(GIA)」で頭角をあらわした。

 GIAはその後、分裂し、ベルモフタール容疑者らが属したグループは「イスラム・マグレブ諸国のアルカーイダ組織(AQIM)」へと発展した。しかし、AQIM幹部だった同容疑者は2012年ごろ、内部の権力争いなどから武装組織「血盟団」を結成して分派。日本人も犠牲になった13年のアルジェリア人質事件は、過激派の間で「名声」を得ることが目的だったとの見方もある。

 マリで13年3月に死亡したとの情報もあったが、その後、同国の組織と合併し勢力を拡大。空爆直前の今年5月には所属組織がイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」に忠誠を誓ったことに異を唱え、孤立していたとも指摘される。

 北アフリカではAQIMやソマリアのアッシャバーブなどのアルカーイダ系に加え、エジプトやリビアでイスラム国系組織が台頭。3月にはナイジェリアのボコ・ハラムもイスラム国に忠誠を誓った。

 これらの組織は、競合しながらも緩やかに結びついた関係にある。3月に日本人3人も犠牲となったチュニジアの博物館襲撃を実行したとみられる「オクバ・イブン・ナフィア旅団」など、明確な色分けが難しい組織も多い。

 そんな中でベルモフタール容疑者は、たばこや麻薬などの密輸で得た資金を武器に組織間を遊泳し、影響力拡大を目指してきた。死亡が確認されても域内の過激派に大きな打撃はないとみられるが、米国にとっては対テロ作戦の成果を強調する格好の材料となる。

418チバQ:2015/06/15(月) 22:55:57
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150615-00000053-jij_afp-int
スーダン大統領、南アフリカを出国 裁判所命令を無視
AFP=時事 6月15日(月)20時58分配信

スーダン大統領、南アフリカを出国 裁判所命令を無視
ナイジェリアの首都アブジャで開かれたアフリカ連合首脳会議に出席するスーダンのオマル・ハッサン・アハメド・バシル大統領(2013年7月15日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】ダルフール(Darfur)紛争における戦争犯罪やジェノサイド(大量虐殺)の容疑で逮捕状が出され、訪問先の南アフリカで裁判所が逮捕命令に関する決定を下すまで出国を禁じられていたスーダンのオマル・ハッサン・アハメド・バシル(Omar Hassan Ahmed al-Bashir)大統領が15日、命令を無視し、空路で南アフリカを出国、帰国の途に就いた。スーダン政府当局が明らかにした。

スーダン大統領の出国を禁止、南ア裁判所 ICCが逮捕状

 同国政府高官はAFPの電話取材に対し、「バシル大統領が乗った飛行機は(南アフリカの)ヨハネスブルク(Johannesburg)を出発した。今夜、午後6時半(日本時間16日午前0時半)ごろに到着する」と語った。

 バシル大統領は、ヨハネスブルクで開かれたアフリカ連合(African Union)首脳会議に出席していたが、国際刑事裁判所(International Criminal Court、ICC)が出している逮捕要請を受け、同国の裁判所が14日、出国を禁じていた。【翻訳編集】 AFPBB News

419チバQ:2015/06/16(火) 22:23:45
>>408-409
http://www.asahi.com/articles/ASH5M3F1BH5MUHBI00Y.html
同性婚合法化、アイルランドに続くか 国民は7割支持
郷富佐子@シドニー2015年6月11日17時00分

アイルランドの動きを受け、オーストラリアでも同性婚の是非をめぐる議論が盛り上がっている


■南十字星の下で

 アイルランドが先月、国民投票で同性婚を認める憲法改正を決めた。国民の3割がアイルランド系移民の血を引くとの説もあるオーストラリアでもさっそく、「この勢いを生かせ」と、同性婚の合法化をめぐる議論が盛り上がっている。

 オーストラリアの航空大手、カンタス航空のアラン・ジョイスCEO(最高経営責任者)は、アイルランド生まれだ。同性愛者で、もう15年以上連れ添っているニュージーランド人のパートナー男性がいる。国民投票後、ソーシャルメディアを通じて「アイルランドでは1993年まで同性愛は犯罪だった。今日からは社会的正義の世界リーダーだ」と、喜びのコメントを出した。

 オーストラリアではこの数年、同性婚を合法化するかどうかが政治課題の一つとして注目されてきた。一般的に州の力が強いオーストラリアだが、婚姻に関しては連邦議会が権限を持つと憲法で規定している。婚姻法では婚姻を「男女間のユニオン」としており、同性婚を認めていない。

 世論調査をみると、国民の7割以上が同性婚を支持するという結果もある。婚姻の定義を「2個人の間のユニオン」に改正すべきだという意見は、かなり強いと言っていいだろう。

420チバQ:2015/06/19(金) 22:58:46
http://www.sankei.com/world/news/150619/wor1506190011-n1.html
2015.6.19 00:23

女性の顔、体を覆い隠す衣装「ブルカ」禁止 チャド政府





 アフリカ・チャド政府は17日、首都ヌジャメナで34人が死亡した15日の自爆テロを受け、身元などを隠す手段になるとして、イスラム教徒の女性が顔や体を覆い隠す衣装「ブルカ」を禁止したと発表した。ロイター通信などが伝えた。治安当局は市場の店頭からブルカを回収し、焼却するという。

 ヌジャメナで大規模な自爆テロが起きたのは15日が初めてで、警察本部などが標的となった。政府は隣国ナイジェリアのイスラム過激派ボコ・ハラムの犯行とみている。

 パイミドゥベ首相は17日に宗教指導者らと会談し、ブルカの禁止を徹底するよう求めた。ただ、チャドではイスラム教徒が半数以上を占めており、反発が出そうだ。(共同)

421チバQ:2015/06/20(土) 10:59:23
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150619-00000026-jij_afp-int
富と権力求め子どもをいけにえに、ウガンダで横行する呪術殺人
AFP=時事 6月19日(金)13時55分配信

富と権力求め子どもをいけにえに、ウガンダで横行する呪術殺人
ウガンダのルウェロで、息子のカナニ君と娘のシルビアちゃんが男に襲われた事件について語り、涙を流す母親のジョビア・トワインさん(2015年5月28日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】ウガンダの農村部に暮らすカナニ君(9)とシルビアちゃん(8)の兄妹は、家畜に餌を食べさせていたとき、ほとんど見ず知らずの男に話しかけられた。

【写真8枚】カナニ君の首に残る傷あと

 その男は怒っていた。兄妹が家族で飼っている牛に自分の飼料を食べさせたと言って非難し、子どもたちを近くの森まで引きずって行った。男はまずカナニ君を襲った。カナニ君の意識が戻ったとき、首にはなたで切りつけられた傷が残り、横では妹が死んでいた。警察によれば、シルビアちゃんの遺体はいたることろが切断され、心臓と性器は呪術師のまじないの儀式のために、ナイフで切られて持ち去られていたという。

 ウガンダでは、子どもをいけにえにするこうした陰惨な行為が横行している。この深刻な事態を受け、ウガンダ政府は特別対策チームを組織した。人権活動家たちは、子どものいけにえは伝統の問題ではなく、富と権力を得る近道を探す人々の欲が背後にあると指摘し、2016年の選挙が近づくにつれそうした殺人が増加することを恐れている。

 政府の特別対策チームを率いるモーゼス・ビノガ(Moses Binoga)氏は、子どもをいけにえにする事件は「増加が予想される」と言う。「選挙へ向けて多くのウガンダ人、有名人までもが呪術師のもとを訪ねる姿を見かけるようになるだろう。議員に当選するために『子どもをいけにえにしなさい』と言われれば、そうする者たちもいる」

 2009年に子どもがいけにえにされる事件が急増したとき、生存者や犠牲者の家族を支援する団体「キャンピシ・チャイルドケア・ミニストリーズ(Kyampisi Childcare Ministries)」が創設された。子どもの保護を担当するシェリーン・カソジ(Shelin Kasozi)氏は、毎月数件の事件の届け出があると述べ、そうした儀礼殺人は「ウガンダ社会のあらゆる面に影響している」と強調する。


■性器を切断

 同氏は、首都カンパラ(Kampala)の「とても裕福」な実業家だったゴッドフリー・カトー・カジュビ(Godfrey Kato Kajubi)受刑者が、12歳の少年が頭部とペニスを切断された儀礼殺人事件をめぐり、12年に終身刑を受けた事例を挙げた。

 誘拐と儀礼殺人はたいてい、呪術師によって仕組まれる。子どもをいけにえにすれば裕福になったり、勃起不全を治したり、生殖力が高まったりすると信じている客たちが、殺人料を支払う。ビノガ氏によれば、呪術師は客の名前を明かさないため、客が刑事責任を問われることはまれだという。

 カナニ君らを襲ったスペリート・ビセクワ(Sperito Bisekwa)受刑者は、2013年2月にウガンダの首都カンパラ(Kampala)の北西130キロのナンサカ(Nansaka)村で起こした事件で有罪を認めた。カナニ君殺人未遂で10年の実刑判決を受け、シルビアちゃん殺害について判決を待つ身だ。ビセクワ受刑者は1万6500ドル(約200万円)と引き換えに、シルビアちゃんの体の一部を呪術師であるきょうだいに送ったことを認めた。

 子どもたちの父親で畜産農家を営むジョゼフ・ナンクンダさん(48)は、娘を殺したビセクワ受刑者に死刑が言い渡されることを望んでいる。「見せしめになるように、死刑を望む」。ナンクンダさんには6人の子どもがいるが「子どもたちがなかなか家に戻ってこないと、いつも心臓が早鐘を打つようになる。毎日、恐怖に怯えながら暮らしている」と語った。【翻訳編集】 AFPBB News

422チバQ:2015/06/21(日) 20:39:28
http://www.sankei.com/world/news/150620/wor1506200026-n1.html
2015.6.20 12:09

ブラジル国営石油汚職 建設最大手の社長逮捕 前大統領と「懇意」で政権にも打撃?






オデブレヒトのマルセロ・オデブレヒト社長(ロイター)
 ブラジル史上最大規模とされる国営石油会社ペトロブラスの汚職事件で、警察当局は19日、オデブレヒトなど建設最大手2社のそれぞれの社長ら幹部を談合などの容疑で逮捕した。

 オデブレヒトのマルセロ・オデブレヒト社長は、ルラ前大統領と懇意とされ、ルラ氏が大統領退任後、同社の経費で外国に渡航し公共事業の受注を支援した疑惑も浮上。後継者のルセフ大統領にとっても打撃となる。

 地元メディアなどによると、検察当局は、2人の社長が、ペトロブラス関連事業の契約額を水増し、代わりに同社幹部に賄賂を渡す贈賄工作において主導的な役割を果たしたとみている。

 ペトロブラスの汚職疑惑では贈賄額は計8億ドル(約980億円)に上るとされ、一部は与党政治家らに流れたとみられている。ペトロブラスは汚職に関連し計20億ドルの損失を出したとしている。(共同)

423チバQ:2015/06/25(木) 22:45:46
http://www.sankei.com/world/news/150625/wor1506250063-n1.html
2015.6.25 22:35

ブルンジの副大統領がベルギーに逃亡、大統領批判で身の危険





 アフリカ中部ブルンジのルフイキリ第2副大統領は25日までに、ヌクルンジザ大統領の3選出馬を批判したことで身の危険を感じ、ベルギーに逃亡したと明らかにした。ロイター通信などが伝えた。

 ブルンジではヌクルンジザ氏の出馬は憲法に違反しているとして、4月下旬から抗議デモが続き、警官隊との衝突などで計約40人が死亡した。大統領選挙は7月15日に実施される予定。

 ルフイキリ氏は24日、フランスのテレビに「大統領の3期目に反対する人はみんな身の危険を感じている」と語った。ブルンジではこれまでにも裁判官や選挙管理委員会の副委員長らが国外に逃亡した。(共同)

424チバQ:2015/06/25(木) 22:47:59
http://www.sankei.com/world/news/150625/wor1506250024-n1.html
2015.6.25 11:05

PKO要員の性的虐待多発懸念 現地女性に金品与え 国連総会委





 国連総会第5委員会(行政・予算)は24日、世界に展開する国連平和維持活動(PKO)部隊の要員らによる性的搾取や虐待が多発していることに懸念を表明し、要員らに対する啓発教育の強化などを求める決議を採択した。

 PKOは、各加盟国から兵士や警官らの派遣を受けて運営している。兵士らが派遣先の現地女性らに金品を与える見返りに性行為に及ぶ事例が相次ぎ、問題化している。国連はこうした行為を禁止しているが、根絶に至っていないのが現状だ。

 第5委員会は同日、来月から1年間の来期のPKO予算案も採択した。日本の国連代表部によると、総額は原油価格下落による航空機燃料費の削減などで、史上最高額となった今期を下回る約82億7千万ドル(約1兆240億円)となった。日本はうち約11%を負担する。(共同)

425チバQ:2015/06/25(木) 22:49:28
http://www.sankei.com/world/news/150625/wor1506250029-n1.html
2015.6.25 14:56

グリーンピースが国会侵入、垂れ幕で首相に抗議 気候変動対策求め 





 ニュージーランドの首都ウェリントンで25日、国際的な環境保護団体グリーンピースの活動家4人が国会に侵入し、再生可能エネルギーのより積極的な活用などの気候変動対策を求め、垂れ幕を掲げてキー首相に抗議した。

 地元メディアなどによると、4人は夜明けごろに国会の上階に上がり、持ち込んだソーラーパネルを外に並べた。建物の整備作業用に設置された足場を使ったとみられる。警察は抗議終了まで見守る方針。キー首相は不在だったが、テロ対策で強化したはずの警備体制に不満を示すコメントを出した。

 AP通信によると、同国の電力は77%が再生可能エネルギーに由来するが、自動車の主流はガソリンやディーゼルのエンジンだ。(共同)

426チバQ:2015/06/25(木) 22:52:10
http://www.sankei.com/world/news/150625/wor1506250060-n1.html
2015.6.25 21:56

南アがICC脱退検討、スーダン大統領の出国問題 アフリカ連盟の合意に反する





 南アフリカ政府が、国際刑事裁判所(ICC)の逮捕状が出ているスーダンのバシル大統領を拘束せずに出国させた問題で、南アのラデベ大統領府相は25日、「政府はICCの加盟を見直すと決定した」と述べ、脱退も検討すると明らかにした。地元メディアが伝えた。

 バシル氏は6月中旬、アフリカ連合(AU)首脳会議のために南アを訪問した。ICC加盟国である南アの高裁はバシル氏の出国を一時的に禁止したが、バシル氏は決定を無視して帰国。出国を認めた南ア政府に対する批判が高まっていた。

 ラデベ氏は記者会見で南ア政府はICCだけでなく、AUへの義務も果たさなければいけないと語り、バシル氏の拘束はAUの合意に反すると強調した。ただ、ICC脱退は「最後の手段」で、その前に他の対応策を検討すると付け加えた。(共同)

427チバQ:2015/06/26(金) 21:24:08
http://www.sankei.com/world/news/150626/wor1506260016-n1.html
2015.6.26 09:43

米大使館に100人逃げ込む 身の危険感じ 大統領選めぐる混乱続くブルンジ






25日、ブルンジの首都ブジュンブラにある米大使館の駐車場で座り込む学生ら(AP)
 大統領選挙をめぐる混乱が続くアフリカ中部ブルンジで25日、警察が首都ブジュンブラの工事現場で野宿していた大学生らを強制排除しようとしたところ、学生らがパニックになり、約100人が隣接する米大使館の駐車場に逃げ込む騒ぎとなった。AP通信などが伝えた。

 ブルンジではヌクルンジザ大統領の3選出馬が憲法などに違反しているとして、学生らが参加する抗議デモが続き、大学は4月末に閉鎖された。身の危険を感じた学生らは米大使館の近くが安全と考え、工事現場で野宿していた。

 米国務省のカービー報道官は「大使館構内への侵入はない」として職員の安全に問題はないと述べた。一部の学生は既に立ち去ったという。(共同)

428チバQ:2015/06/26(金) 21:24:27
http://www.afpbb.com/articles/-/3052816?ctm_campaign=txt_topics
ブルンジ、反大統領派の学生ら一時米大使館に避難 副大統領は国外へ
2015年06月26日 08:57 発信地:ブジュンブラ/ブルンジ
【6月26日 AFP】ブルンジの首都ブジュンブラ(Bujumbura)で25日、3選を目指す同国のピエール・ヌクルンジザ(Pierre Nkurunziza)大統領に抗議するデモに参加している学生約200人が、警察の暴力的な取り締まりを恐れ、米大使館の敷地に無許可で入る騒ぎが発生した。また同日、第2副大統領は自ら国外に避難したことを明らかにした。同大統領が3選を目指し出馬表明を行って以降続いている同国の政情不安がますます強まっている。

 学生らは、大使館屋上から武装した海兵隊員らが監視しているにもかかわらず、門の下をくぐったり塀をよじ登ったりして敷地内に入り、両手を上げてその場に座り込んだ。

 AFPのカメラマンによると、ヌクルンジザ大統領に抗議する学生らは、米大使館の外にデモのキャンプを設置し、数週間にわたって避難場所として使用していた。警察がそのキャンプの強制撤去に出る姿勢を示したことから、学生たちは大使館内へ逃げ込んだという。

 米大使館はブルンジ政府に対し「平和的な解決策」を見出すよう促し、その後米大使は学生らにも平和的に外へ出るよう説得。学生らはそれに応じ、一部は再び大使館外のキャンプに戻っていった。

 ブルンジでは、ヌクルンジザ大統領が3選を目指して出馬する意向を示した4月以降、各地で抗議行動が行われている他、クーデター未遂も発生するなど、混乱が続いている。議会選は29日、大統領選は来月15日に投票が行われる予定。

 ヌクルンジザ大統領は25日、支持者ら数千人が見守る中、選挙運動を開始。しかし同日、ルフイキリ第2副大統領が避難先のベルギーで自ら国外に避難したことを明かした。同大統領へ宛てた書簡でルフイキリ氏は、「自分の利益よりも国民の利益を優先すべきだ」と訴え、「憲法違反に当たる大統領選出馬を撤回」するよう呼び掛けた。(c)AFP/Esdras NDIKUMANA/Marco LONGARI

429チバQ:2015/06/26(金) 21:29:40
http://www.sankei.com/world/news/150626/wor1506260024-n1.html
2015.6.26 12:53

ノリエガ元将軍が過去の弾圧謝罪 中米パナマ 






パナマのノリエガ元将軍(ロイター)
 中米パナマの元最高実力者で、現在は同国で服役しているノリエガ元将軍(81)が25日までに獄中で同国テレビ「テレメトロ」のインタビューに応じ、自身が率いた1980年代の事実上の軍事独裁制下で人権侵害などの弾圧を受けた国民に「謝罪する」と述べた。

 ノリエガ氏は「当時国家を取り巻いていた状況」から弾圧行為をしていたが、キリスト教徒として悔恨を抱いていたと謝罪に至った心境を述べた。パナマのバレラ大統領は25日「パナマ国民はあの時代を乗り越えた。真実をまだ求めている家族もいるが、許すべきだ」と述べた。

 ノリエガ氏は1983年からパナマ国防軍司令官を務めたが、89年の米軍侵攻で失脚。90年に麻薬取引罪などで米国へ移送され禁錮刑を受けた。(共同)

430チバQ:2015/06/29(月) 20:29:10
http://www.sankei.com/world/news/150629/wor1506290012-n1.html
2015.6.29 10:07

ブルンジの議長が国外逃亡 大統領に出馬断念求める





 アフリカ中部ブルンジの国民議会のヌタビオハニュマ議長は28日までに、ヌクルンジザ大統領に3選出馬の断念を求めた後に身の危険を感じたとして、ベルギーに逃亡したことを明らかにした。ロイター通信などが伝えた。

 ブルンジでは数日前にルフイキリ第2副大統領の国外逃亡が判明したばかり。29日には国民議会選挙、7月15日に大統領選挙が実施される。野党勢力は選挙のボイコットを発表しており、混迷が深まっている。

 ヌクルンジザ氏の出馬をめぐっては4月下旬から抗議デモが続き、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によると、これまでに約12万7千人が周辺国に避難した。(共同)

431チバQ:2015/06/29(月) 20:59:50
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2015062900803
ブルンジで議会選=野党ボイコット、投票所に手投げ弾


 【ロンドン時事】アフリカ中部ブルンジで29日、国民議会選挙が実施された。現地からの報道によると、野党勢力は選挙をボイコットしている。また、投票を前に首都ブジュンブラなど幾つかの投票所に手投げ弾が投げ込まれるなど緊迫した状況の中での投票となった。
 ブルンジでは4月末以降、ヌクルンジザ大統領の3選出馬が憲法違反と抗議するデモが激化し、これまでに70人以上が死亡した。5月には軍高官によるクーデター未遂事件も発生。議会選は当初6月5日に予定されていたが延期された。大統領選も26日に予定されていたが、7月15日に先送りされた。(2015/06/29-19:31)

432チバQ:2015/06/29(月) 21:21:35
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201506/2015062800131&g=int
投票目前、緊迫続く=29日総選挙-ブルンジ


 【ブジュンブラAFP=時事】29日の総選挙投票日を目前に緊迫した状況が続くアフリカ中部ブルンジで27日、投票箱や投票ブースなどの選挙用具が保管されていた建物が放火された。現場は同国北部のヌテガ地区。犯人は分かっていない。
 地元自治体首長は「見張りの警官が居眠りしている間に若者の集団が火を付けた」と語った。駆け付けた軍が発砲し、集団は逃亡した。
 ブルンジでは、ヌクルンジザ大統領の3選出馬に反対する激しい抗議活動が続いており、野党は26日、総選挙ボイコットを表明した。首都ブジュンブラでは26日夜も手りゅう弾2発が投げられる事件があり、銃声も飛び交った。国連は総選挙の延期を呼び掛けたが、政権は「住民の大半が投票を望んでいる」と強行の構えだ。(2015/06/28-17:53)

433チバQ:2015/06/30(火) 21:41:50
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150630-00000007-jij_afp-int
ブルンジで議会選実施、投票所に手投げ弾やボイコットも
AFP=時事 6月30日(火)9時4分配信

ブルンジで議会選実施、投票所に手投げ弾やボイコットも
ブルンジの首都ブジュンブラで、議会選の投票所で警備に当たる警察官(2015年6月29日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】アフリカ中部ブルンジで29日、議会選挙の投票が実施された。投票前から物議を醸していたこの選挙は、手投げ弾による攻撃や野党によるボイコット、国際社会からの非難に見舞われた。多くの投票所が静まり返っていたにもかかわらず、選挙管理委員会は「非常に高い」投票率が得られたと発表している。

ブルンジ、反大統領派の学生ら一時米大使館に避難 副大統領は国外へ

 議会および地方選挙の投票開始前には、首都ブジュンブラ(Bujumbura)や地方の投票所に手投げ弾が投げ入れられる騒ぎもあった。

 同国ではピエール・ヌクルンジザ(Pierre Nkurunziza)大統領が3選を目指して大統領選への出馬を表明したことを受けて、過去数週間、同大統領に対する抗議のデモや警官隊とデモ隊の衝突などが後を絶たず、クーデター未遂も発生して70人以上が死亡した。

 ヌクルンジザ大統領の報道官も務める与党選挙対策委員長は、「人々は十分に、早い段階で反応を示してくれた」として、「大変満足している」と述べた。また選挙管理委員長も、「全土で非常に高い投票率だった」と語った。

 一方で欧州連合(EU)は今回の選挙について、「深刻な危機の悪化を招くだけだ」と警告。また旧宗主国ベルギーも、投票は信用できず、「(ブルンジの)さらなる分裂」につながりかねないと指摘している。

 具体的な投票率は公表されていないが、首都の複数の投票所では並ぶ有権者の列は短く、選挙管理職員の方が投票者より多い場所さえみられた。

 投票はグリニッジ標準時(GMT)29日午後2時(日本時間同日午後11時)に締め切られたが、開場が遅れた一部の投票所では投票が継続された。

 選挙管理委員会によると、開票結果は3〜4日後に判明する見通しだという。【翻訳編集】 AFPBB News

434チバQ:2015/06/30(火) 23:20:42
http://www.afpbb.com/articles/-/3053242
南スーダン軍が「少女をレイプし焼殺」 国連報告
2015年06月30日 18:42 発信地:ジュバ/南スーダン
【6月30日 AFP】(一部更新)国連南スーダン派遣団(UN Mission in South Sudan、UNMISS)は30日、南スーダン軍の兵士が、「残虐性と激しさ」を増した最近の軍事作戦中に、自宅にいた少女たちをレイプした上、生きたまま火をつけて殺害した事例があったとの報告書を発表した。

 南スーダンでは13年12月、サルバ・キール(Salva Kiir)大統領が、リヤク・マシャール(Riek Machar)前副大統領がクーデターを企てたと非難したことから、両派による内戦が勃発。以来、殺りくの応酬は全土に広がり、陸地に囲まれた貧困国の南スーダンは民族によって分断された。

 UNMISSの人権査察団は、以降18か月間にわたって続いている内戦で激戦地となっている北部ユニティ(Unity)州の被害者や目撃者115人の情報に基づきまとめた報告書の中で、「人権侵害の横行」に警鐘を鳴らしている。

 スーダン人民解放軍(SPLA)は4月、反政府武装勢力に対する大規模な攻撃を開始。主要な産油地帯だったユニティ州北部のマヨム(Mayom)郡では激しい戦闘が繰り広げられている。

「これらの攻撃を生き延びた者たちからは、SPLAとそれに同盟するマヨム郡出身の民兵らが、地元住民に対する攻撃を実施し、民間人を殺害、村落で強奪や破壊を繰り広げ、10万人を超える人が避難民となっている」とUNMISSは報告。「最も憂慮すべき証言の一部は、女性や女児が誘拐、性的虐待されているというもので、中には、自宅にいた際に生きたまま焼かれたという報告もある」と述べた。(c)AFP

435チバQ:2015/07/02(木) 19:36:30
http://www.sankei.com/world/news/150702/wor1507020001-n1.html
2015.7.2 06:00
【経済インサイド】
米国との関係正常化の「キューバ」に商機 支倉常長以来の「親日国」 蜜月関係復活なるか

 米国がキューバとの関係正常化に動いていることに、商機拡大を狙う日本の産業界が色めき立っている。5月末にキューバに対するテロ支援国家指定を33年ぶりに解除したのに続き、今月1日には双方の大使館を再開することで合意した。日本政府は4月末の岸田文雄外相の訪問で、無償資金協力の本格再開を早々に表明し、今年11月には日キューバ官民合同会議の初会合が現地で開催され、進出の基盤整備を図りつつある。これまで日本は、米国に配慮してキューバで目立った経済活動を行ってこなかった。だが、約400年前に支倉常長がキューバを訪れるなど、実は日本とキューバのつながりは深い。親日国とされるキューバで日本企業に勝算はあるのか。

「医療立国」を支援

 キューバは数字上、日本を上回る世界トップの識字率を誇り、平均寿命も80歳近くという途上国らしからぬ長寿国だ。医療、教育費の無料化は1959年のキューバ革命以来、革命家のチェ・ゲボラ氏とフィデロ・カストロ氏率いる革命政権の目玉政策で、今日まで脈々と引き継がれる。

 任意団体「日本キューバ経済懇話会」の近藤智義会長は「医薬品開発や医療機器合弁、再生可能エネルギー分野に日本の技術が期待されている」と話す。
 とくに期待されているのが医療関連ビジネスだ。キューバは、国の宝でもある医師5万3000人を近隣のベネズエラやアフリカのアンゴラなど世界66カ国に派遣し、有力な外貨獲得ツールに育てあげた。日本がかつて1970〜80年代に輸出した医療機器は、繰り返しの修理で今も活躍するだけに、日本技術への信頼は厚い。

 今年4月に首都ハバナで開催された「医療EXPO」には、中南米や欧州、中国企業に加えオリンパスや島津製作所など日本企業約10社が参加。大手商社の関係者は「世界で活躍するキューバ人医師に医療機器を売り込めればその波及効果は大きい」と期待を寄せる。実際にオリンパスはすでに同国で内視鏡などのアフターサービス拠点を設けているほか、双日と住友商事が情報収集のための事務所を設置済みだ。

 医薬品開発のレベルも高い。現地で生産する約900種の医薬品のうち500種超を中南米などに輸出し、その技術力に目をつけた中国企業がすでに上海に工場を作りライセンス生産しているほどだ。

436チバQ:2015/07/02(木) 19:36:44
 第一三共もキューバの技術力を評価しており、2006年にキューバの製薬会社が創製したがんの分子標的薬の日本での開発、販売権を取得。現在、胃がんや食道がん向けの効果の臨床試験を行っている。

 双日総合研究所の岩波美智子アナリストは「キューバ側は、バイオマス発電や風力発電など再生可能エネルギーや銅や亜鉛などの資源開発、食肉生産、観光、インフラなどへの外資導入を検討している」と話す。

 それだけに関心があるのは日本だけではない。キューバの盟友である中南米諸国や共産圏のロシア、中国、旧宗主国のスペインに加え、フランスもさっそく触手を動かしている。5月11日にオランド大統領が産業界を伴ってキューバを訪問するなど、ビジネス再開の火ぶたは切って落とされた。

400年来のつきあい

 日本とキューバの歴史は実に約400年前にさかのぼる。安土桃山時代に伊達藩から派遣された支倉常長率いる慶長遣欧使節団がローマ行の途中で初めてキューバに上陸し、昨年400周年の節目を迎えた。ハバナには支倉常長の銅像もある。

 その後、時は流れ1970年代半ばにはキューバにとって日本は最大の貿易相手国となり、両国間関係は良好だった。旧ソ連の支援で資金も潤沢で、コマツなど日本の建設機械が多く輸出され、ビジネスチャンスは山ほどあった。

 そんな頃、土光敏夫・経団連会長時代にキューバ政府から経団連に経済対話の窓口にキューバ経済委員会を設置してほしいとの依頼があった。

 だが、米国とキューバは冷戦下で経済戦争に突入。経団連は米国との関係上、正式な経団連委員会の設置は難しいが、妥協案として1974年に任意団体の「日本キューバ経済懇話会」を発足。キューバ側に友好の姿勢を示した。

 初代会長には新日本製鉄(現新日鉄住金)の初代社長・会長の稲山嘉寛氏、2代目は小松製作所(現コマツ)の元社長・会長の河合良一氏とそうそうたるメンバーが務めた。会員数も最盛期は160社に達した。

 そのキューバビジネスの本格的な流れを変えたのが、1989年のソ連の崩壊だった。経済的な後ろ盾を失ったキューバは急激に財政が悪化し、債務が急激に膨らんだ。98年くらいまでは「いわば音信不通状態で国際社会から忘れられた存在だった」(大手商社)いう。

 その後、2012年に懇話会が窓口となって日本との民間債務返済のスキームづくりに成功し、ビジネス再開の下地が整っていった。

 そして、今回の米国によるテロ支援国家指定解除や大使館再開合意で、経済制裁解除に向けた道筋が見え始めた。日本はかつてのつながりをテコに、キューバと良好な経済関係を復活させることができるか。真の国際競争力が問われそうだ。(上原すみ子)

437名無しさん:2015/07/04(土) 11:57:16
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150702-00010002-fsight-int
幻に終わった「南アフリカ副大統領」の日本訪問
新潮社 フォーサイト 7月2日(木)17時7分配信

 マスメディアでは報道されなかった「幻の要人来日」がある。6月28日から30日にかけて予定されていた、南アフリカのシリル・ラマポーザ副大統領の来日計画だ。滞在中は安倍晋三首相との会談や、早稲田大学での講演、日本貿易振興機構(JETRO)のビジネスフォーラムへの出席などが予定されていた。筆者も財界関係の行事で、お目にかかる予定であった。
 来日は6月9日に関係機関に通知があり、日本政府や財界を中心に受け入れ準備を進めていた。ところが、来日まで10日を切った6月19日になって突然、南ア政府から日本政府に対し、訪日中止が伝えられたのである。

 ラマポーザ副大統領は昨年11月末にも来日を予定していたが、日本側が解散総選挙に突入し、直前に取りやめになった経緯がある。来日が確定し、関連行事の準備がほぼ終了したにもかかわらず、2度も続けて要人訪問が中止された例は、あまり聞いたことがない。今回の中止の理由は「南ア側の内政上の理由」とされている。

■中国との蜜月

「内政上の理由」の詳細は後述するが、外交の世界では通常、国家元首の往来が最重要である。しかし、少なくとも日本にとって、今回ラマポーザ副大統領の来日は、そうした外交の常識に収まらない重要な意味を持っていた。それは次のような事情による。

 1994年の南アの民主化以降、日本の政府・企業は南ア政府と良好な関係を構築してきた。とりわけムベキ大統領(在任1999〜2008年)の時代の両国関係は良好であり、南アの大統領経済・投資諮問委員会委員を務めた日本人商社マンがいたほどムベキ政権との関係は濃密であった。

 だが、日本と南アの蜜月の関係は2009年5月、南アにズマ大統領が誕生した時に大きな転機を迎えた。南ア外交の「対中国シフト」の始まりである。以後、中国はアフリカ経済のハブである南アを取り込むべく、様々な方法でズマ政権に「貸し」を作ってきた。その象徴的なものの1つは、南ア政府が初めて出席を認められた2011年のBRICS首脳会合だろう。中国はこの年の首脳会合ホスト国の立場を使い、南アの悲願であったBRICSメンバーへの加盟を認めた。

 ズマ政権の内情に詳しい関係者によると、南アの国内法では外国からの政治献金が規制されていないため、中国から与党・アフリカ民族会議(ANC)に選挙資金が提供されている可能性が高いという。ズマ大統領は2期目を目指した2014年5月の総選挙前、金銭スキャンダルで批判を浴び、ANCは支持率低下に苦しんでいた。だが、最終的にANCは議席を減らしたものの、6割以上の議席を確保しており、「ANCの巻き返しは中国の選挙資金のおかげ」と言われた。中国が3年に1度開催している中国・アフリカ協力フォーラム(FOCAC)は2015年末、初めて南アで開催される予定だ。

■「希望の星」ラマポーザ

 中国に首根っこを押さえられたかのようなズマ大統領に対し、ANCの中にも懸念を抱く人々が少なからず存在する。そうでなくてもズマ大統領になってからの南アは、いいところがない。労組のストが頻発、長期化し、経済成長率は低迷している。外国人排斥の風潮が高まり、南アで働く他のアフリカ諸国出身者が襲撃され、死傷者が相次いだ。大統領本人は私邸の工事に公費を流用した疑惑を持たれ、出身民族のズールー人に対する露骨な利益誘導や縁故政治が批判を浴びている。

 日本政府が招待し、直前になって訪問が中止になったラマポーザ副大統領は、ズマ政権下の南アのこうした現状に危機感を抱くANC内の人々にとって、国家再建を託すことができる「希望の星」のような存在だ。

 ラマポーザ氏は1990年代初頭には、故ネルソン・マンデラの右腕として、白人政権とのアパルトヘイト廃止交渉に当たった。民主化後は実業家に転じたが、2012年にANC副総裁として政界復帰し、2014年に発足した第2期ズマ政権で副大統領に指名された。経済センスや大衆動員力を含めて大変な実力者で、縁故主義や部族政治に関心はなく、法の支配を重んじ、白人からも黒人からも尊敬を集めている。
 ズマ大統領は、自らの権力基盤を脅かしかねないラマポーザ氏を政権内に取り込むことで、その行動に歯止めをかけようとしたのだろう。一方のラマポーザ氏も、ズマ大統領に正面から反旗を翻すのは得策ではないと考え、力を温存しておくべきと判断したようだ。

 そうした傑物であるが故に、ラマポーザ氏は南ア国民にとって大事な人物であるだけでなく、日本にとっても南アとの関係再構築のキーマンなのである。今回の日本への招待には、次期大統領の可能性が高い同氏への先行投資の意味があった。ラマポーザ訪日に期待を寄せていた日本側の落胆は非常に大きい。

438名無しさん:2015/07/04(土) 11:57:27
>>437

■2017年末のANC党大会が山場

 さて、南ア政治は今後どのように展開するだろうか。南ア大統領は直接選挙ではなく、日本の首相選出のように、国会議員による議会内投票で選出される。したがって、憲法上のズマ氏の大統領任期は2019年5月までだが、その前の2017年12月に予定されているANC党大会が山場となる。ここでズマ氏本人が総裁に再選されるか、ズマ氏の子飼いの政治家が総裁に担ぎ出されれば、ズマ政権は安泰だろう。仮にズマ氏が残り1年半の任期を残して大統領職を辞しても、「子飼い大統領」を通じた院政も可能だろう。

 一方、仮にANC内の「反ズマ派」がラマポーザ氏を新総裁に選出すれば、ズマ政権は党内基盤を持たない「死に体」となるだろう。ズマ氏は、ムベキ政権(1999〜2008年)の副大統領を2005年に解任されたあと、2007年のANC党大会で、反ムベキ派を結集して総裁の座を射止め、ムベキ大統領を任期満了前の辞任に追い込んだ経験を持つ。党内クーデターの怖さを誰よりも知っているのは、ズマ氏当人であるに違いない。

 その2017年12月のANC党大会に向けて、党内の権力闘争の帰趨に大きな影響を与える政治イベントは、2016年の6月に予定されている統一地方選挙である。州レベルの選挙ではあるが、ここでANCの負けが込むような事態になると、党内ではズマ大統領への不満が強まっていくだろう。当然ながら、大統領本人もそのことを分かっており、今回のラマポーザ氏の訪日も、統一地方選に向けた党内の体制固めを理由に中止に追い込まれた。南ア政府によって、それは次のように説明されている。

 ANCは労組の連合体「南ア労働組合会議(COSATU)」と「南ア共産党」を支持基盤にしているが、COSATU内では労組の分裂が進んでいる。2016年の統一地方選を前に、こうした政治情勢に危機感を強めたズマ大統領は、ラマポーザ氏の日本訪問が確定してから1週間後の6月16日になって急遽、ANC、COSATU、共産党、全閣僚が一堂に会する「サミット」の開催を決めた。サミットの開催期間を6月27日〜7月1日に定めたので、こうして6月28〜30日に設定されたラマポーザ氏の訪日は不可能になったのだという。

■日本にできること

 親中派のズマ大統領が、ラマポーザ氏が日本と関係を深めることを恐れ、日程を意図的に重ね合わせて訪日を阻止した、という解釈も成り立つ。そうかもしれないし、深読みが過ぎるかもしれない。しかし、仮にそうだったとしても、ズマ大統領が「訪日をつぶした」と認めることはないだろうから、真相は分からないだろう。
 結局、日本にできること、すべきことは、南ア政治の行方を注視しつつ、日本は何を重視するかについて、南ア側にメッセージを送り続けることしかないだろう。日本が重視すべきこと。それは「縁故政治」ではなく「法の支配」であり、選挙資金の提供ではなく、質の高いビジネスである。


三井物産戦略研究所国際情報部中東・アフリカ室主席研究員・
白戸圭一


Foresight(フォーサイト)|国際情報サイト
http://www.fsight.jp/

439チバQ:2015/07/05(日) 17:16:01
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150704-00000108-jij-int
国家非常事態を宣言=過激派対策強化―チュニジア
時事通信 7月4日(土)23時30分配信

 【カイロ時事】チュニジアのカイドセブシ大統領は4日、国家非常事態を宣言した。AFP通信が伝えた。外国人38人が死亡した中部スースのホテル襲撃事件を受け、過激派組織「イスラム国」などイスラム過激派への対策を強化する狙いとみられる。

440チバQ:2015/07/05(日) 17:35:31
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2015070500102
大統領辞任求め大規模デモ=汚職疑惑で不逮捕特権剥奪-グアテマラ



4日、グアテマラ市で、ペレスモリナ大統領の辞任を求めるデモ参加者ら(AFP=時事)
 【グアテマラ市AFP=時事】中米グアテマラで4日夜、政界で相次ぐ汚職を受けて、ペレスモリナ大統領の辞任を求めるデモが行われた。約5000人の参加者はろうそくやたいまつを手に、「汚職はもうたくさんだ」などと叫びながら首都グアテマラ市を行進した。
 グアテマラの憲法裁判所は6月30日、不逮捕特権に関するペレスモリナ大統領の申し立てを却下。7月3日には議会の委員会が特権剥奪を勧告し、大統領に対する捜査に道が開かれた。
 グアテマラでは5月、税関当局をめぐる汚職事件で側近が捜査対象となったバルデッティ副大統領が辞任。同月には、いずれもペレスモリナ氏の側近だった中央銀行総裁や社会保険庁長官も別の汚職事件で逮捕されるなど、政界を巻き込んだ腐敗構造の解明が進められている。(2015/07/05-16:45)

441チバQ:2015/07/05(日) 20:34:55
http://www.cnn.co.jp/business/35062653.html
犯罪都市から南米のシリコンバレーへ 急成長のコロンビア
2015.07.05 Sun posted at 17:55 JST
ニューヨーク(CNNMoney) 米交流サイト大手フェイスブックが今年1月に米国外で地域住民との対話集会を開催した際、マーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)が選んだのは、北京でもロンドンでもなく、コロンビアの首都ボゴタだった。一時は麻薬密売や殺人などの犯罪がまん延する都市として知られていたボゴタだが、治安情勢が改善した近年、多くのIT企業が進出しており、躍進を続けるコロンビア経済の象徴となっている。
「ボゴタに来ることができてうれしい」。ザッカーバーグ氏は満員の聴衆にこう語りかけた。コロンビアが「南米のシリコンバレー」として順調に成長を続けていることを証明した瞬間だった。
ボゴダには近年、フェイスブックのほか、米検索大手グーグルや米マイクロソフトなどが相次いで進出している。コロンビア政府によると、2007〜12年に同国のIT産業は177%成長し、68億ドル(約8300億円)規模となった。
コロンビア経済の好調を支えているのは、こうした海外の大企業だけではない。コロンビア人自身が積極的に現地のIT産業をけん引している。

その1人が、IT起業家を養成する学校「HubBOG」を立ち上げたレネ・ロジャス氏だ。「麻薬王」パブロ・エスコバルが君臨していた時代を知るロジャス氏だが、今のボゴタは全く別の都市になったと語る。過去2年、46人の起業家が「HubBOG」を巣立っていった。今年の卒業者は105人を見込んでいる。
国際通貨基金(IMF)によると、コロンビア経済は今年、10年前の3倍の規模にまで成長すると予想されている。
他の南米諸国も同様に成長を続けているが、コロンビアの場合はやはり、犯罪の温床という悪評から脱却したという点で目覚ましい躍進だ。殺人事件の発生率はまだ高いが、この10年では最低の水準となるまで改善した。
世界銀行の報告書によると、コロンビアの中産階級は過去10年間で50%の拡大を記録。こうした成長により、多くの米国企業を引きつけている。米コーヒーチェーン大手のスターバックスは去年、ボゴタに第1号店をオープン。今後5年で50店舗を展開する計画だ。また、フォード・モーターやゼネラル・モーターズ(GM)といった自動車メーカーも売り上げを伸ばしている。

ブラジルやアルゼンチンといった他の南米諸国の経済が失速する中でも、コロンビアの勢いは衰えない。こうした成長の理由として頻繁に指摘されるのが、経済の多角化と外国投資への開放的な姿勢だ。
米国の対コロンビア輸出は2003年から400%増加した。米国やカナダ、欧州諸国といった国々と通商協定を結んだのをはじめ、アジアともつながりを強化している。また、多角化という面では、石油、コーヒー、砂糖などへの輸出依存度が依然として高いものの、ITやサービスといった多様な産業を育成してきた。
残る懸念は、反体制派左翼ゲリラ「コロンビア革命軍(FARC)」との和平交渉の行方だ。長年にわたる内戦の後、政府とFARCはキューバで和平交渉を進めている。最近の交渉では、FARCがジャングル内の地雷を撤去することで合意したほか、マヌエル・サントス大統領がFARC支配地域への爆撃を停止することを発表するなど、和平は進展の兆しを見せている。
この点も、コロンビアが暗い過去の記憶を払拭(ふっしょく)し、新たな歴史のページを開きつつあることの証しといえそうだ。

442チバQ:2015/07/05(日) 22:15:28
http://www.sankei.com/world/news/150705/wor1507050033-n1.html
2015.7.5 21:45
【4カ国テロ】
チュニジア大統領「戦争状態にある」 過激派取り締まりへ非常事態宣言…まず30日間





 38人が死亡したチュニジア中部スースのホテル襲撃テロを受け、4日に非常事態宣言を発令した同国のカイドセブシ大統領は、同日のテレビ演説で「国は戦争状態にある」と述べた。治安回復に向け、過激派組織を厳しく取り締まる考え。期間は30日間で、更新もあり得る。

 大統領は「テロのリスクや(リビアなど)周辺諸国の情勢を考え、非常事態を宣言する」とした上で「必要な措置は全て取る」と強調した。

 一方、ホテル襲撃テロの対応に関し、シド首相は英BBC放送のインタビューに、警察の現場到着が遅かったことを認め「問題だ」と述べた。35分ほどかかったという。(共同)

443チバQ:2015/07/05(日) 22:16:36
http://www.sankei.com/world/news/150705/wor1507050034-n1.html
2015.7.5 22:01
【ギリシャ危機】
ロシア虎視眈々「敵の敵=チプラス政権は味方」 米欧結束にくさび狙う





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 【モスクワ=遠藤良介】米欧との対立を深めるロシアは、欧州連合(EU)の弱体化を狙う立場からギリシャの国民投票の行方を注視した。ロシアは欧州の「反EU」を掲げる政治勢力と密接な関係を築いてきた経緯があり、主要メディアではギリシャのチプラス政権に同情的な論調が目立つ。同国経済破綻の原因がEU側にあるとの見方を取ることで、欧州統合路線を目指すウクライナに当てこする意図も垣間見える。

 露政権派紙のイズベスチヤ(電子版)は4日、EUは「見せしめ」としてギリシャを壊そうとしている-とする著名政治学者、マルコフ氏の寄稿を掲載。同氏は、チプラス政権が財政再建策をめぐる交渉で十分に「譲歩」を示したにもかかわらず、EU側は強硬な要求を続けたと批判した。

 同氏によれば、EUの狙いはギリシャと何らかの合意を得ることでなく、チプラス政権のような「反システム政治勢力」の台頭を阻止することにある。スペインやポルトガルといった債務問題を抱える他の国が、ギリシャと同様の手段に打って出ることをEUは警戒しているというわけだ。
 ロシアは「敵の敵は味方」の論理で、左右を問わず、欧州の「反システム勢力」を重視してきた。

 3月には、露西部サンクトペテルブルクで欧州極右政党の代表者を集めた国際フォーラムが開かれ、ロシアによるクリミア併合の支持や「反EU」で気勢を上げた。仏極右政党「国民戦線」(FN)がロシアの銀行から巨額を借り入れていることが判明し、露政権の関与を疑う見方もある。

 6月のサンクトペテルブルク国際経済フォーラムには、数少ない外国首脳の一人としてチプラス首相が駆けつけ、プーチン政権との蜜月ぶりを誇示した。

 国営ロシア新聞では最近、米欧への「報復制裁」として行っている農水産品の輸入禁止を、ギリシャについては解除するよう求める意見が紹介された。ギリシャを手始めにEUの団結を乱し、対露制裁の緩和につなげる思惑だ。

 イズベスチヤの別の論文は、ウクライナとギリシャがともに債務危機に陥っているのは、両国が国内の構造改革でなく、「強い経済との統合」による発展を志向した結果だと指摘。「対等でない結婚」は成功せず、国際通貨基金(IMF)の求める財政緊縮策は、両国の深刻な経済低迷を招いただけだと説いた。

444チバQ:2015/07/06(月) 22:51:07
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150706-00000050-jij_afp-int
名前で拉致される麻薬戦争の街、メキシコ
AFP=時事 7月6日(月)20時56分配信

名前で拉致される麻薬戦争の街、メキシコ
メキシコ・ゲレロ州チラパの街入口に立つ武装した市民(2015年5月10日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】メキシコ南部ゲレロ(Guerrero)州の街チラパ(Chilapa)では、名字がサンチェスやナバ、カレトだというだけでトラブルに巻き込まれることがある。

 5月に300人規模の武装グループがこの街を5日間占拠したとき、10〜14人が姿を消したが、そのうちの数人はこれらの名字だった。行方不明者の親族たちは、犯罪組織と警察が通じていることが多い地域の悪名高い麻薬組織のボスや元警察署長と同じ名字だったために、彼らが拉致されたのではないかと恐れている。

「自警団」を名乗る武装グループはゲレロ州では一般的で、そのうちの一つが5月9日、チラパに侵入してきた。彼らは市の警察を武装解除させ、街を封鎖した。武装グループのリーダー、ホセ・アポロニオ・ビジャヌエバ(Jose Apolonio Villanueva)氏は、チラパへ「訪問」した目的について「われわれの地区でも大勢が行方不明になっており」、それについて市長と話すことだったと語っている。最終的に彼らは連邦政府当局の説得に応じて、5月14日に街を後にした。

 住民たちによれば、武装グループには地元の麻薬ギャング「ロス・アルディジョス(Los Ardillos)」のメンバーが潜入していた。このギャングは、ライバルの組織の「ロス・ロホス(Los Rojos)」とチラパをめぐり縄張り争いをしている。人口12万人のチラパは周りの山でケシ栽培を行うヘロイン商人たちにとって、戦略的に重要なルート上にある。

 目撃者らによれば、武装グループはライフルやなたを振り回しながら街を歩き「エル・チャパロよ、降参しろ。そうすれば俺たちは出て行く」と叫んでいた。エル・チャパロとはロス・ロホスのリーダー、セネン・サンチェス・ナバ(Zenen Sanchez Nava)容疑者のニックネームだ。

 ある男性は、ピザ店での仕事を終えて店を出たところで姿を消した。トラック運転手のアレハンドロ・ナバ・レジェスさん(21)は5月10日、恋人に会うためにチラパへ行ってくると両親に告げて「二度と帰ってこなかった」と姉妹のメリッサさんはいう。サンチェス、またはナバの片方が名字に入っている若い男性4人も姿を消した。「チラパで、ナバとかサンチェスという名前をもっていることは、とても危険だ」と、行方不明者の家族会で広報係を務める教師のホセ・ディアスさんはいう。

■警察や行政に浸透する麻薬組織
 武装グループは市長に会うことはなかったが、交渉の結果、市の警察署長を辞任に追い込んだ。前の署長シルベストレ・カレト・ゴンザレス(Silvestre Carreto Gonzalez)氏も、昨年7月に辞任している。

 前署長の親戚であるクリスピノ・カレト・ゴンザレス氏と息子のサミュエル君も、5月9日から14日の間に姿を消している。また行方不明者の中には、カレト・クエバスという名字の3兄弟、ミゲルさん(23)、フアンさん(20)、ビクトル君(15)も含まれている。彼らはチラパに牛を売りに来ていた。住民たちは、カレト兄弟が消息不明になったのは、前署長への復讐だと思っている。ここでは警察が犯罪組織とつるんでいることが多いためだ。

 トラック運転手、アレハンドロ・ナバさんのもう一人の姉妹、エステルさんは、今回のチラパの騒動は6月7日の中間選挙の前に始まったと語る。覆面をした男たちが政党への支持を訴える横断幕をつるすために、家の隣に来たという。

 議会、市長、知事の一斉選挙の前日、行方不明者たちの家族は、彼らがいう「麻薬選挙」に対する抗議活動を展開した。市長選では、5月1日に射殺された与党・制度的革命党(PRI)の候補者の代わりに出馬した同党のヘスス・パラ・ガルシア(Jesus Parra Garcia)氏が当選した。

「誰が勝っても関係ない。ロス・アルディジョスとロス・ロホスを逮捕しない限り、状況は同じだ」と家族会のディアス氏はいう。「この選挙は、市長がロス・アルディジョスか、ロス・ロホスかを決めただけだ」というディアス氏は、兄弟2人を昨年、ロス・アルディジョスに殺されている。

 チラパは昨年9月に学生43人が行方不明になったアヨツィナパ(Ayotzinapa)に近く、あの学生たちが通っていた教員養成大学がある。当局によれば、学生たちはゲレロ州のイグアラ(Iguala)市で、市長の命令により警察に襲撃された。イグアラ市の当局は学生たちを、ロス・ロホスとやはり対立している麻薬ギャング「ゲレロス・ウニドス(Guerreros Unidos)」に引き渡した。ゲレロス・ウニドスには、43人の男子学生を殺害した容疑がかけられている。 【翻訳編集】 AFPBB News

445チバQ:2015/07/09(木) 22:05:38
http://mainichi.jp/select/news/20150709k0000m030064000c.html
BRICS首脳会議:開幕へ 中露、G7に対抗
毎日新聞 2015年07月08日 20時56分(最終更新 07月08日 22時48分)
 【ウファ(ロシア中部)杉尾直哉】中国とロシア、インド、ブラジル、南アフリカで構成する新興5カ国(BRICS)首脳会議が8日夜(日本時間9日未明)、ロシア中部ウファで始まる。これに先立ち、ロシアのプーチン大統領は中国の習近平国家主席と会談した。ウクライナ問題を巡る欧米など主要7カ国(G7)との対立が続く中、ロシアは中国との関係強化で対抗する狙いがある。

 プーチン、習両氏の会談は今年2回目。プーチン氏は会談の冒頭、習氏に「タバリシ(同志)」と呼びかけ、「ロシアは(欧米の対露制裁などで)経済や外交面で困難に直面しているが、(中国と)力を合わせ、我々の前に立ちはだかる難問を全て阻止し、解決できる」と語った。習氏は「9月の抗日戦争勝利70周年記念行事であなたを待っている」と述べた。

 5月のモスクワでの会談では、中国が推進する陸と海のシルクロード経済圏「一帯一路」構想と、ロシアが主導する「ユーラシア経済同盟」(露、ベラルーシ、アルメニア、カザフスタン、キルギス)との連携に合意しており、今回はこれを具体化することで一致した。

 また、ギリシャの債務問題などへの対応にも触れたとみられる。BRICSは7日、新開発銀行を始動させたが、ロシアのシルアノフ財務相は「将来的には(新開発銀行の)資金がギリシャなど他国に向けられる可能性はある」と述べた。

 この日、プーチン氏はインドのモディ首相とも会談した。

 BRICS首脳会議は2日間の日程で行われ、9日に首脳宣言と2020年までの「経済パートナーシップ戦略」などを採択する。引き続き10日には、中露と中央アジア4カ国で構成する上海協力機構(SCO)の首脳会議が開かれる。プーチン大統領は、中露が主導するBRICSとSCOという二つの国際会議を一度に開き、国際政治・経済体制の軸を欧米主導から中露など新興国に移すことを印象付ける。

 期間中、ユーラシア経済同盟に加盟するベラルーシのルカシェンコ大統領や、SCOにオブザーバーとして参加するイランのロウハニ大統領、パキスタンのシャリフ首相ら計15人の首脳が一堂に会する。

 中露主導の世界秩序の再構築には懐疑的な見方もあるが、コビャコフ露大統領顧問は7日、「BRICSは世界の人口の42%を代表している。SCOにはシリアやエジプト、カンボジアなどもオブザーバー参加を希望している」と述べ、求心力をアピールした。

 ロシアでのBRICS首脳会議は09年にエカテリンブルクで開かれた第1回会議に次いで2回目。ウファは石油精製の中心地の一つで、エカテリンブルクと同じくロシアの欧州側と東方側の中間点のウラル地方に位置している。世界を見渡すロシアの姿勢を示す狙いがある。

446チバQ:2015/07/10(金) 21:26:36
http://www.sankei.com/world/news/150709/wor1507090052-n1.html
2015.7.9 21:59

BRICS首脳会議が開催、G8外れたロシアが影響力拡大狙い 経済で「新興国」存在感を強調

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9日、ロシア中部ウファでBRICS首脳会議に出席するロシアのプーチン大統領(中央)(AP)
 【ウファ(ロシア中部)=黒川信雄】ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカの新興5カ国(BRICS)首脳会議が9日、ロシア中部ウファで開催された。5カ国は金融、経済分野での連携強化を盛り込んだ行動計画などを打ち出す。ギリシャの財政危機で欧米主導の金融秩序に揺らぎがみえる中、新興国の存在感を強調する狙いがある。

 5カ国は7日、BRICS諸国や途上国のインフラ整備支援などを目的とした「BRICS開発銀行」の第1回総会をモスクワで開催。あわせて、金融危機の際に資金を融通する基金の発足なども確認しており、行動計画はこれらの枠組みを利用した2020年までの経済協力の実現を目指す内容になる。

 BRICSは従来、加盟国の意見交換の場という側面が強かったが、新開発銀行などの機構を整備することで、より組織的な運営を目指す。主要8カ国(G8)から除外されたロシアは、BRICSの機能を拡充し、国際社会での影響力を高めたい思惑がある。

 首脳会議ではギリシャ問題に関しても意見交換されるとみられるが、ロシア側からは「ギリシャから公式な提案は受けていない」と関与に否定的な意見が相次いでおり、踏み込んだ対応は打ち出されないとみられる。

 首脳会議では、今年が第二次大戦終結から70年であることを踏まえ、各国が標榜(ひょうぼう)する国連重視などの原則を国際社会に訴える宣言が出される予定。

447チバQ:2015/07/10(金) 21:27:06
http://www.sankei.com/world/news/150709/wor1507090061-n1.html
2015.7.9 23:18

BRICS首脳会議 開発銀軸に連携強化で合意 プーチン氏、IMF対抗鮮明に

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9日、ロシア・ウファでのBRICS首脳会議に参加する(左から)ブラジルのルセフ大統領、インドのモディ首相、ロシアのプーチン大統領、中国の習近平国家主席、南アフリカのズマ大統領(AP)
 【ウファ(ロシア中部)=黒川信雄】ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカの新興5カ国(BRICS)首脳会議が9日、ロシア中部ウファで開催された。5カ国は新たに発足させた「BRICS開発銀行」を軸に、金融、経済分野でのさらなる連携強化を目指すことで合意。ギリシャの財政危機で欧米主導の金融秩序に揺らぎがみえる中、新興国としての存在感を強調した。

 プーチン露大統領は全体会合の冒頭、「組織の権威と世界的な政治、経済プロセスへの影響力をさらに高めたい」と発言。従来、加盟国の意見交換の場という側面が強かったBRICSをより組織的に運営し、国際通貨基金(IMF)など欧米中心の金融システムに対抗する考えを鮮明にした。

 5カ国は首脳会議で、BRICS諸国や途上国のインフラ整備支援などを目的に7日に発足させたBRICS開発銀行や、金融危機の際に資金を融通する基金の運用開始を確認。新開発銀行の融資を活用し、加盟国間の共同プロジェクトを促進する方針などを打ち出した。

 また、合わせて発表された行動計画では、将来的に平和維持など安全保障分野での協力を模索すると述べており、経済分野を中心としていたBRICSの活動をさらに拡充させる可能性が示唆された。

 首脳会議ではまた、今年が第二次大戦終結から70年であることを踏まえ、各国が標榜(ひょうぼう)する国連重視などの原則を国際社会に訴える宣言が出された。

448チバQ:2015/07/10(金) 21:28:34
http://mainichi.jp/select/news/20150710k0000e030181000c.html
南スーダン:独立4年 内戦状態で難民225万人超
毎日新聞 2015年07月10日 11時27分

 【ヨハネスブルク服部正法】アフリカ東部の南スーダンは9日、独立から4年を迎えた。2013年12月以降、事実上の内戦状態が1年半以上も続いており、事態収拾のめどは立っていない。困窮する国民は放置されたまま、政府と反乱軍の対立は深まっている。

「キール大統領が人々への権力移譲を拒むなら、市民が蜂起し、政権を転覆するのは当然のことだ」。ロイター通信によると、反乱軍を率いるマシャール前副大統領は8日、隣国ケニアの首都ナイロビで発表した声明でこう述べ、政権への対抗意識を鮮明にした。キール氏の任期が同日で切れるのに先立ち、南スーダン議会はキール氏の任期の3年延長を承認、マシャール氏はこれに異議を唱えた形だ。今後、政府軍と反乱軍の戦闘が活発化する可能性もある。

 南スーダンは住民投票を経て、11年7月9日にスーダンから分離独立した。キール氏が13年7月、マシャール氏の副大統領職を解任して対立が深まり、同年12月14日に両者の話し合いが最終決裂。翌15日に首都ジュバで政府軍とマシャール氏を支持する反乱軍との戦闘が勃発した。権力闘争はやがて、キール氏の出身民族ディンカ人とマシャール氏のヌエル人との民族対立に転化され、各地に戦闘が拡大、国連難民高等弁務官事務所によると、避難民・難民の数は225万人以上になったと推計される。

 政府と反乱軍は周辺国の仲介で和平交渉を行い、これまでに複数回停戦に合意しているが、毎回直後に新たな戦闘が発生し、一向に戦闘は収束しない。この間、市民生活は窮乏し、人口の4割に当たる約460万人が食料不足に陥る危険性も指摘されている。

 ◇南スーダン

 人口約1170万人で面積は日本の約1.7倍。2011年に住民投票を経てスーダンから分離独立した。スーダンでは1980年代、北部のイスラム教徒主導の政府と南部のキリスト教徒らの内戦が始まった。南部にある油田の権益も絡んで内戦は長期化したが、05年1月に和平合意が成立して終結した。

449チバQ:2015/07/12(日) 19:33:57
http://mainichi.jp/select/news/20150712k0000e030105000c.html
ボコ・ハラム:ナイジェリアで大量虐殺 成人男性を標的
毎日新聞 2015年07月12日 13時45分(最終更新 07月12日 14時38分)

 ナイジェリアのイスラム過激派組織ボコ・ハラムが、支配地で住民の成人男性を意図的に大量虐殺し、若い女性を強制的に戦闘員の妻にしていることが分かった。ボコ・ハラムが「首都」と位置付けていた北東部グウォザから避難した複数の元住民が、毎日新聞に証言した。イスラム過激派は支配地で過酷な圧政を住民に強いるケースが多いが、ボコ・ハラムの場合は問答無用で殺りくを繰り広げる暴虐ぶりが際立っている。【カノ(ナイジェリア北部)、アブジャで服部正法】

 ボコ・ハラムは昨年8月初めにグウォザを支配した後、同地を「首都」とする「イスラム国家」の樹立を宣言。ナイジェリア軍は今年3月に同地を奪還したが、周辺は今もボコ・ハラムの勢力下にある。毎日新聞は6月末、ボコ・ハラム支配下のグウォザで数日から数週間過ごした後に自力でカノやアブジャに避難した元住民9人から取材した。

 ナイジェリア北東部はイスラム教徒が多数派だが、グウォザはキリスト教徒人口も少なくない。

 男性のアリ・ヌジダさん(60)によると、ボコ・ハラムは昨年8月5日夕にグウォザに侵攻、「翌6日から虐殺を始めた」。戦闘員は戸外の男性住民を無差別に銃撃、さらに手当たり次第に家に押し入り、男性を見つけ次第殺害した。アリさん宅にも4人の戦闘員が来たが、トウモロコシを入れた多数の袋の隙間(すきま)に隠れ、難を逃れたという。アリさんは「男性16人が殺された家もある」と証言する。

 女性のハリマ・ハッサンさん(35)の家には近所の住民が避難していた。男性たちにはイスラム教徒の女性用のベールを着せてかくまったが、戦闘員はある日、全員のベールを脱がせるなどして男性を見つけ出し、戸外に連れ出した。ハリマさんの目の前で10人が喉をかき切られたり、銃で撃たれたりして殺害された。「(ショックで)精神的におかしくなってしまった」と沈鬱な表情で振り返る。

 ◇子供も犠牲に

 戦闘員に拘束されながら殺害を免れたというブバ・オスマンさん(70)は、「目の前で3、4歳ぐらいの男児4人が殺されるのを目撃した」と話す。イスラム学校の教師たちすら殺された。「(自分たち以外の男性は皆)不信心者だから殺すというわけだ」とアリさんは憤る。川べりでは多数の男性が喉を切られて水中に投じられた。路上には遺体が散乱し、腐敗臭が満ちたという。

 欧米紙によるとグウォザの人口は27万人余。ボコ・ハラムに殺害された正確な人数は不明だ。ボコ・ハラムに詳しいカノ在住の記者は「グウォザには強い自警組織があり、占拠される前にたびたびボコ・ハラムに抵抗していた」と指摘、虐殺が抵抗への報復だった可能性を推測した。

450チバQ:2015/07/12(日) 21:16:16
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150712-00000071-jij-int
麻薬王、2度目の脱獄=大規模捜索着手―メキシコ
時事通信 7月12日(日)19時56分配信

 【メキシコ市AFP=時事】メキシコ政府は12日、麻薬王ホアキン・グスマン受刑者がメキシコ市郊外の刑務所を脱獄したことを明らかにした。同受刑者の脱獄は2度目。各国を舞台に暗躍する麻薬密売組織シナロア・カルテルの首領だったグスマン受刑者は、世界でも最重要の麻薬犯罪者とされている。
 グスマン受刑者は、11日夜にシャワー室で監視カメラに姿が捉えられたのを最後に行方をくらました。治安当局は脱獄の確認後、近隣州まで範囲を広げて捜索しており、刑務所に近いトルカ空港で航空便の運航が停止された。
 殺人犯や誘拐犯を収容しているこの刑務所は、最高度の警備体制を敷いている。グスマン受刑者は2001年にも、洗濯物用のカートに隠れて脱獄に成功。昨年2月に逮捕された。

451チバQ:2015/07/14(火) 22:24:47
http://www.sankei.com/world/news/150714/wor1507140012-n1.html
2015.7.14 01:52

ナイジェリア軍トップ更迭





 ナイジェリアのブハリ大統領は13日、陸軍、海軍、空軍全てのトップを更迭した。ロイター通信が伝えた。ブハリ氏は5月下旬の就任前からイスラム過激派ボコ・ハラムへの軍の手ぬるい対応を批判しており、軍改革の一環として更迭は時間の問題とみられていた。

 ナイジェリアや周辺国の軍は今年に入ってボコ・ハラムの支配地域を奪還しているが、自爆テロや襲撃事件は続いており、抑え込みには成功していない。

 ブハリ氏は就任直後からボコ・ハラムを撲滅すると宣言し、ボコ・ハラム対策の軍司令部を首都アブジャから北東部ボルノ州の州都マイドゥグリに移した。(共同)

452名無しさん:2015/07/19(日) 23:09:31
http://www.afpbb.com/articles/-/3054300
メキシコの「麻薬王」が2度目の脱獄、独房からトンネル1.5キロ
2015年07月13日 12:31 発信地:メキシコ市/メキシコ

【7月12日 AFP】(一部更新、写真追加)メキシコ治安当局は12日、麻薬密売組織「シナロア・カルテル(Sinaloa Cartel)」の最高幹部で麻薬王として知られる「エル・チャポ(El Chapo)」ことホアキン・グスマン(Joaquin Guzman)受刑者(58)が、メキシコ市(Mexico City)郊外の刑務所から脱走したと発表した。グスマン受刑者の脱獄は2001年に次いで2回目。

?国家公安機構の声明によると、グスマン受刑者はメキシコ市の西方90キロに位置するアルティプラーノ(Altiplano)の刑務所に収容されていた。同受刑者は11日夜、独房内のシャワー室にいるのが監視カメラで確認されたのを最後に姿を消したという。

?アルティプラーノの刑務所には麻薬組織の幹部や殺人犯、誘拐犯などが収容されており、特に厳重な警備が敷かれている。

?国家公安機構によれば刑務所側の調査で、グスマン受刑者が最後に目撃されたシャワー室に深さ10メートルの穴が見つかった。はしご付きの穴は長さ1.5キロのトンネルにつながっており、刑務所外の建物が出口となっていた。高さ1.7メートル、幅80センチのトンネルには換気装置や照明も備わっていたという。

?当局は、刑務所周辺と近隣の州の各地に検問を設け、警察と治安部隊を動員してグスマン受刑者の行方を追っている。また、刑務所にほど近いトルカ(Toluca)の空港では、全航空便の運航が一時停止されたという。

?グスマン受刑者は2001年に洗濯物のカートに隠れて脱獄した後、逃亡を続け、2014年2月の拘束作戦で再び身柄を拘束されていた。(c)AFP/Jennifer Gonzalez Covarrubias with Laurent Thomet in Mexico City

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150713-00000003-jij-int
地下にトンネル、1.5キロ=麻薬王脱獄―メキシコ
時事通信 7月13日(月)0時38分配信

 【メキシコ市AFP=時事】麻薬王グスマン受刑者脱獄事件で、メキシコ治安当局高官は12日、刑務所シャワー室の地下に長さ約1.5キロのトンネルが掘られていたことを明らかにした。
 近くの工事中のビルに出口があった。
 シャワー室には、深さ10メートルの穴が開いており、はしごがかかっていた。降りた先には通気孔や照明も完備された高さ1.7メートル、幅80センチのトンネルが広がり、レールが敷かれていたという。

453名無しさん:2015/07/19(日) 23:32:22
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20150715-00000027-nnn-int
何としても…麻薬王に懸賞金4億7千万円
日本テレビ系(NNN) 7月15日(水)11時15分配信
 メキシコの麻薬組織のトップで「麻薬王」と呼ばれる男がトンネルを使って刑務所から脱走した事件で、メキシコ政府は約4億7000万円の懸賞金を払うと発表した。

 この事件は、メキシコ最大級の麻薬組織の最高幹部で「麻薬王」と呼ばれるホアキン・グスマン受刑者が首都・メキシコシティー近郊の刑務所から長さ1.5キロのトンネルを使って脱走したもの。

 メキシコのゴメス連邦検察庁長官は13日、有力な情報を提供した人に約4億7000万円の懸賞金を払うと発表し、何としても身柄を拘束するという強い意志を示した。

 メキシコ政府は「脱獄に刑務所の看守が関わったのは間違いない」として刑務所の所長ら3人を免職処分にした。

454チバQ:2015/07/20(月) 18:17:50
http://www.sankei.com/world/news/150719/wor1507190009-n1.html
2015.7.19 10:00

大胆不敵さに世界中が驚愕 脱獄のメキシコ麻薬王、建設費6億のトンネル内を“わずか3分”バイクで逃げ去る

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メキシコの“麻薬王”グスマン受刑者が脱獄に使ったトンネルに残されていた軌道を走る改造バイク。1マイル先のトンネルの出口まで3分で到達した(AP)
 メキシコ最大の麻薬密売組織のボスが刑務所から2度目となる脱獄を成功させ、その大胆不敵な手口が世界中を驚(きょう)愕(がく)させている。刑務所の外から独房のシャワースペースの真下まで掘られた1.5キロのトンネルには電灯はもちろん換気装置も完備。最低1年の工期と500万ドル(約6億2000万円)の建設費が必要と推定されている。内部にはレールが敷かれ、ボスは軌道走行用に改造されたバイクにまたがり、わずか3分で逃げ去った。警察当局は6000万ペソ(約4億7000万円)の懸賞金を懸け行方を追っているが、ボスはツイッターへの投稿で「捕まってもまた逃げてやる」とうそぶいた。(SANKEI EXPRESS)

■シャワーから忽然と

 脱獄が起きたのは、1週間前の11日午後8時過ぎ。メキシコシティ郊外にある国内で最も警備が厳しいアルティプラノ刑務所に収監されていた麻薬組織「シナロア・カルテル」の最高幹部で、“エル・チャポ”ことホアキン・グスマン受刑者(58)=写真=が独房から忽然(こつぜん)と消えた。

 公開された監視カメラの映像には、シャワースペースの仕切りに隠れるようにして姿を消す場面が写っており、床に50センチ四方の穴が開いていた。

 報道によると、穴の深さは約10メートルではしごを伝って降りると、高さ2メートル弱、幅1メートル弱のトンネルにつながっており、刑務所の外の建築中の家まで延びていた。

 トンネルには、換気のためのパイプや電線が通されており、土を運び出すために使ったとみられる軌道を走る改造バイクと2台のカーゴも残されていた。バイクは逃走時にも使われ、警察当局が走らせてみたところ、3分でトンネル出口に到達したという。

■偽装作戦、職員関与も

 また、現地メディアによると、脱獄の数日前に刑務所近くのパイプライン建設現場でドリルを使った掘削工事が始まり、受刑者から「うるさい」との苦情が出ていたという。独房の真下までトンネルが延び、縦穴を掘る音を消すためのカムフラージュ作戦とみられている。

 メキシコの警察当局者は、トンネルの貫通には「4人の作業員が8〜10時間ごとに交代するシフトで、352日かかる」と推測。また、米麻薬取締局(DEA)の元作戦チーフ、マイケル・ビジル氏も米メディアに「最低1年の工期と500万ドル以上の工費がかかっている。奴にとっては5ドルの価値だが」と述べた。

 さらに、監視カメラでグスマン受刑者の姿が消えたのを確認してから看守が独房に駆け付けるまで18分も要していたことが判明。当初から疑われていた刑務所職員の協力が濃厚となった。ロイター通信によると、警察当局は17日、関与が疑われる職員7人を逮捕した。

■「2度あることは」挑発

 メキシコ最大で最も冷酷な密売組織を率いたグスマン受刑者は1993年に逮捕されたが、2001年に洗濯かごに隠れて脱獄。逃亡中も米国に大量の麻薬を密輸し、10億ドルともされる巨万の資産を築き、“麻薬王”と呼ばれ、12年まで米経済誌フォーブスの世界長者番付に名を連ねていた。

 グスマン受刑者を「公共の敵ナンバーワン」として追い続けてきた米捜査当局が協力し、昨年2月に捕まえ収監したが、再び逃げられた。

 「2度起きることは、必ず3度起きる」。グスマン受刑者のものとみられるツイッターには当局をあざ笑うこんな投稿が18日までに確認された。

455チバQ:2015/07/20(月) 18:19:58
http://www.sankei.com/world/news/150718/wor1507180007-n1.html
2015.7.18 00:36

ブラジルのルラ前大統領、汚職で捜査

ブログに書く1




 【ロサンゼルス=中村将】南米ブラジル検察当局は16日、ルラ前大統領が建設大手オデブレヒトの経費で海外に渡航し、同社の受注に有利な取り計らいをした疑いがあるとして、捜査を始めたことを明らかにした。AP通信やブラジル主要メディアが報じた。ルラ氏側は疑惑を全面否定している。

 ルラ氏は後継のルセフ大統領の再選にも貢献し、いまだに政界に多大な影響力を持つだけに、捜査の進展次第では、ルセフ政権に大きな打撃を与える可能性がある。五輪を来年にひかえたルセフ氏にとって、国営石油会社、ペトロブラス汚職事件に続き、さらなるダメージとなるのは必至の情勢だ。

 報道によれば検察関係者は、ルラ氏がパナマやベネズエラなどでの建設事業でオデブレヒトが受注できるよう、各国の首脳に働きかけた疑いがもたれていると指摘。渡航滞在費を負担される見返りにロビー活動を展開した疑惑を調べるとしている。

 オデブレヒトの前社長は6月、ペトロブラス汚職事件に絡み談合などの疑いで逮捕されており、五輪を前にルセフ大統領や出身母体の労働党に対する批判が増大するとみられる。

456チバQ:2015/07/21(火) 20:45:33
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20150721-00000003-fnn-int
アメリカとキューバ、54年ぶりに国交回復 市民は「歓迎一色」
フジテレビ系(FNN) 7月21日(火)12時14分配信
アメリカとキューバが20日、54年ぶりに国交を回復した。キューバは、東西冷戦を背景にした対立からの歴史的な雪解けに沸いている。
ハバナで聞かれた市民の声は、まさに「歓迎一色」。
反米国家の市民は、関係改善を心待ちにしていた。
キューバでは、政府が半世紀以上にわたって「反米」を掲げてきた手前、「お祝いイベント」こそなかったが、市民は、星条旗の服を着て喜びを表した。
また家庭では、国営放送の特別番組を見て、祝う人もいた。
ハバナ市民は「ものすごく大きな前進でうれしい。キューバ人はみんな、この日を待っていた」と語った。
また、キューバとアメリカ双方で大使館が再開し、ワシントンの大使館では記念式典も開かれた。
今、キューバ市民が最も期待しているのは、これまで生活や経済に大きな打撃を与えてきたアメリカによる経済制裁の解除。
しかし、アメリカで経済制裁を解除する決定権は、国交再開を進めたオバマ大統領ではなく、議会にある。
多数派の野党・共和党には否定的な議員も多いことから、解除には困難も予想され、キューバ市民の20日の喜びが、「ぬか喜び」になる可能性もある。

457チバQ:2015/07/21(火) 21:19:42
http://www.sankei.com/world/news/150721/wor1507210029-n1.html
2015.7.21 17:35

ブルンジで大統領選強行 内戦再燃懸念も





 アフリカ中部ブルンジで21日、大統領選挙の投票が行われた。野党勢力は現職ヌクルンジザ氏(51)の3選出馬が憲法などに違反しているとしてボイコットしたが、同氏は選挙を強行。5月中旬にはクーデター未遂があり、2006年まで続いた内戦の再燃を懸念する声も上がる。

 ロイター通信などによると、首都ブジュンブラでは20日夜から21日早朝にかけて、銃声や爆発音が響き、警察官1人と市民1人が死亡した。大統領府高官は野党勢力の犯行と批判。緊張が高まっている。投票用紙には野党候補の名前もあり、投票は可能だが、ヌクルンジザ氏の勝利が確実な状況だ。結果は数日中に判明する見通し。

 ブルンジの憲法や内戦を終わらせた和平合意は大統領の任期を2期までと定める。だが、ヌクルンジザ氏は1期目に議会で選出されたため、3選出馬は可能と主張した。(共同)

458チバQ:2015/07/21(火) 21:36:07
http://www.sankei.com/world/news/150720/wor1507200034-n1.html
2015.7.20 23:24
【米・キューバ国交回復】
反体制派の弾圧やまず…キューバ人権問題、早期解決の保証なく

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 【ニューヨーク=黒沢潤】キューバのカストロ政権は米国との間で国交回復に合意した1日以降も、反体制派に激しい人権弾圧を加えている。オバマ米政権は関係正常化がキューバの人権問題解決に寄与すると強調しているものの、早期に事態が改善する保証はない。

 米紙マイアミ・ヘラルドによれば、反体制派の夫を持つ女性の団体「白い服の女性たち」が5日、首都ハバナの路上で、合法的な日曜恒例の反政府抗議デモを行った際に、無許可でデモに参加しようとした反体制人権団体「エスタド・デ・サッツ」のアントニオ・ロディレス代表(42)ら約100人が治安部隊によって一斉に逮捕された。

 ロディレス代表は部隊の車両の中で顔を殴打され、鼻の骨を折る重傷を負った。同代表は手錠をはめられながらも、「永遠の自由を!」「永遠の基本的人権実現を!」と叫び続けた、と語ったという。

 「白い服」のベルタ・ソレル代表によれば、逮捕者の中には、キューバ系米国人の女性も含まれているという。ソレル代表は現在、関係正常化交渉の橋渡し役として尽力したローマ法王フランシスコらに助けを求めている。

 米国務省のカービー報道官は一斉逮捕について、「(両国の)大使館を再開することで人権問題についての交渉が進展することになる。当局者間で(交渉の)チャンネルが築かれることになるからだ」と強調する。

 これに対し、キューバからの亡命者が多数住む米南部フロリダ州選出のマリオ・ディアスバラート米下院議員(共和党)は、オバマ政権が大使館再開を「無条件」で決めたため、こうした事態は「予期できた」と厳しく批判した。

 ロイター通信がキューバの主要反体制派組織の調査として報じたところによると、今年6月の1カ月間で逮捕され、数日内に釈放された反体制派は563人。5月の逮捕者数(641人)からは減ったものの、今年の月平均(470人)を大きく上回っている。

459チバQ:2015/07/21(火) 21:40:37
http://www.sankei.com/world/news/150721/wor1507210032-n1.html
2015.7.21 19:30

BRICS銀が上海で開業式典 AIIBとも協調 ギリシャが加盟検討の情報も

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21日、中国・上海で開かれた「新開発銀行」の開業式典に出席した(左から)クンダプル・カマス総裁、中国の楼継偉財政相、楊雄上海市長(ロイター)
 【上海=河崎真澄】中国国営新華社通信は21日、ブラジル、ロシア、インドと中国、南アフリカの新興5カ国(BRICS)による新たな国際金融機関「新開発銀行」が21日、上海市内で開業式典を行ったと伝えた。BRICS銀行とも呼ばれる。実際の業務開始は年末か来年初めになる。

 中国主導で年内に設立されるアジアインフラ投資銀行(AIIB、本部・北京)とも協調し、新興国への経済支援を行う。

 新開発銀行はまず資本金500億ドル(約6兆2千億円)でスタートする。中国が最大の出資国として主導権を握るAIIBと違い、BRICS5カ国が均等出資するのが特徴だ。

 初代総裁にはインド大手銀行の会長を務めたクンダプル・カマス氏が就任。21日の式典でカマス氏は「人民元建て債券市場の成長性は高く、積極的に関与していく」と述べた。新開発銀行を、中国経済の存在感に依拠して展開する意向だ。

 中国側は国連加盟国であれば新開発銀行に加わる資格があると説明。債務危機に陥ったギリシャが加盟を検討中との情報もある。

 中国など新興国には、戦後の国際金融秩序を形作った世界銀行やアジア開発銀行(ADB)、国際通貨基金(IMF)などの国際機関で、日米欧の発言権が強すぎるとの不満がある。

 来年は20カ国・地域(G20)首脳会議が初めて中国で開かれる。新開発銀行とAIIBが途上国を引きつけ、世銀やADBを牽制(けんせい)する動きが強まりそうだ。

460チバQ:2015/07/21(火) 22:07:52
http://www.sankei.com/premium/news/150720/prm1507200015-n1.html
2015.7.20 12:00
【ドイツ・イスラエルの和解(上)】
観光地に無数のお墓 日常に歴史刻むドイツの「記憶文化」





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ナチス・ドイツの秘密警察本部跡地で、加害の歴史を展示する「テロのトポグラフィー」=7月3日、ベルリン(緒方優子撮影)
 第二次世界大戦の終結から70年となる今年、ヨーロッパのユダヤ人約600万人が虐殺されたとされる史上最悪の惨劇「ホロコースト」の“加害者”と“被害者”にあたるドイツとイスラエルは、国交樹立から50年を迎えた。「奇跡的」とも称される両国の戦後和解は、どのように成し遂げられたのか。現地の関係者への取材を通じてその真相と現状を探った。(緒方優子)

うねる空間 「ユダヤ人記念碑」

 雲一つない青空から、太陽がじりじりと照りつける。欧州全体が記録的な猛暑に見舞われた7月上旬、日本からの記者団の一員としてドイツの首都、ベルリンを訪れた。町のシンボルとして知られる高さ約26メートル、幅約65メートルのブランデンブルク門は、間近で見ると迫力がある。門下の広場は、記念撮影をする観光客や大道芸人らでにぎわっていた。

 門の南側で、異様な光景に目を奪われた。規則的に並ぶ、四角い石。その数は百、いや、千以上だろうか。観光地には不釣り合いな静寂が、何を意味しているのかは明らかだった。“墓”だ。

 「虐殺されたヨーロッパのユダヤ人のための記念碑」と呼ばれるこのモニュメントは、2005(平成17)年、戦争終結とホロコースト解放から60年、ドイツ・イスラエルの国交樹立から40年を記念して建立された、ユダヤ系アメリカ人建築家、ピーター・アイゼンマンの作品だ。上から見ると、縦約0・95メートル、横約2・38メートルの“棺”のような長方形が整列しているように見えるが、横から見るとその高さはそれぞれ異なり、約4・5メートルの巨大な壁のようなものから数センチの出っ張りのようなものまでさまざまだ。石碑の間に入ると視界は閉ざされ、地面は波のようにうねり、迷路のような空間が広がる。

 圧倒的な存在感のこの“墓地”は、訪れる人にホロコーストによる無数の犠牲者や、強制収容所の絶望感などを連想させると同時に、ドイツの過去への反省を対外的に発信する拠点にもなっている。

石畳には犠牲者の名前

 日常の中で負の記憶を想起させる「仕掛け」は、ベルリンの街の至る所にある。住宅街の石畳をよく見ると、所々に10センチ四方の正方形のプレートが埋め込まれているのに気が付く。かつてその場所に住んでいたホロコーストの犠牲者の名前や亡くなった年などが刻印されたこのプレートは、「つまずきの石」と呼ばれる。歩行の妨げにはならないが、見た人が思わず足を止めることからその名が付いた。1993年にベルリン出身のアーティスト、グンター・デムニヒが発案し、これまでにドイツだけでなくヨーロッパの18カ国に約5万3千個が設置されている。

 また、かつてナチスの秘密警察本部があった場所で、当時の地下牢の跡とともに、ナチスの加害の歴史を写真で展示する資料館「テロのトポグラフィー」には、中心市街地に位置することもあり、年間約140万人が訪れるという。

 こうした仕掛けに代表されるドイツの取り組みは、「記憶の文化」として国際的に広く認知されている。ドイツにおける戦争記憶の変遷について研究するコンスタンツ大のアライダ・アスマン教授(68)は、「戦後のドイツには、空気の中に漂う『罪』のようなものがあった。当事者の次の世代でナチスの犯行に光が当たり、自国の犠牲者の追悼よりも、被害者の視点から自国の歴史を描くという新たな文化が形成されていった」と、記憶の文化が形成された過程をそう説明する。

 一方で、記憶の文化がドイツ国内に浸透した要因の1つには、学校での徹底した「歴史教育」があるようだ。

461チバQ:2015/07/21(火) 22:08:12
「負の歴史」どう教えるか

 ベルリン南部に位置する中高一貫校、ハンナ・アーレント・ギムナジウム。近代的なデザインの校舎の中に入ると、歴史の授業を担当するハイディ・ゾウ先生(60)が笑顔で迎えてくれた。ここでは、“いつもの”授業風景を見学させてもらうことになっていた。

 16〜18歳の生徒6人が取り組んでいたのは、ゾウ先生がピックアップしたホロコーストの犠牲者の名前から、インターネット上のデータバンクや博物館の資料などを使い、その人の職業や家族の経歴などを調べる作業だ。

 「この人は、兄弟がいて、早くに母親を亡くしているようです」「オランダのユダヤ人博物館で、遺品のトランクが見つかっています」。生徒たちは次々と、調べた情報を発表していった。

 授業ではおよそ1年をかけてこうした調査を行い、最後にはその被害者の「つまずきの石」のプレートを生徒たちの手で地面に埋め込むという。ゾウ先生は、「個人に焦点を当てることで、当事者の気持ちを想像できるようにしています」と説明してくれた。こうした授業は、ドイツのほぼすべての州で指導要領に盛り込まれ、歴史の授業の中でも特に時間を割いて行われるという。

 では、生徒たちはこうした自国の「負の歴史」について、どう感じているのか。「自分たちに直接的な責任はないが、ドイツ人だから、こうした悲劇を二度と起こさないという責任がある」「生まれ変わったドイツを、自分たちの世代が発信していかなくてはいけない」。生徒たちの迷いのない受け答えに感心する一方、終戦から70年を経た若者の言葉として、少し過剰な感じがして違和感を覚えた。

 なぜドイツの人たちはここまで“忘れる”ことを恐れるのだろうか。

用語解説「ホロコースト」

 第二次世界大戦中にナチス・ドイツがユダヤ人などに対して組織的に行った大量虐殺。ヒトラーが1933年に政権を握ると人種主義、優生学、ファシズムなどに影響された選民思想(ナチズム)に基づき、ユダヤ人や国内の障害者、同性愛者などの迫害を開始。大戦開始後に大量虐殺が始まった。占領下のポーランドのアウシュビッツやソビブルなどの収容所にユダヤ人を移送し、ガス室などで殺害した。1945年の終戦までに、ヨーロッパのユダヤ人約600万人が殺されたとされる。

462チバQ:2015/07/21(火) 22:08:40
下がまだだった

463チバQ:2015/07/21(火) 22:11:58
http://www.sankei.com/west/news/150721/wst1507210086-n1.html
2015.7.21 20:53

英語の「kinky(変態の)」と間違えないで! 「関西」へ名称変更





商議所連合会が承認 関西ブランドの売り込み加速

 「近畿」ではなく「関西」で-。経済界を中心に、地域の総称を近畿から関西に統一し、国際的なブランドにしようという取り組みが進んでいる。ローマ字表記の「kinki」は、「変態の」といった意味の英語の「kinky」と混同されがちなためで、外国への観光PR促進などを積極化する方針だ。

 関西2府4県と福井県の71の商工会議所でつくる近畿商工会議所連合会は21日、福井市内で総会を開き「関西商工会議所連合会」への名称変更を全会一致で承認した。

 昭和21年12月の発足時から使用していた名称を改めるのは、訪日外国人観光客の増加に向け、同連合会が主体となって取り組むためだ。同連合会の佐藤茂雄会長(大阪商工会議所会頭)は総会で「近畿という名は英語に直すと具合が悪く、関西というブランドで売っていきたい」と説明した。広域観光ルートの策定など、関西が一体となった観光促進に取り組む。

 関西の経済界では「国際化が進む中では関西の方がふさわしい」(松下正幸・関西経済連合会副会長)など、関西への呼称統一を求める声が強まっている。関経連は昨秋、国の出先機関の名称を「関西」で統一することなどを国に求めた。

 近畿経済産業局はすでに英語表記は「kansai」を用いており、近畿運輸局も今年から英語表記は「kansai」を必要に応じて使っている。官民一体で「関西」ブランドをつくる動きも強まっている。

464チバQ:2015/07/22(水) 23:06:31
http://www.asahi.com/articles/ASH7P20T2H7PUHBI008.html
ブルンジ大統領、憲法違反の3選へ 首都で爆発や銃撃戦
ブジュンブラ=三浦英之2015年7月22日00時23分
 アフリカ中部のブルンジで21日、大統領選の投票が行われた。同国憲法は3選を禁止しているが、現職のヌクルンジザ大統領は3期目を目指して立候補。野党が選挙を事実上ボイコットしたため、同氏の当選が確実な情勢となっている。

 首都ブジュンブラでは20日夜から21日未明にかけ、爆発や銃撃戦が起きた。数人が死亡したとの情報がある。この数日間で数千人が国外に避難している。ホテル従業員(31)は「こんな状態だともう選挙とは呼べない。民主主義の崩壊だ」と話した。

 ヌクルンジザ氏は「1期目は議会に選出されたので、もう1期可能だ」として立候補を正当化。国際社会から批判が高まっている。同国では混乱を恐れて約15万人が国外に逃れており、避難者への対応も課題となっている。(ブジュンブラ=三浦英之)

465チバQ:2015/07/26(日) 20:53:14
http://www.sankei.com/world/news/150726/wor1507260003-n1.html
2015.7.26 08:00

同性愛者差別を批判 オバマ氏、ケニア側は反発






25日、ケニアの首都ナイロビで、ケニヤッタ大統領(右)と記者会見するオバマ米大統領(ロイター=共同)
 ケニア訪問中のオバマ米大統領は25日、首都ナイロビでの記者会見で、アフリカで多くの国が同性愛を法律で禁じていることについて「国家は性的指向で市民を差別すべきではない」と批判した。同席したケニアのケニヤッタ大統領は「同性愛者の権利は取り組む必要がある問題ではない」と反発した。

 米国とケニアはイスラム過激派アルシャバーブの掃討作戦で協力。オバマ氏は経済成長を続けるアフリカ諸国との関係を強化したい考えだが、人権問題をめぐる溝が浮き彫りとなった。

 オバマ氏は米国での人種差別問題を引き合いに「人が(周囲と)違う扱いを受けると何が起こるか、自分には痛いほどよく分かる」と強調。これに対し、ケニヤッタ氏は「われわれの文化や社会で受け入れられず(米国と)共有できないものがいくつかある」と指摘した。

 ケニアでは同性愛をめぐり、ルト副大統領も5月に「この国に同性愛者が入り込む余地はない」と発言した。(共同)

466チバQ:2015/07/26(日) 22:35:00
http://www.asahi.com/articles/ASH7T5T4LH7TUHBI00Y.html
密航船、水際で追い返せ 豪野党、難民対策を強硬路線に
メルボルン2015年7月25日19時42分

オーストラリア労働党の全国大会で25日、新たな難民政策に反対し、壇上で「難民を追い返すな」の横断幕を掲げた市民団体=メルボルン、郷富佐子撮影

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 オーストラリアの野党・労働党は25日、メルボルンで全国大会を開き、アジアや中東などからの密航船を水際で追い返す新たな難民政策を採択した。アボット首相率いる保守政権と同じ強硬路線への「転向」に、反対する団体が壇上で横断幕を掲げるなど一時騒然となった。

 4年ぶりに開催された全国大会で、ビル・ショーテン党首(48)は「労働党が政権を取った場合は密航船を追い返す選択をしなければいけない」と演説。その代わり、2025年までに人道的な難民受け入れ枠を「現行の2倍の年間2万7千人にする」とし、密入国ではなく正規の方法での難民は受け入れるとした。

 党員による意見陳述の際に「難民を追い返すな」と書かれた横断幕を掲げた市民団体メンバーらが壇上で抗議した。

467チバQ:2015/07/27(月) 22:48:57
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201507/2015072600015&g=int
野党指導者が大統領選やり直し要求=ブルンジ


 【ブジュンブラAFP=時事】アフリカ中部ブルンジの野党指導者アガソン・ルワサ氏は25日、ヌクルンジザ大統領が3選を決めた選挙で不正があったとして、やり直しを要求した。また、自由で公正な選挙のための挙国一致内閣には反対しないと表明した。(2015/07/26-07:51)

468チバQ:2015/07/28(火) 23:11:54
http://www.asahi.com/articles/ASH7F5TD5H7FUHBI025.html
豪州の「マダム・スピーカー」 近距離ヘリ移動で窮地に
郷富佐子@キャンベラ2015年7月28日17時00分
■南十字星の下で

 オーストラリア連邦議会。左右対称の建物の下院議場に足を踏み入れると、目に飛び込んでくるのが、ブロンウィン・ビショップ議長(72)だ。アボット首相率いる自由党所属で、保守連合政権では初めての女性議長(労働党政権下では2人いた)。「マダム・スピーカー」と呼ばれる。

 議長席を最初に見るつもりはないのだが、ビショップ議長は髪形や服装、眼鏡に至るまで、あまりに独特なので、自然に目がいってしまう。よく着る真っ赤なドレスやヒョウ柄の上着、10センチ超のハイヒールにも負けず、キャラも強烈だ。

 政治的には、あのアボット首相が「私はイデオロギー的にハワード(元首相)とビショップの子供だ」と言ったほどのばりばりの保守。1990年代に共和制移行の世論が高まった時は、旧宗主国・英国のエリザベス女王を君主とする立憲君主制の維持を訴えた。イスラム教徒の女生徒が、学校でスカーフをかぶるのを禁じろと主張したこともある。

 このビショップ議長がいま、窮地に陥っている。

 昨年11月、メルボルンからたった80キロの距離をヘリコプターをチャーターして移動し、料金5227・27豪ドル(約48万円)を公費で請求したためだ。しかも、移動目的は、ゴルフクラブで開かれた自由党主催の政治資金集めのイベントに出席するためだった。

469名無しさん:2015/08/02(日) 22:06:55
1006 :チバQ :2015/08/02(日) 22:00:18
http://www.yomiuri.co.jp/world/20150731-OYT1T50078.html
リオ五輪警備、ロンドンの倍投入…殺人年5万件
2015年07月31日 15時48分
リオ五輪治安対策の中核となる「警備統括センター」。(30日、ブラジル・リオデジャネイロで)=関口寛人撮影
リオ五輪治安対策の中核となる「警備統括センター」。(30日、ブラジル・リオデジャネイロで)=関口寛人撮影

 【リオデジャネイロ=吉田健一】五輪開幕を約1年後に控えたブラジル・リオデジャネイロで30日、政府当局者らが五輪期間中の治安対策について記者会見し、軍や警察などの8万5000人以上を投入する方針を明らかにした。

 前回のロンドン五輪の警備要員は約4万人だった。

 年間5万件以上の殺人事件が発生するブラジルでは、リオ五輪でも治安確保が課題となっている。司法省当局者は会見で、会場周辺や主要観光地などで警備を強化するほか、カメラ搭載の気球も使い、24時間体制で警戒する計画を明らかにした。

 テロに関しては、情報当局者が「ブラジル自体は標的ではないが、五輪は狙われうる」と話し、各国情報機関との連携を密にして対策を講じる考えを示した。

470チバQ:2015/08/03(月) 21:45:51
>>460
http://www.sankei.com/world/news/150803/wor1508030002-n1.html
2015.8.3 12:00
【ドイツ・イスラエルの和解(下)】
両国民意識の“逆転現象” イスラエルの若者「ベルリンは最も魅力的」





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ユダヤ教の信者らが訪れる「嘆きの壁」=7月8日、エルサレム
 イスラエル滞在の最終日、旧約・新約聖書で神が立ち、死者が蘇る神聖な場所として登場する「オリーブ山」から、ユダヤ教、イスラム教、キリスト教の3宗教の聖地、エルサレムの旧市街を臨んだ。手前の丘にへばりつくようにして並ぶ無数の墓の奥に、金色のドームを中心に約1キロ四方の旧市街がエメラルド色の空に向かって浮かび上がる光景は、実に神秘的で美しかった。

美しい街と“壁”

 旧市街はユダヤ教徒地区、イスラム教徒地区、キリスト教徒地区、アルメニア人地区の4つに分かれ、その中にユダヤ教の聖地「嘆きの壁」、イスラム教の開祖ムハンマドが天界へ旅立ったとされる「聖なる岩」、イエスが十字架に架けられたとされる「聖墳墓教会」がある。すれ違う人と肩が触れあうほど狭い路地には、色鮮やかな食料品や土産物が並び、子供たちが笑顔で駆け回っていた。

 エルサレムからテルアビブの空港へ向かう車中、草も民家もない乾いた丘陵地に、窓の外に高さ8メートルほどの灰色の壁とタワーのような建物が見えた。イスラエルがパレスチナ自治区ヨルダン川西岸地区との境界周辺に設置した「分離壁」と監視塔だ。イスラエル政府軍とイスラム原理主義組織ハマスの戦闘は昨年8月の停戦により一旦収束しているが、緊張関係は今も続いている。歴史ある美しい町並みとは対照的に、乾燥した大地に現れる物々しい建造物も、現在のイスラエルを象徴する印象的な光景だった。

和解後の“逆転”

 第二次世界大戦後、ユダヤ人によって英国統治領の旧パレスチナに建国されたイスラエルは、近隣のアラブ諸国との間で激しい闘争を続けてきた。1993年のオスロ合意以降もパレスチナ自治政府の独立を認めず、パレスチナ自治区への入植を進めるイスラエルに対し、中東和平を目指す国際社会の批判は近年、一層厳しさを増している。ユダヤ人の代表としてのイスラエルの安全保障を国是とし、継続的な支援を行ってきたドイツは今、難しい立場にある。

 こうした中、ホロコーストの“加害者”と“被害者”の立場を前提としてきた両国民の意識にも、少しずつ変化が生じてきているという。とくに、イスラエルの若い世代でドイツに対する親近感が強まり、逆にドイツ側のイスラエルに対する印象が悪くなってきているという現象だ。

 イスラエルの教育現場を知るヤド・バシェム・ホロコースト研究国際学校のヤエル・リッチラーさんは、「以前はドイツへの嫌悪感からドイツ製の商品を買い控える人もいたが、今の学生たちにとって、ベルリンは最も魅力的な街になっている」と説明する。実際、ベルリンを訪れるイスラエルの若者は増えており、イスラエルの教育機関では、第2外国語としてドイツ語を教育する検討も進むほか、サッカーのワールドカップでドイツを応援する人も増えているという。

471チバQ:2015/08/03(月) 21:46:06
 一方、ドイツでは、ユダヤ人やイスラエルに対する優遇政策への不満が一部で高まっているという。最近のドイツ国内の意識調査で、ユダヤ人に対して「個人的な責任は感じない」とする人が約6割にのぼるなど、学校教育や生活空間でホロコーストの歴史を継承する「記憶の文化」の“限界”も見えつつある。

人と人との結びつきで関係構築

 「ドイツとイスラエルの和解は『奇跡的』といわれるが、決して奇跡ではない。両国の間に流れる深い“血の川”に、多くの人々の力で橋を渡してきた」。在ドイツ・イスラエル大使館のアヴィ・ニール臨時代理大使は、戦後70年を迎えた今改めて、両国の関係をそう振り返る。

 両国間では戦後、金銭的な補償や謝罪といった公的な“償い”の陰で、ドイツの若者がボランティアとしてホロコーストの生存者と直接連絡をとって訪問し、生活支援を行う活動が継続的に行われてきた。訪問は当初は受け入れられなかったが、次第に打ち解けたといい、「人と人との結びつきで関係を築いてきた」(ニール氏)。

 また、両国では現在、青年や研究者の交流のプログラムが積極的に進められている。毎年9千人が相互に行き来しているといい、次世代の直接交流で“新しい関係”に移行しつつあることも事実だ。ドイツからイスラエルへの製品の輸出や、イスラエルが突出するハイテク技術や医薬品などの協力も進むなど、経済的なパートナーとしても発展的な関係にある。

 ニール氏は「この節目で重要なのは、ただ過去を振り返るのではなく、今後の関係をどう考えるかだ。どこに共通の利益があるのかを見定め、未来に向けた協働の歩みを進めていくことで、過去は意味を減じてくる」と指摘している。

472チバQ:2015/08/03(月) 21:46:31
http://www.sankei.com/premium/news/150727/prm1507270004-n1.html
2015.7.27 12:00
【ドイツ・イスラエルの和解(中)】
積み上げられた遺体、骨と皮だけの人々… ホロコースト生存者が語る壮絶な記憶





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ホロコーストの犠牲者の写真を展示するイスラエルの記念館「ヤド・バシェム」=7月7日、エルサレム
 独ベルリンから北へ、約1時間。バスは、ブランデンブルク州オラニエンブルクの街に入った。暖色系の屋根に白壁のかわいらしい住宅や畑が点在するのどかな光景の中に、無機質な灰色の壁が現れた。ナチスドイツ時代に約20万人が収容され、数万人が殺害されたとされる「ザクセンハウゼン強制収容所」の記念施設の看板だ。(緒方優子)

「働けば自由になる」

 収容所は1936年に、ナチスの「理想的」な強制収容所として建設され、1945年4月にソ連軍などによって解放されるまで使用された。今は記念施設としてその跡地が公開され、ヨーロッパ各地から多くの学生が見学に訪れているという。

 2つの辺が約600mの二等辺三角形の形をした広大な敷地には、放射状にバラックが並んでいた。収容所の入り口で、全体を見渡せる監視塔の門には、「ARBEIT MACHT FREI」(働けば自由になる)の文字があった。ナチスが多くの強制収容所に掲げたスローガンだ。

 木造のバラックの中には、薄い板で上下2段に区画されたまるで“家畜小屋”のような居室の様子が再現されている。収容者の点呼を取っていたという広場の中央には、「GALGENS」(絞首台)と刻まれた石のプレートがある。この場所では、みせしめのための公開処刑が行われていたという。

 三角形の敷地の外側に、へばりつくようにして建設されたのが、「ステーションZ」と呼ばれる殺害と火葬のための施設だった。入り口の監視塔が「タワーA」と呼ばれたのに対し、「Z」はここが収容所の“最後”という意味だ。現在は、ガス室などの建物の跡の一部が保存・公開されているが、その一角には、蓋のついた小さな焼却炉が生々しく残っていた。

「決して、許せない」

 ホロコーストの凄惨(せいさん)な記録は、その“被害者”側にも継承されている。今年1月に安倍晋三首相も訪れたイスラエル・エルサレムの国立ホロコースト記念館(ヤド・バシェム)は、その代表格だ。

 ユダヤ人の家を再現したジオラマや生存者の証言映像など、「被害者」に焦点を当てた展示は、強制収容所で感じた漠然とした恐怖感と比べて、より鋭利に胸に突き刺さった。犠牲者の写真600枚が並ぶ吹き抜けの空間では、ユダヤ人の子供や若い夫婦らの笑顔がまぶたに焼き付き、しばらく離れなかった。

 ヤド・バシェムの理事長で、イスラエルの国民的なラビ(ユダヤ教の宗教指導者)のイスラエル・メイル・ラウ氏(78)は、ホロコーストで両親を失い、自身も7歳半でポーランドからドイツのブッヘンヴァルト収容所に移送された壮絶な経験を持つ。イスラエル滞在中にテルアビブの事務所を尋ねると、優しげな顔にたっぷりとひげを蓄えたラウ氏が歓迎してくれた。

473チバQ:2015/08/03(月) 21:46:57
 ラウ氏は、「積み上げられた遺体、骨と皮だけになった人々…。収容所に着いたときの光景は今も忘れられない」と当時の様子を鮮明に描写し、はっきりとこう述べた。

 「国と国の和解と、個人的な感情は違う。何の罪もない私の家族は、『ユダヤ人である』ということだけで命を奪われた。70年経っても、どうして許すことができるだろうか。決してそれはできない」。その目には、深い悲しみと怒りがにじんでいた。

「補償」と「謝罪」

 「当時、ホロコーストの生存者の中には、ドイツとの和解など不可能だという声もあった」。イスラエルの前大統領、シモン・ペレス氏(91)は、1965年の国交樹立に至るまでのイスラエルとドイツの状況についてそう打ち明けた。ペレス氏は「民主的な“新しいドイツ”でない限り、それ(和解)は難しかった。生存者と国家に対しての補償、そして謝罪-ドイツの新しい世代が、その責任を引き継いだ」と説明する。

 戦後、連合国によって東西に分断されたドイツは、被害者の遺族や強制収容された生存者個人に対する補償を行ってきた。戦後最初の西ドイツ・アデナウアー政権下で制定された「連邦補償法」に代表される補償の総額は、約711億ユーロ(日本円で9兆円兆)とも言われる。

 公式な「謝罪」としては、1970年に当時の西ドイツのヴィリー・ブラント首相が、殺害されたユダヤ人を追悼する慰霊碑を前に、ひざまずいて許しを請うたことが一つの転換点とされる。以来、ドイツの首相がポーランドのアウシュビッツ強制収容所や、ヤド・バシェムを訪問して犠牲者に追悼の意を表し、謝罪の言葉を述べることは、戦後ドイツの常識のようになっている。

 こうした「補償」と「謝罪」による戦後処理によってもたらされたイスラエルとの和解は、ヨーロッパにおけるドイツの存在感を高めた。過去の克服の実績は、ドイツ人の重要な“アイデンティティー”になっている。

和解の「合理性」

 その一方で、ドイツとイスラエルの和解が成功した最大の理由は、「両国の利害関係が一致していたからだ」という見方もある。ドイツで取材に応じたある研究者は、「第二次世界大戦の敗戦国であるドイツは、ユダヤ人の代表であるイスラエルを支援することで、西洋諸国の一員として復帰した。一方で、建国直後のイスラエルにはドイツからの経済的、軍事的な支援が必要だった」と両国の戦後の利害関係を指摘した上で、「ドイツは過去を思い起こすという姿勢をとることで、現在のイスラエルとの関係を正当化するという思惑もある」と分析した。

 ドイツの徹底した歴史教育や、「記憶の文化」が継承されてきた背景には、ホロコーストの惨劇を繰り返さないという厳しい自戒とともに、国の維持発展に寄与する極めて“合理的”な理由がある-。それもまた、「和解」の側面であると感じた。

474チバQ:2015/08/03(月) 21:48:29
http://www.sankei.com/world/news/150803/wor1508030009-n1.html
2015.8.3 06:51

ブルンジで大統領の“右腕”殺害される 反大統領派との対立深まる恐れ





 アフリカ中部ブルンジの首都ブジュンブラで2日、ヌクルンジザ大統領の右腕とされるヌシミリマナ将軍が車で移動中、ロケット弾や自動小銃による襲撃を受け、殺害された。フランス公共ラジオなどが伝えた。将軍は元治安当局トップで大統領の警備を担当し、事実上の政権ナンバー2とみられていた。

 ブルンジでは7月下旬の大統領選挙で、ヌクルンジザ氏が憲法などに反する3選出馬を強行して当選。野党勢力は選挙をボイコットしていた。将軍の殺害で、政府と反大統領派との対立がさらに深まる恐れがある。

 ヌシミリマナ将軍は4月下旬以降に続いた3選出馬に対する抗議デモの弾圧を主導してきたとみられていた。デモ参加者と警官隊の衝突などで100人以上が死亡した。(共同)

475チバQ:2015/08/03(月) 21:50:04
http://www.sankei.com/world/news/150802/wor1508020031-n1.html
2015.8.2 21:07

ジンバブエで人気ライオン射殺 狩猟ツアーの米歯科医がボーガンで 許可料680万円 動物愛護団体非難

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(1/2ページ)
 【ロンドン=内藤泰朗】アフリカ南部ジンバブエのワンゲ国立公園で観光客に人気だったライオンが狩猟が趣味の米国人歯科医に殺されたとして国際的非難が高まっている。事件を機に「狩猟観光」の見直しを求める声も出始めた。ただ、アフリカでは狩猟者が支払う高額の狩猟許可料が野生動物保護の資金となっており、野生動物の保護政策のあり方も問われそうだ。

 報道によると、射殺されたのは黒っぽいたてがみが特徴的な13歳の雄ライオン、セシル。「トロフィーハンティング」と呼ばれる狩猟が趣味の米ミネソタ州の歯科医、ウォルター・パーマー氏(55)が7月1日、プロのガイドを雇ってワンゲ国立公園近くでセシルをボーガンと呼ばれる銃の形をした機械式の弓を使って射殺したという。

 パーマー氏は、セシルの殺害を「後悔している」とのコメントを出したが、約5万5千ドル(約680万円)を支払って狩猟許可を取り、合法的に狩猟を行ったと主張している。

 しかし、ジンバブエ当局は7月29日、ガイドらが餌を使ってセシルを国立公園の外におびき出して狩猟を行わせた疑いがあるとしてガイドを起訴し、米当局に密猟容疑でパーマー氏の身柄を引き渡すよう要請した。狩猟が行われた私有地のオーナーからも事情聴取を行うという。

 また、動物保護団体などがネット上でパーマー氏を強く非難し、29日には休診中のパーマー氏の歯科医院近くで抗議活動が繰り広げられた。

 ライオンやゾウなど大型野生動物の狩猟は、ジンバブエでは保護当局の監督下で認められている。失業率80%とされる同国では密猟が絶えず、外国人が支払う高額な狩猟許可で保護区の職員を雇い、密猟を取り締まっているのが現状だ。

 狩猟観光を管理する団体によると、昨年1年間に許可発給から得られた収入は4500万ドル(約55億6千万円)。ジンバブエ当局は今回の事件を機に国立公園の外の私有地での狩猟規制を導入したため、今年の収入は大幅に減少するとみられている。

476チバQ:2015/08/03(月) 21:50:26
http://www.sankei.com/world/news/150802/wor1508020030-n1.html
2015.8.2 21:05

オーストラリア下院議長が辞任表明 公費の不適切利用疑いで





 オーストラリア下院のブロンウィン・ビショップ議長は2日、議長を辞任すると表明した。所属する自由党の会合に出席するための近距離移動で民間ヘリコプターを公費で借り上げるなど、公費の不適切な利用が疑われる事例が判明、野党が辞任を求めていた。

 ビショップ氏はほかにも、外遊時のリムジン借り上げなどが次々に報じられた。アボット首相は2日の会見で、公費請求のシステムを検証すると語った。(共同)

477チバQ:2015/08/08(土) 12:51:46
http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/150808/cpd1508080500002-n1.htm
大統領の弾劾、支持議員増加 ブラジル
2015.8.8 05:00
 深刻化している経済・政治危機からブラジルを救う選択肢として、ルセフ大統領の弾劾を挙げる議員が最大政党で増えている。労働党と連立を組む最大政党のブラジル民主運動党(PMDB)のダルシジオ・ペロンジ副党首は、下院の同党所属議員の約3分の1が憲法の枠内での弾劾手続きに向けて取り組んでいると述べた。

 指導者の立場にあることを理由に匿名を条件に話した連立与党議員の1人によると、法律的主張が成り立つとの条件付きで連立政権から弾劾支持に傾く議員が増えているという。

 わずか数週間前には大半の与党議員が弾劾問題に触れていなかった。ルセフ大統領の支持率が就任後最低を記録し、労働党の有力幹部1人が汚職容疑で逮捕されたことを受け、議員の態度も変わりつつある。

 政治コンサルティング会社ユーラシア・グループの中南米担当ディレクター、ジョアン・アウグスト・ジ・カストロ・ネベス氏は「こうした政治勢力は危機を打開し得る解決策として、ルセフ氏の弾劾を考え始めている」と分析した。(ブルームバーグ Raymond Colitt、Mario Sergio Lima)

478チバQ:2015/08/08(土) 13:09:50
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150806-00010015-afpbbnewsv-int
ニカラグア首都で選挙裁判求めるデモ
AFPBB News 8月6日(木)17時2分配信


(c)AFPBB News
【8月6日 AFP】ニカラグアのマナグア(Managua)で5日、野党関係者が先導し、2016年の大統領選挙の公平な選挙裁判を求めるデモを行った。(c)AFPBB News

479チバQ:2015/08/09(日) 22:18:00
http://www.sankei.com/world/news/150808/wor1508080045-n1.html
2015.8.8 18:09

熱波なのにビールがない! ベネズエラ、外貨不足で原材料枯渇…国民いら立ちに拍車






7月28日、ベネズエラの首都カラカスで、ビールの空き瓶を返却し、異なるメーカーのビールを購入する客(AP)
 チャベス前政権以降のばらまき政策や最近の原油安の影響で外貨が不足する南米ベネズエラで、8割のシェアを持つビール会社が大麦やホップなどの原材料を輸入できず、醸造所を相次いで閉鎖。ビール好きの国民を品薄で閉口させている。AP通信が伝えた。

 ベネズエラは最近、熱波に襲われており、首都カラカスでも連日、気温が30度に達している。ベネズエラ国民1人当たりのビール消費量は、日本の約1・6倍(キリンビール調べ、2013年)。ベネズエラでは牛乳やトイレットペーパーなど生活必需品の不足が深刻で、ビールの品薄も国民のいら立ちに拍車を掛けている。

 主要輸出品である原油の値下がりにより、ベネズエラは外貨不足に苦しむ。ビール会社は原材料の輸入に必要な外貨の供給を政府から十分に受けられず、醸造所の閉鎖に追い込まれた。生産回復の見通しは立っていない。(共同)

480チバQ:2015/08/10(月) 20:22:35
http://www.sankei.com/world/news/150810/wor1508100032-n1.html
2015.8.10 19:21

ハイチで4年ぶり国会議員選





 カリブ海のハイチで9日、約4年ぶりに上下両院議員選の投票が行われた。大統領と野党の対立で選挙が延期され、政治の機能不全を招いていた。結果判明には1週間以上かかる見通し。欧米メディアが報じた。

 全国約1500の投票所のうち50以上が暴力事件などで閉鎖されたが、ポール首相は選挙開催に「満足している」とコメントした。

 ハイチでは選挙管理委員会の人選に野党が異議を唱えるなどして、ことし1月までに国会議員の大半が任期切れで失職、議会が開けなくなっていた。

 10月25日には大統領選も行われる。10年に大地震に襲われた同国では、政治的混乱が復興の妨げにもなっていた。(共同)

481チバQ:2015/08/13(木) 23:05:28
http://mainichi.jp/select/news/20150814k0000m030021000c.html
ナイジェリア:過激派ボコ・ハラム指導者交代か
毎日新聞 2015年08月13日 17時59分

 英BBC放送などは12日、アフリカ中部チャドのデビ大統領の話として、ナイジェリアのイスラム過激派ボコ・ハラムの指導者が交代したと報じた。事実とすれば、シェカウ最高指導者が失脚した可能性がある。シェカウ体制となった2009年以降、ボコ・ハラムは攻撃対象をキリスト教会や政府機関などから穏健派イスラム教徒を含む一般住民へと広げ、襲撃した集落全体を焼き尽くすなど残虐ぶりが際立ってきた。チャドは、ナイジェリアの隣国。【ヨハネスブルク】

482チバQ:2015/08/16(日) 14:22:49
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150815-00000075-jij-eurp
売買春合法化を「支持」=国際人権団体の決定が物議
時事通信 8月15日(土)14時47分配信

 【ロンドン時事】国際人権団体アムネスティ・インターナショナル(本部ロンドン)が、売買春の合法化を支持する方針を決定した。
 性労働者の人権保護につながるという趣旨だが、反対派からは「(人権団体としての)信用性に傷が付いた」と批判の声が上がっている。
 アイルランドのダブリンで11日に開かれたアムネスティの総会には、70カ国から約400人の代表が出席。売買春のほか、売春あっせん、売春宿の経営を含む「合意の下での性労働に関わる行為」について、全面的に合法化すべきだとする決議を賛成多数で採択した。シェティ事務局長は「性労働者は世界で最も軽視された職業集団であり、差別と暴力、虐待の危険に常にさらされている」とし、合法化を目指す意義を強調した。
 世界中に700万人の会員・支持者を有し、国際的な発言力を持つアムネスティの今回の動きに対しては、他の人権団体や女性団体から非難が殺到。米拠点のNGO「女性の売買反対連合」は、総会に先立ち「搾取される者を守るために搾取する側を合法化するのは、筋が通らない」と批判する公開書簡を出し、米女優メリル・ストリープさん、英女優ケイト・ウィンスレットさんら多数の有名人も署名した。

483チバQ:2015/08/16(日) 14:41:25
http://www.cnn.co.jp/world/35068897.html
強姦被害の11歳少女が出産、政府は中絶認めず パラグアイ
2015.08.14 Fri posted at 11:17 JST
(CNN) 南米パラグアイで強姦(ごうかん)の被害に遭って妊娠した11歳の少女が13日、女の子を出産した。母子ともに元気だという。首都アスンシオンの赤十字幹部が明らかにした。
赤十字によると、子どもは帝王切開で生まれ、体重は3キロだった。医師が経過を観察しているが、問題がなければ3日以内に退院できる見通し。
少女はまだ10歳だった今年5月、妊娠22週目であることが分かり、32歳の母親が育児放棄や共謀の疑いで逮捕された。
警察が行方を追っていた少女の義父(42)も、間もなく強姦や児童虐待の容疑で逮捕された。同容疑者は容疑を否認し、DNA鑑定を要求している。
母親は6月に保釈された後にCNNの取材に応じ、2013年11月に司法当局に夫の児童虐待の件で助けを求めたが却下されたと主張。当局が動けばこのような事態を避けられたはずだと対応を批判した。
一方、保健相は、虐待を通報してきたのは近所の人で、母親は夫による児童虐待を否定していたと述べている。

母親は4月下旬、腹痛を訴えた娘を病院に連れて行った際に妊娠を知ったという。母親は娘に人工妊娠中絶を受けさせたいと望み、人権保護団体のアムネスティ・インターナショナルも中絶を支持した。
しかしパラグアイの保健相は5月の時点で、同国の法律で人工妊娠中絶が禁止されていることを理由に、たとえ今回のようなケースであっても中絶は認められないと言明していた。
13日の出産についてはノーコメントだった。
パラグアイでは母親の生命に危険が及ぶと判断されない限り、人工妊娠中絶を認めていない。今回のケースでは、11歳の少女の生命が危険にさらされることはないと医師が診断していた。
政府の統計によれば、同国で昨年出産した10〜14歳の少女は684人。ほとんどが性的虐待の被害者だった。

484チバQ:2015/08/16(日) 14:48:57
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1074494057/449

>>271
>>401


http://www.afpbb.com/articles/-/3057123
リビア首相、生放送中に辞意表明
2015年08月12日 15:42 発信地:トリポリ/リビア
【8月12日 AFP】(一部更新)リビア暫定議会(政府)のアブドラ・シンニ(Abdullah al-Thinni)首相が11日夜、テレビのインタビュー番組に生出演中、辞意を表明した。

 番組内で首相は、国際的に認められた暫定政府が管轄する地域の電力不足や治安悪化などに対して基本的な対策が不足しているとして、政府を非難する市民からの厳しい質問攻めに直面した。

 同首相は「私の辞職が解決策になるのなら、私はここでそれを宣言する」と述べ、「辞表は16日に議会に提出する」と付け加えた。

 リビアでは、独裁者として君臨したムアマル・カダフィ(Moamer Kadhafi)大佐の失脚、殺害につながり、多数の死者を出した2011年の政変後、暫定議会と制憲議会の二つの政府が並立し混乱している他、複数の武装勢力が同国の豊かな石油利益を狙って戦闘を続けている。(c)AFP

485チバQ:2015/08/16(日) 14:50:37
http://www.afpbb.com/articles/-/3057356
禁止されても「色白」の肌が欲しい、コートジボワール女性たち
2015年08月14日 16:56 発信地:アビジャン/コートジボワール
【8月14日 AFP】西アフリカ・コートジボワール(Ivory Coast)の最大都市アビジャン(Abidjan)の美容師、ファトウさん(26)の肌は濃い色と薄い色がまだら模様になっている。美白クリームを使い続けたためだ。それでも「色白」の肌を手に入れたいファトウさんはクリームの使用を止めない。

 政府は4月、有害な脱色素薬品を含む美白クリームの使用を禁止した。健康被害はまだら状の皮膚やにきびなどにとどまらず、がんを発症するおそれもある。それでも、多くのコートジボワール女性たちが薄い色の肌を求めて美白製品を使い続けている。最近では男性の使用者も増えているという。

 コートジボワール政府が禁止した美白製品は水銀、ステロイド類、ビタミンA、ハイドロキノン2%以上などを含有したものだ。モノクロ写真の現像で使用する薬品ハイドロキノンは発がん性が疑われるとして欧州では美白成分としての使用が禁止されている。

 アビジャンにあるトレイクビル大学病院(Treichville University Hospital)大学病院の皮膚科医、エリジェ・エクラ(Elidje Ekra)教授は、こうした美白クリームの多用は高血圧や糖尿病も招きかねないと危惧する。

 しかし、健康リスクにも関わらず、消費者の美白クリーム購買意欲は衰えない。

 あるコートジボワール化粧品会社の幹部は「わが社の美白製品の危険性は承知している」としたうえで、製品の使用禁止は逆効果だと付け加えた。「消費者は自分たちで美白製品を作るようになる。その方が危険だ。少なくとも私たちは(安全な)成分配合を把握している」

■色白を好む社会的要因も

 女性たちが美白に走る背景には、色白女性を良しとするコートジボワール社会――特に男性――からの圧力があるとの見方もある。美白製品を4年間も使い続けているという女性は「男たちが女性を美白へと追い込んでいる」と語った。

 レイモンド・グドゥコフィ(Raymonde Goudou Coffie)保健相もこの見方に同意する。保健相はAFPの取材に、コートジボワールの男性は「暗い夜でも輝くような女性」が大好きだからと述べた。

 美白製品を禁止する新法の違反者には83〜585ドル(約1万〜7万2000円)の罰金が科せられる。だが施行から3か月を経てもビューティーサロンは相変わらず美白製品を広告している。

 政府は新法を徹底するため国家評価・販売承認委員会を設置した。だが最大の障害は、コートジボワール国民の伝統的な美の基準概念だろう。アビジャンの市内には、色白の女性モデルを前面に出した広告があふれている。

 エクラ教授は政府の取り組みを評価しながらも、現状は見かけ倒しに終わっていると指摘する。「国営テレビで私たちが目にするのは、禁止された製品を使用している女性たちなのだから」(c)AFP/Christophe KOFFI

486チバQ:2015/08/17(月) 21:53:28
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150817-00000055-jij-m_est
ボコ・ハラム指導者、健在アピール=死亡・失脚説を否定―ナイジェリア
時事通信 8月17日(月)14時36分配信

 ロイター通信によると、ナイジェリア北東部を拠点にテロ活動を繰り広げるイスラム過激派「ボコ・ハラム」の指導者アブバカル・シェカウ容疑者が音声メッセージを公開し、自身が依然として組織を率いていると訴えた。
 米テロ組織監視団体SITEが16日、ソーシャルメディアを通じて明らかにした。
 同容疑者は、メッセージで「異教徒のメディアは私が死亡したとか、病気で話せないと報じているが、全くのでたらめだ」と主張。「(報道が)事実だとすれば、なぜ今、私は話しているのだ」などと挑発し、健在をアピールした。

487チバQ:2015/08/17(月) 23:00:28
http://www.sankei.com/world/news/150817/wor1508170014-n1.html
2015.8.17 09:54

ブラジルで大統領弾劾求める大規模デモ 五輪にも影響か






ブラジル・リオデジャネイロのコパカバーナ海岸沿いで、ルセフ大統領の退陣を訴えるデモ参加者=16日(共同)
 与党関係者を巻き込んだ大規模汚職や経済低迷に抗議し、ルセフ大統領の弾劾を求める大規模デモがブラジル全土で行われた。地元メディアによると、全国200都市以上で計約88万人が参加した。

 リオデジャネイロでは来年8月、五輪を開催予定だが、政治的混乱が続けば、大会期間中の治安にも悪影響を与える可能性がある。この日は五輪の自転車競技のテスト大会が行われたが、デモのため開始時間やゴール地点が変更された。

 同様の大規模デモは3月と4月にも行われ、それぞれ170万人以上、70万人が参加したとされる。

 8月上旬の世論調査では政権不支持率は71%へ6ポイント上昇。この調査会社が1987年に調査を開始して以降最悪で、不正蓄財疑惑で92年に弾劾されたコロル元大統領の不支持率を超えた。政権支持率は、6月から2ポイント低い8%。66%がルセフ氏の弾劾手続き開始を支持した。(共同)

488チバQ:2015/08/18(火) 21:15:47
http://mainichi.jp/select/news/20150818k0000e030218000c.html
南スーダン:停戦合意は持ち越し 最終合意に至らず
毎日新聞 2015年08月18日 11時49分

 【ヨハネスブルク服部正法】事実上の内戦状態になっている南スーダン政府と反乱軍との停戦協議は、米国や周辺国が両陣営に期限として求めてきた17日になっても最終合意に至らず、決着は持ち越しとなった。

 協議は隣国エチオピアの首都アディスアベバで行われた。現地からの報道によると、反乱軍を率いるマシャール前副大統領は合意案に調印したが、キール大統領は調印まで15日間の猶予を求めたという。合意案の詳細は不明だが、政府と反乱軍との連立政権樹立のあり方などを巡り、政府内で異論がある可能性もある。

 南スーダンは2011年7月にスーダンから分離独立したが、キール氏とマシャール氏の対立が深まり、13年12月、政府軍とマシャール氏を支持する反乱軍の戦闘が勃発。民族対立にも転化され、避難民・難民が200万人以上発生する事態となった。

 両陣営は複数回停戦に合意しているが一向に戦闘は収まらず、先月アフリカを歴訪したオバマ米大統領と周辺国首脳は、8月17日までに停戦合意できない場合、制裁強化も辞さないことで合意していた。

489チバQ:2015/08/18(火) 21:26:50
http://www.afpbb.com/articles/-/3057582
リビア首相、辞意撤回
2015年08月18日 11:29 発信地:トリポリ/リビア
政治

【8月18日 AFP】国際的に認められたリビア暫定議会(政府)のアブドラ・シンニ(Abdullah al-Thinni)首相は、辞意を撤回した。首相報道官が17日、発表した。シンニ首相が辞任することで、同国の混迷が深まる恐れがあった。

「政府は通常通り機能しており、議会であらゆる質問に答える準備はできている」と、報道官はAFPの取材に対して答えた。

 シンニ首相は11日、テレビのインタビュー番組に生出演中、同首相の政権が管轄する地域の電力不足や治安悪化などに関して市民から厳しい質問攻めに遭い、辞意を表明していた。(c)AFP

490チバQ:2015/08/19(水) 20:38:09
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150818-00000038-reut-s_ame
メキシコ与党、次期党首にベルトローネス氏 大統領選の有力候補
ロイター 8月18日(火)12時33分配信

メキシコ与党、次期党首にベルトローネス氏 大統領選の有力候補
 8月17日、メキシコの与党、制度的革命党(PRI)は17日、次期党首にマンリオ・ファビオ・ベルトローネス元ソノラ州知事(写真)を選出したことを明らかにした。2007年7月撮影(2015年 ロイター/Enrique De La Osa)
[メキシコ市 17日 ロイター] - メキシコの与党、制度的革命党(PRI)は17日、次期党首にマンリオ・ファビオ・ベルトローネス元ソノラ州知事を選出したことを明らかにした。

これにより同氏が2018年の大統領選の与党候補になる可能性が高い。

同氏は正式な出馬宣言はしていないものの、国内メディアは最有力候補の1人との見方を伝えている。

491チバQ:2015/08/25(火) 20:28:51
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150825-00000020-mai-int
<国連>日本の分担率が2桁切り9.68% かつて20%超
毎日新聞 8月25日(火)11時1分配信

<国連>日本の分担率が2桁切り9.68% かつて20%超
潘基文国連事務総長=代表撮影
 ◇中国が来年から7.92%、現在6位日本に次ぐ3位に

 【ニューヨーク草野和彦】2016〜18年の国連の通常予算で、日本の分担率が2桁を切って9.68%となる見通しであることが、国連総会の分担金委員会の試算で分かった。3年ごとに見直される分担率は、各国の「支払い能力」を反映しており、日本はかつて20%を突破していたが、相対的な経済力と共に低下。2桁を切れば1982年以来となる。

 来年の通常予算は約28億ドル(約3300億円)、日本の負担額は2.7億ドル程度になるとみられる。

 分担率は、国民総所得(GNI)の世界合計に対する各国の比率を基準に、1人当たりGNIが低い国の負担を減らす「低所得割引調整」などを踏まえて算定される。最終決定は年末だが、国連外交筋によると、現在の算定方法が継続される可能性が高いという。

 日本の分担率は国連加盟(56年)後、経済成長に伴って増加。80〜82年に9.58%となり、83年以降は2桁を保ってきた。00年の20.57%がピークで、現在は10.83%。来年からは1.15ポイント減少することになり、下げ幅は加盟国中で最大となる。分担率の順位は来年以降も米国(22%)に次ぐ2位で変わりはない。

 対照的なのが中国だ。来年からの分担率は7.92%で、現在の5.15%から2.77ポイント上昇し、加盟国中で最大の上げ幅となる。順位は現在6位だが、来年からは日本に次ぐ3位となる。

 かつては日本の分担率だけで、米国を除く安全保障理事会常任理事国4カ国(英仏中露)の合計を上回っていたが、時代の流れを感じさせる結果となった。

492チバQ:2015/08/25(火) 20:40:20
http://www.afpbb.com/articles/-/3058052
ベネズエラ、コロンビアとの国境を無期限で閉鎖 非常事態宣言も
2015年08月22日 15:11 発信地:カラカス/ベネズエラ
【8月22日 AFP】ベネズエラのニコラス・マドゥロ(Nicolas Maduro)大統領は21日、ベネズエラ人4人が国境付近で負傷した襲撃事件を受け、コロンビアとの国境を無期限で閉鎖し、国境地帯の一部の非常事態を宣言した。

 コロンビアとの往来が容易な2200キロに及ぶ国境沿いでは、ゲリラによる活動や密輸行為が横行し、緊張が高まっている。ベネズエラとコロンビアは2008年に、戦争に突入する直前の状態まで至ったことがある。

 マドゥロ大統領によれば、19日、ベネズエラ北西部タチラ(Tachira)州のコロンビアとの国境地帯で、密輸を取り締まっていた兵士らをバイクに乗った2人組の男が襲撃したという。この事件で兵士3人と民間人1人が負傷したと地元当局は述べている。兵士の1人は重傷だという。

 一方、コロンビアのフアン・マヌエル・サントス(Juan Manuel Santos)大統領は、マドゥロ大統領の声明には直接言及することなく、ベネズエラの国民は「いつでも歓迎する」と述べた。(c)AFP

493チバQ:2015/08/25(火) 20:41:46
http://www.afpbb.com/articles/-/3058022
世界に今も残る分断の「壁」10選
2015年08月24日 16:32 発信地:パリ/フランス
【8月24日 AFP】東西ドイツを隔てていた「ベルリンの壁(Berlin Wall)」が1989年に崩壊したとき、世界の国境や境界線には16の「壁」しか存在しなかった。だがカナダ・ケベック大学モントリオール校(University of Quebec at Montreal)のエリザベス・バレット(Elisabeth Vallet)氏によれば現在、世界の「壁」は建設計画のものも含めて65に増加している。

 元来、そうした「壁」は政治的、象徴的な役割のものだった。しかし、難民の流入や安全保障などの問題で強硬姿勢を誇示したい国々の政府が「壁」を利用する例が増えていると研究者らはいう。

 ここでは最近のもので、特に影響の大きい10の壁を取り上げる。

■ハンガリー - セルビア

 今年に入ってから難民申請が8万人という記録的な数に達したことを受け、ハンガリーの右派政権は7月、セルビアとの国境に全長177キロの壁の建設を始めた。

■西サハラのモロッコ実効支配領域

 安全保障上の防護壁として世界有数の古い壁は、モロッコ政府が西サハラにおける自国の実効支配領域と独立を主張する武装組織ポリサリオ戦線(Polisario)の支配地域とを隔てるために建てた、全長約2700キロにおよぶ「砂の壁」だ。両者は西サハラの領有をめぐって、1970年代から戦闘と交渉を繰り返している。

■サウジアラビア - イラク

 サウジアラビアは台頭するイスラム過激派組織「イスラム国(Islamic State、IS)」対策として昨年、イラク国境にある高さ7メートルに砂を積み上げた既存の防護壁を全長900キロのフェンス、監視塔78基、司令拠点8か所、即応拠点32か所で強化し、移動偵察車10台、早期介入部隊3隊を導入した。

■イスラエル-パレスチナ自治区ヨルダン川西岸

 イスラエルがパレスチナ自治区ヨルダン川西岸(West Bank)に分離壁の建設を始めたのは2002年。イスラエル側はパレスチナ武装勢力の攻撃を阻止するためと主張しているが、実際には国際法に違反した西岸での土地接収と境界線の既成事実化に利用していると批判されている。

■米国 - メキシコ

 1990年代、当時のビル・クリントン(Bill Clinton)米大統領の下でメキシコとの国境警備を強化する本格的な取り組みが始まった。

 その後、国境がほころびだらけでは国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)――現在ならばIS――などの侵入を容易にするとの懸念から、米国における国境の「壁」は強化の一途をたどっている。

 7月には米次期大統領選で共和党指名候補に名乗りをあげている富豪のドナルド・トランプ(Donald Trump)氏が国境沿いの壁の建設資金をメキシコ政府にも払わせると発言したことから、ここ数週間は国境問題が重要な政治課題の一つに浮上している。

494チバQ:2015/08/25(火) 20:42:02
■ギリシャ - トルコ

 トルコとの関係改善と国境沿いの地雷が除去された「副作用」として、ギリシャは自国経済が崩壊にある最中に、欧州を目指す難民や移民の主要な玄関口となった。このため2012年にエブロス(Evros)川沿いのトルコ国境に全長10キロ超の壁を建設している。

■北アイルランド(Northern Ireland、英国)

 北アイルランドの首府ベルファスト(Belfast)には労働者階級のプロテスタント系住民とカトリック系住民の居住地区を隔てる「平和の壁」が99か所にあり、最古のものは1969年までさかのぼる。特に「壁」が集中しているのは、98年の包括和平合意「聖金曜日の合意(Good Friday Agreement)」まで続いた北アイルランド紛争「トラブルズ(Troubles)」時代に「殺人通り(murder mile)」と呼ばれた市北部。壁は和平合意後も規模、数ともに増大している。

■スペイン - モロッコ

 北アフリカ・モロッコにスペインが領有する飛び地セウタ(Ceuta)とメリリャ(Melilla)の国境にはハイテク技術を駆使した防御フェンスが設置されている。フェンスを突破しようとした多くは死亡、モロッコ軍に射殺される場合もある。

■インド - バングラデシュ

 インドは移民流入を制限する目的で1993年からバングラデシュを囲むような形で徐々に国境線に鉄条網フェンスを築いてきた。正確な国境線をめぐる議論は先延ばしにされ、10万人もの人たちが公的福祉がない状態で緩衝地帯に放置されている。

■キプロス - 北キプロス(トルコ)

 キプロス島は1974年のトルコ軍侵攻以来、中心都市ニコシア(Nicosia)のある南部がギリシャ系のキプロス共和国、トルコ系住民の多い北部が北キプロス・トルコ共和国として壁によって分断される状態が続いている。(c)AFP/Eric RANDOLPH

495チバQ:2015/08/27(木) 20:25:05
http://mainichi.jp/select/news/20150827k0000m030138000c.html
南スーダン:大統領、反乱軍との停戦協定案に調印
毎日新聞 2015年08月27日 00時18分

 【ヨハネスブルク服部正法】ロイター通信によると、南スーダンのキール大統領は26日、反乱軍との停戦協定案に調印した。反乱軍はすでに調印を済ませており、約1年8カ月に及ぶ事実上の内戦が終結するか注目される。

先月アフリカを歴訪した米国のオバマ大統領と周辺国首脳が、8月17日までに停戦合意しない場合、制裁強化も辞さないことで合意し、政府と反乱軍の双方に停戦実現を強く求めていた。反乱軍を率いるマシャール前副大統領は同17日に調印したが、キール大統領は猶予を求めていた。

 政府と反乱軍は2013年12月から戦闘状態に入り、200万人以上の難民・避難民が発生している。政府と反乱軍はこれまで複数回停戦に合意しているが、そのたびに戦闘を再開し、事態収拾に至っていない。

496チバQ:2015/08/27(木) 20:33:34
http://www.sankei.com/world/news/150827/wor1508270041-n1.html
2015.8.27 20:14

次期国連事務総長選、10人前後が取りざたされる乱戦状態 「東欧出身」か「女性」か初物争いも

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 【ニューヨーク=黒沢潤】来年の国連事務総長選挙に向け、候補者が次々と名乗りを上げている。名前が取り沙汰される人物を含めると候補者は10人前後と、乱戦の様相を呈している。事務総長選出の事実上の決定権は国連安全保障理事会の5常任理事国にあるが、国連創設70周年を迎え、選出手続きを見直すべきだとの声が加盟国の間で高まっている。

 出馬表明したのは前スロベニア大統領のダニロ・トゥルク氏、ブルガリア人で国連教育科学文化機関(ユネスコ)のイリナ・ボコバ事務局長、クロアチア外相のベスナ・プシッチ氏。3人とも東欧出身者だ。

 これまで、「アジア太平洋」から現事務総長の潘(パン)基文(ギムン)氏ら2人、「西欧その他」から3人、「アフリカ」から2人、「中南米」から1人選出されたが、東欧からの選出者がいないことから「東欧加盟国の意気込みは尋常でない」(安保理筋)という。

 ただ、1970年代以降の慣例からすれば、次は西欧の番。このため、「東欧出身者が10年間務めた後、西欧出身者が引き継いだら計20年だ。西欧はすでに3人もやっており不公平だ」との声も上がる。

 一方、「西欧その他」のうち、選出者がいない「その他」の国々に位置づけられるオーストラリアのケビン・ラッド前首相を推す声も出ている。

 このほか、これまで女性が選ばれていないのは時代に逆行するとして、加盟国横断の「女性事務総長を作る会」が各国への働き掛けを強めており、ボコバ氏やプシッチ氏には追い風だ。

 また、国連開発計画(UNDP)の女性総裁、ヘレン・クラーク氏(ニュージーランド前首相)を推す声も出てきた。クラーク氏は最近、「途上国は国連を(世界に)開かれたフォーラムと見なすが、安保理は第二次大戦直後のままだ」などと強調。これを出馬表明とみなす向きもある。

 「激戦状態にある米大統領選の共和党候補者選びさながら」(国連記者)に候補者の名前が挙がる中、選出方法を根本から見直すべきとの声も高まっている。

 国連憲章97条は、「事務総長は安保理の勧告にもとづいて総会が任命する」と規定し、これまで米英仏露中の5大国から候補1人が勧告され、総会での拍手で決まるのが慣例だった。

 しかし、「総会活性化のための委員会」では、(1)安保理は1人ではなく複数を勧告(2)拍手でなく投票で決定(3)勧告前、総会に候補者面接の機会の付与-などを求める声が出ている。

 背景には「世界貿易機関(WTO)や経済協力開発機構(OECD)などでは透明性を高める手続きが進んでいる。一部の国が“密室”で決めるのは国連ぐらい」(東アジアの大使)といった強い不満がある。

 5大国はこれに対し、「総会は勧告を形式的に承認するのがこの70年間のやり方だ。変える必要はない」と反論する。

 同委員会は来月12日までに「総会活性化のための決議案」を作成する。慣例では、全会一致で採択されることになっており、実効性ある内容が盛り込まれるか不透明だ。ただ、決議案が骨抜きにされた場合、途上国側は採決に持ち込んで抵抗する可能性もあり、5大国側は一定の譲歩を余儀なくされそうだ。

497チバQ:2015/08/29(土) 23:23:45
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150829-00000049-jij-m_est
アフリカ2大国、景気失速=資源安で苦境に
時事通信 8月29日(土)15時38分配信

 【ロンドン時事】アフリカ大陸で1、2位の経済規模を誇るナイジェリアと南アフリカの景気失速が鮮明になってきた。
 ナイジェリアは輸出の9割が原油、南アも6割を鉱物資源が占める。世界で資源を「爆買い」していた中国経済の変調で資源価格安が続く見通しの上、国内の改革も遅々として進まず、苦境は長引きそうだ。
 4〜6月期のナイジェリアの実質GDP(国内総生産)は前年同期比2.35%増と、原油安の影響をもろに受け、「四半期ベースでは過去10年で最低」(有力格付け会社フィッチ・レーティングス)の水準を記録した。製造業部門が2期連続で縮小するなど、近年の高成長を演出してきた非石油部門にも陰りが見える。
 ナイジェリアで初の民主的な政権交代を実現したブハリ大統領だが、5月の就任以来、いまだ閣僚を指名していない。アフリカ最大の人口を抱え、宗教や部族、地域の対立が複雑に絡み合う国家だけに、慎重に人選を進めているもようだが、「組閣が行われるまで不透明感が重しとなる」(フィッチ)と、市場はやきもきしている。
 南アの4〜6月期GDPは年率換算で前期比1.3%減と、5期ぶりのマイナス成長に陥った。鉱業だけでなく、製造業や卸売り・小売りなど、幅広い部門が縮小した。

498チバQ:2015/08/29(土) 23:28:45
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20150829/dms1508291514006-n1.htm
潘国連総長「抗日パレード」参加、身内からも疑問の声 中国の軍拡を正当化
2015.08.29
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中立性を欠く行動が目立つ潘基文国連事務総長 (AP)【拡大】

 国連は27日、潘基文(パン・ギムン)事務総長が中国・北京で9月3日に開催される抗日戦争勝利記念行事に出席すると発表した。日本政府は「国連は中立の立場で臨んでほしい」とする懸念をニューヨークの国連代表部を通じて伝えたが、軍事パレードにまで出席する予定の潘氏の行動は中国の軍事力強大化に正当性を与えかねない懸念があり、国連関係者の間にも疑問の声が出ている。

 外務省幹部は28日、「いたずらに過去のことに焦点を当てる行事に、国連事務総長がのこのこと出掛けていくのはいかがなものか」と指摘。かつて天安門事件が起きた場所で軍事パレードが行われることを念頭に「国連が掲げる自由や人権などの精神を体現して(事務総長が)出席するのか」と懸念を示した。

 記念行事にはロシアのプーチン大統領や韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領ら30カ国の元首や首脳級が出席を予定しているが、オバマ米大統領や安倍晋三首相は出席しない。欧州メディアによれば、出席する欧州連合(EU)の首脳・元首は、チェコのゼマン大統領のみだという。

 日本は潘氏の行動に「懸念」を示したが、国連関係者は「日本は、(ロシアの対ドイツ戦勝70周年式典を批判した)ウクライナと同じぐらい声高になれるのか? 中国に一体、誰が立ち向かうのか」と述べ、公然と批判を強めるべきだと訴える。

 潘氏は2010年、北京で中国の胡錦濤国家主席(当時)と会談した際、獄中でノーベル平和賞を受賞した民主活動家、劉暁波氏の解放に言及しなかった。事務総長再選を目指していたためで“弱腰”と批判された。

 香港で昨秋、民主的な行政長官選挙を求めて約2カ月半続いた大規模デモと当局の対応について潘氏は「内政問題」とだけ片付けた。国連外交筋は「拒否権という強大な権限を持つ常任理事国の中国に対する気の使いようは異常なほど」と指摘している。

 米誌ニューズウィークに「歴史的にレベルの低い国連事務総長のなかでも際立って無能」と書かれたこともある潘氏。次期韓国大統領の最有力ともいわれるが先が思いやられる。

499チバQ:2015/08/30(日) 14:22:05
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150830-00000006-jij_afp-int
交通事故で王の花嫁候補38人が死亡、スワジランド
AFP=時事 8月30日(日)9時34分配信

交通事故で王の花嫁候補38人が死亡、スワジランド
スワジランド・ルーベ郊外で、伝統の儀式リード・ダンスを2日後に控え、首都ムババーネ近郊の王宮に向かう数万人の少女たち(2015年8月28日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】アフリカ南東部のスワジランドで28日、交通事故により、国王ムスワティ3世(King Mswati III)が新しい花嫁を選ぶ伝統的な儀式「リード・ダンス(Reed Dance)」に向かう途中だった少女38人が死亡、20人が重傷を負った。



 同国の民主化運動の活動家らによると、事故があったのは28日夜で、現場は、2つの主要都市である首都ムババネ(Mbabane)とマンジーニ(Manzini)を結ぶ道路。儀式に向かう少女らを乗せたトラックが乗用車に衝突したという。

 王制のスワジランドで民主化運動を行う団体「スワジランド・ソリダリティ・ネットワーク(Swaziland Solidarity Network)」の広報担当者はAFPに対し、「荷台に少女たちを乗せたトラックが、路上で停車していた乗用車に衝突した」、「計38人の少女たちの死亡が確認され、他に20人以上が重傷を負った」と述べた。

「リード・ダンス」は31日に行われる予定で、数万人の少女たちが集まり、一夫多妻の王の前で踊りを披露する。王はその中から新しい妻を1人選ぶという。ムスワティ3世は2013年にこの儀式で14人目の妻を選んだ。アフリカ最後の絶対君主とされるムスワティ3世は、1982年の父親の死去以降、同国を治めている。

 同国警察は事故について、「死者がでた」ことを認めたが、正式な死者・負傷者数についてはコメントを避けた。29日朝の地元メディアもさまざまな数字を伝えており、政府の新聞「オブザーバー(The Observer)」は数百人が負傷したと報じたが、「スワジ・ニュース(Swazi News)」は7人が死亡し、そのうち6人が少女だったと伝えた。

 地元の報道関係者がAFPに語ったところによると、同国の公共テレビでは事故の報道がされておらず、報道関係者は事故現場の写真撮影を禁止されているという。【翻訳編集】 AFPBB News

500チバQ:2015/08/30(日) 14:24:20
2011年の記事だけど
http://www.afpbb.com/articles/-/2823179?utm_source=yahoo&utm_medium=news&utm_campaign=txt_link_Sun_p1
HIV感染率世界一のスワジランドで「処女ダンス」、問題視される舞台裏
2011年08月31日 17:06 発信地:エズルウィニ/スワジランド
【8月31日 AFP】スワジランドの首都ムババーネ(Mbabane)近郊の王宮で29日、今年も「リードダンス(Reed Dance)」と呼ばれる儀式が行われ、約6万人の少女たちが参加した。自分が処女であることをアピールする毎年恒例のこの伝統行事は、舞台裏での良からぬ行為が問題視されるようになっている。

 国中から集まった少女たち(最年少は10歳)は、上半身はだかのまま、周囲の丘から刈り取ったアシを王宮に捧げ、国王ムスワティ3世(King Mswati III)の前でダンスを披露した。

 既に13人の妻を持つムスワティ3世がこうした少女の中から新たな伴侶を選ぶことは、もはや慣例となっている。

 少女たちは、出身地から同行した男性の「お目付役」により守られ、少女たちが儀式の期間中に寝起きするベースキャンプには警官が配備されるとも言われている。だが、親の監視を離れて自由時間もたっぷりある10代の少女数万人が集まるとなると、セックスのことしか頭にない男たちも吸い寄せられるように集まってくることになる。

 キャンプの入り口付近をうろついていた大勢の男たちの1人は、「なにしろたくさんいるんだ。選び放題さ。フェンスの隙間から声をかければいいだけの話さ」とAFP記者に語った。

 キャンプは歌声と笑い声で満ちあふれ、陽気なムードが漂っている。だが、少し離れた場所となると話は別だ。

 少女たちは太陽が昇るころに、付近の川で丸裸になって体を洗う。男たちはこの光景を欲望のまなざしでのぞき見する。この川に沸く温泉、別名「カドルパドル(抱擁の水たまり)」は、セックスの隠語となっている。

「わたしたち、今夜はカドルパドルに行って、明日はクラブに行くの」と、ある18歳の少女は自慢げに話した。

■コンドームの配布は禁止

 平均寿命がわずか49歳のスワジランドは、HIVの感染率が世界一高い国だ。

 国連児童基金(ユニセフ、UNICEF)が2007年に行った調査では、13〜24歳の女性の3人に1人が、性暴力を受けたことがあると回答した。これは驚異的な数字だ。性暴力の被害に遭うと、HIV感染率は4倍になり、自殺の確率も2倍に増えると予想されている。

 HIV感染予防のための活動を行う各NGOにとって、リードダンスは狙われやすい少女たちに教育を施す絶好の機会だ。だが、コンドームの配布は処女性をアピールする儀式の性格上、違法行為とされている。そのため少女たちに自制を求め、一度に複数の男性と寝ることの危険性を周知していくしか方法はないという。

 王室メンバーでもある、NGO「Population Services International」職員のTsabile Dlaminiさん(18)は、少女たちに、「私はバージン。それを誇りに思っている。祖国の文化も愛している」と話していた。彼女自身、リードダンスに数回参加した経験を持つ。着ているTシャツには、「わたしは処女。わたしの花はわたしが守る」の文字が。田舎で育った少女たちにとってはタブーとなっている体やセックスについて、仲間同士で意見を交換するよう勧めていた。(c)AFP

501チバQ:2015/08/30(日) 14:36:26
http://www.sankei.com/world/news/150829/wor1508290031-n1.html
2015.8.29 20:50
【中国・抗日戦勝記念】
潘国連総長抗日行事出席は「中立性侵さない」 大戦中の「中国の貢献と犠牲」強調 言動に日本以外の他国も懸念

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 【北京=川越一、ニューヨーク=黒沢潤】北京の抗日戦争勝利記念行事に潘基文(パン・ギムン)事務総長が出席すると国連が発表し、日本政府が国連に懸念を伝えた問題で、潘氏は「国際社会にとって過去から学び、前進することは非常に重要だ」と述べ、出席しても国連の中立性を侵すものではないという認識を示した。中国国営新華社通信(英語版)が29日報じた。

 国連本部で記者団に語ったもので、潘氏は「第二次大戦中の中国の貢献と犠牲は、とてもよく認識されている。中国のすべてのこうした苦しみは理解されており、世界中の同情を受けている」とも述べた。

 香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポスト(電子版)によると、事務総長の報道官室はコメントを出し、潘氏はポーランドやウクライナ、ロシアでの第二次大戦関連行事にも出席したと指摘した。

 一方、複数の国連関係者によると、潘氏の参加表明に日本を含めて数カ国が懸念を示していることが分かった。潘氏は9月2〜6日の日程で訪中する予定で、欧米諸国の首脳が軒並み参加を見合わせる中、出席を強行するとみられる。

 事務総長側は訪中時のメッセージに注目してほしいとの立場だが、潘氏は昨年2月、欧米の主要国がロシアの人権状況などを問題視し、不参加を決めたソチ五輪開会式に出席した際、人権問題などで「明確なメッセージを打ち出せなかった」との批判もあり、今回も的確なメッセージが発せられる保証はない。

502チバQ:2015/08/30(日) 18:13:47
http://www.cnn.co.jp/world/35069617.html
グアテマラで大統領辞任求めるデモ、議会も追及
2015.08.29 Sat posted at 13:51 JST

グアテマラ市(CNN) 中米グアテマラの首都グアテマラ市で28日までに、汚職疑惑に揺れるペレスモリナ大統領の辞任を求める数千人規模の大規模なデモが行われた。捜査当局はバルデッティ前副大統領の身柄を拘束し、議会も委員会を立ち上げ大統領を追及する構えだ。
デモ参加者は同市の憲法広場を埋め尽くし、隣接する街路まで人があふれた。抗議活動は今年に入って頻発していたが、今回のデモは最大規模。商工会議所が企業に休業を呼びかけたほか、大学は授業を休講にし、会社員や学生がデモに参加できるようにした。
ペレスモリナ大統領を巡っては、税関絡みの組織的な不正を主導したとする疑惑が浮上。同市の住民は、政府関係者が公金を横領したとして追及を強めている。
デモ隊が憲法広場に集結するなか、議会は同大統領を捜査するための委員会を選定し、弾劾に向けた手続きを始めた。同国の最高裁は25日、捜査を行うに値する十分な証拠があるとの判断を下していた。

大統領は容疑を否認しており、外国の利権の助けを受けた敵対勢力による謀略だと示唆。「私が(汚職に)関わり、税関をめぐる不正でお金を受け取っていたとする容疑を断固として否定し、拒絶する」と述べた。
大統領を巻き込んだスキャンダルが浮上したのは4月。組織的な不正に関与したとして、捜査当局はバルデッティ前副大統領を立件した。前副大統領は5月に辞任、当局によって今月21日に身柄を拘束された。
この件を担当する判事は27日、大統領と同様、税関不正や収賄などの疑いでバルデッティ氏を裁く方針を固めたが、同氏は容疑を否認している。
ペレスモリナ政権では大臣や副大臣ら十数人が既に辞任。さらなる辞任もあり得るが、同大統領は政権の座を維持する姿勢を示している。

503チバQ:2015/08/30(日) 23:14:53
http://www.sankei.com/world/news/150828/wor1508280045-n1.html
2015.8.28 20:32

汚職まみれ? 国税庁長官ら30人逮捕 グアテマラで大統領辞任求め大規模デモ






27日、グアテマラ市でペレスモリナ大統領の辞任を求め集まった学生ら(AP)
 中米グアテマラで27日、汚職事件への関与が指摘されているペレスモリナ大統領の辞任を求め大規模なデモが行われた。地元メディアが報じた。汚職事件では前副大統領が逮捕され、閣僚が多数辞任する事態になるなど政治的混乱が深まっている。

 汚職事件は、バルデッティ前副大統領の私設秘書を中心とする組織が通関の際の脱税や密輸を助け、企業などから多額の賄賂を得たとされる。これまでに国税庁長官ら約30人が逮捕され、国民に衝撃を与えた。

 検察庁などは21日、事件の証拠から大統領の関与が認められたと発表。議会は27日、大統領の不逮捕特権剥奪を検討する委員会を立ち上げた。AP通信などによると、閣僚の約半数が辞任。うち前内相と前国防相は国外に出たという。

 9月6日には大統領選が予定されている。大統領は27日、ラジオを通じて「辞任はしない」と述べたほか、選挙の延期も違法だとして否定した。(共同)

http://www.jiji.com/jc/zc?k=201508/2015082600498&g=int
初の不逮捕特権剥奪か=グアテマラ大統領-汚職追及、政界頂点に迫る



グアテマラのペレスモリナ大統領=5月8日、グアテマラ市(AFP=時事)
 【アスンシオン時事】中米グアテマラで、ペレスモリナ大統領が不逮捕特権を失う可能性が出てきた。最高裁判所は25日、全土を揺るがしている税関汚職事件をめぐり、大統領の不逮捕特権剥奪を議会が再審議することに同意した。検察の求めに応じたもので、議員の3分の2が賛成すれば、現職初の不逮捕特権剥奪が成立する。
 グアテマラでは汚職疑惑の拡大を受け、泥船から逃れるように先週末以降、財務相ら5人の閣僚が相次いで辞任した。ペレスモリナ氏は「私はいかなる不正な金も受け取っていない」と疑惑への関与を否定し、野党の辞任要求に必死の抵抗を続けている。(2015/08/26-14:29)

504チバQ:2015/08/30(日) 23:15:55
http://www.asahi.com/articles/ASH8Q4PT2H8QUHBI01K.html
グアテマラ大統領を収賄容疑で刑事告発 汚職を主導か
サンパウロ=田村剛2015年8月22日23時13分

 中米グアテマラの検察当局と国連の無処罰問題対策国際委員会(CICIG)は21日、同国のオット・ペレス大統領が大規模な汚職に関与していたとして、収賄などの疑いで刑事告発した。最高裁に証拠を提出し、刑事裁判を始めるよう要請。ロイター通信などが伝えた。

 CICIGは、グアテマラ検察の汚職捜査を支援するため、2008年に国連と同国が設置した組織。CICIGのイバン・ベラスケス氏は記者会見で「嘆かわしいことに、全ての不正に大統領らが関わっていた」と述べた。

 調べによると、同国では税関で税金支払いを見逃す代わりに賄賂を受け取る大規模な汚職があり、ペレス氏はその主導的役割を果たしたとされる。捜査は昨年5月に始まり、約9万件に及ぶ電話の盗聴の結果、関与が判明したという。

505チバQ:2015/09/01(火) 20:17:30
左上が斬新でよいかな
http://www.sankei.com/world/news/150901/wor1509010020-n1.html
2015.9.1 16:14

NZ、新国旗4案を公表 現行から大きく変更 来年3月、是非判断






ニュージーランド政府が公表した新国旗の候補4案(同政府提供・共同)
 国旗のデザイン変更を検討しているニュージーランド政府が設置した委員会は1日、新しいデザインの候補となる四つの案を公表した。11〜12月に国民投票で4案から一つを選び、来年3月に現行の国旗との間であらためて国民投票を実施、国旗変更の是非を決める。

 4案のうち三つは、国の象徴として親しまれるシダを使用。シダは先住民マオリが暗い森で道しるべに使ったとされ、ラグビーのニュージーランド代表「オールブラックス」のマークにもなっている。残る一つもマオリに由来するデザイン。

 委員会は約1万の応募作から40作を選び、さらに四つに絞り込んだ。

 現行の国旗は、南十字星を表す四つの星と英国旗ユニオンジャックを組み合わせたデザイン。同じ英連邦のオーストラリアの国旗と酷似しているとして以前から変更の是非が話題になっているが、現行の国旗に愛着を感じる国民も多い。(共同)

506チバQ:2015/09/04(金) 00:18:04
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150903-00000086-jij-int
ペレスモリナ大統領に逮捕状=税関汚職で辞任表明―グアテマラ
時事通信 9月3日(木)17時15分配信

 【サンパウロ時事】中米グアテマラの検察は2日、税関を舞台とする汚職事件に関与した疑いが強まったとして、収賄容疑などでペレスモリナ大統領の逮捕状を取得した。
 検察は、国を揺るがす組織的汚職でペレスモリナ氏が中心的役割を果たしたとみて、追及を本格化させる。
 地元紙プレンサリブレによると、ペレスモリナ氏は2日付で辞任を表明。3日、裁判所に出廷し自身の潔白を訴える見通しだ。検察はその後、逮捕するかどうか判断するとみられる。
 議会は1日、国連の支援を受けて捜査を進める検察の要請を受け、ペレスモリナ氏の不逮捕特権剥奪を決めた。大統領報道官は、辞任理由について、政治の混乱を防ぐとともに「自身の問題解決に専念するため」と説明している。

507チバQ:2015/09/07(月) 22:52:36
>>506
もう選挙したの!?
http://www.sankei.com/world/news/150907/wor1509070022-n1.html
2015.9.7 16:44

グアテマラ大統領選、コメディアンの党首リード






6日、Vサインを示すジミー・モラレス氏(ロイター)
 中米グアテマラで6日、大統領選が投開票され、選管当局の開票率18・12%の中間集計によると、中道右派の野党、国民集中戦線(FCN)の党首でコメディアンのジミー・モラレス氏(46)が得票率25・56%で首位となった。

 大統領選には14人が立候補しており、第1回投票で当選するのに必要な過半数は獲得できず、10月に上位2人による決選投票が行われるとの見方が強い。

 同国では通関をめぐる大規模な汚職事件に関わっていたとしてペレスモリナ前大統領が3日に拘束され、辞職したばかり。

 中道右派の野党、自由民主刷新党(LIDER)のマヌエル・バルディソン氏(45)と中道左派の国民希望党党首でコロン元大統領の元妻サンドラ・トレス氏(59)が追う展開。得票率はバルディソン氏が21・2%、トレス氏が19・17%。(共同)

509チバQ:2015/09/10(木) 21:37:55
http://www.sankei.com/world/news/150910/wor1509100030-n1.html
2015.9.10 11:41

5年ぶり政権交代 トリニダード・トバゴ





 カリブ海のトリニダード・トバゴで任期満了に伴う下院選が行われ、41議席中23議席を獲得した人民国家運動(PNM)の党首キース・ローリー氏(65)が9日、首相に就任、5年ぶりの政権交代となった。

 7日実施の下院選では、同国初の女性首相だった前職パサードビセッサー氏が率いた統一民族会議(UNC)などでつくる政党連合は18議席にとどまった。また、国際サッカー連盟(FIFA)の汚職事件で起訴されたジャック・ワーナー元副会長が党首の独立自由党(ILP)は議席を獲得できなかった。(共同)

510チバQ:2015/09/10(木) 21:47:23
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20150910/frn1509101900007-n1.htm
潘国連総長に批判続々 抗日行事出席は「母国向けパフォーマンス」身内からも指摘 (1/2ページ)
2015.09.10


国連の潘基文事務総長に批判続々(AP)【拡大】

 国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長に対し、米国や日本、国連周辺から批判が噴出している。国連の中立性を無視して、中国の軍事パレードを含む「抗日戦争勝利70年記念行事」に出席したためだ。2017年の韓国大統領選を見据えた政治パフォーマンスとの指摘もある。自民党外交部会なども9日、抗議文書を発表した。

 「国連は第2次世界大戦後、戦争の勝者のみならず世界の国々を代表する機関として創設された。国連が戦争の一方の側の記念行事に関与すべきではない」

 国連研究で知られる米コロンビア大のアンドリュー・ネイサン教授(政治学)は、潘氏の行事出席をこう批判した。

 さらに、一党独裁国家・中国が最新兵器を披露した軍事パレードへの出席についても、「パレードは高度に政治化され、勝利主義、愛国主義、軍事強大主義を体現したものだ。事務総長としてたしなめるべきであり、鼓舞すべきものではない」と強調した。

 米ニューヨーク大のジェローム・コーエン教授(法学)も「潘氏は(北京滞在中に)中国の大気汚染や(南シナ海での)紛争、サイバー攻撃、人権弾圧といった諸問題に関して、公的に声明を発表すべきではなかったか」と、事務総長としての資質に疑問を呈した。

 日本側は潘氏の抗日記念行事出席について「懸念」の意を表明していたが、潘氏は出席を強行した。
 自民党の外交部会などは9日、潘氏について「(事務総長に求められる)中立性を著しく欠くもので、遺憾だ」「中国の軍拡路線を肯定したと受け止められ、事務総長としての適格性に重大な疑問を抱く」といった抗議文書を発表した。

 国連職員からは、潘氏が、国際刑事裁判所(ICC)から「人道に対する犯罪及び戦争犯罪」の容疑で逮捕状が出ているスーダンのバシル大統領らとともに、軍事パレードを参観したことを疑問視する声も出ている。

 また、ある国連高官は「韓国の大統領職に意欲を示しているとされる潘氏をめぐっては実際、(中国滞在中に)韓国内で好意的に報道されていた」と述べ、潘氏が次期韓国大統領選を見据えて、抗日記念行事への参加を、母国での“政治的野心”に結び付けた可能性を指摘した。

511チバQ:2015/09/11(金) 20:39:28
http://www.sankei.com/world/news/150911/wor1509110040-n1.html
2015.9.11 17:39

政治弾圧の“象徴”的リーダーに禁錮13年 ベネズエラ、対立激化は必至





 ベネズエラの裁判所は10日、反米左翼マドゥロ政権に対する暴力的な反政府デモを扇動したとして昨年2月から拘束されている反政府指導者レオポルド・ロペス氏に禁錮約13年9月を言い渡した。ロイター通信などが伝えた。

 ロペス氏は野党側にとって、政権による政治的弾圧の犠牲者として象徴的な存在。12月に議会選を控え、与野党対立が激化するのは必至だ。政権が関係改善を探る米国も反発するとみられる。

 判決前、首都カラカスの裁判所付近ではロペス氏の支持者と政権支持者が衝突、ロペス氏の妻がペットボトルを投げつけられるなどした。

 ベネズエラでは昨年2月以降、生活必需品の不足や高インフレへの不満からマドゥロ政権に対する抗議行動が全国に広がり、約4カ月間で43人が死亡した。(共同)

512チバQ:2015/09/13(日) 10:37:26
http://www.sankei.com/world/news/150912/wor1509120006-n1.html
2015.9.12 00:29

次期国連総長選出で「透明性」確保、総会決議採択 安保理“密室”選出打破を

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 【ニューヨーク=黒沢潤】次期国連事務総長の選出を来年に控え、国連総会(193カ国)は11日、総会が各候補者にヒアリングを行うなど、選出手続きに一定の透明性を持たせることを盛り込んだ決議案を採択した。

 総会はこれまで、安全保障理事会が選出した意中の人物を事務総長に任命するだけで、批判が出ていた。

 決議は加盟国に独自候補を推薦することも要請。歴代の事務総長8人が男性だったことを踏まえ、女性候補を積極的に擁立することも促している。

513チバQ:2015/09/13(日) 10:40:34
http://www.sankei.com/world/news/150912/wor1509120029-n1.html
2015.9.12 19:22

次期国連総長選出で「透明性」確保、安保理裁定の密室性に批判 女性候補も擁立へ

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 【ニューヨーク=黒沢潤】次期国連事務総長の選出を来年に控え、国連総会(193カ国)は11日、総会が各候補者にヒアリングを行うなど、選出手続きに一定の透明性を持たせることを盛り込んだ決議案を採択した。総会はこれまで、15カ国で構成される安全保障理事会が選出した意中の人物を事務総長に任命するのみで、その密室性に批判が出ていた。

 決議は、加盟国に独自候補を推薦することを要請。候補者のリストや主な経歴を全加盟国に配った後、公開のヒアリングを実施。「人物の品定め」(安保理外交筋)を通じて適任者を絞った後、安保理が1人を総会に勧告し、総会が正式に任命する運びとなる。

 決議は現在の潘基文(パン・ギムン)氏を含む歴代の事務総長8人が男性だったことを踏まえ、女性候補を積極的に擁立することも促した。これまでに、東欧出身の2人の女性が出馬表明している。

 戦後70年にあたり、米英仏露中の5常任理事国から「強大な権限」(国連外交筋)を奪いたい他の加盟国と、特権を守りたい常任理事国側との数カ月にわたる作業部会での交渉の末、ようやく折り合った格好だ。

 当初、安保理が複数の候補者を勧告し、総会が投票で選出するという案も検討。任期5年という現行制度では、再選を意識して1期目に十分に指導力を発揮できないとの批判もあり、任期を1期7年に限定するとの案も出た。しかしいずれも常任理事国の抵抗に遭い、実現は見送られた。

514チバQ:2015/09/14(月) 20:50:56
>>264-265
http://www.sankei.com/world/news/150914/wor1509140023-n1.html
2015.9.14 19:29

「指導力なし」豪与党閣僚が党首選突き付け 受けて立つアボット首相、即日党首選を表明

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14日、オーストラリアの首都キャンベラで会見するターンブル通信相(AAP通信提供・共同)
 【シンガポール=吉村英輝】オーストラリアのターンブル通信相は14日、首都キャンベラで記者会見し、自らが所属する自由党の党首であるアボット首相に党首選を行うよう要求し、通信相を辞任すると伝えたことを明らかにした。地元メディアによると、ターンブル氏は党首選で勝てば、アボット氏に代わり首相に就任する構えだ。

 これを受け、アボット氏は「混乱をとめねばならない」として、党首選を14日夜に実施する方針を示した。同様にアボット氏への不信任を示唆したビショップ外相が務める副党首ポストについても選挙を行うと表明した。

 ターンブル氏は、「国が必要とする経済政策を進める指導力がなかった」とアボット氏を批判した。

 ターンブル氏は2008年9月から自由党党首を務めたが、09年12月の党首選でアボット氏に小差で敗れた。

 支持率が低迷するアボット首相に党首交代を求める動きは、今年2月に続き2度目。このときは党首選に至らずアボット氏が続投を決めたが、この際に約束した半年間での党勢立て直しが進んでいないとし、党内からも批判が出ていた。

515旧ホントは社民支持@鹿児島市:2015/09/14(月) 21:20:10
豪アボット首相が退任へ
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150914/k10010234451000.html
オーストラリアのアボット首相は14日夜、行われた与党・自由党の党首選挙に敗れ、おととし9月から務めてきた首相を退任することになりました。
自由党の党首選挙は、党内でアボット首相のライバルのターンブル通信相が閣僚を辞任し、実施を求めたことから急きょ行われました。党所属の議員による投票の結果、アボット首相は44票、ターンブル氏が54票で、ターンブル氏が新しい党首に選ばれました。
アボット首相はおととし9月の議会選挙で政権交代を果たして首相につきましたが2年間で退任することとなります。

516チバQ:2015/09/14(月) 22:23:21
http://mainichi.jp/select/news/20150915k0000m030095000c.html
豪州:首相交代、後任にターンブル通信相
毎日新聞 2015年09月14日 22時09分

 【ジャカルタ平野光芳】オーストラリアの与党自由党は14日、党国会議員総会を開き、党首のアボット首相(57)を解任し、後任にマルコム・ターンブル通信相(60)を選出した。ターンブル氏が豪首相に就任する。

 アボット氏は2013年9月の総選挙に野党党首として勝利して政権の座に就いたが、その後に政策が迷走し、支持率が低下。来年に予定されている総選挙をにらみ、与党からも党首・首相の交代を求める声が上がっていた。議員総会ではターンブル氏支持54票に対し、アボット氏44票だった。

 ターンブル氏は14日の記者会見で「この国には経済ビジョンと政策実行が必要だ」と意欲を表明した。

 アボット氏は安倍晋三首相と会談を重ね、個人的な関係を築いてきたとされる。両首脳の下では、豪州が進める次世代の潜水艦導入計画に対し、日本が建造や技術面での協力を行う協議が進行中。アボット氏は当初、今月の来日を検討していたが、首相交代により先延ばしは確実となった。

517チバQ:2015/09/14(月) 22:23:44
http://www.sankei.com/world/news/150914/wor1509140035-n1.html
2015.9.14 21:30

豪新首相にターンブル氏 党首選を買って出たアボット氏敗れる、内閣刷新へ

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マルコム・ターンブル氏(ロイター)
 【シンガポール=吉村英輝】オーストラリアの与党自由党は14日、首都キャンベラで党首選を行い、党首のアボット首相が、通信相を辞職し党首選を行うよう要求したターンブル氏に敗れた。地元メディアによると、投票結果は54対44。ターンブル氏はアボット氏に代わり首相に就任する。

 ターンブル氏は14日、「国が必要とする経済政策を進める指導力がなかった」とアボット氏を批判して党首選を行うよう要求し、通信相を辞任。これを受け、アボット氏は「混乱をとめねばならない」として、党首選を14日夜に実施した。

 アボット氏に対する不信任を示唆したビショップ外相が務める副党首ポストについても選挙が行われたが、圧倒的な支持を得て副党首にとどまることが決まった。

 アボット氏を支持した党幹部も多く、ターンブル氏は大幅な人事刷新で新内閣を発足させる見通し。

 ターンブル氏は2008年9月から自由党党首を務めた。09年12月の党首選でアボット氏に小差で敗れたが、国民の間では人気が高い。

 支持率が低迷するアボット首相に党首交代を求める動きは、今年2月に続き2度目。このときは党首選に至らずアボット氏が続投を決めたが、この際に約束した半年間での党勢立て直しが進んでいないとし、党内からも批判が出ていた。

518名無しさん:2015/09/15(火) 20:20:33
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2015091500282
日豪の連携変わらず=菅長官

 菅義偉官房長官は15日午前の閣議後の記者会見で、オーストラリアのアボット首相の退陣について「豪州は安全保障や経済上、わが国にとって極めて重要なパートナーだ。引き続き日豪関係の一層の緊密連携に取り組んでいく考えに全く変わりはない」と述べた。
 日本が参画を目指す豪州の次期潜水艦開発計画に関しては、「豪州政府の中で競争評価プロセスに従って手続きが進んでいるので、現時点でコメントすべきではない」と語った。(2015/09/15-11:04)

519チバQ:2015/09/15(火) 21:21:31
http://www.sankei.com/world/news/150914/wor1509140037-n1.html
2015.9.14 22:56
【豪首相交代】
安倍氏と気脈通じた「親日」アボット氏敗北に衝撃






14日、オーストラリア自由党の党首選に敗れたアボット首相(中央)=キャンベラ(AP)
 親日派として知られたオーストラリアのアボット首相が与党党首選で敗れた。安倍晋三首相と気脈を通じ、日豪経済連携協定(EPA)の締結や毎年の首相相互訪問で合意するなど、首相就任後の2年で日豪関係は飛躍的に深化してきただけに、敗北は日本にとって衝撃だ。

 ただ、両国は戦後、強固な経済関係を築いており、首相交代で関係が揺らぐことはない。安全保障面では、新首相に就任するターンブル氏も、双方の同盟国である米国を基軸に引き続き日米豪の安全保障協力の深化を推進していくとみられる。

 ターンブル氏は与党自由党内ではリベラルな立場で、野党支持層も含め、国民人気が高い。企業経営の経験もあり、アボット政権下でも財務相に充てるべきだとの待望論があった。(共同)

520チバQ:2015/09/15(火) 21:22:04
http://www.sankei.com/world/news/150915/wor1509150006-n1.html
2015.9.15 00:22
【豪首相交代】
安倍首相の「最高の友」降板 中国を「抗日戦の同盟者」としたターンブル氏就任で日豪蜜月どう変わる? 

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(1/4ページ)

14日、オーストラリア自由党の党首選に敗れたアボット首相(中央)=キャンベラ(AP=共同)
 【シンガポール=吉村英輝】オーストラリアの自由党の党首選でターンブル氏が勝利を収め、新首相に就任することが決まった。安倍晋三首相を「最高の友人」と呼んで日豪の蜜月関係を築き、共通の同盟国である米国とともに安全保障関係の強化も進めて中国を牽制(けんせい)したアボット氏の退陣で、日本の対豪戦略は見直しを迫られそうだ。

 アボット氏は2013年9月の総選挙で自由党と国民党の保守連合を率い、約6年ぶりに政権交代を実現した。前労働党政権でも内紛による首相交代があったが、自由党内ではターンブル氏に次ぐ党首候補は見当たらず、豪州のある研究者は「当面は新政権が続く」との見方を示す。

 アボット政権で外交を担ってきたビショップ氏は、アボット氏に反旗を翻したが副党首に再選され、ターンブル氏の片腕として外相にとどまるとみられる。一方、アボット氏を支持して副党首選に出馬し、敗れたアンドリュース国防相は更迭が見込まれ、安保政策での軌道修正も予想される。

 アボット氏は、中国と自由貿易協定(FTA)を結ぶなど経済面では親密ぶりを見せつつ、南シナ海問題では日米と「法の支配」を訴えるなど、安保面で「超保守」の姿勢もみせた。

 一方、ターンブル氏は「リベラル」で知られる。先月にシドニーで行った講演では終戦70年に関し、中国について「豪州と抗日で戦った最も長い同盟者だ」と述べるなど、一部中国メディアは「親中派」とみる。

521チバQ:2015/09/15(火) 21:22:40
 その反面、野党時代は中国による豪州国内の権益買収案件に反対するなど、その素顔は「現実主義の政治家」との評価も根強い。

 ターンブル新政権の安保政策について、東南アジア研究所(シンガポール)のマルコム・クック上級研究員は、豪州による南シナ海への監視活動参加などには「より慎重になるだろう」と指摘。安倍政権が「準同盟国」と位置づけて豪州への売り込みを図る潜水艦の採用も、「方向性は踏襲されても、判断は後ろ倒しになる可能性がある」という。

522チバQ:2015/09/16(水) 23:31:40
http://www.sankei.com/world/news/150916/wor1509160034-n1.html
2015.9.16 10:36

グアテマラ、大統領選決選投票はコメディアンと元大統領夫人の対決 

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6日、グアテマラ市で支持者に勝利のサインを示すジミー・モラレス氏(ロイター)
 【ロサンゼルス=中村将】中米グアテマラで25日に行われる大統領選決選投票に、中道右派、国民集中戦線(FCN)党首で、コメディアンのジミー・モラレス氏(46)と、中道左派の国民希望党(UNE)党首で、コロン元大統領の元妻、サンドラ・トレス氏(59)が進むと、選挙管理当局が15日、発表した。

 今月6日の第1回投票で当選に必要な過半数を獲得した候補者がいなかった。

523とはずがたり:2015/09/17(木) 10:55:18

ブルキナファソでクーデターか 警備隊兵士が大統領拘束
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20150917/Kyodo_BR_MN2015091701000787.html
共同通信 2015年9月17日 09時29分 (2015年9月17日 09時39分 更新)

 【ナイロビ共同】西アフリカ・ブルキナファソからの報道によると、同国で16日、大統領警備隊の兵士らが首都ワガドゥグの大統領府で開かれていた閣議に乱入、カファンド暫定大統領やジダ首相らを拘束した。新たなクーデターの可能性もある。
 ロイター通信などによると、兵士らは大統領府周辺にバリケードを築き封鎖。数百人の市民が押しかけ抗議したが、兵士らが威嚇射撃した。複数のラジオ局が暫定的に休止したもようだ。
 ブルキナファソでは昨年10月に27年間続いた前政権が事実上のクーデターで崩壊した。

524チバQ:2015/09/17(木) 21:58:01
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150917-00000007-jij_afp-int
ブルキナファソ、警備隊が大統領拘束 反対派「クーデター」と非難
AFP=時事 9月17日(木)10時46分配信


ブルキナファソの首都ワガドゥグで、大統領警備隊がカファンド暫定大統領らを拘束した数時間後に、ナシオン広場に集まった人たち(2015年9月16日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】ブルキナファソで16日、暫定大統領と暫定首相が大統領警備隊によって身柄を拘束された。国会議長が明らかにした。これを受け、街頭ではブレーズ・コンパオレ(Blaise Compoare)前大統領を退陣に追い込んだのと同じ団体によるデモが起きている。

【写真3枚】暫定大統領ら拘束後の首都の様子

 国際社会からは、警備隊の行動への非難の声が直ちに上がった。国連(UN)とアフリカ連合(African Union)は2人の即時解放を要求している。

 暫定国会議長がAFPに送付した声明によると、16日の午後2時30分(日本時間同11時30分)、コンパオレ前大統領を支持する大統領警備隊の隊員らが閣議室になだれ込み、ミシェル・カファンド(Michel Kafando)大統領とイザック・ジダ(Isaac Zida)首相、閣僚2人を拘束した。

 AFPの記者によると、大統領宮殿付近では警備隊による大統領らの拘束を糾弾するために数百人のデモ隊が集結したが、兵士らの発砲により解散させられた。撃たれたのが実弾だったのかどうかや、負傷者の有無は不明。

 昨年に起きた反コンパオレ氏デモを率いた団体「Balai Citoyen」は、デモ隊に対し「現在進行中のクーデターに反対の意を示す」ために集結するよう呼び掛け、このメッセージはソーシャルメディア上で広く拡散した。【翻訳編集】 AFPBB News

525チバQ:2015/09/17(木) 23:16:31
http://www.sankei.com/world/news/150917/wor1509170061-n1.html
2015.9.17 21:19

ブルキナで「クーデター」 大統領拘束の警備隊声明「移行政権を解体」




 西アフリカ・ブルキナファソからの報道によると、カファンド暫定大統領らを拘束した大統領警備隊の幹部が17日、テレビを通じて、カファンド氏の権限を剥奪して「道を外れた移行政権」を解体するとの声明を発表し、軍事クーデターを起こしたと明らかにした。

 警備隊幹部は10月に実施予定の大統領選挙で、コンパオレ前大統領派の立候補を認めない規定を批判。独自に「包括的で平和な選挙」を実施すると述べた。

 警備隊は16日に首都ワガドゥグの大統領府で、閣議に乱入してカファンド氏やジダ首相を拘束した。国連の潘基文事務総長は報道官を通じて「憤慨している」と表明し、カファンド氏らの即時解放を求めた。

 ブルキナファソでは昨年10月、反政府デモをきっかけに27年間続いたコンパオレ政権が崩壊した。(共同)

526チバQ:2015/09/17(木) 23:18:35
http://www.sankei.com/world/news/150917/wor1509170049-n1.html
2015.9.17 19:39
【豪首相交代】
次期潜水艦選定で日本不利? ターンブル氏は地元雇用を優先

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オーストラリアのターンブル新首相=15日、首都キャンベラの連邦議会(AP)
 オーストラリアの首相交代を受け、日独仏が参加する次期潜水艦の共同開発相手の選定で、日本が不利との観測が浮上している。日米豪の安全保障協力など戦略的要素を重視したアボット前首相に比べ、ターンブル新首相は南部の雇用拡大など経済効果を優先させるとみられているためだ。

 選定手続きには日本政府とドイツ、フランスの企業が参加。独仏企業は、防衛産業が集中する南部サウスオーストラリア州アデレードでの潜水艦の完全建造をうたうが、日本案は日本で一部を建造する計画と受け止められている。

 ターンブル氏はアデレードを近日中に訪問すると約束、次期総選挙をにらんで配慮を強めるとみられている。アデレードでは地元での建造割合が増えて雇用拡大につながると期待が高まっており、専門家からは「日本案には不利な展開」との声も出始めている。(共同)

527チバQ:2015/09/17(木) 23:18:49
http://www.sankei.com/world/news/150915/wor1509150059-n1.html
2015.9.15 21:50

豪新首相のマルコム・ターンブル氏(60) 政界屈指の大富豪は「庶民」にも愛される苦労人

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15日、首都キャンベラの連邦議会で演説し笑顔をみせるターンブル新豪首相(AP)
 オーストラリアの長者番付(2010年)で200人中、資産1億8600万豪ドル(約160億円)で下院議員として唯一名前が載った「政界屈指の大富豪」だ。1994年に投資したハイテク企業を5年後に買収価格の100倍以上で売却するなど、経営手腕への評価は高く、経済界にも多彩な人脈を持つ。

 都会的で知性ある弁舌に好感を抱く市民も多い。だが、「庶民感覚」が愛される土地柄で幅広い人気を集める理由は、苦労人としての生い立ちにある。

 幼少期に両親が離婚して父親に育てられ、奨学金を得てシドニー大学や英オックスフォード大学に学んだ。記者や弁護士を経て、投資銀行で敏腕バンカーとして成功し、2004年に政界に転出した。

 英女王を元首とする君主制是正を求める「オーストラリア共和国運動」で議長を長年務めるなど、思想はリベラル。08年に党首に就任したが、積極的な環境保護策が党内の反発を招き、09年の党首選でアボット氏に負けた。党内で意見が割れる同性婚を容認する。ただ、政治家としては「プラグマティスト(現実主義者)」の評価が多い。元シドニー市長の妻、ルーシーさんとの間に1男1女。

528チバQ:2015/09/17(木) 23:21:07
http://www.sankei.com/world/news/150916/wor1509160025-n1.html
2015.9.16 08:42

91歳の大統領、新議会の冒頭演説は過去の演説と一緒 ジンバブエ 野党「健康な精神状態か?」と批判

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ムガベ大統領(ロイター)
 アフリカ南部ジンバブエのムガベ大統領(91)が15日、新議会の冒頭演説で、誤って8月下旬に演説した内容をそのまま繰り返すトラブルがあった。ロイター通信などが伝えた。誰も誤りを指摘せず、中断されることなく、約25分間の演説を読み切ったという。

 大統領報道官は政府系紙ヘラルド(電子版)に「事務方がスピーチ原稿を取り違えた」と語り、大統領自身のミスではないとして火消しに躍起となった。

 一方、野党側は「健康な精神状態であればすぐに間違いに気付いたはずだ」と指摘し、高齢のムガベ氏は大統領職の責務を全うできておらず、引退すべきだと批判した。

 ムガベ氏はジンバブエが1980年に独立して以来、実権を握り、激しい野党弾圧などで欧米諸国から独裁的と批判されている。(共同)

529チバQ:2015/09/19(土) 10:14:49
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2015091900081
暫定大統領ら解放=AUは加盟資格停止発表-ブルキナファソ


 【ワガドゥグ、アディスアベバAFP=時事】西アフリカのブルキナファソで軍事クーデターによる権力掌握を宣言した勢力は18日、拘束していたカファンド暫定大統領と閣僚2人を解放したと明らかにした。ただ、暫定大統領らと共に拘束されたジダ首相は依然、自宅軟禁下に置かれているという。閉鎖していた陸路および空路の国境開放も発表された。
 首都ワガドゥグには同日、危機打開に向け、西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)議長国セネガルのサル大統領と、ベナンのヤイ大統領が到着した。
 一方、アフリカ連合(AU)は18日の平和安全保障理事会後、ブルキナファソの加盟国資格を即時停止すると発表した。同理事会はまた、クーデター参加者の渡航禁止と資産凍結を全加盟国に呼び掛けた。(2015/09/19-07:01)

530チバQ:2015/09/19(土) 10:33:37
http://www.sankei.com/world/news/150919/wor1509190021-n1.html
2015.9.19 10:01

国連事務総長に女性待望論 40カ国の「作る会」後押し…ハードルは高く

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国連事務総長選挙に出馬を表明したユネスコのイリナ・ボコバ事務局長
 潘基文(パン・ギムン)国連事務総長の後任を選ぶ来年の事務総長選に向け、女性候補者擁立の動きが活発化している。今年は国連創設から70年だが、これまで8人の歴代事務総長はすべて男性。初の女性事務総長が誕生するのかが注目される。

 すでに出馬を表明している国連教育科学文化機関(ユネスコ)のイリナ・ボコバ事務局長(ブルガリア出身)は3日、北京で行われた抗日戦争勝利70年記念行事に招かれた機会を生かし、事務総長選で安全保障理事会の常任理事国として大きな権限を持つ中国の政府関係者と接触した。

 国連開発計画(UNDP)の女性総裁、ヘレン・クラーク氏(ニュージーランド前首相)を推す声も出ている。クラーク氏自身は出馬について明言を避けているものの、米紙ニューヨーク・タイムズが側近の話として報じたところによれば、選出を目指して各国を頻繁に訪れているという。

 事務総長選には、クロアチアの女性外相、ベスナ・プシッチ氏も名乗りを上げているほか、ドイツの女性宰相、アンゲラ・メルケル氏への待望論もある。

 国連内では、約40カ国からなる「女性の事務総長を作る会」が女性候補の擁立を後押ししている。事務総長選出に関する国連憲章第97条(英文)の主語が男性名詞(He=彼)であることから、メンバー国は「男性だけを選ぶ時代に終止符を打つべきだ」などと気勢を上げる。

 さらに国連総会が今月11日、女性候補を擁立するよう加盟国に促した決議が女性選出の動きに拍車を掛けている。潘基文氏には「存在感ゼロ」「リーダーシップの欠如」といった批判も上がる中、「歯切れのいい女性事務総長の誕生を望む」(国連関係者)といった声も聞かれる。

 事務総長選出の権限を事実上握る安保理関係者によれば、5常任理事国中、英国が女性候補擁立に熱心だという。ただ、ロシアは東欧出身者の選出には否定的だ。欧米諸国がウクライナ問題などでロシアと対立する中、その調整作業は困難を極めることが予想される。

 今秋の安保理非常任理事国選で当選が確実視される日本も、来年の事務総長選に直接関わることになるが「『候補者が女性でないといけない』となると、優秀な男性が排除される」とし、「女性の事務総長を作る会」には参加せず、あくまで“実力主義”で候補者を探す方針だ。(ニューヨーク 黒沢潤)



【用語解説】国連事務総長選 国連安全保障理事会の勧告に基づき国連総会が任命する。安保理の表決には常任・非常任理事国15カ国のうち9カ国の賛成が必要。常任理事国は拒否権を発動できる。次回事務総長選から新たに総会で候補者の公開ヒアリングを行う。

531名無しさん:2015/09/20(日) 19:12:44
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015092000097
安保理改革に本腰=アフリカ票獲得へ課題も-政府

 政府は国連創設70周年の節目を捉え、安全保障理事会改革に力を入れる方針だ。まずは安倍晋三首相が今月末にニューヨークで開かれる国連総会の一般討論演説で、常任・非常任理事国の枠組みを拡大する必要性を訴える。カギを握るのは大票田のアフリカだが、支持取り付けには課題もあり、進展があるかどうかは不透明だ。
 首相は29日に演説し、来年9月までの第70回総会の会期中に「具体的な成果」を得るよう各国に呼び掛け、常任理事国入りを目指す考えも表明する。首相はニューヨーク滞在中、同じく常任理事国入りを期すドイツ、インド、ブラジルとの4カ国グループ(G4)による首脳級会合を開く方向で調整しているほか、30日からは地域組織「カリブ共同体(カリコム)」の有力国であるジャマイカも訪れ、連携を呼び掛ける。
 安保理改革をめぐっては今年7月、クテサ前総会議長が各国の主張をまとめた文書を配布した。政府はこれをベースとして実質交渉が始まることを期待している。
 枠組み拡大の決議を採択するには加盟国の3分の2に当たる129カ国の賛同が必要。外務省幹部は「G4の支持基盤とアフリカ連合(AU、54カ国)が一緒になれば、限りなく目標に近づく」とみている。G4は今春、非常任理事国のアフリカ枠を拡大する新たな改革案を事務局に提出した。
 だが、国連創設60周年の2005年にG4はAUとの一本化に失敗しており、今回も容易ではない。AUは新たな常任理事国に、現在の5カ国と同様、拒否権を付与すべきだと主張している。これを受け入れれば、「穏健な改革」を目指すG4案の支持国が離れかねないというジレンマがある。
 日中関係も、アフリカ票獲得に影を落とす。10年前の失敗の背景には、日本の常任理事国入りに反対する中国の働き掛けがあったとされる。中国は経済成長に伴い、その後もアフリカ諸国との関係を強化しており、政府関係者は「『日中案件』とみられれば、アフリカ側は引いてしまう」と中国の出方を警戒している。(2015/09/20-15:17)

532とはずがたり:2015/09/21(月) 06:16:17
韓国頑張ってるなぁ。

世界最強のパスポートはどの国か 日本は何位?
http://jp.wsj.com/articles/SB11350573174384774502804580591914092204060
By MICHAEL KITCHEN
2015 年 4 月 20 日 17:36 JST

 あなたのパスポート(旅券)はどれほど「パワフル」か。カナダの金融コンサルティング会社、アートン・キャピタルがこの疑問の解明に挑んだ。

 アートンは事前にビザ(査証)を取得しなくても訪問できる国の数を集計し、世界各国のパスポートをランク付けする「パスポート指数」を作成した。

 つまり、空港でパスポートを示して入国ビザを得るだけで(あるいはビザなしで)入れる国の数が多ければ多いほど、あなたのパスポートはパワフルということになる。

 意外な結果ではないが、ランキング1位には米国と英国のパスポートが並んだ。容易にビザを取得できるか、あるいはビザなしで入国できる国の数はどちらも147カ国に上る。

 米国は長い間、国外旅行に費やすお金が世界で最も多かった(現在は中国に追い抜かれているが)。一方、英国は数多くの旧植民地と旅行に関する特別な関係を結んでいる。

 ランキング2位に並んだのはドイツと韓国、フランスで、訪問が容易な国は145カ国。なお、ドイツとフランスの市民は欧州連合(EU)のパスポートを持つが、所持する人の国籍によってビザ要件が異なることがある。

 韓国は日本やシンガポールを破り、アジアで最もパワフルなパスポートを持つ国となった。ちなみに日本とシンガポールのパスポートで容易に訪問できるのは143カ国となる。

 3位はイタリアとスウェーデンが144カ国で並んだ。

 地域別ランキングを見ると、アフリカではインド洋に浮かぶ島国、セイシェルが116カ国でトップ。大陸では南アフリカが84カ国と最も多く、次いで西アフリカのギニアが81カ国となった。

 中東の1位はオマーンの134カ国、2位はイスラエルの129カ国だ。

アルゼンチン・ブエノスアイレスのラ・ボカ地区 ENLARGE
アルゼンチン・ブエノスアイレスのラ・ボカ地区 PHOTO: SHUTTERSTOCK/JESS KRAFT
 南米ではアルゼンチンが129カ国となり、隣国ブラジルの128カ国を辛うじて上回った。

 パスポート指数の最下位にはソロモン諸島、サントメ・プリンシペ、南スーダン、パレスチナ自治区、ミャンマーの5カ国が並び、訪問が容易な国は28カ国にとどまった。

 驚くことに、これら5カ国は北朝鮮の44カ国、イラクの38カ国よりもランキングが下だった。

<パスポート指数ランキング>

1位(147カ国) 米国、英国
2位(145カ国) フランス、韓国、ドイツ
3位(144カ国) スウェーデン、イタリア
4位(143カ国) デンマーク、シンガポール、フィンランド、日本、ルクセンブルク、オランダ
5位(142カ国) スイス
6位以下はこちら≫

原文(英語):Which passports are the best (and worst) to have?

533とはずがたり:2015/09/22(火) 21:01:06
中国の海洋進出批判=「外交政策として逆効果」―豪首相
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E3%81%AE%E6%B5%B7%E6%B4%8B%E9%80%B2%E5%87%BA%E6%89%B9%E5%88%A4%EF%BC%9D%E3%80%8C%E5%A4%96%E4%BA%A4%E6%94%BF%E7%AD%96%E3%81%A8%E3%81%97%E3%81%A6%E9%80%86%E5%8A%B9%E6%9E%9C%E3%80%8D%E2%80%95%E8%B1%AA%E9%A6%96%E7%9B%B8/ar-AAeAuzC
時事通信 5 時間前

 【シドニー時事】オーストラリアのターンブル新首相は21日、ABC放送とのインタビューに応じ、南シナ海での岩礁埋め立てなど海洋進出を強硬に進める中国について、「地域に緊迫感を生じさせている」と批判した。

 ターンブル氏は「中国は、地域の安全保障を脅かさない形で成長を実現する必要がある」と強調。海洋進出は中国が望むアジアでの米軍の存在感低下につながらず、「外交政策として逆効果だ」と指摘した。ターンブル氏は「中国寄り」との指摘もあったが、中国の脅威に厳しく臨む姿勢を確認した。

534チバQ:2015/09/23(水) 22:02:09
ブルキナファソ
クーデーター返しってことか

>>171 2014年10月
ブレーズ・コンパオレ(Blaise Compaore)大統領は退陣 
 軍が政権掌握を宣言し、27年間にわたって権力を独占してきた
 ブルキナファソの野党と市民グループの指導者らは〜軍に抗議する大規模なデモを呼び掛けた。

>>184-185 2014年11月
ミシェル・カファンド氏が暫定の大統領に指名 外相や国連大使を務めた
 軍政指導者となったジダ中佐を首相に任命

>>523-525 2015年9月
カファンド暫定大統領やジダ首相らを拘束
 コンパオレ前大統領を支持する大統領警備隊の隊員らが閣議室になだれ込み、ミシェル・カファンド(Michel Kafando)大統領とイザック・ジダ(Isaac Zida)首相、閣僚2人を拘束した。
 コンパオレ前大統領派の立候補を認めない規定を批判

535チバQ:2015/09/23(水) 22:04:42
http://mainichi.jp/select/news/20150923k0000m030068000c.html
ブルキナファソ:反乱部隊が首相を解放 降伏に向け協議
毎日新聞 2015年09月22日 22時29分(最終更新 09月22日 22時32分)

 【ヨハネスブルク服部正法】治安部隊の一部がクーデターを起こした西アフリカ・ブルキナファソで、クーデターに反対する政府軍部隊が21日、各地域から首都ワガドゥグに入り、反乱部隊に武装解除を迫った。反乱部隊は22日、拘束していた暫定政府首相を解放、降伏に向けた協議に入った模様だ。

 ブルキナファソでは、27年間トップに君臨したコンパオレ前大統領が昨年10月、任期延長を可能にする憲法改正を図ろうとし、これに反対する市民の反政府デモが活発化。デモをきっかけに発生した軍事クーデターで政権が崩壊した。その後に発足した暫定政権は、来月11日に大統領選を行って新政権に移行する準備を進めてきた。

 しかし、前大統領に忠誠を尽くしてきた精鋭の大統領警護隊が今月16日、大統領府で開かれていた閣議に乱入し、カファンド暫定政府大統領らを拘束。国営放送を通じて暫定政府の解散を宣言した。

 2度目のクーデターに対し、暫定政府を支持する多くの市民が反発。政府軍は事態収拾を目指し首都に入った。調停に当たる周辺国は大統領選の11月への延期や、前大統領派からの立候補容認を提言している。反乱部隊は前大統領派の政治参画の保障や、クーデター参加者に対する恩赦などと引き換えに武装解除に応じる可能性があるとみられる。

536チバQ:2015/09/24(木) 00:29:33
http://www.sankei.com/politics/news/150920/plt1509200027-n1.html
2015.9.20 18:59
【豪首相交代】
国防相に初の女性 新内閣発表、日本の潜水艦推す前任を更迭





 【シンガポール=吉村英輝】オーストラリアのターンブル首相は20日、新内閣人事を発表した。日独仏が受注を目指す次期潜水艦の共同開発計画を差配する国防相には、ペイン人的サービス相を起用した。21日に就任予定。

 ペイン氏は、豪州初の女性国防相となる。日本の潜水艦導入に積極的とされたアンドリュース氏は、国防相続投を求めたが、更迭された。

 党首選でターンブル氏を支持した女性のビショップ外相は留任。ターンブル氏は、女性の積極登用をアピールし、「未来に向けた21世紀型の政権だ」と意気込みを語った。

 財務相には、将来の首相候補と目されるモリソン社会サービス担当相を充てた。環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉に当たるロブ貿易・投資相は続投が決まった。

537チバQ:2015/09/24(木) 00:35:25
http://www.sankei.com/world/news/150921/wor1509210010-n1.html
2015.9.21 07:59

豪ターンブル新政権発足 顔触れ一新、経済強化





 オーストラリアのターンブル首相の新内閣が21日、連邦総督との宣誓就任式に臨み、政権が正式に発足する。閣僚人事では一部の長老議員を外し女性のペイン氏を国防相に抜てきするなど、顔触れを一新。経済担当閣僚も強化し、資源ブーム終息に対応する経済対策に力を入れる。

 政変で追われた前首相のアボット氏は閣内に入っていないが、下院議員は当面続ける意向を地元メディアに語っている。財務相だったホッキー氏は議員を辞任すると表明、駐米大使就任の見方が出ている。

 アボット氏は既に首相公邸を退去。地元メディアによると、各国首脳からの贈答品のうち、安倍晋三首相から贈られた高性能の自転車の変速機や車輪、ケリー米国務長官からのカフスボタンなど一部は自己の所有物とする申告を行っており、持ち帰ったとみられる。(共同)

538チバQ:2015/09/24(木) 00:38:46
http://www.sankei.com/world/news/150919/wor1509190054-n1.html
2015.9.19 22:41

オーストラリア新首相、親族に中国共産党元幹部? 「中国寄り」に国内から懸念 通信網構築に中国企業の参入前向き

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(1/3ページ)

オーストラリアのターンブル新首相(AP)
 【シンガポール=吉村英輝】21日に内閣を発足させるオーストラリアのターンブル新首相(60)について、「中国寄り」と懸念する声が豪州国内で広がり始めた。親族に中国共産党の元幹部がいると指摘されるほか、枢要な情報インフラであるブロードバンド網の構築に中国企業を参入させようとするなど、安全保障政策への影響を懸念する声が上がっている。

 台湾メディアなどによると、問題の人物は新首相の長男アレックス・ターンブル氏(33)の義父にあたる91歳の人物。アレックス氏は北京に語学留学中、この人物の娘イボン・ワン氏と出合い、2012年に結婚した。義父は文化大革命の最中に米国で学び、中国に戻った後は中国共産党の研究所に勤め、政府に提言していたという。

 ターンブル家と長年つきあいがあるコラムニストのクリストファー・ジョイ氏は豪経済紙オーストラリアン・フィナンシャル・レビューへの寄稿で、こうしたつながりのせいで、米豪の情報機関が「ターンブル首相は安保政策や中国の脅威への対応が甘い」との懸念を抱いていると指摘した。

 これにアレックス氏は「でたらめ」と反論。義父は上海で江沢民元国家主席と親交があったものの、共産党や軍で役職を持ったことはないと強調した。

 しかし、ターンブル首相自身は豪州で進められているブロードバンド網の構築計画に関し、治安当局の反対にもかかわらず中国企業を参入させることに前向きとされ、中国が回線を細工して容易に機密情報を盗めるようになりかねないとの懸念が広がっている。

 また、アボット政権下で進められてきた、日独仏が名乗りを上げる次期潜水艦の共同開発計画に関しても、ターンブル首相の意向が早くも反映された。

 計画をめぐっては、独仏の企業が南部アデレードでの現地生産をうたうのに対し、日本案は機密保護の観点から現地生産に消極的だが、アンドリュース国防相は17日、国内生産が望ましいとの見解を表明した。

 公式な理由は「現地の雇用増加」とされるが、中国は豪州が日本から潜水艦を調達し、両国関係が緊密化するのを戦略上の脅威とみなしており、新首相の中国観が日豪の安保協力に影響を与えた可能性もある。

539チバQ:2015/09/24(木) 00:48:06
http://www.sankei.com/world/news/150923/wor1509230069-n1.html
2015.9.23 22:21

ブルキナ、クーデター失敗 大統領「職務に復帰」





 西アフリカ・ブルキナファソで今月16日に軍事クーデターを起こした大統領警備隊は首都ワガドゥグに展開していた兵士らを撤退させることに合意し、追放されたカファンド暫定大統領は23日、記者団に「職務に復帰した」と明らかにした。ロイター通信などが伝えた。クーデターが事実上、失敗に追い込まれた形だ。

 昨年まで27年間続いた前政権に近い警備隊によるクーデターには国内外から批判が噴出。ワガドゥグには22日、クーデターを支持しない他の軍部隊が国内各地から集結し、警備隊への圧力が高まっていた。

 ただ、カファンド氏を政権に復帰させるために西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)が当初、警備隊側に提示した案は、10月予定の大統領選挙を11月に延期し、コンパオレ前大統領派の立候補を認めるほか、警備隊の兵士らは罪に問われないとの内容だった。警備隊側も一定の譲歩を引き出したとみられる。(共同)

540名無しさん:2015/09/24(木) 19:24:28
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150922-00000022-cnippou-kr
ウガンダ長官、帰国途中に急死…「韓国で治療拒否」
中央日報日本語版 9月22日(火)13時18分配信

韓国を訪問していたウガンダの内務長官が、帰国途中の飛行機で急死した。これをめぐってウガンダのヨウェリ・ムセベニ大統領が「韓国の病院が治療を拒否したために死亡した」と主張して論議になっている。アロンダ・ニャカイリマ内務長官(56)は韓国国際交流財団(KF)の招きで今月8〜11日に韓国を訪れた。ニャカイリマ長官は滞在期間中、チョン・ジョンソプ行政自治部長官と会ってウガンダに韓国式の住民登録を導入する案を議論したという。訪韓日程を終えた彼は11日、経由地であるアラブ首長国連邦ドバイに向かう飛行機に搭乗した。

当初はドバイに12日まで滞在する予定だったが、次の日程を理由に1日操り上げて夜に飛行機に乗ったという。ニャカイリマ長官は12日未明に飛行機の中で亡くなった状態で発見された。ウガンダ医療チームの解剖検査の結果、死因は急性心不全症と確認された。

ニャカイリマ長官の急死についてウガンダの現地メディアなどは、韓国滞在期間中に病院での治療をまともに受けられなかったなどの疑惑を提起している。ウガンダ大統領までが疑惑提起に加勢した。現地メディアのウーゴニュースなどによれば、ムセベニ大統領は18日のニャカイリマ長官の葬儀で「ニャカイリマ長官が目まいと腹痛のため韓国の病院に行ったが、病院から医療保険がないという理由で治療を断わられた」と主張した。ムセベニ大統領は1986年のクーデターで執権後29年目となる長期政権を続けている。

だが招待したKF側は、ニャカイリマ長官が病院での治療を要求した事実がないと明らかにした。KFの関係者は「ウガンダ内務長官が日程の途中で腹痛を訴え、コンビニエンスストアで売っていた胃腸薬を買った。長官に『病院に行くか』と尋ねたが『大丈夫だ』と答えた」として「長官が病院治療を要求したが韓国の病院が治療を拒否したというのは事実ではない」と主張した。この関係者は「ニャカイリマ長官ら訪韓した一行全員が旅行者保険に加入しており医療保険の問題はなかった」として「治療を要請していたら断らなかった」とつけ加えた。外交部関係者は「詳細事項を把握中」として「国内での滞在時に病院での治療を希望したが医療保険がなく医療対応を受けられなかったという主張は、とりあえず事実とは違うことが確認された」と話した。

541チバQ:2015/09/25(金) 00:26:08
>>505
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150924-00000073-jij-asia
新国旗選び、候補追加=選外デザインに支持広がる―NZ
時事通信 9月24日(木)14時26分配信

 【シドニー時事】ニュージーランドのイングリッシュ副首相は24日、国旗変更に向けた国民投票で、政府委員会の作業で選外となったものの、市民から要望の強かったデザイン「レッドピーク」を5番目の候補に加えると発表した。
 
 委員会は今月1日、公募で集まった1万点以上から候補4点を選定した。ところが、選ばれなかったレッドピークを支持する声が市民の間で広がり、5万人以上が候補入りを嘆願していた。
 一方で、地元メディアによると、有力候補に浮上したレッドピークは「米企業ロゴに酷似している」との疑惑が浮上。米企業側は「著作権登録しておらず、問題ない」と歓迎しているという。
 当初の候補4点は、先住民マオリゆかりのシダを描いた図案が多い。レッドピークは山などをイメージ化したもので、新奇さが話題を呼んだ。
 政府は年内に行う国民投票で、最終候補1点を選ぶ。来年3月の2回目の国民投票で、現国旗と新国旗のどちらが良いかを決める。
 キー首相ら変更推進派は「英国旗が描かれた現国旗は英植民地時代の名残」と訴えている。ただ、現国旗維持の声は根強く、最新の世論調査では変更反対が69%に上った。

542チバQ:2015/09/26(土) 08:26:24
http://www.sankei.com/world/news/150925/wor1509250039-n1.html
2015.9.25 17:57

訪韓のウガンダ内相が謎の急死…帰路の機内で 大統領が韓国の対応不備と発言し韓国政府困惑

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9日、ソウルの韓国行政自治省を訪問したウガンダのニャカイリマ内相(同省提供・聯合=共同)
 今月訪韓したウガンダのニャカイリマ内相が帰国途中に機内で急死した。同国のムセベニ大統領が韓国の対応に問題があったと漏らしたと報じられ、韓国政府は困惑。30年近くウガンダを統治するムセベニ氏が内相を謀殺した疑惑があるとの報道まで出て、騒ぎになっている。

 ウガンダは北朝鮮と緊密な関係を維持しているが、韓国の住民登録制度にも関心を持ち、内相は8日に訪韓し制度に関し韓国側と協議した。韓国メディアなどによれば、内相は11日夜に韓国からアラブ首長国連邦(UAE)ドバイ行きの便に乗り、数時間後に座席で死亡しているのが見つかった。50歳代とされる。

 ウガンダの医療陣は死因を心不全と結論付けたとされるが、ムセベニ氏が葬儀で「(内相が)腹痛を訴えたが、韓国の病院は保険未加入を理由に診療を拒んだ。韓国人の助けがあれば死ななかった」と発言したと現地メディアが伝えた。(共同)

543とはずがたり:2015/09/26(土) 22:52:22
2015.9.26 17:46
【米中首脳会談】
中国メディアが大きく報道 人権問題は「中米関係の真の焦点ではない」
http://www.sankei.com/world/news/150926/wor1509260060-n1.html

ホワイトハウスで開いた共同記者会見後、握手するオバマ大統領(右)と中国の習近平国家主席=25日(UPI=共同)
 26日付の中国各紙は25日の米中首脳会談について「中米がサイバー問題で画期的合意」(英字紙チャイナ・デーリー)などと1面トップで大きく伝えた。

 共産党機関紙、人民日報系の環球時報は社説で「サイバー問題、空中衝突予防、気候変動問題など多くの分野で中米が共通認識を得た」と評価。人権問題については「中米関係の真の焦点ではない」と切り捨てた。(共同)

2015.9.26 12:45
【米中首脳会談】
表情硬く、視線合わさず 共同記者会見
http://www.sankei.com/world/news/150926/wor1509260046-n1.html

25日、ホワイトハウスで共同記者会見する厳しい表情のオバマ大統領(右)と中国の習近平国家主席(AP)
 硬い表情を崩さない中国の習近平国家主席。オバマ米大統領もよそよそしい態度を貫いた。25日の米中首脳会談後の共同記者会見で、2人の指導者は言葉の上では協力の必要性を強調しながらも、ほとんど目を合わさず張り詰めた関係を印象づけた。

 曇り空の下、会見はホワイトハウスの大統領執務室に隣接するローズガーデンで行われた。両首脳に友好ムードがあったとは言い難く、とげとげしい発言が続く。人権尊重を促すオバマ氏に、習氏は「各国には異なる歴史や現実がある」と言い返した。

 会談ではサイバー攻撃を政府として支援しないことで合意したが、オバマ氏は「言葉に行動が伴うかが問題だ」と不信感をちらつかせた。

 相手の発言中、オバマ氏は眉間にしわを寄せながら前方を見つめ、習氏は直立不動で無表情のまま。記者席からは、2人の間にぬくもりは感じられなかった。(共同)

2015.9.26 12:47
【米中首脳会談】
記念撮影では満面の笑み 夕食会前のオバマ氏
http://www.sankei.com/world/news/150926/wor1509260048-n1.html

25日、米ホワイトハウスの公式夕食会で笑顔で記念撮影に応じる(右から)オバマ米大統領と中国の習近平国家主席(ロイター)

 オバマ米大統領夫妻は25日夜、中国の習近平国家主席夫妻を招き、ホワイトハウスで公式夕食会を開いた。夕食会に先立つ記念撮影でオバマ氏は、首脳会談前後の歓迎式典や共同記者会見での険しい表情とは対照的な満面の笑みを見せた。

 オバマ氏は夕食会で、見解の対立があるのは「避けられない」とした上で「双方の利益が完全に一致する時もある。いずれにせよ両国民の友好関係は続く」とあいさつ。

 習氏は「互いを尊重し、学び合いましょう」と応じ、米中関係の新たなページを開こうと呼び掛けた。(共同)

544とはずがたり:2015/09/26(土) 23:02:24
2015.9.26 22:32
【米中首脳会談】
中国、核心的利益譲らず 政界と経済界の分断狙う 中国知識人「オバマ氏は遊ばれただけ」  
http://www.sankei.com/world/news/150926/wor1509260080-n1.html

 サイバー攻撃問題のほか、東・南シナ海情勢などアジア太平洋の地域安保や人権問題で譲歩を迫るオバマ氏に対し、中国の習近平国家主席は今回の訪米で、「核心的利益」に触れる部分では一切の妥協を拒む姿勢を崩さなかった。

 25日の共同記者会見では、米国のほか近隣諸国が懸念を強めるスプラトリー(中国名・南沙)の人工島建設について、「自国の領土主権と合法、正当な海洋権益がある」と述べた上で、「軍事化を図る意図はない」と主張して批判を一蹴した。

 会談直前、人工島での3千メートル級滑走路の相次ぐ完工が米側で明らかになったことを踏まえた上での発言だけに、妥協を拒む姿勢が明確に米側に伝わる結果となった。

 サイバー攻撃、人権問題でも、「対話」には応じるとしながらも、自国の権益に踏み込む部分では米側に歩み寄った形跡はみられない。オバマ氏が台湾問題で米国の関与を示す「台湾関係法」に言及したときには、厳しい表情で発言を無視した。

 米経済界に焦点を当てたシアトル(ワシントン州)訪問では、習氏の微笑とともに米中経済協力を促す温かな対応が鮮明となった。これに対して、首都ワシントンでの政治日程では、昨年11月の日中首脳会談を思わせる習氏の厳しい表情そのままに、安保問題などでかたくなな対応が目立った。

 当地の外交筋は、「西の経済、東の政治で米国を分断する狙いが読み取れる」と指摘する。小泉政権当時、日本の経済界を中国に引き寄せて政治の孤立化を図った「政冷経熱」を米国で再演する動きともとれる。

 在米の中国人知識人、程暁農氏は産経新聞に、「オバマ氏は対応を誤った」と指摘する。「(非公式協議で)個人としていくら直接訴えても、習氏を動かすことはできない。俗な言い方だが、遊ばれただけだ」とし、サイバー問題で合意した対話メカニズムの実効性に悲観的な判断を示した。(ワシントン 山本秀也)

545とはずがたり:2015/09/26(土) 23:14:21
>>536-538

ターンブル内閣が発足=潜水艦受注で日本に逆風-豪
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201509/2015092100200

21日、キャンベラで、オーストラリアのターンブル首相(前列左から3人目)と、新内閣の女性閣僚ら。前列左端がマリーズ・ペイン国防相(AFP=時事)
 【シドニー時事】オーストラリアのターンブル新政権が21日、連邦総督の任命を経て発足した。与党・自由党内の交代で、基本的な外交姿勢は不変だが、日本が受注を目指す潜水艦開発計画の行方などに影響が出そうだ。
 ターンブル氏は「21世紀型政権」を掲げて組閣。国防相にマリーズ・ペイン氏を女性として初めて起用するなど、女性閣僚を前政権の2人から5人に増やした。
 ビショップ外相や環太平洋連携協定(TPP)交渉を担当するロブ貿易相は留任。対日関係を含め、前政権の外交政策を継承する構えだ。
 ただ、潜水艦計画では、日本の「そうりゅう」型導入に前向きだった親日家のアボット前首相の退陣が、日本勢には逆風となる。ターンブル氏は雇用増につながる豪国内生産に意欲的とされる。輸出先での現地生産の経験が豊富なドイツやフランスが有利とみられ、豪紙は、日本は受注競争で「先頭ランナーから脱落した」と断じた。
 ターンブル氏は、景気回復を最優先課題に据える。中核となる新財務相に、社会サービス担当相だったスコット・モリソン氏を起用。外資獲得に向け、資源・エネルギー相のポストを新設した。(2015/09/21-16:37)

546とはずがたり:2015/09/27(日) 10:01:39
米中首脳会談:「意外に質素」公式夕食会が話題に
毎日新聞 2015年09月26日 11時02分(最終更新 09月26日 11時32分)
http://mainichi.jp/select/news/20150926k0000e030197000c.html

 【ワシントン石原聖】米国を国賓として訪問し、オバマ大統領と会談した中国の習近平国家主席。25日夜、習氏を歓迎するためにホワイトハウスで開催された公式夕食会のメニューが「意外に質素だった」と話題になっている。

 夕食会のドレスコードは黒いタキシード着用だったが、習主席は民族服の黒い「中山服」姿で夫人を伴って登場した。この日のメインは羊肉のグリル。高価なワインは出されず、庶民的なワインと紹興酒で乾杯した。

 食材の野菜の4割はミシェル大統領夫人が手入れするホワイトハウス内の菜園で取られた野菜が使われた。また、同じテーブルにはオバマ大統領夫妻のほか、アップルのティム・クック氏、フェイスブックのマーク・ザッカーバーグ氏らIT企業の最高経営責任者(CEO)が座った。

 訪米前の事前調整で中国側からホワイトハウスに「公式夕食会は質素に」と要請があったとの話が流れている。「中国は習氏が主導する反腐敗闘争の真っただ中。幹部に倹約令を出した本人が豪華な食事でもてなされるのは都合が悪い、と判断したのでは」(外交筋)との見方が出ている。

547チバQ:2015/09/28(月) 01:33:31
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150927/k10010249871000.html
ブルキナファソ 大統領を一時拘束した軍部隊解体へ
9月27日 23時32分

ブルキナファソ 大統領を一時拘束した軍部隊解体へ
西アフリカのブルキナファソで、今月中旬、クーデターを企て、大統領を一時拘束した軍の部隊が解体されることが決まり、混乱は収束に向かう見通しです。
ブルキナファソでは16日、首都ワガドゥグの大統領宮殿に大統領警備隊の兵士たちが乱入し、カファンド暫定大統領や閣僚などを拘束したうえで、暫定政府を解散すると宣言しました。
その後、周辺国が仲介に乗り出すなか、兵士たちはカファンド暫定大統領などの解放に応じて国民に謝罪し、暫定政府は25日、大統領警備隊を解体するとともに、クーデターの責任を追及する委員会を設立することを閣議で決めました。
兵士たちは去年10月、市民の抗議デモをきっかけに政権の座を追われたコンパオレ前大統領に近い勢力で、来月11日に予定されている大統領選挙と議会選挙で、前大統領の支持者の立候補が制限されていることなどに不満を募らせていました。
今のところ、兵士たちの武装解除は順調に進んでいるということで、混乱は収束に向かう見通しですが、来月の選挙については、前大統領派の参加を求める声も根強くあり、予定どおり実施できるか懸念されています。

548チバQ:2015/09/28(月) 01:34:07
http://www.sankei.com/world/news/150927/wor1509270021-n1.html
2015.9.27 11:02

ボリビア大統領、4選に道 改憲案を国民投票へ






ボリビアのモラレス大統領(ゲッティ=共同)
 ボリビア国会は26日、2006年以来大統領を務める左派モラレス大統領の事実上の4選を可能にする憲法改正案を承認した。政権側は来年2月、憲法改正の是非を問う国民投票を実施する方針。モラレス氏は改憲が承認された場合、次回2019年の大統領選に立候補する考えを表明した。地元メディアなどが伝えた。

 南米の左派諸国は、ベネズエラが大統領の再選制限を撤廃する憲法改正を実現するなど、長期政権を目指す傾向が強い。モラレス氏が現在の任期5年を全うした上、次回大統領選で勝利すれば20年近い長期政権に道を開くことになる。

 野党側は「民主主義は致命傷を負った」と反発。国民投票で改憲阻止を目指す。

 法案は政権を支持する労組や先住民が提案。現在は認められていない3選を可能にする内容。(共同)

549チバQ:2015/09/28(月) 01:54:21
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150926-00000077-jij-int
コロンビア和平実現なるか=具体論先送り、冷めた見方も
時事通信 9月26日(土)16時21分配信

 【サンパウロ時事】南米コロンビアで半世紀以上続いた武力紛争の終結に向け、政府と左翼ゲリラ組織コロンビア革命軍(FARC)が「6カ月以内に和平合意する」と発表した。
 サントス大統領とFARC指導者のティモチェンコ司令官が記者会見で握手し、交渉進展を演出。だが、和平実現への具体的な手順は先送りされ、「茶番にすぎない」(ウリベ前大統領)との冷めた声も上がっている。
 交渉前進では、支持率低迷にあえぐサントス氏の強い意向が働いた。10月25日に地方選を控え、地元紙は「大統領は選挙前に手柄を急いだ」と分析。一方のFARCは、後ろ盾だったベネズエラやキューバの支援を失って弱体化が進んでおり、有利な条件で交渉を進めようと焦りがあったとされる。
 共同声明は、新設の特別法廷で紛争中の犯罪行為を認めた場合、最大8年間「自由を制限する」と規定した。だが、FARCは誘拐や爆弾テロを繰り返しており、国民から「処罰が軽過ぎる」と批判の声が上がりかねない。犠牲者への補償でも、財源や金額などの具体的な言及はなかった。

550とはずがたり:2015/09/28(月) 07:59:44

国連総会:露、IS対策で協調か…シリア介入焦点
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E5%9B%BD%E9%80%A3%E7%B7%8F%E4%BC%9A%E9%9C%B2%E3%80%81%EF%BD%89%EF%BD%93%E5%AF%BE%E7%AD%96%E3%81%A7%E5%8D%94%E8%AA%BF%E3%81%8B%E2%80%A6%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%82%A2%E4%BB%8B%E5%85%A5%E7%84%A6%E7%82%B9/ar-AAePQFX
毎日新聞 11 時間前

 【モスクワ杉尾直哉】世界各国の首脳が登壇する国連総会の一般討論が28日から始まり、初日にロシアのプーチン大統領が演説する。昨年以降のウクライナ危機で西側諸国との関係を悪化させるロシアだが、過激派組織「イスラム国」(IS)対策で世界との協力を訴える見通しだ。ロシアがシリアに軍事介入する計画が最近取りざたされており、プーチン氏がどこまで踏み込んだ発言をするかが注目される。

 ロシアは30日に国連安保理でラブロフ外相を議長とする北アフリカ・中東のテロ問題に関する会議を主催する予定で、「国連を中心とするIS対策」の議論を主導する狙いがある。ただし、ロシアは米国が崩壊を狙うシリアのアサド政権を支援し、米国などが支援する反体制派を「テロ組織」と位置づけている。米露は手法の隔たりが大きく、議論がまとまるのは難しい情勢だ。

 ロシアのチュルキン国連大使は25日に放送された露国営テレビのインタビューで、イラクとシリアのISと戦う米国を中心とした「有志連合」について、「国連安保理のいかなる決議も経ていない」と批判した。チュルキン氏は同日付イズベスチヤ紙のインタビューで「ISへの空爆は約7000回に及んだがISの支配地域は縮小していない。ISを含むテロとの戦いに勝つには、ISと地上で戦っている勢力を国連の規則にのっとって結集するしかない」と述べた。「地上で戦っている勢力」とは、シリア軍のほか、シリア軍を支援するイランなどを含むとみられる。

 チュルキン氏はまた、「主権と領土保全の尊重」を主張し、アサド政権を「正統な政権」とするロシアの立場を改めて示した。さらに、「良いテロリストと悪いテロリストを分けるような二重基準があってはならない」とも語り、ISとシリア反体制派の双方の武装勢力を敵として戦う必要性を訴えた。

 プーチン氏はこうした方針に沿って演説し、28日のオバマ米大統領との会談でも「国連主導のIS対策」を主張するとみられる。

 米露首脳会談について、米ホワイトハウスが「ロシア側の再三の要請で会談が開かれる。ウクライナ問題が主要な議題となる」などと発表したのに対し、露大統領府側は「ロシアの要請で開催が決まったというのは全くのウソ。主要議題はシリア問題だ」と反発するなど、会談前から対立を見せている。

551とはずがたり:2015/09/29(火) 17:21:37
国連関連として此処に

ウクライナ代表団が退出=激戦地の国旗で抗議-ロ大統領演説
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201509/2015092900081

 【モスクワ時事】ロシアのプーチン大統領が28日にニューヨークの国連総会で行った一般討論演説に際し、軍事介入に抗議するウクライナの代表団が議場を退出した。ウクライナのセルゲエフ国連大使によると、東部の激戦地で回収された破れた国旗がバルコニー席で掲げられた。
 プーチン氏は演説で「脅迫や武力で領土の一体性は守れない」とウクライナを批判し、事実上の分離独立を求める親ロシア派との対話を迫った。(2015/09/29-06:45)

552とはずがたり:2015/09/29(火) 17:23:18

1200億円「国連基金」設立へ=8千人PKO待機部隊創設-中国主席
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201509/2015092900022

 【ニューヨーク時事】中国の習近平国家主席は28日、国連総会の一般討論演説を行い、10年間を期限として総額10億ドル(約1200億円)の「中国・国連平和発展基金」を設立すると明らかにした。国連での発言権と影響力を高める狙いだ。
 習主席は「国連の中での中国の1票は永遠に途上国に属する」と述べ、国際秩序形成の中でアフリカなど途上国の発言権を向上させる重要性を訴えた。今後5年以内にアフリカ連合(AU)に対し、総額1億ドル(約120億円)の無償軍事援助を提供するほか、8000人規模に上る国連平和維持活動(PKO)の待機部隊を創設することも表明した。(2015/09/29-06:26)

553名無しさん:2015/09/30(水) 07:20:13
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20150927-00000007-ann-pol
安倍総理がドイツなどと首脳会合 共同声明を発表
テレビ朝日系(ANN) 9月27日(日)5時50分配信
 国連総会に出席するためにニューヨークを訪れている安倍総理大臣は、ドイツなどと首脳会合を行って「国連安保理改革を一定の期限を区切って進めるべきだ」などとする共同声明を発表しました。

 (政治部・吉野真太郎記者報告)
 今年が国連創設70年の節目の年ということで、日本側としては悲願の常任理事国入りに向けた安保理改革のチャンスと捉えています。日本、ドイツ、インド、ブラジルの4カ国が発表した今回の共同声明には、新たな安保理にアフリカやカリブ海の島国なども加えるべきということも盛り込まれました。4カ国側としては、国連の大票田ともいえるアフリカ諸国や島国にも配慮して、多くの国の支持を得る狙いがあります。安倍総理は早速、ケニアとの首脳会談も行っていて、安保理改革への賛同を呼び掛けました。ただ、現在の常任理事国で拒否権を持つ中国などは、日本やドイツが発言権を強めることに懸念を持っていて、4カ国の安保理改革案が結実するかは見通せません。

(C) CABLE NEWS NETWORK 2015
最終更新:9月27日(日)8時9分

554名無しさん:2015/09/30(水) 22:15:45
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150930/k10010253011000.html
日米印が初の外相会談 中国をけん制
9月30日 10時54分

岸田外務大臣は、訪問先のニューヨークで、アメリカ、インドとの3か国による初めての外相会談を行い、海洋進出の動きを活発化させる中国を強くけん制するとともに、3か国で一層連携して対応していくことを確認しました。
国連総会に合わせてニューヨークを訪れている岸田外務大臣は、日本時間の30日朝、アメリカのケリー国務長官、インドのスワラジ外相との間で、初めてとなる日米印3か国の外相会談を行いました。
この中で、岸田大臣が、中国の海洋進出について、「南シナ海では大規模な埋め立てや拠点の構築、さらにその軍事目的での利用など、現状を変更し、緊張を高める一方的な行為が依然として続いていることに深刻な懸念を表明する」と述べたほか、ケリー長官、スワラジ外相からも、それぞれ、中国の動きを強くけん制する発言が相次ぎました。
そして、法の支配や、紛争を平和的に解決することが重要だとして、アジア太平洋とインド洋の地域の平和と安定を維持するため、一層連携して対応していくことを確認しました。
また会談では、大規模な災害が起きた際に、合同で人道支援や救援活動ができるようにしたり、南アジアや東南アジアにおけるインフラ整備などを支援したりするため、それぞれ専門家レベルの会合を新たに開くことでも一致しました。

555とはずがたり:2015/10/04(日) 07:06:08
夕刊フジとかを引用に多用しちゃってるのがあれだけどw
ウクライナでのやってることが衝撃で米ロの和解は考えにくいけど,ロシアにとってみれば今迄もチェチェンとかで同じ事やってきたのを繰り返しただけだし,アメリカに取ってみればウクライナ以外では手を組めると対ISでも対中国でも何かと都合が良いのは事実だよなぁ。。

>「合意がなければ、軍の『無礼な言葉づかい』『非友好的なそぶり』が原因で、『武力衝突』が起こる可能性がある」のだ。
中国軍は英語で罵ってるのかな?

国連総会でプーチンが見事復活!
シリア・IS問題で形勢大逆転
http://diamond.jp/articles/-/79328
北野幸伯 [国際関係アナリスト] 【第17回】 2015年10月2日

「クリミア併合」で「世界の孤児」になったはずのプーチンが復活している。一方、AIIB事件以来、米国と対立を深めてきた習近平の訪米は大失敗。今回は、米中を軸に大きく動き始めた国際政治を解説する。

ローマ法王とインド首相に“完敗”
米国に冷たくあしらわれた習近平

?9月28日からニューヨークで開催された国連総会。オバマ大統領はもちろん、安倍総理や習近平、プーチン大統領など、世界の有力トップが集結し、首脳会談も行われた。世界の首脳たちの言動から、現在の国際政治の流れを読み解くことができる。

?まずは中国。習近平の訪米は、「失敗だった」といえる。米国メディアは、同時期に訪米したフランシスコ・ローマ法王をトップで報道し、習近平は「主役」になれなかった。ホワイトハウス前では、「習訪米反対」の大規模デモが行われ、チベット人などが、中国の「人権問題」を訴えた。

<一方、目立ったのは、米国内の習氏への冷ややかな反応だ。
?米テレビは、22日から米国を訪問しているローマ法王フランシスコの話題で持ちきりとなっており、習氏のニュースはかすんでいる。
?中国事情に詳しい評論家の宮崎正弘氏は「習氏にとって一番の期待外れは、全く歓迎されなかったことだろう」といい、続けた。
「ローマ法王はもちろん、米国を訪問中のインドのモディ首相に対する熱烈歓迎はすごい。習主席は23日にIT企業と会談したが、モディ首相もシリコンバレーを訪れ、7万人規模の集会を行う。米国に冷たくあしらわれた習氏の失望感は強いだろう。中国の国際社会での四面楚歌ぶりが顕著になった」>(夕刊フジ?9月28日)

?オバマ・習首脳会談の成果は、「サイバー攻撃をやめること」「米中軍の間で不測の事態が起こるのを回避するために対話窓口をつくること」だという。

<今回の合意では、海軍艦船の艦長らに対し、迅速な意思疎通を図りその意図を明確にすることを求めたほか、国家安全保障上の対立に発展しかねない衝突を回避するため、安全な距離を保ち「無礼な言葉づかい」や「非友好的なそぶり」を避けることも定めている。>(CNN.co.jp 9月26日)

?この合意は、両国関係がいかに悪化しているかを示している。つまり、「合意がなければ、軍の『無礼な言葉づかい』『非友好的なそぶり』が原因で、『武力衝突』が起こる可能性がある」のだ。

?同じく米国と仲が悪いはずのロシアはどうだろう?プーチンは9月28日、国連総会で演説。「対イスラム国」で、「国際法に基づいた、本物の幅広い反テロ連合を形成する必要がある!」と熱弁した。

556とはずがたり:2015/10/04(日) 07:06:21

?同日、プーチンは「対ロシア制裁」を主導するオバマ大統領と首脳会談を行った。(安倍総理とも会談した)。約90分続いた会談のテーマは、「シリア、イスラム国問題」と「ウクライナ問題」。「シリア、イスラム国問題」で、米ロの溝は埋まらなかった。プーチンは、シリアのアサド政権を強化することでイスラム国と戦いたい。しかし、オバマは、アサドを政権から追放したいのだ。

?とはいえ、2人の大統領が「会って90分話した」という事実だけでも、米ロ関係は改善していることがわかる。一体、何が米ロ関係を変えたのだろうか?

「イスラム国」の台頭で
ウクライナの停戦が実現した

?米ロ関係が改善した背景には、実は幾つもの“ラッキー”があった。「クリミア併合」は、わずか1年半前に起こった。しかしその後、山ほど事件が起こったので、復習しておこう。

?2014年2月、ウクライナで革命が起こり、親ロシア・ヤヌコビッチ政権が崩壊した。同年3月、ロシアは、ウクライナ領「クリミア共和国」と「セヴァストボリ市」を併合し、世界を驚愕させた。米国は、日本や欧州を巻き込んで、ロシアへの「経済制裁」を発動。4月、ロシア系住民の多いウクライナ東部ルガンスク州、ドネツク州が「独立宣言」。親欧米ウクライナ新政府は、これを許さず軍隊を派遣、内戦が勃発した。

?5月、ウクライナで大統領選挙が実施され、ポロシェンコが当選。7月、「親ロシア派」が支配するドネツク州上空で、マレーシア航空NH17便が墜落し、298人が死亡。米国は即座に、「親ロシア派が撃墜した」と断定。親ロシア派を支援するプーチンも、厳しい批判にさらされた。

?ところが、プーチンは、「意外な存在」に救われる。「イスラム国」だ。米国は14年8月8日、「イスラム国」への空爆を開始した。イスラム国は8月20日、米国人ジャーナリスト、ジェームス・フォーリー氏の殺害映像をYoutubeに投稿。これで、米国世論は沸騰し、「敵ナンバー1」はプーチンからイスラム国に移った。

?14年9月、ウクライナ政府と親ロシア派は、1回目の「停戦合意書」に署名した。理由は、米国の目がイスラム国に移った隙に、プーチンが親ロシア派支援を強化したこと。親ロシア派は快進撃をつづけ、ウクライナ軍は敗北寸前になっていた。ポロシェンコは、「停戦」するしか選択肢がなかったのだ。

?これで一息つけたプーチンだったが、「経済面」はかなり厳しかった。制裁の影響も、もちろん大きい。それ以上に、「原油価格とルーブルの暴落」は、ロシア経済に大打撃を与えた。原油価格は、14年夏時点で1バレル115ドル(北海ブレント)だったのが、同年末には50ドルを割った。

?ルーブルは、夏時点で1ドル35ルーブルだったのが、年末には60ルーブルまで下げた。14年の国内総生産(GDP)成長率は0.62%で、かろうじてプラスだった。しかし、今年は、09年以来はじめてのマイナス成長になることが確実視されている。

?さて、15年2月、2度目の「停戦合意」がなされた(つまり、14年9月の合意は破られていた)。今回は、ロシアのプーチン、ウクライナ・ポロシェンコ、ドイツ・メルケル首相、フランス・オランド大統領が直接協議して、合意に至った。この停戦は、一応現在もつづいている。

?ロシアとウクライナが停戦したい気持ちはわかる。しかし、なぜドイツとフランスは、停戦に動いたのか?答えは、以下の記事である。

<〈ウクライナ〉政府軍に武器供与検討?米大統領、独首相に
【ワシントン和田浩明】オバマ米大統領は9日、ホワイトハウスでドイツのメルケル首相と会談した後に共同記者会見し、ウクライナ東部で支配地域を広げる親ロシア派武装勢力に対する政府軍の防衛力強化を支援するため、殺傷能力のある武器の供与を検討中だと明言した。>(毎日新聞?2月10日(火)11時37分配信)

557とはずがたり:2015/10/04(日) 07:06:36

「AIIB」事件で米国の敵No.1は
ロシアから中国へシフト

「米国は、ウクライナ軍に武器を大々的に供与することで、戦争を激化させようとしている」――メルケルとオランドは、そう疑ったのだ。戦争が拡大、激化すれば、戦場になるのは(米国ではなく)欧州である。独仏は、あわてて停戦に動いた。

?米国は当初、この合意をぶち壊したかったようだが、ある「大事件」が起こり、方針を転換する。「ある大事件」とは、「AIIB事件」のことである。英国は3月12日、米国の制止を無視し、中国主導の「アジアインフラ投資銀行」(AIIB)のへの参加を表明する。他に、ドイツ、フランス、イタリア、スイス、オーストラリア、イスラエル、韓国など、米国と緊密な関係にあるはずの国々も、相次いで参加を決めた。

「親米国家群が、米国の不参加要請を振り切り、AIIBに参加する」

?このことは、米国の支配層に大きな衝撃を与えた。「誰もいうことを聞かない国」(この場合米国)のことを、「覇権国家」と呼ぶことができるのだろうか?米国の「リベラル派」は長年、「中国は米国が作った世界秩序内で影響力を拡大したいだけだ。それ以上の野心はない」と主張してきた。しかし、「AIIB事件」で、その「神話」は崩壊した。

?なぜなら、中国は、「米国の体制の『外』」に「新たな国際金融機関(AIIB)をつくる」のだから。これで、中国は、米国の「仮想敵ナンバー1」に浮上した。

?同盟国、親米国家群が軒並み米国を裏切る中、「AIIB不参加」を表明したのが、わが国日本だった。安倍総理は4月29日、米議会で「希望の同盟演説」を行い、大成功を収める。GDP世界3位の日本の力強い支持を得て、米国は「中国バッシング」を開始した。それが、いわゆる「南シナ海埋め立て問題」である。

?中国は埋め立てを13年からはじめていたが、米国は突如これを問題視しはじめたのだ(日本にとってはよいことだが)。米中関係は、急速に悪化し、「米中軍事衝突」を懸念する声まで出始めた。

<米中激突なら1週間で米軍が制圧?中国艦隊は魚雷の餌食?緊迫の南シナ海
?南シナ海の南沙(英語名スプラトリー)諸島周辺の領有権をめぐり、米中両国間で緊張が走っている。
?軍事力を背景に覇権拡大を進める習近平国家主席率いる中国を牽制するべく、米国のオバマ政権が同海域への米軍派遣を示唆したが、中国側は対抗措置も辞さない構えで偶発的な軍事衝突も排除できない状況だ。>(夕刊フジ?5月28日(木)16時56分配信)

?その後、両国の対立はおさまったように見えるが、「米中対立そのもの」は、「長期化する」と見ていい。

?米国が、「南シナ海問題」をネタに「中国バッシング」を開始しはじめたころ、ケリー国務長官は、モスクワを訪問している。要するに、「中国叩き」をはじめたので、「ロシアとの和解」に動き始めたのだ(中ロと同時に戦うのは愚策なので、ロシアと和解して、中国と戦う)。

<露訪問の米国務長官、ウクライナ停戦履行なら「制裁解除あり得る」
【AFP=時事】米国のジョン・ケリー(John Kerry)国務長官は12日、ロシアを訪問し、ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領とセルゲイ・ラブロフ(Sergei Lavrov)外相とそれぞれ4時間、合わせて8時間に及ぶ会談を行った。
?その後ケリー氏は、ウクライナの不安定な停戦合意が完全に履行されるならばその時点で、欧米がロシアに科している制裁を解除することもあり得るという見解を示した。>(AFP=時事?5月13日(水)7時13分配信)

558とはずがたり:2015/10/04(日) 07:06:58
>>555-558
ロシアとの和解に動く米国
中ロの結束が崩れるのも時間の問題か

「制裁を解除することもあり得る」という言葉がケリーから出たことは、多くのロシア人を驚かせた。
?
?両国は、まず「利害が一致する問題」から協力を開始する。それが、「イラン核問題」だった。米ロは協力して、長年の課題だった「イラン核問題」を解決した。

<〈イラン核交渉〉最終合意?ウラン濃縮制限、経済制裁を解除
【ウィーン和田浩明、田中龍士、坂口裕彦】イラン核問題の包括的解決を目指し、ウィーンで交渉を続けてきた6カ国(米英仏露中独)とイランは14日、「包括的共同行動計画」で最終合意した。
?イランのウラン濃縮能力を大幅に制限し、厳しい監視下に置くことで核武装への道を閉ざす一方、対イラン制裁を解除する。>(毎日新聞?7月14日(火)22時1分配信)

?次に米ロ共通の課題になったのが、「イスラム国」である。米国もロシアも、「イスラム国は大問題」であることで合意している。しかし、オバマは、シリアのアサド政権を支持できない。?

?なんといっても彼は13年8月、「化学兵器を使用したこと」を理由に、「シリア(アサド政権)を攻撃する」と宣言した過去がある(後に戦争をドタキャンして、世界を驚かせた)。

?一方、プーチンは、「アサド政権を支援し強化することで、イスラム国と戦わせる」戦略をとる。プーチンは、「イスラム国と戦うために、シリア(アサド政権)、イランを含む『幅広い反テロ連合』をつくろう」と提案している。米国は反対しているが、プーチンは、たとえ単独でも「アサドを助けてイスラム国と戦う」決意を示した。

?そして、ロシアは9月30日、シリア空爆を開始した。

?彼の目的は、ウクライナの親ロシア・ヤヌコビッチ政権を守りたかったのと同じである。つまり、親ロシアのアサドを守りたいのだ。このまま放置しておけば、アサドは必ずイスラム国にやられてしまう。問題は欧米がどう出るかだ。筆者は、大きな反対は出ないと思う。
?
?まず米国。米国には、3つの大きな敵がいる。中国、ロシア、イスラム国だ。「AIIB事件」後、米国にとって、中国が最大の敵になった。それでロシアと和解に動いているのだが、それでも「敵は敵」である。そして、イスラム国も敵だ。

?米国の敵であるロシアとイスラム国が戦う。表向きはどうあれ、米国にとってこんなおいしい状況はない(しかし、表面的にはイザコザも予想される。米国は、ロシアが「『イスラム国』ではなく『反アサド派』を空爆している」と批判している。ロシアから見ると、「イスラム国」も「反アサド派」も、両方「反アサド」という意味で「同じ穴のムジナ」である。そして、米国が、支援している「反アサド派」への空爆でロシアを批判するのも、また当然だ)。

?では、欧州はどうだろうか?欧州からも強い反対は出ないだろう。なぜなら、欧州は今、シリアからの大量難民問題で苦しんでいる。難民問題を根本的に解決するためには、イスラム国を退治し、シリアを安定化させるしかない。

?しかし、それを自分でやると大金がかかる。プーチンは、「俺がやる」と手を挙げてくれた。だから、表向きは批判しても、「プーチンにやってもらおう」と思っていることだろう。
?
?いずれにしても、世界は今、「米中対立」を軸に回りはじめている。米ロが和解に向かえば、中ロの結束も自然と崩れていくだろう。こういう構図は、「尖閣・沖縄」を「自国領」と主張する中国と対峙する日本にとっては、極めて都合がいい。

559チバQ:2015/10/05(月) 01:33:13
>>52>>60
http://mainichi.jp/select/news/20151004k0000m030027000c.html
中央アフリカ:宗教間対立激化 衝突で42人死亡
毎日新聞 2015年10月03日 19時28分(最終更新 10月03日 22時27分)

 【ヨハネスブルク服部正法】キリスト、イスラム両教徒の対立が小康状態となっていたアフリカ中部・中央アフリカ共和国で再び衝突が起こり、AP通信によると9月下旬からの死者数が少なくとも42人に上った。混乱を受け、10月18日に予定されていた大統領選などは延期となった。

 9月26日に首都バンギで、殺害されたとみられるイスラム教徒の男性1人の遺体が発見された。これをきっかけに、両教徒の武装グループが互いに相手を襲撃する報復合戦になった模様だ。

 治安が悪化する中、28日にはバンギ市内の刑務所から500人以上の受刑囚が脱走する事件も起きた。AP通信によると、脱走者には両教徒の民兵組織の幹部約60人が含まれており、さらなる事態悪化につながりかねない。

 ロイター通信によると、29日には同国に展開する国連平和維持部隊とキリスト教徒の民兵組織との間で戦闘があった。

 中央アフリカでは2013年3月、イスラム教徒主体の武装勢力セレカがバンギを攻略し、当時のボジゼ大統領は国外脱出した。その後、キリスト教徒主体のボジゼ氏支持派が武装して抵抗し衝突が激化。宗教対立に発展し、人口の約2割が難民・避難民となる深刻な人道危機状態に陥った。

560チバQ:2015/10/05(月) 01:33:48
http://mainichi.jp/select/news/20151003k0000e030154000c.html
ブラジル:閣僚数を大幅削減 緊縮と政権強化狙う
毎日新聞 2015年10月03日 10時38分

 ブラジルのルセフ大統領は2日、39人の閣僚を31人に削減すると発表した。政権が進める緊縮財政の一環。ルセフ氏の出身政党、労働党と連立を組むブラジル民主運動党(PMDB)への閣僚割当数は増やしており、政権基盤を固める狙いもある。

 ブラジル経済はことしマイナス成長が見込まれるほか、米大手格付け会社が先月、ブラジル国債の外貨建て長期信用格付けを投機的水準に引き下げており、政権は省庁統廃合などの緊縮策で財政への市場の信頼回復を図る。大統領や閣僚の給与の10%削減も発表した。

 レビ財務相ら主要経済閣僚は留任させ、緊縮財政を継続する決意を示した。

 緊縮策などを進めるため、議会で最大政党PMDBの支持を得る必要があり、総ポスト数の削減にもかかわらずPMDBへの割り当ては6人から7人に増やした。連立与党の結束を強め、野党が求めるルセフ氏弾劾を回避する思惑もある。

 ルセフ氏は、議会との関係が比較的良いとされるワグネル国防相を官房長官に据え、メルカダンテ官房長官を教育相に任命。国防相にはレベロ前スポーツ相が就任し、ビエイラ外相は留任する。(共同)

561とはずがたり:2015/10/07(水) 14:57:40
ロイター2015年10月07日 09:41
元国連総会議長らが収賄で逮捕、米当局「常態化の有無を捜査」
http://blogos.com/article/137865/

[ニューヨーク 6日 ロイター] - 米ニューヨーク検察当局は6日、国連総会のジョン・アッシュ元議長ら5人を、中国の不動産業者から130万ドル(約1億5000万円)を超える賄賂を受け取った疑いで逮捕した。連邦判事は「収賄が国連内で常態化していなかったかどうか」捜査を続けるとし、今後、さらなる逮捕者が出る可能性も指摘した。

当局によると、アッシュ容疑者らは、別の容疑で逮捕されている中国人不動産開発業者の富豪、呉立勝容疑者らから、マカオに国連関連施設を建設する見返りに50万ドル以上を受け取った疑いなどが持たれている。呉立勝容疑者は9月、2013─15年に中国から米国に大量の賭博資金を持ち込んだ疑いで逮捕された。

アッシュ容疑者は、13年から1年間、総会議長を務めていた。

562チバQ:2015/10/09(金) 20:26:37
http://www.sankei.com/world/news/151009/wor1510090054-n1.html
2015.10.9 19:53
【ノーベル平和賞】
「ジャスミン革命」の原動力、チュニジア労働総同盟 対話を仲介、民主化移行に道筋

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村上春樹氏がノーベル文学賞を逃し、肩を落とすブックカフェ「6次元」に集まった村上春樹ファン=8日午後、東京都杉並区(福島範和撮影)
 【カイロ=大内清】ノーベル平和賞受賞が決まったチュニジア最大の労働組合「チュニジア労働総同盟」(UGTT)など4団体は、2011年1月のベンアリ政権崩壊後の混乱期に政治勢力間の対話を仲介し、他のアラブ諸国がいわゆる「アラブの春」で不安定化する中で、比較的平和的な政権移行を達成する原動力となった。

 チュニジアでは11年1月、露天商だった青年の焼身自殺を契機とする大規模な民衆デモで、23年に及んだベンアリ政権が崩壊した。「ジャスミン革命」と呼ばれたこの政変には、UGTTなど労組の動員力も大きな役割を果たした。

 その後の政権移行プロセスで、イスラム教原理主義組織ムスリム同胞団系のアンナハダが議会選に勝利して政権を握ったが、反発する世俗主義的なエリート層との対立が激化。これに連動するようにイスラム過激派も勢力を拡大した。

 政権崩壊による政治混乱を受け、組織力のあるイスラム勢力が台頭して反対勢力との抗争に発展するのは、ムバラク大統領が失脚したエジプトや、カダフィ政権が倒れたリビアなどにも共通する構図だ。エジプトでは13年、その対立が流血を伴うクーデターに発展し、リビアでは今も内戦状態が続く。

 そんな中、チュニジアではUGTTなどがアンナハダと世俗派との政治対話を仲介した。UGTTは、ゼネストを通じてアンナハダに圧力をかけるなど政治力も行使し、13〜14年にはアンナハダと世俗派の双方が妥協して実務者内閣の設置や新憲法制定、大統領選といった一連の政治プロセスを平和的に実現した。

 チュニジアでは今年に入り、日本人3人を含む外国人20人が犠牲になった博物館襲撃事件などイスラム過激派によるテロが相次いでおり、決して安定を取り戻したとはいえない状況だ。

 ただ、徐々にながらも対話による民主化を前進させている点で、「アラブの春」を経た他のアラブ諸国とは一線を画しており、平和賞授与は、その歩みを止めないようにという期待を込めたものといえそうだ。

【用語解説】アラブの春

 2011年1月に民衆デモでチュニジアのベンアリ政権が崩壊したのを機に、中東・北アフリカで民主化を掲げる反政府活動が拡大した現象。同年から12年にかけ、エジプトのムバラク政権、リビアのカダフィ政権、イエメンのサレハ政権といずれも独裁的な長期政権が崩壊した。一方、バーレーンでは湾岸諸国の介入でデモを鎮圧。シリアでは内戦が泥沼化し、多数の死者や難民が出ている。

563チバQ:2015/10/09(金) 20:34:26
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151009-00000064-reut-eurp
イタリア国会議員の政党乗り換え「多発」、2年で2割超
ロイター 10月9日(金)16時42分配信
[ローマ 8日 ロイター] - イタリアで国会議員による政党の乗り換えが目立っている。2013年の総選挙で当選した議員のうち、すでに2割超が所属政党を変更。政局の不安定さが浮き彫りとなっている。

上院議員315人のうち116人、下院議員630人のうち106人が所属先を変更。一度ならず2度以上乗り換えた議員もおり、この2年間で政党変更手続きは308件に上った。その結果、国会の勢力図はレンツィ政権に有利な方向にシフトしている。

ベルルスコーニ元首相に代わる強力なリーダーがいない中道右派「フォルツァ・イタリア」を離れる議員が最も多く、上院議員49人と下院議員35人が離党した。

政党への帰属意識が薄いという見方もある。「フォルツァ・イタリア」にずっと所属しているデボラ・ベルガミーニ議員は「政治が力をなくしている。ソーシャルメディア全盛の時代に(政治の)権威は失われた」と嘆いた。

モンティ元首相が率いた「市民の選択」など、13年の総選挙の直後に勢力を失った政党の議員による所属政党変更もみられた。

564チバQ:2015/10/13(火) 20:42:39
http://www.sankei.com/world/news/151013/wor1510130024-n1.html
2015.10.13 17:43

日本、11回目の非常任理へ 国連15日の選挙、史上最多に





 国連安全保障理事会(15カ国)の非常任理事国のうち今年末で任期切れとなる5カ国の改選が15日行われる。アジア太平洋枠から立候補している日本の選出は確実。選出されれば2009〜10年以来で11回目となり、国連史上最多記録となる。

 安保理は5常任理事国と10非常任理事国で構成され、非常任理でアジア太平洋枠改選対象となるのは現在ヨルダンが占める1カ国。同枠で、昨年9月にバングラデシュが出馬を取り下げたため、今年1月、日本が統一候補になった。

 国連外交筋によると、国連総会(193カ国)で実施される15日の改選で、日本は当選に必要となる投票国の3分の2以上の支持を得ることが確実な情勢だ。

 任期は来年1月から2年間。日本は北朝鮮の人権問題などに取り組む意向。安保理が事実上の決定権を握る潘基文事務総長(16年末に任期切れ)の後任選びでも選出プロセスに加わる。(ニューヨーク 共同)

565名無しさん:2015/10/13(火) 23:29:37
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015101300892
ブラジル政府、川勝知事に叙勲伝達=静岡県

 在浜松ブラジル総領事館のジョゼ・アントニオ・ピラス総領事が13日、静岡県庁に川勝平太知事を訪れ、ブラジル政府が知事にクルゼイロ・ド・スル国家勲章のコメンダドール位の授与を決めたことを伝達した。勲章はブラジル人社会への功績が顕著な外国人に与えられるという。知事は「心から光栄。県民に溶け込んでいるブラジルの方のために一層努力しなさいという励ましと承知している」と謝意を述べた。
 ピラス総領事は「ブラジルと静岡県の関係の中で文化、経済、教育、全ての分野でご尽力いただいた」と知事を称賛。後日東京都内の大使館で行う叙勲伝達式への出席を求めた。知事は応じた上、「来月、ブラジルのサンパウロに行き、エンブラエル社を表敬する。経済面で交流を深めることができるか可能性を探る」と明かした。
 県多文化共生課によると、県内には約2万7000人と全国で2番目に多くのブラジル人が在住している。(2015/10/13-22:03)

566チバQ:2015/10/15(木) 22:08:31
http://www.sankei.com/world/news/151015/wor1510150038-n1.html
2015.10.15 21:11

非常任理事国選出の日本 次期事務総長選挙、中国への牽制も

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(1/2ページ)
 【ニューヨーク=黒沢潤】日本が国連安全保障理事会の非常任理事国に選出された場合、悲願である常任理事国入りに向け国連改革議論を活発化させたい意向だ。また、北朝鮮の人権問題改善にも積極的に取り組む方針で、日本は来年末に任期が切れる潘基文(パン・ギムン)事務総長の後継者選びにも一定の役割を果たす。ただ、常任理事国では中国の牽制(けんせい)も予想され、改革の実現は一筋縄ではいきそうにない。

 日本は戦後、常任理事国拡大をにらみ、非常任理事国当選を重ねてきたが、国連史上最多となる11回目の選出は、「常任理事国入りへの最低限必要な実績」(国連外交筋)だ。

 9月に開かれた国連総会では、常任理事国を増やすといった安保理改革をめぐる政府間交渉を継続することを各国が満場一致で決定。日本は安保理改革に全力を挙げる姿勢を見せているが、安保理改革に消極姿勢を示す常任理事国の中国から、「(今後の交渉の土台となる総会議長による)文書の作成に反対した国も多い」(劉結一国連大使)などと牽制する声もある。

 北朝鮮の人権問題をめぐっては、日本や欧州連合(EU)などが非難決議案を総会第3委員会(人権)に提出する構えだ。北朝鮮による人権侵害を国際刑事裁判所(ICC)に付託するなど、「適切」な措置を講じるよう安保理に促す文言を盛り込みたい考えで、関係国と水面下で調整している。決議案が提出され、総会本会議でも採択されれば、日本は来年から安保理メンバーとして北朝鮮を本格追及する道が開ける。

 一方、潘氏の後継者選びの動きは、国連内外で本格化している。これまで選出されていない東欧地域から複数の候補者が名乗りを上げたほか、初の女性総長誕生に向け、国連教育科学文化機関(ユネスコ)のイリナ・ボコバ事務局長らが中国を訪問するなどの動きも顕在化。年明けから、「候補者十数人による選挙戦が激しさを増す」(国連関係者)とみられる。

 日本にとっては、北京で行われた抗日戦争勝利70年記念行事に、潘氏が日本の「懸念」を無視する形で出席したことは苦い記憶となった。安保理は来年、候補者を最終的に1人に絞り込み、総会に「勧告」する権限を持つ。日本が安保理内で一定の発言力を得られる意味は大きいが、中国など常任理事国の壁は厚く、安保理メンバーになってからの交渉力が問われそうだ。

567チバQ:2015/10/16(金) 21:49:13
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151016-00010012-afpbbnewsv-int
次期市長への課題はカオスな交通問題、コロンビア首都
AFPBB News 10月16日(金)16時8分配信


(c)AFPBB News
【10月16日 AFP】人口800万人のコロンビアの首都ボゴタ(Bogota)は世界トップクラスの過密都市で、深刻な交通問題を抱えている。「トランスミレニオ(Transmilenio)」と呼ばれる公共交通が毎日のラッシュ時に約30万人の乗客を運んでいるが、選挙公約であった地下鉄はいまだ実現に至っていない。9月23日、10月2、6、13日撮影。(c)AFPBB News

568チバQ:2015/10/18(日) 21:03:31
http://www.sankei.com/world/news/151018/wor1510180010-n1.html
2015.10.18 12:01

ギニア大統領選、現職が再選 野党は無効要求






ギニア大統領選で現職のコンデ大統領を支持する人たち=17日、コナクリ(AP)
 ギニアからの報道によると、同国の選挙管理委員会は17日、大統領選挙で現職のアルファ・コンデ氏(77)が野党候補のセル・ダーレン・ディアロ元首相(63)ら7人を破り、再選されたと発表した。任期は5年。コンデ氏は2期目。

 11日に投票が行われた。投票前から与野党の支持者が衝突し、死傷者が出ていた。ディアロ氏は投票後、不正があったとして選挙を無効とするよう要求、法的措置や抗議デモを検討すると述べた。

 選管によると、得票率はコンデ氏が約58%、ディアロ氏が約31%。投票率は約68%だった。

 ギニアでは1958年の独立以来、独裁政権やクーデターが続いた。コンデ氏は2010年に実施された初の民主的な大統領選で当選した。(共同)

569チバQ:2015/10/18(日) 22:14:56
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/151017/mcb1510170500006-n1.htm
TPP発効“お家の事情” 参加12カ国、固有政治問題がハードル
2015.10.17 06:31
今ともに考えよう、高レベル放射性廃棄物の最終処分[PR]
TPPへの反対を言明した民主党の大統領選有力候補、ヒラリー・クリントン氏。参加12カ国全ての議会でTPP法案が承認されるかは不透明だ=14日、米ネバダ州(AP)
TPPへの反対を言明した民主党の大統領選有力候補、ヒラリー・クリントン氏。参加12カ国全ての議会でTPP法案が承認されるかは不透明だ=14日、米ネバダ州(AP)【拡大】
 環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の暫定合意を受け、TPP参加国の関連業界には期待と不安が広がっているものの、参加国はそれぞれ固有の政治的問題を抱えている。各国の事情をつぶさに分析すると、法案成立が長期にわたり先送りされるだけでなく、成立そのものが危ぶまれる国さえあり、TPP発効までには長い道のりが横たわっている。

 順風の国は一部

 5日のTPPの大筋合意に参加12カ国では祝福ムードが広がった。5年間で19回の公式交渉を経て、結ばれた史上最大の地域貿易協定は、加盟国全体の経済規模が世界の40%を占める。しかし、企業がTPPの効果を実感するのは数カ月、あるいは数年先になる。というのも、発効には全12カ国が議会承認を得る必要があり、多くの場合、複数のプロセスを経なければならないからだ。

 参加12カ国の中で議会承認のハードルが比較的低いとみられているのは日本のほか、メキシコやシンガポール、マレーシアなど一部にとどまっている。

 メキシコでは、上院がTPPの承認を行う。グアハルド経済相は8日に記者団に対して、ペニャニエト大統領が法案を16年上期に上院に送り、上院は9月1日からの会期中に審議する方針だと話したと現地紙が伝えた。与党は上院のほぼ過半数を占めており、議会の第2勢力も企業寄りの保守派だ。アナリストによると、TPPが承認される可能性が高い。

 シンガポールでは、内閣が最初に合意内容の承認を行い、次に議会が必要な法改正の承認を行う。9月に総選挙が実施されたが、次の議会の会期はまだ発表されていない。与党・人民行動党は得票率70%で、議席の90%以上を獲得した。従って、TPP法案はスムーズに可決される見通しだ。

 マレーシアでは議会がTPPを承認する。一部議員はTPPに反対しているが、ナジブ首相率いる与党連合は、議席の約60%を占めており、法案可決に必要な過半数に達している。16年に審議が行われるとみられる。

 難航筆頭が米国

 これらの国に対し、議会承認が難航するとみられている国の筆頭が米国だ。

 米通商代表部(USTR)のフロマン代表は、11月初旬にTPP全文を公開し、TPP発効に関する議会採決に向けたプロセスを開始すると述べた。しかし通商問題は2016年大統領選での争点になるとみられており、オバマ政権は議会への法案提出を、両党の候補者指名争いの最初のラウンドが終わる、来年3月後半から4月まで待つ可能性がある。

 民主党有力候補のヒラリー・クリントン元国務長官は先週、従来の姿勢を変え、TPP不支持を発表した。13日夜に行われた討論会では「発表された合意内容は、わたしの基準には達しなかった」と発言した。

 大半の共和党議員は貿易推進の立場から、法案を支持するとみられている。しかしながら、一部の民主党議員は、ビル・クリントン政権時代に批准された北米自由貿易協定(NAFTA)で米国の雇用が失われたと主張し、TPPに反対している。議会選挙で民主党に多額の献金を行った労働組合も、TPPに激しく反対している。

 オバマ大統領はファストトラックと呼ばれる大統領貿易促進権限(TPA)を獲得したため、議会は承認か不承認のいずれかを選ぶ投票だけを行い、TPPの内容を修正することはできない。そのためTPPの承認は容易だとみられているが、民主党内で意見が分かれているため、どのような結論が下されるのか不透明だ。

570チバQ:2015/10/18(日) 22:15:10
■TPP、成立危ぶまれる国も

 また、カナダではTPPが19日に行われる総選挙の争点となっている。ハーパー首相はTPPを利用して、政権のこれまでの経済政策を宣伝しようとしている。最大のライバルである自由党のトルドー党首は合意内容を知りたいとし、態度をはっきりさせていない。

 米国、カナダ両国の他にも先行きの見通しが不透明な国が多い。オーストラリアでは上下両院での承認が必要になる。今後下院では4週間、上院では3週間にわたって議会が開かれるが、12月3日から来年2月までは休会となる。これまでのところ、2月までにTPPの審議を行うかどうか示されていない。最大野党の労働党は、TPPを支持するかどうかは合意内容を踏まえ判断するとしている。

 ニュージーランドでは、議会の外交問題特別委員会がTPPを審査し、内閣に合意を承認すべきかどうかの勧告を行う。議会はTPP発効に必要な国内法改正について採決を行う。キー首相は最大野党の労働党に超党派的なアプローチでTPPを支持するよう促している。

 ベトナムでは共産党中央委員会がTPPの審査を行う。その後国会が確認し、採決を行う。現地メディアは商工副大臣の話として、承認までに1年半〜2年かかると見込まれていると伝えた。

 ブルネイではボルキア国王が首相、国防相、財務相を兼任する。広い影響力を持ち、国王がTPPを支持すれば承認されると見込まれている。

 チリのバチェレ大統領は、議会がTPPを審査するとして、審議のスケジュールを明確にしていない。同大統領は9日、チリの輸出業者にとって新たな機会が開かれるなど、TPPに好意的な発言をした。

 ペルーでは一院制の議会がTPP承認について採決を行う。同国はすでにチリ、メキシコ、カナダ、米国、日本と通商協定を結んでおり、これまでのところそれほど多くの反対意見は表明されていないが、4月の大統領選、議会戦の前に変わる可能性が高い。与党は議会では少数派であるため、TPPの承認は容易ではない。(ブルームバーグ Jodi Schneider)

571チバQ:2015/10/19(月) 22:30:45
http://www.sankei.com/world/news/151019/wor1510190042-n1.html
通貨急落のザンビア、大統領が国民総動員し「神頼み」
AFP=時事 10月19日(月)17時25分配信

通貨急落のザンビア、大統領が国民総動員し「神頼み」
ザンビアの首都ルサカで、数千人が参加した不況脱却を神に願う集会で祈る女性(2015年10月18日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】アフリカ中部ザンビアのエドガー・ルング(Edgar Lungu)大統領は18日、自国通貨の急落を「癒やす」ことを願って神に祈りをささげた。ルング大統領は前もってこの日を「不況脱却のため全国民が祈る日」と定めており、全土でバーが休業し、サッカー国内リーグの試合も全て中止された。


 ザンビアの通貨クワチャは今年に入り、対ドルで45%も下落した。輸出の大半を占める銅の価格が下がったのが主な要因だが、下落率は米経済通信社ブルームバーグ(Bloomberg)が動きを追う155通貨の中でも最悪となっている。こうした事態を打開しようと、ルング大統領は前月、国を挙げて神に祈りをささげるよう命令していた。

 18日、ルング大統領は集まった約5000人の国民を前に「神はわれわれの嘆きを聞き、われわれの罪をゆるしてくださる。そして必ず、この国を深刻な社会・経済危機から救ってくださる」と語り、さらに「優れたアイデア」を持つ者は名乗り出て政府を支援するよう呼び掛けた。

 この日に予定されていたサッカーの試合はすべて延期され、バーは午後6時までの閉店を命じられた。

 経済危機の原因に直接対処せずに「祈りの日」で国民をごまかそうとしていると、ルング大統領を批判する声もある。これに対し、アフリカ聖書福音協会の司教は18日の集会で「聖書には、金と銀は神に属すると記されている。わたしたちが祈れば、神はわが国の経済を立て直してくださる」と反論した。【翻訳編集】 AFPBB News

572名無しさん:2015/10/20(火) 21:56:56
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2015102000115
豪首相、12月訪日で調整=「親中派」観測払拭狙う

 【シドニー時事】オーストラリアのターンブル首相は12月に訪日する方向で最終調整に入った。オーストラリアン紙が20日、報じた。首相に対しては「親中派ではないか」と国内外で観測がくすぶるが、就任後初の本格的な外遊先に日本を選ぶことで払拭(ふっしょく)したいようだ。
 ターンブル氏は9月、与党・自由党の党首選でアボット前首相を破り就任したばかり。銀行家として中国に投資してきた経歴があり、息子の妻が中国人学者の娘。親日的だったアボット前政権から一転し「経済的実利優先で中国寄りにかじを切る」という見方も出ていた。
 安倍晋三首相との会談では、日本が参画を目指す豪州の潜水艦開発計画や防衛・経済連携強化が議題になる見通し。豪首相府当局者は取材に対し、「訪問計画を発表できる段階にないが、可能な時期に日本を訪れたい」と意欲を示した。
 同紙によると、2008年に当時のラッド首相が本格外遊先としてまず中国を訪れ、日豪関係が冷え込んだことも教訓にしている。ターンブル氏は既に隣国ニュージーランドを訪れている。 (2015/10/20-11:43)

573チバQ:2015/10/25(日) 12:38:25
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151024-00000038-asahi-int
大統領暗殺未遂容疑で副大統領を拘束 モルディブ
朝日新聞デジタル 10月24日(土)18時47分配信

 インド洋の島国モルディブの警察当局は24日、ヤミーン大統領を暗殺しようとしたとして、アディーブ副大統領を拘束した。9月28日、大統領が乗った高速艇で爆発が発生。副大統領が関与したとされるが、AP通信によると、副大統領は容疑を否認している。

 モルディブでは30年にわたり独裁を続けたガユーム大統領が2008年の大統領選で敗北。ナシード政権が誕生した。ナシード大統領は12年にクーデターで座を追われ、13年の大統領選でガユーム氏の親族ヤミーン氏が当選した。ヤミーン政権は今年2月、ナシード氏を反テロ法容疑で逮捕するなど、権威主義的な傾向を強めていた。(貫洞欣寛)

http://www.sankei.com/world/news/151024/wor1510240064-n1.html
2015.10.25 08:22

副大統領が大統領暗殺図る? モルディブ、ボート爆破

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 インド洋のモルディブ警察当局は24日、ヤミーン大統領が乗ったボートの爆破事件に関与したとして、アブドルガフール副大統領を逮捕した。AP通信などが伝えた。同氏は7月に観光相から昇格したばかり。シンガポール経由で中国から帰国したところを逮捕された。これまで事件への関与を否定している。同氏の元警護要員を含む兵士3人も逮捕された。

 ヤミーン氏は9月28日、サウジアラビアの大巡礼(ハッジ)から帰国し、空港からスピードボートで首都マレに向かった際、海岸付近でボートが爆発。同氏は無事だったが妻らが負傷した。

 ヤミーン氏が座る予定だった席の下に爆発物が仕掛けられており、暗殺を狙った可能性が指摘されている。ヤミーン氏が死亡すれば、後継者はアブドルガフール氏だった。

 ヤミーン氏はモルディブで長期独裁体制を敷いたガユーム元大統領の親族。(共同)

574チバQ:2015/10/25(日) 12:38:48
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151024-00000037-mai-int
<国連>「青い旗は希望の旗印」…発足から70年 光と影
毎日新聞 10月24日(土)11時40分配信

<国連>「青い旗は希望の旗印」…発足から70年 光と影
発足70年を記念しライトアップされた米ニューヨークの国連本部=AP
 【ニューヨーク草野和彦】国連は24日、発足から70年を迎えた。第二次世界大戦を防げなかった反省を踏まえて創設され、加盟国はこの間51から4倍近い193に増えた。一方、内戦5年目のシリアでは犠牲者が20万人を突破するなど、紛争や抑圧で家を追われた人々は世界中で6000万人に達し、戦後最悪の状況が続いている。国連憲章第1条に掲げられた「国際平和と安全の維持」という理想の実現は、まだ遠い。

【国連の発足と70年の歩み】

 国連総会は23日、記念会合を開催。潘基文(バンキムン)事務総長は「70年たった今も、国連の青い旗は全人類にとって希望の旗印だ」と評価する一方「我々の取り組みはまだ完全ではない。暴力と貧困、疾病、虐待は今でも多くの人々を苦しめている」と強調。「よりよい世界のために強い国連が必要だ」と述べ「すべての人にとって、より良く、明るい将来を目指すという誓約を再確認しよう」と呼びかけた。会合では「国連憲章の目的と原則を今後も変わることなく守っていく」ことなどを誓った決議が採択された。

 今年は広島、長崎への原爆投下から70年でもあるが、4〜5月の核拡散防止条約(NPT)再検討会議は、交渉がまとまらずに決裂。記念会合でリュッケトフト総会議長は「核軍縮交渉はあまりに長い間、行き詰まっている」と厳しく指摘した。

 また、国連安全保障理事会は、加盟国に対して法的拘束力を持つ決定のできる唯一の機関だが、拒否権を持つ5常任理事国(米英仏中露)が支配する構図は、変わらないままだ。日本は、国連加盟から60年を迎える来年にかけ、安保理改革に力を入れる考えだ。

 さらに、国連は地球温暖化という発足当時にはなかった課題にも直面している。今年9月には、来年から15年間の国際社会の新たな開発目標「持続可能な開発のための2030アジェンダ」を採択。11月末にパリで始まる国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)で再び、国際社会の結束が問われる。

 発足70年を記念し、国連本部は23日、青色にライトアップされた。東京スカイツリーや中国の万里の長城など世界中のランドマークも24日、「国連ブルー」に染まる。

575チバQ:2015/10/25(日) 15:20:17
http://www.afpbb.com/articles/-/3062964
南スーダン「レイプキャンプ」の実態、女性数千人が性奴隷に
2015年10月22日 14:56 発信地:ベンティウ/南スーダン
【10月22日 AFP】ある女性は、兵士らに拉致されて軍事基地に連れていかれ、縛り上げられて2か月にわたり繰り返しレイプされた。別の女性は15歳の妹とともに拉致され、5夜連続でレイプされた。また別の女性は12歳の娘と一緒に森に連れて行かれ、2人ともレイプされた。

 21か月に及ぶ南スーダン内戦では、既に戦争犯罪や人権侵害の報告が多数なされているが、女性や少女たちが性奴隷として拉致されている事実は、憂慮すべき新たな側面だ。被害女性の中には、秘密の「レイプキャンプ」で他の数百人の女性と共に無期限で拘束されている人々もいる。

 ナイジェリアのボルノ(Borno)州チボク(Chibok)で2014年4月、イスラム過激派組織ボコ・ハラム(Boko Haram)に拉致された少女たちや、イラクでイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」に性奴隷として連れ去られたヤジディー(Yazidi)教徒の女性たちのことは、よく知られている。だが、南スーダンでは、拉致され繰り返しレイプされて奴隷のように働かされている女性や少女たちの数が、一つの州だけで数千人に上るとみられ、そうした女性らの悲惨な現実は、今まで明らかにされてこなかった。

 AFPが北部ユニティ(Unity)州で行った数々の聞き取り調査の結果、政府軍の兵士や彼らと同盟関係にある民兵が最近、攻勢を強めた際に、女性の拉致とレイプを組織的に行っていたことが明らかになった。

 調査は政府軍に焦点を絞って行ったが、南スーダンでは政府軍と反政府勢力の双方が、特定の民族を標的とした殺りく行為や、敵対勢力の支配地域での少年兵徴集や子どもの殺害、レイプや拷問を繰り返し、住民を追放して一帯を「浄化」することで敵対勢力を排除している。

■組織的な拉致とレイプ

 ヌヤベナさん(30歳・仮名)の経験は典型的だ。子どもたちと暮らしていたラブコナ(Rubkona)郡の村は今年4月、兵士の襲撃を受けた。男性と少年は撃たれ、家々は略奪・放火され、女性や少女は連行された。ヌヤベナさんは、隣接する2つの村で拉致された40人のうちの1人だった。5人の子どもたちと引き離されたことについて語り始めると、ヌヤベナさんの目には涙があふれた。

 女性らは、マヨム(Mayom)郡に連れていかれた。ヌヤベナさんは、政府軍のスーダン人民解放軍(SPLA)側と同盟関係にあるブル・ヌエル(Bul Nuer)部族の民兵組織の拠点で拘束された。2013年12月以来、反政府勢力との戦闘を続けているSPLAは、今年4月から7月にかけ、この民兵組織と共同で攻勢を実施した。国連(UN)の調査官らは8月の報告書でこの攻勢を「焦土作戦」と表現している。

 南スーダンでは、国土の広範囲が戦闘と洪水によって立ち入りが難しくなっており、ユニティ州は援助隊から「情報のブラックホール」と呼ばれる状況に陥っている。ある人権問題調査員によると、多くの女性が拉致されたマヨム郡は「何が起きているのか、誰にも分からない」状態にある。

 また、ある軍事専門家の推測によれば、攻勢の最中に拉致された女性は「数千人」に上る。同調査員は「女性の拉致は組織的に行われているようだ。(拘束期間は)1日か、それ以上、あるいは永久に続くかもしれない」と語った。

 逃れることができた人々は、自身の経験を、感情のない静かな声で回想する。悪夢にうなされ、まだ捕らわれの身であると思い込み、恐怖におののいて目覚める人々もいる。

 ヌヤベナさんは、拉致された後、日中は略奪してきた物や食事を運んだり、水くみや農作業をさせられたりしていた。日中は常に見張られ、夜になると他の女性たちと一緒に縛られた。「兵士はセックスをしたくなるとやって来て、私たちの縄をほどいて連れていった。終わったら私たちを元の場所に連れ戻し、再び柱に縛り付けた」。ヌヤベナさんは、両肘を後ろで伸ばして縛られていた姿勢を再現しながら語った。一晩に4人の男にレイプされるのは日常茶飯事だったという。

 労働を拒んだり、レイプに抵抗したりした女性たちは姿を消した。「朝になって、彼女たちがいなくなっていることに気付くんです」。4月に彼女と一緒に連れていかれた40人のうち10人が、そのようにしていなくなったという。

576チバQ:2015/10/25(日) 15:20:31
■「壊れた少女は使い捨てに」

 ヌヤツアチさん(仮名)の場合、5月にラブコナ郡の村が襲撃に遭った際に、10代の未婚の娘3人が拉致された。2人はまだ行方不明だが、17歳の娘はめい3人と一緒に逃げてきた。

 戻ってきた彼女らは「とても弱って、痩せ細って」いたという。「体は衰弱し、あまりにも多くの男たちと性交渉をしたせいで体液が流れ出ていた」と、ヌヤツアチさんは説明した。これは、特に暴力的なレイプ被害に遭った場合に、膣と膀胱または直腸との間に穴が開いて失禁を引き起こす「瘻孔(ろうこう)」の典型的な症状だ。

 中には、出血して性交渉ができなくなるまで繰り返しレイプされた末に、解放されたり、殺されたりした女性らもいた。「壊れた少女たちは、使い捨てにされる」とヌヤツアチさんは語った。(c)AFP/Tristan MCCONNELL

577チバQ:2015/10/25(日) 15:21:05
http://www.afpbb.com/articles/-/3064093
選挙控えたタンザニアでアルビノ襲撃事件
2015年10月24日 18:27 発信地:アルーシャ/タンザニア
【10月24日 AFP】大統領選と議会選を25日に控えたアフリカ東部タンザニアで、アルビノ(先天性色素欠乏症)の男性(35)が山刀で襲われ、性器を切断されそうになる事件が起きた。地元メディアが23日、報じた。

 人権団体らが、一部の政治家らが幸運のお守りや「魔術」の薬などとしてアルビノの人体の一部を求めている可能性があると指摘するなど、選挙前に、アルビノの人々を標的とした殺人事件が多発することが懸念されている。

 主要都市ダルエスサラーム(Dar es Salaam)近郊のプワニ(Pwani)州政府当局者によれば、「男性は自宅で襲われ、現在入院中だが、命に別条はない」という。 襲撃は21日夜に起こったという。

「私たちは、アルビノの人々に対する襲撃は減ってきていると思っていた。しかし、今回の襲撃で、アルビノの人々が、特に今回の選挙期間中に標的になっていることが明らかになった」と、アルビノの人々の人権擁護団体「アンダー・ザ・セイム・サン(Under The Same Sun)」のタンザニア事務局長、ビッキー・ヌテテマ(Vicky Ntetema)氏は述べた。

 国連(UN)の専門家によると、2000年以降、少なくとも76人のアルビノの人々が殺害され、切断された遺体の一部は約600ドル(約7万3000円)で、全身は7万5000ドル(約900万円)で売買されているという。(c)AFP

578チバQ:2015/10/25(日) 15:24:52
http://www.sankei.com/world/news/151022/wor1510220028-n1.html
2015.10.22 16:33
【ウイークリーワールド】
「ラグビー王国」ニュージーランドで国旗変更? 来月から国民投票、ジャスティン・ビーバーも“参戦”





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ニュージーランド国旗の新デザイン候補となっている5案。上段左から「赤白青のシルバーファーン」、「コル」、「黒白青のシルバーファン」。下段左から「黒白シルバーファーン」「レッドピーク」(AP)
 ラグビーのワールドカップ(W杯)で代表チームが24日(日本時間25日)に南アフリカと準決勝を戦うニュージーランドで来月から、国旗の変更をめぐる国民投票が始まる。11〜12月の投票で新デザイン候補の5案から1つを選んだ上で、来年3月に現在の国旗との間で改めて投票を実施、国旗変更の是非を決めるのだ。新デザイン候補には、ラグビー代表チーム「オールブラックス」が使用するシダを使ったデザインもあり、W杯での勢いが投票に影響するのかも注目される。(上塚真由)



 英国国旗ユニオンジャックと南十字星を表す4つの星を組み合わせたニュージーランドの国旗は、1902年から採用されている。だが、同国内では数十年前から、国旗変更をめぐる賛否の議論が交わされてきた。

 “変更派”の主な主張は「オーストラリアの国旗と酷似している」というものだ。オーストラリアの国旗はニュージーランドと同じユニオンジャックと南十字星の組み合わせで、星の形や数が異なる。

 両国になじみのない人にとっては見極めが難しく、欧米メディアによると、ニュージーランドのジョン・キー首相でさえ「国際会議で何度もオーストラリアの国旗の席に座らされた」とぼやいているという。

 さらに、左上にユニオンジャックを配したデザインが「英国の植民地時代を想起させ、時代錯誤だ」などという意見も広がる。

 これに対し、“現状維持派”は、現在の国旗に愛着を持っているという意見が大半。国旗を掲げて戦った思い入れがあるとして、退役軍人の団体も変更反対の意向を示している。



 長年、国を二分してきた国旗問題が急展開をみせたのは昨秋。昨年9月のニュージーランド議会選挙でキー氏率いる与党・国民党が勝利し、キー氏の続投が決まると、政府は翌10月、国民投票を実施することを閣議決定した。

 “変更派”のキー氏のもと、国旗をめぐる議論は加速。今年2月に法律家や歴史家らで構成される国旗検討委員会を立ち上げ、デザインを公募。集まった約1万点のデザインの中から8月に40点にしぼり、9月に4点の最終候補を公表した。

 いずれも、先住民・マオリ族の信仰の対象で、ニュージーランド原産のシダ「シルバーファーン」をあしらったデザインで、(1)赤白青のシルバーファーン(2)黒白青のシルバーファーン(3)黒白のシルバーファーン(4)コル(シダの新芽)-という4点だ。

579チバQ:2015/10/25(日) 15:25:13
 だが、この委員会の決定に、国民からは「全て似ている」「斬新さに欠ける」と不満が噴出。そこで、政府は、4点に絞る過程で落選したもののソーシャルメディアで人気が高かった、同国の山脈を表した(5)レッドピークを、急きょ候補に加えることにした。

 (5)レッドピークはいったん落選した後、復活を求めて約5万人の嘆願書が政府に提出された、という人気のデザイン。だが、インターネット上で米ノースカロライナ州の工務店のロゴと酷似していると指摘されるなど、東京五輪の公式エンブレム問題を想起させるようなゴタゴタ続きとなっている。



 5点の候補が出そろったものの、実際に国旗が変更されるまでの道のりは遠そうだ。最新の調査では、現在の国旗の人気が高いことが示された。

 ニュージーランドの民間調査会社が、今月1〜15日に1000人を対象に行った調査によると、5点の候補の人気順は、1位が(1)赤白青のシルバーファーン(36.4%)、2位が(2)黒白青のシルバーファーン(32.9%)、3位が(5)レッドピーク(18.1%)、4位が(3)黒白のシルバーファーン(6.6%)、最下位は(4)コル(6%)という結果になった。

 だが、2回目の国民投票を想定し、5点の候補それぞれと現在の国旗の間でどちらを好むかを尋ねたところ、いずれも現在の国旗が勝利。5案の中では最も人気が高かった(1)赤白青のシルバーファーンでさえ、36%対64%の大差で現在の国旗に負ける“惨敗”となった。

 地元メディアによると、2回の国民投票などの費用が2600万ニュージーランドドル(約21億円)に上ることも、国旗変更への反対論が強まっている要因とされる。

 ニュージーランドの国旗問題は世界的に注目されており、1965年に国旗を変更したカナダ出身の人気歌手、ジャスティン・ビーバーが今月ニュージーランドを訪れた際、「みんな、自分の国の国旗に自信を持てないの」と国旗の変更に反対だと発言し、話題になった。

 劣勢が伝えられる新たなデザイン候補。オールブラックスのように国民の支持を得られるのか。“準決勝”と位置づけられる1回目の国民投票は郵便で、11月20日から3週間にわたって行われる。

580チバQ:2015/10/25(日) 15:32:43
http://www.sankei.com/world/news/151023/wor1510230062-n1.html
2015.10.24 08:19
【国連70年】
問われる日本の存在感 発言力強める中国 「戦勝国」は特権手放さず

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2012年2月、南スーダンの首都ジュバで、国連平和維持活動(PKO)のために派遣された陸上自衛隊の先遣隊(早坂洋祐撮影)
 【ニューヨーク=黒沢潤】国連は24日、創設70年を迎える。貧困や気候変動対策などで成果を上げる一方で、世界規模の大戦勃発阻止に向け、頻発する局地紛争の解決に当たる安全保障理事会は事実上、“機能不全”に陥っている。21世紀に入り、常任理事国の中国が強大な経済力を背景に国連内で発言力を強めており、日本の存在感が問われる状況にもなっている。

成果はPKO

 「誰も置き去りにしない」。今年9月、創設70年に当たって開催された国連総会に合わせ、貧困や教育格差、気候変動対策などを討議する国連本部でのサミットには、“地球市民”を救うスローガンが掲げられた。「193カ国が入る普遍的な機関は国連しかない。決定したことが世界的な権威を持つのは、70年の成果といえる」。吉川元偉(もとひで)国連大使は国連の意義を強調する。

 1945年に発足した国連の功績の1つは平和維持活動(PKO)だ。紛争が絶えないアフリカなど16カ国に総勢12万人以上を展開。PKO部隊が派遣されたインドシナが今、「繁栄のエンジンになっている」(国連外交筋)のは、部隊派遣の成果といっていい。

「戦勝国が支配」

 ただ、ここ数年の安保理は機能不全が目立つ。

 中でも、シリア内戦では2011年の「アラブの春」以降、内戦での死者数が20万人を超えた。アサド政権の後ろ盾であるロシアは、シリアをめぐる問題で拒否権を4回行使した。現在は、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」が跋扈(ばっこ)する事態に発展し、今年だけで50万人以上の難民や移民が欧州に押し寄せる原因の一つとなった。

 ファビウス仏外相は9月、国連総会と並行して開催したニューヨークの会合で、「拒否権は特権ではなく責任だ」と述べ、非人道的な虐殺行為がある場合、大国は拒否権の発動を控えるべきだと提言した。

 意表を突く発言に対し、賛同する国は約75カ国に上ったが、ロシアのチュルキン国連大使は「勝手に自分の権利を制限すればいい」と同調しない姿勢を鮮明にした。

 アナン前事務総長ら有識者で作る国際的非政府組織「エルダーズ(長老たち)」は今年2月、国連改革を求める提言を発表し、「安保理はなぜ、いまだに第二次世界大戦の戦勝国5カ国に支配されているのか理解に苦しむ」と国際社会に訴えた。

中国の存在感

 日本の国連内での存在感を着実に脅かしつつあるのが中国だ。通常予算の分担率は16〜18年、現在の6位から3位(7.92%)へと一気に上昇する見通しだ。日本は2位(9.68%)を維持するものの、下げ幅は加盟国中最大で、発言力の低下が懸念されている。

 吉川大使は中国の台頭に警戒感を見せつつも、(1)PKOへの「人的」貢献(2)国連分担金とは異なる難民対策への各国の経費供出(3)途上国への政府開発援助(ODA)支出-といった分野も「加盟国の存在感」を示す上で重要なバロメーターであると指摘。

 また、加盟国が国連総会に独自に提出する決議案が採択されるか否か、国際機関の各ポストをめぐる選挙で勝利できるかも重要な指標だとした上で、「来年からの2年間、非常任理事国として安保理に席をおくことで発言力を伸ばすチャンスにしたい」と意気込む。

 米ニューヨーク大のジェローム・コーエン教授(法学)は「(第二次大戦中に)強権国家だった日本が戦後に大変革を遂げ、民主主義を実践している。世界の手本になり得る」と日本に期待を寄せる。

 国連憲章には、日本やドイツなどを対象とする「旧敵国条項」が厳然として残る。95年の国連総会で「死文化」が確認されたが、削除は実現していない。日本政府は「葬式は2回行う必要はない」(外務省筋)と、現時点では追加的な対応に消極的な姿勢を示している。

581チバQ:2015/10/25(日) 15:34:51
http://www.sankei.com/world/news/151024/wor1510240043-n1.html
2015.10.24 16:08
【国連70年】
安保理「機能不全」打開に日本など104カ国が「反対しない」誓約に署名 中露米は賛同せず

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 【ニューヨーク=黒沢潤】国連創設から24日で70年となるのを前に、加盟国(193カ国)の半数以上にあたる104カ国は23日、非人道的な虐殺行為が発生した場合、安全保障理事会に提出された関連決議案に反対しないと誓約する「行動規範」に署名した。シリア内戦の解決を目指す決議案にロシアと中国が拒否権を行使するなど、安保理が「機能不全」に陥っている状況を打開するためのもので、常任理事国からはフランスと英国が賛同したものの、ロシアと中国、米国は賛同しなかった。

 規範作成を主導したのはリヒテンシュタインなど27カ国で作る「ACT」グループ。規範は、虐殺や戦争犯罪阻止に向けた「説得力ある決議案に(誓約国は)反対しない」と規定。発生した「暴力」を「虐殺」と認定するのは事務総長であると規定している。
 現在の非常任理事国からはスペインが賛同したほか、2016〜17年に非常任理事国を務める日本やウクライナ、ウルグアイも賛同した。ドイツやイタリアなどの大国も賛同した。

 署名に先立ち、フランスのファビウス外相は9月下旬、虐殺行為があった場合、常任理事国5カ国は拒否権を使うべきでないと提言し、約75カ国が賛意を示した。しかし、中露は拒絶を表明したほか、パレスチナ問題関連の決議案に拒否権を行使してきた米国も慎重姿勢を見せていた。

 国際人権団体「ヒューマン・ライツ・ウオッチ」(HRW)は23日、「(多くの加盟国が署名したことで)虐殺問題の決議案に反対すれば、より多くの『政治コスト』が伴うことになった」と指摘した。

 潘基文(パン・ギムン)事務総長は同日、国連本部で行われた創設70年の記念討論会合で、「国連の青い旗は人類全体にとって希望の旗だ。より良き世界の構築に向け、強い国連が必要だ」と強調した。

582チバQ:2015/10/25(日) 19:47:32
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2015102500127
現職優勢、安定への試金石=コートジボワール大統領選



22日、最大都市アビジャンで、インタビューに応じるコートジボワールのワタラ大統領(AFP=時事)
 【ロンドン時事】世界的なカカオ生産国のコートジボワールで25日、大統領選の投票が行われた。混乱が続く中で、「安定した西アフリカの原動力というかつての姿を取り戻す」(AFP通信)ための試金石と位置付けられる。計8人が立候補しており、事前予想では、内戦後の国家復興を主導してきた現職のワタラ大統領(73)が優勢だ。
 2010年の大統領選では、ワタラ氏の当選が発表されたが、対立候補のバグボ前大統領が辞任を拒み内戦に突入。バグボ派の敗北で終結するまでに3000人以上が犠牲となった。
 11年に大統領に就任したワタラ氏は、インフラ投資強化で低迷した国内経済を上向かせ、近年は約9%の高い成長率を維持。「経済ブーム」はワタラ氏への強い追い風になっている。(2015/10/25-17:48)

583チバQ:2015/10/25(日) 19:55:59
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2015102500079
タンザニアで大統領選=長期政権の与党優勢か


 【ロンドン時事】東アフリカのタンザニアで25日、大統領選と議会選の投票が行われた。任期はいずれも5年。大統領選では、与党タンザニア革命党(CCM)のマグフリ建設相(55)が優勢とみられる。結果は数日以内に発表される見通し。
 現職のキクウェテ大統領は3選禁止規定により出馬しない。最大野党・民主開発党(CHADEMA)を中心とした野党連合からは、ロワッサ前首相(62)が立候補。ロワッサ氏は与党候補となれなかったことを不満として野党側にくら替えした。(2015/10/25-14:33)

584チバQ:2015/10/25(日) 19:58:43
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date4&k=2015102200970
3万人超、餓死に直面=国連が警告-南スーダン



9日、南スーダン北部アウェルの病院で、栄養失調になりベッドに横たわる生後2カ月の女児(AFP=時事)
 【ナイロビAFP=時事】国連は22日、内戦が続く南スーダンで3万人以上が餓死に直面していると強い警告を発した。さらに何万人もが「飢餓の瀬戸際」に立たされていると訴えた。
 国連食糧農業機関(FAO)と国連児童基金(ユニセフ)、世界食糧計画(WFP)は共同で声明を出し「少なくとも3万人が極限状態で生きており、飢えと死に直面している」と強調。内戦は既に1年10カ月続いており、戦争犯罪が繰り返され、状況は悪化の一途だと世界に訴えている。(2015/10/22-23:54)

586チバQ:2015/10/26(月) 00:37:54
http://www.sankei.com/world/news/151025/wor1510250038-n1.html
2015.10.25 23:23

グアテマラ大統領選決選投票でコメディアン候補優勢か

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 中米グアテマラで25日、大統領選挙の決選投票が行われた。世論調査では中道右派、国民集中戦線(FCN)の党首でコメディアンのジミー・モラレス氏(46)が中道左派国民希望党(UNE)党首サンドラ・トレス氏(60)をリードしている。大勢は25日深夜(日本時間26日午後)にも判明する見通し。

 同国では通関をめぐる汚職事件が最近発覚、ペレスモリナ前大統領や政府要人が拘束・訴追されるなどして衝撃を与えた。前大統領は中心的な役割を果たしたとして9月に拘束され辞職した。

 モラレス氏は当初泡まつ候補とみられていたが政治家の汚職体質に怒りを募らせた国民の票を集め、9月の第1回投票で首位に立った。一方のトレス氏はコロン元大統領の元夫人。

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 次期大統領は来年1月14日に就任。任期は4年。汚職撲滅の他、貧困層や麻薬密輸組織が絡む犯罪対策などが課題だ。(共同)

587とはずがたり:2015/10/26(月) 15:18:31
西蘭英米といずれも世界最大の経済力を以て覇権国家として君臨した訳で確かにアメリカに挑んだ日ソと違って中国はアメリカを凌駕する経済力を持ちそうだから今後に注目である。TPPをアメリカが拒否したりすると自殺行為だと思うがなぁ。。オバマの強い口調も米議会向けの牽制か。

米国にとって中国は本当に手強い相手なのか
東洋経済オンライン 10月24日(土)6時0分配信
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151024-00089153-toyo-bus_all

近年、中国脅威論や中国崩壊論があふれかえっている。しかし、それは、事実を踏まえた確かな根拠に基づくものなのだろうか。システム分析の専門家で未来予測のプロであり、『データで読み解く中国の未来』を著した筆者が、現実を直視した中国論を展開する。

■ 2025年、GDPで米国に並ぶ
 報道によると、米国は中国が埋め立てを行っている南沙諸島の周辺12カイリ以内に軍艦を派遣することを決めたという。この原稿を書いている時点で、本当に派遣したかどうかは明らかになっていないが、米国は派遣によって、中国に対して南沙諸島の領有を認めないというメッセージを送ろうとしている。

 国防省や太平洋艦隊は12カイリ以内に軍艦を入れて中国を牽制することを主張しているが、ホワイトハウスが待ったをかけていたようだ。それによって中国との間に深刻な対立が起きることを懸念したためである。だた、この9月に習近平がワシントンを訪れた際にも、南沙諸島の埋め立てについて中国側から誠意ある回答を得ることができなかった。そのために、オバマ大統領が決断したと伝えられる。

 現在、中国はその決定に強く反発しており、米国が12カイリ以内に軍艦を入れた場合にどのような事態が生じるか、予断を許さない。

 南沙諸島をめぐる中国と米国の対立は現在進行形である。ただ、中国による南沙諸島の埋め立ては、今年の秋になって突然始まった問題ではない。フィリピン政府は2014年5月に、中国がジョンソン南礁を埋め立てていることを示す時系列写真を公開した。もう1年半も前から問題になっていたのだ。それなのに、これまで世界の警察官を任じる米国は手をこまぬいてきた。

 日本の保守派は、それをオバマ政権が弱腰だからと批判している。だが、筆者はオバマが弱腰だからではないと考える。共和党政権であっても、中国との真正面からの対立は躊躇するはずだ。

 それは、現在、中国のGDPが米国の6割程度になっており、2025年ごろには米国と肩を並べるとされるからである。簡単に打ち破ることができる相手ではない。その事実がワシントンを慎重にさせている。

 米国が世界の覇権を確立して以来、中国は最も手ごわい相手である。国と国の対立において、最終的に勝敗を決めるのは経済力。軍事力は経済力の上に築かれる。無理して軍事力を強化しても経済がついていかなければ、その維持はおぼつかない。

 それは、北朝鮮を見ればよくわかる。北朝鮮は“強盛大国”をスローガンに軍備の増強に邁進しているが、それでも韓国や日本にとって真の脅威ではない。北朝鮮が韓国に侵攻しても、韓国軍や米軍が本気で反撃に転じれば、北朝鮮軍は1週間程度で崩壊する。経済力の裏付けのない北朝鮮は“なにをしでかすかわからない”という意味においては脅威ではあるが、それ以上のものではない。

■ 軍事力で雌雄を決してきた米国

 軍事力は経済力の背景があって、初めて深刻な脅威になる。そう考えれば、経済力が劣る相手に軍事面で対決を迫り、雌雄を決することは有効な手段である。今になって思えば、太平洋戦争に突入する際の日本は、米国の術中にはまり込んでいた。

 国際的に高い評価を得た歴史経済学者のアンガス・マジソン氏の統計によると、太平洋戦争が始まった1941年において、日本のGDPは米国の19%でしかなかった。日本は三国同盟を結んだドイツを頼みにしていたのだが、そのドイツのGDPも米国の24%ほどだった。相手が数分の1の国力しか有していないのならば、外交交渉を続けるより戦いによって雌雄を決したほうが、話が早い。

 中国からの撤兵をめぐって日米は交渉を続けたが、その最終段階で強硬な内容を記したハルノートを突き付けられて、日本は開戦を決断した。だが、それは米国のわなにはまったと言ってもよい。

 米国はドイツとの間に戦端を開きたかった。ドイツを破ってヨーロッパを支配下に置く。それは、その当時、世界を手中に収めることと同義語であった。ルーズベルトは、ヒットラーがいくら大声で叫んだところで、ドイツの国力が米国の4分の1程度でしかないことを冷徹に押さえていた。戦えば勝てる。だから、ヨーロッパの戦争に加わりたい。しかし、戦う口実が見つからない。

588とはずがたり:2015/10/26(月) 15:18:49
>>587-588
 日本は口実を作るために利用された。交渉を長引かせて、最後にハルノートを突き付けて最初の1発を打たせた。ルーズベルトが真珠湾攻撃を事前に知っていたかどうかは大きな問題ではない。米国は太平洋のどこかで日本に最初の1発を打たせたかっただけだ。そして、それに成功した。

■ ソ連ですらGDPは米国の4割程度

 米国は、経済力において圧倒的な差がある場合に、軍事力によって雌雄を決したがる。それは冷戦についても言える。冷戦が顕在化した1948年に、ソ連のGDPは米国の31%であった。ドイツや日本より強い。そして1958年には41%になった。戦後復興期に計画経済はよく機能した。1950年代のソ連経済には目覚ましいものがあった。ソ連が初の人工衛星(スプートニック)の打ち上げに成功したのは、1957年のことである。

 米国は緊張した。この時代にはマッカーシー旋風が巻き起こり、ローゼンバーグ事件なども起こっている。しかし、戦後復興が終わると、硬直した社会主義経済の欠点があらわになった。ソ連の成長はしだいに鈍化し、1980年代に入ると米国との経済格差は決定的になった。その時代に、レーガン大統領(在位1981〜1989年)はソ連に大規模な軍拡競争を迫った。そして、それに対抗できなかったソ連は自壊した。

 このような過去を振り返るとき、中国は米国にとって途方もない強敵である。それは、現在でも中国のGDPは米国の6割程度であり、今後も増加すると考えられているからだ。中国はドイツ、日本、ソ連よりも確実に強い。だから、米国は軍事力を使って真正面から対立することに躊躇している。

 今回、南沙諸島の12カイリ以内に軍艦を派遣したとしても、それを契機に米国が真正面から中国と対決することはない。軽くジャブを打って、相手の出方を見る。そんな動きをするはずだ。また、中国にしても、現在、米国と対決して勝てないことを十分に承知している。だから、口では強硬に抗議しても、軍事力をもって反撃に出ることはない。

 東南アジア諸国は、それをかたずをのんで見守っている。もし、米国が1回ジャブを打つ程度で引き下がるのであれば、南シナ海の制海権は中国に落ちる。東南アジア諸国は独力で中国に立ち向かうことはできないから、中国の影響下で生きる道を模索することになる。

 中国がASEANと共通経済圏を作りたいと言った場合、ASEANはそれをのまざるをえない。アジア版EU、日本抜きの中国版大東亜共栄圏と言ってもよい。それは、日本にとって悪夢以外のなにものでもない。

 中国の脅威を軍事面に限定することは正しくない。本当の脅威は、中国が中国を中心とした経済体制をアジアに樹立したいと考えているところにある。そして、中国に対抗できる力は米国にしかない。もし、米国が中国をライバルとして認めてアジアの覇権を中国に譲り渡すことになれば、日本はアジアで孤立する。

■ 中国の未来は経済成長にかかっている

 日本の未来を考えるうえでも、中国から目を離すことができない。もし、中国が過去20年のような奇跡の成長を続けることができれば、中国は確実にアジアの盟主になる。その一方で、バブルの崩壊によって中国が「失われた20年」に突入するのであれば、アジアの覇者になることはない。

 「失われた20年」に突入すれば、中国社会はバブル崩壊以降の日本以上に混乱することになろう。中国は国が大きいために、中央政府の力が弱まると必ず内乱が発生するからだ。それは歴史が証明している。

 1989年の天安門事件以来、30年近くにわたって深刻な対立が起きなかったのは、経済が順調に成長していたからにほかならない。もし、バブル崩壊によって中国が「失われた20年」に突入すれば、それは共産党内に深刻な内部対立を引き起こすことになろう。それによって、共産党の支配が自壊してもおかしくない。今後、中国が日本や東南アジア諸国にとって深刻な脅威になるかどうかは、経済成長が持続するかどうかにかかっている。

 中国経済が曲がり角を迎えたことは確かである。しかし、曲がり角を迎えたと言っても、それが本格的な停滞の始まりなのか、それとも一時的な調整に終わるのか、現時点で断じることはできない。中国が日本にとって真の脅威になるかどうかは、ここ数年の中国の経済動向にかかっている。日本の未来を考える意味でも、われわれは中国経済から目が離せない時代を生きている。

川島 博之

589とはずがたり:2015/10/26(月) 15:21:19
>米艦による12カイリ内への立ち入りは、米国としては「公海上の自由通航」であり、他方、中国の立場に立つと「無害通航」となる性質のものであるが、どちらであっても認められるはずである、というのが米国の読みなのだろう。
そっか,無害通行権を忘れてた。中国にとってもメンツは立つのか。

ついにアメリカが中国の増長を非難し始めた
東洋経済オンライン 10月26日(月)6時0分配信
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151026-00089526-toyo-bus_all
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 習近平中国主席が訪米し、南シナ海について強い口調で中国の領土だと主張してから1カ月もたたないが、米国はこの問題について従来より一段と強い姿勢を取るようになった。

 そのことを示す最初の衝撃的な発言は、TPPの交渉が妥結した10月5日、オバマ大統領が行なった「中国のような国に世界経済のルールを書かせることはできない。われわれがルールを書き、米国製品の新たな市場を開くべきだ」との声明だった。

■ オバマ大統領の並々ならぬ決意

 これは通常の国家間ではまずありえない強い言葉であり、それほど批判するなら、どうしてわずか2週間前に、中国の指導者を米国の国賓として受け入れたのと聞きたくなるほどだ。

 その後オバマ大統領は、訪米した韓国の朴槿恵大統領にも、中国が国際法に違反した場合には声を上げるべきだと迫ったそうだ。オバマ大統領の姿勢には並々ならぬ決意がうかがわれる。

 10月8日付英国紙「Financial Times」は、米高官の内話として、米艦船が2週間以内に、中国が埋め立てた南沙諸島から12カイリ以内に立ち入る予定であると報じた。南沙諸島で中国が埋め立てと滑走路を建設しているのは、ファイアリークロス(中国名・永暑)礁、スービ(中国名・渚碧)礁およびミスチーフ(中国名・美済)礁などの岩礁だ。

 米国はかねてから中国の埋め立て工事を認めないと明言している。その考えを単純に適用すれば、米艦が12カイリ以内に立ち入ることは何ら問題ないはずだが、実際には、米国は自制していた。争い(の拡大)はできるだけ避けたいからであり、カーター国防長官が許可を求めてもオバマ大統領はなかなか首を縦に振らなかった。しかし、最近ついにゴーサインを出したのだ。

 このFinancial Times紙の報道を契機に緊張が走った。特に、中国系の各紙は英紙の記事を引用して大きく報道し、中国としては防衛の準備は怠りないとする解説記事を載せる一方、米国に対しては緊張を高めるようなことをすべきでないと批判した。

 ブリンケン米国務次官補が訪中し、8日に国務委員の楊潔?および解放軍総參謀長の房峰輝と会談したのも、当然南シナ海の問題と関係があると推測されるが、12カイリ内への立ち入りに関してどのような話し合いがあったのか、明らかにされていない。

■ 中国が厳重に報道をコントロール

 1990年代の中葉、台湾の総統選挙の際にも、米国務省の担当次官補が訪中して中国軍の指導者(その時は副総参謀長であった)と話し合ったことがあった。そのとき中国側は核の使用までちらつかせたことが後で漏れてきたが、今回はその時と大違いで、報道に対するコントロールは非常に厳格だ。

 米艦は、はたして人工島の12カイリ以内に立ち入るか。米国は非常に強い姿勢であり、必要ならば実力の行使も辞さない決意の下に立ち入ろうとしている印象さえあるが、私は、米艦は立ち入るが武力衝突にならないと思う。

 カギは、「人工島から12カイリ内に立ち入る」ことの国際法的解釈にあり、米国は中国と、武力でなく、国際法で勝負しようとしていると思う。

 米国は公海上の自由通航を非常に重視しており、今回の立ち入りもその例だ。一方、中国は埋め立てて作った島は中国の領土で、そこから12カイリは中国の領海だという考えだ。

590とはずがたり:2015/10/26(月) 15:21:37
>>589-590
 米国はこの中国の立場に同調しているわけではないが、仮に、中国の考えに立っても米艦は中国の領海内を通航できるという判断だろう。どこの国の領海においてもいわゆる「無害通航」が認められているからだ。軍用船でも構わない。それは「無害」でなければならず、たとえば軍事行動を行なうことは認められないが、米艦の立ち入りは「無害通航」の要件を満たす。

 つまり、米艦による12カイリ内への立ち入りは、米国としては「公海上の自由通航」であり、他方、中国の立場に立つと「無害通航」となる性質のものであるが、どちらであっても認められるはずである、というのが米国の読みなのだろう。

■ 中国の規定に理はあるのか

 中国は他国の軍用船が中国の領海内を通航するには中国政府の許可が必要(領海法第6条)としている。これは国際法に違反している規定であり、それに従うことはできないというのが米国の考えだ。これは米国一国だけの解釈でなく、日本を含む大多数の国の立場だ。

 一方、中国の軍用船は他国の領海を通過する際、その政府の許可を得ていない可能性がある。習近平主席の訪米の直前、中国の艦船が日本海でロシア海軍と共同演習を行なった後、ベーリング海の米国の領海内を通航した。中国艦船の航行は国際法に従って行われ、問題になる行動はなかったと米国防総省も認めた経緯がある。その際、中国の艦船が米国政府の許可を取っていたか不明だ。

 しかし、中国の艦船は以前から沖縄の付近で、日本政府に許可を求めることなく、日本の領海内を通航している。そこまでは国際法上問題ないとしても、潜水艦が2回に1回くらいは潜航したまま通航している。これでは「無害通航」の要件を満たすことはできない。

 もちろん、米艦の12カイリ内への立ち入りは法的に問題ないとしても、強い政治的な意味合いがある。米国は当然そのことを承知のうえで強い姿勢を見せている。

 米国は一定の抑制も利かせている。ブリンケン米国務次官補が、楊潔?国務委員と房峰輝解放軍総参謀長に対して説明したのは米国の法的な考えだったとしても、事前説明すること自体政治的な意味があり、米国としては余計なトラブルは避けたいという考えも伝わると踏んでいたと思われる。

 しかし、米国が南シナ海について異例に強い姿勢で臨んでいることは疑う余地がない。南シナ海について米中の考えはあまりにもかけ離れている。
中国は南シナ海全域について、中国の領域だと主張している。いわゆる「九段線」で囲まれる海域だ。

■ 中国の主張は明確な国際法違反

 一方、米国は多国間の領土紛争については関与しないことを原則としているが、南シナ海についてはよく研究している。2014年12月に発表された米国務省の海洋国際環境科学局の報告書は、中国の主張は、主張自体の不明確さ、根拠となる文献の欠如などの理由で国際法に合致しないと断定している。

 同報告書には、政治的に特定国の主張に加担するのではないという趣旨の断りがついているが、違法か否かの判断は大きな意味がある。

 国務省の記者ブリーフでは、これまでの米国政府の「第三国間の領土紛争においていずれかの国に加担することはしない」という方針と一貫していないのではないかという質問が出たのに対し、報道官の回答はしどろもどろであった。

 ともかく、中国の、南シナ海のほぼ全域を「古来中国の領域だ」という主張も、他国との領土紛争を国際的なルールによって解決せず「地域内の国同士の話し合いで解決する」という主張も、また、公海上の自由通航の権利を持つ米国を排除しようとすることも、明らかな国際法違反だ。

 しかも、中国が一方的な主張をするだけでなく、埋め立てなどの実力行使まで断行するのであれば、米国を含む関係国との衝突は避けがたくなる。これは米国として最も恐れていることであり、中国に対し国際法に従うよう求めるのは当然だ。中国がこの問題の深刻さを理解するまで、強く要求し続けなければならない。

美根 慶樹

591チバQ:2015/10/26(月) 20:39:17
http://www.cnn.co.jp/world/35072509.html
アルゼンチン大統領選、与野党候補が接戦 決選投票へ
2015.10.26 Mon posted at 17:33 JST
(CNN) 南米アルゼンチンの大統領選は25日に投開票が行われ、現職のフェルナンデス大統領が推すダニエル・シオリ・ブエノスアイレス州知事と、野党連合の支持するマウリシオ・マクリ・ブエノスアイレス市長との決選投票にもつれ込む見通しとなった。
選管当局の発表によると、開票率約80%の段階でシオリ氏とマクリ氏の得票率はともに35.48%。3位はセルヒオ・マサ下院議員で得票率は21.23%。
アルゼンチンの憲法は大統領選に勝利する条件として、得票率45%以上を獲得するか、2位の候補者に10ポイント以上の差をつけることを求めている。シオリ氏とマクリ氏はこの条件を満たしていないため、11月22日に行われる決選投票に臨むことになる。
今回の選挙戦では、新たな大統領が債務の全額返済を求める米系ヘッジファンドとの訴訟に終止符を打てるかどうかが主要な争点となっている。
2001年に950億ドル(現在のレートで約11兆5000億円)の債務を抱えてデフォルト(債務不履行)したアルゼンチンは、国際金融市場へのアクセスを大幅に制限される中、支払額をめぐり10年以上にわたって債権者と裁判状態にある。

593チバQ:2015/10/26(月) 20:47:11
http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/nms/news/post_99813
ハイチ大統領選 候補者乱立54人

中南米各国で25日、大統領選が行われました。このうち、ハイチの大統領選挙は54人もの候補者が乱立し、大混戦になっています。マルテリー大統領の後任を選ぶ大統領選は候補者の数が54人にも上っているため大勢の判明には数日かかる見通しです。いずれの候補者も有効投票の過半数を獲得できず、決選投票に持ち越されるとみられています。一方、フェルナンデス大統領の任期満了を迎えたアルゼンチンでも大統領選挙が行われました。政策を継続を訴えるダニエル・シオリブエノスアイレス州知事が有力視されています。決選投票を経ずに当選を決められるかが大きな焦点です。

594チバQ:2015/10/26(月) 20:48:26
>>591
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2015102600772
与党候補、まさかの失速=決選投票へ競争激化-アルゼンチン大統領選



25日、アルゼンチン・ブエノスアイレスの党選対本部で演説するダニエル・シオリ大統領候補(EPA=時事)
 【サンパウロ時事】アルゼンチンで25日投開票された大統領選挙では、世論調査で優勢が伝えられたブエノスアイレス州知事のダニエル・シオリ氏(58)がまさかの失速を見せ、野党でブエノスアイレス市長のマウリシオ・マクリ氏(56)の追い上げを許した。
 11月22日の決選投票では、第1回投票で3位に終わった下院議員セルヒオ・マサ氏(43)の支持票獲得がカギとなる。シオリ、マクリ両氏は早くも支援を呼び掛けており、選挙戦が激しさを増すのは確実だ。
 選管発表によると、第1回投票(開票率96%)は、シオリ氏が37%で辛うじて首位を確保。マクリ氏が35%と猛追した。マサ氏は21%を得票した。事前の世論調査では、シオリ氏がマクリ氏に10ポイント前後の差をつけているとみられていた。

25日、アルゼンチン・ブエノスアイレスの党本部で演説するマウリシオ・マクリ大統領候補(AFP=時事)
 シオリ氏は「私はすべての国民のために働く」と訴えるとともに、フェルナンデス大統領から受け継いだ支持基盤の貧困層や中間層に結束強化を呼び掛けた。一方、財界からの期待が高いマクリ氏は、予想外の善戦に「きょう起きたことは政治を変えた」と強調。フェルナンデス路線からの「変革」に決意を示した。
 フェルナンデス政権で若手のホープだったマサ氏は、決選投票への態度を明らかにしていない。第1回投票の敗北を認めるとともに、支持者に謝意を述べるにとどまっている。(2015/10/26-19:46)

596チバQ:2015/10/28(水) 21:46:54
http://www.sankei.com/world/news/151028/wor1510280047-n1.html
2015.10.28 20:36

韓国の当落が焦点 国連人権理選、デモ弾圧のベネズエラは? 

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 【ニューヨーク=黒沢潤】国連総会(193カ国)で28日、人権理事会(47カ国)の理事国改選選挙が行われる。北朝鮮の人権状況改善を目指す韓国や、民主的な反政府デモを弾圧するベネズエラの当落が焦点となる。

 選挙では毎年、約3分の1が改選され、今年は5地域18カ国が対象。アジア・太平洋枠(5カ国)からは韓国のほか、パキスタンやフィリピンなど7カ国が立候補した。人権理は北朝鮮の人権問題などを議題とし、今年3月には北朝鮮に対する人権侵害非難決議を採択した。人権理では、韓国人を含む外国人拉致問題に関するパネルディスカッションも行なわれる。

 一方、ラテンアメリカ枠(3カ国)からはベネズエラのほか、エクアドル、パナマ、バハマの4カ国が立候補した。

 ベネズエラの反米左派マドゥロ政権は昨年、民主的な反政府デモを弾圧し、少なくとも43人が死亡したほか、ジャーナリストや有力野党指導者のレオポルド・ロペス氏らが逮捕された。同氏には先月、禁錮14年の刑が下された。ベネズエラは、今年1月から2年間の任期で務めている安全保障理事会・非常任理事国の影響力を最大限利用し、当選を目指す構えだ。

 このほか、アフリカ枠(5カ国)▽東欧枠(2カ国)▽西欧・その他枠(3カ国)はいずれも、事実上の信任投票となる。

597チバQ:2015/10/28(水) 21:47:21
http://www.sankei.com/world/news/151025/wor1510250020-n1.html
2015.10.26 07:15
【国連70年】
潘基文氏は透明人間? 不慮の事故死、硬骨漢…歴代事務総長の業績を振り返る 

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9月28日、国連総会一般討論が開幕し、演説する潘基文事務総長=米ニューヨークの国連本部(共同)
 【ニューヨーク=黒沢潤】国連は24日、創設70年を迎えた。初代事務総長を務めたトリグブ・リー氏(ノルウェー出身)から現在の潘基文氏(韓国出身)に至るまで、事務総長に就いた人物は計8人。この中で高く評価されているのは、2代ダグ・ハマーショルド氏(スウェーデン出身)だ。一方、来年で任期が切れる潘氏は、存在感の薄さゆえに一部メディアから“透明人間”と揶揄されるなど、評判はいまひとつ芳しくない。

 「アフリカの植民地体制終焉に向け、(各国の)仲介役として奔走した。彼を崇拝する人は多い」。国連がらみの情勢に詳しい米ニューヨーク大のジェローム・コーエン教授(85)はハマーショルド氏(任期1953〜61年就任)についてこう語る。

 ハマーショルド氏は内乱が続くコンゴを自ら訪れるなど、身を賭して活動。ところが、停戦調停のため同国に向かう途中の61年、自ら搭乗する飛行機が墜落して死亡した。国連本部近くにはダグ・ハマーショルド広場と名付けられた一角があり、今も多くの人々の記憶に残っている。

 「彼が歴代最高の事務総長だと考える人々は多い」。米国人の国連担当記者はこう強調する。

 7代のコフィー・アナン氏(任期97〜2006年、ガーナ出身)についても、強い印象を抱いている人が多い。

 たたき上げの元国連職員で、事務総長退任に際して、ブッシュ米政権の覇権主義的行動を批判するなど、硬骨漢ぶりを見せた。だが米国は激怒。アナン氏はこれに対し、「『一人のジャーナリストから(米国批判をするよう)けしかけられた』などと釈明した」(国連関係者)。だが、米政権批判を決断したのは紛れもなく彼自身だった。

 米国との関係はともかく、欧州や中小国などからの信頼は厚かった。

 事務総長職は現在、任期5年で最大2期務めることが可能だ。ところが、常任理事国の米国の怒りを買って再選されなかった事務総長がいる。

 6代ブトロス・ガリ氏(任期1992〜96年、エジプト出身)だ。ソマリア紛争などへの対応をめぐって米国と対立、再任に際して拒否権を行使された。

 米各紙に国連記事を寄稿するマシュー・リー記者は「この件以降、常任理事国の支配から逃れるため、事務総長の任期を1期7年にすべきだとの議論が出てきた」と語る。

 ガリ氏は、国連の人員削減や給与カットに本格的に取り組んだ人物として知られる。とはいっても、業務に支障が出て国連内外から批判にさらされた。

598チバQ:2015/10/28(水) 21:47:47
◇  ◇  ◇

 このほか、初代トリグブ・リー氏(任期46〜52年)はイスラエル建国支援、3代ウ・タント氏(任期62〜71年、旧ビルマ出身)は国連大学(東京都渋谷区)創設決定、4代クルト・ワルトハイム氏(任期72〜81年、オーストリア出身)はキプロス紛争打開に向けた努力で知られた。

 5代ペレス・デクエヤル氏(任期82〜91年、ペルー出身)については、英領フォークランド(スペイン語名マルビナス)諸島をめぐる領有権争いの後、英国とアルゼンチンとの和解に全力を挙げたことで一定の評価を得た。

◇  ◇  ◇

 さて潘氏はどう見られているのか? 潘氏は昨年9月、国連本部に多くの首脳を集め、気候変動問題を討議するサミットを主宰した。温暖化対策への取組のほか、アジア出身者らしく「国連職員への気配りを徹底させている」(国連外交筋)と評価する声もある。

 一方、「言論の自由」の重要性を強調しておきながら、韓国の朴槿恵大統領の名誉を傷つけたとして、韓国当局が産経新聞の加藤達也前ソウル支局長を在宅起訴し、出国禁止処分としていたことなどについて“沈黙”を貫き通している。

 元国連外交筋によれば、潘氏は「特定の国に肩入れしない」はずの国際機関のトップとして首をかしげる一面も見せている。

 ニューヨーク市マンハッタン内の事務総長公邸には韓国関連の物品が数多く飾られ、「さながら韓国物産展のよう」(同筋)だという。ある国連関係者は「母国のPRに余念がない。展示内容を見直した方がいいと思うのだが…」と話す。

 創設70年を翌日に控えた23日夕の国連本部でのコンサートには、韓国の楽団が招待された。潘氏の母国が韓国だということで同楽団が招かれたのは明白だ。

 ある国連関係者は「国連のお膝元である米国内には数多くの楽団が存在する。母国を特別に扱っていると誤解されないよう母国の楽団を呼ばないのが一般的と思うが、今回はそうならなかった」と困惑気味に話した。自国に引きずられすぎている観があるのが、他の事務総長との違いといえる。

599チバQ:2015/10/28(水) 22:35:46
>>582
http://mainichi.jp/select/news/20151029k0000m030125000c.html
コートジボワール:ワタラ大統領が再選
毎日新聞 2015年10月28日 21時45分

 【ヨハネスブルク服部正法】西アフリカ・コートジボワールからの報道によると、同国選挙管理委員会は28日、25日に行われた大統領選の結果、現職のワタラ大統領が再選を決めたと発表した。

 コートジボワールでは2010年の前回大統領選で、ワタラ氏に敗れた当時のバグボ大統領が退陣を拒否し、両陣営による武力衝突が激化。市民3000人以上が死亡する事態となった。

 今回のワタラ氏の得票率は約84%。経済成長の実績などを訴え、地滑り的勝利となった。

600チバQ:2015/10/29(木) 07:21:26
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151029-00000501-san-int
国連人権理改選 デモ弾圧のベネズエラ当選に疑問の声 韓国、フィリピンも 
産経新聞 10月29日(木)1時25分配信

 【ニューヨーク=黒沢潤】国連総会(193カ国)で28日、人権理事会(47カ国)の理事国改選選挙が行われた。民主的な反政府デモを弾圧しているベネズエラなどが選出され、疑問の声が上がっている。

 選挙では毎年、約3分の1が改選され、今年は5地域18カ国が対象。ラテンアメリカ枠(3カ国)からはベネズエラのほか、エクアドルとパナマが選出された。

 ベネズエラの反米左派マドゥロ政権は昨年、民主的な反政府デモを弾圧。少なくとも43人が死亡し、有力野党指導者のレオポルド・ロペス氏らが逮捕された。ベネズエラは、今年1月から2年間の任期で務めている安全保障理事会・非常任理事国の影響力を利用し、当選にこぎ着けた格好だ。

 また、アジア・太平洋枠(5カ国)からは、韓国やフィリピンなどが選出された。人権理事会では今年3月、北朝鮮に対する人権侵害非難決議が採択されたほか、韓国人を含む外国人拉致問題に関するパネルディスカッションも行われている。

601とはずがたり:2015/10/29(木) 12:01:38

2015年 10月 23日 09:19 JST
ブラジルの年金危機、ギリシャ以上に深刻
http://jp.reuters.com/article/2015/10/23/idJP00025100_20151023_00120151023?rpc=223

外国メディアはこのほど、ブラジルが歴史的な年金危機に陥っており、ギリシャ以上の深刻な窮状だと指摘した。

ブラジルは直近2四半期マイナス成長に陥ったほか、今年と来年はマイナス成長になると予測されている。インフレ加速や失業率の上昇、財政収支の悪化などを受け、多くのブラジル国民は貯蓄を崩して生計を立てることにほかにならないと指摘されている。

ブラジルの定年退職年齢は平均で54歳となり、一部の政府や軍部関係者、政治家は多重退職金を享受することができ、年間もらえる年金額は10万米ドル(約1200万円)以上になると報じられている。法律の不備で退職者が死亡した後も家族がその年金で一生を暮らしていくことも珍しくないという。

同国の年金分野のエコノミストは、ブラジルが抱える年金危機がギリシャ以上に深刻だと指摘し、規模もはるかに大きいと警告した。また、国内の政治不安も同国の経済に悪影響を与えている。ルセフ大統領が退陣を拒否しており、教育・衛生予算の削減、年金支出の拡大を抑制すると主張している。ただ、国会は年金拡大など福祉厚生の充実案を承認。これを受け、大統領と国会の間の対立が激化している。

ブラジルの政府関係者は、年金の過不足が2030年にやってくると予測。一方、エコノミストらは、この状況が来年にも発生すると警告した。なお、2015年のブラジル成長率はマイナス3%に落ち込むと予測されている。
《ZN》

602チバQ:2015/10/29(木) 22:00:53
間違えた
823 :チバQ :2015/10/29(木) 21:59:01
http://www.jiji.com/jc/c?g=int&k=2015102900892
海外旅行、パスポート不要に=豪で初の試み


 【シドニー時事】オーストラリアのビショップ外相は28日、パスポートを使わずに海外渡航できる仕組みを試験的に実施する方針を表明した。世界初の試みという。
 パスポートに記載されている生体認証や個人情報はインターネット上に保存されるため、「クラウド・パスポート」とも呼ばれる。まずは隣国ニュージーランドへの渡航に限定して試行する考えで、2国間で協議に入った。(2015/10/29-18:59)


824 :チバQ :2015/10/29(木) 21:59:36
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&k=2015102900011
パラオに巨大禁漁区=スペインの面積に匹敵



太平洋の島国パラオの海=撮影日不明(AFP=時事)
 【コロール(パラオ)AFP=時事】東京から約3000キロ南の太平洋にある島国パラオ周辺海域に28日、スペインの面積に匹敵する広大な海洋保護区が誕生することが決まった。50万平方キロに及ぶ保護区では、1300種の魚が禁漁となり、地元の漁民を除き、日本を含む漁船は閉め出されることになりそうだ。
 レメンゲサウ大統領がこの日、保護区設置法案に署名した。署名式典で大統領は「小さな島国も大海で大きな影響力を行使できる」と保護区設置の意義を語った。今後5年かけて段階的に保護区を完成させていく。(2015/10/29-00:42)

603チバQ:2015/10/31(土) 09:37:17
>>197
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151031-00000008-asahi-int
飛行機内で急患発生 救ったのは医師のウルグアイ大統領
朝日新聞デジタル 10月31日(土)8時9分配信

 南米ウルグアイの医師でもあるバスケス大統領が、公式訪問先のフランスへ移動中、機内で食物アレルギーで重い窒息状態になったフランス人女性を手当てして救ったという。29日、地元メディアなどが報じた。

 報道によると、バスケス氏は26日、ウルグアイの首都モンテビデオからパリ行きの便に搭乗。医師の助けを求める機内放送が流れると、一緒にいた主治医と共に名乗り出た。女性は10代で、ピーナツによるアレルギー症状を起こしていたため、飲み薬と注射などで治療したという。バスケス氏の主治医は「当初は危険な状態で、我々の対応がなければ深刻な事態になっていた」と語った。

 バスケス氏は75歳。貧困層のための病院や食堂を建てたことでも知られる。(サンパウロ=田村剛)

604名無しさん:2015/10/31(土) 11:38:20
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151027-00010002-nknatiogeo-s_ame
「非接触部族」マシコ・ピロ族、頻繁に出没の謎
ナショナル ジオグラフィック日本版 10月27日(火)7時40分配信

周囲と接触しなかった部族は、なぜ姿を見せるようになったのか
 ペルーの美しい村、シペチアリ。緑豊かなこの村を通る曲がりくねった山道に突如、鋭くとがれた2mの竹槍を装備したマシコ・ピロ族が現れた。

「なぜ私を殺そうとするの?」
 1月に初めてマシコ・ピロ族に遭遇したシペチアリ村のルフィナ・リヴェラ副村長――小柄ながら、威圧的な女性だ――は、そう叫んだ。

 その後も、彼らの来訪は続いた。アルト・マドレ・デ・ディオス川から歩いて1時間。アマゾンのジャングルの奥深くの静かな村から、鍋やなたが消えていた。

 3月には、ひとりの老女が狙われた。1本の矢が、老女のスカートをかすめて飛んでいった。5月の初めには、村の男たちが出かけたすきを狙って、マシコ・ピロ族がやってきて農作物を奪った。レオ・ペレス氏と友人は、デジタルカメラを持って侵入者が農作物を奪った場所に急行した。ペレス氏がカメラをのぞき込んだとき、友人は矢の音を聞いた。「危ない!」 警告の言葉を発したものの、時すでに遅く、22歳のペレス氏は命を落とした。

「非接触」だが未知ではない
「非接触」部族として知られ、1世紀以上孤立して暮らしてきたと考えられるマシコ・ピロ族が、最近になって姿を見せるようになった。依然として不可解な部分はあるものの、巷で言われるほど謎が多いわけではない。ペルーに住む推定600〜800人のマシコ・ピロ族は、同国南東部の先住民族と、何度か接触しているのだ。

 最近の接触では、川を進むボートを呼び止め、食料、衣服、なたなどの道具を求めた。住民たちは、マシコ・ピロ族の女性や赤ん坊を差し出されたり、ジャングルの野営地に遭遇したり、釣りの最中に矢の襲撃を受けたりしてきた。マシコ・ピロ族は泳ぎが苦手だが、木登りに長けている。また、竹筒の中で果実を発酵させて酒を造る風習があるほか、森の植物や動物にちなんで自分たちの名前を付けると言われている。

 昨年からマシコ・ピロ族の出現が急激に増えており、同時に攻撃性も増している。その結果、ペレス氏の死や2つの村の撤退などが起き、ペルー政府が介入するまで事態が発展している。

 ペルー文化省は、シペチアリ村近くのアルト・マドレ・デ・ディオス川沿いに管理棟を持ち、政府保護官のチームが川を連日パトロールしている。先住民管理を担当するロレナ・プリエト氏は、「私たちの目的は、先住民の命、健康、自決の権利を守ること。これ以上、待つことはできません」と話す。

 孤立した部族との急激な接触は、暴力や疾病が引き金になって部族が全滅するリスクをはらむ。なぜなら、ジャングルの免疫システムは、インフルエンザやはしかはおろか、普通の風邪にさえも対応できないほどだからだ。

 そのため、政府は管理下での接触計画を立てているが、これがマシコ・ピロ族のうち孤立する権利を主張するグループから猛反対を買っている。しかし、マシコ・ピロ族の側からすでに接触が始まっているという事実を無視することはできないだろう。「彼らは、身を隠し接触を拒絶することに多大なる努力をしてきた部族です。でも今は、そこから抜け出そうとしている」と、ブラジルにあるゲルディ博物館の人類学者で、この地域の先住民を研究しているグレン・シェパード氏は語る。

605名無しさん:2015/10/31(土) 11:38:43
>>604

共通の言語と民族性
 シペチアリ村の下流、ディアマンテに住む人々は、ここ何年も、散発的にマシコ・ピロ族に遭遇している。アルト・マドレ・デ・ディオス川が蛇行するこの地は、魚に恵まれ、狩猟にも向いている。さらに、ジャングルで移動生活をするための小屋や薪にするための木にも事欠かない。

 マシコ・ピロ族は、ディアマンテに住むイネ族やその他の先住民と、共通の言語と民族性を持つ。

 マシコ・ピロ族の襲撃で12月に避難したモンテ・サルバド村のロメル・ポンシアーノ村長は言う。「彼らの言葉の約80%はわかります。わからないのは、古い世代の人たちが使う言葉です」。 政府の保護官でもあるポンシアーノ氏は、マシコ・ピロ族の言葉がわからないときには村の長老に助けを求め、現代のイネ語に翻訳してもらう。

 古くから変わらない言葉もある。「マシコ」だ。「野生人」あるいは「野蛮人」を意味するため、当然マシコ・ピロ族自身はこの言葉を好まない。それより、「兄弟」や「同郷の人」を意味する「ノモレ」という言葉を好む。

「彼らはマシコと呼ばれると怒ります」。ディアマンテに住むウォルディール・ゴメス氏は言う。ゴメス氏は、ハグする真似をしながら、「ノモレと呼べば、よく思ってくれます」と付け加えた。

 ディアマンテの住民の多くは、マシコ・ピロ族と共通の言語と民族性を持っているため、マシコ・ピロ族のことを兄弟のようにとらえている。それでも、両グループの関係は複雑で、必ずしも友好的だったわけではない。有名なエピソードがある。1970年代中盤、ディアマンテのサントス・バルガス氏らが、リオ・ピンケン川近くでマシコ・ピロ族に遭遇した。バルガス氏らが威嚇射撃をすると、マシコ・ピロ族は逃げた。しかし、マシコ・ピロ族の1人の少年がつまづき、転んでしまった。

「河岸で兄と、木に登って遊んでいたときのこと。急に、たくさんの人に囲まれたんです。泳げる兄は、川に飛び込んで逃げました」と、柔和なほほえみと鋭い目を持つ長身でおおらかなアルベルト・フローレス氏は当時を振り返る。

 バルガス氏らはフローレス少年をディアマンテに連れて帰った。フローレス少年は、そこでバナナとマサト(キャッサバを発酵させたビール)に出会う。8カ月後、バルガス氏はフローレス少年に、家に戻るチャンスを与えた。しかし彼は、森での移動生活よりも、ディアマンテでの暮らしを選んだ。

「こっちのコミュニティのほうがよかったんです」とフローレス氏は言う。

606名無しさん:2015/10/31(土) 11:39:11
>>605

直接接触は数年前から
 2010年の遭遇から、二十数人のマシコ・ピロ族が、ディアマンテ近くに定期的に出没するようになった。ディアマンテには真っ直ぐの砂利道があり、その両脇に家が立ち並んでいる。ある日、ニコラス・「シャコ」・フローレス氏が釣りをしているとき、マシコ・ピロ族のグループに遭遇した。フローレス氏はそれまでの何十年、森でよくマシコ・ピロ族と遭遇していたものの、このときは彼らになたを渡し、自分の農場に連れて帰った。

 翌年、シャコ・フローレス氏はずっと、道具やバナナなど彼らの望むものを与え続けた。しかし、なぜか突然、それをやめてしまった。2011年後半、マシコ・ピロ族はフローレス氏を狙うようになり、2度の失敗の末、11月に行われた3度目の襲撃で、矢が彼の心臓を貫通した。

 ゴメス氏は言う。「彼らが何かをほしがったとき、断ろうものなら、殺される恐れがあります。また、質問をし過ぎたり、同じ質問を繰り返したりしても、彼らは怒ります」

 ディアマンテの住民は、フローレス氏の仇討ちをすることができたかもしれない。フローレス氏の死後1週間、激しい雨が降り続き、川の水かさが増したため、マシコ・ピロ族はフローレス氏を殺した島に足止めされた。つまり、モーターボートで近づき、彼らを撃つことができたはずだ。しかし、エドガー・モラレス村長は言う。「それはできませんでした。なぜなら私たちは、同胞だから」

 マシコ・ピロ族は、しばらく姿を消したものの、また姿を現すようになった。この3年で、多数の写真や映像が撮られている。その中では、伝道者、伐採者、観光客を乗せたボートが通過する横で、男性や少年が、熱心になたやバナナを運んでいる。「想像よりもずっと早く、数多くの接触が行われるようになりました」と、人類学者のシェパード氏は言う。

トラウマを抱えた村
 ディアマンテの住民にとって、ペレス氏が殺された今となっても、マシコ・ピロ族への見方は変わっていない。

 先住民との協働を進める非営利団体「SePeru」のフランク・ハイエク理事長は言う。「これはある種、警告と言えます。なぜなら、ノモレは危険であることがわかっているからです。でも、手を差し伸べたい気持ちや一緒になりたい気持ち、イネ族に対する好奇心なども同時に存在しています」

 しかし、ペレス氏が暮らしていたシペチアリ村は、多くの住民がマチゲンガ族である。マシコ族と同じ言語を話さず、兄弟の絆を感じることもないため、住民はマシコ・ピロ族との関係を持ちたくないと考えている。「彼らは今、玄関の前にまで押しかけ、急速に攻撃的な動きをしています。住民は連日、比較的高いリスクにさらされています。安全保障、食料安全保障、収入が、深刻な打撃を受けているのです」とハイエク理事長は語る。

 危険を受け入れざるを得なかったシペチアリ村のコミュニティは、主な収入源のひとつであったエコツーリズムロッジを閉鎖した。以降、そこで働いていたガイドやコックなどが、現金集めに奔走している。地域の学校に通う子供たちに、仕送りをしなければならないのだ。

 政府職員が毎日、折れた枝など、森からの訪問者の痕跡を探してパトロールしている。家族間にはトランシーバーが配られ、最新情報や警告の共有に用いられている。マシコ・ピロ族が戻ってきたら、コミュニティごとコンクリート製の幼稚園に非難する計画だ。

 リヴェラ氏ら住民は、毎朝政府職員からの知らせに耳を傾ける。リヴェラ氏は、下流にある管理棟近くの河岸にマシコ・ピロ族が発見されたら安心すると言う。「あそこからここまで、1日では歩けませんから」

 政府職員は、シペチアリ村には戻らないよう、マシコ・ピロ族に繰り返し警告している。しかし、彼らが戻らない保証はない。今はまだ、不安定な停戦ともいえる状態だ。「彼らが戻ってこない限り、こちらから探しにいくことはありません。でも、彼らが戻ってきたら、私たちは自分の身を守るでしょう。その後、彼らを探しに行くでしょう」とイタリアーノ氏は言う。

607名無しさん:2015/10/31(土) 11:40:02
>>606

川の上の会合
 政府の管理棟は、シペチアリ村とディアマンテに挟まれた丘の上、アルト・マドレ・デ・ディオス川を一望する場所に建てられている。そこには2年間誰もいなかったが、今は保護官が常駐している。

 管理棟内には、壁をよじ登って河岸にやってきたマシコ・ピロ族の写真と、手書きの地図が貼られている。また、マシコ・ピロ族の矢から取った、巨大なげっ歯類の歯で砥がれた40センチの竹製矢じりと、シャコ・フローレス氏の写真も置かれている。屋外に置かれたイスにはソーラー電池が取り付けられ、通信機器に電気を供給している。

 ペレス氏が殺されるまでは、竹やヤシに囲まれた河岸近くに、二十数人のマシコ・ピロ族が出没していた。彼らはしばらく姿を消していたが、少しずつ戻ってくるようになった。

 5月以降、5人のマシコ・ピロ族が、保護官と定期的に会っている。彼らは名前が知られている。プトガナ(クモの意)氏は、最近アリクイに襲われた老女だ。カモトロ(カリバチ)氏は、20代後半の男。ヨマコ(キヌバネドリ)は、妊娠中の10代前半の少女。クナイ(タンガラナの木)は10代中盤の少年。コカ(キツツキ)は、9歳か10歳の少年で、グループの矢を持ち運んでいる。

 数カ月の間、5人は他のマシコ・ピロ族の居場所を「遠いところ」としか言わなかったため、彼らは伝染病か静かな報復に苦しめられていると推測されていた。しかし8月には6人目のマシコ・ピロ族が加わり、今では12人を超えている。彼らは、恐怖のためにゆっくりと姿を現していると述べている。

 ポンシアーノ氏ほか保護官は、レイナルド・ローレアノ氏およびルイ・バルガス氏とともに、連日のように川を行き来し、マシコ・ピロ族が出現する河岸にボートが接岸しないように注意している。ローレアノ氏によると、彼らは3日に1回のペースで現れ、バナナを要求してくるという。

 接触時のルールはいたってシンプルだ。ほしがる物を与えること。長く話しすぎないこと。シペチアリ村から距離を置くように警告すること。罠を避けるために、会う場所を変えること。ペレス氏の死など、繊細な話題に触れないこと。「大事なのは、交流とスケジュールにおける規律です。これらのシチュエーションでは、言葉に気を付けなければなりません」とポンシアーノ氏は言う。

 マシコ・ピロ族の間で伝染病が流行するリスクを減らすため、ポンシアーノ氏らは複数のワクチンを受けている。また、マシコ・ピロ族が病気の兆候を見せたらすぐに治療できるよう、医師が待機している。どこかのタイミングで、――マシコ族が外部との接触を保ちたいなら――ワクチン接種が重要であることを、保護官が伝えることになっている。でも、現時点では「彼らは強くて健康です」とポンシアーノ氏は述べている。

608名無しさん:2015/10/31(土) 11:40:22
>>607

成功のレシピは存在しない
 今後のことは誰にもわからない。この地域の平和は、今後の政府のかかわりと、職員がマシコ・ピロ族の信頼を勝ち取れるかどうかにかかっている。

 ブラジルでいろいろな部族との初接触を40年以上続けてきたホセ・カルロス・メイレレス氏はこう言う。「忍耐力、謙虚さ、そして彼らの信頼を得るまでに何年もかけるという意志が必要です。新しいチームを何度も送り込むことに意味はありません。先住民との関係は人対人であり、組織的なものではないのです」

 きっとどこかのタイミングで、マシコ・ピロ族が森での隔離された生活を捨て始めた理由が明らかになるだろう。彼らの領域を侵した伐採者や麻薬密売人によるプレッシャー、食糧難、病気、部族内の争い、あるいは外部の人間による誘惑など、理由はいくつも考えられる。同時に、マシコ・ピロ族が2人を殺した理由や、今後の意向(引き続き移動生活を送るのか川沿いのどこかに定住するのか)もわかるだろう。

 メイレレス氏は言う。「文化的にも身体的にも彼らを殺さずに受け入れるにはどうしたらいいのか。私たちは今、その方法を学んでいるところです。私たちはそのプロセスに沿って、彼らがこちらの世界に苦痛なく入ってこれるよう、寄り添うことが必要です。成功のためのレシピなど、存在しないのです」

文=Nadia Drake/訳=堀込泰三

609名無しさん:2015/10/31(土) 11:41:19
>>604

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%AA%E6%8E%A5%E8%A7%A6%E9%83%A8%E6%97%8F
未接触部族

未接触部族(みせっしょくぶぞく)とは現代文明といまだに接触していない部族のことである[1]。

概説[編集]
全世界には未接触部族が100以上あるといわれている[2]。
近年、違法な森林伐採や石油・ガスの採掘で生活地を失ったり[3]、生活地であるとは知らずに接近した観光客の一団と一触即発状態になったりするという問題が指摘されている[2]。侵略者とみなされて弓矢で攻撃され死傷するケースも報告されている[2]。未接触部族の調査のために居住地の上空を飛行した飛行機に矢を放った事例もある。ある人類学者は、未接触部族が部外者に対して生活の場に入って来て欲しくないと思っていることは確かだと述べている[2]。

代表的な未接触部族[編集]
マシコ・ピロ族
ペルーのマヌー国立公園に数百人いるといわれている[2]。
センチネル族
アンダマン諸島の北センチネル島に住む部族。人口は50ないし400程度[4]と考えられている。2006年には島に漂着したインド人2名が殺害されている。

610チバQ:2015/10/31(土) 18:23:23
http://www.sankei.com/world/news/151031/wor1510310023-n1.html
2015.10.31 11:29

ポルトガル首相再任 野党、総辞職迫る構え





 ポルトガルのコエリョ首相は30日、首都リスボンで就任宣誓を行い首相に再任した。コエリョ氏が率いる連立与党は議会で過半数を割り込んでおり、AP通信によると、野党勢力は11月10日にも内閣総辞職を迫る構え。政治の混乱が懸念される。

 4日に行われた総選挙では、定数230のうち、コエリョ氏率いる社会民主党と民衆党の連立与党は計107議席にとどまった。86議席を占める最大野党の社会党は、共産党などと連立を組む意向を示している。

 カバコシルバ大統領は、総選挙の結果を受けてコエリョ氏に首相続投を要請していた。(共同)

611チバQ:2015/10/31(土) 18:28:25
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151031-00000053-jij-asia
「独裁」強まる楽園=政敵逮捕、観光業に影も―モルディブ
時事通信 10月31日(土)14時32分配信

 【ニューデリー時事】インド洋の島国モルディブが「独裁色」に染まりつつある。
 2013年に就任したヤミーン大統領は今年に入り、元大統領ら政敵を相次いで逮捕。さらに9月の高速艇爆発事件を受けて警察幹部や国防相を解任し、副大統領も逮捕した。強権政治に対する不満は高まっている。モルディブは新婚旅行で訪れる人も多いが、観光業に影を落とす恐れもある。
 ◇大統領暗殺未遂? 
 10月24日、中国訪問から帰国したアディーブ副大統領は警察官に両脇を固められて搭乗機を降りた。大統領の暗殺未遂容疑での逮捕。そのまま拘置所がある島に移送された。
 発端は9月下旬に起きたヤミーン大統領の高速艇爆発事件だった。大統領を乗せた高速艇が首都マレの波止場に到着する直前に爆発、大統領夫人ら3人が負傷した。
 ◇粛清の嵐
 事件を機に、ヤミーン氏は政敵粛清を加速させた。国防相、警視総監を含む警察幹部らを相次いで解任。副大統領については「事件の捜査を妨害したため逮捕した」と説明し、「国家の脅威だ」と批判した。
 インドの平和紛争研究所のクリシュナマティ氏は「ヤミーン大統領は着々と独裁体制を固めている」と指摘する。ヤミーン氏は2月にも、武器の不法所持容疑でナジム国防相(当時)を逮捕し、その2週間後には、テロ容疑で大統領選の対抗馬だったナシード元大統領を逮捕した。「権力の乱用だ」と反発した野党の抗議デモも弾圧した。
 ◇独裁に回帰
 モルディブ国民にとって、独裁政治の苦い記憶はまだ新しい。ガユーム元大統領は08年に行われた初の民主的選挙でナシード氏に敗れるまで、30年間にわたって独裁体制を敷いた。
 地球温暖化防止を訴えるため「海中閣議」を開いて注目を集めたナシード氏は事実上のクーデターに遭い、わずか4年で失脚。13年の大統領選ではガユーム元大統領の弟ヤミーン氏が勝利した。
 「ヤミーン氏はテロ罪の適用対象を拡大した反テロ法を成立させるなど、治安維持名目での政敵排除を可能にした」とクリシュナマティ氏。年約4万人の日本人観光客が訪れるモルディブだが、「楽園」のイメージは変わりつつある。

612チバQ:2015/10/31(土) 18:29:43
>>288>>573
http://www.sankei.com/world/news/131117/wor1311170023-n1.html
2013.11.17 19:18

モルディブ大統領選 独裁元大統領の後継者が当選、宣誓就任





 【ニューデリー=岩田智雄】インド洋の島国モルディブで混乱の中やり直しとなった大統領選挙の決選投票で17日、30年間独裁体制を続けたガユーム元大統領の異母弟で後継者のモルディブ進歩党候補アブドラ・ヤミーン氏(54)がナシード前大統領(46)を得票率3ポイント弱の僅差で破って初当選し、首都マレで宣誓、就任した。

 ナシード氏はかつてのガユーム体制下で何度も身柄を拘束され、2008年の新憲法下での初の大統領選で勝利したが、12年にガユーム派判事逮捕をきっかけに野党支持者のデモが拡大し、辞任に追い込まれていた。現地メディアによれば、ナシード氏は敗北を受け入れた。

 選挙は当初9月に行われたが、不正申し立てにより無効となった。再選挙の初回投票は警察の介入でいったん中止された後、今月9日に行われた。

613とはずがたり:2015/10/31(土) 19:17:11
824 名前:チバQ[] 投稿日:2015/10/29(木) 21:59:36
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&k=2015102900011
パラオに巨大禁漁区=スペインの面積に匹敵

太平洋の島国パラオの海=撮影日不明(AFP=時事)
 【コロール(パラオ)AFP=時事】東京から約3000キロ南の太平洋にある島国パラオ周辺海域に28日、スペインの面積に匹敵する広大な海洋保護区が誕生することが決まった。50万平方キロに及ぶ保護区では、1300種の魚が禁漁となり、地元の漁民を除き、日本を含む漁船は閉め出されることになりそうだ。
 レメンゲサウ大統領がこの日、保護区設置法案に署名した。署名式典で大統領は「小さな島国も大海で大きな影響力を行使できる」と保護区設置の意義を語った。今後5年かけて段階的に保護区を完成させていく。(2015/10/29-00:42)

614とはずがたり:2015/10/31(土) 19:17:45
823 名前:チバQ[] 投稿日:2015/10/29(木) 21:59:01
http://www.jiji.com/jc/c?g=int&k=2015102900892
海外旅行、パスポート不要に=豪で初の試み

 【シドニー時事】オーストラリアのビショップ外相は28日、パスポートを使わずに海外渡航できる仕組みを試験的に実施する方針を表明した。世界初の試みという。
 パスポートに記載されている生体認証や個人情報はインターネット上に保存されるため、「クラウド・パスポート」とも呼ばれる。まずは隣国ニュージーランドへの渡航に限定して試行する考えで、2国間で協議に入った。(2015/10/29-18:59)

615とはずがたり:2015/10/31(土) 19:42:57
イギリスが乗った「危険な外交ゲーム」の幕開けに、習近平の高笑いが止まらない!
英米の仲を分断する中国の露骨な「アメとムチ」
2015年10月27日(火) 笠原敏彦
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/46028

「中国流」を国際規範に!

中国の習近平国家主席が英国を国賓として訪問し、両国は英中関係の「黄金時代」到来を謳い上げた。

10月23日まで4日間の滞在中、中国企業の英国での原発建設参入を含む総額400億ポンド(約7兆4000億円)の大型商談が結ばれた。キャメロン英保守党政権が、中国の露骨な「アメとムチ」外交を前に、人権問題や南シナ海情勢などで対中批判を封印した成果である。

米国の最大の同盟国である英国が始めた危険な外交ゲームは、米中のパワーバランスだけでなく、流動化する国際秩序の行方にも影響を及ぼしそうだ。

習氏の訪英は、中国の対欧米外交では前例のないほど将来への楽観的なメッセージに満ちたものだった。英国は「中国の西側でのベストパートナーになる」(オズボーン財務相)と言い切り、習氏は英中関係を「グローバルな包括的・戦略的パートナーシップ」と呼んでみせた。

習氏訪英の秘められた狙いを端的に表現したのは、中国・環球時報の次の記述だろう。

「英国の態度は中国と西側諸国の心理的境界を破るものだ。それは新たな政治的関係を予言するものである」

中国は自らになびいてきた英国を突破口にし、国際社会のメインストリームでの地位、影響力を高めたいと考えているのだろう。それは、「中国流」を国際規範に繰り込むための重要なステップである。

一方で見逃せないのは、今回の訪英が中国にとってある種、「歴史のトラウマ」を癒す意味を持ったことだ。

中国にとって英国は、アヘン戦争(1840年)により「屈辱の世紀」をもたらした張本人である。香港は1997年に返還されるまで155年にわたって英国に統治された。

その英国が今回、王室メンバーをフル動員して「最大級のもてなし(the reddest of red carpets)」(英フィナンシャルタイムズ、FT)で習夫妻を歓迎した。

習主席はエリザベス女王とともに壮麗な馬車でパレードし、ウィリアム王子の妻キャサリン妃は中国の国旗にあせた真っ赤なドレスで晩餐会に出席し、習主席の隣に座った。

中国メディアはこうした様子を大々的に報道。英国が対中批判を封じ、「へつらう(kowtow)」かのような姿勢を見せたことは、中国国民に「尊敬される大国になった中国」をアピールするまたとない機会となった。

習氏は、中華民族の偉大な復興という「中国の夢」に一歩近づいたと感じたかもしれない。少なくも、今回の訪英は、かつて支配した側・英国と、支配された側・中国の外交における「心理的な枠組み」の転換を鮮明に印象づけるものだった。

アメリカとイギリスの対中政策の落差

ここで注目すべきは、この訪英が9月の習氏訪米と鮮やかなコントラストを見せたことである。

わずか1ヵ月の間に米英両国から国賓として招かれたこと自体が特筆されるべきことだが、オバマ大統領との会談では人権、サイバーセキュリティ、南シナ海での領有権問題などをめぐり米中間の深すぎる溝が浮き彫りになった。

英誌エコノミストによると、ワシントンでは「中国が変わる」ことへの期待が急速に萎んでいるという。キャメロン政権の習氏歓待は、米中首脳会談の結果に幻滅した米国が、南シナ海の中国の人工島周辺の「領海」12海里内へ艦船を進入させる構えを見せるタイミングで進んだのである。

ちなみに、米国が今守ろうとしている「航行の自由」は、大英帝国時代の英国が高々と掲げ、世界に広げた国際ルールである。

616とはずがたり:2015/10/31(土) 19:43:10

米国は相対的なパワーの低下から、同盟国のネットワークを強化することで、リベラルな国際秩序を維持しようとしている。

その矢先に露になった米英間の対中アプローチの歴然たる違い。英米関係は、ブッシュ大統領とブレア首相が始めたイラク戦争の「失敗」後、亀裂が目立ち始めている。そこへ「台頭する中国」が新たな分断要因として加わった。習氏訪英は、戦後の国際秩序を牽引してきた米英間の「特別な関係」に楔を打ち込んだと言えるだろう。

そして、今回の習氏訪英への経緯を振り返ると、国益を最優先に対中宥和路線へ舵を切った英国の姿が浮かび上がるのである。

イギリスは中国にとって「利用価値」が高い

現時点では、英中のどちらが外交巧者としてより上手なのかは分からない。

しかし、中国が英国の「使い勝手」の良さを思い知ったのは、英国が今年3月に米国の反対を押し切って中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)への参加を表明したときだろう。これを受け、それまで米国の顔色を伺っていた仏独、オーストラリア、韓国など「米国の友人」が雪崩を打ったようにAIIBへの参加を表明したからである。

AIIBが世銀の優位性を揺るがすことを懸念する米国は、同盟国の国際的な包囲網でAIIBに圧力をかけ、厳格な融資基準など適正な運用を迫る方針だった。それなのに、結果を見れば、米国と日本が取り残される形になり、米国の国際的な威信は大きく傷ついてしまった。

米当局者はFT紙に「英国が中国に宥和的な傾向にあることを憂慮している。英国のやり方は台頭するパワーに関与する最善の方法ではない」と英国への不信感を口にしている。

英国のAIIB参加表明は唐突だった。それもそのはずで、政権ナンバー2のオズボーン財務相の個人的なイニシアチブの側面が強かったのである。彼は、「同盟国の日本や米国を疎遠にする」と懸念する英外務省の反対に耳を貸さず、国家安全保障会議(NSC)の場でキャメロン首相の同意を取りつけたのだという。

キャメロン首相はオズボーン財務相に大きな”借り”がある。首相は2012年5月、財務相の反対を押し切り、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世と会談し、対中関係を悪化させた。この間、中国の欧州における貿易相手として、英国はドイツに大きく水をあけられたという経緯があったからである。

オズボーン氏は、オックスフォード大学卒業後に中国をバックパックで旅行したという親中派だ。彼は、英国の対中貿易を現在の6位から今後10年で2位に引き上げるという目標を掲げている。

今年9月下旬には、習氏訪英の露払いとして中国を訪問。イスラム系少数民族の弾圧が続く中国北西部・新疆ウィグル自治区も訪れたが、人権問題には口をつぐんだ。欧米の主要閣僚としては異例の新疆訪問は、中国が求めた「踏み絵」だったのかもしれない。

チャイナマネー争奪戦に勝つことが最優先

現下の国際情勢の下、英国が習氏訪問を諸手を挙げて歓迎したことは、対中宥和路線という批判を覚悟した上で、チャイナマネー争奪の国際競争に勝ち抜くという固い政治的意思を示したものと言えるだろう。

21日の英中首脳会談で合意した経済協力の内容をみると、海外で初となる人民元建て国債をロンドンで発行する▽中国国営の原子力企業・中国広核集団(CGN)が英南西部ヒンクリーポイントでの原発建設に33.5%を出資することなど原発案件3件▽英国の高速鉄道建設に中国企業が参入する、などが主なものだ。

こうした合意内容は、経済的側面だけを見れば確かに「ウィン・ウィン」の関係に見える。人民元建て国債発行は、ロンドンを人民元のオフショア取引の最大拠点としたい「金融立国」英国と、人民元の国際化を急ぎたい中国の思惑が一致する。

また、原発や鉄道など国内インフラの整備・再生を中国の投資で推進したい英国と、英国での実績をテコに欧米企業が支配する世界の大型インフラ市場への参入を目論む中国の思惑も一致する。中国の新帝国主義路線とも言われるプロジェクト「一帯一路(新シルクロード)」構想への英企業の積極的な参加も合意された。

617とはずがたり:2015/10/31(土) 19:43:24
>>615-617

英国は「開かれた経済」を信条とする国だ。インフラ部門も例外ではなく、中国企業もすでにヒースロー空港運営会社の株式の約10%、水道事業会社「テムズ・ウォーター」の株式の約9%などを保有している。

しかし、共産主義体制の中国が国際政治や安全保障面で何を目指しているのか不透明な中、国家の最重要インフラである原発部門で中国企業に門戸を開いたことには強い批判がある。原発の安全性や、核兵器開発、サイバーテロなど安全保障への脅威を無視したものだという見方が強いからだ。

英議会の情報・安全保障委員会が英国の「開かれた経済」の在り方全般について、「投資政策と安全保障政策に断絶がある」と警告していることが、その危うい実情を物語っていると言えるだろう。

漂流する国際秩序

それでも、英国の対中宥和路線は長期的なトレンドとなりそうである。なぜなら、対中政策を主導するオズボーン財務相は、次期首相の最有力候補だからである。

オズボーン氏は、2010年のキャメロン政権発足からわずか5年で国内総生産(GDP)比12%に上っていた財政赤字を半減させた。英国の2014年の経済成長率は約3%で、先進国でトップを行く好調さである。その政治手腕でキャメロン首相の後継候補としての地位を固めたと言われている。

一方で、二大政党の一翼を担う労働党は新党首に急進左派のジェレミー・コービン氏を選出したため、2020年に予定される次期総選挙は保守党が有利と見られているのである。

そのオズボーン氏は、米中両国の将来性をにらみながら、中国への賭けに打って出たようにも見える。しかし、英中の「黄金時代」到来というレトリックが、にわか仕立ての”金メッキ”をほどこしたものに過ぎないことは明らかだ。

政治的価値観を異にし、「経済的利益の共有」だけで結ばれた「戦略的パートナーシップ」が果たして、斜陽とは言え唯一の超大国である米国が主導する国際政治の試練に耐えうるのかどうか。

米英中のトライアングルが映し出す相関関係は、漂流する国際秩序はもとより、日本が当事者である東アジア情勢にもその影響が投影されることだろう。

笠原敏彦(かさはら・としひこ)
1959年福井市生まれ。東京外国語大学卒業。1985年毎日新聞社入社。京都支局、大阪本社特別報道部などを経て外信部へ。ロンドン特派員(1997~2002年)として欧州情勢のほか、アフガニスタン戦争やユーゴ紛争などを長期取材。ワシントン特派員(2005~2008年)としてホワイトハウス、国務省を担当し、ブッシュ大統領(当時)外遊に同行して20ヵ国を訪問。2009~2012年欧州総局長。滞英8年。現在、編集委員・紙面審査委員。著書に『ふしぎなイギリス』がある。

618チバQ:2015/11/03(火) 17:38:11
http://www.sankei.com/world/news/151102/wor1511020029-n1.html
2015.11.2 10:28

オーストラリア、ナイト爵位の授与を廃止 「時代錯誤」の批判受け 





 オーストラリアのターンブル首相は2日、英国の制度に基づくナイト爵位の授与を廃止すると発表した。保守派のアボット前首相が昨年、ナイトの称号を復活させたが、保守陣営からも「時代錯誤」との声が上がっていた。オーストラリアはすでに独自の勲章制度を実施している。

 ターンブル氏は発表で「現代の勲章制度として適切ではないと閣議で合意し、(元首の)エリザベス英女王も同意した」と述べた。

 ターンブル氏はリベラル派として知られ、最近の世論調査では歴代首相でもトップレベルの個人人気がある。政党支持率も野党との差を広げており、徐々に独自色を出している。(共同)

619チバQ:2015/11/04(水) 21:58:49
>>611-612
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&k=2015110400867
非常事態を宣言=反政府デモ阻止へ-モルディブ



インド洋の島国モルディブの首都マレ=2013年9月(AFP=時事)
 【ニューデリー時事】モルディブ政府は4日、30日間の非常事態を宣言した。6日から予定される野党の反政府デモ阻止が狙いとみられる。政情不安が高まる中、年間約4万人の日本人が訪れるモルディブの観光業に影響を与えそうだ。
 モルディブ政府は「複数の個人が武器や爆発物を所持しているという確たる情報がある。非常事態宣言は国家と国民の安全を守るためだ」と説明した。
 モルディブでは9月下旬、ヤミーン大統領が乗る高速艇で爆発が起き、大統領夫人ら3人が負傷した。事件の捜査に関わった米連邦捜査局(FBI)は「爆弾が使われた証拠は見つからなかった」と結論付けたが、大統領は暗殺未遂事件と主張。10月には事件に関与した疑いで副大統領らを逮捕した。
 2013年に就任したヤミーン大統領は、ナシード元大統領をテロ容疑で逮捕するなど、政敵を次々と排除。野党や国際社会は大統領による独裁化に危機感を強めている。(2015/11/04-19:25)

620名無しさん:2015/11/07(土) 12:55:02
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2015110500836
記憶遺産の制度改善を=ユネスコ総会で演説-文科相

 【パリ時事】馳浩文部科学相は5日午後(日本時間6日未明)、パリで開かれている国連教育科学文化機関(ユネスコ)の総会で演説し、中国が申請した南京事件の資料が世界記憶遺産に登録されたことを受け、制度の改善を求めた。
 馳氏は、遺産保護事業に関して「分断ではなく融合をもたらし、加盟国間の相互理解と連帯を一層強化するものでなければならない」と指摘。南京事件資料には直接触れなかったものの、「記憶遺産事業の健全な発展のため、ガバナンスや透明性の向上を含む改善を早急に実現するよう議論を進める必要がある」と述べ、審査の中立性や透明性の確保を訴えた。(2015/11/06-01:16)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2015110600066
「日本との連携」アピール=関係修復狙いか-ユネスコ事務局長

 【パリ時事】国連教育科学文化機関(ユネスコ、本部パリ)のボコバ事務局長は5日、同本部で開かれた「ユネスコ/日本ESD賞」授賞式のあいさつで、「『持続的な発展』を根付かせることの大切さを日本と共に訴えたい」と語り、日本との連携を強調した。
 事務局長は、式典で登壇したパリ訪問中の馳浩文部科学相ともにこやかに握手を交わし、日本との友好ムードを演出。中国が申請した「南京事件」関連文書をユネスコが世界記憶遺産に登録したことに対して日本が不満を強めていることを踏まえ、関係を修復したい狙いもありそうだ。 
 馳文科相は6日にボコバ氏と会談し、日本が求める記憶遺産の選定方法見直しについて直接訴える予定。文科相は5日、ユネスコ総会での演説後、記者団に「記憶遺産は改善した方がいい。事務局長の役割は大きい」と語り、ボコバ氏が指導力を発揮して改革に取り組むべきだと指摘した。
 同賞は持続的発展に資する教育(ESD)に尽力した人々を表彰する取り組みで、日本政府の財政支援を受けて今年から始まった。授賞式ではグアテマラなどの3団体を表彰した。(2015/11/06-06:31)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2015110600398
記憶遺産改善へ日本人派遣も=菅官房長官「政治利用防ぐ」

 菅義偉官房長官は6日午前の記者会見で、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界記憶遺産制度の改善に向け、関連機関への日本人の派遣を検討する考えを明らかにした。中国が申請した南京事件資料が世界記憶遺産に登録されたことを踏まえた対応だ。
 菅長官は「本事業の政治利用は未然に防がなければならない。わが国として制度改善のために全力を尽くす」と強調。日本人派遣について「そうしたことも含めて当然検討する」と明言した。政府関係者によると、現在、日本人委員がいないアジア太平洋地域記憶遺産委員などを想定している。 
 菅長官はかねて、日本がユネスコに拠出している分担金の削減や停止にも言及しているが、会見では「制度改革にとって何が一番効果があるのか、ありとあらゆる可能性を含めて検討する」と述べるにとどめた。(2015/11/06-12:23)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2015110600779
記憶遺産制度見直し検討=事務局長「透明性足りぬ」-ユネスコ

 【パリ時事】国連教育科学文化機関(ユネスコ、本部パリ)のボコバ事務局長は6日、フランスを訪問中の馳浩文部科学相と会談し、ユネスコの世界記憶遺産制度について「透明性が欠如している」と認め、日本が求める選定過程見直しの検討に着手したと伝えた。馳氏が会談後、記者団に明らかにした。制度改正は年2回開かれる執行委員会の決定を経る必要があり、早ければ2016年4月の次回執行委で議題に上る可能性がある。
 馳氏は会談で、ユネスコが中国の申請に基づいて「南京事件」の関連資料を記憶遺産に登録したことに懸念を表明。日本国内ではユネスコに対する分担金(14年度は拠出金含め約43億円)の支払い停止を求める意見が強まっている現状に言及した。その上で、選定過程に改善が見られなければ、分担金停止も含めた「あらゆる可能性を排除せず対応する」と制度の改善を強く求めた。
 これに対してボコバ事務局長は、記憶遺産制度について「加盟国の分断ではなく融合を促すのが本来の狙いだ」と説明し、日本側の主張に一定の理解を示した。馳氏は会談について「基本的な問題意識は共有できた」と成果を強調した。(2015/11/06-20:13)

621チバQ:2015/11/08(日) 11:14:21
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2015110700319
エボラ出血熱終息宣言=シエラレオネ-対策重点は残るギニアに


 【ベルリン時事】世界保健機関(WHO)は7日、西アフリカのシエラレオネでエボラ出血熱の感染が終息したと宣言した。シエラレオネは大流行した西アフリカ3カ国の一つ。このうちリベリアも既に終息を宣言しており、対策の重点は残るギニアに移る。
 シエラレオネでは、これまでエボラ熱で3955人(疑い例含む)が死亡したが、最後の感染者が2度の検査で陰性と確認された後、警戒を要する42日間が経過した。WHO高官は「国際社会はエボラ熱に打ち勝てる自信を得た」と強調した。
 ただ、ギニアでは最近も散発的に新規感染者が確認されている。感染の広がりは特定地域に抑え込まれているが、WHOは「短期的に新たな感染者が出るリスクは残っている」と考えている。 

エボラ出血熱の感染が拡大する一方だった頃のシエラレオネの感染者収容施設=2014年8月、東部カイラフン(AFP=時事)
 また、リベリアでは5月にいったん終息宣言した後、新たな感染者が見つかり、再度終息宣言にこぎ着けた経緯がある。シエラレオネ当局も警戒を続ける方針だ。
 今回の一連の流行は、2013年12月にギニアで始まったとみられる。西アフリカ3カ国を中心に疑い例を含め1万1300人以上が死亡、感染者は約2万8600人に上っている。(2015/11/07-20:33)

622チバQ:2015/11/08(日) 15:58:21
http://www.sankei.com/world/news/151108/wor1511080002-n1.html
2015.11.8 13:00

ゾウも犠牲に…「狩猟依存」の闇 ジンバブエ、資金難で禁止遠く 密漁も横行





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ワンゲ国立公園のゾウの群れ。野生動物保護を求める声も、正規の狩猟や密猟とともに動く大金にかき消されているようだ(ロイター)
 今年7月に観光客に人気だった雄ライオン「セシル」が殺され、注目を集めたアフリカ南部にあるジンバブエで、今度は大量のゾウが密猟される悲劇に見舞われている。密猟者の狙いはもっぱら象牙で、猛毒を使った密猟も横行している。希少な野生動物の保護を求める声が大きくなっているが、ジンバブエ政府はなかなか重い腰を上げようとしない。狩猟とともに動く大金が関係しているようだ。(SANKEI EXPRESS)

 ■許可得ていたが…

 英紙ガーディアンや米CNNテレビ(電子版)などによると、ジンバブエで最大級といわれたゾウがハンティングされたのは10月8日。ジンバブエ内部のゴナレゾウ国立公園に隣接する私有地で、ドイツ人が仕留めたという。このドイツ人は、国立公園周辺で狩猟するために4万ポンド(約740万円)を国立公園野生生物局(ジンパークス)に支払っていた。

 アフリカ全土でみても、ここ30年間で最大級のゾウだったといい、各国の狩猟団体がドイツ人に“祝辞”を寄せたが、保護団体などは、怒りの声を上げた。

 自然保護団体「ジンバブエ・コンサベーション・タスク・フォース(ZCTF)」のジョニー・ロドリゲス会長は、ガーディアンなどに「これほど年老いた巨大なゾウを見たのは初めてだ。牙の重さだけで54キロもあった」と嘆き「彼は(金銭を支払い)狩猟許可を得ていたが、子供や年老いた動物は狩りの対象にしないという常識を持って狩猟に臨むべきだった」と非難した。

 ■「毒殺」年に300頭

 さらに英紙デーリー・メールやロイター通信などによると、セシルが生息していたワンゲ国立公園では、密猟者が猛毒の「シアン化合物」を使って赤ちゃんを含む23頭のゾウを殺した。

 公園のパトロール隊が大半の象牙を回収したが、3頭分の象牙が持ち去られた。この国立公園を含むジンバブエ北部では今年9月以降、シアン化合物を使った密猟で60頭のゾウが犠牲になっているという。

 猛毒のシアン化合物は、鉱山近くの抽出・精錬工場で使われており、簡単に入手できる。そのため、わなや銃に加え、2013年ごろからシアン化合物も密猟に使われ始めた。ゾウの保護団体によると、ワンゲ国立公園では13年だけで、シアン化合物で300頭のゾウが殺されたという。

 ■政府の援助なし

 野生動物の狩猟をめぐり、欧米を中心にたびたび大きな話題となり、非難が巻き起こるものの、根本的な解決方法が打ち出されたことは皆無だ。これにはジンバブエ特有の問題が大きく絡んでいる。

 経済が混乱するジンバブエではジンパークスが国立公園などを管理している。しかも政府から資金提供を受けておらず、ハンターや旅行者が現地に落とすお金で事業を行っているのだ。米が14年にジンバブエから野生動物の頭部持ち込みを禁止して以降、米から訪れるハンターが激減。そのため狩猟のために大金を支払うハンターは、大得意のお客さまで、大歓迎なのだ。

 関係者によると、今回の大量毒殺も、給与に不満を持つ国立公園のパトロール隊員が、密猟者と組んだ犯行の可能性があるという。

 直近にも、ゾウを毒殺した疑いで国立公園のパトロール隊員2人が逮捕された。ジンバブエでは象牙10キロの市場価格が1万9000ポンド(約353万円)といわれており、給与に不満を持っていた隊員2人は密猟者と結託、利益を山分けしていたとみられる。希少動物をめぐるジンバブエの闇は想像以上に深い。

623チバQ:2015/11/10(火) 23:02:02
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&k=2015111000185
過激派活動地域に非常事態令=チャド


 【ヌジャメナAFP=時事】アフリカ中部チャドの政府は9日、西部のチャド湖周辺地域を対象に非常事態令を出した。チャド湖はナイジェリア、カメルーン、ニジェールにもまたがり、一帯ではイスラム過激派「ボコ・ハラム」による襲撃が多発している。(2015/11/10-09:24)

624とはずがたり:2015/11/12(木) 13:11:55
2015.11.12 11:59
EU、「入植地産」の表示義務付け イスラエル反発
http://www.sankei.com/world/news/151112/wor1511120021-n1.html

 欧州連合(EU)欧州委員会は11日、イスラエルの占領地にあるユダヤ人入植地で作られた農産物などについて、EU内で販売する際は「イスラエル産」ではなく入植地産と表示しなければならないとする指針を決めた。ロイター通信などが伝えた。

 EUは、イスラエルが1967年の第3次中東戦争で支配下に置いたヨルダン川西岸などの占領地に関し、イスラエルの主権を認めていない。欧州委は産地表示に関する「技術的な問題」であり、入植地産品の不買運動などを助長するものではないと説明。しかし、イスラエルのネタニヤフ首相は「偽善的な決定だ」と反発した。

 表示を義務付ける対象は農産物と化粧品。EUは2012年に表示を区別する方針を決めていた。(共同)

625チバQ:2015/11/12(木) 20:28:58
http://www.sankei.com/world/news/151112/wor1511120029-n1.html
2015.11.12 15:44

ベネズエラ大統領夫人のおい逮捕、麻薬密輸容疑 米「政府や軍高官が関与」






ベネズエラのマドゥロ大統領(左)とシリア夫人=2014年10月、カラカス(AP)
 ベネズエラの反米左翼マドゥロ大統領のシリア夫人のおい2人が10日、米国にコカインを密輸しようとしたとしてハイチで逮捕された。AP通信などが11日伝えた。

 米国側はベネズエラの政府高官や軍高官が麻薬密輸に関与していると指摘。マドゥロ政権側は否定しており、今回の逮捕に反発するのは必至だ。

 ベネズエラでは12月に国会議員選が行われる予定。高インフレや生活必需品不足から与党が苦戦するとみられるが、ファーストレディーの親族逮捕は政権にとってさらなるマイナス材料になりそうだ。

 逮捕された2人は米国のおとり捜査官とコカイン800キロの密輸について交渉。ベネズエラから私有の航空機でハイチの首都ポルトープランスに到着したところを逮捕された。米国に引き渡され、ニューヨークで司法手続きが行われるという。(共同)

626チバQ:2015/11/12(木) 20:35:27
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2015111200531
「英国王より自国民を」=豪で元首論議再燃



チャールズ英皇太子(左)とオーストラリアのターンブル首相=11日、キャンベラ(EPA=時事)
 【シドニー時事】英女王を国家元首とするオーストラリアで、チャールズ英皇太子夫妻の訪豪をきっかけに、元首制度の改革論議が再燃している。12日付の地元紙に掲載された世論調査によると、国民の51%が「英国王になるチャールズ皇太子より、豪国民が元首になるのが望ましい」と回答し、改革派が優勢になった。
 調査は1008人を対象に今月実施。現行の立憲君主制支持は27%にとどまった。ただ、改革実現はなお不透明だ。議論が盛り上がると、伝統重視の現状維持派が勢いを取り戻す傾向がある。改革には国民投票を通じた憲法改正が必要。1999年の投票では、大統領を元首とする共和制移行に賛成45%、反対55%で実現を逃した。
 ターンブル首相は、共和制の熱心な支持者として知られる。9月に首相就任後は発言を控えているが、「改革の野心を失っていない」との見方がもっぱらだ。(2015/11/12-15:26)

627チバQ:2015/11/12(木) 20:36:15
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2015111200218
大統領選めぐり数千人抗議=ハイチ



11日、ハイチの首都ポルトープランスで、選管が発表した大統領選の暫定集計結果に抗議する野党支持者ら(AFP=時事)
 【ポルトープランスAFP=時事】カリブ海のハイチで10月25日に行われた大統領選で、選管発表の暫定集計結果に抗議する数千人規模の集会が11日、首都ポルトープランスで開かれた。抗議を呼び掛けた野党勢力は、大統領選が退任するマルテリー大統領による「選挙クーデター」になったと訴え、独立組織による調査を要求している。(2015/11/12-10:38)

628とはずがたり:2015/11/13(金) 10:06:36
叩頭は英辞郎に拠ると英語ではkowtowと綴りkautauと発音するようだ。

2015年 10月 29日 11:02 JST
コラム:米国は「親友」を中国に奪われたのか
http://jp.reuters.com/article/2015/10/29/column-us-china-friend-idJPKCN0SN03D20151029?sp=true

[26日 ロイター] - 中国の習近平国家主席が巨額投資を約束した英国訪問の際、中国語の「叩頭(こうとう)」という言葉をよく耳にした。

オックスフォードの辞典による定義では、膝をついてひれ伏し「崇拝や服従」を表すこと、そしてそれは「過度に従属的な」行動だとしている。

この両方の定義が習主席の訪英にも大きな意味を持つ。

歴史をさかのぼると、最も深い叩頭を受けていたのは、臣下から「三跪九叩頭の礼」を受けていた中国の皇帝だ。しかし、18世紀末に英国最初の使節として清国に派遣された英外交官たちは、それを行うことを拒否した。清の乾隆帝がジョージ3世に宛てた書簡からは、乾隆帝が外国人を「野蛮人」とみなし、中国よりも必然的に劣っていると考えていることは明らかだった。

その後、清国は2度にわたるアヘン戦争(1839─42年、1856─60年)で敗北を喫し、香港は英国に割譲された。それから長い間、英国は中国に対し最も強大な影響力を持つ国であり続けた。支配者である英国は自国の立場に恐ろしく敏感で、中国にひどい屈辱を与えた。

しかし現在、それは逆転した。

最初に派遣された英外交官が皇帝への叩頭を拒否してから2世紀以上が経過した今、叩頭は最初の定義で使われている。習氏は英国から最高の栄誉を与えられた。エリザベス女王は晩餐会で習氏をもてなし、滞在先としてバッキンガム宮殿の特別室を提供した(前回この部屋が使用されのは、孫のウィリアム王子が結婚したときだった)。習氏は英議会で演説し、女王もしくはキャメロン首相が同氏に常に同行した。

このような配慮は、中国がさまざまなプロジェクトで最大460億ドル(5兆5000億円)の投資を行うかもしれないからだ。この中には(フランスと一緒に行う)最大120億ドルの原発建設も含まれている。中国はロンドンの金融街シティを国際金融業務や、外国為替、その他の取引の場として活用するだろうし、サービスを輸入する際には英国を支持するだろう。

だがこの新たな友人関係の中で、英国側が人権問題に公に言及する姿は見られない。中国反体制派の監禁、すでに制限されている報道の自由への弾圧、さらには、対策強化にもかかわらず中国でまん延する汚職のどれ1つとして、英国は苦言を呈していない。広く言われていることだが、この沈黙は英国にとって恥となる。

キャメロン首相の側近を務めたスティーブ・ヒルトン氏は、同首相の態度について、「1970年代に国際通貨基金(IMF)に頼って以来、最悪の国家的屈辱の1つ」だと批判した(IMFは1976年、破綻しかけていた英国に40億ドルを融資した)。

中国人の権利意識は高まっていると考える現代芸術家、艾未未(アイ・ウェイウェイ)氏も、キャメロン首相が「人権を無視」したのを見て、中国人は「深く失望」するだろうと語った。

629とはずがたり:2015/11/13(金) 10:07:15
>>628-629
だが、もっと大きな問題が頭をもたげつつある。

英国は1世紀以上もの間、国際舞台で米国の親友として振る舞ってきた。米大統領が2013年5月に、「昔から両国民を1つに結ぶ価値と信念のおかげ」で英米関係は非常に特別だと語るのを聞くまで、われわれ英国人はその重要性を誇張し過ぎているのではないかと、筆者は考えていた。

英米関係が時の試練に耐えられたようには見えない。米高官が相次いで英国の国防能力削減に遺憾の意を示し、不穏な空気が流れたという意味ではこの1年、両国関係は特別だった。3月には、米国に最低限の予告をしただけで、中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)への参加を英国が西側諸国の中でいの一番に決めると、不穏な空気はとげとげしい雰囲気へと悪化した。

ある米関係筋によると、英国政府の上層部が考えを改め、中国との良好な関係を築きたいという必死のシグナルを送ろうとしているのではないかと、米国政府は現在考えている。この関係筋の言葉を借りれば、それはかなり「非英国的」なことだという。

英国人であるということは、米国の近しい友人であり、英語圏の大国同士のきずなを突如として無頓着に断ち切り、アジアに秋波を送ることではない。その意味では確かに「非英国的」である。

依然として発展途上にある大国との関係強化は大ばくちであり、中国と距離を取り始めている世界一の強国である米国を暗に敵に回すことになりかねない。米国との関係見直し論者の急先鋒は、次期英首相の有力候補とみられるオズボーン財務相だが、こうした考えには、米大統領の力が世界的に弱く見られていること、米国政治の永続的な泥沼化、そして米権力層の内向化、特に右傾化などが含まれているように思われる。

加えて、欧州連合(EU)残留の是非を問う国民投票が向こう2年以内に行われるが、その結果、離脱することになれば、中規模の国である英国には新しい大きな友人が必要となる。英国経済の成長率は約2.5%程度だが、最近の数字は減速の兆しを示しており、製造業も依然として弱いままだ。

それ故、英国の外交方針が大きく転換することは大いにあり得ることかもしれない。もしそうなれば、その影響は英国自身よりも他国の方がずっと大きい。弱体化する米国の立場を浮き彫りにし、他のEU加盟国にとっては英国が離脱する可能性を示す新たな警鐘となり、人権問題では英国の影響力が弱まるだろう。その一方で、成長率が今なお英国の約3倍とはいえ、中国経済は減速しており、同国の人権問題も依然ひどい状況にある。

また、批判的な意見からはあまり聞かれない別の可能性もある。つまりそれは、英国が欧州と米国の懸け橋になるだけでなく、中国と米国の懸け橋になるというものだ。サッチャー元首相は、旧ソ連のゴルバチョフ元大統領と米国のレーガン元大統領の間を取り持った。そのような緊密な関係が、中国を好転させる一助となる可能性がある。

21日の記者会見で、習氏は「世界には常に向上する余地がある。中国は人権問題で、英国や他の国々と一段と協力する用意がある」と述べた。

これは本心だろうか。それとも単に、自国で直面することはないであろう英国記者からの挑戦的な質問をかわす術なのだろうか。

一見すると本心らしく見えるが、そうではないだろう。だがそこには意味があり、オバマ大統領が褒めたたえた「価値と信念」を、英国が大金と引き換えに売ってはいないと願わずにはいられない。もしそうだとしたら、それはあまりにひどい取引だ。

630とはずがたり:2015/11/13(金) 16:29:07

世界を滅ぼすドイツ帝国?いや、今こそ日独同盟の勧め
人民元につられてイギリスの外交漂流が進むなか、日本は欧州の盟主と再び手を組むしかない
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2015/11/post-4105.php
2015年11月12日(木)16時00分
河東哲夫(本誌コラムニスト)

 先月中旬に行われた習近平(シー・チンピン)中国国家主席の訪英は、イギリスの「外交漂流」を印象付けた。その前の訪米では議会演説が認められず、不完全燃焼で帰国した習が、イギリスではもろ手を挙げた歓迎を受けた。

 イギリス政府は人権問題を棚に上げ、アメリカへの当て付けのごとく議会演説までさせる念の入れよう。訪英直後には南シナ海に中国が築いた人工島の12カイリ(約22キロ)内を米艦が航行。シリアでロシアの爆撃が続き、ヨーロッパではウクライナ問題や中東からの難民殺到という情勢のなか、アメリカの最良の同盟国、米欧の懸け橋であるはずのイギリスの姿はかすんでしまった。

 イギリスはロンドンに世界最大の金融市場シティーを抱える。ポンドが基軸通貨でなくなった戦後、シティーは海外を循環する米ドルを右から左に動かすことで、90年代には英GDPの20%相当の利益をたたき出した。リーマン・ショック後は米ドルから人民元を動かすことで起死回生を狙う。習も、中国以外では初となる人民元建て国債の発行をシティーで始めると明らかにして、イギリスの心をくすぐった。ここには、オズボーン英財務相の思惑ばかりが前に立ち、外務当局の顔は見えない。

 来年、日本はG7首脳会議の議長国を務める。新興国経済は中だるみ、20カ国・地域(G20)は調整能力欠如を露呈するなか、G7の役割は重要になっている。イギリスが漂流する今、日本はヨーロッパの軸をどこに求めるか。対日関係を重視してきたオランド大統領のフランスと共に、ヨーロッパの盟主になりつつあるドイツとも意思の疎通、連携に努めないといけない。

フランス人学者の「空想」
 日独が置かれた地政学上の地位は驚くほど似通ってきた。かつてはロシアが無力化し、ドイツにとって対米同盟の切実性は低下していた。だが、今ではウクライナやシリアでロシアがアメリカとの対抗上、武力行使をためらわない姿勢を見せている。ドイツにとってアメリカとの同盟は再び必須となった。

 それは拡張主義に転じている中国の隣に位置するが故に、対米関係強化を必要とする日本とよく似ている。筆者は先月ベルリンを訪れたが、ドイツの外交当局は今、アメリカとの関係を再活性化しようと考えている。ベルリンの空気に身をさらしてみれば、フランスの人口学者エマニュエル・トッドが『「ドイツ帝国」が世界を破滅させる』で述べるような、ドイツの単騎独行が空想物語であることはよく分かる。

 1922年にドイツは欧米諸国を見限り、共産革命で爪はじきのソ連と手を握る芸当を見せた。ただこれは第一次大戦後、敗戦で窮地に陥ったドイツがフランスに対抗して手を結んだ緊急避難にすぎない。ドイツが欧州で独り勝ちの経済を持つ今は、そんな必要はない。近年も徴兵制を事実上廃止したことが示すように、今のドイツの識者、世論は軍隊の域外派遣にすら後ろ向きで、対米同盟を捨てて自主防衛に移るような冒険は論外だ。

 日本にはドイツに対して、第二次大戦を共に戦ったという思い入れも見られる。ドイツ人も、「次回はもっとうまくやろう」などと冗談で言ってくることがあるが、大多数のドイツ人は日本を異質と見ている。ドイツ人は個人の権利を重視するヨーロッパ人、日本人はろくに休暇も取らず働きづめ、集団主義で「個」がない、というわけだ。

 しかし、中ロが復讐主義的動きを見せ、新興国経済は中だるみ、アメリカはこれから大統領選というなかで、世界のGDPの3、4位、最も堅実な工業基盤を持つ日独は、アメリカを東西で支え、言うべきことは言う重しとならねばならない。民主主義、言論の自由、高水準の社会福祉、自由貿易など、近代の豊かで自由な社会を支えてきた原則が踏みにじられないように、踏ん張るべきときだろう。

 それは日独にとって、国連安全保障理事会常任理事国の席よりよほど現実性・実効性のある、今ここにある課題なのだ。
[2015年11月17日号掲載]

631とはずがたり:2015/11/16(月) 19:30:18
嘗て豊かな国だったアルゼンチンはその後の成長の低迷で決定的に出遅れてしまったのである。。

>2期8年を勤めるクリスティーナ・フェルナンデス大統領が、中国とロシアへは数度訪問しているにもかかわらず、米国へは任期中に一度も訪問していない

>2014年には米国の「ハゲタカ」ファンドとの問題から再度デフォルトを経験した。その為、アルゼンチンにとって外貨の獲得は容易ではない。そういった事情の中で、中国は容易にアルゼンチンに資金を提供する国として両国は関係をより深めた

>この二国の支持もあって、現在アルゼンチンのBRICSへの加盟も間近に迫っているという。

>どちらが大統領に選ばれるにせよ、フェルナンデス大統領政権下の負の遺産に取り組まねばならない。アルゼンチン経済紙『iProfesional』によると、来年のインフレ34%、GDPはマイナス0.3%、貨幣の切下げ38%まで進む、財政赤字4.1%、失業率8.4%と予測されており、どの点においても非常に厳しい経済状況が控えているということである。

米中の覇権争いとなったアルゼンチン大統領選。同国の将来はいかに!?
http://hbol.jp/68014
2015年11月15日 国際

 先日お伝えしたように、アルゼンチンは現在トヨタの生産拠点として重要な位置を占めている国だ。そのアルゼンチンで、10月に次期大統領選挙が実施され、上位二人の候補者(ダニエル・シオリ氏58才とマウリシオ・マクリ氏56才)がアルゼンチンの大統領選挙史上初めて決戦投票に臨むという桔抗した投票結果となった。

 この選挙は単なる「次期大統領選」ではない。これまで12年間続いた中国そしてロシアへの依存外交を国民が選ぶのか、或いは欧米に重要度を置く外交に軌道修正するかという判断を問う外交選挙であり、結果次第ではアルゼンチン及び同国でビジネスを行う外国企業にとっても今後の方向性を問うという意味合いがあるのだ。

 同国の企業、もしくは同国で経済活動を行う外国企業の多くは新しい改革を訴えるマクリ氏を支持、一方のこれまでの路線の踏襲を望む者はシオリ氏を支持している。現在までの予想ではマクリ氏が10%程度の差で有利と言われている。

どん底のとき手を差し伸べた中ロとの関係

 アルゼンチンの過去を振り返れば、19世紀後半から20世紀初頭において穀物のヨーロッパへの輸出で発展し、世界でトップ経済の一国を担っていた国だった。その影響で、首都のブエノスアイレスは南米のパリと称されるほどにあらゆる文化が発展した。

 一方で、現在のアルゼンチンは経済面で中国とロシアに依存した国になっている。この両国への依存度が如何に強いか? それは、2期8年を勤めるクリスティーナ・フェルナンデス大統領が、中国とロシアへは数度訪問しているにもかかわらず、米国へは任期中に一度も訪問していないということからも明らかだろう。特に、中国への依存度が高いことは国民レベルでも感じているようで、彼らの間で自国名をスペイン語で「アルヘンティーナ」という代わりに「アルヘンチナ」と皮肉る者もいるという(「チナ」=スペイン語で中国のこと)。

 アルゼンチンから中国へは大豆など穀物を輸出し、中国からはその輸出を促進させる為だとして、インフラ整備などで中国資金がアルゼンチンに流入して来た。そして、中国製品で同国の市場は溢れている。

632とはずがたり:2015/11/16(月) 19:30:38
>>631-632

 アルゼンチンが中国に傾斜した背景には、フェルナンデス大統領がベネズエラのチャベス前大統領やブラジルのルラ前大統領の反米意識に共鳴したからだ。しかも、2001年にデフォルトを経験し、その後経済は回復したものの、インフレ率は常に高く輸出の伸展を妨げて来た。しかも、2014年には米国の「ハゲタカ」ファンドとの問題から再度デフォルトを経験した。その為、アルゼンチンにとって外貨の獲得は容易ではない。そういった事情の中で、中国は容易にアルゼンチンに資金を提供する国として両国は関係をより深めたのである。ロシアもそれに追随して、武器の供給や原子炉の建設などで協力している。この二国の支持もあって、現在アルゼンチンのBRICSへの加盟も間近に迫っているという。

アルゼンチンを舞台にした米中覇権争い

 しかし、ここで留意されるべきことがひとつあるのだ。それは、「コンドル作戦」についてだ。コンドル作戦とは、CIAが70-80年代に南米の左派勢力を一掃するべく当時の右派政権や現地の諜報組織に資金支援をし賄賂などを行わせ、時には人体に損傷を加えたりして左派系のリーダーを失脚させるべく行っていた工作活動のことだ。その対象になった国はブラジル、アルゼンチン、ボリビア、チリ、パラグアイ、ペルーといった国で、さまざまなスピンを流すことで対象国の左派系リーダーを政治の表舞台から失脚させていた。そして今、米国は「第2のコンドル作戦」を展開しているとして「RT」などのロシア系メディアなどが報じ始めているのだ。

 かつてのコンドル作戦ではブラジルのルラ前大統領、ベネズエラのチャベス前大統領、エクアドルのコレア大統領、ボリビアのモラレス大統領そしてアルゼンチンのキルチネール前大統領らの失脚を狙っていたという。何れも、チャベス前大統領が提唱したボリバール革命に共鳴したリーダーたちである。そして今、現職のマドゥロ、コレア、モラレスらの失脚を第2コンドル作戦は狙っているという。この中に、アルゼンチン大統領選挙の行方が対象にされているというのである。即ち、米国が直接的間接的にマクリ候補を支援する活動を行っているというのだ。

 マクリ候補はこの選挙キャンペーンで中国とのこれまでの契約内容などを検証し直すと表明している。そして、米国とヨーロッパとの関係の強化を計ると言明しているのである。日本にしても他人事ではなく、マクリ氏が大統領に当選すれば、親中路線から方向転換するということで、これまでの疎遠だった関係にも変化が現れるはずだ。ちなみに、マクリ候補はトヨタのカムリV6を所有しているそうだ。

 一方のシオリ候補はキルチネール前大統領の時に副大統領を勤めた人物で、彼は中国とロシアとの外交路線を踏襲するというボリバール革命の共鳴者であり、こちらは中ロが支援を行っていると思われる。

 ただ、どちらが大統領に選ばれるにせよ、フェルナンデス大統領政権下の負の遺産に取り組まねばならない。アルゼンチン経済紙『iProfesional』によると、来年のインフレ34%、GDPはマイナス0.3%、貨幣の切下げ38%まで進む、財政赤字4.1%、失業率8.4%と予測されており、どの点においても非常に厳しい経済状況が控えているということである。

<文/白石和幸 photo by Prensa TV Publica on flickr(CC BY 2.0)、Gobierno de la Ciudad de Buenos Aires on flickr(CC BY 2.0)>
しらいしかずゆき●スペイン在住の貿易コンサルタント。1973年にスペイン・バレンシアに留学以来、長くスペインで会社経営する生活。バレンシアには領事館がないため、緊急時などはバルセロナの日本総領事館の代理業務もこなす。

633チバQ:2015/11/18(水) 22:09:00
http://www.afpbb.com/articles/-/3067112
ボリビア大統領、「レズビアン」発言で謝罪
2015年11月18日 12:36 発信地:ラパス/ボリビア
【11月18日 AFP】ボリビアのエボ・モラレス(Evo Morales)大統領は17日、自身の演説中に他の女性と話していたアリアナ・カンペロ(Ariana Campero)保健相がレズビアン(女性同性愛者)ではないかとほのめかした発言について謝罪した。

 この発言は16日、地方のへき地に新しい救急車を引き渡す式典の際になされたもの。大統領は、演説を聴いていなかった保健相に対し、「私は、あなたがレズビアンだとは考えたくない」と語った。

 自らを「フェミニストだが、男らしい冗談を語る者」と称するモラレス大統領のこの発言に対して、女性や男性同性愛者の権利団体は猛反発。大統領は声明を発表し、「私は誰の感情も害するつもりはなかった」「誰かをレズビアンやゲイ(男性同性愛者)と呼ぶことは侮辱や攻撃ではない。政府も私も、個人の性的な選択に反対することはない」と述べた。

 左派の元組合長で、ボリビア初の先住民出身の大統領であるモラレス氏は、過去にも性差別・同性愛者差別的な発言をしたとして非難されたことがある。2010年、環境サミットの際に、女性ホルモンを投与されたニワトリを男性が食べると「男性としての資質に異常をもたらす」から良くないと発言し、批判にさらされた。(c)AFP

634チバQ:2015/11/20(金) 21:38:02
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/151120/mcb1511200500013-n1.htm
アルゼンチン、通貨切り下げ秒読み? 22日の大統領選決選投票、マクリ氏優勢 (1/3ページ)
2015.11.20 05:56
 南米アルゼンチンの大統領選の決選投票が22日に迫った。中道左派の与党候補、シオリ・ブエノスアイレス州知事と中道右派の野党候補、マクリ・ブエノスアイレス市長が争い、世論調査ではマクリ氏が優勢だ。同氏は迅速な経済改革を公約し、当選すれば現行の為替管理を即座に撤廃する意向だ。ただその場合、痛みを強いられるのが外国企業。為替管理のため、同国に留め置いている80億ドル(約9878億円)ともされる現金は大幅な目減りが避けられないからだ。

 選挙はフェルナンデス大統領の任期満了に伴うもので、10月25日に第1回投票が行われた。地元経済調査会社エリプシスが実施した最新の世論調査によれば、マクリ氏の得票率が54.4%となり、シオリ氏(45.6%)に対するリードを広げた。結果は判断を保留している11%の有権者に左右される。同社は今年から世論調査を始めたばかりだが、第1回投票の結果を唯一的中させている。

 ◆代償は外国企業に

 選挙戦で主要なテーマの一つとなったのが為替政策だ。アルゼンチンは通貨ペソについて、対ドルで緩やかな安値に誘導するペッグ制度をとっているが、マクリ氏はこれを撤廃し、就任初日に自由化すると公約。これに対してシオリ氏は、段階的に制限を緩めるとし、国民の購買力が落ちないよう、中央銀行の市場介入を通じた為替管理は続けるとの立場だ。

 国外の投資家も新政権による経済改革に期待を示しており、それにはペソの切り下げが不可欠とみられている。

 とはいえ、アルゼンチンで事業を行う一部外国企業は代償を払わされそうだ。通貨管理のため同国にペソ建てで留め置く利益などについては、ドルやユーロ建てで差損が生じるからだ。エリプシスによると、2012〜15年にアルゼンチンから国外へ還流できない企業配当は最大で80億ドルに達するという。

 日用品メーカーの米クロロックスは、アルゼンチンで来年「ビジネス上の課題」に直面するとの見通しを示し、通貨切り下げで影響を受けるペソ建て資産が1億ドルあると明らかにしている。同社幹部は米当局への届け出で、影響の軽減に取り組んでいるものの「実際に軽減できる保証はない」とした。同社は今年、アルゼンチンでの売り上げが全体の4%を占めている。

 米飲料大手コカ・コーラも届け出で、為替管理が原因でアルゼンチンに3億4600万ドル相当の資産を保有していることを明らかにした。ペソ切り下げで影響を受ける額は不明という。スペインの通信大手テレフォニカも今月、1億500万ユーロ(約138億円)相当がスペインに戻せないと投資家に説明している。

 為替予約の一種ノン・デリバラブル・フォワード(NDF)の取引によると、ペソは向こう3カ月に対ドルで36%下落し、1ドル=15ペソになると見込まれている。現行の公式レートは1ドル=約9.6ペソとなっている。

 スペインの警備会社プロセグルなどは、通貨対策のためアルゼンチンで不動産に投資している。コカ・コーラなどを顧客に持つ地元コンサルティング会社、フェレレス・アソシアドスのオーランド・フェレレス氏は「難しい状況だ。各社は可能になり次第すぐに国外に送金できるよう、多額の現金を保有していることが多いからだ。不動産を購入する企業もあるが、お金を動かしにくくなるため本当はしたくないはず」と説明する。

 ◆鉱山企業には有利

 通貨切り下げは一方で、鉱山企業など、従業員への賃金を現地通貨で支払い、輸出代金をドルで受け取る企業には有利に働く。また、バークレイズのストラテジスト、セバスチャン・ヴァルガス氏は、ペソを切り下げれば輸出の回復などによりドルの流入が増え、外貨準備の回復につながるとみている。

 このほど20年ぶりにアルゼンチンに代表団を派遣した在アルゼンチン米商工会議所のアレハンドロ・ディアス最高経営責任者(CEO)は、企業各社は近く変化に直面するものの長期的な視野に立っていると指摘。各社の対応を「楽観している」と述べた。(ブルームバーグ Carolina Millan、Charlie Devereux)

635チバQ:2015/11/21(土) 00:18:03
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151120-34876777-bbc-int
アフリカ・ブルンジの与党 ベルギー人に国外退去勧告
BBC News 11月20日(金)17時31分配信

アフリカ・ブルンジの与党 ベルギー人に国外退去勧告
アフリカ・ブルンジの与党 ベルギー人に国外退去勧告
アフリカ中部のブルンジで治安が悪化するなか、同国与党のCNDD-FDDは19日、旧宗主国であるベルギー国籍の市民に国外への退去を勧告した。同党はベルギーが反大統領派を支援していると非難している。

ベルギー政府も先週、ブルンジ国内の治安悪化を理由に、「どうしても滞在しなくてはならない」場合以外は出国するよう自国民に求めていた。

ベルギー政府によると、ブルンジに滞在するベルギー人は500人ほどだという。

ブルンジでは、今年4月にピエール・ヌクルンジザ大統領が3期目を目指す意向を示して以来、反対派との対立が激しくなっている。すでに少なくとも240人が対立の犠牲となった。

現地で取材するBBCのロバート・ミシガロ記者によると、空港では大勢が出国する気配はいまのところない。ミシガロ記者は、CNDD-FDDによる今回の発表がブルンジとベルギー二国間関係の緊張をさらに高めると話す。

国連の安全保障理事会は先週、ブルンジで激しさを増す武力抗争を非難する決議を全会一致で採択した。フランスが提案した決議は、国連の平和維持部隊の派遣に道を開く内容となっている。

ブルンジの憲法は大統領の3選を禁止しているが、同国の憲法裁判所はヌクルンジザ氏の3期目就任を認めている。1期目が普通選挙ではなく議会による選出であるためカウントされない、というのがその理由だ。

7月の選挙では、ヌクルンジザ氏が票の70%を獲得して再当選した。

(英語記事 Belgians urged to leave Burundi by ruling party)

636チバQ:2015/11/21(土) 00:20:38
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151120-00000015-jijp-int.view-000
大統領夫人、出馬を否定=ジンバブエ
時事通信 11月20日(金)9時46分配信
アフリカ南部ジンバブエのムガベ大統領(91)のグレース夫人(50)=写真=は19日、2018年に行われる次期大統領選挙への出馬を否定した。夫人は、次期選挙でムガベ氏の勝利を目指すと強調した。

637チバQ:2015/11/23(月) 11:20:17
http://www.sankei.com/politics/news/151123/plt1511230017-n1.html
2015.11.23 10:47

アルゼンチン大統領選で右派野党候補当選と報道 






中道右派の野党連合「カンビエモス(変えよう)」のブエノスアイレス市長、マウリシオ・マクリ氏(ロイター)
 アルゼンチンの中道左派フェルナンデス大統領(62)の任期満了に伴う大統領選の決選投票は22日、開票が始まった。複数のテレビ局は出口調査を基に、中道右派の野党連合「カンビエモス(変えよう)」のブエノスアイレス市長、マウリシオ・マクリ氏(56)が当選を決めたと伝えた。

 当選が確定すれば12年間続いた反米左派政権が幕を閉じる。来月議会選を迎えるベネズエラなど周辺の左派諸国にも影響がありそうだ。選管によると、開票率1・8%の段階で、得票率はマクリ氏が53・1%で、与党連合「勝利のための戦線」のブエノスアイレス州知事ダニエル・シオリ氏(58)が46・9%。シオリ氏は先月の第1回投票では最多得票したが、逆転を許した。

 新大統領は12月10日に就任。任期は4年。(共同)

638チバQ:2015/11/23(月) 20:19:42
http://www.sankei.com/world/news/151120/wor1511200083-n1.html
2015.11.20 23:24
【マリ立てこもり】
人質約30人を解放「コーランの暗唱命じ、その後に解放した」

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解放された人質(中央)をエスコートする兵士ら=20日、バマコ(AP)
 【中東支局】西アフリカ・マリの首都バマコで20日午前7時ごろ(日本時間同日午後4時ごろ)、イスラム過激派の武装グループが高級ホテル「ラディソン・ブル・ホテル」を襲撃し、外国人を含む宿泊客ら約170人を人質に取って立てこもった。マリ軍の特殊部隊が救出作戦を展開し、AP通信によると約30人が解放されたが、少なくとも3人が死亡したという。

 マリ軍高官などによると、人質となったのは宿泊客約140人と従業員約30人。フランス人のほかベルギー人らも滞在していたもよう。武装グループは約10人で、銃や手榴(しゅりゅう)弾を使用してホテル内に侵入する際にアラビア語で「アッラー・アクバル(神は偉大なり)」と叫んでいたという。「一部の宿泊客にコーランの暗唱を命じ、その後に解放した」との情報もある。

 マリでは2012年に北部の分離独立を求める反政府武装組織が蜂起。イスラム過激派も流入して戦闘が激化し、13年1月に旧宗主国のフランスが軍事介入した。

639チバQ:2015/11/23(月) 20:26:19
http://www.sankei.com/world/news/151121/wor1511210043-n1.html
2015.11.21 19:54
【マリ立てこもり】
政府の統治能力の脆弱ぶり浮き彫りに 欧米人の誘拐ビジネス、麻薬や武器の密輸も横行 テロ資金源に

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20日、マリの首都バマコのホテルで、武装グループの襲撃の犠牲者を搬送する治安要員(AP)
 【カイロ=大内清】西アフリカ・マリの首都バマコでのイスラム過激派によるホテル立てこもり事件は、政府の統治能力が脆弱(ぜいじゃく)な地域を狙って勢力を拡大させようとする過激派の戦略を改めて浮き彫りにした。犯行声明を出した国際テロ組織アルカーイダの流れをくむ「アルムラビトゥン」は、パリ同時多発テロに触発されて大規模テロを決行した可能性もあり、政府の統治能力が低い中東や北・西アフリカ各地が今後も標的となる恐れは強い。

 マリでは2012年1月、分離独立を求める北部の遊牧民トゥアレグ人の反政府勢力が武装蜂起した。翌月には、これに対する政府の対応に不満を強めた軍部隊がクーデターを起こし混乱が拡大。そんな中でトゥアレグ武装勢力は同年、北部の「独立」を一方的に宣言した。

 極度の政情不安に陥っている同国は、イスラム過激派にとっても格好の拠点となっている。隣国アルジェリアを中心に活動する「イスラム・マグレブ諸国のアルカーイダ組織(AQIM)」などは、サヘル(サハラ砂漠南縁部)地域での武器や麻薬の密輸ルートとしてマリ北部を利用しているとみられている。欧米人を拉致する「誘拐ビジネス」も横行しており、そこから得られた身代金はテロ資金に利用されている。

 日本人10人を含む多数の外国人が犠牲となった13年1月のアルジェリア人質事件の首謀者ベルモフタール容疑者に率いられていたとされるアルムラビトゥンも、マリ国内でこうした違法活動やテロを繰り返してきた。

 マリには、北大西洋条約機構(NATO)や一部のアラブ諸国の軍事介入を受けて11年にカダフィ政権が崩壊したリビアから武器弾薬の流入が続いているとも指摘される。旧宗主国フランスが軍事介入に踏み切った13年以降も過激派のテロは後を絶たない。

 マリ周辺は、ニジェールやチャドなど政府が脆弱で国境管理も不十分な国が多く、過激派の越境は容易なことから、テロ掃討作戦などの効果も限定的なのが実情だ。

640チバQ:2015/11/23(月) 20:30:24
http://www.sankei.com/world/news/151121/wor1511210049-n1.html
2015.11.22 08:34
【マリ立てこもり】
浮き彫りになったフランスの難題 国外でもテロの標的にさらされる恐れ

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20日、マリの首都バマコで、治安部隊の付き添いのもと、ホテルから離れる人質だった男性(中央)=AP
 【パリ=宮下日出男】マリの首都バマコで起きたホテル立てこもり事件は、パリ同時多発テロが発生したばかりのフランスが直面する難題も浮き彫りにした。北・西アフリカとの関係が深く、現地でイスラム過激派武装勢力の掃討作戦も進めるフランスが、国外でもテロの標的にさらされる恐れを示しているためだ。

 「仏人の死者は聞いていないが、注意しなければならない」。ルドリアン仏国防相は20日夜、仏メディアでこう強調した。救出されたものの、人質には仏航空エールフランスの従業員12人も含まれていたためだ。

 事件は国際テロ組織アルカーイダ系の「アルムラビトゥン」の犯行とされる。イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」が犯行声明を出したパリ同時多発テロとの関連は今のところみられないが、触発された疑いは拭いきれない。

 フランスは旧宗主国としてマリをはじめ、北・西アフリカ諸国とのつながりが深く、経済的な権益も持っいる。このため2013年1月のマリへの軍事介入に反発する過激派の標的になりやすい事情がある。

 13年5月には仏原子力大手が運営するニジェールのウラン鉱山施設で自爆テロがあり、マリ介入直後には日本人にも犠牲が出たアルジェリア人質事件が起きている。

 仏軍は1千人超の部隊を配置するマリを拠点に計5カ国で過激派掃討作戦を展開中。ナイジェリアの過激派ボコ・ハラムはイスラム国に忠誠を誓ってもいる。あるイスラム国関係者は多発テロについて「単なる始まりだ。マリで起こったことは忘れていない」とロイター通信に語っている。

641チバQ:2015/11/23(月) 20:38:27
http://www.sankei.com/world/news/151123/wor1511230041-n1.html
2015.11.23 18:57

12年ぶりに政権交代へ アルゼンチン大統領選、中露傾倒から欧米重視路線に

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アルゼンチン大統領選の決選投票で勝利宣言したマウリシオ・マクリ氏=22日、ブエノスアイレス(AP)
 【ロサンゼルス=中村将】南米アルゼンチンで22日、大統領選の決選投票が行われ、中道右派の野党連合「カンビエモス(変えよう)」のブエノスアイレス市長、マウリシオ・マクリ氏(56)が、現職のフェルナンデス大統領(62)の後継候補で中道左派のブエノスアイレス州知事、ダニエル・シオリ氏(58)を破り、当選を決めた。12年間続いた反米左派政権は終焉(しゅうえん)を迎える。

 開票率約99%の時点で、得票率はマクリ氏が約51・4%、シオリ氏が約48・6%。米主要メディアや地元メディアによると、マクリ氏は支持者を前に「みなさんの決断のおかげで私はここにいる」と勝利宣言。一方、シオリ氏は敗北を認め、「電話でマクリ氏に『国民のために成功を祈る』と伝えた」という。

 先月25日に行われた大統領選の第1回投票では、シオリ氏がフェルナンデス政権の手厚い貧困対策を背景に、貧困層を中心に支持を得て最多得票したが、決選投票で逆転を許したことをみれば、現政権に対する批判票の多くがマクリ氏に流れたといえそうだ。

 南米諸国に共通しているように、経済再建が同国の課題となる中、マクリ氏は現政権とは対照的に、終始経済界に友好的な態度を見せてきた。財界人のバックアップに加え、欧米の同国進出企業や、米ウォール街の支持を得て得票を伸ばしたことが政権運営にも反映されるとみられる。

 デフォルト(債務不履行)を経験した同国は、ベネズエラなど南米諸国の反米意識に同調するフェルナンデス政権下では経済的に中国やロシアに依存する側面が大きかった。マクリ氏は選挙戦で欧米との関係強化を訴えており、中露への依存体質の見直しを進める。大統領就任は12月10日で任期は4年。

642チバQ:2015/11/23(月) 20:55:45
http://mainichi.jp/select/news/20151124k0000m030060000c.html
アルゼンチン:大統領選「国際金融市場復帰」野党候補当選
毎日新聞 2015年11月23日 20時34分

 【サンパウロ朴鐘珠】アルゼンチンの任期満了に伴う大統領選は22日に決選投票があり、即日開票の結果、野党中道右派でブエノスアイレス市長のマウリシオ・マクリ候補(56)が初当選した。同国で3期12年続いたフェルナンデス夫妻による反米左派政権は終わり、失速した経済の立て直しを期待する国民の支持を受け、保護主義的政策をやめ、国際金融市場への復帰を目指す右派政権への交代が実現した。新大統領の任期は12月10日から4年間。

 開票率99%でマクリ氏の得票率は51%。現職から後継指名されたブエノスアイレス州知事のダニエル・シオリ候補(58)は49%。

 10月25日の第1回投票ではシオリ氏が37%、マクリ氏が34%だった。決選投票に進めなかった3〜6位の候補者への支持票がマクリ氏に集まり、逆転につながった。マクリ氏は22日夜、支持者を前に「あなたの1票が不可能を可能にした」と勝利宣言した。

 アルゼンチン経済は輸出が落ち込み、年率30%の物価上昇と景気低迷が同時進行するスタグフレーションに陥っている。マクリ氏は、外国投資を呼び込むため、減税や規制緩和を公約。また補助金を削減し、2001年の債務不履行(デフォルト)以降、孤立した国際金融市場への復帰を目指す。

 ブエノスアイレス大のカルロス・デ・アンヘリス教授(社会学)は「現政権はフェルナンデス大統領の権限が強く、また大統領の身内や内閣から汚職が相次いで発覚するなど、不透明さが際立っていた。(後継の)シオリ氏が当選してもフェルナンデス氏が院政を敷き、前向きな変化は起きないと有権者は懸念した」と分析した。

643とはずがたり:2015/11/23(月) 22:38:51

キューバ人亡命者、立ち往生=中米諸国に思わぬしわ寄せ―コスタリカ
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E3%82%AD%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%90%E4%BA%BA%E4%BA%A1%E5%91%BD%E8%80%85%E3%80%81%E7%AB%8B%E3%81%A1%E5%BE%80%E7%94%9F%EF%BC%9D%E4%B8%AD%E7%B1%B3%E8%AB%B8%E5%9B%BD%E3%81%AB%E6%80%9D%E3%82%8F%E3%81%AC%E3%81%97%E3%82%8F%E5%AF%84%E3%81%9B%E2%80%95%E3%82%B3%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%82%AB/ar-BBnc1Ph#page=2
時事通信
3日前

 【サンパウロ時事】中米を経由して米国への亡命を目指すキューバ人をめぐり、コスタリカとニカラグアが対立を深めている。両国が受け入れの責任を押し付けあう中、キューバ人約2000人が行き場を失って立ち往生。急増する亡命者が中米諸国に思わぬしわ寄せをもたらしている。

 対立は、コスタリカが11月中旬、米国に向かうキューバ人に7日間の短期ビザを与え、ニカラグアへの通過を認めたのが発端。ニカラグアは「何も話を聞いていない」と猛反発し、国境を守る軍隊に催涙弾を発砲させるなどしてキューバ人を追い返す強硬策に出た。

 キューバ人亡命者は、経由地となる中米諸国の大きな負担となりつつある。通過先の隣国が受け入れを拒否した場合、自国に滞在する亡命者を多額の予算を投じて保護する必要があるためだ。外交筋は「人道的観点だけで安易に自国の通過を認めるわけにはいかない」と指摘する。

 キューバでは2014年末の米国との関係改善後、「米国が間もなくキューバ人の受け入れを打ち切る」とのうわさが広がり、亡命希望者が急増している。コスタリカ政府によると、同国が摘発したキューバ人不法滞在者は13年の約300人から15年は既に1万3000人を突破。取り締まりを逃れたケースを含めると、「さらに何倍もいる」(地元メディア)とみられている。

 米国は「キューバ人受け入れ政策は変更しない」と訴えるが、全財産を処分して新天地を目指すキューバ人が減少する気配はない。「地域で対応すべき問題だ」と中米諸国に問題解決への協力を呼び掛けているコスタリカに対し、これまでに前向きな回答は寄せられていないもようだ。

644とはずがたり:2015/11/23(月) 22:46:54
>>642
嘗て日本なんかより豊かだった南米はすっかり成長から取り残されて中進国に成り下がってしまった。
南米の一つの問題点は貯蓄率が低いのだそうな。
左右両派の対立も根強いんだけど,右派が自由競争促進政策,左派が大地主制解体政策を採りながら健全にやってけば凄いポテンシャル有るんだろうけどやる事は右派は人権抑圧,左派はばらまきではどうしようもない。。

2015年 11月 23日 13:38 JST
アルゼンチン大統領選、右派野党マクリ氏が勝利 経済自由化訴え
http://jp.reuters.com/article/2015/11/23/argentina-election-idJPKBN0TC09220151123

[ブエノスアイレス 22日 ロイター] - アルゼンチンで22日、任期満了に伴う大統領選挙の決選投票が実施され、中道右派の野党連合の候補でブエノスアイレス市長のマウリシオ・マクリ氏(56)が、現政権が推す与党候補を破り当選を確実にした。

中道左派のフェルナンデス現大統領への「ばらまき」批判が強まるなか、マクリ氏は経済の自由化や投資家重視、汚職撲滅などを訴えた。

開票作業がほぼ終了した時点で、得票率はマクリ氏51.5%、与党候補でブエノスアイレス州知事のダニエル・シオリ氏は48.5%。

645チバQ:2015/11/24(火) 23:48:53
http://www.afpbb.com/articles/-/3067743
中米ギャング社会、履いているスニーカーさえ命取りに
2015年11月23日 17:05 発信地:サンサルバドル/エルサルバドル
【11月23日 AFP】(写真追加)中米のグアテマラやエルサルバドル、ホンジュラスでは、特定のブランドのスニーカーを履いたり、ある種の髪形をするといった「格好」にまつわる選択が、文字通り「致命的」な結末をもたらすことがある。いずれも凶暴なギャングがはびこり、苦慮している国々だ。

「北の三角地帯」と呼ばれるこれら3か国は、武装したギャング同士による縄張り抗争が激しく、紛争地帯を除けば世界で最も危険な場所の一つとなっている。他の場所ならば何の変哲もない格好でも、ギャングが街中で仲間を見分ける目印に使っている可能性がある。

 そのため3か国で約650万人いる15〜24歳の若者は、毎日慎重に服装を選ばなければならない。ギャングの構成員らから、敵組織の標的や侵入者と勘違いされないよう、また警察からは、犯罪容疑をかけられないようにするためだ。

「マラ・サルバトルチャ(Mara Salvatrucha 、MS-13)」と「バリオ18(Barrio 18)」という2つの凶暴なギャングによる抗争が絶えないエルサルバドルの首都サンサルバドル(San Salvador)の街頭を歩いていた18歳の男性は「狂ってるよ。ギャングスタイルの一部だからって、このブランドやあのブランドのスニーカーは履けないなんて」と不満を漏らした。

 ギャングが好んで履く靴といえば、米スポーツ用品メーカー「ナイキ(Nike)」のスニーカーの中でも特に人気のある「コルテッツ(Cortez)」モデルや、独メーカー「アディダス(Adidas)」の「スーパースター(Superstar)」ライン、同「プーマ(Puma)」など。

 他のファッションアイテムにも気を付けなければならない。ホンジュラスの首都テグシガルパ(Tegucigalpa)郊外に暮らすアルヌルフォさん(22)は「野球帽は目深にかぶってはいけない、つばを後ろや横に回してはいけない。シャツは大き過ぎても、体にぴったりし過ぎるのも駄目。ギャングみたいな格好をしていたら、警察に拘束されて尋問されかねない」と語った。

■家から出るのもままならず

 当局がまとめた統計によると、この中米3か国を合わせた昨年の殺人発生件数は1万5802件に上った。うち圧倒的に多いのが、現地では「マラス」と呼ばれるギャング関連の殺人。また、いずれの国でも犠牲者の半数以上が25歳未満の若者だ。

 暴力防止を目指す連合組織の代表カロリーナ・オレジャナ(Carolina Orellana)さんは、殺人事件が増加の一途をたどっているのは「超弾圧的な政策」の失敗だと指摘する。取り締まりを強化すればするほど、ギャングから猛反発を招いてきた。

 若者支援事業を運営するデモス財団(Demos Foundation)で働くビビアナ・ソロさん(29)は「グアテマラの若者にとって、簡単にいくことなど何もない。私たちは移動の自由がないところに住んでいる。道に出ることだってできない」と語る。

 サンサルバドルの西郊に暮らす学生、ウンベルト・ガルシアさん(21)はレジャー施設でさえ立ち入りが制限されていると嘆く。「広場やサッカー場にだって行けない。いつギャングがやって来てけんかを始めるか分からないから。暇があればいつも家にいて、ビデオゲームを持っていればそればかりやっている」

 特に危険にさらされているのは少年少女だ。8歳という幼い年齢から、ギャングの仲間に入るようそそのかされたり強制されたりする事例がある。中にはそれに応じれば、ひどい仕打ちを受けずに済んだり、警察に捕まっても逃がしてもらえたりすると信じ込んで、連絡要員や使い走り、ゆすり役になっていく若者もいる。

 しかし、グアテマラの犯罪学者ダニーロ・パリネロ(Danilo Parinello)氏は、短期間でもいったん拘置所などに入ってしまうと、その間に本物の犯罪者が育成されてしまうと危惧する。所内で洗脳され、入れ墨を施されることも多く、ギャングから一生抜け出せなくなる──ひいてはその「一生」さえ、短く断たれてしまうのだ。(c)AFP/Carlos Marquez, with AFP bureaux in Guatemala and Honduras

646チバQ:2015/11/25(水) 23:23:06
http://www.sankei.com/world/news/151125/wor1511250030-n1.html
2015.11.25 11:09
【中東・テロの連鎖】
チュニジア、非常事態を宣言 治安機関のバス爆発で12人死亡、エジプトでも自爆テロ

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24日、チュニジアの首都チュニスで起きたテロで、現場近くの警官ら(ロイター=共同)
 【カイロ=大内清】チュニジアの首都チュニス中心部で24日、大統領警護隊の隊員たちを乗せたバス内でテロとみられる爆発があり、ロイター通信によると少なくとも12人が死亡、17人が負傷した。犯行声明は確認されていないが、同国のカイドセブシ大統領は同日、非常事態を宣言し、チュニス市内に夜間外出禁止令を発令した。

 ロイターによると、バスは警備要員の交代のためにチュニス郊外の大統領府に向かう途中だった。大統領府当局者は、自爆テロとの見方を示している。

 チュニジアでは今年3月、日本人を含む外国人観光客ら21人がイスラム過激派の襲撃で殺害されるテロ事件が起きたのに続き、6月に中部の保養地スースで外国人38人が殺害される事件が起きていた。

 一方、エジプト・シナイ半島のアリーシュでも24日、ホテルが武装勢力の襲撃を受け、自爆テロで7人が死亡。イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」傘下の「シナイ州」が犯行声明を出した。「シナイ州」は先月のロシア旅客機墜落でも犯行声明を出している。

647名無しさん:2015/11/27(金) 00:32:44
http://www.sankei.com/world/news/151126/wor1511260024-n1.html
2015.11.26 11:00

ブラジル汚職、与党重鎮議員ら逮捕

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 南米ブラジルの国営石油会社ペトロブラスに端を発した一連の汚職事件で、ブラジル捜査当局は25日、捜査妨害などの疑いで、政権与党の労働党の重鎮、デルシリオ・アマラル上院議員と、資産家で独立系投資銀行、BTGパクチュアルのアンドレ・エステベス最高経営責任者(CEO)を逮捕した。ロイター通信などによると、アマラル上院議員はルセフ大統領が進める財政緊縮プログラムの中心人物。一連の汚職捜査による逮捕者は100人以上となった。

(ロサンゼルス 中村将)

648チバQ:2015/11/27(金) 00:37:56
http://mainichi.jp/select/news/20151127k0000m030082000c.html
高等弁務官:「難民排除や憎悪はISの思うつぼ」指摘
毎日新聞 2015年11月26日 20時32分(最終更新 11月26日 20時53分)
 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)のグテーレス高等弁務官は26日、東京都内で毎日新聞のインタビューに応じ、パリの同時多発テロを受けて難民排除の動きが出ていることについて「欧州が受け入れをやめても解決しない。難民がテロを生んだのではなく、テロや戦争が難民を生んだのだ。問題のスケープゴートにすべきではない」と強調した。

 同時テロの実行犯の一部はシリアから難民に紛れて欧州入りしたとされるが、グテーレス氏は、容疑者の大半はフランスやベルギー国籍であることに言及。「今回のテロはホームグロウン(自国育ち)だ。むしろ、欧州から数千人がシリアやイラクへ渡り、多くがテロに関わっている。最大のリスクは欧州の中にあると言うべきだ」と語った。

 そのうえで偽装難民は適切な審査で防ぐことができるとし、「書類選考や面接をきちんと行う必要があり、生体認証などのノウハウもある。欧州には早急な受け入れ態勢の構築を求めてきたが、対応が不十分で遅すぎた」と述べ、問題は欧州の側にあるとの見方を示した。

 グテーレス氏は同日、日本記者クラブでも記者会見し「恐怖に駆られ、欧州が侵略されていると考えている人がいて、ポピュリスト(大衆迎合主義)の政治家が憎悪をあおっている」と指摘。難民の受け入れをやめれば過激派組織「イスラム国」(IS)の「思うつぼだ」と述べた。

 また、受け入れ人数が少ないと指摘される日本政府の難民認定については、法務省が現在進めている難民認定制度の見直しに期待を示した。【隅俊之、小泉大士】

649チバQ:2015/11/28(土) 22:59:24
http://www.sankei.com/world/news/151128/wor1511280016-n1.html

2015.11.28 08:26

ブラジル大統領、訪日中止と報道






ブラジルのルセフ大統領(AP)
 ブラジルのメディアは27日、ルセフ大統領が来月初めに予定していた訪日の中止を決めたと報じた。

 ルセフ氏は2013年6月にも訪日する予定だったが、サッカーのワールドカップ(W杯)開催での多額の公費支出などに抗議するデモが全国で発生、対応のため訪日を延期した。

 再度の訪日中止は、ことし外交関係樹立120周年を迎えた両国関係に暗い影を落としそうだ。(共同)
http://www.sankei.com/politics/news/151128/plt1511280012-n1.html
2015.11.28 17:13
【ブラジル大統領訪日中止】
政財界巻き込み100人超逮捕の汚職事件、追い詰められたルセフ大統領






ブラジルのルセフ大統領=25日、ブラジリア(ロイター)
 【サンフランシスコ=中村将】南米ブラジル大統領府は27日、急遽(きゅうきょ)発表したルセフ大統領の訪日中止の理由について、「議会の予算審議が紛糾しているため」と説明している。議会紛糾の背景には、国営石油会社ペトロブラスを発端とし、政財界を巻き込み100人以上の逮捕者を出している一連の汚職事件があるとみられる。

 経済低迷が続く中、緊縮財政プログラムの中心人物で与党労働道の重鎮、デルシリオ・アマラル上院議員が今月25日、汚職事件の捜査妨害容疑で逮捕され、予算審議に多大な影響をおよぼしている。そうした厳しい状況下で、ルセフ氏が議会審議よりも外遊を優先すれば、大統領弾劾にも発展しかねない。

 低支持率が続くルセフ氏にとって、外交関係樹立120年の節目の年に日本を訪問し、日本からの投資拡大を呼びかけることでマイナスイメージを払拭したいところだったが、それも中止せざるを得ないところまで追い詰められている。

 ルセフ氏は2013年6月にも、サッカー・ワールドカップ開催への膨大な公費投入や、物価上昇への不満から各地で大規模デモが起き、その対応のために訪日を直前に取りやめた経緯がある。このため、度重なる訪日中止で、日本との外交関係への影響を指摘する声もあがっている。

650チバQ:2015/11/28(土) 23:05:48
海外だけではなく日本だって危ないでしょ…
http://www.sankei.com/world/news/151127/wor1511270020-n1.html
2015.11.27 17:00

年末危ない海外旅行 どこも「イスラム国」の標的に ビジネス街やリゾートは危険





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爆発のあったチュニジアの首都チュニスで警戒にあたる武装警官 =24日(AP)
 非道なテロリストたちが世界を脅かしている。エジプトとチュニジアで24日、相次いでテロが発生。両国で多数の死傷者が出ている。エジプトのテロでは過激派組織「イスラム国」(IS)傘下の「シナイ州」が犯行声明を出し、チュニジアの惨劇でもISの関与が疑われている。パリで起きた同時多発テロ以降、専門家は「欧米各国はもちろん、欧米人が集まる場所も危険だ」と警鐘を鳴らす。これから始まる年末年始の海外旅行シーズン。渡航先だけはしっかり選んだ方がいい。(夕刊フジ)

 エジプト北東部シナイ半島のアリーシュで24日、武装勢力がホテルを襲撃。現地筋によると、自爆テロなどで国会議員選挙の監視のために滞在していた判事2人、警官4人ら計7人が死亡した。

 地中海最古の都市の1つで日本人観光客に人気があるチュニス中心部でも同日、大統領警護隊を乗せたバスが爆発し、内務省によると12人が死亡、17人が負傷した。同省はテロ攻撃と断定、カイドセブシ大統領はテレビ演説で、非常事態を宣言し、夜間外出禁止令を発令した。

 詳細は不明だが、ロイター通信は、情報筋の話として、自爆攻撃の可能性を伝えた。犯行の手口からISの可能性も指摘されている。

 パリで起きた同時多発テロ以降、ISは「ワシントンの中心を攻撃すると誓う」と宣言し、米国主導の有志国連合に参加する各国に対して「お前たちも、フランスと同じ1日を迎えることになるだろう」と脅迫。ニューヨークのテロを暗示する内容の映像もインターネット上に公開し、世界を脅かし続けている。

 『イスラムのテロリスト』(講談社プラスアルファ新書)の著者で軍事アナリストの黒井文太郎氏は、「ISを含むイスラム過激派によるテロは流行期に入っている。彼らが『ジハード(聖戦)』と呼ぶ自爆テロへの志願者は増えている。『十字軍』と呼んで彼らが敵視する欧米各国はどこも危ない」と指摘する。

 国に限らず、欧米、オーストラリア人が集まる場所も警戒が必要という。具体的には、多国籍の人々が大勢集まる大都市のビジネス街や観光リゾート地だ。

 今年3月には、チュニスにある博物館が襲われ、日本人3人を含む20人以上が犠牲になった。同国では、6月にもホテルやビーチで乱射事件があり、38人が死亡。いずれもISによる犯行声明が出されている。

 10月には、エジプトのシナイ半島でロシアの旅客機が墜落。IS傘下の「シナイ州」が犯行声明を出し、今月17日、プーチン大統領がISによる「テロ攻撃」と認定した。

 カッパドキアなどの世界遺産で知られるトルコでも、10月に首都アンカラで102人が犠牲になる自爆テロが発生。同国の検察当局は実行グループがISから直接指令を受け、資金提供を受けていたと発表した。

 「イスラム過激派やそのシンパが活動する東南アジアでも警戒は怠れない。バリ島で有名なインドネシアや、マレーシアでは『ジェマ・イスラミア』が活動を続け、フィリピンは『モロ・イスラム解放戦線』の勢力範囲だ。これらの国々で欧米人が集まるリゾート地は特に危ない」(黒井氏)

 不幸にもテロの現場に居合わせた場合、「日本人だからといって、見逃されることはない。彼らにとっては異教徒であり、攻撃のターゲットになりえる」と黒井氏。

 フランスのオランド大統領をして「戦争状態」と言わしめたテロは、どこで起きても不思議ではないということだ。

651チバQ:2015/11/28(土) 23:06:19
http://www.sankei.com/world/news/151127/wor1511270028-n1.html
2015.11.27 18:13

アルカーイダ系、「イスラム国」台頭に焦り? マリのホテル襲撃1週間 外国人標的も動機は不明

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 西アフリカ・マリの首都バマコで高級ホテルが襲撃されてから27日で1週間を迎えた。外国人を標的にしたのは明らかだが、犯人らの身元や動機は判然としないままだ。ロイター通信によると、治安当局は26日、携帯電話の通信履歴などから事件に関与した疑いで2人の身柄を拘束し、全容解明を進めている。

 現場で死亡した実行犯2人は20日早朝にホテルを無差別に銃撃。宿泊客ら20人が殺害された。犯行声明を出した国際テロ組織アルカーイダの流れをくむイスラム武装勢力「アルムラビトゥン」はこれまでも外国人を狙った事件を繰り返している。8月の中部セバレでのホテル襲撃でも犯行を主張する声明を出した。

 背景には「イスラム国」の台頭で低下したアルカーイダの影響力を取り戻そうとする狙いのほか、6月にマリ政府と北部の反政府武装勢力が結んだ和平合意を妨害する目的があった可能性が指摘されている。(共同)

652チバQ:2015/11/29(日) 20:08:58
http://www.sankei.com/world/news/151129/wor1511290025-n1.html
2015.11.29 18:59

ブルキナファソで大統領選、相次ぐクーデター乗り越え






29日、ブルキナファソの首都ワガドゥグの投票所で、票を投じる大統領候補のカボレ元首相(中央)(ロイター)
 西アフリカ・ブルキナファソで29日、大統領選挙が実施された。27年間続いたコンパオレ前大統領の政権が昨年10月に反政府デモで崩壊、相次ぐ軍事クーデターの危機を乗り越えた同国で民主的に大統領が選ばれるかどうかが焦点。

 コンパオレ政権下で失脚したロシュ・カボレ元首相(58)や、経済の専門家で反政府デモを支持したゼフィリン・ディアブル元蔵相(56)が有力候補。暫定結果の発表は30日ごろの見通しで、過半数を得票した候補がいなければ上位2人による決選投票が後日実施される。

 ブルキナファソでは昨年10月、コンパオレ氏の任期延長を狙った憲法改正案に対する大規模な抗議デモが発生し、コンパオレ氏が辞任。軍が直後に政権掌握を表明したが、軍への圧力が強まり、文民主導の移行政権に権限を移譲した。同国は人口約1742万人で、主産業は綿花栽培。19世紀末にフランスが占領し、その後、独立した。(共同)

654チバQ:2015/12/01(火) 00:19:53
http://www.afpbb.com/articles/-/3068510
遅刻した公務員6人を収監、タンザニア
2015年11月30日 15:43 発信地:ダルエスサラーム/タンザニア
【11月30日 AFP】タンザニアの地方自治体で先週、会議に遅刻した公務員6人が、短時間だが収監された。タンザニア政府は現在、公務員に課す規律を厳格化し、汚職撲滅キャンペーンを推し進めている。

 与党・タンザニア革命党(CCM)の機関紙ウフル(Uhuru)の27日の社説によると、公務員6人が収監されたのは、主要都市ダルエスサラーム(Dar es Salaam)近郊の自治体。当局者の一人が、午前8時に予定されていた土地問題に関する会議に3時間以上遅れてきた同僚6人を収監するよう命じた。この当局者は、遅刻した同僚らについて「無責任」だと語ったという。

 6人は拘束されたまま6時間を過ごしたとウフル紙は報じ、こうした動きを称賛した。(c)AFP

655チバQ:2015/12/01(火) 21:44:39
http://www.afpbb.com/articles/-/3068641
カボレ元首相が勝利=ブルキナファソ大統領選
2015年12月01日 11:56 発信地:ブルキナファソ
【12月1日 時事通信社】11月29日に投票が行われた西アフリカのブルキナファソの大統領選で、選挙管理委員会は1日、カボレ元首相(58)が当選したと発表した。ロイター通信によると、カボレ氏の得票率53.5%。対立候補のディアブレ元国連開発計画(UNDP)副総裁(56)の得票率は29.7%だった。

 AFP通信によると、カボレ氏は首都ワガドゥグで勝利宣言し、支持者に対して「すぐに仕事に取り掛かる必要がある。共に国に仕えなければならない」と述べた。

 今回の選挙は、2014年に27年間政権を率いたコンパオレ前大統領が民衆デモにより失脚して以来、初めての大統領選だった。(c)時事通信社

656チバQ:2015/12/01(火) 21:46:32
http://www.cnn.co.jp/world/35074274.html
ブルキナファソで大統領選、元首相のカボレ氏が制す
2015.12.01 Tue posted at 14:58 JST
(CNN) 30年近い長期政権が昨年倒れた西アフリカ・ブルキナファソでこのほど大統領選が実施され、ロシュ・カボレ元首相が過半数の票を獲得して当選した。
29日に行われた選挙の開票は30日に完了した。選挙管理委員会の発表によると、カボレ氏の得票率は53%。2位のゼフィリン・ディアブル氏は30%に達しなかった。
同国では1年前、27年間続いたコンパオレ前大統領の政権が市民デモで倒された。今回の大統領選は暫定政府が実施したが、カファンド暫定大統領はあえて出馬せず、14人の候補者らに公平な機会が与えられた。
投票は当初10月に予定されていたが、その直前に前大統領派が軍事クーデターを図り、カファンド氏らを追放。しかし軍部全体の支持を得られず、市民による抗議デモも起きてクーデターは失敗に終わった。
大統領選では市民ら約6000人が訓練を受けて監視にあたった。監視団を統括した全米民主研究所(NDI)のクリス・フォムニョー氏は、市民の力によって「極めて自由で公正、秩序ある選挙」が実現したと評価した。

657チバQ:2015/12/01(火) 21:56:28
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151201-00000035-mai-int
<COP21>海面上昇「我々は崖っ縁」…島しょ国が訴え
毎日新聞 12月1日(火)12時7分配信

 【パリ渡辺諒、賀有勇】国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)は11月30日、各国首脳による演説が行われた。地球温暖化による海面上昇の危機に直面するツバルやキリバスなど、太平洋の島しょ国の首脳らは「我々は崖っ縁にいる」などと述べ、温室効果ガスの削減目標に法的拘束力を持たせるよう提案した。COP21では合意文書作成に向け、「拘束力」の中身をどこまで盛り込むかが課題になるが、こうした小国も交渉を前進させる原動力になっている。

 南太平洋の島国ツバルのソポアンガ首相は「気温がこれ以上、上昇すれば、国の完全な最期を意味する。我々はまさに崖っ縁に立っている」と危機的な状況を説明。「国の生き残りは、この会議の行方にかかっている」と述べ、法的拘束力の必要性を強調した。ナウルのワガ大統領も「気候変動で最初の犠牲になるのは小さな島国だ」と訴えた。

 ツバルやマーシャル諸島、フィジーといった太平洋の島国では、温暖化による海面上昇で国土が消失する恐れだけでなく、飲み水に海水が混じるなど、生命にかかわる危機に脅かされている。将来的には「気候難民」が相次ぐことも懸念される。こうした国々は、オブザーバーを含め44カ国で「AOSIS」と呼ばれる小島しょ国連合グループを作り、温暖化交渉に臨む。

 議長国フランスやドイツ、中国、ロシアなど主要国首脳も「拘束力のある合意」を訴えたが、中身については各国で思惑が異なる。フランスのファビウス外相は30日、「首脳が協議するために集まってくれたこと自体が一つの成功。世界がパリの合意を期待している」と初日の会議を締めくくったが、12月11日までの会期中に各国がどこまで歩み寄れるかが成否を握りそうだ。

658とはずがたり:2015/12/03(木) 14:18:30
>>654

2015年 11月 27日 10:12 JST
タンザニア政府、クリスマスカードの印刷禁止 財源節約
http://jp.reuters.com/article/2015/11/27/odd-tanzania-chistmas-cards-idJPKBN0TG02L20151127

[ダルエスサラーム 26日 ロイター] - タンザニアの公務員は、新大統領が始めた緊縮策の一環で、公費で印刷したクリスマスや新年のグリーティングカードを送れなくなった。

11月5日に就任したジョン・マグフリ大統領の緊縮策にはこのほか、独立記念日の行事中止、公務員の海外旅行の制限などが含まれる。

大統領府は「公費でクリスマスや新年のグリーティングカードを印刷することを禁じる」と発表。「カードのために確保されていた財源は政府機関が国民や他の債権者からの借金の返済や他の優先事項に充てるべき」と説明した。

マグフリ大統領は先週、議会の開会を祝うパーティーの予算とされていた約10万ドル(1220万円)について、病院の患者用ベッドの購入に回すよう指示。数々の歳出削減策を打ち出すことで、財政が厳しいにもかかわらず、公務員が職権を乱用していると不満を募らせてきた国民から高い支持を得ている。

659チバQ:2015/12/04(金) 00:23:38
http://www.asahi.com/articles/ASHD3457WHD3UHBI016.html
ブラジル大統領の弾劾手続き開始 政治の混迷に拍車
サンパウロ=田村剛2015年12月3日21時42分
 経済低迷や政界の汚職事件で混乱するブラジルで2日、ルセフ大統領に対する弾劾(だんがい)手続きの開始が決まった。政府会計の粉飾に関わったとする違法行為の疑いが指摘されており、連邦議会の今後の審議によっては大統領の罷免(ひめん)につながる可能性もある。ルセフ氏は疑惑を否定しているが、審議は長期化が予想され、政治の混迷に拍車が掛かりそうだ。

 「ブラジルが政治的、経済的な危機を乗り越えるための判断だ」。この日、弾劾請求の受け入れを決めた連邦議会のクニャ下院議長は記者団に語った。今年になって野党などからクニャ氏に提出された請求は20件以上。弾劾手続きは憲法に規定された制度で、下院議長のみに請求許諾の決定権がある。

 ルセフ氏はこれまで、弾劾請求を巡る動きを「クーデター」として非難してきた。この日もテレビカメラの前で「下院議長の決定に憤慨している」と憤りを隠さなかった。

660チバQ:2015/12/07(月) 20:09:43
http://www.afpbb.com/articles/-/3069369
ベネズエラ国会議員選、野党連合が勝利
2015年12月07日 17:33 発信地:カラカス/ベネズエラ
【12月7日 AFP】南米ベネズエラで6日に投票が行われた国会議員選挙は、野党が過半数を獲得することが確実となった。選挙管理当局が7日、述べた。産油国ベネズエラで16年間続く反米左派政権にとって、今回の選挙結果は大きな痛手だ。

 国家選挙委員会(CNE)が明らかにしたところによると、定数167議席中、中道右派の民主統一会議(MUD)を中心とする野党連合は99議席を獲得した。

 経済が危機的状況にある同国で政権を担う、統一社会党(PSUV)のニコラス・マドゥロ(Nicolas Maduro)大統領は即座にテレビ演説を行い、選挙での敗北を受け入れると発表した。(c)AFP

661チバQ:2015/12/07(月) 20:28:08
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1512070030.html
南米で左派離れ ベネズエラ国会議員選で野党圧勝 マドゥロ大統領罷免の是非問う国民投票実施の可能性

20:14産経新聞

 【ニューヨーク=黒沢潤】1999年に故チャベス前大統領が就任して以降、反米左派政権が16年間続く南米ベネズエラで6日、国会議員選(一院制、定数167)が行われ、中道右派の野党勢力が圧勝した。マドゥロ大統領罷免の是非を問う国民投票が来年実施される可能性が高まるだけでなく、アルゼンチンに続く右派勢力の躍進で、南米諸国での“左派離れ”に拍車がかかることになりそうだ。

 選挙管理委員会の中間発表によると、野党連合の民主統一会議(MUD)は99議席、統一社会党(PSUV)中心の与党勢力は46議席を獲得した。

 2013年の大統領選でマドゥロ氏に惜敗した野党のエンリケ・カプリレス氏はツイッター上で、「結果は私たちが望んだ通りになった」と勝利宣言。マドゥロ氏は演説で「道徳的にも倫理的にも(期待とは)逆の結果を受け入れる」と敗北を認めた。

 国民の間では、世界的にも高水準のインフレ(200〜250%)や生活必需品不足、殺人事件の多発など治安悪化への不満が強まっていた。

 野党が勝利を収めたとはいえ、マドゥロ現大統領の任期は19年まで残っており、大きな政策変更は望めない。現在投獄されている有力野党指導者のレオポルド・ロペス氏ら受刑者を対象とした恩赦法の成立、公務員の監視強化といった限定的な変化が起きるに過ぎない。

 ただ、大統領就任から3年後に実施できる大統領罷免の可否を問う国民投票の実現に向け、大きな弾みとなるのは事実だ。投票実現には、手続きを経て最終的に国民400万人の署名も必要となる。

 アルゼンチンで先月下旬に行われた大統領選では、中道右派の野党候補が左派の与党候補を破って当選を果たした。ブラジルでも左派政権の支持率が著しく低下している。

 チャベス氏の後継者であるマドゥロ氏が政権を率いるベネズエラでも左派が後退したことで、他の南米諸国への影響が注目される。

662チバQ:2015/12/07(月) 20:28:37
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20151208k0000m030063000c.html
<ベネズエラ>中道右派の野党連合が議会過半数に

19:34毎日新聞

 【サンパウロ朴鐘珠】南米随一の反米左派国ベネズエラで6日議会選が投開票され、中道右派の野党連合が過半数を制した。故チャベス前大統領が就任した1999年以降、国会にあたる1院制の議会で左派与党が過半数を割るのは初めて。11月のアルゼンチン大統領選で中道右派候補が当選したのに続き、南米の左派勢力に陰りが見え始めている。

 現地報道によると、中央選管の速報で、確定した議席は定数167に対し野党連合99、与党46。残る22議席の結果を待たずに野党の過半数獲得が決まった。

 マドゥロ大統領は7日未明に国民向けのテレビ演説で、支持離れの理由は経済危機にあると述べ「選挙結果を受け入れる。我々は逆流に向かって泳いでいる」と敗北を認めた。

 ベネズエラは主要な外貨収入源である原油価格の下落に伴い物不足と年率100%超の物価上昇に直面。同盟国キューバが米国と国交回復したこともあり、不況は米国資本主義の策略に起因するとの従来の主張が国民には通じなくなったようだ。

663チバQ:2015/12/07(月) 20:43:38
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20151207k0000m030063000c.html
<リビア>国内2大勢力、和解案で合意 暫定政府を設置

12月06日 23:26毎日新聞

 【カイロ秋山信一】内戦状態のリビアで、東西に分立していた二つの主要な政治勢力が5日、暫定政府を近く発足させ、2年以内の選挙実施を目指すことで合意した。リビアでは中部シルトで過激派組織「イスラム国」(IS)が勢力を拡大しており、国際社会から政治対立の解消を求める声が強まっていた。

 リビアメディアによると、首都トリポリと東部トブルクをそれぞれ拠点とする政治勢力は5日に隣国チュニジアで和解協議を開催。双方が5人ずつ代表を選んで組閣委員会を組織し、2週間以内に暫定の首相と2人の副首相を選出することが決まった。

 仲介役の国連は10月に和解案を示したが、東西の政治勢力が暫定首相の人選などで反発。独自の交渉で新たな和解案を策定した。ただ、東部の武装勢力は徹底抗戦も主張しており、和平が順調に進むか不透明な面もある。

 リビアでは2011年の内戦でカダフィ独裁政権が崩壊した後、反カダフィ派が武装解除せずに勢力争いを続け、内戦状態にある。イスラム武装勢力がトリポリを実効支配し、世俗派民兵らは東部を拠点に対抗してきた。ISは混乱に乗じて今年6月以降、シルトなどで勢力を拡大。国連の専門家報告書によると、外国人戦闘員も流入し、最大3000人規模に拡大している。

664チバQ:2015/12/07(月) 20:43:56
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-151206X737.html
政治解決へ合意=民族派とイスラム勢力―リビア

12月06日 23:04時事通信

 【カイロ時事】中東の衛星テレビ局アルアラビアによると、内戦状態のリビアで対立関係にある民族派とイスラム勢力は6日、政治解決に向けた合意に達した。今後、双方の代表者による委員会を設置し、統一政府の指導者選出を目指して議論に入るという。

 イスラム勢力の一人は、AFP通信に「歴史的な瞬間だ」と語った。ただ、対立を続けてきた双方がスムーズに指導者を選べるかどうかは不透明で、話し合いは難航も予想される。

 合意では、民族派とイスラム勢力それぞれの「議会」から計10人を選んで委員会を設置し、速やかな指導者選出を目指す。両「議会」から1人ずつ、指導者を補佐する人物も選ぶ。

 リビアでは2011年のカダフィ政権崩壊後、政権移行プロセスが暗礁に乗り上げた。14年夏以降、東部トブルクを拠点とする民族派と、首都トリポリを掌握するイスラム勢力がいずれも政権継承の正統性を主張し、内戦状態に陥っている。

 また、混乱に乗じて過激派組織「イスラム国」が中部シルトなどで勢力を拡大し、情勢の複雑化に拍車が掛かっている。

665チバQ:2015/12/08(火) 02:46:31
http://www.sankei.com/world/news/151207/wor1512070023-n1.html
2015.12.7 13:10

豪州がアボリジニを先住民として憲法明記へ 是非を問う国民投票を検討





 オーストラリアの与党自由党党首、ターンブル首相と野党労働党のショーテン党首は7日、アボリジニと北部トレス海峡の島嶼民を先住民として憲法に明記するかどうかを決める将来の国民投票実施に向け、評議会を設置したと発表した。

 同国では1967年にアボリジニが国勢調査に含まれることが決まってから50周年の節目に投票を目指す機運がある。評議会の共同議長にはアボリジニらを任命。国民的な議論を喚起し、手続きの進め方などを政府に提言する。

 ターンブル氏ら両党首は「国民投票は全ての国民にとって重要であることを与野党で確認した」とした。評議会は今年7月、当時のアボット首相らが設置を表明していた。(共同)

666とはずがたり:2015/12/08(火) 14:18:52

中国に国際法の「圧力」=「九段線」は判断保留-仲裁裁判所
http://www.jiji.com/jc/zc?g=int&k=201510%2F2015103000693

 【マニラ、北京時事】南シナ海でのフィリピンと中国との領有権紛争に関してフィリピンが起こした国際仲裁手続きで、オランダ・ハーグの仲裁裁判所は、裁判所の管轄権を認める判断を出した。仲裁手続きに反発する中国にとっては、米艦による人工島周辺の航行に続き、「国際的な圧力」(米軍事筋)となり、中国外務省は声明で「決定は無効で拘束力はない」と強く反発。ただ、最大の焦点となる中国の「九段線」が国際法に違反するかどうかについては管轄権に関する判断を避けており、本格審理でのフィリピン側の主張や、手続きに参加していない中国の出方に左右されることになりそうだ。
 軍事力で中国に劣るフィリピンは2013年、「法の支配」の面から中国に対抗する戦略として、紛争解決を国際司法の舞台に委ねる方針を表明。裁判所の管轄権に関する判断を「前哨戦」と捉え、法律チームに米国の有力弁護士を加えたほか、7月の口頭弁論では関係閣僚や国会議員が参加するなど「総力戦」で臨んだ。このため、今回の決定は「解決に向けた重要な一歩」(政権幹部)と喜ぶ。
 ただ、管轄権を直接認めたのは、フィリピンが主張した15項目のうち、中国が人工島造成を進める南沙(英語名スプラトリー)諸島のミスチーフ(中国名・美済)礁などが領海の起点とならない暗礁に当たるのかや、中沙諸島・スカボロー礁でフィリピン住民の漁業活動を中国が違法に妨害しているかなど7項目に限られた。
 「九段線」の違法性などの項目については、国連海洋法条約が適用されるかどうか判断を留保し、今後の審理に委ねられることになった。裁判所は16年に決定を出す見通しだが、フィリピン側の言い分が認められれば、「領海」を構成しないとして人工島の12カイリ内に艦船を派遣した米国の主張にも正当性を与えることになる。(2015/10/30-17:24)

667とはずがたり:2015/12/08(火) 14:20:24
著名投資家、米車用品大手に買収提案=ブリヂストンに身売り予定
http://www.jiji.com/jc/c?g=int&k=2015120800396

 【ニューヨーク時事】米著名投資家のカール・アイカーン氏が、ブリヂストンへの身売りを決めた米自動車用品小売り大手「ザ・ペップ・ボーイズ-マニー・モー・アンド・ジャック」に買収提案したことが7日、明らかになった。
 米メディアによると、ブリヂストンは買収手続きが「迅速かつ確実に」進んでいると強調し、規制当局による承認も近く得られる見通しだと説明したという。同社は10月、米国での小売店網拡大を図るため、来年1月にペップ・ボーイズを約8億3500万ドル(約1027億円)で買収すると発表した。(2015/12/08-11:53)

668チバQ:2015/12/09(水) 00:02:08
http://jp.wsj.com/articles/SB12270577396625053624104581402993230476906
混乱続くベネズエラ、野党の総選挙大勝で新たな試練
By KEJAL VYAS AND DAVID LUHNOW
2015 年 12 月 8 日 14:32 JST

 【カラカス】ベネズエラで6日実施された国会議員選挙(一院制、定数167)では、中道右派の野党連合民主統一会議(MUD)が大勝利をおさめた。これでマドゥロ大統領率いる与党、統一社会党と対決し、深刻化する経済危機から同国を脱出させるための一段と大きな権限が与えられたことになる。

 選挙管理当局の発表によると、7日の早い時点でMUDが最低でも99議席を獲得、22議席が未定となっている。MUDはその残り議席のうち最低でも13議席を確保したとしており、マドゥロ大統領を退陣させることもできる3分の2の圧倒的過半数を占めたものと見込んでいる。

 野党連合は、これまで17年間にわたり政権を率いた統一社会党が選挙管理当局から裁判所、テレビ電波まで日常生活のあらゆる局面を支配する状況と対峙するのに苦労してきた。大統領選挙も含めて国政選挙で野党が勝利するのは1990年代半ば以来のことで、屋外でパーティーを開いたり、花火を打ち上げたりするなどのお祝いムードをあおった。

 しかし、選挙での勝利は簡単な部分だったのかもしれない。野党側はこれから、世界でも最悪の部類に入る同国経済を立て直し、これまで同国民を代表する唯一の正当性を持つと自負していた与党政府とうまく付き合い、同連合を与党と比較するとまだましという消極的な見方にとどまる多くの有権者の信頼をどうつなぎとめるかに対処していかなければならないからだ。

669チバQ:2015/12/09(水) 00:02:23
 ベネズエラの現状について「ゾンビ経済」に陥っていると評する向きもある。国際通貨基金(IMF)によると、同国経済は昨年4%縮小したのに続き、今年は10%も縮小している。そして多くのエコノミストが来年はさらに6%のマイナス成長になると予測する。この3年を合わせると1930年代の大恐慌以来の最悪の経済収縮となる。

 インフレ率は世界最悪の年率200%で2016年には350〜800%へ上昇すると予想されている。食料品不足が蔓延し、同国通貨は今年81%安くなり、犯罪の殺人率は世界第2位になっている。

 経済を再生させるのは生易しいことではない。政府は過去17年間に1500を超える企業を国有化してしまい、民間部門が空洞化している。民間に残った企業は材料輸入のためのドルを手当てするのに苦労し、その結果工場閉鎖に追い込まれることもしばしばある。

 そして、企業が減産すると政府からは帝国主義の手先となって経済サボタージュを行っていると非難される。クロロックスなど複数の米多国籍企業は単に業務を止め、撤退してしまった。

 同国のある大企業の経営者は「今年この問題が解決されなければ、民間部門は文字通り破たんする」と話す。

 地元の経済調査会社によると、一般のベネズエラ国民の購買力は今年のみでこれまでに60%低下した。公立病院では、薬不足から救命に欠かせない薬剤が定期的に切れてしまう事態となっている。公立大学は何カ月にもわたり閉鎖され、教授らはひどい場合は予算が90%も削られていることに抗議を続けている。

 中立及び野党支持のエコノミストらは、経済を安定させるためには、10年以上続いたダイナミズムに欠ける大衆迎合型の政策から、痛みを覚悟し人気が落ちても転換することが必要と話す。そうした政策の中には、1ガロン(約3.78リットル)当たり0.01ドルにも満たない世界最安のガソリン価格を提供するための年間120億ドル(約1兆4800億円)にも達する予算を廃止して、同価格を引き上げることがある。他には、現在4つの異なる自国通貨相場から形成される外国為替システムの変更や、貧困層を支援するもののモノ不足を引き起こしている価格統制の緩和などがある。

 こうした措置は、国内総生産(GDP)比20%にも達するとされる財政赤字を緩和することになる。しかし、短期的には貧困層の生活を一層厳しくすることになろう。これらの貧困層は、少数独裁かつIMFなど国際帝国主義勢力の共謀者とのレッテルを長年張られていた野党連合に対して疑念を抱いている。

 一方、低支持率に直面したマドゥロ政権は、こうした改革策には手を付けず、代わりに同氏の前任で庇護者でもあったチャベス前大統領の放漫財政をさらに加速させた。今年に入り4回の最低賃金引き上げを実施したが、いずれも自国通貨ボリバルを増刷して供給量を増やす方法に頼った。

 格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは7日、この不均衡は外部からの金融支援が得られない限り、同国経済のストレスを増大させることになると警告した。

 しかし、同国政府のIMFへの長きにわたる位置付けを考えると外部支援の公算は小さい。マドゥロ大統領は今回の選挙戦で支持者に対し、野党側がもし勝利するようなことになれば、IMFのような国際融資機関の後押しを受けて過酷な経済調整策を実施することになると訴えていた。

 もう1つの早急な対処が必要な試練は、長年にわたり相互を誹謗し、時には暴力沙汰とさえなっていた与野党の関係を協調的なものに変えることだ。まとまりに欠ける野党連合の一部にはすでに、経済の崩壊を防ぐことよりもマドゥロ大統領を退任させることばかり考えているグループがある。

 ユーラシア・グループのダニエル・カーナー氏は「選挙後に政治経済のダイナミズムは悪化し、与野党双方を硬化させて経済政策の重大な修正の可能性は一段と低下している」と述べた。

 米州人権委員会の元代表で、現在カラカスのアンドレ・ベロ・カトリック大学で憲法学を教えているカルロス・アヤラ氏は、議会で3分の2の支持があれば、野党連合は憲法改正の議会招集を要求する可能性があると述べた。同憲法は議会にすべての行政機構の再編と、大統領権限を制限する力さえ与えている。また、野党連合は、ベネズエラ有権者の20%の署名を集めてマドゥロ大統領の国民信任投票を実施する可能性もあるという。

670チバQ:2015/12/09(水) 01:10:26
http://www.sankei.com/world/news/151208/wor1512080045-n1.html
2015.12.8 20:05

“反米の闘志”後継にそっぽ ベネズエラ貧困層、与党から離反 原油安も打撃






7日、ベネズエラの首都カラカスのスーパー前にできた買い物客の行列(共同)
 ベネズエラ国会議員選で左派の政権与党が大敗したことは、故チャベス前大統領の時代から一貫して支持基盤だった貧困層の一部が離反したことを意味する。最近の原油価格下落で看板政策の貧困対策に使える予算が減り、物不足も深刻化。反米勢力の急先鋒として一時は大きな影響力があったチャベス氏の後継政権は、窮地に追い込まれた。

 選挙から一夜明けた7日、カラカスのスーパーへ買い物に来たマリア・ルシアさん(76)は、以前はチャベス氏の選挙運動に参加したが「今では後悔している」と言う。

 世論調査会社ダタアナリシスのヒル共同社長は、チャベス氏が死去した2013年と比べ、与党支持者を自任する人が約19%に半減したと指摘。マドゥロ大統領のカリスマ性の欠如や経済の低迷を理由に挙げた。

 経済不振の原因は輸出収入の約9割を稼ぐ原油の価格低迷だ。外貨が極端に不足し、企業は輸入決済用の外貨の供給を十分に受けられず、生産活動は停滞している。(共同)

671チバQ:2015/12/09(水) 23:00:52
http://www.sankei.com/world/news/151209/wor1512090015-n1.html
2015.12.9 09:14

ベネズエラ野党3分の2超獲得か 国会議員選 マドゥロ政権と対立激化
 【ニューヨーク=黒沢潤】南米ベネズエラで6日行われた国会議員選(一院制、定数167)で、反米左派与党を破って過半数を制した中道右派の野党連合、民主統一会議(MUD)は7日、独自集計で3分の2を超える112議席を獲得したとの見方を示した。選挙管理委員会によれば、MUDは少なくとも107議席を獲得している。

 MUDの主張が事実なら議会で大きな力を持つことになり、任期を3年以上残すマドゥロ政権との対立が激化すると見込まれる。

 選管によれば、統一社会党(PSUV)を中心とする与党勢力は55議席を獲得した。先住民枠の議席は3、未確定は2。MUDは先住民枠の3議席は野党側だと主張している。

 ロイター通信などによれば、MUDが3分の2以上の議席を獲得した場合、新憲法制定のための制憲議会を招集することが可能となる。

 また、さまざまな分野で立法権限を持つほか、選管幹部も任命できる。5分の3を超える101議席を確保したことで、不信任投票を通じて閣僚を罷免することが可能になった。

 ただ、マドゥロ大統領にも強大な権限が集中しているほか、政権側の息の掛かった判事のいる最高裁判所もMUDの立法などを妨害するとの見方が強い。

 MUDは近く、政治犯釈放のための恩赦法成立に向けた動きを開始するが、最高裁がこれを阻止した場合、デモ隊と治安当局との間で激しい衝突が起きる恐れがある。

672チバQ:2015/12/09(水) 23:15:58
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&k=2015120900578
「西洋はイスラムに勝る」=前首相発言が波紋-豪



オーストラリアのアボット前首相=11月25日、メルボルン(EPA=時事)
 【シドニー時事】オーストラリアのアボット前首相は8日夜、豪メディアに対し、「西洋文化は、神の名の下に殺人を正当化するイスラム文化に勝る」との見解を示した。イスラム教が過激派組織「イスラム国」など過激主義を生む土壌になっており、改革が必要だとも主張。「イスラム教徒への侮辱だ」と住民らが反発するなど、波紋が広がっている。
 アボット氏は熱心なカトリック教徒で知られる。イスラム社会では政教分離が実現されていないなど「内部に大きな問題を抱えており、改革が必要だ」と訴えた。首相在任時にはテロ対策強化を進め、「イスラム国」掃討を狙った空爆参加も決めたが、9月の政変で首相の座を追われた。
 豪政府は多文化主義を重視してきた。野党労働党のショートン党首は「社会分断を招く扇動的な発言だ」と非難。イスラム系団体も猛反発した。
 ターンブル首相は火消しに躍起だ。ラジオ番組に9日登場し、「大多数のイスラム系諸国の指導者は過激主義を拒絶している」と強調。「発言はアボット氏の個人的意見」と距離を置いた。(2015/12/09-15:33)

673チバQ:2015/12/10(木) 23:45:29
http://www.sankei.com/world/news/151210/wor1512100052-n1.html
2015.12.10 21:10

ノーベル平和賞受賞のチュニジアの団体 アラブの春から5年 「民主化」が生んだ混乱なおも

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ノーベル平和賞を受賞するチュニジア国民対話カルテットのメンバーらと、ノルウェーのメッテ=マリット王太子妃、スヴェレ・マグヌス王子(前列右端)=ノルウェー・オスロのノーベル平和センタ(ロイター)
 チュニジアの「国民対話カルテット」は、いわゆる「アラブの春」の後の同国の民主化に貢献したとしてノーベル平和賞に選ばれた。アラブの春の契機となったチュニジア人青年の焼身自殺から今月18日で5年の節目を迎える。しかし、同国を含む中東・北アフリカ各国は、民意を反映する政治に舵を切ったために生じた混乱から、脱却できていないのが現実だ。

 2011年1月に反政府デモで世俗的なベンアリ政権が崩壊したチュニジアでは、旧政権下で抑圧されていたイスラム勢力がその後に行われた自由選挙で力を伸ばし、思想面で通底する部分もある過激派の台頭をも招いた。

 イスラム勢力と世俗派の対立が深まる中、カルテットは、対話を通じてイスラム勢力側に譲歩を迫り、両派の政治対立が暴力的な抗争に発展することを回避することに尽力した。このことは国際社会からは高く評価されたものの、選挙の果実を奪われた形となった国内のイスラム勢力に強い不満を残した。

 過激派はこうした不満を吸い上げる形で伸長。チュニジアでは今年、首都チュニスでの博物館襲撃や、中部スースでの銃撃など大規模なテロが相次いだ。

 これは、選挙で選ばれたイスラム原理主義組織ムスリム同胞団のモルシー大統領が、13年の軍クーデターで失脚したエジプトなどにもみられる構図だ。同胞団では、政治参加による権力掌握を目指す従来の路線に不満を抱くメンバーが暴力的な傾向を強め、一部はイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」系に合流しているとも指摘される。

 チュニジアでは14年、イスラム勢力を敵視してきた世俗派エリートのカイドセブシ氏が大統領に選ばれ、エジプトでも同年、クーデターを主導した軍出身のシーシー氏が大統領に就任し強い支持を集めている。

 両国とも、統治体制はアラブの春以前に戻りつつあるといえるが、それは同時に、政治的な混乱をもたらすやみくもな「民主化」に疲れた国民が、安定や秩序を求めていることの表れでもある。(カイロ 大内清)

674チバQ:2015/12/12(土) 11:02:33
http://www.sankei.com/world/news/151211/wor1512110046-n1.html
2015.12.11 19:48

ニュージーランド国旗、変更なるか オールブラックスのシンボルマーク入りデザインが支持集める

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シダの葉と南十字星をあしらった、ニュージーランドの新国旗デザイン案。上が赤と青、下が黒と青の組み合わせ(AP)
 【シンガポール=吉村英輝】国旗の変更が検討されているニュージーランドで11日、5つの新国旗デザインから最終候補を選ぶ国民投票が締め切られた。現地メディアが伝えた暫定値にでは、シダの葉と南十字星を組み合わせ、黒と青を使ったデザインへの支持数が最も高かった。

 シダは今年のラグビーW杯で優勝し、世界中のファンを魅了するラグビー・ニュージーランド代表、オールブラックスのシンボルマークにも使われている。

 国民投票の投票者数は有権者の48%にあたる約150万人。同じ構図で、赤色を使った候補の支持数の差は小差で、15日に最終の正式結果が公表される。

 さらに、来年3月に現行の国旗と変更するか国民投票を行う。

 現在の国旗は南十字星と英国旗を組み合わせたデザインで、オーストラリア国旗と似ており、ニュージーランドのキー首相が変更を提唱しているが、世論の盛り上がりは欠けている。

675チバQ:2015/12/13(日) 11:42:03
http://www.jiji.com/jc/c?g=int&k=2015121300029
反大統領派を次々処刑か=首都で戦闘、87人死亡-ブルンジ

11日、ブジュンブラで、後ろ手に縛った男らを車で連行していくブルンジ軍(AFP=時事)
 【ナイロビAFP=時事】ブルンジ軍は12日、首都ブジュンブラで前日に起きた武装集団との戦闘について、「敵」79人を殺害し、45人を拘束したと発表した。味方の兵士や警官も8人が死亡し、21人が負傷した。しかし、複数の目撃者は、軍や警察が反大統領派の多い地区の家を回り、住民を引きずり出しては、その場で処刑したと証言している。
 11日は武装集団が3カ所の基地を襲った。市内各地では12日朝、通りに放置された多くの遺体が目撃された。軍報道官は「夜通し戦闘が続いた」と述べたが、詳細な説明は拒否した。(2015/12/13-10:57)

676チバQ:2015/12/13(日) 11:42:26
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2015121300044
財務相更迭、原因は愛人?=ズマ大統領、異例の否定-南ア



南アフリカ財務相だったネネ氏=6月5日、ケープタウン(EPA=時事)
 【プレトリアAFP=時事】南アフリカのズマ大統領(73)が、愛人を守るために財務相を更迭したのではないかと盛んに報じられ、12日に異例の声明を出して報道を否定した。声明は「情事だとか、子供がいるとか、何の根拠もないうわさだ」と怒っている。
 大統領は9日、ネネ財務相を更迭した。声明は「(経営難の)南アフリカ航空(SAA)の女性会長が財務省との対立を快く思わず、ネネ氏がクビになったという報道は、悪意あるでっち上げだ」と非難した。
 ズマ氏には4人の妻がいるが、この女性会長とも「とても親しい」と言われている。しかし、声明は「純粋に仕事だけの関係だ」と反論した。(2015/12/13-07:15)

677チバQ:2015/12/13(日) 12:00:44
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/151212/mcb1512120500007-n1.htm
南ア、金融市場トリプル安 財務相解任で高まる信用リスク
2015.12.12 05:00
 南アフリカ共和国の金融市場は10日、トリプル安となった。政府支出をめぐり意見が対立する中、ズマ大統領がネネ財務相を前日解任したことが嫌気された。財政への信頼が揺らいでおり、同国の信用格付けはジャンク(投資不適格)級へと追いやられつつある。

 通貨ランドは2013年11月以降で最長の6営業日続落。国債相場は過去最大の下げとなり、利回りは08年7月以来の高水準に達した。

 銀行株は14年余りで最もきつい値下がりで、指標の株価指数は調整局面入りした。南アのデフォルト(債務不履行)に備えた国債保証コストは約6年半ぶりの高水準に上昇した。

 南ア経済は09年のリセッション(景気後退)以来の低成長と債務膨張で格付けが投資不適格級に引き下げられる恐れがあり、ネネ氏は政府支出の抑制に取り組んでいた。これに対し、来年に地方選を控える大統領は原子力発電の促進や航空会社の救済など支出拡大を進める計画。新財務相に起用されたデービッド・ファンルーエン氏は知名度が低く、大統領の計画に反対する公算は小さいとみられる。このため、同国の財政をめぐる不透明感が一段と強まった。

 ピーター・ウォーシントン氏らバークレイズ・アフリカ・グループのアナリストは「内閣改造は国家財政の信頼性への打撃と市場は捉えている。ポートフォリオの資金流出が続く恐れがあるほか、さらなる格下げのリスクが高まった」と分析した。(ブルームバーグ Xola Potelwa、Mike Cohen)

678チバQ:2015/12/14(月) 23:00:15
http://mainichi.jp/articles/20151214/k00/00e/030/127000c
リビア内戦
21カ国・機関 統一政府への全面支援を表明

毎日新聞2015年12月14日 11時51分(最終更新 12月14日 11時51分)

リビア
アフリカ
速報
国際
 【ローマ福島良典】欧米やロシア、中国、中東・北アフリカ諸国など21カ国・機関は13日、ローマでリビア内戦の早期解決を目指す国際会議を開いた。共同声明で参加国・機関は、リビアの2大政治勢力が樹立で原則合意した統一政府への全面的な支援を表明し、過激派組織「イスラム国」(IS)掃討での協力を約束した。

 共同声明は「リビアの統治、安定と経済発展のため、首都トリポリに国民合意政府(統一政府)を樹立することが緊急に必要だ」と指摘。トリポリと東部トブルクに分立する政治勢力が即時全面停戦を受け入れ、今月16日にモロッコで統一政府樹立の最終合意案に署名するよう求めた。

 その上で参加国・機関は「統一政府と協力し、リビアに拠点を置くIS分派を打ち破り、同国と国際社会に対するISの脅威を根絶する決意」を表明。統一政府に対し、技術協力や経済、治安維持、対テロの各分野で支援すると確約した。

 イタリアのジェンティローニ外相は会議後の記者会見で「統一政府支援で合意できたのは転換点だ」と指摘。「国際社会はリビアにおけるISの脅威に立ち向かい、イタリアは主要な役割を果たす」と強調した。レンツィ首相は既に、統一政府を軍事支援する用意を表明している。

 会議に参加したケリー米国務長官は「リビアではテロリストが(権力の)空白を埋め、混乱をもたらした」と指摘。統一政府構想を仲介したコブラー国連事務総長特使(リビア問題)は「『テロに屈せず、分裂を終わらせる』とリビアの人々が考えていることに感銘を受けた」と語った。

679チバQ:2015/12/16(水) 22:18:19
http://www.sankei.com/world/news/151216/wor1512160027-n1.html
2015.12.16 12:36

国連事務総長選が開始 女性候補者の擁立促す





 国連総会のリュケトフト議長と安全保障理事会議長のパワー米国連大使は15日、来年末に任期満了を迎える潘基文事務総長の後任選出作業を開始するとの書簡を国連全加盟国(193カ国)に送付した。

 国連は歴代事務総長を男性が務めており、両議長は男女の機会均等を進めるため、女性候補者の擁立を検討するよう各国に促した。

 書簡によると、安保理が来年7月末までに候補者の本格的な選定に入るのに先立ち、全加盟国で構成する総会が候補者への非公式のヒアリングを行う見通し。安保理メンバー国が密室で決めてきたことへの批判があったため、総会にも一定の影響力を持たせた。

 マケドニア出身のスルジャン・ケリム元国連総会議長、クロアチアのベスナ・プシッチ第1副首相兼外務・欧州問題相(女性)の2人が既に立候補した。(共同)

680チバQ:2015/12/16(水) 23:20:11
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151216-00000072-mai-m_est
<中央アフリカ>イスラム系の武装勢力が自治政府樹立宣言
毎日新聞 12月16日(水)18時37分配信

 【ヨハネスブルク服部正法】キリスト教徒とイスラム教徒の対立が続くアフリカ中部・中央アフリカ共和国で、イスラム教徒主体の武装勢力が15日までに、北部カガ・バンドロを拠点とする自治政府樹立を一方的に宣言、分離独立を目指す意向を明らかにした。中央の暫定政府は宣言に猛反発して国際社会の介入による独立阻止を訴えており、混乱が広がる恐れもある。

 ロイター通信によると、武装勢力幹部は「まず望むのは自治だ。その後、独立を検討する。イスラム教徒は無視され、北部は中央政府から見捨てられてきた」と述べた。

 中央アフリカはキリスト教徒が全体の約5割で多数派を形成し、イスラム教徒は北部を中心に約15%を占める。イスラム教徒主体の武装勢力セレカが2013年3月に首都バンギを攻略し、当時のボジゼ大統領が国外に脱出。その後、セレカが支配を強めたが、ボジゼ政権を支えたキリスト教徒側も武装して抗戦。両教徒の宗教対立に発展し、衝突が全土に拡大した。この結果、人口の約2割が難民・避難民となり、深刻な人道危機が起きた。

 今回独立の意向を表明したのは、セレカ系の組織。暫定政府は今月27日に大統領選などを実施して、政情安定化の道筋をつけたい意向だが、セレカ側がこれに反旗を翻した形だ。暫定政府だけでなく、同国に展開する国連PKOも国家分断の動きを強く非難しており、緊張が高まりそうだ。

681チバQ:2015/12/16(水) 23:21:40
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151216-00000059-jij-int
内戦犠牲者に補償へ=左翼ゲリラと合意、和平前進―コロンビア
時事通信 12月16日(水)12時25分配信

 【サンパウロ時事】半世紀にわたり対立を続けたコロンビア政府と左翼ゲリラ組織コロンビア革命軍(FARC)は15日、内戦の犠牲者をめぐり、補償の仕組みを検討し、行方不明者の捜索、特定などを行うことで合意した。
 意見の隔たりが大きかった課題で双方が歩み寄り、和平交渉は大きく前進した。
 サントス大統領は「かつてないほど和平に近づいている」とツイッターに投稿。和平交渉の最終合意妥結に強い期待を示した。
 交渉地キューバの首都ハバナで15日、発表された共同声明では、内戦の実態を解明する組織として、真実委員会の設置を宣言した。内戦中の人道上の罪を裁く特別法廷設置も確認し、保護を求める内戦犠牲者への安全の保障も約束された。

682チバQ:2015/12/20(日) 11:53:41
http://www.afpbb.com/articles/-/3070699
ニジェール大統領、「クーデターを阻止」と発表
2015年12月18日 10:09 発信地:ニアメー/ニジェール
【12月18日 AFP】ニジェールのマハマドゥ・イスフ(Mahamadou Issoufou)大統領(63)は17日のテレビ・ラジオ演説で、同国政府がクーデター計画を「阻止」し、複数の人物を拘束したと発表した。事態は既に「収拾されている」としている。

 この発表に先立ち、地元メディアとソーシャルメディアは14日、軍の上級将校少なくとも4人が拘束されたと伝えていた。だが、この情報の真偽はニジェール政府によって確認されていない。

 ニジェールでは来年2月21日、イスフ大統領が再選を狙う大統領選と議会選挙の第1回投票が控えている。同大統領は「この狂気の陰謀の背後にいる全員の身元が確認され、逃亡中の1人を除き全員が拘束された」と述べた。(c)AFP

683チバQ:2015/12/20(日) 12:12:35
http://mainichi.jp/articles/20151219/k00/00m/030/059000c
国連事務総長
次期事務総長選スタート 初の女性誕生か

毎日新聞2015年12月18日 20時12分(最終更新 12月18日 20時17分)

 【ニューヨーク草野和彦】潘基文(バン・キムン)国連事務総長の任期満了に伴い、2017年1月に就任する次期事務総長選びの手続きがスタートした。国連安全保障理事会議長のパワー米国連大使とリュッケトフト総会議長は15日、立候補者の受け付け開始を伝える共同書簡を加盟国に送付。事務総長選びに総会が実質的に関与するのは初めてで、書簡は女性候補の検討も促している。

 事務総長について、国連憲章は「安保理の勧告に基づいて総会が任命」と規定している。だが、実際には5常任理事国(米英仏中露)が「密室協議」で候補を決め、総会はそれを拍手で承認するだけだった。

 総会は今年9月、選定の「透明化」を求める決議を採択。安保理と総会の両議長による共同書簡の送付も決議に盛り込まれた。

 共同書簡によると、立候補者は加盟国に周知された後、総会の場で「非公式対話または会合」に臨み、加盟国の間で広く吟味される。この後、安保理は来年7月末までに候補の選定を開始する。

 リュッケトフト氏は15日に記者会見。総会での立候補者との非公式会合などは来年3〜4月に予定されており、その結果、加盟国の大半が推す候補が出てくれば「(安保理による)選定に事実上の影響力を与える」と語った。

 同氏によると、マケドニアのケリム元外相とクロアチアのプシッチ外相の立候補を伝える書簡が既に届いている。この他、国連教育科学文化機関(ユネスコ)のボコバ事務局長(ブルガリア)やトゥルク前スロベニア大統領も立候補を表明している。プシッチ、ボコバ両氏は女性で、史上初の女性事務総長誕生の期待もかかる。

684チバQ:2015/12/23(水) 02:51:00
http://www.sankei.com/world/news/151222/wor1512220032-n1.html
2015.12.22 15:59

クーデターで国家元首の殺害に関与、前大統領を国際指名手配 ブルキナファソ






ブルキナファソのコンパオレ前大統領=2012年9月、パリ(AP)
 西アフリカ・ブルキナファソの司法当局は22日までに、1987年のクーデターで国家元首だったサンカラ氏の殺害に関与したとして、コンパオレ前大統領を国際指名手配した。ロイター通信などが伝えた。

 コンパオレ氏はクーデターから約27年間にわたって実権を掌握していたが、昨年10月に任期延長を狙った憲法改正案に対して大規模な抗議デモが発生し、辞任に追い込まれた。現在は隣国コートジボワールで亡命生活を送っているとされる。(共同)

685チバQ:2015/12/23(水) 16:17:16
http://www.afpbb.com/articles/-/3071114
大統領選決選投票を延期=ハイチ
2015年12月22日 10:34 発信地:ハイチ
【12月22日 時事通信社】ハイチの選管当局は21日、大統領選の決選投票を延期すると決めた。ロイター通信などが報じた。延期の理由は明らかにされていない。決選投票は27日に予定されていたが、1月に先延ばしされる見通しだ。

 54人が立候補した大統領選挙は10月に行われた。過半数を獲得した候補者はなく、与党のジョブネル・モイズ氏と野党のジュード・セレスタン氏の上位2人が決選投票に進むと決まった。(c)時事通信社

686名無しさん:2015/12/24(木) 23:04:15
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1354356742/2685
日本の分担率10%割る=34年ぶり、経済力低下印象付け-国連予算

 【ニューヨーク時事】国連総会(193カ国)は23日夜、2016〜18年の通常予算について、各国の分担率を定めた決議を議場の総意で採択した。日本の分担率は9.68%で、1982年以来34年ぶりに10%を下回った。上限の22%を負担する米国に次ぐ分担率2位を維持したものの、1.15ポイントの下げ幅は加盟国で最大。日本の経済力の相対的低下を印象付けた。
 中国は13〜15年の分担率6位(5.15%)から、3位(7.92%)へと大幅に上昇した。
 日本の通常予算分担率は83年に10%を超え、86年以降は2位を維持。ピークの2000年には20.57%に達した。
 分担率は国民総所得(GNI)などを基に、3年ごとに見直される。次回見直しでは「中国が日本を抜いて2位になる」(国連外交筋)との見方が有力だ。
 一方、16〜18年の国連平和維持活動(PKO)予算の分担率は、中国が10.29%(16年のみ)となり、13〜15年の6位から米国に次ぐ2位に浮上。2位だった日本は3位(9.68%)に後退した。PKO予算分担率は通常予算分担率を基礎に算出され、中国など安全保障理事会常任理事国は負担が割り増しされる。 
 総会は23日、16〜17年の通常予算約54億180万ドル(約6500億円)を承認する決議も採択した。各国の厳しい経済事情を反映し、前回予算から7%減少した。
◇主要国の国連通常予算分担率
 順位  国名   2013〜15年  16〜18年
 1   米国     22.00%  22.00%
 2   日本     10.83%   9.68%
 3   中国      5.15%   7.92%
 4  ドイツ      7.14%   6.39%
 5 フランス      5.60%   4.86%
 6   英国      5.18%   4.46%

(2015/12/24-18:05)

687チバQ:2015/12/26(土) 15:34:44
http://www.sankei.com/world/news/151225/wor1512250009-n1.html
2015.12.25 08:48

リオ五輪は大丈夫か? 財源不足で病院休業 ブラジル・リオデジャネイロ州で非常事態宣言






リオデジャネイロ市街(川口良介撮影) 
 ブラジル・リオデジャネイロ州のペザン知事は24日までに、財源不足から州立病院が相次いで休業に追い込まれたなどとして厚生分野での非常事態を宣言した。期間は180日。

 州都リオデジャネイロでは来年五輪が開かれる。大規模事故や災害などが発生した場合に万全の態勢が取れるか懸念の声が上がりそうだ。

 地元メディアによると、医薬品や消耗品の購入に充てる財源の不足や、職員の給与支払いの遅延などにより、今週、少なくとも28の医療機関が全面的、あるいは部分的に休業し、死亡する危険のある患者だけを受け入れるなどの対応を取った。

 同州によると、正常化には当面、3億5千万レアル(約107億円)の資金が必要。これに対し、リオ市が1億レアルの支援を表明。連邦政府も医薬品など約2千万レアル相当を緊急支援したほか、1億3500万レアルを拠出する方針を発表した。(共同)

688名無しさん:2015/12/31(木) 19:06:31
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015123100144
安保理改革、G4案は実現困難=国連大学政策研究センター所長

 日独両国とインド、ブラジルの4カ国グループ(G4)が提案した国連安保理改革案などについて、国連大学政策研究センターのセバスチャン・フォン・アインジーデル所長に聞いた。
 -G4提案をどのように考えているか。
 常任理事国の拡大を含むG4案は2005年に提案されたが、常任理事国だけでなく、多くの加盟国から反発があった。実現の可能性は当時よりもさらに低くなっている。理由は二つ。インド、ブラジル、ドイツは11〜12年に安保理非常任理事国だったが、シリア問題などで安保理は機能しなかった。このことから米国は、G4の常任理事国入りで安保理強化は図られないと考えるようになった。もう一つの理由は、常任理事国の中でも特に拡大に消極的な中国の影響力が強まっていることだ。
 -G4案を支持するのは何カ国くらいか。
 答えるのは非常に難しいが、安保理改革実現の要件の一つである国連総会の3分の2の支持を得るには程遠い状況と言える。
 -安保理改革について提案はあるか。
 現在、主に議論されているのは常任理事国拡大を含むG4などの案と、安保理内に新たなカテゴリーである「準常任理事国」を設置する案の二つ。後者は、5年から15年の任期で連続再選可能な準常任理事国を地域ごとに選ぶ案で、非常任理事国の任期(2年)よりもかなり長くなる。常任理事国拡大への反発を抑え、国連総会で3分の2の支持を得られる可能性がある。安保理内での地位向上を目指す日本などを満足させるには、5年よりも長く任期を設定すべきだ。
 -中国は安保理での日本の影響力拡大を阻むのではないか。
 中国は国際社会の世論に非常に敏感だ。国連総会の3分の2の支持が得られれば、中国でさえ改革案を阻むのは非常に困難になる。G4の最重要課題は、彼らの改革案が安保理の効率性を向上させると加盟国を納得させ、3分の2の支持を得ることだ。(時事)(2015/12/31-15:50)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015123100142
G4とアフリカ連合の安保理改革案(2015年4月提示)

◇G4案                                   
【常任理事国】                                
米ロ英仏中+6カ国(アフリカ2、アジア太平洋2、南米カリブ1、西欧その他1) 
【非常任理事国】                               
10カ国+4〜5カ国(アフリカ1〜2、アジア太平洋1、東欧1、南米カリブ1)、任期2年
【拒否権】                                  
新常任理事国は15年後の見直しで拒否権に関し決定がなされるまで、これを行使しない

◇アフリカ連合案                               
【常任理事国】                                
米ロ英仏中+6カ国(アフリカ2カ国以上)                   
【非常任理事国】                               
計15カ国以上(アフリカ5カ国)、任期2年間                  
【拒否権】                                  
拒否権は廃止すべきだが、存在する限り、新常任理事国にも与えねばはならない   
(ニューヨーク時事)(2015/12/31-15:42)

689名無しさん:2015/12/31(木) 19:07:03
>>688

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015123100140
安保理改革をめぐる動き

1993年12月 国連総会が安保理改革作業部会を設置
2003年11月 国連改革に関するアナン事務総長(当時)諮問機関のハイレベル委員
         会が発足
  04年 9月 日本、ドイツ、インド、ブラジルがG4結成
     12月 ハイレベル委、報告書で安保理改革の具体案提示
  05年 3月 ハイレベル委報告を受けアナン事務総長が報告書。常任6、非常任3
         の理事国増を含む改革案の検討を加盟国に要請
      7月 G4が常任6、非常任4の理事国増を柱とする改革決議案を総会に提
         出
         アフリカ連合(AU)や、イタリアなどのグループもそれぞれ決議案
         提出
      9月 3決議案とも必要な支持得られず廃案
  09年 2月 総会で安保理改革に関する政府間交渉開始
  14年11月 政府間交渉議長にジャマイカのラトレイ大使
  15年 7月 総会議長、各国・グループの立場をまとめた文書を加盟国に配布
      9月 G4、ニューヨークで11年ぶりに首脳会談。16年9月の次期総会
         開会前に「具体的成果」を得るため連携強化で一致
     10月 政府間交渉新議長にルクセンブルクのルカス大使
  16年 2月 政府間交渉再開へ

(ニューヨーク時事)(2015/12/31-15:41)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015123100136
アフリカとの連携カギ=実質交渉入り期待-安保理改革

 【ニューヨーク時事】国連総会で2009年、安全保障理事会改革に向けた政府間交渉が始まって以来、加盟国は自国の立場の「表明合戦」に終始してきた。だが、15年7月、各国の立場を集約したこれまでになく詳細で明瞭な「基礎文書」と言うべきテキストが、交渉議長の尽力でまとまった。これを土台に、改革決議案作成につながる実質的な交渉に入ることが期待されている。日本が望む形の改革を実現できるかは「54カ国を擁するアフリカ連合(AU)などと連携した多数派形成」(日本外交筋)がカギを握る。
 改革議論は1993年、総会に作業部会が設置され本格始動した。当時、国連加盟国は創設時の51カ国から約180カ国に増加。安保理拡大による地域代表性の向上や、意思決定の透明性、効率性改善を求める声が高まったのが背景だ。
 日本は04年、ドイツ、インド、ブラジルと共に4カ国グループ(G4)を結成。自国の常任理事国入りを念頭に常任、非常任の両方で理事国を拡大する改革案をけん引した。
 機運が高まったのは05年だ。G4は常任6議席と非常任4議席を増やす決議案を総会に提出。だが、G4と同様、常任、非常任両方の議席拡大案を持っていたアフリカ連合(AU)との決議案一本化に失敗し、採択に必要な支持を得られず廃案となった。G4が新常任理事国の拒否権行使を当面見合わせる考えだったのに対し、AUは拒否権行使にこだわったためだ。
 「基礎文書」の取りまとめに際し、G4は15年4月、AUを意識し、非常任理事国の拡大枠にさらにアフリカ1カ国を追加する選択肢を盛り込んだ改革案を提示した。ただ、G4、AUとも提案の大枠は、拒否権の扱いを含めて05年当時と変わらない。G4が拒否権問題でAUに歩調を合わせれば、少なからぬ国の支持を失いかねないジレンマもある。
 常任理事国入りとともに拒否権も欲するアフリカ諸国と、まずは常任理事国入りを優先したいG4がどう歩み寄るか。両者はさまざまな場で意見交換を続けているが、共闘には至っていない。政府間交渉で実質交渉に入ることができれば、「現実的妥協点を探る動き」(日本外交筋)が加速する可能性もある。(2015/12/31-15:37)

690名無しさん:2015/12/31(木) 19:08:19
>>689

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015123100135
日本、非常任理事国に=加盟国最多の11回目-安保理

 【ニューヨーク時事】日本は1月1日、国連安全保障理事会の非常任理事国となる。任期は2017年12月31日までの2年間。日本の非常任理事国入りは、加盟国最多の11回目となる。
 安保理は国連で唯一、加盟国に対する拘束力のある決定を下せる機関。日本は09〜10年以来の安保理入りで、シリア内戦を含む中東やアフリカの紛争解決のほか、北朝鮮の核・ミサイル問題への関与を強める。
 日本は1月から安保理下部機関のイエメン、レバノン両制裁委員会で議長国を務める。安保理の文書や手続きに関し、理事国に勧告や提案などを行う文書手続き作業部会の議長国も引き受ける。 
 日本と並んでエジプト、ウクライナ、セネガル、ウルグアイの4カ国も非常任理事国入りする。(2015/12/31-15:29)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015123100120
国連安保理改革

 国連安保理改革 国際平和と安全の維持に主要な責任を負う国連安保理(常任5、非常任10の計15理事国)を拡充し、実効性を高め、地域代表性を適正化するための改組・改善。拡大議席の区分、常任理事国の拒否権の扱い、拡大後の安保理の規模、安保理の作業方法などをテーマに議論が続いている。理事国の構成変更には、総会で加盟国の3分の2(129カ国)の賛成を得て国連憲章の改正決議を採択し、5常任理事国を含む加盟国の3分の2がこれを批准する必要がある。(ニューヨーク時事)(2015/12/31-14:56)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015123100119
日本の国連加盟

 日本の国連加盟 新規加盟は安保理が総会に勧告し、総会が承認する。日本はサンフランシスコ講和条約発効による主権回復直後の1952年6月に加盟を申請。同年の安保理で常任理事国のソ連(当時)が拒否権を発動し、加盟勧告は否決された。56年10月の日ソ国交正常化を経て同年12月12日、安保理が日本の加盟を勧告、総会は同月18日、全会一致で認め、日本は80番目の加盟国となった。重光葵外相(故人)は同日、総会での演説で「日本は東西の懸け橋となり得る」と語った。(ニューヨーク時事)
重光葵(しげみつ・まもる)(2015/12/31-14:50)

691名無しさん:2015/12/31(木) 19:08:58
>>690

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015123100118
求められる一層の貢献=安保理改革で成果目指す-日本、国連加盟60年

 【ニューヨーク時事】日本は2016年、国連加盟から60年を迎える。戦後国際社会で「名誉ある地位」(故重光葵外相)を占めようと、開発や人道支援、紛争後の平和構築などに積極的に参加してきた。過去30年間、国連予算の分担率で米国に次ぐ2位を維持したこともあり、「確固たる貢献」(国連高官)は多くの国に評価されている。ただ、日本の財政貢献は近年、相対的に低下。安全保障理事会の常任理事国入りをにらみ、存在感を高める貢献が一層求められている。
 日本は1月1日、安保理の非常任理事国となる。安保理では今、死者が25万人に上るシリア内戦の収拾に向け、国連仲介による1月中の和平交渉が実現するかが注目されている。また、アフリカのブルンジでは大量虐殺発生が懸念され、平和維持部隊派遣の決断を迫られる局面も予想されるなど、懸案は山積している。
 安保理の決定に際し、日本は理事国として意見を述べ、投票する。吉川元偉国連大使は「日本の行動が毎日テストされる」としつつ、常任理事国入りに「必ずプラスになる」と強調する。
 日本が自らの常任理事国入りを見据える安保理改革論議は16年、国連総会の政府間交渉で実質的な交渉に入れるかどうかが最大の焦点となる。安保理での発言機会を恒常的に確保するには常任理事国入りが必須。立場を同じくするドイツ、インド、ブラジルの3カ国と連携し、9月の次期国連総会開会までに具体的成果を出すことを目指す。
 近隣国が常任理事国入りする可能性のあるイタリアやパキスタンなどは、常任理事国の拡大に強く反対。実質交渉入りの阻止を試みるとみられ、先行きは予断を許さない。今総会初の政府間交渉は2月に予定されている。
 16〜18年の日本の国連通常予算分担率は、34年ぶりに10%を下回ることが最近決まった。日本外交筋は「『予算を20%も出している』とふんぞり返る時代ではない。日本はもう大国でない。どう貢献すれば存在感を高められるか、突き詰めないといけない」と指摘する。
 「分担率が減ると発言力が低下し、安保理改革議論にも影響する」との懸念もある。吉川大使は最近の記者会見で、「発言力、存在感はお金だけで計れるものではない」と指摘。平和維持活動(PKO)や人道支援の強化、総会などでの決議案の積極提出、安保理での活動、政府開発援助(ODA)や国連機関への拠出金増額などを通じ、評価をさらに高めることは可能だとの考えを強調した。 (2015/12/31-14:50)

692chibaQ@rossia`:2016/01/03(日) 22:52:07
http://www.sankei.com/world/news/151230/wor1512300061-n1.html
2015.12.30 19:28

中央アフリカで大統領選 宗教対立、解消誓う候補者





 キリスト、イスラム両教徒が激しく対立する中央アフリカで30日、大統領選挙が実施された。イスラム系の反政府武装勢力が選挙の正当性を否定する中、各候補者は対立の解消を誓った。選挙が2013年から続く混乱を収束させ、政治的安定につながるかが焦点となる。

 選挙には30人が立候補。いずれもキリスト教徒で元首相のドロゲル氏とジゲレ氏のほか、イスラム教徒のメッカスア元外相が有力候補とされる。結果判明には1週間以上かかる見通し。

 中央アフリカではキリスト教徒が人口約470万人の半数を占め、イスラム教徒は約15%。13年3月にイスラム教徒主体の武装勢力「セレカ」が首都バンギを制圧し、キリスト教徒を標的に殺害や略奪を繰り返して治安が悪化した。キリスト教徒主体の民兵組織との衝突が続いている。(共同)

693chibaQ@rossia`:2016/01/03(日) 23:06:19
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201512/2015123000446&g=int
ウスマン元大統領が出馬=2月選挙、候補乱立-ニジェール

アフリカ中西部ニジェールのウスマン元大統領(左)=2014年10月、ニアメー(AFP=時事)
 【ニアメーAFP=時事】アフリカ中西部ニジェールのウスマン元大統領は2016年2月に迫った大統領選に出馬する。ウスマン氏は1993年に民主的に選ばれた初の大統領となったが、96年のクーデターで失脚した。現職当時も率いた民主社会会議(CDS)を副党首に乗っ取られた格好になり、新興政党の支持を28日夜に取り付け、復活に望みをつないだ。

 大統領選は再選を目指すイスフ大統領に挑む候補者が乱立気味。2月21日の第1回投票で決まらない場合、3月20日に決選投票を行う。(2015/12/30-16:41)

694chibaQ@rossia`:2016/01/04(月) 00:23:51
http://www.sankei.com/world/news/160103/wor1601030038-n1.html
2016.1.3 23:42
メキシコ、就任翌日に女性市長殺害 犯罪撲滅に決意表明 麻薬組織の犯行か

武装集団に銃撃され死亡したメキシコ・テミスコ市のモタ市長(AP)
 メキシコ中部モレロス州テミスコ市で、1日に就任したばかりの女性のモタ市長(33)が2日、自宅で武装集団に銃撃され死亡した。麻薬密売組織などの犯罪集団の関与が疑われている。モタ氏は就任に当たり、犯罪撲滅に力を入れる決意を強調していたという。

 地元メディアなどによると、犯人グループは車で逃走したが、警察が追跡。容疑者2人を殺害し、未成年者を含む3人を拘束した。容疑者の一人は報酬50万ペソ(約350万円)を受け取ったと供述した。

 メキシコでは麻薬絡みの犯罪が深刻化。麻薬組織は政治家や警察官を賄賂で取り込む一方、襲撃や脅迫なども繰り返している。(共同)

695チバQ:2016/01/04(月) 16:24:01
http://www.sankei.com/world/news/160103/wor1601030034-n1.html
2016.1.3 20:36

リビア統一政府樹立、道険し 国家分裂状態 「イスラム国」の妨害も

親政府派の爆撃で上がる黒煙=12月27日、ベンガジ(ロイター)
 【カイロ=大内清】国家分裂状態にあるリビアが、統一政府樹立に向けて動き始めている。並立する2つの政府を構成する議員らが12月17日にモロッコで国連仲介による政権移行案に署名し、国連安全保障理事会も23日、これを後押しする決議を採択した。しかし、両政府には国連主導の統一政府に反発する者も多く、2011年のカダフィ政権崩壊後から続く内戦状態を早期終結に導けるかは不透明だ。

 政権移行案は、大統領権限を持つ評議会が、2年後をめどとする議会選まで国政を担うなどとする計画が柱。同案には、国際的な承認を受ける東部トブルク政府と、イスラム勢力を中心に首都を掌握する西部トリポリ政府の議員らの約4割がそれぞれ署名した。

 リビアでは11年の内戦でカダフィ政権が崩壊した後、政治面では、いったんイスラム勢力が議会の多数派を握った。しかし、その後、これに反発する世俗的な勢力がトブルクに新政府を樹立。両政府は、軍の一部や、カダフィ政権崩壊後に武装解除せず軍閥化した各地の民兵組織とも連携し抗争を繰り返している。

 こうした混乱を背景に、ここ数年のリビアは、欧州へ密航する不法移民の主な出発地の一つとなっているほか、14年以降はイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国(IS)」系勢力も台頭。エジプトなどの周辺国や欧米にとって大きな脅威となっている。

 そんな中で今回、統一政府樹立の動きが具体化し始めたことは、リビア安定化に向けた「最初の大きな一歩」(国連特使)と受け止められている。

 だが現実には、両政府の利害調整や、政権移行案に署名していない議員らの取り込み、各地の民兵組織の解体や軍への統合などの難問が山積しているのが実情だ。ISなどの過激派がテロを活発化させて移行プロセスを妨害する恐れも強く、当分は実質的な分裂状態が続く可能性が高いとみられる。

696チバQ:2016/01/04(月) 16:30:41
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160104-00000008-jij-m_est
アフリカ最長更新へ=大統領37年目、また出馬―赤道ギニア
時事通信 1月4日(月)6時19分配信

 「アフリカ最長の政権」(AFP通信)を率いる産油国・赤道ギニアのヌゲマ大統領(73)が、11月にも投票が見込まれる大統領選にまた出馬する。
 1979年8月のクーデターで権力を奪って以来、今年で37年目。2009年の前回選挙と同様、100%近い得票で再び7年の任期を手に入れ、最長記録更新を狙う。

697チバQ:2016/01/04(月) 23:54:40
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date4&k=2016010100120
カガメ大統領、3選出馬表明=ルワンダ

アフリカ中部ルワンダのカガメ大統領=2012年7月、ロンドン(AFP=時事)
 【キガリAFP=時事】アフリカ中部ルワンダのカガメ大統領は1日、新年の演説を行い「(年末の国民投票で)2017年以降も国を率いるよう求める国民の声を受け止めた。誰が国を率いるかは国民に帰する問題であり、事の重大性を考えると、引き受けざるを得ない」と3選出馬を表明した。次の大統領選は17年に行われる。(2016/01/01-17:10)

698とはずがたり:2016/01/08(金) 20:39:52
>経済が好調なドイツは、当面はEUのリーダーの役割を果たすだろうが、少子高齢化という時限爆弾を抱えている。現在、ドイツの人口はフランスやイギリスよりも多いが、2050年までに逆転する可能性がある。フランスとイギリスのほうが移民が多いからだ。
ドイツが移民に積極的なのもこれがあるからなのかもね。

【第6回】 2015年12月2日
マシュー・バロウズ,藤原朝子 [学習院女子大学]
15年後、イギリスはドイツを越えた欧州最大の経済国に返り咲く
http://diamond.jp/articles/-/82481

大統領の指針ともなる最高情報機関・米国国家会議(NIC)。CIA、国防総省、国土安全保障省――米国16の情報機関のデータを統括するNICトップ分析官が辞任後、初めて著した全米話題作『シフト 2035年、米国最高情報機関が予測する驚愕の未来』が11月19日に発売された。在任中には明かせなかった政治・経済・軍事・テクノロジーなど、多岐に渡る分析のなかから本連載では、そのエッセンスを紹介する。

第6回では、ヨーロッパの未来の勢力図を分析する。現在、圧倒的な経済力を誇るドイツだが、その先行きは決して明るくない。イギリス、ドイツ、ロシア……欧州の「大国」の未来とは。

イギリスの復活とドイツの凋落?

『グローバル・トレンド』で使った国力の評価基準「インターナショナル・フューチャーズ」によれば、ヨーロッパは相対的に衰退している。多くのヨーロッパ諸国では高齢化が進み、一部諸国では人口が減り、ヨーロッパ全体の成長は鈍化するだろう。


?経済が好調なドイツは、当面はEUのリーダーの役割を果たすだろうが、少子高齢化という時限爆弾を抱えている。現在、ドイツの人口はフランスやイギリスよりも多いが、2050年までに逆転する可能性がある。フランスとイギリスのほうが移民が多いからだ。

?最新のCEBRの予測では、イギリスは2030年までに西ヨーロッパ最大の経済大国になりそうだ。イギリスの人口動態がドイツよりも好ましいことがその一因となっている。

?人口の平均年齢が45歳を超える「ポスト熟年国」(多くはヨーロッパにある)は、十分な所得のない高齢者に適切な生活支援を行う一方で、それを支える若い世代の生活水準も維持する財源を確保しなければならない。

?賦課方式の年金制度と医療保険制度を、もっと財政基盤のしっかりした制度に移行させる動きはあるが、政治的に大きな反発に遭っている。こうした改革では、支給対象者と支給額が減り、勤労者の負担が増え、給付資格を得るために必要な就労期間は延びるからだ。

2030年、世界最大の人口減となるロシア

?ロシアは、2030年までに人口が10%減るだろう。この期間としては世界最大の減少だ。ロシアの場合、出生率が低いだけでなく、喫煙、麻薬、アルコールの過剰摂取、それにエイズや結核が広がり、50代の男性の死者が多いことが問題だ。

?それでもインターナショナル・フューチャーズに基づけば、ロシアは引き続き大国の地位を維持する可能性が高い。人口が急減するといっても、総数はドイツの1.5倍程度あるし、ヨーロッパの基準で見れば大国だ。

?ロシアが急激な衰退を回避して、大国の地位を維持するには、その潜在力を発揮する必要があるが、最近のニュースは心強いものではない。ロシア経済は21世紀初めに年7%の成長を見せたものの、共産主義体制の崩壊から真に立ち直ったことはなく、資源輸出頼みの構造がネックになっている。

?2008年の世界大不況はロシアに深刻な打撃を与えた。原油価格が急落したため、準備金を取り崩さなければ社会保障制度を維持できなくなった。最終的な生産量にもよるが、シェール革命はロシア経済に追い打ちを与えるだろう。

?ヨーロッパ諸国がロシア産ガスからアメリカのシェールガスに切り換えれば、ロシア最大の企業ガスプロムは値下げを強いられ、ロシア経済は一段と大きな打撃を受けるだろう。

?リベラルなガイダル経済政策研究所の見方では、ロシア政府はすでに深刻な財政危機に瀕している。年金などの社会保障支出が増えて、経済成長が頭打ちになれば、危機はさらに悪化するだろう。

?政府の専門家は、ロシア経済は2030年まで年平均2.5%の成長を維持すると見るが、これは世界経済の成長予測(3.4〜3.5%)を下回る。もっと高い成長を実現しなければ、未来の財政赤字は28兆ドルに達するとの見方もある。

?ロシア指導部は科学技術に投資したいようだ。しかし腐敗の蔓延や自由のなさといった問題から、ソ連時代のような世界的な科学技術分野を再建するのは難しいだろう。とはいえ、ロシアは広大な国土を世界の戦略的な位置に維持し、軍事力もまだかなり大きい。エネルギー以外の分野で多様な経済開発を進めれば、再び超大国の地位に返り咲く可能性はある。

699とはずがたり:2016/01/08(金) 20:47:24
シフト 2035年の未来
【第11回】 2015年12月22日
マシュー・バロウズ,藤原朝子 [学習院女子大学]
日本の衰退がアジアに混乱をもたらす
http://diamond.jp/articles/-/83509

大統領の指針ともなる最高情報機関・米国国家会議(NIC)。CIA、国防総省、国土安全保障省――米国16の情報機関のデータを統括するNICトップ分析官が辞任後、初めて著した全米話題作『シフト 2035年、米国最高情報機関が予測する驚愕の未来』が11月20日に発売された。日本でも発売早々に増刷が決定、反響を呼んでいる。本連載では、NIC在任中には明かせなかった政治・経済・軍事・テクノロジーなど多岐に渡る分析のなかから、そのエッセンスを紹介する。

第11回では、今後数十年にわたるアジアの地域秩序の行方がテーマだ。現在もなお、アジアは前世紀の戦争の歴史がもたらす対立から自由ではない。今まではアメリカが安全保障の要となってきたが、今後アジアはEUのような地域秩序を自らの手で築くことができるのだろうか。

中国の経済成長が止まったとき
アジアで紛争が起こる?

東アジアでは、急激な経済成長、劇的なパワーシフト、愛国主義の高まり、そして猛烈な軍備近代化(中国だけでなくインドもやっている)により、新興国と日本の間で緊張と競争が増している。

アジアでは第2次世界大戦の戦後処理が異例の形を取ったことと、それゆえに朝鮮半島と台湾海峡で対立が続いたため、歴史的な不満が徐々に拡大してきた。中国の勢力拡大に対する不安、地域全体における愛国主義的機運の高まり、そしてアメリカがアジアから撤退するのではないかという不安は、今後数十年にわたり東アジアの緊張の種になるだろう。

日中関係、日韓関係、中韓関係、中印関係、そして中越関係のこじれが示すように、アジアでは経済成長と相互依存が歴史的な不満を緩和する方向には働かなかった。このため東アジア諸国は、経済的には中国に、安全保障ではアメリカと中国以外の国々へと、二つの方向に引っ張られるだろう。

1995年以降、日本、韓国、オーストラリア、インドなどのアジアの大国は、通商面ではアメリカから離れて中国に接近する一方で、安全保障面ではアメリカとの関係を強化する「保険」戦略をとってきた。

このパターンは当面続くだろう。しかし中国で法治主義が拡大し、近代化された軍備の透明性が高まるなど政治の自由化が進めば、東アジア全体の安全保障上の懸念は縮小し、念のためアメリカに頼る必要性は低下する。

中国の経済成長が続き、イノベーションと内需主導型の経済に転換すれば、東アジアはますます世界の貿易と投資の中心になるだろう。これに対して、中国経済が深刻または長期的な危機に見舞われた場合、地域全体への影響力は低下し、地域が不安定するおそれがある。

「撤退するアメリカ」が アジアを紛争地にする

世界経済の中心がアジアにシフトするにつれて、インド洋と太平洋が21世紀の国際水路の要になる。そこで中国の外洋海軍が強化されれば、アメリカの海の覇権は薄れるだろう。だとすれば、公海に目を光らせ、航行の自由を守る海洋同盟を構築する大国はどこになるのか。

これから数十年間のアジアの秩序については、私は四つのシナリオがありうると思う。

700とはずがたり:2016/01/08(金) 20:47:42
>>699-700
(1)?現在と同じで、ルールに基づく協力と、アメリカと中国の静かな競争(ほとんどのアジア諸国はどちらにもつかず中間にいる)が続く。

……アメリカの優位を基礎とする同盟が安全保障秩序を維持し、中国の軍備増強、北朝鮮の核開発といった潜在的な問題の影響は薄れる。地域機構が成長し、経済統合はアジアだけでなく環太平洋ベースで進む。小規模な軍事的事故がエスカレートして、大衆の熱狂的な愛国主義に火がつけば、紛争に発展するおそれがある。

(2)?激しい勢力争いを伴う勢力均衡秩序が形成される。ダイナミックなパワーシフトと、アメリカの役割縮小が勢力争いを激化させる。

……アメリカが孤立主義を取るか、経済的に衰退して、東アジア諸国は、もはやアメリカは東アジアの安全保障維持に関心がないと考えるようになる。こうした地域秩序は「いがみ合いには絶好の環境だ」。アメリカの不在を補うために、核開発または核獲得に乗り出す国も出てくる。これは最悪のシナリオであり、東アジアは現在の中東よりも大規模な地域紛争に向かうだろう。東アジア諸国は中東諸国よりも経済的・技術的に豊かだから戦争はより壮絶なものになる。

日本の衰退と、中国による「アジア共同体」の形成

(3)? ヨーロッパのように、民主的に平和を維持する地域秩序が構築される。ただしこれは中国の政治的自由化が前提条件となる。

……この東アジア共同体ともいうべき地域秩序は、小国の自治を尊重する。多元的で平和を愛する東アジア共同体は、安全保障の要としてアメリカの助けを必要とする。現在、強い中国への不安が高まっていることを考えると、これは最も現実味の乏しいシナリオだ。

(4)?中国が頂点に立つ中国中心の地域秩序が構築される。1990年代以降、アジアは開放的な環太平洋地域機構の構築を目指してきたが、これはあくまでアジアのなかにこもる閉鎖的な地域機構になる。

……このシナリオは、中国が好戦的な姿勢を改め、近隣諸国と次々に2国間関係を築くことが前提になる。

インドが台頭するか、日本の相対的衰退が止まらなければ、中国中心の秩序が生まれる可能性は高まる。アジアの中核的パートナー諸国に中国に対抗する能力や意志がなければ、アメリカが関与しなければならないかもしれない。それは中国との直接対決の危険性をはらんでいる。

アメリカがアジアにコミットするかどうかは不透明だが、それを別にすれば、アジアにとって最大の不確定要因は、中国自身の弱点がどのように発展するかだ。たとえ中所得国の罠にはまり、先進国経済に脱皮できなかったとしても、中国はアジアでトップクラスの国であり続けるだろう。

しかしその影響力は低下する。そうなれば中国指導部は、大衆の目を国内の問題からそらすために対外的に攻撃的な姿勢を強めるおそれがある。中国が近隣国かアメリカと戦って敗れた場合も、中国政府は面目を失うことになる。他方、勝利すれば、中国中心秩序が構築される可能性が高まるだろう。

マシュー・バロウズ(Mathew Burrows)
米国の最高情報機関であるNIC(国家情報会議)の元分析・報告部部長。直近の2号である『グローバルトレンド』(2025/2030)で主筆を担当。ウェズリアン大学(学士号)とケンブリッジ大学(博士号)で歴史学を学ぶ。1986年にCIA入局。2003年にNICに加わる。28年に渡って国家情報アナリストとして活躍。リチャード・ホルブルック国連大使の情報顧問を務めたこともある。2013年に辞任し、現在は「アトランティック・カウンシル」戦略フォーサイト・イニシアチブ部長を務める。ワシントン在住。

701とはずがたり:2016/01/08(金) 20:53:04

シフト 2035年の未来
【第2回】 2015年11月20日 著者・コラム紹介バックナンバー マシュー・バロウズ,藤原朝子 [学習院女子大学]民主主義の徹底は世界を混沌に陥れるのか
http://diamond.jp/articles/-/82014

第2回のテーマは「個人」のエンパワメントだ。世界中の誰もがしかるべき権利を与えられ、自分の能力を最大限に発揮できるようになることは「民主主義」の夢といえるはずだ。しかし、それが現実化しつつある21世紀への評価は実際に分かれている。

民主主義という「悪夢」?

個人のエンパワメント(自ら物事を決定し、その力を活用すること)は最高にすばらしいことだと、私は信じている。当然だろう。人種や国籍や性別と関係なく、誰もが自分の潜在能力をフルに発揮するチャンスを得るのだから。それは民主主義の夢ではなかったか。私たちの親や祖父母やもっと上の世代が、手に入れようと奮闘してきたものではなかったか。それを喜ぶべきでない理由などあるはずがない。

誰もが個人のエンパワメントを歓迎しているわけではないと、私が初めて知ったのは、『グローバル・トレンド』を執筆するために、世界各地を訪問していたときだ。


ケニアの会議出席者はこう語った。「個人のエンパワメントは大きな危険をはらんでいる。民族ごとの集まりが政治的に利用されて、紛争の種になるおそれもある。アンチ市場、アンチ社会保障、アンチ政府を唱える大衆迎合主義が高まっている」。さらにこの人物は最大の懸念を口にした。「ケニアが20?30年後も統一国家でいられるという確信が私にはない」。個人のエンパワメントによって国の一体性が失われつつあるからだ。

ブラジルでは、閣僚経験のある政治家が、個人のエンパワメントをあざ笑った。「アイデンティティ政治(社会的に不公平に扱われている集団が承認を得るために行う政治運動)は分裂をもたらすだけで、価値観の収斂にはつながらない。アイデンティティ政治は、他人との共通点ではなく、違いを強調するからだ」。さらに彼は言った。「私に言わせれば、この世界はホッブズ的であって、カント的ではない」

トマス・ホッブズは17世紀のイギリスの哲学者で、国家のあり方を論じた政治哲学書『リバイアサン』で、対立や内戦を防ぐには強力な中央政府が必要だと主張した。他方、イマヌエル・カントはホッブズの100年後に活躍したドイツの哲学者で、人間は外的権威から解放されて自律的に考えなくてはいけないと唱えた。

カントはフランス革命とアメリカ独立戦争、そしてイギリスに対して自治拡大を求めるアイルランドの闘争を熱狂的に支持した。ただしカントは、非常に規則正しい生活を送ったことで知られ、フランス革命の火蓋を切ったパリのバスティーユ監獄襲撃の知らせを聞いたときも、日課の散歩を短く切り上げただけだったとされる。カントは著書『永遠平和のために』で、国家が法に基づき統治されているかぎり、戦争に疲弊したヨーロッパにも平和を築くことができると主張した。

中間層による「革命」

大学時代の哲学の授業が、未来を考えるときこれほど役に立つとは思わなかったが、『グローバル・トレンド』を書く過程で私は何度も政治哲学に立ち戻ることになった。未来は楽観的なのか、悲観的なのか。個人のエンパワメントは国に何をもたらすのか。世界は多くの血が流された17世紀や18世紀のヨーロッパのような、新しいカオスの時代に突入しつつあるのか。

現在の技術革命は、過去の技術革命に乗り遅れた人々が飛躍的な発展を遂げる助けにもなっている。アフリカでは2002年以降、携帯電話の契約数が毎年倍増しており、最近ではインターネットを使えるスマートフォンも増えている。現在使われている携帯端末の数は、アメリカの2倍だ。アフリカにおける携帯電話の急速な普及は、モバイル技術が有線インフラの欠如を補い、コミュニケーションとコネクティビティを高める格好の例だろう。モバイルバンキングなど一部の技術分野で、途上国のほうが普及が進んでいる理由の一つは、もともと実店舗が少ないため、モバイルツールのニーズが高いことがある。

個人のエンパワメントは複雑なプロセスであり、最終的にはプラスとマイナス両方の影響があるだろう。プラスがマイナスを上回ることを祈りたいが、短?中期的には(15?16世紀と同じように)、新しいテクノロジーによって力を得た中間層の台頭が、破壊的な結果をもたらすおそれがある。

702とはずがたり:2016/01/08(金) 20:58:55
最早アメリカには経済的余裕が無いからな。。

撤退するアメリカと「無秩序」の世紀
【第2回】 2015年4月27日 著者・コラム紹介バックナンバー ブレット・スティーブンズ [WSJ外交問題コラムニスト・論説欄副編集長],藤原朝子 [学習院女子大学]
戦後70年、自由民主主義の終焉は近い
日米安保は尖閣諸島で守られるのか?
http://diamond.jp/articles/-/70619

オバマが「われわれは世界の警察官であるべきではない」と語り、アメリカ人の半数が「よその国のことには口出しするべきではない」と考え始めている。撤退するアメリカがもたらしたクリミア、尖閣諸島をはじめとする世界的混乱を『撤退するアメリカと「無秩序」の世紀』の著者でもある、ピューリッツァー賞受賞・WSJコラムニストが分析する。

「自由民主主義」がもたらす平和とは
ただの幻想だったのか

?サミュエル・ハンチントンは一九九〇年代初め、「アメリカ・モデルが強さと成功を体現しなくなり、勝利モデルとみなされなくなったなら、何が起きるのか」と問いかけた。長引く戦争、財政の悪化、政治の麻痺という泥沼にはまったアメリカは、世界の国にとって必ずしも最高の手本ではないようだ。


?イランのマフムード・アハマディネジャド大統領は二〇〇六年、ジョージ・W・ブッシュ大統領に宛てた書簡で、「物事の本質が見える人間には、すでに自由民主主義体制のイデオロギーと思想が破綻して崩壊する音が聞こえる」と書いた。「世界じゅうで人々は最大の中心すなわち全能の神に向かいつつある」。

?アメリカが金融危機のまっただなかにあった二〇〇八年、旧ソ連の諜報機関KGBの元工作員イーゴリ・パナーリンが、アメリカは二〇一〇年までに六つの国に分裂すると予測していたことが明らかになった。その場合、「ロシアがアラスカの領有権を主張するのはまっとうなことだろう」と、パナーリンはさらりと述べている。

?アメリカ議会の予算審議がまとまらず、連邦政府が一部閉鎖された二〇一三年九月には、中国の国営メディアが、「脱アメリカの世界構築を検討すべきときがきたのかもしれない」と指摘して、大きな議論を巻き起こした。

?一九二〇〜三〇年代も同じことがあった。「西欧列強は、自らの勝利が自らのイメージする時代の到来をもたらすことを願っていた」と、歴史家のノーマン・デービスは書いている。

?デービスによると、一九一四年のヨーロッパには一九の王国と三つの共和国があった。それが一九一九年までに王国は一四、共和国は一六になっていた。しかし民主主義は根づかなかった。「毎年のように、どこかの国で民主的な憲法が独裁者によって踏みにじられた。理由は一つではないが、西欧列強に自らのつくり上げた体制を防衛する能力がなかったことは確かだ」

クリミア、イスラム国……撤退するアメリカが生んだ世界的無秩序

?現代も同じように、政治及び市民の自由が八年連続で縮小していると、アメリカのNGOフリーダムハウスは報告している。

「自由はクーデターや内戦によって損なわれているが、……同様に重要な現象は、いわゆる現代版権威主義の実践者たちが、些細だが究極的には効果的なテクニックを駆使していることだ。この手の指導者たちは、反対派を潰すのではなく機能しないように陥れ、規律や正当性や豊かさをうわべだけ維持して、法の支配を愚弄することに全力を注いでいる」。

703とはずがたり:2016/01/08(金) 20:59:14
>>702-703

?これはロシアのウラジーミル・プーチン大統領、イランのハッサン・ロウハニ大統領、中国の習近平国家主席、トルコのレジェップ・タイップ・エルドアン大統領、ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領、エクアドルのラファエル・コレア大統領、そしてハンガリーのビクトル・オルバン首相に当てはまる。

?プーチンは二〇〇五年に、ソ連崩壊は二〇世紀で「最大の地政学的悲劇」だったと語った。
?プーチンの外交政策は、旧ソ連全体とはいわずとも、少なくとも昔の影響圏を再建するために一貫したアプローチを取ってきた。たとえば北京夏季五輪の真っ最中にグルジアに侵攻し、ソチ冬季五輪の直後にウクライナ領クリミア半島を制圧した。

?ウクライナ東部では選挙結果を改ざんして偽情報を流し、覆面ロシア兵を派遣して親ロ派の分離独立運動を支援し、特殊部隊を展開した。キルギスタン政府には賄賂を渡し、旧ソ連諸国には真冬にパイプラインをストップし、ロンドンでロシア人ジャーナリストを殺し、エストニアにサイバー攻撃を仕掛けた。

?その一方でプーチンは、ソ連時代の真髄ともいえるものを多数復活させた。形だけの民主主義、プロパガンダ化したマスコミ、政敵の見せしめ裁判、犯罪目的での国家権力の乱用、そして旧エリート層ノーメンクラツーラの復活だ。

?イランも状況は同じだ。アメリカがイラクとアフガニスタンからの撤退を進めるなか、イランはイラクとアフガニスタン西部を影響圏に入れる意欲をあからさまにしてきた。さらにイランは、子分的な存在であるシリア政府のために戦う意志も隠そうとしない。

?レバノンのイスラム原理主義組織ヒズボラや、パレスチナ自治区ガザを実効支配するハマスにも堂々と武器を供給してきたし、シーア派が多数を占めるバーレーンに対してイランの歴史的領有権を主張し始めた。こうした行動の一部は、伝統的なペルシャ・ナショナリズムに由来するが、より大きな影響を与えているのはイスラム復興運動だ。

尖閣諸島を虎視眈々とねらう中国と弱腰のアメリカ

?中国でも同じことが起きている。鄧小平は一九八四年、中国政府はイギリスからの返還後も五〇年間は香港の自由を尊重し、台湾との再統一が「一〇〇年以内に実現しなくても、一〇〇〇年以内には実現する」と誓った。

?しかし鄧の戦略的忍耐ドクトリンとも呼ぶべきものは、一九九七年の鄧の死とともに死んだ。その後継者である胡錦濤は、二〇一一年一二月の中央軍事委員会で、中国海軍は「変革と近代化を断固として加速させ、戦闘への備えを拡大させるべきだ」と語った。

?誰に対しての戦闘か。それは「みんな」のようだ。それから一年のうちに中国は初の空母を就航させ、ベトナム、フィリピン、インドネシア、日本にケンカをふっかけた。オバマ政権は二〇一二年九月、中国が領有権を主張する尖閣諸島が攻撃された場合、アメリカは日米安全保障条約に基づき日本を防衛するとの立場を明らかにした。

?その翌年の一二月、中国海軍の艦艇が南シナ海でアメリカ海軍の巡洋艦カウペンス(一〇億ドルのイージス艦だ)の前方にまわり込み、あやうく衝突しそうになった。

?同時に中国は、アフリカ、中南米、東南アジアの従順そうな資源国に低金利融資や開発援助をちらつかせて接近するグローバル戦略を進めた。ベネズエラだけでも、二〇〇八年以降三六〇億ドルが中国から流れ込んだ。おかげで、とうの昔に財政破綻していたはずのベネズエラ政府は、莫大な対外債務を返済することができた。

?イラン、ロシア、中国の政策当局者たちは、アメリカはアメリカ本土が攻撃されたのでない限り武力行使には踏み切らないと見越して、ますます大胆な行動に出ている。

?イランやロシアや中国の行動がどこまで大胆になれば、アメリカ大統領は重い腰を上げるのか。修正主義の国々は、どうすれば国際的な規範を尊重することを学ぶのか。アメリカは説得と道徳的な模範を示すだけで、世界秩序を強制できるのか。アメリカの武力行使に対する消極的な姿勢は、どこまでいくと敵の攻撃を促すことになるのか。

?そしておそらく最も重要なことは、アメリカの消極性はどの時点で同盟国の戦略を変え始めるのか。

704とはずがたり:2016/01/08(金) 21:00:41
2015年 12月 24日 14:51 JST
コラム:大国意識強める中国、西側に近づく立ち振る舞い
http://jp.reuters.com/article/column-china-idJPKBN0U70A220151224?sp=true

[23日 ロイター] - 中国政府は先に浙江省烏鎮で開かれた「世界インターネット大会」で参加者に良いイメージを残そうと心を砕いた。宿泊施設は豪華で、大量のスタッフが投入され、参加者ごとに無料で中国製スマートフォンが配られた。しかもこのスマホにはフェイスブックとツィッターを開くソフトが入っていた(ただし両サイトとも中国国内ではアクセスが禁止されている)。

中国は自らが国際的な課題に精通したリーダーで、尊敬に値する国だということを示そうと努力を続けており、烏鎮での取り組みはいずれもその一環だ。

中国は国境を越えた諸問題に取り組む新しい枠組みである「グローバルガバナンス」でより中心的な役割を担いたい意向だ。このところ経済面はぎくしゃくしているが、大国だと意識し、そのように行動し始めている。

過去10年間、米国の政策当局者は中国に積極的に働きかけ、世界の「運営理事会」に加わるよう促してきた。暗黙のうちに期待したのは、中国がそうした寛容なシグナルを受けて、欧米の確立した国際的規範をそのまま受け入れることだった。

これは虫のいい考えだ。中国はその新たな力にふさわしく、世界のガバナンスを自らの必要に合った形に変えようとするだろう。米政府がインターネット上の自由やサイバーセキュリティーなどあらゆる課題をめぐり中国政府と話し合いを続けるべき理由はそこにある。

烏鎮の世界インターネット大会に楽観的な見通しが入り込む余地はあまりなかった。習近平国家主席は、インターネットの自由には必ず秩序が伴うと明言し、海外の政府や企業はネットワークにおける中国の主権を尊重すべきだと述べた。つまり習政権が大幅に強化しているネットの検閲を緩めるつもりはないということだ。

習国家主席は、中国はインターネットを使った商業的なスパイ行為などあらゆるサイバー犯罪に反対すると強調したが、最近の中国による米企業のハッキングは目に余る。米中は密かにこの問題で話し合いを行っているが、進展は乏しい。

米政府はこうした問題で中国の主張を唯々諾々と受け入れるべきではない。密度の濃い、秘密裏の政府間交渉を通じて意見の相違に対処する必要がある。米政府は見解の相違を直視する一方で、中国が今回の世界インターネット大会でみせたような国際的な枠組みに加わろうとする意欲を温かく迎えるべきだ。

705とはずがたり:2016/01/08(金) 21:00:53
>>704-705
中国がこのところ取り組みを強めている国際的な課題はインターネットガバナンスだけではない。中国政府は最近、数十年にわたる沈黙を破り、国連安全保理で方針を大きく転換。分担金を約3倍に引き上げ、国連平和維持活動(PKO)への協力も強化した。中国の軍事活動には米政府にとって不快な部分があるとはいえ、こうした動きの方向性自体は正しい。

中国は気候変動問題でも前向きな姿勢を示している。昨年12月には米国と歴史的な合意を結び、これが先の温暖化対策の新しい枠組み「パリ協定」採択につながった。

世界インターネット大会からは中国がインターネットガバナンスの分野でも同じような狙いを持っていることが読み取れる。西側諸国は慎重ながらもこうした姿勢を歓迎すべきだ。

米政府は中国の国内での検閲、米国の政府や企業を標的としたハッキングには強力に異を唱え続けるだろう。

しかしネット分野には期待もある。中国とロシアはこの数年、米国が主導する「マルチステークホルダー方式(企業、非営利組織、個人、政府などの声を集約するガバナンス)に反対してきた。また両国はネットワークを分断し、情報伝達を難しくする意向をちらつかせてもいた。

ところが先の世界インターネット大会で習国家主席は、インターネットガバナンスには政府や国際機関、ネット企業、技術関連企業、非政府機関、個人など複数の当事者が参加すべきだと述べ、この問題で従来よりも大幅に西側に歩み寄った。

もちろん水面下ではなお意見に大きな隔たりがある。ただ、中国が企業や非政府組織などがインターネットガバナンスで役割を担うべきだと認めたことは、その立ち位置が徐々に西側に近づいていることを示している。

外交政策アナリストやジャーナリストの多くは、中国政府が世界インターネット大会で示した提案に懐疑的だった。西側の政府高官が出席しなかったことを嬉々として指摘する声もある。しかしパキスタン、ロシア、中央アジア諸国など中国の隣国の高官は参加しており、こうした批判は近視眼的だ。

もちろん米政府は、中国が手を加えずに今の世界に対する見方を受け入れると想定すべきではない。とはいえ、中国など新興勢力については、たとえ主張がぶつかることが多々あるとしても、大きな枠組みの外へ追いやるのではなく、その中に留め置く方が望ましい。

*筆者は2005─07年に米国務省でパキスタン、アフガニスタン、インド政策を担当。

706チバQ:2016/01/12(火) 23:39:07
993 :チバQ :2016/01/12(火) 23:36:00
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&k=2016011200139
ケイコ・フジモリ氏が出馬=4月のペルー大統領選

 【サンパウロ時事】南米ペルーのアルベルト・フジモリ元大統領の長女ケイコ・フジモリ氏(40)は10日、4月10日に行われる大統領選挙への立候補を選管当局に届け出た。地元メディアが11日、報じた。
 最大議席を占める野党フエルサ・ポプラルから出馬したケイコ氏は、世論調査で30%前後の支持を得て首位を独走。外国からの投資誘致を加速して経済成長につなげるほか、国民の関心が高い治安の改善を公約に掲げている。
 ケイコ氏は2011年の大統領選に出馬したが、決選投票の末、ウマラ現大統領に敗れた。(2016/01/12-08:41)

707チバQ:2016/01/12(火) 23:42:46
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date3&k=2016011000044
大統領選に15人出馬=ニジェール


 【ニアメーAFP=時事】アフリカ中西部ニジェールで2月21日に行われる大統領選で、同国内務省は9日、憲法裁判所が候補者15人を承認したことを明らかにした。
 承認された候補は、再選を目指す現職のイスフ大統領のほか、野党指導者のウマル元首相、ウスマン元大統領ら。人身売買に関与したとして昨年11月に逮捕され、収監中の野党有力者アマドゥ元首相も立候補を認められた。
 2月の選挙で当選者が決まらなかった場合、3月20日に決選投票が行われる。(2016/01/10-12:12)

708チバQ:2016/01/17(日) 14:19:38
http://www.sankei.com/world/news/160116/wor1601160050-n1.html
2016.1.16 15:41

「われわれは深刻な財政危機にある」 カーニバルのパレード中止相次ぐ ブラジル
ブラジル・リオデジャネイロのカーニバルのパレード=2015年2月(共同)
 ブラジル各地で2月上旬に予定されていたカーニバルのパレードが中止に追い込まれている。景気低迷による自治体の財政困難が原因。リオデジャネイロなどの大規模なカーニバルは通常通りだが、地方の小都市が影響を受けている。

 ブラジル経済は昨年、6年ぶりのマイナス成長に陥ったとみられ、リオで五輪が開催される今年もマイナス成長が確実視される。不況の影響はブラジル人にとって最大のイベントとされるカーニバルにも及んでいる。

 地元メディアなどによると、サンパウロ州カンピナス市はパレード会場の設営費や警備費用などの経費130万レアル(約3800万円)を支出しないことを決定。市長は「このようなお知らせをするのは心が痛む。しかし、われわれは深刻な財政危機にあり、保健分野の方が優先事項だ」と話した。(共同)

709チバQ:2016/01/17(日) 22:51:40
http://www.afpbb.com/articles/-/3073399
ベネズエラ、経済緊急事態を宣言 大統領「危機的状況」
2016年01月16日 13:50 発信地:カラカス/ベネズエラ
【1月16日 AFP】昨年12月の国会議員選挙で野党が過半数を獲得した南米ベネズエラで15日、ニコラス・マドゥロ(Nicolas Maduro)大統領が2か月間の「経済緊急事態」を宣言した。

 内閣改造で就任したルイス・サラス(Luis Salas)新経済相が発表した宣言全文によれば、政府に民間企業への介入や為替管理を可能とする一時的な特別権限を与える内容となっている。

 宣言から数時間後、マドゥロ大統領は自らが率いる反米左派政権からの政権奪取を掲げる中道右派・野党連合が過半数を占めることになった選挙後初の議会で年次教書演説を行い、産油国ベネズエラの経済が「危機的状況」にあることを認めた。

 ベネズエラは世界有数の石油埋蔵量を誇るが、昨年は原油相場の大幅な下落で収入が大幅に減少。同国の中央銀行が15日、公式な数字として発表した昨年1〜9月のインフレ率は108.7%に達している。また同時期に経済は4.5%縮小した。さらにエコノミストの間では、実際のインフレ率がこの2倍に達しているとの見方もある。

 食料品や飲料の価格が55%以上急騰し、食用油やトイレットペーパーといった日用品が不足する状況の中、野党はベネズエラを経済危機から救おうとして攻勢を強めている。(c)AFP

710チバQ:2016/01/25(月) 23:18:47
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-160125X601.html
アボット前首相、引退拒否=総選挙出馬へ―豪

08:35時事通信

 【シドニー時事】オーストラリアのアボット前首相は24日、年内に行われる次期総選挙について「下院選に出馬する」と現役続行を宣言、引退を拒否した。豪首相は退任後、政界から身を引くケースが多い。アボット氏は昨年、党内抗争に敗れ引き降ろされたばかり。去就が注目されていた。

 昨年9月、与党・自由党内の「宮廷クーデター」で党首選を仕掛けられ、現首相のターンブル氏に敗れたアボット氏は、任期半ばで無念の降板となった。ただ、党内には、リベラル派のターンブル氏への不満がくすぶる。強硬なテロ対策や同性婚反対を訴えたアボット氏支持の右派は巻き返しを狙う。今回の現役続行宣言には「党の安定を損なう火種になる」と懸念する声がある。

711名無しさん:2016/01/26(火) 06:54:00
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160125/k10010385461000.html
外相 国連安保理改革へ省を挙げて取り組みを
1月25日 21時12分

岸田外務大臣は、外務省の幹部を集めた会合で、ことし9月までに日本の常任理事国入りを含む国連安全保障理事会の改革を巡る議論が具体的な成果につながるように、外務省を挙げて戦略的に取り組むよう指示しました。
外務省は、日本が今月から国連安全保障理事会の非常任理事国を務めていることを踏まえ、日本の常任理事国入りを含む安保理改革の実現に向けた方策を検討するため、外務省の幹部からなる「戦略本部」を立ち上げ、25日、初会合を開きました。
この中で、岸田外務大臣は「安保理を21世紀にふさわしい形に改革し、日本が常任理事国入りを果たすことは、わが国にとって積年の課題だ」と述べました。そして岸田大臣は、来月から国連で安保理改革の交渉が始まることを念頭に、「今の国連総会の期間であることし9月までが大変重要であり、安保理改革を行ううえでも大きなチャンスだ。外務省を挙げて戦略的な取り組みを進めてほしい」と指示しました。
政府は今後、日本と同様に安保理の常任理事国入りを目指すドイツ、インド、ブラジルの4か国で連携し、ほかの国連加盟国にも働きかけを強めていく方針です。

712チバQ:2016/01/26(火) 23:09:50
http://www.sankei.com/world/news/160126/wor1601260019-n1.html
2016.1.26 09:38

リビア統一政府案を否決 国連仲介、不調に

反応

反応


 国家分裂状態のリビア情勢打開に向け、国連の仲介で提案された統一政府の閣僚名簿が25日、北東部トブルクの暫定議会で審議され、反対多数で否決された。地元メディアが議員の話として報じた。

 リベラル勢力とイスラム勢力によるリビアの内紛は、解決の見通しが遠のいたもようだ。

 コブラー国連事務総長特使の仲介により、両勢力は32人の閣僚名簿に合意。議会承認を経て統一政府の樹立を目指す期待が高まっていた。(共同)

713チバQ:2016/01/28(木) 20:31:24
http://www.sankei.com/world/news/160128/wor1601280029-n1.html
2016.1.28 10:08

中央アフリカ大統領選延期 議会選は再選挙へ

反応

反応


 フランス公共ラジオによると、中央アフリカの選挙管理当局は27日、これまで31日に予定していた大統領選の決選投票を延期すると明らかにした。準備に問題があり、新たな日程は決まっていないという。

 また、憲法裁判所は27日までに、昨年12月に大統領選の第1回投票と同時に実施された議会選について、不正があったとして無効とし再選挙を命じた。

 キリスト教徒とイスラム教徒の対立が続き、選挙が混乱の収束に不可欠とされている。大統領選ではいずれも元首相のドロゲル氏とトゥアデラ氏が決選投票に進んだ。(共同)

714チバQ:2016/02/07(日) 17:34:45
http://www.sankei.com/world/news/160206/wor1602060014-n1.html
2016.2.6 08:30

リオのカーニバル開幕 10日間で102万人の人出見込む ジカ熱の不安、発砲事件で死傷者も

 【ロサンゼルス=中村将】五輪開催を半年後に控えた南米ブラジル・リオデジャネイロで5日、恒例の真夏の祭典、リオのカーニバルが始まった。地元メディアなどが報じた。

 同国では、「小頭症」との関係が指摘される、蚊が媒介する感染症「ジカ熱」が大流行。パエス市長はカーニバルの開会式で「われわれは蚊の存在を忘れてはいけない。ジカという病気を運んでいるのだから」と注意を促した。

 一方、カーニバルのパレード会場で1月30日、発砲事件が発生。死者が出たほか、流れ弾があたった数人がけがをしており、警察当局は、五輪前の治安対策を強化する。市当局は、10日間で102万6千人の人出を見込んでいる。

715チバQ:2016/02/07(日) 23:59:15
http://www.afpbb.com/articles/-/3076046
酔った議員のけんか頻発、議場に飲酒検査導入、ブラジル
2016年02月07日 13:00 発信地:リオデジャネイロ/ブラジル
【2月7日 AFP】ブラジル北東部パライバ(Paraiba)州ピアンコ(Pianco)の市長が、酒に酔った議員らのけんかが市議会で頻発していることを受け、議場に入る際の飲酒検査を議員に課した。メディアが6日、報じた。

 同議会は、必ずけんか騒ぎとなることから、地元では「犬のおり」として悪名高いという。

 ペドロ・アウレリアーノ・ダ・シルバ(Pedro Aureliano da Silva)市長が昨年末に呼気アルコール検査装置を導入して以来、議会はかなり静かになったという。同市長は、「こうした手段を用いていなければ、市議会を閉鎖しなければならなかっただろう」と述べた。(c)AFP

716チバQ:2016/02/08(月) 20:40:19
http://www.sankei.com/world/news/160208/wor1602080029-n1.html
2016.2.8 13:04

ハイチ、大統領不在に 暫定政府発足で合意

反応

反応


退任したハイチのマーテリー大統領=7日、ポルトオープランス(ロイター)
退任したハイチのマーテリー大統領=7日、ポルトオープランス(ロイター)
 カリブ海のハイチで7日、マルテリー大統領が任期満了を迎え退任した。内政の混乱や治安の悪化で昨年予定されていた大統領選は開かれておらず、大統領不在となった。AP通信などが報じた。

 大統領と議会は6日、暫定政府を11日までに立ち上げることで合意。それまではポール首相が国事を運営する。大統領選を4月24日に行い、正式な大統領就任は5月14日の予定だという。

 ハイチでは2004年にも政変で暫定政権が発足している。(共同)

717チバQ:2016/02/12(金) 20:02:22
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-160211X354.html
新首相にサルウェイ氏=バヌアツで解散総選挙

02月11日 16:23時事通信

 【シドニー時事】南太平洋の島国バヌアツで1月下旬に解散総選挙が行われ、過半数の議席を獲得した新党「変化への再統一運動」(RMC)を率いるシャーロット・サルウェイ氏が11日、新首相に選出された。現地メディアが報じた。

 バヌアツでは昨年、国会議員52人のうち14人が逮捕される贈収賄事件が発生した。逮捕された議員の1人、ピピテ国会議長(当時)はロンズデール大統領の外遊中、大統領代行の権限で自身を含む14人を恩赦。ロンズデール大統領は「不当行為だ」と憤り、恩赦を撤回した上で、議会解散に踏み切った。

718チバQ:2016/02/15(月) 22:09:53
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20160214-00000030-jnn-int
邦人女性殺害めぐる発言で批判、地元市長が辞任表明
TBS系(JNN) 2月14日(日)21時12分配信
 カリブ海のトリニダード・トバゴを訪れていた日本人女性が殺害された事件で、被害者に非があるとも受け取れる発言をして批判を浴びていた地元市長が、辞任を表明しました。

 この事件は、トリニダード・トバゴの首都ポートオブスペインの公園で横浜市の長木谷麻美さん(30)が殺害されているのが見つかったもので、地元警察は顔見知りの単独犯による犯行とみて捜査をしています。

 事件後、地元のレイモンド・ティム・キー市長が、「カーニバル期間中、女性は犯罪に巻き込まれないように自ら安全を確保する責任がある」などと被害者にも非があるかのように受け取れる発言をし、長木谷さんの知人や地元の人権団体などが辞任を求める抗議デモを行いました。

 地元紙などによりますと、当初、市長は、抗議を受けて謝罪はしたものの、「発言が誤解された」などと弁明。しかし、現地13日になって、一転、週明けに議会を招集し、辞表を提出すると表明しました。市長は、「私の発言が招いた結果を心から残念に思います。私の発言によって影響を受けている全ての人々におわび申し上げます」などとコメントしています。

 地元警察は、引き続き、長木谷さんの知人らから事情を聴くなどして、事件の全容解明を進めています。(14日13:09)

719チバQ:2016/02/17(水) 21:38:40
http://www.travelzoo.com/jp/domestic-tour-kanto-area/-20-500-%E5%8D%8A%E9%A1%8D%E4%BB%A5%E4%B8%8B-%E5%BA%83%E5%B3%B6or%E5%B2%A1%E5%B1%B12%E6%97%A5%E9%96%93-%E5%BE%80%E5%BE%A9%E3%81%AE%E3%81%9E%E3%81%BF-%E9%81%B8%E3%81%B9%E3%82%8B%E3%83%9B%E3%83%86%E3%83%AB-%E5%9C%9F%E6%9B%9C%E5%90%8C%E9%A1%8D-2205735/?utm_source=top20_jp&utm_medium=email&utm_content=2205735&utm_campaign=jp_top20_2016_7_deal%3a2205735
停電で真っ暗、食料や薬も払底、インフレ率「世界一」ベネズエラ 経済危機が反米政権を直撃

21:14産経新聞

停電で真っ暗、食料や薬も払底、インフレ率「世界一」ベネズエラ 経済危機が反米政権を直撃
(産経新聞)
 【ロサンゼルス=中村将】南米ベネズエラの経済危機が深刻化している。輸出の大半を原油に依存してきたが、原油価格の下落で外貨収入は大幅に減った。経済はリセッション(景気後退)に陥り、食料や医療品が不足するなど市民生活を直撃している。マドゥロ大統領は経済担当の副大統領を交代させる方針を固め難局をしのぎたいところだが、先行きは見通せない。

 米紙ウォールストリート・ジャーナルによると、首都カラカスでは停電が慢性化し、ショッピングセンターやスーパーは真っ暗だという。電気の使用時間が政府によって制限されているためだ。

 停電は日常生活だけでなく、病院や医療施設の運営にも支障をきたす。医療品や人工呼吸器の不足が追い打ちをかけ、同国西部の病院では乳児6人が死亡したニュースが報じられた。

 スーパーでは食料品が不足しており、市民が闇市で食料や飲料を調達する光景も目立つが、価格が高騰しているため、なかなか手が出せないでいる。

 議会の過半数を占める野党は、政府による価格統制が背景にあると主張し、今月11日、食料危機を宣言。政権の責任を追及する構えをみせている。これに対し、マドゥロ氏は経済担当副大統領を交代させることで、状況の悪化に歯止めをかけようとしている。ロイター通信によると、マドゥロ氏はサラス副大統領に代えて、財界との関係が深い穏健派を起用する方針。

 ウォールストリート・ジャーナルが国際通貨基金(IMF)のデータを引用して報じたところによると、今年の同国のインフレ率は世界で一番高い700%に達する見通し。2015年の経済成長はマイナス10%だったが、今年はさらにマイナス8%となる可能性が指摘されており、このままでは市民生活はさらに悪化すると予想される。

 マドゥロ氏やその周辺からは「米国を中心とする敵対勢力が経済戦争を仕掛けている」「民間企業が政権の不安定化を狙っている」といった声が聞かれるが、経済悪化の影響は、政権与党が大敗した昨年12月の総選挙にもはっきりと表れていた。食料をはじめとする物資不足が、反米左派政権の勢力衰退に拍車をかける情勢になってきた。

 石油輸出国機構(OPEC)加盟国のベネズエラは協調減産を訴えているが、各国の温度差もあり実現へのハードルは高い状況だ。

720チバQ:2016/02/18(木) 22:42:10
http://www.asahi.com/articles/ASJ223DR5J22UHBI017.html
女性・若手登用で一新、豪で改造内閣 選挙控え「勝負」
郷富佐子@シドニー2016年2月18日17時00分
■南十字星の下で

 オーストラリアのターンブル首相が、内閣改造に踏み切った。新顔の閣僚たちは、2月18日に連邦総督邸で宣誓式を行い、正式に就任した。

 今回の「第二次ターンブル内閣」の特徴は、「女性が増えて全体的に若返った」ということだろうか。特に、女性の閣僚や政務次官がぐっと増えた印象がある。

 オーストラリアでは、閣議に参加できる閣僚を「閣内大臣(inner minister)」、自分の担当案件を討議する時だけ閣議に参加する閣僚を「閣外大臣(outer minister)」と呼ぶ。ランクが上の閣内大臣22人のうち、女性は6人で男性は16人となった。

 ターンブル氏は昨年9月、当時首相だったアボット氏に自由党の党首選で挑戦し、勝った。そのアボット氏は保守連合を率いて2013年9月、労働党から政権を奪還している。第一次アボット内閣の閣内大臣は19人いたが、女性はビショップ外相だけだった。

 当時は「男18人とビショップ(英語で『司祭』の意味がある)だなんて、この人たちはカトリックの布教活動でもするつもりか」と揶揄(やゆ)されたものだ。あれから2年半たらずで、女性の閣内大臣が6人になった。

 オーストラリアにとって、今年は総選挙の年だ。日程は決まっていないが、8月から11月くらいの間に行われるとの見方が強い。つまり、よほどの不祥事でもない限り、ターンブル首相は今回選んだ顔ぶれで選挙に挑むことになる。

 「女性」や「若さ」の登用は確かに選挙戦で売りになるかもしれないが、経験不足から思わぬ失言や失策がないかと懸念する声もある。運転初心者が付ける若葉マークにあたる「P」のマークにかけて、「Pプレート内閣」と見出しを付けた地元紙もあった。「若葉マーク内閣」だ。

 弁護士や実業家としても成功し、常に強気で「超プラス思考の人」とされるターンブル首相はまた、勝負に出たのかもしれない。就任から5カ月で2度目の内閣改造に踏み切った最大の原因は、ほかでもない、不祥事続きで閣僚らの辞任が相次いだからだ。

721チバQ:2016/02/19(金) 20:51:30
http://www.sankei.com/world/news/160219/wor1602190016-n1.html
2016.2.19 09:46

投票日に野党候補を拘束、ウガンダ大統領選

 東アフリカのウガンダで大統領選挙の投票があった18日、野党関係者は野党の有力候補、ベシジェ元内相が警察当局に一時的に拘束されたと明らかにした。フランス公共ラジオが伝えた。当局は事実関係を説明していないが、野党支持者が反発し、緊張が高まるのは必至だ。

 関係者によると、ベシジェ氏は与党や警察による不正投票の情報を得て現場に向かったところ、拘束されたという。当局は15日にも支持者が暴徒化したとしてベシジェ氏を一時的に拘束した。

 選挙では首都カンパラなどで投票開始が数時間遅れる投票所があり、抗議する有権者らに警官隊が催涙弾を発射する場面もあった。30年にわたって大統領職にあり、5選を狙う現職ムセベニ氏を含め計8人が立候補している。(共同)

722チバQ:2016/02/20(土) 17:43:34
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160220-00000015-jij_afp-int
アルビノの5歳少女、手足切断された遺体で発見 ブルンジ
AFP=時事 2月20日(土)13時40分配信

アルビノの5歳少女、手足切断された遺体で発見 ブルンジ
アルビノの男児の手。ブルンジ・ルイギ県で(2009年2月27日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】アフリカ中央部の内陸国ブルンジで、5歳のアルビノ(先天性色素欠乏症)の少女が自宅から連れ去られ、手足を切断された遺体で見つかった。当局が19日、発表した。呪術に使用する目的だったとみられている。

 AFPの取材に応じた地元当局者によれば、武装した男たちが今月17日午前1時(日本時間同8時)ごろ少女の自宅に押し入り、両親を襲って少女を連れ去った。

 事件発生直後に少女の両親から知らせを受けた近隣住民らが男たちを追跡したところ、手足を切断された少女の遺体が見つかったという。「男たちは少女の腕を1本、持ち去っていた」と当局者は述べた。

 誘拐殺人事件として捜査が始まったが、少女の自宅から金品は何も盗まれていなかったことから当局は、襲撃犯らの狙いが少女だったことは明らかだとしている。

 アフリカの一部の国々では、遺伝子の変異による色素欠乏のため肌が白く髪が黄色いアルビノの人々が殺害され、体の一部が呪術に使用される事件が後を絶たない。ブルンジでは2008年以降、20人以上が犠牲になっている。

 ブルンジでこの種の事件が起きたのは2012年以来4年ぶり。4年前の事件は首都ブジュンブラ(Bujumbura)からあまり離れていない場所で起きた。

 アルビノの人体は隣国タンザニアで高値で取引され、呪術によく利用される。赤十字社(Red Cross)によれば、完全にそろった骨格に7万5000ドル(約840万円)の値が付く地域もあると言われているという。【翻訳編集】 AFPBB News

723チバQ:2016/02/21(日) 10:16:09
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20160221-00000002-jnn-int
南米ベネズエラ、ガソリン価格が60倍に
TBS系(JNN) 2月21日(日)3時29分配信
 経済危機に直面している南米ベネズエラでは、17日、マドゥロ大統領が通貨ボリバルの切り下げとガソリン価格の値上げを発表しました。この影響で、ベネズエラ国内ではガソリン価格が60倍になるなど、大きな影響が出ています。

 南米ベネズエラでは、輸出の9割以上を占める原油価格の下落で外貨収入が大きく落ち込んでいるほか、経済政策の失敗で、2015年度のインフレ率が180%を超えるなど経済危機に直面しています。

 マドゥロ大統領は、17日、テレビ演説で、財政悪化に対応するため、通貨ボリバルを対ドルでおよそ4割切り下げるとともに、補助金で低く抑えてきたガソリン価格を大幅に引き上げると発表しました。これによりレギュラーガソリンの小売価格は、1リットルあたりこれまでの0.1ボリバルから、6ボリバル=日本円でおよそ70円と、60倍に高騰、値上がり後も1リットル1ボリバルで買える質の悪いガソリンに人々が殺到して、スタンドには長い列ができています。

 「今までは5ボリバルで(レギュラーガソリンを)満タンにできたのに、今は300から400ボリバルもかかる。市民全員が影響がを受けている」(ドライバー)

 ベネズエラでは、1989年に食品やガソリン価格を値上げした際、「カラカス暴動」と呼ばれる市民らの抗議行動が起こりました。このため、チャベス前大統領は在任中の14年間、一貫してガソリン価格を据え置いてきました。今回発表された政策が財政再建につながるのかは依然不透明です。(20日19:05)

724チバQ:2016/02/21(日) 10:19:00
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160221/k10010416691000.html
ウガンダ大統領選 現職5選 野党側“不正あった”
2月21日 6時37分

東アフリカのウガンダで大統領選挙の投票が行われ、選挙管理委員会は、30年間にわたって大統領を務めてきたムセベニ氏が5回目の当選を果たしたと発表しました。しかし、野党側は、選挙に不正があったとして、この結果を受け入れない姿勢を示し、混乱の拡大が懸念されています。
ウガンダの大統領選挙は、現職のムセベニ氏を含む8人が立候補して投票が行われ、選挙管理委員会は20日、ムセベニ氏が60.8%の得票率で5回目の当選を果たしたと発表しました。
ムセベニ氏は現在71歳で、1986年に政権を掌握したあと、憲法改正で大統領職の多選を可能にし、30年間にわたって大統領を務めてきました。
これに対し、野党側は、投票に不正がないか独自に調査しようとした有力候補が、投票日に警察に拘束されるなど、選挙に不正があったとして、ムセベニ氏への批判を強め、選挙管理委員会が発表した結果を受け入れない姿勢を示しています。
また、EU=ヨーロッパ連合の選挙監視団も、「選挙管理委員会の対応は、独立性や透明性に欠けていた」と指摘したほか、市民からも「選挙が公正に行われなかった」と批判が相次いでいます。
野党側は、今後も抗議活動を続ける方針で、警察隊との衝突など、混乱の拡大が懸念されています。

725チバQ:2016/02/22(月) 01:26:35
http://mainichi.jp/articles/20160222/k00/00m/030/016000c
ウガンダ大統領選
ムセベニ氏5選

毎日新聞2016年2月21日 18時11分(最終更新 2月21日 18時11分

 【ヨハネスブルク服部正法】アフリカ東部ウガンダの選挙管理委員会は20日、大統領選(18、19日投票)でムセベニ現大統領が当選したと発表した。ムセベニ氏は、1986年から30年間の長期政権を維持しており、今回で5選となった。

 選管によると、最終得票率はムセベニ氏約60%、有力対抗馬の野党候補ベシジェ氏約35%だった。ベシジェ氏は19日に警察に逮捕され、その後自宅軟禁に移されたという。当局は独自に開票結果を発表しようとしたことを逮捕理由にしている。

 AP通信によると、ベシジェ氏は「最もひどい不正選挙のプロセスを目撃した。これは忌まわしい軍事クーデターだ」との声明を出し、結果を受け入れない意向を表明した。支持者らもムセベニ氏側が投開票で不正をしたと批判している。

726チバQ:2016/02/22(月) 01:37:35
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201602/2016022100111&g=int
15人出馬し混戦模様=収監中の野党候補も-ニジェール大統領選



ニジェールのイスフ大統領=18日、ニアメー(AFP=時事)
 【ロンドン時事】アフリカ西部ニジェールで21日、大統領選の投票が行われた。2期目を目指す現職イスフ大統領をはじめ計15人が立候補し、混戦の様相を呈している。
 現地からの報道によると、イスフ氏は再選されれば国民の生活水準を向上させ、治安組織と軍の近代化を進めると約束。「第1回投票で勝利し、(他候補に)強烈な一撃を与える」と気勢を上げる。

 有力対抗馬とされるのは、野党指導者のウマル元首相、ウスマン元大統領、収監中の野党有力者アマドゥ元首相。アマドゥ氏は人身売買に関与したとして昨年11月に逮捕されたが、憲法裁判所から立候補を認められた。一貫して容疑を否認し、「(逮捕には)政治的意図がある」と当局を批判している。今月初めには同氏の支持者と治安部隊が激しく衝突、大きな騒ぎとなった。(2016/02/21-16:43)

727とはずがたり:2016/02/23(火) 21:45:43
間違えて前スレに投下してもうた。。

第2次大戦前夜にそっくり!米国離れが加速する世界情勢
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1117295937/8022-8024
ダイヤモンド・オンライン
北野幸伯
13 時間前

グリーンスパン前米連邦準備制度理事会(FRB)議長(81)が17日刊行の回顧録で、二〇〇三年春の米軍によるイラク開戦の動機は石油利権だったと暴露し、ブッシュ政権を慌てさせている。

資源の宝庫・中東は、戦略的に「最重要地域」だった。そして、イスラエルとサウジアラビアは、米国の特に重要なパートナーだった。

ところが、状況は、意外な方向に動いていく。米国で「シェール革命」が起こったのだ。これで、米国は「近い将来資源が枯渇する」という恐怖から解放された。

15年3月、イスラエルのネタニヤフ首相は、なんと「米国」議会で、イランとの和解を進めるオバマを痛烈に非難し、大さわぎになった。
米国は、事実上イスラエルを見捨てた。「米国内で、イスラエルは最強ロビー集団である」というのは、もはや「過去の話」になった。

原油価格は14年夏まで、1バレル100ドル前後で推移していた。同年秋から下がりはじめたが、12月サウジアラビアが「減産拒否」を発表すると価格下落が加速する。そして、15年末には、30ドル台に突入した。サウジが減産を拒否した理由は、「米国のシェール革命をつぶすため」といわれている

スンニ派の盟主・サウジとシーア派の大国・イランの関係が悪化し、一触即発の状況になる中、米国の対応はきわめて「冷淡」だった。
<米国務省のカービー報道官は4日の記者会見で「我々はこの問題の仲介者になろうとしているかと問われれば、答えはノーだ」と述べた。>

08年の「100年に1度の大不況」から顕著になった、「米国の衰退」と「中国の台頭」もまた、既存の秩序を変えた。

現在、世界の国々は「米国につくのと中国につくのと、どっちが得だろう?」と考えて行動している。そして、去年までは明らかに、「勝つのは中国だ。中国についた方がいい」と考える国が多かった。

実をいうと、「米英は一体化して動いている」というのも、いまや過去の話になっている。ここ3年間で、英国は米国を、重要な局面で3回裏切った。

1回目は、13年8月である。オバマは、シリア・アサド軍が「化学兵器を使った」ことを理由に、「シリアを攻撃する」と宣言していた。しかし、英議会は13年8月29日、シリアへの軍事介入を拒否。オバマは孤立し、結局シリア攻撃を「ドタキャン」して大恥をかいた。

2回目は、15年3月。英国は、米国の制止を無視して、中国が主導する「アジアインフラ投資銀行」(AIIB)への参加を表明した。これで、「雪崩現象」が起き、「AIIB」参加国は、激増していった。

3回目は、15年12月。英国は、米国の意志に反し、「人民元をSDR構成通貨にする運動」を主導した。

「予言者」をよばれるフランスの人口学者エマニュエル・トッドは、「EU」のことを、「ドイツ帝国」と呼ぶ。

仮に、「ドイツがEUを実質的に支配している」と考えると、ドイツ(帝国)の経済力は、米国を上回る一大勢力になる。そしてドイツも、英国と同じように「中国についた方がよさそうだ」と考えていた。

中国詣でを熱心にやり始めたのはシュレーダー前首相で、その後を継いだメルケル首相はシュレーダー首相を超えるほどの蜜月外交に徹し始めた。

「中国はドイツにとってアジアで一番重要な国」と言った。

このように、ドイツと中国の関係は、明らかに日本とドイツの関係より良好だ。では、米国とドイツの関係はどうなのだろうか?ドイツも英国同様、米国の制止を振り切り「AIIB」参加を決めた。「人民元SDR構成通貨」問題でも、米国の反対を無視して「賛成」している。現時点で、中国とEU最強国家ドイツの関係は、米国とドイツの関係より良好といえる。

この新しい関係は「新秩序」ではなく、非常に変化の速い「流動的」なものだ。大国群が「親中国」になっていたのも、「金儲けをしたい」という単純な動機に過ぎない。中国経済が急速に沈みはじめた今年、欧州各国の「中国愛」も冷めていくことだろう

728チバQ:2016/02/24(水) 23:21:16
http://www.sankei.com/world/news/160224/wor1602240042-n1.html
2016.2.24 20:38

ボリビア、大統領の4選「否決」 、憲法改正問う国民投票で モラレス氏は今期限りの見通し

 【ロサンゼルス=中村将】南米ボリビアの反米左派、モラレス大統領の4選を可能にする憲法改正の是非を問う国民投票で、同国の選挙管理当局は23日、反対が賛成をわずかに上回ったと発表した。ロイター通信などは「否決された」と報じた。南米では昨年以降、アルゼンチン大統領選やベネズエラ総選挙で反米左派勢力が相次いで敗れており、ボリビアのモラレス政権が長期化するのかが注目されていたが、任期は今期限りとなる。

 国民投票は、大統領と副大統領の連続3選を可能にする憲法改正案の是非を問うもので、21日に実施された。選管当局の集計によれば、開票率99・7%の段階で反対が51・3%、賛成が48・7%となっている。

 モラレス氏は2006年に大統領に就任し、新憲法を制定。実際は09年、15年と3選目だが、大統領の当選回数は、新憲法下の選挙で数えると定めていることから、現在は「2選目」となっている。

 同氏は次期大統領選にも立候補したい意向だったが、今回の国民投票によって「否決」がほぼ確定し、その道は閉ざされた。

 天然ガスの輸出などで経済を安定させたモラレス氏は貧困層を中心に高い支持率を得ていたが、ここにきて経済成長が鈍化。また、同氏の元交際相手が幹部を務める中国系企業に公共事業を請け負わせたなどとするスキャンダルが地元メディアに報じられ、支持率低下に拍車をかけている。

 南米の左派政権の凋(ちょう)落(らく)ぶりは、アルゼンチンやベネズエラなどにとどまらず、五輪を控えたブラジルやペルーの大統領の低支持率などにも象徴されている。

729チバQ:2016/02/25(木) 22:54:08
http://mainichi.jp/articles/20160225/k00/00e/030/200000c
ボリビア
大統領4選ダメ 国民投票で改憲認めず

毎日新聞2016年2月25日 11時17分(最終更新 2月25日 11時17分)
 ボリビアの選挙管理当局は23日、左派モラレス大統領の4選を可能にする憲法改正の是非を問う国民投票で、反対が賛成を上回ったと発表した。AP通信が伝えた。選管によると、開票率99.7%の段階で改憲反対が51.3%、賛成が48.7%。

 2006年以来、大統領を務めるモラレス氏は改憲を実現した上で次回19年の大統領選で勝利し、25年までの長期政権を目指す意向だったが、その道は閉ざされた。

 モラレス氏は24日、記者会見で敗北を認めた上で「結果を尊重する」と述べた。

 ボリビア経済は、モラレス政権下、主要輸出品の天然ガス価格の高騰などで好調が続き、貧困層の人口の割合も減少。モラレス氏は貧困層を中心に高い支持を得てきた。

 しかし最近は資源価格が下落し、経済成長も減速。野党側はモラレス政権下で汚職が広がっていると批判した。モラレス氏の元交際相手が幹部を務める中国系企業が公共事業を請け負っているとしてスキャンダルになったことも敗因の一つとみられる。

 改憲案は、現在は認められていない大統領の3選を可能にする内容。モラレス氏は06年に1期目就任。09年に憲法を改正し再選を可能にした上で同年当選。さらに改正憲法下での当選は1回だとして、14年の大統領選で当選を果たした。(共同)

730チバQ:2016/02/26(金) 22:45:52
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-160226X489.html
野党勝利、政権交代へ=経済成長が課題―ジャマイカ総選挙

12:59時事通信

 【サンパウロ時事】カリブ海のジャマイカで25日、下院(定数63)総選挙が行われた。即日開票され、地元メディアによると、野党・ジャマイカ労働党(JLP)が接戦の末、過半数を獲得。4年ぶりの政権交代で、近くJLPのホルネス党首(43)が首相に就任する見通し。

 ホルネス氏は2011年10月、ジャマイカ史上最年少の39歳で首相に就任したが、2カ月後に行われた前回総選挙で敗れた。対外債務が膨らみ厳しい財政状況の中、14%に上る失業率を改善し、経済を成長軌道に乗せられるかが課題となる。

731チバQ:2016/02/28(日) 19:37:30
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20160228-00000011-nnn-int
あと5か月なのに…五輪熱狂ない市民のワケ
日本テレビ系(NNN) 2月28日(日)8時55分配信
 夏のリオデジャネイロオリンピック開催まで約5か月となったが、舞台となるブラジルでは市民生活に異変が起きている。オリンピックを迎える街の「いま」を取材した平本典昭記者がリポートする。

 今月上旬に行われたカーニバル。この熱気は毎年変わらないが、オリンピックを前に市民生活に異変が起きていた。

 大都市サンパウロ。ここには、富裕層がタクシーとしてヘリコプターが使えるサービスがある。2年前は10機がフル稼働する人気ぶりだったが、状況は一変した。「ヘリタクシー」の業者は「客は2年前の半分に減りましたよ。ヘリも売ったし、パイロットも減らしました」と話す。

 人気サービスが一転した「苦境」となった原因は、ブラジル経済の悪化だ。南米の大国・ブラジルでのオリンピック開催が決まったのは2009年。著しい経済成長を遂げるさなかだった。

 ところが、直後から成長率は急激に落ち込み、2015年はマイナスに。通貨レアルが下落し、物価が上昇、内需も振るわないのが現状で、大都市でもシャッターが閉まったままの店が目立つ。

 その影響がオリンピック開催にも出始めている。オリンピック会場と街とを結ぶ地下鉄の工事現場。資金繰りが厳しく、工事が遅れているのだ。一部区間は建設断念にすら追い込まれている。

 専門家によると、国民の心理状態にも変化が出ているという。

 ブラジル経済が専門のトレンゴウゼ教授「ブラジル国民の気分は、(サッカーの)ワールドカップほど高まっていません。失業率は高くなり、経済成長率も悪いですから」

 サンパウロ郊外に住むロベルトさん一家の元を訪ねた。ロベルトさんは7歳の娘と妻・イネスさんとの3人暮らしだが、5年前に職を失い、15万円だった月収は3万円ほどに減った。

 イネスさん「昔は日曜に家で夕食なんてありませんでしたよ。いつも外食でしたから。娘の将来が、いまの私たちより良くなっていることだけ願っています」

 生活が苦しさを増す中、ロベルトさん夫妻は「オリンピックは、賛成ではありません。生活に何の変化も、もたらしません」(ロベルトさん)、「オリンピックなど気にかけていません。考える余裕もありません」(イネスさん)と話す。

 経済の悪化で歯車が狂い始めたブラジル。熱狂の中で大会を迎えることはできるだろうか。

732とはずがたり:2016/02/28(日) 20:15:08
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1063434930/2719
>大丈夫かなぁ。。発展途上国(文字通りの発展しつつある段階の途上国より前の段階の後進国)と最新鋭の技術の取り合わせにはいいイメージがない。ウガンダには独裁者や汚職官僚が居ない事を祈るばかりだ。
>一応,安定してるようだな。

と云ってる傍から(;´Д`)>>721>>724-725

733チバQ:2016/02/29(月) 04:58:26
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160228-00000033-jij-m_est
派手な92歳誕生会、批判も=独裁のジンバブエ大統領
時事通信 2月28日(日)14時41分配信

 【マシンゴ(ジンバブエ)AFP=時事】ジンバブエで27日、世界屈指の長期政権を敷くムガベ大統領の92歳を祝う誕生パーティーが開かれた。
 豪華な催し物で彩られたが、国民が干ばつや食糧難で苦しむさなかだけに批判も出ている。
 パーティーでは、アフリカ大陸の形や、会場近くにある世界遺産グレート・ジンバブエ遺跡をかたどった重さ92キロのケーキなどが並び、92個の風船が放たれた。開催費用は80万ドル(約9100万円)に達すると伝えられる。

734チバQ:2016/02/29(月) 04:59:01
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160206-00010002-afpbbnewsv-int
ジンバブエ、干ばつで「災害事態」宣言
AFPBB News 2月6日(土)10時4分配信

【2月6日 AFP】ジンバブエのロバート・ムガベ(Robert Mugabe)大統領は5日、深刻な干ばつに見舞われた同国の地方部に「災害事態」を宣言した。同国では人口の26%が食糧不足に直面している。

 エルニーニョ(El Nino)現象によって悪化した干ばつは、ジンバブエのみならず、南アフリカやザンビアにも影響を及ぼし、畜牛数万頭が死んだ他、ダムが枯渇し、作物が育たない事態となっている。

 かつてはアフリカの穀倉地帯として知られたジンバブエは近年、不作が続いており、需要を満たすために近隣諸国から穀物を輸入している。

 セイビアー・カスクウェレ(Saviour Kasukuwere)公共事業相は声明で「当初の数値では150万人が食糧不足に陥り、地方部の60地区で影響が出たと示されていた」ものの、「結局、食糧不足の影響は人口の26%に当たる244万人にまで拡大した」と述べた。

 ムガベ大統領は、収穫高の減少の原因が気候変動による降雨の異常と、人権侵害を理由に欧米諸国が科した制裁にあると主張している。

 一方、大統領に批判的な立場からは、ムガベ大統領が2000年以降実施した土地改革が食糧不足の一因になっているとの声も出ている。この土地改革では、白人の農家たちがしばしば暴力的に立ち退きを強いられていた。(c)AFPBB News

735チバQ:2016/02/29(月) 23:01:36
http://www.sankei.com/world/news/160229/wor1602290029-n1.html
2016.2.29 21:08

政府に「幽霊職員」2万人以上! 給与停止で13億円削減 ナイジェリア財務省
 ナイジェリア財務省は2月28日、勤務実態のない政府の「幽霊職員」が約2万3800人おり、給与の支払いを止めたと発表した。幽霊職員の調査を始めた昨年12月に比べると、2月分の給与支払いは22億9300万ナイラ(約13億円)減ったという。地元メディアが伝えた。

 ブハリ大統領は汚職撲滅を優先課題に挙げており、幽霊職員は不正の一つと指摘されていた。財務省は職員名と給与が支払われる銀行口座の名義人を調査し、幽霊職員を特定した。他にもいるとみて調査を継続する。

 ナイジェリアはアフリカ最大の産油国で、原油安のため財政赤字が膨らんでいる。財務省は声明で「歳出削減と汚職対策の一環で赤字を埋める鍵となる」と述べ、幽霊職員摘発の意義を強調した。(共同)

736チバQ:2016/03/03(木) 19:07:22
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160303-35078901-cnn-int
NZ、国旗刷新の決戦投票始まる 世論調査では現状維持優勢
CNN.co.jp 3月3日(木)16時6分配信

(CNN) 国旗刷新を検討しているニュージーランドで3日、現行の国旗もしくは新たなデザインの国旗かどちらかを選ぶ国民投票が始まった。投票は今月24日に締め切られる。

新たな国旗候補は黒、白、青の3色を基調に「シルバー・ファーン」と呼ばれる同国特有のシダや南十字星をあしらった作品。昨年実施された1回目の国民投票で5候補の中から選ばれていた。

過去100年以上使われている現在の国旗は、南十字星と英国国旗のデザイン「ユニオンジャック」を組み合わせたもので、時代錯誤的でオーストラリア国旗と酷似しているとの批判が出ていた。

国旗変更を推進しているのはキー首相率いる保守派の国民党政権。首相はラジオ局との会見で、シルバー・ファーンは国家のシンボルと主張。「国旗の変更は国家的な矜持(きょうじ)、母国の認識に関係し、世界にニュージーランドの偉大さを示す問題」とし、現行の国旗では実現しないと強調した。

ただ、最新の世論調査では63%が現在の国旗維持を支持し、新たな国旗候補への変更に同調したのは26%との結果が出ていた。

737チバQ:2016/03/05(土) 10:05:04
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160304-00000040-jij_afp-int
ブラジル前大統領を拘束、汚職疑惑で家宅捜索
AFP=時事 3月4日(金)22時28分配信

ブラジル前大統領を拘束、汚職疑惑で家宅捜索
ブラジル・ベロオリゾンテで労働組合の大会に出席したルイス・イナシオ・ルラ・ダシルバ前大統領(2015年8月28日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】大規模な汚職スキャンダルを捜査しているブラジルの連邦警察は4日、ルイス・イナシオ・ルラ・ダシルバ(Luiz Inacio Lula da Silva)前大統領の自宅を家宅捜索し、事情聴取のため同前大統領の身柄を拘束した。当局者らが述べた。

「大統領当選請負人」に逮捕状=汚職疑惑、政権に打撃-ブラジル

 ダシルバ前大統領の広報担当者によると、連邦警察はサンパウロ(Sao Paulo)にあるダシルバ前大統領や家族の自宅などを家宅捜索した。

「洗車作戦(Operation Car Wash)」として知られる一連の捜査により、国営石油会社ペトロブラス(Petrobras)を中心とする多数の横領疑惑や贈収賄疑惑が明るみに出ている。【翻訳編集】 AFPBB News

738名無しさん:2016/03/06(日) 09:30:53
http://www.gizmodo.jp/2015/12/post_1212121408.html
刷新か、現行か。ニュージーランド新国旗の最終候補が決定
2015.12.17 18:00

国旗を変えるというのは、相当な決断ですよね。

ニュージーランドが国旗の変更を予定している、というニュースは以前にもお伝えしていました。公募で集まった1万292種類が40種類に、それがさらに4種類まで絞りこまれたわけですが、この度、ついにその最終候補が決定したそうです。

それが冒頭の画像で、ニュージーランド国民のアイデンティティである、シダ植物の「シルバー・ファーン」と、こちらも南半球の象徴的な存在である「南十字星」が描かれています。

デザインしたのは、建築家のKyle Lockwoodさん。イギリスの印象が色濃く残る現在のユニオンジャックをベースとしたものから、ニュージーランドの大自然がより強調されたデザインとなっていますね。

来年3月には、いよいよこの2つによる決選投票が行われます。はたして、ニュージーランド国民の決断はいかに。みなさんなら、どちらを選びますか?


source: Elections NZ

Chris Mills - Gizmodo US[原文]
(渡邊徹則)

739チバQ:2016/03/06(日) 12:02:50
http://www.sankei.com/world/news/160305/wor1603050024-n1.html
2016.3.5 09:53

ブラジル汚職事件、ルラ前大統領が捜査手法を批判 与野党対立激化へ
 ブラジル国営石油会社ペトロブラスの汚職事件に絡んで連邦警察に拘束されたルラ前大統領は4日、約3時間の事情聴取の後、釈放され「メディア向けのショー」と捜査手法を批判した。与野党対立は激化し、ルラ氏の後継者ルセフ大統領の弾劾を求める声も高まりそうだ。

 ルラ氏は、聴取を拒否する姿勢を示したことはないにもかかわらず、拘束されたとして憤りを表明。捜査は政治的なものだと主張した。聴取では無実を訴えたことを明らかにし「恐れるものは何もない」と述べて強気の姿勢を示した。

 ルセフ氏も4日、捜査の必要性は認めながらも、ルラ氏の拘束について「必要のないものだった」と不快感を示した。

 一方、2014年の大統領選でルセフ氏に敗れた野党のネベス上院議員はルセフ氏の弾劾に向け、攻勢を強める考えとみられる。(共同)

740チバQ:2016/03/06(日) 12:03:23
http://www.sankei.com/world/news/160305/wor1603050027-n1.html
2016.3.5 10:15
【リオ五輪】
ブラジル前大統領の聴取、五輪にも暗い影 開幕まで5カ月
 【ロサンゼルス=中村将】南米ブラジルの国営石油会社ペトロブラスの汚職事件の捜査が政権を直撃している。4日にはルセフ大統領の「後ろ盾」のルラ前大統領が捜査当局に一時身柄を拘束され、事情聴取を受けた。蚊が媒介するジカ熱の感染拡大に加え、政界汚職が開幕まで5カ月となったリオデジャネイロ五輪に暗い影を落としている。

 AP通信によると、開会式や競技などを含めたリオ五輪の全チケット計約750万枚のうち、現時点で売れたのは47%。それも国外向けチケットが大半で、国内向けは出足が鈍い。

 妊婦の感染と脳の発達に遅れがみられる「小頭症」との関連が指摘されるジカ熱の拡大が影響している側面は否めない。ブラジル政府は蚊の駆除や啓発活動に軍の兵士22万人を投入しているが、脅威は消えない。

 経済の低迷が数字に表れるようになり、国民の関心が五輪に向くような状況でもない。ブラジル地理統計院が3日に発表した2015年の国内総生産(GDP)成長率はマイナス3・8%だった。マイナス成長は6年ぶりだ。景気低迷への不満は政権に向く。

 そのタイミングでルラ氏が事情聴取された。貧困層対策や豊富な資源を背景にした右肩上がりの経済成長で、一時は支持率8割を誇った。サッカー・ワールドカップと五輪の招致にも成功したが、後継のルセフ氏になって経済は低迷。五輪への投資も政権批判の材料になる中、政治腐敗への国民の怒りは膨らんでいる。

741チバQ:2016/03/07(月) 12:18:28
http://www.sankei.com/world/news/160306/wor1603060034-n1.html
2016.3.6 22:30

ベナン大統領選、33人出馬の大乱戦 首相ら立候補 原油安直撃の経済建て直し課題

反応

反応



 西アフリカ・ベナンで6日、ボニ・ヤイ大統領の任期満了に伴う大統領選挙が実施された。後継候補とされるリオネル・ザンス首相や、パスカル・クパキ前首相ら計33人が立候補し、混戦とみられる。ロイター通信などが伝えた。結果は数日以内に判明の見通し。過半数を得票した候補がいなければ上位2人による決選投票が行われる。

 主要貿易相手の隣国ナイジェリアが原油安の打撃を受け、ベナンの経済も減速、経済政策が選挙戦のテーマの一つとなった。

 ベナンの人口は約1060万人で、主要産業は綿花などの農業。(共同)

742チバQ:2016/03/09(水) 22:25:08
>>719>>723とか
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-160309X206.html
「過去最大規模の行動起こす」=野党、大統領追放へ決意表明―ベネズエラ

07:09時事通信

 【サンパウロ時事】ベネズエラの野党連合は8日、マドゥロ大統領の追放に向けた活動を本格化させると決意を表明した。「過去最大規模の民衆行動にする」と訴え、国民投票や憲法改正など合法的なあらゆる手段を模索すると明らかにした。

 野党連合は12日、大規模な集会も開催する。強権的な姿勢を強めるマドゥロ政権との緊張は高まっており、与野党支持者の激しい衝突に発展する可能性もある。

 産油国ベネズエラは、長期化する原油価格の低迷で深刻な生活必需品の不足や物価高騰が続いている。国民は不満を募らせ、政権支持率は大きく低迷している。

 ベネズエラでは昨年12月、議会選挙で野党が圧勝。故チャベス前大統領が政権を樹立した1999年以降、初めて議席の過半数を獲得した。政治改革に強い意欲を示しているが、マドゥロ政権は「米帝国主義が支援する勢力が国を混乱させようとしている」と抵抗を強めている。

743チバQ:2016/03/10(木) 22:01:51
http://www.sankei.com/world/news/160310/wor1603100025-n1.html
2016.3.10 12:17

ペルー大統領選で有力候補の出馬取り消し


 4月10日実施予定のペルー大統領選で、候補者の資格審査などを行っている全国選挙審議会は9日、日系人ケイコ・フジモリ氏(40)に次いで支持率2位の元首相府官房長グスマン氏(45)の立候補資格を取り消す決定をした。ケイコ氏は日系人アルベルト・フジモリ元大統領(77)の長女。

 世論調査で3〜6位につけるアクニャ前リベルタ州知事(63)の立候補も取り消され、アクニャ氏は決定を受け入れた。グスマン氏は決定を不服として特別上告する方針だが、認められる可能性は低いとみられている。大統領選は投開票1カ月前に混乱が広がっている。

 グスマン氏の立候補取り消しは出身政党内での候補選出手続きの不備が理由。アクニャ氏は買収行為をしたとされる。(共同)

744チバQ:2016/03/10(木) 22:05:41
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160310/k10010437761000.html
ペルー大統領選 フジモリ元大統領の長女 支持率トップ
3月10日 6時56分

ペルー大統領選 フジモリ元大統領の長女 支持率トップ
ペルーの大統領選挙まで残り1か月となるなか、フジモリ元大統領の長女のケイコ・フジモリ氏が候補者の間で支持率トップを維持していて、再び日系人の大統領が誕生するか、注目されます。
任期満了に伴うペルーの大統領選挙は来月10日に行われ、有効票の過半数を獲得する候補者が出なければ、6月に上位2人による決選投票が行われます。選挙には、1990年から10年にわたって大統領を務めたアルベルト・フジモリ氏の長女、ケイコ・フジモリ氏など合わせて19人が立候補を届け出ました。
世論調査では、先月までの3か月間、ケイコ・フジモリ氏が30%台の支持率を維持し、ほかの候補者に10ポイント以上の差を付け、トップを走っています。
これを経済学者のフリオ・グスマン氏とセサル・アクーニャ前ラ・リベルタ州知事が追う展開となっていますが、9日、選挙管理当局は手続きの不備などを理由に2人の立候補を認めないとする決定を出しました。
選挙には、このほかペドロ・クチンスキー元首相やアラン・ガルシア前大統領が立候補していて、誰が上位に浮上するかは不透明な情勢です。
ペルーでは堅実な経済成長が続く一方、貧富の格差への対策や治安の改善が課題となっています。フジモリ元大統領はかつて、経済の安定や治安の回復に手腕を発揮しましたが、人権侵害や汚職に関わった罪で現在、服役中で、ケイコ・フジモリ氏が2人目の日系人大統領となるかどうか注目されます。
ケイコ・フジモリ氏 19歳で政治の舞台に
ケイコ・フジモリ氏は、ペルーの首都リマ出身の40歳。1990年から10年にわたってペルーの大統領を務めたアルベルト・フジモリ氏の長女で、19歳のときにファースト・レディー役として政治の表舞台に登場しました。2006年に大統領選挙とともに行われた国会議員選挙に立候補し、高い知名度を背景に初当選を果たしました。
フジモリ元大統領が在任中に治安部隊を指揮し、市民を殺害したとされる事件の裁判で、禁錮25年の有罪判決が確定した2010年には、フジモリ派の議員をまとめた新たな政党を立ち上げ、党首に就任して、2011年の大統領選挙に立候補します。
4月に行われた1回目の投票では23%余りの票を獲得して2位につけ、6月の決選投票に進みましたが、父親のフジモリ元大統領に対する批判も影響して支持が伸び悩み、左派で元軍人のオジャンタ・ウマーラ氏に敗れました。
ケイコ氏は、親子2代にわたる日系人大統領、そしてペルーでは初めての女性大統領を目指しています。

745チバQ:2016/03/12(土) 11:06:37
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160311-00000035-jij_afp-int
南スーダン、民兵に報酬として「女性のレイプ」許す 国連報告書
AFP=時事 3月11日(金)20時46分配信
【AFP=時事】国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)は11日、南スーダン軍が民兵への報酬として、女性へのレイプを許していると述べ、南スーダンを「世界で最も恐ろしい人権状況の一つ」と評した。

 OHCHRは、新たに発表した報告書で「評価チームが受け取った情報によると、(政府軍の)スーダン人民解放軍(SPLA)と合同で戦闘に参加している武装民兵たちは『できることは何をやってもよいし何を手に入れてもよい』という取り決めの下で、暴力行為を繰り返している」と述べた。

「それゆえ若者たちの多くが、報酬として畜牛を襲い、私有財産を盗み、女性や少女たちをレイプしたり拉致したりした」と報告書は付け加えた。

 また、OHCHRは報告書の中で、反政府勢力を支持していると疑われた民間人らが、子どもたちを含めて、生きたまま火を付けられたり、コンテナの中で窒息死させられたり、木から吊るされたり、バラバラに切り刻まれたりしていると述べた。

 ゼイド・ラアド・アル・フセイン(Zeid Ra'ad Al Hussein)国連人権高等弁務官は、残忍なレイプが「恐怖を与える道具、そして戦争の武器として」組織的に用いられていると指摘し、南スーダンは「世界で最も恐ろしい人権状況の一つ」だと述べた。【翻訳編集】 AFPBB News

746チバQ:2016/03/14(月) 23:03:13
http://www.sankei.com/world/news/160314/wor1603140015-n1.html
2016.3.14 11:26

「世界でいちばん貧しい大統領」 ウルグアイのホセ・ムヒカ前大統領が4月に来日

 「世界でいちばん貧しい大統領」として知られるウルグアイの前大統領、ホセ・ムヒカ氏(80)が4月に初めて日本を訪問することが決まった。出版大手KADOKAWAの子会社である出版社「汐文社」(東京都千代田区)の招聘に応じたもので、東京都内で記者会見や講演会などを予定しているという。

 KADOKAWAによると、滞在は4月5日から12日の予定。ムヒカ氏は「日本との相互理解を深めるものにしたい。日本社会に、ウルグアイを待ち受けている事柄の、何らかのサインがあるように思う。日本の人々がどんなことを感じているかを、知りたいと思う」とメッセージを伝えてきているという。

 ムヒカ氏は1935年、モンテビデオ出身。2010年から15年までウルグアイ大統領を務めた。任期中の12年に、ブラジルで開催された「国連持続可能な開発会議(リオ+20)」でのスピーチが話題を集め、ノーベル平和賞の候補にもなった。

 日本でも、スピーチを子供向けに紹介した絵本『世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ』(汐文社)が16万部を超えるヒット作になっている。

 ムヒカ氏の功績を紹介する書籍『ホセ・ムヒカ 世界でいちばん貧しい大統領』(角川文庫)が3月25日に刊行されることに合わせて招聘したところ、私人としての来日が実現したという。

747チバQ:2016/03/14(月) 23:03:53
http://www.sankei.com/world/news/160314/wor1603140013-n1.html
2016.3.14 10:24

ブラジルで大統領の弾劾求めるデモ 360万人規模

 【ロサンゼルス=中村将】南米ブラジル各地で13日、国営石油会社ペトロブラスをめぐる大規模汚職や経済低迷に抗議するデモが行われ、参加者らはルセフ大統領の弾劾を求めた。AP通信などが報じた。

 デモは最大都市サンパウロだけで約140万人が参加したほか、首都ブラジリアや、8月に五輪が開催されるリオデジャネイロなどを含め、同国全体で360万人以上にふくれあがったとの報道もある。

 汚職事件に関連し、ルセフ氏の後ろ盾であるルラ前大統領が、資産を隠していた疑いで検察当局に訴追され政権批判が強まる中、「大統領は退陣を」などといったシュプレヒコールが各地であがった。

748チバQ:2016/03/15(火) 20:57:26
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160315/k10010443831000.html
ペルー大統領選 ケイコ・フジモリ氏が支持率トップ維持
3月15日 14時22分

来月行われるペルーの大統領選挙を巡り、新たな世論調査の結果が発表されフジモリ元大統領の長女のケイコ・フジモリ氏が候補者の間でトップの支持率を維持する一方、選挙が決選投票にもつれこめば接戦になると予想されています。
来月10日に行われるペルーの大統領選挙には、1990年から10年にわたって大統領を務めたアルベルト・フジモリ氏の長女、ケイコ・フジモリ氏など合わせて17人が立候補しています。
14日、発表された世論調査によりますと、各候補者の支持率はケイコ・フジモリ氏が32%と最も高く、次いでペドロ・クチンスキー元首相が14%、アルフレド・バルネチェア元下院議員と国会議員のベロニカ・メンドーサ氏がいずれも9%などとなっています。ケイコ・フジモリ氏は、去年10月から毎月行われているこの世論調査で30%台の支持率を維持し、選挙まで1か月を切った現在も大きなリードを保っている形です。
一方、来月の選挙で有効票の過半数を獲得する候補者が出なければ、6月に上位2人による決選投票が行われることになっています。それを想定した調査では、ケイコ・フジモリ氏の支持率が39%だったのに対しクチンスキー元首相が40%と1ポイント上回っていて、選挙が決選投票にもつれこめば接戦になると予想されています。
各候補者が活発に選挙活動を行うなか、ケイコ・フジモリ氏が2人目の日系人大統領となるかどうか注目されます。

749チバQ:2016/03/17(木) 19:56:26
http://www.sankei.com/world/news/160317/wor1603170013-n1.html
2016.3.17 08:35

捜査のルラ前大統領が入閣、法的保護の狙い ブラジル汚職

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反応

反応


 【ロサンゼルス=中村将】南米ブラジルの国営石油会社ペトロブラスめぐる一連の汚職事件に関連し、捜査が進められているルラ前大統領が、現内閣の文官長(官房長官)に就任することが決まった。ブラジル政府が16日発表した。

 ルセフ大統領の後ろ盾であるルラ氏は一連の汚職事件に絡み不正に利益を得た疑いや、マネーロンダリング(資金洗浄)の疑いがもたれており、連邦警察や州検察が捜査中。だが、閣僚に対する容疑は最高裁でのみ審理されるといい、ルラ氏は入閣することで、一定の法的保護を受けることになる。

 経済の低迷と政治の混乱で、国民の不満は増大しており、そのタイミングでルラ氏を入閣させたルセフ氏への弾劾要求が一層強まるのは必至だ。ルセフ氏の最近の支持率は11%で、連立相手の政党も離脱を検討し始めたという。

750とはずがたり:2016/03/20(日) 15:49:54
2016年 03月 20日 02:10 JST
中国、南シナ海問題取り下げ要求
http://jp.reuters.com/article/idJP2016031901001954

 日中両政府による2月末の外務次官級協議で、中国側が、5月の主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)で南シナ海問題を取り上げれば「中日関係改善に重大な影響が出る」として、議題から取り下げるよう日本に要求していたことが19日、分かった。日本は、中国による人工島造成や軍事拠点化を国際社会は容認しないと拒否。平行線に終わった。複数の日中外交筋が明らかにした。

 安倍晋三首相は、4月に広島市で開催する先進7カ国(G7)外相会合で南シナ海問題での結束を確認し、伊勢志摩サミットの首脳宣言で「法の支配」の重要性を明確に打ち出したい考えだ。

【共同通信】

751名無しさん:2016/03/20(日) 15:59:44
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160319-00000075-jij-int
大統領弾劾の動き加速=カギ握る最大与党―ブラジル
時事通信 3月19日(土)17時2分配信

 【サンパウロ時事】史上最大の汚職事件に揺れるブラジルの議会で、ルセフ大統領への弾劾手続きが加速している。

 17日には下院で特別委員会が設置され、本格的な審議が始まった。大統領を支える連立政権は分裂の危機にあり、予断を許さない状況だ。

 野党は昨年、財政を健全であるように見せかけるために2014年の政府会計が不正に処理されていたとして、ルセフ氏に対する弾劾請求を議会に提出。ルセフ氏が再選された大統領選が同年に行われており、野党は選挙戦を有利に運ぶために不正が行われたと主張した。

 大統領弾劾には上下院でそれぞれ3分の2の賛成が必要となる。当初は成立困難とみられていたが、景気低迷に加えて、深刻な汚職事件が明るみとなり、情勢は一変した。

 与党労働党と連立を組む最大政党のブラジル民主運動党(PMDB)は、行き詰まるルセフ氏に危機感を強め、連立離脱を検討。党内からは「大統領には難局打開の能力はない」と公然と批判する声が上がり、13日に全国で行われたルセフ氏退陣を求めるデモに参加する議員まで現れた。

752チバQ:2016/03/21(月) 20:04:41
http://www.sankei.com/world/news/160321/wor1603210018-n1.html
2016.3.21 13:42

豪、7月2日総選挙も 日独仏が受注争う潜水艦選定に影響する可能性


記者会見をするオーストラリアのターンブル首相=21日、キャンベラ(ロイター)
記者会見をするオーストラリアのターンブル首相=21日、キャンベラ(ロイター)
 オーストラリアのターンブル首相は21日、上下両院で審議予定の労働組合に関する法案が否決された場合、両院を解散して7月2日に選挙を行うと表明した。

 法案には野党労働党が反対しているほか、上院では与党が過半数割れしており、否決される可能性がある。総選挙となれば、日独仏が受注を争うオーストラリアの次期潜水艦共同開発相手の選定に関し、ことし前半とされてきた決定時期に影響する恐れもある。

 両院解散になれば1987年以来。解散がなくとも、ことし8月以降に上院の半数と下院の選挙が行われる予定だ。

 ターンブル氏によると、両院は4月18日に招集され、建設系労働組合を監督する機関を復活させる法案を審議する見通し。(共同)

753チバQ:2016/03/21(月) 20:15:12
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160320/k10010450451000.html
ペルー大統領選 ケイコ氏陣営の買収疑惑を審査
3月20日 20時58分

ペルー大統領選 ケイコ氏陣営の買収疑惑を審査
来月行われるペルーの大統領選挙に立候補しているフジモリ元大統領の長女ケイコ・フジモリ氏の陣営に有権者を買収した疑惑が持ち上がり、選挙管理当局は立候補を取り消すべきか審査を始めました。
来月10日に行われるペルーの大統領選挙には、1990年から10年にわたって大統領を務めたアルベルト・フジモリ氏の長女、ケイコ・フジモリ氏など合わせて17人が立候補しています。
ケイコ・フジモリ氏は今月14日に発表された世論調査の結果で、支持率が32%と候補者の間で最も高く、2位のペドロ・クチンスキー元首相に18ポイントの差をつけて大きくリードしています。
ところが、ペルーの選挙管理当局は、ケイコ・フジモリ氏の陣営が先月開いた集会で投票を依頼するために有権者に現金を手渡し買収した疑いがあるとして、ケイコ・フジモリ氏の立候補を取り消すべきか審査を始めたことを18日、明らかにしました。
この疑惑に対し、今月21日に反論する機会が与えられているということで、ケイコ・フジモリ氏は「私は現金など誰にも渡していない」とコメントしていると地元メディアは伝えています。
ケイコ・フジモリ氏は5年前の前回の大統領選挙では次点で落選し、今回の選挙では優位に戦いを進めていて、ペルーの選挙管理当局の審査の行方が注目されます。

754チバQ:2016/03/21(月) 20:28:35
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-160321X061.html
豪首相、総選挙前倒し示唆=人気陰りで危機感か

17:26時事通信

 【シドニー時事】オーストラリアのターンブル首相は21日記者会見し、上下両院を早期解散し、7月2日にも総選挙を行う意向を示唆した。国民からの高い人気に陰りが見え、与党・自由党内では、危機感から総選挙前倒しを求める声が高まっていた。

 下院の任期は来年1月に切れ、総選挙は今年10月ごろまでに行われる見通しだった。

 首相は、労働組合の弱体化を目指した豪建築・建設委員会設置法案が上院を通過しなかった場合、解散に踏み切ると明言。「労組の透明性を高める必要がある」と力説した。労組を支持基盤とする野党・労働党は法案に強硬に反対しており、審議は難航が予想される。

755チバQ:2016/03/21(月) 20:41:06
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-160320X992.html
サスヌゲソ長期政権継続か=コンゴ共和国大統領選

03月20日 17:15時事通信

 【ロンドン時事】アフリカ中部コンゴ共和国で20日、大統領選の投票が行われた。昨年、憲法の大統領3選禁止規定が撤廃され、過去30年以上権力の座にあるサスヌゲソ現大統領(72)の出馬が可能となった。選挙には計9人が立候補しているが、3期目を目指すサスヌゲソ氏の優位は動かない情勢。

 1979年に権力を握って以降、通算で約32年間大統領を務めたサスヌゲソ氏は昨年10月、自身の3選に道を開く改憲案の国民投票を実施。9割以上の賛成で承認されたが、改憲に反対する人々は抗議デモを展開、治安部隊との衝突で少なくとも18人が死亡したと伝えられる。

756チバQ:2016/03/21(月) 20:42:47
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1603190044.html
窮地に立つブラジル大統領 汚職、連立離脱、弾劾審議… 政治的混迷深まる

03月19日 18:29産経新聞

 【ロサンゼルス=中村将】8月にリオデジャネイロ五輪を控える南米ブラジルが政治的混迷の度合いを深めている。国営石油会社ペトロブラスをめぐる一連の汚職事件だけでなく、政治不信を招く別の疑惑も重なり、政権は窮地に立たされている。ここ1、2カ月がルセフ大統領にとって正念場となりそうだ。

 ブラジル最高裁は18日、官房長官に就任したルラ前大統領の任命について効力を停止し、閣僚としての特権を認めない決定を下した。ルラ氏は最高裁に異議を申し立てるとみられる。

 「ジルマ(・ルセフ大統領)退場」。ブラジル各地で拡大するデモでは、ルセフ氏の弾劾を求める紙やプラカードが掲げられている。弾劾要求は一連の汚職事件とは別に、ルセフ氏が再選を目指した2014年の大統領選の選挙中に政府会計を不正に操作した疑惑に対して持ち上がった。

 連邦下院は17日、ルセフ氏の弾劾の是非を審議する特別委員会を設置。構成委員65人が選出された。地元メディアによると、クニャ下院議長は「45日間ぐらいで、下院としての結論を出したい」としている。

 弾劾が成立するには上下両院で3分の2ずつの議決が必要で、実現性は低いとみられたが、ここにきて不透明感も漂う。副大統領をルセフ政権に送り込み連立を組むブラジル民主運動党(PMDB)は12日、連立維持の是非について30日以内に結論を出すと発表した。下院特別委の結論が出る前にPMDBが連立離脱を発表すれば、ルセフ氏の弾劾に賛成する流れが一気に加速する可能性もある。

 そうした逆風の中、ルセフ氏は、一連の汚職事件に関連し、不正利益を得た疑いやマネーロンダリング(資金洗浄)の疑いで捜査対象となっているルラ氏を官房長官に据えた。閣僚に対する捜査は最高裁の判断に委ねられ、ルセフ氏の後ろ盾であるルラ氏は入閣することで一定の法的保護を受けることになるが、国民からの批判は予想できた。

 それでも、あえてルラ氏を入閣させたのは、PMDBの離脱を防ぐため、与党内で大きな影響力を発揮できるルラ前大統領の存在が不可欠と判断したからだ。

 だが、最高裁はルラ氏の就任を「無効」と判断した。ルセフ氏の立たされている状況は相当厳しい。

757チバQ:2016/03/21(月) 20:43:05
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASJ3L5GZLJ3LUHBI01W.html
五輪目前、混迷のブラジル スキャンダルで政権窮地

03月19日 05:02朝日新聞

 南米最大の経済大国ブラジルのルセフ政権が窮地に追い込まれている。汚職スキャンダルや深刻な経済不況で、政権支持率は10%前後に低迷。後ろ盾であるルラ前大統領の汚職疑惑も浮上し、退陣を求めるデモは広がる一方だ。議会でもルセフ大統領の弾劾(だんがい)に向けた手続きが本格化し、8月のリオデジャネイロ五輪を前にブラジルは混迷を深めている。

 「ジルマ(ルセフ)は辞めろ! ルラも辞めろ!」。首都ブラジリアでは17日、大勢の市民が大統領府前に集まり、抗議の声を上げ続けた。最大都市サンパウロなど各地でも、国旗を掲げた市民らがデモを繰り広げた。

 ブラジルではこの日、かつて2期8年にわたり政権を握ったルラ前大統領が官房長官に就任した。中道左派の労働党政権を樹立し、在任中にサッカーのワールドカップ(W杯)や五輪の招致を実現したカリスマ的な指導者。ルセフ氏を後継に指名した人物でもあるが、ルラ氏の入閣が市民の怒りを増幅させた。

 ルラ氏を巡っては、国営石油会社ペトロブラスと与党政治家らを巡る「史上最大」の汚職事件に関与した疑いが浮上し、今月初旬に家宅捜索や事情聴取が行われたばかり。ブラジルでは閣僚の捜査や起訴には最高裁の承認が必要という「ハードル」があるため、入閣は「捜査逃れ」と映る。

 ルラ氏の就任式でルセフ氏は「入閣はブラジルのため」と強調したが、会場からは「恥ずべき事態だ」と怒声が上がり、演説が中断される場面もあった。ブラジリアとリオデジャネイロの裁判所は、捜査妨害につながるなどとしてルラ氏就任の一時停止を命じる仮処分を決定。ブラジリアの決定は上級審で取り消されたが、最高裁にも入閣の無効を求める訴えが相次いだ。

 混乱のなか、連邦議会では17日、ルセフ氏の罷免(ひめん)につながりかねない事態が進行した。昨年12月に受理されていたルセフ氏への弾劾請求を巡り、下院に弾劾の是非を検討する特別委員会が設置されたのだ。ルセフ氏は、貧困層向けの補助金などを巡る不正会計への関与が指摘されており、野党などが弾劾の必要性を強調してきた。

758チバQ:2016/03/21(月) 20:50:31
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-160320X007.html
ベナンで大統領選決選投票

03月20日 17:10時事通信

 【ロンドン時事】西アフリカ・ベナンで20日、大統領選の決選投票が行われた。6日に行われた第1回投票で約27%の得票で1位となったリオネル・ザンス首相(61)と、約24%を得て2位だった実業家パトリス・タロン氏(57)の争い。

 ボニ・ヤイ現大統領は既に2期務めており、3選禁止規定のため出馬していない。ザンス氏は与党候補で、ヤイ氏の後継者とされる。

759チバQ:2016/03/21(月) 21:25:59
3236 :チバQ :2016/03/21(月) 21:25:34
http://www.afpbb.com/articles/-/3081066
オバマ氏、キューバ訪問開始 現職米大統領では88年ぶり
2016年03月21日 09:44 発信地:ハバナ/キューバ
【3月21日 AFP】バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領は20日、キューバの首都ハバナ(Havana)に到着した。現職の米大統領による同国訪問は88年ぶり。冷戦(Cold War)期から50年以上にわたり敵対関係にあった両国の関係修復に向けた歴史的な訪問となる。

 米大統領専用機「エアフォース・ワン(Air Force One)」がハバナに着陸すると、オバマ大統領はツイッター(Twitter)に「ケ・ボラ、キューバ?」と投稿。「ケ・ボラ」はキューバのスラング(俗語)で「調子はどうだい?」という意味だ。

 オバマ大統領はその後、ミシェル(Michelle Obama)夫人と娘のマリア(Malia Obama)さん、サーシャ(Sasha Obama)さんと共に笑顔で機内から姿を現し、雨模様となった空港に傘を手に降り立った。

 大統領としての任期最終年に外交政策で歴史的成果を残したいオバマ大統領は20日午後、ハバナで再開した米国大使館を視察する。21日にはラウル・カストロ(Raul Castro)国家評議会議長との会談や野球観戦が予定されており、22日にキューバを離れる。(c)AFP/Sebastian SMITH、Andrew BEATTY

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160321/k10010450941000.html
オバマ大統領 キューバ カストロ議長と首脳会談へ
3月21日 15時51分

オバマ大統領 キューバ カストロ議長と首脳会談へ
現職のアメリカ大統領として88年ぶりにキューバを訪れているオバマ大統領は、2日目の21日には、ラウル・カストロ国家評議会議長との首脳会談を行い、経済面での関係強化などを確認する一方、キューバの人権状況の改善を強く求める考えです。
アメリカのオバマ大統領は20日、アメリカの現職大統領として88年ぶりにキューバを訪れ、ミシェル夫人と2人の娘を連れて首都ハバナの旧市街を訪問し、大聖堂でローマ法王と共に両国の国交回復に向けた秘密交渉の仲介役を担ったキューバのカトリック教会のトップ、オルテガ枢機卿と面会しました。
訪問2日目となる21日、オバマ大統領は、ラウル・カストロ国家評議会議長と首脳会談を行います。
会談でオバマ大統領は、両国が去年7月に国交を回復して以降続いている、経済面での関係強化をさらに進めていくことなどを確認する見通しです。
一方、キューバではオバマ大統領の到着の直前、民主化を求める集会を行った女性団体のメンバーら数十人が当局に拘束されていて、首脳会談ではキューバの人権問題も重要な議題となる見通しです。
アメリカ国内では、社会主義体制の下、人権が守られていないキューバとこれ以上、関係を強化すべきでないという指摘もあり、オバマ大統領はカストロ議長に対し人権状況の改善を強く求める考えです。
オバマ大統領は22日には、キューバの民主活動家らと面会し、人権問題を重視する姿勢を内外にアピールするねらいです。
民主化訴える集会開いた数十人を拘束
オバマ大統領の歴史的なキューバ訪問が始まった20日、大統領の到着の直前に現地で民主化を訴える集会を開いた女性団体のメンバーら数十人が当局に拘束されました。
キューバでは、政治犯として投獄された男性の妻らで作る団体が毎週日曜日の教会のミサのあと、民主化を求める抗議活動を続けていますが、メンバーがたびたび当局から拘束されるなどしており、欧米の人権団体は批判を強めています。
アメリカとキューバは去年7月に国交を回復して以降、アメリカによる制裁緩和で、経済面での関係強化が進んでいます。ただ、アメリカでは、社会主義体制の下、キューバの人権状況の改善が進んでいないとして、これ以上、関係を強化すべきではないという指摘も出ています。

760チバQ:2016/03/22(火) 22:27:10
http://mainichi.jp/articles/20160319/k00/00m/030/077000c
ブラジル
大統領弾劾も 国民怒り拡大、野党も反発

毎日新聞2016年3月18日 21時24分(最終更新 3月18日 23時37分)
 リオデジャネイロ五輪を8月に控えた南米ブラジルで、ルセフ大統領への批判が高まっている。後ろ盾だったルラ前大統領が汚職事件に関連した資金洗浄などの容疑で訴追され、16日に盗聴された電話により、大統領が捜査妨害を目的にルラ氏を官房長官に任命したことをにおわす会話をしていたことも明らかになった。一方、下院は17日、大統領の弾劾の是非を審議する準備を開始。反政府デモは未曽有の規模に拡大している。

 汚職捜査を妨害か

 ルセフ氏は2011年、高度経済成長を実現したルラ氏の政策継承を約束して大統領に就任した。しかし、世界不況や資源価格の低下などが原因で経済状況は悪化し、支持率は11%と記録的な低さに落ち込んでいる。

 国民の怒りを拡大させているのが与党の汚職疑惑の拡大だ。14年3月には、自身が取締役会議長を務めた国営石油会社ペトロブラスを巡り、多数の与党政治家が関与する汚職疑惑が発覚。ルラ氏も今月9日に訴追された。

 ルセフ大統領は16日、「政府強化策」という名目でルラ氏を官房長官に任命し、同氏は17日に就任した。閣僚への捜査は最高裁の承認が必要になるなど、一般人よりハードルが高くなるため、野党側は捜査妨害が真の目的だとして反発。首都ブラジリアとリオデジャネイロの連邦裁判所は17日、司法権などが脅かされるとして、任命を無効とする野党側の仮処分申し立てを認めた。これに対し、政府も異議を申し立て、ブラジリアの仮処分が取り消された。

 さらに、与党の汚職事件を担当する連邦判事が、大統領とルラ氏が16日に交わした電話の会話内容を公表。大統領は官房長官への任命を伝え、必要ならその立場を逮捕回避に利用できることを示唆したとされる。電話は裁判所の許可を受け、警察がルラ氏の電話を盗聴したものだった。

 下院は17日、大統領の弾劾の是非を審議する準備を始めた。野党は、大統領が14年の大統領選で再選できるように社会保障予算を不正に支出したとして大統領の弾劾を請求している。

 13日には320以上の都市で360万人以上が参加する反政府デモが起きた。

 英フィナンシャル・タイムズ紙によると、15年のブラジルの経済成長率はマイナス3.8%で過去25年間で最低となった。16年もマイナス成長の見通し。8月の五輪を前に、支持率が好転する要素は見いだせず、混乱の中での五輪開幕となる可能性がある。【サンパウロ支局】

761チバQ:2016/03/22(火) 22:27:47
http://mainichi.jp/articles/20160320/k00/00m/030/037000c
南スーダン
レイプ横行 政府軍連携の武装グループ

毎日新聞2016年3月19日 19時18分(最終更新 3月19日 19時18分)
【ヨハネスブルク服部正法】内戦状態が続いてきたアフリカ東部の南スーダンで、政府軍と協力関係にある武装グループなどによる女性のレイプが横行している。国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)が報告書を公表した。政府軍が連携する武装グループに賃金を支払う代わりに、レイプを見逃すこともあるという。

 報告書によると、国連は昨年4〜9月、北部ユニティ州だけで1300件以上のレイプ被害を確認した。同州では反乱軍の撤退後、政府軍などによって反乱軍の支援者と疑われた住民が焼き殺されたりした。ある女性は、政府軍兵士に木に縛り付けられ、15歳の娘が10人の兵士にレイプされる場面を見るよう強いられたという。

 報告書は、政府軍やこれに連携する武装グループが、支配下に置いた女性や少女を商品のように見なしていると指摘した。

 2011年7月にスーダンから分離独立した南スーダンでは、キール大統領とマシャール副大統領の対立が表面化。キール氏が13年7月にマシャール氏を解任したのを機に、首都ジュバで政府軍とマシャール氏を支持する反乱軍との戦闘が勃発した。戦闘はキール氏の出身民族ディンカ人とマシャール氏の出身民族ヌエル人との対立に発展し、各地に拡大。難民・避難民は200万人以上に達したとされる。

 今年2月、キール氏がマシャール氏を副大統領に再任命。政府側と反乱軍側の権力分担が進み、内戦終結につながるか注目されている。

762チバQ:2016/03/22(火) 22:30:41
http://mainichi.jp/articles/20160320/k00/00m/030/108000c
リビア
カダフィ派、復権足固め 対ISで政府軍と共闘

毎日新聞2016年3月20日 08時00分(最終更新 3月20日 08時00分)

【カイロ秋山信一】2011年のリビア内戦で殺害された指導者カダフィ大佐のいとこで側近だったアフマド・カダフィダム氏(63)が、滞在先のカイロで毎日新聞のインタビューに応じた。同氏は、内戦後に公職追放されていた旧カダフィ政権派の軍人らが、過激派組織「イスラム国」(IS)などと戦うため「政府軍と協力している」と証言。混乱が長引く中、旧政権派が復権をうかがう構図が浮き彫りになった。

 リビアでは13年6月、旧カダフィ政権の要職経験者らを10年間公職から追放する法律が施行された。カダフィダム氏は「旧政権支持者だとして、軍人、警察官、裁判官、外交官ら5000人以上が排除された」と主張した。

 だが、反カダフィ派は内紛続きで、新憲法制定など民主化プロセスは停滞。14年夏には東西に二つの政府が分立する事態に発展した。カダフィダム氏によると、旧政権派は、国際社会から正統性を認知されている東部拠点のトブルク政府傘下の政府軍に合流し、イスラム過激派の掃討作戦で協力関係を築いているという。

 また、国連が主導する国民和解と統一政府樹立の協議に関して「話し合いによる解決は重要だが、全てのリビア人を包括する枠組みではない。特定の部族や党派を排除すべきではない」として、政治プロセスに旧政権派の参加を認めるべきだとの考えを示した。水面下では周辺国や国内の政治勢力とも接触しているという。

 一方、カダフィ政権崩壊は「北大西洋条約機構(NATO)の空爆が原因で、リビア国民による革命で打倒されたわけではない。NATOが介入しなければ対話で解決できた」と強弁した。

 ISがカダフィ大佐の出身地で支持基盤が強かったシルトを拠点化したことについても「NATOがシルトを集中的に空爆し、我々の部族を排除した。そこにイスラム過激派が入ってきた」と主張。シルトでは旧政権派とISが一定の協力関係にあるとの見方もあるが、「外部からの支援がないため、(地元部族は)戦いようがないだけだ」と説明した。

 カダフィダム氏はカダフィ政権時代から特使としてカイロに拠点を置き、巨額の資産管理や海外工作を担ったとされ、カイロの事務所には今もカダフィ大佐の肖像が掲げられている。匿名を条件に電話取材に応じたリビア人記者は「トブルク政府や軍は旧政権派の復権は望んでいないが、カダフィダム氏の資金を必要としているため、協力関係が成立している」と指摘した。

 【ことば】リビア情勢

 2011年2月に民主化要求運動「アラブの春」に触発された反政権デモをカダフィ政権が武力弾圧し、内戦に発展した。国連安保理決議に基づき、北大西洋条約機構(NATO)がカダフィ政権に対する空爆を主導。8月に政権は崩壊した。反カダフィ派の多くが内戦後も武装解除に応じずに政治介入を繰り返し、民主化は停滞。混乱に乗じて過激派組織「イスラム国」(IS)が拠点化を進めており、米欧では再び軍事介入を求める声が出ている。

763チバQ:2016/03/24(木) 21:00:47
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160324-35080093-cnn-int
NZ、新国旗巡る国民投票で現状維持が決定
CNN.co.jp 3月24日(木)18時45分配信

(CNN) 政府が国旗刷新を提案したニュージーランドで24日、現行の国旗もしくは新たなデザインの国旗のどちらかを最終的に選ぶ2回目の国民投票が締め切られ、同国の選挙管理委員会は同日夕、現状維持が決まったとの暫定開票結果を発表した。

現行国旗の支持派は56.6%以上だった。一方で、新たな国旗候補として昨年実施の1回目の国民投票で選ばれた黒、白、青の3色を基調に「シルバー・ファーン」と呼ばれる同国特有のシダや南十字星をあしらった図案は43.2%と当初の予想を越える支持率を獲得する結果となった。

選挙管理委によると、投票率は67.3%で投票者総数は約210万人。決戦となる今回の国民投票は3月3日に開始した。最終開票結果は今月30日の発表の見通し。

シルバー・ファーンをあしらった作品は、昨年実施の1回目の国民投票で5候補の中から選ばれていた。過去100年以上使われている現在の国旗は、南十字星と英国国旗のデザイン「ユニオンジャック」を組み合わせたもので、時代錯誤的でオーストラリア国旗と酷似しているとの反発があった。

国旗変更の中心的な推進者は保守派の国民党政権を率いるキー首相で、シルバー・ファーンは国家の歴史的シンボルであり、国家的な矜持(きょうじ)を高めるなどと主張していた。

一方で、同首相の批判派勢力は国民投票に必要な1760万米ドル(約19億9000万円)相当の多額な資金に難色を示すと共に、新たな国旗への変更に対する国民の支持意見が少ないことも指摘。今月10〜15日の間に実施された世論調査結果によると、国旗変更の支持者は35%だった。

150万票が投じられた昨年の1回目の国民投票では、シルバー・ファーンが入った国旗を現行国旗と代える1番目の候補と選んだのは40%だった。

764チバQ:2016/03/24(木) 21:18:34
http://www.sankei.com/world/news/160324/wor1603240021-n1.html
2016.3.24 11:36
【リオ五輪】
ブラジルでスポーツ相解任 五輪前に政治取引か

反応

反応


ブラジルのルセフ大統領(左)とイルトン・スポーツ相=2015年3月(ロイター)
ブラジルのルセフ大統領(左)とイルトン・スポーツ相=2015年3月(ロイター)
 ブラジルメディアは23日、ルセフ大統領がイルトン・スポーツ相を解任したと伝えた。ルセフ氏の弾劾阻止をめぐり、連立与党を先週離脱したブラジル共和党とルセフ氏の政治取引の材料になったという。

 リオデジャネイロ五輪が4カ月余り後に迫る中、大会準備・運営への懸念が高まりそうだ。五輪に絡む重要ポストが政争の具にされたことで、ルセフ氏への反発がさらに強まる可能性もある。

 経済低迷や、ルラ前大統領らも巻き込んだ汚職事件捜査の進展によりルセフ氏の弾劾や辞任を求める声が高まる中、イルトン氏が所属していたブラジル共和党は先週、連立与党を離脱。同氏は離党し閣内にとどまった。ルセフ氏は、同党に近いスポーツ省高官のレイゼル氏を後任に据えることなどの代わりに、弾劾が成立しないよう同党の協力を取り付けたとされる。同党は否定している。(共同)

765とはずがたり:2016/03/25(金) 13:18:24
欧州とイスラームの2箇所に亘る記事なのでこちらに投下。

>イスラム系過激派組織「イスラム国」との闘いにおいて、勝利とはこのような形になる可能性があるということを、欧州諸国は理解しておくべきだろう
なのである。欧米が勝手に出て行って現地を引っ掻き回すのは良いんだけど追い詰められるとテロで本国が狙われそれを十分に護る事が出来ない以上,勇ましく追い詰めるのは得策で無い様にも思えるんだが。。
この記事ではまさにそういう感覚を批判し巧く云ってるんだからこのまま続けよと云ってるんだけど。
欧米がシリア・イラクやリビアやアフガンなども含め旧政府に代わるまともな政府を造れもしないのに倒してしまった若しくは倒そうとしているのはバカげてゐる。俺は倒して欲しいと思ってるんだけど,倒した後にまともに住民に福利厚生を供給するまともな政府を造ろうとしない事に憤慨してゐるのだ。

>過去のアルカイダの攻撃と今回のイスラム国によるブリュッセル攻撃とのあいだには顕著な違いがある。9.11にせよ、マドリッドやロンドン攻撃にせよ、アルカイダは勢力を増しつつある時期で、世界はその破壊能力に目を疑った。

2016年 03月 25日 11:58 JST
コラム:ベルギー攻撃、ISが「パニック」に陥った兆候か
http://jp.reuters.com/article/greenberg-brussels-idJPKCN0WR05H
Karen J. Greenberg

[23日 ロイター] - ベルギー首都ブリュッセルで22日発生した同時爆弾攻撃によって、現地警察によれば少なくとも31人が犠牲となり、約270人が負傷。この惨劇は、悲劇であり受け入れがたい。

しかし、イスラム系過激派組織「イスラム国」との闘いにおいて、勝利とはこのような形になる可能性があるということを、欧州諸国は理解しておくべきだろう。爆発犯による示し合わせた攻撃は、彼らの強さよりも弱さから生まれている可能性が高いのである。

イスラム国は、このところ、続けざまにその勢力に深刻な打撃を受けている。まず何よりも重要な点は、イラクとシリアにおける支配地域(世界中から外国人戦闘員を集めている「カリフ国」)は、過去15カ月で着実に縮小を続けており、その喪失ペースは加速している。

2015年1月以降、同組織はイラクとシリアにおける支配地域を推定22%失った。8%は2016年に入ってからのものだ。

http://tohazugatali.we b.fc2.com/int_poli/fight-against-is.gif

先月、同組織に関連した大量の書類が欧州メディアに流出した。アラビア語によるこれらの書類は、構成員の登録フォームで、氏名、年齢、学歴、特技、生存/死亡といった個人情報が含まれている。

ベルギー攻撃の4日前には、11月のパリ同時多発攻撃の首謀者とされるサラ・アブデスラム容疑者が、ベルギー国内の出身地近くで拘束された。当局の発表によれば同容疑者は法執行機関に協力的であり、彼自身のネットワークとその計画についての情報、さらには、欧州の治安や安全に対する差し迫った脅威となる個人の氏名や計画についても恐らく提供していると想定される。

イラクとシリアでの深刻な「領土」喪失、組織の実態を明らかにする文書の流出、広範囲のネットワークと将来の計画を知る可能性の高い人物の拘束──。こうした状況が重なったことが、ブリュッセルに潜伏していた部隊をパニックに追い込んだ可能性がある。

766とはずがたり:2016/03/25(金) 13:18:43
>>765-766
確かに、同組織が攻撃計画を立案し、武器を準備、自爆犯を選んだことは事実だ。だがそれでも、ブリュッセルでの攻撃はグループが不安を感じ、浮き足立っている兆候かもしれないのだ。

欧米諸国がこの点を見逃しかねない理由の1つは、ブリュッセルの事件によって呼び起こされる恐怖が、細部に至るまで、今も記憶に刻まれている国際武装組織「アルカイダ」による過去の攻撃に結びついているからである。

つまり、国際的な知名度の高い標的、多くの市民の犠牲、複数の自爆犯、爆発物の使用といったイメージは、アルカイダ流の手口につながるものであり、今日では「イスラム国」を名乗る者たちがその手口を引き継いでいるのだ。

空港と地下鉄というブリュッセルの交通機関に対する攻撃は、2005年のロンドンにおけるバス・地下鉄の爆破事件、2004年のマドリードにおける鉄道駅での爆破事件を思い起こさせる。この2つの事件では合計で数百人の犠牲者が出た。

そしてまさに、北大西洋条約機構(NATO)や欧州委員会の本拠地でもあり、世界的に知られた国際拠点に対する攻撃によって、必然的にさまざまな国籍の人々が犠牲者に含まれるという点で、9.11(米同時多発攻撃)を連想せずにはいられない。

だが、過去のアルカイダの攻撃と今回のイスラム国によるブリュッセル攻撃とのあいだには顕著な違いがある。9.11にせよ、マドリッドやロンドン攻撃にせよ、アルカイダは勢力を増しつつある時期で、世界はその破壊能力に目を疑った。

アルカイダの指導者だったウサマ・ビンラディンは9.11以前にも数回にわたり米国の関心を引こうと試みていたが、失敗していた。

1998年のケニア、タンザニア両国で連動して起きた米国大使館への自爆攻撃、2000年のミサイル駆逐艦「コール」への自爆攻撃、1996年のコバールタワー(サウジアラビア)での米空軍兵舎の爆破事件といった攻撃は、いずれも冷静に受け流されてしまい、米国の法執行当局者とジャーナリストの関心を集めただけだった。しかし、9.11のニューヨーク世界貿易センタービル破壊が、すべてを変えた。

137人の犠牲を出したパリ攻撃の少し前、オバマ米大統領はシリアとイラクにおける欧米諸国によるイスラム国掃討作戦の成功を口にしていた。一部のアナリストは、中東における地域的な後退がイスラム国に焦りを生み、構成員の目が、破壊活動の対象としてもっと近づきやすい欧州へと向かったのではないかと推測していた。

このようにイスラム国の狙いが変化しているとすれば、それが示唆するのが同組織の弱さなのか強さなのか、焦りなのか自信なのかという見極めはなぜ大切なのだろうか。それは、欧米諸国がブリュッセル事件にどう対応すべきかという洞察を得られるからだ。

まず、中東地域外における非対称戦争の最前線に立つ各国の法執行機関は、まさに今までやってきたことを続けるべきだ。犯人を発見し、彼らの広範なネットワークの構成員を突き止め、武器を押収し、爆弾攻撃に関わりのある者を拘束することだ。

ここで問題なのは、「恐怖」というもっと大きな課題だ。ブリュッセルへの攻撃がイスラム国側のパニックを示す自暴自棄の兆候であるならば、この事件に対する正しい対応は恐怖ではなく、悲しみと喪失の感覚である。私たち一般大衆やメディア、公職者、政治家は、自分たちの脆弱性や弱点といった、不正確で刺激的な感覚に屈しない方がいいだろう。

浮き足だったイスラム国が自己防衛に回ると、断末魔を迎えるまでに、これまでよりもはるかに多くの暴力が生じるかもしれない。だが欧米諸国は、同組織に対する国内外での圧力を維持することを躊躇するべきではない。テロの現実は、絶え間ない警戒を日常的に要求する。それはこれからもしばらく続くだろう。それ以上でも、それ以下でもない。

*筆者はフォーダム大学法科大学院の国家安全保障センター所長。国家安全保障、テロ、市民的自由を専門とする。新著「Rogue Justice: The Making of the Security State(原題)」は5月刊行予定。

767名無しさん:2016/03/26(土) 19:47:56
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201603/2016032200991&g=pol
アンゴラと安保理で関係強化=安倍首相

 安倍晋三首相は22日午後、首相官邸でアンゴラのドスサントス国会議長の表敬を受けた。日本とアンゴラは今年、国連安保理でともに非常任理事国を務めることから、首相は「両国関係を強化したい」と期待を示した。議長は「外交関係樹立40周年という特別な年に日本を訪問できたことをうれしく思う」と述べた。(2016/03/22-22:16)

768チバQ:2016/03/27(日) 21:45:45
http://mainichi.jp/articles/20160326/k00/00e/030/249000c
西サハラ
「占領継続」国連事務総長指摘…モロッコが反発

毎日新聞2016年3月26日 11時49分(最終更新 3月26日 12時39分)
 【カイロ秋山信一】40年以上にわたって領土問題が未解決になっているアフリカ西部の西サハラを巡り、国連の潘基文(バン・キムン)事務総長がモロッコの「占領」が続いていると発言し、領有権を主張するモロッコが猛反発している。西サハラの大部分を実効支配するモロッコは、国連要員の一部撤収を要求し、国連平和維持活動(PKO)の継続も危惧されている。

 ロイター通信などによると、潘氏は3月上旬、アルジェリア南部の西サハラ難民キャンプを訪ね、西サハラ問題の早期解決を訴えた。だが、実効支配が正当だと主張するモロッコは、潘氏が「占領」との言葉を使ったことに反発し「中立性と公平さを放棄した」と名指しで非難した。

 国連側は「西サハラは住民が自由に願望を表明できるような状況になく、難民が帰還できないという状況を表現した言葉だ」と反論。潘氏も「個人攻撃に怒りを覚えている」と、激しい語調で応じた。

 だが、モロッコは態度を硬化。平和維持活動に対する拠出金の一部300万ドル(約3億4000万円)の支出を凍結し、国連西サハラ住民投票監視団(約500人)の文民要員84人の撤収や、西部ダフラにあるPKO部隊の事務所閉鎖を要求した。

 文民の大半は既に退去。運転手や技術者が不足する事態となっており、国連側は「平和維持活動が適正に実施されなければ、紛争再燃の危険がある」と懸念する。だが、モロッコは要員の復帰には応じない構えだ。

769チバQ:2016/03/29(火) 22:34:59
http://www.sankei.com/world/news/160329/wor1603290034-n1.html
2016.3.29 16:01

リオ五輪目前にブラジル観光相まで辞表 スポーツ相解任に続き、ルセフ政権の混乱に拍車

 ブラジルのアルベス観光相は28日、ルセフ大統領に辞表を提出したことを明らかにした。地元メディアが伝えた。ブラジルでは今月、スポーツ相が解任されており、8月のリオデジャネイロ五輪を前にした関連2閣僚の交代はブラジル政治の混乱を印象づけた。

 ルセフ氏を支える連立与党の一角で、アルベス氏の所属するブラジル民主運動党(PMDB)は29日に政権離脱を決めるとの見通しが高まっており、同党の決定を見越した動きとみられる。

 上下院とも最多の議席を持つPMDBが政権離脱を決めれば、ルセフ氏の弾劾の可能性が高まるため、政府与党は引き留め工作を続けた。

 ルセフ氏は28日、PMDBの閣僚7人のうち、アルベス氏を含む6人の閣僚と会って政権運営への協力を求めた。7人の中にはルセフ氏を支持する閣僚もいるとされる。(共同)

770チバQ:2016/03/29(火) 22:37:03
http://www.sankei.com/world/news/160329/wor1603290024-n1.html
2016.3.29 10:41

「占領」発言、潘国連総長「誤解招き遺憾」 モロッコ側は反発しPKO撤収
 モロッコが国連の潘基文事務総長の発言に反発し、西サハラから国連平和維持活動(PKO)要員の撤収を要求した問題で、潘氏は「モロッコの誤解を招き、遺憾に思っている」と述べた。国連のドゥジャリク事務総長報道官が28日の定例記者会見で明らかにした。

 今月上旬、モロッコの隣国アルジェリアの西サハラ難民キャンプを訪問した潘氏は、モロッコが実効支配する西サハラについて「占領されている」と指摘。この発言を受け、モロッコはPKO要員84人を撤収させるよう国連に要求し、要員の一部が撤収した。

 撤収の動きに関し、潘氏は当初「深い失望と怒りを感じている」と強く反発していたが、PKOの停戦監視や難民支援への影響が現実味を帯びたため、態度を軟化させたとみられる。ただ、潘氏は「占領」発言を撤回せず、モロッコ側が撤収要求を取り下げる見通しは立っていない。(共同)

771チバQ:2016/03/30(水) 22:36:58
http://www.asahi.com/articles/ASJ3Z26D2J3ZKJHT009.html
ブラジル最大政党が連立離脱 ルセフ大統領、さらに苦境
時事2016年3月30日13時28分
ブラジルの最大政党ブラジル民主運動党(PMDB)は29日、支持率低迷にあえぐ連立政権から離脱し、政権内の閣僚6人を引き揚げると表明した。政権分裂は決定的で、弾劾(だんがい)手続きが進むルセフ大統領はさらなる苦境に追い込まれた。

 PMDBの政権離脱はドミノ倒しのように他党の連立離れにつながる恐れがある。弾劾の賛否をめぐり議会の勢力が二分する中、態度を決めかねている議員の行動に大きく影響を与えそうだ。

 下院で続く弾劾審議は、3分の2の賛成で上院に送られる。上院の過半数が賛成すれば、審議終了までの180日間、ルセフ氏は職務が停止される。

 徹底抗戦するルセフ氏は、4月中旬に予定される下院の弾劾投票に勝利するため172票の獲得が必要。地元メディアによると、米国で今月31日に始まる核保安サミットも欠席し、可決阻止に全力を挙げる。

 ただ、PMDBの支持がなく、閣僚の大幅な入れ替えも余儀なくされる中、議会審議の停滞は必至。深刻な不況への対策やリオデジャネイロ五輪の準備に影響を与える可能性もある。

 2014年政府会計を不正操作したとして弾劾審議を受けるルセフ氏の支持率は、汚職事件や不景気の影響もあり11%まで低迷。大手調査会社の世論調査によると、ルセフ氏の弾劾を求める声は68%に上る。

 ルセフ氏は政界に影響力を持つルラ前大統領を官房長官に指名し事態の好転を目指したが、ルラ氏は汚職事件で捜査されており、「閣僚特権を使った逮捕逃れだ」と国民の反発を買い逆効果に終わった。(時事)

772チバQ:2016/03/30(水) 22:39:04
http://www.sankei.com/world/news/160329/wor1603290061-n1.html
2016.3.29 22:57

「私は元気だ。続投できる」と92歳のムガベ・ジンバブエ大統領が再選に意欲 「独裁者」批判には「冒涜」、疎遠の北朝鮮とは「友達になれる」

 来日したジンバブエのムガベ大統領(92)は29日、都内の迎賓館で産経新聞など一部の日本メディアと会見し、2018年に予定される次期ジンバブエ大統領選(任期5年)について、「支持者たちが候補に推薦している」として、出馬する意向を表明した。

 ムガベ氏は1980年に同国が独立すると初代首相に就任、87年に大統領となり、現在6期目。世界最高齢の現役の国家指導者として知られ、「私は元気だ。国民が望むなら続投できる」と主張した。

 30年以上にわたる長期支配体制を敷き、近年は野党勢力を弾圧するなどして欧米などから「独裁者」と批判されていることについては、「国民が私を選んでいる。(批判は)わが国民への冒涜(ぼうとく)だ」と反論した。

 また、国際社会の圧力をよそに核開発を強行している北朝鮮に関し、故・金日成(キム・イルソン)主席と友人だったが今の北朝鮮とは「友好関係にない」と述べた。その上で、「彼らが関係の再構築を望むなら友達になれるだろう」とも語った。

 一方、米大統領選の共和党候補氏名争いで独走する不動産王、ドナルド・トランプ氏については「彼ら(米国人)は、今年のジョーカー賞を選ぼうとしているようだ」と皮肉った。

773チバQ:2016/03/30(水) 22:41:46
3257 :チバQ:2016/03/30(水) 22:41:09
http://www.sankei.com/world/news/160330/wor1603300005-n1.html
2016.3.30 07:32
【米と国交回復・キューバルポ】
「カストロよりオバマを議長に」とハバナ市民はラブコール オバマ人気の影に生活不安… 
 現職の米大統領として今月下旬、88年ぶりにキューバを訪れたオバマ大統領をキューバ国民は熱狂的に歓迎した。半世紀に及ぶ敵対関係に終止符を打ち、制裁緩和などを通じてキューバ国民の生活向上に貢献しようとしているためだ。ただ、国交回復の恩恵を受けているのは一部の国民で、大半の生活は苦しいまま。カストロ政権の政治姿勢にも変化の兆しはみられず、キューバ社会には国交回復の「明暗」が交錯している。(ハバナ 黒沢潤)

 「ジョージ・ブッシュ(前米大統領)よりオバマの方が断然、好きだ」。オバマ氏がラウル・カストロ国家評議会議長と会談した革命宮殿近くで、自営業のホアン・リベロさん(48)はこう強調した。

 キューバ独立系機関の昨年春の調査によれば、キューバでオバマ氏の人気は高く、好感を持たない国民は17%と、ラウル氏(48%)や兄フィデル前議長(50%)を大きく下回る。

 外交筋によれば、実はオバマ氏はブッシュ前政権時代より50近く新たな制裁を科してきた。最近の緩和策が注目されるため、オバマ政権の「寛容さ」ばかりが目立つが、実情は異なる。

 それでも、キューバの貧困解消実現に向け、米議会に制裁の全面解除を訴えるオバマ氏の姿勢は魅力的に映る。女性のミレニアさん(28)は「オバマ氏をキューバのトップ(議長)に迎えたいほどだ」とラブコールを送る。

 
■    ■

 オバマ氏が決断した国交回復以降、キューバに多数の観光客が流入し、多額のカネが落ちているのは事実だ。2015年の観光客は過去最高の350万人を記録。日本人観光客は約1万3千人と、増加率(81%)では世界一だ。1959年のキューバ革命に関心を抱く60代の人々が多いという。

 キューバが注目されることで、マヤ文明の遺跡が散在するメキシコ、カリブ海に浮かぶ米プエルトリコなどの観光地は悲鳴を上げている。高齢のラウル氏が宣言通り2018年に引退した場合、カストロ兄弟の政権への影響力が激減するため、「国が劇的に変化する前に共産主義体制を見ておきたいという人が増える一方だ」(観光業者)という。

 米・キューバ経済評議会によれば、ビジネスチャンスを狙ってキューバ入りした経済団体は14年末以降、500に上る。オバマ氏訪問に合わせ、キューバを訪れた米系ホテルも商談をまとめるなど、経済向上への下地は整えられつつある。

 
■    ■

 レストランや観光業が歓迎の声を上げる一方で、大半の国民は国交回復の恩恵を実感できないでいる。

 国民の月額平均給与は25ドル(約2500円)。20代の女性は「ラウルは600ドルもするスペイン産ワインを飲み、庶民の“夢”である牛肉を口にする。国民第一なら私たちにも与えるべきだ」と口をとがらせる。

 政権が国民に与える配給品は毎月1人あたり、卵7個▽豆1キロ▽米2キロ-など。1週間で底を突き、残りはわずかな給与で買うしかない。独立系ジャーナリストのサンティアゴ氏(38)は「腹をすかせた国民は多い。食糧を買うカネがなければ、残念ながら夕食はない」と窮状を訴える。

 ハバナはデコボコの道が多く、移動手段のバスも不足気味。国民のインターネットのアクセス率も5%以下と「鎖国」状態にある。他国民並みの暮らしは「夢のまた夢」でしかない。

 
■    ■

 国交回復後、カストロ政権の強権体質にも変化の兆しは見られない。オバマ氏の訪問に合わせ、世界中から押し寄せた報道陣をハバナのホテルに宿泊させるため、カストロ政権は先約の人々を車で東に約2時間のバラデロに強制移動させた。民主国家ではあり得ない手法に不満が渦巻く。

 中米外交筋は「キューバの憲法には『国民主権』と書かれているが、実際は『政権主権』でしかない」と述べ、米国がキューバの民主化もにらんで決断した国交回復が同国社会に大きな影響を及ぼすのはかなり先との見方を示した。

774チバQ:2016/03/30(水) 22:42:22
http://www.sankei.com/world/news/160330/wor1603300029-n1.html
2016.3.30 14:48

NZ、国旗継続が56% 最終集計を発表 「シダ」の新デザインは43%


 ニュージーランドの選挙管理委員会は30日、国旗変更の是非を問う国民投票の最終集計結果を発表し、英国旗を取り込んだ現行国旗への支持が56・6%、先住民マオリに由来するシダの葉を使った新デザイン案が43・2%だった。投票率は67・8%。

 24日発表の暫定集計結果で、現行国旗への支持が新デザイン案を上回っていた。(共同)

775チバQ:2016/03/30(水) 22:42:45
http://www.sankei.com/world/news/160330/wor1603300033-n1.html
2016.3.30 18:22

ブラジル最大政党が連立離脱 大統領弾劾に現実味

反応


反応

29日、ブラジリアで開いたブラジル民主運動党(PMDB)の全国幹部会議で、連立与党からの離脱を表明する上院議員ら(右手前から2人目)(ロイター)
29日、ブラジリアで開いたブラジル民主運動党(PMDB)の全国幹部会議で、連立与党からの離脱を表明する上院議員ら(右手前から2人目)(ロイター)
 【ロサンゼルス=中村将】南米ブラジルのルセフ大統領政権の連立与党から最大政党、ブラジル民主運動党(PMDB)が離脱することが29日、明らかになった。PMDBの幹部会が決定した。上下両院で最多議席を持つ政党の離反はルセフ氏の弾劾を含め、政局に大きな影響を及ぼす可能性がある。五輪を控えた同国の政治混乱は重大局面を迎えつつある。

 ロイター通信は、ルセフ氏が内政問題の対処を急ぐため、31日から米国の首都ワシントンで開催される核安全保障サミットへの出席を取りやめたと報じた。

 PMDBに所属するアルベス観光相が28日に辞表を提出。スポーツ相の解任に続く、“離脱”の動きで8月のリオデジャネイロ五輪を前に混乱は必至とみられていたが、ロイターによると、PMDBは同党に所属する閣僚6人と、政府の役職につく党員の退任を決めた。4月中にもルセフ氏の弾劾に向けた採決が行われる可能性があるが、ルセフ氏の労働党(PT)以上の議席を持つPMDBが連立を解消したことで、弾劾は現実味を帯びてきた。

 ルセフ氏は進歩党(PP)や共和国党(PR)、ブラジル社会民主党(PSDB)などの支持を得て、弾劾を回避したい意向だが、これらの政党の動向によっては、政局は一気に流動化する。

 世論調査でルセフ氏の支持率は10%前後で推移する中、弾劾を支持する人は68%に上っており、民意を反映した情勢といえそうだ。

776チバQ:2016/03/30(水) 22:43:23
http://www.sankei.com/world/news/160330/wor1603300034-n1.html
2016.3.30 18:39

国連事務総長「西サハラ占領」発言の騒動広がる モロッコ反発、潘氏批判の100万人デモ

 【ニューヨーク=黒沢潤】約40年間にわたり領土問題が未解決となっているアフリカ西部の西サハラをめぐり、国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長が最近、実効支配するモロッコの「占領」が続いていると述べる一方、モロッコと対立する独立派勢力を擁護するような姿勢を示し、モロッコから「中立」でないと批判されている。モロッコは、西サハラに展開中の国連平和維持活動(PKO)部隊の要員を撤収させるよう国連側に強く要求、PKO継続が危ぶまれる事態にもなっている。

 潘氏は今月上旬、モロッコの隣国アルジェリアにある西サハラ難民キャンプを訪問した際、西サハラがモロッコによって「占領されている」と発言した。

 これに対し、西サハラの実効支配は正当だと主張するモロッコが猛反発。首都ラバトでは、潘氏を批判する100万人規模のデモが起きたほか、モロッコ政府がPKO要員84人を撤収させるよう国連に要求、一部がすでに撤収した。


 モロッコは、300万ドル(約3億4000万円)にも上るPKOへの拠出を凍結し、同国が世界各地に派遣しているPKO要員約2300人全員を引き上げる方針も示している。

 潘氏は当初、「個人攻撃に対して怒りを覚えている」などと激しい口調で応じたが、国連のステファン・ドゥジャリク報道官は28日、「誤解が生じ、われわれは遺憾に思っている。潘氏は西サハラ問題で、どちらの側にもくみしない」などと釈明した。PKO継続に影響が及ぶ事態を危惧し、態度を一転させたもようだ。

 ただ潘氏は、「占領」発言自体を撤回せず、モロッコも態度を軟化させていない。両者の関係修復には時間がかかるとみられ、西サハラが一段と不安定化するとの懸念が出始めている。

777チバQ:2016/04/03(日) 10:48:57
http://mainichi.jp/articles/20160402/k00/00m/030/102000c
ブラジル
治安軍トップ辞任 政権批判し

毎日新聞2016年4月1日 21時07分(最終更新 4月1日 21時07分)

 ブラジル法務省傘下の治安部隊、国家治安軍のトップ、モレイラ氏が3月31日までに、ルセフ大統領への不満などを訴えて辞任した。国家治安軍は8月のリオデジャネイロ五輪で警備の一翼を担う組織で、士気の低下や規律の乱れも懸念される。

 ルセフ氏の弾劾をめぐる政治の混迷は、政府だけでなく治安部隊にも影響を与えている。

 地元メディアによると、モレイラ氏は部下らに「われわれは、大統領ら不道徳なグループに指導されている」「政府は国益よりも、権力の維持に関心がある」とのメッセージを送っていた。(共同)

778チバQ:2016/04/03(日) 19:06:23
http://www.sankei.com/world/news/160401/wor1604010004-n1.html
2016.4.1 01:01

アルゼンチン債務問題15年ぶり解決へ 上院が承認 国際金融市場に復帰

反応

反応


 【ロサンゼルス=中村将】南米アルゼンチンの上院は31日、2001年のデフォルト(債務不履行)をめぐる米投資ファンドとの返済和解案を承認した。AP通信などが報じた。下院でもすでに承認されており、アルゼンチンは15年ぶりに債務問題を解決し、国際金融市場に復帰する見通しとなった。上院での和解案承認は賛成54、反対16だった。アルゼンチン政府は4月、ファンドが要求する額の75%に当たる約46億5300万ドル(約5200億円)を支払う方針。昨年12月に就任したマクリ大統領は反米左派政権からの方針を転換。債務問題の解決を目指していた。

779チバQ:2016/04/04(月) 22:29:03
http://www.afpbb.com/articles/-/3082420
リビア暫定首相が首都入りも先行き暗雲、テレビ局を武装集団襲撃
2016年03月31日 13:54 発信地:トリポリ/フランス
【3月31日 AFP】国家分裂状態にあるリビアで30日、国連(UN)の後押しを受けて挙国一致内閣の樹立を目指すファイズ・シラージュ(Fayez al-Sarraj)暫定首相が首都トリポリ(Tripoli)に入った。しかし、トリポリを実効支配するイスラム政治勢力がシラージュ氏の退去を要求する中、市内のテレビ局を武装グループが襲撃。平和的な権限移譲に暗雲が立ち込めている。

 襲撃を受けたのはトリポリ中心部にある衛星テレビ局アルナバ(Al-Nabaa)本社。同局の記者2人によると、武装グループは回線を切断し、社内にいた従業員を追い出したという。放送は中断されたままだが、負傷者はないという。

 アルナバはトリポリを拠点とするイスラム政治勢力の政権に近いテレビ局だが、国際社会はこの政権を承認していない。アルナバのある記者はAFPに対し、襲撃グループはシラージュ氏を擁する挙国一致内閣の支持者たちのようだったと証言した。

 リビアでは、2014年夏にイスラム武装組織連合が首都を掌握して独自政権の樹立を宣言し、国際社会が承認する政権は同国東部への退避を余儀なくされた。以来、国内に2つの政権が併存する事態が続いている。

 元実業家のシラージュ氏は昨年12月、統一政府の樹立に向けた国連の仲介による和解案に基づいて暫定首相に就任。30日に海軍に伴われ、閣僚数人とともに海路でトリポリ入りした。これに対し、トリポリを掌握する勢力は国家非常事態を宣言するとともに、シラージュ氏に対し首都を退去するか、自分たちに投稿するかの選択を迫っている。現地のAFP記者によると、市内では30日夜、複数の幹線道路が外国製の軍用車両に乗った武装グループに占拠された。(c)AFP/Mohamad Ali Harissi

780チバQ:2016/04/05(火) 20:36:40
>>679>>683
http://www.sankei.com/world/news/160405/wor1604050010-n1.html
2016.4.5 09:14

ヘレン・クラーク氏、国連事務総長選に出馬 前ニュージーランド首相 候補表明7人中、女性は4人目

【ニューヨーク=黒沢潤】国連開発計画(UNDP)総裁で、前ニュージーランド首相のヘレン・クラーク氏(66)が4日、今年末で任期が切れる国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長の後任候補として正式に出馬表明した。

 これまで、国連教育科学文化機関(ユネスコ)のイリナ・ボコバ事務局長ら7人が出馬を表明した。女性はクラーク氏で4人目。

 クラーク氏は4日の記者会見で、「私は(困難な仕事に)慣れている」と強調。また、米国や中国など5常任理事国のみならず、各国の意見に積極的に耳を傾けると表明した。

 今回の選挙では、世界各地から持ち回りで事務総長を選出するという過去の慣例にならい、東欧地域から選出すべきとの声が出ている。一方、国連史上初の女性候補選出を目指す動きも国連内外で強まっている。

 クラーク氏は1999〜2008年にかけてニュージーランド首相を務め、09年にUNDP総裁に就いた。ニュージーランドのキー首相はクラーク氏の出馬表明を受け、「(事務総長就任のための)十分な才能と経験を持ち合わせている」と強調した。

781チバQ:2016/04/05(火) 20:37:19
http://www.sankei.com/world/news/160405/wor1604050027-n1.html
2016.4.5 18:41
【豪次期潜水艦】
日本は受注先に選ばれるのか…中国は「日本は敗戦国」と歴史持ち出して牽制、懸念される豪首相のさじ加減

【シンガポール=吉村英輝】オーストラリアのターンブル首相は5日までに、日本、ドイツ、フランスが受注を争う次期潜水艦の共同開発相手について、選定を「間近だ」としながら、決定時期は解散総選挙の行方に「左右される」との考えを示した。開発に慎重な野党を牽制した形だが、中国が南シナ海への進出圧力を強めるなか、有力視される日本の潜水艦選定が、豪政局の“荒波”に翻弄される事態も懸念される。

 豪政府は今年2月にまとめた国防白書で、「台頭する中国は地域でさらなる影響力拡大を模索する」と指摘し、次期潜水艦を12隻調達する正式計画を示した。建造費500億豪ドル(約4兆円)超と豪史上最大の防衛装備品調達となる。

 ターンブル氏は、3日放送の豪ニュース番組スカイニュースに出演。最大野党の労働党が2013年まで率いた政権を、国内で艦船を建造せず「海軍が無視された」とあてこすったが、潜水艦選定時期を問われ「選挙次第だ」とした。選挙前に潜水艦問題で労働党に揚げ足をとられまいとする思惑もありそうだ。


 造船企業が集積する南部アデレードでは2日、造船業労働者100人以上が「雇用維持の約束を」とデモ行進し、労働党も同調して政権批判を強めた。

 ターンブル氏は先月、建設関連の労働組合を監督する機関を設置する法案を提出するとし、今月18日の議会招集を発表。法案が去年に続き上院で再度否決されれば、首相は上下両院を解散できる。総選挙の7月前倒し実施をちらつかせ、議会を揺さぶった格好だ。

 ターンブル氏は昨年9月、アボット首相(当時)への反発が広がった与党自由党の党首選で、アボット氏に勝利し、高い支持率を得た。だが、税制改正などをめぐり野党の攻勢が強まるなか、ダブル選に打って出て政権基盤の強化を模索する構えとみられる。

 豪政府の潜水艦選定をめぐっては、親日派とされたアボット氏や米国が日本の「そうりゅう」型を支持し、本命視されてきた。だが、独仏が豪州国内建造比率引き上げでアピールし、巻き返しを図っている。

 一方、最大の貿易相手国である中国の王毅外相は2月、豪州側に「日本は第二次大戦の敗戦国で、戦後の武器輸出は日本の平和憲法や法律の厳しい制約を受けている」と牽制した。

 日本側は、豪海軍との機密共有や地元労働者訓練などでアピールするが、「冷徹な合理主義者」(地元メディア)とされるターンブル氏の政治手腕が、潜水艦選定に影響を与えそうだ。

782チバQ:2016/04/05(火) 20:40:25
http://www.afpbb.com/articles/-/3082914
クラーク前NZ首相、国連事務総長選に出馬 女性初の就任目指す
2016年04月05日 09:53 発信地:国連本部/米国
【4月5日 AFP】ニュージーランドのヘレン・クラーク(Helen Clark)前首相(66)が4日、次期国連(UN)事務総長選挙に立候補し、国連初の女性事務総長を目指す意向を表明した。

 1999〜2008年の3期にわたりニュージーランド首相を務めたクラーク氏は、7年前から国連最大の機関、国連開発計画(UNDP)の総裁を務め、多岐にわたる開発課題を統括。現在、国連で最も高位職に就く女性となっている。

 クラーク氏はAFPのインタビューで、ニュージーランドと国連で30年にわたりリーダーシップを取ってきた経験を基に、潘基文(バン・キムン、Ban Ki-moon)事務総長の後任を選ぶ選挙に立候補する意向を表明。同国のジョン・キー(John Key)首相も首都ウェリントン(Wellington)で記者会見し、政府として正式にクラーク氏を次期国連事務総長に推薦すると発表した。

 来週行われる国連総会(UN General Assembly)では、国連の70年の歴史で初めて各候補者の公聴会が開かれる予定。次期事務総長は7月に国連安全保障理事会(UN Security Council)が実施する投票で決定し、国連総会での承認を経て、来年1月1日に就任する。

 クラーク氏以外に、ブルガリア出身のイリナ・ボコバ(Irina Bokova)国連教育科学文化機関(UNESCO、ユネスコ)事務局長、ポルトガル出身のアントニオ・グテレス(Antonio Guterres)前国連難民高等弁務官など7人が立候補しており、うち3人が女性だ。

 中でもクラーク氏は国連外交官らの間で有力視されているが、国連常任理事国の英国、中国、フランス、ロシア、米国からどれほどの支持を集めることができるかは未知数だ。ロシアは、次期国連事務総長には、これまで唯一選出されたことのない地域である東欧の出身者がふさわしいと主張している。(c)AFP/Carole LANDRY

783チバQ:2016/04/05(火) 21:30:19
http://www.afpbb.com/articles/-/3082902
「パナマ文書」スキャンダル、世界各国で調査開始
2016年04月05日 07:56 発信地:パリ/フランス
【4月5日 AFP】パナマの法律事務所から流出した大量の内部文書により、同国のタックスヘイブン(租税回避地)を利用した闇の金融取引に多数の政治家や著名人が関与していた事実が明らかになったことを受け、スペインやフランスなど数か国の当局は4日、脱税疑惑の調査を開始した。

 このスキャンダルは3日、パナマのタックスヘイブンでのペーパーカンパニー設立を数多く手掛けてきた法律事務所モサック・フォンセカ(Mossack Fonseca)の内部文書1150万点に関する1年に及ぶ調査結果を、メディアグループ各社が公表し始めたことで露呈した。

「パナマ文書」と呼ばれるこれら文書は、独日刊紙の南ドイツ新聞(Sueddeutsche Zeitung)が匿名の情報筋から入手し、国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)が100以上のメディアグループに公開。今後、数日から数週間のうちに、さらなる情報が公開される見込みだ。

 これまでにタックスヘイブンの利用者として名前が挙がった中には、ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領の側近や中国の習近平(Xi Jinping)国家主席の親族、アイスランドのシグムンドゥル・グンロイグソン(Sigmundur Gunnlaugsson)首相、サッカースペイン1部リーグ、FCバルセロナ(FC Barcelona)のリオネル・メッシ(Lionel Messi)選手、さらにはジャッキー・チェン(Jackie Chan)さんら人気俳優も含まれる。

 メッシ選手に加え、米アカデミー賞(Academy Awards)受賞経験もあるペドロ・アルモドバル(Pedro Almodovar)監督の関与も指摘されたスペインでは、最高裁の司法筋がAFPの取材に対し、「われわれはその法律事務所(モサック・フォンセカ)に関連し、マネーロンダリング(資金洗浄)の疑いで調査を開始した」と明らかにした。

 またオーストラリアも、同法律事務所の顧客だった富豪800人に対する調査に着手。さらにフランスの検察当局とオランダの税務当局も、それぞれ国内での調査の開始を発表した。

 一方、名指しされた著名人らは、一様に疑惑を否定している。メッシ選手の家族は声明で、マネーロンダリングのネットワークなどを通じて租税回避を試みたとの疑惑は「虚偽であり、侮辱的」と、全面的に否定した。なお、メッシ選手は別件の脱税疑惑で訴追されており、5月に公判が始まる予定だ。

 プーチン露大統領の側近らが「銀行や企業を通じて20億ドル(約2200億円)もの資金を秘密裏に移動させた」とICIJに指摘されたロシア政府は、スキャンダルは米国の陰謀だとの見方を示唆した。ドミトリー・ペスコフ(Dmitry Peskov)大統領報道官は「プーチン大統領、ロシアとその安定性、そして近く行われる選挙が、主な標的にされている。特に状況を不安定化させるためだ」と非難し、一連の報道は「(米国の)国務省や中央情報局(CIA)などの特殊機関の元職員」であるジャーナリストらが担当した可能性が高いと指摘した。

 タックスヘイブンを利用した金融取引そのものに違法性はないが、これを通じて税務当局からの資産隠し、犯罪活動から得た収益の洗浄、横領した資金や政治的に不都合な資産の隠蔽(いんぺい)などが行われることもある。(c)AFP/David WILLIAMS

784チバQ:2016/04/07(木) 22:23:32
http://www.sankei.com/world/news/160407/wor1604070031-n1.html
2016.4.7 17:49
【ブラジル情勢】
大統領弾劾の特別委が報告書 「罪を犯した最低限の証拠がある」 17日にも下院採決へ
6日、ブラジルの首都ブラジリアで、ルセフ大統領の弾劾の是非について発言する下院特別委員会の担当議員(ロイター)
6日、ブラジルの首都ブラジリアで、ルセフ大統領の弾劾の是非について発言する下院特別委員会の担当議員(ロイター)

 【リオデジャネイロ=佐々木正明】ブラジルのルセフ大統領に対する弾劾の是非を審議してきた下院特別委員会は6日、調査責任者の議員が報告書を発表し、政府会計の粉飾に関与したとする大統領が「罪を犯した最低限の証拠がある」として弾劾手続きを前に進めるべきと結論づけた。

 これを受け、65人の議員で構成される特別委は11日に、採決を実施。承認される可能性が高く、地元メディアによれば、17日にも、弾劾手続きの節目となる下院本会議(513議席)での投票が行われるという。

 一方、弾劾阻止に向け、連立与党の一角である進歩党は6日、ルセフ政権を支持すると発表。今後、さらに与野党の駆け引きが激化しそうだ。

785チバQ:2016/04/07(木) 22:24:06
http://www.sankei.com/world/news/160406/wor1604060037-n1.html
2016.4.6 16:10
【混迷・ブラジル政局】
最高裁が副大統領の弾劾も命令 さらに追い込まれたルセフ政権

 ブラジル最高裁判事は5日、テメル副大統領の弾劾手続きを開始するよう下院に命じる判断を示した。クニャ下院議長は証拠がないとしてテメル氏の弾劾手続きをしないことを決めており、異議を申し立てるとみられている。地元メディアが伝えた。

 異議申し立ての場合、最高裁判事全員で審理する。ブラジルではルセフ大統領の弾劾手続きが進んでおり、ルセフ氏が失職した場合にはテメル氏が昇格する。テメル氏の弾劾手続きが実際に始まれば政情はますます混迷を深めそうだ。

 ルセフ氏は5日、自身の弾劾に関する下院の投票があるまで内閣を改造しない方針を表明した。連立与党の一角だった最大政党ブラジル民主運動党(PMDB)が3月に連立を離脱して以来、他の連立与党つなぎ止めのため、閣僚ポストを再分配するとみられていた。

 ルセフ氏は「臆測は臆測にすぎず、根拠がない」と述べた。(共同)

786チバQ:2016/04/08(金) 20:38:03
http://mainichi.jp/articles/20160409/k00/00m/030/054000c
ペルー大統領選
右派ケイコ氏が先行 10日投開票

毎日新聞2016年4月8日 19時59分(最終更新 4月8日 19時59分)
【リマ朴鐘珠】ペルーで任期満了に伴う大統領選が10日に投開票される。世論調査によるとアルベルト・フジモリ元大統領(77)の長女で中道右派のケイコ・フジモリ氏(40)が支持率34%で首位に立つ。だが当選に必要な過半数の得票率を得るのは難しく、2位の候補と6月5日の決選投票に進む見通し。

 選挙には10候補が乱立し2位争いが激しい。中道右派のクチンスキ元首相(77)が17%、左派のメンドサ国会議員(35)が16%の支持率で続く。クチンスキ氏が決選投票に進んだ場合、ケイコ氏を逆転するとの世論調査結果もある。

 現ウマラ政権は左派だが、ケイコ氏かクチンスキ氏の当選で右派政権が誕生すれば、2000年代以降は反米左派政権が主流の南米で、右派転向の流れが加速する。昨年11月のアルゼンチン大統領選では中道右派の候補が当選し、同12月のベネズエラ議会選でも中道右派の野党連合が過半数を制した。またブラジルでは左派のルセフ大統領に対する弾劾審議が進んでいる。

 ケイコ氏は5年前の前回大統領選にも立候補したが、決選投票でウマラ氏に僅差で敗れた。大統領の連続再選は禁じられている。ケイコ氏が当選すればペルーでは初の女性大統領。

 経済状態が比較的良好なペルーで有権者の関心が最も高いのは身近な犯罪を取り締まる治安対策だ。ケイコ氏の父の元大統領は在職中に極左ゲリラのテロを掃討したことで知られる。警察や軍の強化を訴えるケイコ氏に支持が集まるのは、父のような強権的な政権の復活を世論が容認している証左とも言える。

787チバQ:2016/04/08(金) 20:40:23
http://www.afpbb.com/articles/-/3083309?cx_part=txt_topics
「パナマ文書」スキャンダル、アルゼンチン大統領にも捜査の手
2016年04月08日 08:21 発信地:パナマ市/パナマ

【4月8日 AFP】世界各国の要人や著名人らがタックスヘイブン(租税回避地)を利用していた事実が暴露された「パナマ文書」スキャンダルで、アルゼンチンの検察当局は7日、マウリシオ・マクリ(Mauricio Macri)大統領のオフショア金融取引に関する捜査に乗り出した。この問題で、また新たな国家首脳に捜査の手が伸びた格好だ。

 パナマの法律事務所モサック・フォンセカ(Mossack Fonseca)から1000万点を超える内部文書が流出したことに端を発したこの一大スキャンダルでは、すでにロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領や中国の習近平(Xi Jinping)国家主席らの名前が取り沙汰されている。そこに、中南米で勢力を強めつつある右派のシンボル的存在になっているマクリ大統領が加わった。

 ただ、プーチン大統領や習国家主席については、両首脳に近い人物らの関与が明らかになっているのに対し、マクリ大統領は本人がオフショア企業2社の取締役になっている。1社はバハマ、もう1社はパナマで登記されている法人だ。

 アルゼンチンのフェデリコ・デルガド(Federico Delgado)連邦検事は、同国の公人に求められている宣誓した上での資産公開を、同大統領が「悪意を持って怠った」のかどうかを見極めるため、国税当局と腐敗対策機関に対し情報提供を要請するよう、判事に指示したことを明らかにした。

 マクリ氏は、2007年にブエノスアイレス(Buenos Aires)市長、昨年12月に大統領に就任した際にそれぞれ資産公開を行っているが、いずれの場合も当該2社の存在には触れていなかった。

 大統領選挙に出馬した際、腐敗との闘いを公約していた保守派の同氏は、両社共に実業家で富豪の父親が設立したもので合法的な事業活動を行っているとして、いかなる不正も否定している。(c)AFP/Paula Bustamante

788チバQ:2016/04/09(土) 07:52:34
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20160409k0000m030089000c.html
<ペルー大統領選>父の影、ケイコ氏足かせ 決選投票苦戦か

04月08日 21:31毎日新聞

 【リマ朴鐘珠】ペルー大統領選で支持率トップのケイコ・フジモリ氏(40)だが、現地報道は決選投票での苦戦を予想する。父のアルベルト・フジモリ元大統領(77)に対する評価が割れ、一族の復権阻止を図る強固な世論も存在するからだ。

 7日、リマ市内で行われたケイコ氏支持集会。参加者数では当選阻止を呼びかける5日の大規模なデモに及ばなかった。それでも主婦、フアナ・ラミレスさん(60)は「私が住む貧困地域は、フジモリ氏が電気も水も通してくれた。ケイコ氏も暮らしを良くしてくれるはず」と期待する。

 「家族に便宜を図るために権力を利用しないと誓います」。3日夜、テレビで生中継された候補者討論会でケイコ氏は「ペルーとの名誉ある契約」と題した文章を読み上げ、署名して見せた。

 元大統領は在任中に市民を虐殺した罪で禁錮25年の刑に服役中で、ケイコ氏が大統領になれば父を恩赦するとのうわさは絶えない。選挙戦では父にまつわる負の印象を打ち消すことに必死だ。

 一部有権者の「反フジモリ」感情は強い。ある世論調査では「絶対に投票しない」候補者に46%がケイコ氏を挙げた。人気2位のクチンスキ元首相(77)は37%。このため、決選投票でクチンスキ氏が逆転勝利するとの観測がある。

 「政治的な功績がほとんどないケイコ氏には『フジモリの娘』という取りえしかない」。そう語るのは、先住民の権益擁護運動で知られるウゴ・ブランコ氏(81)。元大統領は在任中、先住民らの強制避妊手術を指示した疑いも持たれ、刑事責任を問う声は根強い。

 先住民問題を扱う月刊新聞を編集するブランコ氏は「ケイコ氏の政党は地方の貧しい有権者に米や砂糖を配って票を買収している」と批判する。

 今回の選挙では、投票日の1カ月前に、支持率2位だったグスマン元首相府官房長(45)を全国選挙審議会(選挙管理委員会に相当)が「党内での候補者選びの不備」で失格とした。同氏は「フジモリ家の圧力」と主張。米州機構のアルマグロ事務総長も「二流の民主主義」と疑問を呈した。選挙審議会はケイコ氏の買収疑惑も調査したが、金品を配ったのは支援団体との理由で候補者資格は維持した。

789チバQ:2016/04/10(日) 12:42:32
http://mainichi.jp/articles/20160410/k00/00m/030/024000c
ペルー大統領選
決選投票は女性対決か…左派候補、急上昇

毎日新聞2016年4月9日 19時43分(最終更新 4月9日 19時45分)

 【リマ朴鐘珠】10日投開票のペルー大統領選で、急進左派のベロニカ・メンドサ国会議員(35)の支持率が急上昇している。候補者10人の中で最年少だが、アルベルト・フジモリ元大統領(77)の長女で、中道右派のケイコ・フジモリ候補(40)への批判票の受け皿になっているためだ。得票率上位2人による決選投票は、女性対決となる可能性がある。

 首都リマ。幹線道路沿いには各候補者の看板が、目障りなほど立ち並ぶ。ペルーでは、有力政党の候補者が選挙資金にものをいわせ、広告のような巨大看板で露出度を競い合う。

 しかし、メンドサ氏の看板はどこを探してもない。「彼女の政党は歴史が浅く、企業からも個人からも献金が集まらないからだ」。ペルーの著名な政治記者のホセ・サルセド氏(69)の説明だ。


 メンドサ氏が党首の拡大戦線党は2013年に設立。メンドサ氏は2月中旬まで支持率2%と低迷し、泡沫(ほうまつ)候補と見られていた。

 だが先月9日、ケイコ氏を追い上げていた候補2人が選挙違反で失格になったことで状況が一変。2人の支持者の多くが、この決定を「フジモリ一族による陰謀」とみなして反発し、「反フジモリ勢力」として結集した。

 メンドサ氏は古代インカ帝国の首都だった高地クスコの出身。演説では時折、インカの言葉ケチュア語を交ぜて話す。公約で治安改善を訴えるケイコ氏が、父の強権政治を想起させるのに対し、メンドサ氏は環境保護を重視。

 直近の支持率はケイコ氏が34%でトップだが、メンドサ氏は16%で3位にまで上昇。上り調子のまま10日の投票日を迎える。

 「ペルーには根本的な変革が必要だ」と唱えるメンドサ氏を、ケイコ氏の支持者は「左翼テロリスト」と呼ぶ。女性対決は、親フジモリ派と反フジモリ派の戦いでもある。

790名無しさん:2016/04/11(月) 06:44:47
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160411/k10010474561000.html?utm_int=all_contents_just-in_001
ペルー大統領選 フジモリ氏首位で決選投票へ
4月11日 6時18分
ペルーの大統領選挙は日本時間の午前6時に投票が締め切られ、地元のメディアは、出口調査の結果、フジモリ元大統領の娘のケイコ・フジモリ氏が「当選」に必要な有効投票の過半数には届かないものの首位で、6月に上位2人によって行われる決選投票に進む見通しだと一斉に伝えました。

791チバQ:2016/04/11(月) 20:42:45
http://www.yomiuri.co.jp/world/20160411-OYT1T50043.html
ペルー大統領選、ケイコ氏優勢も決選投票か
2016年04月11日 15時07分
10日、ペルーの首都リマで、投票を終えて支持者らに手で合図するケイコ・フジモリ氏(ロイター)
10日、ペルーの首都リマで、投票を終えて支持者らに手で合図するケイコ・フジモリ氏(ロイター)

 【リマ=吉田健一】ペルーで10日、ウマラ大統領の任期満了に伴う大統領選の投票があり、即日開票された。

 選管発表(開票率約40・3%)によると、アルベルト・フジモリ元大統領(77)の長女のケイコ・フジモリ氏(40)が約39・2%の票を獲得し、首位に立っている。ただ、いずれの出口調査でも、当選に必要な有効投票の過半数には届かない見通しで、6月5日に上位2人による決選投票が行われる公算が大きい。

 選管によると2位争いは、経済通として知られるクチンスキー元首相(77)が約24・3%で、環境重視を訴え、選挙戦後半から追い上げている左派・メンドサ国会議員(35)の約16・6%をリードしている。

 今回の選挙は、「フジモリ」対「反フジモリ」の構図。ケイコ氏は2011年の前回大統領選で、フジモリ政権時代の汚職や強権的な政治手法を嫌う「反フジモリ票」を集めたウマラ氏に敗れた。今回は、「汚職や人権侵害が繰り返されてはならない」と強調して父と距離を置き、支持を広げた。

792チバQ:2016/04/11(月) 20:58:17
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160411-00000075-jij-int
「反フジモリ」克服なるか=ケイコ氏、激戦の決選へ―ペルー
時事通信 4月11日(月)17時4分配信

 【サンパウロ時事】ペルーで10日、任期満了に伴う大統領選挙が行われ、アルベルト・フジモリ元大統領(77)の長女で中道右派のケイコ・フジモリ氏(40)が2位候補に大差をつけ、首位に立った。

 6月5日の決選投票で中道右派、クチンスキ元首相(77)との一騎打ちが有力視されている。

 ペルーでは、人権侵害罪で収監中の元大統領を批判する声が一部で根強い。初の女性大統領を目指すケイコ氏が決選投票を制するには、一族の復権阻止を訴える「反フジモリ票」を克服できるかが鍵となる。

 選管の中間集計で約40%の票を獲得したケイコ氏は「われわれは国民の声を代表していく」と支持者に結束を呼び掛けた。15ポイント差で追うクチンスキ氏も「国民の調和に向けて前進していく」と訴え、対決姿勢を鮮明にした。

 ケイコ氏は全国に強固な政党基盤を持つが、国会議員経験は1期のみで、目立った政治実績がないと指摘される。一方で、エネルギー・鉱山相や財務相を歴任したクチンスキ氏は、政治手腕が高く評価されている。決選投票は「反フジモリ票」の受け皿となるクチンスキ氏の逆転勝利を予想する世論調査もあり、激戦となる可能性もある。

793チバQ:2016/04/11(月) 22:55:39
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016041100787&g=int
自治体庁舎で爆弾テロ=過激派元広報官の死刑執行-ソマリア



11日、ソマリアの首都モガディシオで、自動車爆弾テロの現場を調べる警官ら(EPA=時事)
 【ロンドン時事】ロイター通信によると、ソマリアの首都モガディシオにある自治体庁舎で11日、自動車爆弾が爆発し、民間人3人が死亡、5人が負傷した。イスラム過激派アルシャバーブが犯行声明を出した。警察によると、庁舎裏のレストランに止めてあった車が爆発した。
 一方、ソマリア当局は11日、記者6人の殺害を指示したとして死刑判決を受けたアルシャバーブ元広報担当のハッサン・ハナフィ死刑囚(30)の刑を執行した。同死刑囚は地元メディアで記者として働いていた2008年、アルシャバーブに参加。昨年隣国ケニアで逮捕された。(2016/04/11-21:38

794とはずがたり:2016/04/12(火) 12:37:48
大統領弾劾、下院特別委が勧告=野党に勢い、近く本会議で採決―ブラジル
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-160412X112.html
10:12時事通信

 【サンパウロ時事】ブラジル下院の特別委員会は11日、ルセフ大統領の弾劾を勧告する報告書を賛成多数で採択した。法的な拘束力はないが、大統領の追い落としを目指す野党の勢いが増すのは確実。弾劾の行方を大きく左右する下院本会議での採決は、早ければ17日にも行われる。

 弾劾審議は下院513議席のうち3分の2に当たる342人が賛成すれば上院へ進む。地元メディアによると賛成派は290人前後にとどまっており、ルセフ氏と野党は態度を明らかにしていない約110人の支持獲得に向け、激しいつばぜり合いを続けている。

 下院特別委での大統領弾劾勧告は、1992年に不正蓄財疑惑に問われたコロル大統領以来。下院本会議で弾劾が可決された場合、上院でも3分の2が賛成すれば、ルセフ氏は失職する。

 深刻な経済危機や国を揺るがす汚職事件の影響で支持率が10%まで低下するルセフ大統領は、財政を健全に見せるために2014年政府会計を不正操作したとして、弾劾に問われている。大統領府は「責任を問われるような罪は犯していない」と強く反発している。

795チバQ:2016/04/12(火) 20:47:03
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201604/CK2016041202000121.html
ペルー大統領選 ケイコ氏、元首相と決選投票 「反フジモリ」結集で接戦か

2016年4月12日 朝刊


 【リマ=共同】ペルーのウマラ大統領の任期満了に伴う大統領選が十日行われ、選管当局が発表した開票率約67%時点の中間集計によると、アルベルト・フジモリ元大統領(77)の長女ケイコ・フジモリ氏(40)が得票率約39%で首位に立った。得票は当選に必要な過半数に届かず、約24%で二位のクチンスキ元首相(77)と共に六月五日の決選投票に進むことが確実となった。三位は左派の女性国会議員メンドサ氏(35)で約17%。
 ケイコ氏は記者団に「私に投票してくれた人々は私の公約を信じ、変化を望んでいる。大きな責任だ」と述べた。
 新大統領は七月に就任し、任期は五年。憲法規定で現職大統領の連続再選は認められておらず、ウマラ氏は出馬していない。
◆根強い父娘不信 2、3位連合逆転も
 ペルー大統領選で決選投票進出が確実となった日系三世のケイコ・フジモリ氏は、初当選した二〇〇六年の国会議員選で過去最多得票を記録するなど高い人気を誇る一方で、父のアルベルト・フジモリ元大統領の強権的な政治手法への反発が今も残る。対戦相手となる二位のクチンスキ元首相には、親子二代の「フジモリ政治」への批判勢力が結集するとみられ、接戦が予想される。 (ニューヨーク支局・北島忠輔)
 フジモリ元大統領は、在任中の人権侵害事件で禁錮二十五年の実刑判決を受けて服役中。ケイコ氏は前回の一一年大統領選では、父のマイナスイメージを払えずに惜敗した。今回も、ライバル候補は「強権と汚職のフジモリ政権は二度といらない」と父娘をセットで批判し続けている。
 ケイコ氏は治安対策や農村部のインフラ整備を訴えつつ、「父のしたことは間違い。私は民主主義や言論の自由、人権を尊重する」と強調。元大統領の恩赦を認めない考えを示すなど、「父との決別」のイメージ作りに腐心してきた。
 だが、父の在任中にファーストレディー役を務めたケイコ氏に、元大統領を重ねあわせる有権者の不信感は根強い。投票前に行われた世論調査では「ケイコ氏には絶対投票しない」との回答が51%に上った。決選投票ではケイコ氏がクチンスキ氏に敗れるという分析もあり、実際、二位のクチンスキ氏と三位の女性国会議員メンドサ氏の得票を合わせると、ケイコ氏をわずかに上回る。
 ペルーの政治ジャーナリストのカルロス・バソンブリオ氏は「都市部の若い中間層にケイコ氏への反感が広がっている。ペルーでは『誰を大統領にしたくないか』という基準で投票する人が多く、『二位・三位連合』で逆転もある」と分析している。
<ケイコ・フジモリ氏> 75年5月25日、ペルーの首都リマ生まれ。米ボストン大卒、米コロンビア大で経営学修士号取得。ペルー初の日系大統領アルベルト・フジモリ氏(在任90〜00年)の長女で、両親が離婚したため94年からファーストレディー役を務めた。06年、最多得票で国会議員に当選。11年の大統領選決選投票でウマラ大統領に敗れた。最大野党フエルサ・ポプラル党首。 (共同)

796チバQ:2016/04/12(火) 20:49:21
http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/160412/cpd1604120500003-n1.htm
ペルー大統領選、決選投票へ フジモリ氏、得票1位も過半数達せず (1/2ページ)
2016.4.12 05:53
ペルーで10日に投開票された大統領選挙で、アルベルト・フジモリ元大統領の長女、ケイコ・フジモリ氏(40)が1位となることが確実となった。しかし当選に必要な有効投票の過半数には達せず、6月5日に2位のパブロ・クチンスキ元首相(77)との決選投票が行われる。                     選挙管理委員会によれば、開票率40%の段階での得票率は、フジモリ氏が39.2%、クチンスキ氏が24.3%。3位は選挙戦終盤で支持率を伸ばした急進左派のベロニカ・メンドサ氏で16.6%となった。

 フジモリ氏とクチンスキ氏はともに企業重視の政策維持を公約に掲げている。国民の多くは、過去15年でラテンアメリカの主要経済国の中で最速の経済成長を達成できたのはこの政策のおかげだと考えている。

 フジモリ氏が犯罪に対して厳しい姿勢で臨むことを強調しているのに対して、クチンスキ氏は売上減税などの経済政策を提言している。

 米ハーバード大学のスティーブン・レビトスキー教授は「クチンスキ氏が問題を独裁制と汚職に単純化し、大統領選をアルベルト・フジモリ(元大統領)体制への回帰の是非を問う国民投票と位置づけることができれば、勝利するだろう」と指摘。一方で「ケイコ氏は首都リマと内陸部の対立を争点にし、選挙戦にポピュリズムを利用する必要がある」と述べた。

 メンドサ氏が決選投票に進めないことが確定し、投資家は安堵(あんど)している。というのも同氏は鉱業の制限や法人増税、天然ガス輸出契約の再交渉を提唱していたからだ。先週は支持率が上昇したことを受けてペルーの通貨と債券価格は下落していた。(ブルームバーグ Jphn Quigley)

797チバQ:2016/04/12(火) 21:18:51
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20160412k0000m030096000c.html
<ペルー大統領選>落選候補の票が焦点に 決選投票の見込み

04月11日 22:06毎日新聞

 【リマ朴鐘珠】任期満了に伴うペルー大統領選は10日投開票された。当選条件の過半数を得票した候補者はおらず、いずれも中道右派のケイコ・フジモリ氏(40)とペドロ・クチンスキ元首相(77)が6月5日の決選投票に臨む公算が大きい。

 上位の得票率(開票率67%)はケイコ氏39%、クチンスキ氏24%。急進左派のベロニカ・メンドサ国会議員(35)は17%で3位にとどまっている。

 ケイコ氏は10日夜、首都リマ市内の支持者集会で「非常に重い責任を託されたことを示す結果だ。私はこの国のために力を尽くす」と述べた。クチンスキ氏も市内で支持者に「国民の融和と団結を求める」と訴えた。

 今後の焦点は、落選候補への票がどう流れるかだ。リマのカトリカ大のカルロス・アルサ教授(政治学)はケイコ氏の苦戦を予想する。公約が似たクチンスキ氏が相手になれば、評価が割れるフジモリ一族に対する好悪の感情で投票先を決める有権者が大半だと見るからだ。

 一方で、左派与党から右派野党への政権交代は確実視される。第1回の投票結果は左派の現ウマラ政権への不信感が表れた格好だ。

 10日、リマ市内でケイコ氏とクチンスキ氏に投票した有権者に理由を聞くと「ベネズエラのような国になってほしくないから」という回答が複数あった。

 ベネズエラでは強権的な左派政権が体制維持のためばらまき政策を強行して経済危機に陥り、昨年12月の議会選で中道右派の野党連合が過半数の議席を獲得した。

 ペルーで大統領選と同日に実施された議会選(定数130)でも、ケイコ氏が党首の「フエルサ・ポプラル党」は議席数が単独で半数の65に迫る情勢で、右派の伸長は顕著だ。

798チバQ:2016/04/12(火) 21:23:06
http://www.cnn.co.jp/world/35081038.html
ブラジル下院特別委、ルセフ大統領への弾劾手続き承認
2016.04.12 Tue posted at 13:45 JST
リオデジャネイロ(CNN) ブラジル下院の特別委員会は11日、ルセフ大統領に対する弾劾(だんがい)の是非をめぐる採決を行い賛成多数で可決した。65人の議員のうち賛成が38人、反対は27人だった。
ルセフ氏に対しては、2014年の再選を目指す大統領選で選挙に勝つために財政赤字を隠したなどとの批判が出ている。ルセフ政権は、大規模な汚職問題や縁故主義への批判、経済状況の悪化などで低迷している。
弾劾手続きについては本会で審議が行われ、早ければ17日にも採決が行われる見通し。本会議で承認されるには513人の議員のうち3分の2が賛成する必要がある。可決されればその後、上院へと送られる。
下院で可決されなければ、弾劾手続きは破棄される。
今週末は政権支持派と反対派がそれぞれ国会周辺でデモを実施するとみられている。警察はすでに首都ブラジリアの政府施設周辺などにバリケードを配置している。

799チバQ:2016/04/12(火) 22:04:59
http://mainichi.jp/articles/20160413/k00/00m/030/046000c
国連事務総長
初のオープン選考 12日に立候補8人演説

毎日新聞2016年4月12日 20時04分(最終更新 4月12日 20時04分)
年末に任期が切れる潘基文事務総長の後任選び

 【ニューヨーク國枝すみれ】国連総会で12日、年末に任期が切れる潘基文(バン・キムン)事務総長の後任に立候補した8人の演説と質疑応答が行われる。国連安全保障理事会の5常任理事国を中心とする事務総長選びが「閉鎖的だ」との批判を受け、初めて導入された。加盟国が候補者の力量を見定める機会となる。1回目の質疑応答は14日まで。新たに候補者が出れば改めて開催する。

 初日のこの日は、モンテネグロのイゴル・ルクシッチ副首相兼外相や、国連教育科学文化機関(ユネスコ)のイリナ・ボコバ事務局長(ブルガリア)ら3人が、1人2時間の持ち時間の中でまず抱負を10分間述べ、加盟国や非政府組織(NGO)の質問に答える。インターネットを通じて世界中に公開される。

 事務総長の選出は、常任、非常任合わせて15カ国による安保理メンバーが、7月下旬から投票によって候補者を選抜。秋までに総会に勧告し、総会が承認する。

 これまで同様、拒否権を持つ米英仏中露の5常任理事国が事実上決定権を握っていることに変わりはないが、常任理事国が特定の候補を推したくても、総会での質疑応答で資質に欠けていることが判明すれば難しくなり、他の加盟国の意思が以前より反映されやすくなる。

 常任理事国の英国は「重要な決定に広範な意見が反映される」と歓迎。一方、安保理外交筋によれば、ロシアは常任理事国の影響力を弱めるこうした試みに前向きでないという。

 歴代事務総長は全て男性だが、今回は女性が既に4人立候補。また、地域別では、これまで選出されたことのない東欧地域の出身者が6人名乗りを上げている。

 国連事務方トップの事務総長は、任期が5年で2期務めるケースが多い。韓国人の潘基文(バン・キムン)氏は8代目。

国連事務総長選の流れ

随時        候補者と推薦国が国連総会と安保理に出馬を通知

随時        総会と安保理が全加盟国に候補者情報を通知

4月12日以降   候補者が総会で演説・質疑応答

7月下旬      安保理メンバーが各候補に対する賛否を書き込んだ予備投票を開始

9月?       安保理が絞り込んだ候補を総会に勧告

10〜12月?   総会が承認し、決定

2017年1月1日 新事務総長就任

800とはずがたり:2016/04/14(木) 17:54:52
(@北京)冷めた「大国関係」
http://www.asahi.com/articles/ASJ4B53JNJ4BUHBI006.html?iref=com_fbox_d1_02
2016年4月14日00時00分

■特派員リポート 倉重奈苗(中国総局員)

 どう言葉を尽くそうとも話が通じない相手との対面の後味は、さぞかし苦いものに違いない。3月31日、米ワシントンで開かれた核保安サミットでの米中首脳会談を取材した時、2005年8月の首相官邸の光景をふと思い出した。小泉純一郎首相(当時)に郵政解散を翻意させようと最後の説得に訪れた森喜朗氏は、説得に失敗して官邸から出てきたところで記者団に、「ひからびたチーズしか出されなかった」と語った。

 オバマ大統領と習近平(シーチンピン)国家主席の会談は非公式も含め8回に及ぶ。とりわけ昨年9月に習氏が訪米した際の首脳会談では、中国が人工島を造成し実効支配に突き進む南シナ海問題と、米企業をも巻き込んだサイバー問題で対立が鮮明になり、習氏が外交基軸に掲げてきた米国との「新型大国関係」のもくろみが事実上、破綻(はたん)したかにみられた。今回はその立て直しの会談となるのか、それとも対立が決定的となり、衝突を回避するためだけの「冷めた関係」になるのか。会談前から、個人的には後者になるだろうと想像していた。

801チバQ:2016/04/14(木) 23:04:37
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASJ4F2JHGJ4FUHBI00Y.html
ブラジル副大統領「勝利演説」流出 大統領弾劾手続き中
04月13日 11:03朝日新聞

 ルセフ大統領に対する弾劾(だんがい)手続きが議会で進むブラジルで、副大統領による「勝利演説」の録音内容が流出した。副大統領は、ルセフ氏が罷免(ひめん)されれば規定によって新大統領に昇格する立場。ルセフ氏は「陰謀を企てるリーダーが採決前に大統領就任を宣言している。陰謀をたくらむ人間の仮面が落ちた」と、いら立ちをあらわにしている。

 11日の地元報道によると、流出したのは約14分間の音声。テメル副大統領自身の携帯電話から、弾劾に賛成する議員らに一斉送信された。「ブラジルが直面する深刻な問題に、私は立ち向かわなくてはいけない」などと発言し、貧困層向け支援の継続など「公約」も語っていた。

 テメル氏は、連立与党を離脱したばかりのブラジル民主運動党(PMDB)所属。録音内容は下院で弾劾賛成が可決された際に読み上げる原稿だったとされ、テメル氏は「誤送信だった」と釈明した。ただ、下院での採決で弾劾賛成派を増やすために意図的に送ったとの見方もある。

 下院での採決は、17日に行われる予定。3分の2以上の賛成があれば上院に送られる。12日には与党の一党だった進歩党(PP)も連立離脱を表明し、弾劾賛成を表明した。ルセフ氏はさらなる窮地に追い込まれている。(サンパウロ=田村剛)

802名無しさん:2016/04/14(木) 23:48:24
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016041100010&g=pol
途上国のテロ対策支援=日英外相-安保理改革、独と連携

 岸田文雄外相は10日、英国のハモンド外相と広島市で会談し、両国が共同で途上国のテロ対策支援に取り組むことで合意した。その一環として、国連薬物犯罪事務所(UNODC)が実施する「チュニジア国境警備改善事業」に対し、日本が約3200万円、英国が50万ポンド(約7600万円)をそれぞれ拠出することを決めた。
 両外相はまた、1月の外務・防衛担当閣僚協議(2プラス2)を踏まえ、日英2国間で安全保障・防衛分野の協力を推進することで一致。さらに、日本と欧州連合(EU)による経済連携協定(EPA)や戦略的パートナーシップ協定(SPA)の早期妥結に向け連携していくことも確認した。

 岸田氏はこの後、ドイツのシュタインマイヤー外相と会談。国連安全保障理事会の改革で具体的成果を得るため、ともに常任理事国入りを目指す日独が緊密に連携していくことで一致した。(2016/04/11-00:52)

803名無しさん:2016/04/16(土) 20:54:49
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016041300632&g=pol
国連総長選びに積極関与=菅官房長官

 菅義偉官房長官は13日午後の記者会見で、国連総会で次期事務総長の候補者からの公開ヒアリングが始まったことについて、「他の安保理メンバーとも連携しながら、選出プロセスに積極的に関与していきたい」と述べた。その上で「指導力と組織管理能力の双方をバランス良く発揮できる、次期国連事務総長にふさわしい人物が選出されることを期待したい」と語った。(2016/04/13-17:12)

804名無しさん:2016/04/17(日) 09:52:47
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016041500784&g=pol
安保理改革に積極性欠く=国連総長9候補、具体案なし

 【ニューヨーク時事】潘基文国連事務総長の後任選出に向け、初の試みとして総会で行われていた候補者9人の公開ヒアリングが14日、終了した。日本の関心事である安全保障理事会改革について、推進のための具体案は聞かれなかった。改革の必要性を認めても「最終的に加盟国が決めること」(候補のイェレミッチ元国連総会議長)などと述べ、積極性はうかがえなかった。
 常任理事国入りを目指して改革の旗を振る日本、ドイツ、ブラジル、インドの国連大使は候補に「改革を進めるため率先して行動する気はあるか」「どうやってプロセスを活性化させるか」と問うた。2人は時間の制約もあり質問に答えなかった。グテレス前国連難民高等弁務官は「事務総長が解決できる問題ではない」と返答し、加盟国間の話し合いを重視すべきだとの見解を示した。
 有力候補と目されるクラーク国連開発計画(UNDP)総裁は安保理メンバーとして小国を増やす必要性を強調。「プロセスを前進させたい」と述べたが、道筋は示さなかった。トゥルク前スロベニア大統領は「加盟国から事務総長として提案を示したり何かやるように求められたりすれば、ためらわずにそうする」とアピールしたが、具体案には踏み込まなかった。
 ケリム元マケドニア外相は加盟国の全会一致を得ない改革に反対。「加盟国同士が分断された国連の事務総長にはなりたくない」と強調した。(2016/04/15-17:10)

805チバQ:2016/04/17(日) 12:43:52
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1604160050.htm
国連、事務総長候補9人の公聴会を終了 「南京大虐殺文書」登録のボコバ氏、「女性平等」推進のクラーク氏を中心に展開か
04月16日 18:49産経新聞

 【ニューヨーク=黒沢潤】国連本部で12〜14日の3日間、今年末で任期を終える潘基文(パン・ギムン)事務総長の後任候補計9人を対象とした公聴会が開かれた。国連史上初の女性事務総長選出を目指す機運も強まっており、今後の選挙戦はヘレン・クラーク国連開発計画(UNDP)総裁(ニュージーランド前首相)と、イリナ・ボコバ国連教育科学文化機関(ユネスコ)事務局長(ブルガリア出身)の2人を軸に進むとの見方が強まっている。

 「国連には実践的で(仕事ができると)証明された指導者が必要だ」。クラーク氏は14日の公聴会でこう強調した。同氏は約7年間、UNDP総裁を務めた国連の実力者。「国連内で『女性平等』を推し進める」とも訴え、女性選出を目指す約50カ国のグループから拍手が起こった。

 国連筋によれば、有力先進国9カ国がクラーク氏を支持。「(今秋までの選挙戦で)UNDPの幹部を動員できるのも強み」(ベテラン国連記者)という。

 一方、ボコバ氏も公聴会で安定的な受け答えを見せた。世界各地から事務総長を持ち回りで選ぶ過去の慣例から東欧出身者を望む声も強く、下馬評は高い。

 ボコバ氏は、ユネスコの記憶遺産に中国が申請した「南京大虐殺文書」を登録する最終決定を下し、北京で行われた抗日戦争勝利70年記念行事にも出席した人物。公聴会の所信表明でも違う文脈ながら「北京」の名をあえて挙げるなど、ことさら中国におもねった。

 冷戦時代、モスクワの教育機関に留学し、ロシアとの関係も良好。安保理筋は「事実上、最終選出権を持つ5常任理事国のうち、中露と関係を維持していることは有利」と解説する。

 一方、東欧出身で女性のベスナ・プシッチ・クロアチア前第1副首相兼外務・欧州問題相に対するロシアの関心は低い。同じく東欧・モルドバの女性候補、ナタリア・ゲルマン前副首相兼外務・欧州統合相は公聴会で、自国内における親ロシア分離派勢力に批判的に言及し、「ロシアに『死の接吻』をしたに等しい」との指摘が出ている。

 男性候補は、いずれも選出の可能性が低いとの見方が強い。ロシアの後押しで2012年、国連総会議長に就任したブク・イェレミッチ・セルビア元外相が米国から距離を置かれている。ダニロ・トゥルク・スロベニア前大統領はアナン前事務総長時代、事務次長補として振るった手腕への評価が高く、米露との付き合いも巧みだが、泡沫(ほうまつ)候補扱いだ。

 また、イゴル・ルクシッチ・モンテネグロ副首相兼外務・欧州統合相は39歳という若さ、スルジャン・ケリム元国連総会議長(マケドニア出身)は67歳という年齢が支障になっている。

 「女性」「東欧出身」枠からともに外れたアントニオ・グテレス前国連難民高等弁務官(元ポルトガル首相)は、事務総長は「偏向のないやり方」で「政治・社会的な権利の実現を図るべきだ」と強調し、「中立」の立場をときに逸脱する潘氏の姿勢に疑問を示す加盟国から注目を浴びた。

806チバQ:2016/04/17(日) 17:38:57
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016041600361&g=int
ホンジュラス外相辞任=麻薬捜査官ら暗殺?

中米ホンジュラスのコラレス外相=2012年8月、テグシガルパ(AFP=時事)
 【テグシガルパAFP=時事】中米ホンジュラスのコラレス外相は15日、麻薬捜査官らの連続暗殺事件に関与した疑惑に絡み辞任した。大統領府が確認した。
 ホンジュラス紙エラルドは最近、2009〜14年の麻薬捜査官、検察官、治安相顧問の相次ぐ暗殺について、麻薬組織と組んだ警察高官らの指示に基づくもので、治安省が隠蔽(いんぺい)を続けていたと報じていた。コラレス氏は14年から1年間、治安相だった。(2016/04/16-21:08)
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807チバQ:2016/04/17(日) 17:39:45
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016041600317&g=int
時差変更し節電=ベネズエラ



電力不足のベネズエラで、節電のため休日を増やした政府の方針によりシャッターを下ろした首都の商店街=3月22日、カラカス(AFP=時事)
 【カラカスAFP=時事】産油国にもかかわらず深刻な電力不足に見舞われている南米ベネズエラで、政府は15日、節電のため国内の時間を5月1日から30分早めると発表した。日本との時差は現在の13時間半から13時間に縮まる。
 アレアサ科学技術相は「時計を30分早めるだけの簡単な話だ。明るい時間をより多く楽しめる上、日没がそんなに早くなるわけでもない」と理解を求めている。また、公務員には5、6の両月、毎週特別休暇を与えるほか、マドゥロ大統領は女性にヘアドライヤーの使用停止も呼び掛けている。(2016/04/16-18:37)

808チバQ:2016/04/17(日) 17:40:29
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016041600314&g=int
英自治領に疑惑の目=「不正の温床」、統制求める声も-パナマ文書



 【ロンドン時事】世界の要人によるタックスヘイブン(租税回避地)の利用実態を暴いた「パナマ文書」をめぐり、その舞台となった英自治領に疑惑の目が集まっている。英国が抱える海外領と王室領は、課税逃れなどに悪用される租税回避地の自治領が多い。パナマ文書でこうした自治領の名が挙がったことで、統制強化を求める声も広がってきた。
 英国はかつて世界中に植民地を展開していた経緯から、カリブ海や大西洋などに14の海外領を保有。また、本土周辺の島々の中にはジャージーなど三つの王室領がある。多くは外交や防衛を英国に依存する一方、独自の議会や通貨を持ち、英国の法律の適用は受けない。めぼしい産業がないため、税を減免し、企業設立や金融取引の規制を緩めることで世界の資金を吸い寄せてきた。
 パナマ文書では、租税回避地として最も多く利用されていたのが英領バージン諸島だったことが判明。アンギラなど他の英領の名も目立ち、最大野党・労働党は「英国の税法に従わないのなら直接統治すべきだ」(コービン党首)と批判を強めている。(2016/04/16-18:34)

809チバQ:2016/04/17(日) 20:31:33
http://mainichi.jp/articles/20160418/k00/00m/030/030000c
エクアドル
M7.8地震…77人死亡、578人負傷

毎日新聞2016年4月17日 19時57分(最終更新 4月17日 20時01分)
 【サンパウロ朴鐘珠】米地質調査所(USGS)によると、16日午後6時58分(日本時間17日午前8時58分)ごろ、南米エクアドルの首都キトから約170キロ西の太平洋沿岸ムイスネ近郊を震源とする地震があった。規模を示すマグニチュード(M)は7.8、震源の深さは約19キロ。現地報道によると、グラス副大統領はこの地震で少なくとも77人が死亡、578人が負傷したと発表し、死傷者はさらに増えるとの見通しを示した。当局は一部地域を対象に、非常事態宣言を発令した。

 米ハワイの太平洋津波警報センターは当初、同国沿岸に30センチ〜1メートルの津波が到着する可能性があるとの警報を出した。実際に観測された津波は14センチで、同センターは発生から約3時間後に「危険はほぼ去った」との見解を示した。

 現地報道によると、被害の多くは震源がある北部のエスメラルダス州や太平洋岸の都市マンタ、南西部の最大都市グアヤキルで発生した。建物が崩壊してがれきに閉じ込められた人なども出ている模様だ。ウニベルソ紙によると、グアヤキルでは車を運転中に崩壊した橋の下敷きになった男性(55)と、ショッピングセンターのエスカレーターから転落した少女(19)がそれぞれ死亡した。

 在エクアドル日本大使館によると、今回の地震による日本人の負傷などの情報は入っていない。在留届を出している邦人は4月現在で421人おり、大使館で安否確認を続けている。揺れは首都キトでも感じられ、大勢の人が建物の中から屋外へ逃げ出したという。複数の都市で停電も起きている模様だ。

 外遊中のコレア大統領は短文投稿サイト「ツイッター」で「今こそ団結して」と国民に呼びかけ、早期に帰国する意向を示した。

810チバQ:2016/04/17(日) 20:32:23
http://mainichi.jp/articles/20160416/k00/00m/030/168000c
キューバ
「カストロ後」提示へ…共産党大会16日開幕

毎日新聞2016年4月16日 01時04分(最終更新 4月16日 01時04分)

【リオデジャネイロ朴鐘珠】キューバで16〜19日、第7回共産党大会が開かれる。党大会は5年ぶり。2018年の政界引退を表明しているラウル・カストロ国家評議会議長(84)にとって最後の党大会になるとみられる。「カストロ後」のキューバ社会の方向性が政策面と人事面で示される重要な大会になる。

 共産党機関紙グランマによると、議題は、近年の社会主義政策と経済政策の評価や、2030年までの中長期的な経済発展計画など。

 前回大会との間に米国と国交を回復し、キューバを取り巻く環境が大転換した。政治面では、キューバ革命以降カストロ兄弟が堅持してきた事実上の共産党一党支配による社会主義体制を維持するのか、多党制や人権の尊重といった民主主義的な変化を受け入れるのかが注目される。

 経済面では、どこまで市場経済や自営業の解禁を認めるかが焦点。産油国ベネズエラの支援に依存してきた経済政策を見直す必要にも迫られている。

 会期最終日に発表されるとみられる人事では、世代交代が進み党幹部の中で若手が序列を上げると期待されている。

811チバQ:2016/04/17(日) 22:52:52
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1604170029.html
【ブラジル情勢】リオ五輪への影響は? 月内にルセフ大統領の職務停止も 「弾劾」上下院とも賛成派優勢
19:44産経新聞

【ブラジル情勢】リオ五輪への影響は? 月内にルセフ大統領の職務停止も 「弾劾」上下院とも賛成派優勢
ブラジルの首都ブラジリアの連邦議会前で16日夜、ルセフ大統領への弾劾を支持するため、自ら作ったプラカードを持ってデモに参加した市民ら(佐々木正明撮影)
(産経新聞)
 【ブラジリア=佐々木正明】南米ブラジルの連邦議会は17日、ルセフ大統領の弾劾をめぐる下院の本会議(513議席)で採決を行う。ルセフ氏を支えていた主要政党が弾劾賛成に傾き、下院で決議が承認されて上院に審議が移ることが確実視されている。四面楚歌のルセフ氏は今月中にも大統領の職務を停止される可能性があるが、徹底抗戦の構えだ。政界の混乱は8月に行われるリオデジャネイロ五輪にも悪影響を与える恐れがある。

 「議員団で話し合った結果、大半が大統領の弾劾を支持した。最後まで政権を支えるつもりだったが、これでは仕方がない」

 今月12日、進歩党(PP)のノゲイラ党首はそう記者団に話し、ルセフ氏率いる与党、労働者党(PT)からの決別を宣言した。下院で40人以上の議員がいるPPが連立を離脱したことで、態度を保留していた他の議員も一気に弾劾賛成へと動いた。

 地元紙によると、弾劾賛成派は下院本会議での決議採択に必要な3分の2の議員(342人)を確保。上院(81議席)に審議が移ったとしても、すでに弾劾法廷の設置に必要な過半数の議員が設置を支持しているという。

 憲法の規定に基づき、ルセフ大統領は弾劾裁判が始まれば180日間の職務停止を余儀なくされ、その間、テメル副大統領が暫定大統領に就任する。

 政治的な空白を解消するため、上院での手続きも今月中に開始する動きが活発化。すでに、ブラジリアのテメル副大統領の邸宅には国の次期リーダーになることを見越して、政財界の関係者が乗る車が列を作っているという。

 しかし、ルセフ氏は「弾劾は私に対するクーデターであり、最後まで戦う」と強気の姿勢を崩さない。ルセフ氏が師と仰ぎ、国営石油会社ペトロブラスをめぐる汚職事件への関与が疑われるルラ前大統領も弾劾阻止に向け抵抗。国民を分断する激しい対立は、五輪開催期間中までもつれ込む可能性も指摘されている。

 ルセフ氏は内政に専念するため、今月21日にギリシャのオリンピアで行われる聖火採火式を欠席する。今後も政権が「五輪外交」に力を注ぐ余裕はなくなる見通しで、ホスト国としてブラジルを世界各国に売り込む好機を逃しかねない情勢にある。

812チバQ:2016/04/17(日) 22:54:17
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20160417-567-OYT1T50055.html
ルセフ氏窮地に…ブラジル下院で弾劾問う採決へ
21:36読売新聞

 【リオデジャネイロ=吉田健一】ブラジルの下院(513議席)で17日、ルセフ大統領弾劾の是非を問う採決が行われる。

 3分の2にあたる342人が賛成すれば審議は上院に移る。地元メディアは下院を通過する見通しと報じており、ルセフ氏は窮地に追い込まれている。

 同国有力紙エスタード・デ・サンパウロ(電子版)が16日伝えたところによると、弾劾賛成派は350人と、下院での可決に必要な人数に達した。ルセフ氏側は弾劾阻止に向け172人の支持を得る必要があるが、133人にとどまっている。ルセフ氏は16日、弾劾の動きに抗議する政府支持派の集会への参加を取りやめ、中間派議員らへの説得工作を続けた。

 下院を通過した場合、上院(81議席)の過半数の賛成で弾劾法廷設置が決まり、ルセフ氏は最大180日間の職務停止となる。弾劾成立には上院の3分の2にあたる54人の賛成が必要。同紙によれば、上院の弾劾賛成派は44人とすでに過半数に達した。

813チバQ:2016/04/18(月) 00:24:18
ブラジルの政党

与党 PT(労働労)  70議席  ルラ前大統領 ルセフ大統領が所属 PMDB(ブラジル民主社会党)  66議席 テメル副大統領>>801 連立離脱>>775 PP(進歩党) 36議席 >>811連立離脱 PR(共和党)  34議席 PTB(ブラジル労働党)  34議席 野党 PSDB(ブラジル社会民主党)  54議席

政党の議席数は 下記ブログを参照
2015年の数字とのこと
http://solbr.blog.jp/archives/1030886994.html

814チバQ:2016/04/18(月) 00:25:15
http://www.afpbb.com/articles/-/3084262
ブラジル大統領、弾劾採決を前に必死の働きかけ
2016年04月17日 18:30 発信地:ブラジリア/ブラジル
【4月17日 AFP】ブラジルのジルマ・ルセフ(Dilma Rousseff)大統領は16日、下院本会議で大統領弾劾の是非を巡る採決が17日に行われるのを前に、生き残りを賭けて国会議員への働きかけを水面下で進めた。審議が下院を通過すると、上院での弾劾裁判へと進む可能性がある。

 大統領の顧問の一人はAFPの取材に対し、彼女は17日の採決に向け、最後の交渉のため(大統領府に)とどまるだろうと話した。

 下院本会議(513議席)の採決で3分の2(342人)以上が賛成すれば弾劾の審議は上院に送られるが、これを下回ればルセフ氏は大統領の地位にとどまる。

 最新の調査によると、弾劾賛成派はすでに十分な支持を集めているとされる。現地紙フォリャ・ジ・サンパウロ(Folha de Sao Paulo)とエスタド(Estadao)は共に、賛成を347人と予測した。

 だが、集中協議や、ブラジル全土で17日に予定される大規模なデモによって圧力がかかる可能性もあり、採決の行方は依然として不透明だ。

 ルセフ氏は、再選を目指していた2014年の選挙期間中に、景気後退の影響を隠すために政府会計を不正に操作したとして非難されているが、前政権も同様の手法を用いていたとして自身の行動を擁護している。

 ルセフ氏が17日に敗れた場合、審議は上院に送られ、審議を開始するかどうかについての採決が5月ごろ行われる見通し。この時点で、ルセフ大統領は180日間の停職を余儀なくされ、ミシェル・テメル(Michel Temer)副大統領が後を引き継ぐ。また、上院で3分の2以上が賛成した場合、ルセフ氏は大統領を辞任しなければならない。(c)AFP/Natalia Ramos, Laurent THOMET

816チバQ:2016/04/18(月) 21:32:56
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1604180019.html
【ブラジル情勢】ルセフ大統領、五輪目前に政治生命絶たれる危機 弾劾裁判前倒しも「最後まで戦う」
17:54産経新聞

 ブラジル下院の弾劾決議で、ルセフ大統領は、同国初の五輪を前に、政治生命を絶たれる事態が現実味を増してきた。しかし、ルセフ氏を弁護してきた代理人は決議採択後も「大統領は最後まで戦う」と話しており、弾劾裁判の行く末は流動的となりそうだ。

 弾劾手続きの審議は今後上院に移る。本会議が開かれ、上院の81人の議員の半数が支持すれば、弾劾法廷が設置され、その時点でルセフ大統領は最大で180日間、職務停止となる。その間、テメル副大統領が暫定大統領に昇格する。

 地元メディアによれば、すでに上院の過半数が弾劾法廷の設置を支持しており、5月中に弾劾裁判が開始される見通しが高まっている。しかし、五輪開催を間近に控え、政治の混乱を解消するために、日程スケジュールを前倒しすることが調整されている。

 弾劾が成立するためには、上院の3分の2以上の54人の議員の支持が必要だが、現時点では10人前後足りない。

 ワグネル大統領府大統領室長は下院採決後、「民主主義に対する脅威だ」として、上院での否決を目指すことを表明。今後、ルセフ派は、政界に影響力を持つルラ前大統領を中心に、中間派の政党を説得するなどして、巻き返すことが考えられる。

 1992年に行われた、コロル元大統領の不正蓄財疑惑をめぐる弾劾裁判をめぐっては、コロル氏は裁判の結果をまたず、自ら辞任した。このときの下院採決は、441票の賛成に対して38票の反対と圧倒的な差が開いており、コロル氏は議会に対して、影響力を失っていた背景がある。

 しかし、今回のルセフ氏の弾劾決議では賛成367票に対して、反対は137票。ルセフ氏の政党・労働者党(PT)を中心に、他政党や議員が「(反ルセフ派による)クーデターは許さない」と抵抗した。

 各都市で行われたデモ集会でも、ルセフ派の人々が集団で参加。ある支持者は「今後、各方面でストライキをかけるなどして、戦いをしかける」と話した。

 テメル政権は支持基盤が弱く、今回、弾劾に賛成した政党でも「テメル政権とは組まない」と表明している党もある。弾劾裁判が終わったとしても、政治的な混乱は2018年に予定されている大統領選挙まで続くとの専門家の指摘すら出ている。(ブラジリア 佐々木正明)

817チバQ:2016/04/18(月) 22:25:27
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1604180016.html
【ブラジル情勢】「囚人と泥棒が住む街」と揶揄し、反ルセフ派は弾劾決議に“カーニバル” 二分された国民…首都ブラジリア・ルポ
17:29産経新聞

 【ブラジリア=佐々木正明】ブラジルを代表する建築家、オスカー・ニーマイヤーが設計した首都ブラジリアはいま、「囚人と泥棒が住む街」と、多くの国民の間で揶揄(やゆ)されている。囚人とは、国営石油会社ペトロブラスをめぐる汚職事件で訴追されたルラ前大統領のことで、泥棒は国会財政に損害を与えたとして弾劾手続きが進むルセフ大統領を指す。経済不況の中、ブラジルは大衆の政治不信がかつてないほどの高まりを見せている。

 17日の下院本会議。ルセフ氏に対する弾劾決議に必要な342人目の議員が「弾劾賛成」を表明した瞬間、首都ブラジリアの議会前に集まった反ルセフ派の人々は大歓声をあげた。周囲にサンバの音楽が鳴り響き、まるでお祭り騒ぎ。ブラジルの国旗に身を包むなどした人々は踊りながら、弾劾手続きが一歩前に進んだことを大喜びした。

 サンパウロから訪れた自営業、レナト・タマイオさん(48)は「ブラジル国民として現在の政治状況はとても恥ずかしい」と漏らした。昨年の経済成長率はマイナス3・7%。タマイオさんは8月のリオデジャネイロ五輪について「国民生活は苦しく、ブラジルは五輪を開催する余裕などない」とも語った。

 反ルセフ派は、国家の危機はルラ時代から続く13年間の労働者党(PT)政権の失政が引き起こしたと強く感じている。地元に住むレオナルド・ジオルダーノさん(69)は「彼らは国家の財産に大きな損害を与えた。もうルセフもルラもうんざり。PTを首都から追い出さなくてはならない」と憤った。

 一方、ブラジリアの議会前では警察や軍の厳重警戒がしかれ、大統領支持派の人々もデモを行った。レシフェ出身の自営業、イアデ・カリビさん((48)は「ルセフは富裕層と貧困層との格差をなくそうと尽くしてくれた。なぜ弾劾されなければならないのか」と語った。

 弾劾をめぐる両派の溝は大きく、ルセフ大統領の問題は、五輪開催を前に国民を分断する事態を引き起こしている。

818チバQ:2016/04/18(月) 22:25:55
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-160418X125.html
弾劾めぐる駆け引き激化=上院審議、焦点に―ブラジル
16:45時事通信

 【サンパウロ時事】ブラジル下院は17日、ルセフ大統領に対する弾劾投票を可決した。与野党の溝は深く、大統領の進退をめぐる駆け引きは激しさを増している。8月にリオデジャネイロ五輪を控える同国の混乱は、収束に時間がかかりそうだ。

 政権幹部は18日未明、記者会見し、「憤慨や悲しみと共に結果を受け止めている」と話した。一方で「大統領は戦いから逃げない」とも強調。上院での否決を目指す方針だ。

 ルセフ氏の失職を狙う野党は、下院で可決に必要な342人を大幅に上回る367人の賛成を得て勢いに乗る。2014年の大統領選でルセフ氏に僅差で敗北したネベス上院議員は「戦いはまだ終わっていない」と話し、ルセフ氏を追い込むため全力を挙げる考えだ。

 上院は5月上旬までに弾劾審議の是非を審議する見通し。ルセフ氏を取り巻く状況は厳しく、地元メディアによると、上院議員の過半数が弾劾審議に賛意を示しており、ルセフ氏は最長180日間の職務停止となる可能性が高いという。さらに、上院議員の3分の2が賛成すれば、ルセフ氏は罷免される。

819チバQ:2016/04/19(火) 22:50:28
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160419/k10010488931000.html
オーストラリア上下院とも来月解散・7月総選挙へ
4月19日 22時29分
オーストラリアのターンブル首相は、重要法案としていた労働組合関連の法案が野党などの反対で否決されたことを受けて、来月、議会の上下両院を解散して、ことし7月に総選挙を行うことを明らかにしました。
オーストラリアでは18日、議会上院の本会議で、建設業界の労働組合を監督する機関を復活させる法案の採決が行われ、労働組合を支持基盤に持つ最大野党・労働党などの反対多数で否決されました。
オーストラリアでは同じ法案が上院で2回否決された場合、首相は上下両院を同時に解散できることになっています。
ターンブル首相は、去年も否決されたこの法案が再び否決されたことを受けて、19日、記者団に対して「適切な時期に議会の解散の手続きを取る」と述べて、来月初めに新年度の予算案を提出したあと、議会を解散することを明らかにしました。
これにより、オーストラリアではことし7月2日に総選挙が行われる見通しになりました。
ターンブル首相は去年9月、「経済面でリーダーシップを執る首相が必要だ」として、当時のアボット首相を与党・自由党の党首選挙で破って、首相に就任しましたが、税制改革など経済政策で国民から強い批判を浴びて、支持率を落としてきました。
最新の世論調査では自由党と労働党の支持率はきっ抗しており、選挙は接戦となることも予想されます。

820チバQ:2016/04/19(火) 23:00:33
http://www.sankei.com/world/news/160419/wor1604190061-n1.html
2016.4.19 19:04
【ブラジル情勢】
ルセフ大統領「私は戦う」と対決姿勢 弾劾決議から一夜あけ会見 NY行きキャンセル

 【ブラジリア=佐々木正明】ブラジル下院で大統領に対する弾劾決議が採択されたことを受け、ルセフ大統領は18日、首都ブラジリアで記者会見し、「私は何も悪いことはしていない」と反対派への対決姿勢を鮮明にした。

 今後、審議は上院に移るが、ルセフ氏は、同国の軍事政権時代(1964〜85年)に左翼組織に身を投じた元活動家としての過去を引き合いに出して、「私の人生がいつもそうだったように、私は戦う。上院では自分自身を守るための機会が得られることを確信している」とも語った。

 さらに、今後、暫定大統領に昇格する可能性のあるテメル副大統領を改めて非難し、「クーデター」を企てようと裏で手をひいているとも指摘した。

 一方、ロイター通信は消息筋の話として、ルセフ大統領は今週、ニューヨークの国連で予定されていた気候変動関連の行事への参加を取りやめたと伝えた。国内にとどまり、弾劾手続きへの対応を取るためとみられる。

821チバQ:2016/04/19(火) 23:39:27
エクアドル地震
死者400人超 略奪起き、救援も遅れ
http://mainichi.jp/articles/20160419/k00/00e/030/145000c
毎日新聞2016年4月19日 10時14分(最終更新 4月19日 10時22分)
 ロイター通信は18日、南米エクアドルの地震で少なくとも413人が死亡、約2600人が負傷したと報じた。政府の情報としており、犠牲者がさらに増える可能性もある。被害の大きかった西部の太平洋岸地域を中心に略奪が起き、道路事情の悪化などから救援も遅れている。

 同国では16日夜、マグニチュード(M)7.8の地震が発生し、余震が300回を超えた。救援が遅れている地域の住民らは自分たちの手でがれきをかき分けるなどして、下敷きになった人々を救助している。

 被災者の間に疲労や怒りが広がっており、当局は略奪や暴動の拡大を懸念している。(共同)

822チバQ:2016/04/19(火) 23:40:38
http://mainichi.jp/articles/20160420/k00/00m/030/066000c
エクアドル地震
死者400人超す 不明200人以上

毎日新聞2016年4月19日 20時09分(最終更新 4月19日 20時09分)
 南米エクアドルの地震で、地元メディアによると、死者は19日までに413人に上り、負傷者は2600人以上となった。倒壊家屋などの下敷きになった人々の生存率が急速に下がるといわれる発生から72時間が19日夜(日本時間20日朝)に迫ったが、200人以上が行方不明といい、犠牲者がさらに増える恐れがある。

 道路事情の悪化などから一部で救援が遅れており、被害の大きかった西部の太平洋岸地域を中心に略奪も相次いだ。

 同国では16日夜、マグニチュード(M)7.8の地震が発生し、余震が330回を超えた。救援が遅れている地域の住民らは自分たちの手でがれきをかき分けるなどして、下敷きになった人々を救助している。

 西部ポルトビエホでは、倒壊したホテルの下敷きになっていた経営者男性が地震発生から40時間後に軍や消防隊に救出された。AP通信によると、西部マンタでも崩壊したショッピングモールから8人が32時間後に助け出された。

 ポルトビエホでは破壊された建物から群衆が衣服や靴を奪った。最大都市グアヤキルから、被害の大きい観光地の西部ペデルナレスに水や衣類などを運んでいたトラック2台も略奪被害に遭った。(共同)

823チバQ:2016/04/20(水) 21:10:07
http://www.sankei.com/world/news/160420/wor1604200011-n1.html
2016.4.20 12:11
【エクアドル大地震】
「復興に長く苦しい闘い」と大統領 死者480人 発生から72時間経過 経済低迷に拍車

【ロサンゼルス=中村将】南米エクアドル西部を襲ったマグニチュード(M)7・8の大地震は19日夜(日本時間20日朝)、倒壊家屋などの下敷きになっている被災者の生存率が急速に下がるとされる発生から72時間を経過した。死者は同日までに480人、行方不明者も数百人に上る。経済の低迷が続き、今年もマイナス成長が見込まれていた同国に震災復興が重くのしかかる。コレア大統領は「復興には何年も、何十億ドルも必要。長く苦しい闘いなる」と語る。

 「私は生きている」。西部ポルトビエホの5階建てホテルが倒壊した現場のがれきの中から、家族に電話をかけた男性が18日夕、発生から36時間ぶりに救出された。AP通信によると、男性はホテル支配人、パブロ・コルドバさん(51)。がれきの中に閉じ込められた。携帯電話の電波は途絶え、救助を求めることもできなかった。バッテリーがなくなるのが先か、電波の復旧が先か。

 妻が葬儀の準備を始めていたとき、コルドバさんから連絡があった。「ホテルにいる」。レスキュー隊が現場に駆けつけ、コルドバさんを発見。コロンビアから駆けつけたレスキュー隊員が救助した。

 一方、西部マンタのショッピングセンターでは、崩壊した建物のがれきに脚を挟まれた女性の救助活動が行われていた。余震で二次被害のおそれが高まる。一時退避した救助隊員らが再び現場に戻ると、女性は息を引き取っていた。

 中南米各国などから救助隊が続々と駆けつけている。オバマ米大統領も19日、コレア氏に電話をかけ、復興に向けた支援を約束したが、現時点で先は見通せない。

 国際通貨基金(IMF)によると、石油の輸出にたよるところが大きい同国の2016年の経済成長はマイナス4・5%と予測されていた。だが、大地震で大幅に下方修正されることは確実だ。

 被災地を視察したコレア氏は、地震による損害を最大30億ドル(約3240億円)に上るとの見方を示している。

824チバQ:2016/04/20(水) 21:13:38
http://mainichi.jp/articles/20160421/k00/00m/030/059000c
キューバ
カストロ前議長も登壇 共産党大会閉会

毎日新聞2016年4月20日 19時49分(最終更新 4月20日 19時49分)

【サンパウロ朴鐘珠】キューバ国営メディアなどによると、ハバナで開催されていた第7回キューバ共産党大会は19日、4日間の日程を終え閉会した。大会最終日にはフィデル・カストロ前議長(89)が登壇し「私ももうじき90歳でお迎えが来るころだ。死は避けられないが、共産党の精神は生き続ける」と演説し、万雷の拍手を受けた。

 昨年7月に米国と国交を回復して以降、初の党大会で、世代交代が実現するかどうかが注目されたが、党人事では国家元首のラウル・カストロ国家評議会議長(84)が任期5年の党第1書記に留任した。議長職の任期は2018年で満了するが、その後も党内で院政を敷くとみられる。

 また第2書記にもカストロ兄弟とキューバ革命を共闘した腹心のマチャド国家評議会副議長(85)が留任した。カストロ兄弟を精神的支柱とする社会主義体制を堅持していく印象を焼き付けた。

 ただ、ラウル氏は今回の党大会について、革命世代が台頭する最後の舞台になると明言。党や政府の要職に就く者の年齢を70歳までに制限すべきだと提言した。抜本的な世代交代の実現は5年後とみられる次期大会に持ちこされた。

 中長期的な経済政策では、外国資本の投資呼び込みや、小規模自営業の認可拡大などを継続する方針を確認した。

825チバQ:2016/04/20(水) 21:14:22
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1604200014.html
カストロ前議長、異例の登場 キューバ共産党大会閉幕
17:29産経新聞

 【ニューヨーク=黒沢潤】キューバのフィデル・カストロ前国家評議会議長(89)は共産党大会最終日の19日、議場で演説した。カストロ氏が2008年に引退した後、公の場に姿を見せるのは異例。

 青いジャージー姿のカストロ氏は「議場で話すのはおそらく最後になるはずだ」と述べた後、「キューバの共産主義者の理念は残り続けるだろう」と強調した。出席した党幹部ら約1300人からは「フィデル、フィデル」の大合唱も沸き起こった。

 16日から4日間行われた党大会では、党序列8位のディアスカネル第1副議長の3位昇格が決まった。

http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-160420X420.html
トップ再任、世代交代進まず=キューバ共産党大会が閉幕
10:19時事通信

 【サンパウロ時事】キューバ共産党の第7回大会は19日、ラウル・カストロ国家評議会議長(84)を党トップの第1書記に再任して閉幕した。国営メディアが報じた。カストロ議長は2018年に一線を退くと表明しており、最後の任期になるとみられる。

 今回は米国との国交回復後、初の党大会。高齢化が進む党指導部の若返りが注目されたが、革命世代のマチャド第2書記(85)も再任され、世代交代は進まなかった。

 カストロ議長は演説で「われわれは急ぐことなく、必要な改革を続けていく」と強調。経済改革を進める一方で、性急な変化には消極的な姿勢を示した。次世代の人材と有力視されるディアスカネル国家評議会第1副議長(55)やロドリゲス外相(58)は政治局に残留した。

 最終日は、前回11年の大会で党トップを退いたフィデル・カストロ前議長(89)も壇上に姿を見せた。党員から大きな拍手で迎えられ、「われわれはいつか死ぬ。しかし、党の理想が失われることはない」と演説した。

826とはずがたり:2016/04/24(日) 14:21:02

2016.4.23 13:13
「ブラジルの裏切り」 英誌エコノミスト、五輪を前に苦悩するブラジルの姿伝える
http://www.sankei.com/world/news/160423/wor1604230043-n1.html

 【リオデジャネイロ=佐々木正明】英誌エコノミストはこのほど発売された最新号で、「ブラジルの裏切り」と題字を打った表紙を組み、8月のリオデジャネイロ五輪を前に経済危機と政界の深刻な混乱に苦悩するブラジルの姿を伝えた。

 表紙では、世界遺産都市リオデジャネイロの象徴でもある、コルコバードの丘にそびえるキリスト像が「SOS」を掲げている。

 同誌は2009年11月に新興5カ国「BRICS」の一角として、成長と発展が望まれるブラジルへの期待をこめた特集を掲載。その際は、表紙に「上昇し始めたブラジル」と見出しを組み、コルコバードの丘からキリスト像が大空に向かって「テイクオフ」(離陸=とは註:経済発展を開始するの意がある。)する姿を描いた。

 しかし、その後、ブラジルの経済は暗転。国内でルセフ政権に対する大規模な抗議運動がわき起こり、同誌は13年9月の号で表紙に、キリスト像が離陸した後に制御不能となり、丘の付近で回転して墜落しそうになる様子を描いた。

最新号の表紙はこのシリーズの3作目となるが、ブラジルは世界の期待を裏切り、政治と経済の危機はすでに「SOS」の状態なのだという。経済成長率は昨年マイナス3・8%を記録。今年も同様のマイナス成長が予想され、ブラジルは1930年代以来の大不況を迎えている。

 さらに、同誌は、弾劾される瀬戸際に立つルセフ大統領から次の政権に変わったとしても、国会の議員の6割が汚職の疑いがあると指摘。「すべて(の汚職政治家ら)が一掃されなければ、政治のリーダーたちは国民の信頼も取り戻せず、経済問題も解決できない」と伝えている。

827とはずがたり:2016/04/24(日) 14:25:33
2016.4.17 19:42
【ブラジル情勢】
リオ五輪への影響は? 月内にルセフ大統領の職務停止も 「弾劾」上下院とも賛成派優勢
http://www.sankei.com/world/news/160417/wor1604170029-n1.html

 【ブラジリア=佐々木正明】南米ブラジルの連邦議会は17日、ルセフ大統領の弾劾をめぐる下院の本会議(513議席)で採決を行う。ルセフ氏を支えていた主要政党が弾劾賛成に傾き、下院で決議が承認されて上院に審議が移ることが確実視されている。四面楚歌のルセフ氏は今月中にも大統領の職務を停止される可能性があるが、徹底抗戦の構えだ。政界の混乱は8月に行われるリオデジャネイロ五輪にも悪影響を与える恐れがある。

 「議員団で話し合った結果、大半が大統領の弾劾を支持した。最後まで政権を支えるつもりだったが、これでは仕方がない」

 今月12日、進歩党(PP)のノゲイラ党首はそう記者団に話し、ルセフ氏率いる与党、労働者党(PT)からの決別を宣言した。下院で40人以上の議員がいるPPが連立を離脱したことで、態度を保留していた他の議員も一気に弾劾賛成へと動いた。

 地元紙によると、弾劾賛成派は下院本会議での決議採択に必要な3分の2の議員(342人)を確保。上院(81議席)に審議が移ったとしても、すでに弾劾法廷の設置に必要な過半数の議員が設置を支持しているという。

828とはずがたり:2016/04/24(日) 14:25:57
>>827-828
 憲法の規定に基づき、ルセフ大統領は弾劾裁判が始まれば180日間の職務停止を余儀なくされ、その間、テメル副大統領が暫定大統領に就任する。

 政治的な空白を解消するため、上院での手続きも今月中に開始する動きが活発化。すでに、ブラジリアのテメル副大統領の邸宅には国の次期リーダーになることを見越して、政財界の関係者が乗る車が列を作っているという。

 しかし、ルセフ氏は「弾劾は私に対するクーデターであり、最後まで戦う」と強気の姿勢を崩さない。ルセフ氏が師と仰ぎ、国営石油会社ペトロブラスをめぐる汚職事件への関与が疑われるルラ前大統領も弾劾阻止に向け抵抗。国民を分断する激しい対立は、五輪開催期間中までもつれ込む可能性も指摘されている。

 ルセフ氏は内政に専念するため、今月21日にギリシャのオリンピアで行われる聖火採火式を欠席する。今後も政権が「五輪外交」に力を注ぐ余裕はなくなる見通しで、ホスト国としてブラジルを世界各国に売り込む好機を逃しかねない情勢にある。

829とはずがたり:2016/04/24(日) 14:27:29
2016.4.6 16:10
【混迷・ブラジル政局】
最高裁が副大統領の弾劾も命令 さらに追い込まれたルセフ政権
http://www.sankei.com/world/news/160406/wor1604060037-n1.html

 ブラジル最高裁判事は5日、テメル副大統領の弾劾手続きを開始するよう下院に命じる判断を示した。クニャ下院議長は証拠がないとしてテメル氏の弾劾手続きをしないことを決めており、異議を申し立てるとみられている。地元メディアが伝えた。

 異議申し立ての場合、最高裁判事全員で審理する。ブラジルではルセフ大統領の弾劾手続きが進んでおり、ルセフ氏が失職した場合にはテメル氏が昇格する。テメル氏の弾劾手続きが実際に始まれば政情はますます混迷を深めそうだ。

 ルセフ氏は5日、自身の弾劾に関する下院の投票があるまで内閣を改造しない方針を表明した。連立与党の一角だった最大政党ブラジル民主運動党(PMDB)が3月に連立を離脱して以来、他の連立与党つなぎ止めのため、閣僚ポストを再分配するとみられていた。

 ルセフ氏は「臆測は臆測にすぎず、根拠がない」と述べた。(共同)

830とはずがたり:2016/04/24(日) 14:27:55

2016.4.1 09:44
ブラジル治安軍トップも辞任、リオ五輪警備に影響避けられず ルセフ大統領に不満
http://www.sankei.com/world/news/160401/wor1604010014-n1.html

 【ロサンゼルス=中村将】政治の混迷が深刻化している南米ブラジルのメディアは3月31日、リオデジャネイロ五輪の警備を担当する国家治安軍のモレイラ司令官がルセフ大統領への不満などを訴えて辞任したと一斉に報じた。

 ブラジルでは、スポーツ相の辞任や観光相の辞表提出など、五輪関連の閣僚の政権からの離脱が相次いでおり、警備担当組織のトップの辞任で混乱に一層拍車がかかりそうだ。

 報道によると、モレイラ氏は法務省の幹部に「政権幹部は権力に固執している」「大統領らは不道徳だ」などと訴え、ルセフ政権を批判したという。法務省がモレイラ氏を罷免したとの報道もある。

 国家治安軍はリオ五輪で約1万1千人の隊員を全ての競技会場に派遣し、警備を担当する。

831チバQ:2016/04/24(日) 20:49:55
http://www.sankei.com/politics/news/160422/plt1604220030-n1.html
2016.4.22 12:58
2016.4.22 12:58

ICC裁判官選挙に候補者 赤根智子司法大使擁立へ 外務省



 外務省は22日、来年秋に実施される国際刑事裁判所(ICC)裁判官選挙に、赤根智子・法務省法務総合研究所長兼国際司法協力担当大使(59)を擁立すると発表した。当選すれば日本人のICC裁判官として3人目。

 日本がICC活動に積極的に関与することで、国際社会における「法の支配」を推進させたい考えだ。

 赤根氏は愛知県出身。東大卒で昭和57年検事任官。函館地検検事正、最高検検事などを歴任した。

832チバQ:2016/04/25(月) 23:36:41
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016042500335&g=int
アフリカ最長政権、また圧勝へ=赤道ギニアで大統領選

24日、マラボで投票に臨む赤道ギニアの独裁者ヌゲマ大統領(中央)(AFP=時事)
 【マラボAFP=時事】権力を奪って36年以上、アフリカ最長政権のヌゲマ大統領が君臨する赤道ギニアで24日、大統領選の投票が行われた。独裁者ヌゲマ大統領(73)も投票し、記者団に「何%得票できるかなんて分からない。まあ、私が勝つだろうけど」と語った。2009年の大統領選では95.37%の得票で圧勝している。
 大統領選は当初、11月に行われるはずだったが、何の説明もないまま、この日に前倒しされた。ヌゲマ氏の圧勝は確実だが、選挙結果は28日まで発表されない。

 ヌゲマ氏は1979年、当時のマシアス大統領を射殺して権力を奪った。ヌゲマ氏はマシアス氏のおいに当たる。(2016/04/25-12:23)

833チバQ:2016/04/27(水) 00:22:00
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016042601003&g=int
反政府勢力トップ、副大統領復帰=南スーダン


 【ジュバAFP=時事】南スーダンの反政府勢力トップ、マシャール氏は26日、首都ジュバに帰還し、副大統領に復職した。(2016/04/26-23:50)

834チバQ:2016/04/27(水) 21:27:42
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-160427X547.html
公務員「週休5日」に=電力不足で苦肉の策―ベネズエラ
14:16時事通信

 【サンパウロ時事】ベネズエラのマドゥロ大統領は26日、少なくとも2週間、公務員を週休5日にすると発表した。深刻な干ばつが続く中、水力発電向けダムの水位が低下し、「十分な電力を確保できなくなった」と説明している。ただ、節電のため全国で1日4時間の計画停電が続いており、快適な「休日」にはなりそうもない。

 公務員の「特別休暇」は27日に開始。国民生活に直結する部門を除き、月曜日と火曜日以外はすべて休みとなる。学校も金曜日は休校。給与は通常通り支払われるという。

835チバQ:2016/04/27(水) 21:57:46
http://www.sankei.com/world/news/160427/wor1604270049-n1.html
2016.4.27 21:37
【リオ五輪】
開催まで100日 大統領弾劾で混迷、ジカ熱とインフル、地元財政は火の車…立ちはだかる3つの壁

 リオデジャネイロ五輪の開幕まで残り100日を切った。開催国ブラジルでは大統領の弾劾問題で政争が激化している。経済危機や治安情勢、ジカ熱などの感染症流行と他の課題も山積みで、五輪への悪影響を懸念する声が出ている。(リオデジャネイロ 佐々木正明)

“代理”も捜査対象 安定遠く

 「フォーラ・ジルマ」(ジルマ・ルセフ大統領は出ていけ)

 大統領弾劾決議が下院で承認された今月17日。反ルセフ派の市民らは全国の主要都市で、ルラ前大統領時代から続く労働者党(PT)政権の終焉(しゅうえん)を訴えた。

 ルセフ氏は翌日、弾劾手続きは「クーデターだ」と反論し、対決姿勢を鮮明にした。PTは生活扶助金を給付して貧困層や社会的弱者を救済したが、一方でそうした「無秩序なばらまき」が財政逼迫(ひっぱく)の要因となった面もある。

 13年間のPT政権の間に生活が豊かになったという支持者の女性(48)は、「戦いを起こす。ストライキを決行する」と語った。PTの支持基盤である労組は反ルセフ派への抵抗を画策しており、ストなどで医療施設や金融機関などがまひ状態になれば社会生活への影響は必至だ。

 ルセフ大統領は上院での弾劾審議をへて、停職に追い込まれる公算が大きい。しかし、そうなった場合に暫定大統領となるテメル副大統領らも大規模汚職事件の捜査対象であり、政治の安定は見通せない。「政治家は五輪に関心はない」との声が聞かれ、多くの国民は政争に明け暮れる議員らに嫌気がさしている。

H1N1型が急増

 五輪を控えるブラジルを悩ませてきたジカ熱。蚊が媒介するウイルス感染症で、これが原因とみられる小頭症の新生児の出産は増え続け、すでに約1200件が確認された。ジカ熱は発症しても軽度の場合があり、実際の感染者数は定かではない。

 ルセフ政権は2月、兵士22万人を動員して蚊の駆除に乗り出したが、効果が出ていないと指摘する声が根強い。感染者数が増え続けるようなら、まだ半分が売れ残っているとされる五輪のチケットの売れ行きにも響きそうだ。

 ジカ熱やデング熱に加え、H1N1型インフルエンザも流行し始めた。ブラジル保健省の発表では、年初から今月16日までの死者は230人。4月に入って感染者が急増しており、9日からの1週間で77人の死亡が報告された。南半球の冬にあたる7、8月に感染者が増える傾向があり、当局が警戒している。

給料遅配で警官ストライキ?

 リオ五輪前で最後となる現地視察を行った国際オリンピック委員会(IOC)幹部は4月中旬、「施設整備はスケジュール通りに進んでいる」と述べた。

 しかし、外交筋は「2年前のサッカーW杯の時と比べても、国の状況は混沌(こんとん)としている。IOCはブラジルを刺激しないように発言しただけだ」と語る。

 中でも大きな問題の一つが、五輪を迎える地元自治体の財政状況だ。リオデジャネイロ州の財政は「火の車」で給料の遅配問題が連日、新聞の紙面をにぎわしている。ブラジルでは警官もストライキをすることがたびたびあるとされる。五輪を前に、犯罪組織の巣窟である「ファベーラ」(貧民街)の取り締まり強化に乗り出すとみられていたが、自治体の資金不足でできなくなることも懸念されている。

 リオの市内と五輪公園を結ぶ大動脈となる地下鉄の延伸工事も大詰めを迎えている。予定より4カ月遅れて7月に完成することになっているが、「大会までのテスト期間があまりにも短すぎる」(専門家)。開幕まで秒読みに入ったリオ五輪は、観光客や大会関係者の移動計画がいまだ不透明な状況にある。

836チバQ:2016/04/29(金) 23:56:24
http://www.sanspo.com/soccer/news/20160429/sci16042918330008-n1.html
2016.4.29 18:33
“リベリアの怪人”ウェア氏、母国大統領選に2度目の出馬を表明

“リベリアの怪人”ウェア氏、母国大統領選に2度目の出馬を表明
“リベリアの怪人”ウェア氏、母国大統領選に2度目の出馬を表明【拡大】

 元リベリア代表FWのジョージ・ウェア氏は、母国リベリアの大統領選に再び出馬することを表明した。各国メディアが伝えている。

 ウェア氏は現役時代にパリサンジェルマンやACミランなどで活躍。驚異的な身体能力を武器に「リベリアの怪人」と呼ばれて旋風を巻き起こし、1995年にはアフリカ人選手として史上初であり現在に至るまで唯一のバロンドールも受賞した。

 現役引退後は母国で政治家を志し、2005年に大統領選に出馬したが僅差で落選。2011年にはウィンストン・タブマン候補の下で副大統領候補として選挙に臨んだが、やはり当選を逃した。現在はリベリア西部モンセラード郡の上院議員を務めている。

 過去2度の選挙でウェア氏の陣営を破ったエレン・ジョンソン・サーリーフ現大統領は2017年に2期目の任期満了を迎え、憲法の規定により次期大統領選には出馬できない。ウェア氏は来年の選挙への出馬を表明し、国内の貧困問題の解消などに取り組む姿勢を示している。(Goal.com)

837名無しさん:2016/04/30(土) 12:05:31
北極はここ?

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016042500740&g=pol
日中韓、28日に北極対話

 外務省は25日、北極に関する初の日中韓ハイレベル対話を28日にソウルで開催すると発表した。初回会合では、3カ国がそれぞれの北極政策を説明し、今後の協力の可能性を探る。昨年11月の日中韓首脳会談での合意に基づくもので、日本からは白石和子北極担当大使が出席する。(2016/04/25-18:43)

838とはずがたり:2016/04/30(土) 20:35:24
こちらでやって頂いても構いませんが,俺的には南極北極は地球ネタで宇宙スレでやってますね。
一応そっちにも転載させて頂きますね〜。

839名無しさん:2016/04/30(土) 21:07:57
>>838
了解しました!

840とはずがたり:2016/05/04(水) 23:22:08
TBS報道への疑問:中南米は「混迷」しているか?
http://www.fsight.jp/articles/-/41143
遅野井茂雄
2016年4月29日

 4月24日放送のTBS「サンデーモーニング」は、「風をよむ」のコーナーで、珍しく中南米を取りあげた。「ラテンアメリカの混迷」と題し、最近の同地域の事象を例に、その「混迷ぶり」を特集したのであるが、むしろ日本メディアの中南米報道のあり方自体が「混迷」していることを、図らずも露呈したように思われる。それは、中南米地域が日本の報道過疎の状態に置かれ、日々の掘り下げた報道や分析もなされないまま、突如ニュースがかたまって出てくると理解不能状態に陥り、すべてを「混迷」と一面的に括ってしまうような報道のあり方である。はたして本当に中南米は「混迷」しているのか。

ブラジル株式市場は活況

 そもそも特集で取りあげた事象の中には、どうみても混迷と結論づけるには相応しくないものもあった。
 4月19日、90歳になるフィデル・カストロがキューバ共産党大会で行った演説は、自らの死が迫っていることを率直に述べ、革命世代が政治舞台から姿を消すことを明言した記念碑的な演説だった。そしてそれは、アメリカとの国交回復に伴い資本主義経済に呑み込まれることへの危機感の下で、自身の死後もキューバが社会主義の理念を失わないようにと、革命後の世代に託する遺言に等しいものだった。
 8月のリオデジャネイロ五輪開幕を間近に控えたブラジルで行われている、ルセフ大統領の議会での弾劾審議は、日本人には政治的混迷と映る最たるものだろう。会計操作の疑いでの大統領弾劾の決議が17日に下院で可決され、上院に審議の場を移すことになり、五論開催時にルセフ大統領が大統領として臨めない可能性が高まった。
 これは、五輪に寄せる国民的な思い入れが薄く、最高の国際イベントを前に政治休戦をするという文化のない国で、与党を中心とする大規模汚職の露見と、不況に見舞われた国民の不満を背景に起きている政治闘争である。政権側は「議会のクーデター」と非難するが、ルーラ前大統領を官房長官に据えたことが疑惑隠しと受け取られ逆効果となった。とはいえこうした政治闘争は、少なくとも民主体制のもとで手続きを踏んで行われているということを理解しなくてはならない。
 ブラジルの株式市場もルセフ大統領の弾劾を織り込む形で上昇している。弾劾をめぐり対立が国内を二分する形で進んでいるため、ルセフ労働党政権の後に安定した政権が誕生し、税制・雇用・物流コストが物価高に結びつく「ブラジル・コスト」の改善など長年の課題に取り組むことができるかは定かではないが、政権交代によって左派政権の経済運営が変更されるのを期待してのことだ。 

「反フジモリ」が問われるペルー大統領選

 次に番組で取りあげられたのは10日に行なわれたペルーの大統領選挙だ。この「中南米の部屋」で事前に筆者が予想したように、日系3世のケイコ・フジモリ候補が首位で折り返し、6月5日の決選投票に臨むことになった(3月25日「ペルー大統領選:『フジモリの娘』に立ちはだかる『反フジモリ感情』の壁」参照)。得票率約40%と第2位のクチンスキ―元首相(21%)に対して圧倒的優位の支持を取り付けた。投票を前に急速に頭角を現した左派のベロニカ・メンドサ候補は18.78%と決選投票には食い込めなかった。中道右派同士の決戦となり、市場経済を軸とした経済政策は主たる争点とはならない。
 決選投票では父親のフジモリ元大統領に対する評価がマイナスに働く中、固い反フジモリ感情の壁をケイコ氏が崩せるかが焦点で、5年前の選挙と同様に接戦が予想される。現地報道では、最新の世論調査(DATUM)でも、クチンスキ―氏が辛うじて1%の差で有利ともみられている。どちらが勝ってもおかしくない情勢だ。だが、有力候補者の立候補取り下げで後味の悪さを残した選挙過程に加え、ほぼダブルスコアの大差をつけて勝利したケイコ候補が決選投票で敗れるようだと、選挙結果への信頼感に影響を及ぼすことも考えられる。
 またケイコ候補の「人民勢力」党は同時に行われた議会選挙で、一院制議会130議席のうち71議席と過半数を占めている。クチンスキ―政権が誕生した場合には少数与党(20議席)となるわけで、政権運営に大きな課題を残すことになる。2000年以降のポスト・フジモリ期において、政権与党はいずれも過半数を獲得することができず、政党間の暗黙の合意の中で政権運営がなされてきただけに、「人民勢力」党の過半数確保は、政治システムに新たな不確定要素が加わったことを意味する。

841とはずがたり:2016/05/04(水) 23:22:26
>>840-841
「エクアドル地震」と「ベネズエラ経済」

 次に番組で取りあげられたのは、16日にエクアドルの北部海岸部を襲った大地震である。熊本地震とほぼ同時に地球の裏側で発生したマグニチュード7.8の地震で、24日現在で犠牲者数は654人に上る。海岸部はエクアドル経済の中心地であるだけに、バナナ産業やエビ養殖業に大きな影響が出ることが予想される。石油価格の下落で経済運営に課題を抱えたコレア政権をさらに苦境に立たせたことは確かである。反米政権として発足した政権は、震源地近くのマンタ空軍基地から米軍を追放したつけを復興において払わざるをえないだろう。
 ベネズエラの経済の破綻は、終息が見えないだけに、たしかに混迷の度を深めている。番組で触れられていたように、電力供給が追いつかないため、金曜日を休業とするとの政府の決定は、その深刻さを物語るものだ。昨年末の議会選挙で、反対派が絶対多数を議会で獲得したものの、反対派との合意による国内対立の収拾と経済再建の動きはまったく見られない。石油価格の下落により今年度マイナス10%に及ぶと予想される経済低下、3桁のインフレの高進、差し迫ったデフォルトの危機と、破局的な局面が確実に近づいている。産油国の減産合意の取り付けに必死で奔走しているが、体制の存続を救うウルトラCはないであろう。  

「パナマ文書」でパナマは危機に陥るか?

 そして番組の最後に、いわゆる「パナマ文書」である。これは租税回避地として知られたパナマやカリブ地域で、パナマの法律事務所から関連文書が漏えいしたものだが、「パナマの混迷」とは程遠いものと言わざるを得ない。この問題が、パナマ運河拡張工事で年間6%の成長を遂げるパナマ経済に甚大な影響を及ぼし、国際金融拠点としての将来を危うくするとはとても思えない。
 番組の出演者からは、ビデオで出演した専門家の発言をなぞる形で、歴史的に資源開発に依存した産業構造の問題点が指摘された。それはそれで最近の経済低迷の背景を説明するにはもっともな点であり、人材育成や技術開発でのイノベーションが重要であることは、「中所得国の罠」から抜け出すために各国が取り組むべき宿年の課題である。
 だが、多くの発言が超富裕層の節税という先進国の視点に立った「パナマ文書」に集中するものであった。岸井成格毎日新聞特別編集委員が最近来日したウルグアイのムヒカ前大統領(「最も貧乏な大統領」)と、米キューバ正常化交渉に果たしたフランシスコ・ローマ法王に言及し、将来への希望を託するとのコメントを出して若干バランスがとれた形だが、番組としては極めて一面的で、ラテンアメリカの情勢理解をミスリードする内容となった。 

目に付いた事象をただ並べても……

 北米自由貿易協定(NAFTA)の中でメキシコは、自動車産業を中心にバリューチェーンを築き、資源開発に依存した産業構造を脱している。そのメキシコとともに、堅実なマクロ経済運営の下でグローバル経済との統合を進めるペルー、コロンビア、チリの4カ国が「太平洋同盟」を結成して市場統合を進め、3〜4%の堅調な経済実績を誇っている。
 対照的に混迷を深めつつあるのは、グローバル化に背を向け保護主義の下でばら撒き政策を行なってきたベネズエラやエクアドルなど反米左派政権であって、昨年末のアルゼンチンの政権交代はそこから脱出を図る強い兆しと見ることができる。先に見た通り、ブラジルの大統領弾劾もそうした方向性が見て取れる動きでもある。だが、今回の番組を見てもそうした現実は全く伝わらない。
 アルゼンチンのマクリ大統領の名前が「パナマ文書」にも出るなど課題が無いわけではないが、政権就任後、矢継ぎ早に経済政策を転換し、2月には米ファンドとの間でデフォルト問題の解決に合意し、4月19日には、2001年のデフォルト以降15年ぶりに初の起債(165億ドル)を米市場で実現するなど、アルゼンチンは国際金融界への復帰を実現したばかりである。
 破綻国家が続出する中東の混迷ぶりと比べて中南米の安定度はまったく比較にならない。中南米地域は1人当たりの所得が1万ドルと新興国でも高位に位置し、民主的制度が政権交代の基本となっている安定した地域である。この点を踏まえた情勢の分析や報道が求められる。目に付いた事象をただ並べて「混迷」と一括りにしても、得られるものは少ない。(遅野井 茂雄)

842チバQ:2016/05/05(木) 17:43:48
http://www.afpbb.com/articles/-/3085914
内戦2年の南スーダン、死者数は不明なまま 誰も数えず
2016年05月02日 13:46 発信地:ナイロビ/ケニア
【5月2日 AFP】南スーダンの2年に及ぶ内戦で、どのように人々が死んでいったかについての詳細な記録はあるが、殺害された人の数は明らかになっていない。

 男性や女性、子どもたちが銃撃され、やりで突かれ、焼かれ、去勢され、首をつるされ、水死させられ、車にひかれ、窒息させられ、餓死させられ、爆撃された。彼らの遺体はその場に放置されたり、ブルドーザーで共同の墓地に運ばれたりしたほか、人肉の儀式で食べられたことも少なくとも1回あった。

 内戦が始まって以来、殺りく行為はエスカレートして全土に広がったが、国連(UN)は当初から死者数を推定1万人としたままだ。

 一方、内戦の経過を綿密に調査している独立系シンクタンク「国際危機グループ(ICG)」は、内戦開始から1年が経過しようとする2014年11月の時点で、少なくとも5万人が死亡したとAFPに語った。

 国連は今年4月になってようやく死者数をICGと同数に修正したが、それは2年間での死者数としている。

 援助関係者や当局者らはオフレコの場で、死者数は30万人に上る可能性もあると語った。この数は、5年にわたるシリア内戦での死者数に匹敵する。

「暴力のレベルは世界の他の場所で見たことがないほどひどい」と、さまざまな紛争地で活動する国際援助団体のスタッフは匿名を条件に語った。2013年12月に内戦が始まって以来、30人以上の援助関係者が殺害されている。

 5万人という数は内戦による直接的な犠牲者の数であり、内戦の影響により死亡した人の数を含めれば、その数字は急増する。

 食糧支援が遮断されたために餓死した人や、病院が破壊されたために治療が受けられず死亡した人などがこれに含まれる。

 この内戦では、複数の武装集団が対立する民族の大量虐殺を行っているのであり、散発的な小さな衝突が起きているわけではない。

 明確に記録されている数字によると、家を追われた人が230万人、緊急食糧支援が必要な人が610万人、兵士に勧誘された子どもが1万5000人、国連の「文民保護」キャンプに避難している民間人が20万人いるほか、国連は支援金として12億1000万ドル(約1300億円)を必要としているという。

843チバQ:2016/05/05(木) 17:44:05
■「ルワンダ大虐殺後」のようなPTSD

 一方、死者数については正確な記録がない。「途中で分からなくなってしまった」と、国連平和維持活動(PKO)のエルベ・ラドゥス(Herve Ladsous)局長は4月に述べたが、PKO部隊の隊員1万4000人も含めて、これまで誰も死者数を記録してこなかった。

 国連開発計画(UNDP)は、全土で1500人を対象に行ったインタビューを基に、63%が近親者を亡くしたと報告。ほかに、子どもを拉致された人が18%、拷問を受けた人が14%、親類の行方が分からない人が33%、家を破壊された人が55%、病気になっても薬がなかった人が48%いたという。

 別の調査によると、北東部マラカル(Malakal)では、住民の77%が親類を殺害されたという。

 また、国連の調査から、心的外傷後ストレス障害(PTSD)の症状を示した人が41%いることが明らかになった。「これはルワンダやカンボジアで大量虐殺が起きた後の数字に匹敵する」と、国連の報告書は指摘した。

 死者数が不明であることは、犠牲者に対する侮辱であり、南スーダンの内戦から国際社会の目を遠ざけ、殺害者たちを罰せずに放置することにつながるとアナリストらは語る。

 昨年8月に大統領派と反政府勢力の間で和平協定が結ばれたがその後も戦闘が続き、殺害された人々の痕跡はなくなりつつある。

 2014年に東部ボル(Bor)で大規模な墓地を見つけた国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチ(HRW)は、「証拠は文字どおり墓標のない墓へと消えている」と警告した。(c)AFP/Peter MARTELL

844チバQ:2016/05/05(木) 17:44:52
http://www.afpbb.com/articles/-/3085851
マラウイのアルビノ「組織的に滅ぼされる」危機に、国連専門家
2016年05月01日 18:42 発信地:リロングウェ/マラウイ
【5月1日 AFP】国連(UN)の専門家は先月29日、アフリカ南東部マラウイに推定1万人いるとされる先天性色素欠乏症のアルビノの人々について、体の一部を呪術に用いるなどのために殺人事件が相次いでおり、こうした状況が続けばアルビノの人々が「組織的に滅ぼされる」危機に直面すると警告を発した。

 国連が初めて起用した、自らも先天性色素欠乏症でアルビノの人権問題の専門家であるイクポンウォサ・エロ(Ikponwosa Ero)氏は、12日間にわたり現地調査を実施。その結果として、状況は「緊急を要している。(アルビノの)人口を脅かすほどの危機」だと報道陣に語った。

 エロ氏の呼び掛けに先立ち、マラウイの裁判所は先週、21歳のアルビノの女性を殺害したとして2人の男に対し、禁錮17年を言い渡した。警察の報道官によると、女性を殺害した女性のおじ(38)と共犯者は「罪を認めた」が、「自分たちの行動を悪魔のせいだとし、寛大な措置を求めた」という。

 エロ氏によると、アルビノの人々に対する襲撃や誘拐、殺人事件が2014年末以来、マラウイの警察に65件報告されているという。

 さらに同氏は、マラウイなどではアルビノの人体の一部を持っていると、「富を増やし、事業を繁栄させ、雇用を促進する」ことができるなどと信じられていることから、アルビノの人々が標的となってきたとし、「死後も、彼らは平穏ではいられない。遺体の一部が墓地から盗まれることがあるからだ」と語った。(c)AFP

845チバQ:2016/05/05(木) 17:47:22
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160505/k10010509371000.html
ペルー大統領選の決選投票まで1か月 激しい接戦か
5月5日 4時44分
ペルーの大統領選挙の決選投票が1か月後に迫るなか、世論調査ではフジモリ元大統領の長女ケイコ・フジモリ氏とペドロ・クチンスキー元首相が激しく競り合っていて、決選投票は接戦となることが予想されます。
ペルーの大統領選挙は、先月10日に投票が行われましたが、10人の候補者のうち、首位のケイコ・フジモリ氏の得票率が39%、2位のペドロ・クチンスキー元首相が21%などと、当選に必要な過半数に達した候補者はおらず、上位2人による決選投票が来月5日に行われます。
決選投票が1か月後に迫るなか、最近行われた複数の世論調査では、ケイコ・フジモリ氏とクチンスキー氏の支持率はいずれも40%台ときっ抗し、なかには0.2ポイントの僅差となった調査結果もあるなど、激しく競り合っています。
ケイコ・フジモリ氏は1990年から10年にわたって大統領を務めたアルベルト・フジモリ氏の長女で、父親さながらの強いリーダーシップをアピールし支持を広げてきましたが、前回5年前の大統領選挙では、同じように決選投票に進みながら父親が強権的な政治を行ったと対立候補から批判されて支持が伸び悩み敗れました。
クチンスキー氏は豊富な政治経験をアピールするとともにフジモリ元大統領の負の側面をとりあげて攻勢を強めていて、決選投票は接戦となることが予想されます。

846チバQ:2016/05/05(木) 19:10:49
http://www.sankei.com/world/news/160502/wor1605020014-n1.html
2016.5.2 09:54

節電のため標準時を30分変更 干ばつのベネズエラ

 ベネズエラ政府は1日、日照時間を有効利用し電力消費を抑えるため、標準時を30分早め、グリニッジ標準時(GMT)マイナス4時間とした。同国は産油国だが資源を有効活用できておらず、水力が発電の主力。エルニーニョ現象による干ばつの影響で水力発電が打撃を受け、電力不足が深刻化している。

 ベネズエラは国際的な原油価格下落の影響を受け財政難に陥っており、国民は高インフレや生活必需品不足に苦しんでいる。電力不足はさらに国民の不満を高めそうだ。

 現地からの報道によると、既に4月から首都カラカスを除いて4時間の計画停電が実施されているほか、官庁などの節電のため4月下旬からは少なくとも2週間、公務員を週休5日にする措置を取っている。

 日本との時差はこれまでの13時間半から13時間になった。(共同)

847チバQ:2016/05/05(木) 19:14:35
http://www.sankei.com/world/news/160430/wor1604300025-n1.html
2016.4.30 09:03

南ア大統領の汚職事件 私邸改修に公金 高裁が検察による起訴取り下げ見直しを命令

反応

反応


 南アフリカの首都プレトリアの高裁は29日、2009年に検察がズマ大統領に対する汚職事件での起訴を取り下げたのは不合理で見直すべきだとの決定を下した。ロイター通信が伝えた。

 ズマ氏は今年3月にも憲法裁判所から私邸改修に使われた公金を返還するよう命じられており、さらなる求心力の低下は避けられない状況だ。

 ズマ氏は大統領就任前の07年に軍装備に絡む汚職事件で起訴されたが、検察は09年に起訴を取り下げた。与党アフリカ民族会議(ANC)が検察に圧力を加えたとの臆測を呼び、野党はズマ氏を再び起訴するよう提訴していた。(共同)

848チバQ:2016/05/05(木) 19:15:22
http://www.sankei.com/world/news/160429/wor1604290066-n1.html
2016.4.29 23:53

南スーダンで移行政権発足 数万人犠牲の内戦終結へ大きな節目 反政府兵の指揮権は依然別 

 南スーダンのキール大統領は29日までに、大統領派と反政府勢力の双方が参加する挙国一致の閣僚名簿を発表、移行政権が発足した。AP通信などが伝えた。2013年末以降、数万人の犠牲者を出した内戦状態は終結に向け大きな節目を迎えた。

 ただ、大統領派と反政府勢力トップだったマシャール第1副大統領派の兵士らは依然として別々の指揮下にある。戦闘再発の恐れは残り、和平実現は予断を許さない。

 移行政権は今後約2年半の間に選挙を実施する。28日に任命された閣僚のうち16人が大統領派、10人がマシャール派。

 双方は昨年8月に和平協定に署名した。その後も散発的に戦闘が発生したが、今月26日にマシャール氏が和平協定に基づき、第1副大統領として政権に復帰した。(共同)

849チバQ:2016/05/08(日) 16:43:11
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160508-00000051-jij-int
窮地の大統領、停職不可避=混乱長期化か―ブラジル
時事通信 5月8日(日)14時57分配信

窮地の大統領、停職不可避=混乱長期化か―ブラジル
リオデジャネイロ五輪の聖火を掲げるブラジルのルセフ大統領(中央)=3日撮影、ブラジリア
 【サンパウロ時事】ブラジルのルセフ大統領が野党の追及を受け、弾劾に向かって窮地に立たされている。

 地元メディアによると、11日にも停職に追い込まれるのはほぼ確実。政治の混乱は長引きそうだ。8月開幕のリオデジャネイロ五輪を前に懸念が深まっている。

 上院特別委員会は6日、ルセフ氏に対する弾劾裁判を勧告する報告書を賛成多数で承認した。11日にも行われる本会議で採決され、過半数の賛成を得れば、ルセフ氏の半年間の停職と弾劾裁判の開始が決まる。

 徹底抗戦の構えを続けるルセフ氏は6日、「停職中も戦い続けよう」と支持者に訴えた。一方で「胸が引き裂かれる思いだ」と漏らし、弱気とも取れる心境をにじませた。

 ルセフ大統領を追い落とし、自ら昇格を目指すテメル副大統領は、野党有力議員と手を組み、ルセフ氏停職中の暫定政権発足へ準備を急いでいる。重要閣僚はすでに内定済みとみられ、深刻な景気低迷の脱却に最優先で取り組む方針だ。

 ただ、ルセフ氏の停職で混乱が収束に向かうと楽観する見方は少ない。国民の不満が強い物価上昇や悪化の一途をたどる失業率は、そう簡単に改善しない。混乱は長期化するとみられている。

850チバQ:2016/05/08(日) 16:56:39
http://www.sankei.com/world/news/160508/wor1605080024-n1.html
2016.5.8 14:46
【ブラジル情勢】
「ありがとう、日本人」 汚職追及で大統領窮地、日系捜査官「イシイさん」が時の人に お面や動画も

 ブラジルの国家会計の違法な粉飾をめぐってルセフ大統領が弾劾裁判を受けることが確実な情勢となっている。弾劾手続きの引き金となったのは、ルセフ氏が師と仰ぐルラ前大統領も訴追された国営石油会社ペトロブラスをめぐる史上最大の大規模汚職「ラバジャト事件」。ブラジル国民は捜査の進展を強く支援しており、担当した日系人捜査官のニュートン・イシイさんが人気を呼んで、一躍時の人となった。

 イシイさんは容疑者が逮捕されるたびに、連行する容疑者の隣に付き添い、その姿がブラジルの全国ニュースで中継された。次第に、白髪で黒いサングラスをした風貌の「あの日本人捜査員は誰だ?」と脚光を浴びることになった。

「ありがとう。イシイさん」

 その後、テレビや雑誌で特集が組まれて、イシイさんの名前はさらに有名となり、ネットでは「ありがとう。イシイさん」と題した動画が作られたほど。今年2月、リオデジャネイロのカーニバルでも「今年の顔」として、イシイさんのお面が登場した。

 ある外交官は「ブラジル国内でイシイさんは、勤勉で実直な日系人の象徴としても受け止められている」と話している。(リオデジャネイロ 佐々木正明)

851チバQ:2016/05/10(火) 23:13:54
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1605090037.html
【ブラジル情勢】ルセフ大統領の弾劾確実 11日にも停職決定か リオ五輪の開会宣言は誰が?
05月09日 23:19産経新聞

 【リオデジャネイロ=佐々木正明】ブラジルの国家会計を粉飾した疑いでルセフ大統領が弾劾裁判を受けることが確実な情勢となった。11日ごろに行われる上院(81議席)本会議で弾劾裁判開始に関する採決が行われ、過半数の賛成で承認される見込み。憲法の規定に基づき、ルセフ氏は最大180日間の停職となり、その間、テメル副大統領が暫定的に職務を代行する。

 ブラジルで大統領の弾劾裁判が行われるのは、1992年に不正蓄財疑惑が問われたコロル元大統領以来。コロル氏は裁判の結果を待たずに自ら辞任したが、今回の弾劾の動きを「クーデター」とするルセフ氏は徹底抗戦の構えを崩しておらず、辞任をきっぱりと否定。6日も遊説先で「今から本格的な戦いが始まる」と支援者に訴えた。

 今後、上院で最高裁長官を裁判長とする弾劾法廷が設置され、裁判形式で審理が進む。上院議員の3分の2以上の賛成(54人)で弾劾が成立し、テメル氏が18年まで大統領を務める。

 2014年に発覚した大規模汚職「ラバジャト事件」に対する国民の怒りは頂点に達し、経済危機や政治空白への責任を追及するルセフ氏への包囲網は強まっている。地元メディアによると、弾劾を支持する上院議員も日に日に増え、すでに40人以上に達した。

 南米初開催となる8月のリオデジャネイロ五輪をめぐっては、ルセフ氏が停職に追い込まれることで、同5日の開会式で国家元首として誰が開会を宣言するのか不透明な状態に陥る。五輪まで3カ月を切ったが、ブラジルのメディアは連日、弾劾手続きやラバジャト事件の捜査の進展を大々的に伝え、五輪に関する報道は控えめ。国民の盛り上がりも欠いている。

 さらに、弾劾裁判が進展すれば、ルセフ氏が師と仰ぎ、03年から続く労働者党(PT)政権の最大の実力者であるルラ前大統領の政治力も失われることにつながる。ルラ氏はラバジャト事件にからみ、3月に起訴された。ルセフ氏に対しても司直の手が伸びており、今後、検察当局が捜査する可能性がある。

852とはずがたり:2016/05/12(木) 20:12:45
ブラジル大統領の職務停止を可決 政府粉飾めぐり上院
http://news.goo.ne.jp/topstories/world/463/14b33942334147151ab8e7d124bcb2f3.html
(朝日新聞) 19:10

 政府会計の粉飾に関わったとされるブラジルのルセフ大統領について、同国の上院本会議(定員81)は12日、ルセフ氏の責任を問う弾劾(だんがい)裁判の開始を、賛成55票(反対22票)の賛成多数で決めた。ルセフ氏は判決言い渡しまで最大180日間の職務停止処分となり、野党所属のテメル副大統領が大統領の職務を代行する。弾劾裁判で有罪判決が出ればルセフ氏は罷免(ひめん)され、テメル氏が後任に就く。

 8月に控える南米初のリオデジャネイロ五輪の開幕時は、テメル氏が大統領代行を務めている可能性が高い。大統領への弾劾裁判が続く中での五輪という異常事態となりそうだ。(ブラジリア=田村剛)

853チバQ:2016/05/12(木) 22:44:14
http://www.sankei.com/world/news/160512/wor1605120031-n1.html
2016.5.12 12:07
【パナマ文書の衝撃】
豪首相、租税回避地の法人取締役に名前 「問題はない」と表明も7月2日の総選挙に影響か


 オーストラリアン・フィナンシャル・レビュー紙は12日、パナマの法律事務所「モサック・フォンセカ」がタックスヘイブン(租税回避地)の英領バージン諸島に設立した法人の取締役に、オーストラリアのターンブル首相が就任前に名を連ねていたと報じた。租税回避地に関する「パナマ文書」で明らかになった。

 法人はロシア極東・シベリアで金鉱山を開発。ターンブル氏は12日、同法人の役員になっていたことについて問題はないとの認識を示した。同紙も「不適切な行いはなかった」としているが、7月2日の総選挙に影響が出る恐れもある。

 同紙によると、ターンブル氏は1993年、オーストラリアの鉱業企業取締役になった後、英領バージン諸島の子会社取締役となり95年に両社の取締役を辞任した。ニューサウスウェールズ州のラン元州首相も共に取締役となった。(共同)

854チバQ:2016/05/12(木) 22:45:30
http://www.sankei.com/world/news/160512/wor1605120049-n1.html
2016.5.12 20:03
【ブラジル情勢】
ルセフ大統領の弾劾裁判開始が決定 上院で賛成過半数、180日間停職に テメル氏が大統領代行

 【リオデジャネイロ=佐々木正明】国家会計の違法な粉飾が疑われているブラジルのルセフ大統領に対する弾劾手続きで、上院(81議席)は11日から12日にかけて本会議を開いた。過半数となる55人の議員が弾劾裁判開始に賛成票を投じ、裁判の開始とルセフ氏の最長180日間の停職が決まった。

 ルセフ氏は12日中にも停職になり、テメル副大統領が大統領代行を務める。

 今後、最高裁長官が裁判長となり、ルセフ氏を被告として裁判形式で弾劾の審理が進められる。ルセフ派は徹底抗戦をする構えだが、上院議員の3分の2以上の賛成があれば、ルセフ氏は失職。裁判中に暫定政権を率いるテメル副大統領が昇格し、2018年末まで大統領を務める。

 ブラジルで大統領の弾劾裁判が行われるのは、1992年に不正蓄財疑惑が問われたコロル元大統領以来。コロル氏は裁判の結果を待たずに辞任した。

 支持率10%前後に落ち込むルセフ氏の政治的地位はすでに失われているとの見方が大半だが、今後、ブラジルで政治・社会の混乱が深まり、8月のリオデジャネイロ五輪へ影響が及ぶことが懸念されている。

855名無しさん:2016/05/15(日) 11:22:49
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160513/k10010519511000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_019
カナダ首相とガーナ大統領の訪日 閣議で了解
5月13日 14時25分
政府は13日の閣議で、カナダのトルドー首相を今月23日から、またガーナのマハマ大統領を今月17日から、それぞれ公式実務訪問賓客として日本に招くことを了解し、安倍総理大臣との首脳会談を行うと発表しました。
政府は13日の閣議で、カナダのトルドー首相を今月23日から25日までの3日間の日程で、公式実務訪問賓客として日本に招くことを了解しました。トルドー首相の日本訪問は去年12月の就任以来初めてで、天皇陛下と会見するとともに、今月26日に開幕する伊勢志摩サミットに先立って、安倍総理大臣と首脳会談を行う予定です。
菅官房長官は閣議のあとの記者会見で、「日本とカナダは、ともにG7=主要7か国のメンバーとして基本的価値を共有する、アジア太平洋地域の重要なパートナーだ。伊勢志摩サミットを前にトルドー首相との間でさまざまな課題について意見交換を行い、認識を共有しておくことは極めて重要だ」と述べました。
また、政府は13日の閣議で、ガーナのマハマ大統領を今月17日から20日までの4日間の日程で、公式実務訪問賓客として日本に招くことも了解し、天皇陛下と会見するとともに、安倍総理大臣との首脳会談を行うと発表しました。マハマ大統領が日本を訪れるのは、2013年に大統領に就任して以来、2回目です。

856チバQ:2016/05/15(日) 21:10:25
http://www.sankei.com/world/news/160513/wor1605130019-n1.html
2016.5.13 10:24
【ブラジル情勢】
政局波乱第2幕の可能性も 「ルセフ派」抵抗、野党を攻撃
 【リオデジャネイロ=佐々木正明】ブラジルのルセフ大統領の弾劾裁判の開始が12日に決まり、ブラジル最大の企業ペトロブラスを舞台にした大規模汚職「ラバジャト事件」の捜査の行方が、今後の政局を大きく左右する可能性が出てきた。最大政党のブラジル民主運動党(PMDB)が主導した暫定政権が発足する見込みだが、PMDB幹部にも捜査対象者が含まれ、政権基盤はもろい。政局波乱の「第2幕」が起きる可能性も指摘されている。

 ラバジャト事件をめぐっては3月、ルセフ大統領の師であり労働党(PT)最大の実力者、ルラ前大統領が資金洗浄の疑いで起訴された。停職と弾劾裁判が決まったルセフ氏も、事件における裏金取引への関与について捜査が強化され、弾劾裁判の行方に影響を与える可能性がある。

 PTはルラ氏が大統領に就いた2003年から政権運営を担ってきたが、地元紙は、上院の決定が「13年間に及ぶPTの権力を失わせる」と報じている。

 しかし、PTは一時的に下野することで今後、議会や法廷で激しく抵抗することが予想されている。

 PMDBに所属し、近く暫定大統領に就くテメル副大統領自身が、議会の承認なく国家支出を許可したとして弾劾の請求を受けている。ラバジャト事件をめぐっても、PMDBの実力者で、5月に下院議長の職を解かれたばかりのクニャ氏が起訴された。PMDBのカリェイロス上院議長も同事件の捜査対象者だ。

 弾劾裁判では、上院議員の3分の2が賛成すればルセフ氏は失職するが、PTは今後、PMDB幹部らの不祥事を徹底的に訴えて巻き返しを図り、ルセフ氏の弾劾を阻止する戦略とみられる。報道によると、PTの一部は早期の国政選挙の実施を模索している。

 一方、今後の汚職捜査や弾劾裁判でカギを握る最高裁で、ルラ氏とルセフ氏の政権時代に登用されたPT寄りの判事の意向が強く働く可能性も指摘されている。

857チバQ:2016/05/15(日) 21:12:46
http://www.sankei.com/world/news/160513/wor1605130022-n1.html
2016.5.13 10:31

スーダン大統領が外遊 ICC逮捕状も拘束されず 欧米外交団は抗議し式典退席



 国際刑事裁判所(ICC)の逮捕状が出ているスーダンのバシル大統領は12日、東アフリカ・ウガンダの首都カンパラを訪問し、2月に再選されたムセベニ大統領の就任式に出席した。ウガンダはICC加盟国としてバシル氏を拘束しICCに引き渡す義務があるが、バシル氏は拘束されず、12日中に帰国した。ロイター通信が伝えた。

 米国務省によると、欧米の外交団はバシル氏の出席に抗議するため、就任式を途中退席した。国務省のトルドー報道部長は「虐殺や戦争犯罪、人道に対する罪への責任を明確にしようとする努力をあざ笑っており、(退席は)適切だった」と語った。

 ICCは2009年、スーダンのダルフール紛争を巡る戦争犯罪などの容疑で、現職の国家元首に対する初の逮捕状をバシル氏に発付した。(共同)

858チバQ:2016/05/15(日) 21:14:20
http://www.sankei.com/world/news/160513/wor1605130040-n1.html
2016.5.13 15:56
【ブラジル情勢】
経済復興最優先の暫定政権発足 代行大統領のテメル氏「団結」を国民に呼び掛け

 【リオデジャネイロ=佐々木正明】ブラジルの大統領の停職を受け、ミシェル・テメル副大統領(75)は12日、暫定政権を発足させた。1930年代以来とされる不況の中、テメル氏は経済復興を最優先課題に掲げ、就任後の記者会見で国民に「団結」を唱え、危機脱出のための協力を呼びかけた。8月のリオデジャネイロ五輪については成功に向けて最善をつくす考えを示した。

 テメル氏は12日、上院本会議でルセフ氏の弾劾法廷設置が決まった後、大統領代行に就任。弾劾裁判では上院議員の3分の2の賛成でルセフ氏の罷免が決まり、テメル氏は2018年までの政権運営を担う。

 テメル氏はサンパウロ出身の元弁護士。ブラジル民主運動党(PMDB)に所属し、下院議長などの要職を務めてきた。外交筋は「物事を決定する前に根回しや調整をしっかり行うタイプの政治家」と評する。

 就任会見では「国家を落ち着かせることが急務だ」と述べ、全ての政党や政治組織に対立の回避を促した。国家財政を立て直すため省庁の削減や年金改革に取り組む考えも表明。さらに、国営石油会社ペトロブラスを舞台にした大規模汚職「ラバジャト事件」の捜査強化も支持した。

 閣僚人事では安定成長を維持した03年〜10年に中央銀行総裁を務めたメイレレス氏を財務相に登用。金融政策運営の手腕に定評があるメイレレス氏は海外でも評価が高く、株式市場などに肯定的なシグナルを与える可能性がある。

 しかし、12日に大統領府を去ったルセフ氏は「あらゆる法的手段を用いて徹底抗戦する」と強調。テメル氏の政治基盤は弱く、多くの専門家は政治の混乱は18年の大統領選挙まで続くと分析している。

859チバQ:2016/05/15(日) 22:36:27
http://www.afpbb.com/articles/-/3087128
ベネズエラ大統領、新たな緊急事態令 停止工場を一斉取り締まりへ
2016年05月15日 16:22 発信地:カラカス/ベネズエラ
【5月15日 AFP】深刻な経済危機に見舞われているベネズエラのニコラス・マドゥロ(Nicolas Maduro)大統領は14日、新たな緊急事態令のもとで一斉取り締まりを実施し、操業を停止した工場の差し押さえやその経営者を逮捕すると述べた。また軍事介入といった国外からの脅威など「あらゆる状況に備える」ため軍事演習を21日に実施すると発表した。

 食料不足や物価高騰、暴動、略奪、自警団による裁きなどを引き起こし、ベネズエラを崩壊寸前に追い込んでいる深刻な経済危機への対応に追われているマドゥロ大統領は13日、「ベネズエラの極右派」の要請を受けて、同国を不安定化させているとして米国を非難するとともに、緊急事態令を宣言した。

 新たな緊急事態令は、同大統領が1月に宣言した「経済緊急事態」を全面的な非常事態に拡大するかたちとなる。

 首都カラカス(Caracas)で14日に行われた集会で同大統領は、緊急事態令のもと、いくつかの対策が取られると支持者らに述べたが、その内容はまだ正式には発表されていない。

 マドゥロ大統領は、「資本家階級によってまひさせられているわれわれの生産能力を回復するため、あらゆる対策を取らなければならない」、「(生産を)停止し、国に対する妨害活動を行いたい者は全員出ていくべきだ。そして、実際に停止した者は逮捕され、刑務所に送られなければならない」と、声援を送る支持者らに語った。

 ベネズエラでは先月30日、同国最大の飲食品会社ポーラー・グループ(Polar Group)が、政府の不手際により大麦をもはや輸入することができないとしてビールの生産を停止している。(c)AFP/Valentina OROPEZA

860チバQ:2016/05/17(火) 00:04:27
http://www.yomiuri.co.jp/world/20160514-OYT1T50011.html?from=ycont_latest
大統領代行テメル氏、前途多難…自身も弾劾対象
2016年05月14日 09時17分
 【ブラジリア=吉田健一】弾劾に問われているブラジルのルセフ大統領が職務停止となり、テメル副大統領が12日、大統領代行に就任した。


 テメル氏は就任後初の記者会見で、「国家の安定と国民の団結が喫緊の課題だ」と述べ、政治の混乱と深刻な経済危機の克服に向け、国民の支持を訴えた。テメル氏自身も弾劾請求の対象となっており、前途は多難だ。

 深刻な経済危機にある中、テメル氏は暫定政権を「救国」の政府と位置づけ、経済再建に最優先で取り組む考えを表明。「内外で国への信頼を取り戻す」と決意を語り、第一歩として歳出削減のために省庁統合を行う計画を明らかにした。組閣では、財務相に市場からの信頼が厚いメイレレス元中央銀行総裁を起用した。

861チバQ:2016/05/18(水) 21:51:55
http://www.sankei.com/world/news/160517/wor1605170023-n1.html
2016.5.17 11:20

ドミニカ共和国大統領選、現職メディナ氏再選 

16日、ドミニカ共和国の大統領選で再選が確実となり、手を振るメディナ氏=サントドミンゴ(AP)
16日、ドミニカ共和国の大統領選で再選が確実となり、手を振るメディナ氏=サントドミンゴ(AP)

 カリブ海のドミニカ共和国で15日に行われた大統領選で、地元メディアは16日、ドミニカ解放党(PLD、中道左派)の現職ダニロ・メディナ大統領(64)の再選が確実になったと報じた。メディナ氏は「再び全ての国民の大統領になった」と勝利宣言した。

 メディナ氏は観光業などに力を入れ、地域で最高水準の経済成長を達成。教育政策も充実させ、国民の幅広い支持を集めた。2期目の就任は8月16日、任期は4年。

 大統領選には計8人が立候補した。中央選挙管理委員会の中間集計によると、開票率約58%の段階でメディナ氏の得票率は約62%、メディナ氏と事実上の一騎打ちとなった現代革命党(PRM、中道左派)の実業家ルイス・アビナデル氏(48)は約35%。メディナ氏の陣営は、結果は覆らないとしている。(共同)

862チバQ:2016/05/19(木) 22:38:07
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-160519X520.html
「難民は読み書きできない」=豪移民相の発言が波紋
16:17時事通信

 【シドニー時事】オーストラリアのダットン移民・国境警備相が「難民は英語はもちろん母国語でも読み書きができない」と発言し、波紋が広がっている。野党は「難民や移民への侮辱だ」と反発。7月2日の総選挙に向けた争点として、難民政策が注目を集めている。

 移民相は17日のテレビ番組で、「難民は算数もできない。豪州での定住には膨大な費用が掛かる」と指摘。難民受入数(現行は年1万3750人)の大幅な拡大を訴える野党の寛大な難民政策を非現実的と批判した。

 野党側は「移民国家の歴史を否定するもの」「外国人嫌いの政策」と反発し、移民相辞任を求める声も上がっている。

863チバQ:2016/05/21(土) 23:24:08
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160521-00000077-mai-s_ame
<ペルー大統領選>ケイコ・フジモリ氏に資金洗浄疑惑
毎日新聞 5月21日(土)22時35分配信

 ◇本人は陰謀説主張

 【サンパウロ朴鐘珠】ペルーの現地報道によると、同国のサンチェス司法長官は20日、大統領選に立候補しているケイコ・フジモリ氏(40)を資金洗浄(マネーロンダリング)の疑いで捜査していると発表した。ケイコ氏は疑惑を否定したが、他にも選挙資金を巡る裏金報道が相次いでおり、6月5日の決選投票に影響する可能性がある。

 中道右派のケイコ氏はアルベルト・フジモリ元大統領(77)の長女。4月10日の第1回投票では得票率40%の首位だった。

 捜査書類を入手した現地紙コメルシオが20日に裏金疑惑を報じ、司法長官が認めた。同紙などによると、検察が捜査に着手したのは3月。昨年11月に開催された2度の政治資金パーティーと、ケイコ氏の夫の土地購入に絡み、計約100万ドル(約1億1000万円)相当の資金がケイコ氏の陣営に不正に渡った疑いが持たれている。

 サンチェス司法長官は現時点で捜査がまだ初期段階にあると認め、起訴に至るには「さらに多くの証拠が必要だ」と述べた。

 ケイコ氏は同日会見し、「対立候補に都合の良い情報が投票の2週間前に発表されるとは興味深い」と陰謀説を主張。資金の動きは選挙管理委員会に適正に報告していると反論し、「この先も次々に出てくるであろう疑惑やウソに国民はだまされないでほしい」と訴えた。

 ケイコ氏の周辺では15日、陣営幹部で側近のラミレス国会議員が前回2011年の大統領選の際、ケイコ氏の選挙資金として1500万ドル(約16億5000万円)の裏金を用意したと証言する盗聴内容が報道された。

 ラミレス議員を捜査していると報じられた米麻薬取締局は16日に「ケイコ氏はこれまでのところ捜査対象に含まれていない」と声明で発表。しかしラミレス議員の捜査については肯定も否定もせず、同議員は騒動の責任を取って18日に所属党の事務局長を辞任した。

 決選投票はケイコ氏と、中道右派のクチンスキ元首相(77)の争い。世論調査の支持率はケイコ氏がわずかに優位を保っているが、両者の差は1ポイント未満で激戦が予想される。

864チバQ:2016/05/22(日) 20:26:23
http://www.sankei.com/world/news/160514/wor1605140052-n1.html
2016.5.14 19:18
【どうなるリオ五輪(上)】
「この国は今、崖から転げ落ちている」中国依存でマイナス経済、前大統領頂点にした史上最大の汚職
 5月1日のメーデー。ブラジル・リオデジャネイロの労働者の集会は、労働党(PT)が支持者らの前で、8月の五輪開催をアピールする好機となるはずだった。しかし、数百人が足を運んだ会場は政界の混乱に関する話題ばかりで、最後まで五輪に関する言葉は聞かれなかった。

 「一部の病院は資金が尽きて閉鎖された。学校でも教職員がストライキを行っており、授業がない日々が続いている。失業や給料の遅配で人々の生活は苦しく、とても五輪どころではない」

 集会に参加した銀行員、マルセイウさん(36)が市民の立場をこう代弁した。

■  ■

 リオ五輪の開催権は2009年10月、ルラ大統領率いるPTの政権が勝ち取った。当時、ブラジルは高度経済成長を遂げ、多くの国民が輝かしい国の未来を信じていた。国際オリンピック委員会(IOC)総会の会場でルラ氏は涙を流し、「ブラジルにとって歴史的な日だ」と宣言した。

 それから7年。リオの街では夢の実現に向けた熱気はみられない。専門家は現状をこう指摘した。

 「この国は今、崖の上から転げ落ちている状態だ」

 ブラジルは今、1930年代以来といわれる経済危機に陥っている。昨年の成長率はマイナス3.8%で、今年も同様と見込まれる。ルラ氏と後任のルセフ大統領の政権が中国への貿易依存度を引き上げたため、中国の景気減速が足を引っ張った形だ。

■  ■

 政治不信のもう一つの大きな要因は、リオに本社を置く国営石油会社ペトロブラスを舞台とする、史上最大ともいわれる汚職事件だ。スイス当局から秘密口座の取引記録が提供されたことで、ルラ氏を頂点とする汚職の連鎖があぶり出された。政権維持のため、PTがペトロブラスから得た裏金を政界関係者に渡していた構図が暴かれたのだ。

 「ルラ氏が政権に就いてから、明らかに会社の雰囲気が変わり、経営がおかしくなっていった」。ペトロブラスでエンジニアとして働く40代の男性がいう。

 同社は一連の事件で約430億レアル(約1兆3千億円)の損失を抱え、経営難に見舞われている。

 リオ出身でPTに所属する下院議員、ワジー・ダモス氏が国内の現状をこう評した。「今のブラジルに五輪を開くゆとりはない。2年前のサッカーW杯が精いっぱいだったのだ。五輪がなければ、多額の予算を他の事業や手当てに回すことができたはずだ」

 大統領の職務が停止されたルセフ氏。弾劾裁判は五輪期間中も開かれる見通しで、競技施設の近くでさえデモや市民の対立が起きかねないと懸念されている。



 リオ五輪の開幕まで残り3カ月を切った。しかし、ブラジルの政治空転や経済停滞、治安悪化などに歯止めがかかる気配はまったくみえない。リオの街から現状を報告する。(リオデジャネイロ 佐々木正明)

865チバQ:2016/05/22(日) 20:27:23
http://www.sankei.com/premium/news/160516/prm1605160010-n1.html
2016.5.16 03:00
【どうなるリオ五輪(下)】
警察と犯罪組織が“戦争状態” 給料未払いで警察官の職務意識低下 サッカー・リバウド氏「治安ひどい」
 五輪を間近に控えたブラジルのリオデジャネイロでは、ルセフ氏の大統領弾劾問題で政争に明け暮れている間に、治安が深刻な状況に陥っている。

 サッカーの2002年日韓ワールドカップ(W杯)でブラジル代表の10番を背負ったリバウドさんはネット上でこう訴えた。

 「今朝、少女がギャングに殺害された。ブラジルの状況はひどいことになっている。五輪のためにブラジルに来ることを考えている人に国に止まるように忠告したい」

 祖国の英雄リバウドさんの訴えは、リオ市内各地の銃撃事件で多くの市民が犠牲となるケースが相次いでいることが原因だ。

 少女(17)は母の日の前日の7日、家族と国際空港まで母親を迎えに行く途中、銃撃を受けた。現場は、五輪期間中、大動脈となる幹線道路だった。犯人はファベーラ(貧民街)に住む18歳の少年。遊ぶ金ほしさの犯行だった。

 その2日前には、警察部隊と麻薬犯罪組織との間で近年珍しい大規模な銃撃戦がリオ中心部で繰り広げられた。現場は五輪マラソン競技のスタート・ゴール地点で、カーニバル会場としても有名な施設「サンボドロモ」の近く。銃撃戦は全土に生中継され、警官を含む6人が死亡した。

 リオの犯罪事情に詳しい日本の警察幹部がこう指摘した。「警察と麻薬組織は戦争状態にある。経済危機に伴い犯罪が増え、五輪の懸念材料だ」

 統計によると、市内の強盗発生事件は昨年8万1000件で、4年前に比べ約50%増加。毎年80人に1人が被害にあっている計算だ。

 問題を深刻にさせているのがリオ州の財政難だ。州警察に夫(44)が務める妻が重い口を開いた。「もう3カ月も給料をもらっておらず、多くの警官が生活に困っている」。

 犯罪対策で警官自身が死傷するケースも急増。今年4カ月間ですでに35人が殉職、128人が重傷を負った。治安の専門家は「給料未払いで警官の職務意識が低下している。今後、警官がストライキを起こす可能性もある」と警告した。

 地元紙は、街を警備する警官の数が減っていると指摘。五輪中の警察の応援部隊が、2000人少なくなることも判明した。政府は期間中、軍部隊も動員し、安全を確保すると説明する。だが、市民の多くは、そのしわ寄せが五輪後にきて、犯罪が一層増加することを懸念している。(リオデジャネイロ 佐々木正明)

866チバQ:2016/05/24(火) 20:32:36
http://www.sankei.com/world/news/160524/wor1605240035-n1.html
2016.5.24 18:30
【ブラジル情勢】
汚職捜査妨害疑惑で閣僚を停職、暫定政権に痛手「流血止めるには最高裁と協定」
 ブラジル暫定政権のジュカ企画・予算管理相が就任前、自らが捜査対象となっている汚職事件の捜査を妨害しようとしていた疑いを示す電話の盗聴記録が23日、地元メディアに報じられ、テメル大統領代行(副大統領)はジュカ氏を一時停職にした。

 弾劾手続きでルセフ大統領が停職になったことを受けて12日に発足したばかりのテメル暫定政権にとって大きな痛手になった。

 ジュカ氏による捜査妨害の疑惑が指摘されたのは国営石油会社ペトロブラスを舞台に多数の政治家や企業幹部を巻き込んだ汚職事件。報道によると、ジュカ氏は3月、同じく捜査対象になっている元会社社長との電話で「流血を止めるためには政権を代えなければならない」と述べ、暫定政権は、捜査を指揮する最高裁などと「協定」を結ぶべきだとの考えを示したとされる。(共同)

867とはずがたり:2016/05/25(水) 12:04:44
人道サミット閉幕、潘氏「がっかり」 G7欠席相次ぐ
http://news.goo.ne.jp/topstories/world/179/b069592e5c3ad3fd6d7e766fed90e265.html
(朝日新聞) 10:37

 トルコ・イスタンブールで開かれていた初の国連の「世界人道サミット」は24日、2日間の会期を終えて閉幕した。シリア難民など人道危機が相次ぐ中で、支援資金の確保が主なテーマだったが、大口資金提供元である主要7カ国(G7)のうち、ドイツのメルケル首相以外の首脳は欠席。主催した潘基文(パンギムン)国連事務総長は閉幕の際、「がっかりした」と振り返った。

 サミットでは、潘氏が紛争や災害の現場で難民らに物資を提供するといった従来の人道支援のあり方から、社会基盤を強化するなどして難民ら人道支援を必要とする人々を生みにくくするための支援への転換を提唱した。潘氏はそうすることで、「より少ない資金でこの状況を解決できる」と主張し、実現に向けて取り組みを続ける意向をサミットで示した。(イスタンブール=松尾一郎)

868とはずがたり:2016/05/25(水) 12:05:24
ロシアが声明文 世界人道サミット「署名したくない」
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASJ5Q5J6GJ5QUHBI01V.html
05月24日 03:21朝日新聞

 国連の世界人道サミットの開催に神経をとがらせているのが、ロシアだ。開催直前になって米ニューヨークにある各国の国連代表部に声明文を配布。サミットの運営を批判し、いかなる誓約文書にも「署名したいと思っていない」と牽制(けんせい)した。

 声明文はサミットの約2週間前に出された。サミットの成果物になる誓約文書のたたき台について「加盟国の個々の立場を反映させる余地がなく、加盟国間で広く合意されていない」「広範囲に及ぶ加盟国への義務規定が含まれている」と反発している。

 これに対し、国連のデュジャリック報道官は「国連は多くの時間を掛けて加盟国と議論し、準備を進めてきた。ロシア以外からはそのような手紙(不満)は届いていない」と不快感を示している。

869チバQ:2016/05/25(水) 21:22:09
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20160525k0000m030064000c.html
<ベネズエラ>大統領罷免の国民投票巡り、与野党対立激化
05月24日 20:44毎日新聞

<ベネズエラ>大統領罷免の国民投票巡り、与野党対立激化
マドゥロ大統領罷免を求めるデモ参加者(中央)を押し戻す警官=ベネズエラ・カラカスで18日、AP
(毎日新聞)
 【サンパウロ朴鐘珠】南米ベネズエラでマドゥロ大統領の罷免を求める国民投票の実施を巡り、与野党対立が激化している。原油価格の低迷で財政危機に陥る同国では、反米左派を旗印にしたマドゥロ政権の求心力が急速に低下。国民投票が年内に実現すれば政権交代は確実な情勢だが、政府は手続きを遅らせており、デモが多発するなど国内も混乱している。

 左派政権にとっては来年1月10日が命運を分ける日付だ。憲法の規定上、これより前に国民投票でマドゥロ大統領が罷免されれば大統領選が行われ、同日以後であれば罷免されても残りの任期2年は与党のイストゥリス副大統領が大統領を務める。

 中道右派の野党連合は昨年12月の国会議員選で3分の2超の議席を獲得しており、年内に国民投票まで持ち込みたい考えだ。大統領罷免の手続きの第1段階は、有権者の1%の署名(約20万筆)を1カ月以内に集めることで、ロイター通信などによると、野党連合は1週間足らずで185万筆を集め、5月2日に選挙管理委員会へ提出した。

 これに対し、イストゥリス副大統領は「不正行為」などを理由に署名活動は無効だと主張し、国民投票を実施しない意向を表明した。マドゥロ大統領は、隣国ブラジルで左派のルセフ大統領に対する弾劾裁判開廷が決まった翌日の13日に非常事態を宣言。「国内右派の要請を受けワシントンが手段を講じている」と、ベネズエラとブラジルで国家転覆計画が進んでいるとの陰謀論を国民に説いた。

 このため、今月中旬以降、首都カラカスでは野党連合の呼びかけに応じた数千人規模のデモ隊が軍や警官隊と衝突し、催涙ガスなどで鎮圧される騒動が相次いでいる。野党指導者で前回大統領選でマドゥロ氏に惜敗したカプリレス氏は17日、「軍人たちに告ぐ。憲法に従うか、マドゥロに従うか。真実を選択する時が来た」と呼びかけた。

 4月末に発表された世論調査では、約70%の国民が政権交代を望んだ。同国経済は原油輸出の利益に依存し、食料品や生活必需品を輸入に頼っている。2014年以降の原油価格低迷により、外貨収入が減少し、物不足が顕著となっている。

870とはずがたり:2016/05/26(木) 23:08:59

砂糖不足ベネズエラ、コカ・コーラ製造一部停止
http://news.goo.ne.jp/topstories/business/144/d224708dccb3048e5096e496ced5f714.html
(読売新聞) 21:40

 【リオデジャネイロ=吉田健一】英BBCなどによると、原油安で経済危機に陥っている南米の産油国ベネズエラで、砂糖不足が起き、米飲料メーカー大手コカ・コーラが一部飲料の製造停止に追い込まれている。

 ベネズエラでは、原油安の直撃による外貨不足で砂糖の輸入が難しくなっていることに加え、農家が価格統制下にある砂糖の生産を嫌って、国内生産量が減っていることが追い打ちをかけた。同社は、砂糖を使わない飲料などの製造は続けるとしている。

 ベネズエラでは、大半を輸入に頼る生活必需品や食料品の不足が深刻化。4月には、同国食品大手のポラールが、輸入による大麦の確保ができないとしてビールの生産を停止している。

871チバQ:2016/05/27(金) 23:12:36
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20160527k0000m030107000c.html
<南スーダン>石油利権、対立の火種 暫定政権1カ月
05月26日 22:40毎日新聞

 【ヨハネスブルク小泉大士】内戦状態が続いていた南スーダンで、反政府勢力も加わった暫定政権が発足して1カ月。目立った衝突もなく安定が保たれているが、キール大統領派が画策する「州分割」などを巡って反政府勢力との対立の火種がくすぶっている。

 「首都ジュバでは平穏な状況が続き、市場もにぎわっている。張り詰めた空気はない」。地元記者は電話取材に現状をそう語った。

 反政府勢力トップのマシャール氏は4月26日に首都に戻り、第1副大統領に就任。当初の見込みから7カ月遅れで、同29日に統一政権が発足した。2年半後に選挙で選ばれた新政権が引き継ぐ。

 2年以上に及んだ内戦では数万人が死亡し、230万人以上が家を追われた。経済も著しく疲弊し、インフレ率は200%を超えた。暫定政権は国際機関などに経済立て直しの支援を求めているが、反応は鈍い。キール派とマシャール派の対立が根深く、双方の出身民族であるディンカ人とヌエル人の対立感情も絡むからだ。

 大きな火種の一つが「州分割」問題だ。キール大統領は昨年8月の和平合意後、現行の全10州を分割して28州にする方針を決定。ディンカ人が多数派になるように州の境界線を引き、石油利権などを握る意図があると指摘される。

 南スーダンは元々、スーダンからの分離独立(2011年7月)以前、政府(当時は自治政府)の歳入の98%を石油に頼っていた。極端な石油依存体質から、石油が争いの種になってきた。

 マシャール派は分割案の凍結を求めているが、大統領は「平和と安定を望まないのか」と拒否。和平合意に応じない一部の反政府勢力の存在などとともに、混乱収束に向けた障害となっている。

 シンクタンク「安全保障研究所」(ナイロビ)のガティム研究員は「政府内に2人の大統領が併存しているようなもの。国より出身民族への帰属意識が強い人々に、国民意識をどう形成するかは大きな課題だ」と語った。

872チバQ:2016/05/29(日) 11:31:43
http://www.sankei.com/world/news/160528/wor1605280068-n1.html
2016.5.28 23:51
【ペルー大統領選】
ケイコ氏やや優勢…終盤も接戦続く 決選まで1週間
 【ロサンゼルス=中村将】南米ペルーのウマラ大統領の任期満了に伴う大統領選の決選投票が6月5日に行われる。アルベルト・フジモリ元大統領(77)の長女で中道右派のケイコ・フジモリ氏(41)と、元首相で中道右派のクチンスキ氏(77)による一騎打ち。投票まで1週間となり、ケイコ氏リードを伝える世論調査もあるが、終盤も接戦が続くことは確実な情勢だ。

 今月22日に公表された、地元調査会社による模擬投票で、ケイコ氏は52・6%を獲得。47・4%のクチンスキ氏を上回った。模擬投票は19、20の両日に実施された。一方、20日にはケイコ氏のマネーロンダリング(資金洗浄)疑惑が報じられ、ケイコ氏は否定したものの、司法長官が「初歩的な捜査」に着手していることを認めたため、選挙戦への影響が指摘されていた。

 ところが、今月26日に公表された別の調査会社による世論調査では、ケイコ氏の支持率が46%、クチンスキ氏は38・9%で、ケイコ氏が引き続き、やや優勢を保っているもようだ。

 両候補とも、開放的な経済政策に重点を置いており、公約にも争点になりそうな差は見当たらない。選挙戦は政策論争より、対立候補への誹謗(ひぼう)が目立つ。

 ケイコ氏には、父親の評価がプラスとマイナスの両面に作用する。アルベルト氏は高インフレで破綻していた経済を立て直し、貧困層への手厚い施策や教育の充実などを施した。その半面、政権中枢の汚職や人権弾圧などの批判も絶えず、「独裁」「恐怖政治」などのレッテルが張られる。

 1回目の投票で、ケイコ氏はクチンスキ氏の倍近い得票率だったが、終盤まで接戦が続いていることは、根強いアルベルト氏への批判票がクチンスキ氏に流れていることを示している。

873名無しさん:2016/05/29(日) 16:52:10
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016052400492&g=pol
首脳伴侶、同行半数のみ=米大統領夫人は欠席-伊勢志摩サミット

 26日開幕の伊勢志摩サミット(主要国首脳会議)では、ドイツ、カナダ、イタリアの3カ国首脳の伴侶が来日する。メルケル独首相の夫で表舞台にあまり出ない大学教授のヨアヒム・ザウアー氏(67)が来日するが、ロシアを含め4カ国首脳の伴侶が来日した2008年の北海道洞爺湖サミットに比べ、同行者はやや減った。

 ザウアー氏は「私個人はアンゲラ・メルケルの政治活動とは全く関係ないところにいる」として、政治的行事からは距離を置いており、洞爺湖サミットの際も来日しなかった。ただ、ドイツ開催のサミットでは首脳伴侶のホスト役を務めた経験がある。サミット初参加となるカナダのトルドー首相のソフィー夫人(41)は記者出身。レンツィ・イタリア首相のアニェーゼ夫人(39)は教師だ。
 一方、ミシェル・オバマ米大統領夫人(52)は来日しない。理由は明らかになっていないが、夫人はこれまでも子供の教育を優先して、オバマ大統領の来日に同行しなかった。
 キャメロン英首相のサマンサ夫人(45)も欠席の方向。オランド仏大統領は、元事実婚パートナーで記者のバレリー・トリルベレールさん(51)と14年に破局し、今はパートナーがいない。(2016/05/24-14:21)

874とはずがたり:2016/05/29(日) 20:51:51
今コロンビアって左右どっちの政権だっけ?

政府の中枢の近くで組織売春、女性200人救出 コロンビア
http://www.afpbb.com/articles/-/3088682?cx_part=txt_topstory
2016年05月29日 15:32 発信地:ボゴダ/コロンビア

875とはずがたり:2016/05/29(日) 20:59:48
「経済認識に隔たり」=安倍首相の危機感、共有されず-海外メディア
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016052800099&g=eco

 【ニューヨーク時事】日本時間27日に閉幕した主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)での議論について、海外メディアは、安倍晋三首相が訴えた世界経済への危機感が共有されず、首脳間の「認識の隔たりが露呈した」(英紙フィナンシャル・タイムズ)などと報じた。
 同紙は英政府報道官の「キャメロン首相は安倍首相の悲観を共有せず、世界経済に前向きな認識を示した」との発言を伝えた。また、現状を2008年のリーマン・ショック前の状況になぞらえた安倍首相の主張は、消費税増税を再延期するための布石だったと解説した。
 米紙ウォール・ストリート・ジャーナルも、安倍首相は財政出動などでの協調を求めたが、財政規律を重視するメルケル独首相が反対し、「各国がそれぞれの必要性に基づき、成長に向けた歩みを進める」(オバマ米大統領)との合意にとどまったと指摘した。(2016/05/28-08:56)

876チバQ:2016/05/30(月) 21:06:55
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-160530X033.html
ケイコ氏、わずかに優勢=終盤まで接戦続く―ペルー大統領選
17:41時事通信

 【サンパウロ時事】ペルー大統領選挙の決選投票が6月5日に迫った。一騎打ちとなるアルベルト・フジモリ元大統領の長女ケイコ・フジモリ氏(41)と元首相ペドロ・クチンスキ氏(77)は激しい争いを展開。投票まで1週間を切り、世論調査ではケイコ氏がわずかにリードを広げつつある。日系人大統領がペルーで再び誕生する可能性が高まっている。

 投票日前最後の日曜日となった29日、ケイコ氏はテレビ討論会に参加。前回2011年の大統領選で敗れて以降、国内をくまなく歩き、有権者の声に耳を傾けてきたと強調した。都市部と農村部の格差是正、治安対策の重要性を訴えるとともに「国家融合に向けて全力で働く」と語り、同国初の女性大統領への意気込みを見せた。

 ケイコ氏は4月の第1回投票で首位になったが、過半数には届かなかった。決選は有権者を二分する激しい戦いで、終盤になって、ケイコ氏がやや優勢。最新世論調査では53.1%を獲得し、クチンスキ氏を約6ポイント上回っている。

 ただ、両者は公約が互いに似通っている上、ケイコ陣営には幹部のマネーロンダリング(資金洗浄)疑惑も浮上している。投票先を決めかねている有権者も多く、外交筋は「勝負は最後まで分からない」と分析する。

 ケイコ陣営の懸念は、一部の有権者が批判する父親の「負の遺産」だ。フジモリ元大統領は1990年から2000年までの在任中、左翼ゲリラ掃討やインフレ対策で成果を挙げ、ペルーの平和と経済発展の礎を築いた。一方で、強権的な政治姿勢は多くの人権弾圧事件も起こした。退陣後に禁錮25年の刑が確定し、今も収監生活を送る。

 劣勢に立つクチンスキ氏は、有権者に根強い「反フジモリ感情」をあおって最後の巻き返しを図る戦略だ。29日の討論会でも元大統領とケイコ氏のイメージを重ね合わせ、「独裁から民主主義を守る」と訴えた。

877チバQ:2016/05/30(月) 22:20:05
>>874
>>18 なので右派ですね

878チバQ:2016/05/31(火) 20:18:22
http://www.sankei.com/world/news/160531/wor1605310020-n1.html
2016.5.31 09:31

セネガルの特別法廷がチャド前大統領に終身刑 反体制派への殺人、拷問の罪 他国での裁判は異例

反応

反応



 セネガルの特別法廷は30日、反体制派への大規模な殺人、拷問を指示したとして、戦争犯罪や人道に対する罪などに問われたチャドのハブレ前大統領(73)に終身刑の判決を言い渡した。ロイター通信などが伝えた。前大統領は上訴できる。

 国家元首だった人物が国際刑事裁判所(ICC)でなく他国の法廷で裁かれるのは世界でも異例という。国連のゼイド人権高等弁務官は「残虐行為が絶えない中でこの判決は全世界に影響を与える」と述べ、人権団体は独裁体制を敷く他の国家元首への警鐘になると歓迎した。

 前大統領は1982年の就任後、反体制派を弾圧、約4万人を殺害したとされる。90年にデビ現大統領のクーデターで追放され、セネガルに亡命した。アフリカ連合(AU)が訴追を求め、2013年に拘束された。(共同)

879チバQ:2016/05/31(火) 20:20:47
http://www.sankei.com/world/news/160531/wor1605310050-n1.html
2016.5.31 19:58
【ブラジル情勢】
暫定政権の重要閣僚また辞任 汚職対策担うどころか、捜査対象者に摘発逃れを指南 

反応

反応


(1/2ページ)

 【リオデジャネイロ=佐々木正明】ブラジルの暫定政権で、最重要課題の汚職対策を担当するシルベイラ透明性・監察・監督相が5月30日、辞任した。国営石油会社ペトロブラスを舞台にした大規模汚職「ラバジャト事件」をめぐり、シルベイラ氏が捜査妨害を働いたと受け止められる通話記録が判明した。弾劾手続きが進むルセフ大統領の停職を受け、暫定政権を発足させたばかりのテメル大統領代行にとって、同様の疑惑で辞任に追い込まれた重要閣僚は2人目。8月のリオデジャネイロ五輪を前に政局の混迷は深まる一方だ。

 地元メディアが報道した通話記録によると、シルベイラ氏はラバジャト事件の捜査を担う検察当局を批判。さらに、テメル氏と同じブラジル民主運動党(PMDB)に所属し、捜査対象となっているカリェイロス上院議長に対し、検察の追及から逃れるための助言をしていたとされる。

 報道の後、首都ブラジリアでは、シルベイラ氏の部下たちが大臣職の辞任を要求し、職務をボイコットする事態になっていた。

 暫定政権では、ジュカ企画・予算管理相も5月24日に辞任に追い込まれた。カリェイロス上院議長自身も、捜査妨害を画策した会話の内容が暴露されている。

 事件の重要な証拠とされる通話記録が地元メディアに次々にリークされる背景には、汚職政治家の追放を求める国民の声を背景にした検察当局の強い意図が反映されているとされる。

 一方、今後、弾劾裁判を迎えるルセフ氏と、政策運営から追い出された労働党(PT)にとって、対立するPMDBの幹部が摘発されることは好都合だ。地元メディアは、ルセフ氏はPMDBへの世論の批判が高まり、弾劾裁判での劣勢を挽回するシナリオを描いていると報じている。

880とはずがたり:2016/06/01(水) 08:55:26
>>877
有り難うございます!
南米って左右で政権交代あるから民主制の筈ですがどうも安定しないっすねぇ。。

881chibaQ@HONGKONG:2016/06/05(日) 14:13:22
http://www.sankei.com/world/news/160603/wor1606030049-n1.html
2016.6.3 20:21更新

南米ペルー大統領選 ケイコ氏優勢の見方広がる 「最後の訴え」に3万人超集結

【リマ=中村将】5日に決選投票が行われる南米ペルーの大統領選は2日、アルベルト・フジモリ元大統領(77)の長女、ケイコ・フジモリ氏(41)と、元首相のクチンスキ氏(77)の両陣営が遊説や集会による「最後の訴え」を終えた。主要世論調査ではいずれもケイコ氏がリードし、勢いを増す。どちらの候補に投票するか決めていない有権者の動向が勝敗を左右しそうだ。

 「ペルーは資源が豊富なのになぜ発展しないのか。政府がやるべきことをやっていない」。ケイコ氏は2日夜、リマ市内で熱弁をふるった。治安対策や農業などの産業支援策も打ち出した。小雨が降っていたが会場には多くの支持者が訪れ、地元メディアは3万人以上が集まったと報じた。

 もともとリマ市内はクチンスキ氏が優勢とされていたが、集会に参加する支持者の数をみると、終盤になって形勢は逆転したもようだ。リマ市長も2日、ケイコ氏支持を表明した。


 現地調査会社4社の世論調査の最終結果では、いずれもケイコ氏がリードしている。9・6%リードしているものから、誤差を考慮するとほぼ互角と出ているところもあるが、「ケイコ氏優勢」との見方は広がりつつある。ケイコ氏が当選すれば、同国初の女性大統領の誕生となる。

 「人権弾圧」「汚職政治」といった父親への批判がケイコ氏に向けられる構図は前回選と同じ。投票先を決めていない有権者の判断がカギを握る。

882chibaQ@HONGKONG:2016/06/05(日) 14:23:05
http://mainichi.jp/articles/20160603/ddm/007/030/043000c

フジモリ家の十字架
.
ペルー大統領選・決選投票/上 治安悪化で支持拡大 貧困層、強権に期待



毎日新聞2016年6月3日 東京朝刊


5日に投開票されるペルー大統領選の決選投票は中道右派同士の戦いで、日系3世のケイコ・フジモリ候補(41)がアルベルト・フジモリ元大統領(77)の長女という知名度をいかし、クチンスキ元首相(77)の優位に立つ。元大統領に対する国民の評価は今も真っ二つに割れ、「フジモリ家の復権」を認めるかどうかの選挙とも言われる。その最終盤の様子を追った。【リマ朴鐘珠】


 リマ市内南部のビジャエルサルバドル地区。リマに1本だけ通る電車路線の終点で、山肌には貧民街の集落が広がる。「立ち入ったら身ぐるみはがされるところもあるぞ」。駅周辺の商店主たちが口をそろえて警告した。拳銃を使った強盗事件やタクシー運転手による誘拐。麻薬に溺れる若者も多いという。

 この地区の有権者は親フジモリ派を象徴するような人々だ。




貧民街が広がるビジャエルサルバドル地区=いずれもリマで5月28日
 「フジモリには感謝している」。青果商を営む女性のカルメン・チャベスさん(48)はアルベルト氏の治世を懐かしんだ。決選投票では当然、娘のフジモリ氏に1票を投じる。

 チャベスさんは一家がリマ南東部の山岳地帯のアヤクチョ県に住んでいた1988年、極左武装ゲリラ「センデロ・ルミノソ」に母を殺された。同県を拠点とするゲリラはコカインの栽培で活動資金を作り、誘拐した幼い子を洗脳し戦闘員に仕立て上げ、左翼思想に共鳴しない者を惨殺した。

 母はゲリラへの食料の拠出を拒否。ある晩、自宅に押し入ってきた戦闘員に体を縛られ、頭をおので割られた。一家は母の死をきっかけに、リマへ移り住んだ。ビジャエルサルバドルの集落は、ゲリラを恐れ、アヤクチョ県から避難した者たちが形成した。





 ペルーでは80年に軍政から民政へ移管した後、テロによる民間人被害が本格的に拡大。テロを制圧し、治安を改善したのが90〜2000年に大統領を務めたアルベルト氏だ。軍と結託して国会を閉鎖するなど、独裁色も強い政治家だったが、チャベスさんのようにテロの脅威を肌で感じた世代は賛辞を惜しまない。

 「もっと多くの警官と軍が通りを見張らなければならない」。第1回投票を3日後に控えた4月7日、リマ市内北部であった集会でフジモリ氏が1万人を超える支持者を前に訴えた。トップで決選投票進出を決めた後も遊説先で繰り返し、警察と軍増強による治安改善策を強調している。

 フジモリ氏の大統領選出馬は11年に続き2回目だ。ペルー政府の統計では、国内の犯罪認知件数は11年の約21万件から、14年には約28万件へと大幅に増加した。世論調査によると、ペルーが抱える問題として国民の62%が犯罪を挙げており、大統領選で最大の争点は治安対策だ。前回は強権的だった父親のイメージがマイナスに働き敗北したフジモリ氏だが、今回は逆に後押しとなっている。

 国立サンマルコス大法学部のロナル・ガマラ教授(56)は「ペルーでは軍政時代が最近まで続いたこともあり、民主主義の実現より、軍の統制下であっても安全に暮らせる方が良いと捉える心理が国民の間に根付いている」と分析する。また、いまだに女性を軽んじ、力と規律を重んじる男性優位社会であることも、強権的な政治家の誕生を許す土壌になっているという。

 望むと望まざるとに関わらず、強い政治家の姿は、大統領を目指すフジモリ氏が背負わなければならない宿命なのかもしれない。

883chibaQ@HONGKONG:2016/06/05(日) 14:23:53
http://mainichi.jp/articles/20160604/ddm/007/030/094000c

フジモリ家の十字架
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ペルー大統領選・決選投票/下 声上げる弾圧被害者 強権政治復活に不安



毎日新聞2016年6月4日 東京朝刊


リマ中心部で5月31日、大統領選決選投票に向けケイコ・フジモリ氏(41)に反対する大規模集会があった。幅広い年齢層から3万人以上が集結した。


 「フジモリ家の復権を認めるわけにはいかない」。急進左派のメンドサ国会議員(35)が群衆に訴えた。フジモリ氏の対抗馬として注目された女性議員で、第1回投票は3位で落選。決選投票では、政治思想が相いれない中道右派クチンスキ元首相(77)を支持すると改めて表明した。

 政党の垣根を越え反フジモリ派が連帯していることは、父アルベルト・フジモリ元大統領(77)による強権政治の「負」のイメージが今も根強いことを示す。フジモリ氏は「選挙に出るのは父ではなく、私だ」と距離を置く発言をしている。だが、元大統領の内閣で農相だった人物を自身の副大統領候補にしているだけでなく、当選すれば父の他の側近を入閣させる可能性も否定していない。

 フジモリ氏の当選を最も恐れるのが、元大統領による数々の人権弾圧の被害者たちだ。

 リマ市バリオスアルトス地区で1991年、民家に突入した軍特殊部隊が左翼ゲリラのテロリストと間違え15人を無差別に射殺した。悪名高い「バリオスアルトス事件」だ。元大統領は部隊を指揮したなどとして、禁錮25年の刑に服している。

 事件で当時18歳の妹を殺されたグラディス・ルビナさん(48)によると8年前、元大統領が被告席に座る法廷で、傍聴席のフジモリ氏は遺族たちに言い放ったという。「あなたたちをゴキブリのように踏みつぶしてやる」

 裁判でフジモリ家の名が汚されたと思ったのか、後継者として国会議員になっていたフジモリ氏はいらだっていたようだった。ルビナさんは記憶をたどりながら、声を震わせた。「選挙で見せる笑顔は別人です。法廷で見せたあの顔、恐ろしくて。大統領になったらどうなるのか」

 元大統領を起訴した検事のアベリノ・ギジェン氏(62)も同調する。元大統領の政権下では軍、国会、官公庁、司法機関、報道機関のいずれもが汚職にまみれ機能不全だったという。「人権弾圧と汚職がはびこる時代に後戻りしていいのか。我々は分岐点にいる」

 元大統領による人権弾圧のもう一つの例とされるのが、貧困対策として当時の政権が奨励した不妊手術だ。先住民族と貧困層を中心に30万人以上の男女が手術を受けたが、このうち少なくとも2000人が「同意なしに手術を強制された」と名乗り出ている。

 ビクトリア・ビゴさん(55)もその一人。96年に公立病院で3人目の子を帝王切開で産んだ際、知らぬ間に卵管を結紮(けっさつ)された。二度と子をつくれない体になっていた。

 強制不妊を巡っては誰一人、刑事責任を負っていない。リマの検察庁の前で毎週火曜日、捜査を求めるデモがある。ビゴさんも参加しているが、「ケイコが大統領になったら、捜査が進む可能性はなくなる」と悲観する。

 検察庁は捜査を開始するかの判断を5月中に出すはずだった。だが、その時期は最近、決選投票後まで延期された。「親フジモリ派の圧力がかかった政治腐敗のにおいがする」。デモを主催する人権団体幹部の女性弁護士が唇をかんだ。【リマ朴鐘珠】

884chibaQ@HONGKONG:2016/06/05(日) 14:30:51
http://mainichi.jp/articles/20160604/ddm/007/030/094000c


フジモリ家の十字架

ペルー大統領選・決選投票/下 声上げる弾圧被害者 強権政治復活に不安



毎日新聞2016年6月4日 東京朝刊
リマ中心部で5月31日、大統領選決選投票に向けケイコ・フジモリ氏(41)に反対する大規模集会があった。幅広い年齢層から3万人以上が集結した。


 「フジモリ家の復権を認めるわけにはいかない」。急進左派のメンドサ国会議員(35)が群衆に訴えた。フジモリ氏の対抗馬として注目された女性議員で、第1回投票は3位で落選。決選投票では、政治思想が相いれない中道右派クチンスキ元首相(77)を支持すると改めて表明した。

 政党の垣根を越え反フジモリ派が連帯していることは、父アルベルト・フジモリ元大統領(77)による強権政治の「負」のイメージが今も根強いことを示す。フジモリ氏は「選挙に出るのは父ではなく、私だ」と距離を置く発言をしている。だが、元大統領の内閣で農相だった人物を自身の副大統領候補にしているだけでなく、当選すれば父の他の側近を入閣させる可能性も否定していない。

 フジモリ氏の当選を最も恐れるのが、元大統領による数々の人権弾圧の被害者たちだ。

 リマ市バリオスアルトス地区で1991年、民家に突入した軍特殊部隊が左翼ゲリラのテロリストと間違え15人を無差別に射殺した。悪名高い「バリオスアルトス事件」だ。元大統領は部隊を指揮したなどとして、禁錮25年の刑に服している。

 事件で当時18歳の妹を殺されたグラディス・ルビナさん(48)によると8年前、元大統領が被告席に座る法廷で、傍聴席のフジモリ氏は遺族たちに言い放ったという。「あなたたちをゴキブリのように踏みつぶしてやる」

 裁判でフジモリ家の名が汚されたと思ったのか、後継者として国会議員になっていたフジモリ氏はいらだっていたようだった。ルビナさんは記憶をたどりながら、声を震わせた。「選挙で見せる笑顔は別人です。法廷で見せたあの顔、恐ろしくて。大統領になったらどうなるのか」

 元大統領を起訴した検事のアベリノ・ギジェン氏(62)も同調する。元大統領の政権下では軍、国会、官公庁、司法機関、報道機関のいずれもが汚職にまみれ機能不全だったという。「人権弾圧と汚職がはびこる時代に後戻りしていいのか。我々は分岐点にいる」

 元大統領による人権弾圧のもう一つの例とされるのが、貧困対策として当時の政権が奨励した不妊手術だ。先住民族と貧困層を中心に30万人以上の男女が手術を受けたが、このうち少なくとも2000人が「同意なしに手術を強制された」と名乗り出ている。

 ビクトリア・ビゴさん(55)もその一人。96年に公立病院で3人目の子を帝王切開で産んだ際、知らぬ間に卵管を結紮(けっさつ)された。二度と子をつくれない体になっていた。

 強制不妊を巡っては誰一人、刑事責任を負っていない。リマの検察庁の前で毎週火曜日、捜査を求めるデモがある。ビゴさんも参加しているが、「ケイコが大統領になったら、捜査が進む可能性はなくなる」と悲観する。

 検察庁は捜査を開始するかの判断を5月中に出すはずだった。だが、その時期は最近、決選投票後まで延期された。「親フジモリ派の圧力がかかった政治腐敗のにおいがする」。デモを主催する人権団体幹部の女性弁護士が唇をかんだ。【リマ朴鐘珠】

885名無しさん:2016/06/05(日) 14:36:08
http://mainichi.jp/articles/20160605/k00/00e/030/091000c

ペルー大統領選

5日投開票 フジモリ氏僅差で先行も接戦

リマ朴鐘珠】ペルー大統領選の決選投票が5日に投開票される。最新の世論調査によると、同国初の女性大統領を目指す日系3世のケイコ・フジモリ氏(41)が支持率でクチンスキ元首相(77)をわずかにリード。アルベルト・フジモリ元大統領(77)の長女で、抜群の知名度を誇るフジモリ氏だが、猛烈な追い上げを受けている。大勢判明は同日夜(日本時間6日昼)になるとみられている。


 2日にかけて発表された世論調査3社の予想得票率では、フジモリ氏のリードは0.6〜4.2ポイント。4月の第1回投票の得票率はフジモリ氏が40%、クチンスキ氏が21%と大差がついた。この段階で落選した8人の候補者のうち、得票率19%で3位だったメンドサ国会議員ら3人が決選投票でクチンスキ氏を支持すると表明。一方で、フジモリ氏支持に回った候補者はいない。

 貧困対策や左翼ゲリラ掃討による治安改善で成果を上げた元大統領だが、独裁や汚職など負のイメージも強烈で、「反フジモリ」派の結集につながっているとみられる。

 ペルー・カトリカ大のカルロス・アルサ教授(政治学)は「世論調査は、有権者の12%を占める浮動票の動向を把握できていない。勝敗は日曜日(5日)の夜まで分からない」と接戦を予想する。

 フジモリ氏は5月中旬、資金洗浄の疑いで司法当局から捜査されている事実が発覚。同時期に、陣営幹部の国会議員も麻薬密売で得た資金を選挙に流用した疑いが報道されており、浮動票の行方に影響する可能性がある。

 両氏は2日、投票前最後の集会を開催。貧困層が主な支持層のフジモリ氏はリマで「クチンスキ氏は大企業を助け、私は弱者を助ける」と主張。一方、世界銀行勤務の経験があり、経済通として知られるクチンスキ氏は南部アレキパで「暗闇と汚職の時代に戻るか、前進するかを決める戦いだ」と訴えた。



毎日新聞2016年6月5日 10時03分(最終更新 6月5日 10時03分)

886名無しさん:2016/06/05(日) 16:09:43
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016060400203&g=pol
「期待半ばで見守る」=ケイコ氏の義母も応援-ペルー大統領選

 【リマ時事】ペルーで5日に行われる大統領選の決選投票をめぐり、ケイコ・フジモリ氏(41)の義母にあたる父アルベルト・フジモリ元大統領の妻、片岡都美さんが時事通信の取材に「期待半ばの胸中で日本から見守っている」とのコメントを出した。
 片岡さんは「彼(元大統領)が国民の選択を重んじる姿勢に変化はない」と夫の心境を代弁。ケイコ氏の当選で「元大統領への国民の評価が良い方向に変わることを期待する」と訴えた。
 片岡さんは2006年、チリで拘束中の元大統領と結婚。同年のペルー大統領選では現地に駆け付け、ケイコ氏とともにフジモリ派候補を応援した。
 ペルーでは2日、ケイコ氏の最後の遊説が行われ、実母や弟も壇上から支援を呼び掛けた。 (2016/06/04-15:16)

887チバQ:2016/06/06(月) 20:41:09
http://www.sankei.com/world/news/160606/wor1606060022-n1.html
2016.6.6 20:10
【ペルー大統領選】
フジモリ派vs.反フジモリ派 接戦の背景にケイコ氏の父、アルベルト氏へのマイナス評価

 ペルー大統領選決選投票は開票を重ねてもなお、クチンスキ氏とケイコ氏の競り合いが続く。背景にあるのは、ケイコ氏の父親で人権侵害などの罪で収監中のアルベルト・フジモリ氏に対する評価だ。接戦は「フジモリ派」と「反フジモリ派」の対立が社会全体に広がっていることを浮き彫りにしている。

 ケイコ氏は5年前の前回の大統領選決選投票でも、父親の負のイメージを徹底的に攻撃され、敗北を喫した。今回はそうした攻撃を乗り越えられるかが一つの焦点だった。

 ケイコ氏の強い支持基盤は低所得者層。医療や教育など低所得者層への富の再分配や、左翼ゲリラの殲滅(せんめつ)作戦などを行った父親を支持してきた有権者を受け継いでいる。だが、反フジモリ派は今回もアルベルト氏の政権時代を「独裁」「人権蹂躙(じゅうりん)」「汚職まみれ」と批判してきた。

 ケイコ氏は大統領に当選しても父親を恩赦しない方針を示すなど、反フジモリ派の取り込みを図ってきたが、父親のイメージ払拭は容易ではない。

 4月の1回目の投票ではケイコ氏の得票率は約40%で、クチンスキ氏の倍近い数字だったが、決選投票の選挙戦になると、両候補はほぼ互角の戦いを展開した。政策とは無関係に、「反フジモリ」の一点で結集した票がクチンスキ氏に流れたからだ。接戦は、アルベルト氏の評価をめぐる対立の根深さを示している。(リマ 中村将)

888チバQ:2016/06/07(火) 19:39:57
http://mainichi.jp/articles/20160607/dde/007/030/035000c
ケニア
デモ隊衝突 選管に抗議、大統領選へ緊張 2人死亡

毎日新聞2016年6月7日 東京夕刊
【ヨハネスブルク小泉大士】東アフリカのケニアで、選挙管理委員会に対する抗議デモが続いており、地元メディアは6日、デモ隊と治安部隊の衝突で2人が死亡したと伝えた。デモは野党側が動員をかけており、来年8月の大統領選を前に緊張が高まっている。

 現地からの報道などによると、デモは毎週月曜に行われ、6日も参加者は「選管は政府寄りだ」などと訴えた。西部の都市キスムでは、治安部隊がデモを強制的に解散させようとして催涙弾を発射。野党側は実弾による発砲で、少なくとも2人が死亡したとしている。首都ナイロビでも、若者らがタイヤに火を付け、道路を封鎖した。

 デモ参加者は、ケニヤッタ大統領と対立関係にあるオディンガ前首相の支持者ら。

 ケニアでは2007年の大統領選の結果を巡って大規模な暴動が起き、1000人以上が死亡。13年の前回選でも、敗れたオディンガ氏が選挙で不正があったと抗議した。

889チバQ:2016/06/07(火) 19:41:30
http://www.sankei.com/world/news/160607/wor1606070025-n1.html
2016.6.7 13:37
【ペルー大統領選】
フジモリ氏の弟投票せず、家族の確執背景か
 5日に行われたペルー大統領選決選投票で、地元メディアは6日までに、アルベルト・フジモリ元大統領(77)の長女ケイコ・フジモリ氏(41)の弟で国会議員のケンジ・フジモリ氏(36)が投票しなかったと伝えた。

 理由は不明だが、ケイコ・フジモリ氏は選挙戦で強権政治や汚職などのマイナスイメージが強い元大統領と距離を置く戦略を取り、元大統領やケンジ氏との確執が表面化している。ケンジ氏はケイコ・フジモリ氏よりも父に近い。

 ケイコ・フジモリ氏は4月下旬、一家による長期政権への懸念を抑え込むため、ケンジ氏が2021年の大統領選に出ないと明言。しかし、ケンジ氏は「ケイコが負ければ21年に立候補する」と表明し、ケイコ・フジモリ氏が「利己的な姿勢」と叱責した経緯がある。(共同)

http://www.sankei.com/world/news/160607/wor1606070018-n1.html
2016.6.7 13:30
【ペルー大統領選】
元首相とケイコ氏僅差の接戦続く、勝敗は海外と遠隔地の票に
【リマ=中村将】南米ペルー大統領選決選投票の開票は異例の大接戦が続いている。選挙管理当局は6日午後(日本時間7日午前)、開票率94・9%の得票率を発表、元首相のペドロ・パブロ・クチンスキ氏(77)が50・23%、アルベルト・フジモリ元大統領(77)の長女で日系3世のケイコ・フジモリ氏(41)は49・77%となっている。

 開票が始まって以降、最大で1・64ポイント開いていた差は0・46ポイントまで縮まった。選管によると、残りは山岳地帯など遠方から集められる票(約2%)と、海外在住の有権者の票(約3%)で、集計には一両日を要する見通し。

 国内で残っているのはケイコ氏が強い地域の票が多いとされ、海外の票はクチンスキ氏がやや優位とされる。ペルーでは投票は義務だが、海外在住の有権者は法律の対象外のため、実際の投票数は開票されるまで把握できない。

 勝敗は予断を許さない状況で、両陣営の関係者は地元メディアの取材に「負けたわけでも、勝ったわけでもない。(選管確定の)発表を静かに待つ」「ただ待つしかない」と話した。

890チバQ:2016/06/07(火) 19:43:37
http://mainichi.jp/articles/20160607/k00/00e/030/175000c
ペルー大統領選
フジモリ氏、追い上げ…当落判明遅れ

毎日新聞2016年6月7日 11時10分(最終更新 6月7日 12時55分)
 【リマ朴鐘珠】ペルー大統領選の開票作業は6日も続いたが、候補者2人の得票率は約0.46ポイント差で拮抗(きっこう)し、当落判明は9日以降にずれ込む見通しになった。選挙管理委員会のクチョ委員長が6日会見し明らかにした。

 6日夜現在、開票率94.9%で得票率はペドロ・クチンスキ元首相(77)50.23%、日系3世のケイコ・フジモリ氏(41)49.77%。フジモリ氏が差を詰めている。

 クチョ委員長によると、開票率が100%に達するのは早くとも9日、遅ければ11日になる。投票の7%を占める在外有権者と国内辺境地の有権者の票が9日までにリマの選管に全て届く予定だ。

 4月の第1回投票での在外投票の得票率はフジモリ氏が43%、クチンスキ氏が25%だった。国内辺境地の選挙区もフジモリ氏優勢の傾向があり、最終的に同氏が逆転当選する可能性がある。

 ただ、開票率が100%に達しても当落は即座に判明しない模様だ。6日の開票率94.2%の時点で、投票用紙への記入が鮮明でないなど「疑問票」が1.6%存在する。

 疑問票が有効かどうかの審査は7日以降、選挙特別裁判所が1票ずつ判断していく。両候補の差がわずかしかない場合、無効票の扱いが勝敗を分けることになるが、審査は11日までかかる見通し。

891チバQ:2016/06/07(火) 21:59:07
http://www.sankei.com/world/news/160607/wor1606070010-n1.html
2016.6.7 07:45
【佐々木正明のリオ日誌】
「信じられるか?」…車を盗んだ10歳少年を警察官が射殺した 貧困街の子供たちの過酷な現実

 北海道七飯町の山林で7歳の男児が両親に置き去りにされ、6日後に無事保護されたニュースはここブラジルでも大きく伝えられた。

 リオデジャネイロの有力紙グロボも1面で報道。詳報が中面にもあり、男の子が笑顔でピースする写真と記者に囲まれる父親の写真が添えられた。そして、「サバイバルする本能」という見出しがついた。

 捜索活動に自衛隊まで加わって、のべ1000人体制で1人の男の子を懸命に探すという日本の実態に、ブラジル社会でもよほど関心が高かったようだ。ワイドショーのような番組でも盛んに報じられていた。

 実は、グロボ1面の北海道の7歳の男の子のニュースの隣にもう1つのニュースが掲載されていた。「信じられるか?」との見出しがつき、同じ囲み記事の中に収まっていた。

 そのニュースとはサンパウロで10歳の少年が車を盗み、追跡中の警察の発砲で射殺されるという事件だった。

 少年は2日夜、仲間の11歳の別の少年と一緒にサンパウロ市内で車を盗んだ。市内を走行中に、巡回していたパトカーが盗難された車であることを認知し、追跡。少年2人組が乗った車は速度をあげ、警察を振り切ろうとしたが、途中でドライバーがハンドル操作を誤り、バスに衝突した。

 盗難車は大破し、停止した。警察官が窃盗犯を拘束しようとまわりを包囲したが、車の中から銃を撃ってきた。警察官は反撃した。犯人に向かって発砲し、しばらくして銃声はやんだ。

 運転席にいた小さな体の「犯人」が頭を狙撃され、死亡していた。

 10歳の少年だった。もう1人の11歳の少年は後部座席にいて、銃弾を受けることはなかった。

 車の中から38口径の拳銃が押収された。11歳の少年は車を2人で盗んだことを認めた。そして、警察への発砲は10歳の少年がやったとも供述した。真相の解明は、11歳の少年の証言と付近の防犯カメラの映像だけが手がかりとなった。

 ブラジルの法律で11歳の児童は逮捕できないため、その日、この少年は母親に付き添われ、帰宅した。

 警察官は10歳の少年の頭への銃撃を非難されたが、「犯人が少年とはわからなかった。頭ではなく、身体をむけて撃った」と正当化を訴えた。

 亡くなった少年の母親は「息子は歌を歌うのが好きだった」とうなだれた。4人兄弟の次男で、当時、小学2年生だったという。周囲の人たちも「聡明で、態度の良い少年だった」と弁護した。

892チバQ:2016/06/07(火) 21:59:26
 少年は明日を生きるのにも困難な状況に置かれていた。貧困街に住み、父親は2013年に麻薬取引で逮捕され、刑務所に入所中。母親も窃盗罪で逮捕され、出所したばかりだった。子供を養う収入は、1カ月400レアル(約1万2千円)しかなかった。

 近くの住民は「少年は食べるものさえ困っていた。どうやったら銃を入手できるんだ」とも言った。

 だが、少年には別の顔があった。これまで何回か犯罪を働き、更生施設に何度も入所していた。車を盗み、追跡してくる警察官と銃を撃ち合うテレビゲームが好きだったとも友人は証言した。

 ブラジルの貧困街「ファベーラ」の問題は、両親が、麻薬組織の抗争に巻き込まれ、早くに死亡していたり、罪を犯して刑務所に入っていたりと、子供たちが親不在のまま育つ実態が背景にある。しつけが行われるのは親ではなく、麻薬組織の兄貴分だったりもする。

 貧困街では、子供たちへの教育もまったく行き届いていない。子供たちは明日を生きるために、兄貴の命令を受けて薬物を売り、街に出てきては強盗を働く。銃は簡単に手に入り、車やバイクを盗むためには、運転する技術も自分たちで身につけなくてはならない。当然、交通規則を教わることもない。

 ブラジルでは近年の経済危機に伴い、街頭犯罪が急増している。貧困街の少年たちが相次いで犯行に手を染めている。しかし、彼らは法律で守られているために、長期間、更生施設に収容できない実態がある。それが、犯罪増加の一因になっていると識者は指摘している。

 サンパウロで10歳の少年が警察に射殺されたニュースが、世界各国に打電されることはなかった。ブラジル国内ではそこそこの大きさで報じられ、人々は事件の背景を一時的には同情するものの、貧困街を取り巻く、似たような状況はリオデジャネイロや他の大都市でもあり、決して、特異なケースではないとかたづけられてしまう。

 北海道の7歳の男の子は6日間、水だけを飲み生き抜いた。父親は何度も頭を下げ、捜索活動に感謝した。一方、サンパウロの少年も車を盗もうとした動機は、明日を生き抜くためだった。10年という短い人生の中で、両親はどれほど彼を褒め、将来のためにどれほど叱ったのだろうか。

 最後の少年の瞬間や彼が生き抜いた過酷な環境を想像すると、胸が締め付けられるようだ。この事件には、五輪開催を控える、ブラジルの社会問題の深刻さが反映されている。

 7歳の男の子も10歳の少年も「サバイバルする本能」を身に備えていた。かたや、世界的なニュースになってお茶の間が安堵し、もう1つはブラジルの混乱の中の日常の出来事として、もう世間に語られることはなくなった。

 しかしせめてまでも、北海道で7歳の男の子が保護されたのとほぼ同じ時間帯に、地球の裏側で亡くなった10歳のイタロ君の名前を、この先もずっと忘れまいと思うのだ。(リオデジャネイロ臨時支局長)

893チバQ:2016/06/08(水) 20:12:32
http://www.sankei.com/world/news/160608/wor1606080027-n1.html
2016.6.8 10:04
【ペルー大統領選】
最終盤でも決まらず クチンスキ氏とケイコ・フジモリ氏の差は0・3ポイントの僅差 勝敗確定までに数日か

 【リマ=中村将】終盤まで大接戦が続いている南米ペルーの大統領選決選投票は7日も開票作業が続いた。選挙管理当局によると、開票率98・72%時点の得票率は元首相のペドロ・パブロ・クチンスキ氏(77)が50・17%で、アルベルト・フジモリ元大統領(77)の長女で日系3世のケイコ・フジモリ氏(41)は49・83%。票にすると約5万7千票の差。両者の差は0・3ポイント前後で推移した。

 選管によると、開票が遅れていたケイコ氏が強いとされる山岳地帯などの遠隔地の投票の集計はほぼ終わったといい、残りは海外在住の有権者の票が大半となっている。

 海外の有権者は約88万人いるとされるが、投票が義務となっている国内の法律からは除外されている。このため投票総数がどれぐらいあるかは不明。現在集まっているのは半分ぐらいだという。海外票が勝敗の行方を左右する状況になってきた。

 このほか疑問票も30万票近く残っているもようだ。

 票の集計作業は最終版にさしかかってきたが、地元メディアは、終了までにはさらに数日を要するとの見方を示している。

894チバQ:2016/06/08(水) 21:09:58
http://www.sankei.com/world/news/160608/wor1606080047-n1.html
2016.6.8 18:47

ペルー首都、「恥の壁」が隔てる貧困層 長さ約10キロ、分断社会を象徴 向こう側は高級住宅、大統領選の対立構図も映す

 アルベルト・フジモリ元大統領(77)の政治手法に対する評価が争点となり、歴史的な大接戦となった南米ペルー大統領選決選投票は、「フジモリ派」か「反フジモリ派」かで社会を二分した。首都リマの南東の丘に約10キロに渡って敷設された「壁」は、ペルーの“分断社会”の象徴となっている。(リマ 中村将)

 小高い丘の上から壁の両側を見下ろすと、まったく違う風景が見える。

 貧困層が暮らすパンプローナ・アルタ地区はトタン屋根にベニヤ板のような壁、窓がない家が密集する。道はあるが、舗装されていないため黄色い砂ぼこりが常に舞っている。水はタンク。電気も十分に通っていない。

 壁の反対側は造成が進む。丘の麓のラス・カスアリーナス地区は大きな一軒家や大型マンションが立ち並び、プールや大型競技場の緑の芝生が映える高級住宅地。中間所得者層にはまったく手が届かない、あこがれの街のひとつだ。

 貧困層の住民の先祖は山から仕事を求めて都市部に下りてきた。丘に自分たちの住み家や道路を作り、定住を始めた。ほとんどの住民が土地の所有権を持たない。

 壁は5年ほど前に反対側から敷設された。理由は、貧困層が地域に入ってきて、犯罪が起きる可能性があるからだ。貧困層の住民らはこの壁を「恥の壁」と呼ぶ。「大きな差別を感じる。私たちが先に住んでいたのに…」。2児の母、ダナエ・ビダルテさん(23)はそう話す。

 集落には、アルベルト氏の長女、ケイコ・フジモリ氏(40)のポスターや掲示板が目立つ。大半の住民はケイコ氏を支持している。「フジモリ大統領は私たちの集落に足を運んでくれた。ケイコも大統領にならなければならない」とビダルテさんは力を込めた。

 アルベルト氏は貧困地域に出向き、住民らの要望を聞いた。住民税などは収めていないのに、集落には学校や教育施設が整うなど貧困層に手厚い支援を施した。ただ、これが高級住宅街側の住民には、アルベルト氏のパフォーマンスに映ったようだ。各地の集落をまわり、貧困層の住民の声に耳を傾けるケイコ氏は父親と同じだった。

 ペルーは投票が法律で義務づけられている。高級住宅街側は大半がケイコ氏の対抗馬の元首相、クチンスキ氏(77)を支持している。「経済を活性化させて、300万人分の雇用を生みだす」とクチンスキ氏が訴える公約は貧困層側の心には響かない。異様な壁を通じて分断された社会が見える。

895チバQ:2016/06/08(水) 21:12:00
http://www.sankei.com/world/news/160608/wor1606080029-n1.html
2016.6.8 10:22
【国連事務総長選】
国際機関の経験アピール アルゼンチンのマルコラ氏ら

 国連本部で開かれた公聴会に出席したアルゼンチンのマルコラ外務・宗務相=7日、ニューヨーク(国連提供・共同)
 国連本部で開かれた公聴会に出席したアルゼンチンのマルコラ外務・宗務相=7日、ニューヨーク(国連提供・共同)

 国連総会(193カ国)は7日、今年末に任期満了を迎える潘基文事務総長(71)の後任候補2人に対する公聴会を開いた。出席したアルゼンチンの女性閣僚、マルコラ外務・宗務相(61)は国際機関や民間企業で長年勤務した経験をアピールした。

 国連史上初の女性事務総長待望論が強まっており、いずれも女性で前ニュージーランド首相のクラーク国連開発計画(UNDP)総裁(66)や国連教育科学文化機関(ユネスコ)のボコバ事務局長(63)=ブルガリア=らとともに、有力候補となる可能性もある。

 マルコラ氏は民間企業で約25年、国連でも約10年勤めた実績を強調。同氏は2012年から国連事務総長官房長(事務次長)を務めた経験もある。

 もう一人の公聴会出席者、スロバキアのライチャーク外相(53)は移民・難民問題に積極的に取り組む意向を表明した。(共同)

896チバQ:2016/06/08(水) 21:13:35
http://www.sankei.com/world/news/160608/wor1606080023-n1.html
2016.6.8 09:37
【米大統領選】
専門家の予測は「クリントン氏有利」 カギは白人労働者票
米大統領選はヒラリー・クリントン前国務長官が民主党の候補指名獲得を確実にし、11月8日の本選で共和党の不動産王、ドナルド・トランプ氏と戦う構図が定まった。全米レベルの世論調査ではクリントン氏をトランプ氏が数ポイント差で追う展開。専門家の間では「クリントン氏有利」との予測がほとんどだが、トランプ氏は支持基盤である白人労働者層の徹底的な掘り起こしで起死回生を狙う。

 本選は、50州と首都ワシントンに割り振られた選挙人538人の過半数である270人を獲得した候補が勝利する。各州で有権者が正副大統領候補に投票し、最も多く得票した候補が州の選挙人を原則として総取りする。このため、投票動向が両党に揺れ動く「スイング・ステート(揺れる州)」など、激戦州の動向が選挙結果を左右する。

 米CNNテレビの予測ではクリントン氏は伝統的に民主党が強い「ブルー・ステート(青い州)」と呼ばれる、大票田のカリフォルニア(選挙人数55)、ニューヨーク(同29)両州などを固め、同党寄りのペンシルベニア(同20)、ミシガン(同16)両州も合わせ、既に237人の確保が確実な見通し。さらに、激戦州のフロリダ(同29)、オハイオ(同18)両州を獲得すれば過半数に届く計算だ。トランプ氏がクリントン氏の勝利を阻止するには、この2州の確保が必須だ。

 フロリダ州はカリフォルニア、テキサス両州に次ぎ、ニューヨーク州と同数の選挙人を抱える。また1964年以来、オハイオ州を落として大統領になった候補はいない。

 一方のトランプ氏は、テキサス(同38)やジョージア(同16)、アリゾナ(同11)などの計191人を「基礎票」に、どこまで上積みできるかが焦点だ。

 トランプ氏は自由貿易協定に強く反対することで、クリントン元大統領が初当選した92年以来、民主党が勝ち続けている「ラストベルト」(さびた工業地帯)のミシガン、ペンシルベニア、イリノイ各州の白人労働者を狙うなど、民主党の地盤の大幅な切り崩しを図る。(加納宏幸)

897チバQ:2016/06/09(木) 20:07:56
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016060900596&g=int

開票99.9%、元首相優位動かず=フジモリ氏、沈黙守る-ペルー大統領選













ペルー大統領選に不正の疑いがあるとして、選管前で抗議するケイコ・フジモリ氏の支持者ら=7日、リマ(AA=時事)

 【リマ時事】ペルー大統領選の決選投票は9日、選管の集計(開票率99.9%)でペドロ・クチンスキ元首相(77)の得票率が50.11%となった。ケイコ・フジモリ氏(41)の49.89%への優位を保っている。両候補の差はわずか0.22ポイント(約4万票)だが、残りの票は少なく、ケイコ氏の逆転は困難との見方が強まっている。
 両候補は集計結果を待つ姿勢を崩さず、勝敗に関する発言を慎重に避けている。
 開票率は9日中に100%に達する見通し。ただ、投票用紙破損や記入不鮮明などの理由による「疑問票」の判定は続き、すべての集計が終わるのは週末になるとみられている。(2016/06/09-16:12)

898チバQ:2016/06/09(木) 20:14:37
http://www.asahi.com/articles/ASJ685TWNJ68UHBI01X.html
日系人、ケイコ氏へ思い複雑 ペルー大統領選

リマ=田村剛

2016年6月8日21時35分

 5日に行われたペルー大統領選の決選投票は、8日朝までに99%超の開票が終わった。クチンスキー元首相(77)が、フジモリ元大統領の長女ケイコ氏(41)をわずかにリードしているが、勝敗は依然として判然としない状況だ。異例の大接戦を特別な思いで見つめる人々がいる。ケイコ氏と同じ日系ペルー人たちだ。

 「ケイコを応援している。同じ日本人の血が流れているから」。7日、首都リマで暮らす日系2世の女性(77)は語った。一方で複雑な胸中もにじませた。「あまり目立つと日系人に嫌がらせがあるのではないかと、少し心配している」

 選管の中間発表によると、開票率99・5%でクチンスキー氏の得票が50・13%、ケイコ氏が49・87%。地元有力紙はクチンスキー氏の優勢を伝えるが、両候補とも勝敗についてはまだ沈黙したままだ。

 ペルーの日系人は約10万人とされる。少数派にとって政治はデリケートな問題だ。かつて日本が国際社会で孤立を深めていた1940年には、日系人が暴徒に襲われる排日暴動が発生。第2次大戦中は日系人の資産凍結や米国への強制連行も行われた歴史がある。

899チバQ:2016/06/11(土) 00:52:47
http://mainichi.jp/articles/20160611/k00/00m/030/090000c
ペルー大統領選
フジモリ氏惜敗 致命傷は陣営裏金疑惑か

毎日新聞2016年6月10日 20時20分(最終更新 6月10日 21時55分)

 【サンパウロ朴鐘珠】ペルー大統領選は、下馬評の高かったケイコ・フジモリ氏(41)が最終盤でペドロ・クチンスキ元首相(77)の逆転を許した。専門家は、決選投票前に噴出したフジモリ陣営の裏金疑惑などが致命傷となったとみている。

決選投票前に「クチンスキ氏が勝つ可能性はない」と断言していたパシフィコ大経済学部のホルヘ・ゴンザレス教授(68)は、予想が外れた理由として、フジモリ陣営に相次いだ裏金スキャンダルと、第1回投票で落選した候補者の支持者の多くがクチンスキ氏についた点を挙げた。


 投票日まで残り半月に迫った5月20日、検察が資金洗浄の疑いでフジモリ氏を捜査していると現地紙が報道。また5月中旬、フジモリ氏が5年前の大統領選に出馬した際、同氏から選挙資金として1500万ドル(約16億5000万円)の裏金を現金で受け取ったと側近のラミレス国会議員が語る盗聴音声が、報道で暴露された。

 さらに、クリンペル第1副大統領候補が、親しいテレビ局幹部に働きかけ、ラミレス議員の疑惑を否定する報道をさせた疑いも発覚。陣営では、2月にファロク第2副大統領候補が有権者を缶詰と水で買収したとして候補者資格を取り消されていた。父のアルベルト・フジモリ元大統領(77)を想起させる政治腐敗の印象をフジモリ氏は払拭(ふっしょく)できず、自滅した格好だ。

 一方、決選投票での票の動向を地方別に見ると、伝統的に左派色が濃い国内南部で中道右派のクチンスキ氏が60%台の高い得票率を稼いだ。第1回投票で3位で落選した急進左派のメンドサ国会議員(35)が「反フジモリ」の旗の下、政治思想が相いれないクチンスキ氏を支持した影響が顕著に表れたと分析されている。

 インターネットの力も大きい。反フジモリ派の大規模デモは、フェイスブックで動員された。ペルーの有権者数は約2300万人。5月下旬の1週間で460万人が読んだサイト「No a Keiko(ケイコにノー)」を管理する図書館司書の男性ゴンサロ・コルドバさん(35)によると、最も多い読者層は25〜34歳の男性だ。

 コルドバさんは「元大統領の時代の記憶がなくても学歴が高く、民主主義とは何かを理解する若者は、フジモリ家の復権を警戒する傾向がある」と言う。

 5年後、フジモリ家に3度目の挑戦はあるのか。元大統領の4人の子のうち、政界にいるのは長姉のフジモリ氏と末弟のケンジ国会議員(36)の2人。4月の国会議員選を国内最多得票で当選したケンジ氏は既にこう公言している。「ケイコが落ちたら2021年は私が立候補する」

900チバQ:2016/06/11(土) 00:53:21
http://www.sankei.com/world/news/160610/wor1606100040-n1.html
2016.6.10 20:14
【ペルー大統領選】
フジモリ政権評価の呪縛 「候補者は父でない、私が候補」と訴えたが…
 歴史的接戦となった南米ペルーの大統領選の審判は、ケイコ氏に厳しい現実を突きつけた。前回(2011年)に続き、今回も決選投票で僅差で及ばなかった。第1回目の投票を5年前と比較すると、ケイコ氏の得票率は前回の23.6%(2位)から39.9%(1位)に増えた。ケイコ氏の政治的ビジョンが浸透した結果といえる。

 だが、元大統領である父親、アルベルト・フジモリ氏時代の政権運営の評価が争点となった選挙戦で、「候補者は父ではない。私です」と訴え続けたにもかかわらず、最終盤で「独裁政権が復活する」と不安をあおる反フジモリ派の激しいネガティブキャンペーンに勢いをそがれた。

 事実上の勝利宣言をしたクチンスキ氏は、「すべての政党と話し合う」とケイコ氏側との協議も模索する。フジモリ派と反フジモリ派で二分化された社会の「融和を図るため」とされるが、実際には国会はケイコ氏が党首を務める政党の議員が過半数を占める「ねじれ」状態。クチンスキ氏の政権運営は船出から逆風だからこその発言だろう。

 政権と地道に対峙していけば、ケイコ氏は5年後、3度目の挑戦で悲願達成の可能性もあるが、慎重さも求められる。政権側に反対するだけでは、「やはり独裁を求めている」とのレッテルを貼られ、「融和を阻害している」として反フジモリ派に攻撃材料を与えかねないからだ。フジモリ政権への評価という“呪縛”は今後も続く。(ロサンゼルス 中村将)

901チバQ:2016/06/11(土) 00:53:50
http://www.sankei.com/world/news/160609/wor1606090032-n1.html
2016.6.9 20:24
【ペルー大統領選】
投票行動割れた日系社会 ケイコ氏特別視せず 明暗分けた可能性

 【リマ=佐々木正明】歴史的大接戦となった南米ペルーの大統領選は、ケイコ・フジモリ氏(41)のルーツである日系社会の投票行動が、明暗をわける一つの要素となった可能性が出てきた。リードするペドロ・パブロ・クチンスキ元首相(77)との得票差はわずか4万票。同国の日系人社会は約10万人規模だが、全てがケイコ氏支持ではなく、「日系人の3分の1はクチンスキ氏に流れた」との声も出ている。若い世代の帰属意識の薄れなどが原因に挙げられる。

 フジモリ氏は選挙戦終盤で日系社会を重要視しなかったようだ。5月に首都リマで行われた2万人規模の日系社会関連イベントに招待されていたが、出席を辞退。関係者は「欠席し多くの有権者の票を失った」と話した。

 他方、ペルーの日系主要団体もフジモリ氏支持を明確に打ち出さず、選挙支援を行わなかったという。会社経営のマルコス・スズキ氏(65)は「伝統的にペルーの日系社会は政治運動に消極的。フジモリ家との接点も少なくなっている」と話した。

 近年、日系社会には、ケイコ氏の父親であるアルベルト・フジモリ元大統領(77)を知らない若い世代も現れ、その数は増えているという。

 日系人の女子大学生(18)は「クチンスキ氏の方が経済に強そうだ」と指摘。主婦(28)は「ケイコ氏はまだ若く、国の運営を任せられない」と話した。ペルーの日系紙「プレンサ・ニッケイ」のマヌエル・ヒガ編集局長は「インターネット上では激しい“反フジモリ”キャンペーンが展開され、日系社会の若い層はそれに流された」と説明している。

902チバQ:2016/06/11(土) 00:54:23
http://mainichi.jp/articles/20160611/k00/00m/030/061000c
ペルー大統領選
クチンスキ氏初当選へ、4万1684票差

毎日新聞2016年6月10日 19時42分(最終更新 6月10日 20時22分

開票率100% 疑問票が最大1万200票、逆転ない
 【サンパウロ朴鐘珠】大接戦となったペルー大統領選の決選投票は9日、ペドロ・クチンスキ元首相(77)の初当選が確実となった。日系3世のケイコ・フジモリ氏(41)は前回2011年の大統領選同様、決選投票で敗北。父アルベルト・フジモリ元大統領(77)に続く親子2代の日系人大統領誕生はならなかった。

 選挙管理委員会が発表した開票率100%の得票率はクチンスキ氏50.12%、フジモリ氏49.88%で、わずか0.24ポイント(4万1684票)の差だった。記入不鮮明などの疑問票が最大1万200票あるが、全てフジモリ票と判定されても逆転はない。投票率は約80%だった。

 強権政治で知られた元大統領は、市民虐殺などの罪で今も服役中。フジモリ派復権を嫌悪する国民感情が根強いことに加え、投票直前にフジモリ氏本人と陣営幹部の選挙資金を巡る裏金疑惑が相次いで発覚し、自滅した格好となった。

 一方、1院制の国会(定数130)ではフジモリ氏が党首の中道右派「人民勢力党」が過半数の73議席で第1党。クチンスキ氏が所属する中道右派政党「変革のためのペルー国民」は18議席の第3党で、急進左派「拡大戦線党」の20議席にも及ばない。「ペルー国民」が多数派を形成するには人民勢力党と連立与党を組むしかなく、フジモリ氏が政権運営に影響力を行使する道は残されている。

 クチンスキ氏は7月28日、大統領に就任する。9日、現地経済誌のインタビューに応じ、政党間の合意を重視する政権を目指すうえで、フジモリ氏の協力が必要だと語った。また元大統領に特別待遇で恩赦を与える意思はないが、「高齢の受刑者にあまねく自宅服役を認める法律を議会が通すのなら賛成する」と明言した。元大統領は過去、自宅服役を請求したことがあるが、裁判所が棄却。その可能性に道を開くことで、フジモリ氏に譲歩する姿勢を示した。

903チバQ:2016/06/11(土) 10:10:49
http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/160611/cpd1606110500004-n1.htm
ペルー大統領選、クチンスキ氏過半数 議会とねじれ、経済通に試練 (1/2ページ)
2016.6.11 05:00
 開票作業が続いていたペルー大統領選決選投票は9日、ペドロ・クチンスキ氏が過半数を獲得した。クチンスキ氏は「全てのペルー人のために働く」と宣言した。

 選挙管理当局の9日の発表によると、開票率100%でクチンスキ氏が50.12%、ケイコ・フジモリ氏が49.88%と、同国の大統領選としてはこれまでで最も僅差となっている。選管は数日中にクチンスキ氏の勝利を正式に発表する見通し。0.22%の疑問票が現在、選挙特別裁判所で審査中のため、最終的な数字は若干変わる可能性がある。

 クチンスキ氏はこの日、集まった支持者や記者団に「ペルーには困難な課題が待ち構えている。われわれは和解して団結し、対話の用意がある国を望む」と訴えた。

 ◆4%成長維持も

 今後はクチンスキ氏の経済手腕が試される。ペルーは、多くのラテンアメリカ諸国同様に、10年以上にわたる資源ブームと中国からの投資に沸いていたが、その後資源価格は下落し、中国経済は減速。一時的に中間層入りした数百万の国民は、危機感を抱くようになった。それでも同国経済は、近隣諸国の大半と比べて強く、ブラジルやベネズエラがリセッション(景気後退)に陥っているのに対して、今年は4%の成長率を記録する見通しだ。

 米ジョージ・ワシントン大学の政治学者、シンシア・マクリントック氏は「ペルー経済にとって目覚ましい15年間だった。だがここ2年は、国民の多くがこのままではいけないという思いを持ち、経験豊富な人に指揮を執ってもらいたいと考えていた」と説明した。

 クチンスキ氏は、ベルリン生まれの医師を父親に、フランス文学者を母親に持つ。リマで生まれ、子供時代をペルーで過ごしたが、その後は長く海外で暮らした。なまりのないスペイン語と英語、フランス語を話す。選挙戦では、人生のほとんどを国外で過ごした金持ちで、ペルー人の気質と文化になじみがないというイメージと戦わなければならなかった。

 ◆安全な選択肢

 クチンスキ氏は英オックスフォード大学と米プリンストン大学で学び、世界銀行と国際通貨基金(IMF)で幹部を務めた経済通だ。しかし政治に通じているのはフジモリ氏の方で、同氏が率いるフエルサ・ポプラルは4月の議会選挙(定数130)で73議席を獲得した。クチンスキ氏率いる変革のためのペルー国民党の獲得議席は18だった。そのため、クチンスキ氏は政策実現に向けて複雑な取り組みを迫られることになる。

 クチンスキ氏は中小企業向けに減税を行う方針だ。それによって、中小企業は高金利の闇金融ではなく、銀行から融資を受けることができ、必要とされている融資拡大に向けての条件が整う。さらに民間セクターでの雇用創出にもつながる。また農業や観光業の発展を促し、鉱業依存の経済からの脱却を図る。ペルーは世界有数のコカイン生産国だが、コカ農家には他の作物への転作を、薬物ディーラーには合法的な職業への転職を促す計画もある。

 1990年代後半に駐ペルー米大使を務めたデニス・ジェット氏は「高齢で基本的には外国人のクチンスキ氏と、元大統領を父に持ち、汚職とのつながりもうわさされるフジモリ氏が対立した。継続性という意味で、クチンスキ氏は安全な選択肢だった」と指摘した。(ブルームバーグ John Quigley)

904チバQ:2016/06/11(土) 11:21:52
http://mainichi.jp/articles/20160611/k00/00e/030/210000c
ペルー大統領選
フジモリ氏が敗北宣言 5年後狙い思惑も

毎日新聞2016年6月11日 10時51分(最終更新 6月11日 10時58分)
 【サンパウロ朴鐘珠】ペルー大統領選の決選投票で落選したケイコ・フジモリ氏(41)が10日、リマ市内の選挙事務所で記者会見し敗北を認めた。「クチンスキ氏の幸運を祈る」と勝者を祝福する一方で、自身が党首を務め、国会で過半数を占める人民勢力党は「責任ある野党であり続ける」と強調し、新政権に連立与党として参加する可能性には否定的な姿勢を示した。

 現地報道によると、フジモリ氏は4月の国会議員選で当選した人民勢力党の議員73人が居並ぶ壇上で声明を読み上げた。冒頭で「民主主義の精神にのっとり選挙結果を受け入れる」と敗北を宣言。5年後の次期大統領選に再立候補したいフジモリ氏は、選挙結果に異議を唱えず有権者に好印象を持たせる思惑があるとみられる。

 フジモリ氏は「私の公約に賛同してくれた850万を超える人々の思いを大切にし、この国の未来を考える責任ある野党であり続ける」と述べ、新政権の監視役を務める意向を明示した。

 フジモリ氏の発言を受け、クチンスキ氏は同日、自身のツイッターで「フジモリ氏に感謝する」と述べた。

 ペルーの1院制国会(定数130)で人民勢力党は73議席を有するが、クチンスキ氏の政党「変革のためのペルー国民」は18議席しかない。野党となる人民勢力党との協力関係を築けなければ、新大統領は厳しい政権運営を迫られる。

905名無しさん:2016/06/11(土) 15:53:36
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016061000490&g=pol
側近疑惑で失速、父の二の舞い=村上京都大准教授-ペルー大統領選

 村上勇介京都大准教授(ラテンアメリカ政治)の話 ペルー大統領選の第1回投票で首位だったケイコ・フジモリ氏が決選投票で敗北した大きな理由は、5月半ばに発覚したケイコ氏陣営幹部のマネーロンダリング(資金洗浄)疑惑だろう。これにより、ケイコ氏は失速し、反フジモリ派が勢いづいた。
 ケイコ氏の周辺によれば、ケイコ氏は父アルベルト・フジモリ元大統領に似て、苦言を呈する人を遠ざける傾向があるという。2000年に辞任したアルベルト氏も側近の疑惑で足をすくわれたが、ケイコ氏もその二の舞いになったと言えよう。 
 ペルーは資源ブームの恩恵にあずかったが、新たな産業の発展などには結び付かなかった。国民の間に格差や治安悪化に対する不満がある。新大統領は警察・司法などの改革を進めていかなければならないが、決選投票の両候補はいずれも新自由主義的発想で、国家をどうするかという考えがあまり伝わってこなかった。このため、今後は中道左派が勢力を伸ばすことも考えられる。(2016/06/10-18:28)

906チバQ:2016/06/12(日) 10:03:03
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20160612-567-OYT1T50024.html
ケイコ・フジモリ氏、弟と確執か…父との関係で
09:23読売新聞

 【リマ=吉田健一】ペルー大統領選決選投票で敗れたフジモリ元大統領の長女ケイコ・フジモリ氏(41)と、弟で国会議員のケンジ・フジモリ氏(36)との間に、父親との関係を巡り確執が生じているとの見方がペルー国内で広がっている。

 ケンジ氏が5日の投票日に投票所に姿を見せなかったためだ。

 地元メディアによると、ケンジ氏はケイコ氏より父親と近く、今回の選挙戦で父親と距離を置く作戦をとったケイコ氏に不満を募らせているという。

 ケンジ氏は4月下旬、「姉が負ければ、2021年の大統領選に立候補する」と表明。2人が所属する人民勢力党党首のケイコ氏が翌日、「候補者をだれにするかは政党が決めること」と否定する一幕もあった。

907とはずがたり:2016/06/13(月) 12:17:56
習主席、太平洋の米中「分割統治論」を封印か
http://www.yomiuri.co.jp/world/20160606-OYT1T50148.html?from=yartcl_outbrain1
2016年06月06日 22時06分

 【北京=五十嵐文】中国の習近平シージンピン国家主席は6日の米中戦略・経済対話の開幕式で、「広大な太平洋を各国が対決する競技場にすべきではない」と述べた。

 習氏はこれまで、米中2大国が太平洋を2分割して統治する構想とも受け止められる発言を繰り返していたが、南シナ海問題などをめぐる外交的な「孤立」を踏まえ、「分割統治論」を表向きは封印した可能性がある。

 習氏は2013年6月に国家主席就任後の初訪米でオバマ米大統領と会談した際、「広大な太平洋は中米両大国を受け入れる十分な空間がある」と発言した。国家副主席だった12年ごろから使い始めた表現で、その後も節目の際には米中が対抗、衝突しないとする「新しいタイプの大国関係」と並び、繰り返し米側に受け入れを迫ってきた。

908チバQ:2016/06/13(月) 12:44:13
3426 チバQ 2016/06/11(土) 12:15:38
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160611-00000035-jij-int
大接戦、深い溝残す=元大統領の評価で対立-ペルー大統領選〔深層探訪〕
時事通信 6月11日(土)8時33分配信

大接戦、深い溝残す=元大統領の評価で対立-ペルー大統領選〔深層探訪〕
ケイコ・フジモリ氏=5日、リマ(AFP=時事)
 ペルー大統領選の決選投票で、ペドロ・クチンスキ元首相(77)が大接戦の末、ケイコ・フジモリ氏(41)を下して勝利した。選挙戦は、ケイコ氏の父アルベルト・フジモリ元大統領(77)の政治的評価をめぐり「フジモリ派」と「反フジモリ派」が激しく対立した。深い溝を残した国民の融和がクチンスキ氏の新政権にとって大きな課題となる。

 ◇親子同一視に反発
 両候補はともに中道右派で、政策面で大きな争点がない選挙戦だった。クチンスキ氏は、市民虐殺罪で禁錮25年の有罪判決を受けた元大統領の「負の側面」に焦点を当て、「反フジモリ派」の結集を図った。「独裁」「汚職」の批判を浴びる元大統領の姿をケイコ氏に重ねて「独裁か民主主義か」と呼び掛けた。

 だが「泥棒の子供は泥棒になりかねない」と訴えたクチンスキ氏の攻撃的な発言は、テロ撲滅などに手腕を発揮した元大統領を評価するケイコ氏支持者の強い反感を買った。首都リマ郊外での集会に駆け付けたマルタ・サンタマリアさん(80)は「私は大工だったが、子供たちは大工にならなかった」と強調。安易に親子を同一視するクチンスキ氏を「信用できない」と切り捨てた。

 ◇元大統領処遇も焦点
 クチンスキ氏は9日、事実上の勝利宣言を行い、「われわれは対話と団結を進める」と国民融和に乗りだす姿勢を強調した。クチンスキ氏の政党は議会の少数派で、安定的な政権運営には他党との協力が不可欠。単独過半数を占めるフジモリ派政党の議員が「融和の前にまずは謝罪すべきだ」と態度を硬化させる中、ケイコ氏との対話も急ぐ構えだ。

 リマで収監生活を送る元大統領は7月に78歳の誕生日を迎える。高齢に加えて健康状態も優れず、ペルー国内では「釈放や処遇改善を容認する声は増えつつある」(地元紙幹部)。ケイコ氏はかつて、父の恩赦を求めて実現しなかったが、クチンスキ氏は「ノーサイド」を強調する切り札として、自宅軟禁を認めるなど処遇改善に応じる可能性も浮上している。

 ◇ケイコ氏弟が挑戦も
 支持者から「大統領として実績を残せば、父への評価も変わるはずだ」と期待されたケイコ氏だったが、2011年の前回大統領選に続き、2度目の敗北となった。選挙のたびに再燃する「反フジモリ感情」の壁は厚く、5年後の次回大統領選に再挑戦するかは不透明だ。

 一方、ケイコ氏の弟で、4月の国会議員選でトップ当選したケンジ氏(36)は、「姉が今回敗れた場合、次回選挙は私が出馬する」と語っている。ケンジ氏はケイコ氏同様に知名度が高い上、姉以上に元大統領との距離が近い。父親譲りの強気の性格とされ、フジモリ家復権の新たな担い手になる可能性もある。(リマ時事)

909チバQ:2016/06/16(木) 21:14:15
http://www.sankei.com/world/news/160615/wor1606150001-n1.html
2016.6.15 10:00
【日々是世界】
電力も食糧もトイレットぺーパーもない! 反米左派ベネズエラ大統領が原油安の直撃を受け窮地に…罷免求める動きも加速

 南米ベネズエラで、反米左派マドゥロ政権の足元が大きく揺らいでいる。景気低迷や食糧・トイレットペーパーなどの品不足、電力不足といった事態に国民が不満を強め、マドゥロ氏罷免の是非を問う国民投票実施を求める声が高まっているためだ。米メディアはマドゥロ政権を批判するとともに、野党側にも事態打開に向け、厳しい注文を付けている。

 ベネズエラ国内では今、国民投票の手続き開始に必要な署名(20万人)を大幅に超える180万人の署名が集まっている。マドゥロ氏は2013年、“反米の旗手”として国民の間で人気が高かったチャベス氏から事実上、大統領職を禅譲されたが、カリスマなき指導者への不満は今、頂点に達しつつある。

 最大の原因は経済低迷だ。今年の経済成長率(予想)はマイナス8%。石油大国であるがゆえに、国際的な原油価格低下の影響を大きく受けている。マドゥロ政権は当初、石油売却で得た豊富な資金を元手に、政権の支持母体である貧困層に手厚い福祉・年金政策を施してきたが、米紙ニューヨーク・タイムズ(インターナショナル・ウイークリー版)の5月29日付の社説は、南米のいくつかの政権と同様、「福祉・年金政策をもはや堅持できなくなっている」と辛口の見方を示している。

 国内ではトイレットペーパーなどのモノ不足も顕著で、国民が商品買い占めのために長蛇の列をなし、略奪も多発。同社説は「(マドゥロ政権は)多様な経済の仕組みを作り上げることに失敗したのだ」と烙印を押す。

 ベネズエラではここしばらく、干ばつのため水力発電も十分に行えず、深刻な電力不足も起きている。同紙の15日付の社説は「(マドゥロ政権は国家の)危機に対処する健全なアイデアを持っていない。政権の失敗を外国政府の陰謀のせいにもしている」と批判する。電力不足へのマドゥロ政権の諸対策は、国際社会から失笑を買っている。政権は国内の女性たちに、ヘアドライヤーで髪を乾かすのを極力控えるよう“要請”。また、電力消費を抑えられるとして公務員に「週休5日制」を認めるあり様だ。

 ベネズエラ国会は現在、マドゥロ政権と対立する野党が多数を占め、財政再建法案や政治犯釈放法案などを通過させたが、マドゥロ氏の絶大な影響下にある司法当局によって施行が先送りされているのが実情だ。政治・社会混乱が続くなか、野党は国際社会がマドゥロ政権に圧力をかけることを強く望んでいる。

 ローマ法王庁(バチカン)はこれを受けて最近、深刻な対立に懸念を表明する書簡を政権側に送るなど、対立解消に躍起だ。同社説は「政権と野党の分断の溝を埋める国際的な仲介は遅きに失しているかもしれないが、試みる価値はある」と期待をにじませている。

 社説はただ、なかなか一枚岩になれない野党に対して、国家の諸問題を解決するための方策を明確に発表することも要求。さもなくば「(マドゥロ氏を)罷免することに成功しても、国家の混乱に終止符を打つことはできない」とクギを刺している。

910チバQ:2016/06/16(木) 21:23:42
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-160616X531.html
大統領代行に不正献金疑惑=司法取引で名指し証言―ブラジル
17:48時事通信

 【サンパウロ時事】ブラジル最高裁は15日、テメル大統領代行が不正な政治献金を求めたと主張する国営石油公社ペトロブラス子会社元社長の司法取引での証言内容を公表した。テメル氏は「法を逸脱する行為はしていない」と疑惑を否定している。

 証言によると、テメル氏は2012年のサンパウロ市長選で、所属政党から出馬した候補者を支援するための政治献金を元社長に要請。元社長が取引先との間で不正に捻出した150万レアル(現在のレートで約4500万円)を受け取った。

 元社長は、テメル氏の要請が「不正な資金捻出を求めていたことは明らかだ」と話している。

 ペトロブラスをめぐる汚職は、国を揺るがす事件に発展。汚職捜査を妨害した疑惑の浮上したテメル暫定政権の閣僚が、元社長の証言で辞職に追い込まれている。

911チバQ:2016/06/17(金) 19:08:11
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20160617k0000e030211000c.html
<南アフリカ>人種隔離闘争の記憶薄れ ソウェト蜂起40年
13:41毎日新聞

<南アフリカ>人種隔離闘争の記憶薄れ ソウェト蜂起40年
ソウェト蜂起で犠牲になった少年の記念碑前に集まった人々=南アフリカ・ソウェトの「ヘクター・ピーターソン博物館」で2016年6月16日午前10時35分、小泉大士撮影
(毎日新聞)
 【ヨハネスブルク小泉大士】南アフリカ・ヨハネスブルク郊外の旧黒人居住区ソウェトで1976年、黒人学生のデモに白人警官が発砲し多数の死傷者が出た「ソウェト蜂起」から16日で40年。反アパルトヘイト(人種隔離)闘争の転換点となった悲劇だが、「弔いの日」の意味が薄れつつあることを危惧する蜂起参加者もいる。

 この日は祝日で、ズマ大統領は政府主催の式典で「抑圧と闘った学生の英雄的行為を称賛する」と演説。警官に撃たれて死亡した13歳の黒人少年の名を冠した「ヘクター・ピーターソン博物館」を多数の市民が訪れ、記念碑に花輪をささげた。

 蜂起の中心人物の一人の自宅前では歴史を語り継ごうと、中高年の男女が学生服姿でパーティーを開いていた。黒人の高校教師のシベ・コラさん(49)は蜂起の意義を「娘や孫は白人と机を並べて授業を受けられる。当時は考えられなかったことだ」と強調した。

 一方、月日の流れとともに事件の衝撃が薄れ、地方選挙を控える政党が支持者獲得のため記念行事を開催するなど、政治的に利用されるようになったという批判もある。また、夕方になると、酒に酔って浮かれる若者の姿も目についた。

 40年前のデモに参加した乗り合いバスの運転手デビット・シャバララさん(59)はこうした風潮にいらだつ。警官の発砲に逃げ惑った記憶は、今も鮮明に残っているからだ。「命がけで白人支配に立ち向かった日なんだ。俺たちは酒のために闘ったわけじゃない」

 ◇ことば「ソウェト蜂起」

 1976年6月16日、白人言語のアフリカーンス語を学校で強制的に使用させられていたことに、黒人生徒らが反発してデモ行進。当局が発砲して死者が出たのを契機に、全土で大規模な抗議行動が起きた。死者は1カ月で数百人に達したとされる。白人政権のアパルトヘイト政策に国際的な批判が集まり、94年のマンデラ政権誕生につながったと言われる。

912チバQ:2016/06/17(金) 19:20:45
http://www.sankei.com/world/news/160617/wor1606170018-n1.html
2016.6.17 11:54
【ブラジル情勢】
アルベス観光相が辞任 違法献金受領の疑惑で

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 ブラジルのアルベス観光相が国営石油会社ペトロブラスの汚職事件に絡み、155万レアル(約4700万円)の違法な献金を受け取った疑いが浮上し、アルベス氏は16日、辞任した。地元メディアが伝えた。

 ルセフ大統領が弾劾手続きで停職になったことを受けて5月に発足したテメル暫定政権で閣僚の辞任は3人目。いずれも汚職事件との関連で辞任に追い込まれており、政権にとっては新たな打撃となった。

 検察との司法取引に応じたペトロブラス関連会社トランスペトロのマシャド元社長の供述によると、トランスペトロの取引先の建設会社が2008〜14年に計155万レアルをアルベス氏に渡した。合法的な献金の形をとっているが、実際にはトランスペトロが建設会社に事業を発注した際に、契約額を水増しして捻出した違法な資金とされる。(共同)

913名無しさん:2016/06/18(土) 22:14:36
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016061600813&g=pol
安保理改革「議論活性化を」=次期国連総長候補のクラーク氏

 次期国連事務総長候補のヘレン・クラーク国連開発計画(UNDP)総裁は16日、東京都内の日本記者クラブで会見し、日本が積極的な国連安保理改革について「事務総長になれば、この問題について話し合うよう加盟国に促したい」と述べ、議論を活性化させたい考えを示した。
 ただ、日本の常任理事国入りの是非を含む改革の具体案については、「あらゆるオプションが検討されるべきだ」と指摘するにとどまった。
 また、内戦や地域紛争に関し「(事務総長は)善意の仲介者の役割をもっと果たす必要がある。トラブルの兆候があれば、本当の紛争になる前になるべく早く介入する」と語り、予防外交に力を入れる必要性を強調した。 
 クラーク氏は女性で、ニュージーランド首相を務めた後、2009年から現職。今年末に任期を終える潘基文事務総長の後任に名乗りを上げた11人のうち、有力候補の1人と目されている。(時事)
潘基文(パン・ギムン)(2016/06/16-18:51)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016061600928&g=pol
UNDP総裁が安倍首相表敬

 安倍晋三首相は16日、次期国連事務総長の選考に立候補しているヘレン・クラーク国連開発計画(UNDP)総裁の表敬を首相官邸で受けた。クラーク氏は候補者の一人として抱負や所信を述べるとともに、国連に対する日本の貢献を高く評価した。 (2016/06/16-21:20)

914チバQ:2016/06/19(日) 21:24:46
http://www.sankei.com/world/news/160618/wor1606180064-n1.html
2016.6.19 09:01
【リオ五輪】
「準備、経験した中で最悪」とIOC幹部 地下鉄開通は開幕わずか4日前 財政難で警官も投入されず犯罪増加

 州政府が「治安、健康、教育、交通、環境管理が全面的に崩壊する恐れがある」と訴えたリオデジャネイロ市では、五輪開催を控え、あちこちで財政危機のひずみが露呈している。

 大会の準備状況についてはすでに、国際オリンピック委員会(IOC)のコーツ副会長が、2004年開催のアテネ大会よりも悪く、「私が経験した中で最悪だ」と指摘している。

 州政府が97億レアル(約2900億円)の予算をかけて建設した、五輪の観客輸送の大動脈となる地下鉄4号線の開通は、五輪開幕4日前の8月1日に大幅にずれこむ。州政府は中央政府に追加支援を要請しているが、関係者は「工事が間に合わなければ、期間中、市内の他の道路は大渋滞に陥るだろう」と危惧する。

 地元メディアによると、財政難に苦しむ州政府はさまざまな支払いを滞らせており、州政府が借りているレンタカーの代金400万レアル(約1億2000万円)でさえ支払うことができない状況という。

 州職員だけでなく、学校教師の給料も数カ月単位で遅延しており、州立大学や一部の学校では教師らがストライキを起こし、裁判所が調停に乗り出す事態になっている。

 さらに、地元紙は最近、財政難のため警備に投入される警官の人数が減り、犯罪件数が増加していると伝えた。五輪期間中は応援部隊が来て、治安は確保されるはずだが、外交筋は「警官が減る大会後に犯罪件数が大幅に増えるのではないかと多くの市民が懸念している」と述べている。(リオデジャネイロ 佐々木正明)

915チバQ:2016/06/19(日) 21:25:27
http://www.sankei.com/world/news/160618/wor1606180063-n1.html
2016.6.19 09:01
【リオ五輪】
五輪は大丈夫か? ついに州政府が財政非常事態宣言 借金が雪だるま 行政改革もされず…

 8月に迫るリオデジャネイロ五輪を主催するリオデジャネイロ州政府が異例の財政非常事態を宣言した。本質的な原因は、借金が雪だるま式に増えているにもかかわらず、人件費抑制などの徹底した対策をとらなかった州政府の計画性の欠如だ。加えて、ルセフ大統領の弾劾問題などによる政治空白のせいで、本来は事実上の「国家的事業」であるはずのリオ五輪に中央政界が本腰を入れて取り組まなかったことも混迷に拍車をかけた。

 リオ州は、州内に本社を置く石油関連企業の法人税に歳入を頼っていた。しかし、近年は国際的な石油価格の下落や、リオ市内に本社を置く国営石油会社ペトロブラスを舞台にした大規模汚職事件のあおりで税収が大幅に減少。昨年の石油関連企業からの税収は前年比で38%も落ち込んだ。

 一方で、州政府は、歳出削減に向けて約47万人の州職員の給与抑制や年金改革に切り込むことができなかった。専門家は、リオ州はすでに財政破綻状態にあり、地下鉄建設や治安対策を含めた五輪関連費は「大きな重荷になっている」と指摘する。

 1930年代以来とされる不況の中、財政危機は国全体をむしばんでおり、地元紙によると、州、市を合わせた国の公的負債額は4兆レアル(約120兆円)を超えているという。

 ルセフ大統領の弾劾問題をめぐって与野党が政争に明け暮れ、中央政府の対応が後手にまわったことが問題を深刻化させたとの指摘も相次いでいる。

 ルセフ氏の職務停止を受け、テメル暫定政権は財政再建に乗り出したものの、道のりは険しい。五輪開催への政府支援も、他の事業を犠牲にしなくてはならない状況にある。(リオデジャネイロ 佐々木正明)

916チバQ:2016/06/21(火) 20:49:57
http://www.sankei.com/world/news/160621/wor1606210023-n1.html
2016.6.21 20:33

豪総選挙が7月2日投開票 経済政策が最大争点 与党と労働党が拮抗

 【シンガポール=吉村英輝】29年ぶりの両院解散に伴うオーストラリア総選挙が、7月2日に投開票される。経済政策が最大の争点で、与党の保守連合(自由党、国民党)は法人税減税などによる成長を掲げる一方、最大野党の労働党は、経済弱者支援による雇用創出などを訴えて政権奪還を目指す。

 労働党は19日、最大都市シドニーで選挙キャンペーンを始動した。ショーテン党首は、2013年9月の前回総選挙で敗北して以来となる政権奪還に意欲を表明。職場復帰を目指す母親や若者、高齢者を雇用する中小企業への減税などで、「毎年、約3万人の雇用を生み出せる」と主張した。

 自由党を率いるターンブル首相は、10年間で約480億豪ドル(約3兆8千億円)を減税し企業活動を活発化させる戦略を描くが、ショーテン氏は「多国籍の大企業を利するだけ」と冷ややかで、医療や教育への予算配分増などを訴える。

 豪州は、中国の資源需要減退や商品市況の低迷で、資源依存型経済からの脱却が急務。オーストラリア準備銀行(中央銀行)は今月3日、昨年5月以来となる利下げを行ったが、経済の拡大には政府が政策で主導する成長が欠かせない。

 選挙戦では景気回復のほか、難民・移民の受け入れ拡大の是非なども争点になりそうだ。

 アボット前首相への不満が募っていた自由党内で昨年“クーデター”を起こし党首についたターンブル氏は、地球温暖化対策や同性婚問題などへのリベラルな価値観も評価され、高い支持率を維持している。

 ただ、今月16〜19日に実施した世論調査では、「好ましい首相」でターンブル氏が46%と、ショーテン氏の31%を上回るが、その差は15ポイントで、6週間前調査の22ポイントから縮められている。二大勢力に限った支持率では、保守連合と労働党がともに50%と拮抗(きっこう)している。

 選挙権は18歳以上で義務投票制。解散時の議席は上院(定数76、原則任期6年)が保守連合33、労働党25。下院(同150、任期3年)が保守連合90、労働党55。

917チバQ:2016/06/23(木) 21:23:59
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160623/k10010567901000.html
南アフリカ 市長選巡る抗議行動が暴徒化
6月23日 10時06分
南アフリカ 市長選巡る抗議行動が暴徒化
南アフリカの首都プレトリアで、地元の市長選挙の候補者選びを巡って抗議行動を起こしていた住民の一部が暴徒化し、車の放火や商店の略奪などが相次いでいて、日本大使館も注意を呼びかけています。
南アフリカの首都プレトリアでは、与党のANC=アフリカ民族会議が地元の市長選挙の候補者を発表しましたが、これに対し地元の意向を無視した決定だとして住民の間で反発が広がり、ここ数日、抗議行動が相次いでいます。
プレトリア近郊の貧困地域では、抗議行動が一部で暴徒化し、車やバスが次々に放火されたり、道路をブロックするためにレンガなどが投げ込まれたりしていました。
外国人の商店を狙った略奪も相次いでいて、警察官に護衛されながら店から逃げ出す人たちの姿も見られました。
警察によりますと、暴動でこれまでに2人が死亡し、多くの逮捕者が出ているということです。
南アフリカでは去年4月にも移民や外国人が一部の住民に襲撃される事件が相次ぎ、外国人排斥の動きが拡大しました。
現地の日本大使館は、今後、被害がさらに広がるおそれもあるとして、注意を呼びかけています。

918チバQ:2016/06/23(木) 21:53:56
http://www.sankei.com/world/news/160623/wor1606230005-n1.html
016.6.23 01:15

コロンビア政府、左翼ゲリラと停戦合意 半世紀続く内戦終結に大きな進展
【ニューヨーク=上塚真由、ロサンゼルス=中村将】南米コロンビアのサントス大統領と、左翼ゲリラ「コロンビア革命軍」(FARC)のロンドニョ(通称ティモチェンコ)最高司令官による停戦合意の署名式が23日、キューバの首都ハバナで行われる。半世紀に及ぶ激しい内戦に終止符を打つ歴史的合意となる。

 署名式には、国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長や、交渉を仲介してきたキューバのラウル・カストロ国家評議会議長、ベネズエラのマドゥロ大統領、チリのバチェレ大統領らが出席する。

 旧ソ連共産党の影響を受けたFARCは1964年に結成され、社会主義政権樹立を目指した。麻薬組織との連携や、誘拐による身代金を原資にテロや凶悪犯罪を繰り広げてきた。2002年のピーク時には約2万人の勢力を誇ったが、政府の掃討作戦によって、約8000人に減少している。

 政府とFARCは12年10月から本格的な和平交渉に入り、昨年9月、6カ月以内に最終合意を結ぶことで一致したが、期限に間に合わず協議を続けていた。

 ハバナで22日、「政府とFARCは相互かつ最終的な停戦に合意した」との共同声明を発表していた。

919チバQ:2016/06/23(木) 21:59:59
http://mainichi.jp/articles/20160623/k00/00e/030/202000c
コロンビア
内戦終結 大統領、停戦合意文書署名へ

毎日新聞2016年6月23日 12時46分(最終更新 6月23日 12時46分)
 【サンパウロ朴鐘珠】南米コロンビアの報道によると、同国政府と左翼ゲリラ・コロンビア革命軍(FARC)は23日、キューバのハバナで停戦合意文書に署名する。22万人が犠牲になった半世紀にわたる内戦の終結がほぼ確実になった。

 停戦合意は、2012年に始まった和平交渉の中で最重視されていた項目。サントス大統領は22日、短文投稿サイト「ツイッター」で「明日は特別な日になる。コロンビアが夢見た平和が実現する」と発言した。

 双方はこれまでの交渉で▽地方の貧困農地の開発▽武装解除したゲリラ構成員の政治参加▽麻薬犯罪防止に向けた協力--などの項目で合意していた。23日の停戦合意を経て、サントス大統領は7月20日までに和平合意を最終的に取りまとめた文書に署名し、国民投票で合意への賛否を諮る方針だ。

 FARCは中南米最大のゲリラ組織。貧農への富の再配分を求めて1964年に創設、反政府テロを繰り返した。

920チバQ:2016/06/26(日) 10:33:51
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062500200&g=int
豪総選挙、与野党が接戦=小政党躍進も-来月2日



オーストラリアのターンブル首相(写真左)と野党・労働党のショートン党首(EPA=時事)
 【シドニー時事】オーストラリアで7月2日、29年ぶりの上下両院解散に伴う総選挙が行われる。世論調査では与党・保守連合(自由党、国民党)と最大野党・労働党の支持率は拮抗(きっこう)しており、接戦が見込まれる。難民増加や治安悪化への不満から、保護主義や外国人排斥を叫ぶ小政党などが勢力を伸ばす可能性もある。(2016/06/25-15:52)

921とはずがたり:2016/06/29(水) 11:29:08
中独両国の話しだから此処へ。

ドイツと中国の"蜜月"に走り始めた亀裂〜メルケル首相が見せた冷徹な手のひら返し 記者会見で首脳同士が激しく応酬
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160624-00048994-gendaibiz-int&p=1
現代ビジネス 6月24日(金)7時1分配

これまで番困難で一な訪中
 6月12日、メルケル首相が南京の中国科学院大学の名誉博士号を授かった。授与式は北京で行われ、赤と黒のマントを着たメルケル首相が、同じくマント姿の学長(? と並んだツーショットが、ドイツのニュースで派手に流れた(メルケル首相は博士帽を被ることだけは強硬に拒否したとか)。

 博士号授与の理由は、メルケル氏の「決然とした意思と英知による世界平和への貢献と、彼女が実践してきた実務的な中国外交」を讃えるものであるという。

 しかしながら、ケチをつけるわけではないが、はっきり言って、今、世界平和は第二次世界大戦以後最大の危機に陥っている。また、「実務的な中国外交」というのは、ドイツが中国の人権問題などに口を挟まず、商売第一でやってきたということだ。これを中国に褒められたからといって、さして自慢できることでもないだろう。

 ドイツと中国は2011年に二国間政府サミットの協定を結んで以来、首脳や閣僚が定期的に差し向かいで協議をしてきた。今回も、両国合わせて30人近い大臣、副大臣などが顔を合わせたという。

 もちろん産業界の大物も必ず同伴して、大型商談をまとめる。メルケル首相の今回の訪中は、就任以来9回目。ちなみに、その間のメルケル首相の訪日はたったの3回だ(うち2回はサミット)。

 ただ、今回の北京での3日間は、これまでで一番難しかった訪中と言われている。まず第1日目、これも戦略的なのだろうが、メルケル首相は名誉博士号を受けた後の記念講演で、中国人学生を相手にかなり明確に中国政府批判を展開した。

 「創造は、自由と、世界への門戸開放の雰囲気の中でのみ成就する」などと聞けば、それが政治を指していることは誰の耳にも明らかだ。これまで商売繁盛という大義名分の下で、異常なまでに友好的に保たれてきた独中関係だったから、中国政府はかなり慌てたのではないだろうか。

中国での儲けに陰りが出始めたとたん…
 中国の人権侵害、商売上のルール違反、軍拡といった問題は、なにも今に始まったことではない。そのくせ習近平主席は、「中国ほど公平と平和を愛する国はない」と世界で触れ回っていたのだから、その矛盾にドイツ人が気がつかなかったと言えば嘘になる。

 ところがドイツ政府は一貫して気がつかない振りをし、毎回の首脳会談でも、お座なりにそれを指摘するだけでお茶を濁してきた。そのうえ、大手メディアも多かれ少なかれ協力し、中国についてのプラス面を強調した報道を長く続けた。

 しかし現実には、中国企業の世界進出が進み、ルール違反があちこちで深刻化し、それに南シナ海での軍事的膨張が相まって、さすがのドイツ国民も「あれっ」と思い始めた。

 そんなとき、これまで中国万歳であった報道が手のひらを返すようにその内容を変えた。このごろとみに、中国市場がいかに閉鎖的で、外国企業にとって不利、不公平であるかというようなニュースがよく流れる。

 また、最近、産業ロボットの先進技術を持つKUKAというドイツ企業が中国に買収されるかもしれないという話が浮上した途端、ドイツ政府までが異議を唱え始めた。中国で活動しているドイツのNGOや報道陣にプレッシャーが掛けられている事実にも、ドイツ国内では反発の声が高くなっている。

 ドイツ人は、中国での儲けに陰りが出始めたので、「言うべきことは言おう」という作戦に転じたのか、今、独中関係は、仕切り直しの感が強い。

 経済的にウィンウィンの関係にあるならば多少のことには目を瞑るが、その前提が崩れれば、その限りではない。ドイツ人のこの冷徹な手のひらの返し方は、それはそれで恐ろしい。中国からしてみれば、まさに“豹変”に近いだろう。

 その結果、博士号授与式の翌13日に行われたメルケル首相と李克強首相の共同記者会見は、ニュース映像を見るだけでも、過去のような和気藹々ムードでないことがわかる重苦しいものとなった。

 李克強氏はホームグラウンドの強みもあるのか、かなり強引な主張を展開し、それに対しメルケル首相が、一字一句を慎重に選びながら対応していた。

922とはずがたり:2016/06/29(水) 11:29:21

EUは、中国を「市場経済国」とは認めない
 今回の協議で、一番大きな不協和音となったのが、中国が市場経済国であるかどうかという、根本的な定義の問題である。

 中国は2001年、WTO(世界貿易機関)に加盟した。WTOとは貿易を促すことを目的とし、それに関する様々な国際ルールを決めている機関だ。中国が加盟した当時、15年後(つまり今年)には中国を正式に「市場経済国」の仲間に入れるということが決められた。15年あれば、中国市場も西側諸国と同じルールを共有できるようになるだろうという希望的観測がもとになっていたようだ。

 ところが今年の5月、EU議会は、中国を市場経済国とするのは時期尚早であるという採択をした。

 EUにしてみれば、市場を十分に開放していない国を市場経済国として認めてしまうと、ダンピングをされたときに対応が難しくなるという問題がある。いまだって、中国の余った粗鋼が安価で出回り、EUの鉄鋼業界は苦境に陥っているのだ。

 それに怒った中国は、EUを激しく攻撃し始めた。そして、このたび李克強首相はメルケル首相に、EUが15年前の約束を果たすよう、ドイツがEUに働きかけよと迫ったのだった。

 この共同記者会見の全容が、ドイツ政府のホームページに掲載されている(https://www.bundesregierung.de/Content/DE/Mitschrift/Pressekonferenzen/2016/06/2016-06-13-merkel-mp-li.html)

 「約束は約束だから、守らなければならない」と執拗に繰り返す李克強首相の姿が印象的だ。普通、歓迎の意を込めた共同記者会見の場で、相手を横に立たせたまま、このような話し方はしない。強引さの裏には、焦りがあったのか? 
 以下は、その一部の和訳だ(川口訳)。

 「中国の考えは、EUは15年前の約束を守る義務があるというものだ。中国とEUはそれに合意した。つまり、取り決め通り、合意した日時を守り、その義務を果たさなければならないということだ」

 「私たちは、EUが義務を行使するよう、ドイツ側が今まで通りポジティブな役割を演じてくれることを期待する」

 そして氏は最後にこう言って、スピーチを終えた。

 「簡潔に言うなら、中国とドイツはこれまで通り、誠実に付き合うことになるだろう。互いに歩み寄り、さらに合意を広めていくことになる。その上で、注意深く、適当なやり方で、争点を、といってもそれはごくわずかな割合でしかないが、争点を取り除かなければならない。そうすれば、今ある戦略的なパートナーシップは、常に新しいレベルに達することができるだろう。どうもありがとう」

記者会見でも「李克強vsメルケル」の応酬
 ドイツがこういう事態に陥ってしまったのには、理由がある。

 一昨年、中国の太陽光パネルのダンピングでEUが困り果て、関税制裁をかけたとき、中国に頼まれて、その内容を骨抜きにすることに尽力したのがドイツだった。だから中国は、今度もドイツにその役目を果たしてもらおうと期待しているのだ。

 メルケル首相もそこらへんは弁えていて、李克強氏のプレッシャーをのらりくらりとかわしつつ、中国を褒めたり、人権問題を突いたりしながら、あまり中身はないが立派な文脈を紡いでいた。

 15年前に結ばれたEUと中国の約束については「とてもはっきり覚えており、それを白紙に戻すつもりはない」が、「ドイツはEUの中の一国なので、これについてはEU委員会が交渉と対話を行う」とか。そもそも、一党独裁の国が真っ当な市場経済国でありえないということは、わざわざEUの議会で討議しなくてもわかるはずだが……。

 この後、記者の質問があったが、これが面白かった。初っ端から、李克強氏がメルケル首相に向けられた質問を奪い取ってしまったのだ。

 それもそのはず、質問内容は、“中国企業はドイツのハイテク企業を買収できるが、中国市場は閉鎖的でそのようなことは許されていないのをどう思うか”とか、“南シナ海で起こっている事態を見て、ドイツでは、中国は間違った方向に進んでいるという声があるが、それをどう思うか”などという、中国にとって不都合なものだったからだ。

923とはずがたり:2016/06/29(水) 11:29:34
>>921-923
 李克強氏は奪った質問に長々と答え、最後に質問した記者に向かって、「メルケルさんに代わって私がお答えしました。でも、誤解しないでください。私はメルケルさんのためにしたのです」と言い、次にメルケル首相に向かい、「メルケルさん、私のことを誤解なさることはありませんね。悪く思わないでください。どうもありがとう」と締めた。

 メルケル首相はそれに対して、「もちろん悪く思ったりはしませんが、でも、私も発言する自由をいただくことにして…」と、また、あまり中身のない、絶対に揚げ足を取られない、立派なことを喋った。

 しかし、次の記者が二つの質問をしたときには、ちょっとした押し問答になった。1問目はメルケル首相にと言っているにもかかわらず、李克強氏が「それは私が両方まとめてお答えします」と言い出したのだ。

 それにはさすがのメルケル首相も引っ込まず、「いえ、私が答えます。第1問目は…」と言いかけたところで、またもや李克強氏が割って入った。「じゃあ、あなたは1問目をお答えください」。

 するとメルケル氏いわく、「2問目は私にではない? 両方とも私への質問だと思いますよ!」

 そして一瞬、「でも、もし、2問目が中国の首相へのものなら…」と戸惑った末、突然、「もう、どっちでもいいわ。私は言いたいことを言います!」と居直って、泰然として話し始めたので、さすがの李克強も黙ってしまった。

斬新なメルケル話術
 そんなわけで、おそらくその場にいたら、結構スリルに満ちた記者会見だったと思われる。

 とはいえ、中国の政治家が、記者会見で他人の質問を取ってしまうのは、よくあることだそうだ。日本の岸田外相もそれをやられて、呆れかえり、「やれやれ」と首を振っておしまいになったことがあったという。

 だが、そういう意味では、“取られたものは取り返す”ドイツ人に学ぶべきところは多いかもしれない。

 特に、「約束を守っていないではないか!」と責められた時、「その約束についてははっきり覚えています」と堂々と言ってのけるメルケル話術は斬新だった。私生活でも大いに利用できそうだと、私は一つ賢くなった気がしている。

 著者: 川口マーン惠美
『ヨーロッパから民主主義が消える』
(PHP新書、税込み864円)
押し寄せる難民、繰り返されるテロ、そして甦る国境……。日本人がいま絶対に知らなければならないことは何か? ドイツ在住30年のベストセラー作家による現地レポート!

924チバQ:2016/06/29(水) 21:19:34
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-160629X341.html
非常任5カ国改選、イタリアとオランダが任期折半へ=国連安保理
11:42時事通信

 【ニューヨーク時事】国連総会(193カ国)は28日、安全保障理事会の非常任理事国10カ国中、今年末で任期が切れる5カ国の入れ替え選挙を行い、カザフスタン、エチオピア、ボリビア、スウェーデンの4カ国を選出した。イタリアとオランダが1議席を争ったが、接戦で勝敗がつかなかった。両国は1年ずつ任期を折半することで合意。合意は追って総会に提案され、認められる見通しだ。

 非常任理事国は毎年半数が入れ替わり、五つの地域枠ごとに議席配分数が決まっている。改選2議席の「西欧その他」枠には今年、スウェーデン、イタリア、オランダが立候補。スウェーデンは当選に必要な有効投票総数の3分の2以上を得た。イタリアとオランダは4回の再投票を経ても支持が拮抗(きっこう)し、いずれも95票と得票は3分の2に届かなかった。

 総会で両国に対する投票がそれぞれ行われ、両国は必要な票数を得た上で選出されるとみられる。

 選出された4カ国の任期は2017年1月1日から18年12月31日までの2年間。カザフスタンは初の選出。イタリアは17年、オランダは18年の1年間、任期を務めることで合意した。

925チバQ:2016/06/30(木) 20:39:20
http://diamond.jp/articles/-/94105
ロイター発 新着ニュース


アングル:豪選挙、勝敗の鍵握るシドニー西部が戦いの焦点に




2016年6月30日

[シドニー 30日 ロイター] - 与野党の接戦が見込まれる7月2日の豪総選挙では、国内最大都市シドニーの西部が勝敗の鍵を握る可能性があり、同地域の政策に的を絞った選挙活動が展開されている。

自由党と国民党からなる連立与党を率いるターンブル首相は、雇用と富の創造に焦点を当て、人々が住んで働ける「通勤30分以内の都市」を全国につくるという野心的な計画を打ち出し、2期目続投を目指す。

シドニー西部の都市パラマタに住むミッチェル・ベックウィズさん(22)は自宅の近くで働くため、都心部近隣にあった職場を辞め、フォークリフトドライバーをしている。

「都心までの通勤はストレスが多く、交通費もかかる。40分立ちっぱなしだった」と、今週期日前投票に訪れたベックウィズさんは振り返る。

「今は職場まで車で通っている。起きる時間も遅くなったし、前よりも元気。仕事が終わった後にどうやって帰ろうかと気に病む必要がなくなり、自由な時間が増えた」という。

シドニー西部は、320億豪ドル(236億米ドル)規模のインフラ・都市再開発計画が最も力を入れている地域だ。

同地域には票が揺れる不安定な議席が6つもあり、選挙の行方を左右する可能性がある。

世論調査で僅差の結果が予想される中、ターンブル首相は英国の欧州連合(EU)離脱による衝撃を利用し、有権者に現政権を選ぶよう促している。

<ベトナムのフォーにネパールの餃子>

シドニー西部は、より豊かな近隣の港湾地域と比べ、犯罪率が高く、雇用や健康、教育水準も低い。最近まで公共投資計画の対象にならず、住民は長い間「ウェスティーズ」と呼ばれ、あざけられてきた。

移民が多く、約39%の世帯が英語以外の言語を話す。この比率は全国平均の18%を大幅に上回る。

現在のところ、高賃金の仕事や都心部への便利なアクセスを提供するインフラよりも、ベトナムのフォーやネパールの餃子「モモ」といったエスニック料理に出くわす方が容易だ。

ターンブル首相はこの状況を変えるべく、300億豪ドル規模のプロジェクトを計画。公共交通機関・都市道路開発や新国際空港の建設を実施し、企業の進出を促して雇用を創出したい考えだ。

ターンブル氏は今月、パラマタの改革モデルを発表した際、記者団に対し「通勤30分以内の都市の見本になるよう、通勤者の大移動を終わらせ、シドニー西部を支援する」と語った。

野党・労働党のショーテン党首も、同地域の雇用創出を選挙運動の柱に掲げている。

<賃金やサービスの格差>

通勤30分以内の都市構想は、都市計画では新しいアイデアではない。英国などで実施されており、ある程度成功している。

しかし、人口が沿岸部に集中し、主要都市間を結ぶインフラがほとんど整備されていないオーストラリアにとっては、国全体の構造を大きく変える可能性がある。

レンドリースLLC.AXやレイトン・プロパティーズなど建設大手はすでにシドニー西部で道路やオフィスの建設に着手している。

またデベロッパーのメリトンは、4億5000万豪ドルを投じて、パラマタに53階建ての高級マンションを建設する計画だ。

ただ、シドニー西部のような地域では賃金やサービスに大きな差があり、ターンブル氏の計画を実施するのは難しいかもしれない。高層マンションが建ち始める中、サービス部門の主要企業が追随している兆候はまだほとんど見られていない。

シドニー中心部のメディア企業まで1時間かけて電車通勤するジェマ・ノットさん(24)は「シドニー西部で仕事があれば、転職したい。実際、数カ月前に探したが、私の業界の仕事はほとんどなかった」と話す。

だが、一部の小規模企業は都心部からの移転に動いている。

ビル・ピカリングさんは約2年前に、自身のPR・マーケティング会社ヒューゴ・ハリデーをシドニーからパラマタに移転。購入したオフィスの支払いはシドニーで借りていたオフィスの賃料を下回るという。

「ここでのビジネスは今後5─10年に活気づくだろう。だが、適切に行うことが重要で、特に地元の事業、中小規模事業に焦点を当てる必要がある」とピカリングさんは指摘する。


(Ian Chua記者、Yuzuha Oka記者 翻訳:佐藤久仁子 編集:加藤京子)

926チバQ:2016/06/30(木) 21:20:28
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20160701k0000m030060000c.html
<豪総選挙>2日に投開票 与党保守連合やや優位の分析も
20:24毎日新聞

 【シドニー平野光芳】オーストラリアの総選挙が2日、投開票される。ターンブル首相率いる与党保守連合(自由党、国民党)と野党労働党が下院(定数150、小選挙区制)の過半数確保を巡って激しく競り合う展開。与党がやや優位との分析もあるが、情勢は依然、流動的だ。

 世論調査会社ニューズポールによると、2大勢力を対象にした6月27日時点の支持率は保守連合が51%、労働党49%で真っ二つに割れている。ただ地元メディアは、議席数を左右する激戦区で与党がリードし、現状では与党が勝利する可能性が高いとの見方を伝えている。

 与党に追い風になっているのは、英国が欧州連合(EU)離脱を決めた国民投票だ。世界的な経済不安が広がる中、実業家出身で経済通として知られるターンブル氏は「不確かな時に国会を混乱させてはいけない」と安定した政権の継続をアピール。最終盤で支持を固めている。

 一方、ショーテン党首が率いる労働党は、医療制度や教育、環境分野で現政権批判を展開し、有権者の支持を集めている。大敗だった3年前の総選挙から議席の上積みは確実な情勢だが、過半数に届くかが焦点。「首相にふさわしい人物」を尋ねた世論調査では、ターンブル氏45%に対してショーテン氏は30%で、個人的な人気で及んでいないのも懸念材料だ。

 世論調査では、「緑の党」など特徴ある政策を掲げる小政党や無所属候補に投票すると回答した有権者が計21%に上り、数議席を確保するとみられる。保守連合と労働党が伯仲すれば、第3勢力の存在感も増しそうだ。

 豪州は安全保障では同盟国の米国に依存する一方、経済的には最大の貿易相手国・中国との関係が深まっている。南シナ海問題などを巡り米中の緊張が高まる中、両国のバランスをどう取るかは豪州にとって大きな課題。外交は目立った争点になっていないが、選挙後の政権がどう対処していくかも注目されている。

927チバQ:2016/06/30(木) 21:21:11
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1606300035.html
【豪総選挙】「中国人爆買い」の住宅高騰が争点に 「そのうち中国人がシドニーを全部買ってしまう」
20:14産経新聞

【豪総選挙】「中国人爆買い」の住宅高騰が争点に 「そのうち中国人がシドニーを全部買ってしまう」
30日、オーストラリア・シドニーで、国際空港前の道路に設置された住宅の広告。英語と中国語で書かれている(田中靖人撮影)
(産経新聞)
 【シドニー=田中靖人】オーストラリアで7月2日、上下両院の総選挙の投開票が行われる。争点の一つが、中国人の投資が原因とされる住宅価格の高騰だ。親中色が強い与党・保守連合(自由党、国民党)のターンブル政権に対し、野党・労働党は不動産投資への税制優遇策の一部撤廃を主張。ターンブル首相率いる自由党は投資を萎縮させると反発している。一般市民の不満が総選挙にどう影響するか注目される。

 「熱売中 あなたのために温かな故郷を作る」

 最大都市シドニーの国際空港近くの幹線道路に、中国本土で使う簡体字で書かれた広告が並ぶ。広告主は中華系の社長の頭文字を取った開発会社だ。2010年設立の同社は高級マンション9棟を完成させ、1100戸を建築中、2000戸を計画中という。

 豪州住宅建築業協会によると、05年からの10年間で住宅用の土地価格は約2倍に上昇。シドニー市の不動産会社によると、同市周辺の住宅価格の中間値は、15年に100万豪ドル(約7600万円)を超えた。

 新築物件の購入者の7割前後が中国人で、基本的に外国人が購入できない中古物件でも、マンションの6、7割が中華系の名前だという。中国本土からの購入の専門仲介業者も多い。大半が投資目的で、価格高騰で一般人が買えないとして社会問題化している。

 中華系の豪州人は「高騰は中央銀行の金融緩和が原因」(下院議員候補者)などと反論する。だが、一般的には中華系と中国本土からの投資を区別せず、「中国人が原因」という認識が主流だ。自身も移民だというタクシー運転手(56)は、「そのうち中国人がシドニーを全部買ってしまうよ」と話した。

 不動産サービス大手CBREで、シドニーを含むニューサウスウェールズ州の投資部門を担当する中華系の責任者は取材に対し、最近の取引相手の約半分が中国本土だと明かし、「シドニーの価格は現地人からすると高いかもしれないが、中国の投資家から見れば香港や広東より安い」と指摘。「職業的な観点から言えば当然、自由党の政策を支持する」と話した。

 6月発表の世論調査結果では、「豪州における中国人の投資」に59%が否定的な評価をしており、自由党と連立を組む国民党は伝統的に鉱山や農地などの産業への海外直接投資を嫌う。住宅価格高騰が総選挙にどう影響するかは不透明だ。

928チバQ:2016/07/01(金) 20:38:05
http://www.sankei.com/world/news/160701/wor1607010024-n1.html
2016.7.1 18:59
【豪州総選挙】
人口の4%、高まる中華系の影響力 “強圧”中国政府との距離感悩ましく 対中依存の経済「転換が必要」とも

 豪州は経済の中国依存に加え、国内の政治面でも中華系住民の影響力の拡大に直面している。中華系は2011年の推計で86万人(豪州生まれ含む)、人口の約4%を占め、現在は100万人を超すとの見方もある。ただ、国内外で強圧的な姿勢を示す現在の中国に対する、中華系豪州人の見方は複雑だ。

 豪州第2の都市、メルボルン郊外の商工業地域にある下院ホザム選挙区。与党、自由党から立候補したジョージ・ホワ(華●(=王へんに玉)●(=青の月が円、右に見))氏(34)は、中国・上海から2007年に豪州に留学後、定住した「新移民」だ。当選すれば、中華系新移民で初の下院議員となる。移民政策に寛容な野党、労働党ではなく、自由党から出馬したのは「党の『小さな政府』の理念が私と同じだからだ」と話す。

 大学時代に「豪州の政治が知りたい」と党のボランティアに参加し09年に入党。卒業後、IT企業を立ち上げ、12年に国籍を取得した。14年には州議会選に出馬し落選している。

 ホザムは過去36年間、労働党が議席を守ってきた同党の強固な地盤だ。だが、今回はターンブル首相やアボット元首相をはじめ、自由党の重鎮が次々と応援に入る。背景には、僅差で負けた前回選の経験から、ホワ氏の擁立で選挙区内の8%超とされる中華系住民の票を取り込もうとする思惑も透けてみえる。

 中国共産党の一党独裁下で成長したホワ氏だが「中国の政治は身近になかった」と中国の内政や外交には関心がないようだ。それどころか、中国への鉱物輸出に依存してきた豪州は「経済の構造転換が必要だ」と訴える。

■  ■

 豪州の中華系の団体で最も政治的影響力が大きいとされる「オーストラリア中華系フォーラム」(本部シドニー)のケンリック・シエ(謝維礼)議長(34)は、豪州生まれのマレーシア系華人だ。団体は超党派だが、自身は労働党の職員でもある。

 1985年に設立され、中華系の地位向上に関するロビー活動などを行ってきた。会員は、70〜80年代に東南アジアや香港から来た移民や90年代以降に中国本土から来た富裕層、台湾系を含め広範で、年次会合には有力政治家が顔を出す。

 会員の政治的関心は高いが、必ずしも中国支持ではない。与野党の候補者を招いた6月の討論会では、南シナ海問題で「同盟国の米国とビジネスパートナーの中国との間で、豪州はジレンマに直面している」と対応を問う質問が出た。

 シエ氏も「完璧な政府はない」と中国政府への直接の批判は避けつつ、「南シナ海や台湾への攻撃的姿勢は支持しない」と話す。

 そこには自由と民主主義の豪州で生きていく上での、“祖国”中国への複雑な距離感が表れているようだ。自らは中国人か豪州人かと聞くと、ホワ氏もシエ氏も「中華系豪州人だ」と声をそろえた。(シドニー 田中靖人)

929名無しさん:2016/07/04(月) 21:25:39
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-160704X189.html
イスラム教徒排斥を宣言=国政復帰の極右党首―豪
16:33時事通信

 【シドニー時事】オーストラリア上院選で当選を決めた極右政党ワンネーション党のポーリン・ハンソン党首(62)は4日、記者会見で「近所でテロリストを見たくない」と述べ、公約したイスラム教徒排斥に取り組むと宣言した。

 ハンソン氏は1990年代、「アジア人に国が乗っ取られる」と訴えて同党を一時躍進させ、国内外で物議を醸した。この日の会見でも「ここはキリスト教国だ」と力説したが、今回は白人優遇の移民政策「白豪主義」復活は主張しないという。

 2日実施の選挙で、ハンソン氏は18年ぶりに国政復帰を果たした。ワンネーション党としても上院(定数76)に複数議席を得る勢いで、国政で影響力を持つのは確実だ。イスラム過激思想の影響を受けた事件が国内でも発生し、一部有権者が同氏の過激発言に共鳴したとみられている。

930チバQ:2016/07/04(月) 21:27:18
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-160704X187.html
解散の「賭け」裏目に=与野党が多数派工作―豪総選挙
16:23時事通信

 【シドニー時事】2日に投票が行われたオーストラリアの総選挙は与野党の大接戦となり、4日時点でも、政権党を決める下院(定数150)でいずれの勢力も過半数に届いていない。上院(定数76)では、大衆迎合的な小政党が躍進。「安定政権」を狙って29年ぶりの上下両院解散に踏み切ったターンブル首相の「政治的な賭け」(豪紙)は、裏目に出た形だ。

 公共放送ABCによると、下院での獲得見込み議席は与党保守連合(自由党、国民党)68、野党労働党67で、いずれも過半数の76に達しない。10議席は、5日開票する郵送票で決まる。ターンブル首相は「郵便投票は伝統的に自由党票が多い」と自信を示すが、単独過半数は困難との見方が強い。 

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931チバQ:2016/07/05(火) 22:00:57
http://www.asahi.com/articles/ASJ6R32WLJ6RUHBI00W.html
投票終わったのに勝敗確定せず 豪総選挙、異例の大接戦

郷富佐子@シドニー郊外の投票所

2016年7月5日17時00分

■南十字星の下で

 7月2日に実施されたオーストラリアの総選挙が、大変な展開になっている。

特集:南十字星の下で

 5日午後現在、定数150議席の下院で、与党・保守連合(自由党と国民党で構成)、最大野党の労働党がともに過半数の76議席に達していない。投票日から3日たつのに、いまだに勝者が決まっていないのだ。

 過去に議席数が真っ二つとなった「ハングパーラメント(宙づり議会)」はあったが、この期に及んで議席数そのものが判明していないというのは前代未聞だ。なぜ、こんなことになったのだろうか。

 それを考えるとき、欠かせないのがオーストラリアの独特な選挙制度についての知識だ。日本人の私からみると、そこには非常に興味深い要素がたくさんあるように思えてならない。

 まず前提として、オーストラリアで投票は義務だ。正当な理由なく投票しなかった場合は、20豪ドル(約1500円)の罰金が科される。そのうえで、有権者の都合を配慮するさまざまな工夫がなされている。「投票は義務なのでしてください。でも、できるだけ投票しやすいよう、事務方もあらゆる便宜を図ります」というスタンスだ。

 今回の遅れの原因として間違いなく言えるのは、2大政党の間でかつてないほど大接戦になったことだ。接戦になるほど、精度を上げるために「全投票数」に近い票を集計する必要がある。

 関係者の名誉のために言うと、…

932チバQ:2016/07/05(火) 22:01:56
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070500674&g=int

豪総選挙、長期戦か=迫る「宙づり議会」







 【シドニー時事】2日に投票が行われたオーストラリアの総選挙で、政権党を決める下院(定数150)は5日までの開票で依然、与野党の大接戦が続いている。与野党いずれも過半数に達しない状況を見越して多数派工作も始まっており、決着は数週間後との見方も出ている。
 公共放送ABCによると、獲得見込み議席は与党保守連合(自由党、国民党)69、野党労働党67、その他5。残り9議席が未確定で、郵送や事前投票の集計が進められている。いずれも過半数76に届かず、「ハングパーラメント(宙づり議会)」に陥る公算が大きい。その場合、多数派形成に向けて無所属議員の獲得合戦となる。(2016/07/05-18:21)

933チバQ:2016/07/05(火) 22:02:51
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20160705/plt1607051658007-n1.htm
民進、長島氏で最終調整 都知事選の候補者擁立

2016.07.05

 東京都知事選の候補者擁立を巡り、民進党都連は5日、会合を開き、都議らが出馬を要請していた長島昭久元防衛副大臣を軸に最終調整することで一致した。長島氏は会合後、報道陣の取材に「重く受け止めている」と述べた。

 都連会長の松原仁衆院議員はこれまで、都の特別区長会の有志が出馬を要請した増田寛也元総務相を支援する可能性も示唆していたが、この日の会合後、「自民が応援する増田氏に同調することはできない」と話した。

 松原氏は「長島氏を軸に検討する。(参院選と同様に)野党共闘を尊重して擁立作業を進めたい」と強調した。

934チバQ:2016/07/06(水) 21:29:30
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070600548&g=int
与党がリード=過半数獲得も-豪総選挙


 【シドニー時事】2日投票のオーストラリア総選挙は6日も、政権党を決める下院(定数150)の開票が続いた。与野党いずれも過半数の76議席に達していないが、与党保守連合(自由党、国民党)が徐々にリードを広げ、過半数に届く可能性も出てきた。
 公共放送ABCによると、獲得予想議席は与党72、野党労働党66、その他5で、未確定は7議席。今週になってから開票が始まった事前投票や郵送票は「伝統的に保守連合支持票が多い」(ターンブル首相)ことから、与党の議席が伸びている。ABCの選挙分析専門家は「与党は73議席以上を獲得し、最大で76議席もあり得る」と予測する。(2016/07/06-17:52)

935名無しさん:2016/07/07(木) 21:31:29
http://www.asahi.com/articles/ASJ6R32Z8J6RUHBI00X.html
極右党首が国政に復帰「イスラム排斥」 豪上院選に衝撃
郷富佐子@ニューサウスウェールズ州ツイードヘッズ2016年7月7日17時00分
■南十字星の下で

 7月2日に投票が行われたオーストラリアの上下両院総選挙は、今も集計作業が続いている。政権の行方を決めるため、どうしても下院の方に注目が集まりがちだが、今回は上院について書いてみようと思う。

特集:南十字星の下で
 まずは基本情報から。オーストラリアの上院は定数76で任期は基本的に6年。州ごとの大選挙区で、比例代表制をとっている。六つある州にそれぞれ12議席が配分され、おおむね3年ごとにその半分が改選される。キャンベラがある首都特別地域と北部準州は2議席ずつだが半分には分けず、3年ごとにすべてが改選される。

 上院で過半数を確保するには、39議席が必要だ。選挙前の勢力図をみると、「与党・保守連合33」「労働党25」「緑の党10」「その他8」だった。与党にとっては、定数150のうち90議席を獲得して圧倒的に有利な下院と比べ、かなりきつい運営である。過半数の39にするためには、無所属系議員ら少なくとも6人の協力が必要だった。

 昨年9月に首相に就任したターンブル氏は、明らかに上院の運営にいらだっていた。法案を上院で通過させようとするたびに与党以外の議員から反発されるため、交渉と譲歩を繰り返して法案修正をしなければならない。そこで、両院を一気にすべて解散し、上院でも安定過半数を勝ち取ろうという賭けに出た。

 こうして通常なら半数改選の上院も全議席が改選され、29年ぶりの両院同時解散となったわけである。表向きの理由は「建築・建設業界を監視する委員会を再設置するための法案を通したいから」としたが、それを信じる人はまずいない。

 さて、結論から言うと、ターンブル首相は賭けに負けた。それも、完膚無きまでにたたきのめされたといっていい。まだ集計の最中ではあるが、5日現在の豪ABCテレビの政治記者による上院の新勢力図の見立ては、「保守連合30」「労働党27」「緑の党9」「その他10」となっている。

 もしこの通りになった場合、保守連合が法案を通すには「その他」の10人のうち、実に9人から協力を得なければいけない。選挙前より状況はずっと悪くなったわけだ。

 それだけではない。「その他」の中に、あの極右のポーリン・ハンソン氏(62)が入った。上院でハンソン氏率いる極右政党「ワンネーション党」の候補は最低2人、多ければ3人当選するとみられているのだ。

 ハンソン氏は1990年代、アジア移民の制限や先住民アボリジニーへの優遇策の撤廃を掲げ、「白豪主義の復活か」とも言われた人物だ。96年に下院で当選した後、ワンネーション党を立ち上げた。98年の地元クイーンズランド州の州議会選で89議席中11議席を獲得すると、オーストラリア政界に衝撃が走った。

 ハンソン氏はその後、下院選で…

936チバQ:2016/07/09(土) 13:33:32
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016070800626&g=int
ターンブル首相続投へ=野党が敗北宣言-豪総選挙
 【シドニー時事】2日投票のオーストラリア総選挙で、野党労働党のショーテン党首は8日、与党保守連合(自由党、国民党)の下院での獲得議席が「数日後に(勝敗)ラインに達するだろう」と述べ、敗北を事実上認めた。ターンブル首相の続投がほぼ確定した。
 与党側も、パイン産業相が「勝った」と断言。ただ、ターンブル首相は「国民の判断を尊重するため、集計完了を待ちたい」と勝利宣言を持ち越した。公共放送ABCによると、与党の現時点の獲得予想議席は73で、下院(定数150)の過半数(76)が視野に入っている。労働党は66、その他5で、残り6議席を確定させるため集計が続いている。

 首相が訴えた法人税減税策などの反応はいまひとつで、与党は改選前の90から議席を減らす見通し。一方、医療や教育の充実を訴えた労働党は、改選前の55から勢力を伸ばすのが確実だ。(2016/07/08-16:11)

937チバQ:2016/07/10(日) 18:23:17
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-160710X028.html
ターンブル首相が勝利宣言=政権運営難航も―豪総選挙
15:59時事通信

 【シドニー時事】2日投票のオーストラリア総選挙で、ターンブル首相は10日記者会見し、「与党が勝利した」と宣言した。与野党の接戦となり、結果判明まで1週間以上かかった。ただ、上下両院とも与党保守連合(自由党、国民党)は議席を大きく減らすのが確実。ターンブル政権は2期目に入って、一層難しい政権運営を迫られそうだ。

 集計作業はまだ継続中。公共放送ABCの開票速報によると、政権党を決める下院(定数150)の与党獲得議席は74(改選前90)。過半数(76)到達は微妙だが、既に無所属議員らの協力を取り付けた。野党労働党は66、その他5、未確定5となっている。

 リベラル派として知られるターンブル氏は昨年9月、アボット氏を追い落として首相に就任。29年ぶりの上下両院解散に打って出て、経済政策をアピールしたが、支持は広がらなかった。「賭けが裏目に出た」(豪紙)形となり、アボット氏支持の右派が巻き返しに出る可能性がある。

 上院(定数76)でも与党は苦戦し、過半数割れが確定的。大衆迎合主義の少数政党が躍進しており、環太平洋連携協定(TPP)関連法案の審議などが難航する恐れがある。また、中国との経済関係を重視する親中的な外交姿勢を首相が続けるかどうかも注目されている。

938チバQ:2016/07/10(日) 18:31:42
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20160710k0000m030096000c.html
<南スーダン>建国5年、経済疲弊…急務の和平定着
00:31毎日新聞

 「世界で一番新しい国」南スーダンは9日、建国5年を迎えた。2年続いた内戦を経て今年4月に暫定政権が発足したが、8日も140人以上が死亡する戦闘が首都で発生。経済は著しく疲弊し、内戦再燃の懸念も浮上する。現状を報告する。【ジュバで小泉大士】

 ◇インフレ深刻、続く混乱

 「インフレが急速に進み、深刻な影響が出ている。月給1000ドルが300ドルに減ったようなもの」。首都ジュバの国立ジュバ大のフィリップ・アポロ講師(44)がため息をつく。国立5大学の教授や講師は3カ月間給与が支払われず5月下旬にストを決行。先日ようやく受け取ったが、今月以降の見通しはない。「世界一」とされるインフレ率だが、基本給は据え置きだ。

 南スーダンでは公務員給与の遅配が常態化し、ストの嵐が吹き荒れる。ジュバ大ではマイクが買えず、500人の学生に大声で授業をすることもある。

 南スーダンは2011年7月9日、アフリカ54番目の国としてスーダンから分離独立。石油収入で国造りを目指したが、13年7月にキール大統領がマシャール副大統領(当時)を解任。両者の確執は出身民族ディンカ人とヌエル人の抗争に転化し、少なくとも5万人が死亡し230万人が家や国を追われた。人口のほぼ5人に1人だ。

 15年8月、両派は欧米などの仲介で和平協定に調印。散発的な衝突は続いたが、マシャール氏が16年4月にジュバに戻り第1副大統領に就任し、暫定統一政権が誕生した。

 だが、昨年1ドル=3南スーダンポンドだった為替レートは同40ポンドに暴落し、5月のインフレ率は295%だ。生活必需品や燃料は入手困難で、闇市場に人々が群がる。産油量の半減や原油価格の下落で、赤字まみれの政府は機能まひに陥っている。

 今年は独立記念日の式典を中止。電力不足で空港管制は機能せず兵士の給与も払えない。「代金は大統領に請求しろ」。6月中旬、市場から食料品を奪った軍服姿の男らは、そう言い残したという。

 国際社会に経済再建への支援を呼びかけるが、米国などは経済改革や和平協定の履行をまず要求する。マクエイ情報相は和平合意の履行が進まないのは財政難が原因と強調。「現状は独立時に描いていた姿からほど遠いが、どの国であろうと建国後にたどってきた道だ」と主張した。

939チバQ:2016/07/10(日) 18:32:02
◇陸自PKO、緊張なお

 南スーダンの内戦で、陸上自衛隊の施設部隊が参加する国連の平和維持活動(PKO)は大幅な軌道修正を余儀なくされてきた。日本の安全保障関連法で可能となった「駆け付け警護」が自衛隊員に適用される初の現場となる可能性もあるが和平の行方は未知数だ。

 ジュバの外れのPKO本部。真っ黒に日焼けした自衛隊員が、国連を意味する「UN」の文字が付いた重機を操作していた。竹中弘毅1尉(37)は「日本に頼んで良かったと思ってもらえる仕事をしたい」。派遣されているのは陸自第7師団(北海道千歳市)など10次隊約350人。正面ゲート前の道路整備や避難民キャンプの外壁造りなどを行う。

 日本政府は国造りの支援で12年1月から陸自施設部隊を派遣したが、南スーダンは独立から2年半で内戦に突入。陸自部隊が拠点とするジュバ市内の国連施設にも避難民が押し寄せた。一時は周辺で銃声が響き全隊員に武器携行命令が出た。国連は市民保護をPKOの最重要任務に変更。陸自隊員も避難民への医療活動を行った。現在、活動は国連施設内に限られる。隊員は「状況が許せば外に出て、インフラ整備などを行いたい」と話した。

 だが、独立記念日前日の8日にジュバの大統領府の周辺で銃撃戦が発生。地元ラジオは9日、146人の死亡が確認されたと伝えた。キール大統領は8日「南スーダン国民であると認識して初めて国家の発展がある」と団結を呼びかけた。

 石油収入の分配が絡む州分割問題や政府軍と反政府部隊の統合など対立の火種は多い。住民虐殺の責任を追及する国際法廷の設置でも政権幹部の意見は食い違う。「問題山積だが解決の政治的意志を感じない」とジュバ大のジェームズ・オクック教授。和平監視団を率いるモハエ・元ボツワナ大統領も「期待していた進展は見られない」と言う。暫定政権の任期は30カ月。18年の選挙が近づくほどキール派とマシャール派の緊張は高まっていく。

940チバQ:2016/07/10(日) 19:03:50
http://www.sankei.com/world/news/160710/wor1607100021-n1.html
2016.7.10 16:04
【豪州総選挙】
「われわれが勝った」マルコム・ターンブル首相が勝利宣言 野党も敗北認め…投票9日目にようやく決着?

 【シンガポール=吉村英輝】大接戦となったオーストラリア総選挙(2日投開票)で、与党保守連合(自由党、国民党)を率いるマルコム・ターンブル首相は10日、記者会見し、「われわれが選挙に勝った」と述べ、勝利を宣言した。開票作業は続いているが、最大野党・労働党のビル・ショーテン党首も10日、敗北を認めた。だが、保守連合は上下両院とも議席を大きく減らすのが確実で、ターンブル政権は難しい政権運営を強いられそうだ。

 オーストラリア放送協会(ABC)の10日時点の判定では、下院(定数150)の議席数は保守連合74、労働党66、その他5。5議席が未確定だが、ABCによると、保守連合がそのうち2議席の獲得を確実にし、過半数を確保した。

 ショーテン氏は10日の記者会見で、与党が過半数を握って「政権を担うのは確実だ」と述べる一方、国内雇用確保などの選挙公約を与党に迫っていく姿勢を示した。ターンブル氏にも電話をかけ、敗北を認めた。

 ターンブル氏は昨年9月、党内でアボット前首相を追い落とし首相に就任。29年ぶりに上下両院を解散して総選挙に踏みきり、経済政策をアピールしたが、支持は広がらなかった。

941チバQ:2016/07/10(日) 19:22:03
http://www.afpbb.com/articles/-/3093470
南スーダンの首都ジュバで戦闘、兵士150人以上死亡
2016年07月10日 08:21 発信地:ジュバ/南スーダン
【7月10日 AFP】建国5周年を9日に迎えた南スーダンの首都ジュバ(Juba)で8日、激しい戦闘があり、少なくとも同国兵士150人が死亡した。ジュバは緊張に包まれているという。

 世界で最も新しい独立国である南スーダンで発生した今回の戦闘は、2013年12月に内戦が勃発し、和平協定の締結以降も戦闘が続く同国への新たな打撃となった。

 反政府勢力のリーダーから副大統領になったリヤク・マシャール(Riek Machar)氏の報道官、ローマン・ニアルジ(Roman Nyarji)氏は「死者は150人を超えた」と述べ、マシャール副大統領派とサルバ・キール(Salva Kiir)大統領派の双方の死者はさらに増える恐れがあると付け加えた。

 同報道官は、8日の戦闘ではマシャール副大統領とサルバ大統領のそれぞれの警護隊が全面的に交戦したため、死者はさらに増えるとの見方を示した。

 8日の戦闘は、キール大統領とマシャール副大統領が大統領府で会談した際、両氏の警護隊の間で銃撃戦になった。銃撃戦が30分間ほど続いた後、重火器も使われ始め、ジュバ市内の数か所で機関銃や砲撃の音が鳴り響いたという。戦闘は8日の日没後に収束した。

 キール大統領とマシャール副大統領は、8日の戦闘について「不幸な事件だ」とコメントした。緊張が残る首都ジュパでは9日厳重な警備体制が敷かれ、街を歩く市民はまばらだという。

 英国など各国政府は自国民に対し、可能ならば南スーダンを出国するか、屋内にとどまるよう勧告している。

 過去数年間と違い、今年は資金不足のため独立記念日の公式記念祝賀行事は行われないという。

 南スーダンでは2015年8月、内戦終結のための和平協定が結ばれたが、和平プロセスは進展しておらず、統一政府が樹立されたにもかかわらず戦闘は続いている。

 ジュバで戦闘が起きたのは、和平協定の一環として両派の部隊がジュバ市内に展開した今年4月では今回が初めて。

 2年以上続いている南スーダンの内戦は多数の死者を出し、300万人近くが避難生活を強いられ、約500万人が食料の緊急支援に頼っている。

 南スーダンは人道危機と共に貨幣価値の暴落と制御不可能のインフレによる経済危機に見舞われている。同国の主な収入源であった石油産業は崩壊し、周辺地域の町も内戦で破壊された。(c)AFP

942チバQ:2016/07/10(日) 19:24:57
http://www.afpbb.com/articles/-/3092890
「地獄へようこそ」、リオ警察が空港で抗議デモ 観光客困惑
2016年07月05日 10:39 発信地:リオデジャネイロ/ブラジル
【7月5日 AFP】五輪開幕まで約1か月となったブラジル・リオデジャネイロ(Rio de Janeiro)の空港で4日、警察官らが「地獄へようこそ」と書かれた横断幕を掲げ、給与未払いの現状に抗議した。殉職した警察官に見立てたマネキンも置かれ、動揺する観光客の姿も見られた。

 抗議デモが行われたのは、8月5日に開幕する五輪に向け、観光客約50万人の主な玄関口となるアントニオ・カルロス・ジョビン国際空港(Carlos Jobim International Airport、ガレオン国際空港)。デモには、警察官や消防士ら100人以上が参加した。

 職員らが掲げた横断幕には、「地獄へようこそ。警察と消防士には給料が支払われていない。リオデジャネイロに来る人は誰も安全ではない」と書かれていた。

 今年に入り、リオデジャネイロでは殉職した警察官が50人を超えている。床に並べられた制服姿のマネキンは、これらの殉職者を象徴するものだ。

 抗議に参加したベテラン警察官のネトさん(56)は、「市民や外国人観光客にブラジルの現実を知ってもらうためにここにいる」と語った。

 リオデジャネイロ州の財政難を背景に、リオの警察官らは先週から始まった抗議デモを通じて、給与が何か月も十分に支払われていない現状を訴えている。

 リオデジャネイロでは16年第1四半期、殺人事件の発生件数が、前年に比べて15%増加。路上強盗など、殺人以外の犯罪も増えており、1日には44万5000ドル(約4500万円)相当の五輪取材向けテレビ機器を搬送していたトラックが襲撃される事件も起きたばかりだ。

 抗議デモを目の当たりにした観光客は、「素晴らしい都市として知られるリオなのに…」と、警察官らによる「歓迎」に困惑した様子だった。

 報道によると、連邦政府による緊急支援を受けた州政府は4日、救急隊員や教師、病院職員、刑務官らに対して、未払い分の支払い手続きを開始したという。(c)AFP/Sebastian Smith and Madeleine Pradel

943チバQ:2016/07/10(日) 19:25:30
http://www.afpbb.com/articles/-/3092888
アルビノの「避難所」、タンザニアのウケレウェ島
2016年07月05日 11:10 発信地:ウケレウェ/タンザニア
【7月5日 AFP】タンザニア・ビクトリア湖(Lake Victoria)に浮かぶウケレウェ島(Ukerewe Island)の夜明けから1時間後。57年間の人生で、焦げ付くような日光に色素のない肌を痛めつけられてきたアルフォンス・ヤコボ( Alphonce Yakobo)さんは、自宅前で元気に落ち葉を掃いていた。

 ヤコボさんは「今が一日の中で一番いい時間なんだ。一日が始まるが、太陽はまだ上がっていない」と話す。あと数分で、つば広の帽子とサングラスを身に付け、露出した肌全体にたっぷりと日焼け止めを塗らなければならない時間になる。

 アルビノ(先天性色素欠乏症)のヤコボさんは体内でメラニン色素を生み出せないため、肌や髪、目に色素がなく、太陽光から身を守れない。他のアルビノの人たちと同じく、ヤコボさんは視力が弱く、皮膚がんになりやすい。

 しかし、太陽だけがアルビノの人々の脅威ではない。

 タンザニアやマラウイなどのサハラ以南のアフリカ諸国の一部では、アルビノの人々の体の一部は薬や幸運と富をもたらすお守りになると信じられており、ブラック・マーケットで売買するため殺害され体を切断されている。

 カナダの慈善団体「アンダー・ザ・セイム・サン(Under The Same Sun)」は、タンザニアで近年発生した161件のアルビノの人々に対する襲撃事件を記録。そのうち76件は殺人で、アフリカで最も多かった。

 しかし、ウケレウェ島は比較的安全だ。島の魚屋で働いているというヤコボさんは「過去には恐怖を感じていたこともあったが、今は神に感謝している。夜に、銃なしで眠れるからね」と話した。

 地元の人々によると、アルビノの人々の家族が、その特異な容姿は呪いのためだと考えてアルビノの人たちを島に残して行ったことが始まりだった。

 ウケレウェ・アルビノ協会(UAS)によると、人口20万人のウケレウェ島で暮らしているアルビノの人は75人。割合は、国全体の平均とおおむね同じだ。

 慈善団体「アンダー・ザ・セイム・サン」タンザニア支部のビッキー・ヌテテマ(Vicky Ntetema)氏によると、タンザニアの他の場所と同様、アルビノの人々の遺体を墓から掘り出そうとする盗掘者が島に来たこともあった。2007年には、髪が白いアルビノの男性1人が襲撃され呪術に使うため髪を切られた。

 ただ、島のアルビノのコミュニティーの代表、ラマダン・ハリファ(Ramadhan Khalifa)さんは「アルビノが殺されたことは一度もない」と強調した。

 もっとも、身体的な暴力はまれでも、差別はよくみられる。

 黒い肌のハディジャ・ナムトンド(Hadija Namtondo)さん(30)には4歳になるアルビノの息子がいる。ナムトンドさんは「この子の父親は息子の肌の色が気に入らず、私たちを捨てたのです」と語った。(c)AFP/Nicolas DELAUNAY

944チバQ:2016/07/10(日) 19:29:59
http://www.afpbb.com/articles/-/3093483
海抜4100メートルの極寒の地に刑務所開設、ペルー
2016年07月10日 17:43 発信地:リマ/ペルー
【7月10日 AFP】骨まで凍り付くような寒さの中、ソーラーパネルが光を反射している。誰もが夢見るような行き先ではないが、恐らくそれが狙いなのだろう。ペルーのアンデス(Andes)山脈に9日、新しい刑務所が開設された。

 この刑務所がある海抜4100メートルのパスコ(Pasco)県コチャマルカ(Cochamarca)は日中でも気温は10度程度にまでしか上がらず、夜になると氷点下14度まで冷え込む。

 新刑務所の収容能力は1224人。刑務所がある町の人口をわずかに下回る数字だが、雇用を創出するとして地元では歓迎されている。住民の多くは農業に従事している。寒い季節に家畜に餌をやるのは非常に大変な作業だ。

 ペルーの刑務所の収容能力は著しく不足している。先月の大統領選で当選したペドロ・パブロ・クチンスキー(Pedro Pablo Kuczynski)元首相は、4万人分に達している刑務所の収容能力不足の改善を公約に掲げていた。新刑務所の寒さは厳しいが、受刑者には収容能力不足の方が酷かもしれない。

 今月28日に任期が終わるオジャンタ・ウマラ・タッソ(Ollanta Humala Tasso)大統領は、新刑務所よりさらに高い海抜4500メートル以上に位置する極寒の地チャラパルカ(Challapalca)とヤナマヨ(Yanamayo)にある刑務所の閉鎖を検討するよう求めた国連(UN)機関の要請を拒否していた。(c)AFP

945チバQ:2016/07/10(日) 23:48:06
http://mainichi.jp/articles/20160711/k00/00m/030/161000c
南スーダン
「内戦に逆戻り」銃撃戦で死者272人に

毎日新聞2016年7月10日 22時28分(最終更新 7月10日 23時18分)

【ヨハネスブルク小泉大士】南スーダンの首都ジュバで10日、政府軍と反政府勢力との間で銃撃戦が相次いだ。同国は2011年に独立したが13年に内戦が発生。和平合意に基づき今年4月、暫定政権が発足したばかり。英BBCによると、反政府勢力を率いるマシャール第1副大統領の報道官は「内戦に逆戻りした」と語った。

 ロイター通信によると、死者は先週以降、民間人33人を含む計272人に達した。10日も早朝から国連平和維持活動(PKO)の本部があるジュベル地区で、激しい銃撃や砲撃が続き、第1副大統領派の兵士が宿営地を構えるグデレ地区などでも銃撃戦があった。マシャール氏の報道官は、マシャール氏の邸宅も攻撃されたと明らかにした。

 南スーダンでは13年末からキール大統領派の政府軍と、マシャール氏を支持する反政府勢力が対立し、内戦状態が続いた。今年4月に双方が参加する暫定政権が発足し、和平定着を目指していた。

 これまでジュバ周辺の治安は比較的安定していたが、7日にジュバ市内で両派の銃撃戦があり、5人が死亡。独立記念日前日の8日には大統領府周辺などで戦闘があり、約150人が死亡。暫定政権が発足して以来、最悪の事態となった。戦闘はいったん収まったが、10日に再び起きた。

 両派による報復合戦の様相を呈し、戦闘は拡大している。キール氏とマシャール氏は平静を呼びかけたが、地元記者は「兵士の統率がきかなくなっている」と指摘した。

 国連安全保障理事会やアフリカ連合(AU)は9日、非難声明を発表し、戦闘停止と緊張緩和を促した。南スーダンでは陸上自衛隊の施設部隊がPKOに参加し、ジュバを拠点に道路整備などをしている。

946チバQ:2016/07/11(月) 22:16:02
http://www.sankei.com/world/news/160711/wor1607110034-n1.html
2016.7.11 18:26

南スーダン対立再燃「戦争状態に戻った」 国連安保理、即時停戦を要求
 【カイロ=大内清、ニューヨーク=上塚真由】南スーダンの首都ジュバで7日以降、再燃したキール大統領派とマシャール第1副大統領派との戦闘は11日も続いた。ロイター通信によると、死者は10日までに270人を超し、マシャール氏の報道官は英BBCに「戦争状態に戻った」と述べた。

 国連安全保障理事会は10日、両派の戦闘行為を非難し、即時停戦を求める報道声明を発表した。また、現地で活動する南スーダン派遣団(UNMISS)の増強を検討するなど必要な措置をとることも確認した。

 ロイターによると、一連の戦闘でPKOに参加する中国人隊員1人が死亡。陸上自衛隊の施設部隊も宿営地を置くジュバのPKO施設には、国連の保護を求める市民数百人が避難した。陸自部隊約350人は宿営地にとどまるよう指示を受けた。国際協力機構(JICA)関係者ら在留邦人約80人について、被害は確認されていない。

 南スーダンは2011年、欧米の後押しを受けてスーダンから分離独立したが、13年にキール氏がマシャール氏を副大統領職から解任したことなどをきっかけに内戦状態に陥った。両氏は15年夏に和平で合意し、今年4月にはマシャール氏を第1副大統領に迎えた統一政府が発足した。

 しかし、キール氏とマシャール氏はその後も権力の配分などをめぐり対立。今月7日以降、再び緊張が高まり、10日には両氏の会談中に両勢力が交戦する事態に発展した。

947チバQ:2016/07/11(月) 22:16:44
http://www.sankei.com/world/news/160711/wor1607110037-n1.html
2016.7.11 19:58

南スーダン、和平合意破綻なら人道危機伴う内戦の恐れも
【カイロ=大内清】2011年に独立を果たした南スーダンで、再びキール大統領派とマシャール第1副大統領派の緊張が高まっている。同国が抱える民族対立は根深く、今回の戦闘で和平合意が破綻すれば、深刻な人道危機を伴う内戦に発展する恐れもある。

 南スーダンは11年7月、20年以上にわたったスーダン内戦の和平合意に基づく住民投票でスーダンから独立。新政府では、独立闘争を主導したスーダン人民解放運動(SPLM)主流派のディンカ人であるキール氏が大統領に、ヌエル人のマシャール氏が副大統領に就き権力の均衡を図った。

 ただ、言語や文化が異なる数十の黒人系民族で構成される南スーダンはもともと一枚岩ではなく、スーダン内戦当時から内紛も頻発してきた。特にヌエル人などのマシャール氏派には、キール氏がディンカ人を優遇し権力掌握を進めているとへの強い不満があった。

 13年末には両派の対立が本格的な武力衝突に発展。その中では、両派による少年兵徴用や他民族の大量殺傷などが報告されている。

 スーダン内戦を終結に導いた05年の和平合意では、欧米が南スーダン側を強く後押しした。そこには、イスラム教徒が多数派のスーダンに対し、南スーダンにはキリスト教徒が多いことからくる連帯感情や、南スーダンの石油資源への関心も作用したとみられる。

 独立が決まった11年の投票では、住民に新国家作りに向けた高揚感があった。一方で、SPLM兵士らの武装解除や他民族への不信払拭などが進まぬ中で“見切り発車”的な独立となったこともまた間違いない。同国は15年の和平合意を受け、キール氏とマシャール氏が権力を分け合う体制にいったんは戻っているが、これらの不安定要因は一向に解消されていない。

948とはずがたり:2016/07/11(月) 22:54:09
悪臭放つアフリカ連合(AU)も解体せよ
Disband the African Union
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/07/au.php
2016年7月11日(月)18時15分
ジョージ・アイッティー(米自由アフリカ財団理事長)

<形だけEUをまねたアフリカ連合(AU)は大失敗で、設立以来15年、何一つ達成していない。ならず者国家も破綻国家も加盟し放題、加盟国で戦争犯罪や不正選挙があっても内政「不干渉」、そして「1マイルの道路も作らなった」という非効率。イギリスの離脱でEUが再出発を求められている今、AUも作り直す必要がある> (写真右は、2010年、リビアのトリポリで第3回EU・アフリカ首脳会議を主催したカダフィ)

 イギリスのEU離脱は、EUとイギリスばかりでなく、アフリカにとっても新しい始まりだ。

 アフリカ大陸の国々は大半が1960〜1970年代に独立したばかりなので、これれまでひたすら西欧の政治制度をまねてきた。バチカンにサンピエトロ大聖堂があれば、コートジボワールの首都ヤムスクロにはそれより大きいバシリカ大聖堂が建つ。フランスに皇帝がいたと聞けば、ジャン・ベデル・ボカサのように2500万ドルをかけて即位式を行い中央アフリカ帝国皇帝になった者もいる。アメリカに宇宙センターがあるなら、ナイジェリアにも作る。人口の半分以上が1日1.25ドルで生活している国が、宇宙センターに8900万ドルを費やした。アフリカ大陸を覆う「輸入品」の残骸のなかでも、いちばんひどい悪臭を放っているのがEUをまねたAU(アフリカ連合)だ。

 少なくとも世界経済危機の頃から、そしてイギリスがEU離脱を決めた国民投票の後はとくに、EUはヨーロッパのために機能し得ないことがはっきりした。アフリカの指導者も、EUをまねただけの虚飾の塊がアフリカのためにならないことを認めるべきだ。

アフリカ大統領になろうとしたカダフィ
 AUは2001年に設立された。植民地時代以来の初の汎アフリカ機関だったOAU(アフリカ統一機構)の後を継いだ。AUを構想したのはリビアのムアマル・カダフィ将軍(当時)だ。自らを「王の中の王」と称していたぐらいだから、アフリカ合衆国の最初の大統領になろうという妄想を抱いていたとしてもおかしくはない。新組織の目標は、国際社会に対してアフリカが統一戦線を張ることと、大陸の開発をスピードアップすることだ。だがAUは組織設計のまずさから最初から躓いた。権力が集中しているのに求心力は弱く、組織として機能しなかったのだ。

 AUの意思決定権はAU委員会に集中している。AU委員会は、EU委員会に相当する行政組織で、政策を提案し、AU議会などの決定を執行する。AU委員会は予算も管理し、加盟国はその政策提案に対して何の影響力もない。54カ国と2000以上の民族が集まる大組織のなかでは、中央に権力が集まり過ぎていた。AU委員会の力はほとんど疑惑や陰謀を生み出すだけで、最後は加盟国の抵抗に合った。

 誰にでも加盟を許したのも勘違いだった。EUに加盟するためには厳しい政治的経済的条件を満たさなければならないが、AUには、どんな「ならず者国家」も破綻国家も入ることができた。実際、出資金の滞納で前身のOAUを追放されるべきだった18カ国も、カダフィが滞納分を立て替えて加盟させていた。AUはまた加盟国の内政には不干渉を貫いている。戦争犯罪や人権侵害を犯した政府を怖がらせないようにするためだ。その結果今では、モロッコを除くすべてのアフリカ諸国がAUのメンバーになっている。

 当然ながら、AUは設立来の15年間でほとんど何も達成していない。年1回の首脳会議では荒唐無稽なコミュニケを発表するだけで、あとは恥知らずの独裁者同士でシャンペンを酌み交わし、互いの長寿を讃え合うのが恒例だ。2011年にリビアが内戦状態に陥ると、AUは首脳会議議長を務めるギニアのテオドロ・オビアン・ンゲマ・ンバゾゴ大統領を派遣した。アフリカでも最長記録を誇る独裁者オビアン・ンゲマを、紛争収拾と「民主化への移行」を助けるために送ったのだ。

 AUはこれまでに1度も外交的に紛争を解決したことがないし、AUが平和維持軍を送った先では、スーダンのダルフールにしろソマリアにしろマリにしろ、一向に和平はこない。

949とはずがたり:2016/07/11(月) 22:54:30
>>948-949
 AUでは民主主義の定義も一致しない。AUの判定では、どんな選挙も「自由で公平」になる(最近、反政府の指導者を投獄したルワンダやウガンダ、コンゴなどを非民主的と非難することも、AUの高邁な「不干渉主義」に違反することになるのだから)。

 AUは経済政策でも無能だった。AUは自らの本部ビルを建てるお金もなかったので、エチオピアのアジスアベバに建設されたピカピカのビルの建設費2億ドルは中国に払ってもらった。

 もちろん、腐敗した独裁者なら支払えただろう。たとえばスーダンのオマル・ハッサン・アフメド・アル・バシル大統領の資産は推定90億ドル。アンゴラ大統領の長女、イザベル・ドス・サントスでさえ個人資産は32億ドル。

 だが、本当に恥辱なのは本部の中で行われていること、あるいは行われていないことだ。AUは市場統合と道路、線路、通信などのインフラ建設を進めることで工業化を促進する役割を担っていた。そして、どちらにも見事に失敗した。

アフリカ版マーシャル・プランも失敗
 AUの惨憺たる「実績」のなかで唯一明るい部分があるとすれば、2001年に発表した「アフリカ開発のための新パートナーシップ(NEPAD)」だろう。IMF(国際通貨基金)や世界銀行などの指図を受けずにアフリカがアフリカのために作った経済政策だ。主としてインフラ開発のために、西側から640億ドルの資本を呼び込むことに成功した。

 だが「アフリカ独自」を打ち出しながらも、NEPADは実は、第2次大戦後にヨーロッパを復興したアメリカのマーシャル・プラン(欧州復興計画)を下敷きにしていた。言うまでもなく、戦後のヨーロッパとアフリカは似ても似つかない。アフリカでは壊れたものを修復するのではなく、制度やインフラを一から作らなければならない。ナイジェリアの政治家で元国連アフリカ経済委員会事務局長のアデバヨ・アデデジが2002年に言ったように、「マーシャル・プランはアフリカのような低開発市場ではうまくいかない。アフリカに必要なのは新しいビルで、ビルの復旧でも再建でもない」

道路1マイルも作らず
 2003年、当時AU議長だった南アフリカのターボ・ムベキ大統領は、NEPADは失敗の危険に直面していると認めた。大半のアフリカ諸国には、大規模の投資を効率的に活用する能力がなかったからだ。3年後、NEPADは死の床にあった。投資はほとんど実行されなかった。当時セネガルの大統領でNEPADの生みの親の一人であるアブドゥライ・ワッドは2006年の記者会見で言った。「NEPADはわずか1マイルの道路も作らなかった」

 アフリカは盲目的に西側をまねするのをやめ、自らの伝統や遺産をモデルにするべきだ。アフリカは優れた統治の歴史がある。緩やかな連合、長の下での合意に基づいた参加型民主主義、自由な市場......。すべてのアフリカ帝国は、マリ、ガーナ、ジンバブエ、かつてのゾンガイ帝国(今の西サハラ)などもそうだが、権限の移譲と権力分散による連合体になっていた。同様に市場も植民地時代以前のアフリカではどこにでもあったし、価格も管制ではなく取引によって決まった。

 中央集権化して誰も言うことをきかないAUのような組織の代わりに、上から選択肢を押しつけるのではなく各国が互いに利害を調整する緩やかな連合体が必要だ。こうした連合体は、厳しい加盟条件を課さなければならない。政治経済の決定や将来のビジョンを共有するには、共通の基盤が必要だ。最低でも、各メンバーは民主主義国でアフリカの遺産でもある自由市場、自由企業、自由貿易を旨としなければならない。

 イギリスのEU離脱はEUの終わりを早めたかもしれないが、アフリカはこれを新たな始まりと見るべきだ。AUは、外国製の制度がアフリカには合わないことを証明した。幸い、よりよいモデルはアフリカ自身の裏庭に見つけることができる。

From Foreign Policy Magazine

950チバQ:2016/07/12(火) 00:16:11
http://www.afpbb.com/articles/-/3093512
南スーダン首都で新たな戦闘、数千人避難 安保理が自制呼び掛け
2016年07月11日 10:25 発信地:ジュバ/南スーダン
【7月11日 AFP】(更新、図解追加)南スーダンの首都ジュバ(Juba)の市内数か所で10日、サルバ・キール(Salva Kiir)大統領を支持する政府軍とリヤク・マシャール(Riek Machar)第1副大統領派の反政府勢力との間で激しい戦闘が再発し、数千人が避難した。

 南スーダンでは8日にも短時間ながら火器による激しい交戦があり、双方で推定計150人が死亡していた。10日の戦闘による死傷者の詳細は不明。

 南スーダンは前日の9日に建国5周年を迎えたばかりだった。2013年12月に始まった内戦の終結に向けた和平交渉は難航しており、戦闘再発は新たな打撃となった格好だ。

 国連(UN)によると迫撃砲や携行式ロケット弾、地上攻撃用の重火器が使用され、武装ヘリコプターや戦車も展開したとされる。

 こうした中、ケニアやスーダンと含む周辺国の指導者は戦闘の停止を呼び掛けた。11日にケニアのナイロビ(Nairobi)で特別首脳会議を開く予定だ。

 国連も戦闘の再発を非難し、潘基文(バン・キムン、Ban Ki-moon)事務総長は「衝撃を受け、がくぜんとした」と述べた。

 国連安全保障理事会(UN Security Council)は10日、情勢の緊迫化を受けて緊急会合を開き、キール大統領派とマシャール第1副大統領派の双方に「それぞれの勢力の自制に最大限取り組む」よう求める声明を全会一致で採択。また周辺諸国に対して、南スーダンに平和維持部隊を追加派遣し、ジュバで再発した戦闘の終結を促すよう要請した。(c)AFP

951チバQ:2016/07/12(火) 21:38:09
http://mainichi.jp/articles/20160712/k00/00e/030/129000c
南スーダン
大統領と反政府勢力が即時停戦に合意

毎日新聞2016年7月12日 10時21分(最終更新 7月12日 10時21分)
 【ヨハネスブルク小泉大士】内戦再燃の危機に直面している南スーダンのキール大統領と反政府勢力トップだったマシャール第1副大統領が11日、即時停戦に合意した。ただ末端の兵士の統率が取れておらず、実効性は不明だ。

 政府軍と元反政府勢力の戦闘は7日以降、首都ジュバで断続的に続き、銃弾や砲弾が飛び交う大規模な市街戦に発展していた。

 現地からの情報によると、政府スポークスマンのマクエイ情報相は11日夕、国営放送でキール氏が政府軍兵士に停戦を命じたと発表。マシャール氏の報道官も同日夜、「副大統領が配下の司令官に戦闘停止を指示した」と明らかにした。

 市内では一部兵士による略奪行為なども報告されており、政府軍参謀長は兵士に兵舎へ戻るよう命令。「従わない場合は逮捕する」(軍報道官)としている。

 キール氏とマシャール氏は8日にも共同で声明を発表し、兵士らに自制を呼びかけた。だが、その後も激しい衝突が繰り返されただけに、停戦合意が事態の収拾につながるかを疑問視する声もある。

 これまでの戦闘で少なくとも270人が死亡。急速な治安の悪化を受けて、新たに数千人の市民が国連施設や教会などに避難した。 日本政府は自衛隊のC130輸送機を派遣し、在留邦人を退避させる準備を進めている。現地に滞在する国際協力機構(JICA)関連の外国人の避難にも協力するという。

952チバQ:2016/07/12(火) 21:41:55
http://mainichi.jp/articles/20160713/k00/00m/030/069000c
南スーダン
即時停戦合意 大統領と副大統領、混乱収拾へ

毎日新聞2016年7月12日 20時53分(最終更新 7月12日 20時53分)

【ヨハネスブルク小泉大士】南スーダンの首都ジュバでキール大統領派とマシャール第1副大統領派が衝突し12日までに少なくとも270人が死亡した戦闘に関し、キール大統領のアテニー報道官は同日、毎日新聞の電話取材に「大統領と副大統領は協力関係を維持することを決めた。(昨年8月の)和平協定は崩壊していない」と語った。両氏は11日に混乱収拾のため電話協議し停戦で合意したという。

 一方、国連の潘基文(バン・キムン)事務総長は11日、ニューヨークの国連本部で記者会見し、国連安全保障理事会に南スーダンへの武器禁輸と戦闘当事者への制裁を科すよう促すと明らかにした。また、現地に派遣されている国連平和維持活動(PKO)部隊へのヘリコプターなどの配備も認めるよう求めた。

 地元記者によると、ジュバでは12日午前の段階で銃声はやみ、前日まで展開していた戦車や攻撃ヘリは見られなくなったが、道路は閑散としているという。国連施設などに避難した市民の一部は帰宅を始め、政府も日常生活に戻るよう市民に呼びかけている。停戦発表後の11日夜も一部で銃声が聞こえたが、衝突はなかったもようだ。

 軍への統率が利かなくなっているとの見方をアテニー報道官は否定し「政府軍兵士は大統領の命令に従い兵舎に戻った」と述べた。

 潘事務総長はキール氏とマシャール氏に「治安を維持する倫理的、政治的な責任がある」と訴えた。また、PKOの中国人隊員2人らの死亡に関し南スーダン政府を非難した。国連安保理は12日にも再度、対応を協議する予定だ。国連によると、7日以降の戦闘で約3万6000人が避難した。

 マクエイ情報相は12日、国営放送を通じ、閉鎖していたジュバの空港を再開すると発表した。在南スーダン日本大使館によると、在留邦人の退避については市内の治安状況などを考慮しながら検討するという。

953とはずがたり:2016/07/13(水) 15:41:55
俺基本的にどこの地域でも独立支援派だけど,現実はこんなもんだなぁ。。

<南スーダン>即時停戦合意 大統領と副大統領、混乱収拾へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160712-00000089-mai-m_est
毎日新聞 7月12日(火)20時54分配信

 【ヨハネスブルク小泉大士】南スーダンの首都ジュバでキール大統領派とマシャール第1副大統領派が衝突し12日までに少なくとも270人が死亡した戦闘に関し、キール大統領のアテニー報道官は同日、毎日新聞の電話取材に「大統領と副大統領は協力関係を維持することを決めた。(昨年8月の)和平協定は崩壊していない」と語った。両氏は11日に混乱収拾のため電話協議し停戦で合意したという。

 一方、国連の潘基文(バン・キムン)事務総長は11日、ニューヨークの国連本部で記者会見し、国連安全保障理事会に南スーダンへの武器禁輸と戦闘当事者への制裁を科すよう促すと明らかにした。また、現地に派遣されている国連平和維持活動(PKO)部隊へのヘリコプターなどの配備も認めるよう求めた。

 地元記者によると、ジュバでは12日午前の段階で銃声はやみ、前日まで展開していた戦車や攻撃ヘリは見られなくなったが、道路は閑散としているという。国連施設などに避難した市民の一部は帰宅を始め、政府も日常生活に戻るよう市民に呼びかけている。停戦発表後の11日夜も一部で銃声が聞こえたが、衝突はなかったもようだ。

 軍への統率が利かなくなっているとの見方をアテニー報道官は否定し「政府軍兵士は大統領の命令に従い兵舎に戻った」と述べた。

 潘事務総長はキール氏とマシャール氏に「治安を維持する倫理的、政治的な責任がある」と訴えた。また、PKOの中国人隊員2人らの死亡に関し南スーダン政府を非難した。国連安保理は12日にも再度、対応を協議する予定だ。国連によると、7日以降の戦闘で約3万6000人が避難した。

 マクエイ情報相は12日、国営放送を通じ、閉鎖していたジュバの空港を再開すると発表した。在南スーダン日本大使館によると、在留邦人の退避については市内の治安状況などを考慮しながら検討するという。

954とはずがたり:2016/07/14(木) 12:53:25
仲裁判決尊重求める=ASEMで中国に-比
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016071400282&g=int

 【マニラ時事】フィリピン外務省は14日、声明を発表し、15日からモンゴルで開催されるアジア欧州会議(ASEM)首脳会議で、南シナ海問題の仲裁裁判所判決を取り上げ、「判決を当事者が尊重する必要性」について訴える方針を明らかにした。首脳会議の場で中国に対し、判決の尊重を求めるとみられる。
 比側の「全面勝訴」となった仲裁裁判所の判決が出た後、比政府が中国に尊重を求める姿勢を示したのは初めて。中国政府はASEMに関し「南シナ海問題と直接の関係はなく、議論する場ではない」と主張しているが、比外務省は声明で「南シナ海に関する平和的でルールに基づいた比側の方針についても討議する」とした。(2016/07/14-12:04)

955とはずがたり:2016/07/17(日) 19:32:56
女性の王位継承者めぐり騒動、インドネシア・ジョグジャカルタ
http://www.afpbb.com/articles/-/3094126
2016年07月15日 17:00 発信地:ジョグジャカルタ/インドネシア

【7月15日 AFP】インドネシア・ジョグジャカルタ(Yogyakarta)のスルタン(イスラム王侯)が見守る中、凝った衣装に身を包み、優雅なジャワの音楽に合わせて踊る臣下たち──実質的な政治的権力を持つインドネシア最後のスルタン、ハメンクブウォノ10世(Hamengku Buwono X)の70歳の誕生日を祝う式典の様子だ。

 これは、インドネシアの小さな王国で数世紀にわたって行われてきた至って普通の光景だが、5月に行われた式典は、これまでのそれとは明らかに様子が違っていた。多くの親族が、出席を拒否したためだ。

 ハメンクブウォノ10世がジョグジャカルタ初の女性君主として、長女を後継者に指名したことに反発した親族らが、式典への出席を拒んだのだ。

 インドネシアのそれぞれの州では、民主的に選ばれた首長が存在し、スルタンはほぼ名誉職的な地位となっている。ジョグジャカルタ特別州のみスルタンが知事を兼務している。

 ここでは現在、男子の嫡子がいないハメンクブウォノ10世が長女を後継者に指名したことで、これまで女性君主が存在しなかったジョグジャカルタの数百年にわたるイスラム教の伝統、そして保守的なスルタン制が覆されかねないとして王族の間に異論が噴出している。

■「おんどり」か「めんどり」か

 ハメンクブウォノ10世のいとこであるカンジェン・ラデン・トゥムングン・ジャティニングラット(Kanjeng Raden Tumenggung Jatiningrat)氏はAFPに対し、「女性のスルタンはあり得ない。王宮にはおんどりのシンボルがあるが、女性スルタンが誕生すれば、それをめんどりに変えるのか?」と語った。ここでは、おんどりは勇気を象徴するシンボルだ。

 同氏はまた、モスクでの儀式やその他の式典は伝統的に男性が取り仕切ることとなっているため、女性スルタンでは無理だとコメントした。

■「ここはイスラム王国だ」

 ハメンクブウォノ10世は、変更の正当性を主張しており、何をもってしても体制の変更を止めることはできないとしながら、インドネシアの近代化に順応する必要性を説いている。

 地元メディアに対しては、「ジョグジャカルタの王宮には、変更できない世襲制度という伝統はない。そしてすべてのスルタンは制度を変えることができる」と語った。

 しかし、親族や地元のイスラム系組織などからは、ハメンクブウォノ10世の考えに反対する声も上がっている。

 地元の強硬派イスラム組織「イスラミック・ジハード・フロント(Islamic Jihad Front)」のメンバーは、「ハメンクブウォノ10世は伝統を守るべきだ。なぜなら、ここはイスラム王国だからだ」と語気を強めた。

 ただ、インドネシア全体では、これが初の女性君主ではない。現在はイスラム教徒が多数派だが、ヒンズー教徒や仏教徒の王国も数世紀にわたって存在しており、約300の少数民族もいる。

 13世紀後半から数世紀にわたり、現在のインドネシアの大部分と重なる領域に栄えたマジャパヒト(Majapahit)王国では、複数の女性の君主が存在した。また、スマトラ(Sumatra)島西部アチェ(Aceh)にあったイスラム王国にも女性スルタンがいた。

 ただ、この後継者をめぐる騒動は当面おさまる気配はなく、ハメンクブウォノ10世の戴冠記念日と誕生日を祝う5月の式典にも暗い影を落とした。

 式典を欠席したハメンクブウォノ10世の義理の兄弟は、「いまや王族の9割はスルタンを尊敬していない」と感情をあらわにした。(c)AFP/ Olivia Rondonuwu

956チバQ:2016/07/19(火) 20:11:54
http://news.biglobe.ne.jp/international/0718/jj_160718_5980235594.html

ラッド豪元首相、出馬へ意欲=国連事務総長選


時事通信7月18日(月)17時42分
[.]

 【シドニー時事】オーストラリアのラッド元首相が、国連事務総長選に出馬する意向を豪政府に通知した。ビショップ外相が18日テレビ番組で、立候補に必要な政府指名を求められたと明らかにした。
 ラッド氏は2007〜10年と13年に労働党政権で首相を務めた。与党保守連合(自由党、国民党)政権内には、ラッド氏指名に否定的な声がある。ターンブル首相は記者会見で「内閣で検討する」と述べるにとどめた。 

[時事通信社]

958とはずがたり:2016/07/19(火) 21:05:08
“なければ創る”!新インバウンド需要創出へ 経産省とカード各社が訪日客の消費行動分析に乗り出す
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160719-00010000-nkogyo-ind
日刊工業新聞電子版 7月19日(火)11時58分配信

 クレジットカード関連大手各社は、ビッグデータの利活用で連携する。経済産業省主導で「VISA」など国際ブランドが規定する加盟店情報の入力フォーマットを統一し、データを内閣官房などが提供する「地域経済分析システム(RESAS)」に反映させる。訪日外国人旅行者(インバウンド)の消費動向を的確につかめ、カード会社などがマーケティングに活用できる。官民一体でインバウンド需要を取り込み、地方創生の礎となる観光産業振興を後押しする。

 経産省にワーキンググループ(WG)を設置。ビザ・ワールドワイド・ジャパン、マスターカード、三井住友カード、三菱UFJニコス、ユーシーカード、楽天カードが参加し、19日に第1回会合を開く。年内にデータ標準化指針を策定する。統一する入力情報は加盟店の名前や都市名、郵便番号、業種コードなど。商品データなどは除く見込み。ローマ字など入力形式も決める。

 国際ブランド各社は加盟店開拓会社(アクワイアラ)に対し、送信する売り上げデータのフォーマットを規定している。すでにこのデータを、産業構造や人口動態などに関するビッグデータを集約して可視化するRESASに提供して、消費行動を分析している。ただフォーマットがふぞろいで業種や住所、売り場情報などが判別しにくかった。

 WGでの議論を通じて、各社が協調できる領域までフォーマットを統一し、データベース(DB)を整備する。実現すればカード会社の新ビジネスの創出を促進する可能性も高い。

 訪日外国人旅行者数は2015年に約2000万人だった。10年間で3倍に膨らんでいる。政府は20年に訪日外国人旅行者数4000万人を目指し、インバウンド需要喚起に向けたキャッシュレス化推進を成長戦略に盛り込んだ。クレジットカードを安全に利用できる環境整備やビッグデータ利活用を進める方針を示している。

959チバQ:2016/07/19(火) 21:29:41
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-160718X258.html
防衛産業相を新設=ターンブル首相、新内閣発表―豪
07月18日 17:45時事通信

 【シドニー時事】オーストラリアのターンブル首相は18日記者会見し、近く発足する新内閣で防衛産業相を新設し、パイン産業相が横滑りで就任すると発表した。仏企業が選ばれ、日本勢は受注を逃した次期潜水艦開発計画を担当する。

 ビショップ外相、モリソン財務相、ペイン国防相ら主要閣僚は留任で、改造は小幅にとどまった。与党内の右派からは、昨年9月の党首選でターンブル氏に追い落とされたアボット前首相の閣僚登用を求める声があったが、退けられた。

 2日に投票された総選挙は多くの選挙区で与野党の接戦となり、18日時点も集計が続く。公共放送ABCによると、政権党を決める下院(定数150)での与党保守連合(自由党、国民党)獲得議席は76で、辛うじて過半数に到達した。

960とはずがたり:2016/07/19(火) 21:39:39
2016年 06月 17日 09:44 JST
ベネズエラが非常事態:食品略奪で死者続出、中国に債務返済延期を要請か/注目トピックス 経済総合
http://jp.reuters.com/article/idJP00093300_20160617_00220160617?rpc=223

深刻な経済危機に見舞われているベネズエラでは、食品略奪などで4人の命が奪われたと報じられている。原油輸出に依存している同国の経済が原油相場の急落で危機状態に陥っており、インフレ加速と食料品・生活物資不足でスーパーマーケットの前で長時間の行列を並んでも食品を手に入らないことが背景にある。

また、電力不足で政府部門では週に数回家での待機制が導入されており、政府の機能も麻痺していると批判されている。

こうした中、ベネズエラは援助をし続けている中国に対し、追加の支援を要請していると報じられている。海外メディアによると、ベネズエラは中国と交わした原油・資金交換プログラムについて、資金の償還期限の延長を中国に要請しているという。これにより、国営ベネズエラ石油(PDVSA)のキャッシュフローが30億米ドル増加し、この金額はベネズエラ国内の原油生産の縮小がもたらす損失に相当すると試算されている。

なお、中国は2007年から同プログラムを通じてベネズエラに対し、約500億米ドルの資金を支援している。原油価格の下落に伴い、ベネズエラがより多くの原油を支払うことになっている。

《ZN》

961とはずがたり:2016/07/20(水) 20:40:51

ブラジルの過激派がISISに忠誠誓う、南米で初めて
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/07/isis-71.php
BRAZIL EXTREMISTS 'DECLARE LOYALTY TO ISIS' WEEKS BEFORE OLYMPICS
2016年7月20日(水)16時00分
ルーシー・クラーク・ビリングズ

<リオ五輪を3週間後に控え、ブラジルの過激派組織がISISの傘下に。テロ対策は間に合うか> (写真は、リオデジャネイロのオリンピック施設をパトロールするブラジル陸軍兵士) 

 ブラジルの過激派組織がISIS(自称「イスラム国」、別名ISIL)への忠誠を宣言したと、地元メディアが伝えた。リオ・デジャネイロ五輪の開幕まで、3週間を切っている。

 南米の組織がISIS支持を表明するのは初めて。ロシアで開発された暗号化通信アプリ「テレグラム」上で「アンサール・ヒラーファ・ブラジル(Ansar al-Khilafah #Brazil)」という広報チャンネルを立ち上げ、ISISの指導者アブ・バクル・アル・ バグダディへの忠誠を表明した。

【参考記事】ロシア製メッセンジャーアプリ「テレグラム」、ISISの宣伝手段に

 イスラムテロ組織を監視する米団体「SITEインテリジェンスグループ(SITE Intelligence Group)によると、次のようなメッセージも書きこまれていた。「フランス警察でさえテロを阻止できないなら、ブラジルの警察にどんな訓練を施したところで役に立つはずがない」

 ブラジルと国際社会の間で、テロ対策の連携が進んでいるのを踏まえたものだ。

ニーステロ受け警戒強化
「オリンピックを間近に控え、忠誠を誓う投稿があった」と、SITEを統括するリタ・カズはツイートした。「ISISの西欧系の外国語サイトは、ブラジルのポルトガル語サイトも含めて、質も通信速度も劇的に向上している」

【参考記事】暗雲漂うリオ五輪を襲った7つの嫌なニュース

 フランス南部ニースで14日に起きたトラック突入テロを受けて、ブラジルの主要空港では安全対策が強化された。ニースでは、革命記念日を祝う人混みに大型トラックが突っ込み、84人が死亡した。

962チバQ:2016/07/23(土) 13:19:54
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016072300043&g=int

大統領選、決選投票入りへ=暫定結果を修正-サントメ・プリンシペ
 【サントメAFP=時事】西アフリカ・ギニア湾の島国サントメ・プリンシペ選管当局は22日、同国で17日に行われた大統領選で「有効投票の過半数を獲得する候補はいなかった」と発表した。決選投票が行われる見通しという。
 投票日の夜に発表された暫定結果では、独立民主行動党のエバリスト・カルバリョ候補が得票率50.1%で、同24.8%だった現職のダコスタ大統領らを抑え首位だった。これが確定すれば決選投票なしで勝利が決まっていたが、選管は在外有権者の票などを算定し、結果を修正したと説明した。
 ダコスタ氏は暫定結果に異議を表明していた。選挙の最終結果は、選管でなく憲法裁判所が確定する。(2016/07/23-05:16)

963チバQ:2016/07/23(土) 13:29:31
http://www.sankei.com/world/news/160722/wor1607220019-n1.html
2016.7.22 09:30更新


国連事務総長選の初回非公式投票 ポルトガル元首相のグテレス氏がトップ
【ニューヨーク=上塚真由】今年末に任期満了を迎える国連の潘基文(パンギムン)事務総長の後任候補選出で、事実上の選出権限を持つ安全保障理事会(15カ国)は21日、12人の候補者への1回目の非公式投票を行った。安保理関係者によると、ポルトガル元首相で、前国連難民高等弁務官のグテレス氏が最多の支持票を獲得した。

 投票では15カ国が「支持」「不支持」「意見表明なし」のいずれかを表明。グテレス氏が12カ国の支持でトップに立ち、2位は11カ国支持のスロベニアのトゥルク前大統領となった。

 国連には初の女性事務総長待望論があったが、1、2位は男性だった。女性候補では、国連教育科学文化機関(ユネスコ)のボコバ事務局長(ブルガリア)が9カ国、ニュージーランド出身のクラーク国連開発計画(UNDP)総裁が8カ国の支持をそれぞれ集めた。

 候補が絞り込まれた段階で行われる投票で、拒否権を持つ常任理事国が1カ国でも反対すれば自動的に落選となる。

964チバQ:2016/07/23(土) 13:37:28
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016072300049&g=int

ウガンダへ避難2万6千人超に=南スーダン

 【ベルリン時事】国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の報道官は22日、南スーダンでキール大統領派とマシャール副大統領派の衝突が始まった今月7日以降、隣国ウガンダに逃れた住民の数が2万6000人を超えたと明らかにした。
 11日に両派の停戦が発効したが、難民らは戦闘が今も続き、武装集団による略奪や市民の殺害も行われていると訴えているという。21日には一日で最も多い8000人以上がウガンダに入った。(2016/07/23-05:47)

965チバQ:2016/07/23(土) 13:40:42
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016072200192&g=int
次期国連総長、前難民弁務官に最多支持=安保理で予備投票
 【ニューヨーク時事】国連安保理は21日、年末に退任する潘基文事務総長の後任12候補に対し、理事国の支持の度合いを測る1回目の予備投票を行った。AFP通信によると、ポルトガル元首相のアントニオ・グテレス前国連難民高等弁務官(67)が支持票12票を得てトップに立った。
 次点はスロベニアのダニロ・トゥルク前大統領で、11票の支持を得た。ブルガリアのイリナ・ボコバ国連教育科学文化機関(ユネスコ)事務局長、セルビアのブク・イェレミッチ元外相、マケドニアのスルジャン・ケリム元外相がいずれも支持票9票を得た。ニュージーランド前首相のヘレン・クラーク国連開発計画(UNDP)総裁は8票だった。
 日本を含む理事国15カ国は無記名で、12候補について「支持」「不支持」「意見なし」のいずれかを選択した。極端に支持の少なかった候補は出馬見直しを迫られる流れとなる。安保理は何度かの予備投票を経て最終的に候補を1人に絞り、秋の総会に推薦する見込み。(2016/07/22-09:42)

966チバQ:2016/07/26(火) 12:36:32
http://www.sankei.com/world/news/160726/wor1607260008-n1.html
2016.7.26 08:51

南スーダン、大統領が反政府派率いた副大統領更迭 戦闘再開の懸念も
 南スーダンのキール大統領は25日、元反政府勢力トップのマシャール第1副大統領を更迭し、後任に、同勢力の幹部だったタバン・デン氏を任命した。フランス公共ラジオが伝えた。

 同勢力の一部がマシャール派から分裂したとみられる。大統領・デン派とマシャール派の対立が深まるのは不可避で、戦闘の再開が懸念される。

 キール氏は声明で「元反政府勢力側の推薦」によって任命したと強調し、デン氏が元反政府勢力トップになったとの認識を示した。

 南スーダンの首都ジュバでは8日、大統領派とマシャール派の間で270人以上が死亡する戦闘が発生した。双方は11日の停戦命令に従い、戦闘は止まったが、マシャール派は市外に拠点を移した。

967チバQ:2016/07/26(火) 22:02:35
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20160727k0000m030041000c.html
<南スーダン>第1副大統領を解任 元反政府派トップ
18:59毎日新聞

<南スーダン>第1副大統領を解任 元反政府派トップ
南スーダンのマーシャル第1副大統領(左)。中央はキール大統領=2016年7月8日、AP
(毎日新聞)
 【ヨハネスブルク小泉大士】南スーダンのキール大統領は25日、元反政府派トップで所在不明のマシャール第1副大統領を解任すると発表した。

 現地情報によると、後任は元反政府派のタバン・デン前鉱山相。同氏は第1副大統領の交代をキール大統領に要請。キール氏が大統領令に署名した。

 今回の交代劇にマシャール派は猛反発している。「元反政府派内のクーデター」(地元記者)との見方もあり、情勢が一気に緊迫する恐れがある。

 マシャール氏は今月、政府軍と元反政府派の戦闘が再燃した後に首都ジュバを離れ、大統領の帰還要請にも応じていなかった。

 キール氏はマシャール氏抜きで和平合意を継続する意向だ。

http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-160726X310.html
副大統領を解任=マシャール派が分裂―南スーダン
15:02時事通信

 【ロンドン時事】南スーダンからの報道によると、キール同国大統領は25日、マシャール副大統領を解任し、後任にマシャール派のタバン・デン・ガイ前鉱物相を任命した。しかし、首都ジュバを離れて潜伏中のマシャール氏側はこれを認めておらず、同派は分裂状態に陥っているもようだ。

 デン・ガイ氏は、政府軍とマシャール派の内戦終結に向けた昨年の和平合意に至る交渉で、同派の首席交渉担当者だった。マシャール氏が先週、デン・ガイ氏を鉱物相から解任したのに対し、同派の一部がデン・ガイ氏を首都にいないマシャール氏に代わる派閥の指導者とすると決定。キール大統領は、その「推薦」に従い、デン・ガイ氏を副大統領に任命したと主張している。

 しかし、マシャール氏の指揮下にある同派の「政治局」はデン・ガイ氏の指導者就任を認めず、「和平合意を破壊するものだ」とデン・ガイ氏らを強く非難した。

968チバQ:2016/07/26(火) 22:03:03
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20160726k0000m030024000c.html
<南スーダン>元反政府派が内部分裂…対立複雑化
07月25日 19:35毎日新聞

 【ヨハネスブルク小泉大士】政府軍と元反政府勢力が衝突し数百人が死亡した南スーダンで、元反政府派の内部分裂が表面化した。マシャール第1副大統領が不在の間に、同派の一部が突然「リーダー交代」を宣言。対立の構図が複雑化することで、混乱に拍車がかかるのは必至だ。

 元反政府勢力トップのマシャール氏は今月11日の停戦宣言後も、身の危険を理由に姿を見せず、潜伏先も明らかにしていない。

 現地からの情報によると、キール大統領は21日に声明を発表。マシャール氏に48時間以内に首都ジュバに戻るよう求めた。だが、マシャール氏は帰還について、周辺諸国の部隊による治安維持が条件とする主張を崩していない。

 こうした中、元反政府勢力の一部は23日にジュバで会議を開き、タバン・デン鉱物相を新たなリーダーに選んだと発表した。

 タバン氏は内戦下で元反政府勢力の交渉団代表を務めた人物。マシャール氏の不在による政治的空白を解消するため「代わりに副大統領を務める」としている。

 一方、マシャール氏の報道官は即座に会議は無効だと主張。「マシャール氏を失脚させるための陰謀だ」と批判し、タバン氏の解任を宣言した。キール大統領の報道官は「和平合意は破綻していない」と言うが、相次ぐ衝突と分裂で、4月に船出したばかりの暫定政権の先行きは一段と不透明になった。

969チバQ:2016/07/27(水) 19:51:33
http://www.afpbb.com/articles/-/3094561
南スーダン兵士が市民を性的暴行か、国連

2016年07月20日 14:50 発信地:国連本部/米国

【7月20日 AFP】国連(UN)の報道官は19日、南スーダンの首都ジュバ(Juba)にある国連の平和維持活動(PKO)部隊の基地近くで、軍服姿の南スーダン兵士が市民に対して性的暴行をはたらいたとする報告があったと発表した。

 報告については、国連の南スーダン派遣団(UNMISS)が現在調査中で、ファルハン・ハク(Farhan Haq)国連事務総長副報道官は、「事実であれば戦争犯罪になるだろう」と述べた。

 またハク報道官は、南スーダン当局はUNMISSに対し、飛行許可を拒否したり職員に嫌がらせをしたりするなどして、活動を妨害しているという。

 ジュバの国連基地には約2万9000人の市民が避難しており、市内の別の国連施設にも3000人が避難している。

 南スーダンでは今月激しい戦闘が起き、昨年締結された和平協定が崩壊し、2013年に勃発した内戦が激化するという懸念が生じている。

 18日にはアフリカ各国の首脳が南スーダンに防衛部隊を配備することで合意し、国連の派遣団よりも強固な活動を行うとした。(c)AFP

970チバQ:2016/07/27(水) 23:00:44
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/sports/20160727-567-OYT1T50086.html
ルセフ大統領、リオ五輪開会式欠席…政治対立で
22:46読売新聞

 【リオデジャネイロ=吉田健一】ロイター通信は26日、弾劾に問われ停職中のブラジルのルセフ大統領が、8月5日に行われるリオデジャネイロ五輪開会式への出席を見送ることを決めたと報じた。

 大統領側近の話として伝えた。弾劾を進めるテメル大統領代行(副大統領)との政治的対立が背景にあるとみられる。

 ルセフ氏は一時は出席に前向きな姿勢を見せていたが、最近のフランスメディアとのインタビューで「2番目の地位で参加するつもりはない」と語っていた。

 ルセフ氏の後見人で五輪誘致に成功したルラ前大統領も欠席する方針。

971チバQ:2016/07/31(日) 01:17:00
http://www.sankei.com/world/news/160730/wor1607300003-n1.html
2016.7.30 17:00
【国連】
東欧出身の女性候補、親中派のイリーナ・ボコバ氏は次期事務総長になれるのか 初の女性登板に関心は高いが得票は低調のようで…

 国連の次期事務総長選で女性候補の「熱き戦い」に関心が高まっている。12人の立候補者中、女性はヘレン・クラーク前ニュージーランド首相ら半数の6人を占め、国連内では約40カ国から成る「女性事務総長を作る会」が活発な応援活動を展開。だが7月21日に行われた1回目の非公式投票(ストローボール)で女性候補は国連教育科学文化機関(ユネスコ)のイリーナ・ボコバ事務局長(ブルガリア)の3位が最高と総じて低調だ。女性は今後どこまで票を伸ばせるか。

 今回の事務総長選のポイントを、米紙ニューヨーク・タイムズ電子版(21日)は「過去70年間、男性が支配してきた総長職に女性を選出させる機運と、不可解だった選考過程をより公にすること」の2点と解説する。1945年の創設以来、8代目で今年末に任期終える潘基文(パン・ギムン)氏まで事務総長は全て男性。その選び方も「密室内で行われていた」などとの批判が集まった。そのため今回は、「初の女性」に加えて「初の東欧出身者」の登板にも期待がかかる。

 今回の選挙に当たって女性をもり立てようとの機運が高まり、4月には候補者の初の公開ヒアリングも行われた。その後、候補者は増えて12人となり、うち女性が6人、東欧出身者は男女含め8人となった。「女性事務総長を作る会」は非公式投票前日の20日、女性選出が「変革のシグナルとして、長年続いた性差別を正す重要な一歩。国連のガバナンスに過去と違うアプローチと新しい視点をもたらし、女性の権利と機会向上をより強固にする」との声明を出していた。

 非公式投票(ストローポール)は、国連安全保障理事会に参加する理事国15カ国(常任理事国5カ国=米国、英国、フランス、中国、ロシア)+非常任理事国10カ国(アンゴラ、マレーシア、ベネズエラ、ニュージーランド、スペイン、エジプト、セネガル、ウクライナ、ウルグアイ、日本)が、無記名で各候補に「支持」「不支持」「意見なし」の投票を複数回、繰り返す。

 安保理の表決には15カ国のうち9カ国の賛成が必要で、常任理事国は拒否権を発動できる。事務総長選の非公式投票では、不支持が多かった候補が自ら退いていく形で本命が絞られる。

972チバQ:2016/07/31(日) 01:17:25
 21日の第一回の結果は米紙ニューヨーク・タイムズ電子版(21日)など各紙報道を総合すると、トップはグテレス元ポルトガル首相(支持12票-不支持0票-意見なし3票)。2位がトゥルク前スロベニア大統領(支持11票-不支持2票-意見なし2票)、3位がボコバ氏(支持9票-不支持4票-意見なし2票)だった。ボコバ氏は共に本国での外相と、共に国連総会議長の経験を持つセルビアのイェレミッチ氏、マケドニアのケリム氏が、ほぼ同数の支持を得て追う構図となっている。

 クラーク氏は現在は国連開発計画(UNDP)総裁を務め、一時は本命視されていたが、その次の6位(支持8票-不支持5票-意見なし2票)と低調。あとの女性候補は下位グループで「賛成票と反対票が混在した」(米紙ニューヨーク・タイムズ電子版)。
 8位がアルゼンチンのスサナ・マルコラ外相(支持7票-不支持4票-意見なし4票)、次いでコスタリカのクリスチアーナ・フィゲレス国連機構変動枠組み条約前事務局長(支持、不支持、意見なしとも5票)、モルドバのナタリア・ゲルマン前外相(支持・不支持とも4票-意見なし7票)と続き、最下位はクロアチアのベスナ・プシッチ前外相(支持2票-不支持11票-意見なし2票)。

 結果を見る限り、今回の事務総長選では、国連における実務の遂行能力が評価対象となったもようだ。トップのグテレス元ポルトガル首相は前国連高等難民弁務官で、欧州を中心とした難民問題への対応に期待が高まる。2位のトゥルク前スロベニア大統領は、国連大使や国連事務総長補佐官として、国連の内部を知り尽くしている。共に国家元首を経験しておりリーダーシップも折り紙付きだ。

 女性で最も上位のボコバ氏には、中国やロシアの支持が背景にあるとの見方がもっぱらだ。両国とも常任理事国で拒否権を発動でき、その動向は選挙の結果を大きく左右する。

973チバQ:2016/07/31(日) 01:17:51
 ボコバ氏は中国がユネスコの記憶遺産に申請した「南京大虐殺文書」を登録する最終決定を下し、北京で行われた抗日戦争勝利70周年記念行事にも出席した。冷戦時代にモスクワの教育機関に留学し、ロシアとの関係も良好とされる。いっぽうで米英など西欧諸国に警戒された側面もありそうだ。

 米経済誌フォーブスは毎年、独自の集計で公表している「世界で最も影響力のある女性100人」2016年版で、ボコバ氏を89位に選出した(1位はメルケル独首相)。同誌は「女性であることに加え、初の東欧出身の事務総長となる可能性が追い風になった」と解説。ボコバ氏は4月のヒアリングではユネスコの事務局長らしく、女性への教育の重要さや、人権を守ることに予算を充てたい旨の意見を発表している。

 いっぽうクラーク氏は同誌ランキングでは22位。ニュージーランド首相を経て国連の「事実上のNO3」ともいわれるUNDP総裁を務めており、「国連で最もパワフルな女性」と紹介されている。英紙ガーディアン電子版(7月21日)の取材に対してクラーク氏は国連を「平和と治安維持活動において上手にやってきたとはいえない」「旧態依然の官僚機構がテロと戦う力の重しになった」などと痛烈に批判。欧米の支持を得る一方で、中国やロシアなど一部理事国に疎まれた可能性もありそうだ。

 ただ投票は今後も繰り返される。その間に各国間の駆け引きが活発化し、意外な逆転劇もありそうだ。

974チバQ:2016/07/31(日) 16:45:57
http://www.sankei.com/world/news/160731/wor1607310008-n1.html
2016.7.31 11:27更新
チュニジア議会がシド首相を不信任決議 政治混乱懸念も


 チュニジアからの報道によると、同国議会は30日、シド首相に対する不信任決議案を賛成多数で可決した。カイドセブシ大統領が今後、新首相候補を指名し、新内閣が発足する見通し。経済危機や高失業率を解決できないとして、シド内閣への批判が高まっていた。議会は217議席で、不信任賛成は118票、反対は3票で、残りは棄権などだった。

 大統領が先月、経済や治安の課題に迅速に対応するため新たな統一内閣が必要だと公言したが、シド氏は拒否していた。

 シド氏は15年2月に首相に就任、アラブの春後の政権移行プロセスを経て誕生した挙国一致型の連立政権を主導してきた。

 移行プロセスをめぐっては、国内4団体でつくる「国民対話カルテット」が各勢力の融和を促し民主化に貢献したとして、昨年のノーベル平和賞を受賞。相次ぐテロ事件で主要産業の観光業が打撃を受けるなどして景気は低迷。今年1月には国内各地で政府に対する抗議デモが起きた。(共同)

975とはずがたり:2016/08/01(月) 18:44:36
五輪直前、また全国デモ=政治混乱収束せず―ブラジル〔五輪〕
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-160801X100.html
09:21時事通信

 【リオデジャネイロ時事】リオデジャネイロ五輪の開幕が迫ったブラジルで7月31日、停職中のルセフ大統領の退陣を求める全国デモが行われた。300万人超が参加し過去最大となった3月の全国デモより規模は小さかったが、五輪開催地リオでは海外の注目を意識した英語のプラカードが目立ったほか、参加者から「問題山積で五輪どころではない」と訴える声も上がった。

 ブラジル上院は来週にも、政府会計の不正操作で追及を受けるルセフ氏への弾劾裁判開始の是非を問う投票を行う。昨年から続く政治混乱は収束せず、南米初のスポーツの祭典に暗い影を落としている。

 リオのデモはビーチバレー会場近くの海岸で行われた。手作りの聖火を手にした歯科医エロン・メロさん(35)は、ルセフ氏に加え、在職中に五輪招致を成功させたルラ前大統領も批判。「医療や教育環境の改善が五輪より大切だ」と主張した。ただ、ルセフ氏らを批判する一方で五輪開催には前向きな参加者も多く、会社員フェリペ・ムレーさん(35)は「世界の注目が集まる。政治を変えるきっかけにしてほしい」と語った。

 ルセフ氏の支持者も各地で集会を開いた。弁護士シモーニ・ハベロさん(48)は、政治の混乱が五輪ムードの停滞につながっていると指摘しながらも、「五輪に罪はない。選手には頑張ってほしいし、開幕後は国民の盛り上がりも最高潮になる」と笑った。

976チバQ:2016/08/01(月) 22:31:01
http://www.sankei.com/world/news/160801/wor1608010028-n1.html
2016.8.1 21:41
【ブラジル情勢】
ルセフ大統領、弾劾裁判の敗色濃厚に 罷免「もう避けられない」 労働党指導部との溝深まる

 【リオデジャネイロ=佐々木正明】国家会計の粉飾が疑われ、職務停止となったブラジルのルセフ大統領が弾劾裁判で罷免されるとの観測が強まっている。地元紙グロボが7月31日、報じた。同紙によると、ルセフ氏が所属する労働党(PT)幹部も「敗色濃厚」を認め始めており、ルセフ氏が失職する可能性が日増しに高まっている。

 グロボによれば、PT幹部が、ルセフ氏の大統領罷免は「もう避けられない」と認めた。さらに、ルセフ氏の政治的な恩師のルラ前大統領も、ルセフ氏が周囲と調和を取ることができず、政権への逆風をさらに強めたとして公然と非難をし始めたという。

 8月2日から上院で弾劾手続きの最終審議が始まり、リオデジャネイロ五輪期間中も審議は継続。16日ごろとみられた結審は最長で9月上旬にずれ込む見通しだ。上院(81議席)の3分の2にあたる54議員が弾劾に賛成すれば、ルセフ氏は失職する。

 一方、ルセフ氏は外国メディアの取材で、弾劾問題は自らに非があるのではなく、「PT指導部の責任だ」と主張。これに対し、PT指導部は2018年の次回大統領選挙に向けて、貧困層やリベラル層に根強い人気のあるルラ氏を大統領候補に立てて捲土重来を図りたい考えで、ルセフ氏との溝が深まっている。

 ただ、弾劾手続きについて「クーデターであり、最後まで闘う」としてきたルセフ氏もこれ以上、抵抗を続ければ傷口がさらに広がるため、「弾劾裁判の結審を前に辞任する可能性がある」との指摘もある。

 ブラジルの政情不安は開幕目前の五輪にも影を落とす。ブラジル民主運動党(PMDB)を率いるテメル大統領代行は、政敵のルセフ氏の弾劾問題を開幕までに決着させ、自らが正式な大統領として「五輪外交」を展開する青写真を描いていた。地元紙は、5日の開会式は、テメル氏が大統領代行という肩書のため、リオ訪問を見送った首脳がいるとも報じた。

 しかし、テメル氏としては、パラリンピックが始まる9月7日までには問題を幕引きし、訪れる各国の要人や参加者を新大統領として迎え、世界にアピールしたい思惑もあるようだ。

977チバQ:2016/08/01(月) 23:33:06
http://www.asahi.com/articles/ASJ8124MPJ81UHBI009.html
「大統領たたき出せ」五輪直前のブラジル、各地でデモ
リオデジャネイロ=田村剛2016年8月1日10時34分

 五輪の開幕を5日に控えたブラジルの各地で7月31日、弾劾(だんがい)手続きで職務停止中のルセフ大統領の退陣を求めるデモがあった。大会が開催されるリオデジャネイロでは、観光地のコパカバーナ海岸に人々が集結。汚職スキャンダルや経済低迷への国民の不満が高まるなか、「五輪反対」を訴える人たちもいた。

リオオリンピック
 「ジルマ(ルセフ)をたたき出せ!」。外国人の姿が目立つコパカバーナでは、大音量の演説が英語で行われた。ルセフ氏は政府会計の粉飾に関わったとして弾劾手続きの対象となり、今年5月、最大180日間の職務停止処分となった。上院で行われる弾劾裁判の結果は五輪閉幕後の8月下旬〜9月初旬に出る見通しで、市民の間には裁判でルセフ氏を罷免(ひめん)するよう求める声が根強い。

 「私たちに五輪はいらない」と書かれた紙を掲げる人たちもいた。公立病院や学校は不足したままで、治安も一向に改善していない。デモに参加したロジレニ・ロペスさん(50)は「五輪開催の余裕はない。教育や病院の充実など、ほかにすることがあるはずだ」と訴えた。(リオデジャネイロ=田村剛)

978チバQ:2016/08/04(木) 21:47:25
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASJ84436GJ84UHBI01P.html
豪州総選挙、上院で極右躍進 投票後1カ月で集計終了
19:34朝日新聞

 オーストラリア選挙委員会は4日、7月2日に行われた上下両院総選挙の集計作業を終えた。上院(定数76)では与党・保守連合(自由党、国民党)が議席を減らした一方、極右政党「ワンネーション党」から4人が当選。与党は厳しい政権運営を迫られることになった。

 発表によると、上院の確定議席は保守連合30、労働党26、緑の党9、その他11。保守連合は改選前から3議席減らし、上院で法案を通すには、与党以外から最低9人の賛同が必要となる。上院の運営を有利にしようと29年ぶりに両院同時解散に踏み切ったターンブル首相だが、改選前よりさらに状況は厳しくなった。

 ワンネーション党のポーリン・ハンソン党首(62)は、1990年代にアジア移民の制限や先住民への優遇策撤廃などを掲げ、「白豪主義の復活か」と言われた。ハンソン氏は今回、イスラム教徒の排斥などを訴え、18年ぶりに政界復帰を果たした。上院で4人が当選した同党は、「その他」の小政党内では最大の派閥となった。

 大接戦だった下院(定数150)の公式結果は保守連合76、労働党69、緑の党1、その他4。与党がぎりぎりで過半数を確保したが、地元メディアは「与党議員は1人も病欠が許されない」と揶揄(やゆ)している。(シドニー=郷富佐子)

979とはずがたり:2016/08/05(金) 17:15:44
俺は保守は毛嫌いしてるしコスモポリタンたらんと思ってるから性善説に立つけど,現在の中国に性善説で接する事が出来るのは鳩山先生ぐらいのものである(;´Д`)

「英中蜜月」の終わり──英国でも日本でも米国の国益に反した政権は崩壊する - 木村正人 欧州インサイドReport
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160803-00174831-newsweek-int
ニューズウィーク日本版 8月3日(水)17時0分配信

対米関係をおろそかにして対中関係を重視した政権は短命に終わることが多い。中国主導のAIIBに参加したり、中国も出資する原発を建設しようとするなど、キャメロン前政権時代に経済優先で親中に舵を切ったイギリスも、いま軌道修正を迫られている

 安倍晋三首相は先の参院選で快勝し、宿願の憲法改正に向けて大きく前進した。戦後日本の長期政権を振り返ると、いくつかの共通項がある。佐藤栄作、中曽根康弘、小泉純一郎、そして安倍首相といずれも親米政権だ。次に倒閣運動を起こす強力なライバルが党内に見当たらない。そして参院自民党を牛耳るドンの支持を得ていることだ。第3の要件は2012年に再起を果たした第2次安倍政権から消失した。安倍首相1人に権力が集まり、官邸主導が強まっているからだ。

 民主党の鳩山由紀夫元首相を例に上げるまでもなく、対米関係をおろそかにし、対中関係を重視した政権は必ずと言って良いほど短命に終わる。驚異的な経済成長を遂げ、南シナ海や東シナ海で米軍の同盟国に揺さぶりをかける中国は、米国にとって真の脅威だ。これ以上、中国に経済力と軍事力をつけられるとさすがの米国でも手に負えなくなる日がやって来る。そんな懸念からオバマ米大統領は日米同盟を強化し、欧州諸国にも中国を利するのは止めるよう釘を刺してきた。

 米国の国益に背いた政権が倒れるというのは日本だけでなく、どうやら英国にも当てはまるようだ。ジョージ・W・ブッシュ元米大統領とトニー・ブレア元英首相が主導したイラク戦争の是非を検証した独立調査委員会(ジョン・チルコット委員長)の報告書はブレアの対米追従を浮き彫りにしたが、米国の国益に逆らって「英中蜜月」を推進したデービッド・キャメロン前首相も、ジョージ・オズボーン前財務相も政治の表舞台から完全に姿を消した。

AIIBへの参加表明で墓穴

 オバマは「英国が欧州連合(EU)から離脱すると、米国との貿易交渉は一番後回しになる」とEUへの残留を求めたが、英国民は国民投票でEU離脱を選択した。残留派キャンペーンの先頭に立ったキャメロンとオズボーンの退場はその責任を取った形だが、次期首相の最有力候補だったオズボーンの芽はこれで完全に潰れた。オズボーンこそ、米国の忠告を無視して先進7カ国(G7)の中でいち早く中国のアジアインフラ投資銀行(AIIB)への参加を表明して流れをつくり、米国を激怒させた張本人なのだ。さらには人民元の国際化を後押しし、中国の原発計画参入にまでゴーサインを出した。

 以前にディナーで隣になった英原子力エネルギー公社の最高幹部が「政治体制が異なる中国に原発新設を任せることはありえない」と断言していただけに、キャメロンとオズボーンの決断には衝撃を覚えた。「ホワイトホール」と呼ばれる英国の官庁街の通信は、中国の通信機器メーカー、ファーウェイ・テクノロジーズ(華為技術)が担っている。ロンドンの有力シンクタンクの発表でも「中国は信頼できるパートナーだ」という主張が無批判に展開され、日本人ジャーナリストの質問は無視されることは少なくない。

 その潮目が変わったと直感したのは、エリザベス女王がバッキンガム宮殿で催された5月の園遊会で、国賓として英国を公式訪問した中国の習近平国家主席一行について「非常に非礼」と漏らしたときだ。世界中のメディアが女王の発言を報道した。今から振り返ると、中国が南シナ海の人工島建設や軍事拠点化を止めない限り、英王室としては付き合いを見直すというメッセージだったのだ。

980とはずがたり:2016/08/05(金) 17:15:59
>>979-980
性善説より性悪説

 キャメロンの後を受けたメイ首相は7月末、調印式の数時間前というタイミングで、ヒンクリーポイントの原発新設計画について最終決定を遅らせる方針を明らかにし、フランス電力(EDF)をあ然とさせた。計画はEDFが実施し、中国国有の中国広核集団(CGN)も出資する予定だった。メイの懐刀であるニック・ティモシー氏は昨年10月、草の根の保守サイト「コンサーバティブ・ホーム」にこう書いている。

「政権内外の安全保障専門家は、中国が英国のエネルギー生産を意図的に止められるようコンピューターシステムの中に脆弱性を設ける恐れがあることを心配している」「対内情報機関MI5は中国の情報機関は英国の国益を損なうために活動を続けていると信じて疑わない」

 メイはキャメロンと同じく同性愛に寛容なソーシャル・リベラルに転向したが、外交・安全保障ではまったく正反対の考え方をしている。性善説より性悪説に立ち、地政学を重視する保守政治家だ。オズボーンのように経済成長を優先して、伝統的な米国との「特別な関係」をないがしろにすることなどあり得ない。英国のEU離脱は欧州と周辺地域を不安定化させる恐れが大きいが、中国と睨み合う日本にとっては朗報になるかもしれない。

木村正人

981チバQ:2016/08/07(日) 09:38:10
http://www.sankei.com/world/news/160806/wor1608060063-n1.html
2016.8.6 22:08

南アフリカ地方選、与党が勝利 得票減、都市部では敗北
 南アフリカで3日に統一地方選挙の投票があり、選挙管理委員会によると、6日までに99%が開票され、与党アフリカ民族会議(ANC)が53・8%を得票し、勝利した。ただ、2011年の地方選での約62%から後退し、首都プレトリアなど都市部の一部で野党の民主同盟(DA)に敗れた。

 ANCのズマ大統領が私邸改修に使われた多額の公金の一部を返還するよう3月末に憲法裁から命じられたことなどが影響したとみられ、ズマ氏の責任を追及する声が上がりそうだ。

 白人の支持者が多いリベラル系のDAは約27%を得票、初めて地方選に臨んだ左翼野党、経済的解放の闘士(EFF)が約8%を獲得した。

 南ア経済は資源価格の下落で停滞し、国際通貨基金(IMF)は今年の国内総生産(GDP)成長率を0・1%と予測。失業率は約25%に上り、若者らの不満が高まっている。(共同)

982チバQ:2016/08/07(日) 09:39:52
http://www.sankei.com/world/news/160806/wor1608060019-n1.html
2016.8.6 08:49
【国連】

事務総長選第2回投票 トップは引き続きポルトガル元首相のグテレス氏 

【ニューヨーク支局】国連安全保障理事会(15カ国)は5日、今年末に任期満了を迎える国連の潘基文事務総長の後任候補11人に対する2回目のストローポール(非公式投票)を行った。国連外交筋によると、グテレス前国連難民高等弁務官(ポルトガル元首相)が1回目に続いて最多の支持票を獲得した。安保理はさらに投票を数回行い、今秋までに候補者を絞り込む予定。

 安保理15カ国が「支持」「不支持」「意見なし」のいずれかを選択。結果は非公表だが、国連外交筋によると、グテレス氏が支持11票、不支持2票、意見なし2票とトップだった。2位はセルビアのイェレミッチ元国連総会議長で支持8票、不支持4票、意見なし3票。3位には女性でアルゼンチンのマルコラ外務・宗務相が入り、支持8票、不支持6票、意見なし1票だった。

 4位以下は、スロベニアのトゥルク前大統領と、女性で国連教育科学文化機関(ユネスコ)のボコバ事務局長(ブルガリア)と続いた。候補者は当初12人だったが、クロアチア第1副首相を務めた女性のブシッチ氏が今月辞退を表明し、男性6人、女性5人の11人となっている。

983チバQ:2016/08/07(日) 09:46:05
http://mainichi.jp/articles/20160805/k00/00e/030/192000c
南スーダン
性的暴行多発 政府軍兵士、民間人殺害も

毎日新聞2016年8月5日 11時16分(最終更新 8月5日 11時24分)

【ヨハネスブルク小泉大士】国連のゼイド人権高等弁務官は4日、南スーダンで政府軍と元反政府勢力との戦闘が再燃した7月7日以降、政府軍兵士らによる民間人を狙った殺害や性的暴行が多発したと明らかにした。被害は首都ジュバの平和維持活動(PKO)本部近くでも発生。PKO要員が現場を目撃しながら、見逃していた疑いも浮上している。

 ゼイド氏によると、戦闘で数百人が死亡し、少なくとも市民73人が犠牲になった。政府軍と元反政府勢力の交戦に巻き込まれたほか、政府軍兵士が「ヌエル人」を標的にしたケースもあったという。

 7月25日までに、民間人に対する性的暴行の疑い例が少なくとも217件あり、大半はヌエル人の女性や少女が政府軍兵士に襲われた。集団強姦(ごうかん)の例も含まれる。

 ヌエル人は反政府派を率いたマシャール前第1副大統領の出身民族で、見せしめに狙われたとみられる。

 ジュバの人権団体「エンド・インピュニティ」は毎日新聞の取材に、PKO本部の周辺で発生した強姦被害の報告が29件あることを明らかにした。被害は7月17、18日に集中。本部に隣接する避難民キャンプに逃れていた女性が、食料の買い出しに行った際に起きたという。団体代表は「恐怖や不利益を受ける恐れから沈黙する被害者も多い」と述べた。

PKO要員、見過ごしか
 また、AP通信によると、兵士はPKO本部から数百メートルの場所でも暴行。目撃者の一人は「ネパールや中国のPKO要員約30人が、現場を見ていながら助けなかった」と証言した。

 ゼイド氏や国連南スーダン派遣団は、PKO要員が現場を見過ごした疑いに「深刻な懸念」を表明した。

 PKOに派遣されている陸上自衛隊の部隊は、本部とは別の場所にある国連施設を拠点としている。

984チバQ:2016/08/08(月) 07:50:18
http://www.afpbb.com/articles/-/3096634
南ア地方議会選、与党ANCが主要都市で歴史的敗北
2016年08月07日 10:44 発信地:ヨハネスブルク/南アフリカ
【8月7日 AFP】南アフリカの地方議会選は、首都プレトリア(Pretoria)を含むツワネ(Tshwane)首都圏で、与党のアフリカ民族会議(ANC)が最大野党の民主同盟(DA)に歴史的な敗北を喫した。選挙管理委員会が6日発表した。

 最終開票結果によると、ツワネ首都圏ではDAの得票率が43.1%だったのに対して、ANCは41.2%にとどまり、22年前のアパルトヘイト廃止以来最大の退潮となった。

 ANCの得票率は商都ヨハネスブルク(Johannesburg)でも44.5%と過半を割り込んだため、他党との連立を模索せざるを得ない状況になった。

 今回の選挙結果は、かつて反アパルトヘイト闘争を主導したANCの支持率低下を浮き彫りにしている。独立系政治アナリストのラルフ・マテクガ(Ralph Mathekga)氏は、ANCの退潮が「誰もが予想した以上に一気に、激しく発生した。誰にとっても予想を超える衝撃だった」と述べた。

 ANCは国政レベルで第1党を維持しているものの、支持率は2011年の53.9%から8ポイント低下している。

 DAのミュシ・マイマネ(Mmusi Maimane)党首は、党にとって画期的だとして選挙結果を歓迎。「これは南ア国民にとって転機だ」とした上で、「われわれが野党にとどまらず、与党にもなれることを示している」と述べた。

 DAはポートエリザベス(Port Elizabeth)とプレトリアで堅調な得票率を記録したものの、連立相手を必要としている。アナリストのダニエル・シルケ(Daniel Silke)氏はAFPに対し、この点がネックになると指摘した。

 連立相手となりそうな政党の一つは、急進左派の「経済的解放の闘士」(EFF)だ。元ANCのジュリアス・マレマ(Julius Malema)氏が党首を務めるEFFは、得票率がプレトリアで約8%、ヨハネスブルクでは10%超に上った。

 ただ、シルケ氏は「EFFがDAにとって最良の連立相手だとは思わない。EFFはあらゆる課題に対して正反対の立場を取っているため、連立が不安定化する恐れがある」と述べた。(c)AFP

985とはずがたり:2016/08/08(月) 16:26:02

世界の厄介者、ロシアと中国に働く吸引力
牛歩ながら着実に進み始めた? "同盟関係"
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/47472?utm_source=docomo&utm_medium=feed&utm_campaign=link&utm_content=related
2016.7.28(木) W.C.

?中国の傅瑩(Fu Ying)・全人代外事委員会主任委員が、米外交雑誌「Foreign Affairs」の1/2月号に「中国から見たロシア」と題した露中関係論を寄稿している。

?その結論から見ると、「米国の今の動きはアジアにとって危険である一方、中露には反米ブロックを形成するつもりなど毛頭ない」という米国向けのアピールが狙いだったようだ。…

ロシアと中国で見識の差

…?傅瑩の説くように、露中が同盟関係には立ち至っていない点には同意しつつ、カーネギー財団モスクワ・センター所長のD.トレーニンは今の露中関係を、「決して対立はしないが、常に同調とも限らない。露中の間の距離は近い、しかし近過ぎもしない」と表現する。

?そして、「中国と強固な同盟が作れなかったことは、ロシアの東進政策での失敗とは言えまい、なぜなら過度にロシアが中国に依存することを避け得たから」と付け加えることを忘れない。?…

?トレーニンの下で、カーネギー財団モスクワ・センターのアジア・太平洋方面部長を務めるA.ガブーエフは、ロシアが自国の投資環境の改善を果たさぬままに東進政策を加速し始め、それが世界の資源価格下落と中国の成長鈍化にぶつかってしまった不幸を指摘する。

?他のロシアの論者も、これらの要因で中国企業がエネルギー分野への投資に慎重になってしまったと嘆き、ロシア中銀は、中国経済の1%の減速がロシア経済の0.5%の減速をもたらすと弾く。

?昨年の露中貿易額は対前年比で約30%と大幅に減少し、ロシアは中国にとって16番目の貿易相手国でしかなくなってしまった。今年に入ってからも1〜4月で昨年同期の2.7%増に過ぎず、2020年で貿易総額2000億ドル達成の看板はまだ下ろしていないものの、ロシア政府高官からはこれに懐疑的な溜息が聞こえんばかりだ。

?貿易の減少は、それでもまだ短期的な話として片付ける余地があるかもしれない。しかし、中国の対露直接投資の額が昨年で5.6億ドルと、中国の対外直接投資全体の0.5%でしかないとかになると、ロシア側の失望感は否が応にも増してしまう。

「中国経済が下り坂だから?」

?ならば、中国の対露直接投資残高が同じCIS内のカザフスタンに向けての額(2014年末で271億ドル、ユーラシア銀行の数値)の1/10強でしかない事実をどう説明できるのか?

?露中政府間委員会(双方のトップはI.シュヴァロフ/第一副首相、張高麗/第一副首相)が両国の共同投資案件として58件(総額500億ドル)を選択したものの、露紙によれば具体的に話が進んでいるのはその中でわずか12件(5件という説も)という牛歩。

?V.プーチン大統領自らが声を枯らして投資を呼び込む極東の先進特区では、案件総数166に対し、中国企業はその中の8件にしか参画しようとしていない。そして、金融分野では、在露の中国商銀子会社がすでに昨年の11〜12月に資産を大きく減らした(中国銀行で45.3%減)と報じられる。

?こうなると、資源価格下落や中国経済の成長鈍化といった説明そのものまで、何やら胡散臭く見えてしまう。ロシアの失望感は、「中国にはロシアをその経済苦境から引っ張り上げる積りなどない、結局中国も融資などでは対露制裁の影響を恐れてしまう」といった評に行き着く。

986とはずがたり:2016/08/08(月) 16:26:21
>>985-986
中国、ロシア経済を酷評

?だが、中国側にも言いたいことは山ほどある。昨年の12月に新華社のロシア語版は、ロシア経済はお先真っ暗、との論評を掲載した。その中でロシアは、経済戦略が行き詰まり、脱工業化と農業停滞の中で出口なきシステム危機に陥っている、と酷評される。

?こんな危ないところにどうして投資などできようか、だ。経済制裁を受ける身で、かつ通貨・ルーブルが大幅下落と来ては、投資を考える側のリスクは際限なく膨れ上がってしまう。

?より問題なのは、ロシアのD.メドベージェフ首相が訪中で李克強首相と経済協力拡大に向けた会談を行ったまさにその日(12月17日)に、この論評が公表されたことだろう。あからさまな中国側の意思表示とすら受け取れる。

?ロシアでは早速これに対して、露中経済関係の歩みの鈍さの原因をロシアに押し付けようとの意図だ、とかの指摘が出される。

?5月末にソチで行われた露中の経済会議では、双方から実務面での問題提起がなされ、中国側からはロシアの諸手続きでの官僚主義、特に労働許可取得の難しさが批判される。中国人は、そこにロシア官憲の対中警戒心を感じ取ってしまう。

?在露中国企業家連合の会頭は、別の場でロシア人を前にして、「君らは我々のカネを愛しても、我々を愛しているわけではないだろう」と言い放ったという。よほど日頃のフラストレーションが溜っていたようだ。

?冒頭に紹介した傅瑩は、中国からの移民問題や中央アジアが中国経済圏に飲み込まれてしまうことへロシアが懸念を持ち、そして中国も1800年代に多くの領土をロシア帝国に奪われたことへのこだわりを持つ、という双方の問題が存在することを認めながら、それらが両者の関係を阻害するには至っていないと結論付ける。

しかし、例えばウラジオストクがかつては中国の町であり、それがいつかは必ず中国に戻って来ると信じる向きが中国にはまだ多い、などとメディアが思い出したように書けば、それが気にならない方がおかしい。 …

?無知や無関心は、それはそれで問題だろうが、中国人の中にいれば、少なくとも彼らがロシアから目を離さず、近いうちに押しかけてきてその領土を持って行ってしまう、というわけでもない、と分かってくる。

?あれやこれやで露中両国民の相互理解がまだ十分ではなく、それが少なからず経済実務に支障を与えていることは、どうやら間違いないようだ。しかし、それは露中間に限った話でも別段なく、双方が付き合いの経験値を積んでいく中で、やがて時が解決してくれる部分もあると考えれば、悲観ばかりに暮れる必要もないのだろう。
(以下略)

987とはずがたり:2016/08/08(月) 16:26:34

焦点:南シナ海裁定に「無力化」の恐れ、腰砕けの米外交戦略
http://news.goo.ne.jp/article/reuters/world/reuters-20160728061.html
07月28日 18:53ロイター

焦点:南シナ海裁定に「無力化」の恐れ、腰砕けの米外交戦略
 7月27日、南シナ海の領有権をめぐる中国の主張に関して仲裁裁判所が今月裁定を下すまでの間、米当局者らは、もし裁定を中国が無視するなら、同国の国際的評価に「ひどい」損失を与えるべく、各国と共同戦線を組むことを検討していた。写真は中国の浚渫(しゅんせつ)船。スプラトリー諸島で昨年5月撮影。米海軍提供の映像から(2015年 ロイター/ U.S. Navy/Handout via Reuters/File Photo )
(ロイター)
[ワシントン 27日 ロイター] - 南シナ海の領有権をめぐる中国の主張に関して仲裁裁判所が今月裁定を下すまでの間、米当局者らは、もし裁定を中国が無視するなら、同国の国際的評価に「ひどい」損失を与えるべく、各国と共同戦線を組むことを検討していた。

しかし、7月12日にオランダ・ハーグの常設仲裁裁判所が、少なくとも文面上は中国にとって屈辱的敗北と見られる判断を発表してからわずか2週間後、米国のそうした戦略は白紙となったと思われる。仲裁裁判所による裁定は、その重要性を失う危険にさらされている。

米当局者らは今月に入り、アジア太平洋諸国や欧州連合(EU)を含む他の地域の国々に対し、仲裁裁判所の裁定は拘束力を持つべきであることを明確にする重要性を繰り返し語ってきた。

「これは国際法で、非常に重要であり、全ての当事者に拘束力があると、われわれは協調し声を大にして訴える必要がある」と、2月当時、米国防総省の副次官補(南・東南アジア担当)だったエイミー・シーライト氏は語っていた。

4月には、アントニー・ブリンケン米国務副長官が、ハーグ裁定を無視するなら、中国は自国の評価に「ひどい」ダメージを被るリスクを冒すことになると語った。

仲裁裁判所に異議申し立てを行ったフィリピンの弁護団を率いた弁護士は、仲裁裁判所による裁定を拒否することは、中国が法の支配を尊重しない「無法国家と宣言しているようなもの」との見方を示した。

世界で最も交通量の激しい通商ルートの1つである南シナ海の大半に主権が及ぶとする中国の主張は、航行の自由と国際法にとって脅威であるとするフィリピンの提訴を米国は支持した。

だが、仲裁裁判所が中国の主張を受け入れない裁定を下した後、共同戦線を求める米国の呼びかけは頓挫したように見える。裁定は拘束力を持つべきとの米国の主張に呼応したのは、わずか6カ国だった。

そのなかにはフィリピンも含まれるが、中国が裁定を受け入れた場合に自国も利益を得る可能性がある他の当事国らは入っていない。

988とはずがたり:2016/08/08(月) 16:26:49
>>987-988
一方、中国は今週、外交的大勝利を得た。東南アジア諸国連合(ASEAN)外相会議は25日発表した共同声明で、米国が要求していた南シナ海の領有権問題における仲裁裁判所の裁定について言及しなかった。言及するよう求めていたフィリピンが、中国の盟友カンボジアからの反対を受けて、自らの要求を取り下げたのだ。

また、英国の離脱に揺れるEUは15日、仲裁裁判所の裁定に関する声明を発表したが、中国に直接言及したり、裁定には拘束力があると主張したりすることは避けた。

<「脚注」程度の重要性>

ケリー米国務長官は27日、ASEANが法の支配を支持する共同声明を発表したことに満足の意を表し、仲裁裁判所の裁定に全く言及しなかったことで、同裁定の重要性が損なわれるわけではないと述べた。

ケリー氏はまた、裁定には法的拘束力があるため、その重要性を失わせることは「不可能」だと強調した。

しかし専門家によれば、米国が友好国や同盟国と協調してこの問題を効果的に推し進めることに失敗したせいで、なおさら裁定が無意味になるリスクに現在直面しているという。

「裁定が脚注程度にすぎないと見られるようになることを懸念すべきだ。なぜなら、裁定の影響力は国際社会によってつくられるものであるからだ」と、米戦略国際問題研究所(CSIS)の南シナ海専門家、グレッグ・ポーリング氏は指摘。

「国際社会は何も言わない、ということを表明した。『われ関せず。中国をこうした基準に保たなくていい』というのが、コンセンサスのようだ」

米シンクタンク、ヘリテージ財団の中国専門家であるディーン・チェン氏は、オバマ大統領の任期も残すところあとわずかで、11月に大統領選を控える米国は、戦略的ライバルであり不可欠な経済パートナーである中国に対し、これ以上の強硬路線は取りたくないように思われると語った。

「われわれが目にしているのは、物理的に、政治的に、違法に、外交的に、南シナ海へ猛進している中国に対し、ほとんど何もしない米国の姿だ」と、チェン氏は述べた。

オバマ政権が比較的受け身である理由の1つに、仲裁裁判所の裁定後に、南シナ海で中国が埋め立てを拡大したり、防空識別圏を設定したりと事態が大きくエスカレートするのを阻止したい考えがあった可能性が挙げられる。

中国はこれまでのところ、強硬な発言をするにとどめているが、専門家や当局者らは、9月に20カ国・地域(G20)首脳会議を主催した後に中国が大胆な行動に出る可能性を懸念している。

(David Brunnstrom記者、Matt Spetalnick記者 翻訳:伊藤典子 編集:下郡美紀)
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989チバQ:2016/08/08(月) 18:57:27
http://mainichi.jp/articles/20160808/ddm/007/030/129000c

南アフリカ
.
与党1強崩れる 統一地方選、得票率過去最低



毎日新聞2016年8月8日 東京朝刊

 【ヨハネスブルク小泉大士】南アフリカで行われた統一地方選で6日、最終結果が発表された。与党アフリカ民族会議(ANC)の得票率は54%と2014年総選挙の62%から大幅後退し過去最低に終わった。


 ズマ大統領の汚職や経済低迷への強い不満を反映した。特に都市部での不人気は深刻で、1994年の民主化以来続いた与党1強が崩れた。

 17年末に党首選、19年に総選挙を控え、与党内でズマ氏の早期退陣を求める声が強まるのは必至だ。

 首都プレトリアや南部ポートエリザベスを含む大都市圏では過半数を割り、政権を厳しく批判した最大野党の民主同盟(DA)に敗れた。経済の中心地ヨハネスブルクは小差で制したが、少数与党となる可能性が高い。

 一方、アパルトヘイト(人種隔離)時代の白人リベラル政党が母体のDAは前回総選挙の得票率22%から27%へ躍進した。有権者の現状打破への期待を集めた形だ。

990とはずがたり:2016/08/10(水) 23:55:35
外交革命か。ロシアがクルドの独立を認めず,トルコがロシアのシリア権益を認めれば強力な関係を構築出来そう。

ロ・トルコ首脳、関係正常化で一致=撃墜、クーデター未遂後初
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160810-00000010-jij-int
時事通信 8月10日(水)1時6分配信

 【モスクワ時事】ロシアのプーチン大統領とトルコのエルドアン大統領は9日、ロシア第2の都市サンクトペテルブルクで会談し、経済交流を含む関係正常化で一致した。

 両首脳が直接会うのは、昨年11月にシリア駐留ロシア軍機が「領空侵犯」を理由にトルコに撃墜され、両国関係が極度に悪化してから初めて。両国が対立するシリア情勢も議題となった。

 会談冒頭、プーチン氏は「エルドアン氏の訪ロは、対話再開を望んでいる証拠だ」と歓迎。エルドアン氏は会談に謝意を示した上で「両国が協力を拡大することを信じている」と述べた。

 エルドアン氏にとっては、今年7月のトルコのクーデター未遂事件後、初の外遊。欧米が事件関与を理由とする大規模粛清などのトルコ政府の強権的手法に懸念を示す中、プーチン氏は「エルドアン氏の主導で憲法秩序が回復されることを望む。ロシアは違憲行為に常に反対だ」と支持を表明した。エルドアン氏は「トルコの民主主義を強化する」と約束した。事件が両国の再接近を後押しした格好だ。

 エルドアン氏も8日のタス通信のインタビューで、「友人であるプーチン氏との会談は両国関係の新たなページを開く」と強調。共同記者会見では「親友」と連呼した。

 ロシア機撃墜後、ロシアはトルコを「テロリストの共犯者」と非難し、経済制裁を発動した。ただ、エルドアン氏は6月に入り、プーチン氏に「遺憾の意」(トルコ政府)を伝える書簡を送付。ロシアはこれを「謝罪」と受け止めて関係正常化に着手し、7月にトルコ側と外相級、副首相級の会談を重ねた。

 首脳会談では、トルコ産農産品輸入、チャーター便、ロシア産天然ガスのパイプライン計画再開なども議論。ロシア機撃墜の補償金問題で両首脳が合意できるかも焦点となったとみられる。ロシアがアサド政権、トルコが反体制派を支援するシリア情勢をめぐっては、双方の主張は平行線をたどったもようだが、プーチン氏は共同記者会見で「テロとの戦いの必要性で共通理解がある」とアピールした。

991チバQ:2016/08/16(火) 20:15:55
http://mainichi.jp/articles/20160816/k00/00e/030/196000c
大統領を再選 対抗馬が提訴の構え

毎日新聞2016年8月16日 10時57分(最終更新 8月16日 11時03分)
 【ヨハネスブルク小泉大士】11日に投票があったアフリカ南部ザンビアの大統領選で、同国選挙管理委員会は15日、現職で与党・愛国戦線のエドガー・ルング大統領(59)が50.35%の得票率で再選を決めたと発表した。

 対抗馬の野党・国家開発統一党のハカインデ・ヒチレマ党首(54)は得票率47.63%だった。ロイター通信によると、ヒチレマ氏の陣営は「集計に不正があった」として、憲法裁に提訴する構えだ。

 世界有数の銅産出国であるザンビアは資源安の影響で財政が急速に悪化。アフリカの中では政治的に安定していることで知られる同国だが、投票を前に支持者間の衝突が起きるなど、異例の過熱選挙となっていた。

992チバQ:2016/08/17(水) 22:26:28
http://www.sankei.com/world/news/160817/wor1608170014-n1.html
2016.8.17 12:07
【ブラジル情勢】
ルセフ大統領への捜査着手を最高裁が承認、汚職捜査を妨害容疑 「無罪」なら大統領選前倒し表明も復職は困難
 【リオデジャネイロ=佐々木正明】ブラジルの国営石油会社ペトロブラスを舞台にした大規模汚職「ラバジャト事件」をめぐり、最高裁のザバスキ判事は、ルセフ大統領(弾劾手続きで停職中)とルラ前大統領に対する捜査着手を承認した。地元メディアが16日、伝えた。検察当局がルラ氏に対して進めていた捜査をルセフ氏が妨害した容疑で、同当局が最高裁に捜査着手の許可を求めていた。

 ルセフ氏は今年3月、マネーロンダリング(資金洗浄)などの容疑で訴追されたルラ氏を官房長官に任命することで捜査を妨害しようとしたとされる。一方、最高裁は同様に捜査を妨害したとして、ルセフ政権の元閣僚2人についても捜査開始を承認した。

 ルセフ氏は、国家会計を不正に操作した疑いも持たれ、弾劾手続きで停職中。ブラジルでは、ルラ、ルセフ両氏の信頼は失墜しており、今回の捜査開始の承認で、弾劾手続きにおけるルセフ氏は一段と苦境に立たされた格好だ。
 弾劾手続きはリオデジャネイロ五輪終了後の今月末に結論が下される見込み。最終審理の実施を決めた10日の上院での採決では59人が最終審理開始に賛成した。最終採決で無罪となり復職するのは極めて困難との見方が広がっているが、ルセフ氏は16日、上院議員と国民向けのメッセージを発表し、弾劾裁判で無罪となり復職した場合、2018年次期大統領選の繰り上げ実施の是非を問う国民投票を行うと提案した。

 失職の可能性が高まる中、窮余の一策を繰り出した形のルセフ氏は、弾劾はクーデターだと改めて主張し、無実を訴えた。

 「最後まで抵抗を続ける」というルセフ氏だが、次期大統領選への影響を考え、自ら辞任するとの憶測も広がっている。

993チバQ:2016/08/17(水) 22:26:56
http://www.sankei.com/world/news/160817/wor1608170016-n1.html
2016.8.17 12:15
【ブラジル情勢】
ルセフ氏、大統領選の繰り上げ実施を提案 失職阻止に窮余の策

 国家会計を不正操作し粉飾したなどとして弾劾手続きで停職中のブラジルのルセフ大統領は16日、上院議員と国民向けのメッセージを発表し、弾劾裁判で無罪となり復職した場合、2018年次期大統領選の繰り上げ実施の是非を問う国民投票を行うと提案した。

 ルセフ氏の弾劾手続きは今月中に上院で最終審理と最終採決が実施される見通しで、81議員のうち3分の2に当たる54人以上が有罪と判断すれば、ルセフ氏は失職する。失職の可能性が高まっており、選挙の繰り上げ提案はルセフ氏の窮余の策といえる。

 最終審理の実施を決めた10日の上院での採決では59人が最終審理開始に賛成しており、最終採決で無罪となり復職するのは極めて困難との見方が広がっている。

 ルセフ氏は、弾劾はクーデターだと改めて主張。無実を訴えた。(共同)

994チバQ:2016/08/17(水) 22:48:26
http://www.afpbb.com/articles/-/3097557
南スーダンの避難民約100万人、悲惨な環境で生活 国連が警鐘
2016年08月15日 22:57 発信地:ナイロビ/ケニア
【8月15日 AFP】国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は15日、紛争の続く南スーダンから逃れた100万人近い避難民が、近隣諸国に設置された悲惨な状況下のキャンプで暮らすことを余儀なくされているとして、警鐘を鳴らした。避難民の大半が女性や子どもだという。

 UNHCRが発表した声明によると、南スーダンの首都ジュバ(Juba)で新たな戦闘が発生したことを受けて、隣国の一つウガンダだけで、先月に避難した人の数は「1日当たり8000人以上」に上った。新たにウガンダへ逃れた人々のうち、9割が女性と子どもだったという。

 UNHCRは「数千人単位の避難民が南スーダンから逃れてきている。近隣諸国は、押し寄せる避難民の数の重圧がのしかかり、危機的なまでに資金が不足する中、対応に苦慮している」とし、「同地域にはすでに約93万人の避難民がいる上、さらに多くの人が連日到着している」と指摘した。

 UNHCRは近隣の6か国に避難している計100万人近い人々と、南スーダンに約160万人いるとされる国内避難民に物資を供給するのに必要な6億900万ドル(約615億円)のうち、受け取った額は5分の1しかないと訴えている。(c)AFP

995とはずがたり:2016/08/18(木) 03:36:31
英中「黄金時代」に暗雲、中国が投資する英原発計画の承認延期で
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/08/post-5656.php
2016年8月15日(月)10時35分

 8月9日、メイ英首相が総工費約2兆4000億円の原子力発電所建設プロジェクトの計画承認を延期したことを受けて、中国は英国が中国資本への門戸を閉ざすことに抗議し、両国関係が重大な岐路にさしかかっていると警告。写真は2012年、英ブリッジウォーターにあるヒンクリーポイントB原発のタービンホールにあるスタートとストップボタン(2016年 ロイター/Suzanne Plunkett)
 メイ英首相が総工費240億ドル(約2兆4000億円)の原子力発電所建設プロジェクトの計画承認を延期したことを受けて、中国は英国が中国資本への門戸を閉ざすことに抗議し、両国関係が重大な岐路にさしかかっていると警告した。

 英国では数十年ぶりとなる原子力発電所新設を見直すというメイ首相の意外な決定に対し、中国はこれまでで最も厳しい警告を発した格好だ。ロンドン駐在の中国大使は、フランスと中国による建設計画をメイ首相が承認しなければ、英国は電力不足に直面するだろうと述べた。

 英フィナンシャルタイムズ(FT)紙は、「英中関係は、重要な歴史的局面にある。相互の信頼をよりいっそう重視していくべきだ」という劉暁明・駐英大使の発言を伝えている。

「私は、英国が中国に対する門戸開放を維持し、英国政府がヒンクリー・ポイント(原発建設プロジェクト)を今後も支持し続けること、そして可及的速やかに同プロジェクトがスムーズに進行するよう、承認を決定することを希望している」

大使のコメントは、メイ首相による計画承認の延期に対する中国政府の苛立ちを示すものだ。延期決定は、6月23日の国民投票における欧州連合(EU)離脱決定を受けた政治的混乱のなかで権力を獲得して以来、メイ首相が行った最も衝撃的な企業社会への介入である。

 メイ首相の決定は、中国からの投資に対する警戒心の高まりと、そしてオランド仏大統領をはじめとするEU加盟国首脳に対しても強硬な姿勢をとる同首相の意志を示唆している。

 英中関係の新たな「黄金時代」を彩る象徴的なプロジェクトと位置付けられたヒンクリー原発への出資協定は、昨年の習近平国家主席の訪英時に、ダウニング街の英首相官邸で調印されている。

「黄金時代」は本当か
 英国のキャメロン前首相が策定した計画では、イングランド南部サマセットのヒンクリーC原発に、仏アレバ製の欧州加圧水型炉2基を建設する費用を、フランスの電力公社EDFと中国広核集団が出資することになっていた。

 英国はこの発電所で生産される電力の最低買取価格を35年にわたって保証するとしたが、英国政府が合意した価格は高すぎるとの批判もあった。

 このヒンクリー原発プロジェクトは、原子力分野における中国との関係強化の最先端として、数百億ドル規模の投資と、さらに2カ所の原子力発電所への中国の参加に向けて道を開くものと考えられていた。

996とはずがたり:2016/08/18(木) 03:36:47
>>995-996
 キャメロン前首相が西側諸国に向かう中国からの投資に対して率先して門戸を開放し、ロンドンを人民元にとっての最大のオフショア市場としたことについて、同盟諸国のあいだには懸念する声もあった。

 英国では現在、ロンドン証券取引所と上海証券取引所を含む画期的な金融サービス網に関する協定が議論されている。

 中国の駐英大使は、FT紙が掲載したコメントのなかで、ヒンクリー原発プロジェクトは「気まぐれなアイデアや性急な判断」ではないとして、中国からの投資が流入するのは、中英両国が「相互に尊敬し信頼している」からであると辛辣に述べた。

「英国の開放性が2国間の協力の条件であるとすれば、相互の信頼こそが、その依って立つ基礎ということになろう」と同大使は言う。

 EU離脱となれば、英政府は中国と新たな貿易協定を結ぶ必要が出てくるだろう。中国の経済規模は11兆3000億ドルであり、現時点で、2兆4000億ドルの英国の4倍以上に相当する。

 劉大使によれば、中国企業の過去5年間の対英投資額は、ドイツ、フランス、イタリアの3カ国向けの投資を合計したよりも多いという。

「当然の懸念」
 メイ氏が首相の座に就いた後、英政府は「中国との関係を尊重しているが、新政権が計画を詳細にわたって検討したいと考えるのは自然なことだ」と述べていたとされる。

 英国政府の報道官は「巨大インフラプロジェクトをめぐる判断であり、新政権がこれを慎重に検討することは正当である」と語った。

「グローバル経済から国際問題に至るまで幅広い分野にわたって中国と協力しており、今後も中国と緊密な関係を模索し続ける」

だが、メイ首相に対して強い影響力を持つニック・ティモシー共同首席補佐官は昨年、英国のエネルギー生産を停止することも可能なコンピューターシステムへのアクセス権限を中国の国営企業グループに与えることを安全保障専門家が懸念している、と述べていた。

「中国との貿易・投資関係を切望するあまり、国家安全保障に関する合理的な懸念が脇に押しやられている」とティモシー氏は昨年10月、保守的な報道・コメントで知られるウェブサイトのコラムで書いている。

 ティモシー氏は、英国は中国のカネの魅力ゆえに同国の人権問題について口をつぐんでいると述べ、イギリスの治安当局は、中国のスパイが英国の国益に反する活動を行っていると考えていると指摘している。

「貿易・投資がどれだけの額に達しようと、敵対的な国に対して、我が国の枢要なインフラへの容易なアクセスを認めることは正当化されない」と彼は言う。

 ヒンクリー原発プロジェクトに関する最終判断は9月に下される予定だ。

 (翻訳:エァクレーレン)

997名無しさん:2016/08/20(土) 20:50:47
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016081500714&g=pol
アフリカの研究者育成を=有識者座長

 外務省の有識者会議「科学技術外交推進会議」の岸輝雄座長(東大名誉教授)は15日、岸田文雄外相と会い、今月下旬にケニアで開催される第6回アフリカ開発会議(TICAD)に関し、アフリカ各国の研究者育成や日本との共同研究推進などを柱とする提言書を手渡した。これに対し、外相は「日本の強みである科学技術・イノベーションを生かした貢献をしっかり示し、TICADの議論をリードしていきたい」と応じた。(2016/08/15-17:28)

998チバQ:2016/08/21(日) 00:01:10
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20160820k0000m030069000c.html
<リビア>統一政府、元右腕が阻む…カダフィ政権崩壊5年
08月19日 21:40毎日新聞

<リビア>統一政府、元右腕が阻む…カダフィ政権崩壊5年
リビアのトブルク
(毎日新聞)
 【カイロ秋山信一】リビアで42年間続いたカダフィ独裁政権が内戦の末に崩壊してから23日で5年を迎える。反カダフィ派の内紛によって国情が揺れる中、かつて故カダフィ氏の右腕として活躍し、その後は一転して「米国の協力者」とも言われたハリファ・ハフタル将軍が復権をもくろみ、国連が主導する統一政府樹立の動きを阻んでいる。

 「CIA(米中央情報局)のリビアでの協力者が、頭痛の種になってしまった」。米紙ワシントン・ポスト(電子版)は17日、ハフタル氏がリビアの政情安定の足かせになっている現状をそう報じた。

 ハフタル氏は1943年生まれ。カダフィ政権古参の軍幹部だったが、87年にチャドへの侵攻に失敗して捕虜になった後、米国に亡命。CIAの本部近くに居住し、カダフィ政権打倒のために協力関係にあったと報じられている。2011年の内戦時に帰国して反カダフィ派に参加、米国を含む北大西洋条約機構(NATO)とも連携した。

 内戦後の14年夏に世俗派とイスラム勢力の対立から東西に政府が分立した際も、米国とハフタル氏は直近の選挙で勝利した世俗派中心の東部トブルク政府を支持。ハフタル氏は傘下の民兵組織「リビア国民軍」を率い、トブルク政府の軍司令官に納まった。

 しかし、内戦状態が長引く中、ハフタル氏は穏健派のイスラム政党にまで「テロリスト」のレッテルを貼り、15年夏には東部デルナで過激派組織「イスラム国」(IS)を追い出すのに貢献したイスラム武装勢力への攻撃を開始。ISの台頭を背景にイスラム武装勢力も含めた「反IS勢力の結集」を目指すようになった米国と思惑がずれ始めた。

 15年12月に国連の仲介で東西政府の穏健派が和解し、大統領評議会が公式な新統治機構となったが、ハフタル氏は協力を拒んだ。大統領評議会はハフタル派が押さえる東部に支配権を広げられず、双方の支配が及ばない地域はISなどイスラム過激派の温床となったままだ。

 双方の対立を複雑にしているのが国際社会の動きだ。かつて協力関係にあった米国は今月、中部シルトでIS掃討作戦を進める評議会の部隊を支援するため、空爆を開始。ワシントン・ポストによると、特殊部隊も現地で作戦を支援しており、評議会支持の立場を強めている。一方で、7月にフランス軍のヘリコプターがベンガジ郊外で墜落する事件があり、仏軍特殊部隊がハフタル派を秘密裏に支援していることが判明。イスラム勢力の拡大を嫌うエジプトなど一部のアラブ諸国もハフタル氏との接触を保っている。

 リビア人ジャーナリストのムハンマド・アムベアク氏は「ハフタル氏を取り込まなければ、政治的な和解は実現できない。国際社会が一致して大統領評議会を支援する姿勢を明確にした上で、評議会とハフタル氏の双方に譲歩を促すべきだ」と指摘した。

999チバQ:2016/08/21(日) 08:16:02
http://www.sankei.com/world/news/160818/wor1608180031-n1.html
2016.8.18 18:52

南スーダン元反政府トップが“脱出” 政権復帰は困難、和平交渉暗礁に
マシャール前第1副大統領(左)=4月29日、ジュバ(AP)
マシャール前第1副大統領(左)=4月29日、ジュバ(AP)

 ロイター通信によると、南スーダンの元反政府勢力トップのマシャール前第1副大統領が南スーダンから隣国に避難した。同勢力の報道官が18日明らかにした。自身の安全確保のためとみられる。マシャール派の移行政権復帰は困難になり、和平協定が暗礁に乗り上げる見通しが強まった。

 マシャール氏はこれまでも国外を拠点に活動することがあったが、4月に首都ジュバに戻り、移行政権の第1副大統領に就任した。しかし7月上旬、キール大統領派とマシャール派の間で大規模な戦闘が発生し、マシャール派はジュバ市外に拠点を移していた。

 南スーダンの国連平和維持活動(PKO)には陸上自衛隊の施設部隊も参加している。国連安全保障理事会は今月12日、治安回復に向け、PKOに周辺国から増派部隊約4000人の投入を決議した。キール氏はマシャール氏とその側近の閣僚らを解任、別の元反政府勢力幹部を第1副大統領に任命し、マシャール派との溝が深まっていた。(共同)

1000とはずがたり:2016/08/22(月) 18:06:11
おなじ国旗があるよと息子が発見してきた。
調べるてみるとチャドとルーマニアがほぼだ,すげえw
そーかがっかいの旗も同じだよと教えてあげた。

似ている国旗の見分け方(前編)
http://blog.goo.ne.jp/lgp-luimago/e/802857415379b94e1b4d75425ab67532
似ている国旗の見分け方(後編)
http://blog.goo.ne.jp/lgp-luimago/e/7d4301cae9e0e3a7225d988f62f0be1c
創価学会について
http://www.sokanet.jp/info/gaiyo.html

1001チバQ:2016/08/22(月) 18:57:38
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160822-00000026-jij_afp-spo
男子マラソン銀のエチオピア選手、命を懸けた抗議のポーズでゴールイン リオ五輪
AFP=時事 8月22日(月)13時40分配信

男子マラソン銀のエチオピア選手、命を懸けた抗議のポーズでゴールイン リオ五輪
リオデジャネイロ五輪、陸上男子マラソンのゴールで、頭上で腕を交差させるエチオピアのフェイサ・リレサ(2016年8月21日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】リオデジャネイロ五輪で21日に行われた陸上男子マラソンで銀メダルを獲得したエチオピア代表のフェイサ・リレサ(Feyisa Lilesa)が、ゴールインする際に自国政府の弾圧に対して抗議を表明するポーズを取ったために、自分の命も危険にさらされる恐れがあると語った。


 リレサは、優勝候補だったケニアのエリウド・キプチョゲ(Eliud Kipchoge)に次いで2位でゴールする際、頭上で腕を交差させ、エチオピア政府が異議を唱える人々を弾圧していることに対して抗議の意思を表した。

 リレサは「祖国では刑務所に入れられている身内が何人もいる」と述べ、さらに「民主主義について話をすると殺される。エチオピアに帰ったら私も殺されるか、投獄されるかもしれない」「私の国は危険だ。別の国へ行かなければならないかもしれない。どこであれ、自由がない人々のために抗議した」と語った。

 人権団体によれば、エチオピアでは2つの主要地域、中西部のオロミア(Oromia)と北部のアムハラ(Amhara)で相次いで発生した反政府デモを当局が弾圧し、この数週間で治安部隊によって多数の市民が殺害される事態に発展している。【翻訳編集】 AFPBB News

1002チバQ:2016/08/22(月) 19:22:36
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20160822k0000m030097000c.html
<チュニジア>新内閣発足へ シャヘド首相候補、課題山積
08月21日 23:54毎日新聞

 【カイロ秋山信一】チュニジアの首相候補に任命されたユスフ・シャヘド氏(40)は20日、閣僚候補の名簿をカイドセブシ大統領に提出した。議会の信任を経て、シャヘド新内閣が近く発足する。チュニジアでは治安や経済の混乱が続き、過激派組織「イスラム国」(IS)が浸透する懸念も強まっている。シャヘド氏は20日の記者会見でテロ対策や中小企業支援に重点的に取り組む考えを示した。

 チュニジアの安定化は、地中海地域でのIS対策という意味でも重要な側面を持つ。隣国リビアで過去2年間にISが台頭。チュニジアでも昨年、日本人3人を含む22人が殺害された国立博物館襲撃事件など大規模なテロが相次いだ。今年3月には国境を越えてチュニジアを攻撃する事件も起きた。

 ISにはチュニジア人戦闘員が多く、イタリア南岸に近いチュニジアへの浸透を狙っていることから、欧州諸国もチュニジア情勢を注視し、治安対策などを支援している。

 シャヘド氏は、シド前首相が経済や治安の混乱の責任を問われて議会から不信任されたのを受け、今月3日に次期首相候補に任命された。AFP通信などによると、正式に就任すれば1956年の独立後、最年少の首相となる。

 シャヘド氏は「私の起用は若い世代への信頼の証しでもある」と述べており、20日発表した40人の大臣と次官の候補には35歳以下が5人、女性が8人含まれている。

 また、これまで政府と距離を置いてきた最大労組のチュニジア労働総同盟の元幹部2人を閣僚に登用。財政立て直しのためには増税や補助金削減が必要になる見込みで、労働者層との摩擦を避けるための人選だとみられる。

 シャヘド氏は農業問題の専門家で、与党ニダチュニス(チュニジアの呼びかけ)幹部としてシド前内閣では地方問題相を務めた。

 ただ、シャヘド氏は、カイドセブシ大統領の遠い親戚にあたり、2011年の民主化要求運動「アラブの春」で倒れたベンアリ独裁政権時代の「縁故主義の復活」と批判する声もある。チュニジアでは11年の革命後、大統領が外交や国防、内閣が主な行政の権限を握るなど権力分散が図られたが、再び権力集中が進むとの懸念が出ている。

 チュニジアは「アラブの春」の先駆けとなり、14年には民主的な選挙による政権交代が実現するなど、混迷するアラブ世界では比較的順調に民主化が進んでいる。しかしテロの影響で主要産業の観光が低迷し、経済の立て直しに苦慮している。

1003チバQ:2016/08/23(火) 21:08:53
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160823-35087848-cnn-int
マラソンで抗議のエチオピア選手、政府が身の安全を保証
CNN.co.jp 8月23日(火)10時49分配信

ブラジル・リオデジャネイロ(CNN) リオデジャネイロ五輪の男子マラソンで政府の民族弾圧に対する抗議の意思表示をしたエチオピアの銀メダリスト、フェイサ・リレサ選手について、エチオピアの通信相は22日、本人や家族の身の安全を保証すると強調した。

リレサ選手はエチオピアの最大民族オロモ族の出身で、21日のマラソンは、オロモ族の団結を象徴する両腕を交差させたポーズを取りながら2着でゴールイン。エチオピア政府の民族弾圧に注目を集めたかったと説明し、この抗議行動を行ったことで自分の身は危険にさらされ、エチオピアには帰国できなくなったと語っていた。

これに対してエチオピアのレダ通信相は、リレサ選手を「エチオピアの英雄」と形容し、帰国しても「心配すべきことは何もない」と強調した。

リレサ選手は競技後のインタビューで、帰国すれば殺害されたり投獄されたりするかもしれないと語り、既に投獄された親族もいて、妻と2人の子どもの身の安全が心配だと話していた。

しかし同選手のこの発言についてレダ通信相はCNNの取材に対し、「1つや2つポーズを取ったからといって家族が危険にさらされると思うのはやや行き過ぎだ。家族にも本人にも何も起こらないと約束する」と言明した。

リレサ選手は先に、ビザが発給されるかどうかによって、このままブラジルにとどまるか、ケニアまたは米国へ行く意向を示していた。

オロモ族はエチオピアの人口約1億人の3分の1以上を占めていながら、長年にわたって冷遇されてきた。ヒューマン・ライツ・ウォッチなどの人権団体によると、全土で大規模な抗議運動を展開するオロモ族を治安部隊が武力で制圧。リレサ選手は「9カ月で1000人以上が殺害された」と訴えている。

しかしレダ通信相はこうした数字を「馬鹿げている」と一蹴。警察は標準的な手順に従って暴動を解散させたにすぎず、デモ隊の一部は銃や手りゅう弾を持っていたと主張する。

リレサ選手については「政治的な発言をする権利がある」と保証した。

1004チバQ:2016/08/28(日) 15:53:30
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-160828X333.html
内戦終結に国民歓喜=「戦後処理」に課題も―コロンビア

14:14時事通信

 【サンパウロ時事】半世紀続いたコロンビアの内戦で、政府と左翼ゲリラ組織コロンビア革命軍(FARC)が和平合意にこぎ着けた。22万人以上の犠牲者を出し、市民を恐怖で苦しめた紛争の終結に、国民は歓喜の声を上げる。ただ、FARC戦闘員の社会復帰や特別法廷での処罰など「戦後処理」には課題も多い。

 「苦しみに満ちた戦争は終わりを迎える」。4年間の和平交渉が妥結した24日、サントス大統領がこう宣言すると、国民は街頭に繰り出し、国旗を振って喜びを表現した。FARCが資金源とする麻薬の流入に苦慮していた米国のオバマ大統領も祝意を表明し、国連が合意履行を支援する姿勢を示すなど、国際社会も中南米最大の内戦終結を大きく歓迎した。

 和平合意は10月2日の国民投票で信任が得られれば、正式に成立する。FARC戦闘員は国連が監視する集中居住地域に移って武装解除され、FARCは政党として政治参加が認められる。

 ただ、合意は、2018年と22年の選挙で投票結果にかかわらず、上下両院の計10議席をFARCに与えると規定している。FARC幹部が厳罰に処せられるかどうかは不透明。ウリベ前大統領や内戦犠牲者の遺族は「サントス氏は功績を急ぎ、大幅に譲歩した」と批判し、国民投票での反対を呼び掛けている。

 長く密林で戦闘に従事してきたFARC戦闘員の社会復帰は困難が予想され、処罰を強く求める犠牲者遺族からの報復も懸念される。また、武装解除されたFARCの武器が横流しされ、治安悪化につながる可能性もある。国内第2の規模のゲリラ組織との和平交渉も終わっておらず、国民が望む「真の和平」への道のりは遠い。

1005とはずがたり:2016/08/28(日) 18:29:39
>経済は中国に、安全保障は米国にそれぞれ依存するという引き裂かれた状態が、オーストラリアの立場を苦しくしている。
韓国もそうだし,韓豪よりは依存度低いとは云え日本だってそうだ。

2016.3.31 09:00
【世界を読む】
中国マネーに目がくらんだ豪州に怒り心頭の米国…海兵隊の隣に“敵”で「アフガン並み」リスク
http://www.sankei.com/west/news/160331/wst1603310010-n1.html

 米海兵隊が中国を睨む拠点としているオーストラリア北部、ダーウィンの港が中国企業に長期貸与され、米国の対豪不信が高まっている。貸与は米国に知らされないまま決められ、中国政府や軍とも関係が深い企業が米軍の活動などを監視する可能性もあるためだ。契約は99年という長期にわたる。中国は豪政府の脇の甘さを突いて米国の戦略拠点に食い込み、同盟にくさびを打ち込んだ形だ。(坂本英彰)

9割が「危険」

 「まるでアフガニスタンのような扱いだな」

 豪有力紙オーストラリアンが3月上旬、米国務省が豪国内で秘かに世論調査を行っていたと報じた。豪政府関係者は頼りとする同盟国に、信頼できない途上国のように扱われたことに苦虫をかみつぶしたという。

 豪北部準州は昨年10月、ダーウィン港の長期リース権を約5億豪ドル(約440億円)で中国のインフラ・エネルギー関連企業「嵐橋集団」に貸し与えると発表した。調査は貸与についての世論を探るものだった。

 オーストラリアの安全保障に影響があると思うかどうかを問う質問に対し、43%が「大い」に危険があるとし、「幾分」を含めると9割の回答者が懸念を感じていた。この結果は「経済的利益より安全保障の優先を豪政府に迫るものとなる」と評価された。

 報道は沈静化していた貸与問題をめぐる議論に火をつける結果となり、北京で行われた中国外務省の定例記者会見にも飛び火した。

 「オーストラリア国民は冷静に客観的になってほしい。これは国際ルールにも豪国内法にも則ったビジネスであり、両国に巨大な利益をもたらすものだ」

 報道官はこう述べ懸念の払拭に努めた。

 オーストラリアのターンブル首相も「米豪の軍事協力が緊密にできるよう、慎重に行っている」として、ダーウィン港の長期貸与は安全保障上の問題をクリアしたものだと強調した。

「明らかな失態」

 しかし、この時期の報道については、米側の意図があるとの憶測が出ている。

 「巧妙に国務省側からリークされたものだろう」

 シドニー大学の研究者で元オーストラリア軍将校のジェームズ・ブラウン氏は豪シンクタンクへの寄稿でこう指摘した。

 「オーストラリア政府は中国の戦略性を十分に調べもせずに通した。明らかな失態であり、米政府の怒りは相当なものだ」

 ブラウン氏は、嵐橋集団は民間企業とはいえ、微妙な戦略地点でインフラなどを確保する中国の国有企業のパターンを踏んでいるとの米側の見方を紹介。情報収集や地方政府への圧力といった懸念を抱いていると指摘した。

1006とはずがたり:2016/08/28(日) 18:30:00
>>1005-1006
 米国からは、ダーウィン港の貸与が発表された直後から不満が噴出していた。

 オバマ大統領自身、昨年11月、マニラでターンブル豪首相と会談した際に事前に相談がなかったことに不快感を表明して「次回は必ず教えてほしい」と念押しするなど、同盟国に対しては異例ともいえる厳しい態度に出ていた。

「中国軍のフロント企業」

 オバマ氏にとってはメンツをつぶされることでもあったのだ。オバマ氏は2011年、オーストラリアを訪れて軍事上の政策転換であるアジア回帰を表明し、ダーウィンを米軍の新たな拠点にすると発表したのだ。

 以来、ダーウィン郊外には1000人を超す海兵隊員が巡回駐留しており、近く2500人規模に増強する方針だ。ダーウィンの豪空軍基地には戦略爆撃機を巡回駐留することも協議するなど、インドネシアを挟んで南から中国を睨む重要な戦略拠点だ。その港が中国側に長期貸与される事態は米国にとって、同盟国にはしごを外されるようなことだったといえる。

 「オーストラリアの指導者は、中国台頭を制御することの難しさをもっと論議すべきだと感じている米高官は多い」。ブラウン氏はこう指摘する。

 嵐橋集団は山東省を拠点とするエネルギーやインフラ産業を主軸とする企業で港湾や石油、ガス、不動産など幅広いビジネスを展開。創業者でトップの葉成氏は、国政助言機関である人民政治協商会議の委員を務める。米紙ニューヨーク・タイムズの取材に葉成氏は「これはビジネスだ」として安全保障上の懸念を一蹴しつつも、投資は中国の外交政策「一帯一路」に資すると認めた。

 一帯一路とは中国と欧州を陸路や海路でつなぐ習近平政権の大構想だ。葉成氏は中国政府との密接な関係を否定するが、豪有力シンクタンクの戦略政策研究所は「中国軍のフロント企業」だと警鐘を鳴らす。

「経済は中国」「安保は米国」のアンバランス

 同研究所のピーター・ジェニングス所長は国会の委員会で、長期貸与についての政府対応のお粗末さを厳しく批判した。

 「中国には西側諸国の軍が船舶をどう動かし、荷揚げをし、荷を積み込み、機器からどんな信号を出すのかといった細部を含め、軍のオペレーションについての極めて強い関心がある」

 同氏の発言を米メディアはこう報じている。

 嵐橋集団へのダーウィン港の長期貸与を決めたのは北部準州で、連邦政府は助言という形でかかわった。しかし、高まる批判の中で豪財務省は3月なかば、外国投資についての審査の厳格化を発表した。今後は州レベルの資産などでも空港や港湾など重要インフラは、連邦政府の承認を必要とするという。

 今回の事態の背景にあるのは、オーストラリアの経済的な対中依存だ。同国の対外貿易は約24%を中国が占め、2位の日本(約11%)、3位の米国(約9%)を大きく引き離している。

 経済は中国に、安全保障は米国にそれぞれ依存するという引き裂かれた状態が、オーストラリアの立場を苦しくしている。中国と経済的な結びつきを強める一方で中国を睨んで防衛強化を図るというアンバランスもこの現れだ。とりわけ中国と地理的に近く財政基盤の弱い北部準州は中国投資を渇望し、長期貸与への批判には「反中思想だ」などと強く反発している。

 「オーストラリアは選択を迫られる。米中の対立が厳しくなればなるほど、それは厳しいものになる」

 豪国立大学のヒュー・ホワイト教授は米メディアに、こう指摘した。

1007チバQ:2016/08/28(日) 23:53:42
>>1002
http://www.sankei.com/world/news/160828/wor1608280002-n1.html
2016.8.28 00:44

チュニジアに40歳首相 同国で最年少、新内閣発足


 チュニジアの議会は26日夜、新首相に指名されたユスフ・シャヘド氏(40)が率いる新内閣を賛成多数で承認した。27日にカイドセブシ大統領に宣誓し、新内閣が発足した。シャヘド氏はチュニジア史上最も若い首相。

 ホルシャニ国防相やジナウイ外相ら主要閣僚は留任。26人の閣僚のうち女性は6人となった。議会(定数217)では、195人が出席し168人が賛成、22人が反対し5人が棄権した。

 チュニジアは中東民主化運動「アラブの春」の後に民主体制に移行したが、テロが相次ぎ経済の柱である観光業が低迷。シャヘド氏は低迷する経済の立て直しや失業問題、テロ対策など山積する課題に取り組む。

 議会が7月末にシド前首相の不信任決議案を可決、今月上旬にカイドセブシ氏が地方問題相だったシャヘド氏を新首相に指名した。(共同)

1008チバQ:2016/08/28(日) 23:55:57
http://www.sankei.com/politics/news/160828/plt1608280007-n1.html
2016.8.28 08:01
【TICAD】
アフリカの巨大市場・大票田に各国が熱視線


 【ナイロビ=松本学】「今回のTICADは初のアフリカ開催となる歴史的なものだ。アフリカの夢をアフリカと手を携えながら実現していきたい」

 安倍晋三首相は26日、ケニアの大統領官邸で同国のケニヤッタ大統領との共同記者会見に臨み、会議の意義を強くアピールした。

 TICADは冷戦終結後、国際社会のアフリカ支援への関心が低下する中でアフリカの重要性を訴える日本が始めた。アフリカ連合(AU)や国連などと5年ごとに開き、第1回から第3回までを東京、第4回と第5回を横浜で開催した。今回、初の現地開催に踏み切るとともに開催頻度も3年ごとに縮めた。

 「最後の巨大市場」とも称されるアフリカの人口は2050年には中国とインドを超えて30億人に達し、国内総生産(GDP)は4兆ドル規模にまで拡大すると予想されている。「アフリカの未来を信じる投資」(安倍首相)に踏み切った日本のみならず各国が熱い視線を注いでおり、中国が00年に「中国アフリカ協力フォーラム」を立ち上げたほか、14年には米国がワシントンで初の米・アフリカ首脳会議を開いた。

 国連安全保障理事会の常任理事国入りを目指す日本にとって、54カ国を擁するアフリカは“大票田”でもある。首相は今回のケニア滞在中、ギニア、コートジボワール、モザンビーク、ガーナなど各国首脳と相次いで会談しているが、大半の会談で安保理改革での連携を呼びかけている。 (ナイロビ 松本学)

1009とはずがたり:2016/08/30(火) 10:11:41

「日本は私利私欲のため利用」TICAD巡り中国が批判
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20160830-00000008-ann-int
テレビ朝日系(ANN) 8月30日(火)8時2分配信

 安倍総理大臣が出席し、ケニアで開かれたTICAD(アフリカ開発会議)を巡り、中国外務省は「私利私欲のために会議を利用した」と日本を批判しました。

 中国外務省・華春瑩副報道局長:「日本はTICADで、強引に自らの意思をアフリカ諸国に押し付けようとした。私利私欲のためで、中国とアフリカ諸国の間に不和の種をまこうとした」
 中国外務省の報道官は、日本がTICADの議題を本来の経済発展ではなく、南シナ海などを念頭にした海洋安全保障問題や常任理事国入りを目指す国連安保理の改革の問題に引っ張ろうとしていたと批判しました。そのうえで、日本の最終的な目的はアフリカ諸国と中国の仲を引き裂くことだと指摘しました。中国は2000年からアフリカ諸国との会議を3年に一度、開催していて、アフリカを巡る日本と中国のつばぜり合いが続いています。
最終更新:8月30日(火)8時2分テレ朝 news

1010チバQ:2016/08/30(火) 21:09:07
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-160830X577.html
南米左派の退潮に拍車=ブラジル大統領の失職濃厚
17:42時事通信

 【ブラジリア時事】ブラジルで13年にわたり与党の座にあった左派・労働党(PT)のルセフ大統領(停職中)が弾劾による失職の危機に直面している。地元メディアによると、30日にも行われる上院の投票で罷免が決まり、中道右派のブラジル民主運動党(PMDB)に政権を譲る可能性が高い。ブラジルの政権交代は、かつて南米で台頭した左派勢力の後退を加速させそうだ。

 「南米の政治と経済は常にエリート層の利益が優先されてきた」。ルセフ氏は29日、弾劾裁判でこう訴え、貧困対策を進めた自身の実績を強調するとともに、富裕層の支持が厚いPMDBを批判した。

 多くの貧困層を抱える南米では、格差是正が共通の課題だ。PTは2003年に政権に就くと、低所得者を対象とした社会福祉政策を拡大。貧困層の縮小に手腕を発揮した。ルセフ氏弾劾に反対する教師レシオニ・ペレイラさん(56)は「PMDBが政権に就けば、ブラジルは金持ち優遇の時代に逆戻りする」と訴える。

 しかし、2000年代に台頭した左派勢力の弱体化は南米全体の流れだ。かつて貧困対策の財源を生んだ資源ブームは、火付け役となった中国経済の減速で終息。不況に陥った各国で左派は国民の支持を失いつつある。昨年はベネズエラの与党が総選挙で大敗し、アルゼンチンでは中道左派政権が倒れた。

 格差是正を目指して左派復興を担うカリスマ的な指導者が登場する兆しは見えず、南米の左派は「冬の時代」がしばらく続くとみられている。

1011チバQ:2016/08/30(火) 21:21:42
http://mainichi.jp/articles/20160830/k00/00e/030/148000c
ブラジル
弾劾裁判でルセフ氏 潔白訴え「違法行為ない」

毎日新聞2016年8月30日 11時41分(最終更新 8月30日 13時45分)
【サンパウロ朴鐘珠】大詰めを迎えたブラジルのルセフ大統領(68)に対する弾劾裁判で29日、初めて出廷したルセフ氏は「違法な行為は何一つ犯していない、誠実な大統領に公正な裁きを下してほしい」と述べた。30日の採決で弾劾の可否を判断する上院議員らに無罪票を投じるよう訴えたが、地元メディアは罷免は避けられない状況と報じている。

 ルセフ氏は、社会保障費の財源を確保するため財政赤字を粉飾した背任罪に問われており、この日は被告人質問に相当する質疑などがあった。弾劾裁判の法廷である連邦議会上院の本会議場に午前10時前に出廷したルセフ氏はまず45分間、意見を陳述。その後、各議員が10分以内で質問し、ルセフ氏は時間無制限で返答した。質問を希望した議員は47人に上り、休憩を挟みながら29日夜まで、質疑は続いた。

 このうち、ルセフ氏が再選した2014年の大統領選で決選投票の末に敗れたネベス議員(56)は「こんな形であなたに再会するとは思わなかった」と切り出し、財政赤字を拡大させた責任の重さを感じているかと尋ねた。

 これに対し、ルセフ氏はブラジルの経済悪化は資源価格の下落など外的要因によるものだと反論し、「政府が打ち出した景気回復策を受け入れなかった」議会にも責任の一端はあると述べた。

 上院議員の定数81の3分の2にあたる54人が有罪と判断すれば弾劾は成立するが、既に53人が有罪に投票すると表明している。

1012チバQ:2016/08/30(火) 21:27:49
http://www.sankei.com/world/news/160830/wor1608300040-n1.html
2016.8.30 15:28
【国連事務総長選】
グテレス氏がトップ維持も3カ国が不支持、カギ握るロシアの動向 「初の女性」は厳しい情勢 

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 グテレス前国連難民高等弁務官
 グテレス前国連難民高等弁務官

 【ニューヨーク=上塚真由】国連安全保障理事会(15カ国)は29日、今年末に任期満了を迎える国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長の後任候補10人に対する3回目のストローポール(非公式投票)を行った。国連外交筋によると、1、2回目で最多の支持票を獲得したグテレス前国連難民高等弁務官(ポルトガル元首相)がトップを維持した。安保理はさらに非公式投票を行い、10月をめどに候補者を絞り込む予定。

 グテレス氏は11カ国から支持を得たが、不支持は3カ国、意見なしが1カ国だった。候補者が絞り込まれた段階での正式投票で、米露など拒否権を持つ常任理事国が1カ国でも反対すれば自動的に落選となる。EU加盟国で北大西洋条約機構(NATO)の中核の一つであるポルトガルからの選出にロシアが難色を示す可能性もあり、選考の行方はなお不透明だ。

 国連外交筋によると、前回10位だったスロバキアのライチャーク外相が支持9票、不支持5票、意見なし1票で、2位に急浮上。女性で国連教育科学文化機関(ユネスコ)のボコバ事務局長(ブルガリア)と、セルビアのイェレミッチ元国連総会議長がいずれも支持7票、不支持5票、意見なし3票で、3位に並んだ。

 今回の事務総長選では、過去に選出例がない東欧の出身者を支持する意見に加え、初の女性事務総長を待望する声があるが、女性の候補者はいずれも支持が広がっておらず、厳しい情勢となっている。

 前回投票時は11人だったが、モンテネグロのルクシッチ副首相兼外務・欧州統合相が辞退を表明し、10人になった。

1013とはずがたり:2016/09/01(木) 19:40:16
<ブラジル>ルセフ大統領失職 弾劾裁判有罪判決
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160901-00000002-mai-s_ame
毎日新聞 9月1日(木)1時44分配信

 【サンパウロ朴鐘珠】国家会計を不正操作した背任罪に問われたブラジルのルセフ大統領(68)に対する弾劾裁判の審理をしていた連邦議会上院は31日、最終採決を行い、有罪判決を出した。ルセフ氏は即日、失職した。テメル大統領代行(75)が大統領に昇格し、2018年末までのルセフ氏の残り任期を務める。03年から続いてきた左派労働党政権は4期目途中で幕を下ろした。ブラジルの大統領弾劾は1992年のコロル大統領以来、2人目。

 採決の結果は有罪61人、無罪20人。弾劾成立に必要な有罪票は定数81の3分の2(54人)だった。ルセフ氏は判決取り消しを求めて最高裁に上訴する方針。今年4月に下院が弾劾決議案を採択し、上院に審議の場が移った際も、ルセフ氏は弾劾手続きの無効を最高裁に申し立てたが、棄却された。最高裁が上院の判決を取り消す可能性は極めて低い。

 ルセフ氏はブラジル初の女性大統領として11年に就任し、再選を果たして15年から2期目に入っていた。

 ルセフ氏弾劾の請求は3人の法律家が連名で下院議長に告発したのが発端だった。内容は、ルセフ政権が15年、貧困層への生活保護費や失業保険などを満額給付するために財政赤字を粉飾し、財源の不足分を国営銀行に違法に肩代わりさせたというもの。その額は402億レアル(約1兆3000億円)に上る。

 国家会計の操作について、ルセフ氏は「歴代の政権も行ってきた慣例だ」と反論。だが、国民世論は、経済低迷への不満と多数の政治家が関与した汚職事件の発覚で政治不信を募らせ、怒りのはけ口としてルセフ氏の弾劾を求めるデモが全国規模で発生。腹心の副大統領だったテメル氏とその所属政党が労働党との連立を解消し、5月に上院での弾劾裁判設置が決まった。

 一方、弾劾裁判開始に伴うルセフ氏の停職を受けて発足したテメル暫定政権からもこれまで、汚職への関与を指摘された閣僚3人が辞任。先月21日にリオデジャネイロ五輪が大きな混乱もなく閉幕したばかりのブラジルだが、政治の混乱が続く中、今月7日にはパラリンピックが開幕する。

南米左派諸国、大使を召還=ブラジル大統領罷免に反発
http://www.afpbb.com/articles/-/3099345
2016年09月01日 11:24 発信地:ブラジル

【9月1日 時事通信社】ブラジルの中道左派政権を率いたルセフ大統領が議会で弾劾に問われ、罷免されたことを受け、南米左派諸国は31日、「これはクーデターだ」などと一斉に反発し、ブラジルから大使を召還する方針を表明した。

 ブラジル政府は不快感を隠しておらず、外交摩擦は拡大する恐れもある。

 ルセフ氏が「罷免される理由はない」と潔白を訴えていたことを踏まえ、ベネズエラ政府は声明を出し「クーデターを非難する」と立場を鮮明にした。大使召還に伴い外交関係凍結に踏み切る。

 ボリビアのモラレス大統領とエクアドルのコレア大統領も「民主主義へのクーデターだ」「南米の暗黒時代を思い起こさせる行為を許さない」とツイッターに書き込んだ。ルセフ氏への連帯を示すとともに、大使召還の方針をそれぞれ明らかにした。(c)時事通信社

1014チバQ:2016/09/01(木) 22:41:49
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1609010002.html
【ブラジル情勢】ルセフ大統領が弾劾裁判で失職 同国史上初の罷免 副大統領のテメル氏が新大統領に就任 経済復興最優先に 
09:14産経新聞

 【リオデジャネイロ=佐々木正明】国家会計の不正操作を問われていたブラジルのルセフ大統領(68)=停職中=の弾劾裁判で、上院(81議席)は8月31日、ルセフ氏の罷免を問う採決を行い、3分の2以上にあたる61票の「有罪」投票で、ルセフ氏の罷免を決めた。規定により、代行を務めていたテメル副大統領(75)が大統領に昇格。同日、就任の宣誓を行い、政局の迷走に区切りをつけ、経済復興を最優先に政権運営を担うことを表明した。

 弾劾裁判で大統領が罷免されるのは同国史上初。ルセフ氏の師であるルラ元大統領から13年間続いた、労働党(PT)率いる左派政権は終焉を迎えた。中南米の地域大国である同国の政権交代は、経済が疲弊し、国民が反発している周辺国の左派政権の行方にも影響を及ぼす可能性がある。

 テメル氏は次回大統領選挙が行われる2018年まで政権を率いる。同氏は早速、中国で9月4、5日に行われる20カ国・地域(G20)の首脳会議に出席。「外国の投資を呼び込みたい」としており、欧米や日本との関係再構築に乗り出す。オバマ米政権は関係強化へ「確信がある」とのコメントを出した。

 この日の採決ではルセフ氏の罷免が決まると、弾劾賛成派の議員らがブラジル国歌を歌って祝福した。弾劾手続きをめぐっては「民主主義の危機」などとの反論がPTから上がったが、賛成派が全体の75%を占めたことから、「国政の麻痺状態が終わり、正常化に向かう」との声が出ている。

 一方、上院は今回、弾劾された大統領は8年間、公職を追放されるとした規定を改訂し、ルセフ氏は公職追放を免れた。ルセフ氏は最悪のシナリオを回避した形で、「私は(政界に)すぐに戻ってくる」と支持者に訴えた。

1015チバQ:2016/09/01(木) 22:44:07
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-160901X844.html
ボンゴ氏再選と発表=野党支持者反発、議会に放火―ガボン大統領選
06:53時事通信

 【ロンドン時事】AFP通信によると、アフリカ中部ガボンで27日実施された大統領選(任期7年)で選挙管理委員会は31日、現職のアリ・ボンゴ氏(57)が49.8%の得票率で再選されたと発表した。次点の主要野党候補のジャン・ピン元アフリカ連合委員会(AUC)委員長(73)は48.2%と大接戦だった。

 ピン氏は28日に独自集計で勝利宣言を行っていた。結果発表後、首都リーブルビルでは怒ったピン氏支持者数千人が「アリは去れ」などと叫び街路に繰り出した。さらに、議会の建物が放火されて炎上するなど混乱が広がっている。

 全体の投票率は約59%だったが、ボンゴ氏の民族的地盤の州では投票率99.9%で同氏の得票率が95.5%と異常な数字が出ており、ピン氏側は不正があったと訴えている。

1016チバQ:2016/09/01(木) 23:39:52
http://www.sankei.com/world/news/160901/wor1609010034-n1.html
2016.9.1 19:38
【ブラジル情勢】
改革断行待ったなし テメル氏の政権基盤弱く 与党内にも抵抗勢力
 【リオデジャネイロ=佐々木正明】8月31日に就任したテメル大統領率いる新生政権は、近年で最悪の状態に陥ったブラジルの経済を立て直すことが最優先課題だ。しかし、テメル氏の政権基盤は脆弱で、野党だけでなく与党内にも抵抗勢力を抱えており、改革を断行できるかどうかは不透明な情勢だ。

 テメル氏を支えた勢力は、貧困対策や手厚い労働者保護を重視してきたルセフ前大統領や労働党(PT)に、経済悪化の責任を負わせる形で政権から追い出すことに成功した。

 しかし、ルセフ派の抵抗は強く、31日もブラジル各地で支持者が一部で暴徒化。今後も対立が激化し、政権運営の大きな障害となる可能性がある。

 さらに、弾劾裁判ではテメル氏の政権与党が一枚岩ではないことが露呈した。

 ブラジルの法律では罷免された大統領は8年間、公職追放される規定だが、上院はこの決まりを改め、罷免とは別に公職追放の是非を問う採決を実施。その結果、可決に必要な票数に届かず、ルセフ氏は公職追放を免れた。最悪のシナリオを回避した同氏は、「私は(政界に)すぐに戻ってくる」と支持者に訴えた。

 この点をめぐっては、テメル氏が所属するブラジル民主運動党(PMDB)の実力者、クニャ前下院議長の議員資格剥奪の問題が絡んでいるとの指摘がある。クニャ氏の政界復帰に道筋つけるため、テメル氏の意向に反し、クニャ氏を支えるグループとPTが「裏で取引をした」との批判が出ている。

 ブラジル議会は小党乱立の状態で、下院第一党であるPMDBですら議席占有率は13%でしかない。各党が党利党略で政策の善しあしを判断すれば、一つにまとまることは困難だ。

 さらに、財政健全化のため、年金改革や税制改革のような国民に痛みを強いる法案の推進も、テメル氏の説得と強いリーダーシップがなければ実現は困難だ。

 日本貿易振興機構(JETRO)サンパウロ事務所の二宮康史次長は、「経済は必要な改革を断行してこそ回復する。各党、各議員がバラバラでは決断が遅れてしまう」としている。

1017チバQ:2016/09/01(木) 23:41:29
http://www.sankei.com/world/news/160901/wor1609010033-n1.html
2016.9.1 19:40
【ブラジル情勢】
テメル氏、州検事総長など務めたエリート 妻は40歳以上年下の美人モデル

 「国が一つにまとまるべきだ」。5月にルセフ大統領が停職になって以来、こう訴えてきた。大統領就任の宣誓の際も、「社会の全ての層の人々と民主的に対話をする用意がある」と述べた。常に落ち着いた物腰で振る舞い、外交筋は「物事を決定する前に根回しや調整をしっかり行うタイプの政治家」と評する。

 サンパウロ・カトリック大学で法学の博士号を取得し、サンパウロ州の教育局などで勤務。その後、同州の検事総長や公安局長なども務め、47歳だった87年、同州選出の下院議員となり、政界に進出した。

 所属するブラジル民主運動党(PMDB)でも人望が厚く、2001年から15年間、党首を担った。下院議長も3度務め、11年からは労働党(PT)のルセフ政権下で、片腕となる副大統領を務めた。

 ルセフ前大統領の弾劾手続きでは、テメル氏が最終的に反旗を翻したことから、流れが一気にルセフ氏の罷免へと傾いた。そのためルセフ派からは「裏切り者」呼ばわりされている。

 中東レバノンから渡った移民2世で、1940年、サンパウロ州チエテで8人兄弟の末っ子として生まれた。3度結婚し計5人の子どもがいる。現在の妻、マルセラさんは40歳以上も年下の美人モデルだ。(リオデジャネイロ 佐々木正明)

1018チバQ:2016/09/02(金) 20:08:40
http://www.sankei.com/world/news/160902/wor1609020021-n1.html
2016.9.2 11:23更新


ベネズエラで100万人規模のデモ 「食べ物も生活用品もない」 一部は暴徒化、治安部隊が応戦

 【ロサンゼルス=中村将】南米ベネズエラの首都カラカスで1日、反米左派のマドゥロ大統領の罷免を問う国民投票の実施を求める大規模デモが行われ、米メディアなどは野党連合、民主統一会議(MUD)幹部の話としてして、100万人以上が参加したと報じた。デモ参加者らは「食べ物も生活用品もない」などと大声で叫びながら、カラカス市内を行進。一部の参加者が石や火炎びんを投げるなど暴徒化したため、治安部隊が催涙弾で応戦するなど混乱した。

 ベネズエラでは経済が悪化して久しい。インフレに歯止めがかからず、国民の不満は増大。昨年12月の国会議員選で過半数を獲得したMUDは年内の国民投票実施を呼びかけている。

1019チバQ:2016/09/02(金) 20:12:21
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160902-00010009-afpbbnewsv-int

混乱のガボン首都で略奪、200人以上逮捕

AFPBB News 9月2日(金)12時45分配信

9月2日 AFP】アフリカ中部ガボンの首都リーブルビル(Libreville)で1日、略奪が起き、200人以上が逮捕された。同国では現職大統領が再選されたとする選挙結果に野党支持者が反発し暴動が広がっている。(c)AFPBB News

1020チバQ:2016/09/02(金) 20:19:37
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20160902-567-OYT1T50087.html
ガボン大統領選巡り、野党支持者が抗議3人死亡

15:43読売新聞


 【ヨハネスブルク=上杉洋司】ロイター通信などによると、アフリカ中部ガボンで8月27日にあった大統領選を巡り、僅差で敗れた野党支持者らが暴徒化し、首都リーブルビルで9月1日、議会の建物が放火されたほか、警官隊との衝突で少なくとも3人が死亡した。

 同国内相によると、当局は抗議デモに参加した約1100人の身柄を拘束した。

 内相は31日、アリ・ボンゴ大統領(57)が得票49・8%で再選を決めたと発表。野党候補でアフリカ連合前委員長のジャン・ピン氏(73)の得票率は48・2%で、わずか約5600票差だった。野党は、独自の集計で「勝利した」と主張していた。

1021名無しさん:2016/09/03(土) 22:23:08
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016082800070&g=pol
「常任理事国入りが目的」=日本の影響力警戒-中国・TICAD

 【北京時事】中国メディアでは、初めてアフリカで開かれたアフリカ開発会議(TICAD)首脳会議について「日本の国連安保理常任理事国入りに向けた支持獲得が目的だ」との見方が出ている。中国はアフリカ各国と関係を深めてきており、日本の影響力拡大を警戒しているようだ。
 27日付の中国共産党機関紙・人民日報系の環球時報は、ケニア・ナイロビでのTICAD開催を「安倍首相の派手な援助ショー」と批判的に報道。国営新華社通信も28日、専門家の分析として、常任理事国入りのための協力、資源や軍事拠点の確保を狙った「経済、政治的な『雑念』と軍事拡張の野心を隠し難い」と伝えた。 
 中国が日本の動きを注視するのは、経済面だけでなく、国際政治の面でもアフリカ各国との連携を強めてきたからだ。南シナ海問題についても、中国外務省はアフリカの30カ国以上が中国を支持していると説明し、日米などの批判に反論してきた。
 一方、中国のアフリカ支援に対しては「資源獲得が目的」との批判もある。これに対し、中国は2015年12月に南アフリカのヨハネスブルクで開かれた「中国アフリカ協力フォーラム」首脳会合で工業化支援を強く打ち出すなど、アフリカ発展への貢献をアピールしている。(2016/08/28-17:41)

1022とはずがたり:2016/09/05(月) 13:21:59
クローズアップ2016
G20サミット開幕 中国、大国誇示に躍起
http://mainichi.jp/articles/20160905/ddm/003/030/062000c
毎日新聞2016年9月5日 東京朝刊

世界経済が直面するリスク

各国・地域の実質経済成長率
 4日開幕した主要20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)では、議長国を務める中国がさまざまな場面で世界第2位の経済大国としての存在感を誇示することに躍起になっている。しかし、国内では景気減速に苦しんでおり、構造改革などの課題も山積している。世界的な経済停滞を巡っては、議長国として各国の協調を演出するものの、G20各国の足並みの乱れも目立つ。【杭州(中国)河津啓介、赤間清広】

強気の外交、ぎくしゃく
 「杭州を新たな出発点に『世界経済』という名の船を先導し、広い大海へ走らせる」。中国の習近平国家主席はサミット開幕式で、米国と並ぶ経済大国の一極として主導的な役割を果たす決意を示した。

 習近平指導部はサミットを今年の最重要イベントと位置づけ、国内メディアを総動員した政治宣伝を展開し、対外的にもサミット成功を最優先する外交攻勢をかけてきた。

 舞台となる杭州周辺は、都市機能を犠牲にしてでも万難を排す厳戒態勢を敷く。杭州周辺の一部工場は操業を停止、市民や商店には期間中の休暇を奨励した。夕方のラッシュアワーも車や人通りは極端に少なく、地元のタクシー運転手は「みんな市外に追い出された」と皮肉った。

 サミットに注力する理由は「責任ある大国」の威信を示すためだけではない。中国は来年秋に5年に1度の中国共産党大会を控え、最高指導部の人事を焦点とした政治の季節を迎える。サミット成功は習氏の政治基盤を盤石にするために避けて通れない道だ。

 「8年前、国際金融危機の瀬戸際でG20は命を投げ出す覚悟で臨み、奈落に落ちかけた世界経済を安定軌道に引き戻した」。習氏がサミット誕生の経緯に触れたのは当時、世界経済の救世主と称賛されたのが他ならぬ中国だからだ。リーマン・ショックで世界経済が混乱する中、開かれた第1回サミットで中国は総額4兆元(約60兆円)にのぼる巨額の景気浮揚策を表明し、一気に国際社会での地位を高めた。

 習氏は杭州サミットで過去の再現を狙うが、逆風は強い。経済では、鉄鋼などの過剰生産解消に向けた構造改革に迫られている。中国経済の成長鈍化も明らかで、習氏は3日にあったサミット関連会合の講演で「中国経済の見通しは一層、良くなっており、世界経済に貢献できる」と懸念払拭(ふっしょく)に努めた。

 強気の外交でも課題が山積する。中国はサミット本体で南シナ海問題が議題とならないよう「南シナ海問題は当事国間で話し合い解決する」「G20の主要議題は経済」などとクギを刺してきた。だが、3日の米中首脳会談で、オバマ米大統領は中国の権益主張を退けた仲裁裁判所(オランダ・ハーグ)の判決受け入れを習氏に直接促した。「既存の国際メカニズムを効果的に補完することを中国は提唱しており、その目標は共同発展の実現だ」。3日の講演で習氏は「中国脅威論」の懸念も否定してみせる必要があった。

 他のG20メンバーとも懸案を抱えており、英国とは、メイ政権が中国出資の原発計画の再検討を発表してぎくしゃくし、韓国とは在韓米軍に対する地上配備型迎撃システム「終末高高度防衛(THAAD=サード)ミサイル」の配備を巡って関係が悪化している。

 晴れの舞台に臨んだはずの習氏の表情は、努めて笑みを浮かべつつもやや硬い表情が目に付いた。原稿に何度も目を落とし、慎重にあいさつを読み上げる姿に、13億人のかじ取りを担う巨大な重圧が伝わるようだった。

1023とはずがたり:2016/09/05(月) 13:22:18
>>1022-1023
経済底上げ足並み乱れ
 今回のサミットで最重要課題となったのが、停滞する世界経済の底上げだ。5日に採択する首脳宣言では、G20各国が「すべての政策手段を用いる」との決意を打ち出す構えだ。

 世界経済の先行き不透明感を高めた大きな要因の一つが、英国の欧州連合(EU)離脱問題だ。離脱派が勝利した6月の国民投票後に就任し、今回が外交デビューとなったメイ英首相は4日、米国のオバマ大統領やロシアのプーチン大統領らと相次ぎ会談。「容易ではない状況の克服にベストを尽くす」と、離脱の影響を最小限に食い止めることに全力を挙げる姿勢を示した。金融市場の混乱は収束しつつあるものの、EUからの離脱プロセスは依然、不明な点が多く、世界経済の重しになっている。

 2008年のリーマン・ショック後の回復を主導してきた新興国も、中国をはじめ景気減速が鮮明だ。資源価格の低迷などでロシアやブラジルはマイナス成長に陥っている。最大の経済国の米国も成長が鈍く、日本も足踏み状態が続く。国際通貨基金(IMF)は7月、16年の世界経済の実質成長率の見通しを3・1%と、0・1ポイント下方修正した。

 こうした状況を打開する処方箋としてG20が打ち出すのが、財政政策、金融政策、構造改革などの「政策の総動員」だ。中国の習近平国家主席は4日の会合で、各国が新たな成長エンジンを見いだし、貿易や投資の自由化を進めるほか、成長促進策で協調を強めるよう訴えた。しかし、リーマン後の危機脱却で強い結束を見せたG20は、現在ではそれぞれ異なる経済情勢や課題を抱え、足並みをそろえるのが困難になっている。

 中国による鉄鋼の過剰生産を巡っては、ユンケル欧州委員長が4日の記者会見で「容認できない」と強い不満を表明。今回のG20で過剰生産の解消に向けた協議の枠組み設置で合意する見通しとなったが、国内雇用への配慮もあって、中国の取り組みは長い時間がかかることが予想される。米国は雇用の改善などを背景に利上げを模索するが、新興国では資金流出の恐れがあるなど利害の対立も目立つ。また、英国のEU離脱問題のように各国が内向き姿勢を強めることによって、保護主義が台頭する懸念も高まっている。

 G20は18年までに経済成長率を2%底上げする目標を掲げているが、このままでは「かけ声倒れ」に終わる可能性が高く、各国が改めて実効性のある対応策を探る必要に迫られている。

G20の参加国・地域
 日本▽米国▽英国▽ドイツ▽フランス▽カナダ▽イタリア▽欧州連合(EU)▽中国▽ロシア▽インド▽ブラジル▽南アフリカ▽インドネシア▽オーストラリア▽韓国▽トルコ▽サウジアラビア▽メキシコ▽アルゼンチン

1024とはずがたり:2016/09/06(火) 16:47:48

オバマ氏、比大統領との会談取りやめ 米批判を繰り返す
http://www.asahi.com/articles/ASJ962FQ2J96UHBI008.html?ref=yahoo
杭州=峯村健司、ビエンチャン=鈴木暁子2016年9月6日13時24分

 東南アジア諸国連合(ASEAN)関連首脳会議に出席するためラオスを訪れているオバマ米大統領は、6日午後に当地で予定していたフィリピンのドゥテルテ大統領との会談を取りやめた。米国家安全保障会議(NSC)のプライス報道官が同日、明らかにした。理由は明らかにしていないが、人権問題などをめぐり、ドゥテルテ氏が米国批判を繰り返したことが原因とみられる。

 フィリピンではドゥテルテ氏の就任後、麻薬犯罪の撲滅を名目に千人以上が正当な裁判をへずに警察に殺害され、国際社会の批判を受けている。ドゥテルテ氏は出国前の会見で、この大量殺人についてオバマ氏に問われるのではと質問され、「私にとっての主人はフィリピン人だけだ。敬意を忘れるな。疑問や声明ばかり投げかけるな」「会議でののしってやる」などと発言していた。

 オバマ氏は5日、中国・杭州で開かれた主要20カ国・地域(G20)首脳会議の閉幕後の会見で、ドゥテルテ氏が米国批判をしていることに懸念を示した上で、「彼は個性的だ。彼と話すことが建設的かどうかを確認するように指示した」と述べ、会談の取り消しを示唆していた。

 ASEAN関連首脳会議では、…

フィリピン大統領「オバマ氏への発言後悔」 会談開催へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160906-00000052-asahi-int
朝日新聞デジタル 9月6日(火)13時51分配信

 オバマ米大統領が、フィリピンのドゥテルテ大統領との会談を中止したことについて、ドゥテルテ氏は6日、「オバマ氏への攻撃ととられた先の発言を後悔している」とし、後日、会談を行うことで合意したとの声明を発表した。(ビエンチャン=鈴木暁子)

朝日新聞社

1025とはずがたり:2016/09/06(火) 21:43:25
まさに現代の皇帝!習近平「俺様による、俺様のためのG20」
日本のことは、100%無視って…
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/49650
近藤 大介『週刊現代』編集次長

… そんな「習近平のG20」は、9月3日午後3時から行われたビジネスサミットで幕を開けた。…

いまや中国は世界第2の経済大国となり、最大の貨物貿易国となり、第3の対外直接投資国となり、国民一人当たりのGDPは8,000ドルに近づいている。7億人が貧困から抜け出し、他国が数百年かかった過程を数十年で駆け抜けている。… 中国経済の発展は、新常態に入ったのだ。われわれはいま、壮士腕を断つ覚悟で、『供給側構造改革』に取り組んでいる。中国経済は大きいが強くなく、大きいが優れていないことは、よく認識している。そこで発展の方向を変えて、想像力溢れる科学技術強国を建設していく。

具体的には、今後5年で単位GDPあたりの水量とエネルギー消費量と二酸化炭素排出量を、それぞれ23%、15%、18%減らしていく。2016年からの供給側構造改革によって、5年で粗鋼生産量を1億トンから1.5億トン減らし、3年から5年で石炭生産を約5億トン減らす。2020年までに、5700万人以上の貧困層を一掃する。

また、秩序ある人民元の為替レート改革を進め、徐々に国内の資本市場を開放していく。それと同時に、人民元も世界へ出て行き、中国の金融業の国際化のレベルアップを図っていく。

私が提起した『一帯一路』(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)は中国と各国との共同の繁栄を目指したものだ。すでにAIIB(アジアインフラ投資銀行)も始動し、アジアのインフラに積極的な影響を及ぼし始めている。

中国経済は今年の前半、6.7%の成長率を記録し、消費がGDPに占める割合は73.4%に達し、第3次産業が占める割合は54.1%に達している。都市部の新規就業者は、717万人も増えた。中国発展の前景は、日増しに明るくなっているのだ。… G20は今回で10回目だ。皆で手を取り合って、世界に貢献していこう」

だいぶ要約したつもりだが、それでも訳していったらこんなに長くなってしまった。実際に言っていることは、美辞麗句の連続で、要は「中国経済はまだまだ大丈夫だから心配しないでくれ」と強調したかったのだ。

日米の外堀が埋まりつつある

最前列でひときわ大きな拍手をしているイケメン男を、中国中央テレビがアップで写していた。誰かと思えば、カナダのトルドー首相だった。カナダは今回、習近平政権の肝煎りで今年年初に北京に設立されたAIIB(アジアインフラ投資銀行)への参加を表明し、中国を歓喜させた。というわけで、最前列中央の特等席を用意されたのだろう。

中国は、幹部の誰がトルドー首相に会っても、「あなたの父親が首相の時代に両国は国交正常化を果たしたのであり、中国の誰もがご尊父を尊敬している」と言ってトルドー首相に媚びを売る。またトルドー首相としても、ますます影響力を持ちつつある中華系移民やチャイナマネーの投資を、無視できなくなってきている。

ともあれ、これでAIIBに参加する先進国は、ドイツ、イギリス、フランス、イタリア、カナダと5ヵ国となった。日本とアメリカの外堀は埋められつつある。

私は2年前から、日本はAIIBに参加すべきだと、重ねて主張してきた。日本は「ガバナンスと透明性が確保されていないから入らない」と言っているが、私に言わせれば、だからこそ入るのである。… そもそも「ガバナンスと透明性が確保された日中ビジネス」など存在しない。それでも日本企業は、年間3,000億ドル規模の貿易を中国と行っているのだ。

「花」を持たせて「貸し」を作る

さて、習近平主席は続いて3日の17時半から、昨年12月12日に合意された「パリ協定」の批准文書引き渡しの儀式に臨んだ。日本などは、秋の臨時国会か来年の通常国会で批准すればいいと、のんきに構えていたというのに、世界最大の温室効果ガス排出国の中国と、2位のアメリカが揃って、批准書を潘基文国連事務総長に手渡してしまったのである。

登壇したのは、習近平主席、オバマ大統領、潘基文国連事務総長の3人のリーダー。習主席はこの場でも、中国、アメリカ、国連の3本の旗をバックに、威風堂々と演説に臨んだ。… このイベントは中国側が、アメリカをけしかけて実現したものだった。…習近平主席にとって、はっきり言って環境問題などどうでもよいに違いない。大事なのは、オバマ大統領と潘基文事務総長に「貸し」を作ることだった。

まずオバマ大統領に対しては、あと4ヵ月で退任するので、オバマ時代の成果という「花」を持たせてやることで、南シナ海問題やサイバーテロ問題などについて、お目こぼしを得ようとしたのである。このことは後述する。

1026とはずがたり:2016/09/06(火) 21:43:43
また潘基文事務総長も、今年の年末で2期10年の任期を終え、退任が決まっている。そこでやはり、潘基文国連時代の成果という「花」を持たせたのである。なぜ花を持たせるかと言えば、潘基文は今年の大晦日までは国連事務総長だが、来年元旦からは、次期韓国大統領候補に様変わりするからだ。

現在の朴槿恵政権は、今年7月8日、かねてからアメリカが強く要求してきたTHAAD(終末高高度防衛ミサイル)の来年末までの韓国配備を発表した。これに対して中国は、「THAADは中国を標的としたものだ」として、猛反発している。

そこで韓国を揺すって、THAAD配備を止めさせようとしたが、頑強に拒むばかりだ。そのため中国がいま狙っているのは、彼らが言うところの「TPP方式」なのである。

TPP(環太平洋パートナーシップ協定)は、中国からすれば「経済的な中国包囲網だ」として猛反発していたが、昨年10月5日に、日米など12ヵ国が妥結してしまった。これで中国は万事休すかと思いきや、アメリカ議会の猛反発に遭って、アメリカでの批准が大幅に遅れ、オバマ大統領の任期中に批准できないことが、ほぼ確実となった。後任者はクリントン候補にしてもトランプ候補にしてもTPP反対を唱えているので、これは中国の勝利だ。

同様に、THAADに関しても、いま習近平政権は朴槿恵政権に、「配備は分かったから、朴槿恵政権の任期中には間に合わないようにしてくれ」とプレッシャーをかけている。中国が今回、これまでは最優先させてきた習近平・朴槿恵会談に、G20の直前までゴーサインを出さなかったのは、水面下でこの駆け引きをやっていたのではないか。

そうなると、次の韓国大統領選の最右翼は潘基文事務総長なのだから、中国からすれば当然、取り込むべきターゲットである。アメリカの次期大統領のTPPではないが、潘基文新大統領が「ノー!」と言えば、THAAD配備計画もご破算になるのだ。だから潘基文事務総長に「花」を持たせたのだ。かつ、このところにわかに冷遇しだした朴槿恵大統領に見せつけてやるという意味もある。

ともあれ、中国外交の意地を見せつけたかのようなセレモニーだった。

オバマ政権とは敵対せず

3日夜になって、習近平主席は20時半から、晩餐会も含めて3時間半に及ぶ米中首脳会談に臨んだ。場所は、風光明媚な西湖のほとりにある西湖国賓館である。

杭州市では長く、西湖の周りの環境保全という理由で、湖に面した場所にホテルを建てることを禁じてきた。ただ一つの例外が、この西湖国賓館だった。西湖の西面に位置し、敷地面積36万㎡。1954年にはここで毛沢東主席が憲法を起草し、1972年にはニクソン大統領とキッシンジャー補佐官が訪れ、「上海コミュニケ」で米中が合意し、米中国交正常化の礎となった。

新華社通信によれば、習近平主席はオバマ大統領に対して、次のように述べた。

「…2013年に会談して以来、中米の新型の大国関係は、多くの成果を挙げてきた。…わが国は引き続き、『安定した中に進歩を求める』をマクロ経済政策を基調として、供給側構造改革に取り組んでいく。一日も早く、BITを締結させようではないか。また、両軍の交流も、積極的に進めようではないか。

領土問題に関しては、中国は国家主権と領土の整備を維持していく。いかなる形であれ台湾独立の分裂行為は押さえ込むし、平和的な統一を目指す。アメリカには『3つのコミュニケ』を遵守し、大局的に考えてほしい。チベット独立勢力の分裂活動も許さない。

南シナ海問題は、中国自身の南シナ海における領土主権と海洋権益を、継続して維持し、保護していく。同時に、当事者同士の直接の交渉によって、平和的に争議を解決していく。そしてASEAN諸国とともに、南シナ海の安定を維持し、保護していく。アメリカには、こうした南シナ海地域の平和と安定に、建設的な役割を発揮してほしい。

朝鮮半島に関しては、中国は終始、朝鮮半島の非核化、朝鮮半島の平和と安定の維持、対話と交渉を通しての問題解決を強調してきた。その意味で、韓国にTHAADを配備することに反対し、アメリカが中国の安全戦略を尊重することを要求する」

まさに言いたい放題だが、これに対してオバマ大統領がどう反論したかは、新華社通信は「深入って意見を交換した」としか書いていない。つまりオバマ大統領は、南シナ海の埋め立て問題などに関して、中国を強く非難したが、体面上省略したということだろう。

会談冒頭の両首脳の映像を見ると、習近平主席が紅く口紅を塗っていて、まるで京劇役者のようだ。これは、笑顔を強調したい時に習近平主席が取る手法だ。ということは、オバマ政権と敵対する意思は、それほどなかったのだ。相手はあと4ヵ月だし、それほどケンカすることもなかろうという会談だったのだろう。

1027とはずがたり:2016/09/06(火) 21:44:04
>>1025-1027
「中身」より「形式」重視

翌4日は、午前中にBRICS(新興5ヵ国)首脳階段に臨んだ。… ここでもまた、大して意味のある発言はなかった。

続いて、メインイベントのG20首脳会議が開かれた。またしても議長役の習近平主席が、基調スピーチを行った。…あまりに無味乾燥なので、端折ってしまった。

こうして見てくると、杭州G20というイベントは、「中身」よりも、多分に「形式」を重視したものだったと言える。つまりは、習近平という中国の指導者を、かつての皇帝のような存在として、中国内外に広く認知させるためのイベントだったというわけだ。

「中国第一」と「新常態」

私は8月中旬に北京で、今回のG20にも関わった中国の関係者から話を聞いた。それによれば、G20でますます自信をつけていく中国は、今後、「中国第一」(チャイナ・ファースト)と「新常態」(ニュー・ノーマル)で進んでいくという。

米大統領選でトランプ共和党候補が、「米国第一」を唱えて話題になったが、「中国第一」は、その中国版である。中国はこれまで、アメリカに気を遣い、周辺諸国に妥協しながら進んできた。だがこれからは、中国の国益最優先で進んでいくのだという。

もう一つの「新常態」は、本来は2年前から中国政府が使い始めた経済用語だ。中国は1978年に改革開放政策を始めて以降、30年数年にわたって高度経済成長の道をひた走ってきた。だがこれからは、高度成長から中高度成長へ、量の成長から質の成長へ、第二次産業中心から第三次産業中心へ方向転換していくという意味で、「新常態」と定めたのだ。

だが今後は、政治と外交の分野にも、「新常態」の概念を広げていくという。

政治分野の「新常態」とは、これまでの「トップ7」(党中央政治局常務委員)による集団指導体制から、習近平主席の個人指導体制へと変えていくことだ。10月に共産党の重要会議「6中全会」(中国共産党第18期中央委員会第6回全体会議)を開いて、そのことを認知徹底させていく。

また、外交分野での「新常態」とは、アジアのことは中国が決めるという状態にしていくことだという。南シナ海問題、東シナ海問題などアジアの問題は、アメリカでもなく日本でもなく、中国が決めていくという意思を明確にしていくのだという。

これは日本にとっては、由々しき事態である。9月5日に習近平主席と会談した安倍晋三首相は、8月5日から9日まで、尖閣諸島近海に多数の中国船が「襲来」して日本を震撼させたことの再発防止、南シナ海に関する常設仲裁裁判所の判決に耳を傾けることなどを訴えたが、習近平主席は馬耳東風だった。

まず、「尖閣襲来」の件は、中国側は日本への「攻撃」でなく「反撃」と捉えている。すなわち、日本が南シナ海の常設仲裁裁判所の判決に口を出し、このままでは自衛隊を南シナ海に派遣するリスクが出てきたと見て反撃した。

そして、杭州G20を経て、「中国第一」と「新常態」に入る今後は、日本が中国に背いたと見た時点で、何度でもこのような反撃を行うだろう。日本としては、他国との合従(中国包囲網)か、中国との連衡か、難しい選択を迫られることになる。

中国は、日本人が思っていた以上に巨竜と化してしまったのである。

1028とはずがたり:2016/09/06(火) 22:30:04
カナダ・トルドー首相が習近平に人権擁護呼び掛け、同時に12億加ドル相当の契約締結
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/09/12-5.php
2016年9月2日(金)09時55分

 カナダのトルドー首相は1日、中国首脳らとの会談で、人権擁護を訴えたと明らかにした。

 カナダ政府はまた、中国との間で約12億カナダドル(9億1500万ドル)相当の契約56件を結んだことも公表した。海産物やクリーンテクノロジーなどの各企業が関係するという。

 トルドー氏は北京で習近平国家主席、李克強首相と会談後、上海で経済界関係者を前に講演した。

 トルドー氏は「表現の自由や良好な統治の利点を直接認識してきた国として、中国に対し人権(政策の)推進・擁護に一段と取り組むよう促す」と指摘。「こうした対話は生易しいものではないが、必要なことだ」と話した。

 講演に先立ち、カナダのフリーランド国際貿易相は記者団に、中国の関心が自国に注がれていることを、カナダ国民は誇るべきと指摘した。ただ、自由貿易協定の締結を急がない考えも示唆した。

 さらに、中国が土壇場でカナダ産菜種の規制強化先送りで合意した件に関し、カナダにとって有意義で重要なステップと評価した。その上で、長期、恒久的な合意の早期実現に取り組む姿勢も示した。


[上海 1日 ロイター]

1029とはずがたり:2016/09/06(火) 22:55:54
米トルコ首脳会談、ギュレン師めぐる緊張感解けず
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20160905-00000007-jnn-int
TBS系(JNN) 9月5日(月)3時36分配信

 7月に起きたトルコでのクーデター未遂事件以降、初めてアメリカとトルコの首脳会談が行われ、エルドアン大統領は事件の首謀者とみなすアメリカ在住のイスラム教指導者の引き渡しを直接、強く求めました。

 アメリカとトルコの首脳会談後、オバマ大統領は7月のクーデター未遂について「仕組んだ人々を司法の場に引き出すためのトルコとの協力を継続する」と強調しました。

 しかし、これに続いたエルドアン大統領は、アメリカに住みながらトルコ国内に広い影響力がある政敵のギュレン師を「テロリスト」だとして、クーデターの首謀者であるとの認識を改めて表明。これまでも送還を求める考えを示してきましたが、この場で「事件後の証拠書類のほか、司法相と内務相をアメリカに送って説明する」と宣言し、オバマ大統領に直接要求をつきつけました。

 また、両国はトルコがシリア領内に入って展開している過激派組織「イスラム国」の掃討戦をめぐる協力を確認したものの、エルドアン大統領は「全てのテロリストに対抗すべきだ」として、アメリカが支援するシリアのクルド人勢力への攻撃も正当化しました。

 アメリカは中東における重要な親米国家のトルコと良好な関係を回復したいものの、直接会談でもギュレン師などをめぐる緊張感は解けず、またトルコがロシアに歩み寄る中でギクシャクした関係が続きそうです。(04日20:44)

1030チバQ:2016/09/08(木) 22:29:55
http://www.sankei.com/world/news/160907/wor1609070063-n1.html
2016.9.7 21:34

中国“お抱え”旅行の豪議員が辞任 野党売り出し中の若手


 国費で賄われる旅費の上限を超えた分を中国企業につけ回したことが発覚したオーストラリアの最大野党労働党のダスティアリ上院議員は、7日の記者会見で「過ちを犯した」と述べ、影の消費者問題相など党の役職を辞任すると発表した。党が売り出し中の若手幹部だった。

 中国による重要インフラへの投資や与野党への多額献金に警戒感が高まる中、中国の主張を公然と支持し、東シナ海での防空識別圏設定まで賛同していたと報じられ、国益を損なったと批判が強まっていた。

 同氏は旅費約1600豪ドル(約12万円)を中国政府と関係が深いシドニーの中国企業に肩代わりさせたことを認めた。(共同)

1031チバQ:2016/09/08(木) 22:31:05
http://www.sankei.com/world/news/160908/wor1609080025-n1.html
2016.9.8 09:27
【米大統領選】
メキシコ財務相が辞任、トランプ氏の招待で引責か

【2016米大統領選〜ホワイトハウスへの道〜】

 【ロサンゼルス=中村将】中米メキシコの財務省は7日、ビデガライ財務相が辞任したと発表した。同国では、米大統領選の共和党候補、ドナルド・トランプ氏を招待したペニャニエト大統領への批判が高まっており、地元メディアはトランプ氏の招待を提案したビデガライ氏が引責辞任したとの見方を伝えている。

 AP通信によると、ビデガライ氏の後任には、財務相を務めたことがあるミード社会開発相が就く。

 トランプ氏は8月31日に同国を訪問。ペニャニエト氏と会談し、国境に「壁」を築くとの持論を改めて展開した。会談後の共同記者会見で、トランプ氏は「壁」の建設費について「論議しなかった。今後の話だ」と説明したが、ペニャニエト氏は会見の数時間後、ツイッターで「会談の冒頭、メキシコは支払わないことを明確にした」と明かし、食い違いをみせた。

 地元メディアの世論調査によれば、ペニャニエト氏がトランプ氏と会談したことについて、85%が「失敗だった」とし、3分の2が「(ペニャニエト氏は)評価を下げた」と回答した。複数の地元メディアはトランプ氏の招待を中心となって進めたのはビデガライ氏だったと報じている。

1032名無しさん:2016/09/10(土) 15:12:27
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016090700879&g=pol
仲裁判決尊重で一致=日豪

 【ビエンチャン時事】安倍晋三首相は7日、ラオス・ビエンチャンでオーストラリアのターンブル首相と会談した。両首脳は南シナ海情勢について意見交換し、中国の領有権主張を退けた7月の仲裁裁判所判決を含め、国際法の尊重が重要との認識で一致した。
 両首脳は、厳しさを増すアジア太平洋の安全保障環境に対応するため、日豪や日米豪の防衛協力を強化することを確認。環太平洋連携協定(TPP)の早期発効に向け、緊密に協力することも申し合わせた。(2016/09/07-21:44)

1033チバQ:2016/09/15(木) 22:57:16
http://www.afpbb.com/articles/-/3100214
【AFP記者コラム】アフリカ経済大国の飢餓、ナイジェリアの避難民キャンプ
2016年09月12日 16:34 発信地:マイドゥグリ/ナイジェリア
【9月12日 AFP】私は今、ナイジェリア北部ボルノ(Borno)州の州都マイドゥグリ(Maiduguri)国際空港に着陸態勢に入った飛行機の中から、眼下に点在する村落を、目を細めながら見ている。

 おそらく雨期なのに、サバンナは乾燥して砂ぼこりが舞っている。茶色い地面には、未舗装の道路や踏み固められた道筋が、クモの巣のように広がっている。

 ここを訪れるのは3度目だが、今回も水辺のような場所はほとんど見えず、またも「人々はこの厳しい気候の中で、どうやって生きているのか?」と思わずにはいられなかった。水を飲むのを忘れないよう自分に言い聞かせた。

 着陸すると、日差しは目をやられそうなほどにまぶしく、暑い空気がヘアドライヤーの熱風のように顔に襲ってきた。

 マイドゥグリは、雨が降った時にだけ水が流れるンガダ(Ngadda)川の北岸、サハラ砂漠のすぐ南に位置し、歴史的な商業の中心地だ。何世紀にもわたって貿易商人や、昔からの部族や宗教の指導者らが争いを繰り広げた後、約1世紀前には植民地主義者たちが代わってこの街をめぐり争った。

 そして近年のボルノは、イスラム過激派組織「ボコ・ハラム(Boko Haram)」発祥の地として悪名をとどろかせるようになった。2009年以来のボコ・ハラムによる暴挙はナイジェリア北東部を壊滅させ、その暴力は国境を越えて、カメルーンやチャド、ニジェールにまで広がっている。

 AFPでは、ボコ・ハラムが反乱を開始した当初から取材を続けてきた。モスクや教会、市場、バス乗り場などを標的とした残酷で容赦ない攻撃や、辺境の集落を狙った自爆攻撃や襲撃を報じてきた。

 過去1年半の間にナイジェリア軍は近隣諸国の支援を受けて、ようやくボコ・ハラムの支配地域を奪還し、彼らを弱体化させ、戦略面では敗北に追い込んできたように見える。しかし、だからと言って、住民たちの生活が好転しているわけではない。

 ここ何週かの間にこの紛争の衝撃的な側面がもう一つ浮上している。深刻な食糧不足だ。大勢の人々、特に子どもたちが深刻な急性栄養不良に苦しんでいる。栄養不良では生易しい。これは飢餓だ。死者も出ている。

 栄養失調が最も深刻だと報告されている国内避難民(IDP)のキャンプを訪れるには、軍の同行が必要だ。そこで私たちは、マイドゥグリ郊外で国連児童基金(ユニセフ、UNICEF)が栄養クリニックを運営しているムナ(Muna)にある非公式のキャンプへ車で行くことにした。

1034チバQ:2016/09/15(木) 22:57:39
■尊厳の尊重

 ムナのようなキャンプ地の取材ではいつも、取材対象の人間性を保ちながら、できる限り率直に状況を伝える最善の方法を考える。苦しむ人々を目の前にしながら、その状況を直ちにどうすることもできない、無力な自分に向き合うのは容易ではない。

 被写体を尊重しながら、彼らにレンズを向け、瞬間を捉えなければならない。これも容易ではない。被写体の尊重をもたらすものの一つは、目の前の彼らが置かれているさまざまな現実に対する感受性だと思う。

 ムナのキャンプ地に対する第一印象は、乾ききった黄塵(こうじん)地帯、草一つない不毛の地だった。太陽が照りつけるむき出しの地面に、テントの塊が点在していた。暑さがあまりに厳しくて、最初は人がいることさえ気付かない。どこを見ても蜃気楼で人影がぼやけて見えた。

 このキャンプで生活している避難民は現在1万6000人近く、その数は日々増えている。食べ物がなく、希望もほとんどなく、日陰もない──彼らの絶望感はそこら中に漂っていた。乾燥の中で湿気を求めるハエが、女性や子どもたちの目や口の周りをうるさく飛んでいるが、衰弱しきった彼らにはハエを払う力もない。




(c)AFP/Stefan Heunis
 女性たちは周囲のバオバブの木の葉を集めてスープを作り、男性たちは木の枝や草を集めて、その場しのぎのテントを作っていた。こんな環境で生き延びていくのは簡単ではない。

 私たちは医療スタッフの後についてテントからテントへと回った。医療スタッフらは子どもたちの上腕周りを測りながら、栄養失調の兆候はないか調べていた。測定用のテープは緑、黄色、赤の三つの目盛りで区分けされていて、上腕周りが緑の線を越えていれば許容範囲、黄色は懸念すべき状態、赤色の目盛りが示す11.5センチ以下の場合は、栄養失調と診断された。




(c)AFP/Stefan Heunis
 数少ない家畜の牛さえもガリガリに痩せていた。皮と骨だけになり、傷口にハエがたかり、死骸同然だった。

 男性はほとんどいない。2か所しかない水たまりの周りに、バケツや何でも容器になるものを持った女性や子どもたちが、貴重な飲み水をくみに集まっていた。

 強い日差しのせいで写真を撮るのは難しい。1日の大半は日光が真上から照りつけ、昼になる頃には脳みそが頭の中でフライになっている。まさに「核の白い光」と呼ぶにふさわしい。こうした日差しは、撮影にとって最悪の光だ。ハイライト部分が飛ぶ傾向があり、写真の一部が漂白されたようになってしまうからだ。




(c)AFP/Stefan Heunis
 蜃気楼で揺らいで見えた避難民のほとんどは、ボコ・ハラムの暴力から逃げて来た人たちだった。家や畑、コミュニティー、生活の糧だったすべてを捨て、着の身着のままでここにたどり着いた。

 木の葉のスープは、米とチキンと野菜といった普段の食事の代わりになるようなものではない。援助機関から配給される高エネルギーの栄養食でも、普通の食事の代わりにはならない。

■骨と皮

 クリニックの環境は十分とはまったく言えない。そもそもクリニックの存在自体が公認されていない。人々が暮らすテントと同じように、クリニックも枝やわらで作られ、水道はない。あるのはテーブルとベンチと、泥の地面を覆うカンバス地の布だけだ。

 外には、アフリカ特有の色鮮やかな服装の女性や子どもたちが列を成している。新生児から7、8歳までの子どもたちが、栄養補助食が必要かどうかを判断する診察を受けるために並んで待っている。




(c)AFP/Stefan Heunis
 深刻な急性栄養失調になっている子どもを見て最も衝撃的だったのは、体の変形だ。胴体に比べて頭が異常に大きくなり、痩せこけた体の骨が皮膚から突き出るように隆起してくる。

 私が撮影した生後6か月の乳児は、体重がわずか3.2キロだった。健康な新生児と比べて軽すぎる。栄養不良がひどい子どもたちの瞳にもショックを受けた。好奇心からくる輝きと、不安による動揺が入り混じった目をしていた。

1035チバQ:2016/09/15(木) 22:58:36
 乳児たちはしょっちゅう母乳をせがんでいたが、乳房からは何も出てこなかった。母親たちの体には、我が子に与えられるものが何も残っていなかった。

 最初、私は怒りを募らせた。どうして世界はこんな事態が起きることを許しているのか。彼らはまだ幼い子どもなのに。そして泣きたくなった。だが泣いても何の助けにもならないし、何も変わらない。私ができる唯一のことは、この状況を可能な限りありのままにカメラに収めることだ。

 私が撮影した人々は、そうした過酷な状況にあっても、私たち記者をたいていは受け入れてくれた。写真を撮られたくない人は、顔を隠したり、手振りで嫌だという意思を示してくれる。それは問題じゃなかった。

 彼らの尊厳の一部は、まず喪失を経て失われ、今度は苦境によって奪われていた。人間は自立することで自尊心を保つ。過酷で敵対的な状況下に置かれているときはなおさらだ。以前の彼らは自らの土地を耕し、子どもたちを養っていた。だがボコ・ハラムにそれらを奪われた今、彼らは他者の善意に頼っている。

 私は写真を撮り歩きながら、彼らの深い悲しみ、声なき悲しみを感じとった。

 だが、そうした悲しみの中でも、小さな喜びや心からの笑顔を見ることができた。例えば、何人かの少年たちは、空き缶や木の枝、針金や粘土を使っておもちゃの車を作り、泥だらけになってそれを押して遊びながら笑い声を上げていた。

 私が撮影した写真がAFPの配信を利用しているメディアに送られると、彼らはその写真を、国連が警鐘を鳴らすボルノ州の子どもたちの栄養失調の実例として使い始めた。国連による警告は厳しかった。ボルノ州では今年だけで、5歳未満の子ども25万人が深刻な急性栄養失調に陥るリスクにあり、何も対策が取られなければ5万人が死にかねない──。

 写真を見た人たちの反応はさまざまだった。ひどい状況に心を痛める人や、ナイジェリア政府はなぜ助けないのかと疑問をぶつける人がいる一方で、冗談を言ったり「貧困ポルノ」だと一蹴したりする人もいた。善意の同情や怒りの声はたくさんあるが、おそらく共感が足りていない。過酷な現実は変わらない。子どもたちは今も餓死している。

 ある人は私の撮った写真を「のぞき見主義」だと批判し、私たちフォトグラファーはなぜ人々を助けないのかと非難された。こんな状況で、飢餓に瀕している子どもたちや避難民を見て面白がるフォトグラファーなどいない。のぞき見? 貧困ポルノ? そう見たければ、そう見えるだろう。

 でも私にとって、これは現場で起きている現実を目撃し、伝える映像だ。避難民キャンプでの生活がどんなものか、現実以上でも以下でもなく、できるだけ正確に示す写真だ。そこに存在しないものを撮ることはできない。

■人命の問題

 華やかなビジネスマンがシャンパンのボトルを空けて、アフリカ最大の経済を自慢しているような首都アブジャ(Abuja)や大都市ラゴス(Lagos)だけが、ナイジェリアではない。何年にも及ぶ紛争で破壊され、荒廃したマイドゥグリもこの国の一部だ。

 ボコ・ハラムは今は追い込まれているかもしれないが、彼らの暴挙の「後遺症」は現れ始めたばかりだ。これはテロでも領土でも宗教の問題でもない。人命に関わる問題だ。

 飢えた子どもの映像は目新しくはないだろう。アフリカからの報道で私たちがそういう写真を目にするようになって久しい。なのに今も飢餓は続き、幼い子どもたちが苦しんでいる。
 2014年にボコ・ハラムが、ナイジェリア北東部チボク(Chibok)の学校から女子生徒200人以上を拉致した前代未聞の事件は、国際社会の怒りと非難を呼んだ。しかし今、5万人の子どもが餓死の危機に瀕している中、国際社会はほとんど沈黙している。私たちの目の前でまたも人道危機が起きているのに、世界は重い腰を上げないままだ。

 女子生徒たちが拉致された時は、ツイッターで「少女たちを取り戻せ」というハッシュタグ、「#BringBackOurGirls」が立ち、世界の注目を集めた。だが今、ハッシュタグはどこにあるのか。(c)AFP/Stefan Heunis

このコラムは、ナイジェリア・ラゴスを拠点に活動するフリーランス・フォトグラファーのステファン・ヒュニス(Stefan Heunis)が、AFPパリ本社のヤナ・ドゥルギ(Yana Dlugy)記者と共同執筆し、2016年7月27日に配信された英文記事を日本語に翻訳したものです。

1036とはずがたり:2016/09/16(金) 22:53:26
なんか考え方が古いな。中国の台頭を頭の中で受け容れられてないから当たり前の事しか云っていない。

対中強硬派のベトナムがASEAN諸国を結束させられない理由
Vietnam Is Struggling to Unite Its Mekong Neighbours Against China
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/09/gaasean.php
2016年9月16日(金)18時50分
オリバー・ヘンセンガース(英ノーサンブリア大学政治学講師)

1037とはずがたり:2016/09/17(土) 17:20:16
信仰は衰え、国家は破壊された エマニュエル・トッド氏
http://www.asahi.com/articles/ASJ293K7PJ29USPT00D.html?ref=goonews
論説主幹・大野博人
2016年2月11日16時53分

 悪い方へ悪い方へと回り続ける歯車をだれも止められない。そんな気分が世界に広がる。過激派といわれる勢力の暴力、難民や移民への排他的な反応、分断される社会。新著「シャルリとは誰か?」(邦訳、文春新書)で、その閉塞(へいそく)状況の読み解きに挑んだフランスの知識人、エマニュエル・トッド氏に聞いた。

 ――15年前、米同時多発テロが起きたとき、あなたは中東は近代への歴史的な移行期にある、と話してくれました。イスラム過激派と呼ばれる運動は、その流れへの激しい反動だと。今、起きていることもその表れでしょうか。

 「奇妙なことに、中東について新たな宗教戦争という見方がよく語られます。シーア派とスンニ派の戦争だという。だが、これは宗教戦争ではない。イスラム圏でも宗教的信仰は薄れつつあります。人々がその代わりになるものを探している中で起きているのです」

 「『イスラム国』(IS)もイスラムではありません。彼らはニヒリスト。あらゆる価値の否定、死の美化、破壊の意思……。宗教的な信仰が解体する中で起きているニヒリズムの現象です」

 ――欧米の対応はそこを見誤っているのでしょうか。

 「アラブ世界は国家を建設する力が強くない。人類学者としていうと、サウジアラビアやイラクなどの典型的な家族制度では、国家より縁戚関係の方が重みを持っています。イラクのフセイン政権はひどい独裁でしたが、同時に、そんな地域での国家建設の始まりでもあった。それを米ブッシュ政権は、国家秩序に敵対的な新自由主義的思想を掲げ、国家の解体は素晴らしいとばかりに戦争を始めて、破壊したのです」

 「中東でこれほどまずいやり方はありません。今、われわれがISを通して目撃している問題は、国家の登場ではなく、国家の解体なのです」

 ――信仰が薄れるにつれ、社会秩序を支えるにはますます国家が必要になるのに、逆に破壊するちぐはぐな対応というわけですね。

 「つまるところ、中東で起きているのは、アラブ圏で国家を築いていく難しさと、米国などの新自由主義経済に起因する国家への敵対的な考え方の相互作用の結果ではないかと思います」

■フランスは別の国になった

 ――あなたは新しい著書で、テロのあとの仏社会の側の動揺と迷走を分析しました。

 「フランスは夜に入ってしまったようです。私が愛した多様で寛容なフランスは別の国になったように感じています」

 「パリでテロを起こし、聖戦参加のために中東に旅立つ若者は、イスラム系だが生まれも育ちもフランスなど欧州。アルジェリア人の友人はいみじくもこう言いました。『なんでまた、欧米はこんな困った連中をわれわれのところに送り込んでくるのか』。あの若者たちは欧米人なのです」

 ――そこを直視すべきだと主張…

1038チバQ:2016/09/21(水) 18:44:13
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016092100129&g=int

ルラ元大統領の公判開始へ=カリスマ政治家、被告に-ブラジル













ブラジルのルラ元大統領=9月15日、サンパウロ(AFP=時事)

 【サンパウロ時事】ブラジルの裁判所は20日、国営石油公社の汚職事件をめぐり、収賄と資金洗浄(マネーロンダリング)の罪で起訴されたルラ元大統領への公判を開始すると決定した。リオデジャネイロ五輪招致を成功させたカリスマ的政治家は、被告として法廷の場に立つことになった。
 検察当局は14日、汚職事件で便宜を図った見返りに、大手建設会社から370万レアル(約1億1000万円)相当の利益供与を受けたなどとしてルラ被告や妻らを起訴。公判を開始するように求めていた。(2016/09/21-08:03)

1039チバQ:2016/09/21(水) 22:29:35
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160920-00000074-mai-m_est
<コンゴ民主共和国>治安部隊と衝突、50人以上が死亡
毎日新聞 9月20日(火)18時52分配信

<コンゴ民主共和国>治安部隊と衝突、50人以上が死亡
 ◇大統領退陣求めるデモの参加者、首都キンシャサで

 【ヨハネスブルク小泉大士】アフリカ中部コンゴ民主共和国の首都キンシャサで19日、野党が計画していたカビラ大統領の退陣を求めるデモの参加者と治安部隊が衝突し、野党側の声明によると、50人以上が死亡した。

 AFP通信などによると、若者らが「カビラは出て行け」と叫びながら投石し、治安部隊は催涙弾で応戦。警官が実弾を発砲したとの情報もある。ボシャブ内相は警官3人を含む少なくとも17人が死亡したと発表した。

 現在2期目のカビラ氏の任期は今年12月までで、憲法規定で次の大統領選には出馬できない。だが憲法裁判所は、選挙が行われるまで暫定的に大統領職にとどまることができるとの見解を発表。選挙管理委員会も予算不足などを理由に選挙を来年まで延期する意向を示しており、野党陣営はカビラ氏の延命工作だと反発していた。

 アフリカ諸国では大統領の任期制限を撤廃する動きが相次いでおり、カビラ氏も3選出馬を可能にする憲法改正を模索していた。

1040名無しさん:2016/09/22(木) 11:48:06
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016092100104&g=pol
安倍首相、島しょ国首脳と会談

 【ニューヨーク時事】安倍晋三首相は20日、ミクロネシアのクリスチャン大統領をはじめ太平洋島しょ国の首脳ら11人とニューヨークで会談し、中国の海洋進出を念頭に「海における法の支配」の重要性を訴えた。また、海洋生物資源の持続可能な利用や気候変動などの問題で協力していくことを表明した。(2016/09/21-07:16)

1041チバQ:2016/09/25(日) 08:52:39
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160924-00000077-mai-m_est
<モロッコ>AU加盟申請…脱退以来、32年ぶり復帰へ
毎日新聞 9月24日(土)22時21分配信

 【カイロ秋山信一】アフリカ連合(AU、54カ国・地域)は23日、アフリカ諸国で唯一の非加盟国であるモロッコが正式に加盟申請したことを明らかにした。モロッコメディアによると、承認される可能性が高いという。モロッコが西サハラ領有問題を巡り、AUの前身であるアフリカ統一機構(OAU)からの脱退を宣言して以来、32年ぶりに復帰する見通しとなった。

 モロッコは西サハラの領有権を主張する立場は変えていない。AUには西サハラが事実上の独立国家(サハラ・アラブ民主共和国=日本は未承認)として既に加盟しており、モロッコ国内にはAU復帰に慎重論もあったが、地域での孤立解消を優先した形だ。

 AUが23日に発表した声明によると、モロッコのモハメド国王の外交顧問が22日、国連総会開催中のニューヨークで、AUの執行機関「AU委員会」のズマ委員長に加盟申請したと伝えた。申請は全加盟国に通知され、過半数の承認を得られれば加盟が認められる。

 モロッコは1984年、西サハラがサハラ・アラブ民主共和国としてOAUに加盟したことに反発し、OAU脱退を宣言。モハメド国王は今年7月、「長年、国際組織の家族の場(AU)に戻ることを友邦から勧められてきた。今がその時だ」と復帰の意向を表明した。モロッコメディアによると、その直後、加盟国の過半数の28カ国・地域が復帰を支持する声明を出した。

 一方、モロッコがAUに復帰した場合、サハラ・アラブ民主共和国の加盟資格を巡る問題を提起することを懸念する見方もある。

1042とはずがたり:2016/09/26(月) 00:38:15
中国、キューバと協力強化=李首相訪問、日米けん制
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160925-00000032-jij-cn
時事通信 9月25日(日)15時12分配信

中国、キューバと協力強化=李首相訪問、日米けん制
キューバを訪問した中国の李克強首相(左)は24日、ハバナでラウル・カストロ国家評議会議長と会談した。両首脳は約30の協定の調印式に出席し、経済を中心とした協力を強化していく姿勢をアピールした。
 【北京時事】キューバを訪問した中国の李克強首相は24日、ハバナでラウル・カストロ国家評議会議長と会談した。

〔写真特集〕革命家チェ・ゲバラ

 両首脳はエネルギーや科学、農業などに関する約30の協定の調印式に出席し、経済を中心とした協力を強化していく姿勢をアピールした。ロイター通信がキューバ国営メディアの報道として伝えた。

 中国とキューバは同じ社会主義国として友好関係を維持しており、習近平国家主席が2014年に訪問。ただ中国首相がキューバを公式訪問するのは1960年の国交樹立以来初めてという。

 キューバが昨年7月に敵対関係にあった米国と国交を回復して以降、各国首脳によるハバナ訪問が相次いでおり、今年3月のオバマ大統領に続き、安倍晋三首相も今月、日本の首相として初めてキューバを訪れ、カストロ議長と会談した。

 中国はキューバにとって第2の貿易相手国で、貿易額も急増。各国がキューバとの関係強化を進める中、中国は将来的な発展が見込まれるキューバとの関係強化を誇示し、存在感を示すことで、日米などをけん制したい考えだ。

 李首相は滞在中、同議長の兄フィデル・カストロ前議長とも会談する見通し。

1043とはずがたり:2016/09/26(月) 19:11:44
トランプ氏、エルサレムをイスラエルの首都と認めると首相に約束
http://news.goo.ne.jp/article/reuters/world/reuters-20160926009.html
08:20ロイター

トランプ氏、エルサレムをイスラエルの首都と認めると首相に約束
 9月25日、米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏(写真)は、イスラエルのネタニヤフ首相とニューヨークで会談し、自身が大統領に選出された場合、米国はエルサレムをイスラエルの首都と認めると伝えた。24日バージニア州で撮影(2016年 ロイター/Jonathan Ernst)
(ロイター)
[ワシントン 25日 ロイター] - 米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ氏は25日、イスラエルのネタニヤフ首相とニューヨークで会談し、自身が大統領に選出された場合、米国はエルサレムをイスラエルの首都と認めると伝えた。

トランプ陣営が明らかにした。

イスラエルはエルサレムを首都と主張しているが、米国をはじめとする大半の国がこれを認めず、テルアビブに大使館を置いている。

米国がエルサレムをイスラエルの首都と認めれば、政府の大きな方針転換となる。

パレスチナ自治政府は1967年の第三次中東戦争でイスラエル側に占領された東エルサレムを首都と主張している。

トランプ陣営によると、トランプ氏はネタニヤフ首相との1時間以上に及んだ非公式の会談で、中東和平は「パレスチナ人が憎悪と暴力を放棄し、イスラエルをユダヤ人の国家として受け入れたときに」実現するとの見解で一致。

自身が大統領になった場合、米国はエルサレムを「イスラエルの、分断されていない首都とみなす」と語った。

会談では、イスラエルが国境に設置したフェンスについて長い時間を割いたほか、過激派組織「イスラム国(IS)」との戦いや、米国のイスラエルへの軍事支援、イランとの核合意などについても話し合われたという。

1044チバQ:2016/09/26(月) 20:15:22
http://www.sankei.com/world/news/160926/wor1609260009-n1.html
2016.9.26 10:19更新


南スーダンの内戦泥沼化の恐れ 反政府トップが声明「独裁政権に武力で抵抗する」


 AP通信によると、南スーダンの反政府勢力トップ、マシャール前第1副大統領は25日までに「(同国の)キール大統領の独裁政権に対し、武力で抵抗する」との声明を発表した。昨年8月の和平協定が事実上崩壊し、内戦が泥沼化する恐れが出てきた。

 南スーダンでは7月に首都ジュバで大統領派と反政府側の間で戦闘が再燃し、270人以上が死亡。停戦命令で戦闘は収まり、反政府側は市外に拠点を移し、マシャール氏は国外に退避した。

 その後にマシャール氏が声明を発表するのは初めてとみられる。反政府側からは幹部だったデン氏が離脱し、マシャール氏の後任の第1副大統領に就任しており、マシャール派が政府軍に対抗できる勢力を保っているか不透明だ。

 現地の国連平和維持活動(PKO)には日本の陸上自衛隊が参加。施設部隊がジュバに展開している。(共同)

1045チバQ:2016/09/27(火) 18:42:38
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160927-00000022-mai-int

<コロンビア>和平完全実施、長い道のり 具体的な履行焦点

毎日新聞 9月27日(火)11時55分配信



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 【サンパウロ朴鐘珠】南米コロンビアで政府と左翼ゲリラ「コロンビア革命軍(FARC)」が26日署名した和平合意文書は2012年に始まった交渉の末にまとめられたもので、10月の国民投票で承認されれば、その具体的な履行が焦点となる。国連の協力を受けて監視・検証が行われることになるが、52年続いた内戦だけに、完全実施への道のりは長い。

 合意内容によると、革命軍は今後180日以内に保有する全ての武器を国連監視団に引き渡す。一方で、政党として認められて政治参加が可能になり、18年から26年までは上院と下院に各5議席が与えられる。

 さらに、革命軍は麻薬の原料になるコカや大麻を資金源としてきたが、その栽培農家がコーヒーや果樹など他の換金可能な作物の栽培に転換できるよう、政府が支援する。

 今回の合意には、内戦中に死者、行方不明者が発生した事件への対応も含まれている。その捜査は特別法廷が担当し、犯罪行為を認めた革命軍兵士については罪を軽減する。

 農地改革も課題だ。地主に収奪されてきた小作人に農地を返還し、その農地が革命軍以外のゲリラの支配下に置かれないよう、政府が監視する。革命軍が「農地の公正な分配」などを求めて武装闘争を展開したことから、その正当化の根拠を将来的に取り除くことが目的だ。

 今後の見通しについて、コロンビア政府を支援してきた米国のケリー国務長官は署名式典が行われたコロンビア北部カルタヘナで「残った仕事は多い」と述べ、和平定着に向けて協力を続ける意向を強調した。

1046チバQ:2016/09/27(火) 19:23:10
http://www.sankei.com/world/news/160927/wor1609270031-n1.html

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2016.9.27 10:24更新


国連事務総長選、グテレス氏が5回連続トップ 

反応






プッシュ通知




 【ニューヨーク=上塚真由】国連安全保障理事会(15カ国)は26日、今年末に任期満了を迎える国連の潘基文(パンギムン)事務総長の後任候補9人に対する5回目のストローポール(非公式投票)を行った。国連外交筋によると、1回目から最多の支持票を集めているポルトガル元首相のグテレス前国連難民高等弁務官(67)が5回連続でトップとなった。

 グテレス氏を支持したのは12カ国で、不支持は2カ国、意見なしが1カ国で、前回と変化はなかった。安保理は10月5日に常任理事国5カ国の用紙だけ色を変えて非公式投票を実施し、同月中に候補者を絞り込みたい考えだ。グテレス氏は不支持票の少なさでも他の候補を引き離しており、東欧の候補者を推すロシアが同意するかが注目される。

 国連外交筋によると、2位はセルビアのイェレミッチ元国連総会議長(41)で支持8票、不支持6票、意見なし1票。3位はスロバキアのライチャーク外相(53)が支持8票、不支持7票で続いた。

 前回の非公式投票では候補者10人だったが、コスタリカのフィゲレス国連機構変動枠組み条約前事務局長(60)が辞退し、9人となった。

1047とはずがたり:2016/09/27(火) 20:05:59
コロンビア政府とFARC、歴史的和平協定に署名
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160927-00010005-afpbbnewsv-int
AFPBB News 9月27日(火)10時30分配信

【9月27日 AFP】コロンビア政府と同国の左翼ゲリラ組織「コロンビア革命軍(FARC)」は26日、歴史的な和平協定に署名した。FARCは半世紀以上に及んだ内戦の数多くの犠牲者に謝罪した。

 白い服を着たかつての敵同士が、同国北部カルタヘナ(Cartagena)の屋外で行われた感動的な式典で署名を済ませて笑顔で握手すると会場に大きな歓声が湧き上がった。

 式典にはキューバのラウル・カストロ(Raul Castro)国家評議会議長をはじめとする中南米各国の首脳、国連(UN)の潘基文(バン・キムン、Ban Ki-moon)事務総長、ジョン・ケリー(John Kerry)米国務長官ら約2500人が参列した。

 署名を済ませたフアン・マヌエル・サントス(Juan Manuel Santos)大統領(65)は「われわれ全員が愛する祖国の元首として、私はあなた方を民主主義に迎えます」と述べた。

 FARCのティモレオン・ヒメネス(Timoleon Jimenez、通称ティモチェンコ、Timochenko、本名ロドリーゴ・ロンドノ Rodrigo Londono)最高司令官(57)は「和解と平和構築の新しい時代を始めるため私たちは生まれ変わりつつあります」「FARCの名において私は、内戦中にわれわれが引き起こしたかもしれない苦しみを受けたすべての紛争犠牲者の方々に心から謝罪します」と述べ、FARCは「武器を捨てて政治の世界に入ります」と誓った。

 和平協定の署名は4年間の交渉の末に実現した。コロンビア当局は、土地とイデオロギーをめぐる内戦で26万人が死亡、4万5000人が行方不明となり、690万人が住み慣れた場所から追い立てられたと推定している。

 10月2日には和平協定の承認をめぐる国民投票が行われることになっており、最近の世論調査では賛成派がリードしている。

 映像は、式典で署名するサントス大統領とFARCのティモチェンコ最高司令官。(c)AFPBB News

1048チバQ:2016/09/27(火) 21:27:41
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016092700503&g=int

マリ文化財破壊に禁錮9年=戦争犯罪で断罪-国際刑事裁













マリ北部の世界遺産都市トンブクトゥにあるモスク(イスラム礼拝所)=2015年6月(AFP=時事)

 【ブリュッセル時事】オランダ・ハーグの国際刑事裁判所(ICC)は27日、西アフリカのマリ北部にある世界遺産都市トンブクトゥの文化遺産を破壊し、戦争犯罪で起訴された同国のイスラム過激派「アンサール・ディーン」の元指導者アフマド・ファキ・マフディ被告に対し、禁錮9年の判決を言い渡した。文化財破壊に絡む戦争犯罪がICCで裁かれたのは初めて。
 判決は「保護下の文化遺産を攻撃した行為は戦争犯罪に該当する。甚大な被害をもたらした」と断罪した。ICCによると、被告はアンサールがマリ北部を占拠していた2012年6〜7月、トンブクトゥで霊廟(れいびょう)やモスク(イスラム礼拝所)などの破壊を命じた。検察は禁錮9〜11年を求刑していた。
 被告は8月22日の公判で起訴内容を認め、「(マリの人々に)許しを請いたい」と述べていた。判決公判では発言しなかったが、判決を言い渡されると胸の前に手を当てるしぐさを見せた。(2016/09/27-20:55)

1049チバQ:2016/09/30(金) 18:30:09
http://www.afpbb.com/articles/-/3102779
ブラジル統一地方選、相次ぐ候補者暗殺

2016年09月30日 17:49 発信地:リオデジャネイロ/ブラジル

【9月30日 AFP】ブラジルで10月2日に実施される統一地方選を前に候補者の暗殺が相次いでおり、腐敗したブラジル政治が新たに危険な領域に向かっているとして懸念が高まっている。

 直近の犠牲者は、ゴイアス(Goias)州イトゥンビアラ(Itumbiara)市の市長に立候補していたジョゼ・ゴメス(Jose Gomes)氏だ。

 ゴメス氏は28日、遊説中に銃撃されて死亡した。警察官1人とイトゥンビアラ副市長も撃たれ、警察官が死亡、副市長が負傷した。ゴメス氏らを銃撃した男は警護隊に射殺された。

 こうした事件が最も多発しているのがリオデジャネイロ(Rio de Janeiro)で、過去10か月で15人の候補者や政治家が殺害されている。

 26日にもリオ北部マドゥレイラ(Madureira)で市議に立候補していた右派・進歩党のマルコス・ビエイラ・デ・ソウザ(Marcos Vieira De Souza)氏が、選挙運動中に射殺されている。ブラジルの政治評論家やメディアは、処刑風の殺害手法から「ミリシア」と呼ばれる闇の武装組織の関与を疑っている。

 日刊紙グロボ(O Globo)は28日、リオのミリシアらは来月2日の選挙について、投票動向に影響を与えながら勢力を拡大する好機と捉えていると伝えた。

 ミリシアらは各候補者に対し、選挙運動を行うための「選挙税」として1万5000レアル(約48万円)〜12万レアル(約375万円)を支払うよう要求している。グロボによれば、当選した暁にはミリシアのメンバーに役職を用意するよう圧力をかけている例もあるという。(c)AFP/Claire DE OLIVEIRA NETO

1050チバQ:2016/10/03(月) 14:54:33
http://jp.reuters.com/article/colombia-peace-idJPKCN1230CD
2016年 10月 3日 14:33 JST
関連トピックス: トップニュース

コロンビア和平、国民投票で否決 内戦終結の行方不透明に

[ボゴタ 2日 ロイター] - コロンビア政府と同国最大の左翼ゲリラ組織、コロンビア革命軍(FARC)による和平合意の是非を問う国民投票の投開票が2日行われ、反対票が賛成票をわずかに上回った。

半世紀にわたる内戦を終結させるための歴史的合意の行方は不透明になり、サントス大統領が目指して交渉してきた和平の実現はあと一歩で振り出しに戻った。

キューバでの4年にわたる交渉を経て、9月26日にコロンビア北部のカルタヘナで和平合意文書に署名する式典が開かれたばかりだった。式典には国連の潘基文事務総長や和平交渉を仲介したキューバのラウル・カストロ国家評議会議長、米国のケリー国務長官ら各国要人が出席していた。

開票結果は反対が50.21%、賛成が49.78%。国中が豪雨に見舞われたせいもあり、投票率は37%にとどまった。

サントス大統領は国民投票の結果を受けて演説し、交渉の末に合意した停戦は有効との見解を示し、3日には和平合意反対派の中心人物らと会談して今後について話し合うことを明らかにした。また、交渉担当官をキューバに派遣し、FARCのリーダーらとの協議にあたらせるという。

サントス大統領は「私は諦めない。任期の最後の日まで和平を追求し続ける。それが、われわれの子ども達により良い国を残す方法だからだ」と強調した。同大統領は2018年8月に2期目の任期を追え、再選は許されていない。

FARCのロンドニョ最高司令官も、キューバの首都ハバナから「将来を構築する武器は言葉のみというFARCの意思をあらためて繰り返す。平和を夢見るコロンビア国民はわれわれを信頼してほしい。平和こそが勝利する」とする談話を発表した。

1051チバQ:2016/10/03(月) 20:05:15
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161003-00000509-san-s_ame

コロンビア和平 革命軍との和平合意を否決、コロンビア国民投票

産経新聞 10月3日(月)11時15分配信


 【ロサンゼルス=中村将】南米コロンビア政府と左翼ゲリラ、コロンビア革命軍(FARC)による和平合意の是非を問う国民投票が2日投開票され、反対が賛成を僅差で上回り、合意は否決された。サントス大統領も「結果を認める」と語り、52年にわたる内戦の終結は一転して不透明な情勢となった。

 先月の和平合意の功績により、サントス氏とFARCのロンドニョ最高司令官は、7日に発表されるノーベル平和賞候補にも名前が挙がっていた。

 ロイター通信などによると、地元メディアが同国選挙管理当局の発表を報じたところによると、開票率99・7%の段階で賛成は約49・8%、反対は約50・2%。事前の世論調査では賛成が6割程度で、反対の3割台を上回っており、地元メディアは「合意の承認は確実」としていた。

 コロンビア政府とFARCは2012年から4年間、和平協議を重ね、サントス氏とロンドニョ氏が9月26日、内戦に幕を下ろす和平の最終合意文書に署名した。

 内戦では約22万人が死亡し、行方不明者も数万人にのぼる。テロや誘拐を繰り返してきたFARCへの嫌悪感を抱く国民らは、和平合意のゲリラへの処遇に不満を表明。特別法廷で罪を認めれば、服役に代わり最長8年の社会奉仕活動を行う、といった合意内容をめぐり、「譲歩しすぎだ」との批判が出ていた。

 最終合意では、FARCを武装解除後に政党となり、上下両院に計10議席が割当てられるほか、武装解除の履行を国連が監視・検証するとされていた。

1052チバQ:2016/10/03(月) 21:24:52
http://www.sankei.com/world/news/161003/wor1610030027-n1.html
2016.10.3 18:36
【コロンビア和平】
ゲリラ側への「過剰」譲歩 新たな合意形成は難航必至
 【ロサンゼルス=中村将】コロンビアの国民投票で、半世紀以上におよぶ内戦の終結という歴史的合意が否決されたのは、左翼ゲリラ、コロンビア革命軍(FARC)への根強い嫌悪感と、合意内容をめぐるコロンビア政府の譲歩が「過剰」だと受け止められたことが背景にある。

 コロンビア政府が主導して進めた和平交渉を仲介したのは、キューバのラウル・カストロ国家評議会議長だった。旧ソ連共産党の影響を受け、社会主義政権樹立を目指し1964年に結成されたFARCは2002年のピーク時には2万人以上の勢力を誇ったが、その後の政府の掃討作戦で8000人弱まで減少。ゲリラ組織から政党への転換という選択肢は魅力的だった。

 麻薬組織との連携やテロ、虐殺などのFARCの犯罪に対し、最終合意では、特別法廷で罪を認めれば、服役する代わりに最長8年の社会奉仕活動-といった具合に政府側の「譲歩」が目立ち、国民に不満が広がっていった。ウリベ前大統領らが「反対」に投票するよう呼びかける運動を展開し、最終合意を承認しない民意が形成された。

 国民投票の結果を受けて、政府側とFARC側は今後も交渉を継続する意向だが、サントス大統領の任期は2018年まで。再交渉で、一度合意したゲリラ側の処遇に手を突っ込めば、決裂や交渉の長期化は避けられない。合意反対派の発言力が増すのは確実で、新たな合意の形成は難航しそうだ。

1053チバQ:2016/10/04(火) 19:15:28
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161003-00000174-jij-m_est

フォンセカ大統領が再選=暫定集計で得票率74%―カボベルデ

時事通信 10月3日(月)23時54分配信

 【プライアAFP=時事】西アフリカ沖の島国カボベルデで2日、大統領選の投票が行われ、3日までの暫定集計結果によると、現職のジョルジ・カルロス・フォンセカ大統領(66)が得票率74%で、決選投票を待たず2期目の当選を決めた。

 任期は5年。

 フォンセカ氏は2日夜、フェイスブックを通じ「歴史的勝利だ。私はすべての人のための大統領であり続ける」と勝利を宣言した。

 大統領選では、3月の議会選でフォンセカ氏の政党・民主運動に敗北した有力政党カボベルデ独立アフリカ党が候補擁立を見送り。フォンセカ氏以外で出馬した無所属2候補の得票率は、それぞれ22.6%と3.4%だった。64.1%が棄権した。

1054チバQ:2016/10/06(木) 11:08:12
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161006-00000011-jij-int
ハリケーンで大統領選延期=直撃で21人死亡―ハイチ

時事通信 10月6日(木)6時45分配信

 【サンパウロ時事】ハイチの選管当局は5日、大型ハリケーン「マシュー」直撃の影響で、9日の大統領選挙を延期すると発表した。

 ロイター通信によると、「マシュー」による死者は少なくとも21人。状況把握が進めば、さらに多くの被害が確認されるとみられている。

 ハイチでは昨年、大統領選の第1回投票を実施して以降、公正な選挙を求めるデモや暴動が相次ぎ、決選投票が2度延期された。選管当局は6月、第1回投票から大統領選をやり直すと発表していた。新たな選挙日程は明らかになっていない。

 「マシュー」は4日、ハイチ西部を直撃し、道路や通信網の一部を寸断した。同国では森林伐採が進んでおり、その影響で土砂崩れも発生したとみられる。

 2010年に大地震に襲われたハイチでは、今も約5万5000人がテントや避難所で生活しており、国連はハリケーンが通過したカリブ海諸国の中で「最も被害を受けやすい」と指摘。既にハイチ政府から約35万人に対する緊急援助の要請があったと明らかにした。

 隣国のドミニカ共和国でも4人が死亡した。

1055チバQ:2016/10/06(木) 11:24:44
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161006-00000007-mai-eurp
<国連>次期事務総長にグテレス氏内定 全常任理事国が支持

毎日新聞 10月6日(木)1時5分配信

【ニューヨーク國枝すみれ】国連安全保障理事会(15カ国)は5日、年末で任期が切れる潘基文(バンキムン)事務総長(72)の後任候補を絞り込む6回目の模擬投票を実施した。過去5回首位だったポルトガル元首相のアントニオ・グテレス前国連難民高等弁務官(67)が、事務総長の人選で拒否権を持つ常任理事国5カ国(米英仏中露)すべての支持を受け、第9代事務総長への就任が内定した。安保理は6日に正式投票を実施し、グテレス氏を選出する。

 グテレス氏は1995年から2002年までポルトガルの首相を務めた後、05年から15年まで国連難民高等弁務官だった。今回の事務総長選挙では、過去に東欧出身や女性の事務総長が出てこなかったことから、どちらかの条件を満たす候補が有望とみられていた。ただし安保理と常任理事国の間の調整が難航した結果、自国の内政と国際機関での豊かな経験を誇るグテレス氏への支持で落ち着く格好となった。

 模擬投票は、15理事国が各候補に「支持」「不支持」「意見表明なし」のいずれかを表明する方式。今回投票から拒否権を持つ5常任理事国と非常任理事国の投票用紙の色を区別し、常任理事国の投票行動が分かる仕組みになっていた。日本は非常任理事国を務めている。

1056チバQ:2016/10/06(木) 11:25:22
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161006-00000503-san-int&pos=1
次期国連事務総長 元ポルトガル首相のグテレス氏が当選確実

産経新聞 10月6日(木)1時2分配信

 【ニューヨーク支局】国連安全保障理事会(15カ国)は5日、今年末で任期を終える潘基文事務総長(72)の後任候補10人に対する第6回ストローポール(非公式投票)を実施し、ポルトガル元首相のグテレス前国連難民高等弁務官(67)の当選が確実となった。

 安保理は6日に正式な投票を行い、グテレス氏への支持を確認。そのうえで、グテレス氏を次期事務総長候補として総会に推薦する。

 過去5度の非公式投票でもグテレス氏はいずれも最多の支持を獲得。今回は常任理事国と非常任理事国の投票用紙の色を分け、拒否権を持つ常任理事国の投票行動が明確になる形で実施された。国連初の女性トップへの期待や、一度も輩出されていない東欧地域からの候補を推す声が上がっていたが、女性候補や東欧出身の候補は伸び悩んだ。

1057チバQ:2016/10/06(木) 11:28:40
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161005-00000040-jij_afp-int

町長選で得票同数、年齢で当選者決める ブラジル

AFP=時事 10月5日(水)19時55分配信
【AFP=時事】ブラジル北東部の小さな町カリウス(Carius)の新町長に選出されたジョゼ・フェルナンデス・フェレイラ(Jose Fernandes Ferreira)氏は、若さを失ったことを今回ほど喜んだことはなかっただろう。

 2日の統一地方選挙で中道右派のブラジル社会民主党(PSDB)から立候補したフェレイラ氏は5811票を獲得した。しかし少数政党PMBの候補者アントニオ・バウデニゾ・ダコスタ(Antonio Valdenizo da Costa)氏も全く同じ得票数だった。

 ブラジルの公職選挙法110条では、得票数が同じ場合、年齢が上の候補者が当選すると定められている。フェレイラ氏は46歳、ダコスタ氏は41歳。フェレイラ氏が勝利した。

 得票数が同じ場合に年齢で当選者を決定する方式はブラジル以外でも採用されており、フランスにも同様のルールがある。一方、米国や英国などでは、くじで当選者を決めている。【翻訳編集】 AFPBB News

1058チバQ:2016/10/06(木) 21:22:13
http://mainichi.jp/articles/20161006/k00/00e/030/266000c
国連事務総長
グテレス氏を選出へ 模擬投票、不支持なし

毎日新聞2016年10月6日 12時46分(最終更新 10月6日 12時46分)

ポルトガル
 【ニューヨーク國枝すみれ】国連安全保障理事会(15カ国)は6日午前10時(日本時間6日午後11時)から、今年末で任期が切れる国連の潘基文(バン・キムン)事務総長の後任候補を選ぶ公式投票を行い、ポルトガル元首相のアントニオ・グテレス前国連難民高等弁務官(67)を選出する。安保理の勧告を受けて総会が承認し、グテレス氏は来年1月、第9代の事務総長に就任する。任期は5年で、通常は2期10年間務めることが多い。

 グテレス氏は5日に6回目として行われた最後の模擬投票で、非常任理事国の日本など13カ国が支持。拒否権を持つ5常任理事国(米英仏露中)を含めて不支持の国はなかった。2カ国が「意見表明なし」で、このうち1カ国は常任理事国だったが、どの国かは明らかになっていない。

 今選挙では、これまで誕生していない東欧出身や女性の事務総長を望む声も強く、最後まで残った10人の候補のうち、東欧出身が7人、女性は5人だった。一方、今回は初めて、総会での候補者の演説と加盟国との質疑応答が実施され、グテレス氏は交渉能力の高さなどが評価された。模擬投票では6回連続で首位だった。

1059チバQ:2016/10/06(木) 21:33:04
http://www.sankei.com/world/news/161006/wor1610060026-n1.html
2016.10.6 17:32
【コロンビア和平】
サントス大統領が反対派の前大統領と会談 「耳を傾けたい」と合意修正の検討も

ウリベ前大統領と会談したことを発表するコロンビアのサントス大統領 =4日、コロンビアのボゴタ(AP)
ウリベ前大統領と会談したことを発表するコロンビアのサントス大統領 =4日、コロンビアのボゴタ(AP)

 【ロサンゼルス=中村将】南米コロンビア政府と左翼ゲリラ、コロンビア革命軍(FARC)との和平合意が国民投票で否決されたことを受けて、和平を推進してきたサントス大統領と、反対派のウリベ前大統領が5日、会談した。ロイター通信などが報じた。

 会談は大統領府で約3時間にわたって行われた。ウリベ氏ら反対派は、FARC側と合意した民間人の誘拐や殺害に関与したゲリラの処罰をめぐり、政府側が譲歩しすぎていると指摘した。政府と反対派の協議は今後も継続するという。

 ウリベ氏は会談後、「改めて国民が納得いく提案がなされるべきだ」と語った。サントス氏は「彼ら(反対派)の意見にできるだけ耳を傾けて対応したい」とし、合意の修正を前向きに検討する姿勢をみせたが、FARC側がどこまで修正に応じるかは不透明だ。

1060チバQ:2016/10/06(木) 21:34:13
http://www.sankei.com/world/news/161006/wor1610060039-n1.html
2016.10.6 21:14

北朝鮮体制「亀裂の兆候」 エリート層亡命で韓国

 韓国統一省当局者は6日、北朝鮮で相次ぐエリート層の亡命について「今年に入り増加した」とした上で、「体制に生じる亀裂の兆候であることは明白だ」と述べた。聯合ニュースが伝えた。

 当局者は、体制崩壊に至る段階の一つとして「指導層の崩壊」があると説明。現段階では「量的、質的に見て深刻な兆候とは言い難いが、注視すべきだ」と述べた。

 北朝鮮のエリート層を巡っては、駐英公使の韓国亡命を韓国政府が8月に発表したほか、ロシア駐在の外交官の亡命が相次ぎ報じられた。(共同)

1061名無しさん:2016/10/07(金) 10:43:55
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161007-00000007-asahik-soci

(時時刻刻)「政治家」新総長、力量は 国連、グテーレス氏選出へ

朝日新聞デジタル 10月7日(金)7時30分配信 (有料記事)



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(時時刻刻)「政治家」新総長、力量は 国連、グテーレス氏選出へ


グテーレス氏ってこんな人





(時時刻刻)「政治家」新総長、力量は 国連、グテーレス氏選出へ





 新しい国連事務総長にポルトガル元首相のアントニオ・グテーレス前国連難民高等弁務官(67)が選出されることが確実となった。国連安全保障理事会が6日に同氏を国連総会に勧告する決議を採択した。近く総会で任命される。首相経験者という「政治力」で、潘基文(パンギムン)事務総長の後任として来年1月から5年間、シリア内戦や難民など世界が抱える課題の最前線に立つ。▼オピニオン面=社説

 ■難民対策、改革を推進 カギ握るロシア、反対せず
 「我々が明らかに望んだ候補がグテーレス氏だ」
 5日、安保理で6回目の予備投票が終わった後、15カ国の代表が並ぶなか、議長国ロシアのチュルキン国連大使が記者団に語った。……

1062チバQ:2016/10/08(土) 07:33:03
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016100800013&g=int
ハリケーン死者842人に=大統領不在、被害拡大の恐れ-ハイチ

 【サンパウロ時事】ロイター通信は7日、大型ハリケーン「マシュー」の直撃を受けたハイチの死者が、少なくとも842人に上ったと報じた。ハリケーンでは隣国ドミニカ共和国でも4人の死亡が確認されている。
 2007年以来、最大規模とされるマシューは4日、ハイチ南西部を直撃し、道路や通信網の一部を寸断。洪水や土砂崩れが確認されている。選挙を実施できず大統領が不在のハイチ当局は、状況把握に手間取っており、被害はさらに拡大するとみられる。
 10年に大地震に襲われたハイチでは、今も約5万5000人がテントや避難所で生活。防災インフラも整っておらず、国連はマシューに襲われたカリブ海諸国の中で「最も被害を受けやすい」と指摘している。(2016/10/08-01:48)

1063チバQ:2016/10/08(土) 07:33:50
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016100700717&g=int
コロンビア大統領にノーベル平和賞=内戦終結に半世紀努力-国民投票否決も和平訴え


コロンビアのサントス大統領=9月6日、ボゴタ(AFP=時事)
 【ロンドン時事】ノルウェーのノーベル賞委員会は7日、2016年のノーベル平和賞を南米コロンビアのフアン・マヌエル・サントス大統領(65)に授与すると発表した。大統領は9月26日、左翼ゲリラ組織コロンビア革命軍(FARC)のロドリゴ・ロンドニョ(通称ティモチェンコ)最高司令官(57)と和平合意文書に署名。10月2日実施の国民投票で承認は得られなかったものの、半世紀以上にわたる内戦終結へ努力を続けていることが高く評価された。
 委員会は授賞理由で、サントス大統領が「一貫して和平プロセスを前進させようとしてきた」と指摘。「内戦終結に向けた断固とした努力」を称賛した。また、今回の授賞は「大変な苦難にもかかわらず平和への希望を諦めなかったコロンビア国民や、和平プロセスに貢献した全当事者にもささげられる」と強調した。
 平和賞の発表を受け、コロンビア政府とFARCは7日、和平合意見直しの交渉に入ることで合意した。
 1950年代のキューバ革命に触発され64年に結成されたFARCは、大地主支配に抵抗し社会主義政権樹立を目指す武装闘争を展開した。身代金目的の誘拐を行い、麻薬組織と手を組み資金源としたほか、爆弾テロも繰り返した。内戦の死者は20万人以上、家を追われた人は600万人とも推計される。

コロンビア内戦の和平合意文書に署名するサントス大統領(左)とFARCのロンドニョ(通称ティモチェンコ)最高司令官=9月26日、カルタヘナ(EPA=時事)
 2010年に就任したサントス大統領は、それまでの徹底抗戦の姿勢を改め、FARCと12年から和平交渉を開始。サントス、ロンドニョ両氏は今年6月、キューバで直接対面し、停戦協定に署名した。9月には最終和平文書にも調印したが、承認を求めた今月2日の国民投票は僅差で否決された。
 委員会は、国民投票での否決について「和平プロセスが死んだことを意味しない」とサントス氏の和平努力を擁護。今後もプロセスを継続することが重要だと訴えた。
 賞金は800万スウェーデン・クローナ(約9500万円)。授賞式は12月10日にノルウェーの首都オスロで行われる。(2016/10/08-01:25)

1064チバQ:2016/10/08(土) 18:26:39
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161007-00000156-jij-eurp
絶対に答えない=FARC最高司令官落選理由―ノーベル委員長
時事通信 10月7日(金)20時22分配信

 【オスロAFP=時事】「絶対に答えるつもりはない」。

 ノルウェー・ノーベル賞委員会のフィーベ委員長は、今年の平和賞について、なぜ左翼ゲリラ組織コロンビア革命軍(FARC)のロンドニョ最高司令官は落選したのか記者から尋ねられると、回答を拒否した。

 7日にオスロで行われた平和賞発表会見の一幕。委員長は「他の候補者について、また他の授賞の可能性について、一切述べるつもりはない」と断言した。ロンドニョ最高司令官は6月、サントス大統領との直談判で停戦に合意するなど、一連の和平合意のもう一方の立役者とみられ、平和賞授賞なら2人一緒と予想されていた。

1065とはずがたり:2016/10/08(土) 20:51:57
息子が古い(四半世紀程前の百科事典に載ってる)ドミニカ国の国旗をみて,あっ鳥が反対と云う。調べてみると確かに反対になっている。うちの子天才かも(・∀・)←親ばか

1066とはずがたり:2016/10/08(土) 20:55:06
パラグアイの国章が変わったのも指摘。
結構変わってるんやねぇ。。
つい一ヶ月ぐらい前迄は昔のリビアの緑一色の暫定国旗を俺が教えてやったりしてたんだけど。

1067チバQ:2016/10/09(日) 08:41:05
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161008-00000078-jij-int
歓迎と批判、複雑なコロンビア=サントス氏へのノーベル平和賞
時事通信 10月8日(土)17時49分配信

歓迎と批判、複雑なコロンビア=サントス氏へのノーベル平和賞
7日、ボゴタで、ノーベル平和賞授与決定を受けて演説するコロンビアのサントス大統領。
 【サンパウロ時事】南米最大の左翼ゲリラ組織コロンビア革命軍(FARC)との和平を目指すサントス大統領へのノーベル平和賞授与が決まったコロンビアは7日、歓迎と批判が入り交じる複雑な一日を終えた。

 2日の国民投票による否決で大打撃を受けた和平合意の再生へ「平和賞が起爆剤になる」と歓迎する声が世界に伝えられた。一方でFARCとの妥協に反対する人々は、国民投票の結論を覆そうとする世界の干渉に不満が強い。

 「政治的な茶番」「ノーベル賞の価値を下げる」。地元メディアのサイトには、コロンビア初の平和賞受賞者誕生を歓迎する声に混じり、批判が躍る。和平合意反対派の書き込みとみられる。

1068名無しさん:2016/10/10(月) 21:12:32
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20161009k0000m030058000c.html
<モロッコ>連立主導PJD、第1党維持 下院選挙
10月08日 21:49毎日新聞

 【カイロ秋山信一】モロッコの下院(定数395、任期5年)選挙は7日、投開票が行われた。ロイター通信によると、連立政権を主導するイスラム系政党「正義発展党」(PJD)が前回選挙から18議席を上積みして125議席を獲得し、第1党を維持した。

 リベラル系の真正現代党(PAM)が102議席、保守系の独立党が46議席で続いた。投票率は約43%だった。首相は下院第1党から国王が任命することになっており、PJDを中心に連立協議が進む見通しだ。

 アラブ諸国では2011年の民主化要求運動「アラブの春」以降、各国でイスラム政党が躍進したが、政権獲得後に経済の安定化に失敗したり、「イスラム過激派を野放しにした」との批判を受けたりして、支持を失う例が相次いだ。PJDも同様の批判を受けていたが、根強い支持があることを示した。

 モロッコは立憲君主制だが、軍の指導者や宗教の最高権威を兼ねる国王に権限が集中ししていた。「アラブの春」で改革要求が高まり、国民投票で憲法改正。国王が独占していた閣僚の任免権や下院の解散権を首相にも付与することになった。今回は憲法改正後2度目の選挙だった。

1069名無しさん:2016/10/10(月) 21:12:54
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-161008X014.html
イスラム政党、第1党守る=モロッコ議会選
10月08日 20:55時事通信

 【カイロ時事】北アフリカのモロッコで7日投票が行われた下院選(定数395)で8日、開票作業が終了し、穏健派イスラム与党の正義発展党(PJD)が2011年11月の前回選挙で得た第1党の座を維持した。下院の任期は5年。

 AFP通信によると、PJDは125議席、ライバルのリベラル派野党、真正現代党(PAM)は102議席を獲得した。モロッコでは国王が政治の実権を握り、議会の影響力は限られている。

1070とはずがたり:2016/10/10(月) 22:43:27
アメリカ抜きでも!?てか中国に露骨に圧力加えられた上にアメリカの批准も遠のいてるしで,参加表明しといた方が良い感じになってるのかもね。

「TPP、近く参加決定」=韓国産業相
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161010-00000065-jij-kr
時事通信 10月10日(月)18時8分配信

 【ソウル時事】韓国の周亨煥産業通商資源相は10日、経団連の榊原定征会長らと会談した。

 周氏は環太平洋連携協定(TPP)について「近く参加を公式に決定するので、その際には、日本の経済界、政府の協力をお願いしたい」と述べた。経団連が明らかにした。

 韓国政府はTPPに関し、参加を念頭に検討を続けていたが、閣僚が公式決定の方針を示したのは初めて。

1071チバQ:2016/10/11(火) 17:48:21
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161011-00000019-jij_afp-int

ハイチ「140万人超が緊急援助必要」 国連、大規模な対応呼び掛け

AFP=時事 10月11日(火)13時13分配信
ハリケーン「マシュー」が通過したハイチ北部の都市ジェレミー(2016年10月10日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News


【AFP=時事】国連(UN)の潘基文(バン・キムン、Ban Ki-moon)事務総長は10日、大型ハリケーン「マシュー(Matthew)」の直撃を受けたハイチについて、少なくとも140万人が緊急援助を必要としているとの認識を示し、人道危機に直面しているとして国際社会に「大規模な対応」を呼び掛けた。


 ハイチでは、マシューによってこれまでに少なくとも372人が死亡。救助活動の範囲が広がる中で死者数は今後急増するとみられる。

 国連は同日、向こう3か月のハイチ被災者支援のため、1億2000万ドル(約123億円)の拠出を国際社会に要請した。

 潘氏は記者団に対して、ハイチでは「地図の上からほとんど消えてしまったような町や村もある」と述べ、大規模な対応が必要だと訴えた。国内で学校300校余りが損壊したほか、農作物や食料備蓄も壊滅的な被害を受けたと指摘した。

 国連のスティーブン・オブライアン(Stephen O'Brien)緊急援助調整官(人道問題担当国連事務次長)もマシューについて、ハイチで2010年の大地震以降で最悪の人道危機を引き起こしていると警鐘を鳴らしている。

 最も大きな被害を受けた南西部のグランダンス(Grande Anse)県では198人が死亡、97人が負傷したほか、9万9400人が仮設施設に避難している。避難生活者はハイチ全土では17万5500人余りに上っている。

 被災地では、コレラの感染拡大を防ぐ取り組みが進められている。世界保健機関(WHO)のジャンリュック・ポンスレ(Jean-Luc Poncelet)駐ハイチ代表は、感染の急増が伝えられる町や村もあるものの、「我々が確認した感染例は少ない」としている。【翻訳編集】 AFPBB News

1072チバQ:2016/10/11(火) 21:09:41
http://www.sankei.com/world/news/161010/wor1610100005-n1.html
2016.10.10 08:47
【ノーベル平和賞】
コロンビア大統領、賞金1億円弱を全額寄付へ 内戦犠牲者の補償に

 半世紀余りにわたったコロンビア内戦の終結への努力を評価され、ノーベル平和賞受賞が決まった同国のサントス大統領は9日、賞金800万スウェーデンクローナ(約9600万円)全額を内戦の犠牲者の補償に充てるため寄付すると発表した。家族で話し合った結果という。

 2002年に左翼ゲリラ、コロンビア革命軍(FARC)と右派民兵組織との戦闘に巻き込まれて多数が死亡した北西部ボハジャで、生存者らを前に明らかにした。地元メディアによると、当時の死者は70人以上に上った。

 サントス氏は「あなた方とノーベル賞を分かち合うためにここに来たかった。あなた方が内戦の象徴だからだ」と述べた。

 さらに「(賞は)大統領だけでなく全てのコロンビア人が和平を追求し続けるよう求める全世界からの指示だ」と語った。(共同)

1073チバQ:2016/10/11(火) 21:11:21
http://www.sankei.com/world/news/161009/wor1610090057-n1.html
2016.10.9 22:56

エチオピアで非常事態宣言 反政府デモ頻発、首相「国民に脅威」

 反政府デモが頻発しているエチオピアのハイレマリアム首相は9日、国営テレビを通じて「(デモが)国民に脅威を与えている」と述べ、治安が回復するまでの措置として6カ月間の非常事態を導入すると宣言した。ロイター通信が伝えた。

 南部オロミア州では昨年11月から反政府デモが活発化し、政府の弾圧で400人以上が死亡したとされる。(共同)

1074チバQ:2016/10/13(木) 18:28:27
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161013-00000023-mai-m_est

<ブルンジ下院>国際刑事裁判所脱退を可決 上院でも審議へ

毎日新聞 10月13日(木)11時0分配信
 【ヨハネスブルク小泉大士】アフリカ中部ブルンジの下院は12日、国際刑事裁判所(オランダ・ハーグ、ICC)から脱退することを定めた法案を圧倒的多数の賛成で可決した。今後、上院でも審議されるが、脱退すれば初のケースとなる。

 ブルンジではヌクルンジザ大統領の3選出馬に対する抗議デモが激化した昨年春以降、治安当局の弾圧により少なくとも500人が死亡、26万人以上が周辺国へ避難した。

 ICCの検察官は4月、人権侵害の予備捜査に着手。国連人権理事会も9月、殺害や拷問の実行者を特定し責任を追及するための調査委設置を求める決議を採択した。ブルンジ政府はこうした動きに強く反発している。

 ICCは、戦争・人道犯罪を裁く常設の国際法廷として2002年に設立条約が発効した。アフリカ諸国には以前から、ICCがアフリカの指導者ばかりを訴追対象としているとの不満がくすぶっている。

1075とはずがたり:2016/10/13(木) 19:11:11
>アフリカ諸国には以前から、ICCがアフリカの指導者ばかりを訴追対象としているとの不満がくすぶっている。
だったらまともな政治しろよなぁ┐('〜`;)┌

1076チバQ:2016/10/17(月) 17:36:33
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161017-00000018-mai-int
<BRICS>政治課題に踏み込めず 首脳会議、足並み乱れ

毎日新聞 10月17日(月)7時45分配信

 中国、インド、ロシア、ブラジル、南アフリカの新興5カ国(BRICS)首脳会議は16日、インド南部ゴアで2日間の日程を終え閉幕した。世界的な課題については各国の立場の違いがにじみ、会議を総括する「ゴア宣言」は具体性を欠いた。日米欧の先進国主導による国際体制への対抗軸として存在感を強めてきたBRICSだが「同床異夢」が目立ち、枠組み自体の「限界」を指摘する声も出ている。【ゴア(インド南部)金子淳、北京・石原聖、モスクワ杉尾直哉】

 2009年以降8回目となる今回の首脳会議では、独自の信用格付け機関の創設を目指すことで合意。農業研究機関の設立でも一致した。だが、国際的な政治課題について、宣言では一般的な表現が目立った。

 内戦下のシリアについては「あらゆる当事者の対話」を求めるにとどまった。空爆を続けるロシアに対し、距離を置きたい中印などの本音がにじむ。南シナ海問題では、中国の権益主張を退ける今年7月の仲裁裁判所判決を受け、中国は当初、自国の主張を盛り込む狙いがあったとみられるが、インドと立場の違いがあり言及されなかった。

 インドは、隣国パキスタンを拠点とするイスラム過激派の攻撃を念頭にテロ対策に重点を置いた。モディ首相は会議でパキスタンを批判したが、宣言では「あらゆるテロを非難する」と一般論に終始した。親パキスタンの中国の働きかけがあったためとみられる。宣言があいまいになった最大の要因はインドと中露がぎくしゃくしていることだ。中印は国境問題を抱えている。ロシアは先月、パキスタンと軍事演習を初実施。15日の印露会談では協力強化で一致したものの、インドは警戒を緩めていない。

 ◇枠組みの限界、露呈

 BRICSの方向性を巡る各国の思惑の違いも露呈している。ロシアのプーチン大統領は訪印前、「BRICSは多極的な世界の構築へ向けたカギとなる」と述べた。米国主導の国際体制を批判してきたプーチン氏がBRICSの意義を改めて強調した形だ。

 これに対し、インドはBRICSを経済的利益をもたらす協力機構とすることに主眼を置く。安全保障では日米などと連携強化を進め、西側との対決姿勢を示すことには否定的だ。モディ首相は開幕前、「経済協力と人的交流の強化を重視している」と強調した。ブラジルのセーラ外相も6月、欧米との関係強化に転じる姿勢を示している。

 5カ国は元々経済が好調という一点で結びついたが、インドは高成長を維持するが中国は成長が鈍化。ロシア、ブラジルはマイナス成長で南アも低迷している。インド防衛研究分析研究所のナチケート・カドキワラ氏は「米経済が低迷した08年ごろは『次はBRICSの時代』と言われたが、BRICSの役割には疑問が突きつけられている。各国の(思惑の)差異がBRICSの限界を示している」と論評。BRICSは岐路に立たされている。

1077チバQ:2016/10/17(月) 18:01:29
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161015-00000020-mai-m_est
<南スーダン>戦闘で60人死亡…政府発表、1週間で

毎日新聞 10月15日(土)11時4分配信

 【ヨハネスブルク小泉大士】政情不安が続く南スーダンで、政府軍のルアイ報道官は14日、反政府勢力との戦闘により、この1週間で少なくとも双方で計60人が死亡したと述べた。報道官は、反政府勢力が民間人も殺害したとして、強く非難した。

 報道官によると、反政府派の武装集団が8〜13日、政府軍兵士11人と民間人28人を殺害した。反政府派側も21人が死亡したという。一方、ロイター通信によると、反政府派の報道官は、市民は標的にしないと述べた。

 日本の陸上自衛隊が参加している国連の南スーダン派遣団(UNMISS)も12日、国内各地で武力衝突の報告が増加しており、「多くの市民が犠牲になっている」と懸念を表明。自衛隊の部隊が活動している首都ジュバ市内は小康状態にあるが、南西約150キロのイエイ周辺などで衝突が多発し、不安定な治安情勢が続いている。

1078チバQ:2016/10/17(月) 18:17:33
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161015-00000013-jij-int
大統領選、来月20日実施=ハリケーンで延期―ハイチ

時事通信 10月15日(土)7時45分配信

 【サンパウロ時事】ハイチ選管当局は14日、大型ハリケーン「マシュー」の影響で延期していた大統領選挙を11月20日に実施すると発表した。

 第1回投票で過半数を獲得する候補者がいない場合、上位2人による決選投票を来年1月29日に行う。

 ハイチでは4日、ハリケーンが直撃し、政府発表によると、約470人が死亡した。幹線道路や電気、水道設備が寸断され、衛生環境の悪化によるコレラの流行も懸念されている。

 昨年10月に大統領選の第1回投票が行われて以降、公正な選挙を求めるデモや暴動が相次ぎ、決選投票の延期が続いた。選管は今年6月、大統領選の仕切り直しを決め、今月9日に第1回投票を行う予定だった。

1079チバQ:2016/10/17(月) 18:20:36
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161015-00000040-asahi-int
「妻は本来台所に所属」ナイジェリア大統領に独首相失笑

朝日新聞デジタル 10月15日(土)13時58分配信

 ナイジェリアのムハンマド・ブハリ大統領(73)は14日、訪問先のベルリンでの会見で、妻のアイシャさん(45)から政治指導力に疑問符を投げかけられたことを問われ、「彼女は本来、私の家の台所に属するものだ」などと答えた。隣にいたメルケル首相の失笑を買った。

 昨年の大統領選では、汚職や縁故主義を無くすことを訴えたブハリ氏に対し、元防衛大臣の孫娘のアイシャさんは女性票をとりまとめるなど当選に貢献した。しかし、英BBCのインタビューでは、政権が少数の取り巻きに牛耳られていると指摘した上で「状況が変わらないなら、次の選挙は応援しない」と批判した。

 BBCは発言の背景には、女性の地位向上や過激派組織「ボコ・ハラム」の被害女性の支援などを訴えたいアイシャさんが、政権で政治的活動を抑制されていることに不満がある、と指摘している。

 突然の妻の批判に対し、ブハリ氏は記者会見で「私の妻がどの政党に属しているか知らないが、彼女は本来、私の台所と居間、そのほかの部屋に属するものだ」と語った。

 メルケル首相は苦笑いを浮かべたものの、とくにコメントはしなかった。

 ブハリ氏は、ボコ・ハラムへの対応や、ドイツに流入する不法移民対策を話し合うため、ドイツを訪れていた。(ベルリン=高野弦)

1080チバQ:2016/10/17(月) 20:07:01
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016101700722&g=int
反政府勢力56人死亡=北部で戦闘、軍にも犠牲者-南スーダン

 【ロンドン時事】AFP通信によると、南スーダンの軍報道官は17日、北東部のマラカル付近で週末に政府軍と反政府勢力の激しい戦闘があり、反政府勢力の要員少なくとも56人と軍兵士4人が死亡したことを明らかにした。
 反政府勢力のマシャール前副大統領派が14日夜から15日にかけ、マラカル近くにある軍拠点2カ所を襲撃し、軍側が反撃した。死者は80人に上る可能性があるという。
 南スーダンでは昨年、和平合意が成立したが、今年7月に戦闘が再燃。再び全面的な内戦に突入する懸念が強まっている。日本政府は南スーダンの国連平和維持活動(PKO)に陸上自衛隊の部隊を派遣中で、「駆け付け警護」など新任務の付与を検討している。(2016/10/17-19:42)

1081とはずがたり:2016/10/18(火) 20:15:18
南スーダンで激しい戦闘、60人死亡 政府軍発表
http://news.goo.ne.jp/topstories/world/185/b1e1b1af5c1384cdc950c1d1263d4dc4.html
(朝日新聞) 11:30

 南スーダンの政府軍報道官は17日、同国北東部マラカル周辺で政府軍と反政府勢力の間で激しい戦闘が起き、双方合わせて少なくとも60人が死亡したと明らかにした。AFP通信が伝えた。

 同報道官によると、戦闘は14日夜から15日にかけて発生。マシャル前副大統領を支持する反政府勢力が、マラカル周辺で政府軍の軍事拠点2カ所を襲撃し、政府軍が反撃した。反政府勢力の戦闘員56人と政府軍兵士4人が死亡したとしている。

 南スーダンでは、陸上自衛隊が国連平和維持活動(PKO)に参加している。首都ジュバでは7月、政府軍と反政府勢力が武力衝突し、数百人が死亡。以来、北部を中心に戦闘が続いている。(ヨハネスブルク=三浦英之)

1082チバQ:2016/10/20(木) 17:25:12
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161020-00000515-san-s_ame&pos=1
ブラジル前下院議長を逮捕、国営石油会社の汚職事件

産経新聞 10月20日(木)10時1分配信

 【ロサンゼルス=中村将】南米ブラジルの国営石油会社ペトロブラスをめぐる一連の汚職事件で、同国捜査当局は19日、同社から不正に資金提供を受けた容疑で、クニャ前下院議長を逮捕した。AP通信などが報じた。捜査当局は6千万ドル(約61億8千万円)以上がプールされているクニャ氏の口座を凍結した。

 報道によれば、クニャ氏は2011年、西アフリカ・ベナンでペトロブラスが油田を購入した際、多額の資金提供を受けたとされるほか、マネー・ロンダリング(資金洗浄)などの疑いも持たれている。

 クニャ氏はルセフ前大統領の弾劾手続きで主導的役割を果たしたが、汚職事件にからみ、職務停止となっていた。

1083とはずがたり:2016/10/22(土) 20:09:50
ユニセフに北工作員 要人と接触、軍事情報を収集 安保理制裁違反
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161022-00000056-san-kr
産経新聞 10月22日(土)7時55分配信

 北朝鮮の朝鮮人民軍対外諜報機関「偵察総局」の男性工作員が身分を隠し、国連児童基金(ユニセフ)職員として勤務していることが21日、分かった。朝鮮半島関係者が明らかにした。同局工作員の職員採用は、北朝鮮による1月の核実験を受け、国連の安全保障理事会が3月に実施した制裁決議に違反している。工作員は、子供の命を守る職員としての顔を持つ一方、同局から敏腕諜報員として高い評価を得ていた。

 関係者が把握した元北朝鮮高官の証言などによると、工作員は現在、ユニセフのソロモン諸島事務所に勤務。偵察総局の前身、朝鮮労働党35号室に所属していた工作員は2000年代以降、モンゴルやフィジーでユニセフ職員などとして活動し、各国要人の抱き込み工作や軍事情報収集を行っていた。

 09年に発足した同局は、工作員の一連の活動について、「各国の軍事情報を素早く集めることができる優秀な人物」と評価していた。

 工作員は、モンゴル滞在時には職員の身分を使って日本や韓国企業の関係者に接触し、北朝鮮に成果を報告していた。

 安保理は3月、4回目の核実験を強行した北朝鮮に対する制裁決議を採択。核兵器開発に関する資金・技術流入を防ぐため、北朝鮮産鉱物資源の輸入制限を加盟国に義務付けた。資産凍結や海外渡航禁止の制裁対象に、同局が追加された。

 ユニセフのソロモン諸島事務所の職員は21日、産経新聞の電話取材に応じ、本人であることを認めた上で、「(工作員かどうかについては)知らない」と回答した。

 また、ユニセフの広報業務を請け負う日本ユニセフ協会は、産経新聞の取材に対し、「ユニセフによると、職員は存在する。工作員かどうか聞く立場にない」としている。

 ユニセフを含めた国連内の組織には現在、北朝鮮職員13人が在籍し、アジアや欧州などで活動している。ユニセフは今月7日、今夏の北朝鮮北東部の大規模水害で被災した子供らに対する緊急支援を国際社会に求める声明を発表している。

1084チバQ:2016/10/24(月) 18:33:11
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161024-00179263-newsweek-int
ベネズエラは100%独裁政権になりました

ニューズウィーク日本版 10月24日(月)17時41分配信

 10月20日の夜、ベネズエラの選挙管理委員会は大統領罷免の手続きを中止することを決定しました。

 ここ数ヶ月は特に大統領罷免を求める国民投票実施の手続きを中心に与野党の攻防が続いていました。

 ベネズエラの憲法では明確に国民が大統領の罷免を求める権利を認めています。

 さらに、野党派内からは「罷免選挙を実施ないことは(大統領罷免を定める憲法を制定した)チャベスの遺産に反する」という意見も出ていました。

 この緊張状態が、20日(木)の夜に突然、何の前触れもなく、終わりました。

 というわけで、この日を境にベネズエラのチャベス派政権は正式に独裁政権となりました。


"この17年間、政治学者はウゴ・チャベスがベネズエラで作り出した中間的なシステムを表現する方法を考えあぐねていた。通常の意味で言えば民主主義とは言いがたく、かといって通常の独裁政治でもない。
政府は憲法の規定に厳密に従ってはいなかったが、大きくみれば、人々には結社の自由も、言論の自由も投票の自由もあった。これを何と呼ぶか?競合的独裁主義?ハイブリッド政権?反自由主義的民主主義?どの呼び方もしっくりこないように思えた。ただ、完全には独裁政治とはいえないベネズエラの中途半端さの余情だけがしっくりきた。

ベネズエラにいる民主化を求める活動家にとって、「ちょっとだけ独裁」体制を築きあげた政権との戦いは、心身のすり減るような試練だった。憲法で定められた大統領罷免を求める権利の破壊に対する純粋な怒りの中に、この明瞭さに対する感謝の念をかすかに感じ取ることができるのはそのせいだ。

我々は形容詞から解放された。これでようやく学問的な回りくどさと縁が切れる。

ハイフンでつないで表現する必要はもうない。ベネズエラはただの独裁政治なのだ。

It's official: Venezuela is a dictatorship



 ちなみに今回の選管の決定には、笑ってしまうほどに、正当性のみじんもありません。



 争点となっていた罷免を求める20%の署名集めが始まる日まで1週間を切った時点で、チャベス派知事が治める州の裁判所が「20%の署名集めを実施するための1%の署名は無効である」と次々と(実際には数時間の差でほとんど同時に、つまりは裏で示し合わせて)発表しました。

 憲法を扱う最高裁判所ではなく、刑事事件を扱う地方の下級裁判所の判断に基づき、選管は罷免選挙実施の中止を発表しました。日本に比べればはるかにカオスなベネズエラ的にも、これは滅茶苦茶です。

 さらにエンリケ・カプリレスや野党連合MUDのまとめ役チュオ・トレアルバなど野党派指導者の海外渡航の禁止も発表されました。

 そして当のマドゥロ大統領はいずこに?現在外遊中です。


※当記事は野田 香奈子氏のブログ「ベネズエラで起きていること」の記事を転載したものです。
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野田 香奈子

1085チバQ:2016/10/24(月) 18:52:15
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161024-00000005-jij_afp-int
マドゥロ政権による「クーデター」 ベネズエラ国会、決議採択

AFP=時事 10月24日(月)9時55分配信
【AFP=時事】南米ベネズエラ議会は23日、ニコラス・マドゥロ(Nicolas Maduro)大統領政権による、大統領罷免(リコール)を求める国民投票の妨害はクーデターであると宣言する決議を採択した。一院制の同国議会は野党が過半数を占める。

 ベネズエラ議会の野党議員らは同日、「憲法秩序の崩壊」と「ニコラス・マドゥロ政権により起こされたクーデター」を宣言する決議を採択し、大統領罷免をめぐる国民投票の手続きを中断する選挙管理委員会の決定に怒りをあらわにした。

 経済・政治危機に関する緊急の会議に集まった議員らは、ベネズエラ国民に憲法の「積極的擁護」を呼びかけ、民主主義を取り戻す「仕組みを作動」させるよう国際社会に要請すると宣言した。

 議会多数派で中道右派の野党連合、民主統一会議(MUD)のフリオ・ボルヘス(Julio Borges)党首は、「ベネズエラでは連続的なクーデターが起こされており、最終的にはわれわれから(大統領)罷免の国民投票を奪う決定がなされている。われわれは、遺憾で悲痛の憲法の破壊を公式に宣言する」と述べた。

 野党議員はマドゥロ大統領を裁判にかける投票こそ行わなかったが、同日の議題にかけることをほのめかした。一方の大統領派の議員らは、野党こそがクーデターを演じようとしていると非難している。

 マドゥロ大統領は現在、原油関連問題を話し合うために中東地域を訪問中だ。【翻訳編集】 AFPBB News

1086とはずがたり:2016/10/26(水) 17:19:28

ローマ法王、ベネズエラ大統領と会談 国内危機の打開求める
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20161025/Reuters_newsml_KCN12P075.html
ロイター 2016年10月25日 11時45分 (2016年10月25日 16時06分 更新)

[バチカン市 24日 ロイター] - ベネズエラのマドゥロ大統領が24日、バチカンを電撃訪問し、ローマ法王フランシスコと会談した。法王は、国民の苦しみの緩和し、ベネズエラの危機打開のために野党と交渉するよう求めた。
バチカンの声明によると、非公式な会談では、あらゆるベネズエラ国民に影響している「懸念すべき」状況について話されたという。
法王は大統領に対し、「人々の苦しみを和らげ、社会の団結を一新するような風潮を作る」ために、「誠実で建設的な対話の道を勇気をもって進む」よう要請。そうすれば、「人々は希望を持って国の将来を見ることができる」ようになると述べたという。
豊富な石油の富にも関わらず、ベネズエラは経済危機に陥り、品不足やインフレのために食事を我慢する人も多くいる。
マドゥロ大統領は現在、産油国を歴訪中。一方、ベネズエラの首都カラカスでは、政府と野党が30日に交渉を行うとする共同声明が発表された。同大統領が出席するかどうかは明らかになっていない。

1087名無しさん:2016/10/27(木) 22:03:24
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161027-00000083-jij-int
アフリカ3国が離脱表明=国際刑事裁に打撃、追随も
時事通信 10/27(木) 14:18配信
 【ロンドン時事】人道に対する罪や戦争犯罪などを犯した個人を裁く国際刑事裁判所(ICC、本部オランダ・ハーグ)に対し今月、アフリカの3カ国が相次いで離脱を表明した。

 ICCがアフリカの指導者を狙い撃ちしているとの、これまでくすぶっていた不満が表面化した形。追随する国も出そうで、ICCにとって大きな打撃となっている。

 今月半ばにまずブルンジがICC離脱を定めた法律を議会で成立させ、26日には国連に正式に脱退を通告。南アフリカも21日に正式に離脱を表明した。さらに25日には、西アフリカのガンビアが離脱を発表。ボジャン情報相はICCを「有色人種、特にアフリカ人を迫害し辱めるための白人による法廷」などと痛烈に批判した。ICCの検察官がベンソーダ元ガンビア法相であることも衝撃を広げた。

 国連の潘基文事務総長は24日、「南アフリカが(少なくとも1年かかる)離脱の発効までに再考することを望む」との声明を出した。ICC締約国会議のカバ議長も「脱退希望国の(ICCへの)懸念や批判を聞かなければならない」と理解を示しつつ、脱退決定の見直しを呼び掛けた。

1088とはずがたり:2016/10/27(木) 23:05:07

アフリカ3国が離脱表明=国際刑事裁に打撃、追随も
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20161027/Jiji_20161027X655.html
時事通信社 2016年10月27日 14時17分 (2016年10月27日 22時52分 更新)

 【ロンドン時事】人道に対する罪や戦争犯罪などを犯した個人を裁く国際刑事裁判所(ICC、本部オランダ・ハーグ)に対し今月、アフリカの3カ国が相次いで離脱を表明した。ICCがアフリカの指導者を狙い撃ちしているとの、これまでくすぶっていた不満が表面化した形。追随する国も出そうで、ICCにとって大きな打撃となっている。
 今月半ばにまずブルンジがICC離脱を定めた法律を議会で成立させ、26日には国連に正式に脱退を通告。南アフリカも21日に正式に離脱を表明した。さらに25日には、西アフリカのガンビアが離脱を発表。ボジャン情報相はICCを「有色人種、特にアフリカ人を迫害し辱めるための白人による法廷」などと痛烈に批判した。ICCの検察官がベンソーダ元ガンビア法相であることも衝撃を広げた。
 国連の潘基文事務総長は24日、「南アフリカが(少なくとも1年かかる)離脱の発効までに再考することを望む」との声明を出した。ICC締約国会議のカバ議長も「脱退希望国の(ICCへの)懸念や批判を聞かなければならない」と理解を示しつつ、脱退決定の見直しを呼び掛けた。

1089とはずがたり:2016/10/27(木) 23:13:19
アフリカ諸国の脱退相次ぐICC、ガンビアは西側の二重基準を非難
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/10/icc-1.php
Gambia to Pull Out of ICC, Citing Failure to Prosecute Tony Blair
2016年10月27日(木)17時57分
コナー・ギャフィー

 西アフリカのガンビアは、今月に入って国際刑事裁判所(ICC)からの脱退を表明した3番目の国家になった。その前には、アフリカ中部ブルンジと南アフリカが相次いで離脱を発表したばかり。いったい何が起こっているのか。

 ガンビアのシェリフ・ボジャン情報相は25日、国営テレビで声明を発表し、ICCは「有色人種、特にアフリカ人を迫害し屈辱を与えるための国際『白人』裁判所だ」と非難した。

 アフリカ諸国の間で白人による司法への反発が高まる中、2012年にはガンビア出身のファトゥ・ベンスダがICCの主任検察官に抜擢された。それにも関らず、ガンビアの離脱は止められなかった。

白人のための裁判所
 ボジャンはICCが西側諸国による戦争犯罪を見逃したと批判した。オランダのハーグで2002年に設置されて以来、ICCが捜査を開始した10件のうち9件がアフリカ諸国に関するものだ。

ブレア元首相も戦犯だ
 西側の出身者が不当に見逃された最たる例としてボジャンが名指ししたのが、イギリスのトニー・ブレア元首相だ。ICCはブレアが2003年にイラク侵攻を決断した法的責任について、2006年に訴追しない決定を下した。イギリスでは今年7月、独立調査委員会(チルコット委員会)がイラク戦争をめぐるブレア政権の判断の過ちを厳しく指摘する報告書を発表した。英政府が平和的な方策を尽くさないまま、サダム・フセイン独裁政権打倒を掲げて2003年に米軍主導の軍事行動に踏み切ったと糾弾した。だがICCは改めて、ブレアを訴追しない方針を確認したのだ。

 ガンビアの発表は、先週金曜に南アフリカが国連に対してICCを脱退すると通告した矢先のことだった。南アフリカ政府は離脱の理由について、ICCの設立規定である国際条約「ローマ規定」に縛られると、アフリカ大陸の調停者としての役割を果たせないためだと主張した。例えば南アフリカは、2015年6月にICCの逮捕状が出ていたスーダンのオマル・ハッサン・アハメド・バシル大統領が入国した際は、身柄を拘束すべきところ滞在と出国を許した。

 10月上旬にはブルンジの国会が、ICCから脱退することを定めた法案を賛成多数で可決、ピエール・ヌクルンジザ大統領が18日に署名した。

 ガンビア出身のベンスダは今年4月、ブルンジにおける人権侵害の予備捜査に着手した。対象になったのは、ヌルンジザが大統領選への3選出馬を表明した2015年4月以降の状況だ。ベンスダによると、出馬に反対するデモ隊と政府を支持する武力勢力の間で衝突が続き、1年間で430人以上が殺害された。

1090チバQ:2016/10/27(木) 23:18:51
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASJBV524ZJBVUHBI014.html
南スーダンで少年兵ら145人解放 ユニセフ発表
16:42朝日新聞

 国連児童基金(ユニセフ)は26日、南スーダン東部のピボールで、武装勢力の支配下にあった少年兵ら145人が解放されたと発表した。

 発表によると、少年兵らは今後、施設に移される。健康面や心理的なケアを受けた後、故郷に戻ったり社会で自立したりするための支援を受ける予定。

 ユニセフによると、南スーダンでは内戦状態に陥った2013年12月以降、推定1万6千人の子どもが武装勢力に徴用されたとみられている。(ヨハネスブルク=三浦英之)

1091チバQ:2016/10/31(月) 01:21:30
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-161030X067.html
大統領退陣へ圧力=延命阻止、野党攻勢―政権、強権で抵抗・ベネズエラ
10月30日 23:26時事通信

 【サンパウロ時事】経済危機による生活必需品の不足や物価高騰が続くベネズエラで、マドゥロ大統領への退陣圧力が高まっている。野党は大規模デモを呼び掛けるなどして攻勢を強化。しかし、政権の抵抗も強く、対立は激化する一方だ。

 政府と野党は30日、フランシスコ・ローマ法王の仲介で対話を行うが、両者の隔たりは大きく、緊張緩和につながるかは不透明だ。

 野党は昨年の議会選挙で過半数を獲得して以降、大統領罷免を目指し国民投票の手続きを進めてきた。年率480%に上るインフレや物不足に国民の不満は強い。マドゥロ氏の支持率は20%前後まで低下した。国民投票が実現すれば、罷免が決まる可能性は高いとみられている。

 しかし、ベネズエラでは本来は中立の選管もマドゥロ氏の影響下にあるとされる。20日になって突然、国民投票に必要な野党による署名集めの延期を指示した。投票実施の遅延を狙った時間稼ぎの手続き先送りは「民主主義を踏みにじる政権のクーデターだ」と野党の猛反発を招き、緊張が一気に高まった。

 野党は議会で大統領弾劾手続き開始を求める決議も行ったほか、抗議のため全国デモを呼び掛ければ数十万人とされる市民が集まり、勢いは増す一方だ。デモでは治安部隊との衝突で負傷者も出た。

 ただ、軍や司法を掌握するマドゥロ氏が政権を退く気配はない。野党に対し、違法行為があれば「議員であろうとも刑務所に入ることになる」と警告。一方で政権は最低給与の引き上げを表明、懐柔策で国民の不満の「ガス抜き」も図り、難局を切り抜けようとしている。

1092チバQ:2016/10/31(月) 01:41:38
http://mainichi.jp/articles/20161029/k00/00m/030/082000c
国際刑事裁判所
アフリカ3カ国が脱退 「標的」に反発

毎日新聞2016年10月28日 20時23分(最終更新 10月28日 23時17分)
【ヨハネスブルク小泉大士】今月に入り、アフリカ3カ国が国際刑事裁判所(ICC、本部オランダ・ハーグ)からの脱退を相次いで表明し、国際社会に波紋を広げている。背景には「ICCはアフリカ人ばかり標的にしている」との根深い反発があり、今後もアフリカから後を追う国が出かねない。離脱続出となれば、ICCの威信低下につながる恐れもはらんでいる。

 ICCは大量虐殺や人道に対する罪を犯した個人を裁く法廷で、設立条約が1998年に採択され、2002年に発効。日本を含む124カ国が加盟し、脱退したケースはない。これまで10件の正式な捜査や訴追が行われ、うち9件はアフリカ諸国が対象。進行中の裁判3件もアフリカの元指導者らが被告となっている。

 脱退表明の最初はアフリカ中部ブルンジ。ヌクルンジザ大統領が今月18日、反大統領派の弾圧を巡る国連の調査に反発し、ICC脱退を定めた法案に署名した。続いてアフリカ最大の経済規模を誇る地域大国・南アフリカが21日、ICC離脱の手続きを始めたと発表。25日には、西アフリカのガンビアも離脱を表明した。

 「(国家首脳の)不逮捕特権を定めた国内の法律と相いれない」。南アフリカのマスサ法相は記者団に、離脱の理由をこう説明した。南アは昨年6月、ICCから逮捕状が出ているスーダンのバシル大統領が入国した際、身柄を拘束せず「独裁者をかくまった」と国際的に批判を浴びた。

 ガンビアのボジャン情報相は、イラク戦争開戦を決断しながら訴追されていないブレア元英首相を名指し、ICCは欧米の戦争犯罪を見逃し、「アフリカの人々を迫害し屈辱を与える」ために政治利用されてきた機関だと主張した。

 離脱が続けばICCの権威を傷つけるだけに、国連の潘基文事務総長は「南アが(通知の1年後と定められている)離脱の発効までに再考することを望む」との声明を出した。

 ICCがアフリカを「狙い撃ち」しているという批判について南アのアンジェラ・ムドゥクティ弁護士(国際刑事法)は、捜査対象10件のうち5件は「自国がICCに付託したもので、事実に反する」と指摘。一方、故マンデラ元大統領の下で自由と人権を推進した南アの離脱が及ぼす影響を懸念し、ICC脱退をちらつかせてきたケニアやナミビア、ウガンダなどが「同調する可能性がある」とも述べた。

1093チバQ:2016/10/31(月) 17:52:31
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161031-00000112-jij-asia
ターンブル政権、支持率低迷=前首相との確執表面化―豪

時事通信 10/31(月) 17:40配信

 【シドニー時事】オーストラリアのターンブル政権の支持率が低迷している。

 目立った実績を示せない首相への不満が国民の間に募っており、首相が次々と変わる事態を回避できるか、正念場を迎えている。

 ターンブル首相は昨年9月、支持率が低迷していたアボット前首相を政権の座から追い落として就任。リベラル派の「経済通」を自任したが、税制改革など得意分野でも成果は上げられず、失望感が広がった。

 オーストラリアン紙が先週掲載した世論調査によると、首相支持率に相当する実績満足度は29%に低下。「危険水域」の30%を割り込み、アボット前首相退陣直前の満足度30%も下回った。

 7月の総選挙では、与党は下院で辛うじて過半数を獲得して政権続投を決めたが、上院は過半数を大きく割った。政権基盤が弱く重要法案成立は困難で、求心力を一層低下させている。

 こうした中、アボット前首相との確執も表面化し、党内の不和を露呈した。前首相は散弾銃の禁輸措置を「解除すべきでない」と強調。これに対してターンブル首相は、禁輸解除はアボット政権時代の密約だったと暴露し、偽善的発言を行った前首相を非難した。右派の前首相支持派は今も退陣劇への不満が強く、アボット氏復活の機会をうかがっているとみられる。

1094チバQ:2016/11/02(水) 20:15:46
http://mainichi.jp/articles/20161102/k00/00m/030/122000c
南スーダン
紛争の構図複雑化…新たな武装勢力結成

毎日新聞2016年11月2日 00時07分(最終更新 11月2日 00時07分)
【ヨハネスブルク小泉大士】治安の悪化が伝えられる南スーダンでは、マシャール前第1副大統領派以外にもさまざまな反政府勢力が入り乱れている状況だ。ここ数カ月、新たな武装勢力が結成され、正体不明の集団による襲撃事件も発生。紛争の構図が複雑化する一方で、民族間の緊張の高まりによる衝突拡大も懸念される。

 「平和的な手段だけでなく武力闘争も通じて、正統性がない現政権を引きずり下ろす」

 地元紙などによると、「南スーダン民主戦線」を名乗る反政府派が10月31日、新たにキール政権の打倒を宣言した。南部エクアトリア地方の住民らで結成。マシャール派をはじめとした他の武装勢力と共闘していくとする声明を出した。

 「コブラ派」と呼ばれる武装勢力の元司令官も、配下の兵士らを引き連れて政府軍を離反した。内戦下で主要反政府勢力の一つだったコブラ派を率いたヤウヤウ氏は2014年に和平合意に署名。同氏は現在、キール政権の副国防相を務め、先月現地を視察した稲田朋美防衛相とも会談した。

 だが、今回蜂起した元司令官は「一向に合意が履行されない」と決別を主張。政府軍に統合された元コブラ派戦闘員の給与がまともに支払われていないことにも不満をぶちまけており、600%以上とされる超インフレで政府財政が破綻していることも、政権の求心力低下を招いているようだ。

 13年末からの内戦は、最大民族ディンカ人出身のキール大統領と、2番目のヌエル人出身のマシャール氏の石油などを巡る利権争いを発端に、民族抗争の様相を呈して拡大した。ただ、キール派、マシャール派の双方が末端まで兵士を統率できておらず、特に反政府派は「各地の武装集団の連合体的な側面が強い」(国連関係者)とされる。

 7月に発生した首都ジュバでの大規模な市街戦以降、マシャール派部隊の撤退で首都は小康状態にあるが、地方での衝突は拡大。ジュバと隣国ウガンダを結ぶ幹線道路では襲撃事件が続き「正体不明の武装集団」(地元記者)の関与も指摘される。北部マラカル周辺でも先月中旬、戦闘で56人が死亡するなど不安定な情勢が続く。

 地元記者は、ディンカ人主体の政府軍兵士による略奪などに対し「約60ある他民族の不満が広がっている」と指摘。先月上旬には武装集団の襲撃を受けたディンカ人の市民21人が死亡する事件が発生している。

1095チバQ:2016/11/02(水) 20:16:49
http://mainichi.jp/articles/20161102/k00/00e/030/189000c
南スーダン
PKO司令官を更迭 市民保護で指導力欠如

毎日新聞2016年11月2日 10時59分(最終更新 11月2日 13時05分)
【ヨハネスブルク小泉大士】国連の潘基文(バン・キムン)事務総長の報道官は1日、南スーダンの首都ジュバで7月に発生した大規模な戦闘への対応で市民保護の任務を果たさなかったとの報告を受け、現地に展開する国連平和維持活動(PKO)部隊のオンディエキ軍司令官を更迭すると明らかにした。

 同日公表された調査報告書の要旨によると、国連南スーダン派遣団(UNMISS)の指導力の欠如が「混乱した効果のない対応につながった」と指摘。一部PKO要員が持ち場を放棄したほか、同司令部から約1キロの宿泊施設で起きた襲撃の「救出要請にも応じなかった」と批判した。

 この事件では政府軍兵士が宿泊施設に侵入し、約70人の国連職員や援助関係者らが略奪や暴行、レイプなどの被害に遭い、現地人ジャーナリスト1人が殺害された。救援要請を受けたPKO司令部は繰り返し部隊の出動を求めたが、「各部隊は手いっぱいだとして要請を拒否した」という。

 7月の3日間の戦闘では、政府軍とマシャール前第1副大統領派の双方が国連施設や隣接する避難民キャンプを無差別に銃砲撃。保護を求めていた避難民20人を含む少なくとも市民ら73人が死亡し、UNMISSの中国兵2人も死亡した。

 報告書は、PKO幹部の指揮命令系統の乱れや部隊のリスク回避の姿勢によって適切な対応を取ることができなかったとしている。

 日本政府は、PKOに派遣される陸上自衛隊の部隊に「駆け付け警護」などの新任務付与を予定している。

1096チバQ:2016/11/02(水) 20:17:50
http://www.afpbb.com/articles/-/3106529
南スーダンPKOの軍事司令官を更迭、首都の戦闘で民間人守れず
2016年11月02日 09:10 発信地:国連/米国
【11月2日 AFP】国連(UN)の潘基文(バン・キムン、Ban Ki-moon)事務総長は1日、南スーダンに展開する国連南スーダン派遣団(UNMISS)が、今年7月に首都ジュバ(Juba)で発生した激しい戦闘で民間人を守れなかったとする国連の調査結果がまとまったことを受け、軍事司令官を更迭した。

 国連の特別調査は、ジュバで7月8日〜11日に発生した激しい戦闘において国連のミッションを遂行する上での指導力の欠如が「混乱した、効果のない対応」につながったと結論付けた。

 特別調査の要約によると、近くのホテルで襲撃された援助職員からの救援要請があったにもかかわらずUNMISSの平和維持部隊は持ち場を放棄して対応しなかったという。また、中国の部隊は少なくとも2回にわたり任務を放棄し、ネパールの部隊は国連施設内部での略奪を止められなかったとしている。

 更迭されたのは5月に就任したジョンソン・モゴア・キマニ・オンディエキ(Johnson Mogoa Kimani Ondieki)軍事司令官(ケニア)。2年以上にわたってUNMISSの事務総長特別代表を務めているエレン・マルグレーテ・ロイ(Ellen Margrethe Loj)氏(デンマーク)は11月末に退任する。

 2013年12月から戦闘が続いている南スーダンにはUNMISSの1万6000人が展開している。(c)AFP/Carole LANDRY


http://www.jiji.com/jc/article?k=2016110200093&g=int
PKO対応怠り、民間人多数犠牲=略奪、レイプでも出動せず-南スーダン


略奪された南スーダンの世界食糧計画(WFP)の食料品貯蔵施設=8月18日、ジュバ(AFP=時事)
 【ニューヨーク時事】国連は1日、南スーダンの首都ジュバで7月、政府軍とマシャール前副大統領派が衝突した際、国連平和維持活動(PKO)の国連南スーダン派遣団(UNMISS)が「指導力の欠如」などを背景に適切な対応を怠り、多数の民間人の死や性的暴力の発生につながったと反省する調査報告書を公表した。UNMISSに対しては、住民から「何もせず傍観しているだけ」と激しい批判が起きており、国連は対応を迫られていた。
 ジュバでは日本の陸上自衛隊もPKOに従事している。報告書抜粋によると、政府軍、マシャール派の双方は7月8〜11日、ジュバのPKO本部や、隣接する避難民の保護収容施設に無差別に銃砲撃を加えた。
 政府軍兵士は本部近くの国連文民スタッフらのキャンプに押し入り、略奪や殺害、レイプを行った。しかし、UNMISS部隊は度重なる要請にもかかわらず緊急出動しなかった。
 国連によれば、7月10日前後の3日間に、避難民20人以上を含む少なくとも73人が死亡。UNMISSの中国兵2人も死亡した。

 報告書はUNMISSの準備不足、指揮統制における問題点を指摘。潘基文事務総長は調査報告を受け報道官を通じて声明を出し「民間人と国連スタッフの保護任務の遂行を怠ったことは明白。重大な欠陥に驚いている」と表明した。
 UNMISSの部隊を現場で率いてきたケニア人の司令官は1日、解任された。UNMISSを統括するエレン・ロイ事務総長特別代表(デンマーク出身)も今月いっぱいで辞任する意向を表明した。ロイ氏は、10月に南スーダン入りした稲田朋美防衛相とも現地で会談している。(2016/11/02-06:56)

1097チバQ:2016/11/02(水) 20:20:52
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016110200021&g=int
大統領、軍に中立呼び掛け=ブルキナファソ


アフリカ西部ブルキナファソのカボレ大統領=4月7日、パリ(AFP=時事)
 【ワガドゥグAFP=時事】アフリカ西部ブルキナファソのカボレ大統領は1日、軍の式典に出席し「中立の立場」を堅持するよう軍に訴えた。「民主主義には強い軍が必要だが、法は守らなければいけない。国民が選んだ政府に従うべきだ」と呼び掛けた。

 ブルキナファソでは10月8日、コンパオレ元大統領派のクーデター計画が摘発された。不穏な情勢の中、未然に阻止されたことは21日になってようやく公表されていた。(2016/11/02-01:14)

1098チバQ:2016/11/03(木) 21:14:29
http://www.sankei.com/world/news/161103/wor1611030026-n1.html
2016.11.3 09:02

ケニア「南スーダン撤退」 PKO司令官更迭に反発
 南スーダンの国連平和維持活動(PKO)軍司令官の更迭について、この司令官の出身国ケニアの外務省は2日「われわれが果たしてきた役割が完全に無視された」と反発、南スーダンにいるケニア軍部隊を撤退させ、今後は和平協議にも関与しないとの声明を発表した。

 PKOの南スーダン派遣団(UNMISS)には日本の陸上自衛隊も参加。約千人を派遣する主要貢献国のケニアが撤退すればUNMISSの活動に支障が出るのは避けられない。声明によると、ケニアは国連側から軍司令官の後任を推薦するよう求められたが断っており、人事を巡る混乱が陸自部隊に影響する可能性もありそうだ。

 声明は「UNMISSが構造的な機能不全に陥っているのは明らかだ」と指摘し、「そうした欠点に対処することなく、特定の一個人に責任を負わせた」とオンディエキ氏の更迭を批判した。(共同)

1099チバQ:2016/11/03(木) 21:14:29
http://www.sankei.com/world/news/161103/wor1611030026-n1.html
2016.11.3 09:02

ケニア「南スーダン撤退」 PKO司令官更迭に反発
 南スーダンの国連平和維持活動(PKO)軍司令官の更迭について、この司令官の出身国ケニアの外務省は2日「われわれが果たしてきた役割が完全に無視された」と反発、南スーダンにいるケニア軍部隊を撤退させ、今後は和平協議にも関与しないとの声明を発表した。

 PKOの南スーダン派遣団(UNMISS)には日本の陸上自衛隊も参加。約千人を派遣する主要貢献国のケニアが撤退すればUNMISSの活動に支障が出るのは避けられない。声明によると、ケニアは国連側から軍司令官の後任を推薦するよう求められたが断っており、人事を巡る混乱が陸自部隊に影響する可能性もありそうだ。

 声明は「UNMISSが構造的な機能不全に陥っているのは明らかだ」と指摘し、「そうした欠点に対処することなく、特定の一個人に責任を負わせた」とオンディエキ氏の更迭を批判した。(共同)

1100チバQ:2016/11/07(月) 11:47:50
http://www.cnn.co.jp/world/35091707.html
ニカラグア大統領選 現職が再選へ、夫人が副大統領に

2016.11.07 Mon posted at 10:57 JST

(CNN) 中米ニカラグアで6日、大統領選挙の投票が行われ、ダニエル・オルテガ大統領(70)が再選される見通しとなった。当選が決まれば通算4期目。今回は妻のロサリオ・ムリヨ氏(65)を副大統領候補に指名している。

同国の政治に詳しい関係者によると、ムリヨ氏はこれまでも長年にわたり、オルテガ大統領と共に同国の政治を実質的に動かしていた。

8月に夫婦で出馬を表明した時点でオルテガ大統領はムリヨ氏について、これ以上の副大統領候補はいないと述べ、「多大な秩序と犠牲をもって、効率的かつ効果的に仕事をしてきた」と評価した。

オルテガ大統領は社会主義者で元左翼ゲリラ。夫婦での出馬に対しては、法をかいくぐって政権を支配する行為だとして批判の声も出ていた。

同国の憲法では、現職大統領の親族の出馬を禁じている。しかし最高裁は、ムリヨ氏を副大統領候補とすることに法的な妨げはないとの判断を示していた。

オルテガ氏は1985年に初めて大統領に就任し、1990年と1996年、2001年の選挙では破れたものの、2006年と2011年の選挙で再選を果たした。

オルテガ氏が就任する前のニカラグアでは、大統領の連続再選を禁じていたが、同氏は2014年、議員らに圧力をかけて任期制限を撤廃させていた。

作家で詩人、活動家でもある妻のムリヨ氏は、2007年のオルテガ大統領就任以来、常に夫に寄り添ってきた。同国の政治に詳しい政治科学者のクリスティン・ウェイド氏はムリヨ氏について、「夫の背後で権力を振るっているとの見方もある」と述べ、「一部の社会制度において非常に重要な役割を果たし、政権の顔となり、閣議を取り仕切り、ラジオ番組でも非常に人気がある」と解説している。

1101とはずがたり:2016/11/13(日) 14:26:06
新和平案で合意=コロンビア
時事通信社 2016年11月13日 11時58分 (2016年11月13日 12時16分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20161113/Jiji_20161113X004.html

 【サンパウロ時事】コロンビア政府と左翼ゲリラ組織コロンビア革命軍(FARC)は12日、新しい和平案で合意したと発表した。和平交渉の仲介役を務めるキューバとノルウェーが共同声明を出し「(以前の合意から)変更を加え、より明確にし、多様な社会集団からの新たな貢献を組み込むことで、新たな合意に到達した」と表明した。

1102とはずがたり:2016/11/15(火) 22:51:10
習近平・トランプ電話会談――陰には膨大なチャイナ・ロビー
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/11/post-6326.php
2016年11月15日(火)17時00分
遠藤誉(東京福祉大学国際交流センター長)

習近平はアメリカが手を引いた国・地域の隙間を狙う Jason Lee-REUTERS
 習近平国家主席が14日、トランプ氏と電話会談した。王毅外相は「中国は米国の各級各層と緊密な連携がある」と述べている。それはチャイナ・ロビーを指す。米国が手を引く世界の全ての間隙を中国が埋めていくだろう。

習近平国家主席とトランプ次期大統領との電話会談
 11月14日、中国の国営テレビCCTVと中国政府の通信社および中国共産党機関紙「人民日報」電子版は、一斉に習近平国家主席がトランプ次期大統領との電話会談を報道した。

 それによれば、習近平はその会談で概ね以下のように述べているという。

 ――中米国交正常化37年以来、両国関係は絶えず発展し、両国人民に実際的な利益をもたらし、世界各地域の平和と安定および繁栄を促進してきた。これらの事実は協力こそ中米両国の唯一の選択であることを証明している。目下、中米協力は重要なチャンスと巨大な潜在力を持っており、双方は協調を強化し、両国の経済発展と全世界の経済成長を促進していかなければならない。各領域における交流協力を開拓していくことは、両国人民により多くの恩恵をもたらし、中米関係がより良い方向に発展していくことを促進するだろう。

 世界最大の発展途上国と世界最大の先進国として、そして世界の二大経済国家として、中米は協力が必要で、協力できることは非常に多い。私は中米関係を非常に強く重視しており、米国とともに努力して、両国関係を推進し、両国人民とその他の各国人民に幸せをもたらしたいと思っている。

 これに対して、トランプ次期大統領は、以下のように回答したという。

 ――私が米国大統領に当選したことを祝ってくれて、感謝します。私は習主席の米中関係に対する見解に賛同します。中国は偉大なる重要な国家で、中国の発展のすばらしい未来像には目を見張るものがある。米中両国は「ウィン‐ウィン」の関係を実現できるものと考えている。私はあなたとともに米中両国の協力関係を強化していきたいと思っている。私は米中関係が必ずさらに良い発展を遂げるものと信じている。

 中国政府と共産党の報道は、つぎのような言葉で二人の会話を結んでいる。

 ――習近平とトランプは、「今後密接な連携を保ち、良好な関係を築き、早いうちに対談して、両国関係の発展と双方が関心を持つ問題に関して、いつでも意見交換を行うこと」に賛同した。

 本当にここまでのことを言ったのか、一歩引いて考察するために英文メディアで確認を取ってみたところ、そのほとんどはアメリカ大手メディアの北京支局発の情報ばかりで、中国政府と共産党が発信した情報に基づいていた。

 したがって、ここに書いた内容が、最も詳細な情報であるということになろう。

 だとすれば、米中双方とも、なかなかに強(したた)かではないか。

 選挙期間中、あそこまで中国を誹謗したトランプの姿はない。

 ただし、選挙中の言葉は「有権者を惹きつけるための選挙用の言葉であった」という引き算をしたとしても、それでも「世界の警察にならない」ということと「TPPから脱退する」という宣言は、一定程度は実行されるにちがいない。

となると、アメリカが手を引いた国・地域に生まれた隙間には、必ず中国が手を延ばしていき、中国の世界覇権の可能性は、より大きくなってくる。

 それを考察する前に、トランプ氏と中国とのパイプの太さに関して触れたい。

全米を覆い尽くすチャイナ・ロビー「五毛」と王毅外相の発言
「習近平・トランプ電話会談」があった前日の11月13日、王毅外相は訪問していたトルコのアンカラで記者会見を開いた。その席上、記者団からの「中国側はトランプ次期大統領チームと接触があるか否か」という質問に対して、以下のように答えている。

1103とはずがたり:2016/11/15(火) 22:51:27
>>1102-1103

――中米は、各層各級と常に均(ひと)しく緊密な関係を保ってきた。絶え間なく中米関係を発展させ深化させていくことは、米国共和党と米国民主党とのコンセンサスである。われわれはオバマ政権と協力しながら、中米関係の安定的な政権移行を確保したいと思っている。同時にわれわれはトランプ(政権移行)チームとも接触を強め、絶え間なく相互理解を増進させ、協力のコンセンサスを拡大していきたい。

 ここで重要なのは冒頭の「中米は、各層各級と常に均しく緊密な関係を保ってきた」という言葉である。

 筆者は90年代初めから、カリフォルニアのシリコンバレーにおける中国人留学生博士学位取得者の行動を考察し、日本に留学した中国人とアメリカに留学した中国人の帰国後の留学効果に関する比較追跡調査を行ってきた。その中で、中国政府が世界各地における華人華僑、特に博士学位取得者に対する戦略的行動をしていることを発見した。特に最近では、アメリカに送り込んだエリートたちがアメリカで市民権を得て、膨大な数のチャイナ・ロビーとして「各地各階層」で活躍している現実を知ったのである。

 先般、ワシントンD.C.で共和党系シンクタンクProject2049の招聘を受けて「日本軍と共謀していた毛沢東」に関する講演をしてきたが、そのとき遭遇したのは中国系民主活動家たちの「五毛に気を付けろ」という緊迫した忠告だった。

「五毛」は日本語で「ごもう」、中国語では「ウーマオ」と読むが、中国政府の回し者を指す。本来、清王朝を倒した辛亥革命後、一時期行なわれた民主的な選挙の際の、「五毛銭」というわずかな賄賂をもらって候補者に投票したことから、この言葉が生まれた。

 インターネット時代に入ると、「ネット市民の意見」が「人民の声」になることを恐れた中国政府が、一定額の報酬を渡して、一般のネットユーザーに成りすまし中国政府を擁護する意見をネットに書き込ませる戦略に出た。中国人民は、この「政府の雇われ者」を「五毛」あるいは「五毛党」(党は「やから」の意味で蔑称)と呼ぶようになった。

 そのネット空間における「五毛」が、リアル空間に躍り出て、博士学位取得者や巨額のチャイナ・マネーを持っている富裕層として、アメリカに潜り込み市民権を得ている。れっきとした弁護士もいれば会社の社長もいる。彼らがチャイナ・ロビーとして、アメリカ議会の議員の当落を決めるほどの力を持つようになり、地方議会を含めた議員らも、チャイナ・ロビーで動かされている者が少なくない。

 民主党だろうと共和党だろうと、米国全土をくまなく埋め尽くしている「五毛」のチャイナ・ロビーが、トランプ陣営に近づくことなど容易なこと。トランプ氏が立候補した時点から、(ヒラリーかトランプの)どちらが当選しても大丈夫なように、しっかりと「各界各層と緊密な連携」を取り続けてきたのである。

 安倍政権も、トランプ陣営の一部の部下と接触は持っていたようだが、中国はもっと広範に接触を持ち、しかもトランプ陣営に対するロビー活動を活発化させていた。

 中国としてはトランプ氏に勝ってほしかったから、その力の入れようは尋常ではなかった。

アメリカが手を引いた場所には中国が居座る
 トランプ氏は、「世界の警察にならない」だけでなく、「TPPからも脱退する」と選挙期間中に宣言していた。当選後、徐々に軌道修正はしているものの、日米安保条約以外、大きな趨勢は変わらないだろう。

 となれば、アメリカが内政に注力し、海外支援から手を引いた隙間には、必ず中国が手を伸ばしていく。環境問題で国土全体が沈みかけて消滅するかもしれない国に対しても、「アメリカの支援が得られなくなれば、我が国は地球上から消えていくことになる!」という国の悲痛な叫びを、中央テレビ局CCTVは大きく映し出し、「大丈夫、中国がいるから」と言わんばかりの報道が多くなった。

 これは一例に過ぎないが、アメリカが手を引けば、チャイナ・マネーが虎視眈々とチャンスを狙い、中国を支援する国の数を増やしていくことは確かだ。それは国連における中国賛同票を増やし、世界制覇を目指す中国を手助けすることにつながるだろう。

 そのことにも目を向けたい。

1104チバQ:2016/11/19(土) 11:57:35
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161119-00000051-mai-int
<国際刑事裁判所>脱退相次ぐ 揺らぐ人権の砦
毎日新聞 11/19(土) 11:52配信

 ◇締約国会議開幕 ロシアが加盟しないことを決定

 国際刑事裁判所(ICC)の締約国会議が16日からオランダのハーグで始まった。訴追が相次ぐアフリカ各国ではICCへの反発が強まっており、アフリカの3カ国が先月、立て続けに脱退を表明。また、今月にはクリミア編入へのICCの姿勢などを巡って反発するロシアが加盟しないことを決定した。戦争犯罪や人道に対する罪を裁く「最後の砦(とりで)」の存在感が揺らぐ状況で、会議はその重要性を問い直す場となっている。【ブリュッセル八田浩輔、ヨハネスブルク小泉大士、モスクワ杉尾直哉】

 「ICCの危機ではないが、より平和で公正な社会を実現するための努力を後退させる」。ICCのベンスダ主任検察官は初日の本会議で、ICCが2002年の発効以来初めて迎える加盟国減少に焦燥感を募らせた。ベンスダ氏の出身国ガンビアは今月、南アフリカとブルンジに続いて脱退を通知した。

 背景にはICCがアフリカの指導者を「狙い撃ち」しているとの不満がある。これまで正式な捜査が行われた10件のうち9件はアフリカでの事案で、進行中の公判3件も被告はアフリカの元指導者らだ。南アの国際刑事法の専門家は「ケニアやナミビア、ウガンダなども同調する可能性がある」と指摘する。

 これに対し、ICC広報官は「捜査の多くはアフリカ諸国からの要請を受けたものだ。アフリカ以外での捜査も進められている」と述べ、狙い撃ちとの批判を否定。ICCは戦争犯罪などの被害者にとって、関係国の裁判所が訴追する意思や能力がない場合の「最後の砦」だと強調する。

 一方で脱退は「捜査逃れ」との見方もある。ICC検察局は、ブルンジのヌクルンジザ大統領に批判的な勢力への人権侵害に対する予備的な捜査に着手していた。ICC設立を定めた「ローマ規定」は、脱退を通知から1年後と定め、その間は捜査への協力など法的義務が続く。このためICC側は脱退による捜査への影響はないと指摘する。

 約120の国や地域が加盟するICCは米中などの大国が参加していない。ロシアは16日、ICCに加盟しないことを決めた。ICCが14日、ロシアのクリミア編入について「ロシアとウクライナの国際紛争」と認定し「犯罪の疑いを調査する」との暫定報告を公表したことに反発した形だ。

 ICCのフェルナンデス・デ・グルメンディ所長は本会議で「建設的な批判や提案に耳を傾けて行動を続ける」と述べ、脱退ドミノを食い止める姿勢を強調した。

1105チバQ:2016/11/22(火) 22:51:18
http://www.afpbb.com/articles/-/3108838
リビア統一政府勢力、港町シルテでIS残党に迫る
2016年11月22日 14:06 発信地:シルテ/リビア
【11月22日 AFP】リビア統一政府(国民合意政府、GNA)を支持する民兵組織は21日、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」が拠点としていた港町シルテ(Sirte)で、最後まで激しく抵抗していたIS戦闘員の残党グループに迫っていることを明らかにした。

 民兵組織はシルテでISが要塞化し、激しく抵抗し防衛していたギザ・バフリーヤ(Al-Giza Al-Bahriya)地区の学校から、IS戦闘員らを撤退させたという。

 またAFP特派員によると、西部の都市ミスラタ(Misrata)の出身者が大半を占めるGNA側の民兵らが家々に進攻し、ISが陣取っていた場所には迫撃が加えられた。医療筋によると、この戦闘でGNA側民兵2人が死亡、17人が負傷した。

 シルテは首都トリポリ(Tripoli)の東方450キロに位置し、かつての人口は12万人だったが、2015年6月にISが制圧して以降、住民が脱出し始めていた。

 GNA側の民兵組織は今年5月12日、シルテ奪還作戦の開始を発表し、数週間で同市の大部分を奪還していた。しかし戦闘員の犠牲を回避し、街中に取り残されている民間人を守るために、攻撃の勢いを弱めていた。

 これまでの戦闘でGNA側の戦闘員約700人が死亡し、約3000人が負傷している。IS戦闘員の死者数は分かっていない。(c)AFP

1106チバQ:2016/11/22(火) 22:51:55
http://www.afpbb.com/articles/-/3108835
南米ボリビア、干ばつで非常事態宣言 過去25年で最悪
2016年11月22日 13:45 発信地:ラパス/ボリビア
【11月22日 AFP】南米ボリビアは過去25年間で最悪の干ばつに見舞われており、政府は21日、非常事態を宣言した。

1107名無しさん:2016/11/23(水) 16:31:26
http://headlines.yahoo.co.jp/ted?a=20160428-00001757-ted
アナス・アレメヤウ・アナス: 「どうやって名前をさらし、汚し、刑務所に送り込んだか」
TED 4/28(木) 18:41配信

残念ながら 顔はお見せできません もし顔を出せば 悪い奴らに捕えられてしまうからです

僕の旅は 14年前に始まりました まだ大学を出たばかりで 記者になりたての頃

僕は スクープを取ったんです そのスクープは 本当に単純な話でした 警察官が 賄賂を取っていたのです 通りで商売している行商人からの賄賂です 若い記者の僕は 思いました 普通に記事にするのではなく これで 世の中を揺るがしてやるんだ 皆 賄賂があるのは知っているのに それをなくすのに 何もしていないから

僕は決心して 現場に行き 行商人のふりをしました 取引をする過程で 完ぺきな証拠を書面に残すことができました その反響はすごかったんです あっぱれでした

こうした潜入取材は 「イマージョン・ジャーナリズム」や 「アンダーカバー・ジャーナリズム」と言われました 僕は 潜入ジャーナリストで 僕のジャーナリズムは 3つの基本原則で 支えられています 名前をさらし 汚し 刑務所に送り込むこと ジャーナリズムは 結果が全て そして 地域や社会に影響を与え 変えていくことが使命― しかも 最も斬新な形でです 僕は 14年以上 これに取り組んできました 結果はとてもよいと 断言できます

僕の潜入取材の中で まず 思い浮かぶのは 「悪魔の子―スピリット・チャイルド」 これは奇形を持って生まれてきた 子どものことです ある村では 生まれた子どもに奇形があると 両親は こう考えます この子は 社会で生きていく資格がない だから そうした子どもには 毒薬が盛られ 子どもは 死んでしまうのです 僕は 本物そっくりの赤ん坊を作り その村に乗り込みました 子どもに奇形があるふりをして この人たちは 奇形児殺しをしに来ました 手はずは整いました いよいよ殺す日 警察に待機しておいてもらいました 運命の朝 彼らは その子を殺しにやってきました どれだけ真剣に毒薬を作っていたか 薬を火にかけ グラグラと煮立てて 子どもに飲ませる準備ができていきます この準備が進む傍ら 僕が協力を要請した― 警察は待機していました そして 毒薬ができあがり 子どもに飲ます直前 僕は警察に電話をし 幸運にも 警察が突入 彼らを逮捕しました 今現在も 彼らは裁判にかけられています 重要な原則を忘れてはいけない 名前をさらし 汚し 刑務所に送り込むこと 裁判手続きが進んでいるので 僕は確信しています 最後には― 彼らをさらけ出し 行くべきところに行かせることを

もう一つ 心に残る重要な取材は 「悪魔の子」現象に関係するもので 「先天性色素欠乏症の呪い」です ほとんどの方が聞かれたことがあるでしょう タンザニアでは― 先天性色素欠乏症の子どもは 時に 社会で生きるのに 不適合とみなされます 彼らの体は 大なたで切り刻まれ 調合薬などにされ お金儲けに使われます これには 本当にたくさんの物語があります だから また潜入取材をしました 僕は このビジネスに関心があるふりをして 潜入しました また 本物そっくりの腕を作りました 初めて 隠しカメラで この取引をする人たちを撮影しました 彼らは腕を買って それを薬に使おうとしていました それを薬に使おうとしていました

幸いなことに すでに タンザニア政府は行動を起こしています ただ 問題なのは タンザニア政府は 証拠があったから動いただけなのです 僕のジャーナリズムは 動かしがたい証拠が命 僕が 「あなたが盗みを働いた」と言うときは 盗んだ証拠を見せます どうやって盗んだのか いつ 何を使って 何のために盗んだのかも 見せます 社会に貢献できなければ ジャーナリズムなんて意味がない

僕流のジャーナリズムは 僕がいる社会から生まれたものです 確かに 時々 こうした潜入ジャーナリズムには 批判もあります

1108名無しさん:2016/11/23(水) 16:31:44
>>1107

(ビデオ) 役人: 彼がポケットからお金を出して テーブルに置いたんだ 私たちが怖がらないようにね 彼は ココアを輸入して コートジボワールに送りたがっていた 私は本心は隠したまま 黙っていた 一言もしゃべってない でも 同僚たちは知らなかったんだ だから お金を回収して 彼が出て行ったあと 彼が商品を持って戻ってくるのを待った 彼が出た後すぐ 私は同僚に言った 私がグループのリーダーだから 言ったのは 彼らが戻ってきたら 逮捕をするぞということ

2人目の役人: 僕は その何とか言う場所なんか知らないよ 足を踏み入れたことさえない だから 驚いたよ ビデオでは 僕の目の前で お金を数える手が映ってるだろ 次の瞬間には なぜか お金は僕の手の中 僕が数えてる でも 僕は誰とも接触していない 誰とも 取引なんてしたことはないんだ 記者: メトロ・ニュースは 潜入記者である―

アナス氏にコメントを求めました 彼は微笑んで このビデオの抜粋をくれました 最近 上映されたドキュメンタリーでは 使わなかったものです それには さきほど関与を否定していた役人が 計算機をたたいて ココアの密輸入者から取る― お金の計算をしているのが映っています

アナス: これは汚職との戦いの一つです ここで 彼は否定していますね でもご覧の通り 動かしがたい証拠があれば 社会は変えられるんです これは 記事の見出しの一部です (音楽)

「アナスを呪い殺してやる」

「アナスは嘘つき」

「アナスの汚職ビデオに警戒警報」

「税関職員への陰謀が暴露」

「アナスは 見えざる力で動いているのか?」

「アナスのビデオで 政府に激震」

「ハンターを捕えよ」

「アナスの『賄賂』役人 裁判へ」

「アナスのビデオで 15名の首が飛ぶ」

「財務大臣 アナスを擁護」

「アナスのビデオをめぐり 11名の税関職員へ質問状」

「ガーナ・ジャーナリスト協会は アナスを支持」

「アナスのビデオで ミルズ大統領が 渦中のテマ・ハーバーを突撃訪問」 「故ジョン・エヴァンズ・アタ・ミルズ教授: 元ガーナ大統領」

ジョン・エヴァンズ・アタ・ミルズ: アナスの主張は 我々も良く知っている ジョン・エヴァンズ・アタ・ミルズ: アナスの主張は 我々も良く知っている しかし スパイ行為を働き 税関職員を罠にはめる者たちに言いたい よく聞け ガーナは こんなことで お前たちを英雄にしたりはしない

1109名無しさん:2016/11/23(水) 16:32:10
>>1108

アナス: 我々の大統領だった人です

ここに来るからには 何か特別なものをと思っていました ある未公開作品を持ってきました ここで 初めて 皆さんにお見せできることを 嬉しく思います 僕は 刑務所で潜入取材をしていました しかも かなり長い間 正直言って悲惨な状況でした ここでも 社会や政府を動かせるのは 動かしがたい証拠を 持ち出したときだけなんです 刑務所側は 何度も否定してきました 薬物乱用や同性間性行為の問題など 一度もないと主張し 実際には多くの問題があるのに 彼らは完全否定する どうやったら 動かしがたい証拠を得られるか?

僕の答えは 刑務所に入ること [ ヌサワン刑務所 ] 今 ご覧になっているのは 死体の山です 僕は刑務所仲間の一人を 追うことになりました 友人にもなった彼が 病床にあるときから亡くなるまでです 決して いい光景ではありません そこで出される食事はひどいものです 僕が食べたもので 人間の食べるものではない というものもありました トイレは 本当にひどい 「まとも」なトイレを使うには 並ばないといけない 「まとも」というのは 一つのマンホールを4人で使うトイレのことです こんなことを 誰かに話したとしても 誰も信じないはずです 信じてもらうための唯一の方法が 動かしがたい証拠を見せることなんです もちろん ドラッグは横行 ここで 大麻、ヘロイン、コカインを 手に入れるのは 塀の外よりも簡単で しかも早いくらい

社会の悪は 異常な病気です 異常な病気には 荒療治が必要です 僕のようなジャーナリズムは 他の大陸― 他の国では 通用しないかもしれない でも 確かなのは 僕がいるアフリカ大陸では うまく行くということ 汚職について語るとき 言われるのは 「どこに証拠がある?」 「証拠を見せろ」 だから 僕は「これが証拠だ」と見せる そして これによって 僕は たくさんの人を刑務所に送りこめた

アフリカでは こうした報道が 影響力を持つのです そこにいる僕たち皆が 様々な問題に直面しているから そこにいる僕たち皆が 様々な問題に直面しているから だから 「アフリカ潜入調査」シリーズで アフリカ諸国を調査することに なったときは 胸が高鳴った この「アフリカ潜入調査」シリーズは成功し 今は 「世界潜入調査」に 取り組もうとしています それが終わる頃には 我々の大陸ではもっとたくさんのー 悪人たちが刑務所に 入れられていることでしょう

この闘いに終わりはありません 僕は このようなジャーナリズムを続けます 悪しき人が 社会を壊すなら 善き人は 作り 固めなければならないから

ありがとうございました

(拍手)

クリス・アンダーソン(CA): 本当にありがとう いくつか質問があります クリス・アンダーソン(CA): 本当にありがとう いくつか質問があります どうやって刑務所に? 数週間前のことですよね

アナス: その通りです 潜入調査は― 正しい優先順位付けが全て だから 目的を達するため 僕を裁判所に突き出してもらった 訴訟手続きをきちんと踏んで 最終的には 刑務所側が 僕が実際に拘留されていたか調べます そうやって 潜入したわけです

CA: 誰かが裁判であなたを訴えて 捕えられて その過程で再拘留された で それを故意にやったというわけですね

アナス: はい そうです

CA: 恐怖心― そして それとどう戦うか ぜひ教えてください いつも命を危険にさらしているでしょう どうやっているのですか?

アナス: 潜入調査は 最終手段なんです 潜入をする前には 決まった手順を踏みます 落ち着いて 恐怖から解放されるのは 全ての手順がしっかり踏まれていると 確信したとき それに 僕は一人では動かない 必ず バックアップのチームがいて 安全などを確保する全システムが しっかり機能するよう助けてくれます こういう状況では 本当に賢明な決断が必要なんです そうしなければ 命を失ってしまいます バックアップのシステムが ちゃんと敷かれていれば 僕は大丈夫で やれる 確かに危険です でも 仕事には必ずリスクが伴うものです つまり 誰もがリスクは抱えている 自分の仕事を決めた瞬間 そのリスクは取らないといけない いつであっても

1110名無しさん:2016/11/23(水) 16:32:25
>>1109

CA: あなたは素晴らしい人で 素晴らしい事をした あなたが教えてくれたことは 誰もこれまで聞いたことがないものです 本当に感謝しています どうもありがとうございました

アナス: ありがとうございます

CA: ありがとうございます これからも気を付けてください(拍手)

ジャーナリストのアナス・アレメヤウ・アナスは、これまで、ガーナ全土での汚職や組織犯罪を何十件も暴露してきました。それも、決して正体を明かさずにです。このトークで、アナスは―ここでも正体は隠したまま―これまでの取材の中から身の毛のよだつような映像を紹介し、不正に立ち向かうことの重要性を身をもって示します。 ( translated by Yuko Yoshida , reviewed by Mizuhiro Suzuki )

動画撮影日:2013/2/28(木) 0:00

1111とはずがたり:2016/11/23(水) 23:18:14
暫くは中国・ロシア・米トランプ・欧州極右の時代がやってくるのかも・・。。

<国際刑事裁判所>脱退相次ぐ 揺らぐ人権の砦
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161119-00000051-mai-int&pos=2
毎日新聞 11/19(土) 11:52配信

ブルンジでは、政権側と批判勢力との対立が続いてきた。国際刑事裁判所は批判勢力への人権侵害の予備捜査を進め、ブルンジは脱退を通知した=ブルンジのブジュンブラで2015年5月、AP
 ◇締約国会議開幕 ロシアが加盟しないことを決定

 国際刑事裁判所(ICC)の締約国会議が16日からオランダのハーグで始まった。訴追が相次ぐアフリカ各国ではICCへの反発が強まっており、アフリカの3カ国が先月、立て続けに脱退を表明。また、今月にはクリミア編入へのICCの姿勢などを巡って反発するロシアが加盟しないことを決定した。戦争犯罪や人道に対する罪を裁く「最後の砦(とりで)」の存在感が揺らぐ状況で、会議はその重要性を問い直す場となっている。【ブリュッセル八田浩輔、ヨハネスブルク小泉大士、モスクワ杉尾直哉】

 「ICCの危機ではないが、より平和で公正な社会を実現するための努力を後退させる」。ICCのベンスダ主任検察官は初日の本会議で、ICCが2002年の発効以来初めて迎える加盟国減少に焦燥感を募らせた。ベンスダ氏の出身国ガンビアは今月、南アフリカとブルンジに続いて脱退を通知した。

 背景にはICCがアフリカの指導者を「狙い撃ち」しているとの不満がある。これまで正式な捜査が行われた10件のうち9件はアフリカでの事案で、進行中の公判3件も被告はアフリカの元指導者らだ。南アの国際刑事法の専門家は「ケニアやナミビア、ウガンダなども同調する可能性がある」と指摘する。

 これに対し、ICC広報官は「捜査の多くはアフリカ諸国からの要請を受けたものだ。アフリカ以外での捜査も進められている」と述べ、狙い撃ちとの批判を否定。ICCは戦争犯罪などの被害者にとって、関係国の裁判所が訴追する意思や能力がない場合の「最後の砦」だと強調する。

 一方で脱退は「捜査逃れ」との見方もある。ICC検察局は、ブルンジのヌクルンジザ大統領に批判的な勢力への人権侵害に対する予備的な捜査に着手していた。ICC設立を定めた「ローマ規定」は、脱退を通知から1年後と定め、その間は捜査への協力など法的義務が続く。このためICC側は脱退による捜査への影響はないと指摘する。

 約120の国や地域が加盟するICCは米中などの大国が参加していない。ロシアは16日、ICCに加盟しないことを決めた。ICCが14日、ロシアのクリミア編入について「ロシアとウクライナの国際紛争」と認定し「犯罪の疑いを調査する」との暫定報告を公表したことに反発した形だ。

 ICCのフェルナンデス・デ・グルメンディ所長は本会議で「建設的な批判や提案に耳を傾けて行動を続ける」と述べ、脱退ドミノを食い止める姿勢を強調した。

1112とはずがたり:2016/11/23(水) 23:19:39

国際刑事裁判所
フィリピンが脱退示唆
http://mainichi.jp/articles/20161119/k00/00e/030/272000c
毎日新聞2016年11月19日 11時54分(最終更新 11月19日 11時54分)

 フィリピンのドゥテルテ大統領は17日、国際刑事裁判所(ICC)への正式加盟を取りやめるロシアの決定を引き合いに出し「ICCは無益だ。わが国もロシアの後に続くかもしれない」と述べ、脱退を示唆した。南部ダバオで記者団に語った。

 ドゥテルテ氏は自身の麻薬犯罪対策に批判的な国連や米国への不満を漏らした上で「中国とロシアが新しい秩序をつくるなら、真っ先に加わるだろう」とも言及。中国に続き、ロシアに秋波を送る姿勢をあらわにした。

 ドゥテルテ政権は容疑者の殺害もいとわない強権的な麻薬犯罪対策を進めている。ICCの主任検察官は10月、超法規的な殺害はICCの訴追対象となる可能性があると警告している。(共同)



ニュースサイトで読む: http://mainichi.jp/articles/20161119/k00/00e/030/272000c#csidx1be07c412a1ee2ca465a62e7804178b
Copyright 毎日新聞

1113チバQ:2016/11/25(金) 22:31:52
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161125-00010002-afpbbnewsv-int
コロンビア、新和平協定に署名 反対押し切り議会で承認へ
AFPBB News 11/25(金) 8:18配信

【11月25日 AFP】南米コロンビア政府と同国最大の反政府組織である左翼ゲリラ「コロンビア革命軍(FARC)」は24日、半世紀以上にわたる内戦を終結させる新たな和平協定に署名した。新協定は反対派の強い批判を浴びているが、議会で承認される見通しだ。

 首都ボゴタ(Bogota)で開かれた小規模な式典で、フアン・マヌエル・サントス(Juan Manuel Santos)大統領とFARCのティモレオン・ヒメネス(Timoleon Jimenez、通称ティモチェンコ Timochenko、本名ロドリーゴ・ロンドノ Rodrigo Londono)最高司令官が、内戦で使われた弾丸から作られたペンで署名した。

 コロンビアの和平をめぐっては、9月に双方が歴史的な協定に署名。しかし、10月の国民投票が否決という衝撃的な結果に終わり、再交渉に入っていた。

 修正された和平協定は国民投票にはかけられず、直ちに議会へ送られる。議会では大統領支持派が多数を占めており、来週の審議を経て承認される見込みだ。

 政府とFARCはいずれも、脆弱(ぜいじゃく)な停戦が崩壊しかねないため事態は切迫していると主張。紛争地帯では最近、暗殺とみられる事件が相次ぎ、迅速な協定署名に向けた圧力が高まっていた。

 反対派は新和平協定について、修正が表面的なものにとどまり、FARCが犯した戦争犯罪を看過することになると強く反発。今後も新協定に抵抗していくと宣言しており、あつれきや先行きへの不安はくすぶり続けそうだ。(c)AFPBB News

1114チバQ:2016/11/25(金) 22:39:57
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-161125X756.html
新和平合意、賛否半ば=国民投票には諮らず―コロンビア
14:31時事通信

 【サンパウロ時事】コロンビアのサントス大統領は24日、同国最大の左翼ゲリラ組織コロンビア革命軍(FARC)のロンドニョ(通称ティモチェンコ)最高司令官と、新和平合意に署名した。国民投票には諮らず、和平賛成派が多数を占める議会で承認される見通し。サントス氏が当初掲げた国民投票で信任を得る機会はなく、新和平合意は賛否半ばする中で正式に成立することになりそうだ。

 「和平は1分も先延ばしできない」「議会は国民の代表だ」。首都ボゴタでの和平署名式で、サントス氏は国民投票を経ず合意承認を取り付ける理由を説明した。政府軍は先週、偶発的衝突で、停戦協定を結ぶFARCの戦闘員2人を殺害。半世紀にわたる内戦の終結を急ぐサントス氏の表情には「和平協議が長引けば停戦が崩れ、内戦に逆戻りしかねない」という焦りが浮かんでいた。

 政府とFARCは9月に和平で合意したが、合意反対を訴えるウリベ前大統領らの抵抗に遭い、10月の国民投票で合意は否決された。サントス氏とFARCは和平案の一部修正を余儀なくされ、今月12日にようやく新和平案策定にこぎつけた。

 それでも、ウリベ氏らは新和平案に納得しなかった。FARC幹部の政治参加を規制しなかったことなどを指摘して、「われわれの主張が反映されていない」と猛反発。自身に有利な議会で強行突破を図ろうとするサントス氏を「再び国民投票で信を問わないのは民主主義への冒涜(ぼうとく)だ」と批判し、溝が広がった。

 徹底抗戦を訴えるウリベ氏の陣営は、2018年の大統領選で合意反対を訴える候補者の擁立を目指しているとされる。連続再選が禁じられているサントス氏は出馬しないものの、選挙戦で新和平合意の是非が争点になるのは確実。ノーベル平和賞を受賞するサントス氏に、国民が事実上の審判を下す機会となりそうだ。

1115チバQ:2016/11/25(金) 22:40:10
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-161125X756.html
新和平合意、賛否半ば=国民投票には諮らず―コロンビア
14:31時事通信

 【サンパウロ時事】コロンビアのサントス大統領は24日、同国最大の左翼ゲリラ組織コロンビア革命軍(FARC)のロンドニョ(通称ティモチェンコ)最高司令官と、新和平合意に署名した。国民投票には諮らず、和平賛成派が多数を占める議会で承認される見通し。サントス氏が当初掲げた国民投票で信任を得る機会はなく、新和平合意は賛否半ばする中で正式に成立することになりそうだ。

 「和平は1分も先延ばしできない」「議会は国民の代表だ」。首都ボゴタでの和平署名式で、サントス氏は国民投票を経ず合意承認を取り付ける理由を説明した。政府軍は先週、偶発的衝突で、停戦協定を結ぶFARCの戦闘員2人を殺害。半世紀にわたる内戦の終結を急ぐサントス氏の表情には「和平協議が長引けば停戦が崩れ、内戦に逆戻りしかねない」という焦りが浮かんでいた。

 政府とFARCは9月に和平で合意したが、合意反対を訴えるウリベ前大統領らの抵抗に遭い、10月の国民投票で合意は否決された。サントス氏とFARCは和平案の一部修正を余儀なくされ、今月12日にようやく新和平案策定にこぎつけた。

 それでも、ウリベ氏らは新和平案に納得しなかった。FARC幹部の政治参加を規制しなかったことなどを指摘して、「われわれの主張が反映されていない」と猛反発。自身に有利な議会で強行突破を図ろうとするサントス氏を「再び国民投票で信を問わないのは民主主義への冒涜(ぼうとく)だ」と批判し、溝が広がった。

 徹底抗戦を訴えるウリベ氏の陣営は、2018年の大統領選で合意反対を訴える候補者の擁立を目指しているとされる。連続再選が禁じられているサントス氏は出馬しないものの、選挙戦で新和平合意の是非が争点になるのは確実。ノーベル平和賞を受賞するサントス氏に、国民が事実上の審判を下す機会となりそうだ。

1116チバQ:2016/11/26(土) 21:57:53
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161126-00000061-jij-int
希代のカリスマ革命家=世界各地の左翼に影響―フィデル・カストロ氏
時事通信 11/26(土) 17:28配信

 希代のカリスマ革命家がついに逝った。

 米フロリダ半島まで約150キロと目と鼻の先の小さな島国キューバで社会主義革命を成し遂げ、米国と対峙(たいじ)したフィデル・カストロ氏。暗殺未遂事件は600回を超える。革命政権を維持しつつ、天寿を全うしたこと自体、驚異的だった。

 「歴史は私に無罪を宣告する」。カストロ氏が生前残した数々の情熱的な演説の中で最も有名な言葉だ。1953年、親米のバティスタ政権による圧政に抵抗し、若き弁護士カストロ氏は同志らとモンカダ兵営襲撃を敢行した。失敗し拘束されると、自らを裁く公判で類いまれな弁舌を発揮。法廷を「革命プロパガンダ」の舞台に変えた。多くの同志を束ねる求心力、人を引き込む雄弁と情熱。国際社会でも比類のない存在感を持つ指導者だった。

 反米の旗手として、中南米を中心に世界各地の左翼勢力の精神的な支えだった。盟友の故チャベス・ベネズエラ大統領ら強硬な反米左派だけでなく、ブラジルなど穏健左派政権にも多大な影響を与えた。「米国の制裁には100年でも耐えられる」と豪語して制裁を耐え抜き、アフリカへの「革命の輸出」を進めて、非同盟諸国をけん引した。

 圧倒的な指導力で推し進めた革命には副作用もあった。中南米では珍しく非識字者がほぼ皆無という高い教育水準、海外に「輸出」できるほど高度な医療サービスを実現したものの、1991年のソ連崩壊後は、東側陣営への砂糖輸出に頼っていた単一的経済が悪化。経済は長く低迷し、閉塞(へいそく)感の強まったキューバからは亡命・脱出者が続出した。

 後を継いだ実弟ラウル・カストロ現国家評議会議長は立て直しに向けて、米国との国交回復や、市場原理を部分的に導入する経済の段階的自由化を余儀なくされた。

 政界引退後も、国営メディアを通じて国際情勢を精力的に論じ、「帝国主義」に対抗する姿勢が色あせることはなかった。「革命か死か。勝利の日まで」のスローガンに象徴される強烈な革命思想。その精神は、欧米の影響下に入るのを嫌う人々の心を今も鼓舞し続けている。

1117チバQ:2016/11/26(土) 22:05:18
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1611260040.html
【カストロ前議長死去】弟・ラウル議長、震える声で深夜の発表…静まり返るハバナ市内
20:04産経新聞

 【ニューヨーク=上塚真由】フィデル・カストロ前国家評議会議長の訃報は、弟のラウル・カストロ議長によって世界に発信された。キューバでは深夜に発表されたこともあり、ハバナ市の反応は静かだったが、「尊敬する指導者を亡くして悲しい」と米メディアのインタビューに答える市民の姿もみられた。

 「親愛なるキューバ国民よ。深い悲しみとともに、お知らせしなければならない」

 ラウル氏は25日深夜、キューバ国営テレビを通じて兄のフィデル氏の死去を発表。緑色の軍服に身をつつみ、執務室とみられる部屋でひとりカメラに向かい、震えるような声で文書を読み上げた。最後は「勝利に向かって、常に」という革命のスローガンで締めくくった。

 ロイター通信によると、ハバナ市内は25日夜、目立った混乱はなく、静まり返っていたという。発表が深夜だったため、多くの市民がフィデル氏の訃報を知らない可能性もある。

 同通信によると、同市内の学生は「とても動揺している。世界中から尊敬され愛されている人だ」と語った。米CNNテレビは、「尊敬している指導者の死は悲しく、受け入れがたい」などと語る市民の声を伝えた。発表を受け、当局が市内のナイトクラブを閉鎖したという報道もある。

 一方、キューバから政治亡命してきた移民が多く住む米フロリダ州マイアミでは大勢の人が路上に集まり、カストロ時代の終焉(しゅうえん)に歓喜した。人々はキューバの国旗などを振り回し、市内を練り歩いた。米メディアに対し、「自由がようやく訪れる」と叫ぶキューバ系移民の姿もみられた。

1118チバQ:2016/11/27(日) 23:52:06
http://www.sankei.com/world/news/161126/wor1611260061-n1.html
2016.11.26 23:43
【カストロ前議長死去】
カリブ海の「赤い植民地」に君臨…反米にのめり込み、あまりに重い負の遺産 
1960年5月、釣り大会「ヘミングウェー・カップ」で優勝し、ヘミングウェー(右)と並んで優勝杯を持つフィデル・カストロ首相(AP)
1960年5月、釣り大会「ヘミングウェー・カップ」で優勝し、ヘミングウェー(右)と並んで優勝杯を持つフィデル・カストロ首相(AP)

 ヒゲ面に軍服姿。「社会主義か死か」というスローガンそのままの姿で、カリブ海の革命政権を率いたキューバの前国家評議会議長フィデル・カストロが死去した。

 農園主の家庭に生まれ、弁護士となりながら、親米バティスタ政権の打倒に身を投じて頭角を現した。蜂起の失敗、投獄、メキシコ亡命という苦節を経て、チェ・ゲバラらと祖国へ再上陸し、キューバ革命は成功した。

 カストロを反米の闘士と持ち上げる声は根強い。だが、英国の歴史家リチャード・ゴットは、著書「キューバ-新たな歴史」で、「キューバはスペイン、米国、そしてソ連による植民地支配を経た世界でもまれな国」と言い切る。

 20世紀初頭のキューバ独立からバティスタ政権崩壊まで、米国は首都ハバナの政治と精糖業などの主要産業を支配した。革命政権は60年に米国資産を接収。米側は61年の国交断絶やピッグズ湾事件などの政権転覆工作、そして長期にわたる経済封鎖を打ち出し、厳しい対立を続けた。

 反米主義にのめり込むあまり、カストロはモスクワの対米戦略に祖国を差し出した。ソ連の弾道ミサイル配備に端を発したキューバ危機(62年)はその典型であり、東西冷戦下の代理戦争となったアンゴラ内戦への派兵も同様だ。

 2001年9月、カストロは演説を「祖国か、さもなくば死か。われわれは勝利する」という情熱的な言葉で締めくくった。だが、その長期独裁政権はソ連への忠誠と引き換えに約束され、冷戦崩壊後は反対勢力を抑えることで走りきったにすぎない。本質はカリブ海の革命家というより「赤い植民地」の総督ではなかったか。

 大量のキューバ難民という「棄民」を生んだ国内運営の行き詰まりにも、カストロは在任中、政治の民主化を拒んだ。実弟の現国家評議会議長、ラウル・カストロへの権力移譲は血縁主義との批判を免れない。カリスマ性なき後継政権は、積み残された政治、経済の改革に取り組まざるを得ない。カストロの負の遺産はあまりにも重い。=敬称略

(元ワシントン支局長 山本秀也)

1119チバQ:2016/11/28(月) 00:22:04
http://mainichi.jp/articles/20161128/k00/00m/030/114000c
スイス国民投票

「脱原発」加速は否決

毎日新聞2016年11月27日 23時11分(最終更新 11月28日 00時13分)
【ローマ福島良典】スイスで27日、「脱原発」の加速の是非を問う国民投票が実施され、賛成45.8%、反対54.2%の反対多数で否決された。可決されれば、国内にある原発5基のうち3基が来年末までに稼働停止となり、2029年に脱原発が達成される予定だった。

 2011年3月の福島第1原発事故を受け、スイス政府は国内の原発5基の稼働を段階的に停止し閉鎖する方針を発表したが、脱原発への具体的な日程は決まっていない。

 このため、左派・緑の党は、原発の新規建設を禁じると共に運転期間を最長45年に限定する構想「計画的な脱原発」を提案し、国民投票実施に必要な署名を集めた。

 スイスの総発電量に占める原発の割合は約33%。政府や産業界は、脱原発を急げば再生可能エネルギーの生産が追いつかず、ドイツやフランスからの電力輸入が増えることなどを理由に緑の党の構想に反対していた。



ニュースサイトで読む: http://mainichi.jp/articles/20161128/k00/00m/030/114000c#csidx4ef1c69b9427504b4ec426fb3fa19ab
Copyright 毎日新聞

1120チバQ:2016/11/28(月) 18:59:14
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016112800555&g=int

民兵率いる「王」拘束=警察と衝突で55人死亡-ウガンダ
ウガンダのムセベニ大統領=9月19日、パリ(EPA=時事)

 【カンパラAFP=時事】ウガンダ警察によると、西部カセセで26日、治安部隊と武装勢力が衝突し、55人が死亡した。警察は27日、内陸部で一部が独立を目指す「ルウェンズルル王国」の宮殿に踏み込み、武装勢力の黒幕と見なす王国トップのムンベレ王を逮捕した。
 「ルウェンズルル王国」はウガンダとコンゴ(旧ザイール)にまたがる山岳民族の一団で、1962年に独立を宣言したことがある。ウガンダ軍を相手に戦闘を続け、82年に地方自治と引き換えに降伏した。
 警察報道官によると、ムンベレ王の「近衛兵」が手製の手投げ弾を巡回中の治安部隊に投げ、戦闘が始まった。警官14人と近衛兵を含む武装勢力41人が死亡した。武装勢力は、コンゴ領内も含む独立国家の創設を住民に説いて回っていた。


http://www.jiji.com/jc/article?k=2016112800582&g=int

コンゴ民族紛争で34人死亡=ナンデ人民兵がフツ人攻撃
 【ゴマ(コンゴ)AFP=時事】民族紛争が続くコンゴ(旧ザイール)東部の北キブ州で27日、ナンデ人の民兵らがフツ人の村にある避難民キャンプを襲い、少なくとも34人が死亡した。地元当局が明らかにした。
 ナンデ人の民兵集団は「マイマイ・マゼンベ」と名乗っている。「コンゴ軍の陣地をまず攻撃し、別動隊が住民を襲い、銃や刃物で次々殺した」(当局者)。地元人権団体は「民兵がフツ人を探しては殺し、村に放火した」と訴えた。軍関係者は「軍が介入しなければ死者はもっと増えていた」と強調している。(2016/11/28-17:24)

1121チバQ:2016/11/29(火) 22:08:52
http://www.afpbb.com/articles/-/3109533?cx_part=txt_topics
ハイチ、やり直しの大統領選 第1回投票の暫定結果発表 モイーズ氏が当選
2016年11月29日 17:14 発信地:ポルトープランス/ハイチ
【11月29日 AFP】カリブ海(Caribbean Sea)の島国ハイチの暫定選挙委員会は28日、27人が立候補した今月20日投票のやり直し大統領選の第1回投票の暫定結果を発表し、ミシェル・マルテリー(Michel Martelly)前大統領が推す実業家のジョブネル・モイーズ(Jovenel Moise)氏が得票率55.67%で当選したと明らかにした。

 ハイチの大統領選では、第1回投票で過半数の票を獲得した候補者がいれば、この時点でその候補者が当選となる。

 2位は野党LAPEHのジュード・セレスタン(Jude Celestin)氏(得票率19.52%)、3位はモイーズ・ジャン・シャルル(Moise Jean Charles)氏(同11.04%)、4位はマリーズ・ナルシス(Maryse Narcisse)氏(同8.99%)だった。

 ハイチの法律では、開票結果に不服のある候補者は12月29日に予定されている正式発表までに選挙裁判所への申し立てを行うことができることになっている。

 今回の選挙はハイチの憲法秩序を回復させる上で重要なステップだった。大統領選の第1回投票は昨年10月に行われたが、独立委員会が大規模な不正があったと認定し野党が抗議したことを受けて選挙結果は無効とされた。

 その後マルテリー前大統領は任期満了を迎えたが憲法の規定により後継大統領に権力を委譲することができず、議会は今年2月にジョスレルム・プリベール(Jocelerme Privert)上院議長を暫定大統領に選出。プリベール暫定大統領の任期は120日間とされていたが、情勢不安と政治的内紛により大統領選は遅れた。

 今年10月9日に大統領選が行われることになったものの、その数日前に大型ハリケーン「マシュー(Matthew)」が上陸したため再び延期されていた。(c)AFP

1122チバQ:2016/11/29(火) 22:10:38
http://www.afpbb.com/articles/-/3109563
ビー玉をドラム缶に落として投票へ、ガンビア大統領選
2016年11月29日 18:04 発信地:バンジュール/ガンビア
【11月29日 AFP】12月1日に大統領選が行われる西アフリカの小国ガンビアで28日、投票所での不正行為を防ぎ、文字が読めない有権者でも投票がしやすいビー玉を使った投票方法が公開された。

 ガンビアの独立選挙管理委員会(IEC)は首都バンジュール(Banjul)で記者会見を開き、大統領候補3人に割り振られる金属製のドラム缶を披露した。

 投票所で有権者はカーテンで仕切られた投票スペースに入り、各候補者別に党の色とロゴマークが塗られたドラム缶の一つにビー玉を落とす。その後ベルが鳴り、投票が終わったことを知らせる仕組みとなっている。ドラム缶の底にはおがくず、又は砂がまかれ、ビー玉が弾む音は出ないようになっている。

 IECのマレ・サラ(Malleh Sallah)副委員長は「新しい投票システムはユニークで、われわれはとても誇りに思っている」と述べ、60年前にはこの方法が考案されていたと説明した。またIEC関係者らは、この投票システムを利用すれば、不正投票を防ぎ、文字が読めない有権者も投票がしやすくなり、1人1票の原則が守られると述べた。

 ガンビアのヤヤ・ジャメ(Yahya Jammeh)大統領は1日の大統領選で5期目を目指しているが、野党候補への支持が空前の規模で拡大している。ガンビアの有権者人口は約88万人。(c)AFP

1123チバQ:2016/11/30(水) 19:50:12
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20161130k0000e030178000c.html
<ジンバブエ>新札発行「米ドルと等価」インフレ再来懸念も
10:35毎日新聞

 【ヨハネスブルク小泉大士】アフリカ南部のジンバブエ政府は28日、米ドルと等価の銀行券の発行を開始した。深刻な現金不足の緩和を狙った措置だが、市民の間では超インフレの再来を招くとの懸念が広がっている。

 ジンバブエでは、2008年に年2億%の超インフレを経験し、100兆ジンバブエドルという天文学的な数字の紙幣まで登場した。現在は無価値となった自国通貨を廃止し、代わりに米ドルや南アフリカのランドなどの外貨が使われている。

 ここ数年、失業率が9割に達するなど経済は破綻状態だ。貿易赤字から極端な外貨不足に悩まされており、中央銀行が「自国版米ドル」紙幣の導入を決めた。

 首都ハラレの看護師マザンガさん(32)は、毎日新聞助手の取材に「米ドルと等価という建前がいつまで続くか」と心配し、年金生活の男性(64)も「銀行券をもらったらすぐに使わないと紙くずになるかも」と話した。

 すでに価値の下落を見越して南アフリカ資本のスーパーが銀行券の受け取りを拒否し、米ドルでの支払いよりも価格を割高に設定する店もあるという。

 AP通信によると、ジンバブエの経済コンサルタントは銀行券の導入が進めば、近隣諸国からの輸入に頼る日用品の不足や物価の高騰を招く恐れがあると指摘。「輸入には外貨が必要で、闇市場で両替せざるを得ない。そうなれば必然的に銀行券の価値が下がる」との見方を示した。

 ジンバブエでは、世界最高齢の国家指導者ムガベ大統領(92)が、36年間にわたり実権を握り続けている。

1124チバQ:2016/12/01(木) 17:39:27
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161201-00000054-reut-s_ame
コロンビア議会、新和平合意を承認 52年の内戦に幕

ロイター 12/1(木) 13:33配信

[ボゴタ 30日 ロイター] - コロンビア下院は30日、52年にわたる内戦の終結を目指して政府と同国最大の左翼ゲリラ組織、コロンビア革命軍(FARC)が署名した新たな和平合意を130対0で承認した。

上院では前日の29日、75対0で承認された。

合意成立により、FARCは6カ月以内に武装解除し、政党となる。

ウリベ前大統領は、依然としてFARCに寛大すぎると反対した。

当初の和平合意が国民投票で否決された後、サントス大統領とFARCのロンドニョ最高司令官は先週、新たな和平合意に合意した。

1125チバQ:2016/12/01(木) 18:57:41
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161201-00000035-mai-s_ame
<コロンビア>内戦終結の和平発効 下院も承認

毎日新聞 12/1(木) 11:23配信

【ハバナ朴鐘珠】コロンビア下院は11月30日、政府と左翼ゲリラ「コロンビア革命軍」(FARC)の半世紀にわたる内戦を終結させる和平協定を承認し、和平合意が発効した。半年以内の革命軍の武装解除など法律の整備なしに進められる合意項目はただちに履行される。

 和平協定は9月に一度結ばれたが、承認の可否を問う10月の国民投票で否決された。政府と革命軍は内容を一部修正し、国民投票ではなく上下両院に承認の判断を預けていた。

 上院(定数102)は29日に賛成75票、反対0票で協定を承認。反対派のウリベ前大統領が率いる野党は、採決を急ぐ政府の方針に抗議して投票を棄権した。30日の下院(定数166)での採決は、賛成130票、反対0票で、ウリベ氏の野党などは上院と同様に棄権した。

 革命軍は1964年に創設された中南米最大のゲリラ組織。社会主義政権の樹立を目指して政府と抗争し、テロ行為や戦闘によって22万人が犠牲になった。近年は戦闘が沈静化していたが、コカインの生産と密売に活動の軸を移していた。

 政府と革命軍は2012年にキューバとノルウェー政府の仲介で和平協議を開始。サントス大統領は和平協議を進展させた功績を評価され、今年のノーベル平和賞受賞が決まっている。

 ◇コロンビア内戦

 社会主義政権樹立を目指し、1964年に創設された左翼ゲリラ「コロンビア革命軍(FARC)」などと政府軍が戦った内戦。革命軍は山岳地帯に潜伏しながら、公共施設のテロや身代金目的の誘拐を繰り返した。2001年に日系企業の邦人副社長を誘拐(03年、遺体発見)するなど邦人も標的にした。民間人を含む約22万人が死亡し、約700万人が避難民となった。

1126チバQ:2016/12/01(木) 19:00:48
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016120100776&g=int

和平履行は前途多難=大統領選で国民が審判か-コロンビア
30日、コロンビアの首都ボゴタで、政府と左翼ゲリラ組織コロンビア革命軍(FARC)の新和平合意を支持し、旗を掲げる男性(AFP=時事)

 コロンビア政府と同国最大の左翼ゲリラ組織コロンビア革命軍(FARC)が締結した新和平案が30日、議会で承認された。半世紀に及ぶ内戦の完全終結へ、FARCの武装解除や和平履行のための法整備が今後、本格化する。しかし、課題は山積。反発を強めるウリベ前大統領ら和平反対派が、2018年の大統領選に向けて勢いを盛り返す可能性もある。
 長年、辺境の山間部を拠点に武力紛争に携わってきたFARCメンバーの社会復帰には、多くの困難が予想される。復帰プログラムがうまく機能しなければ、社会生活になじめず麻薬組織に加わったり、武器を国連監視団に引き渡さず横流ししたりする事態が起き得るためだ。和平プロセスが適切に履行されるか、政府は監督能力が問われる。(2016/12/01-18:20)

1127チバQ:2016/12/01(木) 21:32:55
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20161202k0000m030083000c.html
<コロンビア和平>米の影響力低下 関与強める中国
20:46毎日新聞

 【ワシントン会川晴之、北京・石原聖】政府と左派ゲリラの和平協定が11月30日に発効したコロンビアでは、中南米を「裏庭」と見なす米国も積極的に政府側を支援してきた。だが、中南米全体では米国の影響力は相対的に縮小しつつあり、トランプ次期米政権では中南米政策の優先順位の低下も懸念される。一方、中国首脳は南米訪問を繰り返すなど関与を強めている。

 オバマ米大統領は就任直後の2009年4月、トリニダード・トバゴで開かれる米州機構(OAS)首脳会合を前に、中南米諸国との関係を立て直す考えを表明した。断交や経済封鎖などのキューバ政策は「過ち」と謝罪するなど、「低姿勢路線」を打ち出した。

 だが11年にはベネズエラの反米左派チャベス政権が主導して、米国とカナダを排除した「中南米カリブ海諸国共同体」(CELAC)を設立するなど、一時的に反米の動きが盛り上がった。

 来年1月に就任するトランプ次期米大統領は、メキシコなどからの不法移民排除を主張。オバマ氏が昨年、54年ぶりに国交回復を果たしたキューバとの国交断絶に言及するなど、対中南米強硬姿勢をにじませる。

 二村久則・名古屋大名誉教授(国際関係論)は「トランプ氏が選挙戦で訴えたメキシコ国境の壁建設などを強行すれば、中南米で反米左派勢力が勢いを盛り返す可能性がある」と指摘する。米政府関係者や専門家には「中南米との関係が希薄化し中国の進出が進む」との見方もある。

 一方、中国は、アジア太平洋の経済一体化と通商ルール作りを主導するため、中南米での影響力向上を図る。

 習近平国家主席は11月、ペルーでのアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会合に合わせ、エクアドル、ペルー、チリの3カ国を公式訪問し、ペルー、チリとは自由貿易促進で一致した。

 習氏の中南米歴訪は13年、14年に次いで3度目。昨年も北京でCELACとの閣僚級会合を初開催した。アジア太平洋自由貿易圏(FTAAP)を推進するため、中南米諸国の取り込みを図る姿勢を明示している。

1128チバQ:2016/12/02(金) 17:56:28
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161202-00000014-jij_afp-int
南スーダンで「民族浄化」進行、国連の人権視察団が警告

AFP=時事 12/2(金) 11:22配信

【AFP=時事】(更新)7月に和平合意が崩壊し治安状態が急速に悪化している南スーダンについて、現地を視察した国連人権理事会(UN Commission on Human Rights)の専門家チームは1日、「民族浄化が進行している」と警鐘を鳴らした。

【関連写真】避難民らから話を聞く国連の人権専門家ら

「既に南スーダンの複数の地域で、飢餓や集団レイプ、村々の焼き討ちといった方法を用いた民族浄化が確実に進行している」。国連人権理のヤスミン・スーカ(Yasmin Sooka)氏はこのように述べ、「国内各地、どこを訪れても村人たちは、土地を取り返すためなら血を流す覚悟ができていると話していた」「多くの人々が、もう後戻りできないところまで来たと言っていた」と警告した。

 スーカ氏ら国連の3チームは、南スーダンの現状を調査するため、ベンティウ(Bentiu)、マラカル(Malakal)、ワウ(Wau)など、戦闘が起きている地域を10日間かけて視察。集まった衝撃的な証言をもとに、国連人権理は南スーダンについて「破滅」の寸前にあるとの声明を発表した。

 首都ジュバ(Juba)で記者会見したスーカ氏は、「ルワンダで起きたことが繰り返されようとしている段階だ。国際社会には、これを阻止する義務がある」と訴えた。また、政府軍と反政府勢力の双方が戦闘員を集めており、子どもも含まれると指摘。乾季を迎えて今後さらに戦闘が激化するとの見通しを示した。

 2011年にスーダンから独立し「世界で最も若い国」となった南スーダンでは、2013年12月にサルバ・キール(Salva Kiir)大統領が政敵のリヤク・マシャール(Riek Machar)第1副大統領(当時)を、クーデターを計画したと非難して解任。以降、キール大統領派の政府軍とマシャール派の反政府勢力との対立が続いている。

 昨年8月に和平合意が結ばれたものの、今年7月にジュバで大規模な戦闘が起きて以降、急速に治安が悪化。国内各地に暮らす64民族の間で暴力行為が急増している。【翻訳編集】 AFPBB News

1129チバQ:2016/12/02(金) 17:57:01
http://www.afpbb.com/articles/-/3108239?utm_source=yahoo&utm_medium=news
南スーダンで「大規模な残虐行為」の危険 国連事務総長が警鐘

2016年11月17日 10:24 発信地:国連/米国

【11月17日 AFP】国連(UN)の潘基文(バン・キムン、Ban Ki-moon)事務総長は16日、政府軍と反政府勢力の戦闘が続く南スーダンについて「大規模な残虐行為が発生する非常に現実的な危険」があるとの認識を示した上で、同国に展開する国連の平和維持部隊は大量殺りくを阻止できないと警鐘を鳴らした。

 この日発表した国連安全保障理事会(UN Security Council)向け報告書の中で指摘した。安保理に対して、大量殺りくが起きた場合、国連はどのような行動を取る用意があるのかについて明確に規定する必要があるとも訴えている。

 潘氏は「南スーダンで大規模な残虐行為が発生する非常に現実的な危険があり、特にここ数週間はヘイトスピーチ(差別的な憎悪発言)や、民族対立の扇動が急速に広がっている」と警告。

 国連の平和維持部隊は市民を保護するために「必要なあらゆる手段」を講じるだろうが、「国連の平和維持活動(PKO)には大規模な残虐行為を阻止するだけの人員も能力も備わっていないことは明確に理解されなければならない」と指摘した。

 PKOの国連南スーダン派遣団(UNMISS)には兵士や警官計1万4000人近くが参加しているが、国連による最近の調査報告書では、7月に首都ジュバ(Juba)で発生した激しい戦闘で民間人を守れなかったことが明らかになっている。

 2011年にスーダンから独立した「世界で最も若い国」である南スーダンでは2013年12月以降、サルバ・キール(Salva Kiir)大統領派とリヤク・マシャール(Riek Machar)前第1副大統領派との戦闘が続いており、これまでに数万人が死亡、250万人以上が避難を余儀なくされている。(c)AFP

1130名無しさん:2016/12/03(土) 20:25:24
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016113000175&g=pol
カストロ氏追悼で大規模集会=反米同盟首脳ら集結-キューバ

 【ハバナ時事】キューバ革命の指導者フィデル・カストロ前国家評議会議長の死去を受け、首都ハバナで29日、大規模追悼集会が開かれた。野球場ほどの大きさがある会場の革命広場は、式典開始前から駆け付けた多数の市民で埋まった。米国の「覇権」に抵抗を続けたフィデル氏の理念に共鳴する反米諸国をはじめ、各国の首脳や要人が式典に参加。革命の英雄の死を悼んだ。

 「フィデル万歳」の声が上がる中、集会では各国首脳らが順番に演説。反米路線を共に歩んできたエクアドルのコレア大統領は「われわれはフィデル氏が築いた道を受け継いでいく」と語り、会場から大きな拍手を浴びた。
 集会にはベネズエラ、ボリビア、ニカラグアなど中南米の反米諸国の指導者に加え、欧州やアフリカ諸国からも首脳らが駆け付け、連帯を表明した。中国やロシア、北朝鮮も特使を送り、日本からは古屋圭司日本・キューバ友好議員連盟会長が派遣された。
 市民らは、国旗やフィデル氏の写真を手に集会に参加。教師のロサリオ・オチュアさん(53)は「フィデル氏は多くの遺産をこの国に残した。いつまでも、われわれの心の中で生き続ける」と話した。(2016/11/30-12:31)

1131チバQ:2016/12/04(日) 14:34:42
>>1122
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20161203/Mainichi_20161203k0000e030171000c.html
<ガンビア大統領選>大番狂わせ 現職ジャメ氏が敗北 毎日新聞社 2016年12月3日 10時13分 (2016年12月3日 15時30分 更新)
 ◇野党統一候補のバロウ氏が当選

 【ヨハネスブルク小泉大士】西アフリカのガンビアで1日に実施された大統領選で、選挙管理委員会は2日、野党統一候補のアダマ・バロウ氏(51)が、5選を目指した現職ヤヤ・ジャメ氏(51)を破り当選したと発表した。1994年のクーデター以来、22年間にわたり権力を握ってきたジャメ氏が敗北する大番狂わせとなった。

 バロウ氏の得票率は約46%で、ジャメ氏を9ポイント上回った。AP通信によると、ジャメ氏は2日、国営放送で「私の時代は終わった」と述べ、選挙結果を受け入れた。政権移譲にも協力すると表明し、政敵を徹底排除してきた独裁者のひょう変ぶりが驚きを持って受け止められている。

 首都バンジュールでは、大勢の人々が街に繰り出し、歓喜に沸いているという。

 ジャメ氏は野党関係者やジャーナリスト、同性愛者らを弾圧し、国際人権団体などから人権侵害や強権体質が批判されてきた人物。かつて「10億年支配する」と述べ、薬草などを調合して「エイズ治療薬」を作ったり、黒魔術で叔母が死亡したと思い込んで「魔女狩り」を行ったりするなどエキセントリックな言動や行動が目立った。

 実業家出身のバロウ氏は野党7政党から擁立されて立候補。経済再建や民主化などを訴え、急速に支持を広げた。ガンビアは10月に国際刑事裁判所(ICC)からの脱退を表明したが、バロウ氏は撤回する方針という。

1132チバQ:2016/12/04(日) 14:59:41
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161203-00000019-jij_afp-int
ガンビア大統領選、野党連合候補勝利 22年間のジャメ体制に終止符
AFP=時事 12/3(土) 12:49配信

ガンビア大統領選、野党連合候補勝利 22年間のジャメ体制に終止符
ガンビア大統領選の選挙戦中、支持者にあいさつする野党連合候補アダマ・バロウ氏(2016年11月29日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】アフリカ西部ガンビアで1日に行われた大統領選で、野党連合候補のアダマ・バロウ(Adama Barrow)氏が番狂わせの勝利を収め、22年にわたった現職ヤヤ・ジャメ(Yahya Jammeh)大統領による体制についに終止符が打たれた。

 バロウ氏は2日、「新たなガンビア」を祝った。ガンビアの人々は街頭に繰り出し、1994年のクーデターでジャメ氏が権力を掌握して以来最大の番狂わせを祝った。

 大統領選の公式結果によると、バロウ氏は得票率45.54%で快勝。バロウ氏は実業家で半年前まで政治的には無名だったが、野党が連合して選出した初めての大統領候補で、かつてない民衆の支持を受けて当選した。

 ガンビアの独立選挙管理委員会(IEC)によると、現職ジャメ氏の得票率は36.66%、第3党候補のママ・カンデ(Mama Kandeh)氏は17.80%だった。投票率は約65%。

 ここ数年間、野党や批判勢力に対する弾圧でしばしば非難されてきたジャメ氏は、テレビ演説で敗北を認め「(ガンビア国民は)私が席を譲るべきだと判断した」と述べた。5期目を目指していたジャメ氏はかつて、神が望むなら10億年間君臨し続けると述べたこともある。しかし、今回の選挙結果は神の意志で、尊重するつもりだと述べた。

 さらにジャメ氏は、ビー玉をドラム缶の中に落とす同国のユニークな投票方式に言及し「選挙で不正を行ったり、結果に異議を唱えたりすることは絶対にない。この選挙は世界中で最も透明性が高く、不正に強い選挙だからだ」と述べた。

 今回のガンビアの選挙では、カーテンで仕切られた投票スペースに有権者が入り、各候補者別に党の色とロゴマークが塗られたドラム缶の一つにビー玉を落とす方式が採用された。【翻訳編集】 AFPBB News

1133チバQ:2016/12/05(月) 18:35:11
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161205-00000003-jij_afp-int
ニュージーランド首相、家庭の事情で電撃辞任を表明

AFP=時事 12/5(月) 9:37配信

【AFP=時事】(更新、写真追加)高い支持率を誇るニュージーランドのジョン・キー(John Key)首相が5日、家庭の事情を理由に電撃的な辞任を表明した。在任8年に及ぶなか、辞めるのに適切な時期と判断したという。


 キー首相は記者会見で「これまでで最も困難な決断だった。次に何をするかは分からない」と述べた。

 辞任の理由についてキー首相は、妻子と一緒に過ごせる時間を増やしたいとする一方、それは「たくさんある要因の一つ」だと説明。「何年にもわたって、同様の境遇にある指導者が(辞任に)踏み出せないのを数多く目にしてきた。理由は分かる。辞めるのが難しい仕事だからだ」とも語った。

 キー首相は、米投資銀行メリルリンチ(Merrill Lynch)の為替トレーダー出身。最近、首相在任8年、中道右派の国民党(National Party)の党首在任10年を迎えたばかりだった。国民の人気は高く、世論調査では来年行われる次回選挙でも国民党を勝利に導くとみられていた。

 国民党は来週会合を開き、新しいリーダーを選出する予定。後任にはビル・イングリッシュ(Bill English)副首相兼財務相が有力視されている。【翻訳編集】 AFPBB News

1134チバQ:2016/12/05(月) 19:47:34
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1612050041.html
辞意表明のNZ・キー首相「家族との時間」を重視 国旗変更の失敗振り返る
12:39産経新聞

 【シンガポール=吉村英輝】ニュージーランドのキー首相(55)は5日、首都ウェリントンでの定例会見で、「私ができることは全てやった」と述べ、辞任を表明した。キー氏2008年に国民党党首として総選挙に勝利して首相に就任し、現在3期目。

 財政再建を進めるなどして国民から高い人気を誇るが、突然の辞意表明について、家族との時間を増やしたいと説明。次期総選挙などを見据え、後継に国政を託す考えを示した。

 国民党は12日に総会開催を予定しており、新党首が選出される。キー氏は会見で、側近のイングリッシュ副首相兼財務相を支援すると表明。後任として有力視されている。 

 キー氏は投資銀行家出身で、世界的な金融危機への対応などで手腕を発揮。一方、今年3月に国旗変更を問う国民投票を行ったが、支持が広がらずに実現に失敗した。

 ニュージーランド議会は先月、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)について、参加12カ国中初めて、関連する法律改正案を賛成多数で可決した。キー氏は会見で、国旗変更の失敗とともに、TPPの頓挫見通しを「大きな無念」と振り返った。

http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20161205-567-OYT1T50043.html
「大切な家族犠牲にした」NZのキー首相辞任へ
12:42読売新聞

 【ジャカルタ=池田慶太】ニュージーランドのキー首相は5日、記者会見を開き、任期途中の今月12日に辞任する考えを明らかにした。

 与党・国民党の党首も退く。後任の党首は12日に選出され、首相を引き継ぐ見通しだ。

 突然の辞任理由について、キー氏は「仕事と愛する国に全てをささげ、私にとって最も大切な家族を犠牲にした」とし、家族の事情を挙げた。NZは来年に総選挙を控えており、「去るには今がふさわしい」とも語った。後任には、ビル・イングリッシュ副首相兼財務相が有力視されている。補欠選挙を避けるため、国会議員にはとどまるという。

 キー氏は米証券大手メリルリンチを経て、2008年に首相に就任し、現在3期目。昨年から今年にかけて、オーストラリアと酷似する国旗デザインの変更を訴えた国民投票を実施したが、否決された。

1135チバQ:2016/12/05(月) 19:59:30
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20161205k0000m030059000c.html
<アンゴラ>ドスサントス大統領が退任へ
12月04日 21:14毎日新聞

 【ヨハネスブルク小泉大士】AFP通信によると、アフリカ南部アンゴラの国営ラジオは2日、ドスサントス大統領(74)が来年の選挙で再選を目指さず、退任する意向だと伝えた。1979年の就任以来、アフリカでは赤道ギニアに次いで2番目の37年間の長期政権を維持してきた。

 2002年の内戦終結後3度目となる議会選が17年8月に予定されているが、与党アンゴラ解放人民運動(MPLA)議長の座はロウレンソ国防相に引き継がれる見通し。10年公布の新憲法は、議会選で過半数を獲得した政党の代表が大統領になると規定している。

 アンゴラはアフリカではナイジェリアに次ぐ産油国。石油資源に支えられて急成長した経済は近年、原油安で低迷している。

1136チバQ:2016/12/06(火) 19:24:49
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161206-00000007-jij_afp-int
ガーナで偽の「米大使館」10年運営 ギャングがビザ偽造

AFP=時事 12/6(火) 9:55配信

【AFP=時事】ガーナの首都アクラ(Accra)で犯罪者らがおよそ10年にわたって偽の「米国大使館」を運営し、偽造した査証(ビザ)を発給していたことが5日、分かった。米国務省が発表した。大使館員をかたっていた者らの正体はトルコ人やガーナ人のギャングだったといい、偽大使館はこのほど閉鎖された。

 国務省のマーク・トナー(Mark Toner)報道官は、この偽大使館で発給されたビザを用いて米国に入国した者はいないとみられると説明した。詐欺師らは失効した本物のビザを入手し、それを基に複製していたという。

「現在、米国のビザを偽造するのは極めて難しい。そのためこの活動(偽造ビザの利用)は失敗した」(トナー氏)

 国務省の先月の発表によると、偽大使館は飛び込みの来訪者は受け付けず、偽職員が西アフリカの遠隔地まで車で行き、だます相手を物色。その後、相手をアクラのホテルまで連れてきて、偽造ビザの料金として最高6000ドル(約68万円)を巻き上げていたという。

 偽大使館がこれほど長期にわたって運営されていた理由について問われたトナー報道官は、被害者が恥ずかしさのあまり通報しなかった可能性があると言及した。【翻訳編集】 AFPBB News

1137チバQ:2016/12/11(日) 18:27:59
>>1131-1132の時点では敗北受け入れてたようだけど…
http://www.sankei.com/world/news/161211/wor1612110041-n1.html
2016.12.11 17:00

選挙敗北受け入れないガンビア大統領を強く非難 国連安保理
 国連安全保障理事会は10日、西アフリカ・ガンビアのジャメ大統領が1日に行われた大統領選挙での敗北を受け入れないと表明したことを強く非難し、平和的な政権移行を促す報道声明を発表した。

 国連の潘基文事務総長も「ジャメ氏の表明に失望した。選挙結果を尊重するよう求める」との声明を発表した。(共同)

1138チバQ:2016/12/11(日) 18:32:19
http://www.sankei.com/world/news/161210/wor1612100034-n1.html
2016.12.10 20:46

ガーナ大統領選 野党候補の元外相が当選


大統領選で勝利しスピーチをするナナ・アクフォアド元外相=9日、西アフリカ・ガーナ(AP)

 西アフリカのガーナで7日に大統領選挙が実施され、選挙管理委員会は9日、野党候補のナナ・アクフォアド元外相(72)が再選を目指した現職マハマ氏(58)を破って当選したと発表した。ロイター通信などが伝えた。

 ガーナはアフリカで最も安定し、民主的な国の一つ。選挙前には両陣営の支持者が衝突して死傷者が出るなど、緊張が高まっていたが、マハマ氏は「ガーナ国民の意思を尊重する」と述べ、選挙結果を受け入れると表明した。

 得票率はアクフォアド氏が53・8%、マハマ氏は44・4%だった。アクフォアド氏は経済の構造改革を推進して雇用を創出し、若年層で高い失業率を改善すると訴え、支持を広げた。

 ガーナの経済はカカオ豆や金などの輸出に依存。2010年に石油生産を開始し、11年の国内総生産(GDP)成長率は14%に達したが、14年には約4%に鈍化した。(共同)

1139チバQ:2016/12/12(月) 22:08:19
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20161212k0000e030137000c.html
<NZ>新首相にイングリッシュ氏就任
11:36毎日新聞

 【ジャカルタ平野光芳】ニュージーランドの与党・国民党は12日、国会議員総会を開き、退任を表明したキー首相の後任にビル・イングリッシュ副首相(54)を選出した。イングリッシュ氏は同日、首相に就任した。前政権の主要政策をそのまま引き継ぐ方針だ。

 イングリッシュ氏は1990年に国会議員に初当選。2001年から2年間、当時野党だった国民党の党首を務めたが、総選挙の大敗や支持率低迷で解任された。08年のキー政権発足で副首相に登用されると、財務を中心にキー氏の「右腕」として注目されるように。キー氏が今月5日に突然辞意を表明した際には、後継候補として推していた。

1140とはずがたり:2016/12/14(水) 19:58:05
南スーダンは大量虐殺前夜
On the Brink of Genocide
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/12/post-6525.php
2016年12月13日(火)11時00分
コラム・リンチ

<民族間の対立激化で全国的な戦乱拡大は必至。PKO増派も武器禁輸もやるだけ無駄なのか>(写真:南スーダン独立の立役者となったスーダン人民解放軍〔SPLA〕は今や新たな戦闘に忙しい)

 南スーダンの政治・治安情勢は著しく悪化しており、組織的なジェノサイド(大量虐殺)の危険性が高まっている――。国連安全保障理事会の専門家パネルがそう警告したのは、先月半ばのこと。これを受け、ついにアメリカは南スーダンへの武器禁輸決議に向けて動き出した。

 だがそれも、もはや手遅れかもしれない。11年に誕生した南スーダンでは、3年前に内戦が勃発。国外から入ってきた大量の武器や弾薬が、政府軍はもとより反政府組織や市民の間にも行き渡り、12月の乾季を前に戦乱拡大は必至の状況になっているのだ。

 これに対してアメリカのオバマ政権の対応は迷走している。ジュネーブの国連人権理事会に派遣されているキース・ハーパー大使は先月末、「南スーダン政府は、(首都ジュバのある)中央エクアトリア州で一般市民を虐殺しているほか、向こう数日または数週間で、大規模な攻撃を計画しているという信頼に足る情報がある」として、国際社会の行動を訴えた。

 ところがニューヨークでは、サマンサ・パワー米国連大使が、武器禁輸決議案の提出棚上げを余儀なくされた。採択に必要な9カ国の同意を得られそうにないことが分かったためだ。

 しかも反対に回りそうなのは中国やロシア、ベネズエラなど伝統的に反米の理事国だけではない。日本などアメリカに近い同盟国も反対を表明している。日本は南スーダンでの国連平和維持活動(PKO)に数百人を派遣しており、南スーダン政府の不興を買いたくないと考えている。

「13年に武力衝突が始まったとき、アメリカがすぐに(武器禁輸決議を)推進したらよかったのだが」と、ジュバの市民団体「進歩のための地域エンパワメント機関(CEPO)」のエドマンド・ヤカニ事務局長は語る。「今やジェノサイドが起きる可能性は高まっている」

 南スーダン政府は先月末、新たに4000人規模のPKO部隊を受け入れることを決めた。だが、本来なら大規模な貢献が期待されたはずのケニア軍の参加は見込めない。今年7月にジュバで大規模な衝突が起きたとき、PKO部隊が適切な対応をしなかったとして、潘基文(バン・キムン)国連事務総長がケニア人司令官の解任を発表。これに激怒したケニア政府が、軍を引き揚げてしまったのだ。

「安保理は方向を見失ってしまった」と、ヨーロッパ外交評議会の研究員リチャード・ゴワンは語る。もはやアメリカと安保理の努力は「現実味に乏しい」。ジュバへの増派も無駄に終わる恐れがある。「既に武力衝突はジュバ以外の地域に移っている。ジュバのPKOを増強しても、南スーダン全体への混乱拡大は防げないだろう」

米外交団の致命的ミス
 アメリカの決議案提出棚上げは、末期を迎えたオバマ政権の影響力低下を浮き彫りにした。と同時に、もっと早い段階で地道な根回しに力を入れなかったのは、米外交団の「戦略ミス」だという指摘がある。

 決議案の内容を問題視する声もある。今回の決議案には、武器の流入阻止だけでなく、特定の南スーダンの政府指導者の資産凍結や渡航制限といった「ターゲット制裁」が多く含まれており、これが日本などのPKO参加国に二の足を踏ませる結果をもたらしたというのだ。

 アメリカはタイミングを逸したと語る外交官(匿名を希望)もいる。ジュバで政府軍と反政府勢力が衝突し、PKO部隊や国際援助機関に犠牲者が出た今年の夏だったら、武器禁輸決議の採択はさほど難しくなかったはずだという。「アメリカはあのとき躊躇した代償を払うことになるだろう」

 そもそもアメリカが2年以上も決議案の提出を遅らせてきたのは、民主的に選ばれた政府が反政府武装勢力に対抗する能力を奪うことになるとして、スーザン・ライス大統領補佐官(国家安全保障問題担当)が消極的な姿勢を示してきたから。ライスは、ウガンダなどの近隣諸国が武器の供給を続けて、決議の効果がなくなることも懸念した。

1141チバQ:2016/12/19(月) 15:25:41
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161218-00000019-jij_afp-int
92歳のムガベ大統領、2018年の大統領選出馬へ ジンバブエ

AFP=時事 12/18(日) 15:46配信

【AFP=時事】ジンバブエの与党であるジンバブエ・アフリカ民族同盟愛国戦線(ZANU-PF)は17日、2018年に行われる大統領選へのロバート・ムガベ(Robert Mugabe)大統領(92)の出馬を承認した。大統領選で再選されれば、ムガベ氏の36年にわたる統治期間はさらに延びることになる。

【関連写真】カラフルな装いで式典に参加

 南西部の都市マスビンゴ(Masvingo)で開催された同党の年次党大会では、ムガベ氏の大統領選出馬が承認されると、大勢の出席者らが万雷の拍手を送った。

 ムガベ氏は1980年の独立以来、権力を握り続けているが、これまで後継者を指名したり、引退への道筋を付けたりすることを避けており、100歳になるまで統治するとジョークを飛ばしたことさえある。

 一方で、ムガベ氏の後継者が明らかになっていないことから、ここ数週間にわたり大統領の後継を狙う各派閥がソーシャルメディア上で応酬を繰り広げるなど、内紛を引き起こしている。

 与党の上層部からは支持を得ているムガベ氏だが、低迷する同国経済の立て直しに失敗したことをめぐり、同国では今年、市民による異例の抗議デモが相次ぐなど、これまでなかった退陣を求める声に直面した。【翻訳編集】 AFPBB News

1142チバQ:2016/12/19(月) 16:19:02
http://www.afpbb.com/articles/-/3111776
豪で君主制廃止論再燃? 首相「女王退位後に共和制移行を」

2016年12月19日 13:41 発信地:シドニー/オーストラリア
【12月19日 AFP】オーストラリアのマルコム・ターンブル(Malcolm Turnbull)首相が、英国王を元首とする立憲君主制から共和制への移行を改めて訴えている。同氏は共和制移行の是非をめぐり1999年に実施された国民投票を主導したが、そのときは反対が多数を占めた。今回はエリザベス女王(Queen Elizabeth II)の退位後の移行を目指す考えだ。

「オーストラリア共和制推進運動(ARM)の大義はオーストラリアのための大義だ」。筋金入りの共和主義者であるターンブル氏は17日夜、共和制への移行を求める超党派ロビー団体ARMの会合で行った基調演説で、こうぶち上げた。

 演説では、英君主制からの離脱に向けたロードマップを提示し、その中で共和制への移行を呼び掛けた。「異なる意見を持つ人の愛国心をないがしろにしたり、けなしたりするわけではない。国を愛しているという以外に理由や動機はない」とも力説した。

 オーストラリアでは英君主の権力はおおむね象徴的なものと見られている。エリザベス女王の人気は非常に高いものの、君主制に関しては時代錯誤な植民地時代の遺物と考える人もいる。

 ターンブル氏の共和制支持をめぐっては、同氏が率いる保守系与党・自由党(Liberal Party)内からも今週、政府に悪影響を及ぼすなどと批判する声が上がっていた。これに対してターンブル氏は、女王の在位中に再び国民投票を行う意欲は国民の間にないとかわした。

 一方、野党・労働党のビル・ショーテン(Bill Shorten)党首はツイッター(Twitter)で、ターンブル氏は共和制への移行でも踏み込んだ行動ができていないと批判しながらも「オーストラリア人の国家元首誕生に向けて協力していく」と述べた。

 オーストラリア国民の間で共和制への支持はここ数年揺れ動いている。フェアファックス(Fairfax)とニールセン(Nielsen)が2014年に実施した共同世論調査では、回答した1400人のうち51%が現状維持を希望、共和制への移行を支持したのは42%だった。(c)AFP

1143チバQ:2016/12/19(月) 16:20:12
http://www.afpbb.com/articles/-/3111473
南スーダンで民族虐殺激化、「ジェノサイド」の警告も

2016年12月19日 15:07 発信地:コボコ/ウガンダ

【12月19日 AFP】同じ部屋に監禁されている人々を兵士らが一人ずつ連行し、返り血を浴びて戻ってくるのを見ながら、アイザックさん(24)は最悪の事態を恐れていた。

 調剤薬局の助手をしているアイザックさんはその前の日、南スーダン南西部の都市イェイ(Yei)郊外で病気の父親に薬を飲ませていたところ、同国の最大民族ディンカ(Dinka)人の兵士たちに身柄を拘束された。

 兵士たちはアイザックさんのかばんの中身を検査して父親の薬を見つけ、また、アイザックさんの話す言葉から、彼がカクワ(Kakwa)人であることに気付いた。そして、潜伏している反政府勢力に薬を横流ししようとしたのだろう、と非難した。反政府勢力にはカクワ人が多いからだ。アイザックさんは軍の基地に連行され、そのまま小さな部屋に勾留された。

 一夜を過ごしたその部屋には、他に4人が収容されていた。最初に名前を呼ばれたのは、ジェームズという男だった。「彼(ジェームズ)は水をくみに行ったと、奴らは言った。だが一晩中待っても二度と戻ってこなかった」。ウガンダ北部にある難民キャンプで、名字を伏せることを条件にAFPの取材に応じたアイザックさんはそう語った。

 しばらくして一人だけで戻ってきた兵士は、胸から脚まで血まみれだった。2人目の男が呼ばれた。アイザックさんと残りの同房者たちは命の危険を感じ、祈ったり叫んだりし始めた。

■軍内にも民族差別、兵士らの反逆

 政府軍であるスーダン人民解放軍(SPLA)の大半を占めているのはディンカ人だが、イェイがあるエクアトリア(Equatoria)地方出身の他の民族も加わっている。アイザックさんたちの叫びに、5人の兵士が反応した。

 拘束されていたカクワ人2人が消えたと聞きつけたエクアトリア地方出身の兵士たちは、ディンカ人の上官にその旨を報告した。だが、その上官は「知ったことではない」と述べた。次に起きた出来事は、アイザックさんにも房の小窓から見えた。5人の兵士たちは上官の命令で炎天下の中、立たされ、それぞれ50回ずつつえでたたかれた。

 数時間後、その兵士らは上官たちに銃を向け、拘束されている人々の解放を要求した。房の扉が開かれ、アイザックさんは解放された。数日後、彼は家族と共に徒歩でウガンダに向かった。
■他の民族にも飛び火

 2013年の武力衝突発生以来、南スーダンの政治危機を特徴付けているのが民族抗争だ。戦火で引き裂かれたスーダンにおいて、かつては安息の地だったイェイから逃れてきた難民たちは、イェイで起きている民族を標的とした殺人の忌まわしい状況について語っている。

 武力衝突の発端はサルバ・キール(Salva Kiir)大統領を支持するディンカ人と、リヤク・マシャール(Riek Machar)前副大統領を支持するヌエル(Nuer)人の戦いだった。しかし監視団体などによると、戦闘は他の民族にも飛び火した。各民族は自分たちの地域の土地などをめぐる対立で優位に立とうとして、いずれかの勢力に加わっていることが多い。

1144名無しさん:2016/12/19(月) 16:20:31
 イェイでは今年、キール大統領派とマシャール副大統領派が2015年8月に結んだ協定による和平が崩壊して以降、首都ジュバ(Juba)で抗争が激化。数千人がウガンダに逃れた。

 SPLAの兵士たちは家を一軒ずつ回り、反政府勢力を支持していると彼らがみなす民族出身の民間人を殺害していったと、難民たちは言う。アイザックさんは「彼らは夜は銃を撃たない。問題が起きているとばれてしまうからだ。相手を誘い出してナイフを使うんだ」と述べた。学生時代の同級生の多くが反政府勢力に加わって戦っていると言う。

 ただし、残虐行為についてはSPLAと反政府勢力のどちらも非難されている。「今はエクアトリアの人々ばかりが殺されているが、反政府勢力がイェイに入れば、今度はディンカ人が撃ち殺される番だ」。AFPが取材したアイザックさん以外の難民20人以上も異口同音にそう述べた。

■乳幼児を使ってレイプ被害女性をたたく

 ルロボ(Lulobo)人のアイリーンさん(28)は、ディンカ人の男たちにイェイ川(Yei River)州マンベ(Mambe)の自宅を襲撃され、夫を撃ち殺された。顔に傷として刻まれた独特の印から、襲撃者たちはディンカ人だと分かった。

 夫によってベッドの下に押し込まれて助かったアイリーンさんは、子どもたちを連れて逃げた。しかしウガンダに向かって灌木(かんぼく)地帯を歩いていたとき、アイリーンさん一家が一緒にいたグループは、武装したディンカ人の男たちに出くわした。

「その男たちに2人の女性が捕まり、レイプされた。男たちは1歳と1歳半くらいの赤ちゃん2人を奪い取ると、赤ちゃんを棒のように使ってその女性たちをたたいた」。アイリーンさんは「赤ちゃんたちはまだ生きてはいたけれど、体の内側はひどい状態だったと思う」と語った。なぜ自分が無事だったかは分からないと言う。

 現在、周辺諸国に避難している大勢の難民たちが、南スーダン中から同じような恐怖を逃れてきた。国連(UN)のアダマ・ディエン(Adama Dieng)事務総長特別顧問(ジェノサイド防止担当)は最近、南スーダンで「ジェノサイドが行われている可能性」を警告した。

 ウガンダ北部に駐在する国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の調整官、ナシール・アベル・フェルナンデス(Nasir Abel Fernandes)氏もディエン氏の見解に同意し「南スーダン・ウガンダ国境を越えてくる誰もが、民族的な側面を理由に殺されると感じたと言っている」と語った。(c)AFP/Michael O'HAGAN

1145チバQ:2016/12/19(月) 22:19:21
http://mainichi.jp/articles/20161218/k00/00m/030/026000c

南スーダン
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国外脱出40万人超す UNHCR明らかに



毎日新聞2016年12月17日 19時39分(最終更新 12月17日 19時39分)

 【ジュバ小泉大士】国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)南スーダン事務所のアフメド・ワルサメ所長は17日までに毎日新聞のインタビューに応じ、7月に首都ジュバで大規模戦闘が発生して以降、40万人超が近隣諸国に逃れたと明らかにした。今も1日2000人が国外に脱出していると指摘、「危機的状況は少なくとも2年は続く」と警告した。


 UNHCRによると、事実上の内戦に突入した2013年末以降に発生した難民は110万人超で国内避難民も約180万人。総人口約1173万人の約4分の1が家を追われた。食糧危機も拡大し400万人以上に緊急支援が必要だ。

 ワルサメ氏は政府軍と反政府勢力の戦闘で「援助機関の活動にも深刻な影響が出ている」と指摘。ジュバがある中央エクアトリア州で9月、国連世界食糧計画(WFP)のトラックが襲撃され、UNHCRは一部支援の停止を余儀なくされた。

 ワルサメ氏は長引く紛争で援助機関の財政が窮迫し、世界の関心が低下することに懸念を表明。日本政府と国民に継続的支援の重要性への理解を求めた。

1146チバQ:2016/12/19(月) 22:29:56
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016121900255&g=int
モラレス大統領、次も出馬へ=国民投票の結果無視-ボリビア

【ラパスAFP=時事】ボリビアの与党・社会主義運動(MAS)は17日、中部モンテロで大会を開き、モラレス現大統領(57)を2019年の次期大統領選候補にすると決めた。ボリビアでは2月、モラレス政権の長期化に道を開く国民投票が否決に追い込まれたばかりだが、無視して再選を強行する構えだ。モラレス大統領は「みんなが決めるなら続ける」と述べた。
 大会参加者によると「四つの合法的な選択肢」で政権の延命に道を開く。(1)全有権者の20%に相当する署名を集め部分改憲する(2)大統領の任期を延長する(3)19年以前に大統領が一度辞任すれば、現在の任期を終えていないと解釈され次も出馬可能(4)解釈改憲する-といった案が提示された。(2016/12/19-11:23)
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1147チバQ:2016/12/24(土) 12:34:53
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20161224-00000009-nnn-int
南スーダン制裁決議を否決 日本などが棄権
日本テレビ系(NNN) 12/24(土) 8:52配信
 国連の安全保障理事会で23日、内戦が続くアフリカ・南スーダンへの制裁決議案が採決され、日本などが投票を棄権し、否決された。

 決議案は、アメリカが主導し、南スーダンへの武器輸出を禁止することなどが柱。採決ではロシア・中国に加え、日本などが棄権にまわった結果、否決された。安保理で日本がアメリカと異なる態度を示すのは異例のこと。

 日本・別所国連大使「安保理は南スーダン政府と協力し続けなければならない。日本は、南スーダン政府にさらに行動を促すために外交的な努力をする余地があると見ている」

 アメリカ・パワー国連大使「私たちはこの採決の結果を極めて遺憾に思います。驚いてはいませんが」

 南スーダンでは自衛隊がPKO(=国連平和維持活動)に参加していて、今月、新たに「駆けつけ警護」などの任務が可能になった。日本が棄権したのは、「国連と南スーダン政府との関係が不安定になれば、治安が悪化する可能性がある」と、自衛隊への影響を避けた形。

1148チバQ:2016/12/25(日) 17:15:08
http://nichigopress.jp/ausnews/politics/136923/
連邦裁、元ワンネーション党上院議員に破産宣告
2016年12月23日
 12月23日、WA州パースの連邦裁の審理で判事全員による判決でロッド・カルトン元ワンネーション、現無所属連邦上院議員に破産を宣告した。判決には21日間の執行停止も含まれており、この21日以内に判決不服申し立てをしなければ破産宣告が確定し、法により、カルトン上院議員は議員資格を剥奪される。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 この判決は、カルトン議員の債権者で元ウェスファーマーズ役員のディック・レスター氏がカルトン氏の破産を宣告を求めて連邦高裁に訴えていたもので、憲法第44条に基づき、破産または返済不能と宣告された連邦上院議員は議員資格を失い、議席は即時空席となる。

 判決が下されると、カルトン上院議員は判事に向かって、「裁判長は私をここで処刑した。自分はここで血を流して死ぬ」と叫んだ。この問題を上院にかける」と叫んだ。さらに、廷外でも、「自分は破産していない。法律の潮に流されているだけだ。岸に泳ぎ戻るつもりだ。21日間執行停止がある。これは公平な裁判ではない。まだ法的な道はある。控訴するつもりだし、上院議員を務める。最後まで戦う。これは自分だけでなく、自分の子供たちの生計の道だ」と発言した。

 カルトン上院議員は2016年7月の連邦総選挙でポーリン・ハンソン・ワンネーション党から出馬したがその後党首と仲違いし、脱党、無所属として上院議員を務めてきた。

 しかし、カルトン上院議員が議員資格を失った場合、ワンネーション党が党名簿から代わりの者を後継者として選定することができる。
■ソース
Senator Rod Culleton declared bankrupt, judge grants stay on verdict

1149とはずがたり:2016/12/25(日) 19:04:25
基本親露対中路線のトランプっぽいけどどうかな。

2016年 12月 13日 09:57 JST 関連トピックス: トップニュース
コラム:米中対立、日本は「漁夫の利」得られるか=嶋津洋樹氏
http://jp.reuters.com/article/column-forexforum-hiroki-shimazu-idJPKBN1410OA?rpc=135&sp=true
嶋津洋樹MCP シニアストラテジスト

[東京 12日] - 今月2日に明らかとなったトランプ次期米大統領と蔡英文・台湾総統の電話会談はあまりに唐突だった。特に「一つの中国」という原則を掲げ、国際社会における台湾の地位低下を進めていた中国にとっては、大きな誤算だったに違いない。これまでの中国の立場を踏まえれば、米国に対する抗議は当然だ。

米国の対応も迅速で、4日にはペンス次期米副大統領が電話会談は「儀礼的なもの」と説明。5日にはアーネスト米大統領報道官が「一つの中国」の原則を守る方針を中国側に伝えたと報じられた。

トランプ氏は4日、中国の経済・軍事政策を批判し、同国の抗議に屈しない姿勢を示したが、中国の国営メディアが5日、電話会談はトランプ氏の外交経験の無さの表れと報じたこと、米国で7日、親中派とされるブランスタド・アイオワ州知事が駐中国大使に指名されると報じられたことで、事態は収拾へ向かったかに見えた。少なくともこの時点では、中国の面子(めんつ)は保たれ、トランプ氏の一連の発言も本音というよりも、同氏特有の交渉術の一つと解釈できた。

もっとも、トランプ氏が8日に「中国はルールに従っていない。彼らがルールに従うときが来ている」と発言したことで、そうした解釈は楽観的なものである可能性が高まった。実際、11日にはさらに踏み込み、「『一つの中国』政策については十分に理解しているが、米国と貿易などについて合意でもしない限り、なぜ堅持する必要があるのか分からない」と、経済問題を政治問題である「一つの中国」と絡めて発言。今のところ、中国側の反応は伝えられていないが、反発は必至だろう。

報道によると、トランプ氏は中国による「知的財産権の侵害や米企業への不当な課税、北朝鮮問題での非協力的な対応、恣意的かつ大規模な自国通貨切り下げ、ダンピング」など、経済から安全保障に至るまでの幅広い分野に不満があることを明言。これらの発言は、トランプ氏が大統領選中に繰り返した「アメリカ・ファースト(米国第一主義)」を経済のみならず、通商や外交、安全保障なども含めた様々な分野で基本方針とする可能性を示している。

例えば、環太平洋連携協定(TPP)からの離脱や北米自由貿易協定(NAFTA)の見直しなどは、「アメリカ・ファースト」を経済・通商政策で実現することを狙ったものだろう。それを安全保障政策に適用したものが、同盟国に対する負担や軍事費の引き上げ要求。イランとの核合意を破棄する考えを示しているのも「アメリカ・ファースト」に基づく行動だと考えられる。トランプ氏とこれまでの米大統領との違いは、政策決定の際に「国際的な協調」や「過去の経緯」が役に立たないということだろう。

<「中国の夢」と「アメリカ・ファースト」の相性>

筆者はトランプ氏に「一つの中国」の認識を覆すほどの強い意識があるとは見ていないが、こだわりがないだけに、中国の反応の仕方次第では、米中関係の悪化に拍車がかかるリスクは少なくない。トランプ氏にとっては、「一つの中国」問題ですら、「アメリカ・ファースト」を実現するための「手段」にすぎない。

トランプ氏の「アメリカ・ファースト」に基づく考え方は、国際社会に大きな変化をもたらしかねない。しかし、それが米国の保護主義への傾斜や、米国以外からの米国軍の撤退や縮小などに結び付くというのは、行き過ぎだろう。

さすがのトランプ氏も、保護主義や世界における米国軍のプレゼンスの低下が最終的に米国のためにならないことは理解できるだろう。オバマ大統領の「トランプ氏の立場や性質のうち、現実にそぐわない部分はかなり早い段階で揺さぶられるだろう」との指摘は的を射ている。

1150とはずがたり:2016/12/25(日) 19:04:43
>>1149-1150

こうした問題よりも深刻なのは、米中関係だろう。筆者は、習近平・中国国家主席の掲げる「中国の夢」と、トランプ氏の掲げる「アメリカ・ファースト」とが共存するのは難しいと考えている。というのも、「中国の夢」は、中国が米国に経済力や軍事力、それらを背景にした政治力で挑戦し、勝利することでしか実現しないからだ。トランプ氏にとっての中国は、同盟関係にある日本や欧州各国とはもちろん、NAFTAや移民の問題で関係悪化が懸念されるメキシコとは大きく異なっている。

トランプ氏の「国際的な協調」や「過去の経緯」にとらわれない姿勢も、中国の面子を重んじる文化と相性が悪く、対立を激化させるリスクをはらむ。上述した通り、それがトランプ氏特有の交渉術であり、今後も続く可能性が高いとすればなおさらだろう。

トランプ氏は11日、台湾総統との電話会談に応じるかとの質問に対し、「中国に指図されたくはない」と返答。こうしたトランプ氏の言い方は、「中国の夢」の第一歩として、米国と対等の関係を目指す中国のプライドを大きく傷つけたはずである。

また、米国が日欧とともに中国を世界貿易機関(WTO)協定上の「市場経済国」として認めない方針を示していることも、対立の火種になるだろう。実際、トランプ氏は「中国は市場経済ではない」と発言。トランプ氏の言う「市場経済」と、WTO協定上の「市場経済国」とは必ずしも同義ではないとみられるが、トランプ氏が中国を「市場経済国」として認めるハードルは、現在のオバマ米政権よりも高くなりそうだ。

<日本にとって最悪のシナリオは>

日本では、トランプ氏が大統領就任初日の1月20日にTPPからの離脱を通告すると発言したことなどを受けて、安倍政権の成長戦略や通商戦略が見直しを迫られると報じられている。筆者もそうした見方を否定するつもりはない。しかし、上述した通り、同盟関係にある日本にとって、トランプ氏の「アメリカ・ファースト」は必ずしも対立につながるとは限らないだろう。それどころか、ウィン・ウィンの関係を築くチャンスすらある。

その際、日本にとってのリスクはやはり中国だろう。例えば、中国が米国との関係悪化でつぶれた面子を、日本への経済的、政治的な圧力を強めることで取り戻そうとすることが考えられる。資本流出に悩む中国が、日本企業を対象に規制を強化したり、日本への旅行に制限を設けたりすれば、日本経済に打撃となるだろう。軍事的な挑発で地政学リスクが高まれば、せっかく日本に向かい始めた世界の投資資金が逆流することもあり得る。

反対に、中国が日本との関係改善に動くことで、日米の間に楔(くさび)を打とうとする可能性もある。トランプ氏が日中間の接近に焦って日本との一段の関係強化を目指せば良いが、「アメリカ・ファースト」への挑戦と受け取ることで、日米関係が悪化することもあり得る。

他方、米中間の関係改善は日本の孤立を招くだろう。それは日本の経済のみならず、安全保障上も最悪のシナリオである。日本は、トランプ氏の「アメリカ・ファースト」のメリットを享受できる国だと考えられるが、そのことで生まれる中国リスクには注意が必要だろう。

*嶋津洋樹氏は、1998年に三和銀行へ入行後、シンクタンク、証券会社へ出向。その後、みずほ証券、BNPパリバアセットマネジメント、SMBC日興証券などを経て2016年より現職。エコノミスト、ストラテジスト、ポートフォリオマネジャーとしての経験を活かし、経済、金融市場、政治の分析に携わる。

*本稿は、ロイター日本語ニュースサイトの外国為替フォーラムに掲載されたものです。(こちら)

(編集:麻生祐司)

1151チバQ:2016/12/26(月) 18:56:08

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161226/k10010819771000.html

南スーダン制裁決議案否決 7つのNGOが強い懸念

12月26日 5時28分

武力衝突が続く南スーダンへの武器禁輸などを含む国連安全保障理事会の決議案が、日本などの棄権で採択されなかったことを受けて、7つの国際NGOが共同で声明を出し、「紛争当事者はさらなる武器の購入を認められ、その武器が民間人に使われることになる」として、強い懸念を表しました。




南スーダンでは民族間の衝突が相次いでいて、アメリカは「大量虐殺につながるのを防ぐため」として、現地の政府や反政府勢力への武器禁輸や資産の凍結などの措置を定めた制裁決議案を国連安保理に提出しましたが、23日、日本など8か国が棄権して、決議案は否決されました。

これを受けて、「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」など7つの国際NGOが共同で声明を出しました。

声明では「決議案の否決によって、紛争当事者はさらなる武器の購入が認められ、その武器が民間人に対して使われることになる」として、武器がさらに出回ることで、異なる民族間での残虐行為が激しさを増す事態を強く懸念しています。

また、日本などが採決を棄権した理由として、「キール大統領による和平への取り組みを後押しすべきだ」と説明していることについて、「メディアが厳しく規制され、NGOの活動家が安全を求めて脱出する国で、対話に参加できる人たちが残されているだろうか」と批判し、各国は政府軍などによる残虐行為を止めるため、努力を続けるべきだと指摘しました。


日本政府 棄権の理由は

日本政府は「南スーダン政府の和平に向けた努力を後押しするほうが効果的だ」として、武器禁輸などの制裁を科す決議案の採決では棄権しました。

日本政府としては、南スーダン政府が、国連が追加派遣を決定した4000人規模の「地域防護部隊」の受け入れを決め、早期展開に協力する姿勢を示しているほか、反政府勢力との対話などを通して、和平に向けた努力を続けている中、南スーダン政府の取り組みを後押しするほうが効果的だとしています。

また、決議案は南スーダン政府も対象にしているため、治安の維持が難しくなりかねないという判断もあったとしています。

棄権について、別所国連大使は「南スーダン政府が反政府勢力との対話や、周辺国の部隊の受け入れを進めようとする中、制裁は逆効果になりかねない」と述べました。

日本政府は、国連のPKO=平和維持活動に当たる自衛隊の部隊を首都ジュバに派遣しており、南スーダン政府がPKOに非協力的になるようなことがあれば、要員の安全確保の点で望ましくないという判断もあったと見られます。

一方、決議案の採決では対応が分かれたものの、日本政府は「虐殺など、暴力が住民に及ぶことがあってはならない」として、今後もアメリカなどと協力して、南スーダン政府に対し、和平の努力を着実に進めるよう働きかけることにしています。

1152チバQ:2016/12/26(月) 19:14:30
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161226-00000012-mai-int
<南スーダン内戦>遠のく「希望の橋」…JICA退避

毎日新聞 12/26(月) 10:42配信

◇建設再開めど立たず

 7月に再燃した南スーダンの戦闘によって国際協力機構(JICA)のインフラ支援が中断した。南スーダン政府は物流と発展を支える「生命線」である架橋の建設再開を求めているが、国外に退避したJICA関係者が戻れず、支援再開のめどは立っていない。12月中旬、首都ジュバにあるナイル川架橋の建設現場を訪れると、警備員3人が所在なげに座っていた。周囲はフェンスで閉ざされていたが、日本企業のロゴ入りの重機や資材が屋外に放置されていた。【ジュバで小泉大士】

 工事関係者によると、日本側の専門家と連絡を取り、重機のメンテナンスなどをしている。「中断から5カ月。日本人スタッフはいつ戻ってくるのか」と不安げな表情をみせた。2018年6月に完工予定だったが、ずれこむ可能性が高いという。

 JICAによると、「ナイル架橋建設計画」(事業費約81億円)は13年3月に着工後、事実上の内戦勃発で同年末に中断し、昨年3月に再開されたばかりだった。

 11年の独立後も南スーダン国内の産業は育っておらず、食料や日用品など物資の大半は隣国ウガンダやケニアから輸入されている。陸路でジュバへ運ぶには幅約300メートルのナイル川を渡る必要があるが、現在あるのは1974年に建設された仮設橋のみ。一部が崩落し、大型トラックの通行には支障がある。

 新たに建設中のナイル架橋は現地で「フリーダムブリッジ」と呼ばれ、紛争が続く南スーダンの人々にとって平和と希望の象徴にもなっているという。

 地元州政府のバンドゥキ報道官は毎日新聞の取材に「日本が南スーダンの人々のことを思ってくれるのなら、戻ってきて『貴い贈り物』を完成させてほしい」と要請した。

 治安の悪化を受けて国外退避したJICAの日本人職員は9月から順次、ウガンダに拠点を移し、農業分野などの技術支援を再開している。テレビ会議などで連絡を取り現地スタッフに指示しているが「現地へ戻るめどはたっていない」(同広報室報道課)という。

1153チバQ:2016/12/26(月) 20:16:45
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1612240018.html
「非常に失望」と米大使、米提案の南スーダン制裁決議案否決 日本は棄権
12月24日 09:54産経新聞

 【ニューヨーク=上塚真由】民族間の対立が続く南スーダン情勢をめぐり、国連安全保障理事会は23日、同国への武器禁輸を含めた米国提案の制裁決議案を採決したが、日本など8カ国が棄権し、否決された。日本は、現地の国連平和維持活動(PKO)に派遣する陸上自衛隊への影響回避を優先し、同盟国である米国と異なる投票行動を取る異例の措置となった。

 安保理決議案は9カ国以上が賛成し、かつ常任理事国5カ国が拒否権を行使しなかった場合に採択される。南スーダンの制裁決議案に反対した国はなかったが、賛成は米英仏など7カ国にとどまり、日本、中国、マレーシア、ロシア、エジプト、セネガル、アンゴラ、ベネズエラの8カ国が棄権し、廃案となった。

 「投票結果には非常に失望している」。否決された後、米国のパワー国連大使は記者団にこう述べ、不満をあらわにした。民族間の対立が深まる中、武器が大量に流入することで「ジェノサイド」(民族大虐殺)の発生を懸念するパワー氏は、「国連がジェノサイドを警告する中で、各国の投票が記録されたことはとても重要だ」と述べ、名指しを避けながらも日本などの対応を批判した。

 これに対し、日本の別所浩郎国連大使は否決後、「南スーダン移行政権が前向きに取り組む中で、さらなる制裁を科すのは逆効果となりかねない」と棄権した理由を述べた。

 北朝鮮やシリア問題などの安保理決議で歩調を合わせてきた日米だが、対南スーダン制裁に消極的な日本についてパワー氏は19日、「理解できない」と公然と批判。日本は、現地に派遣する自衛隊の安全確保を考慮し、現地政府と国連との溝が深まり情勢が緊迫することを懸念して慎重な立場を貫いた。

1154チバQ:2017/01/04(水) 15:01:02
>>1121
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20170104-567-OYT1T50062.html
ハイチ大統領選、モイーズ氏が当選…再投票で
14:53読売新聞

 【サンティアゴ=田口直樹】カリブ海の島国ハイチで昨年11月に投票が行われた大統領選挙で、選挙管理当局は3日、実業家のジョブネル・モイーズ氏(48)の初当選が確定したと正式に発表した。

 スペイン通信などが伝えた。モイーズ氏は2月7日までに大統領に就任する見通し。

 大統領選は2015年10月に行われた第1回投票が不正が理由で無効となり、任期切れで大統領が不在の中、昨年11月に再投票が行われた。

 暫定結果では、モイーズ氏が得票率55・6%となったが、他候補から不正の指摘があり、裁判所が検証を進めていた。

1155チバQ:2017/01/09(月) 12:33:52
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170108-35094698-cnn-int
コートジボワールで軍兵士が反乱、賞与や住宅を要求
CNN.co.jp 1/8(日) 14:55配信
コートジボワール・アビジャン(CNN) アフリカ西部コートジボワールの一部都市で6日から7日にかけ賞与支払いなどを求める軍兵士が道路に重火器を据え付け、発砲などする反乱行動を起こした。死傷者が出たとの情報はこれまでない。

同国のワタラ大統領は7日、反乱の兵士たちとの会談を受け、賞与支給で合意に達したと発表し、兵士に兵舎に戻るよう求めた。ただ、CNNの取材に応じた同国軍筋によると、ブアケの兵士たちは合意事項を拒否し、ドンワイ国防相との交渉が持たれていた民家周辺で発砲などした。賞与支払いを文書で明確にするよう要求しているという。

一連の騒乱は最初にブアケで6日に発生。その後、西部マン、北部のコルホゴとオディエンヌの各都市に波及し、発砲などが起きた。7日にはアビジャンにも広がり、一部地区で道路が封鎖された。

これらの騒乱がその後、沈静化したのかは伝えられていない。

一部の兵士たちによると、今回の蜂起はワタラ大統領が権力を握った2010年の大統領選の際に約束していた賞与と住宅の支給が実行されなかったのが原因。賞与は1人につき8000米ドル相当だったという。

これに対し同国政府筋はCNNに、ワタラ氏側に立った兵士グループの指導者に賞与を支払ったが、末端の兵士に行き渡らなかったと述べた。

10年の大統領選ではワタラ氏の勝利が宣言されたものの、現職のバグボ大統領がこれを認めず辞任を拒み、両陣営間での数カ月間の抗争につながっていた。バグボ氏は5カ月後に逮捕され、オランダでの国際刑事法廷でその罪を問う審理が続いている。同国には今なお国連平和維持活動部隊が駐留している。

1156チバQ:2017/01/09(月) 12:34:21
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170108-00000015-jij_afp-int
賃上げ求める反乱兵ら、国防相を解放 コートジボワール
AFP=時事 1/8(日) 14:47配信

賃上げ求める反乱兵ら、国防相を解放 コートジボワール
コートジボワールのブアケで、交渉後に記者会見に臨むアラン・リシャール・ドンワイ国防相(前列中央)と反乱兵の代表ら(2017年1月7日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】西アフリカのコートジボワールで賃金引き上げなどを求め反乱を起こした兵士たちが、交渉に赴いたアラン・リシャール・ドンワイ(Alain Richard Donwahi)国防相を拘束したがこう着状態となり、2時間後の7日夜に同国防相を解放した。

 ココアの原材料となるカカオ豆の世界最大の生産国コートジボワールではボーナス、賃上げ、住宅手当、より早い昇進を要求する兵士たちが6日朝にブアケ(Bouake)市街を占拠。反乱は最大都市アビジャン(Abidjan)など他の都市にも広がった。 

 ドンワイ国防相は7日、エスカレートする危機を打開するため空路で同国第2の都市ブアケに入った。AFPのカメラマンによると、ドンワイ氏は解放されるとまもなく地方空港から飛行機で同地を離れた。

 反乱軍はドンワイ国防相の解放後まもなく、6日からブアケに入る道を封鎖していたバリケードを撤去。6日夜から7日にかけてずっと鳴り響いていた銃声も鳴りやんだ。ドンワイ国防相の解放後、国防相も反乱軍も一切コメントを出していない。

 アラサン・ワタラ(Alassane Ouattara)大統領は7日夕、ドンワイ国防相と反乱軍の対話を受けて、この状況を終わらせるための措置を発表していた。

 ワタラ大統領は反乱軍に提示した条件の詳細を明らかにしなかったが、簡潔なテレビ演説で「兵士のボーナスと、生活環境の改善に関する要求」を考慮したものだと述べ、決定事項が平穏に実施できるよう、すべての兵士に兵舎に戻るよう求めた。


■長年続く政情不安

 ブアケは、かつてコートジボワール北部を支配し、2002年から2011年にかけて同国を分断した反政府勢力が拠点とする都市。ブアケの軍当局者はAFPに対し、今回の暴動には反政府勢力から軍に参加した兵士らが関係しているとの見方を示した。

 軍関係筋によると、コートジボワール国内の駐屯地のうち元反政府勢力がいるところの大半で反乱が起き、一部では銃を空に向けて撃ったり略奪をしたりする例もあった。特殊部隊など、以前から政権側で装備も優れている部隊は反乱に加わっていない。

 ブアケでは2014年11月にも元反政府勢力から転じた兵士たちが賃上げを求めて今回と同様の騒動を起こし、混乱が最大都市アビジャンにも広がって国家機能が一時的に停止する事態となった。

 反政府勢力側が掌握する北部と、政権側が掌握する南部の事実上の分断によりコートジボワールは長年にわたって政情不安が続いている。2010年11月の大統領選決選投票でワタラ氏は当時大統領だったローラン・バグボ(Laurent Gbagbo)氏を破ったが、バグボ氏は敗北を認めず両陣営の間で軍事衝突となり、混乱の中で約3000人が死亡した。反政府勢力は2011年5月に就任宣誓したワタラ大統領をおおむね支持している。

 バグボ前大統領は逮捕されて人道に対する罪に問われ、オランダ・ハーグ(Hague)の国際刑事裁判所(ICC)で2016年1月から審理が行われている。【翻訳編集】 AFPBB News

1157チバQ:2017/01/11(水) 14:36:15
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170111-00000038-mai-m_est
<コンゴ民主共和国>居座る大統領、混乱招く

毎日新聞 1/11(水) 12:15配信

【ヨハネスブルク小泉大士】アフリカ中部の資源大国コンゴ民主共和国で、カビラ大統領(45)が任期切れ後もその地位に居座っている。今年末までに大統領選を実施することで与野党間の合意が成立したが、カビラ氏が実際に退陣するかは依然として不透明だ。混乱は今後も続く可能性があり、武装勢力が入り乱れるコンゴ東部の治安悪化も懸念される。

 カビラ氏は、父親の前大統領が01年に暗殺された後、大統領に就任、06年と11年の選挙で勝利した。今回は「有権者登録が間に合わない」などとして18年まで大統領選を実施できないと主張し、昨年12月下旬で2期目の任期が切れた後も退陣していない。

 主要野党は憲法で3選出馬を禁じられているカビラ氏の延命策と批判。退陣を求める抗議デモが各地で起き、国連によると、治安部隊による鎮圧で少なくとも40人が死亡し、460人が拘束された。

 政情不安が高まる中、カトリック教会が与野党間の協議を仲介。昨年12月31日、17年内の大統領選実施までカビラ氏の続投を容認する一方、移行期間を担う暫定政府の首相職を野党から指名することで合意した。カビラ氏の3選出馬は認めないという。ただ、カビラ氏は署名しておらず、合意が守られるか疑問視する声がある。

 日本の約6倍の国土を持つコンゴは、コバルトやダイヤモンドなど豊かな天然資源の獲得を巡って紛争が絶えない。1998年に東部を中心に起きた大規模な内戦は、周辺国を巻き込んで「アフリカ大戦」と呼ばれる国際紛争に発展。03年に終結したが、紛争関連の死者は約540万人に上る。

 東部では政府の支配が十分に及ばず武装勢力が乱立しているが、大統領選を巡る混乱に乗じて武装集団の活動が活発化しているとも伝えられる。ロイター通信によると、昨年12月24〜25日に東部北キブ州の町ベニ近郊などで武装集団が住民を襲い、34人が死亡した。

 アフリカ諸国では近年、民主化の進展がみられる半面、一部の指導者が任期制限を撤廃して続投を図る「憲法クーデター」(国際人権団体)が相次ぐ。

 15年には近隣のコンゴ共和国やルワンダで現職の任期延長を認める憲法改正が承認された。ブルンジでは、ヌクルンジザ大統領の3期目続投に対する抗議デモが激化。治安当局による弾圧で数百人が死亡し、30万人以上が周辺国へ避難した。

 人権団体などから野党弾圧や強権的な姿勢を批判されてきたカビラ氏やその周辺は、実権を手放した後に訴追されることを懸念しているとも指摘される。

 現地からの報道によると、カビラ氏が譲歩の姿勢を見せたことで政権交代への期待が高まっているが、交渉を仲介した教会関係者は「合意の履行には困難が伴う」と慎重な姿勢を崩していない。

1158チバQ:2017/01/16(月) 22:06:50
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20170117k0000m030059000c.html
<ガンビア>ジャメ大統領、居座り 選挙敗北受け入れ拒否
21:23毎日新聞

 【ヨハネスブルク小泉大士】昨年12月の大統領選で敗北した西アフリカ・ガンビアのヤヤ・ジャメ大統領(51)が、結果受け入れを拒んでいる。18日の任期切れ後も居座ろうとする「独裁者」に対し、西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)は軍事介入も検討。緊張が高まり、隣国へ逃れる市民が急増している。

 ナイジェリアのブハリ大統領らECOWASの仲裁ミッションは13日、ガンビアの首都バンジュールを訪れ、ジャメ大統領と会談。平和裏の権限移譲を改めて促したが、結果は物別れに終わった。

 ジャメ氏は結果発表直後は敗北を認めていたが、その後「重大な不正があった」と態度を一転し、投票のやり直しを要求した。周辺国の仲裁に「前例のない内政干渉」と猛反発している。

 西アフリカ15カ国で構成するECOWASは、ジャメ氏が権限移譲に応じない場合、ガンビアに部隊を派遣して強制的に排除する可能性を示し、AP通信によると、すでにナイジェリア軍の兵士800人が待機している。

 マリで開催されたアフリカ・フランス首脳会議は14日、次期大統領に当選したアダマ・バロウ氏を「正統な大統領」(議長国マリのケイタ大統領)として招待した。ガンビア情勢への対応が協議され、バロウ氏はオランド仏大統領とも会談した。

 軍事介入の可能性が強まる中、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によると、連日数千人が隣国セネガルへ脱出している。

 ジャメ氏は1994年のクーデターで権力を握って以来、反体制派の弾圧などを繰り返し、独裁的な政権と批判を浴びてきた。国民の疲弊は深刻で、人口約190万人の小国だが、国際移住機関(IOM)によると、昨年1〜11月に地中海経由でイタリアに到着した移民・難民の国別内訳で、ガンビアは約1万1400人と5番目に多い。

1159チバQ:2017/01/17(火) 00:00:40
http://www.afpbb.com/articles/-/31
14114ガンビア危機、現大統領への退任圧力強まる 軍事介入観測も浮上
2017年01月15日 16:09 発信地:バマコ/マリ



【1月15日 AFP】アフリカ西部ガンビアのヤヤ・ジャメ(Yahya Jammeh)大統領が、一度は敗北を認めた昨年12月1日投票の大統領選の結果に異議を唱えて大統領職にとどまる姿勢を示している問題で、アフリカ西部マリのイブラヒム・ブバカル・ケイタ(Ibrahim Boubacar Keita)大統領は14日、ジャメ氏に退陣するよう呼び掛けた。

 ケイタ大統領は、ジャメ氏の権力への執着がガンビアへの軍事介入が必要になる事態を招きかねないとして、無用な「流血の事態」を回避するよう促した。

 ガンビア大統領選は野党連合候補のアダマ・バロウ(Adama Barrow)氏が勝利した。バロウ氏はジャメ氏の任期が終わる今月19日に就任する予定だがジャメ氏は権力移譲を拒んでいる。

 バロウ氏はマリの首都バマコ(Bamako)で開かれた「仏・アフリカ・サミット」に突然姿を見せ、ガンビアの政治危機打開策を話し合っていた西アフリカ各国の指導者と対面した。同氏は13日にガンビアの首都バンジュール(Banjul)で、ナイジェリアのムハマドゥ・ブハリ(Muhammadu Buhari)大統領、リベリアのエレン・サーリーフ(Ellen Sirleaf)大統領、ガーナのジョン・ドラマニ・マハマ(John Dramani Mahama)大統領と協議し、その後予告なしにバマコを訪れた。

 サミットには少なくとも30か国の指導者が出席。当初はアフリカ大陸におけるイスラム過激派の活動や、欧州の移民危機にアフリカが与えている影響について意見を交換する予定だったものの、ガンビア情勢が最大の焦点になった。

 西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)の15か国はジャメ氏に対して、大統領選の結果を尊重し22年維持した政権の座を去るよう再三促している。国連(UN)とアフリカ連合(AU)はここ数日、速やかに危機を打開できない場合は地上軍派遣を承認する可能性を示唆しており、軍事介入の観測も浮上している。(c)AFP/Herve Asquin, Serge Daniel and Malick Ba

1160チバQ:2017/01/19(木) 21:13:02
http://mainichi.jp/articles/20170120/k00/00m/030/060000c
ガンビア

周辺諸国が軍事介入か ジャメ大統領任期切れ 

毎日新聞2017年1月19日 19時51分(最終更新 1月19日 20時29分)
 【ヨハネスブルク小泉大士】西アフリカ・ガンビアで19日、昨年12月の大統領選で敗北したジャメ大統領の任期が切れた。ジャメ氏は非常事態を宣言して権力を手放しておらず、周辺諸国が近く、軍事介入に踏み切る可能性が高まっている。

 次期大統領に当選したアダマ・バロウ氏は、隣国セネガルに逃れているが、陣営は予定通り19日中に就任式を行うと宣言している。

 平和的な権限移譲を促していた西アフリカ諸国は18日、モーリタニアのアブドルアジズ大統領をガンビアに派遣。周辺国への亡命などを受け入れるよう深夜まで説得したが、ジャメ氏は拒否した。

 すでにセネガル軍やナイジェリア軍などの兵士が国境付近に展開。「最終手段」とされていた軍事介入が現実味を増している。セネガルに囲まれたガンビアは人口約190万人の小国で、兵士の数は約900人。AFP通信によると、軍参謀長は軍事介入があっても「兵士を戦わせることはない」と述べた。副大統領や閣僚は次々と辞任を表明している。

 ジャメ氏は1994年のクーデターで権力を握って以来、反体制派の弾圧などを繰り返し、「10億年君臨し続ける」とも発言。大統領選の直後は敗北を認めていたが、野党関係者が訴追に言及すると、態度を一転させた。



ニュースサイトで読む: http://mainichi.jp/articles/20170120/k00/00m/030/060000c#csidxf554be66769f6d6bc842cd7b104197f
Copyright 毎日新聞

1161チバQ:2017/01/20(金) 18:38:02
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170120-00000019-jij_afp-int
ガンビア危機、近隣諸国が一時派兵 新大統領はセネガルで就任式

AFP=時事 1/20(金) 12:37配信

【AFP=時事】西アフリカ・ガンビアのヤヤ・ジャメ(Yahya Jammeh)大統領が昨年12月の大統領選での敗北後も居座っている問題で、セネガルなど近隣5か国は19日、退陣を迫るためガンビア領内への軍部隊派遣に踏み切った。その後、協議による解決を目指して作戦はいったん停止されたが、依然として緊迫した情勢が続いている。

 セネガル軍当局者はAFPに対し「陸・海・空を含む」部隊がガンビア領内に入ったと説明。ナイジェリア、ガーナ、トーゴ、マリの部隊も参加していると述べた。セネガル軍報道官も自国部隊による越境を認めた。ナイジェリアはガンビア上空にジェット機を飛来させた。

 その後、西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)は、ジャメ氏に対する最後の説得のため作戦を停止したことを明らかにした。ECOWASのマルセル・アラン・ドゥ・スザ(Marcel Alain de Souza)委員長によると、ジャメ氏との協議はギニアのアルファ・コンデ(Alpha Conde)大統領の主導で、20日午前にガンビアの首都バンジュール(Banjul)で行う予定。

 同委員長は「正午までに彼(ジャメ氏)がガンビアからの退去に同意しなければ、われわれは本当に軍事介入を行う」と警告した。

 一方、選挙で勝利したアダマ・バロウ(Adama Barrow)氏は19日、セネガルの首都ダカール(Dakar)にあるガンビア大使館で就任式を行った。

 国連安全保障理事会(UN Security Council)はその直後に、ECOWASによる政権移行に向けた取り組みを支持する決議を全会一致で採択した。ただ軍事介入については公式には認めていない。

 ジャメ氏が17日に非常事態宣言を発令したため、ガンビア国内では緊張が高まっているが、バンジュールでは市民が通りに出てバロウ新大統領の就任を祝った。その中にはウスマン・バドジェ(Ousman Badjie)陸軍参謀長の姿も見えた。同氏は18日、近隣諸国が軍事介入した場合は配下の部隊に戦闘を命じない意向を示している。【翻訳編集】 AFPBB News

1162とはずがたり:2017/01/21(土) 14:47:13
プーチン・習・エルドアン・安倍に共通するのは経済後回し・大衆煽動であるね。独立心に富む企業の不在ってのも日本と同じだ。
今トランプもそれに加わった訳だ。日本は結構この流れに(ポピュリズムに関しては民主党政権どころか小泉政権から)先行してたと云へるな(;´Д`)
で,これら中露日トの経済低迷にアメリカが追随仕様としてゐるのが現状だ。実際孫正義を含む企業家が一斉にトランプに阿り始めてる。

2017年 01月 17日 17:06 JST
コラム:復活する独裁主義、共通する不吉な経済兆候
http://jp.reuters.com/article/column-autocracies-revive-idJPKBN1500JN?sp=true
Edward Hadas

[ロンドン 12日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 世界各国の政治体制に独裁主義が復活しつつある。ロシアのプーチン大統領、中国の習近平国家主席、トルコのエルドアン大統領といったあたりがその先駆けだ。主要国の指導者として権力を手にし、個人崇拝的な支持を確立している。

これらの支配者には多くの共通点があるが、マクロ経済政策となると話は別である。

かつては、強権的な政府というものは似たり寄ったりの経済目標を掲げていた。独裁体制が台頭した過去の時期として最も近いのは1930年代だが、イタリアのファシスト党も、ドイツのナチスも、雇用創出と産業振興を表明していた。スターリン率いるソ連とアタチュルク率いるトルコは、性急な近代化を推進した。少し時代は後になるが、毛沢東体制下の中国も同じ課題を掲げた。いずれも自給自足的な経済を支持し、不正な蓄財を嫌悪していた。

今日では、独裁政権が掲げる目標はさまざまである。プーチン氏は、2000年に初めて政権の座に就いたときは経済改革に関心を持っていたようだが、2003年には方針を変更した。それ以来、同氏は力強い現代的な経済を構築することにはほとんど関心を示していない。国際通貨基金の試算によれば、2006年の時点でロシア国民1人あたりの国内総生産(GDP)はドイツの53%だったが、10年後でも54%でしかない。

経済制裁が響いていることは確かだが、成長が見られない理由の大半は自業自得である。石油価格が10年間にわたって高水準を続けたことの恩恵は、投資に回されるのではなく、不当に誰かの懐に収まるか、浪費されてしまった。医療、教育、物理的インフラといった主要な公共システムは荒廃したままである。

2008年と2014年に石油価格が急落しても、プーチン氏の政策は変わらなかった。石油・天然ガスへの依存を減らすという点で、プーチン氏はほとんど何の手も打っていない。カーネギー・モスクワ・センターの2015年の分析によれば、ロシアGDPの57%、政府歳入の60%は、石油・天然ガスに依存しているという。

これと正反対に近いのが中国の成長志向だ。貧しかった中国にとって、ここ数十年はGDPの成長がすべての基準とされてきた。習主席は自称「新毛沢東主義」を掲げるものの、それが持続的な経済拡大という公約を妨げる様子は見られない。

この中国の体制のもとで、過去10年間、GDPは年平均10.2%の成長を遂げてきたとされている。だがGDPに執着するあまり、環境汚染や、GDP成長を押し上げるだけの無意味な投資など、それ以外の経済的問題がまん延する結果になっている。債務も急速に拡大しており、中国の金融システムは、定員オーバーの老朽化したジェットコースターのような状況を呈しつつある。

次にエルドアン政権下のトルコだが、これもやはりまったく違う状況だ。前首相の立場から現在では大統領となったエルドアン氏のもとで、独裁政権ならではの経済無策ぶりは驚くほどのひどさだ。プーチン氏同様、当初は経済の改善に関心を示していたエルドアン氏だが、その後はずっと経済以外の問題が優先されている。

結果として、国民1人あたりGDPはこの10年間で対ドイツ比40%から44%に伸びただけで、経済成長の実績はあまりパッとしないが、それさえも巨額の経常赤字に支えられている状況だ。同じ時期、経常赤字は対GDP比で平均5.7%となっている。インフレ率は年平均8.3%と政治不安を招きかねない水準だが、恐らくこれにも貿易不均衡が影響している。

だがエルドアン氏は、危機的なインフレや外国からの資金流入の途絶を心配するどころか、経済安全保障をますます低下させている。大半が高学歴であるギュレン運動支持者を政府から(最近では経済界からも)追放したことで、トルコ経済の能力と信頼性は確実に低下するだろう。

1163とはずがたり:2017/01/21(土) 14:47:33
>>1162-1163
このように、現代では独裁体制をとる諸国の経済は非常に多様になっているが、1つ重要な共通点がある。

それは、独立心に富む企業の不在である。ロシア、中国、トルコの3カ国には、いずれも活発な民間部門が存在するが、どれほど資金と機会に恵まれていても、あえて政府の方針に楯突こうという起業家はいない。強力で恣意的な指導者に抵抗することはあまりにもリスクが大きいからだ。トランプ次期米大統領のツイートを見て投資計画を変更した米国企業も、同じ問題を抱えつつある。

新たな独裁体制のもとでは、厳しい締め付けの代わりにご褒美もある。政府内部であれ民間部門であれ、国家経済の内部に食い込めれば、米国企業のCEOでさえ引け目を感じるほどの巨富を得ることができる。自由な民主主義体制の国では「腐敗」と呼ばれる状況だ。

ロシア、中国、トルコでは、民衆から搾取する半ば公的な許可(ただし気まぐれに取り消されてしまう可能性もある)により、臆病な貴族社会が生まれている。政府に取り入るチャンスがある以上、習主席の進める腐敗撲滅キャンペーンの成功も限定的なものにとどまりそうだ。

独裁体制の復活はまだ最近の話である。だが、経済への関心よりも国内政策を優先する風潮は、グローバルビジネスにとっては不吉な兆候だ。それはより多くの腐敗をもたらすだけでなく、自国の独裁者のご機嫌をとる必要のために国際的な協力が低下してしまうからだ。トランプ氏とその新政権は、「プーチノミクス」を模倣することのコストを慎重に考えるべきだ。

1164チバQ:2017/01/22(日) 07:10:12
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170121-00000097-asahi-int
「居座り」ガンビア大統領、退陣表明 近隣国の圧力受け
朝日新聞デジタル 1/21(土) 23:51配信

 西アフリカのガンビアで、任期満了後も大統領職に居座り続けていたヤヤ・ジャメ氏は21日、国営テレビで退陣を表明した。西アフリカ諸国はガンビア国内に軍隊を派遣し、ジャメ氏に退陣するよう圧力を加えていた。

 ガンビアでは昨年12月1日に大統領選があり、野党候補のアダマ・バロウ氏が、22年間権力を握ってきたジャメ氏に勝利した。ジャメ氏はいったん敗北を認めたが、その後、「重大な不正があった」と選挙のやり直しを要求。任期が切れた今月19日以降も退陣を拒否していた。

 西アフリカ諸国は、ジャメ氏に選挙結果を尊重するよう要求した。バロウ氏は19日、避難先の隣国セネガルのガンビア大使館で大統領就任を宣言。これを受け、セネガル軍などは部隊をガンビア国内に派遣し、ジャメ氏への辞任圧力を強めていた。

1165チバQ:2017/01/22(日) 12:24:30
http://news.goo.ne.jp/article/nhknews/world/nhknews-10010848111_20170121.html
落選後も居座り続けた大統領がようやく退陣表明 ガンビア
01月21日 17:43NHKニュース&スポーツ

選挙で敗れた大統領が任期が切れたあとも居座り続け、緊張が高まっていたアフリカのガンビアで、大統領が21日、ようやく退陣を表明し、最後の局面で周辺国の軍事介入は避けられた形となりました。

1166チバQ:2017/01/22(日) 12:29:28
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170121-00000084-mai-m_est
<ガンビア>ジャメ大統領が退陣…独裁22年、亡命へ
毎日新聞 1/21(土) 22:38配信

<ガンビア>ジャメ大統領が退陣…独裁22年、亡命へ
ヤヤ・ジャメ大統領=AP
 【ヨハネスブルク小泉大士】18日の任期満了後も大統領職に居座っていたガンビアのジャメ大統領は21日未明、国営テレビを通じて演説し、退陣を表明した。周辺諸国の軍事介入で強制排除される寸前に、新大統領への権限移譲を受け入れた。

 ジャメ氏は「国家指導者としての権限を手放すことを決意した。一滴の血も流す必要はないと考えた」と述べ、22年にわたる長期独裁政権が幕を閉じた。

 ジャメ氏は21日中にも出国する見通しで、亡命先としてギニアなどが浮上している。

 西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)は19日、ガンビア領内への軍部隊派遣に踏み切り、ジャメ氏に圧力をかけていた。ギニアやモーリタニアの大統領が20日、ガンビアを訪れ、大統領官邸に居座り続けるジャメ氏を約12時間にわたって説得。身の安全を保証することなどで合意が成立したとみられる。

 アダマ・バロウ新大統領は19日に隣国セネガルのガンビア大使館で就任宣誓。ジャメ氏の退陣を受けて、近くガンビアへ帰国する。

 ジャメ氏は1994年のクーデターで権力を握って以来、反体制派の弾圧などを繰り返し、独裁的な政権運営を批判されてきた。

1167とはずがたり:2017/01/26(木) 15:20:06

米中露で剥き出しのエゴイスティックな剥き出しの力の国際政治の時代が始まってまた大勢の人間が死ぬとしたら非常に残念だがアメリカ人(の田舎者ども)は自分らは死なないと思ってるから平気なんだろう。。

トランプ政権、国際拠出金4割削減狙う? 米NYT報道
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASK1V35CZK1VUHBI00F.html
13:46朝日新聞

 米ニューヨーク・タイムズ紙は25日、トランプ政権が、パレスチナの加盟を認めたり、イランや北朝鮮への制裁を損なう活動を行ったりした国際機関に対して、分担金を停止する大統領令を準備していると伝えた。米国の負担軽減が目的としており、国際機関を巡っても「米国第一主義」を打ち出した形だ。

 同紙によると、対象となる基準には、パレスチナ自治政府、パレスチナ解放機構(PLO)の正式加盟▽中絶に関する資金支援▽イランや北朝鮮の制裁に抜け道を作る行為▽テロ支援国家や人権侵害を行う国家への影響――などが含まれているとしている。この規定によって、米国の国際機関への拠出の40%が削減されるとしている。

 分担金停止の基準にパレスチナの加盟を明記したことは、トランプ政権がイスラエルを支援する姿勢を改めて強調したといえる。トランプ大統領は昨年12月、国連安全保障理事会がイスラエルの入植活動を批判する決議案を採択したことに反発。国連を「集まって話して楽しむだけのクラブ」と批判していた。

 ただ、パレスチナの加盟を巡って、米国はこれまでも国内法に従い、国連機関への拠出金を凍結している。大統領令で改めて示すことによって、国連側を牽制(けんせい)する狙いがあるとみられる。(ワシントン=杉山正)

1168とはずがたり:2017/01/28(土) 09:07:26

米の姿勢は「挑戦だ」と仏大統領シェア ツイート
「米新政権、欧州に挑戦」=独首相と対応協議―仏大統領
http://news.goo.ne.jp/topstories/world/164/0e4e32ac30a6db1187f435f114c6b8bf.html
(時事通信) 00:07

20日、仏北東部ジェラールメで講演するオランド大統領。「われわれは開かれた世界経済の中で生きている。孤立は望ましくない」と述べ、保護主義的な姿勢を強めている米国のトランプ新大統領を批判した。【AFP=時事】
20日、仏北東部ジェラールメで講演するオランド大統領。「われわれは開かれた世界経済の中で生きている。孤立は望ましくない」と述べ、保護主義的な姿勢を強めている米国のトランプ新大統領を批判した。【AFP=時事】
(時事通信)
 【パリ時事】フランスのオランド大統領は27日、ドイツのベルリンで記者会見し、トランプ米大統領が自国優先の姿勢を強めていることについて「率直に言って、欧州に対する挑戦だ」と述べた。オランド氏は同日、メルケル独首相と会談。ワシントンで米英首脳会談が予定されていることを踏まえ、米新政権への対応を協議した。

 オランド氏は会見で、米国と欧州の対立点として「貿易のルールや世界の紛争解決に対する姿勢」を挙げた。トランプ氏が、欧州連合(EU)ではなくEUから離脱する英国との貿易協定に前向きな意向を示し、北大西洋条約機構(NATO)に加盟する欧州各国の負担増を求めていることなどを批判した発言とみられる。

1169チバQ:2017/01/29(日) 12:30:06
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/sankei-prm1701270009.html
【大内清の中東見聞録】革命で春は来なかった…「アラブの春」から6年、地域大国エジプトの地位危うく
01月28日 12:04産経新聞

【大内清の中東見聞録】革命で春は来なかった…「アラブの春」から6年、地域大国エジプトの地位危うく
(産経新聞)
 「アラブの春」と呼ばれた現象を覚えているだろうか。

 露天商のチュニジア人青年が焼身自殺したのを契機とする抗議デモで2011年1月に同国のベンアリ大統領が亡命し、間もなく中東・北アフリカ各国に反政府デモが拡大した。本稿で取り上げるエジプトではムバラク政権が退陣(11年2月)し、リビアやイエメンでは内戦や市街戦の末に政権が倒れた。シリアでは今も内戦が続く。

 民主化への期待が込められた「春」という明るい表現とは裏腹に、中東は混乱期に入った。あれから6年。9000万人超とアラブ最大の人口規模を誇るエジプトは国際的地位が低下しただけでなく、当時と変らぬ社会不満をはらんだままでいる。

 エジプトは、サウジアラビアなど湾岸諸国のように豊富な地下資源は持たないものの、人口の多さや比較的高い教育水準、文化的な発信力の強さなどを背景に「アラブの盟主」として振る舞ってきた。アラブ諸国が加盟するアラブ連盟の本部はカイロ中心部にあり、事務局長にはエジプト人が就くのが慣例だ。

 アラブ諸国で初めてイスラエルと平和条約を結んだ1979年以降は地域安定の要の一つと位置付けられ、米国からは毎年十数億ドルの軍事・経済援助を受け取ってきた。イスラエルとパレスチナの和平プロセスでも調整・仲介役として存在感を示した。

政権崩壊で一変

 しかし、「アラブの春」でムバラク政権が崩壊したことで、状況は一変する。

 エジプトは1980〜90年代にイスラム過激派を徹底して取り締まって以降、中東でもっとも安全と評された国だったが、警察が弱体化したことで治安が悪化。主要な外貨収入源だった観光客も激減し、外貨準備高が減少したことに伴って闇両替が横行してインフレが進んだ。

 政治面では12年、実質的に初めての民主的な選挙でイスラム原理主義組織ムスリム同胞団主導のモルシー政権が誕生したが、1年後に大規模な反政府デモを受けた軍クーデターで排除され、混乱が続いた。東部シナイ半島を拠点とするイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)系武装勢力の脅威も強い。

「面目失った」

 シリア内戦やリビアの分裂、サウジとイランの対立を背景にしたイエメン内戦など各地で軍事衝突が続いている中でも、紛争解決に向けた外交力を発揮する機会はほとんどなかった。低迷する経済を下支えするためにサウジなど湾岸アラブ諸国の支援に頼らざるを得なかったことも、外交力低下の要因だろう。

 エジプト外交の迷走ぶりを象徴づけているのが、昨年12月の国連安全保障理事会での、イスラエルによる入植地建設を非難する決議案をめぐるゴタゴタだ。

 同決議案は当初、エジプトが取りまとめ役となって提出されたが、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相(67)からの働きかけを受けたドナルド・トランプ米次期大統領(70)=当時=がエジプトのシーシー大統領(62)と電話協議し、エジプトは決議案を撤回した。

 しかし、共同提案国だったマレーシアやニュージーランド、セネガル、ベネズエラが再提出し、エジプトは結局、これに賛成。当時のオバマ米政権も拒否権を行使せず決議案は採択された。トランプ氏が何を材料に決議案撤回を迫ったかは不明だが、外交筋は、外部からの圧力に屈したエジプトは「大国としての面目を失ってしまった」と嘆く。

 国力が低下したことで外国からの圧力が作用しやすくなり、結果として外交でも方針が定まりにくくなっている面があることは否めない。

1170チバQ:2017/01/29(日) 12:30:26
6年前の破壊衝動

 6年前、ムバラク政権を崩壊に追い込んだデモ参加者の多くは若者で、口々に「自由」や「民主化」を叫んでいた。その根底にあったのは、新しい政治体制のビジョンなどではなく、あまりにも大きな貧富の格差への怒りや強すぎる警察力への反発、縁故主義がはびこる社会への破壊衝動だった。

 デモが急拡大した11年1月28日の夜、夜間外出禁止令の中、暴徒化した市民が、ショッピングモールや高級マンションを略奪・放火する現場を取材したことがある。若い略奪者たちは、血走った目で「これが革命だ!」と叫びながら、手当たり次第にものを運び出したり壊したりしていた。路上には焼けた警察車両が転がっていた。こうした破壊行為がカイロ各所で起きた。

 現在のシーシー政権は、昨年11月に変動為替相場制への移行に踏み切るなど、一連の経済改革に着手している。外国からの投資が加速することへの期待は大きい。経済再建のためにも、国内の秩序維持はシーシー政権の最優先課題といえる。

悪夢のシナリオ「エジプトから難民流出」

 ただ、若者が抱く閉塞(へいそく)感は相変わらずだ。当局はデモを徹底規制することで不満の封じ込めを図っているが、それは警察への不満を強めることにもつながっている。英紙ガーディアンは2日の社説で、「多くの面で今日の状況は(6年前よりも)いっそう危険だ」と警告した。

 富裕層でなければ高い水準の教育は受けられず、たとえ大学に入っても有力なコネがなければ満足に就職することができない。ならば、違法な手段であっても欧米に渡りたい-。こう考える若者も実に多い。

 エジプト人の知人から、こんな笑えないジョークを聞いたことがある。「『革命』をやったけど、春は来なかった。これで国がダメになったら、数百万人がボートで地中海を渡るだろう。その破壊力はシリア難民の比じゃない」。難民・移民を規制するべきだとの声が強まる欧米をはじめ、国際社会にとっては悪夢のシナリオ。このジョークが現実にならないことを祈っている。(カイロ支局長)

1171チバQ:2017/01/29(日) 12:30:51
6年前の破壊衝動

 6年前、ムバラク政権を崩壊に追い込んだデモ参加者の多くは若者で、口々に「自由」や「民主化」を叫んでいた。その根底にあったのは、新しい政治体制のビジョンなどではなく、あまりにも大きな貧富の格差への怒りや強すぎる警察力への反発、縁故主義がはびこる社会への破壊衝動だった。

 デモが急拡大した11年1月28日の夜、夜間外出禁止令の中、暴徒化した市民が、ショッピングモールや高級マンションを略奪・放火する現場を取材したことがある。若い略奪者たちは、血走った目で「これが革命だ!」と叫びながら、手当たり次第にものを運び出したり壊したりしていた。路上には焼けた警察車両が転がっていた。こうした破壊行為がカイロ各所で起きた。

 現在のシーシー政権は、昨年11月に変動為替相場制への移行に踏み切るなど、一連の経済改革に着手している。外国からの投資が加速することへの期待は大きい。経済再建のためにも、国内の秩序維持はシーシー政権の最優先課題といえる。

悪夢のシナリオ「エジプトから難民流出」

 ただ、若者が抱く閉塞(へいそく)感は相変わらずだ。当局はデモを徹底規制することで不満の封じ込めを図っているが、それは警察への不満を強めることにもつながっている。英紙ガーディアンは2日の社説で、「多くの面で今日の状況は(6年前よりも)いっそう危険だ」と警告した。

 富裕層でなければ高い水準の教育は受けられず、たとえ大学に入っても有力なコネがなければ満足に就職することができない。ならば、違法な手段であっても欧米に渡りたい-。こう考える若者も実に多い。

 エジプト人の知人から、こんな笑えないジョークを聞いたことがある。「『革命』をやったけど、春は来なかった。これで国がダメになったら、数百万人がボートで地中海を渡るだろう。その破壊力はシリア難民の比じゃない」。難民・移民を規制するべきだとの声が強まる欧米をはじめ、国際社会にとっては悪夢のシナリオ。このジョークが現実にならないことを祈っている。(カイロ支局長)

1172とはずがたり:2017/01/29(日) 22:27:44
中国メディアがさっそく見抜いたトランプ政権の「弱点と限界」 警戒と楽観のはざまで…
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170124-00050791-gendaibiz-int&p=1
現代ビジネス 1/24(火) 9:01配信

「連携して未来を前進させていこう」
 可笑しな時代になったものだ。次の二つの演説を読み較べてほしい。まず一つ目は、下記だ。

 〈 「いまは最良の時代であり、最悪の時代でもある」――かつて英国の作家ディケンズは、産業革命後の社会をこう描写した。現在のわれわれも、同様の矛盾した中で生活している。

… 整理すると、世界経済の成長、コントロール、発展の仕方に問題があるわけで、いずれも解決不能なものではない。…

 世界史の発展はわれわれに教えている。困難に直面しても、怒りに溺れることなく、他者を叱責することなく、信心を放棄することなく、責任を逃避することなく、一致団結して困難に打ち勝てと。歴史というのは、勇敢な者が創造していくものだ。われわれは信心を掲げて行動に乗り出し、共に連携して未来を前進させていこうではないか!  〉

 だいぶ要約して訳出したのだが、それでも長くなってしまったことをご寛恕願いたい。

「自国の製品を買い、自国の人間を雇用する」
 次に、もう一つの演説は、下記である。こちらは16分ほどの演説の要約だ。

 〈 すべてが変わる。いま、ここから始まる。世界がこれまで見たことのない歴史的な運動の一部を担うのだ。この運動の中心には、国家はその国民のために奉仕するという重要な信念がある。…

いまこの瞬間から、貿易、税金、移民、外交などの問題に対する決断は例外なく、自国の労働者と家族の利益のために下す。私は、他国が自国の製品を作り、自国の企業を略奪し、自国の雇用を破壊する行為と戦っていく。そして雇用と国境、富と夢を取り戻す。

 私は2つの簡単なルールを守る。それは自国の製品を買い、自国の人間を雇用するということだ。すべての国に、自国の利益を最優先する権利があるのだ。他者に自分の生き方を押しつけることはしないが、私たちの生き方が輝くことによって、他国の人々の手本となるだろう。

 私たちは行動を起こす時が来た。空虚な話はもう止めにしようではないか。私たちは再び盛え、繁栄するのだ 〉

「仮想敵国」と「最重要の同盟国」
 前者は、1月17日にスイスのダボスで開かれた世界経済フォーラム(WEF)年次総会、通称「ダボス会議」のオープニング・セレモニーでの習近平主席のスピーチだ。

 一方、後者は、1月20日のトランプ大統領の就任演説である。トランプ大統領が34回も連呼した「アメリカ」という単語を、あえて「自国」と意訳して紹介した。

 自由・民主・グローバルスタンダードといった「理念」を持つ日本人としては、前者の演説には全面的に共感できるが、後者の演説には眉をひそめてしまうのではなかろうか。

 だが、前者の演説は、安倍晋三政権が「仮想敵国」と考える中国の習近平主席によるもので、後者の演説は、安倍政権が「最重要の同盟国」とするアメリカのトランプ大統領のものなのだ。

 これを、日本としてはどう解釈、もしくは「咀嚼」すればよいのだろうか? 
 ちなみにトランプ新大統領は、就任した当日に、ホワイトハウスのホームページで、TPP(環太平洋パートナーシップ協定)からの離脱を宣言した。皮肉なことにこの日は、日本が、批准を終えた最初の加盟国として、ニュージーランドにあるTPPの事務局に登録した日だった。

 昨年11月17日にトランプタワーを訪問した安倍首相は、「TPPは単なる経済協定ではなく、21世紀のアジア太平洋のグローバルな秩序作りを、中国ではなく日米主導で行うものだ」と必死に説得した。だがトランプ新大統領は、その声に耳を傾けることもなく、完全に無視した格好だ。

 無視と言えば、他にもある。これまでアメリカで新大統領が就任すると、世界のどの首脳よりも先に日本の首相が訪米し、日米首脳会談を開いて「揺るぎない日米同盟」を世界に誇示することを慣習としてきた。

 唯一の例外は、2001年1月に就任したブッシュJr大統領で、この時は日本をライバル視する韓国の金大中大統領が先行してしまった。その一週間後にワシントン入りした森喜朗首相は、2番目の外国首脳として3月19日に日米首脳会談を開いたが、そのわずか1ヵ月後の4月26日に辞職してしまった。

1173とはずがたり:2017/01/29(日) 22:27:59
>>1172-1173
 ある日本の外交関係者が語る。

 「トランプ大統領の頭の中は、1980年代でストップしてしまっているようだ。最も尊敬する人物はレーガン大統領で、レーガン・サッチャー時代の米英同盟を復活させようとしている。

 そのためトランプ新大統領にとって、外交上最も大事なのは、EUからの離脱を決めたイギリスとの二国間同盟だ。だからイギリスのメイ首相を27日にホワイトハウスに招いて、米英首脳会談を開く。その次に重要なのは、『国境に壁を築く』と宣言している隣国のメキシコと決着をつけることだ。それで31日に、メキシコのペニャニエト大統領をホワイトハウスに招いて首脳会談を開く。

 イギリスとメキシコの次に重要なのは、ロシア、中東、そして中国だろう。だからこれらの国との『外交戦』を展開するだろう。日本は、これらが片付いてからの後回しということだ」

 日本メディアは当初、トランプ大統領と安倍首相との日米首脳会談は1月27日が有力と報じていたが、その後、2月初旬にトーンダウンした。その理由は、アメリカの国務省幹部を始めとする「トランプ外交チーム」の人事がまだ固まっていないからだという。

 だが実際には、そんなこととはお構いなしに、トランプ外交は1月20日の政権発足以来、フル回転しているのだ。つまり、日本は後回しにされたと客観的判断をすべきなのである。前出の外交関係者が続ける。

 「あくまで個人的な意見だが、トランプ大統領の就任演説を聞いていて、背筋が寒くなってきた。第一に、自由・民主といった理念がない。第二に、同盟国である日本はおろか、世界のことをまるで念頭に入れていない。これはもしかして、日米同盟にとって危機的状況かもしれない。

 逆に、中国はあの演説を聞いて歓喜したのではないか。今後、台湾を攻めようが南シナ海を支配しようが、アメリカ軍は関知しないと確信を持ったに違いない。まさにこれからは、アジアの覇権は中国が握る時代になると思ったことだろう」

引き渡された「核のボタン」
 では、中国では、トランプ政権誕生はどう報じられていたのか。

 私は、就任セレモニーの時、テレビでNHKを見ながら、その一方でインターネットで中国中央テレビ(CCTV)のニュースチャンネルを見ていた。CCTVのワシントン特派員の女性は、次のように伝えた。

 「こちらワシントンは、『反特』(反トランプ)の嵐です!  就任時の支持率38%、反対派を抑えるために1億ドル以上の警備費、そして60人もの民主党議員の不参加。そんな中で『核のボタン』が、オバマからトランプへと引き渡されたのです」

 北京のスタジオのアナウンサーの脇には、米中関係の専門家たちが居並び、次々に厳しい表情でコメントしていった。

 「トランプ時代が始まったが、新大統領は政治家としての経験もないのだから、まず1年は学習期だ。そのため、約15人の顧問が周囲についている。その中で警戒すべきは、国家通商会議の議長に就いたピーター・ナバロだ」

 「トランプ新大統領は、まずは『外交戦』よりも『内戦』を起こすだろう。だがアメリカの『内戦』には、中国も関係してくるからやっかいだ。『米国優先』ならまだよいが、『米国独行』は許さない」

 「トランプは中国との関係を、単純な二国間関係としてか見ていない。世界の中の中米関係の視点がない。テロ対策から気候問題まで、世界には中国とアメリカが協力して成しえる重要なイシューが多く存在することを知るべきだ」

 「『トランプ外交』は、まずはロシアに重点を置くだろうが、米ロ関係改善は、それほど簡単にはいかないはずだ。2008年にメドベージェフ大統領が誕生した時も、米ロの雪解けと言われたが、すぐに対立を始めた」

 「昔気質の商人であるトランプは、どうやら中米が国交正常化した1979年当時の中米関係を思い描いているようだ。いまや中国は名実ともに、世界ナンバー2の大国になったのだから、1年くらいかけて誤解を解いていかねばならない」

日米中の三角関係から目が離せない
 その後の中国の報道をチェックしてみると、トランプ大統領の行動や発言を追ったものの他に、保護貿易への警戒心が滲み出ている印象を持った。


中国はトランプノミクスへの警戒感を隠さない。だが、軍事面では沈黙を保っている。日米同盟の弱体化を見守っているのかもしれない。

 ただ、トランプ大統領は宣誓に臨む前、あまりに緊張して何度も水を飲んでいた。その姿は、世界最強国家のリーダーというより、年老いた爺さんだった。その様子を見ていて、本人が口で言うほどパワフルな政権にはならないかもしれないと思った。…
近藤 大介

1174チバQ:2017/01/30(月) 23:47:27
http://www.cnn.co.jp/world/35095682.html

ガンビア新大統領が帰国、前任者の亡命受け
2017.01.27 Fri posted at 16:27 JST
(CNN) 西アフリカのガンビアで、退陣を拒否していた前大統領が国外へ亡命したのを受け、選挙で勝利したバロウ新大統領が26日、隣国セネガルから帰国した。地元のジャーナリストによれば、空港では多くの市民が大統領を出迎えたという。
バロウ大統領は12月の選挙で現職のジャメ前大統領に勝利したが、ジャメ氏は外国からの干渉などを理由に選挙結果を受け入れず、大統領の座に居座って政権移譲を拒否していた。
だが国連安保理やアフリカ連合(AU)、西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)は選挙で選ばれた正統な後継者としてバロウ氏を支持した。
新大統領に就任するはずだったバロウ氏は1月19日、セネガルで就任宣誓を行った。ECOWASは同日、ガンビアに派兵してジャメ氏に揺さぶりをかけた。
21日になってジャメ氏はようやく退陣を受け入れ、赤道ギニアへと出国した。

バロウ氏は不動産開発業者で、1965年のガンビア独立以降、3人目の大統領となる。
26日の就任式で、新大統領は「法による統治と(社会の)基礎である自由を尊重する」と誓い、「有意義な民主改革」を行うと公約した。
ジャメ前大統領は1994年の軍事クーデターで政権を掌握、12月の選挙では5期目を狙っていた。
今年に入ってアムネスティ・インターナショナルとヒューマン・ライツ・ウォッチは、ジャメ政権が野党支持者を摘発するとともに、独立系の3つのラジオ局を閉鎖したと非難する共同声明を出していた。

1175とはずがたり:2017/02/01(水) 20:14:33
>従来は、アメリカ大統領が国賓としてイギリスに招待されるのは就任後かなり経ってからだった。リケッツ卿は、トランプが就任早々に招待を受けるという「異例の名誉」にあずかる資格は特にないのではないかと疑問を呈す
流石大英帝国元首だなあ(;´Д`)
メイも孤立する仲間だと思って異例の厚遇しようとしてやらかしたんだな。。

トランプ「異例の招待」に英国民猛反発でエリザベス女王の戸惑い
Donald Trump State Visit Puts Queen in ‘Very Difficult Position'
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/02/post-6857.php
2017年2月1日(水)17時06分
コナー・ギャフィー

<イギリスのメイ首相がエリザベス女王の名代としてトランプの訪英を要請したところへ、世界を揺るがした「移民制限令」をトランプが発令。イギリスでは訪英中止を求める声が強まり、メイ首相もエリザベス女王も困った立場に>

イギリスのテリーザ・メイ首相は先週、ドナルド・トランプ米大統領に年内の訪英を正式に要請した。エリザベス女王からの招待を伝える形だ。だがこれは「時期尚早」であり、エリザベス女王を「きわめて困難な立場」に追い込むだろう。英タイムズ紙宛ての投稿のなかで、2006〜2010年までイギリス外務次官を務めたピーター・リケッツ卿は言う。

イギリス国家安全保障会議の元メンバーでもあるリケッツ卿は、この招待は英王室を「政治的な議論」に巻き込む危険性あり、招待の時期も早過ぎて前例がないとする。公式訪問の場合は、女王主催の歓迎レセプションがバッキンガム宮殿で開かれるのが通例だ。

従来は、アメリカ大統領が国賓としてイギリスに招待されるのは就任後かなり経ってからだった。リケッツ卿は、トランプが就任早々に招待を受けるという「異例の名誉」にあずかる資格は特にないのではないかと疑問を呈す。バラク・オバマ前大統領がイギリスを公式訪問したのは就任してから2年4カ月後、ジョージ・W・ブッシュ元大統領も2年10カ月後のことだった。

「(トランプが)どのような大統領になるのかわかるまで様子を見てから、女王に招待を進言するほうがはるかに賢明だった」とリケッツ卿は述べている。

トランプ政権は「EUの脅威」
アメリカ訪問中のメイが1月27日にトランプを招待すると、1月30日にはイギリスの首相官邸周辺で政府への抗議デモが発生。「Shame on May(恥を知れ、メイ)」というスローガンが叫ばれる騒ぎとなった。トランプ訪英の取り消しを求める署名は、1月31日午前(現地時間)までに160万件を超えた。

トランプは1月27日、難民受け入れの120日間停止と、シリア難民受け入れの無期限禁止を明記した大統領令に署名した。はまた、イスラム教徒が多数を占める7カ国(イラン、イラク、リビア、ソマリア、スーダン、シリア、イエメン)の国民の入国についても90日間禁止を命じている。

メイは、アメリカの後に公式訪問したトルコで、難民受け入れを禁止した大統領令に関して意見を問われたが、この時は批判を避けた。だが首相官邸はのちに、メイは難民受け入れ禁止に「同意しない」とする声明を発表した。イギリス外務大臣のボリス・ジョンソンは1月30日に下院で、大統領令は「差別的で分裂を生む」と発言している。また野党労働党議員はトランプの大統領令を非難する動議を提案している。非難は国外にも広がり、EUのドナルド・トゥスク大統領は1月31日、トランプ政権を「EUを揺るがす外的な脅威だ」と指摘した。

どんなかたちの訪問であれ、気候変動に関して相反する考え方を持つトランプとチャールズ皇太子の関係が、事態をより複雑にする可能性がある。チャールズ皇太子は気候変動への取り組みを熱心に訴えている。一方のトランプは、気候変動は「中国のでっちあげ」だと述べたことがある。

トランプがイギリスを公式訪問する際に、チャールズ皇太子が気候変動の件を持ち出す可能性もあるかもしれない。ガーディアン紙によれば、皇太子は面会の可能性を正式には否定していない。

1176チバQ:2017/02/01(水) 20:59:48
http://www.sankei.com/world/news/170131/wor1701310017-n1.html
2017.1.31 10:22

モロッコがアフリカ連合に再加盟、32年ぶりに対立解決

 アフリカ連合(AU)は30日、エチオピアで開催中の首脳会議で、モロッコの再加盟を賛成多数で承認した。モロッコは領有権を主張する西サハラの加盟に抗議し、AUの前身であるアフリカ統一機構(OAU)を1985年に脱退していた。これでアフリカ大陸全ての54カ国と西サハラがAUに加盟した。

 モロッコの再加盟には39カ国が賛成した。一部の国には既に加盟している西サハラを実効支配するモロッコの再加盟を認めるのは矛盾があると反対する意見もあった。

 西サハラは天然資源が豊富で、スペインが75年に領有権を放棄すると独立派住民らがポリサリオ戦線を結成、翌年独立を宣言した。ポリサリオ戦線は地域の帰属を問う住民投票を求めるが、モロッコは自国の主権下で自治権を付与することを提案している。(共同)

1177チバQ:2017/02/02(木) 05:30:05
http://www.afpbb.com/articles/-/3115085
【AFP記者コラム】分裂と混迷のリビアから続ける報道
2017年01月27日 19:44 発信地:トリポリ/リビア
【1月27日 AFP】今リビアから報道するということは、控えめに言っても難題だ。敵対し合う2つの政府が国内の異なる場所に樹立されている。何十もある武装組織が、それぞれの縄張りで幅を利かせている。

 これらのいずれかが世界に何かを発信しようとするときには、ソーシャルメディア、主にフェイスブック(Facebook)を活用する。だがこれらの発表が、実際に起こっていることを本当に反映していると確信することは決してできない。そのせいで混乱が生じることもある。特にここでは国民の大半がフェイスブックからニュースを得ているのだからなおさらだ。

 私が毎日最初にしなければならないことの一つは、こちらとあちらの政府、さらにこちらとあちらの民兵組織のそれぞれについて、その日の担当者を特定することだ。連絡先はころころ変わる。幹部や広報担当者もしかりだ。

 おまけに国家は二分されている。国際社会が後ろ盾となっている政府は西部に位置する首都トリポリ(Tripoli)にあり、一方、元リビア軍将官ハリファ・ハフタル(Khalifa Haftar)氏と近隣諸国の支持を受ける政府は東部を拠点としている。両政府がそれぞれ独自の通信機関を抱えているが、名称はどちらも「国営リビア通信(LANA)」だ。両方のLANAがそれぞれの政府の声明文を発表し、さらに相手側の信頼性をおとしめようとする。

 よって私の仕事には困難が付きまとう。例えば、東部の政府がトリポリで起きた衝突の死者数を公表したとする。トリポリの政府からはまだ衝突に関する発表さえない。その場合、私は東部政府の発表をうのみにして良いのだろうか? 

 真の状況を見極めるため、複数の情報筋(5〜6つあるのが理想)を確保するようにしている。そうして初めて、情報を外に出すことができる。

 私が仕事をするのは大抵夜だ。リビア人は就寝するのも起きるのも非常に遅い。だから情報の大半は夜入ってくる。だから事件が起こって現場に向かおうとすると厄介なことになる。全土に無数の検問所があり、犯罪率は異常に高く、誰の慈悲を乞わざるを得なくなるか知る由もない。

 リビア人にとって、ニュースの主な入手源はソーシャルメディアだ。ここでは誰もが携帯電話を持っている。だがインターネットにアクセスできるからといって、十分に情報を得ていることを意味するわけではない。当局者らは、あるメディアに対して発した声明を、その直後に別のメディアに否定してみせることもままある。

■真実とうそ、そのはざまにある何もかも

 真実とうそ、そしてそのはざまにあるありとあらゆる情報──とにかく全てがフェイスブックに投稿される。ネットへのアクセスが遮断されれば、この国の状況はましになるのではという気さえすることもある。そうすれば人々はうわさにもアクセスしなくなる。そもそも出回っている情報の約9割がうわさ話なのだ。

 1人の民兵が「製油所でトラブル」とフェイスブックに書き込んだだけで、複数のガソリンスタンド前に長蛇の列ができてしまう。

 誰もがフェイスブックのページを持っているという現状に、利点がないわけではない。例えば中部の沿岸都市シルト(Sirte)にある病院の公式ページでは、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」との衝突の犠牲者名簿が毎日更新されている。

 時に現代と昔ながらのやり方が併用されて、ユーモラスな結果が生まれることもある。例えば数人の民兵がソーシャルメディア上で共同声明を出すとする。旧式に文書に署名・押印した上で、声明が本物だと証明するために、いかにも現代式にその写真を添付するのだ。

 国の治安部隊の不在も事態を複雑にしている。国連(UN)とトリポリの政府は、政府機関や大使館の警護に当たる「大統領警備隊」なる組織の創設を検討している。

 どこかで何かが起きた場合に情報を得るには、その区域を牛耳っている民兵組織を通す必要がある。ただし民兵組織は支配地域内の秩序維持という名目で政府から財政支援を受けているため、自分たちの縄張り内で衝突が発生した場合を除き、毎度口を開いてくれるとは限らない。

1178チバQ:2017/02/02(木) 05:30:25
 現場で直接情報収拾に当たってみることももちろん可能だが、外国人にとっては危険を伴う。私のようにチュニジア出身で、リビア国内でも同姓が見つかる「近場の外国人」でもそうだ。民兵組織の支配地域は常に変化し、検問所は林立し、スパイ容疑をかけられることも珍しくない。

 こういうジグソーパズルのような状況の中で働くには、一定のノウハウが必要だ。例えばシルトでは、帳面よりもカメラで仕事をした方が良い。地元民兵らは私が鉛筆を出して何をしているのかといぶかしみ、スパイに違いないと断定されてしまう。

 それはムアマル・カダフィ(Moamer Kadhafi)政権下でも同じだった。カメラを持っていたおかげで危機的状況を回避できたこともあった(ジャーナリストならばカメラを持っているはずだと思われたようだった)。ところが首都トリポリでは真逆だ。どんな場合でもカメラを取り出してはいけない。

 首都には首都ならではの難しさがある。表立って取材して良い時と、用心すべき時をわきまえなければならない。市内に民兵組織がいくつあるのか、またそれぞれの支配地域はどこなのか、誰も正確には把握していない。数十の組織が存在し、複数のグループを取り仕切る上部組織が少なくとも5つあるのは間違いない。だが厳密にはいくつあるのか、答えられる人間はいない。その点、地方都市は1つまたは2つの地元部族を主とする民兵組織が取り仕切っているので分かりやすい。




リビア・ベンガジ南部での衝突(2016年11月撮影)。(c)AFP/Abdullah Doma
 私はいつも、状況が落ち着いている時ほど細心の注意を払う。そんな時こそ、事態が悪い方へ急変しやすい。そうなると運悪く検問所で足止めされることもある。

 こういう状況である以上、プライベートを楽しむ時間など最低限になってしまう。外国人の友人がいるが、会うのは週末だけ。平日に会うのは危険過ぎる。大使館もなければ、非政府組織(NGO)もほとんどない。欧州連合(EU)のNGOが戻ってくるはずなのだが、まだ実現していない。犯罪率は極端に高く、とりわけ外国人が狙われる。リビア人は大半が武装しているため、泥棒も地元住民の家に侵入する危険は冒さない。ロケット発射装置を備え付けてある家に入ってしまうかもしれないのだから…。


リビアの首都トリポリの市場(2016年3月撮影)。(c)AFP/Mahmud Turkia


私はもう何年も暮らしてリビアをよく知っているし、今も本心からこの国が好きだ。ここにAFPの支局を開設したのは2008年、欧米の通信社としては初めてだった。2011年2月の革命を現地で取材したのもわが社だけだ。私は当時、トリポリ郊外にあるAFPカメラマンの家にかくまってもらい、そこから記事を書き続けた。玄関がノックされるたびに心臓が止まりそうだった。2015年にいったんリビアを離れてヨルダンで休んだが、今年また戻ってきた。

 2011年のリビアでは、記者はどこへ行っても歓迎された。だがそれはもう遠い昔の話だ。今は私が話す相手の多くが、私のことをフランス政府のスパイだと思い込んでいる。

 苦労しているのは私だけではない。記者仲間の多くがこの国を去っていった。停電や電話回線の遮断のせいで、仕事環境はますます厳しくなっている。

 私が最も恐れているのは空港の閉鎖だ。民兵組織が統制しているため、急いで出国したい時に問題になりかねない。ある意味、今のリビアは何もかもが偶然的だったカダフィ時代と変わらない。しかも今はそこに、治安上の混乱が加わっている。

 民兵組織は、地元の「有力者ら」からなるどちらかの政府から資金を得ている。中には密航に関わって金もうけをしている民兵組織もある。彼らは沿岸警備を担うが同時に、欧州行きを切望する移民らがひしめく船の出航も管理している。時には密航あっせん業者を阻止し、自分たちの「仕事」を続けるためとして政府に金銭を要求することもある。

 一方でリビアは素晴らしい国でもある。優美な景観に恵まれ、生活のリズムはゆったりしており、古代ローマ時代にさかのぼる遺物の保存状態も良い。




リビアの首都トリポリから130キロのフムス郊外にあるローマ時代の都市遺跡レプティス・マグナ(2016年12月撮影)。(c)AFP/Mahmud Turkia
 この国の最大の問題は、国よりも地方、地方よりも部族が優先されることにある。おのおのに強烈な独立心があるため、国の一致団結を保つ集合体が生まれにくいのだ。(c)AFP/Imed Lamloum

このコラムは、駐リビアのイメド・ラムルム(Imed Lamloum)記者が、ピエール・セレリエ(Pierre Celerier)記者と共同執筆し、パリ(Paris)本社のヤナ・ドゥルギ(Yana Dlugy)記者が英訳し、2017年1月11日に配信された記事を日本語に翻訳したものです。

1179とはずがたり:2017/02/02(木) 20:22:17
トランプ氏、豪首相に暴言連発=電話会談、険悪な雰囲気
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170202-00000080-jij-n_ame
時事通信 2/2(木) 15:49配信

 【ワシントン時事】米紙ワシントン・ポスト(電子版)は1日、トランプ米大統領が1月28日にオーストラリアのターンブル首相と電話会談した際、難民引き受けに関する米豪合意をめぐり激しい言葉を首相に投げつけ、険悪な雰囲気に陥ったと報じた。

 政敵やメディアだけでなく、意見が合わなければ同盟国の首脳にも攻撃的態度に出るトランプ氏の姿勢が表れたと言えそうだ。

 豪政府はオバマ前米政権との間で、難民認定を求め豪州へ密航後、国外の施設に収容された人々について、一部を米国へ移住させる一時的措置で合意している。同紙によると、ターンブル氏が電話会談で、トランプ政権もこの合意を守ることを確認しようとしたところ、トランプ氏は「これまでで最悪の取引だ」とこき下ろした。

 トランプ氏はさらに、豪州が「次のボストン(マラソン大会)爆弾テロ犯」を輸出しようとしていると非難。同じ28日に安倍晋三首相やプーチン・ロシア大統領らとも電話で話したことを挙げ、「この(豪首相との)電話が飛び抜けて最悪だ」と吐き捨てるように言った。1時間を予定していた電話は、25分で切り上げられたという。

豪から密航収容者受け入れ=トランプ米大統領が確認
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017013000377&g=use

 【シドニー時事】オーストラリアのターンブル首相は30日の記者会見で、豪州に難民認定を求めて密航した収容者を米国に移住させる計画について、トランプ大統領が同首相との電話会談で、オバマ前政権から引き継ぐことを確認したと明らかにした。「難民の押し付け」とも言える措置のため、強硬な移民政策を取るトランプ政権が受け入れを拒否する可能性が指摘されていた。

 豪州は密航船対策として、ボートでやってきた難民希望者を南太平洋のナウルやパプアニューギニアに置く収容所で審査する仕組みを採用。難民と認定されても豪州定住は認めない。大半の収容者は母国にも戻れず、行き場を失った状態だったが、昨年11月に当時のオバマ政権が一時的措置として、収容者の米国移住に同意した。
 両施設には、中東出身者を中心に約1600人が収容されている。国連や人権団体は、収容所の環境は過酷で、「非人道的な難民政策」と非難してきた。ただ、豪国内では、ターンブル政権が講じる厳格な密航船対策を支持する声が多い。(2017/01/30-14:32)

1180とはずがたり:2017/02/04(土) 22:41:57
>>1175
女王陛下が何をしてくれるかとっても楽しみ。

2017年 02月 4日 18:01 JST 関連トピックス: トップニュース
コラム:トランプ氏への「英国女王流」おもてなし
http://jp.reuters.com/article/column-queen-trump-peter-apps-idJPKBN15J07F?sp=true

[2日 ロイター] - 英国のエリザベス女王は、たとえ我慢のならない相手であっても、外国首脳と会うときは常に非の打ち所のない振る舞いを見せる。ただし、厳しいメッセージを送る場合には、きつい1発をお見舞いすることで有名だ。

元駐サウジアラビア英国大使のシェラード・カウパー・コールズ氏によれば、女王がかつてサウジアラビアの主要王族の一員を招き、王室の使用するランドローバーの前部座席に座らせ、王室領バルモラルをドライブしたことがあったという。

このとき女王は突然運転席に移り、スコットランドの風景のなか、存分に車を走らせ、皇太子を仰天させた。もちろん、サウジアラビアでは女性の運転が禁じられている。第2次世界大戦中に軍の技術者としての訓練を受けた女王は、そうした制約に対する自分の見解を行動で示したようである。

こうしたエピソードが世間で話題になることはめったにない。どのようなテーマであれ、王族との会話を公にしないのが英国の慣例だからだ。とはいえ、女王が礼節と様式について自分なりの考え方を持っていることは明白である。

さて、君主として世界最長の在任期間となる90歳のエリザベス女王は、これまでで最も始末に困る国賓の訪問を受けようとしている。トランプ米大統領だ。

トランプ大統領の訪英に向けた招待を撤回すべきだとまで主張する英国民も多い。イスラム教国7カ国とのつながりを持つ者の渡航を制限する米大統領令が出されて以来、さらにその声が高まっている。

トランプ氏の訪英阻止を求める請願はすでに150万人以上の署名を集めている。議会において、この問題に関する拘束力を伴わない討論を実施させるのに十分な数だ。昨年も似たような趣旨の反トランプ派の請願によって議会での討論が行われたが、政府がトランプ氏への招待を本当に撤回する見込みはほとんどない。

英国民投票における欧州連合(EU)離脱の選択を受け、まだ条件も定まらないブレグジットに向けて英国がヨロヨロと進むなかで、英国政府はこれまで以上に米政府との良好な関係を必要としている。具体的には、トランプ大統領にできるだけ満足してもらう必要がある。つまり、トランプ氏に「女王に歓迎されている」という印象を与える必要があるようだ。

具体的には、どういうことになるのか。女王自身を含むロイヤルファミリ―は、評判のよろしくない、あるいは少なくとも民主的な説明責任を果たしているかどうかも疑わしい、さまざまな国家指導者と顔を合わせてきた。多くの場合、それは、英国の経済的、外交的、地政学的な利益のためだった。それも王族に欠かせない務めなのだ、と多くの人が賛同するだろう。

英国は以前からずっと、米国との「特別な関係」にこだわり続けてきた。イラクやアフガニスタンへの軍事介入も含め、さまざまな行動の少なくとも一部は、そうした関係を維持する必要があるからという理由で正当化されてきた。

実際、米国と早期に貿易協定を締結し、米国の外交上の影響力を利用して他国にも同様の協定締結を促すという見通し(というより必須に近いが)は、「ブレグジット後」の悩める政権にとっては魅力的である。だが、これほど評価の別れる米国の指導者に傾倒しすぎることは、王室はさておき、メイ英首相にとっては、むしろ仇になる可能性がある。

外国の指導者、特に歴代の米国大統領は、女王や他の主要なロイヤルファミリーとの面会を強く求めるのが普通である。オバマ前大統領は昨年半ばに行われた最後の訪英の際、エリザベス女王の90歳の誕生祝いに出席し、女王のひ孫、つまりウィリアム王子の息子で王位継承者でもあるジョージ王子にもしっかりと面会している。

トランプ氏の熱意も、前任者に負けるとも劣らないようだ。「王室について報道されるたびにテレビにかじりついていた」とトランプ氏自身が評するスコットランド生まれの母親からの遺伝だろうか。

だが訪英に対するトランプ氏の期待を満たすことは難しいかもしれない。

たとえばサンデータイムス紙の報道によれば、トランプ氏はチャールズ皇太子との面会を望んでいないと明言しているという。恐らくこれは、同皇太子が環境問題・気候変動問題に強い関心を抱いていることが広く知られているからだろう。

外国の指導者が、就任後のこれほど早い時期に、完全な国賓として招待される、つまり、実質的にはその折々の政権ではなく君主の主催する威風堂々たる歓待を受けることは珍しい。

1181とはずがたり:2017/02/04(土) 22:42:12
>>1180-1181
オバマ氏もジョージ・W・ブッシュ氏も、大統領として3回目の訪英で初めて国賓としての待遇を受けた。最初の訪英時から正式な国賓としての扱いを受けた最も新しい例はロナルド・レーガン氏だが、このときは就任から約18カ月が経過していた。だがトランプ氏は、無作法なほど性急な形で、国賓待遇を受けようとしているようだ。

大統領の訪英がいつ実現するのか、まだ正確には分からない。メイ首相は、先週ワシントンにトランプ氏を訪れた際に招待状を渡したと話している(こうした招待状は、厳密には首相官邸からではなく、バッキンガム宮殿から送られるもので、恐らくこれは、政治的にどうしても有害であると判明した場合に、メイ首相がトランプ氏訪英から距離を置くための便利な口実になる)。

だがガーディアン紙によれば、これほど早期に国賓待遇での招待が行われた要因の多くは、首相官邸に由来しているという。米国の新大統領との良好な協力関係を確保したいという気持ちが尋常でないほど強いことがその一因である。そうした関係のなかには、もちろん、何らかの種類の貿易協定の締結が含まれており、トランプ氏もその実現を公言している。

ガーディアン紙の報道では、首相官邸は、英国政界におけるブレグジット支持派の派手な面々の幾人かがトランプ氏と独自の会見を早々に実現したことにも動揺したという。

トランプ氏は、当選から数日も経たないうちに、ニューヨークで英国独立党のナイジェル・ファラージ前党首と会談した。ブレグジット運動を展開した元閣僚のマイケル・ゴーブ氏も、大統領就任式後まもなく独自の会見を実現した。どちらの人物もメイ首相との折り合いが特に良いわけではないと考えられており、メイ首相は明らかに、できるだけ早く自分もトランプ氏との関係を構築したいと考えている。

トランプ氏のように評価の別れる大統領が相手だと、関係の構築には複雑な政治的計算が伴う。もっぱら右派と目されるデイリーメール紙でさえ、トランプ氏の最も性差別的な発言のいくつかは言語道断だとみなしている。あるいは少なくとも、女性を中心とする同紙の読者がそうみなしていると考えているようだ。

メイ首相がワシントン訪問に向かう前、同紙は首相に対して、女性に対する軽蔑的なコメントについて釈明を求めるよう要望した(メイ首相はBBCに対し、トランプ氏のそうした女性蔑視の発言は受け入れがたいと話したが、ホワイトハウス訪問の際にメイ首相がこの点を話題にしたという裏付けはない)。

全般的には、メイ首相とトランプ氏との会談に対するメディアの反応は、ほぼメイ首相が期待した程度に好意的だった。会談は誠意のこもったものであり、英国側が「特別な関係」にどれだけ重きを置いたかを考えれば、概ねうまく行った。

2人の首脳がしっかり手を取り合っている写真は、人によっては少し親密すぎると見たようだが、大統領がスロープや階段、傾斜を気にしていたというのが一因であったと説明されている。どうやら彼には安心感が必要だったのだ。

恐らく英国の当局者にとってもっと気になるのは、これほど風変わりな米国大統領が、女王とのやり取りに何を期待しているのかという点である。ある英タブロイド紙によれば、英国の当局者は、トランプ氏が優先しているのは、自分の訪英がオバマ氏のときに比べて「より良い」ものであると感じられることだ、と考えているという。

トランプ氏の最大の希望が、女王が見守るなかで、バルモラルの王室領内でゴルフをする許可を得ることであっても不思議はない、と彼らは示唆している。

だが、トランプ氏は今回の訪英をあまり楽しめないはずだ。英国は貿易協定を必要としているかもしれないが、90歳の女王は、まだいくつかの手厳しい切り札を隠し持っている可能性がある。

*筆者はロイターのコラムニスト。元ロイターの防衛担当記者で、現在はシンクタンク「Project for Study of the 21st Century(PS21)」を立ち上げ、理事を務める。

1182チバQ:2017/02/05(日) 21:40:31
http://www.cnn.co.jp/business/35096076.html
アフリカ初の高速鉄道、モロッコで18年開通へ
2017.02.04 Sat posted at 17:53 JST
(CNN) 北アフリカのモロッコで、商都カサブランカからタンジールまでの350キロを結ぶ高速鉄道が計画され、2018年の開通へ向けての車両走行の試験などが繰り返されている。アフリカ大陸での高速鉄道計画は初めて。
使用される車両はフランス製の2階建てのTGV。最大速度で時速約322キロの走行が可能としている。カサブランカ、タンジール間の所要時間は2時間をわずかに超える見通しで、現行と比べ半分以上の短縮となる。
この高速鉄道事業は約10年にわたって計画されていたもので、総工費は20億米ドル(約2260億円)。モロッコ政府の他、フランス、サウジアラビア、クウェートとアラブ首長国連邦(UAE)も資金援助している。
200キロを超える線路が既に完成し、同事業に絡んで約5000人が新規に雇用された。
国王のモハメド6世やモロッコ政府は高速鉄道は同国に富と威信を与え、経済成長にもつながると期待している。乗客の大幅増加を生み、観光が促進され、各都市で広範な経済成長を助け、投資が増大されるとも見込んでいる。
モロッコ国鉄幹部はフランス紙ルモンドとの最近の会見で、高速鉄道による両都市間の列車乗客は3年間の営業後に黒字も見込める年間600万人を目指すとの目標数値を示した。現行の列車利用客は年間300万人。
高速鉄道の料金設定については、割高にならないと主張。国民の懐具合を考慮した料金の列車にするとし、富裕層だけに用意されるような鉄道は不要とも述べた。
この高速鉄道計画に対しては国内に高価な馬鹿げた事業との批判も出ている。一部の議会議員や活動家らは事業中止の運動を進め、投資は質低下が目立つ公共サービスにまず向けられるべきと主張。モロッコは貧困国であり、政策の最優先課題は教育とも強調している。ただ、事業の工事は相当程度まで進んでおり、中途での中止は不可能ともみられている。
モロッコではこの他にも、停滞気味の自国経済を活性化させるため世界で最大規模の太陽光発電所や複数の大型港湾などの公共事業の建設も進められている。アフリカ開発銀行は2016年版の各国の経済見通しで、モロッコ政府はビジネス環境の改善や外資の呼び込みで改革や大型投資を続けていると分析していた。
フランスの経済アナリストはモロッコの高速鉄道計画について、鉄道事業が大きな補助金に支えられているフランス方式を踏襲していると指摘。利用乗客が2、3年内に当初の予想数字に達しなかった場合、政府は補助金の支払いを迫られるだろうとも予測した。
別のアナリストは高速鉄道は外国の投資家を印象づける材料になるだろうが、モロッコの国内経済には課題もあると分析。貧弱な統治能力、汚職や成果が極めて乏しい教育システムなどの問題点に注意を向けた。その上で、不公平な開発政策に自足している政府の政策の在り方を反映しているともし、「1つの地域には世界に誇れる設備があり、他の地域には未舗装の道路が存在している」との矛盾点を指摘した。

1183とはずがたり:2017/02/08(水) 03:15:25
イギリスには式部長官なんて職があるのか!式部卿のあった平安時代(式部卿等律令制度そのものは平安時代どころか形式的には明治維新迄続いたんだけど)みたいだな♪

BBC News
2017年2月7日
英下院議長、トランプ米大統領の議会演説に「強く反対」 与党から批判
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/8845
BBC News

英下院のジョン・バーコウ議長は6日、ドナルド・トランプ米大統領が英国を公式訪問するにあたり、英議会で演説することに「強く反対する」と下院に伝えた。「人種差別と性差別に反対すること」は「極めて重要な事柄」だと理由を説明した。

議事に沿って答える形で、バーコウ議長は、貴族院や下院で演説することは「自動的な権利」ではなく、「しかるべき功績によって獲得する栄誉」だと述べた。

英議会建物の中でも最古のウェストミンスター・ホールの「鍵をもつ」のは3人で、自分はそのひとりだと述べた上で、バーコウ議長は「入国禁止命令を実施する前でも、私はトランプ大統領がウェストミンスター・ホールで演説することに強く反対しただろう。入国禁止命令を実施した今となっては、私はますます、トランプ大統領がウェストミンスター・ホールで演説することに強く反対する」と表明した。

議長はさらに、議事堂内でレセプションなどに使われることの多いロイヤル・ギャラリーでの演説についても、招待するしないの判断に自分も関わることになると説明。その上で、「私はロイヤル・ギャラリーでの演説にトランプ大統領を招待したくない」と言明した。

「我々は米国との関係を大事に思っている。もし公式訪問が実現するのなら、それは下院議長の職権をはるかに超越した事柄だ」と議長は認めた上で、「ただし、少なくともこの場所に関しては、我々が人種差別と性差別に反対し、法の前の平等と司法の独立を支持しているということは、下院にとってきわめて重要な事柄だ」と強調した。

野党の労働党やスコットランド国民党(SNP)は議長の発言を称賛したが、下院議長は政治的中立が求められる立場のため、批判する声もある。バーコウ氏は下院議長に選出されるまでは、保守党議員だった。議長が下院の最高権限所有者で、議事進行と場内の秩序維持に責任を持つ。

公式訪問の中止を呼びかけていたジェレミー・コービン労働党党首は、バーコウ議長の発言を歓迎。自由民主党のティム・ファロン党首も、トランプ氏を「歓迎しない」と述べた。

一方で、大統領選の最中からトランプ氏を支持してきたイギリス独立党(UKIP)前党首のナイジェル・ファラージ氏は、バーコウ議長が「立場を乱用」し、「偉大な役職を貶めた」と非難した。

保守党からも、バーコウ議長を批判する声が相次いでいる。元閣僚の保守党議員はBBCに、バーコウ氏は辞任目前に違いないと述べた。別の保守党議員は、「許される限界をはるかに越えている」と批判。別の保守党議員は、下院にとって恥ずかしい発言で、大勢が怒っていると話した。

下院外交特別委員会のクリスピン・ブラント委員長(保守党)は、バーコウ議長は自分の発言の責任をとることになると述べた。トランプ氏の公式訪問については「誰もが強い意見を持っているが」、「一般論として議長は審判役を務めるべきで、そうした論争に自ら飛び込んでいくべきではない」と話した。

1184とはずがたり:2017/02/08(水) 03:15:45
>>1183-1184
トランプ氏が英国公式訪問に招待されたことは、テリーザ・メイ英首相が1月末にホワイトハウスで首脳会談した後に明らかにされた。

バーコウ議長によると、ウェストミンスター・ホールの「鍵を持つ」のは下院議長のほか、貴族院議長のファウラー卿と、英議会議事堂となっているウェストミンスター宮殿の特定部分を管理する式部長官の合計3人。

貴族院の報道官は「議長は、バーコウ氏の発言について相談を受けていない」とコメント。「貴族院を前にあす、議長は自らの発言をする」と明らかにした。

メイ首相は、トランプ政権による入国制限命令に「同意しない」と批判したものの、公式訪問に招待したことは正しい判断だと主張している。

英議会での米大統領演説は公式に提案されたわけではなく、公式訪問の日程も定まっていない。

英首相官邸は「今年中に大統領を英国に歓迎することになり、楽しみにしている」、「公式訪問の日程や内容は、いずれ取りまとめられる」とコメントした。

英国を公式訪問した外国首脳は常に議会演説するわけではないが、最近ではコロンビアのフアン・マヌエル・サント大統領が昨年演説。2015年には中国の習近平・国家主席、2014年にはドイツのアンゲラ・メルケル首相がそれぞれ議会で演説した。

バラク・オバマ前米大統領は2011年にウェストミンスター・ホールで演説した。

<解説>「前例のない叱責」――エレナー・ガーニエBBC政治編集委員

前例のない、そしてとてつもない叱責だった。

要するにトランプ大統領を英下院に招待しない、下院議員を前に演説する機会を提供しないということで、外交上の肘鉄を食らわせたに等しい。

下院本会議場では与野党を問わず多くの議員が、ジョン・バーコウ議長の発言に拍手した。しかし、職権乱用で失言だと批判する声もある。

メイ首相は、トランプ政権と新しい特別な関係を築こうと、ことさらにあからさまに努力している。バーコウ議長の判断は、その足を引っ張る可能性がある。

(英語記事 Speaker Bercow: Trump should not speak in Parliament)

提供元:http://www.bbc.com/japanese/38890002

1185チバQ:2017/02/08(水) 21:18:12
http://www.afpbb.com/articles/-/3117019
南スーダン、1か月で5.2万人が国外退避 国連「大量虐殺」を警告
2017年02月08日 09:39 発信地:国連本部/米国
【2月8日 AFP】国連(UN)のアダマ・ディエン(Adama Dieng)事務総長特別顧問(ジェノサイド防止担当)は7日、政府軍と反体制派の戦闘が続く南スーダンから、1月だけで5万2000人余りが隣国のウガンダに逃れたと発表した。戦闘によって「大量虐殺が生み出される恐れがある」と改めて警鐘を鳴らした。

 ディエン氏の声明によると、ウガンダに退避したのは主に首都ジュバ(Juba)の南に位置する複数の町の住民。民間人の殺害や家屋の破壊、性的暴行が行われたと証言しているという。

 声明では「サルバ・キール(Salva Kiir)大統領は暴力を終わらせ平和をもたらすと約束しているが、現在も衝突が続いており、大量虐殺が行われるリスクが依然として付きまとっている」と警告した。

 ディエン氏が特に危機感を示したのが、大規模な暴力の懸念から住民が退避している南部の都市カジョケジ(Kajo-Keji)の状況。同地には5日、状況を調べるため国連の平和維持活動(PKO)のチームが数日遅れで到着している。(c)AFP

1186チバQ:2017/02/09(木) 15:12:50
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170209-35096319-cnn-int
ハイチで新大統領が就任 1年の不在に終止符

CNN.co.jp 2/9(木) 12:14配信

(CNN) カリブ海のハイチの新大統領にジョブネル・モイーズ氏(48)が就任した。これにより、約1年間続いた大統領不在の状態に終止符が打たれた。

7日に就任したモイーズ新大統領は首都ポルトープランスの大統領府で「われわれはともに、国を発展させるための国家プロジェクトを実行することとなる。知っての通り、私の優先課題は農業だ。この国の若者や男女に職を与えるために農業の近代化が必要だ」と述べた。ロイター通信が伝えた。

モイーズ氏はバナナの輸入業者で政治経験はない。1月に大統領選挙での当選が発表された。大統領選は当初、2015年に行われたが不正投票疑惑からやり直しに。そのやり直し選挙も「安全上の懸念」から2度にわたり延期された。

マーテリー前大統領は、昨年2月に任期が切れて退任。これ以来、議会が選任した暫定大統領と暫定政府が国の運営に当たってきた。

モイーズ新大統領は、繊維産業を振興するとともに、一部の工業製品に免税措置を導入することで雇用を創出すると公約している。

世界銀行によればハイチ経済は「投資の減少や不安定な政治環境、深刻な干ばつの後の農業部門の回復の遅れ」から減速が続いている。

ハイチは昨年10月に 大型ハリケーン「マシュー」の直撃を受け、約1000人が死亡、140万人が人道援助が必要な状態に置かれるという被害を受けた。また、2010年の大地震では22万〜31万6000人が死亡している。

1187チバQ:2017/02/09(木) 15:16:13
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170209-00000506-san-s_ame

サントス大統領に裏金疑惑、コロンビア当局が調査

産経新聞 2/9(木) 9:08配信

 【ロサンゼルス=中村将】2014年の南米コロンビア大統領選で、再選されたサントス大統領の陣営が、ブラジルの建設会社オデブレヒトから100万ドル(約1億1200万円)の違法な資金を受け取った疑惑が浮上した。コロンビア検察当局は8日、選挙管理当局に調査を求めた。

 サントス氏は左翼ゲリラ、コロンビア革命軍(FARC)との和平交渉などで昨年ノーベル平和賞を受賞。同氏は疑惑を否定し、ツイッターで「できるだけ早く、徹底調査を行うよう選管に求める」と協力姿勢を示した。

 ロイター通信などによると、サントス氏への疑惑は、コロンビア政府の発注事業をめぐり、オデブレヒトへの便宜供与の見返りに収賄をした疑いのある元上院議員を捜査する過程で浮上した。

1188チバQ:2017/02/09(木) 15:28:04
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170208-00000125-jij-m_est
ソマリアで大統領選=現職ら出馬、テロ警戒

時事通信 2/8(水) 21:08配信

 【ロンドン時事】アフリカ東部のソマリアで8日、大統領選挙が行われた。

 首都モガディシオからの報道によると、再選を目指す現職のモハムド大統領を含め約20人が立候補。当初は昨夏にも実施の予定だったが、治安や手続き上の問題から延期が繰り返された。

 投票は一般有権者でなく、上下両院議員が厳重警備された空港の格納庫内で実施。国内でテロを繰り返すイスラム過激派アルシャバーブが、選挙の混乱を狙って攻撃を仕掛ける恐れがあり、首都では投票前から厳戒態勢が敷かれた。全体の3分の2を得票する候補がいない場合、上位4人で再投票が行われ、この中の上位2人が決選に臨む。

1189チバQ:2017/02/09(木) 16:17:51
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/international/international/1-0366756.html
ソマリア、元首相が当選 大統領選、空港内で投票

02/09 05:05、02/09 05:45 更新
大統領選の勝利を喜ぶアブドラヒ氏(中央)=8日、ソマリア・モガディシオ(AP=共同)


 【ナイロビ共同】ソマリアで8日、大統領選が実施され、上位3人による第2回投票に進んだ。アブドラヒ元首相が勝利、2位の現職モハムド氏が敗北を認めて決選投票を辞退したため、アブドラヒ氏の当選が決まった。アブドラヒ氏は即日大統領に就任した。AP通信などが伝えた。

 上下両院議員らによる第2回投票で、アブドラヒ氏は184票、モハムド氏は97票を獲得した。テロや襲撃を警戒し、投票は厳重な警備が敷かれた首都モガディシオの空港内の飛行機格納庫で行われた。

1190チバQ:2017/02/09(木) 16:37:08
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170209-00000043-asahi-int

ソマリア大統領に元首相 「過激派との闘いの始まり」

朝日新聞デジタル 2/9(木) 11:20配信

 アフリカ東部ソマリアで8日、大統領選が実施され、アブドラヒ元首相が、現職のモハムド氏を破り、当選した。アブドラヒ氏は即日、大統領に就任した。AFP通信などが伝えた。

 同国ではイスラム過激派「シャバブ」がテロを頻発させている。アブドラヒ氏は米国の市民権を持ち、米国の大学で学び、外交官として勤務した経験がある。対テロ政策で米国との協調が期待されている。

 大統領選の投票は、テロを警戒して厳重に警備された首都モガディシオの空港施設内で、上下両院議員らによって実施された。アブドラヒ氏は当選後、「これはシャバブや汚職に対する闘いの始まりだ」と訴えた。

 ソマリアは1960年、伊信託領や英領から独立。69年にクーデターで政権を掌握したバレ政権が91年に崩壊し、無政府・分断状態に陥った。2012年、モハムド氏が大統領に選出され、21年ぶりに統一政府が発足した。

 国内ではシャバブのテロが多発しており、先月25日にも、政治家らが利用するモガディシオのホテルが襲われ、28人が死亡。シャバブが犯行声明を出した。

 トランプ米大統領は先月、ソマリアを含む中東・アフリカ7カ国の国民の米国への入国を一時禁止する大統領令に署名していた。(ヨハネスブルク=三浦英之)

1191チバQ:2017/02/10(金) 11:37:38
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170209-00000118-jij-asia
亡命の元大統領、来年再出馬へ=帰国の意向―モルディブ

時事通信 2/9(木) 18:51配信
【コロンボAFP=時事】政治亡命中のモルディブのナシード元大統領は9日、2018年に実施予定の次期大統領選に出馬するため帰国する意向を表明した。

 
 ナシード氏は同日、スリランカに亡命中の野党モルディブ人民主党(MDP)幹部とコロンボで会合後、記者団に対し、「MDPは候補擁立を決めた。私が候補者となることが有望だ」と語った。

 ナシード氏は08年、モルディブ初の民主的選挙で大統領に選出されたが、13年の選挙でヤミーン大統領に僅差で敗北。15年に反テロ法違反罪で有罪判決を受けた後、16年1月に治療名目で渡英し、政治亡命が認められた。

1192とはずがたり:2017/02/12(日) 14:39:48

トランプの入国制限に関しては日本に発言権ないよね。今迄こっそり謝絶し続けてきてあんま目立たなかったけど,本来は可成り批判されてもやむなしのレベル。。

トランプ以上の入国制限? 日本へ難民申請1万901人に認定僅か28人
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/02/190128.php
2017年2月10日(金)19時34分

2月9日、2016年に日本で難民認定を申請した外国人は1万0901人と過去最多を更新したことが分かった。関係筋が明らかにした。写真は2015年9月、都内で行われた難民認定の拡大を求めるデモ(2017年 ロイター/Yuya Shino)
2016年に日本で難民認定を申請した外国人は1万0901人と過去最多を更新したことが分かった。関係筋が9日に明らかにした。15年から3315人(約44%)増加した。このうち、15年中に難民と認定されたのは28人で、前年の27人をわずかに上回った。

難民申請者の国籍は、インドネシア1829人、ネパール1451人、フィリピン1412人、トルコ1143人、ベトナム1072人など。

認定者の国籍は、アフガニスタン7人、エチオピア4人、エリトリア3人、バングラデシュ2人などとなっている。

認定者数は2013年に6人、14年に11人、15年に27人と推移していた。

日本の難民認定数は、他の先進国と比べ、極端に少ない。

欧州連合(EU)の統計局ユーロスタットによると、欧州では昨年1─6月に49万5000件以上の難民申請を処理し、約29万3000人が認定された。

人口が日本の3分の2程度のドイツでは、2016年に74万5545件の難民申請を受け付け、25万6000人超を難民と認定している。

日本に住むトルコ国籍のクルド人、スレイマン・ユーチェル氏(32)は4月、3度目の難民申請も不認定とされた。同氏はロイターの取材に「難民制度は本当に厳しい。日本政府は私の生活を決めている。どうなるのか、選択がない」と述べた。

他の多くの難民申請者と同様、同氏は就労許可がないため働けず、移動の自由もないという制限のもとで暮らしている。

(宮崎亜巳)
[ロイター]

1193チバQ:2017/02/13(月) 14:10:27
http://mainichi.jp/articles/20170213/k00/00e/030/118000c

南スーダン
難民の子供、栄養失調やトラウマに苦しむ
毎日新聞2017年2月13日 10時24分(最終更新 2月13日 10時24分)
【ヨハネスブルク小泉大士】国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は10日、内戦状態が続く南スーダンから国外に逃れた人が150万人を超えたと発表した。急激な増加と資金難から支援が追いつかない状態。難民の6割以上が子供で、多くは重度の栄養失調やトラウマに苦しんでいるという。


 昨年7月に首都ジュバで大規模な戦闘が発生し、和平協定が破綻して以降、各地で急速に治安が悪化。昨年1年間に新たに76万人以上が難民となり、9月以降の4カ月間で約50万人が国外に脱出した。

 南スーダンからの難民を受け入れているのは、ウガンダ(69万8000人)▽エチオピア(34万2000人)▽スーダン(30万5000人)--など。国内避難民も210万人に上り、総人口1234万人(2015年推定)の約3割が家を追われたことになる。

 UNHCRは南スーダンについて、アフリカで最大、世界的にもシリアやアフガニスタンに次ぐ規模の難民危機なのに「十分な関心が払われず、慢性的な資金不足が続いている」と訴えた。


ニュースサイトで読む: http://mainichi.jp/articles/20170213/k00/00e/030/118000c#csidx18422821a0bfba9b6aa5cce8ae5a907
Copyright 毎日新聞.

1194チバQ:2017/02/13(月) 14:54:37
http://www.afpbb.com/articles/-/3117452
民族集団から犯罪組織まで、新たな武装集団が続々出現 南スーダン

2017年02月11日 17:32 発信地:ナイロビ/ケニア
【2月11日 AFP】南スーダンでは大規模な戦闘が起きた昨年7月以降、新たな武装集団が続々と出現しており、その中には「機に乗じて結成された集団」もあれば「紛れもない犯罪組織」もある。国際的な停戦監視団の「合同監視評価委員会(JMEC)」を率いるフェスタス・モハエ(Festus Mogae)ボツワナ前大統領が10日、ケニアの首都ナイロビ(Nairobi)で行った記者会見で明らかにした。

 モハエ氏によると、昨年7月に南スーダンの首都ジュバ(Juba)で戦闘が発生し1万人以上が国連(UN)基地へ避難を余儀なくされた後、新たな武装集団が続々と出現しているという。モハエ氏は「機に乗じて結成された集団もあれば、紛れもない犯罪組織もある。(犯罪組織結成の)原因は食料不足だ」と語った。

 南スーダンでは2013年12月、サルバ・キール(Salva Kiir)大統領の民族ディンカ(Dinka)人とリヤク・マシャール(Riek Machar)前副大統領の民族ヌエル(Nuer)人の間で戦闘が勃発した。

 モハエ氏は、さまざまな意図を持った武装集団が複雑に戦いに絡んでいることは南スーダンの内戦状況が複雑であることの証拠だと述べた。

 モハエ氏によると、他民族への復讐(ふくしゅう)心に突き動かされて動く集団もあれば、主にキール氏のディンカ人勢力とマシャール氏のヌエル人勢力の間で合意された和平協定から疎外されたことが原動力になっている集団もある。それ以外は人道支援物資の略奪を目的とした犯罪組織だという。

 国連報告によると、南スーダンは2011年に独立したが紛争の激化によって人道危機に陥り、国の人口の半分に当たる600万人以上が緊急援助を必要としている。人道支援組織の見通しでは、緊急援助を必要とする人の数は2017年に20〜30%増加するとみられている。(c)AFP

1195チバQ:2017/02/13(月) 14:55:07
http://www.afpbb.com/articles/-/3117570
南スーダン軍中将が抗議の辞任、大統領の「民族浄化」を非難

2017年02月13日 11:25 発信地:ナイロビ/ケニア
【2月13日 AFP】南スーダンのサルバ・キール(Salva Kiir)大統領と出身民族ディンカ(Dinka)人の政府軍幹部らが「民族浄化」を行っているとして、政府軍の中将が抗議の辞任をしていたことが12日、AFPが入手したこの中将の辞表から明らかになった。

 辞任したトマス・シリロ・スワカ(Thomas Cirillo Swaka)中将は、政府軍の補給部門で副参謀総長を務め、関係諸外国からの評価も高かった人物。辞表には「大統領や、スーダン人民解放軍(SPLA)本部の司令官、参謀総長その他の軍幹部、軍部隊長らの行いに我慢できなくなった」と記されている。

 シリロ中将によると、キール大統領や政府軍の幹部らは、2015年に結ばれた和平協定の「履行を組織的に妨害し」、ディンカの長老会議の「計略を遂行」しようとしたとされる。その計略とは「民族浄化」「先祖伝来の土地からの強制移住」「民族支配」で、いずれも人道に対する罪だと中将は非難している。

 シリロ中将に同調する複数の情報筋がAFPに語ったところによると、シリロ氏は既に南スーダンを出国しているが、滞在場所は明かせないという。(c)AFP

1196チバQ:2017/02/19(日) 19:00:22
http://mainichi.jp/articles/20170220/k00/00m/030/028000c
南スーダン

閣僚や軍幹部辞任相次ぐ 「民族浄化」に抗議

毎日新聞2017年2月19日 18時16分(最終更新 2月19日 18時17分)
 【ヨハネスブルク小泉大士】内戦状態の南スーダンで、政府閣僚や軍幹部の辞任が相次いでいる。最大民族ディンカ人中心の政府軍による「民族浄化」に抗議するなどして、この1週間で4人の高官が離反。国際的な批判を受けてキール政権は近く「国民対話」を始めると表明したが、民族間の緊張緩和や和平に向けた取り組みが進んでいないことが浮き彫りになった。

 離反した高官はディンカ人ではなく、戦闘が激化している南部エクアトリア地方の出身者らだ。政府軍の副参謀長だったトーマス・シリロ中将が辞表を提出して以降、18日までにラム労相やニャゴ軍法務総監、ロキ軍法会議議長が次々と辞任を表明した。

 毎日新聞が入手した文書によると、ラム労相は大統領と対立するマシャール前第1副大統領に「最大限の忠誠を誓う」と反政府勢力への合流を表明。ニャゴ総監も、ディンカ人による民族支配を守るため「戦争犯罪、人道に対する罪、虐殺、民族浄化を行った」とキール政権を非難した。非ディンカに対する犯罪を処罰せず「兵士によるレイプが日常化している」とも述べた。

 南スーダンの紛争はこれまで、ディンカ人のキール派とヌエル人のマシャール派との対立構図で語られてきた。だが、ディンカ人による支配への反発から民族意識が高まり、最近は2大民族以外の武装集団も台頭。地元記者は「もはやキール派対マシャール派の構図に収まらず、事態は歯止めがきかなくなっている」と語った。



ニュースサイトで読む: http://mainichi.jp/articles/20170220/k00/00m/030/028000c#csidx753b064dd0097568f9d40557f01f235
Copyright 毎日新聞

1197チバQ:2017/02/19(日) 19:04:19
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170219-00000008-jij_afp-int
南スーダン軍幹部また辞任、政権側の「戦争犯罪と民族浄化」非難
AFP=時事 2/19(日) 11:10配信

南スーダン軍幹部また辞任、政権側の「戦争犯罪と民族浄化」非難
南スーダンの首都ジュバの大統領府前で記者会見に臨むサルバ・キール大統領(2016年7月8日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】南スーダンの軍法務官と軍事裁判の責任者を務めていたヘンリー・オヤイ・ニャゴ(Henry Oyay Nyago)准将は18日までに、サルバ・キール(Salva Kiir)大統領政権による戦争犯罪と民族浄化を非難して辞任した。 

【関連写真】マシャール前副大統領

 同国では3年にわたる内戦のさなかにキール大統領派が行った残虐行為を非難する内容の辞表を提出する軍幹部が相次いでいる。

 AFPが18日に内容を確認したキール大統領宛ての辞表の中でニャゴ准将は「あなた(キール大統領)の政権はさまざまな戦争犯罪を行った……大量虐殺や民族浄化だ」と述べ、キール大統領が自身の出身民族ディンカ(Dinka)人側に加担しない民間人の殺害を命じ、さまざまな暴力を調査する中でディンカ人が行った犯罪を見逃しているとして同大統領を非難した。辞表にはキール大統領が民間人の殺害命令を出した特定の事件や見逃した残虐行為の詳細も書かれていた。

 18日は同国の軍事裁判所で所長を務めていたハリド・オノ・ロキ(Khalid Ono Loki)大佐の辞表の内容も明らかになった。

 ロキ大佐の辞表はディンカ人ではない民間人の犯罪をねつ造して逮捕し、捜査しないまま数か月から数年も拘束しているとしてポール・マロン・アワン(Paul Malong Awan)参謀総長を非難する内容で、アワン参謀総長が殺人・婦女暴行・窃盗の罪に問われた者が自身の出身民族ディンカ人だった場合に裁判もせずに事件を終わらせたとも非難した。

 政府軍の中将で補給部門の副参謀総長を務めていたトマス・シリロ・スワカ(Thomas Cirillo Swaka)氏も先週、キール大統領とディンカ人が「民族浄化」を行っていると非難して辞任しており、辞任した同国軍幹部は18日までに3人となった。

 ガブリエル・ドゥオ・ラム(Gabriel Duop Lam)労相も17日に辞任し、キール大統領に対立するリヤク・マシャール(Riek Machar)前副大統領に対する忠誠を表明した。

 高官の辞任が相次ぐ中、3年にわたって世界一若い国、南スーダンを荒廃させてきた内戦をめぐる懸念が高まっている。【翻訳編集】 AFPBB News

1198とはずがたり:2017/02/19(日) 20:46:30
米国と中国、足並み揃えた方向転換
中国の「様子見作戦」がひとまず奏功
http://jp.wsj.com/articles/SB10675506150565094895104582618052421916604
By CAROL E. LEE AND TE-PING CHEN
2017 年 2 月 13 日 07:09 JST

【ワシントン】中国の習近平国家主席との9日夜の電話会談に先立って、ドナルド・トランプ米大統領は「米中関係の礎」を破棄するとの脅しを撤回することを決めた。アジア政策継続に向けた動きの一環だった。

 トランプ氏は台湾を外交的に認めないという長年の米中合意を破棄する可能性を示唆していたが、米政府高官によると、電話会談が始まってから5分もしないうちにこの問題は解消された。習氏が「(台湾を中国の一部とみなす)『一つの中国』政策を支持してほしい」と述べると、トランプ氏は「要請に応じて支持する」と応じたという。

 トランプ氏としては「脅し」から大きく後退した格好だが、米国のアジア政策にとって極めて重要な経済や安全保障をめぐる交渉を進めるチャンスを得たともいえる。

 米政府高官によると、両首脳は貿易から私生活や家族にいたるまでさまざまなテーマについて45分間にわたって議論した。

「中国との関係がリセットされたことを確認する機会となった」(同高官)。

 トランプ氏にとって、ホワイトハウスが数日がかりで設定した今回の電話会談は習氏と直接言葉を交わす機会でもあった。大統領就任前のトランプ氏が台湾の蔡英文総統と異例の電話会談を行ってから数週間が経っていた。

 一方、習氏は電話会談で、米国の新政権に対する中国の様子見作戦が実ったこと確認した。中国政府はトランプ政権に対し、米国の「一つの中国」支持が両国関係にとって破ることができない前提条件であることを表明していた。

 中国政府はトランプ氏が態度を変えて、「一つの中国」政策を支持したことを称賛した。中国の国営新華社通信によると、習氏は電話会談で感謝の意を表明。また米政府高官によると、習氏は米大統領選でのトランプ氏の勝利をたたえ、トランプ氏はこれに感謝した。

 トランプ氏が先週、メッセージを送ったのは中国にとどまらない。習氏との電話会談に続き、10日には日本の安倍晋三首相とホワイトハウスで会談した。

米中の親密な関係は「日本にも利益」

 安倍氏との会談後、共同記者会見に臨んだトランプ大統領は日本やその他のアジア太平洋諸国に対し、アジアにおいて米国の軍事プレゼンスを縮小してこれまでの政策を白紙に戻すことはないことを念押しした。トランプ氏がアジア太平洋地域での米国の軍事力増強に疑問を呈したり、選挙期間中には日本や韓国などの核武装の必要性に示唆したりしたため、同盟国は懸念を強めていた。

 トランプ氏は記者会見で「日本とその施政下にあるあらゆる地域の安全保障および極めて重要な日米の同盟関係の一層の強化に関与する」、「日米同盟は太平洋地域の平和と安定の礎である」と述べた。

 そのうえで、習国家主席との電話会談や米中の親密な関係が日本にも利益をもたらすと指摘した。

1199とはずがたり:2017/02/19(日) 20:46:46
>>1198-1199
 大統領は習氏との電話会談について「非常に温かい会話だった。われわれはとてもうまくやっていく過程にあると思う」とし、「そうなれば中国、日本、米国を含めたこの地域の全ての国にとって非常によい結果をもたらすだろう」と語った。

 中国のアナリストは、トランプ氏の姿勢の変化は避けられなかったとみる。

 南開大学(中国・天津)の張睿壮・国際関係教授は「(中国側が)進んで対応をとる必要がないこともある」と指摘する。「むしろトランプ氏にしばらく時間を与えて、本人が徐々に事態を認識するようにしたほうがいい」。

 しかしトランプ氏の方針転換には落胆の声も聞かれた。

 コンサルティング会社パーク・ストラテジーズのアジア専門家で上級副社長のショーン・キング氏は「トランプ氏は最終的には『一つの中国』政策を再確認すると思ってはいたが、その前に、この政策の発端や現状での妥当性についてよりオープンで率直な議論があることを期待していた」と話す。

 キング氏は、トランプ氏の方針転換によって台湾の蔡総統は打撃を受けるだろうと語った。

 台湾では、昨年12月のトランプ氏と蔡氏の電話会談をめぐって歓迎の声が上がる一方で、台湾が米中関係において交渉のカードになるのではないかなどの不安も広がった。中共内戦を経て蒋介石率いる国民党が1949年に台湾に政府を樹立して以降、中国政府は台湾を中国の一部だと考えている。

為替操作国の指定もいったん取り下げ

 トランプ氏は大統領就任以来、アジアへの姿勢を緩和している。「一つの中国」政策を尊重することに合意したのもその一環だ。トランプ氏はそれまで、蔡氏との電話会談は大した問題ではないとしており、安全保障や経済をめぐる対中交渉で「一つの中国」政策を交渉の手段に使うと約束していた。

 選挙期間中には、中国からの輸入品に45%の関税を課すとおどしをかけ、大統領就任初日に中国を為替操作国に指定することも約束した。しかし先月、大統領就任前のトランプ氏はウォール・ストリート・ジャーナルのインタビューに対し、まず中国と話したいと述べ、これらの公約を取り下げた。

 トランプ氏は10日、中国の指導者に過去の人民元安誘導について指摘を続けるかとの質問に対し、為替の評価に関して近く「公平な条件」が整うと約束した。

 トランプ氏は「(公平な条件が整うことが)貿易などで公平に競争できる唯一の方法」と述べたが、詳細には言及しなかった。

 米政府高官によると、米中首脳の電話会議では、経済問題についての議論の中で為替問題への言及があったが、主要テーマではなかったという。

 ジョンホプキンス大学高等国際問題研究大学院のデービッド・ランプトン教授は中国側に、核開発をめぐって北朝鮮への圧力を強化したり、米中投資条約の協議を進めるなどの対応をとる用意があるかもしれないとみている。米中関係をより前向きな方向に動かすためだ。

 ランプトン氏は「私が中国の立場だったら、(『一つの中国』政策を尊重するという)米国の声明を歓迎はしても、当然とは受け止めないだろう」と指摘。米国が『一つの中国』政策を支持したことで「他の分野で緩やかな進展があるかもしれないが、長期的には「一つの中国」をめぐる合意は両国のやりとりの中で修正の対象となる」と語った。

1200チバQ:2017/02/20(月) 18:56:39
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170220-00000027-jij-int
左派リード、2位追い上げ=大統領選の開票続く―エクアドル

時事通信 2/20(月) 9:09配信
 【サンパウロ時事】南米エクアドルで19日、コレア大統領(53)の任期満了に伴う大統領選挙が行われ、即日開票された。

 選管速報(開票率78%)によると、与党の左派レニン・モレノ元副大統領(63)が得票率39%で首位に立ち、野党の右派ギジェルモ・ラソ元銀行頭取(61)が29%で追っている。複数の出口調査では、第1回投票で決着がつくかどうかの判断が分かれている。

 終盤に追い上げ、接戦に持ち込んだラソ氏は決選投票をにらみ、「今こそ、大いなる団結のときだ」と訴えて、3位以下の候補に支援を要請。政権交代への意欲を示した。

 選挙戦は、2007年から3期10年、反米左派を掲げたコレア氏の路線継承が争点。下半身まひで車椅子を使うモレノ氏は、コレア氏後継の立場を強調するとともに、社会福祉政策の充実を公約に掲げた。

 これに対しラソ氏は、通商政策の拡大などを訴えるとともに、左派路線からの転換を国民に呼び掛けている。

1201チバQ:2017/02/20(月) 18:59:58
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170220-35096842-cnn-int
ソマリア首都の市場で爆発、30人死亡 50人負傷

CNN.co.jp 2/20(月) 11:43配信
モガディシオ(CNN) ソマリアの首都モガディシオにある市場で19日、自動車爆弾による爆発があり少なくとも30人が死亡した。地元警察幹部がCNNに明らかにした。

病院関係者によれば爆発で50人以上が負傷しており、一部は重体。負傷者の大半は市場にいた商人と買い物客だという。重傷者が多いため、警察は今後死者数が増える公算が大きいとしている。

死亡した中には兵士も含まれている。市の広報担当者は爆発物を満載した車両が混雑した市場で爆発したと説明した。

犯行声明は出されていない。ソマリアでのテロ発生は米国籍を持つモハメド・アブドゥライ・ファルマージョ氏が選挙で新大統領に選出された8日以降で初めて。

1202チバQ:2017/02/20(月) 19:01:22
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170220-00000106-jij-int
左派候補首位、混戦に=大統領選開票―エクアドル

時事通信 2/20(月) 18:27配信
 【サンパウロ時事】南米エクアドルで19日に行われた大統領選挙の開票作業は20日未明まで続いた。

 選管速報(開票率85%)によると、現職コレア氏の後継で与党左派のレニン・モレノ元副大統領(63)が39.1%を獲得し、首位に立っている。ただ当選に必要な得票率に達するかは微妙な状況で、4月の決選投票にもつれ込む可能性もある。

 2位の野党右派ギジェルモ・ラソ元銀行頭取(61)が28.3%で追う展開。16%超を得票した3位の候補者は「ラソ氏支持に回る」と野党共闘を表明しており、決選投票になれば一転、モレノ氏が苦しい立場に追い込まれそうだ。

 反米左派を掲げたコレア氏は2007年の就任後、反米同盟のキューバやベネズエラに接近。原油輸出で得た資金を社会福祉政策に投じ、一時は貧困層を中心に7割近い支持率を得た。モレノ氏は「この革命は決して止められない」とコレア路線継承を訴え、選挙戦を優位に進めた。

 ただ、資源ブームの終わりとともに経済は失速している。11年に7.9%だった成長率は16年にマイナス2.3%に落ち込む見通し。不況への不満を訴える国民に対し、ラソ氏は外国投資誘致や雇用拡大を訴え、支持を拡大している。

1203チバQ:2017/02/20(月) 20:36:50
http://www.afpbb.com/articles/-/3118507
コンゴ軍が民間人虐殺か、動画公開に米国務省「深く憂慮」
2017年02月20日 18:45 発信地:ワシントンD.C./米国
【2月20日 AFP】米国務省は19日、アフリカ中部にあるコンゴ民主共和国の軍兵士らが非武装の民間人50〜100人を射殺している様子を映したとする動画が公開されたことについて、「深く憂慮する」との声明を発表した。

 18日に公開された動画には、武装した兵士らが女性や子どもを含む民間人に向けて予告なく発砲し殺害しているとみられる場面が映されている。

 米国務省のマーク・トナー(Mark Toner)報道官代行は、声明で「事実と確認された場合、このような超法規的な殺害は甚だしい人権侵害に当たる。既に脆弱な国家においては、暴力と不安定な情勢の拡大をあおりかねない」と非難した。

 さらに、「直ちに徹底的な調査を開始し、国際的な人権監視団体と共同で、このような凶悪な人権侵害を行った加害者らを特定し、関与が証明された者には責任を取らせるようコンゴ政府に求める」と声明は述べている。

 約7分間のこの動画が撮影されたのは、コンゴ軍と部族長カムウィナ・ンサプ(Kamwina Nsapu)氏率いる民兵組織の衝突が続いている村だとみられる。しかし、コンゴ政府は「ばかげた偽物だ」と一蹴し、「(映画の)『ランボー(Rambo)』のシーン」のようだとして動画の信ぴょう性を疑う姿勢を示している。(c)AFP

1204チバQ:2017/02/21(火) 18:50:34
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170221-35096910-cnn-int
南スーダンで飢饉、人口の4割に飢えの危機

CNN.co.jp 2/21(火) 10:05配信
(CNN) 内戦状態が続くアフリカの南スーダンで飢饉(ききん)が発生して10万人が飢餓寸前に追い込まれ、人口の約40%に当たる490万人あまりが緊急援助を必要とする状況に陥っていることが21日までに分かった。援助が届かない地域では飢えによる死者も出始めており、さらに100万人が飢饉に見舞われる恐れもあるという。

国連世界食糧計画(WFP)は、半年以内に2億500万ドルの資金を注入しなければ、WFPによる食糧供給も底を突くと訴えた。

南スーダンは2011年にスーダンから独立したが、3年前から続く内戦のために大量の難民や避難民が発生し、経済は破綻(はたん)した。2016年7月には戦闘が激化して、かつて農業が盛んだったエクアトリア地方も戦場となった。

WFPや非政府組織によると、急性栄養失調に陥っている子どもは100万人を超えている。

WFPの担当者は「我々が最も恐れていたことが現実になった。多くの世帯が生き延びるためのあらゆる手段を使い果たした」と指摘する。

人道支援団体オックスフォムのエマ・ドルー氏によれば、内戦のために農業を営むこともできなくなった人たちは、ごみや残飯をあさるしか生きる手段がない状況に追い込まれ、「衝突に阻まれて支援も届かない人たちが究極の代償を支払っている」という。

ドルー氏は今回の飢饉を「人が作り出した悲劇」と形容し、必要とする人たちに援助を届けるための停戦を呼びかけている。

WFPの広報によると、食糧不安や飢え、栄養不良は3年前に衝突が発生して以来、着実に悪化を続けていた。戦闘が激しい地域に人道支援団体が到達することは極めて難しいといい、「我々の食糧も6月末までに底を突く可能性がある。ニーズはあまりに大きい」と危機感を募らせる。

国連によれば、これまでに150万人が南スーダンの内戦を逃れて国境を越え、ウガンダに避難した。これによってアフリカで最大規模の難民危機が発生しているという。

国連難民高等弁務官事務所では、ウガンダの難民キャンプは南スーダンの市民であふれていると指摘し、「南スーダンはもっと注目される必要がある」と訴えた。

1205チバQ:2017/02/22(水) 19:45:18
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170222-00000083-mai-soci
<エクアドル>大統領選は決選投票へ 上位2候補で4月2日

毎日新聞 2/22(水) 19:37配信
【サンパウロ朴鐘珠】南米エクアドルで19日、任期満了に伴う大統領選の投票があり、上位2候補で4月2日に決選投票が行われることが確実になった。選挙管理当局が21日に発表した。

 開票率95%の時点で、1位は左派与党・国家同盟党のレニン・モレノ前副大統領(63)で、得票率39.2%。2位は右派野党・クレオ党のギジェルモ・ラソ元グアヤキル銀行頭取(61)で、得票率28.3%。1位候補が1回目の投票で当選するには、有効票の過半数を得るか、得票率で40%以上を獲得したうえで2位に10ポイント差をつけるのが条件だった。

 モレノ氏は、現職のコレア大統領(53)の後継者。南米では近年、左派政権の低調が目立っており、エクアドルでも政権交代が実現するか注目が集まる。

1206とはずがたり:2017/02/25(土) 05:04:31
オーストラリアの難民政策は「人道に対する罪」、ICCに告発
Australia's Refugee Policy Is A Crime Against Humanity
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/02/post-7057.php
2017年2月24日(金)18時20分
レベッカ・ハミルトン(米アメリカン大学ロースクール准教授)

<国外の収容所で難民を虐待するオーストラリア政府の行為に関し、人権弁護士らがICCに訴追を要求。先進国が人道犯罪で国際的に裁かれる最初の例になるかもしれない>

米スタンフォード大学ロースクールの国際人権クリニックは先週、著名な人権弁護士が名を連ねる108ページの報告書を国際刑事裁判所(ICC)に提出した。オーストラリア政府と民間請負業者の「人道に対する罪」を告発し、訴追を促すものだ。

ICCではこれまで、主にアフリカや旧ユーゴスラビアのような途上国における大量虐殺や戦争犯罪を審理してきた。オーストラリア政府や企業が訴追されれば、先進国では初の事例となる。

報告書は、オーストラリアの歴代政権が難民や移民に対する人道犯罪を知りながら放置していたと主張する。被害者側にもし「罪」があるとすれば、迫害から逃れてオーストラリアに保護を求めたことだけだ、と──。

欧米では最近、長い苦労の末に勝ち取った国連難民条約の難民保護規定を放棄しようという動きが目立っている。国家ぐるみの難民虐待をICCに提訴するには今が絶好のタイミングだ。ICCにとっても、自分たちは途上国の犯罪だけを扱うのではなく、先進国の犯罪も裁く意志があると示せる重要な機会だ。

わざと非人道的な環境に
今回問われている人道に対する罪のなかには、拷問や強制退去などが含まれる。いずれも、2001年の9.11テロ後にテロ予防策としてオーストラリアが導入した難民抑制策「パシフィック・ソリューソン(太平洋での解決)」に起因している。

オーストラリア政府は業者に委託し、難民や移民の上陸を船が領海に入る手前で阻止している。海上で捕まえて、そのまま南太平洋の島国ナウルやパプアニューギニアのマヌス島にある収容所に移送しているのだ。領海手前ならまだ入国前、難民条約で規定された保護の責任は負わなくてもいい、という論法だ。

海外の収容所は表向きは民営だが、実質的にはオーストラリア政府は管理している。施設の維持費を負担し、運営方針を定め、民間業者と契約して運営させている。人権団体は収容所ではびこる深刻な暴力と虐待を何度も訴えてきた。だがその非人道的な状態を作り出すことこそが、オーストラリア政府の狙いだという。

そしてこの犯罪は、政治信条の右や左とは関係なく続いている。オーストラリアの現在の政権与党は中道右派の自由党だが、難民や移民の扱いに関する基本方針は過去10年変わらず、中道左派の労働党政権下でも継続してきた。

この政策は、オーストラリアの長い歴史の中で定着してきた人種差別とも合致している。「白豪主義」と呼ばれる政策によってオーストラリアは、ヨーロッパ系以外の移民の受け入れを体系的に排除してきた。この政策が公式に廃止されたのは1973年のことだ。

先週ICCに提出された証拠書類は、収容所の元職員の話として、オーストラリア政府がさらなる難民申請を思い止まらせるためにわざと劣悪な施設の環境を放置し、子どもにひどい仕打ちをしたと指摘している。罪を自覚していた政府は、収容所の惨状から世間の目をそらすため、あらゆる手段に出た。内部告発を刑事罰の対象にして、難民が司法審査を受けにくくする制限も設けた。

1207とはずがたり:2017/02/25(土) 05:04:46
>>1206-1207
オーストラリアがパプアニューギニアのマヌス島とナウルに収容所を置いたのにも理由がある。どちらも長年オーストラリアが搾取してきた島だ。特にナウルは面積約20平方キロという世界最小国の1つで、国外の勢力に対する備えが脆弱だ。貴重な資源であるリン鉱石の輸出で栄えた時期もあったが、オーストラリアやイギリスなどが手当り次第に掘り尽くした結果、国土は丸裸にされ、不毛の地に変わり果てた。今や収容所の受け入れと引き換えにオーストラリアから受け取る金が、ナウルの最大の収入源だ。

最後の刑事裁判所
子どもに対する暴力や性的虐待はもちろんのこと、収容施設では全体的な生活環境そのものが非人道的だ。ICC宛ての書類によるとマヌス島の施設では、収容者は熱帯の厳しい暑さで日陰すらない環境なのに、摂取できる飲料水の量が1日500ミリリットルに制限されていた。イラン出身の24歳の男性は皮膚に小さな発疹の症状が出た後、敗血症で死亡した。施設の不衛生な環境と、島内の診療所における不適切な処置が原因だった。

ナウルについても、就寝施設で1つのテントに最大50人もの収容者が押し込められるうえ、場所がちょうどリン鉱石の元採掘現場に当たるため、そこから発生する有害な塵の影響で特に子どもが慢性の呼吸器病を患っていると指摘した。

ICCは当事国の司法制度に訴追能力がないと認められる場合に限り、犯罪行為を裁ける。いわば最後の刑事裁判所だ。オーストラリアがICCで裁かれるのを避けたければ、一番手っ取り早いのは国内の法廷で訴追することだ。

設立から15年間、ICCはアフリカ諸国で起きた戦争犯罪や人道犯罪ばかりを執拗に訴追したとして痛烈な批判を浴びてきた。昨年は2008年のジョージア(グルジア)紛争での戦争犯罪に関する捜査開始を決定するなど、アフリカ一辺倒だった姿勢は変わりつつある。それでもAU(アフリカ連合)は加盟国にICCからの脱退を呼びかけるなど反感は今も消えない。

ICCがナウルとマヌス島での人道に対する罪の訴追に踏み切れば、加害者が先進国でも容赦せず、重大犯罪を起訴する姿勢を示すことができる。欧米諸国が第2次大戦後最悪の難民危機への対応に追われるなか、もし2つの島で起きている犯罪行為に目をつぶれば、オーストラリアの難民虐待を常態化させ、他の国々に悪しき前例を残してしまう。

もしICCが弱い立場の難民に対する犯罪行為の捜査にすら手を付けないなら、何のための国際法廷かと問われても仕方がない。

From Foreign Policy Magazine

1208とはずがたり:2017/03/05(日) 09:35:57

四半世紀ぶり首相復活=大統領側近バクリ氏が就任-スーダン
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017030500201&g=int

 【ハルツームAFP=時事】1989年のクーデターに伴い事実上廃止されたスーダンの首相職が最近、四半世紀ぶりに復活した。スーダン議会が昨年暮れ、首相職復活を決議し、バシル大統領(73)が1日、バクリ第1副大統領(68)を指名。バクリ氏は翌日、就任宣誓した。
 大統領側近のバクリ氏は、情報機関トップや閣僚を歴任した政権の重鎮。宣誓演説で「国民対話に参加する全政党、全勢力を調和させる歴史的転換点にスーダンは立っている」と訴えた。バシル政権は2015年から一部野党勢力を取り込んだ「国民対話」を始めており、首相職復活も対話を受けた改革の一つに位置付けられる。
 首相職を置いてもバシル大統領がクーデター以来維持する絶対的権力は変わらない。バクリ氏は首相就任後も、第1副大統領を兼務する。スーダンの週刊紙エラフのハレド・ティガニ編集長は「バシル体制の延長線上の首相でしかないが、バクリ氏がどうにかして指導力を示すようになれば、また違ってくる」と分析している。(2017/03/05-07:07)

1209チバQ:2017/03/08(水) 10:58:54
http://www.afpbb.com/articles/-/3120269
南スーダン飢饉、湿地に隠れ水生植物で飢えしのぐ

2017年03月06日 13:04 発信地:レール/南スーダン
【3月6日 AFP】2月最終週の週末、南スーダンの飢饉(ききん)の中心地では、緊急の食糧支援を求めて、大勢の人々が避難している湿地の中から姿を現した。

 以前は油田の警備員として働いていたというボル・モルさん(45)は、過去数か月にわたり、家族を死なせないようにと必死で努力してきた。彼は近くの川や沼で魚を突き、そして3人の妻は食べるために水生植物を集めているのだという。

 運が良ければ1日に1回、食事を取ることができる。少なくとも湿地の中にいれば、兵士たちに略奪される危険からは逃れられる。

 レール(Leer)郡Thonyor村の灼熱の太陽の下で数千人の人々と一緒に食糧支援を待っていたモルさんは、つえを片手に持ちながら「ここの暮らしは無意味だ」と話した。

 この村での救援活動を前に、関係機関は住民が登録できるセンターの設置を求めて、政府、そして反政府勢力との交渉を進めた。

 国連(UN)はこの1週間前、南スーダンの一部地域における飢饉を宣言した。だが推定10万人に影響を及ぼしているこの飢饉は、悪天候や自然災害が原因ではない。3年以上続く紛争が原因でもたらされたものだ。

 3年以上続く紛争は、農業を妨げ、食料品店を破壊し、そして人々を家から追いやった。食糧など物資の輸送は故意の妨害に遭い、関係者も標的にされた。

 この紛争が壊滅的な被害をもたらしていることは、学校や病院の焼け焦げた壁や破壊された家屋や公共の建物、かつて盛況だった市場の荒廃ぶりなどを見れば一目瞭然だ。

 和平協定は2015年8月に署名されたが、完全に履行されたとは言い難い。昨年12月には再び政府軍の進軍があり、さらに5万6000世帯が家を追われて湿地に避難した。

 紛争によって農業や畜産業を営むことが難しくなるなか、人々は野生植物を取って食べたり、狩りに出たりしながら、緊急の食糧支援を待つしかない状況にまで追い込まれてしまった。食糧支援の頻度は極めて少なく、十分な食べ物を得られるとは到底言えない状況だ。

 この紛争と戦火からの逃亡は人々の生活を一変させた。モルさんの子どもたちは過去3年間学校には行っていない。「現在、大半の人がこの湿地のなかで暮らしている。ここの子どもたちを見れば、涙が出るだろう。ひど過ぎる状況だ」とモルさんは話した。

 北部ユニティー州(Unity State)の飢饉の中心地の外でも、主に戦闘が最も激しい地域で500万人近くが食糧の支援を必要としている。「最大の問題は治安が悪いために、こうした地域へのアクセスが極めて困難になっていることだ」と、世界食糧計画(WFP)のジョージ・フォミニェン(George Fominyen)氏は指摘している。(c)AFP/Waakhe Simon WUDU

1210チバQ:2017/03/08(水) 22:08:08
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170308-00000066-reut-m_est
南アフリカ、ICC脱退を正式に撤回 国連に通知
ロイター 3/8(水) 15:51配信

[国連 7日 ロイター] - 南アフリカは7日、同国の最高裁が国際刑事裁判所(ICC)からの脱退は「違憲で無効」と判断したことを受け、ICCからの脱退を正式に撤回した。

国連のウエブサイトよると、南アフリカは国連のグテレス事務総長にその旨を通知。3月7日付の国連の文書によると、脱退撤回は「即有効」になる見通しだという。

南アフリカは2015年、大量虐殺や戦争犯罪に関与したとしてICCが逮捕状を出したスーダンのバシル大統領を逮捕せず、ICCから非難されたことを受けて、ICC脱退の意向を表明。昨年10月、国連に脱退の意向を通知していた。

ICCを巡っては、アフリカ諸国が不公平に標的とされていると懸念を強めていたほか、南アフリカは外交特権を認める同国の法律と相いれないと語っていた。

1211チバQ:2017/03/08(水) 22:10:08
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170308-00000019-jij_afp-int
南スーダンに新たな反政府組織、政府軍の元副参謀総長が結成宣言
AFP=時事 3/8(水) 12:19配信

南スーダンに新たな反政府組織、政府軍の元副参謀総長が結成宣言
銃を突き上げるスーダン人民解放軍の兵士ら。南スーダンの首都ジュバ近郊で(2016年4月14日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】南スーダン政府軍の元副参謀総長トマス・シリロ・スワカ(Thomas Cirillo Swaka)氏は6日、同国の政権打倒に向け新たな反政府組織を結成したと表明した。南スーダンでは3年以上にわたり内戦が続いている。

 先月辞任し、「部族的に仕組まれた戦争」を引き起こしているとして、サルバ・キール(Salva Kiir)政権を激しく非難していたスワカ氏は6日、反政府組織「救国戦線(NAS)」の結成を宣言し、南スーダンの国民に対し「キール政権を打倒するため立ち上がる」よう呼び掛けた。

 スワカ氏は声明で「救国戦線は、わが国の健全性を取り戻し正常な状態にするためキール政権は退陣すべきという結論に至った。彼は、さらなる流血の事態を起こさずに大統領の座を明け渡すべきだ」と述べた。

 政府軍であるスーダン人民解放軍(SPLA)のルル・ルアイ・コアング(Lul Ruai Koang)報道官(准将)は、新しい反政府勢力について「日の目を見ることがない武装勢力がまた一つ誕生しただけ」と一蹴した。

 スワカ氏が南スーダンの国内外から政治的・軍事的にどの程度の支持を受けているのかは不透明だ。救国戦線結成を宣言する17ページの文書に署名したのはスワカ氏1人だけで、同氏がキール大統領に対抗する幅広い動きを起こせるのか疑問視されている。【翻訳編集】 AFPBB News

1212チバQ:2017/03/08(水) 22:14:35
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170308-00000025-mai-m_est
<ソマリア>干ばつ深刻化…イスラム過激派、伸長も
毎日新聞 3/8(水) 10:19配信

 ◇国連事務総長が警告

 【ヨハネスブルク小泉大士】国連のグテレス事務総長は7日、干ばつの影響が深刻化しているアフリカ東部のソマリアを訪れ、国際社会の支援がなければイスラム過激派の伸長を招くと警告した。

 ロイター通信によると、グテレス氏は「テロと戦うには、根本的原因に対処しなければならない」と指摘。ソマリアのような国に平和と安定をもたらすことこそ「豊かな国が自分たちを守る一番の方法だ」と述べた。

 ソマリアでは人口の半数近い620万人が食糧不足に陥り、国連は8億2500万ドル(約940億円)の緊急支援を呼びかけている。グテレス氏は「豊かな国に気前の良さを求めているのではない。自らの利益になると訴えている」と語った。

 ソマリアのアブドラヒ大統領は、今後2カ月のうちに雨が降らなければ「26万人が死亡した2011年の大干ばつと同様の人道危機が起きる」と述べ、早急な支援を求めた。

 ソマリアではイスラム過激派アルシャバブによるテロが頻発し、テロと干ばつの二重苦に見舞われている。

 国連児童基金(ユニセフ)によると、イエメン、ナイジェリア、ソマリア、南スーダンの中東・アフリカ4カ国で、子供約140万人が深刻な栄養失調で年内に死亡する危険にさらされている。

1213とはずがたり:2017/03/18(土) 13:24:07
メルケル独首相、トランプ大統領と初会談 緊張感漂う冷たい雰囲気
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170318-00000004-jij_afp-int
AFP=時事 3/18(土) 8:44配信

メルケル独首相、トランプ大統領と初会談 緊張感漂う冷たい雰囲気
米首都ワシントンのホワイトハウスで共同記者会見を終えて握手するドイツのアンゲラ・メルケル首相(左)と米国のドナルド・トランプ大統領(右、2017年3月17日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】訪米中のアンゲラ・メルケル(Angela Merkel)独首相は17日、米首都ワシントン(Washington D.C.)のホワイトハウス(White House)でドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領と初めて会談した。2人の間に冷ややかな雰囲気が漂う中、貿易から移民問題に至るあらゆる点で両首脳の意見の違いが際立った。

【関連写真】こわばった表情のメルケル首相

 北大西洋条約機構(NATO)や防衛予算、自由貿易協定などに言及した両首脳の合同記者会見では、気まずい空気が流れる瞬間が幾度とあり、2人の間にはほとんど共通点が存在しないことが見てとれた。

 ホワイトハウスのイーストルーム(East Room)で行われた約30分間の会談でトランプ氏はNATO加盟国が防衛費の「公平な負担」をしていないと非難し、「公平で互恵的な貿易」協定を要求し、メルケル首相の表情はこわばったままだった。

 物理学者の肩書きも持つメルケル首相は、長年バラク・オバマ(Barack Obama)米前大統領に最も近い国際政治上のパートナーだった。2人は強い信頼関係でつながり、熟考した交渉法にも共通点があった。

 トランプ氏は今年1月の大統領就任前からメルケル首相による難民受け入れ政策を「破滅的な誤り」と呼び、同首相が「ドイツを滅ぼしつつある」とほのめかして基本的な姿勢を示していた。

 メルケル首相はトランプ大統領との共同記者会見で「直接対話することは、お互いについて話すことよりもずっと素晴らしい。私たちの会談がそれを証明している」と述べた。しかし、そんな比較的明るい瞬間にも両首脳の間には緊張が存在していた。

 オバマ前大統領に盗聴されたというトランプ氏の根拠ない批判に対する怒りが広がる中、同氏はオバマ政権がメルケル首相の電話を盗聴していたという過去の話を持ち出し、「(オバマ)前政権による盗聴に関しては、少なくとも私たちには共通点があると言えるだろう」と冗談を言ったが、メルケル首相は大々的な政治的醜聞に関するトランプ大統領の冗談をユーモアとして受け取らなかったようだ。【翻訳編集】 AFPBB News

1214とはずがたり:2017/03/18(土) 13:24:30
英国、トランプ氏監視疑惑は「ばかげている」 言及の米政府を批判
http://www.afpbb.com/articles/-/3121868?utm_source=yahoo&utm_medium=news&cx_from=yahoo&cx_position=r1&cx_rss=afp&cx_id=3121874
2017年03月18日 07:21 発信地:ロンドン/英国

【3月18日 AFP】米大統領報道官が、就任前のドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領が英情報機関・政府通信本部(GCHQ)による監視対象になっていたとの疑惑に言及した問題で、英政府は17日、米政府からこの疑惑には今後言及しないとの確約を得たと発表した。GCHQはこれに先立ち、この疑惑を「ばかげている」と一蹴する異例の声明を出していた。

 米FOXニュース(Fox News)が報じたこの疑惑は、バラク・オバマ(Barrack Obama)前大統領が米国の法律を迂回するためGCHQを通じてトランプ氏を監視していたというもので、ショーン・スパイサー(Sean Spicer)米大統領報道官が16日の会見で言及した。

 GCHQ報道官は16日夜、この疑惑を「ナンセンスだ」などと一蹴。テリーザ・メイ(Theresa May)英首相の報道官も翌17日、こうした主張は「無視されるべき」とした上で、「われわれは米政府に対してこれを明確に伝え、こうした疑惑には二度と言及しないという確約を得た」と述べた。

 同報道官は、キム・ダロック(Kim Darroch)駐米英大使とマーク・ライアル・グラント(Mark Lyall Grant)英首相補佐官(国家安全保障担当)がホワイトハウス(White House)と直接対話したと述べたが、この件に関し米政府が英国側に謝罪したかどうかについては言及を避けた。

 一方ホワイトハウスは17日、スパイサー報道官は英国がトランプ氏を監視していたと述べたわけではなく、「単にそのような報道があったことを指摘しただけで、特定の報道を支持したわけではない」と弁明した。(c)AFP/Dario THUBURN

1215チバQ:2017/03/20(月) 17:23:24
http://www.afpbb.com/articles/-/3121917
ガーナの新大統領、副大臣ら含め110人の内閣発足
2017年03月18日 16:59 発信地:アクラ/ガーナ
【3月18日 AFP】西アフリカのガーナで、1月に就任したナナ・アクフォアド(Nana Akufo-Addo)大統領が、副大臣らを含め110人からなる新内閣を発足させ、物議を醸している。

 同国政府史上最多数の任命に対し、ソーシャルメディアやラジオ番組では批判が巻き起こっているが、アクフォアド大統領は17日、「必要な投資」だとして自身の決定を正当化した。

 同大統領は国営テレビのインタビューで「これだけの大きな政府のコストについて、人々が懸念していることは分かっている」と認めた上で、「これは必要な投資だ」と述べた。また人々が考えるほどコストはかからないと強調し「例えば副大臣50人のうち42人は元々議員で、議員を大臣に転換させた場合に国庫が負担する限界コストは最小限だ」と述べ、「国を迅速に変化」させるためには必要な数だと語った。

 昨年12月の大統領選で当選した際、数々の経済問題の修正や政治腐敗との闘いを約束したアクフォアド大統領は、自身の大臣たちは「仕事をする」と強調した。

 一方、野党・国民民主会議(NDC)のジョージ・ローソン(George Lawson)副書記長はAFPに対し、閣僚らが増えることは「ガーナ経済衰退の原因になる」として同大統領の決定を批判した。(c)AFP

1216チバQ:2017/03/20(月) 17:24:25
http://www.afpbb.com/articles/-/3121879
飢饉発生しても武器の購入続ける南スーダン政府、国連秘密報告書
2017年03月18日 10:38 発信地:国連本部/米国
【3月18日 AFP】南スーダンはサルバ・キール(Salva Kiir)政権の軍事行動を主原因とする飢饉(ききん)に陥っているにもかかわらず、同国政府は石油収入を武器の購入に費やしていることが、国連(UN)の秘密報告書で17日、明らかになった。

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 AFPが入手したこの48ページにわたる国連専門家パネルの報告書は、南スーダンへの武器禁輸を求めている。同内容の決議案は米国が支持していたが、昨年12月の国連安全保障理事会(UN Security Council)で否決された。

 この報告書は「さまざまな調達元から南スーダンに武器が流入し続けており、近隣諸国が協調して南スーダンに武器を流していることも多々ある」と述べていた。

 同委員会によると、南スーダン政府が正規軍、治安部隊、民兵組織、そして「キール大統領派」用の武器の調達を続けているという圧倒的な数の証拠がある。

 同専門委員会の見積もりによると、南スーダンは歳入の97%を石油の先売りに頼っており、2016年3月下旬から10月下旬にかけての石油収入は総額約2億4300万ドル(約274億円)だった。

 この報告書によると、南スーダンの歳出の少なくとも半分――おそらく実際はそれよりずっと多い金額――が武器購入をはじめとする安全保障に割り当てられている。

 北部ユニティー州(Unity State)では10万人が餓死し、さらに100万人が餓死寸前となる事態に陥り、飢饉の発生が宣言された中、南スーダン政府は武器の購入契約を結び続けている。(c)AFP/Carole LANDRY

1217とはずがたり:2017/03/22(水) 19:21:02
トランプ大統領の誕生が示す歴史的な意味としての「先進国の開発途上国化」
https://news.yahoo.co.jp/byline/mutsujishoji/20170121-00066831/
六辻彰二 | 国際政治学者
1/21(土) 17:49

1月20日、ドナルド・トランプ氏が第45代米国大統領に就任しました。選挙戦で展開された方針がどこまで実現されるかは未知数ですが、そうであるがゆえに各国はその動向を注視せざるを得ません。

ただし、保護主義的な貿易政策やヒトの移動の制限は、冷戦終結後に米国自身が主導して作ってきたグローバル化の潮流を否定するもので、それは「グローバル化の終わりの始まり」とも呼べます。以前に述べたように、「米国第一」を掲げ、国際秩序の形成と距離を置くという方針が実現されれば、それは米国が超大国の座を降りることを宣言するものに他ならず、戦後、特に冷戦終結後の国際秩序は大きな転換点を迎えたことになります。

その一方で、より長期的な視点でみたとき、トランプ氏の大統領就任には、もう一つの大きな意味を見出すことができます。それは「先進国の開発途上国化」とでも呼べる現象で、世界全体の西洋化に対する、非西洋世界からのある種の逆襲でもあります。

反歴史的な「国民」
トランプ氏は「米国を再び偉大にする」と叫び、「国民の結束」を求めました。その一方で、ムスリムやヒスパニックをはじめとする外国人、そして性的少数者に対する排他的な言動は、「それらを排除することで理想的な米国社会を取り戻せる」という前提に基づいています。裏返せば、そこには「理想的な米国人」イメージに基づく「国民」イメージがあるのですが、その要素としては白人、キリスト教徒、異性愛者などの属性を見出すことができます。

ただし、米国社会がこれらの属性をもつ人々によってのみ支えられてきたというのは、一種の神話に過ぎません。

20世紀を代表する政治哲学者の一人ハンナ・アレントは、著書『革命について』で、アメリカ革命(日本でいうアメリカ独立戦争)とフランス革命を「自由の創設」という観点から比較して、前者を成功、後者を失敗と分類しました。フランス革命は貧困や格差といった社会問題をエネルギーにしていたがゆえに、王政の打倒と生活状況の改善がイコールで想定されていました。しかし、政治体制が変更されただけで人々の生活がよくなるはずはなく、国王を断頭台に送っても一向に社会問題が解決しないことが人々の不満を増幅させた結果、ロベスピエールの恐怖政治やナポレオンの登場といった政治的混乱が生まれました。これに対して、アメリカ革命は入植して既に経済的に自立していた独立自営農民を主体としていたため、その目的は「自分たちで自分たちのルールを作る」ことに集中し、それ以上のものを政府に求めることはありませんでした。その結果1787年に制定された合衆国憲法は、修正を重ねながらも、基本的に現在まで続いていますが、これは20世紀に至るまで王政、共和政、帝政などが目まぐるしく入れ替わったフランスと比較して、米国の政治的安定を示すといえます。

ただし、ここで注意すべきは、貧困や格差が蔓延していた当時のヨーロッパ諸国と異なり、なぜ当時の米国人が経済的に自立していたか、ということです。ここに関して、さすがにというべきか、アレントは奴隷制の存在を指摘することを忘れませんでした。つまり、黒人奴隷の困苦のうえに白人入植者の経済的自立は成立していたといえます。

当時の法律では、奴隷に人権は認められていなかったので、法的には「黒人は米国人でなかった」となります。とはいえ、少なくとも「米国社会がキリスト教徒の白人のみで成り立ったことは一度たりともない」ことだけは確かです。つまり、トランプ氏あるいはその支持者が振りまく「国民」イメージは反歴史的な「過去のイメージ化」によって立つもので、現在の米国人の多数派を占める属性をもって「国民」と強弁する傾向が顕著といえるでしょう。

フィクションの誕生
もちろん、特定の属性をもって「国民」イメージが作られることは、トランプ氏に始まったことではありません。その古典的な例として知られるのは、1492年のスペインにおけるユダヤ教徒追放令です。

15世紀のスペインでは、中央集権体制が急速に形作られていました。そのなかで「スペイン」という国家のメンバーである「スペイン人」イメージを作る際、「キリスト教徒」であることが共通項として想定されたといえます。ヨーロッパでユダヤ人が迫害されたことは広く知られていますが、それはキリスト教が絶対的な権威だった中世よりむしろ、「国家」や「国民」という概念が普及した近代において、より激しくなったのです。

1218とはずがたり:2017/03/22(水) 19:21:33
ただし、このような強制的措置もありながらも、近代西洋では「国民」イメージが比較的受け入れられやすい環境にあったことも確かです。ヨーロッパの国境線は非常に複雑ですが、それは数百年に渡って幾度となく戦争を繰り返して確定されたものです。そのため、長い時間をかけて、文化や言語の広がりが、国境線によって相当程度区切られることになりました。

また、政治学者アーネスト・ゲルナーが指摘するように、18世紀に生まれた産業革命も、「国民」イメージの形成を促した条件になりました。産業革命によって資本主義経済が発達したことは、貴族と平民といった封建的身分制を破壊しました。それまで、一つの国であっても貴族と平民は別個の存在としてあり、「国民同士」ではありませんでした。つまり、身分制の崩壊は、それに代わる新たな「我々」イメージの形成を促したといえます。それに加えて、産業化が進んだことで、各国では農村や地方を単位とする自給自足に毛の生えた状態から、一つの国を単位とする国民経済が生まれました。それは、やはり長い時間をかけて、人々の移動範囲や、法律の適用範囲にもおよそ重なって発達したことで、人々に「国家」や「国民」といったイメージを抱かせやすくしたといえます。

つまり、国境線で文化がかなりの程度区切られ、そのなかで人々の生活圏が確立したことで、西洋では「国民」としての自覚をもちやすい環境が醸成されたのです。

これと連動して、アメリカ革命やフランス革命に象徴されるように、18世紀の西洋では民主主義が普及しましたが、これも「国民」イメージの形成と無縁ではありませんでした。専制支配を拒絶した後、国家の主権を引き継ぐ主体が誰なのかという話になった時、一番分かりやすかったのは「総体としての国民」でした。

こうして、例えスイスのように公用語が4つあったとしても「スイス人」がいるように、西洋世界では文化的な違いを超えて、フィクションとしての「国民」が実際に存在するものとして扱われるようになったのです。フィクションとしての「国民」が多少なりともリアリティあるものとして普及したことは、西洋に特有の条件が重なった、極めて特殊なものだったといえるでしょう。

開発途上国の苦悩
このフィクションは、18世紀からの列強による植民地支配と、19-20世紀にかけての独立を通じて、非西洋世界に「移植」されることになりました。しかし、当然というべきか、現在の先進国の多くを占める西洋世界で長期にわたって形作られたこのフィクションが非西洋世界、つまり現在の多くの開発途上国に定着することは困難でした。

開発途上国の多くでは、選挙が行われていたとしても民主主義が必ずしも定着しておらず、個人の権利などが制約されがちです。その一方で、強権的な政府は国民統合の求心力としてナショナリズムを叫ぶことが一般的で、そのなかで支配者個人がカリスマ化されることも稀ではありません。その大きな背景には、「国民」としての意識の薄さがあげられます。

例えば、イラクでは2003年のイラク戦争でフセイン政権が倒され、2005年の選挙で初めて民主的な政府が樹立されました。しかし、その結果として誕生したマリキ政権のもとで、人口の約60パーセントを占めるシーア派が政府の要職を占め、豊富な石油資源からの収入のほとんどは中央政府を通じてシーア派に手厚く配分されました。露骨なシーア派優遇にスンニ派やクルド人が不満を募らせたことは、いわば当然でしたが、米国などがこれに忠告すると、マリキ首相(当時)は「イラク・ナショナリズム」を前面に掲げ、これに反発しました。この状況下で台頭した「イスラーム国」(IS)に、スンニ派住民のなかから自発的に参加する人々が現れたことは、不思議ではありません。すなわち、マリキ首相も、ISを支持したスンニ派住民も、「イラク国民」という、あるのかないのか分からない結びつきより、「シーア派」、「スンニ派」という確固たる結びつきを選んだといえます。

イラクのように激しい戦闘にまで至るケースは稀ですが、多くの開発途上国ではフィクションとしての「国民」が、文字通りのフィクションに過ぎないものになりがちです。そこには、多くの開発途上国に共通する条件があります。現在の国境線の多くは植民地支配の遺物であり、現地の文化や言語の広がりと無縁にひかれたものです。そのため、一つの国のなかに多くの民族や宗派が林立したり、逆に一つの民族や宗派が国境線で分断されたりすることは珍しくありません。

1219とはずがたり:2017/03/22(水) 19:22:33

これに加えて、多くの開発途上国では、西洋世界のように「国家」が経済的単位として成立することもありませんでした。イラクの石油に象徴されるように、帝国主義時代にアジア、中東、アフリカ、ラテンアメリカでは西洋向けの輸出産品の生産が中心の経済構造が確立され、その傾向はグローバル化によって加速しました。つまり、フィクションとしての「国民」を、多少なりともリアリティあるものとして受け入れることを可能にする物質的な条件も、開発途上国では揃わなかったのです。

例えば、アフリカ大陸で最も人口の多いナイジェリアの場合、公式に確認されているだけで250以上の民族がいるといわれます。ワールドカップなどでナショナルチームを応援することはあっても、サッカーの試合が終わればそれまでの、極めて薄い国民意識しかない国がほとんどであることに鑑みれば、多くの開発途上国が分離独立運動を抱えていることは、偶然ではありません。

そのような状況の下で、国家権力を握る(多くの場合は多数派の)民族や宗派は、ナショナリズムを叫ぶことで、自分たちの支配を正当化しやすくなります。しかし、その実態は、イラクのシーア派のように、特定の集団の利益を代弁したものに過ぎず、それがあからさまであるほど、力ずくで抑え込むか、経済的な利益をばらまくことでしか、自らの正当性を保てなくなります。こうしてみたとき、開発途上国に「独裁者」と呼ばれる人間が多いことも、選挙がただ多数派の支配を追認する儀式でしかないことも、経済的な恩恵を与えることが前面に出やすいことも、全て当然の帰結といえるでしょう。

それは裏返せば、我々が「普遍的なもの」とみなしがちな「国民」という観念そのものが、近代西洋(と日本のようなごく例外的な国)においてのみ、多少なりともリアリティをともなって成立した、きわめて特殊なものであることを意味するのです。

開発途上国の逆襲
ところで、今さらいうまでもなく、トランプ氏の大統領就任だけでなく、ヨーロッパでの極右政党の林立や分離独立運動の高まりなど、日本を含む先進国では「国民」を強調する勢力の台頭が目立ちます。その直接的な背景には、移民の急増や経済的な困難があげられますが、これらはいわば、これまで先進国でフィクションとしての「国民」が広く受け入れられていた状況が覆った結果といえます。

グローバル化によってヒトの移動が自由化したことで、先進国にはそれまで以上に多くの地域から人間が集まるようになりました。いまやムスリムがロンドン市長になる時代です。その一方で、やはりグローバル化によって、先進国企業が開発途上国への進出を加速させました。それは従来以上に生産活動を活発化させる原動力になったとはいえ、経済的な単位としての「国家」のリアリティを、限りなく薄くする効果もあったといえます。こうして、フィクションとしての「国民」に、多少なりともリアリティを与えていた、先進国に特有の特殊条件は衰退していきました。

しかし、この状況は、これまでみてきたように、開発途上国ではむしろ当たり前のことでした。先述のように、西洋世界で生まれた「国民」の観念は、いわば西洋世界やごく少数の例外でのみ成立する特殊なもので、世界中のほとんどの地域では、まさにフィクション以外の何物でもないものであり続けました。その結果、開発途上国では、ナショナリズムを高唱しながらも、批判的な勢力をムチで抑えるとともに経済的な恩恵というアメを与えることで、分裂する国内を支配する権威主義的な政府が多くならざるを得ませんでした。それは、「特殊なもの」を「普遍的なもの」として植え付けてきた無理が生んだものともいえます。

言い換えると、先進国を中心とするグローバル化が進行した1990年代以降、開発途上国からヒトやモノが押し寄せるなかで、フィクションとしての「国民」を成立させていた特殊条件が衰退したことは、開発途上国が長く直面し、苦労してきた状況が、先進国に上陸したことを意味します。トランプ氏やその周辺が「白人キリスト教徒の共和国」を理想化することは、「選挙で多数派を獲得した」ことを錦旗に、特定の文化集団の利益を「国民の利益」と位置付け、それ以外を(程度の差はあれ)合法的に抑え込もうとする点で、マリキ前首相がシーア派を優遇しながらイラク・ナショナリズムを高唱したことと、大差ありません。

1220とはずがたり:2017/03/22(水) 19:22:53
>>1217-1220
こうしてみたとき、グローバル化は結果的に、植民地時代以来、西洋世界から押し付けられた基準により開発途上国が抱えてきた苦悩を、先進国に逆流させる契機になったといえるでしょう。そこには、一種のブーメラン効果を見出すことができます。

こうして生まれたトランプ現象、BREXIT、極右政党の林立、分離独立運動の活発化などは、フィクションである「国民」をリアリティあるものとして受け止められなくなったときに生まれたもので、「フィクションを本当のものにしようとする」試みともいえるでしょう。言い換えるなら、既存の国境線を否定するISを、近代西洋が生んだ「国民」というフィクションを全否定する急進派とするなら、トランプ氏はフィクションとしての「国民」にしがみつく守旧派の代表格と呼べます。

とはいえ、米国社会が白人のみで成立したことがないように、フィクションを現実にしようとすることは、開発途上国に「国民」を生み出そうとしたのと同様に、無謀と言わざるを得ません。むしろ、そこで求められるべきは、文化的に林立し、海外との経済取引に依存する現代社会に適応した、新たな「国民」イメージを構築することのはずです。少なくとも、環境に適応せずに「過去のイメージ」に囚われることが、生産的でないことだけは確かといえるでしょう。

六辻彰二
国際政治学者
博士(国際関係)。アフリカをメインフィールドに、米中関係から食糧問題、宗教対立に至るまで、分野にとらわれず、国際情勢を幅広く、深く、分かりやすく解説します。

1221とはずがたり:2017/03/23(木) 18:23:37
2017年 03月 23日 14:15 JST
欧米に跨がる記事なんで此処へ。欧州に投下して米国にも転載した方がいいかな。。

コラム:揺れる欧州の不運、盟友国に「気まぐれトランプ氏」
http://jp.reuters.com/article/europe-trump-column-idJPKBN16U0DX?sp=true
John Lloyd

[20日 ロイター] - トランプ大統領とメルケル首相の初顔合わせとなった米独首脳会談は、悪天候のため予定より3日遅れて17日に開催された。政治的、倫理的、そして人格的にも極端に対照的な両首脳の会談は、天候同様に険悪なものになり得た。

だが、冷淡な空気の漂う共同記者会見の様子からすると、感情的な爆発は抑えられたようだ。ともに世界で最も大きな政治的権力を持つ男性と女性の間で行われた会合の詳細が、調査報道によって再現されることを願いたいものだ。


共同記者会見の席上でトランプ大統領は、両首脳がオバマ前政権による盗聴行為の犠牲者仲間だという演出をぎこちなく試みたが(メルケル首相の携帯電話は米国家安全保障局により盗聴されていた)、メルケル氏は戸惑った表情を浮かべただけだった。そこには、仲間意識は微塵も感じられなかった。

トランプ大統領は場当たり的な人物だ。彼が抱く今日の愛は、明日の裏切りだ。大統領就任後、初の海外首脳として迎えたメイ英国首相に対して「特別な関係」を連発したトランプ大統領だったが、その後、大統領候補だった自身の電話を盗聴する際にオバマ氏が英政府通信本部(GCHQ、米国の国家安全保障局に相当する)の助けを借りたとの言いがかりをつけた。

トランプ大統領は、GCHQの関与についてはフォックスニュースに出演したゲストの発言を引用しただけだと述べている。右派として知られる同局は、その後この関与についての告発から距離を置いている。

だが、トランプ大統領が他の危機へと取り組んでいく一方で、英国の情報機関関係者にとってこの件は重大な意味を持っている。米国の治安当局との緊密な協力は彼らにとって必要不可欠だが、規模に劣るパートナーであるだけに、軽視されることには神経を尖らせている。トランプ大統領の主張に対する抗議のなかで、GCHQは(通常では使わない)「馬鹿げている」「ナンセンス」という2つの言葉を使った。彼らの憤りの深刻さを物語っている。

今回の対立は米英両国の亀裂を示すものとされているが、事情はもっと複雑であり、トランプ大統領時代が続くうちに、その複雑さはさらに深まっていく可能性が高い。米国の情報機関は、英国の持つネットワークを本当に重視している。そのなかには、オーストラリア、カナダ、ニュージーランドといった英語圏諸国の組織との情報共有が含まれており、米英を含めたいわゆる「5つの目」を構成している。

本人以外は誰も信じていないことの裏付けを取るよう汚れ仕事を押しつけてくるトランプ大統領に、憲法上、仕えなければならない米情報コミュニティのいら立ちが、最近の報道からも伝わってくる。

トランプ大統領は彼自身の基準に従って、あるいは親密なアドバイザーの基準に従って行動している。それは制度や関係が、驚くほど大統領の気分に左右されるということであり、「米国第一」の旗印に合うようなインフラや政策の提供に向けて突進するということである。

トランプ支持者は欧州のナショナリストたちを仲間だと思っている。少なくとも、彼ら同様、各国の愛国精神の追求に熱心だと思っており、それはロシアのプーチン大統領とも共通する視点だ。

だが先週のオランダ下院選挙におけるヘルト・ウィルダース氏率いる極右政党「自由党」の敗北は、たとえ移民に反対しており、イスラム主義者による攻撃を恐れているとしても、大半の欧州市民が超えようとはしない一線を示しているのかもしれない。モロッコ出身の移民について懸念しているかもしれないが、それでもウィルダース党首のように彼らを「人間のクズ」と呼ぼうなどとは思わないものなのだ。

今回の勝利は、オランダという小さな国が過去数十年のあいだに実現した最も重要な選挙結果となる。これによって、欧州全域に限らず、主流派に属する各国の政治家は、ほっと安堵のため息をついた。

先日のオーストリア大統領選で敗北したポピュリスト的なナショナリズムは、軽蔑していたオランダ中道政党を倒すこともできなかった。何といっても、ロッテルダムはロンドンと同様、ムスリムの市長を擁しているのだ。

1222とはずがたり:2017/03/23(木) 18:23:54
>>1221-1222
トランプ大統領は欧州で人気を博するまでには至っていない。

オランダのニュース番組「Sunday with Lubach」での愉快なエピソードのなかで、「神が創造した最高の脱税システム」をオランダの魅力の1つとしてトランプ氏に紹介するなど、同氏は常に風刺されている。右派ナショナリスト政党はトランプ氏を好み、何百万人もの支持者を抱え、世論調査でリードすることも多いが、それでも彼らは多数派ではない。

現在、最も権力の座に近いと思われる欧州のナショナリストは、自分の地域や国をEUから、あるいは少なくとも統一通貨ユーロから離脱させたいと考えている人々ではない。それは、ある地域(彼らに言わせれば「国」なのだが)を本国から分離独立させようとしている政党だ。

その最たるものがスコットランド国民党である。彼らは「超リベラル」「超欧州主義」と見られたがっており、あらゆる種類の移民を歓迎している。英スコットランド自治政府のスタージョン首相によれば、移民は「スコットランドで暮らすことを希望するという、われわれに名誉を与える存在」なのである。

スペインのカタルーニャ地方のナショナリストも、同じようなアプローチをとっている。彼らにとってナショナリズムとは、旧来の「国家」の悪い部分をすべて捨て去る方法なのだ。

依然としてEUで有力な勢力は、基本的な立ち位置として、リベラルな国際主義と全般的に平和主義的な視点を掲げている。彼らは、加盟国のいっそう緊密な統合が唯一の道だと考えている。それは欧州委員会のユンケル委員長が堅持する立場だ。だが、ユンケル委員長などのEU幹部は、これまでのところ、その面ではあまり成果を挙げていない。

EUは崩壊していないし、近い将来そうなる可能性も低い。ほとんどの国では福祉や医療制度に負担がかかっているが、それでも十分機能している。世界的な基準に比べれば、所得も全般的に高い。社会の偉大な麻薬である娯楽は今や多様化しており、過去のどの時期と比べても、より刺激的で、自由に入手可能だ。暴力的な抗議行動はめったにない。

とはいえ、こうした状況が変化する可能性はある。

いくつかの大国、特にイタリアとスペインでは、特に若年層を中心とする失業率が、ここ数カ月わずかに下がったとはいえ、依然として非常に高い。若者の実に3分の1以上が仕事を見つけられず、反抗勢力の潜在的な予備軍になっている。ギリシャでは若者の失業率が約45%に上り、一時は60%にも達していた。

今週末、EUの基礎となったローマ条約の締結60周年を祝うため、欧州27カ国の首脳が集まる。英国のメイ首相は欠席する予定だ。出席する意味がないと考えている。首脳たちはEUの未来を思い描こうとしているが、英国はその未来には含まれていないのだから。

ローマで27カ国の首脳が祝福する伝統は、素晴らしいものだ。かつてはいがみ合っていた諸国間の協力、旧共産圏諸国のEUへの包摂、貧困地域への支援、そして大学や非政府組織、企業、政党、各国政府のあいだで形成された数千もの新たな協力関係。さらには欧州各国・諸国民のあいだの差異と類似性についての理解の深まりなどが挙げられる。

だがその伝統は、EUを袋小路に追い込んでいる遺物でもある。極右は敗北に苦しんでいるが、EU全域に及ぶ彼らの数百万もの支持者は消滅しないだろう。

国民国家から権力を奪うのではなく、それを返していくような方向で、ナショナリストのバブルをはじけさせるような、思い切った変化が必要だ。容易なことではない。このような状況下において、EUがどうなろうと気にしない人物が「一番の友好国」の指導者とは、何という最悪の巡り合わせだろうか。

*筆者はロイターのコラムニストです。本コラムは筆者の個人的見解に基づいて書かれています。(翻訳:エァクレーレン)

1223チバQ:2017/03/26(日) 20:57:57
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170326-00000045-asahi-int
武装勢力が襲撃、警察官40人殺害 コンゴ民主共和国
朝日新聞デジタル 3/26(日) 19:48配信

 アフリカ中部のコンゴ民主共和国(旧ザイール)で24日、約40人の警察官が武装勢力に襲われ、殺害された。AP通信などが25日に伝えた。

 現場は同国中部の中央カサイ州。周辺地域では昨年、2期の任期が切れても大統領職を続けようとするカビラ大統領に武装勢力が反発。400人以上が死亡し、市民ら20万人以上が住む場所を追われた。

 与野党は年内に大統領選を実施し、カビラ氏の3選は認めないことで合意しているが、カビラ氏は従わないとの見方もあり、混乱が続いている。(ヨハネスブルク=三浦英之)

1224チバQ:2017/04/01(土) 17:36:44
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170401-00000022-mai-s_ame
<ベネズエラ>最高裁、議会立法権の剥奪も…政権批判に警告
毎日新聞 4/1(土) 10:44配信

 【サンパウロ朴鐘珠】南米ベネズエラの最高裁判所が、マドゥロ政権の政策に議会が抵抗を続ける場合は立法府としての機能を停止する方針を打ち出し、議会だけでなく、周辺国も反発している。

 ベネズエラの議会は野党が過半数を占める。最高裁は先月29日、議会に立法権の剥奪を警告すると発表。理由として、政府が計画する国営石油公社の新規事業の予算化に議会が反対していることが「不敬行為」に当たるためと指摘した。

 実際に議会が停止されるかは不明だが、ボルヘス議長は30日、「マドゥロ大統領にやりたい放題の権力を与えるもので、まさしく独裁だ」と非難。これを受け、国内では反政府デモも起きている。また、南北アメリカ諸国の国際機関「米州機構」のアルマグロ事務総長は30日、ツイッターで「ベネズエラの政権内クーデターに抗議する」と述べ、米州機構の緊急会合開催を要請した。ペルー外務省は同日、駐ベネズエラ大使の一時帰国を発表した。

 原油価格の暴落で深刻な経済危機に陥るベネズエラでは、左派政権に対する国民の不満が高まっている。昨年、マドゥロ氏の罷免を求める国民投票の実施に向けた署名集めの動きがあったが、選挙管理当局が手続き上の不備を理由に署名活動を停止させた。

1225チバQ:2017/04/01(土) 17:38:37
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170331-35099082-cnn-int
最高裁が議会の権限剥奪、大統領派に権力集中 ベネズエラ
CNN.co.jp 3/31(金) 13:28配信

(CNN) 南米ベネズエラの最高裁判所は31日までに、野党勢力が過半数を占める議会からすべての権限を剥奪(はくだつ)し、最高裁に移管する決定を下した。議会は野党が過半数を占める一方、最高裁の判事はマドゥロ大統領派が多数を占めている。

この決定は、立法・行政・司法の三権すべてがマドゥロ大統領の与党・統一社会党によって支配されることを意味する。

国民議会のフリオ・ボルヘス議長は30日、「ニコラス・マドゥロ(大統領)はクーデターを起こした」と述べた。

マドゥロ大統領は国営テレビに出演し、最高裁の決定について生放送でこう語った。

「私は憲法の非常事態の条文に基づく特別な権力を与えられた。これは最高裁の命令だ。歴史的な判断だ」

今回の決定は、中南米諸国に衝撃を与えた。ペルー政府はこれを受けてベネズエラとの外交関係を断ち、大使を召還した。

ペルー外務省の声明によれば、同国のクチンスキ大統領は最高裁の決定を「法による統治を粉砕し、憲法による民主的な秩序の解体に等しい専横的な手段だ」と非難した。

最高裁が問題視したのは、裁判所によって無効とされた選挙で「当選」した候補3人の議員就任を議会が認めたことだ。

野党指導者の1人エンリケ・カプリレス氏は30日、訪問先のコロンビアで「ベネズエラでは、政府は憲法の枠外で機能している。ついには独裁政権が生まれた。彼らは一線を超えたのだ」と、最高裁の決定を非難した。

経済危機にあるベネズエラでは基本的な食糧や医薬品が不足。国際通貨基金(IMF)は、同国の今年のインフレ率が1660%に達すると予測している。

1226チバQ:2017/04/01(土) 17:39:40
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170401-00000545-san-s_ame
エクアドル大統領選 2日に決戦投票 左派政権の継承が焦点
産経新聞 4/1(土) 17:29配信

 【ロサンゼルス=中村将】南米エクアドルのコレア大統領の任期満了に伴う大統領選決選投票が2日、行われる。与党で左派の前副大統領、レニン・モレノ氏(64)と、野党右派の元銀行頭取、ギジェルモ・ラソ氏(61)による戦い。左派政権の衰退が著しい南米で、コレア氏の反米左派路線が継承されるかが焦点となる。

 8人の候補者によって争われた2月の第1回投票の得票率はモレノ氏が39・36%、ラソ氏は28・09%でそれぞれ決選投票に進んだ。

 決選投票の選挙戦では、ラソ氏が第1回投票で敗退した候補の票を取り込み、支持基盤を拡大。モレノ氏も終盤に差しかかり票を固めている。調査会社「セダトス」の直近の世論調査によると、支持率ではモレノ氏が52・4%、ラソ氏は47・6%となっている。

 1998年に強盗に襲われ車いす生活のモレノ氏はコレア氏の後継候補。社会福祉の充実を訴える。ラソ氏は左派路線からの転換を掲げ、外国投資などを重視する方針を表明している。

1227チバQ:2017/04/02(日) 22:05:53
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20170403k0000m030078000c.html
<ベネズエラ>大統領、進む強権化 「立法権剥奪」は断念
21:48毎日新聞

 【サンパウロ朴鐘珠】南米ベネズエラのマドゥロ政権が強権色を強めている。野党が過半数を占める議会の機能を停止させ、立法権を最高裁に移そうとした動きは周辺国の批判を浴びて断念した。だが国内には専制を防ぐ手段がほとんど残されておらず、マドゥロ大統領の任期が切れる2019年1月まで現状が続くことを、周辺国は懸念している。

 「マドゥロはクーデターを謀った。これはまさに独裁だ」。ロイター通信によると、議会のボルヘス議長は3月30日、記者会見で大統領を糾弾すると、その場で最高裁の決定書のコピーを破り捨てた。最高裁はその前日、議会が反政権的な態度を改めない場合、立法権を剥奪するとしていた。野党議員の呼びかけに応じて31日には首都カラカスなど数都市で反政府デモが実施されたが、いずれも小規模で治安当局に即座に抑え込まれた。

 マドゥロ氏の支持率は就任直後の13年4月は55%だったが、16年10月に20%まで下落した。下落の引きがねになったのは14年以降の原油価格低迷だ。輸出収入の9割以上を原油に依存していた国庫は外貨収入が激減し、食料品や医薬品、生活必需品の輸入が滞った。16年の国内総生産(GDP)成長率は前年比マイナス18.6%を記録し、物価上昇率は800%に達した。

 15年12月の議会選で、野党連合は定数の3分の2超を獲得。しかし、政権寄りの最高裁が当選した野党議員3人に選挙違反の疑いがあるとして議会の正当性を認めず、議会決議は一切効力を持たないとする決定を、16年1月に出した。

 議会を無力化された野党はマドゥロ氏の罷免を求める国民投票の実施に向けて署名集めを進めたが、選挙管理当局が16年10月、「手続き上の不正」を理由に署名集めを無効と見なした。野党は国民に再三デモ参加を訴えかけたが、政権はデモに協力した企業を接収すると圧力をかけるなどして妨害した。

 南米の関税同盟「南部共同市場」(メルコスル)は16年12月、人権弾圧を問題視しベネズエラの加盟資格を停止。南北アメリカ諸国の国際機関「米州機構」(OAS)は3日にベネズエラ問題で緊急会合を開く。

1228チバQ:2017/04/03(月) 11:30:16
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170402-00000066-mai-s_ame
<ベネズエラ>大統領、進む強権化 「立法権剥奪」は断念

毎日新聞 4/2(日) 21:49配信
【サンパウロ朴鐘珠】南米ベネズエラのマドゥロ政権が強権色を強めている。野党が過半数を占める議会の機能を停止させ、立法権を最高裁に移そうとした動きは周辺国の批判を浴びて断念した。だが国内には専制を防ぐ手段がほとんど残されておらず、マドゥロ大統領の任期が切れる2019年1月まで現状が続くことを、周辺国は懸念している。

 「マドゥロはクーデターを謀った。これはまさに独裁だ」。ロイター通信によると、議会のボルヘス議長は3月30日、記者会見で大統領を糾弾すると、その場で最高裁の決定書のコピーを破り捨てた。最高裁はその前日、議会が反政権的な態度を改めない場合、立法権を剥奪するとしていた。野党議員の呼びかけに応じて31日には首都カラカスなど数都市で反政府デモが実施されたが、いずれも小規模で治安当局に即座に抑え込まれた。

 マドゥロ氏の支持率は就任直後の13年4月は55%だったが、16年10月に20%まで下落した。下落の引きがねになったのは14年以降の原油価格低迷だ。輸出収入の9割以上を原油に依存していた国庫は外貨収入が激減し、食料品や医薬品、生活必需品の輸入が滞った。16年の国内総生産(GDP)成長率は前年比マイナス18.6%を記録し、物価上昇率は800%に達した。

 15年12月の議会選で、野党連合は定数の3分の2超を獲得。しかし、政権寄りの最高裁が当選した野党議員3人に選挙違反の疑いがあるとして議会の正当性を認めず、議会決議は一切効力を持たないとする決定を、16年1月に出した。

 議会を無力化された野党はマドゥロ氏の罷免を求める国民投票の実施に向けて署名集めを進めたが、選挙管理当局が16年10月、「手続き上の不正」を理由に署名集めを無効と見なした。野党は国民に再三デモ参加を訴えかけたが、政権はデモに協力した企業を接収すると圧力をかけるなどして妨害した。

 南米の関税同盟「南部共同市場」(メルコスル)は16年12月、人権弾圧を問題視しベネズエラの加盟資格を停止。南北アメリカ諸国の国際機関「米州機構」(OAS)は3日にベネズエラ問題で緊急会合を開く。

1229チバQ:2017/04/03(月) 11:57:48
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170403-00000043-mai-s_ame
<エクアドル大統領選>左派与党モレノ氏が当確

毎日新聞 4/3(月) 11:20配信
【サンパウロ朴鐘珠】南米エクアドルで2日、任期満了に伴う大統領選の決選投票が行われ、大接戦の末、左派与党・国家同盟党のレニン・モレノ前副大統領(64)が右派野党クレオ党のギジェルモ・ラソ元国内大手銀行頭取(61)を小差で抑え、初当選を確実にした。任期は5月24日から4年間。南米では左派勢力の退潮が目立つが、エクアドルでは現職コレア大統領の後継者が踏みとどまった。

 選挙管理当局の開票速報によると、開票率94.27%時点で、モレノ氏が得票率51.07%。ラソ氏が48.93%。

 現地報道によると、モレノ氏は2日夜、首都キトの政党本部で支持者を前に「我々は勝利した。批判の声にも耳を傾けながら、調和の取れた国政を担っていく」と演説した。

 モレノ氏は2007〜13年、コレア政権で副大統領を務めた。コレア路線の継承を訴え、左派政権の伝統的な支持層である貧困層に浸透した。公約で貧困層向けの無償住宅建設や高齢者向けの年金創設、障害者の雇用拡大などを掲げた。モレノ氏自身も過去に強盗に銃撃され、下半身が不自由で車椅子を使う。候補者8人が乱立した2月の第1回投票で得票率39%の首位に立ち、決選投票まで優勢を維持した。

 落選したラソ氏は景気回復へ向け減税、雇用創出や米国との関係改善などを訴えた。

1230チバQ:2017/04/03(月) 20:20:56
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20170403k0000e030205000c.html
<エクアドル大統領選>左派与党モレノ氏が当確
11:20毎日新聞

 【サンパウロ朴鐘珠】南米エクアドルで2日、任期満了に伴う大統領選の決選投票が行われ、大接戦の末、左派与党・国家同盟党のレニン・モレノ前副大統領(64)が右派野党クレオ党のギジェルモ・ラソ元国内大手銀行頭取(61)を小差で抑え、初当選を確実にした。任期は5月24日から4年間。南米では左派勢力の退潮が目立つが、エクアドルでは現職コレア大統領の後継者が踏みとどまった。

 選挙管理当局の開票速報によると、開票率95.47%時点で、モレノ氏が得票率51.11%。ラソ氏が48.89%。

 現地報道によると、モレノ氏は2日夜、首都キトの政党本部で支持者を前に「我々は勝利した。調和の取れた国政を担っていく」と演説した。一方、ラソ氏は不正があったと主張、再集計を求める考えを示した。

 モレノ氏は2007〜13年、コレア政権で副大統領を務めた。コレア路線の継承を訴え、貧困層向けの無償住宅建設や高齢者向けの年金創設、障害者の雇用拡大などを公約に掲げた。モレノ氏自身も強盗に銃撃され、下半身が不自由で車椅子を使う。2月の第1回投票で首位に立ち、そのまま優勢を維持した。

1231チバQ:2017/04/04(火) 18:35:34
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170404-00000004-mai-s_ame
<エクアドル>大統領選 左派が勝利宣言 

毎日新聞 4/4(火) 1:12配信
 【サンパウロ朴鐘珠】AP通信は3日、南米エクアドルで2日に行われた大統領選の決選投票で、現職コレア政権の路線継承を訴えた左派与党・国家同盟党のレニン・モレノ前副大統領(64)が勝利を宣言したと報じた。対立候補の右派野党クレオ党のギジェルモ・ラソ元国内大手銀行頭取(61)は、投開票手続きに不正行為があったと主張しており、選挙管理当局に票の再集計を要請する方針だ。

 選管のポソ委員長は両候補に開票結果の受け入れを求めたが、2日深夜にラソ氏の支持者数千人が首都キトの選管本部へ抗議に押しかける混乱が起きた。

 選管によると開票率96.89%の時点でモレノ氏が得票率51.13%。ラソ氏が48.87%。最終的な確定票発表のめどは立っていない。このままでは国民の分断は必至だ。

 南米では2015年以降、左派から右派への政権交代が相次いだが、エクアドルはコレア政権下で貧困率が改善されており、議会選も含めて左派が一定の支持を確保している。

 選挙戦でモレノ氏は低所得者や高齢者、障害者向けの社会福祉制度の拡充を重点的に訴えた。モレノ氏は2月にあった大統領選の第1回投票で、得票率が当選の条件である40%をわずかに下回る39%だった。同日の議会選(定数137)ではモレノ氏の党と左派系の連立会派が過半数の計73議席を獲得した。

 ラソ氏は当選した場合、在英エクアドル大使館で保護されている内部告発サイト「ウィキリークス」の創始者ジュリアン・アサンジ容疑者に退去を命じると公言している。

1232とはずがたり:2017/04/08(土) 16:56:40

米中会談最中に中国が反対するシリア攻撃を敢行し中国から賛意も取り付けるなどトランプの圧勝じゃねーか。習め,そんなに弱い立場なのか??

止まらぬ「トランプ節」にも笑顔保つ習主席 米中会談
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170408-00000004-asahi-int
朝日新聞デジタル 4/8(土) 3:11配信

意外と似ているトランプ大統領と習近平国家主席
 6日から2日間にわたって開かれた米中首脳会談。実質的な成果を得ようとテレビカメラの前で不満をぶちまけたトランプ米大統領に対し、中国の習近平(シーチンピン)国家主席はにこやかな表情を崩さず、「良好な関係」を懸命にアピールした。国内の重要行事を控え、何としても米中関係を安定させたい中国の事情がにじんだ。

 両首脳の初顔合わせとなった首脳会談で、中国側が目指したのは何よりも「首脳同士の良好な関係をアピールし、両国関係が改善している雰囲気を作る」(政府に近い学者)ことだった。秋に最高指導部が入れ替わる共産党党大会を控える習指導部にとって、北朝鮮問題や貿易摩擦をめぐって米中関係がぎくしゃくすれば、国内の政治も不安定になりかねないからだ。

 ただそんな中国の事情をよそに、会談前からトランプ節は止まらなかった。パームビーチへ向かう大統領専用機で記者団に、今回の会談を通じて核・ミサイルで挑発を続ける北朝鮮に対して中国が圧力を「強めるようになるだろう」と、制裁強化などの求めに応じるとの期待感を示した。

 貿易問題でも「我々は長年にわたり不公正な扱いを受け、中国とひどい取引をしてきた」と改めて不満を表明。あげくに会談当日にシリア攻撃まで重ねられた。中国はアサド政権の責任を問う国連安保理の決議案にも反対してきただけに、中国にとっては「メンツをつぶされた」と言ってもおかしくない状況だ。

 それでも、国営新華社通信は「協力だけが両国の唯一の正しい選択であり、我々は必ずよいパートナーになれる」との習氏の言葉を紹介。「両首脳は深く、友好的に、長時間会談し、新たなスタート地点から中米関係を発展させることに同意した」とひたすら成果を強調した。また、トランプ政権下でも、外交・安全保障、経済、サイバーなどの4分野で対話メカニズムを活用していく方針も打ち出した。

 さらに新華社は夕食会でのトランプ氏の発言についても「習主席が指導する中国は素晴らしい発展の成果を出し、世界から幅広く尊重されている」「初めて会って意気投合し、良好な友好関係を築いた」と習氏を持ち上げる内容一色。トランプ氏が「全く何も得ていない」と不満を語った場面はばっさり抜かれ、国内向けに両首脳の蜜月ぶりをアピールする狙いは鮮明だった。

 一方、米政府は1日目は会談内容について一切公式発表しなかった。「両国に利益をもたらす結果重視」(トランプ政権幹部)を目指す米側にとって、期待通りの成果が得られなかったと判断しているようだ。

朝日新聞社

1233とはずがたり:2017/04/08(土) 17:39:04
トランプも結構リップサービスに励んでいると云えるか。

トランプ、習近平と「傑出した関係」構築 問題乗り越えられる
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/04/post-7361.php
2017年4月8日(土)09時13分
REUTERS/CARLOS BARRIA

トランプ米大統領は7日、前日から2日間の日程で始まった中国の習近平国家主席との首脳会談で進展が見られ、米中両国は多くの問題を乗り越えられるとの認識を示した。

トランプ氏は貿易問題や北朝鮮の核開発プログラムなどについて習主席と意見を交換したとし、「米国は中国との関係で目覚しい進展が得られた」と指摘。「これまでに真の進展が見られたが、これからさらに進展させる。習主席との間で傑出した関係を築くことができた」と述べた。

そのうえで「潜在的に非常に悪い問題は解消すると信じている」と語った。

トランプ氏は前週、米国は貿易赤字や雇用の喪失をもはや容認しないとし、習主席との会談は「非常に困難なものになる」と述べていたが、会談2日目となったこの日は論調に変化が見られた。

ただトランプ氏は経済問題で双方がどのように歩み寄ったかなど詳細には触れず、習主席も概ね前向きなトーンを維持しつつ一般的な発言にとどまった。

習主席は「われわれは理解を深めるとともに、手始めとしての仕事の仲や友情、信頼を築くことができた」とした上で、「安定した形で友好関係を発展させていけると確信している。世界の平和と安定に向け、われわれは歴史的な責任を果たしていく」と述べた。これに対し、トランプ氏は「100%賛成だ」と応じた。

こうしたなか、ロス商務長官は、米国の輸出促進と対中貿易赤字縮小に向けた通商交渉のための100日計画に関して両首脳が合意したと表明。「問題の範囲や規模を考えると(計画は)野心的かもしれないが、協議ペースでの非常に大きな転換だ」と述べた。

また中国側がマネーサプライやインフレへの影響から貿易黒字の削減に関心を示した、と明らかにした。

この他、ティラーソン国務長官は、北朝鮮問題で両国が協力を強化することや、米中協議の新たな枠組みに関して両首脳が一致したと述べた。


[パームビーチ(米フロリダ州) 7日 ロイター]

1234とはずがたり:2017/04/08(土) 18:10:00

米中、北の核阻止で協力確認、貿易不均衡に取り組み強化
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170408-00000518-san-n_ame
産経新聞 4/8(土) 11:06配信

 【パームビーチ=山本秀也】米フロリダ州パームビーチで行われたトランプ大統領と中国の習近平国家主席の会談は7日、2日間の会談日程を終えた。米側によると、両首脳は北朝鮮の核開発が「喫緊の脅威」との認識を示し、開発阻止への協力で一致した。米中の貿易不均衡では、早期に成果を示す「100日計画」の策定などで合意した。

 焦点の北朝鮮問題に関する合意は、ティラーソン米国務長官が明らかにした。他方、中国側は国営新華社通信の公式報道で北朝鮮への言及を回避。このため、核開発阻止に向けた軍事手段の是非が米中でどう協議されたのかは不明だ。

 米中の発表をまとめると、両首脳は「米中関係の将来的発展に重要な意味を持つ会談」(習氏)など、米中関係を重視する方針を示し会談を評価した。

 北朝鮮の核問題では、開発阻止への取り組み強化と、国連安保理決議の「完全な履行」を両首脳が確認した。

 地域安全保障では、トランプ氏が東・南シナ海問題を取り上げ、「国際ルールの徹底と非軍事化」を中国に迫った。習氏は米中両軍の信頼醸成の必要を挙げ、統合参謀本部を含む対話を推進する考えを示した。

 米中間の対話枠組みとして、これまでの外交、経済のほか、司法、民間交流を加えた4分野での枠組み構築で合意した。

 米中の貿易不均衡での「100日計画」は成果を挙げやすい課題を集中的に処理し、米側が不均衡の緩和を実感できるよう取り組む。中国側はアジアインフラ投資銀行(AIIB)が支援する経済圏「一帯一路」構想に米国が参加するよう促した。

 会談では、トランプ大統領が年内に中国を公式訪問することでも合意するなど、双方は米中関係の強化を打ち出した。

1235とはずがたり:2017/04/09(日) 00:24:27

ジョンソン英外相、ロシア訪問中止 シリア情勢受け
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASK48777ZK48UHBI02C.html
04月08日 23:03朝日新聞

 英国のジョンソン外相は8日、10日に予定していた就任後初のロシア訪問を中止すると発表した。同盟国である米国のトランプ政権が、アサド政権が化学兵器を使用したと断定してシリアにミサイル攻撃を行い、アサド政権の後ろ盾であるロシアとの緊張が高まっていることを受けた。

 声明でジョンソン氏は、「シリアでの出来事は状況を根本的に変えた」と指摘。「ロシアが、罪のない市民への化学兵器使用の後でさえ、アサド政権を擁護し続けることを遺憾に思う」と非難した。主要7カ国(G7)は、10、11両日にイタリアで開かれる外相会合でシリア停戦に向けた対応を協議する。(ストックホルム=渡辺志帆)

1237とはずがたり:2017/04/11(火) 14:35:50
2017.04.09
トランプとプーチンの「蜜月」はなぜ急に失速したか
米露関係を左右するいくつかのトゲ
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/51379
小泉 悠未来工学研究所・客員研究員

「とても、とてもよい関係」

「私はプーチンととても、とてもよい関係を結べるだろうと思う。そして私はロシアととても、とてもよい関係を持てるだろうとも思う」

これは大統領選の期間中にトランプ候補(当時)が行った発言の一つである。

これに限らずトランプ氏は対外政策に関して様々な発言を行ったが、それらをロシア側が好意的に受け止めたことは疑いないだろう。

〔PHOTO〕gettyimages
たとえばトランプ候補の大統領当選が明らかになった翌日の2016年11月10日、ロシアの国営宣伝メディアである「スプートニク」は、トランプ候補が選挙期間中に行った外交政策に関する長大な発言集を掲載した。

当然、そこで抜粋されたものはロシアにとって都合の良いものが主であるが、それゆえにロシアがトランプ政権のどこに期待していたのかを知る手がかりとなる。その一部をさらに抜き出してみよう。

「私はプーチンのことは知らないし、そのことを特に気にしてもいない。だが、米国がロシアとうまくやることができ、ISIS問題で協力できるならグレートだと思う」

「我が政権はISISを打倒し、イスラム過激派のテロリズムを阻止するために我々とパートナーシップを結ぼうと望むいかなる国とも協調する。そして、そこにはロシアも含まれる。もし彼らが我々の側でISISをノックアウトしようと望むなら、それはただよいことだ」

「アサドは悪い奴だ。(中略)だが彼ら(反体制派)がアサドを倒せば(中略)アサドよりも悪いことになるだろう」

「言わせてもらうが、ドイツはなぜウクライナ問題に関してNATOに働きかけないのだ? なぜウクライナの近隣諸国が対処せず、ロシアとの第三次世界大戦の危険を冒して我々がいつも音頭をとらないといけないのだ?」

「私が聞いたところでは、クリミアの人々は元居た場所よりもロシアに近しいということだ。そのことを直視しなければならない」

これらの発言はたしかにロシアにとって極めて都合のよいものであった。中東においては対ISIS作戦でロシアとの協調を示唆し、ウクライナ問題については米国の関与に消極的であるように見えるためである。

シリアとウクライナに対するロシアの介入がオバマ政権後期における米露関係の棘であったことを考えれば、トランプ政権の成立によって米露関係が協調に転じるだろうとの見通しを抱くのは自然であろう。

さらに、ロシアとの石油ビジネスの経験が長く対露制裁に批判的なティラーソン氏(元エクソンモービル会長)が国務長官に、ロシアとの関係が深いとされるフリン氏(元国防情報局(DIA)長官)が安全保障担当補佐官に任命されたことも、こうした見通しに拍車を掛けた。

なぜ「米露蜜月」は失速したか

しかし、現実には「米露蜜月」の見通しは急速にしぼんでいった。

国防長官に任命された海兵隊出身のマティス氏はその就任演説において、ロシアは「NATOを破壊しようとしている」と発言したほか、親露的とみられたティラーソン氏さえ「ロシアの台頭と拡大に危機感」を持たなければならないと述べた。

さらに親露派人脈の代表格と見られたフリン補佐官は、選挙期間中にロシア大使と不適切な接触を行った上にその事実を正しく報告しなかったとして辞任に追い込まれ、後任には対露強硬派のマクマスター氏(陸軍出身)が就任。

国家安全保障会議のロシア担当上級部長となるヒル氏(ブルッキングス研究所出身)や駐露大使のポストに就くハンツマン氏(ユタ州知事出身)も総じてロシアに対しては警戒的な姿勢で知られる。

1238とはずがたり:2017/04/11(火) 14:36:00

「親露派の多いトランプ政権」というイメージは、名実ともに急速に変化しつつあるのが現状だ。

トランプ大統領自身についても、大統領選挙でロシアと「連携」したとの疑い(いわゆる「ロシア・ゲート」)でFBIが調査に乗り出すなど、ロシアは鬼門となりつつあり、容易にロシア接近を図ることは難しい情勢である。

筆者はトランプ政権の成立によって短期的には米露関係が改善しても、中長期的には米露のすれ違いが前景化するのではないかとの見通しを持っていたが、それさえ望み薄というのが米露関係の現状であろう。

くすぶり続けるウクライナ問題

ここで米露関係の課題を整理してみよう。

オバマ政権後期において米露関係の最大の棘であったのはウクライナ問題である。

ロシアにしてみれば「孤立主義」的なトランプ政権が旧ソ連諸国をロシアの勢力圏として承認し、干渉を控える姿勢を示してくれるのではないか、さらにはウクライナ問題を不問として経済制裁を解除してくれるのではないかというのが大きな期待であった。

ところが上記の理由から、こうした期待はもはや現実的なものとは言いがたくなっている。

筆者は本稿の執筆に先立ち、米国ワシントンD.C.で現地のロシア専門家や安全保障専門家と意見交換を行う機会を持ったが、トランプ政権は当面、ウクライナ問題で従来の姿勢を変えそうもないという見方が支配的であった。

形だけは制裁を維持し、原油掘削技術や資金供与に関する制限(これこそが対露制裁の本丸である)を緩和する可能性についても、否定的な見方が多い。

かといって対露制裁の条件となるウクライナ和平合意(ミンスク合意)の履行は、第一段階の停戦・兵力引き離しの段階で躓いており、結局はウクライナ問題やそれに伴う対露制裁はこのまま継続となる可能性が高いと考えられよう。

欧州「軍事的緊張」のリアル

また、ロシアの振る舞いは欧州諸国の安全保障政策にも大きな影響を与えつつある。

特にバルト三国、ポーランド、スウェーデン等はロシアに備えるための軍事力強化に舵を切りつつあり、徴兵制の復活や民兵組織の設置、国防費の増加等が実際に始まりつつある。

これらの国々はもとからロシアに対して強い警戒感を持ってきたが、ウクライナ危機はその警戒感に現実の裏打ちを与えた。さらにこれまではロシアに対して宥和的な姿勢を示していたドイツもトランプ政権の要求に応える形で国防費の増加へと転じている。

欧州での軍事的危機は、そもそもの発端であるウクライナ危機からもはや切り離され、独立した現象になりつつあると考えられよう。

近年、欧州においてロシアは局所的な軍事的優勢を獲得しつつあるが、これは膨大な軍事負担(2016年度の国防費は3兆9000億ルーブル [日本円で約7兆6000億円] にも及び、これは対GDP比で4.7%に達する)によってかろうじて維持できているものに過ぎず、西欧の経済大国が本格的に軍事費の増加に舵を切れば、このような優勢は比較的短期間で失われる可能性が高い。

トランプ政権のNATO加盟国に対する国防費増額要求は、米国の負担軽減というトランプ大統領の公約を反映したものと考えられるが、副次的にロシアへの圧力としても作用するだろう。

中東でのすれ違い

米露関係のもう一つの棘が中東問題である。

アサド政権、イラン、トルコ、ロシアがシリア情勢の主導権を握り、米国はアサド政権の打倒路線を放棄してISISの打倒でロシアと協調路線に転じること。これがロシアの期待であったが、ここでも微妙なすれ違いが見られる。

たしかにトランプ政権はアサド政権の打倒を公然とは掲げなくなったものの、ロシアの主導権下における協調路線にも舵を切っていないためである。

1239とはずがたり:2017/04/11(火) 14:36:21
>>1237-1239
さらに米国はシリアに1000人規模の地上部隊を派遣し、独自のプレゼンスを発揮し始めており、シリア内戦の収拾に向けて米露の立場の食い違いが拡大していく可能性が考えられる。

加えてトランプ政権は当初からイランに対して極めて強硬な姿勢を示しており、これもイランを中東における重要同盟国と見なすロシアとは相容れない点である。

トランプ政権がシリアに対するイランの介入や弾道ミサイル開発、さらには潜在的な核開発能力に対して圧力をかけようとすれば、ロシアはイラン擁護に回らざるを得ず、結果的に米露関係の対立点となることが予想されよう。

「戦略的安定性」を巡って

核抑止を巡る、いわゆる「戦略的安定性」の問題も見過ごせない。

米ソは1987年の中距離核戦力(INF)全廃条約によって射程500?5500kmの地上発射型ミサイルを全廃したが、この数年、ロシアが同条約に違反して長射程の地上発射型巡航ミサイル(GLCM)を開発・配備しているのではないかと疑惑を米側は提起していた。

これに対してロシア側は疑惑を否定し、米国が欧州に配備しているミサイル防衛(MD)システムがGLCMの発射装置としても転用できるとか、長距離無人機が巡航ミサイルに該当するとして逆に米側の条約違反を非難している状況である。

しかもこの問題は、戦略的安定性を巡るさらに広範な課題に影響を与えそうだ。

第一に、米国では、ロシアの条約違反に対抗して欧州での戦術核戦力やMDシステムを増強すべきであるとの議論や、米国もGLCMを対抗配備すべきであるとの議論が持ち上がっている。

今のところトランプ政権は特定の立場を明らかにしていないが、現在策定作業が行われている核抑止政策の指針「核態勢見直し(NPR)」ではロシアへの抑止力強化が打ち出される方針であるとも伝えられる。

第二に、このようなロシアの振る舞いは、戦略核軍縮にも否定的な影響を及ぼすだろうとの見方が米国の有識者たちの間で広がっている。

現在、米露は2010年に結んだ新戦略兵器削減条約(新START)に基づいて両国の戦略核兵器(射程5500km以上の弾道ミサイルや長距離爆撃機)の削減を進めているが、同条約は2021年に失効する。

したがって、そろそろ後継条約の協議を進める必要があるが、ロシアがINF全廃条約に違反している現状で米側が協議に応じるかどうかは明らかでない。ロシア側も新たな核軍縮条約では核兵器の削減だけでなくMDシステムへの制限などを要求してくると見られ、交渉は容易には進みそうもない。

危機の落としどころが見つからない

このように、米露間では「蜜月」への期待が急失速したばかりか、オバマ政権期以来の安全保障問題が引き続きくすぶり続ける可能性が高い。

もともと米露間には密接な政治・経済・社会的つながりが乏しく、一時的な政治的イニシアチブで関係が改善に向かっても、政治的な動機が失われると本来のすれ違いが顕在化するというパターンを繰り返してきた。筆者が、「蜜月」が短期間で終わるだろうと予測した理由がこれである。

ただし、経済危機下にあるロシアが米国との軍事的対立をいつまでも続けることもまた難しい。ロシアの経済規模は世界第13位に過ぎず、米国をはじめとして西側の経済大国と対峙し続けられる期間はもともとそう長いものではなかった。

したがって、現在の軍事的危機はどこかで落とし所を見つけなければならないが、その着地点が見えないというのが現在の状況であろう。

折しもロシアは来年に大統領選挙を控えており、プーチン大統領が2024年まで政権の座を維持することが確実視されている。

この長期政権の中でプーチン大統領のロシアが米国との共存の道を見つけるのか、経済危機に苦しみながら軍事的対立を続けるのか。今後の7年間は米露関係と世界の大きな岐路であると言えよう。

1240チバQ:2017/04/11(火) 16:05:28
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170410-00000041-jij_afp-int

命綱は「木の葉」、南スーダン襲う食糧危機 貴重な貯蔵種子も食用に

AFP=時事 4/10(月) 22:07配信



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命綱は「木の葉」、南スーダン襲う食糧危機 貴重な貯蔵種子も食用に


南スーダン北西部バハル・アル・ガザール地方アウェルで国際医療支援団体「国境なき医師団」が運営する診療所で治療を受ける急性栄養失調と呼吸困難を起こした生後11か月の赤ちゃん(2016年10月11日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News


【AFP=時事】南スーダンでは、これまで飢餓が宣言されていなかった地域でも食糧が欠乏し、村人たちは木の葉や栽培用に貯蔵してある種子を食べて飢えをしのいでいると、人道支援団体が10日、警告した。

 非政府組織(NGO)「ノルウェー難民委員会(Norwegian Refugee Council)」によると、同国北部に位置するアウェル(Aweil)州のアウェル中央(Aweil Centre)郡周辺の村が飢餓に陥っている。同郡の東に位置する二つの郡では2月に飢餓宣言が出されている。

 同NGO南スーダン担当責任者のレハナ・ザワール(Rehana Zawar)氏は「住民たちは食糧危機を生き延びるために、どうにか食べることのできる野生のものを食べている。われわれが話した家族は苦いラロップという木の葉を食べていたが、栄養価は低い。こうしたものを食べていては、たちまち栄養失調になってしまう」と述べた。 

 同郡のある村長は、住民の約40%が木の葉を食べ、約半数が貯蔵用の種子にも手を付けていると語っている。NRCは、農村部で種子を食用にしてしまうと来期の種まき分がなくなってしまうため非常に憂慮すべき事態だと述べている。

 南スーダンでは内戦に由来する飢餓が悪循環に陥っており、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によると、今年1〜3月だけで同国北部から6万人が飢餓のためスーダンへ流入している。すでにユニティ(Unity)のレール(Leer)郡とメイヤンディット(Mayendit)郡では約10万人が飢餓状態に陥っており、援助機関は今後数か月以内にさらに100万人が飢餓の危機に直面すると警告している。

 南スーダンから脱出した難民はこれまでに170万人超、国内避難民は190万人となっている。【翻訳編集】 AFPBB News

1243とはずがたり:2017/04/12(水) 19:48:37

モルディブの島民が泳げなくなった訳
急速な発展で失われた「海との密接な関係」
http://jp.wsj.com/articles/SB10433057978138953778204583075880227152110?mod=WSJ_article_EditorsPicks_5
モルディブの首都マレでは、海水浴が可能なエリアがごく限られている
By RAYMOND ZHONG
2017 年 4 月 12 日 06:32 JST

 【マレ(モルディブ)】インド洋に浮かぶモルディブは海に囲まれた楽園と形容されることも多く、その輝くような水の青さはさまざまな紀行文でも紹介されている。だが最近は泳げない島民が増え続けていることが問題となっている。

 「自分も泳げるべきなのだろうが」と話すのは、弁護士のハッサン・シヤムさん(33)。しかし「モルディブ人というだけで海育ちと思われがちだが、実際はそうではない」と続ける。

 1190もの島々からなるモルディブで、住民たちは何世紀にもわたり漁業や貝を採るなどして生活を営んできた。だが海外から裕福な観光客が訪れ始め、豪華なリゾートが建設されたことで状況は一変。高級旅行ブームが押し寄せたことで住民の収入も増え、教育の機会などを求めて首都マレに移り住む島民が増えていった。

 首都マレには現在、約15万人が暮らす。1平方マイル(約2.6平方キロ)に満たない土地に国の人口の40%が集中している計算だ。

 モルディブのライフガード協会が5年ほど前に行った調査では、地元の高校1年生のうち泳げる生徒はわずか10%にとどまった。対照的に赤十字社の2014年の調査によれば、米国のティーンの49%は泳ぐことができる。

 シャーヒナ・アリさん(50)は海の生態系について子供たちにボランティアで教えている。だが最近は近場にあるサンゴ礁よりも他国で雪を見た経験がある子の方が多いという。

 モルディブの海洋研究センターで事務局長を務めるシハム・アダム氏は「急速な発展の副作用だ」と話し、「海と密接な関係はもう失われてしまった」と続ける。

海面上昇も一因に

 この傾向に歯止めをかけようと、民間のスイミングクラブは都市部で育った生徒数百人に泳ぎ方を教えている。だが大人はそう簡単にはいかない。大学講師のアーメド・ファリズ・ニザールさん(33)は泳げない人たちと早朝に集まり、人目が少ない時間帯を狙って練習を続けているという。

 「海で上手に泳いで楽しんでいる人を見ると、自信を失ってしまう」とニザールさんは語る。「こんなに単純なことすら、自分にはできないのか」

 モルディブ国内でも開発が進んでいない場所では、都市部に比べて泳げる人は多い。だが、こうした場所は居住地そのものが危機にさらされている。海面上昇に伴って海水が地下水に混ざるケースも見られる。

 100人程度が居住する島で学校や保健施設を維持し、護岸堤防や海水淡水化プラントを建設するのは非経済的だ。そのため政府はより大きな島に低価格の住宅を建設し、住民たちに移住を促している。

 モルディブのモハメド・ムイズ住宅相は、人が住んでいる187の島の約3分の1を無人島にすることを目指していると話す。そうなれば政府は人口が集中するマレや近隣の島々の開発に力を入れることができる。

 「われわれは移住を強制しない」とムイズ氏は話し、「あくまでもコミュニティーの改善が目的だ」と説明している。  

アイデンティティー喪失

 マレで弁護士をしている前述のシヤムさんも政府の考えに概ね賛成だ。ただ「(都市部に)移住することで、人々はアイデンティティーを失った。私にもそれが起きた」と述べる。シヤムさんは漁業とスイカ栽培が盛んな島で生まれたが、両親が教育環境を考慮して移住を決断したという。

 当時はマレの海岸も遊泳可能な範囲が広かった。しかし今は沿岸ぎりぎりまで都市化が進む。マレには公営のプールは存在しないため、住民は防波堤に囲まれたごく一部の海でクラゲに混じりながら泳ぐしかない。その向かいには、ディーゼル発電所が建っている。

 専業主婦のハナ・アメド・イマドさんは娘の水泳教室を見守りながら、この環境が「安全ではない」とし、「水は時々汚れている。だが他に泳げる場所がない」と話す。

 マレ近くのクダバンドス島は以前は人気のピクニックスポットだったが、今はリゾート地になっている。またフェイドゥフィノルフ島も学校の遠足場所だったが、今は開発に向けてリース契約が結ばれている。

 一方、イスラム教の国であるモルディブでは、全身を覆う水着を着用していても公の場所では自分の娘を泳がせたくないという親もいる。アイスハス・サウサンさん(28)は、成人女性も他人の目線を気にすることなく泳げる場所を求めていると述べる。

 サウサンさんはモルディブで最も早い女子背泳ぎの選手。今は2020年の東京五輪に向けて特訓中だ。

1244とはずがたり:2017/04/12(水) 20:23:39
防衛・安全保障国際・外交中国アメリカ
アメリカは北朝鮮をすぐには空爆しない〜米中首脳会談から見えたこと
日本人は、二つの点を誤解している
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/51439
近藤 大介『週刊現代』編集次長

1245とはずがたり:2017/04/24(月) 10:13:11

<ベネズエラ>複数の都市で大規模反政府デモ 数万人が参加
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20170420k0000e030214000c.html
10:56毎日新聞

 【サンパウロ朴鐘珠】AP通信は南米ベネズエラの複数の都市で19日、数万人が参加する大規模な反政府デモが起きたと報じた。治安部隊が催涙ガスで鎮圧したが、騒乱に巻き込まれた市民2人が銃撃され死亡した。デモ参加者の死者は今月に入って7人となり、マドゥロ政権の強権化に拍車が掛かっている。

 政権寄りの最高裁が3月末、野党が過半数を占める議会の機能を停止すると警告したのを契機に、国内では政権の独裁に抗議するデモが散発。19日は独立記念日の祝日で、野党がデモへの参加を国民に呼びかけていた。

 一方、政府は首都カラカス市街地の地下鉄駅を封鎖し、デモ隊の結集を妨げた。デモ隊は移動した先の高速道路などで治安部隊と衝突し、催涙弾と石が飛び交う事態に発展。死亡した市民2人に誰が発砲したかは明らかになっていない。

 ベネズエラのメディアによると、マドゥロ大統領はカラカスでの支持者集会で演説し、反政府デモを「テロ行為」と糾弾した。

 産油国のベネズエラでは近年、原油価格の暴落に伴い外貨収入が激減した影響で、従来輸入に頼ってきた医薬品や食品の不足が深刻化。マドゥロ氏の支持率は20%まで下落し、早期退陣を求める世論が高まっている。

 延命を図る政権は、与党の敗色が濃厚だった昨年12月の州知事・議会選を延期したうえ、今月7日には次期大統領選の野党有力候補であるカプリレス・ミランダ州知事の立候補資格も剥奪。こうした強引な手法に周辺国政府は懸念を表明しているが、マドゥロ氏は内政干渉だと突っぱねて態度を硬化させており、混乱が収拾する見通しは立っていない。

1246とはずがたり:2017/04/27(木) 13:50:01
ベネズエラ、OAS脱退へ=政情不安めぐり「内政干渉」と反発
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-170427X541.html
10:28時事通信

 【サンパウロ時事】ベネズエラのロドリゲス外相は26日、米大陸の35カ国が加盟する国際機関、米州機構(OAS)を脱退すると表明した。OASはベネズエラの混乱収束へ圧力を強めており、ロドリゲス氏は「内政干渉に抗議する」と脱退理由を説明した。

 ベネズエラでは4月に入って連日、政府への抗議デモが相次ぎ、30人近い死者が出ている。強権的対応で沈静化を目指すマドゥロ大統領への国内外の風当たりは強く、OAS脱退で国際的な孤立はいっそう深まりそうだ。

1249チバQ:2017/05/05(金) 08:45:20
http://www.asahi.com/sp/articles/ASK524S2RK52UHBI01H.html
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ベネズエラ大統領、新憲法制定へ 野党反発、デモ激化も

サンパウロ=田村剛

2017年5月3日5時40分



拡大するベネズエラの首都カラカスで1日、「独裁はたくさんだ」と書かれた紙を掲げマドゥロ政権に抗議する人たち=ロイター

 政治の混乱が続く南米ベネズエラのマドゥロ大統領が1日、「国を再建する」として新憲法制定に取りかかる考えを示し、憲法制定議会を招集する大統領令に署名した。経済が急速に悪化し、大規模な反政府デモが連日繰り返されるなか、憲法を変えることで延命を図る狙いがあるとみられる。野党勢力は「民主主義の破壊だ」と強く反発しており、全土に広がる抗議デモがさらに激化する恐れがある。

ベネズエラのデモ激化 政治混乱続き、死者23人に

 マドゥロ氏は1日、新憲法制定の理由について「腐りきった議会の姿を変えることが必要だ」と演説。憲法制定議会を構成する500人のうち、約250人は労働者階級から選ばれると説明した。新憲法の内容の詳細は不明だが、来年の大統領選の日程や、議会や司法の権限など現行憲法下の秩序に大きく影響する可能性がある。

 2013年のチャベス前大統領の死去後、政権を引き継いだ反米・急進左派のマドゥロ政権では、無理な価格統制や、主要輸出品の原油の価格下落などで経済が急速に悪化。物不足で商店前には日常的に行列ができ、治安悪化も深刻化している。

 15年の総選挙では、マドゥロ…

1250チバQ:2017/05/05(金) 08:46:37
http://a.excite.co.jp/News/world_g/20170503/Mainichi_20170504k0000m030021000c.html
<ベネズエラ>新憲法制定方針に周辺国が強い警戒感

毎日新聞社��2017年05月03日 18時17分

 【サンパウロ朴鐘珠】独裁色を強める南米ベネズエラのマドゥロ大統領が1日、新憲法を制定する方針を発表し、周辺国が強い警戒感を示している。4月に過激化した反政府デモでは約30人の死者が出ており、混乱を鎮めるすべを持たないマドゥロ政権の迷走ぶりが際立ってきた。

 ロイター通信によると、マドゥロ氏は1日に首都カラカスであったメーデーの集会で、野党が過半数を占める議会が「ファシストによるクーデター」を扇動していると批判。国内に和平を取り戻すため、新憲法を制定する議会を招集すると発表した。ただし新憲法の方向性は明らかにされておらず、実現までには不確定要素が多い。

 政権が突如発表した新憲法制定は民主主義を無視した議会軽視だと周辺国は解釈している。隣国ブラジルのヌネス外相は2日に声明を出し「マドゥロ大統領の憲法制定議会案はクーデターだ」と批判。米国のフィッツパトリック国務副次官補も同日、「ベネズエラ国民の意思を踏みにじる行為に深い憂慮を抱いている」と述べた。アルゼンチンとチリ両政府も懸念を表明した。

1251チバQ:2017/05/06(土) 23:24:05
http://www.afpbb.com/articles/-/3127093
西サハラ独立求める武装組織、モロッコとの交渉用意
2017年05月02日 15:41 発信地:アルジェ/アルジェリア
【5月2日 AFP】西サハラの独立を求める武装組織「ポリサリオ戦線(Polisario Front)」は1日、西サハラを実行支配するモロッコとの交渉に臨む用意があるとの考えを示した。ポリサリオ戦線を支援するアルジェリアの首都アルジェ(Algiers)で記者会見を行った同組織の幹部、ムハメド・ハダド(Mhamed Khadad)氏が明らかにした。

 ハダド氏は会見で、ポリサリオ戦線が「自由と国家の独立」を目指す和平プロセスにおいて、アフリカ連合(AU)と国連(UN)も関与すべきと主張した。


 国連監視団の軍事要員によると、ポリサリオ戦線が先月27日から28日にかけ、モーリタニアとの国境に近いゲルゲラット(Guerguerat)地区から撤退したことが確認されたという。

 これを受け国連安全保障理事会(UN Security Council)は、新たな和平イニシアチブと、国連西サハラ住民投票監視団(MINURSO)による平和維持活動(PKO)の1年延長を認める決議を全会一致で採択した。モロッコ政府も安保理決議を歓迎する意向を示している。(c)AFP

1252チバQ:2017/05/06(土) 23:24:30
http://www.afpbb.com/articles/-/3127320
南スーダン、「人災」による飢饉で600万人の生命が危機に
2017年05月05日 21:04 発信地:ダーバン/南アフリカ

戦争・紛争
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南スーダン、「人災」による飢饉で600万人の生命が危機に 南スーダン北東部マバンの難民キャンプで、マッサージを施される障がいがある子ども(2017年5月3日撮影)。(c)AFP/ALBERT GONZALEZ FARRAN
【5月5日 AFP】南アフリカの慈善団体は5日、飢饉(ききん)に見舞われている南スーダンやその周辺国で、年末までに計600万人の命が危険にさらされる可能性があると警告した。一方で国際社会は、最悪の事態を防ぐために必要とされる44億ドル(約4940億円)の支援金の調達に苦慮している。

 慈善団体「ストップ・ハンガー・ナウ・南アフリカ(Stop Hunger Now Southern Africa)」の代表、サイラ・カーン(Saira Khan)氏は、国際社会が南スーダンに支離滅裂な対応をしているため、数百万人の命が脅かされていると警鐘を鳴らした。

 カーン氏は「非常に暗たんたる状況だ。多くの非政府組織(NGO)や各国政府には、何をする必要があるかという点について多くの混乱がみられる」と指摘。「その地域は困難に直面しており、われわれが何もしなければ、飢餓によって年末までに600万人を死なせることになる」と述べている。

 今年2月、南スーダンと国連(UN)は、同国北部のユニティー(Unity)州を中心とする複数の地域で飢饉が発生していると公式に宣言。国連の担当者らは、避けることもできた「人災だ」と述べていた。

 2011年にスーダンからの独立を勝ち取った南スーダンは、サルバ・キール(Salva Kiir)大統領とリヤク・マシャール(Riek Machar)前副大統領による権力争いが2013年12月、内戦にまで発展。これまでの死者は数万人に上り、350万人が避難を余儀なくされた。 (c)AFP/Gregory WALTON

1253チバQ:2017/05/06(土) 23:25:06
http://www.afpbb.com/articles/-/3126877
西サハラ和平交渉再開に期待、国連安保理 全会一致で決議採択
2017年04月30日 15:34 発信地:国連本部/米国
【4月30日 AFP】国連安全保障理事会(UN Security Council)は28日、西サハラ(Western Sahara)問題の解決に向けた和平交渉の再開に向けた決議を全会一致で採択した。

 国連のステファン・デュジャリック(Stephane Dujarric)報道官によると、西サハラの独立を求める武装組織「ポリサリオ戦線(Polisario Front)」が27日から28日にかけてモーリタニア国境に近いゲルゲラット(Guerguerat)地区から撤退したことを、国連監視団の軍事要員が確認した。

 モロッコ政府がこの地域で舗装道路の建設を始めたことを受け、ポリサリオ戦線は昨年、ゲルゲラット地区に新たな軍事駐屯地を設置。すぐ近くにモロッコ軍の駐屯地があるため緊張が高まったが、モロッコは今年2月、国連の求めに応じてこの地域から撤退していた。

 国連安保理は、新たな和平イニシアチブと、1991年からモロッコとポリサリオ戦線の停戦監視を主な任務としている国連西サハラ住民投票監視団(MINURSO、450人規模)による平和維持活動(PKO)の1年延長を認める決議を、全会一致で採択した。

 モロッコのナッセール・ブリタ(Nasser Bourita)外相は29日、記者団に対し、ポリサリオ戦線の撤退と安保理決議を歓迎する意向を示した一方、モロッコ政府として引き続き事態を注視していく考えを明らかにした。

 ポリサリオ戦線を支持してきたアルジェリアのラムタン・ラマムラ(Ramtane Lamamra)外相は、この決議は西サハラの「(和平)プロセスを再開させる外交的成果」だとする声明を発表した。

1254チバQ:2017/05/06(土) 23:25:48
http://www.afpbb.com/articles/-/3127361
ソマリア政府、会計検査長官を解任 国土再建相の射殺受け
2017年05月06日 17:21 発信地:モガディシオ/ソマリア
【5月6日 AFP】ソマリア政府は5日、公共事業・国土再建相が会計検査長官の警護官らに誤って射殺されたとされる事件を受けて、会計検査長官を解任した。

 アバス・アブドラヒ・シラジ(Abbas Abdullahi Siraji)公共事業・国土再建相(31)は今月3日、大統領府前で車に乗っていたところを警護官らに射殺された。

 首相府は緊急閣僚会議の後に声明を出し、ヌール・ジメール・ファラー(Nur Jimale Farah)会計検査長官を解任すると発表した。

 ファラー長官は解任を拒否するとともに、内閣は議会の承認がなければ自身を解任することはできないと報道陣に述べた。一方、逮捕された容疑者3人が自身の警護隊の一員であることを認めた。

 声明によると、ファラー長官と警察署長はシラジ氏射殺事件に関して3人を逮捕し、捜査を進めていると内閣に報告していた。

 射殺事件の全貌はいまだ明らかになっていない。

 複数の治安当局者は、ファラー氏の警護官がシラジ国土再建相の車を、国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)系のイスラム過激派組織アルシャバーブ(Al Shabaab)の自動車爆弾ではないかと恐れて発砲したのではないかと示唆している。

 首都モガディシオ(Mogadishu)では多くの政府当局者、富裕層、外国人が武装したボディーガードを連れて車を乗り回しているが、そのようなボディーガードは神経を張り詰めており、むやみに発砲することも多い。

 アルシャバーブの戦闘員らが政府当局者を標的とした爆弾攻撃や暗殺が繰り返されている状況であるため閣僚自ら車を運転することはめったになく、シラジ氏が戦闘員と誤認されてしまった可能性も大いにある。

 シラジ氏はソマリア生まれだが、世界最大級の難民キャンプ、ケニアのダダーブ(Dadaab)で成長し、教育を受けた。昨年議員に当選し、今年2月に閣僚となったばかりだった。

 25年にわたる内戦と無政府状態に苦しむソマリアで、シラジ氏のサクセスストーリーは大勢を鼓舞するものとみられていた。このため同氏の死はソーシャルメディアなどで広く惜しまれている。(c)AFP

1255チバQ:2017/05/08(月) 06:11:51
http://www.afpbb.com/articles/-/3127392
ボコ・ハラム、拉致少女82人解放 収監者と交換 ナイジェリア
2017年05月07日 10:21 発信地:アブジャ/ナイジェリア
【5月7日 AFP】ナイジェリア政府は6日、3年前にイスラム過激派組織「ボコ・ハラム(Boko Haram)」に拉致された女子生徒200人以上のうち82人が収監者との交換で解放されたと発表した。

 大統領のツイッター(Twitter)アカウントは「当局が拘束しているボコ・ハラムの容疑者の一部との交換で、今日82人の少女が解放された」と述べ、少女らは7日に首都アブジャ(Abuja)に移動し、ムハマドゥ・ブハリ(Muhammadu Buhari)大統領と面会する予定だと明らかにした。また治安機関や、交渉を仲介したスイス政府と赤十字国際委員会(ICRC)に謝意を示した。

 釈放されたボコ・ハラムの容疑者の人数や氏名などは明らかにされていない。

 ナイジェリアの上院議員で以前ボコ・ハラムとの交渉に加わっていたシェフ・サニ(Shehu Sani)氏はAFPに対し、今回解放された少女らの健康状態は「おおむね良好だ」と語った。交渉は3〜4か月にわたって行われ、当初は少女50人を解放する方向で話し合われていたが、その後、人数が増えたという。政府は今後、依然として捕らわれている少女らの解放を求めて交渉を続けていくと同氏は述べた。

■事件発生から3年

 ボコ・ハラムは2014年4月14日、北東部チボク(Chibok)の学校から女子生徒276人を拉致した。その後数時間内に57人が自力で逃げ出したが、残り219人の拘束は続いた。赤十字国際委員会とスイス政府が仲介したボコ・ハラムとナイジェリア政府の交渉によって昨年10月に21人が解放された。他に3人がナイジェリア軍に発見あるいは救出されている。捕らわれている間に出産した少女たちもいる。

 ナイジェリア北東部に厳格なイスラム国家の樹立を目指して蜂起したボコ・ハラムの指導者アブバカル・シェカウ(Abubakar Shekau)容疑者は、ビデオメッセージで少女たちはイスラム教に改宗したと主張した。2009年以降、ボコ・ハラムの暴力の犠牲となり死亡した人は少なくとも2万人に上っている。

 少女200人以上を拉致という前代未聞の暴挙に世界は怒りの声を上げ、ミシェル・オバマ(Michelle Obama)米大統領夫人(当時)やハリウッドスターたちも解放を訴えた。

 事件発生から3年を迎えた先月、拉致された少女らの親やその支援者らは、この状況は「終わりのない悪夢」だと語っていた。(c)AFP/Ola AWONIYI with Aminu ABUBAKAR in Kano

1256チバQ:2017/05/09(火) 21:26:30
https://mainichi.jp/articles/20170509/k00/00m/030/069000c
ナイジェリア

大統領に健康不安説 3週連続閣議欠席

毎日新聞2017年5月8日 21時44分(最終更新 5月8日 22時58分

 ナイジェリアのブハリ大統領(74)が3週連続で閣議を欠席し、健康不安説が流れている。政府は打ち消しに躍起だが、詳しい病状を明らかにせず、退陣や休職を求める声が高まっている。

 ブハリ氏は7日、イスラム過激派ボコ・ハラムに拉致されていた女子生徒らと面会。5日の金曜礼拝に続いて公の場に姿を見せたが、7日夜、医療検査のためロンドンへ向かった。1月下旬にも英国での検査名目で休暇を取り、当初は10日間の予定を2度延長。3月上旬に帰国するまで1カ月半不在が続いた。【ヨハネスブルク】

1257チバQ:2017/05/10(水) 22:18:42
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20170510k0000e030249000c.html
南スーダン大統領、政府軍参謀長を解任 追放との見方も
22:03朝日新聞

 内戦が続く南スーダンで9日、キール大統領が政府軍のマロン参謀長を解任した。マロン氏は、内戦のきっかけとなった昨年7月の政府軍と反政府勢力の戦闘で、政府軍を率いた実力者。内戦の行方に影響を及ぼす可能性もある。AP通信などが伝えた。

 APなどによると、解任は9日夜、国営テレビで発表された。政府は「通常の交代」としているが、軍に強大な影響力を持つようになったマロン氏を、キール氏が「追放」したとの見方も出ている。

 南スーダンでは今年2月、軍幹部らが現政権を非難して相次いで辞任。一部は新たに反政府勢力を組織して政府軍と戦闘を続けており、混乱は深まる一方だ。日本の自衛隊は首都ジュバで国連平和維持活動に参加しているが、5月末に撤収する方針。(カンパラ=三浦英之)

https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASK5B4HSMK5BUHBI01K.html
:03朝日新聞

 内戦が続く南スーダンで9日、キール大統領が政府軍のマロン参謀長を解任した。マロン氏は、内戦のきっかけとなった昨年7月の政府軍と反政府勢力の戦闘で、政府軍を率いた実力者。内戦の行方に影響を及ぼす可能性もある。AP通信などが伝えた。

 APなどによると、解任は9日夜、国営テレビで発表された。政府は「通常の交代」としているが、軍に強大な影響力を持つようになったマロン氏を、キール氏が「追放」したとの見方も出ている。

 南スーダンでは今年2月、軍幹部らが現政権を非難して相次いで辞任。一部は新たに反政府勢力を組織して政府軍と戦闘を続けており、混乱は深まる一方だ。日本の自衛隊は首都ジュバで国連平和維持活動に参加しているが、5月末に撤収する方針。(カンパラ=三浦英之)

1258とはずがたり:2017/05/11(木) 09:45:23
米、ドル高けん制へ=北朝鮮制裁で連携―G7
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/business/jiji-170511X036.html
02:02時事通信

 【ワシントン時事】米政府高官は10日までに、イタリア南部バーリで12、13両日に開催される先進7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議で、トランプ政権が目指す貿易赤字削減に向け、輸出が不利になるドル高を改めてけん制する考えを明らかにした。核開発を進める北朝鮮などに対する制裁強化では、G7の連携を呼び掛ける。

 ムニューシン財務長官のG7参加は初めて。財務省によると、ムニューシン氏はトランプ政権が4月末に打ち出した税制改革案のほか、規制緩和、インフラ投資計画などの実現で成長を目指す方針を説明する。

1259とはずがたり:2017/05/11(木) 12:54:54

まるでソ連末期の経済破綻に向かうベネズエラ
A Soviet-Style Collapse
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/05/post-7564.php
2017年5月11日(木)10時00分
アンダース・アスルンド(大西洋協議会シニアフェロー)

<独裁に傾くマドゥロ政権下で反政府デモと政治的混乱が続く。経済も破綻寸前の石油大国がたどるのはソ連と同じ末路>

南米の資源大国として、先進国の仲間入りも夢ではなかったベネズエラの経済が、今や破綻の危機に陥っている。膨大な石油資源を抱えていながらなぜこんなことになり、一体これからどうなるのか。

原因を分析し、先行きを予測するに当たっては1980年代後半のソ連経済の惨状が参考になりそうだ。むろん国民にとっても政権にとっても、決して明るい未来ではない。

14年夏に原油相場の下落が始まってから、ベネズエラ経済は衰退の一途をたどってきた。原油価格はだいたい10年ごとに高騰と暴落を繰り返す。だから現在の原油安も当分続くだろう。

ソ連も、81年に始まった原油安で打撃を受けた。だがソ連崩壊後のロシアで改革派政治家として活躍した故エゴール・ガイダルの著書『ある帝国の崩壊』によれば、最悪だったのはそれ以前の経済政策だ。

石油の輸出で潤っていた当時のソ連政府は、この調子なら奇跡を起こせる、自分の国には経済学の法則など当てはまらないと信じた。そして見境なく歳出を膨張させた。先のことなど考えなかった。

今のベネズエラ政府はマルクス・レーニン主義を標榜してはいない。しかし愚かしい経済政策を進めているという点では当時のソ連指導部と大差ない。主食のパンや肉など基本物資の価格統制を維持し、そのために必要な巨額の補助金も石油収入で賄えると信じ切っていた。

3年前の夏以降、原油価格は半分以下の水準に下がった。そのため収入が減っても政府は手を打たず、原油の増産もしなかった。石油業界を牛耳る国営のベネズエラ石油公社(PDVSA)に増産能力がなかったからだ。それでも政府は財政赤字を解消する方向へ舵を切らず、80年代末のソ連と同じ愚行を続けて破滅に向かっている。

ソ連も、末期には財政赤字が急増していた。86年にはGDPの6%を超え、91年にはGDPの3分の1に達した。輸入品の支払いに充てる外貨準備が減ると紙幣を増刷して国庫の赤字を埋めたものだ。必然的にインフレが激しく高進した。

どうやらベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領も、ソ連と同じ財政・金融政策に固執しているようだ。もはや補助金支給の原資はない。しかも事態は悪化する一方だ。

迫るハイパーインフレ
このまま紙幣の増刷を続ければ、やがてハイパーインフレに襲われる。既にインフレ率は年700%とされ、月間50%以上と定義される公式のハイパーインフレに近づいている。

歴史的には、ハイパーインフレの事例は少ない。ジョンズ・ホプキンズ大学応用経済学教授のスティーブ・ハンキーによると、世界史上まだ56例しかなく、その半数が共産主義体制の崩壊に伴う現象だった。ソ連を構成していた15共和国の全てがソ連崩壊時に経験したという。

ハイパーインフレは国民の士気をくじく。いくら働いても意味はないと感じさせてしまう。稼いだ金額に見合う買い物ができないから、労働意欲が湧くはずもない。一方で目先の利く商人は、安全資産の商品や不動産の思惑買いに走る。

結果としてGDPは急激に縮小し、財政の安定が回復しない限り減少の一途をたどる。ソ連ではおそらく91年にGDPが10%ほど減り、ソ連崩壊にかけての88〜95年に原油生産は半減した。ベネズエラでも似たようなことが起きているようだ。

ソ連政府は通貨ルーブルの法定平価を非現実的に高く設定しようとした。闇レートの5倍くらいの高さだった。目的は、国民に「豊かさ」の錯覚を抱かせることにあった。だがそのためには食品などと同様に、外貨の購入に国費をつぎ込む必要があった。だから歳出が増えて財政赤字は膨張し、通貨の闇レートは急降下した。

1260とはずがたり:2017/05/11(木) 12:55:09
>>1259-1260
やがて国民は闇レートこそ現実の相場だと思い知るようになる。91年12月、ついにソ連崩壊という時点で、ロシア人の月収は米ドル換算で平均6ドルという悲惨な状況だった。今のベネズエラもその方向に進んでいる。

ソ連では同時に対外債務も急増した。今のマドゥロ政権同様、可能な限り多くを可能な限り長期で借りた。貸し手は主として外国政府。ベネズエラの場合、最大の貸し手は中国だ。そして借金を返せない現実を認めず、少しずつ返済を続け、それだけ赤字を増やしている。

もちろんソ連との違いはある。ベネズエラは複数の共和国を抱える連邦国家ではない。愚かな経済政策を採用してはいるものの、共産主義を掲げてはいない。国内にはまともな野党勢力があり、教育水準の高いエリート層もいて、ソ連よりずっと開放性が高い。

それでもベネズエラはソ連経済と同じ末路をたどる恐れがある。仮にマドゥロが政策の不備を認めて方針転換を図ろうとすれば退陣を迫られる。おとなしく辞任はしないだろうから、危機は深まる一方だ。

平穏な政権交代が望めなければ、国民が力でマドゥロ政権を倒すか、大統領が国外へ逃亡する事態もあり得る。あるいは外貨準備を使い果たし、対外債務についてデフォルト(債務不履行)に陥る。つまり何も輸入できなくなり、通貨ボリバルはただの紙くずと化す。

いずれにせよ、マドゥロ政権は長続きしない。多くの国民が辛酸をなめる事態を回避するための対策を講じないまま、遠からず権力の座を追われる。

後継政権が登場したところで選択肢は少ない。極端な経済危機に対しては政策の選択肢などほとんどないものだ。大事なのは予算の均衡を実現すること。短期的に税収増は望めないから、歳出を削減する。決め手は物価補助金の撤廃だ。対外援助も切れば、政府の収支は均衡するかもしれない。

為替レートも変動制であれペッグ制であれ、市場に適合させるべきだ。外貨準備も回復させなければならない。そのために迅速に対応できる唯一の国際機関はIMFだ。ただしIMFの要請に従ってベネズエラ政府がマクロ経済改革に応じることが条件となる。加えて国際社会の協力を得て、債務のリストラに取り組むことも必要だ。

ソ連の状況は、ベネズエラよりずっと困難だった。15の共和国がそれぞれ独立し、独自の通貨を持つ必要があった。それにしても、財政を安定させるまでに費やした7年の歳月は長過ぎた。新生ロシアが苦しいときに、西側諸国は支援を出し渋った。だからその後のロシアは西側から離反していった。

ベネズエラ改革は抜本的かつ迅速であるべきだし、欧米諸国は全面的に財政支援をするべきだ。マドゥロ政権の崩壊は決してきれい事では済まない。だが避けられるものでもない。

政治的な見通しはなかなか立てにくいとしても、深刻な経済危機の行く末は火を見るよりも明らかだ。次の政権が迅速に、正しい政策を実行できるかどうか。時間は限られている。

[2017年5月16日号掲載]

1261とはずがたり:2017/05/12(金) 11:22:36

ロシアに「だまされた」 米政府、会談写真公開に怒り
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170512-00000000-jij_afp-int
AFP=時事 5/12(金) 4:40配信

【AFP=時事】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領とロシアのセルゲイ・ラブロフ(Sergei Lavrov)外相が行った非公開会談の写真をロシア政府が公開したことを受け、米政府内から怒りの声が上がっている。

【写真7枚】ロシア外務省が公開した会談の写真

 一連の写真には、ホワイトハウス(White House)の大統領執務室で10日に行われた会談で、トランプ大統領がラブロフ外相、セルゲイ・キスリャク(Sergey Kislyak)駐米ロシア大使と笑顔で握手する様子などが写っている。写真はロシア国営タス通信(TASS)が配信し、世界中のメディアに掲載された。

 米国は数か月前、昨年の大統領選挙干渉を理由にロシアに制裁を科したばかりで、手厚い待遇で行われた会談は、それだけでもロシア政府にとって大きな外交上の成果とみられていた。

 さらに写真が公になったことで、ロシアが外交上の勝利を収め、トランプ政権の裏をかいたとの見方が生まれた。ホワイトハウス当局者らは、写真公開は信頼への裏切りだとして、怒りを表している。

 当局によれば、トランプ、ラブロフ両氏の会談は、ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領が、モスクワ(Moscow)で最近行ったレックス・ティラーソン(Rex Tillerson)米国務長官との会談の見返りとして要請していた。

 ホワイトハウス側には、ロシアの公式カメラマンが同席すると伝えられたが、写真は記録のためであり、必ずしも公開はされないとの意向が暗に示されていた。

 ある側近は会談の直後に「われわれの公式カメラマンと、相手側の公式カメラマンが同席した。それだけだ」と述べていたが、写真が国営通信を通じて世界中に広まると、ホワイトハウス側はロシア政府にだまされたと激怒。2人の当局者が、写真を公開するとは聞いていなかったと認めた。

 米上院情報特別委員会(Select Committee on Intelligence)は11日に開いた公聴会で、国家安全保障局(NSA)のマイケル・ロジャーズ(Michael S. Rogers)局長に対し、ロシア側カメラマンの大統領執務室への入室を認めたことにより、サイバー手段での侵入を受ける可能性があったかについて追及。同局長は、事前に意見は求められなかったと証言した。【翻訳編集】 AFPBB News

1262とはずがたり:2017/05/12(金) 11:46:23
取り敢えず
親中…カンボジア
親中入りしつつあり…タイ・マレーシア
揺さぶり中…フィリピン・韓国・台湾・北朝鮮
対決中…日本
と云った所。

参考
焦点:中国になびくアジア諸国、トランプ氏が招く米国離れ
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1440116307/3082-3083


ニュース 国際・科学 結局は中国を利するトランプの素人外交
結局は中国を利するトランプの素人外交
https://news.goo.ne.jp/article/newsweek/world/newsweek-E192268.html
10:00ニューズウィーク日本版

<強気の発言はどこへやら、右往左往する素人集団のトランプ政権。一貫性を欠く政策に同盟国の信頼は揺らぐ一方だ>

ドナルド・トランプ米大統領がフィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領をホワイトハウスに招待した。ドゥテルテといえば、麻薬戦争で殺人も辞さず、「犯罪者」を自分の手で殺したと豪語するなど、人権侵害が問題視されている人物だ。

それでもアメリカの重要な同盟国の指導者には違いない。トランプは(歴代の米大統領と同様)倫理的な懸念よりも戦略的インセンティブを優先し、アジア・太平洋という極めて重要な地域で現実的な政策を推進しているにすぎない――。そうした見方もあるかもしれない。なるほど、表面的には現実政治の典型に見えなくもない。

しかしそうした見方は現実とは懸け離れている。リアリスト(現実主義者)にとって、アメリカの安全保障のカギは、南北アメリカ大陸で地政学的優位を堅持し、競合国がヨーロッパやアジアの要所を支配したり、ペルシャ湾周辺の主要なエネルギー資源を牛耳ったりしないようにすることだ。アメリカを除けば、世界で現在「地域覇権国」となる可能性がある国はただ1つ――中国だ。

従って、リアリストにとってアジアにおける最優先課題は、中国がアジアでの優位を強化し、最終的には周辺国にアメリカとの安保協力を破棄させるのを阻止することだろう。協力を破棄されたら、アメリカは西太平洋や東南アジアで大規模な軍事プレゼンスを維持できず、中国が事実上の地域覇権国になるはずだ。

中国はやがて今のアメリカのように他の地域でも意のままに力を誇示するようになり、南北アメリカでも安保協力を確立しようとさえするかもしれない。

当然、アジアにおける現実主義的アプローチは、アメリカが中国の動向に目を光らせ、時にはアジアの協力国と微妙な均衡の上に巧みに連携していくことを必要とする。これは難題で、一貫性と慎重な判断と賢明な外交、それに信頼できる軍事力が必要だ。トランプ政権になっても軍事力はまだ十分残っているが、それ以外の資質は十分とはいえない。

不信感を募らせる同盟国

トランプのこれまでの言動を振り返ってみよう。まず就任前、祝意を伝える台湾の蔡英文(ツァイ・インウェン)総統からの電話を受けて、台湾を中国の一部と見なす「一つの中国」政策の見直しを示唆したが、その後に撤回。就任4日目にはTPP(環太平洋経済連携協定)離脱を指示する大統領令に署名し、アジアの多くの国々との関係強化につながる重要な協定を台無しに。合意に尽力した各国指導者たちの国内での支持や影響力に打撃を与えた。

オーストラリアのマルコム・ターンブル首相との電話会談では、難民受け入れをめぐり激怒し、一方的に電話を切ったと報じられた。これを受けて、アメリカとの長年の絆はオーストラリアにとってメリットがあるのか、との疑念に拍車が掛かった。

1263とはずがたり:2017/05/12(金) 11:46:37
>>1262-1263
朝鮮半島でもトランプは重要な同盟国との関係を危うくしている。現在配備中のTHAAD(高高度防衛ミサイル)の費用を韓国が負担すべきと主張し、米韓の自由貿易協定(FTA)の再交渉もしくは停止を示唆したのだ。米国防総省が慌ててTHAADの費用は合意どおりアメリカが負担すると訂正したものの、これではワシントンの一貫性や判断に対する同盟国の信頼が強化できるはずがない。

トランプは北朝鮮との戦争の可能性も高めている(戦争になれば韓国への影響は破滅的だ)が、強硬姿勢を見せたと思いきやなぜか実現すれば「光栄だ」と金正恩と会談する意向を示唆。自国の空母の所在を間違えた後だけに、アメリカの指導力に韓国側が懐疑的になるのも無理はないだろう。

問題はそれだけにとどまらない。トランプは中国をライバル、その台頭を抑止すべき相手と考えるどころか、中国にこびている。対北朝鮮政策などで支援を取り付けるのが目当てだ。

(トランプのビジネス上の利益ではなく)アメリカの国益が中国と一致するなら中国と協力して一向に構わないが、そうしたアプローチが中国の周辺国の疑念を呼ぶのは必至だ。中国がアジアのリーダーだという認識を強める結果にもなる。実際にそうなったら、アジアのどの国がアメリカとの密な関係を維持したがるというのか。

ドゥテルテに衝動的に接近したこともトランプ政権の素人ぶりを露呈している。重要な同盟国との関係改善を試みたと言えなくもないが、問題はトランプが誰にも相談せず、ドゥテルテ本人の意向も確認しないまま、招待を公表した点だ。

政治のプロなら承知しているとおり、ホワイトハウスに招待するというのは一大事。入念な下調べをし、当事者双方が合意した上で公表するのが鉄則だ。あいにくドゥテルテは忙し過ぎて招待を受けられないかもしれないと発言、トランプの面目は丸つぶれになった。

まるでドタバタ喜劇のよう

言うまでもなく、こうした手法はおよそ外交政策の現実主義とは対極にある。現実主義者にとって国際政治は極めて重要な問題であり、カギを握る地域と未来のライバルが絡んでいる場合はなおさらだ。現実主義は好ましいパワーバランスを保ち、不可欠な同盟を巧みに管理し、何より、敵も味方もアメリカの行動に見合った行動が取れるようにすることに重点を置く。

このことを指導者が承知している国であれば、人員不足の国務省や適任でない娘のイバンカやその夫のジャレッド・クシュナーを当てにしたり、重要な外交関係を検閲なしのツイート任せにしたりはしないはずだ。トランプ流の外交政策は連続コメディーや喜劇オペラのネタとしては最高だろうが、アメリカにとっては破滅的であると同時に屈辱的だ。

アメリカは最悪の道を進んでいるようだ。トランプは次第に外交政策のエスタブリッシュメントに捕まり、吸収され、封じ込められて、選挙運動中に公約した過激な改革は、マイケル・フリンやセバスチャン・ゴーカといった無能な大統領補佐官らともども徐々にお払い箱にされている。

その結果どうなるか。アメリカは過去四半世紀の大半と同じように、野心的過ぎる外交政策を推進し、引き続き世界の出来事のほとんどを管理しようとするだろう。ただし舵取り役はプロではなく、経験不足で衝動的で適性に欠ける人物だ。

この不幸な状況は筆者のような職業の人間には題材の宝庫だが、アメリカにとってはプラスにならず、現実主義には程遠い。そしてアメリカの不幸を願う連中にとっては思う壺だろう。

From Foreign Policy Magazine

[2017年5月16日号掲載]

1264とはずがたり:2017/05/12(金) 23:09:57


ベネズエラ先住民、ブラジルへ大量避難 物不足などで
http://www.asahi.com/articles/ASK5C2J8JK5CUHBI006.html?ref=goonews
サンパウロ=田村剛2017年5月12日11時32分

 政治や経済の混乱が続くベネズエラから多くの先住民が逃れてきているとして、隣国ブラジル北部の都市が緊急事態を宣言した。ベネズエラからは昨年だけで約20万人が出国したとされる。マドゥロ政権が強権的な姿勢を強めるなか、混乱が深まっている。

 報道によると、ベネズエラと国境を接するアマゾナス州の州都マナウス市が緊急事態を宣言したのは今月4日。今年になってベネズエラ側の先住民族ワラオの約400人が町にたどり着き、橋の下やバスターミナルで暮らしているという。

 物不足や治安の悪化から、2千キロ近い距離を移動してきた。ブラジルでは昨年も、ベネズエラ人が国境地帯に押し寄せた。物売りや物乞いをして暮らす人の中には子どもや高齢者も多いという。

 ブラジルのメディア、グロボに…

1265チバQ:2017/05/20(土) 23:21:55
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170520-00000038-jij-int
テメル大統領が5億円受領か=検察捜査、政界の混乱必至―ブラジル
時事通信 5/20(土) 11:10配信

 【サンパウロ時事】ブラジルで19日、テメル大統領が、国営石油公社の汚職事件に関与した大手食肉加工会社から選挙資金名目で1500万レアル(約5億1000万円)の賄賂を受領していた疑惑が浮上した。

 最高裁は検察に対し、収賄や捜査妨害容疑で、テメル氏への捜査を許可した。連立与党の一部は政権離脱を検討しているとされ、ブラジル政界の混乱は必至だ。

 最高裁は19日、汚職事件をめぐり、検察との司法取引に応じる食肉加工会社幹部らの映像を公開した。

 この中で幹部らは、大統領選挙があった2014年当時、副大統領だったテメル氏に1500万レアルを渡し、企業取引をめぐって便宜を図ってもらう見返りに、このほかに利益の一部も支払うと約束したと証言した。

 幹部らはまた、ルラ元大統領やルセフ前大統領にも賄賂を贈ったと供述。当時の財務相の指示を受け、海外の口座を通じて送金した1億5000万ドル(約167億円)が、ルセフ氏の選挙活動などに使われたと説明した。

 大手食肉加工会社は政界との関係が深く、幹部らは「これまでに28政党の議員や州知事ら約1830人に対して不正に計約6億レアル(約200億円)を贈った」と話している。

 国営石油公社の汚職事件では、大手食肉会社幹部が政界の大物に賄賂を贈り、捜査に協力しないように働き掛けており、テメル氏もこれを容認していた疑いが持たれている。

1266チバQ:2017/05/20(土) 23:22:17
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017051900871&g=int
大統領、辞任を拒否=議会で弾劾請求の動き-ブラジル



18日、ブラジルの首都ブラジリアで記者会見するテメル大統領(AFP=時事)
 【サンパウロ時事】ブラジルのテメル大統領は18日、記者会見を開き、国営石油公社の大型汚職事件をめぐり不正に関与したとの疑惑を全面否定し、「私は辞めない」と繰り返した。ただ、野党などからの辞任要求圧力が高まっており、窮地を乗り切れるかは不透明だ。
 不正疑惑をめぐっては、複数の与野党議員がテメル氏の弾劾を議会に請求。テメル氏を批判して、閣僚の一人が辞任する事態にも発展した。18日のサンパウロ株式市場は急落し、取引が一時停止されるなど政治、経済両面で大きな影響が出ている。(2017/05/19-15:12)

1267チバQ:2017/05/22(月) 00:48:39
http://www.sankei.com/world/news/170521/wor1705210026-n1.html
017.5.21 14:29

ブラジル大統領辞任圧力強まる 改革不透明に
 ブラジルのテメル大統領に政界汚職事件の捜査妨害などの疑惑が浮上し、辞任圧力が強まっている。テメル氏は昨年8月に弾劾で失職したルセフ前大統領の後を継いだが、1年もたたないうちに自らの足元が危うくなってきた。

 「ブラジルが道を踏み外すことはない。私は引き続き政府を率いる」。テメル氏は20日、首都ブラジリアの大統領府での演説で辞任の意思がないことを改めて強調した。

 最高裁は今月18日、検察側にテメル氏の捜査を許可。同氏は政界汚職疑惑について多くの情報を持っているとみられる元下院議長(汚職の罪で服役中)に対する口止め料の支払いを容認し、捜査を妨害した容疑などが持たれている。

 この疑惑に絡み司法取引に応じた食肉加工大手企業の幹部が、2014年にテメル氏の求めに応じて選挙資金として1500万レアル(約5億1200万円)を渡したと証言したことも波紋を広げている。(共同)

1268とはずがたり:2017/05/26(金) 22:12:44

トランプ米大統領は貿易と温暖化で孤立か、初参加のサミットで
ロイター 2017年5月26日 16時04分 (2017年5月26日 20時06分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20170526/Reuters_newsml_KBN18M0KH.html

[タオルミナ(イタリア) 26日 ロイター] - トランプ米大統領はイタリアで26日開幕する先進7カ国(G7)首脳会議(サミット)で、他の参加国首脳から自由貿易の促進や地球温暖化対策の新枠組み「パリ協定」の順守などを強く求められる見通しだ。
トランプ大統領にとっては初の参加。会議ではこのほかシリア情勢や北朝鮮問題、世界経済なども討議される。また英国の自爆攻撃で22人が死亡したことから、安全保障面での協力体制も議題となる見込み。
イタリアの外交筋によると、トランプ大統領ら先進7カ国の首脳は2日間の日程を前に多くの課題について意見の一致をみたが、米国は通商政策と環境対策の2点では依然として孤立しているという。
この外交筋によると、欧州連合(EU)諸国はあらゆる保護貿易主義と戦うと明確にするよう米国に求めているが、トランプ氏になかなか自由貿易の意義を納得させられないでいる。
米国家経済会議(NEC)のゲーリー・コーン委員長は25日、サミットでは通商問題や温暖化対策問題を巡り活発な議論が交わされると述べた。また、大統領がパリ協定について最終判断を下すのは帰国後だが、経済問題が優先されるとした。

1269とはずがたり:2017/05/29(月) 09:50:05

慰安婦合意に「言及せず」=日本発表と食い違い―国連事務総長
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E6%85%B0%E5%AE%89%E5%A9%A6%E5%90%88%E6%84%8F%E3%81%AB%E3%80%8C%E8%A8%80%E5%8F%8A%E3%81%9B%E3%81%9A%E3%80%8D%EF%BC%9D%E6%97%A5%E6%9C%AC%E7%99%BA%E8%A1%A8%E3%81%A8%E9%A3%9F%E3%81%84%E9%81%95%E3%81%84%E2%80%95%E5%9B%BD%E9%80%A3%E4%BA%8B%E5%8B%99%E7%B7%8F%E9%95%B7/ar-BBBBO2n?ocid=wispr
時事通信
4 時間前

 【ニューヨーク時事】国連事務総長報道官は28日、グテレス事務総長が27日にイタリアで安倍晋三首相と懇談した際、慰安婦問題をめぐる日韓合意の内容に「言及しなかった」と述べた。日本政府は、グテレス氏が合意内容に賛同する考えを示したと発表しており、双方の主張に食い違いが生じている。

 報道官は声明で、グテレス氏は日韓両国間の合意に基づき慰安婦問題を解決すべきだという点には同意したと指摘。ただ、特定の合意内容には触れず、具体的解決策は両国間で決めるべきだという「原則」について語ったという。

1270とはずがたり:2017/06/02(金) 11:48:35

「中国は戦わずして米国に勝てる」という米メディアの指摘は、米国が中国を見くびって来た証しだ―中国メディア
レコードチャイナ 2017年5月30日 12時50分 (2017年6月2日 00時00分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/chn_soc/20170530/Recordchina_20170530025.html

2017年5月30日、央視網は、米国メディアが先日「中国はアジア太平洋において、戦わずして米国を打ち負かすことができる」と論じたことについて、専門家の意見などを伝えた。

記事によると、米誌ナショナル・インタレストのウェブサイトは先日「近年急速な強化が進んでいる中国の軍備力に対して米国の警戒が不足している。中国が尖閣諸島や台湾への武力行使をしても米国はリスク上反撃に出られず、中国は一戦交えずして米国に勝つことができる状況だ」との評論文を掲載した。

この論調に対して台湾・実践大学の頼岳謙(ライ・ユエチエン)副教授は「米メディアがこのような分析をする大きな理由は二つある。一つ目は米国が長きにわたり太平洋全体を自己の『内海』と認識し、その中にライバルは存在しないと考えてきたことだ。二つ目は、自国の近くしか飛行、航行できないと考えていた中国の飛行機や艦艇のレベルが急速に高まっているのに突然気が付いたことだ」と解説している。

また、同誌が「中国はここ数年アジア太平洋地域において『友達として引き込む』方式により米国の当該地域における影響力をそいでいる」と指摘したことについては、専門家から「一定の道理がある見方だ」との評価が出ているという。

記事は「第2次世界大戦後、米国はアジア太平洋地域に中国の囲い込みを目的とした軍事同盟を結び、政治・外交・経済の支援と軍事基地を交換してきた。しかし地域の各国が豊かになると米国の支援では不足するようになった。一方、周辺国と友人になろうとする中国の方策は米国とは完全に異なるもの。各国、地域にとって中国が一番の貿易パートナーとなっており、その過程において米国の影響力は徐々に弱まっていったのだ」と論じている。(翻訳・編集/川尻)

1271とはずがたり:2017/06/02(金) 14:59:53

2017年5月26日
歴史は繰り返す、米中の覇権争い
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/9669
岡崎研究所

 エコノミスト誌のアジア担当エディターであるジーグラーが、4月22日付の同誌で、中国が強大になり、米国が支配してきたアジアの覇権構造は変革を迫られているが、トランプ政権は上手く対処できるだろうかと疑問を投げかけています。論説の要旨は以下の通りです。

 中国は東アジアや国際秩序においてより大きな役割を求めている。米国は中国のために場所をあけなければならない。キッシンジャーも言うように、米中両国はこの目的に応える方法を見つける必要がある。平和はその結果にかかっている。 

 中国は、大量の難民が自国に流入して来るよりは、金正恩が北朝鮮を支配する方が良い。何よりも、隣に米軍のいる民主的統一朝鮮が出現するのは困る。ところが、トランプがシリアをミサイル攻撃したことで、米国は北朝鮮に対しても単独行動を取る可能性があることがわかった。北朝鮮への対処は、米中協力にとって大きな試練になるだろう。

 しかし、米中の衝突は不可避ではない。40年に及ぶ中国の市場改革の中で米中協力の習慣が確立した。中国の発展は米国による安全保障抜きにはなし得なかった。今や米中は年間貿易額6000億ドル、投資額3500億ドルの世界で最重要の二国間経済関係を築いている。

 また、中国には革命の輸出を願う使命感や野心はない。実際、習の使命は世界の中で中国に更なる役割を確保することのようだ。中国には歴史的に天下=世界を支配する観念しかないが、今や中国は複数の大国の内の一つになることを受け入れなければならない。

 そんな中、トランプ大統領が誕生した。過去70年、米国の大戦略は、自由貿易、強力な同盟、人権と民主主義を柱としてきたが、トランプは、外交軽視で保護主義と狭量な「米国第一」を標榜する。今のところ、中国はトランプへの懸念と不安を隠し、静観の構えを取るが、水面下では娘婿のクシュナーを介してトランプに影響を及ぼそうと懸命だ。中国はトランプの取引的なやり方をすぐさま把握し、アリババの創業者、馬雲をワシントンに派遣し、馬は米国で百万の雇用を創るとトランプに約束した。その後、中国で何年も滞っていたトランプ・ブランドの保護申請が通り、トランプの反中レトリックもトーンダウンした。

 しかし、米中関係に関する不確実性は依然残っている。一部のトランプ側近は、米中の軍事衝突を不可避と考え、米国の国益を守るには外交ではなく軍事にもカネを使うべきだと主張している。一方、マティス国防長官は、中国の南シナ海での行動への慎重な対応を促し、優先するのは軍事行動より外交だ、と言っている。貿易に関しても、多国間協調路線が支持を得始めている。ただ、トランプ政権でマティスのような「大人」はごく少数だ。また、外交政策チーム、とりわけアジア担当は今も空席が続く。

 トランプのアジア政策がこのように不確かな中、アジアについては、①トランプ政権が攻撃的姿勢を強め、中国を怒らせる、②米国のアジア政策が現実遊離のいい加減なものになり、友好国を不安にさせ、中国をつけ上がらせる、という二つのリスクがある。結果はどちらも同じ様なものになるかもしれない。つまり、力の力学に変化が生じ、情勢が不安定化し、地域的騒乱が起きる危険性がある。
出 典:Dominic Ziegler ‘Disorder under heaven: America and China’s strategic relationship’(Economist, April 22, 2017)
http://www.economist.com/news/special-report/21720714-after-seven-decades-hegemony-asia-america-now-has-accommodate-increasingly

1272とはずがたり:2017/06/02(金) 15:00:06
>>1271-1272
 米中関係は、歴史的に見れば既存の覇権国と台頭する新しい大国との関係です。ギリシャの歴史家ツキュディデスが名著『戦史』で描いているように、スパルタに対しアテネが挑戦し、ペロポネソス戦争となりました。現代では19世紀後半の欧州で、既存の覇権国英国、フランス、ロシアに新興ドイツが挑戦し、第一次世界大戦を招きました。

覇権国米国に、中国が挑戦する構図

 米中関係は、特に東アジアにおいて、覇権国米国に、中国が挑戦する構図となっています。
スパルタに対するアテネの挑戦、英国、フランス、ロシアに対するドイツの挑戦はいずれも戦争を招きましたが、エコノミスト誌の指摘するように、米中の衝突は不可避ではありません。中国の台頭は著しい経済発展を原動力としましたが、その経済発展は、中国が米国主導のブレトン・ウッズ体制の恩恵を最大限受ける形で実現しました。世界最重要となった米中の経済関係を特色づけるのは相互依存です。

 これに対して、安全保障面では、エコノミスト誌の指摘を待つまでもなく、アジアを中心に米中両国が覇権を争っています。中国が南シナ海の支配を目論んでいるのに対し、米国はアジアで中国が覇権を握るのを阻止しようとしています。これはうまく管理しないと武力衝突に至る危険があります。

 トランプ政権の誕生で、今後の米中関係は不確実性が高まっています。その大きな要因は、トランプに戦略がないことです。トランプに戦略がないのは対中政策に限ったことではありませんが、米中関係の重要性を考えれば、その影響は大きいです。

 トランプ大統領は取引的やり方を好みますが、エコノミスト誌は中国が早くもそれに付けこみ、雇用の創出を材料に、トランプの対中批判を和らげるのに成功していると言っています。今後、トランプが対中関係の管理で、どんな取引的やり方をするのか予測がつきません。

 今後の米中関係で不確実性が高まっている今一つの理由は、トランプのスタッフの間に意見の対立があることです。対中強硬論を主張する者もいれば、より現実的なアプローチを支持する者もいるとのことです。そのうえ、国務省、国防省の政治任命のポストの多くが未だ空白であるといいます。これでは地に着いた一貫性のある政策の実施はままなりません。

 当面、安全保障分野での最大問題は北朝鮮です。トランプは中国の影響力に期待しているようですが、中国が北朝鮮の体制を危うくするような圧力を北朝鮮に加えるとは考えられません。トランプの中国に対する期待が大きいだけに、中国の圧力が不十分であることが分かった時に、トランプが北朝鮮に独自の行動を取る危険があります。

 北朝鮮情勢は危機をはらんでいますが、米中の利害が正面から対立している問題ではありません。米中双方とも北朝鮮の非核化を望んでいます。したがって、北朝鮮問題をめぐって米中が正面から軍事衝突することは考えにくいです。

 米中関係の深刻な危機となる恐れがあるのは南シナ海問題でしょう。これは上述のように、米中の利害が衝突する状況です。この問題をいかに管理していくかが、米中両国に与えられた大きな課題です。

1273とはずがたり:2017/06/02(金) 15:01:13
8026 名前:チバQ[] 投稿日:2017/04/12(水) 10:59:09
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-170412X557.html
ブラジル汚職、現職閣僚9人関与か=五輪開催リオ市長にも疑惑
09:43時事通信

 【サンパウロ時事】ブラジルの大手紙エスタド・ジ・サンパウロは11日、最高裁判所が検察に対し、汚職への関与が疑われる現職閣僚9人や上下両院議長、与党議員への捜査を許可したと報じた。捜査リストには、ほかに州知事、リオデジャネイロ五輪を開催した当時の市長も含まれている。

 大規模汚職事件の全容解明に向け、検察は政界中枢への捜査を本格化させる方針。ブラジル政治は大きく混乱する可能性がある。

 エスタド紙は、検察の求めに応じて最高裁が捜査を許可した政治家のリストを入手。これには外相、農牧相、貿易相のほか、与党党首らの名前があった。最高裁はリオ五輪に絡む都市整備で、パエス前市長が賄賂を受け取った疑いにも言及した。

 検察は「テメル大統領も関与した可能性がある」と指摘したが、大統領特権を理由に捜査対象には含めなかったという。

1274とはずがたり:2017/06/02(金) 15:01:25


8027 名前:チバQ[] 投稿日:2017/04/12(水) 17:58:06
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170412-00000013-jij_afp-int

リビアに移民の「奴隷市場」存在か 1人数万円で人身売買

AFP=時事 4/12(水) 10:47配信


リビアに移民の「奴隷市場」存在か 1人数万円で人身売買


リビア沖の地中海で救助された不法移民(2017年2月5日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News


【AFP=時事】国際移住機関(IOM)は11日、欧州を目指すアフリカ人の移民らが奴隷として売買されていると警鐘を鳴らした。こうした「奴隷市場」で被害者は数万円で売買され、中には性奴隷として売られている女性もいるという。

【写真】リビア・フムスで、貨物コンテナに閉じ込められた後に治療を受ける移民

 被害者らの証言を基に明らかにした。より良い生活を夢見て密航業者に金銭を支払った人の多くが人質として拘束され、その家族らが身代金の支払いを強要されている実態が浮き彫りになった。

「リビアの密航ネットワークが強力になるにつれて、人身売買が密航業者の間で広まってきている」

 IOMリビア事務所のオスマン・ベルベイシ(Othman Belbeisi)所長はスイスのジュネーブ(Geneva)で記者会見を開き、リビアでは「奴隷市場」のような状態や人々の拘束が珍しいものではなくなっていると指摘。その裏には金銭を目的とした犯罪組織の活動があると語った。

 ベルベイシ氏によると、移民らは1人当たり200〜500ドル(約2万2000〜5万5000円)で「市場で商品のように売買」されているという。

 売られた後に何とか逃げ出した人もいるが、多くの人は何か月も拘束された揚げ句、ただで買われたり、転売されたりしているという。

 IOMは被害者数などのデータは示せないとする一方、職員が現地で聞いた証言に基づく話としている。

 あるケースでは、セネガル人の移民が業者に300ドル(3万3000円)余りを支払ってトラックでリビアに入国した後、運転手に業者から代金を受け取ってないと言われ、駐車場で開かれていた「奴隷市場」に連れてこられた。市場では「サハラ以南のアフリカ出身の移民らがリビア人によって売買されていた」という。

 自身も買われた後に民家に連れていかれたところ、そこでは100人以上が人質とされていた。彼らは家族らに電話をかけて、身代金を支払うよう頼むことを強要されていたという。

 IOMはこのほか、女性たちが民間人によって買われ、性奴隷になることを強制されているとも報告している。【翻訳編集】 AFPBB News

1275とはずがたり:2017/06/02(金) 15:01:35

8028 名前:チバQ[] 投稿日:2017/04/17(月) 17:06:37
https://mainichi.jp/articles/20170417/k00/00e/030/200000c
南スーダン

戦闘拡大 NGO職員など人道支援者にも被害

毎日新聞2017年4月17日 11時08分(最終更新 4月17日 12時50分)
 【ヨハネスブルク小泉大士】国連平和維持活動(PKO)に参加している陸上自衛隊が17日に撤収を始める南スーダン各地で、政府軍と反政府勢力の間の戦闘が拡大している。援助関係者に対する襲撃も多発するなど、戦況のさらなる悪化が懸念されている。

 国連人道問題調整事務所(OCHA)は15日、内戦激化を受けて、東部ジョングレイ州で活動していた人道支援関係者60人が一時退避を余儀なくされたと明らかにした。北西部ワウで14日に世界食糧計画(WFP)の契約スタッフ3人が殺害されるなど、支援活動は「ますます危険かつ困難になっている」と警告している。

 南スーダンでは、一部地域で飢饉(ききん)が起きるなどかつてない規模で食糧不足が広がっているが、主に政府軍や大統領直属の民兵集団によるとされる援助関係者に対する襲撃や妨害が後を絶たない。

 この1カ月あまりでも、3月中旬に中部イロル付近で国際移住機関(IOM)の車列が銃撃を受けて5人が死傷したほか、同下旬にも首都ジュバからジョングレイ州へ移動中のNGO職員6人が何者かに殺害された。国連によると、2013年末に内戦が始まって以降、殺害された援助関係者は82人に上る。

 国連の専門家などからも、政府軍や民兵が特定の民族を標的とした襲撃を行っているほか、反政府勢力の支配地域への食料供給を妨害し「意図的に飢餓状態を作り出している」との批判が出ている。

 国連南スーダン派遣団(UNMISS)も15日、声明を発表。西部ラガや上ナイル地方でも新たな戦闘が発生しているとして、政府軍と反政府勢力の双方に自制を呼びかけた。



ニュースサイトで読む: https://mainichi.jp/articles/20170417/k00/00e/030/200000c#csidx4ae2f0d0b7f33a88a68c8937486e005
Copyright 毎日新聞

1276とはずがたり:2017/06/02(金) 15:01:45


8029 名前:チバQ[] 投稿日:2017/04/18(火) 16:48:04
http://www.afpbb.com/articles/-/3124838
リビアに移民の「奴隷市場」存在か 1人数万円で人身売買
2017年04月12日 10:40 発信地:ジュネーブ/スイス
【4月12日 AFP】国際移住機関(IOM)は11日、欧州を目指すアフリカ人の移民らが奴隷として売買されていると警鐘を鳴らした。こうした「奴隷市場」で被害者は数万円で売買され、中には性奴隷として売られている女性もいるという。

 被害者らの証言を基に明らかにした。より良い生活を夢見て密航業者に金銭を支払った人の多くが人質として拘束され、その家族らが身代金の支払いを強要されている実態が浮き彫りになった。

「リビアの密航ネットワークが強力になるにつれて、人身売買が密航業者の間で広まってきている」

 IOMリビア事務所のオスマン・ベルベイシ(Othman Belbeisi)所長はスイスのジュネーブ(Geneva)で記者会見を開き、リビアでは「奴隷市場」のような状態や人々の拘束が珍しいものではなくなっていると指摘。その裏には金銭を目的とした犯罪組織の活動があると語った。

 ベルベイシ氏によると、移民らは1人当たり200〜500ドル(約2万2000〜5万5000円)で「市場で商品のように売買」されているという。

 売られた後に何とか逃げ出した人もいるが、多くの人は何か月も拘束された揚げ句、ただで買われたり、転売されたりしているという。

 IOMは被害者数などのデータは示せないとする一方、職員が現地で聞いた証言に基づく話としている。

 あるケースでは、セネガル人の移民が業者に300ドル(3万3000円)余りを支払ってトラックでリビアに入国した後、運転手に業者から代金を受け取ってないと言われ、駐車場で開かれていた「奴隷市場」に連れてこられた。市場では「サハラ以南のアフリカ出身の移民らがリビア人によって売買されていた」という。

 自身も買われた後に民家に連れていかれたところ、そこでは100人以上が人質とされていた。彼らは家族らに電話をかけて、身代金を支払うよう頼むことを強要されていたという。

 IOMはこのほか、女性たちが民間人によって買われ、性奴隷になることを強制されているとも報告している。(c)AFP/Nina LARSON

1277とはずがたり:2017/06/02(金) 15:02:01

8030 名前:チバQ[] 投稿日:2017/04/26(水) 10:38:55
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017042501228&g=int
スーダンが南スーダンを非難=今も反政府勢力支援


南スーダンのキール大統領=2月24日、アディスアベバ(AFP=時事)
 【ハルツームAFP=時事】スーダンの情報機関、国家情報治安局(NISS)は24日、声明を出し、隣国南スーダンのキール大統領とタバン・デン・ガイ副大統領が先週、スーダンの反政府勢力「スーダン人民解放運動・北部(SPLM-N)」の幹部らと首都ジュバで会合を開いていたと非難した。声明は「南スーダン政府は今もスーダンの反政府勢力を保護し続けている。干渉をやめるよう警告する」と述べている。

南スーダンのタバン・デン・ガイ副大統領=2016年8月、ハルツーム(AFP=時事)
 SPLM-Nは南スーダンと国境を接するスーダン南部の南コルドファン、青ナイル両州で戦闘を続けている。2011年に南スーダンがスーダンから独立した後も、双方が互いの反政府勢力を支援していると非難しては、事実無根と交互に否定を続けてきた。(2017/04/25-21:07)

1278とはずがたり:2017/06/02(金) 15:02:11


8031 名前:チバQ[] 投稿日:2017/04/26(水) 15:00:56
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170426-00000061-jij-int
政情不安、止まらぬデモ=緊張激化で死者26人に―ベネズエラ
時事通信 4/26(水) 14:52配信

 【サンパウロ時事】政情不安が高まるベネズエラで今月上旬から政府への抗議デモが続いている。

 与野党支持者の衝突や略奪が相次ぎ、25日までの死者は計26人に上った。対決姿勢を鮮明にする野党に対し、マドゥロ大統領は強権的対応で難局を切り抜ける構えを見せており、混乱の出口は見えない。

 最高裁は3月末、野党が過半数を占める議会の立法権剥脱を決定。直後に撤回したが、野党の反発は収まらず、連日のデモに発展した。最高裁はこれまでも、議会の決議を無効にするなど、たびたび政権寄りの判断を示しており、怒りを爆発させた民衆が参加して抗議活動は全国に広がった。

 野党側はマドゥロ氏を「独裁者」と非難し、大統領選挙の前倒しや政治犯釈放を要求。「政権が要求をのむまでデモを続ける」と宣言している。一方、野党のデモを「クーデター」と非難する政権の呼び掛けに応じ、政府支持者も街頭に繰り出している。現場では火炎瓶が飛び交い、与野党支持者の間で緊張が激化。武装集団の銃撃などで与野党双方の支持者に死者が出ている。

 催涙ガスやゴム弾でデモ鎮圧に努める治安部隊は約1300人を拘束したが、デモは今後も続く見通しだ。

1279とはずがたり:2017/06/02(金) 15:02:28

8032 名前:チバQ[] 投稿日:2017/04/27(木) 19:00:08
http://www.sankei.com/world/news/170427/wor1704270020-n1.html
2017.4.27 09:58

ベネズエラが米州機構脱退を表明 デモの死者29人に、加盟国の脱退は初めて
 【ロサンゼルス=中村将】南米ベネズエラのロドリゲス外相は26日、米国やカナダ、中南米諸国が加盟する米州機構(OAS、事務局ワシントン)から脱退することを表明した。AP通信などが報じた。ベネズエラでは政情不安を背景にした反政府デモがほぼ連日行われ、治安当局と衝突し、多数の死者が出ている。OAS加盟国からの批判に、ベネズエラは「内政干渉」と反発し、脱退を決断した。

 同通信によると、1951年のOASに発足して以降、加盟国が脱退するのは初めて。脱退の手続きには約2年かかるという。

 OASは米州地域の平和と安全保障の強化、紛争の平和的解決などを目的に発足。計35カ国が加盟する。

 ベネズエラでは3月末、マドゥロ大統領寄りの最高裁が、野党が過半数を占める議会の機能停止を命令。すぐに撤回されたが、野党の反発は収まらず、大規模デモに発展した。

 一連の反政府デモで26日までに29人が死亡したほか、400人以上が負傷。経済低迷も混乱に拍車をかけ、街では略奪も頻発している。

 OASは近く、ベネズエラ情勢を協議する外相会合を開催する。

1280とはずがたり:2017/06/02(金) 15:02:55

8033 名前:チバQ[] 投稿日:2017/05/09(火) 20:49:28
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170509-00010002-reutv-m_est
南アで人種対立、白人農場主が黒人少年を殺害
ロイター 5/9(火) 14:48配信
 南アフリカ北西部の農村で5月8日、16歳の黒人少年殺害容疑の白人農場主2人が保釈されたことがきっかけで、人種間の対立に発展している。容疑者の保釈に抗議するコリニーの黒人住民の抗議デモが暴徒化し、白人農場主の家に放火するなどエスカレート。
 現地からの報道によると、白人農場主Pieter Doorewaard(26)とPhilip Schutte(34)は4月20日、ヒマワリを盗もうとしたMatlhomola Mosweuを捕らえた。
 少年は走行中のトラックから放り投げられ、首の骨を折って死亡したと伝えられる。目撃者は、少年は意図的に放り投げられたと供述しているという。
 これに対して、容疑者2人は、少年を警察に連れて行く途中、トラックから飛び降りて死亡したと主張。
 南アフリカでは、白人農場主と貧しい黒人農夫や住民との間の人種対立が頻発している。昨年、東部ムプマランガ州で起きた事件では、白人農場主2人が無断で敷地内を通ろうとした黒人を殺害。その模様がSNSで公開され、人種対立を煽った。

(南アフリカ、コリニー、5月8日、取材・動画:ロイター、日本語翻訳:アフロ)

最終更新:5/9(火) 14:48

1281とはずがたり:2017/06/02(金) 15:03:06


8034 名前:チバQ[] 投稿日:2017/05/23(火) 17:00:03
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170523-00000029-jij_afp-int
ガンビア前大統領、着服額は56億円 現政権が汚職追及
AFP=時事 5/23(火) 16:19配信

ガンビア前大統領、着服額は56億円 現政権が汚職追及
ガンビアのブリカマで大統領選の遊説会場に到着し、支援者に笑顔を見せるヤヤ・ジャメ大統領(2016年11月24日撮影、肩書は当時、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】西アフリカ・ガンビアの法相は22日、22年に及ぶ長期政権を敷いた後、昨年の大統領選で敗れて亡命したヤヤ・ジャメ(Yahya Jammeh)前大統領について、国費の着服額が少なくとも5000万ドル(約56億円)に上るとの調査結果を明らかにした。アダマ・バロウ(Adama Barrow)現大統領による初の大きな汚職追求の動きだ。

【関連写真】ヤヤ・ジャメ氏

 アブバカル・タンバドウ(Abubacarr Tambadou)法相は記者会見で、ジャメ氏が2013〜17年に自ら、あるいは関係者に指示を出して、中央銀行などから少なくとも5000万ドルを違法に引き出していたと述べた。ジャメ前大統領が今年1月に赤道ギニアに亡命するまでに着服したとみられる金額が明るみに出たのは初めて。

 タンバドウ法相は「ヤヤ・ジャメ前大統領と前大統領に直接関係のある企業が国内に持つ資産について、凍結あるいは保全処分をする裁判所命令を得た」とも明らかにした。裁判所命令はジャメ氏やその関係者名義の計88の銀行口座と、ジャメ氏が関係する14社を対象としているという。

 昨年12月の大統領選でバロウ現大統領に敗れたジャメ氏は選挙結果を受け入れず、数週間にわたって抵抗。しかし近隣諸国が軍事介入する姿勢を見せたことを受けて今年1月下旬に出国し、赤道ギニアに亡命した。

 今年4月の議会選では、長く野党だった統一民主党(UDP)がジャメ氏の出国で混乱に陥っている同氏の政党、愛国再建同盟(APRC)を圧倒し、絶対多数を握っている。【翻訳編集】 AFPBB News

1282とはずがたり:2017/06/02(金) 15:03:17

8035 名前:チバQ[] 投稿日:2017/05/30(火) 20:05:46
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20170531k0000m030020000c.html
<ブラジル>テメル大統領に汚職疑惑 検察が捜査開始 
18:02毎日新聞

 【サンパウロ朴鐘珠】ブラジルのテメル大統領が汚職事件に関与した疑いが強まり、同国検察が捜査を始めた。テメル氏は、昨年8月にルセフ大統領(当時)の弾劾を受けて副大統領から昇格、ルセフ氏の残り任期2018年末まで大統領を務めることになっている。だが、捜査の進展次第で任期をまっとうできない可能性が出てきた。

 最高裁は今月19日、政府系金融機関の不正融資事件で捜査された国内大手食肉加工会社JBSの社主と取締役が、それぞれ刑の減軽目的で検察の司法取引に応じて供述した映像を公開した。

 映像の中で、社主は10〜16年、テメル氏の求めに応じ、計790万レアル(約2億7700万円)の賄賂を渡したと証言した。両者はテメル氏の自宅や個人弁護士事務所などで20回以上、密会を重ねたという。

 また取締役は、テメル氏が副大統領候補としてルセフ氏と共に大統領選に臨んだ14年、選挙資金名目で1500万レアル(約5億2000万円)の賄賂を渡したと証言した。

 この映像公開に先立つ17日には、JBSの社主が今年3月にテメル氏と密談した際に会話を盗聴した内容が、大手紙グロボで報じられた。

 社主は、テメル氏が所属するブラジル民主運動党の領袖(りょうしゅう)で収賄罪などで服役中のクニャ前下院議長に対し、他の政治家の汚職の実態を漏らさぬよう、口止め料として賄賂を渡していると語った。賄賂はクニャ氏の関係者を通じて昨年10月以降、毎月定期的に送金され、総額は500万レアル(約1億7500万円)に上る。

 報道を受け、最高裁が18日に公表した盗聴音声には、社主から報告されたテメル氏が「今後も(送金を)続けなければならない」と指示した声が録音されていた。

 検察は現在、テメル氏を収賄、捜査妨害、組織犯罪企図の容疑で捜査している。テメル氏は国民向けのテレビ演説で不正への関与と辞任を否定。「盗聴音声は意図をもって編集されたものだ」と反論した。

 だが汚職疑惑に抗議する形でフレイレ文化相が辞任したほか、政権を支える連立与党内部でも「盗聴音声が本物と証明されれば連立を解消する」との批判が高まっている。

 仮にテメル氏が起訴されても、大統領が被告として裁判に出廷するには連邦下院の3分の2(342議席)が承認する必要がある。現状では定数513のうち347議席を連立与党が占める。テメル氏が起訴を免れたとしても、連立離脱が加速すれば弾劾を求める動きが活発化する可能性があり、いずれにしても政権の求心力低下は避けられない情勢だ。

1283とはずがたり:2017/06/03(土) 20:18:08
>>226>>231>>1087-1089>>1122>>1131-1132>>1137>>1158-1161>>1164-1166>>1174>>1281
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1116784031/8037

「1000人で中国を征服できる」豪語のガンビア前大統領、赤道ギニアへ亡命―中国メディア
Record china配信日時:2017年1月24日(火) 17時40分
http://www.recordchina.co.jp/b161892-s0-c10.html

2017年1月23日、中国メディア・網易によると、「1000人で中国を征服できる」と豪語したことで知られる西アフリカ・ガンビアのヤヒヤ・ジャメ前大統領が赤道ギニアへ亡命した。

報道によると、22年間政権の座にあったジャメ氏は、昨年12月の大統領選挙で野党候補のアダマ・バロウ氏に敗北したが、その後も政権に居座り続けていた。

ジャメ氏は現地時間の21日夜、首都バンジュールの空港で、ギニアのアルファ・コンデ大統領と共に小型の航空機に乗り込み、ギニアの首都コナクリに着陸した後、亡命先となる赤道ギニアから派遣された航空機で同国の首都マラボに向かった。ジャメ氏と西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)は20日、ジャメ氏が24時間以内にガンビアから離れることで合意していた。バロウ新大統領は19日、隣国セネガルで就任宣誓を行っている。

ジャメ氏は2007年、訪問先の米国でジョージ・W・ブッシュ大統領(当時)と会談した際、「台湾海峡有事の際は、われわれが1000人の海軍陸戦隊を派遣するだけで、中国の軍事行動を完全に食い止めることができる」と豪語していた。(翻訳・編集/柳川)

1284チバQ:2017/06/04(日) 10:52:24
http://www.afpbb.com/articles/-/3130674
国連西サハラ特使にケーラー元ドイツ大統領、和平交渉再開目指す
2017年06月03日 09:02 発信地:国連本部/米国
【6月3日 AFP】ドイツのホルスト・ケーラー(Horst Koehler)元大統領(74)が国連(UN)の西サハラ特使に任命されることが2日分かった。西サハラを実効支配するモロッコと西サハラの独立を求める武装組織「ポリサリオ戦線(Polisario Front)」の和平交渉再開を目指す。

 国連のアントニオ・グテレス(Antonio Guterres)事務総長は先週、安全保障理事会(UN Security Council)にケーラー氏起用の意向を伝え、反対意見も出ていなかった。

 安保理は今年4月、モロッコとポリサリオ戦線に2012年に行き詰った和平交渉の再開を求める決議を採択していた。(c)AFP

1285チバQ:2017/06/04(日) 10:58:14
http://www.afpbb.com/articles/-/3129826
「未婚カップルは年内に結婚を」 ブルンジ政府が国民に呼び掛け
2017年05月27日 21:28 発信地:ナイロビ/ケニア
【5月27日 AFP】未婚のカップルは今年中に結婚するように──ブルンジ政府が26日、道徳観を改める取り組みの一環として国民に呼び掛けた。

 過去2年間、断続的に暴力的な政変に見舞われてきたブルンジのピエール・ヌクルンジザ(Pierre Nkurunziza)大統領は今月、「社会の道徳を改善する」取り組みを開始した。


 内務省の報道官はAFPに対し、同国は人口の爆発的増加に直面しており、原因は「違法な結婚」、一夫多妻、重婚、そして「何百人もの女子生徒が妊娠している」ことだと述べ、さらに、教会と国が認めた結婚が問題の解決策であり愛国的義務だと語った。

 ヌクルンジザ大統領は、ブルンジ人は結婚することにより、お互いへの愛と国への愛を示すべきだと述べ、政府は以降、国中の未婚のカップルに結婚するよう働き掛けている。(c)AFP

1286とはずがたり:2017/06/04(日) 14:27:06
中国とEUの協力関係と行きたかったが事態は深刻である。

パリ協定
声明見送り EU・中国、通商問題で溝
https://mainichi.jp/articles/20170604/ddm/003/030/073000c
毎日新聞2017年6月4日 東京朝刊

 【ブリュッセル八田浩輔】米国が離脱を決めた地球温暖化対策の新枠組み「パリ協定」を巡り、2日の首脳会談で国際社会をけん引していくことで一致した欧州連合(EU)と中国は、予定していた共同声明を発表しなかった。温暖化対策の共同歩調を演出する一方、通商問題を巡る溝が影を落とした。

 EU筋によると、共同声明案に盛り込まれた温暖化対策を巡る具体的な協力事項はいずれも予定通り進めることで合意。しかし通商分野で、世界貿易機関(WTO)協定上の中国の「市場経済国」認定を巡る見解の相違から、声明案の署名が見送られた。非市場経済国の貿易相手国はダンピング(不当廉売)への対抗措置がとりやすくなり、中国は欧米に市場経済国認定を求めている。また中国の鉄鋼の過剰生産でも激しいやりとりがあった模様だ。

 李克強首相との会談後の共同記者会見で、トゥスク欧州理事会常任議長(EU大統領)は、「米国がいようといまいと温暖化との闘いは続く」と述べ「温暖化対策で中国との協力を進展させる」と強調。通商分野での相違を巡りユンケル欧州委員長は「立場の違いは狭まりつつあるが、まだだ」として距離感をにじませた。

EUと中国、共同声明見送り 通商分野の溝、浮き彫りに
http://www.asahi.com/articles/ASK631Q05K63UHBI002.html
ブリュッセル=津阪直樹、北京=福田直之2017年6月3日15時53分

 ブリュッセルで2日に開かれた欧州連合(EU)と中国の首脳会議で、両首脳はトランプ米政権が離脱を決めた地球温暖化対策の国際ルール「パリ協定」について、全面的に履行することで合意したが、予定していた共同声明の発表は見送った。通商分野での対立を解決できなかった。

 EUのユンケル欧州委員長は会議後の共同会見で「米国の不幸な決定について、中国と同じ見解を持ててうれしい。中国とEUはパリ協定の実行に向け進んでいく」と述べ、パリ協定の履行では両者の姿勢が一致していると強調した。今後、地球温暖化対策で経済的にも技術的にも協力を強化していくという。

 だが通商分野では、両者の溝が浮き彫りになった。

 中国の李克強(リーコーチアン)首相は会見で、EU側が成果を強調したパリ協定に言及せず、WTO(世界貿易機関)で不利な扱いをされているとして不満を表明した。

 中国はWTOに加盟した2001年、「非市場経済国」と15年間みなされることを受け入れた。非市場経済国は、国内価格に比べて大幅に安く外国に輸出する不当廉売の疑いがかけられた場合、他国の価格を判断基準にされるため結論は不利になりがちだ。

 そのため、中国は15年経った16年12月から、平等な扱いを受けられる「市場経済国」として認めるよう求めてきた。李首相は会見で「EUは(市場経済国と認める)義務を履行するべきだ」と訴えた。

 これに対し、EUは中国による鉄鋼の過剰生産を問題視。市場価格を不当に安くしているとして、市場経済国と認定するのに難色を示している。首脳会議でもEU側は鉄鋼問題の解決を求めたが、合意に至らなかった。

 会議後の会見の開始は予定より約3時間遅れた。EU側が期待した共同声明は見送られ、冷や水をかけられた形になったユンケル氏は「私は短い会議より長い会議を好む。短い会議は、たいてい深い決裂が結論だからだ」と釈明。EU首脳会議のトゥスク常任議長は「プロパガンダ(宣伝)ではなく歴史上、最も将来に期待を持たせる首脳会議だった」と言うのが精いっぱいだった。(ブリュッセル=津阪直樹、北京=福田直之)

1287とはずがたり:2017/06/04(日) 18:28:16
誰がどう見ても非市場経済国の癖にそれを求めるのも図々しい(=覇権国家としては当たり前だ)けど,突き放せないEUも可成り立場弱い。

EUと中国、共同声明見送り 通商分野の溝、浮き彫りに
http://www.asahi.com/articles/ASK631Q05K63UHBI002.html
ブリュッセル=津阪直樹、北京=福田直之2017年6月3日15時53分

 ブリュッセルで2日に開かれた欧州連合(EU)と中国の首脳会議で、両首脳はトランプ米政権が離脱を決めた地球温暖化対策の国際ルール「パリ協定」について、全面的に履行することで合意したが、予定していた共同声明の発表は見送った。通商分野での対立を解決できなかった。

 EUのユンケル欧州委員長は会議後の共同会見で「米国の不幸な決定について、中国と同じ見解を持ててうれしい。中国とEUはパリ協定の実行に向け進んでいく」と述べ、パリ協定の履行では両者の姿勢が一致していると強調した。今後、地球温暖化対策で経済的にも技術的にも協力を強化していくという。

 だが通商分野では、両者の溝が浮き彫りになった。

 中国の李克強(リーコーチアン)首相は会見で、EU側が成果を強調したパリ協定に言及せず、WTO(世界貿易機関)で不利な扱いをされているとして不満を表明した。

 中国はWTOに加盟した2001年、「非市場経済国」と15年間みなされることを受け入れた。非市場経済国は、国内価格に比べて大幅に安く外国に輸出する不当廉売の疑いがかけられた場合、他国の価格を判断基準にされるため結論は不利になりがちだ。

 そのため、中国は15年経った16年12月から、平等な扱いを受けられる「市場経済国」として認めるよう求めてきた。李首相は会見で「EUは(市場経済国と認める)義務を履行するべきだ」と訴えた。

 これに対し、EUは中国による鉄鋼の過剰生産を問題視。市場価格を不当に安くしているとして、市場経済国と認定するのに難色を示している。首脳会議でもEU側は鉄鋼問題の解決を求めたが、合意に至らなかった。

 会議後の会見の開始は予定より約3時間遅れた。EU側が期待した共同声明は見送られ、冷や水をかけられた形になったユンケル氏は「私は短い会議より長い会議を好む。短い会議は、たいてい深い決裂が結論だからだ」と釈明。EU首脳会議のトゥスク常任議長は「プロパガンダ(宣伝)ではなく歴史上、最も将来に期待を持たせる首脳会議だった」と言うのが精いっぱいだった。(ブリュッセル=津阪直樹、北京=福田直之)

1288とはずがたり:2017/06/06(火) 09:51:54

国連人口基金トップ急死
時事通信社 2017年6月6日 06時11分 (2017年6月6日 09時48分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20170606/Jiji_20170606X485.html

 【ニューヨーク時事】国連人口基金(UNFPA)は5日、オショティメイン事務局長(ナイジェリア出身)が4日夜、自宅で急死したと発表した。68歳だった。UNFPAは150カ国以上で人口政策の支援を行っている機関で、同氏は2011年から事務局長を務めていた。死因は不明。
 国連のグテレス事務総長は声明で、「万人の健康や福祉にとっての偉大な推進者を世界は失った」と惜しんだ。UNFPAをめぐっては、トランプ米政権が「強制的な中絶」を支援していると指摘し、資金拠出を停止した。

1289とはずがたり:2017/06/06(火) 10:36:11
豪で立てこもり5人死傷、テロの可能性もあるとみて捜査
TBS News i 2017年6月6日 00時08分 (2017年6月6日 03時10分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20170606/Tbs_news_93043.html

 オーストラリアのメルボルンで5日、女性を人質に立てこもる事件が発生しました。容疑者の男は、その後射殺されましたが、「イスラム過激派のためにやった」と話していたとの情報もあり、地元警察がテロの可能性もあるとみて調べています。
 オーストラリアのメルボルン郊外の宿泊施設で、5日午後4時30分ごろ、男が女性1人を人質にとって立てこもりました。男は、その後、駆けつけた警官隊により射殺され、人質の女性は無事解放されましたが、容疑者の男に銃で撃たれたとみられる男性1人が現場の宿泊施設で死亡したほか、これまでに警官3人が負傷しました。

 現在、地元警察が、容疑者の男の身元などを調べていますが、事件が起きている時間に、地元テレビ局に、「これは過激派組織『イスラム国』のため、アルカイダのためにやっている」という内容の電話がありました。この電話をかけたのが、立てこもっていた男との情報もあり、地元警察は、テロの可能性もあるとみて、慎重に捜査を進めています。(06日21:49)

1290チバQ:2017/06/07(水) 21:27:59
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20170607k0000m030096000c.html
<ベネズエラ>「独裁」怒る群衆 財政破綻寸前
06月06日 21:20毎日新聞

<ベネズエラ>「独裁」怒る群衆 財政破綻寸前
治安部隊の放水に抵抗する反政府デモ隊=カラカス市内で2017年5月20日、朴鐘珠撮影
(毎日新聞)
 南米ベネズエラで、マドゥロ大統領の退陣を要求する反政府デモが2カ月以上にわたり連日続いている。非政府組織「ベネズエラ社会紛争観測所」の統計によると、政権側のデモ弾圧などによる死者数は6月4日までに84人に上った。原油価格の暴落で財政破綻寸前に追い込まれた産油国ベネズエラ。「独裁」とまで言われるマドゥロ政権下で苦しむ国民の姿を追った。

 5月20日、記者は首都カラカスにいた。デモ連続50日の節目。午前10時ごろ、国旗と同じ赤青黄の3色柄の帽子をかぶった人々が通りに現れ始めた。集合場所に指定された高速道路の入り口へ黙々と歩く。山に囲まれたカラカスの地形はすり鉢状で、高速道路は鉢の底を東西に走る。山の斜面から染み出た幾筋もの小川が大河へ注ぎ込むかのように見える人々の流れだ。

 午後2時。8車線の高速道路が少なくとも1キロにわたり群衆で埋まった。数万人はいる。トラックの荷台に野党の国会議員が次々に上り、マイクを握って叫んだ。「独裁を許すな!」

 群衆は愛唱歌「ベネズエラ」を口ずさみながら、大統領府がある中心街へと向かっていく。収穫期の畑にそよぐ風、カリブ海の白い波、小麦色に焼けた肌……。歌詞が描くのは豊かな自然と美しい人々だ。

 1時間もたたず状況は一転した。行く手に灰色の装甲車が立ちふさがる。100メートルほど距離を置き、治安部隊とデモ隊がにらみ合う。デモ隊が石と火炎瓶を投げると、治安部隊が催涙ガス弾で応酬。防毒マスクを装着するデモ隊の若者たちはひるまず前進した。そこへ浴びせられる放水。ぬれた肌に催涙ガスが触れると、カラシを擦り込まれたような激痛が走る。

 長い髪を振り乱した10代らしき少女が叫んだ。「アセシーノ(人殺し)!」【カラカスで朴鐘珠】

 【ことば】ベネズエラ

 南米北部のカリブ海に面した産油国。原油の確認埋蔵量世界1位、生産量世界10位。天然ガス確認埋蔵量世界8位。輸出収入の9割超を石油に依存。主要貿易相手は米国、中国、ブラジル。人口約3150万人。85%がカトリック教徒。公用語はスペイン語。

1291チバQ:2017/06/07(水) 21:28:29
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20170607k0000m030098000c.html
<ベネズエラ>患者苦しめる「悪政」 財政切迫、医療費削減
06月06日 21:23毎日新聞

<ベネズエラ>患者苦しめる「悪政」 財政切迫、医療費削減
医薬品不足で患者の受け入れ態勢が整わず、がらんとした病室にたたずむフェレル外科医=カラカス市内の国立小児科病院で2017年5月23日、朴鐘珠撮影
(毎日新聞)
 ベネズエラで4月1日に反政府デモが始まって以来、近隣諸国や米国は犠牲者数が増えていることを取り上げ、マドゥロ政権が善良な市民を弾圧していると非難する。だが、治安部隊と衝突するのはデモ隊の中でもごくわずかな過激派だ。マドゥロ政権の「悪政」はむしろ、国民の暮らしをむしばむ形で表れている。その一端が公的医療費の削減だ。

 「じわりじわりと首を絞められるような苦しみを味わっている」。国立小児科病院のアレハンドロ・フェレル外科医(42)は語る。

 カラカスにある国内最大の小児科総合医療施設だが、入院ベッドは400床のうち150床しか利用されていない。2014年からの原油価格暴落で国家財政が切迫すると、輸入に頼っていた薬品や医療機器が十分確保できなくなった。患者の子供らに投薬量が少ない簡易な治療しかできなくなっているのだ。

 医師がメスを握る機会も減った。10年前なら外科の医局だけで月に約300件の手術をこなしていた。それが今年4月は17件だけ。昨年まで医局には10人の外科医が所属していたが、今も残るのは3人だ。

 病院では5月、腎臓疾患で人工透析を受ける子供らの集団感染が発生した。16人がブドウ球菌など細菌3種の感染症となり、うち3人が死亡。透析機器の衛生状態に問題があったとみられる。院内には薄手のゴム手袋やマスクの用意さえない。4年前の漏電火災で崩れ落ちた外壁は修復されないままだ。「ここからネズミやゴキブリが出入りしている」と、女性の看護師があきらめ顔で言った。

 透析用のカテーテル(血液が通る管)も患者側が調達しなければならない。入院して透析を受ける7歳の息子に付き添うダイアナ・パラシオスさん(38)は、カテーテルを非政府組織(NGO)の寄付に頼る。不安は、次にいつ寄付があるか見通しが立たないことだという。「息子には水や塩分の摂取を我慢させ、透析治療の間隔を空けさせる無理を強いている」と申し訳なさそうに語った。

 脳疾患の入院患者の母親たちは、NGOの寄付が途絶えると「食事がご飯とタマネギだけになる」と不満を漏らした。飲み物は粉ミルクの代わりに、米から作るライスミルクが提供されていた。これも寄付だ。

 更に深刻なのは抗生物質の入手が極めて困難なことだ。カラカス市内の薬局では在庫が底を突いており、まれにあっても、点滴1本が公務員の最低月給並み(約10ドル=約1100円)の値段で闇取引されている。

 救いようのない医療の現場に見切りをつけ、近隣国のコロンビアやアルゼンチンへ渡った同僚たちもいるが、フェレル医師は責めはしない。「目の前にいる子供のがんの腫瘍は日に日に大きくなる。それなのに何も手を施せず、悪化するのを黙って見ているしかない。外科医として、こんなにつらいことはないんだ」【カラカスで朴鐘珠】

 ◇ベネズエラの主な出来事◇

1998年 チャベス元陸軍中佐が大統領当選

2002年 反チャベス派軍事クーデター失敗

  04年 チャベス氏の罷免を求める国民投票が否決

  06年 チャベス氏が国連総会でブッシュ米大統領(当時)を「悪魔」と非難

  09年 大統領の再選制限撤廃を国民投票で承認

  12年 チャベス氏4選、マドゥロ氏副大統領就任

  13年 チャベス氏死去

      マドゥロ氏が暫定大統領就任、その後大統領当選

  15年 議会選で野党大勝

  16年 マドゥロ氏の罷免求める国民投票手続き中止

1292チバQ:2017/06/07(水) 21:28:57
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20170607k0000m030101000c.html
<ベネズエラ>政府、過度の市場介入
06月06日 21:25毎日新聞

<ベネズエラ>政府、過度の市場介入
カラカス市内を走る高速高架道路。かつて繁栄したカラカスでは1950年代に高速道路網が整備された=ベネズエラの首都カラカスで2017年5月23日、朴鐘珠撮影
(毎日新聞)
 原油確認埋蔵量世界一のベネズエラはかつて、南米で最も経済発展が進んだ国と言われた。日本が1964年の東京五輪に先立ち首都高速道路を建設する際、50年代に完成していたカラカスの高速高架道路を手本にしたとの逸話もある。どこで歯車が狂ったのか。

 カラカス在住の経済評論家、ルイス・ビセンテ・レオン氏は「チャベス政権以降の政府の市場への過度な介入政策が過ちだった」と語る。99年に大統領に就任し、反米左派の代表格として知られた元軍人のチャベス氏は「21世紀の社会主義」を唱えて貧者救済政策を掲げ、貧困地区で無料の住宅建設や食品の値段を抑える価格統制を実施。民間企業の国有化も進め、「経済成長に最も必要とされる競争原理を廃止した」とレオン氏は批判する。

 集票を狙った「バラマキ政策」に、原油価格が最高で1バレル=140ドルを超えたチャベス政権時には潤沢なオイルマネーをつぎ込めた。チャベス氏の死後、2013年に後継の大統領となったマドゥロ氏も同じ政治路線を歩んだ。だが、原油価格が14年に1バレル=40ドル程度まで暴落。外貨不足に伴って輸入品の購買力が大幅に低下し、ベネズエラの輸入総額は12年の660億ドル(約7兆3000億円)から、16年の178億ドル(約2兆円)へと、ほぼ4分の1にまで激減した。16年の経済成長率はマイナス9.7%にまで落ち込んだ。

 マドゥロ氏は国民向けの演説で、米政府が仕掛けた「経済戦争」によって自国経済が苦境に追い込まれていると主張するが、その根拠は示していない。

 失政の責任を問う世論は高まり、15年の議会選で野党が3分の2超の議席を獲得して大勝。野党は16年、マドゥロ氏罷免を目指して国民投票の手続きを始めたが、政権の息のかかった選挙管理当局が手続きを中止した。最高裁もマドゥロ氏の影響下にあり、3月末には議会の立法権を停止すると警告。物不足で我慢の限界に達していた国民に野党が反政府デモを呼びかけた。

 だが、ベネズエラ情勢に詳しい外交筋は「国民にデモ疲れが生じて徐々に下火になり、野党は独裁に打つ手をなくす」と分析。軍事クーデターでの政権交代も「可能性は1%以下」という。マドゥロ政権は軍人を閣僚や次官クラスに重用し、反乱への意欲を抑えているとみられるためだ。

 民主主義の軽視ぶりを近隣国から批判されても、マドゥロ政権は4月、米州機構(OAS、加盟35カ国)脱退を表明するなど、意に介していない。米国は人権侵害などを理由にベネズエラ副大統領や最高裁判事らの米国内の資産を凍結する制裁を発動。ただ、ベネズエラ産石油の45%を輸入するなど、経済的なつながりが深く、断交までは踏み込めないのが実情だ。「外圧」も効かず、ベネズエラ国民が苦境から脱する道は見えていない。【カラカスで朴鐘珠】

1293チバQ:2017/06/10(土) 22:42:59
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170610-00000060-mai-m_est
<南スーダン>避難民ら深刻な食糧危機 内戦「人災だ」
6/10(土) 18:58配信 毎日新聞
<南スーダン>避難民ら深刻な食糧危機 内戦「人災だ」
「食糧が底を突き、木の葉をゆでて食べていました」と話すニャロック・コットさん=ジョングレイ州ルオスケで6月1日、小泉大士撮影
 中東・アフリカの4カ国が今、「過去70年で最悪レベル」(国連食糧農業機関)の食糧危機に見舞われている。そのうちの一つ、南スーダンでは「陸の孤島」のような森の奥に、飢えに苦しむ人々の姿があった。食糧難の最大の要因は内戦。国連関係者はこう憤る。「これは天災じゃない。人災だ」【ルオスケ(南スーダン北部)で小泉大士】

【写真で見る】栄養不良の子供が多く、2歳の乳児の手足は細く腹がふくれていた

 5月末、赤十字国際委員会(ICRC)の緊急支援に同行し、支援拠点のジョングレイ州ルオスケに入った。周辺の避難民らは反政府勢力を率いるマシャール前第1副大統領と同じヌエル人。政府軍の襲撃から逃げてきた人が多い。

 「3カ月間、こんな木の葉を食べてしのいできました」。ニャロック・コットさん(21)が見せてくれた鍋には、食用でない青葉がいっぱいだ。1歳の長女は手足が細いのに腹は膨れ、抱き上げると背骨が浮き上がって見える。典型的な栄養失調状態。気温40度ほどの炎天下、大量のハエが飛び交い、衰弱した人々の肌にまとわりつく。劣悪な環境で感染症も広がっている。コットさんも「下痢や高熱が2週間続いた」。住民らによるとコレラの疑いで「14人が死んだ」。

 2013年末に内戦状態となった南スーダンでは今、国民の半数近い550万人が食糧不足に直面する。戦闘で農地が荒れたうえ、物資輸送も滞っているからだ。国連南スーダン人道調整官のユージン・オウス氏は言う。「これは人災。戦争が暮らしを破壊し、農耕もできなくなった」

 ◇政府軍の掃討作戦 農業が壊滅的な被害

 深刻な食糧危機に直面する南スーダン。政府軍と反政府勢力の戦闘が続けば、被害がさらに拡大することが懸念される。

 国連食糧農業機関(FAO)によると▽ソマリア▽南スーダン▽ナイジェリア▽イエメン--の中東・アフリカ4カ国で計2000万人以上が食糧難に陥っている。だが、南スーダンについて世界食糧計画(WFP)南スーダン事務所のジョージ・フォミニェン氏は「干ばつに見舞われたソマリアとは(要因が)異なる」と言う。

 南スーダンでは昨年7月に和平協定が破綻し、内戦が再燃。主要な穀物生産地の南部イエイ周辺で政府軍が反政府勢力の掃討作戦を展開したため、農業が壊滅的な被害を受けた影響が大きい。人々は何度も避難を強いられ、農地は荒れ放題となった。北部のジョングレイ州や一部地域で「飢饉」が宣言されたユニティ州、西部のワウなどでは戦闘による情勢悪化で外から物資が入ってこなくなった。反政府勢力支配地域に食糧が流入しないよう政府軍が支援活動を妨害しているとの批判も出ている。

 雨期が本格化する8〜10月には「9割の道が通行不能」(フォミニェン氏)になるため、WFPなどはその前に備蓄用の食糧を運ぼうとしているが、援助関係者に対する襲撃や輸送中の支援物資の略奪が絶えないという。

 記者が訪れたジョングレイ州ルオスケの避難民らは、反政府勢力のトップと出身民族が同じというだけで政府軍側に追い立てられてきた人たちだった。避難民の男性(60)は自宅に侵入した兵士に妻(25)と4人の子供が射殺されたと言い「兵士は子供や女性を手当たり次第にレイプし、殺した。なぜ指導者の権力争いに市民が巻き込まれなければならないのか」と嘆く。

 ICRCがルオスケで4月中旬に行った調査によると、子供の28%、妊産婦の43%が栄養不良で、避難民全体では重度の人が15%に上った。今が種まきの時期だが、貯蔵用の種子まで食べ尽くしてしまったという。

 長引く紛争で国全体の経済も崩壊。今は戦闘が起きていない首都ジュバでも、超インフレで食糧価格が高騰し、栄養不良の子供が急増している。ICRCのアルヨナ・シネンコ氏は「21世紀になってもこの状況に置かれているのは衝撃的だ。紛争は食糧不足などさまざまなレベルの人道危機を起こしている」と語った。

1294とはずがたり:2017/06/12(月) 11:01:41
散々経済力を背景に好き勝手きたアメリカが云うなよなあ。。
今中国のやってる事は半世紀前辺りにアメリカがやってきた事に比べれば随分紳士的・現代的だ。

経済力用いた責任逃れ「許されない」 米国務長官、中国に警告
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170605-00000031-jij_afp-int
6/5(月) 16:07配信 AFP=時事

【AFP=時事】レックス・ティラーソン(Rex Tillerson)米国務長官は5日、中国が経済力を利用して南シナ海(South China Sea)や北朝鮮問題における国際的な責任から逃れることは「許されない」と警告した。

 オーストラリア・シドニー(Sydney)でジュリー・ビショップ(Julie Bishop)豪外相と会談したティラーソン長官は、米政府としては中国との「生産的な関係を強く望んでいる」としつつも、中国は重要な外交問題で十分な役割を果たさなければならないと指摘した。

 その上で、「中国が経済力を利用して他の問題から逃れることは、許されない。南シナ海の軍事拠点化であろうと、北朝鮮に適切な圧力をかけないことであろうとだ」とティラーソン長官は強調。「経済力や貿易力が強くなるにつれて、安全保障面での責任も大きくなることを認識しなければならない」と警告した。【翻訳編集】 AFPBB News

1295とはずがたり:2017/06/12(月) 20:21:33

イランは中国資金に期待するが、中国の製品と労働者の流入は歓迎せず―両国、「野蛮欧米人に囲まれた文明国」との歴史認識を共有―中東専門家
レコードチャイナ 2017年6月9日 12時48分 (2017年6月12日 00時00分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/chn_soc/20170609/Recordchina_20170609002.html

田中浩一郎・日本エネルギー経済研究所中東研究センター長と高橋和夫・放送大学教授が日本記者クラブで講演。イランは「中国からの資金供給を歓迎するが、中国製品と中国人の労働者が入ってくることに対して歓迎しない」などと語った。写真は講演する田中氏(左)と高橋氏。(Record China)
[拡大写真]


2017年6月8日、イラン情勢に詳しい田中浩一郎・日本エネルギー経済研究所中東研究センター長と高橋和夫・放送大学教授が日本記者クラブで講演。イランの中国との関係について、田中氏は「欧米の対イラン制裁による厳しい時に、(経済支援などで)一番付き合ってくれた中国に対し恩義を感じている」と指摘した。中国主導のインフラ投資銀行(AIIB)や一帯一路(海と陸のシルクロード)構想に関しては、「資金が供給されるのは歓迎するものの中国製品と中国人の労働者が入ってくることに対して歓迎しない」と語った。高橋氏は「イランと中国は古代から文明国同士だったとの歴史認識を共有、現在も欧米など“野蛮国”に囲まれていると認識。イランは日本が米国ににらまれたら守ってくれないことをよく知っているので、中国の方を頼りにしている」と分析した。

両氏の発言要旨は次の通り。

田中氏=サウジアラビアはじめ大半の中東諸国がAIIBに加盟、イランも遅れて加盟した。欧米の対イラン経済制裁による厳しい時に、(経済支援などで)一番付き合ってくれた中国に対し恩義を感じている。米国の意向を気にすることなく動いてくれたのが中国だった。ありがたいが、とんでもないものを売りつけられたとの批判が(イラン国内で)あるのも事実だ。

イランは一帯一路にも入っているが、隣国パキスタンに対する警戒がある。資金が入ってくるのは歓迎だが、中国製品と中国人労働者が入ってくることに対して歓迎しない。中国は国連安保理で拒否権を持っているので、いざとなった時に頼りになる相手だと認識している。

高橋氏=イラン人は中国人に対し「かなわないな」という印象を持っている。中国人と一緒にいると、中国人も自己を主張するので、自分を見せられているようで嫌になるのではないかと思う。

イランと中国はともに野蛮人=欧米人に囲まれた古くからの文明国であるとの歴史認識と被害者意識を共有している。中国の場合は欧米だけでなく日本にも辱められてきた。イランは日本が米国ににらまれたら守ってくれないことをよく知っているので、中国の方を頼りにしている。(八牧浩行)

1296チバQ:2017/06/13(火) 20:32:22
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170613-00000022-mai-m_est
<リビア>故カダフィ大佐の次男、恩赦で釈放…武装組織
6/13(火) 10:45配信 毎日新聞
<リビア>故カダフィ大佐の次男、恩赦で釈放…武装組織
リビアの反体制派に拘束された直後のセイフ・イスラム被告=首都トリポリ近郊で2011年11月、AP
 【カイロ篠田航一】リビア西部ジンタンに拠点を置く武装組織「アブバクル・アルサディク旅団」は、元最高指導者の故カダフィ大佐の次男で2011年11月から身柄を拘束されていたセイフ・イスラム被告(44)を釈放したと明らかにした。ロイター通信などが伝えた。セイフ・イスラム氏は11年の反政府デモ弾圧に関与した殺人などの罪に問われ、首都トリポリの裁判所が15年に死刑判決を言い渡していた。釈放は9日。セイフ・イスラム氏は大佐の後継者と目された旧政権の事実上のナンバー2だった。釈放後の行方は不明。

 リビアではカダフィ政権崩壊後の内戦で、複数の勢力が支配地域を独自に統治する国家分裂状態が続いている。今回の釈放は、リビア東部トブルクを拠点とする暫定議会が出した恩赦に基づく措置という。

1297チバQ:2017/06/16(金) 12:46:33
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20170616k0000e030265000c.html
<米国>キューバ渡航を厳格化…規制緩和転換、国交は維持

12:10

 【ワシントン高本耕太】トランプ米大統領は16日、南部フロリダ州マイアミで演説し、オバマ前政権が進めた対キューバ制裁緩和策の転換を表明する。米国民のキューバ渡航規定の厳格化と、キューバ軍などが管理する企業との取引制限が柱。キューバや米観光業界から反発が上がる可能性がある。

 両国内の大使館の活動など、2015年のオバマ政権時に約半世紀ぶりに回復した国交関係は維持する。トランプ氏は昨年の大統領選中、オバマ政権のキューバ政策を「軍政を助け、キューバ国民の抑圧を拡大するもの」と批判。見直しを掲げていた。ホワイトハウス高官は15日、記者団に「選挙公約を果たすものだ」と説明した。

 見直しでは米国民の個人でのキューバ渡航を制限。軍や情報機関が管理する企業との取引や資金提供も規制する。米国民はキューバ政府の運営するホテルや軍管理の企業が関わるレストランなどを利用できなくなる。キューバの主要産業である観光への影響が予想され、米国の航空業界などからも懸念の声が上がっていた。

 トランプ氏は昨年の大統領選で、キューバのフィデル・カストロ政権(当時)と戦った在米亡命キューバ人らからなる、ピッグス湾事件退役軍人協会から推薦を受けている。

1298チバQ:2017/06/19(月) 07:21:39
https://news.goo.ne.jp/topstories/world/1117/26237d4d6ccdb027f62fe9b61bd54da7.html
バヌアツ大統領が急死=サイクロン復興に尽力

06月18日 14:21

 【シドニー時事】南太平洋の島国バヌアツからの報道によると、ボールドウィン・ロンズデール大統領が17日、首都ポートビラの病院で急死した。67歳だった。心臓発作を起こし、病院に搬送されていた。

 キリスト教の聖職者を経て、2014年に大統領に当選。15年3月、超大型サイクロン「パム」がバヌアツを直撃した際には、国連防災世界会議出席のため滞在中の仙台市から、世界に向けて緊急支援を要請した。帰国後、被災した島々の復興に尽力した。

 内政の混乱の収拾にも努めた。15年の外遊中に、大統領代行を務めた議員が自身を含む議員14人の贈収賄罪を無断で恩赦。ロンズデール氏は「不当行為」と憤って恩赦を撤回し、その後、議会解散に踏み切った。

1299とはずがたり:2017/06/19(月) 08:22:16

台湾からパナマをかすめ取った中国、寝返ったパナマ
Beijing Just Poached Panama, Among the Last of Taiwan’s Remaining Friends
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/06/post-7800.php
2017年6月14日(水)19時30分
ベタニー・アレン・イブラヒミアン

1300チバQ:2017/06/25(日) 19:30:28
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170625-00000024-jij-int
前大統領、上院選出馬か=アルゼンチン
6/25(日) 16:55配信 時事通信
 【ブエノスアイレスAFP=時事】アルゼンチンのフェルナンデス前大統領(64)が、10月の上院選出馬を検討している。

 自ら立ち上げた新党の幹部らが24日、明らかにした。

 フェルナンデス氏は2007年、夫だった故キルチネル大統領の後継者として大統領選に勝利。連続3選禁止で出馬できなかった15年の大統領選で、マクリ現大統領に政権を譲った。今は在任中の不正疑惑で法廷に立つ身だが、上院議員になれば有罪でも収監は免れ、19年の次期大統領選出馬をうかがうことになる。

1301チバQ:2017/06/26(月) 20:05:29
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20170626k0000e030189000c.html
<南スーダン>「世界最悪の人道危機」国連調整官オウス氏
11:16毎日新聞

<南スーダン>「世界最悪の人道危機」国連調整官オウス氏
国連南スーダン人道調整官のユージン・オウス氏=国連南スーダン派遣団提供
(毎日新聞)
 【ジュバで小泉大士】国連南スーダン人道調整官のユージン・オウス氏が毎日新聞の書面インタビューに応じた。内戦が続く同国の現状について「世界最悪の人道危機の一つである一方、援助関係者にとっても最も危険な場所になっている」と強調し、紛争当事者に対してただちに戦闘を停止するよう求めた。

 南スーダンでは政府軍と反政府勢力の戦闘が激化し、4月だけでも20万人以上が家を追われ、これまでに370万人が国内外に逃れた。国民の3人に1人以上の計算となり、アフリカ最大の難民発生国となっている。

 オウス氏は「食糧不足や栄養不良が拡大し、コレラもまん延している。市民の殺害やレイプ、子ども兵の徴用も後を絶たない」と懸念を示した。

 また長引く紛争の影響で経済危機も深まっている。2月のインフレ率は約425%で、穀物やパンの価格が前年同期の5倍以上に跳ね上がるなど、一般市民の家計を著しく圧迫しているという。

 国連や援助機関は紛争地などへの支援物資の輸送を続けているが、オウス氏は「人道支援を安全に行う環境が完全に欠如している」と指摘。殺害された援助関係者は今年に入って少なくとも15人、内戦開始の2013年末以降では82人に上る。治安の悪化によって1〜4月に200人の援助関係者が活動地域からの退避を余儀なくされたという。

 オウス氏はすべての紛争当事者が「一刻も早く停戦を実施すべきだ」とし、「緊急支援を届けるため、国際人道法を順守するよう求める」と強く訴えた。

1302チバQ:2017/06/27(火) 20:14:14
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2017062701001508.html
豪、海外生まれが26%に 国勢調査、進むアジア化

2017年6月27日 18時02分


 【シドニー共同】オーストラリア統計局が27日発表した2016年の国勢調査で、海外生まれが全体の約26%を占め、うちアジア出身の割合が英国など伝統的な欧州出身を初めて上回った。前回調査の11年以降に移住してきた130万人の内訳では中国、インドが増加しており「アジア化への節目だ」(地元紙)との見方も出ている。
 毎年多くの移民を受け入れ、多文化主義を国是とするオーストラリア。自身か両親の一方が海外生まれは約49%になり、両親がともに国内生まれの割合にほぼ並んだ。全体の5分の1が家庭で英語以外を話し、使用言語は約300。昨年末の人口は約2440万人。

1303とはずがたり:2017/07/05(水) 14:28:09

中ロ首脳会談、北朝鮮のミサイルで米国の対応も非難
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20170705-00000010-jnn-int
TBS系(JNN) 7/5(水) 5:14配信

 ロシアのプーチン大統領と中国の習近平国家主席が4日、モスクワで会談し、両国の結束力を強く打ち出す中、4日の北朝鮮によるミサイル発射について、北朝鮮だけでなくアメリカの対応も批判しました。

 「ロシアと中国が共に優先する外交政策は、北東アジアの平和が揺るがない安定した状態を保障するために朝鮮半島問題を包括的に解決することです」(ロシア プーチン大統領)

 ロシアと中国は首脳会談後の共同声明で、北朝鮮の弾道ミサイル発射の発表を「受け入れられない」と非難し、改めて国連安保理決議を順守するよう強く訴えました。同時に朝鮮半島での米韓の軍事演習やアメリカのミサイル迎撃システム「THAAD」の韓国への配備の中止も求め、北朝鮮のみならず、アメリカも非難して、世界での主導権を握っていこうとする中ロの姿勢を示しました。

 また、ロシアと中国の間の経済協力を含む20もの合意文書が交わされたほか、ロシア連邦の最高位にあたる勲章が習主席に授与されるなど、今週後半にドイツで開かれるG20サミットを前に、強固な2国間関係をアピールしました。(05日04:53)
最終更新:7/5(水) 12:28

1304チバQ:2017/07/09(日) 14:52:32
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASK787SRSK78UHBI02T.html
禁錮13年の野党指導者を自宅軟禁に ベネズエラ

01:43

 南米ベネズエラで2014年、反政府デモを扇動したとして逮捕され、禁錮約13年9カ月の刑で収監されていた野党指導者レオポルド・ロペス氏(46)が自宅軟禁に移された。同国最高裁が8日、発表した。ロペス氏は反政権派の中心人物で、同氏の収監に対しては国際社会からも「人権侵害」「政治弾圧」などの批判が寄せられていた。

 ロペス氏の弁護士は、同氏が8日朝時点で自宅に戻っているとツイートした。同氏は14年2月、40人以上が死亡、数百人が負傷した反政府デモを扇動したとして逮捕され、15年9月に有罪判決を受けて軍事刑務所に収監されていた。同氏は「拷問を受けた」などと訴え、収監中も国民にデモを呼びかけていた。

 政治と経済の混乱が続くベネズエラでは4月以降、マドゥロ大統領の強権姿勢に抗議し、大統領選の前倒しや民主的手続きの尊重を求める反政府デモが全土で続発。デモ参加者ら約90人が死亡している。ロペス氏は政府による弾圧の象徴とされ、妻や野党勢力が政権批判を続けてきた。(サンパウロ=田村剛)

1305チバQ:2017/07/09(日) 15:04:20
8040 チバQ 2017/07/06(木) 17:51:28
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170706-00000079-jij-asia
バヌアツ大統領にモーゼズ氏=プロテスタントの聖職者
7/6(木) 17:30配信 時事通信
 【シドニー時事】南太平洋の島国バヌアツで大統領選挙が実施され、プロテスタントの長老派教会牧師のタリス・モーゼズ氏が新大統領に選出された。

 大統領は国家元首で、任期は5年。オーストラリアのメディアが6日報じた。報道によると、汚職に揺れたバヌアツ政界で新大統領に対しては「道徳的な指導者になってほしい」という島民の願いが何より強い。

 大統領だったボールドウィン・ロンズデール氏が6月17日、心臓発作で急死したのに伴い、大統領選が行われた。16人が立候補し、議会と地域評議会で構成する選挙委員会が3度の投票を行い、モーゼズ氏が勝利を収めた。人口約27万人のバヌアツでは、プロテスタント系のキリスト教徒が多数を占める。

1306とはずがたり:2017/07/13(木) 16:47:39

初顔合わせの米ロ首脳会談、結果はプーチンの圧勝
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/07/post-7960.php
2017年7月13日(木)10時10分
フレッド・カプラン(スレート誌コラム二スト)

<トランプは懸念された失言や失敗こそなかったが、ロシアの大統領選介入疑惑は事実上「不問」に>

今月、G20首脳会議に合わせてドイツのハンブルクで初の首脳会談をした際、トランプ米大統領とロシアのプーチン大統領が何を話したのか、正確なことは永遠に謎のままになるかもしれない。

両首脳ともそれぞれの思惑があるし、アメリカのティラーソン国務長官はいつも多くを語らず、ロシアのラブロフ外相の言葉も当てにならない。公式の記録係は同席しておらず、通訳者のメモが流出することもまずあり得ない。

それでも、ここまでの報道からいくつか言えることがある。最も重要なのは、首脳会談がプーチンにとって大成功だったということだ。

ティラーソンは首脳会談後の記者会見で、トランプがロシアの米大統領選介入疑惑に複数回言及したと述べた。しかし、ラブロフによれば、プーチンは疑惑を否定し、トランプもその説明を受け入れたという。

ラブロフが誇張して話している面はあるだろう。それでも、両首脳が「過去のことを蒸し返す」のではなく「前に進む」ことで合意したと、ティラーソンも述べている。要するに、プーチンは、アメリカの民主主義に対して情報戦争を仕掛けておきながら、その代償を支払わずに済むことになったのだ。

トランプにしては上々?
約2時間15分の首脳会談で多くの時間が割かれたのは、シリア問題だった。両首脳は、シリア南西部の停戦に合意した。この停戦が持続すれば確かに意義は大きいが、ティラーソンも認めているように、細部の詰めはまだこれからだ。

ウクライナ問題も話題に上りはしたものの、両国がウクライナ問題担当の特別代表を選任することで合意した以外はほとんど進展がなかったようだ。対ロ制裁やクリミアの帰属、ウクライナ東部からのロシア軍の撤退時期といった問題が話し合われたかは、ティラーソンもラブロフも一切言及していない。

米ロ関係が緊張状態にあることを考えれば、このくらい冷静な話し合いができれば上出来だったという見方もできるだろう。だが、今回の会談でトランプよりプーチンのほうが目的を達したことは間違いない。

まずプーチンは、自身をアメリカの大統領と同格の指導者として印象付けることに成功した。首脳会談の写真ではプーチンではなくトランプのほうが握手の手を差し出しており、トランプはプーチンと会談できて「光栄」と発言してもいる。

もっと重要なこともある。プーチンは、昨年の米大統領選への介入疑惑を厳しく追及されずに済んだ。そればかりか、(少なくともトランプの望む結果をもたらせれば)次の大統領選に再び介入することへの暗黙の了解まで取り付けたと感じている可能性もある。

それに対して、トランプはどのような成果を上げたのか。プーチンのような人物との2時間余りの会談の間、冷静さを保つ能力を持っていることは、とりあえず実証できた。私たちに知らされている限り、大きな失言や失敗もなかったらしい。

トランプのこれまでの言動を考えれば、ヘマをしでかさなかっただけでも収穫と言えなくもない。しかし、それではあまりに情けない。このようなグローバルな外交の場でアメリカの大統領に期待されるのは、その場をどうにか乗り切ることではなく、リーダーシップを振るうことのはずだ。

☆本誌7月11日発売最新号掲載☆

1307チバQ:2017/07/13(木) 17:46:01
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170713-00000515-san-s_ame

ルラ・ブラジル元大統領に禁錮9年6月判決 直ちに上訴方針


7/13(木) 8:55配信

産経新聞



 【ロサンゼルス=中村将】AP通信などによると、南米ブラジルの連邦裁判所は12日、収賄の罪などに問われているルラ元大統領に、禁錮9年6月の判決を言い渡した。ルラ氏の弁護士は直ちに上訴する方針。裁判所の判事は上訴期間中は収監されないと説明した。

 判決によれば、ルラ氏はブラジルの建設会社が国営石油会社ペトロブラスと契約できるよう便宜を図った見返りに、海沿いの高級マンションの1室と、その改装費を賄賂として受け取ったとしている。ルラ氏は公判で「(賄賂を)依頼したことも、受け取ったこともない」と起訴内容を否認していた。

 ルラ氏は2003年から10年まで大統領を務め、昨年のリオデジャネイロ五輪や14年のサッカー・ワールドカップを招致した。世論調査では退任時に83%の支持率があった。

 同氏は来年予定される大統領選に出馬する意向を表明しているが、有罪が確定すればその道は絶たれる。
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【関連記事】

1308チバQ:2017/07/13(木) 17:56:05
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170713-00000032-mai-s_ame

<ブラジル>ルラ元大統領に実刑判決 収賄罪など


7/13(木) 10:40配信

毎日新聞
ブラジル労働党のイベントに出席したルラ元大統領=ブラジリアで5日、AP


 【サンパウロ朴鐘珠】ブラジルの大手企業から賄賂を受け取ったとして収賄罪と資金洗浄罪に問われたルラ元大統領(71)に対し、同国南部パラナ州連邦地裁は12日、禁錮9年6月の実刑判決を言い渡した。ルラ氏は控訴する見通し。控訴審で有罪判決が確定するまで刑務所には収監されず、出馬を表明している来年10月の次期大統領選への立候補資格も維持できる。

 判決によると、ルラ氏は大手建設会社OASが国営石油会社ペトロブラスから工事を受注するのに便宜を図り、見返りとして大統領在任中の2009年、サンパウロ郊外の海岸沿いに高級マンション1戸を、妻マリザ氏名義でOASから譲渡された。

 OASからの賄賂はマンションの購入資金と改装費用など総額370万レアル(約1億3000万円)に上る。また贈賄側のOAS幹部5人と、ルラ氏の個人事務所幹部1人にも最長で10年8月の懲役刑が言い渡された。

 ルラ氏は汚職を否認し、司法によって「政治的迫害を受けている」と主張してきた。

 左派労働党のルラ氏は03〜10年に大統領を2期務めた。人気は根強く、世論調査によると、次期大統領選に出馬が予想される顔ぶれの中で最も高い支持率を得ている。現地報道によると、控訴審で判決が確定するまでに1年半はかかる見込みで、現時点ではルラ氏が大統領選への出馬を断念する可能性は低い。1審の有罪判決が選挙戦に悪影響を及ぼすのは必至だが、労働党にはルラ氏に代わる有力政治家が育っていない。ルセフ前大統領の弾劾で下野した同党にとって、ルラ氏の裁判の行方が復権の命運を握る。

 この日判決のあった裁判とは別に、ルラ氏は職権乱用や捜査妨害罪に問われた四つの事件で起訴されている。

1309チバQ:2017/07/13(木) 18:11:21
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1707130043.html
ブラジル汚職スキャンダルは重大局面 ルラ元大統領、有罪確定なら大統領選出馬の道断たれる

17:39

 【ロサンゼルス=中村将】南米ブラジルの政財界を巻き込んだ一連の汚職事件は重大局面を迎えた。同国パラナ州の連邦裁判所は12日、収賄の罪に問われたルラ元大統領に禁錮9年6月の判決を言い渡した。ルラ氏は来年の大統領選に改めて出馬する意向を示し、世論調査でも高い支持率を得ているだけに、汚職スキャンダルに対する国民の怒りに拍車がかかりそうだ。

 AP通信などによると、判決は、ルラ氏がブラジルの建設会社が国営石油会社ペトロブラスと契約できるよう便宜を図った見返りに、海沿いの高級マンション1室と改装費を賄賂として受け取った、としている。ルラ氏の弁護士は上訴する方針で、上訴期間中は収監されることはない。

 国営石油会社ペトロブラスに端を発した一連の汚職事件で起訴された政治家や企業幹部は270人以上に上り、捜査当局は「オペレーション・カーウォッシュ(洗車)」と名付け捜査を継続している。

 2003年から10年まで大統領を務めたルラ氏は昨年のリオデジャネイロ五輪や14年のサッカー・ワールドカップを招致した立役者で、在任中は80%以上の支持率を得たこともあった。

 ルラ氏の後継のルセフ前大統領は汚職事件への国民の不満が増大する中、国家会計の不正操作に関わったとして、昨年、弾劾裁判で罷免された。副大統領から昇任したテメル大統領にも食肉会社に便宜を図った見返りに賄賂を受け取った疑惑が浮上。検察当局との攻防が続く。テメル氏の最近の支持率はわずか7%。

 貧困層を中心に高い支持を得ているルラ氏は来年の大統領選に出馬が予想される顔ぶれの中でも支持率で頭ひとつ抜け出しているが、有罪判決が確定すれば、出馬の道自体が絶たれることになる。

1310とはずがたり:2017/07/14(金) 12:59:47

大中華共栄圏だなあ。。

覇権目指す中国、戦前の日本? 専門家の直撃に、中国軍幹部が本音「中国の勢力圏からの米国の退場目指す」https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170712-00000005-withnews-cn
7/13(木) 7:05配信 withnews

シンガポールで開かれたアジア安全保障会議で東南アジア諸国の関係者らとあいさつを交わす中国代表団長の何雷氏(右)=石原孝撮影=朝日新聞
 アジア太平洋地域で存在感を高める中国にどう向き合えばいいのか――。いまや日本の外交・安全保障にとって最大のテーマの一つ、「対中国政策」。6月初旬にシンガポールで開かれた「アジア安全保障会議(シャングリラ・ダイアローグ)」では、まさにこうした問題が焦点になりました。会議に参加した日米関係が専門の神戸大学大学院・簑原俊洋教授は、期間中に中国海軍の幹部と接触。「覇権に挑戦しているという意味において、現在の中国は1930年代の日本の行動と酷似している」と語ります。(朝日新聞政治部記者・園田耕司、松井望美)

なぜ米国の「中国批判」に説得力がないのか
 「国際社会の利益を侵害し、規則に基づいた秩序を壊す中国の行動を容認しない」。今年のシャングリラ・ダイアローグ(英国際戦略研究所主催、朝日新聞社など後援)では米国のマティス国防長官が演説し、南シナ海や東シナ海への進出を強める中国を強く批判しました。簑原教授はマティス氏のこうした演説を高く評価しました。

 「今年の会議は、南シナ海問題をめぐる中国の強硬な姿勢に対する反発は変わりませんでしたが、トランプ大統領が率いる米国の方向性がいま一つはっきりしないことに起因する『不安感』が蔓延していました。そんな中、マティス氏は大変良いスピーチをしました」

 「『私たちは従来通りアジア地域にコミット(関与)しており、法の支配による秩序を守るため、あなたたちと共に安定に寄与する』と訴え、さらには、台湾にも言及して中国側の出席者を怒らせました」

 ただ、簑原教授はマティス氏の演説がトランプ政権の「総意」なのか、疑問視しました。その例として、6月にサウジアラビアなど中東4カ国が踏み切ったカタールへの断交をめぐる大統領と閣僚の足並みの乱れを指摘します。中東最大級の米空軍基地があるカタールにマティス氏は配慮を示す態度を取っていますが、肝心のトランプ氏はツイッターでサウジ側を明確に支持する考えを表明しました。

 「マティス氏が心底からスピーチで述べたように信じていたとしても、彼は大統領ではありません。サウジによるカタール国交断絶へのトランプ氏の対応が如実に示すように、大統領と国防総省の政策は一枚岩ではなく、マティス氏が価値観を共有するアジアの同盟国との関係の重要性をいくら訴えたとしても、説得力がいまひとつなのです」

日本の出方を探る中国軍幹部の本音は……
 簑原教授は会議で、中国海軍の幹部と同席したと言います。日本に対する彼らの関心は何なのでしょうか。

 「晩餐会で、中国海軍の上級大佐が横に座りました。彼は『日本は高高度迎撃ミサイルシステム(THAAD〈サード〉)を配備する可能性がありますか』『憲法改正の可能性はありますか』『日米防衛協力はさらに深化しますか』などと、安全保障分野での日本の対応に強い関心を示し、根掘り葉掘り聞いてきました」

1311とはずがたり:2017/07/14(金) 12:59:59
>>1310-1311
 では、そんな幹部に、簑原教授はどう答えたのでしょうか。

 「逆に私は『あなたたちは大国へと台頭し、南シナ海の南沙(英語名スプラトリー)諸島も手中に収め、もうすでに勝っていると言えなくはありません。これ以上に何を求めているのですか?』と聞きました」

 「すると、彼は『中国の勢力圏からの米国の退場だ』と答えたんです。中国の目標は日米同盟にくさびを打ち込み、日本を米国から孤立させて、自分たちの勢力圏に組み込むことにあるのだと、私は理解しました」

今の中国は、戦前の日本に似ている!?
 中国軍幹部の「本音」が垣間見えたとき、簑原教授は戦前の日本を思い起こしたと言います。

 「覇権に挑戦しているという意味において、現在の中国は1930年代の日本の行動と酷似していると思います。日本も大陸に進出して満州事変を起こし、力による現状変更を強行して、満州を『核心的利益』と位置付けました。同様に、中国も大胆な現状変更を実施して南沙諸島やその周辺海域を『核心的利益』であると一方的な主張を展開しています」

 「今回の会議で中国が各国から批判をされたように、当時の日本も国際会議で行動を厳しく追及されました。歴史の傾向やパターンは繰り返されます。第2次世界大戦後、米国が作った戦後秩序は70年以上続いてきましたが、いかなる体制も永続はしません。米国の国力は相対的に小さくなってきていて、米国主導の戦後体制には、ほころびが見え始めてきているんです」

 戦前の日本は「東亜新秩序」、のちに「大東亜共栄圏」を打ち立てて英米主導の国際秩序に挑戦しました。同様に、現在の中国も自国にとって有利な国際秩序を打ち立てて新たな覇権を築こうとしているのでしょうか。簑原教授は「一部の中国研究者と私の意見が分かれるところですが」と前置きしつつ、米国の覇権に中国が挑戦する「覇権挑戦期」にあるのだと分析します。

 「一部の中国研究者は、世界は中国によって『覇権移行期』に突入していると考え、米国の覇権は確実に終末期を迎えていると捉えています。しかし、私はそうは見ていません。世界は『覇権挑戦期』の局面に入っていて、覇権移行の成否はまだ決していないと考えています」

 「米国は復元力のある国家なので、新たな大統領の下、中国の膨張政策に対抗するシナリオは否定できませんし、中国の国力のファンダメンタルズ(基礎的財政力)も盤石ではありません」

 そのうえで、簑原教授は「域内覇権」という言葉を使い、現在の中国の目指す国際秩序を解説してくれました。

 「覇権国家には『域内覇権』と『グローバルな覇権』があり、今の中国が目指しているのは『域内覇権』であるというのが、私の見解です。かつてのスペインとポルトガルのように世界を二分し、米中の勢力圏に分割するG2構想(2大大国構想)を狙っているのです。実際、中国は伝統的に米国の勢力圏にあったフィリピンを自陣に引き込むのにある程度成功し、韓国と台湾に対してもかなり圧力を加えています」

 そうした中国の動きに対し、会議では日米同盟への期待感があったと、簑原教授は解説します。

 「会議に参加した東南アジア諸国のメンバーは言葉を慎重に選びながらも、中国の君臨するアジアの将来に対する憂いを示し、牽制できるのは日米両国による断固とした姿勢しかないと示唆していました」

1312とはずがたり:2017/07/18(火) 09:00:40

「パリ協定」で協議継続へ=テロ対策強化で一致―米仏首脳会談
時事通信社 2017年7月14日 05時45分 (2017年7月14日 09時27分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20170714/Jiji_20170714X635.html

 【パリ時事】フランスのマクロン大統領は13日、トランプ米大統領とパリのエリゼ宮(大統領府)で会談し、米国が離脱を決めた地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」の扱いについて協議を続ける考えで一致した。
 マクロン氏は会談後の記者会見で、「米国の判断を尊重するが、私はパリ協定を強く支持する」と両者の溝が埋まらなかったことを説明。その上で「話し合いを続けることが大切だ」と述べた。トランプ氏は、今後の協議を通じて「何かが起こるかもしれない」と語ったが、具体的な内容には踏み込まなかった。
 テロ対策に関しては、イスラム過激主義者がインターネットを通じて行っているテロリスト勧誘活動の取り締まりを強化するため協力することで合意。シリアで進む過激派組織「イスラム国」(IS)の掃討をにらみ、シリアの政治的安定に向けたロードマップ(行程表)の策定に取り組む方針も確認した。

1313チバQ:2017/07/18(火) 15:25:41
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170718-00000054-jij-int
ベネズエラ、制憲議会選めぐり緊張高まる=野党がゼネスト呼び掛け
7/18(火) 14:44配信 時事通信
 【サンパウロ、ワシントン時事】南米の産油国ベネズエラで、マドゥロ大統領が反政府デモに対抗するため、30日に憲法改正に向けた制憲議会議員選挙を強行する構えを見せていることをめぐり、緊張が高まっている。

 国会で多数派を占める野党連合は17日、選挙に反対するため、20日に24時間のゼネストを行うよう国民に呼び掛けた。

 野党連合のゲバラ国会副議長は「ベネズエラの崩壊を許すわけにはいかない。力を合わせてマドゥロ政権を拒絶せねばならない」と強調した。

 野党側は、マドゥロ政権が目指す憲法改正は国会の力をそぐ意図があると警戒している。16日には制憲議会選の是非を問う独自の「国民投票」を実施。野党側によると、投票した約753万人のうち98%以上が反対票を投じた。

 ベネズエラは原油価格の下落などで深刻な経済危機に陥っており、マドゥロ氏の強権姿勢と相まって反政府デモが活発化。4月から各地で衝突が頻発し、約100人の死者が出た。月末にかけて、さらに情勢が不安定化する恐れがある。

1314チバQ:2017/07/18(火) 20:55:59
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017071800749&g=int
テロ対策で「スーパー省庁」=軍迅速投入も検討-豪



18日、オーストラリアの首都キャンベラで記者会見するターンブル首相(左)とダットン移民・国境警備相(中央後ろ)(EPA=時事)
 【シドニー時事】オーストラリアのターンブル首相は18日、首都キャンベラで記者会見し、テロ対策強化の一環で、内務省を新設すると発表した。連邦警察や情報機関、国境警備など複数の機関を傘下に集めた「スーパー省庁」になる。
 首相は「テロリストは手口を進化させており、対応する側も進化が必要だ」と力説。治安関連では40年以上ぶりの大型再編になる。初代内相には、ダットン移民・国境警備相が就任する。
 豪州でもイスラム過激派が絡んだ複数のテロや未遂事件が起きており、対応力強化が急務。政府は17日にも、テロ鎮圧に国防軍を速やかに投入できるよう、法改正を目指す方針を表明した。現行法では、各州は地元警察による自力での事件解決が困難になった場合にのみ軍派遣を要請する仕組みだが、事件発生直後の投入要請を可能にする。(2017/07/18-15:47) 関連ニュース

http://www.jiji.com/jc/article?k=2017071800716&g=int
豪、二重国籍でまた議員辞職=外国籍放棄怠る

オーストラリアの野党・緑の党の副党首、ラリッサ・ウオーターズ上院議員=5月9日、キャンベラ(EPA=時事)
 【シドニー時事】オーストラリアの野党・緑の党の副党首、ラリッサ・ウオーターズ上院議員(40)は18日、二重国籍だったことが判明したとして、議員辞職した。
 緑の党では、もう一人の副党首、スコット・ラドラム上院議員(47)が先週、ニュージーランドとの二重国籍を理由に議員辞職したばかり。ウオーターズ氏も改めて調べ、生地カナダの国籍を放棄する手続きを怠り、二重国籍であることが分かったという。
 移民国家の豪州は二重国籍に寛容で、国民の6人に1人に当たる推定400万人が二重国籍者。しかし、議員の二重国籍は憲法で禁じられている。ウオーターズ氏は記者会見で「議員にも海外生まれは多い。辞職者がこれ以上出なければいいが」と語った。緑の党は対策として、候補者の国籍保有状況を事前に確認する仕組みを導入する考えだ。
 ウオーターズ氏は5月、議会の規定改正を受けて議場で次女に授乳を行い、「豪史上初」と話題を集めた。(2017/07/18-15:19)

1315チバQ:2017/07/18(火) 20:56:25
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017071800653&g=int
元政敵ウマラ氏にパン差し入れ=フジモリ氏、「獄中の友情」-ペルー



ペルーのフジモリ元大統領=2015年1月、リマ(AFP=時事)
 【リマAFP=時事】服役中のペルーのフジモリ元大統領が、収賄の疑いで13日に「予備的拘束」が決定、収監されたかつての政敵、ウマラ前大統領にパンとチーズを差し入れした。フジモリ氏の次男ケンジ氏が17日付のペルー紙コメルシオで明らかにした。

収監前のペルーのウマラ前大統領(左)=13日、リマ(EPA=時事)
 ケンジ氏は14日にフジモリ氏と面会。それに先立ち、収監されたばかりのウマラ氏とも面会し、房内にタオルすらなかったことをフジモリ氏に話した。するとフジモリ氏は「これを持って行きなさい」とパンとチーズを取り出し、毛布やコートと共に、ウマラ氏に届けるよう指示したという。
 ウマラ氏は陸軍将校だった2000年に当時のフジモリ政権の退陣を求め、反乱を起こすなど、フジモリ氏の政敵だった。ケンジ氏は「政治は政治。人生とはまた別だ。今は傷を癒やす時間だ」と語り、獄中での「友情」を強調した。

1316とはずがたり:2017/07/22(土) 08:18:32
「安倍首相夫人は英語話さない」 トランプ大統領発言に波紋
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170721/k10011067331000.html?utm_int=all_side_ranking-access_001
7月21日 8時20分

アメリカのトランプ大統領は今月上旬にドイツで開かれたG20サミットの夕食会で、隣に座った安倍総理大臣の夫人の昭恵氏について、「すばらしい女性だが、英語を話さない。ハローも言わないくらいだ」と述べ、波紋を広げています。
アメリカの有力紙ニューヨーク・タイムズによりますと、トランプ大統領はインタビューで今月上旬にドイツで開かれたG20サミットの夕食会について、「私は安倍総理大臣の夫人の隣に座った。彼女はすばらしい女性だが、英語を話さない」と述べました。

そして記者から「全く話さないのか」と質問されると、「ハローも言わないくらいだ」と答えたうえで、「日本語の通訳がいなければ厳しかっただろう」と述べました。

これに対してアメリカメディアは、昭恵氏が2014年にニューヨークで英語でスピーチしたことがあると指摘し、その際の動画や昭恵氏の学歴を掲載して、トランプ大統領の発言を疑問視しています。

一部では「昭恵氏はトランプ大統領と話すのを避けるため、英語がわからないふりをしたのかもしれない」といった臆測まで出ていて、波紋を広げています。

1317チバQ:2017/07/25(火) 18:47:27
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-170725X933.html
反対派、再ゼネストで対抗=制憲議会選控え、さらに緊張―ベネズエラ
17:09時事通信

 【サンパウロ時事】南米の産油国ベネズエラで、反米左派のマドゥロ大統領が国内外の反対を押し切って30日に実施をもくろむ制憲議会選挙が目前に迫った。マドゥロ氏は24日のテレビ番組で「右翼の帝国主義者は自分たちがベネズエラを操れると思っているが、この国で命令を下せるのは国民だけだ」と正当性を主張。これに対して反対派はゼネストを呼び掛けて対抗し、緊張がさらに高まっている。

 同国では経済危機の深刻化とともに、マドゥロ氏への反発が強まるばかり。4月に始まった反政府デモによる死者は100人に達している。混乱が拡大する中、マドゥロ氏がたどり着いたのが憲法改正だった。

 改憲の理由は不明確だが、国会で多数派を占める野党連合は、マドゥロ氏が国会解散も含め強大な権限を持つ制憲議会を手に入れることで、野党の力をそごうとする意図は明らかだと主張。選挙不参加を決めた。

1318チバQ:2017/07/25(火) 18:49:29
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1707250006.html
左翼ゲリラが政党に、南米コロンビアで9月から
09:19産経新聞

 【ロサンゼルス=中村将】ロイター通信によると、南米コロンビア政府と和平合意に達した左翼ゲリラ、コロンビア革命軍(FARC)は24日、9月1日に政党に生まれ変わると発表した。和平合意には、FARCが2018年と22年の国会議員選挙で、上下両院に最低各5議席を確保できる内容が含まれている。政党結成はその一環。

1319チバQ:2017/07/27(木) 10:23:08
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-170726X005.html
リビア、来春選挙で合意=混乱終結へ前進―パリ
07月26日 06:07時事通信

 【パリ時事】リビア西部の首都トリポリを拠点とし、国連が支持する「統一政府」のシラージュ首相と東部で勢力圏を広げている民兵組織「リビア国民軍」指導者のハフタル将軍は25日、パリ郊外で会談し、停戦と来春の選挙実施で合意した。会談を主催したフランスのマクロン大統領は「勇気ある歴史的な決断だ」とたたえた。

 仏大統領府が発表した共同声明は「停戦に合意し、テロとの戦い以外の軍事行動は控える」と明記。その上で「大統領選と議会選を可能な限り早く実施するために尽力する」と強調した。マクロン氏は選挙の時期について「来春だ」と説明している。ただ実施に当たっては治安や経済の安定が課題で、すんなり実現するかは不透明だ。

http://www.jiji.com/jc/article?k=2017072400826&g=int
リビア東西トップ会談へ=仏


リビア東部で覇権を築きつつあるハフタル将軍(左)と西部の首都トリポリに拠点を構えるリビア統一政府のシラージュ(サラジ)首相(AFP=時事)
 【パリAFP=時事】フランス大統領府は24日、声明を出し、リビア情勢に関し、西部の首都トリポリに拠点を構え国連が支持するリビア統一政府のシラージュ(サラジ)首相と、東部で覇権を築きつつある民兵組織「リビア国民軍」指導者、ハフタル将軍が25日にパリ郊外で会談すると発表した。
 声明は「政治的合意形成をフランスが促したい」と決意を表明。会談はマクロン仏大統領が主催する。(2017/07/24-17:18)

1320チバQ:2017/07/27(木) 15:23:32
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017072401130&g=int

大統領が国会封鎖=議長不信任阻止が狙いか-モルディブ











モルディブのヤミーン大統領=2014年4月、東京(AFP=時事)

 【コロンボAFP=時事】インド洋の島国モルディブのヤミーン大統領は24日、国会を封鎖し、議員が議場へ入るのを阻止した。大統領派の議長に対する不信任案可決を防ぐためとみられる。

 野党は声明を出し「軍が今朝、国会の門という門に錠をかけ、議員を国会から閉め出した」と大統領を批判した。野党議員数人が突入を試みたが、軍に唐辛子スプレーをかけられ排除された。政府は沈黙を保っている。(2017/07/24-22:07)

1321チバQ:2017/07/27(木) 22:54:24
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1707270033.html
ベネズエラ、制憲議会選めぐり緊迫 米政府は政権側に制裁
19:24産経新聞

 【ロサンゼルス=中村将】政情不安が続く南米ベネズエラで今月30日、新しい憲法をつくるメンバーを選ぶ制憲議会選挙が行われる。野党連合が過半数を占める国会を無力化するために反米左派のマドゥロ大統領が主導したもので、野党側は反発している。米財務省は26日、制憲議会選の実施に対し、ベネズエラの現職閣僚や元政府高官ら13人に対する経済制裁を決定。緊張が高まっている。

 政情不安に加え、物不足や物価上昇など深刻な経済的困窮を背景に政権に対する国民の不満が増大していることに危機感を抱いたマドゥロ氏は今年5月、「平和実現のために憲法を変える」と訴え、新憲法を制定する議会を招集すると発表した。制憲議会選はそのための選挙となる。

 野党側は、国民投票の実施などのプロセスを経ていないとして反発。26日から2日間の全国ストライキに入った。西部メリダ州では反政府デモに参加した男性が治安部隊との衝突で死亡。4月からのデモによる死者は約100人となっている。

 今月16日に野党連合が組織した「国民投票」では、制憲議会の設置に約720万人が反対した。野党連合は独裁色を強めるマドゥロ氏は制憲議会を優先し、国会に代わる機関にする可能性があるとして、警戒している。

 一方、米国のムニューシン財務長官は「制憲議会選で選ばれた者は米国の制裁対象になることを理解しなければならない」と強調した。米財務省も「国民は圧倒的に制憲議会選に反対している」と指摘している。マドゥロ氏は、首都カラカスで行った演説で、「制裁は違法かつ無礼だ」として、米国の制裁に猛反発している。

1322チバQ:2017/07/27(木) 22:55:04
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-170727X247.html
オニール首相再選へ=連立政権にめど―パプア総選挙
17:29時事通信

 【シドニー時事】今月上旬に投票が締め切られたパプアニューギニアの国会(一院制)議員選挙は、27日までの開票で与党・人民国民会議が第1党の座を確保する勢いで、オニール首相の再選がほぼ確定した。

 人民国民会議は単独での過半数確保は難しい情勢だが、リードを維持。他の3党から連立政権樹立へ協力を取り付けた。オニール首相は「国民の期待に応えられるよう政権運営能力を高めたい」と抱負を語った。

1323チバQ:2017/07/28(金) 19:53:32
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170728-35104949-cnn-int
ベネズエラ政府、選挙前の抗議運動禁止 国会副議長「屈せず」
7/28(金) 12:56配信 CNN.co.jp
(CNN) 南米ベネズエラ政府は27日、制憲議会選挙の投票を30日に控え、28日から8月1日まで抗議運動を禁止すると発表した。28日に大規模デモを計画していた野党側にとっては直接的な打撃となる。

同国では選挙に反対する野党の主導でゼネストが展開され、全土の商店や事業所などが27日までの2日間にわたって休業していた。

レベロル内務司法相によると、禁止の対象になるのは「全ての公的会合や抗議運動、集会など、選挙過程を妨害する可能性のある行為」。違反すれば5〜10年の禁錮を言い渡される可能性がある。

30日の選挙では、1999年に制定された憲法の改正に向け、制憲議会(定数545議席)の議員が選ばれる。これに対して野党側は、野党が多数を占める国民議会を実質的に入れ替えて、マドゥロ大統領の権限を強化することが狙いだとして大統領を批判。これに対して大統領は、秩序を取り戻すために改憲が必要だと訴えている。

国民議会のフレディ・ゲバラ副議長は27日夕、抗議デモは30日まで続けると宣言し、「我々は屈しない」と強調した。

ベネズエラは政情不安と経済危機が深刻化する中で、何カ月にもわたって抗議デモが続いていた。

ゼネストが展開された26〜27日にかけては、デモに関連して少なくとも7人が死亡した。このうち16歳の少年は、26日のデモに参加していて銃で撃たれ、翌日死亡した。

26日には覆面姿で石や火炎瓶を投げるデモ隊と、警官隊との衝突も起きた。

ベネズエラの政情不安に関連した4月以来の死者は、27日現在で111人に上る。負傷者は1900人を超えている。

1324チバQ:2017/07/28(金) 20:05:40
http://www.sankei.com/world/news/170728/wor1707280018-n1.html
2017.7.28 10:05

ブラジル政権の支持率5% 過去30年余で「最低」
【ロサンゼルス=中村将】AP通信によると、南米ブラジルで27日に公表された世論調査の結果、テメル政権を「たいへんすばらしい」「すばらしい」と支持した人は5%にとどまった。地元メディアは1986年3月以降、「最低の支持率」と報じている。

 一方、テメル政権を「最悪」「悪い」と答えた人は70%に上った。調査は今月中旬、約2千人を対象に実施された。

 政財界を巻き込んだ汚職が次々と表面化する中、テメル大統領にも疑惑が浮上し、連邦検察は先月、収賄罪で起訴した。テメル氏は疑惑を否定している。

 ブラジルでは、現職大統領を刑事裁判にかけるには連邦議会下院の3分の2の賛成が必要だが、与党が多数派を占めている。

1325チバQ:2017/07/28(金) 20:26:35
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20170726k0000e030291000c.html
<リビア>対立勢力が停戦合意、来春にも大統領選 仏が仲介
07月26日 11:27毎日新聞

<リビア>対立勢力が停戦合意、来春にも大統領選 仏が仲介
リビアの地図
(毎日新聞)
 【パリ賀有勇、カイロ篠田航一】国家分裂状態が続くリビアを巡り、西部の首都トリポリを拠点とするシラージュ暫定首相と、東部で武装組織「リビア国民軍」を率いるハフタル将軍が25日、パリ郊外で会談し、停戦で合意した。2018年春の大統領選・議会選の実施や、テロ組織掃討作戦での相互協力も確認した。

 会談を仲介したフランス大統領府が発表した。マクロン大統領は「政治的正統性はシラージュ氏にある。軍事的正統性はハフタル氏にある。両者は共に行動することを決意した」と述べ、テロ対策以外での武力の不行使などを盛り込んだ共同宣言に合意したことを明らかにした。

 今回の停戦合意で内戦は沈静化する可能性もあるが、武装勢力が各地に割拠した状態は続いており、実際に混乱が収拾し、民主化が進展するかは予断を許さない状況だ。

 リビアは11年の中東民主化要求運動「アラブの春」でカダフィ政権が崩壊した後、複数の勢力が支配地域を独自に統治する内戦状態に突入。混乱に乗じ、過激派組織「イスラム国」(IS)も国内に浸透するなど治安が悪化していた。

 15年12月には国連の仲介で主要政治勢力が統一政府樹立に合意したが、東部トブルクを拠点とする「暫定議会」はシラージュ暫定首相が統治する西部の政府を拒否。暫定議会は同じ東部を拠点とするハフタル将軍と協力しており、「東西分裂」が鮮明になっていた。

 リベラル色の強いシラージュ暫定首相は国連の支援を受ける一方、イスラム過激派掃討を続けるハフタル将軍はエジプトやアラブ首長国連邦(UAE)の支持を受けている。

 リビア情勢の安定化は、リビアを経由し地中海で欧州を目指す移民・難民の流入問題対策でも重要課題となっている。

1326チバQ:2017/07/28(金) 23:38:04
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170728-00000088-mai-s_ame
<ベネズエラ>制憲議会選30日投票 野党と政府緊張高まる
7/28(金) 20:48配信 毎日新聞
<ベネズエラ>制憲議会選30日投票 野党と政府緊張高まる
ゼネストで道路が封鎖され、商業活動も停止し閑散としたカラカス東部の高級住宅街=ベネズエラの首都カラカスで2017年7月27日、朴鐘珠撮影
 【カラカス朴鐘珠】南米ベネズエラで憲法改正を目的とした制憲議会選の投票が30日に迫った。選挙を不当と主張する野党は候補者を擁立せず、投票直前まで大規模な抗議デモを展開するよう国民に訴える。政府は27日、選挙妨害を意図するデモを一切禁止すると発表。国内の緊張は極度に高まっている。

 レベロル内相兼法相は27日にテレビ演説し、投票日前後の28日から31日の間、「集会やデモなど、選挙の過程を妨害する可能性のある、あらゆる行為を禁止する」と発表した。違反者は最高で禁錮10年に処されるとも警告。28日に国内全土で反政府デモを呼びかける野党をけん制した。

 議会(国会)で多数派を占める野党は、独裁色を強めるマドゥロ大統領の退陣を求めて4月以降の連日、反政府デモを指揮してきた。議会のゲバラ副議長は27日に記者会見し「我々はひざまずきはしない。立ち止まりもしない。闘ってみせる」と述べた。

 制憲議会は憲法の草案作りを行う機関で、三権(大統領、議会、裁判所)を上回る最高権力が保障される。1999年の憲法改正時には、制憲議会の設置を問う国民投票を経たが、今回は国民投票をしていないため、野党は制憲議会選を不当としてボイコット。与党一色の制憲議会が発足すれば議会が閉鎖され、マドゥロ体制の独裁が確立するとして、野党は警戒する。

 デモ隊と治安部隊との衝突などによる犠牲者数は既に100人を超える。投票日に向けて政府が規制強化を公言したことで、さらなる治安悪化の恐れもある。米国務省は27日、在ベネズエラ米大使館職員の家族に出国を指示し、職員に対しても本人の意思による出国を許可した。

 野党は制憲議会選への最後の抵抗策として、26日朝から48時間の国内一斉ストライキ(ゼネスト)に踏み切ったが、効果は不明だ。首都カラカスでは27日、野党支持者が多い富裕層の住む市東部で、覆面姿の若者を中心とする反政府デモ隊の過激派が道路をがれきで封鎖し、一帯の商業活動は停止した。

 一方、政権支持層の多い貧困地区や、政府官庁街のある市西部一帯ではゼネストが実施されず、通常のにぎわいを見せていた。官庁街の商店主たちにゼネストに参加しない理由を聞くと、一様に口を閉ざした。電化製品を扱う女性店主は「この辺りはコレクティーボ(政権支持派の武装集団)の監視が厳しい。政府の悪口は言えないし、ストに賛同して店を閉めるなんて無理だ」と語った。

1327チバQ:2017/07/30(日) 00:17:22
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170729-00010001-nikkey-s_ame
ベネズエラ=新憲法作成巡り国が混乱=議会を無視した一方的立法=野党と民衆は徹底抗戦に
7/29(土) 10:07配信 ニッケイ新聞
ベネズエラ=新憲法作成巡り国が混乱=議会を無視した一方的立法=野党と民衆は徹底抗戦に
27日のマドゥーロ大統領
30日に行われる予定の制憲議会議員選挙を前に、ベネズエラが揺れている。反対派は26、27日に48時間ストを行い、28日も全国規模のデモを呼びかけたが、マドゥーロ大統領は、28日以降、選挙妨害のための活動を行う者に5〜10年の刑を科すと宣言するなど、激しい混乱状態となっている。28日付ブラジル国内紙が報じている。
 制憲議会は憲法草案作成のための機関で、三権を上回る権力が保障される。1999年の憲法改正時は国民投票で設置を選ばせたが、今回は国民投票もなく、反対派が違憲と主張。16日に行われた同議会設置の是非を問う国民投票には720万人が参加した。
 ベネズエラでは、15年12月の選挙で、野党側がマドゥーロ大統領の統一社会党に2倍以上の差をつけて圧勝した。
 だが、大統領の議会妨害は続き、法案を作っても体制派判事が多い最高裁がことごとく却下。今年3月には議会の立法権が止められ、議員の法的特権も剥奪など、実質的な独裁状態になった。そんな中で宣言されたのが制憲議会の設置と30日の議員選挙だ。
 野党側は、与党一色の制憲議会が発足すれば議会は閉鎖され、マドゥーロ氏の独裁が確立すると懸念。16日の国民投票に続き、26、27日に48時間のゼネストを敢行したが、ゼネスト中も少なくとも5人が死亡するなど、国内は緊迫した状態が続いている。
 こんな中、マドゥーロ大統領は27日に、選挙を妨害するような抗議行動や集会を行った者は5〜10年の実刑を科すと威嚇。その直後、野党側に「平和のための対話の席」に着くよう求めた。だが、その一方で、呼びかけに応じなければ強制的に対話の席に着かせる権限を制憲議会に与える意向も表明した。
 これに対し、野党最大党の民主党統一会議(MUD)は、ツイッターでマドゥーロ大統領に断固反対する意思を表明。MUD指導者のエンリケ・カプリレス氏も「28日のデモ行進は首都カラカスだけでなく、全国で行う」と明言した。
 ベネズエラに対しては国連もかねてから是正勧告を行っており、27日も抗議行動を行う権利を保障するよう求めた。また、米国のトランプ大統領は、マドゥーロ大統領が憲法改正を強行するなら厳しい経済制裁を課すと明言している。
 テメル政権は、ベネズエラのメルコスル参加資格停止を支持し、米州機構に参加する12カ国と共に選挙中止を求める書簡を送付するなどして、マドゥーロ政権を牽制しているが、労働者党(PT)は支持する声明を出している。

1328チバQ:2017/07/30(日) 00:19:10
http://www.sankei.com/world/news/170729/wor1707290098-n1.html
2017.7.29 23:50

ケニア副大統領宅で銃撃 大統領選目前、緊張高まる

 ケニア西部エルドレットで29日、武装集団がルト副大統領宅を銃撃し、警察官1人が負傷した。ルト氏と家族は不在で無事だった。ロイター通信が報じた。

 銃撃事件の背後関係は不明だが、ケニアでは8月8日の大統領選を前に与野党間で緊張が高まっている。2007年の大統領選後には、与野党の支持者が衝突して大規模な暴動が起き、1100人以上が死亡している。(共同)

1329チバQ:2017/07/30(日) 18:34:44
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20170730k0000m030116000c.html
<ベネズエラ>制憲議会選きょう強行 国際社会が懸念
10:00毎日新聞

<ベネズエラ>制憲議会選きょう強行 国際社会が懸念
記者会見で投票日のデモを呼びかける野党指導者のカプリレス・ミランダ州知事=カラカスで2017年7月28日、朴鐘珠撮影
(毎日新聞)
 【カラカス朴鐘珠】南米ベネズエラで憲法を改正するための制憲議会選挙(定数545)は、30日投開票される。反米左派のマドゥロ大統領は、国会で多数を占める野党連合や国際社会の反対を押し切る形で選挙を強行する構え。米国など国際社会は野党を弾圧する中での選挙実施に懸念を示している。

 マドゥロ氏は28日、テレビ演説で「野党連合は敗者。票で罰を与えよう」と国民に投票を呼びかけた。

 米国のペンス副大統領は28日、政治犯として自宅軟禁中の野党・大衆意志党のレオポルド・ロペス党首に電話し、制憲議会選が実施されれば米政府がベネズエラに対して「素早く経済的行動を取る」と制裁を示唆した。

 2013年4月の前回大統領選挙でマドゥロ氏に惜敗した野党リーダーのカプリレス・ミランダ州知事は28日夜、カラカス市内で会見し、30日に全国で抗議デモを行うようアピール。「我々は恐怖を克服しなければならない」と力説した。

 憲法改正に反対している野党連合は選挙に候補者を擁立していないため、野党支持者の多くは投票を棄権する見通し。カプリレス氏は支持者に対し、投票所を取り囲むような妨害行為はせず、各州都の大通りで平和的に行進するよう求めた。政府は投票日前後の28〜31日は集会やデモを禁じており、野党支持者と治安部隊が衝突する恐れもある。

 カラカス市内は28日、散発的な小規模デモと治安部隊の小競り合いが発生。スーパーマーケットには投票日前後の政情不安に備え、食料を買いだめする市民の姿もみられた。

 マドゥロ政権の支持率は、石油産業に依存した経済政策の失敗などを受け20%まで下落。制憲議会が発足すれば、国会の権限を奪い、来年末に予定されている大統領選を延期する可能性がある。

 投票は30日午前6時〜午後6時(日本時間30日午後7時〜31日午前7時)で即日開票され、同日深夜以降に大勢判明の見通し。

1330チバQ:2017/07/31(月) 17:39:29
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6248858
ベネズエラ選挙日、街は「戦争」状態に 死者相次ぐ
7/31(月) 7:21配信 AFPBB News

(c)AFPBB News
【7月31日 AFP】ベネズエラで30日、国内外から激しい批判を呼んでいる新憲法制定に向けた制憲議会選挙の投票が始まった。同国各地では暴力行為による死者が相次ぎ、候補者や野党幹部が射殺される事件も発生。首都カラカス(Caracas)などではデモ隊が治安当局と衝突する事態となった。

 カラカスに住む女性はテレビ局「Vivo Play」に対し、同市内では兵士らが建物や市民に発砲していると証言し、「これは戦争」と語った。検察当局によると、29日夜から30日にかけて少なくとも9人が死亡し、4か月に及ぶ反政府デモでの死者数は約120人に増加した。

 選挙日に起きた激しい騒乱は、同選挙をめぐる懸念を裏付ける形となった。

 今回の選挙は、窮地に立たされているニコラス・マドゥロ(Nicolas Maduro)大統領が、数か月に及ぶ抗議デモと国際社会からの厳しい批判にもかかわらず招集を決めた制憲議会の議員545人を選出するもの。

 マドゥロ大統領は、野党が多数を占める議会の解散と憲法改定の権限を持つ同議会に、4年間にわたり握ってきた政権を賭けている。

 検察当局によると、同国東南部シウダドボリバル(Ciudad Bolivar)から選挙に立候補していた弁護士(39)が29日夜、自宅に押し入った武装集団の銃撃を受けて死亡した。犯行の動機は明らかになっていない。

 西部タチラ(Tachira)州では、30日のデモ現場で起きた発砲により13歳と17歳の2人が死亡。さらに兵士1人が射殺される事件も起きた。

 北東部クマナ(Cumana)では、野党の地方幹部(30)が反選挙運動中に射殺された。西部メリダ(Merida)州では29日のデモで38歳の男性が死亡し、翌30日のデモでも参加していた28歳と39歳の男性が死亡した。西部バルキシメト(Barquisimeto)では、43人の男性が死亡した。(c)AFPBB News

1331チバQ:2017/07/31(月) 17:45:07
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170731-00000078-jij-int
大統領派、制憲議会を掌握=投票率は41%―ベネズエラ
7/31(月) 16:53配信 時事通信
 【サンパウロ時事】南米のベネズエラで30日、新憲法制定のための制憲議会議員選挙(定数545)の投開票が行われた。

 最終結果は公表されていないが、国会で多数を占める野党連合が候補を立てておらず、反米左派のマドゥロ大統領派が議席を独占する見通し。制憲議会は国会をしのぐ権力を有する。

 選管によると、約809万人が投票所に足を運び、投票率は41.53%だった。

 マドゥロ氏は選管発表を受けて「18年前に(前任のチャベス大統領が政権を取り)革命が始まって以来、最大の選挙だった」と勝利宣言。一方、野党指導者のカプリレス氏は「不正なプロセスは受け入れ難い」として、31日以降の反政府デモを強化するよう呼び掛けた。

1332チバQ:2017/07/31(月) 17:47:30
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170731-00000506-san-s_ame
ベネズエラ制憲議会誕生へ、野党連合はボイコット 反対デモで7人死亡
7/31(月) 8:46配信 産経新聞
 【ロサンゼルス=中村将】政情不安が続く南米ベネズエラで30日、新憲法制定のための制憲議会選挙が行なわれ、即日開票された。国会で過半数を占める野党連合は参加を拒否し、反米左派のマドゥロ大統領派で構成する制憲議会(545議席)が誕生する。独裁色を強めるマドゥロ政権に米国や中南米諸国は懸念を示しており、ベネズエラの国際社会からの孤立が進みそうだ。

 制憲議会は地域の代表や職業別に選ばれた代表、先住民代表らで構成される。同議会の決定は三権を優越すると憲法で定められ、実質的にマドゥロ政権の意向で政策が決定される。野党主導の国会の立法権は剥奪されるとみられる。

 1999年にチャベス前大統領が、大統領権限の強化を目的に設置し、現憲法を制定した。

 AP通信によると、投票を拒否した野党支持者らは各地で反対デモなどを繰り広げ、治安部隊と衝突。少なくとも7人が死亡した。4月から続く反政府デモに絡む死者は120人以上、負傷者は2千人以上となった。首都カラカス東部では警察官7人が負傷した。

1333チバQ:2017/08/01(火) 16:40:37
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20170801k0000m030118000c.html
<ベネズエラ>制憲議会発足へ 2日にも国会閉鎖
07月31日 22:41毎日新聞

<ベネズエラ>制憲議会発足へ 2日にも国会閉鎖
バリケードを設置し、治安部隊との衝突に備えるデモ参加者ら=カラカスで2017年7月30日、AP
(毎日新聞)
 【カラカス朴鐘珠】南米ベネズエラで7月30日、憲法改正手続きに伴う制憲議会選(定数545)が投開票された。最終結果は明らかになっていないが、国会で多数を占める野党は候補者を立てず棄権しており、与党が議席を独占する見通し。反米左派のマドゥロ政権は近く制憲議会を発足させ、国会の権限を奪う姿勢を表明。野党デモが激化する可能性もある。

 選挙管理委員会によると、投票率は41.53%。有権者約809万人が「信任票」を投じた格好だ。選挙速報によると、マドゥロ大統領夫人のシリア氏や与党重鎮のカベジョ元国会議長らが当選した。

 マドゥロ氏は30日深夜に首都カラカスで支持者を前に演説し「国会による妨害工作もこれまでだ」と勝利宣言。早ければ2日にも制憲議会を発足させ、国会を閉鎖する意向を示した。与党幹部によると、選挙結果確定後、72時間以内に制憲議会を発足し、まず国会の立法権を剥奪して制憲議会に付与する手続きに入るという。

 一方、野党指導者のカプリレス氏は800万人以上が投票したとする選管発表に疑念を示し、「不正なプロセスは受け入れ難い」として、デモを強化するよう呼び掛けた。

 投票直前の世論調査では国民の72%が制憲議会の設置に反対で、「投票に前向き」との回答は25%にとどまった。英ガーディアン紙は、地元世論調査機関などの調査では投票者は360万人程度で、投票率は20%を下回るとの分析を報じた。

 こうした事態を受け、ロイター通信によると、欧州連合(EU)の欧州議会のアントニオ・タヤーニ議長は31日、「投票結果を認めることはできない。ベネズエラ国民の願いは政権交代だ。すぐに選挙を実施すべきだ」と非難した。また、スペインやカナダも選挙を強行したマドゥロ政権を批判した。米国はベネズエラの主要産業である石油分野で制裁を検討している。

 制憲議会発足を巡っては、コロンビア、ペルー、アルゼンチンなどが選挙に先立ち承認しない立場を表明。ブラジルとチリも正当性に疑義を呈していた。

 ◇4月以降125人死亡

 【カラカス朴鐘珠】ベネズエラでは反政府デモが始まった4月1日以降、治安部隊との衝突で少なくとも125人が死亡、約2000人が負傷した。マドゥロ政権の強権的な取り締まりに対する各国の批判の声は強まっており、今後政権がどのような対応を取るか注目される。

 30日、全土で反政府デモが起こり、治安部隊との衝突で少なくとも計10人が死亡。コロンビアと国境を接する西部タチラ州では、13歳と17歳の若者がデモに参加中に銃撃され死亡。投票所に指定された高校を警備していた男性兵士も頭部を銃撃され死亡した。首都カラカス市内では、デモ隊が治安部隊に火炎びんを投げつけたりするなどして抗議し、政府側は治安部隊が催涙ガスで応戦するなどした。

1334チバQ:2017/08/01(火) 16:40:59
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1707310041.html
ベネズエラ制憲議会選で10人死亡、広がる懸念「受け入れられない」と米国連大使
07月31日 18:04産経新聞

 【ロサンゼルス=中村将】政情不安が続く南米ベネズエラで7月30日、新憲法制定のための制憲議会選挙が投開票され、反米左派のマドゥロ大統領支持者で構成する議会が誕生する。野党連合が多数派を占める国会の無力化などの狙いがあるとみられ、反マドゥロ派は選挙への参加を拒否。各地でデモ隊と治安部隊が衝突し、死傷者も出た。トランプ米政権が「国民の自己決定権を否定した」と非難声明を出したほか、中南米諸国を中心に懸念が広がっており、マドゥロ政権の国際社会からの孤立が鮮明となってきた。

 AP通信によると、選挙管理当局は30日深夜、約809万人(投票率41.53%)が投票したと発表したが、野党連合の見積もりとは倍以上の開きがある。

 制憲議会は1999年にチャベス前大統領が大統領権限の強化を目的に設置。新しい憲法の草案などを作るために招集される。三権(大統領、国会、裁判所)を上回る権力が与えられるとされるが、実質的にマドゥロ政権の意向が反映されるものとなる。議席数は545で、選挙区の代表や職業ごとの代表、先住民代表から選ばれる。マドゥロ氏の夫人らも今回当選した。

 マドゥロ氏は制憲議会の発足で、野党主導の国会の解散や立法権の剥奪、自らの任期の延長などが可能になるとの指摘がある。

 検察当局の発表によれば、投票日に各地で行われた反対デモで治安部隊と衝突するなどして10人が死亡した。治安部隊に狙撃された犠牲者もいた。首都カラカスでは、道路を封鎖した廃棄物が爆発し、警察官7人が負傷した。4月から続く反政府デモに絡む死者は120人以上、負傷者は2000人以上となった。

 ベネズエラは原油価格の下落に伴い、食料や日用品まで不足する深刻な経済危機に陥り、国際通貨基金(IMF)によれば、今年のインフレ率は約720%と予想される。マドゥロ政権の支持率は約20%とされるが、制憲議会選の強行実施で国民の反発に一層の拍車がかかりそうだ。

 トランプ米政権はベネズエラに対する追加制裁の検討に入ったとされ、ヘイリー米国連大使もツイッターで「(制憲議会選は)独裁へのさらなる一歩。正当性のない政府を受け入れられない」と表明。アルゼンチン、コロンビア、メキシコ、パナマ、パラグアイ、スペイン、英国、カナダなどもマドゥロ政権の対応に懸念を示している。

1335チバQ:2017/08/01(火) 16:41:31
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-170801X816.html
ニュージーランド、野党党首が辞任=総選挙控え支持率低迷
10:09時事通信

 【シドニー時事】ニュージーランドの最大野党・労働党のリトル党首は1日、支持率低迷の責任を取り、党首を辞任する意向を表明した。議員総会が即日開かれ、後任党首にジャシンダ・アーダーン副党首(37)が選出された。

 同国では9月23日に総選挙が実施される。労働党は党首交代で態勢を立て直し、政権奪回を目指す。

 最新の世論調査で、イングリッシュ首相が率いる中道右派の与党・国民党が支持率47%でリード。手堅い経済運営手腕が評価されている。中道左派の労働党は24%と大きく水をあけられ、危機感が強まっていた。

1336チバQ:2017/08/01(火) 16:44:20
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20170801k0000e030260000c.html
<ベネズエラ>国内外で非難強まる 制憲議会選を強行
11:05毎日新聞

<ベネズエラ>国内外で非難強まる 制憲議会選を強行
反政府集会でゲバラ国会副議長(中央壇上左端)の演説に耳を傾ける大勢の市民=ベネズエラの首都カラカスで2017年7月31日午後6時40分、朴鐘珠撮影
(毎日新聞)
 【カラカス朴鐘珠、ワシントン会川晴之】南米ベネズエラでマドゥロ政権が制憲議会選挙を強行したことに対し、国内外で反発が広がっている。投開票から一夜明けた31日には首都カラカスで抗議デモがあったほか、米国はマドゥロ大統領を制裁対象に指定したと発表。中南米の国々も相次いで非難声明を出すなど、批判の声は強まっている。

 米財務省の発表によると、マドゥロ氏は米国内の資産が凍結され、米企業などとの取引も禁止される。会見したムニューシン米財務長官は、マドゥロ氏を「民意を無視する独裁者であることが確認された」と非難。ベネズエラの主要産業である石油部門に対する制裁については「あらゆる選択肢を検討している」と述べるにとどめた。

 周辺国からも批判の声が上がった。メキシコは声明で「選挙の実施は民主主義に反しており、危機を深めた」と懸念を示し、アルゼンチンやブラジルなども非難声明を出した。スペインメディアによると、ペルー政府は8月8日に周辺国の外相を集めてベネズエラへの対応を議論する。

 一方、マドゥロ大統領は31日のテレビ演説で、「私は外国の命令になど従わない。尊敬するトランプ米大統領、やれるものならやってみろ」と挑発した。

 首都カラカスでは31日夜、市街地の路上で反政府集会が行われ、数千人が参加。野党の指導者も集まり、抗議運動を継続する方針を改めて表明した。

 集会では参加者が声を合わせて「欲しいのは自由だ」「ミラフローレス(大統領府)へ針路を取れ」などと連呼。反政府デモの旗振り役で知られるゲバラ国会副議長(31)は「新たな戦いのページが開かれた。独裁は更に強まり、経済危機も悪化している。我々の置かれた状況は厳しい」と語った。

 この日は治安部隊の姿はなく、反政府デモ隊との目立った衝突もなかった。4月以降、政権側とデモ隊との衝突で120人以上の死者が出ており、国際社会は選挙を実施しないよう要求。多くの海外メディアも現地入りしており、マドゥロ政権が過度な取り締まりを控えた可能性がある。

1337チバQ:2017/08/01(火) 18:27:29
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017073000125&g=int
エチオピア、「約束の地」で身分証給付=ラスタファリ運動家に



エチオピア最後の皇帝ハイレ・セラシエ1世の戴冠から85周年を迎え、歌と演奏で祝うラスタファリ運動家=2015年11月、中部シャシャマネ(AFP=時事)
 【ナイロビAFP=時事】ジャマイカのレゲエミュージシャン、ボブ・マーリー(1945〜81年)を通じ世界に知られた「ラスタファリ運動」を信じる人々が、「約束の地」と見なしたエチオピアに移住しながら権利を制約されてきた問題で、エチオピア外務省は、こうした人々に身分証を発給することを決めた。居住権をはじめ、さまざまな権利が認められるようになる。
 ラスタファリ運動家は、エチオピア最後の皇帝ハイレ・セラシエ1世(在位30〜74年)を救世主と見なし、50年代からエチオピア移住が盛んになった。皇帝はクーデターで廃位され、暗殺されてしまったが、運動家たちは中部シャシャマネに数百人が今も暮らす。
 ただ、外務省報道官は28日、「わが国に彼らが存在することを彼ら自身が確認する際、疑問点があったから、そこを解決した」と強調。身分証を給付しても、国民と認められるわけではない。こうした身分証はエチオピアに貢献した外国人、エチオピア系イスラエル人にも給付される。(2017/07/30-06:14)

1338チバQ:2017/08/01(火) 18:30:13
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017080100669&g=int
国庫金横領で前大統領に逮捕状=マラウイ



マラウイのバンダ前大統領=2014年5月、リロングウェ(AFP=時事)
 【ブランタイア(マラウイ南部)AFP=時事】アフリカ南東部マラウイの警察は31日、国庫金の大規模横領事件に絡み、バンダ前大統領の逮捕状を取った。警察報道官はAFP通信に「前大統領の職権乱用とマネーロンダリング(資金洗浄)への関与を裏付ける確かな証拠を得た」と語った。
 2013年に政府当局者らが3000万ドル(約33億円)の国庫金を横領したことが発覚。マラウイ最大の金銭スキャンダルとされ、バンダ前大統領は14年の大統領選で敗れた。(2017/08/01-14:16)

1339とはずがたり:2017/08/01(火) 22:38:23
Politics
中国の誤算? 対日強硬策で日本が“ノーマル”な国に 豪研究機関指摘
http://newsphere.jp/politics/20140818-2/
Aug 18 2014

1340チバQ:2017/08/02(水) 02:30:12
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170801-00000109-asahi-int
ベネズエラ、野党指導者を拘束 制憲議会選挙に抗議で
8/1(火) 21:49配信 朝日新聞デジタル
 南米ベネズエラのマドゥロ大統領が新憲法制定のための制憲議会選挙を強行したことを受け、トランプ米政権は7月31日、マドゥロ氏に対する金融制裁を発表した。マドゥロ氏が幅広い人権侵害に関わったとして「憲法と民主的な秩序の決裂を示している」と厳しく非難した。一方、ベネズエラでは、自宅軟禁の状態だった野党の有力指導者2人が相次いで連行され、緊張が高まっている。

 米財務省の制裁で、マドゥロ氏が持つ米国内の資産が凍結され、米国の市民や企業との取引ができなくなる。ムニューシン財務長官は声明で「昨日の非合法の選挙は、マドゥロ氏がベネズエラ国民の意思を軽視する独裁者であることを裏づけた。制裁により、米国は彼の政権の政策への反対とベネズエラ国民への支持を明確にする」と述べた。

 米政府は「ベネズエラは世界有数の原油の埋蔵量があるにもかかわらず、政府が広範な汚職に関わり、数千万人の国民が飢えている」とも指摘。米メディアによると、米政府はベネズエラとの原油取引の禁止などの追加制裁も検討しているという。ただ、物不足やインフレに直面する国民への影響が大きいため、追加制裁には懸念の声もある。

 ロイター通信によると、マドゥロ氏は「帝国の命令は受け入れない。ドナルド・トランプよ、制裁を続けるがいい」と反論。「米国では、対立候補より300万票少なくても大統領になることができる。何と素晴らしい民主主義だ」として、昨年の米大統領選でトランプ氏がクリントン元国務長官より得票総数が少なかったことを引き合いに出して皮肉った。

 一方、ベネズエラ国内では、反政府デモを扇動したなどとして有罪判決を受けて自宅軟禁の状態だった野党指導者レオポルド・ロペス氏とアントニオ・レデスマ氏が7月31日深夜、相次いで情報機関職員に連行された。両氏の家族がツイッターで明らかにした。

 ロペス氏は7月に軍事刑務所から自宅に移され軟禁が続いていたが、制憲議会選挙に抗議するデモを自宅から呼びかけていた。反政府デモの全土での広がりを受け、マドゥロ政権が今後、さらに厳しい対応に出る可能性がありそうだ。

 強行された制憲議会選挙では、投票者数について与野党の主張が割れている。

 政府の管轄下にある選挙管理当局は、2千万人弱の有権者のうち800万人超が投票したと発表。しかし、野党がボイコットする中で強行された制憲議会選挙に投票するのはマドゥロ政権の支持者がほとんど。7月の世論調査でマドゥロ氏の支持率が2割を下回るなか、野党側は2013年の大統領選でマドゥロ氏が得票した約750万票を上回るはずがないと主張し、独自調査から実際の投票者数は300万人未満だったとしている。

 7月中旬に野党が行った非公式の国民投票では、700万人以上が制憲議会選挙の実施に「反対」票を投じた。そのため、野党側は「選管発表は国民投票の投票者を上回るように操作された数字だ」と批判している。

 デモが激化した今年4月以降、市民と治安部隊の死者は120人以上。

 米国や中南米諸国はマドゥロ政権の対応を強く批判しており、ペルー政府は対応を検討するため各国外相の緊急会議を8月8日にリマで行うと発表した。(ニューヨーク=五十嵐大介、カラカス=田村剛)

1341チバQ:2017/08/02(水) 09:39:27
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170801-00000014-jij_afp-int

選挙控えたケニア、選管幹部が拷問死 電子投票システムの責任者


8/1(火) 10:28配信

AFP=時事

ケニア・ナイロビの刑務所で、総選挙に向けて受刑者の有権者登録をする様子(2017年2月22日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News


【AFP=時事】大統領選と総選挙を8日に控えたケニアで、選挙の不正防止で重要な役割を担う電子投票システムの責任者の男性が拷問を受けて死亡しているのが見つかった。選挙管理機関が7月31日明らかにした。同氏は殺害の脅迫を受けていたともいい、人権団体が早急な捜査を求めている。

 殺害されたのは、独立選挙管理・選挙区画定委員会(IEBC)でIT(情報技術)部門のナンバー2だったクリス・ムサンド(Chris Msando)氏。IEBCのワフラ・チェブラティ(Wafula Chebukati)委員長は記者団に「拷問を受けて殺害されたのは間違いない」と述べている。

 ムサンド氏は、電子式の有権者識別・開票システムの責任者を務めていた。IEBCに近い筋によると、投票結果の操作に使われる恐れがあるシステム上の抜け道をふさぐ作業に関わっていたという。

 ケニアでは2013年の総選挙で電子投票システムが障害を起こし、野党側がIEBCの不正行為だと非難した経緯があり、今回も同システムに注目が集まっている。先週にはウィリアム・ルト(William Ruto)副大統領の自宅が何者かに襲撃され、警官2人が死傷する事件も起きている。

 人権団体はムサンド氏の殺害を強く非難している。ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)は直ちに捜査を行うよう要求。国際法律家委員会(ICJ)のケニア支部は同氏が「複数の殺害脅迫を受けたと警察に通報していた」とも明かし、同じく捜査を求めている。【翻訳編集】 AFPBB News

1342とはずがたり:2017/08/03(木) 12:01:23

ベネズエラ当局が「投票数水増し」 制憲議会選、協力企業が告発
http://www.afpbb.com/articles/-/3137941?cx_part=txt_topstory
2017年08月03日 07:29 発信地:カラカス/ベネズエラ

【8月3日 AFP】ベネズエラで先月末に行われた制憲議会選挙について、投票技術を提供した英企業スマートマティック(Smartmatic)は2日、選挙管理当局による公式発表で投票者数が水増しされていたことを明らかにした。間もなく発足する制憲議会の正当性に対する疑念がさらに深まっている。

 危機に陥っているベネズエラでの憲法改定を目的とした制憲議会選は、数か月におよぶ街頭デモと国際社会からの批判にもかかわらず実施された。制憲議会は野党が支配する国会を超える権限を持ち、発足初日の3日からは国会に代わる立法機関となる。

 スマートマティック社はロンドン(London)で開いた記者会見で、選挙の公式結果は投票率を実際より多く見せるために「改ざんされた」と説明。同社のアントニオ・ムヒカ(Antonio Mugica)最高経営責任者(CEO)は「われわれの推定では、実際の投票数と当局発表との間に少なくとも100万票の違いがある」と述べた。

 親ニコラス・マドゥロ(Nicolas Maduro)政権派のベネズエラ選挙管理当局の発表では、全有権者2000万人の40%に相当する800万人以上が投票したとされていた。だが選挙委員5人のうち唯一の野党代表は2日、不正行為があったと指摘している。

 野党側は、実際の投票者数は350万人前後で、その大半が職を失うことを恐れた政府職員だったとしている。調査会社データナリシス(Datanalisis)の世論調査によると、国民の70%が新制憲議会の招集に反対している。(c)AFP/Maria Isabel SANCHEZ

1343とはずがたり:2017/08/03(木) 19:01:14
中印の国境紛争、BRICS首脳会議に影
ロイター 2017年8月3日 16時48分 (2017年8月3日 18時06分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20170803/Reuters_newsml_KBN1AJ0UY.html

[北京 3日 ロイター] - 中国とインドの国境紛争が再燃する中、中国の習近平国家主席は9月上旬に福建省で開くBRICS(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカの新興5カ国)首脳会議で、インドのモディ首相と気まずい対面を迫られそうだ。
外交官らによると、中国政府は首脳会議の前に国境紛争を解決できるよう望んでいる。いかなる障害も取り除いて、同会議を新興国間の協力と友好の舞台として演出するためだ。
ただ、それは難しいかもしれない。中国は2日、中国領に不法に越境してきたインド軍について、インドが「でっちあげ」の言い訳をしていると強い調子で非難。「中国は正当で合法的な権利と利益を守るため、必要なすべての措置を取る」(外務省)と強調した。
中印の軍隊は、中国とインド、ブータンが国境を接するドクラム地区でにらみ合いを続けている。
インドも、係争地での中国による道路建設が現状の変更につながるとの主張を繰り返し表明。同国外務省は2日夜に発表した声明で「インドは、中国との国境地帯での平和と安定が、中国との二国間関係の円滑な発展にとって重要な前提条件だと考えている」と指摘した。
両国の協議は水面下で行われているが、ほとんど進展していないもようだ。
BRICS首脳会議で事情に詳しい北京の関係筋は「両国のメディアが事態を煽っていることが問題だ。中国もインドも後に引けなくなっている」と語った。

1344チバQ:2017/08/04(金) 19:20:29
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017080400887&g=int
女王の隣に埋葬はイヤ=不満抱く殿下が表明-デンマーク



デンマークのマルグレーテ女王(右)と夫のヘンリック殿下=4月16日、デンマーク中部オーフス(DPA=時事)
 【ストックホルムAFP=時事】デンマーク王室は3日、マルグレーテ女王(77)の夫、ヘンリック殿下(83)が死後に妻の隣に埋葬しないでほしいとの意向を示したと明らかにした。ヘンリック殿下は自身が女王の補佐的な役割にとどまっていたことに長らく不満を抱いていた。
〔写真特集〕世界のロイヤルファミリー

 ヘンリック殿下はフランス生まれ。1972年の女王の即位に伴い、「王配(女王の夫)」となったが、本人は王の称号を与えられることを望んでおり、たびたび不満を口にしていた。殿下は2016年にすべての公務から退いている。
 デンマーク紙BTによれば、ヘンリック殿下の意向を女王も受け入れた。デンマーク王室では君主夫妻がロスキレ大聖堂に共に埋葬されることが慣例となっているが、これが破られる。(2017/08/04-16:51) 関連ニュース

1345チバQ:2017/08/05(土) 09:08:48
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170805/k10011088341000.html
ルワンダ大統領選 現職再選確実 長期政権に懸念
8月5日 6時42分
アフリカのルワンダで大統領選挙が行われ、現職のカガメ氏の再選が確実だと伝えられています。ルワンダは20年余り前に大虐殺が起きたあと、カガメ政権の下で経済成長を続けていますが、長期政権によって独裁色が強まっていると懸念する声も出ています。
ルワンダの大統領選挙は、現職のカガメ大統領のほか野党の候補など2人が立候補し、4日に投票が行われました。現地のメディアは、カガメ氏が圧倒的な支持を集め3回目の当選を確実にしたと伝えています。

ルワンダでは23年前、80万人以上が犠牲となる大虐殺が起き、カガメ氏が率いる反政府勢力が全土を掌握しました。カガメ氏が就任してから17年になりますが、ルワンダは強い指導力の下でアフリカでも有数の高い経済成長を実現していて、IT立国を目指すなど日本企業からも注目されています。

一方で、おととし、国民投票を経て憲法が改正され、カガメ氏は選挙で勝利し続ければ2034年まで大統領職を続けることが可能になりました。

野党側を弾圧するなどカガメ氏の強権的な政治手法には内外から批判も出ており、長期政権によって独裁色が強まっていると懸念する声も出ています。

1346チバQ:2017/08/06(日) 13:24:10
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170806-35105362-cnn-int
制憲議会が発足、政権批判の検事総長を罷免 ベネズエラ
8/6(日) 13:02配信 CNN.co.jp
カラカス(CNN) 南米ベネズエラで先月末に実施された選挙結果を受けて制憲議会が発足し、5日に審議を開始した。マドゥロ政権を批判してきたオルテガ検事総長の罷免(ひめん)が満場一致で決まった。

オルテガ氏は今後公職に就くことや出国を禁止され、資産を凍結された。

初日の審議は国営テレビで生放送された。議長がオルテガ氏の罷免を宣言すると、500人以上の議員が一斉に拍手した。

同氏は先月30日の制憲議会選挙をめぐる不正について捜査を開始すると表明していた。

罷免直前には政府軍の兵士ら数十人が検察庁周辺に出動し、オルテガ氏や部下らの立ち入りを阻止した。同氏は現場で記者団に「これは独裁主義であり、弾圧だ」と述べた。

これに先立ち、米州機構(OAS)の人権委員会は5日、ベネズエラ政府に対してオルテガ氏の身の安全を保証し、職務を続行させるよう求めていた。

同氏は罷免にともない、政府当局者に認められる免責特権を失った。最高裁によると、在任中の「重大な罪」で訴追される見通しだ。

マドゥロ氏を支持するサーブ氏が暫定的に後任に就いた。同氏は就任演説で、オルテガ氏は相次ぐ暴動を阻止できなかったと非難した。

オルテガ氏は罷免の数時間後、制憲議会の動きを「憲法を覆すクーデターだ」と批判し、「全国民のために命が尽きるまで戦い続ける」と宣言した。

初日の審議ではさらに、制憲議会の任期を6カ月から2年に延長することも満場一致で承認された。

1347チバQ:2017/08/07(月) 19:07:32
http://www.afpbb.com/articles/-/3138217
ルワンダ大統領選、現職のカガメ氏 得票率98%で3選確実
2017年08月05日 09:03 発信地:キガリ/ルワンダ
【8月5日 AFP】アフリカ中部ルワンダで4日、大統領選が行われ、現職のポール・カガメ(Paul Kagame)氏の3選が確実となった。

 選挙管理委員会が同日発表した開票率80%時点の開票結果によると、カガメ氏は約540万票を獲得し、得票率は再選に必要な過半数を大幅に超える98.66%となった。

 選管のカリサ・ムバンダ(Kalisa Mbanda)委員長は「明日の開票も同じ傾向が続き、開票が100%終わった時点でも結果は変わらないと考えている」と述べた。有権者は約690万人で、選管は投票率を97%と推定している。(c)AFP

1348チバQ:2017/08/07(月) 20:01:23
https://news.goo.ne.jp/article/newsweek/world/newsweek-E197328.html
ルワンダ大虐殺の記憶が政権交代を阻む
11:10ニューズウィーク日本版

<大統領選で3選目を目指すカガメに人権弾圧疑惑。だが国を発展に導いた功績を評価する声は大きい>

6月、ルワンダの首都キガリ。フランシス・ヌドゥウィマナは自分が経営する食料品店の表に座り、8月4日の大統領選に求めるのは政権交代だと語った。

「(現職のポール・)カガメにはうんざり」と言うヌドゥウィマナは、多数派民族フツの出身。「でも大統領を批判したら、国を分断するのかと政府ににらまれ、投獄されるか殺される」

少数派民族ツチの出身で00年から大統領の座にあるカガメが再選を目指すなか、多くの国民、特にフツは不安を募らせる。彼らに言わせれば、現政権は反対意見を封じている。独裁制への不安もある。カガメは3選を禁じた憲法を15年に国民投票で改正し、最長34年まで権力の座にとどまれるようにした。

だが、変化を求める人ばかりではない。「カガメは身を削って国民に尽くしてきた」と、ツチのシャルル・ベカニボナはたたえる。「永遠に国を治めてほしい。彼こそ平和の人だ」

フツの過激派がわずか100日で、80万人以上のツチと穏健派のフツを殺した94年の大虐殺から23年。この国では今も民族が政治を分断する。多くの国民、特にツチは、ゲリラ組織ルワンダ愛国戦線を率いて大虐殺を終息させたカガメを評価している。

社会を変えた功績だけでカガメは続投に値するという声も、民族の垣根を越えて聞こえてくる。カガメは義務教育を無償化し、国民の95%が高速インターネットを使えるようにした。乳幼児と妊産婦の死亡率を半減させ、若者の雇用と貿易を促進し、汚職と闘った。

汚職監視団体トランスペアレンシー・インターナショナルの発表によると、今のルワンダはサハラ以南のアフリカで3番目にクリーンな国だ。

平均年収は700ドルと低く、国家予算の30%を外国の援助に頼るなど課題は残るが、ルワンダは前進している。今年の経済成長率の予測も7%と高い。

【参考記事】紛争鉱物の規制を撤廃? アメリカの強欲がアフリカで新たな虐殺を生む

反対派は投票できない

だがヌドゥウィマナのようなルワンダ人にとっては自分たちが受けてきた抑圧の前に、カガメの功績も吹き飛んでしまう。



人権擁護団体ヒューマン・ライツ・ウォッチは、今回の大統領選に絡んでカガメ政権が反対派を弾圧していると非難した。反体制派の活動家が不審な失踪を遂げ、政府に批判的なメディアも閉鎖された。

当然、意見は出自に大きく左右される。フツの飲食店経営者アラン・ムホーザは「現政権は、カガメが再選しないとまた虐殺が起こると脅し、不安をあおる」と語った。「94年のことがあるから、国民の不安は大きい。投票所で身元が割れるのが怖いから、カガメに投票したくない有権者は選挙に行かない」

【参考記事】「米国を再び強く安全に」ボコ・ハラム拉致少女、トランプに訴え

ツチの見方は違う。「国の舵取りを運任せにはできない」と言う教師のエティエンヌ・ウウィネザは、夫と5人の子供のうちの2人を虐殺された。「カガメはこの国に貢献できる。国民を分断し、再び虐殺を引き起こしかねない新しい人物を、大統領に選ぶわけにはいかない」

主な対立候補は民主緑の党のフランク・ハビネザ党首と、無所属で出馬したディアーヌ・ルウィガラ。ツチの富豪の娘で女性の権利擁護を訴える活動家のルウィガラは、11の政党のうち9党が候補を立てずカガメ支持に回った理由を、恐怖のせいだと説明する。「現政権を恐れて、みんな口をつぐんでいる」と、ルウィガラは言った。

公然とカガメを批判する彼女が立候補を取りやめなかったことが、ルワンダのささやかな希望かもしれない。


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[2017.8. 8号掲載]
トニー・オンユーロ

1349チバQ:2017/08/07(月) 20:02:14
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20170808k0000m030016000c.html
<ベネズエラ>政情不安で国外脱出増加
17:32毎日新聞

 【カラカス朴鐘珠】マドゥロ大統領の専制体制が強まるベネズエラで、政情不安や不況を理由に国外へ移住、または亡命する国民が増えている。4日には大統領派で固めた制憲議会を招集。「圧政」に不満を抱く国民の国外脱出の流れが更に進むとみられる。

 今月3日の夜明け前。首都カラカスの高級住宅街の一角にあるポルトガル領事館前に、老若男女25人が行列を作っていた。

 先頭は午前5時から待っている外科医の女性、ラニ・フィゲイラさん(33)。ポルトガル国籍と旅券(パスポート)の取得手続きに来た。勤務先の病院で犯罪者集団に押し入られ、体を縛り上げられる被害に2度も遭った。犯罪率の高さに嫌気が差し、移住を決意したという。「治安悪化の責任は貧困を解消できない政府にある。制憲議会ができても不況と犯罪の悪循環が改善されるとは思えない」

 隣でうなずきながら聞いていた2児の父、ジルベルト・デフレイタスさん(38)も「(マドゥロ政権の)強権政治は個人の自由を次々に奪う。どこの国でもいいから、私も早く移住したい」

 ベネズエラは移民の多い国だ。ポルトガルやスペイン、イタリアといった、祖先の母国との二重国籍を取得するのは難しくなく、資金さえあれば国外移住のハードルは低い。

 今月に入り、カラカス空港発の航空便は空席がほとんどない。AP通信によると、欧州への移住だけでなく、米国への亡命申請も増加傾向にある。今年1〜3月の申請者は8301人で、前年同期3507人の倍以上だ。

 一方、ベネズエラの隣国ブラジルでは国境の街の病院にベネズエラ人の患者が殺到し、地元住民の診察が滞る事態が起きている。ベネズエラの不況に伴う医薬品不足が原因だ。

 ベネズエラの現地通貨ボリバルの価値は、市中で取引される闇レートが今年5月に1ドル=5500ボリバル程度だったが、現在は1万9000ボリバルに迫る勢いで急落。自国通貨の価値が日に日に目減りする現状を目の当たりにし、できるだけ早く外貨に両替して国外に資産を移そうとする国民の意思が働き、移住を後押しする結果を招いている。

1350チバQ:2017/08/07(月) 20:04:33
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20170807-567-OYT1T50019.html
ベネズエラ軍基地、軍服の集団が襲撃…鎮圧
11:06読売新聞

 【リオデジャネイロ=田口直樹】南米ベネズエラからの報道によると、同国政府は6日、北部カラボボ州バレンシアの軍基地が軍服を着た約20人の集団に襲撃されたと発表した。

 集団は武器を奪おうとしたが、治安部隊に鎮圧され、2人が死亡、1人が負傷。7人が身柄を拘束されたという。

 インターネット上にはこの集団とみられる動画が投稿され、大尉を名乗る人物が「憲法秩序を取り戻すための市民と軍の行動だ」として暫定政権の樹立を要求。政権派で固めた制憲議会を設置し、権限集中を進めるマドゥロ大統領に対する蜂起を呼びかけた。

 基地の近くでは抗議デモの参加者が治安部隊と衝突し、参加者1人が死亡した。

 ロペス国防相は軍関係者を含む市民らの集団が襲撃を実行したとの見方を示し、「今日のテロ攻撃はプロパガンダのための見せ物にすぎない」と非難した。

https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-170806X484.html
ベネズエラを資格停止=メルコスル
08月06日 09:43時事通信

 【サンパウロ時事】ブラジル、アルゼンチン、ウルグアイ、パラグアイ、ベネズエラで構成する南米南部共同市場(メルコスル)は5日、サンパウロで開いた外相会議で、マドゥロ大統領が独裁体制を強化しているベネズエラの無期限の加盟資格停止を決めた。

 ブラジルのヌネス外相は記者団に対し「われわれは、死や抑圧はもうたくさんだ、今すぐやめろと言っている。国民を苦しめてはならない」と強調した。

https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20170806k0000m030136000c.html
<ベネズエラ>検事総長を解任 専制体制を強化
08月06日 01:36毎日新聞

 【カラカス朴鐘珠】ベネズエラの最高裁は5日、政権批判を続けてきたオルテガ検事総長を解任した。制憲議会が発表した。これに先立ち、治安部隊が検事総長の執務室がある首都カラカスの検察庁庁舎を包囲していた。制憲議会により野党連合が多数を占める国会が閉鎖されるのは確実で、マドゥロ大統領を頂点とした専制的体制はさらに強化される。

 こうした事態を受け、南米諸国で構成する関税同盟「南米南部共同市場」(メルコスル)は5日、ベネズエラの資格停止を決定した。

 4日に招集された制憲議会で議長に選出されたマドゥロ大統領の側近で女性のロドリゲス前外相(48)は、反政府デモを指揮してきた野党連合は「正義の裁きを受けるだろう」と述べていた。

 野党連合は7月30日の制憲議会選の正当性を認めず、候補者を擁立しなかった。当選した545人の与党派議員は4日、国会議事堂で就任を宣誓。その後、チャベス前大統領の霊廟(れいびょう)を訪れ、チャベス政権を引き継いだマドゥロ政権を支持する方針を明確に示した。

 既に最高裁も支配下に置くマドゥロ氏は、国会の閉鎖に伴い、事実上全権を掌握する。

 野党連合に残る策は国際的圧力によるマドゥロ政権の孤立化だ。ただ安易な経済制裁は「食料品や医薬品の不足に苦しむ国民の窮状を更に悪化させる」とベネズエラの外交筋は懸念する。政権・軍幹部らが国外に分散した資産を凍結すればやがてマドゥロ氏は求心力を失い軍の反乱などが起きる可能性はあると同筋は指摘している。

1351チバQ:2017/08/08(火) 19:52:02
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-170808X740.html
ケニアで大統領選=接戦で混乱懸念
14:42時事通信

 【ロンドン時事】アフリカ東部のケニアで8日、大統領選の投票が実施された。8人が立候補したが、初代大統領の息子で再選を目指すウフル・ケニヤッタ大統領(55)と、野党勢力が結集した「国民スーパー連合」(NASA)候補のライラ・オディンガ前首相(72)の事実上の一騎打ち。世論調査によれば、接戦となっており、選挙後の混乱が懸念されている。

 15日までに公式結果が発表されるが、いずれの候補も過半数に達しない場合は上位2人による決選投票となる。

 前々回の大統領選(2007年)では、不正疑惑への抗議行動が与野党支持者間の衝突に発展。約1200人の死者が出たほか、60万人が家を追われ避難する事態となった。

 07年の選挙で当選したキバキ大統領を支援したケニヤッタ氏は「暴動の首謀者」として国際刑事裁判所(ICC)に訴追されたが、同氏は13年の大統領選に出馬して、オディンガ氏を破り当選。ICCの検察官は証拠を固めることができず、14年に訴追を取り下げた。

 今回も、オディンガ氏が「ケニヤッタ氏は不正なしには勝利できない」と述べるなど舌戦がエスカレートしている。7月末には、ルト副大統領の自宅が武装集団に襲撃されたほか、電子投票システム導入の責任者が何者かに拷問を受け殺害される事件も発生、緊張が高まっている。18万人の治安要員が警備に当たっているが、多くの市民が暴力の再発を恐れ、都市部を脱出している。

1352チバQ:2017/08/08(火) 20:50:13
https://mainichi.jp/articles/20170808/k00/00m/030/130000c
ケニア大統領選
現職と元首相が接戦 国内緊張高まる

毎日新聞2017年8月7日 23時06分(最終更新 8月7日 23時38分)
【ナイロビ小泉大士】ケニアで8日、任期満了に伴う大統領選が行われる。再選を狙う現職ケニヤッタ大統領(55)と野党連合候補のオディンガ元首相(72)が激しい接戦を展開。支持者間で緊張が高まっており、投票結果を巡る混乱を懸念する声も出ている。

 最新の世論調査ではケニヤッタ氏が支持率47%で、44%のオディンガ氏をややリード。ただ、両者とも当選要件の過半数の得票を確保できるかは微妙で、決選投票までもつれる可能性がある。選管によると、両者を含む8人が立候補している。

 政治的緊張が高まる中で懸念されるのが、治安の悪化だ。2013年の前回選はおおむね平穏だったが、07年の前々回は選挙結果の発表後に与野党の支持者が衝突して大規模な暴動が発生、1100人以上が死亡した。


オディンガ氏(左)=ロイター
 1963年の独立後に誕生した4人の大統領のうち、ケニヤッタ氏を含む3人は最大民族のキクユ人出身。ケニアは「指導者が出身民族を優遇する政治文化が色濃く残る」(ナイロビ大のオデラ教授)。今回もケニヤッタ氏と第3の民族ルオ人出身のオディンガ氏の政策に大きな違いはなく、互いに出身民族を中心に票を固めていることが、民族間の緊張を高めている。

 さらに過去2回の大統領選では、票の水増し疑惑や集計の不手際が混乱を招いた。4度目の挑戦で背水の陣となるオディンガ氏は「与党は今回も開票作業で不正をもくろんでいる」と主張している。

 投票1週間前には選管幹部の殺害事件が発生。不正防止の要とみられた電子集計システムの責任者だったことから、背後関係を巡りさまざまな臆測が飛び交った。投票後の混乱を警戒して避難したり、食料の買いだめに走ったりする人も相次いでいる。

1353チバQ:2017/08/11(金) 00:11:26

8043 :チバQ :2017/08/09(水) 20:33:14
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170809-00000100-mai-m_est
<ケニア>大統領選現職優勢 野党候補は「大規模な不正」
8/9(水) 19:52配信 毎日新聞
 【ナイロビ小泉大士】ケニアの選挙管理委員会は9日、投票が8日に行われた大統領選で、現職のケニヤッタ大統領が野党連合候補のオディンガ元首相をリードしているとの暫定結果を発表した。オディンガ氏は集計で「大規模な不正があった」と主張しており、混乱も懸念される。

 ケニアでは2007年の前々回選で結果を巡って大暴動が起き、1100人以上が死亡している。選管によると、今回の選挙では、全体の9割以上の投票所の集計が終了した時点で、ケニヤッタ氏の得票率は約54%。次点のオディンガ氏に10ポイント近い差を付けている。

 オディンガ氏は9日「選管のデータベースがハッキングされ、結果の改ざんが行われた」と発言。投票1週間前に殺害された選管幹部のIDを使って、与党側がサーバーに侵入したと主張し、集計結果の受け入れを拒否している。オディンガ氏は「国民は平静を保つよう求める」とも述べたが、支持者が結果に反発して治安の悪化を招く可能性がある。

 ケニアには日系企業も多く進出し在留邦人は約800人。投票後の混乱を恐れ国外避難する動きも出ている。


8044 :チバQ :2017/08/09(水) 22:00:32
https://mainichi.jp/articles/20170809/k00/00e/030/258000c
ベネズエラ
大統領派の制憲議会、本会議場を支配

毎日新聞2017年8月9日 10時20分(最終更新 8月9日 10時23分)
 【サンパウロ朴鐘珠】ベネズエラのマドゥロ大統領派で固めた制憲議会が8日、国会議事堂内の本会議場で審議を開いた。大手紙ナシオナルが報じた。4日に招集された制憲議会が、野党が多数派の国会に代わって本会議場も物理的に支配する形となった。

 報道によると、8日の審議で、制憲議会を国内最高の権力機関と定める布告が承認された。今後は、制憲議会が定める法令や決定事項に異議を唱えることが禁じられる。

 また、現在の社会主義体制の基礎となるチャベス前政権が発足した1999年までさかのぼり、この間に行われた反政府活動を捜査する機関として「真相委員会」の設置も承認。反政府デモを指揮してきた野党幹部を訴追する狙いがあるようだ。

 国会議員167人の座席が置かれていた本会議場は8日、制憲議会議員545人ですし詰め状態になった。演壇にはチャベス氏の肖像画も飾られた。


8045 :チバQ :2017/08/09(水) 22:46:16
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017080900133&g=int
不信任否決も与党から造反=南ア、大統領に強まる批判



8日、南ア議会があるケープタウンで、不信任決議案の採決を乗り切り、支持者を前に演説するズマ大統領(EPA=時事)
 【ロンドン時事】南アフリカの国民議会(下院、定数400)は8日、野党が提出したズマ大統領への不信任案の採決を行い、賛成177、反対198で否決した。しかし、賛成票は151の野党議席を26も上回り、大統領の与党・アフリカ民族会議(ANC)から多数の造反があったことが浮き彫りとなった。
 AFP通信によれば、最大野党・民主同盟(DA)のマイマネ党首は採決後、「結果は大方の予想より僅差だった」と指摘した。
 2009年以来大統領の座にあるズマ氏の不信任案否決は8回目。しかし、今回初めて無記名で投票が行われた。これにより大統領に不満を抱くANC議員が造反しやすくなり、可決される可能性もあるとみられていた。
 ズマ大統領については、腐敗が繰り返し批判されており、野党のみならずANC内でも辞任を求める声が上がっている。3月には、財政健全化路線を進め市場の信認が厚かったゴーダン財務相を更迭したことで、通貨ランドの急落など市場の混乱を招いた。(2017/08/09-04:35) 関連ニュース


8046 :チバQ :2017/08/09(水) 22:47:48
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017080900303&g=int
反体制派市長に禁錮刑=デモ隊排除命令に従わず-ベネズエラ



ベネズエラ・チャカオ市の反体制派市長、ラモン・ムチャチョ氏=5月25日、チャカオ(AFP=時事)
 【サンパウロ時事】南米ベネズエラの最高裁は8日、道路封鎖を続けていた反政府デモ隊の排除命令に従わなかったとして、首都カラカスに隣接するチャカオ市の反体制派市長、ラモン・ムチャチョ氏に禁錮1年3月を言い渡すとともに、同氏の解任と身柄拘束を命じた。最高裁は反米左派のマドゥロ大統領寄りの姿勢を鮮明にしている。
 ムチャチョ氏は「平和的にデモを行う権利の保障という本来の仕事を遂行したことで責めを受けている」と正当性を訴えるとともに、「われわれは困難な情勢にあるが、落ち着いて心を強く持とう」と支持者に呼び掛けた。(2017/08/09-08:47)

1354チバQ:2017/08/12(土) 16:09:18
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASK8D1S04K8DUHBI001.html
ケニア大統領選、現職が再選 対立候補「大規模な不正」

09:43

 ケニアで8日に投票された大統領選で選挙管理委員会は11日夜、現職のケニヤッタ大統領が再選されたと発表した。敗れた野党連合候補のオディンガ元首相陣営は「大規模な不正が行われた」と結果の受け入れを拒否する姿勢を示しており、両陣営の間で緊張が高まっている。

 選管発表によるとケニヤッタ氏の得票率は54・27%で、オディンガ氏は44・74%。ケニヤッタ氏は選管発表を受けて「再びケニアと国民のために身を捧げる」と宣言。「我々は一つの共和国の国民だ。暴力は必要ない」と野党陣営に融和を訴えた。

 ケニアでは、大統領が出身民族を優遇する傾向が強い。ケニヤッタ氏は最大民族キクユ出身で、オディンガ氏は3番目に多いルオ民族の出身。前々回の2007年の選挙では選挙結果の発表後、大規模な暴動が発生して1100人以上が死亡。今回も衝突の発生が懸念されている。(ヨハネスブルク=三浦英之)

1355チバQ:2017/08/12(土) 16:10:21
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20170812k0000e030169000c.html
<ケニア大統領選>現職が再選 野党は受け入れ拒否

09:28

 【ナイロビ小泉大士】ケニア選挙管理当局は11日夜、同国大統領選で現職のケニヤッタ大統領(55)が、野党連合候補のオディンガ元首相(72)を破り、再選したと発表した。オディンガ陣営は集計に不正があったとして結果の受け入れを拒否。支持者の一部が暴徒化して治安部隊との衝突が起きている。

 選管の最終結果によると、ケニヤッタ氏は約820万票(得票率約54%)を獲得。オディンガ氏は676万票(同45%)だった。初代大統領を父に持つケニヤッタ氏は、中国政府の融資で建設された長距離鉄道など、インフラ整備の実績を訴えて支持を固めた。

 一方、選管のサーバーがハッキングされたと訴えていた野党陣営は「茶番だ」と結果に猛反発。オディンガ氏の支持者が多いナイロビ市内のスラムや西部キスムでは結果発表を受けて若者らが暴力行為に走り、治安部隊が催涙弾を発射するなどして鎮圧にあたった。ケニヤッタ氏の出身民族キクユ人が経営する商店が略奪の標的になったとの情報もある。

 ケニヤッタ氏は勝利演説で「選挙が終われば敵も味方もない」と野党側に協力を呼びかけたが、オディンガ氏は沈黙を保っている。各国の選挙監視団は結果に不服があれば裁判所に訴えるよう促していたが、野党陣営は2013年の前回選で退けられた法廷闘争には否定的で、今後の対応次第では治安の悪化が広がる恐れもある。

 ケニア大統領選では過去にも結果の受け入れを巡って混乱が繰り返され、07年の前々回選では大規模な暴動が発生して1100人以上が死亡している。

1356チバQ:2017/08/12(土) 16:13:28
https://news.goo.ne.jp/article/hochi/nation/20170811-134-OHT1T50167.html
26歳モデルが大阪府議選に無所属で出馬を表明 民進は堺市長選との相乗効果期待

08月11日 20:55

大阪府議会議員補欠選挙に立候補を表明した後給鈴菜氏 【報知新聞社】

(スポーツ報知)

 大阪・堺市長選(9月24日投開票)に大阪維新の会の永藤英機大阪府議(41)=堺市堺区選出=が出馬することに伴う、同区の府議会議員補欠選挙(同日投開票)に、新人の後給鈴菜(ごきゅう・すずな)氏(26)が無所属で立候補する。11日に大阪市内で表明した。民進党が推薦する。

 後給氏は理学療法士として医療現場に携わる傍ら、ここ2年ほどはモデルとしても活躍。雑誌やドレスのモデルのほか、「日本ジュエルアート協会ジュエルアートアワード2016」「関西コレクションファッションリーダースreal4」「神戸ウェディングクイーン2017」「ミスユニバースジャパン2017千葉大会」などでファイナリストに名を連ねている。「理学療法士が本業。今はほとんど活動はしていない」というが、ショートカットが似合う才色兼備の候補だ。

 堺市でのイベント参加や環境浄化活動などを通じて民進党議員と知り合ったことがきっかけで政治の道に関心を抱き、無所属での出馬に至った。「高齢の方々が生きがいを持てる、子供たちが夢を持てる明るい社会づくりを目指したい。政治の世界では未熟だが、府民、市民と寄り添いながら精進していきたい」と決意表明した。

 民進党大阪府連代表の平野博文衆院議員(68)は「姿勢がよく、スポーツもできる。専門的な知見もある。我々が推薦する候補者としては久々に明るいニュース」と笑顔。堺市長選では現職・竹山修身氏(67)が3選を目指すが「ポスターをセットにするなどで、相乗効果が生まれてくると思う」と話した。

1357チバQ:2017/08/12(土) 16:14:18
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASK8C5JYXK8CUHBI013.html
ケニア大統領選、混乱広がる 支持者間の衝突、死者も

08月11日 19:16

 ケニアで8日に投票された大統領選で、選挙管理委員会は97%の投票所の集計が終わった時点で、現職のケニヤッタ大統領が野党連合候補のオディンガ元首相を約10ポイント上回っていると発表した。これに対し、オディンガ氏陣営は「大規模な不正が行われた」と選挙結果の受け入れを拒否する姿勢を示し、自らの勝利を主張し始めている。各地で混乱や支持者間の衝突が始まり、死者も出始めている。

 ケニアでは、大統領が出身民族を優遇する傾向が強い。ケニヤッタ氏は最大民族キクユ出身で、オディンガ氏は3番目に多いルオ民族の出身。前々回2007年の選挙では選挙結果の発表後、暴動が起きて1100人以上が死亡した。今回も民族間で衝突が起こる可能性が指摘されている。(ヨハネスブルク=三浦英之)

1358チバQ:2017/08/13(日) 15:10:07
http://www.afpbb.com/articles/-/3139046
ケニア大統領選、野党は抗議続行を明言 混乱の死者11人に
2017年08月13日 12:18 発信地:ナイロビ/ケニア

政治
【8月13日 AFP】ケニアで現職のウフル・ケニヤッタ(Uhuru Kenyatta)大統領が勝利した大統領選をめぐり、敗北した野党連合「国民スーパー連合(National Super Alliance、NASA)」は12日、選挙結果は「いかさま」だと主張し、選挙結果が覆るまで抗議を継続すると明言した。大統領選結果への抗議行動は一部で暴動に発展し、これまでに11人が死亡した。

 8日に行われた大統領選はケニヤッタ大統領が11日夜に勝利宣言を行ったが、対立候補だった野党連合のライラ・オディンガ(Raila Odinga)氏は選挙で大規模な不正が行われたと主張。オディンガ氏の拠点で即座に支持者らによる抗議行動が発生した。

「国民スーパー連合」は今後の対応策は未定ながらも選挙結果への不服を法廷闘争に持ち込むことは拒否しており、抗議を続けていく構えだ。

 一方、フレッド・マティアンギ(Fred Matiangi)内相は12日、抗議行動の参加者らを「犯罪分子」と非難した。

 選挙後の暴動はケニアでは珍しいことではなく、2007年の大統領選後にも、民族および政治的な対立をめぐる衝突が2か月間続き、1100人が死亡、60万人が避難を余儀なくされている。

■野党側は死者「100人」と主張

 警察幹部の情報によると、11日夜以降、首都ナイロビ(Nairobi)の遺体安置所には計8人の遺体が搬送された。遺体はナイロビのスラム街マザレ(Mathare)、キベラ(Kibera)、カワングワレ(Kawangware)から運び込まれたもので、大半は銃撃を受けた痕があったという。

 AFPのカメラマンも、マザレで子ども1人の遺体を目撃した。家族によると、この子どもは自宅4階のベランダからデモを眺めていたところ、背中を撃たれたという。

 また、別の警察官によるとケニア南西部シアヤ(Siaya)の抗議行動で男性1人が銃で撃たれ死亡。西部キスム(Kisumu)郊外の抗議行動でも1人が銃撃を受けて死亡したと地元政府関係者が認めた

 国際医療支援団体「国境なき医師団(MSF)」は、ケニアの診療所でこれまでに負傷者54人の治療を行ったとツイッター(Twitter)で明らかにした。

 一方、「国民スーパー連合」のジョンソン・ムサマ(Johnson Muthama)氏は、抗議行動絡みで約100人が死亡したと主張しているが、証拠は示していない。

 AFP独自の集計では、9日以降の大統領選関連の死者は17人。(c)AFP/Fran Blandy with Tristan McConnell

1359チバQ:2017/08/15(火) 16:13:58
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASK8G321ZK8GUHBI004.html
ケニアで暴動、16人死亡 大統領選結果めぐり混乱続く

08月14日 17:50

 大統領選結果をめぐる混乱が続くケニアで、8日の投票以降、暴動で市民16人が死亡した。AFP通信が報じた。

 AFP通信によると、現職ケニヤッタ氏の再選が発表された11日以降、首都ナイロビなどで「不正があった」として結果を認めない野党支持者と与党支持者の間で衝突が激化。一部はこん棒や弓で武装している。

 敗北した野党連合候補のオディンガ元首相は13日、ナイロビのスラム街で「選挙は盗まれた。我々は決してあきらめない」と演説。「働かないように」と抗議のストライキを支持者に呼びかけた。

 選管発表によると、ケニヤッタ氏の得票率は54%でオディンガ氏は45%だった。

1360チバQ:2017/08/16(水) 19:53:18
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASK8G6CYKK8GUHBI01T.html
大混乱のベネズエラ経済 深刻な食料不足、市民に直撃
07:43朝日新聞

大混乱のベネズエラ経済 深刻な食料不足、市民に直撃
商品が不足し、空っぽの売り場が目立つベネズエラ・カラカスのスーパー=2017年7月28日、ラファエル・エルナンデス氏撮影
(朝日新聞)
 国会の権限を上回る制憲議会の招集が強行された南米ベネズエラで、経済の混乱が深刻化している。政府の経済政策の失敗が招いたここ数年の物不足やインフレが、主要輸出品である原油の国際価格の下落でさらに悪化。食料品や医薬品の不足に拍車が掛かり、年720%とされるインフレ率は世界最悪レベルだ。マドゥロ政権が強権的な姿勢を強めるなか、国民は生活の厳しさに直面している。

 首都カラカスでは、至るところで市民の長い行列を目にする。米や油、砂糖などの食料品を求めてスーパーに並ぶ人たちだ。物不足は数年前から起こり始めたが、この1〜2年で状況はさらに深刻になった。

 「ほしいものが手に入らない。早朝から並んでも何も買えないことがある」。話を聞こうと声をかけると、数人が一斉に不満を口にした。市民の間には殺伐とした空気が広がり、行列での口論から殺し合いに発展する事件も起きたという。

 カラカス中心部のスーパーでは野菜やお菓子はあるものの、小麦粉や鶏肉などの生活に欠かせない食料品はすべて品切れだった。商品の種類も少なく、一つの棚を同じ商品が占める。

 店長のアドゥリアン・レデロンさん(33)は「6年ほど前から品物が減り始め、最近は特に悪化した。ふだんはビスケットや野菜を食べている。1日2食の人も多い」と嘆いた。

 政府が管理する公定レートは実態を反映しておらず、チャベス前大統領の死去直後の13年4月に闇レートで1ドル=約24ボリバルだった為替相場は、制憲議会選挙があった今年7月30日には1ドル=1万ボリバル以上に急落した。スーパーでは毎週、20%以上も価格が上がる。

 食料品が店頭に並んでも一般市民には高額で手が出ない場合がほとんどだ。5人家族の食費に必要とされるのは月約144万ボリバルだが、1カ月の最低賃金は約9万7千ボリバル。大手スーパーでは米1キロが1万5千ボリバル以上で売られる。カラカスでは路上で生ゴミをあさる人の姿も多く、餓死者も出たという。

 物不足は医療現場でも深刻だ。必要な医薬品が手に入らず、患者の治療ができない状態が続いている。

 カラカスの小児病院で働くエドガル・ソティジョ医師(50)は「医薬品や設備の不足で治療できない例を毎日見ている。救える命が失われている」と窮状を訴える。最近も指に釘が刺さった4歳の男の子が、抗生物質の不足で指を切断したケースがあったという。

1361チバQ:2017/08/20(日) 00:08:59
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20170819k0000e030257000c.html
<ベネズエラ>制憲議会に立法権付与

08月19日 10:18

 【サンパウロ朴鐘珠】南米ベネズエラの制憲議会は18日、国会の立法権を剥奪し、制憲議会に付与する布告を了承した。これにより、野党系が多数を占めた国会の機能は完全に失われ、行政、司法、立法を支配するマドゥロ政権の独裁体制が一段と進んだ。

 布告は制憲議会に立法権を付与する理由として「平和、安全、主権、経済、金融、国有資産、人権を確実に守るため」と説明。政権に批判的な野党の存在が国の安定を脅かしていると主張した。

 布告承認後、ロドリゲス議長は演説し「(外国メディアは)制憲議会が国会を解散すると再三報じているが、解散はしない。(野党議員に)休暇など取らせない」と述べた。与党・統一社会党副党首のカベジョ議員も、国会解散を否定したうえで「国民のために働く国会が必要だ」と述べた。だが、立法機能を奪われた国会の今後の役割について具体的には説明しなかった。

 マドゥロ政権は、国会を解散せず形式的に残すことで、国際社会からの批判をかわす思惑があるとみられる。米国や欧州連合(EU)、周辺の中南米諸国は今月4日に発足した制憲議会を強圧的と批判し、承認していない。

 国会は前回議会選挙で野党が過半数を制した2015年12月以降、最高裁がその正当性を認めず、立法府としての機能を停止される状態が続いていた。

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1362チバQ:2017/08/20(日) 00:45:57
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170819-00000045-asahi-int
議員が二重国籍、揺れる豪州 7人発覚、辞職のケースも
8/19(土) 16:51配信 朝日新聞デジタル
 憲法が二重国籍者の議員就任を禁じるオーストラリアで、野党ニック・ゼノフォンチームのニック・ゼノフォン上院議員(58)が19日、父親が英領時代のキプロス出身だったため、自身も英国籍を持っていた、と発表した。豪州の国会議員で、二重国籍が問題になったのは7人目。海外にルーツを持つ議員が多く、「二重国籍疑惑」はさらに続く気配だ。

 同議員の父は1960年まで英領だったキプロスの出身で51年に豪州に移住。自身は59年に豪州で生まれた。英政府に照会したところ、英領時代の父の英国籍が受け継がれていた。

 豪州では7月、外国生まれの野党の上院議員2人が二重国籍が発覚して辞職。その後、ターンブル首相率いる自由党と連立政権を組む国民党党首のジョイス副首相(下院議員)、ナッシュ地域開発相(上院議員)、カナバン上院議員も親が外国出身などの理由でそれぞれ、ニュージーランド、英国、イタリアとの二重国籍が発覚した。また、野党ワンネーションのロバーツ上院議員が議員になる際に二重国籍だった疑惑が浮上している。

 ただ、ゼノフォン議員ら5人は、自らの意思と関係なく外国籍を持っていたとして辞職せず、最高裁に議員の資格があるかの判断を求める。カナバン議員は7月25日の発覚時に、閣僚(資源・北部担当相)を辞任したが、ジョイス、ナッシュ両氏は閣僚も辞任していない。

朝日新聞社

1363とはずがたり:2017/08/20(日) 19:59:24

議員が二重国籍、揺れる豪州 7人発覚、辞職のケースも
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170819-00000045-asahi-int
8/19(土) 16:51配信 朝日新聞デジタル

 憲法が二重国籍者の議員就任を禁じるオーストラリアで、野党ニック・ゼノフォンチームのニック・ゼノフォン上院議員(58)が19日、父親が英領時代のキプロス出身だったため、自身も英国籍を持っていた、と発表した。豪州の国会議員で、二重国籍が問題になったのは7人目。海外にルーツを持つ議員が多く、「二重国籍疑惑」はさらに続く気配だ。

 同議員の父は1960年まで英領だったキプロスの出身で51年に豪州に移住。自身は59年に豪州で生まれた。英政府に照会したところ、英領時代の父の英国籍が受け継がれていた。

 豪州では7月、外国生まれの野党の上院議員2人が二重国籍が発覚して辞職。その後、ターンブル首相率いる自由党と連立政権を組む国民党党首のジョイス副首相(下院議員)、ナッシュ地域開発相(上院議員)、カナバン上院議員も親が外国出身などの理由でそれぞれ、ニュージーランド、英国、イタリアとの二重国籍が発覚した。また、野党ワンネーションのロバーツ上院議員が議員になる際に二重国籍だった疑惑が浮上している。

 ただ、ゼノフォン議員ら5人は、自らの意思と関係なく外国籍を持っていたとして辞職せず、最高裁に議員の資格があるかの判断を求める。カナバン議員は7月25日の発覚時に、閣僚(資源・北部担当相)を辞任したが、ジョイス、ナッシュ両氏は閣僚も辞任していない。

朝日新聞社

1364チバQ:2017/08/23(水) 14:38:29
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170823-00012741-wsj-int

ブラジルで政党乱立、激増ぶり「冗談のよう」


8/23(水) 9:52配信

ウォール・ストリート・ジャーナル



 【サンパウロ】刑務所の民営化を求める「ブラジル軍事党」、神の惑星が荒らされるのが心配な「キリスト教環境保護党」、体育館の増設を訴える「スポーツ党」。これらは政党として正式に登録している団体の一部だ。

 動物愛護活動家で1970年代にはソフトコアのポルノスターとして活躍したニコール・プッジ氏(59)は「動物党」の設立を支援した菜食主義者102人の1人。動物党は違法な犬のブリーダーの取り締まりや人間の子どもと同等の法的権利を動物に与えることなどを訴えている。

 プッジ氏は「政治家という職業はブラジルでは私の職業より恥ずかしい」と語った。

 この1年で63の団体が選挙で候補者を立てるのに必要な、政党としての正式登録を申請した。一部の団体は来年10月の総選挙に間に合うように正式登録されることを期待している。

 ブラジルは政党に多額の公的資金を交付しており、歴史の浅い同国の民主主義を発展させるという目的もあって、政党の新設を制限する規則はほとんど設けられていない。その結果、政党の数が急増した。

 政党の登録を目指す人たちのほとんどはブラジルの政治に怒りを覚え、現職の政治家くらいのことは自分にもできると考えている一般の人々だ。

 現行の規則では、選挙裁判所に政党として承認されれば、1カ月で約3万ドル(約320万円)――年間で36万ドル――に加え、当選した議会議員1人あたり一定額の交付金を自動的に受け取ることができる。

 政治学者は政党の数が多すぎることこそブラジルの問題だと指摘する。正式な政党は現在35あり、そのうち26の政党が議会に代表を送り込んでいる。ほとんどの議員は連立工作に時間を費やしているにすぎない。

 「冗談のようになっているが、実際は悲劇」。ウッドロー・ウィルソン国際センター・ブラジル研究所(ワシントン)のパウロ・ソテロ所長はそう言う。

 海岸の町ウバトゥバのガソリンスタンド経営者でサッカーファンのフアン・モレノ氏(40)は腐敗のまん延への怒りから、サンパウロのサッカークラブ、コリンチャンスにちなんで2014年に「全国コリンチャンス党」を設立した。

 ブラジルで政党を正式に登録するには48万6679人の署名が必要。モレノ氏は家族やサッカーファンの協力で40万人以上の署名を集めた。来年の選挙に間に合うように登録するには2カ月以内に残りの署名を集める必要がある。

 モレノ氏は次のステップとして、サッカーのブラジル代表チームのチッチ監督に大統領選に出馬するよう説得するつもりだ。

 正式な政党を目指す団体の多くは名称が示す目標以上のイデオロギーにはあまり関心がないようだ。モレノ氏の団体にもまだ政策はない。「一般の人たちは妊娠中絶や同性愛などについて話し合ったりしない」とモレノ氏は言う。

 政党をつくるのは必ずしも容易なことではなく、モレノ氏はサッカークラブのコリンチャンスから関係を否定されたり、地元のメディアからは憲兵を殴った悪党扱いされたり(モレノ氏は正当防衛だったと説明)した。

 それでもモレノ氏は楽観的だ。「政治はスーツを着た退屈な男のためだけにあるわけではない。一般の人間のためのものでもある」とモレノ氏は言う。「われわれはブラジル人がブラジル人であることを再び誇れるようにする!」

 動物党の創設者の1人、アレシャンドリ・ゴルガ氏はブラジル最高裁判所の警備員。妻が動物愛護活動家だ。選挙に出ることを考えると不安になるという内気なゴルガ氏は「政治に関わりたいと思ったことなんて一度もなかった」と話した。
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By Samantha Pearson

1365とはずがたり:2017/08/23(水) 19:03:03
社会主義が人民を苦しめている古典的な状況だ。。同じようなレンティア国家でもアラブは人が少ないからやっていけるんだな。。

ベネズエラと米国の関係は過去最悪=マドゥロ大統領
ロイター 2017年8月23日 14時22分 (2017年8月23日 17時10分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20170823/Reuters_newsml_KCN1B30E8.html

[カラカス/ボゴタ 22日 ロイター] - ベネズエラのマドゥロ大統領は22日、同国と米国の関係は過去最悪になっていると述べた。大統領官邸で外国人記者向けに演説した際の発言で、この模様は全国でテレビ中継された。
大統領は「残念ながら、わが国と米国の関係は現在最悪となっている」と述べた。
また、自身とトランプ米大統領は互いに敬意を持つべきとし、両国は関係を正常化して対話すべきと指摘。「われわれは話し合うことでしか理解し合えない」と述べた。
トランプ大統領は今月、ワシントンで記者団に「(ベネズエラの)国民は苦しみ、死んでいっている。ベネズエラに対しては、必要なら武力行使も含め、多くの選択肢がある」と発言していた。

1366とはずがたり:2017/08/25(金) 01:14:34
>米、小麦、茶、綿花、ジャガイモの生産統計を見ると、1位中国、2位インドとなっています。
>私はこれを授業中に、「米小麦 お茶に綿花に ジャガ〜イモ」と五七五のリズムで受験生に教えています
俺も暗記しておこうw

2017.6.5
中国、インドの人口は、
なぜ13億人を超えたのか?
http://diamond.jp/articles/-/130388
宮路秀作:代々木ゼミナール・Y‐SAPIX東大館地理講師?

地理とは、農業や工業、貿易、交通、人口、宗教、言語にいたるまで、現代世界の「ありとあらゆる分野」を学ぶ学問です。

地理なくして、経済を語ることはできません。

最新刊『経済は地理から学べ!』の著者、宮路秀作氏に語ってもらいます。

中国、インドの人口は、なぜここまで増えた?

 現在、中国の人口は約13.7億人、インドの人口は約13.1億人です。なぜここまで人口が増えたのか。地理的な視点から見てみましょう。

 米、小麦、茶、綿花、ジャガイモの生産統計を見ると、1位中国、2位インドとなっています。

 私はこれを授業中に、「米小麦 お茶に綿花に ジャガ〜イモ」と五七五のリズムで受験生に教えていますが、頭の中に案外残るようです。

 その農作物の1つ、米の生産量を細かく見ると、1位中国、2位インド、3位インドネシア、4位バングラデシュ、5位ベトナムとなっています。

 すべてアジア諸国であり、インドネシア(2.5億人)、バングラデシュ(1.6億人)、ベトナム(9000万人)と、中国・インドには及びませんが、人口の多い国がランクインしています。

米の生産量と人口の関係

 モンスーンアジア(モンスーンの影響を受けて夏季に多雨となる東・東南・南アジア)での米の生産量は世界シェアの9割を占めます。

 そしてなんと、その地域の生活人口は、世界の55%といわれています。

 モンスーンアジアは人口支持力が高い地域であると考えられますが、これは米の生産が盛んであることが背景です。人口支持力とは、ある地域において居住する人々を扶養できる力のことをいいます。

 他地域との交流が一切見られない地域であれば、人口支持力は「食料生産量」や「獲得経済による収穫」による食料供給量で決まります。また他地域との交流を持つことで、食料供給量に輸入量が加わり、その分人口支持力が向上します。

※「食糧供給量」についてまとめた記事
●地球の人口は160億人まで増える!? 教養としての「人口論」

 水田は常に水を張った状態であるため、連作障害が起こりません。連作障害とは、さまざまな要因で農作物が生育不良となっていくことで、「病原体が土壌中で増加することで起こる土壌病害」などのことです。

 連作障害が起こらないため、米は単位面積当たりの生産量が極めて高い穀物といえます。

 さらにアジアの国々は、基本的に国土面積が大きい国が多く、1カ国当たりの人口が多くなりやすい「土台」があります。※中国の国土面積は世界第4位、そしてインドは第7位

 米という農作物に焦点を当てることで、中国、インドが人口大国になる「土台」が見えてきました。

 ちなみにヨーロッパは、連作障害が起こりやすい畑作を中心としているため、人口支持力は高くありません。連作障害は、主に土壌養分の不足から起こります。水田は安定した土壌環境を維持することができますが、畑作にはそれが難しいのです。

1367とはずがたり:2017/08/25(金) 15:17:22

西サハラの出席めぐりつかみ合いの争いに TICAD
http://www.asahi.com/articles/ASK8T24N5K8TUHBI002.html?iref=com_alist_8_05
マプト=石原孝2017年8月25日11時57分

 日本政府が主導した第6回アフリカ開発会議(TICAD6)で決めたアフリカ支援策の進み具合を確認する閣僚会合が24日、モザンビークの首都マプトで始まった。日本などが国家として認めていない西サハラが出席を要求して他国の代表団ともみあいになる混乱があり、24日に予定されていた全体会合は取りやめになった。

 開会式は同日午後4時半に予定されていたが、会場の入り口前で、モロッコ代表団が西サハラから来た関係者の入場を防ごうと立ちはだかった。モロッコは西サハラの領有権を主張し、実効支配している。西サハラの関係者は「私たちはアフリカ連合に加盟している。会場に入れないのはおかしい」と憤った。その後、両者はつかみ合いの争いに発展。他国の代表団も入り交じっての混乱になり、開催国のモザンビークの外相らが仲裁した。

 西サハラは1976年に「サハラ・アラブ民主共和国」として独立を宣言。だが、日本を含め多くの国は国家として認めておらず、共同議長国の日本政府は会合の招待状を送っていないという。

 結局、開会式は2時間半遅れて午後7時過ぎに始まったが、24日に予定されていた全体会合や日本とカメルーンの会談が取りやめになる影響が出た。

 開会式の演説で質の高いインフラ投資に取り組むと訴えた共同議長の河野太郎外相は「西サハラに関してはアフリカ側に調整をお願いしていた。(全体会合が)短くなったのは残念」と話した。閣僚会合は25日に閉幕する。(マプト=石原孝)

1368とはずがたり:2017/08/26(土) 11:26:42

2017年 08月 26日 10:41 JST
米国がベネズエラに追加制裁、「独裁政権」の資金源遮断狙う
http://jp.reuters.com/article/usa-venezuela-sanctions-0825-idJPKCN1B52J6

[ワシントン/カラカス 25日 ロイター] - トランプ米大統領が、ベネズエラに対し追加制裁を科す大統領令に署名した。同国の新発国債や国営石油会社PDVSA[PDVSA.UL]債の取引を禁じる措置が盛り込まれた。ホワイトハウスが25日、明らかにした。

米国のマドゥロ政権に対する制裁では最大規模となる。

今回の制裁について、ホワイトハウスは声明で「マドゥロ独裁政権が正当性のない統治を続ける上で、決定的に重要な資金源を断つため、慎重に調整した」などとした。

ムニューシン米財務長官は記者団に、政権交代を目指すものではなく、同国の米債券・株式市場アクセスを制限する狙いと説明した。

新発債の取引禁止に伴い、資金繰りに苦しむPDVSAは重債務負担の借り換えで困難に直面することになる。債務不履行に陥ったり、主要同盟国の中国とロシアに依存し続けたりする事態に近づきかねない。

ただ大統領令は、大半の既発ベネズエラ国債・PDVSA債保有者を保護する内容で、国債・PDVSA債ともこの日午後の取引でおおむね上昇した。

現存する特定のベネズエラ債券や多くの民間・人道的な取引に、米財務省がライセンスを供与することも認めた。

1369チバQ:2017/08/27(日) 18:49:24
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20170827k0000m030109000c.html
<カイロ>大渋滞深刻 人口急増/日本支援、地下鉄に期待

10:30

渋滞の列が途切れないカイロ・イスラム地区の道路=篠田航一撮影

(毎日新聞)

 エジプトの首都カイロで、交通渋滞が深刻化している。人口増加に伴い自動車の数も激増する一方、政府の対応が追いついていないためだ。こうした中、日本のような車庫証明制度の導入を求める声が上がり、日本からの支援で地下鉄建設も進行中。慢性的な大混雑解消への期待がかかる。【カイロ篠田航一】

 ■首都圏の人口増

 「中心部で10キロ走るのに数年前までは30分だったが、今は1時間。10年以上カイロで運転手をしているが、今が一番ひどい。平日は車が動かず、タクシーに乗った意味がないと怒り出す外国人観光客もいる」。タクシー運転手のアフメド・シャールさん(40)がナイル川付近の幹線道路を走りながら語った。

 政府統計などによると、カイロに周辺都市を加えた「大カイロ圏」の人口は2016年、2200万人に達した。06年は1500万人で、10年間で47%増だ。国内の自動車登録台数も年々増加の一途で、10年の580万台から14年は36%増の790万台となった。エジプトの中古車サイトでは、日本円で数万円程度で買える車の情報があふれている。

 カイロ中心部は駐車場の普及が遅れ、路上駐車が当たり前だ。また、信号や横断歩道は少ないが、一方通行が多い。2車線の道路がドライバーの「割り込み合戦」のせいで3車線状態になるのは日常茶飯事。カイロ市も中心部のタハリール広場周辺を駐車禁止にするなど対策を打ち出すが、それでも車は滞る。

 交通事故も多く、エジプトの人口は日本の約7割だが、年間の事故死者数は日本の約3倍の推定1万2000人。事故が起きれば必然的に車の流れは止まる。「歩行者優先」の文化もないため、歩行者は車が途切れた瞬間に道路を速足で横断するしかない。

 ■「車庫証明」必要の声

 渋滞解消の有効策はあるのか。交通問題を研究するNGO「エジプト交通安全技術協会」のアデル・カシェフ代表(64)は、日本の「車庫証明」制度を見習うべきだと主張する。「政府は無策すぎる。駐車場を確保しなければ運転できないような規則が必要だ」

 一方、ビル建設に駐車場併設が義務化されるなど、最近になって「前向きな動き」もみられるという。

 ■地下鉄に期待も

 政府系紙アルアハラムによると、人口100万人あたりのバスの数はカイロは231台。753台のロンドンの3分の1以下で、公共交通機関の貧弱さが際立っている。

 こうした中、渋滞緩和策として期待されるのが地下鉄だ。カイロでは1980年代以降に開通した地下鉄1��3号線が走るが、これに加え、日本の国際協力機構(JICA)がエジプト政府と円借款契約を結び、「4号線」建設に乗り出している。カイロ中心部から三大ピラミッドがあるギザを結ぶ全長18.8キロ、16駅の路線が第1期工事として24年ごろまでに完成する見通しで、現時点での融資額は約330億円だ。

 JICAエジプト事務所で運輸部門を担当する池上京さん(30)は「4号線は、これまで公共交通機関が限られていたギザ地域を通り、通勤のほか観光への効果も期待できる」と分析。日本のトンネル技術などを活用して全駅を地下に設置する予定で、さらに延伸する可能性もあるという。

 中東やアジアのメディアが頻繁に引用する都市生活情報サイト「ヌンベオ」が発表した2015年の「世界の交通ワースト10都市」。渋滞の度合いや排ガス量などを総合した指数のランキングで、カイロは2位にランクインした。

1位 ムンバイ(インド)

2位 カイロ(エジプト)

3位 ナイロビ(ケニア)

4位 プネ(インド)

5位 コルカタ(インド)

6位 マイアミ(米国)

7位 テヘラン(イラン)

8位 ダッカ(バングラデシュ)

9位 レシフェ(ブラジル)

10位 デンバー(米国)

1370チバQ:2017/08/27(日) 18:50:27
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASK8V5K1GK8VUHBI01S.html
南スーダン外相「停戦が最優先」 全土の6割で戦闘

08月26日 20:28

インタビューに応じる南スーダンのデン・アロール外相=26日、マプト、石原孝撮影

(朝日新聞)

 反政府勢力との間で紛争状態が続く南スーダンのデン・アロール外相が26日、訪問先のモザンビークで朝日新聞の単独取材に応じ、「全土の約6割で戦闘が続いており、国を逃れた人の多くが戻れない状態だ」と述べ、国際社会と協力して戦闘終結に全力を挙げると訴えた。

 2011年に独立した南スーダンでは、石油利権などをめぐってキール大統領とマシャル副大統領(当時)が対立。13年末から紛争状態に陥った。

 アロール氏は、治安の悪化で隣国のウガンダだけで100万人以上が難民として逃れていると指摘。「戦争を止めることを最優先にしたい。融和を進めるための『国民対話』の場に、マシャル氏も参加するべきだ」と呼びかけた。

 国連は今年に入り、同国の全人口の半分にあたる約600万人が、深刻な食料不足に苦しんでいると公表している。アロール氏は日本に求める支援について、「まずは国連などを通じた人道支援をお願いしたい」と話したうえで、「日本は重要なパートナー。今後もインフラ整備などの国造りを一緒に実施していきたい」と期待を寄せた。

 一方、12年1月から今年5月まで国連平和維持活動(PKO)に参加した陸上自衛隊の施設部隊の活動については、「非常にいい仕事をしてくれた。戦闘をするためでなく、南スーダンの人々を熱心に支援してくれた」と感謝の言葉を述べた。(マプト=石原孝)

1371とはずがたり:2017/08/30(水) 17:00:55
世論調査に見る米核攻撃の現実味
The Real Nuclear Option
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/08/post-8331.php
2017年8月29日(火)17時30分
フレッド・カプラン(スレート誌コラム二スト)

ミサイル実験で北朝鮮と米軍および韓国軍の緊張は高まる一方だ United States Army-REUTERS
<敵国の民間人より米軍兵士の命、戦争の早期終結のために核も容認――。アメリカ人の本音は「あの頃」のまま>

長距離ミサイルの発射実験を続けるなら北朝鮮は「世界が見たこともないような炎と怒りに直面する」ことになる――。8月8日、そう警告したドナルド・トランプ米大統領だが、どこまで本気なのか。先制攻撃を仕掛けていない国に対して、本当に核攻撃を仕掛けるだろうか。

大方の意見は懐疑的だ。核の先制攻撃には側近が反対するだろうし、国民も正式な発言権はないが大統領の行動を制限するはず――というのが世間一般の見方だ。広島への原爆投下以降、アメリカ人の精神には「核のタブー」が染み込んでいる、あるいは通常兵器でも非戦闘員を殺すことには抵抗が強くなっていると指摘する専門家もいる。

だが楽観はできないかもしれない。安全保障専門誌インターナショナル・セキュリティーの最新号で、スタンフォード大学のスコット・セーガン教授とダートマス大学のベンジャミン・バレンティノ准教授は、アメリカの世論が「戦時に核兵器の使用を検討する大統領にとって重大な制約となる見込みは薄い」と結論付けている。実際、第二次大戦末期のハリー・トルーマン大統領と同じような状況に置かれたら、国民の大多数が核の先制攻撃を支持するだろう。

現在、世論調査でアメリカ人の大部分は広島と長崎への原爆投下は間違いだったと回答する。だが、そうした調査結果は核兵器の使用と民間人の殺戮に対するアメリカ人の「本音」を誤解させると、セーガンとバレンティノはみている。

問題は現在のアメリカ人の考え方が第二次大戦当時とは違っていることだ。日本は今やアメリカの主要な同盟国。真珠湾攻撃の衝撃や太平洋戦争の恐怖、米軍に大勢の犠牲者が出ることを何としても阻止するという決死の覚悟を記憶している者はほとんどいない。

そこでセーガンとバレンティノは、英世論調査機関ユーガブに委託して世論調査を実施、回答者に次のような「ニュース」を見せた。核合意に違反したイランにアメリカが制裁を科す。これに対しイランはペルシャ湾上の米空母を攻撃、米兵2403人が死亡する(明確な言及はないが真珠湾攻撃での米軍の死者と同数)。

アメリカはイランの軍事施設を報復攻撃。イランは降伏を拒み、アメリカはイランに侵攻するが米軍の死者は1万人に達し、戦況は泥沼化する。

【参考記事】核攻撃を生き残る方法(実際にはほとんど不可能)

敵国の民間人を犠牲に
ここで回答者は選択を迫られる。米兵の犠牲者が2万人にまで膨らむと知りながら首都テヘランまで地上部隊を侵攻させるか。それとも「イラン政府に降伏せよと圧力をかけるため」イラン第2の都市マシャドに核爆弾を投下して民間人10万人の命を奪うか――。

1372とはずがたり:2017/08/30(水) 17:01:08
>>1371-1372
結局、過半数の55%が侵攻継続よりも核爆弾の投下を支持。大統領が投下を選べば支持するとの回答は59%に上った。

次に、核爆弾を投下した場合の民間人犠牲者数を200万人に増やしたところ、核爆弾の投下を支持するという回答は55%からわずかに減って47%に。だが大統領の決断であれば支持するとの回答は依然として59%を占めた。言い換えれば、半数近い47%が、米兵2万人の命を救うためにその100倍のイラン民間人200万人の命を犠牲にすることを選んだわけだ。

この調査が実施されたのはオバマ政権下の15年7月。調査にも「ニュース」にも具体的な大統領の名前は出てこないが、やはり気になる。トランプ政権下だったら数字が変わってくるのか。核爆弾投下を支持する人は増えるのか、減るのか。

核オプションを支持した人々の割合をカテゴリー別に見ると、政党別では共和党員の約70%に対し民主党員は48%。年齢別では60歳以上の71%に対し60歳未満は52%。一方、男女、白人と非白人、大学教育の有無といったカテゴリーでは差はごくわずかか皆無。最も差が開いたのは死刑に賛成か反対かというカテゴリー(賛成派の67%、反対派の32%)だったが、全てのカテゴリーで核オプションを支持する回答がかなりの割合(ほとんどのケースで過半数)を占めた。

トランプは北朝鮮に対し、ICBM(大陸間弾道ミサイル)をアメリカに向かって発射するようなことがあればもちろん、配備する前でも、核攻撃も辞さないと警告している。世論調査の結果は必ずしも北朝鮮に当てはまるわけではない。トランプが核兵器その他の兵器を使用することに対する世論は、彼の大統領としての他の側面に関する世論にも影響されるだろう。

ヒロシマの教訓はどこへ
だが安心するのはまだ早い。セーガンらは最後に、核攻撃(イランの民間人の死者10万人)、地上部隊の侵攻(米軍の死者2万人)に加えて、外交による戦争終結(新たな死者は出ない)という選択肢を用意した。イランが降伏すれば、最高指導者ハメネイ師が政治的影響力のない精神的指導者としてとどまることを認めるというものだ。

それでも40%は核爆弾の投下を支持、外交による戦争終結を支持したのは41%で、残り19%は地上部隊の侵攻に固執した。「非常に憂慮すべき」結果だとセーガンとバレンティノは指摘する。外交オプションの追加で核オプションへの支持は55%からかなり減少したとはいえ、40%が血を流さずに戦争を終わらせる道より核爆弾を投下する道を選んだわけだ。

注目すべきは、広島への原爆投下前にもヘンリー・スティムソン陸軍長官がトルーマンに同様の提言をしていた点だ。日本の天皇が象徴としてとどまることを認めるという条件で降伏を勧告する案だった。だがトルーマンはこれを却下し、前任者フランクリン・ルーズベルト同様「無条件降伏」に固執した。

スティムソンの提言は戦後も長いこと公にされなかった。当時公になっていたら国民がどう感じたかは分からない。だがセーガンとバレンティノによれば、1945年のある世論調査ではアメリカ人の23%が、日本が降伏する可能性があったなら、(もっと早い段階で)さらに多くの原爆を投下すべきだったと回答したという。

「現在は日本をそんなふうに見るアメリカ人はほとんどいないが、太平洋戦争の長く命懸けの戦いが生んだ時代遅れの感情として片付けるのは間違いだ。私たちの調査は暗い真実を浮き彫りにする。今でも45年当時と同様、相当な数のアメリカ国民が、アメリカを攻撃した敵に対しては、外交による戦争終結の選択肢が提示された場合でも核兵器を使いたがるだろう。彼らに核兵器使用への嫌悪感はない。魅力のほうが勝っている」

1373チバQ:2017/08/31(木) 19:53:08
https://news.goo.ne.jp/article/reuters/world/reuters-20170831057.html
NZ野党・労働党の支持率が急上昇、与党・国民党上回る=世論調査
18:01ロイター

NZ野党・労働党の支持率が急上昇、与党・国民党上回る=世論調査
 8月31日、ニュージーランドの放送局ワン・ニュースのウェブサイトに掲載された世論調査によると、野党・労働党の支持率が急上昇し、与党・国民党の支持率を上回った。同国では9月23日に総選挙が予定されている。写真は野党・労働党党首のアーダーン氏。ウェリントンで23日撮影(2017年 ロイター/Ros Setford)
(ロイター)
[ウェリントン 31日 ロイター] - ニュージーランドの放送局ワン・ニュースのウェブサイトに31日掲載された世論調査によると、野党・労働党の支持率が急上昇し、与党・国民党の支持率を上回った。同国では9月23日に総選挙が予定されている。

労働党の支持率は6ポイント上昇し43%と、2006年以来、最も高い水準となった。労働党はトップ交代後に支持率が高まっている。

一方、国民党の支持率は3ポイント低下し41%となり、2005年以来、最も低い水準。

世論調査の発表後、ニュージーランドドルの対米ドル相場<NZD=D4>は0.7169米ドルから0.7148米ドルに下落し、ほぼ3カ月ぶり安値を付けた。

ニュージーランド・ファースト党の支持率は2ポイント低下の8%。

1374チバQ:2017/08/31(木) 20:02:50
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-170830X121.html
ケイコ氏に不正資金疑惑=検察が捜査開始―ペルー
08月30日 14:16時事通信

 【サンパウロ時事】ペルーの各メディアは29日、検察当局が国会最大会派のフジモリ派「フエルサ・ポプラル」を率いるケイコ・フジモリ氏の不正資金疑惑で予備捜査を開始したと報じた。

 RPPラジオなどによると、ケイコ氏は2011年の大統領選に出馬した際、ブラジル大手ゼネコンのオデブレヒトから不正な資金を受け取った疑いが持たれている。既にブラジルの政治家への贈賄で有罪判決を受けている同社の元最高経営責任者の携帯電話に「ケイコの分を500(通貨不明)に増やせ」と指示するメモなどが残っていたという。

 ケイコ氏はツイッターで「党も私もオデブレヒトから金は受け取っていない」と疑惑を否定しながらも、捜査には協力する考えを示した。

 ケイコ氏は収監中のフジモリ元大統領の長女。11年、16年の大統領選に出馬したが、いずれも決選投票で敗れている。

 オデブレヒトをめぐっては、中南米各国で公共事業などを受注するため主要な政治家に賄賂を贈っていた疑惑が明るみに出て、各国政界を揺るがすスキャンダルとなっている。

1375チバQ:2017/09/02(土) 09:44:04
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170901-00000071-mai-m_est
<ケニア>大統領選「結果は無効」 最高裁 再選挙へ
9/1(金) 19:46配信 毎日新聞
 【ヨハネスブルク小泉大士】ケニア最高裁判所は1日、ケニヤッタ大統領(55)が再選を決めた8月8日の大統領選の結果について、無効とする決定を下した。60日以内に再選挙が行われる。選管が発表した大統領選の結果が法廷で覆されるのは異例で、専門家は「アフリカでは今回が初めてのケース」としている。

 敗北した野党連合候補オディンガ元首相(72)らが集計作業に不正があったとして最高裁に異議を申し立てていた。英BBC放送によると、オディンガ氏は記者団に「ケニア国民、そしてアフリカの人々にとって歴史的な日になった」と述べ、最高裁が自らの主張を認めたことを喜んだ。

 最高裁の判断はケニヤッタ氏の陣営による不正には踏み込まなかったものの、各陣営の開票立会人の署名がない集計結果用紙が多数見つかるなど投開票時の手続きに不備があったと指摘し、「選管が憲法に沿って大統領選を実施しなかった」と結論づけた。

 8月の選挙結果の判明後、オディンガ氏側はケニヤッタ氏の陣営が選管のサーバーにハッキングして結果を改ざんしたなどと主張し、支持者らが抗議。首都ナイロビのスラムなどで警官隊と衝突し、少なくとも24人が死亡したとされる。

 ケニア大統領選ではこれまでも選挙結果を巡って混乱が繰り返され、オディンガ氏が敗れた2007年の前々回選挙後には大規模な暴動が発生して1100人以上が死亡した。13年の前回選でも、同氏の陣営は不正があったと主張して異議を申し立てたが退けられた。

1376チバQ:2017/09/03(日) 10:14:42
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-170902X594.html
合法政党「FARC」発足=ゲリラ衣替え、和平へ前進―コロンビア
09月02日 15:09時事通信

 【サンパウロ時事】半世紀にわたり内戦が続いた南米のコロンビアで1日、最大の左翼武装組織コロンビア革命軍(FARC)が政府との和平合意に基づく合法政党の設立を宣言した。新党名は「人民革命代替勢力」で、略称はそのまま「FARC」を受け継いだ。武装解除に続く合法政党化で、和平プロセスはまた一歩前進した。

 FARC幹部はこの日、首都ボゴタで記者会見した。スーツ姿で臨んだマルケス幹部は「これからは政治の土俵で戦いを続ける。政権獲得あるいは政権参加が目標だ」と強調。「内戦に関与しているか否かにかかわらず、次世代のために国を建設していこう。50年で培った変革能力を国民と分かち合いたい」と国民和解を訴えた。

 FARCは和平合意に従い、今後2度の国会議員選挙で、自動的に上下院に5議席ずつを割り振られる。しかし、政権参加を果たすには、来年3月の選挙で大幅な票の積み増しが必要。今後はソフト路線を演出し、貧困層やリベラル勢力への浸透を図るとみられる。

 ただ、麻薬取引と誘拐を資金源にしてきた組織への嫌悪感は根強い。ギャラップ社の最新世論調査では、FARC政党化への不支持は87%に達した。

 ゲリラ時代と同じ略称FARCも、死者・行方不明者約30万人を生んだ悪夢を想起させかねない。マルケス氏は「われわれの歴史を示している」と胸を張るが、「略称が残ることによる影響を考えているのか」(外交筋)と首をひねる向きも多い。

1377チバQ:2017/09/03(日) 10:17:10
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20170903k0000m030020000c.html
<ルワンダ>強権支配批判の女性活動家不明「家族と拘束」
09月02日 18:00毎日新聞

 【ヨハネスブルク小泉大士】アフリカ中部ルワンダのカガメ大統領による強権支配を批判していた女性活動家ダイアン・ルウィガラ氏(35)が行方不明になっていることが分かった。同氏のアシスタントが1日、毎日新聞の取材に「家族と共に身柄を拘束された」と明らかにした。警察当局は関与を否定している。

 首都キガリの自宅は8月29日夜に家宅捜索を受け、ルウィガラ氏と母親ら5人が警察に連行されたという。同氏の携帯電話は応答がなく、その後呼び出し音も鳴らなくなった。

 ルウィガラ氏は17年に及ぶカガメ政権を「恐怖政治」と批判。8月の大統領選に出馬を表明した直後にヌード写真をネットにばらまかれるなどの嫌がらせを受け、立候補も認められなかった。父親は著名な実業家で与党のスポンサー的な存在だったが、カガメ氏とたもとを分かった末に不審死を遂げた。

 大統領選ではカガメ氏が98%の驚異的な得票率で3選。同氏は1994年の大虐殺を乗り越えて高い経済成長を実現した手腕が評価される一方、野党メンバーを逮捕するなど政敵の弾圧を繰り返し、国際人権団体は独裁的だと批判している。

1378チバQ:2017/09/03(日) 11:06:16
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170902-00000058-jij-asia
NZ総選挙、「ジャシンダ旋風」で大接戦=トップ交代の野党が猛追
9/2(土) 15:02配信 時事通信
 【シドニー時事】ニュージーランド総選挙(一院制、任期3年)が今月23日、実施される。

 中道左派の野党・労働党が女性のジャシンダ・アーダーン党首(37)の人気を追い風に、4期目を目指す中道右派の与党・国民党を急速に追い上げ、大接戦を演じている。

 アーダーン氏は8月上旬、リトル党首が支持率低迷の責任を取り辞任したのに伴い、新党首に就任したばかり。「子供たちを貧困から救う」「教育に革命を起こす」と力強く語る姿が、瞬く間に多くの国民の心を捉えた。

 一部の世論調査では、労働党支持率は43%に急上昇。国民党は41%に低下し、「ジャシンダ効果」で与野党の支持率が11年ぶりに逆転した。イングリッシュ首相は危機感を募らせ、国民党は2008年から政権を担い、好景気を生み出してきたと実績を必死に訴えている。

1379チバQ:2017/09/05(火) 19:46:20
http://www.sankei.com/world/news/170905/wor1709050028-n1.html
2017.9.5 09:03

ルワンダの女性活動家ルウィガラ氏逮捕 大統領の強権支配批判
 アフリカ中部ルワンダの警察当局は4日、カガメ大統領の強権支配を批判してきた著名な女性活動家ダイアン・ルウィガラ氏を脱税などの疑いで逮捕したと明らかにした。ロイター通信が報じた。

 ルウィガラ氏は、ルワンダ大虐殺が起きた1994年以降、実権を握り続けるカガメ氏を「独裁」と批判。今年8月の大統領選に立候補を表明したが、ヌード写真をばらまかれるなどの妨害に遭い出馬できなかった。

 警察はルウィガラ氏の母親らも逮捕。大統領選の出馬手続きで、ルウィガラ氏が必要書類を偽造した疑いもあるとしている。(共同)

1380チバQ:2017/09/07(木) 21:00:44
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-170907X160.html
党首は最高司令官=新党FARC―コロンビア
07:43時事通信

 【サンパウロ時事】コロンビア政府との和平合意に基づき、社会復帰への道を歩む最大の左翼ゲリラ組織コロンビア革命軍(FARC)が1日に設立した合法政党「人民革命代替勢力」(FARC)の党首に、ロドリゴ・ロンドニョ最高司令官(58)が就くことが決まった。近く中央選管に当たる全国選挙評議会に政党登録を申請する。FARCが5日、ホームページで明らかにした。

1381チバQ:2017/09/08(金) 07:48:23
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170907-35106918-cnn-int
ハリケーンがカリブ海で猛威 死者3人、「壊滅」の島も
9/7(木) 10:16配信 CNN.co.jp
(CNN) 観測史上最大級の勢力をもつ猛烈なハリケーン「イルマ」が6日、カリブ海北西部の島国を直撃し、各地で壊滅的な被害が出ている。アンティグア・バーブーダのブラウン首相は地元放送局の取材に対し、「バーブーダは文字通りがれきと化した」と語った。

イルマは5段階で最も勢力の強い「カテゴリー5」に分類され、中心部の風速は約83メートルと、大西洋上で観測されたハリケーンとしては史上最大級。6日にかけてアンティグア・バーブーダや仏領サンバルテルミー島、サンマルタン島(オランダ名シントマールテン島)を直撃した。

バーブーダ島(人口約1800人)を視察したブラウン首相によれば、被害は全住戸に及んでおり、水道も電話も使えない状況にある。これまでに幼児1人の死亡が確認された。フェルナンデス外相も、バーブーダ島は90%以上が破壊されたと話している。

仏領サンバルテルミー島とサンマルタン島では少なくとも2人が死亡、2人が重傷を負った。

フランスのコロン内相よれば、サンマルタン島(人口7万5000人)では頑丈な構造をもつ建物でさえも4棟が破壊され、弱い構造の建物はさらに大きな被害が出ている様子だという。

サンバルテルミー島では消防署が高さ1メートルの水につかり、市長公邸も損壊。多数の住宅で屋根が吹き飛ばされるなどの被害が続出した。現地時間の6日午前6時ごろからは島全体で停電が続いている。

サンマルタン島のホテルにいた女性はCNNの取材に対し、「ヤシの木が折れ曲がっている。一面真っ白で何も見えない」「風が吹きつけて壁が揺れ、がれきが吹き飛ばされる音が聞こえる」と語った。

ユーチューブに掲載されたシントマールテン島のライブカメラの映像は、暴風が吹き荒れる様子を映し出した後、カメラが破壊されて映像が途切れた。

イルマは英領および米領バージン諸島を経て6日午後から夕刻にかけてプエルトリコに接近。7日にはタークス・カイコス諸島、8日にはバハマ諸島南東部に接近すると予想される。各島で壊滅的被害も予想され、バハマ諸島では南部の6島に避難命令が出された。

1382チバQ:2017/09/11(月) 19:06:51
http://www.sankei.com/world/news/170910/wor1709100013-n1.html
2017.9.10 11:19
【メキシコ地震】
死者65人に、歴史的建造物の市役所も被害 「寝る所、食べる物がない」住民の不満高まる
 メキシコ南部沖で7日起きた地震で、メキシコ政府は9日、死者数が65人に達したと発表した。震源地に近く最大の被害を出した南部オアハカ州フチタンでは大勢の人々が自宅前などで救援物資を待った。歴史的建造物として知られる市役所も屋根などが崩れ落ちた。

 人口約7万人のフチタンでは少なくとも36人が死亡、約5千の住宅が崩壊した。教会や学校も壁などが崩れ、街の至る所が通行止めになった。政府の緊急事態宣言を受け、軍や警察が警備に当たっている。30代女性は「寝る所、食べる物がない。どうすればいいのか」と訴えた。

 ペニャニエト大統領は8日、フチタンや被災地のチアパス州などを訪れ、速やかな支援を約束した。フチタンでは水不足や停電が続いており、住民の不満が高まっている。(共同)

1383チバQ:2017/09/11(月) 19:08:26
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20170911k0000e030120000c.html
<メキシコ地震>死者90人に 72時間目前物資行き渡らず
11:04毎日新聞

<メキシコ地震>死者90人に 72時間目前物資行き渡らず
壊れた家のがれきを取り除き、救出作業を続ける兵士ら=8日、AP
(毎日新聞)
 【サンパウロ山本太一】7日深夜にマグニチュード(M)8.1の大地震に見舞われたメキシコ南部では10日、被災者への支援活動が本格化したが、支援が行き渡らず、余震も続く中で市民の不満が高まっている。被災者の生存率が大幅に下がる発生から72時間を目前に、懸命の救出活動が続く。ロイター通信によると、死者は少なくとも90人に達した。

 死者は南部のオアハカ州で71人、チアパス州で15人、タバスコ州で4人となった。これとは別にベラクルス州で8日夜、ハリケーン「カティア」による大雨で地滑りが起き2人が亡くなった。地震で地盤が緩んだことによる2次災害の可能性がある。

 5000以上の住宅などが損壊し、40人が死亡して甚大な被害が出たオアハカ州フチタン。軍の兵士や警察官が重機で建物のがれきを取り除いたり、救助犬を使い生存者を捜したりしている。メキシコ政府や地元当局による食料、飲料水の配布や井戸の復旧作業が本格化しているが、多くの家庭に必要な物資が届いていないと不満をぶつける市民もいる。フチタンの東約20キロの町、ウニオン・イダルゴでは電気や携帯電話が不通のままになっており、復旧の遅れが目立つ。

 AP通信によると、米地質調査所(USGS)は南部でM4.5以上の余震を60回近く観測し、10日朝にM5.2の余震もあった。土壁など耐震性の低い建物が多いため、多くの市民はさらなる倒壊を恐れ屋外で過ごしている。

1384チバQ:2017/09/12(火) 18:53:16
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASK9D2RBXK9DUHBI00Q.html
同性婚の合法化、豪州で住民投票 世論調査は賛成優勢
10:59朝日新聞

 オーストラリアで12日、同性婚の合法化の賛否を問う郵送による「住民投票」が始まった。11月7日に締め切り、同月15日に結果が発表される。賛成多数なら、政府は同性婚を合法化する結婚法改正案を議会に提案する。

 豪州統計局が、18歳以上の有権者を対象にした調査として回答用紙の郵送を始めた。「同性婚を認めるように法改正をすべきですか」という質問に「はい」か「いいえ」で答えて返信する。同性婚にターンブル首相は賛成だが、与党内に反対勢力があり、「住民投票」に諮ることで党内の議論を収拾した。野党の大勢は賛成の立場だ。

 昨年から今年にかけての複数の世論調査では、同性婚への賛成が6割前後、反対が3割前後。昨年の国勢調査によると、豪州には4万6800組の同性カップルがいる。同性カップルと家族は、税制や社会保障の面で2009年から異性婚の夫婦、家族と同じ待遇を受けられるようになっている。(シドニー=小暮哲夫)

1385とはずがたり:2017/09/14(木) 19:40:28

ニュージーランド議員に中国のスパイ疑惑
https://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89%E8%AD%B0%E5%93%A1%E3%81%AB%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E3%81%AE%E3%82%B9%E3%83%91%E3%82%A4%E7%96%91%E6%83%91/ar-AArS3BT?srcref=rss&utm_source=taboola&utm_medium=referral&OCID=MSNRIIOS
AFPBB News
22 時間前

【AFP=時事】ニュージーランドで13日、中国出身の国会議員が中国で軍事および諜報(ちょうほう)活動の訓練を受けていたことが発覚し、中国政府のスパイであるとの疑惑が浮上した。この議員は、自身が人種差別を背景とした組織的中傷の被害者だと訴え、疑惑を否定した。

 英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)とニュースサイト「Newsroom」が共同で行った調査によると、中国のエリートスパイ学校とのつながりをめぐり、中国出身のジャン・ヤン(Jian Yang)議員はニュージーランドの情報機関の捜査対象となっているという。

 また両メディアによると、2011年に議員に当選したヤン氏は、中国軍情報部員のための言語学の一流校で講師を務めていた経歴を隠していたという。

ニュージーランドの首都ウェリントンで中国要人の到着を待つ人びと(2017年3月27日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News
c AFPBB News 提供 ニュージーランドの首都ウェリントンで中国要人の到着を待つ人びと(2017年3月27日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News
 ニュージーランドは米国、英国、カナダ、オーストラリアと共に秘密情報共有機構「ファイブアイズ(Five Eyes)」を構築しているが、フィナンシャル・タイムズによると、中国の情報機関とこれほど強いつながりのある現職議員がいる欧米諸国は他にはないという。

 またフィナンシャル・タイムズはこの件について、「外国政府に対してより一層、積極的に影響を及ぼし、諜報活動を仕掛ける中国に対応するための欧米諸国の備えに疑問が生じた」と報じている。

【翻訳編集】AFPBB News

1386チバQ:2017/09/14(木) 21:34:15
https://news.goo.ne.jp/picture/world/jiji-0024974696.html
清貧ムヒカ夫人、副大統領に
(時事通信) 10:55

南米ウルグアイで13日、ルシア・トポランスキ上院議員(写真)が憲法の規定に従い、副大統領に就任した。トポランスキ氏は、その清貧ぶりから「世界一貧しい大統領」と呼ばれたホセ・ムヒカ前大統領の夫人。【EPA=時事】

1387チバQ:2017/09/16(土) 10:41:56
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170915-00000040-mai-m_est
<南スーダン>選挙は困難 和平協定が破綻
9/15(金) 12:11配信 毎日新聞
 【ヨハネスブルク小泉大士】国連南スーダン派遣団(UNMISS)のシアラー事務総長特別代表は14日、内戦が続く南スーダンで来年予定される総選挙について、現状では困難との見方を示した。首都ジュバで記者団に語った。

 シアラー氏は内戦を終わらせる和平プロセスが履行されないうちの選挙は「時期尚早」とし「平和が実現する前に実施すれば問題が起きる」と指摘した。

 南スーダンでは昨年4月に移行政権が発足し、2年半の間に選挙を実施することになっていたが、和平協定は事実上破綻。各地で政府軍と反政府勢力の戦闘が続いているが、マクエイ情報相は8月下旬、2011年の独立後初の大統領選と議会選挙を「予定通り実施する」と発言していた。

 シアラー氏はまた、今年に入って18人の援助関係者が戦闘に巻き込まれて殺害されたと明らかにした。13年末に内戦が始まってからの死者は少なくとも計85人に上るという。

 8日にも、反政府勢力の支配地域で物資を運んでいた赤十字国際委員会(ICRC)の車列が銃撃され、運転手が死亡する事件が発生。赤十字は国土の3分の1にあたる南部エクアトリア地方での活動を停止している。

 北部ナイル地方にある反政府勢力の拠点周辺でも激しい戦闘が起き、NGOなどの関係者約30人が退避を余儀なくされたという。

1388チバQ:2017/09/16(土) 12:16:47
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170914-00000041-jij_afp-bus_all
「肉不足」で平均体重激減のベネズエラ、国主導でウサギ繁殖計画
9/14(木) 17:34配信 AFP=時事
「肉不足」で平均体重激減のベネズエラ、国主導でウサギ繁殖計画
南米ベネズエラのカラカスの食料配給センターで、必要最小限の食品の入った袋を購入するため行列する人々(2017年8月16日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】未曽有の経済危機に見舞われている南米ベネズエラのニコラス・マドゥロ(Nicolas Maduro)大統領が、多くの国民にとって肉を食べることがぜいたくと化している現状を打開する方策として、ウサギを食用に繁殖する計画を打ち出した。

【写真】食事の配給を受ける人たち

「動物性タンパク質は切迫した課題だ。そのため『ウサギ計画』を承認した。ウサギは何しろ『ウサギ算』といわれるほど多産だからだ」。マドゥロ大統領は国営テレビで冗談を交えてこう語り、牛肉などの安価な代用品としてウサギ肉を導入する考えを表明した。

 マドゥロ大統領は、深刻化の一途をたどる経済危機を「経済戦争」と称している。「ウサギ計画」は、この「経済戦争」における食料や医薬品の不足への対抗策の一環だという。

 ベネズエラでは、国民の約75%が経済危機の影響できちんと栄養を取れずに平均8.9キロ体重を落としたとの調査結果が今年発表されている。

 政府の食料計画を任されているフレディ・ベルナル(Freddy Bernal)氏は、「ウサギ計画」を成功させるため、国民は「ウサギ愛」を捨てなければならないと主張した。

 ベルナル氏によると、第一弾として貧困地区を対象に先だって子ウサギを配給したが、住民たちはペットとして名前を付け、一緒に寝るなどかわいがってばかりいるという。同氏は、子ウサギは2か月で体重2.5キロにまで育つと指摘。「ウサギはペットではなく、ベネズエラ国民の食卓に提供される高タンパク・コレステロールゼロの肉2.5キロだ」ということを国民は理解しなければならないと語った。

 マドゥロ大統領の社会主義政権は、生産コストの高い牛肉の代用品としてヤギの食用繁殖計画も検討している。【翻訳編集】 AFPBB News

1389とはずがたり:2017/09/17(日) 19:20:12
>(今、もう一人のファシストであるトランプ大統領は、「ニューヨーク・タイムズ紙は誰かが買収し、正しく経営するか、廃刊にすべきだ」とつぶやいている)。
日本には朝日新聞に勝ったと嬉しそうにトランプに尻尾振る首相も居るで(;´Д`)

WEDGE REPORT
2017年2月18日
民主政権下、こうしてメディアは殺される
奇跡のベネズエラ1
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/8920
風樹茂 (作家、国際コンサルタント)

 トランプ政権になってジョージ・オーウェルの『1984』が売れているという。本の内容は偽りに立脚する全体主義国家を描いたもので、旧ソ連、現在の北朝鮮を思わせる。けれども筆者が住んでいたベネズエラは、民主主義の下、メディアを殺し、幻想の王国を作り上げた。どうやったのか? 現地でベテランジャーナリストらを取材した。

最初はメディアが政権にすり寄った

 「ベネズエラでは、チャべスが選挙に立った時、主要メディア、とりわけ全国紙エル・ナショナルと、ベネズエラ最大のテレビ・ラジオ局のRCTVは一時チャべス政権を後押した。45歳と若くて政治経験もないから彼をコントロールできると考えていたんだよ」。二十数年、テレビやラジオのレポーターとして活躍してきたサンチャゴ(仮名62歳)は苦々しく言った。

 軍人のチャべスが1999年に大統領になったときは、一大ブームだったのだろう。歴史から忘れられた人々、メディアから顧みられない層などの復権を目指して「貧者救済」「汚職一掃」「ボリビア革命」を唱え、旧支配層を一層し、新鮮な風を社会に吹き込んでくれる。派手なパフォーマンスと暴言は、視聴率を上げ、販売数をあげる。だからマスコミのお気に入りだった。だが、それだけではない。

 地方紙を25年以上渡り歩いて、最後は編集局長となっていたアルベルト(仮名73歳)が付け加えた。   

 「ベネズエラのジャーナリストの多くは左翼だ。ベネズエラ中央大学などのジャーナリスト学部を卒業するか、ジャーナリズム組合で5年働ければ記者として認められる。大学教授も組合員も共産主義者が多い。チャべス政権ができたとき、彼らはチャンスだと思ったんだ。政治に参加できる、大使になれる、大臣になれる、そして政権をコントロールできるってね。それが裏切られた。こんな悲惨な国にしたのは、メディアの責任が重い」

 サンチャゴは、政治的には社会民主主義者で、チャべスの大統領顧問だった人間が知人におり、アルベルトはキリスト教民主主義者で、2002年のクーデターの時に数合わせのため、請われて一瞬国会議員にもなっている。チャべス政権の裏を知る人だった。

 「実際、政権樹立後、エル・ナショナルの社主の妻は情報局の大臣になった。編集局長アルフレッド・ペーニャは官房長官になって、その後はカラカス市長になった」(サンチャゴ)

 現在、エル・ナショナルは全国紙では唯一残った反体制の新聞となっている。何が起こったのだろうか? 

 「マスコミ出身者は、入閣して民主主義とは全く無関係で、自由な報道を殺す犯罪政権だと気づいて、嫌気がさしたんだよ。カラカス市長になったアルフレッド・ペーニャがいい例だ。2001年彼はこういった。

1390とはずがたり:2017/09/17(日) 19:20:27

 “メディアに力を与えるのではなく、犯罪者に武器を与えるのがチャべスだ”

 結局、2002年のクーデター時に反チャべスに回った。その後弾圧されてアメリカに逃亡している。ベネズエラの裁判所は彼を犯罪者として起訴しているがね」(サンチャゴ)

 2002年、財界、石油テクノクラート、反共産主義、自由主義者らの陣営がチャべス追い落としのクーデターをしかけた。アメリカの後ろ盾があったともいわれている。

 「メディア弾圧の兆候は、99年のVEN PRESSの廃止だった。民主政権下の国営メディアだけど、そのモットーは国民に情報を伝え、娯楽を与え、教養を育むという本来のメディアの役割を心得ていた。チャべスはその代わりにAVN(ベネズエラ・ニュースエージェンシー)を作った。その思想は政治的イデオロギーのプロパガンダで目的は思想統制と洗脳だよ。かつての寛大さはなくなったんだ。次に、政府は2002年に『真実を言え』とのコミュニケを出して、民放に圧力をかけた。2004年には『テレビ・ラジオ法』を発効して、無料の政府の宣伝枠を義務付けたんだ。もちろん選挙の宣伝も与党は無料だ」

 ベネズエラではスポーツ中継やドラマのまさにいいところで、突然無味乾燥な政府のプロパガンダが入る。

テレビはこうして殺された

 2008年の夏、私が駐在し始めたころ、新聞は全国紙も地方紙も大半が反チャべスの論陣を堂々と張っていた。一方、テレビは「グロ―ボ・ビション」を除いて政府の軍門に下っていた。すなわち、チャべスのコアな信者は新聞など読まないので、まずはテレビ局から手をつけたのである。

 「ベネズエラのテレビ、ラジオは、以前は巨大だった。もちろん民放だよ。ベネズエラのテレノベラ(テレビドラマ)はスペイン語圏に輸出する一大産業だった。その核となっていたのが、RCTV(ラジオ・カラカス・テレビ)だよ。ベネズエラ最古で最大のテレビ局で、ベネズエラ全土で49%もの放送網をもっていた。でも政府には事実を報道していたので目ざわりだった。2007年5月27日に、53年の歴史を閉じた。政府は供給する電波の契約を更新しなかったんだ」(サンチャゴ)

 RCTVは元々は自由民主主義に立脚するテレビ局で、クーデターのときに情報を操作したともいわれている。

 「私はその少し前から二度とマスコミでレポートをできなくなっていたよ。RCTVにも出られなかった。チャべス派に『真実の報道をしろ、さもないと命はない』と誘拐されて拳銃を突きつけられたんだ」(サンチャゴ)

 当時のRCTVの記者たちはどうなったんですか?

 「記者どころか、掃除のおばさんまで解雇されたよ。機材のすべては電波を受け継ぐ国営のTVes(ベネズエラ社会テレビ)に引き渡されたんだ。記者もディレクターもちりぢりばらばらになって、海外に出るか、タクシーの運転手やホテルのボーイになるとか、別の仕事に就くしかない。さすがに国民も怒ったんだろう。チャべスはそれを接収したあとの憲法改正の国民投票で敗北している。選挙唯一の敗北だ。その後、TVes はお決まりのプロパガンダを始めたわけだ」(アルベルト)

 「電波権を政府が握っているからね。だから、ラジオ、テレビは羊のようにおとなしくなる。いまだってそれがあるよ。電波を更新しなければ、どうなるかというと、国家の別会社がそれを買うのさ。国家の金でね」(サンチャゴ)

1391とはずがたり:2017/09/17(日) 19:20:41
>>1389-1391
 グロ―ボ・ビションはどうですか。『こんにちは 大統領』に対抗して『こんにちは 市民』を放送してましたけど。

 グロ―ボ・ビションは、国民の実際の生活状況、崩壊するインフラ、激増する犯罪、そしてチャべス政権の生々しい腐敗スキャンダルを次々と流していた。アメリカがらみの事件もあり、FBIやCIAから情報をもらっていたと推測される。

 「グロ―ボ・ビションは、ケーブルテレビだからRCTVほど放映網をもっていなかった。国の35%をカバーするだけだ。影響はまだ少ない。でも、ものすごい反政府だった。経営権をもっていたのは、資本家3人。このテレビ局だけはラテンアメリカ全土にレポーターがいた。朝から晩までニュースを報道していたな」

 結局、真実を言えと圧力をかけるだけではなく、どこの政府でも使う手だが、社主は脱税の疑いが帰せられてアメリカに逃げ、グロ―ボ・ビションは政府に接収され、人気レポーターたちは去り、今は北朝鮮の朝鮮中央テレビのようになってしまった。

 同じように地方のテレビ局は次々と接収されていき、機材も奪われた。中にはインターネットテレビとして細々と活動をしている局もある。無傷なのはスポーツ専門チャンネルや娯楽に徹しているチャンネルである。

新聞はこうして締め上げられた

 2014年に4度目の駐在でベネズエラに戻ってくると、新聞も直接の政府批判は控えるようになっていた。新聞はどうなってしまったのだろうか?

 「ご存じのように、ラジオ、テレビ、新聞もすべて宣伝で収入を得ている。新聞は発行部数よりもね。じゃあ、政府はどうやったか? 経営陣と交渉したんだよ。宣伝を切らない、とね。私企業のほとんどは接収されて国営企業だから。するとどうなったか? 新聞は独立しているとしても、恐怖がある。たとえば、政府を批判するにも直接しない、メタファーさ。そして、マスコミとしてもっとも悲しいことだが、自己検閲を始めた。釣り合いをとるなどといっているが、この紙面には反政府の記事を、別の紙面には政府万歳の記事を載せる」(アルベルト)

 「もともと記者は頑固で言うことをきかない。だから、まずは広告が来ないようにする、次は政府の金で株式を買って実際に経営権を奪う。100年の歴史を持つ、ウニベルサル、 発行部数最高だったウルティマ・ノティシアは政府が買った。マラカイボにあるパノラーマは買ったのではなく、広告ほかで便宜を図った。東部では、エル・ティエンポは反政府で独立しているけど、ほかの新聞はすべて政府系になってしまっている。それでもコントロールできないときは紙の配給をとめる。紙は国内で生産できないので、アメリカやカナダから輸入する。そのための紙輸入配給会社を政府がつくってコントロールしている。ラジオも電波網を持つCANTVに支配され、95%は政府の軍門に下っている」(サンチャゴ)

自由なメディアが消えた世界

 ベネズエラの憲法は、言論の自由を保障し、検閲を禁止している。国会議員や大統領は選挙で選ばれている。民主主義の形をとっているのに、言論の自由は風前の灯で、真実が伝わるメディアは、主にツイッターやフェイスブックになってしまった。すると、どうなったか。

 「政府が何をやっているのかわからない。大統領が外遊して海外の首脳にあっても、その内容が伝わらない」(アルベルト)

 「最大の問題は、コカイン政権の腐敗についてまったく報道されなくなったことだよ」(サンチャゴ)

 こうして、権力に対する監視が行われない社会の中で腐敗も犯罪も燒結を極めて行ったのである。

(今、もう一人のファシストであるトランプ大統領は、「ニューヨーク・タイムズ紙は誰かが買収し、正しく経営するか、廃刊にすべきだ」とつぶやいている)。

1392とはずがたり:2017/09/17(日) 19:22:33
もうちょっとソフィスティケートされてるけど安倍支持者と変わらんな。
浜辺でビールの代わりに,タカ派政策貰えれば国益がーとか云って満足なんだから楽なもんだ。

WEDGE REPORT
2017年2月26日
民主政権下でのハイブリッド型ファシズム独裁の作り方
奇跡のベネズエラ2
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/8993
風樹茂 (作家、国際コンサルタント)

 ファシズムは民主主義と共にやってくる。それは歴史の示すところである。政権に就くや議会を無力化し、憲法を停止するか、改変し、一党独裁とする。ところが、民主主義のもと、それが可能なことを証明した国がある。欧米にファシズムの臭いが立ち込める中、一足先にファシズム独裁を築きあげたベネズエラをケーススタディしてみた。

カナダケベック州へ移民のためフランス語を学ぶベネズエラの若者たち
ファシズムを産む土壌

 ファシズムは旧体制を一掃し、外交を含め、社会の仕組みを180度変える。それを可能にするためには、既存政党への幻滅、経済の崩壊など、国民の不満がふつふつとたぎっていることが必要条件である。そして人々の憎悪を焚きつけ、国を分裂させる才能あるパフォーマーの存在が十分条件。ベネズエラの場合も同様だ。  

 1990年後半、過酷な新自由主義により格差は拡大していた。ベネズエラの唯一そして最大の輸出原資の原油価格はバレル14ドル〜19ドル前後と低迷していた。貧困層は50%前後だった。

 そんなとき、貧者のためのボリバル革命を唱える、政治の素人の単純明快な言葉は、国民の耳に甘い誘惑となって響いた。「既存政党を一掃する」、「支配階層を撲滅する」、「金持ちは許さない」。また、日本を含む海外の左翼系の研究者やマスコミにも、ある意味自らのアイデンティティを証明するものとして魅力的であった。賛美さえした。

人気のあるうちに憲法を変えろ

 独裁者(チャべス)は、98年に大統領選に勝利し(得票率56.2%)、99年2月に政権を樹立すると、新憲法制定議会選を実施して大勝利を収めた。チャべス派128人、与党はたったの6人。

 社会主義色が濃い新憲法が99年12月15日に制定された。大統領権限の強化を狙い、5年の任期を6年、再選を可能とし、議会は二院制から一院制に改められた。国名さえ変えた。「ベネズエラ共和国」から「ベネズエラ・ボリバル共和国」。日本が「日本・大和国」と改変したようなものである。

 ボリバルとは、コロンビア、エクアドル、ペルー、ボリビアの独立の父で南米統一を目指したシモン・ボリバルのことである。チャべスは、自身を英雄の再来と自認していた。 

 その後、南米の領主となるため、国家予算をカリブ海地域と南米の左翼系の政府の支援にあてた。周辺国にとっては、寛容な打出の小槌となった。偶然、新憲法が承認されたその日はバルガス地方に豪雨があり、土砂崩れなどで8000人の死者が出た。ベネズエラでは二つの意味で「バルガスの悲劇」と呼ばれている。

大統領令(=授権法)を活用し、大企業を影響下に置け

 2000年11月、議会は、大統領に期限つきの授権法を付与した。大統領が単独で政令を発布し法律を施工(議員定数5分3で承認)するもので、ナチスドイツの全権委任法が授権法としては名高い。翌年、独裁者は矢継ぎ早に炭化水素法、土地・農村開発法など49の大統領政令を発布した。

 その中で最も重要なのは、石油公社にかかわる法令だった。政府へのローヤルティの支払いを16.7%から30%に引き上げ、その資金を貧困撲滅などの社会開発資金に充当する。さらに、公社の人事に手をつけようとし始めた。能力ではなく、親チャべスか否かを重視するポリティカル・アポイントメント(政治任命)を推し進める。

 この年には、99年当時80%もあった支持率が50%前後に急落した。格差是正が軌道に乗らない。不況である。原油価格は低迷を続けている。独裁と社会主義への反発も高まった。

 このような状況下、2002年には、民主主義者、旧支配層、テクノクラート、知識人らによる、チャべス追い落としクーデターが起き、その後、石油公社主体のゼネラルストライキ、大統領罷免要求へと続き、2004年には大統領信任投票が行われた。独裁者は58%の信任を得て勝利した。

 4年の間に石油公社の利益を様々な貧困撲滅などの社会事業に充てたことが、貧困層に支持されたからである。この年には原油価格もバレル32ドルに上がっていた。

1393とはずがたり:2017/09/17(日) 19:22:46

反対派は失業させろ

 チャべスは反対派をファシストと呼び、徹底的に締め上げた。チャべス追放を求めた石油公社の社員1万9000人(全従業員のほぼ半分)を解雇した。

 さらに、240万人を超える大統領罷免要求署名リストが選挙管理委員会から政府に渡された。チャべス派の議員の一人タスコンがそれをインターネットに公開した。署名者は2度と国営企業で就職できなくなった。入室さえ断られることがある。ベネズエラでは、それをタスコンのリストという。

選挙主義を21世紀型社会主義と潤色せよ

 筆者は、2012年の大統領選挙で、偶々野党のエンリケ・カプリエスの演説集会に紛れ込んだことがある。若者たちで物凄い熱気だった。その90%が大学生であった。けれども、家庭を持つような大人はさほど多くはない。なぜか?

 独裁者は電力、電話通信、セメント、ガラス、鉄鋼、オリノコ重油、製紙、コーヒーなどの企業、そしてホテル、スーパーマーケット、建物など1200前後の外資や民間企業を接収し、国営化した。

 国営化の目的は企業を自身の支配下に置くことである。職員は選挙の囚人となる。チャべス派への投票が義務づけられるとともに、選挙キャンペーンに動員される。収益は与党の選挙費用に使う。ある石油関連の企業では、選挙前に給与の数パーセントが選挙対策費として徴収されていた。

 さらに、与党が有利になるように選挙地図を塗り替え、反対派の知事が当選した県には予算配分を過少化する。

支持者たちを政府依存症にせよ

 独裁者は石油公社の収益を様々な社会開発事業(15ほど)に使った。公社内に住宅建設、食糧供給などの関連部門、関連会社が創設され、2011年社員数は12万人を超え、肥大化した。主な事業(ミッション)をあげる。

バリオ・アデントロ:貧困地区での無償医療
ロビンソン:識字運動
メルカル:安価に食品を販売する食糧販売店
ビビエンダ:無償の家屋の提供

 これらの事業に2011年には400億ドル弱もの資金を費やし、貧困層は30%を切った。当時、原油価格は100ドルを超え、独裁者にとってもベネズエラにとっても我が世の春であった。

 けれども、人口は3000万人の国で、誰もが恩恵にあずかれるわけではない。たとえば、11年〜12年建てられた家屋は35万軒ほどである。

 これらの恩恵にあずかった者はテレビで独裁者に感謝の念を述べる。幸運のクジを引き当てなかったものは不満を述べ、独裁者はすぐに担当大臣に対処するよう命じる。あるいは別のプロジェクトを立ち上げる。住民は、次は自分の番かと期待する。結果が出ない前から新規プロジェクトを次々に立ち上げる。こうして幻想の王国ができあがる。

 実際、選挙の前には、住民たちは、道路を封鎖し、タイヤを燃やし、独裁者におねだりをする。筆者は、私有地を占拠に行く人びとをよく見かけた。単独者も家族もいる。散歩に行くように楽しそうに歩いて行く。タスコンのリストに載って就職できずに運転手になっている友人がいう。

 「まったく、厚顔無恥だよ。選挙だからね。中にはそれを仕事にしている者がいるんだから。ほら彼らだよ。自分の家があるのに他人の土地を占拠して、家を政府につくらせてそれをもらい、今度は他人に売るんだ」

 南米の最貧国に陥った今、別の友がこういう。

 「ほかの南米ならば、確実に内戦になっているよ。でもベネズエラ人は、政府からほんのちょっとしたものをもらって、浜辺でビールさえ飲めればそれで満足なんだ」

 政府にとって、最も御しやすい人々なのである。

1394とはずがたり:2017/09/17(日) 19:23:53
>>1392-1394
失敗は反対派のせいにしろ

 独裁者の敵は、私企業、金持ち、旧支配層、知識人、マスコミ、そして海外ではアメリカ合衆国である。

 電力不足で停電になる、奇病が流行るーそれらは根拠もなく、反対派のブルジョア層とアメリカCIAが仕組んだせいだと言い募る。けれども、ベネズエラの最大の貿易相手国は輸出入とも25%前後を占めるアメリカだ。チャべス派の中には、休暇には親戚などのいるフロリダで過ごし、しかもアメリカで事業を行ったり、資産を所有している者もいる。

敵が攻めて来ると言い続けろ

 「ヤンキーは悪魔だ」「米国のポチのコロンビアが攻めて来る」。「CIAが暗殺計画を練った」。支持率が下がった時は、根拠なくそう言い続ける。ときには軍隊をコロンビア国境に張り付け、米国の外交官を追放し、危機を演出した。

反対派は国外に出てもらえ

 概して知的水準が高い人間、テクノクラート、学生は国を見捨てて国外に出る。心ある政治家、司法関係者、マスコミ人は亡命する。こうして敵の数は減り、政権は盤石になっていく。

メディアを支配下しろ

 前回レポート「民主政権下、こうしてメディアは殺される」>>1389-1391を参照ください。

最重要! 最高裁と選挙管理委員会を支配しろ

 2013年チャべスが死去し、別の独裁者マドゥロがあとを引き継いだ。不運だった。15年末頃から原油価格は急落し、30ドル前後に低迷した。私企業激減の影響もあり、生産も低迷し、インフレが襲ってきた。外貨不足で輸入もできない。品不足が蔓延化し、主食さえなく、商店の略奪が始まった。

 2015年末の国政選挙では、野党が大勝利した。167議席のうち112議席を占め、チャべス派はたった55議席にとどまった。すべてが変わる。国民の多くは希望を持った。 

 ところが議員内閣制ではない。独裁者は強大な権限を持ったままだ。

 そこで野党は、独裁者罷免の署名を集め、大統領の信任投票、あるいは大統領選挙に持ち込もうとした。だが、時すでに遅し。後悔先に立たず。18年もファシスト政権を許してきたのだ。

 選挙管理委員会は180万人の署名のうち、50万人に不正があるなど様々な理由で時間稼ぎをし、さらに最高裁が突然、23州と首都圏の選挙人の20%以上の署名がなければ罷免は認めらないと言い出した。12年の任期を持つ最高裁判事32人はチャべス派が多数のときに議会で承認されている。

 こうして、ファシスト政権は盤石になっている。民主主義は形骸化し、三権分立は破壊されている。弁護士の資格を持ちながら、屋台で働く若い女性はため息をついていう。

 「法律も憲法もありはしないわ。チャべス派のやりたいほうだいよ。野党にも幻滅だし、何ら将来に希望はないわ」

ファシズムの教訓

 ファシストを擁護する識者や専門家といわれる人間も出て来るかもしれないが、決して信じてはいけない。ファシストが現れた時、短期の利益のために支持すると、将来国はとてつもない災厄に見舞われる。早急に排除するか、それができなければ自身が国を見捨てて国外に逃れる以外に道はない。今ベネズエラの貧困層は82%、歴史上最高値を記録している。

1395とはずがたり:2017/09/17(日) 19:25:51

WEDGE REPORT
2017年5月27日
破綻国家ベネズエラの耐えがたい日常
異形の国家が生き延びる理由
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/9627
風樹茂 (作家、国際コンサルタント)

 ファシズム政権の暗部を隠す広告燈の役割も担っていたオーケストラ、エル・システマのバイオリン奏者Armando Canizales(18)も抗議中に銃弾を受け殺された。

 政治活動や言論の自由を求めて、何十万、何百万という国民がデモを行うことは、めったにない。独裁政権でも、それなりの生活が保障されていれば、国民はさほど文句を言わない。ベネズエラでは、国会の立法権の剥奪の試み、大統領選出馬阻止を目的とする野党リーダー、エンリケ・カプリレスの政治活動15年の禁止と、その事務所への放火などをきっかけに、マドゥロ大統領退陣を求める大規模な抗議行動が3年振りに広がっている。底流には何があるのか? 昨年7月まで6年ほど留まっていたベネズエラの耐えがたい日常を報告する。

早朝から長蛇の列が
電気も水もない 銃弾はある

 土曜日の午前中にテレビでチャンピオンリーグの試合を見ているとき、突然、停電となった。途上国では珍しいことではない。水不足に加え、送電網や変電所の整備不備、盗電なども重なり、計画停電が続いている。だが、実質無計画停電。いつ復旧するのか? 1日、2日、3日と続くことがある。電気がないとポンプが働かず、水も出ない。トイレの水も流れない。食事も作れない。シャワーも浴びられない。カリブの暑さは格別だ。たちまち汗がたらたらと落ちて行く。

 もう我慢ならん!

 隣町までタクシーを飛ばし、自家発電を持つ4つ星ホテルを訪れた。かつてはExperia International Hotelだったが、接収され国営化。とたんにサービスは悪化した。顔見知りのフロントに聞くと、部屋は空いていて電気もあるが、「でも」と気の毒そうに答えた。

 「水が出ないんですよ。ポンプと配管に問題があるようで、修理を頼んでいるけど、いつ来ますかね」

 諦めて周辺のホテルを探したが、生憎イベントがありどこも満員だ。結局、繁華街にある小さなペンションに泊まることにした。だが、場所柄を注意しなかった。

 隣の隣がディスコティックだった。夜、大音響が鼓膜を揺らす。眠れない。午前2時頃だろうか。ガタンという音ともにクーラーが停まった。音楽がとまり、窓の外は真っ暗闇になった。ほっとする。ところが、停電に腹を立てたディスコの客たちが騒ぎ始める。喧嘩も始めたようだ。とてつもなく煩い。窓から外を窺う。

 すると、銃声が3発! やっと静かになった。

パンがない

 アパートの守衛に電話をすると、幸い電気が復旧したという。

 自宅に戻ってから、自転車でパン屋とスーパーマーケットをはしごする。残念ながら、パンはどこにもない。小麦が手に入らないのだ。でもラッキー! 2週間ぶりでスパゲティを見つけた。4000ボリバル、あっという間に価格は2倍になっている。5つ買えば、ベネズエラ人の月給はふっとんでしまう。

 トイレットペーパーを買いたかったので、中国人経営の雑貨屋にも寄ってみた。ところが長蛇の列。紙おむつ、シャンプー、石鹸、鶏肉、トウモロコシの粉(アレパという主食を作る)などの価格統制品を買うための闇商人と普通の人たちだ。身分証明書の番号によって、購入曜日が限られている。筆者は、日曜日と金曜日。だがめったに並ばない。

 暑い日差しの中、早朝5時から3時間、4時間と並んでも、購入できる保障はない。途中、必ずといっていいほど、列のどこかでイライラが募り、小競り合いが始まり、警官の出動となる。あるいは略奪が始まる。人間の尊厳など皆無の長い長い不幸な苦役だ。だから、路上などで闇商人から数倍の値段で購入する。

 海外の経済紙などは、ベネズエラのインフレが80%だとか100%だとか書いてあったが、とんでもない。昨年から1000%をとっくに超えている。ちなみに、トウモロコシの粉は一年間でキロ19ボリバルが177ボリバル(闇価格1500ボリバル)、鶏肉キロ65ボリバルが850ボリバル(闇価格3000ボリバル以上)だ。

1396とはずがたり:2017/09/17(日) 19:26:02

 それでも外国人はドルを持っているのでまだ恵まれている。駐在し始めた2008年ベネズエラの通貨価値は高く、実質レートは1ドル=2.5ボリバルだった。今は5000ボリバル前後で、2000分の1になってしまった。

 時折、数カ月ぶりかで、友達に会うと驚く。ふっくらとしていたはずなのに、痩せて一回り小さくなっている。1日3回食べられるベネズエラ人はさほど多くはない。

オフィスに人がいない

 早朝のオフィスはがらんとしている。仕事ができる友人で、国にしがらみがないものは、車、家、家財道具などすべてを売り払い、スペイン、アメリカ、エクアドル、チリなどに移住してしまった。1999年にチャべスが政権に就いたときも、大量の移住者が出たが、そのとき国を見限ったものは、先見の明があったのである。

トヨタの工場も閑散としていた
 隣のブーツからは、「あのスーパーにコーヒーがあった」「あの店で小麦粉が売られている」

 「あそこでオリーブ油を見つけた」「マクドナルドにさえ肉がない。野菜バーガーだ!」

 などの声が聞こえて来る。

 友人が何カ月振りかでオフィスに顔を出した。ラテン流に大袈裟に抱擁する。

 「寒い、寒い、朝から晩まで路上で仕事だよ。職場では挨拶さえろくにしなくて、友達にもなれないよ。でも、子どもの学校も決まったし、また戻るしかない。英語をもっとブラシアップしなきゃ」

 ニューヨークから一時帰国した友人はエンジニアだが、アメリカでは今のところ肉体労働者なのである。

ストレス発散ができない

 翌週の土日に熱帯雨林のど真ん中に広がるエデンの園のように美しい冷泉「モーゼの泉」に行くことにした。Cachama(日本名コロソマ)という大型淡水魚といっしょに泳ぐことのできる湖もある。しかも美味い。

 ところがその行き帰りの170キロの海岸通りは、とてつもない苦行だった。

 まず、頼んでいたタクシーが一時間遅れた。「突然、停電でエレベーターに閉じ込められた」という。最初の検問所でワイロ目当ての治安警官と口論となる。しぶとく難癖をつけてくる。時間がもったいなので、僅かな金を差し出し、そのお金でコーヒーを買いに行かせた。不快なだけだ!

 道中、スクレ州の州都クマナにあるトヨタの工場に寄ってみる。90年代には直接従業員1800人、間接1万人を雇用する巨大工場と成長し、スクレ州生産の50%を占めるまでになった。今は、寂しいことに開店休業。広大な敷地に車両は見あたらない。目立つのは、犯罪に備える警備員の姿ばかり。この一カ月後にはクマナ市は商店街が略奪にあい、日本人駐在員は工場を去ることになる。

世にも美しいモーゼの泉も宝の持ち腐れ
 海岸通りに戻り、一路モーゼの泉を目指す。あと30分ほどで到着する予定が、渋滞にあう。数百メートル先で道路が封鎖されているという。車を降りて、住民にきいてみる。

 「3カ所ぐらいで封鎖しているわよ。市場が閉じたの。略奪されそうになって。それで住民が怒っているのよ。食べるものがないって。どれぐらいかかるかわからないわ。ほんと、お馬鹿大統領をどうにかしたい。何を食べているかって? イワシとマンゴよ」

 食糧不足、治安悪化、停電などに抗議する住民のデモがあらゆる場所で起こっている。石や木材でバリケードを作って、時にはタイヤを燃やす。

 埒が開きそうもないので、山道を迂回することにした。本来3時間で到着するはずが7時間もかかった。

 翌日は午後1時に帰路についたが、道路が二カ所も封鎖されていて、家に着くまでに10時間。冷泉でストレス発散という思惑は完全に裏切られた。

薬がない

 いつの間にか肩から背中にかけて赤い湿疹ができた。痒い。痛い。眠れない。流行っているジカ熱(=蚊が媒介するウィルス)かもしれない。死人も出ている。

1397とはずがたり:2017/09/17(日) 19:26:31
>>1395-1397
 皮膚科に行った。神経性皮膚炎だという。処方箋をもらった。ステロイド系の塗り薬と抗炎症作用のある副腎皮質ホルモンの注射用アンプル。タクシーをとばして、ドラッグストアーをいくつも巡る。どの店にも薬も注射液も存在しない。外貨不足で輸入できない。

 国際金融市場にはベネズエラのデフォルトの噂が数年前から流れ続けている。けれども腐敗しているがゆえにこそ政府はどんな手段を使っても返済する。もしデフォルトとなり政府が国際管理になったならば、政権は崩壊する。国家反逆罪、人権侵害、麻薬密売の罪が待っている(=『家に食べ物がなければ、盗むほかない 犯罪立国の謎(その1)』参照)。外貨は借金返済のためにある。

 この日、薬は諦め、最後に辿り着いたのは、植木屋だった。民間療法。オレガノとニンニクをつぶして患部の肩や背中に塗った。

 2週間後、やっと予約がとれて街一番だという評判の皮膚科に行った。アメリカ帰りの女医だった。心理学者のように迫ってくる。「仕事は面白いか」「何が辛いのか」「若いときとは違うのでは」「人生の目的がずれているのではないか」と矢継ぎ早に聞いてくる。いちいち答えているうちに、泣き出したくなってしまう。

 最後に彼女は「日本に帰ったほうがいい」という。そこで聞いた。

 「数年前までベネズエラもこんな生活じゃなかった。ベネズエラ人だってストレスを感じているはずでしょ」

 ところが彼女はこう答えるのだった。

 「ベネズエラ人は友達や家族と海に行って、ビールを飲んで冗談をいえば、それでおしまいよ」

 病院からの帰り道、家のそばの海の前の駐車場で偶然、友人に会った。カーステレオでレゲトンをかけ、男女4人でビールを飲んでいる。

 「日本企業に職はない? 韓国企業じゃ、給与はピーナツだよ」

 友人は私が監督をしていたヒュンダイ系企業に勤務していたが、一年前に退職していた。英語もでき専門知識もある。

 「オーストラリアに移住しようかと思っているんだよ。その前に飲もう、綺麗な娘もつれてくるよ」

 彼はそういって笑った。

ベネズエラ国民の悲劇

 10カ月が経過した。さすがのベネズエラ人も我慢の限度にきたようだ。全土で何十万人もの人間が政府に対する抗議デモを1カ月以上続けている。ところが、彼らを待ち受けているのは、催涙ガス、時に実弾、装甲車による轢殺、そして拷問の待つ刑務所だ。その上、犯罪集団がここぞとばかりに商店略奪へと繰り出す。

 あっという間に犠牲者の数が10人、20人と増えて行った。憎悪の炎が一層盛り上がる。若者たちは糞爆弾や火炎瓶の投擲で装甲車に挑み、治安部隊の何人かを血祭りに上げる。催涙ガスが実弾へと変わり始める。30人、40人、50人と犠牲者が増える。医師を目指していたエル・システマのバイオリン奏者も射殺される(5月3日 若干18 歳)。治安部隊の側にも1人、2人と死者が出る。

 このような時にこそ、ファシズム独裁政権(『民主政権下でのハイブリッド型ファシズム独裁の作り方』>>1392-1394参照)はその真価を見せる。マドゥロ大統領はサルサを踊り、新たな憲法を作ると宣言した。自信たっぷりだ。コカイン利権に深く関与する軍と治安警察が裏切ることはありえない。彼らの真の役割は国内反対勢力と国民の弾圧である。

 もし万一彼らが裏切ったときは、チャべスが飼いならしてきた民兵がいる。もしも民兵に裏切られた時は、キューバの警護隊が政府高官と大統領を守る。ベネズエラ政府は盤石の態勢に見える。

 その上、国際社会は北朝鮮と同様にベネズエラ政府の崩壊は望まない。共産主義の変種チャべス主義を信奉し、反米なのにアメリカとの交易が25%以上を占め、トランプ大統領に献金し、スホイ戦闘機など最新兵器はロシアから買い、石油資源は半ば中国の担保に入り、政治はキューバの指示を仰ぎ、世界一の石油埋蔵量を持つのにガソリンを輸入し、国際金融への債務は必ず返す。そのような政権はさほど悪いものではない。悲惨はすべて国民に負わせる。こうして、異形の国家は生き延びて行く。

 かつてチリのピノチェト軍事独裁政権下の終末時に「Por No! =独裁にノー!」というクンビアの歌が全土に流行った。今はせめて国際社会にこの歌が流布されるとことを希望して。「ミスユニバースの国の自由へのバラード」
http://www.el-nacional.com/videos/protestas/video-conmovedor-las-heroinas-abarrotaron-las-calles-caracas_26386

1398とはずがたり:2017/09/17(日) 22:30:55

<ベネズエラ>経済危機で難民申請増加
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170917-00000026-mai-s_ame&pos=4
9/17(日) 17:24配信 毎日新聞

 【サンパウロ山本太一】経済危機に見舞われている南米ベネズエラから他国に逃れ、難民申請する人が増えている。隣国コロンビアは避難者への滞在許可を緩和したり、国際機関は緊急支援をしたりして対応。周辺国も巻き込んだ人道危機が広がっている。

 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によると、難民申請をしたベネズエラ人は2016年の1年間で約2万7000人。今年は1〜7月だけでこの2倍近い約5万人だった。申請先は、米国の約1万8300人をはじめ、ブラジル約1万3000人、ペルー約4500人、スペイン約4300人と続く。反政府活動に携わったため、迫害される恐れがあるとして、申請するケースなどがある。

 難民申請自体は多くないものの、最大の避難先となっているのがコロンビア。UNHCRは約30万人が流入したとみる。コロンビア政府は7月末、合法的に入国したものの、ビザの期限が切れて不法滞在の状態になっている人を対象に2年以内の滞在を認める特別許可制度を設けた。すでに約5万5000人が申請しており、約23万人が許可を得る可能性がある。エクアドル政府も17年、約1万3000人に特別滞在許可を出した。

 南隣のブラジルへも流入が続く。国境を接する北部には、ベネズエラ北東部から避難してきた先住民族ワラオの数百人が滞在している。ロライマ州政府がスポーツ施設を避難所として開放したが、収容人数に限りがあるため、路上生活を強いられる人もいる。子どもも多く、食料支給や健康状態の維持が課題だ。UNHCRによると、避難者は治安悪化や食料・医薬品の不足などを理由に出国したと説明しているという。

 ベネズエラ人はワラオを含めブラジルに2万〜3万人、トリニダード・トバゴに4万人以上、オランダ領のアルバ、キュラソー両島に約2万5000人が滞在しているとされる。

1399とはずがたり:2017/09/17(日) 22:32:19

ベネズエラ
原油価格を人民元で表示
https://mainichi.jp/articles/20170917/k00/00m/020/034000c?inb=ys
毎日新聞2017年9月16日 18時48分(最終更新 9月16日 18時48分)

 南米ベネズエラの石油省は15日、同国の原油価格の表示に、従来の米ドルではなく中国の人民元を使い始めた。反米左翼マドゥロ大統領が今月7日に「米ドルの抑圧から国を自由にするための新たな戦略を取る」と発表しており、これを受けた措置だとしている。

 原油は国際的に米ドルで取引されており、どれだけ実効性があるのか不明。政治的なポーズにすぎないとの見方が強い。

 石油省のホームページに掲載された表によると、9月11〜15日の原油の平均価格は1バレル=306・26元(約5180円)だった。ドル換算だと1バレル=46ドル台後半に相当する。(共同)

1400とはずがたり:2017/09/19(火) 19:09:23

米仏首脳会談でトランプ氏がイラン核合意批判、仏は合意維持要請
ロイター 2017年9月19日 11時38分 (2017年9月19日 16時32分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20170919/Reuters_newsml_KCN1BU06O.html

[国連 18日 ロイター] - トランプ米大統領は18日、マクロン仏大統領との首脳会談で、欧米など主要6カ国とイランによる2015年の核合意について「著しい欠陥がある」とあらためて批判した。一方、フランス側は米国に核合意を維持するよう要請した。
米国務省のブライアン・フック政策企画本部長は記者団に対し、「トランプ大統領はイラン核合意に著しい欠陥があると考えており、マクロン大統領にもその見解を伝えた」と説明。「大統領は欠陥と感じる部分について率直に語り、核合意を見直している段階だと伝えた」と明らかにした。
米国法に基づき、米政権はイランの合意履行状況を90日ごとに議会に通知しなければならず、次回の期限は10月半ばとされる。合意を履行していないとトランプ大統領が判断した場合、議会は60日以内に制裁解除を打ち切るかどうかを決めることになる。
一方、フランスのルドリアン外相は記者団に対し、「核の拡散を防止するために核合意の維持は不可欠だ」と発言。「フランス政府はトランプ大統領に対し、合意を維持する選択が適切であることの説得を図る」と述べた。

1401チバQ:2017/09/20(水) 15:01:32
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170920-00000026-mai-s_ame
<メキシコ地震>149人死亡 M7.1、首都で建物倒壊
9/20(水) 10:52配信 毎日新聞
<メキシコ地震>149人死亡 M7.1、首都で建物倒壊
倒壊したビルで生存者を捜す救出隊員ら=メキシコ市で19日、AP
 【サンパウロ山本太一】米地質調査所(USGS)によると、メキシコ中部プエブラ州内陸部で現地時間19日午後1時14分(日本時間20日午前3時14分)ごろ、マグニチュード(M)7.1の地震が起きた。ロイター通信によると、少なくとも149人が死亡した。首都メキシコ市などで多数の建物が崩壊し、犠牲者が増える恐れがある。メキシコでは南部で7日、M8.1の地震が起き、6万棟以上の住宅が被害を受け98人が亡くなったばかり。

【写真特集】メキシコ地震 現地の様子

 メキシコ市は19日、非常事態を宣言した。各州政府などによると、死者は中部のモレロス州で54人、プエブラ州で26人、メキシコ州で9人、メキシコ市で4人など。USGSによると、震源地はプエブラ州ラボソの東北東5キロ、メキシコ市からは南東約120キロ。震源の深さは51キロと推定される。前回の震源はメキシコ市から約1000キロ離れていた。

 地元メディアは、消防当局の情報としてメキシコ市では建物で火災が発生し、内部に人が閉じ込められていると報じた。数階建ての建物の中間部分がつぶれ、人々が倒壊した建物の下敷きになっているとみられる。ロイター通信によると、崩壊した建物から約60人が救出されたという。停電も起き、メキシコ市国際空港も安全点検のため一時閉鎖された。

 ペニャニエト大統領はツイッターに「状況を評価し、対策をとるための緊急の委員会の招集を求めた」と投稿した。前回地震の被災地オアハカ訪問を急きょ取りやめ、空路メキシコ市に戻った。

 トランプ米大統領は地震発生後間もなくツイッターで「メキシコ市民に神の恵みを。われわれはあなた方と共にある」と述べた。

 メキシコではちょうど32年前(1985年9月19日)にもM8.1の地震が発生。メキシコ市で数千の建物が崩壊し、1万人以上が死亡。今月7日の地震でもチアパス、オアハカ両州で多数が死傷した。

 メキシコ市の日本大使館によると、現地時間午後4時40分現在、日本人が被害にあったという情報は入っていないという。

1402チバQ:2017/09/20(水) 15:20:32
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017092000335&g=int
32年前の恐怖、再び=横揺れ2分、がれきの山-メキシコ地震


19日、メキシコ市で、大地震の直後、赤ん坊を抱いて通りを避難する女性(AFP=時事)
 【サンパウロ時事】アパートが突然崩れ、砂煙の中を「ああ、神よ」と悲鳴を上げながら逃げる女性。10階建てほどのオフィスビルの外壁が剥落するさまをぼうぜんと見守る市民。現地テレビは32年前のこの日、死者1万人を出した大地震と対比させつつ、昼食時の首都メキシコ市一帯を襲った恐怖をまざまざと映し出した。
〔写真特集〕メキシコ中部でM7.1の地震〜死者100人以上〜

 在メキシコ日本大使館によると、大きな横揺れが2分ほど続いた。発生直後には驚いて建物から飛び出した市民らが通りにあふれたという。館員や施設に被害はなかった。
 地震直後に高層ビルから撮影された映像では、市内のあちらこちらで煙が上がっている様子が確認できた。市内では、救助当局や市民らががれきを手渡しで除去しながら、生存者を捜索する場面もあちこちで見られた。
 市南部では、4階建ての小学校の1階部分が崩壊。地元紙は4人が救出されたが、3人が遺体で見つかったと報じた。中には児童が取り残されているとみられ、住民らはツイッターで「シャベルとつるはしで学校のがれきを掘っている」「渋滞で救急車が通れない。医者の助けが必要だ」などと支援を求めた。
 視察先から急きょ戻ったペニャニエト大統領は日没が迫る中、「当局に照明を設置するよう命じた。がれきの下からまだ人を救出できる」と夜を徹して救助に当たる方針を強調した。(2017/09/20-12:02)

1403チバQ:2017/09/20(水) 20:49:35
http://www.asahi.com/articles/ASK9N5TC3K9NUHBI01S.html
NZ総選挙、9年ぶり政権交代か 37歳女性党首が旋風
ウェリントン=小暮哲夫2017年9月20日19時34分
23日投開票のニュージーランド(NZ)の総選挙で、9年ぶりの政権交代の可能性が出ている。8月に就任した最大野党労働党の37歳の女性党首が旋風を起こし、与党国民党との接戦に。労働党は、環太平洋経済連携協定(TPP)の見直しを求めており、政権交代なら日本を含む交渉に影響しそうだ。

 各社の世論調査の政党支持率は7月、イングリッシュ首相(55)が率いる国民党が労働党に20ポイントほど差をつけていた。だが、労働党が8月初め、ジャシンダ・アーダーン氏(37)を党首に選ぶと支持率は急上昇。9月に入り、国民党を上回る結果も出始めた。

 国内では近年、住宅価格や家賃が高騰。不満が出ている中で、長期政権からの変化を求める世論の風をつかんでいる。

 アーダーン氏は19日、ウェリ…

1404チバQ:2017/09/21(木) 19:23:25
http://www.sankei.com/world/news/170920/wor1709200074-n1.html
2017.9.20 22:19
【陸自PKO25年】
南スーダン、続く民族対立 PKOパトロール同行ルポ 武器・麻薬に目光らせ
 南スーダンの首都ジュバには、「民間人の保護」を目的に国連南スーダン派遣団(UNMISS)が管轄する国内避難民のキャンプがある。9月中旬、エチオピアのPKO(平和維持活動)部隊のキャンプ周辺のパトロールに同行した。

 ジュバの市街地から約7キロ南に、UNMISSの活動拠点「UNハウス」があり、キャンプはその広大な敷地に沿うように設置されていた。

 午前9時すぎ。迷彩服にヘルメット姿の隊員十数人が小高い丘に整列し、アシュチャリュ少佐(44)の指示を受けて徒歩でパトロールに出発した。麓には38000人が暮らす「第3キャンプ」の白いテントが延々と広がる。

 「それぞれのキャンプの周囲数百メートルは武器の持ち込みが禁じられている。そのエリアを巡回し、キャンプの内と外で武器や麻薬の受け渡しがないかをチェックするのが任務だ。日中と夜間に各4回、巡回している」(同少佐)

 第3キャンプの外周に沿って、背の高い草を自動小銃でかき分け、禁制品が隠されていないかを黙々と調べる隊員たち。パトロール隊員3人と、国連の警察部門の担当者は女性だった。女性の犯罪容疑者を拘束するケースもあるからだ。

 少佐によると、第3キャンプで生活しているのはほぼ全員がヌエル族だ。昨年夏、第1副大統領を務めていたヌエル族のマシャール氏配下の反政府軍と、最大民族ディンカの出身であるキール大統領率いる政府軍との戦闘が激化し、政府軍が首都を制圧。ディンカ族の攻撃を恐れ、身の安全を求めるヌエル族のキャンプへの“駆け込み”が急増したという。

 市内で会ったヌエル族の交通警察官の男性(29)も、「身の危険を感じ、一時は仕事を放り出してキャンプに逃げた」と話した。

 60以上の民族が混在し、対立が絶えない南スーダン。「避難民を装い、ヌエル族の武装勢力の幹部がキャンプに潜んでいるケースもあると思う。内戦は当面終わりそうにない」。住民の男性が言った。 (ジュバ 佐藤貴生)

1405チバQ:2017/09/21(木) 19:26:10
http://www.sankei.com/world/news/170920/wor1709200061-n1.html
2017.9.20 22:07
【陸自PKO25年】
内戦で劣化する道路、立て札が語る日本の「貢献」 南スーダン・陸自撤退3カ月
 土をかぶった道路の下から、小石を敷いてセメントで固めた基礎が顔をのぞかせていた。9月中旬、南スーダンの首都ジュバ。国連南スーダン派遣団(UNMISS)の平和維持活動(PKO)に加わった日本の部隊が補修を行った市内の主要道路だ。内戦が続く中、丁寧な仕事ぶりがうかがえる道路は確実に劣化しつつあった。

 米国大使館の前を過ぎると舗装が切れ、むき出しの土の道が現れた。周辺住民らによると、ここから下った約1・5キロ先までが日本が道路を補修した区間だ。モルタルや木造の平屋が軒を連ね、人通りも多い。

 雨期特有の雨が終日降ったこの前日には、茶色い濁流が脇の排水溝を越えて道路にあふれ出ていた。この排水溝も日本が作ったものだという話を聞いた。撤収後の激しい雨と多くの通行車両によって、道にはでこぼこができ始めていた。

 それでも、幹線道を除く大半が未舗装で、至る所に大きな穴が空いている市内の他の道に比べれば、はるかにましだ。PKO部隊を含め、市街では中国の存在感もあちこちで見られたが、道路周辺の住民は日本への謝意を口にした。

 果物を売っていたパスカ・アデルさん(32)は、「日本人がたくさん来て道を作ってくれた。多くの人が手伝おうとしたぐらい喜ばれた」と話した。政府職員のスティーブン・アルフレッドさん(37)は、「日本はきちんと仕事をして、すばらしい結果を残してくれた。もう一度来てほしい」と訴えた。

 坂を下ってしばらく行くと、白い札が立っていた。「日本と南スーダンの友情と協力の証」。その文言が、日本の貢献を静かに物語っていた。

   ×    ×

 日本が国連のPKOに参加して9月で25年となる。世界各地で紛争が絶えず、国連総会では20日、改革をめぐる協議が行われるなどPKOのあり方が注目されている。日本がこの5月まで活動していた「世界で最も若い国」である南スーダンで、PKOの実態と同国の情勢を追った。

 (ジュバ 佐藤貴生)

 ■国連南スーダン派遣団(UNMISS) 国連安全保障理事会が2011年7月、国際平和と地域の安全を脅かす状況だとする決議案を採択し、設立された。当初は7000人だった平和維持活動(PKO)の要員は最大17000人規模に拡大。任務の重点は13年末の戦闘激化を受け、重点が国造り支援から「民間人の保護」へと移った。日本は12年から道路や排水溝などインフラ整備を行う自衛隊の施設部隊を派遣。施設部隊は今年5月に撤収した。

1406チバQ:2017/09/23(土) 23:08:34
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170923-00000053-asahi-int
NZ国民党が第1党 総選挙、単独過半数には届かず
9/23(土) 21:42配信 朝日新聞デジタル
 ニュージーランドで23日、総選挙(一院制、基本定数120)の投開票があり、ビル・イングリッシュ首相(55)が率いる与党国民党が第1党を維持した。若い新党首のもとで追い上げた最大野党の労働党をかわした。ただ、両党とも単独過半数には達しない見通しで、少数政党との連立協議に入る。

 国民党は改選前の58議席を維持する見込み。労働党は同31議席より大きく増やすものの、及ばない見通しだ。連立協議では、過去に国民党、労働党のどちらとも協力したことのあるニュージーランドファースト党の対応が焦点となる。

 選挙管理委員会によると、在外投票などを除く即日開票分の集計に基づく獲得予想議席は、国民党58、労働党45、ニュージーランドファースト党9、緑の党7、ACT党1。

 2008年から3期続いた政権を担った国民党は、自由貿易を推進。中国向けの乳製品などの輸出が好調で、近年は2〜3%の堅調な経済成長を達成してきたことを背景に、7月までは各社の世論調査で労働党に約20ポイントの差をつけていた。

 劣勢の挽回(ばんかい)を狙って労働党は8月初め、副党首だったジャシンダ・アーダーン氏(37)を党首に選任。経済成長の一方で深刻化していた住宅問題の解消策などを訴えると、長期政権のマンネリ化に飽きた有権者の支持を集めてまき返した。

 国民党は選挙戦終盤、労働党の政策に「財源不足だ」などと反撃。その結果、労働党が税改正を20年の総選挙以降に先送りすると公約を変える事態になった。有権者は結局、変化への期待よりも、実績をふまえた安定を選んだ形だ。

 労働党は、住宅価格の高騰の一因が外国からの不動産投資にあるとして、中古住宅の外国人の投資を禁止する公約を掲げていた。これは、外国からの投資を差別しない環太平洋経済連携協定(TPP)の条項に反する。そのため、政権交代となれば、米国離脱後に日本やニュージーランドなど11カ国で進める協定の再交渉の行方に影響するとの懸念が出ていた。(オークランド=小暮哲夫)

1408チバQ:2017/09/24(日) 15:43:24
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170924-00000023-jij_afp-int
NZ総選挙、主要政党過半数取れず NZファースト党と連立協議へ
9/24(日) 14:40配信 AFP=時事
NZ総選挙、主要政党過半数取れず NZファースト党と連立協議へ
ウィンストン・ピータース党首(2008年7月24日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】ニュージーランドで23日、任期満了に伴う総選挙(一院制、基本定数120、任期3年)が投開票された。主要政党の国民党、労働党はいずれも過半数の61議席に達せず、激しい発言でドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領になぞらえられるニュージーランド・ファースト党のウィンストン・ピータース(Winston Peters)党首がキングメーカーになる結果となった。

【関連写真】イングリッシュ首相と労働党のアーダーン党首

 ビル・イングリッシュ(Bill English)首相の与党・国民党は58議席(得票率46.0%)、連立相手のACT党が1議席を獲得。一方、カリスマ的なジャシンダ・アーダーン(Jacinda Ardern)党首の人気で支持を回復していた労働党は45議席(同35.8%)、労働党と協力関係にある緑の党は7議席を獲得した。

 国民党と労働党のいずれも、過半数に達するには、9議席(同7.5%)を獲得したニュージーランド・ファースト党の協力が必要になった。ニュージーランド・ファースト党のピータース党首は、今のところ国民党と労働党のどちらに協力するのか態度を明らかにしていない。

 国民党のスティーブン・ジョイス(Steven Joyce)選対本部長はテレビ・ニュージーランド(TVNZ)に対し、国民党にはピータース氏とだけではなく、同氏の側近とも良好な関係を築いている人が多いと述べ、両党はうまく協力できるとの考えを示した。

 一方、労働党のフィル・トワイフォード(Phil Twyford)選対本部長は同テレビに対し、移民流入に反対で保護主義的な政策を持っているピータース氏は国民党よりも中道左派に近いと指摘し、ニュージーランド・ファースト党と労働党はより多くの政策で協調できると語った。

 労働党がニュージーランド・ファースト党を取り込むにはもう一つ問題がある。今年に入ってピータース氏の移民に反対する発言を人種差別的だとして非難した緑の党との関係だ。

 緑の党のジェームズ・ショー(James Shaw)共同代表は次のように語り、気難しいことで知られるピータース氏が労働党と緑の党に合流するために過去のいさかいを水に流すとは考えにくいとの見方をにじませた。

「ありそうなことでないのは確かだが、現実を見れば野党3党の議席を合わせれば61議席になる……つまり可能性はある。われわれは連立政権を組めるかもしれない」「皆が言っているように、要はウィンストン・ピータース次第だ」 【翻訳編集】 AFPBB News

1409チバQ:2017/09/24(日) 15:43:48
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170924-00000062-san-asia
NZ総選挙 与党が勝利宣言 過半数には届かず
9/24(日) 7:55配信 産経新聞
 【シンガポール=吉村英輝】任期満了に伴うニュージーランド議会(一院制、基本定数120)総選挙の投開票が23日行われた。選管によると、開票率99・8%で、与党・国民党が、得票率46・0%で58議席(改選前58議席)を獲得し、第一党を維持。同党を率いるイングリッシュ首相(55)は「強く安定した政府へ責任を与えられた」と勝利宣言した。ただ、過半数には届かず、引き続き政権を維持できるかは、少数政党との連立に委ねられる。

 一方、女性のジャシンダ・アーダン党首(37)が率いる最大野党の労働党も35・8%を獲得し45議席(同31議席)と躍進した。7議席(同14議席)を得た緑の党と連立を模索する。

 9議席(同12議席)を得たポピュリスト政党のニュージーランド・ファースト党が、国民党、労働党のどちらにつくかが鍵となる。

1410チバQ:2017/09/25(月) 19:56:49
http://www.sankei.com/world/news/170924/wor1709240032-n1.html
2017.9.24 19:35
【メキシコ地震】
海軍、陸軍、警察の救助チームが主導権争い 政府の機能不全に不満うずまく
 【メキシコ市=加納宏幸】メキシコ中部での地震は24日、発生から6日目を迎え、AP通信によると死者数は307人に増えた。23日朝には南部オアハカ州でマグニチュード(M)6・1の地震が発生し、複数の死者が出て、メキシコ市内でも警報が鳴り救助チームの作業は一時中断。初動段階での政府の「機能不全」(住民)と相まって、市民は捜索の遅れに不満を募らせている。

 被災者の生存率が著しく下がるとされる発生後72時間が過ぎて間もない22日午後、市中心部の被災現場で住民が民間のレスキュー隊を現場に入れるよう主張し、警官隊とにらみ合いになった。「ペニャニエト大統領とマンセラ・メキシコ市長は結果を出せ」「生存者を殺すな」と書いた画用紙を掲げて抗議した。

 現地では「現場を閉鎖し、72時間後に重機を入れてがれきを除去することを海軍が決めた」(被災者の家族)との噂が流れていた。別の現場でも、海軍、陸軍、警察の救助チームが手柄を得るための主導権争いをし、救助活動が進まない例があったという。

 市南部の学校で生き埋めになっているとされた12歳の少女も「海軍当局者が世間から良く思われようと架空の人物を作った」(住民)との見方が有力。生き埋めの子供はいないのに海軍などの救急車が何台も到着し、救出への期待を高めた。住民は「行政は国民を平気でだます。これがメキシコだ」と吐き捨てた。

 支援物資を各地に送るボランティアの女性も、政府や市が前面に出て調整しないことに不満を漏らした。

 各国から派遣された援助隊に対する期待の大きさは、自国政府への不満の裏返しだ。日本隊が最初に入った集合住宅で女性の遺体が見つかった際、隊員がヘルメットを取って黙●(=示へんに寿の旧字体)(もくとう)したことを地元メディアは好意的に報じた。

1411チバQ:2017/09/26(火) 15:09:51
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170922-00000139-jij-m_est

やり直し大統領選延期=ケニヤッタ氏、最高裁非難―ケニア


9/22(金) 20:57配信

時事通信



 【ナイロビAFP=時事】ケニアの選管は21日、最高裁による8月の大統領選無効判決を受け10月17日に行うと決定していたやり直しの大統領選について「きちんと準備を行うため10月26日に延期したい」と発表した。

 この選管で本当に選挙を行えるのか疑問が広がっている。

 一方、8月の大統領選勝利を無効にされたケニヤッタ大統領は21日、「何年もかけてケニア社会が獲得した成果を数人の判事がひっくり返した。あの判事たちはクーデターを実行してみせた」と最高裁を強く非難した。ルト副大統領もこの日、「専制を行う判事の居場所はこの国にはない」と最高裁を批判した。

1412チバQ:2017/10/01(日) 17:51:57
http://www.sankei.com/smp/world/news/170928/wor1709280040-s1.html
中国、南スーダンで存在感 病院、レストラン、油田も…2017.9.28 22:40

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 南スーダンの首都ジュバでは、中国の存在感があちこちで見て取れた。国連平和維持活動(PKO)への部隊派遣のほか、石油産業にも参画しており、アフリカのエネルギー資源への強い関心を示していた。


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 ジュバの外れにある国連南スーダン派遣団(UNMISS)の活動拠点、UNハウス。中国のPKO部隊の宿営施設は、バングラデシュなど各国に比べても格段に大きい。「中国の部隊員は練度が高く、早朝にジョギングして鍛えている者もいる」(UNMISS報道担当者)。ハウス内にある食堂では、各国の兵士らと昼食を取る中国の部隊兵の姿もみられた。

 南スーダンには最大1万7千人規模が派遣されているが、現時点で中国の部隊はそのうち約1千人を占める。UNMISSによると、今年5月までの1年間で死亡した隊員や職員ら8人のうち2人は中国人兵士だ。「2人は昨夏、UNハウスのすぐ近くで起きたディンカ族とヌエル族の武力衝突の犠牲になった」(地元記者)という。

 中国の存在感はジュバ市街でもみられた。石油価格の下落や内戦の深刻化などで、中国人の数は一時期よりも大幅に減ったが、「友誼病院」という名の病院や、中国人が営む日用品店やレストランもあった。「中国人には感謝している」(37歳の男性運転手)といった声も聞かれる。

 中国石油大手、中国石油天然ガス集団(CNPC)や中国石油化工(シノペック)は、北西部の主力であるパロチ油田の運営に参画している。(佐藤貴生)

1414チバQ:2017/10/11(水) 14:32:21
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1419422882/3883
ケニア大統領の再選挙、野党候補が不出馬表明「公正な選挙」望めず

2017/10/11 10:23

速報

 【カイロ=飛田雅則】10月26日にやり直しの大統領選挙が予定されているアフリカ東部ケニアで野党のオディンガ元首相は10日、立候補を取りやめると発表した。オディンガ氏は「選挙管理員会には公正な選挙に向けた改革を実行する意思がない」ことを不出馬の理由としている。

 8月実施の大統領選では、現職のケニヤッタ大統領が再選した。これに対し、敗れたオディンガ氏は集計に不正があったと主張。最高裁判所が9月、不正があったと認めて選挙のやり直しを命じた。ただオディンガ氏は選管のスタッフ交代を要求し、受け入れられない場合は選挙を拒否する姿勢を示していた。

 ケニヤッタ氏は選挙が予定通り実施されると主張する。野党支持者からは反発の声が上がっており、ケニアでは混乱が続きそうだ。

1415チバQ:2017/10/11(水) 19:27:54
http://www.sankei.com/world/news/171010/wor1710100025-n1.html
2017.10.10 09:21

ユネスコ事務局長選始まる 中仏候補が有力 「中国寄り」ボコバ氏の後任
【パリ=三井美奈】国連教育科学文化機関(ユネスコ)の新事務局長選が9日、パリ本部で始まった。11月に任期を迎えるイリナ・ボコバ事務局長の後任選びで、第1回投票では7人の候補のうち、カタール政府顧問のハマド・ビン・アブドゥルアジズ・カワリ氏が首位となり、フランスのオードレ・アズレ前文化通信相が2位だった。

 事務局長選は、日本を含む58カ国の執行委員会が秘密投票で行う。投票は過半数を獲得する候補が出るまで繰り返し、13日までに決まらない場合、上位候補による決選投票を行う予定。

 今回、アラブ諸国からはカタール、エジプト、レバノンの3カ国が候補者を擁立して票が割れており、事前の予想ではアズレ氏のほか、中国出身の唐虔ユネスコ事務局長補(教育担当)が有力視されていた。9日の第1回投票でカワリ氏は19票、アズレ氏は13票を獲得。唐氏は5票で5位だった。 

 ボコバ氏はブルガリア出身。2015年、中国が記憶遺産に申請していた「南京大虐殺文書」の登録を決めた。同年9月、北京で行われた抗日戦争勝利70年記念行事に出席するなど「中国寄り」の姿勢が指摘され、後任選びが注目されていた。

1416チバQ:2017/10/11(水) 19:35:18
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017101100599&g=int
キングメーカーじらす=結論の期限踏み倒し-NZ連立協議



ニュージーランドの「キングメーカー」NZファースト党のピーターズ党首(当時は外相)=2007年7月、マニラ(EPA=時事)
 【ウェリントンAFP=時事】9月23日投票のニュージーランド(NZ)総選挙(基本定数120)で第3党となり、連立協議の主導権を握ったNZファースト党のピーターズ党首(72)は10日、どの党と組むか結論を出すと繰り返し断言してきた12日の期限を踏み倒す考えを明らかにした。ピーターズ氏は、歴代政権で連立協議を通じ副首相や外相といった重要閣僚ポストをもぎ取ってきた経歴の持ち主で「キングメーカー」と呼ばれる。(2017/10/11-12:25)

1417チバQ:2017/10/12(木) 18:54:30
http://www.sankei.com/world/news/171012/wor1710120009-n1.html
2017.10.12 08:03
【カタルーニャ住民投票】
独立宣言撤回の「猶予は8日」 スペイン首相、自治権停止を警告
 スペイン北東部カタルーニャ自治州の独立問題で、中央政府のラホイ首相は対策を協議するため緊急招集した下院で11日、州政府が「独立宣言」を撤回するまでの猶予は「8日間」だと述べ、撤回しなければ憲法規定に基づき州自治権停止の手続きに入ると警告した。双方の主張は平行線をたどっている。

 自治州の独立を問う住民投票を1日に強行したプチデモン州首相は10日「共和国としての独立宣言」「宣言の効力凍結」を同時に表明した。

 ラホイ氏は「独立を宣言したのか、していないのか。意図的に曖昧な状況をつくり出している」と非難。下院協議で、16日午前10時(日本時間同日午後5時)までに州政府の公式な立場を回答するよう要求したと明らかにした。「独立宣言」に踏み切ったとの立場であれば「3日間の再考期間」を与えた後、19日に自治権停止の手続きを取ると説明した。(共同)

1418とはずがたり:2017/10/12(木) 20:14:01
アメリカの地位が又堕ちる。。

ユネスコ脱退表明か=反イスラエル姿勢理由に―米
時事通信社 2017年10月12日 11時54分 (2017年10月12日 19時51分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20171012/Jiji_20171012X591.html

 【ワシントン時事】米誌フォーリン・ポリシー(電子版)は11日、米国が来週にも国連教育科学文化機関(ユネスコ、本部パリ)の脱退を表明する方針だと伝えた。ユネスコの反イスラエル的な姿勢を理由としているという。米国は2011年にパレスチナがユネスコに正式加盟したことを受け、分担金の拠出を停止している。
 同誌によると、ティラーソン国務長官が数週間前に決定し、フランスのマクロン大統領に脱退の意向を伝達した。脱退後もオブザーバー国家としてユネスコとの関係は維持するという。

1419名無しさん:2017/10/14(土) 07:20:23
http://agora-web.jp/archives/2028859.html
カタルーニャ州から企業の州外への移転が続々と起きている
2017年10月13日 06:00
暗雲漂うカタルーニャ広場(写真AC:編集部)

フランコ独裁政治から民主化に移行した時に活躍した当時の政治家は今回のカタルーニャの行動を「州政府によるクーデター」と位置づけている。1978年に発布されたスペイン憲法を冒涜して独立しようとする姿勢は正に「クーデター」そのものだというのである。

スペイン政府はカタルーニャ州政府が独立宣言をすれば、直ちに憲法155条を適用してカタルーニャ自治州の機能停止という手段に出るというのが大方の見方だ。

その独立宣言をプッチェモン州知事が10月10日のカタルーニャ議会で行った。しかし、その実施を数週間中断するとした。その間にスペイン政府と対話をする、或いはEU委員会の仲介を期待するという下駄を預けた形にしたのである。

スペイン政府は独立宣言は違憲であるという姿勢を崩していない。そして、それを知りながら独立宣言をした州政府との交渉の余地はないとしている。また、EU委員会はスペインの内政には関与しないとしており、またカタルーニャの独立は支持しないという姿勢を明確にしている。

今後の成り行きが注目される中で、カタルーニャ州の経済を不安にさせる動きがこの1週間余りの期間に起きている。

カタルーニャを代表する企業が次々と登記上の本社を州外に移しているのである。今年に入ってカタルーニャから企業が撤退したり、登記上の本社を同州以外の都市に移転させたりしている現象が起きていた。それを加速化させたのは10月1日の住民投票であった。その結果を基に州政府が独立宣言をするという可能性が強まったからであった。

独立すれば、カタルーニャはEUから離脱させられることになり、ユーロ通貨も流通できなくなる。EUの単一市場圏へのアクセスも出来なくなる。EU中央銀行からの支援や、EU経済発展の為の助成金なども受けられなくなる。更に、法人税や社会保障費の負担などがどのようになるのか全く不明である。このような状態に置かれるのをカタルーニャの企業は避けたいという判断からの本社の登記上の移転である。

1420名無しさん:2017/10/14(土) 07:20:47
住民投票の結果を踏まえて、即座に登記上の本社移転を決めたのはバイオ医学の分野ではスペインでトップ企業のひとつOryzonであった。マドリードに本社の移転を決めた。

それに続いて注目を集めたのはカタルーニャの2大銀行のひとつSabadellが本社をバレンシア州のアリカンテに移したことである。それに続いてもう一方の大手Caixabankも本社をバレンシアに移した。

また、州外への移転を容易にする為に、スペイン政府は10月6日の閣僚会議で州外への移転に株主総会での承認は必要なく、取締役会での承認だけで移転ができるという法改正を決めた。これまで移転に必要とされていた株主総会での承認となると時間がかかるからである。

特に、カタルーニャの2大銀行が州外に本社を移転するというのはカタルーニャ州政府にとって強い打撃と成なる。しかも、Caixabankはスペインの3大銀行のひとつでもあり、その経済的重みはカタルーニャにとって重大である。

この2大銀行の本社移転の決定に州政府は慌てたようで、ジュンケラス副州知事が両銀行のそれぞれ頭取と会見した。カタルーニャに留まってもらうように説得に努めたようであるが無駄に終わった。2大銀行にとって、カタルーニャがEUの圏外に置かれるようになるということはEU中央銀行との関係も断たれることになり、両行の孤立を意味することになる。

この2行の移転の決断は将来誕生するかもしれないカタルーニャ共和国にとって税収面で重大な損失となる。

SabadellとCaixabankに続いてスペインを代表する35社の株価銘柄(IBEX 35)の内で、カタルーニャに本社を置く企業8社がカタルーニャから移転を完了、あと1社が移転寸前である。

日本でも馴染みのあるカバ(Cava)の世界トップ企業Freixenetも本社を移転させる検討に入っていることが明らかにされた。また、そのライバル企業Codorniuも移転する構えを見せている。特に、Codorniuはカタルーニャの独立を支持していた企業であるが、今回のクーデターともいえる州政府の独立するための経済的波及を無視した行動には納得できないとした。

カタルーニャに進出している外国企業は5000社以上あるが、どの企業もカタルーニャがEU加盟のスペインの中に存在しているというのが進出した理由であった。カタルーニャがEU圏外に置かれるようになれば、投資を続ける意味はなくなるとしている。

カタルーニャに進出している外国企業の内訳を見るとフランス25%、ドイツ19%、イタリア13%、米国14%、オランダ7%、日本5%、英国5%などとなっている。

1421名無しさん:2017/10/14(土) 07:21:07
日本からの進出企業を代表する日産バルセロナはスペインの大手企業と異なり、ヨーロッパの日産グループにおける戦略にも依存する。日産は4500人の従業員を抱え、年間10万5000台生産している。現在、同社の見解は「州政府が外国から投資するに価値ある競争力を維持できるように努めてくれることを願っている」という段階に留めているという。しかし、フォルクスワーゲンの系列自動車メーカーSEATは独立の暁には本社移転もありうることを表明している。

バルセロナはスペインを訪れる外国からの観光者が最も多く訪問するところであるが、最近バルセロナのホテルでも予約のキャンセルが目立つようになっているそうだ。カタルーニャのホテル業界ではこれから年末まで予約が35%まで減る可能性もあると見て懸念しているという。

カタルーニャ産品の不買運動が既にネット上で起きている。出汁などの生産ではスペインでトップ企業Gallina Blancaがその対象にされている。それ以外にココアを代表するCacaolatも標的にされている。

カタルーニャ産品がスペインの他の地方に販売されている割合は商業サービス35%、工業製品41%、農産物45%となっており、個々に見ると食品の場合は生産品の57%がスペインの他の地方に販売されている。薬品は56%、紙製品60%、書籍55%と言った割合になっている。即ち、スペインでカタルーニャ製品に対して不買い運動が起きれば、そのメーカーにとって深刻な問題になる。そして、独立国となれば、EUに加盟していないということで関税が適用されることになる。カタルーニャ製品のスペインでの販売は更に困難になる。

また、雇用面においてもスペインの他の地方との取引に依存している雇用率はカタルーニャの全体の27%になるという。この双方の取引が下降すれば、カタルーニャで雇用率が悪化することは明白である。

現在のカタルーニャ州政府はカタルーニャのブルジョア層が支持して誕生した歴史ある右派政党に左派共和党が連携した内閣だ。政治イデオロギーは右派と左派で共通するものはない。唯一、共通しているのはカタルーニャの独立ということだけである。この2政党では過半数の議席に及ばないとして、過激左派の議席を借りている。このような構成になっている州政府ではプッチェモン州知事は右派政党出身であるが、左派共和党と過激左派の圧力の前に操り人形のようになっているのが現状である。

1422チバQ:2017/10/14(土) 09:28:41
>>1415
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017101400166&g=int
ユネスコ、新事務局長にアズレ氏=仏前文化相、カタール下す

13日、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の新事務局長に選ばれ、パリのユネスコ本部で記者会見するアズレ前仏文化相(AFP=時事)
 【パリ時事】国連教育科学文化機関(ユネスコ、本部パリ)は13日、イリナ・ボコバ事務局長(65)の後任を決める選挙の決選投票を実施し、フランスのオードレ・アズレ前文化相(45)を新事務局長に選出した。アズレ氏はユネスコ執行委員会の58カ国から過半数の30票を獲得し、28票にとどまったカタールのハマド・カワリ前文化相(69)を退けた。
 仏出身の事務局長は1962〜74年まで務めたマウ氏に続いて2人目。アズレ氏は、ユネスコ総会での信任投票を経て11月15日に事務局長に就任する。(2017/10/14-04:50) 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171014-00000505-san-int
ユネスコ次期事務局長決定 フランス前文化相に アラブ分断でカタール候補が敗退
10/14(土) 9:19配信 産経新聞
 【パリ=三井美奈】国連教育科学文化機関(ユネスコ、本部パリ)の執行委員会は13日、11日で任期を迎えるボコバ事務局長の後任にフランスのオードレ・アズレ前文化通信相を選出した。

 事務局長選では、9日から12日まで4度行われた投票でカタールの政府顧問を務めるカワリ前文化相が一貫して首位を保ったが、13日の決選投票でアズレ氏に敗れた。カタールは、サウジアラビアやエジプトなどとの断交が続いており、アラブ圏の票が割れたことでアズレ氏が浮上した。12日にユネスコ脱退を表明した米国のトランプ大統領は断交問題でサウジを支持し、カタールは「テロの資金援助者」だと批判していた。

 事務局長選は9日の投票までに、7人が立候補を届け出た。13日に行われた3位決定選で、エジプト出身候補が敗退。続いて行われた決選投票はカワリ、アズレ両氏の対決となり、執行委員会の58カ国のうちアズレ氏が30票、カワリ氏が28票を獲得した。当初、有力視されていた中国出身の唐虔ユネスコ事務局長補(教育担当)は票が伸びず、12日に立候補を取り下げた。

 アズレ氏はモロッコ系フランス人。2014年に当時のオランド仏大統領の文化顧問となり、16年に文化通信相に就任。東京・上野の国立西洋美術館を含む「ル・コルビュジエの建築作品」の世界文化遺産への登録に務めた。事務局長就任は11月で、任期は4年。

 ボコバ現事務局長はブルガリア出身。2015年、中国が記憶遺産に申請した「南京大虐殺文書」の登録を決めるなど「中国寄り」の姿勢が指摘されていた。

1423チバQ:2017/10/14(土) 09:29:34
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171013-00000037-mai-int
<ユネスコ>イスラエルも脱退へ パレスチナ遺跡登録に反発
10/13(金) 12:59配信 毎日新聞
 【ニューヨーク國枝すみれ、エルサレム高橋宗男】米国が国連教育科学文化機関(ユネスコ、本部パリ)からの脱退方針をユネスコに通知したことについて、ヘイリー国連大使は12日の声明で、イスラエルが占領するヨルダン川西岸パレスチナ自治区のヘブロン旧市街と「族長たちの墓」と呼ばれる史跡がパレスチナの世界危機遺産として7月に登録が決まったことを脱退理由の一つに挙げ、「政治利用で恥さらし」と非難した。

 イスラエルのネタニヤフ首相も同日声明を発表し、脱退するよう外務省に指示したと明らかにした。

 ヘイリー氏は声明で、ユネスコが「政治利用による愚かな行為」を繰り返していると指摘し、7月の遺跡登録決定を批判。「米国民の税金を価値観に反する政策に使う必要はない」と主張した。すべての国連機関について米国の観点を反映しているかを基準に査定し続ける方針を明らかにした。

 一方、ヘブロン旧市街や族長たちの墓の遺産登録に反発していたイスラエルのダノン国連大使は12日、「(今後は)イスラエルを差別すると、代償を払うということだ」とする声明を発表した。

1424チバQ:2017/10/14(土) 09:30:07
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017101400098&g=int
国防相と参謀長解任=ソマリア



ソマリア国防省の式典で壇上に立つアブドラヒ大統領(左)とケイレ首相(中央)、アブドゥラヒ国防相=4月12日、モガディシオ(EPA=時事)
 【モガディシオAFP=時事】ソマリアのアブドゥラヒ国防相は13日、辞任したことを確認した。ソマリア首相府は12日、国防相とイルフィド参謀長を解任したと公表していた。アブドゥラヒ氏は辞任の理由については語らず、首相府も公表していない。(2017/10/14-02:38)

1425チバQ:2017/10/15(日) 22:38:57
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASKBH4TP1KBHUHBI00G.html
ソマリアの首都で爆発、180人以上が死亡

20:56

 東アフリカ・ソマリアの首都モガディシオのホテル周辺で14日、爆発物を積んだトラックが爆発した。AP通信によると、189人が死亡、200人以上が負傷した。

 同通信によると、爆発が起きたのは、車の往来が激しい通り沿いにあるサファリホテル前。周辺にはショッピングモールや大学、飲食店なども立ち並ぶ。

 同国では、イスラム過激派シャバブが同様の犯行を繰り返している。

 今回の爆発への関与は不明だが、同通信によると、ソマリア政府はイスラム過激派シャバブの犯行だとして強く非難している。(ヨハネスブルク=石原孝)

1426チバQ:2017/10/16(月) 20:41:50
https://mainichi.jp/articles/20171017/k00/00m/030/026000c
ベネズエラ

大統領派が知事選圧勝 23州中17州で

毎日新聞2017年10月16日 19時41分(最終更新 10月16日 19時41分)
【サンパウロ山本太一】南米ベネズエラで15日に投票された全23州の知事選は即日開票され、選管当局は15日夜、反米左派のマドゥロ大統領派が17州、野党連合が5州で勝利したと発表した。ロイター通信が伝えた。事前の予想を覆すマドゥロ派の圧勝に対し、野党側はマドゥロ派が支配する選管当局の開票作業に不正があったと反発を強めている。

 残る1州の結果は判明していない。選挙前はマドゥロ派が20州、野党連合が3州の知事を占めていた。マドゥロ氏は演説で勝利宣言した。

 地元メディアは事前に野党候補が半数以上の州で勝利するとの世論調査結果を報道。野党連合の幹部も選管発表の前、「国民は投票を通じ政府への抗議の意思や希望を表現した。歴史的な勝利」と述べていた。このため、発表を受けて別の野党幹部は「選管当局が発表した結果は非常に疑わしい」と憤った。

1427チバQ:2017/10/16(月) 20:50:21
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171016-00000105-jij-m_est
死者300人超える=ソマリア首都の爆発テロ
10/16(月) 19:29配信 時事通信
 【ロンドン時事】ソマリアの首都モガディシオの繁華街で起きたテロとみられる爆発事件で、同国救急当局者は16日、死者が300人に達したことを明らかにした。

 ロイター通信が報じた。当局者は行方不明者が依然残されているため、「死者数はさらに増える」と述べた。遺体の多くは損傷が激しく、身元確認が不可能な状態という。

 AFP通信によれば、警察当局者は「史上最悪の攻撃だ」と話した。犯行声明は出ていないが、同国ではイスラム過激派アルシャバーブによるテロが相次いでいる。

1428チバQ:2017/10/16(月) 22:56:52
http://www.afpbb.com/articles/-/3146910
リベリア大統領選、元サッカー選手と現副大統領が決選投票へ
2017年10月16日 18:49 発信地:モンロビア/リベリア
【10月16日 AFP】アフリカ西部リベリアで行われた大統領選挙で、選挙管理委員会は15日、世界的に有名な元サッカー選手のジョージ・ウェア(George Weah)氏と現副大統領のジョゼフ・ボアカイ(Joseph Boakai)氏が、来月7日に行われる決選投票に進むと発表した。

 第1回投票は10日に行われた。開票率95.6%の時点で、ウェア氏の得票率が39.0%、ボアカイ氏は29.1%で、両氏共当選に必要な過半数の獲得に至らなかった。

 決戦投票の勝者が、アフリカ初の民選女性大統領で2期の任期満了を迎えるエレン・サーリーフ(Ellen Sirleaf)氏の後任に就任する。平和的な政権移譲が実現すれば、リベリアでは過去70年で初となる。

 ウェア氏は2005年にも大統領選に挑み、サーリーフ氏に敗れていた。アフリカ出身のサッカー選手として初めてFIFA年間最優秀選手賞(FIFA World Player of the Year)とバロンドール(Ballon d'Or)に輝いた同氏は、1989〜2003年の内戦時の大半は自国を離れ、フランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(PSG)やイタリア・セリエAのACミラン(AC Milan)など欧州の一流チームでプレーしていた。(c)AFP/Jennifer O'Mahony and Emilie Iob

政治

1429名無しさん:2017/10/18(水) 02:01:48
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171017-00000022-asahi-int
ベネズエラ知事選、与党が勝利 反政府デモ再燃の恐れ
10/17(火) 11:18配信 朝日新聞デジタル
 国会の権限を上回る制憲議会が招集されマドゥロ大統領の強権的な姿勢が強まる南米ベネズエラで15日、全23州の知事選が行われ、選挙管理当局は少なくとも17州で与党候補が勝利したと発表した。野党連合は「不正があった」と強く反発しており、沈静化していた反政府デモが再燃する可能性もありそうだ。

 報道によると、選管が発表した投票率は61・14%。政府の経済政策の失敗で物不足やインフレが深刻化するなか、事前の世論調査や専門家の分析では野党が優勢と見られていた。

 野党側は「選挙結果は認めない。全プロセスの検証を求める」と批判。選挙前に一部の候補の資格が取り消され、直前になって投票所の変更があったとも訴えており、街頭で抗議活動をする姿勢を示している。

 勝利宣言したマドゥロ氏は「ベネズエラでは民主主義が完全に機能していることを(この選挙で)世界に示した」と語った。

 同国では7月末、野党が参加を拒否した制憲議会議員選挙が強行され、政権支持者のみで構成する制憲議会が8月に事実上の全権掌握を宣言。約4カ月間続いた抗議デモで120人以上が死亡し、野党は「独裁だ」と批判している。(サンパウロ=田村剛)

朝日新聞社

1430チバQ:2017/10/18(水) 20:28:21
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017101801010&g=int
選管委員が辞任=「26日の大統領選無理」-ケニア



選管入れ替えを求め警察署への投石を準備するケニアのデモ隊=16日、西部キスム(AFP=時事)
 【ナイロビAFP=時事】8月の大統領選を26日にやり直すことになっているケニアで、選挙管理委員会の7人の委員の1人が18日、辞任すると発表した。滞在先のニューヨークから声明を出し「現状ではこの選管が信頼できる選挙を行うことは不可能だ。これ以上、茶番の共犯者でいたくない」と訴えた。

 辞めたのは女性のロゼリン・アコンベ委員。ケニア最高裁は9月1日、ケニヤッタ大統領が再選を決めた8月の選挙について、選管の不正を指摘し、やり直しを命じた。野党候補は投票前の選管入れ替えを求めており、アコンベ委員も「選管は現在の危機の当事者だ」と非難している。(2017/10/18-17:08) 関連ニュース

1431とはずがたり:2017/10/19(木) 00:28:57

NAFTA再交渉、来年まで妥結持ち越し 基本問題で対立続く
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171018-00000017-reut-bus_all
10/18(水) 8:02配信 ロイター

[ワシントン 17日 ロイター] - 米首都ワシントンで17日まで7日間開かれた北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉の第4回会合では、米国とカナダ、メキシコ3カ国が最も基本的な問題で意見が一致せず、協議妥結を来年に持ち越すことで合意した。米国とカナダは、双方が再交渉の進展を妨げていると責め合う構図となっている。

カナダのフリーランド外相は、米国が「勝者総取り」を目指していると批判した。米国は絶対譲れない条件として、5年ごとの再交渉義務付けや、自動車部品調達で大部分を米国製品が占めるようにすることを主張しながら、カナダやメキシコ製品の輸入障壁は設けやすくしようとしている。

一方、米通商代表部(USTR)のライトハイザー代表は「われわれのパートナーが積極的に改革に動き、通商不均衡是正や米国の膨大な貿易赤字の減少につなげようとする兆しは見当たらない」と述べた。

ただメキシコのグアハルド経済相は、フリーランド氏やライトハイザー氏よりは前向きな考えで、来年まで協議が延長されたことで3カ国には「解決点を見出す機会が与えられている」と強調した。

次回会合は11月17─21日にメキシコ市で開かれる。

ライトハイザー代表は「良い合意」を目指しており、NAFTA撤廃に照準を合わせてはいないと発言。交渉が決裂した場合の計画は立てていないと述べた。

ある関係筋は、交渉決裂の可能性が現実味を帯びてきたと指摘した。

ピーターソン国際経済研究所のシニアフェロー、ゲーリー・ハフバウワー氏は、米国がNAFTAを撤廃する場合は、来年3月まで決定を延期するだろうと予想。その時点までに、税制改革など他の政策が進展していれば、NAFTAから関心をそらすことが可能かもしれないとの見方を示した。

同氏は、どのように交渉に弾みをつけるのか、依然として不透明だと指摘している。

1432チバQ:2017/10/19(木) 20:48:08
>>1406-1409
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20171020k0000m030049000c.html
<ニュージーランド>37歳アーダン労働党首が首相就任へ
20:28毎日新聞

 【ジャカルタ平野光芳】先月23日に総選挙(国会定数120)が行われたニュージーランドで19日、最大野党の中道左派・労働党を中心とする連立政権協議がまとまり、同党のジャシンダ・アーダン党首(37)が首相に就任する見通しになった。3期9年政権を担った中道右派の国民党は下野する。

 8月に党首に就任したばかりのアーダン氏は、若さと清新なイメージを武器に現政権に不満を持つ層から支持を集め、党の議席を前回選の32から46まで伸ばしていた。アーダン氏が就任すると、ニュージーランド首相として史上2番目に若く、3人目の女性となる。

 労働党は高騰する住宅価格対策として、外国人による既存住宅の購入を制限する政策を掲げてきた。これは米国離脱後も協議が進む環太平洋パートナーシップ協定(TPP)で認められない恐れがあるが、アーダン氏は再交渉を求める方針だ。

 総選挙ではイングリッシュ首相の国民党が56議席で第1党を確保したものの過半数に届かず、ニュージーランド・ファースト党(9議席)に連立を申し出ていた。しかしファースト党は19日、労働党と緑の党の連合に加わることを決めた。

http://www.sankei.com/world/news/171019/wor1710190029-n1.html
2017.10.19 17:24

37歳の女性首相誕生へ ニュージーランドで9年ぶり政権交代決まる
 ニュージーランド議会選で第3党となり、連立政権成立の鍵を握るポピュリスト政党ニュージーランド・ファースト党のピーターズ党首(72)は19日、第2党の野党労働党と連立を組むと発表した。これにより9年ぶりの政権交代が決まり、首相には労働党の女性党首ジャシンダ・アーダン氏(37)が就任する。同国で3人目の女性首相となる。

 中道左派の労働党は、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の見直しを主張し、ニュージーランド・ファースト党もTPPに反対の立場。政権交代でTPP交渉への影響が懸念される。(共同)

1433とはずがたり:2017/10/20(金) 09:01:26
なんて国際会議なのかぐらいは書けよなあ。。

“北朝鮮問題を緊急議題に” 日本の提案は採択されず
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20171016/Tbs_news_108183.html
TBS News i 2017年10月16日 09時51分 (2017年10月16日 11時10分 更新)

 ロシアで開かれている国際会議で、北朝鮮問題を緊急の議題とする日本による提案が採択されず、国際社会において北朝鮮の核ミサイル問題への十分な理解が得られていない現状が浮き彫りとなりました。
 サンクトペテルブルクで開かれている世界各国の議会関係者が集まる国際会議で、日本の代表団はメキシコと共同で北朝鮮問題を会議の緊急議題として15日、提案しました。およそ160か国が参加する国際会議ですが、採決の結果、北朝鮮問題ではなくミャンマーの少数民族ロヒンギャが多く難民となっている問題が話し合われることになりました。

 「(Q.日本とメキシコの提案が通らなかったことをどう思いますか?)当然だ」(北朝鮮 安東春 最高人民会議副議長)
 「みんなが(北朝鮮問題を)認識していただきましたから、その成果があったとは思います。発言した成果はね」(日本代表団 園田修光参院議員)

 国際社会において、北朝鮮の核ミサイル開発を阻止することへの十分な理解が得られていない現状が浮き彫りとなった形です。(16日08:31)

1434チバQ:2017/10/20(金) 19:18:02
http://www.sankei.com/world/news/171020/wor1710200028-n1.html
2017.10.20 10:54更新


「リベリアの怪人」が大統領選首位で11月の決選へ サッカーの元国際的スター、ジョージ・ウェア氏

 西アフリカ・リベリアのノーベル平和賞受賞者エレン・サーリーフ大統領の任期満了に伴う10日の大統領選で、選挙管理委員会は19日、野党から出馬したサッカーの元国際的スター選手ジョージ・ウェア氏が38・4%を得票し首位だったとの最終結果を発表した。ロイター通信が報じた。

 ただ過半数を獲得した候補者はおらず、得票率が28・8%で2位だった与党のジョセフ・ボアカイ副大統領との間で11月に決選投票が行われる。

 ウェア氏は、隣国シエラレオネの内戦に加担し収監中のチャールズ・テーラー元大統領の元妻を副大統領候補に指名。ウェア氏が当選した場合、元大統領側近の復権が予想され、欧米などが懸念を強めている。

 ウェア氏は1990年代にイタリア1部リーグ(セリエA)のACミランなどで活躍し「リベリアの怪人」と称された。前々回の2005年大統領選にも出馬し得票率が首位だったが、決選投票で敗北した。(共同)

1435とはずがたり:2017/10/21(土) 11:20:07

ベネズエラ知事選、与党が大勝 野党は不正の可能性指摘
ロイター 2017年10月16日 14時49分 (2017年10月16日 15時30分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20171016/Reuters_newsml_KBN1CL0FF.html

[カラカス 15日 ロイター] - ベネズエラで15日、23州の知事選が行われ、公式結果によると、マドゥロ大統領が率いる与党・統一社会党の候補が17州で勝利した。ただ野党側は不正があった疑いがあると指摘している。
選挙管理当局は、統一社会党が人口の多いミランダ州を含む17州を、野党連合が5州をそれぞれ押さえたと発表した。1州を除いては結果が変更する可能性はないとした。
野党指導者らは選挙結果発表の直前、政府寄りの選管当局が疑わしい結果を発表する予定だと述べていた。
与党はこれまで23州のうち20州を押さえていたが、有権者は経済危機を受けた食料不足などに不満を感じており、世論論調査では野党連合の優勢が示されていた。
ベネズエラでは今年に入り、反政府デモに関連して125人が死亡。今回の選挙結果を受けて混乱が一段と拡大する公算が強まった。

1436チバQ:2017/10/21(土) 19:15:49
http://www.afpbb.com/articles/-/3147571?cx_part=top_block&cx_position=5
ソマリアのトラック爆発、死者358人に 正確な死者数の把握困難
2017年10月21日 15:19 発信地:モガディシオ/ソマリア
【10月21日 AFP】ソマリア史上最悪となった首都モガディシオ(Mogadishu)での爆発物を積んだトラックが爆発した事件で、同国政府は20日、死者数が358人、負傷者数が228人以上になったと発表した。

 アブディラフマン・オスマン(Abdirahman Osman)情報相はソーシャルメディアに「最新の死傷者数は642人(死者358人、負傷者228人、行方不明者56人)となり、負傷者のうち122人はトルコ、スーダン、ケニアに空路で搬送された」と投稿した。

 死傷者数はこれまでに発表されていた276人死亡、300人負傷から大きく増加した。

 モガディシオのホダン(Hodan)で14日に起きたこの爆発では建物約20棟が破壊され、犠牲者の多くは身元が識別できないほど激しく焼けていた。

 複数の専門家がAFPに語ったところによると、トラックには少なくとも500キロの爆発物が積まれていたとみられている。

 この攻撃による被害はソマリアの脆弱(ぜいじゃく)な医療制度を圧倒しているため、米国やカタール、トルコ、ケニアなどから医薬品が空輸されたり医師が派遣されたりしている他、米国以外の国々は負傷者の一部を空路で同国から退避させている。

 同国では遺族が犠牲者の遺体をすぐに埋葬してしまうことが多いため、モガディシオでも死者数を正確に把握するのは困難になっている。

 今回の事件では、身元が識別できないほど激しく焼けていた100人以上の遺体が既に埋葬されている。

 迅速な埋葬の一因にはイスラム文化も関係するが、ソマリアには適切な遺体安置所もなければ犠牲者の身元を特定する法医学検査を行う設備もないのが大きな理由となっている。(c)AFP

1437チバQ:2017/10/21(土) 19:18:24
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171021-00000021-mai-m_est
<ソマリア>爆弾テロ死者358人 過激派と「戦争」宣言へ
10/21(土) 10:40配信 毎日新聞
<ソマリア>爆弾テロ死者358人 過激派と「戦争」宣言へ
358人が死亡したテロ現場に集まり、犠牲者に祈りをささげる人たち=ソマリアの首都モガディシオで20日、AP
 【ヨハネスブルク小泉大士】ソマリアの首都モガディシオ中心部で14日に起きた爆弾テロについて、ソマリア政府は20日、死者数が358人になったと明らかにした。AP通信が伝えた。アブドラヒ大統領は近く、イスラム過激派アルシャバブとの「戦争状態」を正式宣言し、米軍などの支援を受けて掃討作戦の強化に乗り出す。政府軍とアルシャバブの衝突やアルシャバブのテロ攻撃が一層激化する可能性がある。

 オスマン情報相によると、56人が依然として行方不明。負傷者は228人に上り、122人が国外で治療を受けている。アルシャバブによるテロでは過去最悪の被害となった。

 イスラム教の金曜礼拝の日に当たる20日は、テロ現場に多数の市民が繰り出し、犠牲者に追悼の祈りをささげ、現場周辺ではアルシャバブに対し抗議の声を上げた。

 これまでの調べで、当初の標的はトルコが建設した軍の訓練施設や各国大使館がある国際空港だった疑いが浮上。大量の爆発物を積んだトラックが検問を通過できず目抜き通りで爆発し、付近のタンクローリーに引火したことで被害が拡大した可能性がある。

 アルシャバブは犯行声明を出していないが、「一般市民に多数の被害が出たことで反発を招いた」(南アフリカ・フリーステート大のフセイン・ソロモン教授)ため、沈黙を貫いているとみられる。

 一方、今回の被害規模がこれまでのテロを大きく上回った背景にはいくつかの要因があり、現場の状況や爆弾の製造能力の向上に加え、組織内部の主導権争いが影響した可能性も指摘されている。ソロモン教授によると、アルシャバブは国際テロ組織アルカイダ系の武装組織だが、イスラム国(IS)との共闘を主張する派閥もあり、影響力を競い合っていたという。

 1991年に内戦に陥って以降、混乱が続くソマリアでは、台頭したアルシャバブが2008年ごろからソマリア中・南部の広域を支配下に置き、12年にはアルカイダとの統合を宣言した。政府軍とアフリカ連合(AU)部隊の攻勢によりアルシャバブは支配地域を狭めてきたものの、テロ攻撃を繰り返している。

1438とはずがたり:2017/10/22(日) 16:07:56

ソマリア首都で爆発、20人死亡
TBS News i 2017年10月15日 03時45分 (2017年10月15日 05時00分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20171015/Tbs_news_108118.html

 アフリカ東部、ソマリアの首都モガディシオで14日、トラックに仕掛けた爆弾が爆発し、20人が死亡しました。
 爆発があったのはソマリアの首都モガディシオ中心部で、AP通信によりますと、爆発当時、この現場では多くの車で渋滞が起きていたということです。この爆発で20人が死亡、15人がけがをしましたが、今後さらに死傷者が増える可能性が指摘されています。

 現場は政府機関やホテルが集まる地域で、警察によると、ホテルが狙われたとみられます。

 無政府状態が続いたソマリアでは、2012年に正式な政府が発足しましたが、新政府の打倒を掲げるアルカイダ系過激派組織「アルシャバブ」が政府機関などを狙ったテロを繰り返しています。

 また、ロイター通信によりますと、この爆発のおよそ2時間後にもモガディシオ市内で市民2人が死亡する車を使った爆発事件が起きました。いずれの爆発でも犯行声明は出ていません。(15日02:13)

1439とはずがたり:2017/10/22(日) 17:06:39
右派のウェッジだが殆ど安倍の日本じゃねーか。
>人気のあるうちに憲法を変えろ…大企業を影響下に置け…支持者たちを政府依存症にせよ…敵が攻めて来ると言い続けろ…メディアを支配下しろ

WEDGE REPORT
2017年2月26日
民主政権下でのハイブリッド型ファシズム独裁の作り方
奇跡のベネズエラ2
風樹茂 (作家、国際コンサルタント)
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/8993

 ファシズムは民主主義と共にやってくる。それは歴史の示すところである。政権に就くや議会を無力化し、憲法を停止するか、改変し、一党独裁とする。ところが、民主主義のもと、それが可能なことを証明した国がある。欧米にファシズムの臭いが立ち込める中、一足先にファシズム独裁を築きあげたベネズエラをケーススタディしてみた。

ファシズムを産む土壌

 ファシズムは旧体制を一掃し、外交を含め、社会の仕組みを180度変える。それを可能にするためには、既存政党への幻滅、経済の崩壊など、国民の不満がふつふつとたぎっていることが必要条件である。そして人々の憎悪を焚きつけ、国を分裂させる才能あるパフォーマーの存在が十分条件。ベネズエラの場合も同様だ。  

 1990年後半、過酷な新自由主義により格差は拡大していた。ベネズエラの唯一そして最大の輸出原資の原油価格はバレル14ドル〜19ドル前後と低迷していた。貧困層は50%前後だった。

 そんなとき、貧者のためのボリバル革命を唱える、政治の素人の単純明快な言葉は、国民の耳に甘い誘惑となって響いた。「既存政党を一掃する」、「支配階層を撲滅する」、「金持ちは許さない」。また、日本を含む海外の左翼系の研究者やマスコミにも、ある意味自らのアイデンティティを証明するものとして魅力的であった。賛美さえした。

人気のあるうちに憲法を変えろ

 独裁者(チャべス)は、98年に大統領選に勝利し(得票率56.2%)、99年2月に政権を樹立すると、新憲法制定議会選を実施して大勝利を収めた。チャべス派128人、与党はたったの6人。

 社会主義色が濃い新憲法が99年12月15日に制定された。大統領権限の強化を狙い、5年の任期を6年、再選を可能とし、議会は二院制から一院制に改められた。国名さえ変えた。「ベネズエラ共和国」から「ベネズエラ・ボリバル共和国」。日本が「日本・大和国」と改変したようなものである。

 ボリバルとは、コロンビア、エクアドル、ペルー、ボリビアの独立の父で南米統一を目指したシモン・ボリバルのことである。チャべスは、自身を英雄の再来と自認していた。 

 その後、南米の領主となるため、国家予算をカリブ海地域と南米の左翼系の政府の支援にあてた。周辺国にとっては、寛容な打出の小槌となった。偶然、新憲法が承認されたその日はバルガス地方に豪雨があり、土砂崩れなどで8000人の死者が出た。ベネズエラでは二つの意味で「バルガスの悲劇」と呼ばれている。

大統領令(=授権法)を活用し、大企業を影響下に置け

 2000年11月、議会は、大統領に期限つきの授権法を付与した。大統領が単独で政令を発布し法律を施工(議員定数5分3で承認)するもので、ナチスドイツの全権委任法が授権法としては名高い。翌年、独裁者は矢継ぎ早に炭化水素法、土地・農村開発法など49の大統領政令を発布した。

 その中で最も重要なのは、石油公社にかかわる法令だった。政府へのローヤルティの支払いを16.7%から30%に引き上げ、その資金を貧困撲滅などの社会開発資金に充当する。さらに、公社の人事に手をつけようとし始めた。能力ではなく、親チャべスか否かを重視するポリティカル・アポイントメント(政治任命)を推し進める。

 この年には、99年当時80%もあった支持率が50%前後に急落した。格差是正が軌道に乗らない。不況である。原油価格は低迷を続けている。独裁と社会主義への反発も高まった。

 このような状況下、2002年には、民主主義者、旧支配層、テクノクラート、知識人らによる、チャべス追い落としクーデターが起き、その後、石油公社主体のゼネラルストライキ、大統領罷免要求へと続き、2004年には大統領信任投票が行われた。独裁者は58%の信任を得て勝利した。

 4年の間に石油公社の利益を様々な貧困撲滅などの社会事業に充てたことが、貧困層に支持されたからである。この年には原油価格もバレル32ドルに上がっていた。

1440とはずがたり:2017/10/22(日) 17:06:51

反対派は失業させろ

 チャべスは反対派をファシストと呼び、徹底的に締め上げた。チャべス追放を求めた石油公社の社員1万9000人(全従業員のほぼ半分)を解雇した。

 さらに、240万人を超える大統領罷免要求署名リストが選挙管理委員会から政府に渡された。チャべス派の議員の一人タスコンがそれをインターネットに公開した。署名者は2度と国営企業で就職できなくなった。入室さえ断られることがある。ベネズエラでは、それをタスコンのリストという。

選挙主義を21世紀型社会主義と潤色せよ

 筆者は、2012年の大統領選挙で、偶々野党のエンリケ・カプリエスの演説集会に紛れ込んだことがある。若者たちで物凄い熱気だった。その90%が大学生であった。けれども、家庭を持つような大人はさほど多くはない。なぜか?

 独裁者は電力、電話通信、セメント、ガラス、鉄鋼、オリノコ重油、製紙、コーヒーなどの企業、そしてホテル、スーパーマーケット、建物など1200前後の外資や民間企業を接収し、国営化した。

 国営化の目的は企業を自身の支配下に置くことである。職員は選挙の囚人となる。チャべス派への投票が義務づけられるとともに、選挙キャンペーンに動員される。収益は与党の選挙費用に使う。ある石油関連の企業では、選挙前に給与の数パーセントが選挙対策費として徴収されていた。

 さらに、与党が有利になるように選挙地図を塗り替え、反対派の知事が当選した県には予算配分を過少化する。

支持者たちを政府依存症にせよ

 独裁者は石油公社の収益を様々な社会開発事業(15ほど)に使った。公社内に住宅建設、食糧供給などの関連部門、関連会社が創設され、2011年社員数は12万人を超え、肥大化した。主な事業(ミッション)をあげる。

バリオ・アデントロ:貧困地区での無償医療
ロビンソン:識字運動
メルカル:安価に食品を販売する食糧販売店
ビビエンダ:無償の家屋の提供

 これらの事業に2011年には400億ドル弱もの資金を費やし、貧困層は30%を切った。当時、原油価格は100ドルを超え、独裁者にとってもベネズエラにとっても我が世の春であった。

 けれども、人口は3000万人の国で、誰もが恩恵にあずかれるわけではない。たとえば、11年〜12年建てられた家屋は35万軒ほどである。

 これらの恩恵にあずかった者はテレビで独裁者に感謝の念を述べる。幸運のクジを引き当てなかったものは不満を述べ、独裁者はすぐに担当大臣に対処するよう命じる。あるいは別のプロジェクトを立ち上げる。住民は、次は自分の番かと期待する。結果が出ない前から新規プロジェクトを次々に立ち上げる。こうして幻想の王国ができあがる。

 実際、選挙の前には、住民たちは、道路を封鎖し、タイヤを燃やし、独裁者におねだりをする。筆者は、私有地を占拠に行く人びとをよく見かけた。単独者も家族もいる。散歩に行くように楽しそうに歩いて行く。タスコンのリストに載って就職できずに運転手になっている友人がいう。

 「まったく、厚顔無恥だよ。選挙だからね。中にはそれを仕事にしている者がいるんだから。ほら彼らだよ。自分の家があるのに他人の土地を占拠して、家を政府につくらせてそれをもらい、今度は他人に売るんだ」

 南米の最貧国に陥った今、別の友がこういう。

 「ほかの南米ならば、確実に内戦になっているよ。でもベネズエラ人は、政府からほんのちょっとしたものをもらって、浜辺でビールさえ飲めればそれで満足なんだ」

 政府にとって、最も御しやすい人々なのである。

1441とはずがたり:2017/10/22(日) 17:07:06
>>1439-1441
失敗は反対派のせいにしろ

 独裁者の敵は、私企業、金持ち、旧支配層、知識人、マスコミ、そして海外ではアメリカ合衆国である。

 電力不足で停電になる、奇病が流行るーそれらは根拠もなく、反対派のブルジョア層とアメリカCIAが仕組んだせいだと言い募る。けれども、ベネズエラの最大の貿易相手国は輸出入とも25%前後を占めるアメリカだ。チャべス派の中には、休暇には親戚などのいるフロリダで過ごし、しかもアメリカで事業を行ったり、資産を所有している者もいる。

敵が攻めて来ると言い続けろ

 「ヤンキーは悪魔だ」「米国のポチのコロンビアが攻めて来る」。「CIAが暗殺計画を練った」。支持率が下がった時は、根拠なくそう言い続ける。ときには軍隊をコロンビア国境に張り付け、米国の外交官を追放し、危機を演出した。

反対派は国外に出てもらえ

 概して知的水準が高い人間、テクノクラート、学生は国を見捨てて国外に出る。心ある政治家、司法関係者、マスコミ人は亡命する。こうして敵の数は減り、政権は盤石になっていく。

メディアを支配下しろ

 前回レポート「民主政権下、こうしてメディアは殺される」を参照ください。

最重要! 最高裁と選挙管理委員会を支配しろ

 2013年チャべスが死去し、別の独裁者マドゥロがあとを引き継いだ。不運だった。15年末頃から原油価格は急落し、30ドル前後に低迷した。私企業激減の影響もあり、生産も低迷し、インフレが襲ってきた。外貨不足で輸入もできない。品不足が蔓延化し、主食さえなく、商店の略奪が始まった。

 2015年末の国政選挙では、野党が大勝利した。167議席のうち112議席を占め、チャべス派はたった55議席にとどまった。すべてが変わる。国民の多くは希望を持った。 

 ところが議員内閣制ではない。独裁者は強大な権限を持ったままだ。

 そこで野党は、独裁者罷免の署名を集め、大統領の信任投票、あるいは大統領選挙に持ち込もうとした。だが、時すでに遅し。後悔先に立たず。18年もファシスト政権を許してきたのだ。

 選挙管理委員会は180万人の署名のうち、50万人に不正があるなど様々な理由で時間稼ぎをし、さらに最高裁が突然、23州と首都圏の選挙人の20%以上の署名がなければ罷免は認めらないと言い出した。12年の任期を持つ最高裁判事32人はチャべス派が多数のときに議会で承認されている。

 こうして、ファシスト政権は盤石になっている。民主主義は形骸化し、三権分立は破壊されている。弁護士の資格を持ちながら、屋台で働く若い女性はため息をついていう。

 「法律も憲法もありはしないわ。チャべス派のやりたいほうだいよ。野党にも幻滅だし、何ら将来に希望はないわ」

ファシズムの教訓

 ファシストを擁護する識者や専門家といわれる人間も出て来るかもしれないが、決して信じてはいけない。ファシストが現れた時、短期の利益のために支持すると、将来国はとてつもない災厄に見舞われる。早急に排除するか、それができなければ自身が国を見捨てて国外に逃れる以外に道はない。今ベネズエラの貧困層は82%、歴史上最高値を記録している。

1442チバQ:2017/10/24(火) 20:43:21
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017102400328&g=int
野党知事4人、制憲議会で宣誓=政権側圧力に屈す-ベネズエラ


 【サンパウロ時事】南米ベネズエラで15日に実施された統一知事選で当選した野党連合の知事5人が、独裁色を強めるマドゥロ大統領が牛耳る国の最高機関、制憲議会での就任宣誓を拒んでいた問題で、4人が23日、同議会を訪れ宣誓に応じた。
 マドゥロ氏は5州での再選挙をちらつかせ、圧力をかけていた。宣誓した西部タチラ州のゴメス氏は「州民が求めているのであれば、指導者として屈辱をいとわない」と述べ、苦渋の決断だったことを明かした。一方、ただ一人拒んでいる西部スリア州のグアニパ氏は「不正な制憲議会での宣誓には応じられない」としている。
 制憲議会のロドリゲス議長は「とても重要な行動であり、票を投じた国民の意思の尊重」と評価。野党連合のゲバラ国会副議長は「宣誓した知事らはわれわれから離れた」と指摘した。政権に切り崩された形となった野党連合にとっては打撃となりそうだ。(2017/10/24-09:25)

1443チバQ:2017/10/24(火) 20:56:10
https://mainichi.jp/articles/20171024/k00/00m/030/063000c
アルゼンチン
大統領派の議席増確実 中間選挙

毎日新聞2017年10月23日 19時38分(最終更新 10月23日 19時38分)
 【サンパウロ山本太一】南米アルゼンチンの上下両院の中間選挙が22日投開票され、マクリ大統領率いる中道右派政党「カンビエモス」が議席を伸ばすのが確実となった。地元メディアが報じた。

 今回は下院(257議席、任期4年)の半数、上院(72議席、任期6年)の3分の1が改選。暫定開票結果によると、カンビエモスは両院ともに大幅に躍進する見通しで、マクリ氏は「歴史を変える確実性を得ることができた」と勝利宣言した。地元メディアは、マクリ氏が2019年次期大統領選での再選に向け弾みをつけたと報じた。

1444チバQ:2017/10/24(火) 20:56:28
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20171024k0000m030011000c.html
<WHO>ジンバブエ大統領の親善大使撤回
10月23日 17:14毎日新聞

 【ヨハネスブルク小泉大士】世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は22日の声明で、「独裁者」として知られるアフリカ南部ジンバブエのムガベ大統領(93)を親善大使に起用する方針を撤回すると発表した。

 テドロス氏は18日、ムガベ氏に心臓病や脳卒中などの予防啓発をする親善大使への就任を要請した。だが同氏は欧米に人権侵害を指摘されてきた経緯があり、カナダのトルドー首相も「たちの悪いエープリルフールのジョークかと思った」と述べるなど、各国や機関から批判の声が相次いでいた。

 1980年の独立以来、実権を握り続けているムガベ氏だが、失政で国内経済は著しく疲弊。医療制度も崩壊しており、同氏は定期的にシンガポールで治療を受けている。

 今回物議を醸したテドロス氏はエチオピアの元保健相で、今年7月にアフリカ出身として初のWHO事務局長に就任していた。

1445チバQ:2017/10/25(水) 20:16:49
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-171025X339.html
やり直し大統領選強行へ=最高裁、延期の是非審理せず―ケニア
19:47時事通信

 【ロンドン時事】26日に予定されるケニア大統領選のやり直し投票で、最高裁は25日、選挙延期を求める人権団体などの請願について、判事の不足を理由に「審理できない」とする声明を出した。ロイター通信などが報じた。これにより選挙は実施の運びとなり、反対する野党支持者らが抗議行動を展開、混乱が広がっている。

 8月の大統領選では現職のケニヤッタ氏が再選を決めたが、最高裁が選管に不正があったとして無効を宣言、やり直しを命じた。次点の野党候補オディンガ氏は、公正な選挙が望めないとして再選挙をボイコット。政府はあくまでも実施を主張しており、人権活動家らが延期の申し立てを行っていた。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2017102000212&g=int

1446チバQ:2017/10/25(水) 20:20:47
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017102000212&g=int
野党候補、出馬再検討も=ケニア大統領選



19日、ナイロビで選管委員長との会談後、取材に応じるケニアのオディンガ元首相(AFP=時事)
 【ナイロビAFP=時事】26日にやり直し大統領選の投票日が迫ったケニアで、選管の総入れ替えを主張して出馬を拒否した野党の有力候補オディンガ元首相が19日、「考え直してもいい」と述べた。選管委員長の呼び掛けに応じて会談した後「きちんとした協議に基づき、きちんとした改革が行われ、出馬拒否に至った懸念が解消されるなら、考え直す」と表明した。
 オディンガ氏は18日、「抗議を続け投票日には一番大きなデモを行おう」と支持者に呼び掛けていた。(2017/10/20-06:31) 関連ニュース

1447チバQ:2017/10/27(金) 00:29:45
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017102601015&g=int
やり直し大統領選実施=野党反発、暴動再燃も-ケニア



26日、ケニアの首都ナイロビで、警官隊に投石する野党支持地域の住民(AFP=時事)
 【ロンドン時事】ケニアで26日、8月の大統領選のやり直し投票が行われた。先の選挙で次点だった野党候補オディンガ氏が「不正が繰り返される」として出馬を拒否したため、現職ケニヤッタ氏の勝利が確実視される。しかし、野党側は結果を認めない構えで、与野党支持者の衝突で約1200人が死亡した2007年選挙と同様の混乱に発展するとの懸念が出ている。
 ロイター通信などによれば、野党支持者の多い西部キスムでは、選挙強行に抗議するデモ隊が治安部隊と衝突。デモ隊の1人が銃で撃たれ、死亡した。キスムでは投票開始時刻から数時間後も投票所は開かず、選挙当局者の姿もない。首都ナイロビの投票所も訪れる有権者は少なく、周囲には武装警官が配置され物々しい雰囲気という。(2017/10/26-20:28)

1448チバQ:2017/10/29(日) 14:03:51
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20171028k0000e030238000c.html
<ケニア大統領選>再選挙の投票率34%以下に 棄権相次ぐ
10月28日 11:09毎日新聞

<ケニア大統領選>再選挙の投票率34%以下に 棄権相次ぐ
現職のケニヤッタ大統領=AP
(毎日新聞)
 【ヨハネスブルク小泉大士】26日に再選挙が行われたケニア大統領選は棄権が相次ぎ、投票率は34%以下にとどまる見通しとなった。8月の投票率(約80%)から大幅に低下し、選挙の有効性が問われることになりそうだ。

 前回次点だったオディンガ元首相は不正の疑いがあるとして参加せず、支持者にも投票に行かないよう呼びかけたため異例の低投票率となった。

 地元メディアによると、中間集計では現職のケニヤッタ大統領が得票率96%で他候補に大差を付けている。

 シンクタンク国際危機グループ(ICG)のムリティ・ムティガ研究員は「ケニヤッタ氏が法定得票数(過半数)を大幅に上回っても、オディンガ氏らは国民の信任を得ていないと異議を唱えるはずだ」と指摘した。

 首都ナイロビなどでは27日も、選挙の強行に抗議する群衆と治安部隊の衝突や、若者グループによる襲撃が続き、投票後に少なくとも6人が死亡した。

1449チバQ:2017/10/29(日) 21:20:16
http://www.sankei.com/world/news/171029/wor1710290026-n1.html
2017.10.29 18:03

爆発テロの死者25人に ソマリア首都モガディシオ、過激派が犯行声明
 【カイロ=佐藤貴生】ソマリアの首都モガディシオで28日夕、爆弾を積んだ車がホテルに突っ込んで爆発し、ホテルに侵入した武装集団と警官隊との銃撃戦になった。ロイター通信によると警官隊は約12時間後の29日朝に現場を制圧したが、25人が死亡した。国際テロ組織アルカーイダ系の過激派組織「アッシャバーブ」が犯行を認める声明を出した。

 28日午後、ホテルの入り口で自動車爆弾が爆発したのに続き、武装集団がホテルに侵入した。大きな煙が上がり、銃撃戦となった。この直後、近くにある旧議会の建物付近でも自動車爆弾が爆発した。ホテル内部には治安当局者らが集まっていたとの情報もある。

 モガディシオでは14日、爆弾を満載したトラックが爆発し、少なくとも約360人が死亡するテロが起きたばかり。この事件では犯行声明は出ていないが、モハムド大統領はアッシャバーブの犯行と断定し、「罪のない市民ばかりが無差別に標的となった」と非難していた。同国でも過去最悪規模のテロとなり、住民らが街頭でテロに抗議するデモを行った。

 ロイターによると、ソマリアでは昨年、爆発事件が400件近く起き、720人以上が犠牲になった。アッシャバーブは厳格なシャリーア(イスラム法)の適用を求める過激組織。

1450とはずがたり:2017/10/29(日) 22:22:54
米アルミ関税に反発=「強烈な不満」表明―中国 時事通信社 2017年10月29日 16時49分 (2017年10月29日 22時15分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/economy_g/20171029/Jiji_20171029X817.html

 【北京時事】中国商務省の王賀軍・貿易救済調査局長は29日までに、米商務省が中国製アルミホイルへの反ダンピング(不当廉売)関税適用を仮決定したことに「強烈な不満」を示した。来月に初訪中するトランプ米大統領と習近平国家主席の会談では、貿易摩擦が主要議題の一つとなる。
 王局長は、米国が引き続き中国を「非市場経済国」と見なして高率関税を適用しようとしていることを問題視。世界貿易機関(WTO)の取り決めに基づき、2016年12月から中国を「市場経済国」と認定する義務があると改めて訴えた。

1451チバQ:2017/11/06(月) 17:15:49
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171106-00000010-asahi-int
英女王・マドンナ・中東の王妃… 「税の楽園」集う大物
11/6(月) 7:02配信 朝日新聞デジタル
英女王・マドンナ・中東の王妃… 「税の楽園」集う大物
エリザベス英女王の個人資産をめぐる構図
 大手法律事務所「アップルビー」などから流出した膨大な「パラダイス文書」には、英国のエリザベス女王といった数々の著名人や、米アップル社など世界的に事業を展開する多国籍企業の名が載っていた。国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)の取材で、タックスヘイブン(租税回避地)での経済活動の一端が明らかになった。(疋田多揚、軽部理人)

 「分配金の詳細」

 パラダイス文書の一つに、こう題された文書があった。日付は2008年6月12日。本文はこう続く。「みなさまに3千万ドル(約34億円)の分配金をお知らせいたします」

 受益者の中には、エリザベス英女王の個人資産を表す名称があった。

 それによると、女王は05年、タックスヘイブンで有名な英領ケイマン諸島のファンドに750万ドル(約8億6千万円)の個人資産を投資。3年後に36万ドル(約4100万円)の分配金の知らせを受け取った。

 女王のお金はこのファンドを通じ、別の会社へ投資された。英国の家具レンタル・販売会社「ブライトハウス」を支配下に置く会社だ。ブライト社は、一括払いができない客に年率99・9%の高利を求める手法が、英国議会や消費者団体から批判を浴びていた。

 女王の資産は、英国内での運用は一部が明らかになっているが、英国外での運用は知られてこなかった。女王の広報担当はICIJに「ブライト社へ投資されたことは知らなかった。女王は個人資産やその運用で得た所得税を納めている」とコメントした。

 ローマ・カトリック教会の聖職者がバミューダ諸島に会社を持っていたことも文書でわかった。メキシコ出身の故マルシアル・マシエル神父。「キリスト軍団」という修道会を創設し、「カトリック最大の資金貢献者」と称される一方で、神学生への性的虐待容疑で告発された人物だ。カトリック教会は、その資産を運用する団体がマネーロンダリング(資金洗浄)などの不正に長年かかわってきたと指摘されている。

 またヨルダン前国王の妻ヌール王妃は、英王室属領のジャージー島にある二つの信託会社から利益を得ていた。ブラジルの中央銀行総裁も務めたメイレレス財務相は、「慈善目的」でバミューダ諸島に財団を設立していた。約30年の独裁体制を強いたインドネシアのスハルト元大統領の2人の子どもも、アップルビーの顧客リストに載っていた。

 文書からは「セレブ」の資産運用も垣間見える。米歌手のマドンナ氏は医療用品販売会社の株を持っているほか、ロック歌手ボノ氏は、マルタに登録された会社の株を所有していた。

 米投資家で、ICIJに慈善団体を通じて寄付しているジョージ・ソロス氏もタックスヘイブンに置いた組織の運営に関し、アップルビーを利用していた。

 世界最大規模の米ネットオークションサイト「eBay(イーベイ)」創設者のピエール・オミディア氏がケイマン諸島の金融商品を所有していることもわかった。

1452チバQ:2017/11/06(月) 17:16:29
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171106-00000020-asahi-soci
鳩山元首相、石油・ガス会社から顧問料 パラダイス文書
11/6(月) 10:51配信 朝日新聞デジタル
鳩山元首相、石油・ガス会社から顧問料 パラダイス文書
鳩山由紀夫・元首相
 パラダイス文書からは、元首相や元副大臣を含む国会議員経験者3人の名前がこれまでに見つかった。資産公開で記載されていなかった投資も出てきた。

【特集パラダイス文書】疑惑の島 大物閣僚の謎

 旧民主党元参院議員で元総務副大臣の内藤正光氏が議員2期目の2006年、タックスヘイブンのケイマン諸島のファンドに10万ユーロを投資したことを示す書類があった。当時の為替レートで約1500万円。09年の副大臣としての資産公開では、その記載がない。

 内藤氏は取材に、「議員は将来が不安な中、海外の商品がいいと紹介された。タックスヘイブンとは知らなかった。何ら違法なことはしていない」と話した。資産公開については「失念していた」と説明した。

 鳩山由紀夫元首相は政界を引退した翌13年、バミューダに設立され、香港が拠点の石油・ガス会社「ホイフーエナジー」の名誉会長に就任。この人事を掲載した年次報告書などが文書に含まれていた。

 取材に対し、鳩山氏は「会社のトップと数年前に出会い、子どもの結婚式にも呼ばれた。その後、名前だけでも連ねてほしいと言われた。実質は何の意味もない。鳩山の名前で信頼を得たいと思ったのでは」と説明。同社は年次報告書をネットで公開しており、副会長にジョージ・W・ブッシュ元大統領の弟ニール・ブッシュ氏が就いている。

 鳩山氏は同社から顧問料を得ているが、金額は明かさなかった。バミューダとの関わりについては「知らない」と話している。

 文書には旧みんなの党元参院議員の山田太郎氏の名前と住所もある。山田氏は議員になる前にIT企業を経営。この会社は当時、ケイマン諸島の会社を買収したことを開示していた。山田氏は「中国でシステム開発会社を買収したら、たまたまケイマンの会社だった」としている。(北川慧一)

朝日新聞社

1453チバQ:2017/11/08(水) 20:31:44
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171107-00000069-mai-s_ame
<ベネズエラ>野党連合が分断 知事選きっかけに亀裂
11/7(火) 19:01配信 毎日新聞
 【サンパウロ山本太一】独裁色を強める南米ベネズエラのマドゥロ大統領に対し、団結して政権打倒を目指してきた野党連合の分断が進んでいる。10月の知事選をきっかけに亀裂が生じ、12月の地方選に向けても統一的な対応がとれていない。

 野党連合の「民主統一会議」は2015年12月、国会議員選で3分の2以上の議席を取り議会の主導権を握った。三権を超える権限を持つ制憲議会選(今年7月)をボイコットする一方、知事選では全23州で協力して候補を立てるなど足並みをそろえてきた。

 分裂のきっかけは、10月に当選した野党連合の5州知事の就任を巡る対応だ。マドゥロ氏は制憲議会に就任の宣誓をしないと当選は無効だと圧力をかけたのに対し、野党連合は宣誓を拒否するよう求めた。野党連合や米国、中南米諸国は制憲議会を違憲だとして承認していないためだ。

 ところが、5州のうち「民主行動党」の4知事は「支持者から求められた」として宣誓し、3人はマドゥロ氏と面会。マドゥロ氏は「野党側と調和、協力の時代が始まった」と語り、切り崩しが奏功した形となった。宣誓しなかった州の知事は当選無効となり、激怒した野党連合幹部は連合再編を模索中だ。

 亀裂は12月の地方選(335自治体首長選など)を巡っても深まっている。民主行動党など主要3党が「選挙システムの不正操作」を理由に不参加を決めた一方、一部の野党候補は出馬を表明し、混乱が広がっている。

1454チバQ:2017/11/08(水) 20:32:03
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171107-00000061-mai-m_est
<ジンバブエ>副大統領を解任 後任に大統領の妻就任へ
11/7(火) 18:28配信 毎日新聞
 【ヨハネスブルク小泉大士】アフリカ南部ジンバブエのムガベ大統領は6日、有力な後継候補とされていたムナンガグワ副大統領を解任した。後任にはムガベ氏の妻グレース氏が就任する見通し。これによりグレース氏は「ポストムガベ」の最右翼に浮上した。

 ムガベ氏は1980年の独立以来、実権を握り続けており、2018年の大統領選挙で7選を目指している。ただ、93歳と高齢で体調不良説が絶えず、与党内ではムナンガグワ氏とグレース氏による後継レースが激化していた。

 地元紙によると、グレース氏は5日の集会で、ムナンガグワ氏が「クーデターを画策した」などと非難し、同氏の一派を追放するよう求めていた。

1455とはずがたり:2017/11/11(土) 13:07:18
【トランプ氏訪中】米中の28兆円商談「数字かさ上げ」 米メディア報道、仮契約も盛り込む
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1711110012.html
10:24産経新聞

 【ワシントン=塩原永久】トランプ米大統領の訪中時に調印された総額2535億ドル(約28兆8千億円)の米中企業間の商談について、米メディアが契約内容を掘り下げる報道を展開している。過去に契約済みの取引を積み上げ、「仮契約」まで含めて数字をかさ上げする“カラクリ”が暴かれた形となっている。

 中国が「新記録」と自賛した巨額商談だが、米紙ウォールストリート・ジャーナルによると、中国の複数の携帯電話大手が米半導体クアルコムから調達する約120億ドル(約1兆4千億円)の部品購入契約は、既存の契約を束ねた総額という。

 最大額となった中国国有企業による米シェール事業投資(837億ドル)は、予備的合意に基づく向こう20年の建設費の予想。ニューヨーク・タイムズによると、中国石油化工(シノペック)による米アラスカ州での天然ガス施設建設(約430億ドル)は、「契約ではない相互協力に向けた基本合意」を結んだものの、協議の途中という。

 米中両政府は契約の詳細を公表していない。企業による協議の性質上、明らかにできない部分もあるとみられるが、商談リストの多くが、契約に至らない拘束力がない「覚書」という。

 公表された商談の総額について、同紙は「象徴的な取引」に基づくものだと皮肉交じりに伝えている。

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1456とはずがたり:2017/11/11(土) 18:24:20
ニュース 経済 APEC首脳会議、実質討議へ 11日夕閉幕
https://news.goo.ne.jp/article/businessi/business/mcb171111017
APEC首脳会議、実質討議へ 11日夕閉幕
10:37フジサンケイビジネスアイ

 【ダナン=田中靖人】ベトナム中部ダナンで開幕したアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議は11日午前、各国・地域首脳らによる実質的な討議を開始する。同日午後に宣言を採択して閉幕する。

 会議には、トランプ米大統領が就任後、初めて参加。トランプ氏は前日の関連会合での演説で、自らが脱退を決めた環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)を念頭に、「(米国の)手を縛る」多国間の貿易枠組みには加わらないと表明。自由貿易の促進を狙いとした国際的枠組みである世界貿易機関(WTO)も批判し、2国間の通商協定に重点を移す考えを明らかにした。

 こうした米国の保護主義的な傾向に対し、出席者から懸念が示される可能性が高い。事前に8、9の両日開かれた閣僚会合でも、米国とオーストラリアなど複数の加盟国との間で文言の対立があり、閣僚声明の発表が見送られている。

 このほか、首脳会議では、アジア太平洋地域の持続的な経済発展に向けた成長戦略やAPECの将来像なども話し合う。

 一方、ロシアのプーチン大統領と中国の習近平国家主席は10日、首脳会談を行った。北朝鮮情勢などについて意見を交換したとみられる。

 また、米露首脳会談は正式会談が見送られたものの、10日夜の首脳らによる夕食会の際、両首脳が接触した。ロイター通信によると、トランプ氏がプーチン氏に歩み寄って握手し、短く言葉を交わしたという。

1457チバQ:2017/11/15(水) 14:39:38
http://www.asahi.com/international/reuters/CRWKBN1DF02C.html
ジンバブエ首都で兵士が国営放送局を占拠、クーデター観測広がる
2017年11月15日12時53分
 [ハラレ 15日 ロイター] - ジンバブエの首都ハラレで15日、兵士が国営放送局ZBCを占拠した。与党ジンバブエ・アフリカ民族同盟愛国戦線(ZANU─PF)はこれより先、軍トップの「反逆行為」を非難しており、ムガベ大統領(93)に対するクーデターとの観測が出ている。

 ハラレでは兵士が市内に配置され、ロイター記者は主要道路で装甲車両を確認した。その2時間後に兵士がZBCを占拠し、従業員に退去を命じた。ロイターの目撃者によると、その直後、ハラレ中心部で3回の爆発が起きたという。

 在南アフリカのジンバブエ大使、アイザック・モヨ氏は先に、クーデターの観測を否定。ロイターに対し、ソーシャルメディアが偽の情報を拡散していると述べた。 

 ジンバブエでは1週間前、ムナンガグワ第1副大統領が解任された。ムナンガグワ氏は数カ月前はムガベ大統領の後継者として有力候補と目されていた。同氏の解任により、大統領夫人のグレース氏(52)が後継就任に道が開けた形となる。

 チウェンガ国軍司令官は13日、ムナンガグワ氏の支持者の追放をやめさせるため「介入する」準備があると述べた。軍がムナンガグワ氏解任の受け入れを拒否すると表明した。

 当局者によると、ムガベ大統領は14日にハラレで週次の閣僚会議に出席。ZANU─PFはその後、チウェンガ国軍司令官が反乱をあおる目的で「反逆行為」を行ったと非難した。

 一方でアナリストらは、軍は批判を避けるため、自身の動きを全面的なクーデターではないものとして示したい考えだと指摘している。

 *内容を追加しました。

 https://mainichi.jp/articles/20171115/k00/00e/030/271000c
ジンバブエ 放送局占拠、クーデターか 副大統領解任反発

毎日新聞2017年11月15日 11時55分(最終更新 11月15日 12時06分)
 【ヨハネスブルク小泉大士】ロイター通信によると、アフリカ南部ジンバブエの首都ハラレで14日夜から15日未明にかけ、国軍兵士が国営放送局を占拠した。首都には軍の装甲車両が展開し、ムガベ大統領(93)の自宅周辺で銃撃戦が発生したり、市内で爆発音が聞こえたりしたとの情報もある。ムガベ氏が自身の後継問題を巡りムナンガグワ第1副大統領を解任したことを受け、反発した軍がクーデターを起こしたとの観測が強まっている。

 ムガベ氏は6日、「不誠実な態度を取った」としてムナンガグワ氏を解任。国軍のチウェンガ司令官は13日、軍幹部ら90人とともに記者会見し「粛清をやめなければ軍は介入せざるを得ない」と異例の声明を発表した。

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inRead invented by Teads
 与党ジンバブエ・アフリカ民族同盟愛国戦線(ZANU-PF)はムガベ氏らに事実上の警告を発したとみられる国軍司令官を「反逆行為だ」と激しく批判。14日午後、ハラレ近郊で戦車や装甲車が目撃されるなど、緊張が高まっていた。

 在ジンバブエ米国大使館は15日、全職員に自宅待機を命じた。

 ムガベ氏は1980年の独立以来、実権を握り続けている世界最高齢の首脳で、2018年の大統領選挙で7選を目指している。ムガベ氏には体調不良説が絶えず、ムナンガグワ氏とムガベ氏の妻グレース氏(52)による後継レースが激化。ムナンガグワ氏の解任により、グレース氏が「ポスト・ムガベ」の最有力候補に浮上したがムナンガグワ氏を支持する勢力は反発していた。

 ジンバブエは経済が著しく疲弊するなど混乱状態が続く。野党弾圧によって長期政権を続けるムガベ氏は、欧米などから「独裁的だ」と批判されてきた。

1458チバQ:2017/11/15(水) 14:40:07
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017111500362&g=int
ジンバブエでクーデターか=国営放送局、兵士らが占拠-「大統領無事」、標的は周辺


アフリカ南部ジンバブエのムガベ大統領(左)とグレース夫人=8日、ハラレ(AFP=時事)
 アフリカ南部ジンバブエで15日未明(日本時間同午前)、首都ハラレの国営放送局ZBCが兵士らに占拠された。AFP通信によると、国軍将校は国営テレビを通じて演説し、ムガベ大統領(93)とその家族は無事だと説明。「政府を軍が乗っ取ったのではない」と強調した。しかし、「大統領周辺の犯罪者は標的だ」と述べており、ロイター通信は、チョムボ財務相が軍に拘束されたと伝えた。事実上のクーデターの可能性がある。
〔用語解説〕ロバート・ムガベ氏

 ロイター通信や英BBC放送によれば、ハラレの主要道路には軍の装甲車両が展開している。ジンバブエでは13日、チウェンガ国軍司令官が公然と大統領を批判し、「クーデターが起きるのではないか」と不穏な空気が漂っていた。
 AFP通信は15日、ハラレ郊外にある大統領邸近くに住む住民が「午前2時(同9時)すぎ、30〜40発の銃声が聞こえた。3〜4分続いた」と話したと報じた。「爆発音が聞こえた」という証言もある。
 英外務省や在ハラレ米大使館はそれぞれ自国民向けに声明を出し、安全な場所を離れないよう指示した。ロイター通信によると、首都の通りを走る乗用車に対して、兵士らが「停車せずに走れ」と大声を上げている。(2017/11/15-13:30) 関連ニュース

1459チバQ:2017/11/15(水) 21:01:58
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1711150025.html
ジンバブエでクーデター 93歳の強権指導者、ムガベ大統領を監禁 軍が放送局など占拠
19:04産経新聞

 【カイロ=佐藤貴生】アフリカ南部ジンバブエの首都ハラレで15日までに、軍が政府の中枢施設を封鎖し、国営テレビ局を占拠した。軍報道官はテレビを通じ、ムガベ大統領(93)の「周辺にいる犯罪者」の拘束が目的だと述べた。隣国・南アフリカのズマ大統領は15日、声明で、ムガベ氏との電話で同氏が自宅で監禁下にあることを確認したと明らかにした。軍によるクーデターとみられる。

 軍は14日、ハラレの政府庁舎や議会、裁判所などの封鎖に乗り出した。15日には市街で銃声や爆発音が聞こえたが、戦闘などは起きていないもよう。英米政府は自国民に外出しないよう呼びかけた。

 軍報道官は「ムガべ氏周辺の、社会や経済に打撃を与えている犯罪者を法で裁くのが目的だ」とし、クーデターを否定。ムガベ氏や家族は無事だとしている。

 ジンバブエでは先週、ムガベ氏の後継者の一人とされていたムナンガグワ第1副大統領が解任されたことでムガベ氏が妻のグレース氏(52)に権力を委譲するとの観測が広がり、政治的な緊張が高まっていた。ロイター通信などはグレース氏に近いチョムボ財務相や、グレース氏を支持する政党のトップが拘束されたと報じた。

 ムガベ氏は現在の国名となった1980年以来、実権を掌握。大統領在職が30年に及ぶ世界最高齢の首脳としても知られる。2000年代に白人が所有する農場を強制収用するなどの強引な政策を進めたが、農業生産の低下などからハイパーインフレを招いた。反対勢力への弾圧などの独裁的な政治手法が欧米諸国の批判されてきた。近年は体調不良だと伝えられている。

 一方、妻のグレース氏は、豪奢な生活ぶりから、高級ブランドにちなんで「グッチ・グレース」などと呼ばれている。

1460チバQ:2017/11/15(水) 21:02:11
https://news.goo.ne.jp/article/nhknews/world/nhknews-10011224731_20171115.html
ジンバブエでクーデターか 軍が実権掌握と宣言
19:25NHKニュース&スポーツ

アフリカ南部にあるジンバブエの首都で15日、軍が突然、国営放送局を占拠して国の実権を掌握したと宣言し、1980年の独立以来長期にわたる独裁的な政治を続けてきたムガベ大統領の後継争いが激しくなる中、軍部がクーデターを起こしたという見方が出ています。

ジンバブエの首都ハラレで15日未明、軍の部隊が突然、市内にある国営放送局を占拠するとともに、各地に兵士を緊急に配置して、大統領府などへの車の通行を厳しく規制しています。市内では、複数の爆発音も聞こえ、緊張が高まっていると伝えられています。

軍の報道官は、このあとテレビを通じて声明を発表し、「大統領周辺の犯罪者を排除するため国の実権を掌握した」と宣言しました。

1980年の独立以来、長期にわたって独裁的な政治を続けてきたムガベ大統領は、野党や人権活動家を厳しく弾圧し、欧米諸国から批判を浴びてきました。現在93歳で最近は体調がすぐれないと言われ、来年に予定されている大統領選挙を前に後継争いが激しくなっています。

ムガベ氏は、浪費癖があるとして国民から不人気の妻のグレース氏を大統領に推す動きを見せていて、先週になって、軍から大統領候補として支持を集めていたムナンガグワ副大統領を突然、解任しました。このためこれに反発を強めた軍部が今回クーデターに踏み切ったという見方が出ています。

1461チバQ:2017/11/15(水) 21:02:33
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20171115k0000e030289000c.html
<ジンバブエ>大統領後継争い激化 ムガベ氏の妻に反発
13:09毎日新聞

<ジンバブエ>大統領後継争い激化 ムガベ氏の妻に反発
ムガべ大統領=AP
(毎日新聞)
 【ヨハネスブルク小泉大士】国軍が事実上のクーデターを行ったとの観測が強まるアフリカ南部ジンバブエでは、世界最高齢の首脳ムガベ大統領(93)が長期独裁政権を敷く一方、近年は後継者争いが激化。ムガベ氏の妻グレース氏(52)を支持するグループと、第1副大統領の座を解任されたムナンガグワ氏(75)を推す勢力が対立し、与党内の分裂が鮮明となっていた。

 ジンバブエはここ数年、失業率が9割に達するなど破綻状態にある。1980年の独立以来一貫して国政を担うムガベ氏は、野党弾圧などで権力基盤を強化してきており、欧米などからは「独裁的だ」と批判されてきた。

 ムガベ氏は最近は歩行が困難で、会議中に居眠りすることもあった。シンガポールの病院で定期的に診断を受けるなど、体調不良が伝えられている。

 ムガベ氏自身は来年の大統領選出馬に意欲を見せていたが、水面下では「ポスト・ムガベ」を見据えた動きが活発化。中でもグレース氏は2014年に有力な後継候補だったムジュル元副大統領を追放するなど、与党内で勢力を拡大していた。

 グレース氏は隣国南アフリカで多額の不動産を購入したり、暴行騒ぎに関わったりしたと報じられていた。「夫の威光をかさに発言力を強め、将来の指導者の座を狙う」と見られたグレース氏に対し反発が強まっていた。

 ムガベ氏は6日、妻の要求に応じる形でムナンガグワ氏を突然解任。同氏を支持する軍内の勢力や解放闘争を戦った退役軍人らは、「一族が国家を私物化している」と批判し、緊張が高まっていた。

1462チバQ:2017/11/15(水) 21:02:55
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20171115k0000e030288000c.html
<ジンバブエ>クーデターか 軍が首都に装甲車展開
13:05毎日新聞

<ジンバブエ>クーデターか 軍が首都に装甲車展開
(毎日新聞)
 【ヨハネスブルク小泉大士】アフリカ南部ジンバブエの首都ハラレで14日夜から15日未明にかけ、国軍兵士が国営放送局を占拠し、市内各所に装甲車が展開、複数の爆発音が聞かれた。AFP通信などが報じた。その後のテレビ放送で将官が声明を読み上げ「大統領周辺の犯罪者」を標的とした行動だと説明した。ムガベ大統領(93)が自身の後継問題で第1副大統領を解任したことに軍が反発、事実上のクーデターに踏み切ったとの観測が強まっている。

 現地報道によると、ハラレ北東部にあるムガベ氏の自宅周辺で銃撃戦が起きたとの情報もある。

 国軍は15日の放送で今回の行動は「政府に対する軍事的制圧ではない」と主張、「任務が完了すれば事態は平常化する」と述べた。「大統領は安全」という。

 在ジンバブエの米国や英国の大使館は15日、「政情不安」を理由に自国民に自宅待機を勧告した。

 ムガベ氏は6日、「不誠実な態度を取った」とムナンガグワ第1副大統領を解任。同氏に近い閣僚らの解任説も伝えられる。国軍のチウェンガ司令官は13日、軍幹部ら90人と記者会見し「粛清をやめなければ軍は介入せざるを得ない」と異例の声明を発表していた。

1463チバQ:2017/11/16(木) 15:39:08
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171116-00000003-jij_afp-int
ムガベ政権ついに終焉へ? ジンバブエ政変、国民が語る喜びと不安
11/16(木) 7:22配信 AFP=時事
ムガベ政権ついに終焉へ? ジンバブエ政変、国民が語る喜びと不安
ジンバブエの首都ハラレで、交差点そばに止められた装甲車の横を通り過ぎる若い女性ら(2017年11月15日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】軍が実権を掌握したジンバブエの首都ハラレでは、多くの人々がロバート・ムガベ(Robert Mugabe)大統領(93)の長期政権が幕を閉じつつある可能性に驚きと喜びを表す一方で、今後の見通しが不透明であることを認める人もいる。

【写真7枚】市内に展開した兵士、落ち着いた市民らの様子

 ジンバブエ独立を率い、1980年から政権を握ってきたムガベ大統領に対し、軍が突然反旗を翻したことを受け、国民の間では圧政を敷いてきたムガベ政権が間もなく崩壊することを期待する声が上がっている。

 主婦のケレセンジア・モヨさん(65)はAFPの取材に「こうなったことに、私たちは喜んでいる」と語った。ムガベ政権下では反対派弾圧や汚職、不正選挙が起きたものの、モヨさんはムガベ氏が安全な形での出国を許されてもかまわないと語った。

 ムガベ氏は現在、自宅軟禁下に置かれているが、軍はクーデターを否定し、ムガベ氏が今も大統領の座にあると説明している。

 大学生のカレン・ムベラニさん(21)はAFPの取材に、「これがどういう意味なのか分からないし、どうすればよいのかも分からない」と語った。「私たちには、今後どこに向かうのかという方向性が必要だ」

 ハラレ市内では、重大な政変が起きたことを示す様子はあまり見られない。多くの人が露天市を訪れたり、ミニバスで通勤したり、銀行の前に行列を作ったりしている。

 失業中のタファズワ・マサンゴさん(35)は「彼(ムガベ大統領)は国にとって邪魔な存在になっていた。指導者としての自分の立場に固執する独裁者だった」と語る。「国の経済は日ごとに悪化している。雇用がなく、仕事がない」

「ムガベ時代を終えて、ジンバブエがより良い国になることを、私たちは望んでいる。私たちはとても幸せな気分。彼が去るときが来た」(マサンゴさん) 【翻訳編集】 AFPBB News

1464チバQ:2017/11/16(木) 15:45:25
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171115-00000131-mai-int
<ジンバブエ政変>英「状況が不安定化」 情報収集急ぐ
11/15(水) 22:05配信 毎日新聞
<ジンバブエ政変>英「状況が不安定化」 情報収集急ぐ
市街地に展開するジンバブエ軍の兵士と装甲車両=ハラレで15日、AP
 【ロンドン矢野純一】アフリカ南部ジンバブエでの政変を巡り、旧宗主国の英国は情報収集を急ぐと共に、15日、首都ハラレなどに滞在する英国人に対し、外出を控えて自宅待機するよう呼びかけた。英BBCなどは、刻々と変わるジンバブエの状況を速報で伝え、トップニュースで取り上げている。

 ジョンソン英外相は英BBCに対し「安定した政権移行が重要だ」として、暴力を伴った衝突を回避することを求めた。英外務省は、ジンバブエ情勢を「軍が通常とは異なる動きを見せており、政治状況が不安定化している」と指摘。在ジンバブエの英国人に対し、不測の事態に備えて自家用車の燃料を満タンにし、予備燃料も用意するよう呼びかけた。

 英国には、約12万人のジンバブエからの移民が暮らし、ムガベ政権から弾圧を受けた野党支持者なども多い。

 大統領選でムガベ氏と対決してきた野党候補の元アドバイザーで英国在住のマガイサ氏はブログで「ムガベ王朝の終焉(しゅうえん)だ」と明言。「野党側は近い将来行われる選挙に向けて準備を始める」と述べた。

 ジンバブエは1980年に英国から独立。独立運動を率い首相に就任したムガベ氏は当初、黒人と、英国系を中心とする白人との融和を訴え、英国からも評価された。

 しかし、白人の農地を接収し黒人農民に分配する土地改革などを巡り対立。英国は2002年に経済制裁を科し、大統領選挙のたびに不正があったとして非難してきた。人権を侵害し、民主化プロセスを無視したとして、08年にはムガベ氏に1994年に与えた「ナイト」の称号を剥奪した。

 【ことば】ジンバブエ

 人口約1600万人。最大民族はショナで、次いでヌデベレ。少数白人支配の「ローデシア」を経て、1980年4月に英国から独立した。ムガベ氏は白人政権に対するゲリラ闘争を率いた一人で独立の英雄。独立後しばらくは高い経済力を誇っていたが、政権の腐敗や白人農地を接収する土地改革を巡る欧米からの制裁などで経済は失速した。ジンバブエはショナ語で「石の家」という意味で、この地域に巨大な石像遺跡を残した中世のジンバブエ王国に由来する。

1465チバQ:2017/11/16(木) 18:45:13
http://www.sankei.com/world/news/171115/wor1711150044-n1.html
2017.11.15 23:08
【ジンバブエ・クーデター】
軍に監禁、瀬戸際の独裁者ムガベ大統領 黒人解放闘士から強権統治
 【カイロ=佐藤貴生】軍のクーデターに見舞われたジンバブエのムガベ大統領(93)は、黒人解放運動の闘士として知られたが、権力の座につくと手段を問わない強権統治で敵対勢力を排除し、国際社会の非難の的になってきた。国民を一顧だにせず失業率9割以上ともいわれる経済の混乱を放置してきた独裁者が、一夜にして瀬戸際に追い込まれた。

 欧米などはムガベ氏に対し、長らく厳しい態度を取ってきた。欧州連合(EU)は人権侵害を理由に制裁を行っている。今年10月にはいったん世界保健機関(WHO)の親善大使に決まったが、批判が相次ぎ撤回される出来事があった。

 「卑劣で狡猾な人物だ」。英国の閣僚経験者はかつて、ムガベ氏を評してそう語ったといわれる。2008年の大統領選の際、「負けたら政治から身を引く」と話していたが、決選投票に持ち込まれると野党に激しい弾圧を行い、対立候補が「支持者を守るため」として出馬を撤回する事態となった。

 現在の国名となった1980年以降は、黒人解放運動の同志を閣外に追いやり、北朝鮮による訓練を受けた軍事部隊を使って2万人ともいわれる反体制派の大量殺害を行ったとされる。

 黒人の権利拡大を求めて政治運動に身を投じ、当初は国際社会から称賛される存在だったムガベ氏。最近では、「100歳になるまで大統領であり続ける」と語っていたという。

1466チバQ:2017/11/17(金) 19:03:45
http://www.sankei.com/world/news/171117/wor1711170038-n1.html
2017.11.17 17:45

ジンバブエで与野党の統一政権検討か ムガベ大統領の退陣見据え

 ジンバブエ国軍が自宅軟禁下に置くムガベ大統領(93)の進退を巡り、与野党が暫定統一政権を樹立する可能性が出てきた。地元紙などが17日までに報じた。ムガベ氏は自身の進退を明らかにしていないが、退陣を見据えた動きが水面下で進んでいる。

 報道によると、6日にムガベ氏に解任されたムナンガグワ前第1副大統領(75)が暫定統一政権のトップに就任するとの見方がある。最大野党の民主変革運動(MDC)議長のツァンギライ元首相は16日、記者会見し「(話を持ち掛けられたら)参加する」と発言。暫定統一政権は、大統領選が行われるまでの期間を想定しているもようだ。

 軍にとっては、野党を加えることで「強引に権力を奪った」との批判を和らげる意図があるとみられる。

(共同)

1467チバQ:2017/11/17(金) 23:05:14
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/171115/mcb1711151735024-n1.htm
オーストラリア同性婚合法化、賛成多数 郵便投票の結果発表
2017.11.15 17:35
 オーストラリア統計局は15日、同性婚合法化の是非を問う郵便投票の結果、賛成多数だったと発表した。結果に法的拘束力はないが、ターンブル政権は賛成多数なら同性婚の合法化に向けた法改正案を年末までに議会に提出するとしており、合法化実現の公算が大きい。

 統計局によると、18歳以上の約1600万人が対象で、9月12日から投票を受け付けていた。投票率は79・5%。61・6%が賛成、38・4%が反対だった。

 ターンブル首相は結果公表後の記者会見で「われわれは国民の声を尊重しなければならない」と述べ、改めて合法化に意欲を示した。

 政権は当初、民意を測った上で合法化しようと、投票義務を課す国民投票の実施法案を議会に提出したが、最大野党労働党は「議会が合法化を判断すべきで国民投票は不要」と反対。政権は次善の策として任意参加の郵便投票を実施した。(共同)

1468チバQ:2017/11/17(金) 23:14:26
http://www.afpbb.com/articles/-/3151131?cx_position=9
ジンバブエ、軍が大統領側近の拘束認める 前副大統領は帰国
2017年11月17日 16:34 発信地:ハラレ/ジンバブエ
【11月17日 AFP】ジンバブエの国家権限を掌握した同国の軍は17日、ロバート・ムガベ(Robert Mugabe)大統領(93)率いる政権内の「犯罪者」を拘束していると発表した。

 今回の政変はムガベ氏の身辺にいる「犯罪者」を標的とした行動だと明言しているジンバブエ軍は、作戦に大きな進展があったと述べ、犯罪者の一部を拘束したと述べている。


 一方、今回の軍の行動は先週、エマーソン・ムナンガグワ(Emmerson Mnangagwa)副大統領が解任されたことが引き金となった。ムナンガグワ氏はその後、出国していたが、側近は16日、同氏がすでに帰国していることを認めた。ムナンガグワ氏は、ムガベ氏に代わり大統領の座に就く可能性がある。(c)AFP

http://www.afpbb.com/articles/-/3151196?cx_part=top_category&cx_position=1
ジンバブエ大統領、 政変後初めて姿見せる 大学卒業式に出席
2017年11月17日 21:26 発信地:ハラレ/ジンバブエ
【11月17日 AFP】ジンバブエで17日、ロバート・ムガベ(Robert Mugabe)大統領(93)が政変後初めて公の場に姿を現し、首都ハラレで行われた大学の卒業式に出席した。

 軍が実権を掌握した後、ムガベ大統領は自宅で軟禁されていたものの、AFPの特派員によると、ムガベ氏はこの日歩いて会場入りした。式典で青いガウンと房付きの帽子を着用した同氏は、目を閉じながらスピーチに耳を傾け、時折拍手する姿が見られたという。

 ジンバブエでは14日夜、軍の将校らが国家権限を掌握。一方で将校らは16日、ハラレでムガベ氏との会合を持った。(c)AFP/Susan NJANJI

1469とはずがたり:2017/11/19(日) 18:44:24
ジンバブエ与党、ムガベ党首解任へ 大統領辞任不可避
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171119-00000054-san-m_est&pos=5
11/19(日) 7:55配信 産経新聞

 【カイロ=佐藤貴生】ジンバブエ軍による事実上のクーデターで、ロイター通信は18日、同国与党が19日の会合でムガベ大統領(93)を党首から解任する見通しだと伝えた。首都ハラレでは18日、ムガベ大統領の退陣を求める集会が行われ、数万人が路上に繰り出してムガベ氏を批判。約37年間にわたり強権をふるってきたムガベ氏の退陣は不可避の情勢となった。

 与党は、ムガベ氏の後継候補とされた妻、グレース氏(52)の排除と、今月上旬に解任されたムナンガグワ前第1副大統領の復帰も議決する見込み。

 この日の集会で参加者は、ムガベ氏の自宅に向けて行進し退陣を要求。同氏の自宅から車列が出たとの情報もあるが、本人が乗っているかや行き先は不明だ。

 一方、与党の地方支部の大半も大統領の退陣要求を決議。議会に不信任案を提出する動きも出ている。

1470チバQ:2017/11/20(月) 22:01:43
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-171120X406.html
チリ大統領選、決選投票へ=前職と上院議員

12:23

 【サンパウロ時事】南米のチリで19日、任期満了に伴う大統領選挙が実施された。候補者8人全員が当選要件の得票率5割に満たなかったため、中道右派「チレ・バモス」のセバスティアン・ピニェラ前大統領(67)と中道左派「新多数派」のアレハンドロ・ギジェル上院議員(64)の上位2人による決選投票が12月17日に実施されることが決まった。

 中央選管によると、開票率約99%でピニェラ氏は約37%、ギジェル氏は約23%の票をそれぞれ集めた。ロイター通信によれば、ピニェラ氏は「この結果は2009年の選挙によく似ている。この時は(決選で)われわれが勝った」と述べ、返り咲きに自信を示した。一方のギジェル氏は「ピニェラ氏(選出)は国の後退だ」と述べ、今選挙で分裂した左派勢力の結集を呼び掛けた。

 ビジネスマンとして成功を収め、チリ有数の大富豪であるピニェラ氏は、市場重視の経済政策や無駄な歳出の削減などを公約。現バチェレ政権の穏健な社会民主主義路線の継続を目指すジャーナリスト出身のギジェル氏は、地方分権の推進や強大な大統領権限の縮小などを主張している。

1471チバQ:2017/11/20(月) 22:02:21
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1711200024.html
チリ大統領選 上位2氏が決選投票へ

11:34

 【ロサンゼルス=住井亨介】南米チリで19日、中道左派バチェレ大統領の任期満了に伴う大統領選が投開票された。8人が乱立する中、当選に必要な有効投票の過半数を得票した候補はおらず、中道右派のピニェラ前大統領と、バチェレ氏の事実上の後継候補、ギジェル上院議員の上位2人が12月17日の決選投票に進むことが決まった。地元メディアが伝えた。

 選挙管理委員会によると、19日夜までの中間集計(開票率約94・7%)の得票率はピニェラ氏が約36・64%、ギジェル氏が約22・66%。

 選挙戦では経済界出身のピニェラ氏は、前回の大統領任期中に堅調な経済成長を成し遂げた実績をアピール。元ニュースキャスターのギジェル氏は、社会福祉や労働者の権利を重視するバチェレ政権の政策継承を訴えた。

 有権者数は約1435万人。大統領に連続再選は認められていない。新大統領の就任日は来年3月11日で任期は4年。

1472チバQ:2017/11/20(月) 22:13:46
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1711200039.html
「大統領は自分のことしか考えていない」 辞任表明せず民心離反 ジンバブエ 

20:19

(産経新聞)

 【カイロ=佐藤貴生】ジンバブエのムガベ大統領(93)が大方の予想に反し、テレビ演説で辞任を表明しなかったことで、国民やかつての支持層には怒りや落胆が広がった。辞任への“抵抗”を示したムガベ氏だが、さらなる民心の離反を招く結果となった。

 「彼は自分と家族のことしか考えていない」「心変わりして辞任するよう願っている」。英BBCテレビは、飲食店で演説を見守った人々が大統領を批判する様子を放映。地元英字紙は1面で「傲慢なムガベ氏、与党の名を汚す」などと伝えた。

 欧米メディアでは、辞意表明がなされなかったことについてさまざまな臆測が広がった。BBCの特派員は、ムガベ氏はいったん辞任に同意したが、翻意した可能性があると報じた。

 またロイター通信は20日、与党のジンバブエ・アフリカ民族同盟愛国戦線(ZANU��PF)幹部らの話として、軍によるクーデターとの印象を与えないよう、同党側の意向で、軍将官らが同席した19日の演説での辞任表明を避けたのだとの見方を伝えた。

 ロイターは、ムガベ氏が演説で読む原稿を間違えたか、辞意表明の部分を読み飛ばしたのではないか、といった観測があるとも報じている。

 一方、政治に影響力を持つ退役軍人組織の有力者はムガベ氏の演説後、18日に首都ハラレで行われたような、大規模な退陣要求デモを行うと表明。ムガベ氏にさらに圧力をかけた。

1473チバQ:2017/11/20(月) 22:14:35
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20171120k0000e030167000c.html
ジンバブエ>ムガベ氏を政権追放へ 演説で辞任意思を否定

11:14

テレビ演説で辞任する意思がないことを表明したジンバブエのムガベ大統領=19日、AP

(毎日新聞)

 【ハラレ小泉大士】アフリカ南部ジンバブエの政変で、自宅軟禁状態のムガベ大統領(93)は19日、国民に向けテレビ演説を行った。これに先立ち与党ジンバブエ・アフリカ民族同盟愛国戦線(ZANU��PF)はムガベ氏を党首から解任し、大統領職からの自発的な退陣を求めたが、ムガベ氏は演説で辞任する意思はないと表明。与党は21日にも議会での弾劾・罷免手続きに入る方針で、ムガベ氏が強制的に政権から追放される可能性が高まった。

 大統領公邸で演説したムガベ氏は「数週間後の党大会は私が取り仕切る」と述べ、党首解任を拒否。軍による事実上のクーデターに関しては「軍の最高指揮官として彼らの懸念は認める」としつつ、「(軍は)国家元首としての私の立場を脅かすものではない」と主張した。軍幹部同席のもと20分間に及んだ演説で、最後まで辞任には触れなかった。国内ではムガベ氏に対する退陣要求デモが盛り上がっており、さらなる反発は必至だ。

 与党は19日、緊急の中央執行部会でムガベ氏を党首から解任し、即時退陣を要求。20日正午(日本時間同日午後7時)までに辞任しなければ弾劾手続きに入ると通告していた。さらに、ムガベ氏に第1副大統領を解任されたムナンガグワ氏(75)を新党首にし、次期大統領候補に決めた。ムガベ氏の妻グレース氏(52)とその一派も党の役職を解かれ、追放された。

 一方、国軍のチウェンガ司令官は19日、自宅軟禁状態にあるムガベ氏と2度目の会談を行った。16日の初会談に続き、自発的な退陣を勧めたとみられ、一部メディアではムガベ氏が演説で辞任を発表するとの観測を伝えていた。ムガベ氏退陣で与野党は一致しており、弾劾に向けた不信任案が議会に提出されれば可決は確実。議会は21日に招集される方向で、与野党はムナンガグワ氏を中心とした暫定統一政権の樹立を目指して協議を続けている。

 一方、隣国・南アフリカの大統領府は19日、ジンバブエ情勢を巡り、地域機構「南部アフリカ開発共同体」(SADC)の緊急首脳会議をアンゴラで開催すると明らかにした。SADCはクーデターによる政権交代は認めない方針。南アのズマ大統領は調停役として特使をジンバブエに派遣しているが、市民はSADCの介入に反発している。

1474チバQ:2017/11/20(月) 22:19:52
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1711200038.html
ジンバブエのムガベ大統領、訴追免除など条件に辞任合意か CNN報道

20:19

 【カイロ=佐藤貴生】米CNNテレビは20日、軍によって自宅軟禁下にあるジンバブエのムガベ大統領(93)が、自身や妻のグレース氏(52)の訴追免除や私財の保証などを条件に大統領から退くことで軍と合意したと報じた。

 ムガベ氏は19日に国民向けに演説したものの、辞意は表明せず、国民の不満が高まっている。

 与党ジンバブエ・アフリカ民族同盟愛国戦線(ZANU��PF)は19日、ムガベ氏を党首から解任。同氏に6日に解任されたムナンガグワ前第1副大統領(75)を後任に決めた。グレース氏も追放された。ロイター通信は演説に先立ち、ムガベ氏が大統領辞任を受け入れたと報じていた。

1475チバQ:2017/11/20(月) 22:24:05
パプアニューギニアを中華スレとするのはムリがある気がするのでこちらに
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-171120X456.html


��ニュース��Web検索��

パプアの少女を救出=「魔女狩り」で大けが

15:50

 【シドニー時事】パプアニューギニア中部エンガ州の村で、魔術を使ったとして村人から激しい拷問を受けた少女がキリスト教宣教師らによって先週、救出された。オーストラリア公共放送ABCが20日報じた。パプアでは魔術を信じる人々による「魔女狩り」がいまだに行われている。

 報道によると、少女の年齢は6歳前後。村人らによって熱した刃物で切り付けられ、体の広い範囲に傷ややけどを負った。少女は現在、病院で手当てを受けている。

 少女は2013年に同じく魔術を使ったとして焼き殺された女性の子供とみられる。この宣教師によると、地元社会で「魔術は親から子に受け継がれる」と信じられる中、村で悪いことが起きているため、この少女に矛先が向かった。エンガ州では過去1カ月間に女性20人が魔術に絡んで暴力を受けた。

1476チバQ:2017/11/21(火) 20:20:17
https://mainichi.jp/articles/20171121/k00/00m/030/107000c
ジンバブエ
居座るムガベ氏 首都の市民、反発強める

毎日新聞2017年11月20日 23時45分(最終更新 11月21日 00時50分)
 【ハラレ小泉大士】「重大発表だと待ち構えていたら、中身はゼロだった」。露天商のジョン・ナバさん(35)は吐き捨てるように言った。軟禁状態にあるムガベ大統領(93)が19日、辞任を拒否して続投を表明したアフリカ南部ジンバブエ。首都ハラレの住民らは、国軍や与党からの退陣圧力も無視して独裁体制の維持に固執する世界最高齢の政治指導者にいら立ちを隠さなかった。

<ムガベ氏を政権追放へ>演説で辞任意思を否定
<大統領後継争い激化>ムガベ氏の妻に反発
<副大統領を解任>後任に大統領の妻就任へ
<ムガベ大統領の弾劾準備>与党、党首を解任
 ハラレ中心部では20日、商店や会社が営業し、銀行前に預金を引き出す人々が列を作る普段通りの光景が見られた。14〜15日には、ムガベ氏の後継争いを巡るムナンガグワ第1副大統領の解任に反発した国軍が、国営放送局を占拠、市内に装甲車を展開した。現在は街頭各所で警戒する武装兵士らの姿は見られず、国軍も介入した権力闘争の緊張感は、水面下に押し込められている印象だ。

 ムガベ氏は19日のテレビ演説で来月の与党大会は「私が取り仕切る」と強調。国軍の蜂起は「懸念は認める」としながら「国家元首、軍最高司令官としての立場を脅かさない」と主張し、辞任には触れなかった。

 ムガベ氏を党首職から解任した与党は、21日に議会に弾劾決議案を提出する。専門家の間には「憲法にのっとれば、手続きには数週間かかる」との見方もある。

 18日に数万人規模の集会を開いた退役軍人団体はムガベ氏の演説に強く反発。リーダーのムツァンガ氏は20日の記者会見で「時間切れだ。再び人々が路上を埋める」と予告した。

 ジンバブエの経済は破綻し、失業率は9割を超える。ハラレに住む無職のスペンサー・ティモティさん(20)は「ムガベ氏は時間稼ぎをしている」といら立った様子。「もう後戻りはできない」と話した。

 ティナシェ・ムシャワインさん(27)は「37年間のムガベ政権下で人々は弾圧され、逆らえば殺されてきた」と指摘。ムガベ氏が居座り続ければ混迷が深まるとし「国民は内戦も、暴力も望んでいない。静かにムガベ氏が去るのを望んでいるだけだ」と語った。

 事実上のクーデターに否定的な意見を述べる人は少なく、一様に「国民のために立ち上がった」と国軍の行動に支持を示した。

1477チバQ:2017/11/21(火) 22:07:53
http://www.afpbb.com/articles/-/3151855?cx_position=11
ケニアやり直し大統領選、最高裁が現職の当選認める
2017年11月20日 18:02 発信地:ナイロビ/ケニア
【11月20日 AFP】(更新)ケニアで10月26日に実施された大統領選の再選挙の結果について、同国最高裁は20日、現職のウフル・ケニヤッタ(Uhuru Kenyatta)大統領の勝利を認める判断を下した。2つの申し立てによるケニヤッタ氏勝利に対する異議は却下された。

 最高裁のデビッド・マラガ(David Maraga)裁判長は「最高裁は全会一致で、申し立ては有効でないと判断した。従って10月26日に行われた大統領選の結果は、被上訴人(ケニヤッタ氏)の勝利とする」と述べた。

 この裁定により、ケニアを分裂させ流血の事態も招いた大統領選に終止符が打たれ、ケニヤッタ氏は11月28日に就任宣誓を行う。

 ケニアの大統領選は8月8日の投票の結果について「不正や違法行為があった」として、9月に最高裁が無効と判断。この判断は、ケニアの民主主義が深まるとして国際社会から称賛された。しかし、ケニヤッタ氏陣営と野党陣営は対立を深めて衝突。野党候補のライラ・オディンガ(Raila Odinga)氏は10月の再選挙をボイコットし、ケニヤッタ氏が98%の得票率で勝利する結果となった。(c)AFP

1478とはずがたり:2017/11/22(水) 09:22:44
無血クーデター成功か。先ずは目出度い。こんな法律とか普遍的な基本的人権とか守らない奴には違法でもなんでもクーデター勢力を支持だ。

しかし得てして後継体制もクソなこと多いのが困る。アフリカは列強が勝手に引いた国境を見直して200位の部族単位で国家を造り直した方が良い。軍隊とか保有禁止で。
安全保障は植民地支配の責任取って英仏にやって貰おう。

ジンバブエのムガベ大統領が辞任、37年間の統治に幕
https://www.excite.co.jp/News/world_g/20171122/Reuters_newsml_KBN1DL2A8.html
ロイター 2017年11月22日 02時58分 (2017年11月22日 07時50分 更新)

[ハラレ 21日 ロイター] - ジンバブエ議会のムデンダ議長は21日、ムガベ大統領(93)が辞任したことを明らかにした。
ムガベ氏は1980年の独立以来37年間実権を握っていたが、前週に軍が蜂起。同氏が辞任要求に応じなかったことを受け、与党のジンバブエ・アフリカ民族同盟愛国戦線(ZANU─PF)は同氏に対する弾劾決議案を議会に提出し、議会で手続きが始まった直後にムガベ氏は辞任を表明した。
ムガベ氏は辞任を表明する書簡で後任は指名せず、ムデンダ議長は22日までに後任が決まるよう法的手続きを進めていることを明らかにした。
首都ハラレではムガベ氏の辞任を受け、車のクラクションを鳴らすなどして同氏の統治が終わったことを歓迎する国民の姿が見られた。

1479チバQ:2017/11/23(木) 17:50:09
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASKCQ5GW7KCQUHBI03J.html
ムガベ氏退陣、近隣へも波及か 長期政権の国複数

09:10

 アフリカ南部ジンバブエのムガベ大統領(93)が21日、辞任した。反乱を起こした軍や「身内」の与党から退陣を迫られ、国を独立に導いた「英雄」は権力の座から引きずり下ろされた。盤石の支持基盤を持っていたかに見えるムガベ氏の辞任が、他のアフリカの長期政権国家に与える影響が注目される。

 新大統領には、前副大統領のムナンガグワ氏(75)が24日に就任する。ムナンガグワ氏は6日にムガベ氏から副大統領職を解任された後、身の安全を確保するために国外に避難していたが、22日に帰国した。一時は失業率90%に達したとされ、破綻(はたん)した経済の立て直しが最優先課題となる。

 ただ、ムナンガグワ氏はムガベ氏側近として長年仕え、政権に批判的な人々に対する弾圧にも関わったとされる。そのため、新政権でも「強権支配は続く」と危惧する声もある。

 今回、軍が反乱を起こした背景には、ムガベ氏の後継争いがある。ムガベ氏は後継の最有力候補だったムナンガグワ氏を解任し、自分の妻のグレース氏(52)を最有力候補にした。グレース氏は国民が危機的な経済状況に苦しむ中、高価な宝石や靴を頻繁に購入し、国民の不興を買っている。

 ムナンガグワ氏を支持する軍幹部は同氏失脚に危機感を募らせ、15日に国営放送局を占拠し、首都ハラレ中心部で軍を展開。政権中枢を掌握し、ムガベ氏を自宅軟禁状態にした。

 一方、ムガベ氏が大統領辞任に追い込まれたことは、アフリカの他の長期政権国家にも波及する可能性がある。赤道ギニアのヌゲマ大統領など、アフリカには30年以上に及ぶ長期政権の国が複数ある。同志社大学の峯陽一教授(アフリカ地域研究)は「他の独裁体制国家にとって、ムガベ氏退陣は大きな脅威」と指摘した。(ハラレ=石原孝)

1480チバQ:2017/11/23(木) 17:51:17
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20171123k0000m030087000c.html
<ジンバブエ大統領辞任>アフリカ政治家…長期支配の末に

11月22日 22:07

 欧米諸国から独裁者として批判されたジンバブエのムガベ前大統領だが、強権的な長期支配の末に軍や反政府勢力の蜂起で打倒され、亡命などの末路をたどったアフリカの政治家は数多い。

 旧ザイール(現コンゴ民主共和国)のモブツ元大統領は31年半にわたって君臨、推計50億ドルとされる不正蓄財で国家を破産状態に追い込んだ。反政府ゲリラに敗北し1997年にモロッコへ亡命し66歳で病死した。

 ゲリラを率いてモブツ政権を打倒して大統領に就任したカビラ氏も、周辺国を巻き込んだ地域紛争を激化させ暗殺された。息子のジョゼフ氏が大統領を継いだが、昨年末に任期が切れても退陣せず、抗議デモが頻発する。

 ウガンダのアミン元大統領は約30万人の反体制派国民を虐殺したとされ「アフリカで最も血にまみれた独裁者」と呼ばれた。79年に民兵らの攻撃で失脚。サウジアラビアに亡命し、2003年に病死した。

 リビアのカダフィ大佐は69年、クーデターで王制を打倒し、約42年にわたり反米独裁体制を敷いた。11年2月に民衆運動「アラブの春」が波及、銃殺されたと伝えられる。死後、リビアでは複数の勢力が支配地域を統治する内戦状態に突入。過激派組織「イスラム国」(IS)が浸透するなど治安が悪化した。

 カダフィ氏に心酔していたというリベリアのテーラー元大統領は14年間にわたるリベリア内戦を引き起こし、隣国シエラレオネの内戦にも介入した。【久野華代】



https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-171123X864.html


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「新たな民主主義の始まり」=次期大統領、改革誓う―ジンバブエ

08:17

 【ロンドン時事】ジンバブエからの報道によると、辞任したムガベ前大統領の後任に就任するムナンガグワ前副大統領は22日、首都ハラレで演説し、「われわれは新たな広がりのある民主主義の始まりを目撃している」と述べ、民主的プロセスによる国家再建に尽力する考えを表明した。ムナンガグワ氏の大統領就任式は24日に行われる。

1481チバQ:2017/11/23(木) 17:52:22
https://www.jiji.com/sp/article?k=2017112201099&g=int
、大統領就任へ=新政権へ準備本格化-ジンバブエ

2017年11月23日00時22分

ジンバブエ大統領だったムガベ氏(中央)=17日、ハラレ(EPA=時事)

 【ロンドン時事】ムガベ前大統領(93)が辞任したアフリカ南部ジンバブエで、先にムガベ氏に解任されたムナンガグワ前副大統領が24日、大統領に就任する。ムデンダ下院議長が22日明らかにした。就任式を経て、新政権樹立に向けた手続きが本格化する。



 ロイター通信によると、与党「ジンバブエ・アフリカ民族同盟愛国戦線(ZANU-PF)」から、後継指導者にムナンガグワ氏を正式に指名したと議長に通達があった。解任後に身の安全を図るため国外に逃れていたムナンガグワ氏は、22日午後帰国した。
 ZANU-PFは19日に開いた中央委員会で、ムガベ氏を党首から解任し、ムナンガグワ氏を後任に据えた。また、来年予定される大統領選の与党候補にすると決めている。
  
 新政権樹立に当たり、ムナンガグワ氏は野党との協力を検討しているとされる。ZANU-PFは2009年、野党・民主変革運動(MDC)と連立政権を発足させ、MDCのツァンギライ党首が首相に就いたが、両党の対立から政権運営は困難を極めた。
 退陣したムガベ氏の処遇も焦点だ。一部報道では、同氏の軟禁が続いていた先週、出国に向けた話し合いが水面下で行われたと伝えられる。与党幹部は「(40年近くも国家指導者を務めた)彼は休む権利がある」と述べているが、国内にはムガベ氏を「グレース夫人と共に訴追すべきだ」と求める声もある。

1482チバQ:2017/11/24(金) 09:01:25
http://www.sankei.com/world/news/171124/wor1711240015-n1.html
2017.11.24 07:02更新


アルゼンチン潜水艦、不明海域で爆発のような音 「重大局面」酸素欠乏か
 南米アルゼンチンの南部沖で今月15日から消息を絶っている同国海軍の潜水艦サンフアン(乗組員44人)について、海軍当局者は22日、艦内の酸素が残り少なくなっている可能性があり「重大な局面」を迎えたと述べた。米英やブラジルなど他国も協力して懸命の捜索が続いている。

 現地からの報道によると、同艦と最後の通信があったのは15日朝、南部バルデス半島の沖合約430キロの海域。その後、この海域で爆発のような音が探知されたとされるが関連は不明という。空と海から捜索しているが、天候不良で難航している。

 食料は20日分あるというが、海軍当局者は「海面に浮上し、酸素を補給できないとすれば重大な局面にある」と述べた。酸素は7〜10日間程度しか持たないとされる。

 サンフアンはドイツ製のディーゼル式で、南部ウスアイアから東部マルデルプラタに向かっていた。(共同)

1483とはずがたり:2017/11/25(土) 15:02:05

37年の独裁に幕、ジンバブエで新大統領が就任
TBS News i 2017年11月24日 21時12分 (2017年11月24日 22時30分 更新)
https://www.excite.co.jp/News/world_g/20171124/Tbs_news_111885.html
 
 アフリカのジンバブエで、24日、大統領を辞任したムガベ氏に代わり、ムナンガグワ前副大統領が大統領に就任しました。
 「私はジンバブエ国民の権利を守り、前進させることを誓います」(ジンバブエ ムナンガグワ大統領)

 24日、首都ハラレで、ムナンガグワ新大統領がこう宣言すると会場は大歓声に包まれました。

 ジンバブエでは、37年もの間独裁政治を行ってきた前大統領のムガベ氏が今月21日に辞任していました。長期にわたる圧政に終止符が打たれた形ですが、ムナンガグワ大統領自身、これまでムガベ氏の強権政治を支えてきた張本人だけに、変革が実現するかは未知数です。(24日20:21)

1484とはずがたり:2017/11/26(日) 19:59:34

フランス外相、中国提案を否定し中国外相からにらみ付けられる―米華字メディア
レコードチャイナ 2017年11月26日 12時10分 (2017年11月26日 19時43分 更新)
https://www.excite.co.jp/News/chn_soc/20171126/Recordchina_20171126010.html

25日、米華字メディアの多維新聞は、中国を訪れているフランスのルドリアン外相が、王毅外相との会談後の共同記者会見で、王氏からにらみ付けられる一幕があったと伝えている。資料写真。(Record China)
[拡大写真]


2017年11月25日、米華字メディアの多維新聞は、中国を訪れているフランスのルドリアン外相が、王毅外相との会談後の共同記者会見で、王氏からにらみ付けられる一幕があったと伝えている。

日本メディアの報道を引用して伝えたもので、今年5月の新内閣発足後、外相として初めて中国を訪れたルドリアン氏は24日、王氏と会談した。

会談後の共同記者会見で、ルドリアン氏が、北朝鮮の核・ミサイル開発と米韓両国の大規模軍事演習を同時に停止するという中国の提案を「効果的な方法とは思わない」と切り捨てると、王氏は、ルドリアン氏をにらみ付け「中国の提案は多くの国の理解と支持を得ている」と反論し「他に良い方法があるならありがたく拝聴する」とまくし立てた。さらにルドリアン氏が再び否定的な考えを示し始めると、王氏は「皆さん、まだご飯を食べていないでしょう。ここで終わり」と記者会見を一方的に打ち切ったという。

多維新聞は「中国中央テレビのニュースサイトは、中仏外相会談に関する報道で、この『不協和音』については触れなかった」と伝えている。(翻訳・編集/柳川)

1486チバQ:2017/11/27(月) 00:20:12
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017112600313&g=use
ホンジュラスで大統領選=再選狙うエルナンデス氏優勢



ホンジュラス大統領選挙の候補者フアン・エルナンデス大統領(左)、元大学学長ルイス・セラヤ氏(中央)、テレビ司会者サルバドル・ナスララ氏(AFP=時事)
 【サンパウロ時事】中米のホンジュラスで26日、任期満了に伴う大統領選挙が実施される。9人が立候補しており、世論調査によると、再選を目指す親米右派フアン・エルナンデス大統領(49)が優勢。中道の有名テレビ司会者サルバドル・ナスララ氏(64)、中道左派の元大学学長ルイス・セラヤ氏(50)が追っている。
 ホンジュラスでは憲法で大統領再選が禁じられていたが、エルナンデス氏寄りの最高裁は2015年、これを無効と判断。大統領再選に道を開いた。野党側は猛反発し、選挙戦では再選の是非が主要争点になった。野党候補は国民投票や新憲法制定を求めるとともに、権力分立の厳格化などを訴えた。
 大規模な雇用計画を進めているエルナンデス氏は選挙戦最終日、「勝って国民に治安とさらなる雇用、より良い生活をもたらそう」と支持者に呼び掛けた。
 人口約860万人のホンジュラスは南米から米国への麻薬密輸拠点となっており、「マラス」と呼ばれる犯罪組織への対策が最大の課題。現政権の強硬策で治安は改善しつつあるものの、殺人発生率は10万人当たり59人と世界最悪レベルだ。(2017/11/26-14:37) 関連ニュース

1487チバQ:2017/11/27(月) 00:23:46
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017112500500&g=int
市長夫妻、殺される=メキシコ


 【コアツァコアルコス(メキシコ)AFP=時事】メキシコ東部ベラクルス州の州都ハラパ近郊の泥道で24日夜、州北部イクスウアトランデマデロ市の市長夫妻が殺されているのが見つかった。州検察は「市長と他に4人の遺体が見つかり、うち1人は夫人だった」と発表した。犯行の動機など詳細は分かっていない。
 ベラクルス州では数日前にも南部イダルゴティトランで、市長に選ばれたばかりの市民が殺害された。少なくとも30人の武装した集団に襲われ、盗んだ燃料を売りさばく犯罪集団の犯行が疑われている。メキシコでは10月にも全国各地で3人の市長が殺害され、全国市長会によれば、2003年以来、殺された自治体首長は50人近い。(2017/11/25-20:17)

1488チバQ:2017/11/27(月) 17:31:17
http://www.sankei.com/world/news/171127/wor1711270026-n1.html
2017.11.27 09:55
【ジンバブエ情勢】
辞表署名、穏やかな表情に ムガベ氏、先延ばし画策も
 アフリカ南部ジンバブエで37年にわたって実権を握ったムガベ氏(93)は21日、大統領職の辞表に署名すると穏やかな表情を浮かべた-。自宅軟禁下のムガベ前大統領と軍との交渉を仲介した聖職者が26日、辞任までの内幕をAP通信などに証言した。当初は12月以降の退陣を画策していたという。

 軍が11月14〜15日に蜂起したのを受け、16日に国軍司令官と面会したムガベ氏は当初、辞任に抵抗する姿勢を見せた。だが、18日に退陣を求める大規模デモが行われ、19日に身内の与党が党首から解任すると、いずれ辞めざるを得ないと悟るようになった。

 その時点でムガベ氏が検討していたのは、自身の後継を巡る争いで6日に解任したムナンガグワ前第1副大統領(75)=現大統領=への「円滑な権限移譲」だった。少なくとも12月の党大会まで大統領職にとどまれると考えていた。

 辞表に署名したムガベ氏は「これで終わった」との感慨からか、ほっとした表情になったという。(共同)

1489チバQ:2017/11/27(月) 19:57:39
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-171127X216.html
中道ナスララ氏、リード奪う=ホンジュラス大統領選
18:26時事通信

 【サンパウロ時事】中米のホンジュラスで26日、任期満了に伴う大統領選挙が実施され、中央選管の中間集計では、開票率57.19%時点で中道のテレビ司会者サルバドル・ナスララ氏(64)が得票率45.17%で首位に立った。

 事前の世論調査で他の8候補をリードしていた親米右派の現職エルナンデス氏(49)は同40.21%で2位。

 ナスララ氏はツイッターで「私が当選者だ。歴史をつくった」と勝利宣言した。

 ロイター通信によると、地元メディアの出口調査ではエルナンデス氏が得票率約44%でトップ。同氏も開票率0%段階で「結果は明らかだ。われわれが勝利した」と宣言していた。

1490チバQ:2017/11/27(月) 21:18:55
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1711240043.html
【ジンバブエ情勢】ムガベ氏を見限っていた中国 ダイヤ採掘事業の国有化で関係悪化か
11月24日 23:59産経新聞

 【カイロ=佐藤貴生】ジンバブエで事実上のクーデターが起きる直前、国軍トップの司令官が訪中していたため、中国は事態を知らされていたのでは-という臆測が欧米メディアで広がった。真偽は不明だが、中国は終始目立った発言もせず、静観する姿勢を取った。長く親密な関係にあったムガベ大統領(93)=21日に辞任=をすでに見限っていたとの見方が根強い。

 英紙フィナンシャル・タイムズ電子版によると、2015年にジンバブエを訪れた中国の習近平国家主席は、首都ハラレの空港に降り立つと、ムガベ氏と数分間に及ぶ固い握手を交わして友好関係をアピールした。しかし、資金面で支援を求めたムガベ氏に対し、権力移譲の計画を立てるよう述べて拒否したという。

 ジンバブエと、最大規模の投資国である中国との貿易高はここ数年、下降気味で、昨年は前年比15%減の約11億ドル(約1200億円)だった。中国側は、低迷する経済を一向に立て直さないムガベ氏を快く思っていなかったようだ。

 AP通信はムガベ氏が昨年、ダイヤモンド採掘事業を国有化したことが関係悪化の一因だとする記事を配信した。2つの中国企業が事業に参加していたが、許可を剥奪されたという。

 中国はジンバブエ成立前の1960年代から関係を強め、黒人解放闘争のゲリラに訓練を行ってきた。JF17戦闘機やレーダーなどを売却し、2008年には、国連安全保障理事会でジンバブエに対する武器禁輸・経済制裁の決議案に拒否権を発動した。

 経済関係が下火にさしかかっていたとはいえ、中国の対ジンバブエ投資には目を見張るものがある。ここ数年だけでも国立防衛大学(出資額約1億ドル)や新議会(5000万ドル)の建設に加え、2つの発電所拡大(20億ドル)や国際空港拡張と高速道路の改良(1.5億ドル)と、巨額の事業がめじろ押しだ。

 こうした巨額投資などを通じ、中国はムガベ氏以外のジンバブエの有力者とも親交を深めていたとみられる。今後の政権を担うムナンガグワ前第1副大統領(75)は中国で1963年に軍事教練を受けたとされ、経済再建に前向きと評される。6日にムガベ氏に解任されると、訪中した軍司令官とほぼ同じ時期に海外に出ていた。ダイヤモンド採掘事業からの中国締め出しを見直すとの見方もある。

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1491チバQ:2017/11/27(月) 21:19:30
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20171124k0000e030161000c.html
<ジンバブエ>ムガベ前大統領の訴追免除 私財など保障
11月24日 10:49毎日新聞

<ジンバブエ>ムガベ前大統領の訴追免除 私財など保障
テレビ演説で辞任する意思がないことを表明したジンバブエのムガベ大統領=19日、AP
(毎日新聞)
 【ハラレ小泉大士】ロイター通信は23日、ジンバブエのムガベ前大統領(93)が国軍との交渉で辞任と引き換えに訴追免除を認められていたと報じた。国内にとどまることや身の安全、私財の保障も約束された。ムガベ氏は辞任後も「亡命せず国内で生涯を終えることを望んだ」という。

 国営放送は24日に行われるムナンガグワ新大統領の就任式にムガベ氏の出席も予定されていると伝えた。ロイターによると、ムガベ氏は、浪費癖で知られ国民の反発が強い妻グレース氏(52)らの保護も求め、受け入れられたという。

 こうした融和的な措置には、英国を相手にした植民地解放闘争の「英雄」と評価されたこともあるムガベ氏に一定の敬意を示し、その支持者の反発を回避する狙いがあるとみられる。

 野党幹部は毎日新聞の取材に、「ムガベ氏の訴追よりも、経済の立て直しに力を入れるべきだ」と語った。ジンバブエ経済は破綻状態で失業率は9割に達している。

 政府系日刊紙ヘラルドは社説で「ムガベ氏は功績を自ら汚したわけではない。非難されるべきは同氏の妻だ」と論評。与党関係者もムガベ氏辞任後は同氏への配慮を見せる発言を行うなど軌道修正を行っている。

1492チバQ:2017/11/28(火) 14:41:45
http://www.afpbb.com/articles/-/3153147
中道ナスララ氏、リード奪う=ホンジュラス大統領選
2017年11月27日 18:27 発信地:ホンジュラス
【11月27日 時事通信社】中米のホンジュラスで26日、任期満了に伴う大統領選挙が実施され、中央選管の中間集計では、開票率57.19%時点で中道のテレビ司会者サルバドル・ナスララ氏(64)が得票率45.17%で首位に立った。

 事前の世論調査で他の8候補をリードしていた親米右派の現職エルナンデス氏(49)は同40.21%で2位。

 ナスララ氏はツイッターで「私が当選者だ。歴史をつくった」と勝利宣言した。

 ロイター通信によると、地元メディアの出口調査ではエルナンデス氏が得票率約44%でトップ。同氏も開票率0%段階で「結果は明らかだ。われわれが勝利した」と宣言していた。(c)時事通信社

1494チバQ:2017/11/28(火) 18:06:13
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171128-00000018-mai-int

<コソボ>「紛争」イメージ足かせ 観光の客足伸びず


11/28(火) 10:17配信

<コソボ>「紛争」イメージ足かせ 観光の客足伸びず


紛争で破壊されたコソボ西部ジャコバの中心部=1999年撮影、地元の写真家シュケルゼン・レジャ氏提供


 【ジャコバ(コソボ西部)で松井聡】バルカン半島のコソボが近年、観光振興に力を入れている。中世のキリスト教会などの世界遺産や、山や湖などの自然を生かして観光客を誘致したい考えだ。2018年2月で独立宣言から10年を迎えるが、コソボ紛争の印象が集客の足かせとなっており、イメージの転換が課題だ。

【写真特集】再建されたコソボの美しい街並み

 ◇世界遺産、自然 誘致に力

 11月中旬、コソボ西部ジャコバを訪れた。紛争で中心部の約9割が破壊され、約1500人が死亡した激戦地だ。中心部には幅20メートルほどの石畳の通りが数百メートル続いており、その両脇には真新しいホテルやレストランが並ぶ。米政府機関の支援で再建され、紛争の爪痕は感じられない。

 政府は、世界遺産の教会があるジャコバ近郊のペヤや周辺の山々を含めた地域一帯を観光の柱にしたい考えだ。だが、16年にジャコバを訪れた外国人観光客はわずか約8000人。国全体でも約8万3000人にとどまる。同じ旧ユーゴスラビアのクロアチアには15年に約1300万人が訪れた。

 「紛争のイメージが払拭(ふっしょく)されず、客足が伸びていない」。ジャコバ観光事務所のラフマニ所長はこう語る。コソボは09年から欧州各地で開催される観光博覧会に出展するなどしているが、本格的に国を挙げて力を入れ始めたのは15年からだ。

 日本からバルカン半島へのツアーを企画する山崎エレナさん(46)は「紛争前から観光業が盛んだったクロアチアですら、紛争のイメージ払拭に時間を要した。コソボの観光業はまだ始まったばかりで、軌道に乗るには時間がかかる」と話す。

 コソボへの定期便を運航するターキッシュエアラインズ(トルコ)の営業担当、アブドゥラーフ氏は「コソボの文化遺産と自然は世界的に見ても魅力的。認知度が高まれば人気が出るはず」と語る。

…………………………

 ◇コソボ紛争

 旧ユーゴスラビアを構成する共和国の一つだったセルビアのコソボ自治州で1990年代、人口の9割を占めるアルバニア系住民が独立を目指してセルビア人と戦った民族紛争。武力衝突が激化した99年、北大西洋条約機構(NATO)軍がセルビア側を空爆し、セルビア軍がコソボから撤退。コソボはその後国連の暫定統治下に置かれ、2008年に一方的に独立を宣言した。

1495チバQ:2017/11/28(火) 18:08:55
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171128-00000051-mai-s_ame

<コロンビア>和平、道半ば 元ゲリラ社会復帰困難


11/28(火) 18:07配信

毎日新聞



 ◇FARCと政府と合意1年

 【ボゴタ山本太一】南米コロンビアで半世紀以上の内戦を続けた左翼ゲリラ「コロンビア革命軍(FARC)」と政府との和平合意が発効して30日で1年となる。この間、FARCは武装解除を完了し、政党「人民革命代替勢力」(略称FARC)に生まれ変わった。しかし、元メンバーの社会復帰は順調にいかず、真の和平に向けて課題は山積だ。

 サントス大統領とFARCのロンドニョ党首(元FARC最高司令官)は24日、2人が合意に署名して1年を記念したイベントに参加した。両者は合意の履行を進めると強調したが、サントス氏は「FARCが不満を言ったり、心配したりしているのを知っている」と明かした。

 合意にあたり、政府は元メンバーの安全を保障。だが合意後、数十人の元メンバーや家族がほかの武装勢力に殺害され、FARCは不信感を募らせる。

 FARCは8月、国連監視のもと武装解除を完了し、9月に政党になった。だが国連によると、約8000人のメンバーが社会復帰のための一時滞在施設に入ったが、半数近くが途中で退去。約1000人のメンバーは武装解除に応じず、ゲリラ活動を続けている。

 また合意事項の一つとして、FARCに国会で議席が与えられることに関し、政府やFARCへの不信感は国民の間で依然として根強い。ボコタ市民のセルジオ・トーレスさん(68)は「なぜ、人殺しのFARCが議員になれるのか理解できない。国会でろくに議論せず拙速だった」と非難する。(企画「コロンビアは今 和平合意から1年」を1日から掲載予定です)

 ◇コロンビア和平合意

 コロンビア政府と左翼ゲリラ「コロンビア革命軍(FARC)」(1964年結成)との間の和平合意は2016年9月に署名されたが、承認の可否を問う10月の国民投票で小差で否決。その5日後、和平への貢献を理由にサントス大統領へのノーベル賞授与が決定。政府とFARCは内容を一部修正し、11月24日に署名し直した上で国民投票には問わず、上下両院の承認を経て11月30日に合意は発効。合意は▽FARCは18年から8年間、上下両院で各5議席を得る▽犯罪を告白したFARC幹部は懲役刑の代わりに社会奉仕活動に従事する--などの内容。
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1496チバQ:2017/11/28(火) 18:54:08
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASKCX5HNCKCXUHBI027.html
ムガベ氏誕生日、祝日に ジンバブエ後任大統領が配慮か
18:29朝日新聞

 ジンバブエ政府は、辞任に追い込まれたムガベ前大統領(93)の誕生日(2月21日)を国民の祝日にすることを決めた。地元紙ヘラルドなどが27日、報じた。今後は「ロバート・ガブリエル・ムガベ国民青年の日」となる。

 新大統領に就任したムナンガグワ氏(75)は、ムガベ氏の長年の側近。彼が副大統領職を解任された後に軍の蜂起が起きたが、24日の就任式ではムガベ氏を「建国の父」と称し、その功績をたたえていた。今回の祝日の決定も同じ日になされたという。

 地元報道によると、ムガベ氏は辞任と引き換えに訴追免除や自国での安全の保証も認められたとされる。ムガベ氏は白人支配からの独立を勝ち取った「国民の英雄」でもあり、ムナンガグワ氏や軍は、処遇を配慮しているとみられる。(ヨハネスブルク=石原孝)

1497チバQ:2017/11/28(火) 18:55:36
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1711270044.html
【ジンバブエ情勢】ムガベ氏辞任の内幕 即時辞任に抵抗、最後は安堵の表情も
11月27日 22:34産経新聞

 21日に辞任したアフリカ南部ジンバブエのムガベ前大統領(93)は、国軍の蜂起で政治生命の終わりを悟ったものの、「即時辞任」には抵抗を続けた-。AP通信が27日伝えた、ムガベ氏と軍側との仲介者の話などから、辞任に至る同氏の“葛藤”が浮かび上がってきた。最終的に辞表に署名すると、同氏は安堵の表情さえ浮かべたという。

 ムガベ氏周辺の「犯罪者」を排除するとして国軍が蜂起したのは14日。実質的には、ムガベ氏退陣と、同氏が解任したムナンガグワ前第1副大統領(75)=現大統領=への権限移譲を迫るクーデターだった。

 だがムガベ氏は、12月に行われる与党の党大会までは大統領にとどまり得ると判断。段階的に権限移譲を進めるもくろみだった。

 同氏は19日、国民向けに演説をしたが、辞任には触れずじまい。その数時間前には、国外にいたムナンガグワ氏との電話で、「今すぐに帰ってきてくれ。取引しよう」と持ちかけた。自身に有利な条件などを求める考えだったとみられる。

 しかし、ムナンガグワ氏はその時点での帰国を拒否。議会での弾劾手続きも始まり、「考えを変えざるを得なくなった」ムガベ氏は、下院議長に辞意を伝えた。(中東支局)

1498チバQ:2017/11/28(火) 19:16:41
https://mainichi.jp/articles/20171126/ddm/007/030/162000c
独裁の後に
ジンバブエ・ムガベ政権崩壊/上 国民、消えぬ疑念 「新大統領も権力の亡者」
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毎日新聞2017年11月26日 東京朝刊
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 アフリカ南部ジンバブエで、1980年の独立以来37年間にわたり権勢を誇ったロバート・ムガベ氏(93)が国軍の蜂起をきっかけに大統領の座を追われた。長期独裁政権の崩壊を喜ぶ声が国中に広がる一方で、民主主義や人権尊重が定着した社会ができるのか不安視する向きも少なくない。ムガベ時代を振り返る人々の声に耳を傾け「ムガベ後」を考える。


 「あれは悪夢でしかなかった」。コリン・チャベングワさん(44)は、苦い表情でそう振り返った。

 2008年のジンバブエ大統領選は暴力が吹き荒れた。3月の第1回投票で最大野党・民主変革運動(MDC)のツァンギライ候補がムガベ大統領(当時)の得票を上回ると、野党支持者への激しい弾圧が始まったのだ。

 首都ハラレで野党の選挙運動を推進していたチャベングワさんも被害者の一人。営んでいた精肉や雑貨を売る店の前に夜明け前、トラックや車が乗り付けた。乗っていたのは棒を手にした多数の暴徒。自身は少し離れた場所にいたため、けがはなかったが、あっという間に店は破壊され、商品や冷蔵庫などが跡形もなく持ち去られた。「野党の資金源だから」というわけだ。

 南東部ムベレングワの実家も放火され、地元のMDC支部長だった義兄は撲殺された。仲間20人以上が命を落とした。

 混乱が広がる中、ツァンギライ氏は6月の決選投票から撤退を余儀なくされ、ムガベ氏の5選が決定。この際弾圧を指示したとされるのが、当時はムガベ氏の側近で24日に新大統領に就任したムナンガグワ氏(75)だ。

 MDC幹部のオバート・グトゥ氏(55)はムガベ政権が崩壊した21日夜、一睡もできなかった。「ようやく終わったと思った。だが、これから起きることを考えると(いろいろな思いが)頭を離れなくなった」。新政権には「是々非々」で臨む方針で、与党から要請があれば挙国一致内閣樹立に向け協力する用意はある。だが、ムナンガグワ氏は野党を弾圧した張本人だ。「第二のムガベではないのか」との疑念は消えない。チャベングワさんも「ムナンガグワは改革を約束しているが口先だけだろう。何も変わらない」と悲観的だ。

 MDCは、市民や野党を弾圧することで長期独裁を支えた治安機関の改革を要求しているが、警察の情報部員だった男性(36)は否定的だ。「ムナンガグワ氏は権力の亡者。改革を進めれば自らの権力基盤を失うことをよくわかっている」【ハラレ小泉大士】

1499チバQ:2017/11/28(火) 19:19:01
https://mainichi.jp/articles/20171127/ddm/007/030/096000c
独裁の後に
ジンバブエ・ムガベ政権崩壊/中 人種の壁、越えたい
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毎日新聞2017年11月27日 東京朝刊
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 「ここは黒人の土地だ!」。2007年7月、ジンバブエ北部ドマの白人農場主、ロバート・マッカーシーさん(62)の農場をこう叫ぶ数十人の黒人の若者らが襲撃した。マッカーシーさんは殴打され、妻は顔前に自動小銃を突きつけられた。若者らは10日間、自宅を占拠。家財一式を持ち去った。マッカーシーさんの右腕には、この時ナイフで切られた約20センチの傷が残る。翌年9月にも若者らに襲撃された。


 独立(1980年)時に約6000の白人農家が全農地の4〜5割を所有していたジンバブエ。ムガベ政権は富の偏在の解消のため、白人から土地を買い上げ黒人に分配する土地改革に着手した。だが、改革が思うようには進まない中、00年から農地の強制収用という強引な策に出た。マッカーシーさんも「政府の土地を不法占拠した」などの罪を着せられ、1100ヘクタールの農地の3分の2を政府に取り上げられた。

 ムガベ政権は失政や経済低迷を白人農場主のせいにして「白人対黒人」の構図を作り出し、若者らの襲撃は黙認した。







 これに対し欧米諸国は経済制裁を発動。一方、農地を得た黒人退役軍人らの農業技術は低く「アフリカの穀物庫」と呼ばれた農業国の生産量は下降した。

 ムナンガグワ新大統領(75)は24日の就任演説で、農業振興を経済再建の柱に据える方針を示し、土地収奪時の政府補償についても言及した。

 白人農場主で商業農場主組合のベン・ギルピン代表(63)は「新政府が補償問題の解決に取り組むことが、国際社会からの信頼回復につながる」と言う。

 「きちんと補償してくれるなら水に流すつもりだ」とマッカーシーさん。独立時は白人と黒人が手を取り合ったが、次第に白人と黒人の経済格差が広がった。「白人側にもおごりがあった。今度は一緒に発展しなければ」。ムガベ前大統領の退陣を求める集会で、人種を超えて共に声を上げるのを見てその思いを強くした。

 これまで襲撃を恐れて自宅は最低限の手入れのみだった。だが先週ムガベ政権が退陣し、時代が変わった。「この週末、妻と花壇に新しい花を植えようと話し合ったところだよ」。うれしそうな笑顔だった。【ドマ小泉大士】

1500チバQ:2017/11/28(火) 19:20:03
https://mainichi.jp/articles/20171128/ddm/007/030/041000c

独裁の後に
ジンバブエ・ムガベ政権崩壊/下 政治腐敗、教訓に
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毎日新聞2017年11月28日 東京朝刊



 ジンバブエは解放された--。1980年4月18日。独立式典に国賓として招かれたレゲエ音楽の世界的スター、ボブ・マーリーの歌に合わせて踊りながら、ベンジャミン・ムセキワさん(56)は拳を振り上げた。「俺たちはやったぞ」。植民地解放闘争のゲリラに10代で身を投じて2年後のことだ。


 解放闘争を率いたムガベ前大統領(93)は独立後、競合政党も吸収して1党支配の基盤を固めたが、権力の集中に伴う政治腐敗が増大した。「何かがおかしい」。90年代後半にはパン1斤の値段が独立前の3倍近くに跳ね上がった。人々の日々の暮らしはどんどん苦しくなったが、与党幹部は真新しい高価な四輪駆動車で集会に乗りつける。2000年以降、経済は坂道を転げ落ちるように悪化し、08年には年2億%の超インフレにあえいだ。

 ムセキワさんは警備会社を営むが、長期不況の中、契約はめったに取れない。英国から独立すれば「この国は豊かになる」と思ったが、豊かになったのは権力に近い一握りの人間だけ。信じていたムガベ氏に「裏切られた」と思う。

 ムナンガグワ新大統領(75)が就任した24日、首都ハラレの北西約90キロにあるムガベ氏の故郷クタマはひっそりとしていた。牛が草をはむのどかな風景。「独立の英雄の故郷」だからだろう、道路は整備が行き届き、でこぼこはほとんどない。

 私服警官の目を気にして人々の口は堅い。道端で果物を売る女性(67)に声をかけると「若者たちは与党が用意したバスで就任式に出かけたわ。村の長老は悲しんでいるけれどね」と淡々と答えた。前回13年の大統領選ではムガベ氏支持者であふれたハラレ郊外の集落でも、住民が「党の方針に従うだけ」と話した。大方の人々は「ムガベ後」に順応しようとしている。

 「無血革命」を実現したムナンガグワ氏や軍を多くの人が英雄視するが、実態は「権力闘争の末にムガベ氏を追い出しただけ」(専門家)とも指摘される。長期独裁体制を支えた与党や治安機関は維持される。

 ムセキワさんは言った。「手放しに『救世主』と称賛すべきでない。黙って従うだけではまた『怪物』が生まれる。国民も過去の教訓から学ばなければ」【ハラレ小泉大士】
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1501チバQ:2017/11/29(水) 00:39:20
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171128-00000131-jij-m_est
ケニヤッタ氏が2期目宣誓=野党反発、独自の就任式へ―ケニア
11/28(火) 22:54配信 時事通信
 【ロンドン時事】10月のケニアやり直し大統領選で勝利した現職のケニヤッタ氏が28日、2期目の就任宣誓を行った。

 任期は5年。一方、選挙結果を認めない野党候補のオディンガ氏は同日、対抗して独自の大統領就任式を開くと表明。両者の対立で夏以降続く政治混乱が一層深まっている。

 ロイター通信などによると、ケニヤッタ氏が首都ナイロビで就任宣誓した直後、オディンガ氏も市内で集会を開き、「私が正当な大統領だ。12月12日に就任式を行う」と演説。野党支持者と治安部隊の衝突で少なくとも1人が死亡した。

1502チバQ:2017/12/01(金) 20:55:17
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171201-00000086-san-s_ame
ホンジュラス大統領選開票、異例の遅れ 与野党候補「勝利宣言」
12/1(金) 7:55配信 産経新聞
 【ロサンゼルス=住井亨介】中米ホンジュラスで11月26日に投票が行われた大統領選の開票発表が遅れ、当選者が決まらない状況が続いている。事前報道では右派で与党国民党の現職、エルナンデス大統領の再選が予想され、1982年に軍事政権から民政に移管して以来初めての現職大統領再選となるかが注目されていたが、ふたを開けてみると野党候補との大接戦に。公式発表を待たず両陣営がそれぞれ「勝利宣言」し、街宣活動を繰り広げる異例の展開となっている。

 地元メディアの選挙前の分析や出口調査では、現職のエルナンデス氏の優勢が伝えられ、中道左派の野党グループ「反独裁同盟」のナスララ氏らが続いていた。

 ところが、選管当局による最初の中間結果でリードしたのはナスララ氏だった。そうした中でエルナンデス氏は選管の公式発表を前に勝利宣言し、ナスララ氏も独自集計を基に当選を主張。その後、エルナンデス氏がジリジリと追い上げて29日には得票率でほぼ並んだ。

 選管当局者は「(インフラが整っていない)一部の投票所から票が届いていない。30日には開票率100%になる」とするものの、地元メディアは「これほどの遅さは異常」と批判。外交関係者によると、当初の予想とは違う展開となっていることから、国民からは「与党国民党が選管に票の不正を指示しているのではないか」といった疑念も浮上しているという。

1503チバQ:2017/12/01(金) 20:55:37
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171201-00000025-jij-m_est&pos=3
物議の新国旗登場=モーリタニア
12/1(金) 7:32配信 時事通信
 【ヌアクショットAFP=時事】アフリカ西部モーリタニアで、新国旗が採用された。

 旧国旗の上下に赤い帯が入り、11月28日の独立記念日に初めて公式の場に掲揚された。フランスからの独立に際し、流された国民の血を表すと公式には説明されている。

 ただ、実際にはアブドルアジズ大統領が企図した上院廃止に利用された国旗変更とみられている。8月に改憲の是非を問う国民投票が行われた際、新国歌や新国旗の制定が抱き合わせで改憲項目に盛り込まれ、上院廃止だけが目立たないようにされた。上院廃止に抗議する野党議員は8月、「汚職」を断罪されて逮捕され、収監先でハンガーストライキを続けた。

1504チバQ:2017/12/03(日) 12:24:53
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171203-00010001-afpbbnewsv-int
中米ホンジュラスで非常事態宣言、大統領選後の暴力デモで
12/3(日) 10:04配信 AFPBB News

(c)AFPBB News
【12月3日 AFP】大統領選で不正があったと野党候補が主張したことをきっかけに全土で暴力を伴うデモが行われている中米ホンジュラスで、政府は1日夜、非常事態を宣言し10日間の夜間外出禁止令を出した。

 警察によると、同国の複数か所で野党支持者と機動隊が衝突し、少なくとも市民12人、警察官2人が負傷した。負傷者の中には銃で撃たれた人もいる。

 大統領選で不正があったと主張する野党候補のサルバドル・ナスララ(Salvador Nasralla)氏が支持者らに抗議デモを呼び掛けたことをきっかけに暴力的な事態に発展し、フアン・オルランド・エルナンデス(Juan Orlando Hernandez)大統領は、午後6時から午前6時までの夜間の外出を禁止する大統領令を出した。

 ホンジュラス憲法は再選禁止を規定していたが、最高裁はその規定を無効と判断。現職のエルナンデス氏は再選を目指して大統領選に出馬していた。11月26日に行われた大統領選の開票は約95%まで進み、エルナンデス氏が得票率42.92%で41.42%のナスララ氏をわずかにリードしている。

 最高選挙裁判所(TSE)のダビド・マタモロス(David Matamoros)長官は、現在は左派政党の党首を務めているマヌエル・セラヤ(Manuel Zelaya)元大統領の要求で行われることになった特別開票を2日に延期した。特別開票では与野党両陣営立ち会いの下で、矛盾があったり文字が不鮮明だったりするなどの疑問票について再検討した後、結果が発表される。

 セラヤ氏は「3日以内に結果が出る。彼ら(TSE)がこれらのこと(特別開票)を受け入れるなら、われわれも最終結果を受け入れる」と述べていた。しかしナスララ氏はテレビのインタビューで、TSEと政府が共謀している可能性があると指摘し、すべての票の数え直しを要求した。(c)AFPBB News

1506チバQ:2017/12/04(月) 15:01:58
http://www.sankei.com/world/news/171204/wor1712040031-n1.html
2017.12.4 11:55更新


オーストラリアで男性議員が議場プロポーズ、同性パートナーに
 同性婚を合法化する法改正案を審議中のオーストラリア連邦議会下院で4日、男性議員が同性パートナーにプロポーズし、承諾される一幕があった。

 プロポーズしたのはターンブル首相率いる与党、自由党のティム・ウィルソン議員(37)。演説中に「私が最も感謝しないといけないのはパートナーのライアンです」と切り出し、傍聴席にいた教師のライアン・ボルジャー氏(33)に「われわれにはただ一つ残されたことがある。ライアン、結婚してくれますか」とプロポーズ。ボルジャー氏ははにかみながら「イエス」と応じ、周囲から拍手で祝福を受けた。

 オーストラリアでは、18歳以上の国民を対象に同性婚合法化の是非を問う郵便投票を実施した結果、賛成多数となり、連邦議会で法改正に向けた審議が開始。先週、上院で法案が可決され、4日から下院に審議の場が移っていた。(共同)

1507チバQ:2017/12/04(月) 19:46:19
間違えた

2219 :チバQ :2017/12/04(月) 19:34:32 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171203-00000052-mai-m_est
<ジンバブエ>ムガベ氏、辞表に安堵 親交の神父が内幕


12/3(日) 23:37配信
 老いた「独裁者」は、辞表に署名し「安堵(あんど)の表情を浮かべた」--。37年間国のトップに君臨し、先月下旬に退陣に追い込まれたアフリカ南部ジンバブエのムガベ前大統領(93)。同氏と事実上のクーデターを実行した国軍の交渉を仲介したカトリック教会のフィデリス・ムコノリ神父(69)が、歴史的な辞任劇の内幕を明かした。【ハラレで小泉大士】

 ムガベ氏と長年親交があり軍高官の信頼も厚いムコノリ神父は、3人の仲介役を率い、すべての交渉の場に居合わせた。

 11月15日に国軍が蜂起して以降、軟禁状態に置かれたムガベ氏だったが、当初は一定期間大統領の座にとどまった上で、ムナンガグワ新大統領(75)への「円滑な権限移譲」を希望していた。神父らは、ムガベ氏と国軍幹部の間を何度も往復し、1日の交渉は最大16時間に及んだ。

 「憲法をここに持ってこい。何と書いてあるか、私に言ってみろ」。強気のムガベ氏が、事実上のクーデターを率いたチウェンガ司令官にこう言い放つ場面もあった。

 18日には数万人の市民が路上に繰り出し、退陣を求めた。ムガベ氏も退陣は不可避だと悟りながら即時辞任には抵抗し続け、交渉は手詰まりの状態に陥りかけた。ムガベ氏は19日夜、国営放送を通じて声明を発表したが、辞任に触れず、謎が残った。

 実はこの数時間前に、南アフリカに亡命中だったムナンガグワ氏と協議していたという。「どこにいる。すぐ帰ってきてくれ。今すぐにだ。この問題を解決しよう」。ムガベ氏は電話口でこう呼びかけた。ムナンガグワ氏もいったんは「明日には戻る」と応じた。この結果を受け、ムガベ氏は声明で12月の与党大会を自ら主宰すると表明した。ムナンガグワ氏と今後話し合いながら段階的に大統領の座を引き継ぐ--というメッセージを発したつもりだったが「舞台裏で何が起きているか知らない国民には伝わらなかった」(ムコノリ神父)。

 翌日、与党は議会で弾劾手続きに入ると決定。ムナンガグワ氏も「党の決定に従う」と言って帰国しなかったため、ムガベ氏は即時退陣を選ぶことを余儀なくされた。

 退陣の日となった21日、ムガベ氏は下院議長に電話を入れた。「これから会えないか。辞任するつもりだが、その前に会って話をさせてくれ」。だが議会では弾劾審議が始まっており、議長は「私にはどうすることもできません」と会談を拒否した。弾劾成立が迫る中、同席した検事総長らが「まだ間に合う」とすぐに辞表を書くよう進言。この時点でもムガベ氏は「私は弾劾されるようなことはしていない。今辞めたらやましいことがあると思われる」と渋っていたが、最終的に「罷免は不名誉だ」との説得を受け入れた。

 ムガベ氏は用意された辞表の文面をじっくり読んでから万年筆で署名すると、「まるで『終わった』とでも言うかのように深く息をついた」。うちひしがれた様子を見せることはなかったという。

 ムガベ氏の今後について神父は「今さらどこへ行くというのだ。彼はここ(ジンバブエ)で人生を終える」と断言した。国軍は退陣に際し、ムガベ氏の訴追免除や身の安全などを保障したとされる。

1508チバQ:2017/12/04(月) 19:46:29

2220 :チバQ :2017/12/04(月) 19:45:30 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171202-00000044-mai-m_est
<ジンバブエ>新政権発足 国軍高官が要職 野党入閣なし


12/2(土) 12:01配信
 【ヨハネスブルク小泉大士】アフリカ南部ジンバブエで11月30日、ムナンガグワ新大統領率いる新政権の閣僚が発表された。事実上のクーデターでムガベ前大統領を退陣に追い込んだ国軍高官を要職に起用する一方、期待された野党からの入閣はなかった。

 占拠した国営放送を通じて国軍の蜂起を発表した陸軍少将を外相に任命。空軍司令官を農相に起用した。財務相や内相らはムガベ政権時代の閣僚を再任。そのほかのポストもムナンガグワ氏に近い与党幹部らで固めた。

 ムガベ氏の右腕だったムナンガグワ氏が民主化の推進にどこまで本腰を入れるかは未知数で、新政権の陣容が注目されていた。

 新味に欠ける顔ぶれに、識者は野党との統一政権で改革を進める機会を逸したと批判。最大野党・民主変革運動のグトゥ報道官は1日、「古いワインを新しいボトルに詰め替えただけ」と批判した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171201-00000196-jij-m_est
ジンバブエ新政権が発足=軍高官を重用、野党は批判


12/1(金) 21:07配信
【ロンドン時事】ロイター通信が1日報じたところによると、ムガベ・ジンバブエ前大統領の後任として先週就任したムナンガグワ大統領は新政権の閣僚を発表した。

 ムガベ氏辞任につながった政変を起こした国軍高官が重用される一方、野党は含まれず、「変化と平和、安定への期待は間違いだった」(野党幹部)と批判が上がっている。

 軍の事実上の蜂起後、国営テレビで声明を読み上げた国軍将校が外相に選ばれたほか、空軍司令官ら複数の軍高官が要職に就いた。新大統領の権力掌握を助けた軍に対する「報賞人事」(ロイター通信)との見方が強い。ムガベ前政権の閣僚も一部残留した。

 ムナンガグワ氏は就任演説で、強権政治を敷いたムガベ政権後の「新たな時代」を約束。新政権発足に当たっては、野党との協力など民主改革に向けた動きを期待する声も上がっていた。

1509チバQ:2017/12/06(水) 19:14:43
https://mainichi.jp/articles/20171121/k00/00m/030/090000c
8候補乱立の大統領選開票 12月に決選投票へ

毎日新聞2017年11月20日 22時53分(最終更新 11月20日 22時53分)

サンパウロ山本太一】南米チリの中道左派バチェレ大統領(66)の任期満了に伴う大統領選が19日、投開票された。選管当局によると、開票率99.94%時点で中道右派の野党連合セバスティアン・ピニェラ前大統領(67)が36.64%を得票し、首位に立った。ただ、過半数には届かないため、22.70%で2位につけるバチェレ氏の後継候補、アレハンドロ・ギジェル上院議員(64)と決選投票(12月17日)で争うことになった。

 与党の中道左派連合は候補者を一本化できず、計8人の候補が乱立した。経済界出身のピニェラ氏は2010〜14年、ピノチェト軍政(1973〜90年)後の民政移管以降、初めて右派政権を率いた。選挙戦では、大統領在任中に堅調な経済成長を果たした実績を強調。ギジェル氏は、社会福祉や労働者の権利擁護に力を入れると主張した。

 バチェレ政権では15年に大統領の息子夫婦が絡んだ巨額の土地転売汚職など一連の疑惑が発覚し、支持率が低迷していた。チリでは大統領の連続再選は認められていない。

1510チバQ:2017/12/06(水) 20:20:11
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20171206k0000m030128000c.html
<ホンジュラス>大統領選まだ当選者決まらず 抗議デモも
12月05日 21:00毎日新聞

 【サンパウロ山本太一】中米ホンジュラスで11月26日に実施された大統領選は10日近くたっても当選者が決まらない事態に陥っている。選管当局は4日、現職の右派、エルナンデス大統領(49)が野党候補を小差で上回る再開票結果を発表したが、勝敗は確定していない。野党側は不正があったとして抗議デモを呼びかけ、少なくとも3人が死亡するなど混乱が広がっている。

 選管当局は3日から全5000カ所の投票所のうち1000カ所以上で票を数え直し、開票率99.96%時点でエルナンデス氏が得票率42.98%、中道左派の野党候補でテレビ司会者ナスララ氏(64)が41.39%を獲得したと発表。ただ「法的な訴えや大幅な再開票も可能」として当選者を確定しなかった。

 出口調査や世論調査ではエルナンデス氏が優勢だったにもかかわらず、11月27日未明に発表された開票率約60%時点の開票結果ではナスララ氏が約5ポイント上回った。だが、開票が続いていた29日に選管のシステムがダウンし、その後、エルナンデス氏が逆転した。

 ナスララ氏は「政府が意図的にシステムをダウンさせた。全投票所の票を再集計しないと結果は受け入れられない」と主張。支持者らが首都テグシガルパなどで抗議デモを実施して治安部隊と衝突した。政府は1日、10日間の夜間外出禁止令を出した。

 ホンジュラスでは憲法で大統領再選が禁じられていたが、政権に近い最高裁は15年、これを無効と判断。任期満了に伴う今回の選挙では、再選を目指すエルナンデス氏ら計9人が立候補。現職の出馬は軍事政権から民政移管した1982年以降初めてで、野党側は猛反発して再選の是非が主な争点になった。

1511チバQ:2017/12/06(水) 20:20:27
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASKD34VHBKD3UHBI008.html
大統領選で夜間外出禁止令、デモで死者も ホンジュラス
12月04日 10:40朝日新聞

 中米ホンジュラスで11月26日に行われた大統領選を巡り、開票作業が続く中、2期目を狙う現職大統領と野党候補の双方が勝利宣言をして譲らない事態になっている。野党側が「開票で不正がある」として抗議デモを呼びかけ、市民と治安部隊が衝突。少なくとも3人が死亡した。政府は1日に夜間外出禁止令を出した。8年前にクーデターが起きた同国の政情悪化が懸念されている。

 任期満了に伴う大統領選で勝利宣言したのは、右派の現職エルナンデス大統領(49)と、野党連合が推すテレビ司会者で中道のサルバドル・ナスララ氏(64)で、両者とも投票日夜に勝利宣言した。

 事前の世論調査や出口調査ではエルナンデス氏が優勢。当日発表された開票率57・19%の最初の中間発表では、ナスララ氏が得票率で約5ポイント上回り、逆転はあり得ないとみられていた。開票作業は早ければ同日終わる予定だった。

 ところが、30時間以上の開票結果の更新停止後の29日になってエルナンデス氏が逆転。3日時点では開票率94・35%で同氏が約1・5ポイントリードしている。

 報道によると、ナスララ氏は「選管は大統領の圧力を受けている。開票に不正がある」と批判。これを支持する市民らが首都テグシガルパなどで治安部隊と衝突する事態になった。治安部隊が催涙ガスなどで制圧し、エルナンデス氏は午後6時〜午前6時の外出を10日間にわたって禁止した。

1512チバQ:2017/12/07(木) 23:22:29
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171207-00000035-jij_afp-int
同性婚合法化法案、下院でも可決 オーストラリア
12/7(木) 17:31配信 AFP=時事
同性婚合法化法案、下院でも可決 オーストラリア
オーストラリアの首都キャンベラにある下院議会で、同性婚合法化法案の可決を受けて抱き合うマルコム・ターンブル首相(前列左)とジュリー・ビショップ外相(前列右、2017年12月7日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】(写真追加)オーストラリア下院は7日、同性婚合法化法案を可決した。同国では先月、同性婚合法化の賛否を問う国民投票で賛成票が多数を占め、さらに今回、下院で法案が可決されたことで、長い間続いた政治的論争に終止符が打たれることになる。

 法案の採決では反対は4票のみで、議場では大きな歓声が上がり、拍手が鳴り響き、抱き合う人々の姿もみられた。法案は先週、上院でも賛成43、反対12で可決された。

 同性婚合法化への最後のプロセスとして、今後数日以内に、同国の元首であるエリザベス英女王(Queen Elizabeth II)の代理としてピーター・コスグローブ(Peter Cosgrove)豪総督が法案を承認する見通しとなっている。【翻訳編集】 AFPBB News

1513チバQ:2017/12/10(日) 13:15:23
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20171210k0000m030072000c.html
<アルゼンチン>前大統領、反逆罪で訴追 テロ事件で密約か
12月09日 23:03毎日新聞

 【サンパウロ山本太一】南米アルゼンチンで1994年、ユダヤ系住民85人が死亡したユダヤ人協会本部爆破テロを巡り、連邦裁判所は7日、国際手配されたイラン人容疑者を処罰しないよう画策したとして、左派のクリスティナ・フェルナンデス前大統領(2007〜15年)を反逆罪で訴追し、上院に逮捕の許可を求めた。ロイター通信が報じた。

 上院議員のフェルナンデス氏の逮捕には、不逮捕特権剥奪のため、3分の2以上の上院議員の承認が必要。裁判所はエクトル・ティメルマン元外相も訴追し、自宅で軟禁した。

 フェルナンデス氏らは在任中、国際手配されたイラン人容疑者を処罰しない見返りに、イランから石油を安く輸入する密約を結んだ疑惑が持たれている。フェルナンデス氏は関与を否定している。

 テロは94年7月、ブエノスアイレスで協会創立100周年祝賀行事中に発生。建物が爆破されて85人が死亡、約300人が負傷した。検察は06年、レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラがイラン政府の命令で実行したと認定し、イラン人ら6人を国際手配。イラン側は関与を否定し、身柄引き渡しを拒否している。

1514チバQ:2017/12/11(月) 18:38:42
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171211-00000061-jij-int
やり直し知事選、与党制す=統一市長選も圧勝の見通し―ベネズエラ
12/11(月) 14:14配信 時事通信
 【サンパウロ時事】南米ベネズエラで10日、西部スリア州のやり直し知事選が行われ、中央選管に当たる全国選挙評議会(CNE)によると、独裁傾向を強めるマドゥロ大統領の左派与党・統一社会党候補が約57%を得票して当選した。

 
 スリア州では10月15日に実施された統一知事選で野党連合候補が勝利したが、マドゥロ派で固めた同国最高機関、制憲議会での就任宣誓を拒んだため当選を取り消されていた。これにより、全23州のうち19州を体制派知事が占めることになる。

 スリア州知事再選挙と同時に行われた全国335市の統一市長選は、野党連合を構成する主要政党がボイコット。ロイター通信によると、マドゥロ大統領は自派が少なくとも9割を制するとの見通しを示した。

1515チバQ:2017/12/12(火) 19:41:59
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017121200418&g=int
市長選、9割以上で勝利=ベネズエラ大統領

 【サンパウロ時事】ベネズエラのマドゥロ大統領は11日、全国335市で10日に実施された統一市長選について、ツイッターで「308市を(自派が)獲得した。大勝利だ。市民を祝福したい」と勝利を宣言した。

 主要野党は、中央選管に当たる全国選挙評議会(CNE)が不正を働いているとして選挙をボイコットした。ロイター通信によると、マドゥロ大統領は投票後、「彼らは政治の地図から消え去るだろう」と述べ、来年予定される大統領選から排除する意思を示した。(2017/12/12-10:19)

1516チバQ:2017/12/12(火) 22:26:31
https://www.jiji.com/jc/article?k=20171212036535a&g=afp
豪野党議員、中国との癒着スキャンダルで辞職



【シドニーAFP=時事】オーストラリアで12日、中国共産党とつながりを持つ中国人富豪との癒着が取り沙汰されていた野党・労働党のサム・ダスティヤリ上院議員が辞職した。同国では政府が外国のスパイ活動や内政干渉を阻止するための改正法案を議会に提出すると発表したばかりで、中国から激しい反発を受けていた。(写真は労働党のサム・ダスティヤリ上院議員)
 かつて豪政界で強い影響力を持っていたダスティヤリ氏は、自身の電話が情報機関に盗聴されているようだと中国の富豪実業家、黄向墨氏に話していたことが明らかになるなど、苦境に立たされていた。
 黄氏は労働党と与党・保守連合の双方に献金しており、昨年には黄氏の企業からダスティヤリ氏に対して弁護士費用が支払われている。
 ダスティヤリ氏をめぐっては、中国メディアが主催した記者会見に黄氏と一緒に出席し、南シナ海問題について労働党と異なる見解を述べたとも報じられた。さらに今週に入り、党の外交問題担当者が2015年に香港を訪問した際、民主活動家らと面会をしないよう圧力をかけていたとして同氏への非難が集まっていた。
 オーストラリアでは、国の情報機関の調査で2年前に大物政治家が中国当局とつながりを持つ富豪2人から献金を受けていたことが発覚したとメディアが報道。これを受けてマルコム・ターンブル首相が調査を指示し、スパイ活動や内政干渉の阻止を目的とした改正法案が発表されたばかりだった。【翻訳編集AFPBBNews】
〔AFP=時事〕(2017/12/12-14:25)

1517チバQ:2017/12/14(木) 15:20:05
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171213-00000027-jij_afp-int
ソマリアのテレビ局記者爆殺、子どもの目の前で車爆発
12/13(水) 15:49配信 AFP=時事
ソマリアのテレビ局記者爆殺、子どもの目の前で車爆発
ソマリアの首都モガディシオで、車に仕掛けられた爆弾によりジャーナリストが爆殺された現場を調べる治安部隊(2015年12月3日撮影、本文とは関係ありません)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】内戦で荒廃するソマリアで11日、車に仕掛けられた爆弾が爆発してテレビ局に勤める記者が死亡した。親族らによると爆発は子どもたちの目の前で起きたという。今年に入り同国でジャーナリストが殺害されるのは5件目となる。

 殺害されたのはカルサンTV(KalsanTV)に勤務していたモハメド・イブラヒム・ガボウ(Mohamed Ibrahim Gabow)氏で、自身の子どもたちと過ごすために休暇を取っていたという。

 11日午後、ガボウ氏が首都モガディシオ(Mogadishu)にある自宅から車で移動しようとしたところ、運転席下に仕掛けられた爆弾が爆発。同氏は搬送先の病院で死亡した。

 親族のモハメド・アブディラフマン(Mohamed Abdirahman)氏は11日夜、ガボウ氏が公のために尽力したプロのジャーナリストだったと述べ、「なぜ犯人は子どもたちの目の前で彼を殺したのか」と語った。

 犯行声明は出ていないが、長期にわたる内戦でジャーナリストは常に対立する勢力に狙われてきた。米ニューヨークに本拠を置く国際非営利団体「ジャーナリスト保護委員会(CPJ)」によると、ソマリアはジャーナリストにとって最も危険な国の一つで、2007〜2015年に記者45人が殺害されたという。

 ジャーナリストに対する一連の襲撃は国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)系のイスラム過激派組織アルシャバーブ(Al Shabaab)による犯行とされている。【翻訳編集】 AFPBB News

1518チバQ:2017/12/16(土) 11:27:05
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171216-00000006-jij_afp-socc
ロナウジーニョの政界進出、報じられた政党は出馬合意を否定
12/16(土) 10:13配信 AFP=時事
ロナウジーニョの政界進出、報じられた政党は出馬合意を否定
コスタリカを訪れたサッカー元ブラジル代表のロナウジーニョ(2014年8月4日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】ブラジルの極右政党であるパトリオタ党(PATRI、旧国民緑の党〈PEN〉)は15日、サッカー元同国代表のロナウジーニョ(Ronaldinho)が同党の上院議員選挙の出馬候補になったとの報道を否定した。
 パトリオタ党は「ロナウジーニョが上院選挙に名乗りを上げることについて、党とロナウジーニョの間に合意はない」としている。

 同党は、元陸軍将校で「ブラジルのドナルド・トランプ(Donald Trump)」と呼ばれるジャイル・ボウソナロ(Jair Bolsonaro)氏が旗頭となっている。同氏は来年の大統領選挙を控え、世論調査では好調な結果を残している。

 日刊紙グロボ(O Globo)は14日、スペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)やフランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-Germain、PSG)で活躍したロナウジーニョが、南東部のミナスジェライス(Minas Gerais)州で選挙に立候補すると報じた。記事内の写真でロナウジーニョはボウソナロ氏と写っており、同氏の著書を手にしていた。

 パトリオタ党のアジウソン・バロッソ(Adilson Barroso)党首は「ロナウジーニョはわれわれの党員ではないが、扉は開かれている。彼が入党してくれれば光栄だ」とコメントしている。

 現在37歳のロナウジーニョは、2002年のW杯日韓大会(2002 World Cup)で優勝を経験している。【翻訳編集】 AFPBB News

1519チバQ:2017/12/17(日) 15:17:00
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017121600371&g=int
前職と上院議員が伯仲=チリ大統領選、17日決選

チリ大統領選の決選投票に進んだピニェラ前大統領(左)とギジェル上院議員=11日、サンティアゴ(AFP=時事)

 【サンティアゴ時事】南米チリで17日、現職バチェレ氏の任期満了(連続再選禁止)に伴う大統領選の決選投票が実施される。11月19日の第1回投票では当選要件となる得票率5割以上の候補がいなかったため、中道右派「チレ・バモス」のセバスティアン・ピニェラ前大統領(68)と、ジャーナリスト出身で中道左派「新多数派」のアレハンドロ・ギジェル上院議員(64)の上位2人が決選に進出。支持率は伯仲しており、まれに見る接戦となりそうだ。

1520チバQ:2017/12/17(日) 15:23:59
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171217-00000025-jij_afp-int
中米ホンジュラスで空軍ヘリが墜落、大統領の姉ら6人死亡
12/17(日) 14:07配信 AFP=時事
中米ホンジュラスで空軍ヘリが墜落、大統領の姉ら6人死亡
中米ホンジュラスのイルダ・エルナンデス前通信相。同国の首都テグシガルパで(2017年8月31日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】中米ホンジュラスで16日、フアン・オルランド・エルナンデス(Juan Orlando Hernandez)大統領の姉のイルダ・エルナンデス(Hilda Hernandez)前通信相(51)を乗せたヘリコプターが首都テグシガルパ近郊の山に墜落し、乗っていた6人全員が死亡した。


 ホンジュラス空軍のヘリコプター「AS350 B3」は首都テグシガルパのトンコンティン(Toncontin)空港から飛び立った後、悪天候のためレーダーから消えた。軍の発表によると墜落現場のイェルバブエナ(Yerba Buena)山に救出に向かったが生存者はいなかったという。

 墜落機にはイルダ氏のほか、空軍大尉の操縦士と副操縦士、陸軍大尉、イルダ氏の警護担当者2人の計6人が乗っていた。

 イルダ氏の死去を受けて、エルナンデス大統領はツイッター(Twitter)で黒いリボンの画像とイルダ氏の写真をメッセージやコメントは付けずに投稿した。

 ホンジュラスでは政治的な緊張が高まるなか先月26日に大統領選が行われたが、野党候補が不正があったと主張したことを受けて票の再集計が行われ、投票から3週間たった今でも当選者が発表されていない。イルダ氏は再選を目指す現職エルナンデス大統領の選挙陣営に加わっていた。【翻訳編集】 AFPBB News

1521チバQ:2017/12/17(日) 15:28:23
http://www.sankei.com/world/news/171216/wor1712160065-n1.html
2017.12.16 22:45

ペルー大統領が失職の危機 21日に大統領側の弁明聞き罷免決議投票
 南米ペルーからの報道によると、同国議会(130議席)の複数の会派は15日、汚職疑惑が浮上したクチンスキ大統領の罷免決議案を提出した。罷免には本会議の3分の2以上の賛成が必要。政権は少数与党のため賛成が多数を占める見通しで、クチンスキ氏は失職の瀬戸際に追い込まれた。

 21日に大統領側の弁明を聞いた上で投票が実施される見通し。罷免された場合、ビスカラ第1副大統領が大統領に昇格する。

 議会の委員会が13日、中南米各国での汚職疑惑が持ち上がっているブラジルの建設大手オデブレヒトがクチンスキ氏の会社に2004〜07年、コンサルタント料として78万2千ドル(約8800万円)を支払っていたと公表。クチンスキ氏が経済・財務相と首相だった時期に当たり、これまで同社との関係を否定してきただけに批判が強まった。(共同)

1522とはずがたり:2017/12/17(日) 19:55:48
牛返し氏は親中派だと思ったけえが。

中国人の怒りの矛先、韓国から豪州に?―英メディア
レコードチャイナ 2017年12月17日 15時20分 (2017年12月17日 19時43分 更新)
https://www.excite.co.jp/News/chn_soc/20171217/Recordchina_20171217017.html

2017年12月14日、英BBC中国語版サイトは記事「中国の怒りを買った韓国が大被害、今はオーストラリアが不安に」を掲載した。

韓国の文在寅大統領は13日、中国を訪問した。韓国経済界は高高度防衛ミサイル(THAAD)配備から始まった中韓関係悪化が改善に向かう契機になることを熱望している。中国の怒りを買ったことで、韓国は大きな経済的打撃を被った。韓国を訪問する中国人観光客は70%も減少したほか、中国に展開する韓国系小売チェーンのロッテマートは消防安全の不備を理由に営業中止を余儀なくされた。

中韓関係が改善へと向かう中、中国の次のターゲットになりかねないと見られるのがオーストラリアだ。ターンブル首相は外国勢力による政治介入を防ぐためとして、海外からの政治献金禁止を発表した。その際、中国について言及し、さらに中国語で「オーストラリア人民は立ち上がった」と毛沢東の明言をもじった言葉を披露。中国の政府系メディアから批判されている。中国との経済関係が深いだけに、経済界には中国の怒りを買うのではとの不安が広がっている。(翻訳・編集/増田聡太郎)

1523チバQ:2017/12/18(月) 21:08:54
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20171218-567-OYT1T50079.html
チリ大統領選、前大統領が4年ぶりに返り咲き
18:14読売新聞

 【リオデジャネイロ=田口直樹】南米チリで17日、大統領選の決選投票が行われ、環太平洋経済連携協定(TPP)の推進派で中道右派のピニェラ前大統領(68)が中道左派のギジェル上院議員(64)を破り、4年ぶりの返り咲きを決めた。

 任期は来年3月から4年間。

 選挙は、中道左派バチェレ大統領の任期満了に伴い実施された。選管発表(開票率99・99%)によると、得票率はピニェラ氏が54・57%、ギジェル氏が45・43%。ピニェラ氏は17日夜、「安全で貧困のない社会をつくろう」と勝利宣言し、国民に団結を呼びかけた。

 資源価格の下落で経済が低迷する中、経済界出身のピニェラ氏は2010〜14年の1期目で高い経済成長を達成した実績をアピールし、法人税率引き下げや大型社会資本投資を公約に掲げた。南米で近年、左派から右派への政権交代が相次ぐ中、チリでも右派政権が誕生することになった。

 一方、元ニュースキャスターのギジェル氏は社会保障の拡充や教育無償化などバチェレ政権の路線継承を訴えたが、及ばなかった。

1524チバQ:2017/12/18(月) 21:09:43
https://news.goo.ne.jp/article/reuters/world/reuters-20171218035.html
ホンジュラス大統領選、現職のヘルナンデス氏が当選=選挙裁判所
14:08ロイター

ホンジュラス大統領選、現職のヘルナンデス氏が当選=選挙裁判所

 12月17日、中米ホンジュラスの選挙裁判所は、11月26日に行われた大統領選は現職のヘルナンデス氏(写真)が当選したと正式に発表した。写真はホンジュラスのテグシガルパ で4日撮影(2017年 ロイター/Jorge Cabrera)

(ロイター)

[テグシガルパ 17日 ロイター] - 中米ホンジュラスの選挙裁判所は17日、11月26日に行われた大統領選は現職のヘルナンデス氏が当選したと正式に発表した。野党候補のナスララ氏は不正があったとして強く反発している。

選挙裁判所の発表によると、保守派のヘルナンデス氏の得票率が中道左派のナスララ氏を1.53%ポイント上回った。マタモロス長官は、一部の投票所で再集計を行い、当局に寄せられた疑問は全て解決したと説明し、ヘルナンデス氏が当選したと宣言した。

ナスララ氏はフェイスブックへ投稿した動画で、選挙の「前後も最中にも」不正があったのは明らかと主張。訪米し国務省や米州機構(OAS)の高官と協議するとし、会談の結果を踏まえて今後の対応を決める考えを示した。

OASのアルマグロ事務総長は17日、開票作業などを巡り「深刻な疑問」があると指摘していた。一方欧州連合(EU)の選挙監視団は再集計に不規則な点は見られなかったとの見解を示した。

アルマグロ氏は、選挙裁判所の判断を受けて17日遅くに声明を発表し、選挙のやり直しを求めた。

不正行為や不備により選挙が台無しになったとし、新たな選挙を実施すべきと主張した。

また、OASの選挙監視団は、選挙が「意図的に操作された」とは確認できないものの、選挙プロセスに多くの問題があったと説明した。

1525チバQ:2017/12/18(月) 21:11:25
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1712180041.html
中米ホンジュラス、現職のエルナンデス大統領再選
13:24産経新聞

 【ロサンゼルス=住井亨介】中米ホンジュラスの選挙管理当局は17日、11月26日に投開票された大統領選について、右派で与党国民党の現職、エルナンデス大統領が再選したと発表した。2位となった中道左派の野党グループ「反独裁同盟」のナスララ氏は不正があったとして結果を受け入れていない。同氏の陣営は支持者らに抗議活動を呼びかけており、混乱も予想される。

 現職大統領の再選は、1982年に軍事政権から民政に移管してから初めて。現行憲法は大統領の再選を禁じているが、最高裁がこれを無効と判断。エルナンデス氏の立候補が可能となったが、野党側が批判して再選の是非が選挙戦最大の争点となっていた。

 選管当局の当初の発表ではナスララ氏がリードしていたが、その後エルナンデス氏が逆転。ナスララ氏側が開票の不正を主張して一部の票が再集計されるなど、当選者の発表が遅れていた。最終の得票率では、エルナンデス氏42・95%、ナスララ氏41・42%で、約5万票差だった。

1526チバQ:2017/12/18(月) 21:12:24
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20171218k0000e030138000c.html
<ホンジュラス>現職のエルナンデス大統領が再選
10:29毎日新聞

<ホンジュラス>現職のエルナンデス大統領が再選

エルナンデス氏=AP

(毎日新聞)

 【サンパウロ山本太一】中米ホンジュラスで11月26日に実施された大統領選で、選挙裁判所は17日、現職の右派、フアン・エルナンデス大統領(49)が勝利したと発表した。投票から約3週間後に当選者が確定したが、野党側は抗議デモを呼びかけており、混乱が続く可能性がある。現職の再選は軍事政権から民政への移管(1982年)後、初めて。

 11月27日に発表された中間結果では、中道左派の野党候補でテレビ司会者のサルバドル・ナスララ氏(64)がエルナンデス氏の得票率を約5ポイント上回った。だが開票作業中の29日に選管のシステムがダウンし、その後、エルナンデス氏が逆転。ナスララ氏は不正があったと抗議し、支持者らと治安部隊との衝突では死傷者もでた。選管当局が再集計を進め、選挙裁判所はエルナンデス氏が1・53ポイント差で勝利したとしている。

 憲法は大統領の再選を禁じているが、政権寄りの最高裁が2015年、この条項を無効と判断し、エルナンデス氏の再出馬が認められていた。

1527チバQ:2017/12/18(月) 21:12:43
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20171218k0000e030149000c.html
<チリ大統領選>ピニェラ前大統領が当確 中道右派
10:54毎日新聞

<チリ大統領選>ピニェラ前大統領が当確 中道右派

チリ元大統領セバスティアン・ピネラ氏=AP

(毎日新聞)

 【サンパウロ山本太一】南米チリの大統領選決選投票が17日、実施された。選管当局などによると、中道右派の野党連合「チレ・バモス」のセバスティアン・ピニェラ前大統領(68)が、中道左派会派「新多数派」のアレハンドロ・ギジェル上院議員(64)を破り、当選を決めた。環太平洋パートナーシップ協定(TPP)を強力に推進する立場のピニェラ氏は4年ぶりの返り咲きとなった。

 選挙は中道左派のバチェレ大統領(66)の任期満了に伴うもの。開票率99.2%での得票率は、ピニェラ氏が54.57%、バチェレ氏の後継候補のギジェル氏は45.43%。任期は来年3月11日から4年間で、連続再選は認められていない。

 経済界出身のピニェラ氏は、1990年の軍政から民政移管後に20年間続いた中道左派政権を終わらせ、2010〜14年、初めての中道右派政権を率いた。選挙戦では、前回の在任中に堅調な経済成長を果たした実績を強調し、法人税減税や市場重視の経済政策を進めると主張した。

 バチェレ政権の路線継続を目指す元ニュースキャスターのギジェル氏は、社会福祉の充実や高等教育の無償化などを主張したが、及ばなかった。

 11月の第1回投票での得票率はピニェラ氏が36.64%、ギジェル氏が22.7%だった。

 バチェレ氏を巡っては15年に息子夫婦が絡んだ巨額の土地転売汚職などの疑惑が浮上。資源価格の下落により経済も低迷し、政権支持率は下がっていた。

1528チバQ:2017/12/18(月) 21:49:19
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171216-00000059-mai-m_est
<南アフリカ>与党ANC、新議長選出へ 党勢回復託す
12/16(土) 18:19配信 毎日新聞
 【ヨハネスブルク小泉大士】南アフリカの与党「アフリカ民族会議(ANC)」の新議長を選出する党大会が16日に開幕する。ANCは故ネルソン・マンデラ氏が率い、アパルトヘイト(人種隔離)政策を廃止に導いた組織。1994年の民主化以来、政権与党の座を占めており、新議長は次期大統領就任が有力だ。一方で、長期政権下で汚職が増加し、国民のANCへの信頼は低下。党勢回復を託される新議長選びが過熱している。

 「マンデラの党」として多数派の黒人を中心に絶大な人気を誇ったANCだが、現職のズマ大統領には汚職疑惑が絶えない。白人と黒人との格差是正に取り組んできたが、黒人間の貧富の差が拡大しているのが実態だ。党にはびこる金権体質に国民は不満を募らせ、近い将来の政権交代までささやかれるようになった。

 ただ、2019年の次期総選挙では辛うじて過半数を維持し、新議長が次期大統領に選出されるとの見方が依然有力だ。

 議長選は、かつてマンデラ氏の懐刀として民主化移行プロセスを支えたラマポーザ副大統領と、前アフリカ連合(AU)委員長のドラミニ・ズマ氏の一騎打ち。

 元夫のズマ大統領の後ろ盾を得て初の女性議長就任を目指すドラミニ氏に対し、党勢衰退に危機感を抱く反ズマ派はラマポーザ氏の下での「改革」実現を目指す。

 新議長は各州支部の代議員らの投票で決まるが、支部の支持表明ではラマポーザ氏がリード。ただ、ドラミニ氏は大票田のクワズールー・ナタール州などから推薦を受け、激しく追い上げている。ラマポーザ氏が敗れた場合、「同派が党を割るのでは」との観測が流れ、波乱含みの展開となっている。

 ドラミニ氏は内相などを歴任した実績を持つが、反ズマ派などからは、スキャンダルまみれのズマ氏が元妻を担ぎ出すことで、退任後の保身と影響力維持を狙っているとの指摘も出ている。財界には縁故主義や金権体質が続くことへの嫌悪感が広がっており、ラマポーザ氏に期待する声が強い。

1529チバQ:2017/12/19(火) 20:52:05
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20171219k0000e030202000c.html
<南アフリカ>与党の議長にラマポーザ氏 次期大統領有力
10:28毎日新聞

<南アフリカ>与党の議長にラマポーザ氏 次期大統領有力

ラマポーザ氏=AP

(毎日新聞)

 【ヨハネスブルク小泉大士】南アフリカの与党アフリカ民族会議(ANC)は18日、ラマポーザ副大統領を新議長に選出した。同党は1994年の民主化後、一貫して与党の座にあり、ラマポーザ氏は次期大統領への就任が有力視される。

 各州支部の代議員ら約4700人による投票の結果、ラマポーザ氏が、ズマ大統領の後押しを受けた元妻のドラミニ・ズマ氏を約180票差で破った。

 議長を兼任していたズマ氏の大統領職の任期は2019年の総選挙まであるが、政治・経済の混乱が続く「虹の国」の将来を占う重要な政治イベントとして注目を集めた。

 南アは09年からのズマ政権下で腐敗や縁故主義が横行し、経済も低迷。国民の8割を占める黒人層の圧倒的な支持を受けてきたANCだが、昨年8月の地方選挙では得票率が過去最低の50%台前半まで落ち込んだ。

 南アフリカ安全保障研究所(ISS)のジャッキー・シラーズ理事長は、ラマポーザ氏が党の顔となったことで「野党に批判票を投じた都市部の黒人中間層からも一定の支持が見込める」と述べ、ANCが野党に転落する危機は当面回避されたとの見方を示した。

 ドラミニ氏が後継者となれば、金権体質も引き継がれるとみられていただけに、市場も党内の「改革派」を率いるラマポーザ氏の選出を好感。同氏勝利の観測を受けて、18日のランド相場は4ポイント以上上昇し、今年3月以来の高値を付けた。

 一方で、政治評論家のダニエル・シルク氏は、結果が小差だったことや、議長職を除く五つの執行部ポストのうち三つがズマ派から選ばれたことを指摘。「ラマポーザ氏は妥協を強いられ、期待通りの改革を実行できるかは疑問だ」と述べた。

 レームダック(死に体)化が進むズマ大統領は早晩退陣を迫られるのは必至だが、今回の結果を受けて18年中ごろまでずれこむとの見方が出ている。

1530チバQ:2017/12/19(火) 20:52:40
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASKDL535YKDLUHBI015.html
南ア与党党首にラマポーザ副大統領 次期大統領有力に
10:07朝日新聞

 南アフリカの与党アフリカ民族会議(ANC)の議長(党首)を決める党大会が18日開かれ、ラマポーザ副大統領(65)が新議長に選ばれた。現職のズマ大統領(75)は憲法の規定上続投せず、2019年の総選挙を経てラマポーザ氏が次期大統領に就任する可能性が高い。

 ANCはアパルトヘイト(人種隔離)政策を廃止に導き、今も国民的人気を誇る故ネルソン・マンデラ氏が率いた党。1994年の民主化以来、政権を担ってきた。だが昨年の南アフリカの経済成長率は0・28%で、失業率も20%超。縁故主義や政権内部の対立も表面化し、国民の支持に陰りが出ていた。

 今回の議長選は、09年に就任したズマ大統領が3選を禁止する憲法の規定で出馬せず、ラマポーザ氏とズマ氏の元妻、ドラミニズマ氏(68)の事実上の一騎打ちとなった。ラマポーザ氏は2440票を得て、ドラミニズマ氏の2261票をわずかに上回った。ANCは国民議会(400議席)で約250議席を占めており、次期総選挙でも勝利してラマポーザ氏が大統領に就くとみられている。

1531チバQ:2017/12/20(水) 10:16:39
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171219-00000099-mai-int
<南ア与党議長>日本との関係強化期待 ラマポーザ氏選出
12/19(火) 21:14配信 毎日新聞
<南ア与党議長>日本との関係強化期待 ラマポーザ氏選出
ラマポーザ新議長=AP
 南アフリカの与党アフリカ民族会議(ANC)は18日、ラマポーザ副大統領(65)を新議長に選出した。アパルトヘイト(人種隔離)体制から民主社会への歴史的転換に尽力し、「新生・南ア」の原点を熟知するラマポーザ氏に、汚職などで人気が下降するANCの党勢回復が託された。

 各州支部の代議員らによる投票の結果、ラマポーザ氏が、ズマ大統領の後押しを受けた元妻のドラミニ・ズマ氏を小差で破った。

 ズマ大統領の任期は2019年の総選挙まで。当面は双頭体制が敷かれるが、国民に不人気のズマ氏の下では「選挙を戦えない」(党幹部)との声が強まるのは必至で、来年半ばにも退陣に追い込まれる可能性がある。

 ラマポーザ氏は1980年代に鉱山労働者のストを率い、90年代初頭には故ネルソン・マンデラ氏の右腕として白人政権とのアパルトヘイト撤廃交渉を成功に導いた。卓越した交渉能力と戦略で一目置かれ、94年に黒人初の大統領となったマンデラ氏はラマポーザ氏が自身の後継者となることを望んだという。

 当時は党内の支持が得られず、実業界に転身。通信からファストフード、鉱山に至るまで広く有力企業の株式を取得。米誌フォーブスによると、15年時点の資産は4億5000万ドル(約507億円)に上る。

 12年にANCの副議長に選ばれ、政界に復帰。14年から副大統領を務める。09年からのズマ政権で進んだ腐敗の一掃と、昨年の地方選で過半数割れ寸前まで落ち込んだ党への信頼回復に取り組むことを求められる。

 ズマ政権下で南アは中国との関係を急速に深めたが、ラマポーザ氏が次期大統領になれば「外交の偏りを見直す」(南アフリカ安全保障研究所のシラーズ理事長)とみられ、日本との関係強化にも期待が集まる。

 経済センスにたけ財界とも良好な関係を築くが、政権中枢にありながらズマ氏らの不正蓄財を見過ごしてきたとの批判も。従来の利権構造の中で資産を増やした黒人エリート層の代表格でもあり「矢継ぎ早に改革を進めるかは疑問だ」(政治評論家)との声もある。

1533チバQ:2017/12/23(土) 01:44:48
これですね
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171222-00000023-asahi-int
賛成しなかった国と「友情の宴」 米大使、国連決議に

12/22(金) 10:47配信��

国連総会の緊急特別総会で演説する米国のヘイリー国連大使=21日、米ニューヨークの国連本部、金成隆一撮影

 エルサレムの首都認定を撤回するよう米トランプ政権に求める決議が国連総会で採択されたことを受け、ヘイリー米国連大使は21日、決議案に賛成しなかった米国以外の64カ国の国名を全て列挙し、「国連の無責任なやり口に加わらなかったことに感謝する」とツイッターで発信した。

【写真】国別の投票結果

 国連関係者によると、ヘイリー氏は64カ国を招いて1月3日夜、「米国への友情に感謝する宴(うたげ)」を催すという。64カ国は、米国以外で反対した8カ国、棄権した35カ国、欠席した21カ国の合計。(ニューヨーク=金成隆一)


     ◇

■エルサレム「首都」撤回を求める国連決議に反対、棄権、欠席した加盟国

反対9:グアテマラ、ホンジュラス、イスラエル、マーシャル諸島、ミクロネシア、ナウル、パラオ、トーゴ、米国

棄権35:アンティグア・バーブーダ、アルゼンチン、豪州、バハマ、ベナン、ブータン、ボスニア・ヘルツェゴビナ、カメルーン、カナダ、コロンビア、クロアチア、チェコ、ドミニカ共和国、赤道ギニア、フィジー、ハイチ、ハンガリー、ジャマイカ、キリバス、ラトビア、レソト、マラウイ、メキシコ、パナマ、パラグアイ、フィリピン、ポーランド、ルーマニア、ルワンダ、ソロモン諸島、南スーダン、トリニダード・トバゴ、ツバル、ウガンダ、バヌアツ

欠席21:中央アフリカ、コンゴ民主共和国、エルサルバドル、ジョージア、ギニアビサウ、ケニア、モンゴル、ミャンマー、モルドバ、セントクリストファー・ネビス、セントルシア、サモア、サンマリノ、サントメ・プリンシペ、シエラレオネ、スワジランド、東ティモール、トンガ、トルクメニスタン、ウクライナ、ザンビア

賛成128:日本、英国、フランス、中国、ロシアなど

(国連加盟は193カ国)

1534とはずがたり:2017/12/23(土) 07:07:48
>>1533
有り難うございます!!

こんだけ並ぶとアメリカの権勢が未だ衰えて無いとも読めますね。。

1535チバQ:2017/12/24(日) 20:46:45
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20171224k0000m030063000c.html
<南スーダン>停戦合意24日発効 和平実現へ曲折も

12月23日 22:06

 【ヨハネスブルク小泉大士】内戦状態の南スーダン政府と反政府勢力の停戦合意が24日に発効する。4年間に及ぶ内戦終結に向けた大きな一歩だが、和平の実現には今後も紆余(うよ)曲折が予想される。

 交渉は東アフリカの地域機構、政府間開発機構(IGAD)が仲介。エチオピアの首都アディスアベバで21日夜、双方が合意文書に署名した。全土で人道支援の実施を認めることも確認した。

 南スーダンでは2013年12月にキール大統領とマシャール副大統領(当時)の権力闘争から武力衝突に発展。政府と反政府勢力は15年8月に和平協定に署名し、16年4月には暫定政権が発足したが、同年7月に首都ジュバで戦闘が再燃した。

 南アフリカで軟禁状態に置かれているマシャール氏は22日、配下の部隊に合意順守を指示する一方、マシャール派の報道官は合意後も政府軍の攻撃が続いていると非難声明を出した。

 外交筋によると、年明けに交渉を再開し、権力分担や選挙の実施時期について話し合う見込みだという。

 IGADは破綻状態にある和平協定の「再活性化」を掲げているが、現行の和平協定の履行を主張する政府と、見直しを求めるマシャール派の間には解釈に隔たりがあるとされる。内戦下で乱立した反政府勢力をどう組み込むかも課題だ。

1536チバQ:2017/12/25(月) 10:34:28
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-171225X889.html
フジモリ氏に恩赦=12年ぶり自由の身へ―ペルー
09:33時事通信

フジモリ氏に恩赦=ペルー

ペルー大統領府は24日、クチンスキ大統領が、在任中の人権侵害などで禁錮25年の刑に服しているアルベルト・フジモリ元大統領(79)=写真=の恩赦を決めたと発表した。【AFP=時事】

(時事通信)

 【サンパウロ時事】ペルー大統領府は24日、クチンスキ大統領が、在任中の人権侵害などで禁錮25年の刑に服しているアルベルト・フジモリ元大統領(79)の恩赦を決めたと発表した。フジモリ氏が自由の身となるのは事実上、亡命先の日本を離れた2005年11月以来12年ぶり。

 フジモリ氏は急な血圧低下のため、23日からリマ市内の病院に入院している。

 フジモリ氏は近年、がんの手術を受けたり、血圧の低下で頻繁に救急搬送されたりするなど健康状態が悪化。クチンスキ氏は今年6月ごろから「獄死させたくない」などとして、医師団が健康上妥当と判断した場合、恩赦を実施する考えを示していた。

1537チバQ:2017/12/25(月) 14:41:09
http://www.sankei.com/world/news/171222/wor1712220049-n1.html
2017.12.22 22:14

クチンスキ・ペルー大統領が罷免回避 議会が決議否決も疑惑への説明責任を問う声も

 【ロサンゼルス=住井亨介】南米ペルーからの報道によると、同国議会(130議席)は21日、汚職疑惑が浮上したクチンスキ大統領の罷免決議案を採決したが、可決に必要な3分の2以上の賛成が得られず、同氏は失職を免れた。

 政権は少数与党のため失職は確実とみられていたが、決議案を主導したフジモリ元大統領派の野党フエルサ・ポプラルの手法が強引だとして「クーデター」などと批判した政権側の戦略が功を奏し、野党の一部が棄権するなどした。

 議会はフジモリ派が過半数を占め、疑惑への説明責任を問う声も根強いことから、クチンスキ氏は今後も難しいかじ取りを強いられるものとみられる。

 中南米各国で総額8億ドル(約900億円)にも上る汚職疑惑が浮上しているブラジルの建設大手オデブレヒトから2004〜07年、クチンスキ氏の会社にコンサルタント料として約80万ドルを支払われていたことが判明。クチンスキ氏は関連を否定してきたが、04〜05年に経済・財務相、05〜06年に首相を歴任していた時期に当たることから「利益相反」だとして辞任要求が高まり、15日に罷免決議案が議会に提出されていた。

1538チバQ:2017/12/25(月) 17:21:44
https://news.goo.ne.jp/article/reuters/world/reuters-20171225011.html
グアテマラ、イスラエル大使館をエルサレムに移設へ 米国を支持
09:42ロイター

グアテマラ、イスラエル大使館をエルサレムに移設へ 米国を支持

 12月24日、中米グアテマラのモラレス大統領(写真)は、同国のイスラエル大使館をテルアビブからエルサレムに移すよう指示を出したことを明らかにした。グアテマラで11月撮影(2017年 ロイター/Luis Echeverria)

(ロイター)

[グアテマラ市 24日 ロイター] - 中米グアテマラのモラレス大統領は24日、同国のイスラエル大使館をテルアビブからエルサレムに移すよう指示を出したことを明らかにした。フェイスブックの公式アカウント上で発表した。

大統領は、イスラエルのネタニヤフ首相と24日に話した後、移設を決めたと説明した。

国連総会は今月21日に開いた緊急特別会合で、トランプ米大統領がエルサレムをイスラエルの首都に認定した決定を無効とする決議を賛成多数で採択。米国とイスラエルに加え、グアテマラや隣国ホンジュラスなど一部の国が反対票を投じていた。

グアテマラやホンジュラスにとって米国は重要な支援国であり、トランプ大統領は同決議案に賛成票を投じた国への金融支援を打ち切る構えを示していた。

1539チバQ:2017/12/26(火) 19:26:21
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-171225X968.html
「10カ国が大使館移転意向」=グアテマラを歓迎―イスラエル
12/26(火) 6:44配信 時事通信
 【エルサレム時事】中米グアテマラのモラレス大統領が在イスラエル大使館をテルアビブからエルサレムに移転する意向を表明したことを受け、イスラエルのホトベリ外務副大臣は25日、イスラエル放送に対し、「グアテマラに続く予定の国は10カ国以上ある」と述べた。

 具体的な国名は言及しなかった。

 トランプ米大統領が6日に米大使館のエルサレム移転の方針を表明してから、同様の態度を示したのはグアテマラが初めて。イスラエルのネタニヤフ首相は25日、「私の友人、モラレス大統領に神の祝福あれ。エルサレムであなたたちを待っている」と歓迎。「これは始まりにすぎない」とも述べ、追随する国が増えるとの自信をのぞかせた。

 各国は現在、エルサレムをイスラエルの首都と認めず、テルアビブに大使館を置いている。ロイター通信などによると、グアテマラは、イスラエル国会が東エルサレムを含む「統一エルサレム」を首都とする「エルサレム基本法」を制定した1980年までエルサレムに大使館を置いていた。

 一方、パレスチナ自治政府のマルキ外相は声明で、モラレス大統領の決定について「恥ずべき違法行為だ」と非難した。

1540チバQ:2017/12/27(水) 20:44:14
http://www.sankei.com/world/news/171227/wor1712270029-n1.html
2017.12.27 19:39
【フジモリ氏恩赦】
左派離反で窮地のペルー政権 存在感増すフジモリ元大統領
 【リマ=住井亨介】在任中の人権侵害事件で服役していた南米ペルーのフジモリ元大統領(79)に恩赦を与えたクチンスキ大統領への批判が強まる中、フジモリ氏の存在が改めてクローズアップされている。恩赦を契機に左派が離反し、クチンスキ政権が窮地に追い込まれているのを尻目に、国民の間で根強い人気を誇るフジモリ氏が政局に大きな影響力を及ぼす可能性も出てきた。

 「チーノ(フジモリ氏の愛称)、私たちはいつもあなたと一緒だ」。フジモリ氏が入院する首都リマ市内の病院前で26日、仲間とともに声を上げていたサウル・オロルテギさん(53)は「彼にはミスもあったが、それでもペルー史上最高の大統領だ」と強調した。フジモリ氏を支持する声は各地で上がっており、同氏の人気の高さを見せつけている。

 リマなどでは、恩赦直後に展開された大規模な抗議集会が再び予定されているとはいえ、世論の関心は次第に今後の政権運営に移りつつある。

 抗議行動は、事件の被害関係者など反フジモリ派に、反クチンスキ派勢力が加わる形で展開されてきた。音頭を取ったのは富裕層を中心とした左派グループ。高級食材になぞらえ、中傷の意味を込めて庶民から「キャビア」と呼ばれる人々で、中道右派の少数与党であるクチンスキ政権は同派からも閣僚などに起用してきた。

 ところが恩赦決定により、もともと反フジモリであるこうした左派グループがクチンスキ氏から一斉に離反。基盤が大きく揺らぐ事態となっている。

 クチンスキ氏は議会で罷免決議を免れたものの、自らの汚職疑惑を完全に払拭できていない上、決議案提出を主導したフジモリ派野党「フエルサ・ポプラル」の一部議員に恩赦と引き換えに棄権を求めたとされる不透明さも、「反クチンスキ」の空気を醸成している。

 今後、左派の協力が見込めないクチンスキ政権は、フジモリ派との協調を模索するとみられ、これに呼応するかのようにフジモリ氏は26日、フェイスブック上に集中治療室(ICU)のベッドからビデオメッセージを投稿。「私の政権時代に国民の一部の期待を裏切ったことを認め、心から謝罪する」と述べつつ、「私が先頭となり、クチンスキ氏の言う和解、再協調を支援する」と協力姿勢をアピールした。

 一方、フジモリ派からは、フジモリ氏のこうした動きを危惧する声も出ている。同派に近い政治評論家は地元ラジオの取材に、「(汚職疑惑のある)クチンスキ氏はほぼ有罪だ。彼を全面支援し協調することは、フエルサ・ポプラルにとって大きな打撃となりかねない」と強調。「(フジモリ氏のメッセージは)『今後の協調路線を仕切るのは私だ』ということだ」とも述べ、退院後のフジモリ氏が再び政界で影響力を及ぼす可能性に言及した。

     ◇

 フジモリ氏の元弁護士は26日、地元ラジオの取材に「フジモリ氏は27日午後にも退院する」と述べた。

1541チバQ:2017/12/27(水) 20:45:12
https://www.cnn.co.jp/world/35112567.html
フジモリ元大統領、入院姿でビデオ声明 反対派に謝罪 ペルー
2017.12.27 Wed posted at 10:06 JST

CNN) 健康状態の悪化を理由に恩赦を与えられたペルーのフジモリ元大統領(79)が、チューブを装着されて病院のベッドに横たわった姿でビデオ声明を発表し、抗議を続ける国民に謝罪するとともに、クチンスキー大統領に謝意を表した。

フジモリ元大統領は人権侵害の罪で禁錮25年を言い渡されて服役していたが、健康状態の悪化を理由に24日、恩赦が与えられた。

フェイスブックに掲載したビデオ声明では、「人道的恩赦がクチンスキー大統領によって認められたというニュースは、集中治療室にいる私にとって驚きだった」と告白。「私の政権時代の実績は、一方では好意的に受け止められた。だが他方では失望させたことも認識しており、そうした方々に心より謝罪する」と表明した。

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恩赦の決定については、「大統領が下した複雑な決断に深く感謝しなければならない。私の人生の新たなステージにおいて、私は大統領の和解の呼びかけを強く支持することを約束する」と述べ、「クチンスキー大統領の寛大な姿勢に勇気づけられた」としている。

首都リマでは恩赦に対する抗議デモが2夜にわたって続いた。25日にはフジモリ氏が入院する病院前でデモが開かれ、一部からは「裏切り者」「恩赦を撤回しろ」などの叫び声も上がった。警官隊との衝突も発生し、デモ隊に向けて催涙ガスが使われた。

1542チバQ:2017/12/27(水) 20:51:39
https://www.cnn.co.jp/world/35112512.html
フジモリ氏恩赦に批判の声、大統領と「取引」か ペルー
2017.12.26 Tue posted at 12:17 JST
(CNN) 南米ペルーのフジモリ元大統領に対して健康問題を理由に恩赦が出されたことを受け、現地では抗議デモが起きたほか、議員の一部からは恩赦に関連してクチンスキー大統領側と政治的な取引があったのではないかとの疑問の声が出ている。

ペルー大統領府は24日、人権侵害の罪で25年の刑期を務めているフジモリ元大統領に恩赦を与える方針を明らかにした。フジモリ氏は1990年から2000年までペルーの大統領を務めたが、09年に、市民を殺害した軍の作戦を承認したとの罪で有罪判決を受けていた。大統領府によれば、フジモリ氏は進行性の不治の病に苦しんでおり、刑務所の状況は同氏に深刻なリスクをもたらすものだという。

恩赦が出される数日前、クチンスキー大統領は汚職疑惑に関連した罷免(ひめん)決議案について採択を免れていた。罷免決議案は否決されたが、これは、フジモリ氏の息子であるケンジ氏ら10人が棄権していたことも要因のひとつだった。

ケンジ氏は、フジモリ派の野党「フエルサ・ポプラル」の所属。地元メディアによれば、罷免決議案で票が割れたことで、党内であつれきが生まれた。同党の広報担当の中には、一部議員が棄権したのは恩赦のためのクチンスキー大統領との協定の一環だったとするものもいる。

恩赦の判断に対する抗議デモは大統領府から数ブロック離れた場所で行われた。地元メディアによれば、デモ参加者は、催涙ガスを使って群衆を解散させようとした警官らと衝突した。

一方、フジモリ元大統領の支持者は恩赦の知らせを受け、病院の外に集まり、歌ったり踊ったりした。

1543チバQ:2017/12/27(水) 21:30:49
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017122600818&g=int
リベリアで大統領選の決選投票=元サッカー選手と副大統領が接戦


リベリア大統領選決選投票を戦う元サッカー選手ジョージ・ウェア氏(左)とボアカイ副大統領(EPA=時事)

 【モンロビアAFP=時事】西アフリカのリベリアで26日、延期されていた大統領選の決選投票が行われた。世界的に有名なサッカー選手だったジョージ・ウェア氏(51)とボアカイ副大統領(73)の一騎打ちで、接戦とみられている。結果判明には数日かかる見通し。


2011年のノーベル平和賞受賞者、リベリアのサーリーフ大統領=11月7日、モンロビア(EPA=時事)

 今回の選挙は、アフリカで初めて選挙で選ばれた女性国家元首で、2011年のノーベル平和賞受賞者サーリーフ大統領(79)の後継者を選ぶ。第1回投票は10月10日に行われ、ウェア氏が得票率38.4%で首位。ボアカイ氏が同28.8%で次点だった。結果をめぐる訴訟の影響で決選投票の実施は遅れていた。(2017/12/26-19:28)

1544チバQ:2017/12/28(木) 18:26:27
https://mainichi.jp/articles/20171228/k00/00e/030/224000c
ペルー
議員離党や高官辞任相次ぐ フジモリ氏恩赦に抗議
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毎日新聞2017年12月28日 10時54分(最終更新 12月28日 12時06分)
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 【プエルトイグアス(アルゼンチン北部)山本太一】在任中の市民虐殺事件で服役していた南米ペルーのアルベルト・フジモリ元大統領(79)の恩赦を決めたクチンスキ政権が窮地に陥っている。ロイター通信によると、恩赦に対する抗議で与党議員の離党や政府高官の辞任が相次ぐ。27日にはソラール文化相が辞任し、アラオス首相は数日以内の内閣改造を示唆した。


 フジモリ氏は今も国民的人気を誇る一方、虐殺事件の被害者らを中心に「独裁者」などと批判が根強く、恩赦決定後、抗議デモが頻発。クチンスキ氏の罷免決議案採決(21日)を巡りフジモリ氏の長女ケイコ氏が党首の野党「人民勢力党」の一部と取引した疑惑がクチンスキ氏への不信感に拍車をかける。

 ソラール氏は理由については触れなかったものの、ツイッターで辞任を表明した。

 ロイターによると、恩赦を巡っては、ソラール氏辞任に先立ち、クチンスキ氏の辞職を求めていたバソンブリオ内相が、罷免決議案が否決された直後に辞任。2閣僚以外に少なくとも法務省などの政府高官5人が恩赦への不満を理由に辞任したほか、少数与党「変革のためのペルー国民」の議員3人も離党した。ペルーでは10月、内閣が不信任決議を受け総辞職した後、新内閣が発足したばかり。

1545チバQ:2017/12/29(金) 10:19:04
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171229-00000012-jij-m_est
リベリア大統領選、元サッカー選手ウェア氏勝利=平和賞サーリーフ氏の後任
12/29(金) 8:01配信 時事通信
 【ロンドン時事】西アフリカのリベリアで26日に行われた大統領選決選投票で、同国選挙委員会は28日、開票率約98%の段階で元サッカー選手のジョージ・ウェア上院議員(51)が約62%を得票して勝利したと発表した。

 
 ウェア氏は、アフリカ初の女性民選元首で2011年にノーベル平和賞を受賞したサーリーフ大統領(79)の後任となる。対立候補のボアカイ副大統領(73)の得票率は約39%だった。決選投票は11月初旬の予定だったが、第1回投票で敗れた候補が不正を申し立て、調査のため延期されていた。

 欧州各国のサッカーリーグで1990年代に活躍したウェア氏は、内外で抜群の知名度を誇る国民的英雄。現役引退後、05年の大統領選に出馬し、決選投票まで進んだもののサーリーフ氏に敗北した。Jリーグ入りを目指して08年に設立された福島県のサッカーチーム、バリエンテ郡山の総監督を一時務めるなどする傍ら政治活動を続け、14年末に上院議員に当選した。

1546とはずがたり:2017/12/29(金) 19:53:07
筆致って使い方間違えてない?これは筆跡では?

北方領土は「不幸な課題」 英メージャー元首相?の筆致
https://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E5%8C%97%E6%96%B9%E9%A0%98%E5%9C%9F%E3%81%AF%E3%80%8C%E4%B8%8D%E5%B9%B8%E3%81%AA%E8%AA%B2%E9%A1%8C%E3%80%8D-%E8%8B%B1%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%BC%E5%85%83%E9%A6%96%E7%9B%B8%EF%BC%9F%E3%81%AE%E7%AD%86%E8%87%B4/ar-BBHsRsV#page=2
朝日新聞デジタル 朝日新聞デジタル
6 時間前
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会見で記者の質問に答える民進党の大塚耕平代表=28日午後3時1分、東京・永田町の党本部、岩下毅撮影60円みそ汁つけるか否か、野党の苦悩
 新生ロシアが誕生し北方領土問題の解決へ期待が高まっていた1992年、英国が日本に、問題前進のためにもロシアのエリツィン政権を支援するよう働きかけていた様子が、英公文書館が29日に公開した資料で明らかになった。日本の立場に理解を示しながら、ロシアの改革を後押ししたい英国は、バランスの難しさに苦慮していたようだ。

 4月の羽田孜蔵相(肩書はいずれも当時)、宮下創平防衛庁長官との会談記録によると、メージャー英首相は「日本の立場を理解し同情する」とした上で、「エリツィン大統領には愛国主義者から強烈な圧力がかかっている」と指摘。「立場がより確かなものになった方が、同氏も満足いく解決に向けて交渉ができるようになる。ロシアへの国際的な支援は問題解決の役に立つだろう」と訴えた。

 7月の主要7カ国(G7)首脳会議前に予定されていた宮沢喜一首相とメージャー首相との会談の準備資料では「(日本を)支援する用意はあるが、多国間の枠組みで交渉することが生産的とは思えない」と、G7での取り扱いに慎重な姿勢を見せた。「エリツィン氏の後継者は誰であれ、より権威主義、愛国主義的で北方領土問題の役には立たないだろう。だが改革がうまくいけばエリツィン氏は問題解決に向け行動できる地位を得られる」と、日本にエリツィン政権の後押しを求める方針がつづられていた。

 日本は当時、領土問題の進展なしにロシア支援はしない「政経不可分」の原則を掲げ、強硬な姿勢を保っていた。反動勢力が復権して改革が後戻りすることを恐れ、エリツィン政権への金融支援に積極的な欧米各国とは温度差があった。

 英国は日本の立場にも理解を示しつつ態度を軟化させようと試みたが、日本は原則を変えず、他国を説得してG7の政治宣言に領土問題を明記させた。ロシア側は態度を硬化させ、9月のエリツィン氏訪日を直前にキャンセル、領土問題解決への機運は急速にしぼんだ。

 問題の難しさは英国側も実感していたようだ。7月の日英首脳会談に向け英側が見解をまとめた文書には、北方領土問題の記述にメージャー首相とみられる筆致で「不幸な課題。解決? どうやって?」と書き込まれていた。(ロンドン=下司佳代子)

1547チバQ:2017/12/30(土) 11:51:10
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1712290051.html
【フジモリ氏恩赦】日系社会に募る不安 非難、嫌がらせの記憶…「表に立たぬ方がいい」

12月29日 22:54

ペルーのフジモリ元大統領の恩赦について語る日系人のレストラン経営者、フェデリコ・ナカチさん=27日、リマ(住井亨介撮影)

(産経新聞)

 フジモリ氏への功罪の評価が入り交じった在任中、ペルーの日系人社会は絶えず反感や非難にさらされてきた歴史を持つ。自由の身となったフジモリ氏は再び政治に携わるのか。推定10万人とされる日系の人々には、恩赦を歓迎する気持ちの一方で一抹の不安も入り交じる。

 「反フジモリ派を刺激しないためにも、自らはリーダーシップは取らず、表に立たない方がいい」

 リマ市内の日秘文化会館で長年、レストランを経営するフェデリコ・ナカチさん(70)はこう話す。

 フジモリ氏は国内で絶大な人気を維持し続けるが、反フジモリ派も大きな存在であり続けている。大統領在任中の人権侵害事件や側近による汚職事件などがあるたび、日系社会には非難の目が向けられ、2000年前後のリマでは、「日本人は嘘つきだ」「日本人よ帰れ」といった落書きも目立った。ナカチさんの言葉には、そうした苦い経験が再来することへの危惧がこもる。

 だが、恩赦により政局が流動化する中、フジモリ派政党「フエルサ・ポプラル」の党首を務めるフジモリ氏の長女ケイコ氏と、弟のケンジ議員の確執が伝えられるなど、目立たないように暮らしてきた日系社会が再びクローズアップされつつある。

 比較的若い世代からは、「恩赦は良かった。日系社会への影響は特にない」=アンドレアス・オクヤマさん(40)=と歓迎する声も上がるが、年配の世代の受け止め方はやはり慎重だ。

 日系2世のカルメン・シロマさん(76)は「今後、日系社会の良い評判が落ちるとは思わないが、派手な行動は慎むべきだと思う。反フジモリの動きに乗って日系社会に再び嫌がらせが起きるかもしれないから…」と心配を募らせる。

 さらに「フジモリ氏は日本人の誇り」だとしつつも、政治と距離を置くことを願うかのように「ゆっくり家族と暮らしてほしい」と語った。(住井亨介)

1548チバQ:2017/12/30(土) 12:07:14
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20171230k0000m030009000c.html
<リベリア>大統領に元サッカー選手 74年ぶり民主的交代

12月29日 17:26

ジョージ・ウェア氏=AP

(毎日新聞)

 【ヨハネスブルク小泉大士】西アフリカ・リベリアの選挙管理委員会は28日、大統領選決選投票で、サッカーの元国際的スター選手で野党候補のジョージ・ウェア氏(51)が当選確実となったと発表した。長期政権や内戦が続いた同国で、民主的な政権交代は74年ぶりとなる。

 大統領選は、アフリカ初の民選女性元首で2011年にノーベル平和賞を受賞したサーリーフ大統領(79)の任期満了に伴うもの。今月26日に決選投票が実施された。

 選管によると、開票率約98%で、ウェア氏の得票率は約62%。対立候補のボアカイ副大統領(73)は約39%。

 ACミラン(イタリア)などで活躍したウェア氏は「リベリアの怪人」と呼ばれ、1995年に国際サッカー連盟(FIFA)最優秀選手に輝いた。05年に大統領選に出馬し、決選投票で敗北。Jリーグ入りを目指して08年に発足した福島県のサッカーチーム「バリエンテ郡山」の総監督に就任したこともある。

 同氏の副大統領候補は、隣国シエラレオネの内戦に加担し収監中のチャールズ・テーラー元大統領の元妻。

1549チバQ:2018/01/04(木) 00:43:00
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-180102X617.html
中南米「選択の年」=主要国で大統領選

01月02日 14:24

 【サンパウロ時事】中南米にとって、2018年は主要国で大統領選挙が相次ぐ「選択の年」となる。各国でブラジル建設大手オデブレヒト社に絡む政界汚職が次々に明るみに出る中、政治不信がかつてなく高まっており、地域の政界地図が大きく塗り替えられる可能性もある。

 汚職をめぐって政界が混乱しているブラジルは10月に大統領選を実施。支持率トップは中道左派のルラ元大統領だが、汚職で有罪判決を受けて上訴中の身で、出馬できるかどうか微妙。こうした中、トップに近づいたのは右派のボルソナロ下院議員だ。

 軍人出身のボルソナロ氏は、かつての軍政を擁護。「わたしはブラジル軍の大尉だ。もし神が望むなら国民の兵士となる」と述べ、強大な権力で乱れた国の秩序の回復に努める意志を示し、急速に支持を拡大している。

 メキシコでは7月に大統領選が行われる。汚職と貧困との闘いを掲げる中道左派のロペスオブラドール元メキシコ市長が支持率トップ。3度目の挑戦となる同氏は「米政府とけんかをするつもりはないが、われわれの主権を尊重するよう求める」と訴える。移民や貿易問題で難題を突き付ける米トランプ政権に国民は不満を募らせており、左派に追い風が吹く可能性がある。

 反米左派のマドゥロ大統領が独裁を強めるベネズエラも大統領選の年だが、日程は未定。マドゥロ氏は野党への圧力を弱めておらず、選挙から排除する思惑を隠さない。経済破綻のどさくさで選挙が来年以降に延期される可能性もあり、先が読めない。

 一方、革命から60年近くにわたりカストロ兄弟に率いられてきたキューバでは4月、人民権力全国会議(国会)で国家評議会議長(元首)が選ばれる。引退表明したラウル・カストロ議長の後任はディアスカネル第1副議長が有力。もっとも、権力移行後も共産党一党独裁に変化はなさそうだ。

1550チバQ:2018/01/04(木) 00:45:09
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASL114RK6L11UHBI007.html
デモ隊と治安当局が衝突、7人死亡 コンゴ民主共和国

01月01日 14:42

 アフリカ中部のコンゴ民主共和国(旧ザイール)で12月31日、任期が切れた後も大統領職にとどまるカビラ氏(46)の退陣を求めた集会の参加者と治安当局が衝突し、少なくとも市民7人が死亡、約120人が逮捕された。

 ロイター通信などによると、デモは教会などが呼びかけ、首都キンシャサなどで実施された。治安当局はデモの実施を認めず、インターネット回線を遮断。一部地区で参加者に発砲したという。

 カビラ氏は2001年、父親の前大統領が暗殺されたことを受け、暫定的に大統領に就任。06年と11年の大統領選に勝利した。憲法は3選を禁じており、カビラ氏は任期満了を迎える16年12月までに退陣する予定だったが、「有権者名簿を更新できない」などの理由で選挙の実施を先送りしている。今年12月に選挙を実施するとみられている。(石原孝)

1551チバQ:2018/01/04(木) 01:11:57
https://www.jiji.com/sp/article?k=2018010300601&g=int

政治経済社会国際スポーツエンタメ写真動画

クーデター阻止=「大統領暗殺」狙う?-赤道ギニア

2018年01月03日23時21分

赤道ギニアの独裁者ヌゲマ大統領=2017年11月、南米ボリビア中部サンタクルス(AFP=時事)

 【マラボAFP=時事】中部アフリカの産油国、赤道ギニアのオバマヌチャマ国家安全保障相は3日、公共ラジオを通じ、昨年12月24日に計画されていたヌゲマ大統領暗殺を狙ったクーデターを阻止したと発表した。関係筋によると、駐チャド大使が逮捕され、軍の施設に拘束された。
 国家安保相は「チャド人、スーダン人、中央アフリカ人らが首都マラボなど各地に侵入したが、大統領は別荘で休暇中だった」と述べた。クーデター実行部隊については「後援者に支えられた過激派が傭兵(ようへい)を雇った」と説明した。

1552チバQ:2018/01/04(木) 02:00:21
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180101-00000026-san-s_ame
「ペルーにはフジモリ氏必要」 側近の主治医「政治から離れられない」

1/1(月) 7:55配信��
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 【リマ=住井亨介】恩赦を受けたペルーのフジモリ元大統領の側近で主治医のアレハンドロ・アギナガ氏(67)が12月30日、産経新聞の単独インタビューに応じ、「フジモリ氏は政治から離れることができない。彼の(政治志向の強い)性格と、ペルーという国がまだ彼を必要としているからだ」と述べ、退院後は何らかの形で政治に関わっていくとの見方を示した。入院しているフジモリ氏の状況については、「健康状態を安定させることが大切で、それには数日かかる。退院の話はそれからのことだ」と述べた。

 アギナガ氏は、フジモリ氏への恩赦を「現在のペルーがあるのは彼のおかげで、当たり前だ」とし、「ペルー国民の6割近くがフジモリ氏を支持しており、彼の過去の実績をさらに引き継いでいかなければならない」と述べ、フジモリ氏の影響力が同国内で再び求められていると分析。ただし、退院後に政治の表舞台に立つかどうかは「彼が考え、決心することだ」とした。

 フジモリ派政党「フエルサ・ポプラル」内で伝えられている、党首でフジモリ氏長女のケイコ氏と、次男ケンジ氏との間の確執については、ケイコ氏の側近が原因として排除を求める考えを示しつつ、「(フジモリ氏が)父として話をするだろう」として、解消されるとの見方を示した。

 2021年に予定される次期大統領選をめぐって、ケイコ氏、ケンジ氏以外の、フジモリ家出身ではない「第3の候補」を擁立する可能性も取り沙汰されている中、「候補者は大体目星が付いているが、それは言えない」と具体的な言及は避けた。

 また、フジモリ氏が集中治療室(ICU)から出て、「(見舞いに訪れる)ケンジ氏が色々なことを話し、それを静かに聞いている。自分から話すということは比較的少ない」と説明。危機的状況を脱したとの見方を示しつつ、多くの持病を抱えて治療が必要との認識を示した。

1553チバQ:2018/01/04(木) 02:04:31
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180103-00000511-san-s_ame
フジモリ氏恩赦 人気なお絶大の元大統領「恩赦は最高だよ」 長女・次男の名前がついた村ルポ

1/3(水) 11:18配信��
9

食料品や雑貨を売る店でにぎわう「ケンジ村」入り口。道は舗装されておらず、粗末な家々が砂漠地帯の丘陵斜面に密集している(住井亨介撮影)(写真:産経新聞)

 ペルー政府から恩赦を受けたフジモリ元大統領の長女、次男の名前を冠した村が首都リマ近郊にある。いずれも25年ほど前、アンデス高地から過激派テロを逃れたインディオを中心とした人々が土地を勝手に占拠して誕生した村だ。フジモリ氏は大統領在任中にインフラ整備を進めるなど両村を支援、住民の多くは今も同氏を「最高の大統領」とたたえる。次期大統領選で長女、次男の立候補が取り沙汰される中、開発の止まった両村はフジモリ派、ひいてはフジモリ氏への期待を再び高めている。

 リマ市内から北へ車で約1時間走ったカヤオ市ベンタニージャ区。砂漠地帯の丘陵斜面へ張り付くように、れんがや廃材などで作った家々が所狭しと密集していた。

 ペルーではインフラ整備などを期待して時の権力者らの名前を集落名とすることがあり、フジモリ氏の次男で国会議員のケンジ氏の名前を取った「ケンジ村」はそうしたものの一つだ。

 村の入り口には野菜や生活雑貨などを売る店が数軒並び、住民らでにぎわっていた。

 「恩赦は最高だよ」。親指を立てて激賞したのは、25年ほど前に同村ができたときから住むというイルダ・カミーノさん(45)だ。フジモリ氏は上下水道の整備を進め、さらには住民に土地の所有権利書まで与えた。子供たちには学校の制服、教科書、絵本などが行き渡ったという。

 だが、道は未舗装で土ぼこりが舞い上がるうえ、村内には学校がない。新たな住民が住む斜面の上には上下水道が届いておらず、カミーノさんは「フジモリ氏がいなくなってから私たちは見放された」と嘆く。

 村近隣では麻薬が蔓延(まんえん)し、治安も悪化した。「子供のころはもっと安心して暮らせたのに」と振り返るカティー・ヒラルドさん(31)は「ケンジ氏には強い意志を持ち、父のような政治家になってほしい」と期待を込める。

 ケンジ村からさらに車で約30分行くと、全体が見渡せないほど大規模な「ケイコ村」が丘陵に広がっていた。村名はもちろん、フジモリ氏の長女でフジモリ派政党「フエルサ・ポプラル」の党首、ケイコ氏にちなむ。

 ケンジ村と同様に粗末な造りの家々に交じり、しっかりとしたコンクリート造りの建物、学校などが垣間見える。一部の主要な道は舗装され、路線バスも走っていた。新たな住民が次々と流入して村域が拡大しているが、整備は追いついていないようだ。

 ここでもフジモリ氏の人気は強固だった。土地所有権利書をフジモリ氏から直接手渡されたブランカ・サラテさん(69)は、今でもあのときの感動は忘れられないという。だが、フジモリ氏が大統領職を罷免された2000年以降、村への支援はピタリと止まった。道を一本隔てた地区に息子のハイメさん(36)が建てた家には上下水道がまだない。

 「フジモリ派じゃないと駄目だ。物事に迅速に対処し、自ら足を運んで貧しい人々のために尽くしてくれた」。こう語るハイメさんにとって、フジモリ派とはまさにフジモリ氏のこと。再び政治に関わるのかどうかは不透明だが、恩赦に希望を見いだすように言葉を続けた。

 「(次の大統領選は)ケイコ氏、ケンジ氏どちらでもいい。フジモリ派そして、フジモリ氏なら現状を変えてくれる」(カヤオ 住井亨介、写真も)

1554チバQ:2018/01/05(金) 15:52:41
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180105-00000525-san-s_ame

恩赦の元ペルー大統領、フジモリ氏が退院 約12年間収監の警察施設には戻らない
1/5(金) 12:39配信 産経新聞
 【ロサンゼルス=住井亨介】在任中の人権侵害事件で刑に服し、ペルー政府から恩赦を受けたフジモリ元大統領(79)が4日夜、不整脈などのために入院していた首都リマ市内の病院を退院した。すでに自由の身となっており、約12年間収監されていた警察施設には戻らない。

 車いすに乗ったフジモリ氏は青いセーターにジャージー姿で、次男のケンジ議員とともに車に乗り、病院前に集まった報道陣に向けて笑顔で手を振ってみせた。

 フジモリ氏は昨年12月23日、体調不良を訴えて緊急入院。同24日にペルー政府が恩赦を与えていた。その3日前の21日に議会でクチンスキ大統領の罷免決議案が否決された際、仲間とともに棄権したケンジ氏とクチンスキ氏との間で、恩赦をめぐって裏取引があったとされている。

 フジモリ氏は1990年、日系人初の大統領に就任し、経済の立て直しや左翼ゲリラの撲滅に手腕を発揮した。96〜97年の日本大使公邸人質事件では武力解決を指揮した。

 2000年に側近の汚職疑惑で日本に事実上亡命し、議会が罷免。05年に隣国チリに入国して拘束され、07年にペルー側に身柄を引き渡された。リマ郊外の警察施設に収監され、左翼ゲリラと間違えられた市民らが軍に殺害された事件などで10年に禁錮25年が確定、服役していた。

1555チバQ:2018/01/06(土) 04:39:26
https://mainichi.jp/articles/20180105/k00/00m/030/003000c
赤道ギニア
クーデター未遂 雇い兵潜伏、襲撃計画
毎日新聞2018年1月4日 17時12分(最終更新 1月4日 17時12分)
 アフリカ中部・赤道ギニアの政府は3日、ヌゲマ大統領に敵対する勢力が外国人の雇い兵らを利用しクーデターを計画したが、未然に阻止したと発表した。フランス公共ラジオが報じた。

 クーデター未遂は昨年12月24日に発生した。チャドやスーダン、中央アフリカ出身の雇い兵が首都マラボなど国内各地に潜伏し、ヌゲマ氏を襲撃する計画だった。12月27日には隣国カメルーンの治安機関が、ロケット砲などで武装した約40人を国境付近で逮捕。その後、計画に関与したとして赤道ギニアの駐チャド大使も逮捕された。

 1979年に就任したヌゲマ氏はアフリカ最長政権を維持している。(共同)

1556チバQ:2018/01/06(土) 04:40:20
http://www.sankei.com/world/news/180105/wor1801050040-n1.html
2018.1.5 23:19
【フジモリ氏恩赦】
退院のフジモリ氏、「院政」入りとの観測も

 自由の身となったフジモリ元大統領の今後についてはさまざまな臆測が飛び交っている。左派の支持を失いフジモリ派野党「フエルサ・ポプラル」への依存を強める現クチンスキ政権の生殺与奪権を握りつつ、同党党首で長女のケイコ氏、次男のケンジ議員の陰で「院政」に入るとの観測も浮上している。

 フエルサ・ポプラルを含めたフジモリ派の中には、ケイコ氏派の「ケイキスト」、ケンジ氏派の「ケンジスト」、さらに古くからのフジモリ氏支持者による「アルベルティスト」と呼ばれる3派がある。

 内部3派は支持層が少しずつ重なる一方で、互いを牽制する微妙なバランスの上に成り立ってきた。だが、フジモリ氏の恩赦によってバランスが崩れ、「アルベルティスト」が再び力を得て他2派の上に立つとの見方が強まっている。

 父の恩赦に奔走してきたケンジ氏は、2021年の次期大統領選への出馬がささやかれている。一方で、過去2回の大統領選で敗北し、「公私混同」との批判を避けるためフジモリ氏の恩赦に一定の距離を置いてきたケイコ氏は今後、微妙な立場に追いやられかねず、父-次男のラインが存在感を増す可能性は高い。

 また、クチンスキ政権にとって、影響力を増すフジモリ派、ひいてはフジモリ氏との対話を重視せざるを得ないのは明らかだ。

 これまで「反フジモリ」だったクチンスキ氏が今後、どう関係を改善していくのか。恩赦に反発した左派出身の閣僚を失った政権が、新内閣ではフジモリ派から人材を起用するとみられており、地元紙「エル・コメルシオ」のホワン・パレデス政治論説委員は「クチンスキ氏にとって、(フジモリ派に対して)政治的仲裁能力を発揮できる大臣の起用が政権運営のポイントになる」としている。(住井亨介)

1557チバQ:2018/01/08(月) 05:25:58
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180107-00000052-jij-int
西サハラ緊張、国連総長警告

1/7(日) 19:16配信��
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 【ニューヨークAFP=時事】グテレス国連事務総長は6日、声明を出し、モロッコが領有権を主張する旧スペイン領西サハラで急激に緊張が高まっていると警告した。

 モロッコは最近、アルジェリアの支援を受ける西サハラ独立派「ポリサリオ戦線」が西サハラ南部のモーリタニアとの境界一帯に設けられた緩衝地帯への侵入を繰り返していると批判を強めている。

 声明は「各派に最大限の自制を求める。現地の民間人や商人の活動を阻害してはいけない。(微妙なバランスを保つ)現状を変更しかねない」と危機感を訴えた。モロッコは1970年代から西サハラの大部分を実効支配している。

1558チバQ:2018/01/08(月) 05:54:54
http://www.sankei.com/smp/world/news/180107/wor1801070021-s1.html
長女・次男の対立鮮明に フジモリ派政党分裂の危機フジモリ氏恩赦2018.1.7 21:43

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 【リマ=住井亨介】恩赦を受けたペルーのフジモリ元大統領の長女でフジモリ派政党「フエルサ・ポプラル」の党首、ケイコ氏と、同党所属議員で次男のケンジ氏との対立が鮮明化している。ケンジ氏が恩赦にあたり、汚職疑惑をめぐる罷免を回避したかったクチンスキ大統領と取引したとされることを同党が公式声明で批判。ケンジ氏らはこれまで「党内分裂の元凶」とされる側近を重用するケイコ氏を非難しており、両者の対立が党分裂に発展するとの見方が強まっている。

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 同党が発表した声明は、「恩赦の方法には賛成できないが、フジモリ氏の自由、解放をたたえる」とし、暗にケンジ氏と政権側とで「裏取引」があったことを認め、批判した。

 過去2回の大統領選で父の存在が足かせとなって敗北したケイコ氏は、「公私混同」との批判を避けるため公党の党首として恩赦を強く求めることはせず、恩赦に奔走したケンジ氏とは一定の距離を保ってきた。巷間(こうかん)伝えられていた確執の顕在化に、地元大手紙「ラ・レプブリカ」が「恩赦におけるケイコ氏、ケンジ氏の対決」との見出しを掲げるなど各紙とも党分裂の可能性を指摘し始めている。

 また、恩赦に反対する左派出身閣僚が去り、新たな組閣が急務のクチンスキ政権が和解、再協調を訴えてフエルサ・ポプラルへの接近を模索している状況にあって、党の声明はケンジ派に対して閣僚登用などの「論功行賞」があるとみられていることを牽制(けんせい)。「党は責任ある建設的野党として汚職との戦いを続ける。党員には行政府への任用に応じないよう忠告する」と宣言、政権との対決姿勢を鮮明にした。

 一方で、ケイコ氏は自身やケンジ氏ら4人の子供に囲まれたフジモリ氏の写真をツイッターに投稿し、親の退院を機に姉弟の和解をアピールしてみせたが、そうした演出がどこまで奏功するかは不透明だ。

 今後の政局について、中道系の「ペルー21」紙は「ポスト恩赦」と題し、両者の対立を前提に「党の分裂、クチンスキ政権の弱体化と続き、罷免問題が再燃する可能性がある」と指摘した上で、「クチンスキ氏はケンジ派、ケイコ派のどちらに近づくのか」と問い掛けつつ、組閣での人選が今後を占う試金石となるとの見方を示している。

1559チバQ:2018/01/08(月) 22:23:15
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018010600369&g=int
揺らぐクチンスキ政権=フジモリ氏恩赦で離反相次ぐ-ペルー


新閣僚と共に記念写真の撮影に臨むクチンスキ大統領(左)=2017年12月(AFP=時事)

 【サンパウロ時事】在任中の人権侵害で禁錮25年の刑に服していたペルーのフジモリ元大統領の恩赦をめぐり、クチンスキ政権の足元が揺らいでいる。
 クチンスキ大統領は昨年12月24日、健康悪化を理由に、10年にわたり警察施設に収監していたフジモリ氏を恩赦。しかし、市民虐殺の責任者として有罪が確定していた同氏の釈放は、猛反発を招いた。デルソラル文化相が27日に辞表を提出すると、1月3日にはニエト国防相も続いた。
 さらに、少数与党「変革のためのペルー国民」からは、国会議員3人が離脱。このうちの1人は「恩赦は人道に基づくものではなく、政治的であることは明白だ」と切り捨てた。政府の幹部職員10人以上が辞職を願い出たとの報道もある。
 反発がここまで高まった背景には、フジモリ派の一部と裏取引があったとの臆測が広まっていることもある。
 国会は12月21日、フジモリ派主導でクチンスキ氏の罷免決議案を採決。可決確実の情勢だったが、土壇場でフジモリ氏の次男ケンジ氏らフジモリ派10議員が造反し、クチンスキ氏は失職を免れた。この時、ケンジ氏との間で、フジモリ氏釈放と引き換えに採決で棄権するとの「密約」が交わされた疑いがささやかれ、最新世論調査でも63%がこの説を支持している。


4日、次男ケンジ氏(右)に付き添われてリマの病院を退院するペルーのフジモリ元大統領(AFP=時事)

 相次ぐ離反で追い詰められつつあるクチンスキ氏は、求心力を高めるため内閣改造を表明。「和解のための新内閣づくりを行う」と宣言し、フジモリ派をはじめ各会派に秋波を送った。「造反組」の取り込みを狙っているとの観測もあるが、実現しても少数与党の現状は変わらず、政治の混乱が収まる気配はない。(2018/01/06-14:16)

1560チバQ:2018/01/09(火) 20:19:36
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018010900305&g=int
ベネズエラのインフレ、2600%

 【サンパウロ時事】ベネズエラ国会は8日、2017年の消費者物価上昇率が2616%に達したと発表した。12月は85%だった。
 同国では、反米左派マドゥロ政権の経済失政や原油価格の下落で財政が逼迫(ひっぱく)。通貨を過剰に供給したため、インフレに歯止めがかからず、多くの国民が、食料や医薬品などを手に入れられずに苦しんでいる。(2018/01/09-09:19)

1561チバQ:2018/01/10(水) 08:51:29
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180110-00000013-jij-int

フジモリ派の入閣なし=ペルーで内閣改造


1/10(水) 8:15配信

時事通信



 【サンパウロ時事】フジモリ元大統領の恩赦が物議を醸しているペルーのクチンスキ大統領は9日、内閣を改造した。

 19人中10人が再任で、注目されたフジモリ派の入閣はなかった。恩赦をめぐっては、2閣僚が反対の意思を示して辞任していた。

1562チバQ:2018/01/10(水) 10:24:57
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180109-00000086-mai-m_est

<南スーダン>前参謀長は「反逆者」 政府高官が非難


1/9(火) 20:37配信

毎日新聞



 【ヨハネスブルク小泉大士】内戦状態にある南スーダンで、政府高官は8日、政府軍のマロン前参謀長を「反逆者」と断定し、政権転覆を画策していると非難した。昨年末に政府と反政府勢力が停戦合意を結んだ後も武力衝突は継続。今月4日には首都ジュバ郊外の軍詰め所を反政府勢力が攻撃しており、軍報道官は、マロン氏に近い司令官が攻撃を指揮したとしている。

 マロン氏はキール大統領の盟友として知られたが、昨年5月に参謀長を解任された。その後は政府に反旗を翻すとの臆測が流れ、11月まで自宅軟禁状態に置かれていた。

 最近になり、マロン氏が配下の司令官らに政府軍に対する攻撃を指示する音声が録音されたテープが流出。ロイター通信によると、8日に記者会見したアテニー大統領報道官は「マロン氏は前参謀長だが、録音された会話によれば彼は反逆者だ」と述べた。

 マロン氏は声明でテープは「捏造(ねつぞう)されたもの」と主張した。

1563チバQ:2018/01/10(水) 10:36:06
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180109-00000052-san-s_ame

フジモリ氏、政治復帰宣言? 「ペルー一丸で行動を」とツイート


1/9(火) 7:55配信

産経新聞



 【リマ=住井亨介】恩赦を受けて自由の身となったペルーのフジモリ元大統領がツイッターに投稿したメッセージが注目を集めている。「(国民が)わだかまりを捨て、より高い目的のためにペルーが一丸となって行動することを熱望する」などと、自らの恩赦をめぐってフジモリ派と反フジモリ派に二分された国民に向けて融和を呼び掛けたものだが、地元各紙や政界は「フジモリ氏が政治復帰への第一歩を示した」などと高い関心を示している。

 フジモリ氏がメッセージを出したのは6日夜。4日の退院後初めてだった。

 メッセージは「新しい人生が始まり、私を取り巻く夢をみんなと共有したい」とした上で、「ペルーを暴力がなく、市民が再び安全に暮らせる国にしよう。個人的利益、ご都合主義、便乗主義を捨て、全員一丸となれば達成できる」と国民に訴えた。

 反フジモリ派にもかかわらず恩赦に踏み切ったクチンスキ大統領が呼び掛ける「和解」「再協調」に呼応したものとみられるが、恩赦で左派基盤を失ったクチンスキ政権がフジモリ派からの協力を模索する中での「政治的」とも取れる発言に、政界からは賛否両論がわき起こっている。

 左派系議員が「思慮のない行動。完全な政治的発言だ」と批判する一方、フジモリ派議員からは「この発言を受け、ペルー国民は和解、再協調し、より良くなるよう行動すべきだ」と評価の声が上がった。

1564チバQ:2018/01/11(木) 02:18:34
http://www.afpbb.com/articles/-/3158045?act=all
半独立国ソマリランド、レイプを犯罪化する初の法案が下院通過

2018年1月10日 21:59 発信地:モガディシオ/ソマリア

ソマリア北部ソマリランドの中心都市ハルゲイサで、立記念日のパレードの際に旗を振る女性(2016年5月18日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / MOHAMED ABDIWAHAB

【1月10日 AFP】ソマリアから1991年に一方的に独立を宣言したソマリランドで、レイプを犯罪化する法案が下院で可決された。保守的なイスラム教徒が多いソマリランドでは初となる法案可決について「女性たちにとっての勝利だ」と歓迎する声が上がっている。

 7年に及ぶ議論を経て、法案は8日、中心都市ハルゲイサ(Hargeisa)に置かれた下院議会で可決。ある議員はAFPに対し、「この法案は、これまでソマリランドで可決されたものの中で最も有益であり、女性に対する侵害行為、特にレイプや性犯罪の一掃に役立つだろう」と語った。

 採決で賛成に回ったのは下院の51議員のうち46議員。ただ成立のためには上院での可決および大統領の承認が必要とされる。

 この議員は、レイプされた女性に犯人との結婚を強要する慣習について言及し、「従来の法律では、加害者であるレイプ犯に被害者を与えていたため、女性たちはさらなる屈辱を受けていた」と指摘。こうした事態に至った理由として、被害者が夫を見つけるのに苦労する可能性があるため、社会的な恥辱を避けることにつながるとされていたと説明した。

 だが同議員は「この法律ではレイプ犯は厳しい処罰を受けることになる」と強調。レイプ犯には最大30年収監されることになると付け加えた。(c)AFP

1565チバQ:2018/01/11(木) 02:20:38
http://www.afpbb.com/articles/-/3157963


牧畜民と農民の衝突で80人死亡、8万人が避難 ナイジェリア

2018年1月10日 12:59 発信地:ラゴス/ナイジェリア

牧畜民と農民との紛争で80人以上が死亡したナイジェリア・ベヌエ州の位置を示した図。(c)AFP

【1月10日 AFP】ナイジェリア中部ベヌエ(Benue)州で牧畜民と農民の衝突が続いており、昨年12月31日以降に80人が死亡した。同州の危機管理当局が9日、明らかにした。衝突の影響で約8万人が避難を余儀なくされているという。

 主にイスラム教徒の牧畜民らとキリスト教徒の農民らとの衝突は、ベヌエ州内での遊牧民の移動を禁止する新しい法律が発効されたことで年明けにかけて激化した。

 ナイジェリア中部では同様の報復的な襲撃事件が相次いでおり、宗教的、人種的な分裂が生じるなか、暴力に対する政府の対応不足が露呈している。

 ベヌエ州危機管理当局の責任者はAFPの電話取材に対し、現時点で80人の死亡が確認されたと明らかにした上で、「襲撃は収まっていない」と述べた。また、州内のグマ(Guma)地区とロゴ(Logo)地区の住民数千人が4か所のキャンプに避難しているという。

 衝突が続く中で住む場所を追われた人は現時点で8万人に上っており、別の州からベヌエ州に避難している人々もいるという。(c)AFP

1566チバQ:2018/01/11(木) 22:04:16
http://www.sankei.com/world/news/180111/wor1801110030-n1.html
2018.1.11 18:20
【フジモリ氏恩赦】
ペルー新内閣、フジモリ派入閣せず 与野党の対立再燃も
【リマ=住井亨介】ペルーのフジモリ元大統領への恩赦をめぐって左派出身閣僚が辞任したのを受け、クチンスキ大統領が実施した新たな組閣で、注目を集めたフジモリ派野党「フエルサ・ポプラル」からの入閣はなかった。クチンスキ氏が呼びかけた「再協調と和解」が空振りに終わった形で、今後政権側と野党側との間で対立が再び高まる懸念も出ている。

 恩赦に反対する左派勢力からの支持を失い、政権基盤の安定化が急務となっていたクチンスキ氏は、組閣にあたってフジモリ氏の長女、ケイコ氏が党首を務める最大野党フエルサ・ポプラルなどへ協力を内々に要請していた。

 さらに、汚職疑惑が浮上したクチンスキ氏が議会での罷免決議を回避するため、同党議員でフジモリ氏の次男、ケンジ氏らと恩赦を条件に裏取引し、決議案否決に持ち込んだとされていることから、一連の「論功行賞」としてケンジ氏らの入閣を有力視する向きもあった。

 ところが、9日夕に発表された閣僚名簿には野党側からの入閣者はなく、新内閣は、クチンスキ氏の側近人脈などで固めた「にわか作り内閣」(地元紙「ラ・レプブリカ」)などと揶揄されている。

 フエルサ・ポプラルは組閣を前に、政権側からのポスト提供を拒否するよう党員に呼びかけるなど政権との対決姿勢を示した声明を出しており、党内引き締めが功を奏した形だ。

 政権の不安定化が止まらず、2021年の次期大統領選が前倒しされるとの観測も出始めた。

 一方、優位性が増したとみられるフエルサ・ポプラルも決して盤石とは言い難い。恩赦に一定の距離を置いていたケイコ氏と、恩赦に積極的だったケンジ氏との亀裂が表面化しており、9日夜に開催した幹部会議では、同党が主導したクチンスキ氏罷免決議案の採決で棄権に回ったケンジ氏ら10議員の行動について議論した。

 引き続き10人の処分を検討していくこととなり、党内の火だねはくすぶったまま。政権に対峙していくうえで決して「一枚岩」といえない状況だ。

1567チバQ:2018/01/11(木) 22:06:19
http://www.sankei.com/world/news/180111/wor1801110001-n1.html
2018.1.11 14:00
【国際情勢分析】
汚職、強権、民族対立…アフリカの混乱を助長する「自分本位」「コネ社会」そしてバイオレンス
 2017年12月中旬、アフリカ東部ジブチに出張したときのことだ。エチオピアの首都アディスアベバで飛行機に乗る際に預けた荷物が到着せず、3日間にわたって着の身着のままで過ごした。翌日に出国が迫った日の午後、たまらず空港に行って係官の許可を得て自分で探したら、所有者不明の荷物を集めた場所に記者の荷物もちゃんと届いていた。

 連絡もしてこない杜撰(ずさん)さに閉口したが、驚いたのはその後だ。「空港で預かっていたのだから」と、ある職員が左手を差し出してきた。金をよこせというのだ。文句を言っていたら、上官が来てその場をとりなした。

 その直後の荷物検査で、税関職員の女性が荷物の中からハリウッド映画のDVDを見つけると、小躍りしながら言った。「1枚100ドルの関税がかかる」

 同行していた宿泊先のホテルの運転手が近寄ってきて、何事か話すと、なぜか一銭も払わずに通過できた。運転手は「彼女は私の親類なので許してもらえた」と言った後、「私のおかげで金を払わずに済んだのだから」と、やはり手を差し出してきた。

責任の一因は民衆にも

 ジブチの1人当たり国民総所得は推定約1800ドル(約20万円)。中心部を離れれば土の上に細い木やとたんで支えただけの粗末な住戸が立ち並んでいる。お金が欲しい気持ちは分からないでもない。

 しかし、ちょっと垣間見ただけでも、あきれるほどのコネ社会であり賄賂大国だと痛感する。行き過ぎた官僚制度にも弊害があるが、役人の親類が居合わせたか否かで関税が変わるようでは、おちおち商売もできまい。

 アフリカでは、暴力を持って政敵を完膚なきまでにたたきのめしたり、強権支配の下で私腹を肥やしつつ同族支配をもくろんだりする事例がしばしばみられる。

 先に挙げた民衆の恥じらいのなさや自分本位の考え方、あるいはルール無視の姿勢が、「長いものには巻かれろ」式に多くの人を権力追従へと駆り立て、その結果として長期にわたる権力側の横暴を許してしまう風土を助長している面があるように思う。ジブチも例外ではないようだ。おじのグレド氏に続いて大統領職に就いたゲレ氏が1999年から権力を握り続け、2010年の憲法改正で大統領の再選制限が撤廃されている。

アフリカの強権を象徴

 1980年のジンバブエ成立以来、約40年にわたってトップに君臨してきたムガベ大統領(93)は、アフリカの強権指導者の象徴だった。17年11月、辞任に追い込まれる致命傷になったのも、浪費癖から「グッチ・グレース」の異名を取る妻、グレース氏(52)に大統領の座を引き継がせようとしたことだった。

 ムガベ氏が11月上旬、後継候補と目されていた第1副大統領のムナンガグワ氏を解任したのを受け、同氏と黒人解放運動の時代から親密な関係にあった司令官を擁する国軍が、ムガベ氏を自宅軟禁下に置いて事実上のクーデターを起こした。

 アフリカ連合(AU)は「クーデター」という言葉に極めて敏感だといわれ、“ムガベ後”の国政への影響を考慮した国軍は、「今回の動きはクーデターではない」と頑強に否定し続けた。軍は終始、統制の取れた動きをみせ、ムガベ氏サイドにつけ込む隙を与えなかった。辞任の意思を示さないムガベ氏に怒った群衆が自宅に押しかけようとした際には、軍が群衆を押しとどめて混乱を避けたとされる。

 ムガベ氏の強権が最初に顔をのぞかせたのは80年代のことだ。最大民族ショナ出身のムガベ氏は、白人との武装闘争の同士だったヌコモ氏とたもとを分かつと、ヌコモ氏の出身部族であるヌデベレ族に対し大規模な軍事攻撃を仕掛け、約2万人を殺害したともいわれる。

 2000年には選挙に向けて黒人票を取り込むため、黒人による白人農園の占拠を容認。最大4500人の白人が所有する農園を追われ、その後の深刻な経済破綻の主因となった。大統領選が決選投票に持ち込まれた08年には、相手候補の陣営や支持者に対する弾圧を強め、危険を回避するためだとして相手候補が撤退する事態となった。

 黒人と白人。与党と野党。いずれも遺恨や対立を乗り越え、公平なルールの下で競争原理を導入すれば、相互補完の役割を果たす可能性があったはずだ。それらを暴力でことごとく踏みにじってきたムガベ氏こそ、アフリカ流の「恐怖による統治」の体現者だったといえる。

1568チバQ:2018/01/11(木) 22:06:46
しわ寄せは必ず国民に

 ムガベ氏の辞任問題が急浮上した際、仲裁に乗り出したのが南アフリカのズマ大統領だった。南アフリカはアパルトヘイト(人種隔離政策)を克服した地域の大国には違いないが、テレビ中継で冷静に対処するよう呼びかけるズマ氏の映像には、違和感を覚えずにはいられなかった。2009年の大統領就任後、権力を握って私腹を肥やしたとの観測が絶えない人物だったからだ。

 ズマ氏は故郷の公邸改修に公金をつぎ込んだとして16年、憲法裁判所から返還を命じられた。改修費の総額は2億4600万ランド(約22億円)で、財務省はプールや家畜の囲いなどを作った費用約780万ランドは返還すべきとの見方を示した。また、新興財閥との癒着疑惑もあり、金権体質には批判の声が上がっていた。

 野党が提出した不信任決議案を与党の協力で何度も乗り切ってきたズマ氏だが、17年12月に与党、アフリカ民族会議(ANC)がラマポーザ副大統領を新議長に選出したことで潮目が変わる可能性がある。ANC議長は次期大統領の有力候補であり、同氏は腐敗したズマ体制を批判して刷新を訴えてきたからだ。19年までの大統領の任期を待たずにズマ氏に退陣を迫るとの観測もある。

 南アは中露などと並んで「BRICS」(新興5カ国)と称されたりもしたが、いまや失業率は20%を超え、経済の低迷が民衆の暮らしを圧迫している。ちなみに、経済面でいえばジンバブエの方がさらに深刻で、少しでもよい暮らしを求めて300万人以上がジンバブエから南アなどに越境したといわれる。

 国家指導者が長年にわたって無法な強権をふるったり、腐敗体質が蔓延したりすれば、しわ寄せは必ず国民に返ってくる。そんな過ちを何度繰り返せば変わるのだろう。アフリカ諸国の情勢をみていると、ため息ばかりが出てきてしまう。
(カイロ 佐藤貴生)

1569チバQ:2018/01/12(金) 13:46:10
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180112-00000021-jij-n_ame

アフリカなどを侮蔑=「便所のような国」と米大統領


1/12(金) 9:03配信

時事通信



 【ワシントン時事】ワシントン・ポスト(電子版)など米メディアによると、トランプ大統領は11日、移民政策をめぐる超党派の上院議員団との会合で、アフリカ諸国やハイチから来た米国在留者を指し「そんな便所のような国の連中を、なぜ受け入れるのだ」と述べた。

 途上国に対する侮蔑的発言として物議を醸しそうだ。

 出席者が同紙などに語ったところでは、トランプ氏は会合で、ノルウェーのような国からの移民を増やすべきだとも主張した。トランプ氏は10日、ノルウェーのソルベルグ首相と会談している。

 トランプ氏の発言は、自然災害や戦乱で祖国を離れた人々に、暫定的に米国在留資格を付与する制度に関する議論の中で飛び出した。トランプ政権は、同制度を使って米国に滞在するハイチやエルサルバドルの災害被災者について、在留資格更新を打ち切り、遅くとも2019年に帰国させると発表している。

1570チバQ:2018/01/13(土) 17:06:30
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180113-00000082-san-s_ame
ベネズエラ、失政のツケ…インフレ率2616% 大統領独裁でしぼむ改善期待
1/13(土) 7:55配信 産経新聞
ベネズエラ、失政のツケ…インフレ率2616% 大統領独裁でしぼむ改善期待
ベネズエラ最近の動き(写真:産経新聞)
 【リマ=住井亨介】危機的状況にある南米ベネズエラ経済の深刻度が増している。経済失政で財政が逼迫(ひっぱく)していたところに、通貨の過剰供給が加わって昨年の消費者物価上昇率(インフレ率)は2616%と初の4桁台を記録。国民の多くが食料、医薬品の入手に苦しみ、餓死者も出ている。マドゥロ大統領は状況を転換させる“有効打”を繰り出せない中、独裁傾向を一段と強めている。

 ◆4月危機説

 野党が多数を占めるベネズエラ国会が8日に発表した2017年のインフレ率は、経済状況の深刻さを改めて突きつけた。

 同国は世界最大の原油埋蔵量を誇りながら、政権によるバラマキ政策や無理な価格統制がたたって国内製造業が衰えた。さらに、国際原油価格の低迷や米国による経済制裁などで外貨不足に陥ったことで、食料や医薬品など物資の不足が進み、物価が急激に上昇している。

 約3割の国民は1日の食事が2回以下で、約75%が体重を平均19ポンド(約8・6キロ)減らしたとのデータもある。昨年末には、政府からのクリスマス用豚肉の供給がなかったことをきっかけに、市民による抗議デモも起きた。昨年の反政府デモでは120人以上の市民が死亡しており、政情不安は増している。

 4月には国債や国営企業の社債の大規模返済が迫り、昨年11月には金融業界団体が一部デフォルト(債務不履行)も認定している。支払いは現在継続されているが、経済制裁により米国を経由する送金が止まり、償還は滞り気味となっている。

 こうした中、マドゥロ氏は今月5日、昨年12月に導入を明らかにした独自の仮想通貨「ペトロ」について1億単位の発行を命令した。「1ペトロは同国産原油1バレルの価格に相当する」(マドゥロ氏)と原油に裏付けられた仮想通貨であり、金融取引を実行できるようにして制裁を克服する狙いがあるが、国際市場で同国政府の信用は落ち込んでおり、状況の打開は疑問視されている。

 ◆再選へ着々

 窮状を乗り切るため政権内では昨年末、今年後半とされていた大統領選を2〜3月に前倒しし、「4月危機」の前にマドゥロ氏再選を目指す案が浮上した。だが、ここ最近の原油価格の上昇によって当面の危機は遠のき前倒し案は消えた。

 マドゥロ氏は、昨年8月に政権派のみで構成される制憲議会を発足させ、野党が多数派を占める国会から権限を剥奪して独裁を確立。政権与党は同10月の全国知事選で勝利したのに続き、同12月の全国市長選でも大勝した。

 最高裁判事もほぼ与党系で占められ、三権を掌握したマドゥロ氏が政敵を排除し、着々と権力基盤を固めている。

 一方、分裂状態の野党側は有力候補が政権側の工作で次々と失脚させられるなど、統一候補の擁立もままならない状況となっている。

 現地の外交筋は「制憲議会が権力を握り、何でもできるようになった。選挙を急ぐ必要もなくなり、すべてはルールを突然変えられるマドゥロ氏次第だ」と指摘。政権交代による事態打開の期待はしぼみつつある。

1571チバQ:2018/01/16(火) 18:01:10
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180115-00000536-san-s_ame
ペルー汚職疑惑 ケイコ氏飛び火 党のかじ取り影響も
1/15(月) 12:02配信 産経新聞
 【リマ=住井亨介】中南米各国で持ち上がっている汚職疑惑が、ペルーのフジモリ元大統領の長女でフジモリ派政党「フエルサ・ポプラル」の党首、ケイコ氏に飛び火している。過去の大統領選で資金提供を受けた疑いが浮上しているもので、昨年末には検察による任意の事情聴取を受けた。父の恩赦により政局が流動化する中、捜査の行方次第では、同党のかじ取りに影響を与える可能性も出ている。

 中南米を中心に12カ国で明らかになっている汚職疑惑の震源は、ブラジルの建設大手オデブレヒト社。米司法省が2016年12月、オ社が過去20年間にわたって12カ国で7億8800万ドル(約891億円)の賄賂を支払ったことを認める文書を公表し、疑惑が各国を揺るがしている。

 ペルーではすでに10人以上が逮捕されているが、特に問題視されているのが、クチンスキ大統領とケイコ氏への資金提供だ。

 クチンスキ氏がかつて経済・財政相、首相だった時期に、同氏の会社にコンサルタント料として78万2千ドルが支払われていたことが発覚。それまで関係を否認していたことから辞任要求が高まり、回避はしたものの議会での罷免決議案採決へとつながった。

 一方のケイコ氏は、11年と16年の大統領選でオ社から選挙資金を提供された疑惑が持たれている。オ社のマルセロ・オデブレヒト社長の携帯電話に、「ケイコ500アップ」とする11年選挙時のメモ情報が残されていたことが判明。現地メディアは「すでに一定の資金提供を受けているうえに増額する」という意味だと報じている。

 オデブレヒト氏はブラジル検察との司法取引に応じ、「(ペルーでは)すべての大統領候補者を援助した。これは企業の作戦だ」と証言。「ケイコ氏に直接現金を渡したかどうかは覚えていない」とも述べ、疑惑は一層深まっている。

 クチンスキ氏に対する罷免決議案はフエルサ・ポプラルが主導したが、フジモリ氏の次男であるケンジ議員らが棄権して否決された。ケンジ氏とクチンスキ氏との間ではフジモリ氏の恩赦を条件にした裏取引があったとされており、同党内での姉弟対立が一連の動きの中で表面化している。

 捜査の進展によってケイコ氏の疑惑が本格化することになれば、党の主導権争いにもつながりかねず、フジモリ氏が再び政治的影響力を行使せざるを得ない状況が生まれるとの観測も出ている。

1572チバQ:2018/01/16(火) 18:01:32
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180115-00000034-mai-m_est
<リベリア>サーリーフ大統領を除名 与党、党規則違反で
1/15(月) 11:09配信 毎日新聞
 【ヨハネスブルク小泉大士】西アフリカ・リベリアの与党統一党は14日、ノーベル平和賞受賞者のサーリーフ大統領の除名を決めたと明らかにした。AP通信によると、昨年の大統領選で、与党候補のボアカイ副大統領を支持せず、党規約に違反したとしている。

 大統領選は昨年12月に決選投票が行われ、サッカーの元国際的スター選手の野党候補ウェア氏が、ボアカイ氏を破り当選。与党関係者によると、サーリーフ氏はウェア氏と共に選挙運動をしていたのが目撃されたという。

 サーリーフ氏は2006年、アフリカ初の民選女性大統領となり、03年まで14年間に及んだ内戦からの復興に取り組んだ。また女性の地位向上などに貢献したとして、11年にノーベル平和賞を受賞。任期満了で今月末に退任する。

1573チバQ:2018/01/17(水) 18:39:50
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180116-00000032-jij-m_est

リンチを警告=あの時、退任渋るムガベ氏に―ジンバブエ


1/16(火) 10:29配信

時事通信



 【ハラレAFP=時事】「リンチされたいのか」。

 アフリカ南部ジンバブエで昨年11月、反乱に踏み切った軍は、辞めようとしないムガベ大統領(93)に対し、2011年に群衆に殺されたリビアのカダフィ大佐を引き合いにして警告、退任を説得した。ムガベ氏の報道官だったジョージ・チャランバ氏が、14日付のジンバブエ紙デーリー・ニューズ日曜版に舞台裏を語った。

 反乱後、ムガベ邸に乗り込んできた軍高官たちはチャランバ氏らに対し「大統領を外へ連れ出し事の重大さを認識してもらえ」と迫った。通りには群衆が繰り出し、グレース・ムガベ大統領夫人によって失脚に追い込まれたムナンガグワ副大統領の復権を求めていた。ムガベ氏は、軍高官らに対し、ムナンガグワ氏をもう一度、副大統領に戻すと提案し、延命を図ろうとしたという。

1574チバQ:2018/01/21(日) 21:39:26
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20180121k0000m030072000c.html
<ジンバブエ>総選挙6月までに実施 ムガベ政権崩壊後初
01月20日 20:32毎日新聞

 アフリカ南部ジンバブエのムナンガグワ大統領は、昨年11月のムガベ政権崩壊後初めてとなる総選挙を、今年6月までに実施する方針を表明した。政府系日刊紙ヘラルドが18日報じた。

 37年間に及んだムガベ政権下では、選挙のたびに野党政治家や支持者に対する弾圧が繰り返されてきただけに、民主化に向けて歩み始めたジンバブエの将来を占う選挙として注目されている。

 ムナンガグワ氏は英紙フィナンシャル・タイムズ(電子版)のインタビューで「自由で公正な選挙を実施したい」と強調し、国連や欧州連合(EU)などの選挙監視団を受け入れる意向を示した。

 同氏はスイス・ダボスで23日から開かれる世界経済フォーラム年次総会に、ジンバブエ大統領として初めて出席。4月には経済再建のカギを握る中国訪問を予定しているという。【ヨハネスブルク】

1575チバQ:2018/01/24(水) 20:12:43
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180124-00000531-san-s_ame
ベネズエラ大統領選、4月末までに前倒し
1/24(水) 11:09配信 産経新聞
 【ロサンゼルス=住井亨介】南米ベネズエラの反米マドゥロ政権派で占められている制憲議会は23日、今年後半に予定されていた大統領選を4月末までに前倒しして実施することを決定した。マドゥロ氏はこれを受けて記者団に「(与党の)統一社会党から求められれば、候補となる用意がある」と述べ、再選出馬に意欲を示した。ロイター通信などが伝えた。

 同国が4月に14億ドル(約1544億円)以上の国債利払いなどの返済期限を迎えることや、野党側が分裂状態にある状況を勘案し、政権維持を図るためとみられる。

 マドゥロ氏は、統一社会党が2月4日に候補者を決定すると述べるとともに、選挙日を決定する全国選挙評議会の開催を要請した。

1576チバQ:2018/01/25(木) 20:08:16
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20180126k0000m030073000c.html
<南ア大統領>退陣か 「選挙戦えぬ」与党内から辞任圧力
19:46毎日新聞

 【ヨハネスブルク小泉大士】汚職疑惑が絶えない南アフリカのズマ大統領が、任期満了の2019年を前に数週間内に退陣するという観測が浮上している。与党アフリカ民族会議(ANC)の議長にラマポーザ副大統領が先月就任して以降、党内でズマ氏に対する辞任圧力が高まっているためで、早期辞任は不可避の情勢だ。

 「ズマ氏が大統領では選挙を戦えない」

 ANC全国執行委員会は今月中旬に開かれた会合で、議題になかったズマ氏の処遇について協議した。地元紙によると、19年の次期総選挙までにズマ氏の退陣を求める方針が確認されたという。

 ズマ氏は昨年12月下旬の党大会で、10年間務めた議長を退任し、後任にはラマポーザ氏が選出された。以来、両者の間の「二重権力構造」が生まれ、ラマポーザ氏に近い党幹部らは「2月8日の一般教書演説までに大統領を交代すべきだ」と要求している。

 背景にはズマ氏の不人気があり、このまま選挙を迎えれば野党に批判票が流れるのは避けられない。かつては故ネルソン・マンデラ氏が率い、黒人有権者の絶大な支持を得てきたANCだが、腐敗体質がはびこり党勢は衰退傾向にある。

 ズマ氏は公金流用疑惑に加え、不要論が強いロシアからの原発購入計画を押し通そうとするなど「存在自体がリスク要因となっている」(南アフリカ安全保障研究所ジャッキー・シラーズ理事長)との厳しい指摘がある。

 ズマ派の閣僚や党幹部の間でも大統領と距離を置こうとする動きが伝えられ、捜査当局はズマ氏と近いインド系富豪グプタ家が国営電力会社の契約を不正受注したとされる事件の捜査に乗り出した。

 一方、大統領昇格が既定路線とみられるラマポーザ氏は、経済再建や汚職撲滅を訴え、市場の信任も厚い。同氏は党内融和を優先する意向を示しており、当初は数カ月かけてズマ氏の説得にあたるとの見方が有力だった。

 ただ、米格付け会社ムーディーズは2月下旬の予算案発表後に南ア国債の格付けを見直す方針。投機的水準へ引き下げとなれば50億ドル(約5450億円)の資金流出を招くとされ、早急に「リスク要因」を取り除く必要に迫られている。

 政治アナリストのネル・マライス氏は毎日新聞の取材に「ズマ氏が辞任を拒めば党は解任すると圧力をかけていく」と指摘。シリアーズ氏も「辞任はもはや時間の問題」と述べ、いずれも数週間以内の決着を予測した。

1577チバQ:2018/01/25(木) 20:13:34
https://news.goo.ne.jp/article/reuters/world/reuters-20180125028.html
ルラ元ブラジル大統領の有罪判決、控訴裁が支持 次期選挙出馬困難か
12:47ロイター

ルラ元ブラジル大統領の有罪判決、控訴裁が支持 次期選挙出馬困難か

 1月24日、ブラジル南部ポルト・アレグレの控訴裁判所は、収賄と資金洗浄(マネーロンダリング)の罪に問われたルラ元大統領(72、写真)を有罪とした一審の判断を支持する判決を言い渡した。写真はポルト・アレグレで23日撮影(2018年 ロイター/Paulo Whitaker)

(ロイター)

[ポルト・アレグレ(ブラジル) 24日 ロイター] - ブラジル南部ポルト・アレグレの控訴裁判所は24日、収賄と資金洗浄(マネーロンダリング)の罪に問われたルラ元大統領(72)を有罪とした一審の判断を支持する判決を言い渡した。判事3人全員が有罪判決を支持した。

判事が全員一致の判断を下したことで、ルラ氏が上級裁判所に上訴する選択肢は狭まり、10月7日の大統領選に出馬できなくなる公算が大きくなった。ブラジルの法律では、一審の有罪判決が控訴裁で支持されれば出馬資格を失う。

ルラ氏は2003━10年の在任期間中、政府契約の獲得を目指したエンジニアリング企業から賄賂を受け取ったとして昨年、有罪判決を言い渡されていた。控訴裁判所は禁錮の期間を一審から2年半追加し、12年に延長した。

世論調査会社Datafolhaによると、ブラジルの次期大統領選に関する世論調査で有権者の36%がルラ氏を支持すると回答しており、同氏の不出馬はブラジルの政局見通しを大きく変えることになる。

ただルラ氏にはまだ選択肢が残っている。大統領選への立候補を巡っては選挙裁判所が最終的な判断を下す必要があり、その判断は候補者の登録後に行われる。

ポルト・アレグレの控訴裁の判決を受け、ルラ氏は最終判決を遅らせるため、より上級の控訴裁や最高裁に控訴することができる。大統領選の立候補の登録期限となる8月15日までに届け出を行えるよう、時間の確保を目指す可能性がある。

ルラ氏はサンパウロで行われた集会で、今回の判決を「うそ」だとして非難し、引き続き無実を訴えた。

ブラジル株式市場のボベスパ指数<.BVSP>は判決発表を受け、取引時間中の最高値を付けた。ルラ氏が今年の大統領選に出馬しなければ、緊縮策を継続する市場寄りの候補者に道が開けるとの期待が背景。

1578チバQ:2018/01/25(木) 20:16:35
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20180125k0000e030212000c.html
<ブラジル>ルラ元大統領、控訴審も有罪 返り咲き出馬困難
10:25毎日新聞

<ブラジル>ルラ元大統領、控訴審も有罪 返り咲き出馬困難

ルラ氏=AP

(毎日新聞)

 【ポルトアレグレ(ブラジル南部)山本太一】収賄罪などに問われたブラジルのルラ元大統領(72)に対し、南部ポルトアレグレの連邦裁判所は24日、禁錮12年1月の控訴審判決を言い渡した。ルラ氏が立候補表明していた10月の大統領選出馬は難しくなった。世論調査では圧倒的な支持を得て本命とみられていただけに、選挙戦の見通しは不透明になった。

 ルラ氏は24日、「何の罪も犯していない」と改めて無罪を主張。所属する左派の労働党はルラ氏を候補とする考えに変わりないと表明した。ルラ氏は判決を不服として上訴する見通し。ブラジルの法律では控訴審で有罪判決を受けると、立候補できなくなるが、上級審や選挙裁判所が判断を覆す可能性も残る。

 1審は昨年7月、禁錮9年6月の判決を言い渡した。控訴審の裁判官3人全員が1審の有罪認定を支持し、「大統領が関与した罪は極めて重い。民主主義を危うくした」として量刑を重くした。

 判決によると、ルラ氏は大統領在任中の2009年、ブラジルの大手建設会社OASが国営石油会社ペトロブラスから工事を受注する便宜を図り、見返りに高級マンション1戸を譲渡された。OASからの賄賂総額はマンション購入費や改装費など370万レアル(約1億3000万円)に上る。

 ルラ氏は「不動産契約書などの書類に自分の名前はなく、賄賂を受け取った証拠はない」と主張したが、退けられた。

 ルラ氏は03〜10年の在任中、低所得家庭への支援事業など貧困層へ手厚い政策を実施し、今も人気が根強い。調査会社「ダッタフォーリャ」が昨年12月に発表した大統領選の世論調査によると、ルラ氏の支持率は34%で、17%の右派ボウソナロ下院議員(62)を大きく引き離し首位に立っている。ルラ氏は第1回投票を1位で通過し、上位2人による決選投票で小差で勝つとみられていた。

 ポルトアレグレやサンパウロではルラ氏の支持者ら1万人以上が判決に抗議するデモを行い、「ルラ氏抜きの大統領選は詐欺だ」と気勢をあげた。ポルトアレグレの集会に参加した会社員のリジアさん(54)は毎日新聞の取材に「判決はルラ氏を陥れる政治的な陰謀だ」と話した。一方、ルラ氏の反対派はサンパウロなどで判決を支持する集会を開いた。

1579チバQ:2018/01/25(木) 20:17:03
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-180125X041.html
ルラ元大統領、二審も有罪=収賄で禁錮、返り咲き厳しく―ブラジル
08:51時事通信

 【サンパウロ時事】ブラジル南部ポルトアレグレの連邦裁判所は24日、在任中の収賄とマネーロンダリング(資金洗浄)の罪に問われたルラ元大統領(72)について、禁錮9年6月の一審判決を破棄し、改めて禁錮12年1月の有罪判決を言い渡した。ルラ被告は上訴するとみられるが、目指す10月の大統領選での返り咲きは厳しくなった。身柄は当面拘束されないもよう。

 判決後、ルラ被告はサンパウロ市内で支持者を前に「うそを受け入れることはできない」と述べた。

 ルラ被告は2003年から2期8年にわたる大統領在任中、貧困対策で実績を挙げており、今も国民の人気は抜群。再登板を目指しており、最新世論調査では、支持率が主要予想候補者の中でトップを走っている。

 二審判決によると、ルラ被告は大手ゼネコンOAS社から、国営石油会社の工事受注の見返りとしてサンパウロ州の海岸保養地グアルジャにあるマンションの部屋を提供された。裁判所はこれを約220万レアル(約7500万円)相当の収賄と認定した。3人の裁判官の1人は「巧妙な汚職構造の存在を認識していた」と被告を指弾した。

 二審で有罪となったことで、原則として被選挙権が剥奪されるが、ルラ被告側は法的手段を駆使して、8月15日に締め切られる大統領選への立候補を届け出る方針。受理の可否は選挙最高裁(TSE)が判断する。

1580チバQ:2018/01/25(木) 20:23:27
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018012500801&g=int
FARC、国会議員選に74人擁立へ=割り当て以上の議席目指す-コロンビア


コロンビアの人民革命代替勢力(FARC)のロンドニョ党首=2016年10月、ハバナ(AFP=時事)

 【サンパウロ時事】南米コロンビア最大の左翼ゲリラから合法政党に衣替えした「人民革命代替勢力」(FARC)は24日、3月11日に行われる国会議員選挙(上院102議席、下院166議席)に計74人の候補を擁立すると発表した。ロイター通信が伝えた。
 FARCは2016年11月に政府と結んだ和平合意に従い、両院にそれぞれ5議席ずつ、計10議席の割り当てを保証されている。
 FARC幹部は記者団に「われわれはさらに多くの議席獲得を期待している。10議席からの上積みを信じている」と述べた。最高司令官だったロンドニョ党首は既に、5月27日に実施される大統領選への出馬を表明している。
 政府との半世紀にわたる内戦で約22万人が犠牲になったことに加え、麻薬取引や誘拐を資金源にしていたことから、国民の対FARC感情は厳しく、選挙で割り当て以上の議席を確保できるかどうかは不透明だ。地元ラジオ局などが昨年11月に実施した大統領選予想候補の支持率調査で、ロンドニョ氏はわずか1%しか獲得できなかった。(2018/01/25-14:04)

1581チバQ:2018/01/26(金) 07:21:34
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180125-00000116-mai-s_ame
<ブラジル大統領選>「トランプ」浮上 元軍人、支持率2位
1/25(木) 21:54配信 毎日新聞
<ブラジル大統領選>「トランプ」浮上 元軍人、支持率2位
警察関係者との会合で発言するボウソナロ下院議員=リオデジャネイロで2017年12月8日、AP
 【ポルトアレグレ(ブラジル南部)山本太一】南米の大国ブラジルで24日、ルラ元大統領(72)が収賄罪で有罪判決を受けた。今年10月に行われる大統領選で本命とされたルラ氏の出馬が困難になったことで、注目されるのが軍人出身の右派、ジャイール・ボウソナロ下院議員(62)だ。過激な発言で「ブラジルのトランプ」と呼ばれるが、支持率はルラ氏に次ぐ2位で、当選する可能性が出てきた。

 ルラ氏に対し、南部ポルトアレグレの連邦裁判所が言い渡した控訴審判決は禁錮12年1月。判決によると、ルラ氏は大統領在任中の2009年、地元の大手建設会社OASが国営石油会社ペトロブラスから工事を受注する便宜を図り、見返りに高級マンションの部屋を譲渡された。OASからの賄賂総額はマンション購入費など370万レアル(約1億3000万円)に上る。

 「歴史的な日だ。共産主義者を社会から遠ざける良いチャンスだ」。左派の労働党に所属するルラ氏が判決を受けた後、ボウソナロ氏はこう述べた。

 14年から捜査が続くブラジル史上最悪の汚職事件では、ルラ氏以外にも多くの政治家が有罪判決を受けている。ボウソナロ氏は若者を中心する政治家への不信感をくみ取り、支持を広げてきた。

 また、周辺国などから幅広く移民を受け入れ、社会保障を提供してきた左派政権の政策を批判。ソーシャルメディアを通じた発信で人気を集めてきた点もトランプ米大統領と似ていると指摘される。

 左翼活動家らの拷問や弾圧を続けた軍事政権(1964〜85年)時代に軍人だったボルソナロ氏は「厳罰に処するしかない。怠け者を刑務所にぶち込むのだ」と当時の強権政治を擁護。さらに左派政権のもとで治安が悪化したとして、国家権力で秩序を回復すると強調する。

 10月の選挙はテメル大統領の任期満了に伴うもの。ルラ氏は03〜10年の在任中、貧困層への手厚い政策を実施し、根強い人気がある。判決前の昨年12月の世論調査では、ルラ氏の支持率は34%で首位。第1回投票を1位で通過し、上位2人による決選投票で小差で勝つとみられていた。

 判決後、ルラ氏は「何が罪なのか分からない。死ぬまで闘う」と改めて無罪を主張。労働党もルラ氏を候補とする考えに変わりないとしているが、ブラジルの法律では控訴審で有罪判決を受けると立候補できなくなる。

 一方、ボウソナロ氏の過激な発言には批判的な市民も多い。政治学者のアンドレ・セザル氏は地元メディアに「ルラ氏が嫌だからボウソナロ氏を支持する人も多く、ルラ氏が出馬できなければ他の候補を選択肢とするだろう。これ以上、ボウソナロ氏に票が集中するとは考えにくい」と指摘している。

1582チバQ:2018/01/29(月) 19:51:42
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20180129k0000e030157000c.html
<コンゴ民主共和国>混乱深まる 「大統領退陣デモ」活発化
10:22毎日新聞

<コンゴ民主共和国>混乱深まる 「大統領退陣デモ」活発化

コンゴ民主共和国のカビラ大統領=AP

(毎日新聞)

 【ヨハネスブルク小泉大士】アフリカ中部の「資源大国」コンゴ民主共和国で、任期切れ後もその地位にとどまっているカビラ大統領(46)の退陣を求めるデモが活発化し、治安部隊との衝突が激しくなっている。カビラ政権は大統領選の延期を繰り返す一方、市民の不満を治安当局の力で封じ込めようとしており、欧米諸国などが懸念を表明している。

 コンゴの憲法は大統領の任期を2期までと定めている。カビラ氏は2016年末に2期目の任期が切れた後も退陣を拒否。与野党は昨年中の大統領選実施で合意したが実行されていない。今のところ選挙は今年12月に実施が予定されているが、選挙管理委員会は資金不足を理由にさらなる延期も示唆している。

 今月21日に首都キンシャサなど各地で選挙の実施を求める抗議行動が行われたが、治安当局は集会などの開催を認めず教会に集まった参加者に催涙ガス弾を発射。少なくとも6人が死亡、68人が負傷し、抗議を呼びかけた教会関係者の拘束も相次いだ。

 昨年12月31日のデモでも7人が死亡している。また、国連コンゴ安定化派遣団(MONUSCO)によると、治安当局によって昨年、「超法規的」に殺害された人々の数が1176人に上った。

 こうした事態を受け、米国務省は「最も強い言葉で非難する」との声明を発表。旧宗主国のベルギーや欧州連合(EU)なども相次いで懸念を表明した。

 AP通信などによると、カビラ大統領は26日、6年ぶりに記者会見に臨んだが「政情不安は存在しない」などと持論を展開。しかし、次期大統領選への立候補を明確に否定しなかったため、野党はカビラ氏が「(3選を可能にする)憲法改正をもくろんでいる」と批判を強めている。

 一方、大統領選を巡る問題とは別に、政府軍と反政府武装勢力の紛争が続く東部の南キブ州でも衝突が激化。24〜26日の3日間で、約7000人の避難民が隣国ブルンジに逃れたといい、治安の悪化が懸念される。

 日本の約6倍の国土を誇るコンゴは銅やコバルトなど豊富な天然資源ゆえに紛争が絶えない。1998年に東部を中心に起きた大規模な内戦は周辺国を巻き込んだ国際紛争に発展。2003年に終結したが、紛争関連での死者は約540万人に上った。

1583チバQ:2018/01/30(火) 03:29:54
http://www.sankei.com/world/news/180129/wor1801290038-n1.html
2018.1.29 21:22

グテレス氏、評判上々 国連事務総長就任1年 「存在感が薄い」と酷評された前任者の「潘基文式」を変革

 【ニューヨーク=上塚真由】グテレス国連事務総長が昨年1月に始動してから1年がたった。「存在感が薄い」と酷評された潘基文(パンギムン)前事務総長時代の反省から、グテレス氏は強い指導力を買われ選出された経緯がある。加盟国から大きな期待が集まる中、無難な“滑り出し”を見せている。

 「調整型の官僚タイプ」と評され、会見などで用意された原稿を読み上げていた潘氏。これに対し、英語、フランス語、スペイン語などを流暢(りゅうちょう)に操るグテレス氏は、自分の言葉で国際社会に強いメッセージを伝えるスタイルで、加盟国からの評判も上々だ。

 国連職員は「潘氏時代には、会議の下準備の段階で結論が決まっていることがあったが、グテレス氏は会議の途中で指示を出し、決断する。トップダウン型のリーダーだ」と話す。

 近年は国連平和維持活動(PKO)の隊員らによる性的虐待事件が起き、「国連が変革すべきときに最も適した指導者だ」と国連内での信頼感は厚い。

 ミャンマーのロヒンギャ問題では、2005年から10年間、国連難民高等弁務官を務めた難民問題の専門家だけに手腕が注目された。同問題は中露が「内政問題」との立場で国連安全保障理事会で長年、一致した対応がとれなかったのが実情。グテレス氏は昨年9月に安保理あてに行動を促す異例の書簡を送り、同月、8年ぶりに公開会合を開催するまでにこぎつけた。

 一方、グテレス氏が掲げる平和と安全▽開発▽管理-の3分野での国連行財政改革では、「職員の反発もあるうえ、ロシアが改革に懐疑的な姿勢をみせている」(国連関係者)のが現状だ。6月ごろに具体的な改革案を発表する予定だが、就任2年目でどこまで前進させられるか手腕の見せ所となる。

 グテレス氏は米国第一主義を掲げるトランプ米政権との関係改善に奔走、国連の改革路線で一致した。ただ、米国との関係は予断を許さない。グテレス氏は18年の「年頭のあいさつ」で、緊迫する北朝鮮情勢、加速する気候変動、国家主義・外国人嫌いの台頭などを挙げ「世界は非常事態にある」と宣言。名指しは避けたもののトランプ政権を牽制(けんせい)した。

 国連関係者の間では、「ヘイリー米国連大使と電話した後、激しく憤る様子がみられる」との指摘もある。国連運営には最大の財政貢献国・米国の協力が欠かせず、一層難しい対応を迫られるとみられる。

 一方、米国と比べ中国との関係は良好とされる。事務総長就任前から関係を構築し、英紙の取材に「中国は私を友達だとみていると思う」と自信をみせた。米国に代わって国際協調を主導すると喧伝(けんでん)する中国だが、実際には「2国間外交を重視する姿勢は変わらず、国連で主導権を取って行動するというまでの動きはみられない」(日本政府関係者)。今後、国連の場でいかに大国の責務を担わせるかが課題だ。

 グテレス氏は北朝鮮問題をめぐり、外交的解決の重要性を呼びかけてきた。非核化に向けた情勢作りとして昨年12月、フェルトマン政治局長を北朝鮮に派遣。政治局長として10年以来の訪朝となったが、北朝鮮側は実態の切迫性への危機感を感じていなかったという。安保理外交筋は「北朝鮮の主張を理解するという点では意味があったが、非核化に向けた突破口になるとの期待はそもそもなかった」と指摘。北朝鮮問題の解決に向け、今後どれだけ存在感を発揮できるかが問われる。

1584とはずがたり:2018/01/31(水) 12:06:47
「世界一小さい共和国」独立50年=太平洋の島国ナウル 時事通信社 2018年1月31日 07時47分 (2018年1月31日 11時36分 更新)
https://www.excite.co.jp/News/world_g/20180131/Jiji_20180131X802.html

 【シドニー時事】「世界一小さい共和国」として知られる太平洋の島国ナウルが31日、独立から50年を迎えた。日本やオーストラリアなど関係国の代表が参加して、記念式典が開かれた。

 人口約1万人、国土面積が約21平方キロで東京都港区の面積とほぼ同じ広さしかないナウルは、太平洋戦争中には旧日本軍が占領。戦後は、国産リン鉱石の輸出先として日本とゆかりがある。

 式典参加のため現地を訪問した堀井巌外務政務官は30日にワガ大統領と会談。加山雄三さんの代表曲「君といつまでも」を口ずさむという大統領は、加山さんのサイン入り色紙やCDを手渡されると、「大変喜んでいた」(同行筋)という。

 ナウルは、島しょ国の諸問題について協議するため5月18?19日に福島県いわき市で開かれる「第8回太平洋・島サミット」に参加する予定だ。

1585チバQ:2018/01/31(水) 20:11:50
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1801310025.html
フジモリ派政党、国会会派から次男議員を除名
11:59産経新聞

 【ロサンゼルス=住井亨介】恩赦を受けたペルーのフジモリ元大統領の長女、ケイコ氏が党首を務めるフジモリ派政党「フエルサ・ポプラル」は30日、汚職疑惑が浮上したクチンスキ大統領に対する同党主導の罷免決議案採決で棄権したとして、フジモリ氏次男のケンジ氏ら3議員を国会の会派から除名する処分を発表した。党籍は維持される。

 これまで党運営などをめぐって確執が伝えられていたケイコ氏とケンジ氏との間の亀裂が決定的となった形で、ケンジ氏は「民主主義を守れ。自由は恐怖を打ち負かす」などと、ツイッターに党批判とみられる書き込みをした。

 昨年12月に行われた罷免決議案の採決では、ケンジ氏ら10議員が棄権したことによってクチンスキ氏は罷免を回避した。採決の3日後にクチンスキ氏が恩赦を発表し、恩赦を求めていたケンジ氏がクチンスキ氏と「裏取引」したとされている。

 処分を受けたケンジ氏らを追って会派を離脱する議員が今後出る可能性もあり、過半数を下回れば国会での同党の影響力低下は避けられなくなる。

1586チバQ:2018/02/01(木) 15:05:58
http://www.sankei.com/world/news/180201/wor1802010014-n1.html
2018.2.1 11:02

フジモリ派が分裂 次男ら、姉の政党から会派離脱 ペルー大統領選に影響も
 南米ペルーからの報道によると、フジモリ元大統領(79)の次男ケンジ議員(37)が1月31日、姉のケイコ氏(42)が党首を務める政党「フエルサ・ポプラル」に仲間9人と共に議会の会派離脱届を出したと発表した。フジモリ派の分裂により、2021年の次期大統領選で別々に立候補する可能性が強まった。

 在任中の軍による人権侵害事件で禁錮刑に服し、昨年末に政府から恩赦を受けたフジモリ元大統領の対応が注目される。

 野党ながら、これまで議会(130議席)で71議席を占めていた同党はケンジ氏らの離脱で過半数割れに追い込まれる。フエルサ・ポプラルは昨年12月、汚職疑惑が浮上したクチンスキ大統領に対する罷免決議案を提出。しかしケンジ氏ら10人の造反で否決され、3日後に元大統領が恩赦を受けた。このためクチンスキ氏とケンジ氏の間で恩赦を巡り取引があったと批判が高まった。ケンジ氏らは1月30日、同党の党紀委員会から追放処分を受けたが、異議申し立てをせずに会派離脱に踏み切った。(共同)

1587チバQ:2018/02/01(木) 15:08:05
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018020100336&g=int
フジモリ派分裂=ケンジ氏が会派離脱-ペルー


31日、リマで記者会見するフジモリ元ペルー大統領の次男ケンジ国会議員(AFP=時事)
 【サンパウロ時事】ペルーのフジモリ元大統領(79)の次男ケンジ国会議員(37)は31日、同志9人と共に、長女ケイコ氏(42)が党首を務める国会最大政党「フエルサ・ポプラル」に会派離脱届を提出した。ケンジ氏らは新会派を組み、同党議員の引き抜きを図る考えとみられ、フジモリ派の分裂が決定的となった。
 党が主導したクチンスキ大統領(79)罷免決議を昨年12月21日に国会で採決した際、ケンジ氏は仲間9人と共に土壇場で棄権に回り、クチンスキ氏を救った。その3日後にフジモリ氏が恩赦を受け、クチンスキ氏と裏で取引した疑いが浮上している。党規委員会は30日、ケンジ氏ら3議員の会派追放を決議していた。(2018/02/01-08:04)

1588チバQ:2018/02/01(木) 15:08:26
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018020100403&g=int
政治家の海外出張禁止=節約のためと大統領-ナミビア


ナミビアのガインゴブ大統領=2016年11月、ハバナ(EPA=時事)
 【ウィントフークAFP=時事】アフリカ南部ナミビアのガインゴブ大統領は31日、予算節約のため政治家や官僚の海外出張を禁止した。政府債務は危機的状況で、大統領報道官は「3月になるまで外国に行くことを考えてはいけない」と強調。大統領も年末の休暇や、エチオピアで1月28、29の両日開かれたアフリカ連合(AU)首脳会議には、大統領専用機を使わず「普通の民間機で行った」と報道官は述べ、理解を求めた。(2018/02/01-09:44)

1589チバQ:2018/02/01(木) 15:54:49
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018013100241&g=pol
「世界一小さい共和国」独立50年=太平洋の島国ナウル

 【シドニー時事】「世界一小さい共和国」として知られる太平洋の島国ナウルが31日、独立から50年を迎えた。日本やオーストラリアなど関係国の代表が参加して、記念式典が開かれた。
 人口約1万人、国土面積が約21平方キロで東京都港区の面積とほぼ同じ広さしかないナウルは、太平洋戦争中には旧日本軍が占領。戦後は、国産リン鉱石の輸出先として日本とゆかりがある。
 式典参加のため現地を訪問した堀井巌外務政務官は30日にワガ大統領と会談。加山雄三さんの代表曲「君といつまでも」を口ずさむという大統領は、加山さんのサイン入り色紙やCDを手渡されると、「大変喜んでいた」(同行筋)という。
 ナウルは、島しょ国の諸問題について協議するため5月18〜19日に福島県いわき市で開かれる「第8回太平洋・島サミット」に参加する予定だ。(2018/01/31-07:48)

1590チバQ:2018/02/01(木) 22:52:12
>>1477>>1501
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180131-35113987-cnn-int
ケニアの野党指導者、「人民の大統領」に就任 首都で式典
1/31(水) 13:10配信 CNN.co.jp
ナイロビ(CNN) ケニアの野党指導者、オディンガ元首相が30日、「人民の大統領」への就任を宣言した。首都ナイロビ中心部での「就任式」には数千人の支持者が集まった。

式典はほぼ平和的に開かれ、終了後は支持者らも早々に解散した。ただ会場の公園付近で看板を外している集団に、警察が催涙ガスを発射する場面もあった。

当局はこれに先立ち、違法な集会を阻止すると述べていた。しかしロイター通信によれば、会場に制服警官や機動隊の姿はなかった。

式典の後、オディンガ氏のツイッター・アカウントの肩書は「ケニア共和国大統領」に更新された。

昨年秋に実施された大統領選のやり直し投票では、現職のケニヤッタ氏が得票率98%で再選を果たした。オディンガ氏はこれに先立つ8月の大統領選に出馬したが、ケニヤッタ氏圧勝の結果が無効とされた後、選管が改善策を取っていないとして、やり直し投票をボイコットした。

ケニアのムイガイ法務相は先月、選挙で合法的に当選した者以外の就任式典は無効だと述べ、主催者や協力者は重大な反逆罪に問われると警告していた。反逆罪で有罪となれば死刑を言い渡される可能性がある。

ケニヤッタ氏はメディアが式典を放映した場合、放送免許を取り消すと事前に警告していた。同国で報道の自由を主張する団体によると、政府は30日朝、主要なテレビ局3社の放送を強制的に停止した。

1591チバQ:2018/02/05(月) 21:08:49
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180205-00000034-jij_afp-int
エクアドル国民投票、大統領再選制限を支持 コレア氏返り咲き阻止へ
2/5(月) 17:52配信 AFP=時事
エクアドル国民投票、大統領再選制限を支持 コレア氏返り咲き阻止へ
エクアドルの首都キトで国民投票の結果を喜ぶレニン・モレノ大統領(2018年2月4日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】エクアドルで4日、大統領の再選を再び制限する規定を盛り込んだ憲法改正の是非を問う国民投票が実施され、賛成票が64%に達した。2021年の次期大統領選で返り咲きを狙うラファエル・コレア(Rafael Correa)前大統領に対し、国民がはっきりと出馬阻止の意思を表明した格好だ。

 再選制限規定は、コレア氏が大統領だった2015年に廃止されていた。今回の国民投票は、敵対する現職のレニン・モレノ(Lenin Moreno)大統領が主導して行われたもので、選挙管理委員会の発表によれば、有権者の64%が大統領の長期政権を阻む規定の復活に賛成票を投じた。

 また、コレア氏が大統領時代に創設した裁判官ら公職者の選定を担う委員会についても、63%が再編に賛成。前大統領の「遺産」といえる制度が事実上一掃される見通しだ。

 今回の投票結果は、深刻な内部分裂に陥った左派与党「国家同盟(Country Alliance)」の支配権をめぐるコレア派とモレノ派の対立で、モレノ氏が勝利したことを意味する。

 選管の発表にわずかに先立ち、モレノ氏は「明確かつ圧倒的な勝利」を宣言。「対立は過去のものとなった。今こそ、団結に立ち返るときだ」と支持者らに語った。【翻訳編集】 AFPBB News

1592チバQ:2018/02/06(火) 19:16:25
https://www.asahi.com/articles/ASL26150QL25UHBI02C.html
モルディブで非常事態宣言 最高裁判事・元大統領ら逮捕
ニューデリー=奈良部健2018年2月6日12時31分
 インド洋の島国モルディブのヤーミン大統領は5日夜、15日間の非常事態宣言を出した。警察は6日、最高裁判事らを逮捕した。容疑は明らかになっていないが、最高裁は1日、大統領に対し、政治犯の釈放や罷免(ひめん)された国会議員の復権を命じていた。ヤーミン氏は命令を無視して最高裁と対立。野党勢力による抗議デモが続いていた。

 地元報道によると、1日の最高裁命令をヤーミン氏が無視したことから、首都マレでデモが起き、治安部隊が参加者を拘束するなど混乱があった。非常事態宣言後には、最高裁判事の他にヤーミン氏の異母兄ながら野党側との協力を強めたガユーム元大統領も逮捕された。

 ヤーミン氏は、政治犯の釈放が年内にも予定されている大統領選に与える影響を懸念しているとされるほか、与党離党後に罷免された議員が復権すれば、与党が国会で過半数を割り込む可能性があった。(ニューデリー=奈良部健)

1593チバQ:2018/02/06(火) 20:24:29
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3161288.html
モルディブで非常事態宣言、元大統領逮捕 政治混迷深まる
08:47AFPBB News

モルディブで非常事態宣言、元大統領逮捕 政治混迷深まる

モルディブの首都マレの最高裁前で警備に当たる治安部隊。現地紙ミハール提供(2018年2月5日撮影)。(c)AFP PHOTO / MIHAARU

(AFPBB News)

【AFP=時事】観光地として有名なインド洋の島国モルディブのアブドラ・ヤミーン大統領は5日、15日間の非常事態宣言を発令した。重武装した軍の部隊が最高裁に突入し元大統領が逮捕されるなど、同国では政治危機が深まっている。

 最高裁は1日、反体制派9人の釈放を命じるとともに、与党を離党して議員の資格を奪われた12人の復職を命じていた。これが実現すれば議会で野党側が過半数を占めヤミーン大統領弾劾の可能性も生じるが、ヤミーン大統領は最高裁の命令に応じることを拒否していた。

 ヤミーン大統領は大統領に就任した2013年以降、敵対する政治勢力のほぼ全員を収監するなど、何年にもわたって反体制派の取り締まりを続けており、モルディブの高級観光リゾート地としてのイメージを傷つけてきていた。

 警察は5日、ヤミーン氏の異母兄であるマウムーン・アブドル・ガユーム元大統領を逮捕した。同氏は主要野党勢力と協力しヤミーン大統領に反対する運動を行っていた。

 ガユーム元大統領の娘ユムナ・マウムーン氏は、ガユーム元大統領が6日午前0時(日本時間同4時)ごろ、首都マレの自宅から連行されたとツイッターに投稿した。ガユーム氏は同国初の民主的な選挙が行われた2008年まで30年にわたって大統領を務めた。

 ガユーム元大統領は警察に連行される直前、支持者に向けたビデオメッセージを撮影し、「私は逮捕されるようなことは何もしていない。皆さん、決意をしっかりと持ち続けてください。われわれは、現在取り組んでいる改革をあきらめることはない」と話していた。この動画はツイッターに投稿された。

 政府報道官は5日声明を発表し、最高裁の命令は国の最高法規である憲法に公然と反抗するものだと主張するとともに、政府は「平穏を促す」意向であり、「この異常な期間を通して」すべての国民と観光客の安全を保証すると強調した。【翻訳編集】AFPBB News

1594チバQ:2018/02/06(火) 20:41:51
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180205-00000058-reut-s_ame
コスタリカ大統領選、保守系がリードも決選投票の公算大
2/5(月) 14:54配信 ロイター
コスタリカ大統領選、保守系がリードも決選投票の公算大
 2月4日、中米コスタリカで大統領選の投開票が行われ、保守系キリスト教の歌手でテレビ司会者のファブリシオ・アルバラド候補(43)が対立候補をリードしているが、当選に必要な得票は見込めず、決選投票が行われる可能性が濃厚になった。写真は同候補者のサポーター達。コスタリカのサンノゼで撮影(2018年 ロイター/Juan Carlos Ulate)
[サンホセ 4日 ロイター] - 中米コスタリカで4日、大統領選の投開票が行われ、保守系キリスト教の歌手でテレビ司会者のファブリシオ・アルバラド候補(43)が対立候補をリードしているが、当選に必要な得票は見込めず、決選投票が行われる可能性が濃厚になった。

選挙管理委員会の発表によると、開票率約70%の時点で、国家復興党のアルバラド氏の得票率は25.2%。与党市民行動党(PAC)のカルロス・アルバラド・ケサダ氏が21.1%で2位。

アルバラド氏は同性婚に反対、一方、ケサダ氏は同性婚の支持を表明している。

開票が進むにつれて対立候補に対するアルバラド氏のリードはやや縮小してきており、決選投票が4月1日に実施される可能性が高い。

1595チバQ:2018/02/06(火) 22:32:01
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180206-00000059-mai-asia
<モルディブ>非常事態宣言を発令 政治犯釈放で強権的対応
2/6(火) 17:35配信 毎日新聞
 【ニューデリー金子淳】世界有数のリゾート地として知られるインド洋の島しょ国モルディブで、最高裁が政治犯9人の釈放などを命じたのを機に政情不安が深まっている。ヤミーン大統領は最高裁の命令を拒否し、5日に非常事態宣言を発令。対立する異母兄のガユーム元大統領と、最高裁長官ら判事2人の身柄を拘束した。政府の強権的な対応に米欧やインドなどが批判の声を上げている。

 現地からの報道によると、最高裁は1日、2015年に反テロ法違反罪で有罪判決を受けた野党指導者、ナシード元大統領(英国に亡命中)ら9人について、政治的に影響された判決だったとして釈放を決定。昨年7月に与党モルディブ進歩党を離反後に議員資格を停止された国会議員12人の復職も命じた。

 議員らが復職すれば与党の進歩党は過半数を割り込み少数与党となるため、政府は「最高裁が大統領を弾劾しようとしている」として命令を拒否。最高裁に従う意向を示した警察庁長官を解任した。

 非常事態宣言は15日間で、治安部隊の権限が強化され、集会の自由など憲法で保障された権利の一部が制限される。外交関係者によると、首都マレでは6日、多数の警官が街中で警戒に当たっているという。大統領府は「国民や外国人訪問客の安全は保障される」としているが、政情不安が続けば治安悪化につながる可能性もある。

 ガユーム氏の独裁が続いたモルディブは08年に民主化され、ナシード氏が大統領に就任。ヤミーン氏は13年の大統領選でナシード氏を破った。就任後、次々と野党政治家を逮捕するなど、強権姿勢を強めてきた。米国務省のナウアート報道官は5日、声明で「法の支配に従い、最高裁の命令を履行すべきだ」と指摘。英国、インドも同様の声明を出した。

1596チバQ:2018/02/07(水) 15:18:11
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20180207k0000e030264000c.html
<ケニア>続く報道機関攻撃 昨年の大統領選巡り混乱

11:19毎日新聞

<ケニア>続く報道機関攻撃 昨年の大統領選巡り混乱
独自に強行した「大統領就任式」で、弁護士を伴って宣誓し、聖書を掲げる野党指導者、オディンガ氏(中央)。式典の中継を巡り主要放送局が放送停止に追い込まれた=ケニア首都ナイロビのウフル公園で2018年1月30日、AP
(毎日新聞)
 【ヨハネスブルク小泉大士】昨年の大統領選挙を巡る混乱が続くケニアで、政府によって主要テレビ局が1週間にわたり放送停止に追い込まれた。ケニア政府は放送の再開を命じた裁判所の決定に従おうとせず、国際社会からも懸念表明が相次いでいる。

 放送停止処分を受けた民放4局は1月30日、野党指導者、オディンガ氏の「大統領就任式」を現場から生中継しようとして、突然放送が遮断された。

 マティアンギ内相は、式典は「政府転覆の試み」であり、「報道機関が違法行為に加担した」と非難した。

 市民団体の申し立てを受け、ナイロビ高裁は1日、ただちに放送停止処分を解除するよう命じたが、政府は応じなかった。

 メディア関係者でつくる「ケニア編集者組合」は、1990年代に1党独裁から複数政党制に移行して以来、「報道機関に対する最もひどい攻撃だ」と政府の対応を批判。NTVとKTNの放送は5日午後に再開されたが、シティズンTVなどは6日夜も放送停止が続いている。

 現職のケニヤッタ大統領とオディンガ氏との事実上の一騎打ちとなった昨年8月の大統領選は、選挙管理当局がケニヤッタ氏の当選を発表したが、オディンガ氏側が票の集計作業に不正があったとして異議を申し立て、最高裁が選挙結果を無効と判断。オディンガ氏がボイコットする中で行われた10月の再選挙でケニヤッタ氏が再選を決めた。これに対し、対決姿勢を崩さないオディンガ氏は「人民の大統領」に就任すると宣言し、先月30日の式典を強行した。

 米国や欧州連合(EU)は、オディンガ氏への不支持を表明する一方で、ケニア政府に対し「表現の自由」を尊重するよう強く要請。国連も裁判所の決定に従うよう促した。

 ケニアのベテラン記者は「(70年代後半から2000年代前半まで続き、独裁と批判された)モイ政権に例える声すらある」と述べ、ケニヤッタ政権による報道機関への圧力が強まっていることに懸念を示した。

1597チバQ:2018/02/07(水) 15:21:20
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-180207X739.html
4月の米州首脳会議、混乱の恐れ=ベネズエラ大統領が出席表明

14:14時事通信

 【サンパウロ時事】ベネズエラのアレアサ外相は6日、ペルーの首都リマで4月13、14両日に開催される米州首脳会議にマドゥロ大統領が出席すると発表した。米州諸国の大半は独裁色が強いマドゥロ氏の政権運営に反発しており、出席が実現すれば混乱が予想される。

 アレアサ氏は「大統領は米州の主権を守り、闘志あふれるペルー国民と会うため、会議に出席する」と説明した。

 ペルーは、マドゥロ政権に民主主義の順守を要求する12カ国で構成する「リマ・グループ」の主導国。同国の国会最大会派のフジモリ派「フエルサ・ポプラル」を含む与野党4党は6日、「ベネズエラでは権力分立や表現の自由が侵害されている懸念がある。マドゥロ政権は国際法廷で裁かれるような罪を犯している」と指摘。政府にマドゥロ氏を「ペルソナ・ノン・グラータ」(好ましからざる人物)に指定するよう求めた。ガラレタ国会議長も政府に出席を拒否するよう求めた。

1598チバQ:2018/02/11(日) 18:56:00
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASL2B10PCL29UHBI03T.html
非常事態宣言のモルディブでテレビ局閉鎖 脅迫相次ぐ

02月10日 17:29

 政府と野党側の対立が深まるインド洋の島国モルディブで、同国最大手で独立系のニュース放送局ラージェTVが8日夜、放送を停止した。地元メディアなどが報じた。ヤーミン政権による5日の非常事態宣言以降、放送局への放火や記者への暴力などの脅迫が相次いだためだ。

 同局は2013年の大統領選の前にも放火されており、「社員の安全のため放送を停止する以外に選択肢がなくなった」としている。地元記者は取材に「インターネットも遮断される恐れがある」と話した。

 一方、インド外務省などによると、9日夜、AFP通信の記者2人が首都マレで逮捕されたという。インド政府が確認を急いでいる。

 モルディブでは、最高裁が1日、野党のナシード元大統領(英国に亡命中)ら政治犯9人を無罪とし、政治犯の釈放や罷免(ひめん)された国会議員の復権を命じた。ヤーミン大統領がこの命令を無視したことに野党側が反発、抗議デモが起きた。ヤーミン大統領は5日に非常事態宣言を出し、集会の自由などを制限。警察は最高裁判事2人を逮捕した。こうした事態を受け、ナシード氏は密接な関係を持つインドに、ヤーミン大統領は関係を強めてきた中国に支援を求め、対立と混乱が深まっている。(ニューデリー=奈良部健)

1599チバQ:2018/02/12(月) 00:52:39
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180211-00000011-san-m_est
南ア大統領窮地 腐敗体制批判の与党内から辞任圧力

2/11(日) 7:55配信��
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南アフリカの政権をめぐる主な経緯(写真:産経新聞)

 【カイロ=佐藤貴生】南アフリカでズマ大統領(75)に対する辞任圧力が強まっている。汚職など数多くの疑惑を抱えながら、持ち前の粘り腰で政治生命の危機を乗り切ってきたズマ氏だが、出身母体の与党、アフリカ民族会議(ANC)からも辞任するよう説得する動きが出ており、土俵際に追い込まれつつあるようだ。

 ロイター通信によると、副大統領でANC議長を務めるラマポーザ氏(65)は9日、「緊急の問題」があるとして行事への出席を取りやめ、ズマ氏との辞任をめぐる協議が山場を迎えたとの観測が出た。ラマポーザ氏は最近、ズマ氏と直接会談したとし、近く結論を出すとの意向を示していた。

 何度も苦境をくぐり抜けてきたズマ氏だが、腐敗した体制を批判するラマポーザ氏が昨年12月、ANCの議長選で勝利。任期終了を待たずズマ氏に退陣するよう迫ってきた。22日に不信任決議案の採決が行われることも決まり、これまでと違いANCの有力者の中からも賛成に回る者が出るといわれる。

 ANCは、アパルトヘイト(人種隔離)を終結に導いた立役者のマンデラ氏が議長を務めた名門政党。ズマ氏も17歳のときにANCに加わり、黒人解放運動の闘士として活躍した。しかし、権力を握るにつれて金権体質に染まった。

 ズマ氏は2009年に大統領に就任し、現在2期目(3選は禁止)。故郷の私邸を改修してプールや劇場、家畜の飼育場などを造ったが、裁判所は16年、公金を流用したとして総額2億5千万ランド(約23億円)のうち一部の返還を命じた。インド系富豪との癒着疑惑も浮上している。05年には兵器取引をめぐり多額の賄賂を受け取った疑いで副大統領を解任されたほか、婦女暴行の罪でも起訴された。

 南アは順調な経済成長を遂げ、中露などと並んで「BRICS」(新興5カ国)の一角を占めてきたが、ズマ氏の統治の下で失業率は28%に上り、若年層に限れば5割を超えるとの見方もある。経済低迷が民衆の暮らしを圧迫、反政府デモが日常化していた。

1600チバQ:2018/02/12(月) 00:53:50
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180210-00000094-jij-asia
インド洋の楽園混乱=非常事態宣言、最高裁長官を拘束―モルディブ

2/10(土) 19:37配信��
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 【ニューデリー時事】新婚旅行先として日本でも人気の「楽園」として知られるインド洋の島国モルディブで、政治混乱が続いている。

 最高裁が、投獄されていた野党政治家らへの有罪判決破棄を決め、政敵の復権に危機感を抱いたヤミーン大統領が強権を発動。非常事態が宣言され、最高裁長官らが拘束された。

 最高裁は1日、ヤミーン氏の就任後の2015年、反テロ法違反罪で有罪判決を受けたナシード前大統領(16年に亡命)ら野党政治家9人への判決を破棄した。罷免された政治家12人の復権も命令した。ナシード氏らへの判決は「政治的動機」に影響されていたと最高裁は結論付けた。

 命令が実施されれば、議会で与野党勢力が逆転したり、今年予定されている大統領選にナシード氏が出馬したりする事態が想定される。いずれもヤミーン氏には受け入れ難く、命令を拒否すると表明した。

 これを受け野党支持者のデモが激化したが、大統領は5日、期間15日間の非常事態を宣言。治安部隊を最高裁に突入させて長官を捕らえ、強硬姿勢をあらわにした。さらに、ヤミーン氏の異母兄で野党に協力的なガユーム元大統領らも次々拘束した。

 これに屈した最高裁は6日、「大統領の懸念を考慮」し、1日の決定を撤回した。国連や米国などはヤミーン氏の強権姿勢を憂慮する声明を出している。

 一方、シルクロード経済圏構想「一帯一路」でモルディブと協力関係にある中国は対照的だ。外務省の耿爽・副報道局長は8日、モルディブの混乱について「内政問題であり、モルディブの主権を尊重すべきだ」と国際社会の干渉をけん制している。

 首都マレ一帯では、野党支持者と治安部隊との衝突も発生。在モルディブ日本大使館は、邦人観光客に警戒を呼び掛けている。

1601チバQ:2018/02/12(月) 18:21:35
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180212-00000050-mai-int
<コロンビア>進まぬ難民数十万人の帰還 内戦終結1年超
2/12(月) 17:34配信 毎日新聞
<コロンビア>進まぬ難民数十万人の帰還 内戦終結1年超
FARCへの恐怖を語るコロンビア難民のクリスチアーノさん=2017年12月22日、サンパウロで山本太一撮影
 【サンパウロ山本太一】2016年末に左翼ゲリラ「コロンビア革命軍(FARC)」と政府との内戦が終わったコロンビア。終戦から1年以上がたっても内戦中に国外に逃れた難民数十万人の帰還は進んでいない。その一人で、サンパウロで暮らす元木材輸出会社社長クリスチアーノさん(42)が、FARCに誘拐された状況や恐怖心が消えない心境を証言した。帰還の難しさが浮き彫りになっている。

 「FARCのメンバーだ」。14年秋、クリスチアーノさんがコロンビア北部モンテリバノで木材を積んだトラックを運転中、トラック2台から降りてきた男数人に囲まれた。銃を突きつけられ、暴行されトラックに押し込まれた。数時間の移動後、森の中で自身の銀行口座の明細を示され「十分払えるな」と現金を要求された。

 FARCは同時に、妻マリアさん(38)と幼い娘2人がいた南部パストの自宅に押し入っていた。脅されたマリアさんが約1カ月間、毎日現金を下ろして身代金計50万ドル(約5400万円)を払い、クリスチアーノさんは解放された。

 誘拐中、食事はなかった。水が渡されるだけでクリスチアーノさんの体重は約170キロから約110キロに減少。「尿を飲まされたこともあった。精神的に崩壊させるのがFARCの手口だ」と話す。

 FARCに目をつけられたのは、もともとみかじめ料として提供していた月5000〜1万ドルの支払いをやめたからだ。メンバーから「何が起こるか分かるな」と脅され、身の危険を感じたクリスチアーノさんは家族を残し国内を転々とした。それでも、モンテリバノに引っ越した2日後に居場所を見つけだされ、誘拐された。違法組織や警察、銀行などとの癒着がはびこるコロンビアでは、組織の内部情報流出は珍しくないという。

 クリスチアーノさんが自宅に帰っても、メンバーは妻らを人質に立てこもっており、警察の指示でレストランにおびき出した。そこで警察とFARCの間で銃撃戦となり、FARCの司令官が死亡。仕返しを恐れた一家は国外に避難した。

 ベネズエラを経由して14年末、サンパウロにたどり着いた。「やっと解放され、自由になった気がした」と振り返る。約5カ月前から難民支援策の一環で採用された自動車メーカーで働く。

 FARCは武装解除したが、一部はゲリラ活動を続ける。コロンビアに残る親族とはメンバーに情報が漏れるのを恐れ連絡をとっていない。「恐怖は一生続くと思う。帰りたいという気持ちは全くありません」

 政党「人民革命代替勢力」に生まれ変わったFARCは3月の国会議員選挙、5月の大統領選にのぞむ。だが、今月9日には選挙活動に対する抗議デモの高まりを受け、治安上の理由から活動を中断すると発表した。「彼らがやったことを忘れて『武器を捨てる』と言われても納得がいかない」。

1602チバQ:2018/02/13(火) 23:14:52
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20180214k0000m030163000c.html
<南アフリカ>与党、不信任案同調へ ズマ大統領週内退陣か
21:37毎日新聞

 【ヨハネスブルク小泉大士】汚職疑惑が絶えない南アフリカのズマ大統領は12日夜、来年の総選挙までの任期を待たずに即時退陣を迫った与党アフリカ民族会議(ANC)の要求を拒否した。これに対し同党は、ズマ氏解任の手続きに入り、今週中に国民議会(下院)で不信任決議案を成立させる構え。退陣の時期を巡るギリギリの攻防が続いている。

 同党は12日、最高意思決定機関の全国執行委員会を招集し、ズマ氏に対し「48時間以内」の辞任を求めることを決定。ラマポーザ副大統領らが同日夜、ズマ氏と会談した。地元メディアによると、ズマ氏は辞任までに3カ月間の「周知期間」を設けることなどを要求し、即時退陣は拒否したという。

 南アの大統領は国民議会で選出。野党は22日の不信任案審議を前倒しするよう主張している。6割の議席を占めるANCが賛成に回れば可決される。

 ズマ氏は昨年12月にANCの議長を退任。反ズマ派の支持を受けたラマポーザ氏が新議長に就任して以降、党内で急速に辞任圧力が強まっていた。

 ラマポーザ氏は先週から「権限移譲」を巡ってズマ氏との交渉を続け、8日に予定されていた一般教書演説などの日程が次々と白紙に。この問題に最終的な結論を出すために開かれた全国執行委員会は13時間に及んだ。

 ズマ氏は2009年の大統領就任前から汚職関与が取りざたされ、2期の在任中もインド系富豪との癒着が報じられるなど「権力の私物化」に対する批判が噴出していた。

1603チバQ:2018/02/14(水) 18:39:04
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20180214-567-OYT1T50039.html
独裁色強まるベネズエラ、大統領選前倒し強行へ
14:44読売新聞

 【リオデジャネイロ=田口直樹】南米の産油国ベネズエラで、反米左派のマドゥロ大統領が独裁色を強めている。

 7日には政権の影響下にある選挙管理当局が野党や周辺国の反対を押し切り、大統領選を4月22日に行うと決めた。4月に一部の国債などが債務不履行(デフォルト)に陥る懸念もくすぶる中、選挙強行で同国の政治・経済の混乱に拍車がかかりそうだ。

 ◆野党連合の参加禁止

 「選挙に勝利し、国民が豊かになれる経済モデルを築き上げる」。マドゥロ氏は大統領選候補者としての擁立が決まった2日、与党・統一社会党の党大会で2期目への意欲を強調した。

 大統領派で固めた国権の最高機関・制憲議会は1月下旬、当初12月に予定されていた大統領選を大幅に前倒しして4月末までに実施すると決定。その2日後には、政権寄りの最高裁が、統一候補擁立を模索していた野党連合の選挙参加を禁じた。有力な野党指導者も軟禁下に置かれるなどしており、マドゥロ氏の再選は確実な情勢だ。

 マドゥロ氏には、財政が破綻したり、野党の選挙態勢が整ったりする前に大統領選に持ち込みたいとの考えがあるとみられる。ブラジル、アルゼンチンなど中南米諸国や野党勢力は「正当性を欠いた選挙だ」と批判しているが、同氏は無視する構えを崩していない。

1604チバQ:2018/02/14(水) 18:40:12
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASL2D26GML2DUHBI001.html
自宅改装に公金・暴行…元闘士・南ア大統領、疑惑で窮地
00:18朝日新聞

自宅改装に公金・暴行…元闘士・南ア大統領、疑惑で窮地
ズマ大統領を巡る疑惑
(朝日新聞)
 アフリカ経済を引っ張ってきた南アフリカが、ズマ大統領(75)の進退を巡って揺れている。アパルトヘイト(人種隔離)政策の廃止に貢献した元闘士として大統領に就いたものの、汚職疑惑が相次ぎ人気が低迷。来年の総選挙が迫る中、与党アフリカ民族会議(ANC)内からも辞任要求の声が上がっている。

 ANCの最高政策決定機関である全国執行委員会は13日未明にかけて約13時間にわたって臨時会合を開催。ズマ氏が辞任に応じなければ解任する方針を決めた。ズマ氏は南アフリカや中国などの首脳が出席する7月のBRICSサミットへの出席などのため、「3カ月〜半年の時間が欲しい」と求めたといい、辞任に応じるかは不透明だ。

 次期大統領として有力視されるラマポーザ副大統領(65)は11日、「(ズマ氏からの)権限移行を議論している。国民がこの問題の解決を望んでいるのは分かっている」と演説した。

 野党の辞任要求も強まっており、22日には不信任投票が予定されている。ズマ氏への不信任投票はこれまでも繰り返し実施され、いずれも否決されてきたが、今回はANCから離反者が相次ぐ可能性がある。

 2009年に大統領に就任したズマ氏は、数百とも言われる汚職疑惑で批判されている。プールや劇場などがある自宅の改装費で約2億4600万ランド(約22億3千万円)の公金を使ったとされるほか、武器取引を巡る金銭の授受疑惑などがある。ズマ氏が権力の座に固執するのは辞任後の訴追を恐れているからとみられる。

1605チバQ:2018/02/15(木) 11:23:53
http://www.sankei.com/world/news/180215/wor1802150018-n1.html
2018.2.15 10:13

黒人解放の闘士、過去の名声汚した末の退場 南ア・ズマ大統領辞任
 【カイロ=佐藤貴生】南アフリカのズマ大統領(75)が辞任を表明した。アパルトヘイト(人種隔離)打倒を目指す黒人解放運動の闘士として脚光を浴びたが、権力を握ってからは汚職疑惑にまみれ、辞任を拒み続けて国民の反感を買った。昨年11月に辞任に追い込まれた隣国ジンバブエのムガベ前大統領と同様、過去の名声を汚した末の退場となる。

 ズマ氏は17歳でアフリカ民族会議(ANC)に加わり、軍事部門「民族の槍」の構成員となった。監獄島ロベン島での10年間の獄中生活も経験した。ANCはアパルトヘイト廃止後の政局で主要な地位を占め、ネルソン・マンデラ氏も議長を務めた名門政党だ。

 しかし、ズマ氏をめぐっては、2009年の大統領就任前からさまざまな疑惑が浮上。05年には兵器取引をめぐり多額の賄賂を受け取った疑いで副大統領を解任されたほか、知人女性をレイプした罪でも起訴された。

 その後も金権体質には歯止めがかからず、故郷の私邸を改修した際には多額の公金を流用したとして、裁判所は16年に一部の公金の返還を命じた。ズマ氏と癒着を深めたインド系富豪は、閣僚任命などにも影響力を及ぼしたとされる。

 ジンバブエで軍が事実上のクーデターに踏み切り、ムガベ氏を自宅で軟禁した際には、調停する意思を示したズマ氏。しかし、昨年12月に腐敗した体制を批判するラマポーザ副大統領(65)がANC議長に選出されてから急速に求心力を失い、ムガベ氏の辞任からわずか約3カ月後に同氏の後を追う形となった。

1606とはずがたり:2018/02/15(木) 14:14:12
南アフリカにブラジルにベネズエラと途上国は何処も滅茶苦茶だなあ。。┐('〜`;)┌

1607チバQ:2018/02/15(木) 21:51:32
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20180216k0000m030134000c.html
<南ア大統領辞任表明>与党へも不満高まり 総選挙控え引導
21:14毎日新聞

 【ヨハネスブルク小泉大士】南アフリカのズマ大統領は14日、来年の任期満了を待たずに辞任すると発表した。アフリカ屈指の経済大国であり、BRICS(新興5カ国)の一角を占める南アだが、約9年のズマ政権下で金権体質がはびこり、経済成長率も鈍化。ラマポーザ次期大統領は早期にズマ氏に引導を渡し「新生南ア」を国内外にアピールする必要があった。

 ズマ氏は故マンデラ元大統領と共に白人政権下のアパルトヘイト(人種隔離)体制を打倒した元闘士だが、2009年の大統領就任前から知人女性に対するレイプ疑惑や武器不正調達にからんだ783件の容疑で捜査対象になっていた。

 就任後も故郷の私邸改修に多額の公費を流用したことが問題になった。親しいインド系富豪のグプタ家が閣僚人事に介入したり、国営企業との間で次々と有利な契約を結んでいたりした疑惑も発覚した。

 在任中、資源価格の下落もあり経済成長は大幅に減速し、失業率も高止まり。市場からは不合理な政権運営を続けるズマ氏こそが「リスク要因」とみなされ、来年の総選挙を前に与党アフリカ民族会議(ANC)に対する国民の不満もかつてないほどに高まった。

 一方のラマポーザ氏は、1月のダボス会議で、腐敗体質にメスを入れ投資環境の改善に取り組む姿勢を国際社会にアピール。国内でも汚職の温床となっていた国営企業の役員が次々更迭され、司法当局も一連の疑惑に関する「グプタゲート」の捜査に乗り出した。

 「潮目が変わった」(政治評論家)ことでズマ氏の辞任は不可避との見方が広がり、退陣の道筋が焦点に。渋るズマ氏に対し、いかに引導を渡すかが、次期ラマポーザ政権の今後を占う「試金石」として注目を集めた。

 白人政権との民主化交渉で手腕を発揮したラマポーザ氏は当初、「ズマ氏に恥をかかせてはいけない」と繰り返し、ズマ派にも配慮して党の分裂回避を優先する慎重な姿勢だった。だが、退陣交渉が長引くにつれ、ラマポーザ氏の姿勢は国民に「弱腰」と映るようになった。このため、新政権への期待が失望に転じる前に手を打つ必要に迫られたラマポーザ氏は、11日の故マンデラ氏生誕100周年集会で「節目を新たな始まりの機会とする」と強調し、党の全国執行委員会を緊急招集。大統領職からの「解任」を決めてズマ氏を辞任に追い込み、南ア再生に向けた「最初の難関」を辛うじてクリアした。

1608チバQ:2018/02/15(木) 21:51:59
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20180216k0000m030132000c.html
<南ア大統領辞任>ズマ氏解任必至、追い込まれ
21:12毎日新聞

 【ヨハネスブルク小泉大士】南アフリカのズマ大統領(75)は14日、辞任を表明し15日、国会で辞任が承認された。与党アフリカ民族会議(ANC)の辞任勧告に激しく抵抗したが、不信任案成立が不可避となり辞任を余儀なくされた。下院は15日、ラマポーザ副大統領(65)を新大統領に選出した。

 ズマ氏は約30分間の国民向けテレビ演説で、正当な理由もなく辞任を迫られたと不満を繰り返したが、最後に「ずっと組織の方針に従ってきた」と述べ、自ら身を引くことで政争に終止符を打つ考えを示した。

 汚職疑惑が絶えないズマ氏は昨年12月にANCの議長を退任。来年の総選挙を前にイメージ刷新を目指す与党内からは辞任圧力が急速に強まっていた。

 党の新議長に就任したラマポーザ氏らが、円滑な「権限移譲」に向け説得を重ねたがズマ氏が拒否したため、ANCは大統領職からの「解任」を決定。15日に下院で不信任投票を行うことが決まり、ズマ氏は1年以上の任期を残して辞任か、不信任決議による退陣かの二者択一を迫られていた。

 ズマ氏は2009年に大統領に就任。就任前から汚職関与が取りざたされ、2期9年に及んだ在任中もインド系富豪との癒着が暴露されるなど「権力の私物化」が問題になっていた。

 大統領に昇格するラマポーザ氏は、黒人解放運動を率いた故マンデラ元大統領の下、アパルトヘイト(人種隔離)体制撤廃と民主化に向けた白人政権との交渉を妥結に導いた中心人物として、その実務能力が高く評価され、マンデラ氏も自らの後継者に望んだとされる。市場は新政権誕生を歓迎しており、政府や党内の腐敗体質にメスを入れ、低迷する経済を再び成長軌道に乗せることを期待している。

1609チバQ:2018/02/15(木) 21:56:11
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20180216k0000m030059000c.html
<ジンバブエ>ツァンギライ元首相が死去 独裁体制に抵抗
19:07毎日新聞

<ジンバブエ>ツァンギライ元首相が死去 独裁体制に抵抗

ツァンギライ元ジンバブエ首相=2017年11月撮影、AP

(毎日新聞)

 【ヨハネスブルク小泉大士】アフリカ南部ジンバブエの最大野党、民主変革運動(MDC)議長のモーガン・ツァンギライ元首相が14日、大腸がんのため隣国南アフリカの病院で死去した。65歳だった。党幹部が同日夜、明らかにした。

 ツァンギライ氏は昨年11月に辞任したムガベ前大統領(93)の最大の政敵だった。絶えず逮捕や暗殺の危険にさらされながらも独裁体制に抵抗を続け、国民の支持を集めた。

 ジンバブエでは6月ごろにムガベ氏退陣後初めての総選挙が予定される。政権交代を目指す野党は分裂状態にあり、「民主化運動の象徴」の死去は大きな打撃となりそうだ。

 ツァンギライ氏は2008年の大統領選で首位に立ったが、支持者が当局の激しい弾圧を受けて決選投票から撤退。翌年、南アの仲介で誕生した連立政権の首相に就任した。

1610チバQ:2018/02/17(土) 10:59:53
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018021601032&g=int
豪政権、亀裂あらわ=副首相の不倫騒動きっかけ


15日、キャンベラで議会に出席するオーストラリアのターンブル首相(手前)とジョイス副首相(EPA=時事)

 【シドニー時事】オーストラリアのジョイス副首相は16日、不倫が発覚した同氏を批判したターンブル首相の発言を「不適切だ」と逆に非難し、辞任も拒否した。不倫騒動をきっかけに政権内の亀裂が浮き彫りになっている。
 ジョイス氏は、ターンブル首相率いる自由党と与党連合を組む国民党の党首。ジョイス氏の不倫は、大衆紙が今月、妊娠した相手の女性の写真を載せたことで露呈し、政界に波紋を広げた。
 ターンブル首相は15日、ジョイス氏について「衝撃的な判断ミス」を犯したと批判。「自身の立場を考える必要がある」と述べ、ジョイス氏に辞任するよう暗に求めた。
 これを受けジョイス氏は16日、記者団に対し、首相の発言が「さらなる被害をもたらした」と語り、騒動を拡大させたと不快感を表明した。辞任要求に関しても「いかなる職務であれ、個人的な問題で辞めるべきではない」と突っぱねた。(2018/02/16-18:51)

1611チバQ:2018/02/18(日) 13:19:07
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180217-00000058-mai-m_est
<エチオピア>政府が非常事態宣言を発令 最大州でスト
2/17(土) 18:27配信 毎日新聞
 【ヨハネスブルク小泉大士】エチオピア政府は16日、非常事態宣言を発令した。AFP通信などが報じた。国内最大州である南部オロミア州で政治犯釈放を求めるストなどが続き、前日にはハイレマリアム首相が突然辞意を表明していた。

 国営放送は、非常事態宣言の閣議決定について「通常の治安対応では秩序が維持できないと判断した」と伝えた。国防相は17日、非常事態の期間を6カ月とすることを明らかにした。

 オロミア州は反政府デモの中心で、最大民族オロモ人の間では少数民族ティグレ人らに政権を掌握され、疎外されてきたとの不満が根強い。政府は14日、同州で発生した政治犯釈放を求めるストを受け、オロモ人の政治家ら数百人を釈放した。

 また翌日には、ハイレマリアム氏が2015〜16年の反政府デモで数百人が死亡した責任を取って辞意を示した。ロイター通信によると、16年10月にも非常事態が宣言され、10カ月後に解除されるまでに約2万9000人が拘束されたという。

1612チバQ:2018/02/18(日) 13:19:32
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180217-00000024-san-m_est
南ア大統領退陣 中国の資源外交に影響は
2/17(土) 7:55配信 産経新聞
 ■アンゴラ、ジンバブエ…親密な政権、相次ぎ交代

 【カイロ=佐藤貴生】南アフリカのズマ大統領(75)の辞任は、アンゴラやジンバブエで政権が交代したアフリカ南部の昨年の流れを受け継ぐ形となった。3カ国はいずれも中国との経済的な結びつきが強いという共通点があり、政権交代が中国のアフリカ投資にどう影響するかが注目される。

 ◆非民主的で汚職体質

 南アのインターネットメディア「IOL」などによると、ズマ氏は1月初旬、中国と国交を結んで20年になるのを機に中国側に祝電を送り、「ウィンウィンの関係」のさらなる発展を呼びかけた。

 2015年には習近平国家主席が南アを訪問。南アは中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)の創設メンバーだ。金やレアメタル(希少金属)、ダイヤモンドを産出する資源の豊富な国土を持ち、鉱物資源輸出への依存度が高い。最大の貿易相手国は中国だ。

 ジンバブエで昨年11月、軍の事実上のクーデターを発端に権力の座から追われたムガベ前大統領も、中国と親密な関係を築いていた。ジンバブエも金やニッケル、ダイヤモンドなどの資源を有する。

 さらに昨年、アンゴラでも1979年から大統領を務めてきたドスサントス氏が退任した。アンゴラは中国が原油を輸入するアフリカ最大の国だ。

 これらの国々は、地下資源が豊かであるほか、政権は非民主的、あるいは汚職体質だ-などと指摘されてきた。

 長期政権で腐敗した首脳が、世論の批判により退場を迫られる事態が相次いでいるアフリカでは、こうした流れが他の国に影響を及ぼす可能性もある。アフリカでの資源確保に躍起になる中国にとっても、ひとごとでは済まされない事態とみられる。

1613チバQ:2018/02/19(月) 14:41:16
https://mainichi.jp/articles/20180219/k00/00m/030/048000c
ナイジェリア
自爆テロで20人死亡 ボコ・ハラム犯行か
毎日新聞2018年2月18日 19時12分(最終更新 2月18日 19時12分)
【ヨハネスブルク小泉大士】ナイジェリア北東部ボルノ州の州都マイドゥグリ郊外で16日、3件の自爆攻撃があり、少なくとも20人が死亡し、約70人が負傷した。イスラム過激派ボコ・ハラムによる犯行とみられる。AP通信などが報じた。

 現場は州都の南東約35キロにあるコンドゥガの魚市場。3件とも実行犯は女とみられ、夜市で買い物客を装って自爆したという。

 ボコ・ハラムは誘拐した女性や子供の体に爆発物を装着し、人混みで自爆を強制するテロを繰り返している。

1614チバQ:2018/02/22(木) 16:08:58
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-180222X479.html
ベネズエラ野党連合、大統領選ボイコット=マドゥロ氏再選確実に
09:09時事通信

 【サンパウロ時事】南米ベネズエラの国会で多数を占める野党連合「民主統一会議」(MUD)は21日、独裁色を強めるマドゥロ大統領寄りの中央選管当局が設定した4月22日の大統領選について「(公正な選挙を担保する)条件が整わない限り、われわれの参加は当てにしないでほしい」として、ボイコットする方針を決めた。マドゥロ氏は出馬を表明しており、再選がほぼ確実な情勢だ。

 MUDは声明で「4月22日の行事は、苦しんでいる国民にありもしない合法性を示そうとする政権側のショーにすぎない」と非難。選挙の透明性を確保した上で、今年後半に延期するよう求めた。一方、マドゥロ氏は「野党側は負けるから選挙を妨害したがっている」と主張した。

 マドゥロ氏の任期は来年1月まで。選挙は当初、今年12月ごろに行われるとみられていたが、政権寄りの全国選挙評議会(CNE)は今月になって、4月22日の実施を決めた。

1615チバQ:2018/02/22(木) 16:10:38
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1802220002.html
大衆迎合台頭… 選挙イヤーの中南米大統領選を占う
00:29産経新聞

 中南米では今年、地域大国であるブラジル、メキシコに加え、コロンビア、ベネズエラ、コスタリカ、パラグアイの6カ国(総人口約4億2千万人)で大統領選が行われる。左派系ポピュリズム(大衆迎合)の台頭、経済混乱、内戦終結をめぐる是非…。中南米全体(約6億1千万人)の約3分の2の人口を占める国々の選択は、周辺情勢にも大きな影響を与えることになりそうだ。(ロサンゼルス 住井亨介)

■ブラジル-本命のルラ氏追う「トランプ」に脚光

 10月に大統領選が実施されるブラジルでは、返り咲きを目指し、本命候補とされていたルラ元大統領(72)が汚職事件の2審で有罪判決を受け、先行きが不透明となり始めた。その中で注目を集めているのが、過激な発言で「ブラジルのトランプ」と異名をとる元軍人の右派、ボウソナロ下院議員(62)だ。

 世論調査会社「ダタ・フォーリャ」が1月末に実施した支持率調査では、有罪判決を受けたばかりのルラ氏が34%でトップ。大きく離されながらもボウソナロ氏は16%で続いてみせた。

 軍事政権時代(1964〜85年)に軍人だったボウソナロ氏は「治安が良かった」などと同時代を称賛。中国に経済的依存を強める左派政権を批判し、台湾との関係を重視する。

 女性議員への侮辱的な発言などで物議を醸す一方、ソーシャルメディアでの情報発信を得意とし、フェイスブックのフォロワーは520万人超に上る。トランプ米大統領との類似点もあって人気を集めるボウソナロ氏だが、勝機を見いだせるのはルラ氏が出馬しないという条件下だ。

 ブラジルの法律では2審で有罪判決を受ければ選挙に立候補できなくなるとされている。だが、規定をめぐっては異なる法解釈があり、判決に異議を唱えるルラ氏に立候補の扉が完全に閉ざされたわけではない。

 2003〜10年に大統領を務め、16年のリオデジャネイロ五輪招致の立役者となったルラ氏は労働者階級出身で、在任中の貧困層への手厚い政策で今も人気が高い。同氏の出馬有無が情勢を左右するため、混迷は候補者登録が行われる夏まで続くとみられている。

 一方、選挙熱の高まりとともに懸念されているのがソーシャルメディアなどによる「フェイク(偽)ニュース」の影響で、米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)によると、警察当局は大統領選に向けてフェイクニュースを取り締まる特別チームを設置、対策を進めている。だが、候補者らが自身に都合の悪い情報を「フェイクニュース」と非難する傾向もみられ、表現の自由との兼ね合いから議論もある。

■メキシコ-「米国第一」反対、左派党首リード

 ペニャニエト大統領の任期満了に伴って7月に選挙が予定されているメキシコ。すでに事実上の選挙戦が始まっており、現時点では、新興左派政党「国家再生運動(Morena)」党首のオブラドール元メキシコ市長(64)がリードしている。

 2000〜05年にメキシコ市長を務め、大統領選にも過去2回出馬したことから知名度は抜群で、年金増額や奨学金の拡充といった大衆迎合的な政策を掲げ、トランプ米政権に対して強硬姿勢を示すなどして人気を集める。

 治安悪化など現政権に向けられた国民の不満も追い風となっており、メキシコ初の左派政権誕生の可能性も指摘され始めた。

 地元紙「エコノミスタ」の調査(1月)ではオブラドール氏の支持率は23・6%。最大野党で中道右派「国民行動党(PAN)」と有力野党の中道左派「革命民主党(PRD)」との統一候補、アナヤ前PAN党首(38)が20・4%と続き、中道右派の与党「制度的革命党(PRI)」から出馬するミード前財務公債相(48)は、知名度不足に加え党幹部や所属の州知事による汚職が足かせとなり、18・2%と3位に甘んじている。

 こうした中で早くも「選挙後」を懸念する声も出ている。「米国第一主義」を掲げるトランプ政権に対して「思い知らせてやる」と強硬姿勢を示すオブラドール氏は、現政権が進める米国との北米自由貿易協定(NAFTA)の再交渉について「やり直す」と繰り返しており、投資家らに不安が広がる。

 今年の地政学上の10大リスクで4位にメキシコを挙げた調査会社「ユーラシアグループ」は、「NAFTAの将来が不確かならメキシコに重大な市場リスクを招く」と指摘している。

1616チバQ:2018/02/22(木) 16:10:53
■コロンビア-和平合意争点、左派系2氏決選か

 コロンビアでは、左翼ゲリラのコロンビア革命軍(FARC)との半世紀以上にわたる内戦を2016年に終結、和平合意を導いたことでノーベル平和賞を受賞したサントス大統領の任期満了に伴い、5月に選挙が行われる。

 調査会社「インバメル」の世論調査(1月)では、元ゲリラで左派のペトロ前ボゴタ市長(57)が23・5%で首位に立ち、中道左派のファハルド元アンティオキア県知事(61)は20・2%、中道右派のバルガス前副大統領(56)は15・6%などと続いている。

 現時点ではいずれの候補も第1回投票で過半数を制するのは難しいとみられるが、左派系2候補のどちらかが決選投票に進めば、左派内での連携により同国初の左派系大統領が誕生する可能性がある。

 ただ、低迷する経済のほか治安対策などでは有権者が短期的視点で投票する傾向があり、候補者間の訴えに差が生まれにくい。

 その中で国民の間で評価が分かれ、決選投票で最大の争点になるとみられるのが和平合意の是非だ。

 和平合意をめぐっては、「同国政界の『ゴッドファーザー』的な存在」(現地外交筋)とされ、中道右派の民主中道党を率いるウリベ前大統領が反対し、合意内容の撤廃や変更を主張している。

 長くゲリラとの戦闘下で苦しんだ農村部の有権者が「和平やむなし」とする一方、直接の被害が少なかった都市部では、FARCの政治参加やメンバーへの減刑といった合意内容に反対が根強い。右派系が候補を統一化し、こうした声を広く受け止められれば、選挙戦の構図が一変する。

■ベネズエラ-現職マドゥロ氏、政敵排除

 経済、政治が混迷しているベネズエラでは、今年後半の予定だった大統領選が4月22日に前倒し実施されることが決まった。反米左派のマドゥロ大統領(55)は可能性が高まっている財政破綻を前に再選を図る算段とみられ、政敵排除などを着々と進めている。

 ベネズエラの2017年のインフレ率は2616%(国会発表)で、国際通貨基金(IMF)は今年のインフレ率が1万3千%に達するとみている。世界有数の産油国ながら施設の老朽化などで産油量が減少し、経済危機は深まっている。

 同国が4月に14億ドル(約1544億円)以上の国債利払いなどの返済期限を迎えることや、野党側が分裂状態にある状況を勘案し、政権維持を図るため前倒ししたとみられている。

 マドゥロ政権はこれまで、さまざまな形で野党勢力の弱体化を進めてきた。野党主要3党は昨年の自治体首長選をボイコットしたとして政党資格を取り消されたうえ、3党を含む野党連合「民主統一会議(MUD)」の大統領選参加を認めない決定もなされた。

 候補者となりうる人物の排除も進んでいる。過去2回の大統領選で統一候補だったカプリレス元ミランダ州知事(45)が被選挙権を剥奪され、故チャベス前大統領の側近ながらマドゥロ氏に批判的だったラミレス国連大使(54)は更迭された。

 野党による候補擁立が困難になってマドゥロ氏再選が現実味を増す中、国民にはあきらめムードが漂う。

1617チバQ:2018/02/22(木) 21:25:54
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20180223k0000m030032000c.html
<ベネズエラ>野党連合が4月の大統領選ボイコットへ
18:07毎日新聞

 【サンパウロ山本太一】南米ベネズエラの野党連合「民主統一会議」は21日、公平な実施を期待できないとして統一候補を擁立せず、4月22日の大統領選をボイコットすると発表した。これにより、マドゥロ大統領の再選の可能性が高くなった。与党「統一社会党」は2020年予定の国会議員選を大統領選と同日実施することを検討しており、独裁体制強化の恐れが出てきた。

 野党連合は声明で大統領選について「合法性を示そうとするショーにすぎない」と批判した。13年の大統領選で小差でマドゥロ氏に敗れた野党連合のカプリレス元ミランダ州知事(45)は公職就任を禁止されるなど有力候補の立候補は難しくなっていた。

 マドゥロ政権は今月7日、12月に実施される予定だった大統領選を大幅に前倒しすると発表。マドゥロ氏が自身に有利になるよう、野党連合の準備が整う前に設定したとみられる。

 一方、ディオスダド・カベジョ統一社会党副党首は20日、国営テレビで「野党が(過半数を)支配する国会は機能していないので選挙の必要がある」と述べ、大統領選と国会議員選の同時実施を提案した。マドゥロ氏も賛成しており、近く正式決定される見通し。

 前回15年12月の国会議員選では、野党連合が過半数を占めて三権の一つを支配。17年4〜7月の連日の抗議デモを主導し、政権を揺さぶった。これに対し三権を超える権限を持つ制憲議会が同年8月に発足し、国会廃止を発表したが、国会は制憲議会を承認していない。与党は国会議員選で過半数を獲得し、マドゥロ政権が名実ともに国会を支配する体制を目指している。

1618チバQ:2018/02/25(日) 15:16:03
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180224-00000060-jij-int
テメル大統領、再選目指さず=財務相は立候補へ―ブラジル
2/24(土) 14:11配信 時事通信
 【サンパウロ時事】ブラジルのテメル大統領は23日、テレビのインタビューで「私は(大統領選の)候補者ではないし、今後なるつもりもない」と述べ、10月に行われる大統領選挙に立候補しない考えを明らかにした。

 
 テメル氏はルセフ前大統領が罷免されたことを受けて、2016年8月末に副大統領から昇格。景気回復をけん引してきたが、国民からは不人気で、最新の政権支持率は6%にとどまっている。

 一方、中銀総裁などを歴任したメイレレス財務相は「キャリアや経験からしても、私は大統領になる準備は十分にできている」と述べ、出馬の意思を明確にした。

1620チバQ:2018/02/27(火) 21:19:06
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20180228k0000m030042000c.html
<エジプト大統領選>現職シシ氏とムーサ氏の立候補認める
18:29毎日新聞

 【カイロ篠田航一】3月26〜28日の投票まで1カ月を切ったエジプト大統領選で、選管当局は現職のシシ大統領(63)と小政党ガッド党のムーサ党首(65)の立候補を認めた。ガッド党はシシ氏支持だったが、ムーサ氏は1月29日の立候補締め切り直前に届け出ており、「民主的選挙」を演出するため政権側が急きょ出馬要請したとの見方がある。

 ムーサ氏は地元紙に「私は政権の操り人形ではない」と述べ、立候補は自らの意思だと強調した。一方、シシ氏は国会議員596人中500人前後の支持を固めるなど、勝利は確実視されている。

 有力候補と目されたアナン元軍参謀総長は「軍籍があるのに軍に無許可で出馬表明した」として逮捕され、シャフィク元首相やサダト元大統領のおいのモハメド・サダト氏らも出馬を辞退。国際社会は「透明な選挙を支持する」(ティラーソン米国務長官)と公正な実施を求めている。

 だが「弱いリーダーは政変で倒され、国内が混乱する」と現職支持の首都カイロ市民もいる。2011年のムバラク政権崩壊後の政変で「国民は政治に疲れた」(政治評論家)との見方もある。

 シシ氏は13年、国防相としてイスラム組織「ムスリム同胞団」出身のモルシ大統領をクーデターで追放。14年大統領選に勝利し権力基盤を固めた。

 2期目に向けた焦点の一つは治安だ。東部シナイ半島や西部リビア国境では過激派組織「イスラム国」(IS)などのテロも頻発。政権は反政府的な動きを徹底的に弾圧し、首都周辺では治安は一定程度改善したが、予断を許さない。

 課題は経済だ。シシ政権は16年、国際通貨基金(IMF)から120億ドル(約1兆3000億円)の支援を受け、変動相場制移行を進めた。この影響でエジプトポンドは16年11月の1ドル=約9ポンドが今は同約18ポンドに下落。物価上昇で困窮する国民も増えた。

 エジプトのシンクタンク・アハラム政治戦略研究所のサイード・オケーシャ研究員は「2期目のシシ氏は経済再建の成果を国民に示す必要がある」と分析している。

1621チバQ:2018/02/27(火) 22:29:51
https://mainichi.jp/articles/20180228/k00/00m/030/053000c
南スーダン
再び飢饉 700万人が数カ月内に
毎日新聞2018年2月27日 18時54分(最終更新 2月27日 19時17分)
【ヨハネスブルク小泉大士】内戦が続く南スーダンについて、世界食糧計画(WFP)など国連3機関は26日、人口の3分の2にあたる約700万人が数カ月内に食糧難に陥るとの見通しを示し、「飢饉(ききん)再発の危機にひんしている」と警鐘を鳴らした。


 長引く内戦で農業も壊滅的な打撃を受け、昨年2月に一部地域で初めて飢饉が宣言された。WFPなどによると今年1月の時点で530万人が食糧難に見舞われ、前年同期比で4割増加。食糧不足のピークを迎える5〜7月には15万5000人が極度の飢餓状態に直面する恐れがある。

 国連食糧農業機関(FAO)南スーダン事務所のティソ代表は「(見通しは)脅しではない」と述べ、2013年末に内戦に陥って以来最悪だった昨年を上回る危機的な状況にあると指摘した。

1622チバQ:2018/02/27(火) 22:34:02
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20180227k0000m030054000c.html
<南スーダン内戦>虐殺や拷問の報告書 国連人権委
02月26日 18:51毎日新聞

 【ヨハネスブルク小泉大士】国連の南スーダン人権委員会は、南スーダン内戦に関する報告書を公表した。2016年に和平協定が事実上破綻して以降の住民に対する虐殺や拷問、レイプ、焼き打ちなどについて詳述。同委は軍幹部ら40人以上が戦争犯罪や人道に対する罪を犯したことを示す「十分な証拠がある」と指摘している。

 委員会は主に16〜17年に起きた政府軍と反政府勢力側の暴力について、5万8000件の資料や230人の証言を基に報告書をまとめた。3月にジュネーブで開かれる国連人権理事会に提出される。

 その中に、政府軍が17年7月、反政府勢力の拠点がある北東部パガックに侵攻した際の残虐行為が記されている。政府軍兵士17人が17歳の少女をレイプし、娘をかばおうとした母親はやりで目をえぐられた。父親は首を切られて死亡しているのが発見された--とされる。

 委員会メンバーのクラパム氏は「意図的に民間人を狙った組織的な攻撃だった」と述べた。ある女性は、12歳の息子が祖母との性行為を兵士に強制されたと語ったという。

 被害者の証言からは、反政府勢力に政府軍兵士が殺害されたことに対する報復の矛先が、住民に向けられたことが分かる。反政府勢力と出身民族が同じだという理由で、多くの人々が虐殺された。子供にも深刻な影響を及ぼし、見せしめに目の前で家族を殺されたり、子供兵として徴用されたりするケースが多数報告されている。

 15年8月の和平協定は、アフリカ連合(AU)の支援を受けて内戦下の人道に対する罪を裁くハイブリッド法廷を設置すると定めた。だが、現在まで設置されず、専門家は「兵士や民兵の暴力はほとんど野放し状態となっている」と指摘する。

1623チバQ:2018/02/27(火) 22:51:08
https://mainichi.jp/articles/20180224/ddm/007/030/091000c
キューバは今
ポスト・カストロ 前夜/3 政治自由化進まず 市民の関心、変革より経済
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毎日新聞2018年2月24日 東京朝刊
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 キューバは今、ラウル・カストロ国家評議会議長(86)の引退を見据えた「政治の季節」に入っている。だが、盛り上がりにはまったく欠ける。街頭の選挙運動は禁止され、政治的自由は厳しく制限されたままだからだ。


 「選挙前、警察は立候補予定者の身柄を数時間拘束して、選挙に出ないように脅しをかけていた」。反体制派「キューバ人権和解委員会」副代表のドゥルセ・アマンダ氏(27)は昨年11月末の168市(区)の地方議員選(定数1万2515)のことを振り返った。

 同委員会は共産党独裁のキューバで複数政党制導入や民主化を求めている。地方選にはアマンダ氏を含む160人以上の反体制派が立候補に名乗りを上げた。だが、警察は抗議デモへの参加など政治活動を理由に立候補予定者の一部を逮捕。共産党の影響力が強い候補者選定委員会は反体制派を一人も推薦せず、結局誰も立候補できなかった。

 今春の国会議員選を経た後、カストロ氏の後任の新議長は国会議員の中から選出される。有力候補はディアスカネル第1副議長(57)だ。カストロ兄弟というカリスマ指導者が表舞台から去った後、ディアスカネル氏を中心とした集団指導体制を目指す共産党は今のうちから、反体制派への締め付けを強めている可能性がある。

 「政治的自由がすぐに実現されることはない。時間はかかるが、いつか必ずチェンジする」と語るアマンダ氏。その意気込みとは対照的に、市民の間で政治変革を求める声は意外なほど少ない。

 国立ハバナ大3年のダイレネ・フンドラさん(21)は「米国なら市民が直接、大統領を選ぶが、キューバでは指導者を市民の代表者が選ぶ。制度が違うだけの話」と語る。独立系ネットメディアを通じて反政府活動の情報を得ることはできるが、「友人との間で、話題になることはほとんどない」という。

 フンドラさんの関心は政治より経済だ。コンピューター科学を専攻しているが、「ネット産業が未発達で、卒業しても就職先が乏しい。海外での就職を検討している」と嘆き、「新議長には政治より雇用確保を最優先してほしい」と訴える。教育費無料で高学歴社会のキューバだが、学歴に見合う高給を得る職業が少ないのが実情だ。

 こうした国民の不満を吸い上げるのが本来は反体制派組織であってもおかしくないが、別の大学の教授(60)によると、「反体制派は政府への反対ばかりで、建設的な議論をしない」のだという。

 強権政治を恐れる面もあるのか、政府批判の「声」を上げることには総じて抑制的なキューバ国民。ただ、昨年11月末の地方選の投票率は1976年の選挙開始以来、最低の86%。白票や無効票を投じた人も8%いた。これが政治変革を求める国民の「無言の訴え」の表れなのか。見極めにはまだ時間がかかりそうだ。【ハバナで山本太一】=つづく

1624チバQ:2018/02/27(火) 22:52:20
https://mainichi.jp/articles/20180225/ddm/007/030/069000c

キューバは今

ポスト・カストロ 前夜/4 米が鍵握る経済 制裁の強弱に右往左往



毎日新聞2018年2月25日 東京朝刊

 スペイン風のコロニアル建築が建ち並び、外国人旅行者でごった返す世界遺産ハバナの旧市街。その一角でホステル(民宿)を経営するリドビーノ・エリアスさん(65)は「トランプ(米大統領)のせいで月に3〜5人はいた米国人の宿泊客は今、ゼロだ」と憤る。


 2015年の米国との国交回復を契機とする観光ブームで、17年のキューバへの全入国者数は過去最多の約470万人を記録した。オバマ前政権は、教育・人的交流目的の米国人の個人渡航を認め、両国間の定期便運航を再開。米国からキューバへの入国者も14年の約9万2000人から15年は約16万3000人、16年は約28万5000人へと急増した。17年は前年より倍増以上の62万人に達した。

 エリアスさんは16年1月にホステルを開業。自宅アパートの一室に約570ドル(約7万円)かけてトイレ付きシャワー室を設け1泊35ドルで貸し出す。約30年間勤めた国営会社運営の漁船の航海士からの転職だった。当時の月収は約20ドルだったが、月350〜450ドルを稼げるようになり「好きな食べ物をいつでも買うことができるようになった」はずだった。







 だが、17年1月に誕生したトランプ政権は、オバマ前政権が進めた制裁の緩和策を転換すると表明。17年11月から、指定した180のキューバ国営のホテルやレストラン、店舗などの米国人の利用や、個人旅行を禁止した。米国からの入国者は17年12月、前年同月比で3割減少。「特需」は冷めつつある。

 別のホステルの女性従業員(27)によると、オバマ前政権時代はネット予約だけで全3部屋が埋まったが、最近は予約客が減った。「今は毎日、街頭で呼び込みをしないと空き部屋ができてしまう」と頭を痛める。医師の国外派遣に次ぎ、第2の外貨獲得源である観光産業に関わる誰もがトランプ氏への恨み節を口にする。

 ただ、国立ハバナ大3年のホルヘ・アギレラさん(22)が「米国と国交回復しても潤ったのは観光分野ぐらい。経済や雇用の状態は良くなっていない」というように、米国による制裁緩和はごく一部だったのが実情だ。

 市場経済や民主化を求める米国による経済封鎖は今も続いている。ハバナの国営スーパーの商品棚はがらがらで、病院でも医療品、医療機器は慢性的に不足している。

 米国の制裁緩和や強化に一喜一憂するキューバ国民。その姿は、この国の経済の鍵を握るのは米国という現実を改めて浮き彫りにしている。【ハバナで山本太一】=つづく

1625チバQ:2018/02/27(火) 22:53:02
https://mainichi.jp/articles/20180226/ddm/007/030/142000c
キューバは今
ポスト・カストロ 前夜/5止 中間層の拡大急務 災害復興の担い手なく
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毎日新聞2018年2月26日 東京朝刊
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 カリブ海諸国や米国で昨秋、今世紀最強とされる猛威をふるったハリケーン「イルマ」。ハバナのギター講師、セルスティーノ・ドゥアルさん(63)は、5カ月たっても大破したままの自宅前で「政府の支援は不十分だ」と不満を募らせていた。


 ドゥアルさんのコンクリート造り平屋の自宅は、ハバナ西部ハイユニータスの海岸沿いにある。昨年9月10日、イルマの影響で波と風が強くなり、自宅は浸水。テレビや冷蔵庫など家財道具は全て流された。ドゥアルさんは海水の中を流されるようにして近くの高台の友人宅に避難し、一命を取り留めた。「毎年のようにハリケーンが来るが、イルマはいくら対策をとっても無駄だと思えるほどの強さだった」という。

 政府の経済改革諮問機関によると、全国で約17万世帯が全半壊し、観光施設も被害を受けた。経済損失は推定60億ドル(約6410億円)以上。キューバの国内総生産(GDP)は871億ドル(2015年、世界銀行)で、その7%にあたる甚大さだ。

 諮問機関のジェズス・プリード国際関係部長(71)は、政府がセメントなど住宅復旧に必要な資材を国民に無償提供しており、「復興はとても速いスピードで進んでいる」と胸を張る。ただ、全面復興の時期は「まったく分からない」という。

 ドゥアルさんによると、政府から受け取った建設資材はほんの一部で、大半は自費で購入した。ほぼ一人で自宅の再建をしており、「いつ元に戻せるのか見通しは立たない」と途方に暮れる。被害総額は約3万4000ドル(約370万円)と見積もっており、生徒6人にギターを教えて生計を立てているが、月収70ドルでは埋め合わせるのは簡単ではない。

 知人のドゥアルさんを訪ねてきていた大学教授、カルロス・ヤリオンさん(60)は災害復興の観点からも、キューバにほとんど存在しない中間層の拡大の必要性を訴える。キューバの社会構造はごく一部の富裕層以外は、経済的に貧しい一般市民が大半だ。「国全体が発展するためには中間層が育つのを認めるべきだ。そうすれば自力再建できるため、災害復旧も早い」と話す。

 ヤリオンさんによると、流行した外国人向けレストランが店舗数を増やしたところで、政府につぶされた例があるという。中間層が育ち政治的な影響力を持つのを恐れていることが背景にあるようだが、「そんなことをやっているようじゃだめだ」とヤリオンさん。

 16年11月のフィデル・カストロ前国家評議会議長の死去に続き、弟のラウル・カストロ議長が4月末に引退する。新指導部はキューバ革命(1959年)後に生まれた世代が中心となる。ヤリオンさんは「フィデルの時代とは違う。変化を恐れている時ではない」と大胆な社会構造の変革に期待を寄せる。【ハバナで山本太一】=おわり

1627チバQ:2018/03/02(金) 16:48:52
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180302-00000021-asahi-int
混乱続くベネズエラ大統領選 12月→4月→5月に変更
3/2(金) 9:38配信 朝日新聞デジタル
 政治と経済の混乱が続く南米ベネズエラの選挙管理当局は1日、4月22日に実施するとしていた大統領選の期日を5月20日に変更すると発表した。もともと12月ごろに予定されていた大統領選の大幅な前倒しを巡っては、国内外から批判が高まっており、今回の延期にはこうした批判をかわす狙いもありそうだ。AP通信などが伝えた。

 反米左派のマドゥロ大統領が独裁姿勢を強めるなか、与党支持者が占める制憲議会は1月、大統領選の前倒しを決定。選管は期日を4月22日に決めたが、野党の有力指導者が軟禁されたり亡命したりしていることや十分な準備時間がないことから、マドゥロ氏の再選が濃厚で、中南米諸国や欧州連合は「公正な選挙とは言えない」として期日の再検討を求めていた。

 野党の多くは大統領選への参加を拒否しており、新たな期日についても「1カ月の延期では問題は解決しない」と反発している。(ワシントン=田村剛)

朝日新聞社

1628チバQ:2018/03/09(金) 00:43:15
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-180308X247.html
ケイコ氏、弟に「決別宣言」=フジモリ家骨肉の争いへ―ペルー
03月08日 14:33時事通信

 【サンティアゴ時事】ペルーのフジモリ元大統領の長女で最大野党「フエルサ・ポプラル」党首のケイコ氏は7日、地元テレビのインタビューで「(国会議員のフジモリ氏次男)ケンジは(政敵)クチンスキ大統領の側につく決断をした。幸運を祈る」と述べ、関係がぎくしゃくしていた弟との決別を宣言した。既に会派を追われていたケンジ氏は1日に離党。次期大統領選は姉弟が骨肉の争いを演じる公算が大きくなった。

 ケイコ氏は「弟との争い、隔たりがあるのは事実だ」と認めた上で「ケンジは党や所属議員を侮辱したり、批判したりした。姉だが、処分を許可せざるを得なかった」と吐露。「こちらからはしばらく会いたくない」などと語った。

 当選を重ねて自信を深めるケンジ氏は、大統領選2連敗中の姉をたびたび間接的に挑発。昨年12月下旬に「フエルサ・ポプラル」がクチンスキ大統領を罷免決議案で追い込んだ際、ケンジ氏が仲間と共に棄権に回り、決議案が否決されたことで溝は決定的になった。

 直後にクチンスキ氏が獄中にあったフジモリ氏の恩赦を決定。ケイコ氏を飛び越してケンジ氏とクチンスキ氏の間で「密約」が交わされたとみられ、独断専行に業を煮やした党は1月末にケンジ一派の会派追放を決めていた。

 今も大きな影響力を持つとされるフジモリ元大統領はケンジ氏に肩入れしているが、ケイコ氏は「父がどう判断しようと愛情は変わらない。政治とは別」と強調した。ただ、政治指導者の支持率を問う最新世論調査では、トップランナーだったケイコ氏は24%の4位と息切れ気味。一方のケンジ氏は34%で首位を走っており、2021年の大統領選に向けてフジモリ家の分裂は深まりそうだ。

1629チバQ:2018/03/11(日) 00:33:03
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3166690.html


FARCがコロンビア大統領選から撤退 党首の心臓発作で

03月09日 07:38

コロンビアの首都ボゴタで記者会見を行う、左翼政党「人民革命代替勢力(FARC)」の大統領候補、ロドリゴ・ロンドニョ氏(2018年2月28日撮影)。(c)AFP PHOTO / Raul ARBOLEDA

(AFPBB News)

【AFP=時事】南米コロンビア最大のゲリラ組織から移行した左翼政党「人民革命代替勢力」は8日、大統領選挙からの撤退を表明した。元最高司令官で現党首のロドリゴ・ロンドニョ候補が7日に心臓発作で手術を受けた後、代わりの候補者を立てないことを決めた。

 FARCは「コロンビア革命軍(FARC)」の名称で50年にわたり武装ゲリラ活動を展開したが、2016年12月にフアン・マヌエル・サントス大統領率いる政府と和平合意を締結した後、同じ略称を持つ政党に移行した。

 大統領選の投票日は5月27日。決選投票がある場合は6月中旬に投票が行われる。

 世論調査によると、ロンドニョ氏の支持率はわずか1%だった。

 一方、FARCは、11日に予定されている議会選から撤退することはないと表明した。

 FARCは和平合意の規定により、議会の総議席数268のうち少なくとも10を割り当てられることを保証されている。それ以上の議席獲得も可能だが、選挙で支持を得る必要がある。

【翻訳編集】AFPBB News

1630チバQ:2018/03/14(水) 05:18:08
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180313-00000098-mai-s_ame
<コロンビア>元左翼ゲリラFARC 当選ゼロ 上下両院選
3/13(火) 21:22配信 毎日新聞
 【サンパウロ山本太一】南米コロンビアで11日、上下両院議会選が実施された。左翼ゲリラ「コロンビア革命軍」(FARC)から生まれ変わった政党「人民革命代替勢力」(略称は同じFARC)が初参加したが、両院ともに議席を獲得できなかった。内戦中に多くの殺人や誘拐に関与したFARCへ厳しい国民感情が改めて浮き彫りになった。

 FARCからは両院で計74人が立候補。選管当局によると、開票率99%でFARCの得票率は上院(定数108)で0・34%、下院(同172)で0・21%にとどまり、当選者は出なかった。ただ、2016年の和平合意に基づき、FARCには両院で26年まで自動的に計10議席が割り振られる。また、和平合意に反対するウリベ元大統領が率いる中央民主党が上院で最大勢力となり合意推進派には厳しい結果となった。合意の是非が争点になる5月の大統領選にも影響を与えそうだ。

 また、FARCは今月8日、元革命軍最高司令官のロンドニョ党首(59)が、出馬表明していた大統領選の立候補を断念したと発表した。健康問題や出馬に対する抗議の強まりを理由としている。

1631チバQ:2018/03/14(水) 05:22:44
http://www.sankei.com/world/news/180312/wor1803120024-n1.html
2018.3.12 09:28

「カストロ後」に注目キューバで国会議員選
 カリブ海の社会主義国キューバで11日、人民権力全国会議(国会)の議員選が実施された。あらかじめ選考された定数通りの候補者への信任投票方式であるため、ラウル・カストロ国家評議会議長(86)ら605人全員の当選は確実。カストロ氏は4月に元首である議長職から引退する見通しで、新国会が選ぶ次期指導部の顔ぶれに注目が集まる。

 政府系メディアによると、候補者の1人で後継議長と目されるディアスカネル国家評議会第1副議長(57)は投票後、記者団に「きょうわれわれが選ぶ政府は、国民に仕える義務がある」と語った。結果発表は12日になる見込み。

 新たな国会が4月19日に最高指導機関である国家評議会のメンバーを選出する。カストロ氏はこの際に議長を引退。実質的に1959年のキューバ革命以来続いてきた、カストロ兄弟による統治が終わりを告げる。

 国会議員選は5年ごとに行われ、全員がキューバ共産党か政府系の候補者。(共同)

1632チバQ:2018/03/14(水) 05:27:14
http://www.sankei.com/world/news/180309/wor1803090046-n1.html
2018.3.9 20:25

ペルーのクチンスキ大統領に再び罷免決議案
 南米ペルーの国会(130議席)で8日、左派系野党が、汚職疑惑の浮上しているクチンスキ大統領に対する罷免決議案を提出した。同氏に対する罷免決議案は昨年12月に続いて2回目で、前回は否決された。決議案に対する態度を決めかねている政党もあり、採決の見通しは不透明。本会議で投票が実施された場合、3分の2以上の賛成で罷免が決まる。(ロサンゼルス 住井亨介)

1633チバQ:2018/03/14(水) 05:27:58
http://www.sankei.com/world/news/180309/wor1803090050-n1.html
2018.3.9 21:00
【激動・朝鮮半島】
“蚊帳の外”の中国…「歓迎」「自賛」「当惑」が錯綜
 【北京=藤本欣也】中国外務省の耿爽報道官は9日の記者会見で、米朝首脳会談の開催について歓迎の意を示し、「積極的な進展を望む」と述べた。ただ、一連の緊張緩和の流れの中で中国は“蚊帳の外”に置かれており、事態の急展開に戸惑っているのが実情といえる。習近平政権が掲げる「大国外交」の看板にも傷が付きかねない事態だ。

 耿氏は会見で、「中国は朝鮮半島の隣国かつ重要な当事国として、対話による問題解決に尽力してきた。その努力は衆目の一致するところだ」と中国の取り組みについても自賛した。

 しかし一連の対話ムードは韓国と北朝鮮が主導し、米国を巻き込もうとしているのが現状。中国の王毅外相が8日の記者会見で、平昌五輪を機に生まれた朝鮮半島情勢の変化に「当惑している人もいる」と指摘したが、それは中国の実情を吐露したものともいえる。

 もちろん、国境を接する北朝鮮情勢が安定することは、難民流入や核事故を懸念する中国にとって歓迎すべきことだ。

 ただ、大国外交を展開する習政権にとって、裏庭である朝鮮半島情勢に影響力を行使できない事態は避けたいのが本音である。

 北朝鮮の核問題をめぐっては、中国が議長国として影響力を保持してきた6カ国協議は2008年に中断。最近は国連制裁に協力する中国に北朝鮮が反発を強め、昨年11月、習国家主席の特使が訪朝した際も、金正恩・朝鮮労働党委員長は会わなかったとされる。

 耿氏は会見で、関係国は今後、「必要かつ有益な2国間、多国間の接触」を行い、「各国の懸念が等しく解決されることを望む」との立場を示した。習政権は、米朝対話の行き詰まりも視野に、中国が参加する対話の枠組みづくりを模索していくもようだ。

1636チバQ:2018/03/15(木) 19:52:13
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018031500772&g=int
大統領、辞めるのやめた?=インド洋の島国モーリシャス

インド洋の島国モーリシャスのギュリブ・ファキム大統領=2015年11月、ヨハネスブルク(AFP=時事)

 【ポートルイスAFP=時事】アフリカ大陸に近いインド洋の島国モーリシャスが、ギュリブ・ファキム大統領の進退で揺れている。ジュグノート首相は9日、大統領が辞意を表明したと発表したが、大統領府は14日、声明を出し「辞任の観測を否定する」と一蹴した。

 大統領に対しては、ロンドンが拠点というNGOからクレジットカードの提供を受けていた疑惑が浮上中。これを受け、12日の独立50周年記念式典後の辞任に同意したと首相は主張していた。
 これに対し、大統領府の声明は「同じ銀行のクレジットカードを大統領も持っていて、間違って使用した」と反論。利用総額は2万6000ドル(約275万円)に上るが、NGOに全額返済したと主張した。NGO側も声明を出し、大統領側と同じ趣旨の説明を行っている。
 大統領は国際的に知られた女性生物学者。「数週間に及んだ攻撃と虚偽の告発」に苦しんでおり、大統領を続け汚名をすすぐ考えという。(2018/03/15-14:50)

1637チバQ:2018/03/17(土) 12:50:17
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3167751.html
民族衝突で隣国に避難、前年はるかに上回る コンゴ民主共和国
11:58AFPBB News

民族衝突で隣国に避難、前年はるかに上回る コンゴ民主共和国

コンゴ民主共和国のアルバート湖畔を歩く国内避難民の女性(2018年3月5日撮影)(c)AFP PHOTO / JOHN WESSELS

(AFPBB News)

【AFP=時事】国連難民高等弁務官事務所は16日、民族間の衝突が続くコンゴ民主共和国北東部イトゥリ州から今年に入って隣国ウガンダに避難した人は5万7000人を超えたと発表した。

 スイスのジュネーブで記者会見したUNHCRのババル・バローチ報道官は今年の国外避難のペースは通年で4万4000人だった前年をはるかに上回っていると指摘。UNHCRによると難民らは主にアルバート湖を渡ってウガンダに入っているが、間に合わせのボートを使うためその旅は危険で、既に「複数」の人が命を落としているという。

 イトゥリ州では牧畜民ヘマ人と農耕民レンドゥ人が長年にわたって土地をめぐって対立している。AFPがまとめた非公式な統計によると、新たな衝突が起きた昨年12月からこれまでに少なくとも130人が死亡した。人道支援団体によると、約20万人が家を追われた。

 UNHCRは、職員がイトゥリ州に行くのは困難になっているため現地の詳しい状況は不明だがレイプや殺人などの「恐ろしい暴力の報告」が届いており、生存者支援の取り組みを強化しているという。

 ジョゼフ・カビラ大統領は2016年12月、憲法で認められた上限の2期目の任期が終わったが退陣を拒否。選挙はその後2度延期され、任期切れから2年遅れとなる今年12月に大統領選が実施される。カビラ大統領の今後をめぐる政情不安もあり、コンゴ民主共和国の情勢は緊迫化している。【翻訳編集】AFPBB News

1638チバQ:2018/03/19(月) 17:14:53
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180319-00000024-san-m_est
女子生徒110人、依然不明 ボコ・ハラム拉致か 捜索範囲を拡大
3/19(月) 7:55配信 産経新聞
 【カイロ=佐藤貴生】ナイジェリア北東部ヨベ州ダプチで2月中旬、女学校が武装集団に襲われ女子生徒110人が行方不明になった事件で、同国政府は周辺国に範囲を広げて捜しているが、消息はつかめていない。イスラム過激派「ボコ・ハラム」が拉致したとみられ、2014年に北東部ボルノ州で女子生徒270人以上が同組織に誘拐された事件の二の舞いになるとの懸念が広がっている。

 事件は2月19日に起きた。英紙ガーディアン(電子版)などによると、ダプチの学校が武装集団に襲われた際、軍服姿の男らが「われわれはボコ・ハラムではなく兵士だ。助けてやる」と逃げ惑う女子生徒たちを車に乗せ、そのまま連れ去った。車には「アッラーは偉大なり」と書かれており、拉致されたと気づいた生徒らは泣き叫んで助けを求めたという。

 ロイター通信は、政府がニジェールやチャドなど周辺国に範囲を広げ、生徒らを捜索していると伝えた。

 政府やヨベ州当局は当初、生徒たちは「拉致されておらず隠れていた」「数十人は救出された」などと述べていたが、その後、110人が行方不明のままだと訂正。英BBC放送(電子版)によると、14年に270人以上が拉致された事件直後にも、軍や政府が拉致の事実を否定した経緯があり、地元では政府の態度や情報の不備に対する不満が高まっている。

 14年の事件の被害者らをめぐっては、昨年5月にボコ・ハラムの獄中メンバーの釈放と引き換えに80人以上が解放されるなどしたが、現在も100人超が拘束されたままだ。テロ組織との交渉には批判もある。

 ボコ・ハラムは現地語で「西洋の教育は罪」を意味し、シャリーア(イスラム法)の導入を求め武装闘争を展開。政府はこれまで、同組織を打ち負かしたと強調してきたが、繰り返される女子生徒拉致に現地では「危険で通学できない」といった声も上がっている。

1639チバQ:2018/03/19(月) 21:20:47
https://mainichi.jp/articles/20180320/k00/00m/030/091000c
ニューカレドニア
フランスからの独立投票、11月に
毎日新聞2018年3月19日 20時13分(最終更新 3月19日 20時13分)
【パリ賀有勇】南太平洋にあるフランス特別自治体ニューカレドニア(人口約28万人)の議会は19日、フランスからの独立の是非を問う住民投票を11月4日に実施することを決めた。

 AFP通信によると、住民投票案は賛成38、反対14で可決。今後、仏政府と住民投票の質問事項などを協議するという。

 ニューカレドニアは1853年にフランスが併合。1980年代には独立運動が活発化し、多数の死傷者を出した。88年のフランス国民投票で独立の是非を問う住民投票を10年以内に実施することを決定。98年のフランスとの交渉では、自治権拡大に加え、住民投票の実施期限を2018年末まで延長することで合意していた。

 ニューカレドニアは観光のほか、ニッケルの世界的産地として鉱業も盛んだが、独立派のメラネシア系先住民(カナック)の中には貧富の格差に対する不満がある。

1640チバQ:2018/03/19(月) 22:26:58
https://mainichi.jp/articles/20180319/k00/00m/030/010000c
モーリシャス
女性大統領辞任へ 癒着疑惑で批判
毎日新聞2018年3月18日 17時46分(最終更新 3月18日 17時46分)
 AP通信は17日、インド洋の島国モーリシャスのギュリブファキム大統領(58)が辞表を提出したと報じた。辞任は23日付。アフリカで唯一の現職の女性大統領だった。

 アフリカの科学技術向上に取り組む国際非政府組織が提供したクレジットカードを使い、約2万7千ドル(約290万円)相当の洋服や宝石を私的に購入した疑惑が報じられ、辞任を求める声が高まっていた。

 NGO創設者のアンゴラ人ビジネスマンがモーリシャスで事業を計画しており、ギュリブファキム氏と癒着していたとの見方が出ている。

 ギュリブファキム氏は著名な科学者で、2015年に大統領に就任した。(共同)

1641チバQ:2018/03/21(水) 18:37:05
>>1518 昨年末は否定

https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-180321X891.html
ロナウジーニョ氏、政界進出か=ブラジル
14:17時事通信

 【サンパウロ時事】サッカーの元ブラジル代表で、1月に現役引退を宣言したロナウジーニョ氏(38)が、10月に行われる連邦上下両院選挙などで政界に打って出る可能性が浮上した。20日、ブラジル共和党(PRB)に入党。「国民に健康、幸福、近代化をもたらし、国をより良くするためのプロジェクトに参加できることは幸せ」と語った。

 元代表では、1994年のワールドカップ(W杯)米国大会優勝に2トップとして貢献したロマーリオ氏が上院議員、ベベト氏がリオデジャネイロ州議員を務めている。

 ロナウジーニョ氏の実兄で、コンサドーレ札幌でもプレーしたアシス氏も同時に入党。アシス氏は弟の引退に際し、「われわれはW杯ロシア大会後、何か大きなことを始める」と語っていた。

1642チバQ:2018/03/22(木) 10:58:10
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180321-00000073-san-asia
豪、対中警戒強める 内政干渉脅威、諜報規制強化へ
3/21(水) 7:55配信 産経新聞
 オーストラリアで、中国が豪州社会への影響力を拡大しているとの警戒感が強まっている。中国系住民の増加や中国企業の相次ぐ投資計画に加え、昨年夏以降、内政干渉が指摘され始めたためだ。議会では、中国を念頭に外国人の献金禁止や諜報活動への監視を強化する法案の審議が行われており、来月にも審議を終え報告書を提出する見通し。

 防諜機関、保安情報機構(ASIO)のルイス長官は16日、両院合同委員会の公聴会で、中国の当局者から情報の見返りに金銭の提供を持ちかけられたとする経済紙記者の記事について、ASIOが把握する事例と「驚くほど近い」と証言。諜報監視強化の必要を訴えた。

 法案は、ターンブル政権が昨年12月に提出した。昨年公表の国勢調査で、自らを中国系だと答えた数は、前回調査(2011年)の86万人から120万人に増加。約50万人が中国大陸生まれで、「共産党から逃れてきた過去の移民と異なり、経済発展後の移住で本国と結び付きが強い」(研究者)とされる。公共放送ABCは昨年6月、豪州で事業を行う中国人富豪が多額の政治献金で政治的影響力を行使しようとした実態を報じた。

 ターンブル政権は昨年11月、14年ぶりに改訂した外交政策白書で「外国政府やその代理人」による内政への「干渉」に言及。その翌月には、南シナ海問題などで中国寄りの発言をしていた野党、労働党のダスティアリ上院議員がこの富豪に公安情報を漏らした疑いで辞職表明した。同議員は富豪から献金も受けており、中国の「浸透」が鮮明に示される形となった。

 豪州の初代駐中国大使ステファン・フィッツジェラルド氏は産経新聞の取材に「報道では豪州における中国の影響力が実態以上に誇張されている面もあるが、習近平政権は海外に移民した市民にまで祖国への忠誠を求めるなど、一線を越えている」と話した。(シドニー 田中靖人)

1643チバQ:2018/03/22(木) 20:17:05
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3168270.html
ペルー大統領が辞任表明 汚職疑惑、罷免採決前日に
06:33AFPBB News

ペルー大統領が辞任表明 汚職疑惑、罷免採決前日に

ペルーの首都リマの政府宮殿で、国民向けテレビ演説の収録を前に、閣僚らと写真撮影に臨むペドロ・パブロ・クチンスキ大統領(中央、2018年3月21日撮影)。(c)AFP PHOTO-Peruvian Presidency / BYLINE-Juanca GUZMAN NEGRINI

(AFPBB News)

【AFP=時事】(更新)ペルーのペドロ・パブロ・クチンスキ大統領は21日、国民に向けた演説で、辞任を表明した。同国議会では翌日、同大統領の罷免決議案が採決される予定だった。

 ニューヨークで銀行員として働いた経験を持つクチンスキ大統領は、ブラジル建設大手オデブレヒトから賄賂を受け取ったとの疑惑で批判を浴びていた。同大統領は演説で、収賄疑惑を否定しつつ、自身の辞任は「国にとって最良のこと」だと述べた。

 ペルーでは各政党に対する有権者の不満が広がっており、選挙の早期実施を避けるため、現在駐カナダ大使を務めるマルティン・ビスカラ副大統領が新大統領に就任する可能性が高い。

 クチンスキ氏に対しては、買収により罷免決議の反対票を集めようとしているとの疑いが野党側から掛けられ、辞任圧力が高まっていた。

 ケイコ・フジモリ氏が率いる野党フエルサ・ポプラルは、同氏の弟ケンジ氏らが公共事業契約について政府職員と交渉している場面を捉えたとみられる動画を公表し、買収を示す証拠だと主張していた。

 この動画は、昨年12月に行われたクチンスキ氏に対する前回の罷免決議案採決より前に録画されたもの。クチンスキ氏はこの採決で、ケンジ氏の助力を得て罷免を免れていた。

 クチンスキ氏はその数日後、ケンジ氏の父親で、人権侵害の罪により収監されていたアルベルト・フジモリ元大統領の恩赦を発表。恩赦は自身への支持に対する見返りだったとの見方が広がっていた。【翻訳編集】AFPBB News

1644チバQ:2018/03/22(木) 21:25:11
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-180322X993.html
フジモリ氏次男、議員買収の疑い=姉が告発、骨肉の争い―ペルー
14:20時事通信

 【サンパウロ時事】ペルーのフジモリ元大統領の次男ケンジ氏ら複数の国会議員が、汚職を問われているクチンスキ大統領の罷免阻止を狙い、野党議員を買収しようとした疑いが浮上した。国会の各会派代表は21日、検察に捜査を求めるとともに、調査委の立ち上げを決定した。

 フジモリ氏長女でケンジ氏と決別した姉ケイコ氏が党首を務める最大野党「フエルサ・ポプラル」が20日、「証拠」のビデオや音声を公開した。

 くしくもフジモリ氏の失脚は、側近が野党議員を買収する様子を捉えた隠し撮り映像がきっかけ。17年余りの時を経て、今度は姉がビデオを武器に、次期大統領を目指すライバルである弟と骨肉の争いを演じることになりそうだ。 

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1645チバQ:2018/03/23(金) 17:55:07
http://www.sankei.com/world/news/180322/wor1803220020-n1.html
2018.3.22 09:45

フジモリ氏次男ら通じた罷免回避の工作発覚 ペルー大統領が辞任 
 【ロサンゼルス=住井亨介】汚職疑惑が浮上し、国会で2度目の罷免決議案が出されていた南米ペルーのクチンスキ大統領が21日、辞任を表明し、議会に辞表を提出した。カナダ大使を務めるビスカラ第1副大統領が大統領に昇格する。任期はクチンスキ氏の残り任期である2021年7月まで。

 22日に予定されていた2度目の罷免決議案採決をめぐり、クチンスキ政権側が、フジモリ元大統領の次男のケンジ議員らを通じて反対票獲得を持ちかけていたとみられる隠し撮り映像などが20日に公開され、クチンスキ氏への非難が高まっていた。

 クチンスキ氏はテレビなどを通じ「私の国と家族がこれ以上傷つかないよう辞任を決めた」と演説した。

 昨年12月に採決された最初の罷免決議案では、ケンジ氏ら10議員が棄権して罷免が回避されたうえ、3日後にフジモリ氏への恩赦が発表されたことから、クチンスキ氏とケンジ氏との間で「裏取引」があったとの批判が出ていた。

1647チバQ:2018/03/26(月) 00:06:02
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180325-00000020-jij_afp-int
ジンバブエ、過密刑務所から3000人釈放 大統領恩赦で
3/25(日) 14:28配信 AFP=時事
ジンバブエ、過密刑務所から3000人釈放 大統領恩赦で
ジンバブエの首都ハラレのチクルビ刑務所で、恩赦で釈放され護送車の中で歌って喜ぶ女性受刑者(2018年3月22日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】ジンバブエでエマーソン・ムナンガグワ(Emmerson Mnangagwa)大統領が過密状態にある国内各刑務所の受刑者少なくとも3000人に対し恩赦を出した。同国当局者が22日、明らかにした。

 今回の恩赦で釈放されるのは、終身刑の受刑者を除いた女性受刑者、障害のある受刑者、未成年の受刑者ら全員。このほか、病気で末期症状にある受刑者と服役期間が刑期の3分の1以上に達した60歳以上の受刑者も釈放される見通し。

 ムナンガグワ大統領は、大規模な退陣要求デモを受ける形で辞任したロバート・ムガベ(Robert Mugabe)前大統領の後任として昨年11月にジンバブエ大統領に就任した。【翻訳編集】 AFPBB News

1648チバQ:2018/03/26(月) 21:16:01
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180326-00000062-jij-m_est
現職シシ氏の勝利確実=政敵排除、「信任投票」に―エジプト大統領選
3/26(月) 16:45配信 時事通信
 【カイロ時事】エジプトで26日、現職シシ大統領(63)の任期満了に伴う大統領選挙の投票が始まった。

 投票期間は28日までの3日間。シシ氏と小政党ガッド党のムーサ党首(65)の一騎打ちながら、ムーサ氏はかねてシシ氏支持を公言しており、現職再選は確実。事実上の信任投票となり、シシ政権2期目の基盤を固めるために高い投票率や得票率を獲得できるかが焦点となる。

 エジプトでは中東の民主化運動「アラブの春」を受け、2012年に初の民主的選挙でイスラム組織「ムスリム同胞団」系の政権が誕生した。しかし、失政への批判を機に翌13年のクーデターで崩壊。シシ氏は国防相兼軍トップとしてクーデターを主導し、14年の大統領選では得票率約97%で勝利した。

 シシ氏は一連の政情不安で低迷した経済の立て直しを図ったが、イスラム過激派のテロなどで主力の観光産業が低迷し、財政難が深刻化した。通貨エジプト・ポンド切り下げに伴う物価高騰、各種補助金の削減も市民生活を圧迫。政府への不満は高まっているが、強権的な政治で抑え込んでいるのが実情だ。

 大統領選をめぐっては当初、シシ氏の対抗馬と目された元首相や人権派弁護士などの有力者が出馬表明した。だが、その後逮捕や撤退が相次ぎ、軍や治安機関を強固な支持基盤とするシシ氏による「政敵排除」との見方も出ている。選管当局が強調する「自由で公正な選挙」とは裏腹に、政権に批判的な報道への弾圧も強まっている。

1649チバQ:2018/03/26(月) 21:24:51
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180325-00000019-san-m_est
エジプト大統領選 再選へ、シーシー氏優勢 爆弾テロ、選挙妨害か
3/25(日) 7:55配信 産経新聞
 【カイロ=佐藤貴生】エジプトで26〜28日、シーシー現大統領(63)の任期満了に伴う大統領選の投票が行われる。立候補したのはシーシー氏とほぼ無名の政党党首、ムーサ氏(65)の2人だけで、シーシー氏の再選が確実な情勢だ。

                  ◇

 24日には北部アレクサンドリアで自動車に仕掛けられた爆弾が爆発し、2人が死亡、4人が負傷した。爆発は地元の治安機関トップが乗った車が通った際に起きており、暗殺する狙いだったとみられる。犯行声明は出ていないが、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)の系列組織は、以前から選挙を妨害すると宣言していた。

 23日に出会った首都カイロ中心部の香辛料店主(43)は、「国の安定や治安維持は重要だ。シーシー氏が再選されれば国は発展する」と話した。カイロの繁華街にはシーシー氏を支持する横断幕があふれ、ムーサ氏のポスターはほとんど目にしない。

 エジプトでは、2012年の大統領選でイスラム原理主義組織ムスリム同胞団が出身母体のモルシー氏が当選したが、強引な政治手法や経済失速で支持を失い、13年に軍がクーデターで追放。14年5月の大統領選で当選したのが、軍出身のシーシー現大統領だ。

 安定を望み、シーシー氏を支持する人々には、こうした政治の混乱を避けたいという心理がうかがえる。半面、国連関係者が3月上旬、「候補者やその支持者らの集会が禁止された」と述べるなど、選挙の公平性には疑問の声が出ている。

 ロイター通信によると、大統領選に意欲をみせていた元首相は1月に不出馬を表明。元軍参謀総長も同月、軍に許可を得ず出馬の準備を進めたとして拘束された。国際人権団体アムネスティ・インターナショナルによると、昨年には、政権に批判的な人々ら少なくとも240人が逮捕された。

1650チバQ:2018/03/26(月) 21:41:58
https://mainichi.jp/articles/20180324/ddm/007/030/171000c
「無風」の行く末
18エジプト大統領選/上 治安改善、自由は… 「国が安定するまで我慢」
毎日新聞2018年3月24日 東京朝刊
 エジプト人映画監督ハリド・ユセフさん(53)は2009年、映画「シェハタの店」を製作した。兄弟間の愛憎を描いた人間ドラマだが、本筋とは別のシーンがその後話題になった。戒厳令が敷かれ、戦車が市街を走る。そんな場面が「11年の革命を予言していた」と評されたのだ。

 「上映当時、エジプトでこんなことは起きないと笑われた」。首都カイロの撮影スタジオ。機材を搬入するスタッフを横目に、ユセフさんは振り返る。「でも現実はその通りになった。常に世界は動くのです」。ムバラク政権は11年の民主化要求運動「アラブの春」で崩壊。カイロには戦車が展開し、夜間外出禁止令も出された。

 政変はその後も続く。現在のシシ大統領は国防相時代の13年、イスラム組織「ムスリム同胞団」出身のモルシ大統領をクーデターで追放し、14年の大統領選に初当選。以来、反政府的なジャーナリスト、人権活動家らを次々に拘束し批判を抑え込んでいる。国連人権高等弁務官事務所は昨年「シシ政権は組織的に市民社会を沈黙させている」と批判した。

 ユセフさんは革命後に国会議員になり、現在は撮影と政治活動を掛け持ちする日々だ。だがある映画関係者は「表現の自由」への懸念も口にする。「過去の出来事として戒厳令を描くのはいい。だが今後、近未来のシーンとして戒厳令を描けば検閲対象になるのでは」

 26〜28日投票の大統領選を前に、政治的発言を控える空気が広がる。取材を受けると言った学者らが「遠慮したい」と断ってきたことが何度かあった。

 一方、強権統治で治安は改善傾向にある。東部シナイ半島ではテロも頻発するが、首都周辺に限れば「安全になった」との声を聞く。「多くの国民は治安や経済が最悪な時にシシ氏は踏ん張ったと思っている。だが十分ではない」。シンクタンク・アハラム政治戦略研究所のサイード・オケーシャ研究員は話す。

 エジプトのジャーナリストは語る。「人権状況はムバラク時代より悪化した。だが国が安定するまで、今は耐えるしかない」

    ◇

 エジプト大統領選は現職シシ氏と小政党・ガッド(明日)党のムーサ党首の一騎打ちだが、シシ氏再選は確実視されている。「無風」の選挙戦の行く末を考える。【カイロ篠田航一】

1651チバQ:2018/03/26(月) 21:42:22
https://mainichi.jp/articles/20180325/ddm/007/030/059000c
「無風」の行く末
18エジプト大統領選/中 かすむアラブの盟主 外交に力割けず
毎日新聞2018年3月25日  内戦下のシリアの首都ダマスカス近郊スベイナ地区。アサド政権軍と反体制派勢力の戦闘があったこの地区を昨年12月に記者が訪れた際、検問所で兵士から荷物検査を受けた。記者がエジプトを拠点に取材していると分かると、現場司令官が苦笑した。「なぜエジプト人はシリアを見捨てたんだ? カイロに戻ったらエジプト政府にぜひ聞いてくれ」

 シリア内戦はイランやロシアがアサド政権を支え、トルコや米国が反体制派を支持する構図だが、エジプトのシシ大統領は「政治解決を望む」との姿勢に終始し、軍事支援などの積極介入を避けてきた。シリア情報省の60代職員は「イラン、イラクは利己的で信用できず、エジプトが一番好き。シリアを助けてほしかった」と話す。

 エジプトはナセル大統領時代の1958〜61年、シリアと「アラブ連合共和国」を構成して一つの国家だった時期もあり、高齢者には「多少のノスタルジーもある」(同職員)という。

 かつて「アラブの盟主」と呼ばれたエジプト。歴代大統領の外交は注目された。アラブ民族主義の指導者ナセル氏、宿敵イスラエルと和解したサダト氏、親米路線で経済成長を図ったムバラク氏。だが2014年から大統領を務めるシシ氏について、シンクタンク・アハラム政治戦略研究所のモアタズ・サラマ氏は「経済再建や国内治安対策に追われ、外交に力を割けない状況が続く」と分析する。

 こうした中、中東メディアは3月、国交がないサウジアラビアとイスラエルの高官が、エジプトの仲介で「秘密会談」をカイロで実施し、台頭するイランの脅威について協議したと伝えた。また米紙ニューヨーク・タイムズは2月、イスラエルがエジプト領シナイ半島で過激派掃討作戦を続けていると報道。エジプト軍は即座に「他国の助けを借りず、自力で戦っている」とイスラエルの援軍を否定したが、水面下での各国との「調整」は常にささやかれる。

 「積極外交ではないが、裏方外交は続けている」(西側外交官)とされるエジプト。トランプ米政権によるエルサレムのイスラエル首都認定問題、イラン台頭などでアラブの結束が試される中、大統領選後の新政権の外交にも注目が集まる。【カイロ篠田航一】東京朝刊

1652チバQ:2018/03/26(月) 21:42:47
https://mainichi.jp/articles/20180326/ddm/007/030/085000c
「無風」の行く末
18エジプト大統領選/下 「1億人」時代の経済 エネルギー確保カギ
毎日新聞2018年3月26日 東京朝刊
 エジプト大統領選を約1カ月後に控えた2月中旬、ある取引が話題になった。イスラエルと米国の企業が、エジプト企業に天然ガスを供給することで合意したのだ。イスラエル沖のガス田から10年にわたり640億立方メートルがエジプトにもたらされる。150億ドル(約1兆6000億円)規模の巨額案件だ。

 20世紀の中東戦争で何度も戦火を交えたイスラエルとのガス取引は、エジプト内政での火種になってきた。「革命」とも呼ばれる2011年の民主化要求運動「アラブの春」で追放されたムバラク大統領(当時)は失脚前、イスラエルへの天然ガス売却が国民に非難されていた。地元紙によるとシシ大統領は今年2月、「合意について隠すことは何もない」と語った。

 大統領選が近づくなか政治リスク含みの取引をエジプト当局が許容した背景は何か。「爆発的な人口増加だ。エジプトは今後、多角的にエネルギー源を確保する必要に迫られている」。カイロ・アメリカン大学のタレク・セリム教授(エネルギー経済)はそう解説する。エジプトの人口は昨年、1億人を超えたと報じられた。00年当時は7000万人とされており、今世紀の人口増加は著しい。

 革命の混乱もあり、巨大人口を支えるインフラ整備が追いつかない面もある。記者が住むカイロのアパートも停電や断水が相次ぐ。エレベーターが止まれば6階の自分の部屋まで階段を上り下りし、すれ違う他の住人と「いい運動になるね」と笑い合う日々だ。

 雨が少なく、日照時間が長いエジプトでは、19年までに世界最大級の太陽光発電所が南部アスワン近郊で稼働する予定だ。エジプトの電源構成は天然ガスなどによる火力発電がほぼ9割を占め、太陽光などの再生可能エネルギーは2%前後だが、政府は将来的に2割を再生エネでまかなう方針とされる。エジプトは1日1・9ドル(約200円)以下で暮らす貧困層が革命前の10年の25・2%から15年には27・8%に増えたが、エネルギー産業の発展は「巨大人口をカバーし、経済発展にもつながる」(セリム教授)という。

 南部の遺跡都市ルクソール。タクシー運転手のアフマドさん(52)は話す。「革命後、観光客は戻っていない。稼ぎが1カ月で2000エジプトポンド(約1万2000円)あればいい方だ」。大統領選後の新政権には、「人口1億人時代」に突入した経済の再建が大きな課題となる。【カイロ篠田航一】

1653チバQ:2018/03/27(火) 19:23:06
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180327-00000056-jij-int
ルラ氏の出馬、原則不可能に=収賄で有罪、異議却下―ブラジル大統領選
3/27(火) 14:28配信 時事通信
 【サンパウロ時事】ブラジル南部ポルトアレグレの連邦地裁は26日、在任中の収賄とマネーロンダリング(資金洗浄)の罪により、同地裁で審理された二審で禁錮12年1月の有罪判決を受けたルラ元大統領(72)の異議申し立てを却下した。

 憲法の補足法は二審で有罪となった被告は8年間被選挙権を失うと規定しており、ルラ被告が10月の大統領選に出馬できる可能性は原則なくなった。

 ルラ被告は上訴する方針で、ツイッターで改めて無罪を主張。「今ほど大統領選の候補者になりたいと思ったことはない」と述べ、8月15日に締め切られる立候補に強い意欲を示した。出馬可否の最終判断は中央選管に当たる「選挙最高裁」に委ねられる。

1654チバQ:2018/03/29(木) 14:35:51
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180328-00162449-nksports-socc
ロナウジーニョ、出馬否定「政党に入ることはない」
3/28(水) 15:27配信 日刊スポーツ
ロナウジーニョ、出馬否定「政党に入ることはない」
「金剛筋プロテイン」のイメージキャラクター就任会見で笑顔を見せる元ブラジル代表のロナウジーニョ氏(撮影・野上伸悟)
 今年1月に現役引退を発表した元ブラジル代表FWロナウジーニョ(38)が28日、都内で行われたサプリメント「金剛筋プロテイン」のイメージキャラクター就任記念イベントに出席した。

【写真】誕生日を祝われ、ケーキの火を吹き消すロナウジーニョ

 引退表明後は初の来日となった。15年にブラジルリーグのフルミネンセを退団してからは無所属の状態が続いていたロナウジーニョ。現役を退くことを決めた理由については「38歳という年齢のこともあるし、すべてのことを成し遂げたという思いも強かった」と明かした。全盛期と言われるバルセロナ時代には2度のリーグ優勝と欧州チャンピオンズリーグ優勝に加え、05年には欧州最優秀選手賞「バロンドール」を受賞。W杯でも02年日韓大会で優勝するなど、言葉どおりサッカー選手としてすべてを手にしたといっていい実績を残した。

 今後の活動について、一部報道ではブラジル共和党に入党して選挙にも出馬する予定だとされていたが、「政党に入ることはない」と否定した。自身の名前がついたサッカーアカデミーに加え、所属するバンドで各地を回って活動する見通しも語り、「人々に喜んでもらいたい」と話した。

 6月のロシアW杯に向けては「有名な選手はたくさんいるし、各国に注目選手はいる」と開幕が楽しみな様子。「やはりメッシやネイマールは活躍してほしい」と話した。かつて自身がW杯制覇に導いた母国ブラジルを引っ張ることが期待されるネイマールはコンディション不良で直近のドイツ戦(1○0)を欠場したものの、ロナウジーニョは「特にネイマールは自分の中でも、もっともっと活躍してほしいという思いはある」と、後輩の活躍に期待を込めた。

1655チバQ:2018/03/29(木) 18:30:14
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180314-00000051-sasahi-m_est
難民3世代叶わぬ帰郷 アフリカ「最後の植民地」西サハラの今〈AERA〉
3/29(木) 16:00配信 AERA dot.
難民3世代叶わぬ帰郷 アフリカ「最後の植民地」西サハラの今〈AERA〉
西サハラ亡命政府「サハラ・アラブ民主共和国」の国旗をまとう女性。背後に「砂の壁」が見える。これ以上近づくと地雷とモロッコ軍の銃撃という危険がある(撮影/川名生十)
 42年前の2月27日、アルジェリアの砂漠で西サハラ難民が「サハラ・アラブ民主共和国」の建国を宣言した。しかし、祖国解放はいまだ実現していない。難民生活は親、子、孫の3世代にわたり、限界に近い。ジャーナリスト・平田伊都子氏が西サハラの今をレポートする。

【民族衣装をまとった女性カメラマンなど、その他の関連写真はこちら】

*  *  *
 西サハラは、日本から見て地球の裏側に位置する。

 広さは本州の約1.2倍、大西洋に面する海岸線は1200キロメートル。陸地の大部分は砂漠で、定住民はいない。地下には石油、天然ガス、ウランなどの鉱物資源が眠り、近海には絶滅が危惧されるクロマグロの漁場がある。国連が1960年に西サハラを「非自治地域」に指定し、外国人による資源の採取や採掘は禁止された。

 非自治地域とは、領有権の定まらない地域のことだ。

 アフリカ連合(AU)や約50カ国が西サハラを国家承認している。が、米国や欧州連合(EU)、ロシア、日本は未承認だ。国連、AU、EUはモロッコの領有を認めていない。

 西サハラはかつて、スペインの植民地だった。スペインが撤退した現在、モロッコが西サハラの5分の4にあたる地域を占領している。西サハラ人は、モロッコの支配を逃れてアルジェリアにある難民キャンプに暮らす人々が約20万人、占領地に取り残された人々が約10万人。モロッコは入植者約15万人とモロッコ兵約16万人を占領地に送り込んでいる。

 祖国解放を目指す西サハラは、75年以来、モロッコと激しい戦闘を繰り広げてきた。91年、国連は紛争に終止符を打つため、独立か、モロッコへの帰属かを決める住民投票を提案する。モロッコ正規軍と西サハラ難民軍は提案を受け入れ、停戦した。

 ところが90年代半ば、西サハラの地下で鉱物資源が確認されると、モロッコは一転、住民投票を拒否して領有権の主張を始めた。以来、住民投票は行われず、難民が故郷に戻れるめども立っていない。

 私は92年から毎年のように西サハラ人の難民キャンプを訪れている。アルジェリアの首都アルジェから軍事基地のティンドゥーフに向けて飛行機で2時間半、飛行場から1時間ほど砂漠を走り、西サハラ難民行政センターに入る。さらに南下すると、砂漠の中に五つの西サハラ難民キャンプが点在している。

 各キャンプには数万人の難民が暮らす。小学校もある。小学生は親元から通い、中学生になると全寮制中学に入る。男女共学で学費は無料だが、文房具や備品はないに等しい。

 キャンプは電気もガスも水道もないが、アルジェリア軍事基地に近いキャンプは基地から電気が供給される。井戸水は塩辛くて飲めないため、飲み水はアルジェリアの給水車に頼っている。援助物資の簡易ソーラーパネルでかすかな明かりをともし、ミニガスボンベで伝統の甘茶を入れ、小麦粉やツナ缶や豆といった質素な食材を工夫して食事を楽しむ。見た目は太っていても慢性の栄養不足で、年に1度訪れるスペイン人歯科医のボランティアによれば、「カルシウム不足で歯はボロボロ、治療以前の問題」だという。

 援助物資は各キャンプの配給委員会に届けられ、平等に分配される。キャンプの運営は女性たちが担い、医療や学校などキャンプの要職にも女性が就いている。女性がテントを仕切るのは砂漠の民の伝統でもあるのだ。

 西サハラの悲劇を象徴するのが「砂の壁」だ。北はアルジェリア国境から南はモーリタニア国境まで全長約2500キロメートル、西サハラを切り裂くように縦断している。81年から7年かけてイスラエル軍高官の指導でモロッコがつくった。

1656チバQ:2018/03/29(木) 18:30:32
 壁といっても、がれきを2、3メートルほど積んだだけの一見お粗末な代物だが、10キロメートルごとにモロッコ軍の小さな要塞があり、戦闘機や戦車で重武装した約10万のモロッコ兵が展開している。壁の西側はモロッコ占領地、東側は西サハラ解放区で、難民軍の攻勢を防ぐため、50メートル幅で約600万個以上(国連推定)の地雷が埋められている。地雷は砂嵐や洪水で露出し、漂流する。2009年には壁から20キロメートルも離れた地点で犠牲者が出た。

 砂の壁で分断された難民と被占領民は、かつてのように自由に行き来ができなくなった。それでも4年に1度、被占領民は西サハラの「首都」ラユーンからモロッコのカサブランカ経由でアルジェリアまで、飛行機を乗り継いで難民キャンプを目指す。モロッコの空港ではモロッコ警察の妨害にあい、命がけの大移動だ。「西サハラ民族大会」に参加するためには危険もいとわない。

 西サハラ民族大会は西サハラ人が祖国解放に向けた闘争方針を話し合い、意思決定を行う最も重要なイベントだ。15年12月の第14回大会は、モロッコの妨害を避けて、難民センターから190キロ離れたダハラ難民キャンプで開催された。私は大会を取材するため、難民のアラビ家のテントに居候させてもらった。

 アラビ一家は17人。つぎはぎだらけの古いテントで生活していた。1カ月前まで日干し煉瓦で手作りした小屋に住んでいたが、大洪水で小屋は溶けて流されてしまったという。

 アラビ家の人々は、40年前にあった出来事を私に話してくれた。一家が暮らしていた町に、突然、モロッコ軍機のクラスター爆弾やナパーム弾が襲いかかった。当時11歳のマグダードと10歳のラギーヤの姉妹は、母や近所の人たち数百人と一緒に着の身着のまま町を脱出した。

 父はモロッコ軍との戦闘ですでに戦死していた。冬の砂漠は気温が零度を下回り、老人や幼児は次々と命を落とした。エルワリ率いる西サハラ難民軍に導かれてアルジェリア国境を目指す難民たちに、モロッコ軍は執拗に空爆を続ける。故郷からアルジェリア国境まで200キロ。

「砂漠の遊牧民がラクダのミルクやナツメグをくれなかったら、飢え死にしていたよ」

 とラギーヤ(52)。姉のマグダード(53)は言った。

「モロッコ人は人でなしだ! アッラーの罰があたるよ!」

 難民の逃避行の話になると、だれもが民族衣装の裾で涙を拭う。西サハラ難民のどの家庭にも、こうした難民逃避行の経験がある。悲惨な体験が難民同士を固く結びつけている。(文中一部敬称略)(ジャーナリスト・平田伊都子)

※AERA 2018年3月19日号より抜粋

1657チバQ:2018/03/29(木) 20:06:27
http://www.sankei.com/world/news/180321/wor1803210018-n1.html
2018.3.21 08:15

リビア大統領選にカダフィ氏次男が出馬意向 
リビアの故カダフィ大佐の独裁体制下で、事実上ナンバー2だった次男、セイフイスラム氏が、次の大統領選に出馬する意向を固めた。同氏の関係者が19日、チュニジアの首都チュニスで記者会見を開き明らかにした。20日付のアラブ紙アッシャルク・アルアウサトが伝えた。

 リビアは2011年の独裁体制崩壊後に分裂し、過激派が伸長するなどして治安が悪化。北西部の首都トリポリで国連の支援を受け事実上の統治を進めるシラージュ暫定首相と、東部地域を支配し軍事組織を率いるハフタル司令官は、停戦や大統領選の実施に向け協力することで一致したが、選挙の実施日は決まっておらず、混迷が続いている。国連は年内にも実施するよう促している。

 セイフイスラム氏は11年の反体制デモ弾圧に伴う殺人などの罪で死刑判決を言い渡され、拘束されていたが、西部の民兵組織が昨年6月、北東部トブルクを拠点とする暫定議会が出した恩赦に基づき釈放した。(共同)

1658チバQ:2018/04/02(月) 17:21:06
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180402-00000063-jij-int
38歳の与党候補が勝利=元閣僚、同性婚に道―コスタリカ大統領選
4/2(月) 15:13配信 時事通信
 【サンパウロ時事】中米のコスタリカで1日、大統領選挙の決選投票が行われ、中道左派の与党・市民行動党(PAC)所属で労働・社会保険相などを歴任したカルロス・アルバラド候補(38)がテレビ司会者出身の右派ファブリシオ・アルバラド候補(43)を破って初当選した。

 就任は5月8日で、任期は4年。

 開票率約96%の時点でカルロス氏が約61%を得票。同氏は支持者らを前に「私の責務は国を一つにまとめ、前に向かって進ませることだ」と勝利宣言し、ファブリシオ氏も敗北を認めた。

 選挙では、米州人権裁判所から認めるよう勧告があった同性婚の是非が大きな争点になった。2月4日の第1回投票では、宗教家でもあるファブリシオ氏が強く反対を唱えて13人中トップに立ち、容認派のカルロス氏が続いた。カルロス氏の当選で、保守的なコスタリカで同性婚に道が開かれることになりそうだ。

1659チバQ:2018/04/03(火) 16:40:51
https://www.asahi.com/articles/ASL4214BDL41UHBI013.html
エジプト大統領にシーシ氏再選 得票率97%
カイロ=翁長忠雄2018年4月3日15時57分
 エジプトの選挙管理当局は2日午後、3月26〜28日に実施された大統領選の集計結果を発表した。現職で元国防相兼軍総司令官のシーシ氏が有効投票総数のうち約97%を得票し、再選した。唯一の対立候補で知名度の低い小政党ガッド党のムーサ党首は3%弱の得票にとどまった。

 登録有権者は約6千万人で投票率は41・05%。前回2014年の投票率47%を下回った。無効票は7%あまりあった。シーシ氏の2期目は6月にスタートする。憲法規定で大統領は2期8年間まで務めることができる。

 元首相や元軍参謀総長らの有力候補が立候補を断念したり、逮捕されたりして対立候補は知名度の低いムーサ氏だけ。シーシ氏に対する事実上の信任投票となったが、選挙戦は低調だった。選挙管理当局は「投票に行かなかった人には500エジプトポンド(約3千円)の罰金を科すことができる」と発言して投票率アップを図った。

経済に課題、国民に不満も
 シーシ氏の支持層は中間層から高所得者層が中心とされる。失業率の高い若年層の投票率は全体の投票率より低かったとみられる。

 14年の就任以来、シーシ氏はシナイ半島を拠点とするイスラム過激派との戦いでの国民の結束を求め、昨年4月には全土に非常事態を宣言した。経済改革では通貨切り下げ、補助金削減に踏みきり、高インフレ率などの痛みを伴うことにも国民に理解を求めてきた。今回の選挙で有権者はシーシ氏に治安の確保と経済再生へのかじ取りを託したことになる。

活動家ら拘束、政権批判抑え込む
 ただ、政権はデモ規制や人権活動家、記者の拘束などで政権批判を抑え込んでいる。国会議員も9割がシーシ氏支持で、野党は政権をチェックする力がない。国際労働機関(ILO)によると29歳以下の失業率は25%前後で高止まりしており、シーシ氏が2期目で経済分野での成果を出せなければ、若者を中心に国民の不満が噴出することになりかねない。

 シーシ氏は士官学校卒業後に陸軍入隊。11年のムバラク政権崩壊後の軍最高評議会では最年少メンバーだった。12年、当時のムルシ大統領が国防相に指名。13年に軍がムルシ氏を排除した後の暫定政権で副首相も兼務した。(カイロ=翁長忠雄)

1660チバQ:2018/04/03(火) 16:41:22
http://www.afpbb.com/articles/-/3169765
シシ大統領、97%の得票で再選 投票率は低下 エジプト
2018年4月3日 5:02 発信地:カイロ/エジプト
【4月3日 AFP】エジプト選挙管理当局は2日、先週行われた大統領選挙でアブデルファタハ・シシ(Abdel Fattah al-Sisi)大統領が有効票の97%を獲得し、再選を果たしたと発表した。同選挙ではシシ大統領に対抗する有力候補は一人もいなかった。

 選挙管理委員会は記者会見で、登録されている有権者約6000万人の41.05%が票を投じたと発表。また、投じられた約2400万票のうち92.73%が有効票だったものの、無効票は200万票近くに上ったとも説明した。

 シシ氏の唯一の対立候補だったムサ・モスタファ・ムサ(Moussa Mostafa Moussa)氏の得票率は2.92%だった。当初はシシ氏の熱心な支持者として同氏の選挙活動に関わっていたムサ氏は、立候補届け出の締め切り直前に登録し、同選挙で候補者がシシ氏ただ一人となる状況を回避していた。

 エジプトで初めて自由選挙により大統領に選出されたイスラム組織出身のムハンマド・モルシ(Mohamed Morsi)氏の下で国防相を務めていたシシ氏は2013年、モルシ政権に対する大規模な抗議デモが発生する中、軍を率いてモルシ氏を退陣に追い込み、2014年の選挙で96.9%の得票率を得て大統領に初当選した。2014年の大統領選時の投票率は47%で、今回の41%と比較してかなり高かった。

 今回の大統領選では、シシ氏に対抗する有力候補がそろって出馬を断念したり、当局に身柄を拘束されたりしており、野党勢力は実体を伴わない見せかけの選挙であるとしてボイコットを呼び掛けていた。(c)AFP

政治

1661チバQ:2018/04/03(火) 16:41:57
https://mainichi.jp/articles/20180403/k00/00m/030/034000c
コスタリカ
中道左派候補、大統領に当選
毎日新聞2018年4月2日 18時51分(最終更新 4月2日 23時05分)
 【メキシコ市・山本太一】中米コスタリカで1日、大統領選の決選投票が実施された。選管当局の中間発表(開票率96%時点)によると、中道左派与党「市民行動党」の元労働・社会保険相カルロス・アルバラド氏(38)が得票率60%を獲得し、39%の中道右派「国民復興党」の歌手ファブリシオ・アルバラド候補(43)を破って当選した。就任は5月8日で任期は4年。

 同性婚の是非が最大の争点だった。賛成派のカルロス氏に支持が集まり、同性婚反対を訴えて第1回投票では1位になったファブリシオ氏に勝利した。大統領選はソリス大統領の任期満了に伴い実施された。憲法の規定により連続再選は禁止のため、ソリス氏は立候補できなかった。

1662チバQ:2018/04/03(火) 16:47:05
https://mainichi.jp/articles/20180331/ddm/007/030/128000c
エチオピア
新首相にアハメド氏
毎日新聞2018年3月31日 東京朝刊
 エチオピアからの報道によると、同国の与党連合は27日、アビー・アハメド元科学技術相を新首相に選ぶことを決めた。近く就任する見通し。エチオピアでは民族間対立による混乱が続いていたが、政府への抗議行動を続けてきた最大民族オロモ出身であるアハメド氏が指導者となることで、緊張緩和が期待される。

 エチオピアでは、少数民族ティグレが政治・経済を掌握してきたことに、疎外されてきたオロモらの不満が噴出。長引く混乱を受けて2月にハイレマリアム首相が辞意表明したのに続き、非常事態宣言も発令された。【ヨハネスブルク】

1663チバQ:2018/04/03(火) 20:11:46
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180401-00000500-san-s_ame
「難民」急増 かつての“優等生”どこに? ベネズエラ
4/1(日) 6:30配信 産経新聞
 マドゥロ大統領が独裁的な統治を強めている南米ベネズエラで、国民の国外脱出が急増している。深刻な食料不足や政治的抑圧から逃れようとするその数は、今月に入って1日数万人にも達する。かつて中南米一豊かな民主主義の優等生と称され、世界一の原油確認埋蔵量を誇るベネズエラだが、今やシリア、ミャンマーに次ぐ新たな難民危機を生んでいる。

 「難民」は2016年から徐々に流出し始め、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の推計では、これまでに少なくとも150万人が国境を接するコロンビアやブラジルなどに脱出したとみられる。ロイター通信などによると、50万人以上が滞在しているコロンビアのサントス大統領は「難民には寛容でありたいが、われわれは経験したことがない苦境に陥っている」と語り、先月から不法入国を防ぐため、3000人の警備要員を国境に配置した。治安悪化も懸念材料になっている。

 ベネズエラでは13年3月に反米左翼の急先鋒として鳴らしたチャベス前大統領が病死し、後継指名されていたマドゥロ氏が副大統領から大統領に昇格。貧困対策として公共住宅の大量建設などに取り組んだが、バラマキ政策に加えて外貨収入の9割を依存する原油の価格低迷で財政が破綻した。紙幣増刷によってハイパーインフレを招き、17年のインフレ率は2616%(国会統計)、今年は1万3000%と国際通貨基金(IMF)は推計している。

 苦肉の策として、マドゥロ政権は埋蔵原油を裏付けとした仮想通貨「ペトロ」の発行を始めたが、米政府が自国民の取引や国内流通を禁じるなど、効果は疑問視され、“国際金融詐欺”に近いとの指摘もある。

 政治面でもマドゥロ氏は、昨年8月に政権派だけで構成される制憲議会を発足させ、野党が多数派を占める国会から立法権を奪うなど、やりたい放題だ。反政府デモも押さえ込み、多数の死者を出している。

 食料や医薬品を輸入する外貨が不足し、現地ではスーパーの棚が空になっている。飢餓や栄養失調が広がり、シモン・ボリバル大学などの調査によると、ベネズエラ国民の9割が貧困に陥り、昨年1年間で64%の国民が体重を平均11キロも減らしたという。

 UNHCRは13日に声明を出し、「ベネズエラからの避難民は難民として保護されるべきだ」として、近隣国に国境を開放し、強制送還しないよう要請。国際社会にベネズエラと「難民」受け入れ国への人道支援を呼びかけている。

 しかし、現地紙ウルティマス・ノティシアスなどによると、マドゥロ氏はかたくなだ。「ベネズエラに食料不足など起きていない。外国勢力が支援を政治介入の口実にしようとしている」と突っぱね、国際的な支援を拒んでいる。

 戦火を逃れるのとは違った形で大量発生したベネズエラの「難民」。議会や野党を軽視し、聞く耳を持たない独裁、独善的な政治が、いかに国民を苦しめるかを物語っている。(外信部編集委員 佐渡勝美)

1664チバQ:2018/04/05(木) 19:46:19
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180405-00000058-mai-m_est
<シエラレオネ大統領選>最大野党党首のビオ候補が当選
4/5(木) 18:43配信 毎日新聞
 【ヨハネスブルク小泉大士】西アフリカ・シエラレオネの選挙管理委員会は4日、3月末の大統領選決選投票で、最大野党シエラレオネ人民党党首のジュリアス・ビオ候補が当選したと発表した。ビオ氏は同日、新大統領に就任した。

 選管によると、ビオ氏の最終得票率は51.8%で、与党・全人民会議党のカマラ前外相を破った。同国は、エボラ出血熱流行や資源価格下落で打撃を受けた経済の立て直しが課題となっている。

1665チバQ:2018/04/05(木) 19:56:37
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180405-35117266-cnn-int
シエラレオネ、新大統領に元軍政トップのビオ氏 決選投票で勝利
4/5(木) 14:03配信 CNN.co.jp
ナイジェリア・ラゴス(CNN) アフリカ西部のシエラレオネで先月行われた大統領選の決選投票の結果が4日に判明し、かつて軍事政権を率いたジュリウス・マーダ・ビオ氏が当選を果たした。

現在は野党・人民党の党首を務めるビオ氏の得票率は51.81%で、与党・全人民会議党のサムラ・カマラ候補の48.19%を上回った。

地元紙の報道によれば、ビオ氏は司法当局が選挙結果を宣告すると直ちに大統領就任の宣誓を行ったという。

ビオ氏は2期10年を務めた現職のコロマ大統領を引き継ぐことになる。同大統領が就任した2007年のシエラレオネは、02年に終結した10年間に及ぶ内戦の影響を色濃く残していた。 

16人の候補者で争った今回の大統領選は、第1回の投票が3月7日に行われた。この時はビオ氏が43.3%の得票率で首位に立ち、カマラ氏が42.7%で2位につけた。どちらも得票率55%に達しなかったため、同月27日に両者による決選投票が実施された。

決選投票では、集計方法をめぐる見解の相違から開票作業に遅れが生じていた。

1996年に軍事政権のトップとして国政を担った経歴を持つビオ氏は、次期大統領として、シエラレオネが抱える極度の貧困の軽減という課題に直面する。人口730万人の同国は昨年発生した土砂崩れで首都フリータウンに住む数百人が死亡。また2014年に猛威を振るったエボラ熱の感染拡大では、4000人近い犠牲者が出たとされる。

1666チバQ:2018/04/07(土) 00:38:16
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3170286.html
大統領選の有権者登録、数百万人分の重複が発覚 コンゴ民主共和国
04月06日 18:28AFPBB News

大統領選の有権者登録、数百万人分の重複が発覚 コンゴ民主共和国

コンゴ民主共和国の首都キンシャサで5年ぶりに記者会見を行うジョゼフ・カビラ大統領(2018年1月26日撮影)。(c)AFP/THOMAS NICOLON

(AFPBB News)

【AFP=時事】コンゴ民主共和国で今年12月に行われる予定の大統領選の有権者登録で、数百万人分の情報が重複して登録されていることが発覚した。選挙管理委員会の委員長が5日、明らかにした。

 12月の大統領選で投票記録の基盤となる選挙人名簿を発表する前日、AFPの取材に対してコルネイユ・ナンガ委員長は、4600万人分の有権者登録があったと明かし、登録手続きの過程で「数百万人分の重複」が確認されたと述べた。

 別の選挙管理委員会関係者は、重複分は1月31日以降に子どもを登録した分とみられ、その数は約600万人分に及んでいると述べた。

 6日に公表される選挙人名簿は、5月までに決定される地方選挙の議席配分の基盤となる。

 ジョゼフ・カビラ大統領は2016年12月、憲法で認められた上限の2期目の任期が終わったが、次期大統領が決定するまで任期を継続できるとする法律のもとで退陣を拒否し、大統領の座に居座り続けている。

 現時点では今年12月23日に大統領選が行われる予定だが、2016年12月31日に合意した和平協定で定められた選挙実施日からは1年遅れとなる。【翻訳編集】AFPBB News

1667チバQ:2018/04/09(月) 21:06:39
https://mainichi.jp/articles/20180410/k00/00m/030/035000c
ブラジル
元大統領が収監 出馬はほぼ不可能に
毎日新聞2018年4月9日 18時43分(最終更新 4月9日 18時43分)
 収賄罪などで禁錮12年1月の控訴審判決を受けたブラジルのルラ元大統領(72)が7日、南部クリチバの連邦警察に収監された。収監のため6日午後5時までに警察に出頭するよう求める裁判所の命令を拒否し、サンパウロ近郊の出身母体の労働組合施設に立てこもっていたが、7日に自ら警察車両に乗り込み、移送された。返り咲きを狙った10月の大統領選への出馬はほぼ不可能になった。【サンパウロ】

1668チバQ:2018/04/09(月) 21:19:37
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018040800258&g=int
シエラレオネ新大統領にビオ氏=対立候補、敗北認める


シエラレオネのビオ新大統領=7日、フリータウン(AFP=時事)

 【フリータウンAFP=時事】3月末に大統領選の決選投票が行われた西アフリカのシエラレオネで、与党・全人民会議党(APC)のサムラ・カマラ候補が7日、野党シエラレオネ人民党(SLPP)のジュリウス・マーダ・ビオ候補の勝利を認めた。選管は4日、ビオ氏が51.81%を得票して勝利したと発表したが、カマラ氏は即座に異議を申し立てていた。
 ビオ氏は1990年代の一時期、クーデターで権力を奪い軍事政権を率いた人物。カマラ氏は7日、ビオ氏の自宅を訪ねた後、記者団の取材に応じ「APCを代表して新大統領を祝福したい」と述べた。
 選挙戦では両陣営の流血が続いた。カマラ氏は「どの党に属するかで苦しむのはやめにしたい。政治を理由に1滴の血も流してはならない」と語り、自らの支持者の保護をビオ氏に訴えた。(2018/04/08-11:07)

1670チバQ:2018/04/11(水) 11:07:27
https://www.asahi.com/articles/ASL3Y4F2TL3YULBJ007.html
 約1200の島があり、豊かな海に囲まれたインド洋の島国モルディブ。世界有数のリゾート地で、ダイビングを目当てに世界中から多くの観光客が訪れる。ただ、海の中にも地球温暖化の影響は現れ始めている。

 首都マレからフェリーで約10分の距離にある島ヴィリンギリ。2月中旬、地元ダイバーが子どもたちと一緒に海に入る「出前授業」があった。島国で暮らしていても、自分の目でサンゴを見たことがない子どももいるという。子どもたちに海の豊かさを伝えようと今年、始まった。

 子どもたちに続いて海に入ると、海底にサンゴが広がり、その周りを小さな魚がたくさん泳いでいるのが見えた。先生役を務めたダイビングインストラクターのズーナ・ナシームさん(42)は「自分の目でこの光景を見て、海の素晴らしさを子どもたちに感じてもらえれば」と話す。

 ただ、海底をよく見ると、異変に気付いた。一部のサンゴが白くなっているのだ。「白化」だ。

 サンゴの体内には褐虫藻(かっちゅうそう)という植物プランクトンが共生しており、褐虫藻が光合成をすることでサンゴは栄養を得ている。ところが、海水温が上昇すると褐虫藻が減ってしまい、サンゴは弱る。色がうすくなったり、骨格が透けて見えたりするので「白化」と言われ、長引くとサンゴは死んでしまう。海水温が30度を超える状態が続くと白化のおそれが高まるという。

 ログイン前の続き「昔はもっときれいだった。少しずつ、着実にダメージを受けている」とナシームさん。

 同国海洋研究所によると、同国の周辺海域で大規模な白化が確認されたのは1998年、2010年、16年の3回。特に全域で被害が大きかった98年は9割以上、16年は約7割が白化したという。同研究所が調べたところ、16年4月下旬〜5月中旬の海面水温は32度を超えていた。いずれも太平洋東部の赤道付近の海面水温が高くなるエルニーニョ現象の影響とみられるが、この20年に集中しており、温暖化の影響もうかがえる。

 サンゴ礁は多くの生物の生息地となっており、生物多様性の宝庫だ。観光面など経済的価値は高い。同国のトーリク・イブラヒム環境エネルギー相は「今後、サンゴの白化は頻繁に起きるかもしれない。観光国のモルディブには深刻な問題だ」と懸念している。

各国で発生、高まる死滅リスク
 サンゴの大規模な白化は、世界最大のサンゴ礁として有名なオーストラリアのグレートバリアリーフでは16、17年に、日本最大の石西礁湖(沖縄)でも16年に発生している。他にもフィリピンやメキシコなど、世界各地で起きている。

 オーストラリアの研究チームは今年1月、世界100カ所のサンゴ礁の観測データを分析したところ、白化の周期が短くなっているという研究成果を米科学誌サイエンスに発表した。1980年代初めには25〜30年に1回の頻度だった白化が、2016年では約6年に1回になったという。

 研究チームは「今後、温暖化による海水温の上昇でサンゴは暖められることが増え、(白化からの)回復に要する時間は長くなり、死滅のリスクが高まる」と指摘する。

 気象庁によると、世界の海水温はこの100年で平均0・54度上がった。国連の「気候変動に関する政府間パネル」は温暖化が最も進んだ場合、今世紀末には水深100メートルまでの海水温は約2度上がると予測する。

 今年は、国際サンゴ礁イニシアチブが定めた「国際サンゴ礁年」。1997年、2008年に続く3回目で、世界的にサンゴの保護や啓発の活動が広がる。日本でも環境省や沖縄県が、サンゴを食べるオニヒトデの繁殖を防ごうと水質を改善したり、海を濁らせる赤土の流入を防いだりする取り組みを進めている。(マレ=戸田政考)

1671チバQ:2018/04/13(金) 09:52:04
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018041200721&g=int
世代交代もキューバ変わらず=若者育成、スポーツ重視とベカリ長官

記者会見するキューバのベカリ・スポーツ庁長官=12日午前、東京都港区

 ラウル・カストロ国家評議会議長の引退を来週に控えたキューバから、スポーツ庁のベカリ長官が来日し「世代交代しても、若い人を育てるためスポーツを重視するキューバの姿勢が変わることはない」と強調した。東京都内のキューバ大使館で12日、記者会見して語った。
 キューバでは19日の人民権力全国会議(国会)で、86歳のラウル氏の後任に、57歳のディアスカネル第1副議長が選ばれると予想されている。1959年のキューバ革命成功後に生まれた世代が初めて国を率いることになりそうだ。


 長官は「故フィデル・カストロ議長は人づくりを重視した」と強調。「米国の不当な封鎖によってハイテク技術にアクセスできないことが多い分、キューバは人づくりに力を入れてきた。これからも永遠に変わらない」と訴えた。
 2020年の東京五輪・パラリンピックに向けて、長官は、陸上、ボクシング、レスリング、新体操、体操、柔道、野球の七つを特に重視する種目として挙げた。各競技の事前合宿の候補地として、仙台市や茨城県龍ケ崎市、広島市のほか、埼玉県内も検討中と明らかにした。(2018/04/12-14:31)

1672チバQ:2018/04/15(日) 21:17:57
https://www.sankei.com/world/news/180415/wor1804150025-n1.html
2018.4.15 10:39

ベネズエラ孤立浮き彫り 米州首脳会議が閉幕
 ペルーの首都リマで開かれていた北米と中南米カリブ海諸国による米州首脳会議は14日、汚職との闘いは民主主義の強化にとって不可欠などとした宣言を採択して閉幕した。独裁化を進め、政治・経済が混迷するベネズエラの情勢については首脳らから懸念の声が相次ぎ、反米左翼マドゥロ政権の国際的な孤立が一層浮き彫りになった。

 ペンス米副大統領は演説で「ベネズエラを孤立させるために、今こそさらなる行動が必要だ」と強調。マドゥロ政権が主要野党を排除して来月予定する大統領選について「結果を認めない」(アルゼンチンのマクリ大統領)など、多くの首脳が公平性に疑問を呈した。

 左派系のボリビアやキューバはベネズエラの擁護に回った。マドゥロ大統領は招待を取り消され、ベネズエラは国として参加しなかった。(共同)

1673チバQ:2018/04/17(火) 22:44:07
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180417-00000065-mai-int
<キューバ>ラウル議長退任へ カストロ兄弟時代に幕
4/17(火) 19:02配信 毎日新聞
<キューバ>ラウル議長退任へ カストロ兄弟時代に幕
キューバのラウル・カストロ国家評議会議長=メキシコ東部プラヤデルカルメンで2010年2月22日、庭田学撮影
 【サンパウロ山本太一】キューバのラウル・カストロ国家評議会議長(86)が18日にも、国家元首の議長職を退任する。人民権力全国会議(国会)が選出する新議長は、ミゲル・ディアスカネル第1副議長(57)が有力だ。1959年のキューバ革命から約60年にわたったカストロ兄弟による支配から「革命後世代」中心の新政権に移行する。ただ、ラウル氏は2021年まで共産党トップの第1書記として新議長を後見するのは確実で、政策面での大きな転換はない見通しだ。

 ◇「革命後世代」に交代

 3月の選挙で選ばれた新議員(605議席)による国会が18日に開会、議員の中から国家評議会の議長を含む新メンバーを選出する。

 キューバ革命の最高指導者、フィデル・カストロ氏(16年死去)は06年7月、病気治療のため議長権限を弟のラウル氏に暫定委譲した。ラウル氏は08年2月、正式に議長に就任した。

 国会は13年2月、共産党の地方組織幹部や高等教育相を務めたディアスカネル氏を政権ナンバー2の第1副議長に選出した。同時に、議長に再任されたラウル氏は任期5年で引退すると表明。ディアスカネル氏の抜てきはラウル氏による事実上の後継指名と受け止められた。

 ただ、新議長候補にはブルノ・ロドリゲス外相(60)らも取りざたされ、流動的な部分も残っている。

 ラウル氏は1953年、フィデル氏が率いた独裁政権打倒の武装蜂起に参加。56年からのゲリラ戦では反乱軍司令官の一人を務めた。革命を達成した59年から議長に就任する2008年まで国防相をほぼ半世紀務め、軍への強い影響力を持つ。11年4月に共産党第1書記に就任した。

 カストロ兄弟とともに革命を実現したホセ・ラモン・マチャド・ベントゥラ(87)、ラミロ・バルデス(85)両副議長も引退するため、集団指導機関である国家評議会に「革命世代」が残らない可能性も指摘される。

 国会の開会は当初予定の19日から前倒しされた。国会は19日も続く見通しだ。

 ◇対米改善、多難

 【サンパウロ山本太一】キューバのラウル・カストロ国家評議会議長は2008年の就任後、経済立て直しのため、制限されてきた自営業の拡大など市場主義経済を部分導入。15年には、オバマ政権下の米国と54年ぶりとなる歴史的な国交回復を果たした。米国による経済封鎖解除が狙いだったが、トランプ政権誕生で解除は遠のいており、新議長は米国との交渉を含め難しいかじ取りを迫られる。

 オバマ政権は両国間の定期便運航を再開し、米国人の教育・人材目的の個人渡航を認めた。米国からキューバへの入国者は14年の約9万人から17年は約62万人に増加したのに伴い、キューバでは観光業に携わる市民が急増し、観光ブームに沸いた。

 ところが、トランプ氏はオバマ氏が進めた制裁の解除から強化へと方針を転換。17年11月から米国人に対し、指定した180のキューバ国営のホテルやレストランなどの利用、個人旅行を禁止し、同国の観光ブームに冷や水を浴びせた。市場経済導入や民主化を求める米国の経済封鎖が、キューバの経済成長の足かせになっている。

 一方、キューバの国内経済は市場主義経済を部分導入したことにより、08年に約14万人だった自営業者は昨年9月時点で約58万人に増えた。

 3月末の共産党中央委員会でラウル氏は国内経済について「数年前より状況は良くなっている」としながら「間違いや欠点はある」と述べた。自営業者急増に伴う脱税などを指摘したとみられる。だが、新政権下でも制度改善を進めつつ、経済自由化の流れは維持される見込みだ。

 食品など物資の慢性的な不足や国内での雇用不足を嘆くキューバの若者は多い。国民が求める生活向上をどう進めるか、新議長の主要課題となる。

 ディアスカネル氏は民主化を目指す反体制派を厳しく取り締まる姿勢を見せており、政治分野の自由化は進まないとみられる。

1674チバQ:2018/04/17(火) 22:44:58
半年前の記事
https://mainichi.jp/articles/20171124/ddm/007/030/017000c?inb=ys
キューバ
カストロ前議長死去1年 揺るがぬ独裁 経済自由化は進展
毎日新聞2017年11月24日 東京朝刊
 カリブ海の島国キューバのフィデル・カストロ前国家評議会議長の死去から25日で1年となる。「反米左派勢力のカリスマ」亡き後、国内の経済自由化は進んだ。来年には「カストロ兄弟後」の指導体制に移行するキューバだが、米州唯一の共産党一党独裁体制が揺らぐことはなさそうだ。【サンパウロ山本太一】

 「我々が直面している敵は、我々自身の非効率だ」。カストロの弟であるラウル・カストロ議長は常々こう主張し、経済的な生産性の低さを改善するため、自由化を推進。社会主義国家のキューバで、自営業に携わる市民が増え続けている。


 自営業はかつて厳しく制限されていたが、1991年のソ連崩壊に伴ってキューバも深刻な経済危機に見舞われ、96年に規制緩和に踏み切った。経済自由化を目指すラウル氏が議長に就任した2008年以降、緩和の対象業種を広げてきた。

 08年には14万人だった自営業者は今年9月時点で57万9415人へと急増。昨年9月よりも5万6560人増え、就業人口の12%を占めるまでに拡大した。内訳はレストランなど食品の製造販売業が最も多く6万1301人。タクシーや貨物搬送など運送業5万7911人、住宅や部屋を貸し出す民泊業3万9442人と続く。

 ただ、適切な納税を怠るなどの法律違反も増えているとして、キューバ政府は今年8月以降、多くの業種で新規許可の発行を停止している。また、レストランや民泊施設を営んで外貨を稼ぐ自営業者が増え、公務員や国営企業従業員との収入格差が広がったなどの弊害も指摘される。

 一方、反体制派の取り締まりは維持され、政治的な自由は厳しく制限されたままだ。今年10月末に実施された国内168市(区)の議員選(任期2年半、定数1万2515)では、数百人の反対派が立候補に名乗りを上げたが、地域ごとの候補者指名委員会は共産党の影響力が強いため、一人も推薦されず、立候補できなかった。

 反体制派「キューバ人権和解委員会」(ハバナ)のエリザルド・サンチェス氏は「予想された通り、政権の抑圧的な体質を示す機会となった」と話す。

 前回15年4月の選挙では落選したものの、反対派から2人の立候補が認められた。反体制を公言する人物の推薦は前代未聞だったため、指導部が軟化したとの見方があったが、今回はむしろ締め付けが増した形だ。伏線はあった。今夏、インターネット上に出回った動画で、指導部ナンバー2のミゲル・ディアスカネル国家評議会第1副議長(57)が立候補を目指す反体制派の取り締まりに関し「ありとあらゆる手段を使う」と発言していた。

 共産党内の会議を撮影したこの動画の出所は不明だが、メディア統制が厳しいキューバで政府高官の非公式発言が公になるのは極めて異例。キューバ政治に詳しい専門家は「政治参加の機会を増やさないという当局の意図を伝えるため」に政府当局者がリークしたと、米紙ロサンゼルス・タイムズに述べた。

 キューバ人権和解委員会の調査によると、反政府抗議デモの実施など政治活動を理由にした逮捕件数は16年に9940件で、10年の約5倍。今年1〜9月では4537件で昨年同期の半数だが、依然として高い水準だ。

 来年2月末、約60年間続いたフィデル、ラウルのカストロ兄弟による支配が終わり、キューバ革命(1959年)後に生まれたディアスカネル氏に議長職が譲られる見通しだ。政治的な締め付けには、指導部の世代交代後も経済自由化は許容するものの、独裁体制を堅持しようとする指導部の強い意思がうかがえる。ラウル氏の共産党第1書記の任期は21年まで残っており、新議長の後見役となる可能性も指摘される。

対米関係再び悪化
 今年1月の米国のトランプ政権誕生を契機に米キューバ関係は冷え込んでいる。オバマ前政権時代の2015年、54年ぶりという歴史的な国交回復を果たした両国。だが、トランプ氏は、オバマ氏が進めた制裁の緩和から強化へとかじを切った。今夏に判明した在キューバ米外交官の健康被害問題が関係悪化に拍車をかけている。

 「60年近く国を支配し、何万もの自国民を殺害してきた」。トランプ氏は今年6月、カストロ政権下の人権状況を非難し、緩和策の転換を表明した。大統領選中からキューバに対する強硬姿勢を示してきたが、それを行動に移した形だ。

 米政府は11月9日から制裁強化策を実施。米企業に対し、対象リストに掲載されたキューバの企業やホテル、レストラン、店舗など180団体との取引を禁止した。こうした団体はキューバ軍や情報機関、治安当局と経済的に結びつきがあり、制裁強化は、キューバ国民を弾圧する軍などに利益をもたらすのを防ぐのが狙いという。

1675チバQ:2018/04/17(火) 22:45:12
 また米国人によるキューバへの個人旅行は原則禁止され、渡航時には米企業のグループツアーへの参加が義務づけられた。旅行者は対象リストのホテルやレストランなどの利用も禁止される。

 ロイター通信によると、キューバ外務省幹部は、団体リストを「恣意(しい)的なものだ」とし、「こうした措置の全てがキューバ国民を傷つける」と非難した。

 とりわけ影響が懸念されるのが、国交回復後に過熱した米国人によるキューバ観光だ。米国からの渡航者急増を当て込み定期便を開設してきた米航空各社は、トランプ政権誕生以後、相次いで減便や撤退を進めている。制裁強化後の11月14日には、米アラスカ航空が今年1月に始めたロサンゼルス-ハバナ間の定期便を来年1月末に停止すると発表した。

 さらに今夏、在ハバナ米大使館の職員ら20人以上が聴覚障害などを訴えている問題が判明。被害は昨秋から続いていたといい、音波や電子的な武器による攻撃の可能性が指摘されているが、両国政府は実行者や原因を特定できていない。

 こうした中、米政府は9月、大使館職員の半数以上を帰国させると発表し、ティラーソン国務長官は「キューバ政府が攻撃を防ぐ適切な方法をとる責任がある」と強調。さらに、キューバ政府が大使館職員の保護を怠ったことへの対抗措置として、米政府は翌10月に米国駐在のキューバ外交官15人に国外退去命令を出した。

 一連の制裁強化策や健康被害問題での対抗措置は、オバマ氏のレガシー(政治的業績)を否定するトランプ氏のパフォーマンスとの見方が根強い。キューバへの関与政策そのものは放棄しておらず、急増する自営業者ら民間部門の成長を促して経済や政治の自由度を高めたいとして、トランプ政権は米企業のキューバへの輸出を許可する免許を拡大、簡素化する予定という。

衰退する中南米の左派 「2大国」経済低迷で政権失う

 中南米では、反米左派勢力の求心力となっていたフィデル・カストロの死去前から始まっていた左派政権の混乱・衰退が続いている。こうした政権は連携して難局を乗り切ろうとしているが、その道は容易ではない。


チェ・ゲバラ没後50年追悼式典で気勢をあげるボリビアのモラレス大統領(中央)、キューバのバルデス副議長(中央右)ら=ボリビア中部で10月9日、山本太一撮影
 「ゲバラのように侵略や資本主義と闘わなければならない」。10月9日、ボリビア中部で開かれたキューバ革命の英雄、チェ・ゲバラの没後50年追悼行事で、ボリビアのモラレス大統領が反米左派諸国の結束を訴え、キューバやニカラグアの政府高官らと手を取り合った。モラレス氏が、反米左派勢力のカリスマとして今も人気の高いゲバラにあやかろうとしたのは、自身の高い支持率にも陰りが見えるからだ。2006年に先住民として初めて大統領に就任し、現在3期目。だが、16年2月に行われた大統領4選を可能とする憲法改正の是非を問う国民投票は否決され、汚職疑惑も浮上している。

 1999年にチャベス大統領が誕生し、中南米を左派政権が席巻する契機になったベネズエラ。後継のマドゥロ大統領は独裁色を強め、国民は日常的な食糧・医薬品の不足、治安悪化などに苦しむ。

 キューバでも16年の国内総生産(GDP)は0・9%減で93年以来のマイナス成長に落ち込んだ。経済を支えてきたベネズエラが原油価格の下落に直面し、支援が細っているためだ。

 中南米地域の2大国であるアルゼンチンでは15年、ブラジルでは16年に、資源価格下落や貧困層へのばらまき政策による経済低迷が原因で、それぞれ左派が政権を失った。

 今月19日のチリ大統領選では首位となった中道右派の野党連合ピニェラ前大統領が、2位の中道左派バチェレ大統領の後継候補と12月の決選投票で争うことが決まった。与党連合は統一候補を立てられず、4年ぶりに中道右派へ政権交代する可能性が高まっている。


 ■人物略歴

フィデル・カストロ
 キューバの農園主の次男として1926年に誕生。53年に親米独裁バティスタ政権打倒のため蜂起したが失敗、投獄された。恩赦で釈放され、メキシコに亡命。56年、アルゼンチン人医師のチェ・ゲバラらとキューバでゲリラ戦を展開。59年にバティスタ政権を倒して新政権を樹立するキューバ革命を実現。61年に社会主義国家を宣言し、76年に国家評議会議長に選出された。反米の国家元首として、世界の左翼運動にも大きな影響を与えた。日本には2度、非公式訪問し、95年は当時の村山富市首相と会談。2003年には広島を訪れ、原爆慰霊碑に献花。08年に議長職を引退。16年11月25日、90歳で死去した。

1676チバQ:2018/04/19(木) 19:25:49
https://www.sankei.com/world/news/180418/wor1804180055-n1.html
2018.4.18 23:48

ラウル・カストロ議長退任で「革命後世代」に移行へ キューバ国会始まる
 【ニューヨーク=上塚真由】カリブ海の社会主義国、キューバの首都ハバナで18日、人民権力全国会議(国会)が開かれた。ラウル・カストロ国家評議会議長(86)が退任する予定。国家評議会の新メンバーを選出し、新議長にはディアスカネル第1副議長(57)が有力視されている。国会は19日まで。

 キューバは、1959年のキューバ革命から約60年にわたり、兄の故フィデル・カストロ前国家評議会議長とラウル氏が支配してきたが、革命後に生まれた世代に移行する。ただ、ラウル氏は2021年まで共産党トップの第1書記の座にとどまり、後見役を務めることが確実視されており、政策面で急激な変化はないとみられる。

 国会は3月に改選され、4月19日に初招集される予定だったが、直前になって「重要な議会のため進行を円滑にする」(党機関紙グランマ)として1日前倒しされた。2日間の詳しい議事日程は不明で、国家評議会議長らの選出が19日になる可能性もある。

 国家評議会メンバーは5年ごとに改選。ラウル氏は06年にフィデル氏から議長権限を暫定委譲され、08年に議長に正式に就任。13年の改選時に、5年後の引退を表明していた。

1677チバQ:2018/04/19(木) 22:06:24
https://mainichi.jp/articles/20180420/k00/00m/030/071000c
キューバ新議長
パソコン愛用「庶民派」ディアスカネル氏
毎日新聞2018年4月19日 20時02分(最終更新 4月19日 20時02分)
キューバの国家評議会議長に就任するミゲル・ディアスカネル氏(57)
 人民権力全国会議(国会)で新議長候補に選ばれ、事実上の国家元首就任が決まった瞬間、拍手が湧く中でも笑顔を見せなかった。厳しい表情には、キューバ革命(1959年)の英雄カストロ兄弟から重責を引き継ぐ決意がにじんだ。

 革命の翌年に中部サンタクララで生まれた。20日で58歳になる。父は機械工。地元の大学で電子工学を修め、教授として教壇に立った。87年、共産主義青年同盟に入り、共産党の活動を本格的に始めた。AP通信によると、中米ニカラグアの左派革命政権の支援団に参加。長髪でビートルズを好んだ青年だったという。

 ソ連が消滅し深刻な経済危機に直面していた94年から、故郷のビジャクララなど2県で地元トップの党県第1書記を務めた。ビジャクララでは大きな専用宿舎には住まず、Tシャツ、ジーンズ姿で自転車をこいで自宅から通勤。水不足などに適切に対応し頭角を現した。

 高等教育相や閣僚評議会副議長を経て2013年、政権ナンバー2の第1副議長に抜てきされた。手堅い実務能力やカストロ兄弟への強い忠誠心をラウル・カストロ氏が高く評価したという。

 「庶民派」と呼ばれ、3月の国会議員選の投票所では有権者の列に20分間並び、その間も周囲と気さくに会話した。インターネットの使用制限があるキューバだが、タブレット端末を愛用する。政府の会合にノートパソコンを初めて持ち込んだ政府高官とされる。

 前妻との間に子供2人。再婚相手の妻リス・クエスタさんはキューバ文化の専門家。【サンパウロ山本太一】

https://mainichi.jp/articles/20180420/k00/00m/030/067000c
「革命後世代」政権に カストロ氏は影響力維持
毎日新聞2018年4月19日 19時57分(最終更新 4月19日 20時00分)
 【サンパウロ山本太一】キューバの人民権力全国会議(国会)は19日、国家元首となる新たな国家評議会議長にミゲル・ディアスカネル第1副議長(57)を選出する。1959年の革命から約60年続いたカストロ兄弟の統治が終わり、初めて「革命後世代」が率いる政権が発足する。ディアスカネル氏は首相に相当する閣僚評議会議長を兼任する。

 引退を表明していたラウル・カストロ議長(86)は共産党第1書記の任期を2021年まで残しており、新政権への影響力を維持する。集団指導機関である国家評議会の副議長5人の1人には革命世代のラミロ・バルデス氏(85)が留任、若返った新政権の「後見役」となるとみられる。政権ナンバー2の第1副議長にはサルバドル・バルデスメサ副議長(72)が昇格する。

 18日の国会で、ディアスカネル氏が唯一の新議長候補となり、投票が行われた。結果は19日発表され、信任される。

 ブラジル・サンパウロ州立大のルイス・フェルナンド・アイエルーベ教授(国際関係)は「新政権の最大の課題は経済問題だ。数年前まで中南米諸国の左派政権がキューバを経済的に支えてきたが、多くは政権交代し支援を期待できない。対米関係は悪化しており、中露との経済関係を深める可能性が高い」と指摘する。

1678チバQ:2018/04/19(木) 22:09:08
https://mainichi.jp/articles/20180419/ddm/007/030/026000c
新議長選出へ ディアスカネル氏、市場経済導入で手腕
毎日新聞2018年4月19日 東京朝刊
 【サンパウロ山本太一】キューバの人民権力全国会議(国会)が18日開会し、元首である国家評議会議長を選出する。引退表明しているラウル・カストロ議長(86)の後継として、ミゲル・ディアスカネル第1副議長(57)の新議長への昇格が有力視されている。

 キューバ共産党機関紙グランマ(電子版)によると、18日は国会議員605人の中から議長や第1副議長らの候補者が提示され、投票が実施される。結果は最終日の19日に発表されるという。

 大学で電子工学を学んだディアスカネル氏は、キューバ共産党の地方組織幹部から2003年に党政治局員に昇格。09年から高等教育相を務め、13年2月、カストロ議長に次ぐナンバー2の第1副議長に抜てきされた。ラウル氏が進めた市場主義経済の部分導入で手腕を発揮したことが評価されたという。

 社会主義国キューバでは1959年の革命以来、フィデル、ラウル氏のカストロ兄弟が政権を握ってきた。60年生まれのディアスカネル氏が議長に就任すれば、初めて「革命後世代」が国を率いることになる。革命世代の重鎮、ホセ・ラモン・マチャド・ベントゥラ(87)、ラミロ・バルデス(85)両副議長も引退し、集団指導機関である国家評議会(31人)は世代交代が大きく進むとみられている。

 ただ、ラウル氏は21年まで共産党トップの第1書記を務める見込みだ。世代交代が進んでも新政権への影響力を維持することは確実だ。ディアスカネル氏はカストロ兄弟を信奉する革命の熱烈な支持者としても知られ、新政権の経済政策などに大幅な変更はなく、ラウル氏が進めた路線を引き継ぐ見通しだ。

 一方、ラウル氏は15年にオバマ前政権時の米国と国交回復を果たしたが、トランプ政権誕生で両国関係は冷え込んでいる。キューバ経済立て直しは米国による経済制裁解除が焦点になっており、キューバ新政権の対米姿勢も注目される。

1679とはずがたり:2018/04/20(金) 14:53:05
スワジランド、国名を「エスワティニ」に変更
https://www.asahi.com/articles/ASL4N0T5TL4MUHBI02C.html?ref=tw_asahi
ヨハネスブルク=石原孝2018年4月20日12時59分

 アフリカ南部の王国スワジランドの国王ムスワティ3世は19日、自身の誕生日と独立50年を祝う式典で、国名を「エスワティニ」に変更すると発表した。スワジ語で「スワジの地」を意味する。AFP通信などが報じた。

 スワジランドは1968年に英国から独立。世界でも数少ない絶対君主制で、国王が行政権や立法権を持つ。ムスワティ3世は父親の跡を継いで86年に即位。これまでも自国のことをエスワティニと呼ぶことがあったが、今回、正式に国名を変更した。

 同国は失業率が約25%、成人のエイズウイルス感染率が30%近いなど、多くの問題を抱えている。一方、ムスワティ3世には妻が15人ほどおり、生活苦が続く国民からは民主化を求める声があがっている。(ヨハネスブルク=石原孝)

1680チバQ:2018/04/20(金) 17:59:59
https://www.asahi.com/articles/ASL4N0T5TL4MUHBI02C.html
スワジランド、国名を「エスワティニ」に変更
ヨハネスブルク=石原孝2018年4月20日12時59分
 アフリカ南部の王国スワジランドの国王ムスワティ3世は19日、自身の誕生日と独立50年を祝う式典で、国名を「エスワティニ」に変更すると発表した。スワジ語で「スワジの地」を意味する。AFP通信などが報じた。

 スワジランドは1968年に英国から独立。世界でも数少ない絶対君主制で、国王が行政権や立法権を持つ。ムスワティ3世は父親の跡を継いで86年に即位。これまでも自国のことをエスワティニと呼ぶことがあったが、今回、正式に国名を変更した。

 同国は失業率が約25%、成人のエイズウイルス感染率が30%近いなど、多くの問題を抱えている。一方、ムスワティ3世には妻が15人ほどおり、生活苦が続く国民からは民主化を求める声があがっている。(ヨハネスブルク=石原孝)

1681チバQ:2018/04/20(金) 18:01:40
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018042000143&g=int
「カストロ後」時代幕開け=経済改革、対米関係に課題-キューバ

19日、ハバナの人民権力全国会議で、拍手するキューバのディアスカネル新国家評議会議長(AFP=時事)

 【ハバナ時事】カストロ兄弟に59年余り独占されてきたキューバの指導者の地位が革命後の世代に移る。ディアスカネル新国家評議会議長による「カストロ後」時代が幕を開けた。

 前任のラウル・カストロ氏は、兄フィデル氏にカリスマ性で遠く及ばなかった。しかし、地道な改革路線で着実な成果を挙げた。
 インターネットや携帯電話の解禁、出国許可制の廃止や個人間の住宅・自動車売買の自由化を敢行。市場主義経済の部分的導入を推進したことで自営業者は大きく増加した。革命直後から敵対してきた米国と国交回復を果たすなど、不得手とみられた外交でも大きな功績を残した。


19日、ハバナの人民権力全国会議で、演説するキューバのラウル・カストロ前国家評議会議長(AFP=時事)

 ただ「国営企業から享受するうまみを失うことを恐れた長老たちの反対」(専門家)で、経済改革はここ数年、頓挫状態になっている。国の将来を左右する対米関係も、トランプ政権の強硬路線を前に後退しつつある。


 ディアスカネル氏はラウル氏に取り立てられて出世の階段を上った。このため、カストロ路線から逸脱することは考えにくい。短期的には「何も変わらないだろう」(外交筋)というのが衆目の一致するところだ。
 ただ、今や世界で数少なくなった社会主義体制を維持するためには、世代交代の旗振り役として汚職構造に果敢に切り込むとともに経済改革を深化させなければならない。閉塞(へいそく)感を払拭(ふっしょく)することが求められている。(2018/04/20-05:18)

https://www.jiji.com/jc/article?k=2018041900747&g=int
議長にディアスカネル氏選出=カストロ体制後の新時代に-キューバ

19日、ハバナで開かれた人民権力全国会議(国会)の議場で、ディアスカネル新国家評議会議長(左)をたたえるラウル・カストロ前議長=キューバ政府提供(AFP=時事)

 【ハバナ時事】カリブ海の社会主義国キューバの人民権力全国会議(国会)は19日、元首である国家評議会議長に、1959年のキューバ革命後に生まれたミゲル・ディアスカネル第1副議長(57)を選出した。革命後、最高指導者の地位がカストロ兄弟以外にわたるのは初めて。ディアスカネル氏は行政府である閣僚評議会の議長も兼ねる。
 ディアスカネル氏は就任演説で「国のため社会のために働くことが一番大事だ。この国をもっと明るくしたい」と強調。「議長として故フィデル・カストロ元議長の思想を守っていく」と宣言した。


19日、ハバナで開かれた人民権力全国会議(国会)で、演説するディアスカネル新国家評議会議長=キューバ政府提供(AFP=時事)

 指導機関である国家評議会は31人中13人が入れ替わり、新時代の幕開けを演出。一方、ナンバー2の第1副議長には72歳のサルバドル・バルデス氏が副議長から昇格し、背後からにらみを利かせる。
 新政権には、ここ数年停滞している経済改革の再活性化や、トランプ米政権下で再び緊張に向かっている対米関係の改善など、重要課題が待ち受けている。ただ、ディアスカネル氏はカストロ路線の忠実な信奉者で、急激な方向転換はないとみられる。(2018/04/19-22:58)

1682チバQ:2018/04/22(日) 13:08:53
http://www.afpbb.com/articles/-/3172009?cx_position=22
22日にパラグアイ大統領選=与党候補が大きくリード
2018年4月21日 14:27 発信地:パラグアイ
【4月21日 時事通信社】南米パラグアイで22日、カルテス大統領の任期満了に伴う大統領選挙が実施される。10人が立候補しているが、第2次世界大戦後、ほぼ一貫して政権与党の地位にある中道右派の与党・コロラド党のマリオ・アブドベニテス候補(46)が支持率で圧倒。中道左派「全国刷新大同盟」のエフライン・アレグレ候補(55)が続いている。

 上院議長の経験もあるアブドベニテス氏は、腐敗が指摘される司法制度の改革を強く主張。上下両院で議員を務め、前回大統領選で敗北したアレグレ氏は電気料金や医療費の引き下げなどを打ち出している。

 ただ、両者の公約に大きな違いはない。大統領再選が禁止されるパラグアイでは昨年、再選を可能にする憲法改正案が提出され、その抗議運動で死者も出した。双方とも再選には原則的に賛成の意思を示すなど、争点の見えづらい選挙となった。大勢は22日夜(日本時間23日午前)に判明する見込み。(c)時事通信社

1683とはずがたり:2018/04/24(火) 12:38:03
国賓かどうかってどう決まるの?

フランス
マクロン大統領訪米へ、トランプ政権初の国賓
https://mainichi.jp/articles/20180422/k00/00e/030/199000c
毎日新聞2018年4月22日 15時31分(最終更新 4月22日 15時35分)

 フランスのマクロン大統領は23〜25日の日程で米国を訪問する。トランプ米大統領が就任後、国賓として迎える外国首脳は初めて。年齢が親子ほども違い、政治姿勢も対照的な2人は一連の行事を通じ、伝統的な友好や同盟関係を深める。トランプ氏が見直しを求めているイラン核合意が主要議題となる見通しで、シリア情勢も協議する。

 マクロン氏は23日に米国に到着。24日にホワイトハウスで首脳会談を行い、共同記者会見に臨んだ後、夫妻で公式夕食会に出席する。25日には米議会の上下両院合同会議で演説する予定だ。(共同)

1684とはずがたり:2018/04/24(火) 21:56:09
中国 上海協力機構で「多国間主義堅持」 米けん制か
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180424/k10011416081000.html
4月24日 21時53分

中国やロシアなど8か国でつくる「上海協力機構」の外相会議が北京で開かれ、中国政府は「多国間主義を堅持して問題を解決すべきだ」とするコミュニケを発表し、貿易問題などで対立するアメリカをけん制する狙いがあると見られます。

上海協力機構は、中国やロシア、中央アジアの国々など8か国でつくる安全保障と経済協力の対話の枠組みで、中国の北京で24日に外相会議が開かれました。

中国外務省が発表した会議のコミュニケによりますと、インドとパキスタンが正式に加盟して組織が拡大したことを踏まえ、ことし6月に中国の青島で開かれる首脳会議で取り組む課題などを検討し、重大な国際問題について話し合ったとしています。

そのうえで、アメリカなど3か国が行ったシリアの化学兵器関連施設に対する軍事攻撃について深い懸念を示すとともに、イラン核合意について、アメリカのトランプ政権が来月にも離脱の判断を下す可能性がある中、引き続き、履行することを支持するとしています。

また、名指しは避けながらも、「一方的な制裁を手段として政治的、経済的に圧力をかけるたくらみが依然として続いている」と指摘したうえで、「多国間主義を堅持して問題を解決すべきだ」と強調し、中国に対して輸入制限措置などを発動し、ロシアに対してもサイバー攻撃などを理由に相次ぐ制裁措置を発表するアメリカをけん制する狙いがあると見られます。

1686チバQ:2018/04/25(水) 18:19:41
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018022701026&g=int#cxrecs_s

最大野党党首に初のマオリ系=弁護士出身のブリッジズ氏-NZ











27日、ウェリントンで、ニュージーランド最大野党国民党の新党首に選出されたサイモン・ブリッジズ氏(左)(AFP=時事)

 【シドニー時事】ニュージーランドの最大野党国民党は27日、議員総会を開き、同日付で辞任したイングリッシュ党首(前首相)の後任に、弁護士出身で先住民マオリ系のサイモン・ブリッジズ氏(41)を選出した。現地報道によると、マオリ系の同党党首就任は初めて。(2018/02/27-18:53)

1687チバQ:2018/04/28(土) 05:50:02
https://www.sankei.com/world/news/180426/wor1804260040-n1.html
2018.4.26 21:59

ブラジル大統領選主役不在 「トランプvsオバマ」注目
【ロサンゼルス=住井亨介】10月に予定されている南米ブラジルの大統領選の行方が混迷を深めている。本命候補とされながら、収賄罪で有罪判決を受けた元大統領のルラ被告(72)が収監されて返り咲きが絶望的になったためだ。過激な発言で「ブラジルのトランプ」と呼ばれる右派系候補に対し、左派系では黒人の元最高裁長官が「ブラジルのオバマ」(現地外交筋)として注目を集めている。抜きんでた支持率の候補者はおらず、左派系が候補者を調整できるかがカギとなりそうだ。

 労働者階級出身のルラ被告は、在任中の貧困層への手厚い福祉政策で今も人気が高い。世論調査会社「ダタ・フォーリャ」による支持率調査(16日発表)では、収監後にもかかわらずルラ氏が31%でトップで、「トランプ」の異名を取る元軍人の右派、ボウソナロ下院議員(63)が15%で続いた。

 大統領選の候補者登録は8〜9月に行われ、ルラ被告も申請は可能とされる。選挙裁判所の判断次第だが、地元メディアは「(収監で)ルラ被告はもう終わった」という論調が支配的だ。

 関心がルラ氏以外の左派系候補に移る中で注目を浴びているのが、黒人の元最高裁長官、ジョアキン・バルボーザ氏(63)だ。先の調査でルラ被告が出馬しない場合には、支持率9%と他候補と並んで3位につけた。

 バルボーザ氏は貧しい家庭に育ちながら苦学して最高裁長官まで上り詰めた人物。ルラ被告の大統領時代に起きた政界買収事件の裁判を指揮するなどクリーンなイメージが持たれており、「(大型汚職事件が相次ぐ)同国では求められていた政治家像で、展開次第では伸びしろがある」(現地外交筋)。ただ、政治経験がないことが有権者らにどう判断されるかは未知数だ。

 中道左派のブラジル社会党(PSB)に入党、幹部と会談したものの、バルボーザ氏は「まだ候補者になると決めていない」としており、慎重に情勢を見極めているもようだ。

 候補者は現在20人近くが取り沙汰されており、セットで立候補することになる副大統領候補を誰にするかを含め、左派系各党間の駆け引きが活発化している。ルラ被告に代わる候補に集約できるかが焦点だが、「現時点で『この人だ』という状況ではなく流動的」(同)な情勢となっている。

1688チバQ:2018/05/07(月) 00:33:22
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018050200199&g=int
モロッコ、イランと断交=「西サハラに軍事支援」と批判
 【カイロ時事】モロッコ政府は1日、イランとの外交関係断絶を表明した。モロッコが領有権を主張する西サハラ(旧スペイン領)の独立派組織「ポリサリオ戦線」に対し、イランが軍事訓練や武器支援を行っているというのが理由。
 モロッコのブリタ外務・国際協力相は、隣国アルジェリアにあるイラン大使館やレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラを経由して、地対空ミサイルがポリサリオ戦線に渡っていたと批判。これに対し、ヒズボラは声明で「モロッコは米国、イスラエル、サウジアラビアの圧力に屈し、虚偽の嫌疑を持ち出した」と反発した。(2018/05/02-06:19)

1689とはずがたり:2018/05/08(火) 12:50:18
ベネズエラ、インフレ率1万3779%に加速 国会が公表
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/business/afpbb-3173740.html
09:05AFPBB News

【AFP=時事】南米ベネズエラの国会は7日、4月時点の物価上昇率(インフレ率、年率換算)が前年同月比1万3779%に達したことを明らかにした。ハイパーインフレがさらに加速した。ベネズエラのインフレ率は群を抜いて世界最高であると推定されていたが、今回の統計でそれが裏づけられた格好だ。

 世界一の原油確認埋蔵量を誇るベネズエラだが、国債は部分的なデフォルト(債務不履行)に陥り、国内では食品や医薬品の不足が深刻化している。

 外貨準備も落ち込むなか、ニコラス・マドゥロ政権は紙幣を刷り続け、通貨ボリバルはほとんど価値がなくなっている。

 インフレ率は、野党が多数を占める国会の財務・経済開発委員会が報告書の中で明らかにした。

 同委員会のラファエル・グズマン委員長は記者会見で「われわれは世界で最も高いハイパーインフレに見舞われた国にいる」と述べ、「通貨を安定させるために新たな財政・為替政策が必要だ」と訴えた。【翻訳編集】AFPBB News

1690とはずがたり:2018/05/09(水) 10:39:50
靴を脱ぐ習慣あるから非礼ってのが判らんけど。脱がない連中の靴の方が臭いんちゃうの?!

なんいせよちょっと嫌だけどね。ユダヤジョーク?

安倍首相デザートに“黒い靴” 夕食会メニューが物議
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180508-00010015-houdoukvq-int
5/8(火) 20:58配信 ホウドウキョク

ホウドウキョク

先週、イスラエルを訪問した安倍首相夫妻。その夕食会で出された「あるデザート」が、物議を醸している。

イスラエルのネタニヤフ首相夫妻との夕食会で撮影された、1枚の写真。

そのテーブルの上にあるのは、「黒い靴」。

実はこれ、靴の形をした金属製の器で、その中にチョコレートを入れた「デザート」だった。

写真の正面奥に立っている男性が、夕食を担当したシェフで、自身のインスタグラムに写真や動画を掲載したところ、日本の家では靴を脱ぐ習慣などが挙げられ、「非常に失礼で愚か者だ」などと非難が殺到した。

イスラエルメディアによると、両首相は食事を楽しみ、安倍首相は、このシェフを日本で料理を作りに来るよう招待したという。

1691チバQ:2018/05/18(金) 19:08:21
https://mainichi.jp/articles/20180518/ddm/007/030/028000c
ベネズエラ
20日に大統領選 マドゥロ氏再選濃厚 欧米は中止要求
毎日新聞2018年5月18日 東京朝刊
 【カラカス山本太一】南米ベネズエラの大統領選が20日、投開票される。政治・経済の混迷は深刻だが、独裁色を強める反米左派「統一社会党」のマドゥロ大統領(55)の再選は濃厚とみられている。欧米諸国などは選挙が民主的ではないとして中止を求め結果も承認しない姿勢。勝利してもマドゥロ政権の国際社会での孤立は深まりそうだ。

 「勝利を与えてくれれば『経済戦争』を終わらせる」。マドゥロ氏は首都カラカスで9日、支持者数百人にそう訴えた。ハイパーインフレや食料・生活必需品不足で推計100万人以上が国外に逃れる。深刻な経済危機についてマドゥロ氏は「帝国主義的な米国が仕組んだ」と主張する。

 一方、マドゥロ政権の孤立化を主導する米国のペンス副大統領は7日、「ベネズエラ国民が抑圧者に立ち向かうため、より強力な行動をとるべきだ」と述べた。35カ国が加盟する米州機構(OAS)のベネズエラの資格停止を求め、マドゥロ政権幹部らに対する経済関係断絶や渡航制限を各国に呼びかけた。

 米国や欧州連合(EU)、中南米の一部は、ベネズエラ大統領選で有力野党候補が出馬禁止になったことなどを理由に大統領選実施を非難。2017年から同国に経済制裁を科す米国とEUは結果を承認せず、選挙後に制裁を強化する見込みだ。米国はベネズエラの基幹産業である石油分野でも制裁に踏み切るとの見方が出ている。

 ベネズエラ国会多数派の野党連合「民主統一会議」は大統領選をボイコットしており、多くの野党支持者は投票を棄権するとみられる。ボイコット方針に反して野党「先進革新主義党」のファルコン前ララ州知事(56)が立候補しているが、マドゥロ氏の再選が確実視されている。

 昨年10月の全国知事選では「野党大勝」との世論調査結果と異なり、与党が勝利。国際的な選挙監視団が参加せず不正開票が疑われた。今回も監視団は派遣されない予定で、不正が行われる可能性が指摘されている。だが、マドゥロ氏は「選挙システムは世界一透明性が高い」と反論。ロシアや中国はマドゥロ政権を財政面から支え、キューバやボリビアなど中南米左派諸国も政権を支持している。

 サンパウロ大(ブラジル)の研究者アウベルト・ピファイフェル氏(国際関係)は「選挙は透明性がなく、(マドゥロ氏再選という)既に知られている結果を正式なものにするだけだ」と話す。

1692チバQ:2018/05/18(金) 19:52:08
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180518-00000082-san-s_ame
ハイパーインフレで経済悪化…ベネズエラ「希望」手届かない
5/18(金) 7:55配信 産経新聞
ハイパーインフレで経済悪化…ベネズエラ「希望」手届かない
品不足をカムフラージュするためか、ベネズエラの国営スーパーの棚は生活必需品ではない同じ商品ばかりで埋め尽くされていた=16日、カラカス(住井亨介撮影)
 ■ATM3時間半待ち/ミルク代わりにゆで汁/迫る大統領選には沈黙

 大統領選の投開票が20日に迫った南米ベネズエラ。首都カラカスでは選挙戦の熱気はほとんど感じられず、多くの人々は日々の暮らしに追われていた。「赤ん坊のミルクも買えない」「年金だけじゃ暮らしていけない」。わずかな現金を求めて銀行のATM(現金自動預払機)にできた長蛇の列からは生活困窮を訴える声は聞かれるが、選挙については口が重い。悪化し続ける経済の改善策が候補者たちから示されないうえ、独裁傾向を強めてきた反米左翼マドゥロ大統領の再選が予想される中、人々からは希望が失われつつある。(カラカス 住井亨介)

                  ◇

 ◆「暮らしていけない」

 「もう3時間半も並んでいるわ」

 生後2カ月の女児ジャンケラリスちゃんを抱え、ATMの列に並んでいたマリソール・バラガスさん(27)は疲れ果てたようにこぼした。毎朝、子供を学校に送った後に列に並ぶが、一度に引き下ろせる上限額は2万ボリバル、日本円では約32円にすぎない。

 ハイパーインフレーションに歯止めがかからず、出回る紙幣の数が圧倒的に不足。数少ない紙幣を人々が奪い合うような状況だ。

 「それだけじゃクッキーや飲料水も買えない。でもバスに乗るには現金がいるから」と語るバラガスさん。食料の調達はままならず、「この娘のミルクも買えないので、パスタやコメをゆでたお湯に砂糖を加えてあげているの」と苦しい状況を訴えた。

 朝7時半から4時間以上待ち続けていた年金生活者のブラス・アグデロさん(65)は、1カ月分の年金240万ボリバルを下ろしに来た。「これだけではとても暮らしていけない」と語るが、大統領選についてたずねると、野党指導者らを次々と投獄、公職追放したマドゥロ政権を気遣うのか重く口を閉ざしてしまった。

 ◆国営スーパーは閑散

 国営スーパーをのぞくと、客の姿はまばらで警戒する警備員や店員ばかりが目立つ。生鮮食品はなく、冷凍食品の冷蔵棚は空っぽ。物不足のイメージを避けるためか、床用洗剤といった必需品とはいえないような同一商品ばかりで棚は埋め尽くされていた。

 一方、富裕層向けの大型スーパーでは、国営スーパーにはなかったさまざまな食料品や雑貨が棚を埋め尽くし、欧米のスーパーと変わらない雰囲気だ。値段はとても一般労働者には手が届かないレベルだが、それでも多くの客でにぎわう。

 この高級スーパーでよく買い物をするというソラマイラ・ロメロさん(24)は「とても高い。でも国営スーパーでは食料を見つけられないんだもの」と肩をすくめる。

 商品は豊富にそろうものの、大量購入する客はあまりおらず、多くは必要最低限の品物だけを吟味して大切そうに買っていく。

 近くに住むエウヘニア・ロハスさん(48)も「何を買うにもお金が足りない。子供用のミルク缶が1つ400万ボリバル。最低賃金の倍以上するのよ」と首を振る。

 過去の事例などから不正な票操作の可能性も取り沙汰される大統領選。人々が力なく訴える声からは諦めの気持ちが伝わってきた。

1693チバQ:2018/05/21(月) 20:10:37
https://digital.asahi.com/articles/ASL5K6QRXL5KUHBI03M.html?rm=438
気温45度・戦闘・レイプ…命がけの薪拾い 南スーダン
ベンティウ=石原孝2018年5月21日01時37分
 4年半にわたって政府軍と反政府勢力の内戦が続くアフリカ東部の南スーダン。北部ベンティウ近郊にある同国最大の国内避難民キャンプを訪れると、女性は危険を冒して薪を拾い集め、子どもたちは外灯の下で勉強していた。人口の3分の1にあたる約430万人が難民・国内避難民になったが、和平実現の見通しは立たない。(ベンティウ=石原孝)

写真特集:世界を歩いた記者が見た厳しい現実 いま求められる助け
 赤茶色の砂煙が舞う中、薪や炭を頭上に載せた女性や裸足の子どもたちが歩いてきた。周辺では、国連南スーダン派遣団(UNMISS)のモンゴル軍兵士が銃を構え、警戒にあたる。

 3日夕、ベンティウ近郊。女性や子どもたちが向かう先は、国連が設置した国内避難民の保護キャンプだ。同国最多の約11万3千人が暮らす。周辺には戦闘で焼け落ちた多数の車両が放置され、子どもたちの遊び場になっていた。

 レベッカ・ゲンさん(30)は2013年12月、武装した男たちに自宅を焼かれ、夫を射殺された。4人の幼子を連れて5日間かけて、自宅から約80キロ離れたこのキャンプに逃れた。

 ログイン前の続きキャンプの女性たちは800南スーダンポンド(実勢レートで約300円)の日銭を稼ぐため、キャンプの外で薪を拾い集める。45度近い最高気温の中、往復で約5時間の道のりを歩く。政府軍と反政府勢力の戦闘に巻き込まれたり、レイプされたりする女性もいる。

 ゲンさんは「外は危険だが、子どもを養うため、他に選択肢がありません。『何もありませんように』と祈ってから外に出ます」と語る。早く内戦が終わり、子どもたちと平穏に暮らすことが唯一の望みだ。

     ◇

 3日夜、ベンティウ近郊の国内避難民の保護キャンプ内。外灯の下では20人近い子どもたちが勉強していた。寝床があるシェルターに明かりがないため、ここに集まっているという。

 ジェームス・デン君(15)は試験に向けて社会の教科書を読んでいた。内戦勃発以来、ほぼ通学できず、キャンプに開設された学校で学び直している。

 その姿に目を細める1人の日本人がいた。UNMISSベンティウ事務所長の平原弘子さん(49)。16年2月に着任し、ガーナ軍やモンゴル軍、各国から派遣された文民警察官を統率して住民の保護にあたる。

 南スーダン北部にある担当地域には、国内最多の約54万人の国内避難民が暮らす。政府軍と反政府勢力による大規模な戦闘はほぼ収まったが、家畜や土地をめぐる争いは絶えない。「仕事の9割はいろんな人と会ってお茶を飲むこと。信頼関係を築いておけば、何かあっても対応しやすい」

 「南スーダンの復興のために、日本政府は引き続き、南スーダンの地雷除去を担う国連機関を支援してほしい。警察官の訓練育成や農業技術の指導普及でも貢献できると思う」

     ◇

 〈南スーダン〉 2011年7月、スーダンから分離独立。石油利権などをめぐってキール大統領とマシャル副大統領(当時)が対立し、13年12月に政府軍と反政府勢力が衝突して内戦となった。16年7月には首都ジュバで大規模戦闘が発生。家畜や土地をめぐる争いも絶えず、人口約1200万人のうち約250万人が難民、約180万人が国内避難民になっている。

南スーダンと自衛隊のPKO派遣をめぐる動き
2011年7月 南スーダン独立

   12年1月 自衛隊を南スーダンのPKOに派遣

   13年12月 首都ジュバでクーデター未遂。内戦に

   15年8月 キール大統領支持派とマシャル元副大統領支持派が和平合意

   16年7月 両派がジュバで大規模戦闘。マシャル氏は国外へ

   17年5月 自衛隊が撤収

1694チバQ:2018/05/21(月) 23:58:31
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1805210036.html
独裁の現職マドゥロ氏再選 経済は「破綻寸前」のベネズエラ 明るい要素は見当たらず
21:54産経新聞

 南米ベネズエラで大統領選の投開票が20日に行われ、反米左翼の現職、マドゥロ氏(55)が再選を果たした。だが、主要野党は公正でないとして選挙をボイコットしており、米国と欧州連合(EU)は選挙結果を承認せず、制裁を強化する見込みだ。独裁色を強めてきたマドゥロ氏だが、政治・経済の混乱を収拾する具体策は示しておらず、国際社会で孤立を深める中でデフォルト(債務不履行)への懸念がさらに強まることになる。(カラカス 住井亨介)

 ■経済

 「破綻寸前」とされるベネズエラ経済は、米国による経済制裁強化(昨年8月)以後、その傾向が加速してきた。

 昨年11月以降「ハイパーインフレーション」(月間インフレ率が50%以上)が続き、今年もこのままなら年率10万%を上回るとみられる。実質国内総生産(GDP)は2014年から5年連続でマイナス成長になる見通しだ。

 対外債務も重くのしかかる。国債と国営ベネズエラ石油(PDVSA)債のほか、実態が不透明な中露との2国間債務を含めると、対外債務は約1500億ドル(約16・6兆円)と推定される。8、10、12月に大型返済を控え、デフォルトの危機が高まる。

 ■国民生活

 「インフレに取り組み、経済を安定化させる。経済のモーターを再び回す」

 当選を確実にした後、こう語ったマドゥロ氏は、社会主義的バラマキ政策を打ち出すだけで、収縮する経済を救う具体策を打ち出していない。

 政府は2カ月ごとに最低賃金を引き上げているが、実体経済と乖離しており、実質賃金は低下。物価が急上昇した昨年8月以降、生活コストは約43倍になった。度重なる最低賃金の引き上げが生産コスト上昇、生産性低下を招くという悪循環に陥っている。

 国内主要3大学による2017年の調査では、自らを「貧困層、極貧層」とした国民は87%で、追い詰められた揚げ句の国外脱出が相次ぐ。米シンクタンク戦略国際問題研究所(CSIS)の報告によると、過去2年間で約120万人がコロンビア、パナマ、エクアドルなどへ逃れた。

 ■政治

 マドゥロ氏は野党候補のファルコン氏らに「対話」を呼びかけたが、同氏らが応じる気配はない。すでに最高裁、全国選挙評議会といった枢要権力を掌握している政権は今後、野党が多数を占める国会の刷新を図り、さらなる独裁に傾くとみられる。

 頼みの綱は国軍で、軍出身者をPDVSA総裁や閣僚に抜擢して政治介入を拡大させてきた。ただ、食糧不足で下士官らに除隊希望者が相次ぐなど、国軍内の「反マドゥロ派」が不安定要因となる可能性もある。

 対外関係でも明るい見通しはない。米国は石油製品への制裁を検討しているとされ、「米帝国主義による経済戦争」と反発を強めるマドゥロ氏に関係修復は望めない。

 政権は中露、イランとの関係強化に努めるとみられるものの、債務問題が影を落とし、まさに「国内外とも課題、問題しか見当たらず、明るい要素はない状況」(現地外交筋)だ。

 選挙結果を受け、地元政治コンサルタントのエドガード・グティエレス氏は「国内的には何も変わらない。経済危機は続き、ハイパーインフレは収まらない。国際的圧力がさらに強まり、ベネズエラはまず政治的に、次に経済的に追い詰められる」と指摘した。

1695チバQ:2018/05/22(火) 21:15:55

2376 :チバQ :2018/05/22(火) 18:25:49
https://www.asahi.com/articles/ASL5K6HSYL5KUHBI03D.html
自衛隊が補修した道、今は凸凹・水たまり… 南スーダン

ジュバ=石原孝

2018年5月21日05時36分

 「この道路は日本の施設部隊と州政府によって補修された」

写真特集:世界を歩いた記者が見た厳しい現実 いま求められる助け

 5月5日、南スーダンの首都ジュバ。飲食店やホテル、米国大使館が立ち並ぶ中心部の道路脇に、自衛隊が補修したことを示す看板が立っている。陸上自衛隊の施設部隊が2013年、この道路のうち約1・8キロ部分を補修したのだ。

 日本政府は12年1月から国連平和維持活動(PKO)の国連南スーダン派遣団(UNMISS)に自衛隊を派遣。昨年5月25日、「一定の区切りがついた」として完全撤収させた。

 施設部隊は車道に砂利を敷き詰め、道路脇に側溝を造成。補修前は雨が降るたびに冠水し、車は行き来できなくなったが、補修後は水はけがよくなり、車も通行できるようになった。

 道路沿いに自宅を構える大学講師のデビッド・ラドさん(37)は「補修前は大雨が降れば自宅に帰るのは難しかった。でも今はそんな心配はない。日本人のおかげだ」と感謝する。

 だが、完成から4年半が過ぎ、劣化が目立つ。あちこちに凸凹があり、水たまりも残る。側溝にはポリ袋やバナナの皮が捨てられ、水はけは悪くなった。

 施設部隊が16年に一部補修したジュバと近郊ロコンをつなぐ幹線道路(約56キロ)も凸凹が多い。10センチ以上の段差もあった。

 UNMISSのトップを務めるデビッド・シアラー国連事務総長特別代表は「南スーダンでは定期的に補修されている道路はほとんどない。これが大きな問題だ」と打ち明ける。

 自衛隊は延べ約4千人を派遣し、ジュバを中心に活動した。約260キロにわたる道路補修のほか、大学の敷地造成や避難民キャンプのトイレ設置を担った。

 1年前に撤収した自衛隊の再派遣を望むか。南スーダンのマニャン国防相にそう尋ねると、マニャン氏は「派遣されても宿営地にいて自分たちを守るのであれば、この国のためにならない。私たちの最大の課題である道路整備、地雷除去、学校建設の支援を日本にお願いしたい」と語った。(ジュバ=石原孝)

1696 チバQ:2018/05/23(水) 11:32:41
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20180523k0000m030066000c.html
<ベネズエラ>大統領再選は野党側の「敵失」

05月22日 19:30

 【カラカス山本太一】ハイパーインフレや生活品不足などの経済混乱が続く南米ベネズエラの大統領選で、反米左派「統一社会党」のマドゥロ大統領(55)が再選を果たしたのは、野党側の足並みの乱れという「敵失」も大きかった。国際社会の圧力を「頼みの綱」とするしかない野党の苦境が目立つ。

 「大統領選には違法行為の証拠がある」「国際社会に選挙は詐欺的と非難されている」

 選挙をボイコットした国会多数派の野党連合「民主統一会議」のオマル・バルボサ国会議長は21日の記者会見で批判のトーンをあげたが、今後の方針については「さらに活動していく」と述べるにとどめた。

 民主統一会議とたもとを分かち、出馬に踏み切ったのが野党「先進革新主義党」のファルコン前ララ州知事(56)。陣営幹部は「独裁者を倒すため、もう一度、野党側の結束を固める」と選挙後に呼びかけたが、民主統一会議との連携機運は盛り上がらない。

 背景にあるのは昨年10月の統一知事選を巡る、マドゥロ氏の分断戦略だ。マドゥロ氏は民主統一会議の候補が当選した5州の知事に「最高権力機関の制憲議会で就任の宣誓をしないと当選は無効だ」と圧力をかけた。民主統一会議は制憲議会を違憲として承認していなかったからだ。しかし、4州の知事は民主統一会議の方針に反し、宣誓を経て就任。大統領選に出馬したファルコン氏も「違法な選挙を正当化するだけ」として、民主統一会議から追放されるなど、一枚岩の結束にはほど遠かった。

 ある経済評論家は「経済危機を深めたマドゥロ氏だけでなく、混乱して何の力も持たない野党にも期待しない国民は多い」。シモン・ボリバル大のダニエル・バルナギ教授(政治学)は「抗議デモやストライキでも野党への明確な支持は広がらなかった。政権交代には国際社会が圧力を強めるしかないだろう」と指摘する。

1697チバQ:2018/05/25(金) 00:26:21
https://www.sankei.com/world/news/180524/wor1805240043-n1.html
2018.5.24 18:36

南スーダン停戦合意達せず 内戦めぐる交渉終了 南スーダンで2013年12月から続く内戦をめぐり、隣国エチオピアの首都アディスアベバで開かれた政府と反政府勢力の停戦交渉が23日、合意に達せず終了した。ロイター通信が24日までに報じた。

 交渉は東アフリカの地域機構、政府間開発機構(IGAD)が仲介し、17日に始まった。内戦終結後、暫定政権下で政府と反政府勢力が閣僚などの主要ポストを配分する案をIGADが提示したが、折り合わなかった。

 反政府勢力が交渉開始前に内部分裂するなど、当初から難航が予想されていた。内戦は豊富な石油資源の分配や権力闘争を巡り激化。戦闘や食料難で、周辺国に200万人以上が逃れている。(共同)

1698 チバQ:2018/05/27(日) 20:27:13
https://www.jiji.com/sp/article?k=2018052600366&g=int
コロンビア和平の行方に影響=27日に大統領選

2018年05月26日23時11分


 【サンパウロ時事】南米コロンビアで27日、サントス大統領(66)の任期満了に伴う大統領選挙の投開票が実施される。6人が立候補。世論調査ではウリベ前大統領が推す右派のドゥケ前上院議員(41)が優勢で、左派のペトロ前ボゴタ市長(58)が続く。選挙結果は、政府と最大ゲリラ「コロンビア革命軍(FARC)」との和平合意で半世紀ぶりに同国に訪れた和平の行方にも影響を及ぼしそうだ。<下へ続く>

 いずれの候補も当選要件の過半数の得票に届かないとみられ、上位2候補の決選投票にもつれ込む公算が大きい。
 半世紀にわたる内戦で死者・行方不明者が30万人を超えたコロンビアでは、2016年11月に政府とFARCの和平合意が成立。選挙では国が直面する治安や貧困、汚職、麻薬などの諸問題と並び、合意への賛否が争点となった。


 ドゥケ氏は「治安と国民の自信を取り戻し、社会正義をもたらさなければならない」と主張する。殺人や誘拐に関わった元FARC幹部が処罰されないままでいたり、政治的な優遇措置を受けたりするのは許されないと強調。和平合意の大幅見直しを打ち出し、当選すれば和平の機運が後退する可能性が高い。
 一方、左翼ゲリラ組織出身のペトロ氏は和平合意尊重派。経済面では社会保障の充実や、鉱業偏重から農業強化への産業構造転換などを打ち出した。


 FARCとの和平合意をまとめてノーベル平和賞を受賞したサントス大統領は、中道右派のバルガス前副大統領(56)を支持。バルガス氏は世論調査では4位だが、組織票を持っており、2位に食い込む可能性もある。

1699 チバQ:2018/05/27(日) 20:28:55
https://www.jiji.com/sp/article?k=2018042100408&g=int#cxrecs_s
22日にパラグアイ大統領選=与党候補が大きくリード

2018年04月21日14時27分


 【アスンシオン時事】南米パラグアイで22日、カルテス大統領の任期満了に伴う大統領選挙が実施される。10人が立候補しているが、第2次世界大戦後、ほぼ一貫して政権与党の地位にある中道右派の与党・コロラド党のマリオ・アブドベニテス候補(46)が支持率で圧倒。中道左派「全国刷新大同盟」のエフライン・アレグレ候補(55)が続いている。

 上院議長の経験もあるアブドベニテス氏は、腐敗が指摘される司法制度の改革を強く主張。上下両院で議員を務め、前回大統領選で敗北したアレグレ氏は電気料金や医療費の引き下げなどを打ち出している。
 ただ、両者の公約に大きな違いはない。大統領再選が禁止されるパラグアイでは昨年、再選を可能にする憲法改正案が提出され、その抗議運動で死者も出した。双方とも再選には原則的に賛成の意思を示すなど、争点の見えづらい選挙となった。大勢は22日夜(日本時間23日午前)に判明する見込み。


https://www.jiji.com/sp/article?k=2018042300433&g=int#cxrecs_s
パラグアイ大統領選、与党アブドベニテス氏が勝利=貧困・治安対策に課題

2018年04月23日11時29分


 【アスンシオン時事】南米パラグアイで22日、カルテス氏の任期満了に伴う大統領選挙が実施され、第2次世界大戦後、ほぼ一貫して政権を担う中道右派の与党コロラド党のマリオ・アブドベニテス候補(46)が他の9候補を退けて勝利した。開票がほぼ終わった時点で、約46%の票を獲得した。就任は8月15日で任期は5年。

1700 チバQ:2018/05/27(日) 20:32:07
https://www.jiji.com/sp/article?k=2018052600233&g=int
運転手スト排除、軍に命令=道路封鎖に非常事態宣言-ブラジル

2018年05月26日07時35分

25日、ブラジルのサンパウロ近郊で、道路を封鎖したトラック(EPA=時事)

 【サンパウロ時事】ブラジルのテメル大統領は25日、軍に対し、各地で燃料価格高騰に反発するトラック運転手らが実施している道路封鎖ストライキを排除するよう命じた。同国ではトラック運転手協会が燃料への連邦税廃止を求めて21日にスト入り。産業がまひ状態に陥っており、サンパウロ市は25日に非常事態を宣言した。<下へ続く>

 テメル氏は「道路を解放するため軍や警察を動員する。各州にも同様の措置を求める。過激な抗議行動が国民生活に打撃を与えている」と述べ、道路封鎖ストを非難した。

1701 チバQ:2018/05/27(日) 20:33:03
>>1618
https://www.jiji.com/sp/article?k=2018040700274&g=int#cxrecs_s
ブラジル財務相、大統領選出馬か=辞任、党内調整へ

2018年04月07日08時51分

ブラジルのエンリケ・メイレレス財務相=3日、ブラジリア(AFP=時事)

 【サンパウロ時事】ブラジル経済のかじ取り役を務めてきたエンリケ・メイレレス財務相(72)が6日、辞任した。「国民の側に立ち、新たなステップへと踏み出す」と述べ、10月の大統領選出馬に意欲を示した。

 与党ブラジル民主運動党(MDB)からは、支持率が低迷する現職テメル氏も再選への望みを捨てていない。近く党内調整が行われる見込み。
 メイレレス氏はツイッターで「過激主義やポピュリズムはブラジルをどこにも導かないと認識している人々の声を代弁したい」と強調。出馬が有力視される右派のボルソナロ下院議員や左派のルラ元大統領をけん制した。

1702チバQ:2018/05/28(月) 19:00:57
https://www.sankei.com/world/news/180528/wor1805280011-n1.html
2018.5.28 10:29

コロンビア大統領選、左右2氏の決選投票へ
 【ロサンゼルス=住井亨介】南米コロンビアでサントス大統領の任期満了に伴う大統領選が27日、投開票された。当選に必要とされる過半数を獲得した候補者はおらず、中道右派のイバン・ドゥケ前上院議員(41)と、左派のグスタボ・ペトロ前ボゴタ市長(58)の上位2候補が、6月17日の決選投票に臨むことになった。ロイター通信などが伝えた。

 主な争点は、サントス政権が2016年、最大の左翼ゲリラ「コロンビア革命軍」(FARC)と締結した和平合意をめぐる賛否で、6人が立候補していた。

 選挙管理当局の発表では、合意内容の実行見直しを訴えたドゥケ氏が得票率約39%で1位、合意順守派のペトロ氏が約25%で2位だった。

 就任式は8月7日で、任期は4年。有権者数は約3620万人。

1705チバQ:2018/05/29(火) 09:25:16
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018052900135&g=int
旧左翼ゲリラ残党11人殺害=コロンビア
 【サンパウロ時事】コロンビアのビジェガス国防相は28日、南部カケタ州で政府軍が旧左翼ゲリラ「コロンビア革命軍(FARC)」残党と交戦し、11人を殺害したと発表した。
 ビジェガス氏は「残党を壊滅するための重要な作戦だ」と強調。掃討を進める考えを示した。
 同国最大の武装組織だったFARCは、2016年11月に政府と停戦合意を締結。武装解除し、合法政党「人民革命代替勢力(FARC)」に衣替えしたが、一部勢力は組織を離れて辺境地帯で闘争を続けている。残党らは自治体や地元電力会社を脅迫していたという。(2018/05/29-06:54)

1706チバQ:2018/05/29(火) 09:25:41
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018052900169&g=int
パラグアイ大統領が辞表=上院議員就任へ

パラグアイのカルテス大統領=4月22日、アスンシオン(EPA=時事)

 【サンパウロ時事】南米パラグアイのカルテス大統領は28日、議会に辞表を提出した。兼職が禁じられている上院議員に就任するためで、議会で辞任の承認を得られれば、プチェタ副大統領が8月15日までの任期を引き継ぐ。(2018/05/29-08:05)

1707チバQ:2018/05/29(火) 20:12:18
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3176354.html
パラグアイ「初の女性大統領」誕生へ 現職が上院議員に転身
09:25AFPBB News

パラグアイ「初の女性大統領」誕生へ 現職が上院議員に転身

パラグアイのアリシア・プチェタ副大統領。首都アスンシオンで(2018年4月30日撮影)。(c)AFP PHOTO / Norberto DUARTE

(AFPBB News)

【AFP=時事】南米パラグアイのオラシオ・カルテス大統領が28日、上院議員に就任するため辞任した。これに伴い、女性のアリシア・プチェタ副大統領が大統領に昇格し、カルテス氏の残りの任期を務める。短期間ながら同国史上初の女性大統領となる。

 パラグアイでは先月の大統領選でマリオ・アブド・ベニテス元上院議員が当選。8月15日に就任する。

 議会は30日にカルテス氏の辞任を認め、プチェタ氏の暫定大統領就任を宣言する見通しだ。

 カルテス氏は4月の選挙で上院議員に当選し、辞任が予想されていた。新たに選出された上院議員は来月30日に宣誓する。【翻訳編集】AFPBB News

1708チバQ:2018/05/30(水) 16:44:29
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018053000324&g=int
リビア東西、12月選挙で合意=仏仲介でトップ会談

29日、パリで開かれたリビア各勢力による会談に出席した「リビア国民軍」のハフタル将軍(左端)と「統一政府」のシラージュ首相(右から2人目)ら(AFP=時事)

 【パリ時事】東西分裂状態のリビアで、国連の支持を受けて西部の首都トリポリを拠点とする「統一政府」のシラージュ首相と、東部の有力軍事組織「リビア国民軍」を率いるハフタル将軍らは29日、パリで会談し、12月10日の選挙実施で合意した。仲介したマクロン仏大統領は「和解の要となる一歩だ」と合意を歓迎した。
 仏大統領府が発表した共同声明は「9月16日までに必要な選挙法を整備し、12月10日に議会選と大統領選を実施する」と表明。リビアの安定化を目指す国連の活動にも前向きに協力することで合意した。


 リビア情勢をめぐっては昨年7月にもパリ郊外でシラージュ首相とハフタル氏が会談。停戦と今春の選挙実施で合意したものの、混乱は収拾せず選挙は実現できていない。(2018/05/30-07:50)

1709とはずがたり:2018/05/30(水) 20:17:36
>>1702>>1704
ノーベル平和賞のコロンビア和平交渉が危機なのか!?

ドゥケ、ペトロ両氏が決選へ=コロンビア大統領選
https://www.excite.co.jp/News/world_g/20180528/Jiji_20180528X789.html
時事通信社 2018年5月28日 07時44分

 【サンパウロ時事】南米コロンビアで27日、サントス大統領の任期満了に伴う大統領選が実施され、中央選管当局によると、開票率99%現在でウリベ前大統領が推す右派のドゥケ前上院議員(41)が得票率39%で候補者6人のうちトップとなった。左派のペトロ前ボゴタ市長(58)が25%で続いた。

 当選に必要な過半数の票を獲得した候補者がいなかったため、決着は両氏による6月17日の決選投票に持ち越されることとなった。

1710チバQ:2018/06/01(金) 11:47:12
https://www.sankei.com/world/news/180531/wor1805310010-n1.html
2018.5.31 09:43

人口の4分の1が家追われる 中央アフリカ、戦闘で急増
 国連人道問題調整室(OCHA)は31日までに、2013年から武装勢力同士の戦闘が続く中央アフリカで、家を追われた人が昨年以降急増し、人口約460万人の4分の1が難民や国内避難民になったと発表した。

 食料不足など人道危機が深刻化し、国民の半数を超す約250万人が援助を必要としていると指摘。今年必要な支援額の13%しか集まっておらず、国連幹部は「対策を取らないと、とてつもない規模の人道危機に陥る恐れがある」と警鐘を鳴らした。

 OCHAによると、戦闘で医療施設の約7割が破壊されたり利用できなくなったりした。衛生環境は劣悪で病気がまん延し、7人に1人は5歳まで生きられないという。今年4月から首都バンギで戦闘が相次ぎ、70人以上が死亡し約360人が負傷した。

 中央アフリカでは13年以降、イスラム教徒主体の武装勢力「セレカ」と、キリスト教徒が主なメンバーの武装勢力「アンチ・バラカ」の間で戦闘が激化。その後、セレカが内部分裂し一部がアンチ・バラカと手を組むなど情勢は混乱している。(共同)

1711チバQ:2018/06/05(火) 18:09:52
http://www.sankei.com/world/news/180605/wor1806050027-n1.html
2018.6.5 14:48

ニュージーランド首相、出産間近 育児と両立目指す
 ニュージーランドの女性首相、ジャシンダ・アーダン氏(37)の第1子出産が迫っている。予定日の17日まで可能な限り仕事をした後、6週間の産後休業に入る見通し。現職首相の出産は1990年のパキスタンの故ベナジル・ブット氏以来。パートナーや自身の母親の助けを借りながら、首相職と子育ての両立を目指す。

 2017年10月に就任したアーダン氏は今年1月、会員制交流サイト(SNS)で妊娠を公表。「私たちのチームは6月に2人から3人になります。私たちは2つの役割を果たす他の多くの親御さんたちの仲間入りをします」と報告、パートナーのテレビ司会者、クラーク・ゲイフォード氏(40)が“主夫”として育児に専念すると明かした。(共同)

1713チバQ:2018/06/08(金) 03:16:39
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180606-00000081-mai-s_ame
<ニカラグア>反政府デモ頻発、当局と衝突で110人超死亡
6/6(水) 19:44配信 毎日新聞
 【サンパウロ山本太一】中米ニカラグアで反政府デモが4月中旬から頻発し、AP通信によると、治安当局との衝突などで市民110人以上が死亡した。市民に負担増を求める社会保障制度改革が発端となり、独裁色を強める反米左派オルテガ政権への反政府デモに発展した。国際社会は平和的解決を求めるが、混乱の収束は見通せない。

 「軍隊による深刻な暴力で死傷者が出ており、哀悼の意を表明する」。今月3日、初の中南米出身法王として地元にも強い影響力を持つフランシスコ・ローマ法王がバチカンで暴力の停止を訴えた。地元カトリック教会が仲介した政権側と反対派の対話は進まず、双方による暴力の連鎖が止まらないためだ。

 デモのきっかけは、オルテガ大統領が4月18日、大統領令により発効させた改正社会保険法だ。社会保障費抑制を狙い、年金支給額を減らし企業や労働者の負担を増やす内容だった。若者や高齢者を中心に憲法上の手続きを経ていないとして抗議デモが頻発し、一部は過激化した。政権は4日後に改正法を撤回し、デモは収束しかけた。

 ところが、5月10〜11日、政権批判のため首都マナグアのニカラグア工科大学に立てこもった学生3人が何者かに射殺されたのを受け、各地で退陣を求めるデモが激化した。石や火炎瓶を投げるデモ隊に警察や軍は催涙ガスやゴム弾で対抗。学生3人の射殺も含めた弾圧に、政権が支援する武装グループが関与したとの指摘があるが、政権は関与を否定している。

 現地調査をした米州機構(北中南米全35カ国参加、OAS)の人権委員会は5月21日、デモ隊の生命・安全を保障し、武装グループの活動を阻止するよう政権に勧告した。

 デモ拡大の背景には通算4期に及ぶオルテガ政権への「独裁」批判がある。オルテガ氏はサンディニスタ民族解放戦線(FSLN)を率い1984年の大統領選で初当選。返り咲いた2006年に続き、11、16年と連続3回当選した。その間、政権寄りの最高裁や選管当局を通じ有力野党候補を大統領選に出馬させなかったり、憲法改正により大統領の無制限再選を可能にしたりした。17年から妻ムリジョ氏が副大統領を務めており、夫妻の退陣を求める声が強まっている。

1714チバQ:2018/06/09(土) 08:48:05
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180608-00000106-jij-asia
9月23日にモルディブ大統領選
6/8(金) 18:12配信 時事通信
 【ニューデリー時事】モルディブからの報道によると、同国の選管は7日、ヤミーン大統領の任期満了に伴う大統領選を9月23日に実施すると発表した。

 ただ、ヤミーン氏が当選した2013年の前回選挙以降、野党政治家や支持者への弾圧が続いており、公正な選挙が行われるかどうかは不透明だ。

 モルディブでは今年2月、ヤミーン氏の就任後に野党政治家に下された反テロ法違反の有罪判決が「政治的動機」に基づいていたとして最高裁が破棄。直後に非常事態が宣言され、最高裁長官と野党政治家や支持者らが拘束された。

1715とはずがたり:2018/06/10(日) 21:31:21
トランプ米大統領、G7コミュニケ不承認を指示
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/business/jiji-180610X494
08:44時事通信

 【シャルルボワ時事】トランプ米大統領は、ツイッターで、カナダのトルドー首相の議長国会見の内容に不満を示し、先進7カ国(G7)首脳コミュニケを承認しないよう米政権幹部に指示したことを明らかにした。

 大統領は「米市場に大量に流入する自動車への関税を検討しており、コミュニケを承認しないよう指示した」と指摘した。

1716とはずがたり:2018/06/10(日) 21:31:56
G7首脳宣言断念か 貿易で対立、ロイター報道
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/business/kyodo_nor-2018060901001075
06月09日 04:23共同通信

 【ケベックシティー共同】ロイター通信は8日、カナダで同日開幕した先進7カ国(G7)首脳会議(サミット)が首脳宣言の公表を断念する可能性が高いと報じた。トランプ米政権による鉄鋼とアルミニウムの輸入制限に各国が反発し、貿易を巡って対立が深まっているためとしている。

 サミットは9日に閉幕する。首脳宣言が見送られれば極めて異例となる。ロイター通信によると、代わりに議長国カナダのトルドー首相が、議論の概要をまとめた議長総括を公表する方向で検討しているという。

 トランプ政権は6月から輸入制限の適用対象を欧州連合(EU)やカナダなどに拡大した。

1717とはずがたり:2018/06/10(日) 21:33:23
<G7>貿易議論平行線 首脳宣言出ない可能性も
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/business/mainichi-20180609k0000e020281000c.html
06月09日 11:19毎日新聞

 【ケベック(カナダ)土屋渓】主要7カ国首脳会議(G7サミット)は8日昼(日本時間9日未明)に開幕し、焦点の貿易問題について討議した。巨額の貿易赤字を抱えて不均衡是正を訴えるトランプ米政権と、保護主義に反対する各国の隔たりは大きく、米国とそれ以外の6カ国の対立の構図が鮮明となった。閉幕する9日までに妥協できるかは困難な情勢で、首脳宣言をまとめられない可能性も出てきた。

 討議では、安倍晋三首相が「貿易制限措置の応酬はどの国の利益にもならない。不公正な貿易慣行に断固対抗する。環太平洋パートナーシップ協定(TPP)や経済連携協定(EPA)を通じてウィンウィンの関係を築きたい」と述べ、多国間の連携強化を重視する考えを強調。各国首脳もG7が協力して貿易問題に対応すべきだとの立場だったという。これに対し、鉄鋼・アルミニウム製品の輸入制限措置を強行したトランプ氏は「すべての非関税・関税障壁を撤廃すべきだ」と訴え、議論は平行線をたどった。

 マクロン仏大統領は8日、記者団に「(各国には)合意点を探る意思がある」としながらも、「意見が不一致になることもある」と語り、意見を一致させられない可能性に言及した。ロイター通信によると、メルケル独首相は討議で、貿易問題の解決に向けて各国による共同調査を提案したという。

 米国は3月、日本や中国を対象に鉄鋼・アルミ製品にそれぞれ25%、10%の追加関税を発動し、6月から欧州連合(EU)やカナダ、メキシコも対象に加え、対象国はG7全体に拡大。EUとカナダは7月に対抗関税を課す方針を示した。今月2日には、G7財務相・中央銀行総裁会議で米国以外の6カ国の総意として「一方的な貿易措置が負の影響を及ぼす」と名指しで米国を批判する議長総括をまとめるなどし、貿易問題がサミット最大の焦点になっていた。

 サミットでは通常、閉幕時に各国の意見を集約した首脳宣言を採択する。ただ、今回は開幕前から妥協点を見つけるのは困難との見方が出ており、首脳宣言をまとめられない異例の事態となる可能性がある。

 主要議題である貿易問題以外では、技術革新(イノベーション)や女性活躍などについても意見が交わされ、人口減少や高齢化が進む中で人工知能(AI)など新たな技術を生かした持続的な成長が必要との認識で一致した。

1718チバQ:2018/06/10(日) 22:04:51
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180610-35120573-cnn-int
議員候補が頭撃たれ死亡、犯罪対策訴えた直後 メキシコ
6/10(日) 15:45配信 CNN.co.jp
(CNN) メキシコ北部コアウイラ州で10日までに、今年7月1日の連邦議会選挙に立候補していた元市長が公共治安に関する討論会への出席を終え外に出たところ、何者かに頭部を銃で撃たれ死亡する事件が起きた。

狙われたのは政党「制度的革命党」に所属するフェルナンド・プロン候補。以前に市長を務めていたピエドラス・ネグラス市の討論会場から外に出て携帯電話を持つ人物に近付き、写真撮影に臨んだ直後、何者かが背後から近付き頭部に発砲したという。犯人は直後に立ち去っていた。

地元のコンサルティング企業「エテレクト」によると、昨年9月の選挙戦開始後、殺害された候補者や政治家はこれで計112人に達した。連邦議会選の立候補者の犠牲者は今回が初めて。

メキシコの地元紙によると、プロン候補は討論会で当選後の治安対策を尋ねられ、「正面から犯罪に立ち向かう。恐れることはない」などと述べていたという。

エテレクトによると、これまでの選挙戦中、同国32州のうち22州で立候補者が殺害され、最多はゲレロ州の23人。

政府統計によると、メキシコ国内で昨年報告された殺人事件は2万5000件以上で、20年前に統計収集が始まった以降では最多となった。

ペニャニエト現大統領は再選禁止のため同じく7月1日に実施される大統領選に出馬していない。ただ、在任中の麻薬犯罪組織対策の不手際で多くの批判を浴びている。

1719チバQ:2018/06/10(日) 22:05:19
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180610-00000525-san-n_ame
G7サミット 輸入制限巡り非難の応酬 兄弟喧嘩の中でほくそ笑むあの「大国」
6/10(日) 13:27配信 産経新聞
G7サミット 輸入制限巡り非難の応酬 兄弟喧嘩の中でほくそ笑むあの「大国」
米国の通商政策をめぐるG7の対立
 カナダ東部シャルルボワでのG7首脳会議は、トランプ米政権が発動した鉄鋼・アルミニウムの輸入制限など通商政策をめぐり非難の応酬となった。既存の経済大国が自らの利益をかけてせめぎ合う中、安倍晋三首相は忍び寄る真の脅威の存在を挙げてクギを刺した。

 「ジャスティンがカナダと米国の間の全ての関税、貿易障壁をなくすことに同意してくれたことは非常に喜ばしいことだ」

 トランプ米大統領が8日、カナダのジャスティン・トルドー首相との会談で「冗談」を口にして記者団の笑いを誘うと、トルドー氏は複雑な笑みを浮かべた。トランプ氏はその後のサミットで「関税ゼロ」を主張しており、なかば本気の発言だったようだ。

 サミットは米国の輸入制限発動に欧州連合(EU)やカナダが7月からの報復措置を表明する緊迫した雰囲気の中、開幕した。批判に直面するトランプ氏が貿易に関する討議で「カナダは乳製品に270%の関税をかけている」と仕掛けると、トルドー氏は「そんなことはない。米国は農業に補助金を出している」と反論。双方が数字をあげて激しい応酬を展開した。

 G7など多国間の枠組みやWTOの紛争解決能力に信頼を置かず、2国間のディール(取引)で勝負したいトランプ氏と6カ国の摩擦は会議前から強まっていた。

 「大統領はG7メンバーや他の同盟国との対話や協力を歓迎するが、米国が不公正な貿易慣行を受け入れる時代は終わった」

 トランプ政権のナバロ通商製造政策局長はサミット開幕当日、米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)への寄稿で米国が抱える貿易赤字に強い不満を表明。他の6カ国に市場開放を要求して挑発した。ホワイトハウスは寄稿をサイトに転載しており、政権の強硬姿勢は鮮明だ。米国は追加関税適用を視野に、輸入車の調査も進めている。

 一方、ロイター通信によるとドイツのメルケル首相は米国とEUの貿易摩擦に関する評価や対話の枠組みを提案。2週間以内に創設される見通しだという。7月からの報復措置をにらんで問題を先送りしたとみられるが、11月の中間選挙を控えるトランプ氏と合意に到達する保証はない。

 フランスのマクロン大統領はツイッターに「米大統領は自分が孤立することを気にしていない。そこが大問題だ」と書いたが、対立の弊害はG7内部にとどまるわけではない。

 「G7が貿易制限措置の応酬に明け暮れていることはどの国の利益にもならず、不公正な貿易慣行を続ける国を利することになりかねない」

 安倍首相はサミットでこう述べ、その国が国有企業優遇や知的財産侵害で市場をゆがめているとも指摘した。世界第2の経済大国、中国をほのめかしたのは明らかだった。

 G7の結束を呼び掛ける日本は米国による鉄鋼・アルミの輸入制限についても、カナダやEUの対応とは一線を画している。カナダとEUはすでにWTO提訴の手続きに入ったが、日本は対抗関税の準備をWTOに通知したのみ。日本の高品質な鉄鋼製品は輸入制限でも大きな影響を受けていないという事情も背景にして、慎重に米国の出方をうかがっている形だ。

 しかし米国が検討する自動車の輸入制限については日本も神経をとがらせる。実際に発動された場合の影響が鉄鋼の比ではないためだ。雪崩を打って各国がWTO提訴に踏み切れば「米国はWTOから脱退するかもしれない」(政府関係者)といった不安の声もある。(ケベックシティー 加納宏幸、ワシントン 塩原永久)

1720チバQ:2018/06/11(月) 20:28:45
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1806070025.html
フジモリ氏次男、議員資格一時停止 姉弟の確執続く
06月07日 17:24産経新聞

 南米ペルーの国会は6日、クチンスキ前大統領の罷免決議の投票をめぐって野党議員への買収工作に関わったとして、フジモリ元大統領の次男、ケンジ氏ら3人の議員資格を一時停止することを決定した。疑惑についての捜査と裁判が終わるまで資格が停止される。背景には、野党ながら最大勢力を誇る「フエルサ・ポプラル」の党首でフジモリ氏の長女、ケイコ氏とケンジ氏が深めていた確執がある。党運営をめぐって対立したケンジ氏は今年3月に同党を離党し、クチンスキ氏側についていた。(ホノルル 住井亨介)

1721チバQ:2018/06/11(月) 23:04:42
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180611-00000007-jij-int
米、強硬路線に拍車=選挙にらみ、なりふり構わず―G7サミット
6/11(月) 6:37配信 時事通信
 【シャルルボワ時事】カナダで9日閉幕した先進7カ国(G7)首脳会議(サミット)は、トランプ米政権発の「貿易戦争」回避に向けた方策を打ち出せなかった。

 トランプ大統領は「1対6」の構図で孤立することをいとわず、米国第一の通商政策を貫くと宣言した。11月の中間選挙に向け、なりふり構わぬ強硬策に傾いていくのは確実だ。

 トランプ氏は9日、サミットに合わせて記者会見し、「世界各国に対する膨大な米貿易赤字を放置する理由はない」と、外国産品に対する輸入関税引き上げを維持する考えを示した。これに対し、欧州連合(EU)やカナダは報復措置発動の姿勢を崩さない。輸入制限と報復がエスカレートする貿易戦争の火種はなおくすぶる。

 鉄鋼とアルミニウムの輸入制限措置をちらつかせて、相手国から通商交渉で有利な条件を引き出そうとする戦略にも限界が見えつつある。カナダ、メキシコと進める北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉は、目標とした5月半ばの合意に失敗。EUは、米政権が要求する自動車関税引き下げに後ろ向きだ。中国との貿易協議でも、巨額の米貿易赤字削減に向けた数値目標の導入で隔たりが残る。

 米通商外交筋は「中間選挙までは対外圧力を一層厳しくしていくだろう」と語った。与党・共和党の支持基盤である中西部の製造業などが強硬策を求めているからだ。米政権は5月下旬、輸入制限の対象に自動車と同部品を加える検討に入った。車産業を主力とする日本やドイツは反発するが、同外交筋は「トランプ氏は本気だ」と分析する。

 米国とG7同盟国との溝が深まれば、米国が不公正な貿易慣行の是正を強く求める中国との対立でも不利に働く可能性がある。中国の過剰生産問題や強制的な技術移転への対応で日米欧の結束が揺らげば、解決も遠のきかねない。安倍晋三首相らはG7討議などで、トランプ氏に対し、先進国間の貿易摩擦は「国際ルール違反を犯す国を利する」と繰り返し警告した。 

https://www.jiji.com/jc/article?k=2018060800607&g=use
ツイッターでG7首脳批判=トランプ大統領、「関税」非難にいら立ち

フランス 自由貿易協定

 【ワシントン時事】トランプ米大統領は7日、ツイッターで、カナダのトルドー首相やフランスのマクロン大統領の名前を挙げ、両国との貿易が不公平だと当てこすった。8日に開幕する先進7カ国(G7)首脳会議で、米政権による鉄鋼などへの高関税に非難が集中しかねない現状にいら立ちを募らせているとも言えそうだ。

米への報復関税、7月発動=鉄鋼輸入制限に対抗-EU

 トランプ氏は「トルドー首相とマクロン大統領に、彼らは米国(産品)に巨額の関税を課し、障壁を設けていると言ってやってくれ」と訴えた。さらに「欧州連合(EU)の対米貿易黒字は1510億ドル(約16兆5800億円)」「カナダは米国の農家を排除している」とまくし立てた。
 7日に首脳会談を行った安倍晋三首相とは「貿易関係の改善」に取り組んでおり、2国間の自由貿易協定(FTA)を模索していると説明した。
 史上初の米朝首脳会談を12日に控え、その前にG7に立ち寄って6カ国から関税問題で集中砲火を浴びるのは「皮肉だと思わないか?」ともツイートした。米メディアによると、トランプ氏は、G7首脳会議への出席を最近まで渋っていたという。(2018/06/08-11:21)

1722チバQ:2018/06/11(月) 23:06:19
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018061000112&g=int
元コンゴ副大統領に逆転無罪=性暴力めぐりICC

 【ハーグAFP時事】オランダ・ハーグの国際刑事裁判所(ICC)は8日、中央アフリカで性暴力などの戦争犯罪に問われたコンゴ(旧ザイール)のベンバ元副大統領(55)に対し、禁錮18年とした2016年の一審判決を破棄し、無罪を言い渡した。
 8日の二審判決は「(02〜03年に)部隊が中央アフリカで起こした犯罪の責任を被告に負わせることはできない」と判断した。一審判決は、中央アフリカに派遣した部隊によるレイプや殺人、略奪を止めなかったとして、ベンバ元副大統領の有罪を認定していた。
 裁判は、ICCが戦争の「武器」として性暴力に焦点を当てた初のケースだった。(2018/06/10-05:39)

1723チバQ:2018/06/12(火) 17:40:21
http://www.sankei.com/world/news/180610/wor1806100018-n1.html
2018.6.10 15:44
【G7サミット】
まさかの「ちゃぶ台返し」、議長国カナダに広がる戸惑い トランプ氏は「不誠実」と怒りのツイート
 保護主義的な米通商政策をめぐる対立が先鋭化したカナダでの先進7カ国(G7)首脳会議(サミット)。難産の末にまとめた首脳宣言をトランプ大統領が承認しないと表明し、まさかの「ちゃぶ台返し」に議長国カナダには戸惑いが広がっている。

 「不誠実で、説得力がない」。シンガポールに向かう専用機内でトランプ氏は、カナダのトルドー首相への怒りをツイッターにぶちまけた。トルドー氏はサミット閉幕後の記者会見で、米国が発動した鉄鋼などの輸入制限を「侮辱的」と非難し「私たちは強制されない」とも宣言。以前も同じ表現で米国を批判したトルドー氏だったが、サミットでは自分の主張が受け入れられたと満足していたトランプ氏は、「だまされた」と感じたようだ。

 トルドー氏が輸入規制への強い抵抗を表明する背景には、税金が高止まりし、一向に改善しない生活に不満を抱える国民への配慮が垣間見える。(共同)

1724チバQ:2018/06/12(火) 17:44:57
http://www.sankei.com/world/news/180610/wor1806100016-n1.html
2018.6.10 15:18
【G7サミット】
トランプ大統領とメルケル首相が丁々発止? 2人の後ろで安倍晋三首相は困り顔で… G7の臨場感ある写真が話題に
 カナダ東部シャルルボワで9日閉幕した先進7カ国(G7)首脳会議(サミット)を撮影した写真が話題となっている。机に手を置きながら身を乗り出し真剣な表情のドイツのメルケル首相と、腕組みして「譲らないよ」と言わんばかりの米国のトランプ大統領が向き合い丁々発止の激論が交わされているかのようだ。

 2人の間には、少し困ったような表情の安倍晋三首相が腕組みする姿も。サミットでは米国の保護主義的な貿易政策をめぐり首脳宣言のとりまとめが難航。最終的に採択されたが、トランプ氏はその後、宣言を承認しないように指示したとツイッターで表明した。(共同)

1725チバQ:2018/06/12(火) 17:45:57
http://www.sankei.com/world/news/180609/wor1806090008-n1.html
2018.6.9 09:41

非常任理事国にドイツなど選出 国連安保理

 【ニューヨーク=上塚真由】国連総会(193カ国)は8日、安全保障理事会の非常任理事国10カ国のうち、今年任期切れとなる5カ国の改選を行い、ドイツ、ベルギー、インドネシア、南アフリカ、ドミニカ共和国が選出された。任期は2019年1月から2年間。アジア太平洋地域からは2カ国が立候補し、インドネシアがモルディブの得票を大きく上回った。他の地域は候補が絞り込まれ、事実上の信任投票となった。日本は22年の選挙に立候補する方針。

1726とはずがたり:2018/06/18(月) 12:09:07
和平合意を見直しの右派が当選 南米コロンビア大統領
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/world/kyodo_nor-2018061801001530.html
10:41共同通信

和平合意を見直しの右派が当選 南米コロンビア大統領

コロンビア大統領選で勝利し、支持者に手を振るイバン・ドゥケ前上院議員=17日、ボゴタ(ロイター=共同)

(共同通信)

 【ボゴタ共同】2016年に半世紀以上にわたった内戦が終結した南米コロンビアで、大統領選決選投票が17日投開票された。政府と左翼ゲリラが結んだ和平合意の見直しを訴えた右派イバン・ドゥケ前上院議員(41)が、合意順守派の左派グスタボ・ペトロ前ボゴタ市長(58)を破り、当選した。就任式は8月7日で、任期は4年。

 ドゥケ氏は、合意は破棄しないとしているが、元ゲリラがかつて犯した罪への懲罰強化などを公約しており、元ゲリラ側の反発も予想される。

 最大の左翼ゲリラだったコロンビア革命軍(FARC)との間の和平合意への賛否が争点の一つとなった。

1727チバQ:2018/06/18(月) 17:44:36
https://www.sankei.com/world/news/180615/wor1806150031-n1.html
2018.6.15 18:26

左右大統領候補、17日に一騎打ち コロンビアで決選投票
 南米コロンビアで17日、現職サントス氏の任期満了に伴う大統領選の決選投票が実施される。先月27日の第1回投票で首位だった右派イバン・ドゥケ前上院議員(41)と、2位の左派グスタボ・ペトロ前ボゴタ市長(58)の一騎打ち。各種世論調査ではドゥケ氏が15ポイント以上の差でリードしている。

 2016年、政府と最大の左翼ゲリラだったコロンビア革命軍(FARC)が結んだ和平合意への賛否が争点の一つ。殺人や誘拐など数々の罪を犯してきたFARCに政府が譲歩し過ぎたとの批判は根強く、最新のある支持率調査では和平合意の一部見直しを訴えるドゥケ氏が52・5%に対し、和平順守派のペトロ氏が36%となっている。

 決選投票は即日開票され、17日夜(日本時間18日午前)に結果判明の見通し。新大統領の就任式は8月7日で、任期は4年。有権者数は約3620万人。(共同)

1728チバQ:2018/06/18(月) 18:25:10
https://www.asahi.com/articles/ASL6L231VL6LUHBI002.html
コロンビア大統領選、ドゥケ氏当選 和平合意見直し主張
ボゴタ=岡田玄2018年6月18日13時20分
 南米コロンビアで17日、サントス氏の任期満了に伴う大統領選の決選投票があった。即日投開票され、右派のイバン・ドゥケ前上院議員(41)が、左派のグスタボ・ペトロ前ボゴタ市長(58)を破り、初当選を決めた。選挙戦では、50年以上続いた内戦を終わらせた、左翼ゲリラ・コロンビア革命軍(FARC)との和平合意の是非が争点となり、ドゥケ氏は見直しを訴えていた。

 開票率99・99%で、ドゥケ氏は53・98%を得票。合意の尊重を主張したペトロ氏は41・81%だった。就任は8月7日で任期は4年。

 ドゥケ氏は勝利宣言で、「私たちは平和をともに作り上げる友人だ。和平合意を粉々にはしない」と述べた。一方で、「正義が行き渡る国を求める、みなさんの意見を前に進める」とも語った。ドゥケ氏は選挙戦で、殺人や誘拐などに関与したとされるFARC幹部が、和平合意によって罪を免れていると繰り返し批判しており、改めて合意の見直しを訴えた。

 コロンビアでは1960年代から、複数の左翼ゲリラと政府軍による内戦が続き、計25万人の死者・行方不明者と500万人以上の国内避難民を生んだ。FARCは、中南米最大の反政府武装組織で、一時は国内の3分の1を実効支配したとされる。

 2016年にサントス大統領が結んだ和平合意で、半世紀に及ぶ内戦は終結。サントス氏はノーベル平和賞を受賞した。

 合意に批判的なドゥケ氏の大統領就任により、和平合意が見直されることは確実。進展している和平の流れに影響が出る可能性がある。誘拐や殺人などに関与したFARC幹部が今後、収監されることが考えられる。また、FARCは和平合意によって合法政党に移行し、幹部が国会議員に就いているが、その議員資格を奪うことなども議論されているようだ。

 敗れたペトロ氏は「暴力が国内の不平等を助長した」と和平合意の尊重を訴えていた。

 ドゥケ氏の勝利を受け、FARCは「この国に求められているのは全面的な平和、和解だ。良識の発揮が求められている」などとする声明を発表し、和平合意を尊重するように求めた。(ボゴタ=岡田玄)

1729チバQ:2018/06/18(月) 19:40:28
https://www.sankei.com/world/news/180618/wor1806180008-n1.html
2018.6.18 11:02

コロンビア大統領選決戦投票 右派ドゥケ氏が勝利 和平合意見直し派
【ロサンゼルス=住井亨介】南米コロンビアで17日、現職サントス氏の任期満了に伴う大統領選の決選投票が投開票され、右派で左翼ゲリラとの和平合意の一部見直しを訴えたイバン・ドゥケ前上院議員(41)が、左派で和平合意を尊重するグスタボ・ペトロ前ボゴタ市長(58)を破って当選を決めた。

 選挙管理当局の発表(開票率(99・99%)によると、得票率はドゥケ氏が約54%、ペトロ氏が約42%だった。5月27日に行われた第1回投票には6人が立候補。過半数を獲得した候補者がおらず、首位だったドゥケ氏と2位のペトロ氏による決選投票となった。

 選挙戦では、サントス政権が2016年、左翼ゲリラのコロンビア革命軍(FARC)との半世紀以上にわたる内戦を終わらせて結んだ和平合意が争点の一つとなった。

 殺人や誘拐など多くの罪を犯したFARCの政治参加、メンバーへの減刑といった合意内容について世論の反発は根強く、メンバーへの厳正な処罰を訴えたドゥケ氏はこうした声を広く受け止めた形だ。

 AP通信によると、ドゥケ氏は勝利宣言で「被害者の問題、正義や償いのために和平には修正が必要だ」と述べたが、これまで見直しの具体的方法については明らかにしていない。

 仮に司法プロセスの見直しに着手することになれば、武装解除したFARCに代わって最大の左翼ゲリラ組織となった「民族解放軍(ELN)」が政府側と進めている和平交渉にも影響を与え、ゲリラ側の反発が強まれば再び国内の混乱につながる可能性も出てくる。

 就任式は8月7日で任期は4年。

1730チバQ:2018/06/18(月) 19:59:17
https://mainichi.jp/articles/20180618/dde/007/030/045000c
コロンビア
大統領に右派 対革命軍 和平合意見直しも
毎日新聞2018年6月18日 東京夕刊

国際
 【ワシントン山本太一】南米コロンビアで17日、大統領選の決選投票が実施され、左翼ゲリラ「コロンビア革命軍」(FARC)との和平合意の変更を訴えた右派のイバン・ドゥケ元上院議員(41)が、合意維持を主張した左派のグスタボ・ペトロ前ボゴタ市長(58)を破り、当選した。ドゥケ氏は、公約したFARC元メンバーの厳正な処罰を可能にするため合意見直しに取り組むとみられる。

 選管当局の発表(開票率99%時点)によると、得票率はドゥケ氏が54%で、ペトロ氏は42%。ドゥケ氏は8月7日に大統領に就任する。任期は4年。

 政府は2016年、FARCとの和平合意を発効。だが、合意の是非を問う国民投票では否決され、議会の承認で発効させた経緯がある。また、殺人や誘拐に関わった元メンバーの事実上の恩赦や政治参加に対する合意内容への批判も根強い。

 和平合意に対する国民の不信感を背景に支持を広げたドゥケ氏は17日の勝利演説で「自分に投票しなかった人も含め全ての人の大統領になる」と述べ、合意賛成派への一定の歩み寄りも示唆した。

 一方、経済危機が深刻化する反米左派政権の隣国ベネズエラから大量の難民が流入し、コロンビア国内に混乱が広がっていることも、左派のペトロ氏にとっては逆風になった。

1731チバQ:2018/06/18(月) 20:01:19
https://mainichi.jp/articles/20180617/ddm/007/030/065000c
エチオピア
急進改革 新首相、大胆に政策転換
毎日新聞2018年6月17日 東京朝刊
 【ヨハネスブルク小泉大士】事実上の一党強権支配への反発から抗議デモが相次いできた東アフリカのエチオピアで、4月に就任したアビー・アハメド首相(42)が大胆な政策転換に着手している。長年の懸案だった隣国との緊張緩和に乗り出すと同時に国営航空会社などに外資の出資を認める方針を表明。予想を上回る急進改革に注目が集まっている。

 エチオピア政府は今月5日、隣国エリトリアとの国境地帯の領有権争いについて、2002年に仲裁裁判所(オランダ・ハーグ)の国境画定委員会が定めた境界線を受け入れると発表した。

 1998年に両国間で発生した紛争は00年の和平合意成立まで続き、推定約10万人が死亡。その後も一部地域の帰属をめぐって国境付近に両国軍が対峙(たいじ)する緊張状態が続いてきた。アビー首相は6日、エリトリアとの紛争終結と経済関係の強化は「地域の安定と発展に不可欠だ」と述べた。

 首相はさらにナイル川でのエチオピアのダム建設を巡って水資源の争いを繰り広げてきたエジプトを訪れ、10日にシシ大統領と会談。問題解決に取り組むことで一致した。

 エチオピアはアフリカで2番目に多い約1億人の人口を抱え、年10%前後の高い経済成長率を維持してきた。一方で少数民族ティグレ人が主体の政権に対し最大民族オロモ人などが反発。反体制派への弾圧が国際的にも批判を浴びる中で、与党連合がオロモ人初の首相として担ぎ出したのが前科学技術相のアビー氏だった。

 アビー氏は、外資参入を拒み独占状態だった国営エチオピア航空や国営通信会社エチオテレコムなどの株式を国内外の投資家に一部売却する方針を表明した。

 国内外の課題解決に矢継ぎ早に取り組む首相の姿勢は強い印象を与え、短距離走の元最速王者になぞらえて「ボルト首相」と呼ぶ声も出ている。

 だが、エチオピア政治に詳しいエラスムス大(オランダ)のモハメド・サリ教授は毎日新聞の取材に「改革は与党連合内で等しく支持を得ているわけではない。特にティグレ人の政党の民営化に対する批判は与党連合の深刻な亀裂を示しており、今後は抵抗が強まることが予想される」と先行きの楽観を戒める。

1732とはずがたり:2018/06/19(火) 14:04:31
米、月内に投資規制=追加関税に続き対中制裁
https://news.goo.ne.jp/topstories/business/155/49f8a260bb3c3307507ac6e6fa2c6aa7.html
(時事通信) 06月16日 11:52

 【ワシントン時事】米通商代表部(USTR)のライトハイザー代表は15日、米FOXニュースで、中国への貿易制裁について「次は、米国の技術に関連する中国の投資を規制する」と述べた。米政権は、中国に対する知的財産権の侵害を理由とした追加関税に続き、対米投資規制を6月末までに発表する。

1733チバQ:2018/06/19(火) 19:01:26
https://www.asahi.com/articles/ASL6L43V0L6LUHBI00Y.html
コロンビア「ノーベル賞の和平」暗雲 大統領に見直し派
ボゴタ=岡田玄2018年6月19日16時15分
 南米コロンビアで17日、大統領選の決選投票があり、左翼ゲリラ・コロンビア革命軍(FARC)との和平合意の見直しを訴えるイバン・ドゥケ前上院議員(41)が当選した。内戦終結で2016年にノーベル平和賞を受賞したサントス大統領が進めた和平の流れに影響が出るのは確実だ。

 「和平合意を粉々にはしない。だが、正義が行き渡る国を求める、みなさんの意見を前に進める」。勝利宣言でドゥケ氏は、改めて和平合意の見直しを約束した。選挙戦では、「FARCを率いた幹部たちは、犯した残忍な行為の罪を償っていない」とし、「不正義だ」と訴えてきた。

 FARCは武装解除の際、戦闘員の身の安全などを保証する恩赦を要求し、認められた。和平合意で合法政党になり、26年までは国会で10議席が確保される。

 だが、半世紀にわたる内戦の死者・行方不明者は約25万人。家族や友人がFARCに誘拐や殺害された人も少なくなく、人々の反感がドゥケ氏を勝利に導いたとも言える。3月の国会議員選でFARCは議席の上積みを目指して74人を擁立したが、1人も当選できなかった。大統領選でも元司令官が立候補を表明したが、遊説先で石や卵を投げられ、出馬を取りやめた。

 ドゥケ氏は「本当の社会正義が実現される国にする」と訴えている。誘拐や殺人などに関与したFARC幹部の収監のほか、参政権の停止に踏み込む可能性も指摘されている。

 ドゥケ氏の勝利を受け、FARCは「この国に求められているのは全面的な平和、和解だ。良識の発揮が求められている」などとする声明を発表し、和平合意を尊重するように求めた。

 ドゥケ氏の得票率は53・98%。合意尊重を主張したグスタボ・ペトロ前ボゴタ市長(58)は41・81%だった。投票率は53・04%。就任は8月7日で任期は4年。

ゲリラ側、合意尊重求める
 半世紀にわたる内戦を終結させた左翼ゲリラ・コロンビア革命軍(FARC)と政府との2016年の和平合意後、初めて行われたコロンビア大統領選。元FARCのメンバーは、合意の行方を心配しながら一票を投じた。国内では他のゲリラなどの活動が続いており、当選したイバン・ドゥケ前上院議員には治安の回復も期待されている。

 17日朝、ボゴタ市内の投票所。元FARC幹部のサンドラ・ラミレスさん(54)は、緊張した面持ちで一票を投じた。「市民としての権利と義務を果たした気持ちでいっぱいです」。和平合意でFARCに議席が与えられたことで現在は上院議員を務めるが、2年前まで35年間、ジャングルを拠点にゲリラとして活動した。

 事前の世論調査ではすでに、合意見直しを訴えるドゥケ氏の優勢が伝えられていた。「極右が権力を握ることで、私たちが真剣に約束した合意がどうなるか心配だが、おびえてはいない」と話した。「たとえ合意が見直されても、めくったページを戻すことはない」と語り、二度と武器は取らないと強調した。

 ドゥケ氏の勝利を受け、FARCはこの日、「この国に求められているのは全面的な平和、和解だ。良識の発揮が求められている」などとする声明を発表し、和平合意を尊重するように求めた。

1734チバQ:2018/06/19(火) 19:01:52
内戦後にも抗争、避難民も
 内戦は終結したコロンビアだが、同国で活動するNGO「ノルウェー難民委員会」のクリスチャン・ビスネス代表は「和平合意後も国内避難民が生まれ続けている」と指摘する。

 FARCが武装解除したことで、その支配地域に「力の空白」が生まれた。国軍が制圧する前に、他の左翼ゲリラや右派民兵組織、麻薬密売組織などが勢力を伸ばしたという。

 コロンビア北部や南部など周縁では、組織同士の抗争も激しくなっており、住民は暴力から逃れるため、家や土地を捨て国内の別の都市へ避難している。昨年だけで14万人に達し、今年はさらに増えそうだという。ビスネス氏は「法の支配が及んでおらず、平和と呼ぶにはほど遠い状況だ」と話す。

 当選したドゥケ氏は、和平合意の見直しと同時に、治安回復のために警察や軍の強化も約束した。活動を続ける左翼ゲリラや麻薬密売組織などへの軍事的圧力を強める可能性もある。ビスネス氏は「攻撃は、さらに避難民を生む恐れもある。交渉で解決する道を選んでほしい」と語った。

当選したドゥケ氏の横顔
 「この選挙で敗れた市民などいない。すべてのコロンビア人の大統領になる」。当選を決め、最初に呼びかけたのは、国民融和だった。

 左翼ゲリラ・コロンビア革命軍(FARC)と結ばれた和平合意は世論を二分している。自身も見直しの立場から批判を続けた。大統領選を通じ、コロンビア社会の分断は深まった。融和は簡単ではない。

 後ろ盾は、ウリベ前大統領。大統領時代、左翼ゲリラへの激しい軍事攻撃を展開し、弱体化させた人物だ。その跡を継ぐように軍や警察の強化を訴える。

 弁護士資格を取得し、若くしてアンデス開発公社や米州開発銀行など公的機関の相談役としてキャリアを積んだエリートだ。2014年、ウリベ氏の党から出馬し、上院議員に当選。経済問題の専門家であると同時に、和平合意の批判者として知られるようになった。大統領選で和平合意の見直しとともに訴えたのは経済改革だった。

 ロック好きで、ギターを弾くのが趣味。妻マリアフリアナ・ルイスさんとの間に、3人の子どもがいる。(ボゴタ=岡田玄)

1735チバQ:2018/06/21(木) 17:46:59
http://www.sankei.com/world/news/180621/wor1806210013-n1.html
2018.6.21 09:55

NZ首相のジャシンダ・アーダン氏、出産で入院 ピーターズ副首相が代行
 ニュージーランドのジャシンダ・アーダン首相(37)は21日早朝、第1子出産のため最大都市オークランドの病院に入院した。首相府が発表した。現職首相の出産は1990年、パキスタンの故ベナジル・ブット氏以来。

 アーダン氏は6週間産後休業を取得し、その間はピーターズ副首相兼外相(73)が首相代行を務める。

 アーダン氏は昨年8月、支持率が低迷していた最大野党・労働党の党首に就任。政権奪還をかけて9月の総選挙を戦った。総選挙で過半数を獲得した政党はなく、連立交渉を経て10月に首相に就任。その直前に妊娠が判明したという。安定期に入った今年1月、SNSで妊娠を公表した。出産予定日は今月17日だった。 パートナーのテレビ司会者クラーク・ゲイフォード氏(40)が“主夫”として育児に専念するほか、自身の母親の手も借りながら首相職と育児の両立を目指す意向だ。(共同)

1736チバQ:2018/06/24(日) 11:12:38
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180624-00000011-jij_afp-int
ジンバブエの与党集会で爆発 15人負傷 大統領暗殺未遂か
6/24(日) 8:40配信 AFP=時事
ジンバブエの与党集会で爆発 15人負傷 大統領暗殺未遂か
ジンバブエ第2の都市ブラワヨのホワイトシティ・スタジアムで開かれた選挙集会で演説するエマーソン・ムナンガグワ大統領(2018年6月23日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】ジンバブエ第2の都市ブラワヨ(Bulawayo)で23日、エマーソン・ムナンガグワ(Emmerson Mnangagwa)大統領が出席した与党ジンバブエ・アフリカ民族同盟愛国戦線(ZANU-PF)の選挙集会で爆発があり、副大統領2人や党幹部を含む15人が負傷した。同大統領は無事避難した。

 集会はブラワヨのホワイトシティ・スタジアム(White City Stadium)で行われていた。同国のデービッド・パリレニャトワ(David Parirenyatwa)保健・育児相は、負傷者は15人のうち3人は深刻な容体で、手足を失った人もいるとしている。

 現場のAFP特派員は「人々が四方八方に走り出した。その後、大統領の車列が猛スピードで現場を離れた。突然、現場一帯に兵士や治安部隊員が現れた」と語った。ソーシャルメディアで拡散した動画には、演壇の階段を降りようとする同大統領の周りで爆発が起こり、煙が立ち上る様子が映っている。

 ムナンガグワ大統領は国営メディアに自身から「数インチ」のところで物体が爆発したと述べて自分を狙った攻撃だったとの見方を示すとともに、ケンボ・モハディ(Kembo Mohadi)、コンスタンチノ・チウェンガ(Constantino Chiwenga)両副大統領が負傷したと述べた。

 ジンバブエで37年間にわたり実権を握ってきたロバート・ムガベ(Robert Mugabe)大統領が昨年11月に辞任した後としては初の大統領選、議会選、地方議会選を来月30日に控える中、ムナンガグワ大統領は、ジンバブエは「平和だ」と強調した。ブラワヨはZANU-PFと対立する勢力の地盤となってきた都市で、ムナンガグワ大統領が同市で集会を行うのは初めてだった。【翻訳編集】 AFPBB News

1737チバQ:2018/06/24(日) 11:48:06
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180624-00000000-jij-m_est
首相集会に手投げ弾、1人死亡=暗殺狙う? ―エチオピア
6/24(日) 0:12配信 時事通信
 【アディスアベバAFP時事】エチオピアの首都アディスアベバで開かれていた集会で23日、アビー首相の演説直後、演壇に向け手投げ弾が投げ込まれ、爆発で1人が死亡、多数が負傷した。

 首相は直後に会場を脱出、けがはなかった。主催者は、現場で取り押さえられた容疑者の狙いは首相の暗殺だと主張した。

 爆発時の様子について主催者は「警備の警官4、5人が投げた男ともみ合いになった」と説明。会場に集まった数万人がパニックになり「爆発より将棋倒しの負傷者が多い」と語った。演壇に押し寄せる群衆に警官隊が催涙弾を撃ち、怒った群衆が警官隊に物を投げ付けた。

1738チバQ:2018/06/25(月) 16:29:02
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3179818.html
遊牧民が農耕民の集落襲撃、86人死亡 ナイジェリア
11:20AFPBB News

遊牧民が農耕民の集落襲撃、86人死亡 ナイジェリア

ナイジェリア北西部カドゥナで飼われている牛(2017年2月23日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / STEFAN HEUNIS

(AFPBB News)

【AFP=時事】ナイジェリアの警察当局は24日、同国中部で遊牧民とみられる集団が農耕民の集落を襲撃し、86人が殺害されたと発表した。一帯には夜間外出禁止令が出され、ムハマドゥ・ブハリ大統領は平静を呼びかけた。

 現場はプラトー州のバーキンラディ地区。一帯では、キリスト教徒が多いベロム人の農耕民が、イスラム教徒が多いフラニ人の遊牧民に21日に攻撃を仕掛け、これがきっかけとみられる武力衝突が数日にわたって続いていた。

 国家警察の幹部が記者会見で明らかにしたところよると、23日の衝突後にベロム人の複数の集落を捜索した結果、計86人が殺害されていたことが分かった。このほかに6人が負傷し、家屋50棟が破壊されたという。

 大統領府は平静を呼びかけるとともに、関与した者を処罰し、一段の攻撃を防ぐために努力を惜しまないと確約した。

 プラトー州政府は、一帯に24日午後6時から25日午前6時まで夜間外出禁止令を発令した。

 ナイジェリアでは土地や資源をめぐる争いに民族や宗教、政治的な対立も絡んで数十年にわたって抗争が続いており、今回の事件は来年選挙を控えるブハリ大統領に圧力をかけるものとなった。

 専門家はこの抗争について、2009年以降少なくとも2万人の死者を出しているイスラム過激派組織「ボコ・ハラム」による襲撃をしのぎ、ナイジェリアにとって最も懸念すべき治安上の問題になる可能性もあるとみている。【翻訳編集】AFPBB News

1739チバQ:2018/06/25(月) 18:20:33
https://www.asahi.com/articles/ASL6T36TCL6TUHBI00T.html
NZ首相に続き女性相も産休へ 出産まで自宅で執務
シドニー=小暮哲夫2018年6月25日15時27分
 ニュージーランド政府は25日、ジェンター女性相(38)が8月6日に出産予定で、3カ月の産休を取ると発表した。同国ではアーダーン首相(37)が21日に女の子を産み、6週間の産休に入ったばかり。

 ジェンター氏は7月15日から出産までは、オークランドの自宅で執務を続ける。産休中は、セージ自然保護相が代行し、ジェンター氏が兼務している交通副大臣と保健副大臣の職務は、ショー気候変動相が代行する。ジェンター氏は24日、自身のフェイスブックのページに「我が子の誕生に本当に興奮している。素晴らしいすべてのサポートに感謝する」と書き込んだ。

 現地メディアによると、ジェンター氏にとっては第1子で、自宅で出産する予定だという。同国では、議会(一院制、120人)のうち、4割以上の49人を女性議員が占める。(シドニー=小暮哲夫)

1740チバQ:2018/06/25(月) 20:04:31
https://www.sankei.com/world/news/180624/wor1806240022-n1.html
2018.6.24 21:21

メキシコ大統領選まで1週間 新興左派候補リード 汚職、治安悪化、対米ナショナリズム背景に

 【ロサンゼルス=住井亨介】7月1日に投開票される中米メキシコの大統領選挙まで、24日で1週間となった。汚職や治安悪化に対応できない既成政党に対する国民の不満、移民問題などでメキシコを刺激するトランプ米大統領に触発されたナショナリズムを背景に、新興左派政党「国家再生運動(MORENA)」を率いるロペス・オブラドール元メキシコ市長(64)が選挙戦をリードしており、政権交代の可能性が高まっている。

低迷の与党

 現職ペニャニエト大統領の任期満了に伴う選挙戦には4人が立候補している。任期は12月1日から6年間。地元の選挙分析サイト「オラクルス」の世論調査(18日)によると、オブラドール氏が支持率50%で優位に立ち、中道右派の野党「国民行動党(PAN)」のリカルド・アナヤ前党首(39)が27%、中道右派の与党「制度的革命党(PRI)」のホセ・アントニオ・ミード前財務公債相(49)が20%で追いかける展開だ。

 1929年から71年間にわたって政権を維持したPRI(前身を含む)は、2000、06年の大統領選ではPANに敗れた。12年には政権の座を取り戻したものの、中南米を中心に広がるブラジル建設大手「オデブレヒト」による汚職スキャンダルが発覚、党幹部が公金横領の疑いで逮捕されるなど、イメージの悪さから人気は低迷する。

 政府と麻薬カルテルとの間で06年から続く「麻薬戦争」の激化によって治安が悪化。17年の殺人件数は約2万9200件で、比較ができる1997年以降の統計では最悪となった。

対話姿勢も

 オブラドール氏は、こうした国内情勢に手をこまねくPRI、PANに対して蓄積された国民の不満の受け皿となっていることに加え、国家による経済介入の拡大、年金増額や奨学金制度拡大といったポピュリズム(大衆迎合主義)的な政策で支持を集めている。

 選挙戦では、移民・貿易問題で厳しい方針を示すトランプ大統領によってナショナリズムがあおられ、各候補とも強い姿勢を示す。アナヤ氏は「国内麻薬組織の使う武器の80%は米国から来ている」と主要3候補のうち最も強硬で、トランプ政権への「弱腰」が追及されるペニャニエト氏の後継、ミード氏も「トランプ氏は勘違いすべきではない」と批判に乗り遅れないよう必死だ。

 優勢が伝えられるオブラドール氏は「外国のいいようにはされない」と対決する構えを見せつつ「米国とは対話を行い、正気を取り戻してもらわなければならない」とし、大統領選での勝利を見越して北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉などでは話し合いを継続する考えを示しており、硬軟入り交じった姿勢だ。

1741チバQ:2018/06/25(月) 20:05:45
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018062300348&g=int
左派政権誕生の公算=メキシコ大統領選まで1週間

労働契約法 天然ガス


メキシコ大統領選左派候補のロペスオブラドール元メキシコ市長=20日、イダルゴ州パチューカ(AFP時事)

 【サンパウロ時事】メキシコで1週間後の7月1日、現職ペニャニエト氏の任期満了に伴う大統領選挙が実施される。4人が立候補しているが、世論調査では左派のロペスオブラドール元メキシコ市長が一貫してリードを保ち、中道のアナヤ元下院議長が追う展開。保守色を強める米国の隣に左派政権が誕生する公算が大きくなっている。
 新興左派政党「国家再生運動」を率いるロペスオブラドール氏は2006年、12年の大統領選に連敗しており、「三度目の正直」を狙う。かつてのような極端な主張は控え、政治腐敗と治安悪化に打つ手がない既成政党に愛想を尽かした中間・貧困層の広範な支持を集めている。
 同氏は選挙戦で「この国の一番の問題は汚職。この悪習を排除すれば国は再生する」と強調。汚職撲滅で浮いた財源を使い、最低賃金の引き上げや年金の増額、教育無償化など、社会政策を充実させると訴えている。
 一方、現政権による石油・天然ガス産業の民間部門開放など構造改革路線の「再検証」を主張し、新空港整備事業の撤回などをちらつかせている。ロペスオブラドール氏の政策には、経済界から不安の声が上がっているほか、「財源があいまいなばらまき」との批判もくすぶっている。(2018/06/23-15:05)

1743チバQ:2018/06/26(火) 15:05:52
https://mainichi.jp/articles/20180623/ddm/041/030/168000c
独立の果てに
南スーダン難民報告/1 内戦による混乱、襲いかかる「飢餓」 草食べその日しのぐ
毎日新聞2018年6月23日 東京朝刊

 内戦による混乱で深刻な食料難にあえぐ南スーダン。首都ジュバの「アル・サバ子供病院」では、重い栄養失調に陥り、命の危険に直面する子供たちが手当てを受けていた。4月には135人が入院し、17人が亡くなったという。【稲垣衆史】

 ザンデ・エリアちゃん(5)は病棟の入り口にしゃがみ込み、診察を待っていた。母マリ・ケジさん(30)は怒りを抑えるように語った。「内戦で何も手に入らなくなった。なぜ罪のない子供が争いに巻き込まれなくてはならないの」

 夫は約4年前、村を襲撃した武装グループに殺された。近所の人々の洗濯を請け負い、生計を立てているが、1週間の収入は200スーダンポンド(約0・7米ドル)。食費を賄うことはできない。内戦で物価の上昇が止まらず、鶏1羽が2000スーダンポンド(約7米ドル)、主食のキャッサバ芋の葉1食分は50スーダンポンド(約0・2米ドル)が相場。マリさんは6人の子を産んだが、食事や薬を与えることができず、3人を栄養失調やコレラで亡くした。

 ジュバから北へ約60キロの村では、武装集団の襲撃から逃れてきた別の集落の人々が野宿生活をしていた。食べ物が手に入らず「何週間も前から、このあたりに生えている野草を食べている」という。女性や子どもたちが、たき火にかけた鍋で草を煮ていた。

 集落を襲ったのは家畜を狙ったグループ。家々は焼かれ、約400世帯が一斉に避難民になった。「このままでは、飢えを待つだけだ」。集落で牧師だったアウグスティオ・マンヤンさん(50)は天を仰いだ。

 南スーダンは、40年以上続いたスーダンでの内戦を経て2011年7月に分離独立した。そのわずか2年後、キール現大統領と、マシャール前第1副大統領の利権争いをきっかけに政府軍と反政府勢力が衝突。内戦が泥沼化する中、異なる民族間の対立も深まった。

 全国民の3分の1にあたる420万人が故郷を追われ、うち247万人が難民になった。国連は平和維持活動(PKO)で市民の保護を進めるが、子供や女性までもが殺りくや略奪に巻き込まれている。国連児童基金(ユニセフ)の推計によると約2000人の子供が殺害された。だが実際の犠牲がどの程度に及ぶかはわからない。農地が廃れて食料が足りず、生き延びた子供の多くも飢餓に瀕(ひん)している。

 国連の17年のデータによると、食料確保や医療の整備のため必要とされた資金総額は約16億4000万米ドル。実際に集まったのは72%の11億8200万米ドルだった。国連世界食糧計画(WFP)の現地幹部は、世界の関心が薄まりつつあることに危機感を募らせ、こう指摘する。「南スーダンでは国民の半数が明日の食事さえもわからない状態だ。世界からの支援が届かなければ、多数の子供の命が失われる」=つづく

「海外難民救援金」募集
 災害や戦争、貧困などで苦しむ世界の難民や子どもたちを支援する「海外難民救援金」を募集しています。郵便振替または現金書留でご送金ください。物資はお受けできません。紙面掲載で匿名希望の方はその旨を明記してください。〒100-8051 東京都千代田区一ツ橋1の1の1毎日新聞東京社会事業団(電話03・3213・2674)「海外難民救援金」係(郵便振替00120・0・76498)

1744チバQ:2018/06/26(火) 15:06:28
https://mainichi.jp/articles/20180624/ddm/041/030/059000c
独立の果てに
南スーダン難民報告/2 武装集団襲撃 増え続ける負傷者 空路搬送や施設、限界
毎日新聞2018年6月24日 東京朝刊
 「集中治療室(ICU)」と記者が案内されたのは、テント張りのスペースだった。グエイ・ヤウ君(9)は、銃で撃たれたけがの手術を終えたばかり。おなかにつながれたドレーン(排液管)にハエがたかる。「もうだめだと思った」。消え入るような声で話した。

<パノラマ写真 全画面表示はこちら>
 市民への殺りくと略奪が続く内戦下の南スーダン。昨年9月、赤十字国際委員会(ICRC)が、中部ガニエルに野戦病院を開設した。グエイ君は約100キロ離れた町から飛行機でこの病院に搬送された。

 惨事は家畜の世話をしている時に起きた。武装集団が自宅に火を放ち、祖父とおじを銃で殺害した。グエイ君は逃げようとしたところを背後から撃たれた。父ヤウ・チョルさん(35)は意識が遠のくグエイ君とともに茂みの中に逃れた。ICRCに救助されたのは5日後。「ぎりぎり間に合った。だが油断はできない」。手術後の医師の表情は険しい。

 遊びに行ったディスコで武装グループの襲撃に遭い、首を撃たれたニャルアイ・ゴニーさん(17)もICUで治療を受けていた。「突然、男たちが店に押し入り、銃撃が始まった。床に伏せていると体に激痛が走り意識を失った」。おびえた表情でそう振り返る。奇跡的に命を取り留めたが、下半身がまひし、足を動かすことができなくなった。

 野戦病院にはベッドが60床あり、ICRCから派遣された医師や看護師が医療に携わる。負傷兵だけでなく、戦闘に巻き込まれて重傷を負った子供の搬送も後を絶たない。今年1〜4月に運ばれた負傷者は182人。このうち30人が子供だった。

 記者が訪れた病室では、左腕を切断した少女(10)や、右足にギプスを巻かれた少年(8)も手当てを受けていた。死と隣り合わせの危険からかろうじて命をつないだものの、重い障害や後遺症を抱えて生きていかなければならない子たちだ。

 ICRCが医療チームを派遣する病院は、ガニエルの野戦病院を含めて南スーダンに4カ所ある。1月から4月までに、計412人の武器によるけが人を受け入れた。だが、救助を必要とする負傷者はその数を大幅に超える。

 援助関係者への襲撃も相次いでおり、搬送は空路に頼らざるを得ない。飛行機や施設の数は限られ、全ての負傷者には対応しきれないのが実情だという。「各地から救助の要請が来るが、現状では7割ほどに応じるのが精いっぱいだ」とICRCの担当者は言う。【稲垣衆史】=つづく

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1745チバQ:2018/06/26(火) 15:07:08
https://mainichi.jp/articles/20180626/ddm/012/030/034000c
独立の果てに
南スーダン難民報告/3 隣国避難 故郷追われる孤児 「学びたい」ほど遠く
毎日新聞2018年6月26日 東京朝刊
「家に明かりがほしい。夜も勉強ができるから」。アフリカ東部、ウガンダの「ライノ難民居住区」に保護されている少年は、そんな望みを口にした。14歳。内戦が続く南スーダンから逃れてきた。途中で母が銃で撃たれ、孤児になった。


ビディビディ、ライノ
 2年前まで、南スーダン南部ランヤの村で家族と静かに暮らしていた。やがて内戦が激化すると、村ぐるみで「反政府勢力」とみなされ、政府軍の攻撃が迫った。隣国ウガンダに避難する他に助かる道はなく、少年は約70キロ離れた国境に向かった。

 母は国境を越える前に政府軍の銃撃に遭った。即死は免れ、難民居住区にたどり着いたが、肩に受けた傷が悪化して命を落とした。銃弾に仕込まれた毒が原因だったという。

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 少年は今、おじとともに草ぶきの住まいに暮らす。母を殺されたことをきっかけに、人命を救う医師になる志を抱くようになった。だが居住区には電気設備がなく夜は暗い。読書も勉強もできない。「お母さんはペンやノートを買ってくれた」。少年は思い出を振り返り、涙を流した。

 南スーダンでは、2013年に内戦が始まって以来、周辺国に逃れる人が急増。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によると、5月現在、247万人が難民になっている。ウガンダには最も多い105万人が押し寄せ、その6割は子供だ。親を殺されたり、混乱の渦中で家族と生き別れになってしまったりする子も多い。保護者の付き添いがなく「孤児」と登録された難民の子供は約3万人に上る。

 支援機関は里親を募るが、青年期に達した孤児の受け入れ先は少ない。里親自身が貧しく、学校に行かせてもらえないことも多いという。

 ウガンダ北部の「ビディビディ難民居住区」に住む南スーダン南部イエイ出身の少女(15)も孤児だ。4歳と9歳の妹、13歳の弟との4人で、食料の配給を受けながら暮らす。居住区の学校に通うが、妹、弟の世話に追われて授業は休みがちだ。「妹たちが頼れるのは私だけ。でも私一人でずっとやっていけるのか、とても不安」と声をひそめる。

 孤児の多くは、家族を目前で虐殺されたトラウマや、長期の避難生活による過酷なストレスを抱えている。それぞれに専門的なケアが必要だが、孤児が多すぎるため、専門家の対応が追いつかない。

 非政府組織(NGO)は学校教育も支援するが、教師や教科書、校舎が不足している。「南スーダンに平和を築くには、次の時代を担う子供たちへの教育が欠かせない。しかし十分な教育を安心して受けられる環境とはほど遠いのが現状だ」。あるNGO現地担当者はそう語る。【稲垣衆史】=つづく

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1746チバQ:2018/06/26(火) 20:38:18
https://mainichi.jp/articles/20180618/ddm/007/030/071000c
石油大国転落・ベネズエラ経済危機
/上 原油頼み、繁栄続かず 価格下落で「国が破綻」 国営会社大量解雇「頭脳」失い
毎日新聞2018年6月18日 東京朝刊
 南米ベネズエラの中部を東西に流れるオリノコ川の北岸流域に原油産地「オリノコベルト」が広がる。高さ約20メートルの石油掘削装置「リグ」が点在するが、多くは稼働していない。オリノコベルトは2000年ごろ、ベネズエラの主力原油産地になった。しかし今、繁栄の面影はない。

 「数年前から資金不足で多くのリグが停止した。仕事もあまりない。警備するためだけに作業員が張り付いているリグもある」。オリノコベルトのフニン地区でリグのメンテナンスに携わる国営石油会社PDVSA職員、ヘラルド・ディアスさん(36)が話した。

 地元メディアなどによると、オリノコベルトを含め全国で100基以上あったリグのうち、稼働しているのは35基だけだ。かつて日量300万バレルを超えたベネズエラの原油生産量は17年に191万バレルに減少した。今年1〜3月は約30年ぶりの低水準となる154万バレルに激減、年末には100万バレルを下回るとの予測もある。

 1999年に就任したチャベス大統領(13年死去)は「21世紀の社会主義」「ボリバル革命」を掲げた。革命実現のためPDVSAに対し国庫への拠出を増やすよう求め、経営の独立性を保ってきた同社と衝突した。02年12月にはPDVSAを中心とするゼネラルストライキに発展した。

 当時、PDVSA職員だったメトロポリタナ大の経済評論家、ネルソン・エルナンデス氏(72)は「能力主義やプロ意識といった価値を守るため」とストに参加した。だが、約2カ月に及んだストは失敗。チャベス政権はストに参加した職員約2万人を解雇した。全職員の半数におよび、経営経験が豊富な幹部や専門技術を持った職員が去った。「PDVSAの『頭脳』を失い、今の原油生産危機につながった」とエルナンデス氏は指摘する。

 チャベス政権は「革命」に忠実な軍人や政治家ら「政治任用組」をPDVSAに送り込んだ。職員は10万人以上に膨れ上がったにもかかわらず、人材難に直面した。「技術的、専門的な相談もできない上司ばかりだった」と元職員(30)は話す。

 チャベス政権は、富裕層が独占していた富を国民の7割を占めた貧困層に分配することを目指した。

 PDVSAから吸い上げた1000億ドル(10兆円)以上の巨額資金を社会政策に充てた。貧困層向けの無償住宅建設や無料診療所開設、格安の食料販売などを推進、貧困率や識字率も改善させた。貧しい人々を中心にチャベス氏の人気は絶大だった。

 当時の原油価格は一時1バレル=100ドルにも高騰。「原油価格の値上がりがチャベス政権を助けた。価格が下がり始めて経済危機が見えてきた」と経済評論家のホセ・トロ・ハーディ氏は指摘する。

 チャベス氏に後継指名されたマドゥロ氏が大統領に就任後、原油価格は下落した。食料や生活必需品の不足など経済混乱が深まった。

 「国全体の破綻を起こし、市民に空腹を味わわせる国家的危機を招いた」。エルナンデス氏が嘆く。

     ◇

 世界最大の石油埋蔵量を誇るベネズエラの経済危機が深刻だ。外貨獲得源のPDVSAが、反米左派政権の「失政」で経営難に陥ったことが背景にある。石油依存政策を進めたチャベス前大統領の後継者、マドゥロ大統領は危機から脱する道筋を示せていない。【カラカスで山本太一】

 ■ことば

21世紀の社会主義
 左派のチャベス前大統領が提唱した政治スローガン。チャベス氏が就任前から主張してきた南米独立の指導者シモン・ボリバルにちなむ「ボリバル革命」の一環。格差が拡大する新自由主義経済に対抗し、富裕層の富を貧困層に分配、教育や医療、住宅制度を充実させ、貧困や飢餓、不平等の解消を目指す。マドゥロ大統領はこの路線を引き継いでいる。

1747チバQ:2018/06/26(火) 20:40:21
https://mainichi.jp/articles/20180619/ddm/007/030/035000c
石油大国転落・ベネズエラ経済危機
/中 2000ドルの月収、数ドルに 「まるで奴隷の生活」
毎日新聞2018年6月19日 東京朝刊
「新しい靴すら買えず、どうにか生き延びているだけ。まるで奴隷の生活だ」。ベネズエラ中部の主力原油産地オリノコベルトで働く国営石油会社PDVSAの子会社社員、ホセ・ペレスさん(44)は履きつぶした靴を見せ、涙をこぼした。

 石油関連施設でガス供給のコントロールを担う。「会社から支給されるのはつなぎ服と靴だけ。ガスのセンサーやプロテクターなど安全装置がなく、危険な状態で労働を強いられている」と話す。2000ドルあった月収は数ドルにまで激減した。子供3人を養う。妊娠している妻(27)に薬を買うこともできない。

 ハイパーインフレで物価は急騰、貨幣経済は崩壊状態だ。今年のインフレ率は1万3000%超と推計される。首都カラカスのスーパーでは5月、月額最低賃金100万ボリバル(1・36ドル)とほぼ同額で牛乳やパスタが売られていた。庶民には手が出ない。

 マドゥロ政権は2月に仮想通貨「ペトロ」を発行したが、財政改善にはつながっていない。通貨ボリバルの単位を1000分の1に切り下げるデノミネーション(通貨呼称単位の変更)を6月4日に実施予定だったが、準備不足のため60日間延期すると発表した。

 ベネズエラの石油産業労働組合によると、PDVSA職員の最低給与は1998年に月額500ドルだったが、現在は60ドルだ。職員11万2000人のうち、半数を超える6万2000人が2015〜17年に退職した。大半は生活苦が原因とみられる。兼業でタクシー運転手を始めた職員もいる。近隣諸国に移住した元職員も多い。

 かつてベネズエラの輸出に占める石油分野の割合は7割、国家歳入に占める割合は3割だった。だが、99年に左派のチャベス氏が大統領に就任し、石油依存を強めてから、それぞれ9割、5割にも増加した。

 チャベス政権末期に1バレル=100ドルを超えていた原油価格は、マドゥロ大統領就任後の14年から下がり始め、16年には1バレル=40ドルに下落した。外貨獲得はままならない。

 石油産業労働組合幹部のイバン・フレイテス氏は「PDVSAは傘下企業への代金の支払いができなくなり、企業の撤退も相次いでいる」と話す。オリノコベルト産原油は「超重質油」と呼ばれ、製品化のためには軽油と混ぜる必要がある。「軽油を輸入する必要があるが、外貨がないため輸入が難しくなっている」とフレイテス氏は指摘する。PDVSAの経営難と原油の生産量減少で、ベネズエラ経済は悪循環に陥っている。【カラカスで山本太一】

 ■ことば

超重質油
 硫黄分を多く含み精製が難しい原油。タール状で、オリノコベルト産の超重質油は「オリノコタール」と呼ばれる。製品化には軽油と混ぜたり、アップグレードと呼ばれる改質作業をしたりする必要がある。コストがかかるため、取引価格は安価になる。精製技術の進歩に伴い原油と認められ、ベネズエラの原油埋蔵量は世界一に浮上した。

1748チバQ:2018/06/26(火) 20:41:43
https://mainichi.jp/articles/20180620/ddm/007/030/132000c
石油大国転落・ベネズエラ経済危機
/下 対米改善を模索 原油増産へ資金獲得狙う
毎日新聞2018年6月20日 東京朝刊 ベネズエラ中部の町エルティグレは、原油主力産地オリノコベルトへの複数の道路が交わる交通の要衝だ。人口約20万人。オリノコベルトの開発とともに石油業界の拠点として栄えてきた。住民の大半は石油産業と関わりを持つという。

 郊外に「アメリカンタウン」と呼ばれる地域がある。住宅や学校、病院が集まっている。「以前は米石油会社に勤める米国人が多く住んでいた」。国営石油会社PDVSA職員のジョバンニ・シルバさん(31)が言う。だが、反米左派のチャベス前政権は米国系など外国企業をPDVSAの支配下に置く政策を進め、一部企業は撤退・縮小した。「アメリカンタウンは今、PDVSAが管理している。住民の多くはPDVSAの退職者だ」とシルバさんは説明する。

 アメリカンタウンでは、PDVSAの取材許可が下りなかった。地元紙記者は「窮状を伝えられるのを嫌い、取材を厳しく制限している」と話した。原油の生産量減少と価格低下でPDVSAの経営は苦しい。エルティグレに暮らす職員のバスなどの交通費の支払いも滞り、職員の移動もままならないという。

 追い打ちをかけるのが米国の経済制裁だ。「独裁政権が統治している」などとして、トランプ政権は昨年8月、ベネズエラ国債やPDVSA社債の新規取引を米企業に禁止する制裁を開始。マドゥロ大統領の再選翌日の5月21日には石油購入権を売買する売掛金取引も禁止し、制裁を強化した。

 チャベス前大統領と同様、マドゥロ氏は米国を「帝国主義」と非難する。しかし、米国は原油輸出先の3割を占める最大の「顧客」でもある。トランプ政権はベネズエラからの石油禁輸も検討している。実施されれば、マドゥロ政権への打撃は極めて大きい。

 「今年は原油生産を日量100万バレル増やす」。マドゥロ氏は5月24日、具体策に触れないまま宣言した。昨年は日量190万バレル。大幅な増産だ。経済評論家のネルソン・エルナンデス氏は100万バレル増産には年140億ドル(1・5兆円)もの資金が必要と試算する。

 国際社会で孤立感を深めるマドゥロ政権は、対米関係改善を模索する姿勢も見せる。マドゥロ氏は5月、米上院外交委員長と会談、約2年間拘束していた米国人男性らを釈放した。今月には反政権派の政治犯ら約120人を相次ぎ釈放した。制裁圧力を回避したい狙いがあるとみられる。

 シモン・ボリバル大学のダニエル・バルナギ教授(政治学)が言う。「米国をはじめとする国際社会の圧力でしか、この国を良い方向には変えられない」【カラカスで山本太一】

 ■ことば

ベネズエラの反米姿勢
 中南米で左傾化が進んだ2000年代、チャベス大統領(当時)は急進的な反米左派の筆頭だった。06年、国連演説でブッシュ米大統領(同)を「悪魔」と呼んだことが有名。チャベス氏は米国に対抗するとして、反米左派のキューバやボリビアなどと米州ボリバル同盟(ALBA)を結成。カリブ海諸国などに石油を供給するなどして影響力を持った。

1749チバQ:2018/06/26(火) 20:48:03
https://mainichi.jp/articles/20180627/k00/00m/030/098000c
メキシコ大統領選
反米候補が優勢 7月実施
毎日新聞2018年6月26日 20時19分(最終更新 6月26日 20時19分)
【ワシントン山本太一】メキシコのペニャニエト大統領の任期満了に伴う大統領選が7月1日、実施される。複数の世論調査によると、汚職や治安を抑止できない与党への不満の受け皿になっている左派の元メキシコ市長、ロペスオブラドール氏(64)が優勢だ。隣国の米トランプ政権に強硬的な姿勢を示しており、当選すれば両国関係が冷え込む可能性がある。

 2006年、12年の大統領選でロペスオブラドール氏は、いずれも小差で次点だった。14年に左派政党「国家再生運動(Morena)」を結党し、3度目の大統領選に挑戦している。

 ロペスオブラドール氏が優位に選挙戦を進める背景には既成政党への不信感がある。与党・中道右派「制度的革命党(PRI)」は、ペニャニエト氏が夫人宅購入に絡み建設会社から賄賂を受け取った疑惑が浮上し、逆風に。PRIの幹部や所属州知事も汚職で逮捕が相次ぐ。政府と麻薬カルテルとの「麻薬戦争」が激化し、17年の殺人件数は約2万5000件で1997年以降の統計で最悪だった。今年1〜3月も約8000件で前年同期比で2割増加。治安対策でも現政権は国民の支持を得られていない。

 PRIが下野した00〜12年に政権を握った中道右派「国民行動党(PAN)」に対しても「既成政党は機能不全に陥っている」との批判が渦巻く。

 ロペスオブラドール氏は公約として、公共事業に絡む汚職や無駄な支出を調べ、浮いた財源を年金支給や最低賃金の増額に充てると主張。「一部の層の既得権をなくす」として大統領の給与も減額する方針で、国民の4割を占める貧困層を中心に支持を広げる。軍主導による治安対策を見直し、司令塔となる「公共治安省」の創設を主張している。

 また、メキシコ人に対し侮辱的な発言を繰り返すトランプ米大統領について、ロペスオブラドール氏は「無礼な態度をやめなければ、思い知らせてやる」などと激しい言葉で応じていることも人気拡大につながっている。輸出の8割を占める米国への経済依存を減らすとも主張し、当選すれば対米関係がさらに悪化する恐れがある。

 地元調査会社が24日発表した世論調査結果によると、支持率はロペスオブラドール氏が37.7%、PANのアナヤ前党首(39)が20%、PRIのミード前財務公債相(49)が17.7%。新大統領は12月に就任する。任期は6年。

1750チバQ:2018/06/28(木) 21:01:38
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180628-00000035-jij_afp-int
メキシコ大統領選、対米強硬派が大きくリード 世論調査
6/28(木) 15:25配信 AFP=時事
メキシコ大統領選、対米強硬派が大きくリード 世論調査
メキシコのメキシコ市で行われた選挙集会に登場したアンドレス・マヌエル・ロペスオブラドール氏(2018年6月27日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】来月1日に実施されるメキシコ大統領選は、28日発表の複数の世論調査で、左派・対米強硬派のアンドレス・マヌエル・ロペスオブラドール(Andres Manuel Lopez Obrador)元メキシコ市市長が他候補を大きくリードしている。

【関連写真】メキシコ大統領選の候補者たち

 日刊紙レフォルマ(Reforma)とラジオ・セントロ(Radio Centro)が行った調査では、ロペスオブラドール氏は51%の支持を集めた。保守系の国民行動党(PAN)のリカルド・アナヤ(Ricardo Anaya)氏は27%、与党・制度的革命党(PRI)のホセ・アントニオ・ミード(Jose Antonio Meade)氏は19%、独立系候補のハイメ・ロドリゲス・カルデロン(Jaime Rodriguez Calderon)氏は3%にとどまった。

 地元紙エル・フィナンシエロ(El Financiero)による調査でも、「アムロ(AMLO)」の通称で知られるロペスオブラドール氏の支持率は54%で、ミード氏(22%)、アナヤ氏(21%)、ロドリゲス氏(3%)を突き放した。

 ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領に「身の程を思い知らせてやる」と発言するなど、対米強硬姿勢を示しているロペスオブラドール氏は、反汚職を訴える人々を支持基盤に、選挙戦を優勢に進めてきた。

 メキシコでは過去100年近くにわたって現与党PRIか保守PANが政権を握ってきたが、国民の多くは汚職のまん延と麻薬組織絡みの暴力にうんざりしており、PRIでもPANでもない「代替勢力」による政府を強く望んでいる。【翻訳編集】 AFPBB News

1751チバQ:2018/06/29(金) 18:51:17
https://www.asahi.com/articles/ASL6X05KBL6WUHBI03Q.html
南スーダン、和平案合意 72時間以内に恒久停戦目指す
石原孝2018年6月28日03時30分
 4年半にわたる南スーダンの内戦を巡り、対立が続いていたキール大統領とマシャル元副大統領が27日、隣国のスーダンで会談し、72時間以内に「恒久停戦」を目指す和平案に合意した。

 南スーダンは2011年にスーダンから分離独立した後、石油資源などを巡ってキール氏のディンカ、マシャル氏のヌエルという2大民族が対立。13年12月に内戦に陥り、現在も国民の3分の1にあたる約400万人が国内外で避難している。

 会談は東アフリカの周辺諸国で構成する政府間開発機構(IGAD)が仲介。隣国のエチオピアでの会談に続き、スーダンで実施された。

 朝日新聞が入手した合意文書によると、今回の和平案では人道援助のルートの確保やアフリカ連合(AU)などによる停戦監視部隊の派遣なども規定している。キール大統領は「南スーダン国民が望んでいた日が来た」と話した。

 ただ、南スーダンでは停戦合意が結ばれた後に崩壊した経緯が過去にあるため、今回の和平合意で内戦状態が終結するかは不透明だ。(石原孝)

1752チバQ:2018/06/30(土) 02:12:55
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-180629X887.html
選挙期間中の政治家殺害、133人に=麻薬組織絡みか―メキシコ
06月29日 14:57時事通信

 【メキシコ市時事】メキシコで7月1日に迫った総選挙の選挙期間中に殺害された政治家の数が133人に上ったことが28日、コンサルティング会社の調べで分かった。地元紙などが報じた。同国では麻薬密売組織がらみの凶悪事件が横行。昨年は過去最悪の2万5000件以上の殺人事件が発生しており、選挙では治安回復が最大の争点の一つとなった。

 メキシコでは大統領、上下両院議員のほか、地方自治体の首長、議員選が1日に同時実施され、約3400の公職ポストが選出される。コンサル会社エテレクトによると、昨年9月に候補者登録が開始されて以降、地方レベルで首長や議員、候補者らが襲撃される事件が相次いだ。特にひどかったのが南部のオアハカ、ゲレロ両州で、ともに26人が犠牲になった。

 日本の関係者は「メキシコでは地方の首長や議員が麻薬組織と密接に結び付いているケースが多く、対立する組織に襲撃されることが多い」としている。

1753チバQ:2018/07/02(月) 00:40:05
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180701-00000071-mai-s_ame
<メキシコ大統領選>投票始まる 初の左派政権誕生の公算大
7/1(日) 23:21配信 毎日新聞
 【メキシコ市・山本太一】メキシコ大統領選の投票が1日午前(日本時間同日午後)、始まった。世論調査によると、汚職と犯罪の撲滅を掲げる新興左派政党「国家再生運動(Morena)」党首の元メキシコ市長、ロペスオブラドール氏(64)が、他の候補を大きくリード。メキシコで初めて左派政権が誕生する可能性が高まっている。Morenaは同時に実施される上下両院議員選でも第1党をうかがう勢いだ。

 ロペスオブラドール氏は選挙運動最終日の6月27日、メキシコ市のサッカースタジアムで「腐敗した政権を根っこから引っこ抜く」と訴え、運動を締めくくった。約9万人収容可能なメキシコ最大のスタジアムは支持者であふれた。ロペスオブラドール氏は、汚職続発と治安悪化を食い止められない与党の批判を繰り返すことで支持を広げた。

 27日に公表された地元調査会社パラメトリアなど三つの世論調査によると、首位のロペスオブラドール氏はいずれも50%以上の支持率を得て2位に20ポイント以上の差をつけた。

 続いて、中道右派「国民行動党(PAN)」のアナヤ前党首(39)、与党・中道右派「制度的革命党(PRI)」のミード前財務公債相(49)が追う。即日開票され、選管当局は1日午後11時(日本時間2日午後1時)ごろに第1回中間集計を発表する予定。

 大統領選に加え、上院(定数128)、下院(同500)の議員、州知事など約3400のポストが同時に選出される。パラメトリアの調査によると、Morenaの支持率は上院38%、下院41%で両院ともに2位のPANに約2倍の差をつけた。Morenaは上院0、下院47の現有議席から大幅に躍進し、第1党になる可能性が濃厚になっている。

1754チバQ:2018/07/02(月) 00:40:31
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180701-00000536-san-s_ame
メキシコ大統領選 投票開始 新興左派候補リードで政権交代確実か
7/1(日) 23:17配信 産経新聞
 【ロサンゼルス=住井亨介】中米メキシコで現職ペニャニエト大統領の任期満了に伴う大統領選挙の投票が1日朝(日本時間同日夜)始まった。移民問題などで難題を突きつけるトランプ米政権に強硬姿勢を示す新興左派政党「国家再生運動(MORENA)」のロペス・オブラドール元メキシコ市長(64)が各種世論調査でリードしており、政権交代の可能性が高まっている。

 選挙戦には4人が立候補しており、優位に立つオブラドール氏を、中道右派の野党「国民行動党(PAN)」のリカルド・アナヤ前党首(39)、中道右派の与党「制度的革命党(PRI)」のホセ・アントニオ・ミード前財務公債相(49)が追う展開となっている。

 政府と麻薬カルテルとの間で2006年から続く「麻薬戦争」の激化によって国内の治安が悪化していることに加え、現政権下では汚職スキャンダルが相次いで発覚。問題を解決できない既成政党に対する不満が国民の間に高まっており、オブラドール氏はその受け皿となっている。

 即日開票され、1日夜(日本時間2日午前)にも大勢が判明する見通し。新大統領は12月1日に就任。任期は6年。

1755とはずがたり:2018/07/02(月) 12:53:32
米ロ接近、欧州に不信=同盟に亀裂、唐突な譲歩も-フィンランドで首脳会談へ
https://www.jiji.com/jc/article?g=use&k=2018063000342

 【ワシントン時事】トランプ米大統領とプーチン・ロシア大統領が7月16日、フィンランドの首都ヘルシンキで会談する。直接会談は昨年7月に続き2回目。準備不足は否めず、具体的な議題は固まっていない。通商問題で米国との関係が揺らぐ欧州諸国は、トランプ政権が同盟国を尻目に、ロシアへ接近を図ることに不信感を強めそうだ。
 「中国やロシアと良好な関係を持つのは良いことだ」。トランプ氏は29日、報道陣から米ロ首脳会談に向けた意気込みを問われ、こう強調した。
 ロシアによる2016年米大統領選への介入疑惑が発覚して以降、米ロ関係は冷戦後「最悪の水準」にまで悪化した。ロシアは欧米が退陣を求めるシリアのアサド政権を支援。今年3月には英国で神経剤を使い、元情報員の暗殺を試みたとされる。
 これに対し、米国はロシアの新興財閥などを対象に次々と制裁を発動した。暗殺未遂事件後には外交官60人を追放する措置も取った。
 そんな中にあっても、トランプ氏個人はプーチン氏に対する批判を避けてきた。それどころか今年3月の大統領選でプーチン氏が圧勝した際には電話で祝意を伝達。ロシアの先進7カ国(G7)復帰も訴えた。
 一方、欧州の同盟国に対する態度は冷ややかだ。6月のG7首脳会議(サミット)では「不公正な貿易」に不満をぶちまけた揚げ句、首脳宣言承認を拒絶。欧州諸国との亀裂が浮き彫りになった。
 トランプ氏は北大西洋条約機構(NATO)首脳会議でも、米国の負担軽減を前面に掲げるとみられる。G7に続いてNATOの「分裂」が鮮明になり、その後にトランプ氏がプーチン氏と友好関係を演出すれば、NATO弱体化を図るロシアの思惑通りになりかねない。
 米シンクタンク「大西洋評議会」のイアン・ブルゼジンスキ上級研究員は、ロシアによる14年のクリミア半島併合以降、NATOはロシアを抑止する態勢を築いてきたと指摘。「欧州諸国は、トランプ氏が米朝会談で唐突に米韓合同演習中止を表明したように、プーチン氏から見返りを得ないまま、何らかの譲歩を約束するのではと戦々恐々としている」と語っている。(2018/06/30-15:00)

1756チバQ:2018/07/02(月) 18:18:34
https://www.sankei.com/world/news/180701/wor1807010001-n1.html
2018.7.1 08:00
【中東見聞録】
南スーダンは「アラブ」か「アフリカ」か 内戦足かせ、外交枠組み議論進まず
 エジプトが、内戦下の南スーダンをアラブ連盟に加盟させようと、他の加盟国へ働きかけを強めているという。南スーダンが、アラブ連盟の一員であるスーダンから分離独立してから約7年。ナイル川下流域に位置するエジプトは、深刻化が見込まれる水不足問題などを見据え、上流の南スーダンを「アフリカ側」から「アラブ側」に引き入れたい考えとみられる。

 中東関連ニュースサイト、アルモニターがアラブ外交筋の話として伝えたところでは、3月に行われた同連盟の閣僚級会合でも南スーダンの加盟問題が議題に上った。

 南スーダンは、スーダン中央政府との長年の内戦の末、2011年の住民投票で同国からの分離独立が認められた。現時点で、世界で最も“若い”独立国だ。

 スーダンがアラブ系なのに対し、南スーダンは数十ともいわれる黒人系民族からなり、それぞれ母語も風習も異なる。それゆえに各民族の意思疎通が困難で、首都ジュバなどでは、「ジュバ・アラビック」と呼ばれるアラビア語方言が共通語として使われることが多い。これが、エジプトが、非アラブの南スーダンをアラブ連盟に加入させ得るとする根拠のひとつだ。

 ただ、南スーダン側には独立当初、アラブ連盟を頼るつもりはさらさらなかった。スーダンのアラブ人政権に虐げられてきたとの意識が強いためだ。

 しかし、13年に最大民族ディンカ人を主体とするキール大統領派と、別の主要民族ヌエル人のマシャール副大統領(当時)派の主導権争いが泥沼の内戦に発展したことで、事情が変わった。国土が荒廃し、独立当初に期待された投資も集まらない中、キール政権が16年、アラブ連盟加盟の意向を示したからだ。アラブ各国との距離を縮め、支援を引き出したいとの思惑がのぞく。

 一方、これを後押しするエジプトは、9千万人超といわれるアラブ随一の人口規模を誇る大国で、急激な人口増加が続いている。灌漑(かんがい)や生活用水の供給が追いつかなくなることへの危機感から、水利用に関するナイル川流域諸国との取り決め見直しを主張し、外交上の軋轢(あつれき)も絶えない。このため、上流にある南スーダンと関係を強化し、将来の水利交渉を有利に進めたいとの思惑もあるとみられる。

 ただアラブ全体の利益を代表するとの建前があるアラブ連盟に、民族的に異なる南スーダンを加盟させることへの異論も多い。

 特に、もともとは一つの国だったスーダンは、国内の反政府勢力を南スーダンが支援しているなどとして反対しているという。スーダンは長らく西部ダルフール地方などで反政府勢力との紛争を抱え、政府側による住民虐殺なども起きたとされるが、その一方で反政府勢力側には現在の南スーダンから武器が流れているとも取り沙汰されてきたから、警戒も当然だろう。

 また、内戦終結が見通せない中、安易に南スーダンの加盟を容認することは、アラブ各国への紛争波及につながりかねないとの懸念も強い。

 対立するキール氏とマシャール氏は6月21日、エチオピアの仲介で和平に向けた直接会談に臨んだが、妥協点を見いだせないまま決裂。27日にはスーダンの首都ハルツームで会談して和平に合意したと報じられたが、両者の和平合意はこれまでにも何度も破綻しており、実効性のある停戦に至るかははなはだ不透明だ。

 南スーダンでは13年以降、数万から数十万人が死亡、人口の約3分の1にあたる400万人が住む場所を失った。そんな中では、新たな外交的枠組みを構築しようという議論が進まないのも無理はない。
(前中東支局長 大内清)

1757チバQ:2018/07/02(月) 19:31:37
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180702-00000071-mai-s_ame
<メキシコ>率直な物言いで人気 ロペスオブラドール氏
7/2(月) 19:16配信 毎日新聞
<メキシコ>率直な物言いで人気 ロペスオブラドール氏
ロペスオブラドール氏=AP
 ◇メキシコ大統領選で当選したアンドレス・マヌエル・ロペスオブラドール氏(64)

 勝利演説で真っ先に国民に「和解」を呼びかけた。既成政党の政治家や企業家など富裕エリート層を「権力のマフィア」と非難し「国内の分断を深めた」との批判があるからだ。

 南部タバスコ州の出身。1970年代に中道右派与党・制度的革命党(PRI)に入党、政治活動を始めた。88年に離党して中道左派・革命民主党(PRD)の創設に参加した。2000〜05年にメキシコ市長を務めた後、2度の大統領選に挑戦。しかし、いずれも次点に終わった。14年に左派政党・国家再生運動(Morena)を設立し、3度目の大統領選で雪辱を果たした。

 長い政治活動の中でスキャンダルに見舞われたことがなく、クリーンなイメージが強みだ。トランプ米大統領の言いなりにならないとの意味を込め「外国政府のピニャータ(くす玉人形)にはならない」と発言。率直な物言いでも人気を集める。

 反対派は、南米ベネズエラで政治・経済の混乱を招いた反米左派のチャベス前大統領(故人)、後継のマドゥロ大統領と同一視して「メキシコがベネズエラのような国になる」と訴えてきた。だが本人は「市民の自由を尊重し、独裁主義に走らない」と民主主義重視の姿勢を強調。中央銀行の独立や財政規律の維持にもあえて言及し、経済界の不安払拭(ふっしょく)に努めた。

 貧困層に手厚い社会保障政策が大衆迎合的とされ「ポピュリスト」と見られている。勝利後さっそく支持者に「政権発足初日から年金支給額を倍にする」とぶち上げた。「抜本的な変革」を目指すが、実施が困難だったり、具体性に欠けたりする公約も多く、政策の実現力が問われる。

 フルネームの四つの頭文字から「AMLO」(アムロ)が愛称。先妻を病気で亡くし、06年に再婚。計4人の子供がいる。【メキシコ市・山本太一】

1758チバQ:2018/07/02(月) 19:32:34
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180702-00000019-jij_afp-int
メキシコ首都、初の女性市長を選出 物理学博士のシェインバウム氏
7/2(月) 12:07配信 AFP=時事
メキシコ首都、初の女性市長を選出 物理学博士のシェインバウム氏
メキシコ首都メキシコ市で行われた総選挙で投票したあと親指を立てるジェスチャーを見せるクラウディア・シェインバウム氏(2018年7月1日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】1日投開票のメキシコ総選挙で、首都メキシコ市の新市長に、地元政治家で科学者のクラウディア・シェインバウム(Claudia Sheinbaum)氏(56)が女性として初めて選出されたことが出口調査で明らかになった。

【関連写真】笑顔で投票するシェインバウム氏

 地元調査会社ミトフスキー(Mitofsky)の試算によると、シェインバウム氏は得票率47.5〜55.5%で勝利するもよう。

 メキシコ市政を率いた女性政治家としては、1999〜2000年に臨時市長を務めたロザリオ・ロブルズ氏がいるが、選挙で女性が市長に選出されたのはシェインバウム氏が初めて。

 物理学の博士号を持つシェインバウム氏の当選の背景には、反既成政党を訴えて支持を拡大してきた左派の大統領候補、アンドレス・マヌエル・ロペスオブラドール(Andres Manuel Lopez Obrador)元メキシコ市市長の高い人気がある。出口調査によれば、対米強硬派のロペスオブラドール氏は大統領選での勝利をほぼ確実にしている。

 シェインバウム氏は左派の既成政党・革命民主党(PRD)を早い段階で離党し、ロペスオブラドール氏が2014年に立ち上げた「国家再生運動(Morena)」に参加した政治家の一人。2015年にメキシコ市トラルパン(Tlalpan)区の区長に選出され、これを足掛かりに人口900万人超の北中米最大都市の市長就任を目指して選挙戦を展開してきた。【翻訳編集】 AFPBB News

1759チバQ:2018/07/02(月) 22:28:46
https://www.asahi.com/articles/ASL724DJKL71UHBI01S.html
メキシコ政権交代へ 大統領選、新興左派候補が当選確実
メキシコ市=岡田玄2018年7月2日15時37分
 メキシコで1日、ペニャニエト大統領の任期満了に伴う大統領選挙の投開票があり、野党の新興左派政党「国家再生運動」のアンドレスマヌエル・ロペスオブラドール元メキシコ市長(64)の当選が確実になった。既成政党から新興左派への政権交代だ。12月1日に就任する。任期は6年。

 開票作業は終了していないが、地元紙などの出口調査では同氏が他の候補に20ポイント近い差を付けており、ロペスオブラドール氏が1日深夜、勝利宣言をした。出口調査によると、大統領選と同時に行われた上下院選でも、ロペスオブラドール氏の「国家再生運動」系の候補が過半数を制する可能性が高い。

 ロペスオブラドール氏は、農業などの国内産業の保護などを訴えており、トランプ米大統領が見直しを求めている北米自由貿易協定(NAFTA)の再交渉などに影響を与える可能性がある。

 ロペスオブラドール氏はかつてNAFTAからの脱退を主張。今回の選挙戦では「容認」に立場を変えたものの「メキシコに不利な貿易を強いるNAFTA再交渉は次期政権が担うべきだ」と述べていた。

 このため、現政権が進行中のNAFTA再交渉をまとめても、「国家再生運動」系が多数を占めるとみられる議会が承認しない公算が大きい。再交渉は大統領就任後の12月以降に持ち越されるとみられる。

 また、トランプ氏がメキシコ人ら中南米移民を侮辱する発言を繰り返している問題について、ロペスオブラドール氏は現在のペニャニエト政権の対応は弱腰だと批判。「メキシコの主権を尊重した対等な関係を米国に求める」と訴えており、トランプ米政権の対応が注目されている。

 メキシコでは長年、治安や汚職、貧困などが課題となってきた。ロペスオブラドール氏は、こうした問題を解決できなかった既存政党を批判。特に汚職に関わる政治の浄化を訴えた。

 現政権が進めたエネルギー産業への外国資本導入などの構造改革にも反対した。すでに行われた石油売却の契約についても、汚職の可能性を指摘し、見直しを約束している。(メキシコ市=岡田玄)

1761チバQ:2018/07/03(火) 15:14:28
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1807030005.html
【メキシコ大統領選】勝利宣言のロペスオブラドール氏、ばらまき政策ずらり…舵取り不透明
00:44産経新聞

【メキシコ大統領選】勝利宣言のロペスオブラドール氏、ばらまき政策ずらり…舵取り不透明

(産経新聞)

 【ロサンゼルス=住井亨介】「米国とは友好と協力関係を築きたい」。国境に建設する「壁」の費用負担や、不法入国者流入などでメキシコ批判を強めるトランプ米政権に対して「力や壁では問題は解決されない」と反発してきたロペスオブラドール元メキシコ市長(64)は、大統領選の勝利宣言ではそれまでの強硬姿勢を一転して封印。対話ムードを演出した。

 強硬?対話?

 選挙期間中は「トランプ効果」で高まったナショナリズムを背負い、米国、カナダとの北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉では「まず維持されるよう提案する。だが維持が不可能だからといって、メキシコにとってマイナスとは限らない」と一歩も引かない構えを示してきた。

 NAFTA再交渉の首席交渉官に起用されるとみられるヘスス・セアデ元世界貿易機関(WTO)副事務局長は、貿易交渉の経験が豊富で、アジア人脈にも強みを持つ人物。米国との交渉が決裂した場合、アジア各国と自由貿易協定(FTA)を拡大することを視野に入れた人選とされ、強硬一本やりではない老獪(ろうかい)ぶりが垣間見える。

 一方、移民問題では「移民をさせない国づくりをする」と勝利宣言でも触れたように、「移民を生まない」ことが基本。農産物の最低価格保証といった農業活性化で農民の土地離れを防ぐのをメインに据える。国内問題としてとらえており、トランプ氏と議論がかみ合わない恐れもある。

 メキシコ統計院のデータ(2016年)によると、輸出合計金額のうち約81%が米国向けで、対米依存度を急に下げるのは現実的には難しい。「米国は存在が大きすぎる隣国。結局対等な関係を目指すことに落ち着くだろう」(現地外交筋)とみられる。

 膨らむ財政支出

 地下資源に恵まれながらメキシコの実質経済成長率は2%台と低迷、所得格差を示すジニ係数は経済協力開発機構(OECD)の加盟35カ国では最低レベルで、国民の4割以上が貧困層とされる。

 一方、政府と麻薬カルテルとの間で激化する「麻薬戦争」によって治安は悪化し、2017年の殺人件数は2万9200件と、比較可能な1997年以降の統計では最悪だ。

 ロペスオブラドール氏の勝利の背景には、こうした国内問題を解決できず、さまざまな分野で構造改革、開放経済政策を進めて「痛み」を押しつける既成政党に国民の多くが不満を募らせてきたことにある。

 治安回復に意欲を示し、エネルギー分野の構造改革については国民投票で是非を問うとするロペスオブラドール氏は増税を否定し、年金倍増、最低賃金のアップなど財政支出が膨らむバラマキ的な政策も並べる。

 政策的に内向き傾向が強く、経験が乏しい外交手腕は未知数。経済界や右派には、理想主義的な左派ナショナリストのイメージから、南米ベネズエラの反米左翼マドゥロ大統領と比肩する声もあり、内外とも不透明感がつきまとう。

1762チバQ:2018/07/04(水) 16:56:09
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180702-00000071-mai-s_ame
<メキシコ>率直な物言いで人気 ロペスオブラドール氏
7/2(月) 19:16配信 毎日新聞
<メキシコ>率直な物言いで人気 ロペスオブラドール氏
ロペスオブラドール氏=AP
 ◇メキシコ大統領選で当選したアンドレス・マヌエル・ロペスオブラドール氏(64)

 勝利演説で真っ先に国民に「和解」を呼びかけた。既成政党の政治家や企業家など富裕エリート層を「権力のマフィア」と非難し「国内の分断を深めた」との批判があるからだ。

 南部タバスコ州の出身。1970年代に中道右派与党・制度的革命党(PRI)に入党、政治活動を始めた。88年に離党して中道左派・革命民主党(PRD)の創設に参加した。2000〜05年にメキシコ市長を務めた後、2度の大統領選に挑戦。しかし、いずれも次点に終わった。14年に左派政党・国家再生運動(Morena)を設立し、3度目の大統領選で雪辱を果たした。

 長い政治活動の中でスキャンダルに見舞われたことがなく、クリーンなイメージが強みだ。トランプ米大統領の言いなりにならないとの意味を込め「外国政府のピニャータ(くす玉人形)にはならない」と発言。率直な物言いでも人気を集める。

 反対派は、南米ベネズエラで政治・経済の混乱を招いた反米左派のチャベス前大統領(故人)、後継のマドゥロ大統領と同一視して「メキシコがベネズエラのような国になる」と訴えてきた。だが本人は「市民の自由を尊重し、独裁主義に走らない」と民主主義重視の姿勢を強調。中央銀行の独立や財政規律の維持にもあえて言及し、経済界の不安払拭(ふっしょく)に努めた。

 貧困層に手厚い社会保障政策が大衆迎合的とされ「ポピュリスト」と見られている。勝利後さっそく支持者に「政権発足初日から年金支給額を倍にする」とぶち上げた。「抜本的な変革」を目指すが、実施が困難だったり、具体性に欠けたりする公約も多く、政策の実現力が問われる。

 フルネームの四つの頭文字から「AMLO」(アムロ)が愛称。先妻を病気で亡くし、06年に再婚。計4人の子供がいる。【メキシコ市・山本太一】

1763チバQ:2018/07/04(水) 17:03:52
https://www.asahi.com/articles/ASL7235Z6L72UHBI00G.html
メキシコ新大統領、あだ名はアムロ タバスコ州出身
メキシコ市=岡田玄2018年7月3日17時38分
ニュースの顔 アンドレスマヌエル・ロペスオブラドールさん(64)
 愛称は、氏名のイニシャルから「AMLO(アムロ)」。大統領選は3度目の挑戦だった。2006年、12年とも2位で敗れた。小差だった06年には「選挙に不正があった」として独自に大統領就任の宣誓をした。

 そんな政治家になるとは、想像できないおとなしい少年だったという。

 転機は20代前半。先住民に農業を教える仕事に就いた。ともにハンモックで寝起きしながら、貧しい暮らしを間近に見た。

 メキシコが抱える、大きな貧富の差を知ったことが政治家としての原点になった。今回の勝利宣言でも「すべての人の幸せのために働くが、まず貧しい人を優先する。特に先住民を」と語った。

 00〜05年にメキシコ市長を務め、社会福祉の拡充やメキシコ市民を悩ます渋滞の緩和などに取り組み、支持を集めた。

 目指すのは、ルラ元ブラジル大統領だ。ルラ氏は貧困層への手厚い支援に取り組み、経済発展という成果も得た。「ブラジルではなく、メキシコがお手本になるようにする」という。

 香辛料の商品名で知られるタバスコ州の出身。子どものころからの野球好き。ストレス発散のため、現在も50歳以上のベテラン部門のチームでプレーを続けており、背番号は3。

 03年に亡くなった前妻との間に3人の子がいるほか、作家のベアトリス夫人との間にも子が1人いる。(メキシコ市=岡田玄)

https://www.asahi.com/articles/ASL722RCLL72UHBI00C.html
政界の145人が殺害された理由 メキシコ、根深い汚職
メキシコ市=岡田玄2018年7月3日17時37分
 止まらない治安の悪化、はびこる汚職、変わらない貧富の格差。メキシコは長年にわたり、こうした問題に直面してきた。大統領選を制した左派のロペスオブラドール元メキシコ市長(64)は、問題を解決できない既存政党への不信感を募らせ、変化を求める国民の受け皿となった。

 メキシコ市の南約50キロ、モレロス州にある集落トラルネパントラに続く道で、住民による自警団が検問所を作っていた。男性ばかり30人ほどが銃を持ち、集落に入る車を険しい顔でチェックしていた。

 数日前の夜、麻薬組織のメンバー5人が集落に現れ、銃で脅しながら住民から「みかじめ料」を集めるという事件が起きた。集落に住む農家のエルメネヒルド・アルボラダさん(53)は「犯罪増加に政府の対策が追いついていない。殺されないためには、住民自身が守るしか仕方がないんだ」とため息をついた。

警察も事件に関与、容疑者すぐ釈放
 国内で昨年の殺人件数は2万5339件。過去最悪を記録した。警察自身が事件に関与している場合があり、捜査されなかったり、容疑者が逮捕されてもすぐに釈放されたりすることも問題化している。

 政治と犯罪組織の関わりも根が深い。大統領選と同時に実施した州知事選や議員選などでは、昨年9月から投票日までに候補者48人を含む政界関係者145人が殺害された。犯罪組織の勢力争いに巻き込まれた人もいる。

 農民団体「農民人民組織センター」のホセ・ハコボ代表は「企業の土地買収のため、政治家と犯罪組織が結託して農家を脅迫することも起きている」と話す。

 メキシコは、この10年間、全体としては経済成長を続けてきた。だが、人口の4割以上が貧困層という変わらぬ現実もある。

汚職も深刻、「政治浄化」に支持
 貧困から抜け出すには、政治家や富裕層とのつながりが求められるという。何のつてもない若者は、簡単に稼げる麻薬密売に手を染める。犯罪組織は勢力争いで治安を悪化させる。そして政治家が犯罪組織を利用する。こんな構造ができあがっている。

 政治家の汚職も深刻で、現職のペニャニエト大統領の「制度的革命党」を中心に、既存政党の州知事経験者ら14人が公金横領などの罪で訴追された。大統領自身も妻が所有する豪邸を巡り、汚職疑惑が発覚した。

 そこでロペスオブラドール氏は、「(既存政党による)腐敗した政治の浄化」を訴えた。汚職をなくせば財源はあるとして、農業保護や開発の遅れた南部のインフラ整備などを公約に掲げた。こうした主張が有権者に受け入れられた。

 メキシコ市近郊のテスココに住む農業指導員バレンティン・エルナンデスさん(50)は「これまでの政治が続けば何も良くならない。とにかく現状を変えたい。多くの国民が求めているのはそれだけだ」と語った。(メキシコ市=岡田玄)

1764チバQ:2018/07/04(水) 18:39:53
http://mainichi.jp/articles/20180705/k00/00m/030/022000c
エクアドル
元大統領の逮捕・引き渡しをベルギーに要請
毎日新聞2018年7月4日 18時13分(最終更新 7月4日 18時13分)
【タパチュラ(メキシコ南部)山本太一】南米エクアドルの裁判所は3日、反米左派コレア前大統領の滞在先のベルギー当局に、元国会議員の誘拐容疑でコレア氏の逮捕と身柄引き渡しを要請した。コレア氏は事件への関与を否定している。

 コレア氏は、大統領在任中の2012年にコロンビアでエクアドルの元議員が誘拐された事件を指示した疑いが持たれている。元議員は数時間後、警察により解放された。

 警察はエクアドル治安当局が誘拐犯を雇ったと指摘。エクアドル検察は今年6月、コレア氏が当局に誘拐を指示したとして裁判所に逮捕を要請していた。コレア氏は07〜17年、大統領を務めた。

 元議員はコレア氏を中傷したとして懲役2年の判決を受けた後、コロンビアに逃げていたという。

1765チバQ:2018/07/08(日) 19:07:48
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180708-00000025-jij_afp-int
ニカラグア大統領、選挙前倒しの可能性を排除
7/8(日) 13:04配信 AFP=時事
ニカラグア大統領、選挙前倒しの可能性を排除
ニカラグア首都マナグアで開かれた集会で、支持者を前に演説を行うダニエル・オルテガ大統領(右)と妻のロサリオ・ムリジョ副大統領(2018年7月7日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】中米ニカラグアのダニエル・オルテガ(Daniel Ortega)大統領(72)は7日、反政府派が要求していた選挙の前倒しをしない意向を明らかにした。反政府派と現政権が対立する中、4月以降デモによる死者は200人を超えている。

 オルテガ大統領は集会で支持者を前に演説を行い、「(選挙は)国民の意思を反映した共和国憲法で規定されている。クーデターを企てる一部の人間が選挙前倒しの考えを思いついたからといって、憲法の規定が一夜にして変更されることはない」と述べた。

 カトリックの司教らは、4月18日以降国内を混乱に陥れている政府の弾圧と抗議デモを終結させるために政府と反政府派の間に入り、国内での対話を仲介しようと尽力している。

 オルテガ大統領は以前、影響力のある高位の司教が、2021年に予定されている大統領選挙を来年3月に前倒しするよう提案した際には、沈黙を貫いていた。【翻訳編集】 AFPBB News

1766チバQ:2018/07/09(月) 18:58:36
https://www.sankei.com/world/news/180709/wor1807090007-n1.html
2018.7.9 13:08

NZ運輸相、離陸前機内で携帯電話使用 罰金3万8千円を科され「著しく不適切な行為」と謝罪
 ニュージーランド民間航空局は9日、同国のトワイフォード運輸相が、離陸に向け空港の誘導路を移動中の航空機内で、規則に反して携帯電話を使用したとして、500ニュージーランドドル(約3万8千円)の罰金を科したと発表した。

 同国のメディアによると、トワイフォード氏は罰金を納付する意向を示し「誰にとってもいけないことだが、運輸相として著しく不適切な行為で、繰り返しおわび申し上げる」と謝罪している。

 トワイフォード氏は5月、ウェリントンからオークランドに向かう際、ドアが閉まり、電子機器の使用が禁じられた機内で、スタッフに電話をかけた。当時は重要な用事との認識だったという。

 トワイフォード氏は、過ちを犯したとしてアーダン首相に辞職を申し出たが、首相は慰留。運輸相にとどまったが、民間航空局の所管は外れ、ジェンター運輸副大臣が担当していた。

(共同)

1767チバQ:2018/07/09(月) 19:16:47
https://mainichi.jp/articles/20180710/k00/00m/030/051000c
南スーダン
反政府勢力トップ、第1副大統領復帰で合意
毎日新聞2018年7月9日 18時44分(最終更新 7月9日 18時44分)
【ヨハネスブルク小泉大士】内戦が続く南スーダンの和平交渉で、キール大統領と反政府勢力トップのマシャール氏が7日に隣国ウガンダで会談し、マシャール氏が第1副大統領に復帰することで基本合意した。南スーダン大統領府が8日、声明で明らかにした。

 交渉を仲介しているスーダンの外相らによると、停戦後の権力分担について、現在2人いる副大統領を4人に増やすことを提案。2016年7月に戦闘が再燃した後、南アフリカに亡命していたマシャール氏も第1副大統領への復帰を「原則的に」受け入れたとしている。

 ただ、マシャール氏側の報道官は9日、取材に「問題は第1副大統領だけではない」とし、依然として意見の隔たりが大きいとしている。

 双方はスーダンに場所を移して交渉を継続するという。南スーダンは9日、独立から7年を迎えた。

1768チバQ:2018/07/10(火) 00:03:28
https://mainichi.jp/articles/20180710/k00/00m/030/073000c
エチオピア
隣国エリトリアと関係正常化 首脳が合意
毎日新聞2018年7月9日 19時26分(最終更新 7月9日 21時48分)

エリトリア
アフリカ
国際
速報

エチオピアとエリトリア
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 【ヨハネスブルク小泉大士】1990年代後半に国境紛争が発生して以来対立が続いていた東アフリカのエチオピアとエリトリアが8日、外交関係の正常化で合意した。エチオピアのアビー首相が同日、エリトリアの首都アスマラを訪問し、同国のイサイアス大統領と会談。約20年ぶりとなった歴史的な首脳会談で、両国は和解へと大きくかじを切った。

 エリトリアのヤマネ情報相は9日、ツイッターに投稿し、両首脳が同日「戦争状態の終結」などをうたった共同声明に署名したことを明らかにした。

 AFP通信などによると、アビー氏は会談後の夕食会で「我々は2国間の壁を壊し、橋を懸ける」と語り、イサイアス氏も「エリトリア国民はずっとこの瞬間を待っていた」と応じた。両国の首都に大使館を開設▽国境往来の自由化▽航空便の運航再開▽内陸国のエチオピアがエリトリアの港を利用--などでも合意したという。

 98年に両国間で発生した武力紛争は2000年の和平合意成立まで続き、推定10万人が死亡。その後も一部地域の帰属をめぐって対立し、国境付近に両国軍が対峙(たいじ)する緊張状態が続き、地域の不安定要因となっていた。

 アビー氏が6月上旬、02年に仲裁裁判所(オランダ・ハーグ)の国境画定委員会が定めた境界線を受け入れる意向を表明。これを受け、イサイアス氏も代表団をエチオピアに派遣していた。

1769チバQ:2018/07/10(火) 15:00:43
https://mainichi.jp/articles/20180710/ddm/007/030/113000c
エチオピア・エリトリア
紛争20年、正常化合意
毎日新聞2018年7月10日 東京朝刊
 【ヨハネスブルク小泉大士】1990年代後半に国境紛争が発生して以来対立が続いていた東アフリカのエチオピアとエリトリアが8日、外交関係の正常化で合意した。エチオピアのアビー首相が同日、エリトリアの首都アスマラを訪問し、同国のイサイアス大統領と会談。約20年ぶりとなった歴史的な首脳会談で、両国は和解へと大きくかじを切った。

 エリトリアのヤマネ情報相は9日、ツイッターに投稿し、両首脳が同日「戦争状態の終結」などをうたった共同声明に署名したことを明らかにした。

 AFP通信などによると、アビー氏は会談後の夕食会で「我々は2国間の壁を壊し、橋を懸ける」と語り、イサイアス氏も「エリトリア国民はずっとこの瞬間を待っていた」と応じた。両国の首都に大使館を開設▽国境往来の自由化▽航空便の運航再開▽内陸国のエチオピアがエリトリアの港を利用--などでも合意したという。

 98年に両国間で発生した武力紛争は2000年の和平合意成立まで続き、推定10万人が死亡した。

 その後も一部地域の帰属を巡って対立し、国境付近に両国軍が対峙(たいじ)する緊張状態が続き、地域の不安定要因となっていた。

 アビー氏が6月上旬、02年に仲裁裁判所(オランダ・ハーグ)の国境画定委員会が定めた境界線を受け入れる意向を表明。イサイアス氏も代表団をエチオピアに派遣していた。

1770チバQ:2018/07/10(火) 15:01:14
https://mainichi.jp/articles/20180710/ddm/007/030/124000c
南スーダン
反政府トップの副大統領復帰で合意
毎日新聞2018年7月10日 東京朝刊
 【ヨハネスブルク小泉大士】内戦が続く南スーダンの和平交渉で、キール大統領と反政府勢力トップのマシャール氏が7日に隣国ウガンダで会談し、マシャール氏が第1副大統領に復帰することで基本合意した。南スーダン大統領府が8日、声明で明らかにした。

 交渉を仲介しているスーダンの外相らによると、停戦後の権力分担について、現在2人いる副大統領を4人に増やすことを提案。2016年7月に戦闘が再燃した後、南アフリカに亡命していたマシャール氏も第1副大統領への復帰を「原則的に」受け入れたとしている。

 ただ、マシャール氏側の報道官は9日、取材に「問題は第1副大統領だけではない」とし、依然として意見の隔たりが大きいとしている。

1771チバQ:2018/07/11(水) 11:52:22
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180710-00000125-mai-s_ame
<メキシコ>安全へ命賭す 市長候補死亡、妻が遺志継ぐ
7/10(火) 22:23配信 毎日新聞
<メキシコ>安全へ命賭す 市長候補死亡、妻が遺志継ぐ
ホセ・レメディオス・アギーレさんが銃撃され殺された現場の公園=メキシコ中部アパセオエルアルトで2018年7月6日、山本太一撮影
 【アパセオエルアルト(メキシコ中部)で山本太一】過去最悪ペースで殺人事件が発生しているメキシコで、治安改善を訴える政治関係者らが麻薬組織に相次いで暗殺されている。今月1日の大統領選と同時に実施された地方選では、「子供が安心して暮らせる社会を」と主張した男性市長候補が殺された。男性に代わり立候補して当選した妻は、夫の遺志を引き継ぎ犯罪撲滅を目指す。

 首都メキシコ市から車で約4時間の中部グアナフアト州アパセオエルアルト市は、人口約7万人の小さな町だ。警備会社社長、ホセ・レメディオス・アギーレさん(35)は左派政党「国家再生運動(Morena)」から市長選に立候補した。

 同州は治安が比較的良く、自動車メーカーなど多くの日本企業も進出している。しかし、2017年の州内の殺人事件は1096件で前年より14%増加、過去最悪になった。

 田舎町のアパセオエルアルトでも今年1月、警戒中の警察官が射殺されるなど治安悪化は著しい。アギーレさんは「平和と安全」を公約に掲げていた。ところが、5月11日、市中心部の公園で選挙集会を終えた直後、複数の犯人に背後から銃撃され、死亡した。

 「深夜に電話が鳴り現場に行ったけれど、彼はもう動かなかった」。妻カルメン・オルティスさん(32)が声を詰まらせながら振り返った。

 Morenaから立候補し大統領選に勝利したロペスオブラドール氏は5月、アギーレさん暗殺について「メキシコに平和と平穏をもたらすよう急がなければならない。このような暴力を繰り返してはならない」と訴えた。

 専業主婦だったオルティスさんは、代理立候補を党幹部から求められた。だが夫の突然の死に悲嘆に暮れ、戸惑った。子供は4〜11歳の3人。「母であると同時にこれからは父でなければならない」と子育てに不安も感じた。

 それでも、子供たちに安全を提供するという「夫の夢」をかなえようと出馬を決意した。「有権者に夢を語る夫の姿を間近に見てきた自分だからこそやるべきだ」と思った。

 メキシコでは17年9月〜今年6月30日、アギーレさんを含む地方選候補ら政治関係者145人が殺された。麻薬組織は地方の政治家らに対する影響力を強めようとする。麻薬組織が求める資金提供や利益誘導を拒んだ候補、関係を絶とうとした政治家が殺害されるケースが多いという。

 捜査当局と犯罪組織の癒着も深刻だ。西部ミチョアカン州オカンポで6月に議員候補が殺害された事件では、関与が疑われる犯罪組織とつながっていたとして、地元の検察幹部と全警察官27人が逮捕された。

 麻薬組織の標的になるのを恐れ、全国で1000人以上が立候補を断念したとされるが、オルティスさんは出馬に「恐怖心はなかった」と語る。大統領選に加え上下両院議員選、知事選などで圧勝したMorenaの勢いに乗り、オルティスさんも当選した。夫から受け継いだ公約「地元に拠点を持つ警察の創設」を目指し、10月に市長に就任する。

 ◇殺人、年3万件ペース

 メキシコでは2006年12月、カルデロン政権が発足直後に「麻薬戦争」を開始した。麻薬組織の拠点に数万人規模の軍・連邦警察を派遣、地元警察に代わって取り締まりに乗り出した。しかし、麻薬戦争を引き金に、分裂した麻薬組織同士による抗争が激化、さらなる治安の悪化を招いた。

 メキシコ内務省によると、麻薬戦争が始まってから約20万人が殺害された。17年の殺人事件数は2万5339件で、麻薬戦争開始当時の2倍以上に上った。比較可能な1997年以降の統計では最悪だ。今年1〜3月は約8000件で前年同期より2割増加しており、年末までに3万件を超える恐れがある。

 今月1日の大統領選では、左派政党「国家再生運動(Morena)」の元メキシコ市長、ロペスオブラドール氏(64)が治安改善や汚職撲滅などを掲げて当選した。

 次期政権は6日、治安改善対策として、恩赦法案を提案する方針を示した。貧困や犯罪組織の強制を理由に、麻薬の運び屋や用心棒になった未成年者や女性、違法薬物を栽培した農民らを恩赦の対象とし、犯罪から抜け出させることが狙いだ。殺人や誘拐など暴力的な犯罪は、恩赦の対象にはならない見通しという。

1772チバQ:2018/07/11(水) 13:41:50
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180708-00000031-jij_afp-int
ハイチで燃料高騰の抗議デモが激化、政府は価格引き上げを中止
7/8(日) 15:04配信 AFP=時事
ハイチで燃料高騰の抗議デモが激化、政府は価格引き上げを中止
ハイチの首都ポルトープランス郊外で、燃料価格の高騰に抗議し、タイヤで道路を封鎖するデモ参加者(2018年7月7日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】国内各地で燃料価格高騰の抗議デモが暴力化しているハイチで、ジャック・ギイ・ラフォンタン(Jack Guy Lafontant)首相は7日、燃料価格の値上げは「追って通知するまで」中止すると発表した。燃料価格をめぐる抗議デモではAFP記者が首都ポルトープランスで銃撃音を確認しており、6日には少なくとも1人が死亡している。

【関連写真】抗議デモの混乱で略奪も

 値上げ中止発表のわずか数時間前、ラフォンタン首相はテレビ演説を通じて国民に忍耐と燃料価格引き上げの必要性を訴えていたが、ガリー・ボドー(Gary Bodeau)下院議長が値上げを中止しなければ政治の実権は議会が担うと警告。これを受けて首相はツイッター(Twitter)で「暴力と民主主義は根本的に両立しない」と述べ、燃料価格の値上げ中止を発表した。

 ボドー氏はAFPに対しても「2時間以内に返答がなければ政府の責任放棄と見なし、議会が実権を握ることになる」と述べていた。

 首都ポルトープランスと周辺地域ではデモ隊が主要幹線道路をバリケードで封鎖したりタイヤを燃やすなどしており、6日午後から交通がまひ状態に陥っている。中には貧困国のハイチに革命を起こそうと訴える参加者もいる。

1773チバQ:2018/07/11(水) 22:42:49
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180711-00000038-jij_afp-int
経済面で難題抱えるジンバブエ、大統領が宇宙機関の設置を表明
7/11(水) 18:58配信 AFP=時事
経済面で難題抱えるジンバブエ、大統領が宇宙機関の設置を表明
ジンバブエの第2の都市ブラワヨで開催された与党の集会で演説するエマーソン・ムナンガグワ大統領(2018年6月23日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】今月末に各種選挙の実施を控え、選挙活動を展開しているジンバブエのエマーソン・ムナンガグワ(Emmerson Mnangagwa)大統領は10日、自ら「画期的」と評する宇宙機関の設置に乗り出す考えを明らかにした。

【写真】ムガベ前大統領、健康診断でシンガポール訪問 辞任後初めて公の場に

 首都ハラレで演説に臨んだムナンガグワ大統領は、「ジンバブエ国家地理宇宙機関(ZINGSA)」が、農業および鉱物探査、野生生物の保護、インフラ管理、疾病監視などのために、地球観測衛星や全地球的航法衛星システム、無人航空機を配備すると発表。

「持続可能な開発に向けた宇宙技術とイノベーションの応用を生み、手に入れ、利用し、調整するという点で、国際的な場でのジンバブエの能力を高めることに、この構想が寄与するだろう」と述べた。

 ただ同国は、ロバート・ムガベ(Robert Mugabe)前大統領が音頭を取った土地収用政策により農業生産が崩壊するなど、経済面で深刻な難題に直面している。【翻訳編集】 AFPBB News

1774とはずがたり:2018/07/14(土) 05:03:02
トランプ夫妻、エリザベス女王に面会 城内でお茶ともに
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASL7G0G57L7FUHBI04C.html
02:01朝日新聞

 就任後初めて英国を訪問しているトランプ米大統領は13日夕、ロンドン近郊のウィンザー城でエリザベス女王に面会した。女王はトランプ氏と妻のメラニアさんを笑顔で出迎え、近衛軍楽隊が米国歌を演奏して歓迎した。その後、女王とトランプ夫妻は城内に移動してお茶をともにした。

 今回の訪問は国賓としての訪問ではないため、女王主催の晩餐(ばんさん)会は開催されない。トランプ氏はこの後、英スコットランドに移動し、週末はゴルフを楽しむ予定。(ロンドン=下司佳代子)

1775とはずがたり:2018/07/14(土) 05:03:28

英各地でデモ「トランプを放り出せ」ロンドンは10万人
https://asahi.com/articles/ASL7G0005L7FUHBI03S.html?ref=goonews
ロンドン=下司佳代子2018年7月14日01時30分

 就任後初めて英国を訪問しているトランプ米大統領に対し、13日、英国各地で抗議デモが行われた。ロンドン中心部では約10万人(主催者発表)が集まる巨大デモになり、「人種差別主義者を追い出せ」などと書かれたプラカードを掲げた参加者が繁華街を練り歩いた。

 「団結して戦おう!」

 英BBC本社や各国大使館などが集まる一角で、トランプ氏の差別的な言動に抗議する人たちがシュプレヒコールをあげた。デモ参加者は目抜き通りをゆっくりと歩き、約2キロ離れた観光名所のトラファルガー広場まで進んだ。

 ロンドンの学生エリカ・シャさん(21)は「トランプは英国では歓迎されない。そう訴えるために、私はここに来た」。アイルランド出身の俳優ニック・ダナンさん(45)は「トランプは憎しみと不勉強の塊。違いや多様性を尊重するこの街から学んでほしい」と語った。

 200キロ以上離れた英南西部デボンから参加したブライ・フォーキンガムさん(62)は「トランプは弱い者いじめや女性蔑視を英国に持ち込まないでほしい」と望む。「彼はフェイクニュースの帝王で、自由と民主主義の敵。メイ首相は手を結ぶ相手を間違えている」と語り、トランプ氏を歓迎したメイ氏を非難した。

 英メディアによると、トランプ氏はロンドンで大規模抗議デモが行われることを警戒して滞在を嫌がり、ロンドンの滞在時間を最小限にしたという。(ロンドン=下司佳代子)

1776とはずがたり:2018/07/15(日) 23:38:09
イギリス国民の良識を示したな。

トランプ氏と面会望まず?=英皇太子と王子が「冷遇」
https://excite.co.jp/News/world_g/20180715/Jiji_20180715X862.html
時事通信社 2018年7月15日 19時08分

 【ロンドン時事】15日付の英紙サンデー・タイムズは、チャールズ皇太子と長男ウィリアム王子が、訪英したトランプ米大統領との面会を望まなかったため、王族としてはエリザベス女王のみがトランプ氏と会うことになったと伝えた。

 女王は13日、ウィンザー城でトランプ氏と会見したが、王族の同席者はなかった。関係筋によれば、王室内での日程調整の際、トランプ氏との面会に消極的な皇太子らの意向が示されたという。同筋は「女王が1人であのような場にいるのは極めて異例。皇太子らが姿を見せなかったこと自体が(大統領に対する)冷遇だ」と指摘した。

ドイツ首相と良好な関係強調=トランプ米大統領、批判から一転
https://jiji.com/jc/article?k=2018071101219&g=int

11日、ブリュッセルで、北大西洋条約機構(NATO)首脳会議開幕に先立ち、記念撮影に応じるトランプ米大統領(中央)とメルケル独首相(左)(AFP時事)

 【ブリュッセル時事】トランプ米大統領は11日、北大西洋条約機構(NATO)首脳会議の場でメルケル独首相と会談した。トランプ氏は会談後、NATO加盟国の国防支出や貿易問題などについて話し合ったと述べ、「首相とは非常に良い関係にある」と強調した。
 メルケル氏も「米国とは良いパートナー同士」であり、今後もトランプ氏とのやりとりを楽しみにしていると応じた。
 トランプ氏はNATO首脳会議開幕前、ドイツのロシア産天然ガス輸入に言及し、「ロシアの捕虜」になっていると批判。メルケル氏は、現在のドイツは独立国家だと反論していた。
 トランプ氏はマクロン仏大統領とも会談し、貿易やNATOに関する問題について意見を交わした。マクロン氏との会談では周囲の笑いを誘うなど、メルケル氏の時より和やかな雰囲気で行われた。(2018/07/12-00:54)

1777チバQ:2018/07/16(月) 22:55:57
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3182594.html
ボコ・ハラムが軍基地を襲撃、数百人不明 ナイジェリア
11:44AFPBB News

ボコ・ハラムが軍基地を襲撃、数百人不明 ナイジェリア

ナイジェリア北東部ヨベ州でイスラム過激派組織「ボコ・ハラム」による襲撃を受けた軍基地の位置を示した図。(c)AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】ナイジェリアの治安筋は15日、北東部ヨベ州にある軍の基地がイスラム過激派組織「ボコ・ハラム」に襲撃され、兵士ら数百人が行方不明になったと明らかにした。北東部でのボコ・ハラムによる軍部隊への襲撃は2日連続で、一帯における軍の掌握の弱さを改めて浮き彫りにした。

 匿名の軍事筋によれば、武装集団は14日夜、兵士700人余りが駐留する基地に侵入。その後基地に戻ってきた兵士は100人足らずだった。

 襲撃を受けた部隊に死傷者が出ているかは不明。基地は新しく、部隊は商都ラゴスから最近到着したばかりだったという。

 ヨベ州では今年2月、女子生徒100人超が拉致される事件も発生している。

 ムハマドゥ・ブハリ政権は、ナイジェリアは「紛争後の安定期」にあるとしているが、13日にもヨベ州に隣接するボルノ州でボコ・ハラムの武装集団が軍の車列に待ち伏せ攻撃を仕掛けていた。【翻訳編集】AFPBB News

1778チバQ:2018/07/17(火) 21:04:11
https://mainichi.jp/articles/20180718/k00/00m/030/018000c
ニカラグア
米欧の非難高まる 反政府デモへの暴力行為に
毎日新聞2018年7月17日 18時19分(最終更新 7月17日 18時19分)
 【サンパウロ山本太一】反政府デモを暴力的に取り締まる中米ニカラグアの反米左派オルテガ政権に対し、国際社会の非難が高まっている。AP通信によると、デモが始まった4月以降、当局との衝突などで市民約270人が亡くなった。各国は対話による解決を求めるが、混乱は深まる一方だ。

 AP通信は、人権団体の情報を基に15日も各地で少なくとも10人が死亡したと伝えた。軍や警察がデモ隊や立てこもった市民に発砲し、死者や負傷者が相次いでいる。治安悪化を避け周辺国に逃れる市民も続出する。

 米国は今月5日、市民への暴力行為を指示したとして、軍や警察の幹部ら3人が米国内に持つ資産を凍結する制裁を科し、政権への圧力を強める。

 欧州連合(EU)は15日、「学生や市民への暴力行為は遺憾だ。すぐに全ての暴力をやめるべきだ」と要請。ブラジル、チリ、コスタリカなどもオルテガ政権を非難し、反政府派との対話を求めた。

 反政府派は、通算4期、大統領を務めるオルテガ氏と2017年から副大統領の妻ムリジョ氏を「独裁者」と非難。オルテガ氏らの辞任と21年予定の大統領選の前倒し実施を求めるが、オルテガ氏は拒否している。

 政権は4月、年金支給額を減らし企業や労働者の負担を増やす社会保障制度改革を発表した。改革への非難に加え、独裁批判も高まり若者を中心に抗議デモが頻発している。

1779チバQ:2018/07/19(木) 05:36:55
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180718-00000565-san-cn
パラオの航空会社、中国路線停止へ 台湾問題での圧力影響
7/18(水) 21:33配信 産経新聞
 【台北=田中靖人】台湾と外交関係のある太平洋の島国、パラオの航空会社が、中国との間で唯一運航していた香港路線を停止することが18日、分かった。台湾メディアが一斉に報じた。中国当局の圧力で中国人観光客が減少したためで、台湾では「大陸(中国)の威嚇を恐れず台湾と断交しない姿勢を堅持」(聯合報)などと好意的に受け止められている。

 13日付のパラオ紙アイランド・タイムズ(電子版)によると、パラオ・パシフィック航空の運航会社が議会に運航停止の計画を提出した。パラオ政府観光局の担当者は18日、産経新聞の電話取材に「利用客の減少が原因だ」と述べた。

 パラオ政府の統計によると、中国からの訪問客は2015年に日本を抜き1位になって以降、全体の約半数を占めてきた。だが、中国当局は昨年11月、台湾への圧力の一環で、バチカンとパラオへの団体旅行を厳禁したと報じられていた。

 同紙によると、同航空も年間3万人の利用客が今年は7月までに1万4000人に減少。搭乗料金も半額以下に落ち込んでいた。レメンゲサウ大統領は、台湾と中国を二重承認する意向を示し、「誰が友人で誰が友人でないかを選ぶつもりはない」と述べている。

1780チバQ:2018/07/23(月) 10:19:45
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180722-00050045-yom-int
移民の中継地、人身売買が横行…「奴隷」転売も
7/22(日) 13:02配信 読売新聞
移民の中継地、人身売買が横行…「奴隷」転売も
(写真:読売新聞)
 【ローマ=佐藤友紀】アフリカや中東から欧州へ押し寄せる移民の中継地となっているリビアで、移民を標的にした人身売買が横行している。最近は各国による対策強化などで欧州を目指して海を渡る移民の数自体は減少しているものの、犯罪組織と手を組んだ密航業者による人身売買などの問題が浮上し、国際機関が対応を呼びかけている。

 人の移動を専門に扱う国際機関・国際移住機関(IOM)によると、地中海を渡って欧州を目指す移民は今年7月18日までに6万4710人だった。昨年の18万6768人、2016年の39万432人、ピークだった15年の105万8929人と比べ、減少傾向にある。

 15年は内戦が深刻化したシリアから欧州に向かう難民が多かったが、16年以降はアフリカ各国から、より豊かな暮らしを求めて欧州を目指す「経済移民」が増えている。政情不安が続くリビアでは、こうした移民を標的にした人身売買などの闇ビジネスの存在が徐々に明らかになっている。

 ローマに拠点を置くIOM地中海事務所のフェデリコ・ソダ所長は「リビアで人身売買は近年増加傾向にあるが、正確な被害者の数はわからず、実態はさらに深刻な可能性が高い」と説明する。働かされた後に欧州に向かうことができた例もあれば、「奴隷」として転売される人も多いとみられる。

1781チバQ:2018/07/23(月) 10:35:00
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180722-00050048-yom-int
1日コップ半分の水、むち打たれ建設現場で労働
7/22(日) 13:02配信 読売新聞
1日コップ半分の水、むち打たれ建設現場で労働
ローマで人身売買の被害体験を語るディアロさん(6月18日、佐藤友紀撮影)
 リビアで人身売買の被害に遭い、昨年移民船でイタリアに上陸した男性が読売新聞の取材に応じ、過酷な状況を振り返った。

 「船がイタリアに着いた時、死んで天国に来たかと思った」。ギニア出身のアマドゥ・ディアロさん(23)はローマ市内で苦渋の表情を見せた。ディアロさんは2016年秋頃、交際していた女性が妊娠し、女性の親族から部族が違うという理由で殺されそうになった。バイクでリビアに逃げたディアロさんは、身分証不携帯を理由に「当局者」を名乗る人物に拘束された。

 アラブ系の男性が「当局者」に金を払い、ディアロさんを連れ出した。ディアロさんは建設現場で何日間もむちで打たれながら働かされた。1日に与えられる水はコップ半分程度。監禁された部屋には同僚と犬の死体が放置されていた。

 ある日、突然ディアロさんは「ここで死ぬか船に乗るかだ」と言われ、150人ほどがすし詰め状態になったボートに乗せられた。リビアのサブラタ港を出発した船では、数日間の漂流中に半数が飢えで死亡し、海に捨てられた。次は自分の番と思っていたところ、17年2月に伊最南端のランペドゥーザ島に着いた。

1782チバQ:2018/07/26(木) 19:49:39
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180726-35123067-cnn-int
NZ、豪州は国旗「真似」していると批判 独自デザインの採用要求
7/26(木) 11:23配信 CNN.co.jp
NZ、豪州は国旗「真似」していると批判 独自デザインの採用要求
ニュージーランドの国旗
(CNN) ニュージーランドのピーターズ首相代行は26日までに、地元テレビのインタビューで、自国の国旗を「真似」しているとしてオーストラリアを批判し、独自のデザインを採用するよう要求した。

ピーターズ氏はTVNZの番組で「我々の国旗は長年にわたって使用してきたものだが、オーストラリアに真似された」と主張。その上で、オーストラリア側は国旗を変更するべきだとし、ニュージーランドが「最初に現行のデザインを採用した事実」を尊重するよう求めた。

両国の国旗はいずれも英国旗を基にしたもので、紺地の左上に英国のユニオンフラッグ、右側には南十字星をあしらっている。

数少ない違いとしては、オーストラリア国旗は星が赤でなく白である点、南十字星のほかにオーストラリアの州と特別地域を表す七稜星も配置されている点が挙げられる。

ニュージーランドが国旗を採用したのは1902年。オーストラリアが現在の国旗を公式承認するのに50年ほど先駆けていた。

オーストラリアでは今月、ニュージーランドの17歳の少年がメルボルンの成人向け拘置施設に勾留される出来事があり、ニュージーランドの首都ウェリントンで反発を招いていた。強固な同盟関係にある両国の関係がこの件で悪化したとの見方もある。

ニュージーランドは2016年、現行の国旗を捨てて銀のシダをあしらった国旗に変更するかどうかをめぐり住民投票を行ったが、現行国旗の継続が決まっていた。

1783チバQ:2018/07/26(木) 19:57:23
https://www.asahi.com/articles/ASL7M5HWGL7MUHBI01Q.html?ref=yahoo
困窮のジンバブエ 30日に「ムガベ後」初の大統領選
ハラレ=石原孝2018年7月26日17時49分
 独裁者と呼ばれたムガベ前大統領(94)が軍による事実上のクーデターで辞任に追い込まれたジンバブエ。経済の回復を願う国民の声は届くのか。30日、「ムガベ後」初の大統領・議会議員選挙が実施される。(ハラレ=石原孝)

インフレ率2億3000万%
 首都ハラレで貧困層が多く住むンバレ地区。壁や電灯には選挙候補者のポスター。与党ジンバブエ・アフリカ民族同盟愛国戦線(ZANU―PF)の支持者が「経済を回復させる」「国外から投資を呼び込む」と投票を呼びかけて行った。

 彼らが通り過ぎるのを見計らって若者2人がささやいた。「ずっと無職だ。何でもいいから仕事をくれ」

 1980年代は「アフリカの穀物庫」と呼ばれる豊かな農業国だった。だがムガベ政権は退役軍人に手厚い年金を支給したり、コンゴ内戦に大軍を派遣したりして、財政を悪化させた。

 2000年代には白人の土地を強制収用。経験の乏しい黒人らに分配したため農地が荒廃した。

 関係が悪化した欧米から経済制裁を科され、激しいインフレに。08年には一時、2億3千万%を超えた。高額紙幣が乱発された自国通貨に代わり米ドルを使うようになった。失業率は最高で90%になり、数百万人が隣国などに逃れた。

 国民の窮状をよそに、ムガベ氏周辺で不正蓄財がささやかれ、ムガベ氏の妻が高級ブランド品を買いあさっていると批判を浴びた。

ムガベ氏辞任喜んだが……
 外貨残高は輸入2週間半分ほどしかない。銀行での引き出しは1日数十ドルに制限されて出回る現金が少なく、携帯電話のモバイルマネーが普及している。

 納税を逃れるため露天商で日銭を稼ぐ人が多い。国際通貨基金によるとこうした把握されていない部門は経済全体の6割とみられ、世界有数の高さだ。ジャガイモから靴、本、傘まで様々な商品を売っている。

 そんな一人、アントネット・チャレンバさん(32)は毎朝6時に起き、2キロ先の市場で野菜や果物を買いつけ、夜8時ごろまで客に売る。1日の稼ぎは数ドルほど。トラック運転手だった夫は失業、隣のザンビアへ職探しに出たきり。3人の子は親元に預けている。

 ムガベ氏が大統領を辞任した時は戸外に飛び出し、近所の住民らと深夜までバケツをたたいて喜び合った。だが半年以上たっても変化の兆しはない。「次の選挙は若い人に国の未来を託したい。失業問題を改善して欲しい」

1784チバQ:2018/07/26(木) 19:57:59
事実上の一騎打ち
 ムガベ氏は昨年11月、自身の後継争いから権力の座を追われた。後任は直前にムガベ氏によって副大統領職を解任されたムナンガグワ氏だ。

 大統領選は事実上、ムナンガグワ氏と最大野党、民主変革運動(MDC)議長のチャミサ氏の一騎打ち。調査機関アフロバロメーターが7月上旬に実施した世論調査では、支持率はムナンガグワ氏が3ポイント上回るが、差は縮まった。

 そこにはムガベ氏の影がちらつく。

 今年3月、ムガベ氏は辞任後初めて地元メディアなどの取材に応じ、「ムナンガグワ氏に裏切られた」と批判。今月には、長年の政敵だったMDCに「2400万ドルと選挙用の車の提供を申し出た」と報じられた。チャミサ氏は「ムガベ氏は野党に投票するだろう」と期待している。

 欧米から独裁者と批判されるムガベ氏だが、約10年に及ぶ投獄に屈せず、ジンバブエを白人支配から独立へ導いた。初等教育の普及で識字率を90%に向上させた。国民の人気は根強い。

ムガベ氏、影響力いまなお
 アフロバロメーターの調査では「ムガベ氏を信用する」と答えた人は「多少」「とても」を合わせて33%。地方では39%に達し、ムナンガグワ氏の50%、チャミサ氏の40%との差はさほどではない。

 ムガベ氏の故郷クタマに住む主婦キリアナ・ニエレさん(50)は「彼はこの村の誇り。アパルトヘイトと闘った南アフリカのマンデラ氏と同じ英雄」と話す。「大統領を長くやりすぎただけで、国の英雄であることは変わらない」と言う野党支持者もいる。

 ムガベ氏はハラレと40キロ離れたクタマを行き来している。健康診断でシンガポールに行くこともあり、政府からある程度の自由を保障されているようだ。40年来の知人、フィデリス・ムコノリ司祭は「大統領時代と変わらず、毎日のようにスーツとネクタイ。運動も欠かさず、まだまだ元気だ」と語る。

 ムガベ氏を支持していたZANU―PFの議員が政変後に職を追われ、MDCを支援する例がある一方、MDCも路線対立で分裂し、選挙は複雑な構図になっている。

「潜在力秘めた国」
 ムナンガグワ氏は大統領就任後、欧米諸国との関係改善に取り組んだ。「自由で公正な選挙を実施する」として選挙監視団の受け入れも表明している。

 ジンバブエは世界3位のプラチナ埋蔵量を誇り、金やダイヤモンドも豊富だ。欧州の企業や政府の視察が相次いでいる。

 ジンバブエで医療機器を販売する富士フイルムの羽田武雄・南アフリカ現地法人社長は「教育水準が高く、アフリカでも潜在的な力を秘めている国だ」と評価する。日本貿易振興機構ヨハネスブルク事務所の根本裕之所長は「公平で透明な選挙が実施され、欧米や国際機関からの融資が受けられるようになれば、日本企業にも機会が生まれてくるだろう」とみる。

1785チバQ:2018/07/26(木) 20:17:28
https://www.sankei.com/world/news/180725/wor1807250055-n1.html
2018.7.25 22:17

中国マネー、アフリカへ流入 習氏歴訪で次々と支援約束 負債増で“植民地化”の懸念も
 【北京=西見由章】中国の習近平国家主席は25日までの中東・アラブ首長国連邦(UAE)とアフリカ3カ国への公式訪問で、経済圏構想「一帯一路」を旗印にインフラ整備などの経済支援を相次いで打ち出した。ただアフリカ諸国の政府債務が膨張する中、中国マネーへの過度な依存は事実上の「植民地」化につながるとの見方も出ている。

 南アフリカの最大都市ヨハネスブルクでは25日、新興5カ国(BRICS)首脳会議が事実上開幕。関連行事の商工フォーラムで習氏が講演し、米国を念頭に反保護主義と自由貿易体制の維持を呼びかける。

 トランプ米政権が「米国第一」を掲げる中、中国はエネルギー・資源の主要輸入先である中東やアフリカ地域で影響力を拡大させる構えだ。習氏は最初の訪問国のUAEで、両国間の関係を格上げし「全面的戦略パートナーシップ」を確立することで合意。アフリカなどへの共同投資を加速させることでも一致した。続いて訪れたセネガルでは、同国政府が西アフリカ諸国として初めて「一帯一路」の協力文書に署名した。

 国内の「ばらまき批判」を警戒してか中国外務省や中国メディアは具体的な数字を公表していないが、習氏は各国への経済支援も相次いで約束した。ロイター通信などによると、南アフリカではインフラ建設などに147億ドル(約1兆6300億円)を投資することで合意。国営電力会社エスコムに25億ドルを長期融資することも決まった。ルワンダでは幹線道路建設のため計1億2600万ドル(約140億円)を融資する方針を示した。

 中国によるアフリカ諸国への投資が膨らむ中で、一部の国では「負債比率が顕著に上昇している」(国際通貨基金=IMF=の張濤副専務理事)。最大の債権国は中国だ。米ジョンズ・ホプキンズ大のデータによると、中国の政府や銀行などは2000〜15年、アフリカ諸国に総額940億ドルを貸し付けている。英BBCは、中国の巨額投資は多くのアフリカ諸国を中国マネーに依存させ、「植民地」に転落させかねないとの専門家の見方を伝えた。

 こうした欧米メディアの論調に対して中国当局は、自国の経済発展の経験がアフリカで活用され、発展に貢献していると反論。「アフリカで活動する中国企業のうち9割が(国有ではなく)私営企業であり、中国の投資は市場主導によるものだ」(中国紙・環球時報)とも主張している。

1787 チバQ:2018/07/29(日) 12:52:26
クーデター後初「公平な大統領選」に世界が注目

2018年7月29日 10時57分

27日、ジンバブエの首都ハラレで、気勢を上げる与党支持者(AFP時事)

 【ハラレ=木村達矢】アフリカ南部ジンバブエで30日、大統領選と議会選の投票が行われる。37年間にわたり「独裁者」として君臨したムガベ前大統領(94)が昨年11月、事実上の軍事クーデターで辞任してから初の選挙となる。公平・公正な選挙を実現し、海外からの投資を呼び込むきっかけにできるかが注目される。
 ◆立役者VS若さ

 「選挙は今のところ平和に進められているよ。自由にどちらの候補の応援もできる。今、経済はよくないが将来に期待している」。運転手のタクズワ・ムワシタさん(25)は28日、ジンバブエの首都ハラレで話した。

 大統領選には計23人が出馬しているが、現職のムナンガグワ大統領(75)と、最大野党の民主変革運動(MDC)チャミサ党首(40)の事実上の一騎打ちとなっている。調査機関アフロバロメーターによる大統領選の世論調査での支持率は、ムナンガグワ氏が40%に対し、チャミサ氏は37%で、伯仲している。

 ムナンガグワ氏は長年ムガベ氏の側近だったが、昨年11月、突然ムガベ氏に副大統領職を解任された。それをきっかけに、ムナンガグワ氏に近い国軍がムガベ氏を自宅に軟禁、ムガベ氏の辞任につながった。

 ムナンガグワ氏はムガベ氏を追放した立役者として一定の評価はあり、経済回復を期待する経済界の支持を集めているものの、「昨年11月から経済の目立った改善が見られないことに国民から不満の声も高まっている」(外交筋)との指摘もある。また、国家治安相だった1980年代、軍が市民ら約2万人を殺害した虐殺事件に関わった疑惑も影を落としている。

 ムガベ政権時代、「反ムガベ」の先頭に立ち2月に死去したMDCのツァンギライ前党首の後を継いだチャミサ氏は、若さを前面に出した選挙戦を展開し、都市部や若者の間では人気が高い。だが、政治的実績に乏しく、党内の派閥争いも抱える。

https://www.yomiuri.co.jp/world/20180729-OYT1T50024.html

1788名無しさん:2018/07/30(月) 00:28:31
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180729-00000522-san-m_est
「強権ムガベ時代」清算へ ジンバブエ大統領選、民主化や経済回復に踏み出す節目
7/29(日) 20:11配信 産経新聞
 【カイロ=佐藤貴生】アフリカ南部ジンバブエで30日、大統領選と議会選が行われる。1980年の同国成立以来、強権支配を続けてきたムガベ前大統領(94)が昨年11月、事実上のクーデターで辞任してから初の選挙で、ムガベ時代の「負の遺産」を清算し、民主化や経済回復に踏み出す大きな節目となる。

 大統領選には23人が立候補した。ムナンガグワ現大統領(75)と最大野党、民主変革運動(MDC)のチャミサ議長(40)の事実上の一騎打ち。20日発表の世論調査結果では、ムナンガグワ氏の支持が40%、チャミサ氏が37%と拮抗(きっこう)している。

 28日には両陣営が首都ハラレで選挙戦最後の集会を行い、ムナンガグワ氏は「国のために潜在力の鍵をともに開けよう」と訴え、チャミサ氏は「変化は避けられない。勝利は確実だ」と呼びかけた。

 ムナンガグワ氏は欧米の選挙監視団を受け入れ、新時代の到来を印象づけた。ただ、脅迫や誹謗(ひぼう)中傷などが相次いでいるとされ、6月下旬には南部ブラワヨで集会に参加していた同氏のすぐ近くで爆発が起き、暗殺未遂との見方も出た。過去の選挙では死者の名義の票が投じられた疑いも浮上しており、選挙の公平性にも注目が集まっている。

 与党のジンバブエ・アフリカ民族同盟愛国戦線(ZANU-PF)を率いるムナンガグワ氏は、ファストフード店の市民の行列に一緒に並ぶなど親しみやすさをアピール。ただ、ムガベ氏の強権統治を支え、野党や反体制派の締め付けを指揮してきたことで知られ、過去の経歴が払拭できるかが焦点だ。

 一方、弁護士出身のチャミサ氏は「(ムナンガグワ氏ら)独立期の世代は若い世代に道を譲るべきだ」などと訴え、カリスマ性のある演説で支持を広げてきた。有権者の40%以上は35歳以下で、若年層の投票行動が結果を左右しそうだ。

 ムガベ氏は昨年11月、妻のグレース氏に権力を委譲するとの観測が高まり、国軍が自宅軟禁下においた約1週間後に辞任した。黒人解放運動の闘士として頭角を現したが、野党弾圧や報道統制などを行って独裁者と評されてきた。

 若年層の失業率は9割に達するともいわれ、どちらが勝っても経済回復が重要な課題となる。投票総数の過半数を獲得する候補がいなければ、上位2人による決選投票が9月8日に行われる見通し。

1789とはずがたり:2018/07/30(月) 20:03:22

面白そう

自由なる「国家」リベルランドって?バルカン半島に建国
https://asahi.com/articles/ASL6Y3CDWL6YUHBI00X.html?ref=yahoo
アパティン〈セルビア〉=吉武祐2018年7月4日05時00分

 バルカン半島北部のセルビア・クロアチア国境、ドナウ川の中州を領土とする国家づくりが進行している。「リベルランド自由共和国」。個人の自由を尊重し、独自の仮想通貨を構想。市民権申請者は約15万人に上る。(アパティン〈セルビア〉=吉武祐)

 セルビア北部アパティンのマリーナから、ボートで30分ほどドナウ川をさかのぼると、草木が生い茂った無人の中州に着く。2015年4月13日、ビト・イェドリチカ氏(34)が旗を立て、「建国」を宣言した。

 チェコの「自由市民党」の地方支部代表だったイェドリチカ氏は3年前、グーグルマップを眺め、自身の国家観を実践する場を探していた。「既存の国家を直すより、新しくつくる方がやりやすい」。アフリカなどにも候補地はあったが、チェコと文化が似ていて訪れやすいこの地を選んだ。

 ドナウ川の中間が境界だとするセルビアと、オーストリア・ハンガリー帝国時代の境界を採用したいクロアチアのどちらも領有を主張していない場所だった。国際法上の無主地に当たり、建国できると考えた。

 自由を基本とする国家理念に賛同し、犯罪歴がなければ、誰でも市民権を申請できる。ウェブサイトへの登録は約50万人、有効な市民権申請は約15万人に上る。ただ、今は拡大を急がない。市民になる人は5千ドルを納めるか、労働や専門知識を提供する。

 どの国からも国家承認されてい…

1791チバQ:2018/07/31(火) 19:35:26
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180730-35123235-cnn-int
ムガベ前大統領、「与党候補に投票せず」 ジンバブエ大統領選で
7/30(月) 15:16配信 CNN.co.jp
ムガベ前大統領、「与党候補に投票せず」 ジンバブエ大統領選で
ムガベ前大統領は与党候補には投票しない考えを明らかにした
ジンバブエ・ハラレ(CNN) アフリカ南部ジンバブエのムガベ前大統領(94)は29日、首都ハラレの自宅で記者団に対し、翌30日に実施される大統領選で、以前所属していた与党ジンバブエ・アフリカ民族同盟愛国戦線(ZANU―PF)の候補には投票しない考えを明らかにした。

ムガベ氏は昨年11月に事実上のクーデターで大統領職を追われるまで、約40年間にわたりジンバブエのかじ取りを行っていた。

ムガベ氏は「私はZANU―PFには投票できない。わたしを今のような状況に追い込んだ人たちには投票できない」と述べ、最大野党・民主変革運動(MDC)のチャミサ議長に投票する可能性を示唆した。

ムガベ氏はまた、チャミサ議長には会ったことがないとしながらも、チャミサ議長が選挙で勝利した場合には会いたいとの意向を示した。

候補者名簿に自身の名前がないことについて記者団から尋ねられると、「それが現実だ。苦しいが、それが現実だ」と答えた。

ムガベ氏は1960年代にZANU―PFの創設にかかわり、ジンバブエが1980年に英国から独立した後は37年にわたり政権を担ってきた。

昨年11月にムガベ氏が退任してからは、ムナンガグワ氏が大統領職を引き継いでおり、今回の大統領選にも出馬する。

1792チバQ:2018/07/31(火) 19:36:31
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180730-00000062-mai-m_est
<ジンバブエ大統領選>ムガベ氏巡り与野党候補に「ねじれ」
7/30(月) 19:19配信 毎日新聞
 ジンバブエ大統領選は投票日直前、有力候補2人とムガベ前大統領との関係を巡り、舌戦が繰り広げられた。独裁者ムガベ氏と野党候補の接近が指摘される一方、ムガベ氏の側近だった与党現職は過去との決別を訴えるという「ねじれ現象」が見られた。

 ムガベ氏は29日に自宅で記者会見し「私を今のような状況に追い込んだ人たちには投票できない」と述べ、与党やムナンガグワ大統領には投票しないと明言。「選択肢はチャミサ氏しかない」と最大野党のチャミサ議長への支持を示唆した。

 ムナンガグワ氏は同日夜、フェイスブックで「チャミサ氏の背後にいるムガベ氏に投票するのか。私が率いる新生ジンバブエに投票するのか」と有権者に問いかけた。チャミサ氏は「誰であろうと私に投票する人は歓迎する。(支持者は)多いほど良い」と述べた。

 ムナンガグワ氏はかつてのムガベ氏の「右腕」で、過去の野党弾圧の黒幕とされる。チャミサ氏は6月、毎日新聞の取材に「ムガベ氏と一心同体だった彼に改革はできない」と批判していた。

 ロイター通信によると、ムガベ氏は30日、首都ハラレで妻グレース氏とともに投票した。

1793チバQ:2018/07/31(火) 19:37:44
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180731-00000030-jij_afp-int
ジンバブエ大統領選、野党代表が「圧勝」宣言
7/31(火) 17:07配信 AFP=時事
ジンバブエ大統領選、野党代表が「圧勝」宣言
ジンバブエ首都ハラレの投票所で大統領選の投票をする最大野党・民主変革運動のネルソン・チャミサ議長(中央、2018年7月30日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】ジンバブエ大統領選の投票から一夜明けた31日、最大野党・民主変革運動(MDC)のネルソン・チャミサ(Nelson Chamisa)議長は、同党が投票所1万か所から集めた情報によると自身が「圧勝している」と述べた。

 チャミサ氏はツイッター(Twitter)に、「圧勝している…われわれは非常に良くやった」「次(の政権)をつくる準備はできている」と投稿した。

 長く政権の座にあったロバート・ムガベ(Robert Mugabe)前大統領が昨年失脚した後としては初の歴史的な選挙で、投票率も高かった。立候補者も記録的な多さとなったが、与党・ジンバブエ・アフリカ民族同盟愛国戦線(ZANU-PF)でムガベ前大統領の右腕だったエマーソン・ムナンガグワ(Emmerson Mnangagwa)大統領とMDCのチャミサ議長の事実上の一騎打ちとなった。

 選挙管理当局によれば多くの投票所で有権者が列をつくり、30日夕方の投票締め切り1時間前の推定投票率は約75%だった。30日夜に首都ハラレで記者会見したジンバブエ選挙委員会(ZEC)のプリシラ・チグンバ(Priscilla Chigumba)委員長は、「高い投票率は有権者教育と広報が十分だったことを示している」との見方を示した。

 今回は、長年受け入れを拒否されてきた欧州連合(EU)の選挙監視団も派遣された。監視団は、投票率は高いようだが選挙過程に「不十分な点」があった恐れもあると警告した。【翻訳編集】 AFPBB News

1794とはずがたり:2018/07/31(火) 20:06:19

オーストラリアで土地が足りないってどゆこと!?

墓地が足りない…25年で遺体掘り起こせる新ルール 豪
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180730-00000030-asahi-int
7/30(月) 13:10配信 朝日新聞デジタル
墓地が足りない…25年で遺体掘り起こせる新ルール 豪
区画がびっしりと埋まった墓地=シドニー東部のウェーバリー墓地、小暮哲夫撮影
 25年間期限付きの遺体埋葬も可――。シドニーが州都のオーストラリア・ニューサウスウェールズ州が墓地利用にこんな新ルールを決めた。人口増で将来、埋葬場所がなくなる心配からだ。ただ、期限が切れた後には遺体を掘り起こすことになる。市民の抵抗感も強く、墓地不足の解消につながるか疑問の声もある。

【写真】区画がびっしりと埋まった墓地=シドニー東部のウェーバリー墓地、小暮哲夫撮影

 同州の墓地・火葬場法に今年6月下旬、埋葬する区画を永代利用する従来の権利のほかに、25年間から99年間までの期限付きの権利の手続きの規則が加えられた。期限が短いほど、使用権は安くなる見込み。遺族に確認する手続きをしたうえで、期限を更新しない場合は遺体を掘り起こし、別の遺体の埋葬の区画として使える。掘り起こした遺体は処置後に納骨堂などに移すことになる。

 同州の最大都市シドニーでは2011年に429万人だった人口が36年には642万人になる見通し。州当局は、人口増の結果として今後は亡くなる人も増え、このままでは、50年代に市内の墓地の埋葬場所が使い尽くされると予測する。

朝日新聞社

1795チバQ:2018/08/02(木) 11:15:37
https://www.asahi.com/articles/ASL815SDNL81UHBI02D.html
ジンバブエ歴史的選挙、与党が過半数 野党支持者がデモ
ハラレ=石原孝2018年8月2日02時19分
 7月30日に投票されたジンバブエの大統領選と下院選で、現地の選挙管理委員会は1日、与党ジンバブエ・アフリカ民族同盟愛国戦線(ZANU―PF)が、下院の過半数の議席を獲得したと発表した。大統領選は4日までに発表される見通しだが、反発する野党支持者が抗議デモを行い、治安部隊と衝突。AFP通信によると1人が死亡した。

 首都ハラレ中心部では、野党支持者が「ウソの結果はいらない」などと叫び、草やゴミに火をつけたり、大通りに岩を置いたりして抗議した。これに対し、兵士らが催涙ガスを放ち、ムチで参加者らをたたいた。兵士にたたかれて唇から血を流す人や、倒れたまま動かなくなった男性がいた。

 選管によると、州ごとの得票に応じて各党に比例配分される60議席を除いた210議席のうち、1日朝の時点で、与党が109議席を獲得。最大野党の民主変革運動(MDC)は41議席にとどまっている。大統領選は与党のムナンガグワ大統領(75)とMDCのチャミサ党首(40)による事実上の一騎打ちとなっている。(ハラレ=石原孝)

http://www.afpbb.com/articles/-/3184620
ジンバブエ、軍がデモ隊に発砲 3人死亡 選挙結果受け騒乱
2018年8月2日 6:03 発信地:ハラレ/ジンバブエ [ ジンバブエ アフリカ ]
【8月2日 AFP】ジンバブエの首都ハラレ中心部で1日、先月30日の総選挙での不正疑惑に抗議する人々に対し兵士が発砲し、地元警察によると3人が死亡した。今回の選挙が同国の新しい時代の幕開けになるとの期待が揺らいでいる。

 AFP記者が目撃したところによると、ハラレ中心部での最大野党・民主変革運動(MDC)支持者らによる抗議デモで兵士が実弾を発射し、男性1人が腹部を撃たれて死亡した。

 30日の投票は、長く政権の座にいたロバート・ムガベ(Robert Mugabe)前大統領が昨年11月失脚して以降初の選挙で、長年にわたり続いた選挙関連の暴力行為や反対派に対する弾圧に終止符が打たれるはずだった。

 だが、ジンバブエ選挙委員会(ZEC)が1日に発表した公式中間結果によると、全210議席のうち開票の終わった205議席では与党・ジンバブエ・アフリカ民族同盟愛国戦線(ZANU-PF)が144議席、MDCの陣営が61議席を獲得。MDCの支持者らは投票に不正があったと主張し、瞬く間に怒りと混乱が広がった。

 米大使館は現地の治安当局に対し、「デモ参加者を解散させる際の自制」を求める声明を出し、ハラレでの状況に「深い懸念」を表明した。(c)AFP/Susan NJANJI and Fanuel JONGWE

1796チバQ:2018/08/02(木) 11:24:50
https://www.sankei.com/world/news/180729/wor1807290021-n1.html
2018.7.29 20:43

西アフリカ・マリで大統領選 選挙前には治安悪化
 西アフリカ・マリで29日、ケイタ大統領の1期目の任期満了に伴う大統領選の投票が行われた。再選を目指すケイタ氏の他に、2013年の大統領選の決選投票で争ったシセ元財務相ら20人以上が出馬した。現地からの報道によると、ケイタ氏が優勢とみられる。大勢判明には数日かかる見通し。

 13年9月に発足したケイタ政権下で、イスラム過激派が台頭し住民らへの襲撃が頻発。シセ氏ら対抗馬は、ケイタ氏の治安対策が不十分だと訴えている。

 マリでは12年に首都バマコで反乱軍のクーデターが起きた後、イスラム過激派が北部を掌握した。フランスが軍事介入したが、情勢不安が続いている。今年6月には、マリやニジェールなどアフリカ5カ国の軍が参加する対テロ部隊の本部が襲撃されるなど、大統領選を控え治安が悪化していた。(共同)

1797チバQ:2018/08/02(木) 21:48:12
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180802-00000603-san-m_est
ジンバブエ民主化・経済回復への道険し 総選挙めぐり衝突、新たな火種に
8/2(木) 21:09配信 産経新聞
 【カイロ=佐藤貴生】ジンバブエで7月30日に投票された大統領選と議会選で、野党支持者は1日、選管当局が票を操作しているとの疑いを強め、首都ハラレで抗議デモを行って治安部隊と衝突、軍が鎮圧に乗り出して3人が死亡した。約37年間、強権支配を続けたムガベ前大統領(94)が昨年11月に辞任し、民主化や経済回復に踏み出す一歩になるとみられていた選挙は、新たな対立の火種となる懸念が出てきた。

 ロイター通信によると、ハラレ市街では2日朝から軍の兵士が警戒に当たり、多くの商店が閉まったまま。商店主らは中心部から避難するよう軍に命じられたとの情報もあり、予断を許さない状態が続いているもようだ。

 与党を率いるムナンガグワ大統領(75)は2日、最大野党のチャミサ議長(40)と事態収拾について協議したと明かした。2人は大統領選の有力候補で、両陣営は1日夜、衝突を受けて非難合戦を展開していた。

 衝突を招いた一因は選管当局の対応にある。1日には議会(定数210)選で与党が全議席の3分の2を獲得したとする一方、大統領選では開票の途中経過も発表しておらず、チャミサ氏は「大統領選の虚偽の結果を受け入れさせる心理的な戦略だ」と反発した。

 海外の選挙監視団からは、「治安当局の行動は度を超えていた」「大統領選の結果発表に時間を要する理由が分からない」などと、対応に疑問を示す見方も出ている。

 ジンバブエではムガベ体制下で経済が破綻し、若年層を主体に失業率が9割に達するともいわれる。経済立て直しには外国からの投資が不可欠だが、混乱で投資意欲が冷めれば国の再建にも支障が出そうだ。

1798チバQ:2018/08/02(木) 21:51:55
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180802-00000068-mai-m_est
<ジンバブエ>選挙で衝突、欧米も懸念「ムガベ時代と同じ」
8/2(木) 19:35配信 毎日新聞
<ジンバブエ>選挙で衝突、欧米も懸念「ムガベ時代と同じ」
ジンバブエ大統領選の投票結果が待たれる中、催涙ガスを放つ警官隊に対抗する姿勢を示す野党支持者ら=首都ハラレで1日、AP
 【ヨハネスブルク小泉大士】7月30日に大統領選と議会選が行われたアフリカ南部ジンバブエで、治安部隊と最大野党・民主変革運動(MDC)の支持者が衝突して死傷者が出たことに、国際社会から懸念表明が相次いだ。約37年にわたり実権を握ったムガベ前大統領の失脚後初の選挙は大荒れになっている。

 首都ハラレでは1日、治安部隊が「選挙に不正があった」と抗議するMDC支持者らに発砲。少なくとも3人が死亡、数十人が負傷した。国連のグテレス事務総長はただちに暴力を停止するよう呼びかけ、旧宗主国の英国など欧米諸国も懸念を示した。

 議会選では与党が約7割の議席を獲得したが、与党候補で現職のムナンガグワ大統領とMDCのチャミサ議長の接戦が予想された大統領選の結果は発表されていない。欧州連合(EU)の選挙監視団は選挙の公正さに懸念を表明。英連邦の監視団が2日発表した声明も選挙が自由・公正に実施されたとは認めず、「非武装の市民に対する過剰な武力行使」を非難した。

 2日のハラレ中心部は閑散とし、野党本部の周辺には暴動鎮圧部隊や放水車が待機。商店主のムニュキさん(53)は前日の様子について「突然、装甲車に乗った兵士が現れて、無差別に発砲を始めた」と証言した。

 目撃者によると、兵士は実弾を使用。抗議デモと無関係の通行人も巻き込まれ、市民が血を流してうずくまった。記者も殴られたという。野党支持者は「ムガベ時代と何も変わらない」と非難している。

1799チバQ:2018/08/03(金) 16:38:33
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180803-00000003-jij_afp-int
ジンバブエ大統領選、現職が当選 最大野党は認めず 提訴の構え
8/3(金) 7:01配信 AFP=時事
ジンバブエ大統領選、現職が当選 最大野党は認めず 提訴の構え
ジンバブエ首都ハラレで開催された選挙集会の会場に到着したエマーソン・ムナンガグワ大統領(2018年7月28日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】(更新)ジンバブエ選挙委員会(ZEC)は3日未明、先月30日に行われた大統領選挙の最終結果を発表し、与党ジンバブエ・アフリカ民族同盟愛国戦線(ZANU-PF)のエマーソン・ムナンガグワ(Emmerson Mnangagwa)現大統領が、最大野党・民主変革運動(MDC)のネルソン・チャミサ(Nelson Chamisa)議長を破って当選したと発表した。

【写真】前日には軍のデモ隊への発砲で死者

 同委員会によると得票率はムナンガグワ氏が50.8%、チャミサ氏が44.3%だった。

 ムナンガグワ氏は最終結果の発表から間もなくツイッター(Twitter)に「ありがとうジンバブエ!」と書き込み、「われわれは選挙では分断されたかもしれないが、夢に向かって結束している。これは新たな始まりだ」「手を取り合い、平和と結束と愛のうちに皆で新しいジンバブエを築いていこう!」と続けた。

 しかし野党・民主変革運動は、選挙結果は真正なものではないとしてこれを認めず、裁判所に訴えると表明した。

■首都でデモ、6人死亡

 選挙委員会の集計によると、10州のうち9州が結果を申告した段階で、ムナンガグワ氏は214万7505票、チャミサ氏は192万9704票を獲得していた。大統領選と同日に投票が行われた議会選挙の公式結果ではZANU-PFが大勝しており、ムナンガグワ氏続投の見通しが強まっていた。

 今回の選挙は、長年過酷な圧政を敷いたロバート・ムガベ(Robert Mugabe)前大統領が失脚して以降初めて行われたもので、歴史の新たな1ページを開く意味があった。

 だが首都ハラレでは1日、投票に不正があったと訴えるデモ隊に兵士が発砲し、6人が死亡。政府はMDCが騒乱を扇動したと非難し、治安確保に向けた措置を取ると宣言した。

 政府はこれ以上の抗議行動を容認しないと警告しているが、ムナンガグワ大統領はツイッターで、デモ参加者らの殺害について第三者による調査を希望する意向を示すとともに、対立の「平和的」解決を探ると表明した。【翻訳編集】 AFPBB News

1800チバQ:2018/08/04(土) 03:41:26
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180804-00000001-mai-m_est
<ジンバブエ>大統領選、公正さに疑問 現職勝利、野党反発
8/4(土) 0:40配信 毎日新聞
<ジンバブエ>大統領選、公正さに疑問 現職勝利、野党反発
ムナンガグワ氏=AP
 【ヨハネスブルク小泉大士】アフリカ南部ジンバブエの選挙管理委員会は3日、7月30日投票の大統領選挙で、現職のムナンガグワ大統領(75)が勝利したと発表した。だが、焦点だった自由・公正な選挙の実施には疑問が残り、国際社会との関係改善や破綻状態の経済再建の障害となる可能性がある。

 ムナンガグワ氏の得票は50.8%で、当選要件の過半数を辛うじて満たした。最大野党「民主変革運動」のチャミサ議長(40)は44%だった。下院選も与党「ジンバブエ・アフリカ民族同盟愛国戦線」が圧勝した。

 37年の長期政権を築いたムガベ前大統領の失脚後初の選挙は、投票日まで平穏に進んだが、1日になって首都ハラレで治安部隊と野党支持者らが衝突、軍の発砲で6人が死亡した。

 ムナンガグワ氏は昨年11月に事実上のクーデターで大統領に就任。ツイッターに「新たな始まりだ」と投稿し、国民に団結を呼びかけたが、軍の暴力と不正の疑いで選挙の信頼性は揺らいだ。

 こうした結果を受けて、旧宗主国の英国なども支援強化には慎重な立場だ。欧米企業の進出や国際通貨基金(IMF)の融資再開が思惑通りに進むかは不透明だ。

 チャミサ氏は3日、選挙結果は「いかさまで正当性がない」と述べ、裁判所への異議申し立てを表明した。現地情報によると、記者会見が始まる直前に警棒と盾を持った武装警官数十人が現れ、集まっていた国内外の記者を追い払おうとして緊迫する一幕もあった。

1801チバQ:2018/08/04(土) 03:41:50
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180803-00000588-san-m_est
ジンバブエ大統領に現職ムナンガグワ氏当選 落選の野党議長、不正集計と主張
8/3(金) 20:23配信 産経新聞
 【カイロ=佐藤貴生】ジンバブエで7月30日に投票された大統領選で、選管当局は3日未明、与党を率いる現職のムナンガグワ大統領(75)が投票総数の50.8%を得票して当選したと発表した。対抗馬の野党議長、チャミサ氏(40)の得票率は44.3%だった。

 選挙は国の成立から約37年間、強権をふるったムガベ前大統領(94)が政界から身を引き、再生に向けた節目と位置づけられたが、1日の軍との衝突で野党支持者6人が死亡するなど、強権体質が残っていることを強く印象づける結果となった。

 ムナンガグワ氏はツイッターに「新たなスタートだ。みんなで新しいジンバブエを建設しよう」と書き込み、国民に団結を呼びかけた。一方、チャミサ氏は、開票結果の発表が遅れたのは不正集計があったからだ-と主張しており、選管に詳細な開票データを公表するよう主張した。

 警察当局は2日、チャミサ氏が率いる最大野党、民主変革運動(MDC)の本部を封鎖し、16人を逮捕した。旧宗主国の英国や海外の選挙監視団からは、軍の鎮圧時の行動は行き過ぎだといった批判の声が出た。

 大統領選の結果は、ムガベ体制後も国民の間に分断が深まっていることを示した。民主化実現の行方や、経済の立て直しに向けて期待されていた海外からの投資回復も不透明になりつつある。大統領選と同時に実施された議会選では、与党が3分の2を超える議席を獲得した。

1802チバQ:2018/08/04(土) 03:44:41
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180803-00000503-san-m_est
ジンバブエ衝突、英が軍の撤退要求 野党関係者ら拘束情報も
8/3(金) 0:56配信 産経新聞
 【カイロ=佐藤貴生】ジンバブエ大統領選と議会選をめぐり、同国の首都ハラレで起きた野党支持者と治安部隊の衝突で、死者は2日までに3人となった。鎮圧に乗り出した軍に対し、野党側のほか英国などからも批判が出ている。警察当局は2日、大統領選の有力候補、チャミサ氏(40)が率いる最大野党、民主変革運動(MDC)の本部を封鎖するなど緊張した状態が続いている。

 チャミサ氏は2日、与党を率いるムナンガグワ大統領(75)は、自分が大統領選で負けたことを知っており、そうでなければ開票結果はすぐにでも発表されるはずだと述べた。

 一方、在ジンバブエ英国大使館は「軍の鎮圧は度が過ぎていた」と非難し、大使が政府の閣僚らと面会して軍の首都からの撤退を求めた。

 ロイター通信によると、ハラレ市街では2日朝から軍が警戒に当たり、多くの商店が閉まったまま。商店主らは避難するよう軍に命じられたもようだ。警察がMDC関係者の拘束に乗り出したとの情報もある。

 衝突を招いた一因は選管当局の対応にある。1日には議会(定数210)選で与党が全議席の3分の2を獲得したとする一方、大統領選では開票の途中経過も発表せず、チャミサ氏は「大統領選の虚偽の結果を受け入れさせる心理的な戦略だ」と反発。海外の選挙監視団からは「大統領選の結果発表に時間を要する理由が分からない」などと疑問を示す見方も出た。

 ジンバブエではムガベ体制下で経済が破綻し、若年層を主体に失業率が9割に達するともいわれる。経済立て直しには外国からの投資が不可欠だが、混乱で投資意欲が冷めれば国の再建にも支障が出そうだ。

1803チバQ:2018/08/06(月) 14:21:02
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180806-00000002-mai-m_est
<南スーダン>和平協定に調印 大統領と反政府派
8/6(月) 1:20配信 毎日新聞
 ◇数カ月以内に暫定統一政権を発足へ

 【ヨハネスブルク小泉大士】2013年末から内戦が続く南スーダンのキール大統領と、反政府派のマシャール前第1副大統領は5日(日本時間6日未明)、隣国スーダンの首都ハルツームで、和平協定に調印した。数カ月以内に暫定統一政権を発足させる見通しだ。和平を軌道に乗せるには、政府軍と反政府勢力との衝突回避が焦点になりそうだ。

 協定によると、約3年後に実施する選挙までキール大統領が続投する。権力分担のために副大統領を5人とし、最大の反政府勢力を率いるマシャール氏が2年ぶりに第1副大統領に復帰する。閣僚ポストや暫定議会の議席も現政権とマシャール派などが分け合う。

 15年8月にも和平協定に調印。16年4月に暫定政権が発足したが、同年7月に首都ジュバで大規模な戦闘が発生し、内戦状態に逆戻りしていた。

 昨年末に東アフリカの地域機構「政府間開発機構(IGAD)」が仲介して和平交渉を再開。再び暫定政権を発足させることで一致し、今年6月27日、キール氏とマシャール氏が停戦合意に署名した。しかし、その後も衝突はやまず、国連安全保障理事会は7月に南スーダンへの武器禁輸決議を採択した。

 ロイター通信によると、キール大統領は署名を前に「15年の合意は(米国などに)押しつけられたものだったが、今回は違う」と述べ、和平協定の維持に意欲を示した。

 一方、内戦の構図は反政府勢力が乱立するなど複雑化。一部の反体制派や武装勢力はキール政権が強行した州分割などに異議を唱え、和平協定への署名を拒否していた。7年前の南スーダン独立を後押しした米国は、7月のホワイトハウスの声明で「指導者層の合意では問題の解決にならない」と指摘した。

 内戦による難民は約250万人に上る。日本の陸上自衛隊が国連平和維持活動(PKO)に派遣されていたが、昨年5月に撤収。国際協力機構(JICA)が行っていたインフラ整備も治安悪化で中断している。

1804チバQ:2018/08/06(月) 14:22:52
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180804-00000548-san-s_ame
勝利から1カ月 メキシコ次期大統領、「大衆迎合」姿勢消える? 目立つ現実路線
8/4(土) 18:55配信 産経新聞
 【ロサンゼルス=住井亨介】中米メキシコの次期大統領に就任するロペスオブラドール氏が、自身を勝利へ導いたポピュリズム(大衆迎合主義)姿勢を修正し始めている。ばらまき的な政策への言及を控え、対立してきた経済界との協調をアピール。大統領選での勝利から1カ月が過ぎ、対米関係では過激な発言を封印するなど、従来の「左派」とは異なる現実路線へカジを切りそうだ。

 ■経済界と“手打ち”

 大統領選での勝利を決めたロペスオブラドール氏が最初に着手したのが、経済界との“手打ち”だった。

 AP通信などによると、企業家調整評議会(CCE)のフアン・パブロ・カスタニョン会長、全国工業会議所連合会(CONCAMIN)のフランシスコ・セルバンテス・ディアス会長と相次いで会談。財政規律を厳守し、投資環境を尊重することを約束する一方、若者の就労拡大のための政策で互いに協力することに合意した。

 選挙前、経済界はばらまき的政策に警戒感を示し、オブラドール氏当選後は通貨ペソの下落が予想されたが、経済界との関係修復が好感されて対米ドル為替市場はペソ高で推移する事態となっている。

 ■目玉政策は…

 「われわれが求めているのは、全ての人に予算が行き渡ることだ」。こう語るオブラドール氏は、自身や高級官僚の給与を半減させるための法改正案を提示。増税をしないという主張は撤回していないが、当初ポピュリズムと評された目玉政策は影を潜めつつある。

 米ブルームバーグ通信(電子版)によると、歳出削減のため中止を訴えていたメキシコ市の新空港建設をめぐっては、施設を政府が保有したまま運営を民間に委ねるといった複数案を示し、事業継続に向けて柔軟姿勢に転じた。

 現政権などが進めてきたエネルギー分野の構造改革への強い批判もトーンダウンした。地元紙「エル・ユニバーサル」(電子版)によると、選挙期間中は「大統領に就任すればガソリン価格を下げる」と主張していたが、最近では「市場価格に介入する考えはない」と態度を豹変(ひょうへん)させた。

 ■様子見続く?

 移民問題や国境での壁建設でメキシコに難題を突きつけてきたトランプ米政権に対しては、勝利演説で「米国とは友好と協力関係を築きたい」と訴え、強硬な態度を控えている。

 AP通信によると、7月にメキシコ市を訪れたポンペオ米国務長官との会談は「雰囲気は良かった」(新政権の外相に内定しているエブラルド氏)といい、ここでも融和ムードを演出してみせた。

 また、ロイター通信によると、北米自由貿易協定(NAFTA)の再交渉に関しては、「近日中に合意できる可能性がある」とし、選挙前に示していた決裂も辞さない強硬姿勢を一変させている。

 ただ、国内外の課題に対してバランスの取れた方向性を示しつつも、具体的な実行についてはほとんど言及していない。

 米スタンフォード大のロバート・パッケンハム教授(政治学)は「ロペスオブラドール氏自身、どう政権運営していくべきか明確になっていない可能性がある。(左派として)過激な過去はあるが、そうした手法は取らないかもしれず、予想は難しい」としており、当面様子見が続きそうだ。

1805チバQ:2018/08/06(月) 14:26:57
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180805-00000009-jij_afp-int
ブラジル労働党、収監中のルラ元大統領を大統領候補に指名
8/5(日) 9:43配信 AFP=時事
ブラジル労働党、収監中のルラ元大統領を大統領候補に指名
ブラジル・サンパウロで開かれた労働党の党大会で、「ルラを自由にせよ」と書いた横断幕を掲げる人(2018年8月4日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】ブラジルの労働党(PT)は4日、収賄罪で収監中のルイス・イナシオ・ルラ・ダシルバ(Luiz Inacio Lula da Silva)元大統領(72)を大統領候補に指名した。

【関連動画】ヘリで拘置施設に到着したルラ元大統領



サンパウロ(Sao Paulo)で開催された同党の党大会で読み上げられたメッセージの中でルラ氏は「ブラジルは民主主義を復活させる必要がある」と述べた。収賄罪で禁錮12年の有罪判決を受け収監中のルラ氏は、ブラジル大統領選の世論調査では圧倒的な首位を維持している。

 ルラ氏の大統領選立候補を認めるのか裁判所の判断はまだ出ていないが、現行法では刑事事件で有罪となり上訴審でも敗訴した人の立候補は認められていないためルラ氏にとって見通しは暗い。このため、最終的には労働党の副大統領候補がルラ氏に代わる大統領候補になる可能性があり、その人選に注目が集まっている。

 中南米最大の経済力を誇るブラジルの大統領選は10月7日に第1回投票が行われる予定。4日は労働党を含め3党が党大会を開いた。

 中道左派のREDE(持続可能性ネットワーク党)は首都ブラジリアで党大会を開き、環境保護政策を掲げるマリナ・シルバ(Marina Silva)元環境相を大統領候補者に選んだ。中道右派のブラジル社会民主党(PSDB)もブラジリアで党大会を開き、体制派の重鎮ジェラルド・アルキミン(Geraldo Alckmin)前サンパウロ州知事の大統領選擁立を決めた。【翻訳編集】 AFPBB News

1806チバQ:2018/08/06(月) 14:55:24
https://www.sankei.com/world/news/180805/wor1808050013-n1.html
2018.8.5 19:37
【ベネズエラ大統領暗殺未遂】
マドゥロ大統領「私の暗殺を狙った」 複数の実行犯拘束
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4日、カラカスの式典でドローンの爆発が起きた際に、演説していたマドゥロ大統領(左端)を取り囲み護衛する警護要員(新華社提供、AP)
4日、カラカスの式典でドローンの爆発が起きた際に、演説していたマドゥロ大統領(左端)を取り囲み護衛する警護要員(新華社提供、AP)
 【ロサンゼルス=住井亨介】AP通信などによると、南米ベネズエラで4日、反米左翼のマドゥロ大統領が国家警備隊創設81周年の式典で演説中、爆発物を積んだ小型無人機ドローンが上空で爆発した。マドゥロ氏ら政権幹部にけがはないという。マドゥロ氏は「私の目の前で爆発した。私の暗殺を狙ったものだ」とし、当局が複数の実行犯を拘束したことを明らかにした。身元は不明。

 商用ドローンを使ったテロの危険性はかねてから指摘され、米議会でも規制に向けた議論が始まっている。今年6月には、2012年に起きたマララ・ユスフザイさん襲撃事件の首謀者が米軍のドローンの攻撃を受けて死亡している。

 爆発は演壇近くや隊列の上空などで2回あったとみられ、ロドリゲス情報通信相は、兵士7人が負傷したとしている。

 マドゥロ氏は「極右の仕業」とし、「背後には(かねてから対立関係にある)コロンビアのサントス大統領がいる」と非難したが、コロンビアの当局者は「事実無根」としている。

 一方、「Tシャツを着た兵士たちの国民運動」を名乗るグループがソーシャルメディアに「きょうは成功しなかったが、時間の問題だ」などとする犯行声明を出したが、真偽は不明だ。

 壇上にはマドゥロ氏、妻のシリア氏ら政権幹部が並んでいた。式典の様子は国営テレビで生放送されていたが、爆発音がした後、カメラは隊列が散り散りになるところを映して放送が中止されたという。

1807チバQ:2018/08/07(火) 13:03:15
https://mainichi.jp/articles/20180807/k00/00m/030/061000c
南スーダン
和平協定に調印 4年半の内戦終結目指す
毎日新聞2018年8月6日 19時24分(最終更新 8月6日 19時24分)

 【ヨハネスブルク小泉大士】南スーダンのキール大統領と反政府勢力トップのマシャール前第1副大統領は5日、隣国スーダンの首都ハルツームで和平協定に調印した。年内にも暫定統一政権を発足させ、4年半に及ぶ内戦の終結を目指す。

 キール氏とマシャール氏は周辺国の首脳らが見守る中、停戦後の権力分担などに関する合意文書に署名した。包括的な合意内容をまとめた最終文書に近く調印する見通しだ。

 AFP通信によると、和平協定の発効後、3カ月以内に暫定政権を発足。総選挙までの3年間を移行期間とし、亡命中のマシャール氏が帰国して第1副大統領に復帰する。

 キール氏は「今日署名した合意によって戦争と苦しみに終止符を打たねば」と述べた。マシャール氏も「大きな意味を持つ日となった。和平こそが最善の選択だ」と応じた。

 南スーダンの国民は和平に歓喜するが、これまで何度も期待は裏切られてきた。中東の衛星テレビ局アルジャジーラによると、2013年末に内戦状態となって以降、政府と反政府勢力が停戦で合意するのは12回目。16年4月にも暫定政権を発足させたが2カ月半で崩壊している。

 南スーダン研究者のアラン・ボズウェル氏は「本質的な部分は15年の和平協定と変わらない。破綻の繰り返しをどう回避するのか」と疑問を示した。

1808チバQ:2018/08/09(木) 20:16:10
>>1708
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180809-00000064-mai-m_est
<リビア>政情不安続く 国家分裂状態に収束の兆し見えず
8/9(木) 18:09配信 毎日新聞
 【カイロ篠田航一】リビアの国家分裂状態に収束の兆しが見えない。主要な政治勢力は今年12月に大統領選と議会選を実施することで合意したが、基幹産業の石油精製拠点が一時閉鎖されるなどの混乱が頻発。イスラム過激派の活動も収まらず、治安の改善も見通せない状況だ。

 リビアは2011年に独裁を約42年続けたカダフィ政権が崩壊し、複数の勢力が支配地域を独自に統治する内戦状態に突入。過激派組織「イスラム国」(IS)や国際テロ組織アルカイダ系の武装勢力も台頭し、大混乱に陥った。15年に国連の仲介で統一政府の樹立に合意し、西部の首都トリポリを拠点とするシラージュ暫定首相が誕生したが、東部トブルクを拠点とする「暫定議会」や同じ東部の武装組織「リビア国民軍」を率いるハフタル将軍が西部の政府を拒否。東西対立が鮮明になっている。今年5月、マクロン仏大統領の仲介でシラージュ暫定首相やハフタル将軍らがパリで会談し、ようやく12月10日の選挙実施で合意した。

 石油に依存する経済も揺れている。ロイター通信などによると、ハフタル将軍は6月、石油の積み出し港のラスラヌフなどの支配を巡り他の武装勢力と衝突。将軍は港を制圧し、その後の交渉で7月中旬に港の管理権は国営企業側に戻ったが、この混乱で石油精製施設が一時閉鎖され、生産量は大幅に落ち込み、国際社会の懸念も高まった。

 治安も改善していない。トリポリの選挙管理委員会本部では5月、武装集団による襲撃で12人が死亡し、ISが犯行声明を出した。米アフリカ軍司令部は「リビアのISは引き続き脅威」との認識を示した。7月には砂漠地帯の水資源開発に携わっていたフィリピン人や韓国人の技術者計4人が武装勢力に誘拐される事件も発生。また、リビアはアフリカから欧州を目指す移民・難民の経由地ともなっており、地中海での水難事故も後を絶たない。

 リビア情勢に詳しいエジプトのシンクタンク・アハラム政治戦略研究所のジアド・アクル研究員は「正統な統治体制を早急に作るべく、国際社会は各政治勢力に圧力をかけている。だが今のリビアはISやアルカイダ系以外の武装勢力も割拠し、地域ごとに支配者が違う。全土で12月に選挙が実施されるかは疑問だ」と指摘する。

1809チバQ:2018/08/09(木) 20:16:28
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180809-00000106-jij-m_est
カビラ氏、次期コンゴ大統領選不出馬=前副首相を後継指名
8/9(木) 18:04配信 時事通信
 【キンシャサAFP時事】中部アフリカのコンゴ(旧ザイール)政府は8日、ジョゼフ・カビラ大統領(47)が後継者にエマニュエル・ラマザニ前副首相兼内相(57)を指名したと発表した。

 12月23日投票予定の大統領選にカビラ氏は出馬しない。

 ラマザニ氏はカビラ大統領の側近。人権侵害を非難され欧州連合(EU)が制裁対象にしている一人でもある。政府報道官は8日の記者会見で、ラマザニ氏について「『カビラ一家』の一員だ。政権が一丸となって支える」と強調した。

 父ローラン・カビラ大統領の暗殺を受け2001年に29歳で大統領となったジョゼフ氏は、本来なら16年末に任期満了を迎えている。3選禁止規定で大統領選には出馬できないが、一方で次の大統領選を行わない限り現職の大統領は職務を継続できると定めた憲法規定を根拠に選挙を先延ばししてカビラ政権は続けられてきた。

1810チバQ:2018/08/09(木) 21:15:32
http://www.afpbb.com/articles/-/3183883
遊牧民と農民対立、1年弱で1500人以上死亡 ナイジェリア
2018年7月26日 15:50 発信地:ラゴス/ナイジェリア [ ナイジェリア アフリカ ]
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遊牧民と農民対立、1年弱で1500人以上死亡 ナイジェリア
ナイジェリア中部プラトー州のバーキンラディ地区で、装甲兵員輸送車の車内から銃を外に向ける治安部隊員(2018年6月29日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / STEFAN HEUNIS
【7月26日 AFP】ナイジェリア中部で遊牧民と農民の衝突が激化している問題で、独立系シンクタンクの国際危機グループ(The International Crisis Group、ICG)は26日、この衝突により昨年9月以降1500人以上が死亡したとする報告書を発表した。遊牧民と農民の対立が2019年に実施予定の総選挙に影響し、国の不安定化へつながる恐れもあるという。

 ICGによると、人口増加の影響で遊牧民と農民は長きにわたって土地と資源をめぐる抗争を繰り返しており、イスラム過激派の問題をしのぐ「ナイジェリアの最も重大な安全保障上の脅威」になっているという。

 ナイジェリア中部では2017年9月以降、遊牧民と農民の衝突により少なくとも1500人が死亡し、うち1300人以上は今年1月から6月の間に死亡したという。この数は国連(UN)が推定するイスラム過激派組織「ボコ・ハラム(Boko Haram)」による犠牲者数の6倍以上に相当する。

 ナイジェリアでは先月、中部プラトー(Plateau)州のバーキンラディ(Barkin Ladi)地区で農民の集落11か所が襲撃を受け、200人以上が殺害される事件が起きた。(c)AFP

1811チバQ:2018/08/09(木) 21:23:42
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018080900317&g=int
マドゥロ派、前国会議長の逮捕命令=大統領暗殺未遂関与の疑い-ベネズエラ

ドローン 爆発物 プーチン大統領


7日、カラカスのベネズエラ大統領府で、テレビ番組に出演して発言するマドゥロ大統領(AFP時事)

 【サンパウロ時事】南米ベネズエラの首都カラカスで4日に起きた反米左派のマドゥロ大統領暗殺未遂事件をめぐり、マドゥロ派が牛耳る最高裁は8日、事件に関与したとして反体制派の重鎮フリオ・ボルヘス前国会議長の逮捕を命じた。ボルヘス氏は弾圧を逃れて隣国コロンビアに滞在している。
 最高裁は「ボルヘス容疑者はマドゥロ大統領の殺害と国家への反逆、国民扇動を企てた疑いがある」と主張。一方、ボルヘス氏は容疑を否定した上で「国民も世界も『暗殺』など信じていない。反体制派弾圧のためのでっち上げであることは皆が知っている」などと反論し、政権を非難した。
 マドゥロ氏が4日、軍の行事で演説中に爆発物を積んだドローン2機が爆発。兵士7人が負傷した。独裁を強化しているマドゥロ氏は「私に対する暗殺未遂だ」として、これまでに反体制派の国会議員らを逮捕している。(2018/08/09-09:21)

1812チバQ:2018/08/15(水) 17:32:56
http://www.sankei.com/world/news/180815/wor1808150003-n1.html
2018.8.15 00:06

国連分担金、中国2位に 日本3位に転落、PKO予算でも抜かれ、安保理常任理事国入り厳しさ増す
 国連分担金委員会は14日、2019〜21年の国連通常予算の国別分担率の試算結果を公表した。中国の分担率が2位に上昇し、代わりに日本は3位に転落するのが確実となった。平和維持活動(PKO)予算でも日本は中国に16年から抜かれており、予算面で存在感が低下。国連安全保障理事会常任理事国入りも一層厳しさを増す。

 通常予算分担率は各国の国民総所得(GNI)など経済指標を基に算定し、3年に1度改定する。先進国はさらに重く、発展途上国はより軽くしている。最大の拠出国は米国で、日本の今年の拠出金は約2億3500万ドル(約260億円)。1980年代に当時のソ連を抜いて以降、2位を維持してきた。(共同)

1813チバQ:2018/08/15(水) 21:43:30
http://www.afpbb.com/articles/-/3186146
豪上院議員、移民問題の「最終的解決」と白豪主義復活要求 反発招く
2018年8月15日 21:06 発信地:シドニー/オーストラリア [ オーストラリア アジア・オセアニア ]
【8月15日 AFP】オーストラリアの上院議員が移民問題の「最終的解決」を要求し、「欧州系キリスト教徒」を優遇する白豪主義政策の復活を訴えたことに対して、同国では15日、非難の声が広がっている。

 クイーンズランド(Queensland)州から選出された、カッター・オーストラリア党(Katter's Australian Party)のフレーザー・アニング(Fraser Anning)議員は上院で初演説し、アドルフ・ヒトラー(Adolf Hitler)政権下のナチス・ドイツ(Nazi)で、欧州でのユダヤ人絶滅に関連して用いられた悪名高い言葉を口にし、議員らに衝撃を与えた。

 アニング議員はさらに、イスラム系移民の入国禁止を主張。1901年から70年にわたって実施された人種に基づく白豪主義政策を擁護。「われわれは国家として、ここに来ることを認められた人々は、オーストラリア社会を歴史的に構成する欧州系キリスト教徒が反映されるものであるべきと主張する権利を与えられている」と述べ、怒りを招いた。


 さらに、移民数削減とイスラム教徒の入国禁止を訴え、移民やイスラム教徒が「少しも同化および統合できないことを一貫して証明してきた」として自身の主張を正当化。「イスラム教徒全員がテロリストではないが、近頃のテロリストが全員イスラム教徒であることは確かだ。それならば、どうしてイスラム教徒をさらにここへ連れてきたいと思うのか?」と述べ、「移民問題の最終的解決はもちろん、人々による投票だ」と付け加えた。

 アニング議員の発言はあらゆる立場の政治家からの反発を招き、マルコム・ターンブル(Malcolm Turnbull)首相も、オーストラリアは多文化社会に成功した世界有数の国だと強調。「私たちはいかなる形の人種差別も拒絶し、非難する。そしてアニング上院議員の発言は、正しくも私たち全員に非難、拒絶される」と述べ、「最終的解決」という言葉は「ホロコースト(Holocaust、ユダヤ人大量虐殺)で亡くなったユダヤ人600万人の記憶に対する恐ろしい侮辱だ」と非難した。(c)AFP/Martin PARRY

1814チバQ:2018/08/15(水) 21:44:48
http://www.afpbb.com/articles/-/3186083?cx_part=top_category&cx_position=2
トンガ、中国に太平洋島しょ国の債務帳消し要請
2018年8月15日 15:08 発信地:ウェリントン/ニュージーランド [ ニュージーランド トンガ 中国 中国・台湾 オーストラリア アジア・オセアニア ]
【8月15日 AFP】南太平洋の島国トンガのアキリシ・ポヒバ(Akalisi Pohiva)首相は、14日掲載された地元紙のインタビューで、中国に対し、南太平洋の国々の債務を帳消しにするよう求める考えを明らかにした。南太平洋地域では近年中国が援助を急増させているが、大半は国有の中国輸出入銀行(China Exim Bank)からの貸し付けだ。ポヒバ首相は、貧困にあえぐ域内各国にとって債務履行が非常に大きな負担になっていると訴えている。

 オーストラリアのシンクタンク、ローウィー研究所(Lowy Institute)によると、トンガが中国に対して抱える債務は1億米ドル(約110億円)以上。ポヒバ首相は、このままでは返済に苦慮することになると危機感を示している。

 地元紙サモア・オブザーバー(Samoa Observer)のインタビューに答えたポヒバ首相は、南太平洋地域の島しょ国ではどこも状況は同じだと指摘。来月ナウル(Nauru)で開く太平洋諸島フォーラム(PIF)でこの問題について話し合う必要があると語っている。

「全ての太平洋島しょ国はこの提案書に署名し、中国政府に債権の放棄を要請しなければならない」「われわれが債務を果たせないのなら、私の考えでは、前に進める方法はこれしかない」

 トンガは2006年に起きた暴動で首都ヌクアロファ(Nuku'alofa)中心部が徹底的に破壊され、その再建のために中国の貸し付けに頼ることになった。

 中国政府はこれまで、貸し付けを無償援助に切り替えるトンガからの要請を繰り返し拒絶。債務履行の猶予には一度応じている。

 ポヒバ首相によると、中国はここへきてトンガに貸し付けを返すよう求めているという。

 トンガは2018年9月までに中国に1400万ドル(約1億6000万円)を返済する見通しだが、これは「国に予算のかなりの部分を占める」(同首相)。トンガは今年2月、強力なサイクロンが首都を直撃し、大規模な再建が必要になったことから、債務の履行がますます難しい状態に陥った。

 ポヒバ首相は、返済できなければ中国が建物などトンガの資産を差し押さえる恐れがあるため、「中国政府に債務帳消しを求める提案書に署名するのが唯一の選択肢だ」と述べている。(c)AFP

1815チバQ:2018/08/16(木) 21:03:24
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180816-00000067-mai-s_ame
<ブラジル大統領選>ルラ被告が立候補 出馬不可か
8/16(木) 20:07配信 毎日新聞
 【サンパウロ山本太一】ブラジル大統領選(10月7日投開票)の立候補が15日締め切られ、汚職で収監された元大統領、ルラ被告(72)ら13人が、中央選管に当たる高等選挙裁判所に立候補を届け出た。同裁判所は9月17日までにルラ被告の立候補の可否を審査するが、出馬を認めない可能性が高く、選挙戦の展望が見通せない状況になっている。

 ルラ被告は今年1月に控訴審で禁錮12年1月の実刑判決を受け、上訴中。判決によると、大統領在任中(2003〜10年)に公共工事契約の見返りとして大手建設会社から370万レアル(約1億円)分の賄賂を受け取った。ブラジルの法律は控訴審で有罪判決を受けた被告の立候補を禁止する。

 これに対し、無罪を主張してきたルラ被告は判決を「公平ではない」と非難。高等選挙裁判所の判断を待つべきだと主張している。

 在任中に貧困層に手厚い社会保障を実施したルラ被告の人気は根強い。地元調査会社「ダッタフォーリャ」の6月の世論調査によると、ルラ被告が立候補した場合、支持率はルラ被告が30%で首位。2位は、過激な発言から「ブラジルのトランプ」と呼ばれる元軍人の極右、ボウソナロ下院議員(63)で17%。中道左派、シルバ元環境相(60)が10%と続く。一方、ルラ被告が立候補しない場合、ボウソナロ氏が19%でトップ、15%のシルバ氏が追う展開。

 ボウソナロ氏は、黒人や性的少数者(LGBTなど)らへ差別的な発言をしたり、ソーシャルメディアの発信で人気を集めたりした点がトランプ米大統領と似ていると言われる。また、ブラジルメディアは、極右ニュースサイト元会長でトランプ氏の最側近だったバノン前首席戦略官がボウソナロ陣営に加わる見通しだと報じた。

1816チバQ:2018/08/16(木) 21:13:26
https://www.sankei.com/world/news/180816/wor1808160013-n1.html
2018.8.16 10:02

ルラ被告が立候補届け出 10月のブラジル大統領選 高等選挙裁が受理の可否判断
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 ブラジル南部クリチバで演説するルラ被告=3月(ロイター)
 ブラジル南部クリチバで演説するルラ被告=3月(ロイター)

 10月7日実施のブラジル大統領選の立候補が15日締め切られ、収賄罪で収監中の左派の元大統領ルラ被告(72)が高等選挙裁判所に出馬を届け出た。各種支持率調査で首位を走り、根強い人気を誇るが、受理されるかどうかは不透明だ。

 13人が立候補を届け出た。かつての軍事政権を評価するなど過激な発言で「ブラジルのトランプ」と呼ばれる右派、ボルソナロ下院議員(63)が、ルラ被告に次ぐ支持率を保っている。

 高等選挙裁は9月17日までに受理の可否を決める。ルラ被告の立候補が不受理の場合、ルラ被告が所属する労働党は副大統領候補のアダジ元教育相(55)を大統領候補に立てる方針。

 ルラ被告は2003〜10年に大統領を務めた。建設会社に国営石油会社との契約で便宜を図り、高級マンションを提供されたとして、ことし1月に禁錮12年1月の二審判決を受け、4月に収監された。

1817とはずがたり:2018/08/18(土) 23:36:32
>1938年、西アフリカの英領ゴールドコースト(現ガーナ)生まれ。クマシ科学技術大学などで学び、米マサチューセッツ工科大学で経営学修士号を取得した。世界保健機関(WHO)の行政・予算担当官として、62年に国連入り。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)などに勤務し、…ロイター通信は死去した場所をスイスのベルンの病院と報じている。
何人?!→wikiに拠るとガーナ人

訃報:アナン元国連事務総長80歳=ノーベル平和賞
https://www.excite.co.jp/News/society_g/20180818/Mainichi_20180819k0000m040036000c.html
毎日新聞社 2018年8月18日 19時32分

 【パリ賀有勇、ヨハネスブルク小泉大士】第7代国連事務総長を務め、2001年にノーベル平和賞を受賞したコフィ・アナン氏が18日午前、死去した。80歳。同氏の財団(ジュネーブ)が発表した。死因は伝えられていないが、最近病気を患っていたといい、ロイター通信は死去した場所をスイスのベルンの病院と報じている。

 1938年、西アフリカの英領ゴールドコースト(現ガーナ)生まれ。クマシ科学技術大学などで学び、米マサチューセッツ工科大学で経営学修士号を取得した。世界保健機関(WHO)の行政・予算担当官として、62年に国連入り。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)などに勤務し、90年の湾岸危機ではイラクに派遣され、西側諸国の人質解放の交渉にあたった。93〜96年には国連平和維持活動(PKO)担当の事務次長を務めた。

 97年1月、国連職員から選出された初の事務総長として就任、01年に再選された。調整・実務能力に定評があり、06年までの計10年間、国連の顔として地域紛争の調停や貧困、テロ対策などに取り組んだ。

 01年、人権問題やエイズなどへの取り組みが評価され「国連に新しい息吹を与えた」として、国連とともにノーベル平和賞を受賞。国連改革では国際刑事裁判所や人権理事会を設置。一方、必要性を訴えた安全保障理事会の拡大を実現させることはできなかった。

 03年のイラク戦争では、イラクに核査察の協力をさせる努力が不十分だったと批判を受けた。退任前の記者会見では「組織として止めることができなかった」と安保理決議を経ない開戦を悔やんだ。
 退任後も人道支援活動や紛争解決に尽力。12年に国連とアラブ連盟の合同特使としてシリア問題の調停を試みたが、安保理の対立を批判して辞任。16年にはミャンマーの少数派イスラム教徒「ロヒンギャ」の難民問題で、同国政府が設置した諮問委員会の委員長に就任し、勧告をまとめた。

コフィー・アナン
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%8A%E3%83%B3

アナンはイギリス領ゴールド・コースト、クマシにて双子として生まれた。ガーナにおいて双子は大切にされている。アナンの双子の姉であるエフアは、1991年に亡くなっている。共通のミドルネームである「アッタ」は、ファンテ語およびアカン語で「双子」を意味する。アナンの祖父と叔父は部族の長であり、国のエリートの一員である[3]。

1818チバQ:2018/08/19(日) 22:07:26
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180817-00000043-mai-m_est
<マリ大統領選>決選投票でケイタ氏再選
8/17(金) 13:32配信 毎日新聞
 【ヨハネスブルク小泉大士】西アフリカ・マリの選挙管理当局は16日、12日に実施した大統領選決選投票の開票結果を発表し、現職のイブラヒム・ブバカル・ケイタ氏(73)が約67%の票を獲得し再選されたと発表した。対立候補のスマイラ・シセ元財務相(68)の得票率は約33%だった。AFP通信によると、投票率は約35%にとどまった。ケイタ氏の2期目の就任式は9月4日に行われる予定。

 マリでは2012年に首都バマコでクーデターが起きた後、イスラム過激派が北部を掌握。翌年、フランスが軍事介入した。今回の選挙でも投票所が襲われるなど情勢不安が続き、過激派対策が課題となっている。

1819チバQ:2018/08/19(日) 22:08:06
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180817-00000002-maiall-s_ame
<ラテンアメリカから>住宅不足が招く深刻な空きビル不法占拠
8/17(金) 13:16配信 毎日新聞
 南米の最大都市ブラジル・サンパウロ市で、貧困層が老朽化した空きビルに不法入居する問題が深刻化している。5月には約400人が住む高層ビルで火災が起きて倒壊し、7人が死亡した。火災から3カ月たったが、行政の場当たり的な対応が目立つ。

 火災3日後の5月4日、オフィスビルやマンションが並ぶ市中心部の現場を訪ねた。高さ約5メートルのがれきから煙がくすぶり、焦げ臭いにおいが漂う。消防や警察がショベルカーでがれきを撤去し、行方不明者を捜索していた。被災者は近くの教会の敷地に張られたテントで避難生活を送っていた。

 24階建てビルの3階に住んでいたアジウソンさん(48)が取材に応じた。「寝ていたら『バーン』と大きな音がし、跳び起きた」。5月1日午前1時半すぎに出火した火災を振り返った。熱気と煙が迫る中、妻(46)と長男(4)を慌てて起こして逃げ出した。ビルは約1時間半後に倒壊した。5階で電気回線がショートして出火し、耐火性の低い構造のビル全体に燃え広がって倒壊したとみられている。

 アジウソンさんは「お金も身分証明書も何も持ってくる余裕がなかった」と途方に暮れた。貧富の格差が激しいブラジルでも特に貧困層が多い北東部の出身。約20年前、職を求めてサンパウロ市郊外のスラム地区「ファベーラ」に移り住んだ。人通りが多い市中心部で水や菓子を路上販売していたが、交通費が高かった。数年前、中心部に近い現場ビルに転居した。空きビルを不法占拠した団体が、安い賃料で貧しい人々を入居させるのだ。アジウソンさんは「多少、危険があっても今後も便が良い中心部の不法占拠ビルに住みたい」と話す。上下水道などインフラが未整備なファベーラより、交通アクセスが良く、最低限の設備が整った空きビルを好む傾向がある。

1820チバQ:2018/08/19(日) 22:08:17
 ◇被災者に行き場なく、公営住宅は数十年待ちも

 連邦政府所有の現場ビルは2012年、空きビルになった。連邦政府から市への所有権移転手続きが進まず、管理はずさんだった。そこに目をつけたのが、憲法に基づく「居住権の保障」を主張する市民団体だ。団体は貧困層やホームレス、外国人を住まわせて、月200〜400レアル(約5700〜1万1400円)の家賃を徴収する。不法占拠を黙認させるため周辺の建物の警備員らに金を払う一方で、家賃を着服していたとの情報もある。団体メンバーは火災後に行方をくらまし非難された。市内では約100の市民団体が同様の活動をしているとされ、貧困層の権利拡大を訴える街頭デモも行う。

 市はこれまでに約300世帯を被災者と認定。1カ月目に1200レアル(約3万4000円)、その後は毎月400レアル(約1万1400円)の住宅補助を出し、新居探しを求める。貧困層向けに分譲される格安の公営住宅もあるが、11万人が申し込んでいて入居待ちが数十年に及ぶ人もいる。中心部の1DKマンションの家賃は約1000レアル(約2万9000円)かかるため、被災者が公営や民間の適切な住宅に入居するのは極めて難しい。

 多くの被災者は被災者用テントを退去したが、他の不法入居ビルやファベーラに移ったり、路上生活を送ったりしている可能性がある。火災時に住んでいなかったホームレスらが被災者を偽って申請をしたり、テントに住みついたりして混乱が続く。

 現場ビルは1960年代に建設。消防当局は15年、防火対策の不備を理由に火災時の危険性を指摘したが、対策はとられなかった。スプリンクラーや消火栓の不備が被害拡大の一因と指摘される。

 ◇深刻な住宅不足、解決には「100年以上」

 市内では建物約200棟に4万6000世帯が不法入居する。特に市中心部では増加が目立っており、13年に42棟だったのが昨年は70棟になった。公的機関の管理がずさんだったり、所有者の死亡時に相続されないで放置されたりしたビルもある。市は火災を受けて実態調査し、火災や倒壊の危険性が高い4棟を立ち入り禁止にした。住民に住宅補助を払って立ち退きを求めるが、多くは行き場はないとみられる。

 市は13年から1万8000戸の公営住宅を建設し、貧困層の転入を促す。20年までに2万戸以上を増やす予定だ。だが、不法占拠ビルに加え、違法に土地を占拠した市内約1700カ所のファベーラに約40万戸があり、市は50万戸近くが不足すると見積もる。市当局者は地元メディアに「全市民に適切な住宅を提供するには100年以上かかる」と話した。

 10月の大統領選挙に向けた討論が本格化しているが、不法入居問題はほとんど議論されていない。地元ジャーナリストは「中間層や富裕層はこの問題に関心がない。端的に言えば無視している」と指摘する。問題解消に向けた機運は盛り上がっていない。

【山本太一】

1821チバQ:2018/08/20(月) 21:17:02
https://www.sankei.com/world/news/180819/wor1808190009-n1.html
2018.8.19 17:22
【アナン元国連事務総長死去】
死去で「神格化」も…イラク戦争では限界露呈 国連醜聞では権威失墜
【ワシントン=黒瀬悦成】18日に死去したアナン国連元事務総長は、国連平和維持活動(PKO)改革やエイズ対策が評価される一方、当時のブッシュ(子)米政権が主導したイラク戦争を阻止できず、ひとたび加盟国が紛争の軍事的解決を決断すれば実質的に対抗できない国連の機構的な限界を自ら露呈させた。

 アナン氏の死去を受け、ブッシュ(子)元大統領は18日、ツイッターで「立派な人物で、精力的な国連指導者だった」などと称賛する声明を発表した。

 ブッシュ氏は2003年、国連安全保障理事会決議なしに対イラク開戦に踏み切り、「国連憲章違反だ」と主張するアナン氏と対立してきた。

 ただ、イラク戦争についてブッシュ氏は「間違っていなかった」との立場を今も堅持しながらも、就任2期目ではイラク情勢の収拾に向け、従来の「一国主義」から国際協調路線に転じた。声明からは、当時のアナン氏の態度に対する一定の敬意も読み取れる。

 アナン氏は事務総長として決して完璧ではなかった。

 2004年には国連の対イラク人道支援事業「石油・食料交換計画」をめぐる巨額の不正疑惑でアナン氏の長男の関与が指摘され、国連の「腐敗体質」に注目が集まり、アナン氏本人に対する辞任要求も高まるなど、同氏の権威は著しく損なわれた。

 それでも、アナン氏が死去によって一気に「神格化」の様相を呈しているのは、同氏の後を継いだ潘基文(パン・ギムン)前事務総長が、国連の要職に親族や韓国人を多数起用する「縁故主義」や、指導力・管理能力の欠如などで酷評されてきたことも大きく影響している。

 そもそも潘氏がアナン氏の後任に選ばれたのは、米国との対決姿勢を崩さないアナン氏に嫌気がさしたブッシュ政権が、より「親米的」と目された潘氏を推したためだ。

 その意味で、多くの識者が称賛するアナン氏の「米国への一貫した反対」こそが、潘氏の下で国連の存在感低下を招くという歴史的皮肉を導いたといえる。

1822チバQ:2018/08/20(月) 21:26:09
https://www.asahi.com/articles/ASL8N2QK7L8NUHBI008.html
100000→1 ベネズエラで通貨ボリバルを切り下げ
サンパウロ=岡田玄2018年8月20日10時45分
 深刻なインフレが起きている南米ベネズエラで、通貨を切り下げるデノミネーションが20日に実施され、ゼロが5桁削除される。ただし、国際通貨基金(IMF)は同国の2018年のインフレ率が100万%に達すると予測しており、デノミの効果は限定的との見方が強い。

 19日現在、対ドルの公定レートは約25万ボリバル。今年2月上旬は同約2万5千ボリバルで、6カ月間で価値が10分の1になった計算になる。闇で交換される実質レートは、さらに数倍の開きがある。

 電話取材に応じた首都カラカスの市民によると、デノミへの対応のため、銀行や大半の商業施設が営業しておらず、20日も営業しない見通しだという。

 ベネズエラは故チャベス大統領時代から、埋蔵量世界一とされる豊富な石油資源の収入を元手に貧困層の支援に力を注いだ。だが、原油価格の低迷などで社会主義的政策が行き詰まり、経済危機に直面。多くの国民がブラジルやコロンビアなど周辺国に逃れる事態となっている。(サンパウロ=岡田玄)

1823チバQ:2018/08/21(火) 21:54:41
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180821-00000016-jij_afp-int
ベネズエラが5桁のデノミ、経済界から怒りの声 市民「何も変わらず」
8/21(火) 14:13配信 AFP=時事
ベネズエラが5桁のデノミ、経済界から怒りの声 市民「何も変わらず」
ベネズエラで新たに導入された新5ボリバル紙幣(右)と、同価値分の旧紙幣(2018年8月20日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】南米ベネズエラで20日、ニコラス・マドゥロ(Nicolas Maduro)大統領によるハイパーインフレ対策の一環として、通貨単位を10万分の1に切り下げるデノミネーション(通貨呼称単位の変更)が実施された。だが、経済界からは逆効果だと批判の声が上がり、市民も物価は今後も上がり続けると悲観的だ。

【関連写真12枚】カラカスで、ATM前に並んだ人たち

 政府は同日、通貨単位を「ボリバル・フエルテ」から「ボリバル・ソベラノ」に切り替え、これまでよりゼロが5つ少ない新紙幣の流通が始まった。しかし、ほとんどの商店や会社は休業し、国内はまひ状態に陥ったようだった。

「経済をさらに不安定にさせるだけだ」。ベネズエラの主要経済団体「フェデカマラス(Fedecamaras)」のカルロス・ララサバル(Carlos Larrazabal)会長は、デノミはむしろ悪影響をもたらすと断じる。

 19日に半日以上も停止していた電子商取引は、先行きがなお不確かな中で再開した。現金自動預払機(ATM)から現金を引き出していたマリア・サンチェス(Maria Sanchez)さん(39)は言う。「私たちはみな同じ船に乗っていて、この先どうなるのか様子を見ている」

 デノミと併せて、マドゥロ大統領はまん延する貧困対策として3400%(34倍)の賃金引き上げも発表したが、賃上げが導入されるのは今年に入ってからだけでも5度目だ。

 コンサルティング会社「エコノメトリカ(Econometrica)」のエンケル・ガルシア(Henkel Garcia)氏は「まったくひどい政策だ」と批判。ララサバル会長も「企業資産がすでに減っているところに追い打ちをかけるものだ」と語る。

■「物価上がり続ける」

 国際通貨基金(IMF)が年内に100万%に達すると予測したインフレによって、旧ボリバルは無価値も同然のものになり、国連(UN)によれば200万人以上が国外に脱出している。

 隣国ブラジルとの国境では約1200人が追い返されたにもかかわらず、先週末もブラジルに出国する人たちが後を絶たなかった。ブラジル側では反移民感情が高まり暴動も発生。ブラジルのミシェル・テメル(Michel Temer)大統領が秩序回復のため国境に軍隊を派遣する事態になっている。

 米国のマイク・ペンス(Mike Pence)副大統領もツイッター(Twitter)で厳しく批判した。「ベネズエラ国民は、マドゥロ政権のまん延する汚職と独裁のつけを悲惨な形で払わされている」

 ペンス氏はデノミについても「すべてのベネズエラ人の暮らしをますます悪化させるだけだ」と指摘。「ニコラス・マドゥロとその政権が、かつて繁栄していた国の経済を破滅させ、人道危機に追いやった」と糾弾している。

 バスの運転手や労働組合代表から大統領に上りつめたマドゥロ氏は、現在のベネズエラに必要なのは「財政規律」だと主張。近年、紙幣を過剰に刷ってきたとし、それを止めるべきだと訴える。

 だが、首都カラカス(Caracas)の市民らは今回の措置にも懐疑的だ。10年前に当時のウゴ・チャベス(Hugo Chavez)大統領が3桁のデノミに踏み切ったときも、ハイパーインフレは解決しなかった経験があるからだ。

 食べ物の屋台を営むブルーノ・チョイ(Bruno Choy)さん(39)は「何も変わらないだろうし、物価は上がり続けるに違いない」とあきらめ顔だ。

 年金生活者のアンヘル・アリアス(Angel Arias)さん(67)は新通貨について「ごまかしもいいところだ」と吐き捨てた。【翻訳編集】 AFPBB News

1824チバQ:2018/08/21(火) 22:06:27
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180821-00000112-mai-int
<コンゴ民主共和国>大統領「不出馬」波紋 「院政」を警戒
8/21(火) 21:45配信 毎日新聞
<コンゴ民主共和国>大統領「不出馬」波紋 「院政」を警戒
カビラ大統領=AP
 【ヨハネスブルク小泉大士】アフリカ中部コンゴ民主共和国のカビラ大統領が12月に予定される大統領選挙に出馬しないと発表した。国内外から驚きの声が上がる一方で、カビラ氏が任期切れ後も大統領の座に居座り続けた経緯もあり、このまま身を引くと見る向きは少ない。

 大統領選の立候補期限だった今月8日、カビラ氏は後継候補にラマザニ前副首相兼内務・治安相を指名したことを明らかにした。

 カビラ氏は大統領だった父親が2001年に殺害されたあと、後任に就任した。16年末に2期目の任期が切れた後も退陣を拒否。3選を禁じる憲法の規定を覆して大統領選に出馬するとの観測が広がり、批判が高まっていた。

 選挙の実施を強く促してきた米国のヘイリー国連大使は、カビラ氏の不出馬を歓迎する声明を発表。一方で、民主的な政権移行の実現には課題が残されているとも指摘した。

 南アフリカ安全保障研究所のステファニー・ウォルターズ氏は、ラマザニ氏の指名について「カビラ氏は自身に忠実な人物を後継者に据えて、退陣後も影響力を維持しようとしている」と分析する。

 ラマザニ氏は、反体制派を弾圧したとして米国や欧州連合(EU)の制裁対象となっている人物だ。与党内の支持基盤など未知数な点が多いが、カビラ家とは父親の代から近い関係にあったという。

 ラマザニ氏が大統領選で勝利した場合、カビラ氏はいったん首相に就任し、23年の大統領選で返り咲きを狙うとの見方がある。

 対抗馬は、昨年死去した野党指導者チセケディ元首相の息子フェリックス・チセケディ氏ら。また、戦争犯罪や人道に対する罪で国際刑事裁判所に1審で有罪認定され、今年6月の控訴審で無罪となったベンバ元副大統領も立候補を表明している。

 野党陣営は連携を模索する。統一候補を立てれば「ラマザニ氏の勝ち目は薄い」(ウォルターズ氏)とみられている。一方で公正な選挙の実施を危ぶむ声も多く、投票日までには紆余(うよ)曲折が予想される。

 日本の約6倍の国土を誇るコンゴは豊富な天然資源ゆえに紛争が絶えない。1998年に東部を中心に起きた内戦は周辺国も巻き込み、約540万人が死亡。国連によると、現在も450万人が避難民となっている。

1825チバQ:2018/08/21(火) 22:07:25
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180821-00000601-san-asia
ターンブル豪首相が続投 党内の造反封じに党首選を突然実施 辛勝で深まる亀裂
8/21(火) 21:50配信 産経新聞
 【シンガポール=吉村英輝】オーストラリアのターンブル首相は21日、党首を務める与党、自由党の党内会合で、党首選挙を実施した。選挙にはターンブル氏とダットン内相が立候補し、所属連邦議員による投票の結果、ターンブル氏が48対35で何とか勝利し、首相続投を決めた。

 自由党は支持率が低迷し、来年5月までに行われる総選挙での苦戦が予想されている。党内では、2015年9月の党首選でターンブル氏に敗れたアボット前首相ら保守派が、ターンブル氏の指導力欠如を批判していた。

 ターンブル氏は、突然の党首選に打って出て巻き返しを図った形。だが、反対票が多く辛勝となった。豪ABC放送は「立場の弱さを露呈し、党内の亀裂を深めた」可能性を指摘する。

 ダットン氏は内相を辞任。他の閣僚にも動きが広がり、内閣の大幅改造が起きる可能性がある。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180821-00000058-jij-asia
「首相降ろし」かわす=ターンブル氏、党首に再選―豪
8/21(火) 14:58配信 時事通信
 【シドニー時事】オーストラリアの与党勢力・保守連合を主導する自由党は21日、議員らによる党首選任のための投票を行い、首相を務めるターンブル氏(63)が再選された。

 党内で広がった「首相降ろし」の動きをかわしたターンブル氏だが、来年5月までに行われる次期総選挙で与党勢の苦戦が予想されることから、予断を許さない状況が続きそうだ。

 豪州で7月、5選挙区で行われた下院補欠選挙は、野党が全議席を維持した。世論調査でも次期総選挙では「保守連合が最大野党・労働党に敗れる」とターンブル首相には暗い予想が続く。

 首相が主導した新エネルギー政策では、党内の支持が得られず、首相は20日、温室効果ガス削減義務の法制化を断念した。首相の指導力に党内の不満は高まる一方だ。

1826とはずがたり:2018/08/21(火) 23:35:35
<中国エルサルバドル国交>中国、台湾の孤立化狙う
21:31毎日新聞
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20180822k0000m030130000c.html

 【北京・浦松丈二】中国政府が21日に中米エルサルバドルとの国交樹立を発表したことは、台湾の蔡英文総統が中南米歴訪の帰路に経由地の米国で厚遇を受けたことへの事実上の対抗措置になった。今後も中国は効果的なタイミングで台湾と外交関係を持つ国々を切り崩し、独立志向が強い蔡政権を孤立無援の状況に追い込む方針とみられる。

 ◇蔡総統訪米に「対抗措置」

 「中国との国交樹立が、エルサルバドルの国家と国民の根本的で長期的な利益に合致していたことを歴史が立証するだろう」。中国の王毅国務委員兼外相は北京で21日、エルサルバドルのカスタネダ外相と国交樹立に関する共同コミュニケに署名した後、報道陣を前に強調した。

 エルサルバドルは人口637万人(2017年推計)、1人当たり国民総所得は3920ドル(16年)であり、外国からの援助を必要とする途上国だ。中国は圧倒的な経済力をみせつけ、台湾派を切り崩したとされる。

 中南米はキリスト教国が多く、米国にも近いため、台湾と外交関係を持つ国が多かった。しかし、16年5月の蔡政権の発足後、中国は17年6月に地域大国のパナマを、今年5月にはドミニカ共和国を台湾から奪った。中国外交当局者は、いずれも「長年の関係構築の結果だ」とタイミングを計っていたことを示唆している。

 アフリカも1990年代後半には台湾と外交関係を持つ国が10カ国以上あった。しかし、97年末に地域大国の南アフリカが中国と国交を樹立し、台湾と断交すると、断交の連鎖が起きた。現在、台湾と外交関係を維持するのはエスワティニ(旧スワジランド)だけだ。

 地域大国を押さえた中国が、地域機構などを通じてアフリカ全体への影響力を増していったことが背景にあるとされる。中南米でもパナマを押さえた中国の影響力が増していくのは必至だろう。

 中国にとって最大の対台湾カードはカトリックの総本山であるバチカンとの関係改善だといわれる。欧州で唯一、台湾と外交関係を持つ主要国であり、中南米に残る台湾派のキリスト教国への影響もありそうだ。中国がどのタイミングで関係改善の発表に踏み切るかは「台湾側の出方次第」(中国外交筋)との見方が出ている。

 ◇減る台湾承認国

 【台北・福岡静哉】台湾がエルサルバドルと断交したことで、5月以降、外交関係を持つ国を立て続けに3カ国失った。蔡英文総統は21日、記者会見を開き「台湾は圧力に屈しない」と強調した。ただ、中国は世界第2位の経済力を背景に台湾の外交関係国に対して経済支援などを展開しており、台湾はなすすべのない状態が続いている。

 蔡氏は20日までの中南米外遊で往路と復路で米国に立ち寄り、米航空宇宙局(NASA)の視察や公開の談話発表など米側から異例の厚遇を受けた。蔡氏は20日深夜、台湾に戻ったばかり。呉※燮外交部長は21日の記者会見で「(中国は)総統の外遊直後を狙って発表した。このような中国のやり方は到底受け入れられない」と強く反発した。

 蔡政権が発足した2016年5月以降、これで計5カ国との断交に追い込まれた。独立志向を鮮明に打ち出して同様に中国から強い圧力を受けた民進党の陳水扁政権(00?08年)は8年間で外交関係国を6減らしたが、これを大きく上回るペース。批判を強める野党・国民党は21日、「蔡政権は無能で誤った外交政策を謝罪すべきだ」との声明を発表した。

 ※は金へんに利の右側

1827チバQ:2018/08/22(水) 21:29:28
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180822-00000078-jij-asia
豪、閣僚の辞意表明相次ぐ=揺れるターンブル政権
8/22(水) 16:37配信 時事通信
 【シドニー時事】オーストラリアでターンブル首相に反発する閣僚らが相次ぎ辞意を表明したことが22日明らかになった。

 首相は前日、与党勢力・保守連合を主導する自由党の党首選に勝利して党内の結束を訴えたが、混乱が収束する兆しはない。

 豪公共放送ABCによると、党首選で落選後に内相を辞任したダットン氏のほか、22日午前までに同氏を支持する閣僚や閣外相ら9人が辞任を申し出た。うち、フィエラバンティウェルズ国際開発・太平洋担当相の辞表が受理された。チオボー貿易相やハント保健相ら8人は「職務にとどまるように」と慰留された。多数派工作に動くダットン氏が近く党首選に再挑戦するとの観測が広がっている。 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180822-00000029-jij_afp-int
豪首相、党首再選も閣僚10人辞意で危機深刻化
8/22(水) 18:01配信 AFP=時事
豪首相、党首再選も閣僚10人辞意で危機深刻化
オーストラリアの首都キャンベラの首相府で記者会見に臨むマルコム・ターンブル首相(2018年8月22日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】オーストラリアの与党・自由党の党首選が21日に行われ、マルコム・ターンブル(Malcolm Turnbull)首相が再選された。ピーター・ダットン(Peter Dutton)内相との一騎打ちを48対35で制し、辛くも「首相降ろし」の動きを切り抜けた格好だが、ダットン氏を含め閣僚少なくとも10人が辞意を表明しており、政権運営は依然として厳しい状況が続くものとみられる。

 自由党の支持率は数か月にわたって低迷しており、20日には電力価格が高騰する中で二酸化炭素排出量の削減目標を法律に盛り込むというターンブル氏の政策に対し、党内から反発の声が上がった。

 今回の党首選で党内にターンブル氏を支持しない議員が多数存在することが浮き彫りとなり、22日、ダットン氏は電話攻勢やテレビ・ラジオへの出演などで反ターンブルの支持集めに奔走した。

 豪公共放送ABCとスカイニューズ(Sky News)によると、党首選の敗北を受けてダットン氏が内相を辞任したほか、保健相や貿易相を含む閣僚9人が辞意を表明している。

 ただ、これまでのところターンブル首相が辞任を承認したのはダットン氏とコンセッタ・フィエラバンティ・ウェルズ(Concetta Fierravanti-Wells)国際開発・太平洋担当相の2人のみだという。【翻訳編集】 AFPBB News

1828チバQ:2018/08/22(水) 21:30:23
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018080800665&g=int
豪州の人口、2500万人に=中印から移民、北朝鮮と同規模

豪州の人口、2500万人に=中印から移民、北朝鮮と同規模


オーストラリアのターンブル首相=5月13日、シドニー(EPA時事)

 【シドニー時事】オーストラリアの人口が7日、2500万人に達した。「多文化主義」を掲げる豪州は外国から移民を受け入れ、人口が押し上げられている。


 これにより、豪州の人口は推計2549万人の北朝鮮と同じ規模になった。統計局によると、英国から事実上独立した1901年当時と比べ6倍以上となり、現在は「83秒に1人」の割合で増えている。
 移民の流入が自然増加のペースを上回っているのも豪州の特徴だ。豪公共放送ABCによると、専門家は「21世紀に入り、主要な移民グループは中国人とインド人だ」と解説している。(2018/08/08-15:32)
オーストラリアのターンブル首相=5月13日、シドニー(EPA時事)

 【シドニー時事】オーストラリアの人口が7日、2500万人に達した。「多文化主義」を掲げる豪州は外国から移民を受け入れ、人口が押し上げられている。

よじ登ったら罰金180万円=豪州名所の橋-シドニー

 これにより、豪州の人口は推計2549万人の北朝鮮と同じ規模になった。統計局によると、英国から事実上独立した1901年当時と比べ6倍以上となり、現在は「83秒に1人」の割合で増えている。
 移民の流入が自然増加のペースを上回っているのも豪州の特徴だ。豪公共放送ABCによると、専門家は「21世紀に入り、主要な移民グループは中国人とインド人だ」と解説している。(2018/08/08-15:32)

1829チバQ:2018/08/23(木) 20:37:21
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180823-00000079-jij-asia
豪首相、退陣濃厚に=24日に再党首選か―求心力取り戻せず
8/23(木) 17:01配信 時事通信
豪首相、退陣濃厚に=24日に再党首選か―求心力取り戻せず
オーストラリアの与党勢力・保守連合を主導する自由党の議員総会が24日開かれ、21日に続き再び党首選が行われる公算が大きくなった。党首選にはターンブル首相(写真)は出馬しない方針=23日、キャンベラ
 【シドニー時事】オーストラリアの与党勢力・保守連合を主導する自由党の議員総会が24日開かれ、21日に続き再び党首選が行われる公算が大きくなった。

 党首選にはターンブル首相は出馬しない方針を表明しており、就任から3年弱で退陣に追い込まれることになる。得意の経済政策で大きな成果がなく求心力が低下。来年5月までに行われる総選挙を前に党の支持率が伸び悩む中、党内の支持を急速に失った。

 自由党では、コールマン金融相ら3閣僚が23日、首相への支持を撤回して辞表を提出。既に辞意を表明していた反首相派の閣僚らに続いたことで、首相退陣の包囲網が狭まっていた。「首相は党内で過半数の支持はない」(同金融相)ことから、総会開催に必要な半数を上回る議員の署名が集まるとみられる。

 総会で党首選実施の動議が承認されれば、党首選に出ないターンブル首相の辞任が事実上決まる。党首選には、21日の党首選でターンブル氏に敗れたダットン前内相が再出馬する。対抗馬にはターンブル氏寄りのモリソン財務相やビショップ外相らの出馬が取り沙汰されている。

 同国では近年、党の内部抗争に敗れて首相が交代する例が増え、短命政権が続いている。ターンブル氏自身もアボット前首相を党首選で破り、2015年9月に首相に就任した。

 実業家出身のターンブル首相は当初「経済通」として期待された。だが、外国人を含む投資家による買いあさりで住宅価格が高騰し、国民の反発を招いた。16年の前回総選挙で公約に掲げた法人税減税も「大企業寄り」との批判を受け、結局、今月には断念を余儀なくされた。

 外交では、同盟国である米国のトランプ大統領の就任直後に行われた電話会談で、難民問題で険悪なムードとなり、関係が冷却化。最大の貿易相手国である中国とは、同国による豪州政治などへの「干渉」をめぐり関係が悪化した。

 世論調査では、選挙結果に近い二大政党ベースの支持率で、保守連合は最大野党の労働党を38回連続で下回っている。7月に5選挙区で行われた下院補欠選挙でも野党から議席を奪うことができず、「ターンブル氏では選挙は戦えない」との意見が党内で広がった。

1830とはずがたり:2018/08/23(木) 21:10:25
ハント英外相、中国人の妻を日本人と言い間違え
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180731-45015483-bbc-int
7/31(火) 13:14配信

1832 チバQ:2018/08/26(日) 18:17:48
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180826-00000041-jij-asia
豪外相が交代へ=与党党首選で敗北、残留せず

8/26(日) 15:51配信��
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 【シドニー時事】オーストラリアのビショップ外相(62)は26日、モリソン新首相に対し辞任を申し出たことを明らかにした。

 
 ビショップ氏は24日、ターンブル前首相の退陣が決まった後、与党・自由党の党首選に出馬。三つどもえとなった1回目の投票で敗れていた。党内の亀裂修復が課題となっているモリソン氏は重鎮であるビショップ氏の閣内残留を示唆し、同氏の対応に注目が集まっていた。

 ビショップ氏は声明で、議員としては残るが「(来年5月までに行われる)次の選挙に出馬するかは決めていない」と述べた。政界を引退する可能性もある。

 24日に首相に就任したモリソン氏は、本格的な政権運営開始に向け、組閣作業を進めている。

1833 チバQ:2018/08/26(日) 18:21:33
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180824-00000629-san-asia
オーストラリア・モリソン新首相 深い亀裂が生じた党内の融和を優先

8/24(金) 23:36配信��
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 党首選後の記者会見で、争ったビショップ外相やダットン前内相にも入閣を呼びかけていくと述べ、深い亀裂が生じた党内の融和を優先していく姿勢を強調した。一方、次期総選挙の時期については「すぐ実施されると思って準備しない方がいい」とけむに巻いた。

 1968年、オーストラリアの最大都市シドニー生まれ。政治との関わりは、警察官だった父親の地方選挙を応援した9歳の時からだ。ニューサウスウェールズ大卒業後も、不動産や観光業のほか、政府機関の仕事に携わりながら政治とのつながりを維持してきた。

 2007年、連邦下院議員選で初当選。ターンブル前首相の派閥ながら、09年に党首になったアボット元首相に近づいて入閣し、ターンブル政権でも財務相の重職を得た。政治的な「選球眼」への評価は高い。

 13年9月に就任した移民・国境警備相時代は、不法な密航船を追い返す強硬な移民政策を実施。「人種差別主義者などあらゆる悪口を言われた」と振り返る。

 党内では中道右派とされ、同性婚の法制化などに反対した。敬虔(けいけん)なキリスト教徒で、幼なじみのジェニー夫人との間に2人の娘がいる。(吉村英輝)

1834 チバQ:2018/08/26(日) 18:22:18
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180824-00000605-san-asia
「最大の勝者は野党党首」 政権交代なら対中接近も

8/24(金) 22:46配信��
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 【シンガポール=吉村英輝】オーストラリアの与党、自由党内で、またも造反による党首交代が起きた。モリソン新首相は、ターンブル前首相の「右腕」とされ、大きな政策変更はなさそうだ。だが、来年5月までに実施する総選挙に向けた支持率向上の具体策はない。野党、労働党は勢いを増しており、政権交代になれば、外交面では中国との融和路線にかじが切られる公算が大きい。

 「最大の勝者となったのは、労働党のショーテン党首だ」。豪メディアは、モリソン氏勝利の党首選結果を受け、こう論評した。

 自由党が中心の与党保守連合の支持率は、2016年9月以降、労働党を下回っている。また、今年7月の下院補選では、全5選挙区で野党が勝利し、勢いがある。

 一方、23日発表の自由党党首にふさわしい人物についての世論調査では、ターンブル氏(38・1%)がトップ。ビショップ外相(29・2%)、ダットン前内相(10・2%)が続き、モリソン氏(8・6%)は最下位だ。今回の党首の人選は党内政治の「妥協の産物」(豪紙)にすぎず、選挙には不利といえそうだ。

 実業界出身のターンブル氏は当初、「親中派」とみられた。だが、中国が国内政治家らを利用して政治工作を活発化させていることが明らかになると、中国を念頭に内政干渉を阻止するための「スパイ防止法」を6月に成立。中国の王毅国務委員兼外相は今月4日、「根拠のない疑惑」だと反発した。最大の貿易相手国との関係悪化に、豪経済界からは悲鳴も上がる。

 豪政府は昨年11月、中国の台頭を牽制(けんせい)した外交政策白書を発表した。だが、ショーテン氏は「労働党は中国台頭の脅威を共有しない」との立場。豪防諜機関が中国政府とのつながりを警告する中国人実業家から、多額の献金を受け取ったことも報じられている。

 中国語が堪能なラッド元首相や、中国と外交・経済面の戦略対話を立ち上げたギラード元首相など、労働党は伝統的に対中融和路線とされる。東南アジア研究所(シンガポール)のクック上級研究員は、政権交代となれば「批判を抑えた新たな対中接近政策がとられるだろう」と指摘する。

1835 チバQ:2018/08/26(日) 18:25:14
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180824-00000110-jij-asia
伝統的価値観の実務派=スコット・モリソン新首相―豪

8/24(金) 20:34配信��
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 オーストラリア与党・自由党内のターンブル首相降ろしで巡ってきたチャンスをうまく捉え、中央政界入りからわずか10年余りで首相の座を手中にした。

 ターンブル前政権では財務相として実務に徹し、派手さはなかったが「一段と強力な豪州にしたい」と意欲を見せた。

 最大都市シドニーで生まれた敬虔(けいけん)なキリスト教徒。ニューサウスウェールズ大で経済地理学を専攻。卒業後は政府系機関などで観光分野の仕事に従事した。

 ジェニー夫人とは教会を通じて知り合い、21歳の時に結婚。2人の子供に恵まれた。2007年に下院議員に初当選した際には「家族と信仰のおかげ」と語るなど伝統的な価値観を重視。豪州で昨年末に容認された同性婚には反対した。

 13年から約1年間、移民・国境警備相を務め、不法移民対策を強化。密航者を水際で取り締まる作戦を指揮し、効果を上げた。拘束された密航者をパプアニューギニアなどに設置された収容施設に送り「豪州の土を踏ませない」厳しい態度を取り、人権団体などから批判を招いた。50歳。 


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180824-00000036-asahi-int
豪州、3年ぶり首相交代 週内に2回、異例の党首選

8/24(金) 13:28配信��
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モリソン財務相

 オーストラリアの与党・自由党は24日、キャンベラで開いた党議員総会で党首選を行い、モリソン財務相(50)がダットン前内相(47)とビショップ外相(62)を破り、次期首相に決まった。与党の支持率低迷が続き、党内基盤が揺らいでいたターンブル首相(63)は、党首選に立候補せずに退陣が決まった。3年ぶりの首相交代となる。

 モリソン氏は社会サービス担当相や移民・国境警備相を歴任した後、ターンブル政権の3年間では、主要閣僚の財務相を務めた。ターンブル氏を支える姿勢を示していた。

 党首選は上下両院議員による投票で行われ、1回目の投票でビショップ氏が脱落。決選投票で、モリソン氏が45票を得て、40票のダットン氏を破った。

 首相を退くターンブル氏は21日にあった議員総会で、ダットン氏を対抗馬に担ぐ動きに機先を制する形で党首選に打って出て、ダットン氏を退けた。だが、その後も党内の辞任圧力は収まらず、24日、過半数の党所属議員の要求を受けて議員総会を招集した。総会冒頭で異例の週内2回目の党首選実施が決まると、自身は立候補をしなかった。

1836チバQチバQ:2018/08/26(日) 20:35:22
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180826-00000041-jij-asia
外相にペイン氏=党内融和の閣僚人事―豪新首相
8/26(日) 15:51配信 時事通信
 【シドニー時事】オーストラリアのモリソン首相は26日、新内閣の閣僚名簿を発表した。

 辞任を申し入れてきたビショップ外相の後任に、ペイン国防相を起用。ターンブル前首相に反旗を翻して閣僚を辞任したダットン氏を再び内相に充てた。

 与党・自由党の党内抗争でターンブル前首相が24日に退陣。同日の党首選に勝利し首相に就任したモリソン氏は、主要閣僚人事に留任や担当替えなどで対応した。来年5月までに行われる総選挙に向け亀裂修復が課題となる中、党内融和に配慮した人事となった。

 モリソン氏は記者会見で「われわれの前にある大きな挑戦に取り組む」と強調。「強い経済、安全な豪州、国民の団結を維持することに集中する」と語った。

 一方、ビショップ氏は閣僚名簿発表に先立ち、外相辞任を表明した。党首選に出馬し、1回目の投票で敗れていた重鎮のビショップ氏について、モリソン首相は閣内残留を示唆していた。

 ビショップ氏は、議員としては残るが「次の選挙に出馬するかは決めていない」と述べており、総選挙を機に政界を引退する可能性もある。

1837チバQ:2018/08/27(月) 21:27:34
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3187378.html
豪有権者、与党内の造反劇に激怒 世論調査で野党リード拡大
16:44AFPBB News

豪有権者、与党内の造反劇に激怒 世論調査で野党リード拡大

(左上、右上、左下、右下の順で)オーストラリアのマルコム・ターンブル前首相、ターンブル氏への造反を企てたピーター・ダットン前内相、党首選で勝利した前財務相のスコット・モリソン新首相、党首選の第1回投票で敗れたジュリー・ビショップ前外相(2018年8月23日作成)。(c)AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】与党内の造反劇により首相が交代したオーストラリアで、政府の支持率が壊滅的な様相を呈している。来年までに実施予定の総選挙に直接的な影響を及ぼしそうだ。

 オーストラリアでは先週、与党・自由党内の保守強硬派からの辞任要求を受けてマルコム・ターンブル前首相が退陣。24日に党首選が行われ、勝利した前財務相のスコット・モリソン氏が同日付で第30代首相に就任した。

 しかし、27日発表の世論調査では野党・労働党の支持率が56%と、自由党率いる与党連合の44%を12ポイントリード。党内抗争に対する有権者の強い怒りを反映する結果となった。

 週末に1783人を対象に行われた全国紙オーストラリアン掲載の世論調査によると、首相として望ましい政治家を選ぶ質問では労働党のビル・ショーテン党首が1位に躍進。2週間前の調査ではターンブル前首相が12ポイント差でリードしていた。

 また自由党の党首となるべき政治家は誰かとの質問では、モリソン新首相ではなく党首選の第1回投票で敗れ辞任したジュリー・ビショップ前外相が適任との回答が最も多かった。ターンブル前首相への造反を企てたピーター・ダットン前内相を支持したのはわずか6%だった。【翻訳編集】AFPBB News

1838チバQ:2018/08/27(月) 21:27:55
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-180827X463.html
モリソン新内閣、多難の船出=豪与党勢力、支持率急落―28日に発足
14:27時事通信

 【シドニー時事】オーストラリアの与党勢力、保守連合の支持率が10年ぶりの低水準となった。同連合を主導する自由党の党内抗争をきっかけとした24日の首相交代をめぐり有権者が冷ややかに受け止めていることを示すもので、28日に本格的に発足するモリソン氏率いる新内閣は多難の船出を強いられそうだ。

 27日付の豪主要紙オーストラリアンに掲載された世論調査(24〜26日実施)によると、政党別の支持率で、与党連合が前回調査(9〜12日)比4ポイント低下の33%と、2008年以来の低水準となった。「どちらが首相にふさわしいか」の質問に対してもモリソン首相は33%にとどまり、最大野党・労働党のショーテン党首(39%)に逆転を許した。

 来年5月までに総選挙が行われる予定で、与党勢力にとって支持率の回復が急務だ。モリソン氏は、最優先の国内問題として半世紀ぶりの深刻な干ばつに取り組む姿勢を表明した。干ばつ対策の特使にジョイス前副首相を任命するとともに、自らが27日、被害が甚大な東部を現地視察した。

 モリソン氏は同時に党内の亀裂修復にも取り組む。自由党では厳しい地球温暖化対策に不満を持つ保守派が党首交代を要求し、ターンブル前首相は24日に退陣に追い込まれた。モリソン氏は26日発表の閣僚人事をめぐり、亀裂修復のため当初、党首選で敗れたビショップ外相の閣内残留を求めたが、ビショップ氏は辞任を申し出た。同じく党首選で僅差で負けたライバルのダットン氏を内相に任命した。モリソン氏は「癒やしのプロセスが始まった」と述べ、党内融和を意識した閣僚人事を優先した。

1839チバQ:2018/08/28(火) 11:42:38
http://www.sankei.com/world/news/180826/wor1808260014-n1.html
018.8.26 20:51

豪、2代続けて女性外相 ビショップ氏の後任にペイン国防相 新内閣の陣容発表
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オーストラリアのペイン国防相
オーストラリアのペイン国防相
 オーストラリアのモリソン首相は26日、首相交代に伴う新内閣の陣容を発表した。アボット、ターンブル両政権で外相を務めたビショップ氏が辞任を表明、後任にペイン国防相が起用された。2代続けての女性外相となる。24日の与党自由党党首選でモリソン氏に敗れたダットン氏が内相に返り咲く。新内閣は27日以降に発足する。

 財務相は、ターンブル政権で環境・エネルギー相だったフライデンバーグ氏。新政権では環境省とエネルギー省に分離し、エネルギー相に閣外相だったテイラー氏を充てて国民の要望の高い電力料金引き下げを目指す。

 ペイン氏の後任国防相にはパイン防衛産業相、パイン氏の後任にはターンブル政権で環太平洋連携協定(TPP)交渉を担ったチオボー貿易・観光・投資相を起用した。貿易相にはバーミンガム教育・訓練相が就く。

 ダットン氏は21日の党首選でターンブル前首相に敗れ内相を辞任。内相が所管していた移民担当業務は分離する。(共同)

1842チバQ:2018/09/01(土) 18:08:48
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180901-00000021-jij_afp-int
ブラジル大統領選、ルラ元大統領の立候補認めず 選挙高裁
9/1(土) 14:37配信 AFP=時事
ブラジル大統領選、ルラ元大統領の立候補認めず 選挙高裁
収監中のルイス・イナシオ・ルラ・ダシルバ元大統領の大統領選出馬を無効とする決定を下したブラジル・ブラジリアの選挙高裁の判事ら(2018年8月31日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】ブラジルの選挙高裁は8月31日、国民に人気のある左派のルイス・イナシオ・ルラ・ダシルバ(Luiz Inacio Lula da Silva)元大統領(72)の10月の大統領選への立候補を無効とする決定を多数決で下した。

【関連写真】ブラジル選挙高裁の裁判長

 判事らは6時間に及んだ臨時の審理の末に採決し、2人の判事が投票していない時点で立候補の無効化に賛成が4人、反対が1人となりルラ氏の立候補を無効とすることが決まった。

 ブラジル大統領選の世論調査で首位を維持しているルラ氏は、建設会社から賄賂として海の近くに建つ高級住宅を受け取ったとして2017年7月に有罪となった。二審でも今年1月に禁錮12年の有罪判決を受け、今年4月から収監されている。

 2週間余り前にルラ氏を大統領選の立候補者として届け出た労働党(PT)は、「法律やブラジルが批准した国際条約によってルラ氏に与えられている権利を裁判所に認めさせ、ルラ氏の立候補を確実にするためあらゆる手段を使って闘う」との声明を発表した。

 選挙高裁の元判事はAFPに対し、選挙高裁の決定に抗告することができる他、選挙高裁の決定に憲法上の問題があると主張して最高裁に訴えることもできると指摘した。【翻訳編集】 AFPBB News

1843チバQ:2018/09/02(日) 23:12:34
https://www.sankei.com/world/news/180901/wor1809010019-n1.html
2018.9.1 22:15

収監中ながら支持率首位も…ルラ元ブラジル大統領、出馬認められず 高等選挙裁判所決定


ロサンゼルス=住井亨介】10月に大統領選挙が実施される南米ブラジルの高等選挙裁判所は8月31日、収賄罪で有罪判決を受けて収監されながら出馬を届け出ていた左派の元大統領、ルラ被告(72)の立候補を認めない決定を出した。AP通信などが伝えた。各種世論調査で支持率トップを維持するルラ被告は最高裁に抗告するとみられるが、認められるかは不透明だ。

 高等選挙裁判所の裁判官7人のうち6人が「2審でも有罪になった者は立候補できない」などと指摘し、ルラ被告の立候補を認めなかった。また、同裁はルラ被告が所属する労働党(PT)に対して10日以内の候補者差し替えと、ルラ被告を政見放送に出演させない措置を求めた。

 2003〜10年に大統領を務めたルラ被告は、建設会社に便宜を図った見返りに、この会社から高級マンションを提供されたとして、今年1月に禁錮12年1月の2審判決を受け、4月に収監された。ブラジルの法律は、2審でも有罪となった場合は8年間被選挙権を失うとしている。

 労働党は「ルラ被告は有罪判決を覆すため戦い続ける」などとする声明を発表したが、候補者の差し替えが遅れれば選挙戦に影響が出るだけに難しい判断を迫られている。ルラ被告が出馬できない場合、副大統領候補として登録しているアダジ元サンパウロ市長(55)を大統領候補へ繰り上げることを検討しているものの、アダジ氏の支持率は伸びていない。

 8月21日に発表された最新の世論調査では、ルラ被告が支持率39%で首位。過激な発言で「ブラジルのトランプ」と異名をとる元軍人の右派、ボウソナロ下院議員(63)が20%で後を追っている。

1844チバQ:2018/09/03(月) 19:26:07
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/world/kyodo_nor-2018090301002053.html
リビアで非常事態宣言 首都トリポリ、戦闘広がり混乱
17:52共同通信

リビアで非常事態宣言 首都トリポリ、戦闘広がり混乱

リビアの首都トリポリで、武装勢力間の戦闘により上がった煙=8月28日(ロイター=共同)

(共同通信)

 【カイロ共同】国家分裂状態にあるリビアの首都トリポリで、武装勢力間の戦闘が拡大して過去1週間で少なくとも39人が死亡し、暫定政府は2日、トリポリに非常事態を宣言した。シラージュ暫定首相と、対立するハフタル司令官ら有力者は5月、国家再建に向け年内の選挙実施で合意したが、混乱は深まる一方で実現は困難な情勢だ。

 東部を拠点とするハフタル司令官の組織も、トリポリの戦闘に介入する意欲を表明しており、本格的な紛争に発展する懸念が高まっている。

 現地からの報道によると、2日はトリポリの避難民キャンプにロケット弾が着弾し2人が死亡した。

1845チバQ:2018/09/03(月) 20:46:15
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/world/kyodo_nor-2018090301001468.html
ブラジル国立博物館で火災 収蔵品2千万点
11:45共同通信

ブラジル国立博物館で火災 収蔵品2千万点

2日、ブラジル・リオデジャネイロの国立博物館から運び出された収蔵品(ロイター=共同)

(共同通信)

 【リオデジャネイロ共同】ブラジル・リオデジャネイロにある200年の歴史を誇る国立博物館で2日夜、火災が発生した。火勢が強く、地元メディアによると考古学や民族学などに関する約2千万点の収蔵品の多くが焼失した恐れがある。閉館後だったため、けが人などはないという。地元当局が出火原因を調べている。

 テメル大統領は「損失は計り知れない。全てのブラジル人にとって悲しい日だ」との声明を出した。

 公式サイトによると、博物館は1818年6月に開館した。エジプトの考古学出土品やブラジルの先住民文化に関する展示、恐竜や動植物の標本などで知られていた。

1846チバQ:2018/09/04(火) 16:46:17
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018090400629&g=int
リビア、治安悪化に拍車=戦闘激化で12月選挙困難に
巡回するリビアの治安部隊=8月23日、北西部ズリテン(AFP時事)

 【カイロ時事】国家の分裂状態が続くリビアで、首都トリポリやその周辺で争う民兵組織同士の戦闘が激しさを増し、治安の悪化に拍車が掛かっている。無差別な砲撃で民間人の巻き添えも相次ぎ、AFP通信によると、4日までに市民を含む47人が死亡、約130人が負傷した。治安の改善と混乱収拾のめどは全く立たない。12月を目指している大統領選実施は困難な情勢となっている。
 戦闘は8月下旬にトリポリ南郊で発生後、小康状態と再燃を繰り返している。トリポリに拠点を置く暫定政府は2日、首都やその周辺に非常事態を宣言。しかし、3日もトリポリ郊外では衝突が続いた。AFP通信は、民兵が道路を封鎖しているため、市民に物資が行き届かず屋外にも出られない状況だと報じている。(2018/09/04-14:23)

1847チバQ:2018/09/04(火) 17:26:09
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180904-00000037-mai-m_est
<ウガンダ>大統領批判の議員を拷問か 反逆罪で訴追
9/4(火) 17:14配信 毎日新聞
 【ヨハネスブルク小泉大士】東アフリカのウガンダで32年間権力の座にある大統領を批判していた人気ミュージシャンの議員が反逆罪で訴追され、支持する若者らの間で反発が強まっている。議員は3日、「兵士から激しい暴行、拷問を受けた」と明らかにした。

 レゲエ歌手のボビ・ワインことチャグラニ・センタム議員(36)は8月13日、ムセベニ大統領(74)の車列が投石された事件に関与したとして逮捕された。弁護士によると、拘留中に拷問を受けたとされ、支持者らの抗議行動に発展。海外の有名ミュージシャンらの間にも釈放を求める運動が広がった。

 センタム氏は先月27日に保釈された後、治療のため米国へ出国。3日にフェイスブックへの投稿で「兵士は私の全身を殴打し、ブーツで蹴った。耳や口、鼻を殴り、肘も膝もやられた」と暴行の状況を詳細に記した。出国の際に撮影された写真でセンタム氏は、車いすや松葉づえを使っていた。

 ゲリラ闘争を率いたムセベニ氏は1986年に当時の政権を打破して以来、実権を握り続ける。昨年議員に初当選したセンタム氏はムセベニ氏の長期政権を厳しく批判して若者らの間に急速に支持を広げ、2021年に予定される大統領選挙で6選を狙う同氏を脅かす存在となっていた。

1848チバQ:2018/09/04(火) 17:29:10
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180904-00000011-jij-int
アルゼンチンが財政再建策=省庁半減、輸出課税を強化
9/4(火) 7:37配信 時事通信
 【サンパウロ時事】アルゼンチンのマクリ大統領は3日、恒常的な財政赤字や通貨ペソ暴落に対処するため、緊急の財政再建策を発表した。

 大統領府と内閣府を除き現在19ある省庁を10に再編するほか、財源強化を目指し輸出税を一時的に引き上げる。公務員の給与削減も同時に実施する方針だ。

 マクリ氏は「今後を考え、政府をコンパクトにすることに決めた」と強調。国際通貨基金(IMF)とは早期に融資を受けられるよう、協議を急ぐ。

1849チバQ:2018/09/04(火) 17:47:51
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180904-00000018-jij_afp-int
オーストラリア与党で脅しやいじめが横行か、女性議員ら訴え
9/4(火) 14:05配信 AFP=時事
オーストラリア与党で脅しやいじめが横行か、女性議員ら訴え
オーストラリア下院の後方席に座る議員ら。一番奥の列左がピーター・ダットン内相(2018年8月22日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】党内の派閥争いが続いていたオーストラリアの与党・自由党が、議員の間で脅迫やいじめが行われていたという女性議員たちからの批判にさらされている。

 自由党は、党内の保守強硬派が穏健派のマルコム・ターンブル(Malcolm Turnbull)氏を首相の座から引きずり下ろすべく党首選を画策。ピーター・ダットン(Peter Dutton)内相が2度の党首選に臨んだが、最終的に先月下旬に保守主流派のスコット・モリソン(Scott Morrison)財務相(当時)が勝利して新たな首相に就任し、党内の争いは一段落した。

 だが、女性議員や閣僚からは、党首選の投票をめぐって脅しやいじめがあったと証言する声が上がっている。

 ジュリア・バンクス(Julia Banks)下院議員は、党首選の最中にあらわになった議会内部の悪質な文化を理由に、来年の総選挙に立候補しないと宣言した。バンクス氏が最初に脅しやいじめの問題を指摘したとき、自由党内からそんな問題はないと否定されたり、もっとタフになるべきだなどと言われたりしたという。

 さらにルーシー・ギチュヒ(Lucy Gichuhi)上院議員は3日、豪ABCラジオに「多くの上院議員や閣僚たちが泣いているのを目にした。それほどひどい状況だった」と述べ、嫌がらせを行った議員らの名を議員特権の下で公表する考えもあると言明。ギチュヒ氏は、こうした嫌がらせ行為は最近に限ったことではなく豪州議会の「文化」であり、「組織的な問題だ」と訴えた。

 ケリー・オドワイヤー(Kelly O'Dwyer)女性担当相は具体的な事例は明らかにしなかったものの男女の議員から話を聞いた結果として、「議員たちが脅しや脅迫、いじめを受けていたことは明らか」と述べ、ギチュヒ氏らの主張を裏付けた。

 一方、党首の座をめぐる党内抗争を引き起こしながら改めて内相に起用されたダットン氏は豪テレビ「セブン・ネットワーク(Seven Network)」に、自身の支持者に不適切な行動があったとは認識しておらず、自身としてもいじめは容認しないと語った。【翻訳編集】 AFPBB News

1850チバQ:2018/09/04(火) 18:06:09
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180828-00000061-mai-m_est
<コンゴ民主共和国>エボラ出血熱が紛争地に飛び火
8/28(火) 17:33配信 毎日新聞
 【ヨハネスブルク小泉大士】コンゴ民主共和国東部の北キブ州で流行するエボラ出血熱が紛争地に飛び火し、世界保健機関(WHO)が警戒を強めている。豊富な鉱物資源を資金源とする武装勢力が周辺で活動しており、感染拡大を防ぐための緊急対応が困難になっているからだ。

 現地からの情報によると、同国保健省は27日、北キブ州などでエボラ熱の症状が出た人は計111人に上り、75人が死亡したと明らかにした。

 反政府勢力の「民主同盟軍」(ADF)が周辺地域を支配している同州オイチャでも、地元在住の医師がエボラ熱に感染した可能性が高いことが判明。ロイター通信によると、WHOのサラマ事務局次長は「極端に治安が悪い地域での感染例は初めて。恐れていたシナリオだ」と指摘した。

 医療関係者らが近隣の都市からオイチャに入るには国連平和維持活動(PKO)部隊の護衛が必要だという。WHOはこの医師と接触があった人々の特定やワクチン接種を進めているが、治安上の理由から移動が制限されるため封じ込めが難航する恐れがある。

 コンゴ保健省は今月1日、北キブ州でのエボラ熱の流行を宣言した。北西部の赤道州でも5月以降に流行し、7月24日に終息を宣言したばかりだった。

1851チバQ:2018/09/04(火) 18:27:48
4679: チバQ :2018/09/04(火) 18:01:23
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180904-00000073-jij-cn
エスワティニ死守へ苦心=アフリカ唯一の外交関係国―台湾
9/4(火) 18:00配信 時事通信
 【台北時事】中国が巨額の資金提供を宣言した「中国アフリカ協力フォーラム」首脳会合が4日まで北京で開かれた。

 50カ国以上のアフリカでは、中国の切り崩しにより外交関係のある国が南部のエスワティニ(旧スワジランド)のみとなった台湾は関係維持に苦心。中国の「新植民地主義」に警戒感を高める国際世論を味方に付けつつ、「身の丈に合った援助」(台湾外交部)で最後のとりでとなったエスワティニを死守したい考えだ。

 外交部(外務省)は4日の定例記者会見で、エスワティニが今回のフォーラムに招待されなかったことを明らかにした。中国がアフリカ制覇に向け、エスワティニの取り込みを強化する中、断交へのシグナルとなるフォーラム出席が回避されたことに、台湾側は胸をなで下ろしている。

1852とはずがたり:2018/09/04(火) 20:24:09
ベネズエラ人、混乱続きで難民化 15年以降160万人脱出
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/world/kyodo_nor-2018090401002061.html
16:29共同通信

ベネズエラ人、混乱続きで難民化 15年以降160万人脱出

ベネズエラからペルー北西部トゥンベスに入り、朝食の列に並ぶ家族ら=8月24日(AP=共同)

(共同通信)

 【リオデジャネイロ共同】経済や社会の混乱が続く南米ベネズエラで独裁化を強める反米左翼マドゥロ政権の下、大量の国民が国外に脱出し、難民化している。4日までの国連の推計では2015年以降、160万人以上が祖国を後にした。周辺国では地元住民との摩擦も生じ、各国政府が対応に苦慮している。

 「問題はもはや内政の話ではなく、南米大陸全体の調和への脅威となっている」。ブラジルのテメル大統領は8月28日、有効策を打ち出せないマドゥロ政権を非難した。

 テメル氏によると、ブラジルには連日700?800人が押し寄せている。

1853とはずがたり:2018/09/04(火) 23:33:25
こっちにも

4686 名前:名無しさん[] 投稿日:2018/09/04(火) 22:59:30
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180829-00010000-nikkey-s_ame

2017年=ブラジル人富裕層2千人が国外脱出=世界資産流出ランクで7位、1位は中国で1万人
8/29(水) 4:21配信

ニッケイ新聞
2017年=ブラジル人富裕層2千人が国外脱出=世界資産流出ランクで7位、1位は中国で1万人
ブラジルは世界でも有数の経済格差の大きい国だ。(参考画像)
 米国の市場調査会社、ニュー・ワールド・ウェルス(NWW)が発表したデータによると、2017年に国外脱出した「100万ドル以上の資産を持つブラジル人」の数は2千人に達した事がわかった。

 ブラジルは3年連続で「資産100万ドルを持ち、国外に出た国民の数が多い国」ランキングのトップテン入りとなった。2015、16、17年の3年間の累積では1万2千人だ。
 NWW作成の「グローバル・ウェルス・リポート(GWR)」では、富裕層の国外脱出を「かなり悪い兆候」や「深刻な問題を抱えている証拠」と位置づけている。資産が国外に流出しはじめるのは、経済や政治が上手く機能していない最初の兆候だが、資産100万ドル以上の富裕層が国外移住を始めたら、国家システムは深刻な危機に直面し始めた段階と見なされる。
 2017年のGWRの富裕層国外脱出総人数ランキングで、ブラジルは7位になった。同ランキングの1位は、1万人の富裕層が国外に出た中国で、2位はインド、3位以下はトルコ、英国、フランス、ロシアと続いた。マドゥーロ独裁体制が敷かれ、深刻な危機に瀕している南米のベネズエラからも、1千人の富裕層が国外脱出した。
 また、GWRは、2015年に国外脱出した富裕層は全世界で6万4千人だが、16年は8万2千人、17年は9万5千人と毎年増えていることも明らかにした。
 金融業を生業とするブラジル人のセーザル・ブラガ氏は15年末にリオ・デ・ジャネイロから米国マイアミに居を移した。14年選挙でのジウマ大統領(労働者党・PT)再選後の経済の乱れや、リオの治安悪化により、ブラジルを出る決断をした。「自分は金融業界にいたから、今後状況は益々悪くなることがわかっていた。友人の半数以上も同じ決断(ブラジル脱出)をした」と語っている。

1854チバQ:2018/09/05(水) 20:28:14
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180905-00000032-jij_afp-int
ナウル大統領、中国特使と緊迫したやりとり 「横柄」な振る舞い非難
9/5(水) 19:04配信 AFP=時事
ナウル大統領、中国特使と緊迫したやりとり 「横柄」な振る舞い非難
太平洋の島国ナウルで開催された「太平洋諸島フォーラム」に臨む中国の特使団の杜起文氏(2018年9月3日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】太平洋の島国ナウルのバロン・ワガ(Baron Waqa)大統領が4日、同国で開催されている域内最大の年次首脳会議「太平洋諸島フォーラム(PIF)」で、中国の特使が「横柄」な振る舞いを見せ、中国政府の威を借りていじめたがっていると非難した。

【関連写真】PIF開幕前に記者会見に臨むナウルのバロン・ワガ大統領

 中国特使団の杜起文(Du Qiwen)氏は4日、PIFの席上、気候変動に関する演説をしようとしたものの、議長を務めるワガ大統領がこれを制したことで緊迫したやりとりが交わされた。ワガ大統領は激怒した一方、杜氏ら中国の代表団は退場。杜氏は退室前、会場内を歩き回りながら不満を露わにしたとされる。

 ワガ大統領は、PIFの開幕前にもビザ(査証)発給をめぐり中国政府を憤慨させている。

 中国の特使団が入国する際にナウル側は、あからさまな当て付けであるかのように入国ビザのスタンプを外交官用旅券には押さず、個人旅券に押す形で手続きを行うとした。

 ささいな出来事のようにも見えるが、この対応に他のPIF加盟諸国が怒りの反応を示した。こうした国々の多くは、中国から開発援助や無利子借款を受けている。

 中国ではなく台湾と外交関係を結んでいるナウルは、人口わずか1万1000人、面積は21平方キロの小国だが、同国のワガ大統領は大国である中国との不和にも臆しない姿勢を見せている。

 ワガ大統領は、今回の会議の場で首脳らが杜氏よりも格上であり、演説はまず首脳らが優先されるべきということを杜氏は尊重せず、威張り散らそうとしたと非難。「彼(杜氏)は非常に無礼で大騒ぎを引き起こし、一当局者という立場でありながら、かなりの時間にわたって首脳会議を中断させた」「おそらく大国から来たといって、われわれをいじめたかったのだろう」と指摘した。

 中国は2006〜2016年、太平洋諸国に推定17億8000万ドル(約2000億円)の援助を実施しており、今回のやり取りは、太平洋諸国の間で影響力を増す中国をめぐる、センシティブな状況が改めて浮き彫りになった。【翻訳編集】 AFPBB News

1855とはずがたり:2018/09/07(金) 12:53:42
ナウル大統領、「傲慢」な中国に謝罪要求 国際会議での態度を批判
9/6(木) 17:34配信 AFP=時事
ナウル大統領、「傲慢」な中国に謝罪要求 国際会議での態度を批判
【翻訳編集】 AFPBB News
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180906-00000033-jij_afp-int

【AFP=時事】南太平洋の島国ナウルのバロン・ワガ(Baron Waqa)大統領は5日夜、南太平洋地域の独立国・自治政府が加盟する「太平洋諸島フォーラム(PIF)」の年次首脳会議での中国特使の態度が常軌を逸していたとして、中国政府に謝罪を求めるとともに、中国が同地域で「傲慢(ごうまん)」に存在感を強調していると強く非難した。

【写真】PIF首脳会議に臨む中国特使団の杜起文団長

 ワガ大統領は記者会見で、「中国はわれわれ(PIF加盟国・地域)の友人ではない。中国は、自らの目的のためわれわれを必要としているだけだ」と述べ、「申し訳ないが、この問題については強い態度で臨まなければならない。なぜなら、誰もここ(南太平洋)へ来て、われわれに指図するべきではないからだ」と続けた。

 今年のPIF首脳会議は、6日の閉幕を前に、49年の歴史で最も紛糾する年次会議の一つとなっている。主催国ナウルは中国ではなく台湾と外交関係を結んでおり、首脳会議の開幕前にもビザ(査証)発給をめぐって中国政府の反発を招いた。

 さらに4日、中国代表団の杜起文(Du Qiwen)団長が会議の席上で気候変動について演説しようとしたところ、議長を務めるワガ大統領がこれを制止。PIF加盟国・地域代表の演説が終わるまで発言を認めないとしたため、中国代表団は退席して抗議した。報道によると、杜氏は退席する際、会場内を歩き回って不満をあらわにしたという。

 5日夜の記者会見でワガ大統領は、杜氏の振る舞いについて「中国国家主席の前でもあんな態度をとるだろうか?」と疑問視した上で、「太平洋諸国やPIF加盟国、他の参加国の首脳・閣僚たちを見下したのだ。全く冗談じゃない」と批判。「杜氏は閣僚ですらないのに、自己主張してツバルの首相より先に発言しようとした。頭がおかしいのではないか」とこき下ろした。

 ナウルは人口1万1000人、面積21平方キロの小国だが、ワガ大統領は今回の一件について「中国に謝罪を要求するだけでなく、国連(UN)でも問題にする」と主張。「国連をはじめとするあらゆる国際会議で、この問題について言及していく」と述べている。

 中国はPIF加盟国ではなく、「対話パートナー」18か国・地域の一つとして首脳会議に参加している。【翻訳編集】 AFPBB News

1856とはずがたり:2018/09/07(金) 12:54:45

ケニア大統領を「猿」呼ばわり、中国人の男を国外退去処分
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180906-00000039-jij_afp-int
9/6(木) 23:59配信 AFP=時事

【AFP=時事】ケニアで、同国在住の中国人実業家が人種差別的発言を繰り返す動画がソーシャルメディア上で広まり、ケニア政府は6日、この男を逮捕したと発表した。

 ケニア移民局によると、逮捕されたのはリュウ・ジャクイ(Liu Jiaqi)という名の中国人で、国外退去の手続きが行われているという。

 ツイッター(Twitter)などで共有された2分半の動画には、従業員と口論になったとみられるこの男が人種差別的な暴言を繰り返す様子が捉えられている。

 この中で男は、「ケニア人は皆、猿みたいだ。(大統領の)ウフル・ケニヤッタ(Uhuru Kenyatta)だってそうだ。一人残らず」と発言。

 従業員が、そう感じるなら「中国へ帰る」べきだと言うと、男はさらに「ここは合わない。ここは嫌いだ、猿みたいなやつらもそうだ、話したくもない。臭くて貧乏でばかで黒い。嫌いなんだよ。どうして白人みたいじゃないんだ、米国人みたいじゃないんだ?」とまくしたてた。

 その後、ケニアに居る理由はただ「金が大事」だからだと言い放った。男の職業は、動画からは不明。

 これを受けて一部のケニア人からは、国外退去処分で済まさず訴追すべきだいう声も上がっている。【翻訳編集】 AFPBB News

1857チバQ:2018/09/09(日) 20:05:18
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1809070018.html
「ブラジルのトランプ」刺される 大統領選右派候補、容体は安定
09月07日 16:54産経新聞

 【ロサンゼルス=住井亨介】南米ブラジルで6日、10月に行われる大統領選挙に立候補している元軍人の右派、ボウソナロ下院議員(63)が選挙運動中に男に刃物で刺された。AP通信などが伝えた。出血がひどく病院で治療を受けているが、容体は安定しているという。

 治安対策の強化などを訴え、過激な発言で「ブラジルのトランプ」と異名をとるボウソナロ氏は、収賄罪で有罪判決を受けて収監されながら出馬を届け出ていた左派の元大統領、ルラ被告(72)に次いで高い人気を集めている。

 ボウソナロ氏の親族はツイッターで「傷は思っていたより深刻」としており、選挙活動を続けられるかは不明だ。また、高等選挙裁判所は8月31日、ルラ被告の立候補を認めない決定を出しており、大統領選は混沌としてきた。

 ボウソナロ氏は、リオデジャネイロから北へ約200キロ離れたジュイス・デ・フォーラで選挙運動中、支持者に肩車されていたところ、男に肺や肝臓などを刺された。男は警察当局に拘束されたが、精神的に不安定な状況で過去に暴行容疑で逮捕歴があるという。

1858チバQ:2018/09/09(日) 20:07:34
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20180907k0000e030227000c.html
<南米>「ブラジルのトランプ」刺され重傷 大統領有力候補
09月07日 10:46毎日新聞

<南米>「ブラジルのトランプ」刺され重傷 大統領有力候補

街頭運動中、男に腹部をナイフで刺されたジャイール・ボウソナロ下院議員=AP

(毎日新聞)

 【サンパウロ山本太一】南米ブラジルで6日、10月の大統領選有力候補の極右、ジャイール・ボウソナロ下院議員(63)が街頭運動中、男に腹部をナイフで刺された。地元メディアによると、傷は内臓に達しており、重傷。警察は男を現場で逮捕した。

 事件は南東部ミナスジェライス州ジュイスデフォーラで発生。ボウソナロ氏は路上で多数の支持者にかつがれ支持を訴えていたところを襲われ、搬送先の病院で手術を受けた。容体は安定しているという。

 逮捕された同州の無職、アデビオ・オリベイラ容疑者(40)は、フェイスブックでボウソナロ氏の政治姿勢を繰り返し批判していた。警察が動機を調べている。

 大統領選挙を巡っては、高等選挙裁判所が8月31日、世論調査で首位だった左派のルラ元大統領(72)=収賄罪で収監中=の立候補を認めない決定を出した。地元調査会社IBOPEが今月5日に発表したルラ氏抜きの世論調査で、ボウソナロ氏は支持率22%で、2位に10ポイント差をつけトップを走る。ルラ氏ら多数の有力政治家が収監されたブラジル史上最悪の汚職事件を厳しく批判し、支持を広げる一方、黒人や性的少数者らを敵視するような過激発言で物議を醸し、「ブラジルのトランプ」とも呼ばれている。

1859チバQ:2018/09/10(月) 13:26:39
https://www.sankei.com/world/news/180908/wor1809080036-n1.html
2018.9.8 23:48

アンゴラ前大統領が政界引退 長期支配に幕
 アフリカ南部アンゴラからの報道によると、38年にわたり政権を掌握し、昨年9月に大統領を退いたドスサントス氏(76)が8日、与党アンゴラ解放人民運動(MPLA)議長を退任した。政界を引退し、長期支配が完全に幕を閉じた。

 昨年9月、国防相だったロウレンソ氏がドスサントス氏に後継指名され、新大統領に就任。ロウレンソ氏は、国営石油会社の代表を務め「アフリカ女性一の資産家」と呼ばれたドスサントス氏の長女を解任するなど、影響力排除を推し進めてきた。

 ドスサントス氏はMPLA議長を来年4月までに退く意向だったが、ロウレンソ氏は早期退任を求めていた。

 ドスサントス氏は1979年9月に大統領に就任し、赤道ギニアのヌゲマ大統領に次ぎ、アフリカで2番目の長期政権を維持した。一族は石油利権で膨大な富を得る一方、多くの国民は貧しい生活を送っていた。(共同)

1860とはずがたり:2018/09/10(月) 17:21:25
World
中国、アフリカ連合を盗聴か 「中国製」本部ビルからマイク 仏紙報道
Feb 5 2018
https://newsphere.jp/world-report/20180205-4/

 近年中国はアフリカ支援に力を入れており、インフラ設備などに多額の援助を行っている。エチオピアのアジスアベバにあるアフリカ連合(AU)の本部ビルも、中国の資金でできたものだが、フランスのル・モンド紙が、このビル内で中国が盗聴行為を行っていたと報じた。中国側は記事の内容を否定している。

◆資材も家具も中国から。盗聴、データの転送が可能に
 ロイターによれば、このニュースはル・モンド紙が匿名のアフリカ連合(AU)の情報源から入手したものだという。AU本部ビルは、中国が出した200億ドル(約2.2兆円)の資金で中国によって建設された。2012年に完成し、アフリカへの影響力を持ち天然資源へのアクセスを得るという中国の意志の象徴とみられた。

 ル・モンド紙の報道を引用したディプロマット誌によれば、ビル建設の資材は中国から輸入されたもので、オフィス用家具まで中国が供給していた。盗聴が発覚したのは2017年の1月で、調べると壁やデスクの下からマイクが見つかったという。さらに、AUのコンピュータ・ネットワークまで中国が手配していたため、上海にあるサーバーに毎夜データが転送されていた。結局5年にわたり、中国はビル内から取れる重要なデータにアクセスしていたことになる。盗聴疑惑発覚後、AUは新しいサイバーセキュリティ対策を導入し、新品のサーバーを設定するという中国の申し出を断ったということだ。

◆中国は否定。AU側からの批判もなし
 中国とアフリカの関係者は、ル・モンド紙の報道を否定している。AUの中国大使、クアン・ウェイリン氏は、記事は「馬鹿げており」「不合理」だと述べ、中国とアフリカの良好な関係を良く思わない西側の意図によるものだとしている。AUの議長でルワンダ大統領のポール・カガメ氏は、この件は知らなかったと述べつつも、スパイ活動は中国のお家芸ではなく世界中がやっているとし、AU本部ビルでのスパイ活動に関しては心配していないと発言した(ロイター)。

 実際にル・モンド紙も、中国だけでなく、イギリスもフランスも過去にAUをターゲットにしてきたと指摘しているという。同紙の取材を受けたある外交官は、少なくとも中国はアフリカ諸国を植民地にしたことはなく、現在経済的に支援しているのだから、報道されているスパイ行為を気にしすぎる必要はないと述べたらしい(ディプロマット誌)。

◆中国の影響力は絶大。「一帯一路」への懸念も
 しかしディプロマット誌は、ル・モンド紙の報道が正しいとすれば、AU以外にも、アフリカの国々が危険にさらされていることになると述べる。すでに、ジンバブエ、コンゴ、エジプトなどでは政府関連の施設が中国によって建設されることが決まっており、他のアフリカ諸国にも中国が建てた議会庁舎などがいくつもあるからだ。2017年のデロイト・アフリカ建設トレンド報告によれば、中国のプロジェクト受注は、すでに民間企業をしのぐ勢いだという。特に東アフリカでは、4件に1件のプロジェクトが中国の資金で行われ、建設に関しては半分以上が中国によるものだという(ディプロマット誌)。

 ウェブ誌『クオーツ』は、中国の援助が独裁国家の下支えになり、安っぽい道路やインフラを中国人労働者に作らせ、中国が必要とする天然資源の出所となる国にだけ集中するという批判があると述べる。よって、今回の盗聴疑惑で、中国とアフリカの関係がギクシャクすることもあり得るとする。しかし同時に、官僚、学生、ビジネスマンをトレーニングや教育のため中国に呼び寄せ、次世代のアフリカの指導者を育成しているとも述べており、中国の影響力の排除は難しいとも見ている。

 ディプロマット誌は、「一帯一路」の名のもとに、中国がユーラシアでさまざまな建設プロジェクトの援助を増やそうとしていることを上げ、参加国が何から何まで中国製を受け入れれば、スパイ活動に利用されかねず、今後問題になるだろうとしている。

 中国に政府施設や他の重要なインフラを作らせることに、隠れたコストはないのか。ル・モンド紙の報道は、アフリカと他の国々に、この疑問を呈するものだとディプロマット誌は述べている。

1861とはずがたり:2018/09/10(月) 23:20:37
国連が「沖縄への基地集中は差別」と日本政府に勧告! 沖縄の民意を無視し辺野古移設強行する安倍政権に国際社会もNO
http://lite-ra.com/2018/09/post-4222.html
2018.09.01

1862チバQ:2018/09/11(火) 22:09:17
http://www.afpbb.com/articles/-/3189246
タンザニア大統領、自国の女性らに避妊をやめるよう呼び掛け
2018年9月11日 17:22 発信地:ナイロビ/ケニア [ ケニア タンザニア アフリカ ]
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タンザニア大統領、自国の女性らに避妊をやめるよう呼び掛け
ケニアの首都ナイロビで記者会見するタンザニアのジョン・マグフリ大統領(2016年10月31日撮影、資料写真)。(c)SIMON MAINA / AFP
【9月11日 AFP】タンザニアのジョン・マグフリ(John Magufuli)大統領は、同国の女性たちに対して「避妊をやめる」よう呼びかけ、自国の人口を増加させる必要があると主張した。地元紙が10日報じた。

 日刊紙「ザ・シチズン(The Citizen)」によると、マグフリ大統領は9日の演説で「あなた方は牛を所有している。大農家だ。子どもたちを食べさせていくことができる。なぜ避妊に頼るのだろうか?これは私の意見だが、タンザニアでは産児制限をする必要はないと思う」と発言。「私は欧州などを訪れたことがあるが、産児制限の有害な影響を目にしてきた。一部の国では人口増加が鈍化し、労働力が不足している」と述べた。

 同大統領は国民に、部外者が広めた悪い忠告は無視して、もっと子どもをつくることが大切だと訴え、「女性は今すぐ避妊をやめることができる」と呼び掛けた。

 タンザニアの人口は約6000万人で、1961年の独立当時から1000万人増加している。(c)AFP

1863とはずがたり:2018/09/12(水) 18:25:24
2013年の記事

ガーナで中国人大量逮捕 身勝手すぎる理由とは?
Jun 11 2013
https://newsphere.jp/world-report/20130611-1/

 アフリカ第2の金生産国ガーナへ、一攫千金を求めて多くの中国人が渡り、違法採掘を行なっていることが問題視されている。2005年以降、現地入りした中国人の数は5万人と言われている。その多くが観光ビザなどで入国した後に、適切な法的手続きを済ませずに違法滞在や採掘、環境破壊などを行なっているというのだ。
 これに対して地元民からの反発が強まっているようだ。エスカレートするゴールドラッシュの波に、とうとうガーナ政府が動き出し、昨年から取り締まりを強化している。

1864チバQ:2018/09/12(水) 19:46:50
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20180913k0000m030024000c.html
<ブラジル大統領選>労働党、ルラ氏を断念 収賄罪で収監中
17:59毎日新聞

 【クリチバ(ブラジル南部)山本太一】ブラジルの左派・労働党は11日、10月7日の大統領選に立候補を届け出ていたルラ元大統領(72)=収賄罪で収監中=の擁立を断念した。代わりにアダジ元教育相(55)が立候補する。各種世論調査で首位だった「本命」ルラ氏が不在となった選挙は混戦となる。

 高等選挙裁判所は8月31日、ルラ氏の立候補を認めない決定を出し、11日までの候補者変更を求めていた。ルラ氏は決定を不服として連邦最高裁に上告して立候補を模索したが、結局断念した。

 ルラ氏が収監されているクリチバの連邦警察前では11日、労働党が集会を開いた。「数百万人のブラジル人のため、きょうからアダジがルラになる」。アダジ氏への支持を求めるルラ氏の手紙が読み上げられると、数百人の支持者が沸いた。アダジ氏は演説でルラ氏不出馬について「あなたたちと同じ心の痛みを感じている。選挙に勝つため路上に出よう」と呼びかけた。

 調査会社IBOPEが11日発表した世論調査によると、知名度不足に苦しむアダジ氏は、支持率8%で13人中5位。各種調査で支持率3割超だったルラ氏の人気を取り込もうと躍起になっている。

 過半数の票を獲得する候補がいない場合は、上位2人が10月28日の決選投票で争う。

 6日の襲撃事件で重傷を負って入院中の極右、ボウソナロ下院議員(63)は支持率26%でトップだが、黒人や性的少数者らへの差別的発言で「ブラジルのトランプ」と呼ばれ、不支持率も41%と最も高い。ボウソナロ氏は決選投票に進んでも敗退するとの調査結果も出ている。

1865チバQ:2018/09/12(水) 19:48:54
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1809120006.html
ブラジル大統領選で支持率首位の元大統領出馬取り下げ 元サンパウロ市長立候補へ
10:04産経新聞

 【ロサンゼルス=住井亨介】ブラジルで10月に実施される大統領選挙に立候補を届け出ていた左派の元大統領、ルラ被告(72)=収賄罪で収監中=について、所属する労働党(PT)は11日、同被告の立候補を取り下げるとともに、代わりに副大統領候補のアダジ元サンパウロ市長(55)を大統領候補に繰り上げると発表した。AP通信などが伝えた。

 高等選挙裁判所は8月31日、ルラ被告の立候補を認めないと決定し、大統領候補の差し替えを同党に指示していた。ルラ被告は候補者の差し替えに同意し、党幹部へのメッセージで「アダジ氏は数百万のブラジル国民のためのルラになる」と支持を呼びかけた。

 10日に発表された調査会社ダタフォーリャの世論調査によると、アダジ氏の支持率は9%で低迷しており、これまで支持率トップだったルラ被告の人気を受け継げるかは微妙だ。

 一方、過激な発言で「ブラジルのトランプ」と異名をとる元軍人の右派、ボウソナロ下院議員(63)は、支持率24%でルラ被告に代わってトップとなったが、今月6日に暴漢に襲われて重傷を負って入院中。街頭での選挙活動に復帰できるメドは立っておらず、選挙戦は混迷を深めている。

 2003〜10年に大統領を務めたルラ被告は、建設会社から便宜の見返りに高級マンションを提供されたとして、今年1月に禁錮12年1月の2審判決を受け、4月に収監された。

1866とはずがたり:2018/09/15(土) 12:32:50
高校中退・元コギャル外交官 天国の母に捧げる一冊の本
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180914-00010006-fnnprimev-life
9/14(金) 18:00配信

1867チバQ:2018/09/18(火) 18:30:06
https://digital.asahi.com/articles/ASL9H00VHL9GUHBI01S.html?rm=397
ブラジル大統領選、極右候補に勢い 暴漢に刺され入院中
サンパウロ=岡田玄2018年9月18日16時28分
 南米ブラジルで10月にある大統領選が混迷を深めている。支持率トップだったルラ元大統領が立候補資格がないとされ、失格。この影響で支持率首位に躍り出た極右候補は、遊説中に暴漢に襲われ入院中だ。選挙は決選投票にもつれ込みそうだ。

人気のルラ氏、出馬を断念
 「私の代わりの候補としてフェルナンド・アダジ氏を薦める。私を支持した人に心からお願いする。アダジ氏に投票してほしい」。ルラ氏は11日、アダジ元サンパウロ市長(55)を後継指名する手紙を発表した。ルラ氏の人気を引き継がせようという意図は明らかだった。

 2003年から2期8年、大統領を務めた左派のルラ氏は、貧困層から大統領に上り詰めたカリスマ的政治家。任期中に経済発展を遂げた。貧困層支援に力を注ぎ、国民から絶大な支持を得た。収賄などの罪で禁錮12年1カ月の有罪判決を受け、今年4月に収監されても、支持率は常に立候補予定者中トップだった。

ログイン前の続き だが、高等選挙裁判所は今月1日、ルラ氏に立候補資格がないと判断。ルラ氏は11日、断念した。

 擁立した労働党は事実上、ルラ氏の一枚看板だ。ルラ氏個人の人気でもっており、支持者は必ずしも党を支持していない。ルラ氏が選挙に出なければ、その票を他の候補が奪い合う。労働党にとっては、いかに「ルラ票」を後継者に引き継ぐかが課題だ。

「拒否率」も高い極右候補
 14日発表の世論調査では、アダジ氏の支持率は13%。30%超だったルラ氏には遠く及ばないが、1カ月で9ポイント上げた。5人の主要候補のうち、支持率10%前後の4人が競い合う。

 決選投票進出が確実視されているのが、元軍人の極右ジャイル・ボルソナーロ下院議員(63)だ。軍事政権を礼賛するなど過激な発言で注目を集め、ルラ氏の断念で首位に躍り出た。だが、南東部ミナスジェライス州で遊説中の6日、暴漢に刃物で刺された。傷が腸まで達し手術を受け、現在も入院中だ。

 事件直後は、同情票でボルソナーロ氏の支持率が急上昇すると思われたが、支持率は26%と事件前から4ポイントしか増えなかった。一方で「絶対に投票しない」という「拒否率」は44%に達した。FGV大学のマルコ・テイシェイラ教授(政治学)は「支持率は上限だろう。事件が選挙の流れを変えるほどの影響を与えなかったとみるべきだ」と話す。

 ブラジル大統領選の第1回投票は10月7日。当選に必要な過半数を得た候補がいない場合、28日に決選投票がある。(サンパウロ=岡田玄)

1868チバQ:2018/09/19(水) 22:14:19
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3190194.html
消えた新札110億円相当…中央銀行に着かず リベリア
18:14AFPBB News

消えた新札110億円相当…中央銀行に着かず リベリア

記者会見するリベリアのジョージ・ウェア大統領(2018年4月4日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / SIA KAMBOU

(AFPBB News)

【AFP=時事】西アフリカのリベリア政府は18日、中央銀行に納品される予定だった約110億円相当の新札が消えた事件について、調査を行っていると発表した。

 ユージン・ナグベ情報相はAFPに対し「この行為の責任を負う者たちを探し出すため、政府は徹底的な調査を行う方針だ」と述べた。消失した新札の総額は150億リベリアドル(約110億円)だったことを確認したという。

 司法省によると、首都モンロビアの港と国際空港に「紙幣が入った箱やかばんが到着したことに関連する情報」を受け、8月8日から調査が開始された。

 政府によると初期調査の結果、これらの新札は、エレン・サーリーフ前政権下だった2017年11月から今年8月の間に到着したと考えられている。リベリアは1月に政権が交代し、汚職取り締まりを公約に掲げたサッカーの元スター選手、ジョージ・ウェア氏が大統領に就任している。

 司法省は声明で「現政権では、金銭の入った箱やかばんがリベリアに到着したとの情報は受けていない」と発表した。

 オンラインメディア「フロントページ・アフリカ」によると、紙幣が入った箱は3月末頃に港で中央銀行の銀行員によって引き取られたが、目的地に届いていないという。

 また司法省によると、前政権期に海外で印刷された新札の金額と、市場への投入額についても調査が行われている。リベリアでは、リベリアドルと米ドルが流通している。【翻訳編集】AFPBB News

1869チバQ:2018/09/25(火) 20:22:02
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180925-00000029-reut-s_ame
ブラジル大統領選、首位ボルソナロ氏をアダジ氏がさらに追い上げ=世論調査
9/25(火) 10:04配信 ロイター
ブラジル大統領選、首位ボルソナロ氏をアダジ氏がさらに追い上げ=世論調査
 9月24日、公表された調査機関Ibopeの世論調査によると、10月7日のブラジル大統領選で、極右候補ボルソナロ下院議員(63)のリードを、ルラ元大統領の代わりに労働者党候補で出馬しているアダジ元サンパウロ市長(55)が縮めており、決選投票では勝利する可能性が高まっている。写真は選挙活動中に自撮りをする同下院議員。8月にポルト・アレグレで撮影(2018年 ロイター/DIEGO VARA)
[サンパウロ 24日 ロイター] - 24日に公表された調査機関Ibopeの世論調査によると、10月7日のブラジル大統領選で、極右候補ボルソナロ下院議員(63)のリードを、ルラ元大統領の代わりに労働者党候補で出馬しているアダジ元サンパウロ市長(55)が縮めており、決選投票では勝利する可能性が高まっている。

調査では、第1回投票におけるボルソナロ下院議員の支持率が28%で先週の前回調査と変わらず。アダジ氏は3%ポイント上昇して22%だった。

調査結果は、エスタド・デ・サンパウロ紙とグロボ・テレビが伝えた。

第1回投票で過半数を獲得する候補が出なかった場合に行われる決選投票については、アダジ氏の支持率が43%で、ボルソナロ氏の37%を上回った。先週の調査では、両氏の支持率はともに40%だった。

一方、ボルソナロ氏の不支持率はこれまでで最高の46%に上昇し、決選投票で逆風になる可能性があるとみられている。アダジ氏の不支持率は30%だった。

中道左派ゴメス元財務相の支持率は前回と変わらずの11%、投資家に人気があるアルクミン前サンパウロ州知事は8%、環境保護活動で有名なマリナ・シルバ元環境相は5%だった。

調査は22・23日に2506人に面接形式で実施。誤差は2%ポイント。

1872とはずがたり:2018/09/28(金) 12:18:51

国連で失笑され「フェイクだ」 強がるトランプ氏の孤立
https://www.asahi.com/articles/ASL9W419NL9WUHBI01Z.html?iref=pc_rellink
ニューヨーク=土佐茂生2018年9月28日07時35分

 国際協調路線を否定し、米国第一主義を掲げるトランプ米大統領は26日、2度目の参加となった国連総会の主な日程を終えた。11月の中間選挙を意識し、米国の利益や平和を最優先させるトランプ氏の手法に、国際社会はあきれ、反発した。米国の孤立化が際だった国連総会となった。

 壇上から見えた風景は、いつもと違っていた。

トランプ氏が国連総会で「自慢」 各国から笑いとあきれ
 「2年足らずで、現政権は米国の歴代のほぼ全ての政権よりも多くのことを成し遂げた」

 国連本部の議場で25日に行われた一般討論演説。本来は2番目だったが、遅刻したため3番目に登壇した。トランプ氏が就任後、毎月のように繰り返す、熱狂的な支持者を集めた選挙演説のように、好調な経済や低失業率を誇った後、こう言い放った時だった。

 観客は総立ちになり、「USA…

1873チバQ:2018/10/03(水) 00:54:06
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20181003k0000m030021000c.html
<ブラジル大統領選>汚職撲滅訴える極右候補がリード
10月02日 17:50毎日新聞

<ブラジル大統領選>汚職撲滅訴える極右候補がリード

ボウソナロ下院議員=AP

(毎日新聞)

 ◇7日に実施 事件捜査対象となった主要政党が苦戦

 【サンパウロ山本太一】7日に実施されるブラジル大統領選は、過去最大の汚職事件捜査「ラバジャット作戦」の対象となった主要政党が苦戦、汚職撲滅を訴える極右、ボウソナロ下院議員(63)がリードしている。賄賂を受け取ったとされる旧来の政治家を非難し、人気を集めている格好だ。左派候補が追い上げており、選挙は28日の決選投票にもつれ込む見通しだ。

 ブラジルでは1995年から中道右派・ブラジル社会民主党か左派・労働党が大統領を出し、いずれも中道・ブラジル民主運動党と連立を組んできた。2014年に始まったラバジャット作戦で、この3党の政治家らが企業から賄賂を受け取っていた疑惑が浮上した。

 16年、労働党のルセフ大統領(70)=当時=は政治腐敗などの責任を問う形で罷免され、前任のルラ元大統領(72)は今年4月に収監された。ルセフ氏罷免を受け、副大統領から昇格したブラジル民主運動党のテメル大統領(78)は2度起訴された。だが、連立与党が多数を占める国会が公判開始を否決し、事実解明は進んでいない。

 ブラジル社会民主党のネベス前党首(58)の収賄疑惑も報じられた。長引く経済低迷にもかかわらず、政治家たちが利益を得たり、処罰されなかったりすることに国民の不満は高まっている。

 「汚職とともに自由を奪う試みも極めて深刻だ」。大統領選の世論調査で支持率首位に立つ少数政党・社会自由党の極右、ボウソナロ氏が9月にツイートした。支持者からは賛同の書き込みが相次いだ。

 ボウソナロ氏は一連の疑惑で名前が挙がらず、汚職の捜査対象になった政治家への批判を繰り返す。会社員のマルコスさん(37)は「汚職に関わっていない候補は彼ぐらいだ。汚職をなくしてくれる」と期待する。調査会社IPSOSのセルソジモ部長は「古い政治システムを非難し、従来の政治家と異なるイメージで人気だ」と分析する。

 ボウソナロ氏は「ブラジルのトランプ」と呼ばれる。労働党が進めた女性や黒人、性的少数者に寛容な政策を非難。「あの女は醜いからレイプされない」「黒人系住民が出産以外で何かの役に立つとは思えない」などの差別発言や、ソーシャルメディアの活用、不支持率の高さがトランプ米大統領と共通する。

 元軍人のボウソナロ氏は人権侵害が続いた軍政(64〜85年)も擁護する。サンパウロ大のアランテス教授(政治学)は「汚職による政治不信に便乗し、ブラジルを軍政に戻そうとしている」と懸念している。

 9月6日にボウソナロ氏は遊説中にナイフで刺され重傷を負った。同29日に退院し、自宅療養しながら選挙活動を続ける。容疑者の男(40)はかつて左派系の政党に所属していた。警察は「ボウソナロ氏の演説内容に同意しない政治的動機に基づく犯行」としている。

1874とはずがたり:2018/10/03(水) 20:38:04
国連総会の仰天スピーチトップ10
The Top 10 Craziest Things Ever Said During a U.N. Speech
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2009/09/10-2.php

ブッシュを「悪魔」呼ばわりしたチャベスなんて甘い!?まだまだある、国連のトンデモ演説

2009年9月25日(金)18時43分
ジョシュア・キーティング

第3位 ブチ切れたソ連のニキータ・フルシチョフ首相(1960年)


議長、アメリカの帝国主義を黙らせてください。


 この日、フルシチョフは冷戦の歴史に最高に皮肉な瞬間を刻んだ。ソ連の帝国主義を激しく非難するフィリピン代表を黙らせようと、靴を脱いで机にたたきつけたのだ。この仕草はその後、会議が紛糾したことを表す古典的なジェスチャーとなった。もっとも、西側諸国の大使に「あんたらを葬ってやる」と暴言を吐いたこともあるフルシチョフ。ぶっとび発言に驚くことはないのかも。

1875チバQ:2018/10/04(木) 08:57:42
https://www.asahi.com/articles/ASLB40TN4LB3UHBI03Q.html
フジモリ元大統領の恩赦取り消し ペルーの最高裁
サンパウロ=岡田玄2018年10月4日05時40分
 南米ペルーの司法府は3日、恩赦を受けて昨年12月に釈放されたアルベルト・フジモリ元大統領(80)について、恩赦を取り消し、身柄を拘束するよう最高裁が決定したと発表した。フジモリ氏の家族のツイートによると、フジモリ氏は入院した模様。身柄拘束を避けるためとの見方がある。

 ペルー司法府によると、最高裁の決定は3日付。2017年12月に「健康上の問題」を理由にフジモリ氏に恩赦を与えた当時のクチンスキー大統領は、汚職疑惑で国会に罷免(ひめん)請求が出され、罷免決議案が審議されていた。だが、フジモリ氏の次男で、国会議員のケンジ・フジモリ氏(38)らのグループが棄権し、罷免決議案は否決された。最高裁はこれが恩赦と引き換えの取引だったと認定した。

 また、拘留施設はフジモリ氏の健康状態について十分対応できていたとし、「恩赦の決定は合法性がない」と判断した。

 ログイン前の続きフジモリ氏の弁護士は「フジモリ氏は最高裁の決定について心配している様子だ。合法的なものかと尋ねられた」と語った。フジモリ氏側は異議申し立てを検討しているという。

 次男ケンジ氏は3日午後6時半ごろ、「(フジモリ氏と)一緒に病院にいる」とツイート。最高裁の決定後、身柄拘束を避けるために緊急入院したとの見方がある。

 フジモリ氏の長女で野党指導者のケイコ・フジモリ氏(43)は地元テレビに対し、再収監の決定は「敵対勢力による迫害で、冷酷さを示すものだ」と涙ながらに語った。

 フジモリ氏は軍による民間人殺害や横領など、大統領在任中の罪で禁錮25年の判決を受けた。身柄は2005年から拘束されていた。17年12月に恩赦を与えられたが、軍による殺害事件の被害者家族らが恩赦取り消しを請求。米州人権裁判所は今年6月、ペルー司法府に対し、恩赦の決定を見直すよう求めていた。(サンパウロ=岡田玄)

1876とはずがたり:2018/10/04(木) 10:44:13

南米はこのスレであるが,米国が中国に克つ為には北米スレ対象国を増やしていくしか無い。
今は米国とカナダがそれでNAFTAを通じてメキシコも入れても良いかなって感じである。
本来はプエルトリコだけではなくキューバもNAFTA等入っていて可怪しく無くて米国スレに入れて然るべき国である。更にメキシコの南側,グアテマラ辺りも(メキシコがでかいだけに時間は掛かるが)経済圏に組み込んでいくのが良い。
中国だってかなりの格差含んでいるので有る。
とはいえアメリカの此処へ来てのグローバリゼーションへの後ろ向きもアメリカが永年内向きだった事を考えれば特段異常事態では無いのかもしれぬ。
アメリカは格差問題を解消し先ずキューバと和解してNAFTAに入れよう♪

ペルー
フジモリ氏の恩赦取り消し 再収監へ
https://mainichi.jp/articles/20181004/k00/00e/030/208000c#cxrecs_s
毎日新聞2018年10月4日 08時00分(最終更新 10月4日 08時00分)

 南米ペルーの最高裁は3日、在任中の軍による人権侵害事件で禁錮刑に服していたフジモリ元大統領(80)に政府が昨年末に与えた人道的恩赦を取り消す決定をした。フジモリ氏を再び収監するため所在確認と拘束の命令を出した。

 地元メディアによると、フジモリ氏の弁護側は決定に異議を申し立てたが、収監は免れないという。決定後、フジモリ氏は次男で国会議員(資格停止中)のケンジ氏に伴われ市内の病院に救急車で搬送された。政治家の長女ケイコ氏は記者団に「不公正で非情な決定だ」と涙ながらに訴えた。(共同)

1877 チバQ:2018/10/08(月) 08:18:29
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181008-00000011-jij-int
ブラジル大統領選、出口調査は極右候補が圧倒=決選投票か

10/8(月) 7:43配信��
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 【サンパウロ時事】ブラジルで7日、テメル氏の任期満了に伴う大統領選挙の投票が締め切られた。

 大手調査会社IBOPEの出口調査によると、汚職撲滅や銃規制の緩和などによる治安強化を訴える元軍人の極右ジャイル・ボルソナロ下院議員(63)が約45%を得票。候補者13人中でトップに立ち、他候補を圧倒している。

 貧困対策や教育の充実を掲げる左派フェルナンド・アダジ元教育相(55)が約28%で、ボルソナロ氏に続いた。

 一方、中央選管に当たる選挙高裁(TSE)は、開票率57.3%現在、ボルソナロ氏が48.0%、アダジ氏が26.3%を得票したと発表した。当選には有効票の過半数が必要で、決着は両氏による28日の決選投票に持ち込まれるとみられる。

1879とはずがたり:2018/10/08(月) 11:28:59
豪で首相交代、支持率落ち込み与党内で「反乱」
https://www.bbc.com/japanese/45293852
2018年08月24日
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Image copyrightAFP
Image caption
辞任したマルコム・ターンブル首相(左)とスコット・モリソン氏
与党・自由党党首選をめぐって紛糾していたオーストラリアで24日、マルコム・ターンブル首相が辞任し、その後行われた党首選でスコット・モリソン財務相が勝利した。モリソン氏は自動的に首相となる。

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ターンブル首相はかねて、低い支持率や同首相自身が「反乱」と呼んだ与党議員からの圧力にさらされており、辞任に追い込まれた格好だ。

与党内の勢力争いで辞任した豪首相は、過去10年で4人目となる。

ターンブル氏は24日、「この偉大な国の指導者でいられたのは、実に光栄だった。オーストラリアを愛している。オーストラリア人を愛している」とコメントした。

一方のモリソン氏は、ターンブル氏を最も強く批判していたピーター・ダットン内相との一騎打ちを45対40の僅差で制した。

ターンブル氏が辞任に追い込まれた理由は?
2019年後半までに実施される総選挙を視野に、自由党議員は与党の低支持率や、7月末の補欠選挙敗退など、不安要素を抱えている。

ターンブル首相は先週、気候変動抑制のための排出量削減政策を打ち切ると発表し、党内での緊張が高まった。

党内保守派のダットン氏は21日に行われた自由党の党首選で辛くもターンブル首相に敗れたものの、この接戦がさらにあつれきを深めることになった。

モリソン氏は、ターンブル氏が主要な支持者を失った段階で党首に立候補した。24日に議員らが内閣の「人事異動」を求め、ターンブル氏は辞職を受け入れた。

このほかジュリー・ビショップ外相も立候補したものの、決選投票には食い込めなかった。

スコット・モリソン氏とは
モリソン氏は元オーストラリア観光局の高官で、2007年に政界入り。これまでに3回、入閣した。主な経歴は以下の通り。

社会保守派として、自由党内の穏健派の支持を集めてきた
オーストラリアの厳しい難民政策を推進
物議をかもした難民申請者政策や国外の収容センターをめぐって批判を浴びた
実用主義的で、長く首相の座を狙っていた野心的な政治家
宗教的にも保守的で、昨年可決した同性婚には反対票を投じた。2人の子どもがいる
(英語記事 Australia gets new PM in brutal party coup)

1881チバQ:2018/10/08(月) 19:40:52
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-181008X384.html
ブラジル前大統領、上院議員落選=ロマリオも知事選敗れる
10:02時事通信

 【サンパウロ時事】ブラジルで7日、大統領選と同時に行われた上院議員選挙で、南東部ミナスジェライス州から立候補したルセフ前大統領が落選した。ルセフ氏はルラ元大統領の後継者として2011年に同国では女性で初めて大統領に就任。左派政権を率いて14年に再選を果たしたが、16年に政府会計の不正操作を問われて弾劾され失職した。

 一方、リオデジャネイロ州知事選に挑んだ元サッカー同国代表のストライカー、ロマリオ上院議員も落選した。ロマリオ氏は現役時代、ピッチ内外での問題行動から「悪童」とも呼ばれた。

1882チバQ:2018/10/08(月) 19:42:10
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20181008k0000e030148000c.html
<ブラジル>大統領選は決選投票へ 第1回で過半数獲得なく
09:45毎日新聞

 【サンパウロ山本太一】任期満了に伴うブラジル大統領選が7日、投開票された。選挙管理当局の開票率96%時点の集計によると、極右の社会自由党のジャイール・ボウソナロ下院議員(63)が47%を得票してトップに、左派の労働党のフェルナンド・アダジ元教育相(55)が28%を得票し2位となった。地元メディアによると、第1回投票では過半数に達する候補者はなく、候補者13人中上位の2人が28日の決選投票に進むことになった。

 ボウソナロ氏は汚職撲滅を訴え、今年4月に収賄罪で収監された労働党のルラ元大統領(72)を繰り返し非難。左派政権の返り咲きに強い警戒感を抱く都市部の富裕層や保守層を中心に支持を広げ、選挙戦終盤で急激に支持を伸ばした。女性や黒人、性的少数者への差別的発言や不支持率の高さがトランプ米大統領と似ていることから「ブラジルのトランプ」とも呼ばれる。

 一方、出馬を禁止されたルラ氏の後継として立候補したアダジ氏は、ルラ政権(2003〜11年)が実施した貧困層への手厚い社会保障政策を再現すると主張。経済発展が遅れている北東部の貧困層に浸透した。

1883チバQ:2018/10/08(月) 20:43:32
https://www.sankei.com/world/news/181005/wor1810050025-n1.html
2018.10.5 18:39

ノーベル平和賞にコンゴ・ムクウェゲ医師ら 「戦争の武器」性暴力終結に努力
 【ロンドン=岡部伸】ノルウェーのノーベル賞委員会は5日、平和賞を、アフリカ中部コンゴ(旧ザイール)で性暴力被害者の治療に尽力する産婦人科医のデニ・ムクウェゲ氏(63)と、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)の性的搾取に苦しむ女性の実態を告発してきたナディア・ムラドさん(25)の2人に授与すると発表した。

 ノーベル賞委員会のレイスアンデルセン委員長は両氏への授賞理由として「戦争の武器」としての性暴力終結に向けた努力に言及。「紛争下の性暴力の実態を目に見える形で示し、加害者の責任追及に結びつけた」と評価した。

 ムクウェゲ氏は、1990年代から戦乱が続くコンゴ東部の主要都市ブカブに病院を創設。レイプの被害に遭った女性ら、年間数千人の治療に尽力してきた。

 ムラドさんはイラクのクルド民族少数派、ヤジド教徒。2014年にISに拉致され、性奴隷として何度も売り飛ばされた実態を著書や国際会議での演説を通じて告発した。

 授賞式は12月10日にオスロで行われ、賞金900万スウェーデンクローナ(約1億1300万円)が授与される。

1884チバQ:2018/10/08(月) 21:51:29
http://www.afpbb.com/articles/-/3192526?cx_part=top_category&cx_position=2
ブラジル大統領選、ロナウジーニョ氏が極右候補への支持表明
2018年10月8日 20:20 発信地:リオデジャネイロ/ブラジル [ ブラジル 中南米 ]
【10月8日 AFP】サッカー元ブラジル代表のスター選手、ロナウジーニョ(Ronaldinho)氏(38)が7日、同国大統領選に出馬した極右候補のジャイル・ボウソナロ(Jair Bolsonaro)下院議員(63)への支持をツイッター(Twitter)で表明した。同日行われた投開票では、ボウソナロ候補が首位に立ったものの過半数獲得には至らず、決選投票にもつれ込むことになった。

 フォロワー1800万人に対してロナウジーニョ氏は、ボウソナロ氏の電子投票番号「17」が背に書かれた黄色のユニホームを着た写真と共に、「より良いブラジルのため、私は平和と安全、そして喜びを取り戻してくれる人物を望む」と投稿。

 ボウソナロ氏はこれをリツイートし、「本当にありがとう、ロナウジーニョ。光栄だ」というコメントを添えた。

 ロナウジーニョ氏の投稿には1万件以上のコメントが寄せられたが、賛否は二分。ファンの一人は「自分のアイドルにここまで失望させられるなんて、思ってもみなかった」と批判した。

 元軍人で長らく国会議員を務めてきたボウソナロ氏は、当初無名に近い状態だったにもかかわらず、7日に行われた大統領選では首位に浮上した。

 ボウソナロ氏は治安強化を強硬に訴える姿勢に加え、汚職一掃と低迷する経済へのてこ入れを公約に掲げ、富裕層から幅広く支持を得ている。

 その一方で、女性への侮辱行為や同性愛嫌悪の示唆、1964〜85年の軍事独裁政権を美化して振り返るような発言で怒りを買い、貧困層や女性らから強い反発が出ている。(c)AFP

1885とはずがたり:2018/10/09(火) 10:59:46
「間違った言動やめよ」 中国外相、米国務長官に抗議
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181008-00000039-asahi-int&pos=3
10/8(月) 20:16配信 朝日新聞デジタル

 アジア歴訪中のポンペオ米国務長官は8日、北京入りし、中国の王毅(ワンイー)国務委員兼外相、楊潔?(ヤンチエチー)共産党政治局員と相次いで会談した。中国外務省によると、王氏は「米国の民主主義に干渉しようとしている」などと中国を非難したペンス米副大統領の演説を念頭に、「我々は米国に間違った言動を直ちにやめるよう要求する」などと抗議した。

 王氏は会談で、「最近の米国は貿易摩擦をエスカレートさせると同時に、台湾などの問題でも中国の権益を損ねる行動を取っている。さらに中国の内外政策を意味もなく非難している」と発言。「こうした言動が相互信頼に影響を与え、中米関係の先行きに影を落とす。両国の利益に完全に矛盾している」と忠告した。

 中国共産党機関紙である人民日報系の「環球時報」(電子版)によると、王氏は台湾問題について、「中国は他国の内政に干渉することはない。台湾とのハイレベル往来や軍事交流、武器の売却などをやめ、『一つの中国』原則を順守すべきだ」とポンペオ氏に促したという。

朝日新聞社

1887名無しさん:2018/10/09(火) 21:31:18
http://www.afpbb.com/articles/-/3192557
ブラジル、極右ボウソナロ氏に「津波」級の勢い 議会選でも躍進
2018年10月9日 10:58 発信地:ブラジリア/ブラジル [ ブラジル 中南米 ]
【10月9日 AFP】ブラジルで7日に投開票された大統領選は決選投票にもつれ込む結果となったものの、元軍人の極右ジャイル・ボウソナロ(Jair Bolsonaro)下院議員(63)が圧倒的な強さを見せつけた。この勢いはボウソナロ氏が所属する小政党、社会自由党(PSL)にも波及し、同時に実施された連邦議会選挙ではPSLが躍進した。

 議会選前、定数513の下院でPSLの議席はわずか8議席だったが、7日の選挙では一気に52議席を得る見通しだ。

 さらに、これまで議席がなかった上院(定数81)でも4議席を獲得。ボウソナロ氏には息子4人と娘1人がいるが、このうち長男のフラビオ(Flavio Bolsonaro)氏が上院選で当選。エドゥアルド(Eduardo Bolsonaro)氏も下院選で難なく再選された。

 識者の間では、極右政党のPSLは下院で一握りの議席を確保するにとどまると予想されていただけに、今回の大躍進は驚きの結果となった。

 PSLは依然として議会で少数派だが、今月28日の決選投票でボウソナロ氏が大統領に当選すれば、数十人の保守系議員との連携が可能となる。

 こうした保守系議員は、強い影響力を持つ農業界や銃規制緩和の推進派、キリスト教福音主義者に支持されていることから、ビーフ(牛肉)、ブレット(銃弾)、バイブル(聖書)の頭文字をとって「BBB」と呼ばれている。

「ボウソナロ政権」が誕生すれば、同氏は犯罪の厳しい取り締まりや警察の増強、銃所有手続きの簡易化、環境規制の緩和、家族第一主義といったマニフェストに沿った法案を通す上で、BBB議員を当てにできる。

 再選された議員が半数に満たなかったという事実は、ブラジル政界で延々と続く政治腐敗スキャンダルに怒りを募らせたブラジル国民の、議会を罰したいという強い気持ちを反映したものだと言える。

 これまでのところスキャンダルとは無縁のボウソナロ氏は、汚職の一掃を言明している。

 政治ニュースサイト「Congresso em Foco」は今回の議会選の結果について「われわれが目にしているのは、ボウソナロ氏を支持する非常に強力な波だ。この津波が議会の風景を覆し、その右傾化・二極化を進めた」と評している。(c)AFP/Jordi MIRO et Louis GENOT a Rio de Janeiro

1888チバQ:2018/10/09(火) 22:20:23
https://www.asahi.com/articles/ASL9F2DQBL9FUHBI00K.html
革命からこぼれ落ちた同性婚 キューバで容認の議論進む
ハバナ=岡田玄2018年10月9日07時45分
 カリブ海の社会主義国キューバが、憲法を改正し、同性婚を認める方向へと踏み出した。これまで同性愛者は迫害されてきた。キューバ革命が目指した「全ての人が平等に扱われる社会」づくりは今なお進行形だ。(ハバナ=岡田玄)

 「組織を追放された理由は『服装がおかしい』でした。でも着ていたのは周りの女性と同じブラウスやズボン。本当の理由は違ったのです」。ハバナに暮らす編集者のテレサ・フェルナンデスさん(58)は、教員養成学校での経験を厳しい表情で語った。

 当時19歳。革命の理念に賛同し、共産党の青年組織「共産主義青年同盟」で活動していた。

 同性愛を自覚したのは中学生のころ。自分自身が怖かったが、18歳の時、「女性を愛する方が幸せ」と確信した。

 当時の同性愛者は隠れて出会いを見つけた。口のかたい店員のいる喫茶店。理解者の家でのパーティー。フェルナンデスさんも、そうして恋人と知り合った。

 周囲にはレズビアンであることは隠していたが気付かれ、党組織を追われた。教員養成学校にいづらくなり、ハバナ大学に転入。1987年にイタリアへ渡り、大学で文学を教えた。

 帰国は2011年。ゲイのキューバ人が発表したブログを目にしたのがきっかけだ。「キューバ社会が変わりつつあると感じた」

 ブログを書いたのは新聞記者のフランシスコ・ロドリゲスさん(46)。自身がゲイで、HIVに感染していることを明かし、同性愛者が直面する問題をつづった。ロドリゲスさんは「革命は黒人や農民、女性の解放を目指したが、同性愛者は視野になかった」。逆に革命家の力強いイメージから「マチスモ」(男性優位主義)を強めたという。

 マチスモはラテンアメリカ社会で根強く、女性や性的少数者を見下す傾向がある。キューバでは、そこにイデオロギーが加わった。革命と社会主義体制を守るためにすべてを捧げる「新しい人間」という概念が提唱され、「性的に逸脱」した同性愛者は「新しい人間」になれないとされた。

 1965年から68年にかけ同性愛者は、宗教の熱心な信者らとともに「帝国主義と資本主義の手先」とされ、思想矯正を目的とした強制労働施設に送られた。

 71年から76年の「灰色の5年間」と呼ばれる時期には、党の方針にそぐわないとされた文化人らが公職から排除され、同性愛者も再び迫害対象になった。80年には文化人や同性愛者が多数亡命した。その後、政府内で性的少数者の権利について見直しが徐々に始まったが、社会ではタブー視され続けた。

 93年、「灰色の5年間」の同性愛者を扱った映画が大ヒット。問題が認識されるようになった。米メディアによると、性的少数者の団体が結成されたが、共産党支配下で自由が制限されており、97年に解散に追い込まれたという。

ログイン前の続きカストロ元議長、生前「不正義」認める
 転機は2000年。ラウル・カストロ前国家評議会議長の次女で、性的少数者の権利擁護に熱心なマリエラ氏の国立性教育センター長就任だった。政府が動き始め、08年以降は性別適合手術を無料で受けられるようになった。10年には、メキシコ紙の取材に故フィデル・カストロ元議長が同性愛者の迫害について「重大な不正義だ。当時の責任は自分にある」と表明した。

 今年7月、同性婚を認める憲法草案が公表された。職場や町内会など改憲案を議論する場では「モラルの崩壊につながる」と批判も起きた。

 国会で同性婚容認を訴えてきたルイス・アンヘル議員(20)は「憲法が理念を掲げ、法制度として社会に根を下ろせば、国民の意識も変わる。今はおかしいと思うことも当たり前になる」と改憲の意義を話す。

 ディアスカネル国家評議会議長は9月16日、ベネズエラのテレビ局の取材に「(同性婚は)賛成だ。あらゆる差別をなくすことにつながる」と語った。

 元軍人でレズビアンのメルセデス・ガルシアさん(59)は、10年前から交際するオネリア・ミランダ・ファウレさん(49)とハバナ市内で暮らしている。「同性婚ができるようになるのは通過点。過去にさかのぼって婚姻関係が認められるよう期待している」と言って、ファウレさんの手を握った。

1889チバQ:2018/10/09(火) 22:20:39
改憲、来年2月に国民投票
 キューバでは4月、国家元首の国家評議会議長が、ラウル・カストロ氏から革命後世代のディアスカネル氏に交代した。今回の憲法改正も「カストロ後」の体制づくりの一環だ。

 目玉の一つが、1976年に廃止された大統領制の復活だ。任期は5年で、再選は1回のみ。国民の直接選挙でなく国会議員の投票で決めるとみられ、今の国家評議会議長の選出法と大きな違いはない。ただ、任期を明確にすることで米トランプ政権などからの「独裁国家」との批判をかわす狙いがあるともみられる。

 また、社会主義の原則は維持しつつ市場経済と財産権を認め、外国資本にも財産所有の道を開く。

 結婚について現行憲法は「男性と女性が自発的に取り決めた関係」と規定する。改正案では性別を明記せず、「2人の個人が自発的に取り決めた関係」に改める。このほか、人種や障害者の差別禁止を定める。国会審議を経て来年2月、国民投票にかける予定だ。

1890チバQ:2018/10/11(木) 10:33:40
https://www.asahi.com/articles/ASLB91Q9FLB9UHBI001.html
ヒトラー氏立候補のペルーの村長選 開票結果は?
サンパウロ=岡田玄2018年10月9日05時41分

「良い政府を保証します」「ヒトラーは信頼できる」などと書かれたヒトラー・アルバサンチェス氏(左)の選挙キャンペーン写真。所属政党「ソモス・ペルー」のユンガル支部のフェイスブックから

 南米ペルーのユンガル村長選が7日、投開票された。返り咲きを目指したヒトラー氏(37)の立候補を、レーニン氏(32)が阻もうとしたことが国外でも報じられ、世界から一躍注目された選挙になった。注目候補のヒトラー氏は当選できたのか。

 舞台はアンデス山中にある人口3千人ほどの小村・ユンガル村。2011〜14年に村長を務めたヒトラー・アルバサンチェス氏が今回返り咲きをめざして立候補を表明したところ、レーニン・ウラジミール・ロドリゲス氏がヒトラー氏の立候補届を受理しないよう裁判所に訴えた。結局、訴えは「正当な理由がない」として選挙管理当局や裁判所に却下され、ヒトラー氏は立候補を認められた。

 村長選にはヒトラー氏ら計6人が立候補した。ヒトラー氏は「善いヒトラー」をキャッチフレーズに選挙戦を展開。選挙管理当局によると、開票結果は投票率86・31%で、ヒトラー氏が得票率47・7%で当選した。

 当選から一夜明けた8日、ヒトラー氏は朝日新聞の電話取材に対し、「昨夜は村中に『善いヒトラーが戻ってきた』とかけ声が響く中、朝までお祝いした。村長の責任は重大だ。自然の母とともに、すべての村人が食事と仕事と家に困らないようにしたい」と抱負を語った。(サンパウロ=岡田玄)

1891チバQ:2018/10/11(木) 17:35:32
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181011-00000012-mai-s_ame
<ペルー>身柄拘束のケイコ氏「これは政治的迫害だ」
10/11(木) 10:28配信 毎日新聞
<ペルー>身柄拘束のケイコ氏「これは政治的迫害だ」
上着で手錠を隠し、検察に入るケイコ・フジモリ人民勢力党党首=ペルー・リマで10日、ペルー司法当局提供・AP
 【サンパウロ山本太一】南米ペルーの検察は10日、最大野党「人民勢力党」のケイコ・フジモリ党首(43)を大統領選の政治資金集めを巡るマネーロンダリング(資金洗浄)容疑で身柄拘束した。ケイコ容疑者はアルベルト・フジモリ元大統領(80)の長女。地元メディアが伝えた。

 ケイコ容疑者はツイッターに掲載した直筆の手紙で「父への恩赦が取り消され、今度は私たちが拘束された。これは政治的迫害だ」と訴えている。ケイコ容疑者は2021年に予定される大統領選に立候補するとみられており、大統領選情勢にも影響しそうだ。

 ケイコ容疑者は自身が出馬した11年と16年の大統領選に絡み、ブラジル建設大手オデブレヒトなどから計120万ドル(約1億3500万円)の違法資金を受け取ったにもかかわらず、資金集めパーティーで寄付を集めたように装った疑いが持たれている。ケイコ容疑者は決選投票で11年はウマラ元大統領、16年はクチンスキ前大統領にそれぞれ僅差で敗れた。

 検察は16年、捜査に着手し、17年に同党本部などを家宅捜索。ケイコ容疑者はこれまで違法行為を否定している。弁護士は「証拠は何もない。(拘束は)職権乱用で、恣意(しい)的だ」と捜査を批判した。ケイコ容疑者の選挙陣営幹部ら19人も同時に拘束された。

 ペルー政界はオ社を巡る汚職で揺れている。違法資金受領疑惑でクチンスキ氏は3月に大統領を辞任し、ウマラ元大統領は17年に逮捕されるなど歴代4大統領に捜査が及んだ。

 ペルー最高裁は3日、在任中の人権侵害事件で収監されたアルベルト氏に認めた恩赦を無効とし、再収監を命じる決定を出した。アルベルト氏は入院中で「私の心臓は(収監に)耐えられない。私を殺さないでほしい」と訴えている。

1892チバQ:2018/10/11(木) 17:37:20
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181011-00000014-jij-int
不正資金疑惑でケイコ氏拘束=大統領への道、さらに険しく―ペルー
10/11(木) 7:17配信 時事通信
 【サンパウロ時事】ペルー司法当局は10日、ブラジル大手ゼネコンから不正な選挙資金を受け取っていた疑惑で、最大野党のフジモリ派「フエルサ・ポプラル」のケイコ・フジモリ党首(43)を予備的に拘束した。

 
 ケイコ氏はツイッターに掲載した直筆の手紙で「法的根拠がないにもかかわらず不当に拘束された。私とフジモリ派に対する政治迫害だ」と訴えた。

 ケイコ氏は2011年の大統領選に出馬した際、中南米各国で贈賄疑惑の渦中にあるブラジルのオデブレヒト社から少なくとも100万ドル(約1億1200万円)の資金を受け取っていたとされ、ペルー当局はマネーロンダリング(資金洗浄)の疑いなどで捜査を進めていた。

 フジモリ元大統領の長女ケイコ氏は11年、16年の大統領選決選投票で敗北。次期大統領選の最有力候補とみなされていたが、ここ数カ月で支持率が急落しており、逮捕・起訴されれば大統領への道は遠のくことになりそうだ。 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181011-00050037-yom-int
フジモリ元大統領の長女の身柄拘束…ペルー
10/11(木) 3:01配信 読売新聞
 【リオデジャネイロ=田口直樹】南米ペルーの検察当局は10日、2011年の大統領選を巡る資金洗浄の疑いで、フジモリ元大統領(80)の長女でフジモリ派の最大野党「人民勢力党(前・フエルサ2011)」のケイコ・フジモリ党首(43)を拘束した。

 裁判所は逃亡の恐れがあるとして10日間の予備的拘束を認め、ほかにフジモリ派の閣僚経験者ら19人にも拘束命令を出した。ケイコ氏はツイッターに掲載した直筆の手紙で「一つも証拠はないのに自由を奪われた。政治的迫害だ」と訴えた。

 ケイコ氏は11年の大統領選に出馬した際、中南米で汚職疑惑の渦中にあるブラジルの建設大手オデブレヒトから選挙資金を違法に受け取った疑いが浮上し、検察当局が捜査していた。ペルーの有力紙エル・コメルシオ(電子版)によると、ケイコ氏が率いた「フエルサ2011」はオデブレヒトからの不正資金100万ドル(約1億1000万円)を個人献金などと装って当局に報告した疑いがある。

1893とはずがたり:2018/10/12(金) 15:34:02

インドネシア地震の復興計画、日本に絞って支援要請
https://www.asahi.com/articles/ASLBD2JZVLBDUHBI00N.html?ref=tw_asahi
バリ島=野上英文2018年10月12日13時22分

 インドネシア中部スラウェシ島で9月末にあった大地震・津波で、各国の緊急支援を受けてきたインドネシア政府が、中長期的な復興計画の策定について日本政府に絞って支援を要請したことがわかった。過去の災害で街の再建に世界中の支援が入り乱れた苦い経験を持つインドネシア側と、復興の経験を友好国に役立てたいという日本側の意向が一致した。

 インドネシア政府は、ジョコ大統領がこの方針をすでに了承し、12日午後に発表する。日本側も、主要20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議への出席でバリ島を訪れている麻生太郎財務相が、12日夜に会見で発表する。

 復興支援は国際協力機構(JICA)を通じて実施するが、具体策は今後詰める。バリ島で11日にスリ財務相と会談した麻生氏は同日夜の会見で「(相手も)まだ何をしていいかわかっていない。大まかな額もつかめていない」と述べた。

 地震・津波の死者は2千人超。約6万7千軒の家屋が損壊し、8万7千人以上が避難生活を強いられている。被害が大きい島中部のパルでは、建物の損壊がひどい場所とそうでない場所に、ばらつきがあり、復興は容易ではない。

 インドネシア政府は、がれき撤…

残り:454文字/全文:940文字

1894チバQ:2018/10/16(火) 22:03:23
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3193410.html
豪も在イスラエル大使館のエルサレム移転検討 首相「理にかなう」
11:30AFPBB News

豪も在イスラエル大使館のエルサレム移転検討 首相「理にかなう」

インドネシア・西ジャワのボゴールで記者会見を開くオーストラリアのスコット・モリソン首相(2018年8月31日撮影)。(c)SONNY TUMBELAKA / AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】オーストラリアのスコット・モリソン首相は16日、在イスラエル大使館をテルアビブからエルサレムに移転することを検討すると明らかにした。実現すればドナルド・トランプ政権が移転に踏み切った米国などに続く動きとなる。

 モリソン首相は記者会見で、エルサレムをイスラエルの首都と正式に認定し、オーストラリア大使館をエルサレムに移転することに関して「偏見を持っていない」と述べ、歴代豪政権の政策と決別する姿勢をうかがわせた。

 モリソン首相はイスラエルとパレスチナの「2国家共存」による解決策は支持する考えを示しながらも、「率直に言って、この解決策はさほどうまくいっておらず、あまり進展が見られない。同じことを続けても違う結果は期待できない」と語った。

 エルサレムを首都と認定して大使館を移す案については「理にかなう」し「説得力がある」と評価し、政府で検討する考えを示した。

 モリソン首相による突然の発表は、ユダヤ人住民が多いシドニーの選挙区で重要な下院補欠選挙を数日後に控えるなかで行われた。モリソン首相の自由党は元駐イスラエル大使を擁立しているが、世論調査では支持率で上位候補に後れを取っている。

 この選挙で敗れると、自由党は過半数割れになる。野党・労働党は「スコット・モリソンは職にしがみつこうと必死になっている。オーストラリアの国益を犠牲にしてでも、さらに数票得られるものなら何でも言おうという構えだ」と批判している。【翻訳編集】AFPBB News

1895チバQ:2018/10/17(水) 16:40:29
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018101700357&g=int
パレスチナの議長選出を支持=途上国グループ、米国は反対-国連総会
国連総会

 【ニューヨーク時事】国連総会(193カ国)は16日、2019年に国連の途上国77カ国グループ(G77)の議長として、現在「オブザーバー国家」であるパレスチナが活動できるようにする決議案を賛成146、反対3、棄権15で採択した。米国は反対した。パレスチナはG77議長として総会に提案を行うことなどが可能になる。

 コーエン米国連次席大使は採択前の演説で「国連の主要グループを代表して話す資格は国連加盟国のみにあるべきだ」と述べ、決議案やパレスチナが議長となることに反対した。イスラエルとオーストラリアも反対。カナダやホンジュラス、ポーランドなどが棄権した。(2018/10/17-09:28)

1896チバQ:2018/10/18(木) 10:08:06
https://www.sankei.com/world/news/181017/wor1810170030-n1.html
メキシコ、腐敗進む地方警察を武装解除 犯罪組織が浸透
2018.10.17 15:07

メキシコ ゲレロ州 アカプルコ
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 【ロサンゼルス=住井亨介】麻薬カルテルやギャングの横行により治安が悪化している中米メキシコで、地方の地元警察が武装解除させられる事態が相次いでいる。犯罪組織が警察内部に浸透し、機能不全に陥っているためで、代わりに軍や連邦警察などが警察業務に当たっているが、犯罪捜査などに不慣れなことから効果を疑問視する声も出ている。

 9月25日、南西部ゲレロ州のアカプルコ警察を軍が急襲し、警察官を一斉に武装解除。犯罪組織との関係について捜査に着手し、幹部2人に対して殺人容疑で逮捕状が出された。

 AP通信によると、アカプルコの昨年の10万人当たりの殺人被害者数は103人で、全国平均20・5人を大きく上回っている。太平洋に面し、かつてはハリウッドスターらが多く訪れた高級リゾート地として知られたが、最近は急激な治安悪化により「殺人の都」と呼ばれる。

 米ワシントン・ポスト紙(電子版)などによると、アカプルコは南米コロンビアから密輸されるコカインの中継地になっているほか、ヘロインの原料となるケシが周辺で栽培されている。こうした利権を抱える犯罪組織が給与の安い警察官を抱き込んで警察組織に浸透し、地域支配を強めてきた。

 軍を使った警察刷新は、アカプルコだけではない。2006年から続く政府と麻薬カルテルとの間の「麻薬戦争」激化にともない、政府は地域の治安維持のために軍を投入してきたが、腐敗が進んだ地域では警察業務も担わせるケースが増加。AP通信によると、米テキサス州と国境を接する北東部タマウリパス州では11年以降、ほぼ全ての地元警察が軍や連邦警察に取って代わられているという。

 ただ、強硬手法には疑問も出ている。米ロサンゼルス・タイムズ紙は、過去に軍が治安維持に当たりながら、警察業務に不慣れで容疑者を証拠不十分なまま逮捕する事例が急増し、住民との軋轢(あつれき)が高まった事例を紹介。

 軍による拷問や不当逮捕に対する告発が人権団体に寄せられているとしつつ、「軍はどうやって事態を収拾するのか。一体誰がそれを監督するのか」(地元の人権活動家)と懸念を伝えている。

1897チバQ:2018/10/19(金) 18:43:13
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181019-00000064-mai-s_ame
<ブラジル大統領選>極右ボルソナロ氏優勢 左派アダジ氏に
10/19(金) 18:09配信 毎日新聞
 ◇28日に決選投票

 【サンパウロ山本太一】28日に決選投票が行われるブラジル大統領選は極右、社会自由党のボルソナロ下院議員(63)と左派、労働党のアダジ元教育相(55)が争う。調査会社IBOPEによると、ボルソナロ氏が支持率59%で、アダジ氏の41%を上回り優勢だ。双方とも相手の支持基盤の切り崩しや中道勢力の取り込みを図っている。

 ボルソナロ氏は10日、国民の2割が受給する貧困世帯向け現金給付について「制度をきちんと維持して、支給額を増やす」と初めて表明した。7日の第1回投票では、最も経済発展が遅れる北東部でアダジ氏に敗れており、アダジ氏が支持基盤とする貧困層への浸透を目指す。

 また、マイノリティーへの発言が差別的だとして、トランプ米大統領になぞらえ「ブラジルのトランプ」と呼ばれていることを意識し、同性愛者の著名メーキャップアーティストや黒人の男性国会議員がボルソナロ氏への支持を訴える動画を公開した。貧困層や性的少数者、黒人、女性らを挙げ「みんなで一緒にブラジルを変えよう」と団結を強調する。

 アダジ氏は貧困層に人気が根強い労働党のルラ元大統領(72)の後継として「アダジはルラ」とアピールしてきた。しかし、第1回投票では、収賄罪で収監されながら無罪を主張するルラ氏に対する有権者の反感が浮き彫りになり、ルラ氏を選挙ポスターから外す作戦に転換している。

 かつての軍政を擁護するボルソナロ氏に対し、アダジ氏は「民主主義を守るため」の勢力結集を模索。14日には長年対抗してきた中道右派、ブラジル社会民主党のカルドゾ元大統領(87)に選挙協力を求める考えを示した。

 だが、中道系政党党首らはボルソナロ氏への支持を示しており、第1回投票で落選した候補のうち、アダジ氏支持を表明したのは1人にとどまる。

1898チバQ:2018/10/21(日) 21:08:24
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1810210020.html
ブラジル大統領選、決選投票まで1週間 極右ボルソナロ氏が優勢「ブラジルのトランプ」
17:14産経新聞

 【ロサンゼルス=住井亨介】28日に投開票される南米ブラジル大統領選の決選投票まで1週間に迫り、ポピュリスト(大衆迎合)的な姿勢と過激な発言で「ブラジルのトランプ」と呼ばれる極右の元軍人、ジャイル・ボルソナロ下院議員(63)が優位に立っている。所属政党の議会選での躍進、“戦後”をにらんだ他党からの乗り換え支援も追い風だ。一方、収賄容疑で収監された左派の元大統領、ルラ被告の後継候補、フェルナンド・アダジ元サンパウロ市長(55)は左派勢力結集による巻き返しを図るが、思うように進んでいない。

 大手調査会社ダタフォリャが18日発表した世論調査によると、ボルソナロ氏の支持率は50%で、10日の調査から1ポイント増。アダジ氏は1ポイント減らして35%だった。 ボルソナロ氏は7日の第1回投票で得票率46%。一時は過半数に迫って当選を決めそうだった勢いは、同日選となった議会選にもおよんだ。所属する社会自由党(PSL)は下院で選挙前の8議席から52議席となり、下院第2勢力へと躍進したのだ。

 「ボルソナロ旋風」を受けて議席を減らした中道政党には、勝ち馬に乗る動きが出始めた。英紙ガーディアン(電子版)などによると、第1回投票で敗退したジェラルド・アルキミン前サンパウロ州知事をかついだ中道右派のブラジル社会民主党(PSDB)や民主党(DEM)の政治家らが、決選投票でのボルソナロ氏支援を表明した。

 追うアダジ陣営は、女性や黒人、性的少数者への差別的発言を繰り返し、過去の軍事政権を礼賛するボルソナロ氏をヒトラーになぞらえて批判するものの、支持に結びつかない。ダタフォリャの調査では女性の支持率はボルソナロ氏53%に対し、アダジ氏は47%と後塵(こうじん)を拝している。

 第1回投票で敗退した左派勢力の支持態度も煮え切らず、大きな流れになっていない。

1899チバQ:2018/10/21(日) 21:19:15
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/world/kyodo_nor-2018102001002068.html
豪与党、下院も過半数割れ 前首相引退の選挙区で敗北
10月20日 20:59共同通信

豪与党、下院も過半数割れ 前首相引退の選挙区で敗北

オーストラリアのモリソン首相(左)と集会に出席した下院補選候補のデーブ・シャーマ氏=20日、シドニー(AP=共同)

(共同通信)

 【シドニー共同】オーストラリアのターンブル前首相の下院議員辞職に伴う補欠選挙の投票が20日、最大都市シドニー東部の選挙区で行われ、モリソン首相率いる自由党候補で元駐イスラエル大使のデーブ・シャーマ氏の敗北が確実となった。地元メディアが伝えた。

 これにより、自由党が主導する与党保守連合が下院(定数150)で保有する議席は75と過半数を割る。保守連合は上院(定数76)でも過半数を持たない。無所属議員の協力を得るとみられるが、8月に就任したモリソン首相は極めて厳しい政権運営を迫られる。保守連合は来年5月までに行われる総選挙でも苦戦が予想されている。

1900チバQ:2018/10/22(月) 21:51:55
>>1001>>1003>>1731
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181022-00000021-jij_afp-spo
リオ五輪で政治的抗議のマラソン選手、2年ぶりにエチオピアへ帰国
10/22(月) 13:13配信 AFP=時事
リオ五輪で政治的抗議のマラソン選手、2年ぶりにエチオピアへ帰国
リオデジャネイロ五輪、陸上男子マラソン。頭上で腕を交差させながらフィニッシュするエチオピアのフェイサ・リレサ(2016年8月21日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】2016年リオデジャネイロ五輪の陸上男子マラソンで、エチオピア国内の政治弾圧に抗議し、その後帰国をしていなかったフェイサ・リレサ(Feyisa Lilesa)が21日、母国が以前よりも自由になったことを理由に、およそ2年ぶりの帰国を果たした。

 リオ五輪のマラソンで銀メダルを獲得したリレサは、腕を交差させるポーズを取りながらゴールする姿がカメラに収められた。手錠をかけられることを意味するこのポーズは、強権的なエチオピアの前政権に抗議するためのもので、リレサは大会後もエチオピアに戻らず、米アリゾナ州のフラッグスタッフ(Flagstaff)で暮らすことを選んでいた。

 しかし、2018年4月に改革派のアビー・アハメド(Abiy Ahmed)氏が首相に就任したことを受けて、リレサはこの日母国へ戻り、空港でウォックナー・ゲベイョウ(Workneh Gebeyehu)外相をはじめとする政府高官と顔を合わせた。

 28歳となったリレサは、首都アディスアベバで報道陣に対し、「この国は大きく変わった。今では人々が自由に意見を言い、自由に政府を批判できる」と話した。

 さらにリレサは、感極まった様子で「信念に殉じた人たちのことを思うと、胸がいっぱいになる。彼らは命をかけてこの国に自由をもたらし、僕の家族になった。暗闇を直視し、僕らにとっての光になった」と話すと、「以前の走りを取り戻したい。この国と、自分自身のために良い結果を残したいという大きな希望を抱いている」と競技への意欲を見せた。

 就任以来、アビー首相はさまざまな改革を断行しており、20年にわたった隣国エリトリアとの紛争を終結に導いたのをはじめ、拘束していた反体制派の釈放や、これまで帰国を認めていなかった人たちの受け入れ、さらには大手国有企業の民営化計画の発表なども行っている。【翻訳編集】 AFPBB News

1901チバQ:2018/10/22(月) 21:53:16
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181018-00000019-jij_afp-int
エチオピア、閣僚の半数に女性起用
10/18(木) 12:44配信 AFP=時事
エチオピア、閣僚の半数に女性起用
エチオピアの首都アディスアベバで記者会見を開くアビー・アハメド首相(2018年8月25日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】エチオピアのアビー・アハメド(Abiy Ahmed)首相は16日、内閣改造を行い、閣僚の半数に女性を起用した。アビー首相の首席補佐官が明らかにした。また、閣僚の人数を28人から20人に削減した。


 アイシャ・モハメド(Aisha Mohammed)氏が女性として初めて国防相に任命されたほか、警察・情報当局を統括する平和相、貿易相、産業相などに女性が充てられたという。前内閣では閣僚28人のうち女性は5人のみだった。

 アフリカ諸国で閣僚の半数に女性が起用されたのは、ルワンダに続きエチオピアが2か国目となった。【翻訳編集】 AFPBB News

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181015-00010001-afpbbnewsv-int
ソマリア首都に41年ぶりの直行便、エチオピアの航空会社
10/15(月) 9:25配信 AFPBB News

(c)AFPBB News

【10月15日 AFP】エチオピアの航空会社が13日、首都アディスアベバとソマリアの首都モガディシオを結ぶ直行便の第1便を運航した。両都市間で商用便が運航されたのは41年ぶりで、「アフリカの角(Horn of Africa)」と呼ばれるアフリカ最東北端部で国境を接する両国の関係改善が改めて示された形だ。

 関係者によると、エチオピアの民間航空会社ナショナル・エアウェイズ(National Airways)の航空機が、モガディシオのアデン・アッデ国際空港(Aden Adde International Airport)に到着した。ナショナル・エアウェイズは直行便を週4便運航したいとしている。

 同社のオーナーで最高経営責任者(CEO)のアベラ・レミ(Abera Lemi)氏はアデン・アッデ空港で開かれた記念式典で、「アディスアベバとモガディシオの直行便が運航を開始した今日はわれわれにとって歴史的な日だ。ここまでの道のりは決して容易ではなく、厳しい状況に何度も直面したが、最終的に成功し、ようやくこの日を迎えることができた」と語った。

 7月には、エチオピア航空(Ethiopian Airlines)がアディスアベバと隣国エリトリアを結ぶ直行便を20年ぶりに再開した。かつて両国は長年対立し、国境をめぐる紛争では大勢の死者が出たが、今年はエチオピアの若手改革派であるアビー・アハメド(Abiy Ahmed)首相が主導した和平プロセスにより、関係改善が急転直下で進んだ。これを受けて域内の外交関係は目まぐるしく変化し、ソマリアとエリトリアの国交回復や、ジブチとエリトリアの関係正常化への動きももたらした。(c)AFPBB News

1902チバQ:2018/10/22(月) 22:08:44
5153 :チバQ :2018/10/22(月) 22:07:49
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181022-00000513-san-s_ame
移民集団、約5千人に メキシコ国内を移動
10/22(月) 8:30配信 産経新聞
 【ロサンゼルス=住井亨介】中米ホンジュラスなどから米国を目指してメキシコに入った移民の集団が約5千人に増加していることが21日、分かった。AP通信が伝えた。集団はグアテマラとの国境から約30キロ離れた街タパチュラに向けて移動している。メキシコの警察当局が警戒に当たっているが、阻止する動きはないもようだ。

 移民はメキシコ当局の監視を避けるように、国境を隔てる川をいかだや徒歩で渡り、メキシコ側の街シウダードイダルゴに集結。前日は約2千人とみられていた。夜明けとともに移動を始めた集団の長さは約1・5キロにも延びているという。

 11月6日の中間選挙を控え、移民問題の争点化を図るトランプ米大統領は21日、ツイッターで「(移民は)まずメキシコで亡命申請をしなければならない。そうでなければ米国は彼らを送り返す」「移民集団のせいで民主党の面目は丸つぶれだ。すぐに移民法を改正しろ!」と書き込んだ。

1903チバQ:2018/10/24(水) 19:41:39
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181024-00000063-mai-int
<ホンジュラス>移民が米目指し北上 トランプ氏が警戒指示
10/24(水) 19:07配信 毎日新聞
 【サンパウロ山本太一】中米ホンジュラスの貧困と治安の悪化から逃れようと、米国への移住を目指す集団が北上している。国連の推計によると、集団は徐々に人数を増やしてメキシコ国内に達し約7000人に上るとみられ、トランプ米大統領が「非常事態」として米国境警備隊や軍に警戒を指示するなど波紋を広げている。

 集団は今月13日、約100人がホンジュラス北部のサンペドロスーラを出発。徒歩などでグアテマラの国境を越えメキシコに入国する過程で多くの人が合流し、膨れ上がった。ロイター通信は23日、別に1000〜2000人の集団がグアテマラから北上していると伝えた。

 11月6日の米中間選挙を控え、トランプ大統領は重大争点だとして不法移民への強硬姿勢を示す。グアテマラ、ホンジュラス、エルサルバドルに対し「国を去って米国に不法に入ってくる人々を止められなかった」と非難し、3カ国への援助を停止、または大幅に削減すると表明した。

 メキシコのペニャニエト大統領も「法を犯すことを選んだ人々がこうした態度を続ければ、米国入りもメキシコ滞在も実現できないだろう」と述べ、違法滞在者の強制送還を示唆している。

1904チバQ:2018/10/25(木) 10:56:29
https://www.cnn.co.jp/world/35127433.html
機内で黒人女性に差別発言、映像が波紋呼ぶ 英警察が捜査
2018.10.23 Tue posted at 13:17 JST


(CNN) 欧州の格安航空大手ライアンエアーの機内で、乗客の男が高齢の黒人女性を口汚く侮辱し、隣に座りたくないなどと言い放った場面の映像が、ソーシャルメディアに投稿されて波紋を呼んでいる。

同機は19日、スペインのバルセロナ空港を出発して英ロンドンへ向かった。

離陸前の客室で、窓側の席の男が同じ列の通路側に座っていた女性を「醜い黒人野郎」などと呼び、「隣に座るのはいやだ」「別の席に移らないなら力ずくで動かす」と怒鳴りつけた。

近くに座っていたロンドン在住のデービッド・ローレンスさんが、この場面を携帯電話で撮影し、同日中にソーシャルメディアに流した。

ローレンスさんは、乗務員がその場で男を退去させたり、警察に通報したりすることもできたはずだと指摘する。

映像を見た人々からはライアンエアーの対応を批判し、ボイコットを呼び掛ける声も上がった。

ライアンエアーは21日の声明で「映像の件は認識し、警察に通報した」と述べた。

一方、英警察は「偏見に基づく犯罪を深刻に受け止める」との立場を強調。同社やスペイン当局と協力して調べを進めていることを明らかにした。

英PA通信によると、メイ英首相の報道官はこの件への具体的な言及を控えながらも、「首相は人種差別発言に対し、許しがたいとの立場を明確にしている」と述べた。

女性に同行していた娘によると、女性はロンドンに住む77歳のジャマイカ移民。夫の一周忌に合わせて旅行に行った帰りだった。着席後に現れた男から、奥へ入るために席を立てと言われたが、リウマチを患っていてすぐには動けなかったという。

1905チバQ:2018/10/28(日) 15:38:10
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181027-00000050-jij-int
極右ボルソナロ氏優位揺るがず=28日ブラジル大統領選決選投票
10/27(土) 14:53配信 時事通信
極右ボルソナロ氏優位揺るがず=28日ブラジル大統領選決選投票
ブラジルで28日、ミシェル・テメル氏の任期満了に伴う大統領選挙の決選投票が行われる。写真は、7日の第1回投票で有効票の46%を獲得した元軍人の極右ジャイル・ボルソナロ下院議員=7日、リオデジャネイロ
 【サンパウロ時事】ブラジルで28日、ミシェル・テメル氏の任期満了に伴う大統領選挙の決選投票が行われる。

 7日の第1回投票で有効票の46%を獲得した元軍人の極右ジャイル・ボルソナロ下院議員(63)と、29%の左派フェルナンド・アダジ元教育相(55)の戦いは、ボルソナロ氏が各世論調査で10〜20ポイント差をつけており、優位は揺るがない。即日開票され、28日夜(日本時間29日午前中)に大勢が判明する見通し。

 小政党を渡り歩いてきたボルソナロ氏は、インターネット交流サイト(SNS)を駆使する発信手法や社会的少数者を攻撃する差別的言動から、トランプ米大統領になぞらえられることも。治安改善策として刑法強化や銃規制緩和、軍の関与強化などを提唱。中央省庁の半減や国営企業売却による財政健全化と減税などを訴え、既成の政治経済に閉塞(へいそく)感を覚える中間・富裕層や経済界の支持を集めた。

 ボルソナロ氏は選挙戦最終日、ツイッターで「汚職をする人々や犯罪者、その他ブラジルを破壊しようとする者は、私の政権下では安眠できない」と強調。自身への投票を呼び掛けた。

 一方のアダジ氏は、4選挙連続で大統領選に勝利した労働党の候補。中・高等教育の充実や医療制度近代化、低所得者向け現金給付制度の堅持を訴えて従来の基盤である貧困層票を固めた。また、公共投資による景気刺激や労働者保護強化など左派的政策の継続を打ち出した。

 ただ、2015、16年のマイナス経済成長、労働党政権の汚職問題により支持は頭打ち。それでもアダジ氏は「潮目は変わった。ブラジルは彼(ボルソナロ氏)が代表する暴力や不遜に対して答えを出す。独裁者、拷問はもう二度とごめんだ」と極右政権への危機感をあおった。

1906チバQ:2018/10/28(日) 15:38:39
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181028-00000004-jij_afp-int
麻薬マネー途絶え…資金繰りにもがく動物園、ホンジュラス
10/28(日) 9:06配信 AFP=時事
麻薬マネー途絶え…資金繰りにもがく動物園、ホンジュラス
中米ホンジュラス北部コルテス県の動物園・エコパーク「ホヤ・グランデ」で、キリンと触れ合う来園客(2018年10月4日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】堂々としたキリン、力強いアフリカライオンに、誇らしげなベンガルトラ──中米ホンジュラスの青々とした山あいに、まるで旧約聖書に登場する「エデンの園」のような動物園がある。見どころたっぷりのこの動物園、実は、麻薬密売で大もうけした犯罪組織がつくったものだ。

【写真21枚】生まれたばかりの赤ちゃんラマも…麻薬組織の動物園「ホヤ・グランデ」

 ただ、かつては観光客で栄えたエコパーク「ホヤ・グランデ(Joya Grande)」も、今は資金不足で経営が傾いている。

 首都テグシガルパから北に約150キロ、丘の上の動物園を創設したのは、ホンジュラス最大の犯罪組織「カチーロス(Cachiros)」だ。南米コロンビアの麻薬王、故パブロ・エスコバル(Pablo Escobar)が広大な私有地に設けたテーマパーク「アシエンダ・ナポレス (Hacienda Napoles)」をまねたと言われている。

「とても繁盛していたエコパークだった。目新しかったし、投資もたくさんした」と、ホヤ・グランデのマリア・ディアス(Maria Diaz )園長はAFPの取材に語った。だが、カチーロスが2013年に米国の制裁の対象となり、動物園の経営陣も逮捕されて以降は「資金が不足している」という。

 グアテマラ出身で生物学者のディアス園長は、ホヤ・グランデを維持するためホンジュラス政府の資金援助を切望している。

 国の押収資産管理事務所(OABI)は2014年4月、カチーロスから動物園を押収した。ディアス園長はその際、月額7400ドル(約83万円)で施設の運営を続行するという譲歩を政府から引き出すことに成功。数百頭の動物たちの世話と施設管理を監督するため「ノアの箱舟獣医師サービス(Noah's Ark Veterinarian Services)」という法人を立ち上げ、運営は経済的にはうまくいっていた。

 ところが、昨年11月のホンジュラス大統領選でフアン・オルランド・エルナンデス(Juan Orlando Hernandez)大統領が再選すると、選挙に不正があったとして大統領への抗議デモが始まった。4か月にわたって続いたデモの間、ホヤ・グランデに通じる主要道路はデモ隊に封鎖され、来園客数は激減した。

■「楽園」の危機、不況が追い打ち
 同じ頃、OABIとホンジュラス検察庁が、虐待があったとして動物200頭を押収。「楽園」の魅力はますます損なわれてしまった。

 動物が大好きだと言って飼育員の制服のまま園内の事務所で取材に応じたディアス園長によれば、スタッフ65人の給料と動物たちの餌、水や電気代を合わせると毎月の出費は4万2000ドル(約470万円)。そこへ動物園が抱える8万3000ドル(約930万円)の負債がのしかかるが、訪問者が減少する中、返済のめどは立っていない。

 その上、ホンジュラス経済は悪化の一途をたどっており「人々は動物園を訪れるなど娯楽に金をかけるより、必需品への出費を優先している」とディアス園長は嘆く。今はOABIに対し「債務救済措置と1か月分の支払い減額を期待している」という。

 OABIのホセ・ルイス・アンディーノ(Jose Luis Andino)所長は、ディアス氏の要求が「法的に可能かどうか」を弁護士が調査しているとAFPに説明。ホヤ・グランデについて、観光名所としてだけでなく教育的な価値も高いと指摘し、「動物園を維持するため」施設の改善なども含めて関係者と協力していると話した。【翻訳編集】 AFPBB News

1907チバQ:2018/10/28(日) 15:44:51
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181026-00000080-mai-s_ame
<ブラジル大統領選>極右ボルソナロ氏先行 28日決選投票
10/26(金) 20:08配信 毎日新聞
 【サンパウロ山本太一】ブラジル大統領選の決選投票は28日、投開票される。調査会社IBOPEの23日時点の調査によると、極右、社会自由党のジャイル・ボルソナロ下院議員(63)の支持率は57%で、43%の左派、労働党のフェルナンド・アダジ元教育相(55)をリードする。「ブラジルのトランプ」と呼ばれるボルソナロ氏か、過去4回の大統領選を制した労働党のアダジ氏か、南米一の大国の選択が注目される。

 ネット上では両氏による応酬が激しさを増している。ボルソナロ氏は25日、長引く経済低迷について、ツイッターで「多くの企業が暴力(犯罪)や汚職を理由に投資をやめた。全て労働党の遺産だ」と非難。一方アダジ氏もツイッターで、医師から参加許可を得ているのに体調不良を理由に討論会に出席しないボルソナロ氏について「討論会参加は市民を尊重する証し。彼の戦略は隠れ続けることだ」と批判した。両氏を中傷するフェイクニュースも多数出回っており、互いが発信源だと主張しあっている。

 ボルソナロ氏は、女性、黒人、性的少数者らへの差別的発言などで、トランプ米大統領と似ているとされる。汚職や治安の悪化で主要政党へ不信感を抱く富裕層や保守層、キリスト教福音派を中心に人気を集める。

 アダジ氏は、貧困層に根強い人気のある労働党のルラ元大統領(73)が収賄罪で収監中のため、後継として出馬。過去の軍政を擁護するボルソナロ氏に対抗し、「最後まで民主主義のために戦う」と危機感を募らせる。

 7日の第1回投票でボルソナロ氏は46%を得票。17ポイント差を付けられたアダジ氏は敗退した他の左派、中道系候補に結集を呼びかけるが目立った動きは見られない。

 大統領選は2016年8月、労働党のルセフ前大統領(70)が政府会計を不正操作した罪で罷免され、副大統領から昇格した中道右派、ブラジル民主運動党のテメル大統領(78)の任期満了に伴うもの。

 投票は28日夕(日本時間29日朝)に締め切られ、同日夜に大勢が判明する見通し。新大統領は19年1月に就任し、任期は4年。有権者数は約1億4700万人で、投票は義務づけられている。

1908とはずがたり:2018/10/29(月) 10:41:19

ブラジル大統領選 極右のボルソナロ氏、当選確実
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1810290002.html
08:14産経新聞

 【サンパウロ=住井亨介】南米ブラジルで28日、現職テメル氏の任期満了に伴う大統領選の決選投票が実施され、即日開票の結果、ポピュリスト(大衆迎合)的な姿勢と過激な発言で「ブラジルのトランプ」と呼ばれる極右のジャイル・ボルソナロ下院議員(63)が、左派のフェルナンド・アダジ元サンパウロ市長(55)を破って初当選を確実にした。地元メディアが伝えた。「ブラジル最優先」を掲げて、既成政治への不満を取り込んだ。市場開放や財政再建に期待が高まる一方で、強権的な政治姿勢に懸念が出ている。

 選挙管理当局によると、開票率94・44%での得票率はボルソナロ氏が55・54%、アダジ氏が44・46%。

 既成主要政党による汚職が相次いだ中、ボルソナロ氏は、新興小政党の社会自由党(PSL)に所属して汚職疑惑がないことが好感された。元軍人で過去の軍事政権を称賛しており、刑法の強化や国民の銃所有、元軍人の閣僚登用などによる治安の回復を提唱。市場開放や国営企業の民営化など構造改革の推進を主張して、既成政治に閉塞(へいそく)感を感じる経済界や富裕・中間層から支持を集めた。

 一方でソーシャルメディアを通じた攻撃的な態度や、女性・黒人・性的少数者への相次ぐ差別発言に国民の反感は根強く、選挙を通じて生じた分断の解消が課題となる。

 収賄罪で収監され立候補できなかった左派労働党(PT)の元大統領、ルラ被告の代替候補として出馬したアダジ氏は、補助金拡大などバラマキ的政策でルラ被告の人気が高い低所得層の支持を期待したが伸びず、同党の汚職イメージも響いた。

 今月7日の第1回投票では有効投票の過半数を獲得した候補がおらず、1位だったボルソナロ氏と2位だったアダジ氏が決選投票に進んだ。新大統領の就任日は来年1月1日で任期は4年。

1909チバQ:2018/10/29(月) 17:41:57
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181029-00000054-mai-s_ame
<ブラジル大統領>SNS活用 “泡沫”一転、勝利に
10/29(月) 17:10配信 毎日新聞
 【サンパウロ山本太一】28日投開票のブラジル大統領選で当選した極右、社会自由党のジャイル・ボルソナロ下院議員(63)は勝利宣言で、トランプ米大統領の決まり文句を意識しながら「ブラジルを偉大で栄える国にする」と誓った。自分に不都合なニュースを「フェイクニュース」と決めつけ、「ブラジルのトランプ」と呼ばれるボルソナロ氏は、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を有効に活用し、泡沫(ほうまつ)候補とみなされていた序盤から一転、勝利につなげた。

 党の資金や組織力が乏しく、知名度が低かったボルソナロ氏の選挙戦は、有力政治家の応援もなく、政党議席数に応じて配分されるテレビの政見放送時間も短かった。だがSNSで汚職非難のメッセージや動画を繰り返し投稿し、直接有権者に訴えると、熱心な支持者が勝手連的に増え、メッセージが拡散していった。フォロワー数は9月時点で約1000万人に上り1月から4割増加。陣営は否定するが、企業を使った違法な大量メッセージ送信やフォロワー数の水増しなどの疑惑が浮上した。

 またボルソナロ氏は9月、遊説中に自身に反発する元左派政党党員にナイフで刺され重傷を負い、「同情票」でも支持を集めた。医師から討論会参加の許可が出た後も体調不良を理由に公開の討論会には出席せず、最後までSNS中心の選挙戦を続けた。勝利宣言もフェイスブックの動画中継で済ませ、街頭に出ることはなかった。

 代わりに28日夜、南東部リオデジャネイロの自宅前でテレビのインタビューに応じ、「政府の財政赤字を減らして経済成長を促し、雇用を増やす」と語った。自宅周辺には数万人の支持者が集まり、花火を打ち上げて当選を祝った。

 サンパウロ市内でボルソナロ氏に投票した技師のファビオ・マッシャードさん(24)は「彼が掲げる汚職一掃と治安対策を進めてほしい」と望み、「軍事独裁に戻る不安はない」と話す。一方、対立候補のフェルナンド・アダジ元教育相(55)=労働党=に投票した学校職員のジュリアナさん(36)は「黒人や性的少数者、女性へのひどい発言は人間として信用できない。政権に軍人ばかりが増え、民主主義がどうなるのか不安だ」と危機感を吐露した。

1910チバQ:2018/10/29(月) 19:05:53
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3194999.html
ブラジル大統領選、極右ボウソナロ氏が当選 「国の運命変えていく」
07:24AFPBB News

ブラジル大統領選、極右ボウソナロ氏が当選 「国の運命変えていく」

ブラジル大統領選の候補、ジャイル・ボウソナロ下院議員(右)と妻のミシェルさん。リオデジャネイロで(2018年10月28日撮影)。(c)RICARDO MORAES / POOL / AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】(更新、写真追加)ブラジルで28日、ミシェル・テメル大統領の任期満了に伴う大統領選の決選投票が行われ、元軍人の極右ジャイル・ボウソナロ下院議員が左派のフェルナンド・アダジ元サンパウロ市長を破り、当選を果たした。ボウソナロ氏は「ブラジルの運命を共に変えていく」と勝利を宣言した。

 選挙管理当局の発表によれば、開票率99.7%の時点で自由社会党のボウソナロ氏が55.18%の票を獲得した。

「ブラジルのトランプ」などとも呼ばれるボウソナロ氏は選挙戦で、確固たる政権支配によってブラジルを危機から救うと公約。拷問のあからさまな支持や、女性や同性愛者、黒人への差別的発言には非難もあったが、既存勢力への怒りを吸い上げて勝利につなげた。

 ボウソナロ氏はフェイスブックでライブ配信した勝利演説で「聖書と憲法に従って統治する」とも表明。「社会主義や共産主義、ポピュリズム、左派の過激主義と戯れ続けるわけにはいかない」と左派との対立を鮮明にした。ボウソナロ氏は先月6日に暴漢に腹部を刺されて以降、フェイスブックを拠点に選挙活動を行った。

 選挙戦では両候補の間で世論が二極化。敗北が決まったアダジ氏は、自身に投票した「4500万人の自由を守る」ために働くと強調した。ボウソナロ氏は以前、左派の政敵らを「国外追放するか刑務所に入れる」と発言していた。

 ボウソナロ氏は2019年1月に大統領に就任する。【翻訳編集】AFPBB News

1912チバQ:2018/10/30(火) 20:40:42
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018102800414&g=int
同性婚、私有財産容認へ=大統領や首相も復活-改憲案、国民討議進む・キューバ

改憲案について説明するキューバのペレイラ駐日大使=24日午後、東京都港区

 カリブ海の社会主義国キューバで、1959年の革命後、初めて私有財産を認める改憲案の是非が来年2月、国民投票で問われる。7月に国会で承認された改憲案について、各地で8月から国民の意見を聞く国民討議が始まり、11月まで続く。ただ、改憲案に盛り込まれた同性婚も認める内容に抵抗も少なくない。

 ◇カストロ氏謝罪
 キューバのペレイラ駐日大使が24日、東京都内の在日キューバ大使館で、現状を解説した。同性婚容認に関しては「あらゆる差別に反対という議論がまずあって、その中で同性愛への差別もなくすという話になった」と経緯を説明した。
 「平等」を理想とした革命後、黒人や女性への差別解消には取り組んだが、同性愛者への差別を顧みることはなかった。1960〜70年代、同性愛者は職場で解雇に追い込まれたり、強制収容所へ送られたり、リンチで焼き殺されたりする例もあった。
 21世紀に入り、ラウル・カストロ前国家評議会議長の娘マリエラ・カストロ氏が性的少数派の権利擁護へ声を上げるようになった。最高指導者だった故フィデル・カストロ氏は2010年、メキシコ紙ホルナダとのインタビューで、同性愛者迫害について問われ「誰かに責任があるなら私だ」と述べ謝罪した。大使によれば「カミングアウトする外交官も今はいる」ところまで社会の意識改革は進んでいる。
 しかし、社会主義国とはいえ、キューバ人の大半はカトリック。国民討議では「バチカンが認めないものをなぜ憲法にまで書くのか」と抵抗は根強い。同性婚の養子や学校教育をどうするか意見や疑問も噴出しているという。
 ◇革命の哲学


キューバで始まった改憲案をめぐる国民討議=8月13日、ハバナ(EPA時事)

 私有財産を容認しても「貧富の差の拡大を絶対に許さないという革命の哲学」を譲ることはない。認められる私有財産に「上限はある」と規定されている。
 ただ、その上限の額は実は「誰も知らない」と大使。「一体いくらなのか」と国民討議ではここでも議論が紛糾している。
 改憲後も共産党一党支配は変わらない。しかし、改憲後は現在の国家評議会議長をトップとする体制が変わり、76年に廃止された大統領職や首相職が復活する。2人とも国会で選ぶことになり、国家元首は大統領だ。現在のディアスカネル議長が「そのまま大統領になるだろう」(外交筋)と予想されている。
 指導部に対しては「若返りが必要」という意見が強いと大使は語る。改憲案には1期目に臨む大統領の年齢を「35〜60歳に制限する」と盛り込まれた。現在58歳のディアスカネル議長はぎりぎりの年齢となる。(2018/10/28-20:05)

1913チバQ:2018/11/01(木) 15:48:26
https://mainichi.jp/articles/20181101/k00/00m/030/164000c

反政府派トップが帰還 2年ぶり
毎日新聞2018年10月31日 22時57分(最終更新 10月31日 22時57分)
【ヨハネスブルク小泉大士】南スーダン政府と反政府派の和平を祝う式典に出席するため、最大の反政府勢力を率いるマシャール前第1副大統領が31日、約2年ぶりに同国の首都ジュバに帰還した。マシャール氏は2016年7月の内戦再燃後、ジュバを脱出し、南アフリカなどで亡命生活を余儀なくされていた。

 現地からの情報によると、式典にはキール大統領やマシャール氏のほか、和平を仲介した隣国スーダンのバシル大統領ら周辺国の首脳も出席。マシャール氏は「反政府派も平和を望んでいる。和平協定を履行する用意がある」などと語った。

 キール大統領とマシャール氏は9月に和平協定の最終文書に調印した。来年5月までに政府と反政府派による暫定統一政権を発足させ、マシャール氏は第1副大統領に復帰することになっている。

 ただ、一部地域では今も武力衝突が続く。和平協定に基づく政治犯や反政府派メンバーの釈放などは実現しておらず、首都の治安維持にも課題を残す。反政府派の報道官によると、マシャール氏の帰還は一時的なもので、近く再出国する見通しだ。

 英ロンドン大学衛生熱帯医学大学院の調査によると、13年12月に始まった内戦の死者は推計約40万人に上る。

1914チバQ:2018/11/01(木) 15:53:28
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-181101X327.html
ケイコ氏に3年間拘束命令=大統領選不正資金疑惑―ペルー
09:35時事通信

 【サンパウロ時事】ペルーの裁判所は10月31日、ブラジル大手ゼネコンから不正な選挙資金を受け取っていた疑惑が持ち上がっているフジモリ派最大野党「フエルサ・ポプラル」のケイコ・フジモリ党首(43)について、検察の求めに応じて同氏を3年間拘束するよう命じた。同氏は直ちに身柄を拘束された。

 裁判官は「フエルサ2011(フエルサ・ポプラルの前身)党内に不正な資金を集める犯罪組織を形成した重大な疑いがあり、逃亡の恐れが高い」などと指摘した。ケイコ氏側は抗告する方針。同氏は10月10日、予備的に拘束されたが17日に解放されていた。

1915とはずがたり:2018/11/01(木) 22:49:35
「規律正しい」日本が理想 独裁賛美のブラジル新大統領
https://www.asahi.com/articles/ASLBY23LFLBYUHBI005.html
サンパウロ=岡田玄2018年11月1日15時10分

「ブラジルのトランプ」誕生 国民、既存政治に諦めか
 今年2月、視察のため来日した。犯罪対策について話すボルソナーロ氏は時折、笑顔でさらりときつい言葉を口にした。悪意はなさそうだったが、明るい人柄との落差に驚かされた。

 イタリア系移民の家庭に生まれ、軍事独裁政権だった1977年に陸軍入隊。88年に大尉で退いた。

 ボルソナーロ氏は選挙前、親しい人たちに「今のブラジルは静かな戦争のさなかにある」と語った。敵は過激な左派、同性愛者らキリスト教的な伝統的価値を壊そうとする人々、そして犯罪者だ。

 軍時代からの友人は「昔から口は悪いがタフで明るく、指導力があった」と話すが、当時の上官は「過剰な野心家」と評価していたという。当時、兵士の低賃金を新聞に告発して問題になったこともある。

 89年にリオデジャネイロ市議になり、91年に下院議員に。大統領選ではダークホースとみられていたが、背後では元将軍ら軍関係者が支援に動いていた。

 目指すのは、ブラジル国旗に書かれた「秩序と進歩」を体現した国だ。「規律正しい」日本は、理想とする国の一つだという。

 サンパウロ州出身。子どもは5人おり、息子3人も政治家だ。(サンパウロ=岡田玄)

1916 チバQ:2018/11/05(月) 18:29:17
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20181104-567-OYT1T50089.html
ニューカレドニア、住民投票で独立に「ノン」

11月04日 23:31��

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独立反対が上回った住民投票の結果を喜ぶ人たち(4日、ヌメア市内で)=一言剛之撮影 【読売新聞社】
(読売新聞)

 【ヌメア(ニューカレドニア)=一言剛之】南太平洋に位置するフランス領ニューカレドニアで4日、フランスからの独立を問う住民投票が行われた。当局の発表によると、即日開票の結果、独立反対の票が56・4%で過半数となり、独立が否決された。
 投票率は約80%だった。開票結果を受け、マクロン仏大統領は4日、テレビ演説し、「対話を続けることが唯一の道だ」と述べ、独立を求める先住民との融和に取り組む姿勢を強調した。
 ニューカレドニアは1853年に仏が植民地化した。予算編成や教育など多くの自治権が認められているが、人口の約4割を占め、貧富の差に不満を抱く先住民カナク人を中心に1980年代以降、独立運動が激化し、当局との武力衝突に発展した。混乱を収めるため仏政府は98年、独立派、残留派と3者で「ヌメア協定」を結び、2018年末までの住民投票実施を約束した。

1917チバQ:2018/11/05(月) 21:38:23
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181104-00000000-maiall-s_ame
<ラテンアメリカから>ブラジル大統領選 極右候補勝利の背景
11/4(日) 11:00配信 毎日新聞
 南米一の大国ブラジルで来年1月、新大統領に極右、社会自由党のジャイル・ボルソナロ下院議員(63)が就任する。差別的な発言やソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を活用する政治手法などがトランプ米大統領と共通し、「ブラジルのトランプ」と呼ばれる異色の人物だ。過去4回の大統領選で勝利した左派、労働党の候補者が敗北した背景には、汚職への不満や深刻な治安の悪化があった。

 現在の大統領は中道右派、ブラジル民主運動党のミシェル・テメル氏(78)。ただテメル氏は、ルセフ前大統領(70)が政府会計を不正操作した罪で罷免されたことを受け、2016年に副大統領から昇格した大統領であり、国民の直接選挙を経ていない。それまでは2002年にルラ元大統領(73)が初当選して以降、4回連続で労働党の候補者が勝っていた。

 労働党は貧困対策を掲げ、低所得者層や労働者層を支持基盤としてきた。だが今回の選挙では、これまで労働党に投票してきた貧困層の一部がボルソナロ氏を支持した。

 ◇貧困層で起きた「労働党離れ」

 ブラジル南東部サンパウロ市は、大手金融企業が集まり、中心部には近代的な高層ビルがそびえる。しかし、そこから車で約30分南に走ると、住民が不法に占拠した土地に建てたブロック作りの粗末な家があちこちに見えてくる。貧困層が多いとされるファベーラ地区だ。

 10月7日、ブラジル大統領選の第1回投票と同時に実施されたサンパウロ州議会選挙では、社会自由党所属の男性(24)がファベーラ地区から初当選した。この地区はボルソナロ氏躍進の象徴となった。

 ファベーラ地区に約20年前に移り住んだイウダ・シルバさん(61)は「ここには何もなかった」と当時を振り返る。経済開発が遅れる東北部からサンパウロに出てきて、郊外の原野にバラックを建てるところから生活を始めた。上下水道や道路などインフラは乏しかった。

 生活が豊かになったとシルバさんが実感したのは、貧困撲滅を訴えるルラ氏が大統領に就任して以降だ。もともと家政婦だったシルバさんはコツコツためた貯金をもとに小さな雑貨店を開業。ルラ政権が始めた低所得者向け現金給付金も受給し、「ルラのおかげでそれまで持てなかった家も冷蔵庫もクレジットカードも全て持つことができた」と話す。一方で最近、雑貨店で果物を販売しようとして「許可がない」と行政当局から禁止されたことをきっかけに、融通のきかない官僚主義的な態度に不満を感じるようになっていた。

 ルラ氏は選挙前に収賄罪で収監されて大統領選に立候補できず、後継として出馬したフェルナンド・アダジ元教育相(55)のことはよく知らない。そんな中、TVで歯切れ良く主要政党を非難し好感が持てたのがボルソナロ氏だった。企業活動の規制緩和を訴えるボルソナロ氏に、「新しい型の政治家で、これまでの古いやり方を変えてくれる」と期待した。

 地区の修理工、ルイス・ソウザさん(35)も前回まで労働党候補に投票してきたが、今回は汚職撲滅の訴えに共感してボルソナロ氏を支持した。「豊富な資源があるのに、いまだに発展しないのは政治家が汚職で(富を)盗むからだ」と話す。

 ここ数年、経済低迷が続くが、ルラ政権下の経済成長や貧困対策で中間層は大幅に増えた。政治アナリストのリカルド・メンデス氏は「労働党政権下で生活の質が向上し、反労働党になる人が出ている。貧困で苦しみ、助けが必要な時は労働党に投票するが、そこから抜け出した人はより多くのことを求めている」と話す。社会学者(国際関係)のデメトリオ・マギノリ氏は「大都市の貧困地区では、貧困解消そのものよりも『反汚職』という主張や、事業開始手続きの簡素化などに関心が移ってきた」と指摘する。

1918チバQ:2018/11/05(月) 21:38:47
 ◇農村地帯で多発する犯罪

 汚職批判だけでなく、ボルソナロ氏が主張する強硬な治安対策への期待も大きい。

 「犯罪者は何でも盗んでいく」。サンパウロ州ピエダージの山間部にある日本人移住地で日系2世の農家、タダカズ・サカグチさん(76)と妻のフミコさん(72)が嘆いた。自宅周辺の畑から農作物や農業用ホースが盗まれるのは日常茶飯事。約7年前には自宅で就寝中、台所からテレビなど総額約5000レアル(約15万円)相当を盗まれた。フミコさんは「もし、犯人が寝室に来て銃を突きつけてきたらどうなったのか」と声を震わせる。

 近くに住む日系2世の農家の男性(74)も数年前、自宅に押し入られ、現金や貴金属など計6000レアル(約18万円)相当を奪われた。頭に銃を突きつけられ、暴行されて約10日間のけがをした。男性は「この辺のほとんどの家が被害に遭ったが、犯人は一人も捕まらない」と嘆く。警察への不信感は地域住民に共通する。

 労働党政権下で治安悪化は進み、昨年の殺人事件件数は過去最多の6万4000件を記録した。ブラジルでは、手続きを経て登録された市民は銃を所持できるが、携帯は禁止されている。世論調査によると、13年に30%だった銃所有支持派は今年8月に40%に増加。一方、同時期に反対派は68%から58%に減った。

 ボルソナロ氏は違法に所持する犯罪組織に対し「国民は銃で立ち向かおう」と銃規制の緩和を訴えた。実際には、米国のように「自衛のため」の銃社会が逆に犠牲者を増やす例もある。だがサカグチさん夫妻らは銃が野放しになる恐ろしさについて考えるより、「銃があると思えば犯罪者は犯罪を思いとどまる」などとボルソナロ氏に共感した。「治安をはじめ経済や教育など今のままではとにかく駄目だ。変化が必要だ」との閉塞(へいそく)感を語る。

 全国農畜産業連盟は昨年、農家から被害報告を集約して実態調査を始め、連邦政府に銃規制緩和や農村地帯を管轄する専門警察の創設を要請した。社会自由党は組織が小さく資金力も弱いが、ボルソナロ氏は同連盟や銃規制緩和派、キリスト教福音派の支持を受け弾みがついた。

 ボルソナロ氏は立候補者13人が争った第1回投票で、得票率46%と2位のアダジ氏に17%差をつけて大きくリード。10月28日の決選投票では得票率55%を獲得。アダジ氏は中道、左派の結集を呼びかけたものの45%にとどまった。【山本太一】

1919チバQ:2018/11/05(月) 22:55:14
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181105-35128133-cnn-int
ニューカレドニアで住民投票、フランスからの独立「反対」多数
11/5(月) 17:57配信 CNN.co.jp
(CNN) 南太平洋のニューカレドニアでフランスからの独立の是非を問う住民投票が4日に行われ、独立「反対」が約56%の票を獲得して賛成派の44%を上回った。

ニューカレドニアはオーストラリア東岸から約1120キロの位置に浮かぶ島々で、フランスとは1万7000キロ離れている。これだけ遠くにある地域がその国の一部としてとどまっているケースは、世界でもごく一握りしかない。

最新の統計によると、ニューカレドニアの住民の40%前後はカナクと呼ばれる先住民が占める。次に多いのが欧州系で約27%。事前の調査ではフランスへの残留支持が7割との結果も出ていたが、実際の票差はこれよりもはるかに拮抗(きっこう)する形となった。

過去には独立運動が暴力へと発展することもあったが、フランス政府は1998年に独立支持の政党と3度の住民投票の実施で合意。今回がその1回目で、今後地方政府が承認すれば20年に第2回、22年に第3回がそれぞれ行われる。

フランスのマクロン大統領は住民投票の結果を受け、「カレドニア人の多くがフランスにとどまる選択をしたのを誇りに思う」と述べた。

ニューカレドニアという地名は、欧州から初めて訪れた英国の探検家ジェームズ・クックが、現在のスコットランドのラテン名にちなんで命名した。その後の1853年、ニューカレドニアはナポレオン3世によって正式にフランスに併合された。

1920チバQ:2018/11/05(月) 22:55:48
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181105-00000018-pseven-soci
ギリシャ?ギリシア? 国名の「ヤ・ア問題」の不思議
11/5(月) 16:00配信 NEWS ポストセブン
ギリシャ?ギリシア? 国名の「ヤ・ア問題」の不思議
評論家の呉智英氏
 国の名前をどう呼ぶかは、なかなかに複雑な問題をはらんでいる。現地の言葉の発音に沿ったカタカナ表記が多いが、微妙に異なることもあり、まったく違う呼び方が用いられていることもある。評論家の呉智英氏が、国名の不思議な呼び方について考えた。

 * * *
「週刊文春」連載の「池上彰のそこからですか!?」は情報を適確に整理していて毎回興味深い。十月二十五日号は「マケドニアが国名変える?」だ。

 ユーゴスラビア連邦の構成国だったマケドニアは、連邦解体後独立国家となるに際し、その国名をめぐってギリシャと対立している。マケドニアという名はアレキサンダー大王の故国の名だ。大王は長じてギリシャ全域を統治するようになり、さらに勢力を拡大してアフリカ北部からペルシャ・インドにまでヘレニズム文化は広がった。それ故、マケドニアという栄光ある国名使用に争いが生じた。

 記事ではこの事情がよく分かるのだが、恐らく紙数の制約だろうか、微妙にほのめかすにとどまる記述がある。次の二ケ所だ。

「ギリシア(国際ニュースではギリシャと呼びますが、教科書ではギリシアと表記します)」

「ペルシア(ニュースではペルシャと発音しますが、世界史の教科書での表記はペルシアです)」

 ヤ・ア問題である。

 私はロシヤをロシヤと書く。新聞などでは校閲部からチェックが入る。ロシアにせよ、と言うのだ。しかしロシヤ語ではロシヤと言う。綴りもロシヤ文字(正しくはキリル文字)でРоссия、ラテン文字ならRossiyaだ。そう反論すると、それなら注を付けてくれと言う。しかたなく「ロシヤ(原綴)」などとする。面倒でかなわん。ブルガリヤも同じくヤである。ところが、ルーマニアはア。そして、マケドニアは、マケドニヤ語ではヤ、ギリシア語ではア。この辺になると、私も使い分けがいいかげんになる。お手挙げだ。

 結局、自分が知っている範囲でヤ・アを使い分け、あとは何となく惰性でヤともアとも書く。池上彰の記事でもギリシャ・ギリシアの両方が出てくる。何かの意図があるらしい。

 しかし、さらに考えれば、ギリシャは自らをギリシャとは言わない。ギリシアとも言わない。エラダかエラスである。先に言ったヘレニズム(ギリシャ風)の語原である。ギリシャ神話のヘレンに由来する。ただ、欧米のほぼ全部の国でギリシャ、またその同系音で呼ぶ。十六、七世紀に活躍した画家エル・グレコは、ギリシャ人だったためスペイン語で「ギリシャ人El Greco(英語ならThe Greek)」と呼ばれた。

 二〇一五年にも類似の問題が起きた。

 グルジヤはかつて旧ソ連邦の構成国だった。独裁者スターリンはグルジヤ人である。しかし、ソ連崩壊後グルジヤのロシヤ離れが進み、ロシヤ語による呼称グルジヤをやめ、ジョージアと呼ぶように要請があった。それを容れて二〇一五年に国名変更となったのだが、自国名のロシヤ語呼称を英語呼称に改正するというのもおかしなものだ。自国語のサカルトベロになぜしなかったのだろう。

 グレートブリテン及び北アイルランド連合王国は、イギリスと呼んでも英国と呼んでもOK。UKと呼んでもOKである。

●くれ・ともふさ/1946年生まれ。日本マンガ学会前会長。著書に『バカにつける薬』『つぎはぎ仏教入門』など多数。

※週刊ポスト2018年11月16日号

1921チバQ:2018/11/06(火) 11:05:49
https://www.asahi.com/articles/ASLBT5JM9LBTUZVL007.html
「アルビノ狩り」の実態に迫る 東京で9日、初の会議へ
岩井建樹2018年11月5日09時53分
 アフリカで遺伝子疾患で白い肌に生まれたがゆえに、迫害にあう人たちがいる。国際会議「東京アルビニズム会議」(日本財団主催)が9日、初めて開かれ、迫害の実態や人権侵害について考える。マラウイやモザンビークなど9カ国から、被害者や支援団体などの関係者が参加する。

 迫害を受けているのはアルビノの人たち。メラニン色素をつくる機能が損なわれているため肌や体毛が白い。呪術に使う目的で、アルビノの人々の身体を切断する「アルビノ狩り」が起きている。国連の独立専門家イクポンウォサ・イロ氏によると、過去10年でアフリカの28カ国で約700件の襲撃があったという。

 会議では、2008年にアルビノ狩りに遭い、両腕を失ったザンビアの女性が体験を話す。解決に向けた取り組みも報告される。

 この問題を巡り、国際人権団体アムネスティ・インターナショナルが16年、マラウイ政府に対策を求める署名を始め、世界で22万人以上が活動に参加。日本では約2100筆が集まり、在日マラウイ大使館に届けられた。自らもアルビノで、会議で体験を語るJICAの伊藤大介さん(26)は「世界で協力して取り組むべき問題と知ってほしい」と話す。

 午前9時〜午後5時半、東京都港区の日本財団ビルで。参加申し込みはURL(https://bit.ly/2OrTCDN別ウインドウで開きます)へ。8日午後6時まで応募できる。(岩井建樹)

1922チバQ:2018/11/12(月) 11:58:19
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181111-00000013-kyodonews-int
ソマリア、爆発テロ死者50人に
11/11(日) 6:24配信 共同通信
ソマリア、爆発テロ死者50人に
爆発で負傷した人=9日、モガディシオ(AP=共同)
 【ナイロビ共同】ソマリアの首都モガディシオ中心部のホテル前で9日に起きた連続爆発テロで、地元の警察と病院は10日、死者が50人を超え、100人以上が負傷したと明らかにした。重傷者も多く、死者がさらに増える恐れがある。AP通信が報じた。

 イスラム過激派アルシャバーブが犯行声明を出した。政府高官や治安要員がこのホテルを常時利用しているため、攻撃対象に選んだと主張している。

 車に仕掛けた爆弾がホテル前で3回爆発し、駆け付けた救急隊を狙って4回目の爆発が発生。付近を走行中の車に乗っていた住民やホテル経営者が死亡した。

1923チバQ:2018/11/12(月) 11:59:02
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181111-00000027-jij_afp-int
港湾都市ホデイダで親政府派とフーシ派が戦闘、61人死亡 イエメン
11/11(日) 16:32配信 AFP=時事
港湾都市ホデイダで親政府派とフーシ派が戦闘、61人死亡 イエメン
イエメンの港湾都市ホデイダの郊外に集結する親政府派勢力(2018年11月10日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】(更新)イエメンの港湾都市ホデイダ(Hodeida)で親政府派と反政府派武装勢力が交戦し、少なくとも61人が死亡した。医療および軍関係者が11日、明らかにした。このほか、数十人の負傷者が市外の病院に搬送されたという。


 ホデイダの医療関係者らによると、11日までの24時間以内に親政府派の戦闘員9人とイランが支援する反政府武装勢力「フーシ派(Huthi)」の戦闘員43人が死亡した。さらに、ホデイダ南方の政府支配地域モカ(Mokha)の病院で、親政府派の戦闘員9人が死亡したという。政府軍筋もこれらの死者数を確認した。

 また、ホデイダにある軍病院の関係者によると、負傷したフーシ派戦闘員数十人が内陸部のサヌア(Sanaa)州やイッブ(Ibb)州の病院に搬送された。

 サウジアラビアが主導する連合軍の支援を受ける親政府派は、イランが支援するフーシ派からのホデイダの奪還を押し進めている。

 紅海(Red Sea)沿岸に位置し、同国で最も重要な港を抱えるホデイダでの戦闘では、10日間で400人超の戦闘員が死亡している。【翻訳編集】 AFPBB News

1924チバQ:2018/11/13(火) 20:22:05
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-181113X698.html
リビア安定化へ国際会議=東部支配者は対立姿勢
18:39時事通信

 【パリ時事】国家分裂状態が続くリビアの情勢をめぐり、イタリア南部パレルモで13日、国際会議が行われた。米国、ロシア、イタリア、フランスなどの代表も出席し、昨年合意した停戦の実現に向けた妥協条件や、延期されている選挙日程などを議論した。

 12日の夕食会には、国連の支持を受けて西部の首都トリポリを拠点とする暫定政府のシラージュ首相や国連の代表らが出席した。しかし、東部の有力軍事組織「リビア国民軍」を率いるハフタル将軍は同席を拒否し、対立姿勢を鮮明にした。ロイター通信によると、ハフタル氏は13日の全体会議にも参加しないが、シラージュ首相と同日、会談したという。

 主催国イタリアの最大の関心は、リビアから地中海を渡って欧州へ押し寄せる難民問題だ。コンテ伊首相は先に、記者団に対し「会議はリビアの安定と地中海の安全に向けた肝心な一歩だ」と指摘した。

1925チバQ:2018/11/16(金) 16:56:55
https://www.asahi.com/articles/ASLCH5609LCHUHBI017.html
船がホテル、駐機は隣国へ 慣れぬ国際会議に島国大混乱
ポートモレスビー=小暮哲夫2018年11月15日18時45分
太平洋の島国、パプアニューギニア(PNG)が17、18の両日、21の国と地域が参加するアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議を主催する。PNGがこれほど大きな国際会議を開くのは初めて。ホテルも移動用の車も足りなかったが、各国の支援も受けて開催にこぎ着けた。

 首都ポートモレスビーの港に、大きな観光クルーズ船が停泊している。各国代表団や海外メディアなどの宿泊先として政府が3隻を手配した。計約4千人が泊まる予定という。18日までの1週間で、関連行事も含め約1万人が訪れる見込みだが、市内のホテルは「数千人分しか収容能力がない」(観光業者)ためだ。

 日本の外務省が、スリやひったくり、強盗、性犯罪が「昼夜を問わず発生している」と注意を呼びかける首都は、そもそも観光都市ではない。

 各国首脳らが移動する車両も足りず、政府は10月、1台1千万円前後はするイタリアの高級車マセラティを40台購入。政府は「APEC開催はPNGを投資の場所として海外に示す好機となる」(オニール首相)とするが、国民の4割近くが貧困層にある国で「国民の暮らしに予算を使うべきだ」と批判を呼んだ。

 四苦八苦するPNGを各国は支援してきた。隣国オーストラリアは警備のために軍の部隊1500人や戦闘機、軍艦を派遣。豪メディアによると、PNGの国際空港が手狭で各国の政府機がすべて駐機できないため、空路で1時間半離れた豪北部のケアンズ空港を駐機用に提供する。中国は関連会合に使う国際会議場を無償で建設したほか、バスやミニバス計85台を供与した。

 日本も開催に向けてバス46台、救急車22台、消防車6台を供与し、昨年までに計51人のPNG政府の担当職員を開催のノウハウを学ぶ研修に招いた。

 ただ、米国のトランプ大統領の代理で出席するペンス副大統領はポートモレスビーには宿泊せず、ケアンズを拠点に、17、18日とも日帰りする予定という。(ポートモレスビー=小暮哲夫)

1926チバQ:2018/11/16(金) 16:57:26
https://www.asahi.com/articles/ASLBR4Q71LBRUHBI01J.html?iref=pc_rellink
「天国に一番近い島」独立? パラダイス遠い失業、貧困
コネ=小暮哲夫 パリ=疋田多揚2018年11月1日18時14分
 「天国にいちばん近い島」として知られる南太平洋のニューカレドニアで11月4日、フランスからの独立の賛否を問う住民投票がある。

 北部州の町ポヤを訪れると、沿道の旗が目に入ってきた。青、赤、緑のストライプを背景に黄色い円の中に伝統的な尖塔(せんとう)のシルエット。先住民カナクの旗だ。

 独立派「カナク社会主義民族解放戦線」(FLNKS)の集会に足を運ぶと、地域のリーダーらが「我々がこの国を率いていく」と呼びかけていた。

 配られた冊子「独立に向けたビジョン」には、国名「カナク・ニューカレドニア」、国旗はカナクの旗、世俗的な民主国家を目指す、などと書かれている。最前列に座るジュリエン・ゴウさん(57)は「独立に賛成。運動の成果だからだ」。

先住民の尊厳
 19世紀にフランスが領有、ニッケル鉱を見つけるとカナクの土地を奪い入植を進めた。支配層の白人と伝統的な農漁業を営む先住民との格差は広がった。

 第2次大戦後、周辺の島々が独立する中で、FLNKSが1984年に結成された。白人の果樹園の労働者だったゴウさんもポヤ中心部の道路を封鎖する抗議行動を繰り返した。「何も持っていなかった私たちは政治や経済の不平等に反対した」

 88年に仏当局との衝突が先鋭化。事態収拾のため独立派と反独立派、仏政府が同年、独立の賛否を問う住民投票を10年後に実施することで合意。さらに98年に3者が結んだ協定は、投票を最大で2018年へ先送りし、議会の設置や、外交、司法など5分野を除く権限を現地の行政府に移譲する内容を盛り込んだ。

 FLNKSの幹部、ダニエル・ゴアさんは7月、シドニーで講演し、「植民地主義の時代は終わる。独立を求めるのは、尊厳の問題だからだ」と語った。

 北部州の中心の町コネのバスロータリーには、平日の昼間から若者が目立つ。ローラ・ポアウテタさん(21)は高校を卒業したが仕事がない。「今は欧州系の方が恵まれている」。友人のダイアナ・シンチャさん(21)がうなずいた。

 失業率、貧困率とも、カナクの多い北部州などは高く、欧州系の多い南部州は低い。また昨年の全域の失業率は11・6%だが、15〜29歳では25・2%。カナクの若者には、独立で現状が変わるとの期待がある。

 仏領になって1世紀半余り。独立を求める先住民に対し、欧州系の多くは現状維持を望んでいる。



1927チバQ:2018/11/18(日) 18:16:56
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/world/kyodo_nor-2018111801001369.html
マダガスカル大統領選決選投票に 元職一騎打ち
09:44共同通信

 【ナイロビ共同】アフリカ南東部の島国マダガスカルからの報道によると、大統領選が7日に行われ、選挙管理委員会は17日、当選に必要な過半数を得る候補がいないため、ラジョエリナ元暫定大統領とラベロマナナ元大統領の上位2人による決選投票を12月19日に行う見通しとなったと発表した。

 9月にラジャオナリマンピアニナ大統領が、選挙改革を巡る与野党の対立で辞任。今回の大統領選に出馬したが、得票率は約9%で3位。ラジャオナリマンピアニナ氏は選挙で不正があったと主張している。

1928チバQ:2018/11/18(日) 18:23:41
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20181117k0000m030011000c.html
大統領選、来春で合意 政情不安続く
11月16日 17:33毎日新聞

 【カイロ篠田航一】国家分裂状態が続くリビアの和平実現を目指す国際会議が12、13両日、イタリア南部パレルモで開かれ、リビアの主要勢力は12月に予定されていた大統領選と議会選を来年春に延期することで合意した。旧宗主国イタリアはリビアを安定化させ、地中海経由で欧州に渡る難民の流入に歯止めをかけたい考えだが、リビアでは武装勢力のテロも頻発し、政情不安が続いている。

 ロイター通信などによると、会議には西部の首都トリポリを拠点とし国連の支援を受けるシラージュ暫定首相と、東部を拠点とする民兵組織「リビア国民軍」を率いるハフタル将軍が出席。会談内容は明らかにされていないが、選挙延期について合意したという。会議の開催国イタリアのコンテ首相は「正しい方向への第一歩で、会議は成功した」と述べたが、合意文書などは示されなかった。

 リビアは2011年のカダフィ政権崩壊後、複数の武装勢力が割拠する内戦状態に突入。過激派組織「イスラム国」(IS)や国際テロ組織アルカイダ系組織も台頭し、大混乱に陥った。15年に国連の仲介で統一政府樹立に合意し、シラージュ暫定首相が誕生したが、ハフタル将軍が西部の政府を拒否。東西対立が鮮明になっている。テロも頻発し、今年5月にはトリポリの選挙管理委員会本部がISに襲撃されて10人以上が死亡。誘拐事件も多発している。

1929とはずがたり:2018/11/18(日) 21:41:35
パプアに電力供給で協力=中国に対抗か―日米豪など
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-181118X328.html
11:46時事通信

 【ポートモレスビー時事】日本、米国、オーストラリア、ニュージーランド、パプアニューギニアの首脳らは18日、2030年までにパプア国民の7割に電力を供給するため、5カ国で協力していくことをうたった共同声明に署名した。パプアでは現在、国民の13%にしか電力が届いていない。

 署名したのは安倍晋三首相、ペンス米副大統領、モリソン豪首相、アーダーン・ニュージーランド首相、オニール・パプア首相。声明は「人々の真の需要を満たし、持続不能な借金負担を避ける」と記し、途上国を「借金漬け」にしているとされる中国への対抗意識をにじませている。

1930とはずがたり:2018/11/18(日) 21:42:09
APECの首脳会議が開幕 米中対立で声明の発表に遅れ
11月17日 20:37朝日新聞
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASLCK4VJCLCKULFA005
APECの首脳会議が開幕 米中対立で声明の発表に遅れ

APECビジネス諮問委員会(ABAC)との対話に臨む安倍晋三首相(右から2人目)。右端は韓国の文在寅大統領、左端は中国の習近平国家主席=2018年11月17日午後3時59分、ポートモレスビー、代表撮影

(朝日新聞)

 アジア太平洋地域の21カ国・地域が参加するアジア太平洋経済協力会議(APEC)の首脳会議が17日夜、パプアニューギニアの首都ポートモレスビーで開幕した。自由貿易の推進などを議論するが、貿易摩擦を繰り広げる米中が先に開かれた閣僚会議で対立し、2年連続で閣僚声明の発表が遅れている。18日の首脳宣言の採択でも難航が予想される。

 首脳会議には安倍晋三首相のほか、米国のペンス副大統領や中国の習近平国家主席らが参加している。トランプ米政権が保護主義的な動きを強めるなか、安倍首相は会議で、世界貿易機関(WTO)を中心とした多国間の自由貿易の枠組みを推進するべきだと強調する方針。こうした表現が宣言に盛り込まれるかどうかが焦点になる。

 ただ、首脳会議では、宣言の文言を巡って米中のつばぜり合いが予想される。関係者などによると、すでに15日に開かれた閣僚会議で中国が米国の保護主義的な動きを批判。一方の米国も中国政府による国有企業への過度な補助金や外国企業への技術移転の強要などを指摘した。終了後の閣僚声明の調整は難航し、17日夜になってもまだ発表されていない。(ポートモレスビー=西山明宏)

1931チバQ:2018/11/19(月) 14:20:27
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181119-00000000-maiall-m_est
<アフリカノート>野党分裂で波乱含みのコンゴ大統領選
11/19(月) 5:00配信 毎日新聞
 12月23日投票の大統領選挙を前に、コンゴ民主共和国の政局が大きく動いている。主要野党7党は今月11日、実業家のマルタン・ファユル氏を統一候補とすることで合意したが、翌日に最大野党の党首が合意からの離脱を表明。2001年から実権を握り続けてきたカビラ大統領の後任を選ぶ選挙は波乱含みの様相を強めている。

 アフリカ中部に位置し、アフリカで2番目に国土が広いコンゴは、1960年にベルギーから独立して以来、内戦や紛争を繰り返してきた。今回の選挙は、さらなる流血と分裂を引き起こさずに政権交代を実現できるかにも注目が集まっている。

 現職のカビラ氏は2016年末に憲法で上限として規定された連続2期目の任期を終えた後も退陣せず、治安情勢や選挙準備の遅れなどを口実に大統領選の実施を先延ばしにしてきた。そして今年8月にラマザニ前内相を後継候補に指名した。

 戦争犯罪と人道に対する罪に問われ、6月の国際刑事裁判所(ICC)の控訴審で逆転無罪となったベンバ元副大統領らも出馬の意向を表明したが、カビラ政権の息がかかった選挙管理委員会は立候補を認めなかった。

◇野党陣営は合意の翌日に分裂

 ベンバ氏やカトゥンビ前カタンガ州知事といった大物の立候補が阻まれる中、野党各党の代表はジュネーブで3日間の協議を開き、エクソンモービル元社長のファユル氏擁立を決定。「初の野党統一候補」が誕生と海外メディアでも大きく報じられたが、最大野党・民主社会進歩同盟(UDPS)のフェリックス・チセケディ党首は12日、地元ラジオ局の番組で「支持者の理解が得られない」として、合意文書への署名を撤回すると述べた。

 さらにコンゴ国民連合(UNC)のビタル・カメレ党首も合意離脱を表明し、野党の分裂が鮮明になった。

 米ニューヨーク大の調査機関「コンゴ研究グループ」が10月末に公表した世論調査の結果では、チケセディ氏が他候補を大きく引き離してトップ。そのためUDPSとしては、知名度が低いファユル氏の支持に回るのは納得できなかったようだ。ただ、コンゴ大統領選は上位2候補による決選投票がないため、複数候補の間で野党支持票が分散すれば、与党候補に有利に働くとの見方が強い。

◇「院政」を狙うカビラ大統領

 コンゴは97年にモブツ独裁政権が崩壊した後、内戦に突入した。ルワンダをはじめとする周辺国が介入する国際紛争に発展し、死者は計約540万人に上ったとされる。

 鉱物資源が豊富な東部では02年の和平合意後も武装勢力が乱立するほか、近年は首都キンシャサなどでもカビラ氏の留任に対する抗議デモが拡大した。カビラ氏は米国やEU(欧州連合)などからも批判を浴びて3選出馬を断念したが、南アフリカ安全保障研究所のステファニー・ウォルターズ氏は、ラマザニ氏の指名について「カビラ氏は自身に忠実な人物を後継者に据えて、退陣後も影響力を維持しようとしている」と分析する。

 何度も延期が繰り返された末に、投票日の約1カ月前になって「カビラ氏の腹心対野党統一候補」の構図が崩れた今回の選挙。果たしてカビラ氏のもくろみ通りに進むのか、それとも--。野党側は、今回から導入される電子投票システムにも「不正な操作が行われる可能性がある」と今から疑念を向ける。野党が土壇場でボイコットする可能性もあると指摘されているうえ、選挙が実施されたとしても開票結果を巡ってもめることになりそうだ。開票結果を巡る不満が新たな衝突を誘発しかねないと危惧されている。【小泉大士】

1932チバQ:2018/11/22(木) 11:25:51
https://www.sankei.com/world/news/181122/wor1811220007-n1.html
【国際情勢分析】独立選ばなかったニューカレドニア 中国の南洋進出に「待った」
2018.11.22 07:00
 南太平洋のフランス特別自治体ニューカレドニアは4日、住民投票でフランスから独立しない道を選んだ。独立すれば、太平洋で影響力を拡大する中国の干渉を招く恐れが指摘されていた。中国の海洋覇権の拡大を警戒するフランス政府はひとまず胸をなでおろした形だ。だが、住民投票が再度実施される可能性もあり、ニューカレドニアが独立に向けて方針転換することが懸念されている。

 「過半数の住民がフランスを選んだことを国家元首として誇りに思う」。フランスのマクロン大統領は4日、住民投票の結果を受けたテレビ演説でそう述べた。フランスは1853年、ニューカレドニアを併合。ニューカレドニアの先住民、カナクらが長年、独立を求める一方、欧州系住民らは現状維持を主張していた。今回の投票でフランスは公式には結果を尊重するとの中立の立場だったものの、専門家は「フランス政府は本音では残留を強く望んでいた」と指摘する。実際に、マクロン氏が今年5月にニューカレドニアの政庁所在地、ヌメアを訪れた際、「(フランスは)ニューカレドニアなしでは輝けないだろう」と漏らした。

 マクロン政権がニューカレドニアを離したくなかった背景には、太平洋地域での中国の覇権構築の脅威がある。中国政府は近年、英仏共同統治から1980年に独立した南太平洋の島国バヌアツと官邸や政府施設の建設協力などで関係を深めている。近畿大国際学部の畝川(せがわ)憲之教授は「電子機器産業に不可欠なニッケル鉱の世界有数の生産地でもあるニューカレドニアが独立すれば、中国はバヌアツなどのように援助攻勢をかけて影響下に組み込もうする可能性が高い」と分析する。今年3月にニューデリーを訪れたマクロン氏は「インド洋や太平洋で覇権はあってはならない」と述べ、中国の海洋進出を暗に牽制していた。

 ニューカレドニアが独立を選ばなかったことで中国の干渉を防げたが、独立をめぐる動きが終わったわけではない。米CNNテレビ(電子版)などによると、今後、地方政府が承認すれば2022年までにあと2回、住民投票が実施される。今回の投票の最終結果は独立反対が56・4%、賛成が43・6%。事前の調査では残留支持が7割との結果もあったが、実際はより小差となった。再度実施されれば、「逆転の可能性もゼロではない」(専門家)という。

 一方で、一部の過激な独立支持層による暴動も懸念されている。英BBC放送(電子版)によると、4日の投票結果の発表後には、ヌメアで放火などが発生。抗議者によって道路が封鎖される事件もあったという。1970年代後半には、カナクを主体とした独立運動が活発化し、多数の死傷者を伴う衝突も発生した。徳島文理大の八幡和郎教授は「独立支持層によるテロが国内で激しさを増すと、独立に反対する欧州系住民が国外に退去する恐れもある。そうなると、今後の住民投票は一層読めなくなりそうだ」と指摘する。
(外信部 板東和正

1933チバQ:2018/11/27(火) 18:12:47
http://www.asahi.com/international/reuters/CRWKCN1NV00Y.html
豪ビクトリア州議会選、労働党が大勝 国政選挙へ保守連合に痛手
2018年11月26日09時43分
 [シドニー 24日 ロイター] - 24日に投開票された豪ビクトリア州議会(定数88)選挙は、与党・労働党が予想以上に議席を伸ばして大勝した。アナリストの間では、半年以内に行われる国政選挙を前に、自由党と国民党の保守連合にとって警鐘を鳴らす結果との指摘が出ている。

 ビクトリアは人口が2番目に多い州で、今回の選挙は国政で連立政権を担う保守連合に対する有権者の支持を測るものと位置づけられた。

 保守連合はターンブル前首相の議員辞職に伴い10月から連邦下院の議席が過半数に届かない少数与党となっている。

 ビクトリア州選挙管理当局のウェブサイトによると、労働党は議席を45から55に伸ばす見通し。

 開票作業が完了するまで正式な結果は発表されないものの、労働党のアンドリュース州首相は24日夜に勝利宣言を行った。

 シドニー大学のロドニー・ティッフェン名誉教授は今回の選挙について、国政の自由党にとって警鐘を鳴らす結果で、自由党内で社会問題や温暖化対策を巡る見解の相違が深まる可能性があると指摘。「国政では自由党にとって非常に悪い兆しだ。連敗の印象が続いている」と話した。

1934チバQ:2018/12/04(火) 18:58:24
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181204-00010010-afpbbnewsv-int
メキシコ新大統領、公邸に居住せず一般公開
12/4(火) 15:09配信 AFPBB News

(c)AFPBB News

【12月4日 AFP】メキシコの大統領公邸「ロス・ピノス(Los Pinos)」が一般公開されている。アンドレス・マヌエル・ロペスオブラドール(Andres Manuel Lopez Obrador)新大統領の就任翌日の2日、大勢の人が見学に訪れた。

 反既存勢力左派のロペスオブラドール新大統領は、汚職対策や緊縮財政に取り組む姿勢を打ち出しており、豪華な大統領公邸には居住せず、一般公開する意向を示していた。(c)AFPBB News

1935チバQ:2018/12/05(水) 18:23:17
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-181204X190.html
豪短命政権に歯止め=与党、党首解任で新規定
12月04日 09:00時事通信

 【シドニー時事】オーストラリア与党・自由党は3日、会合を開き、同党党首が総選挙で勝利して首相に就任した場合、所属議員の3分の2の賛成がなければ党首を解任できないと明示した新たな規定を決めた。同党出身者による短命政権が続く最近の傾向に歯止めをかける狙いがある。

 同党ではアボット、ターンブルの両首相が2代続けて党内抗争で退陣に追い込まれ、党に対する国民の批判が高まっている。来年5月までに行われる総選挙を控え、党首解任に過半数の議員の賛成が必要などとしていた従来の基準を引き上げることで、低迷する党の支持率の回復を目指す。モリソン首相は記者会見で、74年前の結党以来「最大の変更だ」と指摘。「われわれは(有権者の)失望を理解し、それを受け入れ、責任を果たす」と述べた。

 自由党はターンブル氏の議員辞職に伴う10月の下院補欠選挙で敗北し、同党主導の保守連合は議会で過半数議席を失った。安易な首相交代に対する批判票も多く、自由党は対応を迫られていた。

1936チバQ:2018/12/18(火) 14:51:53
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181218-00000024-jij-m_est
副大統領、野党党首に=5月に選挙控え、大統領に反旗―マラウイ
12/18(火) 7:33配信 時事通信
 【リロングウェAFP時事】東アフリカのマラウイで17日、チリマ副大統領が野党「統一変革運動(UTM)」の党首に選出された。

 5月の大統領選に出馬し、ムタリカ大統領に挑むことになる。

 副大統領は6月、腐敗を理由に与党「民主進歩党(DPP)」を離党。7月にはUTMを結成した。17日に第1回党大会が開かれ、副大統領は「これ以上『いつも通り』を続けるわけにはいかない」と変革を訴えた。

1937チバQ:2018/12/18(火) 16:04:31
https://mainichi.jp/articles/20181217/dde/007/030/019000c
ブラジル
霊媒師が性的虐待 300人以上被害か
会員限定有料記事 毎日新聞2018年12月17日 東京夕刊


ブラジル・アバジアニアの施設に到着したジファリア容疑者(中央)=12日、ブラジル通信社提供・AP共同
 【リオデジャネイロ共同】ブラジルで「ジョアン・ジ・デウス(神のジョアン)」と呼ばれ、超自然的な力で病気を治すとして世界的に著名な霊媒師ジョアン・ジファリア容疑者(76)が16日、女性の「患者」らに性的虐待をしていた疑いで警察に逮捕された。地元メディアが伝えた。被害を受けたという女性は容疑者の娘(49)を含…

1938チバQ:2018/12/19(水) 11:34:07
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181218-00000088-mai-m_est
平和な政権移行、焦点に 23日、コンゴ民主共和国で大統領選挙
12/18(火) 22:59配信 毎日新聞
平和な政権移行、焦点に 23日、コンゴ民主共和国で大統領選挙
コンゴ民主共和国
 【ヨハネスブルク小泉大士】アフリカ中部のコンゴ民主共和国で23日、大統領選挙が行われる。1960年の独立以来初めて、平和的に指導者交代が実現するかが焦点の一つだ。ただ、選挙管理委員会の公正性への信頼は低く、専門家は結果の受け入れを巡って、混乱が広がる恐れがあると指摘している。

 これまでの政権交代はクーデターや内戦によるもので、現職のカビラ大統領も2001年に暗殺された父親の後を継ぐ形で大統領の座についた。カビラ氏は16年末に憲法で上限として規定された連続2期の任期を終えた後も退陣せず、治安や準備の遅れを理由に大統領選の実施を先延ばしにしてきた。

 憲法違反となる3選出馬こそ断念したものの、配下のラマザニ前内相を後継候補に指名。南アフリカ安全保障研究所のステファニー・ウォルターズ氏は「自らに忠実な人物を後継者に据えて、影響力を維持しようとしている」と分析する。

 一方、野党7党は投票1カ月前に実業家のファユル氏を統一候補とすることで合意したが、翌日に分裂。最大野党・民主社会進歩同盟(UDPS)のチセケディ党首は自ら出馬して3人の主要候補が争う構図となった。

 最新の世論調査ではチセケディ氏が首位だが、コンゴの大統領選は上位2候補による決選投票がないため、反カビラ票の分散でラマザニ氏が「漁夫の利を得る」可能性がある。しかし、今回から導入される電子投票機について野党側が「票の操作に利用される」と反対するなど、不正選挙の懸念は大きい。仮にラマザニ氏が当選した場合、他候補の陣営が受け入れを拒むのは必至だ。反発した野党支持者と治安部隊の衝突が危惧される。

 コンゴは西ヨーロッパに匹敵する広大な国土を誇り、スマートフォンなどの電子機器に使われるレアメタル(希少金属)が豊富。地下資源の埋蔵量は24兆ドル(約2680兆円)相当に上るとされるが、その富は一部の支配層が独占し、貧困がはびこっている。

1939チバQ:2018/12/20(木) 17:19:10
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181220-00000027-jij_afp-int
コンゴ民主共和国、大統領選1週間延期か 倉庫火災で大量の投票機破壊
12/20(木) 15:46配信 AFP=時事
コンゴ民主共和国、大統領選1週間延期か 倉庫火災で大量の投票機破壊
大統領選を控えたコンゴ民主共和国の首都キンシャサで、野党指導者を支持する人たち(2018年12月19日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】アフリカ中部コンゴ民主共和国の選挙管理当局者は19日、23日に予定する大統領選と議会選について、1週間延期される可能性があるとAFPに明らかにした。放火と疑われる倉庫の火災によって電子投票機が破壊されたためという。

【関連写真12枚】キンシャサの街角に掲げられた山のような選挙ポスター

 現職のジョゼフ・カビラ(Joseph Kabila)大統領は2年前に任期が切れたが、退陣していない。大統領選では、カビラ氏が選んだ与党候補のエマニュエル・ラマザニ・シャダリ(Emmanuel Ramazani Shadary)元内相に、複数の野党候補が争う構図。18年近く政権の座にあるカビラ氏は選挙後に退陣することになっている。

 独立国家選挙委員会(CENI)によると、火災があったのは12日。首都キンシャサで使われることになっていた電子投票機約1万台のうち、8000台近くが使用不能になったという。首都には全国の有権者4400万人のうち11%が住む。野党側は、火災には政府が関わっている可能性があるとの見方を示している。

 国内では選挙集会などで暴力事件が相次いでおり、NGOによると選挙運動が始まった先月22日以降、少なくとも6人が死亡した。

 東部では武装集団による襲撃が発生しているほか、エボラ出血熱も流行している。一方、西部では16日から民族衝突が続き、人権団体のまとめによるとこれまでに82人が死亡した。【翻訳編集】 AFPBB News

1940チバQ:2018/12/24(月) 21:04:32
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181223-00000005-asahi-int
大統領選控え衝突、100人超死亡か コンゴ民主共和国
12/23(日) 1:30配信 朝日新聞デジタル
大統領選控え衝突、100人超死亡か コンゴ民主共和国
コンゴ民主共和国の首都キンシャサで19日、野党の大統領候補の集会が中止になり、抗議する野党支持者ら=AP
 アフリカ中部コンゴ民主共和国で大統領選を前に、与野党の支持者や部族間の衝突が各地で起きている。100人超が死亡したとの報道もある。選挙管理委員会は23日に予定していた選挙を1週間後に延期すると20日に発表したが、野党支持者が反発し、混乱が収束する気配はみられない。

 ロイター通信などによると、北西部のマインドンベ州で16日、候補者への支持などをめぐって二つの部族が衝突し、約120人が死亡、70人が負傷した。カサイ州でも少なくとも1人が死亡、80人がけがを負い、首都キンシャサでは投票用紙を保管した倉庫が何者かに放火された。

 2001年から大統領の座にあるカビラ氏の後任を決める今回の選挙は、16年末までに予定されていた。しかし、カビラ氏は2期目の満了後も、「有権者名簿を更新できない」などの理由で選挙を先延ばししていた。憲法は連続して3期務めることを禁じており、カビラ氏は今年に入って不出馬を表明。後継候補として腹心のシャダリ元内相を指名し、影響力の維持を狙っているとみられる。

 野党側は、最大野党・民主社会進歩同盟(UDPS)の党首や実業家ら複数の候補者が出馬しており、野党支持者の票が分散する可能性が指摘されている。

朝日新聞社

1941チバQ:2018/12/24(月) 21:04:57
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181222-00000003-mai-m_est
コンゴ民主共和国、大統領選再び延期
12/22(土) 0:56配信 毎日新聞
 【ヨハネスブルク小泉大士】23日に大統領選を予定していたコンゴ民主共和国の選挙管理委員会は20日、投票を30日に延期すると発表した。すでに2年も先延ばしされてきた選挙が、実施直前に再び延期されたことに野党支持者は反発し、緊張が高まっている。

 今回の選挙から電子投票システムが導入されるが、今月13日に首都キンシャサで不審火が発生。倉庫に保管されていた端末や投票用紙などが焼失したため、予定通りの実施は不可能としている。

 現地からの情報によると、野党陣営は「権力を手放そうとしないカビラ氏の陰謀だ」と批判。抗議行動に備えて、治安当局は多数の兵士や警察官を展開する準備を進めている。

 カビラ氏は2001年に大統領に就任。2期目の任期満了に伴う大統領選は、16年に実施されるはずだったが、準備の遅れを理由に延期が繰り返された。

 コンゴでは1960年の独立以来、クーデターや内戦が続き、民主的な政権交代が実現したことがない。不正の横行が懸念される選挙の信頼性は、再延期によってさらに損なわれることになった。

1942チバQ:2018/12/25(火) 13:53:34
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181225-00000012-jij_afp-int
メキシコ、就任直後の州知事が墜落死 上院議員の夫も
12/25(火) 11:34配信 AFP=時事
メキシコ、就任直後の州知事が墜落死 上院議員の夫も
メキシコ中部プエブラ州で起きた知事夫妻のヘリコプター墜落現場(2018年12月24日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】(更新)メキシコ中部プエブラ(Puebla)州で24日、同州のマルタ・エリカ・アロンソ(Martha Erika Alonso)知事と夫のラファエル・モレノ・バジェ(Rafael Moreno Valle)上院議員を乗せたヘリコプターが墜落し、夫妻は死亡した。アンドレス・マヌエル・ロペスオブラドール(Andres Manuel Lopez Obrador)大統領が発表した。アロンソ知事は今月14日に就任宣誓したばかりだった。

【関連写真】墜落現場の様子

 墜落現場は同州サンタマリアコロナンゴ(Santa Maria Coronango)。墜落原因は現時点では分かっていない。

 ロペスオブラドール大統領はツイッター(Twitter)で「バジェ上院議員とアロンソ知事のご家族に心からお悔やみを申し上げる」と述べ、弔意を表した。

 地元メディアによれば、墜落では夫妻のほかに操縦士1人と別の乗客1人も死亡したという。

 アロンソ知事はプエブラ州初の女性知事。今年7月の知事選での勝利が選挙裁判所で確認されたことを受けて、今月宣誓していた。夫のバジェ氏も2011〜17年に同州知事を務めた。

 州憲法では、知事が空席になった場合、州議会が暫定知事を任命し、3〜5か月後に臨時選挙を行わなければならないと規定している。【翻訳編集】 AFPBB News

1943チバQ:2018/12/26(水) 10:30:36
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181225-00000618-san-m_est
リビア首都で外務省襲撃 3人死亡、ISか
12/25(火) 23:54配信 産経新聞
 【カイロ=佐藤貴生】リビアの首都トリポリで25日、外務省の庁舎が武装集団に襲われ、少なくとも3人が死亡、11人が負傷した。ロイター通信によると犯行グループは3人で、庁舎近くで自動車爆弾を爆発させた後、建物に向けて発砲。2人が庁舎に侵入して自爆し、1人は警備要員に射殺されたもようだ。治安当局者は、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)の犯行との見方を示した。

 リビアでは今月、選挙が行われる予定だったが、治安が安定しないため来年に持ち越された。

1944チバQ:2018/12/26(水) 10:56:37
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181226-00000507-san-pol
政府、IWC脱退を閣議決定 正式発表は26日
12/26(水) 5:00配信 産経新聞
 政府は25日の閣議で、クジラの資源管理を担う国際捕鯨委員会(IWC)からの脱退を決定した。IWCは反捕鯨国が加盟89カ国の過半数を占め、捕鯨国と反捕鯨国の対立激化で機能不全に陥っており、IWCに残ったままでは商業捕鯨の再開は難しいと判断した。ただし、正式発表は26日に行い、政府談話発出も検討している。日本の捕鯨政策は、商業捕鯨を中断した1988年から30年ぶりに大きく転換する。

 閣議決定の翌日に発表することについては、関係方面の調整を要したためとみられる。菅(すが)義偉(よしひで)官房長官は25日の記者会見で、IWC脱退に関し「政府の検討状況についてお答えは差し控えたい」と述べた。

 来年に脱退するまでの通知期限である1月1日までに政府がIWC事務局に脱退の方針を伝えれば、6月30日以降、商業捕鯨が可能になる。ただ、日本の国際機関脱退は極めて異例で、オーストラリアなど反捕鯨国を中心に批判が出ることも予想される。

 IWCは1948年、「鯨類の保護」とともに「持続的な利用」をうたって設立されたが、近年は保護に偏っている。今年9月のIWC総会で、日本は商業捕鯨の再開やIWC改革案を提案するも、反対多数で否決された。政府は「あらゆる選択肢を精査する」と脱退の可能性を示唆していた。

 商業捕鯨は、日本近海や日本の排他的経済水域(EEZ)での実施を模索する。一方、日本はクジラの資源量を正確に把握するため、商業捕鯨の一時停止が決議された後も生息数が多い南極海での調査捕鯨を続けてきたが、IWC加盟を条件とする南極海での調査捕鯨はできなくなる。

 日本は51年にIWCに加盟。2007年の総会で商業捕鯨の再開が認められず、脱退の可能性を表明したことがある。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181226-00000019-asahi-pol
日本、商業捕鯨再開向けIWC脱退へ 国内外から批判
12/26(水) 10:40配信 朝日新聞デジタル
 政府は26日、クジラの資源管理をしている国際捕鯨委員会(IWC)からの脱退を発表する。反捕鯨国が過半数を占めるIWCに加盟したままでは、日本が目指す商業捕鯨の再開は難しいと判断した。来年1月1日までにIWCに通知すると、6月末の脱退が決まる。商業捕鯨が再開されれば約30年ぶりとなる。

 戦後、国際協調主義を掲げてきた日本が、自国の主張が通らないのを理由に国際機関から脱退するのは異例で、国内外から批判が出ている。思惑通りの商業捕鯨が実施できるかは見通せない。

 日本は現在、北西太平洋と南極海で調査捕鯨を実施しているが、脱退するとこれらの調査捕鯨はできなくなる。今後、政府は新たな資源管理の枠組みのもと、日本の排他的経済水域(EEZ)内での商業捕鯨を目指すとみられる。捕鯨の規模は現在より縮小されることになりそうだ。

 沿岸での小型クジラの捕鯨はIWCの対象外で、直接の影響はない。

朝日新聞社

1945チバQ:2018/12/26(水) 10:57:16
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181222-00000029-jij-pol
商業捕鯨、政治決断で再開強行=IWC脱退論が沸点に〔深層探訪〕
12/22(土) 8:30配信 時事通信
商業捕鯨、政治決断で再開強行=IWC脱退論が沸点に〔深層探訪〕
国際捕鯨委員会(IWC)の総会=9月10日、ブラジル・フロリアノポリス
 政府が国際捕鯨委員会(IWC)を脱退し、約30年ぶりの商業捕鯨再開にかじを切った。IWCと一線を画し、日本の食文化を守るべきだと主張する自民党議員らによる脱退論の盛り上がりが沸点を迎えた結果と言える。外務省は、年明けの日米新貿易交渉、2020年の東京五輪・パラリンピックへの影響を理由に最後まで抵抗したが、政治決断に押し切られた格好だ。

 ◇待ち続けた「悲願」
 「ようやく待ち続けた日が来た」。20日午前、商業捕鯨再開方針の報道が流れると、自民党の水産族議員は喜びを隠さなかった。議員らは米国やオーストラリアなどが商業捕鯨を認めないことについて、「鯨食文化の否定は日本に対する侮辱」と長年訴え続けてきた。

 今年9月にブラジル・フロリアノポリスで開かれたIWC総会は、東京海洋大の森下丈二教授が日本人として約半世紀ぶりに議長を務めるなど、再開への機運がかつてなく盛り上がっていた。政府代表団は陣容を倍にして「背水の陣」(水産庁幹部)で臨んだが提案は否決された。

 総会後の10月、東京・永田町の自民党本部で開かれた捕鯨推進議員の会合。浜田靖一元防衛相が外務省幹部に対し、脱退を視野に入れた工程表を提出するよう要求した。外務省幹部が「検討を深めている」とかわそうとすると、捕鯨が盛んだった和歌山県選出の二階俊博幹事長が「党をなめとる」と叱り付ける一幕があった。

 ◇不毛な議論に終止符
 IWC脱退は、反捕鯨国との交渉の矢面に立つ水産庁も歓迎の立場だ。水産庁は他の魚種のようにクジラも科学的データに基づき、資源量を維持できる範囲内で捕獲しても問題ないと主張してきた。「クジラがかわいそう」と感情論をむき出しにする反捕鯨国との「不毛な議論」(水産庁担当者)にひとまず終止符が打たれることになる。

 これまで協議を続けてきたのは、国際的な批判を警戒する外務省への配慮などがあったからだ。しかし今回は推進派の強気の姿勢がそれを上回った。水産族議員は「今の安倍政権の政治基盤なら国際的な批判にも耐えられる」と鼻息が荒い。

 ◇食卓から遠のく可能性も
 政府は今後、反捕鯨国を含めた関係各国に商業捕鯨の計画などを説明する予定。ただ、環境保護団体のグリーンピース・ジャパンが20日、商業捕鯨再開の方針について「世界との歩調を乱す重大な間違い」と強く批判する声明を即座に発表するなど、反対派の理解を得るのは難しい。

 また、IWC脱退で南極海での捕鯨ができなくなることから、捕獲可能な頭数は大きく減る見通し。食卓からさらにクジラが遠のくことになれば、国際世論を敵に回してまで脱退推進派が切望した「食文化の保護」が霧散する可能性さえある。

1946チバQ:2018/12/26(水) 10:58:17
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181221-00050106-yom-pol
他国の食文化に高圧的、断固IWC脱退…二階氏
12/21(金) 18:12配信 読売新聞
 自民党の二階幹事長は21日、政府が国際捕鯨委員会(IWC)から脱退する方針を固めたことについて、「我々は断固とした対応で脱退だ」と述べ、支持する考えを示した。党本部で記者団の質問に答えた。

 二階氏は、沿岸捕鯨で有名な和歌山県選出で、党捕鯨対策特別委員会の最高顧問も務めている。二階氏は、反捕鯨国に対し「他国の食文化に文句を言い、高圧的な態度に出てくる国がある。再三再四、脱退も辞さないと警告してきたが、一顧だにしなかった」と不快感をあらわにした。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181220-00000104-mai-bus_all
日本政府、捕鯨委に見切り 「商業」再開はリスク大
12/20(木) 21:39配信 毎日新聞
 政府が国際捕鯨委員会(IWC)の脱退を決断した背景には、日本の「調査捕鯨」に対する国際的な包囲網が狭まっている現実がある。国際的な批判を恐れてクジラを提供する店が減るなど国内の消費量は大幅に減少しており、流通業界や沿岸で小型捕鯨を続ける地方からは早期の商業捕鯨再開を求める声が高まっていた。

 今回の離脱を決断するきっかけになったのが今年9月、ブラジルで開かれたIWC総会だった。商業捕鯨モラトリアム(一時停止)の継続などを盛り込んだ宣言を反捕鯨国などの賛成多数で採択し、クジラ保護の姿勢を国際社会に印象付けた。日本は商業捕鯨の再開とともに、モラトリアム解除など重要事項の決定に必要な議決数を現行の4分の3以上から過半数に引き下げる「改革案」を提案したが、反対多数で否決された。

 日本はこれまでもたびたび、調査捕鯨で得られた科学的データを根拠に資源が回復しているとして商業捕鯨再開を求めてきたが、反捕鯨国の壁にはね返されてきた。今年9月の総会が「最後のチャンスだ」(農林水産省幹部)として臨んだだけに失望感は大きく、「IWCが異なる立場や意見の共存を受け入れない場であることが明らかになった」(吉川貴盛農相)として、脱退に向けた最終調整に入った。

 さらに10月には、絶滅の恐れがある野生生物の国際取引を規制するワシントン条約の常設委員会が、太平洋(公海域)の調査捕鯨で捕獲しているイワシクジラの鯨肉販売が条約違反だと認定。日本は来年度以降、捕獲の継続が厳しくなったことも政府を追い詰めた。

 国内の鯨肉市場は大幅に縮小している。食糧難だった1962年、国内消費量は23万3000トンに上ったが、2012年には3000トンまで減少。国際的批判を恐れてクジラを仕入れる店も減っており、このままではクジラを食べる伝統的な習慣が消えかねないとの懸念も高まっている。

 IWCを脱退し、商業捕鯨再開を目指すことに、日本小型捕鯨協会会長で、和歌山県太地町漁協の貝良文参事は「再開は関係者の悲願だった。商業捕鯨になれば、より質の高い鯨肉を提供できる」と歓迎した。

 ただ、IWCを脱退したとしても、商業捕鯨再開への道は険しい。IWCを脱退すれば南極海での捕鯨は国際法上認められない。太平洋での捕鯨についても、国連海洋法条約で「国際機関を通じた活動」が求められる。IWC科学委員会への協力だけで条件をクリアできるかは不透明だ。自国の排他的経済水域(EEZ)内でも、IWCが規制対象とするミンククジラなどを捕獲すれば反捕鯨国などに法的措置に訴えられるリスクもある。

 調査捕鯨の船を運航してきた共同船舶の森英司社長は「政府は日本の捕鯨をどうするのか早く全体像を示してほしい」と語った。【加藤明子、阿部弘賢】

1947チバQ:2018/12/26(水) 10:59:02
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181220-00000149-jij-pol
捕鯨のまち、期待と戸惑い=IWC脱退で―下関と釧路
12/20(木) 19:49配信 時事通信
 政府は20日、国際捕鯨委員会(IWC)を脱退し、商業捕鯨を再開する方針を固めた。

 かつて捕鯨で栄えた山口県下関市と北海道釧路市では期待と戸惑いが交錯しており、関係者は情報収集に追われている。

 同日記者会見した前田晋太郎下関市長は「(報道が)事実であれば、歓迎したい」とコメント。反捕鯨国が主導するIWCからの脱退について「やむを得ないかと思う」と述べた。釧路市の捕鯨関係者も、商業捕鯨再開で鯨肉価格が下がれば、「(消費者に)親しんでもらえるかもしれない」と市場拡大を期待している。

 ただIWCを脱退すれば、調査捕鯨の半分を占める南極海での商業捕鯨の道は閉ざされる。商業捕鯨再開は北西太平洋が有力だが、地理的に遠い下関市は不利になる恐れがあり、前田市長は政府の対応を注視している。

 突然のIWC脱退方針に戸惑う声もある。捕鯨の歴史や現状について啓発活動を行う任意団体「下関くじら食文化を守る会」の和仁皓明会長は取材に対し、「日本の調査捕鯨はその海域で何頭までなら資源を減らさず捕れるかということでずっとやってきた。地球規模での食料確保にはどうしてもそういうスタンスが必要。率先してやってきた日本がその舞台から降りるのは非常に残念だ」と語った。 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181220-00000601-san-life
感情論に振り回されたIWC 脱退は正常化の出発点
12/20(木) 19:46配信 産経新聞
 政府が30年ぶりに捕鯨政策の転換を目指すのは、クジラの資源管理を担う国際捕鯨委員会(IWC)での議論が、科学的データや客観的事実に基づかず、反捕鯨国側の感情論に振り回され、「機能不全」に陥っていることが背景にある。日本は持続的利用が可能な捕獲枠を設定し、近海で商業捕鯨を再開する方針だが、科学調査は継続して、海洋資源保護のための国際貢献を行う。IWCの日本政府代表を務める森下丈二氏は今回の転換が、クジラの資源管理を正常化させるための「スタートだ」と話している。

 IWCは近年、鯨油獲得を目的に、ナガス、マッコウなどの大型鯨類の生息数を激減させた欧米などの反捕鯨国と、主に食用のために捕獲する捕鯨賛成国との対立が激化。商業捕鯨一時停止(モラトリアム)の採択以降、クジラ保護に転じた反捕鯨国が多数派を占め、会合は捕鯨を認めないとする方向に傾いてきた。

 科学調査の結果、ミンククジラなどの一部の資源量が復活しているにもかかわらず、反捕鯨国は、クジラを特別な動物ととらえる世論に影響を受け、モラトリアム解除に向けた議論に消極的な姿勢をとり続けた。9月のIWC総会では、商業捕鯨再開は「不要」とする宣言が採択。日本政府は「異なる立場や考え方が共存する可能性すらないのであれば、IWC加盟国としての立場の根本的な見直しを行わねばならない」と声明を出すに至った。

 森下氏は、脱退について「国際社会に背を向けることではない。鯨類の資源管理に関する現在の国際的な枠組みが機能しないために、新たな枠組みを作るためのステップになる」と強調。今後、捕鯨賛成国で「第2IWC」が組織される可能性がある。

 日本はIWC脱退で国際捕鯨取締条約(ICRW)の枠外で捕鯨を行うことになるが、国連海洋法条約(UNCLOS)の制約は受ける。UNCLOSでは、鯨類は「適当な国際機関」を通じて、資源の保存や研究を行うことが義務づけられている。そのため、「適当な国際機関」と位置づけるIWCの科学委員会にはオブザーバーとして残り、海洋資源に関する科学調査を継続する。IWC非加盟国で捕鯨国のカナダも同様の措置を取っている。

 科学調査は捕獲区域の日本近海や北太平洋で開始。鯨類資源が十分にある南極海からも撤退せず、目視による非致死的調査の継続に向け、調整を進める。

 一方、日本がIWCから脱退すれば、反捕鯨国の圧力や反捕鯨団体の抗議活動が勢いを増す恐れがある。強硬派のオーストラリアの外交関係者は「日本はIWCから抜け出すべきではない」と話しており、今後、政治色の強い非難声明が出される可能性がある。

 反捕鯨団体シー・シェパードの創設者、ポール・ワトソン容疑者(国際手配中)は「捕鯨を再開するなら、公海上で彼らを阻止する」と宣言。ラグビーW杯や東京五輪など世界的なイベントを控え、和歌山県太地(たいじ)町など国内の捕鯨拠点でも抗議活動が過激化する恐れがある。(佐々木正明)

1948チバQ:2018/12/26(水) 17:37:29
https://mainichi.jp/articles/20181224/k00/00m/030/092000c
スーダンで反政府デモ拡大 治安部隊と衝突、30人近く犠牲か
毎日新聞2018年12月24日 20時20分(最終更新 12月25日 05時18分)
【ヨハネスブルク小泉大士】アフリカ北東部スーダンからの報道によると、国内で食料価格の高騰や燃料不足に対する市民の抗議行動が拡大している。デモ隊は約30年に及ぶ長期政権を続けるバシル大統領の退陣を要求し、治安部隊との衝突で死傷者が出ている。

 反政府デモは今月19日に東部アトバラで始まり、首都ハルツームなどにも広がった。国際人権団体アムネスティ・インターナショナルは21日、少なくとも9人が治安部隊の発砲で死亡したと発表。犠牲者は30人近くに上るとの情報もある。

 強権体制のスーダンで近年に起きた反政府デモでは最大規模で、23日には医師団体が24日からの無期限ストを表明。「力で市民の不満を抑え込むのは困難」(地元記者)とみられ、政権の存続を脅かす恐れがあるとの見方も出ている。

 政府は若者のデモ参加を阻止するため大学を休校にし、ソーシャルメディアもつながりにくくなった。国内の一部で夜間の外出禁止令も発令。ロイター通信によると、野党幹部ら14人が拘束された。

 スーダンは2011年に油田が集中する南部(南スーダン)が分離独立した後、国家収入が落ち込んだ。17年の米国の経済制裁解除後も貿易赤字は改善せず、今年のインフレ率は70%近くに達している。

1949チバQ:2018/12/27(木) 13:35:56
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181226-00000109-jij-m_est
東アフリカ・ブルンジ、年明けに首都移転=中部ギテガに、疑問視も
12/26(水) 19:59配信 時事通信
 【ナイロビAFP時事】東アフリカ・ブルンジの大統領報道官は22日、ツイッターで、年明けから首都を現在のブジュンブラから中部の町ギテガに移転すると明らかにした。

 ただ、議会の承認が必要で、インフラなども不十分なことから実現を疑問視する声が高まっている。

 首都の移転はもともと、ヌクルンジザ大統領が2007年に約束していた。報道官は「ギテガは政治首都に、ブジュンブラを経済の首都にする歴史的な法案を採択する」と明言。また、19年初めからギテガで閣議を行い、5省庁の移転に着手する考えを述べた。

 ただ、周辺も含め人口120万人のブジュンブラに対し、植民地化前の王国の首都だったギテガはわずか人口3万人。反対派は「賃借オフィスやホテル、レストランはほとんどない。無分別な決定だ」と批判した。

 大統領は、野党の力が強いブジュンブラを嫌い、滞在を避けるようになっている。中国が2000万ドル(約22億円)を支援して建設したばかりの大統領府も閑古鳥が鳴いている。

1950チバQ:2018/12/27(木) 13:50:14
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181227-00000018-jij-pol
安倍・二階氏の意向大きく=IWC脱退、外交に冷や水
12/27(木) 7:13配信 時事通信
安倍・二階氏の意向大きく=IWC脱退、外交に冷や水
記者会見する菅義偉官房長官=26日午前、首相官邸
 政府が国際捕鯨委員会(IWC)脱退を決定した。

 決断に至る過程では、古くから捕鯨が盛んだった地域が地元の安倍晋三首相と二階俊博自民党幹事長の意向が大きく働いたとみられる。一方、脱退は、オーストラリアなど反捕鯨国との国際協調に冷や水を浴びせる恐れがある。

【図解】鯨肉の消費量

 和歌山県太地町の三軒一高町長は26日、自民党本部に二階氏を訪ね、脱退決定に謝意を伝えた。二階氏は「(捕鯨を)徹底的にやれ」と激励。この後、三軒氏は記者団に「幹事長が地方の声を官邸に届けてくれた。神様みたいだ」と語った。

 太地町は「古式捕鯨発祥の地」だ。その町を選挙区に抱える二階氏は早くから商業捕鯨再開を主張。今年9月のIWC総会で日本の提案が否決されると、10月に開かれた捕鯨議員連盟の会合で外務省幹部を「何をぼやぼやしているんだ」と一喝するなど、脱退に向けて強硬姿勢を強めた。

 一方、首相の地元である山口県下関市も「近代捕鯨発祥の地」として知られる。ある政府関係者は、今回の決定で大きな役割を果たしたキーマンについて「山口と和歌山の政権ツートップ」と語り、首相と二階氏だったことを示唆した。

 政府は表向き、脱退の決め手は「9月のIWC総会」(菅義偉官房長官)としている。ただ、政府内では、漁師から「商業捕鯨の将来が見えない中では、老朽化した漁船を買い替えられない」との悲鳴が上がっていたことが、首相らの判断を後押ししたとの見方も出ている。

 政府は25日に脱退を閣議決定したが公表せず、発表を26日にずらして、その間に関係国に説明、衝撃を緩和しようとした。菅氏は26日の記者会見で、農産物などの価格安定を目指す「一次産品共通基金」という国際機関を2013年に抜けた例を持ち出し、日本の国際機関脱退は珍しくないと強調してみせた。

 しかし、IWC脱退は、日本が戦前に孤立化を深めるきっかけになった国際連盟脱退を想起させ、パリ協定など国際枠組みからの離脱を表明するトランプ米大統領の姿とも重なる。来年は大阪での20カ国・地域(G20)首脳会議をはじめ重要な外交案件が立て込んでおり、影響を懸念する声も漏れる。

 「今後、外交的に厳しくなる。そこまでしてクジラを食べる必要があるのか」。外務省関係者はこう不安を口にした。

1951チバQ:2018/12/27(木) 13:51:03
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181226-00000619-san-pol
水産庁VS外務省、捕鯨めぐり攻防 最後は政治決着
12/26(水) 22:05配信 産経新聞
水産庁VS外務省、捕鯨めぐり攻防 最後は政治決着
再開される商業捕鯨の操業海域
 国際捕鯨委員会(IWC)からの脱退決定をめぐり、日本は反捕鯨国との根深い対立に加え、政府内では捕鯨政策をつかさどる水産庁と、国際協調を重んじる外務省との間で激しい駆け引きがあった。「IWCは機能不全」と主張する水産庁に対し、「国際的信頼を失う恐れ」と抵抗する外務省。「IWC脱退を決め、捕鯨もやめるのはどうか」との外務省側の意見も飛び出したが、最後は政治決断での決着となった。

 ■先鋭化

 IWC脱退への流れに大きな影響を与えたのは、2014年に南極海での調査捕鯨中止を命じた国際司法裁判所(ICJ)の判決だった。裁判で原告国のオーストラリアはIWCの目的が「捕鯨産業の秩序ある発展」ではなく、鯨類の保存に「進化した」と主張。日本が敗訴したことで、持続可能な捕鯨を求める針路に黄色信号がともった。

 その後、日本は新たな計画を練り直し、再び南極海へ船団を派遣。反捕鯨国が共同で「深刻な懸念」を表明し、対立は後戻りできないほどに先鋭化した。「IWCは家庭内離婚状態にある」。同政府代表の森下丈二氏はそう評した。

 ■抵抗

 商業捕鯨モラトリアム(一時停止)の解除は「ほぼ不可能」と判断した水産庁は今春ごろから、脱退を視野に入れた本格的な折衝を始める。(1)反捕鯨国は政治的立場からいかなる捕鯨にも反対(2)クジラを諦めればマグロなどの水産資源も同様の危機(3)調査捕鯨の継続は困難-などの理由を掲げ、脱退して、捕鯨推進国を中心に新たに「第2IWC」を作るべきと訴えた。

 外交交渉で矢面に立つ外務省はこの動きに抵抗し、官邸や与党議員への説得工作を本格化させた。真っ向から反対姿勢はとらないものの、(1)国際機関から脱退することは国際社会に背を向ける(2)東京五輪や即位の礼、(大阪開催の)20カ国・地域(G20)首脳会議へ影響をもたらす(3)国連海洋法条約違反で提訴されるリスクがある-などと訴え、IWC脱退後の否定的側面を強調した。

 ■決定打

 外務省の姿勢は「脱退の時期を先送りさせることで、軟着陸を図ろうとするのが目的」(交渉担当者)。水産庁側の主張と真っ向から対立することもあったが、外務省高官が自民党・二階俊博幹事長の地盤でもある和歌山県太地町を訪れ、伝統の捕鯨文化に理解を示すなど硬軟織り交ぜた態度も見せた。

 今年9月、反捕鯨国と物別れに終わったIWC総会後、脱退方針は決定的になる。関係他省庁に対しても「箝口(かんこう)令」が敷かれたが、これは環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)や日欧の経済連携協定(EPA)の発効を控え、反捕鯨国を刺激しないためだった。

 12月に入っても、「脱退の猶予期間をおくべき」などの意見も出た。しかし、最終的には、ほぼ水産庁側の主張通りに押し切られた。長らくIWC総会や政府内協議で交渉に携わってきた関係者は、「自民党の捕鯨推進派が決定打を与えた」と評した。(佐々木正明)

1952チバQ:2018/12/27(木) 14:30:08
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018122601256&g=int
コモロで3月に大統領選=アフリカ大陸東岸の島国
2018年12月26日17時53分


コモロのアザリ大統領=7月30日、モロニ郊外(AFP時事)

 【モロニAFP時事】アフリカ大陸東岸の沖にある島国コモロで2019年3月24日に大統領選の投票が行われる。アザリ大統領が今月24日付の大統領令で発表した。
 グランドコモロ、アンジュアン、モヘリの3島から成るコモロは、各島輪番制で大統領を選んできたが、グランドコモロ島出身のアザリ大統領は7月、国民投票を行って再選を可能にした。反発する暴動が10月にアンジュアン島で起きている。(2018/12/26-17:53)

1953チバQ:2018/12/30(日) 08:44:39
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181229-00000056-mai-m_est
混乱必至のコンゴ民主大統領選 30日、公正選挙期待できず
12/29(土) 20:27配信 毎日新聞
 【ヨハネスブルク小泉大士】コンゴ民主共和国の大統領選が30日、カビラ大統領の任期切れから2年遅れでようやく実施される。だが、野党地盤の一部地域での投票は来年3月まで延期されるなど、公正な選挙が到底期待できないことから、野党支持者らは強く反発。開票結果を巡って混乱するのは必至だ。

 大統領選は主要3候補の争いだ。17年間にわたって権力の座にいるカビラ氏は腹心のラマザニ前内相を後継者に指名。野党各党は元石油会社役員のファユル氏を統一候補に立てた。だが、直後に分裂し、「民主社会進歩同盟」のチセケディ党首も出馬した。

 米ニューヨーク大の「コンゴ研究グループ」が28日に発表した世論調査の結果によると、ファユル氏が47%の支持を集め、他候補に大差をつけた。一方で、48%が票の操作などの不正が行われるとみていると回答。さらに過半数は、ラマザニ氏が「勝利した」と発表されたとしても受け入れないとしている。

 選管は当初23日に予定されていた大統領選を、火災で電子投票機などが焼失したとして1週間延期。さらに、新大統領は1月18日に就任という予定は変えないまま、東部ベニなど野党地盤の3地域では来年3月まで投票を延期するという決定を発表した。エボラ出血熱の流行などを理由としている。

 野党陣営は、再三の延期は「政権の陰謀」と反発。AFP通信によると、ノーベル平和賞を受賞したムクウェゲ医師も「選挙プロセスは行き詰まっている」と危機感を示した。

 過去2回の大統領選では、開票後に不正を主張する野党支持者と治安部隊が衝突。今回も同様の事態が想定され、南アフリカ安全保障研究所のステファニー・ウォルターズ氏は「衝突が数日間で収まるかは不明。大規模な争乱に発展する恐れもある」と述べた。

【関連記事】

1954チバQ:2018/12/31(月) 08:25:06
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181230-00000016-jij-m_est
コンゴ大統領選、情勢不透明=民主的政権移譲なるか
12/30(日) 14:26配信 時事通信
 【ロンドン時事】アフリカ中部コンゴ(旧ザイール)で30日、大統領選の投票が行われた。

 2001年から大統領の座にあるカビラ氏は出馬せず、同氏から後継指名されたラマザニ前内相や野党候補の実業家マルタン・ファユル氏らの争い。1960年の独立以来「初の民主的政権移譲」が実現するか注目されるが、直前に一部地域で投票が延期され混乱が生じるなど、情勢は不透明だ。

 選挙は23日の予定だったが、火事で投票機材が使用不能となり1週間延期された。選管は26日には、治安問題などを理由に東部ベニなど一部で投票を来年3月まで延期すると発表した。これらの地域は野党支持者が多いとされ、怒った住民と治安部隊の間で衝突が起きた。

1955チバQ:2019/01/06(日) 14:12:49
https://www.sankei.com/world/news/190106/wor1901060006-n1.html
大統領選の結果発表延期 コンゴ、治安悪化の恐れ
2019.1.6 06:38国際中東・アフリカ
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大統領選挙の結果発表を待つコンゴの野党統一会派、ラムカのメンバーら=5日、キンシャサ(AP)
大統領選挙の結果発表を待つコンゴの野党統一会派、ラムカのメンバーら=5日、キンシャサ(AP)
 アフリカ中部コンゴ(旧ザイール)の選挙管理委員会は5日、昨年12月30日に実施した大統領選について、6日に予定していた暫定結果の発表を延期すると明らかにした。ロイター通信が報じた。劣勢の与党が票を不正操作する疑念が深まり、野党支持者が反発して治安が悪化する恐れがある。

 選管は集計作業が遅れており、いつ結果発表できるか分からないと説明している。

 コンゴで影響力があるカトリック教会の協議会は3日、全国で開票に立ち会った約4万人の教会関係者らの情報を元に「当選者が判明した」と声明を発表した。名前は明かさなかったが野党候補であることを示唆し、選管に対し「事実に基づく結果」を公表するよう要請した。

1956チバQ:2019/01/07(月) 18:30:07
http://www.afpbb.com/articles/-/3205331
ベネズエラ最高裁判事が米に亡命、マドゥロ氏と大統領選を非難
2019年1月7日 17:14 発信地:カラカス/ベネズエラ [ ベネズエラ 中南米 米国 北米 ]
【1月7日 AFP】ベネズエラのニコラス・マドゥロ(Nicholas Maduro)大統領の元側近で、同国最高裁判事のクリスティアン・セルパ(Christian Zerpa)氏が米国に亡命したことが6日、明らかになった。

 セルパ氏は米マイアミのスペイン語テレビ局の番組に、選挙について論じるパネリストの一人として出演。10日の2期目の就任式を目前に、ベネズエラ国民議会から大統領職の違法性を指摘されているマドゥロ氏をやり玉に挙げた。

 セルパ氏は「私はベネズエラを離れることにした…マドゥロ政権と関わらないために」と発言。また昨年のベネズエラ大統領選について「あれは自由選挙ではなかった。競争のない選挙だった」と述べ、さらにマドゥロ氏が司法に介入していたと非難した。

 ベネズエラ最高裁は6日、セルパ氏が国外へ逃亡したと発表した。最高裁によると、セルパ氏には職場で複数の女性にセクシュアルハラスメント(性的嫌がらせ)を行っていた疑いがあり、捜査を開始したという。

 しかし、米国を拠点とするベネズエラ人ジャーナリストらは、セルパ氏の出国理由はマドゥロ大統領の続投にあると指摘。セルパ氏本人に取材した記者は、同氏はフロリダに滞在しており、祖国の汚職と人権侵害にメスを入れるために米国の検察当局に協力する用意があると報じた。

 野党勢力が多数を占めるベネズエラ議会の新会期は、セルパ氏出国前日の5日に開会。議会はマドゥロ氏の大統領職は違法と断じ、暫定政権による民主選挙の実施を要請した。

■マドゥロ氏はあくまで正当性を主張

 一方のマドゥロ氏は議会の要請に対し、ツイッター(Twitter)で「(政権の)正当性は国民の投票によってもたらされたものだ。われわれの意思をくじこうとする人々にはっきり言っておく。ベネズエラの意思は尊重される」

 昨年5月20日に実施された大統領選でマドゥロ氏は再選を果たしたが、この選挙はマドゥロ政権が政治工作で発足させた制憲議会が実施したもので、野党はボイコットし、知名度の高い野党指導者は自宅で軟禁状態にあったか出馬を禁じられていた。

 米国や欧州連合(EU)、カナダを含めた米州諸国から成る「リマ・グループ(Lima Group)」12か国は昨年のベネズエラ大統領選の結果を承認していない。リマ・グループは4日、マドゥロ氏に退陣を促し、暫定政権に権限を委譲するよう要請した。(c)AFP/Esteban ROJAS

1957チバQ:2019/01/07(月) 18:31:04
http://www.afpbb.com/articles/-/3205342
アフリカ・ガボンでクーデターか、首都では銃声
2019年1月7日 16:45 発信地:リーブルビル/ガボン [ ガボン アフリカ モロッコ 中東・北アフリカ ]

【1月7日 AFP】(更新、写真追加)アフリカ中部ガボンで7日朝、軍の兵士らが国営ラジオを通じて国民に「蜂起」を呼び掛け、「国家回復評議会」が発足するだろうと発表した。同国のアリ・ボンゴ・オンディンバ(Ali Bongo Ondimba)大統領(59)は昨年10月以降、病気療養のためモロッコに滞在している。

 AFP特派員によると、ラジオ放送があった午前6時30分(日本時間同日午後2時30分)頃、首都リーブルビル中心部にある国営テレビ局周辺で銃声が聞こえ、軍用車両が周辺区域を封鎖したという。

 声明を読み上げた人物は共和国警護隊の副司令官と自称し、「ガボン防衛治安部隊愛国青年運動(Patriotic Youth Movement of the Gabonese Defence and Security Forces)」というグループのトップだと名乗った。ソーシャルメディアに流出し、AFPが本物であることを確認した動画には、共和国警護隊の緑色のベレー帽をかぶった兵士3人が写っている。

 声明は「われわれは祖国を見捨てることはできない」と宣言し、「ガボンを混沌から救うために、軍がついに国民の側につくことを決意する待望の日がやって来た」と続き、「飲食をやめ、起床し、隣人を起こし、街路を制圧せよ」としてガボン全土の公共の建物や空港を占拠するよう人々に呼び掛けている。

 石油資源の豊富なガボンは、50年にわたってボンゴ大統領の一家が支配している。父親の死後、2009年に就任した現大統領は、暴動の発生や不正などで支持率が下がり、2016年の大統領選では僅差で再選された。(c)AFP

http://www.afpbb.com/articles/-/3205145?cx_part=latest
ガボンに部隊派遣=コンゴ大統領選で警戒-米
2019年1月5日 14:34 発信地:コンゴ民主共和国 [ 例外 その他 ]
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【1月5日 時事通信社】トランプ米大統領は4日、上下両院指導部への書簡で、アフリカ中部ガボンへの米軍部隊派遣に着手したことを明らかにした。コンゴ(旧ザイール)で12月30日に行われた大統領選を受けて「暴力的な抗議行動が起きる可能性もある」とし、コンゴ在住の米国人や米資産の安全確保を支援するのが目的。

 派遣部隊は約80人で、軍用機の支援を受けた第1陣が2日、ガボンの首都リーブルビルへ到着した。トランプ氏は書簡で、派遣部隊が「コンゴの治安情勢が(部隊展開を)必要としなくなるまで駐留する」と説明するとともに、必要なら増派もあり得ると伝えた。

 コンゴでは大統領選後、選挙管理当局による不正を訴える野党候補支持者らが暴動を起こし、衝突で死者が出たと伝えられている。(c)時事通信社

1958チバQ:2019/01/08(火) 11:10:37
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190107-00000027-jij_afp-int
アフリカ・ガボンでクーデター未遂 首謀者拘束、2人殺害
1/7(月) 16:49配信 AFP=時事
アフリカ・ガボンでクーデター未遂 首謀者拘束、2人殺害
ガボン国民に「蜂起」を呼び掛ける兵士ら。動画共有サイト「ユーチューブ」から取得した映像の一場面から(2019年1月7日入手)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】(更新、写真追加)アフリカ中部ガボンで7日、軍の兵士らによるクーデター未遂があった。同国当局は首謀者の身柄を拘束し、部下2人を殺害した。

【関連写真】ガボンのアリ・ボンゴ・オンディンバ大統領

 同国のアリ・ボンゴ・オンディンバ(Ali Bongo Ondimba)大統領は昨年に脳卒中を起こし、現在は療養のためモロッコに滞在している。兵士らは同日早朝、首都リーブルビル中心部にある国営ラジオ局に押し入り、国民に向けた放送で「蜂起」を呼び掛けた。

 ラジオ放送があった午前6時30分(日本時間同日午後2時30分)ごろ、国営テレビ局周辺では銃声が響いた。大統領府によると、ラジオ局に治安部隊が突入し、クーデター未遂を起こした司令官を拘束し、その部下2人を殺害、人質となっていた職員らを解放。大統領府は、事態は収拾されたと発表した。

 声明を読み上げた人物は共和国警護隊の副司令官と自称し、「ガボン防衛治安部隊愛国青年運動(Patriotic Youth Movement of the Gabonese Defence and Security Forces)」というグループのトップだと名乗った。ソーシャルメディアに流出し、AFPが信ぴょう性を確認した動画には、共和国警護隊の緑色のベレー帽をかぶった兵士3人が映っている。

 この人物は「われわれは祖国を見捨てることはできない」と宣言。「ガボンを混沌から救うために、軍がついに国民の側につくことを決意する待望の日がやって来た」と続け、「飲食をやめ、起床し、隣人を起こし、街路を制圧せよ」としてガボン全土の公共の建物や空港を占拠するよう人々に呼び掛けた。

 石油資源の豊富なガボンは、50年にわたってボンゴ大統領の一族が支配している。父親の死後、2009年に就任した現大統領は、暴動の発生や不正などで支持率が下がり、2016年の大統領選では僅差で再選された。【翻訳編集】 AFPBB News

1959チバQ:2019/01/08(火) 11:11:47
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190107-00000046-asahi-int
産油国ガボンでクーデターか 大統領は国外で療養中
1/7(月) 19:17配信 朝日新聞デジタル
産油国ガボンでクーデターか 大統領は国外で療養中
2018年1月にあったアフリカ連合の会合に出席するガボンのボンゴ大統領=ロイター
 アフリカ有数の石油産出国のガボンで7日、国軍の兵士の一部が政府系ラジオ局でクーデターを起こしたと表明した。「病気のボンゴ大統領は職責を続ける力がない」と批判していたが、間もなく兵士は逮捕された。

 兵士は午前6時半、首都リーブルビルにあるラジオ局で声明を発表。ロイター通信によると、国営テレビ局の周辺では銃撃戦もあったが、クーデターに参加している兵士の多くは逮捕されたという。

 兵士は行動を起こした理由について、ボンゴ氏側による投票の不正が指摘されている2016年の大統領選挙を挙げ、「(抗議デモを実施した)若い同胞が殺害された」と語った。

 ボンゴ氏は09年に死去した父の跡を継いで大統領に就任。昨年10月から病気療養でモロッコなどに滞在している。(ヨハネスブルク=石原孝)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190107-00000103-jij-m_est
ガボンでクーデター未遂=ラジオ局占拠の将校ら逮捕
1/7(月) 20:14配信 時事通信
 【ロンドン時事】アフリカ中部ガボンで7日、軍将校らが国営ラジオ局を一時占拠し、「民主主義を回復する」との声明を出した。

 ボンゴ大統領に対するクーデターを試みたとみられるが、その後、政府は将校らを逮捕したと発表した。

 AFP通信などによると、国営テレビ局付近では銃声が聞かれたほか、首都の主要道路へ通じる道は封鎖され、戦車や軍用車両が出動した。

 政府報道官は「状況を把握している」と表明。ラジオ局に侵入した5人のうち4人を逮捕し、1人が逃亡中だと明らかにするとともに、「国内に平穏が戻った」と強調した。ボンゴ大統領は病気治療のためモロッコに滞在中だった。

1960チバQ:2019/01/10(木) 17:26:58
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190110-00000116-kyodonews-int
コンゴ大統領選、野党党首が勝利 政情不安の恐れ
1/10(木) 12:45配信 共同通信
コンゴ大統領選、野党党首が勝利 政情不安の恐れ
コンゴ(旧ザイール)大統領選での勝利が発表された民主社会進歩同盟(UDPS)のチセケディ党首=2018年11月(ロイター=共同)
 【ナイロビ共同】アフリカ中部コンゴ(旧ザイール)の選挙管理委員会は10日、昨年12月30日に実施した大統領選で、最大野党、民主社会進歩同盟(UDPS)のチセケディ党首が約38.6%を得て勝利したと発表した。鉱物資源を巡り汚職疑惑が取り沙汰されるカビラ大統領の後継、ラマザニ前副首相兼内務・治安相は3位で敗北した。

 野党候補で石油会社元役員のファユル氏が優勢とみられていたが、2位にとどまった。カビラ氏側近とチセケディ陣営幹部は選挙後、複数回にわたり会談。カビラ政権寄りの選管がチセケディ氏の勝利を発表する見返りに、権力分担に関して取引したとの臆測が出ている。

1961チバQ:2019/01/10(木) 17:27:33
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190110-00000017-jij_afp-int
コンゴ大統領選、野党候補勝利 18年ぶり政権交代へ
1/10(木) 11:46配信 AFP=時事
コンゴ大統領選、野党候補勝利 18年ぶり政権交代へ
フェリックス・チセケディ氏。コンゴ民主共和国の首都キンシャサにて(2018年12月21日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】(更新)アフリカ中部のコンゴ民主共和国で昨年末に行われた大統領選挙で、独立国家選挙委員会(CENI)は10日、野党候補のフェリックス・チセケディ(Felix Tshisekedi)氏が当選したと発表した。当選結果は当初6日に発表される予定だったが、延期されていた。同国で政権交代が実現するのは18年ぶり。

【関連写真】フェリックス・チセケディ氏

 CENIのコルネイユ・ナンガ(Corneille Nangaa)委員長によると、チセケディ氏の暫定得票率は38.57%だという。チセケディ氏当選が発表されると、CENIの建物に集まった人からは歓声が上がった。

 コンゴでは現職のジョゼフ・カビラ(Joseph Kabila)大統領が2016年の任期終了後も政権に居座り、ここ2年間は各地で抗議や衝突が発生していた。カビラ氏は昨年、辞任の意向を表明していた。 【翻訳編集】 AFPBB News

1962チバQ:2019/01/10(木) 18:50:23
ジンバブエはどんくらいなんでしたっけ?
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190110-00000032-jij-int
インフレ率、170万%=IMF「今年は1千万%」―ベネズエラ
1/10(木) 9:45配信 時事通信
 【サンパウロ時事】南米ベネズエラの国会は9日、2018年のインフレ率が170万%に達したと発表した。

 国際通貨基金(IMF)は今年のインフレ率を1000万%と予測している。

 ベネズエラは有数の産油国だが、原油相場低迷やマドゥロ政権の価格統制などの失敗により経済が破綻。近年200万人もの市民が国外に脱出した。マドゥロ大統領は8月にデノミ(通貨呼称単位の変更)を実施したが、混乱は収まらなかった。

1963チバQ:2019/01/14(月) 19:39:39
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20190113-00000008-jnn-int
コンゴ大統領選 敗北の実業家、再集計求め異議申し立て
1/13(日) 9:08配信 TBS News i

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 アフリカ中部のコンゴ民主共和国で先月行われた大統領選挙で敗北し、「不正があった」と反発していた実業家のマーティン・ファユル氏が12日、憲法裁判所に異議を申し立て、票の再集計を求めました。

 コンゴ民主共和国では、先月30日に大統領選挙が行われ、選挙管理委員会は10日、野党党首のフェリックス・チセケディ氏がおよそ38%の得票率で勝利したと発表しました。

 この発表を受け、事前の複数の調査で優勢が伝えられるも得票率およそ34%で2位となり、「不正が行われた」と反発していた実業家のマーティン・ファユル氏は12日、憲法裁判所を訪れ異議を申し立てました。AP通信が報じたもので、ファユル氏は票の再集計を求めているということです。

 今回の大統領選をめぐっては、4万人の監視員を配置したカトリック教会も「我々が得ている結果とは一致しない」と述べています。また、勝利したチセケディ氏側と現職の大統領側とで何らかの取引が行われたのではないかとの憶測も流れており、ファユル氏は「密室で選挙結果を操作させるわけにはいかない」と争っていく姿勢を鮮明にしました。(13日01:55)

1964名無しさん:2019/01/15(火) 21:44:08
タコで追う「西サハラ」問題―― 築地から“アフリカ最後の植民地”へ
1/15(火) 7:53 配信
https://news.yahoo.co.jp/feature/1202

1965チバQ:2019/01/21(月) 09:21:27
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190119-00000065-jij-asia
豪女性閣僚、選挙出馬せず
1/19(土) 17:08配信 時事通信
 【シドニー時事】オーストラリアの女性担当相などを務めるオドワイヤー下院議員(41)は19日、5月までに行われる総選挙に出馬しない方針を表明した。

 
 オドワイヤー氏は選挙で当選が有力視されていたことから、世論調査で苦戦が予想される与党勢力の保守連合に痛手となりそうだ。オドワイヤー氏は当選4回で、雇用・労使関係相も兼務。不出馬の理由を「非常に個人的」と説明したが、3人目の子供が欲しいとも語った。

 保守連合を主導する自由党では党内の嫌がらせや脅しなどを理由に女性議員の離党や不出馬表明が相次いでいる。

1966チバQ:2019/01/21(月) 13:55:46
http://mainichi.jp/articles/20190120/k00/00m/030/054000c
コンゴ民主共和国 選挙の異議申し立て棄却 チセケディ氏、新大統領に
毎日新聞2019年1月20日 11時14分(最終更新 1月20日 11時16分)
 コンゴ民主共和国(旧ザイール)の憲法裁判所は20日、昨年末の大統領選で敗北結果の受け入れを拒否した野党候補、石油会社元役員ファユル氏の異議申し立てを棄却したと明らかにした。AP通信が報じた。選挙管理委員会が10日に発表した最大野党党首チセケディ氏の勝利が確定し、近く新大統領に就任する見通し。

 国連は18日、選管の10日の発表以降、ファユル氏の支持者らと治安部隊が衝突し34人が死亡、59人が負傷したと発表した。今後、混乱が拡大する恐れがある。

 複数の外国メディアは選管関係者から入手した集計結果に基づき、実際はファユル氏が圧勝だったと報道した。(共同)

1967チバQ:2019/01/22(火) 11:58:27
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190119-00000089-mai-bus_all
TPP加盟拡大、不透明感も 関心のタイや英、政情読めず
1/19(土) 22:32配信 毎日新聞
TPP加盟拡大、不透明感も 関心のタイや英、政情読めず
TPP閣僚級会合で記念撮影に応じる安倍晋三首相と茂木敏充経済再生担当相(中央)ら各国の代表=東京都港区で2019年1月19日午後1時10分、丸山博撮影
 日本など11カ国による環太平洋パートナーシップ協定(TPP)は19日の閣僚級会合で、加盟国拡大に向けて動き出した。対米通商交渉を控える日本は、TPP拡大によって自由貿易を推進し、米国に圧力をかけたい考えだが、加盟を希望するタイなどの政治情勢には不透明さもある。

 会合では、TPPの既存のルールに従うことを新規加盟の条件にすると決めた。TPPは、世界貿易機関(WTO)で整備が遅れている電子商取引分野の自由なデータの流通確保や、国家による企業秘密情報の開示強要の禁止を定めており、中国を念頭にこうしたルールを国際標準化する狙いがある。他方、市場開放については加盟希望国に高い水準を求めつつも条件とはせず、配慮を見せた。

 加盟に関心を示しているのは、タイを筆頭に英国、インドネシアなど。ただ、タイは2月とみられていた総選挙が延期される見通しで、選挙後まで加盟申請を行わない方針。TPPを離脱した米国のほか、コロンビアなども政権交代を機に態度を変えており、タイの加盟も選挙結果に左右されそうだ。英国も欧州連合(EU)離脱を巡り政治の混乱が続いている。

 TPP内も一枚岩ではない。発効済みの7カ国は拡大に意欲的だが、国内手続きを終えていない4カ国には、貿易で競合関係にある国が新規加盟して先に発効すれば不利になるとの警戒感がある。新規加盟には全会一致の合意が必要で、発効済みの国には拒否権があるが、未発効国にはない。このため11カ国は、今後1年間は加盟の是非について未発効国の意向に十分配慮することにした。ただ、年内の拡大にはブレーキとなりかねない。

 ジェトロ海外研究員の浜中慎太郎氏は「全会一致の合意形成は難しく、交渉も複雑になる。拡大するとしても数年程度かかるのではないか」と指摘する。

 茂木敏充経済再生担当相は共同記者会見で「引き続きTPPの拡大に向けて主導的な役割を担っていきたい」と表明した。拡大実現に向け、日本のリーダーシップが問われそうだ。【加藤明子】

1968チバQ:2019/01/22(火) 11:58:50
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190119-00000546-san-bus_all
EU離脱控える英国、TPP加盟に意欲示す 韓国は加盟迷う
1/19(土) 17:11配信 産経新聞
 環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)をめぐっては、インドネシアやタイ、台湾、コロンビアといった国や地域が新規加盟に関心を示している。「TPPは世界とアジア太平洋地域の経済・貿易の発展に重要な意義を持つ」(台湾)などと、新規メンバーの早期受け入れを求める声も上がる。

 中でも注目されるのが、3月末に欧州連合(EU)からの離脱を控える英国だ。離脱後は、米国などEU以外の国々との貿易関係の強化が急務となるが、メイ英政権は各国との自由貿易協定(FTA)締結に加え、TPPへの加盟に意欲を見せている。

 フォックス国際貿易相は先月30日のTPP発効に際し、「(英国が)TPPに参加すれば、カナダや日本のような古くからの友人との強い経済的な結びつきを固めることになるだろう」とする声明を出した。今月10日の日英首脳会談で安倍晋三首相は、英国がTPPに加盟意欲を示していることを歓迎している。

 加盟希望国に共通しているのは、巨大な経済圏内に入ることによる輸出拡大など経済的な恩恵への期待感だ。また、TPPの枠内で新たな国際ルールの整備が進めば、自国が取り残されるという警戒感もある。

 一方、TPP加入の積極論と慎重論がせめぎ合っている国もある。

 「TPP参加で板挟みにある韓国」

 韓国の英字紙、コリア・タイムズ(電子版)は今月上旬、同国でTPP参加の可否が割れていると報じた。

 TPPに入らないことで加盟国と比べて貿易面で不利な立場に置かれる恐れがある一方、加盟すれば関税の引き下げで自動車など日本製品との激しい競争に国産製品がさらされるとの懸念を指摘。そのため韓国政府は「取引に積極的に参加すべきかどうか迷っている」のが現状だという。(三塚聖平)

1969チバQ:2019/01/23(水) 17:33:36
https://www.asahi.com/articles/ASM196535M19UHBI01R.html?iref=pc_rellink
アジア系無視も…出世阻む「竹の天井」、豪のつらい現実
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シドニー=小暮哲夫 2019年1月19日22時00分

 求人サイトを見て、飲食店や小売店の接客、様々な業界のカスタマーサービスやデータ管理業務などの仕事に、同じような内容と書式の履歴書を何通も送ってみる。それぞれの履歴書で決定的に違うのは名前だけ。英国系、イタリア系、中国系、中東系の民族が推定できる架空の名前で、それぞれ800通以上送ってみた。果たして、同じような経歴なのに求職者の民族性だけで就職の機会に差が出るだろうか――。

 様々な人種・民族的背景を持つ人たちが暮らす移民国家オーストラリアでこんな調査をした人たちがいる。首都キャンベラにある豪州国立大のアリソン・ブース教授らで、研究成果は2012年に発表された。

 履歴書を見て、企業側から「面接に来てほしい」と返答があった比率を、名前ごとに比べてみると明らかな差が出た。返答の割合が最も多かったのは、英国系で、イタリア系、中東系、中国系と続いた。中東系と中国系が英国系と同じだけの返答を得るには、それぞれ1・64倍と1・68倍余計に履歴書を出さなければいけなかった。イタリア系は1・12倍だった。


妊娠なら帰国、恋せぬメイド 移民受け入れ、各国で課題
 先住民のいた大陸に18世紀後半以降、英国人らが入植した豪州で、白人を優先する「白豪主義」政策が廃止されたのは、1970年代。その後、インドシナ難民や、経済や教育の機会を求めてやってきた多くのアジア系の移民を受け入れてきた。今や4人に1人が外国生まれの移民社会を、政治家たちは「多文化社会」と誇る。

 開かれた社会のはずなのに、私たちアジア系には「見えない壁」があるようなのだ。

白人の「ボーイズクラブ」
写真・図版
中国人留学生の孫徳承さん。アジア系の学生も目立つキャンパスで、将来は豪州の弁護士事務所で働きたいと語る=シドニー大学、小暮哲夫撮影

 そんな状況を、これから社会に出る若者たちはどう感じているのか。アジア系の学生の姿が目立つシドニー大学のキャンパスを訪れた。孫徳承さん(23)は中国南西部・貴陽出身。法学部で学び、卒業後は弁護士として豪州の法律事務所で働くのが希望だ。豪州で最も歴史ある大学の学生とあってか、「就職はできると思う」と楽観的だ。一方で、法律事務所への就職は知人の紹介で決まることも多いという。留学生の身ではそんなコネはなく、「一般の求人に応募することになるから、競争は激しいと思う。確かに中国人の名前、ということが不利になることも予想している」と話した。

 就職活動では、学生時代のインターンの経験がものを言うことが多いが、法律事務所や豪企業の多くは、対象を国籍か永住権を持つ学生に限っていることが多いのだともいう。

 就職ができても、今度は別の壁が待ち受ける。マレーシア系中国人の移民の家庭で生まれたエリン・チューさん(35)は、05〜16年に、豪州のいくつかの大手労働組合の書記局で働いた。労組では、キャンペーンの現場責任者にはなったが、「常に組合の幹部職にはなれないだろうと感じていた」という。

「労組は『ボーイズクラブ』で、指導部は英国系。写真を撮る機会があれば、アジア系の女性という私は多様性をアピールするうえで格好のシンボルになったけれど」。幹部は選挙で選ばれるが、事前選考の段階でアジア系が外されてしまうという。

1970チバQ:2019/01/23(水) 17:33:52
目に見えた差別はなかったが、「自分はいつも、『永遠の外国人』と見られてきた」。アジア系米国人の夫と結婚。今は、シドニーと米サンディエゴを行き来する日々だが、「米国に比べて、豪州にはアジア系のヒーローがいない」と感じる。

 メルボルンに住むアダムさん(40)=仮名=は、大手の会計士事務所に十数年勤め、6年前に誰もが知る政府系企業に転職。3度の異動をへて、財務企画部門の管理職まで昇進した。しかし、自分より数ランク下の従業員なら3、4割をアジア系が占めるのに対して、自分より上となると、割合は10〜15%に減る。役員には1人もいない。

 香港生まれで、両親の勧めで留学した。中高、大学と豪州で学び、すでに豪国籍も取得したが、さらに昇進するには、「仕事ができる、というのとは違う文化的な面からの努力が必要だ」と感じている。「オフィスに入れば、ラグビー、AFL(独自ルールのオーストラリアン・フットボールのリーグ)、クリケットの話だから」。会計士事務所時代、メルボルンで白人男性ならたいてい大好きなAFL観戦に顧客を誘うとき、「アジア系はお呼びではなかった」と思い出す。そんな共通の話題を通じた交流から、昇進にもつながる社内外の人脈ができる現実がある。

 政府の独立機関、人権委員会が18年に出した報告書によると、国内主要200社の上級役員計1663人のうち、73%が英国・アイルランド系、そのほかの欧州系が21%を占めた。アジア系を含む非欧州系は、6%にすぎなかった。人口比ならば、英国・アイルランド系は58%、そのほかの欧州系が18%、非欧州系が21%なのだが。国会議員や中央官庁、州政府の最高幹部クラスなら、「英国・アイルランド系偏重」がさらに強まり、ほぼ8割に上がる。

 報告書は「非欧州系を受け入れて40年になる」として民族的なアンバランスは、「時間がたてば解決するものではない」と企業や政府の意識改革を促す。

 アジア系の昇進を阻む壁は、女性が苦しむ「ガラスの天井(glass ceiling)」よりも破りにくいという意味で、「竹の天井(bamboo ceiling)」と呼ばれる。

「アジア系=英語が下手」
 アジア系などの非欧州系にとって厳しい社会の一端を示すような、興味深い別の研究が、昨年、発表された。

 韓国人とドイツ人9人ずつが話す英語に「外国人なまり」があるか、英語がネイティブの白人45人に①〜③の三つのグループに分かれてもらい、評価してもらう。話し手はみな英語が達者な大学生や大学院生たちだ。

 グループ①は、音声だけを聞く。グループ②は、音声付きのビデオを見る。そして、グループ③は、音声のないビデオを見る。

 結果はどうだったか。

 韓国人の場合、①②③のいずれ…

1971とはずがたり:2019/01/23(水) 18:43:09

「日本の哨戒機、低空で威嚇飛行した」韓国国防省が抗議
ソウル=武田肇 2019年1月23日16時49分
https://www.asahi.com/articles/ASM1R5G17M1RUHBI029.html?ref=tw_asahi

 韓国国防省は23日、日本の哨戒機が東シナ海の岩礁「離於島」付近で同日午後2時3分ごろ、韓国海軍の艦艇に低空で接近する威嚇飛行を行ったとして強く抗議するとの声明を発表した。「明白な挑発行為」と認定したうえで、「再びこのような行為が繰り返される場合、我が軍の対応行動規則に沿って強力に対応していく」とした。

 声明の発表後、鄭景斗国防相は韓国記者団に対し、「(今後同じことを防ぐためには)使える手段をすべて利用して警告し、一定の範囲内に入った場合は自衛権的措置をとることを正確に日本側と合意し、実行しなければならないのではないか」と述べ、武力使用を含む対抗措置に言及した。

 声明によると、哨戒機は海軍艦艇が明確に識別できる状況にありながら、距離約540メートル、高度約60〜70メートルの「低高度の近接威嚇飛行」を行ったとしている。

 さらに同省は「昨年12月20日に日本が低高度の近接威嚇飛行をおこなったことに関し、わが海軍は忍耐し、抑制した対応を取ってきたにもかかわらず、日本は今年1月18日、22日にも海軍艦艇に近接威嚇飛行を実施した」と主張。日本政府に再発防止を要求したが是正されなかったとし、「今日、再びこのような低高度の近接威嚇飛行を行ったことは友邦国の艦艇に対する明確な挑発行為で、日本の真意を疑わざるをえず強く糾弾する」とした。(ソウル=武田肇)

1972チバQ:2019/01/24(木) 11:37:37
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190124-00000002-jij_afp-int
ベネズエラ野党指導者が「暫定大統領」宣言 米国など支持表明
1/24(木) 6:52配信 AFP=時事
ベネズエラ野党指導者が「暫定大統領」宣言 米国など支持表明
ベネズエラ首都カラカスでのニコラス・マドゥロ大統領に対する抗議集会で演説し、暫定大統領就任を宣言したフアン・グアイド国会議長(2019年1月23日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】(更新)南米ベネズエラの野党が多数派を占める国会で議長を務めるフアン・グアイド(Juan Guaido)氏(35)は23日、「暫定大統領」就任を宣言した。左派のニコラス・マドゥロ(Nicolas Maduro)大統領失脚が狙いで、米国をはじめとする周辺諸国は直ちにグアイド氏支持を表明した。

【写真21枚】演説を聞く聴衆。抗議デモと治安部隊の衝突も。

 かつて原油産出国として繁栄したベネズエラは現在、深刻な経済危機に陥っている。首都カラカスでは同日、マドゥロ氏の退陣を求めるデモが行われ、数万人が参加。グアイド氏は支持者らを前に「私はベネズエラ暫定大統領として、国家の執行権を正式に担い、権利侵害を終わらせ、暫定政府(を樹立し)、自由選挙を実施すると誓う」と宣言した。

 ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は直後にワシントンから声明を発表。マドゥロ大統領の正統性を否定し、ベネズエラ国会は「ベネズエラ国民によって正当に選ばれた唯一の正統な政府機関」だと述べた。

 マドゥロ氏はこれに対し、米国の「帝国主義政権」との国交断絶を表明。国内に駐在する米外交官らに対し、72時間以内の国外退去を求めた。

 米国に続き、カナダやブラジル、アルゼンチン、コロンビア、チリ、ペルー、パラグアイもグアイド氏への支持を表明。米州機構(OAS)のルイス・アルマグロ(Luis Almagro)事務総長もツイッター(Twitter)投稿でグアイド氏を祝福し、「われわれは、あなたがベネズエラでの民主主義復活に着手することを全面的に承認する」と述べた。

 欧州連合(EU)のドナルド・トゥスク(Donald Tusk)大統領も23日、ツイッターに「欧州全体がベネズエラの民主勢力への支持でまとまることを望んでいる」と投稿。「マドゥロ氏と違って、グアイド氏を含むベネズエラ国会は国民からの民主的な付託がある」と指摘した。

 一方、メキシコは現在もマドゥロ氏を大統領とみなしているとの立場を示したほか、キューバもマドゥロ政権への「支持と連帯」を表明した。

 マドゥロ氏支持派が支配するベネズエラ最高裁判所は、マドゥロ氏追放を図ったとして国会に対する捜査を命令。大統領府前にはマドゥロ氏の支持者数千人が集まり、野党が米国の支援を受けてクーデターを試みていると抗議した。

 カラカス郊外では野党支持派のデモ隊に対し、警察の機動隊が催涙ガスとゴム弾を発射。テレビ映像によると、カラカス市内にも装甲車が投入された。【翻訳編集】 AFPBB News

1973チバQ:2019/01/24(木) 11:38:19
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190124-00000520-san-s_ame
ベネズエラ国会議長が「暫定大統領」宣言 マドゥロ氏は米国と断交
1/24(木) 9:50配信 産経新聞
 【ニューヨーク=上塚真由、ワシントン=住井亨介】南米ベネズエラのグアイド国会議長は23日、首都カラカスで開いた集会で、反米左翼のマドゥロ大統領に代わり、自ら暫定大統領に就任すると宣言した。国会は野党連合が多数派を占めているが、独裁体制を確立するマドゥロ氏によって権限を剥奪されている。AP通信などが報じた。

 これを受け、トランプ米大統領は23日、グアイド氏を暫定大統領として承認するとの声明を発表した。

 マドゥロ政権は野党勢力への弾圧を強めており、トランプ氏は軍事的選択肢の可能性について問われ、「あらゆる選択肢を検討している」と答えた。ホワイトハウス高官も電話記者会見で「マドゥロ氏が暴力に訴え、国会議員らに危害を加えるなら米国はあらゆる選択肢を取る用意がある」と述べた。

 マドゥロ氏は23日、カラカスでの演説で米国との国交断絶を表明した。深刻な経済危機にひんする同国で、混乱や地域不安が一層深まっている。

 グアイド氏は数十万人が集まった反政府集会で「私は(マドゥロ政権の)強奪を止めるため、(暫定)大統領の行政権を正式に引き受ける」と強調。国際社会の協力を求め、再選挙への機運を高めたい考えだ。

 一方、野党連合の呼びかけで23日には全土で反政府デモが行われ、一部で治安部隊が催涙弾を使うなどして騒動の鎮圧にあたった。スペインのメディアによると、少なくとも8人の死者が出ているという。

 マドゥロ氏は昨年5月の大統領選で、有力野党候補を排除する強硬な手段を取り、再選を果たした。今月10日に2期目の就任式を行ったが、欧米や日本など多くの国は「不公正だった」として政権の正当性を認めていない。

1974チバQ:2019/01/24(木) 11:39:31
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190124-00010005-afpbbnewsv-int
ベネズエラ野党指導者が「暫定大統領」宣言 米国など支持表明
1/24(木) 11:13配信 AFPBB News

(c)AFPBB News

【1月24日 AFP】南米ベネズエラの野党が多数派を占める国会で議長を務めるフアン・グアイド(Juan Guaido)氏(35)は23日、「暫定大統領」就任を宣言した。左派のニコラス・マドゥロ(Nicolas Maduro)大統領失脚が狙いで、米国をはじめとする周辺諸国は直ちにグアイド氏支持を表明した。

 かつて原油産出国として繁栄したベネズエラは現在、深刻な経済危機に陥っている。首都カラカスでは同日、マドゥロ氏の退陣を求めるデモが行われ、数万人が参加。グアイド氏は支持者らを前に「私はベネズエラ暫定大統領として、国家の執行権を正式に担い、権利侵害を終わらせ、暫定政府(を樹立し)、自由選挙を実施すると誓う」と宣言した。

 ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は直後にワシントンから声明を発表。マドゥロ大統領の正統性を否定し、ベネズエラ国会は「ベネズエラ国民によって正当に選ばれた唯一の正統な政府機関」だと述べた。

 マドゥロ氏はこれに対し、米国の「帝国主義政権」との国交断絶を表明。国内に駐在する米外交官らに対し、72時間以内の国外退去を求めた。

 米国に続き、カナダやブラジル、アルゼンチン、コロンビア、チリ、ペルー、パラグアイもグアイド氏への支持を表明。米州機構(OAS)のルイス・アルマグロ(Luis Almagro)事務総長もツイッター(Twitter)投稿でグアイド氏を祝福し、「われわれは、あなたがベネズエラでの民主主義復活に着手することを全面的に承認する」と述べた。

 欧州連合(EU)のドナルド・トゥスク(Donald Tusk)大統領も23日、ツイッターに「欧州全体がベネズエラの民主勢力への支持でまとまることを望んでいる」と投稿。「マドゥロ氏と違って、グアイド氏を含むベネズエラ国会は国民からの民主的な付託がある」と指摘した。

 一方、メキシコは現在もマドゥロ氏を大統領とみなしているとの立場を示したほか、キューバもマドゥロ政権への「支持と連帯」を表明した。

 マドゥロ氏支持派が支配するベネズエラ最高裁判所は、マドゥロ氏追放を図ったとして国会に対する捜査を命令。大統領府前にはマドゥロ氏の支持者数千人が集まり、野党が米国の支援を受けてクーデターを試みていると抗議した。

 カラカス郊外では野党支持派のデモ隊に対し、警察の機動隊が催涙ガスとゴム弾を発射。テレビ映像によると、カラカス市内にも装甲車が投入された。

 映像は23日撮影。(c)AFPBB News

1975とはずがたり:2019/01/24(木) 16:29:06
アメリカやブラジルなど10カ国が承認とのこと。

ベネズエラ野党指導者が「暫定大統領」就任宣言
2019/01/24 14:55
https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000146017.html

 南米ベネズエラでマドゥロ大統領に代わり、野党指導者が暫定大統領に就任すると宣誓し、アメリカなど多数の国々が承認しました。

 ベネズエラでは10日に2期目の就任式を行った反米左翼のマドゥロ大統領による独裁的な政策で、社会の混乱が続いています。ベネズエラ議会の議長で野党指導者のフアン・グアイド氏は国民に抗議活動を呼び掛け、23日に行われたカラカスでの集会で暫定大統領に就任すると宣誓しました。アメリカのトランプ大統領が認める声明を出したほか、ブラジルなど10カ国が承認したということです。これに対してマドゥロ大統領はアメリカとの国交を断絶するとして、アメリカ大使館職員に72時間以内の国外退去を通告しました。しかし、アメリカのポンペオ国務長官はマドゥロ大統領に国交を断絶する権限はないとして、拒否する声明を発表しています。

1976チバQ:2019/01/25(金) 11:04:25
https://www.asahi.com/articles/ASM1S521RM1SUHBI01Z.html
月給より高い肉1キロ 中南米の優等生はなぜ破綻したか
有料記事

聞き手・軽部理人 2019年1月24日20時50分
 世界最大の原油埋蔵量があり、1970年代までは安定した二大政党制から「ラテンアメリカの民主主義の模範」とも呼ばれたベネズエラ。ところが現在は深刻な経済危機に見舞われ、過去2〜3年で人口の約1割にあたる300万人が国を脱出した。ベネズエラはなぜ「破綻(はたん)」してしまったのか。ベネズエラ情勢に詳しいジェトロ・アジア経済研究所の坂口安紀さん(ベネズエラ地域研究)に解説してもらった。

――深刻な経済危機にあるベネズエラですが、なぜこのような状況になったのでしょうか。

 「根本的な原因は、チャベス大統領(1999〜2013年)が推進し、マドゥロ大統領が忠実に引き継いだ経済モデルにあります。キューバの英雄、故フィデル・カストロ元国家評議会議長に心酔していたチャベス氏は、ベネズエラを『21世紀の社会主義国』に変革しようとしました」

 「ですが、経済活動に国家が大きく介入する姿勢は、経済に大きなゆがみをもたらしました。それに加えて14年に国際石油価格が下落したこと、そして17年以降にトランプ米政権が金融制裁をしたことが重なり、経済危機がますます深刻化しました」

 ――具体的に、チャベス氏とマドゥロ氏が犯した失政はどのようなことだったのでしょうか。

 「大まかに四つあります。①貧困層を保護するためにモノやサービスの価格を国が決める物価統制や、多くの企業や農場の接収などが企業の投資を冷えさせて経済の生産が縮小したこと②不適切な為替統制や外貨政策によって、輸入のための外貨が不足して原材料や部品が輸入できず、生産を縮小・停止せざるを得ない企業が多いこと③外貨不足から輸入が困難になり、国内生産の縮小で不足した食料や医薬品などの生活物資を輸入品で埋め合わせられなくなり、品不足に陥ったこと④財政支出が広がり財政赤字を貨幣発行と対外債務で埋め合わせたため、160万%を超えるハイパーインフレや対外債務が累積してその支払いに苦しめられていることです」

 ――ベネズエラは原油の埋蔵量が世界一ですが、その恩恵は受けていないのでしょうか。

 「00年に1日当たり約300万バレルだったベネズエラの産油量はチャベス政権以降落ち込み、18年12月には115万バレルになりました。特にマドゥロ政権下では軍の支持をとりつけるため、国営石油会社の社長に石油産業や企業経営の素人である軍人をつけるなど、政治的に経営されています。また、政府に資金を吸い取られた同社は全く投資できていないことなどが、恩恵を受けられていない主な原因です。14年に国際的に石油価格が下落したことで経済や財政にダメージが与えられたことは、言うまでもありません」

1977チバQ:2019/01/25(金) 11:04:45
 ――23日には大規模な反政府デモが発生し、混迷が深まっています。

 「反政府デモは過去にもありましたが、ことごとく政権によって弾圧され、政権交代につながることはありませんでした。ただ、過去と今回のデモでは、大きく違う点があります。それは、マドゥロ氏の正統性が問われている状態でのデモだということです」

 「ベネズエラでは昨年5月に大統領選があり、マドゥロ氏が再選を決めました。しかしその選挙では、反政府派の主要政党すべてが選挙への参加を事実上禁止されました。反政府派はボイコットしたものの、マドゥロ政権は選挙を強行しました。反政府派や米国などの諸外国は、選挙が民主主義や憲法に反するものであり、無効であると主張しました」

 「マドゥロ氏が初当選した13年からの大統領任期は1月10日に切れました。マドゥロ氏は昨年5月の選挙で『再選』されたとして2期目の就任を宣言しましたが、反政府派や諸外国は選挙結果が無効であるという立場からマドゥロ氏の2期目は正統性をもたず、そのため現在は大統領が存在しない状況であるとして、憲法の規定によって反政府派が過半数を占める国会のグアイド議長を暫定大統領とすると決定しました。米国やカナダ、多くのラテンアメリカ諸国もマドゥロ氏を大統領として認めず、グアイド暫定大統領を支持すると発表しています」

 「今回のデモは、マドゥロ氏が大統領としての正統性を国内外から否定された状況で、そして反政府派のグアイド暫定大統領を擁立し、それが国際社会からも承認されている状況で、政権交代の可能性が見えてきたことが人々をかりたて、各地で広がっていると言えます」

 ――経済危機の影響も大きいのでしょうか。

 「もちろんです。経済は年を追うごとに悪くなり、インフレ率は160万%を超えました。スーパーには食べ物や商品がなく、肉1キロの値段は市民の月額最低賃金を超えています。今回のデモは、300万人がベネズエラを脱出しているという異常事態の中で起きているともいえます」

 ――ベネズエラ政局はどうなるのでしょうか。

 「マドゥロ氏にとっては悪い状況が重なっていますが、現在も国会以外の国家権力、例えば最高裁や検察庁、選挙管理委員会や制憲議会など、全ての国家機関が『チャベス派』で占められています。チャベス派政権の崩壊は容易ではありません」

 「厳しい経済危機に直面しながらもマドゥロ政権が続く理由は、軍の支持をつなぎとめてきたことです。クーデターを恐れるマドゥロ政権は、軍に甘い蜜を吸わせ続けてきました。閣僚ポストに多くの軍人を配置したり、国営の石油会社トップに軍人を就けたり。今まで良い思いをしてきた軍の上層部が、マドゥロ政権を見放すには勇気が必要です」

 「今後は、軍がいつまでマドゥロ氏を支持するのか、またマドゥロ政権に対立する米国などと異なりマドゥロ政権を支持してきた中国やロシアが、政権交代の可能性が高まりつつあるなか、今後どのような対応をとるかが、重要なカギをにぎるだろうと思います」(聞き手・軽部理人)

1978チバQ:2019/01/25(金) 11:12:05
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20190124k0000m030071000c.html
米国がベネズエラ暫定大統領承認 マドゥロ大統領は国交断絶表明
01月24日 10:24毎日新聞

 【グアルジャ(ブラジル南東部)山本太一】南米ベネズエラからの報道によると、野党が多数を占める国会のフアン・グアイド議長(35)が23日、首都カラカスで開いた反政府デモで、反米左派のマドゥロ大統領(56)に代わって自ら暫定大統領に就任すると宣誓した。米国を含む10カ国以上が暫定大統領を承認すると発表する一方で、マドゥロ氏は米国との国交断絶を表明した。

 昨年の大統領選で主要野党候補の出馬が禁止されるなど不正があったとして、米国などはマドゥロ氏の2期目就任を認めていない。トランプ米大統領は声明で「ベネズエラの民主主義を回復させるため、米国の経済や外交の力を最大限利用する」と強調。マドゥロ氏追放に向け、経済制裁や外交圧力を強める一方で、日本を含む各国に協力を要請した。トランプ氏は記者団に軍事行動も伴うかと問われ、「すべての選択肢はテーブルの上にある」と述べた。ロイター通信によると、グアイド氏を承認したのは米国以外にブラジルやアルゼンチン、コロンビアなどで、近くカナダも承認する予定だ。

 グアイド氏は1月5日に議長に就任したばかり。米国など19カ国と協調して大統領選のやり直しを求めてきた。23日はベネズエラで1958年に軍事政権が崩壊した記念日にあたることから、野党連合が全土で反政府デモを呼びかけていた。

 一方、マドゥロ氏は大統領宮殿で演説し、「介入はこりごりだ」と述べ、米国や野党が主導しクーデターを計画していると主張。米国との断交を発表したうえで、クーデターの成否の鍵を握るとされる軍に団結を呼びかけた。左派政権のメキシコやボリビアはマドゥロ氏を支持すると表明した。

1979チバQ:2019/01/25(金) 11:13:01
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20190124k0000m030209000c.html
ベネズエラ「2人の大統領」  極まる政局混迷
01月24日 19:33毎日新聞

 【グアルジャ(ブラジル南東部)山本太一】米国など10カ国以上は23日、南米ベネズエラの暫定大統領として、野党が多数を占める国会のフアン・グアイド議長(35)を承認すると発表した。米国などの動きを受け、独裁色を強める反米左派のマドゥロ大統領(56)は米国との外交関係の断絶を宣言。「2人の大統領」が並び立つ異例の事態となり、ベネズエラの政局混迷は極まった。

 米国などは、マドゥロ氏が再選した昨年5月の大統領選について「民主的でなかった」などとして正当性を否定、今月10日の2期目就任を認めていない。米国以外にブラジルやアルゼンチン、コロンビアなど中南米諸国とカナダがグアイド氏を承認した。

 承認に先立ち、グアイド氏は首都カラカスで開かれた反政府デモで暫定大統領に就任したと宣誓した。グアイド氏は今月5日に議長に就任。米国など19カ国などと協調し、主要野党候補の出馬が禁止された大統領選のやり直しを求めてきた。23日はベネズエラで1958年に軍事政権が崩壊した記念日であることからデモを呼びかけて、就任を宣誓。デモには数十万人が参加し、治安当局との衝突などで7人が死亡した。

 一方、大統領宮殿で演説したマドゥロ氏は「介入はこりごりだ」と述べ、米国や野党がクーデターを計画していると批判。在ベネズエラ米外交官に72時間以内の国外退去を求めたが、米政府は「断絶する法的な権限を持っていない」としてグアイド政権と外交関係を維持すると表明した。

 カラカス周辺では21日、少数の兵士グループが軍施設から武器を奪い政権に対する反乱を試みたが、制圧されて20人以上が拘束されるなど緊迫した情勢が続く。マドゥロ氏はクーデター成否の鍵を握るとされる軍に団結を呼びかけ、政権維持に躍起になっている。

 左派政権のメキシコやボリビアはマドゥロ氏を支持すると表明。エネルギー分野でベネズエラとの協力を強化している中国とロシアもマドゥロ氏を支持する。中国外務省の華春瑩(か・しゅんえい)副報道局長は24日、「外部の制裁や干渉は往々にして事態を更に複雑にし、解決の助けにならない」と述べ、米国をけん制した。

 マドゥロ氏は2017年8月、政権派だけで作る制憲議会を発足させ、16年から野党が多数を握る国会の権限を剥奪し、独裁色を強めた。

 トランプ米大統領は23日、ホワイトハウスで記者団にマドゥロ政権が退陣圧力に武力で対抗した場合、軍事行動も検討するのか問われ、「あらゆる選択肢が机上にある」と述べ否定しなかった。軍事介入について、トランプ氏は17年8月に容認する発言をしたが、米政府が後に正式に否定していた。

 トランプ氏は「ベネズエラの民主主義を回復させるため、米国の経済や外交の力を最大限利用する」とする声明も発表。これまで実施してきた経済制裁や外交圧力を一層進めると強調。ロイター通信は23日、ベネズエラの最大の石油輸出先である米政府が石油輸入制限を検討していると報じた。米政府はベネズエラをテロ支援国家に指定することも検討中とみられる。

 ◇ベネズエラを巡る近年の主な動き

年・月

1992・ 2 陸軍中佐のチャベス氏がクーデター未遂

 98・12 チャベス氏が大統領選で初当選

 99・12 国民投票で新憲法案承認、大統領権限を強化

2000・ 7 新憲法下でチャベス大統領が再選

 02・4 軍幹部らによる大統領追い落としの政変が起きたが、チャベス氏は2日で復権

 06・9 国連総会で反米左派のチャベス氏がブッシュ米大統領を「悪魔」と非難

 13・3 チャベス氏が死去。後継指名されていたマドゥロ副大統領が暫定大統領に就任

   4 大統領選でマドゥロ氏が当選

 18・5 マドゥロ大統領が再選。米国やカナダ、中南米諸国の多くは承認せず

   8 マドゥロ氏が演説中、小型無人機「ドローン」が上空で爆発する暗殺未遂事件が発生

19・ 1 グアイド氏が国会議長に就任

   1 マドゥロ大統領の2期目がスタート

  1 グアイド氏が暫定大統領就任を宣言。米国など10カ国以上が承認

1980チバQ:2019/01/27(日) 10:25:37
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190125-00000121-jij-m_est
新大統領、就任式で失神=選挙通じ初の政権交代―コンゴ
1/25(金) 18:11配信 時事通信
 【キンシャサAFP時事】アフリカ中部コンゴ(旧ザイール)で昨年末投票の大統領選に勝利したチセケディ新大統領(55)が24日、就任宣誓式に臨んだ。

 しかし、演説中に意識を失うハプニングが発生。12分ほどで意識を取り戻して演壇に戻り、選挙戦の疲れが出たと釈明した。

 1960年の独立後、選挙を通じて政権交代が実現したのは初めて。就任演説で新大統領は「全土の政治犯を洗い出し、釈放を検討していく。あらゆる差別をなくす」と強調した。カビラ前大統領は終身上院議員となる。 


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190125-00000013-jij_afp-int
コンゴ民主共和国、チセケディ新大統領が就任宣誓 初の平和的政権交代
1/25(金) 11:16配信 AFP=時事
コンゴ民主共和国、チセケディ新大統領が就任宣誓 初の平和的政権交代
コンゴ民主共和国の首都キンシャサで行われた大統領の就任宣誓式で、握手するフェリックス・チセケディ新大統領(右)とジョゼフ・カビラ前大統領(2019年1月24日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】アフリカ中部コンゴ民主共和国で24日、昨年末に行われた大統領選で勝利した野党党首フェリックス・チセケディ(Felix Tshisekedi)氏が就任宣誓した。選挙は混乱し、結果をめぐって激しい係争が起きたが、同国で初めて平和的な政権交代が実現した。

【関連写真】就任宣誓式の演説中に体調不良を起こしたチセケディ新大統領

 チセケディ氏は宣誓式で、18年にわたり激動する同国の指導者の座にあったジョゼフ・カビラ(Joseph Kabila)前大統領から同国国旗と憲法の冊子を受け取った。

 演説でチセケディ氏は、人権を尊重する新たな時代を約束し、カビラ政権が批判されていた人権問題について言及。すべての政治犯を釈放すると明言し、新政権は基本的な自由を保障し、「あらゆる形態の差別を撤廃する」と宣言した。体調不良により演説を12分間中断する場面もあったが、演説を再開すると、選挙戦のストレスによるものだとして謝罪した。

 大統領府の周辺では、チセケディ氏の支持者数千人が集まった。その多くは白い服を身にまとって歴史的な出来事を祝った。

 チセケディ氏が最初に取り組む仕事の一つが首相の任命で、議会で多数を占めるカビラ氏の支持派と権力を分け合う人選をするとみられている。【翻訳編集】 AFPBB News

1981チバQ:2019/01/28(月) 09:53:01
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190126-00000020-mai-m_est
ジンバブエで起きている苛烈な弾圧
1/26(土) 11:00配信 毎日新聞
ジンバブエで起きている苛烈な弾圧
警察に逮捕され、裁判所に連行された抗議行動の参加者ら=ハラレ市内で1月16日、AP
 アフリカ南部のジンバブエで、燃料費高騰への抗議に対する苛烈な弾圧が続いている。人権団体は「治安当局の対応はムガベ時代と何ら変わっていない」と批判する。2017年11月のムガベ前大統領の退陣によって、民主化と経済再生への期待が高まったはずの同国で何が起きているのか。

 きっかけは燃料費の高騰だった。ムナンガグワ大統領は1月12日、ガソリン価格を1リットル当たり1・24ドル(約136円)から150%超引き上げて3・31ドル(約363円)にすると発表。一夜にして「世界一ガソリンが高い国」になった。https://www.globalpetrolprices.com/gasoline_prices/World-top10/

 これに対し、労働組合や市民団体は14日から3日間のゼネストを呼びかけた。首都ハラレや第2の都市ブラワヨなどでは多くの市民が呼応し、大半の商店や学校が閉鎖された。主催者は自宅にとどまるよう促したが、自然発生的な抗議デモのさなかに一部の若者が暴徒化して略奪も起きたという。

 ◇情報統制で被害の全容わからず

 治安当局はインターネットを遮断し、労組や野党関係者らに対する激しい弾圧を開始。被害者の治療に当たった「ジンバブエ人権のための医師の会」などによると、少なくとも12人が死亡し、300人以上が負傷、78人が銃撃を受けて病院に運ばれた。このうち半数近くは抗議行動とは無関係で、帰宅途中などに流れ弾に当たって重傷を負ったという。 

 「中には1〜2メートルの至近距離から頭部を撃たれた犠牲者もいて、殺意があったのは明らか」(同会のノーマン・マトラ医師)。ハラレ市内の低所得者居住区などの状況について、マトラ医師は「兵士や警察官がしらみつぶしに民家を捜索し、住民を引きずり出して暴行している」と語る。摘発を恐れて隣国南アフリカに逃れたマトラ医師が記者に示した写真には、ムチや棒で殴打されて背中がどす黒く腫れ上がったり、割れたボトルを足に突き刺されたという被害者の姿が写っていた。

 情報統制によって被害の全容は明らかになっておらず、死傷者は今後さらに増えるとみられる。治安当局はムガベ前大統領が劣勢だった08年の大統領選後、野党支持者を激しく弾圧し、野党候補を決選投票からの撤退に追い込んだ。シンクタンク「国際危機グループ」のピアース・ピグー氏は「治安当局の暴力のすさまじさは08年の野党弾圧に匹敵する」と指摘している。

1982チバQ:2019/01/28(月) 09:53:21
◇兵士や警官が市民を公然と暴行

 当局の弾圧は計画的に行われた疑いが浮上している。国際人権団体「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」のデワ・マビンガ氏は「各地で同じ時間帯に、同種の凶器で暴行を受けた」と指摘。拘束された人は700人近くに上り、弁護士が駆け付ける前に即決裁判で次々と有罪判決が下っている。重傷を負った被害者が病院から強制的に裁判所へと連行されたケースもあるという。

 独裁的と批判されたムガベ前政権下でもこうした弾圧が起きたが、マビンガ氏は「ムガベ時代は少なくとも人目につかないようにしていた。だが、今回は白昼に制服姿の兵士が行っており、公然と法律を無視している」と述べた。

 ジンバブエでは08年に年率2億%を超えるハイパーインフレを記録した後、無価値となった自国通貨ジンバブエドルを廃止。代わりに米ドルや南アフリカランドを採用したが、その後も物資の輸入に必要な外貨の不足に歯止めがかからず、政府も手に負えなくなっているという。昨年12月のインフレ率は過去10年間で最も高い42%に達した。

 ムガベ氏の後任となったムナンガグワ大統領は、民主化や経済再生、国際社会との関係再構築などを公約した。外資誘致のため盛んに外遊を重ねているが、ムガベ時代をほうふつとさせる当局の対応は西側諸国との関係改善に向けた努力を台無しにするものだ。ピグー氏は「自滅行為としか言いようがない」と語る。ムナンガグワ氏は混乱を受けて外遊先から緊急帰国したが、1月22日からスイス・ダボスで開かれた「世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)」に予定通り出席していたら、欧米メディアなどから厳しい追及を受けていたはずだ。

 では、治安当局がなぜ強硬措置に踏み切ったのか。専門家の見方は諸説ある。一つは英語で「良い警官、悪い警官」と呼ばれる手法だ。「悪い警官」を演じるチウェンガ副大統領(前国軍司令官)が治安当局に抗議行動の封じ込めを命じる一方で、外遊先から帰国した「良い警官」役のムナンガグワ氏が当局の対応を批判すれば「改革者」としてのイメージを損なわずに済むというものだ。

 ただ、ピグー氏はこの説に懐疑的だ。同氏によれば、正副大統領の主導権争いに加えて、与党内には六〜七つの派閥があり、不可解に見える治安当局の対応には「与党や治安当局の内部対立が影響した可能性がある」という。ジンバブエ政府は南アなどに緊急融資を求めているが、経済危機や政情不安の長期化は避けられそうにない。歴史的なムガベ氏の退陣から1年あまりで新時代への期待はしぼみ、再び国中に悲観論が広がっている。【小泉大士】

1983チバQ:2019/01/28(月) 14:57:46
https://www.asahi.com/articles/ASM1W331HM1WUHBI007.html
ベネズエラ武官、「暫定大統領」支持 独裁体制から離反
有料記事

ブルマジーニョ〈ブラジル〉=岡田玄 2019年1月27日11時03分
 マドゥロ大統領の独裁に対する反発が広がるベネズエラ情勢をめぐり、同国の駐米武官が26日、暫定大統領への就任を宣言したグアイド国会議長について、「憲法に基づいた唯一の正統な大統領だ」と主張する声明を発表した。軍がマドゥロ政権を守る姿勢を示すなか、幹部がグアイド氏支持を明かすのは初めてとみられる。今後、軍に離反の動きが広がるかが焦点だ。

 この幹部は米ワシントンのベネズエラ大使館に勤務するホセ・ルイス・シルバ武官(大佐)。執務室で軍服を着て語る動画を公開し、「彼(グアイド氏)の上位に、権力を持つ者は誰もいない」と述べた。

 ログイン前の続き米ヌエボヘラルド紙によると、シルバ氏は同紙の電話インタビューにも応じ、「マドゥロ氏をベネズエラの大統領として認めない」と明言。「軍や武器を持つ人たちは、国民を攻撃しないでほしいというメッセージだ。私たち国民は、最も基本的な原理に背き、他の国の利益のために売られた政府に、もう十分耐えてきた」と語ったという。

 マドゥロ政権は軍幹部を国営石油会社のトップに据えるなど、利権を与えて懐柔してきた。グアイド氏の宣言後も、国防相がマドゥロ氏支持を表明するなど、軍はマドゥロ氏擁護の姿勢を崩していない。(ブルマジーニョ〈ブラジル〉=岡田玄)

1984チバQ:2019/01/31(木) 08:37:18
http://www.afpbb.com/articles/-/3208881
ベネズエラ大統領、野党と交渉の用意 議会選の早期実施にも言及
2019年1月30日 18:50 発信地:モスクワ/ベネズエラ [ ロシア ロシア・CIS ヨーロッパ ベネズエラ 中南米 ]
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ベネズエラ大統領、野党と交渉の用意 議会選の早期実施にも言及
ベネズエラの首都カラカスで、米国から帰国した外交官らと会談するニコラス・マドゥロ大統領(2019年1月28日撮影)。(c)AFP PHOTO- Venezuelan Presidency
【1月30日 AFP】ベネズエラのニコラス・マドゥロ(Nicolas Maduro)大統領は30日、米国の支持を受ける野党側と交渉する用意があると述べ、また議会選の早期実施の可能性にも言及した。

 首都カラカスでロシア通信(RIA Novosti)とのインタビューに応じた同大統領は「ベネズエラの利益のために、野党との交渉の席に着く用意がある」と発言。また議会選の早期実施も支持するとし「早い段階で議会選を実施するのはとても良いことだと思う。政治的議論の形態としてふさわしい」と述べた。

 しかし同時に、近い将来に再び大統領選を実施する可能性は否定し、「ベネズエラの大統領選はすでに実施された。もし帝国主義者が新たな選挙を望むなら、2025年まで待たせればよい」と語った。

 2013年に就任したマドゥロ大統領は昨年5月の大統領選で再選されたが、欧州連合(EU)や米国、米州機構(OAS)はこの選挙の正当性を認めていない。

 石油資源に恵まれているにもかかわらず経済危機に瀕(ひん)しているベネズエラでは先週、野党指導者のフアン・グアイド(Juan Guaido)氏(35)が暫定大統領への就任を宣言。米国やカナダ、中南米諸国のうち十数か国がグアイド氏を暫定大統領として承認した。これに対し、ベネズエラの2大債権国である中国とロシアは、内政干渉だとして非難している。(c)AFP

1985チバQ:2019/01/31(木) 16:53:38
https://digital.asahi.com/articles/ASM1Y4TKDM1YUHBI02M.html?rm=803
二人の大統領、どちらを推す?ベネズエラ巡り世界割れる
有料記事

ニューヨーク=金成隆一、ワシントン=杉山正 モスクワ=石橋亮介、北京=延与光貞 ローマ=河原田慎一、イスタンブール=其山史晃、サンパウロ=岡田玄 2019年1月31日16時03分

 南米ベネズエラの大統領の承認問題が、国際社会を二分する。マドゥロ大統領が不当に当選したとして、米国などがグアイド国会議長を暫定大統領と認める一方、ロシアや中国などは「内政干渉だ」と反発。その他の国々もそれぞれの思惑で立場を表明し、「正統な大統領」を巡る混乱は世界を巻き込んでいる。

 米国は28日、ベネズエラの国営石油会社に対し、米国内の資産を凍結するなどの経済制裁を発表した。マドゥロ政権の最大の収入源を標的とすることで、退陣圧力を強める狙いだ。

 記者会見したボルトン米大統領補佐官は「ベネズエラの安定と民主主義は米国益に通ずる」と強調。「全ての選択肢はテーブルにある」と述べ、軍事介入も辞さない姿勢をみせた。米メディアによると、ボルトン氏はこの際「(ベネズエラの隣国の)コロンビアへ米兵5千人」と走り書きのノートを持っていたという。

 米国のマドゥロ政権への強硬姿勢は、26日に開かれた国連安全保障理事会の緊急会合でもあらわだった。

 ポンペオ米国務長官は「全ての国はどちらにつくのかを決める時だ。自由の部隊を支えるか、それともマドゥロとその暴力集団と結託するかだ」と演説。ポンペオ氏の後ろに座り、前日にベネズエラ問題特使になったばかりのベテラン米外交官エリオット・エイブラムズ氏も「残念なことにベネズエラはロシアの衛星国になった」「ベネズエラに批判された国が、どれも民主主義(国家)という点が興味深い」と発言した。

 同氏は、民主主義を広めるためには武力行使も辞さない姿勢で知られる「新保守主義者」。米メディアによると、2002年にはベネズエラの軍事クーデターを画策した疑いも指摘され、中南米の外交サークルでは知られた存在だ。

 トランプ政権は外交政策で、「民主主義」「人権」といった米国の価値観を優先してこなかった。サウジアラビアやトルコなどとの外交でも人権問題をかざすことはほとんどなかった。

 ログイン前の続き異例の介入には、ロシアや中国への対抗心が透ける。中南米は長く「米国の裏庭」と呼ばれ、米国の影響下にあった。だが、ベネズエラでは2000年代から、ロシアや中国の影響力が増した。米国にとって、ベネズエラの政局はこうした影響力を覆す好機だ。

 さらに、肝いりの「国境の壁」の予算計上が阻まれるなど内政で行き詰まるトランプ大統領にとって、世間の関心の先を変える格好の材料だという事情もある。ベネズエラの混乱が米国では人権問題と位置づけられ、トランプ政権の強硬姿勢は野党民主党からの反発も限定的だ。(ニューヨーク=金成隆一、ワシントン=杉山正)

1986チバQ:2019/01/31(木) 16:53:52
中ロやイランは政権を支持
 対するロシアや中国は、米国の姿勢を「外国への介入だ」と強く非難する。

 ロシアのネベンジャ国連大使は、国連安保理の26日の緊急会合で「米国はラテンアメリカを自国の独占権益として扱う姿勢を変えるつもりがない。モンロー主義の再来だ」と批判した。

 ロシアはこの20年で、170億ドル(約1兆8600億円)とも言われる投資の見返りに、核兵器を搭載できる爆撃機の訓練をベネズエラで行うなど軍事協力を強める。米国が後押しし、暫定大統領を宣言したグアイド氏が政権を握れば、影響力の低下だけでなく、投資の回収も難しくなる。軍事協力やロシア製の兵器の販売契約なども見直される可能性もある。

 ラブロフ外相は29日、米国がベネズエラの国営石油会社に科した経済制裁を非難。「責任ある国際社会の国々とともに、ベネズエラの憲法を守り、合法的なマドゥロ政権を支えるためあらゆる手段をとる」と述べた。

 中国もロシアと同様に長年、経済支援をし、対ベネズエラ債権は2005年以降で620億ドル(6兆7800億円)に上るとの試算も。返済が滞っても豊富な石油資源を得られるとの計算があったが、政権が一気に米国との関係を深めれば、見通しが狂う。外務省の耿爽副報道局長は28日の記者会見で「ベネズエラのことは人民が自主的に選択し、決めるべきだ」とし、「外部がベネズエラ内政に干渉するのには反対だ」と強調した。

 ただ、ベネズエラをシルクロード経済圏構想「一帯一路」の南米での協力国として位置づける習近平(シーチンピン)指導部は、仮に政権が変わっても、中国との良好な関係を維持できるように働きかけていくとみられる。

 中ロに同調するのは、強権的な支配体制の国が目立つ。シリアのアサド政権は24日、「米国の無法な介入は国際的な規範と法に違反し、主権の侵害だ」とする声明を出した。内戦に発展したシリアでは、米国などがアサド大統領に退陣を求め、反体制派組織を「シリア国民を代表する唯一の正統な組織」と承認。この経緯はいまのベネズエラに重なる。

 核合意問題を巡ってトランプ政権から制裁を再開されたイランも「外国勢力による干渉だ」(イラン外務省)と非難。中南米では、一党独裁のキューバや独裁体制が問題となっているニカラグア、憲法の規定を超えて現職が大統領選に出馬しようとしているボリビアなどがマドゥロ氏を支持した。(モスクワ=石橋亮介、北京=延与光貞)

英仏は反政権支持、日本は?
 英国や豪州など親米諸国は相次いでグアイド氏の支持を表明。イスラエルのネタニヤフ首相は27日、「ベネズエラの新しい指導者を認めた米国、カナダ、中南米のほとんどの国や欧州の国々に加わる」と述べた。

 欧州連合(EU)もマドゥロ政権を厳しく批判。「透明性があり、信頼できる大統領選をすぐに実施することを強く求める」との声明を26日に出した。数日中に再選挙の方針が示されなければ「ベネズエラの指導者の承認も含めた決定をする」という。フランスのマクロン大統領やスペインのサンチェス首相も同日、「1週間以内に選挙実施が宣言されなければ、グアイド氏を大統領として承認する」とした。

 だが、西側諸国も一枚岩ではない。ギリシャはEU加盟国だが、チプラス首相が率いる政権与党「急進左翼進歩連合(シリザ)」が、マドゥロ氏が「正当な大統領」だと支持を表明。左派政権としての連帯に加え、近年ギリシャ国内で活発に投資する中国との関係を意識しているとみられる。

 北大西洋条約機構(NATO)の加盟国で、米国とは同盟関係にあるトルコもエルドアン大統領が25日、「我々は世界のどこであれ、クーデターを企てる側の味方はしない」と演説し、マドゥロ氏支持を鮮明にした。2016年7月に軍の一部によるクーデター未遂事件が起き、自らも危うく難を逃れた経験を重ね合わせてか、不正かどうかはともあれ、選挙結果を尊重すべきだとの立場だ。

 日本は状況を見守る方針だ。河野太郎外相は29日の記者会見で「憲法にのっとった民主主義を回復するということが大切だ」と述べるにとどめた。(ローマ=河原田慎一、イスタンブール=其山史晃、サンパウロ=岡田玄)

     ◇

 〈ベネズエラの「2人の大統領」〉 大統領選は2018年5月、有力な野党政治家が排除されたまま実施され、独裁的な支配を強めるマドゥロ氏が再選。19年1月10日に2期目が始まった。だが、国会で多数を占める野党は「選挙は不正だ」として、10日以降の大統領職は空位だと主張。国会議長が職務を代行するという憲法の規定から、反マドゥロ派のグアイド氏が暫定大統領就任を宣誓した。

1987チバQ:2019/01/31(木) 23:02:41
https://www.asahi.com/articles/ASM1Z5J5NM1ZUHBI01Y.html
ベネズエラ大統領、総選挙前倒し支持 野党排除が目的か
サンパウロ=岡田玄、モスクワ=石橋亮介 2019年1月31日16時26分
 独裁支配を強め、国民の反発を招いている南米ベネズエラのマドゥロ大統領は、「総選挙を前倒しで実施できれば非常に好ましい」と述べ、総選挙の早期実施を支持する考えを示した。インタビューしたロシア国営ノーボスチ通信が30日、報じた。ただし、野党側が求めている大統領選のやり直しについては、改めて拒否した。

 ベネズエラ国会(定数167)は、暫定大統領就任を宣言したグアイド国会議長ら野党勢力が多数を占める。現在の任期は2021年1月まであるため、マドゥロ氏はなるべく早く総選挙を実施し、野党勢力を排除したい思惑とみられる。

 野党側は昨年5月の大統領選について、「有力な野党政治家が不正に排除された」としてやり直しを求めている。米国などはグアイド氏に大統領としての正統性を認め、欧州連合も大統領選を実施しなければ、グアイド氏を大統領として承認するとしている。

 これに対し、マドゥロ氏は「帝国主義者どもが新たな大統領選を望むなら、(任期が終わる)25年まで待てばよい」と反発。ただし、「野党との対話の席につく用意はある」とも述べた。

 一方、ベネズエラのサーブ検事総長は29日、グアイド氏について「憲法の秩序を脅かし、外国勢力の干渉に協力している」などとして捜査を始めたと発表。同氏の金融資産を凍結し、出国を禁止した。野党勢力は30日に大規模な反政府集会を開く予定で、政権側との衝突が懸念されている。(サンパウロ=岡田玄、モスクワ=石橋亮介)

1988チバQ:2019/02/01(金) 14:37:48
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190201-00000519-san-s_ame
EU、中南米と連絡グループ ベネズエラ選挙目指す
2/1(金) 9:21配信 産経新聞
 【ベルリン=宮下日出男】欧州連合(EU)は1月31日、南米ベネズエラの政情不安をめぐり、ルーマニアの首都ブカレストで開いた非公式の外相理事会で協議した。モゲリーニ外交安全保障上級代表は理事会後、ベネズエラの周辺諸国と国際的な連絡グループを結成し、大統領選などの選挙実施実現を目指す方針を明らかにした。

 EUからは英仏独やスペインなどが加わり、中南米のエクアドルやボリビア、コスタリカなどが参加の意向を示しているという。最初の閣僚級会合は来週にも中南米で開催される見通しで、90日以内に選挙実施など政情安定化に向けた道筋をつけたい考え。

 モゲリーニ氏はEUとしてベネズエラのマドゥロ政権に対する制裁強化を検討する可能性があるとした。暫定大統領就任を宣言したグアイド国会議長は先立つ30日、独紙とのインタビューで制裁強化をEUに求めていた。

 EUはグアイド氏を支持し、英仏独とスペインは26日、マドゥロ大統領が8日以内に選挙実施を決定しなければ、グアイド氏を承認する意向を表明する一方、EU内ではギリシャなどが慎重な姿勢を示している。

1989チバQ:2019/02/03(日) 15:45:12
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190203-00000004-jij-int
政府、反体制両派が大規模デモ=マドゥロ氏は国会選前倒し言及-ベネズエラ
2/3(日) 6:36配信 時事通信
政府、反体制両派が大規模デモ=マドゥロ氏は国会選前倒し言及-ベネズエラ
2日、カラカスで行われた集会で演説するベネズエラのマドゥロ大統領(左)と、反体制派デモに参加したグアイド国会議長(AFP時事)
 【サンパウロ時事】政情不安が続くベネズエラの首都カラカスで2日、独裁色を強める反米左派のマドゥロ大統領派と、「暫定大統領」を名乗る反体制派のグアイド国会議長の双方の支持者による大規模デモが行われ、それぞれが自派の「正統性」を訴えた。

 
 これに先立ち、空軍将軍がマドゥロ氏からの離反を表明。グアイド氏はデモで「われわれはあなた方(軍)に反政府デモ隊を撃たないだけでなく、国家再建に加わってほしいと願っている」と、マドゥロ氏の後ろ盾である軍に反乱を呼び掛けた。

 一方のマドゥロ氏は、反体制派に圧力をかけるため、2020年に予定される国会議員選の今年への前倒しに言及した。国会はマドゥロ氏により権限がほぼすべて剥奪されているが、15年12月の選挙で野党勢力が大勝しており、反体制派のよりどころとなっている。

1990とはずがたり:2019/02/03(日) 20:08:21

https://twitter.com/nodako/status/1091692360059285504
Kanako Noda
@nodako
22 時間22 時間前
その他 Kanako NodaさんがSergio Contreras B:.をリツイートしました
ベネズエラの空軍大将が軍の9割はマドゥロに反対だと発言、グアイドを支持する動画を発表。Kanako Nodaさんが追加

1:50
Sergio Contreras B:.
認証済みアカウント

@SContrerasB
ULTIMA HORA!
General reconoce a @jguaido como presidente y llama a desconocer a Maduro
Se trata del General de Division Francisco Esteban Yanez Rodriguez (7.101.984)
Presidente de la Junta Permanente de Evaluacion de la Comandancia General de la Aviacion Militar Bolivariana.
1件の返信 124件のリツイート 103 いいね
返信 1 リツイート済み 124 いいね 103 ダイレクトメッセージ

Kanako Noda
?

@nodako
22 時間22 時間前
その他
数分後、空軍はこの空軍大将は裏切り者だとし、彼が汚職に関わっていた証拠があると発表。軍は、各軍人の汚職の証拠をがっつりと握っており、それを人心掌握(というか裏切らせないための保険)に使っている。

2件の返信 53件のリツイート 44 いいね
返信 2 リツイート 53 いいね 44 ダイレクトメッセージ

Kanako Noda
?

@nodako
フォローする @nodakoをフォローします
その他
ベネズエラ軍の上層部がなかなか離反しない理由。ベネズエラ軍内に汚職が蔓延しているが、そもそも汚職に関わらず「クリーン」だと出世できない。マドゥロは汚職という弱みを握らなければ、上層部をコントロールできないと知っているから。
ちなみに、この軍人管理の方法はチャベスもやってた。

5:38 - 2019年2月2日

1991チバQ:2019/02/04(月) 16:27:08
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190203-00000039-mai-s_ame
ベネズエラで退陣求めデモ 暫定大統領、軍に離反呼びかけ
2/3(日) 21:28配信 毎日新聞
 【サンパウロ山本太一】「2人の大統領」が並び立つ異常事態となっている南米ベネズエラで2日、独裁色を強める反米左派マドゥロ大統領に対し退陣を求める大規模なデモが全土で実施された。この日、軍幹部が野党指導者のグアイド国会議長を暫定大統領として認めると表明。暫定大統領支持派が勢いづく中、デモを主導したグアイド氏は軍部に対し、さらなる離反を呼びかけた。軍の離反が進むか否かが今後の動向のカギとなりそうだ。

 「デモ参加者に発砲するのをやめてほしい。それだけでなく、ベネズエラの再建にかかわってほしい」。グアイド氏は首都カラカスで開かれた集会で、軍に対してそう呼びかけ、デモ隊への暴力的な鎮圧の中止に加え、軍人が反政府運動に参加するよう促した。また、マドゥロ氏が退陣し、やり直し大統領選が実施されるまでデモを続けると明言した。

 グアイド氏はさらに、慢性的に不足している食糧や医療品などの物資が、近く国際人道支援活動により国内に移送されると述べた。マドゥロ氏は国内での人道危機の存在を認めず、援助を受け入れていない。グアイド氏は軍が物資の移送を容認するかどうかが「試金石になる」との考えを示した。集会は国内主要都市のほか、多くのベネズエラ人が避難するコロンビアやアルゼンチン、スペインなどの各国でも開かれた。

 グアイド氏への支持を明らかにした軍幹部は空軍のフランシスコ・ヤネス将軍。支持表明した最高位の軍人とみられる。インターネット上に投稿された動画でヤネス氏は「軍の90%は独裁者を支持していない」とし、「国民に背を向けるな」と軍にグアイド氏支持に回るよう訴えた。

 軍関係者ではこれまで駐米武官1人がグアイド氏支持を表明していた。幹部の離脱表明が続けば、マドゥロ政権の不安定化が進む。

 一方、マドゥロ氏も政権支持派による集会を開き、結束強化を図った。マドゥロ氏は「立法府が再び合法化されることに同意する」と演説し、2020年実施予定の国会議員選の前倒しを提案した。国会で多数を占める野党の排除が狙いとみられ、政権派だけで作る制憲議会が前倒しの可否を議論するという。

 2日はマドゥロ氏の前任、故チャベス前大統領が1999年に大統領に初就任してから20年の節目。参加者は「(チャベス氏が始めた)革命を継続しよう」と気勢をあげた。

1992チバQ:2019/02/04(月) 17:07:36
https://toyokeizai.net/articles/-/263813
アフリカ初の高速鉄道、灼熱のモロッコに登場
ジブラルタル海峡とカサブランカをTGVが結ぶ
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三浦 一幹 : トラン・デュ・モンド代表
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2019/02/03 5:50

アフリカ初の高速鉄道が2018年11月、モロッコに開業した。

この鉄道は「LGVモロッコ」と呼ばれ、ジブラルタル海峡に面する北部沿岸の港町タンジェを起点に首都ラバトを経由し、同国最大の商業都市カサブランカを結ぶ大西洋沿いの延長323㎞の路線。11月15日、タンジェ駅で開業式典が盛大に開催され、ムハンマド6世モロッコ国王臨席の下、フランスのマクロン大統領も出席した。その後、国王と大統領は特別列車でラバト・アグダル駅まで試乗した。一般営業運転は11月26日からで、初日を含め3日間は無料扱いとなり、3万人余りが乗車したという。

総事業費は2760億円
2007年10月、モロッコ政府は、高速鉄道建設プロジェクトを決議。旧宗主国であるフランスの全面的な支援の下、TGV方式を採用することを決めた。2011年9月には第1期高速新線区間のタンジェ―ケニトラ間(186㎞)の建設工事が着工した。


タンジェ駅での開業式典で並ぶムハンマド6世国王とマクロン・フランス大統領(写真:ONCF)
総事業費は約230億ディルハム(約2760億円)。フランスからの投資額は、全体の5割以上を占めるとされる。2013年4月、ムハンマド6世国王、オランド・フランス大統領(当時)立ち会いの下に高速鉄道に関連する協定、契約書に両国が署名した。建設工事や技術指導、車両運行システムなどフランス国鉄(SNCF)が統括し、フランス企業主導で進められた。


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第2期区間となるケニトラ―カサブランカ間(137㎞)は標準軌複線である在来線を準高速化(最高時速220㎞)に改良する方式が取られた。当初の予定より約3年遅れ、約7年の工期で開業にこぎつけた。

運営は在来線と同じくモロッコ国鉄(ONCF)が行い、当面は2時間間隔の1日9往復の運行で各駅に停車する。中間駅はケニトラ、ラバト・アグダルの2駅。タンジェ、カサブランカ(カサ・ヴォヤジャー)と合わせて4駅とも在来線と共用でモダンな新駅舎が建設された。頭端式のタンジェ駅以外は橋上化駅舎となった。

所要時間は従来の4時間45分から半分以下の2時間10分と大幅に短縮された。

車両はアルストム社よりユーロデュプレックス(TGV 2N2)を4億ユーロ(約500億円)で12編成導入。国旗カラーの赤と緑のラインがデザインされた車両には、国王が預言者ムハンマドの愛馬の名前から「アルボラク」と命名した。


新線区間を走行するアルボラク(筆者撮影)
両端が電気機関車でTGV同様に中間客車はオール2階建て車両。1等車2両(121席)、2等車5両(412席)にカフェカー1両の計8両で定員は533席だ。

モロッコ仕様として冷房出力のアップ、防砂対策として空調フィルター性能が強化された。高速新線区間の交流25㎸ 50㎐と在来線区間の直流3㎸ 対応の2電気方式対応になっている。試験走行中の2018年5月4日には、アフリカ最高速度記録の375㎞/hを達成している。

1993チバQ:2019/02/04(月) 17:08:00
実際に乗車してみた
開業から間もない平日、カサブランカ(カサ・ヴォヤジャー)駅よりタンジェ駅まで乗車してみる。時計塔がある旧駅舎の隣に新駅舎が建設されていた。

アルボラクは全席指定制。乗車券はONCFのホームページからも購入可能だが、対応している言語はフランス語のみ。利用登録する際にモロッコの住所、電話番号などの入力が必要なので国外の利用者には難しい。

エスカレーターでコンコースへ上がり、オープンカウンター式の乗車券売り場へ向う。1等車で243ディルハム(約2770円)、2等車は164ディルハム(約1870円)で希望の席(1階または2階席や窓側など)のリクエストにも応じてくれる。運賃は前売りやシーズン別、各種割引など多数用意されており、クレジットカード支払いも可能だ。


1+2席配置の1等車(2階)席(筆者撮影)

2+2席配置の2等車(2階)席(筆者撮影)
1等車の乗客は発車まで専用ラウンジを利用できる。ペットボトル入りのミネラルウォーターやコーヒーメーカーがあり、ソファでくつろぎながら休むことができる。PC用電源のあるカウンターテーブル席も用意されていた。

発車時間の20分前から改札が始まる。モニター画面に表示される行先・列車番号で乗車ホームが確認できる。表示はアラビア語とフランス語が交互に切り替わる。

時間が近くなったので、ホームごとの改札口へ向かう。構内を3人組の兵士が巡回しているが、セキュリティ検査などは行われていない。係員に乗車券を見せてエスカレーターでホームへ降りるとシルバーボディのまさにTGVが入線していた。一般のONCFの列車も発着しており、ホームも在来線と共用になっている。係員や車掌が乗降口で号車の案内をしている。2階席か1階席かなどスムーズに乗車できるように誘導していた。

車内1等車が1+2席、2等車は2+2席配置で、リクライニング(1等車は電動)、足置き、読書灯、充電用コンセントがあり、荷物置き場はデッキ付近と車内中央にも設置されていた。シートカラー(1等:赤、2等:緑)を除けば、SNCF仕様に準じている。

車端部にあるモニターで停車駅案内や走行速度などが表示されるが、車内放送と同様にアラビア語とフランス語の2カ国語のみ。車内の各種サインを含めて英語での案内はない。


2階部に設けられたカフェカー車内(筆者撮影)
カフェカーは2階部で、各種ドリンク、軽食、スナック類を販売しカウンターテーブルで飲食できる。イスラム教の国だけあってアルコール類の販売はしていない。

列車は左側通行で在来線区間では時速180〜200㎞前後で走行し揺れも少ない。車掌が検札に来て、乗車券のQRコードを端末で読み取っていく。

45分ほどの走行で、次の停車駅ラバト・アグダルに到着した。次のケニトラ駅を出発すると、しばらくして在来線と別れ高速新線に入る。まだ慣らし運転中なのか時速300㎞を超えることはなかった。全長約3.5㎞のエル・アシェフ高架橋を渡り、ほぼ定刻にタンジェ駅に到着した。

総延長計画は1500km
TGV系車両の国外展開は、スペイン(AVE)、アメリカ(Acela)、韓国(KTX)に次いで4カ国目。建設費はヨーロッパでの約半分程度で、1㎞当たり約9650万ディルハム(約11億円)で完成させることができた。そのため全般的に公共交通料金の安いモロッコにおいて、ONCFでは高速鉄道の運賃が極力高くなることを抑えることができた。


新駅舎となったタンジェ駅。駅名はアラビア語とフランス語で表示(筆者撮影)
第2期工事区間としてケニトラ―カサブランカ間の高速新線計画も決定しており、完成すれば所要時間はさらに短縮され、乗客数も現在の2倍の年間600万人が見込まれる。

将来的には、カサブランカからマラケシュを経由しアガディールへ至る路線と、ラバトより分岐しフェズを経由するアルジェリア国境に近いウジダとを結ぶ新たな2路線を加え、総延長1500㎞の高速鉄道網を整備する計画もある。灼熱のアフリカの大地を走る高速鉄道は、どこまで延びていくのだろうか。

1994チバQ:2019/02/04(月) 18:47:30
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3209579.html
エルサルバドル大統領選、37歳の前首都市長が勝利宣言
2019/02/04 14:06AFPBB News

エルサルバドル大統領選、37歳の前首都市長が勝利宣言

中米エルサルバドルの大統領選挙で勝利を宣言し、記者会見を行う前サンサルバドル市長のナジブ・ブケレ氏(2019年2月3日撮影)。(c)Marvin RECINOS / AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】(更新)中米エルサルバドルで3日、任期満了に伴う大統領選が行われ、首都サンサルバドルの前市長であるナジブ・ブケレ候補が勝利を宣言した。

 同国の高等選挙裁判所によると、開票率およそ70%の時点でブケレ氏の得票率は52.93%。

 ブケレ氏は支持者らに向けた演説で、「現時点でわれわれは完全な確信を持って大統領選に勝利したと宣言できる」と述べた。

 ブケレ氏の主要対立候補である中道右派「民族主義共和同盟」のカルロス・カジェハ氏、左派「ファラブンド・マルティ民族解放戦線」のウゴ・マルティネス氏は共に敗北を認めており、およそ30年ぶりに2大政党である両党以外の大統領が誕生する見通し。

 ブケレ氏は教育予算の引き上げと汚職撲滅を約束する一方、公約の柱として治安改善に向けた政策実行を掲げていた。 【翻訳編集】AFPBB News

1995チバQ:2019/02/05(火) 10:49:20
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190204-00000087-asahi-int
台湾との復交主張、エルサルバドル大統領にブケレ氏当確
2/4(月) 23:39配信 朝日新聞デジタル
 米国への移民キャラバンの出発地の一つとなった中米エルサルバドルで3日、サルバドル・サンチェスセレン大統領の任期満了に伴う大統領選があった。選挙管理当局によると、野党の中道右派、「国民統合のための大連合(GANA)」の前サンサルバドル市長ナジブ・ブケレ氏(37)が当選を確実にした。任期は6月1日から5年間。

 選挙管理当局の速報値によると、投票率は約47%。開票率99%の段階でブケレ氏が53%を獲得し、第1回投票で当選に必要な過半数を確実にした。

 ブケレ氏は、現政権が進めた中国との国交正常化を見直し、断交した台湾と外交関係を結び直すと主張。ベネズエラ問題では、反マドゥロ派のグアイド国会議長を支持するとしている。

1996とはずがたり:2019/02/05(火) 15:27:15

サヨクがベネズエラを擁護している様だが信じがたい。

あのベネズエラ国内の非人道的な状況は米帝によるフェイクニュースとでもいうのか?!

ベネズエラ混乱 トランプ氏、軍事介入「選択肢」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO40847750U9A200C1000000/
2019/2/4 5:28

1997チバQ:2019/02/05(火) 17:34:03
https://www.sankeibiz.jp/macro/news/190205/mcb1902050500003-n1.htm
商品価格の変動激しく デノミも効果なし ベネズエラ、ハイパーインフレで打撃
2019.2.5 06:34 メッセンジャー登録

ベネズエラの首都カラカスで、CLAPの配給所に列をつくる市民=1月14日(共同)

ベネズエラの首都カラカスで、CLAPの配給所に列をつくる市民=1月14日(共同)【拡大】

 政情混乱に陥っている南米ベネズエラでハイパーインフレーションに歯止めがかからない。国際通貨基金(IMF)は、インフレ率が今年中に1000万%に達すると予測。商店では日に何度も商品価格が上がり、反米左翼マドゥロ政権が昨年実施したデノミネーション(通貨呼称単位の変更)や最低賃金の引き上げも焼け石に水の状態。市民生活に打撃を与え続けている。

「チーズ買えない」

 1月中旬、首都カラカス市内の食料品店の壁に取り付けられた大きなパネル。チーズやソーセージなど約60種品目の価格は空欄だった。「商品の多くが入荷しないのと、価格変動が激し過ぎるのが理由」。店主のサムエル・アルカセルさんが説明する。

 陳列棚にあったチーズの塊の値段は約1万ボリバル(非公式レートで約430円)。前日は約7800ボリバルだった。価格のシールを日に3、4回貼り替えることも。市民の間では商品を購入しようか考えている間に価格が上がったとの笑えない会話が交わされる。

 従業員、エグレ・ルイスさんの月給は2500ボリバル。「これではチーズもソーセージも買えず、CLAP(クラップ)がなければ生きていけない」。CLAPとは食料品の低価格による配給制度で、国民の不満解消のため2016年4月に導入された。

 社会主義的な政策を取るベネズエラは、石油生産の落ち込みなどから財政難に陥り、食料品や医薬品の輸入が停滞。物不足などで物価が上昇する一方で、通貨は下落を続けている。

財源ないのに賃上げ

 政権は18年8月、通貨ボリバルからゼロを5つ取り、10万分の1に切り下げるデノミを実施した。しかし新たな2ボリバルと5ボリバルの両紙幣は早くも価値がなくなり、店舗での受け取りを拒否されているという。

 マドゥロ大統領はハイパーインフレの理由を、敵対する米国などが仕掛ける「経済戦争のため」と説明する。2期目就任直後の1月14日の施政方針演説では、月額最低賃金を300%引き上げ1万8000ボリバルにすると発表。政権はこれまでも数カ月ごとに最低賃金を引き上げてきた。

 地元エコノミストのオマル・サンブラノ氏は「財源がないのに賃上げをするため、中央銀行がさらに紙幣を印刷しなければならず、新たなインフレを呼ぶ悪循環となっている」と指摘する。

 アルカセルさんの店の共同経営者、デジャリ・パラダさんは「マドゥロ氏には経済政策がない。ドル化と市場開放をしなければ出口はない」と訴えた。(カラカス 共同)



 ■露、軍事・財政支援検討せず

 ロシアのペスコフ大統領報道官は、政局が混乱する南米ベネズエラ情勢で、ロシアが支持する反米左翼のマドゥロ政権に対する軍事・財政を含めた支援の可能性について、支援要請もなく「検討していない」と1月28日に述べた。タス通信などが報じた。

 ペスコフ氏は「最も重要なのはベネズエラ人自身が憲法の枠内で意見対立を解決することだ」と強調。「いくつかの国が行っている干渉は状況を深刻化させるだけだ」と述べ、欧米諸国が強めるマドゥロ大統領への退陣圧力を批判した。

 米国が暫定大統領と認めたベネズエラのグアイド国会議長との接触について、ペスコフ氏は「ない」とし、接触する計画もないと語った。(モスクワ 共同)

1998チバQ:2019/02/06(水) 11:46:28
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20190205k0000m030240000c.html
「2人の大統領」が並び立つ 南米ベネズエラの政情不安
2019/02/05 21:05毎日新聞

「2人の大統領」が並び立つ 南米ベネズエラの政情不安

ベネズエラの「2人の大統領」

(毎日新聞)

 南米ベネズエラで「2人の大統領」が並び立つ政情不安が続いている。1月10日に2期目就任式を行った反米左派マドゥロ大統領をロシア、中国、イラン、キューバなどが支持。一方、1月23日に暫定大統領就任を宣言した野党指導者グアイド国会議長を米国やカナダ、ブラジル、欧州など計約30カ国が支持し、国際社会を二分している。ベネズエラ国内では反政府デモが多発。マドゥロ政権を支持するデモもあり、社会も分断されている。ベネズエラ軍の動向が今後の鍵を握るため、2人の大統領はいずれも軍に対し支持するよう働きかけている。

 ◇事態収拾の鍵を握るのは「軍」

英独仏など欧州14カ国は4日、グアイド氏を暫定大統領として承認した。米州14カ国で構成する「リマグループ」も4日、ベネズエラ軍に対し、暫定大統領に忠誠を呼びかける宣言を採択した。

 「ベネズエラ国民はまだ独裁主義のもとにいる。圧力が非常に重要だ」。グアイド氏はマドゥロ政権への一層の圧力を国際社会に求めている。一方のマドゥロ氏は、グアイド氏の動きを米国が主導する「クーデターの企て」と非難する。

 事態収拾の鍵を握るのはベネズエラ軍だ。軍中枢がマドゥロ政権から離反すれば、マドゥロ氏は退陣に追い込まれる可能性が高い。だが、マドゥロ政権は今のところ軍を掌握している。

 軍人の祖父2人を持つグアイド氏は軍に対し「ベネズエラの再建に協力してほしい」などと繰り返し支援を求めている。しかし、軍関係者でグアイド氏支持を表明したのは駐米武官と空軍将軍の2人だけだ。中下級の兵士の間では政権への不満が高まっているとされ、1月21日には少数の兵士が反乱を試みたものの、すぐに鎮圧された。

 労働組合出身で、軍に支持基盤を持たなかったマドゥロ氏は、軍幹部を要職に取り立ててきた。グアイド氏の暫定大統領就任宣言後、国防相や軍幹部はマドゥロ氏が正統大統領であると表明。マドゥロ氏は連日のように軍の行事に顔を出し、引き締めを図っている。

 注目されるのは、米政権がベネズエラ国営石油会社PDVSAに対し、最大の取引先である米国への輸出を禁じた1月28日の経済制裁だ。元軍幹部がPDVSA総裁と石油相を兼ねており、軍にとって石油は最大の利権とされる。ボルトン米大統領補佐官は「マドゥロ氏らは不正資金を得られなくなる」と述べ、石油利権に打撃を与えて軍幹部離反を促す狙いも示唆した。

 グアイド氏は、軍人が不正に関与しても、マドゥロ政権から離反すれば恩赦を適用すると強調している。【サンパウロ山本太一】

1999チバQ:2019/02/06(水) 11:46:43

 ◇米露中の対応、国内事情も絡む

 米露中3大国のベネズエラに対する姿勢には、それぞれの国内事情も絡む。

 「ベネズエラは豊かだった。今は貧困、苦悩、犯罪に満ちている」。トランプ米大統領は3日放映のテレビ番組でマドゥロ政権への批判を繰り広げた。背景には、中南米を「勢力圏」と位置づける米外交の伝統に加え、国内政治への影響が大きいという事情がある。

 トランプ氏にベネズエラの反政府派を引き合わせたのは、フロリダ州選出のマルコ・ルビオ上院議員(共和党)だった。グアイド国会議長を暫定大統領として承認する計画も大統領に進言したとされる。

 フロリダ州は米大統領選の最重要選挙区の一つだ。AP通信によると、同州には政治・経済の混乱から逃れてきたベネズエラ系約19万人が暮らす。米政治に影響力を持つキューバ系米国人と連動し、反マドゥロ運動を展開。共和、民主両党ともフロリダの中南米票の行方に神経をとがらせる。トランプ氏は5日の一般教書演説でも外交分野の柱の一つに対ベネズエラ政策を掲げる意向だ。

 ロシアのラブロフ外相は4日、グアイド氏について「ワシントンの許可を受けて行動している」と米国の干渉であると批判した。ロシアは故チャベス前大統領時代からベネズエラを支援してきた。昨年12月には、長距離爆撃機2機をベネズエラまで飛行させた。ロシアがベネズエラに基地を建設するとの観測も浮上した。今回の政治危機では、ロシアがマドゥロ氏を護衛する雇い兵部隊を派遣したとの報道もあった。

 しかし、マドゥロ政権支援は経済的な重荷になっている。ロイター通信などによると、露政府や露国営石油会社のベネズエラへの貸与額は170億ドル(1兆8700億円)規模に上る。

 ベネズエラは国営石油会社PDVSAのずさんな経営で産油量が落ち込んでいる。米国のPDVSAへの制裁も追い打ちをかける。ストルチャク露財務次官は「ベネズエラからの公的債務返済が難しくなる」と懸念を示した。「ベネズエラはロシアにとってブラックホールだ」(エネルギー問題専門家)との指摘もある。

 中国もベネズエラでの油田開発の見返りに累計600億ドル以上(約7兆円)とされる巨額の融資を同国に行ってきた。このため、マドゥロ政権をギリギリまで支援せざるを得ない状況だ。米国がPDVSAへの制裁を発表した際にも「中国はベネズエラの重要な経済・貿易協力パートナーであり各分野で協力していく」(耿爽(こうそう)外務省副報道局長)と支援継続を表明した。

 一方で「政治的解決プランを見いだせるように各国に呼びかけている」(耿爽氏)として、欧米との対話路線に軸足を移しつつある。3月1日に期限を迎える米国との通商協議を損ねないよう情勢を見極めている模様だ。【ワシントン古本陽荘、モスクワ大前仁、北京・浦松丈二】

2000チバQ:2019/02/11(月) 11:48:16
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019021100016&g=int
病身の81歳現職出馬へ=アルジェリア大統領選
2019年02月11日00時42分



アルジェリアのブーテフリカ大統領=2017年11月、アルジェ(AFP時事)

 【アルジェAFP時事】国営アルジェリア通信(APS)は10日、ブーテフリカ大統領(81)が4月18日投票の大統領選に出馬すると報じた。1999年から権力の座にあるブーテフリカ氏が当選すれば5選となるが、2013年の発作以来、車椅子の生活が続き、過去数年はほとんど国民の前に姿を現していない。

 ブーテフリカ氏を党首とするアルジェリア民族解放戦線(FLN)をはじめとする与党連合は今月、ブーテフリカ氏支持を決定。ウーヤヒア首相は、大統領の健康状態は職務遂行上「全く問題にならない」と強調していた。(2019/02/11-00:42)

2001チバQ:2019/02/12(火) 10:55:02
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3210591.html
車いすの81歳アルジェリア大統領、5期目へ出馬表明
2019/02/11 18:01AFPBB News

車いすの81歳アルジェリア大統領、5期目へ出馬表明

アルジェリア地方選の投票のため首都アルジェの投票所を訪れたアブデルアジズ・ブーテフリカ大統領(2017年11月23日撮影)。(c)RYAD KRAMDI / AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】2013年に脳梗塞で倒れ、車いす生活が続くアルジェリアのアブデルアジズ・ブーテフリカ大統領が10日、5期目を目指して4月の大統領選に出馬すると国営メディアを通じて発表した。所属政党と連立与党が出馬を承認したという。

 病気療養中のブーテフリカ大統領は、公の場に姿を現すことはほとんどなくなっていた。だが、国営アルジェリア通信によると、4月18日の選挙に向けて沈黙を破り、自身の意向を表明したもようだ。

 ブーテフリカ大統領は「もちろん、身体的には以前ほどの力はない。私はそれを一度たりとも国民に隠してこなかった」と説明。「(大統領として)務めを果たしたいという断固たる願望は消えることなく、そのおかげで私は健康問題による制約を乗り越えられるようになった。これらの健康問題は、誰もがいつか直面する可能性のあるものだ」と述べたという。

 猛暑の中でも三つぞろいのスーツを着用することで知られるブーテフリカ大統領は、長く続いたアルジェリアの内戦を終結に導き、尊敬を集めた。政府統計によると、内戦で命を落とした国民は20万人近くに上る。

 一方、原油や天然ガスなどの炭化水素分野の輸出に依存するアルジェリア経済は、ブーテフリカ政権4期目に原油価格が下落したため大打撃を受け、今や25歳未満の国民の3分の1近くが失業中だ。また、ブーテフリカ大統領は独裁的だとして人権団体や反対派から非難されている。 【翻訳編集】AFPBB News

2002チバQ:2019/02/15(金) 16:09:27
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019021300747&g=int
70代同士が一騎打ち=大統領選、若者は失望も-ナイジェリア
2019年02月13日14時21分



ナイジェリアのブハリ大統領=1月31日、カノ(AFP時事)

 【ロンドン時事】アフリカ最大の人口を擁する産油国ナイジェリアで16日、大統領選の投票が行われる。現職ブハリ氏(76)と最大野党から出馬するアブバカル元副大統領(72)の事実上の一騎打ち。全国民の6割以上が25歳未満と若い国だが、トップを争うのはいずれも70代で、「政治を高齢のエリートが独占している」(AFP通信)状況に若者は不満を募らせている。
 ブハリ氏は軍出身で、2015年に就任。治安や汚職問題での取り組みを強調し再選を目指すが、経済面で目立った成果がない上に健康不安を抱え、支持低迷が指摘される。対するアブバカル氏は元実業家で、オバサンジョ政権下の1999〜2007年に副大統領を務めた。

ナイジェリアのアブバカル元副大統領(中央)=12日、ラゴス(AFP時事)

 大統領選には70人以上が出馬しているが、ブハリ氏とアブバカル氏以外は泡沫(ほうまつ)候補とされ、次期指導者が70歳を超えることはほぼ確実。両氏は共に若者の雇用創出を約束するものの、有権者登録をした4300万人の半数以上を占める18〜35歳の多くは「政治に自分たちの声が反映されない」と不満を抱いているという。
 ラゴスで行商人をする19歳男性はAFP通信に「(政治家は)うそと汚職ばかり。(選挙をしても)僕たちにとって何も変わらない」と、雇用状況が一向に改善しないことに怒りをぶつけた。歌手の24歳女性も「若い人は政治が汚れていて、投票しても無駄と感じている」と失望感を吐露した。(2019/02/13-14:21)

2003チバQ:2019/02/17(日) 13:25:37
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190217-35132847-cnn-int

ナイジェリア大統領選、投票開始直前に延期 有権者から怒りの声


2/17(日) 11:41配信





ラゴス(CNN) ナイジェリアで16日に予定されていた大統領選が直前になって突然、1週間先に延期され、有権者から怒りの声が上がっている。

大統領選の投票は現地時間の同日午前8時(日本時間午後4時)から始まる予定だった。ところが当局はその数時間前、準備不足のため23日に延期すると発表した。

選管責任者は先日まで「長期にわたり準備を進めてきた。投票の延期など検討さえしていない」と話していた。

これに対しブハリ大統領は、投票のために訪れていた出身地ダウラで「失望」を表明。「選管はこれまで毎日あるいはほぼ毎時間、準備は万全だと主張してきた。我々も市民もそれを信じていたのに」と述べた。

ソーシャルメディア上には突然の延期に怒りを示す書き込みが相次いだ。選挙のために結婚式の日程を変更した人や、滞在先の外国から往復チケットで帰国し、数日後には戻らなければならない人もいるという。

一部の有権者はすでに徒歩で投票所へ向かい始めたり、一番乗りを目指し泊まり込みで並んだりしていた。

選挙当日に備えて一部の学校は1週間前から休校となっていた。交通規制が敷かれる前にと食料品を買いだめする市民が多く、スーパーでは品切れが相次いでいた。

投票時間中の外出規制に備えて、この日は休業とした店舗も少なくない。大統領選が翌週に延期され、その後さらに知事選の予定もあって3週連続の土曜休業となるため、店主らは収益への影響を心配している。

2004チバQ:2019/02/17(日) 13:40:19
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190216-00000008-jij_afp-int

ナイジェリアで66人の遺体発見 民族・宗教対立続く地域


2/16(土) 9:47配信










66人の遺体が発見されたナイジェリア・カジュラ地区の位置を示した図。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】ナイジェリア北西部の民族や宗教の対立が続く地域で、女性と子どもを含む66人の遺体が警察によって発見された。当局が15日、明らかにした。

 カドゥナ(Kaduna)州のナシル・エル・ルファイ(Nasir El-Rufai)知事によると、遺体は州都カドゥナ市から南東約40キロにあるカジュル(Kajuru)地区の8つの村で見つかった。

 エル・ルファイ氏は「犯罪分子による攻撃で殺害された66人の遺体が収容された」と発表。「犠牲者のうち22人が子ども、12人が女性だった。負傷者4人が治安機関に救助され、現在治療を受けている」と述べた。

 同氏はさらに、コミュニティーや宗教指導者らに対し、報復攻撃を行わないよう地元住民らに警告するよう求めた。

 カドゥナ州では民族や宗教の対立が長く続いており、選挙に関連した暴力行為も起きるなど、衝突による死者が後を絶たない。

 カジュル地区で多数派を占めるキリスト教系コミュニティーの指導者マイサマリ・ディオ(Maisamari Dio)氏は今回の事件について、イスラム教徒の遊牧民フラニ(Fulani)人によるものだと非難している。

 ディオ氏がAFPに語ったところによると、フラニ人が10日に村を襲撃して最大で12人を殺害し、怒ったキリスト教信者らが報復攻撃を行ったという。同氏は、今回発見された犠牲者にはキリスト教信者らも含まれていると述べた。【翻訳編集】 AFPBB News

2005チバQ:2019/02/17(日) 13:48:20
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190215-00000090-mai-n_ame

非常事態宣言で「一石二鳥」狙い トランプ氏、政府再閉鎖の回避と支持層アピール


2/15(金) 21:39配信










トランプ米大統領=米ワシントンで12日、AP

 【ワシントン高本耕太、古本陽荘】メキシコ国境の壁建設を巡り、予算案署名か、国家非常事態宣言かと注目されていたトランプ米大統領は、両方をやってしまう奇策に出た。政府再閉鎖を回避し、支持層にもアピールするという一石二鳥を狙ったものだが、行政府と議会の「抑制と均衡」の関係までも脅かす手法に対し、与党・共和党からも懸念の声が上がっている。

 「先ほど大統領と話をした。大統領は予算案に署名する準備がある。同時に国家非常事態を宣言するだろう」。14日、上院共和党トップのマコネル院内総務が議場でそう告げると、与野党内に衝撃が走った。

 壁建設を最大公約に掲げるトランプ氏は昨年12月、建設費が計上されていない連邦政府の暫定予算案への署名を拒否。政府機関は史上最長となる35日間の一部閉鎖に突入した。市民生活や経済への影響が深刻化し、政権の不支持率が上昇する結果を招いた。政府再閉鎖の回避では、与党含む議会側とホワイトハウスの思惑は一致していた。

 一方で、与野党が今回合意した予算案は、政権側が要求した壁建設費を含む国境警備費の4分の1程度しか計上していない。これをすんなり受け入れることは支持層から大きな譲歩と見られるリスクもトランプ氏は認識していた。署名の意向を示唆して以降、親政権メディアのFOXニュースや保守派論客からは、予算案を「ごみ」「米国民への侮辱」と痛烈に批判する声が相次いでいたためだ。

 米国第一主義の象徴ともいえる壁建設は依然として支持層の人気が高い政策だ。今月11日に南部テキサス州で開かれた今年初の支持者集会で、演壇のトランプ氏の背後に掲げられた大きな横断幕には「壁を完成させろ」と書かれていた。宣言強行の背景には、2020年大統領選での再選をにらみ「有言実行の強い大統領」として、支持をつなぎ留める目的がある。

 ただ、コア支持層からは人気の高い壁建設だが、世論調査では全体の半数以上が反対。政権の排外主義的な政策を敬遠する無党派層のみならず、共和党支持者の離反を招く恐れがある。共和党はこれまで国家非常事態宣言に反対しながら、最終的には容認する形となったためだ。

 ソーシャルメディア上では、14年に不法移民救済のため大統領権限を行使しようとしたオバマ大統領(当時)を「憲法の破壊を許すな」と批判したトランプ氏のツイートが拡散。変節を非難し、指導者としての資質を問う声が飛び交っている。米紙ワシントン・ポストの論説記事は「トランプ政権は新たな『帝政』の段階に入った」と指摘した。

 今後、野党・民主党が支配する下院が非常事態宣言を「無効」とする決議案を可決した場合、上院は18日以内に採決を迫られる。過半数を握る共和党からも賛成に転じる「造反」が出て可決された場合、トランプ氏は拒否権発動で決議の効力を阻むことができる。

2006チバQ:2019/02/17(日) 13:48:36
◇議会回避、先例化を懸念

 トランプ氏の決定に対して共和党からも懸念の声が上がるのは、メキシコ国境からの不法移民流入を「非常事態」と宣言すること自体に異論があるほか、「大統領権限の拡大を助長する」という見方があるためだ。さらに共和党が恐れるのは、今回を先例とし、将来の「民主党大統領」が地球温暖化対策など党の優先課題で非常事態を宣言し、議会を回避して予算を確保するシナリオだ。

 民主党のペロシ下院議長は記者会見で、14日が南部フロリダ州の高校での銃乱射事件発生から1年に当たることに言及し「(相次ぐ銃乱射は)国家非常事態だ。大統領はなぜ宣言しないのか?」と述べ、銃規制でも宣言が可能と指摘した。

 「国家非常事態法」は、大統領が国家非常事態を宣言することで、大規模テロなどに迅速に対応することを目指している。憲法上、予算決定権は連邦議会にあるが、緊急時に限って例外的な支出決定権を行政府に認めている。

 こうした点を踏まえ、共和党のポール上院議員は米メディアに「憲法は権力の分立を定めている。歳出を決める権限は議会に与えられている」と不快感を示した。同僚のコリンズ上院議員も「(壁建設は)国家非常事態法が想定したものではない」と明言した。

 01年米同時多発テロを受けて出されたケースなど、現在31件の国家非常事態宣言に効力がある。多くはイランなど米国と敵対する国家や甚だしい人権侵害が指摘された国家に制裁を科すために宣言されたものだ。トランプ氏も昨年11月の中間選挙に先立ち、外国勢力が選挙に介入した場合に即座に制裁を科すために国家非常事態を宣言した。

 壁建設について、政権側は軍事施設建設のための国防総省予算や大規模災害の予備費を充てる案などを検討。だが、エール大大学院のアッカーマン教授は米紙ニューヨーク・タイムズへの寄稿で「大統領が国内法を遂行するのに軍を使うことを違憲としてきたのが米国憲法の伝統だ」と違法性が高いとの見解を示した。

 同紙によると、20年大統領選に名乗りを上げている民主党上院議員のウォーレン、ハリス、ジルブランド氏らは壁建設に災害対策予算を使うことを禁じる法案を準備している。

2007チバQ:2019/02/20(水) 20:12:07
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190220-00000055-mai-s_ame
ベネズエラ海上も封鎖 支援物資搬入を阻止
2/20(水) 18:49配信 毎日新聞
ベネズエラ海上も封鎖 支援物資搬入を阻止
コロンビアの国境の町ククタで保管されるベネズエラ向けの米国の援助物資=19日、AP
 【ククタ(コロンビア北部)山本太一】独裁色を強める南米ベネズエラのマドゥロ政権は19日、カリブ海のオランダ自治領キュラソーなどとの海域を封鎖したと明らかにした。暫定大統領就任を宣言した野党指導者、グアイド国会議長が準備を進める人道援助物資搬入を防ぐのが狙い。一方、ブラジル政府はこの日、ベネズエラ国境に支援物資を届けると発表した。

 グアイド氏は、ベネズエラと国境を接するコロンビア北部とブラジル北部から陸路で、キュラソーから海路で23日に一斉搬入する計画を進めている。コロンビア北部ククタには米国から大量の食品や医薬品が搬入されており、マドゥロ政権はすでにククタとの国境を封鎖した。

 AP通信によると、ベネズエラ北部ファルコン州当局幹部が19日、対岸にあるキュラソーなどとの海域を商船や漁船などで閉ざしたと明らかにした。軍幹部はこの海域上空も民間機などで封鎖したとしている。キュラソー自治政府は移送には関与しないが、輸送拠点として利用することを認めており、「人道援助が入るのを防ぐためだ」と封鎖を非難した。

 また、ブラジル政府は19日、グアイド氏の呼びかけに応じ、米国と協力し23日から北部国境に支援物資を移送すると発表した。ベネズエラ国内へはグアイド氏側が搬入する計画だという。グアイド氏やトランプ米大統領は、マドゥロ大統領が掌握する軍に搬入を認めるように求めている。

 これに対し、パドリノ国防相は19日、テレビ放送で「外国政府からの命令は受けない。我々の司令官が命令した通りに軍人を配置し、国境を警戒する」と述べ、搬入を容認しないと強調した。

 一方、日本政府がグアイド氏の支持を表明したことについて、グアイド氏は19日、「民主的な秩序を回復し、自由で公正な選挙を求める我々の努力を支援する日本政府に感謝する」とツイートした。

【関連記事】

2008チバQ:2019/02/22(金) 14:23:10
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-190221X131.html
豪前外相が選挙不出馬=人気の女性政治家、与党に痛手
2019/02/21 17:02時事通信

 【シドニー時事】オーストラリア前外相のビショップ下院議員(62)は21日、5月までに行われる次期総選挙に出馬しない方針を表明した。ビショップ氏は与党・自由党の党内抗争に伴う混乱で昨年8月に外相を辞任した後、政界を引退するとの観測が浮上していた。

 最近の世論調査結果などから、自由党が主導する与党勢力・保守連合は選挙で敗北する公算が大きい。国民に人気があり当選を確実視されるビショップ氏の引退は与党の痛手となりそうだ。

2009チバQ:2019/02/22(金) 14:24:53
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20190221k0000m030246000c.html
ベネズエラ国境「娘に薬を」 政情不安、逃げる人々
2019/02/21 21:18毎日新聞

ベネズエラ国境「娘に薬を」 政情不安、逃げる人々

国境のシモン・ボリバル橋を渡り、入国するベネズエラの難民ら=コロンビア北部ククタ郊外で2019年2月20日、山本太一撮影

(毎日新聞)

 【ククタ(コロンビア北部)山本太一、写真も】「この子のインスリンが手に入らない。どうすればいいのか」。南米ベネズエラからコロンビア北部の街、ククタに逃げてきたルース・マリナさん(43)は、小児糖尿病を患う次女マリア・アリアスさん(12)を見つめ、嘆いた。

 アリアスさんは、日に数回のインスリン注射が必要だが、残りは数週間分しかない。看護師のマリナさん自身、全身に広がるがんの病と闘いながら、医薬品不足のベネズエラに絶望しアリアスさんを連れ2人で18日に国境を越えた。宿代を払えず野宿をしながら、キリスト教系団体の難民支援施設で食事などの提供を受け、か細い希望をつなぐ。

 この施設から約200メートル離れたベネズエラ、コロンビア国境のシモン・ボリバル橋は、マドゥロ政権下の深刻な経済混乱のため多い日で1日数千人の難民・移民が連日、ベネズエラからコロンビア側に脱出する。橋は人が往来できるほどの大きさで、検問所はあるが、通行はチェックされず事実上のフリーパスだ。

 記者が訪れた20日、ベネズエラ野党の国会議員候補者だったビルカ・フェルナンデスさん(37)ら約10人が「仕事と健康がほしい」「独裁者マドゥロは出ていけ」と声を上げ、ボランティアを募集するチラシを配っていた。先月、暫定大統領に就任宣言したグアイド国会議長が呼びかけた、支援物資の搬入に協力するためだ。

 拘束され2年半服役した経験を持つフェルナンデスさんは、「独裁に反対する活動をしただけで捕まった。表現の自由はない」と話し、グアイド氏への政権移行に期待する。呼びかけに答え、米国などが提供する支援物資を持って、自らの出身地、西部メリダまで帰郷する考えだ。

 コロンビアやブラジルなど国外からの支援物資搬入は、グアイド氏の就任宣言から1カ月後の23日に予定。マドゥロ政権側は「米国の支援は中立でなく、政権転覆を狙うショー」と反発し、シモン・ボリバル橋の北約5キロにある幹線道路のティエンディタス橋を封鎖するなど阻止する姿勢を鮮明にしている。一方グアイド氏は政権を支える軍に物資搬入を妨げないよう呼びかけ強行する構えを見せており、ククタでは緊迫した雰囲気が高まっている。

 ◇ベネズエラの政情不安

 南米の産油国ベネズエラは、反米左派のチャベス前大統領が2013年に死去後、原油価格下落や経済失政などの影響で、昨年のインフレ率が100万%超ともされる経済危機に陥っている。チャベス氏の後継のマドゥロ大統領(56)は昨年5月に再選されたが、野党は「選挙で野党有力候補者を排除した」と主張。今年1月23日、「マドゥロ氏は正統大統領ではない」として野党指導者のグアイド国会議長(35)が暫定大統領就任を宣言し、「2人の大統領」が並び立つ異常事態になっている。米国や欧州主要国などがグアイド氏を承認する一方、ロシアや中国がマドゥロ氏支持を表明。「欧米」対「中露」の対立構図にもなっている。

2010チバQ:2019/02/24(日) 12:29:43
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190224-00000009-jij-m_est
現職と元副大統領接戦=1週間延期の大統領選-ナイジェリア
2/24(日) 7:02配信 時事通信
現職と元副大統領接戦=1週間延期の大統領選-ナイジェリア
ナイジェリアのブハリ大統領=18日、アブジャ(AFP時事)
 【ロンドン時事】アフリカ最大の人口と経済規模を持つナイジェリアで23日、大統領選挙の投票が行われた。

 当初は16日の予定だったが、「手続き上の問題」から1週間延期された。現職ブハリ氏(76)と最大野党のアブバカル元副大統領(72)の事実上の一騎打ちで、接戦が予想される。

 即日開票され、結果判明は週明けになる見込み。第1回投票で勝利するには過半数の得票に加え、全国の各州の3分の2で最低25%の支持を獲得する必要がある。条件を満たす候補者がいない場合、上位2人の間で結果発表後7日以内に決選投票が行われる。

 選挙をめぐっては16日、投票開始の5時間前に選管が突然延期を発表し、大きな混乱が生じた。ロイター通信によれば、ブハリ大統領は22日、テレビ演説で「開かれた平和な状況下」での選挙を確実にする措置を取ったと強調した。

 2015年に就任し、再選を狙うブハリ氏は選挙戦で、反汚職や治安対策に取り組んだ実績を強調。「安定した経済成長」の実現に向け、政権の継続を訴えた。一方、元実業家のアブバカル氏は、ブハリ政権下の「失態と失政」を批判。登録有権者の半数を占める若者の支持を念頭に、若年層の雇用創出に努めると公約している。

 ナイジェリアでは北東部を中心にイスラム過激派ボコ・ハラムなどによる襲撃やテロが相次いでいる。選挙に反対するボコ・ハラムは投票に行かないよう住民に警告。投票当日に暴力行為が起きる恐れもあり、当局は警戒を強めている。

2011チバQ:2019/02/24(日) 22:14:05
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190224-00000064-jij-m_est
現職サル氏が優勢=大統領選の投票実施-セネガル
2/24(日) 18:27配信 時事通信
現職サル氏が優勢=大統領選の投票実施-セネガル
セネガルのサル大統領=22日、ダカール(EPA時事)
 【ロンドン時事】アフリカ西部セネガルで24日、大統領選の投票が行われた。

 アフリカでは珍しく1960年の独立以来一度もクーデターが起きず、セネガルは「アフリカ民主主義のモデル」とも言われる。選挙は再選を目指す現職マッキ・サル氏に対し、野党候補4人が挑む構図だ。

 ダカールからの報道によると、公式結果は1〜2日後に発表の予定。過半数を得た候補者がいない場合、3月にも決選投票が行われる。登録有権者数は約670万人。

 当初はマッキ・サル氏の有力対抗馬として、国民に人気のハリファ・サル前ダカール市長ら2人が浮上していたが、汚職問題で有罪を受けて出馬停止となった。このためマッキ・サル氏が第1回投票で勝利する可能性が高いとされ、同氏は「勝利は明白」と自信を示す。しかし、2人の出馬停止には政権からの圧力があったと疑う見方もある。

2012チバQ:2019/02/25(月) 20:10:23
https://www.sankei.com/world/news/190225/wor1902250007-n1.html
改憲巡りキューバ国民投票 一党支配、社会主義は堅持
2019.2.25 07:05国際米州
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 カリブ海の社会主義国キューバで24日、憲法改正の是非を巡る国民投票が実施された。市場原理の役割や私有財産の所有を認め、大統領や首相のポストを新設する内容。共産党一党支配や社会主義体制堅持の方針は変わらない。開票結果の公表は25日午後(日本時間26日早朝)の予定で、承認は確実視されている。有権者数は約867万人。

 最大の援助国だったソ連が1991年に崩壊した後、困窮したキューバは経済の部分開放を徐々に進めてきており、76年制定の現行憲法を国際・経済情勢の変化に対応させる。


 現在は国家評議会議長が独占する、元首と首相の役割を分離。大統領は人民権力全国会議(国会)が議員の中から選出し、首相は大統領が指名する。全ての権力を掌握していたカストロ兄弟ら革命世代から若手に指導部が交代する中、権力の分散が目的とみられる。

 改憲は昨年4月に国家評議会議長を引退したラウル・カストロ氏が音頭を取り、2013年からキューバ共産党内部で検討が進められてきた。(共同)

2013チバQ:2019/02/26(火) 18:55:40
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190226-00000071-asahi-int
キューバ、私有財産認める 憲法改正、社会主義は維持
2/26(火) 17:00配信 朝日新聞デジタル
キューバ、私有財産認める 憲法改正、社会主義は維持
憲法改正を問う国民投票で、一票を投じる有権者=24日、ハバナ、アントニオ・ナカタ撮影
 キューバの選挙管理当局は25日、24日に実施した憲法改正を問う国民投票で、約87%の賛成多数で新憲法が承認されたと発表した。ラウル・カストロ政権では、経済発展のために小規模な自営業を認めるなど一部で市場経済が導入されたが、今後は、私有財産が国民の権利として正式に認められる。共産党の一党支配や社会主義体制は維持される。

【写真】憲法改正を問う国民投票で、投票所に来た有権者たち=24日、ハバナ、アントニオ・ナカタ撮影

 選管当局の発表によると、投票率は約90%で、賛成が約87%、反対は約9%だった。

 新憲法では大統領職や首相職を設ける。任期を定め、政治の透明性を確保したり、権力を分散させたりする狙いとみられる。

2014チバQ:2019/02/27(水) 09:53:24
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190227-00000028-jij-m_est
現職ブハリ氏が再選=ナイジェリア大統領選
2/27(水) 9:50配信 時事通信
 【ロンドン時事】23日投票が行われたナイジェリア大統領選挙は、26日夜(日本時間27日朝)までの開票の結果、現職ブハリ氏(76)の勝利が確実になった。

 ロイター通信などが集計結果を基に報じた。

 ブハリ氏は全体の56%を得票。対抗馬の最大野党候補アブバカル元副大統領(72)は41%だった。ブハリ氏はツイッターで「(目標を)達成でき、とても誇りに思う」と勝利宣言した。

 一方、アブバカル氏陣営は開票途中の段階で、手続きに不正があったとして集計の即時中止を選管に申し立てた。公式結果は週内にも発表される見込みだが、今後、両陣営の緊張が高まり、政情不安に陥る恐れもある。

2015チバQ:2019/02/27(水) 10:03:02
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190226-00000097-asahi-int
親米国も軍事介入を拒否 ベネズエラ巡り米州14カ国
2/26(火) 19:24配信 朝日新聞デジタル
親米国も軍事介入を拒否 ベネズエラ巡り米州14カ国
ベネズエラの首都カラカスで21日、軍関係者とテレビ会議に参加するマドゥロ大統領(中央)=ロイター
 政情不安が広がる南米ベネズエラ問題について、米州諸国14カ国でつくる「リマ・グループ」は25日、コロンビアの首都ボゴタで開いた会合で、「平和的な解決」を求めることを確認した。ペルーのほか親米国のブラジルやコロンビアも軍事介入を拒否した。そのうえで、公正で民主的な選挙の実施をベネズエラに求めることなどを決めた。

 反マドゥロ大統領派で暫定大統領を宣言したグアイド国会議長は、23日に人道支援物資の搬入に失敗した直後、「あらゆる選択肢を排除しないよう提起する」として、各国に軍事介入も検討するよう求めていた。

 軍事介入に慎重な中南米各国に対し、会合に参加したペンス米副大統領は「平和に民主化が進むことを望んでいるが、トランプ大統領が明言したように、あらゆる選択肢がテーブルにある」と発言。軍事介入の可能性を示唆した。支援物資の運び込み阻止に加わった政権側の知事らに制裁を広げることも明らかにした。(ククタ〈コロンビア〉=岡田玄、ワシントン=染田屋竜太)

朝日新聞社

2016チバQ:2019/02/28(木) 09:12:05
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190227-35133383-cnn-int
ナイジェリア大統領選 ブハリ氏が再選、野党は反発
2/27(水) 14:43配信 CNN.co.jp
ラゴス(CNN) 23日に実施されたナイジェリア大統領選で、現職ブハリ大統領の再選が決まった。一方、野党側は二重投票などの不正があったとして、一部の州で投票をやり直すよう求めている。

選管が26日に発表した最終結果によると、与党・全進歩会議(APC)を率いる現職、ブハリ氏の得票率は56%。最大野党の国民民主党(PDP)から出馬したアブバカル元副大統領は41%にとどまった。

PDPの報道担当者は、北東部のヨベとボルノ、北西部ザムファラ、中部ナサラワの各州について集計結果をただちに無効とし、投票をやり直すよう求める声明を出した。

選挙を監視する国内の市民団体連合によると、今回の大統領選にかかわる暴力で少なくとも39人が死亡した。南部リバーズ州では軍と武装集団の衝突で7人の死者が出た。

しかし米国際共和研究所(IRI)と全米民主国際研究所(NDI)の選挙監視チームの指摘によれば、ナイジェリアでは選挙当日だけでなく、日常的に暴力が多発している。

国際NGOの報告によると、2011年の大統領選後には800人、15年大統領選では少なくとも100人が死亡した。

2017チバQ:2019/03/03(日) 22:54:00
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3213822.html
アルジェリア大統領選、現職の5選出馬めぐり数万人が抗議デモ
2019/03/02 10:41AFPBB News

アルジェリア大統領選、現職の5選出馬めぐり数万人が抗議デモ

アルジェリアの首都アルジェで行われたアブデルアジズ・ブーテフリカ大統領の5選出馬に対する抗議デモで、国旗を掲げてスローガンを叫ぶ人々(2019年3月1日撮影)。(c)RYAD KRAMDI / AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】アルジェリアの首都アルジェで1日、4月に予定される大統領選挙への現職アブデルアジズ・ブーテフリカ氏の5選出馬に抗議して数万人がデモを行い、参加者と警察の衝突により警官数十人が負傷した。ブーテフリカ氏は1999年から大統領職にあるが、2013年に脳梗塞で倒れて以降は車いす生活が続き、公の場にほとんど姿を現していない。

 警察は、アルジェでのデモで警官56人、デモ参加者7人が負傷したほか、45人を逮捕したと発表した。

 デモにはあらゆる年代の男女が参加し、禁止を無視して市の大通りを行進。国旗を振りながら、4月18日の大統領選に出馬するとのブーテフリカ氏の判断に抗議した。

 治安筋によると、アルジェのほかにも、同国第2の都市オランや第3の都市コンスタンティーヌなど多数の市町でデモが行われた。

 デモの規模は多方面に驚きを持って受け止められ、政権が近年最大の難局にあることの象徴となっている。

 参加者はソーシャルメディアでの呼び掛けに応じて集まった人々で、今回のデモの目的について、4期20年の在任期間をさらに延ばそうとするブーテフリカ氏の動きだけでなく、支配層のエリート全体に抗議することだと述べている。

 ブーテフリカ氏は2月24日、空路スイスに向かい、現在も帰国していない。大統領府は、スイス行きは「定期健診」のためだとしている。

 ブーテフリカ陣営の選対本部長は一連のデモにもかかわらず、同氏は期限の3日までに立候補の届け出をすると述べている。 【翻訳編集】AFPBB News

2018チバQ:2019/03/04(月) 14:38:42
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3213978.html
アルジェリア大統領、「5期目再選でも早期辞任」 デモ鎮静化狙う
2019/03/04 00:00AFPBB News

アルジェリア大統領、「5期目再選でも早期辞任」 デモ鎮静化狙う

アルジェリアの首都アルジェの医科大学でアブデルアジズ・ブーテフリカ大統領の5選立候補に抗議する学生ら(2019年3月3日撮影)。(c)RYAD KRAMDI / AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】アルジェリアのアブデルアジズ・ブーテフリカ大統領は3日、4月に予定されている大統領選挙で再選されても、任期を全うせず早期に辞任する意向を示した。4期20年にわたり大統領を務めたブーテフリカ氏の立候補に対しては、各地で大規模な抗議デモが繰り広げられている。

 2013年に脳梗塞で倒れたブーテフリカ氏は、国営テレビで読み上げられた書簡で「国民会議」を開いて繰り上げ大統領選の期日を決めるが、その選挙に自身は立候補しない意向を示した。

 ブーテフリカ氏の書簡は「私はその選挙に立候補しないことを誓うものであり、その選挙では非の打ちどころのない静穏と自由、透明性のある状況で私の後継者が選ばれる」としている。この動きは、政府にとってここ数年で最大の危機となっているブーテフリカ氏5選に反対する大規模な抗議デモの鎮静化を狙ったもの。

 この発表のすぐ後に、ブーテフリカ氏の選挙陣営の責任者は4月18日投票の大統領選立候補届け出の締め切りである4日午前0時(日本時間同8時)を前に正式に立候補を届け出た。これに反対する若者らは、首都アルジェをはじめアルジェリア各地で数百人規模のデモ行進を行った。

 アルジェリアの旧宗主国フランスでは3日、パリやマルセイユなどでブーテフリカ氏立候補への抗議デモが行われ、数千人が参加した。

 パリ中心部のレピュブリック広場では、デモ隊が「(ブーテフリカ大統領は)辞めろ、辞めろ」とシュプレヒコールを上げた。プラカードを掲げ、アルジェリアの国旗を身にまとった参加者もいた。 【翻訳編集】AFPBB News

2019チバQ:2019/03/05(火) 09:46:02
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019030200346&g=int
豪首相、求心力維持へ閣僚交代=選挙不出馬相次ぐ中
2019年03月02日11時41分

 【シドニー時事】オーストラリアのモリソン首相は2日、レイノルズ上院議員(53)を防衛産業相に任命する人事を発表した。5月までに行われる次期総選挙で与党勢力・保守連合が敗北する公算が大きく、不出馬表明する閣僚らが相次ぐ中、求心力の維持に向けて一部閣僚の交代に踏み切った。
 同日はパイン国防相(51)とチオボー防衛産業相(44)が総選挙に出馬せず、政界を引退すると表明。これまでにオドワイヤー女性担当相、ビショップ前外相らも不出馬を表明した。いずれも保守連合を主導する自由党の有力議員だ。
 モリソン首相は2日の記者会見でパイン国防相は留任させるとし、「パイン氏の閣僚職では非常に重要な問題を扱っている」と説明した。(2019/03/02-11:41)

2020チバQ:2019/03/06(水) 11:40:28
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190306-00000027-asahi-int
「気が狂った少数派」マドゥロ氏、グアイド氏を強く牽制
3/6(水) 11:24配信 朝日新聞デジタル
 政情不安が続く南米ベネズエラのマドゥロ大統領は5日、暫定大統領就任を宣言したグアイド国会議長派について「気が狂った少数派を打ち負かす」と演説した。4日に帰国したグアイド氏を強く牽制(けんせい)した。

 ロイター通信などによると、マドゥロ氏はチャベス前大統領の死去から6年の記念式典で、軍関係者らを前に発言。グアイド氏が9日に呼びかけている反政府抗議集会に対抗し、「反帝国主義」のデモを全土で行うよう訴えた。

 一方、マドゥロ政権への圧力を強める米政府のエイブラムズ・ベネズエラ問題特使が5日にワシントンで会見し、「マドゥロ氏のような独裁者が、民主的な選挙で果たせる役割を見いだすのは極めて難しい」と述べた。仮に新たに選挙が行われても、マドゥロ氏が再び立候補することに反対する考えを示した。

朝日新聞社

2021名無しさん:2019/03/08(金) 16:00:38
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/world/kyodo_nor-2019030801001053.html
コンゴで連立政権発足へ カビラ前大統領と合意
2019/03/08 07:03共同通信

 【ナイロビ共同】コンゴ(旧ザイール)からの報道によると、昨年12月の大統領選で当選し1月に大統領に就任したチセケディ氏と、退任したカビラ前大統領が6日、連立政権を発足させることで合意したと発表した。

 チセケディ氏らが率いる政党連合は、大統領選と同時に実施された下院選(定数500)で低迷。過半数を獲得したカビラ前政権の与党連合と連携し、安定した政権運営を目指す。

 鉱物資源を巡り汚職疑惑が取り沙汰されたカビラ氏は、2016年の任期切れ後も居座り2年遅れで選挙を実施した。

 大統領選では、野党候補の石油会社元役員ファユル氏の勝利が確実視されていた。

2022チバQ:2019/03/11(月) 11:36:38
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019031000031&g=int
最古の博物館「破壊」=反政府デモ中に盗難-アルジェリア
2019年03月10日01時03分


ブーテフリカ大統領の再選出馬に反対するアルジェリアの人々=8日、アルジェ(AFP時事)

 【アルジェAFP時事】アルジェリア文化省は9日、首都アルジェにある「国立考古学博物館・イスラム芸術館」が、8日にあった大規模なデモに際し「荒らされ、収蔵品が盗まれ、事務所に放火され、文書や記録が破壊された」と発表した。デモ隊は、ブーテフリカ大統領の再選出馬に反対しており、博物館はデモ隊が大統領府へ向かう通過点に位置する。

 同館は、フランス植民地時代の1897年に開設されたアルジェリア最古の博物館。文化省は「犯罪集団」が1日にも侵入を試みていたと主張している。(2019/03/10-01:03)

2023チバQ:2019/03/11(月) 17:58:50
https://www.afpbb.com/articles/-/3214915
ベネズエラで大規模停電 政府は業務停止、病院で死者も
2019年3月9日 10:08 発信地:カラカス/ベネズエラ [ ベネズエラ 中南米 ]
【3月9日 AFP】ベネズエラで7日夜から国土の大半を覆う停電が発生し、大きな混乱が生じた。停電は24時間以上続き、政府は8日の業務を中止したほか、学校を閉鎖。また、首都カラカスの病院では、人工呼吸器が止まったことにより患者1人が死亡した。

 同国のニコラス・マドゥロ(Nicolas Maduro)大統領は、混乱は米国の破壊工作によるものだとしている。

 危機的な状況が続いているベネズエラだが、人々の記憶にある限り、今回の停電は時間と範囲の両面で最大規模。この状況を受け、マドゥロ大統領と、米国が支援する野党指導者フアン・グアイド(Juan Guaido)氏による権力闘争が一段と緊張の度合いを増している。

 デルシ・ロドリゲス(Delcy Rodriguez)副大統領はツイッター(Twitter)で、「国内の電力サービスの復旧作業を円滑化するため」、マドゥロ大統領が事業所と学校の閉鎖を決めたと明らかにした。

 首都カラカスでは7日、夕暮れが迫る午後4時50分(日本時間8日午前5時50分)に全域が停電した。同市は世界で最も犯罪の多い都市の一つで、人々は日没のかなり前に早々と帰宅した。

 同国での報道によると、停電によって国内の大半の地域で大きな混乱が発生。病院をはじめとする公共施設の日常業務に重大な影響が出た。一部の病院では、暗闇の中、入院中の親族を非常用電力設備が整った別の施設に必死に移そうする人の姿も見られた。

 首都カラカスの大学病院では8日早朝、感染症で入院していた女性患者が人工呼吸器が止まって死亡した。この患者のおじによると、病院は11階建てで、停電でエレベーターが止まったため医師らは患者をストレッチャーに乗せて電力が来ていた1階に運び、人工呼吸器につないで懸命に救命しようとしたが、命を救うことはできなかった。

 マドゥロ大統領が外国からの人道支援物資の搬入を阻止するため国境を封鎖していることを受け、ベネズエラは8日、完全に孤立した。

 同大統領はツイッターに「米帝国主義が宣言し、指導したわが国民に対する電力戦争は、打ち破られるだろう」と投稿した。

 一方、カラカスで停電の状況を視察していたグアイド氏は、危機の解決策は「主権の簒奪(さんだつ)をやめさせることだ」とツイッターに書き込み、10日の大規模デモの実施を改めて呼び掛けた。(c)AFP

2024チバQ:2019/03/11(月) 17:59:20
https://www.asahi.com/articles/ASM373QFDM37UHBI011.html
妊婦は残飯あさり、富裕層は高級店へ ベネズエラの今
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岡田玄 2019年3月8日20時46分
 食料や薬が手に入らず、多くの人が死の恐怖におびえる一方で、富裕層は高級レストランで食事を楽しんでいた。2月末から3月上旬にかけて、政情不安が続く南米ベネズエラに記者が入った。長年の経済失政と汚職の横行で人道危機が進み、独裁体制を固めたマドゥロ大統領と同氏退陣を求める野党勢力は対立を深めている。(岡田玄)

 2日午前、南米ベネズエラ中西部ボコノイト。主婦マルリーン・ロサレスさん(33)は自宅で生後10カ月のアンヘルちゃんを抱いて、途方に暮れていた。腕は細く、頰はやつれ、目元はくぼんでいた。

 ロサレスさんはこの2年、食事は1日一度だけだ。肉や卵は手に入らない。食べるのは、油で揚げたパンか庭になったバナナだ。52キロあった体重は34キロになった。母乳は出ないため、アンヘルちゃんには干したバナナを粉にして、水で溶かして飲ませている。

 産油国ベネズエラはかつて南米屈指の豊かな国だった。だが、石油価格の下落で経済が悪化。経済運営の失敗で外貨不足に陥り、輸入もできず激しい物不足に襲われた。国会によると、昨年のインフレ率は169万%。国連は2月、人口の1割強の約340万人が国外に逃れたと発表した。

 ボコノイトのスーパーでは食料品が消えた。政府は半月ごとに食料を配布すると約束したが、数カ月に一度、わずかな食用油やトウモロコシ粉が届くだけだ。

 夫のフリオ・パラさん(54)は測量士で、電気会社や石油関連企業で働いてきた。経済が悪化する前は車もエアコンも冷蔵庫も不自由なく買え、食べ物に困ることもなかった。だが、約10年前から企業の倒産や廃業が続き、この1年は仕事が見つからない。

 アンヘルちゃんはここ数日、嘔…

2025チバQ:2019/03/12(火) 21:17:19
https://www.sankei.com/world/news/190312/wor1903120019-n1.html
アルジェリア大統領、選挙出馬取りやめ 政権20年…辞任時期は未定
2019.3.12 18:47
 【カイロ=佐藤貴生】アルジェリアで約20年間、最高権力者の座を占めてきたブーテフリカ大統領(82)が11日、4月18日に実施予定だった大統領選への出馬を取りやめる意向を示した。最近は権力に固執するブーテフリカ氏に反発する抗議デモが全土に拡大しており、11日夜には若者らが街頭に繰り出して長期政権の終わりを喜ぶ姿がみられた。

 ただ、ブーテフリカ氏は大統領選の延期を表明したほか、自らの辞任の時期も明言していない。政権移行に向けて「国民会議」を発足させ年内に新憲法の草案を固めるとし、当面は大統領職にとどまる方針とみられ、民衆の間に不満がくすぶっている。

 ブーテフリカ氏は1999年に大統領に当選。20万人近くが死亡したとされる90年代の内戦終結に貢献した。民主化要求デモが国を越えて広がった2011年の「アラブの春」も持ちこたえたが、13年に脳卒中を患って車いすでの生活となってからは、執務能力に疑問の声が出ていた。

 08年には大統領任期制限を撤廃する改憲案が国会で承認され、同氏の権力の長期化に道が開かれたほか、選挙では不正疑惑がたびたび指摘され、野党などから批判の声が上がっていた。

2026チバQ:2019/03/14(木) 18:23:14
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019031300812&g=int
ベネズエラの全国停電、国民に追い打ち=断水相次ぎ、治安悪化も
2019年03月13日20時28分


水を求めに公園へ集まるベネズエラの人々=12日、カラカス(EPA時事)

 【サンパウロ時事】ベネズエラで7日午後に発生した全国規模の断続的な停電は12日で丸5日となった。政権側は同日、「ほぼ全面復旧した」と宣言したものの、現地ジャーナリストによると、復旧は一部にとどまる。停電は水道や通信などライフラインに深刻な影響を及ぼし、独裁的な反米左派マドゥロ大統領の失政で困窮する国民に追い打ちをかけている。

 停電の原因とみられるのは、東部ボリバル州にある世界有数規模のグリ水力発電所。何らかの故障が発生し、全国送電システムに過剰な負荷がかかって連鎖的に停電が広がった可能性がある。
 一部専門家は、財源不足や技術者の国外流出などでメンテナンスが十分でなかったことが原因と指摘。一方、マドゥロ氏は「サイバー攻撃を受けた。帝国主義者(米政府)らの仕業だ」と陰謀説を唱えている。
 停電の影響で各地で断水が相次いでおり、首都カラカスでは、ドブ川に流れ込む湧き水に人々が群がる姿も。食料などを冷蔵保存できない上に、カード決済や現金自動預払機(ATM)も利用できないため、商業活動もほぼ停止。略奪が増え、一層の治安悪化を招いている。野党議員によると、医療機器が動かないため、病院で少なくとも入院患者ら24人が命を落とした。
 マドゥロ氏と敵対して暫定大統領を名乗るグアイド国会議長は11日、「国家警戒態勢」を宣言。マドゥロ政権がかたくなに拒む米国などからの人道支援物資を受け入れることで、国民の政権離れを促そうともくろむ。
 しかし、マドゥロ氏側は「われわれは主権への攻撃に打ち勝ってきた。電気戦争にも勝利する」と主張。「破壊工作」に関与した疑いでグアイド氏に捜査の手を伸ばすなど責任を転嫁している。苦しむ国民の傍らで、停電はマドゥロ、グアイド両派の政争の具と化している。(2019/03/13-20:28)

2027とはずがたり:2019/03/15(金) 15:38:50
混乱のベネズエラ 停電で機能停止の病院も “200人超死亡”
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190315/k10011849561000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_003
2019年3月15日 15時22分

政治的な混乱が続く南米のベネズエラでは、停電により、病院の機能が一部でまひしていて、マドゥーロ大統領と対立する野党側は、医薬品の不足なども重なり、先週以降、200人を超える患者が死亡したとしています。

ベネズエラでは、暫定大統領への就任を宣言したグアイド国会議長が、アメリカの支援を受けて、人道支援物資を運び込もうとしていますが、反米を掲げ、独裁を続けるマドゥーロ大統領が阻止し、物不足が深刻化しています。

とりわけ不足しているのが医薬品で、首都カラカスにある薬局は、輸入品である薬の納入が止まり、棚には薬がほとんどありません。

薬局によりますと、最も人気があるという風邪薬の値段は、去年10月に比べて、1600倍にも跳ね上がっていると言うことです。

また停電により、一部の病院では人工呼吸器や人工透析のための機器が使用できない状態が続いていて、野党側は、14日までの1週間で200人を超える患者が死亡したとしています。

カラカス市内に暮らす53歳の男性は、腎臓の病気を患っていて、定期的に薬を飲む必要がありますが、マドゥーロ大統領とグアイド氏との対立の激化で薬の輸入が絶たれ、ここ20日間、薬を手に入れることができないと言うことです。

男性は「状況は悪くなるばかりだ。私にはどうすることもできない」と嘆いていました。物不足が解消するめどは全く立っておらず、市民の生活は苦しさを増しています。

地下鉄止まりバスに行列
ベネズエラでは、長引く経済危機で公共の交通網がまひし始めています。

停電により、地下鉄などの公共交通機関が完全に止まっているため、市民は公共のバスに殺到し、バス停には行列ができています。夜になると危険なため、市民は先を争うように帰宅しています。

自動車販売店には車なし
一方、カラカス市内にある自動車販売店には、店員はいるものの、商品である車が一台も置いてありません。

ベネズエラはかつて石油で潤い、街には高級車があふれていましたが、ことしに入ってからは、車の輸入が完全に止まっていると言うことで、多くの販売店がありながら、車を置いてある販売店を見つけることはできませんでした。

米ベネズエラから全外交官退去
アメリカのポンペイオ国務長官は14日、声明を発表し、ベネズエラに残っていたアメリカのすべての外交官を国外に退去させたと明らかにしました。

退去は一時的な措置で、今後はベネズエラ国外から人道支援の搬入や、独裁体制に抵抗する民主的な活動を支援するとしています。

そのうえで、ポンペイオ長官は、グアイド国会議長を支持するアメリカ政府の立場を改めて強調しました。

また、国務省のパラディーノ副報道官は14日の記者会見で、ベネズエラ国内に今も滞在しているアメリカ人に対して退去を検討するよう強く促しました。

また、ベネズエラの外交官とその家族、合わせて107人について、アメリカのビザを取り消す措置をとったと明らかにしました。

2028チバQ:2019/03/16(土) 08:16:00
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190315-00000099-mai-asia
Z警察、3人を拘束 「反移民感情」動機の可能性も モスク銃撃
3/15(金) 21:23配信 毎日新聞
NZ警察、3人を拘束 「反移民感情」動機の可能性も モスク銃撃
モスクの銃撃で負傷し、救急車に運ばれる男性=ニュージーランド南部クライストチャーチで15日、AP
 【ジャカルタ武内彩】ニュージーランド(NZ)南部クライストチャーチで15日、2カ所のモスク(イスラム教礼拝所)で銃乱射事件があり、計49人が死亡し、約50人が負傷した。NZ警察は20代後半の男1人を殺人容疑で拘束、そのほか2人も拘束して関連を調べている。

【写真特集】銃撃があったモスク周辺

 AP通信によると、NZのアーダン首相は記者会見で「事件は十分に計画されていたとみられ、テロ攻撃と言えるのは明確だ」と述べた。また、反移民感情が動機の可能性があることをほのめかした。

 NZ当局は当初4人を拘束したが、1人は無関係として釈放した。容疑者の身元や2カ所のモスクを実際に何人で襲撃したのかなどを明らかにしていないが、3人とも監視対象ではなかったと説明した。うち乱射を実行したと主張する男は、「攻撃には人種差別的な意味があった」と明らかにし、反移民を訴える70ページ以上にわたる声明文を残しており、そこでは自らを28歳のオーストラリア人の白人だと語っていたという。

 オーストラリアのモリソン首相は、容疑者の1人が同国生まれだと認め、「過激主義者、右翼の暴力的なテロリストだ」と述べた。

 ニュージーランド・ヘラルド紙(電子版)によると、容疑者の1人とみられる白人の男がモスクに車で乗り付け、モスク内で自動小銃のような物を乱射する様子をインターネット上で17分間にわたって生中継した。動画は頭部に着けたカメラで撮影したとみられる。

 NZ政府の発表などによると、事件は午後1時45分(日本時間午前9時45分)ごろ、クライストチャーチ中心部のハグレー公園そばのヌール・モスクと東に約5キロ離れたリンウッド・モスクで発生。ヌール・モスクで41人、リンウッド・モスクで7人が死亡、もう1人は搬送された病院で死亡した。

 地元警察によると、容疑者が使ったとみられる車から簡易爆発物が見つかったが、安全に処理したという。他にも容疑者がいる可能性があるため、周辺住民に屋内にとどまるよう呼びかけた。

 地元メディアによると、事件はニュージーランド史上最悪の銃乱射で、同国の警戒レベルは最高水準に引き上げられた。また国内各モスクの警備を強化した。ただニュージーランドのイスラム教徒は人口の1%強に過ぎないという。

 報道によると死傷者の中にはバングラデシュ、マレーシア、インドネシア出身者が含まれている。在クライストチャーチ日本領事事務所によると、日本人が被害に遭ったとの情報はない。

2029チバQ:2019/03/16(土) 08:16:48
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190315-00000061-asahi-int
「治安良いはずが…」日本人留学生にも衝撃 NZ銃乱射
3/15(金) 16:25配信 朝日新聞デジタル
「治安良いはずが…」日本人留学生にも衝撃 NZ銃乱射
ニュージーランド南部のクライストチャーチで15日起きた銃乱射事件で、現場に近づかないよう人々を誘導する警察官=AP
 ニュージーランド南部のクライストチャーチ市で15日、イスラム教の礼拝所(モスク)で男らが銃を乱射した事件で、アーダーン首相は同日、死者が40人で、20人以上が負傷したと明らかにした。同市には日本人の留学生も多く滞在。当初、容疑者らが逃走していたとの情報もあったことから、学生を派遣している学校は安否確認など対応に追われた。

 園田学園女子大(兵庫県尼崎市)では、12人の学生がクライストチャーチに留学中だった。同大国際交流センターによると、事件当時、学生はグループに分かれてスーパーに行ったりバスに乗って移動したりしていたが、引率担当者が電話で全員の無事を確認。研修宿泊施設のあるカンタベリー大に呼び戻した。

 カンタベリー大は現場のモスクから約1・2キロと近く、学生は施設で鍵をかけて待機したという。間もなく、付近に出されていた非常事態宣言は解除されたが、外に出ると、ほとんどの店が閉まっていたという。

 担当者は「被害のあったモスクは学生がよく行く公園のそば。今日は行っていなくてよかった」と胸をなで下ろした。

 北九州市の私立敬愛高校でも、1年生15人が語学研修のため現地でホームステイをしていた。この日は、19日の帰国を前に現地の高校でお別れパーティーを開いていたが、事件の一報を受けてパーティーは中止。学校がホストファミリーに迎えを依頼し、全員が無事帰宅したという。


 語学研修を担当する教員は「保護者には全員無事と報告した。ニュージーランドは(学習の目的の)英語圏であることはもちろんだが、治安の良さもあって選んだはずだったのに」と戸惑った。

2030チバQ:2019/03/17(日) 15:02:14

https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3216068.html
アルジェリア大統領退陣求め大規模デモ 5選出馬撤回も沈静化せず
2019/03/16 10:46AFPBB News

アルジェリア大統領退陣求め大規模デモ 5選出馬撤回も沈静化せず

アルジェリアの首都アルジェ中心部で、アブデルアジズ・ブーテフリ大統領の退陣を求める抗議デモの参加者ら(2019年3月15日撮影)。(c) RYAD KRAMDI / AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】アルジェリアの首都アルジェで15日、アブデルアジズ・ブーテフリカ大統領の退陣を求める大規模な抗議デモが行われた。金曜日の大規模デモは4週連続となり、5期目を目指していたブーテフリカ氏が次期大統領選挙への出馬を取りやめると発表したものの、デモは沈静化せず、大統領への要求は強まっている。

 アルジェを象徴する中央郵便局の周辺にはお祭りムードの老若男女が集まり、4月18日に予定されていた次期大統領選の投票を延期すると発表したブーテフリカ氏に対し、大統領の退陣を求める声を上げた。治安当局関係筋によると、デモ参加者の数は、国内各地で数万人が参加した1週間前のデモを上回った。15日の大規模デモはアルジェの他にも、主要都市のオラン、コンスタンティーヌ、アンナバでも行われ、各地で人々が怒りを爆発させた。

 ブーテフリカ氏は2013年に脳梗塞で倒れて以来、車いすを使用し、ごくまれにしか公の場に姿を現していない。同氏が11日に次期大統領選への出馬取りやめを発表すると、デモ参加者らは当初、歓迎したが、同氏が選挙の延期を決定したことで「ごまかし」との非難が起こり、新たなデモにつながった。

 ブーテフリカ氏は政治・憲法改革に関する「全国会議」を開催すると約束してきた。このたび、支持率の低い現職のアハメド・ウーヤヒア首相に代わり、ヌルディーヌ・ビドゥーイ元内相を新首相に指名する一方で、大統領選は2019年中に実施するとして、それまでは政権にとどまる意向を示している。 【翻訳編集】AFPBB News

2031チバQ:2019/03/19(火) 18:31:34
https://www.cnn.co.jp/world/35134416.html
NZが銃規制強化へ アーダーン首相、2度目の現地訪問も
2019.03.19 Tue posted at 13:52 JST
(CNN) ニュージーランド南部クライストチャーチのモスク(イスラム教礼拝所)で起きた銃乱射事件を受けて、アーダーン首相は18日、銃規制の強化を目指す意向を明らかにした。閣内では「原則として」、銃規制の改革について合意が得られているという。10日間以内にも規制案が発表される見通し。

アーダーン首相はまた、20日にクライストチャーチを訪問し、襲撃に際して最初に対応した人々や遺族と面会する。首相は事件後の16日、現地を訪問し、イスラム教徒の人々と面会していた。

アーダーン首相は銃規制強化について、期間が短いことから一部の銃保有者にとって疑念を及ぼす可能性があると認めながらも、NZの大部分の銃保有者から修正の必要性について合意が得られると信じていると述べた。

NZ電子商取引大手の「トレードミー」は18日、ネット上での半自動小銃の販売を終了すると明らかにした。

NZは19日、議会を招集し、犠牲者らへの弔意を表明する。20日も議会は開催される見通し。

クライストチャーチで15日に起きた銃乱射事件では、50人が死亡した。

2032チバQ:2019/03/19(火) 21:01:41
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190318-00000024-jij_afp-int
NZ内閣、銃規制厳格化で大筋合意
3/18(月) 15:08配信 AFP=時事
NZ内閣、銃規制厳格化で大筋合意
ニュージーランド・クライストチャーチの司法管区内で記者会見するジャシンダ・アーダーン首相(2019年3月16日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】(更新)ニュージーランド政府は18日の閣議で、銃規制を厳格化する法案について「大筋で」合意した。ジャシンダ・アーダーン(Jacinda Ardern)首相が発表した。法案の詳細は来週25日の閣議前に公表するという。


 アーダーン首相は「内閣として決断した。われわれは団結している」「今こそ行動する時だ」と述べた。

 首相はまた、15日に南島クライストチャーチ(Christchurch)のモスク(イスラム礼拝所)2か所で銃を乱射し50人を殺害した白人至上主義の容疑者が、なぜ情報当局の監視網にかからなかったのか、調査を開始したことも明らかにした。

■72時間、スピード合意

 ニュージーランド政府の対応の速さは、世界各地で共感を呼んでいる。特に、数十年にわたって銃規制強化を求める声が上がっていながら、乱射事件が起きるたびに代わり映えのしない議論が繰り返されている米国での反響は大きい。

 アーダーン首相によれば、合意に要したのはわずか72時間だった。アーダーン氏の労働党と連立を組むニュージーランド・ファースト(New Zealand First)党は、これまで銃規制強化に反対の立場を取ってきた。

 しかし、同党を率いるウィンストン・ピーターズ(Winston Peters)副首相は、アーダーン首相を100%支持すると表明。「金曜日(15日)の午後1時を境に、世界は永遠に変わってしまったというのが現実だ。従って、わが国の法律も変わることになる」と述べた。【翻訳編集】 AFPBB News

2033チバQ:2019/03/20(水) 10:12:35
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190319-00000103-asahi-pol
国名から消える「ヴ」、外相肝いり 改正案が衆院可決
3/19(火) 20:14配信 朝日新聞デジタル
国名から消える「ヴ」、外相肝いり 改正案が衆院可決
河野太郎外相
 政府が決めた外国の国名から「ヴ」がなくなる。19日の衆院本会議で、外務省が使う国名の基準となっている法律の改正案が全会一致で可決され、月内にも成立する見通しとなった。国民に定着している国名表記に近づける狙いで、河野太郎外相の肝いりだ。

 改正されるのは、外国にある日本の大使館の名称などを規定する「在外公館名称位置給与法」。国名表記から、なじみの薄い「ヴ」をなくすのが目的だ。成立すれば4月1日から中南米の島国「セントクリストファー・ネーヴィス」は「セントクリストファー・ネービス」に、西アフリカの島国「カーボヴェルデ」は「カーボベルデ」になる。

 同法は2003年にも改正され「ジョルダン」が「ヨルダン」に、「ノールウェー」が「ノルウェー」になった。河野氏は19日の記者会見で、国内で広く定着している名称に合わせるよう03年当時にも求めていたことを明らかにし、「一般に使われている名称と違う名称を使うことは国民にとって全くメリットがない」と意義を強調した。(竹下由佳)

朝日新聞社

2034とはずがたり:2019/03/21(木) 23:34:38
NZ、アサルトライフルと半自動小銃を販売禁止に モスク銃乱射事件
https://www.afpbb.com/articles/-/3216828
2019年3月21日 12:38 発信地:ウェリントン/ニュージーランド [ ニュージーランド アジア・オセアニア ]

2035チバQ:2019/04/01(月) 11:23:12
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190401-00000008-jij_afp-int
大統領退陣要求デモ続くアルジェリア、新内閣発足 退陣求めた国防副大臣は留任
4/1(月) 10:11配信 AFP=時事
大統領退陣要求デモ続くアルジェリア、新内閣発足 退陣求めた国防副大臣は留任
アブデルアジズ・ブーテフリカ大統領(左、2016年4月10日撮影)と、アハメド・ガイドサラハ国防副大臣兼軍参謀総長(2014年5月20日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】アルジェリアのアブデルアジズ・ブーテフリカ(Abdelaziz Bouteflika)大統領(82)は3月31日、ヌルディーヌ・ビドゥーイ(Noureddine Bedoui)氏を首相とする新内閣を発足させたと発表した。

【関連写真】ブーテフリカ氏の退陣要求デモ

 国営テレビによると、ブーテフリカ大統領の退陣を求めていたアハメド・ガイドサラハ(Ahmed Gaid Salah)国防副大臣兼軍参謀総長は留任した。

 2013年に脳梗塞で倒れて以来、公の場にほとんど姿を見せないブーテフリカ氏が、5期目を目指すと発表したことで大規模な抗議デモが発生し、辞任を要求する声が高まった。

 ブーテフリカ氏は今月11日になって大統領選への出馬を撤回し、4月に予定されている選挙を延期すると発表。しかし国民はこれを、20年前に大統領に就任したブーテフリカ氏が権力の座にとどまろうと企てた策略とみなし、怒りをあらわにした。

 ブーテフリカ氏の退陣を求めるデモが続く中、ブーテフリカ氏に長年忠誠を誓ってきた側近らの間でも、ここ数日は「ブーテフリカ離れ」が起こっている。

 2004年に参謀総長に就任したガイドサラハ氏は先月26日、ブーテフリカ氏は退陣するか、健康上の理由で大統領職には不適格だと宣言すべきだと主張した。アルジェリア憲法102条は、職務遂行に不適格となった大統領を交代させることができると定めている。【翻訳編集】 AFPBB News

2036チバQ:2019/04/02(火) 11:29:40
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3218767.html
アルジェリア大統領、任期満了前に退任へ
2019/04/02 04:31AFPBB News

アルジェリア大統領、任期満了前に退任へ

アルジェリアの首都アルジェで、車椅子姿で投票所に到着したアブデルアジズ・ブーテフリカ大統領(2017年11月23日撮影、資料写真)。(c)RYAD KRAMDI / AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】アルジェリア大統領府は1日、アブデルアジズ・ブーテフリカ大統領が、4月28日の任期満了を待たずに退任すると発表した。同国では、健康上の問題を抱えた同大統領に対し大規模な抗議行動が巻き起こっており、側近からも退任を要求する声が相次いでいた。

 大統領府は、「重要な決定」が下された後、ブーテフリカ氏が「2019年4月28日より前」に退任すると発表した。これらの措置の具体的な時期は明らかにされていない。

 2013年に脳梗塞で倒れて以来、公の場にほとんど姿を見せていないブーテフリカ氏は、20年間にわたり維持してきた政権の延長を試みたことで、圧力にさらされていた。同国では2月にブーテフリカ氏が5選を目指し大統領選に出馬すると表明して以来、大規模なデモが続いている。

 ブーテフリカ氏は3月、出馬の撤回と4月に予定されていた選挙の延期を発表したが、抗議デモ参加者らはこれを政権延長目的の策略とみなし反発。抗議は沈静化せず、ブーテフリカ氏はアハメド・ガイドサラハ国防副大臣兼軍参謀総長や連立与党・民主国民連合から退任を求められていた。 【翻訳編集】AFPBB News

2037チバQ:2019/04/02(火) 17:11:45
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190402-00000005-jij-m_est
ブーテフリカ大統領、28日までに辞任=抗議デモで退陣圧力-アルジェリア
4/2(火) 5:42配信 時事通信
ブーテフリカ大統領、28日までに辞任=抗議デモで退陣圧力-アルジェリア
アルジェリアのブーテフリカ大統領=2009年4月、アルジェ(AFP時事)
 【リヤド時事】20年に及ぶ長期政権が続くアルジェリアのブーテフリカ大統領(82)は1日、現行の任期が切れる今月28日までに退任すると表明した。

 国営通信が伝えた。実際に大統領が辞任すれば、上院議長が職務を代行する。

 ブーテフリカ氏は3月、5期目を目指した次期大統領選への出馬方針を撤回すると表明した。しかし、今月予定された大統領選も延期されたため、デモ隊は延命する大統領の即時辞任を求めて抗議活動を継続。政情不安の懸念が強まり、軍参謀総長も退陣を促したことから、ブーテフリカ氏は一段と譲歩を迫られた。

2038チバQ:2019/04/03(水) 19:45:24
https://www.sankei.com/world/news/190403/wor1904030020-n1.html
アルジェリア大統領辞任 5期出馬表明で抗議デモ激化
2019.4.3 19:13国際中東・アフリカ
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アルジェリアのブーテフリカ大統領辞任のニュースを祝う群衆=2日、アルジェ(AP)
アルジェリアのブーテフリカ大統領辞任のニュースを祝う群衆=2日、アルジェ(AP)
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 【カイロ=佐藤貴生】アルジェリアのブーテフリカ大統領(82)が2日、辞任した。同国の国営メディアが伝えた。大統領在位が4期20年に及ぶ上、次期大統領選に出馬する意向を示したため、抗議デモが1カ月以上続いていた。

 辞任を受けて上院議長が職務を代行し、90日以内に大統領選が実施される見通し。旧宗主国フランスのルドリアン外相は「民主的な権力の移行」を求めるとの声明を出した。

 デモは2月、ブーテフリカ氏が5期目の大統領選に出馬する意向を示したことで火がついた。反感の高まりを受けて、同氏は選挙への出馬を撤回。「4月下旬までに辞任する」などと述べてきたが民衆の不信感は拭えず、軍のトップも辞任を促していた。

 ブーテフリカ氏は1999年に大統領に就任。90年代の内戦終結に貢献したが、2013年に脳卒中を患って車いすでの生活となり、執務能力に疑問の声が出ていた。

 08年に大統領の任期制限を撤廃する改憲案が国会で承認され、長期政権に道が開かれた。選挙ではたびたび不正疑惑が指摘され、野党などから強権的だと批判する声が上がっていた。

2039チバQ:2019/04/04(木) 13:30:02
https://mainichi.jp/articles/20190403/k00/00m/030/215000c
アルジェリア大統領が辞職 国民の猛反発で20年の長期政権に幕
毎日新聞2019年4月3日 17時05分(最終更新 4月3日 17時06分)

 【カイロ篠田航一】北アフリカの産油国アルジェリアで、20年間の長期政権を維持したブーテフリカ大統領(82)が2日、辞職した。今月18日に予定されていた大統領選に5選を目指して出馬表明したことに対し、国民が猛反発。2月以降、数十万人規模のデモがほぼ毎週続き、ブーテフリカ氏は混乱回避のために辞職が避けられないと判断した模様だ。

90日以内に選挙
 国営アルジェリア通信などによると、国民評議会(上院に相当)の議長が今後90日間、大統領の職務を代行し、その間に大統領選を実施する見通し。今後の焦点は、アラブ諸国で権力移行期に頻発する暴動や略奪といった混乱が起きず、平和的な政権交代ができるかどうかに移る。

 2日夜にブーテフリカ氏が「混乱収拾のため、本日で私の任期を終える」と発表したことが伝えられると、首都アルジェでは多くの若者が広場などに集まり、歓声を上げたという。ブーテフリカ氏は2013年に脳卒中で倒れて以降、車いす生活が続き、公の場にほとんど姿を現していない。

 ブーテフリカ氏はフランスからの独立闘争(1954〜62年)に身を投じて国民的支持を集め、外相などを歴任後、99年の大統領選で初当選。内戦で政府と戦闘を続けたイスラム過激派組織を掃討し、治安を回復させた。11年に中東民主化要求運動「アラブの春」が各国で起きた際も、豊富な石油収入を背景に公務員給与の引き上げなど国民の歓心を買う政策を進め、反政府デモを乗り切った。

 一方、石油や天然ガスといった天然資源に依存する経済構造の改革は遅れ、長期政権下で汚職も横行。近年は若年層の失業率が約25%に上り、国民の不満は蓄積していた。過激派のテロも完全には抑え込めず、13年1月には南東部イナメナスのガス田施設が武装勢力に襲撃され、プラント建設大手「日揮」社員ら日本人10人を含む少なくとも40人が死亡する事件が起きた。

2040チバQ:2019/04/11(木) 10:34:30
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190411-00000036-jij-asia
豪総選挙、5月18日に=6年ぶり政権交代も
4/11(木) 9:35配信 時事通信
 【シドニー時事】オーストラリアのモリソン首相は11日、記者会見し、総選挙を5月18日に行うと発表した。

 総選挙は約3年ぶり。与党勢力・保守連合は最大野党・労働党に支持率で劣勢に立たされており、約6年ぶりに政権が交代する可能性がある。

 連邦総督は11日、下院(定数150)を解散した。上院(定数76)の半数も改選される。首相は手堅い経済・財政運営の実績をアピールし、過半数を割り込んでいる議席を回復したい考えだ。「この選挙は明確な選択がある。国民が暮らす経済を決める選択だ」と述べた。

2041チバQ:2019/04/11(木) 18:50:33
https://www.sankei.com/world/news/190411/wor1904110010-n1.html
豪州、5月18日に議会選、政権交代の可能性も
2019.4.11 12:17
【台北=田中靖人】オーストラリアのモリソン首相は11日、連邦議会下院(定数150)を解散し、5月18日に総選挙を行うと発表した。任期満了が近づいていた。政権与党の保守連合はショーテン党首率いる野党、労働党に世論調査の支持率で苦戦しており、6年ぶりの政権交代の可能性がある。

 モリソン氏は昨年8月、保守連合の中枢を占める自由党の党首選を経て首相に就任して以来、初めての総選挙に臨む。ただ、2013年以降、自由党内の政局で首相交代が相次ぎ支持率は低下。保守連合は下院で過半数の議席を確保できない状態に追い込まれていた。一方、労働党は大幅な減税などを訴えて政権交代を目指す。

 上院(同76)の半数も改選される。

2042チバQ:2019/04/11(木) 20:08:44
>>1948とか
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190411-00000084-jij-m_est
スーダン大統領が辞任=30年の強権支配に幕
4/11(木) 16:39配信 時事通信
スーダン大統領が辞任=30年の強権支配に幕
スーダンのバシル大統領=1日、ハルツーム(AFP時事)
 ロイター通信によると、スーダン政府関係者は11日、バシル大統領が辞任したと確認した。


 1989年以来30年の強権支配に幕が引かれることになる。アラブ首長国連邦(UAE)のテレビは「全権を引き継ぐ軍事評議会の構成について話し合いが続いている」と報じた。

 複数の関係者がロイター通信に、バシル大統領は公邸で「厳重監視下」に置かれていると述べた。首都の主要道路や橋には、軍や治安部隊が展開し、国営放送は愛国的な歌を流し続けた。

 これに先立ちスーダン軍は11日、国営放送を通じ「間もなく重大声明を発表する」と宣言していた。スーダンでは昨年12月以来、予算不足による小麦への補助金削減を受けたパンの値上げをきっかけにバシル政権に抗議するデモが続いてきた。特に今月に入り6日からは5夜連続で、首都ハルツームの軍本部をデモ隊が取り囲み、バシル大統領の辞任を求めていた。

 バシル政権を支えてきた情報機関、国家情報治安局(NISS)は11日、国営スーダン通信(SUNA)を通じ全政治犯を釈放すると表明した。

2043チバQ:2019/04/12(金) 08:36:54
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20190411k0000m030193000c.html
バシル大統領を解任 スーダン軍支配30年 軍がクーデター
2019/04/11 20:49毎日新聞

 【ピーターマリッツバーグ(南アフリカ東部)小泉大士】スーダンのイブンオウフ国防相は11日、テレビ演説でバシル大統領(75)の解任と、軍による政権掌握を宣言した。30年にわたって強権支配を続けてきたバシル政権は軍のクーデターによって崩壊した。軍指導部が設置した暫定評議会が選挙まで2年間の移行期間を担うとしている。

 ロイター通信などによると、イブンオウフ国防相は軍がバシル氏の身柄を拘束し、「安全な場所」で監視下に置いていると発表。多数の閣僚や与党政治家らも逮捕されたという。憲法を停止し、3カ月間の非常事態を宣言すると発表。内閣や議会を解散して1カ月間の夜間外出禁止とするほか、すべての政治犯の釈放についても明らかにした。

 スーダンでは昨年末から反政府デモが拡大を続け、軍本部前などには6日以降、数千人の市民が集結。参加者はバシル退陣を訴えて座り込みを続けていた。スーダンに近いアルジェリアでも今月、20年の長期政権を続けてきたブーテフリカ大統領(82)が退陣したことに触発され、市民の辞任圧力も強まっていた。

 首都ハルツーム市内の国防省周辺や主要道路などには多数の兵士が展開。バシル氏と与党は軍によって追放されたが、長期政権を支えた軍は権力の中枢に残ることになる。民主的な政権への移行を求めてきた抗議行動の主催者は反発し、デモ継続を呼びかけている。

 反政府デモは主食のパン代の高騰など経済危機への不満がきっかけだったが、長期政権の汚職や失政に対する批判から全土に広がった。バシル氏は2月、1年間の非常事態を宣言したが、その後もデモは続いていた。 

 バシル氏は1989年にクーデターで全権を掌握し、93年に大統領に就任。労働組合や政党などを禁止し、治安警察を創設するなど軍の力を背景に強権的な統治を続けた。 

 2003年にスーダン西部の黒人系住民が蜂起したダルフール紛争では、大量虐殺に関与したとして、国際刑事裁判所(ICC)から人道に対する罪などで逮捕状が出ている。

2044チバQ:2019/04/12(金) 08:38:24
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20190411-567-OYT1T50263.html
スーダン国防相、大統領拘束発表…クーデターか
2019/04/11 23:47読売新聞

 【ヨハネスブルク=木村達矢】アフリカ北東部スーダンのイブンオウフ国防相は11日、国営放送で、軍がバシル大統領を拘束したと発表した。政権を30年間掌握するバシル氏の退陣を求めるデモが広がる中、複数のメディアは「軍がクーデターを起こした」と伝えている。

 イブンオウフ氏は軍服姿で、軍幹部らで構成する評議会が今後2年間、政権を引き継ぎ、その期間中に選挙を実施することを明らかにした。また、今後3か月間、憲法の効力を停止し、国境を一時封鎖する方針を示した。

 ロイター通信によると、バシル氏は、首都ハルツームの大統領公邸で、軍によって監視下に置かれている。軍や治安部隊が国防省や主要な道路付近に配備されているほか、軍が与党・国民会議の関連組織を急襲したとの情報もある。

 スーダンでは昨年12月以降、パンの価格が3倍に上がったことや燃料不足などへの不満から、抗議デモが全国に拡大し、バシル氏退陣の要求に発展していた。バシル氏は今年2月、国家非常事態宣言を出し、治安部隊による取り締まりを強化したが、デモ隊は今月6日以降、大統領公邸前などで座り込みを続けていた。

 バシル氏は1989年にクーデターで政権を奪取した。国際刑事裁判所(ICC)は、2003年に始まった西部のダルフール紛争を巡り、戦争犯罪などの容疑で逮捕状を出している。

2045チバQ:2019/04/12(金) 08:38:49
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-190411X926.html
スーダン大統領が辞任=30年の強権支配に幕―軍主導で政権移行評議会
2019/04/11 23:38時事通信

スーダン大統領が辞任

ロイター通信は11日、スーダンで1989年以来30年に及ぶ強権支配を敷いたバシル大統領(写真=1日撮影)が軍によって辞任させられたと報じた。バシル大統領は厳重な監視の下、公邸で軟禁されているという。【AFP時事】

(時事通信)

 【カイロ時事】スーダンのイブンオウフ国防相は11日、1989年以来30年に及ぶ強権支配を敷いてきたバシル大統領(75)が辞任し、「安全な場所」で拘束されていると発表した。また、政権移行に向けた軍事評議会を設置し、2年間の統治後に選挙を実施すると表明。3カ月の非常事態を宣言し、憲法の停止も明らかにした。

 国防相は国民向けのテレビ演説で「国民が汚職や貧困に苦しんでいるのに、政権は虚偽の約束を繰り返していた」と批判し、軍主導による政変を正当化した。辞任発表に先立ち、バシル政権を支えてきた情報機関、国家情報治安局(NISS)も11日、全土で政治犯を釈放すると表明した。

 スーダンでは昨年12月以降、パンの急激な値上げなどをきっかけにバシル政権に抗議するデモが続いていた。今月6日からは首都にある軍本部前でデモ隊が座り込みを続け、大統領退陣を要求してきた。

 現地からの報道では、首都ハルツームの主要道路や橋には11日、軍や治安部隊が展開し、物々しい雰囲気となった。辞任の情報が伝わると、デモ隊は「われわれは勝った」と気勢を上げた。ただ、軍主導ではなく民主的な政権移行を求める声も根強く、抗議行動が収束するかは不透明だ。スーダン軍は同日、全土に夜間外出禁止令を出した。

 スーダンに近い北アフリカのアルジェリアでも今月2日、4期20年に及ぶ長期政権を続けてきたブーテフリカ大統領(82)が市民の退陣要求に屈する形で辞任。スーダンでもこうした動きに刺激される形で、デモ隊による大統領辞任圧力が強まっていた。 

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2046チバQ:2019/04/12(金) 22:29:03
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190412-00000049-mai-m_est
スーダン、反政府デモ隊が軍政移行に反発 衝突の懸念も
4/12(金) 17:28配信 毎日新聞
 【ダーバン(南アフリカ東部)小泉大士】スーダン軍がバシル大統領を拘束し憲法を停止したと発表したことに対し、反政府デモに参加していた市民らは軍事政権への移行に反発している。民主化勢力は夜間外出禁止令を無視してデモを継続し、軍と市民の衝突も懸念されている。

 11日にバシル氏解任を発表したイブンオウフ国防相は、軍主導で2年間の移行政権を運営後、大統領選挙を実施する方針を示している。国営テレビは、イブンオウフ氏が軍事評議会のトップに就任すると報じた。

 市民らは昨年末から約4カ月にわたってバシル氏の退陣を要求する大規模な反政府デモを展開。強権支配を続けてきたバシル氏の失脚に歓喜したが、軍政移行が明らかになると不満の声が上がった。

 ロイター通信によると、デモを組織してきた「スーダン専門職組合」は、イブンオウフ氏が示した政権移行計画の受け入れを拒否。11日夜も数千人が文民主導の政権移行を求めて国防省前で座り込みを続けた。軍事政権もバシル政権の一部が取って代わっただけだとし、「夜間外出禁止令に従えば、(軍政移行を)認めることになる」と主張している。

 米国務省はスーダンとの関係正常化交渉を停止すると表明。民主化を支持し、2年を待たず平和的に政権が移譲されるべきだとの声明を発表した。

2047チバQ:2019/04/14(日) 17:22:52
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190414-00000045-jij-m_est
判事ら、選挙の管理拒否=抗議デモを支持-アルジェリア
4/14(日) 16:12配信 時事通信
判事ら、選挙の管理拒否=抗議デモを支持-アルジェリア
13日、アルジェの司法省前で、取材に応じるアルジェリアの判事ら(AFP時事)
 【アルジェAFP時事】アルジェリアの治安判事100人以上が13日、首都アルジェの司法省前に集まり「大統領選の管理監督に関する仕事を拒否する」と宣言した。

 アルジェリアでは、有権者名簿の管理など選挙実務の監督を治安判事が行う。次の大統領選の投票日は7月4日。

 長期政権を続けてきたブーテフリカ大統領が2日、辞任に追い込まれたものの、取り巻きが今も権力を握り続けているとして抗議のデモが続いている。12日には警官隊と激しく衝突した。

2048チバQ:2019/04/15(月) 10:23:39
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190413-00000061-mai-m_est
スーダン、軍評議会トップ辞任 就任わずか1日
4/13(土) 22:09配信 毎日新聞
 【ヨハネスブルク小泉大士】スーダンのクーデターで実権を握った軍事評議会トップのイブンオウフ議長が12日、就任からわずか1日で辞任を発表した。イブンオウフ氏はバシル前大統領の長年の側近で、バシル氏解任のきっかけとなった反政府デモを続ける市民らが反発していた。

 イブンオウフ氏は12日夜、国営テレビで演説し、軍の結束を維持するために辞任すると表明した。一部の若手将校を中心に文民主導の政権移行を求める市民に同調する声があるとされ、軍内部では主導権をめぐる対立も伝えられていた。

 軍事評議会の幹部は同日の記者会見で、大統領選までの2年間としていた移行期間の短縮もあり得るとし、軍政に対する強い反発を和らげようとしていた。後任の議長にはブルハン・アブドルラフマン中将が就任した。

 ロイター通信によると、バシル氏解任後も数千人の市民が国防省前で座り込みを継続。デモを主催する「スーダン専門職組合」の報道官は「勝利に近付いている」とイブンオウフ氏の辞任を歓迎したが、今後も速やかな民政復帰を求めていく考えを示した。

 警察当局は13日、クーデターが起きた11日以降、流れ弾に当たるなどして少なくともデモ参加者16人が死亡したと発表した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190413-00050267-yom-int
クーデターのスーダン、軍政トップが1日で辞任
4/13(土) 17:39配信 読売新聞
 【ヨハネスブルク=木村達矢】軍事クーデターが起きたアフリカ北東部スーダンで、暫定政権を担う軍事評議会トップのイブンオウフ前国防相が12日、就任からわずか1日後に辞任を表明した。軍政内の主導権争いが背景にあるとみられ、民政移管を求める住民らによるデモが続く中、混乱が収まるかは不透明な情勢だ。

 イブンオウフ氏は12日夜、国営放送で演説し、「軍の団結を維持するため」辞任すると説明。後任にブルハン中将が同日、就任した。

 イブンオウフ氏は、11日に解任されたバシル前大統領にも近いとされ、デモ隊から強い反発が出ていた。ブルハン氏は穏健派で、デモ隊にも理解を示しているとされる。

2049チバQ:2019/04/18(木) 08:21:06
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190418-00000001-jij_afp-int
ペルーのガルシア元大統領が自殺 逮捕直前に銃で頭撃つ
4/18(木) 2:29配信 AFP=時事
ペルーのガルシア元大統領が自殺 逮捕直前に銃で頭撃つ
ペルーの首都リマで行われた大統領宣誓就任式で国家を歌うアラン・ガルシア氏(2006年7月28日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】(更新)ペルーのアラン・ガルシア(Alan Garcia)元大統領(69)が17日、収賄の疑いで逮捕される直前に自宅で銃を使って自らの頭部を撃ち、搬送先の病院で死亡した。APRA党のオマル・ケサダ(Omar Quesada)幹事長が明らかにした。

 警察は午前6時半(日本時間17日午後8時半)、首都リマの高級住宅地にあるガルシア氏宅で同氏の拘束を試みた。スレマ・トマス(Zulema Tomas)保健相によると、ガルシア氏は緊急手術中に心停止を起こし、3度にわたり蘇生させられたものの、最終的に息を引き取った。搬送先の病院は、ガルシア氏が頭部に銃弾を受けていたことを認めた。

 1985年〜90年と2006年〜11年の2度大統領を務めたガルシア氏に対しては、ブラジルの建設大手オデブレヒト(Odebrecht)をめぐる広範囲の汚職スキャンダルでのマネーロンダリング(資金洗浄)容疑で逮捕状が出されていた。

 ペルーのマルティン・ビスカラ(Martin Vizcarra)現大統領はツイッター(Twitter)で追悼の意を表した。【翻訳編集】 AFPBB News

2050チバQ:2019/04/24(水) 11:25:50
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190422-00010001-newsweek-int
独裁去ってまた独裁? バシル政権崩壊のスーダンで次に起こること
4/22(月) 11:23配信 ニューズウィーク日本版
独裁去ってまた独裁? バシル政権崩壊のスーダンで次に起こること
軍高官を取り囲み、軍主導の移行政権に抗議するスーダンのデモ隊 REUTERS
ダルフール紛争のあったスーダンで30年に及ぶ強権支配がクーデターで終結した。しかし、軍部による移行政権の宣言にデモ隊は拒否反応を示している。
約4カ月間の大規模反政府デモの果てに、スーダンで30年に及ぶ独裁支配を続けたバシル大統領(75)が、軍部のクーデターによって失脚した。だが、軍が2年間の移行政権を運営するとの宣言に、市民は早くも拒否反応を示している。

軍を率いるイブンオウフ国防相は4月11日、国営テレビで演説。バシルを解任、拘束したと発表した。バシルには2009年、ダルフール紛争での人道に対する罪などで、国際刑事裁判所(ICC)が逮捕状を発付している。

首都ハルツームでは、勝利に沸くデモ隊がバシルの肖像を破り捨てていた。ただ、4月11日がスーダン民主主義の始まった日と記憶されるのか、あるいは独裁去って新たな独裁が始まった日になるのかは分からない。

イブンオウフは軍が移行政権を2年間運営した後に大統領選挙を実施すると話したが、詳細は明らかにしなかった。イブンオウフ自身、ダルフールの関係者の1人として、アメリカの制裁対象に指定されている人物だ。

「全く歓迎されないリサイクルのクーデターだ」と、デモを主導してきたスーダン専門職組合(SPA)の広報サラ・アブデルガリルは言う(バシルも1989年の無血クーデターで政権を握った)。イブンオウフの宣言は、「平和かつ無条件の政権交代と、市民による暫定政権を求める国民の期待からは程遠い」。

デモ隊は、抗議活動が最終局面に達するまで軍に協力を求めるのを避けていた。「各勢力はまるで、当面の内戦さえ避けられればいい、というレベルで合意を結んだように見える」と、米タフツ大学世界平和財団のアレックス・デワールは言う。

国際法廷で裁かれる日
反政府デモに加勢した兵士らが沈静化するかは不透明だ。12日にはイブンオウフが移行政権トップの座を別の軍高官に譲るなど、事態は流動的。「野党勢力はリーダーシップに欠けているため、この機に政権を狙えるような政治家も政党も存在しない」と、米バッサー大学のザカライア・マンピリー教授(政治学)は言う。「だからこそ軍部がこの空白を独占できている」

アメリカの姿勢も問われる。アメリカはスーダンをテロ支援国家に指定し、経済制裁を科しておきながら、同時に諜報活動や対テロ戦争で安全保障関係を結んでもいた。オバマとトランプ政権下では、スーダンとの関係修復も進められた。

米政府はバシルの対米協力姿勢や人道支援での譲歩を評価し、2017年には経済制裁を解除。ここ数カ月は、テロ支援国家指定の解除も検討されていたという。クーデターを受けて米政府は、関係正常化交渉を停止すると表明した。

スーダンの行く末を握る主要人物の1人は、スーダン情報機関トップのサラ・ゴシュだろう。ゴシュは対テロ戦争でCIAに協力した過去もあり、サウジアラビアやアラブ首長国連邦(UAE)の後ろ盾も得ている。両国はスーダンでの影響力拡大を狙い、これまでもバシル政権に多額の資金を流し込んできた。

さらに今後は、スーダン新政権がバシルをICCに引き渡すかどうかが1つの焦点になる。ヒューマン・ライツ・ウォッチのリチャード・ディッカー代表は、失脚によってバシルが国際司法の場で裁かれる可能性が高まったという。

「バシルらは、国のリーダーである限り訴追されないとの主張を盾に逃げ続けてきた」と、彼は言う。「そして今や、スーダンの人々がその言い分を覆した」

From Foreign Policy Magazine

<2019年4月23日号掲載>

2051とはずがたり:2019/04/30(火) 23:42:13

大統領が割とがっちり軍を掌握してるからなぁ。。

ベネズエラでクーデターか
2019/4/30 20:56
c一般社団法人共同通信社
https://this.kiji.is/495927052508562529?c=39550187727945729

 【パナマ市共同】南米ベネズエラで暫定大統領就任を宣言したグアイド国会議長は30日、軍人らを従えたビデオ声明で「権力の不当な侵害の終焉がきょう始まった」と述べた。反米左翼マドゥロ政権に対するクーデターの可能性がある。

2052 チバQ:2019/05/04(土) 13:25:37
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-190503X271.html
豪、6年ぶり政権交代か=総選挙まで2週間―首相降ろし続いた与党苦戦

2019/05/03 14:21��

 【シドニー時事】18日のオーストラリア総選挙の投開票まで2週間となる。与党勢力・保守連合は3回連続勝利を目指すが、度重なる首相交代が支持者の離反を引き起こしている。6年ぶりの政権交代が現実味を帯びている。
 モリソン首相は「経済は強くなり、失業率は下がった」と経済成長の実績を訴えている。しかし、資源や住宅投資のブームに頼った成長の「ツケ」が表面化。住宅価格や光熱費が高騰し、賃金が伸び悩む市民には「実感なき成長」に映っている。
 最新の世論調査では、二大政党の支持率で保守連合は49%にとどまり、最大野党・労働党が51%とわずかに上回った。労働党は下院(定数151)で77議席と過半数を確保し、解散前の69議席からの躍進が予想されている。
 与党の支持率低迷の背景には、過去6年間で保守連合を主導する自由党の党内抗争により2回も首相が代わったことがある。2013年の総選挙に勝利したアボット首相は15年に引き降ろされ、政権を乗っ取った格好のターンブル首相も昨年、退陣に追い込まれたばかりだ。
 政敵の不意を突く党首選を仕掛けては、国民不在の政争を繰り広げた。労働党のショーテン党首は「混乱を止める必要がある」と強調する。
 モリソン首相は政権維持に必死だ。「豪州を偉大にしよう」と大衆迎合的なスローガンを掲げる小党「統一オーストラリア党」との選挙協力に踏み切った。豪州では当選させたい候補者に優先順位を付ける投票方式を採用している。首相は、統一オーストラリア党支持者の票が与党に回ってくることを期待している。
 しかし、豪マッコーリー大学のグレン・ケフォード講師(政治学)は「有権者は首相交代の理解に苦しんでいる」と語り、過去6年間で蓄積された不信感の強さを指摘した。劣勢の挽回は難しいと考えている。

2053 チバQ:2019/05/06(月) 07:17:39
https://mainichi.jp/articles/20190505/k00/00m/030/151000c
岐路に立つ「マンデラの党」 南ア総選挙、8日投開票

毎日新聞 2019年5月5日 19時02分(最終更新 5月5日 20時33分)
 南アフリカ総選挙(下院、定数400、任期5年)が8日、投開票される。アパルトヘイト(人種隔離)体制が打倒され、ネルソン・マンデラ氏(2013年死去)が初の黒人大統領に就任して25年。一貫して政権を担ってきたアフリカ民族会議(ANC)が今回の選挙でも勝利する見込みだ。ただ、近年のANCは金権体質に染まり「マンデラの党」の現状に失望する支持者も増えている。【ヨハネスブルク小泉大士】
 しゃれたバーやレストランが建ち並ぶヨハネスブルクのローズバンク地区。ある週末の夜、黒人男性のフォーギブさん(25)が雨に打たれながら、客に小銭をねだっていた。
 過去の選挙はANCに投票した。「それが当然だと思った。でも、今回は(主要野党2党に次ぐ)3番目の選択肢だね」
 自宅は粗末な家が密集する郊外のタウンシップ(旧黒人居住区)。路上に汚臭を放つごみが放置され、道路や下水道の整備も一向に進まない。ANCに投票し続けても暮らしは良くならないと感じる。
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 歴代のANC政権は人種間の格差是正を目指し、黒人富裕層が生まれた。だが、経済成長は進まず、失業率は約27%と高止まり。黒人同士でも貧富の格差が広がり、フォーギブさんのような若年層の半数は無職だ。
 多くの人々が日々の暮らしに不満を抱える中で、ズマ政権(09〜18年)時代に数々の汚職疑惑が発覚。ANCに対する支持離れは急速に進んだ。16年の地方選で、得票率は過去最低の53・9%。ヨハネスブルクなど大都市では国政第2党の民主同盟(DA)から市長が選出された。
 都市部での黒人中間層の増加も党勢衰退の一因だ。この層は比較的教育レベルが高く、企業勤めをしている人も多い。また、アパルトヘイト撤廃後に生まれた「ボーンフリー」世代と呼ばれる若者は、地方の有権者のようにANCを絶対視しなくなり始めている。
 中間層向けの住宅地が広がるミッドランド地区に住むコンサルタントのヨランダさん(26)は、与党政治家の腐敗にうんざりし、初めて野党に投票すると決めた。「両親はANC以外への投票には抵抗を感じているが、マンデラはもういない」
 南アフリカ安全保障研究所のヤッキー・シリアーズ氏は「ANCは(黒人の経営幹部登用などを推進する)黒人優遇政策を導入したが、それが市場をゆがめた。党幹部を国営企業などの要職に送り、政権周辺が利権を独占する構造ができた」と指摘。昨年就任したラマポーザ大統領は改革路線を掲げるが、「党内の抵抗を抑えて改革を進めるには今回の選挙で基盤を固める必要がある」と語った。

与党ANCの腐敗は深刻 「政治殺人」が多発

 与党アフリカ民族会議(ANC)の腐敗は深刻だ。ANCの地盤として知られる東部クワズールー・ナタール州では、ANC党内での利権争いや対立に絡んだとみられる「政治殺人」が多発している。
 同州ウムジムクル。人口20万人弱のこの地方都市で2017年7月、ANCの地元有力議員シンディソ・マガカ氏(当時34歳)が殺害された。車に乗っていた時に、2人の男が近付き自動小銃を乱射。病院に運ばれたが、2カ月後に死亡した。後部座席にいたノンツィケレロ・マファ議員(29)は「46発の銃弾が撃ち込まれた。マフィアのような手口だった」。
 事件の背景には、地元の党幹部らが推進した公共工事があったとされる。約6年前に始まった工事計画は大幅に遅れ、費用は当初の9倍の3700万ランド(約3億円)にふくれあがった。
 不正を疑ったマガカ氏は議会で追及し、第三者による監査を要求。その後、同調した議長や議員が相次いで殺害された。捜査当局は、マガカ氏暗殺に地元首長や党幹部が関与した疑いがあるとみて調べている。
 ANC指導部の登竜門である青年同盟の幹事長を務めたこともあるマガカ氏の追悼式には閣僚らも参列。盟友だったタビソ・ズールー氏(37)はスピーチで「殺されたのは汚職を暴露したからだ」と公言した。だが、ズールー氏はその後に尾行や盗聴を受け、友人らの家を転々とする逃亡生活を送る。ズールー氏は、ANCをマフィアに例え「血のおきてを破った(秘密を暴露した)者は始末される」と語った。
 クワズールー・ナタール大のメアリー・デハース研究員の調査によると、同州では16年以降、政治絡みとみられる事件で約70人が死亡。被害者の大半がANC関係者で「かつての政治殺人は敵対する政党間で起きたが、今は身内で殺し合っている」と言う。

2054チバQ:2019/05/07(火) 11:24:31
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190507-00000021-jij-int
パナマ大統領選、コルティソ氏が初当選=大接戦制す
5/7(火) 9:58配信 時事通信
パナマ大統領選、コルティソ氏が初当選=大接戦制す
5日、パナマ市で、大統領選に当選し支持者の前で演説するラウレンティノ・コルティソ氏(AFP時事)
 【サンパウロ時事】中米のパナマで5日、フアン・バレラ氏の任期満了に伴う大統領選挙が実施され、中道左派の最大野党・民主革命党(PRD)のラウレンティノ・コルティソ元農牧開発相(66)が接戦を制して初当選を果たした。

 就任は7月1日で、任期は5年。

 開票率98.5%時点でコルティソ氏は33.3%、中道右派の野党第2党・民主変革党(CD)のロムロ・ルークス元外相(54)が31.0%を得票。ルークス氏は一部で不正があったとして結果受け入れを拒否していたが、6日に敗北を認めた。

2055チバQ:2019/05/08(水) 17:05:54
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019050700897&g=int
南ア、8日総選挙=なお格差、与党離れ加速か
2019年05月08日07時04分


5日、南アフリカの最大都市ヨハネスブルクで演説するラマポーザ大統領(AFP時事)

 【ロンドン時事】南アフリカで8日、総選挙が行われる。昨年2月にズマ前大統領が汚職疑惑で辞任し、ラマポーザ氏が後任に就いてから初めての選挙。1994年の初の全人種選挙以降、政権を担ってきた与党アフリカ民族会議(ANC)の優位は動かないもようだが、格差と貧困解消が進まない現状に国民は不満を抱えており、「ANC離れ」が加速する可能性もある。
 アパルトヘイト(人種隔離)廃止後の南ア選挙では、黒人層の強い支持を得るANCが他党を圧倒してきた。しかし、長期政権の弊害で内部には腐敗がまん延。経済も低迷が続き、政権与党への不信が強まった。汚職にまみれたズマ氏の後を継いだラマポーザ氏は改革に努めるが、最大課題の経済で期待された成果を挙げられていない。
 貧困層の多いヨハネスブルク近郊の旧黒人居住区では、依然多くが水道や電気のない生活を強いられている。ここに住む女性有権者はロイター通信に対し、「(政治家は)選挙になると都合の良いことばかり言うが、結局何もしてくれない」と不満をぶつけ、今回ANCに投票しない考えを示した。事前予想によると、ANCの得票率は初めて6割を下回る見込みという。
 こうした中、主要野党の民主同盟(DA)と経済的解放の闘士(EFF)が、政権批判の受け皿としてどれだけ議席を伸ばすかが注目される。DAは主に白人を支持基盤としてきたが、2015年から若手黒人男性を指導者に据え、支持層を拡大。急進左派EFFは、白人所有の農地を黒人に配分する政策を掲げ、黒人貧困層の人気を集めている。

2056チバQ:2019/05/09(木) 13:08:33
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190509-00000012-jij-m_est
与党「前回並み」得票焦点=民主化25年、経済低迷に不満-南ア総選挙
5/9(木) 7:09配信 時事通信
与党「前回並み」得票焦点=民主化25年、経済低迷に不満-南ア総選挙
演説する南アフリカのラマポーザ大統領=5日、ヨハネスブルク(AFP時事)
 【ロンドン時事】南アフリカで8日、総選挙(下院定数400)の投票が行われた。

 アパルトヘイト(人種隔離)が終結し、1994年に初の全人種選挙が実施されてから25年という節目を迎えた中での選挙。故マンデラ元大統領が率いた与党アフリカ民族会議(ANC)の勝利はほぼ確実だが、政治腐敗や経済不振で支持は退潮傾向にある。ANCが2014年の前回選挙と同水準の得票率6割を維持できるかどうかが焦点だ。

 投票は8日夜の締め切り後、即日開票され、11日にも公式結果が発表される。事前の世論調査によると、94年以来一貫して政権の座にあるANCの予想得票率は5〜6割。改革を進めるラマポーザ大統領の指導力をどう評価するかが判断のポイントになった。

 これに対し、白人を主な支持基盤とする野党第1党の民主同盟(DA)の予想得票率は20%前後。黒人貧困層に人気がある急進左派の野党第2党、経済的解放の闘士(EFF)は前回の倍近い11〜12%を獲得する見込みだ。

 南アはアフリカ随一の経済大国だが、近年は景気低迷が続き、昨年の成長率は1%を下回った。失業率も約27%と高止まりだ。汚職疑惑で昨年辞任したズマ前大統領の後を継いだラマポーザ氏は、腐敗一掃と改革推進に取り組むが、生活改善を実感できない低所得者層の不満は根強い。

 報道によれば、ラマポーザ氏は選挙運動中、都市部の旧黒人居住区を積極的に訪れ、「あなた方の声は聞こえている」と貧困解消や格差是正に一層力を入れることを強調した。ただ、有権者の間では、「ANCに投票しても良いことがない」という冷めた反応も多い。

2057チバQ:2019/05/09(木) 20:46:46
https://www.asahi.com/articles/ASM5853FLM58UHBI01R.html
1割の白人、7割の土地所有 南ア総選挙、焦点は格差
有料記事

プレトリア=石原孝 2019年5月9日17時30分
 長くアフリカ経済を引っ張ってきた南アフリカで8日、総選挙(下院、定数400、任期5年)が実施された。数日後には開票結果が判明する見通し。直近の世論調査によると、アパルトヘイト(人種隔離)政策廃止後、25年にわたって政権の座にある与党アフリカ民族会議(ANC)が今回も過半数を維持するとみられている。

 投票開始直後の午前7時過ぎ、行政首都プレトリアにある投票所に来た無職のヨハン・アルバートさん(61)は「政治家の汚職を撲滅し、雇用を増やして欲しい」と訴えた。選挙戦では、汚職撲滅や低迷が続く経済の再生のほか、人口の10%に満たない白人が7割超の土地を所有するといった根強い人種間の経済格差の問題が争点になった。

 失業率が5割を超える黒人の若者から支持を集める第2野党・経済的解放の闘士(EFF)は、前回選挙からの得票数の上乗せを見込んでいる。党内に派閥争いを抱えるANCのラマポーザ大統領にとっては、前回選挙と同様の約6割の得票率を取れるかが焦点になっている。

黒人の失業率、白人の4倍
 南アフリカではアパルトヘイト政策の廃絶後、黒人主体のANCが25年にわたって政権を握る。だが、白人と黒人の経済的状況は「平等」とはほど遠く、その是正が大きな課題だ。

 最大都市ヨハネスブルクのスタジアムで5日に開かれたANCの選挙集会。集まった約6万人の支持者の大半が黒人だった。溶接工のアンドレス・イカさん(35)は「雇用を増やし、経済を再生して欲しい」と深刻な表情を見せた。

 昨年の黒人の失業率は約30%で、白人の約4倍。ANCはこれまで、企業の採用で黒人を優遇する制度を設けるなどしてきたが、世帯年収は2014〜15年の調査で黒人が約9万3千ランド(約71万円)にとどまり、約44万ランドの白人家庭の4分の1にも満たない。

 人種間の格差を生む大きな理由の一つは、少数派の白人が手にしたままの土地を巡る「既得権益」だ。南アフリカではアパルトヘイト政策の名残で、現在も全人口の10%に満たない白人が7割超の土地を所有している。今回の選挙の争点にもなっている。

 昨年2月に就任したラマポーザ大統領は「不平等を是正する」とし、白人の土地を補償金なしで接収し、黒人に再配分する意向を表明。白人を支持基盤にする最大野党・民主同盟(DA)は慎重な姿勢を見せる。一方、黒人の若者から支持を集める第2野党・経済的解放の闘士(EFF)はANCより強硬で、「即時の実施」を要求している。

ログイン前の続き「白人の力は必要」
 だが、性急に接収政策を進めれば、2000年代に政権与党やその支持者たちが白人の土地を強制的に接収し、農業生産が激減した隣国ジンバブエの二の舞いになるとの懸念もある。

 南アフリカ中部フリーステート州にある白人経営の畜産会社「センリックグループ」の報道担当、パトリック・シークワラクワトゥラさん(49)は「知識や経験がない人に土地を与えても農地は荒廃するだけだ」と強調。同社では約550人の黒人従業員を雇っているとも述べ、「(この国に)白人の力は必要だ」と述べた。

 プレトリア大学のシパマンドラ・ゾンディ教授(政治学)は「ジンバブエと同じ事態にならないよう、まずは土地改革に向けた法改正や政党間の交渉に時間をかけるべきだ」と指摘する。

 2〜3月に実施された世論調査によると、ANCは全体の約6割の得票率をうかがう情勢で、DAなどを引き離している。ラマポーザ氏は、アパルトヘイト政策の廃絶に貢献し、今もなお国民的人気を誇る故ネルソン・マンデラ氏の元側近。実業家としての経験もあり、産業界からも一定の支持を集めている。(プレトリア=石原孝)

2058チバQ:2019/05/10(金) 20:03:25
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190510-00000056-mai-m_est
南ア総選挙 与党過半数維持も過去最低に 改革路線の失速は回避
5/10(金) 18:23配信 毎日新聞
南ア総選挙 与党過半数維持も過去最低に 改革路線の失速は回避
ANCへの投票を呼びかけるラマポーザ大統領=ヨハネスブルクで2019年5月5日、小泉大士撮影
 【ヨハネスブルク小泉大士】8日実施の南アフリカ総選挙(下院、定数400)は10日も開票が続いた。選挙管理委員会によると、与党アフリカ民族会議(ANC)が得票率57%(開票率約79%)で単独過半数を維持し、ラマポーザ大統領の再任が確実となった。

 ラマポーザ氏の構造改革路線が揺らぐ事態は回避されそうだが、ANCの得票率は2014年の前回選より5ポイント下回って初めて6割を切り、1994年の民主化以降で過去最低となる見通しだ。

 マンデラ元大統領が率いたANCは黒人の誇りだったが、近年は経済の低迷が続く。失業率は高止まりし、黒人間でも貧富の差が拡大。ズマ前政権下で横行した汚職が支持離れに拍車をかけた。

 第2党は白人に支持者が多いリベラル系野党の「民主同盟」(DA)で得票率22%。左派ポピュリズム政党「経済的解放の闘士」(EFF)も与党に対する批判票を取り込み、10%を超えている。

 それでもANCは得票率50%台後半で踏みとどまり、16年の地方選(54%)より回復。ズマ体制が継続していれば過半数割れの可能性もあっただけに、政治評論家のダニエル・シルク氏は、ラマポーザ氏の改革路線が「有権者の信任を得ることに成功した」と語る。

 選挙結果を受け、ラマポーザ氏は汚職対策や国営企業改革などを加速させる構え。内部対立を抱える与党のかじ取りには今後も苦慮しそうで、訴追を恐れるズマ派の抵抗を抑え込む必要がある。

 シルク氏は「経済政策で早急に成果を上げることがラマポーザ氏の求心力を高める」との見方を示した。

2059チバQ:2019/05/10(金) 20:10:50
https://mainichi.jp/articles/20190510/k00/00m/030/161000c
南ア総選挙 与党過半数維持も過去最低に 改革路線の失速は回避
毎日新聞2019年5月10日 18時23分(最終更新 5月10日 18時52分)
 【ヨハネスブルク小泉大士】8日実施の南アフリカ総選挙(下院、定数400)は10日も開票が続いた。選挙管理委員会によると、与党アフリカ民族会議(ANC)が得票率57%(開票率約79%)で単独過半数を維持し、ラマポーザ大統領の再任が確実となった。

 ラマポーザ氏の構造改革路線が揺らぐ事態は回避されそうだが、ANCの得票率は2014年の前回選より5ポイント下回って初めて6割を切り、1994年の民主化以降で過去最低となる見通しだ。

 マンデラ元大統領が率いたANCは黒人の誇りだったが、近年は経済の低迷が続く。失業率は高止まりし、黒人間でも貧富の差が拡大。ズマ前政権下で横行した汚職が支持離れに拍車をかけた。

 第2党は白人に支持者が多いリベラル系野党の「民主同盟」(DA)で得票率22%。左派ポピュリズム政党「経済的解放の闘士」(EFF)も与党に対する批判票を取り込み、10%を超えている。

 それでもANCは得票率50%台後半で踏みとどまり、16年の地方選(54%)より回復。ズマ体制が継続していれば過半数割れの可能性もあっただけに、政治評論家のダニエル・シルク氏は、ラマポーザ氏の改革路線が「有権者の信任を得ることに成功した」と語る。

 選挙結果を受け、ラマポーザ氏は汚職対策や国営企業改革などを加速させる構え。内部対立を抱える与党のかじ取りには今後も苦慮しそうで、訴追を恐れるズマ派の抵抗を抑え込む必要がある。

 シルク氏は「経済政策で早急に成果を上げることがラマポーザ氏の求心力を高める」との見方を示した。

2060チバQ:2019/05/11(土) 09:31:51
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190511-00000009-asahi-int
南ア総選挙、与党ANC勝利が確実に 汚職撲滅など訴え
5/11(土) 8:14配信 朝日新聞デジタル
南ア総選挙、与党ANC勝利が確実に 汚職撲滅など訴え
南アフリカのヨハネスブルクで5日、与党アフリカ民族会議の選挙集会に出席し、拳を上げるラマポーザ大統領=石原孝撮影
 8日に実施された南アフリカの総選挙(下院、定数400)で、与党アフリカ民族会議(ANC)が11日未明(開票率98・59%)時点で得票率57・68%を獲得し、勝利を確実にした。2014年の前回選挙から5ポイント弱減らしたが、汚職撲滅や経済再生を訴えてきたラマポーザ大統領の手腕は一定程度、評価された形だ。

 比例代表制のため、ANCの過半数獲得は確実視されている。選挙管理委員会の発表によると、白人を支持基盤とする最大野党・民主同盟(DA)の得票率は約20・68%と、前回から微減。黒人の権利擁護を訴え、黒人の若者から支持を集めた経済的解放の闘士(EFF)は、4ポイント以上増え、10・66%を得ている。

 ANCは国民的人気を誇る故ネルソン・マンデラ氏が率いた党で、1994年の同国の民主化以降、政権の座を握り続けている。

 ただ、ズマ前大統領時代に汚職や詐欺疑惑が相次ぎ、経済も低迷。世論調査では一時、ANCに投票すると答えた人の割合が47%にまで減少。総選挙での過半数割れが現実味を帯びたため、昨年2月、ズマ氏は辞任に追い込まれた。

 後任のラマポーザ氏は、マンデラ氏の元側近で、実業家としても知られる。付加価値税(消費税)を25年ぶりに引き上げて緊縮財政を実施。汚職の取り締まりも進めるなど、産業界からの支持を集めた。

 黒人の若者の失業率は50%を超え、国営電力企業の経営難で計画停電が続くなど、国民の不満はくすぶる。党内の派閥争いもあり、今後の政権運営は難航も予想されている。(ヨハネスブルク=石原孝)

2061チバQ:2019/05/12(日) 14:58:26
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190511-00000559-san-asia
豪州、政権交代で「親中」に転換か 18日に総選挙
5/11(土) 22:07配信 産経新聞
 【台北=田中靖人】オーストラリアの総選挙が18日、投開票される。今回から定数151となる連邦下院議会選は野党、労働党が世論調査の支持率で過半数を獲得する見通しとなっており、6年ぶりの政権交代の可能性が出ている。与党、保守連合(自由党、国民党)は近年、対米協調、対中警戒路線を強めていて、中道左派の労働党が政権を奪還した場合の対中姿勢の変化を警戒する見方が根強い。

 豪有力紙オーストラリアン(電子版)が5日に行った世論調査の支持率は、労働党が51%、保守連合は49%となった。獲得予想議席は、労働党が77議席超で過半数(76議席)を確保し、保守連合は68議席と改選前(74議席)を下回る見通しだ。

 ただ、4月11日の下院解散直後の予想議席数は労働党が88議席、保守連合は63議席で差は縮まっている。選挙戦で与野党とも低中所得者向け所得減税を打ち出すなど争点は内政だ。

 モリソン首相は昨年8月、自由党内の政争の結果、就任した。有権者は、保守連合政権の6年間で3人目となった首相に嫌気し、就任時の政党支持率は労働党に12ポイント差も付けられ、その後も逆転していない。対する労働党は2013年に就任したショーテン党首の下で16年の選挙で躍進し今回、政権奪還を目指す。

 豪州では近年、中国企業の進出や中国人企業家による内政干渉疑惑が注目され、中国への警戒感が高まってきた。防衛大学校の福嶋輝彦教授は「豪州では外交・安全保障政策に与野党の共通認識があり、政権交代でも大きな影響はないはずだ」と指摘する。労働党は、17年末にターンブル政権が中国を念頭に提出した外国からの内政干渉やスパイ活動を阻止するための法案に賛成している。

 一方で、労働党は保守連合の対中政策の批判もしている。ショーテン氏は昨年10月の講演で中国の経済力を「見方によってはすでに世界最大だ」と称賛し、「中国の役割や増大する影響への対応として、戦略的な脅威と位置づけることは不適切だ」と指摘した。

 同党の「影の外相」でマレーシア系華僑のペニー・ウォン上院議員も今月1日の講演で、中国との関係維持のために「豪州の中華系社会の声も聞かなければならない」と述べた。

 労働党の外交政策の公約は、太平洋島嶼(とうしょ)国への援助増額や国際機関の活用など「理想主義」的な側面がある。豪州のシンクタンク、ローウィー研究所のマクレガー上級研究員は「ショーテン氏は夢想家で、中国に関わる分野には不安がある」と指摘している。

2062チバQ:2019/05/13(月) 20:37:11
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190513-00000068-mai-int
軍と民主化勢力の攻防続く スーダン・バシル氏失脚から1カ月
5/13(月) 19:56配信 毎日新聞
軍と民主化勢力の攻防続く スーダン・バシル氏失脚から1カ月
「革命は国民の選択」などと書かれたポスターを掲げ、軍に対し民政移行を求める市民ら=スーダンの首都ハルツームで2日、AP
 【ヨハネスブルク小泉大士】30年に及ぶ長期政権を築いたスーダンのバシル前大統領が軍のクーデターにより解任されてから1カ月が過ぎた。反政府デモを率いてきた民主化勢力は、軍主導の暫定政権に反発。移行期の統治体制を巡る攻防が続いており、政変の着地点はまだ見えない。

 「軍は手を引け。我々が望むのは文民政権だ」。スーダンからの情報によると、4月11日にバシル氏が失脚した後も、数万人のデモ隊は民政移行を求めて首都ハルツームにある国防省周辺などで座り込みを続けている。

 現地は連日40度を超える猛暑に加え、今月初旬からイスラム教の断食月(ラマダン)に入った。だが、デモの勢いは衰えず、日没後に抗議行動を活発化させているという。

 軍指導部は当初、軍主導の評議会が2年間の移行政権を運営した後、選挙を実施する方針を表明。これに対し、民主化勢力は強権体制を支えた軍や治安機関の影響力温存に反発し、抗議行動の継続を呼びかけてきた。

 軍と文民の代表が合同で評議会を発足させる妥協案が浮上したが、民主化勢力は文民の権限が強い4年間の暫定政権を主張。どちらが主導権を握るかで譲らず、交渉は手詰まり感が漂っている。

 市民組織「スーダン専門職組合」(SPA)が主導するデモは昨年末、経済危機への不満を背景に始まり、最終的に軍がバシル前大統領を見限る形で権限を掌握した。このため座り込みに参加する人の間には「市民の革命が軍に乗っ取られた」との思いがある。

 スーダンの政変は、群衆デモでブーテフリカ前大統領が辞任に追い込まれたアルジェリアと並び、中東の民主化運動「アラブの春」の第2幕とも言われる。ただ、エジプトでは政変後も軍の影響力が残った結果、強権支配に逆戻りしたことから、SPA関係者は「軍との安易な妥協を拒否する」と主張する。

 デモには、30万人の犠牲者を出したとされる同国西部のダルフール紛争についてバシル氏の責任追及を求める参加者も。軍の評議会は、国際刑事裁判所(ICC)から人道に対する罪などで逮捕状が出ている同氏を刑務所に移送し、資金洗浄などの疑いで調べているが、身柄引き渡しには否定的だ。

2063チバQ:2019/05/13(月) 20:38:02
https://www.asahi.com/articles/ASM4W6CYDM4WUHBI02W.html
叫ぶ女性たち、自由を求め スーダン「第2アラブの春」
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ハルツーム=石原孝 2019年5月7日18時46分
 アフリカ北東部のスーダンで、ダルフール紛争での虐殺にも関与したとされるバシル大統領が失脚して3週間余り。独裁政権を崩壊させた国民は、軍が主導する事実上の暫定政権に納得せず、民政移管を求めてデモを続ける。現場で目立つのは、自由を求め、運動に加わる女性たちの姿だ。

 4月下旬、首都ハルツームの軍本部前には10万人近いデモ参加者が集まっていた。無職女性イスラ・ゼイダンさん(21)は「私たちは服装も職業の選択も、男性より不自由だった。次世代のために自由で公平な社会を作りたい」。40度超の暑さの中、女性たちはマイクを握り、訴えた。

 スーダンは国民のほとんどがイスラム教徒だ。特に女性たちは強権的な前政権から長く抑圧されてきた。紛争で夫や子を失った人も多く、今回の政変で民主化や平等の実現を期待する思いはとりわけ強い。(ハルツーム=石原孝)

政変後も権力握る軍に抗議
 「自由を、民主化を我々に!」

 長期独裁の前政権を崩壊させた民衆デモは、バシル氏の大統領辞任してもなお、勢いを失っていなかった。抗議はいま、権力を握った軍に向く。

2064チバQ:2019/05/13(月) 20:39:02
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190513-00000038-jij_afp-int
仏領ニューカレドニアで議会選、独立反対派が小差で過半数制す
5/13(月) 19:53配信 AFP=時事
仏領ニューカレドニアで議会選、独立反対派が小差で過半数制す
フランス特別自治体のニューカレドニアで掲げられた、独立支持派のシンボルカラーで彩られた旗(2018年11月5日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】南太平洋のフランス特別自治体ニューカレドニア(New Caledonia)で12日、議会選が行われ、フランスへの残留を支持する票が小差で過半数を占めた。

 政庁所在地ヌメア(Noumea)の高等弁務官事務所が公表した数字に基づく予測によると、独立に反対する右派が54議席のうち28議席を獲得する見込みで、一方の独立支持派は26議席となる見通し。

 戦略的要衝であるニューカレドニアでは昨年11月6日、独立の是非を問う住民投票があり、残留を支持する票が56.7%を占めたものの、予想よりも接戦となっていた。

 1998年以降に勢力を拡大し、議会で25議席を占めていた独立支持派は、今回の選挙で議会および地方政府の支配を狙っていた。

 高等弁務官事務所によると、投票締め切りとなる午後6時(日本時間午後4時)の1時間前の時点で、投票率は6か月前の住民投票より15%程度低い水準である58.5%だったという。

 1998年に締結された「ヌメア協定(Noumea Accord)」の下では、来年と2022年にも独立の是非を問う住民投票の実施が可能。

 独立支持派が多いメラネシア系先住民カナク(Kanak)は、人口26万9000人のうち半数以下で、早期に植民してきた人々の子孫や最近の移住者といった白人らは圧倒的にフランスへの残留を支持している。【翻訳編集】 AFPBB News

2065チバQ:2019/05/13(月) 20:40:02
https://www.sankei.com/world/news/181122/wor1811220007-n1.html
【国際情勢分析】独立選ばなかったニューカレドニア 中国の南洋進出に「待った」
2018.11.22 07:00
 南太平洋のフランス特別自治体ニューカレドニアは4日、住民投票でフランスから独立しない道を選んだ。独立すれば、太平洋で影響力を拡大する中国の干渉を招く恐れが指摘されていた。中国の海洋覇権の拡大を警戒するフランス政府はひとまず胸をなでおろした形だ。だが、住民投票が再度実施される可能性もあり、ニューカレドニアが独立に向けて方針転換することが懸念されている。

 「過半数の住民がフランスを選んだことを国家元首として誇りに思う」。フランスのマクロン大統領は4日、住民投票の結果を受けたテレビ演説でそう述べた。フランスは1853年、ニューカレドニアを併合。ニューカレドニアの先住民、カナクらが長年、独立を求める一方、欧州系住民らは現状維持を主張していた。今回の投票でフランスは公式には結果を尊重するとの中立の立場だったものの、専門家は「フランス政府は本音では残留を強く望んでいた」と指摘する。実際に、マクロン氏が今年5月にニューカレドニアの政庁所在地、ヌメアを訪れた際、「(フランスは)ニューカレドニアなしでは輝けないだろう」と漏らした。


 マクロン政権がニューカレドニアを離したくなかった背景には、太平洋地域での中国の覇権構築の脅威がある。中国政府は近年、英仏共同統治から1980年に独立した南太平洋の島国バヌアツと官邸や政府施設の建設協力などで関係を深めている。近畿大国際学部の畝川(せがわ)憲之教授は「電子機器産業に不可欠なニッケル鉱の世界有数の生産地でもあるニューカレドニアが独立すれば、中国はバヌアツなどのように援助攻勢をかけて影響下に組み込もうする可能性が高い」と分析する。今年3月にニューデリーを訪れたマクロン氏は「インド洋や太平洋で覇権はあってはならない」と述べ、中国の海洋進出を暗に牽制していた。

 ニューカレドニアが独立を選ばなかったことで中国の干渉を防げたが、独立をめぐる動きが終わったわけではない。米CNNテレビ(電子版)などによると、今後、地方政府が承認すれば2022年までにあと2回、住民投票が実施される。今回の投票の最終結果は独立反対が56・4%、賛成が43・6%。事前の調査では残留支持が7割との結果もあったが、実際はより小差となった。再度実施されれば、「逆転の可能性もゼロではない」(専門家)という。


 一方で、一部の過激な独立支持層による暴動も懸念されている。英BBC放送(電子版)によると、4日の投票結果の発表後には、ヌメアで放火などが発生。抗議者によって道路が封鎖される事件もあったという。1970年代後半には、カナクを主体とした独立運動が活発化し、多数の死傷者を伴う衝突も発生した。徳島文理大の八幡和郎教授は「独立支持層によるテロが国内で激しさを増すと、独立に反対する欧州系住民が国外に退去する恐れもある。そうなると、今後の住民投票は一層読めなくなりそうだ」と指摘する。
(外信部 板東和正

2066チバQ:2019/05/13(月) 20:47:44
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190512-00000548-san-m_est
南ア総選挙 与党、過半数確保も史上最低の得票率 政治腐敗や経済低迷で批判
5/12(日) 21:06配信 産経新聞
 【カイロ=佐藤貴生】南アフリカで8日に行われた総選挙(下院、定数400、比例代表制)で、選管当局は11日、与党のアフリカ民族会議(ANC)が57・5%を得票して過半数を制したと発表した。ただ、ANCの得票率はアパルトヘイト(人種隔離)を終結させた故マンデラ元大統領が率い、1994年に政権を獲得して以来最低となり、政治腐敗や経済低迷を背景に与党離れが進んでいる実態が裏付けられた。

 ANCを率いるラマポーザ大統領は11日、「国のために黒人も白人も共に働こう」などと述べて勝利を宣言した。総選挙は昨年2月、数々の汚職疑惑で非難を浴びたズマ前大統領が辞任して以来初めて。

 下院では近く大統領が選出され、ラマポーザ氏が続投するとみられるが、山積する課題に加えてズマ氏の時代に広がった政治不信の払拭という難題もあり、多難な船出となる。

 ANCは5年前の前回選挙から19議席減の230議席となる見通し。第2党で白人の支持を受ける「民主同盟」(DA)も5議席減の84議席となり、第3党の急進派左翼政党「経済的解放の闘士」(EFF)は19議席増の44議席に躍進した。

 黒人解放闘争に源流を持つANCが政権を担ってから四半世紀になるが、黒人の貧困率は60%に上るとされ、白人との生活環境の格差が今なお大きな社会問題となっている。特に、農地は人口約8%の白人が7割以上を所有しており、EFFは補償抜きで白人の土地を収用するという強硬な政策を主張。これが黒人の支持を集めたとされる。

 2009年から約9年に及んだズマ時代に汚職や縁故主義が横行し、経済は低迷。中印などと合わせ新興5カ国(BRICS)と称された00年代の勢いは影を潜めた。通貨ランドの価値はこの期間に対ドルでほぼ半分に下がり、失業率は27%に達し、性犯罪や殺人も多発している。

 ANC内部にはズマ氏のシンパが残っており、支持率減を受けて党内の権力闘争も激化する恐れがある。ラマポーザ氏を取り巻く情勢は厳しく、経済低迷に歯止めがかかるかは不透明だ。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190512-00000050-mai-m_est
与党ANC、過去最低にも安堵 南アフリカ総選挙
5/12(日) 21:06配信 毎日新聞
与党ANC、過去最低にも安堵 南アフリカ総選挙
選挙結果の発表を受けてあいさつするラマポーザ大統領=プレトリアで2019年5月11日、小泉大士撮影
 【プレトリア小泉大士】南アフリカの選挙管理委員会は11日、総選挙(下院、定数400)の最終結果を発表し、与党アフリカ民族会議(ANC)の議席数は19議席減の230議席(得票率57.5%)だった。1994年の民主化以降一貫して政権を担ってきたANCは勝利したものの、得票率は過去最低となった。

 ANCはズマ前政権時代に汚職や高い失業率が批判を浴び、支持離れが進んだ。ANCの得票率が6割を切るのは初めて。ただ、昨年2月に就任したラマポーザ大統領が掲げる改革路線への期待が、党勢の後退に一定の歯止めをかけたとみられ、ANC関係者は「(ラマポーザ氏が大統領でなかったら)もっとひどい結果になっていた」と語った。

 得票率の下落は2009年選挙から3回連続。ラマポーザ政権が汚職撲滅や経済再生を実現し、国民の信頼を回復できなければ、次期選挙で再び苦戦を強いられるのは必至だ。

 第2党はアパルトヘイト(人種隔離)政策に反対した白人リベラル政党をルーツとする「民主同盟」(DA)で5議席減の84議席(同20.8%)。白人農家の土地収用などを主張する左派ポピュリズム(大衆迎合主義)政党「経済的解放の闘士」(EFF)は19議席増の44議席(同10.8%)だった。

 投票率は約66%。ラマポーザ大統領は近く、下院本会議で再任される見通し。

2067チバQ:2019/05/15(水) 16:42:51
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190515-00000042-jij-int
政権側、国会議員を閉め出し=「爆発物の情報」-ベネズエラ
5/15(水) 10:23配信 時事通信
政権側、国会議員を閉め出し=「爆発物の情報」-ベネズエラ
14日、カラカスの国会議事堂を封鎖するベネズエラの警察官(AFP時事)
 【サンパウロ時事】ベネズエラの独裁的なマドゥロ政権は14日、「建物内に爆発物が仕掛けられた疑いがある」として、野党議員が多数を占める国会の議事堂を封鎖した。

 議員らが明らかにした。

 議員によると同日朝(日本時間同日夜)、政権側の情報機関や警察などが、本会議のため登院した議員や職員らの接近を拒んだ。マドゥロ大統領と敵対して暫定大統領を名乗るグアイド国会議長は「独裁者(マドゥロ氏)が本来居るべきではない大統領府にこもり、周囲に疑心暗鬼の目を向けている中で、政権は国会を乗っ取ろうとしている」と非難。翌日以降も登院を試みる意向を示した。

2068名無しさん:2019/05/15(水) 17:06:58
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190515-00010006-afpbbnewsv-int
民政移行期間3年で合意、スーダン軍事評議会とデモ指導者ら
5/15(水) 15:48配信 AFPBB News

(c)AFPBB News

【5月15日 AFP】スーダンで長期政権を崩壊させた軍事クーデター後に設置された暫定軍事評議会と、文民政権への速やかな移行を求めてきた反政府デモの指導者らは15日、完全な民政移管まで3年の移行期間を設けることで合意した。一方で、新たな暫定統治機構をめぐる交渉はまだ終わっていない。
 
 オマル・ハッサン・アハメド・バシル(Omar Hassan Ahmed al-Bashir)前大統領の失脚により、30年間続いた強権支配に終止符が打たれた。デモ側は文民主導の体制移行を求めているが、前大統領を打倒した軍事評議会が統治する状況が続いている。

 軍事評議会メンバーのヤセル・アタ(Yasser al-Atta)中将は、新たな暫定統治機構となる統治評議会の構成などで権力を分担するとの最終合意書が、デモを主導する民主化勢力の一派「自由・変革同盟(Alliance for Freedom and Change)」との間で今日中に締結されると述べた。

 また、3年とされる移行期間の初めの6か月間で、ダルフール(Darfur)や青ナイル(Blue Nile)、南コルドファン(South Kordofan)といった紛争地の反政府勢力と和平協定を締結するという。

 当初、軍事評議会は移行期間を2年とすることを強く主張し、一方、デモ側は4年を要求していた。

 移行期間の年数についてはこれで合意に至ったものの、統治評議会の構成に関する重要な交渉は残ったままだ。軍事評議会は軍主導の評議会を主張しているが、デモ指導部側は過半数を文民とすることを求めている。

 民政移行への流れとしては、現在の軍人のみから成る暫定軍事評議会に代わり、新たな暫定統治機構として統治評議会が発足された後、さらに暫定文民政権が発足されて国務を行う。移行期間の終わりには、バシル前大統領失脚後初の選挙が実施される予定で、暫定文民政権はこれに向けて準備を進めていく。

 映像は、民政移行期間の合意を受けて祝福するデモ隊の参加者たち。15日撮影。(c)AFPBB News

2069チバQ:2019/05/15(水) 17:07:13
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190515-00010006-afpbbnewsv-int
民政移行期間3年で合意、スーダン軍事評議会とデモ指導者ら
5/15(水) 15:48配信 AFPBB News

(c)AFPBB News

【5月15日 AFP】スーダンで長期政権を崩壊させた軍事クーデター後に設置された暫定軍事評議会と、文民政権への速やかな移行を求めてきた反政府デモの指導者らは15日、完全な民政移管まで3年の移行期間を設けることで合意した。一方で、新たな暫定統治機構をめぐる交渉はまだ終わっていない。
 
 オマル・ハッサン・アハメド・バシル(Omar Hassan Ahmed al-Bashir)前大統領の失脚により、30年間続いた強権支配に終止符が打たれた。デモ側は文民主導の体制移行を求めているが、前大統領を打倒した軍事評議会が統治する状況が続いている。

 軍事評議会メンバーのヤセル・アタ(Yasser al-Atta)中将は、新たな暫定統治機構となる統治評議会の構成などで権力を分担するとの最終合意書が、デモを主導する民主化勢力の一派「自由・変革同盟(Alliance for Freedom and Change)」との間で今日中に締結されると述べた。

 また、3年とされる移行期間の初めの6か月間で、ダルフール(Darfur)や青ナイル(Blue Nile)、南コルドファン(South Kordofan)といった紛争地の反政府勢力と和平協定を締結するという。

 当初、軍事評議会は移行期間を2年とすることを強く主張し、一方、デモ側は4年を要求していた。

 移行期間の年数についてはこれで合意に至ったものの、統治評議会の構成に関する重要な交渉は残ったままだ。軍事評議会は軍主導の評議会を主張しているが、デモ指導部側は過半数を文民とすることを求めている。

 民政移行への流れとしては、現在の軍人のみから成る暫定軍事評議会に代わり、新たな暫定統治機構として統治評議会が発足された後、さらに暫定文民政権が発足されて国務を行う。移行期間の終わりには、バシル前大統領失脚後初の選挙が実施される予定で、暫定文民政権はこれに向けて準備を進めていく。

 映像は、民政移行期間の合意を受けて祝福するデモ隊の参加者たち。15日撮影。(c)AFPBB News

2070チバQ:2019/05/15(水) 17:07:32
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190515-00010006-afpbbnewsv-int
民政移行期間3年で合意、スーダン軍事評議会とデモ指導者ら
5/15(水) 15:48配信 AFPBB News

(c)AFPBB News

【5月15日 AFP】スーダンで長期政権を崩壊させた軍事クーデター後に設置された暫定軍事評議会と、文民政権への速やかな移行を求めてきた反政府デモの指導者らは15日、完全な民政移管まで3年の移行期間を設けることで合意した。一方で、新たな暫定統治機構をめぐる交渉はまだ終わっていない。
 
 オマル・ハッサン・アハメド・バシル(Omar Hassan Ahmed al-Bashir)前大統領の失脚により、30年間続いた強権支配に終止符が打たれた。デモ側は文民主導の体制移行を求めているが、前大統領を打倒した軍事評議会が統治する状況が続いている。

 軍事評議会メンバーのヤセル・アタ(Yasser al-Atta)中将は、新たな暫定統治機構となる統治評議会の構成などで権力を分担するとの最終合意書が、デモを主導する民主化勢力の一派「自由・変革同盟(Alliance for Freedom and Change)」との間で今日中に締結されると述べた。

 また、3年とされる移行期間の初めの6か月間で、ダルフール(Darfur)や青ナイル(Blue Nile)、南コルドファン(South Kordofan)といった紛争地の反政府勢力と和平協定を締結するという。

 当初、軍事評議会は移行期間を2年とすることを強く主張し、一方、デモ側は4年を要求していた。

 移行期間の年数についてはこれで合意に至ったものの、統治評議会の構成に関する重要な交渉は残ったままだ。軍事評議会は軍主導の評議会を主張しているが、デモ指導部側は過半数を文民とすることを求めている。

 民政移行への流れとしては、現在の軍人のみから成る暫定軍事評議会に代わり、新たな暫定統治機構として統治評議会が発足された後、さらに暫定文民政権が発足されて国務を行う。移行期間の終わりには、バシル前大統領失脚後初の選挙が実施される予定で、暫定文民政権はこれに向けて準備を進めていく。

 映像は、民政移行期間の合意を受けて祝福するデモ隊の参加者たち。15日撮影。(c)AFPBB News

2071チバQ:2019/05/16(木) 19:45:43
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190516-00000030-jij_afp-int
スーダン軍事評議会、民政移行の協議を中断
5/16(木) 15:31配信 AFP=時事
スーダン軍事評議会、民政移行の協議を中断
スーダンの首都ハルツームにある軍本部前で、座り込み抗議を行う反政府デモの参加者ら(2019年5月15日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】先月長期政権が崩壊したスーダンで、反政府デモの指導者らと民政移行について協議していた軍事評議会は16日、交渉を成立させるためにはさらに時間が必要だとして協議を中断した。この間、首都ハルツームでは治安状況が悪化している。

 スーダンを長年、強権支配してきたオマル・ハッサン・アハメド・バシル(Omar Hassan Ahmed al-Bashir)前大統領の失脚後、文民政権への移行に伴う新たな暫定統治機構の構成は最も厄介な問題となっている。

 軍事評議会と反政府デモの指導者らは、今後3年間の暫定統治機構に関する最終合意書を15日に決定する予定だった。

 しかし、ハルツームの軍本部前で行われているデモ隊の座り込みのそばで発砲があり、少なくとも8人が負傷したとの情報が入り、暫定軍事評議会の議長を務めているアブデル・ファタハ・ブルハン(Abdel Fattah al-Burhan)大将は交渉を72時間休止すると発表した。

 ブルハン大将は交渉再開の余地を残した一方で、反政府デモの参加者らに対し、ハルツーム市内のバリケード撤去や首都に出入りする橋や鉄道の再開を要求。さらに「治安部隊との衝突を誘発しないよう」求めた。さらに「反政府デモの中に武装した参加者が紛れ込んでおり、治安部隊に発砲している」と付け加えた。【翻訳編集】 AFPBB News

2072チバQ:2019/05/17(金) 11:03:42
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190517-00000012-asahi-int
ベネズエラ政権と反政権派、交渉へ調整 ノルウェー仲介
5/17(金) 10:34配信 朝日新聞デジタル
ベネズエラ政権と反政権派、交渉へ調整 ノルウェー仲介
16日、ベネズエラの首都カラカスでの会合で発言するベネズエラのグアイド国会議長=ロイター
 政情不安が続く南米ベネズエラのマドゥロ政権と反政権派がノルウェー政府の仲介で交渉に向けて調整していることが16日、わかった。政権、反政権派側の双方が認めた。対立が激しくなった今年1月以降、両陣営による交渉に向けた動きが明らかになるのは初めて。ただ、双方の主張には隔たりがあり、交渉に入っても情勢の安定化につながるかは不透明だ。

 ベネズエラのメディア報道などによると、調整はノルウェー外務省の仲介で同国の首都オスロで続けられているという。マドゥロ大統領は15日、「情報大臣が国外で重要な仕事をしている」と話し、交渉のための調整に入ったことを示唆していた。

 一方、反政権派のリーダーで暫定大統領就任を宣言したグアイド国会議長は演説で16日、ノルウェーに代表を送ったことを認める一方、米軍の司令官と反政権側が20日に会談することも明らかにした。「不当な権力を止め、政権移行と自由な選挙を求める。独裁を終わらせるため、あらゆる選択肢がある」と強調した。(サンパウロ=岡田玄)

朝日新聞社

2073 チバQ:2019/05/17(金) 15:21:10
5177 チバQ 2019/05/13(月) 20:46:13
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190513-00000008-asahi-int
豪総選挙「中華系票」争奪戦 公約に「華人向け施設を」
5/13(月) 9:00配信 朝日新聞デジタル
豪総選挙「中華系票」争奪戦 公約に「華人向け施設を」
華人の有権者に中国語で話す野党・労働党のジェニファー・ヤン候補(左から3人目)。華人向けの高齢者施設をつくる公約を発表した=8日、メルボルン、小暮哲夫撮影
 18日に投開票されるオーストラリアの総選挙で、各党が華人(中華系)の支持獲得に躍起になっている。人口約2500万人の豪州で、華人は年々増えて現在約120万人。移民が多い大都市部では当落を左右する存在になっている。メルボルンでは「華人対決」の選挙区も現れた。(メルボルン=小暮哲夫)

【写真】野党・労働党の幹部とともに華人の高齢者に支持を訴えるジェニファー・ヤン候補(中央)=8日、メルボルン、小暮哲夫撮影


 8日朝、メルボルン東部の下院チズム選挙区。公民館でマージャンを楽しむ華人の高齢者たちの前に、最大野党・労働党のグループがやって来た。「政権を獲得したら、この地区に華人向けの高齢者福祉施設をつくる」という公約の発表の場にここを選んだのだ。

 「華人の地域での貢献に感謝しています。華人の高齢者が母語に戻れる場所があるべきです」。チズム選挙区に立候補した労働党のジェニファー・ヤン氏(42)が党幹部の言葉を中国語に訳すと、華人のお年寄りが拍手をして喜んだ。ヤン氏は台湾出身。地元市議や市長をへて、今回は国政に挑んでいる。

 労働党は日程を地元の中国語メディアに伝えており、報道陣にも華人が目立った。公約発表後も、ヤン氏は中国語であいさつを繰り返した。「私は華人の声をくみ取れる。同時にこの地域に長年住み、公衆衛生や教育など地域の問題を熟知している。選挙区民全員の代表になれます」

 チズム選挙区の期日前投票所の前では、連日、「最後のお願い」をする女性がいる。与党・自由党から立候補した香港出身のグラディス・リウ氏(55)。8日昼も「私はグラディス。自由党の候補者です」と一人一人に声をかけていた。

 チズム選挙区には9人が立候補しているが、事実上、ヤン氏とリウ氏の戦いになっている。両氏が参加した4月14日の公開討論会は、英語と中国語が飛び交う舌戦になった。

 チズム選挙区には漢字で表記された店の看板が並ぶ。2016年の国勢調査によると、同選挙区の住民約16万4千人のうち華人は4万1千人で約2割を占める。ヤン氏かリウ氏のどちらが勝っても、豪州で初めて華人女性の下院議員が誕生することになる。リウ氏は「歴史的なこと」とその意義を強調する。

 ヤン氏とリウ氏の接戦を選挙区の住民はどう見ているのか。中国・上海出身の新聞店主カトリーヌ・ルーさん(45)は「私たちの声を政治に伝えられる」と歓迎する。期日前投票に訪れた白人のグラハム・バウンドさん(70)は「2人とも豪州国民だ。アジア系が多い地区だから、彼らの代表が必要だ」と語った。

2074チバQ:2019/05/19(日) 21:32:13
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190519-00000505-san-asia
豪総選挙、与党が政権維持 首相が勝利宣言、続投に意欲
5/19(日) 0:08配信 産経新聞
豪総選挙、与党が政権維持 首相が勝利宣言、続投に意欲
労働党のショーテン氏(田中靖人撮影)
 【メルボルン=田中靖人】オーストラリアの総選挙は18日、投票され、即日開票された。モリソン首相(51)が率いる与党、保守連合(自由党、国民党)が事前の予想を覆し、政権を維持することになった。世論調査で優位に立っていたショーテン党首(52)率いる野党、労働党は地方で票が伸びずに苦戦、6年ぶりの政権交代は実現できなかった。

 選挙戦は気候変動対策や経済政策を主な争点に展開され、公共放送ABCによると、下院選(任期3年、定数151、小選挙区制)は19日午前零時半(日本時間18日午後11時半)現在、保守連合が74議席、労働党が65議席をほぼ確実にした。自由党ではアボット元首相が落選を認めた。有権者約1600万人のうち約400万人分の事前投票の開票が進んでいないが、大勢への影響はないとみられる。

 保守連合は過半数の76議席には届かない可能性があり、その場合は無所属議員らを対象に多数派工作を行う必要がある。解散時の勢力は保守連合が74、労働党が69、緑の党など少数政党や無所属が7だった。

 労働党のショーテン氏は18日深夜、地元メルボルンで演説し、「労働党が次の政府を構成できないのは明らかだ。国益のため、モリソン氏に祝意を伝えた」と敗北を認め、党首辞任を表明した。一方、自由党党首のモリソン首相は19日未明、地元シドニーで「常に奇跡を信じてきた。ここは世界で最もよい国だ」と勝利を宣言し、「仕事に戻ろう」と首相続投に意欲を示した。

 オーストラリアン紙が17日に実施した世論調査では、政党支持率は労働党51・5%、保守連合48・5%となっていた。

 2007〜13年の労働党政権時代は親中姿勢が指摘されており、労働党が政権復帰した場合、近年厳しかった豪州の対中政策が変化するかも注目されていた。

 18日は上院(定数76、比例代表制)の40議席も改選された。

2075チバQ:2019/05/19(日) 21:33:58
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190519-00000550-san-asia
オーストラリア総選挙 首相「奇跡」の勝利 与党が政権交代阻止
5/19(日) 21:07配信 産経新聞
 【メルボルン=田中靖人】18日投票のオーストラリアの総選挙は開票の結果、モリソン首相(51)が率いる与党、保守連合(自由党、国民党)が事前の予想を覆し、政権維持をほぼ確実にした。世論調査で優位に立っていたショーテン党首(52)率いる野党、労働党は地方部で伸びず、同氏は敗北を認めて辞任を表明した。

 選挙管理委員会によると、19日は約450万人分の事前投票の集計が進み同日午後現在、保守連合が過半数の77議席に達する可能性がある。労働党は68議席をほぼ確実にした。

 自由党党首のモリソン首相は19日未明、地元シドニーで「常に奇跡を信じてきた」と勝利宣言し、「仕事にもどろう」と続投に意欲を示した。12年ぶりの財政黒字化など経済政策が評価されたとみられる。

 労働党のショーテン氏は18日深夜、「労働党が次の政府を構成できないのは明らかだ」と敗北を認め、党首辞任を表明した。同党は出口調査でも優位に立っていたが、クイーンズランド州など地方で議席を失った。

 19日付のサンデー・ヘラルド・サン紙は与党勝利を「かつてない最大の逆転」と報道。エイジ紙は「有権者はショーテン氏を拒否した」と報じた。労働党の副党首は、小政党による労働党への「ネガティブキャンペーンが原因だ」と述べ、衝撃を受け止めきれない様子だった。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190519-00010003-afpbbnewsv-int
オーストラリア総選挙、与党保守連合が勝利 世論調査の予測裏切る
5/19(日) 12:23配信 AFPBB News

(c)AFPBB News

【5月19日 AFP】オーストラリアで18日、総選挙の投開票が行われ、与党勢力である自由党主導の保守連合が事前の予想に反して勝利を収めた。スコット・モリソン(Scott Morrison)首相は「私はいつも奇跡を信じていた!」と勝利宣言した。

 自由党の内紛を経て穏健派マルコム・ターンブル(Malcolm Turnbull)前首相の後継として昨年8月に就任したモリソン首相は、喜びもあらわに「オーストラリアは何て素晴らしいんだ!」と叫んだ。

 モリソン首相率いる自由党と地方を拠点とする国民党による保守連合が過半数の議席を獲得できたかはまだ判明していないが、野党労働党のビル・ショーテン(Bill Shorten)党首はメルボルンで愕然(がくぜん)とした表情の支持者を前に「労働党が次期政権を組閣できないことが明らかになった」と述べて敗北を認めた。ショーテン氏は「国益のため、私は先ほどスコット・モリソン首相に祝福の電話をした」と語り、敗北の責任を取って労働党党首の座を退くことも明らかにした。

 過去数か月間の世論調査では、6年間野党の座に甘んじてきた労働党が優勢とみられていたが、与党側の勝利という予想外の結果となった。

 映像前半は、投票所で選挙運動をする環境活動家たち。後半は、総選挙の勝利宣言をするモリソン首相。18日撮影。(c)AFPBB News

2076チバQ:2019/05/20(月) 15:06:21
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190517-00000111-mai-asia
気候変動対策など争点 与野党「支持率」拮抗 豪州総選挙
5/17(金) 23:02配信 毎日新聞
 【メルボルン武内彩】オーストラリアの総選挙が18日、投開票される。モリソン首相が率いる与党保守連合(自由党、国民党)から6年ぶりに労働党への政権交代が起きるかが焦点。下院(定数151、小選挙区制)の過半数確保を巡って激しく競り合う情勢だ。地元メディアは労働党が優位と報じているが、最近の世論調査でも両者の支持率は拮抗(きっこう)している。

 気候変動対策が大きな争点の一つとなっており、CO2排出量削減についてある程度現実的な目標を掲げる保守連合と、より高い目標を設定する労働党とが論戦を繰り広げている。対日関係についてはいずれも重視する姿勢を見せている。

 世論調査会社エッセンシャルリサーチによると、2大勢力を対象にした支持率は14日現在で保守連合が48.5%、労働党が51.5%と真っ二つに分かれる。シドニー工科大のブライ・グラント准教授(政治学)は「国全体として一方に風が吹いているわけではなく、州ごとに揺れ動いている」と指摘した。

 与党側は内紛ともいえる騒動の末の首相交代や政権幹部のスキャンダルが批判を招き、厳しい選挙となった。ただ、モリソン氏の政治手腕については評価する声も少なくない。

 一方、労働党を率いるショーテン党首は「首相にふさわしい人物」を尋ねる調査でモリソン氏を下回るなど人気は今ひとつ。閣僚経験もあるアジア系のペニー・ウォン上院議員ら実力と人気を備えた人材を周囲に集めて「チーム力」をアピールしている。

2077チバQ:2019/05/20(月) 15:14:50
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190518-00000077-jij-eurp
オーストリア副首相が辞意=極右党首、「ロシアに便宜」報道で
5/18(土) 17:41配信 時事通信
オーストリア副首相が辞意=極右党首、「ロシアに便宜」報道で
18日、ウィーンで記者会見するオーストリアの極右・自由党党首のシュトラッヘ副首相(AFP時事)
 【ベルリン時事】オーストリアの極右・自由党党首のシュトラッヘ副首相は18日、辞意を表明した。

 ドイツ誌シュピーゲル(電子版)などが17日、シュトラッヘ氏がロシア新興財閥関係者と称する女性に対し、選挙支援の見返りに公共事業を受注させる便宜供与を申し出ていたと報道。ロシアの選挙介入を要請した疑惑が浮上し、政権を揺るがすスキャンダルとなった。

 シュトラッヘ氏は記者会見で、女性との会合は「過ちだった」と認めた。クルツ首相率いる国民党は単独過半数に足りず、自由党との連立を解消すれば再選挙となる可能性もある。クルツ氏は近く、今後の対応を表明するとみられる。極右政党の台頭が予想されている来週の欧州議会選にも影響を与えそうだ。

2078チバQ:2019/05/20(月) 15:17:21
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190518-00000058-mai-int
オーストリア極右政党党首が副首相辞任 露新興財閥に利益供与示唆
5/18(土) 20:23配信 毎日新聞
 【ウィーン三木幸治】極右・自由党が政権の一角を担うオーストリアで、自由党党首のシュトラッヘ副首相がロシアのオリガルヒ(新興財閥)関係者に対し、党への支援の見返りに公共工事の契約を与える発言をした映像が流出した。独誌シュピーゲルなどが17日報じた。シュトラッヘ氏は18日、副首相と自由党党首を辞任することを表明した。

 自由党は、23日から実施される欧州議会選で躍進が予想される右派勢力の一角で、右派の勢いに影響を与えそうだ。

 独メディアなどによると、自由党のシュトラッヘ氏はオーストリア下院選の3カ月前にあたる2017年7月、スペインのイビサ島でロシアのオリガルヒ関係者を名乗る女性と面会。女性はオリガルヒ側がオーストリアの有力タブロイド紙を買収し、自由党に有利となる報道に転換することを提案。シュトラッヘ氏は「もし買収が実現し、選挙で(自由党が)1位になれば、我々はあなたに全てを話すことができる」と発言し、公共工事の契約を与えることを示唆した。また党への献金を隠すため、党に近い「慈善団体」を通じて資金提供を行う方法にも言及した。女性は独メディアに対し、資金提供を否定した。

 自由党は「反移民」「反イスラム」を掲げ、17年10月の下院選で躍進。同年12月、中道右派・国民党と連立政権を組んだ。自由党はロシアの与党「統一ロシア」と連携しており、以前からオリガルヒによる違法な資金提供が疑われていた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190518-00000001-jijnb_he-bus_all
ニュースワード「オーストリア自由党」
5/18(土) 21:22配信 時事通信
 オーストリア自由党 1956年設立の極右政党。2015年に中東やアフリカから西欧や北欧へ向かう難民が殺到した際、通過ルートとなったオーストリアでは国民生活が混乱、対難民感情が悪化した。17年の国民議会(下院)選挙で「オーストリア第一」や「反難民」を掲げ、第3党に躍進した。
 00〜05年にも国民党と連立して政権に参加した。連立発足当時のハイダー党首はナチス擁護発言で知られ、欧州連合(EU)各国が制裁措置を取った。(時事)

2079チバQ:2019/05/20(月) 15:29:38
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190519-00000039-jij-int
前大統領、副大統領候補に=アルゼンチン
5/19(日) 14:19配信 時事通信
前大統領、副大統領候補に=アルゼンチン
アルゼンチンのクリスティナ・フェルナンデス前大統領(左)とアルベルト・フェルナンデス元首相=2008年3月、ブエノスアイレス(AFP時事)
 【サンパウロ時事】汚職疑惑の渦中にあるアルゼンチンのクリスティナ・フェルナンデス前大統領は18日、10月の大統領選挙に副大統領候補として出る意向を明らかにした。

 大統領候補にはアルベルト・フェルナンデス元首相を担ぐ。

 前大統領は、夫の故キルチネル元大統領とともに12年間にわたり中道左派政権を率いた。ばらまき政策で経済を混乱に陥れたものの、今も貧困層からの支持は厚く、返り咲きが有力視されていた。

2080チバQ:2019/05/20(月) 15:32:25
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190519-00000051-asahi-int
「壁でなく橋つくろう」 ベルリンの反右翼デモに数万人
5/19(日) 23:35配信 朝日新聞デジタル
「壁でなく橋つくろう」 ベルリンの反右翼デモに数万人
「みんなの欧州 ナショナリズムに反対」と書かれた垂れ幕を持って歩く人たち=2019年5月19日、ベルリン、野島淳撮影
 欧州連合(EU)加盟28カ国で23〜26日にある欧州議会選挙を控え、ベルリン中心部で19日、ナショナリズムに反対する数万人規模の集会とデモが開かれた。移民・難民排斥などの主張を掲げる右翼勢力が欧州議会選を利用し、EU崩壊や国粋主義への回帰に導こうとしていると批判。人権や多様性のある欧州を守るため連帯しようと訴えた。

【写真】ナショナリズムに対抗しようなどとかかれた垂れ幕を持って行進する人たち=2019年5月19日、ベルリン、野島淳撮影

 会場となった市内中心部の広場には、若者やお年寄り、子ども連れの家族などが集まり、まるでお祭りの雰囲気。「開かれた自由な社会のために」「壁はいらない橋をつくろう」といったプラカードや旗などを掲げ、市内を歩いた。

 イタリア出身のガブリエルさん(57)は「EUは戦争から得た我々の成果だ。欧州が協力して平和と繁栄を実現しないといけない」。地元ベルリンの公務員の50代男性は「EUは危機にある。だが、たくましい。ここにいる人たちこそが主流派だ」と語った。

 欧州議会選は5年に1度、EU加盟各国で実施される。各種の世論調査では今回、中道の主流政党が議席を減らす一方で、EUに懐疑的な右翼勢力が各国で議席を伸ばすとの予想が出ている。

 ただ、オーストリアの右翼政党党首が、ロシアの投資家とされる人物に対し、選挙支援の見返りに便宜を図ろうとした映像が明らかになり、18日に党首を辞任したばかり。連携する他国の右翼政党の支持にも影響が出るとの見方もある。(ベルリン=野島淳)

朝日新聞社

2081チバQ:2019/05/20(月) 15:33:04
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190519-00000564-san-asia
モリソン首相、キリスト教保守「親しみやすい父親」
5/19(日) 23:27配信 産経新聞
 昨年8月の首相就任後、逆風で臨んだ初めての選挙の勝利を素直に「奇跡」と喜んだ。就任の契機となった与党、自由党内の政局は自らが仕掛けたものではなく、党首選の第1回目投票では次点、決選投票での勝利も妥協の産物とみなされた。選挙戦では党有力者が選挙区に張り付く中、「ワンマン・バンド」(ABC放送)と評されるほど奮闘。小学生の娘2人も動員し、「親しみやすい父親」像を演出した。

 警察官の父の下、シドニーで生まれ、幼少期に子役を経験した。男子高校を経て大学卒業後は調査畑の公務員に。ニュージーランドの観光局に転職し、豪州政府観光局長から2007年に政界に転じた。

 キリスト教保守の価値観が強く、アボット政権下の移民担当相時代は難民船を洋上で阻止、海外施設に収容する強硬策を主導した。同性婚反対論者で、ターンブル政権では閣僚ながら政府の容認法案の採決を棄権。議場に石炭を持ち込み「これが怖いか」と気候変動で批判される炭鉱業を擁護したこともある。

 昨年11月に北部ダーウィンで会談した安倍晋三首相を「本物の知恵があり、非常に有益で頼りになる」と称賛した。19日の勝利宣言では自国を礼賛する言葉を連呼し、トランプ米大統領をほうふつさせた。

 愛称は名前のスコットと姓のモリソンを合わせた「スコモ」。10代に知り合った妻と娘2人。51歳。

(メルボルン 田中靖人)

2082チバQ:2019/05/21(火) 11:08:34
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190521-00000015-asahi-int
ベネズエラ大統領、国会議員選前倒し提案 政情不安続き
5/21(火) 9:52配信 朝日新聞デジタル
ベネズエラ大統領、国会議員選前倒し提案 政情不安続き
南米ベネズエラの首都カラカスで20日、支持者を前に演説するマドゥロ大統領=ロイター
 政権と野党との対立で政情不安が続く南米ベネズエラのマドゥロ大統領は20日、首都カラカスで開いた集会で演説し、2021年1月に任期を迎える国会議員選挙の前倒しを提案した。国会は野党が多数を占めており、暫定大統領就任を宣言したグアイド氏が国会議長を務めている。

 マドゥロ氏は20日の演説で、「野党に提案する。誰が勝利するのか見るために、国会議員選を前倒しして実施しよう」と呼びかけ、野党や欧米諸国が求める大統領選ではなく、国会議員選を通じて、民意を問う姿勢を示した。具体的な日程などは示さなかった。

 1年前のこの日、マドゥロ氏は大統領選で再選されたが、野党勢力は、有力野党候補が排除された選挙は不正だとして、マドゥロ氏の退陣と選挙のやり直しを求めてきた。4月30日にはグアイド氏が軍に決起を呼びかけたが失敗。デモ参加者が減るなど、野党支持者の間にも無力感が広がっている。

 政権側は、野党が求心力を失っている間に国会議員選を実施して勝利することで、政権の正統性が改めて認められたと主張する考えとみられる。(カラカス=岡田玄)

朝日新聞社

2083チバQ:2019/05/23(木) 13:38:41
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190522-00000064-mai-int
「2人の大統領」4カ月 ベネズエラ政治混乱、解消の兆しみえず
5/22(水) 18:56配信 毎日新聞
「2人の大統領」4カ月 ベネズエラ政治混乱、解消の兆しみえず
支持者を前に演説するマドゥロ大統領=カラカスの大統領府で20日、AP
 【サンパウロ山本太一】南米ベネズエラの野党指導者、グアイド国会議長が暫定大統領就任を宣言し、23日で4カ月になる。独裁色を強めるマドゥロ大統領は野党側への締め付けを強化し、グアイド氏が率いる反政府活動は停滞している。「2人の大統領」が並び立つ異常事態は長期化し、混乱が解消される兆しはみえない。

 マドゥロ氏は20日、自身が再選された昨年の大統領選から1年を祝う集会を首都カラカスで開いた。「唯一、非合法な国家機関を合法化する」と政権支持者を前に演説。時期に触れなかったものの、野党が過半数を占める国会議員の選挙前倒しを目指すと表明した。

 前回議会選は2015年末に実施されており、次回は20年末の予定。マドゥロ政権は政権支持派だけで作る制憲議会を正統な議会だと位置づけ、国会は無効だと主張する。マドゥロ氏の退陣を求めるグアイド氏は21日、「透明性がある選挙はできないと誰もが知っている」と国会で演説。不正が行われる可能性が高いと指摘し、議会選前倒しを拒否した。

 マドゥロ氏が選挙の早期実施を目指すのは、野党が一時期得ていた国民の高い支持を失ったからだ。グアイド氏は4月、マドゥロ政権を支える軍に蜂起を求めて、失敗。2月には大量の人道支援物資の国内搬入を試みて失敗しており、2度の好機を生かせなかったグアイド氏に対する期待は急速にしぼんだ。

 グアイド氏は1月、主要野党候補が排除された大統領選は「民主的ではない」としてやり直しを求め、暫定大統領就任を宣言した。米国や中南米諸国の支持を取り付けたこともあり、反政府デモには当初、数万人が参加したが、最近は数百人に減った。

 マドゥロ政権は、4月の蜂起に関わったとして、反乱容疑などで野党議員計14人の不逮捕特権を剥奪した。このうち国会副議長が身柄を拘束されたほか、多くが国外に逃れたり、カラカスの在外公館に身を寄せたりしている。反政府活動の中核を担う議員の動きが封じられ、活動停滞に拍車をかける。

 引き続き、政治混乱収束の鍵を握るのは軍の動向だ。マドゥロ氏は蜂起鎮圧の後、連日のように軍基地の視察を重ね、軍内部の引き締めを図った。また、ベネズエラのほぼ唯一の外貨獲得源である石油の利権を軍高官に振り分けることで、忠誠を維持しているとされる。ただ、米国の経済制裁により石油収入は減っており、今後は軍の支持離れが進む可能性がある。

 一方、グアイド氏は「マドゥロ政権下で、野党政治家への人権侵害などの犯罪に関わった軍人を罪に問わない」と主張する。水面下で軍高官と接触して、切り崩し工作を続けているとみられる。

 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は21日、経済危機が深まった15年以降、推計370万人がベネズエラ国外へ逃れたと発表。難民の数は年内に500万人を超えると見積もる。

2084チバQ:2019/05/27(月) 19:43:46
https://www.sankei.com/world/news/190525/wor1905250013-n1.html
ケニア「同性愛は犯罪」 高裁が合憲判断、国連批判
2019.5.25 14:37
 ケニア高裁は24日、同性愛行為を犯罪とした刑法の規定は憲法に違反するとして、性的少数者(LGBT)の支援者らが無効を求めた控訴審の判決で、原告の訴えを棄却した。

 国連のバチェレ人権高等弁務官は声明で「誰を愛するかということが犯罪の要件になるのは差別的だ。LGBTへの暴力を助長する危険なメッセージになる」と批判した。国際人権団体アムネスティ・インターナショナルによると、アフリカ54カ国のうち30カ国以上で同性愛行為が禁止されている。LGBTを狙った襲撃や政権による弾圧が頻発し、主要国ケニアの司法判断が注目されていた。

 ケニアの刑法は英国の植民地時代に制定された。「自然の摂理に反した性的考えを持つ者」に最長14年、「男性同士のみだらな行為」に最長5年の禁錮刑を科している。

 隣国ウガンダやタンザニアで弾圧され、逃げてきたLGBTの難民も多い。ケニア国内での差別も深刻で、大半は身を隠して暮らしている。(共同)

2085チバQ:2019/05/27(月) 21:23:18
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO45291040W9A520C1FF8000/
パプアのオニール首相、辞意表明 閣僚・議員ら離反で
南西ア・オセアニア
2019/5/26 17:56
>後任には元首相のチャン氏を指名した。

2086チバQ:2019/05/27(月) 22:34:19
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201905/CK2019052702000267.html
アフリカ密猟深刻 象牙・サイの角 アジア富裕層需要

2019年5月27日 夕刊


立派な象牙を持つアフリカゾウ

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 アフリカで象牙やサイの角を狙った密猟が深刻だ。ワシントン条約で国際取引は禁じられているが、アジアの富裕層の間では富の象徴として需要が高く、闇市場で高値で売買される。その結果、アフリカの貧困層が密猟に手を染め、命を落とすケースもある。密猟防止には消費者側の意識改革が不可欠。一方で、現地の生活支援のため、一定の管理下で猟と取引の解禁を求める声も上がっている。 (ロンドン、沢田千秋)

 今年四月、南アフリカのクルーガー国立公園で、サイを密猟しようと侵入した地元の男性がゾウに踏まれて死亡。遺体はライオンの群れに食われ、頭蓋骨とズボンしか残らなかった。「公園での密猟は増えており、予断を許さない状況で、軍や警察も警備を強化している」と、同公園の報道担当アイザック・ファーラ氏は話す。

 アフリカでゾウの生息数が最多のボツワナでは、ゾウを保護するNGO「国境なきゾウたち(EWB)」が昨年六〜八月、密猟で殺されたゾウの死骸九十四頭を確認した。

 その手口は残酷だ。十人前後が水辺でキャンプをしながらゾウを待ち、大口径のライフルで頭か肺を一発撃って倒す。息がある場合は脊椎をオノで切り、運動神経をまひさせて無抵抗にしてから、生きたまま頭部を切り取り、頭蓋骨についたキバの根元をオノで切断する。弾の節約と余分な発砲音で警備隊に気付かれないようにするためだ。

獲物を狙うライオンの群れ。野生動物の生息地に人間が徒歩で入るのは大きな危険を伴う=いずれも1月、ケニアで(沢田千秋撮影)

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 ボツワナ政府は一時、「密猟者は即銃殺」を断行した。一五年には隣国のナミビアやジンバブエ国籍の密猟者計五十二人が射殺されたことが発覚。国際問題になったため、即銃殺は中止した。

 危険を冒す密猟者が後を絶たないのは、法外な取引価格のためだ。英紙タイムズによると、今春、ナイジェリアから輸入された荷物から、中国・黄埔の税関当局が約七トンの象牙を発見し、摘発。五百万ポンド(約七億円)の価値があり、ゾウ千三百七十五頭分に相当した。南アとケニアが公式に発表するゾウの密猟数は年間百頭以下だが、押収量はそれをはるかに上回っていた。

 サイも希少な分、価格が高騰。南ア環境省によると、今年四月、香港国際空港で、南アからの荷物に入ったサイの角八十二キロが押収された。二百万ドル(約二億二千万円)相当という。

 密猟に警鐘を鳴らすNGO「トラフィック」(英ケンブリッジ)は「象牙は中国などで装飾品として、サイの角は中国やベトナムで長寿の薬と重宝され、富裕層が自らの富を誇示するために買う」と指摘する。

 だが、実際の効用はないようだ。英ニューカッスル大のニキ・ラスト研究員(環境科学)は「サイの角はケラチンという人間の爪や髪の毛と同じ物質。象牙も歯と同じで、薬効はない。しかし、アジア諸国の伝統的信仰と文化が根底にあり、富裕層の拡大に伴い需要も増えている」と話す。「アジアの消費者も密猟減少に意識を持つ必要がある」と訴える。

 一方で、ラスト氏はワシントン条約の解禁も検討課題に挙げる。「生態系に影響を与えないよう法的に管理された取引ができれば、密猟、密輸は減る。しかし、実際は西側諸国の動物保護団体の反対で議論は進んでいない」と指摘する。

 密猟者が死亡した南アのクルーガー国立公園は当時、「遺体をほとんど発見できず、父を失った娘の嘆きを見るのはつらい」と、密猟者に同情的なコメントも公表した。同公園のファーラ氏は「公園は国境地帯の貧困地域に囲まれている。密猟のため、住民がフェンスを越え、川を渡り、動物がいる中に徒歩で侵入している」と、危険を冒して密猟をする実情を話す。

 ファーラ氏は「南アには十分な頭数のゾウがおり、持続可能な管理ルールがある」と主張する。「取引が解禁されれば、動物たちに村や作物を荒らされる苦労を、ただ我慢してきた周辺の住民たちが、今度は動物から利益を得られるようになる」として、合法的な猟と取引の解禁を求めた。

2087チバQ:2019/05/27(月) 22:40:21
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201905/CK2019052502000283.html
LGBTへの差別 ブラジル犯罪化へ 最高裁全員の賛否後決定

2019年5月25日 夕刊


 【ニューヨーク=赤川肇】南米ブラジルの連邦最高裁は、同性愛など性的少数者(LGBT)差別を犯罪とみなす判断を示した。判事十一人のうち過半数の六人が二十三日までに法制化に賛成、六月五日に判事全員の賛否がまとまった上で正式決定する。AP通信などが報じた。人種差別を最高禁錮五年の刑とする法律を改正し、同性愛者や心と体の性が一致しないトランスジェンダーへの差別も当てはめる。国会で法制化が進まない現状に対し、人権団体などが性的少数者への差別は「違憲だ」と司法判断を求めていた。

 ブラジルでは宗教的背景から同性愛嫌悪などが根強い。一月に就任したボルソナロ大統領は就任前、「息子がゲイになるより、事故で死んでくれた方がいい」といった差別的発言で知られ、同性愛嫌悪を公言。人権団体「グルポ・ゲイ・ダ・バヒア」によると、ブラジルで二〇一七年に殺されたLGBTは四百四十五人で前年から三割増えた。

 最高裁の判断に、当事者団体代表のブルナー・ベネビデスさんはAPに「LGBT嫌悪の国家元首の下、とてもいいタイミング。最高裁は私たちを保護する責任を果たした」と語った。

2088チバQ:2019/05/27(月) 22:44:47
https://www.asahi.com/articles/ASM5Q421SM5QUHBI00Q.html?iref=pc_rellink
同性婚、実は中南米が積極的 LGBT問題はブラジル発
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植松佳香 2019年5月24日15時00分
 台湾でアジアで初めて同性婚が法律で認められることになり、日本でも大きな注目を集めています。欧米諸国で法制化が進んでいるのは、多くの方がご存じと思いますが、実は中南米諸国も積極的に動いているのを知っていましたか? 海外の同性婚事情に詳しい金沢大の谷口洋幸准教授(国際人権法)に聞きました。

――法律で同性婚が認められている国や地域はいくつあるのでしょうか。

 25カ国で、台湾が26番目です。多くは西ヨーロッパの国々で、世界各地に広がっています。ただし、南アフリカを除き、中東やアフリカには認めている国はありません。同性婚を実際にしている人の数について、細かな数字は不明ですが、婚姻全体の1〜3%くらいのようです。制度ができても、差別意識や偏見が完全になくなるわけではなく、選択をためらう人もいるため、ニーズはもっと多いと考えられます。

 ――初めて同性婚が法律で認められたのは2001年のオランダですね。

 はい。でも、その前からヨーロ…

2089チバQ:2019/05/28(火) 18:56:03
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190528-00000003-jij-m_est
現職ムタリカ氏が辛勝=マラウイ大統領選
5/28(火) 5:34配信 時事通信
現職ムタリカ氏が辛勝=マラウイ大統領選
マラウイのムタリカ大統領(中央)=21日、南部チョロ(AFP時事)
 【ブランタイアAFP時事】東アフリカのマラウイで21日実施された大統領選で、与党・民主進歩党(DPP)を率いるムタリカ大統領が得票率38.57%で2期目の当選を果たしたと選管が発表した。

 野党候補でマラウイ会議党(MCP)のチャクウェラ党首は同35.41%。不正投票があったと野党が訴えたため、選挙結果の公表が差し止められていたが、27日になって発表された。

2090チバQ:2019/05/29(水) 13:13:25
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190529-00000032-jij-asia
豪、モリソン新内閣発足=国防相に横滑りでレイノルズ氏
5/29(水) 9:50配信 時事通信
 【シドニー時事】オーストラリアのモリソン首相と閣僚の就任宣誓式が29日、首都キャンベラで行われ、新内閣が発足した。

 与党・自由党の党内抗争に伴う混乱で昨年8月に首相に就任したモリソン氏は、劣勢だった18日の総選挙を「奇跡の勝利」(同氏)で乗り切ったことで高まった求心力を生かし、2期目の課題に取り組む。

 新内閣では、日本との安全保障協力の要となる国防相に、防衛産業相だったレイノルズ氏が横滑りで就任。フライデンバーグ財務相やペイン外相ら主要閣僚は留任した。モリソン氏は「この内閣には選挙で示した約束を果たす任務がある」と表明しており、所得税減税などの公約の実現を図る。

2091チバQ:2019/05/29(水) 18:19:45
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190529-00000554-san-asia
豪州で新内閣発足、主要閣僚は留任 過半数回復の見通し
5/29(水) 14:16配信 産経新聞
豪州で新内閣発足、主要閣僚は留任 過半数回復の見通し
労働党のショーテン氏(田中靖人撮影)
 【台北=田中靖人】オーストラリア総選挙で劣勢を覆し「奇跡」の勝利を収めたモリソン首相と閣僚の宣誓式が29日、首都キャンベラの総督官邸で行われ、新内閣が発足した。

 モリソン氏は閣僚名簿を26日に発表しており、ペイン外相や貿易担当相ら主要閣僚を留任させる手堅い人事となった。中国人富豪との関係が指摘されたダットン内相も留任した。

 一方、日本との安全保障協力を担当する国防相には、女性で2人目となるレイノルズ氏が防衛産業相から横滑りした。閣僚22人のうち女性は7人で過去最多となった。また、先住民問題相にアボリジニで初の閣僚となるワイアット氏が就任した。

 選挙管理委員会によると、与党、保守連合(自由党、国民党)は連邦議会下院(定数151)で過半数の77議席を確保し改選前の少数政権を脱する見通し。ただ、約半数の40議席が改選となった上院(同76)では、保守連合は過半数に届かないとみられる。票の集計作業は月内に終了する。

 一方、ショーテン氏が党首辞任を表明した最大野党、労働党は27日、党首選を行い、新たな党首にラッド政権で副首相を務めたアルバニーズ氏を選出した。

2092チバQ:2019/06/02(日) 12:08:33
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190602-00000009-asahi-int
エルサルバドル大統領にブケレ氏就任 対米急接近で注目
6/2(日) 9:52配信 朝日新聞デジタル
エルサルバドル大統領にブケレ氏就任 対米急接近で注目
サンサルバドルで行われた就任式典で団結を訴えるブケレ氏=2019年6月1日午前10時40分、鵜飼啓撮影
 中米エルサルバドルの大統領に1日、二大政党制を打ち破って当選したナジブ・ブケレ前サンサルバドル市長(37)が就任した。前政権下の昨年8月に台湾と断交して中国と国交を結んだ過程について、検証する考えを打ち出している。また、中国の中南米進出に神経をとがらせる米国に急接近しており、今後の動向が注目される。

【写真】就任式典で壇上から手を振るブケレ氏夫妻=2019年6月1日午前10時23分、サンサルバドル、鵜飼啓撮影

 ナジブ氏はサンサルバドル中心部の国立宮殿前の広場で行われた就任式典に、妊娠中の妻ガブリエラ・ロドリゲスさんと登場。就任演説では同国が直面する治安悪化や経済低迷を念頭に、「我々の国は病んだ子どものようだ。みんなで癒やしていかなければならない」と団結を呼びかけた。

 エルサルバドルでは1992年の内戦終結以来、右派の国民共和同盟と左派で元ゲリラのファラブンド・マルティ民族解放戦線(FMLN)が政権を担ってきた。この10年はFMLN政権が続いたが情勢は好転せず、2月にあった大統領選では第3の政党で中道右派の「国民統合のための大連合」(GANA)から出たブケレ氏が大衆の人気を集め、圧勝した。

朝日新聞社

2093チバQ:2019/06/03(月) 14:55:23
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190602-00000088-jij-m_est
来月の大統領選中止=政情不安の長期化懸念-アルジェリア
6/2(日) 22:45配信 時事通信
 【カイロ時事】アルジェリアの憲法評議会は2日、7月4日に予定していた大統領選の中止を発表した。

 同国では4期20年の長期政権を敷いたブーテフリカ大統領が4月に辞任した後も、支配体制の刷新を求める反政府デモが毎週続く。新たな選挙日程は未定で、政情不安が長期化しそうだ。

 大統領選には、ほぼ無名の2人が出馬申請したが、憲法評議会は2日までに立候補条件を満たしていないとして拒否。このため「選挙実施が不可能になった」と結論付けた。

 健康不安に伴う退陣要求に屈してブーテフリカ氏が辞任した後、ベンサラ上院議長が暫定大統領に就任。しかし、デモ隊は前大統領や軍の影響力が排除されていないと反発し、軍参謀総長らを含む旧来の指導部の退陣を要求している。石油や天然ガスが豊富な資源国アルジェリアで混乱が深刻化すれば各地に影響が波及しかねず、イスラム過激派の活動が活発になる懸念もある。

2094チバQ:2019/06/03(月) 17:04:41
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190603-00000031-jij_afp-int
豪、ソロモン諸島に188億円支援 南太平洋で中国の影響力に対抗
6/3(月) 16:46配信 AFP=時事
豪、ソロモン諸島に188億円支援 南太平洋で中国の影響力に対抗
ソロモン諸島の首都ホニアラで、マナセ・ソガバレ首相(右)と握手を交わすスコット・モリソン豪首相(2019年6月3日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】オーストラリアのスコット・モリソン(Scott Morrison)首相は3日、南太平洋の島国ソロモン諸島に総額2億5000万オーストラリアドル(約188億円)の資金援助を行うと発表した。オーストラリアは南太平洋で増大する中国の影響力に直面している。

【関連写真】ソロモン諸島からの贈り物は巨大な面! 豪首相訪問

 モリソン首相は、2週間前の総選挙で勝利し再任されてから初となる外遊でソロモン諸島を訪問。マナセ・ソガバレ(Manasseh Sogavare)首相と会談し、支援を表明した。

 この支援計画は、モリソン首相がリンダ・レイノルズ(Linda Reynolds)国防相、マリス・ペイン(Marise Payne)外相と共に主導する三本柱の政策の一環。豪政府はこの政策を通じ、南太平洋における経済安全保障の推進を目指している。

 資金援助プログラムでは、ソロモン諸島で早急に必要となっているインフラ整備に融資し、今後10年間で多岐にわたるプロジェクトを支援する。また、ソロモン諸島の国民にオーストラリアで労働する機会を提供するほか、国内のラグビー事業の発展も支援する方針だ。

 モリソン首相とソガバレ首相は共同声明で、「オーストラリアとソロモン諸島はこれからも緊密に協力し、地域社会の結び付きを強めつつ共通の課題に取り組んでいくことによって、関与を強めていく」と述べた。

 さらに両首脳は、防衛・安全保障でも「より深い協力」を通じて「太平洋地域に安全と繁栄、安定をもたらす」ことを約束したとしている。

 ソロモン諸島は、台湾と外交関係を結んでいる数少ない国の一つ。だが、天然資源の減少で経済成長が鈍化し、貧困に直面する中、中国から台湾と断交して大経済圏構想「一帯一路(One Belt One Road)」に参加するよう圧力を受けている。

 台湾の蔡英文(Tsai Ing-wen)総統は先ごろ、日本、米国、オーストラリアに対し、「価値観に基づくパートナーシップ」を台湾と共に構築して太平洋における中国の勢力拡大を阻止しようと呼び掛けていた。【翻訳編集】 AFPBB News

2095チバQ:2019/06/04(火) 11:08:25
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190603-00000038-jij_afp-int
奴隷制残るモーリタニア、大統領選候補に人権団体が根絶を要求
6/3(月) 21:56配信 AFP=時事
奴隷制残るモーリタニア、大統領選候補に人権団体が根絶を要求
モーリタニアの首都ヌアクショットで、奴隷制反対のデモに参加する人々(2015年4月29日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】アフリカ北西部モーリタニアで今月大統領選挙が行われるのを前に、アムネスティ・インターナショナル(Amnesty International)をはじめ約30の人権団体が3日、候補者らに対し、奴隷制の根絶を要求した。

【写真】ルーマニアで鎖につながれた人… 警察が「奴隷村」を強制捜査

 サハラ(Sahara)以南アフリカの貧困国モーリタニアでは今月22日、2期目で最後となる任期を終えて退任する現職モハメド・ウルド・アブドルアジズ(Mohamed Ould Abdel Aziz)大統領の後任を決める選挙が行われ、6人が立候補している。

 極めて保守的でイスラム教徒が多数を占める同国では、奴隷制は1981年に公式に廃止されているものの、根強く残るこの伝統の制度が大きな問題となっている。

 同国では2015年に奴隷制を、20年以下の収監が言い渡される可能性のある「人道に対する罪」とみなす新法を制定。さらに、奴隷制をめぐる問題に特化した3つの裁判所も設立されたが、起訴に至る事例はまれとなっている。

 何世代にもわたって続いてきたこの制度の下、「奴隷」の身分とされる人々は主に牧夫や家事労働者として無償労働を強いられている。

 奴隷扱いを受けている人々の数を調べた公式統計はないが、複数のNGOの推計によると、2016年には最大で4万3000人いたとされ、これは人口の約1パーセントに当たる。

 アムネスティおよびモーリタニアに在する30のNGOは6人の候補者らに対し、人権擁護を目指す12の約束を盛り込んだマニフェストへの署名を求めた。

 モーリタニアの人口は450万人。アフリカ系、アラビア系、ベルベル系が混在し、中でもアフリカ系の住民が差別を受けることが多いという。【翻訳編集】 AFPBB News

2096チバQ:2019/06/04(火) 19:13:27
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190604-00000563-san-m_est
スーダンでデモ隊を強制排除、約150人が死傷 「アフリカの天安門事件」
6/4(火) 18:05配信 産経新聞
スーダンでデモ隊を強制排除、約150人が死傷 「アフリカの天安門事件」
天安門事件の様子=1989年5月20日
 【カイロ=佐藤貴生】民主化要求デモが続くスーダンの首都ハルツームで3日、軍主導の暫定政権がデモ隊の排除に乗り出し、ロイター通信によると少なくとも35人が死亡、116人が負傷した。暫定政権トップのブルハン陸軍中将は4日、民政移管に向け3年の移行期間を設けるなどとした民主化勢力との協定を破棄し、9カ月以内に選挙を実施すると表明した。

 軍の民衆への攻撃はさらに激化する恐れもあり、民主化を求める多数の学生らが軍の介入で犠牲になった中国の「天安門事件」(1989年)になぞらえる欧米メディアもある。

 軍は3日、ハルツームの国防省前広場を占拠したデモ隊を強制排除。中東のメディアは周囲に銃声が響く中、負傷者が相次いで運ばれる映像を放映した。

 ブルハン氏は、選挙は「地域や海外の監視下」で実施されると正当性を強調したが、民主化勢力は軍が政治権力への影響力維持を図ることを警戒しており、対立が続く公算が大きい。

 スーダンでは昨年末から反政府デモが続き、4月には約30年にわたり最高権力者の座を維持してきたバシル大統領がクーデターで身柄を拘束され、軍が暫定政権を設けて統治してきた。

2097チバQ:2019/06/05(水) 18:07:15
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190605-35138034-cnn-int
スーダンの死者60人に 暫定政権が早期選挙を表明
6/5(水) 15:50配信 CNN.co.jp
(CNN) スーダンの首都ハルツームで3日、民主化を求めるデモ隊を軍が強制排除した際の死者は少なくとも60人に上り、300人以上が負傷したことが分かった。軍が主導する事実上の暫定政権は4日、総選挙の早期実施を表明した。

民主化勢力に近い医師グループCCSDによると、負傷者の多くは重体だという。

スーダンではラマダン(イスラム教の断食月)明けの祝祭が始まっている。ハルツームの街は4日、平静を取り戻した様子だったが、CCSDによると、市内の民家で女性が1人、流れ弾に当たって死亡した。

事実上の暫定政権を率いる軍事評議会と民主化勢力は今年4月、民政移管までの移行期間を3年間とすることで合意していた。しかし軍事評議会のブルハン議長は4日、9カ月以内に総選挙を実施すると表明した。

選挙は国際的並びに地域レベルの機関による監視の下で実施し、それまでの統治を担う臨時政府を樹立すると述べた。

ブルハン氏は3日に死亡したデモ参加者らを「殉死者」と呼び、「遺憾」の意を表したが、軍の責任には直接言及しなかった。検事総長による捜査を約束する一方、市民に「許しの精神」を示すよう呼び掛けた。

2098チバQ:2019/06/06(木) 15:10:40
https://digital.asahi.com/articles/ASM5W5QB7M5WUHBI01V.html?rm=1742
94%が欧州系 豪州選挙、壁に挑むアジア系に密着した
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メルボルン=小暮哲夫 2019年6月6日08時00分
 華人のお年寄りたち数十人が集まってマージャンをしている。集まってきた記者やカメラマンら十数人は、私も含めてアジア系の顔立ちばかりだ。

 オーストラリア第2の都市メルボルン東部にある街ボックスヒル。5月8日朝、10日後に迫った総選挙を前に、最大野党・労働党の候補者が記者発表をすると聞いてやってきた場所は、地味な公民館だった。

 ほどなく、同党候補のジェニファー・ヤンさん(42)が党幹部らと入ってきて、お年寄りたちの前で発表を始めた――。

中国語メディアが追う選挙戦
 4人に1人以上が外国生まれの移民社会なのに、白人以外は出世に苦しむ。今年1月、豪州でアジア系の人たちを阻む「竹の天井」を、この欄に書いた。ビジネスや学会での話を中心に紹介したが、竹の天井は、実は政界の方が厚いかもしれないと思っていた。

 豪シンクタンクのパーキャピタのまとめでは、改選前の上下院計226人中212人(94%)を欧州系が占めた。アボリジナルピープル(先住民)を除く非欧州系はわずか9人(4%)。人口比では、年々増えて18%を占めているのにだ。アジア系議員で見れば4人で、2%に満たなかった。

 そんな「白人支配」の政治を探ってみなければと考えていたとき、ボックスヒルがある下院チズム選挙区が注目を集めた。労働党と与党・保守連合(自由党、国民党)が今回、ともに華人の女性を擁立したのだ。

 「政権を握ったら、この地区に華人向け高齢者施設をつくります」。党幹部の英語を、台湾出身のヤンさんが中国語に訳していく。発表後、公民館のホールにも移動して、体操をしていたお年寄りたちに中国語で話しながら握手して回る。

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メルボルンで5月8日に売られていた中国語紙。モリソン首相の選挙運動の様子や候補者の広告などが1面を飾った=小暮哲夫撮影

 ヤンさんは、メルボルン都市圏の地元自治体の市議や市長を務めた。2016年の上院選にも出て、落選。2回目の国政挑戦だ。「アジア系の女性として、私は『竹の天井』にも(女性の出世を阻む)『ガラスの天井』にも直面している。天井を破るにはみんなで声を合わせないといけない。私は似た境遇にある人たちに力を与えられる」

 発表の報道資料は、英語と中国語の両方が用意された。報道陣の大半は、地元の中国語メディアの記者やカメラマンたちだった。そのうちの一つ、大洋日報の禹志超・編集長は「週刊紙も合わせると、メルボルンで中国語紙は8紙も出ている」と言った。中国語のネットメディアの記者も取材に来ている。

 キャンペーンも、報道も、中国語。この選挙区では、華人が人口の2割を占めるまでに増えた。商店や飲食店の看板が漢字だらけのボックスヒルの街を歩いていると、そんな選挙戦が、当然のように思えてきた。

2099チバQ:2019/06/06(木) 15:11:53
アジア系はクール?
写真・図版
期日前投票所の前で白人の有権者に「最後のお願い」をする自由党のグラディス・リウさん(右)=2019年5月8日、メルボルン、小暮哲夫撮影

 ヤンさんのライバルは、香港出身で自由党のグラディス・リウさん(55)だ。期日前投票所の前で「最後のお願い」をしていた。

 華人ばかりの公民館とは違い、投票に来る姿は、白人もいれば、アジア系もいる。入り口の前で「私はグラディス。自由党の候補者です。よろしく」と、相手が誰でも自分からどんどん近づいていく。

 この地域での飲食店の経営をへて、言語聴覚士としても開業した経験を持つ。3年前の前回総選挙で、同党のギリシャ系候補を応援し、華人有権者に向けた中国語のキャンペーンをソーシャルメディア上で展開。わずかな差での勝利をもたらした立役者と言われた。今回、別の選挙区に移った現職に代わり、候補者に選ばれた。

 「私は選挙区の党員代表170人に選ばれた。華人だけでなく、みんなの代表になれる」

写真・図版
期日前投票所の前で白人の有権者に「最後のお願い」をする自由党のグラディス・リウさん(左)=2019年5月8日、メルボルン、小暮哲夫撮影

 投票を終えた白人の有権者に「華人対決」の感想を聞いてみる。「このあたりは本当にアジア系が多いから、全く驚かない。労働党に勝って欲しいけど、自由党の候補もアジア系と知って、クール(格好いい)だと思った」。50代という女性、ペニーさんが答えた。

 大接戦になった選挙戦で、わずかな差でグラディスさんに「当確」が出たのは、選挙から4日後たってから。豪州で初の華人の女性下院議員が誕生する。

「天井を破った男」の挑戦
 私にはもう一つ、注目していた選挙区があった。シドニー中心部から西に車で2時間ほど。世界遺産のブルーマウンテンズに近いマッコリー選挙区。ここに「竹の天井を破った男」が立候補していたからだ。

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小学校の日曜マーケットで選挙運動をするキングズリー・リウさん(右)。寄ってきた地元の人とじっくり話し込んでいた=2019年5月5日、豪南東部ブラックヒース、小暮哲夫撮影

 5ログイン前の続き月5日午前、選挙区内の州立小学校では、地元の人たちが手作りの服や民芸品などを持ち寄って開く月に一度の日曜マーケットが開かれていた。そこにテーブルを置いて選挙運動をしていたのが、華人のキングズリー・リウさん(73)だ。

 私は昨年12月、1月のこの欄の記事の取材で彼に会った。欧米やアジアでビジネス経験を積み、1988年に華人として初めて豪州証券取引所で取引をする証券会社のトップになり、竹の天井を破った。その後、弁護士に転身し、06年に事務所を開いた。取材のとき、「さらに自分に何ができるか、と考えて選挙に出る」と語っていた。

 天井を破った男の選挙戦。さぞかしアグレッシブなものかと思ったら、予想を裏切られた。

 「やあ、もう誰に投票するか決めた?」。パンフレットを手に、やってきた人に話しかける。でも、深追いはしない。むしろ、相手が話しかけてくるのを待つ。

「もっと透明性の高い政治を」。ようやく高齢の女性が話しかけてきた。

 「私は、もっと地域に関わっていきます。政策が人々のニーズにマッチするでしょう」。向き合って応じる。

 訪れるほとんどが白人だ。16年の国勢調査で、同選挙区では、英語以外の言葉を話す家庭はわずか9%。それも欧州系の言語ばかりで、中国語を話す、と答えた人は0.3%しかいなかった。

2100チバQ:2019/06/06(木) 15:12:34
天井でなく感じる「壁」
 リウさんが午後に向かったのは、キリスト教会。地元の先住民の文化を研究した本の出版イベントが開かれていると聞いたという。飛び込みで訪れる。

 教会のホールでは、数十人が席を埋めてイベントが始まっていた。後方の空席に座り、関係者のあいさつを聞く。ここも白人ばかりだ。イベントが終わると、参加者たちは紅茶を飲みながら、懇談を始めた。

 さては、候補者として人々にお願いして回るのかと思いきや、会場の端で同じように紅茶をすすり始めた。そもそも、選挙用のパンフレットすら持っていない。しばらくすると、男性が声をかけてきた。本の著者のアマチュア考古学者、ケルビン・ノックスさん(61)だった。「あなたを知っている。新聞で見たよ」。でも、話はすぐに本の内容に移っていく。イベント終了から1時間、参加者のほとんどが会場を後にするまでに、あいさつを交わしたのは、10人に満たなかった。

 握手をどんどん求めていく日本の候補者を見慣れた身にとっては、拍子抜けするほどおとなしい選挙戦だ。

 そう思って尋ねると、有権者に近づくとき、竹の「天井」ではなく「壁」を感じるといった。

 そう言えば、マーケットでこんな言葉をかける場面があった。「アジア系の豪州人はどうだい?」

 「アジア系の候補者が、主流派の白人に一票のお願いしている。普通でない感じがするだろう。だから、むしろアジア系だと名乗って近づいてみた」

 出世して天井を破ろうと思えば上を見る。でも、選挙で人々の支持を集めるためには、周りを見渡さないといけない。でも、そこにいるのは、白人たちが多い。そこに苦闘しているように見えた。

候補者になりたくても
 キングズリーさんが公認を得たのは緑の党だ。改選前に下院に1議席、上院に9議席を持っていた少数派政党だ。

 移民などの代理人を務める人権派弁護士として知られ、2大陣営なら、保守連合より労働党にスタンスは近い。だが、この選挙区は労働党の現職が再選を狙っていた。「大政党で候補者に選ばれるには、長い期間をかけた準備がいる。緑の党は小さい党だから選ばれやすい」と考えた。移民や難民に寛容な党でもある。

 とは言え、候補者選びの過程では「アジア系だから人種差別の攻撃を受けるのではないか、と心配するグループがあった」と前回の候補者で白人のテリー・モーガンさん(68)が打ち明けた。

 今回の総選挙で、2大陣営が擁立した候補者のうち先住民を除くアジア系などの非欧州系とみられる人は、下院の151の小選挙区中、22選挙区から計23人。その中で当選確実となったのは、現職3人を含む5人だけだ。政界の「白人支配」は、ほとんど変化がなかった。

 シドニー工科大のクリスティナ・ホウ上級講師(社会・政治研究)は、2大陣営の非欧州系の候補のほとんどが、対立候補が強くて「勝てそうにない選挙区」から擁立されていると指摘する。「勝てそうな選挙区」の候補者に選ばれるには「党内で広い人脈を持っていることが必要。非欧州系の人々が勝ち抜くのはとても難しい」。

成功モデル、まだ不在

 それでも「華人対決」となったチズム選挙区が風穴を開けたのは事実。それが大きく広がるかぎは何だろう。

 政府の独立機関、人権委員会のティム・スートポマサン前人種差別担当委員が言う。「中央政界に多様性が欠ける、ということは、少数派の若者たちの、ロールモデルが多くないということ。成功できないからと政治家になろうとしない人もいるだろう」

 ロールモデルになりうる存在として、ホウ講師が挙げたのが、労働党のペニー・ウォン上院議員(50)だ。マレーシア系華人の父と白人の豪州人の母の間に生まれた。女性で同性愛者でもある。比例区の上院の選出だが、野党の上院リーダーで「影の外相」を務めてきた。政権交代すれば、外相になって豪州の政治に対する見方が国内外で変わると期待する声があった。だが、労働党は敗北。与党には彼女のような存在は見当たらない。

 候補者全員に順位をつける独特の投票方式をとる豪州の総選挙でキングズリーさんが得た「1位票」は、8763票(開票率93%時点)。2大陣営から大きく引き離されたものの、3位に食い込んだ。だが、得票率9.1%は前回のモーガンさんの結果より2.1ポイント下げた。

 「少しがっかりしている。自分は有権者に響かない候補者だったのか。ここに6年間住んでいるけれど、人々は私を知らず、アジア人のビジネスマンで、落下傘候補と思ったのかもしれない」。選挙後にこう語った。

 それでも、挑戦を続ける意欲は衰えていなかった。「(アジア系の)ほかの人たちを励ませたはずだ。人の背中にはオンとオフのボタンが付いているかもしれないけれど、自分はオフのボタンを見つけられない」(特派員リポート)(メルボルン=小暮哲夫)

2101チバQ:2019/06/07(金) 11:17:45
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190607-00000003-jij_afp-int
スーダン首都、住民は「恐怖の中で生活」 デモ排除で多数死亡
6/7(金) 7:08配信 AFP=時事
スーダン首都、住民は「恐怖の中で生活」 デモ排除で多数死亡
スーダンの首都ハルツーム市内を巡回する治安部隊(2019年6月6日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】デモ隊の強制排除により多数の死者が出たスーダンの首都ハルツームでは6日、重武装の治安部隊が街中を巡回し、住民らは恐怖の中で屋内に身を潜めた。当局はデモ排除で数十人が死亡したことを認めており、アフリカ連合(AU)はスーダンの加盟を一時停止すると表明した。

【写真5枚】ハルツーム市内の様子、燃料不足でガソリンスタンドには長蛇の列

 目撃者の証言によると、市内では重武装した準軍事組織「即応支援隊(Rapid Support Forces)」の隊員らが機関銃やロケット弾発射機を搭載したピックアップトラックで街頭に出動。人権団体によれば、同組織の前身はダルフール(Darfur)地方の民兵組織「ジャンジャウィード(Janjaweed)」だとされる。

 ハルツーム南部の住民はAFPに対し「銃撃が散発的にあるため、私たちは恐怖の中で生活している」と説明。ここ数日間と比べると状況は改善しているものの、「子どもたちが街中に出ていくことには不安がある」と語った。

 国際社会からの批判が高まる中、スーダン保健省高官はAFPに対し「国内各地での死者が61人に増加」し、うち52人はハルツーム市内で「実弾」を受けて死亡したと述べた。一方、デモ運動に参加する医師らは、軍本部前で長期間続いていた座り込みデモに対する3日の強制排除に始まる弾圧により少なくとも108人が死亡したと述べていたが、保健省高官はこの主張を否定した。

 スーダンでは、長期にわたり独裁体制を敷いてきたオマル・ハッサン・アハメド・バシル(Omar Hassan Ahmed al-Bashir)大統領に対する抗議デモが数か月にわたり継続。同大統領は4月、軍によって退陣させられた。だがその後も数千人が軍本部前で野営を続け、実権を握る軍事評議会に対し民政移管を求めていた。

 アフリカ連合は6日、スーダンの加盟を停止する厳しい措置を発表し、文民主導の暫定統治機構による危機の解決を要求した。アフリカ連合はこれまでも軍事評議会に対し円滑な権力の移行を促してきたが、デモ隊が強制排除されたことで、暴力行為に関与した人々に司法の裁きを受けさせるよう求める圧力が高まっていた。【翻訳編集】 AFPBB News

2102チバQ:2019/06/08(土) 11:07:55
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190608-00000516-san-int
安保理非常任 ベトナムなど5カ国を選出
6/8(土) 10:59配信 産経新聞
 【ニューヨーク=上塚真由】国連総会(193カ国)は7日、安全保障理事会の非常任理事国10カ国のうち、今年任期切れとなる5カ国の改選を行い、ベトナム、エストニア、チュニジア、ニジェール、セントビンセント・グレナディーンを選出した。任期は2020年1月から2年間。東欧枠のエストニア、中南米枠のセントビンセント・グレナディーンは初の選出となった。日本は22年に行われる非常任理事国選挙への立候補を表明している。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190608-00000014-asahi-int
カリブ海の島国、安保理メンバーに 人口11万人で最少
6/8(土) 9:59配信 朝日新聞デジタル
カリブ海の島国、安保理メンバーに 人口11万人で最少
国連安全保障理事会の非常任理事国に選出され、報道陣に抱負を語るセントビンセント・グレナディーンのゴンザルベス首相=2019年6月7日、米ニューヨークの国連本部、藤原学思撮影
 東京都中央区より少ない人口約11万人の島国が、世界の平和と安全に深く関わることになった。7日にあった国連安全保障理事会の非常任理事国選挙で、中米カリブ海の島国、セントビンセント・グレナディーンが初めて選ばれた。安保理の歴史上、最も人口の少ないメンバーになる。

【写真】国連安全保障理事会の非常任理事国に選出され、報道陣に抱負を語るセントビンセント・グレナディーンのゴンザルベス首相(中央)と同国の関係者ら=2019年6月7日、米ニューヨークの国連本部、ドンゴ・アチー撮影

 15カ国からなる安保理は、米英仏中ロの常任理事国を除く10カ国を非常任理事国が占める。地域ごとに枠が決められており、セントビンセント・グレナディーンはラテンアメリカ・カリブ海枠として、国連加盟国193カ国中185カ国の賛同を集めた。任期は2年で来年1月から始まる。

 ゴンザルベス首相は選出後の会見で「これは歴史的な出来事だ」と述べた上で「小さな発展途上の島国として、気候変動がもたらす安全保障上の影響を心配している」と指摘。持続可能な開発をめざし、各国と連携を取ると抱負を述べた。

 安保理では国際問題を巡って度々採決が行われ、1票の持つ意味は大きい。同国のキング大使は、国連の主要機関の一つである経済社会理事会(ECOSOC)の議長を務めるなど各国代表部に名前が知られている。今回の選出は、キング氏が各国に働きかけた成果との見方が強い。

 過去に非常任理事国に選ばれた人口の少ない国にはいずれも欧州のマルタ(約43万人)やルクセンブルク(約60万人)がある。

朝日新聞社

2103チバQ:2019/06/10(月) 20:37:02
オーストラリア

2013年6月2013年6月 ジュリア・ギラード(労働党)

2013年9月-2015年9月 トニー・アボット(自由党)
  >>514ターンブルが辞任求める
  >>515党内投票 アボット首相は44票、ターンブル氏が54票で、ターンブル氏が新しい党首に

2015年9月-2018年8月 マルコム・ターンブル(自由党)
  >>519与党自由党内ではリベラルな立場>>527
  >>937総選挙勝利
  >>1512同性婚合法化
  >>1825ターンブル氏とダットン内相が立候補 ターンブル氏が48対35で何とか勝利し、首相続投  
  >>1827閣僚の辞意表明相次ぐ
  >>1835モリソン財務相(50)がダットン前内相(47)とビショップ外相(62)を破り、次期首相に決まった。
決選投票で、モリソン氏が45票を得て、40票のダットン氏を破った。
  
2018年8月-スコット・モリソン(自由党)

2104チバQ:2019/06/11(火) 15:19:49
https://www.sankei.com/world/news/190611/wor1906110009-n1.html
マリで住民100人殺害 報復で襲撃「村壊滅」
2019.6.11 09:35国際中東・アフリカ
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 西アフリカ・マリからの報道によると、マリ中部で9日夜から10日未明にかけて、武装した集団がドゴン人の村を襲撃し、少なくとも95人を殺害した。対立するフラニ人の集団による犯行とみられている。マリの治安当局者は「村がほぼ壊滅した」と述べ、死者はさらに増える恐れがある。

 マリ中部では3月、ドゴン人がフラニ人の村を襲撃し150人以上が死亡する事件が起きたばかり。一部のフラニ人がドゴン人への報復を誓い、緊張が高まっていた。

 今回襲われた村は人口約300人。目撃者によると、武装集団は住民を焼き殺し、家屋や家畜に火を放ったという。

 ドゴン人とフラニ人は長年、この地域で暮らしてきたが土地や水の配分を巡り衝突。近年はマリでイスラム過激派が襲撃を繰り返す中、「フラニ人は過激派を支援している」とドゴン人が主張。一方、フラニ人は「ドゴン人がマリ軍の掃討作戦に協力している」と非難し衝突が頻発している。(共同)

2105チバQ:2019/06/13(木) 10:38:54
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190612-00000017-jij_afp-int
スーダンのデモ指導部、不服従運動終了へ 軍事評議会との協議再開に同意
6/12(水) 13:04配信 AFP=時事
スーダンのデモ指導部、不服従運動終了へ 軍事評議会との協議再開に同意
市民的不服従運動が続くスーダンの首都ハルツームで、シャッターの閉まった店舗の横を歩く市民(2019年6月11日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】民政移管を要求するデモが強制排除され多数の死者が出たスーダンで、デモ指導部は市民的不服従運動を終了させ、暫定軍事評議会との協議を再開することに同意した。仲介役のエチオピアが11日、明らかにした。

【動画】スーダンの首都ハルツームの模様(9日撮影)

 9日に市民的不服従運動を始めたデモ指導部は、新たな統治機構を構成するメンバーのリストを公表し、暫定軍事評議会への圧力をいっそう強めた。新統治機構の構成は双方の対立の焦点になっている。

 エチオピアのアビー・アハメド(Abiy Ahmed)首相が先週スーダンの首都ハルツームを訪問して以来、仲介に当たっているエチオピアのマフムド・ディリール(Mahmoud Drir)氏は記者団に対し、「(民主化勢力の一派)『自由・変革同盟(Alliance for Freedom and Change)』は本日から市民的不服従運動を中止することに同意した」「双方は協議再開で合意した」と述べた。

 デモ指導部は声明を発表し、12日から仕事を再開するよう市民に呼び掛けた。この件について現時点で暫定軍事評議会側の確認は取れていない。【翻訳編集】 AFPBB News

2106 チバQ:2019/06/15(土) 21:24:36
https://www.chunichi.co.jp/s/article/2019061401002014.html
16日、グアテマラ大統領選 候補者乱立で決選投票か

 【サンパウロ共同】中米グアテマラで現職モラレス氏の任期満了に伴う大統領選が16日、実施される。19人の候補者が乱立する中、各種世論調査では中道左派の野党、国民希望党(UNE)のサンドラ・トレス候補が20%台前半の支持率でトップ。しかし誰も当選に必要な過半数を得票できずに、8月11日に上位2者による決選投票にもつれ込むとの見方が強い。
 治安や雇用創出が主な争点。大統領は憲法で再選が禁じられており、モラレス氏の与党候補は支持率が低迷している。
 大統領選は即日開票されるが、大勢判明は17日以降になる可能性もある。新大統領は来年1月14日就任で任期4年。

2107チバQ:2019/06/17(月) 10:18:14
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190617-00000003-jij-int
中米グアテマラで大統領選=中道左派の女性候補優勢
6/17(月) 6:36配信 時事通信
 【サンパウロ時事】中米グアテマラで16日、ジミー・モラレス氏の任期(4年)満了に伴う大統領選挙が実施された。

 同国では大統領再選は禁止。19人の候補者が乱立したが、アルバロ・コロン元大統領の元夫人で中道左派の国民希望党(UNE)のサンドラ・トーレス候補(63)が支持率2割強でリード。右派バモスの元刑務所主管庁長官、アレハンドロ・ジャマティ候補(63)が1割強で追っている。

 いずれの候補も当選要件である過半数の票に届かず、決着は8月11日の決選投票にもつれ込む公算が大きい。

2108チバQ:2019/06/18(火) 09:37:27
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190613-00000065-asahi-int
スーダンで市民に発砲、100人死亡 サウジらは軍支援
6/13(木) 17:01配信 朝日新聞デジタル
スーダンで市民に発砲、100人死亡 サウジらは軍支援
スーダンの地図
 長期独裁政権が崩壊したアフリカ北東部スーダンの情勢が混迷している。実権を握った軍に対する抗議デモを続けてきた民衆に対し、治安部隊などが発砲。デモを主導するグループは「100人以上が死亡した」と主張し、反発を強める。アフリカ連合は事態を受け、スーダンの資格停止処分を決定したが、自国への波及を恐れる一部の湾岸諸国は軍を支援する姿勢を見せている。

 医師や弁護士らでつくるデモグループは「(軍への)不服従」を求め、9日から国民にストライキの実施を呼びかけた。複数の地元住民によると、首都ハルツーム中心部は人通りが少なく、営業をやめる飲食店が目立つという。

 昨年末から抗議デモに参加してきた20代の男子大学生は朝日新聞の電話取材に対し「街頭には武装した兵士らがおり、気軽に外に出られる状態ではない。インターネットへの接続も制限されている」と話した。


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190614-00000014-jij_afp-int
スーダン軍事評議会、デモ隊強制排除初めて認める 「間違いあった」
6/14(金) 10:34配信 AFP=時事
スーダン軍事評議会、デモ隊強制排除初めて認める 「間違いあった」
スーダンの首都ハルツームにある軍本部周辺でデモ隊排除のために展開した部隊(2019年6月3日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】スーダンの暫定軍事評議会は13日、民政移管を求めて首都ハルツームで座り込みを行っていたデモ隊を強制排除し、多数の死者を出したことを初めて認め、「間違いが起こった」と述べた。

【写真】強制排除に抵抗するデモ隊

 ハルツームでは、デモ指導者らと暫定軍事評議会の協議が物別れに終わった数日後の今月3日、武装した軍服姿の男らが座り込み参加者の野営地を強制撤去した。医師らは、この作戦により120人が死亡したと主張。一方、保健省は、同日の死者数は全国で61人だったとした。

 暫定軍事評議会の報道官は13日、同評議会は「座り込みを排除することを決めた」とした上で、「われわれは指揮官らに排除計画の立案を命じた。指揮官らは計画を立て、実行した(中略)だが残念ながら、間違いが起こった」と説明。また、この事案に関する調査結果を15日に公表すると述べた。

 このほか報道官は、同評議会に対して「複数のクーデターが計画されていた」が、ここ数日で阻止されたと発表。「2つのグループの将校ら」が拘束されていると明らかにした。

 デモ隊は民政移管を求めて全国で不服従運動を展開してきたが、今回の発表に先立つ11日、運動を終了し、軍事評議会との協議を再開することに同意していた。【翻訳編集】 AFPBB News

2109チバQ:2019/06/18(火) 09:37:42

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190617-00000020-jij_afp-int
スーダンのバシル前大統領を送検、クーデター後初めて姿現す
6/17(月) 13:52配信 AFP=時事
スーダンのバシル前大統領を送検、クーデター後初めて姿現す
スーダン首都ハルツームで検察当局に到着したオマル・ハッサン・アハメド・バシル前大統領(2019年6月16日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】4月に起きた軍事クーデターで失脚したスーダンのオマル・ハッサン・アハメド・バシル(Omar Hassan Ahmed al-Bashir)前大統領の身柄が16日、検察当局に送致された。

【関連写真】クーデター後初めて姿を現したバシル前大統領

 バシル前大統領が公衆の面前に姿を現したのは、クーデター後初めて。伝統的な白い式服とターバンを身に着けた前大統領は、首都ハルツームのコベル(Kober)刑務所から武装した軍用車列で検察局へ送られた。

 スーダンでは過去30年にわたって強権政治を行ってきたバシル前大統領に対し、数か月にわたる抗議デモが行われていたが、4月11日に起きたクーデターで前大統領は失脚に追い込まれた。

 検察当局者は報道陣に対し、前大統領には失脚後、「外貨保持、汚職、贈答品の違法な受け取り」などの罪に問われていることを通告してあると述べた。

 一方、クーデター後に統治に乗り出した暫定軍事評議会のモハメド・ハムダン・ダガロ(Mohamed Hamdan Dagalo)副議長は国営テレビで放映された演説で、今月、軍本部前で多数の死者を出した座り込みデモの強制排除をめぐり、暴力を行使した者には死刑が言い渡されるだろうと宣言した。

 ハルツームの軍本部前では数週間にわたって座り込みデモが続けられていた。しかしデモ隊は6月3日、武装した軍服姿の男らに強制的に排除され、参加者の大半は同日のうちに撤退を余儀なくされた。

 抗議運動に近い医師らは、この弾圧による死者は少なくとも128人に上ったと主張している。一方保健省は、3日の死者数は全国で61人だったと発表している。

 デモの参加者や目撃者は、ダガロ氏が率い、住民らに恐れられている準軍事組織「即応支援隊(Rapid Support Forces)」がデモ隊を攻撃したと非難している。米高官や反政府デモの参加者らは、弾圧に関して独立組織による調査の必要性を訴えている。【翻訳編集】 AFPBB News

2110チバQ:2019/06/18(火) 09:44:23
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190618-00000005-jij-int
グアテマラ大統領選、決選投票へ=元大統領夫人がトップ
6/18(火) 6:53配信 時事通信
 【サンパウロ時事】中米グアテマラで16日に行われた大統領選挙は、17日までの開票で当選要件の過半数を得た候補が出ず、決着は上位2候補による8月11日の決選投票に持ち越されることが決まった。

 
 中央選管当局によると、98%の投票所で開票が済んだ時点で、中道左派「国民希望党(UNE)」の元大統領夫人、サンドラ・トーレス候補(63)が25.7%を得票。右派「バモス」の元刑務所主管庁長官、アレハンドロ・ジャマティ候補(63)が13.9%で続いた。

2111 チバQ:2019/06/23(日) 15:34:25
>>758
これの続き的な感じか
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190623-00000015-jij_afp-int
政治危機のアフリカ西部ベナン、前大統領が出国 反大統領派の大半が国外に

6/23(日) 13:05配信��


ベナンのボニ・ヤイ前大統領。同国コトヌーにあるニセフォール・ソグロ元大統領の家の前で(2019年4月19日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】アフリカ西部ベナンのボニ・ヤイ(Boni Yayi)前大統領が22日、出国した。同前大統領の政党、「新興ベナンのための力」(FCBE)がラジオ・フランス・アンテルナシオナル(Radio France Internationale)のインタビューで明らかにした。

 ボニ・ヤイ氏は同国北部で事実上の自宅監禁状態に置かれていた。FCBEの広報担当者は、ボニ・ヤイ氏が出国したのは健康状態が急激に悪化したためで、司直の手を逃れるためではないと述べたが、詳細は明らかにしなかった。

 今年4月28日投票の議会(一院制、定数83)選は、選挙制度の変更により野党の立候補者擁立が事実上不可能になり、パトリス・タロン(Patrice Talon)現大統領を支持する2政党が全議席を獲得した。

 議会選後に抗議行動が発生。デモ隊との衝突で警察が発砲し、これまでに少なくとも2人が死亡している。ボニ・ヤイ氏は、議会選は「選挙の形を取ったクーデター」だったとして公然と非難し、選挙の無効を求めるとともに、立ち上がるよう国民に呼び掛けていた。

 反タロン大統領派の著名人物は、その大半がすでに国外に逃れた。ボニ・ヤイ氏は国内にとどまっている反大統領派のシンボルと見なされていた。

 かつて地域における民主主義の模範とみられていたベナンが独裁主義的な状態に戻るのではないかとの懸念が高まっている。【翻訳編集】 AFPBB News

2112 チバQ:2019/06/23(日) 15:51:15
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190623-00000021-jij_afp-int
エチオピアでクーデター未遂、陸軍参謀総長撃たれる 首相発表

6/23(日) 15:48配信��


エチオピアのアビー・アハメド首相(中央)。スーダンの首都ハルツームの空港で(2019年6月7日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】エチオピア政府は23日、アムハラ(Amhara)州でクーデター未遂が発生したと明らかにした。アビー・アハメド(Abiy Ahmed)首相は同日、国営テレビで陸軍参謀総長が撃たれたと発表した。

 AFP記者によると、アビー首相は23日未明、軍服姿で国営テレビに出演。サアル・メコネン(Seare Mekonnen)陸軍参謀総長が撃たれたと明らかにした。容体は明らかにされていない。

「アフリカの角(Horn of Africa)」と呼ばれるアフリカ最東北端部に位置するエチオピアはインターネットが遮断された状態になっており、現時点でこれ以上の詳細は分かっていない。

 在エチオピア米大使館は、首都アディスアベバで発砲が報告され、アムハラ州の主要都市バハルダール(Bahir Dar)周辺で暴動が起きていると警告を発した。

 米大使館は、二つ出した警戒情報のうちの一つで、「米大使館は、アディスアベバで発砲があったという複数の報告を把握している。大使館員は屋内避難するよう勧告されている」と述べた。

 これに先立ちエチオピア首相府は、同国に九つある州の一つで、2番目に人口が多いアムハラ州でクーデター未遂が起きたと発表していた。首相府は誰がクーデター未遂を起こしたのか、何を標的にしたのかなどといった情報は明らかにしていない。

 バハルダールにいるジャーナリストがAFPに明らかにしたところによると、日没後まもなく銃撃が始まり、数時間続いたという。

■改革派首相に新たな打撃
 アビー氏は2年にわたって政情不安が続いた後の2018年4月に首相就任。それ以来、過去の首相たちによる強権的な支配を終わらせたと称賛されてきた。

 アビー氏は経済改革に着手し、反体制派の帰国を認め、人権侵害の取り締まりを目指し、軍や情報部の幹部数十人を逮捕した。さらに、長年にわたり対立してきた隣国エリトリアとの平和宣言にも調印した。

 しかし1億人以上の人口を抱える多民族国家エチオピアでは、主に土地や資源をめぐって民族間の対立が深まっており、死者を伴う衝突も発生。アビー首相はこうした問題に苦慮している。

 民族間の衝突で、これまでに100万人以上が家を追われた。専門家は衝突の原因について、かつて全権力を握っていた与党エチオピア人民革命民主戦線(EPRDF)の弱体化や、政権移行によって生じたチャンスを利用しようとするさまざまなグループの存在などを挙げている。

 昨年6月には、アビー首相が演説した政治集会で手りゅう弾が爆発し、2人が死亡する事件も起きた。エチオピアの安定化と改革を目指すアビー首相にとって、今回のクーデター未遂は新たな打撃となった。【翻訳編集】 AFPBB News

2113チバQ:2019/06/23(日) 21:34:31
https://www.afpbb.com/articles/-/3231486
初の民主的政権移譲目指すモーリタニア大統領選、現職の元側近が勝利宣言
2019年6月23日 20:29 発信地:ヌアクショット/モーリタニア [ モーリタニア 中東・北アフリカ ]
【6月23日 AFP】アフリカ北西部モーリタニアで22日、大統領選の投票が行われた。同国で初めて民主的な政権移譲を実現する見通しだが、野党側は複数の選挙違反に関する「憂慮すべき兆候」があると訴えている。

 投票はグリニッジ標準時(GMT)22日午後7時(日本時間23日午前4時)に締め切られた。暫定結果は今週初めに発表される見込み。

 最有力候補は、現大統領の元側近であり、政権の支持を得るモハメド・ウルド・ガズワニ(Mohamed Ould Ghazouani)氏(62)で、23日未明には現大統領、支持者、報道陣の前で勝利を宣言した。

 選挙管理委員会の関係筋によれば、開票率80%を超えた時点でガズワニ氏の得票率は50.56%だったという。

 ガズワニ氏は支持者に対し、「まだ20%が未開票だが、最終結果を変えるものではない」と話したと伝えられている。

 その一方、主要野党から立候補したシーディ・モハメド・ウルド・ブバカル(Sidi Mohamed Ould Boubacar)氏を含む候補者4人は、今回の選挙で不正投票が複数あったと主張。

 これに対し独立国家選挙管理委員会(CENI)は、重大な事案は一件も発覚していないと述べている。

 今回の選挙では、クーデターが繰り返された同国の歴史上初めて、選挙で選ばれた大統領が任期を満了し、選挙で選ばれた後任に政権を移譲することになる。

 だが野党側は選挙について、軍出身者が多数派を占める政権を永続化させる恐れがあるとの懸念を示していた。

 サハラ(Sahara)砂漠に位置し、人口の大半をイスラム教徒が占めるモーリタニアの有権者数は約150万人。

 退任するモハメド・ウルド・アブドルアジズ(Mohamed Ould Abdel Aziz)大統領はもともと軍の将官で、2008年にクーデターによって権力を掌握。翌2009年の大統領選で勝利し、野党がボイコットした2014年の大統領選で再選された。

 アブドルアジズ氏は今回の大統領選で、元側近のガズワニ氏を支持。ガズワニ氏もかつて軍の将官を務め、今回の大統領選の最有力候補とみられていた。

 アブドルアジズ氏は、軍の改革やイスラム過激派の取り締まり、辺境地域の開発推進などで功績を残した。しかし人権団体などは、同氏の政権が表現や集会の自由を制限していると非難。さらに女性に対する暴力や、公式には1981年に廃止したものの、いまだ根強く残る奴隷制度への取り組みを強化するよう求めていた。(c)AFP/Hademine Ould Sadi and Selim Saheb Ettaba

2114チバQ:2019/06/24(月) 23:18:04
https://www.asahi.com/articles/ASM6S31HQM6SUHBI00L.html
エチオピアでクーデター未遂 軍参謀総長ら襲われ死亡
ヨハネスブルク=石原孝 2019年6月24日10時46分
 アフリカ東部エチオピアのアビー首相は23日、一部の軍兵士らによるクーデター未遂があったと発表した。軍参謀総長らが射殺されたが、既に制圧したという。

 政府によると、兵士たちは22日、同国北部のアムハラ州の州都バハルダールで会合中だった州政府高官ら数人を殺害したほか、首都アディスアベバの自宅にいた軍参謀総長らを襲撃したという。政府は治安部隊を展開して関与した兵士らを摘発。国内のインターネットも遮断された。

 昨年4月に就任したアビー首相は、経済改革や反体制派への恩赦を推進。国境を巡る対立が20年以上続いていた隣国エリトリアとも和平合意を結んだ。

 だが、民族間の争いや土地や資源を巡る対立も起きており、昨年6月にはアビー首相が出席した集会で爆発事件が発生。首相は無事だったが、100人以上が負傷するなど、反政府勢力の活動も続いている。(ヨハネスブルク=石原孝)

2115チバQ:2019/06/25(火) 16:00:00
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190625-00000024-jij_afp-int
クーデター未遂、首謀者とみられる州治安トップを射殺 エチオピア
6/25(火) 15:19配信 AFP=時事
クーデター未遂、首謀者とみられる州治安トップを射殺 エチオピア
エチオピア・アムハラ州のクーデター未遂について同州の治安警備当局トップ、アサミヌ・ツェゲ容疑者の関与について会見で話す首相報道官ら(2019年6月23日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】エチオピアの国営メディアは24日、アムハラ(Amhara)州で22日に起きた州高官の殺害事件で首謀者とみられていた同州の治安警備当局トップを現地警察が射殺したと報じた。

【資料写真】笑顔を見せるアビー首相(2019年1月17日)

 警察が殺害したのは、アムハラ州治安警備当局トップのアサミヌ・ツィゲ(Asaminew Tsige)容疑者。アサミヌ容疑者は、同州の高官殺害の数時間後に起きたエチオピア陸軍参謀総長殺害への関与も疑われていた。

 22日にアムハラ州の行政や司法のトップを含む州高官らが殺害された。エチオピア首相官邸は主犯格としてアサミヌ容疑者の名前を挙げていた。

 アムハラ州の事件から数時間後には、サアル・メコネン(Seare Mekonnen)陸軍参謀総長が首都アディスアベバの自宅で、自らの護衛官によって射殺される事件も発生。エチオピア政府は「連動した攻撃」とみられるとしているが、二つの事件のつながりや動機について詳細は明らかにされていない。

 エチオピア国営放送EBCは、アムハラ州の主要都市バハルダール(Bahir Dar)で「先週末のクーデター未遂から身を潜めていたアサミヌ・ツィゲ容疑者が射殺された」と報じた。

 同容疑者は2009年にクーデターを計画したかどで10年近く服役したが、ハイレマリアム・デサレン(Hailemariam Desalegn)前首相および改革路線のアビー・アハメド(Abiy Ahmed)現首相の下で行われている大規模な恩赦を受けて、昨年釈放されたばかりだった。

 アサミヌ容疑者について専門家らは、強硬なアムハラ民族主義者で、民兵組織を結成しようとしていたことやアムハラ州に隣接するティグレ(Tigray)州の領域を要求する言論などが原因で、解任されそうになっていたと説明する。

 アサミヌ容疑者は最近、フェイスブック(Facebook)に投稿された動画に登場し、攻撃に備えて武装するよう一般市民に呼び掛けていた。

■アビー首相の改革路線で全土に緊張
 今回の一連の事件を受け、エチオピア全土では3日間連続でインターネットが完全に遮断されている。

 観測筋は今回の事件について、長年にわたって皇帝や独裁者が強権支配を続けてきたエチオピアで、2018年4月に就任したアビー首相が改革路線を追求してきたことによって、エチオピア全土に緊張が生じていることの表れだと分析している。

 アビー首相は一党独裁から複数政党による民主制への転換を目指し、経済改革にも乗り出している。また国外にいた反政府勢力の帰国を許可し、人権侵害の摘発を行うとともに軍や情報機関の高官数十人を逮捕してもいる。こうした取り組みは国際的には評価されているが、国内では敵を作っているとも言える。

 各民族の居住地域ごとに分かれた各州の境界沿いでは、長年くすぶっていた緊張が暴力となって爆発し、多数の死者と100万人を超える国内避難民を生んでいる。

 一方、2020年に行われるとみられている総選挙を前に、従来各州を支配してきた政党に挑戦する対立候補らが登場し、地方政治も改革の流れに揺さぶられている。民族主義の台頭を指摘する声もある。【翻訳編集】 AFPBB News

2116とはずがたり:2019/06/29(土) 15:40:26

いいかげんに犬あっちいけーはまともな報道をしろ。相手にされてないのは安倍だぞ。
韓国が精力的な外交をこなし日本にも助け船出したのに対応能力無く何も出来なかっただけじゃねーか。

これで南北+トラの首脳会談実現したら日本の蚊帳の外感ぱねえぞ。。

韓国ムン大統領 安倍首相と非公式の接触もなく帰国へ
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190629/k10011974691000.html
2019年6月29日 14時40分

韓国のムン・ジェイン(文在寅)大統領は、G20大阪サミットに合わせて、先に北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長と会談した中国やロシアの首脳らと意見を交わした一方、日本との関係が悪化する中で、安倍総理大臣とは非公式の接触すらできないまま、日本訪問を終えました。

G20大阪サミットに合わせて27日から日本を訪れていた韓国のムン・ジェイン大統領は、8か国の首脳と個別に会談しました。

このうち、先に北朝鮮のキム・ジョンウン朝鮮労働党委員長と会談した中国の習近平国家主席やロシアのプーチン大統領とは、米朝対話の再開を後押しすることを含め、朝鮮半島の非核化や平和構築に向けた協力の強化などを確認しました。

一方、太平洋戦争中の「徴用」をめぐる問題などで関係が悪化している日本との間では、28日夜、カン・ギョンファ(康京和)外相が河野外務大臣と、短時間、ことばを交わしただけでした。

ムン大統領は、安倍総理大臣との首脳会談に意欲を示していましたが、非公式の接触すらできないまま、日本訪問を終えることになり、韓国メディアは、「ぎこちない表情で8秒間握手したのがすべてだった」とか「G20サミットの舞台で韓国抜きの外交戦が展開された」などと批判的に伝えています。

北朝鮮高官「興味深い提案」トランプ大統領の面会呼びかけに
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190629/k10011974661000.html?utm_int=detail_contents_news-related_001
2019年6月29日 13時34分

アメリカのトランプ大統領が韓国と北朝鮮を隔てる軍事境界線付近の非武装地帯での面会をキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長に呼びかけたことについて、北朝鮮が談話を発表し、「非常に興味深い提案だと見ているが、公式的な提案を受けていない」として面会に応じるかどうかは明らかにしていません。

アメリカのトランプ大統領は、29日朝、「きょう日本から韓国に向かう。もし北朝鮮のキム・ジョンウン朝鮮労働党委員長がこのツイートを見れば、私は南北の軍事境界線でキム委員長と会い、あいさつと握手をするだろう」とツイッターに投稿し、キム委員長に面会を呼びかけました。

これについて北朝鮮国営の朝鮮中央通信は、29日午後、外務省のチェ・ソニ第1次官の談話を発表し、「非常に興味深い提案だと見ているが、わたしたちはこれに関連した公式的な提案を受けていない」として、面会に応じるかどうか明らかにしていません。

ただ、談話では、「トランプ大統領が考えているとおりに分断の線で米朝首脳の面会が実現すれば、両首脳間の親交関係をさらに深め、両国関係の進展にまた1つの意味のあるきっかけになるだろう」とも述べています。

2117チバQ:2019/06/30(日) 17:00:52
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190630-00000019-jij_afp-int
西アフリカ15か国、2020年に単一通貨「ECO」導入へ
6/30(日) 14:42配信 AFP=時事
西アフリカ15か国、2020年に単一通貨「ECO」導入へ
西アフリカ諸国経済共同体加盟の8か国で使用されている通貨CFAフランの紙幣(2017年9月12日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】西アフリカの15か国が加盟する「西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)」は29日、域内に新たに導入する共通通貨の名称を「ECO」とすると決定した。ナイジェリアの首都アブジャ(Abuja)で開かれた首脳会議で、「ECOWAS単一通貨の名称として、ECOが採用された」と発表した。

 1975年に設立されたECOWASの加盟国は、ベナン、ブルキナファソ、カボベルデ、コートジボワール、ガンビア、ガーナ、ギニア、ギニアビサウ、リベリア、マリ、ニジェール、ナイジェリア、セネガル、シエラレオネ、トーゴの15か国で、域内の総人口は約3億8500万人。現在は加盟国中、セネガルやコートジボワール、マリなど8か国がユーロと連動する通貨CFAフランを用いており、ナイジェリアなど7か国が交換性のない独自通貨を使用しているが、約30年前に初めて加盟国間の越境貿易や経済発展の促進策として通貨統合の可能性が検討されていた。

 ECOWASの29日の声明は、2020年までに単一通貨ECOの導入を目指すとしており、加盟国首脳らは、条件を満たした国からECOを導入する段階的な通貨統合をとる方針を確認したという。ECOについては変動相場制を採用し、併せて金融政策の枠組みでインフレ目標を重視する。加盟国は適切な政策や構造改革を行い、国内経済の加速的成長を維持することが求められる。

 一方、エコノミストらはECO導入構想に理解を示しながらも、現実離れした計画だと指摘。ECOWAS経済は域内総生産の3分の2をナイジェリア一国が占める不均衡な状況にあることから、単一通貨導入は加盟国の経済リスクになりかねないと警告している。【翻訳編集】 AFPBB News

2118とはずがたり:2019/06/30(日) 22:04:06
G20は必要か? 大阪サミットで無力さ浮き彫りに
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190630-00000023-jij_afp-int&p=1
6/30(日) 16:20配信 AFP=時事

【AFP=時事】大阪で行われた20か国・地域(G20)首脳会議(サミット)は、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領の独善的なアプローチと、貿易から気候変動までさまざまな問題に対する各国の見解の相違の拡大に圧倒される形になり、今の世界にG20が担うべき役割はあるのかという疑問が専門家の間で浮上している。

 先進7か国(G7)を拡大したG20は以前から、憲章や明確な権限、執行力がない、結論が出ないにもかかわらず多額の費用が掛かるサミットを開催している、開発途上国のほとんどが除外されているといった批判にさらされてきた。

 これまでG20に対する圧力は反グローバリゼーション活動家からのものだったが、28、29日の両日行われた今回のサミットはG20の正当性に関わる問題が内部から生じている可能性を浮き彫りにした。

 安倍晋三(Shinzo Abe)首相は、地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定(Paris Agreement)」について、全参加国が一致してより踏み込んだ取り組みを表明することを模索していたが、米国が抵抗。議長国の日本は最優先課題を達成できなかった。

 大阪での最大の課題となっていた米中貿易戦争は、サミットに合わせて開かれた米中首脳会談で協議され、G20は無力だった。

 カナダのシンクタンク「国際ガバナンス・イノベーション・センター(Centre for International Governance Innovation)」のトーマス・バーンズ(Thomas Bernes)氏は、「G20は協力のためのフォーラムとして設立されたが、問題は、もはやG20がその目的を果たすことができない状況になったのではないか、ということだろう」と語った。

2119とはずがたり:2019/06/30(日) 22:08:12
大阪G20記念撮影 各国首脳の“ガン無視”に安倍議長オロオロ
公開日:2019/06/29 14:50 更新日:2019/06/29 14:50
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/257270

 世界中の孤独を独り占めしたような光景だった。28日大阪G20サミットの開幕時、安倍首相は各国首脳を1人ずつ出迎えた後、集合写真の撮影までの間、ほとんど誰にも相手にされなかったのだ。


 議長の安倍首相はひな壇中央に陣取ったが、バラバラに集まった各国首脳は誰も話し掛けない。並んで現れたトランプ、プーチン両大統領は会話に夢中で安倍首相など眼中になし。安倍首相は習近平国家主席とトランプとの握手をボーッと見つめるだけ。

 アチコチで談笑が始まる中、安倍首相はその輪に加われず、愛想笑いを浮かべ、周囲をオロオロと見渡すのみ。撮影が終わると、居心地の悪い空間から逃げ出すように我先に次の会場へ向かった。

「国際会議の場では安倍総理と話そうとする各国首脳が列をつくる」――。昨年の臨時国会で稲田朋美元防衛相はそう言ったが、いくら出迎え時にあいさつを交わしたとはいえ、各国首脳にガン無視される状況は稲田氏のヨイショとは程遠い。

2120チバQ:2019/07/01(月) 17:53:11
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190701-00569089-shincho-int
安倍外交の深謀遠慮 G20“夕食会”の席次から読み取れる「対中包囲網」
7/1(月) 17:00配信 デイリー新潮
安倍外交の深謀遠慮 G20“夕食会”の席次から読み取れる「対中包囲網」
大阪城をバックにした集合写真(The White House Flickrより)
 最近の安倍外交の特徴は、リスクを恐れずに積極的に仲介役を買って出ていることだろう。先週私は、G20を控えた日本の外交政治の動きについて話してほしいということで、欧州各国の外交官との昼餐に招かれたが、驚いたのは最初に設定されたトピックがイラン情勢だったことだ。こうした席では日米関係から始めるのが順当といえば順当だが、中東についてまず話そうという先方からのリクエストは、イラン情勢の緊迫化があるとはいえ、安倍晋三総理の仲介外交が存在感を高めていることの証だといえよう。

 昨年のカナダ・シャルルボワでのG7サミットでは、一枚の写真から仲介者安倍総理がクローズアップされた。ドイツのメルケル首相が、腕組みするトランプ大統領に対して机越しに詰め寄る場面だ。国際秩序が不安定化する中で、二人の間で写真に収まった安倍総理こそが橋渡しが可能であるという言説が広まった。

 そして今回のG20では、デジタル経済に関する首脳特別イベントでの一枚が、仲介者としての安倍の面目躍如となった。

 サミットは壮麗な宮殿で開催されることが多い。首脳としての威儀を正す意味があろう。最初にG7(当時はG6)が開かれたのはフランス・ランブイエ城だったし、5月に令和最初の国賓としてトランプ大統領が東京を訪れた際には、迎賓館赤坂離宮で日米首脳会談が開かれた。トランプは天皇陛下に対して、ホワイトハウスは皇居宮殿に見劣りすると謙遜してみせた。なお旧共産主義国のロシアでも、プーチン大統領が陣取るのはクレムリン宮殿だ。

 今回のG20の開催場所であるインテックス大阪は、宮殿とは似ても似つかない場所だった。一部の首脳はその事務的な雰囲気に驚いたかもしれない。会場に事前に下見に行ったというある国の外交官は、何もないスペースだったのでサミット当日の様子を想像するのが難しかったと私に話していた。一歩足を踏み入れただけでその雰囲気に圧倒される宮殿とは、まさにかけ離れた場所だったのだ。ところがその事務的な場所だからこそ生まれたのが、あのぎゅうぎゅう詰めの”奇跡の一枚”だったともいえよう。米中の首脳が安倍総理を挟んであれだけの近距離に着席した絵は、空間をふんだんに使って建てられている宮殿では決して生まれなかっただろう。

 大阪城天守閣を望む大阪迎賓館に、夕食会のために集まった各国首脳の席次にも注目しなければならない。安倍総理は、トランプ米大統領とプーチン大統領を両脇に従え、食事を進めた。米露関係は冷戦後最悪といわれるレベルにあるが、安倍総理はトランプ大統領だけでなくプーチン大統領とも良い関係を築いている。大阪迎賓館でも安倍総理は、仲介者としての顔を覗かせたというわけだ。

 安倍総理はプーチン大統領と逆サイドに、トランプ大統領、モディ印首相、モリソン豪首相の席を並べてみせた。しかもトランプ大統領の前は習近平中国国家主席という席次だ。中国を念頭に置いた日米印豪4か国による連携は、安全保障ダイヤモンド構想(地球儀上で4か国を線で結ぶとダイヤモンドが浮かび上る)ともよばれ、第一次政権以来の安倍総理の悲願だった。それがいま大きく日の目を見ようとしているのを象徴するシーンだった。

2121チバQ:2019/07/01(月) 17:53:34
日米印サミットという成果
 今回のサミットでの語られざる成果は、日米印サミットだ。椅子を馬蹄形(外務省ではU字の配席をこう呼ぶ)に並べて3人の首脳は親密に語り合った。昨年11月、アルゼンチン・ブエノスアイレスでのG20で初めて開催されたが、国境紛争を抱える中国への気兼ねが強かったインドを3か国の枠組みに大きく取り込んだことは、それだけで意義深い。

 覇権主義的な一帯一路を唱える中国に対して、日米は自由で開かれたインド太平洋戦略を提唱している。安倍総理が最初にぶち上げたこの構想に、トランプ大統領が後追いで加わった。日本発の戦略を米国がフォローするという流れは、戦後日本外交において初めてではなかっただろうか。そして日米の不可欠なパートナーこそがインドと豪州というわけだ。

 昨年10月、自らの別荘(山梨県鳴沢村)に外国首脳として初めて招待するほどに、安倍総理はモディ首相との信頼関係を強めている。今年5月の総選挙でモディ首相が大勝を収めて国内基盤を安定させたことも、大胆な外交政策を可能としている。

 日米印はマラバールという海上での共同訓練も実施している。共通の懸念は中国の海洋進出だ。中国が急速な軍事化を進める南シナ海はもちろん、日本は尖閣の浮かぶ東シナ海、インドは自らの庭先というべきインド洋での中国の動きに強い懸念を抱いている。そして米国にとって制海権は自らが握る覇権の根幹であり、中国海軍の動向に神経を尖らせているというわけだ。

 軌道に乗り始めた日米印サミットと比べると、日米豪印の政府間対話はいまのところ高級事務レベルまでで、直近では本年5月にタイ・バンコクで開かれている。サミットまでにはまだ閣僚級というステップもあるし、一足飛びというわけにはいかないだろうが、今回の夕食会の席次はひょっとしたら大きな突破口になるかもしれない。そうなれば安倍総理の深慮遠謀もここに極まれりといえよう。宴の席が時として社交以上の意味を持つ。それが外交の世界というものだ。

“末席”に見る日韓関係
 最後に韓国に少しだけ触れておこう。安倍総理は日韓首脳会談を見送ったが、これは韓国に対して極めて強いメッセージとなった。ホスト国の首脳は、できるだけ多くの参加国と会談を設定しようとするのが通常だ。日本はアフリカや太平洋の島国とそれぞれ定期的にサミットを開催している(TICADと太平洋・島サミット)が、日本の総理はマラソン会談 ともいわれる短時間の会談を立て続けにこなすことで、大勢の大統領や首相と面会しようとする。そうした配慮を韓国に示さなかったのは、韓国への怒りを最大限に表したといえよう。

 大阪城をバックにした集合写真では文在寅大統領が一列目にいるではないか、それほどに冷遇されていないではないかと思われた読者もおられるかもしれない。だがその背後にあるロジックを知れば、仕方がないと思っていただけるだろう。

 サミットの集合写真の立ち位置には、就任順とは別に、元首優先という暗黙のルールがある。米国、フランス、ロシア、ブラジルといった国々からは、元首でありかつ政治の実権を握る大統領らが参加するのに対して、ドイツ、イタリア、インドといった国々からは、元首として儀礼的な役割を担う大統領ではなく政治の中心たる首相が参加している。日本や英国といった立憲君主国からも後者と同様に首相が出席している。韓国大統領は元首なので、集合写真の際にはどうしても優遇されてしまうということだ。ただ元首の中ではほぼ末席が宛がわれ、ここにも最悪の日韓関係が反映される格好となった。

 たかが席次されど席次。そこには多くの外交的メッセージが隠されている。

村上政俊(むらかみ・まさとし)
1983年大阪市生まれ。東京大学法学部卒。外務省に入り、国際情報統括官組織、在中国、在英国大使館外交官補を経て、12年から14年まで衆議院議員。現在は同志社大学、皇學館大学で講師を務める。

週刊新潮WEB取材班

2122とはずがたり:2019/07/09(火) 15:01:12
英国、駐米大使の「無能」酷評で波紋=トランプ大統領は不快感
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190708-00000105-jij-eurp
7/8(月) 20:29配信 時事通信

 【ロンドン時事】ダロック駐米英大使がメモでトランプ米大統領を「無能」と酷評したと報じられたのを受け、英政府は、内部調査に着手するとともに火消しに追われた。

 トランプ氏が「(同大使は)英国の役に立っていない」とやり返すなど、「特別な関係」と呼ばれる両国関係に波紋を呼んでいる。

 英紙メール・オン・サンデーは6日、ダロック氏がトランプ氏を「不安定」で「無能」だと記したメモを本国に送っていたと伝えた。英首相報道官は8日、「(リークは)残念なことであり、受け入れられない」とし、この問題をめぐり米側と連絡を取っていることを確認。フォックス国際貿易相も「職業道徳に反し、非倫理的、非愛国的行為だ」とリークを厳しく批判、関係者が処罰される可能性に言及した。

 一方、トランプ氏は7日、ダロック氏について記者団に「われわれはあの男のファンではない。彼はあまり英国の役に立っていない」と不快感を示した。

2123チバQ:2019/07/18(木) 13:13:32
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190717-00000061-mai-bus_all
IMFラガルド専務理事、9月に退任 後任の人選は波乱含み
7/17(水) 19:19配信 毎日新聞
 国際通貨基金(IMF)は16日、欧州中央銀行(ECB)総裁に転身するラガルド専務理事が、9月12日付で退任すると発表した。今後、後任選びが本格化するが、これまで歴代トップを輩出してきた欧州各国に対し、世界経済で影響力を増す中国などの新興国は先進国が主導するIMFの組織運営に強い不満を抱く。新興国が対立候補を擁立すれば、人選は波乱含みの展開となりそうだ。

 IMFの設立は、戦後の国際金融システムの枠組みについて合意したブレトンウッズ会議(1944年)で決まった。その際、IMFトップを欧州出身者、世界銀行の総裁を米国出身者が務めることが非公式に合意されたといわれる。

 ラガルド氏の後任として有力視されているのは、来年1月に英中銀のイングランド銀行(BOE)総裁を退任する予定のカーニー氏だ。もともとカナダ出身だが、英国籍とアイルランド国籍も持つため、IMFを「欧州出身者」が取り仕切る慣例には合致する。IMFは経済危機に陥った国に緊急融資を実行する救済機関でもあり、欧州連合(EU)離脱によって経済の先行きに不安を抱える英国にとっては重要な意味を持つポストになる。英メディアは、オズボーン前財務相も就任に意欲的だと伝えている。

 ただ、一部のEU加盟国はEUを離脱する英国出身者の起用には慎重で、ロイター通信によると、フランスはデンマーク出身のベステアー欧州委員(競争政策担当)やオランダ財務相を務めたデイセルブルム氏など「欧州大陸」出身者で候補を模索。イタリア出身のドラギECB総裁を推す声もあるという。

 ラガルド氏が専務理事に就任した2011年にはメキシコ中銀のカルステンス総裁(当時)が対抗馬として立候補した。今回はインド準備銀行(RBI)のラジャン元総裁が候補に浮上。03年から06年にIMFのチーフエコノミストを務め、リーマン・ショックの引き金となったサブプライムローンの危険性をいち早く指摘したことでも知られる。カーニー氏の後任のBOE総裁候補としても取りざたされている人物だ。

 ラガルド氏は16年に再選され、現在は2期目の途中。ECB総裁には欧州議会の承認を経た後、10月31日に就任する見通し。指名の承認手続きが続く間はIMFの職責から外れており、現在はリプトン副専務理事が専務理事職を代行している。【シャンティイ(フランス北部)三沢耕平】

2124チバQ:2019/07/18(木) 13:27:14
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190718-00000007-asahi-int
WHO、エボラ流行で緊急事態宣言 アフリカ中部コンゴ
7/18(木) 4:01配信 朝日新聞デジタル
WHO、エボラ流行で緊急事態宣言 アフリカ中部コンゴ
コンゴ民主共和国(旧ザイール)ゴマの保健センターで17日、男性にエボラ出血熱のワクチンを予防接種する保健従事者=ロイター
 世界保健機関(WHO、本部スイス・ジュネーブ)は17日、アフリカ中部のコンゴ民主共和国(旧ザイール)で広がったエボラ出血熱について「国際的に懸念される公衆衛生の緊急事態」を宣言した。同国では昨年8月から1650人超が死亡した。今月14日にはルワンダと国境を接する大都市ゴマで、初めての感染が確認されていた。

 17日に開かれた専門家による緊急会合を受けて、WHOのテドロス・アダノム事務局長が、国境を越えた拡散が懸念されると判断し、緊急事態の宣言に踏み切った。今後は対策を拡充し、国際的な援助の枠を広げる。今のところはアフリカの一部地域の外へ広がる危険は小さいとみられるため、国境閉鎖や貿易制限をしないよう呼びかけた。

 エボラ出血熱はコンゴ民主共和国東部で、ウガンダなどとの国境に近い北キブ州を中心に広がった。WHOは現地へ専門家を派遣するなどして、現地当局や支援団体とともに対策を講じてきた。急激な感染拡大は防いでいるものの、治安悪化で封じ込めは難航。医療施設などへの襲撃により、保健従事者の7人が死亡、58人が負傷したという。

朝日新聞社

2125チバQ:2019/07/22(月) 18:44:00
https://www.fnn.jp/posts/00421033CX/201907182015_CX_CX
IAEA 天野事務局長 健康理由で辞任意向
カテゴリ:ワールド
2019年7月18日 木曜 午後8:15

IAEA(国際原子力機関)トップの天野之弥事務局長が、健康上の理由で、任期前に辞任する意向を示していることがわかった。

ロイター通信が伝えたもので、天野氏は、2018年9月、療養を理由に年次総会を欠席し、7月10日のイラン核問題をめぐる特別理事会も欠席していた。

IAEAは、「天野氏は、今後について理事会メンバーと連絡を取っていて、適切な時期に正式発表する」としている。

https://www.afpbb.com/articles/-/3236303
IAEAの天野事務局長が死去、72歳
2019年7月22日 17:41 発信地:ウィーン/オーストリア [ オーストリア ヨーロッパ 日本 アジア・オセアニア ]

【7月22日 AFP】(更新)国際原子力機関(IAEA)は22日、天野之弥(Yukiya Amano)事務局長が死去したことを明らかにした。72歳だった。天野氏は最近、体調不良が伝えられていた。

 IAEAは「最も深い弔意と共に、天野之弥事務局長の死去をお知らせする」との声明を出した。


 長く外交官を務めていた天野氏は、2009年12月にIAEAのトップである事務局長に就任していた。(c)AFP

2126チバQ:2019/07/25(木) 22:06:43
>>219-221
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190725-00000036-jij_afp-int
チュニジア大統領が死去、92歳
7/25(木) 19:35配信 AFP=時事
チュニジア大統領が死去、92歳
チュニジアの首都チュニス近郊で、記者会見に臨むベジ・カイドセブシ大統領(2018年11月8日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】(更新)チュニジア大統領府は25日、ベジ・カイドセブシ(Beji Caid Essebsi)大統領(92)が死去したと発表した。カイドセブシ氏は、同国で初めて民主的に選出された大統領だった。

 ベテラン政治家で、英国のエリザベス女王(Queen Elizabeth II)に次いで世界で2番目に高齢の国家元首だったカイドセブシ氏が大統領に就任したのは2014年。長く独裁政権を敷いた当時のジン・アビディン・ベンアリ(Zine El Abidine Ben Ali)大統領を退陣に追い込み、他のアラブ諸国で民衆蜂起が起こるきっかけになった民主化運動「アラブの春(Arab Spring)」の3年後のことだった。

 カイドセブシ氏は先月末に深刻な体調不良で入院。いったんは退院していたが、25日になって再び集中治療室に搬送されていた。【翻訳編集】 AFPBB News

2127チバQ:2019/07/25(木) 22:13:27
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190725-00000141-jij-m_est
カイドセブシ大統領死去=革命後の民主化推進、92歳-チュニジア
7/25(木) 19:41配信 時事通信
カイドセブシ大統領死去=革命後の民主化推進、92歳-チュニジア
ベジ・カイドセブシ氏 チュニジア大統領(AFP時事)
 【カイロ時事】チュニジアの大統領府によると、ベジ・カイドセブシ大統領が25日、首都チュニスの病院で死去した。

 92歳だった。死因は公表されていない。中東民主化運動「アラブの春」の先駆けとなったチュニジアでの「ジャスミン革命」で2011年にベンアリ独裁政権が崩壊後、14年の大統領選で当選。同国では自由選挙で選ばれた初の大統領だった。

 1926年、フランス保護領下の北部シディブサイドで生まれた。弁護士から政界に転身し、内相や国防相、外相などの要職を歴任。革命後は暫定首相も務めた。勢力を強めたイスラム主義政党に対抗するため、12年に世俗派の政党「チュニジアの呼び掛け」を結成。14年議会選で第1党に躍進させた。

 大統領就任後は、結婚や相続での男女平等の実現に尽力するなど、民主化を推進。しかし、低迷する経済や失業の改善では十分な成果を出せず、若者らを中心に抗議デモも頻発していた。今年11月に予定される次期大統領選に出馬せず、政界引退の意向を表明していた。

 憲法の規定に従い、当面は国会議長が大統領代行を務める。

2128チバQ:2019/07/26(金) 18:46:36
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190726-00000026-jij_afp-int
スーダン、報道連合会長を拘束 クーデター未遂に関連か
7/26(金) 15:07配信 AFP=時事
スーダン、報道連合会長を拘束 クーデター未遂に関連か
スーダン・ハルツームの広場グリーン・ヤードで、国旗を掲げスローガンを繰り返すデモの参加者ら(2019年7月18日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】スーダン・ジャーナリスト連合(SJU)は25日、著名な編集者である同連合の会長が拘束されていると明らかにした。連合は同国を暫定統治している軍事評議会に対し、会長を解放するか、法にのっとり裁判にかけるかするよう要求した。


 会長が拘束されたのは24日。軍事評議会は同日、今月11日に発覚したクーデター未遂事件に関係して、司令官1人と保安当局者数人、イスラム教の指導者らを逮捕したと発表していた。

 拘束された会長と所属を同じくするニュース編集者はAFPの取材に対し、会長は新聞社の敷地の外から治安部隊に連れ去られたと話し、「彼がどこに拘束されているのかも、なぜ拘束されたのかもわからない」と述べた。【翻訳編集】 AFPBB News

2129チバQ:2019/07/28(日) 12:21:14
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190727-00000542-san-n_ame
ベネズエラ「2人の大統領」半年 打開の糸口見えず 人道状況は悪化
7/27(土) 19:52配信 産経新聞
 【ニューヨーク=上塚真由】南米ベネズエラで独裁的なマドゥロ大統領に対抗し、野党連合のグアイド国会議長が1月に「暫定大統領」就任を宣言してから半年が経過した。米国など50カ国の支持を受け、一時は国内でも高い人気を誇ったが、政権交代の見通しは立たず「2人の大統領」が併存する異常な状況が続いている。また深刻な経済危機で国民の大量流出が止まらず、人道状況も悪化の一途をたどっている。

 グアイド氏は暫定大統領の就任宣言から半年となった23日、首都カラカスで開かれた反政府集会に参加。マドゥロ氏を「独裁者」と批判し「われわれは勝利しなければならない」と訴えた。だが、現地メディアによると、集まった群衆は数百人。数万人がグアイド氏に熱狂した1月時点の集会と比べ、同氏の求心力の低下が際立っている。

 グアイド氏は、マドゥロ政権の後ろ盾である軍部の切り崩しを図ってきたが、麻薬組織などと癒着し利益を得てきた軍幹部らは政権を支持したままだ。グアイド氏が4月末に軍部に呼びかけた蜂起が失敗に終わると、約40人が拘束、追放され、野党連合側の弱体化や分裂も指摘されている。「半年たっても何の実権も持てないグアイド氏に国民が失望を感じている」(現地情報筋)という。

 対立が深まる一方で、5月にはノルウェー政府の仲介でマドゥロ政権側と野党連合側の直接対話が開始され、今月もカリブ海のバルバドスで協議が行われた。ただ、昨年5月に行われた大統領選のやり直しを求める野党連合側に対し、マドゥロ氏は、野党連合側の弱体化を狙い国会議員選挙の前倒しを要求。議論は進展がみられない。

 反米のマドゥロ政権打倒を画策し、グアイド氏に暫定大統領就任宣言を促した米国も有効な手立てを打てないままだ。米メディアは、トランプ大統領はグアイド氏による蜂起失敗で「側近に激怒した」と報じており、以降はベネズエラ問題ではなく、イラン問題への言及が目立つようになった。石油産業への制裁で外貨獲得手段を封じ、政権関係者に経済制裁を発動するなど圧力を強めているが、トランプ氏自身も「体制転換には時間がかかる」と述べるなど手詰まり感が漂う。一方、マドゥロ政権を支持するロシアは、ベネズエラに軍人を派遣するなどして両国間の軍事協力を強化しており、米露のにらみ合いが続く。

 国連は6月にベネズエラから逃れた難民や移民が400万人に達したと発表。7カ月で100万人も増えたとし「驚異的な流出スピード」と指摘した。慢性的な食料や医療品不足が深刻化し、今年末までに国外流出者はさらに100万人増えるとの観測もある。

2130チバQ:2019/07/29(月) 15:33:48
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190729-00000009-jij-m_est
「ムガベ後」初の選挙から1年=経済不振で国民に不満-ジンバブエ
7/29(月) 6:14配信 時事通信
「ムガベ後」初の選挙から1年=経済不振で国民に不満-ジンバブエ
ジンバブエのムナンガグワ大統領=2017年11月、ハラレ(AFP時事)
 【ロンドン時事】アフリカ南部ジンバブエで、ムガベ前大統領退任後の初の大統領選が行われ、ムナンガグワ大統領が勝利してから30日で1年。

 40年近く権力の座に居座った「独裁者」ムガベ氏が去り、経済再生と民主化に期待が集まったが、新政権となって以降も改革は進まず、国民は不満を抱えたままだ。

 ジンバブエでは2017年11月、軍の反乱を受けてムガベ氏が失脚。前副大統領で軍に近い実力者のムナンガグワ氏が後継大統領となり、18年7月30日投票の大統領選で、ムナンガグワ氏が最大野党・民主変革運動(MDC)のチャミサ党首らを破って勝利した。

 「新生ジンバブエ」をうたうムナンガグワ氏は、ムガベ前政権下で疲弊した経済と社会の改革に全力を尽くすと約束した。ムガベ時代に苦難を強いられた国民は、新たなリーダーの指導力と手腕に期待を寄せた。

 しかし「歴史的選挙」から1年がたつ今も経済は立て直せていない。報道によれば、現在の失業率は推定で9割を超えるとの見方もある。6月のインフレ率は前年同月比175%と、このところ急上昇しており、国民の間では、かつてのハイパーインフレの再来が懸念されているという。人々は日々の買い物を闇経済に頼らざるを得ず、生活は依然厳しい。

 さらに、ムナンガグワ政権は批判勢力の取り締まりを強化している。市民活動家や労組代表らが暴力や誘拐の被害に遭ったり、逮捕されたりする例が相次いでいるという。

 最近現地に入った英スカイニューズ・テレビの記者は「現状が良いと思っている市民は誰もいない。水面下で自暴自棄の感情と怒りが湧き起こっている」と語った。昨年の選挙時にムナンガグワ氏が提唱した「国民が望むジンバブエ」の実現には程遠い状況が伝えられている。

2131チバQ:2019/07/29(月) 23:48:00
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019072800205&g=int
「ムガベ後」初の選挙から1年=経済不振で国民に不満-ジンバブエ
2019年07月29日06時14分



ジンバブエのムナンガグワ大統領=2017年11月、ハラレ(AFP時事)

 【ロンドン時事】アフリカ南部ジンバブエで、ムガベ前大統領退任後の初の大統領選が行われ、ムナンガグワ大統領が勝利してから30日で1年。40年近く権力の座に居座った「独裁者」ムガベ氏が去り、経済再生と民主化に期待が集まったが、新政権となって以降も改革は進まず、国民は不満を抱えたままだ。
 ジンバブエでは2017年11月、軍の反乱を受けてムガベ氏が失脚。前副大統領で軍に近い実力者のムナンガグワ氏が後継大統領となり、18年7月30日投票の大統領選で、ムナンガグワ氏が最大野党・民主変革運動(MDC)のチャミサ党首らを破って勝利した。

ジンバブエのムガベ前大統領=2018年7月、ハラレ(AFP時事)

 「新生ジンバブエ」をうたうムナンガグワ氏は、ムガベ前政権下で疲弊した経済と社会の改革に全力を尽くすと約束した。ムガベ時代に苦難を強いられた国民は、新たなリーダーの指導力と手腕に期待を寄せた。
 しかし「歴史的選挙」から1年がたつ今も経済は立て直せていない。報道によれば、現在の失業率は推定で9割を超えるとの見方もある。6月のインフレ率は前年同月比175%と、このところ急上昇しており、国民の間では、かつてのハイパーインフレの再来が懸念されているという。人々は日々の買い物を闇経済に頼らざるを得ず、生活は依然厳しい。

 さらに、ムナンガグワ政権は批判勢力の取り締まりを強化している。市民活動家や労組代表らが暴力や誘拐の被害に遭ったり、逮捕されたりする例が相次いでいるという。
 最近現地に入った英スカイニューズ・テレビの記者は「現状が良いと思っている市民は誰もいない。水面下で自暴自棄の感情と怒りが湧き起こっている」と語った。昨年の選挙時にムナンガグワ氏が提唱した「国民が望むジンバブエ」の実現には程遠い状況が伝えられている。

2132チバQ:2019/08/12(月) 13:40:12
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190812-00000010-kyodonews-int
グアテマラ、右翼候補が勝利 大統領選の決選投票
8/12(月) 7:19配信 共同通信
グアテマラ、右翼候補が勝利 大統領選の決選投票
4日、グアテマラ市の集会で支持者に囲まれるアレハンドロ・ジャマテイ氏(ロイター=共同)
 【グアテマラ市共同】中米グアテマラで現職モラレス氏の任期満了に伴う大統領選決選投票が11日、投開票された。選挙管理当局の中間集計によると、右翼の野党バモスのアレハンドロ・ジャマテイ氏(63)が中道左派の野党、国民希望党(UNE)のサンドラ・トレス氏(63)をリードし勝利が確実になった。ジャマテイ氏は同日夜、勝利宣言した。来年1月14日就任、任期は4年。

 より良い生活を求めて米国を目指す移民が絶えない中、治安改善や雇用創出が主な争点となった。

 6月の第1回投票ではトレス氏が首位、ジャマテイ氏が2位だった。

2133チバQ:2019/08/12(月) 13:41:04
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190812-00000018-reut-s_ame
グアテマラ大統領選、右派候補が勝利
8/12(月) 13:24配信 ロイター
グアテマラ大統領選、右派候補が勝利
 8月11日、グアテマラで大統領選挙の決選投票が行われ、選挙管理委員会は、右派の野党バモスのアレハンドロ・ジャマテイ氏(写真)が勝利したと発表した。グアテマラ市の同氏選対本部で撮影(2019年 ロイター/Jose Cabezas)
[グアテマラ市 11日 ロイター] - グアテマラで11日、大統領選挙の決選投票が行われ、選挙管理委員会は、右派の野党バモスのアレハンドロ・ジャマテイ氏が勝利したと発表した。

開票率95%超の段階で、ジャマテイ氏が約59%を得票。対抗馬の中道左派、国民希望党(UNE)のサンドラ・トレス氏は41%だった。

来年1月に就任する次期大統領は、貧困や高い犯罪発生率といった経済・社会問題への取り組みに加え、不法移民を巡る米国との「安全な第三国」協定で難しい対応を迫られる。

現モラレス政権は7月、制裁をちらつかせた米国の圧力に屈し、米国への難民申請を希望する難民の申請手続きを請け負う「安全な第三国」となることに同意した。[nL4N24R4DP]

ジャマテイ氏は選挙戦で、グアテマラは難民申請者の急増に対応する体制にないとして、「安全な第三国」協定締結を批判。世論調査でも10人中8人以上が「安全な第三国」になることに反対の立場をとっている。

しかし、ジャマテイ次期大統領が「安全な第三国」協定を修正できるかどうかは不透明。ユーラシア・グループの中南米地域ディレクター、リサ・グライス・ターゴウ氏は「米国との協定への対処で、次期大統領はルーズ(負け)・ルーズの状況に直面する。それが次期大統領にとって最大の試練だ」と述べた。

2134チバQ:2019/08/12(月) 13:41:49
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190812-83226778-bloom_st-bus_all
現職マクリ氏、予想以上の大差で敗北-アルゼンチン大統領選予備選
8/12(月) 13:13配信 Bloomberg
(ブルームバーグ): アルゼンチンで11日に実施された大統領選挙の予備選で、野党候補が予想を上回る得票差で与党候補に勝利し、10月の本選に向け勢いを得た。

開票率84%の段階で、野党候補のアルベルト・フェルナンデス元首相の得票率は47%、現職のマウリシオ・マクリ氏は32%。マクリ氏が7ポイントを上回る得票差で敗れた場合、逆転は難しいだろうと世論調査会社はかねて指摘していた。フェルナンデス元首相は、クリスティナ・フェルナンデス・デ・キルチネル前大統領が副大統領候補として脇を固めている。

マクリ氏は公式データ発表前にブエノスアイレスで支持者らに対し、「悪い選挙だった。10月の選挙を前に倍の努力が必要だ」と語った。

予備選後の12日の市場は、過去4年間のマクリ大統領による市場重視型の政策が、かつての介入主義的政策に取って代わられる可能性を消化する動きとなり、相場は急落が予想される。クリスティナ・フェルナンデス前大統領は2007-15年の在任期間中、年金基金を国有化し、為替管理を導入した。  原題:Argentine President Macri Loses Key Primary Vote in Landslide(抜粋)

(c)2019 Bloomberg L.P.

Patrick Gillespie, Jorgelina Do Rosario

2135チバQ:2019/08/22(木) 13:11:31
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190821-00000152-kyodonews-int
スーダン、軍民共同統治開始へ 評議会議長にブルハン氏就任
8/21(水) 20:57配信共同通信
 【カイロ共同】民主化デモを受けて軍と民主化勢力が共同統治で合意したスーダンで21日、軍民の統治機構である合同評議会の議長にアブドルファタハ・ブルハン暫定政権議長が就任した。合同評議会メンバーも同日に就任する見込みで、スーダンの民政移管に向けた軍民共同統治が始まる。

 実務を担う首相には国連出身の経済学者ハムドク氏が就任する見通し。共同統治で民主化への道筋が開かれ、混乱が収束するかどうかが注目される。

 合同評議会は選挙実施までの3年3カ月の移行期間、統治を担う。民間人6人と軍人5人の計11人で構成する。

2136とはずがたり:2019/08/28(水) 22:13:21
>相対的にインフラ整備で協力する中国への評価が高まる事態になっている。
だそうだが石炭大量に使用してる中国の地位が向上するのは皮肉だなw
石炭火発に頼らざるを得ない苦しい日本が偉そうな事云えた義理ではないけど。。

太平洋諸島フォーラム(PIF)で太平洋地域の盟主としてオーストリアに振る舞って貰う心算がオーストリア帝国主義への反撥が強くてその余り中国が優しい超大国に見えてしまっているらしい。

太平洋諸国、温暖化に危機感 石炭輸出の豪州に批判
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO49101150Y9A820C1FF1000/
南西ア・オセアニア
2019/8/28 16:52

オーストラリアも温暖化対策に頑張っている様子ではあるんだけど。。

豪、太平洋島しょ国に温暖化対策350億円 中国浸透警戒
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO48507110T10C19A8910M00/?n_cid=SPTMG002
南西ア・オセアニア
2019/8/13 16:52

2137チバQ:2019/09/02(月) 10:56:46
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190901-00000051-jij-m_est
来月23日に総選挙=前大統領の新党、与党を脅かす-ボツワナ
9/1(日) 17:42配信時事通信
来月23日に総選挙=前大統領の新党、与党を脅かす-ボツワナ
ボツワナのマシシ大統領=5月25日、南アフリカの首都プレトリア(AFP時事)
 【ハボローネAFP時事】アフリカ南部ボツワナのマシシ大統領は、次の総選挙の投票日を10月23日に決めた。

 選管が8月30日夜、公表した。大統領は議会で選出され、1966年の独立以来、ボツワナ民主党(BDP)が与党を維持。ただ、最近は野党連合「民主改革のためのアンブレラ(UDC)」が勢いを増している。

 さらに、マシシ大統領は昨年、カーマ前大統領から禅譲されたが、観光客による野生動物の狩猟を解禁するなど前政権の政策を否定。カーマ氏は「私が後継指名した人物は就任するや独裁者になった。民主国家としての声望を失墜させた」と怒り、新党「ボツワナ愛国戦線(BPF)」を結成。与党の牙城を突き崩そうとしている。

2138チバQ:2019/09/03(火) 20:17:37
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-190902X215.html
ソロモン諸島、台湾と断交か=週内にも発表―ロイター通信
2019/09/02 15:23時事通信

 【シドニー時事】太平洋の島国ソロモン諸島は今週にも、台湾との外交関係を見直し、中国との国交を樹立する方針を明らかにする可能性がある。ロイター通信が2日、ソロモン議会幹部の話として報じた。

 今年4月の総選挙を受けて返り咲いたソガバレ首相は、台湾との関係を精査する諮問委員会を設置。8月中旬にはソロモンの閣僚らが北京を訪れた。

2139チバQ:2019/09/05(木) 15:47:00
https://news.nifty.com/article/world/worldall/12198-393701/
ハリケーン直撃バハマ壊滅的
2019年09月04日 18時06分 TBS

ハリケーン「ドリアン」北上、直撃のバハマは“壊滅的”
ハリケーン「ドリアン」北上、直撃のバハマは“壊滅的”

 ハリケーン「ドリアン」の直撃を受けたカリブ海の島国バハマでは大きな被害がでています。

 「ドリアン」は1日、5段階分類で最強の「カテゴリー5」まで発達した状態でバハマ・アバコ島に上陸しました。沿岸部の家屋は広範囲に倒壊していて、浸水の様子も見られます。

 バハマの首相は、一部の地域で壊滅的な被害が出ているとしています。死者はこれまでのところ7人に上り、さらに増えるとみられています。

 「ドリアン」は現在「カテゴリー2」の勢力でフロリダ州の東側の海岸を北上していて、現地4日の夜にアメリカ本土に最接近するとみられています。ハリケーンの接近が懸念される地域にすむ、合わせて200万人以上に避難命令が出ています。(04日16:03)

2140チバQ:2019/09/09(月) 06:23:50
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190907-35142338-cnn-int
ジンバブエのムガベ前大統領が死去、95歳 37年の長期統治
9/7(土) 13:12配信CNN.co.jp
(CNN) ジンバブエのロバート・ムガベ前大統領が6日、死去した。95歳だった。一時は独立の英雄とたたえられたものの、37年間にわたる統治は深い分断を招き、国を破たん寸前に追い込んだ。

忠実な支持者にとってムガベ氏は、尊敬される指導者であり続け、少数派白人の支配に終止符を打ち独立をもたらした存在だった。だが、批判派にとってはアフリカの独裁者そのものであり、権力維持を目的に反対派を抑圧し、国を破滅させたとの評価だった。ムガベ氏は93歳だった2017年に退陣に追い込まれた。

健康状態をめぐる臆測が絶えず、今年前半にはシンガポールの病院に入院していた。病気の詳細は機密扱いだった。

ムガベ氏は自分を退陣させられるのは「神のみ」だと主張したことで知られるが、17年にクーデターで失脚。年下の妻グレース氏を後任に据えようと、長年の側近であるムナンガグワ副大統領(当時)を解任したのが党内からの反乱につながった。

影響力減退を警戒する治安部隊幹部はムガベ氏を政権から追放し、後任にムナンガグワ氏を起用した。

現大統領のムナンガグワ氏は6日、ツイッターでムガベ氏の死去を発表。「解放の象徴であり、汎(はん)アフリカ主義者だった。国民の解放とに生涯をささげた」と悼んだ。

ムガベ氏は元教師で、旧ローデシア(現ジンバブエ)の白人政権に敵対したとして10年間収監された。釈放後はゲリラ闘争を組織し、1980年にジンバブエ共和国の樹立を達成。初代首相として学校や病院の建設を手掛け、当初は国際的に称賛された。

しかしその後反対派の弾圧を開始し、軍の支持を背景に数十年にわたり実権を掌握。選挙では不正疑惑からたびたび論争を招いた。

2141チバQ:2019/09/10(火) 11:46:32
>>2138
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190910-00000003-jijp-int.view-000
台湾と関係維持=ソロモン外相
時事通信 9/10(火) 7:14配信

台湾と外交関係を結ぶソロモン諸島のマネレ外相(写真左)は9日、訪問先の台北で呉外交部長と共に記者会見し「台湾との友好的で充実し、進歩的な関係を大事にしている」と述べ、関係維持の重要性を強調した。

2142チバQ:2019/09/15(日) 08:40:40
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201909/CK2019091402000136.html
チュニジア、揺らぐ民主化 あす大統領選 政争に国民失望

2019年9月14日 朝刊


12日、チュニジア南部メドニンで、アンナハダ党のモーロー副党首の選挙活動を繰り広げる支持者ら=奥田哲平撮影

写真
 【チュニス=奥田哲平】北アフリカのチュニジアで十五日、カイドセブシ大統領が七月に死去したことに伴う大統領選が実施される。二〇一一年の中東の民主化運動「アラブの春」で、チュニジアは民主体制を唯一実現した「優等生」だが、主要政党の分裂など政争が頻発。民衆蜂起の原因となった失業問題も解消されないままで、勝ち取ったはずの民主主義への失望につながっている。

 「話し合いばかりで何も具体化していない。若者は仕事がないんです」。首都チュニスの街頭で候補者討論会の放送を見ながら、エンジニアのシャイマさん(28)が訴えた。

写真
 チュニジアは一一年一月に長期独裁のベンアリ政権が崩壊。一四年の初の自由選挙でカイドセブシ氏が選ばれ、一五年に民主化に移行した。イスラム、世俗両勢力の対立を乗り越え、粘り強い政治対話を促した四団体が一五年にノーベル平和賞を受賞した。

 だが、経済回復が遅れ、若者の三割は仕事が見つけられないまま。治安は改善しているものの、増税や物価高騰に抗議するデモは続発する。その背景には政治不信がある。第一党だった世俗派政党「チュニジアの呼び掛け」は昨年分裂し、連立相手のイスラム政党アンナハダが第一党に躍り出た。民主化によって合意形成が重視された結果、政党内外の主張対立により政策決定が遅れるという民主化の負の側面が表れたとも言える。

 一四年の議会選や大統領選で60%を超えていた投票率は、昨年五月の地方議会選では35%に急落。民間調査機関「アフロ・バロメーター」によると、「民主体制が望ましい」と考える割合は、一三年の71%から一八年に46%に低下した。

写真
 選挙戦には二十六人が立候補。選管当局は世論調査を認めていないが、非公式な調査では、政治色の薄いテレビ局社主ナビル・カルーイ氏(56)が優勢。アンナハダ副党首のアブデルファタハ・モーロー国会議長(71)やシャヘド首相(43)らが続く。ただ、いずれも過半数を占めず、上位二人による決選投票に持ち込まれる可能性が高い。

 選挙戦を巡りきな臭さも漂っている。カルーイ氏は八月下旬に資金洗浄などの容疑で逮捕され、現政権による「政敵排除」と指摘される。同じ日には同氏のテレビ局などに対し、許可なく大統領選について報道したとして、今後の放送が禁じられた。ただカルーイ氏の候補者資格は維持され、投票は有効とみなされる。

 タクシー運転手のアイマドさん(51)は「自由は私たちに食べ物や安全を与えてくれなかった」と投票を棄権するつもりだ。低投票率は、組織力のあるアンナハダが有利に働く。同党は一六年に政教分離方針を決定したが、大統領職を握れば、イスラム色の強い政策を進める可能性がある。

2143チバQ:2019/09/15(日) 08:44:30
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190915-00000002-jij-m_est
ムガベ前大統領の国葬営む=「英雄」追悼、批判も-ジンバブエ
9/15(日) 7:33配信時事通信
 【ロンドン時事】6日に95歳で死去したジンバブエのムガベ前大統領の国葬が14日、首都ハラレで執り行われた。

 「独立の英雄」と評される一方、37年間実権を握り「独裁者」とも言われたムガベ氏には批判も根強く、報道によると、会場となった国立競技場は半分以上が空席だった。

 英BBC放送などによると、葬儀には南アフリカのラマポーザ大統領など各国首脳らが参列。ムガベ氏の後任のムナンガグワ大統領は演説で、「アフリカの象徴」の死を国全体が悼んでいると述べた。

 一方、失策で国家経済を混乱に陥らせた前大統領に対して、市民から「彼が(経済悪化など)国の問題を引き起こした。いなくなった方が幸せ」「在任中の成果は物不足(を生じさせたこと)だけだ」と批判的な声も相次いだ。

2144チバQ:2019/09/15(日) 08:47:37
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190914-00000563-san-cn
台湾、ソロモン「断交」を警戒 呉外交部長が中国の軍港計画指摘
9/14(土) 23:10配信産経新聞
台湾、ソロモン「断交」を警戒 呉外交部長が中国の軍港計画指摘
迎賓館で記者会見するソロモン諸島のマネレ外相(左)と台湾の呉●(=刊の干を金に)燮外交部長=9日、台北市内の(田中靖人撮影)
 【香港=田中靖人】台湾の呉●(=刊の干を金に)燮(ごしょうしょう)外交部長(外相に相当)は14日、産経新聞の電話インタビューに応じ、南太平洋のソロモン諸島が台湾との外交関係の解消を検討していることに強い警戒感を示した。呉氏は中国がソロモンで軍港の建設を目指していると指摘し、同国が台湾と「断交」し中国と国交を結べば、日米豪のインド太平洋戦略は「大きな衝撃を受ける」と警鐘を鳴らした。

 ■「完全に役立たず」

 人口約60万人のソロモンは、台湾がアジア太平洋で外交関係を持つ6カ国のうち最大で、台湾では「断交ドミノ」を生む懸念も強い。台湾の報道によると、同国の内閣は13日、中国との国交樹立を促す超党派グループの報告書について議論したが結論が出ず、17日に再検討するという。ソガバレ首相はこれを含む4件の報告書を参考に最終的な結論を出す方針で、議会外交委員会の報告書は10月末に提出される。

 呉氏は、超党派グループが報告書で訪台調査の結果、台湾にはソロモンを援助する意思も能力もないと記述したことに対し「訪台の事実はなく虚偽で、結論ありき」と反論。世論調査によるとソロモン市民の多数は台湾との関係維持を望んでおり、中国との国交を主張するのは「個人的な利益を重視する政界の一部」だと述べた。

 一方、豪州紙オーストラリアン(電子版)は11日、ソガバレ氏が豪州の研究者に「台湾は完全に役立たずだ」と述べたと報道。同氏が中国の建国記念日(10月1日)前に台湾と「断交」する方針に傾いているとの見方がある。同氏が親中派議員に、今月下旬の国連総会前の中国との国交樹立を伝えたとの情報もある。

 呉氏は、中国がソロモンの西部州ノロ港の拡張に関心を示しており、「完成後は海軍基地として利用できる」と指摘。中国の狙いは、インド太平洋や中南米で進める戦略拠点の確保だと分析した。その上で、独裁国家である中国の勢力拡張は、台湾や日米豪などが目指す「自由で開かれた太平洋のビジョンに大きな挫折をもたらす」と述べた。

 ■5億ドル提供の情報

 台湾はソロモンのマネレ外相を8〜12日に台湾に招き関係継続を模索している。ただ、台湾の今年の援助額が850万ドル(約9億2000万円)なのに対し、中国は断交の見返りに、期間は不明だが5億ドル(約540億円)の提供を申し出たとの情報もある。

 呉氏はこの情報について、「中国は過去にも台湾の国交国を奪うため同様の約束をしたが、実行には大きな差がある」と主張。サントメ・プリンシペに6億ドルの港湾、ブルキナファソに10億ドルの高速道路・鉄道建設を約束した例を挙げ「着工すらされていない」と断じた。また、中国の援助国が「債務のわな」に陥っている実態も列挙した。

 台湾との「断交」は、地域での中国の影響力拡大を阻止したい米国やオーストラリアも警戒している。豪州は6月にモリソン首相が10年間で2億5000万豪ドル(約185億円)の支援を表明。米国は今月8日、パプアニューギニアに駐在するソロモン大使がソガバレ氏の元に出向いて「現状維持」を働きかけた。ペンス副大統領も国連総会に合わせて同氏と会談するという。呉氏は米国や日本など各国の支援に謝意を示すと同時に、「理念を共有する国々と協力して最悪の事態を避けたい」と述べた。

2145チバQ:2019/09/15(日) 08:54:56
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190911-00000640-san-pol
世耕氏、参院幹事長に就任 政審会長に松山氏 国対委員長は末松氏
9/11(水) 23:42配信産経新聞
 自民党の関口昌一参院議員会長(竹下派)は11日、参院幹事長に世耕弘成・前経済産業相(細田派)を任命した。参院政審会長には松山政司元科学技術担当相(岸田派)、参院国対委員長には末松信介参院議院運営委員長(細田派)をそれぞれ充てた。

 参院執行部人事は参院議員会長が就任直後に行うのが通例だが、7月の参院選後に就任した関口氏は、内閣改造・党役員人事に合わせて実施する意向を示していた。幹事長代行には野上浩太郎前官房副長官が就き、西田昌司国対委員長代行は続投する。

 【参院幹事長】

 世耕弘成氏(せこう・ひろしげ)早大卒。官房副長官、経済産業相。56歳。和歌山選挙区、参院当選5回(細田派)

 【参院政審会長】

 松山政司氏(まつやま・まさじ)明大卒。外務副大臣、1億総活躍相。60歳。福岡選挙区、参院当選4回(岸田派)

 【参院国対委員長】

 末松信介氏(すえまつ・しんすけ)関西学院大卒。党幹事長代理、国土交通副大臣。63歳。兵庫選挙区、参院当選3回(細田派)

 自民党の関口昌一参院議員会長(竹下派)は11日、参院幹事長に世耕弘成・前経済産業相(細田派)を任命した。参院政審会長には松山政司元科学技術担当相(岸田派)、参院国対委員長には末松信介参院議院運営委員長(細田派)をそれぞれ充てた。

 参院執行部人事は参院議員会長が就任直後に行うのが通例だが、7月の参院選後に就任した関口氏は、内閣改造・党役員人事に合わせて実施する意向を示していた。幹事長代行には野上浩太郎前官房副長官が就き、西田昌司国対委員長代行は続投する。

 【参院幹事長】

 世耕弘成氏(せこう・ひろしげ)早大卒。官房副長官、経済産業相。56歳。和歌山選挙区、参院当選5回(細田派)

 【参院政審会長】

 松山政司氏(まつやま・まさじ)明大卒。外務副大臣、1億総活躍相。60歳。福岡選挙区、参院当選4回(岸田派)

 【参院国対委員長】

 末松信介氏(すえまつ・しんすけ)関西学院大卒。党幹事長代理、国土交通副大臣。63歳。兵庫選挙区、参院当選3回(細田派)

2146チバQ:2019/09/15(日) 08:56:08
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190912-00000003-kumanichi-l43
首相補佐官に木原氏起用
9/12(木) 9:37配信熊本日日新聞
 安倍晋三首相は11日、首相補佐官5人を任命し、新たに自民党の木原稔衆院議員(50)=熊本1区=を起用した。

 担当は国家安全保障。首相、官房長官、外相、防衛相らで構成する国家安全保障会議(NSC)に出席するほか、防衛や消防、海上保安など安全保障政策の企画・立案に携わり、首相を補佐する。木原氏は「安全保障はこれまで取り組んできた政策の柱で、身が引き締まる思いだ」と話した。

 木原氏は2005年以来、衆院当選4回。防衛政務官や党文部科学部会長、財務副大臣などを歴任している。(嶋田昇平)

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190911-00000062-jij-pol
今井首相秘書官が補佐官兼務=官房副長官に西村明、岡田氏-国家安保局長は北村氏
9/11(水) 14:34配信時事通信
今井首相秘書官が補佐官兼務=官房副長官に西村明、岡田氏-国家安保局長は北村氏
安倍晋三首相(中央)に続いて自民党本部に入る今井尚哉氏(右)=11日午前、東京・永田町の同党本部
 安倍晋三首相は11日の内閣改造に伴い、今井尚哉首相秘書官(政務担当)を首相補佐官兼務とした。

 今井氏は政策企画を総括する。政務担当の官房副長官には西村明宏衆院議員と岡田直樹参院議員がそれぞれ就任。事務担当の杉田和博官房副長官は続投する。

 横畠裕介内閣法制局長官は退任し、近藤正春内閣法制次長が昇格した。首相補佐官に秋葉賢也、木原稔両衆院議員が新たに就き、和泉洋人、長谷川栄一両補佐官は留任した。

 国家安全保障局の谷内正太郎局長は13日付で退き、後任に北村滋内閣情報官を起用。北村氏の後任は警察庁出身の滝沢裕昭内閣審議官を充てる。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190913-00000531-san-pol
自民・総裁外交特別補佐に薗浦氏
9/13(金) 11:48配信産経新聞
自民・総裁外交特別補佐に薗浦氏
薗浦健太郎氏
 自民党は13日、河井克行法相が務めていた党総裁外交特別補佐に、薗浦健太郎前首相補佐官を起用する方針を固めた。関係者が明らかにした。薗浦氏は新聞記者や麻生太郎総務相(当時)の秘書を経て、平成17年の衆院選で初当選し、現在4期目。外務副大臣などを歴任した。

2147チバQ:2019/09/15(日) 08:56:31
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190913-00000012-akt-l05
3つの副大臣兼務に自分もビックリ 秋田3区・御法川信英氏は国土交通・内閣府・復興の副大臣に就任
9/13(金) 19:50配信秋田テレビ

秋田テレビ

 11日に再改造した安倍内閣の副大臣の人事が13日発表され、衆議院秋田3区選出の御法川信英氏が国土交通・内閣府・復興の副大臣に就任した。御法川副大臣は「秋田を含め、国全体の発展に貢献したい」と話す。

 国土交通・内閣府・復興の副大臣に就任したのは、秋田県大仙市出身で秋田3区選出の自民党の衆議院議員、御法川信英氏(55)。
 御法川副大臣は、父親の故・御法川英文衆議院議員の秘書を経て、2003年の衆院選で初当選を果たし、現在5期目。
 これまで外務大臣政務官や衆議院の財政金融委員長を歴任したほか、2014年には財務副大臣を務めていた。

 御法川副大臣は「広い範囲にわたり責任ある仕事をできるのは光栄。秋田県はもちろん、国全体の発展に貢献したい」と意気込みを語った。

 社会資本の整備や交通政策などを管轄する国土交通省に加え、内閣府では統合型リゾート・IRを担当。さらに東北出身議員として復興も担う。

秋田テレビ

2148チバQ:2019/09/15(日) 08:57:22
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190913-00000074-asahi-pol
原発自主避難者「復興庁は担当外」 田中復興相が発言
9/13(金) 20:00配信朝日新聞デジタル
原発自主避難者「復興庁は担当外」 田中復興相が発言
記者会見で自主避難者に対する発言を修正するよう、秘書官(中央)に促される田中和徳復興相(左)=東京・霞が関の復興庁
 田中和徳復興相(70)は13日の閣議後会見で、東京電力福島第一原発事故の自主避難者について、「復興庁は担当の役所ではない」と発言した。復興庁は自主避難を含む原発事故避難者の生活を守る「子ども・被災者支援法」を所管し、東日本大震災の被災者支援全体には毎年100億円強の予算も使っており、専門家から疑問の声が出ている。

 田中氏の発言は、原発事故で国の避難指示が出なかった地域からの自主避難者の一部が、福島県から避難先の住居の明け渡しなどを求められている問題に関するやりとりで出た。福島県内からの自主避難者は2017年3月末で1万2千世帯(約1万6千人)いた。国と県は同月末に家賃補助の打ち切りを始め、県は現在、国家公務員宿舎に住み続ける世帯に損害金の請求や、明け渡しを求めた訴訟の準備をしている。

 田中氏は会見で、国の対応を問われ、「担当ではない役所があんまり明確に申し上げることは差し控えたい」と答えた。直後に秘書官からメモを渡された後、「訴訟では」と補足したが、県が避難中の県民を提訴するという事態の解決に復興庁が乗り出す考えは示さなかった。すべての自主避難問題についても「復興庁は財政、人材面で福島県の活動を支援している。福島県で責任をもって対応することになっている」と述べた。

 田中氏は衆院神奈川10区選出で当選8回。11日の内閣改造で初入閣した。13日の会見では環境副大臣などを務めた経験から、「今まで復興には相当かかわってきた」と説明していた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190913-00000026-asahi-pol
IT相ははんこ議連会長 「印鑑とデジタル、対立せず」
9/13(金) 11:16配信朝日新聞デジタル
IT相ははんこ議連会長 「印鑑とデジタル、対立せず」
「はんこ議連」会長でもある竹本直一IT担当相=2019年9月12日夕、内閣府、相原亮撮影
 日本の商慣行に欠かせない印鑑と、押印のいらないデジタル決済は両立するのか――。安倍内閣の新閣僚が12日の記者会見で、こんな問いに直面する一幕があった。

 念願の初入閣を果たした竹本直一・IT担当相は、行政手続きのデジタル化を含めた日本のIT分野を進める立場。その一方で、「日本の印章制度・文化を守る議員連盟(はんこ議連)」の会長も務めている。

 竹本氏は就任から一夜明けた12日の会見で、双方の立場は「ベクトルが反対方向では」と記者から質問された。竹本氏は「印鑑とデジタル社会を対立するものととらえるのではない。工夫はいろいろできる」と反論。決済のデジタル化が進めば印鑑が必要なくなるとの指摘がある中、両立は可能だとの考えを示した。

 ただ、会見では「印鑑をデジタルで全部処理できないかという話があるが、印鑑を業とする人たちにとっては、死活問題だから待ってくれという話になっている」とも言及。「理屈では分かるが、即対応できない分野が結構ある」と述べ、議連会長としての立場を強くにじませる場面もあった。

 また、13日の会見では、記者から竹本氏の公式ホームページ(HP)が閲覧できない状態になっているとの指摘があった。竹本氏は「HPを管理している会社からロックがかけられた状態だ。なぜロックされているか、よく分からない」と述べ、閲覧できるよう復旧を求めていることを明らかにした。(相原亮)

2149チバQ:2019/09/15(日) 08:58:31
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190913-00000595-san-pol
二階派歓喜、安堵の細田、麻生、竹下、岸田派…自民派閥、改造で明暗
9/13(金) 23:28配信産経新聞
二階派歓喜、安堵の細田、麻生、竹下、岸田派…自民派閥、改造で明暗
記念撮影に臨む新閣僚ら=11日午後、東京都千代田区(萩原悠久人撮影)
 11日発足した第4次安倍晋三再改造内閣をめぐり、自民党の各派では入閣や要職の獲得をめぐり、安堵(あんど)と不満が交錯している。

【表でみる】第2次安倍政権以降の内閣名称、首相の決意

 ■「党主要ポスト取れたので十分」

 首相の出身派閥の細田派(清和政策研究会、97人)は12日、党本部で開いた会合で、今後も一致結束して首相を支える方針を確認した。党選対委員長に起用された下村博文元文部科学相は「衆院選に向けて全員が当選できる態勢をつくっていく」とあいさつした。

 細田派から入閣したのは、改造前と同数の3人だが、今回は党四役の選対委員長を確保した。最大派閥でありながら改造前は党四役を逃し、中堅や若手に不満がたまっていただけに今回は「満額回答だ」と安堵の声が広がった。

 麻生派(志公会、53人)では、閣僚が改造前の5人から3人に減った。一方、鈴木俊一前五輪相が総務会長に起用され、甘利明元経済再生担当相は税制調査会長に内定した。中堅議員は「閣僚は減ったが、党の主要ポストを取れたので十分だろう」と語った。

 領袖(りょうしゅう)の麻生太郎副総理兼財務相は改造前に首相との面会を重ねた。人事について意見を交わしたとみられ、ベテラン議員は「首相との長年の信頼関係があるからこそできる」と話す。

 竹下派(平成研究会、53人)の茂木敏充会長代行は12日の会合で、自身の外相就任や加藤勝信厚生労働相の再入閣を報告した。「わが派は人材の宝庫だ。皆さんが活躍できるよう、この後もしっかり調整していきたい」と述べた。

 茂木氏は、10月に参院から新たに2人が入会することも明らかにした。所属議員は55人となり、麻生派を抜いて第2派閥となる。茂木氏は記者団に「大きなエネルギーを持つためには仲間は多い方がいい」と強調した。

 ■幹事長留任「これ以上ない人事」

 「ポスト安倍」を目指す岸田文雄政調会長は、会長を務める岸田派(宏池会、46人)で閣僚経験のない「入閣待機組」2人を閣内に押し込んだ。

 12日の会合では2人の入閣に喜びの声があがった。岸田氏は「派閥の結束を考えた場合、いい人事だった」と手応えを述べた。

 衆院当選8回で初入閣を果たした竹本直一科学技術担当相は「閣僚になるときは宏池会という信念を貫いたから、遅いけど良かった」と話し、笑いを誘った。根本匠前厚労相は「大事なのは2年後の総裁選だ。私も閥務に戻って皆さんとしっかり取り組みたい」と呼びかけた。

 もっとも祝福ムードが広がったのは二階派(志帥会、46人)だ。領袖の二階俊博幹事長が留任し、衛藤晟一(せいいち)1億総活躍・少子化担当相と武田良太国家公安委員長が初入閣した。二階氏は12日の会合で「しっかりやるように」と引き締めを図った。

 一時は幹事長交代も取り沙汰されたが、最優先の二階氏続投が決まり、派内には安堵の空気が流れる。ある所属議員は「派として幹事長留任が生命線だった。これ以上ない人事だ」と満足げに語った。

 ■「さしてコメントはない」

 逆に、首相と対立する石破茂元幹事長が会長を務める石破派(水月会、19人)は平成27年9月の派閥創設以来、初めて入閣者がゼロになった。12日の会合に石破氏は姿を見せなかった。

 事務総長の田村憲久元厚労相は記者団に「さしてコメントはない」と答えた。「次に向かって自民党が日本の政治をリードしていくために、われわれが政策集団として政策を磨いていく」とも強調した。

 最小派閥の石原派(近未来政治研究会、11人)では森山裕国対委員長が留任したものの、昨年10月の前回の改造に続いて閣僚を送り込めなかった。

 7月の参院選では、唯一の現職が落選。存在感の低下に歯止めをかけるため、衆院当選6回の坂本哲志政調会長代理の初入閣に期待をかけたが、かなわなかった。

 石原派の議員は「残念の一言だ。派閥の発言力、発信力を高めていく必要がある」と述べ、憤懣(ふんまん)やるかたない様子だった。

2150チバQ:2019/09/17(火) 11:22:15


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190916-00000069-jij-cn
ソロモン諸島、台湾と断交=中国と国交樹立へ
9/16(月) 19:22配信時事通信
ソロモン諸島、台湾と断交=中国と国交樹立へ
16日、台北の総統府で、南太平洋の島国ソロモン諸島との断交を受け記者会見する台湾の蔡英文総統
 【台北、シドニー時事】南太平洋の島国ソロモン諸島政府は16日、台湾と断交し、中国と国交を樹立することを決めた。
 台湾外交部(外務省)はこれを受け、ソロモンとの即時断交を発表した。蔡英文政権が発足した2016年5月以降、台湾から中国に乗り換えた国は6カ国目。台湾が外交関係を結ぶ国は16カ国に減った。

 蔡総統は16日、台北の総統府で記者会見し、「中国は数年来、台湾と国交締結国を断交させるなどの方法で、台湾人の心に打撃を与え、一国二制度の受け入れを迫ってきた」と中国を批判。その上で「一国二制度を受け入れないのは、(台湾人)2300万人の最大の共通認識だ」と強調した。

 中国は多額の経済援助を通じ、太平洋諸国での影響力を拡大してきた。ソロモンの切り崩しは、米国が台湾に新型F16戦闘機の売却を決めたことへの報復や、来年1月の総統選で再選を目指す蔡氏に打撃を与えることなどが目的とみられる。

2151チバQ:2019/09/17(火) 11:28:33
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190913-35142630-cnn-int
列車が脱線、50人死亡 惨事繰り返されるコンゴ
9/13(金) 9:35配信CNN.co.jp
(CNN) アフリカ中部のコンゴ民主共和国(旧ザイール)で12日未明、列車の脱線事故があり、少なくとも50人が死亡、数人が負傷した。同国の人道担当相がCNNに明らかにした。

人道担当相によると、脱線事故は現地時間の12日午前3時ごろ、同国南東部タンガニーカ州のマイバリディで発生した。

ツイッターへの投稿で人道担当相は「また惨事が起きた」と述べ、政府を代表して犠牲者に哀悼の意を表した。

今回の事故が起きた原因は分かっていない。しかしコンゴ民主共和国では、大勢の犠牲者を出す事故が後を絶たない。

今年3月には中部のカサイ州で貨物列車が脱線して少なくとも24人が死亡。犠牲者の大半は子どもだった。

2017年には南ルアラバ州で燃料タンカーを連結した貨物列車が川に突っ込み、30人以上が死亡していた。

2152チバQ:2019/09/17(火) 22:07:44
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190917-00050212-yom-int
チュニジア大統領選、決選投票へ…2大政党の退潮鮮明に
9/17(火) 18:27配信読売新聞オンライン
 【チュニス=上地洋実】 15日に投票が行われたチュニジア大統領選が即日開票され、過半数を得た候補はおらず、上位2人による決選投票が行われる公算が大きくなった。選挙管理委員会の中間発表(開票率89%)では、大学教授のカイス・サイード氏(61)と実業家のナビール・カルウィ氏(56)が他候補をリードしている。

 サイード氏は得票率18・8%で首位に立った。2位のカルウィ氏は15・7%で、3位と約3ポイントの差をつけている。大統領選には、シャヘド首相を筆頭に多数の閣僚経験者が立候補していた。しかし、有権者は、政治色の薄いサイード氏とカルウィ氏を支持した。

 チュニジアは中東の民衆蜂起「アラブの春」で民主化を実現したものの、経済は低迷し、国民の間で不満が募っていた。今回の選挙は、国民の政治不信が強く表れた形になった。

 特に、連立政権を担ってきた世俗主義政党「チュニジアの呼びかけ」とイスラム穏健派政党「アンナハダ」の2大政党が推した候補が3位以下に沈んだことは、既成政党の退潮を印象づけた。

 サイード氏は憲法学者で、チュニス大学で教べんを執る。カルウィ氏はテレビ局の社主で、8月に脱税などの疑いで逮捕され、拘束中の身だ。選挙直前だっただけに、シャヘド首相による政敵排除との見方もある。

 決選投票の日程は改めて発表される。今回の選挙結果は、10月6日に控える議会選の行方にも影響しそうだ。

2153チバQ:2019/09/17(火) 22:08:18
https://www.afpbb.com/articles/-/3244618
チュニジア大統領選、反体制派の2候補が決選投票へ
2019年9月16日 11:27 発信地:チュニス/チュニジア [ チュニジア 中東・北アフリカ ]
【9月16日 AFP】チュニジアで15日、大統領選の投開票が行われ、投票終了から数時間後に反体制派の候補者2人が決選投票に進むと発表した。同国で自由な大統領選が実施されたのは2011年に起きた民主化運動「アラブの春(Arab Spring)」以降で2度目。

 無所属で立候補した憲法学者のカイス・サイード(Kais Saied)氏(61)は、17日に予定されている中間集計結果の発表を前に、出口調査の結果から自身が「第1回投票で1位になった」と述べた。


 資金洗浄の疑いで拘束中のメディア界の大物、ナビル・カルウィ(Nabil Karoui)氏も、決選投票に進むとの声明を発表した。

 その他の有力候補者には、イスラム主義政党「アンナハダ(Ennahdha)」初の大統領候補者となったアブデルファタフ・ムールー(Abdelfattah Mourou)国会議長や、ユスフ・シャヘド(Youssef Chahed)首相がいた。

 若い世代を中心に選挙に無関心な有権者が増えており、独立選挙高等機関(ISIE)によると2014年大統領選の第1回投票で64%だった投票率は45%に下がった。(c)AFP/Caroline Nelly PERROT

2154チバQ:2019/09/18(水) 13:22:08
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190918-00000020-jij-int
天野氏後継レースが本格化=路線継承どこまで-IAEA
9/18(水) 7:11配信時事通信
天野氏後継レースが本格化=路線継承どこまで-IAEA
在ウィーン国際機関アルゼンチン代表部のグロッシ大使(EPA時事)
 【ウィーン時事】7月に死去した国際原子力機関(IAEA)の天野之弥事務局長の後継レースが本格化している。

 16日からウィーンで始まった年次総会では、10月の理事会での選挙に向け、各候補が支持を訴えた。IAEAの技術的側面を重視し、政治的発言に慎重だった天野氏の路線をどこまで引き継ぐかが焦点となりそうだ。

 真っ先に出馬表明した在ウィーン国際機関アルゼンチン代表部のグロッシ大使は記者会見で「気候変動問題などで、IAEAは伝統的に議論に参加してこなかったかもしれない」と述べ、公共の議論で「より積極的な役割」を果たすと訴えた。南米諸国の支持を得ているという。

 グロッシ氏とともに有力候補とみられるフェルータIAEA事務局長代行(ルーマニア)は今月、代行ながらトップとして約2年ぶりにイランを訪問。核合意をめぐり「時間がカギだ」と天野氏が使ってこなかった表現で、イランに査察などで積極的な協力を求める姿勢をアピールした。

 唯一の女性候補、スロバキア原子力安全委員会のジアコバ委員長は総会で、「トップを含む職員のジェンダーバランス改善」を訴えた。

 ブルキナファソの候補、包括的核実験禁止条約機関(CTBTO)準備委員会のゼルボ事務局長は、アフリカ諸国の支持を集めるとみられる。

 当選には、日米欧や中ロなど35カ国で構成する理事会の3分の2の票が必要。日本は「立場を決定していない」(外交筋)という。

2155チバQ:2019/09/18(水) 13:31:37
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190918-00000021-jij_afp-int
ベネズエラ国会、野党指導者グアイド氏を暫定大統領として正式承認
9/18(水) 12:25配信AFP=時事
ベネズエラ国会、野党指導者グアイド氏を暫定大統領として正式承認
ベネズエラの首都カラカスの国会で演説する、野党指導者のフアン・グアイド国会議長(2019年9月17日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】野党が主導権を握るベネズエラの国会は17日、新たな選挙が行われるまでの間、野党指導者のフアン・グアイド(Juan Guaido)国会議長をベネズエラ暫定大統領として正式に承認した。

【写真】国会で演説する、野党指導者のフアン・グアイド国会議長

 米国はこの決定を「民主派野党勢力の結束力と強さ」を反映するものだとして歓迎した。米国から支持されているグアイド氏は、50か国以上からベネズエラの暫定大統領として認められている。

 ベネズエラのタレク・ウィリアム・サーブ(Tarek William Saab)検事総長は17日、4月30日に起きた蜂起に関与したとして逮捕され、軍事刑務所で拘束されていたエドガル・サンブラノ(Edgar Zambrano)副議長を釈放したと発表した。

 サーブ検事総長は、政府と野党勢力の交渉で部分的な合意に達したことを受け、政府が最高裁にサンブラノ氏の釈放を求めたと述べた。

 前日の17日、ニコラス・マドゥロ(Nicolas Maduro)大統領が率いる政府は、国会に与党・統一社会党(PSUV)の議員が復帰すると発表していた。ベネズエラ政府は、3年前の選挙でPSUVが敗北した後、野党が主導権を握る国会とは別に政権派のみで構成される制憲議会(545議席)を発足させていた。

 サンブラノ氏の釈放には、グアイド氏を脇に追いやろうとする狙いがあるとみられる。【翻訳編集】 AFPBB News

2156チバQ:2019/09/18(水) 13:35:34
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190917-00000040-jij_afp-int
台湾と断交のソロモン諸島、警察は中国系住民への反発警戒
9/17(火) 23:28配信AFP=時事
台湾と断交のソロモン諸島、警察は中国系住民への反発警戒
ソロモン諸島・首都ホニアラで、トラックに乗って空港へ向かう中国系住民を警護するニュージーランド軍兵士(2006年4月23日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】台湾に代わり中国との外交関係を承認すると決定した南太平洋の島国ソロモン諸島では17日、市街地に警察官の姿が目立ったものの、今のところ騒ぎは報告されていない。

【写真】ナウル大統領、中国特使と緊迫したやりとり 「横柄」な振る舞い非難

 今回の外交措置は、同国との断交を台湾が先んじて16日に発表したことにより明らかになった。これを受け、マライタ(Malaita)島では親台湾派による平和的な抗議デモが行われた。

 警察当局者はAFPに対し、現地の警察トップに問い合わせたものの、問題は起きていないと語った。

 首都ホニアラでは、一部は台湾旗を掲げた見物人が取り囲む中、台湾政府の利益代表部に掲げられていた国旗の最後となる降納が執り行われた。

 長らく汚職がまん延してきた同国では、多くの人々は今回の外交工作を、政界のエリート層による私腹を肥やそうとするもくろみとみており、激しい議論が巻き起こっている。

 ホニアラ市街で17日、AFPの取材に匿名で応じた男性は「今回の転換は、外国の有力者の支援を受けた、少数の国会議員によって押し進められてきた」とし「われわれ国民がなしたはずの選択は反映されていない」と話した。

 ホニアラの中国人街は過去、群衆の暴力の矢面に立たされてきた。最近では今年4月、マナセ・ソガバレ(Manasseh Sogavare)首相が選出された際にそうした事案が発生した。

 同国の中国人居住者は裕福であることが多く、一部は何世代にもわたり同国で暮らしてきたにもかかわらず、長い間根強い反感の対象となってきた。さらに、近年ますます増加する移民らがホニアラの経済を支配しつつあると地元住民は感じており、反感がますます強まっている。

 36年続いた台湾との外交関係が終わりを迎えたというニュースが広まった17日は、中国系の商店の多くが休業。警察当局は、治安維持のために通常よりも多くの警官を動員してパトロールに当たらせており、複数の住民グループとの会合も進められていると述べた。

 その一方、ソロモン諸島政府からは、断交の決定についての正式な声明は出ておらず、ソガバレ首相は17日に予定されていた記者会見を多忙を理由に中止にしている。

 地元メディアの報道によると、中国との外交関係の承認についての国会議員らの採決は、賛成27票、反対0票、棄権6票だったという。【翻訳編集】 AFPBB News

2157チバQ:2019/09/26(木) 12:50:40
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190925-00000031-jij_afp-int
ベネズエラ与党が3年ぶりに国会復帰、グアイド勢力の分断目指す
9/25(水) 16:49配信AFP=時事
ベネズエラ与党が3年ぶりに国会復帰、グアイド勢力の分断目指す
ベネズエラ国会に出席する野党指導者のフアン・グアイド国会議長(中央)とエドガル・サンブラノ副議長(左、2019年9月24日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】ベネズエラのニコラス・マドゥロ(Nicolas Maduro)大統領率いる与党・統一社会党(PSUV)の議員らは24日、野党が主導権を握る国会に3年ぶりに復帰した。

【写真】国会に3年ぶりに復帰した与党議員ら

 PSUVは選挙の敗北を受けて2016年に議員を国会から引き揚げ、野党が多数を占める国会とは別に、政権派のみで構成される制憲議会(545議席)を発足させていた。しかし同党は今月、野党指導者であるフアン・グアイド(Juan Guaido)国会議長の勢力基盤を分断するために弱小野党らと協定を結び、与党議員が国会に復帰するための準備を整えた。

 PSUVの議員らがマドゥロ氏を支持するスローガンを繰り返し叫びながら席に着くと、野党からは一斉に激しいブーイングが上がった。50か国以上からベネズエラ暫定大統領として認められているグアイド氏は「これがベネズエラにおける唯一の合法的機関、つまり国会による暗黙の承認だ」と述べた。【翻訳編集】 AFPBB News

2158チバQ:2019/09/30(月) 18:08:19
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201909/CK2019092002000325.html
チュニジア ベンアリ元大統領死去 「ジャスミン革命」で失脚

2019年9月20日 夕刊


ベンアリ元大統領=AP・共同

写真
 【カイロ=奥田哲平】北アフリカのチュニジアのジン・アビディン・ベンアリ元大統領が十九日、死去した。八十三歳。二〇一一年の民主化運動「ジャスミン革命」を受けて失脚。二十年以上続いた独裁政権崩壊は、その後に中東各地で広がった「アラブの春」の先駆けとなった。AFP通信が伝えた。

 一九三六年に中部スース近郊生まれ。軍治安司令官や内相などを歴任。首相だった八七年に初代大統領ブルギバ氏を、病弱で職務遂行能力がないとして解任し、事実上の無血クーデターで権力を握った。

 女性のヒジャブ(頭髪を覆うスカーフ)着用を禁じるなど、イスラム勢力拡大の防波堤の役割を期待する欧米諸国との友好な関係を築き、年率4%の経済成長を実現した。一方で、秘密警察を使った言論弾圧で強権支配を敷き、親族も含めた汚職体質がまん延した。

 二〇一〇年十二月に失業中の若者が焼身自殺を図ったことを発端にした反政府デモが拡大し、一一年一月にサウジアラビアに亡命した。チュニジアは「アラブの春」で民主化に成功した唯一の成功例とされる。

2159チバQ:2019/10/10(木) 15:52:56
https://digital.asahi.com/articles/ASMB86THHMB8UHBI031.html?rm=248
エクアドル、首都機能を別都市に移転 大規模暴動が発生
有料記事

サンパウロ=岡田玄 2019年10月8日22時53分
 南米エクアドルのモレノ大統領は7日夜、政府機能を首都キトから約300キロ離れた商業都市グアヤキルに移転したと発表した。同国では、燃料費補助の廃止をきっかけに大規模な暴動が起き、政府が3日に非常事態を宣言していた。モレノ氏は、コレア前大統領やベネズエラのマドゥロ政権が暴動をあおっていると批判している。

 モレノ氏は、軍幹部と撮影した動画メッセージで「憲法で定めた権限に基づき、政府の本拠をグアヤキルに移した」と語った。「クーデターの試みがあった。暴動は怒れる市民による抗議ではない」とも述べた。

 ログイン前の続きエクアドルでは、反米左派のコレア前政権で債務が拡大。モレノ氏は当時副大統領で、コレア氏の後継だったが、政権につくとコレア路線と決別。財政再建に取り組み、国際通貨基金(IMF)の融資を受けるなどした。

 今月3日、財政改革の一環として燃料費補助などを打ち切ると、各地で暴動が発生。モレノ氏は同日に非常事態を宣言し、緊縮政策は撤回しないとした。先住民団体などの数千人が首都キトへ向け行進している。(サンパウロ=岡田玄)

2160チバQ:2019/10/10(木) 18:59:40
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191010-00000028-jij_afp-int
エクアドル抗議デモ激化、原油生産に打撃
10/10(木) 17:17配信AFP=時事
エクアドル抗議デモ激化、原油生産に打撃
エクアドルの首都キトで、燃料価格の高騰に抗議するデモ隊(奥)と対峙(たいじ)する機動隊(手前、2019年10月9日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】燃料価格の高騰に抗議するデモが激化しているエクアドルで9日、デモ隊と治安部隊の衝突が2日連続で発生した。こうした事態を受けて、政府は原油輸送の大半を担うパイプラインの停止を余儀なくされた。

政府庁舎にほど近い首都キト中心部の広場で先住民団体と農民、学生、労働組合の数千人がデモ行進を実施する中、デモ隊と治安部隊が衝突。覆面姿のデモ参加者らは、火焔瓶や敷石を投げた。

 国連教育科学文化機関(UNESCO、ユネスコ)の世界遺産(World Heritage)にも登録されているキトの旧市街は、催涙ガスと燃えるタイヤから立ち上る黒煙に覆われた。

 エネルギー・非再生可能天然資源省は、2本ある国内石油パイプライン網の一本の運転を停止し、全送油量の3分の2の送油をストップしたと発表した。

 エクアドルは先週、経済的制約を理由に石油輸出国機構(OPEC)を脱退すると表明した。同国の産油量は日産50万バレル超。今年上半期は、輸出額にして46億ドル(約4900億円)相当を生産した。

 エネルギー・非再生可能天然資源省によると、一連のデモによる生産低下で、これまでに1280万ドル(約13億7000万円)の損失が出ているという。【翻訳編集】 AFPBB News

2161チバQ:2019/10/10(木) 19:00:30
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191010-35143805-cnn-int
コンゴ民主共和国、はしかが流行 死者4千人超える
10/10(木) 15:00配信CNN.co.jp
コンゴ民主共和国、はしかが流行 死者4千人超える
はしかのワクチン。コンゴではしかが流行し、4000人を超える死者が出ている
(CNN) 国連児童基金(ユニセフ)は9日、アフリカ中部のコンゴ民主共和国(旧ザイール)ではしかが流行し、4096人が死亡したと明らかにした。死者のうち約90%が5歳未満の子どもだという。コンゴで確認されたはしかの件数は20万3179件。

ユニセフによれば、コンゴで今年確認されたはしかの件数は昨年全体の3倍を超えている。また、はしかによる死者数はエボラ出血熱による死者数を上回っている。エボラではこれまで2143人が死亡している。

世界保健機関(WHO)は、集団免疫を確かなものとするため人口の約95%に2度のワクチン接種を行う必要があるとしている。ユニセフによると、コンゴの2018年のはしかの予防接種率は57%にとどまる。

ユニセフは、コンゴの数百万人の子どもたちが定期予防接種を受けられず、病気になったときも治療を受けられないという警戒すべき状況に直面していると述べた。

2162チバQ:2019/10/10(木) 19:48:15
https://www.afpbb.com/articles/-/3248862
チュニジア、資金洗浄疑惑で拘束のカルウィ候補を解放 大統領選を前に
2019年10月10日 16:11 発信地:チュニス/チュニジア [ チュニジア 中東・北アフリカ ]
【10月10日 AFP】チュニジア大統領選の候補者ながらマネーロンダリング(資金洗浄)の疑いで拘束されていたメディア王のナビル・カルウィ(Nabil Karoui)氏が、決選投票を数日後に控えた9日夜、解放された。

 現場のAFPの記者によると、首都チュニス近郊モルナギア(Mornaguia)の刑務所を出てきたカルウィ氏を、
大勢の支持者たちが赤と白のチュニジア国旗やカルウィ氏を応援する横断幕を振って出迎え、歓喜の声援を送った。
 先にカルウィ氏の弁護士の1人は、裁判所が同氏に対する「勾留命令を取り消した」と説明。別の弁護士は、カルウィ氏は依然として捜査対象ではあるが「自由の身だ」と話した。

 カルウィ氏は資金洗浄容疑で8月から刑務所に身柄を拘束されていたにもかかわらず、大統領選の第1回投票では15.6%の得票率を得ている。

■議会選は与党のイスラム政党が首位

 カルウィ氏の解放から程なく発表された6日の議会選の暫定結果は、イスラム主義政党「アンナハダ(Ennahda)」が定数217中、52議席を獲得して第1党となったものの、議会の決定権を握る109議席には遠く及ばなかった。

 一方、半年前にカルウィ氏が設立した新党「チュニジアの心(Qalb Tounes)」は38議席を獲得した。

 アンナハダとチュニジアの心は議会選に先立って、連立政権の可能性はないと公式に発表している。(c)AFP/Hamza MEKOUAR

2163チバQ:2019/10/12(土) 14:26:40
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191011-00000066-mai-int
ノーベル平和賞にエチオピアのアビー・アハメド首相 エリトリアとの紛争終結
10/11(金) 18:06配信毎日新聞
ノーベル平和賞にエチオピアのアビー・アハメド首相 エリトリアとの紛争終結
エチオピアのアビー・アハメド首相=AP
 ノルウェーのノーベル賞委員会は11日、今年のノーベル平和賞を、エチオピアのアビー・アハメド首相(43)に授与すると発表した。レイスアンデルセン委員長は「平和と国際協調のための尽力、とりわけ隣国のエリトリアとの国境紛争解決のための断固とした指導力」を授賞理由とした。「アフリカの角」と呼ばれるアフリカ北東地域の安定化に尽力したことも評価した。

【写真特集】日本人ノーベル賞の軌跡

 受賞決定を知らせるノーベル賞委員会事務局からの電話にアビー氏は「アフリカに与えられた賞であり、エチオピアに与えられた賞だ。アフリカの他の指導者も平和構築に積極的に取り組むでしょう」と語った。

 アビー氏は2018年4月の首相就任直後から、内政・外交で矢継ぎ早に改革に着手。国内の民主化を進めると同時に、長年の懸案だったエリトリアとの領有権争いで譲歩する意向を表明して和解を呼びかけた。同年7月にはエリトリアの首都アスマラを電撃訪問し、イサイアス大統領と歴史的な会談を実現。外交関係の正常化で合意し、「平和と友好関係に関する共同宣言」に署名した。20年ぶりに国境往来が再開されるなど、和平が急速に進んだ。

 エリトリアは武装闘争を経て1993年にエチオピアから分離独立。国境を巡る対立は激しい紛争に発展し98〜00年に推定約10万人が死亡した。国際仲裁裁判所(オランダ・ハーグ)が設けた委員会が03年、双方が領有権を主張する村をエリトリア領と認めたことにエチオピアが反発。国境付近で両国軍がにらみ合う緊張状態が続いていた。

 レイスアンデルセン委員長は、アビー氏が両国関係以外の「和平や融和プロセスに関与」した点も強調し、エリトリアとジブチや、ケニアとソマリアの関係修復を仲介したことを挙げた。スーダンで民政移管を巡って対立を深めていた軍主導の暫定政権とデモ隊の交渉では「主要な役割を果たした」と指摘した。

 ノーベル平和賞は、各国の政府や国会議員、大学教授、過去の受賞者、国際機関の職員などによって推薦された候補者の中から、5人の委員が選出する。今年は301個人・団体に対する推薦があった。

 授賞式は12月10日、オスロ市庁舎で行われる。賞金は900万スウェーデンクローナ(約9900万円)。【ヨハネスブルク小泉大士、ロンドン服部正法】

2164チバQ:2019/10/12(土) 20:14:57
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191011-35143886-cnn-int
ノーベル平和賞、エチオピアのアビー首相に授与
10/11(金) 18:41配信CNN.co.jp
(CNN) ノルウェーのノーベル委員会は11日、2019年のノーベル平和賞をエチオピアのアビー・アハメド首相(43)に授与すると発表した。

授賞理由として平和と国際協力を達成しようとする努力が挙げられた。特に隣国エリトリアとの国境紛争の解決を断固とした姿勢で主導したことが評価された。

エチオピアとエリトリアは20年に及ぶ国境紛争が続いていたが、アビー首相はそれに終止符を打とうと尽力した。この紛争は両国に経済的、人道的な多大な犠牲をもたらした。

アビー首相は最近、隣国スーダンでの民政移管に向けた権限分割の合意成立も仲介し、称賛を受けていた。

ノーベル委員会はツイッターで、「2019年のノーベル賞がアビー首相の平和と和解に向けた取り組みをさらに強める結果となることを望む」と述べた。

2165チバQ:2019/10/14(月) 18:43:56
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191014-00000027-jij_afp-int
エクアドル大統領と先住民団体、デモ終結で合意 燃料補助金廃止を撤回
10/14(月) 17:37配信AFP=時事
エクアドル大統領と先住民団体、デモ終結で合意 燃料補助金廃止を撤回
エクアドル大統領と先住民の代表が抗議デモの終結で合意に至り、首都キトで喜ぶ先住民の人々(2019年10月13日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】南米エクアドルで燃料価格の高騰に抗議するデモが暴徒化していた問題で、抗議行動の中心となっていた先住民団体の代表とレニン・モレノ(Lenin Moreno)大統領が13日、2週間近く続いたデモの終結で合意した。

【関連写真】国旗を振って合意を喜ぶ先住民の人々

 モレノ大統領は首都キトで、エクアドル先住民族連盟(CONAIE)のハイメ・バルガス(Jaime Vargas)会長と4時間にわたり会談。その様子は国営テレビで生中継された。

 会談は国連(UN)とカトリック教会が仲介して実現したもので、国連職員が読み上げた共同声明は「この合意により、エクアドル全土への(デモ隊の)動員は終了し、われわれは国内の平和回復に全力を尽くす」と述べている。

 また政府は、国際通貨基金(IMF)から42億ドル(約4500億円)の財政支援を受けるための緊縮政策の一環で廃止した燃料補助金について、廃止命令を撤回した。

 フェイスペイントを施し、頭に羽根飾りをつけて会談に臨んだバルガス氏も、「われわれの土地に適用されたこの措置(燃料補助金の廃止)は、撤回された」と声明の内容を追認した。

 エクアドルでは燃料補助金の廃止を受けて燃料価格が高騰。全国からデモ隊がキトに集結し、12日間にわたるデモで7人が死亡する事態に発展した。モレノ大統領は首都キトとその周辺地域を対象に夜間外出禁止令を発令し、デモ鎮圧のため軍の管理下に置いたが、13日も会談が始まるまでデモ隊と治安部隊との衝突が続いていた。

 当局は、一連のデモで1349人が負傷、1152人の身柄を拘束したとしている。【翻訳編集】 AFPBB News

2166チバQ:2019/10/14(月) 18:45:32
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191014-00000002-jij_afp-int
チュニジア大統領選の決選投票、無所属の憲法学者サイード氏圧勝
10/14(月) 8:52配信AFP=時事
チュニジア大統領選の決選投票、無所属の憲法学者サイード氏圧勝
チュニジアの首都チュニスで大統領選勝利を祝う保守派の憲法学者カイス・サイード氏(2019年10月13日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】チュニジアで13日、大統領選挙の決選投票が行われ、出口調査によると保守派の憲法学者カイス・サイード(Kais Saied)氏(61)が圧勝する見通しとなった。対立候補のメディア界の大物、ナビル・カルウィ(Nabil Karoui)氏は敗北を喫した。

【写真】サイード氏の勝利を喜ぶ群衆

 今回の選挙は、革命後のチュニジアで変化しつつある政治情勢を背景に、7月のベジ・カイドセブシ(Beji Caid Essebsi)大統領の死去を受けて実施された。出口調査による得票率は無所属のサイード氏がEmrholdの調査で約72.5%、Sigmaの調査で76.9%となり、40%程度のカルウィ氏に大差をつけた。正式な結果は14日に発表される予定。

 首都チュニス中心部にあるサイード氏の選対本部では、勝利の知らせに歓声が湧き上がった。本部前では花火が打ち上げられ、集まった群衆は「カイス・サイード、国民の声」「チュニジア万歳」と唱和した。大勢の人が首都の通りに出て車のクラクションを鳴らし、国家を歌った。

 決選投票を争った両氏は共に政界では新人だ。サイード氏は「ロボコップ(Robocop)」、カルウィ氏にはイタリアのシルビオ・ベルルスコーニ(Silvio Berlusconi)元首相にちなみ「チュニジアのベルルスコーニ」とニックネームが付けられた。

 先月15日に行われた第1回投票で両者は保守派を破った。中東の民主化運動「アラブの春(Arab Spring)」が始まったチュニジアで、停滞した経済と失業、貧弱な公共サービスに対する有権者の怒り強いことが浮き彫りとなった。

 選挙戦に論争と不安な様相を添えたのが、カルウィ氏が9日に釈放されたばかりだったことだ。同氏は資金洗浄の疑いで1か月以上、拘束されていた。

 今回の選挙は、2011年の民主化運動以降で2度目の自由な大統領選挙。決選投票の投票率は第1回投票より高い57%前後とみられている。【翻訳編集】 AFPBB News

2167チバQ:2019/10/16(水) 11:38:50
https://digital.asahi.com/articles/ASMBH14CYMBGUHBI01P.html?rm=454
政治未経験の憲法学者が当選 チュニジア大統領選
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イスタンブール=北川学 2019年10月15日04時13分

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写真・図版チュニジア大統領選で当選したカイス・サイード氏=AFP時事

 北アフリカ・チュニジアの独立高等選挙機構は14日夜(日本時間15日未明)、13日に行われた大統領選の決選投票で、政治経験のない無所属新顔の憲法学者カイス・サイード氏(61)が当選したと発表した。

 大規模デモで独裁政権が倒れた「アラブの春」から約8年。民主化は進んだ一方、失業問題を解決できない既存の政治に対する有権者の不満が示された。

 国営テレビによると、サイード氏の得票率は72・71%、対立候補で実業家のナビール・カルウィー氏(56)は27・29%。投票率は55%だった。

 サイード氏はチュニス大教授などを歴任。選挙事務所を設けないなど金をかけない選挙戦に徹し、有権者に好感をもって受け止められた。

 一方、カルウィー氏も新党「チュニジアの心」を立ち上げて失業や貧困の撲滅を訴えたが、8月に脱税などの容疑で逮捕され、今月9日まで拘束されていたことが響いた。

 チュニジアでは2011年1月、失業問題などに抗議するデモの末にベンアリ政権が崩壊。今回の大統領選は14年にできた新憲法下で2度目となる。

 ログイン前の続きただ、昨年の失業率は15・5%で、政権崩壊前より悪化した。政治家は失業問題を放置したまま政争を繰り返し、国民の批判は強まった。その傾向は6日の国民代表議会選の結果にも表れており、14年の前回議会選で第1党だった世俗派政党「ニダチュニス」はわずか3議席にとどまった。(イスタンブール=北川学)

カイス・サイードさん(61)
 大規模デモで中東・北アフリカの強権政権が相次いで倒れた「アラブの春」。その唯一の成功例とされるチュニジアの新たな顔になった。憲法学者で政治経験はないが、政争を繰り返す政治家にあきあきした有権者の心を捉えた。

 大統領選の決選投票を前に、「もしも当選したら、私は仕事を終えて自宅に帰る。大統領公邸や豪華な車などいらない」とツイッターに書き込み、庶民感覚をアピールした。

 首都チュニス生まれ。スース大学、チュニス大学などで教壇に立った。昨年7月にチュニス大教授を退職した際は、法学者らしく「私は生涯、公平・公正にこだわり続ける」と学生らにあいさつした。

 その姿勢は決選投票でも変わらなかった。脱税などの疑いで対立候補のナビール・カルウィー氏が逮捕されると、「相手が不在では選挙の公平性が疑われる」と述べ、演説などの選挙運動を取りやめた。

 チュニジアでは失業や汚職問題が深刻だ。特に若者の3人に1人は職がなく、政治に失望している。学究肌の素人が困難な状況を打ち破れるか。国民は固唾(かたず)をのんで見守っている。家族は妻と息子3人。(イスタンブール=北川学)

2168チバQ:2019/10/18(金) 13:44:09
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191018-35144151-cnn-int
南米ベネズエラ、国連人権理事国に選出 人権派に打撃
10/18(金) 12:00配信CNN.co.jp
ニューヨーク(CNN) 人権問題をめぐって国際社会から非難されている南米ベネズエラが、国連総会の秘密投票で国連人権理事会の理事国に選ばれたことが18日までに分かった。

投票ではベネズエラが105票を獲得し、コスタリカの96票を上回った。ベネズエラ選出に反対するようロビー活動を展開していた米国にとっては打撃だった。

ベネズエラのアレアサ外相は、「米国とその従属国が率いる熾烈(しれつ)で残忍なキャンペーン」にもかかわらず、勝利を手にしたと宣言した。

一方、人権団体は強く反発し、米国のクラフト国連大使は「国連の恥、ベネズエラ国民の悲劇」と形容している。

ベネズエラ情勢を巡っては、バチェレ国連人権高等弁務官が今年7月、マドゥロ大統領について、疾病の再発を許し、食料援助を政治目的で利用しているなどと非難。治安部隊による拷問や司法外殺人といった人権侵害の証拠を提示していた。マドゥロ大統領はこの内容を不正確で一方的だと批判している。

やはり人権侵害で批判されているリビアとスーダンも理事国に選ばれた。新たに選出された理事国の任期は3年。

国連人権理事会は47カ国で構成され、加盟国の人権問題を指摘している。議席は地域ごとに配分され、3年ごとに同じ地域の国同士で議席を争う選挙が行われる。

今回の投票では当初、中南米・カリブ海地域の中でベネズエラに対抗する国はなかったが、コスタリカがベネズエラの人権問題を理由に名乗りを上げていた。

2169チバQ:2019/10/20(日) 20:33:12
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019101900344&g=int
強引出馬の左派モラレス氏、4選なるか=20日にボリビア大統領選
2019年10月19日14時57分


ボリビアのモラレス大統領=16日、ラパス郊外エルアルト(AFP時事)
ボリビアのモラレス大統領=16日、ラパス郊外エルアルト(AFP時事)

 【ラパス時事】南米最貧国の一つボリビアで20日、5年の任期満了に伴う大統領選挙が実施される。4選を目指す現職の左派エボ・モラレス大統領(59)と中道のカルロス・メサ元大統領(66)の事実上の一騎打ち。
 世論調査ではモラレス氏がほぼ一貫して優勢を維持。当選要件である有効票の5割以上の獲得か、4割以上の得票で2位候補に10ポイント以上の差をつけることができるかが焦点となる。要件を満たす候補がいない場合は、60日以内に上位2候補による決選投票が行われる。
 モラレス氏は2006年に先住民初の大統領に就任。好調な経済を背景に、再選を禁じた憲法を改正し、3選を重ねた。しかし、16年の国民投票で4選を可能とする改憲が否決されたにもかかわらず強引に出馬。これを国民がどう審判するかが最大の争点となる。
 モラレス氏は支持者に「どうか私を見捨てないでほしい。われわれの偉大な計画を完遂させるため、あと5年欲しい」と訴えた。メサ氏は「ボリビアは20日、ほぼ14年にわたった独裁政治を打ち負かす」と意気込んだ。

2170チバQ:2019/10/20(日) 20:36:36
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019101600782&g=int
【地球コラム】「アフリカ最後の植民地」西サハラの悲願
2019年10月19日17時00分


西サハラのウルドサーレク外相=2019年8月31日、横浜市[筆者撮影]【時事通信社】
西サハラのウルドサーレク外相=2019年8月31日、横浜市[筆者撮影]【時事通信社】

◇独立問う住民投票へ日本に支持訴え


 「アフリカ最後の植民地」と呼ばれ、全土の大半を隣国モロッコに実効支配されている西サハラ(旧スペイン領)。この地で長年、国家樹立を悲願に、独立闘争を続けてきたモハメド・ウルドサーレク外相らが、横浜市で8月下旬に開かれた第7回アフリカ開発会議(TICAD7)に出席するため、初めて来日した。

 時事通信のインタビューに応じた外相は、西サハラを国家と認めていない日本政府に対し、「西サハラに平和と安全を築くための手助けをしてほしい」と訴え、長年たなざらしになっている独立の是非を問う住民投票の実施を支持するよう求めた。(時事通信社外信部記者 浅見麻衣)

◇44年続くモロッコとの紛争

 そもそも西サハラ問題とは何か。この地域では、独立と帰属をめぐり、44年にわたって地元の独立派とモロッコとの間で紛争が続いている。

 西サハラは、サハラ砂漠沿いのアフリカ北西端に位置し、モロッコ、アルジェリア、モーリタニアに接する。国連人道問題調整事務所(OCHA)によると、面積は本州よりやや大きい約25万2000平方キロメートル、人口は約60万人。肥料の原料で希少資源のリン鉱石の世界的な産地であり、タコなどの漁業資源も豊富だ。

 1884年、この地はスペインの植民地となったが、第2次世界大戦後にアフリカの脱植民地化が進む中、モロッコとモーリタニア両国が領有権を主張した。1974年、スペインは西サハラの将来を決める住民投票を翌年に実施すると発表した。

 しかし、翌75年に国際司法裁判所(ICJ)が、モロッコ、モーリタニアのいずれも西サハラに対する領有権を有さないとの勧告的意見を出したことを受け、反発したモロッコが国民35万人を動員し、西サハラ領内に越境する「緑の行進」を行った。

西サハラ地域の地図【時事通信社】
西サハラ地域の地図【時事通信社】

 この圧力に屈したスペインは、西サハラをモロッコとモーリタニア両国へ分割する協定を結び、76年に撤退した。そこから、西サハラを併合したモロッコと、西サハラの独立を要求する民族主義組織「ポリサリオ戦線」の戦いが本格化した。

 ポリサリオ戦線は1976年、「サハラ・アラブ民主共和国(SADR)」の樹立を宣言し、隣国アルジェリアに亡命政権の拠点を置いた。モーリタニアは79年に西サハラの領有権を放棄した。91年に国連の仲介でポリサリオ戦線とモロッコは停戦したものの、モロッコはポリサリオ戦線を排除するため、南北約2700キロに及ぶ分離壁「砂の壁」を建設するなどして、実効支配を続けている。

◇TICAD参加を黙認

 今回、初来日となった西サハラの代表団だが、日本政府から公式な招待を受けたわけではなかった。アフリカ諸国を中心に西サハラを国家として承認している国もあるが、日本政府は未承認のままだ。河野太郎前外相は「日本は国家として承認していないし、今後も国家として承認するつもりはない。国家として承認をしていない西サハラを日本がTICADに招待するということはない」と断言していた。

 西サハラは1984年、アフリカ連合(AU)の前身であるアフリカ統一機構(OAU)に正式加盟した。ウルドサーレク外相は、今回のTICAD出席は「AUの決定に基づくものだ」と説明した。TICADの共催者であるAUは、日本政府に対して、AU全加盟国を受け入れなければ会議は開かれないとの立場を明確にしたという。日本の外務省アフリカ第一課も時事通信の取材に対し、「AUの要請を受けて、西サハラの事実上の参加を妨げないということにした」と話し、西サハラの出席を黙認したことを認めた。

 西サハラの参加について当然、モロッコは快く思っていない。2017年8月にモザンビークの首都マプトで開かれたTICADの閣僚級会合では、モロッコの代表団が西サハラ関係者の会場入りを阻止しようとして混乱が発生し、議長国モザンビークの采配で何とか西サハラも参加することができた経緯がある。今回も西サハラを除外するよう、モロッコによるロビー活動があったとウルドサーレク外相は話す。

 西サハラ問題に詳しい大阪大学大学院の松野明久教授は、西サハラ代表団のTICAD出席は「画期的だ」と強調。「先進国による分断を経験してきたアフリカが国際関係上の力を強めたことが背景にある。アフリカの連帯の強さを日本に認めさせた形だ」と評価した。

2171チバQ:2019/10/20(日) 20:37:14
◇モロッコ寄りの日本に苦言

第7回アフリカ開発会議(TICAD7)開幕後の記念撮影(最後列左から3人目が西サハラのブラヒミ・ガーリー大統領)=2019年8月28日、横浜市【時事通信社】
第7回アフリカ開発会議(TICAD7)開幕後の記念撮影(最後列左から3人目が西サハラのブラヒミ・ガーリー大統領)=2019年8月28日、横浜市【時事通信社】

 日本は西サハラを国家として承認していないが、モロッコによる西サハラ併合も認めない立場だ。松野教授によれば、先進国で西サハラを国家承認している国がない事実などを考慮すると、西サハラが日本に国家として認めてもらうことは難しいとみている。

 日本とモロッコの良好な関係も背景にある。日本はモロッコの水産物・水産加工品の輸出先第3位と重要な貿易パートナーであり、また、モロッコ王室と日本の皇室は伝統的に良好な友好関係を築いてきた。さらに、日本と関係の深い米国やフランスが、モロッコを政治的、軍事的、経済的に支援している。

 ウルドサーレク外相は日本政府に対して、「モロッコ寄りの立場を取っているように見えることは、アフリカ諸国に悪い印象を与えている」と苦言を呈す。

 一方で、外相は日本による一連のTICADの取り組みを高く評価し、「AUはテロとの戦いや技術支援で日本を必要としている」と、アフリカで果たす日本の役割に期待を寄せた。また、「西サハラには豊富な資源もあるので、日本とは将来的に良い関係を構築したい」と秋波を送った。

◇過酷な砂漠の生活

 ウルドサーレク外相の人生は、西サハラの人々の独立闘争の歴史とそのまま重なる。1950年に「スペイン領サハラ」と呼ばれていた西サハラの大西洋岸の町ブージドゥールで生まれ、父親の2人目の妻の子供も合わせて10人超の家族で暮らしていた。しかし、75年のモロッコによる西サハラ侵攻に伴い、モロッコ軍は両親と妹2人を拉致した。両親は獄中で亡くなり、妹2人が解放されたのは16年後だったという。

 若い頃は自ら戦闘員として、スペインからの独立闘争やモロッコ軍との激しい戦闘を経験した。フランスで国際法の博士号を取得し、SADRの樹立時から情報相や教育相、外相などを歴任してきた。

 SADRが拠点を置くアルジェリアのティンドゥフ難民キャンプには約17万人が暮らしている。行政機関、学校や病院を備えているが、砂漠という過酷な環境な上、食料、水、医薬品が絶えず不足し、国連などの支援に頼らざるを得ない状態だという。

アルジェリア西部ティンドフ郊外の西サハラ難民キャンプの人々=2017年10月18日、ティンドフ【AFP時事】
アルジェリア西部ティンドフ郊外の西サハラ難民キャンプの人々=2017年10月18日、ティンドフ【AFP時事】

 しかし、ウルドサーレク外相によれば、子供の教育には力を入れており、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の統計では子供の初等教育就学率は100%を誇る。また、女性の社会進出や政治参画は活発で、51人いる「国会議員」のうち3割は女性だという。

 一方で外相は、モロッコが西サハラ全体の7〜8割で実効支配を続ける地域については、モロッコ当局による人権侵害や抵抗運動弾圧などを取り上げ、「アパルトヘイト(人種隔離)時代の南アフリカより状況は悪い」と批判した。

 ただ、この地域はモロッコ当局による規制のため、国際メディアや人権団体の活動が制限され、その様子をうかがい知ることは難しい。比較的自由に活動できているという国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチ(HRW)は「モロッコ当局は組織的に、西サハラの人々の自決を支持する集会を阻止し、時には活動家や記者を殴打している」と指摘している。

2172チバQ:2019/10/20(日) 20:37:30
◇闘争の再開求める声も

 ウルドサーレク外相は、住民投票ができないまま40年以上が経過した今も、西サハラの人々の独立に向けた士気は高いと話す。外相によれば、指導部に武力闘争の再開を求める圧力は強まっているという。「(モロッコとの)停戦時に生まれた子供たちは今28歳。結婚して子供もいるが、このまま黙って何もしないわけにはいかないと感じているようだ」。

 国連は1991年、ポリサリオ戦線とモロッコ軍の停戦監視を主務とする国連西サハラ住民投票監視団(MINURSO)を創立。住民投票の実施は先送りされ、MINURSOの任期は毎年1年ずつ(2018年4月以降は半年ごとに)延長されてきた。

 この状況に対し、ウルドサーレク外相は「もし国連が住民投票実施という本来の任務を達成できないのならば、撤収すべきだし、私たちは戦争を再開する」と不満を噴出させた。

 占領や分離壁、独立国家を目指す方針、難民生活の長期化など、西サハラに関してはパレスチナ問題との類似点を指摘されることも多い。しかし、ウルドサーレク外相は「モロッコは自国の領土があるのに侵略している点、そしてわれわれはパレスチナみたいに勢力が分裂していなくて一つにまとまっている点がパレスチナ問題とは違う」と強調した。

 武力闘争によらない解決策はあるのか─。松野教授は、短期的にはこう着状態を打破することは難しいが、モロッコ国内の変化や西サハラの若者による非暴力抵抗の行方次第だとの見方を示した。

 仮にモロッコで、経済破綻に伴って国際支援が必要になった場合や、民主化運動によって体制が変化した場合などには、国内外から西サハラ問題の解決を求める圧力が強まる可能性が考えられる。また、西サハラの若者の座り込みや情報発信といった非暴力抵抗が拡大・過激化し、国際メディアに注目されることによって、問題解決に向けた機運が高まることもあり得るという。

2173チバQ:2019/10/20(日) 20:58:12
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191019-00000011-jij-int
初の途上国出身トップ=国際協調体制の修復担う-IMF専務理事
10/19(土) 7:12配信時事通信
初の途上国出身トップ=国際協調体制の修復担う-IMF専務理事
クリスタリナ・ゲオルギエワIMF専務理事=17日、ワシントン
 【ワシントン時事】今週開幕の国際通貨基金(IMF)と世界銀行の年次総会は、1日付で就任したブルガリア出身のクリスタリナ・ゲオルギエワIMF専務理事(66)にとって、初の大舞台となる。

 189カ国が加盟するIMFのトップに、開発途上国出身者が就いたのは初めて。米中貿易摩擦などで各国の連帯がきしむ中、次の金融危機に備えた協調体制の修復でかじ取りを担う。

 「ハイパーインフレに見舞われ、母親の貯蓄は1週間で消えた」。17日の記者会見では、1990年代半ばに経済危機に陥った母国での体験を振り返り、「良い政策は成長と雇用、生活水準を引き上げる」と訴えた。

 世銀で環境エコノミストとして活躍。欧州連合(EU)欧州委員会の副委員長などを歴任、16年には国連事務総長レースにも出馬した。17年に古巣の世銀に戻り、ナンバー2となる最高経営責任者(CEO)となった。多くの国との折衝が必要となる国際機関の経験は豊富だ。

 ゲオルギエワ氏を知る人は「エネルギッシュで要求度が高い」と話す。社会混乱で生活に窮する人々を憂慮するのは、「途上国出身者だから分かる感覚」との声も上がる。

 IMFでは、先進国の比重が大きい発言権の見直しが急務だ。改革の遅れに「失望した」との不満が途上国に渦巻く中、ゲオルギエワ氏の手腕が問われている。

2174チバQ:2019/10/21(月) 10:57:34
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191021-00000021-jij-int
現職モラレス氏が優勢=決選投票の公算-ボリビア大統領選
10/21(月) 9:59配信時事通信
現職モラレス氏が優勢=決選投票の公算-ボリビア大統領選
20日、ボリビア中部チャパレの投票所に姿を見せたモラレス大統領(AFP時事)
 【ラパス時事】南米最貧国の一つボリビアで20日、任期満了に伴う大統領選挙が実施され、開票率83.85%時点で、4選を目指す現職の左派エボ・モラレス大統領(59)が推定得票率45.71%で候補者9人中トップに立った。

 中道のカルロス・メサ元大統領(66)が同37.84%で2位。

 当選には有効票の5割以上の獲得か、4割以上の得票で2位候補に10ポイント以上の差をつけることが必要で、決着は60日以内に行われる両候補による決選投票に持ち込まれる公算が大きくなった。

2175チバQ:2019/10/21(月) 23:32:13
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191021-00000058-mai-int
台湾断交したら島丸ごと賃貸契約 中国、ソロモンに急接近 巨額援助も
10/21(月) 19:24配信毎日新聞
台湾断交したら島丸ごと賃貸契約 中国、ソロモンに急接近 巨額援助も
ソロモン諸島の首都ホニアラ=2018年、AP
 台湾と断交し、中国と国交を樹立した南太平洋のソロモン諸島が中国との関係強化を急速に進めている。地元メディアは今月、地方政府が中国の企業グループと小さな島全体の賃貸契約を結んだと報じた。これについて米豪などのメディアは将来的に軍事拠点として活用する可能性について懸念の声を上げている。

 契約を結んだとされるツラギ島は首都のホニアラがあるガダルカナル島の北にある約2平方キロの小島。第二次世界大戦中には日本軍も基地を置いた南太平洋の要所で、戦前は英国の植民地政庁も置かれていた。

 ソロモン・スター紙(電子版)は9日、ソロモン諸島のセントラル州が北京を拠点にする企業グループ「中国森田」とツラギ島の賃貸契約を結んだと報じた。経済特区の開発が目的で、周辺の島々も対象に開発計画を作成するという。州幹部はニュージーランドのラジオ局の取材に「戦略的協力合意」を結んだことを認めた。米紙ニューヨーク・タイムズは合意文書に、漁業拠点を巡るもののほか「空港の新設や増設」に関する条項が含まれていたと報じた。

 中国森田も17日にホームページ上で「ソロモン諸島政府との間で戦略的協力合意に署名した」との文書を発表。ツラギ島の賃借契約には言及していないが、「投資、貿易、インフラ、農・漁業、通信、観光などの分野で協力する」としている。ホームページによると、中国森田は公安省と関連の深いセキュリティー専門企業などをグループ内に抱えている。

 一方、ソロモン諸島ソガバレ政権の親中政策に警鐘を鳴らすのが近隣のオーストラリアだ。豪州メディアは18日に相次いでツラギ島の賃貸契約をめぐる懸念について報じた。豪州政府は南太平洋地域での中国の台頭に警戒感を強めており、モリソン首相は6月にソロモン諸島に総額2億5000万豪ドル(約188億円)の資金援助を行うと約束していた。

 ただ、インフラ整備を進めたいソガバレ首相にとって中国は欠かせない存在だ。今月の訪中にも民間企業幹部や政治家らを同行させた。2023年に開催する総合競技大会「パシフィックゲーム」の競技場建設も中国の協力で進めると明らかにしている。【ジャカルタ武内彩】

2176チバQ:2019/10/23(水) 18:42:31
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191022-00000029-jij-int
左派モラレス氏、決選投票回避も=2位に10ポイント差-ボリビア大統領選
10/22(火) 11:04配信時事通信
左派モラレス氏、決選投票回避も=2位に10ポイント差-ボリビア大統領選
21日、ラパスで、ボリビア大統領選の結果発表を待ちながら気勢を上げるモラレス大統領の支持者ら(EPA時事)
 【サンパウロ時事】南米ボリビアの中央選管に当たる最高選挙裁判所(TSE)は21日夜(日本時間22日午前)、前日実施された大統領選挙の中間開票速報値の発表を再開し、左派のモラレス大統領(59)は開票率95.56%時点で得票率を46.85%に伸ばした。

 「得票率4割以上で、2位と10ポイント差以上」の当選要件を満たしており、決選投票を待たずに同氏が4選を決める可能性が出てきた。

 候補者9人中、2位で中道のメサ元大統領(66)は得票率36.74%で、モラレス氏との差は10.11ポイント。20日夜の第1回発表(開票率83.85%時点)では、2人の差は7.87ポイントだった。 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191022-00000051-mai-s_ame
ボリビア大統領選 現職のモラレス氏当選濃厚に
10/22(火) 19:44配信毎日新聞
 南米ボリビアで20日に投開票された大統領選について、選挙管理当局は21日夜、丸1日止まっていた速報を再開し、開票率95.63%時点の集計で4選を目指す現職の左派、エボ・モラレス大統領(59)が46.85%、中道のカルロス・メサ元大統領(66)が36.74%を得票したと発表した。前日夜時点では決選投票に進む見通しだったが、モラレス氏が当選要件をクリアし、当選が濃厚になった。

 モラレス氏は2006年、白人中心の社会だったボリビアで初めて先住民出身の大統領となった。13年の任期中に格差是正や経済発展を遂げ人気は根強いが、事実上、憲法の再選規定を破って出馬を強行した今回の大統領選では「独裁化している」との批判が高まっていた。新大統領は来年1月22日に就任し、任期は5年。

 一方、国際社会からは速報を中断した開票作業の透明性を疑問視する声が上がった。米国務省高官は「当局は市民の意思が尊重されるよう、透明性を取り戻すべきだ」とツイート。米州機構(北中南米全35カ国参加、OAS)の現地の選挙監視団は「深い懸念」を表明した。メサ氏の支持者らは「不正があった」として抗議デモを展開した。【サンパウロ山本太一】

2177チバQ:2019/10/24(木) 16:58:33
https://www.asahi.com/articles/ASMBQ466LMBQUHBI00C.html
サモアで管理の北朝鮮貨物船、米政府没収へ 地元は歓喜
ワシントン=園田耕司 2019年10月22日17時36分

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写真・図版米領サモアのツツイラ島パゴパゴ港で留め置かれた北朝鮮籍の貨物船ワイズ・オネスト号=2019年7月11日、園田耕司撮影

写真・図版
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 米政府が米領サモアで管理下に置いていた北朝鮮籍貨物船ワイズ・オネスト号について、米ニューヨーク州南部地区連邦地裁は21日、米政府による没収を認める判決を出した。米財務省が売却処分することになる。北朝鮮は貨物船の早期返還を求めており、反発する可能性がある。

 米司法当局によると、この貨物船は国連安保理決議に違反して北朝鮮から石炭を輸出しようとした疑いで昨年4月、インドネシア当局が拿捕(だほ)。その後、米司法当局が押収し、今年5月にサモアに移していた。

 米ニューヨーク州南部地区のジェフリー・バーマン検事は21日、「貨物船がこれ以上の犯罪行為に使われることはなくなった。我々は米国の制裁を逃れようとするたくらみを捜査し、訴追し続ける」という声明を発表した。

 貨物船は1989年7月に建造され、全長約180メートル、総トン数は1万7千トン。米領サモアの地元紙サモアニュースによれば、貨物船は今月7日にタグボートに引っ張られてパゴパゴ港を出たという。地元住民の間では北朝鮮による報復への懸念が高まっていたこともあり、サモアニュースは「今、ビーチでビールを片手に祝っている。ついに私たちの美しい島からいなくなった」と喜ぶ地元住民の声を伝えた。

 米領サモア出発後の貨物船が向かう先は不明。建造から30年近く経つため、スクラップ処分される可能性もあるとみられる。一方、貨物船は北朝鮮が外貨稼ぎの手段として使っており、没収は大打撃だ。実務者協議が再開したばかりの米朝交渉にも影響を与える可能性がある。(ワシントン=園田耕司)

2178チバQ:2019/10/25(金) 11:06:26
https://www.sankei.com/world/news/191024/wor1910240010-n1.html
エチオピア首相、ダム強行 平和賞直後、エジプト反発
2019.10.24 07:39国際中東・アフリカ
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アフリカ連合(AU)の会合に出席したエチオピアのアビー首相=1月17日、エチオピア首都アディスアベバ(ロイター)
アフリカ連合(AU)の会合に出席したエチオピアのアビー首相=1月17日、エチオピア首都アディスアベバ(ロイター)
 エチオピアのアビー首相は、同国内のナイル川上流で建設を進めている巨大ダムについて「誰も(建設を)止めることはできない」と強行する考えを表明した。下流域のエジプトが反対しており、建設強行により地域を不安定化しかねない事態となっている。

 アビー氏は国交が断絶していたエリトリアと和解するなどアフリカ東部の安定に尽力したとして、今年のノーベル平和賞受賞が決定。エジプト政府は声明でダム建設強行について「アビー氏の受賞(決定)を祝福した直後で驚いている」と反発している。

 アビー氏は22日に首都アディスアベバの議会で「エチオピア国民はエジプトを傷つける意図はない。ダムの恩恵を受けたいだけだ」などと語った。

 ダムは「大エチオピア・ルネサンス(再生)」と名付けられ、完成すればアフリカ最大級となる。(共同)

2179チバQ:2019/10/25(金) 11:14:48
https://www.sankei.com/world/news/191024/wor1910240016-n1.html
4年ぶり親中政権誕生か アルゼンチン大統領選、27日実施
2019.10.24 16:08国際米州
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ディベートを行うアルベルト・フェルナンデス元首相(右)とマウリシオ・マクリ大統領=20日、ブエノスアイレス(ロイター)
ディベートを行うアルベルト・フェルナンデス元首相(右)とマウリシオ・マクリ大統領=20日、ブエノスアイレス(ロイター)
 【ニューヨーク=上塚真由】南米アルゼンチンで27日、任期満了に伴う大統領選が行われる。世論調査の支持率では、左派のアルベルト・フェルナンデス元首相(60)が、現職の中道右派のマウリシオ・マクリ大統領(60)を大きくリード。自由開放経済を進めた親米路線のマクリ政権が倒れ、4年ぶりに中国との関係も重視する左派政権が誕生すると、中南米での中国の存在感がさらに増す可能性がある。

 アルゼンチンの最新の各種世論調査では、フェルナンデス氏の支持率が50%を超えているのに対し、マクリ氏は30%程度となっている。大統領選には両氏を含む6人が立候補し、得票率45%以上を得るか、40%以上かつ次点候補に10%以上の差を付けた候補者が勝利。11月24日の決選投票を経ず次期大統領が決まる公算が大きくなっている。

 9度目のデフォルト(債務不履行)の危機に直面する同国では、経済施策が最大の焦点だ。前回選挙で12年続いた左派政権を倒したマクリ氏は米国との関係を強化し、改革路線に舵をきったが、米金利上昇の影響を受けてペソの通貨安は止まらず、物価が上昇。高インフレは市民生活を直撃し、人口における貧困率は35%超となっている。

 マクリ氏は国際通貨基金(IMF)の支援を受けながら緊縮財政政策に着手したが、フェルナンデス氏は選挙戦で「マクリ氏の経済モデルは不景気や貧困を作り出した」と非難。マクリ政権に対する国民の不満を背に、貧困層を中心に支持を広げている。

 一方、左派勢力が復活すると、経済がさらに混乱するとの見方もある。ばらまき政策を行い、「財政赤字を作った張本人」(現地メディア)と批判されるクリスティナ・フェルナンデス前大統領(66)が副大統領候補として立候補し、フェルナンデス元首相を担いでいるためだ。前大統領は南米諸国の反米意識に同調し、経済的に中露に依存する政策をとった。元首相は穏健派とされるが、左派勢力の中には中国への接近を望む声もある。

 中国は「米国の裏庭」といわれる中南米で、巨額のインフラ投資や経済支援を手がかりとして影響力を拡大してきた。現地の専門家は、「中南米の中道右派のモデルケースだったマクリ政権が敗れると、他国でも左派の勢いが増すなど大陸全体の動向に影響を与える可能性がある」と指摘している。

2180チバQ:2019/10/25(金) 11:20:03
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019102500492&g=int
モラレス氏、勝利宣言=国際社会は決選投票要求-ボリビア大統領選
2019年10月25日11時13分

 【サンパウロ時事】南米ボリビアで20日に投票が行われた大統領選の開票をめぐり混乱が広がっている問題で、4選を目指す左派のモラレス大統領は24日、決選投票を待たず「1回目の投票で勝利した」と宣言した。
 中央選管に当たる最高選挙裁判所(TSE)によると、開票率99.99%段階ではモラレス氏は47.07%、2位のメサ元大統領は36.51%を得票。差は10.56ポイントで、モラレス氏は当選要件の「得票率4割以上で、2位と10ポイント差以上」を満たしている。
 選挙をめぐっては、当日の中間開票速報で両者の差は7.87ポイント差だったが、その後、開票作業が大幅に遅滞。メサ氏は「巨大な不正が行われている」と主張し、決選投票実施を求めている。
 モラレス氏は、メサ氏について「自分が負けたことを受け入れられない。われわれが不正を働いたと主張している」と反論。メサ氏を「臆病者で犯罪者だ」と非難した。支持者らを前に「右派はもう(政権に)帰ってこない」と強調した。
 選挙監視に当たった米州機構(OAS)は23日、「僅差なので決選投票を行うのがより良い選択だ」と呼び掛けた。欧州連合(EU)も24日、OASの勧告を支持。米国やブラジル、アルゼンチン、コロンビアの米州4カ国も共同声明で追随した。

2181チバQ:2019/10/28(月) 08:02:38
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-191026X243.html
左派、政権奪還の公算=27日にアルゼンチン大統領選
2019/10/26 17:42時事通信

 【ブエノスアイレス時事】南米アルゼンチンで27日、任期満了に伴う大統領選挙が実施される。再選を狙う中道右派のマウリシオ・マクリ大統領(60)と、左派のアルベルト・フェルナンデス元首相(60)の事実上の一騎打ち。8月に行われた予備選でフェルナンデス氏が49.5%を得票し、マクリ氏に16ポイント以上の大差をつけており、決選投票を待たずに左派が政権を奪還する公算が大きい。

 2015年の前回大統領選で勝利し、12年にわたった左派政権に終止符を打ったマクリ氏は、左派政権のばらまき政策で疲弊した財政を立て直すため、財政規律を重視。保護主義的で「鎖国のような状態」(外交筋)だった市場の開放を推し進めた。

 しかし、急激な緊縮政策は国民生活を圧迫。18年の干ばつや通貨ペソ安などの影響で急激にインフレが進み、国家財政は債務不履行(デフォルト)寸前に追い込まれて有権者や市場の信頼を失った。選挙戦では「選挙が終われば不確実性が消えるので、再び成長基調に戻る」と訴えたものの、支持は伸び悩んだ。

 一方、左派のキルチネル、クリスティーナ・フェルナンデス両政権下で首相を務めたフェルナンデス氏は、最低賃金の引き上げや年金増額などを提案。「(政府に緊縮財政を求めている)国際通貨基金(IMF)がアルゼンチン経済にダメージを与えた。今起きていることはマクリ大統領とIMFに責任がある」と主張し、「大きな政府」の復活を期待する貧困層などから支持を集めた。

2182チバQ:2019/10/28(月) 08:05:37
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3251491.html
エチオピア、死者67人に ノーベル賞の首相へのデモが民族対立に
2019/10/26 06:37AFPBB News

エチオピア、死者67人に ノーベル賞の首相へのデモが民族対立に

エチオピアの首都アディスアベバで、自宅前に集まった支持者らを前に演説する民族活動家のジャワル・モハメド氏(中央、2019年10月24日撮影)。(c)AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】エチオピアで、今年のノーベル平和賞に選ばれたアビー・アハメド首相に抗議するデモが民族対立に発展し、東部オロミア州での死者が67人に達した。警察が25日、明らかにした。

 地元警察署長は「オロミア州での死者は計67人」と発表。うち5人は警察官だとしている。

 暴力行為は23日、首都アディスアベバに加え、同州のほぼ全域で発生。デモの発端は、アビー首相を批判している民族活動家のジャワル・モハメド氏が、治安部隊によって自身への攻撃が画策されていると批判したことだった。ただ警察当局は、ジャワル氏の主張を否定している。

 ジャワル氏は、アビー首相が独裁者のように振る舞っていると非難。来年予定されている選挙でアビー首相と争う可能性も示唆している。

 同警察署長はAFPに対し、オロミアの暴力は収束したと表明。しかし国際人権団体アムネスティ・インターナショナルの研究員は、25日の夜になっても攻撃の報告を受けていると述べている。 【翻訳編集】AFPBB News

2183チバQ:2019/10/28(月) 14:21:33
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191028-00000019-mai-s_ame
アルゼンチン大統領選 フェルナンデス氏が初当選 4年ぶり左派政権
10/28(月) 11:06配信毎日新聞
アルゼンチン大統領選 フェルナンデス氏が初当選 4年ぶり左派政権
アルベルト・フェルナンデス氏=AP
 南米アルゼンチンで27日、中道右派のマウリシオ・マクリ大統領(60)の任期満了に伴う大統領選が投開票された。現地メディアによると、野党の左派、アルベルト・フェルナンデス元首相(60)がマクリ氏ら5人を破って初当選し、4年ぶりに左派政権が誕生することになった。新大統領は12月10日に就任し、任期は4年。

 フェルナンデス氏は選挙戦で「経済と市民生活を破壊し、何百万人を貧困に陥れた」とマクリ氏の緊縮財政を非難。27日夜、ブエノスアイレスで勝利演説し「あなたたちは新たな民主主義の道を切り開いた」と集まった支持者に謝意を示した。

 マクリ氏は27日夜、フェルナンデス氏に電話して平和的な政権移行を約束したと明かし「敗北宣言」をした。

 フェルナンデス氏は、ネストル・キルチネル氏とその妻のクリスティナ・フェルナンデス氏が連続して大統領を務めた左派政権(2003〜15年)を首相として支えた。クリスティナ氏は今回、副大統領候補。

 市場では、財政規律を軽視する左派政権誕生への警戒心が強まっている。大統領選の前哨戦と位置づけられた今年8月の予備選でフェルナンデス氏が16ポイント差をつけマクリ氏に圧勝すると、一時、ペソは対ドルで約30%、株価は約40%急落した。

 15年に就任したマクリ氏は、左派政権のばらまき政策で悪化した財政立て直しのため、公共料金引き上げなど緊縮財政に着手。翌16年、01年に債務不履行(デフォルト)に陥って以降、孤立していた国際金融市場へ復帰を果たした。だが、18年の新興国通貨安で経済の混乱が深まり、国際通貨基金(IMF)から総額570億ドル(約6兆2000億円)の融資を受ける事態に追い込まれた。

 選管当局の開票率92・58%段階での集計では、得票率はフェルナンデス氏が47・88%、マクリ氏が40・61%。27日の第1回投票では得票率が45%以上か、次点に10ポイント以上の差を付けて40%以上を得票することが当選要件となっている。【ブエノスアイレス山本太一】

2184チバQ:2019/10/28(月) 14:24:20
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191028-00010004-afpbbnewsv-int
コロンビアの首都ボゴタに初の女性市長、中道左派で同性愛公表のロペス氏
10/28(月) 14:06配信AFPBB News

(c)AFPBB News

【10月28日 AFP】コロンビアの首都ボゴタで27日、市長選が行われ、同国の汚職撲滅運動の象徴的存在クラウディア・ロペス(Claudia Lopez)氏(49)が同市初の女性市長に選出された。

 ロペス氏は、中道左派政党、緑の同盟(Green Alliance)の党首で、同性愛者であることを公表している。ほぼ全ての開票作業が終わった時点の得票率はロペス氏が35.2%、カルロス・フェルナンド・ガラン(Carlos Fernando Galan)氏が32.5%だった。

 元上院議員のロペス氏は、「私たちは勝利しただけでなく、歴史を変えている」とツイッター(Twitter)に投稿した。

 これまでリベラルな男性エリート政治家が市長を務めていた人口約720万人のボゴタ市は、ロペス氏の市長選勝利によって重要な一歩を踏み出した。

 ロペス氏は先週AFPの取材に対し、「女性であること、頑固であること、同性愛者であること、裕福とは言えない家庭出身であることはどれも欠点ではない」と述べていた。(c)AFPBB News

2185チバQ:2019/10/29(火) 13:21:15
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191028-00000019-mai-s_ame
アルゼンチン大統領選 フェルナンデス氏が初当選 4年ぶり左派政権
10/28(月) 11:06配信毎日新聞
アルゼンチン大統領選 フェルナンデス氏が初当選 4年ぶり左派政権
アルベルト・フェルナンデス氏=AP
 南米アルゼンチンで27日、中道右派のマウリシオ・マクリ大統領(60)の任期満了に伴う大統領選が投開票された。現地メディアによると、野党の左派、アルベルト・フェルナンデス元首相(60)がマクリ氏ら5人を破って初当選し、4年ぶりに左派政権が誕生することになった。新大統領は12月10日に就任し、任期は4年。

 フェルナンデス氏は選挙戦で「経済と市民生活を破壊し、何百万人を貧困に陥れた」とマクリ氏の緊縮財政を非難。27日夜、ブエノスアイレスで勝利演説し「あなたたちは新たな民主主義の道を切り開いた」と集まった支持者に謝意を示した。

 マクリ氏は27日夜、フェルナンデス氏に電話して平和的な政権移行を約束したと明かし「敗北宣言」をした。

 フェルナンデス氏は、ネストル・キルチネル氏とその妻のクリスティナ・フェルナンデス氏が連続して大統領を務めた左派政権(2003〜15年)を首相として支えた。クリスティナ氏は今回、副大統領候補。

 市場では、財政規律を軽視する左派政権誕生への警戒心が強まっている。大統領選の前哨戦と位置づけられた今年8月の予備選でフェルナンデス氏が16ポイント差をつけマクリ氏に圧勝すると、一時、ペソは対ドルで約30%、株価は約40%急落した。

 15年に就任したマクリ氏は、左派政権のばらまき政策で悪化した財政立て直しのため、公共料金引き上げなど緊縮財政に着手。翌16年、01年に債務不履行(デフォルト)に陥って以降、孤立していた国際金融市場へ復帰を果たした。だが、18年の新興国通貨安で経済の混乱が深まり、国際通貨基金(IMF)から総額570億ドル(約6兆2000億円)の融資を受ける事態に追い込まれた。

 選管当局の開票率92・58%段階での集計では、得票率はフェルナンデス氏が47・88%、マクリ氏が40・61%。27日の第1回投票では得票率が45%以上か、次点に10ポイント以上の差を付けて40%以上を得票することが当選要件となっている。【ブエノスアイレス山本太一】

2186チバQ:2019/10/29(火) 13:35:50
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191028-00000083-jij-int
経済のかじ取り注視=アルゼンチン大統領に左派フェルナンデス氏
10/28(月) 17:02配信時事通信
経済のかじ取り注視=アルゼンチン大統領に左派フェルナンデス氏
27日、アルゼンチン大統領選で勝利し、ブエノスアイレスで演説するフェルナンデス元首相(中央)。左は副大統領となるクリスティーナ・フェルナンデス前大統領(AFP時事)
 【ブエノスアイレス時事】南米アルゼンチンで27日に行われた大統領選で、左派のフェルナンデス元首相が再選を狙った中道右派の現職マクリ氏を退けて初当選した。

 左派の政権復帰は4年ぶり。何度も債務不履行(デフォルト)を繰り返してきた同国の財政は、昨年の干ばつや通貨安などで再び危機的状況にあり、次期大統領のかじ取りを世界が注視している。

 「われわれには困難が待ち受けている。大事なことは国民をこれ以上苦しめないことであり、そのためならどんなことでも(マクリ氏と)協力する」。27日夜の勝利演説で、フェルナンデス氏はことさら円滑な政権移行を強調してみせた。8月の予備選で、大方の世論調査を裏切って大勝。直後に為替、株価、債券が急落したことを意識し、市場をなだめるための言動だった。

 フェルナンデス氏は選挙戦で実質賃金や年金引き上げなどを公約し、マクリ政権の緊縮財政で疲弊しきった国民に「大きな政府」復活を暗示。さらに、厳しい財政規律を課されることから、同国では「苦しみの元凶」と不評の国際通貨基金(IMF)金融支援の見直しを訴えてきた。ただ、国庫は3000億ドル(約32兆6000億円)以上の対外債務を抱え逼迫(ひっぱく)しており、ばらまきの余裕はない。選挙戦では現状への「有効な処方箋は示してこなかった」(経済アナリスト)だけに、明確な再建のロードマップ(行程表)を示すことが求められている。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191028-00000512-san-s_ame
アルゼンチンで政権交代へ 左派政権復活
10/28(月) 11:23配信産経新聞
 【ニューヨーク=上塚真由】南米アルゼンチンで27日、任期満了に伴う大統領選が行われ、左派のアルベルト・フェルナンデス元首相(60)が、現職の中道右派のマウリシオ・マクリ大統領(60)を破り、当選を決めた。地元メディアが伝えた。自由開放経済を進めた親米路線のマクリ政権は4年で終焉を迎え、大衆迎合(ポピュリズム)的な政策を掲げる左派が政権を奪還することになった。

 大統領選には6人が立候補し、フェルナンデス氏とマクリ氏の事実上一騎打ちとなった。開票率90%の時点で、得票率はフェルナンデス氏が47・9%、マクリ氏が約40・7%。フェルナンデス氏が45%以上を獲得したため、11月の決戦投票を待たずに結論が出た。地元メディアによると、マクリ氏は敗北宣言を行ったという。次期大統領は12月10日に就任し、任期は4年。

2187チバQ:2019/10/29(火) 16:17:49
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019102900177&g=int&utm_source=yahoo&utm_medium=referral&utm_campaign=link_back_auto_aja
ニュシ大統領再選=野党や監視団、数々の不正訴え-モザンビーク
2019年10月29日06時27分

モザンビークのニュシ大統領=8月22日、モスクワ(EPA時事)
モザンビークのニュシ大統領=8月22日、モスクワ(EPA時事)

 【マプトAFP時事】アフリカ南部モザンビークの選管は27日、大統領選(15日投票)の結果を公表し、73%を得票したニュシ大統領が再選を決めたと発表した。野党モザンビーク民族抵抗運動(RENAMO)のモマデ議長の得票率は約22%という。RENAMOは「大規模な不正」が行われたと政府を批判している。

 ニュシ大統領の与党モザンビーク解放戦線(FRELIMO)は27日、首都マプトで勝利集会を開いた。市民団体や国際監視団は、投票前から記入済み投票用紙でいっぱいの投票箱や、監視団拒絶の投票所、実在しない人物記載の「幽霊」有権者名簿といった数々の不正を訴えている。

2188チバQ:2019/11/01(金) 10:31:58
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191101-00000023-jij-int
積年の不満、「晴れ舞台」葬る=4円の運賃値上げで爆発-APEC開催断念のチリ
11/1(金) 7:17配信時事通信
積年の不満、「晴れ舞台」葬る=4円の運賃値上げで爆発-APEC開催断念のチリ
チリのピニェラ大統領=26日、サンティアゴ(AFP時事)
 【サンパウロ時事】チリのピニェラ大統領が30日、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の開催断念を発表した。

 ホスト国としてピニェラ政権の晴れ舞台となるはずだったが、若い世代を中心に格差拡大に対する積年の不満がデモや暴動となって噴き出し、最も重要な治安維持が不能となった。

 ◇二つのチリ
 大混乱の引き金は、政府が6日に首都サンティアゴの地下鉄の運賃を「30ペソ(約4円)値上げする」と発表したことだった。市内では11月16日に開幕するAPECの準備が急がれていた。

 首都でデモに参加した女性(28)は、ロイター通信に「この国には二つのチリがある。金持ちのチリと貧乏人のチリだ」と訴える。「お金がなければ、病院で長い列に並ばなければいけない。はい上がろうとしても教育費は高い。学生は借金漬けだ」と不満を爆発させた。

 チリは1970年、世界で初めて暴力革命ではなく選挙を通じて社会主義政権を誕生させた。しかし「第2のキューバ誕生」を嫌う米国によって経済を封鎖され、中央情報局(CIA)が支援するクーデターによって崩壊したとされる。

 ◇小さな政府
 73年に誕生したピノチェト軍政は、反対派を徹底弾圧する一方で、大幅な規制緩和や市場原理を重視する「新自由主義」の経済政策を採用した。大胆な投資を呼び込み「南米の先進国」「新自由主義の模範」と呼ばれる経済発展を手にし、日本にサケやワインを売り込む輸出国にもなった。

 ただ、ピノチェト大統領(当時)の「小さな政府」は、貧困層などを助ける財政支出には十分な関心を払わなかった。90年までの軍政期、社会的弱者は「左翼」のレッテルを貼られて声を上げることもできなかったが、民政移管後の21世紀に入って学生や先住民のデモが繰り返されるようになっていた。

 ◇経済の先行きに不安
 チリではここ数年、主力輸出品である銅が世界的な資源価格低迷の影響で大打撃を受けている。さらにトランプ米政権による「保護貿易」で、輸出頼みのチリ経済の先行きには大きな不安が立ち込めていた。

 ピニェラ大統領は、APEC断念を表明した声明で「父親が常に家族を第一に考えなければならないように、大統領も他の何よりも国民を第一に考えないといけない」と表明し、市民の怒りに寄り添う姿勢を強調した。運賃の値上げを取り消し、閣僚の3分の1を入れ替える内閣改造を行ったが、混乱は収拾する情勢にない。

2189チバQ:2019/11/07(木) 11:33:44
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191106-00000001-yonnana-soci
忘れ去られたコンゴのエボラ熱流行地 携帯電話の材料で紛争、世界最悪の危機 
11/6(水) 7:12配信47NEWS
忘れ去られたコンゴのエボラ熱流行地 携帯電話の材料で紛争、世界最悪の危機 
エボラ出血熱の治療センターで治療を受ける62歳の女性。半日後に亡くなった。後方では、免疫がある元患者が防護服を着ず女性の世話をしている=9月、コンゴ東部ベニ(中野智明氏撮影、共同)
 熱帯特有の蒸し暑さの中、3人の医師が黄色い防護服とゴーグル、手袋で全身を隙間なく覆った。透明のビニール素材でできた約4メートル四方の隔離病室に、慎重な足取りで入っていく。ベッドには、目を閉じ口を大きく開けたままの女性(62)が横たわっている。「この患者は助からない」。病室の外で見ていた看護師が、そっと首を横に振った。その言葉通り、女性は微動だにせず半日後に息を引き取った。

【写真】細胞の表面に集まるエボラウイルス

忘れ去られたコンゴのエボラ熱流行地 携帯電話の材料で紛争、世界最悪の危機 
エボラ出血熱の治療センターで、柵越しに取材に応じる患者のマシカ・マスタキさん(中央)=9月、コンゴ東部ベニ(中野智明氏撮影、共同)
 昨年8月からエボラ出血熱が流行し、2100人以上が死亡したコンゴ(旧ザイール)東部の主要都市ベニとブテンボで取材した。現地ではダイヤモンドや金、携帯電話に使われるタンタルなど豊富な鉱物を目当てに紛争が続き、エボラ熱の流行前から「世界最悪規模の人道危機」が起きている。コンゴ情勢は日本をはじめ世界中の人々と無縁ではない。だが、国際世論は一向に高まらない。

 新規感染者は減り流行も都市部から山間部へ移りつつあるが、劣悪な治安や住民の不信感で医療活動が妨げられ、終息にはしばらく時間がかかりそうだ。(共同通信=中檜理)

 ▽死は日常 の一部

 床のバケツに赤茶色に濁った患者の尿がたまっている。9月中旬、国際非政府組織(NGO)アリマが運営するベニの治療センター。「ピ、ピ、ピ」と心拍数を記録する乾いた機械音が周囲に響く。女性が死亡した翌日には、2歳児が息絶えた。ベニだけで昨年8月以降、450人以上が亡くなり、死は日常の一部となっている。

忘れ去られたコンゴのエボラ熱流行地 携帯電話の材料で紛争、世界最悪の危機 
コンゴ・ベニ
 「生後7カ月の娘が死んだ」。女性患者マシカ・マスタキさん(26)が、柵で隔離された区画でいすに深く腰掛けながら語った。筆者との距離は約3メートル。声は弱々しく聞き取りづらいが、ゆっくり歩けるまで回復したという。

 娘のカインドちゃんは、地元の病院で同室のエボラ熱患者から感染した。1週間後にぐったりし始め、体中から出血し亡くなった。エボラ熱は空気感染しないが、直接皮膚や体液に触るとうつる恐れがある。素手で看病していたマスタキさんも発症し、高熱や悪寒に苦しんだ。入院から約3週間がたち「夫や(残された)子ども2人に早く会いたい」と声を振り絞った。

 流行を長引かせる一因となっているのが、紛争による治安の悪化だ。

 ▽PKO部隊基地の隣接地区でも襲撃

 「武装勢力の兵士がいる」。運転手が目を向ける先に、銃やロケットランチャーを携え、バイク2台に分乗した若者5〜6人が見えた。おのおのが私服や迷彩服を着て、統一感がない。ベニ郊外の山道を車で移動中の出来事だ。事前にNGO幹部から「この勢力は市民を襲わない」と聞いていたが、ここが紛争地であることをいや応なく認識させられる。

2190名無しさん:2019/11/07(木) 11:33:54
 エボラ熱の流行地域以外も合わせると、コンゴ東部一帯には100以上の武装勢力が乱立しているとされ、市民を殺りくする勢力もある。信ぴょう性は不明だが、ベニ周辺で襲撃を繰り返す武装勢力に対し過激派組織「イスラム国」(IS)が資金提供したとの疑惑も浮上している。

 ベニ中心部からわずか2キロほどのバドリテ地区。光が差し込まずじめじめした土壁の家で、農家の男性アンセルメ・モンベレさん(35)が「10カ月ほど前の夕方、武装した男らが歌い叫びながら家々を襲った。親戚の7歳と8歳のきょうだいが首を切られ殺された」と証言した。この地区は、国連平和維持活動(PKO)部隊の基地に隣接している。だが、別の住民は「何度も攻撃され、治安は最悪だ」と訴える。

 コンゴ東部では1998年に内戦が始まり、鉱物利権が絡んで国際紛争に発展、数百万人が死亡した。2003年に終結した後も、鉱山を奪い合う戦闘が続く。膨大な資源収益の多くは国庫に納められず、コンゴ政府高官や外国企業に流れ闇に消えている。

 医療などの行政機能はほとんど存在せず、まともな病院はない。エボラ熱の流行が始まった当初に患者を治療し、自身も感染した医師カクレムツンガ・モリセさん(36)は「病院に手袋がなく、血まみれの患者を素手で触っていた。同僚の看護師は死んだ。どこの病院も似たような状況だ」と淡々と語る。

 東部で紛争による性暴力被害者の治療に尽力し、昨年ノーベル平和賞を受賞した産婦人科医デニ・ムクウェゲ氏は、授賞式でコンゴについてこう表現した。「地球上で最も(資源が)豊かな国の一つだが、国民は最も貧しい」

 起伏に富む山間部にはみずみずしい緑色の木々が生い茂り、息をのむほどの美しさだ。豊かな自然と、ひっそりと消えていく無数の命―。そのギャップに打ちのめされる。

 ▽初期症状に効く薬はあるのに

 「エボラウイルスは、われわれを殺すための政府の陰謀だ」「外国人が金もうけのためにウイルスを持ち込んだ」。ベニから車で約1時間半の街ブテンボ。幹線道路脇に立っていた私の周りに通り掛かりの若者50人ほどが集まり、口々にまくし立てた。

2191チバQ:2019/11/07(木) 11:34:12
 開発から取り残されたコンゴ東部の住民は政府や外国人に批判的で、流言が飛び交う。武装勢力だけでなく、住民自らがNGOを襲撃する事件も頻発。車に石を投げつけられ、死傷した医療従事者は多い。

 米国立衛生研究所(NIH)などは8月、新薬で患者の約9割が生存したとの研究結果を発表した。致死率が高いエボラ熱は「治る病」になりつつある。だが、この薬剤は初期症状に有効だ。紛争や住民の抵抗で早期に治療センターへ来る人は限られ、医師たちは「新薬は流行終息の打開策にならない」と口をそろえる。

 ▽エボラ熱は氷山の一角

 コンゴでは、エボラ熱だけでなくマラリアやコレラで命を落とす人も多い。特にはしかの流行が深刻で、1月以降、コンゴ全州で20万人以上が感染し、死者はエボラ熱を上回る4千人に達した。東部で猛威を振るう恐れも捨てきれない。政府がまともに機能していないこの国で、エボラ熱は住民を苦しめる〝氷山の一角〟にすぎない。

 国境なき医師団(MSF)で世界各地の緊急案件を統括する緊急対応デスクマネジャー、グウェノラ・セロウさんがベニで取材に応じ、訴えた。

 「もとから保健システムがもろい中、エボラ熱の流行であらゆる(人的、物的)資源がエボラ対応に割かれている。でも、他の病気のことも忘れてはいけない」

2192チバQ:2019/11/07(木) 11:39:05
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191031-00000033-jij_afp-int
南スーダン、武力衝突の巻き添えでエボラ検査施設の職員3人死亡
10/31(木) 18:31配信AFP=時事
南スーダン、武力衝突の巻き添えでエボラ検査施設の職員3人死亡
南スーダン・ジュバでエボラ出血熱への対応訓練を行う同国保健省の職員ら(2019年8月14日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】国連(UN)の関連機関である国際移住機関(IOM)は30日、南スーダンにあるエボラ出血熱のスクリーニング施設が武力衝突に巻き込まれ、ボランティアスタッフ3人が死亡したと発表した。

【写真】南スーダンで子ども兵士300人超解放、式典の様子

 IOMによると衝突は27日、コンゴ民主共和国との国境沿いに位置する中央エクアトリア(Central Equatoria)州モロボ(Morobo)郡で発生。「ボランティアの女性1人と男性2人が激しい攻撃に巻き込まれた」という。

 また別の男性スタッフ2人が負傷したほか、死亡した女性の息子と女性スタッフ1人が拉致された。IOMは対コンゴ国境沿いの施設5か所でエボラ出血熱のスクリーニングを一時中断している。

 2018年8月以降、コンゴではエボラ出血熱の流行により2000人以上が死亡。ウガンダにも流行が広がっていたことから、南スーダンの対コンゴ国境沿いではエボラへの警戒感が高まっていた。【翻訳編集】 AFPBB News

2193チバQ:2019/11/07(木) 13:28:54
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191107-35145048-cnn-int
25歳議員が年配議員の野次を平然とあしらった「OK、ブーマー」の一言 NZ
11/7(木) 13:17配信CNN.co.jp
25歳議員が年配議員の野次を平然とあしらった「OK、ブーマー」の一言 NZ
気候変動問題について演説するスウォーブリック議員
(CNN) ニュージーランドの議会で気候変動問題について演説していた25歳の女性議員が、年齢をからかう野次(やじ)を飛ばした年配の議員を「OK、ブーマー」の一言で黙らせて、同世代の共感を集めている。

緑の党のクロエ・スウォーブリック議員は5日、2050年までに二酸化炭素排出量をゼロとする目標を掲げたゼロカーボン法について演説していた。

演説では、何十年も前から気候変動問題を認識していながら、政治的駆け引きに終始してきた世界の首脳らの対応を批判。「私の世代、そして私に続く世代には、もうそんな余裕はないのです。2050年には私は56歳になります。そして今、この第52回議会の平均年齢は49歳です」と続けた。

スウォーブリック議員の年齢をからかう野次が飛んだのはこの時だった。しかし同議員は「OK、ブーマー」の一言で軽く受け流すと、何事もなかったように平然と演説を続けた。議場は静まり返り、スウォーブリック議員の後ろでクスリと笑いを漏らす男性もいた。

「OK、ブーマー」の言葉は今年に入り、「ミレニアルズ」「ジェネレーションZ」と呼ばれる若者の間でソーシャルメディアの「TikTok(ティックトック)」を通じて流行した。同アプリには、「ベビーブーマー」と呼ばれる年配世代の無自覚さや上から目線の態度をからかう動画が無数に投稿されている。

米紙ニューヨーク・タイムズはこれを「OK、ブーマー現象」と呼び、「業を煮やした何百万人もの子どもたちのスローガン」と位置付けた。ネット上ではこのフレーズをあしらったTシャツやフーディー(フード付きパーカー)が売り出されている。

2194チバQ:2019/11/08(金) 10:16:03
https://www.asahi.com/articles/ASMC81P8JMC8UHBI001.html
南スーダン、連立政権発足が再延期の見通し 溝埋まらず
ナイロビ=石原孝 2019年11月8日06時30分
 2011年に独立し、日本の陸上自衛隊の施設部隊が一時活動していた南スーダンの和平協議を巡り、12日が期限だった連立政権の発足が再び延期される見通しになった。対立する大統領派と副大統領派は昨年9月に和平合意を結んだ後も主導権争いを続けており、世界で最も新しい国の行く末は不透明さを増している。

 ロイター通信などによると、キール大統領と対立するマシャル元副大統領は7日、隣国ウガンダで協議し、連立政権の発足を100日間延期することで合意した。マシャル氏側が指揮する治安部隊を政府軍と統合する案などを巡って、溝が埋まらなかったという。

 両者は5月にも連立政権の発足を延期している。マシャル氏の報道官は今回の再延期について、「よい決定だ」と歓迎する一方、支援国の米国などから連立政権の迅速な発足を求められてきた政権側は、苦境に立たされることになる。

 南スーダンは11年7月にスーダンから分離独立した後、国家収入の大半を占める石油資源などをめぐり、キール氏が率いるディンカ、マシャル氏のヌエルという2大民族が対立。13年から内戦に陥り、数百万人が国内外に避難した。日本は12年1月〜17年5月、自衛隊の施設部隊を国連平和維持活動(PKO)に派遣していた。(ナイロビ=石原孝)

2195チバQ:2019/11/12(火) 17:30:24
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191112-00000018-jij_afp-int
モラレス前大統領、メキシコの軍用機でボリビアを出国
11/12(火) 12:59配信AFP=時事
モラレス前大統領、メキシコの軍用機でボリビアを出国
メキシコの軍用機に搭乗し、ボリビアを出国したエボ・モラレス前大統領。メキシコ外務省広報室提供(2019年11月11日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】(更新)前日辞意を表明したボリビアのエボ・モラレス(Evo Morales)前大統領(60)が11日夜、メキシコの軍用機で出国した。メキシコのマルセロ・エブラルド(Marcelo Ebrard)外相が明らかにした。

 同相はこれに先立ち、メキシコ政府がモラレス氏に亡命を認めたと発表。11日夜にはモラレス氏を乗せたメキシコの軍用機がすでに離陸したとツイートし、「国際的な慣例によると、彼(モラレス氏)はメキシコの保護下にある。彼の命と品位が救われた」と述べた。

 モラレス氏は自身の保護についてメキシコに謝意を示すとともに、「より強く、より元気になって」母国に戻ると誓った。

 先月行われたボリビア大統領選で4選を果たしたモラレス氏は、選挙での不正疑惑に対する3週間にわたる抗議デモを受けて軍部の支持を失い、10日に辞任していた。【翻訳編集】 AFPBB News
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191112-00000511-san-s_ame
辞任表明のボリビア大統領 メキシコに亡命申請
11/12(火) 9:57配信産経新聞
 【ニューヨーク=上塚真由】大統領選の不正疑惑を受けて10日に辞任表明した南米ボリビアの左派、モラレス大統領(60)がメキシコに亡命を申請し、メキシコ政府は11日に受け入れることを明らかにした。米主要メディアやメキシコのメディアが報じた。

 メキシコのエブラルド外相は11日、モラレス氏から電話で申請を受けたとし、「人道上の理由と、ボリビアが直面している緊急事態を踏まえて受け入れる」と語った。メキシコのロペスオブラドール政権は同じ左派で、亡命を受け入れる準備があると提案していた。

 ボリビアでは10月20日の大統領選でモラレス氏が4選を果たしたが、野党候補は開票結果が不正に操作されたと主張し、抗議デモを展開した。選挙結果の監査を実施した米州機構(OAS)も選挙を無効にするよう勧告。これを受け、モラレス氏は選挙のやり直しを表明して収束を図ったが、後ろ盾だった警察や軍も退陣を要求し、今月10日に辞任する考えを表明した。

2196チバQ:2019/11/12(火) 17:33:08
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191112-00000006-asahi-int
ボリビア大統領、脱出失敗 メキシコ政府「迎えに行く」
11/12(火) 7:44配信朝日新聞デジタル
ボリビア大統領、脱出失敗 メキシコ政府「迎えに行く」
ボリビアのラパスで11日、警官隊と衝突するモラレス大統領の支持者たち=AP
 不正選挙疑惑から辞職表明に追い込まれた南米ボリビアのモラレス大統領が11日、メキシコに亡命を申請し、受け入れられたと地元メディアなどが報じた。モラレス氏は10日の辞職表明直前に国外への脱出を試みたが、アルゼンチンなど周辺国が、モラレス氏が乗った大統領専用機の領空通過を拒否し、ボリビアを出国できなかったという。

【写真】ボリビアのラパスで11日、モラレス大統領支持派と反対派の衝突でけがをした参加者を逮捕する治安部隊=ロイター

 現地報道によると、11日午後、メキシコのエブラルド外相が「モラレス氏から電話があった」とし、亡命申請を明らかにした。メキシコ政府がモラレス氏を迎えに行くという。モラレス氏は反米左派で知られ、メキシコは左派のロペスオブラドール氏が昨年12月、大統領に就任した。

 別の報道によると、モラレス氏を乗せた大統領機は10日午後3時40分ごろ、アルゼンチンに向け離陸したが、国境を接するアルゼンチン、チリ、ペルー、ブラジルに領空の飛行を拒否された。専用機はその後、モラレス氏の政治的な地盤であるボリビア中部コチャバンバ県の空港に着陸した。

 モラレス氏のメキシコへの亡命にあたっては、ペルーが領空通過を認めたとの情報もある。

 辞任表明後、モラレス氏はツイッターで「私を違法に逮捕しようとする命令があった」などと主張し、大統領選のやり直しを求めた一連の抗議デモを「市民、政治、警察のクーデターだ」と批判した。ベネズエラのマドゥロ大統領やキューバのディアスカネル大統領ら周辺国の左派政治家が相次いで、モラレス氏支持を表明した。

 これに対し、ボリビア警察は「逮捕命令はなかった」と発表したほか、野党候補らも「国民の抗議活動は不正に対する民主的な行動でクーデターではない」などと声明を発表した。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191112-00000001-jij_afp-int
ボリビア、モラレス氏辞任で権力の空白 暴動も
11/12(火) 6:40配信AFP=時事
ボリビア、モラレス氏辞任で権力の空白 暴動も
ボリビアの政府所在地ラパスの駐車場で撮影された焼け焦げたバス(2019年11月11日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】南米ボリビアでは、先月の大統領選での不正疑惑をめぐり数週間にわたり続いた抗議デモの末にエボ・モラレス(Evo Morales)大統領が電撃辞任したことで、権力の空白状態が生まれている。モラレス氏は11日、自身の地位を奪った反対派勢力に対し「国の平和を回復する」よう求めた。

 同国の政府所在地ラパス(La Paz)の一部と近郊のエルアルト(El Alto)では10日夜、略奪行為が起き、店舗やオフィスが破壊された。ラパスのルイス・レビジャ(Luis Revilla)市長は「ラパスは恐怖の夜を過ごした」と述べ、暴動によりバス64台が破壊されたと明らかにした。

 アンントニオ・グテレス(Antonio Guterres)国連事務総長は、指導者不在の様相が強まる同国での治安状況に懸念を表明。米州機構(OAS)も「平和と法の秩序の尊重」を呼び掛けた。

 同国ではモラレス氏の辞任表明後、大統領権限の継承者である副大統領や上下両院の議長らが次々と辞任したため、誰が最高指導者の地位にいるのかについての疑問が生じている。大統領権限を継承する次の人物として憲法で定められているヘアニネ・アニェス(Jeanine Anez)上院副議長は、新たな選挙の迅速な実施を宣言した。議会は12日、暫定大統領の選出手続きを開始する予定。

 10日の辞任表明後、コカノキ栽培で知られる同国中部チャパレ(Chapare)地方に逃れたモラレス氏は、ツイッター(Twitter)で、反対派勢力に対し同日起きた暴動の「責任を取る」よう要求。同国初の先住民出身大統領だったモラレス氏は、大統領選を争った野党のカルロス・メサ(Carlos Mesa)元大統領と反モラレス派指導者ルイス・フェルナンド・カマチョ(Luis Fernando Camacho)氏について、「人種差別主義者でクーデターを企てた人物として歴史に残るだろう」とも述べた。【翻訳編集】 AFPBB News

2197チバQ:2019/11/12(火) 22:30:37
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20191112k0000m030225000c.html
クーデターか、民意の表れか ボリビア大統領のメキシコ亡命が生む新たな混乱
2019/11/12 19:00毎日新聞

クーデターか、民意の表れか ボリビア大統領のメキシコ亡命が生む新たな混乱

亡命のため乗り込んだメキシコ空軍機内でメキシコ国旗を持つボリビアのモラレス氏=11日、AP

(毎日新聞)

 大統領選の開票作業で不正があったと指摘されたことなどを受け辞任表明した南米ボリビアの左派、モラレス大統領は11日、亡命先のメキシコに向け空路出発したとツイッターで明かした。国内では与野党双方の支持者間で衝突が相次ぎ、暫定大統領の選任手続きは進んでいない。モラレス氏の辞任は民意によるものか、あるいはクーデターと見るべきか、国内外の見方は割れ、混乱が拡大する懸念が出ている。

 モラレス氏はツイッターで「政治的な理由で国を離れるのはつらい。より多くのエネルギーを備えすぐに戻ってくる」と復帰を誓った。これに先立ち、同じ左派政権のメキシコはモラレス氏が亡命申請をし、これを受け入れたと発表していた。モラレス氏は、野党が操る軍に迫られ辞任に追い込まれた「クーデター」だと主張。メキシコやベネズエラ、ニカラグアなど中南米の左派諸国やロシアも同調した。

 一方、野党側は「国民の抗議活動は、不正に対する民主的行動」だったとし、ブラジルやアルゼンチンなど周辺の右派諸国もこれを支持する。米国のトランプ大統領も「自由を求めるボリビア国民と憲法を守るボリビア軍を称賛する」とモラレス氏の辞任を歓迎。さらに「民主主義は常に勝つという強力なメッセージだ」と述べ、独裁色を強めたことを理由に米国が制裁を科すベネズエラとニカラグアに警告した。

 11日にモラレス氏の辞表を受け取った国会は12日、辞任の承認や暫定大統領の選任手続きを進める予定だ。だが、大統領不在の場合に代理を務める副大統領や上院議長らも一斉に辞任。野党のアネス上院第2副議長は、自身が暫定大統領を務め、やり直し大統領選を管理すると主張するが、混乱は避けられそうにない。

 国会がある事実上の首都ラパス周辺では、辞任を認めないモラレス氏支持者が幹線道路を封鎖し、議員の登庁を妨害する構えだ。対抗する野党支持者は国会周辺に陣取っており、双方の衝突は各地で相次いでいる。略奪や放火も続発し、ほとんどの学校や店舗は閉まり、公共交通機関はストップした。

 2006年にボリビア初の先住民出身の大統領となったモラレス氏は、貧困層を中心に人気が根強い一方、今回の大統領選には事実上、憲法の多選に関する規定を破って出馬し「独裁的」と批判を受けた。選挙結果についても米州機構(北米・中南米の全35カ国加盟、OAS)が不正と指摘していた。【サンパウロ山本太一】

2198チバQ:2019/11/18(月) 10:34:59
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191118-00000006-asahi-int
ボリビア、衝突相次ぎ9人死亡 亡命大統領派と治安部隊
11/18(月) 7:34配信朝日新聞デジタル
ボリビア、衝突相次ぎ9人死亡 亡命大統領派と治安部隊
催涙ガスが充満する中、道にうずくまって抗議を続けるモラレス大統領支持派の先住民の女性たちと、退去を求める治安部隊=2019年11月15日午後5時5分、ラパス、岡田玄撮影
 南米ボリビアで不正選挙疑惑からモラレス大統領が亡命し、野党の上院副議長が暫定大統領に就任したことを受け、モラレス氏支持者らと治安部隊による衝突が相次いでいる。米州人権委員会によると、15日以降、少なくとも9人が死亡。大統領選があった先月20日以降、死者が計23人、けが人は715人にのぼり、混乱が拡大している。

 衝突は、モラレス氏の支持基盤の中部コチャバンバで起きた。同国ではモラレス氏のメキシコへの亡命後、上院副議長だったヘアニネ・アニェス氏が12日に暫定大統領に就任。しかし、「クーデターだ」などと訴えるモラレス氏の支持者らがアニェス氏の退陣とモラレス氏の復帰を求め抗議を続け、治安部隊との衝突に発展している。

 先住民団体などは15日だけで「15人以上が殺された」とも主張している。国連人権高等弁務官事務所は、治安部隊による鎮圧が「弾圧的だ」と懸念を表明した。モラレス氏派と治安部隊の衝突は、中心都市ラパスなどでも起きている。

朝日新聞社

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191113-35145353-cnn-int
ボリビア上院副議長、暫定大統領就任を宣言
11/13(水) 18:55配信CNN.co.jp
ボリビア・ラパス(CNN) 南米ボリビア大統領の座からモラレス氏が退き、メキシコへ亡命したことを受けて、野党のヘアニネ・アニェス上院副議長が12日、暫定大統領への就任を宣言した。

上院ではモラレス氏の与党に所属する議員らが欠席し、暫定大統領の指名に必要な人数を割っていた。

だがモラレス氏に続き、大統領職継承の順位が高い副大統領、上院議長らも同日までに辞任したため、次に位置するアニェス氏が自ら暫定大統領に就くと宣言した。

モラレス氏はツイッターを通し、同氏の就任を「史上最大の卑劣で破滅的なクーデター」と非難した。

同氏の支持者らは事実上の首都ラパスでデモを展開したが、ほぼ平和的な行動にとどまっている。

モラレス氏は大統領選での不正を指摘され、抗議の声が高まるなかで辞任。メキシコが亡命受け入れを申し出た。同国の空軍機は当初ボリビア領空への進入を拒否され、離陸が遅れ、ペルーでの給油を断られるなど、トラブルが相次いだ。

空軍機は最終的にパラグアイ経由でメキシコ市に到着した。モラレス氏はメキシコのロペスオブラドール大統領に命を助けられたと感謝の意を表し、辞任を強制されたとの主張を繰り返した。今後も国外から闘い続ける構えを示している。

2199チバQ:2019/11/18(月) 10:35:30
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191113-00000512-san-s_ame
ボリビア前大統領がメキシコに亡命 野党の副議長が暫定大統領就任を宣言
11/13(水) 10:25配信産経新聞
 【ニューヨーク=上塚真由】大統領選の不正疑惑をめぐり国内が混乱し、10日に大統領職を辞任した南米ボリビアの左派、モラレス氏(60)が12日、亡命先のメキシコに到着した。モラレス氏はメキシコシティ国際空港で記者団に「クーデターで(大統領職を)追われた」と主張し、「命が続く限り、私は政治活動を行っていく。闘争は続く」と政界復帰に意欲を示した。メキシコのエブラルド外相もモラレス氏を歓迎する声明を出した。

 一方、ボリビアではモラレス氏の辞任を受け、野党出身の上院のアニェス第2副議長が12日、暫定大統領に就任することを宣言。ボリビアではこの日、上下両院が特別議会を招集する予定だったが、両院で多数を占める与党議員が出席しなかった。アニェス氏が議会の承認を経ずに暫定大統領就任を宣言したことでモラレス氏の支持層から反発が強まることが予想される。

 反米左派のモラレス氏は2006年、先住民出身として初の大統領に就任。安定した政権運営を行ってきたが、16年にモラレス氏の4選を可能にする憲法改正案が国民投票で否決された。その後、同国の憲法裁判所が再選回数の上限を無効と判断。批判が高まる中で行われた10月の大統領選で4選を果たしたものの、開票結果に不正があると抗議デモが激化し、辞任に追い込まれた。

2200チバQ:2019/11/20(水) 13:20:56
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201911/CK2019111702000137.html
西アフリカでIS台頭 マリ、ブルキナファソ、ニジェールで襲撃

2019年11月17日 朝刊


ブルキナファソ東部で襲撃を受けたバス=8日、ロイター・共同

写真
 【ナイロビ=共同】西アフリカのマリ、ブルキナファソ、ニジェール一帯で「イスラム国」(IS)系勢力など過激派の襲撃が相次ぎ、治安が急速に悪化している。ブルキナファソ東部で六日、カナダの金鉱山会社の従業員が襲われて三十七人が死亡し、六十人以上が負傷した。ISは指導者バグダディ容疑者が先月死亡し中東で影響力は衰えたが、西アフリカが新たな一大拠点となる恐れがある。

 「バスが銃撃され、たくさんの人が死んだ」。六日の襲撃で生き延びた従業員が、ロイター通信の取材に語った。バス五台で移動中の出来事だ。戦闘員らは約一時間、銃を乱射し続けたという。

 隣国マリ北部では一日に軍拠点が襲われ兵士五十人以上が死亡し、ISが犯行声明を出した。九月三十日にも同様の事件で兵士約四十人が殺害された。

 二〇一二年にマリでクーデターが起き、混乱に乗じて国際テロ組織アルカイダ系勢力が台頭。ISに忠誠を誓う勢力も現れ、国境を越えて襲撃を繰り返すようになった。

 中東で両組織は敵対するが、マリ治安筋は「西アフリカでは連携している」と指摘。人身売買や金鉱山の違法操業、サハラ砂漠での麻薬密輸に関与している疑いがある。

 過激派は牧畜を営む貧しいイスラム教徒の若者を勧誘し、勢力を拡大。長年土地を巡り対立する農民との衝突も激化し、双方が村を襲撃し合い多数が死傷している。

2201チバQ:2019/11/22(金) 15:25:03
https://www.nishinippon.co.jp/item/o/558265/
パプアの自治州で独立住民投票へ
2019/11/9 17:09 (2019/11/9 17:11 更新)
共同通信
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 パプアニューギニア・ブーゲンビル島、オーストラリア・シドニー

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 パプアニューギニア・ブーゲンビル島、オーストラリア・シドニー

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 パプアニューギニア・ブーゲンビル島、オーストラリア・シドニー


 【シドニー共同】南太平洋にあるパプアニューギニアのブーゲンビル自治州で23日、パプアからの独立か自治拡大かを問う住民投票が始まる。独立支持の住民が多数派とみられるが、投票結果の確定にはパプア議会の承認が必要で、数カ月はかかるとの見方もある。その間に自治州が一方的に独立を宣言するなどの混乱も予想される。

 オーストラリアなどの報道によると、パプアのマラペ政権は投票実施に協力的とされ、今年5月の発足直後、投票に向けた資金を拠出。最近自治州を訪れたマラペ首相は今後10年間で10億キナ(約320億円)の資金提供やインフラ整備計画を発表し、自治拡大を支持する立場だ。

2202チバQ:2019/11/22(金) 15:37:04
https://www.asahi.com/articles/ASMCP31TXMCPUHBI00J.html
パプアニューギニアから独立か ブーゲンビル住民投票へ
有料記事

ブカ〈ブーゲンビル自治州〉=小暮哲夫 2019年11月22日09時57分

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写真・図版【地図】ブーゲンビル自治州とは

 パプアニューギニア東部のブーゲンビル自治州で23日から、同国からの独立か、自治拡大かを問う住民投票が始まる。1988年から続いた独立をめぐる武力紛争をへて、2001年に結ばれた和平協定に基づいて行われる。独立支持が多数派とみられている。

 ブーゲンビルでは、80年代になって地元の銅鉱山の恩恵を住民らが受けられていないなどとして不満が高まり、88年に住民側の一部が武装化した。鉱山の操業を妨害するなどの実力行使に出たことを契機に、治安部隊との間で独立をめぐる紛争に発展。和平協定が結ばれるまでに、約1万5千人が犠牲になったと言われる。

 投票は23日から12月7日まで、同州内の約800カ所で日程を分けて行われる。結果は12月中旬に発表される見通し。投票を管理する住民投票委員会によると、有権者は20万6731人。

ここから続き
 05年に発足した自治州には、独自の憲法や警察を持つなどの自治が認められている。住民投票では、税金徴収の権限拡大などが想定される自治の拡大より、独立を望む声が多いとみられている。

 ただ、投票結果に法的拘束力はない。結果を受けて同国政府と自治州政府が将来の政治体制を話し合い、その結果を同国議会にかけることになる。

 ブーゲンビルは、ブーゲンビル島などからなる。太平洋戦争で旧日本軍の連合艦隊司令長官だった山本五十六が、同島上空で米軍機に撃墜されて亡くなった場所としても知られる。(ブカ〈ブーゲンビル自治州〉=小暮哲夫)

2203チバQ:2019/11/23(土) 09:58:54
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191123-00000017-jij-int
南太平洋に新国家誕生も ブーゲンビル、23日から住民投票
11/23(土) 7:24配信時事通信
南太平洋に新国家誕生も ブーゲンビル、23日から住民投票
パプアニューギニア東部ココポで開かれた和解記念行事に出席し、ブーゲンビル革命軍の兵士だった男性たちと抱き合うパプアの警察官=6日(AFP時事)
 【シドニー時事】南太平洋の島しょ国パプアニューギニア東部のブーゲンビル自治州で、「独立」か「自治拡大」かを問う住民投票が23日から約2週間の日程で行われる。

 投票結果に拘束力はないが、独立支持派が優勢とみられ、新国家の誕生につながる可能性がある。

 南太平洋では最近、中国が影響力を強め、歴史的につながりの深いオーストラリアや米国などがけん制している。ロイター通信によると、資金不足でブーゲンビル自治州の住民投票の実施が危ぶまれた際、中国が関与しようとしたという。中国は住民投票後の同自治州に存在感を高める狙いがあるとみられ、投票後の状況次第では米中の覇権争いに巻き込まれる事態も予想される。

 ブーゲンビル自治州は、ブーゲンビル島と周辺の小島から成り、ブーゲンビル島は太平洋戦争中に旧日本軍が占領し激戦地となった。島の銅山をめぐる利益配分に地元が反発したのを契機に、1988年に政府軍との内戦に発展した。停戦後の2001年に結ばれた和平協定に、今回の投票が盛り込まれた。

 20万人以上が登録した投票は12月7日まで約800カ所の投票所で順次行われ、結果は同月中旬に発表される見通し。パプア政府と自治州政府が協議した後、パプア側が地位を最終的に決定する。独立支持派が多数を占めた場合でも、パプア政府に依存している財政の自立など独立には課題が多く、最終決定までには時間がかかるとの見方もある。

 太平洋島しょ国との関係強化を図っている日本政府は、今回の投票に約1億円の無償資金協力を表明。地域の安定を重視し「投票後も引き続き支援する」(外務省)構えだ。

2204チバQ:2019/11/25(月) 16:42:06
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019112500231&g=int
中道右派ラカジェ・ポウ氏が優勢 ウルグアイ大統領選決選投票
2019年11月25日12時31分

ウルグアイのルイス・ラカジェ・ポウ前上院議員=24日、モンテビデオ(AFP時事)
ウルグアイのルイス・ラカジェ・ポウ前上院議員=24日、モンテビデオ(AFP時事)

 【サンパウロ時事】南米ウルグアイで24日、タバレ・バスケス氏の任期満了に伴う大統領選挙の決選投票が実施された。地元紙パイスによると、開票率98.86%現在、中道右派・国民党のルイス・ラカジェ・ポウ前上院議員(46)が左派の与党・拡大戦線のダニエル・マルティネス前モンテビデオ県知事(62)を1.28ポイントリードしている。
 新大統領の就任は来年3月1日で、任期は5年。同国では2005年から左派政権が続いており、ラカジェ・ポウ氏が勝てば15年ぶりの政権交代となる。
 両候補の唱える政策に大きな隔たりはなく、実質的には長期左派政権への信任投票となった。ラカジェ・ポウ氏は歳出の削減や治安強化を主張。04年から殺人件数は2倍、強盗件数は4倍となった治安の悪化に不満を抱く有権者の支持を集めた。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO52565400V21C19A1FF2000/
ウルグアイ、大統領選の結果発表を延期
中南米
2019/11/25 14:24
開票率99%の時点で中道右派で野党候補のラカジェポー前上院議員(46)の得票率が48.7%、与党候補のマルティネス前モンテビデオ県知事(62)が47.5%となっている。

2205チバQ:2019/12/01(日) 22:00:24
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20191201-567-OYT1T50109.html
ウルグアイ大統領選、中道右派の野党候補が初当選…15年間の左派政権から交代
2019/12/01 17:34読売新聞

ウルグアイ大統領選、中道右派の野党候補が初当選…15年間の左派政権から交代

11月30日、ウルグアイのモンテビデオで大統領選の勝利を宣言するルイス・ラカジェ・ポウ氏(ロイター) 【読売新聞社】

(読売新聞)

 【アスンシオン=田口直樹】南米ウルグアイで11月24日に実施された大統領選の決選投票で、選挙管理当局は30日、中道右派の最大野党「国民党」のルイス・ラカジェ・ポウ前上院議員(46)が初当選したとの最終結果を発表した。2005年から3期15年間続く左派政権から政権が交代する。

 選管当局によると、ラカジェ・ポウ氏は対立候補で左派の与党「拡大戦線」のダニエル・マルティネス前モンテビデオ県知事(62)を約3万7000票上回った。任期は5年で、20年3月1日に就任する。

 決選投票ではラカジェ・ポウ氏が約2万9000票の差をつけたが、疑問票が多く、再集計が行われていた。

 ウルグアイ経済は03年以降、15年連続でプラス成長を達成する一方、18年の殺人事件は前年より約12%、強盗事件は約54%、それぞれ増加するなど、治安面での国民の不満が高まっている。ラカジェ・ポウ氏は「我が国は治安上の緊急状態にある」などとバスケス大統領を批判し、政権交代を訴えた。

 サンパウロ大のビニシウス・ビエイラ教授(国際関係学)は「長く政権を担った左派政権への国民の疲れと、凶悪犯罪の急増に対する不満がラカジェ・ポウ氏の得票につながった」と指摘した。
https://www.asahi.com/articles/ASMCY1PVVMCYUHBI001.html
ウルグアイ、長期政権終わる 与党左派が大統領選敗北
リマ=岡田玄 2019年11月29日14時28分
 開票が続いていた南米ウルグアイの大統領選で28日、与党の左派・拡大戦線のダニエル・マルティネス前モンテビデオ県知事(62)が敗北を認めた。これを受け、中道右派の野党・国民党のルイス・ラカジェ・ポウ前上院議員(46)が勝利宣言した。15年続いた左派政権が終わることになる。任期は2020年3月1日から5年間。

 開票作業は24日の投開票日に開票率100%まで達していたが、疑問票が3万5千票ある一方、両候補の差は3万票しかなかった。現地報道などによると、疑問票の集計途中の段階で、ラカジェ・ポウ氏が7188票を積みましたのに対し、マルティネス氏は3361票にとどまった。

 マルティネス氏はツイッターで「集計が続いているが、傾向は変わりそうにない。次期大統領ラカジェ・ポウ氏に敬意を表する」と投稿し、敗北を認めた。

 ラカジェ・ポウ氏は「感謝する」とツイッターで返答。投開票日の夜には、国民に対し「もう片方の陣営を互いに尊重すべきだ」と語り、いたずらに対立しないよう国民に求めていた。(リマ=岡田玄)

2206チバQ:2019/12/01(日) 22:17:49
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1911290019.html
ウルグアイに右派政権 大統領選で15年ぶり 中南米で左右対立激化
2019/11/29 19:19産経新聞

 【ニューヨーク=上塚真由】南米ウルグアイで24日に投開票された大統領選で、最大野党の中道右派、ラカジェポー前上院議員(46)が28日、勝利宣言を行った。バスケス現大統領の後継である左派、マルティネス前モンテビデオ県知事(62)は敗北を認めた。ウルグアイでは2005年から左派政権が続いてきたが、約15年ぶりに政権交代が実現する。

 大統領選は得票率約1ポイント差の大接戦となり、次点となったマルティネス氏側が再集計を求めていた。選挙管理当局は28日、ラカジェポー氏が僅差でマルティネス氏を破り当選したと発表した。ラカジェポー氏の就任は来年3月1日で、任期は5年。

 ウルグアイでは、経済停滞や治安悪化などで現左派政権に対する国民の不満が高まっていた。

 現政権は、政治・経済の混乱が続く南米ベネズエラをめぐり、同国の反米左翼マドゥロ政権を擁護してきた。ラカジェポー氏はマドゥロ政権の正当性を認めず、親米派野党連合のグアイド国会議長を支持する意向を示している。マドゥロ政権は南米で数少ない友好国を失う可能性が高い。

 中南米では、10月のアルゼンチン大統領選で左派候補が現職の右派を破った。その一方、同月のボリビア大統領選では、反米左派のモラレス氏の再選に不正があったとして同氏が大統領職を辞任し、メキシコに亡命した。各国で左派と右派の対立が先鋭化している。

 親米右派が政権を握るコロンビア、チリ、エクアドルでは、経済政策への不満から反政府デモが続く。ベネズエラからの難民がこのデモに乗じ、破壊活動を行ったとして国外追放されるケースが頻発している。マドゥロ政権が親米国の不安定化を狙い、デモを扇動しているとの指摘もある。

2207チバQ:2019/12/01(日) 22:24:23
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20191130-567-OYT1T50189.html
ペルー最大野党党首のケイコ・フジモリ氏、1年1か月ぶり釈放
2019/11/30 20:21読売新聞

ペルー最大野党党首のケイコ・フジモリ氏、1年1か月ぶり釈放

11月29日、ペルーのリマで釈放され、支持者に出迎えられるフジモリ氏(ロイター) 【読売新聞社】

(読売新聞)

 【リオデジャネイロ=田口直樹】南米ペルーで11月29日夜、資金洗浄(マネーロンダリング)容疑で身柄拘束されていた最大野党「人民勢力党」党首のケイコ・フジモリ氏(44)が約1年1か月ぶりに釈放された。

 ケイコ氏は、多くの支持者らが集まった首都リマの勾留施設から姿を現し、「人生で最も苦しい時を過ごした。しばらく時間をおいてから次に何をすべきかを決める」と述べた。

 憲法裁判所が25日、ケイコ氏側の人身保護請求を認め、釈放を決定していた。ただ、ケイコ氏への捜査は継続される。

 ケイコ氏はアルベルト・フジモリ元大統領(81)の長女で、2011年の大統領選に出馬した。その際に自身が率いた政党が、ブラジルの大手建設会社から不正献金を受け取り、党内で資金洗浄したなどとして、昨年10月に身柄を拘束された。


https://www.sankei.com/world/news/191130/wor1911300011-n1.html
ケイコ・フジモリ容疑者を釈放 ペルー、捜査は継続
2019.11.30 13:06国際米州
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 29日、ペルー・リマで、釈放後、支持者に手を振るケイコ・フジモリ容疑者(ロイター)
 29日、ペルー・リマで、釈放後、支持者に手を振るケイコ・フジモリ容疑者(ロイター)

 南米ペルーからの報道によると、2011年の大統領選での資金集めに絡む疑惑を巡りマネーロンダリング(資金洗浄)容疑で拘束されていた、フジモリ元大統領の長女で、政党「フエルサ・ポプラル」党首のケイコ・フジモリ容疑者(44)が29日、釈放された。捜査は継続する。

 憲法裁判所が今月25日、容疑者側の人身保護請求を認め、拘束命令を取り消していた。ケイコ容疑者は21年の次期大統領選の有力候補と見られていたが、事件を受けて政治的影響力が弱まっている。

 11年と16年の大統領選に出馬し惜敗したケイコ容疑者は、11年の選挙でブラジルの大手建設会社オデブレヒトから不正な選挙資金約100万ドル(約1億円)を受け取っていた疑いで、18年10月から拘束されていた。(共同)

2208チバQ:2019/12/01(日) 22:32:19
https://www.sankei.com/world/news/191201/wor1912010016-n1.html
EU新体制が発足 フォンデアライエン氏、女性として初の欧州委員長 足並み乱れるEUをどう強化
2019.12.1 18:38国際欧州・ロシア
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フランス東部ストラスブールで、記念撮影する欧州委員会のフォンデアライエン委員長(中央)と新欧州委員=11月27日(ロイター)
フランス東部ストラスブールで、記念撮影する欧州委員会のフォンデアライエン委員長(中央)と新欧州委員=11月27日(ロイター)

 【パリ=三井美奈】欧州連合(EU)で1日、新たな欧州委員会とEU大統領による新体制が発足した。フォンデアライエン欧州委員長(61)、ミシェルEU大統領(43)らが同日、ブリュッセルで記念式典に出席。2人の任期はともに5年。

 フォンデアライエン氏は、ドイツの前国防相。女性として初の委員長となった。ミシェル氏はベルギーの前首相で、EU首脳会議の議長として加盟国の調整を担う。

 来年1月末に予定される英国のEU離脱を控え、EUの結束をどう強化するかが2人の課題となる。中国外交や欧州安全保障、移民対策などの重要課題で、加盟国の足並みの乱れがあらわになっている。

 フォンデアライエン氏は気候変動対策を最重要課題に掲げており、2日にスペインで始まる国連気候変動枠組み条約第25回締約国会議(COP25)に出席する。

2209 チバQ:2019/12/03(火) 07:56:04
6665 チバQ 2019/12/01(日) 22:22:50
https://news.goo.ne.jp/article/kyoto_np/region/kyoto_np-20191130182723.html
中道右派ラカジェ・ポウ氏が勝利 ウルグアイ大統領選
2019年11月29日07時10分


ウルグアイ大統領選の決選投票で勝利した中道右派・国民党のルイス・ラカジェ・ポウ前上院議員=24日、モンテビデオ(AFP時事)
ウルグアイ大統領選の決選投票で勝利した中道右派・国民党のルイス・ラカジェ・ポウ前上院議員=24日、モンテビデオ(AFP時事)

 【サンパウロ時事】南米ウルグアイで24日に行われた大統領選の決選投票で、中道右派・国民党のルイス・ラカジェ・ポウ前上院議員(46)は28日、勝利を宣言した。対立候補の左派与党・拡大戦線のダニエル・マルティネス前モンテビデオ県知事(62)は敗北を受け入れた。就任は来年3月1日で、任期は5年。ウルグアイでは2005年から左派政権が続いており、15年ぶりの政権交代となる。
 国民党はツイッターで「ウルグアイに新たな大統領が誕生した」と宣言。一方のマルティネス氏は「開票結果の精査が進んでいるが(ラカジェ・ポウ氏優勢の)傾向は変わらない。次期大統領を祝福する」と述べた。

2210チバQ:2019/12/05(木) 18:05:27
https://www.asahi.com/articles/ASMD43WFHMD4UHBI01J.html
サモア、はしか大流行で62人死亡 政府機関を閉鎖
シドニー=小暮哲夫 2019年12月5日15時59分
 南太平洋のサモアで10月からはしかが流行している。人口20万人の国で今月5日までに4千人以上が感染、62人が死亡した。政府は非常事態を宣言。5、6の両日は病院や警察、消防などを除く政府機関を閉鎖し、ワクチン接種キャンペーンに職員を動員している。

 政府によると、亡くなった62人のうち54人が4歳までの乳幼児。感染者のうち172人が入院中で、子ども19人が重症という。計11万人がワクチンを接種済みだが、「接種率が100%に近づかなければ、子どもたちの将来は免疫で守られたとは言えない」(トゥイラエパ首相)として、5、6日は戸別に接種に回る計画で、接種を受けていない家族がいる家庭は、赤い布か旗を家の前に示すように呼びかけている。

 非常事態宣言に基づいて政府は、5、6の両日の午前7時から午後5時の間は、ホテルや遺体安置所を除く民間部門も営業の停止を命じた。車での移動も医療などの公共サービスで使うのでない限り禁止した。(シドニー=小暮哲夫)

2211チバQ:2019/12/11(水) 09:13:29
https://digital.asahi.com/articles/ASMCQ62LNMCQUHBI04R.html?pn=4
ノーベル平和賞は早急? エチオピア首相に過大な期待も
有料記事

聞き手・石原孝 2019年12月11日00時03分
上智大学の眞城百華准教授(エチオピア研究)
 アビー首相は2018年4月の就任直後から、エリトリアとの和平や前政権が弾圧した人たちへの恩赦、非合法化されていた野党の政治活動解禁など、画期的な政策を短期間で進めた。これまでにはなしえなかった変革であり、評価できる。

 ただ、就任からまだ1年半しかたっておらず、首相として1度も選挙を経験していない。政治手腕や革新的に見える一連の政策の背後にある戦略も全部が見えてきていない。

ここから続き
 来年5月にある選挙結果次第では、アビー氏の続投が問われ、混乱が広がる可能性もある。現役の政治家に賞を贈るのは難しく、特に重大な国政選挙が迫ったこの時期にノーベル平和賞を授与したことは早急だと思う。

 ノーベル委員会や欧米としては、国内体制に課題が残るエリトリアでの変革など、周辺国にも影響を及ぼして欲しいという期待を込めたのかもしれない。ただ、アビー氏は国内にも課題を多く抱えており、過大な要求だろう。

 エチオピアには80以上の民族がおり、1991年以降は民族を基盤とした連邦制による国家作りを進めてきた。アビー氏は連立を組んでいた複数の民族政党を統一して「繁栄党」を結成し、選挙向けの新体制を構築しているが、与党内に否定的な意見もある。

 人口一位のオロモ、2位のアムハラも民族として一枚岩ではなく、民族内で対立が表面化する可能性がある。両民族が歴史的な対立を乗り越えて連携を図れるかが一つの試金石となる。

 前政権で中枢を占めたティグレ人が多く住むティグレ州では、独自の警備態勢の強化や資金調達が進められており、政治的緊張が高まっている。選挙を前に治安の悪化も懸念される。たとえ平和裏に選挙が終わったとしても、格差が広がっている中で経済成長の恩恵から取り残された人たちへの政策を進めていかない限り、不安定な状況は続くだろう。(聞き手・石原孝)

2212チバQ:2019/12/11(水) 18:47:28
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191211-00050291-yom-int
パプアニューギニアの自治州「独立」の住民投票、支持票が98%
12/11(水) 17:45配信読売新聞オンライン
 【ジャカルタ=一言剛之】南太平洋パプアニューギニアのブーゲンビル自治州で実施された独立の是非を問う住民投票で、選挙管理委員会は11日、独立支持票が約98%を占めたとの開票結果を発表した。投票結果に法的拘束力はないが、パプアニューギニア政府と自治州が対応を協議する。

 投票は、「独立」と「より強い自治権」のどちらを望むかを選ぶ形で実施された。総投票数18万1067票のうち、17万6928票が「独立」に投じられた。「より強い自治権」は3043票、無効が1096票だった。投票率は87%を超えた。

 政府と自治州の今後の協議は長期化するとみられている。ブーゲンビルでは、金や銅を産出する鉱山の利権を巡って1988年から約10年間内戦が続き、2万人が死亡した。

2213チバQ:2019/12/12(木) 22:15:32
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191212-00000087-jij-m_est
アルジェリアで大統領選 軍主導、市民は猛反発
12/12(木) 16:38配信時事通信
 【カイロ時事】アルジェリアで12日、大統領選が行われた。

 20年間に及ぶ長期政権を敷いたブーテフリカ大統領(82)が4月に退陣。だが、既得権益を握り続ける支配階級の一掃を求める市民の抗議行動がやまず、政治と社会の混乱が長期化している。軍が主導する選挙には不満も強く、投票が円滑に行われ政情が安定に向かうかは不透明だ。

 大統領選には23人が出馬を届け出たが、選管の審査で5人のみ認められた。候補者の大半がブーテフリカ政権下で首相などの要職を務めた経歴を持つ。このため、どの候補が当選しても旧来のエリート層が政治の中枢を占める構図は崩れないとみられ、市民は「選挙は茶番だ」と猛反発。投票率の低下が見込まれる。首都アルジェでは11日も選挙実施に反対するデモがあり、数十人が逮捕された。

 アルジェリアでは2月、健康不安を抱えたブーテフリカ氏が5選出馬を表明。反対する市民の抗議デモに屈する形で辞任に追い込まれた。ただ、その後の暫定政権は軍の影響力が強大で、民主化には程遠い状況が続く。 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191207-00000020-jij_afp-int
アルジェリア首都で大規模デモ、大統領選を来週に控え
12/7(土) 14:46配信AFP=時事
アルジェリア首都で大規模デモ、大統領選を来週に控え
アルジェリアの首都アルジェで、反政府デモの参加者たちを見ながら国旗を振る人々(2019年12月6日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】アルジェリアで今月12日に行われる大統領選前の最後の金曜日となった6日、首都アルジェで大規模なデモ行進が行われた。現地のAFP記者が明らかにした。アルジェリアでは今年4月、長期政権を維持してきたアブデルアジズ・ブーテフリカ(Abdelaziz Bouteflika)前大統領が抗議デモにより辞任に追い込まれて以降、政治空白に陥り、数か月にわたって大規模デモが続いているが、暫定政府が発表した今月の大統領選については、同氏の側近らが権力に固執するために利用しているとの見方が多い。

 大統領選には、ブーテフリカ前大統領と近しい5人の候補者が出馬している。公認候補者のうちの2人は、20年にわたるブーテフリカ政権で首相を務めた経験も持つ。

 ブーテフリカ氏は、大規模な抗議デモを受けて今年4月に辞任。デモ参加者たちは、同氏の側近らが選挙を利用して仲間内から後任者を出そうと画策しているのではないかと懸念し、同国で全面的な政治改革が行われるまでは選挙を行うべきではないと主張している。

 公式な集計がないため、6日のデモ参加者数は不明だが、今回のデモは、フランスからの独立戦争開始から65年となる11月1日に行われた2度目の「解放」を求めるデモ以来、最大規模とみられる。地元記者によると、デモは国内各地で行われた。【翻訳編集】 AFPBB News

2214とはずがたり:2019/12/13(金) 11:52:19
エチオピアから日本へ逃れてきた難民、ダニエルさんを待っていた日本社会の現実とは?
https://gooddo.jp/magazine/add/jar-4-questions2/

2215チバQ:2019/12/15(日) 22:47:03
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191214-00050286-yom-int
アルジェリア大統領選、現体制派が当選…軍の実権継続へ
12/14(土) 22:14配信読売新聞オンライン
 【イスタンブール=酒井圭吾】北アフリカのアルジェリア大統領選(12日投開票)で、選挙管理委員会は13日、現体制派のアブデルマジド・テブン元首相(74)が得票率約58%で当選したと発表した。軍との関係が深いテブン氏の当選に、選挙無効を訴える市民の街頭デモが各地で起きている。

 投票率は約40%にとどまった。過去最低水準とみられる。テブン氏は、20年間に及ぶブーテフリカ政権下で閣僚を歴任し、2017年に3か月間、首相を務めた。テブン氏が大統領に就任すれば、軍が実権を握るブーテフリカ体制が事実上継続することになるとみられている。

 今年4月にブーテフリカ大統領を辞任に追い込んだデモ隊は、首都アルジェや地方都市で投票所に乱入するなど、抗議デモを過激化させている。政財界の既得権益層に対して反発を強めており、14日以降も抗議を継続させる構えだ。

2216チバQ:2019/12/18(水) 21:35:54
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191218-00000057-kyodonews-int
南スーダン、移行政権発足で合意 来年2月までに、反政府勢力参加
12/18(水) 10:21配信共同通信
南スーダン、移行政権発足で合意 来年2月までに、反政府勢力参加
17日、南スーダンの首都ジュバで、移行政権発足の最終合意後、取材に応じるキール大統領(左)と反政府勢力のマシャール前第1副大統領=ジュバ(ロイター=共同)
 【ナイロビ共同】2013年に内戦を始め昨年和平合意した南スーダンのキール大統領と反政府勢力のマシャール前第1副大統領は17日、双方が参加する移行政権を来年2月までに発足させることで最終合意した。ロイター通信が報じた。

 キール氏とマシャール氏は今年11月、同月内に設定した移行政権の発足期限を来年2月に延期。しかし政府軍と反政府勢力の統合を巡って対立し、決裂する恐れがあった。期限内に対立が解消しない場合、移行政権を発足させた上で交渉を続け、問題解決を図るという。

 3年の移行期間後に総選挙を行い、正式政府を立ち上げる予定。内戦では、推計約40万人が死亡した。

2217チバQ:2019/12/19(木) 18:15:57
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201912/CK2019121502000117.html
デモ続くアルジェリア 大統領選で勝利の元首相が対話約束



2019年12月15日 朝刊


12日、アルジェリアの首都アルジェで大統領選の投票に向かうテブン元首相=AP・共同

写真
 【カイロ=奥田哲平】ブーテフリカ長期政権が倒れた四月の政変以降、初の大統領選が実施されたアルジェリアの選挙管理当局は十三日、アブデルマジド・テブン元首相(74)が58%を得票して当選したと発表した。テブン氏は国民との対話を約束する一方、反政府デモ側は「選挙は無効だ」と抗議活動を続け、数千人が首都中心部を埋めた。

 テブン氏はブーテフリカ政権で住宅・都市計画相などを歴任し、二〇一七年に首相を務めた。ロイター通信によると、テブン氏は会見で「新しいアルジェリアを建設するため、デモ隊に手を差し伸べる」と述べ、憲法改正に向けた国民投票の協議を始めると表明。「政治とカネを分離する」と汚職撤廃に取り組むと強調した。ただ、四月の政変後に同氏の息子も汚職容疑で逮捕されている。

 大統領選は旧政権で要職を務めた候補者が大半を占め、デモ隊は軍部や政治エリートによる既得権が温存されると反発。投票ボイコットを呼び掛け、投票率は39・8%にとどまった。

2218チバQ:2019/12/23(月) 09:53:29
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191222-00000018-jij-int

キューバ首相にマレロ氏 43年ぶり復活


12/22(日) 12:26配信

時事通信







キューバ首相にマレロ氏 43年ぶり復活


キューバ新首相に選出されたマレロ観光相(中央)=21日、ハバナ(AFP時事)


 キューバで21日、新首相にマレロ観光相(56)が選出された。

 AFP通信などが伝えた。キューバの首相は、故フィデル・カストロ氏が国家評議会議長となって全権を掌握した1976年から不在だったが、43年ぶりの復活となる。2月の国民投票を経て成立した改憲で、ディアスカネル国家評議会議長は10月に「大統領」となり「首相」の復活も決まっていた。

〔写真特集〕キューバ フィデル・カストロ氏

 国会に相当する人民権力全国会議でディアスカネル氏は「共産党の政治局が十分に吟味した上での人選だ」とマレロ氏を推挙。満場一致で選出した。

 キューバ外交筋によると、国家評議会議長に権限が集中し停滞を招いていた行政の効率を分権で改善することが改憲の狙いの一つだ。しかし、新首相について米国のキューバ専門家は「改革よりも管理が職務の中心となる。あくまでも国を率いるのは大統領だ」とみている。 


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191222-00050162-yom-int

キューバ新首相にマレロ氏…首相職は43年ぶり復活


12/22(日) 23:40配信

読売新聞オンライン



 【リオデジャネイロ=淵上隆悠】キューバの人民権力全国会議(国会)は21日、マヌエル・マレロ観光相(56)を首相に選出した。キューバは、長年のカストロ兄弟による統治から、権力分散による集団指導体制への移行を目指し、首相職を復活させた。

 首相職は、キューバ革命を率いた故フィデル・カストロ氏が1976年に国家評議会議長に就任し、全ての権限を掌握した際に廃止された。今年2月の国民投票を経て4月に施行された改正憲法に基づき、43年ぶりに復活した。

 マレロ氏の首相任期は5年。キューバ共産党機関紙グランマ(電子版)などによると、ディアスカネル大統領(59)が、人民権力全国会議に「共産党政治局で適切に推薦された」と説明し、全会一致で承認された。マレロ氏は15年以上観光相を務めており、主要な外貨獲得源である観光での政策手腕が評価されたという。

 国家評議会議長を務めていたディアスカネル氏は10月、改正憲法で新設された大統領(国家元首に相当)に就任した。一方、共産党トップの第1書記は、引き続きフィデル氏の弟、ラウル氏(88)が務める。

2219チバQ:2019/12/23(月) 10:01:53
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191217-00000032-jij_afp-int

コロンビア・ボゴタ初の女性市長、3年交際した女性と結婚


12/17(火) 17:53配信

AFP=時事







コロンビア・ボゴタ初の女性市長、3年交際した女性と結婚


コロンビアのボゴタ市長に選出されたクラウディア・ロペス氏(2019年10月22日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News


【AFP=時事】コロンビアの首都ボゴタで初の女性市長に選出されたクラウディア・ロペス(Claudia Lopez)氏が16日、3年間交際した恋人の女性と結婚した。

【写真】ボゴタ市長選で勝利したロペス氏

 ロペス氏はインスタグラム(Instagram)で、妻となった野党上院議員のアンヘリカ(Angelica Lopez)さんに向けて「あなたを一生尊敬し、愛することを誓います!」というメッセージを投稿した。

 さらに、「この素晴らしい1年に感謝している。博士号を取得し、市長に当選し、愛する人と結婚した」とコメント。白い服に身を包み、花束を持った2人の写真4枚が添えられた。

 ロペス氏は10月のボゴタ市長選で、僅差で勝利し同市初の女性市長に選出された。来年1月1日に就任する予定。

 コロンビアは信仰心が強く保守的な国である一方、同性婚は合法であり、同性カップルは子どもがどちらかの実子であるかどうかに関係なく養子縁組の権利を持つ。【翻訳編集】 AFPBB News

2220チバQ:2019/12/23(月) 12:04:24
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191221-00050152-yom-int

ペルーのケイコ・フジモリ氏、政治活動休止を表明


12/21(土) 10:37配信

読売新聞オンライン



 【リオデジャネイロ=淵上隆悠】南米ペルーの最大野党「人民勢力党」党首のケイコ・フジモリ氏(44)は18日、フェイスブックに動画を投稿し、政治活動の休止を表明した。来年1月26日に予定される国会議員選挙にも関与しないとみられる。

 ケイコ氏は、資金洗浄(マネーロンダリング)容疑で1年1か月にわたって身柄を検察に拘束され、先月29日に釈放されたばかりだった。捜査は継続中で、再び拘束される可能性がある。ケイコ氏は動画の中で、「12月26日に審問がある。人生で最もひどい(クリスマス)プレゼントだ」と反発した。

2221チバQ:2019/12/24(火) 10:46:04
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191224-00000009-jij-m_est

元首相の帰国阻止 来年の大統領選へ緊迫 コートジボワール


12/24(火) 6:54配信

時事通信







元首相の帰国阻止 来年の大統領選へ緊迫 コートジボワール


コートジボワールのソロ元首相=2月15日、アビジャン(AFP時事)


 【アビジャンAFP時事】来年10月の西アフリカのコートジボワール大統領選出馬を目指すソロ元首相が23日、避難先の国外から帰国しようとして阻止され、搭乗機は隣国ガーナに着陸した。

 自ら率いる野党「各世代・人民団結党(GPS)」が明らかにした。

 大統領選をめぐりコートジボワールは2010〜11年、内戦になっており、再び緊迫した事態を迎えた。最大都市アビジャンのGPS本部では、報道担当者が記者団に「選挙運動を始めるため帰国しようとしたら阻止された」と説明していたところ、治安部隊が突入してきた。

 大統領府関係者は、ソロ氏が搭乗機の操縦士に対し「空港での逮捕」回避のためガーナ着陸を指示したと述べた。アビジャンの空港には治安部隊員が集結していた。

2222チバQ:2019/12/25(水) 10:29:53
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191224-00000009-jij_afp-int

アルジェリアのガイドサラハ軍参謀総長が死去、79歳 事実上の最高実力者


12/24(火) 10:40配信

AFP=時事







アルジェリアのガイドサラハ軍参謀総長が死去、79歳 事実上の最高実力者


アルジェリアの首都アルジェで行われた大統領就任式に出席したアハメド・ガイドサラハ軍参謀総長(2019年12月19日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News


【AFP=時事】アルジェリアのアハメド・ガイドサラハ(Ahmed Gaid Salah)軍参謀総長が23日、死去した。79歳だった。激動の1年となった2019年の年末を迎える中、同国の政治危機が深まる恐れが懸念される。

【写真】新大統領を抱擁するガイドサラハ軍参謀総長

 ガイドサラハ氏は23日午前6時(日本時間同日午後2時)ごろ、自宅で心臓発作のため亡くなった。遺体は軍の病院に運ばれた。

 アルジェリアでは、長期政権を維持してきたアブデルアジズ・ブーテフリカ(Abdelaziz Bouteflika)前大統領が5選を目指し大統領選に出馬すると表明したことを受け、大規模な抗議デモが発生。今年4月にブーテフリカ氏が辞任に追い込まれて以後、ガイドサラハ氏は同国の事実上の最高実力者と見なされていた。

 生涯を軍人としてささげたガイドサラハ氏が最後に公の場に姿を見せたのは、19日に行われたアブデルマジド・テブン(Abdelmadjid Tebboune)大統領の就任宣誓式だった。

 元首相でガイドサラハ氏に近いとみられていたテブン氏は、今月12日投票の大統領選で当選。デモ隊は抜本的な政治改革を断行した上での選挙を求めていたが、ガイドサラハ氏は大統領選の実施を推し進め、デモ隊の要求は無視される形となった。

 ガイドサラハ氏は1940年、首都アルジェの南西約300キロのバトナ(Batna)生まれ。17歳でアルジェリア民族解放戦線(FLN)の軍事組織、民族解放軍(ALN)に入り、8年間続いたフランスからの独立戦争であるアルジェリア戦争に参加した。

 アルジェリア独立後に軍に入り、ソ連の士官学校への留学を経て昇進を続け、15年という異例の長期にわたって軍参謀総長を務めた。同国で続いていた軍主導体制の守護者とされている。

 テブン大統領は国民に対話を呼び掛けているが、国民の多くは対話を拒否して抗議デモを続けている。【翻訳編集】 AFPBB News

2223チバQ:2020/01/05(日) 11:11:23
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200105-00000005-mai-int
レゲエ歌手、34年間「独裁」の大統領に挑む
1/5(日) 10:00配信毎日新聞
レゲエ歌手、34年間「独裁」の大統領に挑む
記者会見するウガンダのボビ・ワイン議員(前列左から4人目)=カンパラで2019年11月26日、小泉大士撮影
 「自分たちの世代の代表として、独裁体制を終わらせるために立候補する」。ムセベニ大統領(75)が34年の長期政権を続ける東アフリカのウガンダ。そんなムセベニ氏に2021年の大統領選で引導を渡すと宣言したのが、人気ミュージシャンから国会議員に転身したボビ・ワイン氏(37)だ。【ヨハネスブルグ特派員・小泉大士】

 ウガンダの首都カンパラを訪れ、いまアフリカで最も注目される政治家の一人にインタビューした。

 ◇いつになっても代わらない大統領

 トレードマークの赤いベレー帽をかぶったワイン氏が「ピープル・パワー」と叫ぶと、支持者は「アワ・パワー」と呼応する。カンパラのスラム街で生まれ育ったワイン氏のニックネームは「ゲットーの大統領」。アフロビートやレゲエなどを融合させた音楽は若者の心をつかみ、国内のみならず周辺国でも絶大な人気を誇る。

 「ウガンダの何が問題かって? 最も深刻な問題は独裁であり、ムセベニ氏がいつまでたっても権力を握り続けていることだ。独裁によって腐敗をはびこらせ、権力を守るために法を無視し、政府機関はムセベニ氏と一族、その取り巻きの思うままになっている」

 ワイン氏の言葉は辛辣(しんらつ)だ。1986年に大統領に就任したムセベニ氏は30年以上もその座に居座り、任期制限や年齢制限を撤廃して6選への地ならしを進める。一方でウガンダの人口約4300万人のうち8割近くは30歳未満だ。「国民の大半は一人の大統領しか知らない。自分もそうだ。4歳のときからずっと同じ人物が大統領を務めているんだから」

 急速な人口増加が進むアフリカは若さと可能性に満ちた大陸だが、20年、30年と権力を握り続ける高齢の指導者の存在は珍しくない。17年に軍のクーデターによって失脚したジンバブエの故ムガベ元大統領は93歳まで37年間も政権の座にあった。なぜアフリカの指導者は権力にしがみつくのか。

 「ムセベニ氏だって昔は、アフリカの指導者は権力の座に長居しすぎると批判していた。だが、アフリカ特有の問題だとは思っていない。これは乗り越えなければいけない段階なんだ。先進国も以前は独裁体制だったが、国民が立ち上がってそれを打破してきた」

 ◇現政権との「全面戦争」

 ワイン氏の本名はロバート・チャグラニ・センタム。芸名をボビとしたのは、洗礼名のロバートの愛称であることに加え、レゲエ界のレジェンド、ボブ・マーリーへのあこがれからだった。事務所の壁にはネルソン・マンデラやマルコムX、マーチン・ルーサー・キングらとともに、ボブ・マーリーの肖像画が描かれていた。ではワインはと言うと、歳月を重ねるほどに成熟するという意味らしい。

 16年の前回大統領選では、何人もの人気歌手が政権側に動員され、ムセベニ氏を賛美する歌を歌った。だがワイン氏は違った。そして平和的な政権交代を訴えてこう歌った。

 「マンデラを見習ったらどうなんだ。(大統領を)1期務めたら、権力を手放した」

 ムセベニ氏の名こそ出さなかったが、誰のことを指しているのかは明らかだった。

 「ミュージシャンとしてのキャリアはかなりうまくいっていた。いい思いもさせてもらったが、不正がはびこるのは不愉快だった。音楽を通じて声を上げたが、議会も裁判所も政権のいいなりだった。だから直接俺たちが関わろうと思った」

 ワイン氏は翌年、無所属で国会議員の補欠選挙に立候補して当選した。その後、同氏が応援した候補者が選挙で次々と勝利して注目される。当初はワイン氏らを「葉っぱ(大麻)を吸っているごろつき」(ワイン氏)扱いしていたというムセベニ政権も、次第に同氏の人気を警戒するようになっていった。

 18年8月、ムセベニ氏の退陣を要求する街頭デモに数万人規模の支持者を動員していたワイン氏を、治安当局は力ずくで押さえ込みにかかった。ワイン氏の運転手は警官に射殺され、ワイン氏も逮捕されて反逆罪に問われた。その後釈放されたが、拘留中に激しい拷問を受けたという。

2224チバQ:2020/01/05(日) 11:11:35
 大統領の政敵とみなした当局は執拗(しつよう)に妨害し、「(議員になってから)157回以上コンサートを中止させられた」。それでも抵抗をやめず、ムセベニ氏が滞在するホテルで開かれた仲間のコンサートに飛び入り出演したこともあった。

 約1年後に選挙を控え監視は強まっており、常に身の危険を感じているという。「奴らは俺たちを処刑するつもりだ。俺たちが相手しているのは凶暴な独裁者だ。今日やられるかもしれない。恐ろしいが、ここでやめるわけにはいかない」

 今年8月の米紙ウォール・ストリート・ジャーナルの報道によれば、ウガンダの情報機関は、ワイン氏らのソーシャルメディアを傍受し、暗号化された通信内容を解析するために、中国の通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)の技術者に協力を求めていたという。

 「ムセベニ大統領は、なりふり構わず俺たちをたたきつぶそうとしている。これは現体制との全面戦争なんだ」

 ◇変化を求める若者世代の「代弁者」

 ワイン氏が生まれ育ったスラム街カムオチャを歩くと、数十メートルおきに「ボビ・ワインを釈放しろ」と壁にスプレーで殴り書きされていた。同氏が当局に拘束された際に書かれたという。

 「ボビ・ワインは、俺たちのような若者の代弁者なんだ。ここで同じ経験をしてきた。だから彼の歌や言葉はリアルなんだ」。所在なげに座り込んでいた無職のアイシガムカマ・ビンセントさん(23)はこう話した。

 友人とたむろしていたアンドリュー・ムガンベさん(19)にムセベニ大統領について聞くと、「もううんざり。まるで生まれてからずっと同じものを食べているようだ」と苦虫をかみつぶしたような表情を浮かべた。

 ムセベニ氏は、内戦が続いたウガンダに政治的安定と経済成長をもたらしたと評価されてきた。その一方、過去20年で人口が倍増した同国は人口の約8割が30歳未満という若い国であり、伝統的な価値観にとらわれない若者らの間で、汚職や批判勢力への弾圧、慢性的な失業率の高さなどから長期政権に対する批判が高まっている。

 マケレレ大のムワンブシャ・ヌデベサ教授は、ワイン氏人気の背景には積もり積もったムセベニ体制に対する不満があり「変化を求める若者の象徴として、急速に支持を広げている」と解説する。ただ、異色政治家の台頭で次期大統領選へ向けて不確定要素が増しているとは言えるものの、「ゲームのやり方を熟知しているムセベニ氏がすんなりと身を引くことはない」と見通した。

 16年の前回選でも不正があったと主張した野党候補が拘束され、欧州連合(EU)などの選挙監視団からも選挙の透明性や公平性に疑問が指摘された。

 ワイン氏は「脅迫や買収では俺たちを止められない。民族や宗教、性別などに関係なく、独裁政権の打倒という共通の目標がある」と主張。もし次期選挙でも不正が繰り返されたら、国民が蜂起するだろうと警告した。そして国際社会に対しても「ウガンダとの関係をビジネスという観点から見るだけでなく、この国の人々が置かれた状況にも目を向けてほしい」と呼びかけた。

2225チバQ:2020/01/06(月) 18:57:04
https://www.afpbb.com/articles/-/3262058
リビア東部勢力指導者、全国民に「武装」呼び掛け トルコ派兵承認受け
2020年1月4日 16:04 発信地:ベンガジ/リビア [ リビア トルコ 中東・北アフリカ ]
【1月4日 AFP】東西分裂が続くリビアの元国軍将校で実力者のハリファ・ハフタル(Khalifa Haftar)氏は3日、トルコ国会がリビアへの軍事介入を承認したことを受け、すべてのリビア人に対し武器を持って戦うよう呼び掛けた。

 トルコのリビア派兵は、国連(UN)が正統性を認めているリビアの国民合意政府(GNA)に対する支援を目的としている。


 ファイズ・シラージュ(Fayez al-Sarraj)暫定首相率いるGNAは昨年4月以降、ハフタル氏が率いる民兵組織「リビア国民軍(LNA)」による攻勢を受けている。GNAから軍事支援要請を受けていたトルコ国会は2日、リビアへの派兵を承認した。

 一方、リビア東部を拠点とする対抗勢力LNAは、トルコと敵対関係にあるサウジアラビアやエジプト、アラブ首長国連邦(UAE)の後ろ盾を得ている。

 ハフタル氏は3日に放送されたテレビ演説で、「挑戦を受けて立ち、ジハード(聖戦)を宣言して武装を求める」と宣言。「すべてのリビア人」に武装を呼び掛け、「男性も女性も、兵士も民間人も、われわれの国土と名誉を防衛する」よう強く訴えた。

 同氏はさらに、問題はもはや首都トリポリをGNAから奪取することではなく「入植者に立ち向かう」ことだとし、トルコがオスマン(Ottoman)帝国下にあった「リビアを再び支配」しようとしていると非難した。

 リビアでは2011年、北大西洋条約機構(NATO)の支援を受けた反体制派が政権を打倒し、独裁者だったムアマル・カダフィ(Moamer Kadhafi)大佐を殺害して以降、混乱状態が続いている。(c)AFP

2226チバQ:2020/01/06(月) 18:58:41
https://www.afpbb.com/articles/-/3262204
ベネズエラ野党グアイド氏と与党パラ氏、共に国会議長選出を宣言
2020年1月6日 13:40 発信地:カラカス/ベネズエラ [ ベネズエラ 中南米 ]
【1月6日 AFP】南米ベネズエラで野党が唯一主導権を握る国民議会で5日、与党・統一社会党(PSUV)のルイス・パラ(Luis Parra)議員が、新たな国会議長に選出されたと宣言した。野党側は「議会クーデター」と非難し、これまで国会議長を務めてきた野党指導者で、暫定大統領として50か国以上から認められているフアン・グアイド(Juan Guaido)氏(36)を別の投票で再選した。

 これに先立ち、国会に到着した青いスーツ姿のグアイド氏は警察に妨害され、議場に入れなかった。同氏は柵を乗り越えて入場を試みたものの、機動隊に押し戻されてしまい、4時間ほど国会の外に待機した後、野党議員らとともに反政府系の地元紙ナシオナル(Nacional)の社屋へ移動。そこで野党主導の採決を実施し、国会議長に再選された。


 ベネズエラ国会は定数167議席で、うち112議席を野党が占める。汚職疑惑のあるパラ氏は記者団に、議員140人が審議に出席し、81票の賛成を得て自分が国会議長に選出されたと主張した。

 左派政権を率いるニコラス・マドゥロ(Nicolas Maduro)大統領はテレビ演説で、パラ氏を新たな国会議長として支持すると表明。「グアイド氏は、自身が属する野党の投票で国民議会から追い出された」と述べた。

 一方、野党側はこの動きを「議会クーデター」だと非難。実際は150人の議員が出席していたため、パラ氏が選出されるには84票が必要だったと主張している。国民議会は「票数も定数も足りていないのに、PSUVの議員が偽物の議長に就任しようとしている」とツイッター(Twitter)に投稿した。

 グアイド氏は、議員100人近くから票を得たとされる。この中には、マドゥロ政権の弾圧を逃れるため昨年中に他国や国内在外公館へ避難を余儀なくされた議員らの票も含まれる。

 再選に当たりグアイド氏は、国会議長と暫定大統領の両役を担い、憲法を「執行する」と宣言した。(c)AFP/Esteban ROJAS

2227チバQ:2020/01/14(火) 09:15:56
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200113-00000047-jij-m_est
リビア対立両派、停戦協議 ロシアとトルコ仲介
1/13(月) 18:53配信時事通信
リビア対立両派、停戦協議 ロシアとトルコ仲介
リビア暫定政権のシラージュ首相(左)と軍事組織「リビア国民軍(LNA)」のハフタル将軍(AFP時事)
 【モスクワ時事】リビア内戦で対立する暫定政権のシラージュ首相と軍事組織「リビア国民軍(LNA)」のハフタル将軍が13日、ロシアとトルコの仲介で、停戦についてモスクワで協議した。

 終了後、ロシアのラブロフ外相は「一定の進展があった」と強調した。

 ハフタル派は停戦の詳細を定めた合意への調印を留保し「14日朝(日本時間同日昼)までの猶予」(トルコのチャブシオール外相)を求めた。シラージュ派は調印した。タス通信によると、シラージュ氏はハフタル氏との直接会談を拒否、やりとりはロシアやトルコを仲介して行われた。

2228チバQ:2020/01/14(火) 09:35:11
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200113-00000020-reut-asia
豪首相の支持率、就任以来最低に 森林火災対応への批判鮮明
1/13(月) 14:18配信ロイター
豪首相の支持率、就任以来最低に 森林火災対応への批判鮮明
 オーストラリアで続く深刻な森林火災への政府の対応が批判されるなか、モリソン首相の支持率が急落しており、13日発表の調査では首相就任以来、最低を記録した。オーストラリアのマウント・バーカーで昨年12月撮影。提供写真(2020年 ロイター/AAP Image/Kelly Barnes)
[メルボルン 13日 ロイター] - オーストラリアで続く深刻な森林火災への政府の対応が批判されるなか、モリソン首相の支持率が急落している。13日発表の調査では、首相就任以来、最低を記録した。

昨年から数カ月に及ぶ森林火災は、英国の国土のほぼ半分相当に広がり、28人が死亡、2000棟の住宅が損壊している。

モリソン首相は、森林火災が深刻化するなか、家族でハワイに休暇旅行にでかけるなどして、厳しい非難を浴びている。首相は12日のテレビインタビューで、いくつかの過ちを犯したと認めた。

ニュースポールが13日発表した調査(1月8─11日)によると、モリソン首相の支持率は8ポイント低下し、就任以来、最低となり、野党・労働党のアルバニーズ党首に逆転された。

調査が実施されたのは、モリソン首相が、森林火災の被災地域の復興予算を発表した後に実施された。[nL4N29B19O]

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200113-00000024-jij-asia
モリソン豪首相、森林火災対応で支持急落 信頼回復へ動物保護の対策強化
1/13(月) 14:45配信時事通信
モリソン豪首相、森林火災対応で支持急落 信頼回復へ動物保護の対策強化
オーストラリアのモリソン首相=9日、キャンベラ(EPA時事)
 【シドニー時事】オーストラリアを襲う大規模森林火災が長期化する中、国民の間に政府による対応への不満が高まり、モリソン政権の支持率が急落している。

 信頼回復に躍起の政権は13日、やけどを負ったコアラなど動物の保護への対応強化策を打ち出した。

 13日付のオーストラリアン紙に掲載された世論調査では、事実上の支持率となる首相の実績評価は「満足」が37%と、前回調査(12月上旬)比8ポイント低下。不満は11ポイント上昇の59%に達した。二大政党別支持率も、与党勢力・保守連合は3ポイント低下の49%と昨年5月の総選挙後で初めて50%を割り込んだ。

 大きく落ち込んだ背景には、首相が昨年末に火災が激化している中で家族とハワイに旅行したことがある。首相は旅行を途中で切り上げて謝罪。12日に放送された公共放送ABCとのインタビューでも「結果論だが、今知っていることが分かっていれば旅行はしなかった」と改めて釈明した。

2229チバQ:2020/01/17(金) 10:54:19
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200116-00000118-jij-eurp

副大臣ポストに初の女性 教皇の「前代未聞の決定」 バチカン


1/16(木) 21:32配信

時事通信



 【パリ時事】フランシスコ・ローマ教皇は、ローマ教皇庁(バチカン)の国務省外務局次官(外務副大臣に相当)に、フランチェスカ・ディジョバンニ氏を任命した。

 バチカンが15日、発表した。政務を統括する国務省に属する局の高官に女性が就くのは初めてで、ディジョバンニ氏は「教皇は前代未聞の決定を下した」と驚きを表明した。

 バチカンによると、ディジョバンニ氏は1953年にイタリア南部シチリア島のパレルモで生まれた。93年から外務局で勤務。難民受け入れ問題や国際人道法などの分野で活躍してきた。

2230チバQ:2020/01/21(火) 11:34:45
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/524535


アンゴラ前大統領娘、不正蓄財か 「アフリカ一の女性富豪」

2020年1月21日 11:17


 【ナイロビ共同】アフリカ南部の産油国アンゴラで2017年まで38年間実権を握ったドスサントス前大統領の長女イザベル氏(46)が、夫と共に世界41カ国に400社以上の企業ネットワークを形成し、公共事業を受注したり租税を回避したりして巨額の富を得た疑いがあることが分かった。国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)が、21日までに報じた。





 アフリカ一の女性富豪といわれるイザベル・ドスサントス氏=9日、ロンドン(ロイター=共同)
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 アフリカ一の女性富豪といわれるイザベル・ドスサントス氏=9日、ロンドン(ロイター=共同)





 米誌フォーブスによると、イザベル氏の資産は推定21億ドル(約2300億円)で「アフリカ一の女性富豪」といわれる。ICIJは約70万通の内部文書を入手。夫妻で不正蓄財しタックスヘイブン(租税回避地)を悪用したと指摘している。(共同通信)

2231チバQ:2020/01/22(水) 15:12:01
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200122-00010001-jij_graph-m_est

レソト首相、辞意表明


1/22(水) 11:26配信

時事通信

 【マセルAFP時事】南部アフリカの内陸国レソトのタバネ首相(80)は17日、首都マセルで記者会見し、辞意を表明した。2017年に射殺されたリポレロ夫人の事件に絡み、警察の捜査対象となったことを受け、与党「全バソト会議(ABC)」から辞任を求める声が噴出していた。

2232チバQ:2020/01/28(火) 11:44:50
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200127-00000053-jij-int

フジモリ派、退潮に拍車 国会議員選で第6党か ペルー


1/27(月) 16:24配信

時事通信



 【サンパウロ時事】南米ペルーで26日、昨年9月に解散された国会(定数130)の議員選挙が実施された。

 2016年の前回選挙で得票36%で過半数の73議席を制したフジモリ派は大幅に議席を減らし、退潮傾向に拍車を掛ける見込みとなった。

 調査会社IPSOSの集計によると、選挙前には第1党だった、フジモリ元大統領(81)の長女ケイコ氏(44)が党首を務める右派フエルサ・ポプラルは、得票率7%で第6党に後退。AFP通信によると議席も20以下にとどまる見通しという。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200127-00000062-asahi-int

フジモリ派野党、ペルーで議席大幅減 大統領の思惑通り


1/27(月) 21:23配信

朝日新聞デジタル



 南米ペルーで26日、ビスカラ大統領が解散した国会の議員選があった。解散前は最大野党で、政治に大きな影響を与えてきたフジモリ派の政党「フエルサ・ポプラル」は、汚職疑惑もあり、議席を大幅に減らす見通しだ。政権に反対するフジモリ派の弱体化を狙ったビスカラ氏の思惑通りの結果となった。

 開票速報では、フジモリ派の得票率は7%ほどで6位。130議席のうち、12議席程度にとどまる見通しだ。フジモリ派は、アルベルト・フジモリ元大統領の支持層だった低所得者層を中心に根強い人気があり、解散前は54議席あった。
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朝日新聞社

2233チバQ:2020/01/28(火) 11:45:07
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200127-00000062-reut-s_ame

ペルー国会議員選、分断鮮明に 中道右派が最多獲得も単独過半数なく


1/27(月) 14:33配信

ロイター







ペルー国会議員選、分断鮮明に 中道右派が最多獲得も単独過半数なく


 南米ペルーで26日、国会(定数130)の解散に伴う議員選挙が行われた。国内メディアが報じた調査会社イプソスの集計によると、中道右派が最多の24議席を獲得したものの、10の党が乱立し、どの政党も過半数に届かず、議会の分断を浮き彫りにした。ペルーの首都リマで撮影(2020年 ロイター)


[リマ 26日 ロイター] - 南米ペルーで26日、国会(定数130)の解散に伴う議員選挙が行われた。国内メディアが報じた調査会社イプソスの集計によると、中道右派が最多の24議席を獲得したものの、10の党が乱立し、どの政党も過半数に届かず、議会の分断を浮き彫りにした。

フジモリ元大統領の長女ケイコ・フジモリ氏が率いる最大野党「フエルサ・ポプラル」は、得票率が10%未満にとどまり、2021年の大統領選を占う上で厳しい結果となった。

議員選は、汚職取り締まりを巡り野党と激しく対立してきたビスカラ大統領が昨年9月に国会の解散を宣言したことを受けて実施された。[nL3N26M12Q]

新たな議会の勢力図は、汚職撲滅に向けた政治改革を推し進める機会を大統領に与える可能性がある半面、立法手続きが難航する可能性も示している。

イプソスによると、得票率5─10%の政党すべてが議席を獲得する見通しだが、最多を獲得するのは中道右派勢力という。

大統領は代表する政党を持たないが、一般的に中道派および左派が大統領の政策を支持してきた。

今回選ばれる議員の任期は来年の大統領・国会議員選まで。

「フエルサ・ポプラル」は、2011年と16年の過去2回の大統領選でケイコ氏を擁立し、次点となった。

2234チバQ:2020/01/30(木) 10:59:20
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200129-00000092-kyodonews-int

ペルーのフジモリ氏長女また拘束 裁判所が許可


1/29(水) 12:46配信

共同通信







ペルーのフジモリ氏長女また拘束 裁判所が許可


ケイコ・フジモリ容疑者


 【サンパウロ共同】南米ペルーからの報道によると、同国裁判所は28日、過去2回の大統領選での資金集めに絡む疑惑を巡りマネーロンダリング(資金洗浄)容疑などで、フジモリ元大統領の長女で政党「フエルサ・ポプラル」党首のケイコ・フジモリ容疑者(44)の15カ月間の拘束を許可した。容疑者は法廷で直ちに拘束された。

 ケイコ容疑者は2018年10月に同容疑で拘束され、憲法裁判所が昨年11月、容疑者側の人身保護請求を認めて拘束命令を取り消し、釈放された。21年の大統領選の有力候補と見られていたが、出馬はほぼ絶望的となった。

2235チバ!:2020/01/30(木) 23:02:59
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-200128X992.html
NZで9月19日に総選挙=連立政権の信任焦点
2020/01/28 14:03時事通信

 【シドニー時事】ニュージーランド(NZ)のアーダーン首相は28日、総選挙を9月19日に実施すると発表した。アーダーン氏率いる連立政権が国民の信任を得られるかが焦点となる。

 アーダーン氏は声明で「選挙の日を早期に発表することが公平だと考えてきた。国民が民主主義の手続きに参加する機会が改善され、政治の確実性も高まる」と強調した。

 アーダーン氏の労働党は2017年9月の前回選挙で第2党にとどまったが、第3党のNZファースト党との連立協議を通じて政権を奪回した。昨年3月にクライストチャーチで起きた銃乱射テロの対応では、遺族に寄り添う姿勢が共感を呼び、支持率が大きく上昇したが、最近では人気に陰りも見えている。

2236チバQ:2020/02/03(月) 18:29:24
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200202-00000035-jij_afp-int

ソマリア、バッタの大群襲来で国家非常事態を宣言


2/2(日) 21:11配信

AFP=時事







ソマリア、バッタの大群襲来で国家非常事態を宣言


ケニア・サンブル地方のアーチャーズポストに近い村に襲来したバッタの大群(2020年1月22日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News


【AFP=時事】(更新)ソマリア政府は2日、「アフリカの角(Horn of Africa)」と呼ばれるアフリカ北東部諸国にバッタの大群が襲来していることを受け、国家非常事態を宣言した。バッタの大発生をめぐっては、世界で最も貧しい国の一つである同国の食料供給を壊滅させている。

【写真】マダガスカル首都を覆う黒雲、イナゴの大群襲来

 同国の農務省は、「ソマリアの脆弱(ぜいじゃく)な食料の安全保障情勢に重大な脅威をもたらすサバクトビバッタの大発生の現状から、国家非常事態を宣言した」と発表。

 さらに「人々とその家畜の食料源が危険にさらされている」「サバクトビバッタの大群は異常なほど大規模で、膨大な量の穀物や飼料を食べ尽くしている」と付け加えた。

 この地域では初めてとなるソマリアの非常事態宣言は、蝗害(こうがい)対策を国家的規模で取り組むことを目指すもの。

 国連(UN)食糧農業機関(FAO)によると、ソマリアでは過去25年間で最悪の蝗害(こうがい)となっている。【翻訳編集】 AFPBB News

2237チバQ:2020/02/16(日) 22:37:45
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200216-00000026-mai-int
「汚職一掃」掲げた極右大統領は身内に甘かった
2/16(日) 15:00配信毎日新聞
「汚職一掃」掲げた極右大統領は身内に甘かった
汚職撲滅を掲げながら周囲の汚職疑惑に甘い姿勢を取り、批判が高まるブラジルのボルソナロ大統領=ブラジリアで2019年4月、AP
 汚職一掃を掲げる南米ブラジルの極右ボルソナロ大統領が2019年1月に就任し、1年が過ぎた。この間、ボルソナロ氏は汚職政治家に厳しい法改正を進めようとする一方、周辺人物の汚職疑惑には甘い姿勢を見せた。18年10月の大統領選で汚職撲滅への強硬姿勢が支持を集めただけに、国民に失望が広がっている。【サンパウロ特派員・山本太一】

 大統領選当時、左派のルラ元大統領をはじめ、有力政治家ら100人以上が有罪判決を受けたブラジル史上最大の汚職捜査「ラバジャット作戦」が進み、国民は次々に浮上する汚職にうんざりしていた。もともと泡沫(ほうまつ)候補とみられていたボルソナロ氏はルラ氏を厳しく批判し、汚職への「寛容ゼロ」を訴え当選した。

 ボルソナロ氏は1991年から7期連続で南部リオデジャネイロ州選出の下院議員を務めたが、政界の要職に就いたことはなかった。旧来の汚職政治家と距離を置く「アウトサイダー」として、政界の汚職体質を変えてくれると国民は期待したのだ。

 ボルソナロ氏は大統領選直前、小政党「社会自由党」(PSL)に入党して選挙戦を戦った。PSLは「ボルソナロ人気」にあやかり、大統領選と同時実施された上院選(定数81、うち54議席改選)、下院選(定数513、全議席改選)でそれぞれ4議席、52議席を獲得して大躍進した。選挙前、PSLは下院に8議席を持つだけだった。

 ◇息子と閣僚の汚職疑惑には捜査妨害も

 政権発足後、ボルソナロ氏は家族と閣僚に迫る汚職捜査には「寛容ゼロ」とはほど遠い対応を取った。それどころか、捜査妨害と受け止められたり、自身への飛び火を防いだりするような言動を続ける。

 まず政権発足直前の2018年12月、リオ州議会議員だった長男フラビオ氏(現上院議員)の政治資金問題が発覚した。金融活動監視審議会が、120万レアル(約3500万円)の使途不明金があると公表したのだ。

 検察は、勤務実態のない秘書の給与などとして公金をだまし取ったという疑いを持っている。ボルソナロ氏の友人であるフラビオ氏の秘書が工作をしたものの、実際にはフラビオ氏が不正を主導したとみて詐欺や業務上横領、マネーロンダリング(資金洗浄)容疑で捜査。フラビオ氏が転売したマンションや、共同経営するチョコレート販売店の購入資金に使途不明金をあてたとみている。検察は19年12月、フラビオ氏やボルソナロ氏の元妻らの関係先24カ所を家宅捜索し、裏付け捜査を進める。

 フラビオ氏は疑惑を全面否定し、ボルソナロ氏も「証拠はない」と不正を認めていない。ボルソナロ氏は19年8月、検察の指揮下で捜査にあたるリオ州連邦警察の長官を交代させた。大統領が連邦警察の人事に介入するのは異例で、捜査妨害と指摘された。しかも、勤務実態のない秘書とされていたのは殺人事件で警察に指名手配されている犯罪組織リーダーの母と妻だったことが分かり、ボルソナロ一家の「闇の交友関係」が明らかになった。地元メディアによると、更迭された長官はボルソナロ氏から捜査を中止するよう圧力を受けたが、応じていなかったという。

 さらに、選挙資金の公的助成を与党PSLが不正に受領していた疑惑が政権を揺るがす。地元有力紙フォーリャが19年2月に報道したのをきっかけに捜査が始まった。フォーリャによると、大統領選と同時実施された議会選の際に北東部ペルナンブコ州と南東部ミナスジェライス州で出馬したPSLの候補が選挙運動をほとんどしなかったのに、公的資金計約68万レアル(約1800万円)を過大請求してだまし取った疑いがある。

 報道直後、ボルソナロ氏は、PSLで選挙の陣頭指揮を執った側近のベビアノ大統領府・事務総局長官を更迭した。ベビアノ氏が問題発覚直後に入院中のボルソナロ氏と電話で善後策を話し合ったと明かしたことに対し、病院に付き添っていたボルソナロ氏の次男カルロス氏は協議はなかったと否定し、ベビアノ氏を「うそつき」と非難。

 ベビアノ氏とボルソナロ一家の関係が急激に険悪になる中、疑惑に絡みボルソナロ氏のイメージが悪化したり、責任問題に発展しかねないのを避けたりする「口封じ」の意味を持つ更迭だった。

2238名無しさん:2020/02/16(日) 22:37:56
 一方、ミナスジェライス州支部長だったアントニオ観光相は「無実を証明する」と主張し、辞任を否定。警察は公金詐取の疑いで観光相特別補佐官を含む支部関係者3人を拘束。検察は19年10月、不正を主導したとしてアントニオ氏を起訴した。裁判所が現在、公判を開始するかどうか検討中だ。大統領府は「大統領は(司法)プロセスの推移を見守ると決定した」としている。

 ボルソナロ氏は19年末、政権1年にあたっての総括声明で「汚職の報告はないまま19年を終える」と強弁した。地元有力紙グローボはボルソナロ氏が二つの疑惑を「無視した」、フォーリャは「汚職撲滅への強い姿勢はなくなった」とそれぞれ批判した。

 ◇汚職政治家の早期服役狙うが、国会の反対で頓挫

 ボルソナロ政権は19年2月、有罪判決を受けた政治家らを早期に服役させる規定などを盛り込んだ犯罪防止法案を国会に提出した。だが、法案は国会審議でむしろ汚職政治家に有利な内容に大幅修正されて成立し、20年1月に施行された。

 ルラ氏は、第2審の有罪判決後の執行開始を認めた16年の連邦最高裁決定に基づき、18年1月に2審で禁錮12年1月の実刑判決を受けた後に服役した。ただ、裁判官の構成が変わった最高裁は19年11月、憲法に定める推定無罪原則を堅持するためとして決定を覆し、刑確定まで執行を始めないと判断した。最高裁で無罪を争うルラ氏は釈放された。

 ブラジルの法律に刑の執行開始時期が明記されていなかったことが、こうしたぶれを生んできた。ボルソナロ氏はこれを是正しようと、犯罪防止法案に2審有罪判決後に服役を始めると盛り込んだ。だが、国会で反対が相次ぎ、この規定は削除された。

 ラバジャット作戦で、検察は司法取引を多用して企業関係者から政治家の犯罪に関する証言を引き出した。この点についても国会の犯罪防止法案の審議過程で政治家側からの横やりが入った。これまでは弁護士の立ち会いなしに、検察と容疑者らだけの協議で司法取引に合意することができた。しかも証言内容は全ての違法行為を対象とした。

 ところが法案審議を通じて、司法取引に関する規定が大きく変わった。協議段階からの弁護士の立ち会いが義務づけられたうえ、司法取引の成立には裁判官の同意も要件として加えられた。さらに証言は、捜査対象の事件に限定されることになった。

 弁護士側は優遇措置をちらつかせて供述を迫る検察へのチェック機能が強化されたと前向きに評価する。一方、弁護士立ち会いや裁判官の同意で司法取引成立に時間がかかり、証言が限定されることから、検察は「制度の後退」と受け止める。

 国民がボルソナロ政権に寄せた汚職撲滅への期待は失望に変わりつつある。地元世論調査会社ダッタフォーリャによると、支持率は政権発足時の65%から19年末に30%に下落した。汚職撲滅に向けた政権の取り組みについても、19年8月時点で34%が支持したが、19年末は29%に減った。

 注目が高まるのは、ボルソナロ政権への中間審判と位置づけられる20年10月の統一地方選だ。ボルソナロ氏は19年11月、内紛が続いたPSLを離党し、新党「ブラジル同盟」の結党を表明した。統一地方選への参加を目指し、結党手続きを進めている。

2239名無しさん:2020/02/23(日) 15:26:31
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200222-00000040-mai-int

「ムガベ独裁の方がましだった」経済が破綻するジンバブエ


2/22(土) 15:00配信

毎日新聞







「ムガベ独裁の方がましだった」経済が破綻するジンバブエ


復活したジンバブエドル札。銀行の前では現金を引き出すために人々が列を作っていた=ハラレで2020年1月22日、小泉大士撮影


 アフリカ南部ジンバブエで37年にわたり実権を握り続けたムガベ元大統領が失脚して2年あまり。長期独裁政権が崩壊した直後の期待は消え、南米ベネズエラに次いで深刻なハイパーインフレに見舞われている。「ムガベ時代の方がましだった……」。日々の食事もままならない国民からはそんな声が漏れる。【ヨハネスブルク特派員・小泉大士】

 ◇消え去った独裁政権崩壊の喜び

 1月下旬、ジンバブエの首都ハラレ。ガソリンスタンドの周辺をぐるりと取り囲むように、数百台の車が長い行列を作っていた。

 午前3時から並んでいるというタクシー運転手、パトリック・ジャカツさん(38)は「7時間以上待っても順番が回ってこない。給油するには車中泊しないといけない」と話した。

 割り込んできた車ともめていたシェパード・クボルノさん(32)は「(日々の生活は)タフどころか、ベリー、ベリータフだ」。仕事を休んで車列に加わった会社員ペトロネラ・グワイさん(43)も「いつまでこんな状況が続くのか」とうんざりした様子。燃料不足は慢性化し、列は延びる一方だ。

 ハラレ郊外のチトゥングウィザに車を走らせると、人々が地下水をくみあげる井戸の前にいくつものバケツを並べていた。住民のスチュワート・シヌライさん(42)は「ずっと前から蛇口をひねっても水が出ない」。NGOが掘った井戸は、電動と手押しポンプの2種類があったが、電動式は停電が頻発するのでほとんど使い物にならない。

 アグネス・アイザックさん(61)は「1日18時間も停電するなんて。この国はどうかしている」と話す。日中はずっと停電。ろうそくの明かりで夕食を取るのが当たり前になった。午後10時ごろになってようやく電気が付くが、翌朝起きるとすでに消えている。

 2017年11月に軍のクーデターでムガベ政権が崩壊したとき、歓喜した人々は街に飛び出し、新生ジンバブエの誕生を祝った。だが、庶民の暮らしは良くなるどころか、ひどくなる一方だ。食事の回数を減らし、学費を払えず子供を学校に通わせることもできない家庭が増えている。

 アイザックさんは「私たちは利用された。彼らは望み通りに政権を奪取したら、国民のことなど忘れてしまった」と憤った。

2240名無しさん:2020/02/23(日) 15:27:53
 「昨年も不作だったので、蓄えはない。いまは1日1回の食事がやっと」。NGOの食料援助でしのいできたが、今月はまだ届かないと不安そうだっだ。

 バイダ・コケダさん(56)も、肉は高くて買えず、自然に実るフルーツで食いつないでいる。「ED(ムナンガグワ大統領の愛称)は『肉は体に悪い。肉が買えないなら、代わりにイモを食べろ』なんて平気で言う」と不満を口にした。

 そしてこうつぶやいた。「これならムガベ時代の方が良かった」

 午後7時過ぎ。ハラレの中心部に戻ると、暗闇に立つ人影が目に付いた。経済危機で売春をする女性が増えているのだという。

 ポシャさん(25)は離婚した夫との間に生まれた10歳の長男がいるほか、義理の妹弟4人の面倒も見ている。「多くの女性が家族に『レストランで働いている』とうそをついている。私もそう」。1日の稼ぎは10〜15米ドル程度。失業者があふれるこの国で仕事に就くのは容易でなく、ほかに家族を養う当てがない。

 3歳の娘がいるシングルマザーのスレンダさん(20)も生活に行き詰まり、1週間ほど前から路上に立つ。「中には子供が生まれたばかりという人もいる。ミルク代やおむつ代を稼ぐためには仕方がない」

 ◇思い込みだった「独裁者さえいなくなれば」

 日本では08年に2億%を超えたハイパーインフレの印象が強いジンバブエだが、ずっと貧困にあえいでいたわけではない。1990年代前半まではインフラ水準が高く、「アフリカの穀物庫」と呼ばれるほどの農業生産を誇った。

 それが白人農地の強制収用をはじめとした数々の失政によって、経済は崩壊へと突き進んだ。不満を抑え込むため、政府は野党やメディアを弾圧。一時は100兆ジンバブエドルという超高額紙幣が発行され、諸外国から笑いものにされても国民は耐え続けた。

 迷走は80年の独立から37年間にわたって君臨した「独裁者」の退場とともに終わり、ジンバブエは明るい未来へ歩み始める――。少なからぬ人々がそう期待し、クーデターを起こした軍を支持した。

 ジンバブエ大のエルドレッド・マスヌングレ教授は「当時、国民は高齢のため正常な判断ができなくなったムガベ氏が問題の元凶と受け止め、ムガベ氏さえ追い出せば苦しみから解放されると思っていた。それは現実とかけ離れた思い込みだった」と振り返る。

 その実態は体制転換ではなく、権力争いが引き起こした指導者の交代に過ぎなかった。「ムガベ氏が去っても、ムガベイズム(ムガベ氏が築いた統治体制)は引き継がれた」。現職のムナンガグワ大統領は元々、ムガベ氏の「右腕」と言われた人物。組織的な腐敗や強権支配は残った。

 マスヌングレ氏は、庶民の生活苦は我慢の限界に近づいていると指摘。「乾いたまきにガソリンがまかれた状態に等しい。マッチを擦ればたちまち燃え広がる」。この国の先行きにきわめて悲観的な見方を示し、何度もため息をついた。

2241名無しさん:2020/02/24(月) 17:37:27
 ◇英雄墓地への埋葬を拒んだ元独裁者

 ムガベ元大統領は失脚から約2年後の19年9月、シンガポールの病院でひっそりと息を引き取った。反植民地闘争の英雄でありながら、あまりにも長く権力を握り続けて晩節を汚したムガベ氏だが、軍のクーデターは引退表明の直前に起きたという。

 ムガベ氏のおい、アルバート・ムガベ氏は「実際はクーデターが起きる前から辞める気でいた」と明かす。ムガベ氏は17年12月の与党大会で辞意を表明し、セケラマイ前国防相を後継に指名するつもりだった。同年5月に国連の防災会議に出席するためメキシコ・カンクンを訪れた際、同行した閣僚にこの計画を伝えていた。

 当時、後継者の有力候補とされていたのは、ムガベ氏の妻グレース氏と、副大統領だったムナンガグワ氏。与党内は双方を支持するグループが激しく対立し、分裂状態にあった。

 別のおいのリオ氏によれば、「ムガベ氏はグレース氏を後継者にするつもりはなかった」。グレース氏への禅譲では、ムナンガグワ氏を推す軍が納得しないことは理解しており、ムガベ氏と共に独立闘争を戦った経歴を持つセケラマイ氏が浮上した。

 だが、この計画は軍に察知されて巻き返しに遭い、最終的に17年11月のクーデターへとつながった。「クーデターは後継指名を阻止するための先制攻撃だった」(アルバート氏)

 一方、リオ氏は「こんなことになったのはグレース氏のせいだ」と言い切った。夫の威光を背景にわが物顔で振る舞い、権力欲をむき出しにしていたグレース氏。浪費癖で知られ、国民からも反発を買っていた。彼女が大統領になることは阻止しなければならない――。軍にクーデターを正当化する口実を与えてしまったという。

 失脚時に93歳だったムガベ氏。リオ氏らによれば、間もなく満足に食事を取れなくなり、急激に衰えていった。「なぜ生き続けなければいけないのか」などと漏らすこともあった。

 そんなムガベ氏に対し、家族は穏やかに余生を過ごせるよう気遣い、自身の思想や哲学をまとめるよう勧めた。しかるべき時に公表される予定だという。

 ムガベ氏はシンガポールへ向かう際、「私が死んでも、エマーソン(ムナンガグワ大統領)には葬儀を任せるな」と言い残した。長年の側近に裏切られた揚げ句、自らの死まで政治的に利用されることをかたくなに拒んだという。

 政府は遺体を独立闘争に参加した元兵士らが眠る英雄墓地に埋葬することを計画したが、グレース氏らが反対。ムガベ氏の意向をくんで、故郷のクタマ村に埋葬された。

2242チバQ:2020/02/25(火) 16:14:55
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200223-00000038-asahi-int

南スーダン、暫定の連立政権発足 40万人が内戦で犠牲


2/23(日) 21:04配信

朝日新聞デジタル







南スーダン、暫定の連立政権発足 40万人が内戦で犠牲


南スーダンの首都ジュバで22日、副大統領の就任式に出席したマシャル氏(右から2人目)とそれを見守るキール大統領(左端)ら=ロイター


 2011年に独立したアフリカ東部にある南スーダンの内戦をめぐり、政府と反政府勢力側が22日、暫定の連立政権を発足させた。3年以内に独立後初の選挙を実施し、正式な政権発足を目指すが、40万人近くが内戦で犠牲になった国のかじ取りは難航が予想されている。

 キール大統領はこの日、長年対立していた反政府勢力トップのマシャル氏らの副大統領就任式に出席し、「(連立政権の発足は)戦争の終わりを意味する」と強調した。マシャル氏も「長く続いた国民の苦しみが終わるよう、我々はともに取り組むことを誓う」と約束した。

 連立政権は、18年9月の和平合意を受けて発足した。当初は昨年5月が期限だったが、権力基盤を決める州の数やマシャル氏側の治安部隊の国軍への統合をめぐって対立。結局、主要援助国の米国が政権幹部らの資産凍結の制裁などで双方に圧力をかけ、発足にこぎつけた。
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朝日新聞社

2243チバQ:2020/03/02(月) 17:30:25
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200229-00000029-jij-int

フジモリ派、第3党に後退 国会議員選の結果確定 ペルー


2/29(土) 7:37配信

時事通信



 【サンパウロ時事】南米ペルーの全国選挙裁判所は28日、1月26日に行われた国会(定数130)議員選挙の結果を確定した。

 前回選挙で73議席を獲得し、第1党となったフジモリ元大統領派の右派政党「フエルサ・ポプラル」は15議席で第3党に大きく後退した。政党得票率は7.31%で6番目だった。

 フジモリ派では元大統領が人権侵害、フエルサ・ポプラル党首の長女ケイコ氏が汚職事件でともに収監中。前回選で最多票で当選した次男ケンジ氏は、後継者争いに敗れて党を追われ、政治活動を休止している。

2244チバQ:2020/03/10(火) 11:13:23
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200309-00000032-jij_afp-int

スーダン首相の暗殺狙った爆発発生 首相は無事、未遂に終わる


3/9(月) 18:13配信

AFP=時事







スーダン首相の暗殺狙った爆発発生 首相は無事、未遂に終わる


スーダンの首都ハルツームで、同国首相の暗殺未遂事件によって損傷した自動車のそばに集まる治安部隊員ら(2020年3月9日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News


【AFP=時事】(写真追加)スーダンの首都ハルツームで9日、アブダラ・ハムドク(Abdalla Hamdok)首相の暗殺を狙った爆発事件が発生したものの、未遂に終わった。同首相は無事だという。側近が明らかにした。

【写真】暗殺の標的となったアブダラ・ハムドク首相

 首相府長官は「アブダラ・ハムドク首相を乗せた車が走行中、爆発に見舞われたが、負傷者はいなかった」と述べた。【翻訳編集】 AFPBB News

2245チバQ:2020/03/17(火) 09:55:52
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200317-00000034-jij-n_ame

カナダも国境封鎖 トルドー首相、国民に自宅待機訴え


3/17(火) 8:10配信

時事通信



 【ニューヨーク時事】カナダのトルドー首相は16日、自宅前でビデオ会見し、新型コロナウイルス感染拡大阻止に向け、国民や永住者、米国民を除き国境を封鎖すると発表した。

 外交官らも対象外。「カナダ人は全員できるだけ自宅にいるべきだ。自宅にいることで身を守るだけでなく、保健当局が(支援の)必要な人への対応に集中できる」と述べ、外出を控えるよう要請した。

 トルドー氏は感染予防へ他者と物理的な距離を取ることは「会話をやめることを意味しない。電話し、電子メールを書こう」と呼び掛けた。また、「今海外にいるなら帰国する時だ。(カナダに)到着したばかりなら、14日間自主的に隔離措置を取らなければならない」と述べ、入国者全員に自主的な隔離を求めた。

 カナダでは16日午前までに324人の感染が確認されている。

2246チバQ:2020/03/18(水) 15:58:03
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020031700943&g=int

南米に国境封鎖の波 高貧困率、懸命の水際対策―ブラジル大統領「ヒステリック」


2020年03月17日20時33分
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16日、南米ベネズエラの首都カラカスでマスクと手袋を着けて接客する店員(右)(EPA時事)

16日、南米ベネズエラの首都カラカスでマスクと手袋を着けて接客する店員(右)(EPA時事)

 【サンパウロ時事】新型コロナウイルスが最も遅く到達した地域の一つである南米では感染者が急拡大中で、17日までに700人以上の感染者が確認され、少なくとも5人が死亡した。貧困率が高く公衆衛生が未発達の各国は、水際で大流行を食い止めようと、相次いで国境封鎖に踏み切っている。

 感染者数は56人と少ないながらも、既に2人が死亡したアルゼンチン。フェルナンデス大統領は15日、「自国民と在留外国人以外の入国を禁じる」と発表した。ペルー政府も同日、全土に15日間の国家緊急事態令を布告。16日から全ての国境を封鎖するとともに、国民に不要不急の外出を禁じた。156人の感染者を抱えるチリも、18日からの国境封鎖を宣言している。
 経済破綻にあえぐ南米最貧国ベネズエラでは、13日に初感染例が確認されたが、16日までに33人に急増。強権的なマドゥロ大統領は首都と6州での「社会的集団隔離」実施を宣言し、軍を動員して市民の外出を禁じた。同国では食料や飲料水、医薬品が欠乏しており、感染が拡大すれば多くの死者が出る恐れがある。
 一方で、最多234人の感染者が出ているブラジルは、周辺国に比べると政府の危機感は薄い。入国者に自主的な隔離を要請しているものの、「国境封鎖に法的根拠はない」(ボルソナロ大統領)として他国のように厳しい入国制限は設けていない。
 ボルソナロ氏は側近に何人も感染者が出ているものの、不特定多数の支持者らとの握手を続行。経済を重視して、自治体が進めるスポーツやイベント自粛の対策を「ヒステリックだ」と切り捨て、物議を醸している。

2247チバQ:2020/03/24(火) 16:13:48
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200324-35151273-cnn-int

南アフリカ、3週間の外出禁止を実施へ 迅速な行動なければ「大惨事に」


3/24(火) 14:10配信

CNN.co.jp



ヨハネスブルク(CNN) 南アフリカのラマポーザ大統領は23日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、3週間の外出禁止措置を行うと明らかにした。

ラマポーザ大統領は国民へのテレビ演説で、26日午前0時から21日間の外出禁止を始めると述べた。

ラマポーザ大統領は、新型コロナウイルスによる人的な損失を避けるためには、迅速かつ大規模な行動を起こす必要があると訴えた。迅速に行動できなければ、人的な大惨事に見舞われる可能性があるとの見方を示した。

南アフリカでは1週間ほど前に非常事態宣言が出されているが、感染が確認された件数は6倍に増加したという。ラマポーザ大統領によれば、南アフリカにはエイズウイルス(HIV)や結核によって免疫力の低下した人口も多く、このことが状況を厳しくしているという。

保健相によれば、南アフリカでは23日時点で、400件を超える感染が確認されている。世界保健機関(WHO)によれば、アフリカ大陸では南アフリカの感染者の数が最も多い。

命令が出されると、人々は、食料品や医療品の買い出しや助成金の受け取り、治療のための外出を除いて、自宅待機が求められる。薬局やスーパーマーケット、ガソリンスタンド、銀行などを除いて、店舗や事業は全て閉鎖される。

2248チバQ:2020/03/24(火) 16:18:00
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200324-00010007-reutv-s_ame
苦悩するボリビアの売春婦、夜間外出禁止令で客足が止まる


3/24(火) 12:08配信

 新型コロナウイルスが世界を駆け巡り、多くのビジネスが影響を受けている。それは性風俗業も例外ではない。南米ボリビアでは夜間の外出が禁止され、この時間帯に仕事をする売春婦たちを直撃している。

 南米ボリビアの売春婦は、商売あがったりだ。アニェス暫定大統領は新型コロナ対策として、午後6時から午前5時まで外出禁止を命じた。許可制の売春宿は、この時間帯が営業時間だ。

 感染の危険性があるにもかかわらず、女性たちは仕事を続けている。

 「仕事をしなければいけないからね、働いているよ」と売春婦の「グリセル」さん。「でも新型コロナが流行する前から、体の注意をするようにはしてきた。お客さんには清潔にしてほしい。この仕事を始めてからずっとジェルタイプの消毒液を使っている。消毒液3本とトイレットペーパー、救急箱、芳香剤は必ず持っている」

 だが稼ぎは入ってこない。
 外出禁止に加え、ベネズエラからの売春婦との競争が激しくなっていることが背景にあると、グリセルさんは言う。

 性風俗従業員組合の代表者は、売春婦が家族を養うことは厳しさを増しており、 許可された売春宿以外で商売を始める女性たちが増えるだろうと警告する。

 「店の外で商売を始める性風俗従業員が増え、新型コロナだけでなく性感染症やHIVの感染が拡大することが問題だ」とボリビア性風俗従業員組合のリリー・コルテス氏は話す。「私たちは従業員に対し売春宿で教育を行い、従業員は健康診断に応じている。だが店の外では誰も検査を行う人がいない」

 売春宿は夜間の営業を停止しているものの、スーパーや病院、銀行、薬局といった基幹産業は通常通り営業を続けている。

2249チバQ:2020/03/28(土) 23:33:30
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200327-00000511-san-hlth

コロナ対策、先進国と途上国の格差大きく G20指導力にハードル


3/27(金) 9:20配信

産経新聞



 【カイロ=佐藤貴生】20カ国・地域(G20)はテレビ会議形式の首脳会議の後で出した声明の冒頭で、新型コロナウイルス感染の世界規模の拡大に「団結の精神」で立ち向かう意思を示した。保健や医療、財政のレベルに大きな差がある先進国と貧困国が同じ危機に直面するなか、指導力を発揮すべきG20には高いハードルが待ち受けている。

 声明によると、関係国の財務相と保健相が数カ月のうちに合同会議を行い、世界保健機関(WHO)の報告の下で必要な医療、財政支援を協議する見通しだ。

 声明で、G20首脳は「タイムリーで透明性ある情報の共有」の必要性を訴えた。欧州の先進各国でさえ感染者・死者数に開きが生じているなか、国境を越えて広がる「見えない敵」との戦いに情報共有が欠かせないことは間違いない。

 しかし、感染拡大の原因をめぐって米中が批判し合う事態となっているほか、イランなど実態を隠蔽していると指摘される国もある。事実に基づく情報の共有を実現しなければ、収まった感染拡大の再発などで「いたちごっこ」が世界中で続く恐れもある。

 また、声明はアフリカでの感染拡大を「深く懸念する」と表明した。アフリカでも貧しい国が多いサハラ砂漠以南では検査態勢が整っていない上、医療機関がごく少数しかない国もあるとされる。感染者・死者数の把握さえおぼつかないのが実情だ。

 紛争や貧困に端を発する難民や避難民への対処も不可欠だ。シリア内戦では560万人が難民となり、ミャンマーの少数民族ロヒンギャは70万人以上がバングラデシュに避難した。リビアなどから密航船で欧州を目指す人の流れも絶えず、こうした集団では感染が一気に広がりかねない。

 ロイター通信は当事国の政府筋の話として、通常のG20首脳会議でも意見の相違を埋めるために数カ月前から準備を行っているとし、テレビ形式の会議だけで細部を詰めた合意に達するのは難しいとの見方を伝えた。

 差し当たり連帯を確認したが、G20が実効性ある対策を打ち出せるかは今後、どれだけ結束できるかにかかっているといえそうだ。

2250チバQ:2020/03/29(日) 04:16:04
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200328-00000045-asahi-sctch

感染拡大したアフリカ 南アの外出制限「まるで刑務所」


3/28(土) 23:13配信

朝日新聞デジタル







感染拡大したアフリカ 南アの外出制限「まるで刑務所」


外出制限が始まった南アフリカのケープタウンで27日、警備にあたる軍兵士ら=ロイター


 新型コロナウイルスの感染者がアフリカ各国で急増している。初の感染者が確認されてから1カ月余りで感染者は計約3900人に増加。54カ国のうち46カ国に感染が広がり、死者は110人を超えた。

 27日にアフリカ最多の1170人の感染者が確認された南アフリカは、26日深夜から3週間にわたって国境を封鎖し、外出制限が始まった。食料品店や銀行などを除いて店は閉まり、日本企業の事務所が多いヨハネスブルクのサントン地区もひっそりとしていた。パンや飲料水を売っていた男性店主は「お客は全然いない」と嘆いた。

 そこから約4キロ離れた旧黒人居住区アレクサンドラでは、治安維持のためにマスク姿の軍兵士が配置され、住民たちに建物の中に入るよう促した。地元当局は27日夜、各地で外出制限令を破ったとして一晩で55人を逮捕したと発表した。

 南アフリカで新型コロナウイルスの感染が初めて確認されたのは今月5日。イタリア旅行から帰国した38歳の男性だった。その後も欧州から入国した人たちを中心に感染者が増え、国内感染も判明。27日には女性1人が死亡した。

 南アフリカの失業率は約30%に上り、自宅に水道設備がない家も少なくない。露天商や日雇いの仕事で生計を立てている人も多いが、外出制限によってビジネスも停止に追い込まれた。プレトリアの旧黒人居住区に住むムバリ・ンコシさん(27)は「多くの人が収入源を失い、外にも自由に出られなくなった。酒の購入も禁止になり、『刑務所に入れられているようだ』と不満をため込む人が多い」とこぼした。

2251チバQ:2020/03/29(日) 04:17:16
https://www.asahi.com/articles/ASN3X7J3RN3XUHBI007.html
ピラミッド消毒、それでも来ない観光客 エジプトに打撃


新型肺炎・コロナウイルス

カイロ=北川学
2020年3月28日 22時56分
 新型コロナウイルスの感染拡大で、観光大国エジプトから外国人観光客が姿を消している。28日現在でエジプトでの感染者は536人、死者は30人。2011年の民主化運動「アラブの春」に始まる混乱が収まり、近年は観光客が回復していただけに打撃は大きい。

 ウイルス対策のため、エジプト政府は19日から国際航空便の運航を停止。当初は31日までの措置だったが、24日に2週間の延長を発表した。ウイルスの拡大を防ぐために、経済を支える外国人観光客の入国禁止にまで踏み切った。

 政府はさらに、遺跡や博物館などの観光施設を23日から閉鎖。消毒作業を進めている。首都カイロ近郊の世界遺産3大ピラミッドを訪れる人もいなくなった。現地旅行会社の幹部(57)は、「これからどうなるのか。先がまったく見通せない」と嘆く。

 エジプト政府は、イスラム教徒が礼拝に訪れるモスク(イスラム礼拝所)の閉鎖や、夜間の外出禁止も命じている。(カイロ=北川学)

2252チバQ:2020/03/29(日) 04:18:34
https://www.asahi.com/articles/ASN3N6SN9N3MUHBI035.html?iref=com_inttop_africa_list_n
アフリカで感染が急拡大 36カ国900人、医療は脆弱


有料記事 新型肺炎・コロナウイルス

ヨハネスブルク=石原孝
2020年3月20日 20時37分

 アフリカ諸国で新型コロナウイルスの感染が急拡大し、入国禁止や非常事態宣言に踏み切る国が相次いでいる。中国や欧米に比べると感染者数は少ないものの、医療体制が脆弱(ぜいじゃく)な国や地域が多いことから、世界保健機関(WHO)が支援に乗り出している。

 WHOアフリカ地域事務所のモエティ所長は19日、「アフリカ全体で感染国が急速に増えているのを深く懸念している。封じ込めや地域住民への感染防止のために支援していく」と記者会見で訴えた。

 アフリカの54カ国のうち感染者が確認された国は、20日までに36カ国に達し、1週間前に比べて20カ国以上増えた。感染者数は全体で約900人に上っており、欧米諸国などから入国した人の感染が多くを占めていることが特徴だ。

 アフリカ東部エチオピア出身のテドロス・アダノムWHO事務局長は18日、「おそらく、発見されていないケースや未報告のケースがあるだろう」との予測を示し、さらなる感染拡大に備えるよう求めた。

 WHOが危機感を強める背景には、脆弱(ぜいじゃく)な医療体制がある。新型コロナウイルスの検査ができる機関は当初、南アフリカとセネガルの2カ国にしかなく、感染拡大を受けて急きょ約40カ国まで増やされた。

 アフリカでは都市部のスラムなど人口密集地区が多いほか、手を洗うための水道やせっけんが自宅にない住民も多い。検査に来た医者と偽って、住居に侵入しようとする事例もある。

 アフリカの各国政府は、感染者…

2253チバQ:2020/03/29(日) 04:23:00
https://mainichi.jp/articles/20200327/k00/00m/030/002000c

国内外でブラジル大統領への非難高まる ウイルスの危険性を軽視、WHO事務局長も苦言
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会員限定有料記事 毎日新聞2020年3月27日 06時15分(最終更新 3月27日 06時15分)
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 新型コロナウイルスの感染が広がる南米ブラジルで、ボルソナロ大統領への非難が国内外で高まっている。医療崩壊が危惧される中、商業活動を制限する自治体独自の予防措置は「犯罪」だとして、新型ウイルスの危険性を軽視する姿勢を鮮明にしているからだ。

 「全員がウイルス制御のため、あらゆることをしなければならない。特に政治指導者の責任だ」。世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は25日の記者会見で、ボルソナロ氏の姿勢について聞かれ、苦言を呈した。

 ブラジルの25日時点の感染者数は2554人、死者数は59人に上る。医師でもあるマンデッタ保健相は今月20日、ブラジルの脆弱(ぜいじゃく)な医療システムについて「4月末に崩壊し始める。崩壊とは、お金を持っている人でも(医療を)受けられない状態」と警告している。

2254チバQ:2020/04/01(水) 13:22:39
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200401-00000018-jij-m_est

8月の総選挙延期 新型コロナで準備停滞 エチオピア


4/1(水) 6:54配信

時事通信







8月の総選挙延期 新型コロナで準備停滞 エチオピア


新型コロナウイルス感染拡大防止のため、鉄道車両を消毒する係員=20日、アディスアベバ(AFP時事)


 【アディスアベバAFP時事】エチオピア選管は31日、声明を出し、8月29日投票の総選挙延期を発表した。

 「新型コロナウイルスで、計画通りの総選挙は行えないと判断した。準備を中断する」と表明した。

 エチオピアの感染者は26人だが、集会禁止や移動規制で有権者登録や選挙監視員の募集が滞っていた。新たな投票日は「パンデミック(世界的流行)が終わってから」発表される。

 昨年のノーベル平和賞を受賞したアビー首相は、総選挙に勝利し、一気に自身の政治・経済改革を推進しようとしていた。

2255チバQ:2020/04/01(水) 14:39:28
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/202003/CK2020033002000238.html
性被害、浮かぶ黒人差別 エジプト

 セクハラ(性的嫌がらせ)や性暴力が深刻な社会問題になっているエジプト。政府は撲滅に向けて刑法を改正し、二〇一四年に初めて犯罪と認定された。ただ、アフリカ系移民・難民の被害が陰に隠れている。 (カイロ・奥田哲平、写真も)


 「私以外の誰にも、被害に遭ってほしくない。だから話します」。スーダン出身の女性(34)が、勇気を振り絞って取材に応じた。


 昨年十一月の夜、首都カイロで仕事を終えて帰宅するため、近くの地下鉄駅行きの路線バスに乗った。バスには運転手と乗客二人の男性三人。いずれも三十代に見えた。車が墓地の一角に止まると、ねじ回しとスタンガンのようなものを手に脅されてレイプされた。現金と携帯電話を奪われ、その場に取り残された。


 女性は一六年、難民として逃れた夫が暮らすカイロに移住。夫は当時エジプト北部で働いて不在だった。深夜に警察に駆け込むと、「明日来てください」という冷たい対応。すぐに国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)に相談し、国境なき医師団(MSF)の診療所で緊急避妊薬の処方を受けた。一歳八カ月になる男児を抱きながら「いつか夫に告げなければならない。その方が怖い」と目に涙をためた。


 国連機関の一三年の調査では、十〜三十五歳のエジプト人女性の99・3%がセクハラを体験したと回答。シシ政権は一四年に悪質なセクハラ行為に最長で禁錮五年を科すなど対策を強化。一八年にはイスラム教スンニ派の最高権威機関アズハルが、セクハラ行為を禁止すると警鐘を鳴らした。


 その半面、セクハラの標的はアフリカ系難民・移民に向かっているようだ。支援団体は「一一年の民主化革命以降、経済状況の悪化で性暴力が増えている。中でも移民らは警察に訴えづらく、狙われやすい」と指摘する。UNHCRに登録された難民は約二十五万人。その半数をアフリカ系が占める。


 別のスーダン人女性(27)は、バイクで擦れ違いざまに胸や尻を触られた経験がある。「黒人」を意味するアラビア語を投げ掛けられ、「国に帰れ」と言われたことも。背後に見え隠れするのは根強い差別意識だ。


 エジプトはアフリカ大陸にありながら、どちらかと言えばアラブ諸国という国民意識が強い。レイプ被害を受けた女性は悲しそうに言う。「肌の色が違うだけで、私はイスラム教徒だし、アラビア語も話すのに…」

2020年3月30日 夕刊

2256チバQ:2020/04/01(水) 15:05:56
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020040100278&g=int
ベネズエラ検察、反体制派議長召喚 「クーデター企てた疑い」


2020年04月01日08時52分

 【サンパウロ時事】ベネズエラのサーブ検事総長は31日、クーデターを企てた疑いがあるとして、暫定大統領を名乗る反体制派のグアイド国会議長に召喚状を出した。4月2日に検察庁へ出頭するよう求めている。

 サーブ氏は、隣国コロンビアで最近発見された大量の武器をめぐり、グアイド氏が購入を指示し、ベネズエラに不法に持ち込まれる予定だったと主張。「召喚はクーデターと要人暗殺を計画していた疑いがあるため」と述べた。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2020040100320&g=int

米、ベネズエラ「移行政権」提示 制裁解除の条件に


2020年04月01日09時49分
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3月31日、ワシントンで記者会見するポンペオ米国務長官(AFP時事)

3月31日、ワシントンで記者会見するポンペオ米国務長官(AFP時事)

 【ワシントン、サンパウロ時事】ポンペオ米国務長官は31日、南米ベネズエラの政争終結に向け、与野党による「移行政権」樹立を柱とする枠組み案を公表した。条件が満たされれば制裁を解除するとしているが、米国が正統性を否定するマドゥロ大統領が権力を手放すことも求めており、マドゥロ政権は即座に拒否した。
 枠組み案は、与野党代表が移行政権となる「国家評議会」を設立し、大統領選と国会議員選を実施するという内容。ポンペオ氏は記者会見で、大統領選などが「6〜12カ月以内に行われるよう望む」と語った。
 米政府は野党勢力を代表するグアイド国会議長を「暫定大統領」に認定しているが、枠組み案はマドゥロ、グアイド両氏とも移行政権には加わらないと規定。ベネズエラに駐留する外国部隊の撤収も要求した。
 ベネズエラのアレアサ外相は声明で「ベネズエラは自由で主権を持ち、民主的で独立した国だ。米国の対ベネズエラ政策は、完全に方向を見誤っている」として米国案を拒否。一方、グアイド氏はツイッターで、枠組み案を受け入れる意向を示した。

2257とはずがたり:2020/04/02(木) 17:54:07
国境閉鎖インドからの出国で日本と台湾協力
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor2004020014.html
2020/04/02 16:04産経新聞

 【台北=矢板明夫】台湾の外交部(外務省に相当)の欧江安報道官は2日、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため全土が封鎖されたインドに滞在中だった台湾人が日本政府が手配した臨時便に同乗して出国できたと明らかにし、日本政府に感謝の意を表明した。

 インド政府は3月25日から約3週間、国境を閉鎖して出入国を原則的に禁止した。日本政府は現地で暮らす邦人を帰国させるため、臨時便を手配。その際、台湾の駐インド代表処(大使館に相当)の要請を受け、インドに滞在していた12人の台湾人を乗せることに同意した。欧報道官によると、台湾人たちは4月1日夕にインドを出発、羽田空港を経由し、2日中にも台湾に戻る予定だという。

 国境が閉鎖された国からの脱出に関しては、3月末、南米のペルーで足止めされていた日本人観光客29人が、台湾が手配した飛行機に同乗して米国に出国した。菅義偉官房長官は30日の記者会見で、台湾側に対して「深い謝意の念」を伝えていた。世界各地で感染症が拡大していることを受け、外交関係のない日本と台湾は、第三国における協力体制を構築し、交流を深めている。

2258チバQ:2020/04/04(土) 21:55:07
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200404-00000085-kyodonews-int

550万人に食料危機拡大の恐れ 西アフリカ、感染拡大で拍車


4/4(土) 16:31配信

共同通信



 【ナイロビ共同】世界食糧計画(WFP)は4日までに、イスラム過激派の襲撃が相次ぎ国内避難民が急増する西アフリカのブルキナファソ、マリ、ニジェールで約390万人が食料危機に陥っていると発表した。今後、新型コロナウイルス流行や気候変動で約550万人に増える恐れがある。

 WFPによると、各国は感染予防のため全学校を閉鎖しており、給食がほぼ唯一の栄養源だった児童に影響が出かねない。物流が止まるなど経済も打撃を受け、WFPは「継続的な支援がないと、事態が制御不能になる」と訴えている。

 各国では、国際テロ組織アルカイダやISに忠誠を誓う勢力が台頭している。

2259チバQ:2020/04/05(日) 12:32:01
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200405-00000012-jij-m_est

アフリカで外出規制相次ぐ 感染急増、生活に打撃 新型コロナ


4/5(日) 7:13配信

時事通信







アフリカで外出規制相次ぐ 感染急増、生活に打撃 新型コロナ


マスクを着用しロックダウン(都市封鎖)中の街中をパトロールする南アフリカ軍兵士=1日、ヨハネスブルク(AFP時事)


 【ロンドン時事】アフリカで新型コロナウイルスの感染が急増し、拡大阻止のため外出禁止や都市封鎖などの措置を取る国が相次いでいる。

 アフリカは貧困層が多く、移動制限による市民生活への打撃は一層深刻だ。「コロナ禍」がアフリカの社会経済に及ぼす甚大な影響が懸念されている。

 アフリカ連合(AU)の3日時点のまとめによると、アフリカの感染者は50カ国で計7000人以上、死者280人以上。欧米と比べ少ないものの、1週間前の先月28日時点(感染者約4000人、死者約120人)より大幅に増えた。

 感染者が最多の南アフリカは、「破滅的状況」(ラマポーザ大統領)を回避するため先月下旬から全土で罰金制の厳しい外出規制を導入。最も人口の多いナイジェリアでは首都アブジャや商業都市ラゴスが封鎖され、比較的感染者の少ないルワンダなどでも厳格な外出禁止令が発動された。

 経済活動が実質停止される移動制限は、貧困層にとって死活問題だ。社会保障の整備が不十分な中、封鎖措置による収入減や失職は生活の困窮に直結する。経済的に追い詰められる人が相次ぎ、ルワンダでは営業停止となったバイクタクシー運転手が取り締まりに抵抗し、警官の発砲で死亡する事件も起きた。

 また、スラムでは狭いスペースに大人数がひしめき合って暮らしており、衛生事情が悪い中、大勢が長時間1カ所に押し込められることで病気が広まる恐れも指摘される。南ア・ヨハネスブルク近くの旧黒人居住区に住む女性はメディアの取材に「私たちには選択肢がない。(感染や処罰のリスクがあっても)外に出るしかない」と述べた。

 英紙フィナンシャル・タイムズのアフリカ部長デビッド・ピリング氏は同紙電子版で、「貧困国ではロックダウン(都市封鎖)は病気そのものより悪い結果をもたらす可能性がある」と警告する。各国政府は感染制御と規制による影響の両面から効果的な対応を迫られている。

2260チバQ:2020/04/05(日) 20:50:23
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200405-00000024-jij_afp-int
路上に放置された遺体の数々…新型コロナまん延のエクアドル、副大統領が謝罪
4/5(日) 18:02配信AFP=時事
路上に放置された遺体の数々…新型コロナまん延のエクアドル、副大統領が謝罪
エクアドル・グアヤキルの診療所前で、3日間放置されているとされる遺体を見つめる男性(2020年4月3日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)により、南米でも最悪レベルの被害を受けたエクアドルの港湾都市グアヤキル(Guayaquil)で、多数の遺体が路上に放置されていたことを受け、同国のオットー・ラモン・ソネンオルスネル・スペル(Otto Ramon Sonnenholzner Sper)副大統領が4日、謝罪した。

 新型ウイルスへの恐怖で覆われたグアヤキルの住民らは、路上に捨てられた複数の遺体を捉えた動画をソーシャルメディア上で公開。

 同国で感染症への対応を率いるソネンオルスネル副大統領は4日、地元メディアが放映した演説で、「決してあってはならない映像を目にした。皆さんの公僕として謝罪する」と表明した。

 当局は今週、少なくとも150人分の遺体を路上や民家から収容したものの、そのうち新型コロナウイルスの犠牲者が何人だったかについては確認しなかった。

 エクアドル政府は感染拡大を食い止めるため、緊急事態宣言を発令し、夜間の外出禁止措置を導入している。【翻訳編集】 AFPBB News

2261チバQ:2020/04/06(月) 20:01:26
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASN4631QLN45UHBI01B.html
リビア元暫定首相、コロナで死去 カダフィ氏打倒に尽力
2020/04/06 10:15朝日新聞

 北アフリカ・リビアのマハムード・ジブリル元暫定首相が5日、新型コロナウイルス感染により死去した。67歳だった。ジブリル氏は、2011年にカダフィ独裁政権を倒した反体制派を率いた。

 リビアのメディアなどによると、ジブリル氏は滞在先のエジプト・カイロで体調を崩して入院。3月26日に感染が確認された。心臓疾患があったという。

 ジブリル氏は経済専門家としてカダフィ政権を支えてきたが、11年2月に民主化要求運動「アラブの春」が波及したのを機に離反。同年3月に反体制派が立ち上げた「国民評議会」の暫定首相に就任し、カダフィ氏が殺害された同年10月まで務めた。(カイロ=北川学)

2262チバQ:2020/04/07(火) 13:22:37
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200407-00000033-jij-asia

クラーク保健相が「都市封鎖」違反 辞意表明も首相が慰留 ニュージーランド


4/7(火) 8:47配信

時事通信



 【シドニー時事】ニュージーランド(NZ)のクラーク保健相は7日、新型コロナウイルス感染防止のために行われている都市封鎖(ロックダウン)のルールに違反して遠出したとして、アーダーン首相に辞任する意向を伝えたと発表した。

 首相は「本来なら解任」としながらも、コロナ対策の要職である保健相の交代で大きな混乱が起きかねないとして、閣僚の職務続行を指示した。

 NZでは3月下旬、新型コロナの警戒水準を最高の「レベル4」に引き上げ、近所の散歩や生活必需品の買い物などを除き外出が禁止された。

 クラーク氏は3月最後の週末、南部ダニーデンの自宅から約20キロ離れた海岸で散歩しようと家族を連れて車で出掛けた。同氏は違反行為を認めた上で「保健相として規則に従うだけでなく、他の国民の模範となるのが責務だ」と謝罪した。 

https://www.jiji.com/jc/article?k=20200331039891a&g=afp&utm_source=yahoo&utm_medium=referral&utm_campaign=link_back_auto_aja

外出制限のNZ、違反者の通報サイトにアクセス殺到
2020年03月31日12時53分
【ウェリントンAFP=時事】新型コロナウイルス対策で外出制限が出されているニュージーランドで、違反者の通報用として設けられた専用ウェブサイトにアクセスが殺到し、公開直後に一時利用できなくなったと、警察が30日、発表した。(写真は資料写真)

 ニュージーランドでは現在、4週間に及ぶ外出制限が出されている。市民には外出自粛が命じられ、やむを得ず出掛ける場合は他者との距離を最低2メートル確保するよう求められている。
 マイク・ブッシュ警察本部長は、29日午後に開設された警察のウェブサイトに、「違反者がいるとする通報が4200件寄せられた」と明かした。
 ブッシュ氏によると、通報された違反行為にはクイーンズタウンにあるバックパッカー向けの宿泊施設で約60人がパーティーを開いているというものや、旅行者らがキャンピングカーで国内旅行を続けているといった内容が含まれていたという。
 ジャシンダ・アーダーン首相は通報者らは正しいことをしたという見方を示すとともに、スーパーマーケットでのいかなる価格つり上げ行為についても、専用メールアドレス宛てに通報するよう促した。
 アーダーン首相は報道陣を前に、「今は規則を曲げるべき時ではない。家にとどまり、命を守るべき時だ」と強調した。
 人口約500万人のニュージーランドでは、552人の新型ウイルス感染が確認され、うち1人が死亡している。【翻訳編集AFPBBNews】

2263チバQ:2020/04/08(水) 23:48:40
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020040800275&g=int
汚職で前大統領に禁錮8年 エクアドル
2020年04月08日08時43分


 【サンパウロ時事】南米エクアドルの最高裁は7日、汚職の罪に問われていたコレア前大統領に禁錮8年と25年間の参政権停止の有罪判決を言い渡した。2007〜17年まで左派政権を率いたコレア被告は退任後、ベルギーで暮らしている。
 AFP通信によると、コレア被告は13年の選挙の際、複数の企業から巨額の資金を受け取り、見返りに国の事業を受注させた。

2264チバQ:2020/04/09(木) 02:49:28
https://www.sankei.com/world/news/200408/wor2004080024-n1.html
数字に表れない新型コロナの「実態」 貧困が深刻なアフリカ
2020.4.8 18:10国際中東・アフリカ
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南アフリカ・ダーバン近郊の町で、感染拡大防止のために子供らに手の洗い方を教える衛生当局者(左)=4日(ロイター)
南アフリカ・ダーバン近郊の町で、感染拡大防止のために子供らに手の洗い方を教える衛生当局者(左)=4日(ロイター)

 【カイロ=佐藤貴生】新型コロナウイルスの感染拡大が直撃する懸念が強まっているのがアフリカの貧困層だ。世界銀行によると、アフリカでは貧困層が全人口の約40%を占め、地方では80%を超える。衛生環境が良好とはいえない上に紛争が絶えず、特にサハラ砂漠以南の国々は感染の検査はおろか医療体制も整っていない地域が多い。

 世界保健機関(WHO)によると、6日の時点で千人以上の感染者が報告されているのは約1660人の南アフリカを筆頭にアルジェリア、エジプト、モロッコの4カ国。地下資源や観光などの産業があり、個々の収入もアフリカ全体では低いとはいえない国々だ。

 これに対し、イスラム教スンニ派の過激組織アルシャバーブのテロがしばしば起きるソマリアでは感染者は7人。約5年に及ぶ内戦で多数の避難民が出た南スーダンでは1人しか出ていない。国民の大半が貧しく、検査を受ける人も少ないため感染者数が低く抑えられている可能性がある。

 国連は7日、イスラム過激派が暗躍するマリで46人の感染が確認され、このうち1人は平和維持活動(PKO)のメンバーだと明らかにした。要員の交代も6月末まで停止するとしており、新型コロナの感染拡大がPKOにも課題を突き付けた形だ。

 人口4300万人のウガンダでは48人の感染が確認されているが、ロイター通信によると集中治療ができるベッド数は55しかなく、地元関係者は「感染が拡大すればとても対応できない」と危機感を募らせているという。

 セネガルやトーゴ、ボツワナなどの政府は感染拡大防止のため非常事態宣言を出した。モザンビークでは発令を受け、野党指導者が「政治的抑圧に悪用しないよう、軍や治安部隊が出動する条件を明示すべきだ」と注文を付けた。政府が締め付け強化の隠れみのに使うのでは-との警戒感がにじんでいる。


 コートジボワールでは、住民が感染の検査のための施設を「住宅過密地域に近すぎる」として破壊する騒ぎも起きた。

2265チバQ:2020/04/12(日) 15:16:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/58ce0892490b63887530c7c6008e3193b4b3f74d
「われわれは働きたい」 ブラジルで隔離反対デモ 新型コロナ
4/12(日) 13:22配信

時事通信
11日、ブラジル最大都市サンパウロの中心街パウリスタ通りで、新型コロナウイルス対策の隔離措置に反対する市民ら

 【サンパウロ時事】ブラジル最大都市サンパウロの中心街パウリスタ通りで11日夜、新型コロナウイルス対策として実施されている隔離措置に反対するデモが行われた。

 参加者らは、通りを車でふさぎ、「ドリア知事は辞めろ、われわれを働かせろ」とシュプレヒコールを上げた。

 参加者らは通信アプリや口コミでデモを知ったといい、主催者によると、車1000台とオートバイ2000台、トラック200台が加わった。国旗を振って隔離措置解除を訴えた教師チコ・ペンチアドさん(53)は「このままでは経済は2、3カ月で崩壊する。効果と犠牲をはかりに掛けると、こんな措置は見合わない。隔離は高齢者だけでいい」と語った。

 新型コロナの感染者2万人以上、死者が1000人を超えているブラジルではサンパウロをはじめ、ほとんどの州で商業活動が停止。市民は外出自粛を求められている。経済への打撃は深刻化しており、国内企業の99%を占める零細・小企業の3割は1カ月で事業閉鎖に追い込まれるとの調査がある。

 世論調査では8割が隔離措置を支持しているが、ボルソナロ大統領は「雇用が破壊され、人々は餓死する」などと主張し、隔離に反対する態度を変えていない。大統領に反発する市民は毎日午後8時半になると、自宅の窓から突き出した鍋をけたたましく打ち鳴らし、抗議の意思を示している。

2266チバQ:2020/04/12(日) 15:16:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/c4639964efc44bda5e32041018cd87ab912980be
姿見せず1カ月 臆測飛び交うニカラグア大統領 12日復活祭に「復活」説も
4/12(日) 6:30配信

毎日新聞
4月12日のイースター(復活祭)を前に、キリストの受難を忘れない「聖金曜日」を祝うニカラグアのキリスト教徒ら=2020年4月10日、AP

 新型コロナウイルスの感染が広がる中米ニカラグアのオルテガ大統領(74)が約1カ月、公の場に姿を現さず、動静に注目が集まっている。新型コロナに感染し「療養中」「死亡した」などさまざまな臆測が飛び交う。12日のイースター(キリスト教の復活祭)に姿を見せ「復活を演出」するとの見方も出ている。

 米ジョンズ・ホプキンズ大の11日時点の集計によると、ニカラグアの感染者数は7人、死者数は1人にとどまる。だが周辺国が国境閉鎖や外出制限など厳格な措置を取る中、ほとんど対策を講じていない政府への批判が高まっている。

 オルテガ氏は3月12日にコロナ対策を協議するビデオ会議に出席して以降、公の場で姿が確認されていない。オルテガ氏の妻のムリジョ副大統領(68)は4月4日、「(オルテガ氏は)指揮し、調整している」と「健在ぶり」をアピール。だが詳細な説明を避けたため、かえってうわさが飛び交う事態に陥っている。

 ロイター通信によると、心臓発作で過去に2度倒れたオルテガ氏は慢性疾患を患っているという。重症化リスクを避けるため、自主的に隔離生活を送っているとの説もある。キリスト教徒が多いニカラグアでは、オルテガ氏が最後に姿を現してから1カ月となる4月12日にイースターを迎える。十字架にかけられたイエス・キリストが復活したことを祝う日で、求心力を高めるため、オルテガ氏が自身をキリストになぞらえ姿を現すのではないかとの観測も浮上している。

 ニカラグアでは2018年、反政府デモが頻発し、市民300人以上が治安当局との衝突などで死亡。大統領を通算4期務めるオルテガ氏と、ムリジョ氏の強権姿勢への批判が高まっている。【サンパウロ山本太一】

2267チバQ:2020/04/12(日) 15:18:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/070a7110943f82eacc74926ae2d1bf4124d1b4c8]
WHO、感染拡大で食料危機懸念 物流寸断や輸出規制に警告
4/11(土) 16:27配信

共同通信
WHOの建物前に掲示されたロゴ=ジュネーブ(ロイター=共同)

 新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受けて食料貿易に影響が出始めた。感染症対策のための移動規制で物流が寸断される一方、国内市場を優先する産出国が輸出規制に乗り出したことで穀物価格も上昇している。世界保健機関(WHO)や世界貿易機関(WTO)など3機関は11日までに、輸出管理が広がれば「国際市場における食料不足が起きかねない」とする声明を出した。

 食料の世界的な在庫は十分で、現時点で輸出規制の影響は限定的とみられる。しかし、都市封鎖などで食料出荷や農業労働者の確保が困難な状態が続けば、需給逼迫から食料を輸入に依存する途上国を中心に打撃が生じる恐れが強い。

2268チバQ:2020/04/12(日) 15:30:34
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020041100168&g=int
エボラ終息宣言見送り コンゴ、新たな感染確認
2020年04月11日06時49分



 【ロンドン時事】アフリカ中部のコンゴ(旧ザイール)で流行していたエボラ出血熱をめぐり、13日にも出される見通しだった終息宣言が見送られることになった。新たな感染者が確認されたためで、2018年8月から続く流行の出口が遠のき、感染症との闘いの難しさを示した。
 世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は10日に発表した声明で「残念ながら、コンゴ政府はエボラ終息を宣言することはできない」と述べた。

2269チバQ:2020/04/12(日) 15:31:17
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020041100225&g=int
アマゾン先住民の少年死亡 免疫弱いヤノマミ族―ブラジル・新型コロナ
2020年04月11日10時11分


アマゾンの先住民ヤノマミ族=2012年9月、ベネズエラ南部アマソナス州(AFP時事)
アマゾンの先住民ヤノマミ族=2012年9月、ベネズエラ南部アマソナス州(AFP時事)

 【サンパウロ時事】ブラジル保健省は10日、北部ロライマ州で、新型コロナウイルスに感染した先住民ヤノマミ族の少年(15)が死亡したと発表した。アマゾン熱帯雨林で暮らす先住民族は「外界との接触が少ないため免疫力が弱い」とされ、多数の感染死が懸念される。

地元の報道によると、少年は州北部アルトアレグレ近郊の集落に居住。発熱や呼吸困難で3日、州都ボアビスタの病院に入院した。先住民の死者は3人目だが、他の2人は都市部に住んでいたという。
10日、ブラジル北部アマゾナス州マナウスで行われた新型コロナウイルス感染者の遺体の埋葬(EPA時事)
10日、ブラジル北部アマゾナス州マナウスで行われた新型コロナウイルス感染者の遺体の埋葬(EPA時事)

 ヤノマミ族はベネズエラ国境の密林地帯で、20世紀半ばまで文明と隔絶した生活を送っていた。

2270チバQ:2020/04/12(日) 15:42:52
https://www.sankei.com/world/news/200411/wor2004110014-n1.html
異常事態の連鎖 見えない出口…パンデミック宣言1カ月の世界と経済 
2020.4.11 20:30
 【ニューヨーク=上塚真由】米ジョンズ・ホプキンズ大の集計によると、新型コロナウイルスによる世界の死者数は11日までに10万人を超えた。世界保健機関(WHO)が「パンデミック(世界的大流行)」を表明した3月11日には4千人台だったが、わずか1カ月で約25倍に増えた。米国などでは厳しい行動制限で感染者の増加ペースが抑えられているものの、依然、収束時期は見通せていない。

 死者が多い国々では、イタリアと米国がそれぞれ約1万9千人。スペインは約1万6千人、フランスも約1万3千人と深刻な状況だ。世界の累計感染者数は約170万人となり、このうち最多の米国が50万人超と3割近くを占めている。

 米国で最も被害が大きい東部ニューヨーク州の感染者は4月10日、累計で17万人を超えた。クオモ知事は、死者が前日から777人増え7844人となったと発表。一方で、3日間の平均入院者数が「劇的に減少」していると指摘した。

 また、トランプ米大統領は10日、米国人が予想以上に厳しい行動制限に従っているとし、米国での死者数は「最低10万人以上とした(政府の)予測を大幅に下回るだろう」と指摘した。

【国内】

 選抜高校野球中止、五輪延期、政府による緊急事態宣言の発令…。日本社会はかつてない激震に見舞われ続けた。

 パンデミックが宣言されたのと同じ3月11日、日本高野連が選抜高校野球大会の中止を発表。ただそれは、その後に起きる数々の「異常事態」の前触れに過ぎなかった。

 約2週間後の24日には、安倍晋三首相と国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長が電話会談し、東京五輪・パラリンピックの1年程度の延期で合意。夏季冬季を通じて史上初の「五輪延期」が現実のものとなった。

 新型コロナウイルスの急速な感染拡大に備え、政府は宣言に先立つ10日に「緊急事態宣言」を可能にするための新型インフルエンザ等対策特別措置法改正案を閣議決定し国会に提出。同13日の参院本会議で可決、成立した。

 3月下旬の時点で政府の認識は「今の段階においては緊急事態宣言ではないが、瀬戸際の状況が続いている」(安倍首相)というものだったが、急速な感染拡大を受けて、東京都の小池百合子知事が25日、週末の外出自粛を要請。4月に入ると都の1日当たりの感染者数は100人を突破、オーバーシュート(爆発的な患者急増)による医療崩壊が現実味を帯び始めた。

 これを受けて首相は4月7日、「医療提供体制が逼迫(ひっぱく)している地域が生じていることを踏まえれば、もはや時間の猶予はないとの結論に至った」として、東京、大阪など7都府県を対象に緊急事態を宣言。不要不急の外出自粛や休業要請、学校の休校も続き、出口は今も見えてこない。

 「ここまで急速に感染が拡大し、五輪が延期になるとは思わなかった」。ある都幹部はこう打ち明けた。

2271チバQ:2020/04/12(日) 15:43:49
【海外】

 新型コロナウイルスの発生源である中国で感染拡大が落ち着く一方、ウイルスは欧米に広がって猛威を振るい、医療崩壊を現実のものにした。中国は「コロナ収束後」の影響力拡大もにらみ、欧米などへの医療支援をアピールする。パンデミック宣言から1カ月後の世界では、こんな皮肉な構図が鮮明になっている。


 WHOの集計によると、パンデミックが宣言された3月11日時点で中国の累計感染者数は約8万1千人、死者は約3100人。イタリアでは感染者が1万人を超えていたが、フランスやスペインでは2千人以下、米国では約700人だった。

 1カ月後の今、米国の感染者数は50万人まで爆発的に増え、死者も約1万9千人に上る。スペインの感染者数は15万8千人、イタリアは14万7千人、フランスは12万5千人となった。欧米の多くの国で厳しい外出制限措置がとられている。

 米東部ニューヨーク州では医療物資やスタッフの不足が深刻だ。トランプ米大統領は3月27日、国防生産法に基づいて米自動車大手に人工呼吸器の生産を命令。それでも、米国では今月中旬に人工呼吸器2万5千台が不足するとの見方が報じられている。イタリアやスペインも医療崩壊に直面した。伊北部では、生存の可能性が高い患者を優先する「選別」(トリアージ)を余儀なくされている。

 他方、中国ではこの間の感染者が約2千人増にとどまっており、「国内での感染流行のピークは過ぎた」(習近平国家主席)とされる。最初に感染が広がった湖北省武漢市では、都市封鎖が8日に解除された。

 中国は米ニューヨーク州に人工呼吸器1千台を寄贈、イタリアに医療専門家チームを派遣するなど活発な支援外交を展開。医療物資を援助した国は127カ国に上るとしている。

 (遠藤良介、北京 三塚聖平)

【経済】

 世界経済は戦後最悪の不況にのみ込まれた。各国は財政金融政策を総動員し、危機の封じ込めに努めているが、感染拡大を防ぐためヒトやモノの動きが急停止し、わずか1カ月でさまざまな需要が“蒸発”。各国の金融市場は記録的な株安に見舞われた。世界全体の経済成長率は急速に悪化し、2020年はマイナスに転落する見通しだ。

 国際通貨基金(IMF)のゲオルギエワ専務理事は9日、「世界経済は大恐慌(1929〜33年)以来の景気悪化になると予測している」と危機感を訴えた。

 IMFが14日公表予定の新たな世界全体の成長率見通しはリーマン・ショック後の2009年(物価変動を除く実質でマイナス0・1%)を下回る見通し。世界大恐慌では失業者が街にあふれ、ドイツでナチスの台頭を招いた。各国は、急速な景気悪化による社会不安拡大を警戒する。

 国内でも、外出自粛で宿泊業や飲食業などを中心に幅広い業種の需要が急減。日本経済研究センターがまとめた民間エコノミストの経済見通しでは、実質国内総生産(GDP)成長率は4〜6月期に前期比年率11・08%減と3四半期連続のマイナス成長を予測する。

 日本銀行が1日公表した3月の企業短期経済観測調査(短観)は、大企業製造業の業況判断指数(DI)が7年ぶりにマイナスとなった。

 東京商工リサーチの集計では新型コロナウイルスに関連した中小企業の経営破綻が10日に50社を超えた。


 主要国は緊急対応でスクラムを組む。米国は家計への現金給付など総額2兆2千億ドル(約240兆円)規模の対策を編成。日本も過去最大となる事業規模約108兆円の緊急経済対策をまとめた。収入減の世帯やフリーランスを含む個人事業主に現金を給付するほか、全世帯に布マスク2枚を配る。(田辺裕晶)



 【パンデミック】

 感染症が制御不能な形で世界的に流行している状態。ギリシャ語のパン(全ての)とデモス(人々)を語源とする。世界保健機関(WHO)は3月11日、新型コロナウイルスの感染拡大について、2009年に流行した新型インフルエンザ以来の「パンデミック」にあたると表明した。

2272チバQ:2020/04/12(日) 22:10:08
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14427790.html?pn=2
埋葬追いつかず路上に 警察・軍、遺体回収始める エクアドル 新型コロナ


2020年4月3日 5時00分
 南米エクアドルで新型コロナウイルスの感染が急速に広がり、死者の火葬や埋葬が追いつかない状態となっている。なかには、遺体が路上に放置されるケースもあり、警察や軍が回収を進め始めている。

 「路上に遺体が置かれるなんて、これまで見たこともなかった。医療システムだけでなく、葬儀の仕組みも崩壊した」。エクアドル葬儀社協会のセバスチャン・バロナ代表は1日、朝日新聞の電話取材に語った。

 エクアドルは人口1700万人ほど。同国保健省の発表によると、1日午後までに確認された新型コロナウイルスの感染者は2758人で、98人が死亡した。商業都市のグアヤキルのあるグアヤス県だけで、死者は63人にのぼる。

 しかし、これは感染が確認された人数だけで、実際の死者数はもっと多いとみられる。バロナ氏によると、以前はグアヤキル市内の最大墓地に1日平均30〜40体を運び、火葬していた。だが最近は160体ほどを運び、それでも遺体の回収が追いつかない。火葬する設備も足りず、土葬する場合も少なくないという。バロナ氏は「運んでいる遺体には感染確認中だったものが少なくなく、遺族は新型肺炎の症状があったと言っている」と語る。

 現地報道では、家族が死者からの感染を恐れたり、埋葬できなかったりするため、遺体が路上にも置かれるようになった。また、路上で暮らしていた人が亡くなる例も相次いでいるという。グアヤキルの警察によると、3月23〜30日に308体の遺体を路上から回収した。こうした状況を受け、モレノ大統領は3月30日、「すべての死者に尊厳ある埋葬をする」と表明。保健省やグアヤキル市は3月31日、病院3カ所の入り口にコンテナを設置し、警察や軍が家庭から遺体の引き取りを始めた。現在、450体が回収待ちだという。(サンパウロ=岡田玄)

2273チバQ:2020/04/12(日) 22:12:10
https://www.asahi.com/articles/ASN3Z7GQWN3ZUHBI010.html?iref=pc_ss_date
中国寄り?コロナ対応で批判、WHO事務局長の素顔とは
松井望美

2020年3月31日 11時00分
 新型コロナウイルスの感染が世界中で拡大するなか、対応にあたっている世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム事務局長(55)への批判が高まっています。「事態を過小評価していた」などとして辞任を求めるインターネット上の署名には、30日までに66万人以上が賛同しました。そもそも、テドロス氏とはどんな人物なのでしょうか。辞任を求める声が世界中からあがっている背景には、何があるのでしょうか。

ランドクルーザーで妊産婦を救う
 テドロス氏は、当時エチオピアの一部だったアフリカ北東部のエリトリア生まれ。保健省での勤務後、英国の大学で感染症免疫学の修士号や地域保健学の博士号を取得しました。2005年にはエチオピアの保健相に、12年には外相に就任。国内外で、マラリアやエイズ対策などに取り組んできました。

 「物腰の柔らかいジェントルマン」。10〜13年にエチオピア大使を務め、テドロス氏と交流のあった岸野博之さん(67)は、そんな姿が印象に残っているといいます。

 当時保健相だったテドロス氏は、妊産婦の死亡率の高さを深刻な課題ととらえていました。「田舎に住む女性にとっては医療施設が遠く、自宅で出産して死亡するケースも多い。救急搬送できる体制を各地で整えたい」。岸野さんに、そう訴えたそうです。

 緊急時の「足」として、テドロス氏は悪路でも走れるトヨタのランドクルーザーの配備を希望。日本の援助で二百数十台がエチオピアに届き、救急車両に改造されて各地で活躍しました。こうした取り組みもあり、妊産婦の死亡率は大きく低下。テドロス氏は乳幼児の死亡率を下げるための栄養剤の配布や、地域の保健医療拠点の整備、人材育成などにも力を入れていたそうです。

 一方で、「温厚で控えめ、政治的野心あふれるタイプではないように見えた。保健分野での世界的人脈はあるものの、幅広い課題に取り組む外相になったこと自体、意外だった」といいます。「国際舞台で裏工作をバリバリやるようなタイプにはとても見えなかった」

 そんなテドロス氏は、17年のWHO事務局長選挙で当選。すべての人が適切な医療を負担可能な金額で受けられる環境づくりに取り組む一方、欧米諸国から「独裁者」と批判されたジンバブエのムガベ大統領(当時)をWHO親善大使に任命し、撤回に追い込まれたこともあります。

2274チバQ:2020/04/12(日) 22:12:28
日本人事務局長、あわや辞任の危機も
 WHOは、世界中の人々が可能な限り高い水準の健康を得られるようにするために設立された、国連の専門機関です。本部はスイス・ジュネーブにあり、150を超える国々から集まった7千人以上の職員が働く巨大組織。各国の利害が複雑に絡み合う案件を扱うこともあり、事務局長は時に批判を浴びます。

 「かつて、日本人の事務局長が加盟国から辞任要求決議案を出されそうになったこともある」。WHOでの勤務経験があり、国連広報担当事務次長などを歴任した赤阪清隆さん(71)=現在はフォーリン・プレスセンター理事長=は、そう明かします。

 赤阪さんは、88〜98年にアジア人で初めてWHO事務局長となった故・中嶋宏氏を支えるスタッフとして、90年代にWHO本部で政策担当顧問を務めました。赤阪さんによると、中嶋氏が非公式な会合でアフリカ人職員について「英語が苦手」などと発言したところ、後日報道されてアフリカ各国が激しく反発。総会で辞任要求決議案が提出されそうになったものの、関係国を説得して取り下げてもらったそうです。

 現在、テドロス氏の辞任を求める署名が多数集まっていることについては、「WHO加盟国からではなく、外部から署名が集まった場合の効果がどのくらいのものかはわからない」。ただ、テドロス氏については「当初から中国寄りの発言が目立ち、批判されても仕方がない」と感じるそうです。

 テドロス氏は1月下旬に訪中し、習近平(シーチンピン)国家主席や王毅(ワンイー)国務委員兼外相らと会談。中国の対応を称賛しました。インターネット署名の発起人は「WHOは政治的に中立であるべきなのに、テドロス氏は中国政府の報告をうのみにしている」と問題視。一方、テドロス氏自身は「中国寄り」との批判について、「中国は感染拡大を遅らせるために多くのよいことをしている」「ほとんど全ての加盟国が褒めている。中国のしたことを認めて何がおかしいのか」と反論しています。

 こうしたテドロス氏の態度について、赤阪さんは「中国をおだてて行動してもらうメリットはあっても、批判して得られるものは何もないからだろう」と指摘。背景には、財政や人材の面で中国の影響力が非常に大きくなっていることが挙げられるといいます。

 WHOの財源となる各国の分担金でみると、20〜21年分で中国は全体の12%にあたる約1億1500万ドル(約124億円)を負担することになっています。米国に次いで多い額です。新型コロナウイルス発生後には、これとは別に多額の資金を拠出しています。

 「米国がトランプ政権になって国際機関への支出を削減するようになり、WHOをはじめ国連関連機関にとって冬の時代。そんな中、潤沢な資金力をもつ中国の存在はより重要に感じられるのだろう」。赤阪さんは、そう見ます。また、国際機関の多くが幹部に複数の中国人を抱えていることも、中国の影響力が拡大している背景にあるといいます。

 出身国という要因もあるとみられます。テドロス氏が保健相や外相を務めたエチオピアは、「シルクロード経済圏構想(一帯一路)」を掲げる中国から、鉄道建設などで多額の融資を受けています。事務局長は出身国の利害と中立の立場であるべきだとされますが、赤阪さんは、「事務局長に再選されるには自国の支援が不可欠であり、自国にマイナスになることをやるトップなどいない」。エチオピアと中国との関係も踏まえ、中国を批判しにくい立場にあるのだろうと推測します。

2275チバQ:2020/04/12(日) 22:12:46
「武士のやせ我慢を」
 日本のコロナ対策の最前線で活動する専門家も、テドロス氏の発言への違和感をぬぐえません。

「テドロス氏は一生懸命やっているが、中国を手放しで称賛したのは率直に言って残念だった」。政府のコロナ対策の専門家会議で副座長を務める尾身茂・地域医療機能推進機構理事長(70)は、そう指摘します。

 尾身さんはWHOで約20年間働き、03年の重症急性呼吸器症候群(SARS)流行時には、WHO西太平洋地域事務局長として対策にあたりました。SARSの際には、「当初中国当局が情報をくれず、非協力だったことが一番の悩みのタネだった」といいます。

 そうした経験を踏まえ、今回の中国の対応はどう見えるのでしょうか。

 「武漢の初動がもう少し早ければよかったが、その後は習氏が徹底対策を指示し、比較的早く沈静化させた。普通の国ではできないこと」。武漢の初動の遅れという問題点と、その後の対策への評価、両面を見るべきだと考えています。

 一方で、テドロス氏の発言は中国称賛に傾きがち。中国がWHOに多額を拠出していることが背景にあるとの見方については、「(資金のことは)当然頭の片隅に入れはするが、それで政策や発言が影響されると、信頼がなくなってしまう」と指摘します。

 「WHOは政治や経済のことも考えはするが、医学や科学、公衆衛生を軸にぶれずに活動してきたから頼りがいのある組織として認知された。(テドロス氏は)中国への色々な思いはあると思うが、武士のやせ我慢をしてほしかった」

(今さら聞けない世界)(松井望美)

2276チバQ:2020/04/12(日) 22:37:11
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14430572.html?pn=2
縮む経済、途上国も 欧米の感染ショック、波及 仕事を失い徒歩で郷里へ

2020年4月5日 5時00分
 ロンドンの観光地バッキンガム宮殿。2日午後、普段は国内外の旅行者で埋まる宮殿前広場に人影はまばらだった。散歩で訪れたIT関連業ブライアン・ホーガンさん(49)は「こんな静かな宮殿は見たことがない」と珍しがり、スマホで写真を撮って保存した。▼1面参照

ここから続き
 パリのシャンゼリゼ通りやローマのトレビの泉などでも旅行者の姿が消え、住民は自宅に閉じこもる。

 新型コロナウイルスの流行に直面した欧州では、イタリアが3月10日に全土で国民の外出制限や商店の閉鎖を命じた。欧州連合(EU)は同17日に域外からの渡航制限を決定した。世界各国で類似の動きが続いている。

 ■便数9割削減

 一方で、こうした人の動きの停滞は、各国の経済に大打撃をもたらした。大手航空会社の英ブリティッシュ・エアウェイズや独ルフトハンザなどは便数を9割ほど削減。自動車メーカーもほとんどの工場の操業を停止した。飲食店や娯楽施設などは政府の支援金に頼るしかない状況だ。

 欧州委員会は3月半ば、今年のEUの実質域内総生産(GDP)成長率がマイナス1%程度になるとの予測を公表した。

 米主要企業で構成するダウ工業株平均は2月20日まで2万9千ドル超だったが、1カ月で一時1万8千ドル台まで急落。ジョージア州立大経済予測センターのラジブ・ドゥワン所長は「これから数カ月、リーマン・ショックと米同時多発テロが一度に来たような衝撃になる」。米銀大手の予測では、4〜6月の米成長率は前期比マイナス38%だ。

 経済のグローバル化が進み、各国は相互に深く結びつく。米欧の急ブレーキは投資や貿易を介して新興国に波及していく。国連経済社会局は今月1日、今年の世界経済が0・9%のマイナス成長に陥るおそれがあり、感染拡大が長期化すればさらに悪化すると指摘し、こう警告した。「低成長と大きな格差という、経済に巣くってきた問題はもっとひどくなる」(下司佳代子、和気真也=ロンドン、江渕崇=ニューヨーク、笠原真)

 ■貧困層を直撃

 年間約200万人の外国人観光客が訪れるケニア。世界的な感染拡大を受け、政府は3月25日に国際線の運航を停止、27日には夜間外出禁止令を出した。GDPの約1割を占める観光業への打撃と、医療体制に不安が残る中での水際対策をてんびんにかけた判断だ。

 だが、厳しい感染防止策は貧しい労働者の生活を直撃している。首都ナイロビのホテルで客室案内係として働いていたアガスティン・クトイさん(55)は3月下旬に突然、一時解雇を言い渡された。勤務先はサファリ観光に訪れる日本人にも人気のホテルで、約3万円の月給で妻子5人と親族らの生活を支えてきた。

 世界銀行の統計では、サハラ砂漠以南の国々では4億人超が貧困ライン(1日1・9ドル未満)での暮らしを余儀なくされている。

 クトイさんが暮らすスラム街では仕事を失い故郷に帰った人も多い。休校で給食がなくなり、子どもたちの栄養状態の悪化も懸念材料だ。クトイさんは「ウイルスに感染するより前に、生活が行き詰まって生きていけなくなる」と語る。

 感染拡大がきっかけになった雇い止めはアフリカにとどまらない。

 インドでも、政府が3月25日、罰則付きで不要不急の外出禁止を国民に命じた措置に伴い、都市部の工場や建設現場で働いていた出稼ぎ労働者が職を失った。交通機関も運行を停止するなか、住む場所や食事に困って徒歩で郷里の農村に戻ろうとする動きが相次ぐ。

 とりわけ、首都ニューデリーには隣接州から数千万人規模の出稼ぎ労働者が集まっているとされ、地元メディアは、わずかな家財道具を頭に載せて運びながら、長距離を集団で歩く姿を伝える。500キロの距離を歩き、死亡する人も出ているという。

 政府は約8億人の貧困層などを対象に、5キロの米か小麦を無料で支給するなどの対策を発表した。だが、感染の影響が長引けば、その効果も限られる。

 国連貿易開発会議(UNCTAD)は3月30日の報告書で、今回の感染拡大に対応するため、発展途上国に2兆5千億ドル(約270兆円)の支援が必要になると指摘した。(ヨハネスブルク=石原孝、ニューデリー=奈良部健)

2277チバQ:2020/04/15(水) 18:06:38
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200415-00000012-jij-int

新型コロナで大統領選延期 ドミニカ共和国


4/15(水) 7:09配信

時事通信



 【サンパウロ時事】カリブ海の島国ドミニカ共和国の中央選管当局は13日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、5月17日に予定していた大統領選挙を7月5日に延期すると発表した。

 得票が過半数に届く候補が出なかった場合、同26日に上位2人による決選投票が実施される。

 世論調査では、中道左派の野党・現代革命党(PRM)の実業家ルイス・アビナデル氏が大きくリード。中道左派の与党ドミニカ解放党(PLD)のゴンサロ・カスティジョ前公共事業・通信相が続いている。現在2期目のメディナ大統領は、憲法が連続3選を禁じているため出馬できない。

2278チバQ:2020/04/16(木) 22:43:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/324cfc62b5c3e7902d9ae54174caa282c6c12108
アフリカでの感染爆発はケタ外れの悲劇を生む
4/13(月) 5:45配信

東洋経済オンライン
アフリカで感染爆発が起きた場合、欧米諸国とは違う問題も発生しかねない(写真:ロイター/NJERI MWANGI))

 私は現在、アメリカ・ワシントン州のシアトル近郊で暮らしながら、年に複数回、母国タンザニアに足を運んでいる。アメリカで東アフリカ支援のためのNGOを運営し、そのNGOの支援を受けてタンザニアで3つの学校と病院を運営しているが、新型コロナウイルスの世界的流行が懸念されるようになってからというもの、まったく心が休まらずにいる。

 シアトルはアメリカの都市の中でもかなり早くに非常事態宣言を出し、4月13日現在も、ロックダウンが続いている。「こんなことがアフリカで起こったら、どうなるだろう」――そう思うと、夜も眠れなくなるのだ。

■アメリカ、欧州の医師を確保できない

 新型コロナウイルスがもたらすアフリカへの懸念は多岐にわたるため、何をどう手配し、準備すべきかを考えるだけでも複雑な作業になる。私が運営に携わるニューホープ国際病院は、通常、地元の女医1人と看護師4人がいて、手術や大きな病気の診断や治療はアメリカから医師を呼んで対応している。

病院の所在地は、タンザニアのサキーラという小さな村。周辺地域5万人への医療サポートや、ケニア、ウガンダなど東アフリカを中心に医療支援をしている。だが、通常連携をとっているアメリカ、そしてヨーロッパの支援先が自国の対応で手いっぱいになっている中、アフリカ現地に出向いてくれる医師や医療用衛生用品の確保、ロックダウンが起こった場合の食糧確保と、考えねばならないことが山積みだ。最近、新型コロナウイルス対策のための「東アフリカ・エイド」も立ち上げたが、まだまだ対応は追いついていない。

 昨今アフリカは目まぐるしい経済成長を遂げており、そこに商機をみいだす人も多くなった。最近ではアフリカを称して、「最後のビジネス・フロンティア」というような呼ばれ方をすることもある。特に、ケニアのナイロビや、南アフリカのヨハネスブルグなどの大都市などには、多くの国々から新しいビジネスチャンスを求めて人々がやってくる。

 私の故郷、タンザニアにも都会はある。ことダルエスサラームは、日本とも縁がある国際都市だ。この街は、アフリカ大陸では日本からの中古車輸入の玄関として知られる地でもあり、多くの日系企業も進出している。そこには近代的な街並みや豊かな生活もあるのだ。

 しかし、それは広大なアフリカの一部に過ぎない。アメリカで国内の分断が表面化した時にも、イギリスのEU離脱問題の時にも同じことを考えたが、豊かな生活を享受できる人とそうでない人では、モノの考え方や、生きる上での優先順位のつけ方に温度差がある。アフリカの場合、この差は他の国々よりもさらに激しいだろう。

 グローバル化の恩恵を享受する人が増えている一方で、アフリカ全人口の約半分が、いまだその日暮らしで、貧しい生活を強いられているのだ。同じ国や地域に住んでいながら、こうした温度差が世界のあちこちで生まれるのは、人間は時に自分が見た事象だけが「真実」だと思ってしまうからかもしれない。

 NGO職員としての私の目の前にいるのは、豊かさとは対極にいる人たちだ。私たちには今、「豊かなアフリカ」と向き合っている余裕はとてもない。世界各国の新型コロナウイルスの感染状況を見る限り、これがアフリカで広がった場合、アフリカの国々だけで何とかなるとはとても思えない。

2279チバQ:2020/04/16(木) 22:43:46
■欧米諸国の比ではない悲劇を生む可能性

 年の数カ月をタンザニアで過ごし、タンザニアの人々と日常的にコミュニケーションを取っている人間として断言できること――。それは外国からの支援が止まった中で新型コロナウイルスが広まれば、ここでは欧米諸国の比ではない悲劇を生む可能性が否めない、ということだ。

 ではどのくらい状況が深刻なのか。

 たとえば私の支援拠点があるサキーラ(Sakila)村では、普段から医療のほとんどを海外からの応援に依存している状況がある。この村は、アフリカ最高峰キリマンジェロから約70マイルのところに位置し、近隣の3つの小さな村と合わせた人口は、約1万人程度。地域には、複数のクリスチャン非営利団体による診療所や政府の病院があるが、診療所は薬局のようなもので治療はできないうえ、さまざまな薬が揃っているわけではない。

 村から最も近くにある政府運営の病院、Arumeru Medical Centreにも、病気を診断したり、手術ができる医者はおらず、医療品もほとんどない。より精密な診察が必要とされると、首都ダルエスサラームにある国で最も大きなMuhimbili病院にいくように指示されるが、ほとんどの人たちにとってそれは現実的とは言えない。なぜなら、そこは村から560キロ以上も離れているからだ。

 東アフリカの多くの村では、多かれ少なかれこうした問題を抱えている。そもそも東アフリカでは、政府が運営する病院以外、ほとんどすべての病院が欧米諸国に拠点があるNGO団体によって運営されているのが現状だ。

 私の病院もそれは同様で、アメリカの運営母体の寄付のおかげで現状は薬に困ることなく、誰にでも治療をするポリシーを貫くことが出来ている。しかし今後、新型コロナウイルスが広がれば、そうしたことも十分には出来なくなる可能性が高い。

 現地での医者不足を解消するために、通常は母体となる欧米諸国のNGO機関などと調整を図り、医療団を派遣してもらっている。こうした医療団に所属し、ボランティアとしてアフリカに来てくれる医師の多くは、自国では引退した高齢者が多い。

 私の病院でもワシントン州のゲートウェイ・フェローシップ、オレゴン州のプロビデンス・ビンヤードといった医師団を派遣してくれる団体と調整を行ってはいるが、感染や重篤化が危惧される高齢の医師たちの多くは、アフリカには来ることは出来ないだろう。また、現状では世界各国が飛行機などによる移動を制限しているため、これが強化されると他国から医師団を呼ぶこと自体がまったく出来なくなる。

 最近、タンザニア政府の北部地区ヘルス・オフィサーのムッサ・エドワーズ氏と話したばかりだが、彼も今の世界情勢からアフリカへの影響を非常に危惧しており、必要となればロックダウン宣言など感染防止を先制する行動をとることが重要だと言っていた。

■人々は飢えて路頭に迷うことになる

 エドワーズ氏は語る。「ほとんどの人はその日に食べる食糧を確保することで精いっぱい。そんな地域で新型コロナウイルスの感染が広がった場合、悲劇は免れない状況に陥ってしまう。今は潤沢な衛生資材もきっと不足するだろうし、感染者が増えればロックダウンの日数も長くなるだろう。しかし、そうなったら多くの人々は飢えて路頭に迷うことになる」。これはまさに、私が最も恐れていることでもある。

 アフリカの現状を「数字的」に見ると、ドラスティックな準備をするのはまだ早すぎる段階だと思うかもしれない。死者数も感染者数も、まだ欧米諸国のようにひどくはない。しかし、このウイルスが恐ろしいのは、油断するとあっという間に被害が拡大してしまう点だ。それは今いるアメリカで、すでに立証済みと言えるだろう。

 アフリカは今、現在感染や死者を多く出している国々から学ばねばならない。数字だけを見て安堵し、準備をおこたれば、そこに待っているのは多くの死でしかない。だからこそ、今から各国の医療関係者などに働きかけを行うことは、決して早すぎる行動だとは思わない。初期段階において医療用品や、医師団派遣を他国に要請していくことが大事だと思っている。

2280チバQ:2020/04/16(木) 22:44:01
 最後に少しだけ自分のことを話すが、私は16歳の時にアメリカ人の養子になった。タンザニアの父は聖職者で、今のアメリカの家族はもともと父の知人だった。子供時代はとても貧しかった。この記事の中で述べてきた「貧困状態」にあるアフリカというのは、私自身が実際に経験してきたことだ。

 そんな自分がアメリカで出来ることは、アフリカのために学び、アフリカのための活動基盤を作ることだった。現在は実父が、アフリカ側でNGOを支えてくれているが、私が行っていることはかつての「自分」を増やさないことにほかならない。

 私はアメリカ人となり、今はアメリカに住んではいるが、それはアフリカを支援するための手段に過ぎない。私の心は常にタンザニア、そしてアフリカの大地と共にあるのだ。

 新型コロナウイルスの影響は、日に日にアフリカにも迫ってきている。アフリカには幸せに暮らしながらも貧しい人がたくさんいる。そんな人は先進国の「当たり前」とは異なる現実の中で、このウイルスと戦わねばならない。そのことを、少しでも多くの方に知っていただければと思う。

ゴドウィン・セレンボ :ニューホープ国際病院理事

2281チバQ:2020/04/17(金) 10:29:08
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200417-00000041-jij-int

ブラジル大統領、保健相を解任 新型コロナより「経済優先」


4/17(金) 7:40配信

時事通信



 【サンパウロ時事】ブラジルのボルソナロ大統領は16日、新型コロナウイルス対策をめぐり意見が対立していたマンデッタ保健相を解任した。

 経済や雇用を重視するボルソナロ氏は、新型ウイルス流行を「軽い風邪のようなもの」と矮小(わいしょう)化し、各州政府や市が独自に実施している商業活動規制などの隔離措置を批判。一方、医師でもあるマンデッタ氏は隔離を推奨していた。

 ボルソナロ氏は記者会見で、新型ウイルス対策が経済に影響を与えることに関し「患者が二つ病気を抱えている場合、一つを治療し、もう片方を放置するわけにはいかない。もしそうすれば患者は最終的に命を失うかもしれない」と強調。経済重視の姿勢を正当化した。

2282チバQ:2020/04/18(土) 10:56:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/a64def617f99a28902a04b3e26a7b4add7b41d12
米資金拠出停止、WHOに与える大きな打撃
4/17(金) 19:14配信

AFP=時事
WHOへの拠出額上位12か国(2020年4月16日作成)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】米国のドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領が今週、世界保健機関(WHO)への資金拠出の停止指示について明らかにした。WHOにとって米国は最大の資金源となっているため、資金拠出停止の表明は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)への取り組みでかじ取りを担うWHOの予算に大きな打撃を与えることになる。

 WHOによるパンデミック対応が「中国寄りだ」と批判していたトランプ氏は14日の会見で、新型コロナウイルス感染拡大へのひどく不適切な対応とそれに関する隠蔽(いんぺい)でのWHOの役割を検証する間、資金拠出を一時停止するよう指示したことを明らかにした。

■任意拠出金

 WHOの予算サイクルは2年ごとの枠となっており、加盟国の分担金と任意拠出金がその資金源となっている。

 例えば2018〜19年度では、予算額56億2000万ドル(約6050億円)のうち43億ドル(約4600億円)が各国政府や団体などによる任意拠出金、残りが加盟各国の分担金となっている。このうち任意拠出金に注目することは、資金供与者の貢献度を比較する手段の一つとなり得る。

 任意拠出金で最大の貢献をしているのは米国で、全体の約15%、5億5310万ドル(約595億円)を拠出している。次いで米マイクロソフト(Microsoft)創業者ビル・ゲイツ(Bill Gates)氏の慈善団体「ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団(Bill and Melinda Gates Foundation)」(9.76%)、貧困国へのワクチン供与を行っている国際機関「GAVIアライアンス(GAVI Alliance)」(8.39%)、英国(7.79%)、ドイツ(5.68%)の順となっている。

 さらに国連人道問題調整事務所(OCHA)や世界銀行(World Bank)、欧州委員会(European Commission)などに続き、日本は2.73%を占めている。一方、中国の任意拠出は全体の0.21%、790万ドル(約8億5000万円)にとどまっている。

 特別な事業に割り当てられることが多い任意拠出金は一年を通じて、事業やニーズが生じるごとに支出される。

■加盟国分担金
 一方、WHO全加盟国に課せられているのが、分担金だ。こちらは各国の富裕度や人口によって相対的に算出され、毎年1月1日に拠出するものとされている。

 最新の予算サイクルでは、分担金が9億5700万ドル(約1030億円)を占め、WHOにとって任意拠出金に次ぐ資金源となっている。

 分担金では、米国が全体の25%近くを占める2億3700万ドル(約255億円)を拠出。一方、中国は7600万ドル(約82億円)を拠出しており、全体に占める割合は全体の8%だ。

 だが、欧州連合安全保障研究所(European Union Institute for Security Studies)のアジア部門上級アナリスト、アリス・エクマン(Alice Ekman)氏は、「中国は自らを、より平等な新しい世界秩序の擁護者として位置付け、特にアフリカ諸国に熱心に働き掛けている」「WHOはその他さまざまな多国間機構の一つにすぎず、国連(UN)機構内における中国の影響力は極めて大きい。それは財政貢献だけの話ではない」と述べている。

 国際結核肺疾患連合(International Union Against Tuberculosis and Lung Disease)会長を務めるガイ・マークス(Guy Marks)教授は、トランプ米大統領に拠出停止という「向こうみずな決断」を覆すよう求めている。もしも米国がWHOへの拠出を停止すれば、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)をはるかに超えて、「WHOが実施する世界のその他の疾病管理にとっても壊滅的」な結果を招くだろうと警告している。【翻訳編集】 AFPBB News

2283チバQ:2020/04/19(日) 15:29:56
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020041900123&g=int
「国民7割新型コロナ感染、どうしようもない」 ブラジル大統領、経済再開呼び掛け
2020年04月19日14時16分


経済再開を唱えるボルソナロ大統領を支持するデモ隊=18日、ブラジル・サンパウロ
経済再開を唱えるボルソナロ大統領を支持するデモ隊=18日、ブラジル・サンパウロ

 【サンパウロ時事】ブラジルのボルソナロ大統領は18日、首都ブラジリアで支持者らを前に「新型コロナウイルスには(国民の)70%が感染する。どうすることもできない」と発言した。その上で社会の崩壊を防ぐため、各州が独自に実施している商業規制などの隔離措置を緩和するよう求めた。

 隔離措置による失業者増大を最も懸念するボルソナロ氏は「(感染は)きょうでなければ来週、来月だ。これが現実だ」と強調。「高齢者や健康に問題のある人はケアするべきだ。ただ、われわれは働かなければならない」と経済活動再開を訴えた。
 大統領の発言を受け、最大都市サンパウロでは大統領支持者らが車やトラック、バイクを連ねてデモ行進。ボルソナロ氏と対立して隔離措置を進めるサンパウロ州のドリア知事の辞任を求めた。
 ブラジルでは18日までに3万6599人の感染が確認され、2347人が死亡している。

2284チバQ:2020/04/19(日) 15:59:41
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/202004/CK2020041902100032.html
<新型コロナ>休校、世界に広がるオンライン授業 教育格差鮮明 ネット未整備の層を救え

2020年4月19日 紙面から


 新型コロナウイルスの感染拡大で、国連によると百八十八カ国が全土で休校措置を取り、十五億人以上の子どもたちが学校に通えなくなっている。多くの国でオンライン授業が広がる一方、通常授業との開きは大きく、経済状況などによる教育格差も生まれている。コロナ禍は、各国で子どもの学びや生活に影響を及ぼしている。 (新型コロナウイルス取材班)
■あくまで補佐役
 「この問題が分からないんですが」「じゃあ、先生がやってみせるよ」。米東部メリーランド州モンゴメリー郡。本紙アメリカ総局の記者の高校一年の長女(16)は、自宅でオンライン授業を受けている。中学一年の長男(13)も同様に学習中だ。

 約十五万人の児童生徒がいる同郡は四月から、ビデオ会議システム「Zoom(ズーム)」を使った授業を開始。郡はパソコンなどを持っていない子には貸与し、通信用モバイルWi-Fiも配布した。

 授業の画面に映っている生徒は数人だけ。生徒も教師も映るかどうかは自分で決める。自宅の様子などのプライバシーへの配慮だという。ログインがうまくできない生徒がいたり、家庭内の幼い子どもの声が響いたりして、授業が進まないこともある。

 一回の授業時間は通常より大幅に短く、コマ数も少ない。事前にメールで出された宿題で分からない点を質問する補完的なものにとどまる。長女は「先生が慣れてくれば、通常の授業と同じように進められると思う」と期待するが、低学年だと親がつきっきりになる必要があると感じた。

■給食中止も心配
 多くの国が試行錯誤でオンライン授業を進める中、経済的にネット環境を持てない家庭は多い。米ニューヨーク市では、百十万人超いる児童生徒のうち、一割が定住先のないホームレスとされる。市は無償貸与用にiPad(アイパッド)三十万台を用意。米国学校管理者協会のドメネク事務局長は「現実は全米一万三千を超える学区の大部分で、オンライン授業を行う能力がない」と指摘し、「デジタル格差」を懸念する。

 フランスでも、パソコンのない家庭の学習の遅れが課題だ。ブランケール仏教育相は休校措置開始から約二週間後の三月末、「児童生徒の5〜8%がすでについて行けなくなっている」との見方を示した。ヨルダンでは、約二百万人のパレスチナ難民の家庭の多くが、オンライン授業を利用できていない。

 休校で学校給食が中止となり、子どもの栄養面も心配される。ロシアは家庭の食費軽減のため、一部自治体で食料の現物支給を開始。しかし、第二の都市サンクトペテルブルクと北部の貧しいカレリア共和国では、支給される一日あたりの食料内容に約三倍の差がある。地域格差も浮き彫りになっている。

■工夫こらす
 学校閉鎖が一カ月になる英国では、家から出られない子どもたちを元気にしようと、著名トレーナーのジョー・ウィックスさんがユーチューブで体育の授業を始めた。「ジョーと体育」と題し、室内でさまざまな動きを披露。それを子どもたちがまねして運動する。初回の再生回数は六百四十万回超を記録。日課にしている英南部サウサンプトンの小学生アニー・ロバートソンちゃん(7つ)は「学校の体育の授業よりきついけど、おもしろい」と笑顔だ。

 九日から全国の小中高校で段階的にオンライン授業が始まった韓国。ソウル近郊の高校で日本語を教える四十代の女性教師は、担当クラスの出席率が100%だったといい「授業が必要とされているのがわかった」と使命感を新たにした。

 退勤後に家で授業動画の撮影や編集に追われるなど負担もあるが、やりがいは大きいという。「直接の授業には及ばないが、若い生徒はデジタルに慣れていて熱心に学んでいる。徐々に適応してくれれば」と願う。

2285チバQ:2020/04/20(月) 19:28:54
https://www.asahi.com/articles/ASN4N566KN4NUHBI00H.html
ニュージーランドの「全土封鎖」を緩和 学校など再開へ
新型コロナウイルス

シドニー=小暮哲夫

2020年4月20日 16時24分
 ニュージーランド政府は20日、新型コロナウイルスの感染を防ぐため3月26日から続けている「全土封鎖」を一部緩和すると発表した。感染者の増加が抑えられ、感染経路の大半を把握できているためという。学校のほか、飲食店の持ち帰りサービスや建設工事などを28日から再開する。

 新型ウイルスの警戒レベルを最高のレベル4からレベル3に下げ、林業、製造業も再開を認める。ただ、食料品の買い物や運動などを除き、在宅勤務が可能な人は引き続き自宅にいるように求められる。2週間後の5月11日にさらに緩和するかどうかを決める。

 3月26日に283人だった感染者数は4月5日に1千人を超えた後、増加のペースが鈍化。20日現在で1440人(前日比9人増)、死者は12人にとどまっている。(シドニー=小暮哲夫)

2286チバQ:2020/04/20(月) 19:30:33
https://digital.asahi.com/articles/ASN4M55S2N4LUHBI00S.html?pn=4
野生動物、澄んだ水、青い空… 人影消えたら現れた
有料会員限定記事 新型コロナウイルス

ローマ=河原田慎一、岡田玄=サンパウロ、奈良部健 飯島健太、ワシントン=香取啓介、北京=高田正幸

2020年4月19日 16時07分
 街中に野生動物が現れた、水や空気がきれいになった――。新型コロナウイルスの感染拡大で、人々が家に閉じこもり経済活動が縮小するなか、世界各地でそんな報告が相次いでいる。AFP通信によると、外出禁止令や自宅待機要請の対象になっているのは、17日時点で110カ国・地域、約45億人。人影が消えた世界で、それまでの光景や環境に変化が起きている。

 「水の都」として知られる世界遺産イタリア・ベネチアの歴史地区。新型コロナウイルスで観光客が激減した結果、住民が驚く変化が表れた。濁っていた運河が透き通り、水の底が見えるようになったのだ。

 大型クルーズ船の増加などによる運河の水質汚濁が社会問題になっていたが、同国メディアによると、観光客は3月中旬時点で昨年に比べて約9割減少。運河を行き交う水上バスやゴンドラが激減し、鵜(う)が小魚を追ったり、白鳥が悠々と泳いだりする様子が目撃されている。

ここから続き
 ベネチアの海洋科学研究所のダビデ・タリアピエトラ氏は「船が引き起こす水流が減ったことで、運河に沈殿する固形物が少なくなり、水が澄んだのだろう」とみる。

世界各国、姿を見せる野生動物たち
 外出禁止で人が出歩かなくなった町では様々な野生動物が姿を現している。ほとんどの商店が休業しているため、都市では人と車の交通が急減。ミラノの公園では野ウサギが駆け回り、ローマ中心部の幹線道路をカルガモの親子が一列になって歩く様子がSNS上で話題になった。ローマの観光名所で映画の舞台にもなったスペイン広場の噴水では、カモが水浴びをしているという。

 外出の禁止や自粛要請が出されている南米の国々でも、市街地などで野生動物が相次いで目撃されている。夜間から早朝の外出禁止令が出されているチリの首都サンティアゴでは3月下旬から数回、野生のピューマが目撃された。現地報道によると、近くの丘陵地帯から下りてきて、えさを探していたという。

 大西洋に面したアルゼンチンのビーチリゾート、マルデルプラタでは、観光客がいなくなった大通りを、アシカの仲間の群れが埋めているとの報道もある。

 もともと野生動物が多く見られるインドの都市部でも、罰則付きの厳しい外出制限で人の姿が減ったことで、道路や建物内に野生動物が出没するようになっている。ニューデリーではサルが道路の真ん中でくつろいだり、民家や役所に入り込んだりする事例が相次いで報告されている。ヒンドゥー教のサルの神様ハヌマーンへの信奉からインドではサルに食べ物を与える人が多いが、得られる食料が減ったためとみられる。

 会社員ラジェシュさん(46)は17日朝、5階にある自宅アパートのバルコニーに初めてサルがやって来ているのを見つけ、慌てて追い払ったという。

 ヒンドゥー教徒には「一日最初のロティ(パンの一種)は牛へお供えし、最後のものは犬に」と信じる人がいる。インドの路上には牛や野良犬も多く、サルと同じように「食糧難」に陥っている可能性がある。(ローマ=河原田慎一、岡田玄=サンパウロ、奈良部健)

澄んだ青空「地球が呼吸をしているみたい」

 イランの首都テヘランに住む会計士アバさん(37)は最近、澄んだ青い空を見てうれしくなる。「地球が呼吸をしているみたい」。同国では車の排ガスなどによる大気汚染が深刻だが、新型コロナ対策で都市間をまたぐ車の移動に罰則が科されたことで、街全体がスモッグでかすむ日が減った。アバさんは「環境の大切さに気づくきっかけになった」と話す。

 外出禁止や自粛による交通量の減少や工場の操業停止で、大気汚染が改善したとの報告が世界各地で相次いでいる。世界最悪レベルの大気汚染で知られるインドでは、かすんで見えなかったヒマラヤ山脈が離れた場所から眺望できるようになった。

2287チバQ:2020/04/20(月) 19:30:56
 長らく環境汚染対策に取り組んできた中国でも、新型コロナウイルスが流行した期間に大気や水質の改善がみられた。普段は空が白くかすむことが多い北京でも、流行が本格化した1月下旬以降は青空が広がる日が続いた。

 同国の生態環境省が全国337地点を分析したところ、今年1〜3月のPM2・5(微小粒子状物質)の空気中の濃度は昨年同期と比べて22%減少、PM10も20・3%減った。この期間、これらの地点で大気汚染がなかった日の割合は平均93・5%にのぼり、昨年同期比を5・2ポイント上回った。また、水質検査をした全国約2千地点のうち約79・9%で水質が優良と判断され、昨年同期と比べ5・6ポイント高かった。

 ロイター通信は、世界の二酸化炭素(CO2)の排出が、前年比で5%以上減るという研究者の予測を紹介。リーマン・ショックのあった2008年も1・4%減にとどまり、これほどの排出減は第2次世界大戦以降で初めてとしている。

 一方で、感染拡大の影響を和らげようとする政策が、環境破壊につながるとの懸念も出ている。米環境保護局(EPA)は、工場や発電所に求めている汚染物質の排出量などの報告について、従業員が減ったり、外出制限が出されたりしていることから、遅れても罪に問わない一時的措置を発表した。減速した経済の刺激策が今後、排出量や環境汚染物質の急増を引き起こす可能性も指摘されている。

 オバマ政権で気候変動イノベーション担当の上級顧問を務めたビナ・ベンカタラマン氏は「人の活動がなくなっても、自然が自己回復することに過度な期待はできない。気候変動のように人類が長い時間をかけて地球環境に与えた変化は、すぐには修正されない」と話す。

 中国では感染のピークを過ぎた2月下旬以降に交通量が増え、政府によると、北京周辺での自動車による汚染物質の排出量はすでに以前の水準に戻っている。多くの工場も再開しており、環境改善の効果は一時的なものになりそうだ。(飯島健太、ワシントン=香取啓介、北京=高田正幸)

2288チバQ:2020/04/21(火) 14:25:53
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020042100303&g=int

人道危機、一層深まりも 原油急落で南米ベネズエラ


2020年04月21日13時30分
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テレビ演説するベネズエラのマドゥロ大統領=3月30日撮影、大統領府提供(AFP時事)

テレビ演説するベネズエラのマドゥロ大統領=3月30日撮影、大統領府提供(AFP時事)

 【サンパウロ時事】原油相場の急落は、国家経済を原油輸出に頼る南米ベネズエラを一層の人道危機に追いやりそうだ。経済が破綻した同国では医薬品が慢性的に不足しており、新型コロナウイルスへの脆弱(ぜいじゃく)性が指摘されているが、外貨が入ってこないことで感染阻止に必要な措置が取れず、死者が増大する可能性もある。

 世界最大の原油確認埋蔵量を誇るベネズエラは故チャベス前大統領の下、潤沢なオイルマネーを武器に中南米の反米左派諸国の盟主となった。しかし、失政と原油価格の低迷で国家経済は破綻し、今や南米最貧国に。米トランプ政権が経済制裁を強めて販路が狭まったため、ロイター通信によると昨年の輸出量は前年比3割減、今年3月は前月比26%減に落ち込んでいる。
 マドゥロ大統領は3月、「ベネズエラ産原油価格の急落は歳入への大打撃だ」と発言。今月20日にはロシアのプーチン大統領と電話会談し、「5月1日に有効になる『OPECプラス』のメカニズム(協調減産)を完全に支持することで一致」(ベネズエラ外務省)するなど、危機感をあらわにしている。

2289チバQ:2020/04/22(水) 19:47:50
https://digital.asahi.com/articles/ASN4N3Q6NN4LUHBI01M.html?pn=5
「命より経済優先か」 感染増でも制限緩和、苦渋の国々


飯島健太 イスタンブール=其山史晃

2020年4月22日 16時00分
 新型コロナウイルスの感染拡大が続いているにもかかわらず、外出規制を緩める国がある。中国に次いで早い段階から感染が急増したイランでは、経済失速に耐えきれず、企業活動を一部で再開。経済への配慮から全面的な外出禁止令に踏み切らなかったトルコでは、感染者数がイランを超えた。

米の経済制裁にコロナ禍
 イランのロハニ大統領は5日、「健康管理と経済活動の両立は可能だ」と表明した。3月5日に始めた企業活動や移動の制限の一部を、4月11日に首都テヘランを除く各地で緩和。政府が「感染リスクが低い」と認めた企業や店舗の活動が再開した。

 18日には、テヘランでも制限緩和が始まり、雑貨や衣類など再開した一部の店舗やバザール(市場)には人が集まり、薬局では行列ができた。一部の幹線道路は長蛇の渋滞が起きた。

ここから続き
 しかし、感染拡大が収まる気配はない。2月19日に最初に確認された感染者は、3月2日に1500人を超え、15日後には10倍の1万6千人へ。その後も増え続け、4月18日には8万人を上回った。死者は3月18日に中国、イタリアに続いて1千人を超え、4月18日には5千人を突破。重症患者も3500人以上いるという。ナマキ保健相は7日の国会で「感染拡大を抑え込んだ段階には来ていない」と認めた。

 ロハニ政権の決定には焦りがにじむ。米国が2018年5月に核合意から離脱し、原油禁輸を含む経済制裁を発動。通貨リアルの対ドルの実勢レートは制裁前より3分の1程度の13万リアル前後に急落した。そこへ、企業活動や移動の制限が追い打ちをかけた。今月に入ってコメの価格がすでに2割上がるなど、物価高も深刻になってきた。

 イランは3月、国際通貨基金(IMF)に対し、ウイルス対策名目で50億ドル(約5370億円)の緊急支援を要請した。だが、米国が強く反対しており、支援を受けられるかどうか不透明な状態が続いている。

 国民の間では「命より経済優先か」といった懸念がくすぶる。携帯電話修理業のレイハニさん(33)は朝日新聞助手の取材に「世界の感染者の現状を見れば、都市封鎖は受け入れられる。まずは感染拡大を食い止めないと、この先の希望は見えてこない」と話した。(飯島健太)

外出禁止求める市長
 トルコ政府は65歳以上と20歳以下の市民を対象に、罰則つきの外出禁止令を出しているが、その間の働き盛りの世代は外出の自粛要請にとどまる。エルドアン大統領は「必要物資を供給し、輸出を支えるため、トルコはいかなる状況でも生産を続け、車輪を回す必要がある」と説明。背景には一昨年の通貨危機から落ち込んだ経済を止められないという危機感がある。

 最大都市イスタンブール中心部の洋服店で店番をしていたアヌル・チャルシュカンさん(25)は、バスに乗って片道1時間の通勤を続ける。「感染の危険は感じるが、外出禁止の対象外なので、店を開ける間は出勤しないわけにいかない」と話す。

 トルコの感染者数は、初めてのケースが確認されてから1カ月余りで急増。18日にはイランを抜いて8万2329人を記録し、勢いは収まる気配がない。特に感染者数の6割は経済の中心であるイスタンブールに集中している。

 同市のイマモール市長は17日に朝日新聞の取材に答え「3週間でいいので、治安や保健分野を除くすべての市民を対象とした外出禁止令を一刻も早く出すべきだ」と訴えた。

 イスタンブールの人口は東京都よりもやや多い1550万人。市の分析では、外出制限が自粛要請にとどまる現状では、製造業の40〜50%が稼働を続けている。平日には推計で約240万人が公共交通機関や自家用車で動き回り、ウイルスが拡散する結果を招いているとみている。

 イマモール氏は「今、感染拡大を防がなければ、人命と経済の損失はもっと大きくなる。全面的な外出禁止令は通常の生活を早く取り戻すために必要な措置だ」と語った。(イスタンブール=其山史晃)

2290チバQ:2020/04/22(水) 19:49:47
https://digital.asahi.com/articles/ASN4N3H6WN4JUHBI01Y.html?pn=6
「空腹。助けて」車に群がる人々 生活苦に震える貧困層
有料記事 新型コロナウイルス

サンパウロ=岡田玄、イスタンブール=其山史晃、ドバイ=高野裕介 ヨハネスブルク=石原孝

2020年4月22日 10時00分
 新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない。世界の感染者は累計で240万人を超え、新興国や途上国でも流行が拡大している。こうした国々で貧しさにあえぐ人たちは、政治の恩恵から漏れる憤りや、感染の危険、生活苦に震えている。

 13日、ブラジルの最大都市・サンパウロの貧民街にある公立の医療センター前で、Tシャツやサンダル姿の男女が集まっていた。感染が拡大するなか、狭い自宅を出て、風通しの良い路上で過ごすためだ。住民団体の代表は「すでに15人の感染が確認された。感染して亡くなった人も8人いると疑っている」と話す。

 状況は第2の都市・リオデジャネイロでも同様だ。感染者が出た貧民街に住む主婦マリルセ・マリアさん(38)は「各家屋に最低5人は住んでいる。1人が感染すれば全員にうつる」。実家では、れんがを積んだ約50平方メートルの2階建てに家族14人が暮らす。消毒用アルコールどころか、せっけんや水道のない家もある。感染拡大を招く「密集」「密接」「密閉」がそろった環境で、感染症の専門家は地元紙に「貧民街で感染が広がれば、致死率は格段に上がる」と指摘する。

 ただ、住民の懸念は感染の危険より明日の食事だ。地方政府が出した外出自粛要請で、多くの人が店員や物売りの仕事を失った。都市部では、赤信号で止まった車に人々が「空腹。助けて」と書いた紙を掲げて群がる光景が増えた。

 ブラジルの15日時点の感染者は2万8320人、死者も1736人で、いずれも中南米で最多。だが、検査は重症者や医療関係者らにしか行われておらず、複数の研究機関が、実際の感染者は公表数の12〜15倍になるとの試算を発表した。

ここから続き
 それでも、ボルソナーロ大統領は「社会的隔離はブラジル経済を壊す」と訴え、買い物に出たり、支持者と間近で写真を撮ったりする姿をツイッターに投稿。地方政府による自粛要請と矛盾する内容で、社会に混乱が広がっている。

 政権は仕事を失った低所得世帯に1人あたり月600レアル(約1万2千円)を支給し始めたが、システムの混乱で、受給できない人は少なくない。サンパウロの貧民街に暮らす家政婦フェルナンダ・ソウザさん(37)は「子連れ家族が、この額で暮らせると政府は思っているのか。私たちは見捨てられた」と嘆いた。

トルコのシリア難民358万人
 トルコでも、エルドアン大統領が経済への影響を考慮し、21〜64歳の主な生産年齢層には外出禁止を課していない。労働者は公共交通機関で出勤を続け、3月11日に国内で初めて確認された感染者は1カ月余りで7万人近くまで急増した。

 市民からは「感染が広がった欧米の例をみると、今のように通りを歩ける状態でいいのか」との声もある。これに対し、エルドアン氏は「必要物資を供給し、輸出を支えるため、トルコはいかなる状況でも生産を続け、車輪を回し続ける必要がある」と強硬だ。世界的な感染拡大による国内景気の減退を受け、政権は、近く企業に従業員の解雇を3カ月禁じる法律を成立させる予定という。

 だが、トルコに約358万人いるシリア難民は労働許可なしで働く人が多く、この法律では保護されない。イスタンブールでアパートを借り、旅行会社で働いてきたシリア難民のムナフさん(32)は先月すでに解雇を告げられた。母語のアラビア語を生かし、アラブ諸国の旅行客の通訳をしてきたが、感染拡大を受けた国際線の停止で仕事がなくなったためだ。

 難民たちはこれまでも、低賃金で長時間働く便利な存在として、企業の雇用調整弁とされてきた。ムナフさんは「コロナ危機の終息を祈るしかないが、危機が去っても僕の将来には何の保障もない」と嘆く。

 古里を離れ、避難キャンプ暮らしを強いられている人々はより悲惨だ。イラク北部シェイハン郊外のキャンプでは、過激派組織「イスラム国」(IS)に迫害された少数派ヤジディ教徒ら約1万5千人が生活する。イリヤス・ハデルさん(29)は妻子3人と約30平方メートルのテントに住む。

2291チバQ:2020/04/22(水) 19:49:58
 古里を離れ、避難キャンプ暮らしを強いられている人々はより悲惨だ。イラク北部シェイハン郊外のキャンプでは、過激派組織「イスラム国」(IS)に迫害された少数派ヤジディ教徒ら約1万5千人が生活する。イリヤス・ハデルさん(29)は妻子3人と約30平方メートルのテントに住む。

 イラクは全土に外出禁止令が出されており、ほとんどの支援団体がキャンプから一時的に撤収した。政争による政治空白が続くことに加え、産油国ながら最近の原油価格の暴落で、政府に避難民らを支える余裕はない。

 キャンプ内で感染者は報告されていないが、移動制限の影響で、住民は日雇い仕事にも行けない状態という。政府の食料配給が頼りだが、マスクや消毒液はない。イリヤスさんは「一人感染すれば、キャンプは大混乱だ」と不安がる。

 北部アルビル郊外の難民キャンプを管理するボタン・サラハディンさん(30)は「難民は他に行く当てがない。こんな状況が続けば、犯罪を誘発することにもなる」と危機感を語る。(サンパウロ=岡田玄、イスタンブール=其山史晃、ドバイ=高野裕介)

人と物の行き来が途絶えたアフリカ
 WHOのテドロス事務局長は今月1日、中南米やアフリカについて、感染拡大が深刻な社会的、経済的、政治的な影響をもたらすとの危機感を示していた。

 アフリカ疾病対策センターによると、16日時点でアフリカ54カ国のうち52カ国で計約1万7千人の感染者が確認され、死者も計約900人に上る。約1カ月前の感染者は9カ国で計90人だったが、欧州と距離が近い北部の国を中心に急増した。検査が不足していることもあって実態はより深刻だとみられ、米カリフォルニア大学のエドワード・ミゲル教授は「今後、アフリカで数百万人が感染する恐れがある」と警鐘を鳴らす。

 人口約230万人のアフリカ南部ボツワナのマシシ大統領は6日、「集中治療室(ICU)のベッド数が約100床しかない。感染の拡大防止にはもっと必要だ」と訴えた。人口約4千万人の北東部スーダンも公立病院のICUのベッド数が約40床しかないとされる。

 感染者がアフリカ最多の約2500人に上る南アフリカ。北東部プレトリアに住む会社員レボハン・ムペラさん(28)は「感染が怖く、家を出ていない。職を失った知人もいる」と語る。感染拡大で集会が禁じられ、今月11日に予定していた結婚式を延期した。「8月には式を挙げたいが、今は何の計画も立てられない」と先行きへの不安を語った。

 アフリカでは現在、ほとんどの国が国境を封鎖したり、国際線の運航を停止したりしている。人や物の行き来が途絶えたことによる、経済的ダメージは甚大だ。世界銀行は9日、サハラ砂漠以南のアフリカ諸国の今年の成長率をマイナス2・1%〜マイナス5・1%と予測。アフリカ連合は「2千万近い雇用が失われる危機にある」とした。

 社会不安の高まりはテロ組織に利用される可能性もある。英BBCによると、ソマリアのイスラム過激派シャバブは「国々を侵略してきた十字軍によってウイルスは広まった」と宣伝しているという。(ヨハネスブルク=石原孝)

2292チバQ:2020/04/22(水) 19:59:36
https://digital.asahi.com/articles/ASN4G6VN7N4CUHBI02H.html?pn=4
「ウイルスでなく、食べられずに死ぬ」凍てつく世界経済
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ワシントン=青山直篤、サンパウロ=岡田玄 堀内京子、西山明宏、滝沢卓

2020年4月15日 5時00分
 新型コロナウイルスによる感染拡大で、グローバル化でかつてなくつながった世界経済が一気に凍りついた。各地で広がる外出規制などの対策は、経済の「需要」と「供給」を同時に破壊した。感染拡大が長引けば、歴史的な不況はさらに深刻化しかねない。

 「社会に不安が渦巻いている。いつこの日々が終わり、元に戻るかわからない」。米中西部ミネソタ州セントポール。老舗レストランでバーテンダーをしていたダン・オデルさん(45)は、3月中旬に勤め先が休業し、失業保険を申請した。「10代から働いてきたがこんなことは初めて。恐ろしい時代になった」

 新型コロナの感染者が50万人を超えた米国では、急激な雇用減が進む。打撃を受けるのは、リモートワークができない低賃金の小売りや飲食などのサービス業の労働者だ。13万人近い従業員の大部分を削減するカジュアル衣料大手ギャップなどで空前の規模の解雇が広がる。4日までの3週間で計約1700万人が失業保険を申請。2月まで歴史的な低水準が続いていた失業率は、4月には戦後最悪だった1982年11月の約11%を上回りそうだ。

ここから続き
 2月21日、国際通貨基金(IMF)トップのゲオルギエバ専務理事はリヤドでの講演で、「最も可能性が高い想定」として「中国経済が急激に落ち込むが、その後V字回復し、世界の他地域への悪影響の波及は穏やかだ」と述べていた。だが、4月9日には「全く経験のない危機」と言及。IMFのギタ・ゴピナス調査局長は14日の記者会見で、今回のコロナ危機を「大恐慌」に匹敵する「大封鎖(The Great Lockdown)」と形容した。過去1カ月余りの事態の悪化は、専門家にとっても想像を絶していた。

 中国・武漢で新型コロナによる最初の死者が発表されたのが1月半ば。その後、欧米などへのウイルスの伝染は想定以上に速かった。3月上旬にイタリアが全土で外出禁止令を出し、その後も幅広い都市で移動制限などが続いた。

 感染の急速な拡大は、グローバル化でかつてなくヒトやモノの流れが増え、世界が密接につながった裏返しといえる。中国など新興国で中間層が増え、過去30年で世界の航空旅客は4倍、貿易(輸出額)は7倍に増えた。

 金融危機に端を発した2008年のリーマン・ショックは、投資や消費の冷え込みなど需要面の打撃が中心だった。今回は需要の激減に加え、移動制限や休業などで製品やサービスの供給も阻害されている。こうした動きが世界で一気に広がり、未曽有の不況を引き起こした。

 米国は国内総生産(GDP)の1割という「戦時レベル」の財政出動を決定。中央銀行の連邦準備制度理事会(FRB)が事実上、その支出を無制限に埋め合わせる。ただ、経済活動の制約が続く限り、こうした政策で需要を喚起する効果は限られ、当面の資金繰り支援にとどまる。経済を早期に回復できるかどうかは、新型コロナの感染をいかに早く収束させられるかにかかっている。

 リーマン後、日米欧などの主要中銀が大規模な金融緩和を進め、株価上昇を支えてきた流れも逆回転しつつある。自然災害などでは需要が急激に戻って「V字回復」する例も多いが、今回はこれまでの「バブル」が裏目に出て、12年間続いた大恐慌期のような長期の停滞に陥る可能性もある。

 FRBのイエレン前議長は3月末、「長期の景気後退につながる打撃を懸念している」と警告した。金融緩和が続くなか、米企業は社債などで調達した資金を使い、株価をつり上げる「自社株買い」に充てていた。イエレン氏が懸念するのは、こうして借金を積み上げた企業が今後、労働者の雇用や教育、設備投資を削り、経済の成長力そのものが落ちていく可能性だ。

2293チバQ:2020/04/22(水) 19:59:50
新興国で「多重苦」本格化か
 今後、経済危機と人道危機の「多重苦」が本格化しそうなのが、南米やアフリカなどの新興国や発展途上国だ。

 4月上旬、ブラジル・サンパウロの問屋街は、いつもはクラクションと人いきれでむせかえる通りが閑散としていた。州知事の外出自粛要請が出て2週間。スラム街に暮らすポップコーン売りのフランシスコ・アウブルケルケさん(48)はこの3週間、ほぼ収入がなかった。「このままでは、ウイルスで死ななくても、食べられなくて死ぬ」

 ブラジルでは19年のボルソナーロ大統領の就任後、市場重視の改革で緩やかに景気が回復。株価も今年1月に史上最高を記録した。だが、3月下旬までの2カ月で4割超も下落。通貨レアルも4月上旬に対ドルで過去最安値となり、年初比で2割超も下がった。

 リーマン後の金融緩和で世界中にあふれ出していたマネーはいま、逆に一気に新興国から逃げ出している。需要減を反映した原油価格の暴落も追い打ちをかけた。国際金融協会によると、1月下旬〜4月上旬、新興国からはリーマン直後の同期間の約4倍に上る史上最大の資金が流出した。

 財政が悪化すれば公衆衛生や医療上の対応もままならず、密集して暮らす貧困層の感染リスクがさらに増す。産油国のエクアドルの商業都市グアヤキルでは、貧困地域を中心に、埋葬できない死者が路上に放置された。IMFは13日、英国や日本などの拠出金を元に最貧国25カ国の債務減免を決めたが、長期化すれば、金融支援にも限界がある。

 リーマン直後、米国は08年11月にワシントンで開いた主要20カ国・地域(G20)首脳会談で「保護主義を拒否する」という発信を主導した。中国も積極的な内需拡大に動き、世界経済の回復を力強く牽引(けんいん)した。

 だが、中国は今回、一足早く感染を抑え込んだものの、自国の経済的打撃も深刻だ。3月末、G20は緊急の首脳会議を開いたが、「自由貿易という目標を繰り返す」との弱い声明にとどまった。15日にはビデオ形式でG20財務相・中央銀行総裁会議を開くが、協調の機運は高まっていない。(ワシントン=青山直篤、サンパウロ=岡田玄)

停滞の度合い増す日本
 欧米に比べ、比較的緩やかな感染対策をとってきた日本だが、7日の緊急事態宣言をさかいに、状況は一変した。対象となった7都府県を中心に、各知事は相次いで外出自粛や休業を要請。国内の経済活動は、需要、供給ともに一気に停滞の度合いを強めている。

 BNPパリバ証券は5月6日までの宣言期間中、国内全体の消費は平時より17・9%減ると試算。日本経済研究センターによる民間予測の集計では、4〜6月期の国内総生産(GDP)の実質成長率は平均で年率11・08%減と、2ケタの大幅なマイナスが予想されている。

 政府は緊急事態宣言にあわせ、事業規模108兆円にのぼる緊急経済対策をまとめたが、感染拡大が収束するまでは積極的な消費喚起策を実行に移せない。

 野村総合研究所の木内登英エグゼクティブ・エコノミストは、感染が落ち着いてきた中国でも経済の回復は遅れている点を指摘し、「宣言を解除する際は一気には進めにくく、V字回復は難しい。経済が元に戻るには相当時間がかかり、長くマイナス成長が続く可能性は高いのではないか」と危惧する。

 欧米ほどではないが、日本でも働き手を取り巻く環境は急激に悪化している。厚生労働省によると、13日時点で新型コロナウイルスの影響で職を失ったか、失う見込みの労働者は1830人。従業員の休業などを具体的に検討する事業所も7178にのぼり、約2週間前に比べていずれも倍近くに急増している。

 個人で入れる労働組合などには、相談の電話が殺到。多くが職を失いやすい派遣やパートといった非正社員からだ。派遣社員らで作る全国ユニオンの鈴木剛会長は「地方では雇い止めが進行している。10年前のリーマン・ショックの時より深刻だ」と警戒する。(堀内京子、西山明宏、滝沢卓)

2294チバQ:2020/04/26(日) 00:39:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/c7dbb77ea06b82b0516d1c3a0b0440912e74c0f9
台湾と断交のキリバス、総選挙で与党連合が過半数割れ
4/24(金) 23:53配信

読売新聞オンライン
 【ジャカルタ=一言剛之】英ガーディアン紙(電子版)は24日、太平洋の島国キリバスの総選挙で、ターネス・マーマウ大統領を支持する与党連合の獲得議席が過半数を下回ったと報じた。キリバスは昨年9月、台湾と断交し、新たに中国と国交を結んだ。野党側は台湾との外交復活を主張しており、今後両陣営の対立が激しくなることが予想される。

 選挙結果を受け、6月にも大統領選が行われる見通し。報道によると、マーマウ氏のほか、台湾との断交に懐疑的で、与党から離脱したバヌエラ・ベリナ議員が立候補する予定だ。

 23日に開票が行われた総選挙では、改選前に45議席中31議席を占めていた与党連合が過半数割れとなる22議席に転落し、野党側が23議席を獲得した。

 太平洋のほぼ中央に位置するキリバスは、空港や大型船が寄港できる深水港の建設が可能で、中国が軍事・民生両用の拠点開発を進める可能性が指摘されている。

2295チバQ:2020/04/26(日) 08:01:53
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020042500245&g=int
ブラジル「スター閣僚」辞任 大統領の人事介入に反発
2020年04月25日14時15分


ブラジルのボルソナロ大統領(左)と辞任したモロ法務・公安相(AFP時事)
ブラジルのボルソナロ大統領(左)と辞任したモロ法務・公安相(AFP時事)

 【サンパウロ時事】ブラジルのモロ法務・公安相が24日、連邦警察長官人事をめぐりボルソナロ大統領と対立した末に辞任した。モロ氏は連邦判事時代にルラ元大統領らが関与した巨大な政界汚職事件を厳しく裁き、一躍「正義の味方」として国民的人気を獲得。昨年1月にボルソナロ氏が就任した際、反汚職を掲げる政権の「スター閣僚」として法相に迎えられていた。
 連邦警察は、議会攻撃のデマ拡散や違法性のあるデモに大統領の関係者や支持者が関与していたかどうかを調査しているとされる。ボルソナロ氏は長官交代を求めていたが、上司に当たるモロ氏は「政治的干渉に当たる」と抵抗。ボルソナロ氏が24日に「理由なく」(モロ氏)、長官解任に踏み切ったことで亀裂は決定的となった。

2296チバQ:2020/04/26(日) 08:02:26
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020042500393&g=int
警官千人が新型コロナ感染、内相辞任 ペルー
2020年04月25日20時20分


ペルーのモラン内相=2018年10月、リマ(AFP時事)
ペルーのモラン内相=2018年10月、リマ(AFP時事)

 【リマAFP時事】ペルーのモラン内相は24日、辞任した。警官約1300人の新型コロナウイルス感染が最近、確認されたばかりで、国家警察出身のガストン・ロドリゲス氏が後任となった。

 ペルーの感染者は2万1000人を超え、600人以上が死亡した。閣僚ではイノストロサ保健相も3月、辞任している。

2297チバQ:2020/04/26(日) 20:52:15
https://news.goo.ne.jp/article/dailyshincho/world/dailyshincho-623958.html
【コロナ禍】過激な言動が話題 ブラジル「ボルソナーロ大統領」の意外な人気の秘密
2020/04/26 11:01デイリー新潮

【コロナ禍】過激な言動が話題 ブラジル「ボルソナーロ大統領」の意外な人気の秘密

ボルソナーロ大統領(Isac Nobrega/PR/Wikimedia Commons)

(デイリー新潮)

「新型コロナは軽い風邪」、商業活動の規制に関しては「犯罪だ。ブラジルを壊している」と発言。商業や市民の外出の自粛を主張した保健相はクビに……。ブラジルのボルソナーロ大統領(65)の過激な発言と行動が世界の注目を集めている。

 ***

 ブラジルの新型コロナ感染者は4月19日現在3万8654人、死者は2462人に達している。前日から感染者は2055人、死者は115人増えた。にもかかわらず、ボルソナーロ大統領は同日、首都ブラジリアでマスクを着用せず数百人の集会を開き、演説を行った。演説中、咳き込むシーンもあったが、聴衆を愛国者と呼び、各州で実施しているロックダウン(都市封鎖)を攻撃したのだ。

 ロックダウンを最初に行ったのは、コロナ感染の中心地となっているブラジル南東部のサンパウロ州とリオデジャネイロ州だった。その後、他州も独自に商業施設の規制を行うようになった。

「ロックダウンによって、市民は不要不急の外出を禁止。病院やガソリンスタンド、スーパーマーケット、薬局など生活に必要なお店をのぞき、営業停止です。当初は3月24日から始めて、4月22日に終了する予定でした。ところが感染拡大が止まらないため、5月10日まで延長になりました」

 と解説するのは、ブラジル在住の日本人ジャーナリスト。

「ロックダウンも1カ月近くになりますので、市民は疲弊してきています。そのため、ロックダウンに異を唱えるボルソナーロ大統領を支持する人がでてきました。最初は『大統領は何を言ってんだ』と馬鹿にしていた人たちが、ロックダウンで生活が苦しくなって、『彼の言っていることは正しいのではないか』と思うようになったのです。現在、国民の3〜4割が支持派ですよ。一方、連邦議会や野党は、ロックダウンに賛成しています。ブラジル国内では、大統領支持派とロックダウン賛成派とで、意見は真っ二つに分かれています」

 マンデッタ保健相は医師出身で、記者会見で科学的知見に基づいてロックダウンの必要性を訴えると、人気が急上昇。それに対して大統領は、「スターになった」「謙虚さを失った」と痛烈に批判、解任したという。

2298チバQ:2020/04/26(日) 20:52:48
ギャングが外出禁止のメッセージ
 そもそも、ボルソナーロ大統領はどんな人物か。

「いわゆる極右の政治家で、1964年のカステロ・ブランコ将軍の軍事独裁政権を支持しています。LGBTの権利は認めていません。2018年に社会自由党から大統領選に出馬しましたが、党と喧嘩して離党。現在は無所属です。アメリカのトランプ大統領の信奉者で、昨年1月に大統領に就任して以来、4回訪米。そのため、“ブラジルのトランプ”と呼ばれています。コロナ感染には無頓着で、毎日のように外出し、街でパンを食べたり、店の人と一緒に写真を撮っています」(同)

 国民の中には、そんな大統領を支持する動きが出てきたのだ。

「4月11日と12日、サンパウロの中心街パウリスタ通りで、ロックダウンに反対するデモが行われました。11日は通りを車でふさぎ、『ドリア知事(サンパウロ州)は辞めろ、われわれを働かせろ』とシュプレヒコールを上げています。車が1000台、オートバイが2000台、トラックが200台参加しています。12日は大統領支持者約200人が参加して、ロックダウンの中止を訴えました」(同)

 とはいえ、コロナの感染はまだまだ拡大しそうだ。特に、サンパウロやリオデジャネイロにあるスラム街(ファベーラ)は、今後コロナ感染者が爆発的に増えるかもしれないと言われている。

「ファベーラは住宅が密集している貧困街で、小さな家に10人ほどが暮らしているため、感染爆発が危惧されています。リオデジャネイロ州は、ファベーラに住む高齢者を街中のホテルに移動させることを決めました。ところが高齢者は家族と離れたくないという理由で、ホテルに移った人はごくわずかでした。ファベーラは犯罪組織の縄張りで、当局の権限が及ばない無法地帯です。このままではファベーラの住民にコロナが蔓延するのは目に見えているため、ギャングが車で住民に外出禁止を促すメッセージを流していますよ」(同)

 ファベーラのような貧困地帯のインフラは、まともに整備されていないという。

「ブラジル当局によると、水道を利用できない人は約4000万人もいます。人口の半分となる1億人は、下水道なしで暮らしています。コロナ感染を防ぐため、手を洗う水さえない人がこんなにいるのですから、コロナを防ぐ手段がありません」(同)

 国内がそんな状況にありながら、ボルソナーロ大統領は4月18日、ブラジリアで行った集会で「新型コロナウイルスには(国民の)70%が感染する。どうすることもできない」と発言。各州が実施しているロックダウンの緩和を求めているのだ。

「ブラジルは、財政基盤が脆弱な発展途上国ですから、このままロックダウンが続けば経済は破綻します。感染のピークは5月と言われていますが、感染拡大が収束せずにロックダウンが2、3カ月も続けば、街は失業者で溢れかえることになるかもしれません」(同)

 感染防止か、経済優先か。どちらを選んでもブラジルは大変なことになりそうだ。

週刊新潮WEB取材班

2020年4月26日 掲載

2299チバQ:2020/04/28(火) 10:31:41
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/202004/CK2020042702100025.html
ルールに従うタイ 指示が細かい欧州 国民性浮かぶソーシャル・ディスタンス<新型コロナ>






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2020年4月27日 紙面から
 新型コロナウイルスの感染予防として提唱される、人と人の距離を保つ「ソーシャル・ディスタンス(社会的距離)」は、世界でどのように取り組まれているのか。各国の事情や国民性を踏まえ、さまざまな取り組みが行われている一方、その影響が軍事や宗教活動まで及んでいるケースがみられる。(新型コロナウイルス取材班)

◆エレベーターの床に矢印


 タイの首都バンコクでは、マンションやオフィスビルなどのエレベーターの床面に、六人程度分の足跡や矢印が外側を向いたシールが目につく。立ち位置を誘導し、狭い空間でも顔を見合わせないようにするユニークなアイデアだ。


 ショッピングモールのカフェ店員ガーイさん(26)は、「シールがなければ大勢が乗ってくるので、怖くて階段で昇り降りすると思う。タイ人は決められたことは守るので、とてもいいアイデア」と話した。



バンコクのショッピングモールのエレベーター。外向きの矢印で、顔を突き合わせない工夫がされている岩崎健太朗撮影


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 敬虔(けいけん)な仏教国のタイだが、毎朝の托鉢(たくはつ)も二メートルの棒の先にお供えをつけて受け渡ししたり、フェースシールドを着用したりと工夫。バンコクの寺院ワット・サミアン・ナーリーでは、供え物をする市民と僧侶の間に透明シートの仕切りを設けて感染を防ぐ。僧侶のソムチャイさん(42)は「近くで接するのが本来の姿。でも顔は見えるし、今は安心して足を運んでもらうためだ」と話す。


 中国の上海市にあるコーヒーが飲める書店「朶雲(ドゥオユン)書院」は、三月二日の営業再開後、予約制を導入して人数を制限。利用した女性は「予約制でなければ人が押しかけてくるだろう」と話した。

◆あいさつの握手、ハグを自粛



ドイツ・ベルリンのバスは、運転席と客席の間がビニールシートで仕切られた=近藤晶撮影


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 欧州各国の指示は具体的なものが多い。フランス政府は、対人距離一メートル以上、十五分以内の会話を掲げる。イタリアでも政府が一メートル以上の対人距離を求め、あいさつ時の握手や抱擁を避けるよう呼び掛ける。


 ドイツでは公共の場所で家族以外が三人以上で集まることを禁止し、他者との距離を最低一・五メートル、可能なら二メートル以上とらなければならない。ベルリンのバスでは運転手による乗車券の販売を停止し、運転席と客席の間にビニールシートを張って接触を防ぐ。


 フランスやドイツでは、食料品店やスーパーで一度に入店できる人数も制限。入店待ちの客は店外で間隔を空けて並ぶ。ベルリンのスーパーで並んでいたエマ・フライシャーさん(45)は「少し時間はかかるけど仕方ない。お店で働く人たちを守ることにもなる」と理解を示す。フランスでは感染した場合に重症化しやすい高齢者を守るため、七十歳以上の客を優先的に入店させる店もある。

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◆整列して反政府デモ


 ソーシャル・ディスタンスの取り組みに苦慮するケースも出ている。米国のトランプ政権は、人と人の間隔を六フィート(約一・八メートル)以上空けるよう徹底を呼び掛ける。米軍も例外でないため、エスパー国防長官は「潜水艦や戦車の中で六フィートの距離を保てない。実行には困難が伴うのも事実だ」と苦しい胸の内をのぞかせた。


 イスラエル西部の商都テルアビブの広場で十六日に行われた反政府デモでは、デモを認める条件として二メートル間隔に並び、マスクを着用することを警察が要求。地面には目印が書かれ、二千人以上の参加者が碁盤の目のように整然と並んでネタニヤフ首相の退陣を求めた。


 二十四時間外出禁止のロックダウン(都市封鎖)が敷かれたアラブ首長国連邦(UAE)のドバイでは、二十四日から始まったイスラム教のラマダン(断食月)に合わせ、外出制限は夜間のみに緩和され、飲食店も営業を再開した。外出禁止に断食という「苦行」が加わる国民のストレスを和らげる狙いがあるとみられる。







(4月27日朝刊「核心」に掲載)

2300チバQ:2020/04/28(火) 10:32:31
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/202004/CK2020042602100009.html
<新型コロナ>貧困アフリカのジレンマ 封鎖続ければ飢餓…30万人死亡の恐れも






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2020年4月26日 紙面から


 新型コロナウイルスが世界でまん延する中、アフリカの感染者は二十五日現在、世界保健機関(WHO)調べで欧州の1・4%にとどまっている。しかし、国連は十七日、アフリカで今後三十万人が死亡する恐れがあると警告。貧しさゆえに、現在の厳しい感染対策はいずれ限界を迎え、真の脅威が訪れつつある。 (ロンドン・沢田千秋)

■街は封鎖しマスクを義務化、違反はむち打ち


 「コロナの流行を受け、マサイの人たちは家の入り口に水おけを設置して手を洗っている。最近は外を警戒して遠出していない」。ケニアの国立保護区に隣接するホテル役員、市原紀子さん(55)は言う。


 首都ナイロビで、社会的距離や手洗いは浸透。街は封鎖され、夜は外出禁止でマスクも義務化された。違反すると、むちで打たれ逮捕される。大統領自ら給与を八割削減し、所得税を減税。ケニアの感染者は約三百三十人だ。

■封鎖で失業者増、物流は停滞…住民「感染の前に餓死」


 ウガンダの感染者は七十人強。現地で活動するNGOテラ・ルネッサンスの小川真吾さん(45)も「最初の感染者が出た翌日、国際線が停止。日本より迅速に対策が取られた」と話す。


 「長引いた内戦の影響で医療体制が脆弱(ぜいじゃく)な中、感染拡大は最悪の事態を招く」とし、手洗いセットの設置を続けるが、封鎖で失業者が増大し、物流も停滞した。「住民は『ウイルスに殺される前に飢餓で死ぬ』とささやく。経済の低迷と、銃も使う当局の強権的な感染対策に対し、暴動が起きかねない」と恐れる。

■ウイルスの到達遅く、先進国より適切な措置


 アフリカ大陸の感染者は、約一万八千人で死者は約八百人。リバプール大のマーク・ナンインギ博士研究員(流行疫学)は「ウイルス到達が他より遅く、この時間差がアフリカ各国に空港閉鎖や外出禁止など、先進諸国よりも適切な措置を取らせた」と評価する。

■交通網が未発達で地方に感染及ばず


 南アフリカ、クワズルナタール大のアケベ・アビア研究員(環境細菌学)は、感染者数の少なさにアフリカ特有の事情をみる。「交通網が未発達で感染が都市内で限定的だった。また、夏だった南半球では、ウイルスの感染力が低かったかもしれない」という。検査不足の可能性については「実態と大きな差があれば、病院は既に重症者で混雑し、地方でも大勢が死んでいるはずだ」と否定的だ。

■この大陸で封鎖は不可能…解除で感染すれば重症化、のジレンマ


 ただ、未来は明るくない。三人に一人が貧困ラインの一日一・九ドル以下で暮らすアフリカで、一枚三ドルのマスクは高級品だ。病院から遠く離れた地方に水道や電気はなく、多くが農作業に毎日出かけ、市場に行き、物々交換する。都市のスラム街では数十人が掘っ立て小屋で共同生活。三億人が屋外の共同トイレを使うといわれる。


 サハラ砂漠以南で、コロナウイルスが重症化しやすい六十五歳以上が3%しかいないことは好材料だが、恒常的な栄養失調による免疫低下が重症化の要因ともなりかねない。


 ヨハネスブルク大のアレックス・ブロードベント教授(疫学理論)は「外出制限や封鎖は、この大陸では不可能。その日暮らしの住民に封鎖を強いれば、飢餓が広がることは明らかだ」と話す。「封鎖は先進国で年配者を助けているが、アフリカで続ければ、多くの子どもが死ぬ」と言い切り、感染の危険がある中で、いずれ封鎖を解かざるを得ないジレンマを指摘した。

2301チバQ:2020/04/28(火) 10:33:25
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/202004/CK2020042602000133.html
<新型コロナ>ベネズエラ 高まる不安 原油安で医薬品、電力不足






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2020年4月26日 朝刊


 【サンパウロ=共同】政治・経済の深刻な混乱が続く南米ベネズエラに新型コロナウイルスの脅威が押し寄せ、不安が高まっている。反米左翼マドゥロ政権は感染を抑えていると強調するが、保健医療制度が崩壊状態の中、感染が拡大すれば多数の犠牲が出るのは避けられないとの見方が強い。


 政権によると、二十四日時点の感染者数は三百十八人で死者は十人。感染者のうち約四割が回復したとしている。政権は国内初の感染が確認された三月中旬から、外出禁止などの規制を継続。マドゥロ大統領は「世界に模範を示す全ての世帯の自覚と規律に感謝したい」と述べ、規制を守る国民のおかげで拡大が抑えられていると強調した。


 しかし主要収入源である石油の生産低下などから政権は財政難にあり、医薬品は恒常的に不足。昨年三月に全国で発生した大規模停電の後、電力供給は不安定な状態が続く。ある医師は英BBC放送に「集中治療病床は全国に約八十しかなく、人工呼吸器を稼働させるための電気も常には来ない。大勢の死者が出るシナリオも予想される」と不安を口にした。


 ハイパーインフレなど経済危機下で路上での行商など非正規部門で生計を立てていた大勢の市民らが、規制長期化に伴って困窮する恐れも高まっている。トランプ米政権による石油部門への制裁の影響で、以前から問題となっていたガソリン不足は一層深刻化。最近は首都カラカスでもスタンドに給油待ちの長蛇の列ができるなど、市民の苦労に拍車を掛けている。

2302チバQ:2020/04/30(木) 14:48:39
https://www.jiji.com/jc/article?k=20200407039922a&g=afp
ひつぎ足りず段ボール箱で代用、新型コロナ死者急増のエクアドル
2020年04月07日12時22分



【キトAFP=時事】太平洋に面した南米エクアドル第2の都市グアヤキルの市当局は5日、新型コロナウイルス感染による死者が急増し、ひつぎ不足のため段ボール箱を代用せざるを得ない状況にあると語った。(写真はエクアドル・グアヤキル市に寄付された段ボール製のひつぎ。グアヤキル市長室提供)
 市当局によると、地元業者から段ボール製のひつぎ1000基の寄付を受け、市内の共同墓地2か所へ送ったという。
 葬儀場チェーンのオーナーで実業家のサンティアゴ・オリバレス氏は、ひつぎの需要の高まりに対応できていないと説明。市内に出された1日15時間の外出禁止令により、ひつぎ製造に必要な木材や金属などの原材料が不足していると述べた。
 段ボール製のひつぎについてグアヤキル市長室は、「この緊急事態で亡くなった人々の尊厳ある埋葬に大いに役立つだろう」とのメッセージをツイッターに投稿した。
 グアヤキルは南米でも感染拡大の影響が最も大きい都市で、先週には路上に多数の遺体が放置されている様子を撮影した動画を地元住民がソーシャルメディア上に投稿し、物議を醸していた。【翻訳編集AFPBBNews】
〔AFP=時事〕

2303チバQ:2020/04/30(木) 14:49:12
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020043000059&g=int
ギニアビサウ首相ら4閣僚感染 新型コロナ
2020年04月30日01時21分


ギニアビサウのナビアム首相=2014年5月、ビサウ(AFP時事)
ギニアビサウのナビアム首相=2014年5月、ビサウ(AFP時事)

 【ビサウAFP時事】アフリカ西部ギニアビサウのナビアム首相は29日、他の3閣僚と共に新型コロナウイルスに感染したことを明らかにした。自らのフェイスブックに「検査を受けたら陽性だった。家にいる。気分は良い」と書き込んだ。

 新型コロナについて「(ギニアビサウに)存在するし、あっと言う間に広がる」と強調。「自分の命、家族の命を守るため、あらゆる手段を取ってほしい」と述べ、国民に外出自粛を呼び掛けた。

2304チバQ:2020/04/30(木) 14:55:18
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020042900849&g=int
コートジボワール元首相に禁錮20年 大統領選出馬後、フランスに逃亡
2020年04月29日23時54分


西アフリカのコートジボワールのソロ元首相=1月29日、パリ(AFP時事)
西アフリカのコートジボワールのソロ元首相=1月29日、パリ(AFP時事)

 【アビジャンAFP時事】西アフリカのコートジボワールの裁判所は28日、ソロ元首相に対し、横領などの罪で禁錮20年を言い渡した。ソロ氏は大統領選(10月投票予定)出馬を表明しているが、現在はフランスに逃亡中。

 裁判所は、5年の公民権停止を命じ、新たな逮捕状も出して大統領選出馬を事実上封じた。ソロ氏は2010年、武装勢力指導者としてワタラ現大統領を支持し政権獲得に貢献、一時は首相となったが、やがて関係は険悪化した。

2305チバQ:2020/04/30(木) 15:09:32


537 :チバQ :2020/04/30(木) 15:05:52
https://www.afpbb.com/articles/-/3280904
「フランス語」がコロナ流行の巻き添えに、2言語公用制のカナダ
2020年4月29日 13:06 発信地:オタワ/カナダ [ カナダ 北米 ]
【4月29日 AFP】英語とフランス語の2言語を公用語しているカナダで、新型コロナウイルス流行の巻き添えとなる形で「フランス語」がとばっちりを受けている。

 カナダでは、製品やサービスに2言語での表示を義務付けている。だが、カナダ政府はこのほど、新型コロナウイルス対策の特例として、英語の表示しかない輸入消毒剤の流通を許可する決定を下した。


 また、主要な生活必需品を新たな供給源からの輸入に頼らざるを得ない状況にもなっているが、こうした輸入品に2言語表示の義務付けは適用されない。

 ジャスティン・トルドー(Justin Trudeau)首相は28日、「今われわれが置かれているのは極限状態だ」とし「一定の状況下では、1言語だけで書かれた警告や表示も容認する用意がある」と述べ、この決定を擁護した。

 一方でトルドー氏は、「もちろんわが国の2言語主義は、カナダのアイデンティティーの問題だけではなく、消費者の安全性に関わる問題でもあるので、こうしたこと(1言語表示)は起きないことが望ましい」とも述べた。

 だが、この措置にカナダのフランス語圏選出の議員らは激怒し、「危険だ」と主張するとともに、数世紀にわたってフランス語を母語として保護するために闘ってきた人々への「敬意を欠いている」と批判。ルネ・コルミエ(Rene Cormier)上院議員は、「どんな理由であっても、わが国の2言語公用制に敬意を欠くことは正当化されない。保健衛生の問題でもあり、安全の問題でもある」と述べた。

 また、カナダ公用語局(OCOL)のレーモン・ティベルジュ(Raymond Theberge)局長は、フランス語話者の人口が多い東部ニューブランズウィック(New Brunswick)州とオンタリオ(Ontario)州で、公衆衛生当局がフランス語を使って発表していないことは残念だと発言。特にカナダで約3000人が死亡している目下の新型ウイルス流行下においては、政府機関が発するメッセージはフランス語話者にも理解できるものでなければならないと指摘した。

 しかし、トルドー首相は、ここへきて製造内容を変更して医療装備や手指消毒剤を生産している全ての企業が、2言語を操るスタッフを擁しているわけでも、2言語表示を可能にする能力があるわけでもないと述べた。

 最新の国勢調査によると、カナダ人口3700万人のうち約4分の1が、日常的にフランス語を使用している。(c)AFP

2306チバQ:2020/05/02(土) 09:49:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/ee7a6cbca1a6540b8fa278c0f88d073b9fa92bc1
モザンビーク北部でイスラム過激派がカリフ制国家樹立の目標を宣言
5/2(土) 9:34配信

AFP=時事
モザンビークのモシンボア・ダ・プライアで2017年に起きたイスラム過激派組織によると思われる攻撃後、政府の治安部隊によって破壊されたとみられるモスク(2018年3月6日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】モザンビーク北部を2年以上にわたり恐怖に陥れてきた謎のイスラム過激派組織が、突如として動画で戦闘員の素顔を見せ、天然ガスが豊富な同地域をカリフ制国家に変えるという目標を公然と宣言した。


  この過激派組織は最近、カボデルガド(Cabo Delgado)州の州政府庁舎を襲撃した他、銀行強盗や道路の閉鎖といった行為を続け、いくつもの町や村で組織の白黒の旗を掲げている。

 モシンボア・ダ・プライア(Mocimboa da Praia)の町で最近起きた襲撃後に撮影したと思われる動画には、カラシニコフ銃を所持した戦闘員らが恐怖におびえる住民らに対し、「全員、イスラム法に従ってもらう」と指図する様子が映っている。モシンボア・ダ・プライアは2017年10月に同過激派組織が最初の襲撃を行った町だ。

 つい最近まで、襲撃者らの身元はもちろん、その意図も不明だった。だが直近の動画では、顔を隠さずに登場する戦闘員らが集会に集められた住民らに対して、「異教徒の政府はいらない。われわれが望むのはアラー(神)による政府だ」と現地のキムワニ語で主張している。

 この過激派組織は2年以上にわたり、主に辺ぴな場所にある村々を標的にしてきた。フランスの緊急医療援助団体「国境なき医師団(MSF)」によると、彼らによって殺害された人数は700人を超えるという。地元カトリック大司教ルイス・フェルナンド師(Dom Luiz Fernando)は少なくとも20万人が家を追われたとしている。

 同組織は今年3月になって大胆さを増した。モシンボア・ダ・プライアに戻り、夜明け前の町を襲撃して州政府と軍の施設に乱入してからは、潜伏場所から姿を現し、カボデルガド州の3地区を公然と支配している。

 この組織は現地ではシェバブ(Al-Shabaab)として知られているが、ソマリアで活動している同名の過激派組織とのつながりはこれまでのところ分かっていない。

 イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」の系列にある「イスラム国中央アフリカ州(Islamic State Central Africa Province、ISCAP)」は、昨年からの数件の攻撃で犯行声明を出し、モシンボア・ダ・プライアを攻撃したことも認めている。

「複数の動画や戦闘員の発言内容から、男たちはモシンボア・ダ・プライア出身で、2017年10月に最初に襲撃した組織のメンバーであることが分かる」と、北アイルランドのクイーンズ大学ベルファスト校(Queen's University Belfast)の上級講師でアフリカ史専門家のエリック・モリエジュヌー(Eric Morier-Genoud)氏は指摘している。

■次は現地企業で働く個人が標的に?
 これまでに大勢の住民がカボデルガド州の州都ペンバ(Pemba)に避難し、友人や親族の元に身を寄せている。

 同州に配備されている兵士や特別警察部隊は、この過激派組織の制圧には成功していない。地元筋と治安問題の専門家によると、昨今の一連の攻撃を受け、政府に雇われた南アフリカの民間軍事会社が同組織を制圧する一環で複数のヘリコプターをこの地域に派遣している。

 カボデルガド州は膨大な埋蔵量の天然ガスがあり、世界のルビー産出量の最大80%を有している。国内の最貧レベルにありながら、天然資源が豊富にあることから、資源をめぐる紛争が勃発しやすい危険地域となっているのだ。

 仏エネルギー大手トタル(Total)はモシンボア・ダ・プライアから約60キロのパルマ(Palma)で、液化天然ガス(LNG)事業に250億ドル(約2兆7000億円)を出資している。

 これまでのところ、LNG事業が攻撃されたことはないが、事業運営にはすでに治安の悪化により暗い影が差している。

 前出のモリエジュヌー氏は、「戦闘員らは道路や、空港や港があり戦略上重要な町モシンボア・ダ・プライアを攻撃している」と語り、またLNG関連企業が近々、多数の下請け労働者を使って事業を開始する予定となっているが、「その個々人が標的にされる危険がある」と警告している。【翻訳編集】 AFPBB News

2307チバQ:2020/05/02(土) 23:16:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/ddd7c833d541395e93a4543703c8340ee7a6a3cb
キューバが白衣外交に熱、コロナ禍21か国に医療団…米非難「外貨稼ぎだ」「人身売買」
5/2(土) 7:11配信

読売新聞オンライン

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(写真:読売新聞)

 【リオデジャネイロ=淵上隆悠】新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受け、カリブ海の社会主義国キューバが、世界各地に医療団を送り込む「白衣外交」を繰り広げている。米国は、キューバの外貨稼ぎにつながると主張し、いらだちを強めている。


 南アフリカの首都プレトリア近郊の空軍基地に4月27日、キューバ医療団が到着した。医師や看護師ら計217人が全国に分散し、感染者の治療や感染拡大防止にあたるという。

 キューバ外務省によると、コロナウイルスの感染拡大が始まって以降、キューバはこれまでに医師や看護師ら計1455人を21か国に送り出した。医療体制が脆弱(ぜいじゃく)な中南米・カリブ海諸国が中心だが、爆発的感染が起きたイタリアにも3月下旬以降計90人を派遣した。

 ルイジ・ディマイオ伊外相はツイッターで「キューバのチームがイタリアの白衣の戦士たちを助けにきてくれた」と感謝を表明した。

 一方、米国は「キューバ政府は医師らを劣悪な労働環境にさらしながら、医療支援で得た金のほとんどを確保している」(米国務省民主主義・人権・労働局のツイート)と非難する。

 ポンペオ米国務長官も4月29日の記者会見で、キューバの医療団派遣を「人身売買」と呼んで各国に受け入れ停止を求めた。

 米国がいらだつのは、医療団派遣がキューバの外貨獲得につながれば、米国がキューバに科している経済制裁の効果が弱まってしまうためだ。

 実際、海外向けの医療サービス提供はキューバの収入の柱になっている。普段から60か国以上に医師を派遣しており、政府統計によると、2018年には約64億ドル(約6835億円)を得た。もう一つの収入の柱である観光業の約29億7000万ドル(約3172億円)を大きく上回る金額だ。

 世界保健機関(WHO)によると、14年の人口1000人当たりの医師数は7・5人で、米国(2・6人)や日本(2・3人)を上回る。1959年のキューバ革命を率いたフィデル・カストロ元国家評議会議長が、教育とともに医療の平等な提供を目標に掲げ、医療の充実に力を入れたことが背景にある。

 新型コロナについても、国内の感染拡大を比較的低い水準に抑え込むのに成功している模様だ。政府発表によると、4月30日現在の感染者数は1501人、死者数は61人となっている。

 多くの国が医療崩壊の危機に直面する今、キューバ政府にとっては国際社会に貢献をアピールする好機だ。米国の批判に対し、キューバのミゲル・ディアスカネル大統領は「虚偽と中傷だ」と強く反論している。

■[Q]キューバ経済制裁とは…トランプ政権 締め付け再開

 Q 米国はなぜキューバに制裁を科しているのか。

 A 1959年のキューバ革命を率いたフィデル・カストロ氏が、米国の資産を接収したのが引き金だ。米国は60年にキューバからの砂糖輸入を停止し、61年には断交した。キューバを舞台に米ソが戦争一歩手前まで突き進んだ62年には、人道支援を目的とする食料や医薬品を除き、貿易が全面的に禁じられた。

 Q 現在は。

 A 歴代米政権は、キューバの体制転換を目指して孤立化政策を踏襲してきたが、オバマ前政権はこれを緩和し、国交正常化に踏み切った。米企業にキューバへの投資を促し、キューバ製医薬品の輸入も認めた。文化交流などの名目で個人旅行も可能になり、旅行者はラム酒や葉巻を持ち帰ることが許された。

 しかし、トランプ政権は再度の締め付けに転じている。個人渡航は認めず、米国からキューバへの送金に3か月で1人1000ドル(約10万6000円)の上限を設けた。昨年4月には、かつてキューバ政府に接収された財産について、米国民が損害賠償請求できる対象を、第三国の外国企業まで広げると発表した。

 Q トランプ政権はなぜ方針転換したのか。

 A オバマ政権のレガシー(政治的遺産)を否定すること自体を「成果」とみている節がある。また、米国内には、社会主義体制を逃れて亡命した人々やその子孫が大勢おり、多くが大統領選の接戦州とされるフロリダに住んでいる。キューバ政府へ圧力を強めるほど、そうしたキューバ系有権者に絶好のアピールとなる。

2308チバQ:2020/05/03(日) 09:56:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/505f83ba20d566f556c0be011d2da20ac01cd8c6
刑務所暴動で47人死亡、コロナで食品差し入れ激減か ベネズエラ
5/3(日) 9:49配信

AFP=時事
ベネズエラ西部ポルトゥゲサ州の州都グアナレにあるロスジャノス刑務所での暴動発生を受けて、同刑務所前に集まった同刑務所の被収容者の親族ら。AFPTV の動画より(2020年5月2日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】ベネズエラ西部ポルトゥゲサ(Portuguesa)州のロスジャノス(Los Llanos)刑務所で1日、暴動が発生し、これまでに少なくとも47人が死亡、75人が負傷した。野党政治家と刑事施設監視団体が2日、明らかにした。


 同州選出の野党政治家、マリア・ベアトリス・マルティネス(Maria Beatriz Martinez)氏は「現時点で47人の死亡と75人の負傷を確認した」と述べた。ベネズエラの刑事施設監視団体OVP(Observatorio Venezolano de Prisiones)もこれらの人数を確認した。マルティネス氏とOVPはいずれも、死者はすべて被収容者だったとしている。

 AFPが1日に確認した軍の報告書は、ポルトゥゲサ州の州都グアナレ(Guanare)にある同刑務所で被収容者らが大規模な脱走を図り、敷地の周囲のフェンスを壊し始め、刑務所長も負傷したとしている。

 しかしマルティネス氏はこれを否定し、食品を得られなくなった被収容者の一部が暴動を起こしたと説明した。面会に来た家族や友人が食品を差し入れることが多いが、新型コロナウイルスの流行により面会が激減していたという。

 OVPによるとベネズエラの刑事施設では2019年に97人が死亡し、その70%が結核などの病気や不十分な医療が原因だった。

 ベネズエラで新型コロナウイルスへの感染が確認された人はこれまでに330人を超え、うち10人が死亡しているが、当局は収監施設での感染は起きていないとしている。【翻訳編集】 AFPBB News

2309チバQ:2020/05/03(日) 21:05:00
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020050300071&g=int
アマゾン先住民、迫るコロナ危機 無法者が感染拡散の恐れ―ブラジル
2020年05月03日13時39分


空撮する航空機に矢を放とうとする、身体を赤く染めた文明と接触を持たないとみられるアマゾンの先住民たち=ブラジル政府の先住民基金が2008年5月公開(AFP時事)
空撮する航空機に矢を放とうとする、身体を赤く染めた文明と接触を持たないとみられるアマゾンの先住民たち=ブラジル政府の先住民基金が2008年5月公開(AFP時事)

 【サンパウロ時事】新型コロナウイルスが、ブラジルのアマゾン熱帯雨林地帯に暮らす約43万人の先住民族の存続を脅かしている。文明社会と一定の距離を置く先住民集落では感染者100人強、死者は10人に満たないが、過去には外部から持ち込まれた疫病で多くの死者を出しており、新型コロナによる「大虐殺」に戦々恐々としている。

 「先住民は感染症への免疫力が低いため、非常に危険な状況だ。多くの集落は保健専門家や医者がいない」と警鐘を鳴らすのは北西部ロンドニア州ポルトベリョに本部を置く「カニンデ先住民環境保護協会」の専門家ネイジンニャ・スルイさん。集落在住先住民の最初の感染は、医療関係者によってもたらされたが、ネイジンニャさんが危惧するのは、密林奥深くに分け入るガリンペイロ(違法金採掘人)の存在だ。
 富のために先住民殺害をちゅうちょしないガリンペイロや違法森林伐採人ら「無法者」は、右派ボルソナロ政権による「先住民軽視」の政策に加え、新型ウイルスまん延後に公的機関の監視態勢が弱まったことで、奥地への侵入を活発化させている。「彼らとの接触や、ウイルスが付着した物を触ることで先住民に感染が広がる。もしイゾラド(文明と接触のない先住民)と接触すれば、間違いなく『大虐殺』だ」。ネイジンニャさんの訴えは悲痛だ。
アマゾナス州奥地の先住民協会で、各民族の言語に翻訳した新型コロナウイルスのパンフレットを見せる男性=撮影日不明(setor de comunicacao da FOIRN提供・時事)
アマゾナス州奥地の先住民協会で、各民族の言語に翻訳した新型コロナウイルスのパンフレットを見せる男性=撮影日不明(setor de comunicacao da FOIRN提供・時事)

 実際、南米先住民は過去にもウイルスの脅威にさらされてきた。現在のペルーなどで栄華を誇ったインカ帝国は16世紀にスペイン人の侵略者が持ち込んだ疫病で滅亡が決定的となった。
 アマゾンでもたびたび外界から持ち込まれた病が深刻な結果をもたらしてきた。最近では1970年代〜80年代、はしかやマラリアで有力部族ヤノマミに多くの死者が出たことが知られている。
 北西部アマゾナス州最深部に暮らすトゥカノ族に属するニウド・フォンチス氏は「(約900キロ離れた州都)マナウスまでの飛行機はない。感染者が出れば大惨事だ。60歳以上の人口も約3割いる」と不安を打ち明けた。唯一の交通手段である河川通航の警備を強化している。
 政府は現在、先住民以外の人々が集落に接近することを禁じている。しかし、ガリンペイロらは従わない。ボルソナロ政権は感染予防措置より経済再開を優先しており、多くの部族が人口を大きく減らす危険におびえている。

2310チバQ:2020/05/03(日) 21:17:40
https://digital.asahi.com/articles/ASN527HJ9N4XUHBI01K.html?pn=10
前略
南アの中間層さえ「生きていけない」
 南アフリカ・ヨハネスブルクのビジネス街。高層ビルやショッピングモール、ホテルなどが立ち並ぶ一角から車で10分。トタン屋根の質素な家屋が密集する地区にたどりつく。マスクをする人はほとんどおらず、あてもなくたたずんでいるように見える住民もいる。この地区に住むエルデス・マロネクさん(37)は、ビジネス街を歩き、プラスチックや空き缶などを拾い集める仕事をしてきた。朝から夕方まで働き、稼ぎは数百円程度。妻と幼い子ども2人を養うだけで必死だった。

 だが、3月下旬から外出禁止措置が取られたことで、外には銃を持った警察や軍の兵士が巡回し、仕事はできなくなった。支援団体が不定期に支給してくれるトウモロコシの粉やパンなどの食料を家族で少しずつ食べて、どうにか生きながらえている。「政府が感染防止のために、ロックダウン(都市封鎖)をするのは理解できる。でも、このままではコロナに感染する前に、貧困のせいで死んでしまう」

 アフリカで唯一の主要20カ国・地域(G20)のメンバー国である南アフリカだが、近年は経済の低迷が続き、国内の失業率は30%近くに上る。感染の拡大で新たに数十万〜700万の雇用が失われるとの試算もある。封鎖期間は1カ月以上に及び、経済的に貧しい人々が多く暮らす地区では食料品や酒店の略奪がたびたび報じられた。

 経済の変調は、貧困層だけでなく、中間層以上の生活も狂わせている。

 ケニアの首都ナイロビの高級ホテルで営業担当部長だったピエラ・ムカミさん(40)は、会社員の平均的な月収の倍となる10万ケニアシリング(約10万円)以上を受け取っていた。夫とは別れ、15歳と13歳の子ども2人を育て、高齢の両親に仕送りをする余裕もあった。

 だが、国内で3月12日に初の感染者が確認されると、政府は3月15日、感染国からの入国を停止すると発表。外国人ビジネスマンであふれていた客室は静まりかえった。数日後、上司から「ホテルの営業を取りやめる」と解雇を言い渡された。「仕事は失っても、家賃や学費の支払いは止まらない。3カ月もこんな状態が続けば、生きていけなくなる」と涙ぐむ。

 政府は夜間外出禁止令や地方とナイロビの往来の禁止、公共スペースでのマスク着用の義務化などの防止策を取り、違反すれば2万シリングの罰金か6カ月間の禁固刑、またはその両方が科されるようになった。

 貧困層が多く住むスラム街では、食料品配給に群衆が殺到し、負傷者が出るケースも出ている。外出制限を守らない人々に警察が発砲し、自宅ベランダにいた13歳の少年に流れ弾が当たり、死亡する事件も起きた。

2311チバQ:2020/05/03(日) 21:18:36
アフリカ、感染ピークはこれから
 アフリカは約13億の人口を抱え、2050年には倍増して世界人口の4分の1を占める見通しだ。近年、10%近い経済成長を遂げる国もあり、「最後の巨大市場」として注目を集めてきた。だが、世界銀行は4月9日、サハラ砂漠以南のアフリカ諸国の今年の成長率をマイナス2・1%〜マイナス5・1%と予測。アフリカ連合は「2千万近い雇用が失われる危機にある」とする。

 4月30日時点で、アフリカの感染判明者は約3万7千人、死者は約1600人だが、国連は今後、30万人以上が死亡する恐れがあると警告。感染者が数百万に上るとの予測もある。感染のピークはこれからだ。

 各国は約50カ国が国境の封鎖や国際線の運航を停止。当初は多くの国が都市封鎖に踏み切り、感染の拡大防止を図ったが、命を優先する政策には限界もある。最貧国マラウイでは、政府が都市封鎖を発表すると「飢えで死ぬより、感染したほうがましだ」と抗議デモが起き、裁判所は4月17日、貧困層への対策が不十分などとして一時差し止めを決定し、政府も貧困層への給付金の支払いを決めた。

 西アフリカのガーナでも、アクフォアド大統領が19日、首都アクラなどで実施していた外出制限策を緩和すると表明。「外出制限は、貧困層や立場の弱い人たちを中心に多くの困難を与えることになった」と理由を語った。途上国で感染防止策を徹底する難しさを浮き彫りにした。

 アフリカ最大の人口を抱えるナイジェリアの最大都市ラゴスでは、食料品を積んだトラックを群衆が襲撃するなど、一部で住民の不満が高まっている。自営業の男性は「マラリアのような病気では、毎年何十万人が死んでいるのに、外出制限なんてしない。なぜコロナだけ大騒ぎするのか」と憤った。

貧困「10年前の水準に後退か」
 世界の貧困層の数は過去30年間、減少傾向にあった。世界銀行によると、国際的に定められた貧困ライン「1日1・9ドル未満」で暮らす極度の貧困層は、1990年には約19億人で、全人口の36%に上っていたが、2015年には約7億3600万人となり、10%まで減っていた。

 国連大学の研究所の報告書は、感染症の影響で収入や消費が20%減ると想定した場合、貧困ラインを下回る人が約4億2千万人増え、約10年前の水準まで戻ってしまうと予測する。縮小が5〜10%にとどまったとしても、約8500万人〜約1億8200万人まで増える。貧困層の割合が増えるのは1990年以来、初めてだという。

 国連はSDGs(持続可能な開発目標)を定め、2030年までに貧困の撲滅を目指してきたが、報告書は、アジアやアフリカを中心に貧困問題が10〜30年前に逆戻りする地域が出てくる恐れがあると指摘する。

 著者の一人、ロンドン大学キングスカレッジのアンディ・サムナー教授(国際開発学)は朝日新聞の取材に「分析をした我々も驚くほど、経済的な影響は深刻なものだ。消費や収入が大幅に落ち込み、その大きさは貧困の津波のように見えた」と語った。

 感染拡大の中心は今、欧米だが、多くの途上国でも広がっている。サムナー氏は「(先進国が)自分たちのことをまず考えるのは理解できる」としたうえで、「この危機は地球規模のもので、ウイルスも簡単に広がる。免疫に対する確たる情報もワクチンもまだない中で、助け合うことが自分たちの感染を防止することにもなるし、危機を収束するうえで重要になってくる」と指摘する。(ヨハネスブルク=石原孝)

2312チバQ:2020/05/03(日) 21:37:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/f71bbcfdba6f229cd28c510efbfb847385dcf6d8
コートジボワールの部族王、悪疫退散願い女性の裸行列開催の意向か
5/3(日) 14:25配信

AFP=時事
コートジボワール南東部クリンジャボで、新型コロナウイルスの退散を願う儀式に臨む王様(中央、2020年4月23日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】アフリカ西部コートジボワールで影響力を持つ部族王が、精霊のご加護による新型コロナウイルスの退散を願い、女性の裸行列を命じる可能性があると、この王の側近が明らかにした。
 同国南東部を本拠とするサンウィ(Sanwi)の王は先週、自身の臣民300万人を新型ウイルスの大流行から守るため、聖なる介入を求めて悪魔払いの特別な儀式を執り行った。

 同国では、在来の王や地元の族長は大きな権威があり、悪魔払いの儀式には通常、何百人もの参列者が集まる。しかし新型ウイルスの感染拡大に伴い、集会は50人未満とする制限が課せられているため、今回の参列者はごくわずかにとどまった。

 王族が一般の人々に直接語り掛けることはないため、サンウィの王であるアモン・ヌドゥフ5世(Amon N'Douffou V)は自身の伝令係を通じ、「私は神に乞う…臣民を守り、この王国を、コートジボワールを、そして世界からこのウイルスを払いたまわんことを」と語った。

「コミアン(Komian)」と呼ばれる白装束の女性信仰療法師らが、「アボダン(Abodan)」と呼ばれる伝統のリズムにあわせて、王家の庭にアルコールをまいてお清めをすると、参列者は王への服従の証しとして顔に泥を塗り、頭を太陽に向けて上げるしぐさをした。

 このような儀式は、干ばつや洪水といった自然災害を避けるために執り行われる。

「アフリカでは、われわれは2つの世界に暮らしている。目に見える世界と、見えざる世界だ」と語るのは、王に行列を進言をした側近だ。「酒をささげることにより、見えざる世界のご加護を求める力を持っているのは王だけだ」

 側近は、住民を守るために村内を練り歩く「アジャル(Adjalou)」と呼ばれる行列で、「王がその秘密を知っている女性らにアジャルを行うことを命じることができる」と説明。

「アジャルの間、この女性たちは裸になる一方で、われわれは男性や子どもたちが家から出ないように閉じ込めておく。悪霊が入り込んで命を奪うのを防ぐため、女性たちは村々の入り口に結界を築く」 と話した。

 アジャルの開催は、前日に伝令係が村にその旨を発表するまで伏せられるという。

 コートジボワールでは、新型コロナウイルスによる死者が14人、1000件以上の感染症例が確認されている。政府はソーシャル・ディスタンシング(対人距離の確保)などの措置を取ってもらうよう、伝統的な支配者らを懐柔している。

 同国では人口の約2割が精霊を信仰し、それぞれ4割を占めるイスラム教徒とキリスト教徒も、精霊信仰に基づく儀式を実践している。【翻訳編集】 AFPBB News

2313チバQ:2020/05/05(火) 21:45:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/cfc1748c9da19f3a0208a47ed4032b79266f24ef
「謎の死」はコロナ原因か ナイジェリア、4月に多くの病死
5/5(火) 9:35配信

共同通信
 ナイジェリア北部カノ州で4月に多くの住民が病死し埋葬される事案があり、保健当局は、新型コロナウイルス感染が関連している可能性があるとみて調べている。複数の地元紙(電子版)が4日に報じた。近く最終報告を発表するという。

 保健当局は当初「謎の死」と表現する一方、慢性疾患が原因との見方を示していた。地域一帯で、政府の公式発表を大幅に上回る感染者が出ている恐れがある。

 遺体の埋葬に従事する住民が4月に「多数の遺体を扱った」と証言。だが、保健当局は新型ウイルス感染は無関係と主張し、公式の感染者数に含めていなかった。

2314チバQ:2020/05/05(火) 22:19:18
https://digital.asahi.com/articles/ASN545W89N51UHBI03B.html?pn=4
自信深める韓国、経済譲れぬ米国 規制緩和に悩む国々
有料会員限定記事 新型コロナウイルス

パリ=疋田多揚、ソウル=神谷毅、バンコク=貝瀬秋彦 ワシントン=大島隆、北京=平井良和

2020年5月5日 13時00分
 新型コロナウイルスの感染拡大を食い止めるため、世界の国々も経済の失速を懸念しつつ、国民の行動規制を解除するかを慎重に判断している。

 感染者、死者が欧州で4番目に多いフランスで、政府は11日から罰金付きの外出禁止令を緩和することを決めた。判断の根拠は、ピークの4月14日に3万2千人以上いた全国の入院者が、約2万6千人まで減り続けていることだ。

 フィリップ首相は経済や子供への教育が滞ることについて、「国家に極めて重大な結果をもたらす」と強調し、理解を求めた。ただ、政府は5月7日に、「新たな感染者数」「集中治療病床の空き具合」「感染検査能力」の3指標をもとに、101ある県を赤と緑に色分けする考えだ。

ここから続き
 緑の地域では政府の緩和方針を適用する一方、赤の地域では中学校や公園といった施設の再開などを見送る。人口に占める感染者の割合は11日時点で6%足らずの見込みで、多くの人が自然に感染して免疫を獲得する集団免疫の獲得にほど遠いことを考慮した。全土で閉店が続くカフェなどの営業を認めるかなどは、感染拡大状況を見ながら今月末に判断する。政府は、経営危機に直面した自営業者らに最大9250ユーロ(約108万円)を支給するなどして、倒産を防ごうとしている。

韓国の保険当局、示した詳しい指針
 流行初期に大量のPCR検査と感染者の隔離で、感染拡大を抑え込んだ韓国。政府は6日から、「社会的距離の確保」と呼んでいた行動制限を、「生活防疫」へと転換する。暮らしや経済活動と防疫をバランスよく営むため、長期化するとみられる流行への対応を盛り込んだ政策だ。

 生活防疫について保健当局は指針を発表。個人には、①体調が悪い場合は3、4日間、外出しない②人と人との距離は両腕の間隔を開ける③手洗いは30秒――などの指針を示した。集団生活においては「仕事」「暮らし」「余暇」の分野に分け、計31項目の詳しい指針を決めた。「職場では1〜2メートルの間隔を開けられない場合は対面を避ける」「飲食店ではテイクアウトや出前を主に利用」「映画館では上映後に十分に換気」などを示す。

 これらの順守を前提に、6日からは集会や行事の開催を認める。フィットネスクラブや遊興施設、宗教施設、塾など、集団感染のリスクが高い施設については今後も、自治体が運営自粛の行政命令を出せる。

 韓国政府が行動規制の緩和に踏み切った背景には、4月15日の総選挙の投票を経ても集団感染が発生しなかったため、抑制に自信を深めていることがある。

 3月上旬には感染者数が日本の20倍近くだったが、現在は1日の新規感染者数が1桁にとどまる日も多い。日本と同様に大型連休中で、ソウルから済州島(チェジュド)に向かう航空便の予約率が9割超となり、国内の観光地は活気を取り戻している。

 政府は当初、イベントや集会、旅行、屋内施設利用の自粛を求め、在宅勤務を推奨した。カラオケ店やクラブなどの遊興施設にも運営の「中断」を勧告したが、4月20日には「自粛」へと変更していた。

第2波を警戒するタイ
 一方、観光業や外資系工場などが国内経済を支えるタイでは、政府が4月28日に、同月末までとしていた非常事態宣言の適用を5月末まで延ばした。感染者数は約3千人で、最近の1日あたりの新規感染者は多くが1桁台だが、感染拡大の第2波を警戒した。

 タイでは1月、世界で中国の次に感染者が確認された。政府は感染者が累計100人を超えた3月中旬以降、バンコク首都圏を中心に娯楽施設の閉鎖や持ち帰りを除く飲食店の営業禁止などを相次ぎ実施。同月26日には全土に非常事態を宣言し、4月3日からは夜間の外出が禁止されている。

 こうした規制の延長は保健省などが検討し、「感染拡大の防止を優先」(保健省幹部)した。ただ、経済への影響や政府の支援策をめぐる国民の不満は強く、政府は5月3日から飲食店内での食事や美容室の営業などを条件付きで認めた。今後は14日ごとに感染拡大状況をみて、緩和の範囲を広げるかどうか判断する。保健省幹部は「想定を超えて感染者が増えれば、規制をもとに戻すことになる」と話す。(パリ=疋田多揚、ソウル=神谷毅、バンコク=貝瀬秋彦)

2315チバQ:2020/05/05(火) 22:19:35
トランプ氏「ピーク過ぎた」 慎重さ求める声も
 新型コロナウイルスの感染拡大を受けた行動制限について、感染者・死者ともに世界最多の米国では、トランプ大統領が4月16日、「ピークは過ぎた」として、経済活動の再開に向けたガイドラインを公表した。新規感染者数の減少傾向が2週間続くことなどを目安に、各州知事の判断で段階的に外出制限などを緩和できるとした。

 これを受け、多くの州知事が4月末から5月上旬にかけ、それまで出していた強制力を伴う自宅待機命令について、一部の業種に限って営業再開を認めたり、再開に向けた計画を策定し始めたりしている。

 米国では1〜3月期の実質国内総生産(GDP)が6年ぶりのマイナス成長に陥り、失業者も急増。再選をにらむトランプ氏にとって経済活動の早期再開は譲れない一線だった。ただ、政権のウイルス対策チームの主要メンバーである国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長は「一足飛びに緩和をすれば、リバウンドが起きる」と懸念、慎重な緩和を各知事に求める。

中国「感染防止しながら仕事もしよう」
 中国は政府が1月23日、感染が拡大した湖北省武漢市を封鎖。公共交通機関の運営や飲食店での店内飲食の停止、外出制限や住民以外の集合住宅の出入り禁止が全土に広がった。

 ただ、政府は同省以外で統計上の感染者数の伸びが鈍化した2月半ばごろから、「感染防止をしながら仕事もしよう」と提唱。ITなどの監視網を使って労働者の移動歴を管理したり、職場復帰前の健康調査や隔離を徹底したりしながら工場や飲食店の再開を促してきた。4月8日には武漢の封鎖も解除されたが、市内の外出制限は続いている。

 一方、他の地方でも散発的に帰国者らからの新たな感染拡大が報告され、4月に80人以上の新規感染者が出た黒竜江省ハルビン市が一度緩めた行動規制を再び強めている。(ワシントン=大島隆、北京=平井良和)

2316とはずがたり:2020/05/06(水) 20:52:47
イベロアメリカ首脳会議
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%AD%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E9%A6%96%E8%84%B3%E4%BC%9A%E8%AD%B0

イベロアメリカ首脳会議(イベロアメリカしゅのうかいぎ、スペイン語: Cumbres Iberoamericanas de Jefes de Estado y de Gobierno、ポルトガル語: Conferencia Ibero-Americana de Chefes de Estado e de Governo)は、1991年よりスペイン・ポルトガルと、その両国の旧植民地であるラテンアメリカ諸国が参加して開催されている国際会議。イベロアメリカ・サミットとも呼ばれる。1996年以降は毎年11月に開催されることが多いが、10月に前倒しされることもある。


2001年にプエルトリコがオブザーバー(独立国ではないため)として、2004年よりアンドラが正式加盟国として、そして2009年よりフィリピンと赤道ギニア(両方とも旧スペイン領)がオブザーバーとなった。

これまではスペイン語あるいはポルトガル語を公用語とするイベリア半島あるいは中南米の国(アンドラの公用語はカタルーニャ語のみだが、スペイン語も広く通じる)だけの会議であったが、アジアに位置するフィリピンと赤道ギニアが準加盟国となったことから、今後はアンゴラやモザンビークなどアフリカのポルトガル語諸国や東ティモールなどの加盟が予想され、すでに東ティモール、赤道ギニア、ベリーズが加盟を申請している。

その他、域内諸国と関係の深い、日本(2013年より)、ベルギー、フランス、ハイチ、イタリア、モロッコ、オランダ、フィリピンがオブザーバーとして参加している[1]。

2317チバQ:2020/05/10(日) 18:18:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/8e75bce94535ccea15a09502f6371694aa514bff
スーダン、女性器切除禁止へ 長い闘いにようやく終止符
5/10(日) 15:06配信

AFP=時事
スーダンの首都ハルツームの女性たち(2020年5月5日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】スーダン暫定政府が、同国で古くから慣習とされてきた女性器切除(FGM)を禁止した。この刑事法改正によって、女性器切除術を行った者には最長3年の禁錮刑と罰金が科されることになる。

 重要な分岐点となった今回の動きは、強権支配を続けてきたオマル・ハッサン・アハメド・バシル(Omar Hassan Ahmed al-Bashir)前大統領が約1年前に軍のクーデターで解任されて以来、行われてきた改革の一環だ。バシル氏の失脚につながった大規模デモでは、女性たちが主導的な役割を果たした。

 女性器切除禁止を受け、女性人権活動家のザイナブ・バドレッディン(Zeinab Badreddin)さんは、「スーダンの女性たちにとって非常に重要な一歩であり、長い道のりだったことを示している」と語った。

■鮮明なトラウマ体験、問題は術後も

 女性器切除は、廃止を求める人権運動の高まりに反して、アフリカや中東、アジアの一部地域で今も広く行われている。

 現在は4人の子どもの母親である40代のハカム・イブラヒム(Hakam Ibrahim)さんが、スーダンの大半の少女たち同様、おぞましいと非難される女性器切除の犠牲になったのは、7歳の時だった。イブラヒムさんは儀式を受けた時のトラウマ的な体験を鮮明に覚えている。

 首都ハルツームのその地区の女性たちはイブラヒムさんの儀式の前夜、染料を使ってイブラヒムさんの両手にタトゥーを施しながら、歌ったり泣いたりしていた。

 当日、イブラヒムさんは小さな部屋に連れて行かれた。そこには白い服を着た女性がいて、イブラヒムさんの外性器を切除する手術を行った。「ベッドに寝かされ、全身に耐え難い痛みが走った」「痛みは1週間ずっと続いた」

 この慣習は長年、特に地方の集落で、少女の「通過儀礼」とみなされたり、貞操を守る方法と考えられたりしてきた。国連(UN)によると、スーダンでは少女10人中9人近くが、女性器切除の犠牲になっている。

 最も乱暴な方法では陰唇からクリトリスまで切除され、膣口は縫合して閉じられる。施術は不衛生な環境下で麻酔なしで行われることが多く、嚢胞(のうほう)や感染症が生じることも少なくない。また施術を受けた女性たちは後に性交痛に悩まされたり、出産時に合併症にかかったりもする。

■人権侵害
 人権団体は長年、女性器切除は多くの身体的、心理的、性的問題を引き起こし、最悪の場合は死さえもたらす野蛮な行為だとして強く非難してきた。

 スーダンでは2015年に女性器切除反対派が禁止寸前にまで持ち込み、議会で禁止法案が審議された。だが、一部のイスラム教指導者の圧力に屈したバシル前大統領が法案を握りつぶした。

 とはいえ多くの宗教指導者らは、長年にわたり女性器切除に反対の声を上げている。人権活動家のシェリーン・アブバクル(Sherine Abu Bakr)さん(28)は「FGMを犯罪とみなすことは、信仰と矛盾しない。女性の割礼を認める(宗教的な)記述はない」と話す。

 スーダンのFGM撲滅運動「サリーマ(Salima)」のマナル・アブデル・ハリム(Manal Abdel Halim)さんは「法改正を非常に喜んでいるが、法律だけでは十分でない」と話し、「地域社会の認識を高める運動をさらに行う必要がある」と続けた。

 バドレッディンさんは、女性たちに施術を勧めて圧力を掛ける親族にまで刑罰の対象を拡大すべきだと主張している。

 イブラヒムさんも同意見で、「法改正によって、少女たちの体を生まれたままの良好な状態に保つべきだと人々が気付くことを願っている」と話した。【翻訳編集】 AFPBB News

2318チバQ:2020/05/10(日) 21:19:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/7ab9f1de05a08296f8ab49a41d8ff661c496eca8
酔った兵士、警官殺害 警察と軍、緊迫 パプアニューギニア
5/10(日) 20:24配信

時事通信
パプアニューギニア警察=2018年11月、ポートモレスビー(AFP時事)

 【シドニーAFP時事】パプアニューギニア警察は10日、全警官に対し自制を保つよう呼び掛けた。

 首都ポートモレスビーで9日、兵士の集団から暴行を受けた警官が死亡。軍の基地前に集まった警官たちが、容疑者の集団を引き渡すよう求める緊迫した事態になっていた。警察高官は、容疑者の兵士は「酔っていた」と述べた。

 襲われた警官は、病院に搬送され手術を受けたが、死亡した。高官によると、軍は容疑者1人を引き渡し事情を聴いているが「主犯」は「兵舎から逃亡しており、軍が捜している」状況という。

 パプアでは2017年にも、警察と軍の間で銃撃戦が起きた。この時は、首都の検問所で、警官が兵士に身分証明を求めたことが発端だった。

2319チバQ:2020/05/10(日) 21:37:06
https://news.goo.ne.jp/article/cnn/world/cnn-35153500.html
感染者の拡大続くも隔離措置の緩和主張、ブラジル大統領
2020/05/09 17:20CNN.co.jp

感染者の拡大続くも隔離措置の緩和主張、ブラジル大統領

経済を念頭に、新型コロナ対策の緩和を主張し続けるブラジルのボルソナーロ大統領/Andressa Anholete/Getty Images South America/Getty Images

(CNN.co.jp)

(CNN) ブラジルのボルソナーロ大統領とゲジス経済相は9日までに、経済が瓦解(がかい)する可能性があるとして新型コロナウイルス対策の隔離措置を緩和する必要性を強調した。

同国の保健省が6日、国内の確認済み感染者数が24時間内の最多記録となる1万503人増えたと報告した翌日の発言だった。感染者総数は12万5218人。死者も最多となる615人増え、計8536人となった。

さらに8日には1日当たりの犠牲数が計751人と記録を更新。新たに1万222人の感染者も判明し、全国規模の総数は14万5328人に拡大した。

この中でボルソナーロ大統領は7日、最高裁での演説で「不安をかき立てられ続ける問題は失業と経済」と主張。「新型コロナとの闘いにおける副作用が病気そのものより有害であってはいけない」などと述べた。「経済は生命線であり助け出す必要がある」とも続けた。

新型肺炎をめぐっては最悪の時期は脱したとの認識も示したが、最悪の事態は今後到来するとの専門家の見方もある。被害が深刻な地域にはより厳しい封鎖措置が必要との指摘も出ている。

一方、ゲジス経済相は「経済は崩壊し始めている。ベネズエラのような状態にはなりたくない」と述べた。

ブラジルの感染者数は現在、南米諸国では最多規模となっている。ボルソナーロ大統領の報道官も感染が判明した。

経済優先の見解を示す同大統領はこれまで、新型コロナの脅威を軽視する言動でひんしゅくを買ったこともある。大規模な政治集会にも再三参加し、隔離措置の撤廃などを要求してもいる。

2320チバQ:2020/05/11(月) 18:07:54
https://news.livedoor.com/article/detail/18240812/

「人工呼吸器扱える人ほぼいない」ソマリア




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2020年5月11日 0時19分
日テレNEWS24


「人工呼吸器扱える人ほぼいない」ソマリア
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新型コロナウイルスの感染者が確認されているアフリカのソマリアで活動する日本人医師がNNNの取材に応じ、「人工呼吸器を扱える医療関係者がほとんどいない」などと、ぜい弱な医療体勢に危機感を示しました。

国境なき医師団・平井亜由子医師「人工呼吸器を使ったことがない医療従事者ばかりなので、モノ(人工呼吸器)があっても使えない」

平井医師は、ソマリアで、医療関係者らに新型コロナウイルス感染予防の指導などを行っています。平井医師が活動する北部の地域には、人工呼吸器が15台しかない上、拠点病院でも機器を扱えるスタッフはほとんどいないということです。

また、感染が疑われる患者の検査が可能になったのは、わずか2週間前ということです。

こうしたことから平井医師は、感染者数について、確認されている人数と実態との間にかい離がある可能性を指摘します。

国境なき医師団・平井亜由子医師「地方で、検体を送るというのが難しいので、検査はしないで隔離だけで置いているという症例があるのは分かっている。着実に検査ができたときに、どこまで(感染者が)増えるのか見通せない」
現地では結核の蔓延も深刻で、平井医師は、新型ウイルスの感染が広がれば医療体勢は持たないと危機感を示しています。

2321チバQ:2020/05/12(火) 11:33:33
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200512-00000027-jij-int

麻薬組織首領、コロナで死亡 12人斬首で服役中 メキシコ


5/12(火) 7:42配信

時事通信



 【グアダラハラ(メキシコ)AFP時事】メキシコの麻薬組織を率い、南部ユカタン州で2008年に12人を斬首して服役中だったモイセス・エスカミジャ・メイ受刑者が、新型コロナウイルスに感染して死亡したことが分かった。

 当局の関係者らが11日、確認した。

 エスカミジャ受刑者は、凶悪な麻薬カルテル「セタス」を構成する組織の首領。08年に南部のリゾート地カンクンで逮捕され、禁錮37年を言い渡されて西部ハリスコ州の刑務所で服役していた。

2322チバQ:2020/05/12(火) 11:44:27
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200512-00000005-jij-m_est

1人から533人に感染 ガーナの水産加工場 新型コロナ


5/12(火) 5:27配信

時事通信







1人から533人に感染 ガーナの水産加工場 新型コロナ


ガーナのアクフォアド大統領=2019年6月、ジュネーブ(AFP時事)


 【アクラ・ロイター時事】ガーナのアクフォアド大統領は、大西洋に面した首都アクラ郊外の港町テマの水産加工場内で、1人の従業員から533人に新型コロナウイルスの感染が広がったと発表した。

 拡大の経緯や、安全策が講じられていたかは明らかにしなかった。

 10日夜のテレビ演説で語った。集団感染が起きたのは、テマの主要な水産加工場2カ所のうちの一つ。この工場を所有するのは、東南アジアのタイが本拠地の会社で、ツナ缶の生産では世界トップクラス。

2323チバQ:2020/05/12(火) 11:45:05
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200506-00000007-jij-m_est

新型コロナで労相死去 ニジェール


5/6(水) 5:37配信

時事通信



 【ニアメーAFP時事】西アフリカのニジェールで3日、オマル雇用・労働・社会保障相が死去した。

 55歳だった。国営テレビは4日、死因は新型コロナウイルス感染だったと伝えた。

 首都ニアメーの病院に入院する前、オマル氏は国営テレビにメッセージを残しており「新型コロナウイルスは現実だ。気持ちの問題ではない。本当に死ぬのだ。あっという間に感染する」と労働者に向けて訴えていた。「気合を入れて『このウイルスを阻止する』と言わなければならない。このウイルスと闘う武器は、規律だけなのだ」と呼び掛けていた。

2324チバQ:2020/05/12(火) 18:57:42
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200512-00000099-kyodonews-int

国家分裂のリビア、戦闘が再燃 和平協議は行き詰まり


5/12(火) 16:42配信

共同通信







国家分裂のリビア、戦闘が再燃 和平協議は行き詰まり


リビア・トリポリでロケット弾により破壊された車=9日(ゲッティ=共同)


 【ドバイ共同】国家分裂状態のリビアで、シラージュ暫定政権と有力軍事組織「リビア国民軍(LNA)」との戦闘が再燃した。首都トリポリ中心部に激しいミサイル攻撃があり民間人が死傷。中断している和平協議の行き詰まりは決定的だ。

 暫定政権のシラージュ首相は9日、トリポリの市街地に100発以上のミサイルやロケット弾が撃ち込まれたと明らかにし、LNAの「戦争犯罪」を非難した。国連は、今月だけで少なくとも民間人15人が死亡し、50人が負傷したとしている。

 暫定政権とLNAはトルコとロシアの仲介で1月に停戦期間に入り、双方の代表者による和平協議が始まった。

2325チバQ:2020/05/13(水) 11:36:46
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20200513-OYT1T50092/

WHO「初動対応」の検証、日本政府が要求へ…緊急事態宣言の遅れなど問題視


2020/05/13 07:24
新型コロナ
















 18日から始まる世界保健機関(WHO)総会に向けた政府の対処方針が12日、明らかになった。新型コロナウイルス感染拡大におけるWHOの初動対応の検証や、加盟国が異変の兆しを通報するルールの厳格化を求めることが柱だ。政府はこれらの主張を盛り込んだ決議案の採択を目指し、各国と調整を進めている。





通報ルール厳格化も


 WHOは今回、緊急事態宣言の発令が遅れたことなどが問題視された。政府はテレビ会議による総会で、WHOが加盟国に警告を発するタイミングや、宣言発令の是非を判断する緊急委員会のあり方などを取り上げる方向だ。

 通報ルールは事実上、加盟国の判断に委ねられているのが現状だ。WHOは昨年末、中国・武漢での肺炎流行を中国からの通報ではなく、ネットを活用したシステムを通じて把握した。通報の遅れや隠蔽いんぺいを避けるため、ルールの厳格化を提案する。

 WHOは総会で、台湾のオブザーバー参加を認めていない。日本は「地理的な空白が生まれるのはいいことではない」(茂木外相)としており、台湾の参加を訴える方針だ。

 米国などは、WHOは中国寄りの姿勢が目立つとして批判を強めている。これに対し、日本は中国を名指しで批判することは避け、WHOの改革を目指す考えだ。

 茂木外相は12日の記者会見で「WHOが十分機能していたか、議論が必要だ」と強調した。

2326チバQ:2020/05/15(金) 16:54:02
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200515-00000089-jij-m_est

感染者ゼロ消える 新型コロナ、最後のレソトで初確認 アフリカ


5/15(金) 16:26配信

時事通信







感染者ゼロ消える 新型コロナ、最後のレソトで初確認 アフリカ


マスクを着け市場で唐辛子を売るアフリカ西部コートジボワールの女性=13日、最大都市アビジャン(EPA時事)


 南アフリカに囲まれた人口200万人の小さな内陸国レソトは13日、新型コロナウイルスの感染者が初めて確認されたと発表した。

 レソトはアフリカ大陸で「感染者ゼロ」の最後の国だった。これにより、島国も含めアフリカ連合(AU)に加盟する55カ国・地域全てで感染者が確認された。

 AFP通信によると、レソト当局は、南アフリカやサウジアラビアから先週帰国した81人を検査し、うちサウジに留学していたレソト国籍の学生1人が陽性だった。レソト保健省は声明を出し「ついに感染が確認された。レソトの全住民に報告したい」とアフリカ最後の聖域が消えたことを宣告した。

2327チバQ:2020/05/17(日) 20:40:10
https://www.asahi.com/articles/ASN5J2Q5QN5JUHBI003.html
ブラジル保健相が1カ月で辞任 経済再開で大統領と対立
新型コロナウイルス

サンパウロ=岡田玄

2020年5月16日 8時31分
 南米ブラジルで、4月17日に就任したばかりのネルソン・タイシ保健相が15日、辞任した。新型コロナウイルスの感染拡大が続くなか、商業活動の再開などを強く求めるボルソナーロ大統領と方針が対立したという。タイシ氏の前任の保健相も、新型コロナへの対応をめぐってボルソナーロ氏から解任されていた。

 医師でもあるタイシ氏は15日の会見で「人生は選択で成り立っており、きょうは辞任することを選んだ」と述べる一方、辞任の理由を明確には語らなかった。だが、新型コロナの感染拡大防止に向けた外出自粛を容認したため、「経済が壊れる」と主張するボルソナーロ氏と対立していることが報じられてきた。また、ボルソナーロ氏は、マラリア治療薬の「ヒドロキシクロロキン」を新型コロナの初期症状にも使うべきだと主張しているが、タイシ氏は「研究が不足している」として慎重な姿勢を示していた。

 ブラジルでは、感染抑止のため、サンパウロなどの州知事らが商業活動の停止を命じ、外出の自粛を求めている。医師出身のマンデッタ前保健相は外出自粛を支持し、先月16日に解任された。保健省顧問を務めたタイシ氏が後任に就いていた。

 ブラジル保健省の15日の発表によると、国内の感染者数は21万8223人、死者は1万4817人に上る。米ジョンズホプキンス大の集計では、ともに世界で6番目に多い。(サンパウロ=岡田玄)

2328チバQ:2020/05/17(日) 20:52:28
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020051600322&g=int
マスク配った6人逮捕 野党の「反逆」容疑―カメルーン
2020年05月16日14時50分



 【ヤウンデAFP時事】アフリカ中部カメルーンの首都ヤウンデの市場で11日、新型コロナウイルス対策のマスクを配っていた6人が逮捕された。6人の弁護士や国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチ(HRW)が15日、公表した。6人は野党支持者で、HRWによると「反逆罪」に問われている。
 カメルーンは1982年以来、ビヤ大統領が権力を握る。2018年の大統領選でビヤ氏に挑戦した野党指導者モーリス・カムト氏は最近「マスク1万6000枚、新型コロナ検査950件の無償提供を申し出ていたが、保健省は違法行為と拒否した」(HRW)。新型コロナ対策で基金を立ち上げようとした際にも、政府は口座を閉鎖し集めた資金を凍結した。
マスクをするカメルーン市民=3月18日、ヤウンデ(EPA時事)
マスクをするカメルーン市民=3月18日、ヤウンデ(EPA時事)

 HRWは「欲しい人にただでマスクを配ったら反逆なのか。刑務所に入るような話ではない。ビヤ政権は国民の健康よりも野党つぶしを重視しているようだ」と非難している。カメルーンの感染者は累計3000人、死者は約140人で、アフリカの国々の中では多い。

2329チバQ:2020/05/17(日) 21:08:50
https://www.asahi.com/articles/ASN5K6V0SN5KUHBI019.html
ブラジルの感染者数、4番目に 大統領が経済優先し混乱
新型コロナウイルス

2020年5月17日 20時58分
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 新型コロナウイルスの感染拡大が続く南米ブラジルの感染者数がスペインとイタリアを抜き、世界で4番目となった。17日午後5時現在の米ジョンズ・ホプキンス大の集計によると、感染者は23万3511人。死者も世界で6番目に多い1万5662人となり、いずれも中南米で最多となっている。

 ブラジルではここ数日、1万人以上の陽性が確認され、急激な感染拡大が続いている。だが、ボルソナーロ大統領はこれまで「社会的隔離は経済を壊す」などと発言し、感染対策よりも経済を優先してきた。外出自粛を求める地方政府と方針が矛盾してきたほか、4月には感染対策をめぐって対立した保健相を解任。今月15日には後任も辞任に追い込み、混乱が広がっている。

新型コロナ 世界の感染者数・死者数
米国 146万7884 8万8754

ロシア 27万2043 2537

英国 24万1461 3万4546

ブラジル 23万3511 1万5662

スペイン 23万698 2万7563

イタリア 22万4760 3万1763

フランス 17万9630 2万7532

ドイツ 17万5752 7947

トルコ 14万8067 4096

イラン 11万8392 6937

その他 134万4932 6万4506

世界計 463万7130(+9万3155) 31万1843(+4107)

17日午後5時現在。米ジョンズ・ホプキンス大の集計から。カッコ内は前日比

2330チバQ:2020/05/18(月) 09:27:22
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200517-00000042-asahi-int

ルワンダ虐殺に加担、容疑者を逮捕 潜伏先のフランスで


5/17(日) 20:59配信

朝日新聞デジタル







ルワンダ虐殺に加担、容疑者を逮捕 潜伏先のフランスで


フェリシアン・カブガ容疑者。ルワンダ大虐殺を扱う国連の国際法廷が16日に公開した


 フランス検察は16日、26年前にアフリカ・ルワンダで起きた80万人以上の大虐殺に加担したとして国際的に指名手配されていたルワンダの実業家フェリシアン・カブガ容疑者(84)を潜伏先のパリ近郊で発見し、逮捕したと発表した。世界で最も行方を追われていた逃亡者の一人とされ、今後、仏国内の司法手続きを経てオランダ・ハーグの国際法廷で裁かれる見通しだ。

 国際法廷のブラメルツ主任検察官は16日、「今回の逮捕は、大虐殺からたとえ26年経ったとしても罪の責任が問われることを、改めて示すものだ」との声明を出した。

 虐殺は1994年、多数派民族フツの大統領が乗った飛行機が撃墜されたのをきっかけに始まり、フツの政府軍や民兵らが少数派民族ツチ住民らを殺害した。カブガ容疑者は、フツの民兵組織に資金提供したほか、大虐殺を扇動したラジオ放送局を設立したなどとして、ルワンダ大虐殺の責任者を裁く国際法廷でジェノサイド(集団殺害)などの罪で訴追されていた。

 仏検察によると、容疑者はパリ近郊のマンションで、子どもたちの支援を得て偽名で生活していた。これまでドイツやベルギー、スイス、ケニアなどで逃亡生活を送っていたといい、米国は容疑者の確保に500万ドル(約5億3500万円)の懸賞金をかけていた。(パリ=疋田多揚)

2331チバQ:2020/05/18(月) 10:49:28
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200516-00000020-jij_afp-int

新型コロナ、ブラジル38先住民族に拡大 感染者増加の裏で違法侵略も


5/16(土) 13:04配信

AFP=時事







新型コロナ、ブラジル38先住民族に拡大 感染者増加の裏で違法侵略も


ブラジル北部マナウスで、首長の死を悼む先住民族パルケ・ダス・トリーボスの人々(2020年5月14日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News


【AFP=時事】ブラジルで、新型コロナウイルスの感染拡大が38の先住民族にまで及んでいる。ブラジル先住民連合(APIB)が15日、明らかにした。国外から持ち込まれた疾病によって多くが死亡した過去を持つ先住民に対してさまざまな懸念が高まっている。

【写真】ポリ袋に包まれた首長のひつぎの前で涙する先住民の人々

 APIBは、「ウイルスは、ブラジル各地の先住民の土地に驚異的な速さで到達している」と発表。APIBの調査によれば、同国のアマゾン(Amazon)地域を中心に、感染が確認された先住民族の中で446人が感染し、92人が死亡した。

 この発表の前日には、北部マナウス(Manaus)市郊外で暮らす先住民族パルケ・ダス・トリーボス(Parque das Tribos)の人々が、新型ウイルス感染により死亡したメシアス・コカマ(Messias Kokama)首長(53)の葬儀を行ったばかり。首長のひつぎは、ウイルスの拡散を防ぐためにポリ袋に包まれた状態で埋葬された。

 中南米地域で新型ウイルスの流行が最も深刻なブラジルでは、これまでに約22万人が感染し、1万5000人近くが死亡しているが、専門家らは、検査数が少ないため実際の数はこの15倍以上にも上る可能性があるとみている。

 また先住民らの権利保護団体「サバイバル・インターナショナル(Survival International)」によると、新型ウイルスの流行を受け、違法な採鉱業者や伐採業者が先住民族の土地を侵略しやすい環境を生んでいる。【翻訳編集】 AFPBB News

2332チバQ:2020/05/18(月) 21:58:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/c38a2ae7403b2001edf3f6381428de88c1dc7bf1

チリ、第2波襲来で外出規制再び強化
5/18(月) 15:48配信

時事通信
南米チリの首都サンティアゴ

 【サンティアゴAFP時事】南米チリの首都サンティアゴで15日夜(日本時間16日午前)から新型コロナウイルス対策の厳しい外出規制が再導入された。チリは3月から外出規制を行って効果を上げた。4月は1日の感染者が500人以下で推移していたが、安心して営業再開など緩和を始めた結果、感染第2波が襲来。5月に入り1日2000人の水準に悪化した。

 規制再導入で、首都の住民は食料か薬の購入、短時間の運動以外、外出できない。マニャリッチ保健相は16日、上空から首都を視察し「道から人が消えた。幸先が良い」と表明した。

2333チバQ:2020/05/18(月) 22:08:49
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3283458.html
スーダン、4月のインフレ率99% 食品価格が値上がり
2020/05/18 03:09AFPBB News

スーダン、4月のインフレ率99% 食品価格が値上がり

スーダンの首都ハルツームの市場で、荷車に載せて販売される農産品(2019年6月11日撮影、資料写真)。(c)AFP/Ebrahim HAMID

(AFPBB News)

【AFP=時事】スーダン中央統計局が16日に発表した4月のインフレ率は99%となり、前月の82%から上昇率が拡大した。穀物や肉、牛乳、パンが値上がりした。同国では2018年末、パンの値上げをきっかけに抗議デモが起きている。

 当局は4月、パンの値上げを発表。1スーダン・ポンド(約0.02米ドル、約2円)で購入できる量は、従来の70グラムからわずか50グラムとなった。

 スーダンでは2018年12月、パンの価格が3倍に高騰したことが契機となり、長年強権支配を続けてきたオマル・ハッサン・アハメド・バシル大統領(当時)に抗議する街頭デモが初めて行われた。バシル氏は19年4月11日、軍によるクーデターで失脚。政権移行で改革への期待が高まったものの、経済は依然として深刻な危機を脱していない。 【翻訳編集】AFPBB News

2334チバQ:2020/05/19(火) 09:55:05
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020051900250&g=int

副大統領が新型コロナ感染 妻の国防相も―南スーダン


2020年05月19日07時17分
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 【ジュバAFP時事】南スーダンのマシャール第1副大統領と妻のテニ国防相が新型コロナウイルスに感染した。副大統領事務所が18日、声明で明らかにした。
 声明は「副大統領事務所のスタッフや警備員多数」も感染したと確認。マシャール氏は「本日から2週間、自宅で自主的に隔離生活に入る」と宣言した。体調については「すこぶる健康で症状はない」と説明している。


南スーダンのテニ国防相=3月16日、ジュバ(AFP時事)

南スーダンのテニ国防相=3月16日、ジュバ(AFP時事)

 マシャール氏は2月、政敵キール大統領と手を結び、互いに閣僚を出し合う移行政権を発足させたばかりだった。

2335チバQ:2020/05/19(火) 10:07:57
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020051800512&g=int

豪首相、「国難」しのぎ支持急伸 森林火災と新型コロナ―総選挙から1年


2020年05月19日07時08分
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オーストラリアのモリソン首相=15日、キャンベラ(EPA時事)

オーストラリアのモリソン首相=15日、キャンベラ(EPA時事)

 【シドニー時事】昨年5月のオーストラリア総選挙で与党勢力が勝利して18日で1年。続投したモリソン首相は、数万匹のコアラが犠牲になった大規模森林火災、新型コロナウイルスの感染拡大という二つの「国難」をしのぎ、歴代2位の高支持率で政権基盤を強化している。外交では、新型コロナの発生源や中国の対応について「独立した調査」を求めるなど、対立を先鋭化させている。
 「(新型ウイルスには)勝利しつつある」。モリソン氏は14日の記者会見で、コロナ禍の克服に自信を示した。豪州は3月に出入国を原則禁止して「鎖国」に突入。飲食店内のサービス禁止など経済活動を制限して爆発的な感染拡大の回避に成功した。最近になって規制を一部緩和し、街には活気が戻り始めた。
 豪全国紙による4月下旬の世論調査では、モリソン氏の支持率は68%と歴代首相で2番目となった。森林火災が猛威を振るった昨年12月、同氏は家族を伴ってハワイに隠密旅行。大きな批判を招いて支持を落としたが、「コロナとの闘い」で失地回復を果たした。今月公表されたシンクタンクの世論調査によると、国民の9割超が政府のコロナ対応を評価している。
 モリソン氏は2018年の首相就任当初、対外的に知名度は低かった。しかし昨年9月に訪米し、トランプ大統領から「国賓」のもてなしを受けたことで親米色が強まった。中国の華為技術(ファーウェイ)を次世代通信規格「5G」整備から排除する措置を維持。新型コロナでは、中国と世界保健機関(WHO)とのやりとりなども検証するよう求めている。
 これに対して中国側は、ファーウェイ問題では石炭、コロナ調査要求には牛肉といずれも豪州の主産品を標的に輸入を制限したとみられ、豪州を揺さぶっている。モリソン政権が最大貿易相手国の中国を強くけん制する背景には、豪州と歴史的なつながりの深い太平洋諸国に、中国が援助を通じて影響力を高めていることなどへの警戒感があるようだ。
 ニューサウスウェールズ大のピチャモン・ヨーファントン上級講師は、「モリソン氏の対中方針は歴代首相よりも際立って対決的だ。豪州と中国のいずれの側でも(相手への)否定的な感情が国民の間で増幅している」と指摘し、対立激化に懸念を示している。

2336チバQ:2020/05/19(火) 17:57:43
https://www.asahi.com/articles/ASN5L354VN5GUHBI00D.html
「神に祈ろう」大統領が外出促す 感染拡大のタンザニア


新型コロナウイルス

ヨハネスブルク=石原孝
2020年5月19日 8時00分
 新型コロナウイルスの感染が拡大しているアフリカ東部のタンザニアで、マグフリ大統領が国民に「悪魔のようなコロナウイルスはキリストの体のなかでは生存できない」と教会やモスクで祈るよう呼びかけている。検査の拡充にも消極的だ。現地の米国大使館は13日、「感染が急拡大している」として、警報を出した。

 アフリカでは同日、南部のレソトでコロナウイルスの感染者が判明し、アフリカ全54カ国で感染者が確認された。医療態勢が整っていない国が多く、各国は都市封鎖や外出禁止令など厳しい感染拡大防止策をとっている。

 そうしたなか、タンザニアは学校の休校や国際線の運航停止を決めたものの、マグフリ氏は教会やモスクを閉鎖せず、「神に祈ろう」と外出を促している。今月3日には、「ヤギや果物などの検体をひそかに検査したら、一部で陽性反応が出た」と演説。その後、検査機関の所長らを停職処分にした。

 人口約5600万人のタンザニアではこれまでに509人の感染者が確認されている。世界保健機関(WHO)は、検査の信頼性を疑うタンザニアの主張に「同意できない」として協議する考えを示している。

 現地の記者も取材に対し、「発熱などの症状を訴える患者であふれる医療施設も出てきた。北部の街では、防護服を着た人が数十人の遺体を埋めていた。実際の感染者はもっと多いはずだ」と打ち明けた。(ヨハネスブルク=石原孝)

2337チバQ:2020/05/19(火) 18:10:40
https://www.sankei.com/world/news/200519/wor2005190011-n1.html
レソト首相が辞意表明 離婚協議中の妻殺害に関与か


2020.5.19 07:29|

 アフリカ南部レソトからの報道によると、同国のタバネ首相(80)が18日、辞意を表明した。2017年に離婚協議中だった妻の殺害に関わった疑惑が浮上し、与野党から辞任を求める声が高まっていた。

 タバネ氏が首相に再任される2日前の17年6月14日、妻が何者かに銃殺された。タバネ氏はその後、別の女性と結婚したが、警察は今年、この女性を殺人罪で起訴。犯行時の通信記録などからタバネ氏も共謀したとみて捜査していた。

 タバネ氏は今年4月、首都に軍部隊を配置して捜査に抵抗し、国が政情不安に陥っていた。レソトは四方を南アフリカに囲まれた内陸国で、推定人口は約210万人。(共同)

レソト首相が辞意表明 離婚協議中の妻殺害に関与か


2020.5.19 07:29|

2338チバQ:2020/05/21(木) 18:27:50
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200521-00000020-jij_afp-int

圧力を避けつつ食べたい…都市封鎖と断食月が重なり悩む若者 チュニジア


5/21(木) 13:52配信

AFP=時事







圧力を避けつつ食べたい…都市封鎖と断食月が重なり悩む若者 チュニジア


チュニジアの首都チュニスの中央市場の買い物客(2020年5月4日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News


【AFP=時事】ベッドの下や山積みの服の後ろがお菓子の隠し場所──保守的なイスラム教徒の親とロックダウン(都市封鎖)を過ごしているチュニジアの若者は、イスラム教の断食月「ラマダン(Ramadan)」をさまざまな方法でやり過ごそうとしている。


 信仰をめぐる世代間のずれは新しいものではない。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大を阻止するための厳格な移動制限とラマダンが重なった今年は、いつもとは異なる様相を呈している。
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 ラマダンに対する社会的圧力を避けつつ日中に飲食をしたいと考えるチュニジア人のためのフェイスブック(Facebook)グループ「ファター(Fater、断食破りの略)」には、約1万2000人のメンバーがいる。
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 例えば、「隠した食べ物を、どうやって両親に見つからないように食べればいいか?」と一人が聞くと回答が寄せられる。中には「シャワーを浴びながら」「若い女性なら、生理中だということにする」という想像力豊かなものもあった。イスラム教では、生理中の女性に対し、日の出から日没までの断食を免除している。
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 チュニジアの首都チュニス在住の学生で、ファターのメンバーでもあるザハラさん(23)は、以前は生理を言い訳にして隠れて食事をしていたが、母親はだまされなかった。
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「私はもうムスリムではないと母に伝えたが、母は今も知らんぷりで過ごしている」と話すザハラさんは、2年前に断食をやめた。
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 革命後に制定された憲法は信教の自由を保証しており、ラマダン中に公の場で飲食することを禁じる明確な法律はない。
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 しかしラマダンのたびに警察は「良識に反する」としたり、数十年前の指令を引き合いに出したりして、日中に飲食する人を逮捕している。
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■近年は圧力の弱まりも

 イメンさん(26)は、断食には「世代間のずれ」があると話す。普段チュニスで一人暮らしているが、ラマダン中は沿岸部の町ナブール(Nabeul)で家族と過ごしている。
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 イメンさんは断食をやめたことを「打ち明けたい」が、「ロックダウン中でみんなとてもストレスがたまっている」。「(断食をやめたことは)母を傷つけると思う。父は知っているけど、そのことは話さない」と話す。


 チュニジア人はおおむね寛容だが、「ラマダンは特別な期間で、人を断ずる権利を得たような気分になる」とイメンさんは付け加えた。「若者は従来とは違う考え方をしているけど、メディアはそれを反映していない」
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 社会的圧力は近年、弱まっていると感じている人もいる。
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「父は私が食べていることを知っていたけど、柔軟なので笑ってくれた」とアゼルさん(36)は話す。同僚の前でも普段通りに食べるが、ここ数年は「批判的な目」で見られることが少なくなったと感じるという。
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 ファターの創設者、アブドゥルカリム・ベンアブダッラー(AbdelKarim Benabdallah)さんもこれに同意する。
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 ラマダン期間に日中食事を取ることは「以前よりも社会的タブーではなくなった」が、それでも断食をしない人の多くは「家族を尊重しており、家で食事をすることはできない」と指摘した。【翻訳編集】 AFPBB News

2339チバQ:2020/05/23(土) 18:43:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/49245d639042520ac0aa78573dbfeff336b009d1
世界の死者34万人迫る ブラジル「新たな震源」に 新型コロナ
5/23(土) 17:18配信

時事通信
マスク姿で少女を抱くブラジルのボルソナロ大統領=17日、ブラジリア(EPA時事)

 米ジョンズ・ホプキンス大学システム科学工学センター(CSSE)の日本時間23日の集計で、新型コロナウイルスによる世界の死者が34万人に近づいた。

 米国が10万人に迫り、英国とイタリアが3万人台、スペイン、フランス、ブラジルが2万人台で続く。

 流行が最初に始まった中国で23日に新規感染ゼロと発表される中、世界の感染者は累計520万人超。最多の米国で160万人を超え、ブラジル、ロシアで30万人台、英、スペイン、イタリアで20万人台に上る。

 AFP通信によれば、世界保健機関(WHO)は南米を「新たな震源地」と警戒。「最も影響を受けているのはブラジル」(緊急事態対応を統括するマイク・ライアン氏)と名指しするが、ボルソナロ大統領は「ちょっとした風邪」と新型コロナを軽視し、経済活動再開に前のめりだ。

2340チバQ:2020/05/24(日) 20:50:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/a145e426b701d373410dfcd92abc65ec2de2e748
ロシア対トルコの代理戦争、舞台はリビアへ 多数のシリア人傭兵
5/24(日) 13:31配信

AFP=時事
リビアの首都トリポリで、航空防衛システムを配備するリビア国民統一政府の部隊(2020年5月20日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】シリアでは内戦の停戦合意によってロシアが支援するアサド政権軍と、トルコが支援する反体制派の戦闘が減少している。しかしそれと入れ替わる形で、両国出身の傭兵たちは今度はリビアで戦闘を続けている。

 トルコは、シリアでは反体制派の一部を支援し、リビアでは国連(UN)の承認を受けた国民統一政府(GNA)を支援している。これに対しロシアは、シリアではバッシャール・アサド(Bashar al-Assad)大統領とその政権軍を支援し、リビアでは東部を拠点とする軍事組織を率いるハリファ・ハフタル(Khalifa Haftar)司令官を支援している。

 国連の最近の機密報告書によると、シリアの民間航空会社シャーム・ウィングス航空(Cham Wings Airline)が今年に入り、リビア行きの33便を運航したことが明らかになっている。これはシリア人の傭兵を輸送したと考えられている。

 リビアに科された武器禁輸措置を監視している国連の国連の専門家らは、この報告書の中で「地上の情報源から推測すると、(ハフタル司令官の)作戦を支援するシリア人傭兵は2000人未満」と推測している。

 専門家らは、シャーム・ウィングス航空でリビアへ向かったシリア人らは、ロシアの民間軍事会社ワグネル(Wagner)との間で3か月の雇用契約を結んでいたとみている。同社はハフタル司令官側について戦闘に参加する傭兵の採用活動を行っていたとされる。一方、ロシア政府はリビアにおけるロシア人傭兵の存在を否定している。

 英オックスフォード大学(University of Oxford)研究者サミュエル・ラマニ(Samuel Ramani)氏は、シリアのアサド政権とリビアのハフタル司令官にはトルコという「共通の敵」がいるとAFPに指摘した。

 ラマニ氏によると、ロシアの狙いは「リビアでの戦闘を激化させることで、トルコに二つの戦線への対応を強いて戦力展開を間延びさせ、それによりシリアでのトルコの軍事作戦に対して、ロシアが優位に報復できると警告することにある」という。

 国連の専門家らは、リビアでGNAを支援するためにトルコに雇われた戦闘員を含め、最大5000人のシリア人傭兵がリビアにいる可能性があると指摘する。トルコはGNA支援要員を派遣したことを認めているが、人数については明確にしていない。

 一方で英国に拠点を置くシリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)は、トルコがリビアへ派遣したシリア人傭兵の数はさらに多く、約9000人と推計している。中には未成年者150人も含まれているという。

 シリア人権監視団のラミ・アブドルラフマン(Rami Abdul Rahman)代表は、リビアの首都南方の複数の前線への派遣を想定し、「さらに3300人の戦闘員がトルコの複数の軍事基地で訓練を受けている」と話す。

 また同氏によると、これらのシリア人傭兵は同国北部イドリブ(Idlib)県の親トルコ派反体制組織による連合体「シリア国民軍(Syrian National Army)」に属しており、そのうち子ども兵士17人を含む298人がすでにリビアで死亡しているとの見方を示した。

 オックスフォード大学のラマニ氏は、シリア人傭兵の多くの動機は「貧困や失業、シリアの社会経済的喪失」からの逃避だと話す。ロシアが雇ったシリア人傭兵らは、リビアで民間軍事会社ワグネルと共に、ハフタル司令官側について戦闘に参加しているという。

 また同じくハフタル司令官を支援するアラブ首長国連邦(UAE)は、スーダン人の傭兵を集めているという。諸外国によるリビアとシリアへの関与は、両国内での戦闘をそれぞれ激化させている。【翻訳編集】 AFPBB News

2341チバQ:2020/05/24(日) 21:32:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/af794b4f66a8b93ba288a39ed41d8c20b21b3939
大統領暗殺計画、20人逮捕 コモロ
5/23(土) 18:50配信

時事通信
コモロのアザリ大統領=2019年7月、パリ(AFP時事)

 【モロニAFP時事】アフリカ大陸東岸沖の島国コモロの検察は22日、アザリ大統領暗殺を計画した容疑で20人を逮捕したと発表した。

 騒ぎがあったのは4月で、記者会見した検察官は「大統領の搭乗機にテロリストが爆弾を仕掛けようとした」と説明した。

 コモロでは、アザリ大統領が改憲して長期政権を狙っていると反対派が不満を強めている。検察官は「治安部隊が爆弾入りの荷物を見つけ、積み込みを阻止した」と述べた。捜査関係者によると、発見された爆弾はオートバイで現場から輸送中に爆発し、運転者が重傷を負った。

2342チバQ:2020/05/24(日) 21:33:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/b0d85ac4c4498cb7b669a8183562ecbe764ce347
パプアニューギニア前首相、汚職で逮捕 APEC議長、コロナ保釈へ
5/23(土) 21:05配信

時事通信
パプアニューギニアのオニール前首相=2018年11月、ポートモレスビー(AFP時事)

 【ポートモレスビーAFP時事】2018年のアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議で議長を務めたパプアニューギニアのオニール前首相が23日、海外から帰国して逮捕された。

 在任中にイスラエル製の発電機を不正に調達した疑いがあり、警察は声明で「横領と職権乱用の証拠がある」と説明した。

 ただ、新型コロナウイルス対策で2週間の自宅隔離が必要で、保釈される見通しという。

 APEC首脳会議のため高級車マセラティ40台を購入したことでも汚職疑惑が浮上。米仏企業との液化天然ガス(LNG)開発契約をめぐる疑惑でも不満が高まり、19年に辞任に追い込まれた。

2343チバQ:2020/05/24(日) 21:34:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/c2705a1778d590d2205cd3757d38573d893da9fa
ブラジル、閣議で知事の悪口放題 最高裁がビデオ映像公開
5/24(日) 16:16配信

共同通信
支持者と写真撮影するブラジルのボルソナロ大統領=23日、ブラジリア(ロイター=共同)

 【サンパウロ共同】ブラジルの右翼ボルソナロ大統領が警察人事に介入したとして捜査妨害などの疑いを持たれている事件に絡み、証拠として最高裁が今月22日に公開した閣議のビデオ映像の内容が物議を醸している。新型コロナウイルス対策を推進する州知事らを口を極めてののしるなど、ボルソナロ氏や閣僚が言いたい放題の様子が記録されていたためだ。

 「やつらはウイルスを利用した」。ボルソナロ氏は4月の閣議で、商業施設閉鎖などの規制を実施するサンパウロやリオデジャネイロの州知事らを、排せつ物や肥料を意味する言葉でののしった。ボルソナロ氏は「経済を損なう」として規制に反対している。

2344チバQ:2020/05/24(日) 21:43:42
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020052300222&g=int
アルゼンチン、9度目デフォルト 債務再編交渉は継続
2020年05月23日08時48分


 【サンパウロ時事】アルゼンチンは22日、同日が最終期限だった約5億ドル(約538億円)の国債利払いに応じなかったため、2014年以来9度目となるデフォルト(債務不履行)が確定した。ただ、現地の経済専門家は「(原資はあるものの支払わない)テクニカルデフォルトだ」と指摘。市場も織り込み済みで、大きな混乱はないとの見方を示している。

 アルゼンチンでは18年の米国の利上げを受けた通貨ペソ暴落をきっかけに、経済危機が深刻化。新型コロナウイルス流行も重なって財政が圧迫されている。政府は今年4月、約660億ドル(約7兆1000億円)の外貨建て国債について、22年までの返済猶予と元本5.4%、利払い62%のそれぞれ削減を柱とする債務再編案を債権者に提示した。
 しかし、損失を強いられる欧米の有力債権団は受け入れを拒否。アルゼンチンは4月22日が期限だった5億ドルの利払いを5月22日に1カ月繰り延べ、再編交渉を進めてきた。
 今回焦げ付いたのは猶予期間が満了したこの5億ドル。専門家は「アルゼンチンの外貨準備高は減少しているとはいえ430億ドルある。(左派政権と債権団の交渉決裂で起きた)前回14年と同じテクニカルデフォルトだ」と強調した。
 その上で、6月2日に期限が再設定された「本丸」である債務再編交渉については「債権者、アルゼンチン政府ともにデフォルトは避けたがっている。2日かどうかは分からないが、どこかで折り合うと思う」と予測した。ロイター通信は関係筋の話として、数日中に妥結する可能性があると報じている。

2345チバQ:2020/05/25(月) 10:12:53
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200525-00000005-jij-m_est

武装勢力、市民9人殺害 軍の掃討戦に報復 コンゴ


5/25(月) 5:44配信

時事通信



 【ベニ(コンゴ)AFP時事】コンゴ(旧ザイール)東部ベニで24日、イスラム原理主義の武装集団「民主同盟軍(ADF)」に襲撃された市民9人が死亡した。

 ベニの軍報道官によると、軍の反撃でADFは逃亡した。

 ADFはかつて隣国ウガンダで反政府勢力として誕生したが、1995年の越境後、コンゴの密林に拠点を構えている。コンゴ軍は昨年10月、ADF掃討作戦を実施した。これへの報復で過去半年、市民400人がADFに殺されている。

2346チバQ:2020/05/25(月) 14:04:07
https://www.asahi.com/articles/ASN5S6V61N5FUHBI02G.html
世界各国で「超過死亡」 コロナ死者、発表数より多い?


有料会員限定記事 新型コロナウイルス

ニューヨーク=藤原学思、ワシントン=香取啓介 ロンドン=下司佳代子、ジャカルタ=野上英文
2020年5月25日 5時00分

 新型コロナウイルスに感染して死亡した人は、世界全体で30万人超報告されている。しかし、実際の死者数はさらに多い可能性がある。今年の死者数を例年の平均と比べると、新型コロナによる死者だけでは埋まらない差があるためだ。

米国の死者、平年より2万人増

 米国の感染の中心地となっているニューヨーク(NY)市。マンハッタンの高層ビル群や自由の女神像が見える広大な駐車場には、大型のコンテナトラックが40台並んでいる。警備員が目を光らせているため出入りはできないが、「葬儀業者はこちらへ」との看板が見える。これらのトラックは一時、NY市内の病院で亡くなった人たちの遺体を収容するために使われていた。

 NY市では4月、新型コロナによる死者が毎日、100人単位で続いた。同月上旬には、近くにある無人島「ハートアイランド」の公営墓地で、防護服に身を包んだ作業員がスコップでひつぎを埋めていく作業がロイター通信のドローン(無人飛行機)によって撮影された。NY市はこの墓地での埋葬人数を明らかにしていないが、同通信は「埋葬者が5倍になっている」と報じた。

 NY市の保健当局が米疾病対策センター(CDC)に寄せた報告書によると、3月11日〜5月2日に市内で亡くなった人は3万2107人。過去5年間の同期間と比べると2万4172人多く、4倍を超える。このように、平年と比べて多い死者は「超過死亡」と呼ばれる。飢餓や災害などの死亡者を推定することができ、感染症による社会へのインパクトを測る指標として使われる。

 ただ、NY市の超過死亡のうち、新型コロナによる死者は1万3831人、感染の疑いが高い死者は5048人。残る5293人は「新型コロナの死者」としてカウントされていない。


市は「直接、間接的なパンデミ…



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2347チバQ:2020/05/25(月) 20:40:53
https://www.sankei.com/world/news/200525/wor2005250009-n1.html
新型コロナ、新たな「震源地」中南米 ブラジル、ペルー、チリ… 冬に向かう南半球で懸念拡大
2020.5.25 14:04国際米州
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24日、新型コロナウイルスの感染拡大で閑散としているブラジルのプレジデント・ジュセリノ・クビシェッキ国際空港(ロイター)
24日、新型コロナウイルスの感染拡大で閑散としているブラジルのプレジデント・ジュセリノ・クビシェッキ国際空港(ロイター)

 【ニューヨーク=上塚真由】ブラジルを中心とした中南米諸国で、新型コロナウイルスの感染ペースが増加している。日米欧などではペースが鈍化する中で、世界保健機関(WHO)は22日「南米が新たな震源地になった」と警告。南半球が冬に向かう中、ブラジルやチリ、ペルーなどの感染対策が、パンデミック(世界的大流行)の収束時期に影響を与えかねないとの指摘も挙がっている。

 ブラジルでの感染拡大を受けて、トランプ米政権は24日、ブラジルに過去14日間に滞在した外国人の入国を禁止すると発表した。中国やイラン、欧州に続く措置で、29日以降の到着便から適用される。

 ブラジルの感染者数は22日にロシアを抜いて世界2位に。最多の米国(約164万人)とは大きな開きがあるが、24日時点で36万3221人、死者は2万2666人となっている。

 ブラジルでは5月に入ってから、サンパウロやリオデジャネイロなど大都市で感染が急増。ファベーラと呼ばれる貧困街の被害が深刻で、検査数が少なく「実際の感染者数は10倍の可能性がある」(米メディア)。また、経済再開を重視するボルソナロ大統領が、新型コロナ対策で対立した保健相を相次いで更迭し、格差や政治的混乱といった積年の課題が表面化している。

 懸念されているのは、冬の到来とともに感染が拡大することだ。特に南部では6〜7月に平均5〜6度と気温が低くなる。新型コロナの「季節性」は不明だが、他の呼吸器系の感染症は冬場に流行する傾向があり、インフルエンザの予防接種を奨励。新型コロナとの合併症を予防し、重症化を防ぐ取り組みが進む。

 このほか、チリとペルーも被害が深刻だ。両国は10万人当たりの感染者数がブラジルの2倍で、世界でも最悪規模。感染者数はペルーが約12万人、チリが約7万人でいずれも4月末〜5月初めにかけて急増した。

 ペルーの首都リマでは、貧困層が暮らす地域の市場で「クラスター」(一大感染地)が発生。欧米メディアによると、ある卸売市場では、働く人の約8割の感染が確認されたという。

 チリでも貧困層を直撃。昨年10月、地下鉄の運賃値上げを発端に首都サンティアゴで格差是正デモが始まったが、新型コロナで食料品の価格が高騰し、「食料品を買えない」と訴えるデモが再燃している。同国では冬に突入すると、薪ストーブの利用が急増し、大気汚染が深刻となる。米大学の研究では大気汚染のひどい地域では新型コロナの致死率が高まると指摘されるが、「医療危機が目前で、冬場のコロナ対策まで追いついていない」(現地情報筋)という状況だ。

 米疾病対策センター(CDC)のロバート・レッドフィールド所長は、英紙フィナンシャル・タイムズの取材に、インフルエンザのように南半球に感染が移っているとし、「南半球で終わると、北半球に再び上陸するのではないかと思う」と指摘している。

2348チバQ:2020/05/26(火) 21:25:06
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20200526-567-OYT1T50221.html
外出禁止令効果?南アで凶悪犯罪激減…殺人63%減、性的暴行82%減
2020/05/26 18:46読売新聞

 【ヨハネスブルク=深沢亮爾】犯罪の多さで悪名高い南アフリカで、凶悪犯罪が激減している。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出禁止令の影響とみられる。

 南ア警察当局が今月22日に発表した犯罪統計によると、外出禁止令が発令された3月下旬から今月19日まで約2か月間の犯罪発生件数は、殺人が前年同期比63%減の1072件、性的暴行が同82%減の919件、強盗が同63%減の5397件だった。

 南アで当初実施された全面的な外出禁止令は今月1日に緩和されたが、その後も外出制限が続いている。人の移動が減ったのに加え、国内各都市に軍や警察が大量配備されたことが犯罪減少の要因とみられる。

 一方で新たな犯罪が増えている。地元紙スターは、輸入されたマスクや防護服が空港で盗難される事件が相次いでいると報じた。

2349チバQ:2020/05/26(火) 21:26:20
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor2005260006.html
南ア、黒人貧困層にコロナ直撃懸念 アパルトヘイト後も続く格差
2020/05/26 13:19産経新聞

 【カイロ=佐藤貴生】世界保健機関(WHO)はアフリカの新型コロナウイルスの感染者が10万人を超えたとして警戒を呼びかけている。中でも感染者数が2万3千人超と最も多いのが南アフリカだ。アパルトヘイト(人種隔離)の終結から四半世紀が過ぎたが、いまも劣悪な環境で過ごす黒人の貧困層が多く、新型コロナで深刻な打撃を受けるとの見方が強い。

 南半球はこれから冬を迎え、新型コロナ感染がさらに拡大する懸念がある。米ジョンズ・ホプキンズ大の調べによると、南アの感染者は2万3615人となっている。南アの医療専門家らは最悪の場合、11月までに300万人が感染し、現在は400人超の死者が5万人に増える恐れがあるとしている。

 こうしたなか、南アのラマポーザ大統領は24日、2カ月以上続いた感染防止対策を6月から緩和し、食堂や理髪店などを除く商店を再開させるなどと述べた。政府はソーシャルディスタンス(社会的距離)を保ちながら経済活動を回復させる新たなアプローチだとしている。

 ただ、今月下旬には1日当たりの新感染者数が1200人以上になるなど、むしろピークはこれからという感が否めない。政府の判断には「自粛疲れ」や経済低迷に対処せざるを得ない苦肉の策という面もにじんでいる。

 南アは黒人と白人の格差が今も解消できず、「世界で最も不平等な国」とも呼ばれる。英紙フィナンシャル・タイムズ(電子版)は1年前、黒人の失業率約25%に対して白人は8%前後で、白人の平均収入は黒人の5倍に達し、医療を受けられる黒人は10人のうち1人にとどまると伝えた。

 スラム街に住む黒人の貧困層で感染が広がるとの見方は絶えない。南アの非営利組織(NPO)の公式サイトによると、貧困層の居室は家族らが眠るスペースしかなく、水が流れないトイレを他の家族と共同使用するケースもある。

 人との接近を避け、感染を防ぐために外出しようとしても、外出制限の厳格な運用を目指す軍や警察に「非道な扱い」を受けることもあるという。

 南アと同じ南半球のザンビアやモザンビークなどは感染者は数百人、死者は1桁台にとどまっているが、実態を反映した数字とは考えにくい。冬にこの地域で感染が本格的に広がれば、深刻な事態に直面する公算が大きい。

2350チバQ:2020/05/27(水) 11:43:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/a33a7e58e21b10361aaea2e5f7178b2434ac91f1

ブルンジ大統領選、与党党首の当選発表…野党は独自集計で勝利主張




5/26(火) 19:05配信


読売新聞オンライン


 【ヨハネスブルク=深沢亮爾】AFP通信などによると、東アフリカ・ブルンジの選挙管理委員会は25日、20日に行われた大統領選の結果、与党「民主防衛国民会議・民主防衛勢力」党首のエバリステ・ヌダイシミエ氏(52)が当選したと発表した。得票率は68・72%だった。

 主要野党「自由のための国家会議」は独自集計で勝利を主張しており、選挙結果を巡り混乱する可能性もある。

2351チバQ:2020/05/27(水) 18:28:25
https://www.sankei.com/world/news/200527/wor2005270011-n1.html
南米スリナムで政権交代か 議会選で与党不振


2020.5.27 07:23|
 南米スリナムで25日、議会選(51議席)が実施された。スペイン通信によると、26日までの開票の結果、ボーターセ大統領の与党・国民民主党(NDP)は獲得議席が15にとどまる見通しとなった。野党の進歩改革党(VHP)は21議席と躍進。NDPが他党との連立交渉に失敗すれば、10年ぶりの政権交代が実現する。

 ボーターセ氏は1980年と90年に相次いでクーデターで政権を掌握した。2010年に国会で大統領に選出され、現在2期目。昨年11月には、軍幹部だった1982年に反対勢力15人を殺害した罪で裁判所から禁錮20年を言い渡され、上訴している。(共同)

2352チバQ:2020/05/27(水) 18:33:47
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020052700286&g=int

コスタリカ、同性婚を合法化 中米初


2020年05月27日08時53分
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26日、サンホセで挙式したコスタリカの同性カップル(EPA時事)

26日、サンホセで挙式したコスタリカの同性カップル(EPA時事)

 【サンパウロ時事】コスタリカで26日、同性婚が合法化された。中米で同性婚が認められた国は初めてで、アルバラド大統領によると、世界では29番目となる。


外国人配偶者容認を 同性婚法施行1年、なお差別―台湾

 カトリックが国民の大部分を占める保守的なコスタリカでは同性愛はタブー視されていたが、2018年に米州人権裁判所が政府に法改正して認めるよう勧告。同年の大統領選で最大の争点の一つとなり、容認派のアルバラド氏が決選投票を制して当選した。
 アルバラド氏はツイッターで「共感と愛がわれわれの羅針盤となり、すべての人が受け入れられる国へと向かいますように」と歓迎した。26日午前、さっそく男性カップルが挙式。インターネット中継で見守った友人らの祝福を受けた。

2353とはずがたり:2020/05/30(土) 18:11:55
同じムラユ語を話すインドネシアとマレーシア。仲が悪いらしい。

インドネシアとマレーシアはなぜ仲が悪いのか?
2018年10月8日2019年12月7日
https://www.librige.com/2018/10/08/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%8D%E3%82%B7%E3%82%A2%E3%81%A8%E3%83%9E%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%82%A2%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%9C%E4%BB%B2%E3%81%8C%E6%82%AA%E3%81%84%E3%81%AE%E3%81%8B%EF%BC%9F/

日本と中国と韓国、フランスとイギリス、インドとパキスタンのように隣国同士は歴史的な背景や領土の問題で仲が悪くなる傾向にあるようですが、インドネシアとマレーシアもお互いのことをよく思っていないようです。
以前、インドネシア人の友人になぜマレーシアのことを嫌いなのかと尋ねたら、マレーシアはすぐインドネシアの真似をする、インドネシアの文化とかを盗むみたいなことを言っており、日本と韓国のような言い合いだと感じました。
同じ東南アジアのイスラム教国家であり、民族もほとんどがマレー系。言語もマレー語とインドネシア語という違いはあるが意思の疎通が可能なほど両言語は似ています。
近年ではインドネシアは中国との関係も悪化しているのですが、それよりも嫌いなのがマレーシア人だそうなのです。
今日はそんな両国の関係をまとめてみます。

両国の経済
インドネシアの人口は約2億6000万(2017年)。 マレーシアの人口は約3119万(2017年)と圧倒的にインドネシア人の人口が多いです。

名目GDPはやはり人口の多いインドネシアが1.015兆USドルとマレーシアの3140億USドルに大きく差を開けています。ちなみにインドネシアのGDPはアジアでも5位にランクされております。(2017年)

しかし、一人当たりのGDPを見てみるとマレーシアが9,812USドルで、インドネシアが3,875USドルと国民一人一人の暮らしはマレーシアのほうが潤っています。

どちらも近年成長著しいASEANに属し、年々経済成長を続けていますがインドネシアは依然として、国民の半数が貧困と言われており、経済格差の少ないマレーシアに比べるとインドネシアは都市部と地方の格差がかなりあると言えます。

両国の関係
上記に挙げたように資源を巡る紛争が何度か発生しております。以前には歴史的な国境問題(パダン島とリギタン島)がありました。この問題はインドネシア側が、オランダ領東インド植民地政府の支配地域全域が自らの領土であると主張していた一方、マレーシアはイギリス植民地政府が支配した全ての地域が自国の領土であると主張していました。

この問題が両国間で解決しない原因は両国が用いている地図が原因と言われています。インドネシア側はオランダの地図、マレーシア側はイギリスの地図を用いて領土の主張をしており、このオランダとインドネシアの地図が異なることで、両国の主張が全く噛み合わない状態になっていたのです。

これが原因でスハルト政権期のインドネシア軍とマレーシア軍の合同軍事演習において、両国が互いの地図を使用した結果、インドネシア軍に複数の犠牲者が出る事故が発生してしまいました。

最終的にこの領土問題は、国際司法裁判所に判断を委ね、結果として、両島(パダン島とリギタン島)ともにマレーシアに帰属するという判決になりました。

こうした背景もインドネシア人とマレーシア人の中を悪くさせている原因になっています。

また、インドネシア人は領土が大きいことから領土の狭いマレーシアに負けたくないという大国のプライドのようなものがあるように感じます。

2017年に起こった国旗問題
隣国同士は領土問題や経済的な利権から仲が悪くなりやすいものですが、近年マレーシアがインドネシア人を激怒させた事柄を紹介致します。

去年マレーシアのクアラルンプールで開催された東南アジア競技大会・通称 SEA Games。

この大会パンフレットに紹介されていたインドネシア国旗が上下逆になっていたのです。

本来のインドネシア国旗は赤が上で白が下です。上記のものだとポーランドの国旗のようです。

この件に関してはインドネシア側で大きな問題となりSNSやニュースなどで取り上げられ、反マレーシア感情が高まりました。

マレーシアのSEA Games主催側はすぐさま間違いを謝罪し、またマレーシアの外務省も「偶然の間違い」としてインドネシア側に謝罪しました。

2354チバQ:2020/05/31(日) 14:26:02
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020053100127&g=int
ブラジル、死者数で世界4番目に 新型コロナ、感染は約50万人
2020年05月31日09時52分


 【サンパウロ時事】ブラジル保健省は30日、新型コロナウイルスの累計感染者が49万8440人、死者が2万8834人に達したと発表した。死者数はフランスを上回り、世界で4番目となった。感染者は1日で3万3274人、死者は956人増えた。感染者が1日3万人を上回ったのは初めて。一方で、回復した人は20万人を超えた。
 市民205人に1人が感染している最大都市サンパウロは同日、外出自粛要請を6月15日まで延長すると発表。ただ、3月下旬から続いている商業施設閉鎖などの経済規制の緩和は予定通り6月1日から動きだす。

2355チバQ:2020/05/31(日) 15:48:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/2e04a8c0e3e0e2169c01182ce6c49d42e1c194b1
中国人の工場幹部3人、従業員に惨殺される 「反中」広がるザンビア
5/30(土) 23:07配信

AFP=時事
ザンビアの首都ルカサの幹線道路で、中国航空工業集団の中国人労働者と握手するザンビアのエドガー・ルング大統領(左、2018年9月15日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】アフリカ南部ザンビアにある中国企業の工場で先週、中国人の幹部3人が不満を抱いていた従業員によって惨殺されたとみられる事件を受け、中国が大きな存在感を示す状況をめぐり、同国で緊張が再燃している。

 地元メディアが報じたところによると、全焼した工場で遺体として見つかった犠牲者3人は、自らが所有する繊維企業がある首都ルサカ郊外マケニ(Makeni)で、不満を抱いていた従業員らに殺害された。

 警察は27日、捜査によりこれまでに容疑者2人の身柄を拘束したことが明らかにしている。

 ジョセフ・マランジ(Joseph Malanji)外相はAFPに対し、「痛ましく、残忍な事件だ。警察は必ず事態を収拾すると確信している」と述べた。

 だが事件に先立ち、ルサカでは住民たちから不当な扱いについて不満の声が上がり、マイルズ・サンパ(Miles Sampa)市長は、理髪店や飲食店をはじめとする中国の事業所を閉鎖する運動を展開していた。

 市長はまた、その他の中国企業に対しても矛先を向け、社内では英語を用い、中国人のみの雇用を止めるべきだと激しく非難。「アパルトヘイト(人種隔離政策)」はずっと前に終わりを迎えていると主張していた。

 サンパ市長と中国人とのあつれきはソーシャルメディアで拡散され、政府関係者から市長に対する批判の声が上がった一方で、多くのザンビア国民からは称賛の声が上がっていた。

 サンパ市長は27日、ザンビア在住の中国人に謝罪し、「私の判断ミスだったことを認める」とコメント。だが同国の人権活動家の一人は、ザンビア人の労働者が、「この国でわが物顔で振る舞いたがる」中国人の雇用主にないがしろにされているように感じているとして、さらなる反動に警鐘を鳴らしている。

 この活動家はAFPに対し、「彼らを保護する立場にある労働組合と労働省は、その務めを果たしていない。だから人々は、何とかして自分を守らなければならない」と語った。

 国連(UN)の世界人口推計2019年版によると、ザンビアには推定8万人の中国人が居住している。【翻訳編集】 AFPBB News

2356チバQ:2020/06/02(火) 19:46:05
https://www.asahi.com/articles/ASN622SDVN62UHBI002.html
エボラ出血熱、コンゴ民主共和国で流行 コロナも拡大中
ヨハネスブルク=石原孝

2020年6月2日 8時37分 アフリカ中部コンゴ民主共和国の保健省は1日、同国北西部にある都市ムバンダカで、エボラ出血熱の感染者を確認したと発表した。4人が死亡し、少なくとも3人の感染が確認された。世界保健機関(WHO)は同日、「同地域でエボラ出血熱が流行している」として、感染拡大防止へ支援に乗り出した。

 WHOによると、コンゴ民主共和国でエボラ出血熱が流行するのは1976年に初めて確認されてから11度目。感染すると高熱などで苦しみ、致死率は30〜80%に及ぶ。同国東部の北キブ州などでも2018年8月から感染が広がって2280人が亡くなり、WHOは昨年7月、同地域に「国際的に懸念される公衆衛生の緊急事態」を宣言した。

 コンゴ民主共和国では新型コロナウイルスの感染も拡大しており、5月31日時点で3195人が感染し、72人が死亡した。テドロス・アダノムWHO事務局長は6月1日、「今回のエボラ出血熱の発生は、新型コロナだけが人々の健康を脅かすものではないことを思い起こさせる」と訴えた。(ヨハネスブルク=石原孝)

2357チバQ:2020/06/04(木) 00:12:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/684a5a9b75687377ec8d18895e14a082a0f92d72
ブラジル、死者3万人超す 大統領「気の毒だが死は宿命」 新型コロナ
6/3(水) 8:51配信

時事通信
2日、サンパウロで医療現場の状況に一斉抗議するブラジルの医療従事者(EPA時事)

 【サンパウロ時事】ブラジル保健省は2日、新型コロナウイルス感染症による死者が前日から1262人増え、3万1199人となったと発表した。

【グラフ】新型コロナウイルス 世界各国の状況

 死者数は世界で4番目に多いが、数日以内に3番目のイタリアを追い越す見通し。米国に次いで2番目に多い累計感染者数は、1日で2万8936人増加し、55万5383人となった。

 ブラジルでは各州や市が商業規制などの感染拡大防止策を講じているが、拡大に歯止めはかかっていない。地元メディアによると、新型コロナを軽視し、経済活動の即時再開を唱えて各州知事と対立しているボルソナロ大統領は2日、大統領公邸で支持者を前に「すべての死を気の毒に思うが、あらゆる人は死ぬ宿命にある」と述べた。

2358チバQ:2020/06/05(金) 17:57:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/2b8bdd3bf0866b51130211c2701d56a3d66e3360

暫定政権「首都掌握」宣言 トルコ介入で軍事的優勢 リビア




6/4(木) 21:11配信


時事通信


 【カイロ時事】国家が分裂し内戦状態のリビアの暫定政権は4日、拠点とする首都トリポリを全て掌握したと宣言した。

 ロイター通信などが伝えた。軍事組織「リビア国民軍(LNA)」が2019年4月に首都への進軍を開始し、近郊の要衝を制圧するなど激しい攻防が続くが、暫定政権側はトルコの軍事支援で勢力を盛り返した形だ。

 暫定政権は3日までにLNAが占拠していたトリポリ南方の空港を奪還。LNAも撤退を認めた。地上戦に加え、トルコ無人機による上空からの攻撃も行われたという。

2359チバQ:2020/06/08(月) 09:09:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/8acf3ece2245c235097c72c46a62549b8f797c9b

ブラジル、累計死者数など公表取りやめ 感染拡大隠しか




6/7(日) 12:23配信


朝日新聞デジタル







ブラジリアで5月31日、支持者に手を振るボルソナーロ大統領(AP)
 南米ブラジルの保健省は6日、ホームページで行っていた新型コロナウイルスの累計の感染者数や死者数の公表をやめた。回復者数と新規の感染者数、死者数だけが表示されるようになった。地元メディアは感染拡大を隠す意図があるとして批判を強めている。

【画像】「コロナは風邪だ」外出促すボルソナーロ大統領

 保健省はこれまで毎日午後7時ごろ感染者数を発表してきたが、この発表時間も変更。ここ数日は午後10時ごろに遅らせていた。午後7時台には全国放送のニュース番組があり、政権のコロナ対策は批判されていた。ボルソナーロ大統領は5日、このニュース番組を流す放送局を「葬式テレビ局」と呼び、「夜のニュース番組のネタがなくなった」と語っていた。

 この局は、ニュースの中で、「透明性が失われる」「政府のデータへの信頼がなくなる」と批判する医師や研究者の声を伝えた。

2360チバQ:2020/06/09(火) 20:31:30
https://www.tokyo-np.co.jp/article/34138?rct=world
ルワンダ民族虐殺 指名手配の「黒幕」25年ごしで逮捕
2020年6月8日 13時54分
 一九九四年に約八十万人が犠牲になったアフリカ東部ルワンダの民族虐殺で、フランス検察は五月、国連の国際法廷が虐殺などに関与した疑いで指名手配していた実業家フェリシアン・カブガ容疑者(84)を、潜伏先のパリ近郊で逮捕した。約二十五年後の逮捕の背景には、容疑者に対するフランスの姿勢の変化が透けて見える。 (パリ支局・竹田佳彦)

 「たとえ虐殺から二十六年たっても罪は問われることを示した」。国際法廷のブラメルツ主任検察官は逮捕を受けて、こう声明を出した。マクロン仏大統領が二〇一九年四月、虐殺容疑者の司法手続きを強化すると表明してから、一年一カ月後のことだった。
 ルワンダでは一九九〇年、多数派フツ主体の政府側と少数派のツチ勢力による内戦が勃発。九四年四月、ハビャリマナ大統領の暗殺をきっかけに虐殺が起きた。政府軍や民兵組織はツチ住民らを組織的に襲撃し、約百日間で八十万人を殺したとされる。
 カブガ容疑者は北部地方出身で、幼いころはヤナギを編んだカゴ売りで生計を立てた。紅茶のプランテーションで働いていた時にハビャリマナ氏と交流。子ども同士の結婚で人脈を広げ、国の貿易を支配する存在になったとされる。
 容疑によると自身が設立したラジオ局で民族の対立感情をあおり、虐殺を扇動した。殺害に使われた大量の山刀を輸入したとの報道もある。七月にツチのルワンダ愛国戦線(RPF)が全土を制圧する約一カ月前に、スイスへ逃亡した。
 国連が虐殺の責任者を訴追するためルワンダ国際戦犯法廷を設置したのは同年十一月。大量殺人の実行や同計画、扇動容疑などで国際指名手配したのは九七年になってからだった。
 スイスに渡ったカブガ容疑者だが、批判が高まると自らコンゴ(旧ザイール)に去った。その後も豊富な人脈と資金で逃亡を続け、旧宗主国のベルギーやドイツ、ケニアへ。数年前から偽名を使い、フランスで暮らしていたとみられる。
 フランスは、虐殺を巡りルワンダとの関係が揺れてきた。九〇年から軍事支援で政権と密接な関係にあり、虐殺中も国連主導の作戦で部隊を展開。しかし十分な抑止力とならず、後にルワンダ側から政府軍の訓練などで「虐殺に加担した」と非難を受けた。事件時には関与が疑われる人物を何人も国土に受け入れ、事実上逃亡を許した。

 一方でハビャリマナ氏暗殺に絡み、仏裁判所は二〇〇六年にRPF司令官だったカガメ大統領らを告訴した。猛反発したルワンダとの国交は一時断絶。一〇年にサルコジ仏大統領(当時)が内戦時の支援に絡み「判断の誤りがあった」と責任の一端を認めたことで改善に向かった経緯がある。
 虐殺から二十五年を迎えた一九年四月、マクロン仏大統領は内戦時のフランスの対応について、歴史家や人権専門家による調査委員会の設置を表明した。就任以来アフリカへ積極的に関与する姿勢を示しており、歴史の清算による関係の再構築を狙ったとみられる。
 ただ仏国内では、ハビャリマナ氏の妻で、虐殺への関与が疑われるアガートさんが今も暮らす。ルワンダ側が国際指名手配したが、引き渡しに応じていない。
 虐殺被害者団体「IBUKA」ヨーロッパのエチエンヌ・ンサンジマナ代表は逮捕を評価する一方、容疑者を受け入れてきた欧州をこう批判した。「罪を問わないのは被害者への侮辱であり、将来の犯罪を容認するメッセージ。人類への裏切りだ」。カブガ容疑者は今後、仏国内手続きを経て、国際法廷で裁かれる。
<ルワンダ国際戦犯法廷> 国連が1994年11月、虐殺の責任者を訴追するために隣国タンザニア北部の都市アルーシャなどに設置。2015年末の解散までに集団殺害(ジェノサイド)や人道に対する罪で93人を起訴し、虐殺事件後に就任したカンバンダ暫定首相ら計61人に有罪判決を下した。解散後は、国連の「国際残余メカニズム」が捜査を継続している。
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2361チバQ:2020/06/10(水) 21:11:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/552932688dacdf699737464095868655aeaed242
ブルンジ大統領、心不全で死去 長期政権の終焉目前に
6/10(水) 3:43配信

AFP=時事
ブルンジのピエール・ヌクルンジザ大統領(2020年5月16日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】東アフリカ・ブルンジのピエール・ヌクルンジザ(Pierre Nkurunziza)大統領(55)が、心不全のため死去した。同国政府が9日、発表した。15年にわたり波乱に満ちた政権を率いたヌクルンジザ氏は、数か月後に退任する予定だった。


 大統領府の発表によると、ヌクルンジザ氏は6日にバレーボールの試合を観戦した後に体調を崩した。一時快方に向かったが、8日に容体が悪化し亡くなった。

 ヌクルンジザ氏は自らが同国の統治者として神に選ばれたと信じるキリスト教福音派で、内戦終結後の2005年に議会での大統領選挙で当選。2010年には再選を果たした。

 2015年、3選を目指し出馬表明したが、野党は憲法違反だと非難し、激しい抗議デモとクーデター未遂に発展。少なくとも1200人が死亡、40万人が国外に逃れた。ヌクルンジザ氏3選後も情勢不安は続き、人権団体からは野党やメディアに対する弾圧を非難する声が頻繁に上がっている。

 今年5月の大統領選ではヌクルンジザ氏が後継者として選んだエバリスト・ヌダイシミイエ(Evariste Ndayishimiye)氏が当選。ヌダイシミイエ氏は8月に就任し、7年の任期を開始する予定だ。【翻訳編集】 AFPBB News

2362チバQ:2020/06/11(木) 13:11:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/b291a4754f9abba48adfffb5688e036cc889d21f
村八分や離縁も…根強い新型コロナへの偏見 アフリカ
【6月11日 AFP】大家に家から追い出され、夫からは見捨てられる──サハラ砂漠以南のアフリカ地域では、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する偏見が非常に強く、感染者と接触した疑いのある人々が社会から拒絶されている。

 新型ウイルスへの感染が疑われた人たちは、職場や近所、家族からさえもつまはじきにされ、のけ者扱いされたという。このような中、堪えがたい敵意に直面しないよう、治療しないことを選ぶ人もいる。

 セネガル人女性ファトゥ(仮名)さんは約1か月前、感染者と接触した後の苦い経験について語った。ファトゥさんはただちに自室に隔離され、村八分にされた。

「私のフルネームと住所が書かれたメッセージがソーシャルメディアで拡散された」とファトゥさん。「白人と寝たために新型ウイルスに感染した」とするうわさも広まったと話す。

■心理的費用

 近隣のカメルーンでは大家が新型ウイルスの陽性が確認された住民を追い出したと、首都ヤウンデ在住の疫学者ヤップ・ブーム(Yap Boum)氏はAFPに語った。ブーム氏は、国際医療援助団体「国境なき医師団(MSF)」のアフリカの研究所代表を務めている。

 新型ウイルスに対する偏見は、アフリカに限ったものではない。「しかし、ここでは共同体の結びつきが強く、近所の人はお互いを知っている」とブーム氏は言う。

 新型ウイルスに感染した症状が表れても、周囲に明かさない人も多い。ブーム氏によると、新型ウイルス感染症にまつわる偏見への恐怖から治療を受けるのが遅くなり、亡くなった人もいる。

「この闘いに勝つためには、心理的な側面を考慮しなければならない」。同氏によると、特に医療従事者は「ペストの犠牲者」のように扱われることも多い。

■夫から家を追い出されることも

 ヤウンデで新型ウイルス感染者の心理的反応チームを率いるロール・メヌゲヌ・ムビエナ(Laure Menguene Mviena)氏は、カメルーンの看護師たちは新型ウイルスの治療チームに所属していることを理由に、夫から見放され、家から追い出されていると指摘する。

「看護師に心理的支援を提供するのが喫緊の課題だ。彼らが気力も体力も使い果たしてしまったら、どうやって他の人の世話をするというのか」とムビエナ氏は強調した。さらに同氏は、カメルーンの致死率は依然として低い水準であり、「欧州よりも低い」ことを理解すべきだと述べた。

■あだ名は「コロナ」

 一部の患者は回復した後も周囲の健康を危険にさらしているとして、辱めを受けている。

 ケニアのある女性は退院後、近所の人にばかにされたり、じっと見られたりしたという。「コロナ」と呼ばれることさえあった。

 だが、周囲の人々が新型ウイルスに関する知識を得るにつれ、心ない言葉を浴びせられることは減った。この女性は「年長者や地元政府、教会の介入によって、コロナから回復することはできるのだと周りの人が理解し始めた」と述べている。

 各国政府は、厳格な感染症対策の必要性と、偏見につながる恐怖の抑制との微妙なバランスをとらなければならない。

 リベリア、ギニア、シエラレオネで感染者の3分の1以上が亡くなった2014年のエボラ出血熱の流行時も、回復した患者は新型ウイルスの場合と似たような状況に直面したとブーム氏は指摘している。

 映像はケニア・ナイロビでの救急搬送時の様子と、取材に答える救急救命士。3日撮影。(c)AFPBB News

6/11(木) 12:09配信

2363チバQ:2020/06/11(木) 13:34:57
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020061000704&g=int
マラウイ、月内に大統領選? やり直し投票、準備間に合うか
2020年06月10日14時32分

 【リロングウェAFP時事】東アフリカのマラウイで9日、議会が大統領選やり直しの投票を6月23日に行うよう決議した。準備は間に合うのか懸念は強いが、発議した議員は「新たな選挙を行うわけではない。単にやり直すだけだ。準備の時間は十分ある」と言い切っている。

 マラウイでは昨年、大統領選が行われ、現職のムタリカ大統領が得票率38.5%で再選した。しかし、同35%だった次点候補が異議を申し立て、憲法裁は今年2月、「深刻」かつ「広範な」不正を認定。投票やり直しと選管解散を命じていた。

2364とはずがたり:2020/06/11(木) 21:16:03
豪州経済は中国依存が高いから頑張っている内になんとか繋ぎ止めておかねばならない。
台湾や越南なんかと協力して行きたい。

2020年6月11日 / 12:26 / 2時間前更新
豪首相「脅しには屈しない」 中国との関係悪化で
Reuters Staff
https://jp.reuters.com/article/australia-china-idJPKBN23I0E8?taid=5ee21dbd9cfd9b000133cdc6&utm_campaign=trueAnthem:+Trending+Content&utm_medium=trueAnthem&utm_source=twitter

[シドニー 11日 ロイター] - オーストラリアのモリソン首相は11日、中国との関係が悪化していることについて、脅しには屈しないと述べた。

両国関係は、豪政府が新型コロナウイルスの発生源に関する独立調査を呼び掛けたことなどを受けて悪化している。

中国は豪州産牛肉の輸入を制限。豪州産大麦に追加関税を課したほか、豪州への留学を検討している中国人学生に対し、新型コロナの発生で中国人を含むアジア人を差別する動きが見られるとして慎重に判断するよう促した。新型コロナ感染を巡る人種差別と暴力を理由に豪州への渡航自粛も勧告している。[nL4N2DN1OK]

モリソン首相は2GBラジオに「豪州は開かれた貿易国だが、どこかに強制されて自分たちの価値観を売り払うことはしない」と発言。

3AWラジオとの別のインタビューでも、新型コロナでアジア人が差別されるとの中国側の主張について「馬鹿げた断定だ。中国指導部の見解ではない」と述べた。

同首相は2GBラジオに「豪州は世界最高の教育と観光サービスを提供している」とし「中国国民は実質的に自分自身の決断で豪州に来ることを選んできた。私は豪州製品・サービスの魅力に強い自信を持っている」と語った。

2365チバQ:2020/06/11(木) 23:26:01
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor2006110029.html
南米・アフリカでの感染拡大懸念 WHO「季節の影響は不明」
2020/06/11 22:19産経新聞

南米・アフリカでの感染拡大懸念 WHO「季節の影響は不明」

(産経新聞)

 【ロンドン=板東和正、ニューヨーク=上塚真由】新型コロナウイルスの世界的な感染拡大がとまらない。累計の感染者は700万人、死者は40万人を超え、最近は1日当たりの新規感染者が過去最多も記録した。ブラジルやインドなど新興国でも増加が目立つ一方、感染拡大のピークを越えたとされ、経済活動の再開に動く欧米では「第2波」への警戒を怠れない状況が続いている。

 「どの国もまだ手綱を緩めるときではない」。世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は8日の記者会見でこう語り、強い危機感を示した。1日当たりの世界の新規感染者が7日、過去最多となる13万6千人超に上ったためだ。

 新型コロナの感染事例が中国で最初に確認されてから半年近く。感染者は累計で4月初めに100万人に到達するまで約3カ月を要したが、検査態勢拡充もあり、その後は12〜13日で100万人ずつ増加。500万人を超えて以降は9日で100万人増とペースが拡大した。40万人を超える死者は三大感染症の一つであるマラリアに匹敵する被害だ。

 欧米の状況が落ち着き、累積感染者数の上位を占める国々も4月初めとは異なりつつある。ブラジルやロシア、インドなどが上位に入り、3カ国に南アフリカ、中国を加えた新興5カ国(BRICS)が世界全体の感染者数に占める割合は当時の約1割から2割を超えた。

 現在、特に感染拡大が懸念されるのはブラジルだ。同国では5月以降、大都市の貧困街を中心に感染が爆発し、5月1日時点で約9万人だった感染者は1カ月余りで77万人に激増した。経済重視で「ただの風邪」とコロナを軽視するボルソナロ大統領の下、全国的に統一された感染抑止策が取れないまま、増加傾向が止まる気配はない。

 こうした新興国は欧米が経済活動を再開させるのを追いかけるように、外出や営業の制限の緩和にも乗り出した。感染者が27万人超のインドは国内の鉄道の運行などを再開し、ロシアや南アフリカもこれまでに制限措置の緩和を始めた。経済への影響を最小限にしたい考えとみられるが、一段の感染拡大への懸念は拭えない。

 WHOで緊急事態対応を統括するライアン氏は10日、ブラジルのほかにチリ、ペルーなどの南米諸国、アフリカの中央部や南部の感染拡大にも懸念を表明した。特にアフリカの一部地域で医療機器が慢性的に不足していることも課題に挙げた。ただ、今後、冬を迎える南半球で感染がさらに拡大する懸念が出ていることについては「(冬場に)ウイルスがより積極的に行動することを示すデータはない」と、気候による影響はなお不明と強調。逆に夏に入る北半球の状況が改善されるとの見方を戒めた。

2366さがら療法(さがらセラピー)心の健康法うつ病の予防と改善:2020/06/12(金) 11:49:56
うつ病の予防と改善の他、引きこもり不登校いじめパニック障害潔癖症摂食障害睡眠障害不安悩みイライラストレス自信がない勇気がないなどの改善方法や人材育成の方法を紹介しています

2367チバQ:2020/06/14(日) 10:00:04
https://www.sankei.com/world/news/200614/wor2006140004-n1.html

 アフリカ54カ国は12日付で国連人権理事会に書簡を提出し、世界各地で起きている黒人などへの人種差別について、早急に対応策を議論するよう要請した。米国で起きた白人警官による黒人男性暴行死事件は一例にすぎず、アフリカ人の子孫は各地で同様の被害に遭い注目もされてこなかったと訴えた。

 書簡はアフリカを代表し、駐ジュネーブ国際機関代表部のブルキナファソ大使名で作成された。「組織的な差別、警察の残虐行為、平和的な抗議デモへの暴力」を議論のテーマにするよう求めている。

 「武器を持たないアフリカ人が警察の残虐行為で苦しめられる事件が、世界各地で数多く起きてきた」と言及。新型コロナウイルスの流行でも、人種ごとに死亡率に大きな差があったと指摘し、各国が差別是正に取り組むよう呼び掛けた。(共同)

2368チバQ:2020/06/14(日) 10:09:06
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020061300218&g=int
ブラジルの死者、英国抜き世界2番目 大統領、医療崩壊を否定―新型コロナ
 【サンパウロ時事】ブラジル保健省は12日、新型コロナウイルス感染症による死者が前日から909人増え、4万1828人になったと発表した。英国(4万1566人)を超え、米国(11万4643人)に次ぎ世界で2番目に多い。昨年の国内での殺人被害者数4万3194人に迫っている。

 ◇経済再開
 ブラジルの感染拡大は収まる気配がない。感染者数でも既に米国(204万6646人)の次に多く、前日から2万5982人増えて82万8810人となった。
12日、人通りが戻り始めたサンパウロの目抜き通りで、市から委託を受けて通行人に無料でマスクを配り、着用を呼び掛けるブラジルの大道芸人
12日、人通りが戻り始めたサンパウロの目抜き通りで、市から委託を受けて通行人に無料でマスクを配り、着用を呼び掛けるブラジルの大道芸人

 しかし、経済状況の悪化に耐えられなくなり、これまで商業施設閉鎖など感染対策を取っていた州や市が次々と経済再開に動いている。
 雇用重視の立場からこれまで再開を求めてきたボルソナロ大統領は11日の演説で「サンパウロ州はこれまで事実上のロックダウン(都市閉鎖)を行ってきたが、閉鎖規模がずっと小さい(隣の)ミナスジェライス州に比べて人口100万人当たりの死者は断然多い」と強調。ロックダウンを否定してきた自身の主張が正しかったと自賛した。
 また「間違っているかもしれないが、われわれの情報では人工呼吸器や病床の不足のせいで死んだ人はほぼいない」と述べて医療崩壊を否定。支持者らに対し「近くの病院に何とか入り込む方法を見つけ、撮影してみてはどうか」と呼び掛けた。医療妨害をけしかけるような発言に、一部の政府保健機関や州知事から、大統領を非難する声が上がっている。
 最も感染が深刻な最大都市サンパウロの目抜き通りでは12日、パンデミック(世界的流行)前の5割程度の人通りが戻った。11日から制限付きで再開されたショッピングセンターの前には開店を待つ人々が列を成していた。

2369チバQ:2020/06/14(日) 10:10:02
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020061400112&g=int
チリ大統領、保健相を更迭 新型コロナ感染歯止めかからず
2020年06月14日09時54分


 【サンパウロ時事】南米チリのピニェラ大統領は13日、新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからない状況を受け、マニャリッチ保健相を更迭、後任に医師のエンリケパリス氏を据えた。
 チリでは3月に最初の感染者が確認されてから、増加ペースは比較的低めで推移していたが、5月以降に急増。13日現在の感染者数は、南米でブラジルとペルーに次いで3番目、世界で13番目に多い16万7355人。死者数は世界で20番目の3101人に達している。

2370チバQ:2020/06/15(月) 00:27:14
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020061300309&g=int
豪、中国との対立激化 日本やインドと連携
2020年06月14日07時29分


モリソン豪首相=4日、キャンベラ近郊グーゴン(EPA時事)
モリソン豪首相=4日、キャンベラ近郊グーゴン(EPA時事)

 【シドニー時事】オーストラリアと中国の対立が激化している。豪州は4月、新型コロナウイルスの発生源調査を世界に呼び掛けた。すると、中国は猛反発。豪産農産物輸入で「制裁措置」に踏み切り、豪州行きを避けるよう国民に求めた。こうした揺さぶりに豪州は不快感を示し、コロナ後の国際情勢をにらみ日本やインドなど「価値観を共有する国」との連携を強めている。

 新型コロナに絡むアジア人への差別が豪州には存在すると中国は主張している。モリソン豪首相は12日の記者会見で「多文化主義や宗教の自由、全ての人を平等に扱ってきたことに関して、喜んで記録を世界中に示す」と強く反論した。
 中国は、豪州が中国通信機器大手・華為技術(ファーウェイ)に次世代通信規格「5G」市場の参入を禁止したことなど、過去数年の対中政策に不満を募らせてきた。調査要求を契機に、豪州の工場で検査・検疫に関する違反があったとして食肉の輸入を一部停止し、不当に安い価格で輸入されたとする豪産大麦には関税を大幅に引き上げた。
 豪経済は、コロナで大打撃を受けた。中国の一連の措置は、弱った豪経済に中国の重みを思い知らせる狙いがあるとみられている。豪州に来る留学生や旅行者は、コロナ前は国別で中国が首位だった。豪州の対外貿易でも中国は全体の3割弱を占める。最大の貿易相手国だ。
 豪州は、歴史的なつながりの深い太平洋諸国で、中国が影響力を強めようとしていると警戒する。これをけん制しようと、4日にはインドとの間で戦略的関係の格上げを発表。「自由で開かれたインド太平洋」構想を掲げる日本とは近く、自衛隊と豪軍の相互訪問時の法的地位などを規定した「円滑化協定」で合意する見通しだ。
 こうした動きは、中国包囲網として今年の先進7カ国首脳会議(G7サミット)に豪印両国を招く米政権の戦略と一致する。クイーンズランド大学のスティーブン・ベル教授は豪州の取り組みについて「中国への高い依存を引き下げて、リスクを分散化しようとする動きだ」と分析している。

2371チバQ:2020/06/15(月) 00:28:00
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020061400260&g=int
ソマリア、ソマリランドと「首脳会談」 エチオピア仲介
2020年06月14日20時22分

 【モガディシオAFP時事】ソマリア政府は14日、アブドラヒ大統領がこの日、北部で1991年から半独立状態の「ソマリランド共和国」のムセ・ビヒ「大統領」と会談したと発表した。会談は隣国ジブチで行われ、エチオピアのアビー首相が仲介した。

 ソマリア政府は声明を出し「ソマリランドと実りある話し合いを行うため、あらゆる努力を惜しまない」と表明した。ソマリランド「外務省」もツイッターに「ソマリランドの主権を世界に訴える機会としたい」と書き込んだ。会談にはジブチのゲレ大統領も同席した。


https://www.jiji.com/jc/article?k=2019070201034&g=int
ソマリアとケニア険悪化=ソマリランドを「国」扱い
2019年07月02日17時55分



 【モガディシオAFP時事】ソマリア政府は1日、北部で半独立状態にある「ソマリランド」を国家扱いしたとして、隣国ケニアに公式に抗議したことを明らかにした。
 ソマリランドは1991年に独立宣言したが、国際社会は認めていない。しかしケニア政府は先週、ソマリランド代表団との会合で「両国の関心事項」を話し合ったとツイートした。

2372チバQ:2020/06/15(月) 13:52:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/75470caa0713fbffce55e71bfeca0df610dfa55a

ナイジェリアで60人以上殺害 過激派、襲撃相次ぐ




6/15(月) 8:40配信


共同通信


 ナイジェリア北東部ボルノ州で13日、武装勢力が複数の町を襲撃し、住民や政府軍兵士計60人以上を殺害した。イスラム過激派ボコ・ハラムから派生し「イスラム国」(IS)に忠誠を誓う勢力が犯行声明を出した。ロイター通信が15日までに、住民や自警団の話として報じた。

 9日にもボルノ州の別の地区が襲われて住民少なくとも69人が死亡するなど、襲撃が相次いでいる。

 13日の事件で過激派は、軍が駐留する町をロケット弾などで襲い、兵士少なくとも20人を殺害。多数の住民が銃撃戦に巻き込まれ、病院は負傷者であふれかえった。

2373チバQ:2020/06/15(月) 22:08:49
https://digital.asahi.com/articles/ASN6C54VWN62UHBI01S.html?pn=6
「口かみ酒」回し飲みで感染も? アマゾン先住民に危機
会員記事

笠原真

2020年6月12日 11時00分

 南米ブラジルで新型コロナウイルスの感染拡大が深刻化しています。米ジョンズ・ホプキンス大の集計によると、8日までに感染者が69万人を超え、米国に次いで世界で2番目まで増加しました。死者は3万6千人にのぼり、3番目の多さとなっています。こうした状況のなか、先住民に感染が広がれば、独自の伝統や文化が危機に立たされてしまうとの懸念が出ています。


305部族、人口は90万人
 世界の先住民の保護団体「サバイバル・インターナショナル」によると、ブラジルには305の部族が存在し、人口は約90万人。同国の人口全体でみると0・4%ほどになります。

 アマゾンの先住民の新型コロナ発症が初めて確認されたのは4月1日でした。ブラジル北西部のアマゾナス州に住むコカマ族の20代女性で、地元で保健活動に携わり、外部の医師から感染したとみられています。AP通信はブラジル先住民連合(APIB)の話として、5月21日までに先住民の40部族、計537人が感染し、そのうち102人が死亡したと伝えました。

 アマゾンへの渡航歴が豊富な探検家の関野吉晴さん(71)によると、現在は学校などに通うため、居住地域外の文明社会に接している先住民が多く、「まったく接することがないのは、おそらく1〜2割ほどではないか」といいます。

ここから続き
 医師でもある関野さんは、先住民を取り巻く医療体制の脆弱(ぜいじゃく)さに目を向けています。多くの先住民が住むアマゾナス州では、州都マナウスに医療従事者が集中するなど偏りがあり、病床も足りていません。同州のリマ知事はAP通信のインタビューに「州奥地では医師や集中治療室で稼働できる人が少ないなど、十分な人的資源がない」と説明。関野さんも「たとえ先住民が都市部に出て現代医療にアクセスできたとしても、人工呼吸器などの医療資源がそもそも乏しい」と指摘します。

 同州では、5日時点で感染者が4万7666人。1万人あたりの感染者数では全国で2番目に多い115.02人となっています(同国保健省発表)。

 関野さんはブラジルとベネズエラの国境付近に住むヤノマミ族の村で診療活動も行ってきました。「川の生水は飲まないで」「手洗いをして」といった基本的な衛生指導をしても、理解してもらうのが難しい側面もあったと振り返ります。

2374チバQ:2020/06/15(月) 22:09:08
唾液で発酵させる酒
 独自の食文化が感染を拡大させる要因になる可能性の例として、関野さんはペルーのアマゾン地域に根付く「口かみ酒」を挙げます。「口かみ酒は芋を口に入れてかみ、人間の唾液(だえき)に含まれる酵素の助けを借りて発酵させて作るお酒です。口の中はウイルスが一番繁殖しやすい。それをひょうたんで回し飲みする習慣もあるので、一人でもウイルスを持っていたら大変です」

ブラピもマドンナも署名活動
 ブラジルでは1970年代にアマゾン開発が本格化し、道路建設や森林伐採、鉱山開発が進められてきました。2019年に就任したボルソナーロ大統領も経済立て直しのためこうした開発を優先し、環境や先住民の保護には後ろ向きです。土地を奪われてきた先住民や保護団体は、開発をやめない政府と長く対立してきました。政府の施策に反対するため、先住民らはデモを開き、「我々の神聖な土地で採鉱するな」と訴えています。

 本来、先住民が住む地域は国の機関である国立先住民保護財団が管理し、外部からの入域が制限されています。しかし過去には違法な侵入者らとの間にトラブルが発生し、先住民の指導者が殺害される事件も起きました。ロイター通信は、新型コロナがブラジル国内ではやり始めた3月以降も採掘者らが侵入し続けていると報じています。関野さんは、「先住民は社会的弱者です。彼らを守るには、開発を進める今の政治を変えるしかありません」と語ります。

 新型コロナについて、ボルソナーロ氏は「ただの風邪」と表現するなど、その脅威を軽視する姿勢をくずしていません。そうした状況下で、新型コロナから先住民を保護するよう政府に求める署名活動が広まっています。率いるのは長く先住民を撮影してきたブラジル人のフォトジャーナリスト、セバスチャン・サルガド氏。これまで約25万人の署名が集まり、ブラッド・ピットさん、マドンナさん、ポール・マッカートニーさんら著名人も名を連ねています。サルガド氏はボルソナーロ氏にあてた書簡に、こうつづっています。「ブラジルの先住民は究極の危機に直面している。彼らは人類にとって大切な歴史の一部であり、この国の多様性をたたえる者として、破滅的なウイルスから彼らを守る措置を早急に取るよう求める」

 国立民族学博物館副館長で文化人類学者の関雄二さん(63)は「アメリカ大陸の先住民の歴史は、感染症の犠牲になってきた歴史です」と話します。1492年、コロンブスの「新大陸発見」に端を発する大航海時代以降、大陸には天然痘や腸チフス、はしかなどの病原体が持ち込まれました。その結果、当時の人口の8〜9割が犠牲になったといいます。



 20世紀後半以降は、抑圧されてきた先住民の権利を保護する動きが全世界的で顕著になりました。2007年には国連が「先住民族の権利に関する宣言」を採択しています。

 関さんは、新型コロナがこうした動きを逆行させる可能性を指摘します。「国際的に、異文化を受け入れない不寛容な姿勢が以前よりも強まってきたように感じます。先住民の存在意義や権利に対する理解を縮小させ、弱者の声が届きにくくなっているのではないでしょうか」。さらにその結果として、先住民文化の衰退や人口減少へとつながってしまわないか。関さんは危惧の念を強めています。(今さら聞けない世界)(笠原真)

2375チバQ:2020/06/15(月) 22:10:35
https://digital.asahi.com/articles/ASN6C61BMN63UHBI007.html?pn=6
貧困が広げるコロナ感染 リーダーは対極的でも死者数は
会員記事 新型コロナウイルス

2020年6月11日 21時09分
 ラテンアメリカの感染者の半数以上は、地域で最も人口が多いブラジルに集中する。3月下旬から各州政府が外出自粛を求めてきたものの、ボルソナーロ大統領が「感染は避けられない。今日でなければ来週か来月だ」などと、外出自粛に否定的な態度を取っていることもあり、感染者は77万人を超えた。

 一方、ペルーのビスカラ大統領は「感染拡大を食い止める唯一の方法だ」と訴え、厳格な外出禁止令を発令するなどしてきた。国内外の移動も制限され、外出禁止令に違反すれば逮捕されることもある。それでも20万人を超す感染が確認され、死者は6千人に迫る。

 2人の大統領の姿勢は対極的だ。だが、人口100万人あたりの死者数で比較すると、ブラジルは189人、ペルーは184人で、さほど違いはない。

 共通するのは、貧困の問題だ。中南米のほとんどの大都市の周辺にはスラム街があり、山の斜面などに小さな家々が密集する。ブラジル科学アカデミーの生物学者フェルナンド・ハイナッハ氏は「貧困層が暮らす地域はどの国でも予防のために距離を取ることが難しく、感染が拡大しやすい」と語る。マスクの着用や手洗いなどの予防法も十分に伝わっていない。

 また、中南米は全般的に医療体制が貧弱で、設備の整った病院までの距離が遠い。ペルーでは住民40万人に対し、人工呼吸器が3台しかない地方もある。ユニセフ・ペルー事務所保健部長のウゴ・ラズリ医師(公衆衛生)は「一気に感染が広がると、医療システムが崩壊する」と懸念する。既に、医療用マスクや防護服などが不足しており、ラズリ氏は「自国だけでは対処しきれず、国際的な支援が不可欠だ」と語る。

ここから続き
 WHOの緊急対応責任者のマイク・ライアン氏も8日の会見でラテンアメリカについて「メキシコからチリまで、いくつかの例外を除いて全体的に感染者数が増加している」と指摘。「この病気を制御するため、強いリーダーシップが求められている」とした。

 この地域の感染拡大は世界全体に影響を与える。ブラジルやメキシコ、チリ、ペルーは鉱物資源や農産品など1次産品を先進国などに輸出してきた。一方、自動車や電化製品など、先進国のメーカーが製造する製品の市場でもある。ブラジルのInsper大学のナエルシオ・メネゼス研究員(経済学)は「世界的な景気減速で輸出が減るだけでなく、感染拡大で失業者も増えている。消費が減り、中南米を市場として利用する先進国のメーカーにも影響する」と指摘する。

2376チバQ:2020/06/17(水) 11:40:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/0827bfcc8b8b78dbfbad8131462ae7a4e5aae2f5

チリで3万人超計上漏れ 新型コロナ、感染者21万人に




6/17(水) 9:09配信


時事通信


 【サンパウロ時事】チリ保健省は16日、新型コロナウイルス検査で陽性だった市民3万1412人が、手違いで感染者として数えられていなかったことを明らかにした。

 同国の累計感染者数は16日現在18万4449人だが、実際には約21万6000人となり、フランスとイラン、ドイツを上回って世界で9番目に多いことになる。

2377チバQ:2020/06/17(水) 19:53:35
https://www.tokyo-np.co.jp/article/36091
ホンジュラス大統領が感染 重篤ではなく職務は続行
2020年6月17日 14時43分 (共同通信)
 ホンジュラスのエルナンデス大統領=1月(ロイター=共同)
 ホンジュラスのエルナンデス大統領=1月(ロイター=共同)

 ホンジュラスのエルナンデス大統領=1月(ロイター=共同)
 【サンパウロ共同】中米ホンジュラスのメディアによると、同国のエルナンデス大統領が新型コロナウイルスに感染したことが16日判明した。首都テグシガルパの陸軍病院で治療を受けているが、重篤ではなく、テレワークで職務を続ける予定という。
 エルナンデス氏は先週末から体調が悪くなり、検査で陽性が判明した。妻のアナさんも陽性だったが、症状はないという。

2378チバQ:2020/06/18(木) 20:00:54
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020061800749&g=int
連邦判事夫妻、自宅で射殺される 麻薬カルテルの報復か―メキシコ
2020年06月18日14時23分


 【サンパウロ時事】メキシコ中部コリマ州コリマで、連邦判事夫妻が自宅で何者かに射殺された。判事は麻薬犯罪組織の事件などに関わっており、報復とみられる。

 事件が起きたのは16日の白昼。地元報道によると、夫妻が売りに出していた車を「買いたい」と来訪した男2人から約20発の銃弾を浴びせられた。家には子供2人と家政婦がいたが無事だった。判事は2018年、凶悪な麻薬カルテル「ハリスコ・ヌエバ・ヘネラシオン」最高幹部の刑務所移送を決定していた。

2379チバQ:2020/06/21(日) 21:28:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/a3193529727f99d7be11a5aeaec8fc6829e8c48b

コンゴの武装勢力、金密輸で利益 資金源の疑い、浮き彫りに




6/21(日) 15:22配信


共同通信


 鉱物紛争が続くコンゴ(旧ザイール)東部で、武装勢力や犯罪組織が金などを周辺国やアラブ首長国連邦(UAE)に密輸し、多額の利益を得ていることが分かった。合法的に取引される量をはるかに上回る。AP通信が21日までに、国連安全保障理事会が科した制裁の履行状況を調べる専門家パネルの報告書を基に報じた。

 コンゴ東部には100以上の武装勢力が乱立。2018年からエボラ出血熱が流行し2200人以上が死亡するなど、人道危機が起きている。世界各地に出回る鉱物が、武装勢力の資金源になっている疑いが改めて浮き彫りになった。

2380チバQ:2020/06/21(日) 21:41:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/66632aa9fdaf9993f17fe757079c545739b31aea
NZ首相「危機管理」で手腕発揮 人気最高潮、総選挙まで3カ月

6/21(日) 7:13配信
 【シドニー時事】9月19日に行われるニュージーランド(NZ)総選挙(一院制、基本定数120)まで3カ月を切った。

 新型コロナウイルスの封じ込めに成功し「危機管理」で手腕を発揮したアーダーン首相の人気は最高潮に達し、最大与党・労働党の支持も伸び、首相続投の可能性が高まっている。

 NZメディアによると、「ニューズハブ・リード・リサーチ」の最新の世論調査で、労働党は史上最高の支持率56.5%を記録し、単独で過半数議席を確保する勢いだ。「首相にふさわしい人物」でも、アーダーン氏が歴代最高の59.5%の支持を集めた。

 NZは新型コロナ対応で、感染者が比較的少なかった3月に「鎖国」した上で、厳しい都市封鎖にも踏み切った。今月8日には新型コロナの感染者がいなくなったとして、国境管理を除く制限措置を解除。世界的にも早い段階でコロナ禍からの正常化を果たした。

 アーダーン氏はこの間、通常の記者会見に加え、ソーシャルメディアを活用した国民との直接交流にも力を入れた。ビクトリア大学ウェリントン校のスティーブン・レビン教授は取材に、「はっきりとした情報の伝達と決断力、明確でぶれない意思決定」が首相の高い人気につながったと分析した。

 労働党は前回2017年の総選挙では第2党にとどまったが、連立協議が成功して政権を奪回した。37歳で首相となったアーダーン氏は、昨年3月に白人至上主義者が起こした銃乱射テロ事件への対応でも、直ちに銃規制を強化し、犠牲となったイスラム教徒の遺族らに寄り添う姿勢を示して連帯をアピール。危機管理に強い首相として国内外で高い評価を得た。

2381チバQ:2020/06/25(木) 20:10:20
https://www.sankei.com/world/news/200625/wor2006250008-n1.html
アマゾン先住民にもコロナ脅威 低い医療水準、開発政策も悪影響 ブラジル 新型コロナ
2020.6.25 09:11
 【ワシントン=住井亨介】南米ブラジルでの新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない。冬を迎えて感染者が100万人超となり、死者数も5万人を超えた。感染は熱帯雨林のアマゾン奥地にも広がりつつあり、先住民の絶滅につながりかねないとの指摘も出ている。

 米CNN(電子版)によると、先住民に最初の死者が出たのは4月。アマゾン地域の村落に住んでいたヤノマミ族の少年(15)だったという。

 米誌ナショナル・ジオグラフィック(電子版)は、ブラジル先住民連合(APIB)発表の数字(6月9日)として、先住民の死者は262人に上ったと報道。新型コロナに感染した先住民の致死率は9・1%で、一般人の5・2%に対し約2倍となっているとしている。

 感染拡大の要因とみられているのが、貧しい医療態勢だ。CNNによると、先住民の村落から集中治療室(ICU)がある最も近い病院までの平均距離は315キロ。村落の約1割は700〜1千キロ以上離れたところにある。医薬品の供給も十分ではなく、先住民は主に伝統的なハーブ薬などで治療をしている状況だ。

 もう一つの原因は、ボルソナロ政権が進めるアマゾン開発の影響だ。ブラジルからの報道によると、国立宇宙研究所(INPE)は4月のアマゾンでの森林伐採面積が前年同月比64%増となったと発表した。

 経済重視を掲げるボルソナロ大統領は、森林消失に関する研究機関のデータを「嘘だ」と否定。厳しく規制されてきた開発に前のめりだとして批判を浴びている。

 保護政策の後退で木材調達のほか地下資源の採掘などを目的にアマゾンへの不法侵入者が増えており、感染症に脆弱(ぜいじゃく)な先住民へ新型コロナの感染を広げているという。こうした侵入者への対策は新型コロナの影響で後手に回っており、先住民は二重の脅威に追い詰められている形だ。


 「大量虐殺の恐怖といっても過言ではない」。ブラジルの気候科学者カルロス・ノブレ氏は英紙フィナンシャル・タイムズ(電子版)に対してこう語った上で、「先住民への感染拡大の恐れと不法侵入者の脅威は大変なものであり、もし止められなければ先住民の文化が終焉(しゅうえん)することになる」と指摘している。

 ◇

 アマゾンの先住民 ブラジルには、約300部族の先住民がいるといわれる。先住民の文化保護などを担う国立先住民基金(FUNAI)によると、約460カ所ある先住民保護区は国土の約12%を占め、アマゾン地帯に集中している。

2382チバQ:2020/06/27(土) 21:54:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/73ffdbe6ff8f8969d2971522567ead0c240fcd62
大統領のルール違反…ブラジルはマスクせず、チリは「最後の別れ」我慢せず
6/27(土) 19:01配信

読売新聞オンライン
 【リオデジャネイロ=淵上隆悠】新型コロナウイルスの感染拡大が深刻な南米のブラジルとチリで、国のトップ自らが感染予防策を守っていないことが物議を醸している。

 ブラジルの首都ブラジリアでは、4月から公の場でのマスク着用が条例で義務化された。違反した場合は2000レアル(約4万円)の罰金があるが、ジャイル・ボルソナロ大統領は、度々これを無視している。

 連邦地裁は22日、ボルソナロ氏にマスクの着用を命令し、「大統領たるもの、自らと周囲の感染を防ぐ必要がある」と諭したが、政府側は26日、控訴した。

 一方、チリでは、セバスティアン・ピニェラ大統領が参列した叔父の葬儀に批判が集まっている。

 政府は、葬儀の参列者を20人以下とするよう国民に求めている。しかし、霊園が撮影、公開した動画で、21日の葬儀にはピニェラ氏を含めて30人以上がいた可能性が指摘されている。

 叔父には新型コロナの感染歴があったが、参列者はひつぎに触れ、ピニェラ氏も小窓から遺体の顔をのぞき込んでいた。野党側は「多くの人が『最後の別れ』を我慢している。非難すべき行為だ」と批判している。

2383チバQ:2020/06/28(日) 23:31:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/ae3480bfbb045da8aa01233de317213c2a0cb8e3
野党候補が現職破る マラウイでやり直し大統領選
6/28(日) 17:29配信

時事通信
マラウイ大統領選で勝利したチャクウェラ氏=20日、リロングウェ郊外(AFP時事)

 【ロンドン時事】東アフリカのマラウイで23日行われたやり直し大統領選で、選挙委員会は27日、野党連合候補のチャクウェラ氏(65)が現職ムタリカ氏(79)を破って勝利したと発表した。

 大統領任期は5年。

 昨年5月の大統領選でムタリカ氏が再選されたが、憲法裁判所が不正を認定、選挙のやり直しを命じた。混乱が多いアフリカの選挙でやり直し選挙が平和的に行われ、野党側の勝利が認められるのは異例。今回の選挙は「司法が大統領権限によって脅かされたり、影響を受けたりすることなく実施された」(英BBC放送)ことで、アフリカの民主化に向けた好例と受け止められている。

2384チバQ:2020/06/30(火) 16:21:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/44b63c1d7bc74691643b3543c17765f13499066b

ホーガン欧州委員、出馬断念 次期WTO事務局長選




6/29(月) 21:01配信


時事通信


 【ブリュッセル時事】欧州連合(EU)欧州委員会のホーガン委員(通商担当、アイルランド出身)は29日、世界貿易機関(WTO)の次期事務局長選挙に立候補しないと表明した。

 EUの単一候補としての出馬を検討していたが断念し、現在の職務に専念する。

 8月末の退任を表明したアゼベド事務局長の後任選びには、メキシコ、ナイジェリアなどの立候補者に加え、韓国産業通商資源省の兪明希通商交渉本部長も出馬を表明。EUからは、スペインのゴンサレス外相の立候補も取り沙汰されており、混戦となりつつある。

 日本政府は貿易をめぐって多くの懸案を抱える韓国の影響力拡大を警戒。加盟各国の動向を注視している。 


https://news.yahoo.co.jp/articles/433eb1f420d46e78cfe3c0d0823d091cbb7a6400

対韓輸出管理厳格化1年 機能不全、調整力失う国際機関




6/30(火) 7:15配信


SankeiBiz







※画像はイメージです(Getty Images)
 輸出管理厳格化をめぐって韓国が日本に対する提訴手続きを再開した世界貿易機関(WTO)は、設立から25年が経ち、紛争解決の機能不全など制度疲労が顕著だ。新型コロナウイルスの感染拡大で各国の自国優先の姿勢が強まり、米国と中国の対立もさらに激しくなると予想される。

 通商問題を取り扱う国際機関の重要性が増す一方、多国間協調のハードルも上がるのは必至で、これまで以上に日本の役割が問われる。

 WTOは加盟国・地域同士の貿易上の紛争を解決するための準司法的な制度を設けており、「自由貿易の番人」と呼ばれている。しかし、裁判の「最終審」に当たる上級委員会が米国の反対で任期が切れた委員の補充ができなくなり、昨年12月に機能が停止。紛争処理機能が1995年の設立以来初めてまひした。

 米紙ウォールストリート・ジャーナルは「世界貿易を促進するため、米国と欧州諸国を中心に50年以上かけて交渉してきた国際的なルールが危機にひんしている」と強調。WTOのアゼベド事務局長は5月、任期を1年前倒しし、今年8月末で辞任すると表明した。

 次期事務局長選には、韓国産業通商資源省の兪明希(ユ・ミョンヒ)通商交渉本部長が立候補する。他にナイジェリアのオコンジョイウェアラ元財務相ら数人が候補者として届け出ており、7月8日に立候補が締め切られて選挙戦に突入する。茂木敏充外相は今月26日の記者会見で、「日本の対応は検討中だ。次期事務局長に求められるのは、主要国の利害を調整する能力だと思う」と話した。

 次期トップ選びが注目されるのは、WTO改革が急務だからだ。紛争処理機能の修復だけでなく、デジタル経済の発展に対応するためのルールづくりや、協定の履行状況の監視強化も課題になっている。

 みずほ総合研究所の菅原淳一主席研究員は、「WTO改革を含む多国間協調はコロナ後に、以前より厳しい試練の時を迎えるだろう」と指摘する。世界各国が経済の立て直しを優先し、自国第一の政策を採る懸念が強いことや、多国間協調を主導するリーダーが不在であることを理由に挙げる。

 G20(20カ国・地域)首脳会議(サミット)も、2017年に米国第一主義を掲げるトランプ政権が発足してからは、それまで明確に打ち出していた「反保護主義」を掲げなくなった。

 世界的な機関が利害を調整する力を失っており、立て直しは容易でない状況だが、資源のない日本にとって自由貿易は“生命線”といえる。政府関係者は、「新型コロナで重要性が増しているデジタル経済のルールづくりを含め、日本がWTO改革を主導していきたい」と話している。(高橋寛次、ロンドン 板東和正)

2385チバQ:2020/06/30(火) 20:01:36
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020062900505&g=int
共通する「経済優先」 コロナ感染上位の新興国―ブラジル、ロシア、インド
2020年06月29日20時26分


ブラジルのボルソナロ大統領=3日、ブラジリア(EPA時事)
ブラジルのボルソナロ大統領=3日、ブラジリア(EPA時事)

 新型コロナウイルスの感染者数が累計で1000万人を超えた。米国に次いで多いのがブラジル、ロシア、インドの新興3カ国だ。これら3国に共通するのは、深刻なコロナ禍に見舞われる中、政府が感染拡大抑止よりも経済活動再開を重視する姿勢を示している点だ。

 ◇大統領が冷や水
 1日当たりの新たな感染者が4万人前後で推移するブラジル。3月下旬から州や市などが各国と同じように商業施設を閉鎖するなどの措置を取ったが、第1波がいつ終わるのか見通しすら立たない。原因としては、濃厚接触が多い文化や保健衛生環境の悪さ、ほとんどの地域で外出が「自粛要請」にとどまったことなどが挙げられるが、ボルソナロ大統領の存在も大きい。
 ボルソナロ氏は初期の段階で新型コロナを「ちょっとした風邪」と断言。「ロックダウン(都市閉鎖)の先にあるのは、失業と飢餓、貧困だ」などと規制に異を唱え続けてきた。貧困層が多い開発途上国であることを考えれば一面では正論だが、知事や市長が一丸となっている封じ込めに冷や水を浴びせ続けたことで、最も重要な局面で国民の間に混乱と分裂を生んだことは事実だ。
ロシアのプーチン大統領=23日、モスクワ(AFP時事)
ロシアのプーチン大統領=23日、モスクワ(AFP時事)

 規制開始から3カ月を経て、経済はボルソナロ氏の「予言」通り負荷に耐え切れなくなっており、州や自治体はなし崩し的に経済再開に動き始めている。
 ◇背景に支持率下落
 ロシアは、感染者数が多いのは「大量の検査を実施しているため」と説明する。これまでにロシアで行われた検査は1900万件に上る。プーチン大統領は23日の国民向けテレビ演説で「ロシアは検査数で世界の主要国をリードしている」と強調。「大量の検査によって(感染者を)早期に発見できる」と訴えた。
 新規感染者が増え続けているにもかかわらず、政権は5月12日に経済活動の制限を解除した。コロナ禍による経済の落ち込みで、プーチン氏の支持率が下落していることが背景にありそうだ。
インドのモディ首相=インド政府が4月14日提供(AFP時事)
インドのモディ首相=インド政府が4月14日提供(AFP時事)

 感染者が最も多い首都モスクワも今月9日に市民の外出制限を全面的に解除。プーチン氏の長期続投を可能にする憲法改正の全国投票が7月1日に行われることをにらんだものとみられるが、感染者が一層増加する恐れがある。
 ◇「人命優先」を転換
 インドでは3月末から厳しい外出禁止措置を伴う全土封鎖を実施してきたが、4月下旬以降は段階的に解除。今月に入り経済活動を大幅に認めた結果、1日当たりの新規感染者数が2万人近い日が続く。
 モディ首相は4月11日、それまでの「人命優先」から「人命も経済もどちらも大事だ」と方針を転換した。全土封鎖実施で大量の失業者が生まれ、人口の6割近くを占めるとされる貧困層を中心に生活苦を訴える声が増えたことが影響した。
 人口2800万人超の首都ニューデリーでは過去約2週間で感染者数は倍増し累計で8万人を超えた。デリー首都圏政府は、7月末までに最大55万人が感染する可能性があるとみている。

2386チバQ:2020/07/01(水) 21:22:47
https://www.sankei.com/world/news/200630/wor2006300032-n1.html
ナイル川の水争い エジプトとエチオピアがダム建設めぐり火花
2020.6.30 21:05国際中東・アフリカ
 【カイロ=佐藤貴生】世界最長のナイル川で、エチオピアが巨大ダム建設を進め、下流のエジプトと対立している。エジプトは必要な水の9割をナイル川に依存し、水供給を含め国の命運を握られかねないと懸念するためだ。アフリカ連合(AU)が調停に入ったが、歴史的経緯も絡むとされ、ナイルの水争いが全面決着に至るかは不透明だ。

 問題になっているのは、エチオピアが2011年から建設している総工費約45億ドル(約4800億円)の「大エチオピア・ルネサンスダム」。英BBC放送(電子版)によると、同国は6年でダムを水で満杯にする方針で、7月から貯水を始める意向を示した。

 エチオピアの狙いは、水力発電による国内外への電力供給だ。ダムではアフリカ最大の水力発電所(6千メガワット)が21年までに稼働する予定で、同国の経済成長を支える電力を賄いたいとの期待がある。電気が届かない全人口の65%への電力供給にも道が開け、余剰電力をケニアやエリトリア、南スーダンなど周辺国に売る計画もある。

 一方、エジプトはダムの貯水が急激に進めば水不足に陥る恐れがあるだけに、貯水にもっと長期間かけるようエチオピアに要求。6月19日には、国連安全保障理事会に仲介を要請し、対話により解決できない場合は、軍事行動も辞さない姿勢を示してきた。

 だが、隣国エリトリアとの国境紛争を解決し、19年にノーベル平和賞を受賞したエチオピアのアビー首相は、「エジプトの人々を傷つける気はない」とする一方、「誰も(建設を)止めることはできない」と米国などの度重なる調停を拒否してきた。


 エチオピアは6月27日、AU議長国の南アフリカの調停を受け入れ、「今後2〜3週間」でダム運用に関する協定をエジプトと結ぶとして歩み寄りをみせた。ただ、エチオピアの強い姿勢には歴史的な反感もにじみ、すんなり解決できるかは見通せない。

 ロイター通信によると、エジプトは1929年、かつて同国を保護領とした英国との間で、「水の配分に影響を与えるナイル川上流の事業を拒否する権利がある」との協定を締結。59年にはナイル川の水のエジプトへの年間割当量が明示されるなど、ナイル川の水を周辺国より優先利用できる地位を確保してきた。

 インターネットを通じて取材に応じたエチオピアのシンクタンク、東アフリカ政策研究所のレンジソ氏(38)はこの協定に触れ、「エチオピアや流域の国々の水の必要性はまったく考慮されてこなかった。エジプトは植民地時代の遺産を押し付けようとしている」とし、エチオピアのダム建設とナイル川の水資源利用の正当性を強調した。

2387チバQ:2020/07/01(水) 22:54:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/50bec5efb5b6843e20b533a6207e5d1f5571cb20
ブラジル、新型コロナで800万人近くが失職 就業率5割切る
7/1(水) 9:28配信

CNN.co.jp
新型コロナの影響でブラジルの今年3〜5月の失業者数が800万人近くに上ることがわかった

サンパウロ(CNN) 新型コロナウイルス感染拡大が続く南米ブラジルで、今年3〜5月に職を失った人は過去最多の800万人近くに上ることが分かった。


ブラジルの地理統計院(IBGE)が30日に発表した統計によると、3〜5月に新たに失業した人は780万人。このうち580万人が零細事業や家内労働などの非公式部門に集中していた。

5月末の時点で、法律上就労が認められる14歳以上の人口に占める就業者の割合は、集計が始まった2012年以来初めて50%を割り、49.5%となった。

雇用者数は8590万人と、昨年の同じ時期より8.3%減少。5月末時点の失業率は12.3%、失業者数は1270万人と、18年3〜5月期以来の水準に落ち込んだ。

同国の今年の国内総生産(GDP)について、ブラジル中央銀行は6.4%、国際通貨基金(IMF)は9.1%のマイナス成長になるとの見通しを示す。

同国の新型ウイルス感染者は米国に次いで世界で2番目に多く、連日急激に増加し続けている。

2388チバQ:2020/07/06(月) 11:47:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/84606a6a52704a80c65f030ef0af96d772d32d0c
ドミニカ共和国で大統領選を実施 与野党の事実上一騎打ち

7/6(月) 7:07配信

 【サンパウロ共同】カリブ海のドミニカ共和国で5日、現職メディナ氏の任期満了に伴う大統領選が実施された。6人が立候補する中、ともに実業家の野党現代革命党(中道左派)ルイス・アビナデル氏(52)と与党ドミニカ解放党(同)ゴンサロ・カスティジョ氏(59)の事実上の一騎打ち。即日開票され、5日夜(日本時間6日午前)以降に大勢判明の見通し。

 過半数を得票した候補がいなければ、上位2人が7月26日の決選投票に進む。新大統領は8月16日就任で、任期は4年。

 選挙は5月17日に予定されていたが、新型コロナウイルス流行のため延期されていた。

2389チバQ:2020/07/06(月) 16:37:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/7eac4a0d6a16230020fe12247df35cd3b13f7ef0

16年ぶり政権交代の公算 実業家アビナデル氏が優勢 ドミニカ共和国
7/6(月) 14:31配信
時事通信

 【サンパウロ時事】カリブ海の島国ドミニカ共和国で5日、任期満了に伴う大統領選挙が行われ、中道左派の野党・現代革命党(PRM)の実業家ルイス・アビナデル氏(52)が初当選する公算が大きくなった。

 当選すれば政権交代は16年ぶりとなる。就任は8月16日で任期は4年。

 ロイター通信によると、開票率15%現在でアビナデル氏は約53%を得票。続く中道左派与党・ドミニカ解放党(PLD)のゴンサロ・カスティジョ前公共事業・通信相(59)の約37%を大きく引き離した。このほか、4人が立候補している。

2390チバQ:2020/07/07(火) 11:23:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/f557b636091fb9839cc9d572520bf847dcc844ca
ドミニカ大統領選、野党候補当選 政権交代は2004年以来

7/6(月) 20:57配信

 【サンパウロ共同】カリブ海のドミニカ共和国で5日、現職メディナ氏の任期満了に伴う大統領選が投開票された。選挙管理当局による6日までの開票の結果、野党現代革命党(中道左派)の実業家ルイス・アビナデル氏(52)が初当選した。地元メディアが伝えた。新大統領は8月16日就任で、任期4年。

 与党ドミニカ解放党(同)からの政権交代は2004年以来。6人が立候補し、中間集計(開票率約83%)ではアビナデル氏は得票率約53%と当選に必要な過半数を獲得した。現職の後継カスティジョ氏(59)は約38%と2位で、6日未明に敗北を認めた。

2391チバQ:2020/07/07(火) 20:54:48
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020070600571&g=int
豪二大州、100年ぶり州境閉鎖 スペイン風邪以来、第2波警戒―新型コロナ
2020年07月06日14時56分

 【シドニー時事】オーストラリア2番目の都市メルボルンを抱える同国南東部ビクトリア州は6日、新型コロナウイルスの感染防止のため、最大都市シドニーがあり隣接するニューサウスウェールズ州との州境を、7日深夜から閉鎖することが決まったと発表した。ロイター通信によれば、人口規模で二大州の州境閉鎖はスペイン風邪が大流行した1919年以来、約100年ぶり。

 南半球の豪州は本格的な冬を迎え、感染「第2波」への警戒感が高まっている。6日にビクトリア、ニューサウスウェールズ両州首相とモリソン首相が電話で協議し、新型コロナ感染回避を目的に両州境の閉鎖を決定した。これで、既に南オーストラリア州との州境が閉鎖されているビクトリア州は事実上「陸の孤島」になる。
 同州のアンドリュース首相は記者会見で「これが正しい手段だと全員で一致した」と語った。同州は6日、127人の新型コロナの新規感染者が見つかったと発表し、1日当たりではこれまでで最大となった。

2392チバQ:2020/07/08(水) 16:39:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/db1b2882727b08e8e9a18ad77a2768e5b2d78e2c
リビア内戦、要衝の攻防が焦点 中部シルト、戦闘拡大の恐れも

7/8(水) 15:53配信
 【ドバイ共同】内戦で国家が東西に分裂状態の産油国リビアで、中部シルトを巡る攻防が焦点になってきた。シルトは主要油田や石油輸出港につながる要衝。内戦当事者を支援する外国勢力の介入はやまず、地域大国が直接絡む大規模な戦闘に発展する恐れをはらむ。

 トルコの軍事支援を受けてシルト奪還を目指すシラージュ暫定政権部隊の報道官は8日までに、部隊がシルト中心部まで約30キロの地点まで到達したと明かし「シルトにも近いうちに入る」と述べた。

 内戦では西部の首都トリポリに拠点を置く暫定政権と、東部ベンガジなどが拠点の有力軍事組織リビア国民軍(LNA)が交戦している。

2393チバQ:2020/07/08(水) 18:45:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/383d4d64e411e33f475badb40e99e975379f7260

ブルキナファソで180人集団埋葬 軍が超法規的に殺害か HRW報告
7/8(水) 18:37配信
AFP=時事
ブルキナファソ・ドリにある難民キャンプの入り口を巡回する同国軍兵士(2020年2月3日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】ブルキナファソ北部で、軍によって超法規的に殺害されたとみられる少なくとも男性180人の遺体が発見された。国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチ(HRW)が8日、報告書を公開した。

【写真】宗教、伝統、生活様式が衝突、「断層線」で生き延びるためにもがく牧畜民フラニ

 ブルキナファソ当局は以前から、2015年から続くイスラム過激派との戦いで超法規的な殺害を行っているとの非難を受けてきた。

 発見された遺体はすべて男性で、過激派のメンバー勧誘の対象となっているフラニ(Fulani)人とプル(Peul)人が大部分を占めていた。遺体は4〜5月にかけて北部の町ジボ(Djibo)の住民らによって埋葬された。

 報告書によると、あるジボの地域指導者はHRWに「遺体の多くは目隠しをされ、両手を縛られ、(中略)頭部を撃たれていた」と述べた。

 HRWは、「少なくとも180人の遺体があった大規模な埋葬地はここ数か月に発見された。手に入れた証拠は、政府の治安部隊がこの超法規的大量殺人に関与していることを示唆している」と指摘している。

 ブルキナファソ政府はこの疑惑を受け、調査を開始すると述べている。【翻訳編集】 AFPBB News

2394チバQ:2020/07/09(木) 11:00:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/8e93fdc43ff6c2665c0cb874a1785d28fb9e1746
コートジボワール首相急死、61歳 フランスで心臓治療、帰国直後

7/9(木) 9:31配信
 【アビジャンAFP時事】世界的なカカオ輸出国、アフリカ西部コートジボワールのクリバリ首相が8日、急死した。
 61歳だった。大統領府高官が国営テレビを通じ「閣議の後だった。首相の逝去を深い悲しみとともに伝えたい」と公表した。

 2017年に就任したクリバリ氏は、12年に心臓移植手術を受けている。5月2日からフランス入りし、心臓の治療後、7月2日に帰国したばかりだった。10月投票の大統領選にワタラ現大統領は不出馬を表明し、後継者として3月にクリバリ氏が選ばれていた。死去を受けワタラ大統領は「30年にわたる盟友だった。弟であり、息子だった」と追悼の声明を出した。

 与党内では早くもバカヨコ国防相の大統領選出馬が取り沙汰されている。一方、ワタラ大統領が翻意して再出馬を決意する可能性も指摘され、選挙情勢をめぐり暗雲が漂い始めた。

2395チバQ:2020/07/09(木) 11:01:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/1e40c62e38b829ae8146e20734e87faa0a0c559e
リビア内戦への外国勢力の介入、「前代未聞の水準」に 国連総長

7/9(木) 8:31配信
【AFP=時事】国連(UN)のアントニオ・グテレス(Antonio Guterres)事務総長は8日、リビア内戦への外国勢力の軍事介入が、高性能な装備や傭兵(ようへい)の投入により「前代未聞の水準」に達したと述べた。

 グテレス氏は、国連安全保障理事会(UN Security Council)の閣僚級ビデオ会合で、西部にある首都トリポリと東のベンガジ(Benghazi)のほぼ中間に位置するシルト(Sirte)周辺に集結している軍事勢力について、特に懸念を示した。

 グテレス氏は、「高性能な装備の供与や、戦闘に関与する傭兵の数を含め、外国勢力の介入が前代未聞の水準に達し、リビア内戦は新たな局面に入った」と述べた。

 さらに、国連が承認している暫定政権「国民統一政府(GNA)」側の勢力について、「国外から多大な支援を受けて東に向けて進軍を続けており」、現在シルトの西25キロ付近にいると説明した。

 トルコの支援を受けるGNAは、エジプトとロシア、アラブ首長国連邦(UAE)の支援を受ける元国軍将校の実力者ハリファ・ハフタル(Khalifa Haftar)司令官が率いる有力軍事組織「リビア国民軍(LNA)」と戦っている。

 グテレス氏は、シルト周辺における驚くほどの軍備増強と、外国勢力のリビア内戦への直接介入が高い水準に達していることに深い懸念を示した。外国勢力の直接介入は、国連の武器禁輸措置と安保理決議、今年1月にベルリンで加盟各国が確認した取り決めに違反に当たるという。しかし、具体的な国名には言及しなかった。【翻訳編集】 AFPBB News

2396チバQ:2020/07/09(木) 11:19:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/1dffd20fbd9cb5fde3e213b9ddcba7d260004989
WTO事務局長選、本格化 アフリカ2女性軸に展開へ

7/9(木) 5:16配信
 【ジュネーブ共同】世界貿易機関(WTO)の事務局長選の候補者受け付けが8日に、締め切られ、計8候補が出そろった。自由貿易を支える国際機関だが、近年は米中対立のあおりも受け、存在意義に疑問が呈される事態も招いている。本命視されるアフリカ出身の女性2人を中心に、各国間の折衝が本格化する。

 候補者は、女性はナイジェリアのオコンジョイウェアラ元財務相、韓国産業通商資源省の兪明希通商交渉本部長、ケニアのスポーツ・文化・遺産相のモハメド氏の3人。

 WTOは紛争処理の常設上訴機関である上級委員会が、米国の反対で任期切れ委員の補充ができず、機能不全に陥っている。

2397チバQ:2020/07/09(木) 11:22:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/7aba7baba9a143044c72340b39c7c376c2c52b12

コロナ軽視、経済偏重不変 陽性判明のブラジル大統領

7/8(水) 20:39配信

時事通信
米独立記念日の4日、ブラジリアの米大使公邸で閣僚や米大使とくつろぐブラジルのボルソナロ大統領(前列右から2人目)=ブラジル外相のツイッターより
 【サンパウロ時事】新型コロナウイルスを「ちょっとした風邪」と軽んじてきたブラジルのボルソナロ大統領(65)が検査で陽性反応を示したことが7日、判明した。

 同氏は、症状はほとんどないと強調し、公邸にこもって執務を続ける構えだが、経済偏重の姿勢を変えるそぶりは見せていない。

 マスク姿で大統領公邸に詰め掛けた報道陣の前に現れたボルソナロ氏は、「私はまったく大丈夫」と何度も健康状態に問題はないと強調。「経済が機能しなければ自殺など別の原因で命を落とす人が出てくる」と力説し、改めて「ウイルス封じ込め」に反対の立場を表明した。

 興が乗ると「新型コロナは雨のようなもの。あなたに(雨粒が)当たるかもしれないが、当たらない人もいる」とボルソナロ節も飛び出したが、顔は土気色。会見の最後には記者団と数メートル距離を取ってからマスクを外し、「私を批判する人は続けて構わない。言論の自由があるから」と余裕をアピールした。

 会見をテレビで見たサンパウロ市在住の日系3世サラ・トクヨシさん(27)は「彼の感染は偶然ではない。(マスク着用など)衛生当局の指示に従わなかったからだ。これに懲りてならず者のような行いを改めてほしい」とあきれ顔だ。マスクを外して取材に応じたボルソナロ氏の言動を捉え、記者らを無用な感染の危険にさらしたと指摘するメディアもあった。

 ブラジルではこの日、感染者が前日から4万5305人、死者が1254人増加。感染者数は約167万人、死者は約6万7000人に達している。

2398チバQ:2020/07/09(木) 19:31:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/2120bf99bf498d98e22693559354f684e419f0cb
WTO事務局長選挙、乱戦に 途上国の意思統一なるか
7/9(木) 16:43配信

共同通信
世界貿易機関(WTO)の本部=6月、スイス・ジュネーブ(ロイター=共同)

 【ジュネーブ共同】世界貿易機関(WTO)の事務局長選挙の候補者受け付けが8日締め切られた。白人男性によって占められることが多かった地位だが、今回は多彩な8人の候補が並ぶ。「発展途上国の女性」という背景を持つアフリカの2人がリードしているとみられるが、途上国の意思統一や先進国からの支持取り付けは見通せず、乱戦模様だ。

 アフリカ連合は統一候補として現在WTO事務次長を務めるナイジェリア人男性のアガ氏で固まっていたはずだった。

 だがナイジェリアは突如、女性のオコンジョイウェアラ氏を擁立。元WTO高官のマムドゥ氏に加え、ケニアからも女性のモハメド氏が名乗り出た。

2399チバQ:2020/07/09(木) 19:32:31
>>2394
https://news.yahoo.co.jp/articles/06dccdd204af8c5cbd248aebbeb76609944da2fa
コートジボワールのクリバリ首相が死去、61歳
7/9(木) 15:41配信

AFP=時事
コートジボワールのアマドゥ・ゴン・クリバリ首相(中央、2019年12月22日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】コートジボワールのアマドゥ・ゴン・クリバリ(Amadou Gon Coulibaly)首相が8日、閣議に出席した後に死亡した。61歳。今年10月の大統領選に出馬予定だった。


 クリバリ氏は2017年に首相就任。3か月後の大統領選に与党連合RHDPの候補として出馬予定だった。

 クリバリ氏は、再発した心臓疾患の治療のためフランスに2か月滞在し、先週帰国したばかりだった。

 世界最大のカカオ生産国コートジボワールは、長年にわたる政治的混乱と内戦の末に平穏を取り戻したが、クリバリ氏の死によって大統領選をめぐる情勢の不透明感が増している。

 アラサン・ワタラ(Alassane Ouattara)大統領は3月上旬、3期目を目指さない方針を示し、数か月にわたって飛び交っていた臆測を打ち消した。それを受けて、クリバリ氏が与党連合の候補に指名された。

 コートジボワールでは2011年、当時のローラン・バグボ(Laurent Gbagbo)大統領が選挙に敗北したにもかかわらず政権にとどまったため、対立候補だったワタラ氏陣営と衝突。約3000人が死亡した。【翻訳編集】 AFPBB News

2400チバQ:2020/07/09(木) 19:33:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/12430181ca4c4e03d5c184cf37262cc37360d7f9
WTO事務局長選、8人が出馬 アフリカ有力、韓国苦戦か
7/9(木) 13:33配信

時事通信
 【ロンドン時事】世界貿易機関(WTO)は8日、アゼベド事務局長の退任に伴う次期事務局長選挙に8人が立候補したと発表した。

 下馬評ではナイジェリアとケニアのアフリカ勢が有力視されている。半導体材料の輸出管理で日本と対立する韓国も候補を立てたが、苦戦が予想される。

 今回の選挙は、米中貿易摩擦が激化し、自由貿易体制が曲がり角を迎えた局面で行われる。次期事務局長はWTOの立て直しという重責を担う。

 ナイジェリアが擁立したヌゴジ・オコンジョイウェアラ氏は財務相、外相を歴任し、世界銀行のナンバー2を務めた経歴もある。貿易に携わった経験の少なさが弱点との指摘もあるが、国際的に知名度が高く、本命と目されている。

 ケニアのアミナ・モハメド氏は外相などを歴任したほか、国連やWTOで勤務経験があり、有力な対抗馬と見込まれている。どちらが勝利した場合も初のアフリカ出身、初の女性となる。

 韓国で通商交渉本部長を務めた兪明希氏も名乗りを上げた。輸出管理問題で日本批判を繰り返してきた人物だが、国際舞台での実績は乏しく、先進国の支持を集められるかも不透明だ。このほか、英国、サウジアラビア、メキシコ、エジプト、モルドバが候補を立てた。

 任期は4年。候補者に対しては、7月15〜17日の会合で加盟国が所信聴取や質疑を行う。複数回の絞り込みを経て、最終的には全会一致で選出するのが慣例だ。

 アゼベド氏は8月31日で退任予定。それまでに後任が決まらなければ、4人の事務次長のうちの1人が暫定的にトップを代行する。

2401チバQ:2020/07/12(日) 21:57:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/deb1aa98e74143a1044193a8994a412b07fad847
ボルソナロ氏お膝元で感染多数 大統領府で100人以上 ブラジル
7/12(日) 7:19配信

時事通信
ボルソナロ大統領の新型コロナ感染を報じるブラジルの新聞=8日、リオデジャネイロ(AFP時事)

 【サンパウロ時事】新型コロナウイルスを「感染しても心配ない」と軽視してきたブラジルのボルソナロ大統領の「お膝元」である大統領府で、職員100人以上が新型コロナに感染していたことが分かった。

 ボルソナロ氏も7日に検査で陽性と分かり、現在は公邸にこもっている。

 大統領府によると、3日までに全職員3400人の3.2%に当たる108人が検査で陽性だった。9割以上が軽症または無症状で済んだという。

 大統領府は「庁内でのマスク着用やアルコール消毒、職員間の適切な距離の確保などを指導している」と説明。もっとも、感染者と「濃厚接触」にまで至らない接触者の隔離について規則などは定められていない。ボルソナロ氏の感染を機に対策を見直す方針だ。

 ただ、大統領府内の感染率は国全体の4倍近くに当たる異常な高さ。マスクなしで公の場に出ていた「あるじ」の態度が、大統領府全体の緩みにつながっていた可能性は否定できない。ブラジリアの連邦公務員組合は8日、「ボルソナロ大統領や閣僚らが、病のまん延を抑えるための保健衛生指導を習慣的に守っていないのは無責任だ」と強く批判した。

 米国に次ぎ、世界で2番目に新型コロナ禍が深刻なブラジルでは10日現在、180万人が感染。7万人が死亡している。

2402チバQ:2020/07/12(日) 22:07:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/d241f86fb65bcac8a6ba75f4a1fd36ae81098341
スーダン、女子割礼を違法に 長期政権崩壊で権利向上
7/12(日) 19:27配信

共同通信
 【カイロ共同】スーダンの軍民共同の統治評議会は12日までに、中東やアフリカで因習として続く女性器切除(女子割礼)を違法化する法律改正を承認した。昨年4月にバシル長期政権が大規模デモと軍のクーデターで崩壊したことで、デモに主要な役割を果たした女性の権利向上を求める機運が高まっていた。

 女性器切除は、施術時の大量出血や感染症から女児らが死亡するケースも多く、隣国エジプトなどでは禁止されている。中東の衛星テレビによると、同評議会が10日に承認した法律では、切除に関わった保護者や医師らに最長3年の禁錮刑が科せられる。

2403チバQ:2020/07/14(火) 19:29:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/63f20f6e08ad5aa42c687d840a0837c7abbda5ae
スリナム大統領にサントキ氏 10年ぶり政権交代
 【サンパウロ時事】南米の北部に位置するスリナムの議会は13日、新大統領に左派・進歩改革党(VHP)党首のチャンドリカペルサッド・サントキ元法務・警察相(61)を選出した。

 政権交代は10年ぶり。就任は16日で任期は5年。

 スリナムは鉱物資源に富み、有望な新油田が発見されているが、近年の資源価格下落で経済情勢が著しく悪化。ロイター通信によると、サントキ氏は選出を受けて「財政崩壊の危機にひんしている。スリナムの再生という目標に向かい、首尾一貫した政策を追い求める」と述べた。 


7/14(火) 11:42配信

2404チバQ:2020/07/15(水) 14:46:19
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020071400702&g=int
ボリビアで重要閣僚が相次いで感染 新型コロナ、経路は不明


2020年07月14日14時16分

【サンパウロ時事】南米のボリビアで、暫定政権のアニェス大統領をはじめ重要閣僚が相次いで新型コロナウイルスに感染している。ロンガリク外相は13日、ツイッターで、検査で陽性だったと明らかにした上で「神が許すなら、自宅からボリビアのために働きたい」と職務を継続する考えを示した。ロンガリク氏は無症状という。

 同国では今月に入ってから、ヌニェス大統領府相、オロペサ鉱業・金属相、ロカ保健相らが感染していることを公表。7日に就任したばかりのオルティス経済・財務相も12日に感染が分かった。コインブラ法務・制度的透明性相は、抗体検査で陽性だったことが判明している。
 いずれも感染経路は不明だが、閣僚間の濃厚接触でクラスターになった可能性もある。地元報道によると、ロンガリク外相は8日にアニェス暫定大統領と会議に出席。この際、横に座ったアニェス氏はマスクを着用していなかった。アニェス氏は翌9日に感染を公表している。

2405チバQ:2020/07/15(水) 15:13:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/a51b01524f65fcdb796205fd6627672e85529bee
マラウイの歴史的な大統領選再選挙、アフリカ諸国への影響は

7/15(水) 12:14配信
【AFP=時事】マラウイで6月23日に行われた大統領選挙の再選挙で、野党候補が歴史的な当選を果たしたことを受けて、専門家や歴史家らはこれを機にアフリカの他国でも同様の民主改革が広がる可能性があると指摘している。再選挙は、2019年に行われた大統領選挙で不正行為があったとして実施された。

 再選挙では野党第1党、マラウイ会議党(MCP)のラツルス・チャクウェラ(Lazarus Chakwera)党首が、現職のピーター・ムタリカ(Peter Mutharika)大統領に大差をつけて当選した。2019年の大統領選については、裁判所が「広範囲にわたる組織的な」不正行為があったと判断し、無効とされていた。

 サハラ以南のアフリカで、大統領選挙の結果が裁判所の判断で覆されたのは2017年のケニアに次いで2例目。ケニアでも再選挙が行われたが、現職大統領が再選挙によって敗北したのは、今回のマラウイがアフリカで初となった。

 裁判は6か月に及び、その間市民らの抗議デモは拡大した。2月3日にムタリカ大統領の再選を覆すとの判決を下した憲法裁判所の判事らは、防弾ベストを着て軍の護衛を受けるという異例の対応を取った。

 歴史家のポール・ティヤンベ・ゼレザ(Paul Tiyambe Zeleza)氏は、「市民らは信用を失って窮地に陥った政府から脅しや抑圧を受けてきたにもかかわらず、彼らの票が盗まれないよう、1年間も大規模デモを我慢強く継続した」と述べた。

 さらにゼレザ氏は、再選挙の結果は、権力を振りかざす政権に、組織としてまとまった賢い野党勢力が勝利できることを見せつけたと指摘した。

 南アフリカのヨハネスブルクに本拠を置く非政府組織、「アフリカにおける持続可能な民主主義のための選挙研究所」(EISA)のグラント・マスターソン(Grant Masterson)氏は、「今回の選挙は確実に今後アフリカで行われる選挙に影響を与えるだろう」と述べた。

 さらに、マラウイの再選挙は、最も穏やかな国でも市民が我慢の限界に達すれば抗議の声を上げるということを思い出させたと指摘し、「十分な数の市民が立ち上がれば、最終的に変革はもたらされる」と指摘した。【翻訳編集】 AFPBB News

2406チバQ:2020/07/15(水) 15:15:19
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020070900772&g=int&utm_source=yahoo&utm_medium=referral&utm_campaign=link_back_auto

WTO、候補乱立で混戦に 「先進国対途上国」の構図崩壊

2020年07月10日07時08分

世界貿易機関(WTO)の次期事務局長に立候補したナイジェリアのヌゴジ・オコンジョイウェアラ氏=2018年7月、東京都港区

 【ロンドン時事】世界貿易機関(WTO)のアゼベド事務局長の退任に伴う次期事務局長の候補が8日、出そろった。これまでの「先進国対発展途上国」の構図が事実上崩壊し、8人が乱立する混戦模様。米中貿易摩擦を背景に、米中が推す候補による「代理戦争」も予想される。

 1995年のWTO発足以来、一度も事務局長を輩出していないアフリカからは3人が名乗りを上げた。地域としての候補統一に失敗したが、世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長に続くアフリカからの国際機関トップ選出に期待が高まっている。
 本命視されるのはナイジェリアのヌゴジ・オコンジョイウェアラ氏だ。財務相として経済改革を主導した実績があり、途上国だけでなく、先進国からも手腕を高く評価されている。世界銀行に25年以上勤務し、ナンバー2も務めただけに、WTO加盟国内での知名度も抜群。6月下旬には論壇ウェブサイトへの寄稿で「ルールに基づく国際貿易体制は公共の利益だ」と述べ、WTOの「復活」を誓っている。


世界貿易機関(WTO)の次期事務局長に立候補したケニアのアミナ・モハメド氏=2019年12月、ナイロビ(AFP時事)

世界貿易機関(WTO)の次期事務局長に立候補したケニアのアミナ・モハメド氏=2019年12月、ナイロビ(AFP時事)

 ケニアのアミナ・モハメド氏も、国内で閣僚を歴任し、国際機関でも実績を重ねてきた有力候補。中国はケニアに多額の投資をしてきたため、中国が支援に回るとの見方がある。
 過去に3人の事務局長を出した欧州は、欧州連合(EU)による統一候補の擁立を見送った。日本や米国も候補を出さず、誰を推すかに注目が集まる。先進国では英国がフォックス前国際貿易相を推した。ただEU懐疑派とされ、貿易交渉の実績も乏しいことからEUの反応は冷ややかだ。
 半導体材料の輸出管理問題で日本批判を連発してきた韓国産業通商資源省の兪明希通商交渉本部長も出馬を表明した。WTOでは全会一致が原則のため日本の支持が不可欠だが、関係改善のめどは全く立っていない。先進国がバラバラで一枚岩でないことも、混戦模様に拍車を掛けている。

2407チバQ:2020/07/16(木) 17:54:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/c38e31757c82eb1f3f9de9a96e86541895284a67

政府高官の11人感染、7閣僚に暫定大統領も ボリビア

7/16(木) 16:55配信

CNN.co.jp

ボリビアで暫定大統領や閣僚を含む政府高官11人が新型コロナに感染した
(CNN) 南米のボリビア政府は15日、閣僚もしくは閣僚級の新型コロナウイルスの感染者が新たに2人増え、計9人に達したと報告した。政府高官の感染者はアニェス暫定大統領や軍の最高司令官も含めると計11人となる。

同国の17閣僚のうち、感染が見つかったのは外相や保健相らを含む計7人で、副大臣は2人。

今回、感染が新たに判明した閣僚はビクトル・ウゴ・サモラ炭化水素相。同省の声明によると、検査で陽性反応を示したものの症状はない。自己隔離の措置に応じているという。

通信省の副大臣もCNNの取材に、感染がわかったため自己隔離の状態にあることを認めた。

ボリビアの保健省は14日夜、国内の新規感染者数は1617人と報告。累計の感染者数は5万867人で、犠牲者は1898人となった。

2408チバQ:2020/07/17(金) 10:53:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/b345485c636811ddf006853a73d4504d3d04cd86

規制緩和で急増、新型コロナ感染30万人 年内に「死者5万人」予測も 南ア

7/17(金) 7:16配信


時事通信

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、休業した南アフリカの酒屋=13日、ヨハネスブルク郊外の旧黒人居住区ソウェト(AFP時事)
 【ロンドン時事】新型コロナウイルスの被害がアフリカで最も深刻な南アフリカで、ロックダウン(都市封鎖)緩和後に感染が急増、事態悪化へ懸念が強まっている。


 政府は規制を再開させて対策に努めるが、累計感染者数は30万人を超え、世界で8番目に多い。「嵐が来ている」(ラマポーザ大統領)と嘆く感染の勢いを止められるか、正念場が続く。

 コロナ禍は、南アを含め新興5カ国(BRICS)の被害が大きい。感染者が200万人近いブラジルが米国に次ぎ世界で2番目に多い。3番目のインドは90万人、4番目のロシアも70万人を超えている。

 南ア政府は3月、国内で感染が広がり始めた初期の段階で厳格な外出規制を全土に導入、治安部隊を動員して違反者の取り締まりに当たった。決して油断していたわけではない。こうした措置が奏功し一度は感染がある程度抑えられ、政府は5月から徐々に規制を緩和、経済活動を再開させた。

 しかし、その後、最大都市ヨハネスブルク周辺地域を中心に感染が爆発的に増えた。死者も4000人を超えている。判明した感染者数はアフリカ大陸全体の半数近くを占める。南アの死者は「年内に5万人に達する」と警戒する推計もある。

 国民は危機感を募らせている。報道によると、ヨハネスブルクのウィットウォーターズランド大のシャビル・マディ教授(ワクチン学)は「感染の急伸が起きている。とても恐ろしい」と述べた。

 焦る政府は12日、夜間の外出や酒類の販売禁止を発表。公共の場でのマスク着用義務を含む規制を改めて導入した。緊急事態宣言を8月15日まで延長するなど、感染拡大阻止に躍起になっている。ただ、患者急増で医療スタッフや病院のベッド不足も伝えられるなど抑制の兆しは今のところ全く見えていない。

2409チバQ:2020/07/17(金) 10:57:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/45378f3c3a809a675c41b039e51c6aeadeeafaf5

日本の支持確保に自信 韓国候補、WTO事務局長選で




7/17(金) 7:10配信


時事通信

世界貿易機関(WTO)本部で記者会見する韓国の兪明希氏=16日、スイス・ジュネーブ(EPA時事)
 【ロンドン時事】世界貿易機関(WTO)の事務局長選に出馬した韓国の兪明希氏は16日、スイス・ジュネーブのWTO本部で記者会見し、「日本が貿易紛争の観点ではなく、多国間貿易体制を維持・推進する観点から行動すると確信している」と述べ、日本の支持確保に自信を示した。

 兪氏は通商担当の韓国高官として、日本による半導体材料の輸出管理で対日批判を繰り返してきた人物。

 WTOの決定は全会一致が原則のため、事務局長選での勝利には日本の支持が不可欠となる。ただ、日本政府内には冷ややかな見方が多い。

2410チバQ:2020/07/17(金) 19:34:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/b345485c636811ddf006853a73d4504d3d04cd86
規制緩和で急増、新型コロナ感染30万人 年内に「死者5万人」予測も 南ア
7/17(金) 7:16配信

時事通信
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、休業した南アフリカの酒屋=13日、ヨハネスブルク郊外の旧黒人居住区ソウェト(AFP時事)

 【ロンドン時事】新型コロナウイルスの被害がアフリカで最も深刻な南アフリカで、ロックダウン(都市封鎖)緩和後に感染が急増、事態悪化へ懸念が強まっている。

 政府は規制を再開させて対策に努めるが、累計感染者数は30万人を超え、世界で8番目に多い。「嵐が来ている」(ラマポーザ大統領)と嘆く感染の勢いを止められるか、正念場が続く。

 コロナ禍は、南アを含め新興5カ国(BRICS)の被害が大きい。感染者が200万人近いブラジルが米国に次ぎ世界で2番目に多い。3番目のインドは90万人、4番目のロシアも70万人を超えている。

 南ア政府は3月、国内で感染が広がり始めた初期の段階で厳格な外出規制を全土に導入、治安部隊を動員して違反者の取り締まりに当たった。決して油断していたわけではない。こうした措置が奏功し一度は感染がある程度抑えられ、政府は5月から徐々に規制を緩和、経済活動を再開させた。

 しかし、その後、最大都市ヨハネスブルク周辺地域を中心に感染が爆発的に増えた。死者も4000人を超えている。判明した感染者数はアフリカ大陸全体の半数近くを占める。南アの死者は「年内に5万人に達する」と警戒する推計もある。

 国民は危機感を募らせている。報道によると、ヨハネスブルクのウィットウォーターズランド大のシャビル・マディ教授(ワクチン学)は「感染の急伸が起きている。とても恐ろしい」と述べた。

 焦る政府は12日、夜間の外出や酒類の販売禁止を発表。公共の場でのマスク着用義務を含む規制を改めて導入した。緊急事態宣言を8月15日まで延長するなど、感染拡大阻止に躍起になっている。ただ、患者急増で医療スタッフや病院のベッド不足も伝えられるなど抑制の兆しは今のところ全く見えていない。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/d3300b94243db619716dc198ab597d61b407615e
コンゴのエボラ感染50人超 WHOが懸念表明
7/17(金) 6:02配信

共同通信
 世界保健機関(WHO)は16日、コンゴ(旧ザイール)北西部の赤道州で6月から流行するエボラ出血熱について、感染者が疑い例も含め56人になり増加し続けていると懸念を表明した。

 熱帯雨林が広がる地域に感染が拡大し、医療従事者の派遣や物資搬送が難航している。WHOのモエティ・アフリカ地域事務局長は「新型コロナウイルスが流行する中、エボラ熱対策が複雑化している」と対応の遅れを指摘した。

 赤道州では2018年5〜7月にもエボラ熱が流行して54人が感染し、33人が死亡した。WHOや保健省は当時の経験を踏まえ、今回既に1万2千人以上にワクチンを接種した。(共同)

2411チバQ:2020/07/18(土) 06:53:59
>>2407
>炭化水素相
変わった役職(省庁の名前)だと思ったけど、天然資源省みたいな感じか

2412チバQ:2020/07/20(月) 09:45:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/4fcbfdf2b2d3ea19dd55c3d762a8e1ddd86290f3

マリ政情不安、西アフリカ諸国の調停失敗 与野党合同政府創設案は不調か

7/20(月) 6:55配信


時事通信

ナイジェリアのジョナサン前大統領=2019年5月、プレトリア(EPA時事)
 【バマコAFP時事】総選挙の不正への抗議で6月から大規模なデモが起き政情が不安定化しているアフリカ西部マリの危機打開のため、西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)は19日、与野党合同政府の創設を提案した。

 しかし、ECOWAS代表団を率いるナイジェリアのジョナサン前大統領は、野党側の要求はあくまでマリのケイタ大統領辞任だと指摘。ECOWASが大統領辞任を求めるわけにはいかないと述べ、調停の失敗を認めた。

 代表団は過去数日、ケイタ政権や、野党など反大統領勢力の連合体「6月5日運動」との調停を進めてきた。新閣僚の半数を与党、残る3割を野党、2割を市民団体に割り振る案を示していた。

 ジョナサン前大統領は「巨大な危機」の瀬戸際だと与野党に警告した。代表団の一人は「話し合いは終わっていない」と訴えている。

2413チバQ:2020/07/20(月) 16:28:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/ec0be64887c38a699462af9d2d1cb0b6400c63c3
南ア感染者35万人超、世界5位に…「医療崩壊」懸念高まる
7/20(月) 14:29配信


南アフリカ・ヨハネスブルク南郊の町で、貧しい人々へ食事を提供する料理人ら(18日、ロイター)。感染予防のため、マスクの着用が広がっている
 【ヨハネスブルク=深沢亮爾】南アフリカ政府によると、南アの新型コロナウイルス感染者が18日、35万人を超え、ペルーを抜き世界5番目となった。感染者の急増を受け、「医療崩壊」の懸念が高まっている。

 南アの累計感染者は19日には36万4328人となり、経済活動の再開に踏み切った6月1日からの1か月半あまりで約33万人増加した。今月10日以降は、新規感染者が連日1万人以上となるなど増加のペースが加速しており、政府は9月下旬までピークが続くと見ている。

 既に一部の州で医療状況の悪化が進んでいる。

2414チバQ:2020/07/21(火) 19:31:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/081e69648efbae2b8cc40752fa89d108b8880b16
アフリカ大陸のコロナ感染拡大に警鐘 WHO
7/21(火) 8:44配信


新型コロナウイルス感染拡大抑制策の外出制限の緩和を受けて、再開された教会でのミサ。ケニアの首都ナイロビで(2020年7月19日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】世界保健機関(WHO)は20日、アフリカ大陸における新型コロナウイルスの感染拡大に警鐘を鳴らした。南アフリカでの感染者数の急増が、大陸全体の流行の「前兆」となる恐れがあると警告している。

 WHOで緊急事態対応を統括するマイケル・ライアン(Michael Ryan)氏はインターネット会見で、「アフリカでの感染加速を目にし始めていることを今、非常に懸念している」と述べた。

 新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)においてアフリカ大陸は最近まで、感染者が急増する世界の他の地域に比べて影響が小さかった。アフリカ全体の死者数は1万5000人余り、感染者数は約72万5000人で、オセアニアに次いで2番目に被害が少ない地域となっている。だが、先週末で死者数5000人、感染者数35万人を超えた南アフリカを筆頭に、状況は徐々に憂慮すべきものになっている。

 ライアン氏は「南アフリカは今、非常に深刻な事態を経験しているが、これはまさに緊急対策を講じて支援を強化しなかった場合に(アフリカ)大陸全体が直面し得る事態だと考える」と警告。「南アフリカは残念ながら前兆かもしれないし、アフリカの他の地域で起こることへの警告かもしれない」と述べた。【翻訳編集】 AFPBB News

2415とはずがたり:2020/07/25(土) 21:03:19
なんか突如反中外交をぶち上げたフランス。マクロンの国内事情もあるのかもしれないけどまあいいこんだ。

仏、ウイグル問題で監視団派遣を要求 中国側は「デマ」と一蹴
https://www.afpbb.com/articles/-/3295233
2020年7月22日 23:34 発信地:北京/中国 [ 中国 中国・台湾 フランス ヨーロッパ ]

【7月22日 AFP】中国・新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)で、イスラム系少数民族のウイグル人が不当に拘束されているとされる問題をめぐり、フランスは21日、独立人権監視団の派遣を求めた。これを受けて中国側は翌22日、仏側の主張は受け入れ難く、ウイグル人をめぐる疑惑は「デマ」だと一蹴した。

 人権団体や専門家らは、ウイグル人をはじめとするチュルク語系の少数民族100万人超が拘束され、各地の強制収容所に収容されているとみている。


 ジャンイブ・ルドリアン(Jean-Yves le Drian)仏外相は、中国の行為は「容認できない」として、「断固糾弾する」と述べていた。

 これに対し、中国外務省の汪文斌(Wang Wenbin)報道官は22日の定例記者会見で、「新疆関連の問題をめぐる虚偽の報道と疑惑について、中国は繰り返し対応し、説明してきた」と述べた。

 その上で、新疆の問題は人権や宗教、民族の問題ではなく、「暴力的なテロリズムと分離主義との闘い」に関わる話だと主張。

 汪報道官は、「新疆では宗教の自由が制限され、イスラム教徒が弾圧されているとのデマに関しては…最近になって米欧の一部の政治家とメディアが、新疆における合法的なテロと過激主義との闘いに汚名を着せたというのが真実だ」と語った。

 欧米と中国間の緊張は、中国による香港への国家安全維持法導入や、 中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ、Huawei)製品を排除する欧米側の動きなど、複数の問題をめぐって急激に高まっている。(c)AFP

2416とはずがたり:2020/07/25(土) 21:04:28
>>2415
2018年にもぶち上げてた。その後なにか実績挙がった訳でも無いようだけど

フランス インド太平洋安保に名乗り 日豪印との連携軸に 中国の覇権に対抗
2018.7.15 22:21
https://www.sankeibiz.jp/macro/news/180715/mcb1807152221003-n1.htm

 【パリ=三井美奈】フランス政府は、12〜14日の河野太郎外相の訪仏中、インド太平洋の安全保障で日仏協力を強化することに合意した。マクロン仏政権は日本、インド、オーストラリアの3カ国との防衛協力を軸に、中国による海洋覇権の拡大を牽制する姿勢を鮮明にしている。

 マクロン政権は、経済・貿易重視だったオランド前政権の「中国寄り」外交を修正。南シナ海で「航行の自由」を確保するため、昨年だけで少なくとも5隻の艦船を派遣した。先月策定した戦略指針「インド太平洋の安全保障」で、中国による南シナ海での人工島造成や軍事拠点化の動きが緊張を招いているとしたうえで、「世界貿易の航路が集中する地域であり、危機は域外に広がる可能性がある」と明記。多国間主義、国際法による支配の重要性を外交の柱に掲げた。

 フランスはインド太平洋にニューカレドニア、仏領ポリネシアなど海外領土を保有。約8千人の兵力を展開する。中国の強引な権益拡大に対し、「既成事実化の押しつけは、断じて認めない」(パルリ仏国防相)方針だ。

 河野外相は13日、自衛隊と仏軍が物資・役務を融通し合う物品役務相互提供協定(ACSA)に署名。14日の日仏外相会談で、エネルギーや環境問題を含めた「海洋対話」の枠組み設置に合意した。双方は互いに「特別のパートナー」と位置づけている。

日本との関係強化は、フランスがインド、オーストラリアと進める防衛協力と歩調を合わせたものだ。

 マクロン大統領は3月の訪印時、モディ首相との共同記者会見で「インド洋や太平洋で覇権はあってはならない」と発言。海軍基地の仏印相互利用を定めた協定に調印した。中国がパキスタンやスリランカの港湾に進出する中、巻き返しを図るインドを後押しした。

 5月のオーストラリア訪問時には記者会見で、「仏、豪、印はインド太平洋で目標を共有し、地域のカギとなる」と発言した。フランスは2016年、豪州の次世代潜水艦で共同開発の受注を獲得。以後、防衛協力で急接近している。

 マクロン大統領は年内の訪日に向けて調整が進んでおり、海洋安保協力が最大のテーマになりそうだ。

2417チバQ:2020/07/26(日) 16:47:47
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3295584.html
ブラジル大統領、コロナ対応で批判浴びるも支持率上昇 世論調査
2020/07/25 13:47AFPBB News

ブラジル大統領、コロナ対応で批判浴びるも支持率上昇 世論調査

ブラジル・ブラジリアの公邸で、支持者らに向け、指でハートの形を作るジャイル・ボルソナロ大統領(2020年7月20日撮影)。(c)EVARISTO SA / AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】ブラジルで今週発表された3社の世論調査で、同国のジャイル・ボルソナロ大統領の支持率が上昇し、新型コロナウイルス危機への対処をめぐって物議を醸しているにもかかわらず、2022年の大統領選で再選する可能性が高いことが分かった。

「熱帯のトランプ」とも称される極右のボルソナロ大統領は、国内で新型ウイルスが爆発的に広がっているにもかかわらず、感染拡大を軽視する発言をして現在、自身も感染している。同国は感染者数・死者数ともに米国に次いで世界で2番目に多い。

 しかし、24日に発表された世論調査の結果によると、ボルソナロ氏は危機を比較的うまく切り抜けているようだ。

 ニュース週刊誌ベジャに24日に掲載された最新の世論調査結果では、ボルソナロ氏は次期大統領選において、対立候補次第で得票率27.5〜30.7%を獲得し、1回目の投票でリードする可能性が高い。多くの支持を集めている強敵のセルジオ・モロ元法務・公安相や、左派のルイス・イナシオ・ルラ・ダシルバ元大統領らが相手でも、決選投票で圧勝するとみられている。

 一方、ニュースサイト「Poder360」が23日に発表した世論調査結果では、ボルソナロ氏の支持率は2週間前の40%から43%に上昇。不支持率は1ポイント減り、46%だった。

 同サイトによると、新型コロナウイルスの緊急援助金の受給者の間では、ボルソナロ氏の支持率は52%に上った。この援助金は、外出制限措置で経済的影響を受けている貧困層を支援する目的で、一人当たり月600レアル(約1万2000円)が支払われている。

 証券会社のXPインベスティメントスが20日に発表した世論調査では、ボルソナロ氏の支持率は5月の25%から30%に上昇した一方、不支持率は同50%より下がり45%だった。 【翻訳編集】AFPBB News

2418チバQ:2020/07/26(日) 16:51:54
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-200724X063.html
ボリビア大統領選、再延期=新型コロナで10月18日に
2020/07/24 14:34時事通信

 【サンパウロ時事】南米ボリビアの中央選管に当たる最高選挙裁判所(TSE)は23日、新型コロナウイルス感染拡大に歯止めがかかっていないため、9月6日に実施予定だったやり直し大統領選挙を10月18日に延期すると発表した。選挙は当初、5月3日に設定されており、延期は2度目となる。

2419チバQ:2020/07/26(日) 17:25:21
https://news.goo.ne.jp/article/toyokeizai/business/toyokeizai-364184.html
8人の大混戦となるWTO次期トップ選挙の行方 韓国も立候補するが日本は人材が乏しく傍観
2020/07/22 05:25東洋経済オンライン

8人の大混戦となるWTO次期トップ選挙の行方 韓国も立候補するが日本は人材が乏しく傍観

8人の大混戦となるWTO次期トップ選挙の行方

(東洋経済オンライン)

世界貿易機関(WTO)のロベルト・アゼベド事務局長が5月16日に突然、退任を発表。離任は8月末が予定されているが、その後任選びでWTOが揺れている。極めて短期間での選出の行方が注目されている。

WTOは多くの懸案、難問を抱えたままだ。WTOルールを無視した米中貿易戦争は終息の気配が依然としてみられず、アメリカが反発しているため貿易問題を実質的に討議する上級委員会は機能停止に陥っている。これだけではない。デジタル貿易の拡大や漁業補助金といった新しいルール作り、機構・組織の活性化など、WTO自身の改革も待ったなしだ。難局の中の事務局長選について上智大学法学部の川瀬剛志教授に聞いた。

保護貿易主義の傾向が強まる中での事務局長選
――今回のWTO事務局長選出について、7月8日に立候補が締め切られましたが、8人が届け出を出しています。まず、WTO事務局長の役割について教えてください。

1995年にWTOが発足して以来、これまで6人が事務局長を歴任しました。任期は4年ですが、初代のサザーランド氏は1993年からGATT最後の事務局長としてWTOへの移行業務を終えて、わずか4カ月で退任。またムーア、スパチャイ氏もともに3年で退任しました。これは1999年の選挙で加盟国間の力関係がぶつかり合って調整がつかず、3年任期とすることで折り合った結果です。

事務局長の任務については、WTO設立協定6条2項に「閣僚会議は(略)事務局長の権限、任務を定める規則を採択する」としかなく、詳しく定められたものはありません。実際の業務については、日常的な組織運営に加え、WTOの顔としての情報発信や交渉における加盟国間の利害調整など多岐にわたります。

例えばアゼベド事務局長も、2013年の貿易円滑化協定の合意に際しては妥協案のとりまとめに重要な役割を果たしました。最近でも、コロナ禍を背景に各国が取る保護貿易主義的な措置の監視体制を強化することに指導力を発揮しました。

――そもそも、WTO事務局長はどのような人が就任する傾向があるのでしょうか。

歴代事務局長を振り返ってみると、欧州出身者は多いですね。また、例えば国連の場合には慣例上、トップの事務総長は中・小規模国から選ばれるということがあります。しかし、WTOはEU加盟国からすでに3人、特にG7参加国のフランス、イタリアから選出されているので、国連とは違う傾向があります。

スパチャイ氏以降は途上国と先進国から交互に輩出されていますが、これもあえてそうしたというよりは偶然の産物であるでしょう。最近の報道を観ると、「アフリカ出身の2候補が有利」とか、逆に「今回は先進国の番だ」といった様々な下馬評が流れているほどです。

ただ、これまでの事務局長はすべて閣僚を経験した政治家であり、政治経験のない官僚出身者はアゼベド事務局長が初めてでした。ムーア、スパチャイ両氏のように政府トップ級の大物政治家もいます。

もちろん、WTOの本部があるスイス・ジュネーブを中心とする通商コミュニティで顔が知られていることも重要です。例えばラミー氏は欧州委員として通商交渉の最前線に経った経験を持ちます。アゼベド事務局長もジュネーブ大使でした。ムーア氏も貿易相としてウルグアイラウンド交渉に携わっています。

2420チバQ:2020/07/26(日) 17:26:17
本命不在で混戦は必至の情勢
――そういった経緯から判断すれば、今回の8人の立候補者の中では誰がふさわしいでしょうか。

立候補者のリストを見ると、まずメキシコのセアデ、エジプトのマムドゥ、韓国の兪明希(ユ・ミョンヒ)の各氏は閣僚級の政治経験を持たない点で小粒です。ただ、セアデ氏はWTOで事務局次長を、マムドゥ氏はサービス部長を務めた強みがあり、その点で兪氏はもう一段見劣りします。

報道では、閣僚を経験し、女性かつアフリカ出身という清新なイメージを持つためか、ナイジェリアのオコジョ=イウェアラ氏と、ケニアのモハメド氏が有力視されています。オコンジョ=イウェアラ氏は世界銀行のナンバー2も務めていますが、モハメド氏はWTOでは一般理事会議長や2015年のケニアでの閣僚会議でも議長を務めるなど、通商分野での経験が豊富です。ただ、2012年に一度事務局長選に落選していることが、どう影響するか。

米通商代表のライトハイザー氏は英国のフォックス氏を評価しているようですが、大国出身の政治家として混迷するWTOで指導力を発揮することが期待されます。サウジアラビアのアル-トワイジリ氏は閣僚経験に加え、金融業界での実績があり、ビジネスの経験をWTOの組織運営に生かすことを売りにしているようです。モルドバのウリヤノブスキ氏はWTO代表部大使と外相を歴任していますが、37歳の若さゆえに経験不足が指摘されています。

ただ、多くの候補は足元の出身地域の支持も固め切れていません。セアデ氏は中南米の支持はあるようですが、北米の支持は不明。フォックス氏はEUを離脱したイギリス出身、かつ本人がEU懐疑論者ですので、欧州が一致して押すかどうか。アル-トワイジリ氏と兪氏も、地域内の政治対立から、それぞれ中東、東アジアの地域一体の支持を得られません。アフリカ出身の3人をめぐってもアフリカ票が割れる可能性があります。

こう考えると、正直に言えば、本命がおらず混戦が予想されているのも納得できる状況です。

――韓国の兪氏が立候補していることで、「彼女が事務局長になれば日本に不利になる」との見方が日本で広がっています。昨年8月に日本が韓国に対する輸出制限措置を行ったことで、韓国側がWTOに提訴していることもありますが、事務局長の出身国で有利・不利という裁定が下される可能性はあるのでしょうか。

われわれ専門家からすれば、もはや都市伝説のたぐいです。個別の事件の判断に事務局長が介入するといったことは、パネルの独立性に鑑みてあり得ません。

唯一あり得るとすれば、事務局長裁定でパネリストを決めるところで韓国に有利な判断をしそうな人選をすることはできる、と言えるかもしれません。しかし、スケジュールからして日韓紛争のパネリストは新事務局長の就任前に決まるでしょうし、選ばれたパネリストも、判例もありますし、またその後の個人の評価にかかわりますので、おかしな判断を避けるでしょう。

一般的に、WTOは「加盟国主導(member-driven)」で運営される組織ですから、事務局長による、全体の利益を代弁しない政治介入は許されません。仮に新事務局長に主要加盟国である日本を敵に回す不合理な言動があれば、日本のみならず他の加盟国からも信頼を失い、自らの首を絞めることになります。

2421チバQ:2020/07/26(日) 17:26:38
日本から立候補者がなぜ出ない?
――日本からも立候補者が出てもよかったのではないでしょうか。

正直なところ、日本の人材難が否めません。「どの国とも等しく対話できる中立性が日本の一番のウリ。率先して自由貿易を救う発想があってよい」という意見もあります。そのため、WTOの上級委員会に関する問題や三極貿易大臣会合でアメリカとEU間の仲介役を自認する日本こそ、今回は候補者を擁立するうってつけのタイミングだったと思います。

しかし、問題がいくつかあります。一つは言葉の問題です。行政機構のトップを務める以上、加盟国相手にニュアンスを伴うきわどいやり取りが自在にできて、かつ大量の公文書を処理する英語力が求められます。また、WTOの公用語であるフランス語やスペイン語の素養も必要です。となると、日本からの候補者は相当限られてきます。

さらに、通商法や通商政策に関する知見も必要です。日本の学界や経済界、法曹界では、国際通商に明るい人材のプールが小さいのが現状です。知見の蓄積もありません。

となれば、人材はどうしても官界、特に外務省や経済産業省出身者に偏らざるを得ません。現職のアゼベド氏に匹敵する次官級経験者となると、例えば環太平洋パートナーシップ(TPP)交渉の主席交渉官を務めた鶴岡公二氏(元外務審議官、駐英大使)のような人材でしょう。

閣僚経験のある政治家となれば、さらに厳しくなります。日本では一般的に当選回数が重視され、かつ閣僚が比較的短期で交代することから専門性が育ちにくい。加えて、全般的に国会議員の国際・外交経験が乏しいとも言えます。また、日本の政治家は農業貿易以外の通商政策には深い関心も造詣もなく、通商分野でこれは、という人材が思い当たりません。

強いて言えば、英語に強く米国離脱後のTPP11や日米貿易協定を妥結に導いた茂木敏充外相ぐらいでしょうか。ただ、茂木外相は首相候補の一人でもあり、このレベルの人材はWTO事務局長といった職には関心がないでしょう。

こうした人材難は、事務局次長や部長級の幹部ポストさえ日本が取れないことにも現れています。ちなみに中韓はこうした幹部職員を輩出しています

――すでに7月15日から8候補がWTOの一般理事会で所信表明を行っています。選挙運動期間は2カ月間で、さらにそれから絞り込みのプロセスを2カ月以内に終えてようやく、新事務局長が誕生する予定になります。そのため、アゼベド事務局長が退任後、しばらく空白が生まれます。

ここでも米中対立の影響を受けそうです。アメリカは、新事務局長はWTOから中国の影響力を排することができる人材が必須としており、選挙戦での米中対立は避けられないでしょう。そのため、後任は米中がともに折り合える人材が求められ、これにEUを含めた大国のディール次第で選ばれることになりますが、誰に落ち着くかまったく予断できません。

最悪のシナリオとして、米中それぞれが推す候補者が拮抗して合意が得られない場合、ムーア氏とスパチャイ氏で加盟国の意見が分裂した1999年の再来となります。しかし中国が推す候補者をアメリカが頑なに拒否し続ければ、1999年のような妥協さえも難しくなるでしょう。機能不全に陥っている上級委員会のように、事務局の機能さえも麻痺してしまうこともありえます。

「誠実な仲介者」が出てくるか
――WTO事務局長にふさわしい条件があるのでしょうか。どういった素養や経験を持つ人が事務局長になるべきなのでしょうか。

かつてWTO事務局長やUSTR次席代表を務めたルーファス・ヨークサ氏は、「WTO改革の成功には、各国をバランス良くまとめる『誠実な仲介者』たる事務局長が必要だ」と述べています(日本経済新聞2020年7月2日付)。

また、欧州大学院のホークマン教授(イタリア)とコロンビア大学のマブロイディス教授(アメリカ)らの研究グループが2020年6月に、世界の通商専門家に対して1000人規模のアンケートを行っています。私もこれに回答しましたが、事務局長には個人の特性として組織運営能力が最重視されているとの結果が出ています。これにほんのわずかの差で政治経験や経済学的素養、WTO交渉での経験と続いています。

また、その選択に当たっては個人の能力がトップで、次に、これもわずかな差で出身地域の多様性の確保を基準とすべき、との意見が多く見られました。こういった人物がWTO事務局長にふさわしいということです。

著者:福田 恵介

2422チバQ:2020/07/26(日) 17:50:51
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3295182.html
ニュージーランド首相、元政府職員と不倫の閣僚を解任
2020/07/22 17:58AFPBB News

ニュージーランド首相、元政府職員と不倫の閣僚を解任

ニュージーランドのジャシンダ・アーダーン首相。ウェリントンの議会で(2020年6月8日撮影)。(c)Marty MELVILLE / AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】ニュージーランドのジャシンダ・アーダーン首相は22日、元政府職員と不倫関係にあったとして、複数の省の大臣を務める閣僚を解任した。9月の総選挙を前に議員の言動に対する目が厳しくなる中での解任となった。

 イアン・リーズガロウェイ労働・安全相兼移民相兼事故補償公社相が、自身の監督下にある政府機関で働いていた元職員と不倫をしていたことが発覚し、これを受けてアーダーン氏はリーズガロウェイ氏の職を解いた。

 アーダーン氏は、リーズガロウェイ氏は雇用規則を規制する労働関係省のトップであったため、現在の役職にこれ以上とどまることはできないと述べた。

 アーダーン氏は報道陣に対し、リーズガロウェイ氏は「12か月間にわたる判断力の欠如を示した。(不倫)関係を持つことにより、職権乱用との非難に自らをさらしてしまった」と述べた。また、リーズガロウェイ氏に対する道徳的判断を下すつもりはないと話す一方で、同氏は「労働環境の基準や様式を定める責任者である大臣に期待する模範的行動」を示さなかったと付け加えた。

 既婚者で3人の子どもがいるリーズガロウェイ氏は、簡潔な声明を出し、「完全に不適切な」自身の行為を認め、家族を失望させたことを謝罪した。

 野党・国民党のジュディス・コリンズ党首が21日、リーズガロウェイ氏の不倫に関する詳細を首相府に報告した。コリンズ氏は、議員の不適切行為に関する疑惑があれば、自身に連絡するよう一般市民に呼びかけていた。 【翻訳編集】AFPBB News

2423チバQ:2020/07/26(日) 23:41:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/c53b723769441ad7f6dae24d009442822a924b90
リビア内戦、要衝めぐり緊張 トルコ攻勢、エジプトは派兵承認
7/26(日) 7:09配信

時事通信
リビアへの軍派兵について審議するエジプト議会=20日、カイロ(EPA時事)

 【カイロ時事】内戦が泥沼化するリビアで、中部の要衝シルトをめぐる攻防が激しくなっている。

 西部の首都トリポリを拠点とする暫定政権がトルコの後ろ盾でシルト進攻に向け部隊の増強を進める中、東部の軍事組織を支持する隣国エジプトの議会は20日、リビアへの軍派遣を承認。内戦に介入する国家同士の直接衝突に発展しかねず、一触即発の緊張が続いている。

 リビア内戦では、主にトルコやカタールが暫定政権を、エジプトやロシアなどが軍事組織リビア国民軍(LNA)をそれぞれ支援。利害が異なる各国が東西両勢力に肩入れする「代理戦争」と化している。

 昨年4月にLNAは首都攻略へ進軍を開始したが、劣勢だった暫定政権がトルコの派兵を受けて今年6月にLNAを駆逐すると、戦況が一変した。暫定政権はその余勢を駆り、油田地帯へつながるLNA支配下の戦略拠点シルトの奪還を目指している。

 これに対し、エジプトのシシ政権は、対立するトルコの影響力が西隣のリビアで強まれば、国益や安全保障が脅かされると警戒し、シルト進攻を「越えてはならない一線」とする。エジプトは6月に停戦を提案したが、暫定政権側は一蹴。ロイター通信によると、エジプトが地上部隊を送れば、多国籍軍の一員としてクウェートに部隊展開した1991年の湾岸戦争以来の国外派兵となる。

 ただ、実際に派兵に踏み切るかは不透明だ。専門家からは「政治解決を促すための象徴的な介入にとどまるのでは」との見方が強い。カイロのアルアハラム政治戦略研究所のバシル・アブデルファタハ氏は「エジプトは高性能兵器を持つトルコとの交戦は望んでいない」と指摘する。

 一方、シルトにはLNA側のロシア人雇い兵も多数集結しているとされ、ロシアとの関係維持に腐心するトルコも慎重に情勢を見極めているもようだ。トルコのエルドアン大統領とロシアのプーチン大統領が13日に電話で協議するなど、両国は衝突回避に向け駆け引きを続けている。

2424チバQ:2020/07/28(火) 09:42:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/c84b6063e464155ef75589a8e391b73746bc65db
同郷移民を25年間「奴隷」に、サモア人首長に禁錮11年 NZ
7/27(月) 21:43配信


ニュージーランドの酪農場で牛に干し草を与える労働者(2013年8月11日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】ニュージーランドで27日、同国在住のサモア人首長に対し、25年にわたりサモア出身の労働者を奴隷として搾取したとして禁錮11年が言い渡された。


 ニュージーランド移民局によると、ジョセフ・マタマタ(Joseph Matamata)被告(66)は、十分な報酬を約束してサモアから労働者をニュージーランドに呼び寄せるも、入国後には暴力を振るい、農場や被告の自宅で無給労働を強制した。

 裁判で検察側は、マタマタ被告はサモアでは「マタイ(首長)」の地位にあり、同国人に信用され、尊敬される立場であったという事実が、同被告の犯行をより卑劣なものにしたと指摘した。

 移民局のスティーブン・ボーン(Stephen Vaughan)氏は「マタマタ被告の行為は嫌悪すべきもので、基本的な人間の良識のすべてに反していた」と非難し、「信頼を裏切る行為や身体的虐待、そして支援を約束した人たちの健康と幸せをあからさまに無視したことは道から外れた行いであり、処罰されなければならない」と述べた。

 5週間に及ぶ裁判を経てマタマタ被告には5月、13件の奴隷関連の罪と10件の人身売買の罪で有罪判決が下されていた。

 被告には禁錮11年が言い渡され、被害者13人への18万3000ニュージーランドドル(約1300万円)の賠償金支払いが命じられた。最も若い被害者は12歳だった。

 ニュージーランドは定期的にサモアから労働者を受け入れており、農作物の収穫などの季節労働を許可している。こうした労働者らは、家族を養うために給料のほとんどを母国に送金している。【翻訳編集】 AFPBB News

2425チバQ:2020/07/29(水) 10:35:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/5590bf73a244bd05c8046a6d4db2f9f055ee1809
業者は「葬儀が去年より6割増」…南アのコロナ死者数、政府発表より多い?
7/27(月) 11:49配信

 【ヨハネスブルク=深沢亮爾】南アフリカで、5月上旬から7月中旬までの死者数が平年を基にした推計値より約1万7000人多かったことがわかり、感染者数が世界5番目となった新型コロナウイルスによる影響が指摘されている。

 死因ごとの死者数の統計をまとめている政府系研究機関が22日に発表した。推計値を上回る「超過死亡」は、感染が急拡大した7月以降顕著で、流行の激しい州に集中している。南ア政府は26日時点で感染者を44万5433人、死者数を6769人と公表しているが、「治療前に死亡した例や、感染後に死亡して報告されない例が多いのではないか」(地元メディア)など、政府発表よりも実際の死者数は多いのではないかとの見方が出ている。

 葬儀業者の間では、全ての死者を感染者と想定して対応する動きが広がっている。首都プレトリアで葬儀業を営むスタンレー・マツィさん(59)は「今月から葬儀が去年より6割増え、経験したことのない忙しさだ。誰が感染者かわからない中、社員の安全を優先してやるしかない」と話した。

2426チバQ:2020/07/31(金) 11:36:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/0f6cfc580a374c5eeba1467f073c9ef727f4841f
新型コロナで閣僚死去 ジンバブエ
7/31(金) 7:00配信


新型コロナで死去したジンバブエのシリ土地・農業・水・気候・地方再定住相(左)=2017年12月、ハラレ(AFP時事)
 【ハラレAFP時事】アフリカ南部ジンバブエのシリ土地・農業・水・気候・地方再定住相が29日、新型コロナウイルスのため死去した。

 65歳だった。ムナンガグワ大統領が30日、確認した。

 地元紙によると、シリ氏の運転手がまず感染した。運転手も先週末、死亡したという。シリ氏は元軍人で、北朝鮮で訓練した部隊を率い、1980年代の反乱鎮圧に際し虐殺を指揮した疑いが持たれていた。

2427チバQ:2020/07/31(金) 11:40:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/10d5597b067b2707857a51773cf0b407cd53527b
新首相にバカヨコ氏 コートジボワール
7/31(金) 7:07配信


コートジボワールの新首相に指名されたバカヨコ国防相=2016年3月、アビジャン(AFP時事)
 【アビジャンAFP時事】アフリカ西部コートジボワールのワタラ大統領は30日、新首相にバカヨコ国防相(55)を指名した。

 クリバリ前首相は8日、急死し、バカヨコ氏が首相代理を務めてきた。首相就任後も引き続き国防相を兼務する。

 死去したクリバリ氏は10月の大統領選の与党候補で、バカヨコ氏はライバルだった。クリバリ氏の死去を受け、3選禁止規定にもかかわらず大統領選にはワタラ氏の出馬を求める声が根強い。

2428チバQ:2020/08/02(日) 20:59:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/d86c30970d19f639f8948ba6eb852fb2e1a9dfb7
WTO、混乱に拍車…事務局長代理の人選で合意できず
8/1(土) 21:18配信

読売新聞オンライン
 【ロンドン=池田晋一】世界貿易機関(WTO)が来月から当面、トップ不在となる見通しになった。8月末で現職のロベルト・アゼベド事務局長が退任し、後任が決まるまで代理を置く必要があったが、人選を巡って加盟国が合意できなかった。WTOの混乱に拍車がかかっている。

 代理は、米国、中国、ドイツ、ナイジェリア出身の4人の事務次長の中から選ぶ予定だった。しかし、7月31日の会合で加盟国が折り合えず、トップ空席が決まった。ロイター通信によると、米国が自国出身の事務次長を推したのに対し、中国や欧州が反対したという。

 後任の事務局長選挙には8人が立候補しており、決定は早くて11月上旬だ。事務局長は、紛争処理小委員会(パネル)のパネリストを裁定で選ぶ権限などを持つ。空席が長引けば、貿易紛争の審理が長期化するなど、機能不全が進みそうだ。

2429チバQ:2020/08/02(日) 21:06:00
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020080200211&g=int
WTO、暫定局長は選べず 米中対立でトップ不在
2020年08月02日20時34分

世界貿易機関(WTO)本部=2019年12月9日、スイス・ジュネーブ(EPA時事)
世界貿易機関(WTO)本部=2019年12月9日、スイス・ジュネーブ(EPA時事)


 【ロンドン時事】世界貿易機関(WTO)は、8月末のアゼベド事務局長の退任後、新たな事務局長が選ばれるまでの暫定トップを置かないと決めた。通常は4人の事務次長から事務局長代行を選ぶが、米中対立で意見を集約できず、選出に失敗した。WTOの機能不全が改めて浮き彫りとなった。

 WTOは11月7日までにアゼベド氏の後任を選ぶ。それまでの間は米国、中国、ナイジェリア、ドイツ出身の4人の次長の誰かが暫定トップを務める予定だった。
 しかし、7月31日の会合で誰を代行に指名するかで紛糾。責任者を務める一般理事会のウォーカー議長が「組織を継続的に運営するために重要だ」と繰り返し説明したが、それでもまとまらなかった。ロイター通信によると、米国が自国出身の次長の選出を声高に主張する一方、中国や欧州がこれに反対したという。
 結局暫定トップは不在のまま、次長4人が全加盟国・地域と相談して運営する。WTOをめぐっては最終審に当たる上級委員会も米国の反対で委員が不在となり、機能不全に陥っている。

2430チバQ:2020/08/03(月) 18:29:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/6c37baaeb2fd3128c7ac89773bfeb0285eb99736
南米ガイアナ総選挙、野党候補が勝利 不正疑惑で再集計経て
8/3(月) 17:46配信


南米ガイアナの人民進歩党のイルファーン・アリ氏(右)。ガイアナ・レオノーラで(2020年3月2日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】南米ガイアナの選挙管理委員会(GECOM)は2日、3月に行った総選挙で野党の人民進歩党(PPP)が勝利したと発表した。この選挙では不正の疑いが浮上し、再集計と法廷闘争に発展していた。

【関連写真】選挙で敗北したデービッド・グレンジャー前大統領

 結果を受けてPPPのイルファーン・アリ(Irfaan Ali)候補(40)が大統領に就任した。

 3月2日に実施された総選挙をめぐっては、デービッド・グレンジャー(David Granger)前大統領(74)率いる国民統一連携党(APNU)を中心とした与党連合APNU+AFCに有利になるよう、同国最大の選挙区で不正が行われたと海外の選挙監視団が指摘。再集計の結果についてAPNU+AFCによる裁判沙汰が5か月間続いていた。

 元住宅相のアリ氏の勝利は、この法廷闘争に終止符を打つこととなった。

 グレンジャー前大統領は、APNU+AFCは選挙管理委員会による再集計の結果発表の「法的意義は尊重する」としながらも、不正選挙などの違反行為の主張については高裁に訴える意向を示した。

 旧英植民地の人口約75万人のガイアナでは、インドから渡来した契約労働者の子孫はPPPを支持しており、アフリカからの奴隷の子孫はAPNU+AFCを支持している。国民が民族間でほぼ均等に分裂しており、アリ氏は国内での結束を呼び掛けた。

 ガイアナ沖合では2016年に巨大油田が発見され、昨年12月には米エクソンモービル(ExxonMobil)が生産を開始した。現在1日あたり5万2000バレルの生産量は、2025年には75万バレルになると見込まれている。

 ブラジル、ベネズエラ、スリナムに囲まれたガイアナで行われた3月の選挙は、来る石油ブームの主導者が決まる選挙でもあったため、いつも以上に注視されていた。【翻訳編集】 AFPBB News

2431チバQ:2020/08/04(火) 10:53:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/9ae02a18bffe90ffa5a92659b019a6810c6e1585

ガイアナ大統領にアリ氏 インド系、国民融和訴え

8/4(火) 6:26配信

時事通信

ガイアナ大統領に就任した野党・人民進歩党(PPP)のアリ氏=3月2日、北部レオノーラ(AFP時事)
 【サンパウロ時事】南米北部の産油国ガイアナで2日、野党・人民進歩党(PPP)のイルファーン・アリ元住宅・水道相(40)が大統領に就任した。

 任期は5年。同国では3月に総選挙が実施されたが、野党側が開票不正を主張し、混乱が続いていた。選管当局は2日に選挙結果を確定し、PPPが5年ぶりに政権を奪還した。

 地元紙スタブロク・ニュースによると、アリ氏は就任演説で「われわれは階級、民族、宗教や政治信条によって隔てられることはない。真のガイアナ精神によって結び付けられている」と国民融和を訴えた。同国は国民の4割をインド系が占め、3割がアフリカ系。アリ氏はインド系で、前政権はアフリカ系を基盤としていた。

2432チバQ:2020/08/04(火) 10:59:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/3388f88bb2a9be511581516882645ec9c78c8723
野党連合が総選挙ボイコット グアイド暫定大統領、正統性喪失へ ベネズエラ
8/4(火) 10:44配信

 【サンパウロ時事】ベネズエラの主要野党は2日、今年12月6日に実施される国会議員選挙について、「自由で競争力のある選挙」が期待できないとしてボイコットを表明した。

 中央選管に当たる全国選挙評議会(CNE)は独裁的な反米左派のマドゥロ大統領派で占められている。

 「暫定大統領」を名乗る親米のグアイド国会議長の出身政党を含む野党連合は、声明で「われわれは民主主義者であり、国の統一を信じているため、独裁政権の戦略に協力しないことを決めた」と宣言した。野党連合は同様の理由で2017年の制憲議会選、18年の大統領選などをボイコットしている。

 国会で多数を占める野党連合は、マドゥロ政権に対抗してグアイド氏をリーダーに押し立てているが、国会議員選をボイコットすればグアイド氏は議長職とともに暫定大統領としての憲法上の正統性も失う。

2433チバQ:2020/08/07(金) 21:53:48
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASN875FQLN87UHBI005.html
アフリカの感染者、100万人超える 南アは世界5番目
2020/08/07 16:41朝日新聞

アフリカの感染者、100万人超える 南アは世界5番目

南アフリカのヨハネスブルクで5月、新型コロナウイルスの検査をする医療従事者=ロイター

(朝日新聞)

 世界各国で猛威を振るっている新型コロナウイルスの累計感染者が6日、アフリカ大陸で100万人を超えた。感染状況は各国によって様々だが、依然として検査態勢が整っていない国もあり、実際の感染者はより多いとみられている。

 世界保健機関(WHO)などによると、アフリカ全54カ国のうち、欧州諸国との関係が深い南アフリカやエジプト、ナイジェリア、ガーナ、アルジェリアの5カ国で、全体の感染者数の約75%を占めている。特に南アフリカの累計感染者数は6日時点で53万8184人に達し、世界全体で5番目に多くなっている。

 一方、アフリカ諸国の死者数は計約2万2千人で、欧米諸国に比べると少ない。WHOは、重症化しにくい若年層が多いことなどを理由にあげている。

2434チバQ:2020/08/07(金) 21:54:46
https://www.asahi.com/articles/ASN4L42L0N4KUHBI034.html?ref=goonews
「少しでいい。金をくれ」叫ぶ男性 不安広がるアフリカ
有料会員記事 新型コロナウイルス
 アフリカ各国で、新型コロナウイルスの感染者が増えている。医療体制が整っていない国が多く、各国政府は感染者が少ない段階で国境封鎖や外出制限をかけて封じ込めにあたる。ただ、国連は「今後、アフリカで30万人以上が犠牲になる恐れがある」と予測する。生活の糧を失った人たちの不満も高まっている。

 約3200人の感染者が確認され、外出禁止措置が取られている南アフリカのヨハネスブルク。支援団体や市が9日に実施した食料品の配給には、仕事を失った市民ら約千人が集まった。銃を持った治安部隊が「感染しないように間隔を空けて列に並んで」と指示していたが、割り込みをされまいと従わない人が続出。記者を見かけると、「少しでもいい。金をくれ!」と叫ぶ男性もいた。

 食パンやトウモロコシの粉などを受け取ったペギー・ムシャバさん(56)は「配給はありがたいけど、6人家族なので2日もすればなくなってしまう」と嘆いた。夫は無職で、感染流行前は交差点で信号待ちの運転手からお金や食事をもらっていた。トタンで囲われた自宅に水道はなく、せっけんを買う余裕もない。「感染するのが怖いからずっと家にいる。検査も受けたいけどお金がない。外出禁止措置が早く終わってほしい」と訴えた。

 アフリカ有数の経済大国として知られる南アフリカだが、国内の失業率は約30%に上り、感染の拡大で新たに37万〜100万の雇用が失われると試算されている。富裕層が住む地域は平穏を保っているが、経済的に貧しい黒人が多い地区では商店を襲う事案も起きている。南アフリカ政府は、2万人を超える軍兵士や警察官を各地に配置し、治安維持にあたっている。

 アフリカ東部ケニアの首都ナイロビにあるスラム街では今月、食料配給中に住民たちが押しかけ、負傷者も出る事態になった。現地の住民は「事前の調整がうまくいかず、混乱してしまったようだ」と話す。

 政府は感染拡大を防ぐために夜間外出禁止令を出し、仕事を失う人たちも出ている。スラム街に住む住民は「私たちの生活は苦しくなるばかりだ」と嘆く。一方で、食料品の購入などは認められており、大きな混乱は一部の地区にとどまっている。

 世界保健機関(WHO)による…
ヨハネスブルク=石原孝 2020年4月21日 8時00分

2435チバQ:2020/08/13(木) 09:39:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/2787eff0ec9ccf325fe4a8dd983937656920cc39
元大統領を再逮捕 エクアドル
8/13(木) 9:25配信

 【サンパウロ時事】エクアドルのロモ統治相は12日、組織犯罪容疑でブカラン元大統領(68)を再逮捕したと発表した。

 ブカラン容疑者は新型コロナウイルス流行に乗じ、医療用品納入に絡む公金横領に関与した疑いが掛けられている。6月3日に家宅捜索を受けた際、自宅から銃が見つかったため銃器不法所持容疑で逮捕されていた。

2436チバQ:2020/08/13(木) 09:47:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/63046ea98898a44d74fe522378ef1a8c5e68ae79
楽園モーリシャス襲った重油 住民「生きていけるか…」
8/13(木) 7:00配信


モーリシャス南東部の沖合で座礁した貨物船。フランス軍撮影=ロイター
 アフリカ大陸の南東、インド洋に浮かぶ「楽園」の島国モーリシャスを襲った貨物船の重油流出事故。新型コロナウイルスの流行で痛手を負っていた観光業にとって、影響は計り知れない。
 モーリシャスは、東京都とほぼ同じ面積に約130万人が暮らす。透き通った海は世界的にも有名で、「トム・ソーヤーの冒険」の著者、マーク・トウェインは、その美しさから「神はモーリシャスというパラダイスを創り、それをまねて天国を創った」と語ったとされる。

 リゾート地としての開発が進む一方で、海岸の環境保全や、数千とも言われる多様な生物の保護も進められ、昨年は欧州や中国などから約140万人が訪問。630億モーリシャスルピー(約1690億円)の収入をもたらしたという。

 座礁現場に近いポワントデスニー地区周辺では、リゾートホテルが立ち並び、普段なら海水浴を楽しむ観光客でにぎわっていた。数百メートル沖合には、亀や桃色のハト、爬虫(はちゅう)類などが生息する小島もある。周辺の海はダイビングやシュノーケリングに人気のスポットで、色とりどりの魚やサンゴ礁を見ることができた。

 ただ、新型コロナウイルスの流行を受けて、3月19日から国際線の運航を停止し、今も入国を制限している。5カ月近く営業ができていない飲食店の男性は「コロナ禍のさなかにこの貨物船の事故だ。生態系への影響はもちろんだが、自分たちの収入も激減しており、生きていけるか不安だ」と長期的な影響を心配する。
朝日新聞社

https://www.asahi.com/articles/ASN896GZRN89ULFA001.html?oai=ASN8D6V72N8DUHBI014&ref=yahoo
モーリシャス座礁、重油1千トン超流出 商船三井が謝罪
会員記事
高橋尚之、ヨハネスブルク=石原孝
2020年8月9日 19時44分
 インド洋の島国モーリシャスの沖合で大型貨物船が座礁して重油が流出した事故で、船を運航していた商船三井は9日、東京都内で会見し、流出した重油は1千トン以上だったと明らかにした。現地の業者などに依頼して回収を進めているが、いつ終わるか見通しはたっていないという。
 座礁したのは長鋪(ながしき)汽船(岡山県)が所有する「WAKASHIO」(全長約300メートル)。燃料用の重油タンク三つのうち、座礁時に1180トンの重油が入っていたタンクが破損した。これまでにタンク内から約50トンしか回収できておらず、ほとんどが流れ出たとみられるという。ほかのタンクに破損はなく、残った燃料をタンカーで運び出しているという。座礁の原因は調査中だが、高波や強風で島の浅瀬に近づきすぎてしまった可能性があるとしている。
 周辺海域に貴重な野鳥の生息地があるといい、重油が広がらないようオイルフェンスを設けるなどしている。商船三井の小野晃彦副社長は会見で「多大な迷惑をかけて深くおわびします」と謝罪した上で、「環境に大きな影響を及ぼす。深刻にとらえている」と述べた。近く対策チームを現地に派遣するという。
 1千トンの重油流出は、199…

2437チバQ:2020/08/18(火) 11:13:15
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020081800126&g=int
アビナデル大統領が就任 ドミニカ共和国
2020年08月18日05時20分

 【サンパウロ時事】カリブ海の島国ドミニカ共和国で16日、中道左派・現代革命党(PRM)の実業家ルイス・アビナデル氏(53)が新大統領に就任した。任期は4年。
 アビナデル氏は選挙中に新型コロナウイルスに感染しながらも、7月5日の選挙で16年ぶりの政権交代を実現した。同国は好景気が続く「カリブ海の優等生」だが、新型コロナで観光業は大打撃を受けており、アビナデル氏は就任演説で「景気回復はすぐにとはいかないし、簡単でもない」と強調。国民に団結を呼び掛けた。

2438チバQ:2020/08/18(火) 15:58:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/cbbcdfee230ba5af88f8dc4ec67117d154f1b270

内戦の危機再び 大統領選前に民族対立 コートジボワール




8/18(火) 13:32配信


時事通信







大統領派と反大統領派が衝突した現場を歩くコートジボワールの警察官=14日、南東部ダウクロ(AFP時事)
 【ダウクロ(コートジボワール)AFP時事】西アフリカの世界的なカカオ輸出国コートジボワールで、10年近く抑え込んできた民族対立がくすぶり始めた。

 10月31日投票の大統領選に向けて内戦の危機が再燃しかねない。

 「望むのはただ一つ。平和だけ」。南東部ダウクロで15日、30代の女性が破壊された家で泣いていた。大統領派と反大統領派の大規模な衝突が13日に起き、民家が次々放火された。市議会議長は、死者は「少なくとも5人」と語った。

 コートジボワールは今世紀に入って国を南北に分断する内戦を経験した。多民族国家コートジボワールの融和を崩したのは1990年代に大統領を務めたベディエ元大統領(86)。民族主義を扇動し、政権維持を図った。今回の大統領選にも出馬を表明している。

 ベディエ氏は南東部に多いバウレ人。ダウクロが地元で、ワタラ現大統領(78)は90年代から政敵だ。ワタラ氏は北部に多いマレンケ人とされる。

 ダウクロで15日、取材に応じたマレンケ人の若者は、衝突について「ベディエ支持者のデモを邪魔したいとは思っていなかった。しかし、通りの車や店を破壊し始めたから止めた」と主張した。破壊された店や通りに散乱するガラスを指して「やつらが何をやったか見てほしい」と訴えた。

 内戦に勝利し2011年に権力を完全掌握したワタラ大統領は今年3月、後継者にクリバリ首相を指名し、引退する考えだった。しかし、クリバリ氏は7月に急死。ワタラ氏は今月6日、3選出馬へと翻意を表明した。

 憲法は3選を禁じているが、16年に改憲があった。ワタラ派はロシア同様、それまでの任期はここでリセットされたと主張。反ワタラ派は違憲と反発している。

2439チバQ:2020/08/19(水) 09:14:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/fcd4b89b70b129272b67b7602f461f8a16fe17d2
マリでクーデターか 反乱兵が大統領と首相拘束
8/19(水) 2:29配信


マリの首都バマコにある広場に到着した兵士らを歓迎する人々(2020年8月18日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】(更新)西アフリカ・マリで18日、兵士のグループが首都バマコ近郊の軍事基地を占拠し、イブラヒム・ブバカル・ケイタ(Ibrahim Boubacar Keita)大統領とブブ・シセ(Boubou Cisse)首相の身柄を拘束した。欧州連合(EU)は「クーデターの試み」だと非難している。

【写真】首都バマコで、兵士らを歓迎する住民ら

 AFP記者によると、兵士らはバマコ近郊カチ(Kati)にある軍基地を占拠し、周辺の道路を掌握した上で、車列を組んでバマコへ向かった。バマコ中心部では、ケイタ氏の辞任を要求するために集まっていた人々が、大統領公邸に向かう反乱兵らに対し歓声を上げた。

 反乱兵のリーダーは匿名を条件にAFPの取材に応じ、バマコの大統領公邸でケイタ大統領とシセ首相を「逮捕」したと説明。シセ首相の首席報道官も、大統領と首相が身柄を拘束され、装甲車に乗せられてカチの基地に連行されたと述べた。

 EUのほか、西アフリカの周辺諸国やフランス、アフリカ連合(AU)も兵士らの反乱を非難。憲法に反する政権移行への反対を表明した。

 米ニューヨークの外交官らによると、国連安全保障理事会(UN Security Council)は19日、この問題をめぐる緊急会合を開く予定。

 情勢不安が続くマリでは、2012年にも同じカチの基地でクーデターが起き、ケイタ政権の誕生につながっていた。今回の政変を受け、国内ではクーデター再来の懸念が直ちに広がった。【翻訳編集】 AFPBB News

2440チバQ:2020/08/19(水) 17:18:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/9b15aa50775a9679f2f656f2fad3ed891d91298f
マリでクーデター、大統領が辞任 政府と議会も解散
8/19(水) 10:04配信


モーリタニアの首都ヌアクショットで開かれたサヘル5か国(G5 Sahel=ブルキナファソ、チャド、マリ、モーリタニア、ニジェール)の首脳会談で写真撮影に応じるマリのイブラヒム・ブバカル・ケイタ大統領(2020年6月30日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】西アフリカ・マリのイブラヒム・ブバカル・ケイタ(Ibrahim Boubacar Keita)大統領は19日早朝、国営テレビで演説し、自身の即時辞任と、政府および議会の解散を発表した。

 マリはここ数か月、政治の緊張が続き、抗議デモで死者も出ていた。

 18日に兵士グループが首都バマコ近郊の軍事基地を占拠し、ケイタ大統領とブブ・シセ(Boubou Cisse)首相を拘束。欧州連合(EU)が「クーデターの試み」だとした他、周辺国やアフリカ連合(AU)も兵士らを非難している。【翻訳編集】 AFPBB News

2441チバQ:2020/08/19(水) 17:19:56
https://www.afpbb.com/articles/-/3295457?utm_source=yahoo&utm_medium=news&cx_from=yahoo&cx_position=r1&cx_rss=afp&cx_id=3299851
スーダン前大統領統治下でクーデター未遂、軍将校28人の遺体発見
2020年7月24日 19:01 発信地:ハルツーム/スーダン [ スーダン 中東・北アフリカ ]
【7月24日 AFP】スーダン検察当局は23日、オマル・ハッサン・アハメド・バシル(Omar Hassan Ahmed al-Bashir)前大統領(76)の統治下で1990年4月にクーデター未遂事件を起こし逮捕された軍将校28人について、地中に埋められた遺体を首都近郊で発見したと発表した。
 将校らの遺体が見つかったのは、ナイル川(Nile River)を挟んで首都ハルツームに隣接する町オムドゥルマン(Omdurman)。検察は現在、30年間にわたる強権支配の末、数か月続いた大衆デモにより昨年失脚したバシル前大統領が在職時に関わった不正行為を捜査している。

 この捜査の一環で、多数の遺体が埋まった現場が発見されたのは今回が2例目。検察によると、各分野の専門家22人の協力のもと3週間かけて場所の特定に至ったという。
 バシル前大統領と側近らは現在、ハルツームのコベル(Kober)刑務所に拘束されている。バシル前大統領は既に汚職で有罪判決を受けているほか、1989年に武装組織「民族イスラム戦線(NIF)」と連携して起こしたクーデターで国の実権を掌握した経緯をめぐって裁判が行われている。
 バシル前大統領に対しては、30万人が死亡し250万人が避難民となったダルフール(Darfur)紛争でのジェノサイド(大量虐殺)と戦争犯罪の容疑で、国際刑事裁判所(ICC)からも逮捕状が出ている。(c)AFP

2442チバQ:2020/08/20(木) 09:40:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/aeea7c6bd54b67326b8acb0d3234ee0f20901678
マリ陸軍大佐、自らを軍事政権トップと発表 国際社会はクーデター非難
8/20(木) 5:40配信
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マリ・バマコの国防省で記者会見するアシミ・ゴイタ大佐(2020年8月19日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】(更新)クーデターが起きたマリで19日、同国陸軍将校のアシミ・ゴイタ(Assimi Goita)大佐が、自らがイブラヒム・ブバカル・ケイタ(Ibrahim Boubacar Keita)大統領政権を転覆させたクーデターを主導したと発表した。

【写真】国防省に到着した軍事政権メンバー

 ゴイタ氏は政府高官らとの会談後、「自己紹介させていただく。私は大佐アシミ・ゴイタで、『国民救済委員会(National Committee for the Salvation of the People)』委員長だ」と表明した。ゴイタ氏は18〜19日にかけてテレビでクーデターを発表した将校の一団の中にいたものの、話すことはなかった。

 前日のクーデターを受けて、国連安全保障理事会(UN Security Council)は19日、マリに民生復帰を求めた。

 安保理の15の理事国は、軍隊は「遅滞なく兵舎に戻るべきだ」と強調。数か月に及ぶ抗議活動の後のケイタ大統領政権の転覆を受けて、「法の支配を回復し憲法秩序の回復に向けて動くことが急務である」と明言した。

 アフリカ連合(AU)、欧州連合(EU)、米国のいずれも、軍事政権に拘束されている指導者らの解放を求めた。【翻訳編集】 AFPBB News

2443チバQ:2020/08/20(木) 09:46:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/65601d2fa2e2217669c43592f213bfe65bea4c4a
対イスラエル正常化で「勇み足」?  外務報道官解任 スーダン
8/20(木) 6:26配信
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 【カイロ時事】スーダンで19日、イスラエルとの国交正常化に前向きと受け止められる発言を一方的に行い混乱を招いたとして、外務省報道官が解任された。

 国営メディアが伝えた。スーダンはイスラエルとの外交関係はないが、イスラエルとアラブ首長国連邦(UAE)の国交正常化合意に追随する可能性が取り沙汰されている。

 同報道官は18日、ロイター通信などに対し、イスラエルとUAEの合意を「地域の平和に寄与する大胆な一歩」などと評価。スーダンもイスラエルと接触を重ねていると述べていた。これに対し、外務省は声明で、報道官の発言に「驚いた」とした上で「省内で対イスラエル関係は議論されていない」と強調した。

 スーダンのブルハン統治評議会議長は2月、ウガンダでネタニヤフ・イスラエル首相と会談し、関係正常化への協力開始で合意。ネタニヤフ氏は今月18日にツイッターで「イスラエル、スーダンと地域全体は和平合意から利益を得て、より良い未来をつくることができる」と秋波を送っていた。

2444チバQ:2020/08/20(木) 22:07:23
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20200820k0000m030147000c.html
マリのクーデター、リーダーは反乱軍大佐 大統領や閣僚らの安否、なお不明
2020/08/20 18:19毎日新聞

マリのクーデター、リーダーは反乱軍大佐 大統領や閣僚らの安否、なお不明

ケイタ大統領の私邸の前に集まる兵士や市民ら=マリの首都バマコで18日、AP

(毎日新聞)

 西アフリカ・マリで軍の一部が起こしたクーデターで、反乱軍のゴイタ大佐が19日、自身がリーダーだと表明した。AFP通信が報じた。ケイタ大統領は既に辞意を表明しており、今後はゴイタ氏をトップとする「国民救済全国委員会」が暫定的に政権を運営するとみられる。

 同通信によるとゴイタ氏は「マリは社会政治的な危機にあり、さらに過ちを犯す余地はない」などと話した。40代で、軍の特殊部隊を率いてきたという。反乱軍側は今後、新たな選挙を行って民政移管する方針を明らかにしているが、具体的なスケジュールなどは示されていない。

 クーデターは18日に発生し、ケイタ大統領や閣僚らの身柄が相次いで拘束された。ケイタ大統領はテレビ演説で辞意を表明したが、他の閣僚とともに安否は依然、分かっていない。

 欧州連合(EU)は19日、臨時の首脳会議をテレビ会議形式で開き、クーデターについて「地域全体やテロとの戦いに不安定化をもたらす可能性がある」として深刻な懸念を表明した。

 EU首脳らは会議後の声明で「拘束された人々の速やかな解放と法の支配の回復」を要求。西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)による事態解決への取り組みを支援する方針も示した。【平野光芳、ブリュッセル岩佐淳士】

2445チバQ:2020/08/20(木) 22:45:20
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/business/20200820-567-OYT1T50172.html
WTO事務局長、任期途中で米ペプシコ幹部に…来月からトップ不在
2020/08/20 10:13読売新聞

 【ワシントン=山内竜介】米飲料メーカー大手ペプシコは19日、世界貿易機関(WTO)のロベルト・アゼベド事務局長が9月1日付で幹部に就任すると発表した。アゼベド氏はWTO事務局長を任期途中の8月末で退任すると表明していた。

 ペプシコは、アゼベド氏が政府や国際機関など社外との関係強化を担うとしている。

 アゼベド氏はブラジル出身の外交官で、2013年9月にWTO事務局長に就任し、現在2期目。後任の事務局長選挙には8人が立候補しており、決定は早くて11月上旬だ。WTOは来月から当面、トップ不在となる。

2446チバQ:2020/08/20(木) 22:48:34
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-200820X630.html
暫定政権トップに軍大佐=クーデター発生のマリ
2020/08/20 07:19時事通信

暫定政権トップに軍大佐

軍の一部の兵士がクーデターを起こし、拘束されたケイタ大統領が辞任したマリで19日、ゴイタ大佐がクーデター後に発足した「国民救済委員会」の委員長に就任したと宣言した。写真はバマコで記者団と話すゴイタ氏。【AFP時事】

(時事通信)

 【パリ時事】軍の一部の兵士がクーデターを起こし、拘束されたケイタ大統領が辞任した西アフリカのマリで19日、ゴイタ大佐がクーデター後に発足した「国民救済委員会」の委員長に就任したと宣言した。暫定軍事政権の大統領に相当するとみられる。AFP通信が報じた。

 ゴイタ氏は記者団に対し、「マリは社会政治および安全保障の危機に直面している。もう過ちを犯すことはできない」と述べ、前政権を批判した。

 マリでは18日、軍事基地を掌握した一部の兵士がケイタ氏らの身柄を拘束。ケイタ氏は国営テレビを通じて自らの辞任と国会の解散を表明した。その後、「国民救済委」を名乗る反乱兵が、適切な時期に民政移管と選挙を実施する考えを明らかにしていた。

 ケイタ政権の腐敗や不正を追及する声が強まり、6月以降、大統領辞任を求める抗議デモが続発。反政府勢力の報道担当者はケイタ氏の身柄拘束後、ロイター通信に対し「これはクーデターではなく民衆の蜂起だ」と強調した。

 AFPによると反政府勢力は19日、声明を発表し、「国民救済委」に祝意を表明。民政移管を注視すると強調した。マリからの報道によれば、市民もクーデターを歓迎している。ただ、国際社会からは政情不安を懸念する声が上がっており、暫定政権が支持を得られるかは不透明だ。 

クーデター
国会
デモ活動

2447チバQ:2020/08/20(木) 23:10:48
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20200819k0000m030213000c.html
マリでクーデター 反乱軍、大統領ら拘束 イスラム過激派拡大、政権へ不満
2020/08/19 19:15毎日新聞

マリでクーデター 反乱軍、大統領ら拘束 イスラム過激派拡大、政権へ不満

マリの国旗を掲げてケイタ大統領の身柄拘束を喜ぶ男性=マリの首都バマコで18日、AP

(毎日新聞)

 西アフリカ・マリで18日、軍の一部がクーデターを起こし、ケイタ大統領や閣僚、政府高官らの身柄を相次いで拘束した。ロイター通信などが伝えた。ケイタ大統領はマスク姿でテレビ演説を行い、「流血の事態を避ける」と述べて辞任を表明。併せて国会を解散する意向も示した。マリではイスラム過激派の活動が活発で、今後さらに政情が不安定になる恐れがある。

 一方、反乱軍側は19日に声明を公表し、「マリがさらなる混乱に陥るのを防ぐため」とクーデターの理由を説明。今後、新たな選挙を実施するための暫定政権を作る意向を示した。軍側のリーダーは明らかになっていない。

 首都バマコではケイタ氏に不満を抱いてきた市民らが街頭に出て歓声を上げるなど、クーデターを歓迎する動きも出ている。

 マリでは2012年にも軍がクーデターを起こし、当時の政権が崩壊した。ケイタ氏は13年の大統領選で当選し、18年に再選。ただ、最近は政権の腐敗や選挙での不正を追及する声が国民の間で高まっていた。今年3〜4月の総選挙では憲法裁判所が投票結果を覆し、与党により多くの議席数を認めた疑惑が浮上。その後、野党や市民がケイタ氏の退陣を求める大規模な抗議デモを起こしていた。ただ、一連の退陣要求運動と今回の軍の反乱が連携しているのかは不明だ。

 ケイタ氏への不満が高まった背景には、北部のイスラム過激派の勢力拡大を食い止められていないことがある。12年のクーデターの際には過激派が混乱に乗じて勢力を伸ばし、旧宗主国のフランスが掃討のため軍事介入する事態に発展した。

 当時、過激派から拠点都市を奪還するなどいったんは抑え込みに成功したが、過激派は複数のグループが入り乱れながら隣接するニジェールやブルキナファソにも足場を築き、勢力を保持している。12年には過激派が世界遺産都市トンブクトゥのモスク(イスラム礼拝所)などを破壊した。

 近年はこうした武装勢力の活動に伴う市民らの犠牲も増えている。米国のNGOの集計によると、マリでは20年1〜6月の半年間で19年の1年間とほぼ同じ1835人が死亡し、過去最悪のペースとなっている。

 一方、国連やアフリカ連合、欧米諸国は「非合法な政権転覆だ」などと反乱軍を非難する声明を相次いで発表した。政争の今後の主導権を担う勢力は不明だが、非民主的な手続きで新指導者が決まれば国際社会からの批判は避けられず、孤立する可能性がある。【平野光芳】

 ◇マリを巡る近年の動き

2012年3月 軍がクーデター

   4月 当時のトゥーレ大統領が辞任

 13年1月 仏軍がイスラム過激派掃討で軍事介入

   8月 ケイタ氏が大統領選で当選

 18年8月 ケイタ氏が再選

 20年3〜4月 国民議会選挙。与党が過半数獲得

   6月以降 選挙の不正疑惑を巡り、ケイタ大統領の辞任を求める抗議デモ

   8月 軍が反乱を起こし、ケイタ大統領が辞任を表明

2448チバQ:2020/08/21(金) 11:03:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/b09c5b90d100feb3cff25be9ef93d7f54ccb3d82
マリ軍事政権、暫定政府設置の意向 周辺国はケイタ大統領を支持
8/21(金) 9:07配信
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マリの首都バマコで、破壊された司法相所有の建物(2020年8月19日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】クーデターが起きたマリで20日、軍事政権が暫定政府を設置する方針を明らかにした。一方、西アフリカの周辺諸国は「憲法秩序の早期回復」のため代表団を派遣すると表明するとともに、辞任を表明した大統領の復帰を要請した。

【写真】マリの首都バマコの破壊されたガソリンスタンド

 マリでは一部の兵士らが18日、イブラヒム・ブバカル・ケイタ(Ibrahim Boubacar Keita)大統領とブブ・シセ(Boubou Cisse)首相の他、政府高官らを拘束し、権力を掌握した。

 軍事政権のイスマエル・ワゲ(Ismael Wague)報道官はフランスのテレビ局「フランス24(France 24)」とのインタビューで、「暫定評議会を設置し、暫定大統領には軍人あるいは民間人が就く」と述べた。

 ワゲ氏は「われわれは市民社会、野党、多数派、すべての人と接触し、暫定評議会の設置に取り組んでいる」と述べ、暫定政府は「可能な限り短期間になる」とした。

 これに先立って同日行われた西アフリカの15か国で構成される「西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)」のビデオ会議で、ニジェールのマハマドゥ・イスフ(Mahamadou Issoufou)大統領は「憲法秩序の早期回復が確実に行われるよう、高官代表団を直ちに派遣することを決定した」と表明していた。

 イスフ氏は、ECOWASは話し合いを通じて「軍事政権の指導者らに、武力によって権力を掌握する時代はこの地域では終わったと伝える」との意向を示した。【翻訳編集】 AFPBB News

2449チバQ:2020/08/21(金) 11:06:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/14aab0631f67c83594dfc28f895d08ba4a280114
マリのクーデター、リーダーは反乱軍大佐 大統領や閣僚らの安否、なお不明
8/20(木) 18:20配信
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ケイタ大統領の私邸の前に集まる兵士や市民ら=マリの首都バマコで18日、AP
 西アフリカ・マリで軍の一部が起こしたクーデターで、反乱軍のゴイタ大佐が19日、自身がリーダーだと表明した。AFP通信が報じた。ケイタ大統領は既に辞意を表明しており、今後はゴイタ氏をトップとする「国民救済全国委員会」が暫定的に政権を運営するとみられる。

 同通信によるとゴイタ氏は「マリは社会政治的な危機にあり、さらに過ちを犯す余地はない」などと話した。40代で、軍の特殊部隊を率いてきたという。反乱軍側は今後、新たな選挙を行って民政移管する方針を明らかにしているが、具体的なスケジュールなどは示されていない。

 クーデターは18日に発生し、ケイタ大統領や閣僚らの身柄が相次いで拘束された。ケイタ大統領はテレビ演説で辞意を表明したが、他の閣僚とともに安否は依然、分かっていない。

 欧州連合(EU)は19日、臨時の首脳会議をテレビ会議形式で開き、クーデターについて「地域全体やテロとの戦いに不安定化をもたらす可能性がある」として深刻な懸念を表明した。

 EU首脳らは会議後の声明で「拘束された人々の速やかな解放と法の支配の回復」を要求。西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)による事態解決への取り組みを支援する方針も示した。【平野光芳、ブリュッセル岩佐淳士】

2450チバQ:2020/08/21(金) 20:04:32
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020082100908&g=int
モラレス前大統領、少女と淫行疑惑 ボリビア司法省が捜査
2020年08月21日16時49分

ボリビアのモラレス前大統領=2月21日、アルゼンチン・ブエノスアイレス(EPA時事)
ボリビアのモラレス前大統領=2月21日、アルゼンチン・ブエノスアイレス(EPA時事)


 【ラパスAFP時事】14年近い長期政権を率いた後、昨年失脚し、アルゼンチンに亡命した南米ボリビアのモラレス前大統領(60)が、過去に未成年の少女とみだらな行為に及んでいた疑惑がメディアで報じられ、ボリビア司法省は20日、刑事事件としての正式な捜査が進行中だと明らかにした。

 司法省高官は記者会見で、モラレス氏には「レイプや人身売買」の疑いが掛かっていると強調。少女は現在19歳で、名前はイニシャルで「N・M」とだけ公開された。

2451チバQ:2020/08/25(火) 10:32:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/04d0f0953f04004fb714a65040ffe4c46abe6714
マリ軍事政権、3年間の軍政を希望 大統領の解放に同意
8/24(月) 12:38配信
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マリ・バマコで、西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)の代表団との会議に出席する国民救済委員会のアシミ・ゴイタ大佐(左から2人目、2020年8月22日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】西アフリカのマリでクーデターを起こした軍事政権は軍主導の暫定統治機構が今後3年間同国を統治することを望んでいる。同国を訪れている西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)代表団の関係者が23日明らかにした。また軍事政権は、失脚したイブラヒム・ブバカル・ケイタ(Ibrahim Boubacar Keita)大統領の解放に同意したという。

【写真】マリ首都で大統領失脚を祝福するデモ隊

 首都バマコを訪問しているECOWAS代表団の関係者は匿名でAFPの取材に応じ、暫定統治機構のトップは軍人が務め、この人物が暫定政権のトップになると述べた。暫定政権は主に、軍事政権が提案した軍人によって構成されるという。

 また、今月18日のクーデター発生以降バマコ郊外の軍施設にケイタ大統領とその他の指導者らが拘束されていることについて、軍事政権は「ケイタ大統領の解放」に同意しており、「もうすぐ自宅に戻れるだろう」と述べた。ケイタ大統領と共に拘束されたブブ・シセ(Boubou Cisse)首相も、バマコ市内の厳重な警備の敷かれた住居に移されるという。

 軍事政権関係者もAFPに対し、これらの決定がなされたことを認めた。

 クーデターに先立ち、マリではイスラム過激派による残虐な暴力行為や経済の崩壊に不満を抱いた国民が数か月にわたり反政府デモを行っていた。バマコ市内の通りでは、大勢の野党支持者がケイタ大統領の失脚を祝ったが、国際社会はクーデターを非難し、周辺諸国はケイタ大統領の復職と「早急な憲法秩序の回復」を求めている。【翻訳編集】 AFPBB News

2452チバQ:2020/08/28(金) 10:20:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/14a370b39a72b3cbbe5127d039ba0509e9a3a197
マリ軍事政権、失脚した大統領の解放を発表
8/27(木) 22:05配信
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国営テレビの放送で、自身の辞任と政府の退陣、議会の解散を発表するマリのイブラヒム・ブバカル・ケイタ前大統領。国営放送局ORTM放送の映像から(2020年8月19日入手、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】西アフリカ・マリの軍事政権は27日、今月18日のクーデター以降拘束されていたイブラヒム・ブバカル・ケイタ(Ibrahim Boubacar Keita)前大統領を解放したと発表した。


 国民救済委員会(CNSP)を自称する軍事政権は、「国民と国際社会に対し、イブラヒム・ブバカル・ケイタ前大統領が解放され、現在自宅にいることを知らせる」と、フェイスブック(Facebook)上で発表した。

  ケイタ氏の解放は、近隣諸国に加え、アフリカ連合(AU)や欧州連合(EU)をはじめとする国際機関からの最大の要求の一つだった。【翻訳編集】 AFPBB News

2453チバQ:2020/08/30(日) 22:26:47
https://www.sankei.com/world/news/200829/wor2008290013-n1.html
モーリシャス、重油流出で大規模デモ 対応批判、首相退陣求める
2020.8.29 22:14
 モーリシャス沖で発生した日本の貨物船の重油流出事故で、政府の対応の遅さが被害を拡大したと批判する大規模デモが29日、首都ポートルイスで行われ、市民らはジャグナット首相や関係閣僚の辞職を要求した。地元メディアは、数万人が参加したと報じた。

 重油流出をめぐっては、民間の海事警備会社幹部がモドゥー海運相とラマノ環境相の責任を求めて提訴し、21日に2人が裁判所に呼び出される事態に発展している。地元記者は「事故で政治的な分断が深まっている」と語った。

 参加者は「政府は大人の対応をしてほしい」と書かれたプラカードを掲げるなどして行進した。29日までに約40頭の死んだイルカが海岸に打ち上げられ、死因の究明を求める声も上がった。

 政府に対しては「座礁直前に貨物船に十分警告を発しなかった」との批判が出ている。政府は「警告したが貨物船から応答がなかった」と主張し、重油の抜き取り作業も天候不良で難航したと説明している。(共同)

2454とはずがたり:2020/09/05(土) 17:29:40

中国との国交樹立に反発、住民投票へ ソロモン諸島の州
シドニー=小暮哲夫
https://www.asahi.com/articles/ASN947V6FN93UHBI00Z.html
2020年9月5日 13時00分

 太平洋の島国ソロモン諸島で、人口最多のマライタ州が「中央政府が人々の声を聞かずに中国と国交を結んだ」として、独立の是非を問う住民投票を今月実施すると発表した。ソロモンは昨年9月に台湾と断交し、中国と国交を樹立したばかり。同州はこの決定に批判的な立場を取り続けており、「中国との国交を選んだ国の一員であるべきなのかを問う」としている。

 マライタ州のダニエル・スイダニ州首相は1日と3日に声明を発表。「中央政府による中国(との関係)を受け入れるようにとの圧力が続いている。マライタの人々が、独断的な指導者がいる国の一部でいたいかどうかを判断する時だ」「政権は国民を守る代わりに、違う国の利益に奉仕しようとしている」と訴えている。

 中国との国交樹立を認めないのは、人権や自由を重視する立場からだと説明。ただ、投票日などの詳細は明らかにしていない。

 人口が約69万人(政府推計)のソロモンで、中部に位置する同州は約16万人の人口を抱える。6月には、台湾から州として独自にコメやせっけん、マスクなどの支援を受け入れ、議論を呼んでいた。

 1978年に英国から独立したソロモンは、83年から台湾との外交関係を維持してきたが、昨年9月に中国と国交を樹立。背景には中国によるインフラ整備への期待がある。中国は2023年にソロモンで開催される太平洋諸国のスポーツ大会に向けた屋外スタジアムの建設支援を約束している。(シドニー=小暮哲夫)

2455チバQ:2020/09/06(日) 12:53:30
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020090401250&g=int
南部反政府勢力と和平合意 スーダン
2020年09月04日23時14分


 【ハルツームAFP時事】スーダン政府と、南部の反政府勢力「スーダン人民解放運動・北部(SPLM―N)」主流派は3日、仲介国エチオピアの首都アディスアベバで和平合意に調印した。国営スーダン通信(SUNA)が4日、伝えた。
 スーダン政府は8月31日、西部ダルフール地方の反政府勢力「スーダン革命戦線(SRF)」やSPLM―Nの分派とも和平合意、昨年倒れたバシル政権下で続いた内戦終結を急いでいる。ただ、まだ和平に応じない武装勢力も存在する。

2456チバQ:2020/09/06(日) 12:57:49
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020090400762&g=int
ジャマイカ総選挙で与党圧勝 ホルネス首相が続投へ
2020年09月04日15時03分


 【サンパウロ時事】カリブ海のジャマイカで3日、総選挙(下院定数63)が実施され、中道右派の与党ジャマイカ労働党(JLP)が中道左派の野党・人民国家党(PNP)に圧勝した。JLP党首のホルネス首相が続投する。
 中央選管の暫定集計によると、開票率98.9%現在でJLPが39議席、PNPが14議席を獲得。開票が終わっていない10選挙区もJLPが取る見通しで、半数をわずかに上回った解散前から大きく勢力を伸ばした。ホルネス氏は「ありがとうジャマイカ。これはより強い未来のための勝利だ」と勝利宣言した。

2457チバQ:2020/09/07(月) 20:00:54
https://www.sankei.com/world/news/200907/wor2009070017-n1.html
WTO次期事務局選び難航必至 絞り込み開始 米中対立が影 
2020.9.7 19:48国際欧州・ロシア
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 【ロンドン=板東和正】世界貿易機関(WTO・本部ジュネーブ)は7日、空席となっている事務局長を選出するために、届け出を行った8人の候補者を段階的に絞り込む作業を開始する。WTOは非公開の協議を繰り返して候補者をふるいにかけ、11月上旬までの次期事務局長選出を目指す。現段階ではアフリカの女性2候補が優勢とみられているが、米中対立が貿易面などで激しさを増す中、来年までずれ込む可能性もある。

 7日から始まる手続きは計3回のラウンドに分けられる。16日までの第1ラウンドでは候補者3人が脱落。第2ラウンドではさらに3人が除かれて2人の候補者に絞られ、第3ラウンドで最後の1人が決まる。事務局長の選出は合意形成を重視するため、原則、投票という形はとらず、計3回のラウンドで500近くの非公開の協議が実施されるという。

 歴代の事務局長に女性やアフリカ出身者がいないことから、女性候補の、ナイジェリアのオコンジョイウェアラ元財務相とケニアのモハメド元外相の2人が有力視されている。2001年のWTO加盟以来、世界経済の中で存在感を増してきた中国もアフリカへの投資を拡大しているという事情を背景に両氏が意中の候補とみられている。

 ただ、WTOをめぐっては、中国がルール面で優遇される新興国として扱われているとして米国が改革を要求。このことが次期事務局長の選出を複雑にしている。

 英紙フィナンシャル・タイムズによると、通商当局者は、米中が選出の過程で、一方が強く推す候補を他方が拒否する可能性が高いと予想。次期事務局長の選出が来年まで長引く恐れもあるとみている。




 また日本政府は政治経験が豊富なオコンジョイウェアラ氏、モハメド氏を高く評価している。この面では中国と方向性がそろう形になっているが、最終的に米国の方針に合わせる可能性も指摘されている。

 事務局長選には両氏のほか、女性候補として、韓国産業通商資源省の兪明希(ユ・ミョンヒ)通商交渉本部長が名乗りを上げている。男性候補はメキシコのセアデ元WTO事務次長▽エジプトの元WTO高官のマムドゥ氏▽モルドバのウリヤノブスキ元外相▽サウジアラビアのトワイジリ元経済・企画相▽英国のフォックス前国際貿易相の5人。

2458チバQ:2020/09/08(火) 15:25:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/5948568fc1f1b8c39b077aca24ca4c308c57aa67
クーデター後のマリは安定するか?
9/8(火) 12:18配信
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dikobraziy / iStock / Getty Images Plus
 8月18日、西アフリカのマリでは、反乱軍兵士が大統領や首相ら高官を拘束、翌日、ケイタ大統領は辞任を発表した。首都バマコを中心に大統領の辞任を求める反政府反デモが数カ月続き治安当局との衝突で死者も出ていたので、このクーデターは現地では歓迎されているようである。
 諸問題に効果的な対応ができないケイタ政権に対する不満は既に鬱積していたが、国民議会選挙の結果を覆す政権側に有利な最高裁判決が出たことで、国民の怒りは限界に達し、軍が蜂起したという構造である。

 他方、地域機関の西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)、国連安保理、アフリカ連合等、国際社会は一致してこのクーデターを非難し、大統領の解放、復権を要求している。内政不干渉主義の中国でさえ非難声明を出した。仮に同様のクーデターがベネズエラで起こったとすれば、国際社会の反応は違っていたであろう。これはマリにおけるイスラム過激派に対する国際社会の懸念がいかに強く、状況がいかに深刻かを示している。

 もともとマリは多民族国家であり、特に北部に国境を越えて分布するトゥアレグ族は、90年代に独立闘争を活発化した。当時の政権が国民融和と民主化に取り組んだこともあり、独立運動は一旦は収まり一時はマリがアフリカにおける民主主義の模範のような時代もあった。しかし、根深い部族対立は完全には解消されず、その後トゥアレグ族の独立運動が再活性化し、2012年のクーデターに乗じて北部地帯を「イスラム国」系過激派武装組織等が実効支配したことで状況は劇的に変化した。

 翌年のフランス軍の介入により、都市部の拠点は回復したが、地方では「イスラム国」系過激派、伝統的なトゥアレグ族独立派、アルカイダ系武装組織などの武装組織が割拠する状態となった。2013年に民政移管への期待を担ってケイタが大統領に当選し、2015年には、アルジェリアの仲介により主要組織との間の和平協定が署名され、一時は事態が収束に向かうことも期待された。

 しかしながら、同協定が完全には履行されず、経済問題や部族対立を背景とする暴力行為の横行、政府部内の腐敗、更には同性婚の容認といった大統領の非イスラム政策に対する反発なども相まってこのような事態を招いた。

 今回のクーデターは成功したようであり、大統領の復帰は国民が受け入れないであろう。2012年との違いは、すでにフランス軍等が現地に駐留していることである。国際社会の共通の敵である「イスラム国」系武装組織の勢力拡大を抑えるためには、原状回復を求めてクーデター政権と対立するよりも、これを既成事実として受け止め早期の民政移管を求めることが現実的であろう。

 既にECOWASの代表団がマリを訪問しマリ軍幹部らと交渉を開始している。マリ軍側は、国家体制を見直す必要があり移行期間に3年を主張している由である。民衆の反政府運動の中心には厳格なイスラム教を信奉する宗教的組織が存在していることにも要注意であり、拙速な民政移管を行うことがかえって混乱を深める可能性もある。

 国家を破綻から救うためには、どのような政権であれ国民の不満に的確に対処し同時に治安を回復する実行力を持つことが必要である。軍事援助や経済支援を行う際には、国家社会の改革や民主化、国内融和を求める視点が重視されても良いであろうが、当事者はあくまでマリ人である。

2459チバQ:2020/09/09(水) 21:38:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/3fc8713d45a612b9f4364811dc87178343691a18
前大統領の上院出馬不可 モラレス氏、復権遠のく ボリビア
9/9(水) 14:35配信

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時事通信
亡命先のアルゼンチンで記者会見するボリビアのモラレス前大統領=2月21日、ブエノスアイレス(AFP時事)

 【サンパウロ時事】ボリビア憲法裁は7日、亡命先のアルゼンチンから復権を目指す反米左派のモラレス前大統領について、10月18日の上院議員選への立候補資格はないとの最終判断を下した。

 中央選管は2月、居住要件を満たしていないため立候補資格はないと判断。モラレス氏側が司法判断を仰いでいた。

 モラレス氏は「われわれの約束と優先事項は国民を危機から救うこと。そのため決定に従う」と表明。一方、暫定政権のコインブラ法務・制度的透明性相は「自由と民主主義、正義に飢えた人々の闘いの勝利だ」と歓迎した。

2460チバQ:2020/09/17(木) 11:59:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/b6d2acf248ec875b0fff4018d74f6a1fb9d51a04
カリブ海のバルバドス、共和制へ 「英植民地の過去脱却」
9/17(木) 6:29配信
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 【サンパウロ時事】カリブ海に浮かぶ島国バルバドスの政府は15日、2021年11月末の独立記念日までに立憲君主制から共和制に移行する意向を明らかにした。

 バルバドスは1966年に英国から独立したが、同じく英植民地だったカナダやオーストラリアと同様にエリザベス女王を元首に頂いている。

 モトリー首相の議会演説を代読したメイソン総督は「植民地だった過去から完全に脱する時が来た。バルバドス人はバルバドス人の元首を求めている」と強調。55回目の独立記念日である21年11月30日までに英女王の元首の地位を廃し、共和制の採用を目指すと述べた。

 バルバドスは鹿児島県の種子島とほぼ同じ面積。観光や製糖が主産業で、人口約29万人の9割以上を黒人が占めている。

2461チバQ:2020/09/18(金) 16:55:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/190cf4acbe3cd98db9febd2a37e4623b67c1f08e
暫定大統領、立候補取りやめ 左派復権阻止で ボリビア
9/18(金) 10:57配信
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 【サンパウロ時事】南米ボリビアのアニェス暫定大統領は17日、来月18日に実施される大統領選挙への立候補を取りやめると発表した。

 各世論調査ではアニェス氏の支持率は10%前後で、3〜4位に低迷していた。

 ボリビアでは昨年10月の選挙で左派・社会主義運動(MAS)のモラレス前大統領が4選されたが、開票作業での不正が発覚。モラレス氏は辞任してアルゼンチンに亡命し、アニェス氏が暫定大統領を務めている。世論調査ではモラレス政権で長く経済・財務相を務めたMASのアルセ氏が大きくリード。第1回投票で当選する可能性が出ている。

 アニェス氏は撤退理由を「民主的な票が複数の候補間で割れることにより、MASが勝つ恐れがあるため」と説明。左派政権復活を阻止するため身を引くことを明らかにした。

2462チバQ:2020/09/22(火) 20:42:35
https://www.sankei.com/world/news/200919/wor2009190015-n1.html
ペルー大統領、失職回避 議会、罷免決議案否決
2020.9.19 15:42
 南米ペルーの議会(130議席)は18日、ビスカラ大統領の罷免を巡る審議と決議案の採決を行った。賛成の票数が可決に必要な3分の2以上にならず、決議案は否決。大統領は失職を回避した。 大統領が知人の男性歌手に便宜を図り、政府と高額の講演契約を結ばせた疑惑があるとして「倫理的不適格」に当たるというのが審議の根拠。ビスカラ氏は審議に先立ち「違法な行為はしていない」と述べた。

 罷免決議案は87票以上の賛成で可決されるが、18日の投票では賛成が32票、反対が78票、残りが棄権や無回答だった。罷免されれば国会議長が暫定的に大統領に就き、来年4月に予定された大統領選が前倒しされる見込みだった。

 ペルーではクチンスキ前大統領が汚職疑惑などを受け2018年に辞任し、第1副大統領だったビスカラ氏が昇格した。(共同)

2463チバQ:2020/09/22(火) 20:44:02
https://www.sankei.com/world/news/200918/wor2009180016-n1.html
WTO事務局長選出手続き 候補者5人に 韓国候補は脱落免れる
2020.9.18 21:45
 【ロンドン=板東和正】世界貿易機関(WTO・本部ジュネーブ)は18日、空席となっている事務局長の選出作業で、8候補を5候補に絞り込んだと発表した。残った5候補は10月上旬にも2候補に絞り込まれた後、最終的に次期事務局長が選出される。韓国産業通商資源省の兪明希(ユ・ミョンヒ)通商交渉本部長は5候補に残り、次の選出手続きに進んだ。

 WTOは今月7日、事務局長の選出手続きを開始した。手続きは計3回に分けて実施され、今回の第1ラウンドで男女5人の候補に絞り込まれた。

 第1ラウンドを突破したのは、女性は兪氏のほか、ナイジェリアのオコンジョイウェアラ元財務相、ケニアのモハメド元外相が残った。男性はサウジアラビアのトワイジリ元経済・企画相、英国のフォックス前国際貿易相。

 第2ラウンドではさらに3人が除かれて2人の候補者に絞られ、第3ラウンドで最後の1人が決まる。事務局長の選出は合意形成を重視するため、原則、投票という形はとらず、計3回のラウンドで500近くの非公開の協議が実施されるという。

 歴代の事務局長に女性やアフリカ出身者がいないことから、次期事務局長にはオコンジョイウェアラ氏とモハメド氏の2人が有力視されている。昨年7月に日本による輸出管理厳格化措置が発動されて以来、日本を批判してきた兪氏が選出される可能性は低いとみられているが、日本政府内では警戒感が広がっている。

 一方、WTOは今年11月上旬までの次期事務局長選出を目指しているが、米中対立が貿易面などで激しさを増す中、難航は必至の情勢で、決着は来年までずれ込む可能性もある。

2464チバQ:2020/09/22(火) 20:47:49
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020092200159&g=int
暫定大統領に元国防相 民間移行までの1年半―マリ
2020年09月22日06時01分


 【パリ時事】8月に反乱兵によるクーデターでケイタ大統領が失脚した西アフリカのマリで21日、ンダウ元国防相が暫定大統領に選出された。AFP通信によると、任期は民間人が率いる政権に移行するまでの1年半。
 AFPによれば、クーデターを率いたゴイタ大佐は暫定副大統領に就任。ゴイタ氏は地元メディアに対し「25日に宣誓式が行われる」と述べた。

2465チバQ:2020/09/22(火) 23:01:05
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/world/kyodo_nor-2020092201001235.html
マリ暫定大統領に元国防相 政変首謀者が副大統領
2020/09/22 10:33共同通信

 西アフリカ・マリでクーデターを起こしたゴイタ大佐が21日にテレビ演説し、1年半後に予定される総選挙まで自身が暫定副大統領に就き、暫定大統領にはバ・ヌダウ元国防相を指名したと発表した。ヌダウ氏は退役軍人。西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)は文民による統治を要求していたが、軍事色の強い人選となった。

 クーデターは8月18日に発生。ゴイタ氏は当初、3年後に総選挙を行い民政移管する意向を示したが、ECOWASの反対を受け、1年半後に実施する方針に切り替えた。

 マリでは2012年にもクーデターがあり、混乱に乗じてイスラム過激派が勢力を拡大した。

2466チバQ:2020/09/24(木) 10:05:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/9e7ef4daedabc84f0bfea024aa828c9d80f23ef2
コロナ禍、結束できない世界 米中対立鮮明に 国連総会一般討論
9/24(木) 7:17配信
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 【ニューヨーク時事】グテレス国連事務総長は22日に始まった今年の国連総会一般討論演説の冒頭、各国が協力して新型コロナウイルスに対応する必要性を改めて訴えた。

 しかしその後、米中首脳は事前録画形式の演説で批判の応酬。一方、フランスのマクロン大統領は機能しない「多国間主義」の変革を求めるなど、創設から75年の節目を迎えた国連の在り方も問われた。

 トランプ米大統領の約7分間の演説は、コロナ禍で初動の遅れた中国批判が中心になった。米国内の死者はこの日、20万人を超え、政権への批判も強まる中で「国連は中国にその行動の責任を取らせなければならない」と中国に責任を転嫁。これを聞いた中国の張軍国連大使は、総会の議場で「世界が連帯と協力を必要としている時に対立はいらない。必要なのは信頼構築で政治的ウイルスの拡散ではない」と拒絶した。

 トランプ氏はまた、「自国民のために行動することによってのみ、協力の基盤を構築できる」と「米国第一」を強調した。これに対し、中国の習近平国家主席もビデオ演説で「一国主義や保護主義に旗幟(きし)鮮明に反対しなければならない」と米国との対決姿勢を隠さなかった。

 グテレス氏は冒頭演説で、コロナ禍を「新時代」の危機と表現。さらに「新冷戦を回避するためにあらゆることをしなければならない」と米中間の緊張緩和を呼び掛けていた。ただ、各国の首脳らが直接対面する機会のない今年の総会では、対立はむしろ深まったような印象を残した。

 一方、各国首脳からは、国連を含め多国間主義の組織やルールの改革や再活性化を促す発言も目立った。マクロン氏は「多国間主義という言葉だけでもはや満足することはできない。(大国間などでの)深い相違を隠す(わずかな)共通項でしか合意できないからだ」と指摘し、多国間での意思決定のプロセスなどの変革を訴えた。

 トルコのエルドアン大統領は、「パンデミック(世界的流行)の初期、各国が一国で取り残される光景が浮かび上がった」と述べ、国際協調や国連の不在を批判。米中対立を受け機能不全に陥った安保理については「人類の運命を限られた国の意に委ねることはできない」と主張した。

2467チバQ:2020/09/27(日) 11:27:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/9b7b6d12232ab1e2623813cac1ffd548b90501fc
マリで暫定大統領就任、平穏な政権移行誓う
9/26(土) 16:19配信

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AFP=時事
マリの首都バマコのバマコ国際会議場で、就任式に臨むバ・ヌダウ暫定大統領(右)とアシミ・ゴイタ暫定副大統領(左、2020年9月25日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】西アフリカ・マリで25日、バ・ヌダウ(Bah Ndaw)元国防相(70)が、クーデター後の移行政権の暫定大統領に就任した。同氏は、国際的な取り決めに従って18か月以内に政権移行し、イスラム過激派との戦いも進めると述べた。

【写真】マリのバ・ヌダウ暫定大統領の就任式の様子

 暫定軍事政権は先月18日のクーデターで、選挙で選出されたイブラヒム・ブバカル・ケイタ(Ibrahim Boubacar Keita)大統領を辞任に追い込んだ。暫定軍事政権が指名した委員会が、元大佐のヌダウ氏を暫定大統領に指名していた。

 暫定軍事政権トップのアシミ・ゴイタ(Assimi Goita)大佐(37)も同日、暫定副大統領に就任した。

 ヌダウ氏は就任演説で、「合意された条件や期日に従って、安定的で平穏な実りある政権移行」の実現に向けて尽力すると述べた。近隣諸国は、文民首相が任命されない限り、クーデター後に科した制裁の解除はしないという姿勢を崩していない。【翻訳編集】 AFPBB News

2468チバQ:2020/09/28(月) 15:12:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/cc5f8569308bb9960504370c5a854fd1949647f9
マリ暫定首相に元外相、クーデター後の制裁解除へ前進
9/28(月) 14:31配信
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マリのモクタール・ウアンヌ外務・国際協力相(当時)。インド首都ニューデリーにて(2009年1月16日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】西アフリカ・マリのバ・ヌダウ(Bah Ndaw)暫定大統領は27日、軍事クーデター後の移行政権の新首相にモクタール・ウアンヌ(Moctar Ouane)元外務・国際協力相(64)を指名した。西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)の課した制裁の解除へ、一歩近づいた。

【写真】大統領失脚を祝福するマリの人々

 マリでは8月18日の軍事クーデターで、イブラヒム・ブバカル・ケイタ(Ibrahim Boubacar Keita)大統領が辞任に追い込まれた。主導した軍将校らでつくる軍事政権『国民救済委員会(National Committee for the Salvation of the People)』の発表によると、死傷者はなかったとされる。

 ECOWASはクーデターの2日後、対マリ制裁を発表。文民首相の選出を制裁解除の条件としていた。

 国民救済委員会は、18か月以内に文民統治に移行すると約束している。

 ウアンヌ氏は、ここ数年イスラム過激派や民族間衝突で最も大きな被害が出ている中部のビディ(Bidi)出身。2004〜11年にアマドゥ・トゥマニ・トゥーレ(Amadou Toumani Toure)政権下で外務・国際協力相を務めた。16年以降は西アフリカ経済通貨同盟で和平・安全保障を担当した。【翻訳編集】 AFPBB News

2469チバQ:2020/10/05(月) 22:57:26
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3308190.html
NZ首相、再びコロナ勝利宣言 最大都市での規制緩和へ
2020/10/05 14:23AFPBB News

NZ首相、再びコロナ勝利宣言 最大都市での規制緩和へ

ニュージーランド・オークランドで、新型コロナウイルスについて会見するジャシンダ・アーダーン首相(2020年8月12日撮影)。(c)Marty MELVILLE / AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】ニュージーランドのジャシンダ・アーダーン首相は5日、同国が「再び新型コロナウイルスに勝利した」と宣言し、感染第2波を封じ込めたとして、最大都市オークランドでの規制を緩和すると発表した。

 同国は5月末に新型ウイルスを根絶したと考えられていたが、8月に人口150万人のオークランドで市中感染が再発。約3週間にわたりロックダウン(都市封鎖)が行われていた。

 アーダーン首相は5日、12日間連続でオークランドでの新規感染者が確認されず、感染は抑制されたと発表。市民が2度目のロックダウンに耐えたことを称賛した。

 同首相は「オークランド市民とニュージーランド国民が(感染封じ込めの)計画を順守した結果、2度の成功を収め、再びウイルスに勝つことができた」とコメント。7日夜からオークランドの警戒レベルを他の地域同様、4段階中最小の「レベル1」に引き下げると表明した。 【翻訳編集】AFPBB News

2470チバQ:2020/10/06(火) 19:03:37
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020100400452&g=int
独立、再び否決 住民投票で賛否僅差―仏領ニューカレドニア
2020年10月04日22時15分

 【パリ時事】南太平洋のフランス特別自治体ニューカレドニアで4日、独立の是非を問う2回目の住民投票が実施され、即日開票の結果、反対53.3%、賛成46.7%で、2018年の1回目投票に続き否決された。AFP通信が報じた。
 反対が約56%、賛成が約43%だった前回に比べ、賛否は僅差だった。AFPによると、投票率は前回の約81%を上回る約86%で、関心の高さが示された。
 マクロン仏大統領は開票結果を受けてテレビ演説し、「フランスへの信頼の証しを深い感謝の気持ちと共に歓迎する」と述べた。
 ニューカレドニアは防衛や外交を除く治安や医療、経済など幅広い自治権を保持しているが、貧富の差に不満を抱える先住民カナクの間で独立志向が強い。一方、財界を中心とした欧州系住民ら独立反対派は、豊富なニッケル資源を狙う中国の進出を警戒。現状維持を主張している。
 仏メディアによれば、過去の植民地支配を反省する世界的な動きを受け、独立賛成に回るカナク以外の住民が増加。今後さらに賛否の差が縮まる可能性がある。
 ニューカレドニアは1853年にフランスが併合。1998年に仏政府と結んだ「ヌメア協定」に基づき、今回独立が否決されても2022年までにもう1回投票を行うことができる。

2471チバQ:2020/10/09(金) 10:08:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/c928099721e25b20b23f65300cc7093f6afaa881
韓国候補、最終選考に残る WTO、女性トップ誕生へ
10/8(木) 19:46配信
世界貿易機関(WTO)事務局長選で、最終選考に進んだ韓国の兪明希氏(左)とナイジェリアのオコンジョイウェアラ氏(AFP時事)
 【ロンドン時事】世界貿易機関(WTO)は8日、空席となっている事務局長の選出について、ナイジェリアと韓国の両候補に絞られたと発表した。

 11月7日までの最終選考でどちらかを選ぶ。両候補とも女性であり、1995年に発足したWTOで初めて女性がトップに就く。

 韓国が推す兪明希氏は産業通商資源省の通商交渉本部長を務め、半導体をめぐる争いで対日批判を繰り返してきたことで知られる。WTOの決定は全会一致が原則となっており、最終選考では日本の対応が注目される。

 事務局長選には8人が出馬。第1回選考で5人が残り、このほど行われた第2回選考で2人に絞られた。もう1人の最終候補はナイジェリア財務相や世界銀行幹部などを歴任したオコンジョイウェアラ氏。

2472チバQ:2020/10/15(木) 17:56:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/c2c72fa791c0a8c1ba3131fd159009c4639418f4
NZ、首相人気で与党優位 17日に総選挙、過半数焦点
10/15(木) 16:09配信
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支持者との自撮りに応じるニュージーランドのアーダン首相(右)=14日、クライストチャーチ(AP=共同)
 【キャンベラ共同】任期満了に伴うニュージーランド議会(一院制、基本定数120)の総選挙が17日行われる。新型コロナウイルスの感染を抑え込んだアーダン首相(40)の個人的な人気も後押しし、世論調査では与党労働党が最大野党国民党に対して優位を保つ。現在少数政党と連立を組む労働党が単独で過半数を獲得できるかどうかが焦点だ。

 アーダン氏は3月、国内の感染者が数十人だった段階で国境を閉鎖し、その後ロックダウン(都市封鎖)も導入して早期に感染拡大阻止に成功した。8月に最大都市オークランドで市中感染が見つかったが、迅速に外出制限を課し、再拡大を封じ込めた。

2473チバQ:2020/10/17(土) 23:21:50
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020101700364&g=int
左派候補優勢、決着は微妙 ボリビア大統領選、18日投票
2020年10月17日20時36分

ボリビア大統領選に立候補したカルロス・メサ元大統領(左)とルイス・アルセ元経済・財務相(AFP時事)
ボリビア大統領選に立候補したカルロス・メサ元大統領(左)とルイス・アルセ元経済・財務相(AFP時事)


 【サンパウロ時事】南米ボリビアで18日、大統領選挙が実施される。5人が立候補しているが、昨年11月まで14年近くにわたり長期政権を担った反米左派モラレス前大統領の後継者ルイス・アルセ元経済・財務相(57)と、返り咲きを狙う中道のカルロス・メサ元大統領(67)の事実上の一騎打ち。

 事前の各世論調査では、アルセ氏が4割以上の支持を集めてリードし、3割台のメサ氏が追う展開だった。当選には有効票の過半数獲得か、得票率4割以上で2位に10ポイント差をつける必要があり、アルセ氏が18日の選挙で当選を決められるかどうかは微妙な情勢だ。決選投票にもつれ込んだ場合は、反左派票を糾合できるメサ氏が逆に優位とみられている。
 ボリビアでは2006年、モラレス氏が先住民初の大統領に就任。好調な経済を背景に、再選を禁じた憲法を改正して3選を重ねた。
 だが、16年の国民投票では4選を可能とする改憲案が否決された。モラレス氏は昨年10月の大統領選に強引に出馬し、メサ氏を破って「当選」を果たしたものの、開票作業の不正が発覚し、抗議運動が広がる中でアルゼンチンに亡命。上院第2副議長だった中道右派のアニェス氏が暫定的に政権を引き継いでいた。
 ボリビアは南米で最も貧しい国の一つだが、モラレス政権下で天然ガスマネーに支えられて状況は改善。モラレス氏が率いた左派政党・社会主義運動(MAS)への支持は依然根強い。選挙戦最終日、アルセ氏は支持者らに「国民に必要な経済、政治、社会の安定をもたらしたい」と強調。メサ氏は「アルセ氏とモラレス氏は一体だ。モラレス氏はもういらない」と訴えた。

2474チバQ:2020/10/17(土) 23:25:58
https://www.afpbb.com/articles/-/3310460
NZ総選挙、アーダーン首相の労働党圧勝 野党党首が敗北宣言
2020年10月17日 19:51 発信地:オークランド/ニュージーランド [ ニュージーランド アジア・オセアニア ]
【10月17日 AFP】ニュージーランドで17日、総選挙が実施され、ジャシンダ・アーダーン(Jacinda Ardern)首相率いる労働党が圧勝し、野党・国民党のジュディス・コリンズ(Judith Collins)党首は敗北を宣言した。

 コリンズ氏はテレビ中継された演説で、「先ほど本人に電話したが、ジャシンダ・アーダーン首相に祝意を表したい。労働党は見事な結果を出したと思う」と述べた。


 3分の2の開票を終えた時点で、中道左派の労働党の得票率は49.2%。120議席中64議席前後を獲得するとみられている。一方、連立を組む緑の党は7.6%で、対する国民党は27%となっている。

 ニュージーランドでは1996年に比例代表制が採用されて以降、圧倒的過半数で与党が誕生したことはなく、複数の政党による連立政権が続いている。(c)AFP

2475チバQ:2020/10/17(土) 23:47:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/2bb974392ac56b59716e7ea65c9a41537482c3ed
麻薬組織の首領の正体は…メキシコ前大臣、米で身柄拘束
10/17(土) 22:31配信

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朝日新聞デジタル
メキシコのシエンフエゴス前国防相=ロイター。麻薬密売などの罪で米国で逮捕、起訴された

 メキシコのサルバドル・シエンフエゴス前国防相が16日、麻薬密売などの罪で米国の検察に起訴された。前政権時の国防相として麻薬犯罪対策を指揮しながら、自身も麻薬カルテルのトップとして君臨し、「エル・パドリーノ」(ゴッドファーザー)の異名で呼ばれていたとされている。

 メキシコや米国のメディアによると、シエンフエゴス前国防相は15日、家族旅行で米ロサンゼルスの空港に降り立ったところ、米麻薬取締局(DEA)に身柄を拘束された。コカインやヘロインなどの麻薬密売のほか、資金洗浄の疑いももたれている。DEAは「エル・パドリーノ」と呼ばれるメキシコの麻薬組織の首領の行方を追っていたところ、シエンフエゴス前国防相だと判明したという。

 中南米から米国への主要な麻薬密輸ルートにあたるメキシコでは、密輸を取り仕切る複数の麻薬カルテルが対立。縄張り争いなどの抗争で治安が悪化し、軍が介入する「麻薬戦争」が行われてきた。シエンフエゴス前国防相は取り締まりを指揮する立場だったが、カルテルの活動を妨げないように調整したり、仲間の被害が少なくなるようにしたりしていたという。

 メキシコの歴代政権は麻薬組織の壊滅を掲げてきたが、政府高官や警察との癒着も次々と明らかになり、政治腐敗が問題となってきた。19年12月には、「麻薬戦争」を始めたカルデロン政権のガルシア・ルナ公安相がシナロア・カルテルから賄賂を受け取っていたとして、米テキサス州で逮捕されており、今回のシエンフエゴス前国防相の起訴でさらに波紋が広がりそうだ。(サンパウロ=岡田玄)

朝日新聞社

2476チバQ:2020/10/19(月) 16:28:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/8abb77ff078068fb83ada940fcfedee72442e8ce
ボリビア大統領選、モラレス氏後継候補が第1回投票で当選見通し
10/19(月) 15:07配信
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ボリビア・ラパスで会見する左派政党「社会主義運動」のルイス・アルセ氏(中央、2020年10月19日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】(更新)南米ボリビアで18日、大統領選挙の第1回投票が実施され、左派エボ・モラレス(Evo Morales)前大統領の後継候補ルイス・アルセ(Luis Arce)元経済・財務相が得票率52.4%で勝利する見通しとなった。テレビ局ユニテル(Unitel)が報じた公式出口調査で明らかになった。

 開票率5.44%の時点で、アルセ氏は主要対立候補のカルロス・メサ(Carlos Mesa)元大統領(得票数31.5%)に20ポイント以上の差をつけている。

 出口調査の結果からアルセ氏の勝利が確実となると、同氏はボリビアが「民主主義を取り戻した」とコメントした。

 19日にはツイッター(Twitter)に、国民の支持と信頼に感謝すると投稿。「われわれは民主主義を取り戻した。安定と社会平和を回復していく。われわれは尊厳と主権のもとで団結する」と表明した。【翻訳編集】 AFPBB News

2477チバQ:2020/10/20(火) 14:24:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/d4eba99c9a0d352c593943fa82b35e99e4cc84c8
ボリビア、反米左派政権復活へ アルセ氏が大統領当選見通し
10/20(火) 14:13配信
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 【サンパウロ時事】南米ボリビアで、国民から一度は「ノー」を突き付けられた反米左派政権が1年ぶりに復活する見通しだ。

 公式発表はまだないが、18日実施の大統領選挙で、昨年11月まで14年近く反米左派政権を率いたエボ・モラレス前大統領の後継候補ルイス・アルセ元経済・財務相(57)が、出口調査で有効票の5割以上を獲得。中道の対抗馬カルロス・メサ元大統領(67)を約20ポイント上回った。

 当選が確定すればアルセ氏は11月14日までに就任する。任期は5年。

 アルセ氏は19日、「国民の分別と信頼によりわれわれは民主主義と希望を取り戻した」と勝利宣言。メサ氏は「(出口調査の)結果は第1回投票で勝者が決まったことをはっきり示しており、われわれはそれを認める」と敗北を事実上容認した。

2478チバQ:2020/10/20(火) 19:21:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/44337ea558bdd78c1620231c253d1cc5867d7810
大統領選目前のコートジボワールで民族間衝突、少なくとも2人死亡
10/19(月) 20:16配信
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コートジボワール・ボングアヌー近郊で、民族間衝突で被害を受け炎上する村(2020年10月18日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】大統領選を2週間後に控えた西アフリカのコートジボワールで民族間の衝突が発生し、野党の大統領候補の自宅が燃やされ、少なくとも2人が死亡した。目撃者らが18日、明らかにした。大規模な紛争に発展する恐れが懸念されている。

【写真16枚】略奪された商店、歩いて逃げる家族…コートジボワール民族間衝突

 衝突は16日、経済活動の中心地アビジャン(Abidjan)から北に200キロ離れたボングアヌー(Bongouanou)の市内と周辺地域で起きた。同市は、野党の大統領候補パスカル・アフィ・ヌゲッサン(Pascal Affi N'Guessan)元首相の地盤だ。

 目撃者らによると、野党支持派とみられているアグニ(Agni)人の地元商人1人が殺害され、アラサン・ワタラ(Alassane Ouattara)大統領を支持する北部出身のイスラム系民族ジウラ(Dioula)人1人も死亡した。現地のAFP記者によれば、ボングアヌー市内では店舗や飲食店が略奪と放火の被害に遭い、車も数台が放火された。また、ヌゲッサン氏は17日、ボングアヌーにある自宅が全焼したとAFPに語った。

 コートジボワールでは、ワタラ氏が3期目を目指して大統領選に出馬する意向を表明したことを受け、8〜9月に複数の都市で民族間衝突が発生し、15人前後が死亡している。大統領選をめぐっては、ローラン・バグボ(Laurent Gbagbo)前大統領を含む数十人の候補者が立候補を認められなかった。

 野党側は、選挙運動への不参加を呼び掛けるなど投票ボイコットの可能性を示唆しており、ヌゲッサン氏を含む著名人らがここ数週間「市民的な不服従」を訴えている。こうした呼び掛けに応じたヌゲッサン氏を支持する若者らが16日、ボングアヌーの2つの幹線道路上を封鎖したことから衝突が起きた。

 アグニ人とジウラ人は、互いに衝突の原因は相手側にあると主張している。

 コートジボワールでは2010〜11年、大統領選後の暴動で3000人が死亡し、国内が大混乱に陥った。今回の衝突に、同様の事態に発展しかねないと懸念する声が上がっている。

 ボングアヌー市内では18日、なたや刃物、鉄の棒、ゴム銃などで武装したアグニ人の若者たちがヤシ酒を飲みながら歩き回り、多数の住民らが徒歩で逃げだす様子が確認された。【翻訳編集】 AFPBB News

2479チバQ:2020/10/21(水) 15:27:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/03ed79ee67b06a31020514866ce74b6d0852b9a6
NZ議会、史上最も多様に 半数近く女性占める、LGBTも
10/21(水) 15:00配信
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 【シドニー共同】ニュージーランド議会(一院制、基本定数120)は17日の総選挙の結果、当選者の半数近くを女性が占めた。LGBTなど性的少数者や先住民マオリ、外国出身者もそれぞれ躍進し、「国内史上最も多様性に富んだ議会」(地元メディア)となる。

 ニュージーランドは世界で初めて国政レベルの女性参政権を実現した歴史があり、アーダン首相が2018年に出産し産休を取得するなど、先進性で知られる。

 総選挙の結果確定は来月だが、アーダン氏率いる労働党が9月の解散前の46議席を大幅に上回る64議席を獲得し、35議席の最大野党国民党に圧勝した。

2480チバQ:2020/10/22(木) 18:55:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/b6fdf1cfc018844c57021fbef86c59e0adb0c5af
大統領選前に民族間の衝突相次ぐ、2人死亡40人負傷 コートジボワール
10/22(木) 18:40配信
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コートジボワール西部バンゴロで、アラサン・ワタラ大統領に対する抗議デモ中に炎上したトラックの残がい(2020年10月9日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】今月31日に大統領選を控えたコートジボワールで、民族間の衝突が相次いでいる。最大都市アビジャン(Abidjan)西郊の港町ダブー(Dabou)の当局者は21日、市内と周辺地域で前日からの2日間に少なくとも7人が死亡、40人が負傷したとAFPに語った。

 ダブー市長は21日、市内でカラシニコフ銃の発砲音が聞こえていると述べており、死者数は増える恐れがある。

 目撃者らによると衝突は19日、野党に近いとみられている地元のアジュクル(Adjoukrou)人と、アラサン・ワタラ(Alassane Ouattara)大統領を支持する北部出身のジウラ(Dioula)人との間で発生した。

 ダブー近郊の村の長老は、20日に「ナイフや棒、なたで武装した者たちが襲ってきた」とAFPに話した。

 コートジボワールでは2010〜11年の大統領選後、当時政権の座にあったローラン・バグボ(Laurent Gbagbo)前大統領がワタラ氏に対する敗北を認めず、暴動に発展して3000人が死亡した。今回の大統領選でも、8〜9月に複数の都市で民族間衝突が発生して15人前後が死亡して以降、緊張が高まっている。

 コートジボワールの憲法は大統領の3選を禁止しているが、現在2期目のワタラ氏は、2016年の憲法改正で任期はリセットされたと主張して立候補。一方、バグボ氏ら数十人の候補者は立候補を認められなかった。野党側は、選挙をボイコットする可能性を示唆し、支持者らに「市民的な不服従」を訴えている。【翻訳編集】 AFPBB News

2481チバQ:2020/10/22(木) 23:32:21
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20201022-567-OYT1T50272.html
ナイジェリア軍がデモ隊に無差別発砲、12人死亡…警察改革求める抗議運動拡大
2020/10/22 21:03読売新聞

ナイジェリア軍がデモ隊に無差別発砲、12人死亡…警察改革求める抗議運動拡大

21日、ナイジェリア・ラゴスの路上で燃え上がるタイヤ。手前には武装要員の姿が見られる(UnEarthical/ロイター) 【読売新聞社】

(読売新聞)

 【ヨハネスブルク=深沢亮爾】アフリカの大国ナイジェリアで、警察による国民の違法な殺害などに抗議するデモ隊に対し、軍が無差別に発砲し、多数の死傷者が出た。猛反発した市民と治安部隊の衝突は全土に広がっている。1999年の民政移管以来、最大規模の騒乱に陥りつつある。

 国際人権団体アムネスティ・インターナショナルによると、最大都市ラゴス郊外のレッキで20日夜に起きた軍の無差別発砲で少なくとも12人が死亡した。SNS上で流れた映像や写真には、高速道路の料金所前に集まったデモ隊が銃撃を受けて逃げ惑う姿や血まみれの遺体が収められている。

 これを受け、ナイジェリアの各地で21日、市民と治安部隊との衝突が多発した。公共施設への放火、商店の略奪も相次ぎ、多数の死傷者が出ている模様だ。

 市民の怒りが警察などの治安組織に向かうのは、デモ隊が元々、「対強盗特殊部隊」と呼ばれる警察組織による重大な人権侵害を非難し、解散を求めていた事情もある。この部隊は市民への賄賂要求や超法規的な殺害で悪名が高い。政府は11日に部隊の解散を発表したが、警察改革を求める抗議運動は拡大した。アムネスティは今月上旬以降の抗議活動の死者が少なくとも56人に上ると発表した。

 アフリカ連合(AU)は21日の議長声明で、暴力を強く非難した。米大統領選の民主党候補バイデン前副大統領も20日、ナイジェリア政府に対し弾圧の停止を求める声明を発表した。

2482チバQ:2020/10/25(日) 21:42:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/1cd1f807b32b6d111d02dbf9d0347829ccab0846
日本、韓国候補を不支持へ WTO次期事務局長選
10/25(日) 19:28配信

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共同通信
WTO事務局長選に出馬した兪明希氏(手前)と韓国の文在寅大統領=2019年11月、韓国・釜山(聯合=共同)

 政府は、韓国とナイジェリアの2人に絞られた世界貿易機関(WTO)の次期事務局長選を巡り、韓国候補を支持せず、ナイジェリアの候補を推す方針を固めた。韓国は日本による輸出規制強化を不当としてWTOに提訴しており、韓国候補が当選した場合、紛争解決手続きの公平性に影響しかねないと判断したもようだ。複数の政府関係者が25日、明らかにした。

 近くWTO側に日本の立場を伝える。WTOは各加盟国にどちらを支持するか聞き取りし、11月上旬までに次期事務局長を選ぶ予定だ。

 最終候補は、韓国産業通商資源省の兪明希通商交渉本部長と、ナイジェリアのオコンジョイウェアラ元財務相。

2483チバQ:2020/10/25(日) 21:48:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/32451467008257366446eb9aaec2b5d7f5dd30cd
ギニア大統領選、現職コンデ氏が3選 騒乱で10人死亡
10/25(日) 15:34配信

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AFP=時事
ギニアの首都コナクリで支持者らに向けて演説するアルファ・コンデ大統領(2020年10月16日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】西アフリカ・ギニアで18日に実施された大統領選挙で、選挙管理委員会は24日、現職のアルファ・コンデ(Alpha Conde)氏(82)が勝利したと発表した。コンデ氏は3月、自身の3選を可能とする憲法改正を強行。これをめぐり大規模な抗議活動が行われていた。

【写真】ギニア大統領選、主要対立候補のル・ダーレン・ディアロ氏

 選挙管理委員会は、コンデ氏が59.49%を獲得したと発表。コンデ氏の主要対立候補で、同氏の3期目をめぐる抗議活動で先頭に立っていたセル・ダーレン・ディアロ(Cellou Dalein Diallo)氏(68)の得票率は33.5%だった。

 選挙結果の発表前にはコンデ氏の出馬をめぐって騒乱が続き、約10人が死亡した。

 ディアロ氏は選挙管理委員会の独立性を批判し、19日には公式開票発表を待たずに勝利を宣言。これが支持者らと治安部隊による衝突を招いた。

 再選したコンデ氏は今後6年間の任期を務め、その後さらに4期目を目指す可能性もある。

 3月の改憲以前は、大統領の任期は2期までと定められていた。2019年10月以降、3期目を目指すコンデ氏に対する大規模な抗議活動が行われ、治安部隊との衝突で数十人が死亡した。 【翻訳編集】 AFPBB News


https://www.afpbb.com/articles/-/3311248?utm_source=yahoo&utm_medium=news&cx_from=yahoo&cx_position=r1&cx_rss=afp&cx_id=3311797
ギニア、大統領選が騒乱に発展 9人死亡
2020年10月22日 3:46 発信地:コナクリ/ギニア [ ギニア アフリカ ]
10月22日 AFP】西アフリカ・ギニアでは今週、週末に行われた大統領選挙をめぐる騒乱が続いており、治安省によると21日までに警官1人を含む9人が死亡した。

 治安省の発表によると、18日の大統領選後、首都コナクリをはじめとする国内各地で銃撃や刺傷事件が発生。多数の負傷者や物的損害が出ている。


 大統領選では、3選を目指す現職アルファ・コンデ(Alpha Conde)氏(82)の出馬が反発を生み、投票前から大規模な抗議デモが発生。選挙翌日の19日には、最大野党のセル・ダーレン・ディアロ(Cellou Dalein Diallo)候補が、週内に予定されている公式開票結果を待たずに勝利を宣言したことで、緊張に拍車がかかった。

 野党の支持者らは選挙の公正性について大きな疑念を抱いているが、政府は選挙は公正に行われたと主張している。(c)AFP/Mouctar Bah

2484チバQ:2020/10/25(日) 21:54:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/077fe07073bc7acf10df53efe3fac59895821e73
【国連創設75年】大国中心に限界 安保理改革論議も今や停滞
10/24(土) 20:03配信

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産経新聞
国連本部=アメリカ・ニューヨーク(宮川浩和撮影)

 24日に創設から75年を迎えた国際連合は、2度の大戦の反省に立ち、「国際社会の平和と安全の維持」を第一の目的に創設された。途上国の経済・社会的発展など幅広い国際社会の課題にも取り組む一方、第二次世界大戦の戦勝5カ国を中心とした体制に限界も指摘されている。

 国連は第二次世界大戦末期に当時のルーズベルト米大統領により構想され、1945年10月24日、51カ国で正式発足。現在、193カ国が加盟する。中核を担うのは、戦勝国である米英仏露中の常任理事国5カ国と非常任理事国10カ国で構成する安全保障理事会。常任理事国は表決で拒否権を有することもあり、東西冷戦下で安保理は米国と当時のソ連の激しい対立の場となり機能不全が指摘された。対立は国連への新規加盟にも影響し、日本はソ連と国交回復する56年まで加盟できなかった。

 「国連は人類を天国に導くためでなく、地獄から救うために創設された」。第2代事務総長を務めたハマーショルド氏は大国のエゴがぶつかりあう国際社会の現実を踏まえつつ、理想を追求していく国連のあるべき姿を語った。

 一方、国連が当初想定した集団安全保障が十分に機能しない中、国連平和維持活動(PKO)は拡大。冷戦終結後の90年代に地域紛争が激しくなったアフリカを中心に停戦監視や武装解除、治安維持などで成果を上げた。現在は総勢9万人以上を13地域に派遣中だ。

 途上国の「開発」も国連に課された大きな責務で、2015年には30年までの貧困撲滅の指標などを定めた「持続可能な開発目標」(SDGs)を策定。近年は気候変動や感染症対策など山積する地球規模の課題へのかじ取り役として責任も大きくなっている。

 冷戦終結は国際協調を促し、安保理の決議採択も増えたが、近年は再び減少傾向がみられ、特に中露が共同で拒否権を発動するケースも目立ってきた。1990年代から安保理改革を求める議論は本格化したが、現在は停滞しているのが実情だ。

2485チバQ:2020/10/25(日) 22:50:34
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3311811.html
ナイジェリア、数千人が食料倉庫を襲撃 「政府が隠した」と住民怒り
2020/10/25 17:02AFPBB News

ナイジェリア、数千人が食料倉庫を襲撃 「政府が隠した」と住民怒り

ナイジェリア中部ジョスで、襲撃した倉庫から食料の袋を持ち去る女性(2020年10月24日撮影)。(c)Ifiok Ettang / AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】情勢不安が続くナイジェリアで24日、数千人規模の群衆が同国中部ジョスの政府倉庫を襲い、食料を略奪した。

 略奪は最大都市ラゴスと南西部エデに続き発生。襲撃されたジョスの大規模倉庫には、新型コロナウイルス感染拡大を受けて実施されたロックダウン(都市封鎖)の期間中に配給される予定だった食料が保管されていた。

 一方、20日発令の夜間外出禁止が緩和されたラゴスは比較的穏やかで、約1週間続いた暴動も沈静化。暴動では警察署が放火され、商店が略奪の標的にされたほか、車も破壊されるなどし、当局は混乱に乗じた「ならず者たち」の仕業だと非難していた。

 ジョス在住の女性は、倉庫に保管されていたのは3月と4月に配給されるはずの食料だったと述べ、「当局はロックダウンの間に食料を隠していた。この国の政府は一体どうなっているのか、大勢の人々が飢え死にしているのに」と憤った。

 また、別の住民は「当局はこうなる前に食料を配給すべきだった」と指摘。ロックダウン中に食料価格が高騰したことに触れ、「貧しい人間はどうやって生き延びたらいいのか」と疑問を呈した。 【翻訳編集】AFPBB News

2486チバQ:2020/10/26(月) 17:09:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/6c8cd50eeda118d9f4f21163d3a85a5a4e302d90
チリ新憲法制定へ、国民投票で「賛成」圧倒的多数
10/26(月) 15:18配信
【10月26日 AFP】チリで25日、アウグスト・ピノチェト(Augusto Pinochet)元大統領の独裁体制(1973〜90)下で制定された現行憲法に代わる新憲法制定の是非を問う国民投票が行われ、賛成票が過半数を大幅に上回ることが確実となった。現行憲法は長年、著しい経済的・社会的不平等を助長している元凶とみなされていた。

 投票結果は、開票率19%を超えた段階で賛成77.5%、反対22.5%の圧倒的賛成多数となり、首都サンティアゴをはじめ各地で歓喜の渦が巻き起こった。

 サンティアゴでは、投票が締め切られた直後から「賛成」派の人々が街頭に繰り出し、勝利を祝うクラクションの音が鳴り響いた。

 セバスティアン・ピニェラ(Sebastian Pinera)大統領は、大統領府モネダ宮殿(Moneda Palace)から閣僚ら同席で演説を行い、国民投票の結果を受け入れると表明。「国民投票は終わりではない。われわれがチリ新憲法について合意できるまで皆で共に歩まなければならない道程の始まりだ」と述べ、国民に新憲法制定への協力を呼び掛けた。

 映像は国民投票の結果を祝う人々、首都サンティアゴで25日撮影。(c)AFPBB News

2487チバQ:2020/10/26(月) 18:00:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/6efa396b302c0414746730158bf66724887fcd05
セーシェルで野党候補勝利 大統領選で独立後初
10/26(月) 5:11配信
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 インド洋の島国セーシェルで22〜24日に大統領選が行われ、選挙管理委員会は25日、野党候補ラムカラワン氏が54.9%を得て当選したと発表した。現職フォール大統領の得票率は43.5%だった。

 現職の敗北は1976年の独立後初めて。2016年に大統領に就任したフォール氏は敗北を受け入れており、平和的に政権移行が進む見通し。

 セーシェルは観光が主要産業。新型コロナウイルスの流行で経済が打撃を受け、ラムカラワン氏は最低賃金の引き上げを公約に掲げて支持を広げた。(共同)

2488チバQ:2020/10/26(月) 18:02:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/61ca44315e48b5e00cb8ee01e262830ddb855acd
日本、韓国候補支持せず WTO事務局長選、対日批判影響か
10/26(月) 10:54配信
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 世界貿易機関(WTO)の次期事務局長選挙に関し、日本政府はナイジェリアのオコンジョイウェアラ氏を支持する方針を固めた。

 対抗馬で韓国の兪明希氏が、同国政府の通商交渉本部長として半導体をめぐる争いで対日批判を繰り返してきたことを踏まえた判断とみられる。日本政府関係者が26日、明らかにした。

 オコンジョイウェアラ氏はナイジェリアの財務相などを歴任し、世界銀行の専務理事も務めた。「兪氏より格上」(日本政府関係者)とされるが、中国の大規模な経済支援を受けるナイジェリア出身のため、中国の意向に影響を受ける可能性も指摘されている。

 加藤勝信官房長官は26日の記者会見で、事務局長選への対応について「外交上の理由から明らかにしない」として明言を避けた。ただ、WTOトップに求められる資質に関しては「主要国間の利害を調整する能力、多角的貿易体制の維持・強化に積極的に貢献する能力」を挙げた。

2489名無しさん:2020/10/26(月) 21:32:36
https://news.goo.ne.jp/article/dot/world/dot-2020102300008.html
「冷や飯」危惧しハラハラ WTO事務局長選で日本政府の「読み違い」
2020/10/26 08:00AERA dot.

「冷や飯」危惧しハラハラ WTO事務局長選で日本政府の「読み違い」

世界貿易機関(WTO)のアゼベド事務局長(当時、左)の表敬訪問を受け、握手を交わす安倍晋三首相(当時)/2018年11月8日、首相官邸 (c)朝日新聞社

(AERA dot.)

 次期WTO事務局長に韓国候補が就く可能性がある。韓国と係争問題を抱える日本はナイジェリアの候補を推すが、選挙の裏で何が起きているのか。AERA 2020年10月26日号では、事務局長選挙の裏側に迫った。



*  *  *
 計8人が立候補した世界貿易機関(WTO)の次期事務局長(任期4年)選挙は、ナイジェリアのヌゴジ・オコンジョイウェアラ元財務相と、韓国の兪明希(ユミョンヒ)産業通商資源省通商交渉本部長の2人に絞られた。11月初めまでに勝敗が決する見通しだが、行方をハラハラして見守っているのが日本政府だ。外務省が首相官邸などに「ナイジェリア候補の勝利間違いなし」と大見えを切っていたからだ。どうしてこんな展開になったのか。

■戦術で失敗した日本

 日本政府の戦略は「anything but Korea」だった。この戦略は無理もない。韓国は日本による輸出管理措置を不満としてWTOに提訴。韓国による日本の水産物の輸入禁止措置を巡っても争った。日本政府に言わせれば、兪氏を支持する合理性が全くなかった。韓国は事前に、兪氏が事務局長になっても、輸出管理措置については公正に扱うという条件で、日本の支持を求めたが、「信じられるわけがない」(政府関係者)として、断った経緯がある。

 ただ、日本は戦術で幾つか失敗した。まず、対抗馬としてアフリカからの候補者に目をつけ、最終的にオコンジョイウェアラ氏を推すことを決めた。日本と利害関係が衝突しないことや同氏が外相や世界銀行のナンバー2を務めたことがあるなど、政治・国際経験が豊かだったからだ。

 だが、国際社会はアフリカ勢に冷たかった。欧米社会を中心に「G20でもない国の出身者が、国際的な通商問題をさばけるのか」という声が出て、票がなかなか伸びていかない。

 他の候補も様々な問題を抱え、選挙戦を優位に戦えなかった。英国の候補者は、ブレグジット(BREXIT)がたたり、欧州連合(EU)諸国がそっぽを向いた。メキシコは、8月に辞任したアゼベド前事務局長がブラジル出身で地域性がかぶり、第1ラウンドで早々に撤退した。

 そんななか、最終ラウンドに進出する2人のなかに滑り込んだのが兪氏だった。国際社会での地位向上にこだわるお国柄もあり、韓国政府が全面的にバックアップ。康京和(カンギョンファ)外相はもちろん、文在寅(ムンジェイン)大統領もドイツやロシアの首脳と電話会談を行い、兪氏を売り込んだ。猛烈な選挙戦が功を奏し、EU諸国は同氏支持を固めたという。

 そして、日本を不安に陥れているのが米国の動向だ。米国はWTOに不満を抱いているが、原因は中国との貿易摩擦にある。このため、米国の事務局長選での基本戦略は「anything but China」となっている。最終ラウンドに進出した2人のうち、中国の影響力がより少ない候補者を選ぶとみられている。現在まで、日本政府が収集した情報によれば、米国は兪氏を選ぶ可能性が高いという。

 日本からみれば、韓国は中国に配慮しているという印象が強いが、韓国は米国の同盟国でもある。アフリカ諸国よりは中国の影響力は及んでいないという判断なのだろう。

■敗者を待つ厳しい未来

 国際社会でも、敗者には厳しい未来が待っている。日本は選挙戦で、韓国の候補者について聞かれても肯定的な反応を示さず、すでに「日本の韓国嫌い」は公知の事実になっている。オコンジョイウェアラ氏が勝利すれば、やれやれだが、負ければWTOで今後4年間、ポスト配分などで冷や飯を食わされるのは間違いない。

 そして、何よりまずかったのが日本外務省の読みの甘さだ。外務省は選挙戦の候補者8人が出そろった時点で、「ナイジェリア候補が勝つのは120%間違いない」と、首相官邸や自民党に報告していた。結果的にオコンジョイウェアラ氏が勝利した場合でも、読みの甘さを指摘されても仕方がない。

 外務省は2014年にも、国際司法裁判所での調査捕鯨を巡る訴訟で敗訴した際、事前に「勝訴間違いなし」と報告していて官邸から大目玉を食らったことがある。そんな事態の再現にならないことを願うばかりだ。(朝日新聞編集委員・牧野愛博)

※AERA 2020年10月26日号

2490チバQ:2020/10/27(火) 10:50:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/c6ea55cf53220f4e3762f130d8cdcd1c20b20efc
日本・EUはナイジェリア候補支持の方針、米は韓国候補か…WTO事務局長選
10/27(火) 9:49配信
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 【ロンドン=池田晋一】欧州連合(EU)は26日、空席となっている世界貿易機関(WTO)事務局長の選挙を巡り、ナイジェリア出身のンゴジ・オコンジョイウェアラ元財務相を支持する方針を固めた。EU高官が明らかにした。

 選挙では、オコンジョイウェアラ氏と韓国の兪明希(ユミョンヒ)通商交渉本部長の2人が最終選考に残っている。EU高官は、「(オコンジョイウェアラ氏への支持は)EUとアフリカの相互信頼関係の表れだ」と述べた。

 輸出管理強化を巡って韓国と対立する日本も、オコンジョイウェアラ氏を支持する方針だ。一方、米ブルームバーグ通信によると、米国は兪氏を推すとみられている。

 事務局長の選出には加盟国間の合意が必要で、WTOは11月上旬までに決めるとしている。

2491チバQ:2020/10/27(火) 14:54:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/149d6de4cdb41b2c6b4c00308c7ac82fa15a3822
悪名高い「罪人の流刑地」、観光地として再生 コスタリカ
10/27(火) 12:04配信
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コスタリカのサンルーカス島にある刑務所跡(2020年9月27日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】罪人の流刑地として暗い歴史を持つコスタリカのサンルーカス(San Lucas)島が、観光客のパラダイスに生まれ変わった。

【写真】刑務所の内部や洗濯場など17枚

「監獄島」として有名な米アルカトラズ(Alcatraz)島のコスタリカ版といった太平洋側のニコヤ湾(Gulf of Nicoya)に位置するこの島には、1873年から1991年まで、拷問や非人道的な刑務所として知られていたコスタリカ史上最も悪名高い刑務所があった。

 しかし、1995年に建築上の価値が認められ、2001年には野生生物保護区に指定された。複数の政府機関が240万ドル(約2億5300万円)ほどをかけて、ウオーキング用の小道を整備し、インフラを修復。放置されていた500ヘクタールのこの島は8月から、ハイキング、手つかずのビーチ、さまざまな野生動物との遭遇が楽しめる風光明媚(めいび)な観光地として再生された。

 刑務所としてのサンルーカス島の歴史は、トマス・グアルディア(Tomas Guardia)大統領率いる軍事政権が、「好ましくない」とみなした政治家を送り込む拘置所として始まった。その後、国内の最も凶悪な犯罪者が収容される、厳重に警備された刑務所となった。

 囚人の一人だった小説家のホセ・レオン・サンチェス(Jose Leon Sanchez)氏は、この刑務所に10年以上にわたって収容され、後にその体験を1963年の小説「Island of Lonely Men(仮訳:孤独な男の島)」に記している。小説では、虐待、飢え、囚人間の性的虐待などが描かれており、1974年にはメキシコで映画化された。

 刑務所は円形の中庭にぐるりと七つの凶悪犯罪者用房が配置され、中央には柵に囲まれた穴がある。穴は脱獄を試みた囚人を罰として入れるためのもので、サンチェス氏によると、この穴で1日過ごすよりも死んだ方がましだと囚人らは話していたという。

 壁には、刑務所の歴史の一部が刻んである。囚人たちの描き込みがある。

 新型コロナウイルスの感染予防対策として島の見学は週末のみ、各40人までの3グループ限定で、海岸には立ち入ることはできない。【翻訳編集】 AFPBB News

2492チバQ:2020/10/29(木) 15:17:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/32e753f8f40cf62935f7a07d70f805c369890817
WTOトップ、初の女性が有力 米国は反対、アフリカ系
10/29(木) 15:00配信
 世界貿易機関(WTO)の選挙事務局は28日、次期トップの事務局長にナイジェリアのヌゴジ・オコンジョイウェアラ元財務相(66)を推薦する方針を発表した。就任すれば、女性もアフリカ出身者も初めて。ただ、この人選には28日の非公式会合で、米国が反対を表明。11月上旬をめざす正式な選出は遅れる可能性がある。
 事務局長選には8人が立候補した。最後は韓国の兪明希(ユミョンヒ)・通商交渉本部長と競った。164の加盟国・地域による意見集約の結果、オコンジョイウェアラ氏の支持が上回ったという。

 この結果を踏まえて、選挙事務局は、正式な選出の場である一般理事会にオコンジョイウェアラ氏を推薦する。11月9日に開く予定という。ただ、一般理事会での選出は、全会一致が原則だ。米国が反対し続ければ選出は遅れる。

 米通商代表部(USTR)は28日、「韓国の兪氏を支持する」との声明を発表した。通商政策に通じた兪氏を高く評価する一方、オコンジョイウェアラ氏に反対する理由は明示しなかった。ナイジェリアが中国から多額の支援を受けていることが背景にあるとの見方が出ている。
朝日新聞社

2493チバQ:2020/10/30(金) 11:37:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/1186ae6c16bd08434745049c61bf34238cc48364
ニュージーランド、安楽死容認 国民投票で賛成65%
10/30(金) 10:41配信
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 【シドニー時事】今月17日のニュージーランド(NZ)総選挙に合わせて、安楽死容認の賛否を問うた国民投票の開票結果が30日公表され、賛成が65.2%と半数を超えた。

 来年11月6日に新法が施行され、余命半年以内と診断され回復が見込めない患者に「死ぬ権利」が認められることになった。

 反対は33.8%だった。同じく賛否が問われた嗜好(しこう)用大麻の合法化は反対多数で否決された。

 安楽死はベルギーやオランダなどの国、米国やオーストラリアの一部州で容認されている。成立済みの実施法によると、NZでは18歳以上の国民と永住者が対象。緩和できない耐え難い苦痛がある場合などに、投薬による死の選択を認める。2人の医師から承認を得る必要があるなど厳しい基準を設けた。

2494チバQ:2020/11/02(月) 16:56:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/98702b95c0d37ded92678286fcca9fe601a6066d
NZ外相に先住民マフタ氏 アーダーン首相が2期目布陣
11/2(月) 14:13配信
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ニュージーランドのアーダーン首相(右)と、外相に起用された先住民マオリ出身のマフタ氏=2月28日、シドニー(AFP時事)
 【シドニー時事】ニュージーランド(NZ)のアーダーン首相は2日、先月の総選挙で与党労働党が勝利したのを受けて発足する2期目の内閣の閣僚名簿を発表し、外相に先住民マオリ出身のマフタ・マオリ開発相を起用した。

 地元メディアによると、新内閣は6日に発足する。

 労働党は総選挙で120議席中64議席を獲得し、過半数の議席を制した。アーダーン氏は新型コロナウイルスの対応と景気回復を当面の課題に掲げ、「次の3年間はニュージーランドにとって非常に挑戦的だ」と強調した。

 女性として同国で初めて外相に就くマフタ氏はあごの部分にマオリ伝統のタトゥー(入れ墨)を入れている。主要閣僚ではロバートソン財務相が副首相を兼務し、国防相にはヘナレ青少年相が横滑りする。また、緑の党との閣外協力は継続される。

2495チバQ:2020/11/03(火) 11:00:47
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3313394.html
コートジボワール大統領選、3選禁止めぐり野党がボイコット 緊張高まる
2020/11/02 20:22AFPBB News

コートジボワール大統領選、3選禁止めぐり野党がボイコット 緊張高まる

コートジボワールの最大都市アビジャンで、大統領選の投票日に抗議デモを行う野党支持者を催涙ガスで解散させる機動隊(2020年10月31日撮影)。(c)Issouf SANOGO / AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】西アフリカのコートジボワールで週末に行われた大統領選挙は、現職のアラサン・ワタラ大統領の出馬を憲法が定めた3選禁止に違反していると批判する野党が投票をボイコットし、一部で衝突が起きて死者が出るなど緊張が高まっている。野党側は、ワタラ氏の任期は切れたと主張し、国民への権力移譲を要求。これに対し与党側は「国家を不安定化させる試み」だと野党指導者らに警告した。

 選挙管理委員会が発表した選挙の中間結果では、野党のボイコットを受け、ワタラ氏が大きくリードしている。

 コートジボワールの憲法は大統領の3選を禁止しており、ワタラ氏は当初、2期満了に伴って後進に道を譲ると述べていた。だが、後継者に指名したアマドゥ・ゴン・クリバリ首相(当時)が今年7月に急死。ワタラ氏は8月、2016年の憲法改正により自身の任期はリセットされたと主張して、立候補を表明した。

 野党側はこの主張を「選挙を通じたクーデターだ」と非難し、怒りをあらわにしている。

 国内では投票日を前に、選挙絡みの衝突で少なくとも30人が死亡した。同国では2010年の大統領選後、当時政権の座にあったローラン・バグボ前大統領がワタラ氏に対する敗北を認めず、翌年まで続いた暴動で3000人が死亡しており、野党の抗議を受け、同様の事態が再び起きることへの懸念が広がっている。

 野党の大統領候補パスカル・アフィ・ヌゲッサン元首相は1日、前日の投票日をもってワタラ氏の任期は満了したと記者団に語り、野党各党の総意として「権力移譲の開始」をワタラ政権に要求。国民に立ち上がるよう呼び掛けた。

 これに対し、与党連合RHDPのアダマ・ビクトゴ政治顧問は、記者会見で「RHDPは不安定化を狙うあらゆる試みについて、アフィ・ヌゲッサン氏らに警告する」と述べた。

 治安情報筋と医療関係者によると、投票日の10月31日には中部ティエビスーやウメ、テイリ村などで、選挙をめぐるデモが異なる政党を支持する民族間の衝突に発展し、少なくとも5人が死亡した。ティエビスー市長は与党所属だが、市長室によれば市内では銃や刃物により27人が負傷した。 【翻訳編集】AFPBB News

2496チバQ:2020/11/03(火) 11:03:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/4900be5ecd31332ca77c1eba1757f69a4810de95
野党候補を逮捕 大統領選結果に抗議 タンザニア
11/3(火) 6:39配信

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時事通信
 【ダルエスサラームAFP時事】タンザニア警察は2日、大統領選(10月28日投票)の結果に抗議していた野党候補のリス元議員(52)を逮捕した。

 ダルエスサラーム警察長官は「禁止された抗議集会に絡む逮捕だ」と述べた。

 大統領選は、現職のマグフリ大統領圧勝と発表されたが、野党は反発。選挙のやり直しを求め2日に集会を開く予定だった。他の野党幹部も2日、次々連行された。

2497チバQ:2020/11/04(水) 16:08:00
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020110300191&g=int
野党候補を逮捕 大統領選結果に抗議―タンザニア
2020年11月03日06時37分

タンザニア大統領選の野党候補リス元議員=9月9日、ダルエスサラーム(AFP時事)

 【ダルエスサラームAFP時事】タンザニア警察は2日、大統領選(10月28日投票)の結果に抗議していた野党候補のリス元議員(52)を逮捕した。ダルエスサラーム警察長官は「禁止された抗議集会に絡む逮捕だ」と述べた。

 大統領選は、現職のマグフリ大統領圧勝と発表されたが、野党は反発。選挙のやり直しを求め2日に集会を開く予定だった。他の野党幹部も2日、次々連行された。

2498チバQ:2020/11/06(金) 15:00:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/97626b0f754959a009a88e6a5bc72302deb8ba26
エチオピア軍が北部州政府と「戦争突入」 ノーベル平和賞の首相が命令
11/6(金) 13:20配信
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エチオピアの国営テレビで、連邦政府軍にティグレ州政府与党への反撃を命じたと発表するアビー・アハメド首相。エチオピア国営放送局の動画より(2020年11月4日取得)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】エチオピアの連邦政府軍は5日、北部ティグレ(Tigray)州政府与党と「戦争」に突入したと発表した。戦闘は2日目に入り、報道によると州境に部隊が集結している。両勢力は互いを激しく非難しており、アフリカ第2の人口規模を誇る国で内戦が起きる恐れが高まっている。

【写真】ノーベル平和賞のメダルと賞状を手にするエチオピアのアビー首相

 これに先立ち、昨年ノーベル平和賞(Nobel Peace Prize)を受賞したアビー・アハメド(Abiy Ahmed)首相は4日、ティグレ州の与党「ティグレ人民解放戦線(TPLF)」が同州の連邦政府軍拠点を「攻撃」したとして、軍に反撃を命じていた。

 陸軍のベルハヌ・ジュラ(Berhanu Jula)副参謀総長は首都アディスアベバで会見し、「わが国は予想しなかった戦争に突入した。この戦争は恥ずべきものであり、無分別だ」「戦闘が国の中央に拡大しないよう尽力している。ティグレ州だけで終わらせる」と述べた。

 TPLF側は軍拠点への攻撃などしていないと主張し、ティグレ州への軍派遣を正当化するためアビー首相がでっち上げた疑惑だと非難している。

 アビー氏は2018年、反政府運動の盛り上がりに後押しされて首相に就任した。それまで約30年間にわたりエチオピア政界を支配してきたTPLFは、アビー政権下でティグリの指導者らが不当な汚職捜査の標的にされ、政治の中枢から排除され、さまざまな国内問題の責任を押し付けられたと主張し、連邦政府と対立していた。

 アディスアベバの外交筋は、両勢力に犠牲者が出ているとみているが、当局から発表はない。ティグリ州ではインターネットや電話回線が2日にわたって遮断されており、犠牲者数の確認は困難な状況だ。

 エチオピア議会は5日、アビー政権が前日宣言したティグリ州における半年間の非常事態を満場一致で承認した。エチオピア憲法では、連邦政府は非常事態宣言下で「国家の平和と主権を守るために必要なあらゆる権限」を保持し、「政治的権利と民主主義的権利」を部分的に停止できると定めている。【翻訳編集】 AFPBB News

2499チバQ:2020/11/07(土) 03:51:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/b4e325b8b76c0bad66b1d035765e5a52734459b5
パラオ大統領選は決着 親台湾路線継続か
11/6(金) 19:45配信

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産経新聞
 【台北=矢板明夫】太平洋の島嶼(とうしょ)国パラオで3日に行われた大統領選で、現地メディアは6日、実業家のウィップス元上院議員がオイロー副大統領に勝利したと報じた。親台湾政策が継続されるとみられる。来年1月に就任する。

 4日に発表された暫定結果では、ウィップス氏が4640票を獲得したのに対し、オイロー氏は3438票だった。不在者投票分の集計のため米大統領選と同様、結果発表が遅れていたが、パラオではオイロー氏が敗北を認めたという。

 中国と外交関係を持たないパラオは台湾の友好国で、レメンゲサウ大統領は今年9月の国連総会で台湾を応援する演説を行い、台湾メディアに大きく取り上げられた。ウィップス氏は選挙戦で、レメンゲサウ氏の外交政策を継承し台湾との関係を重視することを訴えたが、オイロー氏は「パラオに敵はいない」として中国との交流も推進することを主張していた。

 推定人口約1万8千人のパラオは、世界で数少ない新型コロナウイルスの国内感染者ゼロを維持している国だ。外国人の入国を厳しく制限するなどの防疫対策が奏功した形だが、経済の主要な柱である観光産業は大きな打撃を受けている。

 パラオは第一次大戦後、日本の委任統治領となった時期もあり、日系住民の政治に対する影響力が大きいとされる。三重県出身の父とパラオ人の母を持つ日系2世、クニオ・ナカムラ氏は1993年から2001年まで大統領を務めた。

2500チバQ:2020/11/09(月) 18:55:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/b3517f22d7620114bd348afc1bd8e39932183005
内戦懸念のエチオピア、首相が陸軍トップを更迭 戦闘で兵士約100人負傷
11/9(月) 17:59配信
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エチオピア・アムハラ州の町で、武器を持つ地元部族の戦闘員(2020年11月7日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】エチオピア連邦政府軍と北部ティグレ(Tigray)州政府与党の勢力との軍事衝突が5日目を迎える中、アビー・アハメド(Abiy Ahmed)首相は8日、陸軍トップのアデム・モハメド(Adem Mohammed)参謀長を更迭した。理由は明らかにしていない。政府軍に100人近い負傷者が出ているとの情報があり、戦闘は激化しているもようだ。

【写真】ノーベル賞の首相へのデモが民族対立に、エチオピアで67人死亡

 陸軍参謀長の後任にはベルハヌ・ジュラ(Berhanu Jula)副参謀総長が任命された。アビー首相はまた、外相と連邦警察長官も更迭し、ティグレ州の南に隣接するアムハラ(Amhara)州の州大統領を情報庁長官に任命した。

 アムハラ州北部の道路沿いでは、負傷した兵士を病院へ搬送する救急車が忙しく行き来している。現地の医療関係者は、銃撃で負傷した兵士約100人が病院で治療を受けたとAFPに語った。

 昨年ノーベル平和賞(Nobel Peace Prize)を受賞したアビー首相は、軍事行動に出たのはティグレ州の与党「ティグレ人民解放戦線(TPLF)」が国家の不安定化を狙っているからだと述べ、国際社会に理解を求めた。

 アビー氏は、自身が推進する民主主義体制への移行プロセスを「頓挫(とんざ)させるための暴力的な違法行為に進んで関与するあらゆる勢力」に対し、TPLFが「資金を提供し、戦闘員を訓練し、武装を支援していた」と主張した。

 一方、ティグレ州のデブレチオン・ゲブレミカエル(Debretsion Gebremichael)州大統領はテレビ演説で、アフリカ連合(AU)に「エチオピアが内戦に陥らないよう役割を果たす」ことを求めた。

 北部での戦闘をめぐっては、アビー氏と政府軍幹部らが政府軍の優勢を主張している一方、ティグレ州政府は「戦闘機」を撃墜したと発表した。だが、ティグレ州ではインターネットや電話の回線が遮断されているため、いずれも裏付けは取れていない。

 TPLFは、2018年にアビー氏が首相に就任するまで約30年間にわたりエチオピアの主流派だった。だが、アビー政権下ではティグレ人の指導者らが不当な汚職捜査の標的にされ、政治の中枢から排除され、さまざまな国内問題の責任を押し付けられているとして不満を募らせてきた。両者の対立は9月、アビー首相が新型コロナウイルス流行を理由に総選挙を延期したことにティグレ州政府が反発し、独自の選挙を実施したことでいっそう悪化した。

 国連(UN)は7日、両勢力にティグレ州への人道支援受け入れを要請。同州には難民10万人近くとエチオピアの国内避難民10万人が暮らし、食料支援に頼って生活している人が約60万人に及ぶと指摘し、中でもティグレ州の境界付近では約900万人が「今回の武力衝突で高い危険にさらされている」と警告した。【翻訳編集】 AFPBB News

2501チバQ:2020/11/10(火) 10:21:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/9a46a76bc07cb747e8c73885f1ad19b0f7fdfc89
中南米の反米左派政権は期待感表明 沈黙するブラジル、メキシコ 米大統領選
11/10(火) 7:11配信
【サンパウロ時事】トランプ政権による圧力強化に苦しんでいた中南米の反米左派政権からは、米国との関係改善に期待する声が相次いだ。

 
 60年にわたり経済制裁下にあるキューバのディアスカネル大統領は8日、「米国民は新たな方向を選んだと考えている。われわれは互いの違いを理解した上で、建設的な2国間関係ができる可能性を信じている」と強調。民主党のオバマ前政権下での歴史的な「雪解け」再来への希望を表明した。

 トランプ氏が露骨に追放をもくろんでいたベネズエラのマドゥロ大統領は7日、「バイデン氏とハリス氏の勝利を祝福する。ベネズエラは常に対話をする用意がある」と発信。アルゼンチンの中道左派のフェルナンデス大統領も「米国民を祝福する。記録的な投票率は、国民の意思を明白に示している」と応じた。

 メキシコの左派ロペスオブラドール大統領は7日の記者会見で、「(選挙に関する)訴訟問題が片付くまで、どちらかの候補を祝福することはできない」と述べた。不用意な発言で生じる摩擦を避けたとみられる。

 一方、トランプ氏の盟友を自任し、「反バイデン」を明確にしていたブラジルの右派ボルソナロ大統領は当確報道後は沈黙。自身の威信を傷つけず、いかにバイデン氏に「くら替え」するかタイミングを探っている可能性がある。

2502チバQ:2020/11/10(火) 11:47:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/610348dda0c87fd8cd0023e82d0dbd997d9ba301
リビア内戦、対立東西勢力が協議 早期の選挙実施を模索
11/10(火) 10:24配信
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 【カイロ共同】リビア内戦で対立する西部のシラージュ暫定政権と、東部の代表議会などによる和平協議が9日、隣国チュニジアの首都チュニス郊外で始まった。1週間程度の日程で、早期の選挙実施に向けた合意ができるかどうかが焦点。

 協議は国連が主導し、70人以上が出席。だが、暫定政権側の出席者によると、代表議会と共闘する有力軍事組織「リビア国民軍(LNA)」の関係者は参加していない。暫定政権とLNAは10月に停戦合意したが、停戦はこれまでも破られており、和平の先行きは不透明な状態が続いている。

 チュニジアのサイード大統領は「この機会を逃してはならない」と強調した。

2503チバQ:2020/11/10(火) 14:09:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/97d88bb9104b592bef63f966bec91632936d8b99
ペルー国会、汚職疑惑の大統領を罷免 反対の市民は集会
11/10(火) 12:25配信




罷免されたペルーのビスカラ大統領=ロイター
 南米ペルーの国会(一院制)は9日、ビスカラ大統領の罷免(ひめん)について採決し、賛成多数で可決した。ビスカラ氏が県知事時代に公共工事で便宜を図る見返りに建設業者から現金230万ソル(約6700万円)を受け取ったとする収賄疑惑があり、審議していた。

 10日にも国会議長が暫定大統領に就任する予定。現地報道によると、リマ市内では罷免に反対する市民が集まっている模様だ。

 この日、ビスカラ大統領は国会で「私は賄賂を受け取っていない」と述べ、自身の疑惑を否定した。だがその後の採決では、定数130のうち105票が罷免に賛成し、成立に必要な87票を大きく上回った。罷免の理由は「道義的能力の欠如」だった。

 採決後の9日夜、大統領官邸で演説したビスカラ大統領は「(罷免の)決定は歴史とペルーの人々が正当か判断するだろう。私は頭を垂れずにここを出て、潔白を証明するため調べを受ける。国会で何が起きたのかは、すぐ明らかにされるだろう」と述べた。

 前政権で副大統領だったビスカラ氏は18年3月、クチンスキー前大統領が汚職疑惑で辞職し、大統領に昇格した。このため副大統領がおらず、国会議長が暫定大統領となる。任期は21年7月までで、大統領選は21年に予定されている。
朝日新聞社

2504チバQ:2020/11/10(火) 19:03:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/c42991ac70dbad1b1d147ecfb69dbe1579e8276f
ペルーでまた大統領失脚 ビスカラ氏、汚職疑惑で罷免
11/10(火) 14:34配信
【サンパウロ時事】南米ペルーで9日、汚職の疑いをかけられたビスカラ大統領が、憲法で規定する「恒久的な倫理的不能」に当たり職務続行が不可能として国会で罷免された。

 ビスカラ氏はクチンスキ前大統領が汚職をめぐり罷免寸前に辞職したの受け、2018年3月に副大統領から昇格しており、国家元首が2代続けて汚職疑惑で失脚することとなった。

 ビスカラ氏は南部モケグア州の知事だった14年ごろ、公共工事受注の見返りに業者から賄賂を受け取った疑いを持たれている。本人は「断固として告発内容を否定する」と嫌疑を否定。罷免を受けて怒りをあらわにしたものの、受け入れる意向を明らかにした。ビスカラ氏は失職し、来年7月までの任期は国会議長が引き継ぐ。

 ペルー政界は汚職がはびこる中南米諸国の中でも突出しており、収賄の疑いでトレド、ガルシア、ウマラ、クチンスキの連続4代の大統領経験者が拘束されたり訴追されたりしている。追及を苦にしたガルシア氏は昨年4月、拳銃自殺した。野党でも、フジモリ元大統領の長女ケイコ氏が外国企業からの不正選挙資金疑惑で捜査対象となっている。

2505チバQ:2020/11/10(火) 20:51:30
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3315060.html
ペルー大統領、州知事時代の汚職疑惑で罷免
2020/11/10 19:08AFPBB News

ペルー大統領、州知事時代の汚職疑惑で罷免

ペルー議会で罷免が可決された後、演説するマルティン・ビスカラ大統領(2020年11月9日撮影)。(c)Luka GONZALES / AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】南米ペルーの議会(一院制、定数130)は9日、マルティン・ビスカラ大統領の罷免を可決した。ビスカラ氏をめぐっては、モケグア州知事時代の2014年、不動産開発業者から約62万ドル(約6500万円)の賄賂を受け取ったとする疑惑が持ち上がり、審議されていた。

 審議は8時間近くにわたり、賛成105、反対19、棄権4で大統領の罷免が可決された。賛成票は罷免に必要とされた87票を大きく上回った。

 憲法の規定に従い、来年7月までの任期は、マヌエル・メリノ国会議長が引き継ぐ。メリノ氏は10日の臨時議会で宣誓し、大統領に就任する。次期大統領選は来年4月に実施される予定。

 ペルーでは前任者のペドロ・パブロ・クチンスキ氏も汚職疑惑が持ち上がり、2018年に罷免決議案が採決される前日に辞任を表明した。

 政治評論家のアウグスト・アルバレス・ロドリッチ氏はAFPに対し、「ペルーは制度的に脆弱(ぜいじゃく)さを増す。メリノ氏は新型コロナウイルス禍で総選挙に臨むというシナリオを課され、無力な大統領となるだろう」と述べた。

 2016年以来、3人目となる大統領の交替には、1821年にスペインから独立したペルーに特徴的な制度的脆弱性が表れている。

 ペルー憲法では、大統領が欠けた場合は副大統領が引き継ぐことになっているが、ビスカラ政権では1年前、別の政治危機で副大統領だったメルセデス・アラオスが辞任しているため、国会議長のメリノ氏が継承することになった。

 新型コロナウイルスの流行によって、ペルーは死者約3万5000人、感染者92万人と大きな打撃を受け、死亡率は世界でも上位となっている。新型コロナの一部影響による深刻な経済危機から脱しようとする中、国民から強い支持を得ていたビスカラ氏が弾劾によって退陣することとなった。 【翻訳編集】AFPBB News

2506チバQ:2020/11/11(水) 18:45:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/a64f1cbacc33ca7be8abfdb52c058f8bbfd55c74
「ホモの国」みたいな対応やめろ ブラジル大統領、コロナでまた問題発言
11/11(水) 14:17配信
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ブラジルのジャイル・ボルソナロ大統領。首都ブラジリアで(2020年11月10日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】ブラジルのジャイル・ボルソナロ(Jair Bolsonaro)大統領が10日、新型コロナウイルスに対し「ホモ(セクシャル)の国」のような対応をするなと発言し、批判を浴びている。

 ブラジルは、新型ウイルスによる死者が16万3000人と、米国に次いで世界で2番目に多い。だが、極右政治家のボルソナロ氏は一貫して新型ウイルスを軽視し、物議を醸す発言を繰り返している。

 10日に大統領府で行った演説は、観光業に関するものだった。だが、ボルソナロ氏はその中で、最近では誰もかれもが新型ウイルス流行の話をしているとし、「そんなのはもうやめなければならない」と述べた。

 さらに「亡くなった方については気の毒に思う。本当にそう思う。だが、われわれはみんないつか死ぬ。現実から逃げても仕方がない。ホモの国みたいなことはやめなければならない。(中略)顔を上げて闘わなければいけない。ホモみたいなのは大嫌いだ」と続けた。

 新型ウイルスを「ちょっとしたインフルエンザ」と呼んだり、一部の州の予防措置を「ヒステリー」と呼んで非難したり、新型ウイルスに関するボルソナロ氏の発言は、これまでにいくつも問題になっている。ブラジル人は下水を泳いでも「何にもかからない」ほど免疫システムが強いとも述べている。【翻訳編集】 AFPBB News

2507チバQ:2020/11/12(木) 16:36:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/491396e93f29239ff641039ea545400648d1de3d
中米ベリーズで総選挙 長期政権に審判
11/12(木) 14:19配信

 【サンパウロ時事】中米ベリーズで11日、解散に伴う総選挙(下院定数31)が実施された。

 12年半にわたる中道右派・統一民主党(UDP)政権の是非が問われた。大勢は12日午前(日本時間13日未明)には判明する見込み。

 ベリーズでは、2008年2月に就任したバロウ首相の下で主要産業の観光業が伸びたほか、就学率が上昇。選挙戦でUDPは実績を強調した。一方、中道左派の最大野党・人民統一党(PUP)は縁故主義のまん延を批判して政治刷新を訴えた。 

最終更新:11/12(木) 14:19
時事通信

2508チバQ:2020/11/13(金) 17:36:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/1f75b15b973260a18ed8851fc77d43b7d76628ae
ベリーズ、12年半ぶり政権交代 中道左派ブリセニョ氏が首相に
11/13(金) 14:22配信
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 【サンパウロ時事】中米ベリーズで11日に実施された総選挙(下院定数31)で、中道左派の最大野党・人民統一党(PUP)が12年半ぶりに政権を奪還した。

 党首のジョン・ブリセニョ元副首相(60)が首相に就く。

2509チバQ:2020/11/16(月) 14:23:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/42fee45b715e4429ea866e5030ed8d82b0344111

エチオピア人約2.5万人、戦闘逃れスーダンに流入
11/16(月) 13:37配信【AFP=時事】エチオピア北部ティグレ(Tigray)州で発生した紛争を逃れるために、同国から約2万5000人がスーダンに流入していると国営スーダン通信(SUNA)が報じた。

 SUNAは「14日以降に(スーダンの)ガダーレフ(Gadaref)州とカッサラ(Kassala)州に到着したエチオピア人難民の数は2万4944人に達した」としている。

 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)のスーダン代表補佐ヤン・ハンスマン(Jan Hansmann)氏によると、同局はスーダンにエチオピア人のための難民キャンプの設置を進めていると述べた。

 スーダン政府はすでに、ウム・ラクバ(Um Raquba)難民キャンプでエチオピア難民を受け入れると表明していた。同キャンプには、1980年代に飢饉(ききん)を逃れた多くのエチオピア人が身を寄せた。

 先週は、焼けつくような暑さの中2日かけて徒歩で移動し、疲弊してスーダンに入った難民たちの姿も見られた。その多くは裸足だった。故郷での激しい戦闘を逃れ、スクーターや自転車でスーダンにたどり着いた人たちや、有り合わせの材料で作った小舟で川を渡ってスーダンに入った人たちもいた。 【翻訳編集】 AFPBB News

2510チバQ:2020/11/16(月) 14:51:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/4793f7cae31e86a48c6335dc5038db350514dfbc
ペルー新大統領が辞任 就任から5日、デモ激化
11/16(月) 2:49配信
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テレビ演説を行うペルーのマヌエル・メリノ大統領。ペルー大統領府提供(2020年11月15日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】(更新)南米ペルーのマヌエル・メリノ(Manuel Merino)大統領(59)は15日、辞任を発表した。メリノ氏は5日前に就任したばかり。同国では人気の高かったマルティン・ビスカラ(Martin Vizcarra)前大統領が罷免され、国会議長のメリノ氏が新大統領に就任したことに抗議するデモが続き、警察との衝突で死者が出る事態となっていた。

 国会はこの日開いた緊急議会で、メリノ氏に午後6時(日本時間16日午前8時)までの辞任を要求し、応じなければ非難決議を採決に付すと警告。この直後、メリノ氏はテレビ演説で辞任を表明した。国会は同日夜に招集する議会で、ここ1週間で3人目となる新大統領を任命する見通し。

 ペルーでは今月9日、ビスカラ前大統領が汚職疑惑を理由に罷免され、メリノ氏が大統領に就任。以来、メリノ氏に抗議する大規模なデモが連日続いていた。首都リマでは14日、平穏に行われていた大規模なデモ行進を、警察がペレット銃や催涙ガスを使い鎮圧。同国保健省によると、デモ参加者2人が死亡した。

 メリノ氏の辞任を受け、リマの街頭には歓喜の声があふれ、デモ隊がクラクションを鳴らしたり、鍋をたたいたりした。【翻訳編集】 AFPBB News

2511チバQ:2020/11/16(月) 14:54:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/c90cf1d0b3d554d45f14e0fe8ca7f36ef8bd66fc

エチオピア州政府、隣国エリトリアを攻撃 紛争拡大の恐れ
11/15(日) 19:50配信
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スーダン東部カッサラ州に避難したエチオピア・ティグレ州の人々(2020年11月14日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】エチオピア北部ティグレ(Tigray)州の州政府与党「ティグレ人民解放戦線(TPLF)」は15日、隣国エリトリアの首都アスマラの空港をロケット弾で攻撃したと明らかにした。エチオピアの紛争が「アフリカの角(Horn of Africa)」と呼ばれる地域の周辺国にも拡大する恐れが高まっている。

【写真】スーダンの難民キャンプで食料の配給を待つエチオピア・ティグレ州の人々

 外交筋は14日、複数のロケット弾がアスマラの空港近くに撃ち込まれたとAFPに語った。だが、ティグレ州やエリトリアでは通信が制限されており、こうした報告の検証が困難となっている。

 昨年ノーベル平和賞(Nobel Peace Prize)を受賞したエチオピアのアビー・アハメド(Abiy Ahmed)首相は4日、ティグレ州での軍事作戦を命じ、TPLFとの長年の対立を一気にエスカレートさせた。

 TPLFを率いるデブレチオン・ゲブレミカエル(Debretsion Gebremichael)州大統領はAFPに対し、「エチオピア軍はアスマラの空港も使用している」と指摘し、空港が今回の攻撃の「合理的な標的」となった理由だと語った。

 TPLFはこれまで、アビー政権がエリトリアから軍事支援を受けていると非難してきた。だが、エチオピア政府はこれを否定している。

 エチオピアとエリトリアの両政府はこれまでのところ、攻撃に対する反応を示していない。

 国際人権団体のアムネスティ・インターナショナル(Amnesty International)が「大虐殺」があったと報告するなど、紛争ではこれまでに数百人が死亡したと伝えられている。また戦闘や空爆から逃れるため、ティグレ州から数千人が隣国スーダンに避難している。【翻訳編集】 AFPBB News

2512チバQ:2020/11/17(火) 10:11:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/0b9c9443a7b8c4f0718436e01e4180317e034030
ペルー新大統領、就任から5日で辞任 反政府デモ激化、市民2人死亡で引責
11/16(月) 8:42配信
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辞任を表明したペルーのメリノ大統領=AP
 南米ペルーで前大統領の罷免を受けて10日に就任したばかりのメリノ大統領が15日に辞任した。国民の人気が高かった前大統領の罷免に抗議し、メリノ氏退陣を求める反政府デモが激化していた。国会(1院制、定数130)は、メリノ氏に代わる新しい大統領を選出する予定だが、混乱が終息するかは見通せない。

 首都リマでは15日、市民数千人が行進し、鳴り物を鳴らしながら、メリノ氏の辞任を歓迎した。14日に起きたデモ隊と治安当局の衝突で、市民2人が死亡した責任を取る形で、メリノ政権の全閣僚も辞任を表明した。

 国会は9日、「南部モケグア州知事時代に公共工事受注業者から賄賂を受け取った」ことなどを理由に、ビスカラ前大統領の弾劾決議案を、国会で多数を占める野党の賛成多数で可決。ビスカラ氏は罷免され、国会議長だったメリノ氏が10日、大統領に就任した。しかし、実際は汚職対策を強化して、国民の人気が高かったビスカラ氏を支持し、罷免に抗議する市民のデモがその後、連日、続いていた。

 ロイター通信によると、国会議員の半数は資金洗浄(マネーロンダリング)や殺人の疑いなどで捜査を受けている。ビスカラ氏の罷免は、汚職対策を進めたことへの野党の意趣返しとの見方が出ていた。【サンパウロ山本太一】

2513チバQ:2020/11/18(水) 09:16:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/24070cbae34364d32e66da31ec900b2600d7e7da
エチオピア、北部の衝突激化 連邦政府と少数民族 隣国に拡大で仲介へ
11/18(水) 7:16配信
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16日、スーダン東部ガダレフ州に避難したエチオピアの人々(AFP時事)
 【ロンドン時事】アフリカ北東部エチオピアで、連邦政府軍と北部ティグレ州を拠点とする少数民族ティグレの軍事組織との衝突が激化し、隣国エリトリアなど周辺国も巻き込む事態に発展している。

 「アフリカの角」と呼ばれる地域全体の不安定化につながると懸念が強まる中、アフリカや欧州各国は停戦に向け仲介に着手。だが、ノーベル平和賞受賞者のアビー首相率いるエチオピア政府は抵抗しており、先行きは不透明だ。

 衝突は今月4日、ティグレ州のティグレ人民解放戦線(TPLF)が政府軍の拠点を攻撃したとして、アビー首相が反撃を命じて始まった。政府軍は州内で空爆を実施するなど攻勢を強化。戦闘で市民を含む多数の死者が出ていると伝えられ、これまでに2万5000人以上がスーダンに避難した。エリトリアの首都アスマラにロケット弾が着弾するなど、紛争は周辺国にも飛び火している。

 報道によると、ケニアやジブチは双方に平和的解決を促すとともに、避難民支援のための「人道回廊」を設けるようエチオピア政府に要求。ナイジェリアのオバサンジョ元大統領が仲介に乗り出したほか、ノルウェー政府も特使派遣を検討中とされる。

 しかし、エチオピア側は「衝突は永遠に続くわけでなく、これは短期的な軍事作戦だ。時間が欲しい」(政府報道官)とし、戦闘を続ける構えだ。

 アビー首相は昨年、エリトリアとの国境紛争を終結に導いた功績を認められノーベル平和賞を受賞したが、さらなる流血の事態となれば受賞者としての評価に傷が付くのは避けられない。ノルウェー・ノーベル賞委員会の委員の一人はAFP通信に「(情勢を)深く懸念している。暴力拡大を止めるため全当事者が責任を分かち合うべきだ」とコメントした。

2514チバQ:2020/11/19(木) 20:06:55
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3316517.html
エチオピア難民2万5000人、受け入れに苦闘するスーダン
2020/11/19 15:33AFPBB News

エチオピア難民2万5000人、受け入れに苦闘するスーダン

スーダンの首都ハルツーム東部ガダーレフのウム・ラクバ難民キャンプに身を寄せたエチオピア人ら(2020年11月15日撮影)。(c)Ebrahim HAMID / AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】灼熱の太陽で乾ききったスーダン東部の辺境の地。隣国エチオピア北部ティグレ州での激しい戦闘を逃れた2万5000人のために、難民キャンプの再建が進んでいる。

 エチオピアのアビー・アハメド首相は今月初旬、ティグレ州の与党「ティグレ人民解放戦線」が連邦政府軍の基地を攻撃したとして、軍に反撃を命じた。

 以降、エチオピア北部の同州一帯は、地上戦や空爆、ロケット弾攻撃、集中砲撃に見舞われ、紛争地と化している。疲労困憊し、恐怖におののきながらも脱出した人々は、焼け付くような暑さや飢えと闘っている。

 エチオピア難民の大量流入に直面した最貧国の一つ、スーダンは、国境から80キロに位置するウム・ラクバ難民キャンプを再開した。このキャンプは1983〜85年に100万人以上が犠牲となったエチオピア大飢饉(ききん)の際、多くの難民を受け入れた。

 だが、数年前に閉鎖されたキャンプに現在も残っている建物は、屋根が無くなった古い校舎と荒れ果てた元診療所の二つだけだ。必死でたどり着いたエチオピア難民らは簡易テントを張ったり、援助機関から支給されたシートの上に横たわったりしている。

 最寄りの村まで約10キロ。荒野の真ん中で孤立したキャンプで受けられる緊急援助は今のところ最小限で、スーダン難民委員会による支援の下、国連児童基金(ユニセフ)が飲料水を、世界食糧計画が糖みつとレンズ豆を配給し、赤新月社が野外診療所を運営している。

■今後も増える難民

 難民キャンプ所長のアブデル・バセット・アブデル・ガニ氏は今、最も緊急に必要としているのは仮設の住まいだとAFPに語った。「計画では3区画を建設し、各8000人を収容する。昔のキャンプの土地を使い、できれば隣接する土地にまで拡張する」

 ガニ氏は「自分がこのキャンプの設営に関わるのは2度目だ。1985年に初めてスーダン難民委員会に関わり、今また責任者として関わっている」「当時はエチオピアの飢餓難民を受け入れた。今は紛争から逃れてきた人々を受け入れている」と語った。

 1980年代初め、極度の干ばつに襲われたエチオピアは、メンギスツ・ハイレ・マリアム大統領が率いた強硬なマルクス主義政権と、メレス・ゼナウィが率いたティグレ人反政府組織による戦闘の中、飢饉に陥った。1991年にメレスはメンギスツ政権を打倒。2012年に死去するまで、ティグレ人による政治的支配の上に基盤の狭い不安定な政権を率いた。

 今回の連邦政府軍とティグレ州政府との戦闘によって、現時点でエチオピア難民2000人以上がスーダンのキャンプに収容されているが、スーダン政府と国連の難民機関は今後もその数が増えると予測している。

 国連は戦争犯罪に相当する可能性や、「民族や宗教に基づく民間人を標的にした攻撃」が行わていると警告しており、そうした事態を目撃した多くの人々が精神的ショックを受けているという。 【翻訳編集】AFPBB News

2515チバQ:2020/11/19(木) 20:07:44
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20201117k0000m030201000c.html
エチオピア紛争、民族対立で泥沼化 隣国エリトリア巻き込み難民2万5000人
2020/11/17 17:28毎日新聞

エチオピア紛争、民族対立で泥沼化 隣国エリトリア巻き込み難民2万5000人

エチオピア北部ティグレ州からスーダンに逃れてきた人々=2020年11月14日、AP

(毎日新聞)

 アフリカ東部エチオピアで、中央政府軍と北部ティグレ州政府を率いるティグレ人民解放戦線(TPLF)の武力衝突が激化の一途をたどっている。TPLFは、中央政府と隣国エリトリアが連携しているとして同国の首都アスマラを砲撃。こうした混乱の中、紛争を逃れてエチオピアから隣国スーダンに避難した難民は約2万5000人に上るとみられ、人道危機も深刻化している。

 ロイター通信によると、アスマラには14日夜、少なくとも3発のロケット弾が撃ち込まれ、このうち2発は空港に着弾した。ティグレ州幹部は攻撃したことを認め、エリトリアがエチオピア中央政府と協力し、軍隊や戦車をティグレに送り込んでいると主張。「エチオピア政府は、外国と一緒になって我々を攻撃している。裏切りだ」と訴えている。

 エリトリアは今回、公式には関与を否定している。ただエチオピアのアビー政権との関係は良好で、エチオピアがTPLFを南北から挟み撃ちにするためエリトリアに協力を求めたとの見方がある。国境線を巡る対立から両国は1998年に武力紛争に突入し、2000年の停戦まで推定10万人が死亡した。この和平合意を主導したとして、エチオピアのアビー首相は19年にノーベル平和賞を受賞した。

 ロイター通信は双方に数百人規模の死者が出ている可能性があると報じているが、現地では電話やインターネットが遮断されており、詳しい交戦の状況は明らかになっていない。エチオピア政府はティグレ州都のメケレなどを空爆し、「ティグレ州西部を解放した」と発表したほか、15日には同州南部の町アラマタでTPLFを破ったと明らかにした。

 ただ、ティグレ人で構成されるTPLFは91年に当時のメンギスツ政権を打倒する武装闘争をリードした中核部隊で、現在も最大25万人規模の兵力があるとされる。紛争の背景には、前政権まで政府の中枢を担ってきたティグレ人と、最大民族オロモ出身のアビー氏らが対立する構図がある。今後、民族を軸にした対立が深まれば、紛争が泥沼化する恐れもある。

 人道危機も懸念されている。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によると、ティグレ州から国境を越えてスーダン東部に避難する難民は2万5000人に達した模様だ。ロイター通信によると、避難してきた人々は「ティグレ人が殺されている」「銃を持った男たちが通りで人を虐殺した」「家からお金や牛、作物が盗まれ、服だけをもって逃げてきた」などと証言しているという。UNHCRは今後1年間で10万人が避難する可能性を指摘した。

 一方、国際人権団体アムネスティ・インターナショナルは12日、独自調査の結果として、州西部の町で数百人の民間人が刃物で虐殺されたと公表した。住民の証言などからTPLF側の犯行の可能性があるとの見方を示している。

 紛争の影響が周辺国まで広がる中、アフリカ連合(AU)などが仲介を模索しているが、エチオピアとTPLFは双方とも交渉のテーブルにつく意思は示していない。16日にはナイジェリアのオバサンジョ元大統領が仲介のためエチオピアに向かったが、交渉が進展するかは不透明だ。

 アビー首相は17日、TPLFに対して3日以内に降伏するように通告。従わない場合、さらに大規模な攻撃に踏み切る姿勢を示した。【ヨハネスブルク平野光芳】

2516チバQ:2020/11/20(金) 11:00:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/6ecd0042b09875f021a10752cd5866c1be8ea10e
ペルー大統領「1週間で3人目」混乱また混乱どうなる「民主制度」
11/20(金) 6:01配信
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ペルー民主主義の危機
 ペルーのマルティン・ビスカラ大統領の罷免に端を発した政治混乱は、ペルーの民主制度に決定的な危機をもたらしたと言える。
「議会によるクーデター」
 11月9日、ペルー国会(1院制議会で議席数130)は、3分の2を超す賛成(105票、反対19票、棄権4票)を以て、汚職容疑でビスカラ大統領を罷免した。そして副大統領が不在のため、憲法の継承順位に従い、マヌエル・メリノ国会議長が翌日、大統領に昇格。来年7月までの政権残任期間を担うことになった。

 しかし、これで事態は収まらなかった。ビスカラ大統領の罷免とメリノ政権への移行が「合法性を欠く」もの、あるいは「議会によるクーデター」だという非難が起き、議会と新政権に対する大規模な抗議デモが連日、全国で繰り広げられたのだ。

 国際的にもペルーの民主政治の行方に懸念が高まる中、治安当局とデモ隊との衝突で、14日に学生2人が死亡、94人が負傷する事態に発展。新政権の閣僚や政府高官が雪崩を打つように辞任し、議会も支えきれず、メリノ大統領は15日、就任からわずか5日で辞任に至った。

 問題は後継の大統領であった。この混乱に際して国会議長団(議長及び副議長3名)も辞任したため、憲法上定められた承継者がいなくなってしまったのである。

 政治空白を埋めようと議会は新議長団の選出に取り掛かったが、ビスカラ大統領の罷免に賛成し、「ゴルピスタ(議会のクーデターを扇動した者の意)」と非難された105名が加わることは、街頭で抗議を続ける群衆や世論の動向が許さず、紛糾の末、罷免決議に党として反対した「紫の党(モラド党)」のフランシスコ・サガスティ議員会長を新議長とし、他党の反対した議員から成る議長団を選出。翌17日、サガスティ新議長が新大統領に就任した。

 ビスカラ大統領の罷免は、前任のペドロ・パブロ・クチンスキ政権の下で悪化した大統領と議会の対立の産物である。

 2018年3月、当時のクチンスキ大統領が首相時代の汚職疑惑で、議会から2回目の罷免圧力を受けて辞任。第1副大統領から昇格したのがビスカラ大統領だった。汚職撲滅の旗を掲げた彼は、世論の支持を背景に政治司法改革に挑んできたが、そこに新たに浮上した汚職疑惑と議会による罷免、そしてこの政治的大混乱である。

 2019年9月にビスカラ大統領が行った議会解散も、憲法上の解釈をめぐり議論を呼んだが、それにも増して、今回の大統領罷免の衝撃度は大きい。後継の大統領が5日後に辞任し、憲法上定められた承継者がいなくなり、一時的にも政治空白が生じたという、民主制度の決定的な危機を迎えたからだ。

捜査は任期終了後というコンセンサス
 ペルーでは、現在25年の刑に服しているアルベルト・フジモリ元大統領の後、アレハンドロ・トレド、アラン・ガルシア、オジャンタ・ウマラ、クチンスキと、歴代大統領がいずれもブラジルの大手建設会社が絡む汚職容疑で拘束中か起訴されている(ガルシア氏 は逮捕直前に自殺)。

 ビスカラ大統領は今回、南部モケグア州知事時代の公共事業(病院建設と灌漑事業)に絡む収賄容疑で罷免され、検察による出国禁止命令が出されたことで、汚職容疑のかかったペルー元首のリストに名を連ねた。

 とはいえビスカラ政権は、就任後から一貫して世論の高い支持に支えられてきた稀有な政権である。

2517チバQ:2020/11/20(金) 11:00:35
 迅速に新型コロナウイルス対応策を断行した4月の90%前後の支持率からは低下傾向にあったが、汚職疑惑が噴き出した10月の世論調査でも、Ipsos社が54%、研究機関のIEPが60%と、依然高い支持率を維持していた。

 汚職疑惑については徹底した捜査が行われるべきだとしても、コロナ禍の非常事である。人口比当たりの死者数が世界でトップクラスにあり(11月16日現在で3万5000人)、今年の経済成長率もマイナス13.9%(IMF)に及ぶ不況下である。その中で、来年4月の大統領・議会選に向けた選挙プロセスを乗り切るためにも、残り少ない来年7月までの任期を全うし、大統領退任後に捜査を行うのが制度上最善という世論あるいは良識あるコンセンサスがあったと言える。

 だが、罷免決議に反対票を投じた19人の内、党として一致して反対したのは中道改革派の「紫の党」(9名)だけだった。議会は世論の動向を読み誤ったと言わざるを得ない。
汚職疑惑は「道徳的無能さ」か
 今回の罷免は、憲法に照らしても、合法か否か議論を呼ぶところだ。

 現行憲法は第113条で、議会により「大統領の空位」(大統領の罷免)が決議される条件として、「大統領の死去」、「辞任」、「議会の許可のない出国」、「国家への背信や選挙妨害などでの弾劾」の他、「身体的な職務遂行能力の欠如」ないし「永続的な道徳的無能さ」が規定されている。

 今回はこの「道徳的無能さ」による「大統領空位」の宣言が議会によってなされたのだが、捜査が行われていたとはいえ、立件されていない容疑で元首を「道徳的無能さ」を理由に罷免することの是非が問われる。

 ビスカラ大統領は9月にも、文化省が絡む汚職疑惑への対応が「道徳的無能さ」に当たるとして罷免決議を出された。この時は反対多数で否決されたが、今回は資金を「渡した」とする証言や、業者との接触を示唆するビデオが提出され、あっさり可決された。

 ビスカラ大統領が、議会での票決に先立ち事実無根を訴えた際、

「(130名の)議員のうち68名が検察によって汚職容疑の捜査の対象となっている。自分が罷免されるなら、いずれの議員も辞めなくてはならないのではないか」

 と脅迫めいた挑発をしたことが、予想を超す罷免賛成票を生むことになったと考えられる。

 この空位宣言の憲法規定は、理由が曖昧さを含むだけに、議会による恣意的な解釈と乱用が懸念されてきたところであり、大統領が罷免され易いシステムに根本的課題があることは明らかだ。

 米州機構(OAS)は11日、事務総長名で今回の危機に「深い懸念」を表明し、罷免の合法性の判断を憲法裁判所に求めた。

 ビスカラ大統領側も9月の罷免決議の審議に当たり、「道徳的無能さ」を理由にすることの是非について判断を示すよう憲法裁判所に求めており、憲法裁判所は今回、その要請に基づいて公聴会を開催し、判断を下すとしている。「違憲」となれば、ビスカラ氏の復権も視野に入る可能性があるが、これまで乱発されてきた経緯があり、また政権交代のプロセスがここまで進んできたことを考えると、さすがに元に戻すことにはならないであろう。

フジモリ元大統領との違い
 現行憲法で「道徳的無能さ」を理由に大統領が罷免されたのは初めてではない。20年前のフジモリ元大統領がそうであった。

 内外の非難に抗い3期目樹立を強行突破したフジモリ元大統領は、腹心のブラディミロ・モンテシノス顧問による議員買収が発覚し、野党が多数派を占める議会で罷免されることが避けられないと見ると、2000年11月にブルネイで開催されたAPEC(アジア太平洋経済協力)首脳会議に出席した帰途、立ち寄った日本から議会にFAXで辞表を送りつけた。議会はこれを受理せず、逆に大統領を罷免することで対抗したのだ。

 そして暫定大統領にはバレンティン・パニアグア議長が昇格し、前政権の腐敗追及と翌年の総選挙の実施など、毀損された民主制度の正常化過程を担ったのである。

 今回のケースと類似しているが、権威主義化した体制の崩壊、再民主化という文脈において、罷免が幅広い支持を得た点で大きく異なる。今回は、国難という大局を無視した国会が政府の改革や政策を妨害し、党利党略から大統領を罷免したと世論が判断したことが大きい。

2518チバQ:2020/11/20(金) 11:02:04
 そもそも議会や政治家に対する支持は低く、先述した「Ipsos社」の10月の調べでは不支持率が60%に達していた。議員の中に汚職容疑で捜査が及んでいる議員が多いという背景もある。そのため民主主義に逆行するとして、昨年のチリなどで展開されたような、SNSを介した若者を中心とする大規模な抗議活動に発展したのである。
議会の意趣返し
 今回の罷免が「議会によるクーデター」とのそしりを免れないのは、ビスカラ大統領が世論の支持を背景に議会を強行解散したことに対する議会の意趣返しという面もあるからだ。

 汚職防止を使命に政権を発足させたビスカラ大統領は改革を主導したが、フジモリ派の支配する議会の抵抗に遭い、対立は深まった。不正な選挙資金を受理したとされる党首のケイコ・フジモリ氏を含め、汚職追及から身内を守ろうとする議会との対立は、2019年9月に立憲上の危機に発展した。

 汚職問題の渦中にある憲法裁判所の判事の任命を阻止すべく議会に内閣信任をもって訴えたが、議会は任命を強行し、同時に解散を恐れて内閣を信任した。というのも、憲法では、内閣が2回不信任を受けた場合に大統領が議会を解散できると定められているからだ。

 だがビスカラ大統領は、議会が判事の任命を強行するに当たってとった奇策を「事実上の内閣不信任」と解釈し、9月30日現行憲法下で初めて議会を解散した。

 議会は「道徳的無能さ」を理由に大統領を罷免することで対抗したが、80%に及ぶ世論の高い支持率の下、軍も大統領の判断を支持。翌1月には、憲法裁判所も議会による解散無効の訴えを退け、危機は収拾された。

 そして1月26日に行われた議会選挙の結果、抵抗勢力の最大政党フジモリ派が議席を大幅に減らした。

 大統領の目論見は奏功したように見えたが、世論の支持のみを頼りにして、新議会で独自の政党(与党)を立てなかったことは、明らかに大統領の戦術の誤りであった。9政党に分散した新議会に足場を持たないビスカラ政権は再び議会と対立を深めた。

2519チバQ:2020/11/20(金) 11:04:32
メリノ氏就任で懸念された三権分立の危機
 しかし、ビスカラ大統領を罷免した議会の議長が大統領に就くことで浮上した最大の問題は、行政府のチェックがなくなり、三権分立が機能しなくなる懸念が生まれたことであった。来年の総選挙に向けて、政府が議会と連動して個別の党派の利害を優先した政策を打ち出す恐れであった。

 新議会は、任期が旧議会の残任期間である2021年7月までと限られていたため、コロナ禍の国民生活への影響が大きくなる中で、選挙目当てのポピュリズム政策に走る傾向があった。積み立て型年金の受給者に中途での基金の引き出しを認めたばかりか、それを賦課方式の年金にまで拡大しようとする年金法の改正案が提出され、ビスカラ大統領が法律の公布を留保するなど抵抗していた。

 そして罷免決議の過程においては、新規の大学創設や評価に絡み、大学監督局の影響を弱めようとする勢力、あるいは警察署の武装襲撃で服役中のアンタウロ・ウマラ氏(ウマラ元大統領の実弟)に恩赦を与え、大統領候補に担ごうとする左派の動きもあった。

まさに罷免に向け、党派的な利害の連携が実現していたのだ。

 メリノ氏は、選挙を正常に行い、来年7月の政権移行まで政権を担うと宣言して批判をかわそうとしたが、コロナ対応を口実に選挙を延期するのではないかとの疑いも払拭されなかった。ガバナンス能力に大きな課題があるペルーの行政だが、罷免に伴い閣僚が辞任し、国難にあってすでに行政の空白が生まれていた。そして大規模な抗議デモを前にあえなく辞任し、混乱と人権侵害の責任を追及され、「戦犯」視されるに至ったのだ。
少数派の議長団が主導する議会
 最後に、新たに発足したサガスティ政権の課題について簡単に触れておきたい。

 筆者もよく存じているが、サガスティ新大統領は、世界銀行でも働いた経験のある国際派知識人で、ペルーの現実を踏まえ、社会経済開発や科学技術に深い見識を持つ。基本的にアカデミアの人物だが、フリオ・グスマン氏を党首とする紫の党の結党に参加し、来年の選挙での副大統領候補に名を連ねていた。

 この危機的な時局において、最大任務とされる総選挙の実施による政権移行に向けて政治的手腕が問われよう。政治の混乱を収束し、コロナへの対応と経済回復に向けた政府の再建が、待ったなしで求められる。保健相にはビスカラ政権でコロナ対応を担ったピラール・マセッチ氏が復帰した。先ずは政府に対する国民の信頼の回復が必要だ。

 反政府抗議デモで2名の犠牲者と多くの負傷者を出した人権侵害の追及など、前メリノ政権の責任問題もある。17日の大統領就任式には、犠牲者の家族を招き、冒頭で元首として謝罪を行うことで演説を始めた。

 大統領の罷免に賛成し、「議会のクーデター」を主導したと非難される大多数の議員との関係も問われる。憲法裁判所の判事の任命も控えており、罷免に反対した少数派の議長団が主導する議会で、三権分立を踏まえた正常な運営を機能させなくてはならない。

 そして、街頭に出て実力行使によって政治変化を実現できることを学んだ若者たちや世論とのコミュニケーションが重要である。

 ペルーは、来年2021年、共和国としての独立200周年を迎える。新政権は、その節目につながる重要な任務を担い発足した。
遅野井茂雄

2520名無しさん:2020/11/20(金) 11:52:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/1b4a34621eeb2480636f8f6365e152d779d71d15
アマゾン先住民族居留地、コロナ感染拡大「完全に制御不能」
11/20(金) 10:26配信

【AFP=時事】ブラジル・アマゾン(Amazon)の熱帯雨林で暮らす先住民族ヤノマミ(Yanomami)の居留地で、新型コロナウイルスの完全拡大が「完全に制御不能」となっており、感染者数は3か月で4倍近くに増加している。先住民の権利擁護団体が19日、報告書で明らかにした。

 20世紀半ばまで文明と隔絶した生活を送っていたヤノマミは、アマゾンの熱帯雨林で暮らす他のすべての先住民族と同じく、外界の病気にさらされたことがほとんどなく、1970年代には麻疹(はしか)やマラリアなどの流行で大きな被害を受けた。

 報告書によると、ヤノマミの居留地で確認された新型ウイルス感染者数は、8月に335人だったが、10月には1202人に急増した。死者は、感染が疑われる例を含め計23人に上る。一方、 ブラジル保健省は、ヤノマミ居留地の感染者を1050人、死者を9人と発表している。ヤノマミ居留地では、4月に最初の感染者と死者が確認された。

 先住民族の村でソーシャル・ディスタンシング(対人距離の確保)は不可能なので、ヤノマミが先住民族イェクアナ(Ye'kuana)と共有し、約2万7000人が暮らす居留地では、人口の3分の1以上に当たる約1万人が新型ウイルスにさらされたという。報告書は、「状況は完全に制御不能だ」と述べている。

 先住民の権利擁護団体は、ヤノマミ居留地に新型ウイルスを持ち込んだのは違法採金業者だと主張。この問題に対処できていないとして、極右のジャイル・ボルソナロ(Jair Bolsonaro)大統領を非難している。【翻訳編集】 AFPBB News

2521チバQ:2020/11/20(金) 14:49:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/1b4a34621eeb2480636f8f6365e152d779d71d15
アマゾン先住民族居留地、コロナ感染拡大「完全に制御不能」

11/20(金) 10:26配信

【AFP=時事】ブラジル・アマゾン(Amazon)の熱帯雨林で暮らす先住民族ヤノマミ(Yanomami)の居留地で、新型コロナウイルスの感染拡大が「完全に制御不能」となっており、感染者数は3か月で4倍近くに増加している。先住民の権利擁護団体が19日、報告書で明らかにした。

 20世紀半ばまで文明と隔絶した生活を送っていたヤノマミは、アマゾンの熱帯雨林で暮らす他のすべての先住民族と同じく、外界の病気にさらされたことがほとんどなく、1970年代には麻疹(はしか)やマラリアなどの流行で大きな被害を受けた。

 報告書によると、ヤノマミの居留地で確認された新型ウイルス感染者数は、8月に335人だったが、10月には1202人に急増した。死者は、感染が疑われる例を含め計23人に上る。一方、ブラジル保健省は、ヤノマミ居留地の感染者を1050人、死者を9人と発表している。ヤノマミ居留地では、4月に最初の感染者と死者が確認された。

 先住民族の村でソーシャル・ディスタンシング(対人距離の確保)は不可能なので、ヤノマミが先住民族イェクアナ(Ye'kuana)と共有し、約2万7000人が暮らす居留地では、人口の3分の1以上に当たる約1万人が新型ウイルスにさらされたという。報告書は、「状況は完全に制御不能だ」と述べている。

 先住民の権利擁護団体は、ヤノマミ居留地に新型ウイルスを持ち込んだのは違法採金業者だと主張。この問題に対処できていないとして、極右のジャイル・ボルソナロ(Jair Bolsonaro)大統領を非難している。【翻訳編集】 AFPBB News

2522チバQ:2020/11/24(火) 09:59:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/d7fae27baa2f6597f4ecb7efa925b09b4051c8bd
エチオピア首相、少数民族勢力に最後通告 72時間以内の降伏要求
11/23(月) 11:33配信

(CNN) エチオピア連邦政府軍と同国北部ティグレ州を支配する少数民族勢力、ティグレ人民解放戦線(TPLF)の戦闘が続くなか、政府軍を率いるアビー首相が22日、TPLFへの最後通告をツイートした。

アビー氏はツイッター上で、政府軍の作戦が「最終の第3段階に入っている」と述べ、TPLFに72時間以内の降伏を求めた。

スーダンとの国境地帯に位置するティグレ州での紛争は、同州がアビー氏の意向に反し、独自の選挙を強行したことをきっかけに激化。同氏は今月初め、空爆を含む軍事攻撃の開始を宣言した。

現地の状況に詳しい人道支援関係者がCNNに語ったところによると、州都メケレでは教会や大学周辺の地区なども繰り返し爆撃を受けている。国連によればこれまでに数百人が死亡し、少なくとも3万人がスーダンへ逃げ込んだ。

TPLFは政府軍が教会や民家を狙い、罪のない市民を殺害していると主張するが、政府側はこれを否定している。現地との通信が途絶えているため、CNNはどちらの言い分についても真偽を確認できていない。
https://news.yahoo.co.jp/articles/52dbd7fd4e7ab8ed69a493febb414adaa1d35398
エチオピア首相、FBで降伏呼びかけ 北部の州都包囲へ
11/23(月) 9:35配信




スーダンのカッサラ州にある国境付近で22日、ボートで川を渡り避難する隣国エチオピアの人々=ロイター
 アフリカ東部エチオピアのアビー首相は22日、北部ティグレ州で軍事衝突している政党ティグレ人民解放戦線(TPLF)に対し、72時間以内に降伏するよう呼びかけた。ロイター通信によると、政府軍は州都メケレに迫っているとしており、近く戦車部隊で包囲する方針という。

 アビー首相は同日、フェイスブックとツイッターに相次いで声明文を投稿。TPLFを「テロリスト」「裏切り者」などと呼び、「彼らはメケレを人質に取り、多くの罪のない人々が暮らす故郷ではなく、戦場として扱っている」と批判した。メケレ市民に対し、政府軍に味方するよう呼びかける一方、民兵やTPLFの幹部に対しては「まだ遅くはない」「最後のチャンスだ」などと投降を呼びかけた。

 一方、TPLF側は21日、フェイスブックに「ティグレ軍は政府軍に対して対抗し続ける」などと投稿しており、徹底抗戦の構えを見せてきた。また、政府系メディアは23日、メケレから約100キロ北西にあるアクスム空港がTPLFによって破壊されたと伝えた。TPLFはこれまでにもメケレに通じる主要な橋や道路などのインフラを破壊したとされる。

 メケレには約50万人が暮らしており、政府軍は西部や南部に続き、北部の地区も制圧したと主張している。

 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によると、これまでに3万3千人以上の難民が隣国スーダンに避難しているという。(ヨハネスブルク=遠藤雄司)
朝日新聞社

2523チバQ:2020/11/25(水) 13:37:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/5ef64aa6ccd7a1f3a5740ab414d2576b1e6dda43
エチオピア虐殺、600人超か 敵対民族を標的、人権委が非難
11/25(水) 13:11配信

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共同通信
 【ナイロビ共同】エチオピア北部ティグレ州で9日に起きた虐殺について、エチオピア人権委員会は24日、市民少なくとも600人が死亡した可能性があると発表した。同州では連邦政府軍と、州政府を率いるティグレ人民解放戦線(TPLF)の紛争が続いている。

 人権委によると、虐殺を行ったのはティグレ人の若者ら。州治安組織も主要道路に展開し、逃げる市民を射殺するなど加担した。敵対するアムハラ人を身分証で特定し標的にした疑いがあり、人権委は「人道に対する罪と戦争犯罪に当たる恐れがある」と非難した。

 虐殺はティグレ州南西部の人口約4万人の町マイカドラで発生した。

2524名無しさん:2020/11/27(金) 19:05:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/502e5c8277835cde64ca09b658d745c075de0700
デンマーク首相が涙の謝罪 ミンク殺処分の不手際で
11/27(金) 5:50配信

【AFP=時事】デンマークのメッテ・フレデリクセン(Mette Frederiksen)首相は26日、ミンク農場で新型コロナウイルスの変異種が見つかったことからミンク1千万匹以上を殺処分した措置について、涙を拭いながら謝罪した。

 デンマーク政府は今月上旬、変異種が今後利用可能となるワクチンの有効性に悪影響を及ぼす恐れがあるとして、国内のミンクを全て殺処分すると発表。だがその後、政府にはこの決定の法的権利がなかったことが明らかになった。

 健康なミンクが殺処分されたコリング(Kolding)の農場を訪れたフレデリクセン氏は、TV2に対し「誤りがあったので、謝罪することに何ら問題はない」と言明。時折感極まって言葉を止め、涙を拭いながら、農場側には責任はないことを強調し、「これはコロナのせいであり、それがデンマークのミンク農家にとって現時点で暗闇の中の小さな光になることを願う」と述べた。【翻訳編集】 AFPBB News

2525チバQ:2020/11/27(金) 22:16:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/20ef500aeb4ca1d8c727cb847af15e1da8b5cddc
ブルキナファソで現職再選 治安改善が課題
11/27(金) 6:53配信

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共同通信
 【ナイロビ共同】西アフリカ・ブルキナファソで22日にカボレ大統領の1期目の任期満了に伴う大統領選が行われ、選挙管理委員会は26日、同氏が57.87%を得票し再選されたと発表した。ロイター通信が報じた。

 27年間続いたコンパオレ政権が2014年に崩壊し、元首相のカボレ氏が15年大統領選で当選。同国や隣国マリ、ニジェールでは近年イスラム過激派が台頭し、治安改善が2期目の課題となる。

2526チバQ:2020/11/29(日) 18:48:59
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3318474.html
エチオピア首相、ティグレ州の「作戦完了」宣言 州都を制圧
2020/11/29 10:11AFPBB News

エチオピア首相、ティグレ州の「作戦完了」宣言 州都を制圧

エチオピア・ダンシャで休憩を取る連邦政府軍の兵士(2020年11月25日撮影)。(c)EDUARDO SOTERAS / AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】エチオピアのアビー・アハメド首相は28日夜、北部ティグレ州での軍事作戦が「完了した」とツイッターに書き込み、多数の人が犠牲となった3週間に及ぶ紛争での勝利を宣言した。連邦政府軍は州都メケレを制圧したと発表した。

 昨年ノーベル平和賞を受賞したアビー氏は今月4日、ティグレ州政府与党「ティグレ人民解放戦線」の幹部らに対し軍事作戦を開始するよう命令。TPLFは、2018年にアビー氏が政権を握るまでの約30年にわたりエチオピア政界を支配してきた。

 ティグレ州では以来、通信が遮断されており、激しい戦闘による被害の全容が把握できていない。同州ではこれまで、複数回にわたる空爆や、民間人数百人が殺害された事案が少なくとも1回起きている。

 同州西部の支配権を確保した上でTPLFに72時間の降伏期限を与えていたアビー氏は26日、人口50万人を抱える州都メケレにいるTPLF派部隊への「最終攻勢」を開始するよう命じた。

 大量殺人が起きる恐れがあると世界的に懸念が強まった中、メケレでは28日に激しい砲撃があったと報告された。

 政府は声明で、連邦政府軍が「空港や公共施設、地域管理事務所などの重要施設を制圧」したと明らかにしている。

 エチオピアのベルハヌ・ジュラ参謀長は28日夜、連邦政府軍が現在「隠れているTPLF政府幹部らを捜索している」と発表した。一方TPLFは、まだコメントを出していない。

 アビー氏が首相に就任して以降、TPLF幹部らは政府中枢から排除された上、汚職捜査の標的にされ、さまざまな国内問題の責任を押し付けられているとして不満を訴えてきた。

 アビー内閣が新型コロナウイルス流行を理由に8月に予定されていた総選挙を延期させると、両者の緊張は急激に高まった。ティグレ州はこの翌月、独自に選挙を実施し、アビー首相を正当性のない統治者だと批判していた。 【翻訳編集】AFPBB News

2527チバQ:2020/11/29(日) 19:01:07
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3318472.html
ボコ・ハラム、農業労働者43人を殺害 ナイジェリア
2020/11/29 09:33AFPBB News

ボコ・ハラム、農業労働者43人を殺害 ナイジェリア

ナイジェリア・ボルノ州マイドゥグリに近いマフォニ国内避難民キャンプで地方選挙の投票所に並ぶ有権者ら(2020年11月28日撮影)。(c)Audu MARTE / AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】ナイジェリア北東部、ボルノ州の州都マイドゥグリに近いコショベ村で28日、イスラム過激派組織「ボコ・ハラム」が少なくとも43人の農業労働者を殺害し、6人を負傷させた。イスラム過激派と戦う民兵組織が明らかにした。

 約1000キロ離れた同国北西部のソコト州から出稼ぎに来て米の収穫をしていた農業労働者60人のうち43人が田んぼで縛られ、喉を切り裂かれて殺害されたという。死傷者とは別に8人が行方不明になっており、誘拐されたとみられている。

 ボコ・ハラムは先月にもマイドゥグリに近いかんがい農場で作業中の農民22人を殺害していた。

 ボコ・ハラムや過激派組織「イスラム国西アフリカ州」は、自分たちについての情報を軍や民兵組織に渡しているとして、きこりや牧夫、漁師らへの襲撃を増やしている。

 2009年以降、イスラム過激派の襲撃によって約200万人が家を追われ、少なくとも3万6000人が殺害された。襲撃はナイジェリアと国境を接するニジェール、チャド、カメルーンにも広がり、これらの国の軍が共同でイスラム過激派と戦っている。

 今回の襲撃があった28日、ボルノ州では、ボコ・ハラムとISWAPの襲撃で何度も延期されていた地方選挙が行われていた。 【翻訳編集】AFPBB News

2528チバQ:2020/11/29(日) 19:29:18
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3318412.html
ブルキナファソ大統領選 現職に対立候補が祝意「国家の利益優先」
2020/11/28 15:40AFPBB News

ブルキナファソ大統領選 現職に対立候補が祝意「国家の利益優先」

ブルキナファソの首都ワガドゥグで開かれた当選を祝う会で演説するロシュ・カボレ大統領(2020年11月26日撮影)。(c)OLYMPIA DE MAISMONT / AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】ブルキナファソの大統領選でロシュ・カボレ大統領は27日、前日の公式結果で再選が大差で確定したことを受け、対立候補の野党党首から祝意を伝えられたことを明らかにした。

 ブルキナファソの国家独立選挙委員会によると、22日に行われた第1回投票でカボレ氏が圧倒的過半数の票を獲得し、決選投票には至らなかった。

 同氏はツイッターで、27日夜に対立候補のゼフィリン・ディアブル氏から祝辞を伝えられたことを明らかにするとともに、「ディアブル氏の申し入れには敬意を表する。私たちのような政治的指導者が身に付けた共和制の精神を体現している」と評価し、2人で撮影した写真を投稿に添えた。

 CENIが26日にカボレ氏の圧勝を発表すると、野党側は当初、選挙結果に異議を申し立てる権利を保持すると主張。カボレ氏のツイッターに先立ち、ディアブル氏が率いる最大野党・進歩変革連合は公式ウェブサイトで、投票結果を「損ねた」重大な欠陥を指摘したいと述べていたが、その後、「さまざまな問題よりも国家の利益を優先することでブルキナファソの平和と安定、治安の維持を改めて目指すことにした」と明言した。

 世界最貧困国に数えられるブルキナファソは、イスラム過激派の活動に長年苦慮しており、選挙前には、紛争が発生するあらゆる可能性を防ぐために国際的な取り組みが強化されていた。 【翻訳編集】AFPBB News

2529チバQ:2020/11/29(日) 19:30:10
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-201128X131.html
ベネズエラ国会議員選まで1週間=野党ボイコット、独裁強固に
2020/11/28 14:42時事通信

 【サンパウロ時事】南米ベネズエラで12月6日、国会議員選挙(定数277)が実施される。現在の国会は野党連合・民主統一会議(MUD)が多数派だが、MUDは「自由で競争力のある選挙が期待できない」とボイコットを決定。反米左派マドゥロ大統領の独裁体制がより強固なものになる見通しだ。

 「国会を取り戻し、国民に奉仕させる」。欧米諸国が選挙先送りを求める中、マドゥロ氏は選挙を強行する意思を示した。正当な選挙だとアピールするため、国連や欧州連合(EU)に選挙監視団派遣を要請。高い投票率による「国民の総意」を演出しようと、投票率上位100地区を表彰するとも表明した。

 一方、欧米の支持を受けて「暫定大統領」を名乗るグアイド国会議長は「われわれは21世紀の独裁に立ち向かっている。12月6日は選挙ではない。参加する(主要)野党はないからだ」と強調。国民に対し、選挙の代わりに「国会議員選を認めるか否か」を問う国民調査に参加するよう呼び掛けている。

 ただ、野党勢力もボイコット後の戦略は描けていない。与党・統一社会党(PSUV)と一部の野党だけで構成される新国会が成立すれば、反体制派は議員の身分を失い、グアイド氏の「暫定大統領」の正統性も消失する。選挙を認めないことで現国会の存続を主張するとみられるが、生き残るためにはこれまで同様に欧米の力に頼るしかない。

2530チバQ:2020/11/30(月) 18:36:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/7016b95b2b5ff1f240d468f8fdfc0f4f3488b4e2
リアル北斗の拳? 鉄道略奪で見えた南アフリカの素顔編
11/30(月) 9:22配信

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毎日新聞
架線がなくなったアングラース駅。地元の若者たちがホームで談笑していた=南アフリカ・ヨハネスブルクで2020年10月26日、平野光芳撮影

 日本で見慣れているはずの鉄道の風景なのに、どこか違和感があった。例えて言うなら、「間違い探し」をしているような感覚と言えばいいだろうか。それもそのはず、ここは世界で最も厳しいと言われるロックダウン(都市封鎖)を経た南アフリカ・ヨハネスブルクの「略奪現場」なのだから。

 私がその現場に立ったのは、10月26日のことだった。視界のかなたまで続く電柱とはりには、どこまで行っても電線が架かっていない。足元を見ると雑草が枕木の間から生え、ひざ丈ほどまで伸びている。半年以上も電車が走っていないのだから無理はない。雑草は日本で見かけたことがないケシの一種で、黄色いかれんな花が妙にいとおしく思えた。「ここまでとは」。その荒れた光景に私は目を疑うしかなかった。そして、自分が赴任できずにいた半年余りの間にこの国で何が起きていたのか、現実の厳しさに改めて思いを巡らせた。

 ◇在宅勤務中に日本で知ったニュース

 私は3月まで奈良市の奈良支局にいた。デスクとして支局の記者に取材を発注したり、送られてきた原稿をチェックしたりするのが仕事だった。そして4月1日付でアフリカのサハラ砂漠以南の49カ国を担当するヨハネスブルク支局に赴任する予定になっていた。ところが南アフリカ政府は3月下旬、新型コロナウイルスの感染拡大を受けてロックダウンを実施する。食料品の買い出しや医療機関の受診だけが認められ、ジョギングなど屋外での運動も禁止する徹底ぶりだった。国境を閉鎖し、国際線も原則全て休止。3月30日に関西国際空港から家族4人で渡航するはずだった航空券は、ただの紙切れとなってしまった。

 やむを得ず、4月から日本で在宅勤務をしながら待機することになった。現場取材ができないのは記者にとって痛恨の極みだが、インターネットなどでアフリカの地元ニュースをチェックする時間だけはたっぷりとあった。

 南アフリカの鉄道路線で設備の略奪が進んでいるらしい。そんなニュースに接したのは9月のことだった。地元メディアによると、3〜6月にロックダウンで運休している間に設備の略奪や破壊が相次ぎ、通勤電車34路線のうち運行できているのは7路線だけ。全面再開のめどは立たず、経済的な打撃も大きくなりそうだ――。そんな内容だった。

 日本は世界に類を見ないほど鉄道網が発達した国だ。東京の地下鉄はまるで迷路としか言いようがないし、新幹線が北海道から九州まで走る。「正確で安全」という鉄道への信頼とプライドが日本人の心理に深く根ざしているためだろうか、海外ニュースでも鉄道関連の話題は注目度が高い。「国際線が再開して南アフリカに赴任できたら、真っ先にこの現場を見てルポを書いてみたい」と私は一人、決意した。

 チャンスはほどなくしてやってきた。南アフリカ政府は10月1日に国際線を再開し、半年ぶりに外国人の入国を認めると発表したのだ。

 日本から南アフリカまでの直行便はない。そのため私は10月17日、成田空港から中東カタール経由でヨハネスブルクに向かった。カタールまでは12時間、2時間半の乗り継ぎを経て、さらに9時間のフライトというほぼ丸一日がかりの長旅だ。日本との時差は7時間。時差ぼけになるかと心配だったが、機内での時間があまりに長すぎて時間の感覚がなくなってしまったというほうが正確だった。

 ヨハネスブルク国際空港では、入国審査の前にサーモメーターでコロナ対策の検温があった。日本出国前に取得したPCR検査の陰性証明書を提示すると、あっさりと入国のスタンプを押してもらえた。南アフリカでは陰性証明を提示した上、発熱などの症状がなければ、入国後の隔離は求められない。空港から出れば即自由の身だ。原則14日間の自主隔離が必要な日本政府などの対応と比べると「緩い」とも言える。

 南アでは人口約5800万人に対して新型コロナの感染確認は75万人に上り、2万人が死亡した。政府は国民の2割程度が既に新型コロナに感染した可能性があると見ている。最近は1日の新規感染者数が2000人程度で落ち着いているが、ウイルスを完全に封じ込めることができない以上、感染拡大防止と社会・経済活動のバランスを取りながら生活する「ウィズコロナ」を地でいく政策にかじを切っている。

2531チバQ:2020/11/30(月) 18:37:04
 ◇ここはオーストラリアか?

 「オーストラリアみたいだ」。それが、空港を出て、迎えの車で支局兼住宅まで向かった時の街の第一印象だった。私は2014〜18年にインドネシア・ジャカルタで特派員を務めていた。かなり離れてはいるがオーストラリアも担当地域で、選挙や安全保障、イスラム過激派などのテーマで度々出張で訪れたことがある。

 降水量が少ないため日本のような青々とした森は少ないが、青空がきれいで空気はカラッとしている。6車線もあるゆったりとした高速道路にはスポーツタイプ多目的車(SUV)やピックアップトラックが多く走り、出口を抜けると広い庭付きの邸宅が並んでいた。街中の看板は英語で、車は右ハンドル。やはりオーストラリアに似ている。ヨハネスブルクはインターネット上では「最凶都市」とやゆされるほど治安の悪さで有名なのに、先進国と変わらぬ光景に、支局に到着してもいまいちピンとこなかった。それには相応の理由があることを後に知った。世界トップクラスの貧富の格差が背景にあったのである。

 南アでは20世紀に入り、人種隔離政策「アパルトヘイト」が進んだ。人口では2割以下の白人が政治、経済、文化、教育などあらゆる面で優位に立つ一方、有色人種には選挙権すらなく人権が著しく制限された。黒人らで結成された「アフリカ民族会議」(ANC)が反対闘争を繰り広げ、そのリーダーがネルソン・マンデラだ。闘争や国際世論の後押しもあり、アパルトヘイトは1991年に廃止に至った。

 ところが制度上の差別がなくなっても、経済的な格差は残ったままだ。世界銀行によると、所得の貧富の格差を示すジニ係数は、南アは0.62で世界トップ。上位3500人が保有する資産が、下位9割のそれとほぼ同じだというのだから、いかに格差が大きいかを物語る。ちなみに日本のジニ係数は0.329だ。

 こういった社会の矛盾を背景に犯罪も多く、1日平均58件の殺人事件が起きている。日本の外務省は「生命や性の尊厳が軽視され,いとも簡単に人が殺傷されてしまう凶悪犯罪が頻発している」と分析し、旅行者や在留邦人に注意を呼びかけている。

 何のことはない。私が空港から家まで見ていたのはこの国の「先進国」の世界。高さ3メートルの塀と電流フェンスに囲まれた家の中で暮らす「井の中のかわず」に過ぎなかったのだ。

 ◇安全に取材できるのか

 「鉄道が略奪された現場に行ってみたい」。着任して数日後、私は支局助手のケレ(59)に電話でこう伝えた。ケレは黒人で本業は俳優だ。旧黒人居留区(タウンシップ)のソウェト地区に住む。縁あって20年以上、毎日新聞ヨハネスブルク支局の非常勤助手を務め、歴代の特派員が世話になってきた。記者が取材で行きたがるのは普通の日本人が行かないような「危険な場所」が多い。ケレは広い人脈を生かしてどんなリクエストにも応えてきた百戦錬磨のベテランだ。「まかせろ」。ケレからの返事は何よりも心強かった。

 最初の取材日は10月26日と決まった。ケレと一緒にソウェトを中心に車で回ることとなった。取材日が迫るにつれて期待が高まる一方、もやもやと不安になってきたのが「自分の安全は確保できるのか」という問題だった。

 日本の旅行ガイド本では、ヨハネスブルクについて「街中を歩くことはよほどのことがない限り避けるべきだ」とある。さらに同じヨハネスブルクでも、支局兼自宅があるサントン地区からソウェトまでは40キロ以上離れていて、高速道路を使っても1時間弱かかる。異国の地でいきなり高速道路に乗って、危険な地帯を巡るのはちょっとどうか――。ケレに支局まで迎えに来てもらうという手もあるが、あいにくケレの車は故障中だった。コロナの影響で本業が休業状態で、多額の修理代がなかなか工面できないでいるという。マイカーで現場を回るのは仕方ないとしても、治安の悪い屋外に何度も車を止めたら、自動車盗にでも遭わないだろうか。そんな妄想が膨らんだ。

 前日の25日夜、「弱虫」と笑われるのを覚悟でケレに電話をしてみた。「歴代の特派員とずっと仕事をしてきたケレに聞くには愚かな質問だけど、明日は安全に行けるかな」。ケレは不安を見透かしたように「問題ない」と笑った。説明によればケレの家の周辺は地元出身の人が多く、「よそ者」や海外からの移民は少ない。そのため住民同士の監視の目があり、他の町と比べても安全だから私が一人で来ても大丈夫だという。問題は取材現場での間の安全確保だが、ケレは「心配するな。2人用意するから」という。「2人」とは何なのかよく分からなかったが、これだけ念を押したのだから大丈夫だろう。自分をそう納得させてベッドに入った。

2532チバQ:2020/11/30(月) 18:37:17
◇衝撃の現場

 26日は午前8時半に車で家を出た。初めての高速道路で運転に不安もあったが、スマートフォンに入れている地図アプリがカーナビになるので、日本語の音声ガイド付きで道に迷うことはなく、1時間ほどでケレの自宅に到着した。ケレの家の周辺は日本のニュータウンのように区画整理された場所にあり、自宅敷地も200平方メートルはある、門構えもきちんとした家だ。

 ケレが20代の若い男性2人を紹介してくれた。「セキュリティー(警備員)」だという。Tシャツにズボンというラフな格好で、武装しているわけでもないが、ケレを信じるしかない。2人を後部座席に、ケレを助手席に乗せて現場へ車を走らせた。

 まず向かったのがレンズという駅だった。電車は来なくなったが、駅前には市場や店、露店が並びにぎわっている。ただしほとんど黒人ばかりで、白人はまったく見かけない。ゆったりと邸宅がならぶサントン地区とは雰囲気がまるで違い、2年半前まで暮らしていたジャカルタを思い出した。

 冒頭にも記したように、線路に入ってみても電線が一切見当たらない。盗んでも売れないからだろうか、絶縁機器だけがだらんとぶら下がって風に揺れていた。線路脇の地面は深さ30センチほど溝状に掘られている。地中から信号ケーブルが根こそぎ取られた跡だった。電車が通らないので、住民は踏切以外の場所でも遠慮なしに横断していく。

 駅のホームは、床のレンガがところどころはがされていた。地下のケーブルを抜き取るためだ。ホームの待合室はゴミが散乱している。一部は放火されたのだろうか。燃えかすのようなものが残って焦げ臭い。待合室の中ではホームレスらしき男4人がたむろし、甲高い声で談笑していた。写真を撮ろうとすると、「危ないからあいつらには近づくな」とケレに引き留められた。

 「リアル北斗の拳」。治安が悪く暴力がはびこる国や地域のことを、人気漫画「北斗の拳」のストーリーになぞらえてこう皮肉ることがある。荒廃した現場を目にしてよぎったのはまさにこの言葉だった。

 南アフリカではマイカーが持てる中間層以上は、この通勤電車は治安や利便性が悪いこともありほとんど使わない。電車がなくなって一番影響を受けるのは貧しい庶民だ。

 レンズ駅前の家具店で働く男性店員のファニさん(34)は、ここから約15キロ南のオレンジファーム地区にある自宅から毎日通勤している。通勤費は電車だと定期券が使えるため週に40ランド(約270円)程度。ところが電車はロックダウンの規制が終わってからも再開しないため、現在は乗り合いの小型バスを使わざるを得ない。これは1日48ランド(約330円)かかる。ファニさんの稼ぎは週給750ランド(約5100円)くらいなので、週5日出勤すると給与の3割ほどが通勤費で消えてしまうという。「生活が厳しい。早く復旧させてほしい」。そう訴えるファニさんの瞳は切実そのものだった。

 そんな話を耳にしながらも、私は新型コロナで在宅勤務が続いてきたため、久しぶりの現場取材で興奮状態だった。そこでふと我に返って気になったのが自分の車のことだった。線路脇の空き地に駐車してロックをかけたが、ヨハネスブルクは自動車盗が多いことでも有名だ。ただでさえ治安がよくない下町に車を置いておいて本当に大丈夫なのか。

 よく考えると、警備員だと言っていた2人のうちの1人が自分のそばにいないことに気付いた。一通り取材を終えて車に戻ると、車の前で周囲の人と雑談しながら待っていた。

 なるほど。警備の1人は私とケレに同行する。私は明らかに東洋系の「外国人」だし、カネを持っていると見られて犯罪のターゲットになりやすい。ケレもいるが多勢に無勢で襲われる恐れもあり、もう1人若い黒人男性が同行しているだけでずいぶんと安心感がある。残った1人は車の見張り番だ。「2人」の存在意義がようやく分かって、ケレの手際の良さに感心した。

2533チバQ:2020/11/30(月) 18:37:31
 現場に出てもう一つ驚いたのが、ケレがいかに有名な俳優かということだ。

 「ポパイ、ポパイ!」。見ず知らずの人でもケレを見かけると向こうから声をかけて近寄ってくる。老若男女を問わない人気で、私はスマートフォンでケレとの記念写真を何人分も撮ってあげた。「ポパイ」というのはケレが05〜08年に出演した南アフリカの人気テレビドラマでの役名だ。ケレが一緒なら街頭で初対面の人にインタビューしても、あっという間に打ち解けられるので話が早い。

 次に訪れたアングラース駅は、屋根のない対面式ホームと歩道橋だけがある無人の駅だ。ここも線路の電線はほとんどなくなっていたが、駅は元々設備があまりないためか被害は目立たない。一方で駅前に広がる「シャック」と呼ばれる掘っ立て小屋が目を引いた。土地は10メートル四方くらいできれいに区割りされているが、各小屋は小さいものでは3メートル四方ほどしかなく、木の骨組みにトタン板を打ち付けただけ。窓すらない家もある。申し訳ないが「家畜小屋ではないか」と衝撃を受けた。家の間では地元の子供たちが無邪気に遊び、決して単身用住宅ではない。最貧困層の人たちが無許可で住んでいるエリアだったのだ。

 家の構えはさておき、本来ならば駅前で利便性はいいはずだが、ここにも電車は来なくなった。建設作業員のセネオさん(30)は「電車なら1日22ランド(約150円)で通勤できるのに、乗り合いバスなら70ランド(約480円)かかる。ロックダウンが緩和されて徐々に仕事は戻ってきたが、生活は大変だ」と訴えた。

 極めつきは、特に治安が悪いことで知られるクリップタウン駅だった。駅の東側は路上も含めたマーケットでにぎわう一方、西側には粗末な家が密集する。「皆で固まって動いて全方位を警戒するように」というボディーガードの一言に緊張が高まる。

 駅舎は廃虚同然だった。プラスチック製の待合用の椅子は粉々に砕かれ、金属製の階段の手すりは根元から切り取られてなくなっている。インターネット上で過去の写真を見ると、ホームには一部、青い金属製の屋根があったはずだが、跡形もない。事務室、トイレ、切符売り場……。略奪や放火の被害に遭い、駅舎の屋根は抜け落ちて内部はがれきの山だった。重すぎて盗めなかったのだろうか。高さ1メートルほどの大型金庫だけが手つかずで残っているのがなんとも皮肉だ。

 ホームを歩いていると、男5人ほどが線路脇を掘っているのが見えた。30メートルほど離れた場所から望遠レンズを向けると、そのうちの一人が何かを叫んだ。「写真を撮るな」。何と、白昼堂々、地下ケーブルを盗んでいる現場に出くわしたのである。地元の住民によると、電線やケーブルはプロによる組織的な犯行であらかた盗まれてしまったが、地元の若者らが「残り物」を狙う犯行が後を絶たないという。「ちょっとしたケーブルでも、売ればその日のドラッグ代くらいにはなるからさ」とある住民が肩をすくめた。違法薬物中毒が犯行に駆り立てることもあるようだ。

 この日は当初、ソウェト以外でも略奪された駅を回る計画にしていた。ところが4時間ほどソウェトで取材しているだけで、ほとほと疲れてしまった。慣れない運転、自分が襲われないかという不安、さらに犯行現場に遭遇と緊張の連続だった。時間的に他の地域を回れないこともないが、帰路にまた1時間、自宅まで車を運転しなければいけない。私の体力は限界に達していた。

 現場の衝撃的な写真は手元に十分確保できたこともあり、ケレたちと遅めの昼食を取って解散することにした。帰宅後も疲れがひどく、午後8時には寝てしまった。

 翌朝起きると、記事として世に出すには何か物足りない気がした。再びケレに電話をかけて相談した。やはり百戦錬磨である。ケレは思わぬ腹案を出してくれたのだった。

2534チバQ:2020/11/30(月) 22:23:33
https://www.sankei.com/world/news/201127/wor2011270003-n1.html
バーレーンも総領事館開設 モロッコ実効支配の西サハラ
2020.11.27 08:51国際中東・アフリカ
今、中東は
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 モロッコの国営マグレブ・アラブ通信は26日、モロッコのモハメド国王とバーレーンのハマド国王が電話会談し、モロッコが実効支配する西サハラにバーレーンが総領事館を開設することで一致したと伝えた。

 開設予定地のラユーンでは、アラブ首長国連邦(UAE)が今月4日、総領事館を開設した。

 総領事館の開設で、モロッコが悲願とする西サハラ領有権の国際的な承認に近づく。バーレーンとUAEはこの支援により、モロッコにも自国同様にイスラエルとの国交正常化を促しているとみられる。

 鉱物資源が豊富な西サハラをめぐっては、モロッコ軍が13日、主要道路を独立派「ポリサリオ戦線」の支持者らが封鎖しているとして排除を開始し、軍事的緊張が高まっている。(共同)

2535チバQ:2020/12/01(火) 02:11:41
3322 チバQ 2020/11/30(月) 17:55:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/bd3348b45f3c3bdc1245d1ba405fbb5e55fa1fad
エチオピア首相、作戦終了と発表 強権的手法に平和賞授賞「早すぎた」
11/30(月) 14:37配信

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産経新聞
 【カイロ=佐藤貴生】エチオピアのアビー首相は11月28日、北部ティグレ州を支配するティグレ人民解放戦線(TPLF)との軍事衝突で、連邦政府軍が同州の州都メケレを制圧し、軍事作戦は終了したと述べた。同月4日に始まった戦闘では数千人が死亡、4万4千人が隣国スーダンに脱出したとされる。

 アビー氏は隣国エリトリアとの紛争を解決したとして2019年のノーベル平和賞を受賞。女性閣僚の登用や政治犯の大量釈放なども進め、「改革の旗手」として国際社会の注目を集めた。しかし、TPLFとの衝突ではアフリカ連合(AU)の調停を「内政干渉だ」として拒否し、多大な犠牲も省みず戦闘を強行した姿勢に識者からは批判の声も上がっている。

 メケレに入った連邦軍は11月29日、TPLFの残存勢力の捜索を進めた。連邦政府の報道官は「メケレ州には非常事態宣言が出ており、メディアの立ち入りは認めない」と述べた。政府は同州の通信回線を遮断、詳しい情勢が確認できない事態が続いている。

 TPLFのトップはロイター通信に、メケレ周辺からは撤退したと述べる一方、「自決権を守る」として戦闘を継続する意向を示した。投降を拒んだ勢力が地下に潜り、ゲリラ戦術に転換するとの見方もある。

 TPLFの主体である少数民族ティグレは全人口の5%に過ぎない半面、強力な軍事組織を有しており、1991年には政府との戦闘をへて首都アディスアベバを占拠。以来、他の小規模な政治勢力を束ねて与党連合を主導、中央政界を牽引(けんいん)してきた。

 その体制を揺るがせたのが、国内最大民族オロモの出身で2018年に首相に就任したアビー氏だ。エリトリアとの紛争解決後の昨年暮れ、民族色の濃い与党連合を単一の挙国一致政党にまとめる再編を進めた。これに反発したTPLFは参加を拒否し、アビー氏は同組織の幹部らを政界から排除してきたとされる。

 アビー政権は新型コロナウイルス感染阻止を理由に、今年実施する予定だった国政選挙の延期を決定した。一方のティグレ州は9月、連邦政府の反対を押し切って地方選挙を強行。双方が「正当性に欠ける」と非難合戦を展開し、決裂は決定的になっていた。

 アビー氏は連邦軍がティグレ州を包囲した27日、AUの特使と面会したが、TPLFの掃討について、法に基づく統治を回復する目的だと主張し、強硬姿勢を崩さなかった。

 アフリカの事情に詳しいアハラム政治戦略研究センター(エジプト)のタウィール氏は、80もの民族が混在するエチオピアは「民族間の紛争が絶えない歴史がある」と指摘。特定の民族を標的にしたアビー氏の強権的な手法が国内の分断を促したとし、「ノーベル平和賞の授賞は早すぎた」との見方を示した。

【関連記事】

2536チバQ:2020/12/03(木) 13:52:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/1c2b3f99fbceae05eca84ac09f906022288f8e25
スーダンめぐり米露綱引き 近隣ジブチには中国軍基地 紅海周辺で強まる角逐
12/1(火) 22:31配信
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 【カイロ=佐藤貴生】アフリカ北東部のスーダンに米露など大国が関心を寄せている。約30年間、政権を掌握したイスラム色の濃いバシル大統領が昨年失脚したのを受け、トランプ米政権は今年10月、イスラエルとの国交正常化合意と引き換えにスーダンの「テロ支援国家」指定を解除。11月にはロシアが紅海に面するスーダンのポートスーダンに海軍拠点を建設する方針を表明した。貧困に悩むスーダンには有力国との関係を強化して経済低迷を打開する狙いがある。

 スーダンでは昨年、物価高を受けて反政府デモが相次ぎ、バシル政権は軍のクーデターで崩壊した。同年8月には軍民合同の暫定政権が発足し、民政移管プロセスが始動した。

 米国はスーダンが国際テロ組織アルカーイダのビンラーディン容疑者らに居場所を提供したなどとして、1993年からテロ支援国家に指定していた。貿易の障害となっていた指定が解除されたことで、米国や技術立国イスラエルなどとの関係強化への道筋が整った。スーダンはロシアとの合意内容を確認していないもようだが、ロシアが海軍拠点を建設すれば、さらなる経済的利益を見込める。

 ただ、エジプトやサウジアラビアなどはスーダンの軍部に肩入れしてきたとの見方があり、スーダン国内では反イスラエルの世論も根強い。民政移管がスムーズに実現するかには不透明な面もある。11月には隣国エチオピアの軍事紛争で4万人以上の難民がスーダンに流入しており、経済再生が遅れることも確実だ。

 ロシアが拠点設置を目指すスーダンなど紅海周辺は近年、国際的な軍事情勢が変化している。

 北はスエズ運河、南はアデン湾にはさまれた紅海は欧州とアジアを結ぶ国際海運の大動脈で、アデン湾に面するジブチには米国が基地を設置し、ドローン(無人機)によるイスラム過激派への反テロ作戦を展開してきたとされる。中国はこの米軍基地の至近距離に軍事基地を建設し、2017年に運用を開始した。アフリカは中国の巨大経済圏構想「一帯一路」の重要地域だ。

 米中が火花を散らす中、ロシアはスーダンに足場を築いて紅海一帯に存在感を示す狙いがうかがえる。この地域で米中露が角逐する構図が続きそうだ。ロシアも昨年、アフリカ諸国との初の首脳会合を開催するなど、アフリカ重視の姿勢を打ち出している。

2537チバQ:2020/12/04(金) 06:19:50
>>2530
3月30日に関西国際空港から家族4人で渡航するはずだった航空券は、ただの紙切れとなってしまった。


どーでも良いけど、eチケットの時代にこの表現は古いなあ

2538チバQ:2020/12/04(金) 06:20:38
>>2530
3月30日に関西国際空港から家族4人で渡航するはずだった航空券は、ただの紙切れとなってしまった。


どーでも良いけど、eチケットの時代にこの表現は古いなあ

2539名無しさん:2020/12/04(金) 22:50:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/3a3c53fe430332cb05d2496976e9bfacab739e4e
今後、自由主義陣営が中国に対抗する力を持ち得るのか〜コロナ禍でも実証された「その強さ」
12/2(水) 17:45配信

ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(12月2日放送)にジャーナリストの佐々木俊尚が出演。中国が施行した輸出管理法について解説した。

中国が輸出管理法を施行
中国は12月1日、安全保障上重要だとみなした製品などの輸出規制を強化する輸出管理法を施行した。中国企業に対するアメリカからの圧力に対抗することが狙いとされているが、実際の運用がどのように行われるかは不透明で、日本企業への影響も懸念されている。

飯田)中国が運用で何かして来ることは、今回が初めてではありません。レアアースが日本に輸出されないこともありました。

世界貿易の中心的存在になりたい中国
佐々木)尖閣で海保の巡視船と中国船が衝突して大騒ぎになったときでした。アメリカがファーウェイを禁輸しましたよね。今回は、そのことに対する対抗措置だと思いますが、ただすぐに運用することはないだろうというのが大方の見方です。なぜならこの話が出ている一方で、中国がRCEPに参加しました。同時にTPPも加入したいと習近平さんが言っていて、国際的な自由貿易の枠組みに参画しようとしています。それを考えると、アメリカとデカップリング、経済を分断して半分に割ってという話をトランプさんは言っていましたが、中国にはその気はありません。中国は世界貿易の中心に自分たちを置きたいのです。トランプさんはそもそもグローバリゼーション、自由貿易が嫌いでした。だからTPPも入らなかったですし、2国間の貿易だけにしか興味がないという昔の重商主義のような古い考え方でした。そのときに中国の習近平さんは、「自由貿易の守護神は我々である」というようなメッセージを明確に打ち出して来ました。

飯田)国際会議で言っていましたね。

佐々木)数字だけで見ると、RCEPに加えて中国がTPPに入れば、両方合わせると19ヵ国、全世界におけるGDP比率は34%になります。その3分の1はRCEPとTPPで取ってしまいます。一方で、アメリカが占めているGDP比率は25%です。

飯田)1国で25%はすごいとはいえ。

佐々木)ですが、RCEPとTPPの方が強いです。バイデンさんはTPPに入りたいと言うかも知れませんが、わかりません。なぜなら2022年の中間選挙、改選される上院議員の選挙区はラストベルトです。自由貿易によって痛めつけられたと言われている重工業地帯と農業地帯が主な激戦区です。その人たちは、当然TPPには反対です。そうすると、バイデンさんは2022年までは「TPPに入りたい」とは言えません。

飯田)その選挙が終わるまでは。

2540名無しさん:2020/12/04(金) 22:50:17
>>2539

RCEP、TPP共に気が付くと中国主導になっている可能性も
佐々木)この間に中国がTPP加入を果たしてしまうかも知れません。TPPはもともとアメリカが入る前提で、アメリカに譲歩してかなり制限を課していました。しかし、アメリカがいなくなったので、日本が中心になって制限を緩くしました。それに中国が入ってしまえば、TPPは盤石なので、いまさらアメリカに合わせて制限を厳しくするというオプションはなくなる可能性があります。そうするとTPPにアメリカが入りにくくなる可能性の方が高いのです。そうなると、日本はRCEP含めてTPPも日本が率いていると思っていますが、気が付いたら中国主導になっている可能性はあります。

飯田)そのTPPは貿易の面だけでなく、国内の資本の自由化や規制を恣意的にやってはいけないなどという規制をやっていますが、中国が入って骨抜きにされてしまう可能性もあります。

佐々木)可能性はありますよね。中国は日本の高度成長時代の護送船団貿易をなぞっているのではないかと思います。世界に対して「ものは売りまくるけれども、自国内は守る」というやり方を取っていますよね。そこをうまく中国は巧妙にTPP、RCEPにも維持するのではないかという危険性はあります。

飯田)表向きは開けたように見えるのだけれども、というところですね。

佐々木)見えないところで。

飯田)今回のRCEPの交渉でも、表向きは「海外からの資本も受け入れる」と言っていますが、あそこは合弁会社をつくっても、そこに共産党組織を入れなければいけませんよね。そうすると、そこの部分から手を突っ込んで来られたら、どうするのでしょうか。

佐々木)合弁会社をつくって、いろいろな技術を海外から取り入れたら、その技術を使って国内に別会社を立ち上げて、換骨奪胎するケースが過去にたくさん起きています。

飯田)政府が吸い上げたわけでなく、子会社に持って行き、「そこがやっているだけですから」という。

2541名無しさん:2020/12/04(金) 22:50:45
>>2540

今後、自由主義陣営が中国に対抗する力を持ち得るのか
佐々木)抜け目ない中国商人的な発想があるので、油断できません。中国の国内市場の大きさを考えると、今後、中国中心になるのは引き返せない事実なのではないでしょうか。過去アメリカ、ヨーロッパを中心とする「自由主義陣営と対抗勢力」であった構図が、第2次世界大戦では枢軸国対アメリカ、イギリスとなりました。結局、ドイツにしろ日本にしろ、経済的には脆弱でした。ドイツは第1次世界大戦で負けてボロボロになっている状況のなかで、ヒトラーが台頭して来てやり返そうとしました。日本は石油も何も持っていなかったのでABCD包囲網でボロボロになりました。ボロボロになったから仕方がないので戦争したのです。これが大戦後はソ連とアメリカという冷戦構造になりました。当初、ソ連は経済面が強かったのですが、社会主義体制で工業生産も脆弱で、最終的にソ連が崩壊したのはイデオロギーではなく、経済で負けたのです。結局、「自由主義陣営対その他の勢力」で言うと、経済面でアメリカ、ヨーロッパが圧倒的に強かったということが勝因でした。ところが今回の米中の新しい冷戦と言われている対立構図は、過去2回と違います。なぜなら、中国は国内市場が巨大で技術的にもいまや高度化しているとなると、経済的に圧倒的に強いのです。おそらくGDPもアメリカを遠くない将来、抜くであろうと言われています。その状況のなかで、自由主義陣営が中国に対抗する力を持ち得るのかというと、難しいです。しかも今回のTPP、RCEPで完全に世界経済の中心になりつつある状況です。ここに政治がどう対抗するのか、日本はどうするのでしょうか。

飯田)その危機感があるからこそ、オーストラリアや日本、インドというところが組む話になっていますね。

佐々木)自由で開かれたインド太平洋ですね。

飯田)自由民主主義というものが、経済発展とイコールだった幸せな時代が終わりかけていますね。

中国のように中央でコントロールした経済の方がうまく行っている
佐々木)20世紀はそうだったのですが。そもそも民主主義と経済成長が不可分であるというのは、19世紀に、欧米列強が自己正当化するためにアジア、アフリカを植民地化して来たという背景もあるので、イコールとは言い切れません。いまだに欧米の論調を見るとそこを不可分だと言っている人がいますが、中国のあの成長を見ると、結局、中央でコントロールした経済の方がコロナもそうですが、現状うまく行っています。それに対して「いや、自由で民主主義は大事だ」と言い切れなくなっています。

飯田)新興国のなかには、それに魅力を感じて寄っている国々が出ています。

佐々木)独裁政権が増えると危機感があるといろいろな人が言っています。一方では、「それでも経済は成長できるロジックがある」と感化されている感じがします。

飯田)そこをどうロジカルにも、経済的にも対抗できるか。

佐々木)「哲学的には、もう乗り越えられないのではないか」という話も出て来ています。

2542チバQ:2020/12/07(月) 16:13:46
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020120500258&g=int&utm_source=yahoo&utm_medium=referral&utm_campaign=link_back_auto
ソマリアから米軍撤収 トランプ氏命令、治安悪化も
2020年12月05日07時38分

ソマリアの首都モガディシオで起きた自爆テロ現場=2019年9月(AFP時事)

 【ワシントン時事】米国防総省は4日、トランプ大統領がソマリアに駐留する米軍部隊のほとんどを撤収させるよう命じたと発表した。ソマリアには現在約700人が駐留。その多くは近隣国に拠点を移してイスラム過激派との戦いを続けるとしているが、地域の治安悪化に懸念が強まっている。
元側近に駆け込み恩赦 トランプ氏、ロシア疑惑で―米
 国防総省は声明で「米国はアフリカから撤収するわけでも、アフリカへの関与を絶つわけでもない」と強調。「米本土を脅かす過激派組織を引き続き弱体化させると同時に、大国間競争における戦略的優位を維持する」と説明した。
 米メディアによると、エスパー前国防長官はソマリアからの撤収に反対していた。トランプ政権は先月9日にエスパー氏を更迭して以降、アフガニスタンとイラクからの米軍撤収も表明している。

2543チバQ:2020/12/09(水) 09:59:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/7eb8bf9f43620f41980ce412bbbd8ef525b8e981
エチオピア政府軍、国連の車に発砲「不許可地域に侵入」
12/9(水) 9:32配信




スーダンの難民キャンプで7日、ティグレ州から逃げてきた母親と子ども=AP
 アフリカ東部エチオピアの政府報道官は8日、国連の車が検問所を突破して許可されていない地域に侵入したなどとして、政府軍が車に発砲し、乗っていた職員らを一時拘束したと明らかにした。負傷者の有無は不明。ロイター通信などが伝えた。国連の車は、政府軍と地元政党が軍事衝突した同国北部ティグレ州内の難民キャンプを目指していたという。

 同通信などによると、発砲があったのは6日、ティグレ州北部。車には国連のチーム計4人が乗っており、援助物資の輸送に使う道路の状況を確認していたという。エチオピア政府のレドワン・フセイン報道官は「彼らは二つの検問所を破り、行ってはならない地域に入っていった。3カ所目の検問所を突破しそうになったところで彼らは発砲を受け、拘束された」と説明。一方、国連の報道官は8日、「将来このような事案が起こることがないよう、エチオピア政府と最高レベルでやり取りをしている」と話したという。

 ティグレ州内には隣国エリトリアからの難民約10万人が暮らしている。しかし11月4日に軍事衝突が始まって以降、支援物資の輸送が滞り、食糧不足が深刻化。このため国連は今月2日、人道支援の関係者が州内の政府支配地域で自由に活動できるようエチオピア政府と合意したと発表したばかりだった。(ヨハネスブルク=遠藤雄司)
朝日新聞社

2544チバQ:2020/12/11(金) 10:23:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/d442d9dc299a2531207c6b9e36759dd387baeaff
モロッコもイスラエルと国交合意 米、西サハラ主権を承認
12/11(金) 2:32配信

米ホワイトハウスで、スーダン・イスラエル間の国交正常化合意を発表した後、両国の首脳と電話で話すドナルド・トランプ大統領(2020年10月23日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】(更新)ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は10日、モロッコとイスラエルが国交正常化で合意したと発表した。今年イスラエルを国家承認したアラブ国家は4か国目。米国は引き換えに、領有権争いが続く西サハラ(Western Sahara)に対するモロッコの主権を認めた。

 トランプ氏はツイッター(Twitter)に、「イスラエルとモロッコ王国が完全な外交関係で合意した。中東和平に向けた非常に大きな進展だ!」と投稿した。

 ホワイトハウス(White House)は、トランプ氏がモロッコの国王モハメド6世(King Mohammed VI)と電話会談し、「西サハラ全体に対するモロッコの主権を認めた」と明らかにした。

 モロッコ王室は声明で、イスラエルとの国交正常化を「遅れを最小限にして」進めると表明し、米国によるモロッコの西サハラでの主権承認を「歴史的」決定と称賛。イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相はモロッコとの国交正常化を「歴史的」とたたえ、両国間の直行便運航が間もなく再開すると述べた。

 トランプ氏の義息で大統領上級顧問のジャレッド・クシュナー(Jared Kushner)氏は記者団に対し、次の展開としてイスラエルとサウジアラビアの国交正常化は「不可避」だとの見解を表明しつつ、「時間枠についてはもちろん、今後取り組まなければいけない」と述べた。【翻訳編集】 AFPBB News

2545チバQ:2020/12/14(月) 19:00:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/b55d6f17c09084c95f54cb508cbc289a6409930f
豪州とNZ、自由往来を開始へ 来年3月までに
12/14(月) 14:17配信
0



 【シドニー時事】ニュージーランド(NZ)のアーダーン首相は14日記者会見し、隣国オーストラリアとの間で隔離が不要となる自由な相互往来について、来年1〜3月に開始する方針を決めたと発表した。

 南半球にある両国では新型コロナウイルスの感染が封じ込められていることから、往来再開の条件が整ったと判断した。

 豪州、NZ両国は感染防止のため、3月以降は外国人の入国を原則的に禁止。豪州が10月から一方的にNZからの入国を再開していたが、NZ側は当時、豪州の感染を理由に再開に慎重な姿勢を示していた。その後、豪州でも感染がほぼ収束した。

 アーダーン氏は、市中感染が再発した際の対応など詰めの作業を進めると説明。往来再開の日程は「新年に発表する意向だ」と語った。

 豪州はNZとの相互往来を手始めに、自由な往来が可能な国を広げたい考えだ。豪州のハント保健相は「国際的な(往来の)正常化に向けた最初の一歩だ」と述べた。

2546チバQ:2020/12/14(月) 22:02:33
https://news.goo.ne.jp/article/reuters/world/reuters-20201214035.html
コロナ感染のエスワティニ首相、南アの病院で死去
2020/12/14 13:21ロイター

コロナ感染のエスワティニ首相、南アの病院で死去

 12月13日、アフリカの絶対王政国家、エスワティニのアンブロセ・ドラミニ首相が、死去した。写真はポーランドのカトヴィツェで2018年12月撮影(2020年 ロイター/Kacper Pempel)

(ロイター)

[ヨハネスブルク 13日 ロイター] - アフリカの絶対王政国家、エスワティニのアンブロセ・ドラミニ首相が13日、死去した。52歳だった。政府が明らかにしたもので、首相は4週間前に新型コロナウイルスに感染し、隣国南アフリカの病院に入院していたという。

マスク副首相は声明で、「国王より、ドラミニ首相の悲しく速すぎる訃報を国民に伝えるよう指示を受けた。首相はきょう午後、南アの病院で治療中に死去した」と説明した。

2018年に就任した首相は1日、新型コロナからの「早期回復」を目指して南アの病院に収容された。その際副首相は、首相の容体は安定しており治療への反応は良好としていた。

エスワティニの人口は約120万人。

保健当局によると、これまでに確認されている新型コロナ感染者は

6768人、死者は127人。

2547チバQ:2020/12/15(火) 14:04:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/5519bc42f1c61c8facb1e3ca583a81d09aa72669
ワクチン格差「貧困国は10人に1人だけ」 国際団体が警鐘
12/11(金) 18:35配信
15



 【カイロ=佐藤貴生】新型コロナウイルスのワクチン実用化が進む中、国際人権団体アムネスティ・インターナショナルなどで構成する普及団体「民衆のワクチン連盟」は、先進国のワクチン買い占めのため貧困国では来年、10人のうち9人が接種を受けられないとの見通しを示した。貧困国にもワクチンが行き渡らなければパンデミック(世界的大流行)の収束や世界経済の回復は見通せず、同団体は警鐘を鳴らしている。

 同団体によると、欧米やカナダ、日本やオーストラリアなど世界人口の14%にすぎない国々が有望なワクチンの53%を確保。中でもカナダは人口の5倍のワクチンを注文した。一方、67の貧困国や途上国では来年中にワクチンが届くのは10人中1人にとどまる。エチオピアやナイジェリアなどアフリカのほか、ミャンマー、パキスタン、ハイチなどアジアや中米の国々が該当する。

 カタールの衛星テレビ局アルジャジーラ(電子版)によると、韓国が人口の88%をまかなう量のワクチンを確保したが、人口1億人超のフィリピンは130万人分にとどまるなど、アジア諸国でも開きがある。

 ワクチンの共同購入で途上国などへの供給に道を開く世界保健機関(WHO)主導の枠組み「COVAX(コバックス)」には180以上の国・地域が参加。ただ、ロイター通信によると米バイオ企業モデルナのワクチンや、米製薬大手ファイザーと独バイオ企業ビオンテックが共同開発するワクチンは、先進国が大半を押さえたもようだ。

 英製薬大手アストラゼネカと英オックスフォード大は、共同開発中のワクチンの6割以上を途上国に割り当てる方針だが、来年供給できるのは世界人口の2割弱にとどまるという。

 英BBC放送によると、アフリカでは南アフリカやモロッコ、エジプトなどで感染が拡大しており、9日現在の累計感染者数は約230万人で5万人以上が死亡した。検査件数は一部の国に偏っており、実態はより深刻だとの見方が強い。

 WHOはワクチン供給に向けた実態調査や施設整備などを求めているが、アフリカでは定められた基準の30%程度しか済んでおらず、WHOは目標に「ほど遠い」と指摘した。アフリカ連合(AU)は今後2〜3年で人口の6割にワクチンを接種する目標を掲げているが、ワクチン保存のための冷蔵施設の増強などが課題になっている。

2548チバQ:2020/12/16(水) 10:07:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/aa0e9b789bdf86e771150a823dc46d9bbfd2c2bc
ソマリア、ケニアと断交 ソマリランド首脳歓待に怒り
12/15(火) 23:38配信
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ソマリア北部「ソマリランド共和国」のムセ・ビヒ「大統領」=2017年11月、ハルゲイサ(AFP時事)
 【モガディシオAFP時事】ソマリア政府は15日、隣国ケニアと断交すると発表した。

【図解】ソマリランド

 内政干渉を「繰り返している」と非難し、7日以内の国外退去をケニア外交団に命じ、ケニア駐在の大使らも呼び戻す。

 断交の理由の詳細について、ソマリア政府は明かしていない。ただ、ソマリア政府から半独立状態の「ソマリランド共和国」のムセ・ビヒ「大統領」が14日、ケニアを訪れ、ケニヤッタ大統領から歓待されていた。ケニアとソマリランドは15日、共同声明を発表し、来年3月末までにソマリランドの「首都」ハルゲイサにケニア総領事館を開設し、ケニアはソマリランドへの直行便も就航させると約束した。

2549チバQ:2020/12/16(水) 10:10:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/9cacb8c2f8b537ea04d36cb665d136dfe1f22278
寄宿制の中学校を「盗賊」が襲撃、生徒333人が行方不明
12/14(月) 10:30配信
264



 【ヨハネスブルク=深沢亮爾】ナイジェリア国営放送などによると、ナイジェリア北西部カツィナ州で11日夜、武装集団が寄宿制の男子中学校を襲い、生徒を誘拐して逃走した。軍が奪還作戦を展開しているが13日現在、全校生徒839人のうち333人が行方不明になっている。武装集団は現地で「盗賊」と報じられているが、正確な組織名や犯行動機はわかっていない。

2550チバQ:2020/12/17(木) 22:56:29
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020121501245&g=int
ソマリア、ケニアと断交 ソマリランド首脳歓待に怒り
2020年12月16日00時51分

【図解】ソマリランド
【図解】ソマリランド

ソマリア北部「ソマリランド共和国」のムセ・ビヒ「大統領」=2017年11月、ハルゲイサ(AFP時事)

 【モガディシオAFP時事】ソマリア政府は15日、隣国ケニアと断交すると発表した。内政干渉を「繰り返している」と非難し、7日以内の国外退去をケニア外交団に命じ、ケニア駐在の大使らも呼び戻す。


 断交の理由の詳細について、ソマリア政府は明かしていない。ただ、ソマリア政府から半独立状態の「ソマリランド共和国」のムセ・ビヒ「大統領」が14日、ケニアを訪れ、ケニヤッタ大統領から歓待されていた。ケニアとソマリランドは15日、共同声明を発表し、来年3月末までにソマリランドの「首都」ハルゲイサにケニア総領事館を開設し、ケニアはソマリランドへの直行便も就航させると約束した。

2551チバQ:2020/12/18(金) 18:47:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/833a6c777315ca620b1019262856dbbc587b8451
ナイジェリア男子生徒拉致、344人解放
12/18(金) 9:16配信
175




生徒拉致事件が発生したナイジェリア・カツィナ州カンカラの学校の外で待機する、拉致された生徒らの保護者(2020年12月16日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】ナイジェリア北西部で学校の寮が襲撃され、大勢の男子生徒が拉致された事件で17日、344人が解放された。当局が明らかにした。拉致された人数が分かっていないため、全員が解放されたのかどうかは明らかになっていない。

 事件は11日、カツィナ(Katsina)州カンカラ(Kankara)で発生。当初は数年前からこの地域を脅かしてきた「盗賊団」のしわざとみられていたが、イスラム過激派組織「ボコ・ハラム(Boko Haram)」が15日、犯行声明を出した。

 カツィナ州のアミヌ・ベロ・マサリ(Aminu Bello Masari)知事は、「344人は今、治安当局者と一緒におり、今夜カツィナ州に移される」と述べた。その後、適切な治療と心理的ケアを受けてから、家族と対面するという。

 ムハマドゥ・ブハリ(Muhammadu Buhari)大統領はツイッター(Twitter)に、生徒たちの解放は、ナイジェリアだけなく国際社会を心から安堵(あんど)させるものだと投稿した。【翻訳編集】 AFPBB News

2552チバQ:2020/12/20(日) 14:49:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/b0d9229f1dd87e782db0d72598c158426979a811
ボコ・ハラムとは ナイジェリアのイスラム過激派
12/20(日) 7:30配信
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18日、ナイジェリア北西部カツィナで、親との再会を前にブハリ大統領との対面に臨む、解放された生徒たち(AFP時事)
 ナイジェリアの学校襲撃事件で拉致された生徒約300人が17日に解放された。イスラム過激派ボコ・ハラムが犯行を主張したが、謎は多い。

【写真】数の生徒が11日に拉致されたままのナイジェリア北西部カツィナ州カンカラの学校

 ―何が起きたのか。

 現場は北西部カツィナ州のカンカラという町だ。オートバイに乗った武装集団が11日夜、寄宿制の中学校を襲撃し、生徒を拉致した。軍は14日、生徒333人が行方不明と述べたが、17日には344人が解放された。一方、同じ日に公開されたボコ・ハラムの動画では被害者の一人が拉致されたのは520人と述べており、森から自力で脱出した生徒もいて、事件の全体像は分かっていない。

 ―ボコ・ハラムがやったのか。

 15日に犯行声明を出した。2014年に北東部ボルノ州チボクで女学校を襲撃し276人を拉致したのがボコ・ハラムだ。国連児童基金(ユニセフ)によると、09年以降、1000を超える学校を襲い、教師殺害を繰り返し、生徒1000人以上を拉致している。ただ、AFP通信によると、今回のカツィナ州では、地元の犯罪者アワルン・ダウダワ容疑者率いる暴力団が身代金目当てで行ったと疑われている。ダウダワ容疑者について治安当局関係者はAFPに「以前の稼業は強盗と家畜泥棒だったが、今はリビアからの武器密輸を営む」と語っている。

 ―ボコ・ハラムは無関係か。

 解放された生徒は地元テレビに、実行犯について「帰ったら(拉致したのは)ボコ・ハラムで(ボコ・ハラム指導者)シェカウの配下だったと言えと言われた」と語った。しかし「正直に言ってボコ・ハラムじゃない。もっと小さな集団だ」と訴えた。北東部が拠点だったボコ・ハラムが、北西部の暴力団を糾合しつつある動きの一つではないかと警戒されている。

 ―ボコ・ハラムとは何か。

 ボコ・ハラムは現地の言葉で「西洋の教育は罪」という意味だ。創設者はイスラム過激派モハメド・ユスフだが、09年に警察に射殺され、一時は壊滅状態になった。しかし、側近のアブバカル・シェカウ容疑者の下、立て直した。学校を敵視し市民の殺害を繰り返す姿勢に反発し、軍と戦う組織を目指す一団が16年にはユスフの息子を指導者に「イスラム国(IS)西アフリカ州(ISWAP)」として分派したとみられている。

 ―勢力を拡大中なのか。

 分からない。ボコ・ハラム自体は恐らく強固な組織ではなく、シェカウ容疑者自身、軍に殺害されたと何度か報じられており、そのたびに「本物はこっちだ」と別人が名乗っているようだ。再生力は非常に強い。(時事)

2553チバQ:2020/12/23(水) 10:29:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/9839fcdce16ab878c31e9f3cf1ce104a3732b9dd
現職リオ市長、汚職で逮捕 ブラジル
12/23(水) 7:48配信
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 【サンパウロ時事】ブラジル・リオデジャネイロ州検察局は22日、汚職や資金洗浄(マネーロンダリング)容疑でリオデジャネイロ市のマルセロ・クリベラ市長を逮捕した。

 市長は容疑を否認している。

 クリベラ容疑者は共に逮捕された実業家らと共謀し、市の事業契約に絡み、企業から賄賂を受け取っていた疑いなどを持たれている。地元報道によると、クリベラ容疑者は「私は(歴代)リオ市長の中で最も汚職と闘ってきた。正義を求める」と主張している。

 同容疑者は再選を狙った11月の選挙で、リオを地元とするボルソナロ大統領の支援を受けたが決選投票で敗北。12月31日に任期満了で退任予定となっている。

2554チバQ:2020/12/29(火) 01:05:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/3a712b9d26cee61812f4c19dd8c22e1b468f6651
独立後初、民主的元首交代へ ニジェールで大統領選
12/28(月) 14:20配信

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時事通信
27日、ニアメーで、投票するニジェールの女性(AFP時事)

 【ニアメーAFP時事】西アフリカのウラン産出国ニジェールで27日、大統領選の投票が行われた。

 2期10年の任期を終えるイスフ大統領は規定に従い出馬していない。ニジェールは1960年の独立以来、クーデターが続いてきており、首都ニアメーで投票を終えたイスフ氏は「史上初めて今回、ニジェールは民主的な元首の交代を経験する」と述べた。

 選挙戦は、イスフ氏の後継者バズム前内相に、ウスマン元大統領らが挑む格好で進んだ。年内には結果が出るとみられている。

2555チバQ:2021/01/03(日) 23:25:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/f4a01ad9cf343647136c29839a90c671f1577ae3
ウガンダ大統領選直前に野党候補再び逮捕、陣営メンバーも 関係者
1/1(金) 15:43配信
(CNN) ウガンダ大統領選の野党候補ロバート・キャグラニ氏が12月30日、同国中部で選挙陣営のメンバーとともに逮捕された。公式ツイッター上で関係者が明らかにした。同氏は10月にも新型コロナウイルス対策の規則違反を理由に逮捕されていた。

同氏はウガンダの有名ポップ歌手で「ボビ・ワイン」の名で知られる。2017年に政界入りし、19年に今回の大統領選への立候補を正式に表明した。

関係者はツイートで「ボビ・ワインと選挙陣営の全メンバーがカランガラで逮捕された。メディアは遮断された」と述べた。

今回の逮捕に関してこれ以上の詳細は明らかになっていない。

ワイン氏は今月14日に行われる大統領選で、30年以上にわたり政権の座にある現職のムセベニ大統領に挑む。

ウガンダでは昨年11月、選挙集会で新型コロナウイルス対策の規則に違反したとしてワイン氏が前月に逮捕されたことをきっかけに抗議デモが発生し、少なくとも45人が死亡。これ以降、ワイン氏はムセベニ氏を人権侵害に関与した独裁者と批判してきた。

ワイン氏によると、12月27日には軍警察のトラックが故意に同氏のボディーガードをひいて死亡させた。このボディーガードはジャーナリストを病院に連れて行くところだった。ウガンダ軍報道官は、ボディーガードを狙ったわけではないとしている。

ワイン氏はCNNとの先月のインタビューで、ここ数週間で2回殺されかけたと説明。選挙実施を前にウガンダ政府の責任を問うよう国際社会に促した。

当局は新型コロナウイルス拡散の抑制には行動制限が必要だとしているものの、これについて野党関係者やその支持者からは、選挙活動を制限するための口実との指摘が出ている。

国連の人権専門家は12月29日、大統領選を前にした暴力の発生に深刻な懸念を表明。当局に対して「野党勢力や市民社会のリーダー、人権派の逮捕、拘束、司法上の嫌がらせをやめる」よう求めた。

2556名無しさん:2021/01/04(月) 15:47:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/2e0d735d90157e23cd333a2771efa2611867337e
メノー派の孤立共同体、まれなネット接続でパンデミック知る メキシコ
1/4(月) 8:02配信

【AFP=時事】メキシコ北部の砂漠で孤立した共同体を営むキリスト教プロテスタントの一派が、インターネットを通じておそるおそる外界とつながり始めた。そして全世界がウイルスのパンデミック(世界的な大流行)にのみ込まれていることを発見した。

 チワワ(Chihuahua)州エルサビナル(El Sabinal)に住むメノー派(メノナイト、Mennonite)の人々は伝統的に電気やテレビ、携帯電話、自動車、さらには馬車につけるゴム製タイヤも使わずに生活してきた。

 しかし、砂ぼこりをかぶった辺境の村にも近代化の波がやって来た。この共同体でも若者の一部がインターネットに「誘惑」されている。そんな彼らが、メキシコをはじめ全世界を揺るがしているパンデミックのことを知ったのは、ごくたまにインターネットに接続していたときだった。

 新型コロナウイルスの流行前から自主的に隔絶された生活を送っていたにもかかわらず、メノー派の村人らはここにもウイルスが到達したのかもしれないと考えている。

 村のある店員は「重症ではないが、別々の家族の約10人が病気になった」とAFPに語った。「皆、インフルエンザだと思ったが、薬局に行くと、それは新型コロナウイルス感染症(COVID-19)だと告げられた」という。

 病人らは医者に行かず、検査も受けなかったが、共同体の一員でもある薬剤師の助言に従い自主隔離を行った。

 メノー派の人々は外の社会とはほとんど取引をしないが、農産物などを売りに近隣の集落などを訪れてはいるので、そこでウイルスに暴露した可能性があると考える人もいる。

■テレビは悪
 メキシコのメノー派は、16世紀欧州の宗教改革の中で派生した厳格な保守的プロテスタント教徒の末裔(まつえい)だ。その祖先は迫害を逃れてドイツやオランダからロシアに渡り、さらにカナダへ、そして1920年代にメキシコに移住した。

 メキシコの他の地域との接触が少ない証しの一つとして、彼らはほとんどスペイン語を話さない。母語は低地ドイツ語だ。

 一部のメノー派の人々にとって、現在のチワワ州はもはや十分に孤立した場所とは言えなくなっている。メキシコ政府が地域初の送電線を設置すると、村のほぼ半数にあたる100世帯ほどがエルサビナルを捨てて南東部のカンペチェ(Campeche)州に向かった。

 最近結婚したばかりのフアン・ジョンソン(Juan Jhonson)さん(21)のような村の若者は、彼らと行動を共にする資金もないが、付いて行きたいとも考えていない。「僕は引っ越さない。カンペチェ州に行って土地を買う金はない」。そして「行きたいとも思わない」と語った。

 ジョンソンさんは、馬車には木製の車輪しか使ってはいけないという、より保守的な村人の信仰には従わない。「タイヤが欲しい。彼らから見れば、タイヤは間違ったものだ」。だけど「僕はタイヤは移動の役に立つと思う」。

 ぽつぽつとながら電力供給が始まったことで、共同体の生活スタイルは変化しつつある。村でゴム製タイヤを付けた馬車を目にすることも珍しくなくなった。小型トラックやトラクター、エンジンを付けた改造馬車を使う住人もいる。

 それでも近代的なぜいたく品の数々は、この村にとってまだ遠い存在だ。村の男性ハコボさん(20)は「テレビに何を求めるんだ? テレビは悪だ。でもタイヤはOKだ。速く移動できるから」と語った。【翻訳編集】 AFPBB News

2557チバQ:2021/01/06(水) 14:18:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/a346ae6c7d08300310cbdeedaf8e1318d1e44d13
マドゥロ大統領、三権完全掌握 新国会発足、独裁完成 ベネズエラ
1/6(水) 14:08配信
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 【サンパウロ時事】南米ベネズエラで5日、新国会が発足した。

 これまで多数派だった主要野党が昨年12月に行われた総選挙を「自由、公正さが担保されていない」としてボイコットしたため、統一社会党(PSUV)など反米左派与党連合が議席の9割を独占。マドゥロ大統領が三権を完全掌握し、これにより確固とした独裁体制が完成したことになる。

 野党に牛耳られていた国会を「目の上のたんこぶ」と見なし攻撃してきたマドゥロ氏は、ツイッターで「祖国に希望の道を開く歴史的な日だ」と称賛。「(破綻状態にある)経済の回復と国民和解、国家平和の防衛に向け、共に飛躍しよう」と呼び掛けた。

 一方、新国会の正統性を否定して1年間の任期延長を宣言している主要野党はこの日、独自の国会を開き、欧米の支援を受けて「暫定大統領」を名乗るグアイド議長の続投を決定した。グアイド氏は「(マドゥロ政権は)民主勢力を滅ぼそうとしているが、われわれはベネズエラを差し出しはしない」と述べ、徹底抗戦を誓った。

2558チバQ:2021/01/06(水) 14:45:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/4d098cf4130882ee6e3e31d591f11cc7e82b996d
野党、選挙無効を主張 中央アフリカ大統領選
1/6(水) 14:27配信
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投票後、取材に応じる中央アフリカのトゥアデラ大統領=2020年12月、バンギ(EPA時事)
 【バンギAFP時事】世界有数のダイヤモンド産出国、中央アフリカの野党は5日、「数え切れないほどの不法行為」を理由に、年末に投票が行われた大統領選を無効とするよう要求した。

 選管は4日夜、現職のトゥアデラ大統領が得票率54%で圧勝し、憲法裁の認定を得れば決選投票なしで再選が決まると発表していた。

 これを受けた5日の野党共同声明は、選管は投票率76%と発表したが、実際の投票率はその半分以下だと主張した。中央アフリカは国土の3分の2を武装勢力が支配する。選管当局者はAFP通信に、全土の投票所の半数で「投票ができなかったり、投票用紙が破棄されたりした」と認めた。憲法裁は19日までに、選管の発表が適正か判断する。 

最終更新:1/6(水) 14:42
時事通信

2559チバQ:2021/01/10(日) 18:36:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/6fc741d48a3dab2e6d134bd6a50dcce51f00257d
アフリカ各地でイスラム過激派勢力拡大 ISやアルカイダ系組織が拠点移動か
1/10(日) 16:53配信

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毎日新聞
ボコ・ハラムに拉致された後、解放された男子生徒ら=ナイジェリアで12月18日、AP

 アフリカ各地でイスラム過激派組織が勢力を拡大し続けている。活動の中心が中東からアフリカに移りつつあり、テロも増加。各国政府は取り締まりに力を入れるが、軍や治安機関の能力に限界があり、有効策を打ち出せていない。

 ナイジェリア北部カツィナ州では昨年12月、寄宿学校が襲撃され、男子生徒344人が拉致される事件が起きた。過激派組織ボコ・ハラムが「非イスラム教的な行為を戒めるため」とする犯行声明を出した。その後、生徒らは解放された。

 ボコ・ハラムは2014年にも女子生徒約270人を拉致。この時の現場は本拠地の同国北東部だったが、今回はその約600キロ西で、勢力拡大を印象付けた。

 地元紙「トラスト」は関係者の話として、ボコ・ハラム系の組織と地元の犯罪グループが連携し、多額の身代金や拘束中のボコ・ハラム幹部の釈放を狙っていたと指摘する。ただ拉致した生徒の数が多かったため、長期にわたる身柄拘束を断念したとの見方がある。

 ボコ・ハラムは北東部ボルノ州で昨年11月、農民ら40人以上を惨殺しており、国民の間で政府の治安対策への不満が高まっている。

 一方、ブルキナファソ、マリ、ニジェール3国の国境周辺で活動を活発化させているのが「大サハラのイスラム国」(ISGS)だ。NGO「武力紛争位置事件データプロジェクト」の集計によると、20年はISGSが絡む事件で軍や市民、ISGS兵士など計2000人以上が死亡。19年から倍以上増えたという。

 ニジェールでは2日に二つの村がイスラム過激派に相次いで襲撃され、住民約100人が虐殺されたとの報道もある。犯行声明は出ていないが、ISGSの関与も指摘されている。

 米国防総省が管轄するアフリカ戦略研究センターによると、ISGSは15年に国際テロ組織アルカイダ系の過激派から分派して発足した。西サハラ出身の男がリーダーで、メンバーは支持者を含めて数百人と少ないが、現地で産出する金などを資金源に勢力を拡大。貧しい若者らをメンバーに勧誘している。

 20年1月にはニジェール軍の駐屯地を襲って兵士89人を殺害した。過激派対策で西アフリカに駐留する旧宗主国フランスの部隊が空爆などで対抗している。

 また、モザンビーク北部のカボデルガド州でも17年ごろから過激派組織「イスラム国」(IS)系の組織による紛争が続いている。組織の実態には不明な点が多いが、ニュシ大統領は昨年12月、住民57万人が家を追われて避難していると公表した。ロイター通信によると旧宗主国ポルトガルがモザンビーク軍の訓練に協力するほか、北隣のタンザニア軍もモザンビーク軍と共同作戦を行う方針だ。

 同州沖には大規模な天然ガス田が確認されており、日系企業も参加する液化天然ガス(LNG)精製施設の計画が進んでいる。計画を主導するフランスの石油大手トタルは昨年12月末、治安悪化を理由に一部のスタッフを現地から撤収させており、計画への影響も懸念されている。

 このほかソマリアやマリ北部などでもイスラム過激派が強い勢力を保っている。

 こうしたアフリカの状況について、国際シンクタンク「経済平和研究所」(IEP)は20年11月発表の報告書で、IS系の組織は近年、活動の中心を中東からサハラ砂漠以南の「サブサハラ」地域の国に移していると指摘。このためテロが増加し、19年に世界中で起きたIS系組織によるテロ攻撃の約4割がサブサハラの国に集中したという。

 また、米国務省対テロ対策調整官のネイサン・セイルズ氏は英BBCの取材に対し、IS系だけでなく、アルカイダ系組織もシリアやイラクからアフリカに活動の中心を移していると強調。「テロとの戦いにおける次の主戦場はアフリカだ」としている。【平野光芳(ヨハネスブルク)、川上珠実】

2560チバQ:2021/01/11(月) 11:25:32
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3325486.html
学生時代の論文で盗用の疑い、オーストリア労働相が辞任
2021/01/10 21:03AFPBB News

学生時代の論文で盗用の疑い、オーストリア労働相が辞任

オーストリアのクリスティーネ・アッシュバッハー労働・家族・青年相。同国ウィーンにて(2020年3月20日撮影)。(c)HELMUT FOHRINGER / APA / AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】オーストリアのクリスティーネ・アッシュバッハー労働・家族・青年相は9日、辞任を表明した。アッシュバッハー氏をめぐっては、大学時代の執筆論文に盗用があったとの疑惑が持ち上がっていた。

 セバスティアン・クルツ首相が率いる国民党に所属する保守派のアッシュバッハー氏は、辞任の理由について「家族を守るため」と説明。また、自身に対する「耐え難い力による敵意や政治的な扇動、攻撃」があったとしている。

 学術研究の不正を指摘することを専門とするブロガーのシュテファン・ビーベー氏は、2006年のアッシュバッハー氏の修士論文に「盗用や誤った引用、ドイツ語に関する知識の欠如」があると主張。アッシュバッハー氏は当時、ウィーナーノイシュタット応用科学大学で優秀な成績を収めている。

 ビーベー氏によると、アッシュバッハー氏の論文には「見たこともないほど回りくどい表現、でたらめ、盗用」があり、2割以上の記述は他の情報源から出典を明示せずに抜き出され、中でも米誌フォーブスの記事からの盗用が目立つという。

 アッシュバッハー氏はビーベー氏の主張を「あてこすり」だとし、疑惑について否定している。 【翻訳編集】AFPBB News

2561チバQ:2021/01/12(火) 18:28:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/954699cf73a75745576a417c8c7efbd80914a50f
チュニジア政権崩壊から10年 「アラブの春」の先駆け いまも続く経済不振
1/12(火) 15:02配信
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20年12月中旬、チュニジア北西部ジェンドゥーバでの抗議デモの際に報道陣の取材を受けるアビディさん(中央、本人提供)
 【カイロ=佐藤貴生】10年前の2011年1月14日、アフリカ北部のチュニジアで23年あまり続いたベンアリ政権が反政府デモで崩壊した。デモが波及したエジプトやリビア、イエメンでもこの年、長期独裁政権が倒れた。ベンアリ政権の崩壊は中東・北アフリカに反政府活動が広がったいわゆる「アラブの春」の始まりと位置付けられる。

【写真】チュニジアのNGO代表、ジュリビさん

 民主化を達成したチュニジアは唯一の成功例とされた。だが、経済低迷から脱却できず、なおも不満がくすぶり続けている。

 当時のデモはチュニジアを代表する花の名から「ジャスミン革命」と呼ばれた。10年前、期待を胸にデモに加わったという同国北西部ジェンドゥーバのアビディさん(28)は産経新聞の現地助手に、「革命は半分しか達成されなかった」と話した。

 大学を出たのに職に就けず、生活費は親頼み。「大卒失業者同盟」という組織で抗議デモを続ける。アビディさんは「学位は無意味になった。この国の経済は暗黒の時代に向かっている」と嘆いた。

 ベンアリ政権崩壊のきっかけは10年12月、貧窮する露天商の男性が図った焼身自殺だった。経済への不満が募っていた若者らがインターネットを通じて連携し、大規模デモに発展した。

 その後、弾圧されてきたイスラム主義政党アンナハダが合法化され、11年以降は選挙にも参加。14年には男女平等や表現の自由を盛り込んだ新憲法が制定された。

 だが一方で、多くの政党が林立し、国会で論議が錯綜(さくそう)。政権が目まぐるしく交代して政策が一貫せず、経済は低空飛行を続ける。

 欧州に密航を図る若者も絶えない。昨年10月下旬には、過激なイスラム思想に染まったチュニジア移民の男がフランス南部のニースで3人を刃物で切りつけ、殺害する事件が起きた。

 アビディさんは「多くの若者が国を出たがっている。民主化を実現したとはいっても、政界には賄賂やコネがはびこり、経済や社会の改革を阻害している」と話した。

 20年に改革担当閣僚を務めたNGO代表、ジュリビさん(47)は「投資に計画性がなく財政改革も進まない。インフレが続いて状況は悪化している」と語る。世界銀行によると、チュニジアの昨年の失業率は16%で、11年当時の18%に迫りつつある。

 「第2のアラブの春」として注目を集める国もある。反政府デモを端緒に19年、長期政権が崩壊したスーダンとアルジェリアだ。

 このうちスーダンでは食料品価格の急騰を理由にデモが始まり、クーデターで約30年続いたバシル独裁政権が倒れた。民政移管に向けて軍民合同の暫定政権が地ならしを進めている。

 首都ハルツームの記者、エッサさんはSNSを通じ、「バシル政権は民主主義の基礎を破壊し、紛争や人種差別を助長した」と政権の崩壊を歓迎した。しかし、経済は以前より悪化しているとの見方もある。ハルツームでは昨年12月中旬、改革の停滞を批判するデモが起きた。軍が権力拡大の機会を狙っているとの指摘もある。

 日々の暮らしが上向かなければ、人々が「春」の訪れを実感することはできない。獲得した民主化の先にも、正念場がある。

2562チバQ:2021/01/12(火) 18:29:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/ef9dd9a6ba08e9d14b9a451a603d9041da89d8d4
カナダのトルドー首相が12日に内閣改造、外相ら交代へ=関係筋
1/12(火) 14:55配信
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 1月12日、関係筋や地元メディアによると、カナダのトルドー首相(写真)は、内閣改造を計画しており、外相と運輸相、イノベーション相を交代させる見通しだ。写真はオタワで昨年12月撮影(2021年 ロイター/Blair Gable)
[オタワ 11日 ロイター] - 関係筋や地元メディアによると、カナダのトルドー首相は、12日に内閣改造を計画しており、外相と運輸相、イノベーション相を交代させる見通しだ。

事情に詳しい関係者は、トルドー首相が12日午前に限定的な内閣改造を実施するとしている。

関係筋によると、内閣改造は、ベインズ・イノベーション相が次の選挙後に政界から去る意向を示したため。カナダでは、閣僚が次の選挙に出馬しないと発表すると、首相が内閣改造を行うのが慣例。

カナダ放送協会とグローバル・ニュースは、シャンパーニュ外相が後任のイノベーション相に就任すると報じている。次期外相はガルノー運輸相とみられている。

ロイターはトルドー首相、ベインズ氏、ガルノー氏の事務局にコメントを求めたが、現時点で返答はない。シャンパーニュ氏の報道官は、内閣改造について何も聞いていないとしている。

2563チバQ:2021/01/12(火) 19:10:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/7d29c2346aed90c00bf0fc5e4e7d671df07d2ab7
【解説】アフリカのサヘル地域とは? なぜ重要か?
1/12(火) 8:01配信
【AFP=時事】アフリカの半乾燥地域サヘル(Sahel)は、気候変動や人口変動、さらにはイスラム過激派の武力攻撃が交錯する最前線だ。

 昨年12月27日にニジェールで大統領選挙が行われたが、この地域の概要をまとめた。

■サヘルとは?

 サヘルはアラビア語ではサーヒル(Sahil)と発音され、沿岸や岸辺を意味する。地理的には、サハラ砂漠(Sahara)の南縁に沿って、大西洋(Atlantic)から紅海(Red Sea)まで東西に延びる広大な地域である。

 この帯状地帯は、北側の砂漠と、南側の熱帯林およびサバンナとの間に挟まれており、熱帯性乾燥気候に属する。

■属している国は?

 実際どの国がサヘル地域に属しているか、さまざまな政治的定義がある。中核的なグループは、ブルキナファソ、チャド、マリ、モーリタニア、ニジェールの5か国で、イスラム過激派に対抗する同盟、G5サヘル(G5 Sahel)を構成している。

 他の定義では、セネガル、ナイジェリア、スーダン、南スーダン、エリトリアも同地域に含まれる。

■イスラム過激派の「猟場」

 砂漠が果てしなく続き、国境が抜け穴だらけのサヘル中部は、武装グループ、反政府勢力、ジハーディスト(イスラム聖戦主義者)、そして犯罪集団にとって獲物を狙う場となっている。2012年にマリ北部で起きた反乱に続き、ジハーディストによる暴動が勃発。この衝突は国の中心部に広がり、やがて隣接国のブルキナファソやニジェールに及んだ。結果、数千の犠牲者が生じ、数十万の人々が居住地を失った。

 この地域では、イスラム過激派に対するいくつかの軍事作戦が展開されている。それには、フランスのバルカン作戦(Operation Barkhane)やG5サヘル合同軍が含まれる。同地域で、数人の著名人の誘拐が起きている。少なくとも6人の西側捕虜がいまだに拘束されていると報じられている。


■気候変動

 世界が気候変動と闘っている中、地球温暖化がもたらす影響は、サヘル地域で5割ほど深刻だ。20世紀最後の25年で、同地域は、地球上最悪の干ばつに見舞われている。

 この現象は、過去60年間でチャド湖(Lake Chad)の湖面面積が驚くべきことに90パーセント縮小したことの一因である。同湖は、4か国の4000万人にとって真水の主要な供給源だが、その枯渇を防ぐための必死の努力が始まっている。

 17か国が昨年2月に、サヘル地域の気候変動対策のため2030年までに4000億ドル(約42兆円)を投資する計画を打ち出した。

■人口の重荷

 概して極めて貧しいサヘル地域は、人口増加率が世界最高レベルだ。

 G5サヘルの総人口は、国連(UN)によると、2050年までに2倍以上に増加して1億7000万人前後になる見通し。

 不安定な情勢、貧困、気候変動の中、国内強制移住が2年足らずの間に20倍に増加したと国連は言う。また、飢えに直面している世帯数は3倍になったと見積もられている。

 国連は昨年11月、ブルキナファソで飢饉(ききん)のリスクが高まったと警告。ナイジェリア北東部と南スーダンも同様だという。また、マリとニジェールでも飢えのリスクが高いとしている。

 さらに、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的大流行による経済的影響が問題を悪化させている。【翻訳編集】 AFPBB News

2564名無しさん:2021/01/14(木) 00:01:44
https://www.sankei.com/world/news/210113/wor2101130013-n1.html

新型コロナで2閣僚死亡 アフリカ南部マラウイ
2021.1.13 08:54国際中東・アフリカ
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 南アフリカ・ヨハネスブルク郊外の病院で新型コロナウイルスワクチンの治験に参加する女性。マラウイでは、変異種が猛威を振るう南アフリカからの帰国者から見つかる例も多い=2020年11月30日(AP=共同)
 南アフリカ・ヨハネスブルク郊外の病院で新型コロナウイルスワクチンの治験に参加する女性。マラウイでは、変異種が猛威を振るう南アフリカからの帰国者から見つかる例も多い=2020年11月30日(AP=共同)

 アフリカ南部マラウイの政府は12日、新型コロナウイルス感染症で閣僚2人が同日に死亡したと発表した。ロイター通信が報じた。

 死亡したのはミア運輸・公共事業相とベレカニャマ地方自治相。感染経路は不明だが、昨年12月21日に全閣僚が出席する会合が開かれており、その後に別の閣僚の感染が発覚していた。

 マラウイで確認された新型コロナの感染者は計約9千人で、昨年12月後半から確認のペースが加速している。変異種が猛威を振るう南アフリカからの帰国者から見つかる例も多く、政府は警戒を強めている。(共同)

2565チバQ:2021/01/14(木) 14:29:54
https://www.asahi.com/articles/ASP1G3DN8P1GUHBI00C.html
エチオピア政府軍、元外相を殺害 北部州拠点政党の幹部
ヨハネスブルク=遠藤雄司
2021年1月14日 10時31分
 アフリカ東部エチオピア政府は13日、北部ティグレ州を拠点とする政党ティグレ人民解放戦線(TPLF)に対する軍事作戦で、TPLF幹部で元外相のセイヨム・メスフィン氏を政府軍が殺害したと発表した。政府軍は今月上旬にもTPLF創設メンバーの一人、セブハット・ネガ氏を拘束したと発表しており、TPLFの弱体化がさらに進みそうだ。
 セイヨム氏はTPLFが中央政府で実権を握っていた1991年から2010年に外相を務めた。政府の発表やロイター通信によると、降伏を拒否して政府軍と銃撃戦となり、殺害された。政府軍はほかにTPLF幹部3人を殺害し、元政府軍の軍人など5人を拘束したという。
 政府軍とTPLFの軍事衝突は昨年11月4日、TPLFが政府軍施設を襲撃したとして、アビー首相が「反撃」を命じて始まった。政府軍はTPLFを圧倒し、同月28日に本拠地の州都メケレを制圧。TPLFはメケレから撤退したものの、戦闘を続ける方針を示していた。(ヨハネスブルク=遠藤雄司)

2566チバQ:2021/01/14(木) 15:45:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/8d0cbef4ea91271904fcc075459fd1b20a4f66e1

マラウイの運輸相と自治相、同じ日に死亡…感染源は閣議や政治集会の見方も
1/13(水) 12:05配信
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 アフリカ南東部マラウイの政府は12日、運輸相と地方自治相の2人の閣僚がともに同日朝に新型コロナウイルスの感染が原因で死亡したと発表した。マラウイでは先月下旬以降、閣僚や政府高官の感染確認が相次いでおり、年末に開かれた閣議やクリスマス期間中の政治集会が感染源になったとの見方が出ている。
 マラウイ政府はこれを受け、国家災害事態を宣言し、14日までの3日間を服喪の日とした。マラウイの累計感染者は約9000人だが、先月下旬から増加傾向が顕著になっている。(ヨハネスブルク支局 深沢亮爾)

2567チバQ:2021/01/17(日) 00:21:45
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/world/kyodo_nor-2021011601001910.html
ウガンダ大統領が6選 超長期政権に対立陣営批判
2021/01/16 22:15共同通信

ウガンダ大統領が6選 超長期政権に対立陣営批判

ヨウェリ・ムセベニ氏

(共同通信)

 【ナイロビ共同】東アフリカ・ウガンダで14日に実施された大統領選で、選挙管理委員会は16日、現職ヨウェリ・ムセベニ氏(76)が6選を果たしたと発表した。対立陣営は不当な選挙だったと批判している。5年となる次の任期を全うすれば、在職約40年となる。

 ウガンダ議会は2017年、75歳以上の大統領就任を禁じた憲法規定を撤廃する法案を可決し、ムセベニ氏の超長期政権化に道を開いた。

 ロイター通信によると、得票率はムセベニ氏が58.64%、人気歌手から転じたボビ・ワイン氏(38)が34.83%だった。

2568チバQ:2021/01/17(日) 00:34:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/818a792d7536f573bb64820ca11e6eb04f774881
ホンジュラスから米国目指す、移民ら4500人 グアテマラ入り
1/16(土) 16:18配信

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AFP=時事
ホンジュラスから米国を目指す中、グアテマラ国境沿いに位置するホンジュラスの町エルフロリドで、国境を越えてグアテマラに入ろうと、警察が立てたフェンスを通り抜けようとする移民たち(2021年1月15日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】(写真追加)より良い生活を求めてホンジュラスから米国に向け北上した少なくとも4500人の移民集団(キャラバン)が15日夜、グアテマラに入った。現地のAFP特派員が明らかにした。国境警備隊は移民らを妨害しなかったという。

【写真】ヒッチハイクしたトラックの荷台に乗って国境を目指す移民たち

 この人数は、グアテマラ国境沿いに位置するホンジュラスの町エルフロリド(El Florido)の警察当局が推計したもの。キャラバンの中に子連れの家族が多くいたため、警察は移民らを通したという。

 移民らは、貧困や失業、ギャングや麻薬組織による暴力の他、昨年11月に上陸したハリケーンなどの被害から逃れるため、グアテマラとメキシコを経由し、数千キロもの距離を歩いて米国を目指そうとしている。

 長きにわたって厳しい反移民政策を掲げたドナルド・トランプ(Donald Trump)政権が終わることで、移民たちはジョー・バイデン(Joe Biden)次期政権下でのより良い生活を期待している。

 キャラバンは14日にホンジュラスを出発。米当局はすでにキャラバンに対し警告を発しており、移民の多くにとってこの移動は悲しい結末になるとみられる。

 バイデン氏は「公正で人道的な移民制度」を約束し、中米の人々を米国へ向かわせる根本的原因となっている貧困と暴力の問題に取り組むと表明している。

 しかし米税関・国境警備局(CBP)のマーク・モーガン(Mark Morgan)局長代行は先週の発表で、キャラバンに「時間と金を無駄に」しないよう警告。「法の支配と公衆衛生」に関する米国の取り組みが政権交代によって影響を受けることはないと述べた。

 ホンジュラスからは2018年10月以降、ときに数千人の移民が参加するキャラバンが多数出発している。

 しかしいずれも、トランプ氏の命令で配備された数千人規模の米国境警備隊員や兵士らに行く手を阻まれた。トランプ氏はメキシコから到着した移民について、麻薬などの犯罪を米国に持ち込む「レイプ犯」だと述べていた。

 メキシコ当局は14日夜、キャラバンの到着を見込んで出入国審査官500人をグアテマラ国境に動員したと明らかにした。【翻訳編集】 AFPBB News

2569チバQ:2021/01/18(月) 13:15:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/f34dc703cc03fdce41684c336c9b49c20f3bd620
ダルフールで住民衝突83人死亡 スーダン、部族間の抗争か
1/18(月) 10:01配信
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スーダン・ダルフール地方
 【カイロ共同】スーダン西部ダルフール地方のジェネイナで16日、住民間の衝突が発生、17日にかけて銃撃などで少なくとも83人が死亡し、160人が負傷した。医師団体が明らかにした。国営通信は部族間の抗争が原因と伝えた。

 AP通信などによると、15日に避難民キャンプで男性が殺害される事件があり、親族が16日に報復を開始、衝突となった。ジェネイナには外出禁止令が発令された。

 2019年にバシル政権がクーデターで崩壊した後、ダルフールの反政府勢力と政府の和平が進展。治安が改善し、国連・アフリカ連合ダルフール合同活動の平和維持活動は、昨年末で終了していた。

2570チバQ:2021/01/19(火) 08:15:19
7882 チバQ 2021/01/17(日) 21:33:12
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021011600406&g=int
コロナ封鎖は「デモ封じ」 革命10年、不満高まる―チュニジア
2021年01月17日07時25分

抗議のデモを行う、10年前の革命時に治安部隊との衝突で負傷した人々=14日、チュニス(EPA時事)
抗議のデモを行う、10年前の革命時に治安部隊との衝突で負傷した人々=14日、チュニス(EPA時事)

10年前のチュニジアの革命で右足切断の重傷を負い、政府に憤るカスダラさん=13日、チュニス

 【チュニス時事】中東の民主化運動「アラブの春」の発端となった革命から10年を迎えたチュニジアで、市民が新型コロナウイルス感染拡大を理由としたロックダウン(都市封鎖)に「デモ封じ目的だ」と不満を強めている。革命後も経済が好転せずにいら立ちが募る中、政府は批判の高まりに神経をとがらせている。
 チュニジアでは14〜17日に封鎖を実施。初日は約23年続いたベンアリ独裁政権が2011年に崩壊した革命の記念日で、例年はデモや集会が開かれるが、今年は首都チュニス中心部は閑散としていた。期間中の街頭では、警察が外出する人に理由を尋ねるなど目を光らせている。
 日中も大半の飲食店が営業を停止。外出禁止時間帯も拡大され、集会は禁じられた。しかし「4日間だけの封鎖に感染抑止効果があるとは思えない。政治的意図があるのは明らか」(地元記者)との声がもっぱらだ。
 集会禁止命令に反し、14日にはチュニス市内で、革命時の治安部隊との衝突で負傷した人々ら数十人が抗議デモを展開。警官隊と小競り合いとなる騒ぎも起きた。革命で銃撃を受け右足を切断したカスダラさん(31)もデモに参加し、「政府はわれわれを死人のように無視し、何の支援も尊厳も与えない。革命の清算が済んでいない」と憤った。

2571チバQ:2021/01/19(火) 10:28:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/4ae5e9b425d2a6ee80d975d78cfabb28ee3e9408
チュニジアで反政府デモ 「アラブの春」から10年の苦悩
1/18(月) 22:50配信
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 【カイロ=佐藤貴生】北アフリカのチュニジアで17日、反政府デモが起き、同国内務省は240人以上を逮捕した。ロイター通信が伝えた。チュニジアは10年前の2011年1月に反政府デモで長期独裁政権が崩壊し、中東・北アフリカに反政府活動が広がった「アラブの春」の先駆けとなった。民主化を達成した唯一の成功例とされるが、経済の低迷で市民は苦しい生活を強いられている。

 デモは15日以降、首都チュニスを含む少なくとも15カ所で起きた。17日の逮捕者の多くは10代で、道路を封鎖したり投石したりしたため、警官隊が放水や催涙弾で鎮圧した。商店や銀行が襲撃され、会員制交流サイト(SNS)では奪った警察車両を運転する若者の動画も出回っているという。

 チュニジアでは11年1月14日、相次ぐ反政府デモを受け当時のベンアリ大統領が出国し政権が崩壊。その後はイスラム主義政党が合法化されて選挙に参加したほか、14年には人権尊重や男女平等、表現の自由などを定めた新憲法が制定されるなど民主化が進んだ。

 だが、政争や景気悪化の影響で公共サービスの質は低下。一部地域で若年層の失業率が30%に達するなど、若者らに閉塞(へいそく)状況への不満がたまっていた。

2572チバQ:2021/01/19(火) 21:12:45
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021011900833&g=int
若者ら暴徒化、630人超拘束 革命10年困窮で不満―チュニジア
2021年01月19日17時22分

 【カイロ時事】ベンアリ独裁政権が崩壊した「ジャスミン革命」から今月で10年を迎えたチュニジアで、革命後も解決しない生活苦や高い失業率などに抗議する若者らが暴徒化し、内務省報道官は18日、632人を拘束したと明らかにした。拘束されたのは10〜20代が大半を占めるという。

 チュニジアでは新型コロナウイルス感染拡大防止を理由に外出禁止令が敷かれ、2011年の革命の記念日に当たる14日から17日までは都市封鎖(ロックダウン)を実施した。しかし、不満を募らせる若者らは首都チュニスや中部スースなど複数の都市で外出禁止を無視して抗議。治安部隊に投石するなどして衝突し、報道によれば警官2人が負傷した。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2021011300901&g=int
独裁打倒10年、乏しい希望 経済難にコロナ禍―北アフリカ・チュニジア
2021年01月14日07時14分

チュニジアの首都中心部にあるハビブ・ブルギバ通り。かつての革命時には、デモ隊と治安部隊が激しく衝突した=12日、チュニス
チュニジアの首都中心部にあるハビブ・ブルギバ通り。かつての革命時には、デモ隊と治安部隊が激しく衝突した=12日、チュニス

【図解】チュニジア
チュニジアの「ジャスミン革命」に際し、デモ隊と治安部隊が衝突し、首都上空に立ち上る黒煙=2011年1月14日、チュニス(AFP時事)

 【チュニス時事】北アフリカのチュニジアで約23年続いたベンアリ独裁政権が反政府デモ拡大に伴い崩壊してから14日で10年。中東各地に波及した民主化運動「アラブの春」の発端となった革命の熱気は今や乏しく、経済不振や高い失業率に苦しむ。新型コロナウイルス感染拡大も困窮に拍車を掛け、市民は将来への希望を見いだせないでいる。
【特集】コロナ禍で「日本から一番近い楽園」グアムが崩壊寸前

 「政治家は政争ばかりで、経済や社会の諸課題を解決する戦略を示せなかった」。首都チュニスのNGOで国内問題を研究するロムダンさんが、革命後の10年を振り返った。自身も当時は不満を抱え、街頭デモに参加。「革命は誇りだが、チュニジアの真の民主化にはまだ時間がかかる」と話す。
 1987年に事実上の無血クーデターで発足したベンアリ政権は、欧州との自由貿易推進などで北アフリカ有数の経済発展を遂げた。一方でイスラム政党の弾圧、秘密警察を用いた言論統制を通じて強権支配を確立。汚職もまん延し市民の不満も強まり、2010年に中部シディブジドで若者が焼身自殺を図ったのを機に、後に「ジャスミン革命」と呼ばれる政変につながった。
 独裁崩壊後は表現の自由や人権重視をうたった新憲法を制定。自由選挙や政党も多数結成され、革命後に民主的な国家構築が進んだアラブ唯一の成功例と評されてきた。
 しかし、失業率は16%を超え、革命前の水準より悪化。経済も低成長にあえぎ、国際通貨基金(IMF)によれば、20年の実質GDP(国内総生産)はマイナス7%に沈む見通しだ。経済難を逃れようと、チュニジアから欧州の玄関口イタリアへの不法入国者は昨年約1万3000人に達し、前年比5倍に増えた。
 チュニジア政府は12日、革命記念日に当たる14日から外出禁止の時間帯を拡大し、集会などの中止を決めた。コロナ禍を理由とした規制強化策の一環だが、市民の不満が一層顕在化する事態にも神経をとがらせているとみられる。

2573チバQ:2021/01/20(水) 10:50:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/9affb5f98c4141dc3ddc095061aa868585071eab
ペルーのケイコ党首、大統領選で勝利なら父のフジモリ元大統領に恩赦
1/19(火) 21:18配信
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 【リオデジャネイロ=淵上隆悠】南米ペルーの野党「人民勢力党」のケイコ・フジモリ党首(45)は、4月に出馬予定の大統領選で勝利した場合、収監されている父アルベルト・フジモリ元大統領(82)に恩赦を認める考えを示した。地元テレビ局が17日に放送した報道番組のインタビューで表明した。
 日系人として初めてペルー大統領を務めたフジモリ氏は、在任中の人権侵害事件で2010年に禁錮25年が確定。17年12月に病気などを理由に恩赦が認められたが、19年1月に再収監された。ケイコ氏は11年と16年の大統領選に出馬した際には恩赦に否定的な姿勢を強調したが、今回のインタビューでは「父の恩赦に賛成だ。堂々と主張したい」と述べた。
 過去2回の大統領選では決選投票で接戦を演じたケイコ氏だが、最近の世論調査では人気が低迷している。

2574チバQ:2021/01/22(金) 18:08:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/fc9bcc86cf51fbe42e03327ecba4f25daf6aa9e3
南アフリカ大統領府相、新型コロナで死去
1/22(金) 13:22配信
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南アフリカのジャクソン・ムテンブ大統領府相。ケープタウンにて(2018年2月14日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】南アフリカの新型コロナウイルス対策の代表者、ジャクソン・ムテンブ(Jackson Mthembu)大統領府相が21日、同ウイルスに感染して死去した。62歳。シリル・ラマポーザ(Cyril Ramaphosa)大統領が同日、明らかにした。

 ラマポーザ氏は、「ジャクソン・ムテンブ大統領府相がきょう、新型コロナウイルス関連の合併症で亡くなったことを深い悲しみとショックをもって発表する」と述べた。「ムテンブ氏は立派なリーダーで活動家だった。生涯にわたって自由と民主主義を擁護してきた」

 南アフリカでは、これまでに閣僚6人が新型コロナに感染しているが、死亡したのは最高齢のムテンブ氏が初めて。

 20日には隣国ジンバブエでも、シブシソ・モヨ(Sibusiso Moyo)外相が新型コロナで死去。同国では、モヨ氏を含め3人の閣僚が新型コロナに感染して死去している。【翻訳編集】 AFPBB News

2575チバQ:2021/01/25(月) 17:08:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/947b7a8e7b5a9fce13d03dffa9bc5c9434c81380
メキシコ大統領、新型コロナ検査で陽性 「症状軽い」
1/25(月) 10:19配信
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メキシコのロペスオブラドール大統領は24日、新型コロナウイルスの検査で陽性になったと発表した。写真は昨年12月1日、大統領就任2周年の式典に出席した同大統領。(2021年 ロイター/Henry Romero)
[メキシコ市 24日 ロイター] - メキシコのロペスオブラドール大統領は24日、新型コロナウイルスの検査で陽性になったと発表した。大統領は、症状は軽く、現在治療を受けているとしている。

【最新データ】メキシコにおける新型コロナウイルスの感染状況

メキシコは現在、新型コロナの感染第2波に見舞われており、累計の死者数は数日中に15万人を突破するとみられている。

67歳のロペスオブラドール大統領は「私はいつものように楽観的だ」などと述べた。大統領は、マスク着用に反対の姿勢を示している。

大統領はツイッターで、治療中は内相が朝の定例記者会見を行うとした。ただ、25日のロシアのプーチン大統領との電話会談については、予定通り行うとしている。

*メキシコの感染状況や、大統領のコメントなどを追加しました。*

(※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください。)

2576チバQ:2021/01/26(火) 23:06:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/c4b9d738922f6e32e96c3b1c6a8c27c5d04cb97b
コロンビア国防相がコロナで死去 上智大院修了、日本でも勤務
1/26(火) 21:54配信

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共同通信
2018年12月、日本記者クラブで記者会見するコロンビアのトルヒジョ外相(当時)=東京・内幸町

 【サンパウロ共同】南米コロンビアのメディアによると、カルロス・オルメス・トルヒジョ国防相が26日、新型コロナウイルスのため首都ボゴタの病院で死亡した。69歳だった。日本の大学院で学び、外交官として在日コロンビア大使館に勤務していたこともある。新型コロナによる肺炎で11日に入院、集中治療室(ICU)に入っていた。

 1951年9月、西部バジェデルカウカ州カルタゴ生まれ。カウカ大大学院で法学と政治学の博士号。上智大大学院で国際ビジネス研究科修士課程修了。76〜82年、在日コロンビア大使館で領事や商務参事官を務めた。

2577とはずがたり:2021/01/28(木) 09:55:17
日本政府、G7の枠広げる英国の提案に反対-外交公電で懸念示す
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-01-27/QNLCXLT0AFBC01?utm_campaign=socialflow-organic&utm_medium=social&utm_source=twitter&utm_content=japan&cmpid%3D=socialflow-twitter-japan
Alberto Nardelli、Isabel Reynolds
2021年1月27日 22:49 JST
サミットはG7立て直しを目的とすべきだ-外交公電
英国は豪州とインド、韓国にG7憲章への署名求める考え
今年の主要7カ国(G7)議長国である英国がオーストラリアとインド、韓国をG7外相会合に招待する提案をしたことについて、日本政府は懸念を示している。ブルームバーグが確認した外交公電で分かった。

  公電は英国の提案を日本政府が強く反対したと説明。G7首脳会議(サミット)は困難な年を経た後でのG7立て直しを目的とすべきであり、招待国との関係を「制度化」することではないと主張している。

  ジョンソン英首相はコーンウォールで6月に開催するG7サミットに韓国とインド、豪州を招待。英政府はこの3カ国にG7共同憲章への署名を求める考えだ。

  だがフランスとイタリア、ドイツも日本と似た見解を示しており、英国は中国など強権的な国家に対抗するため主要民主主義国の10カ国連合を形成することで裏口からG7の形を変えようとしていると懸念を表明した外交官もいた。複数の欧州外交官はブルームバーグに対し、そうなればG7が反中国家連合と化し、冷戦時代のような対立の構図を強めかねないと述べていた。

Japan Prime Minister Yoshihide Suga Declares State of Emergency
菅義偉首相
  菅義偉首相は26日の国会で、G7議長国の判断を尊重すると説明する一方で、G7の枠組み維持が極めて重要だとの認識を示した。茂木敏充外相も米国のブリンケン新国務長官との電話会談でこの問題について協議したと明らかにした上で、G7にとって今は結束して取り組むことが重要だと語った。

  日本の外務省はブルームバーグの問い合わせに対し、電子メールで同じようなコメントを寄せた。英政府はコメントを控えた。

2578チバQ:2021/01/31(日) 22:33:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/d976eb05b6532fa5a167c8efffee49dc70292299
10カ月ぶり市中感染が変異型?→都市封鎖 豪パース
1/31(日) 15:44配信

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朝日新聞デジタル
豪西部の中心都市パース。美しい街並みで知られる=2019年7月、小暮哲夫撮影

 オーストラリアの西オーストラリア州は1月31日、州都パースなどで同日午後6時から5日間、ロックダウン(都市封鎖)を敷くと発表した。前夜に昨年4月以来の新型コロナウイルスの市中感染例を確認。感染力が強いとされる英国由来の変異ウイルスによる感染とみられるため、一気に封じ込めを図る。

 州によると、30日深夜にホテルの警備員の男性の陽性結果が判明した。ホテルでは帰国者らが14日間、強制的に隔離されており、陽性がわかった帰国者4人のうち、2人が英国の変異型、1人が南アフリカの変異型に感染していた。警備員は、英国の変異型に感染した1人が滞在する階を担当していた。

 マクゴワン州首相は「多くの州民が驚いていると思うが、とても深刻な状況だ。断固として迅速に対応した」と説明した。パースとその南の州内の2地域で、食料品などの買い物、医療や介護、運動、在宅でできない仕事を除いて外出が禁じられる。同州は昨年4月から他州・地域からの入境も厳しく制限して、同4月11日を最後に「市中感染ゼロ」を続けてきた。

 豪州では、東部クイーンズランド州が1月8日から3日間、同様に州都ブリスベンでロックダウンを敷いた。州内では、昨年9月以来の市中感染例だったが、帰国者が隔離されるホテルの清掃員が英国の変異型に感染していた。(シドニー=小暮哲夫)

朝日新聞社

2579とはずがたり:2021/02/02(火) 17:52:16
スー・チー拘束でも国際社会がミャンマー政変を「クーデタ」と認めたくない理由
六辻彰二 | 国際政治学者
2/1(月) 12:28
https://news.yahoo.co.jp/byline/mutsujishoji/20210201-00220500/

2580とはずがたり:2021/02/05(金) 10:49:39
戦略的忍耐って北朝鮮政策に関するオバマ政権の失敗なイメージ強かったけどマスコミの印象操作で本人達は成功だと思ってたの?!此処で出てくるのか。

米新政権、中国に「戦略的忍耐」で対応 企業規制解除は慎重
https://news.yahoo.co.jp/articles/44970694f891062851712b6b178e5097d4e3970c
1/26(火) 6:08配信
ロイター

米ホワイトハウスのサキ報道官は25日、米国は中国と厳しい競争関係にあり、バイデン大統領は対中関係に忍耐を持って取り組む意向だと述べた。北京で21日撮影(2021年 ロイター/TINGSHU WANG)

[ワシントン 25日 ロイター] - 米ホワイトハウスのサキ報道官は25日、米国は中国と厳しい競争関係にあり、バイデン大統領は対中関係に忍耐を持って取り組む意向だと述べた。

中国の習近平国家主席はこの日、世界経済フォーラム(WEF)主催のオンライン会合で、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)からの「不安定」な回復を踏まえ、マクロ経済政策の国際的協調の強化と世界経済ガバナンスにおける20カ国・地域(G20)の役割拡大を呼び掛けた。

サキ氏は会見で、習氏の主張はバイデン政権による中国への戦略的アプローチを変えるものではないとし、「ここ数年、中国は国内でより権威主義的になり、国外ではより自己主張を強めている。中国政府は安全保障、繁栄、価値観において大きな挑戦を挑んでおり、われわれも新たなアプローチが必要だ」と述べた。

さらに、「われわれは戦略的な忍耐を持ってこの問題に取り組みたい」と述べ、ホワイトハウスが今後数週間以内に、この問題について議会や同盟国などと協議すると述べた。

バイデン氏が今後も中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)に厳しい規制措置を続けるのかという質問には、中国の産業スパイや知的財産の盗難はなお懸念が続いていると答えた。

ハイテク業界団体の国際半導体製造装置材料協会(SEMI)は25日、バイデン米新政権で商務長官に就任するジーナ・レモンド氏宛ての書簡で、トランプ前政権が導入した輸出規制を見直し、国家安全保障の観点からハイテク製品の対中輸出を規制する際は同盟国と協調するよう呼び掛けた。

2581チバQ:2021/02/06(土) 09:35:27
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor2102060004.html
リビア、新たな暫定統治体制固まる
2021/02/06 07:59産経新聞

 【カイロ=佐藤貴生】リビア内戦をめぐり、西部の首都トリポリを支配する暫定政権と東部を拠点とする代表議会などは5日、スイスで和平協議を行い、新たに暫定統治を担う評議会の議長や暫定首相を選出した。協議を主導した国連が発表した。

 今年12月の総選挙実施を経て統一政権の創設を目指す。ただ、東部の有力軍事組織「リビア国民軍」(LNA)のほか、内戦に介入しているロシアやトルコなど外国の軍部隊がどう動くかは見通せず、和平が実現するかは不透明だ。

2582チバQ:2021/02/06(土) 09:40:57
https://news.goo.ne.jp/article/yonhap/world/yonhap-20210205wow080.html
WTO事務局長選 韓国候補が辞退「米などと協議し決定」
2021/02/05 21:07聯合ニュース

WTO事務局長選 韓国候補が辞退「米などと協議し決定」

記者会見でWTO事務局長選からの撤退を表明する兪明希氏=5日、ソウル(聯合ニュース)

(聯合ニュース)

【ソウル聯合ニュース】韓国産業通商資源部の兪明希(ユ・ミョンヒ)通商交渉本部長は5日、世界貿易機関(WTO)事務局長選挙の候補を辞退すると表明した。ナイジェリアの候補と最終の2人に残っているが、近くWTOに辞退を伝えるという。

 兪氏は昨年6月、事務局長選への立候補をWTO側に届け出た。これで約7カ月にわたる選挙戦は幕を下ろした。

 韓国からのWTO事務局長選への挑戦は今回が3回目。1994年と2012年にもそれぞれ立候補したが、選出されなかった。

 今回のWTOの事務局長選では、8カ国が候補を出し、第1ラウンドで5人に絞られ、第2ラウンドで兪氏とナイジェリアのオコンジョイウェアラ元財務相が最終候補に残った。

 WTOは昨年10月28日、より多くの加盟国の支持を集めたオコンジョイウェアラ氏を事務局長に推薦し、事務局長に選出しようとしたが、トランプ政権だった米国が反対を表明したため、原則となっている全会一致での合意に至らず決着がつかなかった。

 兪氏は辞退の理由について、全会一致を待ったが数カ月が過ぎても最終結果が出なかったことでWTOのリーダーシップ不在が長期化し、WTOの将来が不透明になったと言及した上で「米国などと緊密に調整・協議し、辞退を決めた」と説明。強く支持してくれた米国も自身の決定を尊重してくれたという。オコンジョイウェアラ氏に反対してきた米国が新政権発足により方針を転換したと受け止められる。

 兪氏の辞退により、WTO事務局長にオコンジョイウェアラ氏が就任する見通しだ。兪氏は「わが政府は今後も責任ある通商強国として多国間貿易体制の復活・強化のために多方面で寄与していく」と語るとともに、WTOが重要な課題を一日も早く進展させることを望むと述べた。

 文在寅(ムン・ジェイン)大統領は4日に行われたバイデン米大統領との電話首脳会談で、WTO事務局長選に関して言及しなかった。産業通商資源部の関係者は「韓米首脳間が議論する事項ではない」とし、「これまで米国などと協議をしてきた」と説明した。

2583チバQ:2021/02/06(土) 19:25:40
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASP264V29P26UHBI00Y.html
女性で初めてWTO事務局長に就任へ 米政権が強く支持
2021/02/06 15:02朝日新聞

女性で初めてWTO事務局長に就任へ 米政権が強く支持

ヌコジ・オコンジョイウェアラ氏=WTO提供

(朝日新聞)

 バイデン米政権は5日、世界貿易機関(WTO)の次期事務局長として、ナイジェリアのヌゴジ・オコンジョイウェアラ元財務相(66)の選任を「強く支持する」と表明した。トランプ前政権はこの人事に反対していたが、米国が態度を変えたことで、同氏の選出が確実となった。WTO事務局長に女性やアフリカ出身者が就くのは初めて。WTOは近く一般理事会を開き、選任する見通しだ。

 米通商代表部(USTR)は声明で、世界銀行幹部などを務めたオコンジョイウェアラ氏について「経済、外交分野で豊富な知識をもたらす」と評価。「バイデン政権は新しい事務局長とWTOに必要な改革に向けて協力するのを楽しみにしている」と表明した。

 米国では、WTO加盟後に急速に台頭した中国による知的財産侵害や産業補助金などの問題について、WTOが対応できていないとの不満が党派を超えて強い。トランプ前大統領はWTO脱退すらちらつかせる高圧的手法をとった。これに対しバイデン政権は今回の人事でも、既存の国際的な枠組みへの積極的な関与を通じて改革を求めていく姿勢を示し、違いを際立たせた。

 これに先立ち、トランプ前政権が支持し、オコンジョイウェアラ氏とともに事務局長の最終候補に残っていた韓国の兪明希(ユミョンヒ)・通商交渉本部長は5日、選挙戦からの撤退を表明していた。(ワシントン=青山直篤)

2584チバQ:2021/02/07(日) 17:31:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/956340e88332d8d9af59b2ae0568fd93f4289dc6
リビア、暫定首相ら選出 12月に選挙へ 懐疑的な見方も
2/7(日) 16:29配信
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スイス・ジュネーブで開かれたリビア政治対話フォーラムで、ビデオリンクを通じて別の場所から発言するアブドルハミド・ドベイバ氏。同氏は5日、リビアの暫定首相に選出された(2021年2月3日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】ムアマル・カダフィ(Moamer Kadhafi)大佐の独裁政権が崩壊してから約10年にわたって混乱が続いていたリビアは6日、今年12月の国政選挙まで国を率いる暫定首相の選出を受けて新たな移行段階に乗り出した。

 アブドルハミド・ドベイバ(Abdul Hamid Dbeibah)氏(61)は5日、スイスのジュネーブで開かれた国連(UN)主導の和平協議で、リビアから出席した75人の投票によって暫定首相に選出され、昨年11月に始まった対話プロセスは結果を出した。統一政府の樹立に向けて12月24日に予定されている選挙に国を導く、暫定統治評議会メンバーの3人も選出された。

 選挙は昨年10月に発効した停戦を前提に国連主導で進められている複雑なプロセスの一環だが、停戦が続くのか不透明感もある。国連が仲介し、ファイズ・シラージュ(Fayez al-Sarraj)氏が率いる国民統一政府(GNA)の樹立につながった2015年の政治合意は崩壊した。こうした流れを経てリビアは新たなスタートを切った形だ。

 リビアは首都トリポリを本拠とする国民統一政府と、東部を拠点に国民統一政府と敵対するハリファ・ハフタル(Khalifa Haftar)司令官の政府が並立する事態となり、混乱が続いた。英国やフランス、ドイツ、イタリア、米国は、転換点になり得る今回の合意を歓迎しつつも慎重姿勢を崩していない。今回暫定指導者に選出された4人はリビア西部と東部、南部の出身で、2つの対立政権と無数の民兵によって分裂した国を統一する課題に直面する。

 アナリストはひとまず懐疑的な見方を示している。ドイツ国際安全保障研究所(SWP)のシニアアソシエート、ウォルフラム・ラッハー(Wolfram Lacher)氏は、新たな暫定統治体制が「リビア東部に影響力を行使するのは非常に困難で、西部で抵抗に遭う可能性さえある」と分析し、「(5日に)暫定指導者に選出された4人は、権力の掌握と維持を除けば共通の関心がそれほどない」と語った。【翻訳編集】 AFPBB News

2585チバQ:2021/02/08(月) 20:07:01
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3330650.html
ハイチ政府、クーデター阻止と発表 大統領殺害を計画か
2021/02/08 16:17AFPBB News

ハイチ政府、クーデター阻止と発表 大統領殺害を計画か

ハイチの首都ポルトープランスで、ジョブネル・モイーズ大統領の辞任を求め、大統領の主張を擁護する米国の国旗を燃やすデモ隊(2021年2月7日撮影)。(c)Valerie Baeriswyl / AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】カリブ海の島国ハイチの政府は7日、ジョブネル・モイーズ大統領の殺害を試みたクーデター計画を未然に阻止したと発表した。ロックフェラー・バンサン法相は、最高裁判事と国家警察幹部ら少なくとも23人を逮捕したとしている。

 モイーズ大統領は、首都ポルトープランスの空港の滑走路で夫人とジョセフ・ジュトゥ首相を伴って記者会見し、「大統領府の警備責任者に感謝する。クーデター首謀者らの目的は、私の命を奪うことだった」と述べた。

 ジュトゥ首相によれば、首謀者らは大統領府の警備を担当する複数の警官に接触し、モイーズ大統領を逮捕して「暫定大統領」を就任させる計画だったという。

 モイーズ大統領はこの1年間、議会の承認を得ずに大統領権限を行使してきた。自身の任期は来年2月7日まで残っていると主張しているが、野党側はこの憲法解釈を否定し、今月7日で任期切れを迎えるとして抗議している。

 ハイチでは、2015年に行われた前回大統領選でモイーズ氏が当選したものの、不正があったとして選挙結果が無効とされ、翌16年のやり直し選挙で改めてモイーズ氏が当選したという経緯がある。

 近年、ハイチでは政府に腐敗がまん延し、ギャングによる犯罪が野放しになっていることに怒った国民がデモを続けている。モイーズ大統領は4月に改憲の是非を問う国民投票を行うと表明しているが、人権団体や女性の権利団体は、この計画に実務的な支援を提供しているとして国連を批判している。 【翻訳編集】AFPBB News

2586チバQ:2021/02/08(月) 20:07:46
https://news.goo.ne.jp/article/reuters/world/reuters-20210208046.html
エクアドル大統領選、前大統領の後継アラウス氏優勢 4月に決選投票
2021/02/08 15:07ロイター

エクアドル大統領選、前大統領の後継アラウス氏優勢 4月に決選投票

7日に実施されたエクアドル大統領選挙では、コレア前大統領の後継者、アンドレス・アラウス元知識・人的能力調整相(写真)が優勢となり、4月の決選投票に進む見通しとなった(2021年 ロイター/Santiago Arcos)

(ロイター)

[キト 7日 ロイター] - 7日に実施されたエクアドル大統領選挙では、コレア前大統領の後継者、アンドレス・アラウス元知識・人的能力調整相(36)が優勢となり、4月の決選投票に進む見通しとなった。後を追う環境活動家のジャク・ペレス氏(51)と保守派で元銀行頭取のギジェルモ・ラソ氏(65)は僅差で、どちらが決選投票に進むかはまだ明らかでない。

中央選挙管理委員会の幹部によると、一部の出口調査に基づく得票率速報はアラウス氏が31.5%、ペレス氏が20.04%、ラソ氏が19.97%。ただ、同委員会のウェブサイトでは、東部標準時午後10時(日本時間8日正午)現在の開票率は17%程度にとどまっている。

社会福祉中心か市場経済重視かを選ぶ今回の大統領選では、ペレス氏が予想外の粘りを見せ、台風の目となった。 

決選投票を回避するには、アラウス氏が有効票の50%以上を獲得するか、2位候補に10%ポイント超の差をつけて全体票の40%を獲得する必要がある。

2017年に就任した現職のモレノ大統領は2期目への出馬を見送った。同大統領は経済・財政再建を目指して市場経済を重視する政策を取ったが、2019年には燃料価格の高騰に抗議するデモが暴徒化するなど成果を出せていない。

2587チバQ:2021/02/08(月) 20:08:50
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-210208X477.html
ハイチでクーデター未遂か
2021/02/08 14:18時事通信

 【サンパウロ時事】カリブ海の島国ハイチのジュトゥ首相は7日、クーデターを計画したとして、最高裁判事を含む容疑者23人を逮捕したと発表した。ロイター通信が伝えた。

 ジュトゥ氏は「容疑者たちはモイーズ大統領を拘束し、交代させるために大統領府の警備担当者らとの接触を図った」と批判。モイーズ氏は「(首謀者らは)私の命を狙っていた」と主張した。

 西半球最貧国のハイチでは、モイーズ氏は強権的で経済混乱を招いているとして野党が退陣を要求している。野党側は9月の総選挙を待たずに最高裁判事の中から後任を選ぼうと国民に呼び掛けており、7日には首都ポルトープランスで反政府デモ隊と警察が衝突した。

2588チバQ:2021/02/08(月) 20:09:23
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/world/kyodo_nor-2021020801001568.html
エクアドル大統領選、決選投票へ 左派候補ら上位2者で4月
2021/02/08 13:11共同通信

 【サンパウロ共同】南米エクアドルで7日、大統領選が行われた。16人が立候補する中、選挙管理当局の集計速報によると、反米左派コレア前大統領の後継候補のアンドレス・アラウス元知識・人的能力調整相(36)がリード。ただ第1回投票での当選条件を満たす候補はおらず、アラウス氏ら上位2者が4月11日の決選投票に進むことが確実となった。

 選管のサンプル集計によると、アラウス氏の得票は31.5%。左派の先住民出身ヤク・ペレス弁護士(51)が20.04%、右派ギジェルモ・ラソ元銀行頭取(65)が19.97%と続く。

2589チバQ:2021/02/09(火) 12:57:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/764ae918bd428501e938aeeb24c8e0f44c7a8559
破られた「紳士協定」…太平洋の島国に深刻な亀裂、影響力拡大狙う中国に追い風
2/9(火) 7:07配信
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 【ジャカルタ=一言剛之】太平洋の島嶼(とうしょ)18か国・地域でつくる域内協力機構「太平洋諸島フォーラム」が、事務局長の選出を巡って深刻な亀裂に直面している。中国の影響力が拡大する懸念もある。
 フォーラムは今月3日、加盟国・地域の首脳による投票で、東部ポリネシアにあるクック諸島のヘンリー・プナ前首相を事務局長に選出した。北部ミクロネシアにあるパラオは翌4日、フォーラムからの脱退を表明した。マーシャル諸島なども不服を唱える。
 パラオが反発するのは、東部ポリネシア、南部メラネシア、北部ミクロネシアの3地域から順に事務局長を選ぶとの加盟国間の紳士協定が破られたとみるためだ。ミクロネシア地域の各国は、域内にあるマーシャル諸島のジェラルド・ザキオス駐米大使を推していたが、9対8の接戦で敗れた。
 フォーラムでは、経済規模の大きいオーストラリアとニュージーランドが経済支援を通じて影響力を発揮してきた。1971年の前身組織設立以来、結束を保ってきた加盟国間の対立が深まれば、域内への浸透を図る中国には追い風となる。

2590チバQ:2021/02/09(火) 18:32:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/8902fef5b529c9c335e73bf2fae6138856bbd51d
太平洋5カ国、機構離脱へ 結束乱れ、中国攻勢も
2/9(火) 14:39配信
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ミクロネシア連邦のパニュエロ大統領=2019年12月、北京(EPA時事)
 【シドニー時事】ミクロネシア連邦のパニュエロ大統領は9日、太平洋の地域機構「太平洋諸島フォーラム(PIF)」に加盟する他の4カ国との共同声明で、PIFの次期事務局長を選んだ過程に不満があるとして、離脱手続きを開始すると発表した。

 太平洋地域では米国と中国が主導権を争っているが、地域の結束を象徴する機構が揺らぐことで、一帯で影響力を高めている中国が攻勢を掛ける可能性がある。

 18カ国・地域が加盟するPIFは先週オンライン形式で開いた首脳会合で、長時間にわたる議論の末、次期事務局長にクック諸島のプナ前首相を投票で選出した。だが、対立候補を擁立したミクロネシア連邦、パラオ、マーシャル諸島、ナウル、キリバスの5カ国陣営は、「紳士協定」に基づき今回は自陣から選ばれる順番だと反発していた。

 共同声明などによると、離脱は5カ国の首脳が8日に開いた会合で合意した。パニュエロ氏らは「紳士協定が守られず、フォーラムにとどまっても恩恵はない」と表明した。

2591チバQ:2021/02/12(金) 20:08:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/9807feb31382f72f0942742278f48945d0f51f65
議会でノータイ容認 先住民議員の抗議受け ニュージーランド
2/12(金) 14:55配信

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時事通信
マオリ伝統のペンダントを着用してニュージーランド議会から退場したマオリ党のワイティティ共同党首=9日、ウェリントン(AFP時事)

 【シドニー時事】ニュージーランド(NZ)からの報道によると、同国議会は11日から、男性議員に対するネクタイ着用の義務付けを取りやめた。

 先住民マオリ出身の議員が植民地時代の名残として着用を拒否したためで、議長が服装規定の緩和を決めた。

 マオリ党のワイティティ共同党首は9日の議会で、ネクタイを着けずに質問しようとしたところ、マラード議長から制止された。昨年10月の総選挙で初当選したワイティティ氏は、マオリ文化を象徴する入れ墨を顔全体に施し、ネクタイの代わりにマオリ伝統のペンダントを首から下げていた。議長から退場を命じられ、「問題はネクタイではなく、文化的な意識だ」と批判して議場を後にした。

2592チバQ:2021/02/15(月) 14:34:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/624531d73c74e467b3af509673252febe14dbf48

NZ首相、最大都市オークランドをロックダウン 感染者3人確認で
2/14(日) 17:38配信
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ニュージーランドのジャシンダ・アーダーン首相(2020年11月30日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】ニュージーランドのジャシンダ・アーダーン(Jacinda Ardern)首相は14日、最大都市オークランド(Auckland)で新型コロナウイルスの感染者3人が確認されたことを受け、同市に3日間のロックダウン(都市封鎖)を発令した。

【写真特集】人々の暮らしに根付いた「ソーシャル・ディスタンシング」

 人口170万人の同市では14日午前0時(日本時間13日午後8時)から外出自粛が命じられた。警戒レベルは「3」で、必要不可欠な仕事を除き、学校や会社は閉鎖される。

 アーダーン氏はロックダウンについて「(従来株よりも)感染力の強い変異株だった場合に備えた措置で、厳重に注意して行動する必要がある」と説明した。【翻訳編集】 AFPBB News

2593チバQ:2021/02/15(月) 14:35:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/226d854bc02e22d971496a48fe2b259f0f269c7d
メネム元アルゼンチン大統領死去 新自由主義政策を導入
2/15(月) 10:35配信




14日に死去したカルロス・メネム元アルゼンチン大統領=1997年10月、AP
 南米アルゼンチンのカルロス・メネム元大統領が14日、ブエノスアイレスの病院で死去した。90歳だった。糖尿病が悪化し、昨年12月から入院していた。大統領府が同日、発表した。

 西部ラリオハ州出身。弁護士だった1973年、州知事に就任。76年の軍事クーデター後に逮捕され、5年間投獄された。民政移管後の87年、州知事に再選した。

 経済危機が深まっていた89年の大統領選で初当選。左派傾向が強い政党の出身だが、経済立て直しのため新自由主義的な政策を導入。1ドル=1ペソで固定し、外資への市場開放や公共事業の民営化を進めた。99年まで連続2期務めたが、終盤は財政赤字が拡大し、経済が失速。2001年の財政破綻(はたん)の原因をつくったと指摘されている。

 03年の大統領選にも出馬し、決選投票に残ったが、同じ党から出馬した左派のネストル・キルチネル氏の勝利が確実視されたことから、辞退。05年からは上院議員を務めていた。(サンパウロ=岡田玄)
朝日新聞社

2594チバQ:2021/02/15(月) 23:50:41
https://www.asahi.com/articles/ASP2G65QJP2DUHBI002.html
政府軍砲撃で市民80人超死亡か エチオピアの軍事衝突
ヨハネスブルク=遠藤雄司

2021年2月14日 18時55分
エチオピア北部ティグレ州で、避難民に支援物資を手渡す赤十字社のボランティアたち=2020年12月、AP

写真・図版

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 国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)は、昨年11月にエチオピア北部ティグレ州で始まった軍事衝突をめぐり、政府軍の砲撃で少なくとも市民83人が死亡し、300人以上が負傷したと発表した。HRWは都市部への無差別砲撃が行われたとして、「戦時国際法違反だ」と主張している。

 今月11日の発表によると、HRWは昨年12月〜今年1月、砲撃の目撃者や被害者37人のほか、ジャーナリストや支援関係者からの聞き取りを実施。衛星写真や映像なども確認した上で、政府軍の砲撃が州都メケレのほか、州内の町ヒメラやシレに対して行われ、住民が犠牲になったと結論づけた。アビー政権はこれまで政府軍による市民の殺害はなかったと主張している。

 衝突は11月4日、同州を率いていた政党ティグレ人民解放戦線(TPLF)が政府軍施設を襲撃したとして、アビー首相が「反撃」を命じたことで始まった。政府軍はメケレを同28日に制圧。TPLF幹部らを相次いで殺害したり拘束したりしたが、州内では今も小規模な戦闘が続いているとされる。この衝突により、これまでに6万人以上が隣国スーダンへ逃れた。(ヨハネスブルク=遠藤雄司)

2595チバQ:2021/02/18(木) 13:49:20
「ミクロネシア」ミクロネシア連邦 マーシャル諸島 パラオ ナウル キリバス
「メラネシア」 パプアニューギニア フィジー ソロモン諸島 バヌアツ
「ポリネシア」 ツバル サモア トンガ クック諸島 ニウエ

https://digital.asahi.com/articles/ASP2H3FLWP2BUHBI010.html?pn=3
太平洋の島国グループ分裂か 中国の影響力拡大に懸念
会員記事
メルボルン=小暮哲夫
2021年2月16日 11時00分
 太平洋の島国のパラオ、マーシャル諸島など5カ国が、島国とオーストラリア、ニュージーランドでつくる太平洋諸島フォーラム(PIF、16カ国・2地域)からの脱退を表明した。新事務局長選びを巡る不満が理由だが、各国のまとまりが崩れると、中国の存在感が増す太平洋地域の国際関係に影響を与える可能性もある。
 5カ国はほかにミクロネシア連邦、キリバス、ナウル。太平洋は「ミクロネシア」「メラネシア」「ポリネシア」の3地域に分けられるが、いずれも北側のミクロネシア地域の国々だ。9日までに相次いで脱退の意向を明らかにした。
ここから続き
 今月3日、次期事務局長にポリネシア地域からクック諸島のヘンリー・プナ前首相が選ばれた。5カ国は、このポストは3地域で持ち回りの「紳士協定」により、ミクロネシア地域から選ばれる番だったと不満を示し、脱退手続きを各国で始めるとしている。
 PIFは、島国が影響を受けやすい気候変動の課題で団結して国際的にも一定の発言力を持ってきた。同時に、豪州やニュージーランドにとっては、太平洋地域でも近年、中国によるインフラ整備などが目立つなかで、対抗して支援する足場になってきた。そのため、5カ国が脱退すれば、中国がさらに影響力を拡大する機会を与える、との見方が出ている。
 日本は、PIFのメンバーのうち仏領ポリネシア、ニューカレドニア(仏領)を除く16カ国の首脳らを招いて1997年から3年に1度の国際会議「太平洋・島サミット」を開いている。9回目の会議が今年、三重県志摩市で開催予定(時期未定)となっている。(メルボルン=小暮哲夫)

2596とはずがたり:2021/02/19(金) 20:45:16
NZ議会、マオリ議員のネクタイ着用めぐり騒動「植民地支配の輪縄」
2021年2月11日 16:17 発信地:ウェリントン/ニュージーランド [ ニュージーランド アジア・オセアニア ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3331263

2597チバQ:2021/02/24(水) 10:29:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/9b7e6302040ced0587303fdd7b3cb9ab12df1819
駐コンゴ伊大使、襲撃され死亡 フツ人反政府勢力は関与否定
2/23(火) 14:38配信

殺害された駐コンゴ民主共和国イタリア大使のルカ・アッタナシオ氏。伊外務省提供(2021年2月22日提供、撮影日不明)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】(更新)コンゴ民主共和国(旧ザイール)東部ゴマ(Goma)近郊で22日、国連(UN)の世界食糧計画(WFP)の車列が襲撃され、イタリアの大使ら3人が殺害された。コンゴ内務省はルワンダのフツ人反政府勢力による犯行だと主張したが、同勢力は関与を否定している。

 首都キンシャサの外交筋とWFPによると、ルカ・アッタナシオ(Luca Attanasio)大使(43)は、学校での給食提供プログラムの視察に向かっていた。

 イタリア政府はアッタナシオ大使の他、イタリア人警察官1人と運転手1人が死亡したと発表。セルジョ・マッタレッラ(Sergio Mattarella)大統領は「卑劣な攻撃」だと非難した。

 コンゴ内務省は、周辺地域で25年以上にわたり活動しているルワンダのフツ人反政府武装組織「ルワンダ解放民主軍(FDLR)」による犯行だと主張。だがFDLRはAFPに送付した声明で関与を否定し、ルワンダとコンゴ両国の軍による犯行だと主張した。【翻訳編集】 AFPBB News

2598チバQ:2021/02/28(日) 22:47:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/46bf9124b616a36f364377bf5a426ec515de674d
NZ最大都市に再びロックダウン コロナ感染者の報告続く
2/28(日) 16:04配信
【AFP=時事】ニュージーランドのジャシンダ・アーダーン(Jacinda Ardern)首相は27日、新型コロナウイルス感染者の報告が続いていることから、最大都市オークランド(Auckland)に新たなロックダウン(都市封鎖)を発令した。

 今回のロックダウンは最低7日間続く見通し。オークランドでは約2週間前にも、3日間のロックダウンが実施された。

 市民170万人には28日朝から、必要不可欠な買い物や仕事以外は自宅にとどまるよう求められる。学校と生活必需品以外を扱う店舗は閉鎖され、市外との往来は制限される。

 オークランド以外の地域の警戒レベルは「2」で、集会への制限などが実施されることになる。

 アーダーン氏は、27日の新規感染者1人が過去2週間に確認された検査陽性者らと直接つながっている可能性はないが、オークランド南部にある学校が共通して関係していると述べた。

 オークランドでは今月、一家3人の感染が確認され、その後数件の発症例が報告された。南部にあるこの学校が感染に関係しているとされている。

 27日の新規感染者は、前日に医師による診察を受け、その後スポーツジムに足を運んだ。

 アーダーン氏は、この感染者が1週間ウイルスを人にうつす状態にあったものの、隔離されていなかったのは「懸念材料」だとコメント。市内での潜在的な感染拡大は、しかるべき時期に隔離されなかった人々に責任があると述べた。【翻訳編集】 AFPBB News

2599チバQ:2021/03/03(水) 09:57:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/045f6640557299afca3f5a5bfef2d6dc7fd04444
拉致された女子生徒279人、全員解放 ナイジェリア
3/2(火) 16:42配信
【3月2日 AFP】先月26日にナイジェリア北西部ザムファラ(Zamfara)州の女子中等学校から武装集団に拉致された生徒279人が、全員解放された。同州の知事が2日、AFPに明かした。

 当初、拉致された生徒の数は317人とされていたが、実際には279人だった。知事によると、生徒らは州政府庁舎に保護されており、健康状態に問題はないという。

 AFP特派員は政府庁舎で、イスラム教徒の女性がかぶるヒジャブを身に着けた生徒らの姿を確認した。

 政府当局者は「盗賊団」と呼ばれる犯行グループと交渉を続けていた。情報筋によると「説得に応じた盗賊」は、生徒らの解放に向けて自分たちの元仲間に連絡を取っていたという。

 ナイジェリアではここ3か月足らずで3回、学校が襲撃されている。同国北西部や中部では近年、武装集団による身代金目当ての拉致、レイプ、略奪が増えている。

 映像は解放された生徒ら、2日撮影。(c)AFPBB News

2600とはずがたり:2021/03/09(火) 14:06:03
米中首脳が電話会談 バイデン政権で初 香港情勢や人権侵害など話題と米政府
2021年2月11日
https://www.bbc.com/japanese/56020997

2601チバQ:2021/03/09(火) 15:24:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/53fe4e8f58f2b81360e0268f82cad1476ff4443c
赤道ギニア爆発事故、死者98人・負傷者615人に
3/9(火) 6:19配信
【AFP=時事】西アフリカ・赤道ギニアの商業都市バータ(Bata)にある軍基地で7日に起きた爆発事故で、同国のテオドロ・ヌゲマ・オビアン・マング(Teodoro Nguema Obiang Mangue)副大統領は8日、死者が大幅に増加し、98人となったことを明らかにした。負傷者は615人に増えたという。

 事故では軍基地に保管されていた弾薬と爆薬が爆発。基地内の建物と周辺の住宅多数が壊滅的な被害を受けた。

 国営テレビはこれに先立ち、爆発による死者を30人、負傷者を600人と伝えていた。【翻訳編集】 AFPBB News

2602チバQ:2021/03/11(木) 11:34:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/811d1c6d53a4c285eaad6cb002331117124ff2fa
リビアで暫定統一政府が発足 退去進まぬ傭兵に懸念も
3/11(木) 10:27配信




リビア東部ベンガジで、カダフィ政権崩壊につながる大規模デモの始まりから10年の節目を祝う市民ら=2月17日、AP
 国家の分裂状態が続いた北アフリカのリビアで10日、暫定の統一政府が発足した。民主化運動「アラブの春」を受けたカダフィ独裁政権の崩壊から10年。国造りは一歩前進した形だ。ただ混乱の元凶とも言える外国人の傭兵(ようへい)の退去は進んでおらず、国家再建への不安は残ったままだ。


 新しい政府は、12月24日に予定される大統領選と議会選までの統治を担う。暫定首相は、実業家出身のアブドゥルハミド・ダバイバ氏。リビアの各政治勢力が集まった2月の協議で選ばれた。リビア東部に疎開していた代表議会が、同氏が提出した組閣案を審議。10日に賛成多数で承認した。

 ダバイバ氏は「国民の和解のために働く。紛争が二度と繰り返されてはならない」と述べた。
朝日新聞社

2603チバQ:2021/03/11(木) 22:51:03
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021031100796&g=int
米国務長官、「民族浄化」と非難 エチオピア・ティグレ州情勢
2021年03月11日14時07分

 【ワシントン時事】ブリンケン米国務長官は10日、下院外交委員会の公聴会で、エチオピア政府が軍事攻撃を行い、人道危機の懸念が高まっている北部ティグレ州の情勢について、「民族浄化」が起きていると非難した。軍事介入しているとされる隣国エリトリア軍などの撤収を求めた。

 ブリンケン氏は「ティグレ州の状況は容認できず、変えなければならない」と強調。何が起きたかについて、独立した調査が必要だと訴えた。
 ブリンケン氏は2日、エチオピアのアビー首相と電話会談し、ティグレ州での人道危機への懸念を伝え、戦闘の即時停止を要請している。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2021030500601&g=int
エチオピアにエリトリア軍 国連、撤退を要求
2021年03月05日11時06分

エリトリア軍の虐殺犠牲者とされる人々を追悼するエチオピアの村人たち=2月26日、北部ティグレ州(AFP時事)
エリトリア軍の虐殺犠牲者とされる人々を追悼するエチオピアの村人たち=2月26日、北部ティグレ州(AFP時事)

【図解】エチオピア

 【ニューヨーク時事】国連安保理は4日、エチオピア政府が軍事攻撃し、人道危機への懸念が深まっている北部ティグレ州情勢について非公開で協議した。AFP通信によると、ローコック国連事務次長(人道問題担当)はこの中で、隣国エリトリア軍がティグレに展開していることは「非常に明白」と述べ、撤退を要求した。
 エリトリア軍の介入は目撃情報などが相次いでいたが、エチオピア、エリトリア双方が否定していた。ローコック氏は「無数の十分裏付けられた報告はエリトリア軍に残虐行為の責任があることを示している」と批判。「エチオピアから出ていかなければならない」と訴えた。

2604チバQ:2021/03/17(水) 19:59:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/4bad3dd9db5450ebcd6a90440da8e5ce09094148
内戦のリビアで暫定内閣成立 課題山積、外国の民兵2万人
3/17(水) 8:37配信

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産経新聞
 【カイロ=佐藤貴生】内戦が続くリビアで暫定の統一内閣が成立した。戦闘を展開してきた国内の主要2勢力も発足した内閣を支持する意向を示しており、2011年のカダフィ政権崩壊に端を発する内戦の収束への期待も出ている。ただ、産油国リビアの内戦には周辺国も関与し、国内にはなお約2万人の外国人民兵らがいるとされ、不透明な要素も残っている。

 ロイター通信などによると、暫定内閣を率いるアブドルハミド・デイバ暫定首相は15日、「公正かつ誠実に職務に当たる」と就任宣誓した。

 内戦は西部の首都トリポリの暫定政権側と、東部の有力軍事組織「リビア国民軍」(LNA)が戦ってきた。暫定政権はトルコが、LNAはロシアやエジプトなどが支援してきたが、双方は昨年10月、国連主導の協議で停戦に合意。新たに発足したデイバ暫定内閣は今年12月の総選挙実施までの任期を担う。

 暫定内閣には国民和解や国家予算の一本化、内戦で疲弊したインフラ復旧など問題が山積している。中でも外国軍部隊の撤収は大きな課題となりそうだ。

 エジプトのシンクタンク、アハラム政治戦略研究センターのカメル・アブドラ氏(37)は、リビアにはトルコやロシアの雇い兵のほか、シリアやスーダン、チャド、マリなどの戦闘員が割拠しているとし、「国連や欧米が介入しなければ問題は解決できない」との見方を示した。

2605チバQ:2021/03/18(木) 20:27:21
https://news.goo.ne.jp/article/cnn/world/cnn-35167994.html
タンザニアのマグフリ大統領が死去、61歳 数週間前から姿見せず
2021/03/18 11:06CNN.co.jp

タンザニアのマグフリ大統領が死去、61歳 数週間前から姿見せず

タンザニアのベンジャミン・ムカパ元大統領の葬儀に出席したマグフリ大統領=2020年7月29日、タンザニア南部ルパソ/STR/AFP via Getty Images

(CNN.co.jp)

(CNN) アフリカ東部タンザニアのハッサン副大統領は17日、テレビ演説を行い、マグフリ大統領がダルエスサラームの病院で死去したと明らかにした。61歳だった。

ハッサン氏は演説で「マグフリ氏は10年超にわたって闘病を続けていた心疾患のため亡くなった」と説明。同氏が今月14日から病院で治療を受けていたことを明かし、14日間の服喪を発表した。

大統領代行にはハッサン氏が就任する。就任日はまだ発表されていないものの、タンザニア初の女性大統領となる。

マグフリ氏は毎週日曜日に教会の礼拝に姿を見せるのが通例だったが、2月27日以降は姿を現しておらず、海外で病気の治療を受けているのではないかとの臆測に拍車がかかっていた。

大統領死去の報道を受け、野党指導者のジット・カブウェ氏は遺族への弔意を表明。「我が国にとって前例のない事態だ。間違いなく我々全員が非常に個人的な感慨を覚えるだろう」と述べた。

海外の首脳では英国のジョンソン首相がいち早く弔意を表明し、ツイッターに「私の思いは彼の愛する人やタンザニア国民と共にある」とつづった。

マグフリ氏は汚職への厳しい姿勢や強硬政策から「ブルドーザー」の異名で知られる。2015年10月の選挙で勝利し、第5代タンザニア大統領に就任した。

だが、就任後のマグフリ氏は民主主義や批判意見への締め付けを開始し、汚職を許容しない姿勢への熱狂はすぐに冷めていった。

新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が始まると、マグフリ氏は国内の感染拡大の深刻さを否定。国民に「祈りでコロナを撃退」するよう呼び掛け、「悪魔のウイルスはイエス・キリストの体内では生きることができない」との見方を示していた。

2606チバQ:2021/03/22(月) 19:21:04
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3338017.html
コンゴ共和国で大統領選、野党の最有力候補がコロナで死去
2021/03/22 17:18AFPBB News

コンゴ共和国で大統領選、野党の最有力候補がコロナで死去

ギブリス・パルフェ・コレラ氏。コンゴ共和国の首都ブラザビルで(2016年3月17日撮影)。(c)MARCO LONGARI / AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】アフリカ・コンゴ共和国で21日に行われた大統領選は、36年間にわたり権力の座にあるドニ・サスヌゲソ大統領が今回も勝利するとの見方が広がる中、最有力の対立候補が新型コロナウイルスに感染し、投票日翌日に死去したことが分かった。

 対立候補6人のうち最有力とみられていた経済学者のギブリス・パルフェ・コレラ氏は、新型コロナウイルス感染症の治療のためフランスへ搬送中、「医療用航空機内で死亡した」という。コレラ陣営の代表者が22日、AFPに明らかにした。

 コレラ氏は20日、新型コロナウイルスに感染し重症だと公表していた。

 病床から撮影・投稿した動画メッセージの中でコレラ氏は、人工呼吸器のマスクを外して「死と闘っている」と告白。「一人の人間として立ち上がれ。(中略)私は死の床で闘っている。皆さんも、変化を勝ち取るために闘おう」と支持者らに呼び掛けると、再びマスクを装着した。

 21日の大統領選は、最大野党が選挙をボイコットし、インターネットへの接続が遮断されるなど、透明性が懸念される中で投票が行われた。一部地域では選挙人名簿に名前がないと訴える有権者もいた。

 元落下傘兵のサスヌゲソ大統領は、1979年に初就任。36年にわたって権力を掌握し続けており、世界最長政権を担う指導者の一人だ。

 大統領選の暫定結果が判明するまでは数日かかる見通し。 【翻訳編集】AFPBB News

2607チバQ:2021/03/23(火) 00:09:39
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021032100327&g=int
コンゴ共和国、40年の長期政権へ 大統領選の投票実施
2021年03月21日17時50分

コンゴ共和国のサスヌゲソ大統領=2019年9月、パリ(AFP時事)
コンゴ共和国のサスヌゲソ大統領=2019年9月、パリ(AFP時事)

【図解】コンゴ共和国

 【ブラザビルAFP時事】アフリカ中部の産油国コンゴ共和国で21日、大統領選の投票が行われた。1979年以来、一時期を除いて約36年間、権力を握り続けているサスヌゲソ大統領が今回も勝利し、次の任期5年を得て40年を超える世界最長政権を率いる一人となりそうだ。
 大統領選にはサスヌゲソ氏以外に6人が出馬。対抗馬の最有力候補、エコノミストのコレラス氏は20日、動画を公開し、呼吸器を外しながら「私は今、死と闘っている」と打ち明けた。
 前回の2016年の大統領選でサスヌゲソ氏に挑んだモココ将軍らは、その後、捕らえられて禁錮20年を言い渡されている。

2608チバQ:2021/03/23(火) 00:20:09
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021031901254&g=int
タンザニア、大統領にスルフ氏 前任者急死、初の女性
2021年03月19日20時32分

19日、タンザニアの最大都市ダルエスサラームで、大統領就任式後に演説するサミア・スルフ・ハッサン氏(AFP時事)
19日、タンザニアの最大都市ダルエスサラームで、大統領就任式後に演説するサミア・スルフ・ハッサン氏(AFP時事)


 【ダルエスサラームAFP時事】タンザニアのマグフリ大統領(61)が急死したことを受け、サミア・スルフ・ハッサン副大統領(61)が19日、同国初の女性大統領に就任した。2025年までの任期を引き継ぐ。

2609チバQ:2021/03/23(火) 20:38:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/f1de727daa42483e1c67890c4450a1b128824610
オーストラリア政権、性的問題で火だるま レイプ告発、支持率低下
3/23(火) 20:35配信
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オーストラリアのモリソン首相=5日、シドニー(EPA時事)
 【シドニー時事】日米印3カ国との枠組み(通称クアッド)で初の首脳会談を終えたばかりのオーストラリアのモリソン政権が、相次ぐ「性的問題」の対応に苦慮している。

 与党の女性職員がレイプ被害を告発したほか、議会内で男性職員らが「破廉恥行為」を撮影して仲間内で共有していたことなどが発覚。支持率は低下し、政権は火だるまとなっている。

 モリソン首相は23日、キャンベラで記者会見し、一連の出来事を受けて「この国で女性が少なくとも男性と同じ機会、同じ声、同じ安心感が持てるようにしたい」と強調した。

 一部の豪メディアは22日、証言に基づき、与党の男性職員が担当する女性議員の執務室の机で行ったいかがわしい行為の動画や画像を数人の職員と共有していたと伝えた。議会内の礼拝室で性行為が繰り返されていたと非難する証言も報じられている。

 政権内では最近、他にも醜聞が相次いでいた。レイノルズ国防相の部下だった女性が同僚から2019年に執務室でレイプされたと告発。被害届を出さないよう上層部から圧力を受け、失職を懸念し黙っていたと訴えた。

 ポーター司法長官も、10代の頃のレイプ加害者として疑惑が浮上していると自ら名乗り出た。疑惑を完全否定している。

 こうした混乱を受け直近の世論調査では、与党勢力・保守連合の支持率は19年5月の総選挙後、最低の水準に並んだ。

 政府は既に「職場としての議会の改善」に向けた調査に乗り出した。モリソン氏が妻から「娘のことだと思って対応してほしい」と助言を受けたことがきっかけだった。モリソン氏は記者会見で、一連の対応に批判があることを認めつつ「妻が私の人生の中心だ」と目に涙を浮かべながら話す場面もあった。

2610チバQ:2021/03/28(日) 23:11:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/1baf956b25663004d688089afde25b455c077519
パラオ大統領が台湾到着 蔡総統と30日に会談
3/28(日) 20:51配信

時事通信
 【台北時事】台湾と外交関係を結ぶパラオのウィップス大統領が28日午後、台湾に到着した。

 呉※(※金へんにリットウ)燮・外交部長(外相)が空港で出迎え、一行の訪問を歓迎した。台湾側は、蘇貞昌・行政院長(首相)主催の夕食会を29日夜に開くほか、30日午後には蔡英文総統が大統領と会談する。 

最終更新:3/28(日) 21:00
時事通信

https://news.yahoo.co.jp/articles/3fd8467f3f1f821d5c266919be60ed6432012e78
台湾とパラオ、団体旅行再開へ コロナ対策成功組同士 アジア太平洋地域で初
3/18(木) 18:19配信

産経新聞
 【台北=矢板明夫】台湾と太平洋の島国、パラオの間で、観光目的の相互往来が4月1日から再開する。新型コロナウイルスの流行により、世界中のほとんどの国や地域は昨年から観光客の出入りを停止しているが、コロナ対策に成功した台湾とパラオは昨年から再開交渉を重ねた結果、18日までに合意した。コロナ禍後の観光再開はアジア太平洋地域で初めてだと台湾メディアは伝えている。

 台湾の交通部(国土交通省)などによれば、渡航は団体旅行に限り、渡航先での単独行動は原則的に認められない。ツアー参加者は入境後の14日間の隔離が免除される。台湾からパラオへのツアー客の第一陣は4月1日に出発する。上限は110人で、その後、週2回のペースで観光ツアーを実施する。

 出発前に空港でPCR検査を受けて陰性報告を取得する必要があり、4泊5日のツアー費用は約9万元(約35万円)だが、大手旅行社、雄獅旅遊にはすでに400人以上の申し込みが殺到したという。

 ある観光業者は「費用は普段より高めだが、1年以上も海外に行けなかった台湾の旅行愛好者は全く気にしていないようだ」と話している。

 また、台湾の外交部(外務省)によれば、パラオのウィップス大統領は28日にチャーター機で台湾を訪問し、蔡英文総統と会談する。今年1月に就任したばかりのウィップス氏は、台湾からの観光客誘致も訪台の目的の1つとされており、1日の第一陣ツアー客と同じ便に乗って帰国する予定だ。

 台湾紙、自由時報によれば、台湾当局はパラオとの観光ツアーの経験を踏まえたうえで、今後シンガポール、ベトナム、韓国、日本との観光再開も検討しているという。

 台湾当局の統計によると、18日現在、コロナウイルスの感染者は台湾で990人、死者は10人で、パラオでは感染者が確認されていない。

2611とはずがたり:2021/03/29(月) 10:43:32

「目をつぶった」 フランス、ルワンダ大虐殺で責任認める報告書
https://mainichi.jp/articles/20210329/k00/00m/030/011000c
毎日新聞 2021/3/29 08:48(最終更新 3/29 10:09) 580文字

 80万人以上が死亡したとされる1994年のルワンダ大虐殺について、フランスの関与を検証した歴史家らによる委員会は26日、国家として「重大な責任がある」と認定する報告書をマクロン大統領に提出した。一方で「虐殺への加担はない」と結論付けた。

 ルワンダでは94年、多数派フツ人のハビャリマナ大統領(当時)の搭乗機撃墜事件をきっかけに、政府軍などがフツ人と対立する少数派ツチ人やフツ人の穏健派を虐殺した。報告書では、当時のミッテラン社会党政権(81〜95年)がアフリカでのフランスの影響力維持のため、ハビャリマナ政権側に無条件の支持を続けていたと指摘。ツチ人虐殺が画策されているとの警告がフランス内外からあったにもかかわらず「目をつぶった」と断じた。


 フランス司法当局は2006年、撃墜事件について、ツチ人の反政府組織指導者で現在のルワンダ大統領カガメ氏が指揮したと認定。これに反発したルワンダとフランスは09年まで断交していた。

 ルワンダはこの間、英米などとの関係を強化して経済成長を遂げ、公用語に英語を加えた。関係改善を急ぐマクロン氏が19年に専門家による検証を指示していた。

 AFP通信によると、マクロン氏は今回の報告書により「両国の和解プロセス」の進展に期待を示した。ルワンダ外務省は26日、「共通理解に向けた重要な一歩だ」との声明を出した。【パリ久野華代】

2612とはずがたり:2021/03/29(月) 10:46:17
>>2611
現政権を批判することでルワンダを英米に取られてしまいかねない情勢になって自分も悪かったと認めた形か。親米パーレビー王朝を支持し続けて反米国家イランを生んでしまった様な話しだな。

2613チバQ:2021/03/30(火) 21:10:12
https://www.sankei.com/world/news/210330/wor2103300017-n1.html
ブラジルの外相、国防相が辞任 ボルソナロ政権に打撃
2021.3.30 11:52国際米州

 ブラジルのメディアは29日、アラウジョ外相とアゼベド国防相の辞任を報じた。アラウジョ氏は中国への敵対的な外交姿勢などが新型コロナウイルスワクチンの迅速な入手を妨げたとして、政府内の非難が高まっていた。ボルソナロ大統領にとって主要閣僚の辞任は打撃。ボルソナロ氏は両閣僚を含む6閣僚・高官の交代を発表した。

 アラウジョ氏は、新型コロナ流行は中国に責任があるとの趣旨の主張をしたり、第5世代(5G)移動通信システムでシェアを広げる中国企業に警戒感を示したりして、駐ブラジル中国大使と衝突を繰り返していた。またボルソナロ氏同様、トランプ前米大統領を支持していたことが、バイデン政権からの円滑なワクチン供給を妨げているとの見方が出ていた。

 ボルソナロ氏は新外相にフランサ氏、国防相にブラガネット氏を指名するなどした。(共同)

2614チバQ:2021/03/31(水) 15:32:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/49044802817b4170947bffb9c8386b5fb7e6e3a0

ブラジル、陸海空軍トップが辞任 ボルソナロ大統領に打撃
3/31(水) 10:34配信

ブラジルのボルソナロ大統領(右)。左は29日に解任されたアゼベド国防相=2020年5月(ロイター=共同)
 【サンパウロ共同】ブラジル国防省は30日、陸海空軍のトップである3司令官の辞任を明らかにした。ブラジルメディアによると、陸軍出身のボルソナロ大統領が、新型コロナウイルス対策を含め政治的な支持を軍に求めていることへの反発とみられる。3司令官の辞任はブラジルが軍政から脱した1985年以来初めてで、ボルソナロ氏にとって打撃になる。

 29日にボルソナロ氏はアゼベド国防相を解任、同日辞任を表明したアラウジョ外相も含め主要閣僚ら6人を交代させる内閣改造を実施していた。30日にプジョル陸軍司令官とバルボザ海軍司令官、ベルムデス空軍司令官の3氏が辞任した。

2615名無しさん:2021/03/31(水) 17:53:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/a35fbfddd941a04d94cd9f5e14110be813c61035
ブラジル、陸海空軍トップの3司令官解任-国防相など大幅刷新に続き
3/31(水) 13:52配信
Bloomberg
(ブルームバーグ): ブラジルで30日、陸海空軍トップの3司令官が解任された。ボルソナロ大統領はこれに先立ちアゼベド国防相の交代など閣僚の大幅刷新を行っていた。

ボルソナロ氏の新型コロナウイルス危機対応に不満を持つ議会の一部勢力の圧力がもたらした閣僚刷新は、国防相の交代を事前に知らされていなかった軍部高官らの反発を招いた。軍部に近い関係者2人が非公開情報だとして匿名を条件に明らかにした。

プジョル陸軍司令官とバルボザ海軍司令官、ベルムデス空軍司令官の解任は、アゼベド氏と近日中に就任予定のブラガネット次期国防相との会談中に起きた。事情を直接知る関係者2人が明らかにした。

3人の司令官解任を発表する声明を国防省は出したが、後任の指名はまだない。

陸軍出身でどの主要政党にも属さないボルソナロ大統領は現在、法案通過などに中道勢力を当てにしている。一方、大統領のコロナ対応に批判が集まる中、ボルソナロ氏は軍部に対し、より明確な支持表明を求めていた。

原題:Brazil Military Chiefs Fired as Bolsonaro Seeks Army Backing (2)(抜粋)

(c)2021 Bloomberg L.P.

Simone Preissler Iglesias, Andrew Rosati, Samy Adghirni

https://news.yahoo.co.jp/articles/4d1c14301673a434e0bac6b8d1427d848e569058
陸海空軍のトップ3人が交代へ、主要閣僚らに続き ブラジル
3/31(水) 16:28配信
CNN.co.jp
サンパウロ(CNN) ブラジル国防省は30日、軍の陸海空軍を率いる司令官3人の退任を発表した。ボルソナーロ政権では29日に発表された主要閣僚らの交代に続き、軍の指導部も一斉に入れ替わる異例の事態となった。

発表によると、陸軍のプジョル司令官、海軍のバルボザ司令官、空軍のベルムデス司令官が退任する。この決定は29日に辞任したアゼベド前国防相、後任のブラガ国防相と3司令官の会合で伝達されたという。

陸海空軍の司令官が一斉に交代するのは同国史上初めて。

後任は軍が提出する名簿の中からボルソナーロ大統領が指名する。司令官には最年長の大将が昇格するのが通例となっている。

ボルソナーロ氏は最近、新型コロナウイルス感染対策のロックダウン(都市封鎖)措置を導入した各州知事らと対立して非常事態宣言の発令を示唆した際に連邦軍を「私の軍」と呼ぶなど、強権的な言動が目立っている。現地メディアによると、軍司令官らはボルソナーロ氏の計画に支持を表明するよう圧力を受けていたという。

アゼベド氏は29日の声明で、「私は国家機関としての軍を守った」と述べていた。

2616チバQ:2021/04/04(日) 18:14:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/71267daa0ee3d3a9965a385fba20b0f56ee0f5f3
ボルソナロ大統領再選に黄色信号?対抗馬に元大統領が急浮上
4/4(日) 10:05配信

毎日新聞
大統領府で式典に参加し、あいさつするボルソナロ大統領=首都ブラジリアで2021年3月10日、AP

 ブラジルで、今も貧困層を中心に根強い人気のある左派・労働党のルラ元大統領(75)が、極右のボルソナロ大統領(66)の再選を阻む最有力候補になる可能性が出てきた。最高裁が3月、ルラ氏に対する汚職事件について、有罪判決を取り消す決定を出したためだ。次期大統領選は1年半後に控える。新型コロナウイルスの再流行が深刻化する中、2人は舌戦を交わし、既に前哨戦の様相を呈している。

 ◇ルラ元大統領に出馬の道開いた最高裁決定

 ルラ氏は2003年から2期8年、大統領を務めた。在任中、便宜を図る見返りに大手建設会社から賄賂を受け取ったなどとして、収賄や資金洗浄(マネーロンダリング)などの罪に問われている。

 これに対し、最高裁のファキン裁判官は3月8日、下級審で有罪とされた2件の判決など計4件の公判について有効性を取り消した。南部クリチバの地裁は、100人以上が有罪判決を受けた疑獄事件の一部としてルラ氏にも有罪判決を下したが、4件はいずれも疑獄事件に関連せず、地裁に管轄権はないと判断したためだ。そのうえで、ルラ氏が在任中に過ごした首都ブラジリアの地裁で4件の審理をやり直すと決めた。

 ブラジルは日本同様に3審制だが、汚職撲滅を目的に、2審で有罪判決を受ければ被選挙権を失う規定が10年に導入された。ルラ氏は最も先行した公判の2審で禁錮刑を受けたため、3選を目指した前回18年の大統領選には出馬できなかった。

 現在のところ、最高裁の決定はまだ確定していない。検察側が抗告しているためだ。そもそもファキン氏は無罪と認定したわけでなく、訴訟手続きの誤りを指摘して審理のやり直しを命じたに過ぎない。今回の最高裁の決定はファキン氏単独の決定によるもので、ファキン氏を除く最高裁の11人の合議体が検察側の異議申し立てを検討する見通しだ。

 ただ、大手テレビ・グロボによると、このうち少なくとも8人がファキン氏による決定を支持する意向を示唆しており、決定は確定する可能性が高い。このため、ブラジル政界では、ルラ氏が出馬する公算が大きくなったとの見方が広がっている。

 22年10月に行われる予定の次期大統領選を巡っては、右派から中道、左派勢力までイデオロギーを超えた「反ボルソナロ大連合」の候補擁立を模索する動きがある。ただ、マッケンジー大のロドリゴ・プランド教授(政治学)はボルソナロ氏について「国民の3割前後の『岩盤支持層』がある」と語る。ボルソナロ氏に対抗できるほど人気のある候補は、現在のところルラ氏以外にいない。今後の司法判断次第でルラ氏が立候補できるかどうかは流動的だが、再選の可能性が高いとみられていたボルソナロ氏を脅かす存在となりつつある。

2617チバQ:2021/04/04(日) 18:15:12
 ◇貧困層に根強い人気のルラ氏

 ルラ氏は最高裁決定2日後の3月10日、最大都市サンパウロ郊外の労働組合で早速演説した。大統領就任前にこの労組でトップを務め、政治的な足場を築いた経緯がある。ルラ氏は出馬の意思について、「考える時間がない」と明言を避けたものの、有力紙フォーリャは「(演説は)選挙キャンペーンのようだった」と指摘。約1時間20分の演説全てを生中継したグロボの解説者が「事実上、大統領選は始まった」と伝えたほどだった。この後、地元メディアでは、ルラ氏が出馬するとの前提で報じられている。

 ブラジルでは新型コロナ流行の第2波が深刻化しており、各地の医療体制が崩壊している。連日、2000人前後の死者が確認され、累計死者数は27万人に達した。そんな中、ルラ氏はこの日の演説で「政府が存在しないから、この国は混乱している」とボルソナロ政権を非難した。ボルソナロ氏と対立する場面が目立った国会との歩み寄りも強調し、ボルソナロ氏の対抗馬としての力量をアピールした。

 私は、毎日新聞サンパウロ支局でグロボの中継を通じ演説を聞いた。たまたま塗装作業に来ていた40代の塗装工の男性に、最高裁決定の感想を尋ねてみた。男性は決定を歓迎しながら、「たくさんのものを汚職で盗んだのだろう」と語った。多数の罪に問われているルラ氏は、決して汚職と無縁ではないと感じているという。

 それでも、男性は大統領選でルラ氏が出馬すれば投票すると断言した。理由について、「地元では水道設備がなく、水もまともに飲めず、飢え死にする人もいた。それを全て変えたのがルラだったからだ」と話した。ルラ氏の在任中、乾燥地帯が広がる北東部レシフェ郊外の男性の故郷ではインフラ整備が進み、貧しい人々の生活環境は改善されたそうだ。汚職に寛容とされるブラジルでは、この男性のように多少の汚職に目をつぶってでも、有能と考える政治家に期待する国民は少なくない。

 ブラジルの5地域のうち、最も貧しいと言われる北東部から、産業が発達した南東部のサンパウロに移住する貧困層は多い。若い頃、サンパウロに仕事を求めて転居した男性もその一人だ。同じ北東部の貧しい家庭に生まれ、移住先のサンパウロ郊外での工場労働や組合活動を経て大統領に上り詰めたルラ氏に、男性は親近感を抱いているようだった。在任中に年平均の経済成長率が4%を超える高度成長を主導し、退任時に8割の支持率を誇ったルラ氏の再登板への期待は、貧困層や左派層を中心に根強い。

2618チバQ:2021/04/04(日) 23:01:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/7738554d23a62a8ea21200059809948eebfaeba4
エチオピアで止まらない衝突 相次ぐ殺害・性暴力に「強い懸念」
4/4(日) 9:00配信

朝日新聞デジタル
エチオピア北部マイカドラで3月25日、虐殺で亡くなった夫の墓に触れる女性たち=中野智明氏撮影

 エチオピア北部ティグレ州で政府軍と地元政党の軍事衝突が始まり、4日で5カ月となる。今も戦闘は続き、市民を狙った殺戮(さつりく)や性暴力の報告が相次いでいる。現地からの報道が限られる中、市民が虐殺されたとされる州西部マイカドラに朝日新聞記者が入った。

 3月下旬、町中心部にあるアブネ・アレガウィ教会の門前市にはトマトやバナナ、豆などの食料品が豊富に並び、電気は復旧しておらず、ネットや電話も頻繁に通じなくなるが、買い物客などで活気づく日常の風景が広がっていた。だが、教会の裏手に進むと様相が一変した。

 石を積み上げただけの簡素な墓が並ぶ。身元を特定できなかった遺体も多く、数十人がまとめて埋められたため、墓標には名前すら刻まれていなかった。

 政府系のエチオピア人権委員会の調査によると、政府と対立する地元政党ティグレ人民解放戦線(TPLF)の民兵などが町を襲い、少なくとも600人の住民が殺害されたとみられている。

 墓から車で数分走った住宅地には焦げた地面が広がり、柱の一部が焼け残っていた。焼け跡にいたアゲレイさん(28)に声をかけると、疲れ切った表情でつぶやいた。「夫はここで撃たれ、切り刻まれ、燃える家に投げ込まれた。私と7歳の娘の目の前で」

朝日新聞社



https://www.asahi.com/articles/ASP1Y3GFCP1XUHBI00K.html?oai=ASP435X23P42UHBI033&ref=yahoo
「虐殺逃れ、川渡った」 エチオピア、友達は銃殺された
有料会員記事

ハムダエット=遠藤雄司

2021年2月4日 11時00分

 昨年11月に始まったアフリカ東部エチオピア北部ティグレ州をめぐる政府軍と地元政党の軍事衝突は、6万人を超える難民を隣国スーダンへと押しやった。戦闘や武装勢力の襲撃から逃れた人々の多くは、荷物さえ持たずに国境の川を越えてきた。1日最大数千人の難民が殺到したスーダンの国境の町ハムダエットを訪ねた。

 幅数十メートル、深さ約1メートルのテケゼ川は勢いよく流れていた。対岸は軍事衝突があったエチオピアのティグレ州だ。昨年12月24日、国境警備にあたるスーダン兵は「多い時は1日約3千人がボートや徒歩でこの場所を渡ってきたが、12月に入ってからエチオピア軍が警戒を強め、ここを越える難民はほとんどいなくなった。いまは北側の(隣国)エリトリアを経由してスーダンに入ってきている」と話す。

 「『虐殺』から逃れるために、…

2619チバQ:2021/04/04(日) 23:02:00
https://www.asahi.com/articles/ASND33J38NCYUHBI027.html?oai=ASP435X23P42UHBI033&ref=yahoo
80超す民族束ねるエチオピア 軍事衝突なぜいま起きた
有料会員記事

篠健一郎

2020年12月5日 17時00分

 アフリカ東部エチオピアで政府軍と北部を拠点とする政党による軍事衝突が起きています。政府軍を率いるのは、2019年にノーベル平和賞を受賞したアビー首相です。そもそもエチオピアは地理的にどのような場所にあり、どのような歴史があるのか。そして今回の衝突はなぜ起きたのか。エチオピア研究が専門の日本貿易振興機構アジア経済研究所の児玉由佳主任研究員に聞くと、80を超える民族を抱えるエチオピアの内政安定の難しさが見えてきました。

人口アフリカ2位の大国
 ――エチオピアはどのような場所に位置しますか。

 「アフリカの角」と呼ばれるアフリカ北東部に位置し、アラビア半島と向かい合っています。この地域はインド洋と紅海に接することに加え、紅海からスエズ運河を通って地中海にもつながる交通の要所で、古くから欧米諸国が強く関心を持っていました。エチオピアは内陸国で、隣国のスーダンやエリトリアなどに比べ政治的にも経済的にも安定した国だとみられてきました。

 面積は日本の約3倍、人口は1億人を超え、ナイジェリアに次ぎアフリカ第2位です。首都アディスアベバにはアフリカ連合や国連アフリカ経済委員会の本部があり、アフリカの政治・外交の中心地の一つです。

 ――どのような歴史があるのでしょうか。

 1974年に帝政が崩壊し、軍事独裁政権が社会主義政策を推し進めました。民族問題への関心は低く、民間人を抑圧しました。91年の崩壊直前だった旧ソ連からの支援がなくなることで、当時の政権は弱体化し、エチオピアの反政府勢力が、エチオピアに併合されていたエリトリアと協力して首都アディスアベバに攻め入り、軍事政権を倒しました。このときの反政府勢力であるエチオピア人民革命民主戦線(EPRDF)の軍事的なリーダーが、今回の軍事衝突で政府軍と戦う、北部ティグレ州が拠点のティグレ人民解放戦線(TPLF)でした。

少数民族が暫定政権トップに
 ――ティグレ族は国民の6%ほどの少数民族です。なぜTPLFがEPRDFのリーダー役を担ったのですか。

 当時のTPLFは、他の民族の軍事集団を統合する立場にあり、規律が高く、権力掌握にたけていたと言えます。軍事政権を倒した際は、各民族が自らの意思で政治体制や帰属を決めるべきだとする「民族自決」を掲げ、他の集団を仲間として巻き込んでいきました。

 91年にTPLFを含む四つの民族政党から構成されるEPRDFによる暫定政権が発足します。政権トップの首相は95年から2012年までティグレ出身者でした。95年にできた憲法では、民族の名を冠した州を定めたり、各州が自らが使う言語を決められたりするなど、各民族への寛容な姿勢を示してきました。一方で反政府勢力に対しては強圧的な政策を取っており、両者のバランスで国内の安定を保とうとしてきました。

 ――その後18年4月に就任したアビー首相は、ノーベル平和賞で評価された外交面だけでなく、内政面でも大きな変化を起こしました。

 人口の3分の1近くを占める最大民族オロモ出身のアビー首相は19年12月に、30年近く続いてきた連合政党のEPRDFを解消し、「繁栄党」という一つの党に統合しました。その狙いは定かではない部分もあるのですが、背景には民族対立や経済格差によってEPRDFへの市民の不満が募っていたことがあります。ただ、EPRDFを長く主導してきたTPLFは、EPRDFの解消は民族の自治の権利を奪うもので、各党の解党を伴うEPRDFの解消への法的手続きに異を唱えるなどして、「繁栄党」への参加を見送りました。

なぜ、いま衝突?
 ――それが今回の軍事衝突につながったのでしょうか。

 新型コロナウイルスの影響で8…

2620チバQ:2021/04/04(日) 23:06:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/3954ec1a6bec3d5dede1c8230be029ccdf4fbdd6
エリトリア軍展開認める エチオピア首相
3/24(水) 5:36配信
【アディスアベバAFP時事】エチオピアのアビー首相は23日、政府軍と旧支配勢力「ティグレ人民解放戦線(TPLF)」との戦闘が続く北部ティグレ州に、隣国のエリトリア軍が展開していることを認めた。

 これまで人権団体や住民がエリトリア兵による虐殺が行われていると非難してきたが、両国政府は否定していた。

 アビー氏は議会での演説で、「エリトリアの人々と政府は長期間私たちの兵士を助けてくれた」と指摘。「ただ、エリトリア軍が私たちの国民に与えた損害は受け入れられない」とも語り、エリトリア政府と協議し、同国側も対応措置を約束したと明らかにした。 

https://www.jiji.com/jc/article?k=2021040400377&g=int&utm_source=yahoo&utm_medium=referral&utm_campaign=link_back_auto
「エリトリア軍撤収開始」 北部ティグレ州から―エチオピア
2021年04月04日19時16分

 【アディスアベバAFP時事】エチオピア外務省は3日、声明を出し、北部ティグレ州に侵入していたエリトリア軍について「撤収を開始した」と発表した。エリトリア軍による虐殺や性暴力被害の訴えが相次いでおり、先進7カ国(G7)は2日、声明を出し「即座で、無条件で、検証可能な」撤収を強く要求していた。


 エチオピア軍は昨年11月、ティグレ州を攻撃し、アビー現政権が2018年に誕生するまで30年近く国政を支配してきた政治勢力「ティグレ人民解放戦線(TPLF)」を壊滅状態に追い込んだ。TPLFと敵対してきたエリトリア軍の参戦も当初から証言が存在したが、エリトリア政府は今も認めていない。
 国際圧力に屈し、エチオピアのアビー首相は3月、エリトリア軍の存在を認めた。エチオピア外務省は3日、エリトリア軍について「TPLFに挑発され越境していた」と説明した。

2621とはずがたり:2021/04/05(月) 19:40:28
中国 王毅外相「米との関係 対抗するなら恐れず向き合う」
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210405/k10012956911000.html
2021年4月5日 14時59分

中国の王毅外相は、アメリカとの関係について、国営メディアの取材に対し「協力するなら歓迎するが、対抗するなら恐れず向き合うだろう」と述べ、バイデン政権が中国包囲網ともいえる動きを進める中、きぜんと対処するという姿勢を強調しました。

中国国営の新華社通信によりますと、王毅外相は先月下旬から3日まで中国を訪れていた東南アジア4か国、それに韓国の外相と、それぞれ行った一連の会談を終えて取材に答えました。

この中で王外相は、アメリカとの関係について「対話をするなら平等という基礎のもと、互いを尊重して行われるべきであり、この世界で1国だけがほかよりすぐれているということは認めず、世界のことを1国だけで決めることも受け入れない。協力するなら歓迎するが、対抗するなら平然と対処し、恐れず向き合うだろう」と述べたということです。

バイデン政権が同盟国や友好国と連携を強化して、中国包囲網ともいえる動きを進める中、アメリカに協力を呼びかけつつも中国に対抗する動きにはきぜんと対処するという姿勢を強調した形です。

また、ミャンマー情勢について「中国と東南アジアの各外相は、それぞれの当事者に対話を通じて民主主義の移行プロセスを進めるよう求める」として、軍への直接的な非難を避ける一方、ASEAN=東南アジア諸国連合が建設的な役割を果たすことを支持する考えを示しました。

さらに王外相は、北朝鮮について「朝鮮半島問題を処理するためのカギは、北朝鮮が長年直面してきた軍事的な圧力と脅威を解決することにあり、朝鮮半島の非核化の実現と平和メカニズムの構築を、並行かつ一体的に進めるべきだ」と述べました。

2622チバQ:2021/04/05(月) 20:10:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/563a9fb27a878155d88d8676a912c9ceda7c2f13
PCR検査でもコロナ陽性 アルゼンチン大統領
4/4(日) 9:11配信

共同通信
アルゼンチンのフェルナンデス大統領=2019年11月(ロイター=共同)

 【サンパウロ共同】アルゼンチンのフェルナンデス大統領の医師団は3日、新型コロナウイルスのPCR検査の結果、フェルナンデス氏の陽性が確認されたと発表した。同氏は2日の抗原検査で陽性が判明したと自身のツイッターで明らかにし、隔離に入っていた。同国メディアが報じた。


 医師団は声明で、フェルナンデス氏の容体は安定しており、無症状だとしている。フェルナンデス氏は1月以降にロシア製ワクチン「スプートニクV」の接種を受けており、医師団は「主にワクチンのおかげで軽症なことは明らかだ」としている。

2623チバQ:2021/04/05(月) 23:26:46
貼り直し

2003〜ルラ(左派:労働者党)
2011〜ジルマ・ルセフ(左派:労働者党)
2016〜ミシェル・テメル(中道:ブラジル民主運動)ルセフ罷免による副大統領からの昇格
2019〜ボルソナーロ(極右:社会自由党)



2616 :チバQ :2021/04/04(日) 18:14:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/71267daa0ee3d3a9965a385fba20b0f56ee0f5f3
ボルソナロ大統領再選に黄色信号?対抗馬に元大統領が急浮上
4/4(日) 10:05配信

毎日新聞
大統領府で式典に参加し、あいさつするボルソナロ大統領=首都ブラジリアで2021年3月10日、AP

 ブラジルで、今も貧困層を中心に根強い人気のある左派・労働党のルラ元大統領(75)が、極右のボルソナロ大統領(66)の再選を阻む最有力候補になる可能性が出てきた。最高裁が3月、ルラ氏に対する汚職事件について、有罪判決を取り消す決定を出したためだ。次期大統領選は1年半後に控える。新型コロナウイルスの再流行が深刻化する中、2人は舌戦を交わし、既に前哨戦の様相を呈している。

 ◇ルラ元大統領に出馬の道開いた最高裁決定

 ルラ氏は2003年から2期8年、大統領を務めた。在任中、便宜を図る見返りに大手建設会社から賄賂を受け取ったなどとして、収賄や資金洗浄(マネーロンダリング)などの罪に問われている。

 これに対し、最高裁のファキン裁判官は3月8日、下級審で有罪とされた2件の判決など計4件の公判について有効性を取り消した。南部クリチバの地裁は、100人以上が有罪判決を受けた疑獄事件の一部としてルラ氏にも有罪判決を下したが、4件はいずれも疑獄事件に関連せず、地裁に管轄権はないと判断したためだ。そのうえで、ルラ氏が在任中に過ごした首都ブラジリアの地裁で4件の審理をやり直すと決めた。

 ブラジルは日本同様に3審制だが、汚職撲滅を目的に、2審で有罪判決を受ければ被選挙権を失う規定が10年に導入された。ルラ氏は最も先行した公判の2審で禁錮刑を受けたため、3選を目指した前回18年の大統領選には出馬できなかった。

 現在のところ、最高裁の決定はまだ確定していない。検察側が抗告しているためだ。そもそもファキン氏は無罪と認定したわけでなく、訴訟手続きの誤りを指摘して審理のやり直しを命じたに過ぎない。今回の最高裁の決定はファキン氏単独の決定によるもので、ファキン氏を除く最高裁の11人の合議体が検察側の異議申し立てを検討する見通しだ。

 ただ、大手テレビ・グロボによると、このうち少なくとも8人がファキン氏による決定を支持する意向を示唆しており、決定は確定する可能性が高い。このため、ブラジル政界では、ルラ氏が出馬する公算が大きくなったとの見方が広がっている。

 22年10月に行われる予定の次期大統領選を巡っては、右派から中道、左派勢力までイデオロギーを超えた「反ボルソナロ大連合」の候補擁立を模索する動きがある。ただ、マッケンジー大のロドリゴ・プランド教授(政治学)はボルソナロ氏について「国民の3割前後の『岩盤支持層』がある」と語る。ボルソナロ氏に対抗できるほど人気のある候補は、現在のところルラ氏以外にいない。今後の司法判断次第でルラ氏が立候補できるかどうかは流動的だが、再選の可能性が高いとみられていたボルソナロ氏を脅かす存在となりつつある。

2624チバQ:2021/04/05(月) 23:26:58

2617 :チバQ :2021/04/04(日) 18:15:12
 ◇貧困層に根強い人気のルラ氏

 ルラ氏は最高裁決定2日後の3月10日、最大都市サンパウロ郊外の労働組合で早速演説した。大統領就任前にこの労組でトップを務め、政治的な足場を築いた経緯がある。ルラ氏は出馬の意思について、「考える時間がない」と明言を避けたものの、有力紙フォーリャは「(演説は)選挙キャンペーンのようだった」と指摘。約1時間20分の演説全てを生中継したグロボの解説者が「事実上、大統領選は始まった」と伝えたほどだった。この後、地元メディアでは、ルラ氏が出馬するとの前提で報じられている。

 ブラジルでは新型コロナ流行の第2波が深刻化しており、各地の医療体制が崩壊している。連日、2000人前後の死者が確認され、累計死者数は27万人に達した。そんな中、ルラ氏はこの日の演説で「政府が存在しないから、この国は混乱している」とボルソナロ政権を非難した。ボルソナロ氏と対立する場面が目立った国会との歩み寄りも強調し、ボルソナロ氏の対抗馬としての力量をアピールした。

 私は、毎日新聞サンパウロ支局でグロボの中継を通じ演説を聞いた。たまたま塗装作業に来ていた40代の塗装工の男性に、最高裁決定の感想を尋ねてみた。男性は決定を歓迎しながら、「たくさんのものを汚職で盗んだのだろう」と語った。多数の罪に問われているルラ氏は、決して汚職と無縁ではないと感じているという。

 それでも、男性は大統領選でルラ氏が出馬すれば投票すると断言した。理由について、「地元では水道設備がなく、水もまともに飲めず、飢え死にする人もいた。それを全て変えたのがルラだったからだ」と話した。ルラ氏の在任中、乾燥地帯が広がる北東部レシフェ郊外の男性の故郷ではインフラ整備が進み、貧しい人々の生活環境は改善されたそうだ。汚職に寛容とされるブラジルでは、この男性のように多少の汚職に目をつぶってでも、有能と考える政治家に期待する国民は少なくない。

 ブラジルの5地域のうち、最も貧しいと言われる北東部から、産業が発達した南東部のサンパウロに移住する貧困層は多い。若い頃、サンパウロに仕事を求めて転居した男性もその一人だ。同じ北東部の貧しい家庭に生まれ、移住先のサンパウロ郊外での工場労働や組合活動を経て大統領に上り詰めたルラ氏に、男性は親近感を抱いているようだった。在任中に年平均の経済成長率が4%を超える高度成長を主導し、退任時に8割の支持率を誇ったルラ氏の再登板への期待は、貧困層や左派層を中心に根強い。

2625チバQ:2021/04/05(月) 23:28:52

6058 :チバQ :2021/04/04(日) 18:15:28
 ◇ボルソナロ氏は生活支援金で貧困層取り込み

 ルラ氏の演説の数時間後、ボルソナロ氏はCNNブラジルのインタビューに応じ、ルラ氏だけでなく、政府高官の汚職が相次いだ労働党政権が仮にコロナ対応にあたれば「(対策費の)90%が盗まれるだろう」と皮肉った。ボルソナロ政権のコロナ対応の「無策ぶり」を批判したルラ氏に対しては、「うそをついている」と反論した。

 新型コロナを「ただの風邪」と呼び、マスクなしで支持者と接触してきたボルソナロ氏だが、「パンデミック(世界的大流行)との闘いの最初から私たちは疲れを知らなかった」と対策に全力であたってきたと言い張った。接種が遅れているワクチンについては、年内に国民の全人口の2倍にあたる4億回分を確保し、接種を促進させると主張した。以前は、「(接種すれば)ワニになる」、「(治験で)ブラジル人はモルモットにはならない」と述べ、強い不信感を示してきたワクチンに対する姿勢を修正した形だ。一方で、再流行の深刻化で各自治体が一斉に行動制限を強化する中、行動制限に反対し高齢者らに限って自宅待機を促す考えに変わりはないと訴えた。

 連邦政府は、コロナ禍により生活苦にあえぐ貧困層向けに20年4月から月払いで生活支援金を支給してきた。この頃は、従来経済界や富裕層を支持基盤とするボルソナロ氏が、ルラ氏ら左派系政治家を支持する傾向が強い低所得層にも支持が浸透していた。だが、この支援金支給が20年12月に終了。人出が増える年末年始やカーニバル期間を経て、第2波の急激な感染拡大も重なり、最近の支持率は低迷傾向にある。貧困層の支持離れが進んだとみられている。

 これに危機感を抱いた連邦政府は3月から4カ月間、支援金の再支給を目指しており、国会での予算審査が大詰めを迎えている。再支給は、ポピュリスト(大衆迎合主義者)と言われるボルソナロ氏による支持率回復を狙った「バラマキ」との見方もある。ボルソナロ政権は、労働党政権の「大きな政府」から、公的支出を削減して「小さな政府」への転換を図り、経済界の支持を得た。このため、経済界では支出削減の改革に逆行するという懸念が深まっている。もっとも、在任中に貧困層支援を大幅に拡充したルラ氏にも「バラマキ」批判がつきまとい、ポピュリストと呼ばれた。次期大統領選は、政治イデオロギーでは左右対極に位置するポピュリスト同士の対決になるかもしれない。

 ◇最高裁決定後はボルソナロ氏が一歩リード

 有力紙エスタードが依頼し、最高裁決定が出る前日の7日に公表された有力政治家らの人気動向調査では、ルラ氏が支持率50%で、38%のボルソナロ氏を上回って首位につけた。

 ところが、決定後に実施され、10日に発表されたCNNブラジルの世論調査によると、ボルソナロ氏が支持率31%でトップに躍り出て、ルラ氏は21%で次点だった。二つの調査結果に基づけば、ルラ、ボルソナロ両氏が、上位2人による決選投票にもつれ込む可能性が高いという情勢がうかがえる。

 CNNブラジルの調査では、ルラ氏3選に道を開いた最高裁決定に54%が反対し、賛成の36%を大きく上回った。ブラジルではルラ氏の後任として11年に就任したルセフ氏が16年に弾劾され、18年には右派に政権交代を許した。その後に本格化したルラ氏に対する一連の捜査について、左派支持層は右派勢力が仕組んだ政治的な陰謀だととらえている。

 とはいえ、多数の汚職疑惑があるルラ氏に有利な司法判断に国民の過半数が反発しているのが実態のようだ。前回大統領選で、ボルソナロ氏はルセフ政権末期に噴出した汚職疑惑や著しい景気後退を批判し、反労働党票の受け皿となった。今回の世論調査結果は、右派や中道層がルラ氏や労働党に対して強い不信感を抱いていることを示唆すると言えよう。

2626チバQ:2021/04/05(月) 23:29:06


6059 :チバQ :2021/04/04(日) 18:15:42
 ◇鍵握る保守的な新興プロテスタント信者

 次期大統領選の勝敗を決定づけそうなのが、プロテスタント系キリスト教信者の投票行動だ。前回大統領選で保守的なプロテスタント宗派の指導者から支持を得たボルソナロ氏は、対抗馬だった労働党のアダジ元教育相に約1100万票もの差をつけた。投票直前に実施した調査機関ダッタフォーリャの世論調査によると、有権者の30%にあたるプロテスタントの7割がボルソナロ氏、3割がアダジ氏に投票すると答え、大差がついていた。プロテスタントだけで有権者の1割を超える票差がつく計算で、2人の実際の得票差とほぼ同じだった。

 ブラジル地理統計院の推計では、1991年に83%を占めたカトリック系信者は20年に55%へ減少した一方、プロテスタントは9%から29%へ増えた。カトリック、プロテスタントはそれぞれ35年に40%、39%とほぼ同数になり、40年には35%、43%と逆転すると言われている。神父の不祥事が多発するカトリックへの信頼低下や、保守的な新興プロテスタントの台頭が背景にある。

 政治と宗教の関係に詳しい地元ジャーナリスト、ジルベルト・ナシメント氏(62)によると、カトリックは60年代以降、貧者の救済を目指す運動「解放の神学」を活性化させた。82年にルラ氏を党首として発足した労働党と連動し、ファベーラと呼ばれる貧困街で布教や生活支援を行った。ナシメント氏は、貧困層の支持を固めた労働党が03年に初めて政権を握り、13年間の長期政権を築いたのはカトリックの貢献が大きかったとみる。

 近年は、カトリック内で「神父がいるべき場所は教会」「政治と距離を置くべきだ」との考えが強まり、ファベーラでの活動は停滞気味で、労働党も貧困層への影響力を減らしつつあるという。ジルベルト氏は「その隙(すき)を突くように、保守的な新興のプロテスタントが浸透すると同時に、政治的影響力もつけてきた」と話す。前回大統領選でボルソナロ氏が貧困層へ一定程度、浸透したのはプロテスタント票があったからだという指摘もある。ジルベルト氏は「ボルソナロ氏とプロテスタント指導者はLGBTなど性的少数者の権利拡大や人工妊娠中絶に否定的で、保守的な価値観を共有している」と指摘する。対照的に、労働党政権はLGBTの権利や人口妊娠中絶の条件緩和を図ってきた。

 元軍人のボルソナロ氏は軍や警察OBらの銃規制緩和派、経済界に影響力が強い農業・畜産業族、そして保守的なプロテスタント牧師ら宗教族の三つの議員グループに支えられている。このためボルソナロ氏はプロテスタントの布教活動を側面支援する政策を相次いで導入し、宗教族との蜜月関係の強化を図る。これに対し、カトリック寄りとみられがちなルラ氏は今回の最高裁決定前から、プロテスタント指導者と面談したり、プロテスタント向けのSNS(ネット交流サービス)の発信を強化したりし、浸透に躍起になっている。大統領選が近づくにつれ、ボルソナロ、ルラ両氏によるプロテスタントの支持取り込みが激しさを増しそうだ。【サンパウロ特派員・山本太一】

2627チバQ:2021/04/08(木) 18:26:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/0de329357a84fb20ca10d8c42380b38fafa5a1ce
ペルー大統領選は混戦に 11日投票、ケイコ氏ら出馬で汚職争点
4/8(木) 16:03配信

 【ニューヨーク=平田雄介】南米ペルーの大統領選が11日に投開票される。汚職疑惑で昨年11月にビスカラ元大統領が失脚した後、新型コロナウイルスのワクチンを政治家や公務員らが優先接種していたことが今年2月に発覚しており、汚職追放などが争点。約20人が乱立する本命不在の混戦で、日系2世のフジモリ元大統領の長女、ケイコ氏も主要候補の一人だ。

 ペルーでは、ビスカラ氏の前任のクチンスキ元大統領も汚職疑惑で罷免寸前の2018年3月に辞任。クチンスキ氏を含めたウマラ氏、ガルシア氏、トレド氏の連続4代の大統領経験者が汚職捜査で拘束されたり訴追されたりし、政治の混乱が続いている。

 今年2月には在任当時のビスカラ氏や閣僚、公務員ら487人が国民に先駆けて中国医薬集団(シノファーム)製のワクチンを接種していたことが発覚。当時のマセッティ保健相とアステテ外相が辞任した。調査会社イプソス・ペルーによると、汚職問題を争点に挙げる有権者は40%に上る。

 立候補しているのはケイコ氏のほか、元大学教授のジョニー・レスカノ氏、経済学者のエルナンド・デ・ソト氏、国会議員のベロニカ・メンドーサ氏ら。ロイター通信によると、1回目の投票で当選するには50%の得票率が必要だが、各種世論調査の支持率で飛びぬけた候補者はおらず、上位2人による決選投票が6月に実施される見通しだ。

 ケイコ氏はペルー政界で存在感の大きいフジモリ氏の後継者として11年と16年の大統領選でも決選投票に進んだ。しかし、今年1月の地元メディアのインタビューで、自らが当選した場合に在任中の人権侵害で収監されているフジモリ氏を恩赦する意向を表明。3月には、検察当局に汚職に絡むマネーロンダリング(資金洗浄)などの罪で起訴されており、イメージの悪化が伝えられる。

 新型コロナ感染は3月中旬から再び拡大する傾向にある。今月5日には主要候補の一人で、サッカー元ペルー代表のゴールキーパー、ジョージ・フォーサイス氏が感染を公表した。英BBC放送によると立候補者の感染は4人目。

 ペルーでは18〜70歳の有権者の投票が義務づけられており、違反すれば罰金を科される場合がある。選挙管理当局は感染拡大を防ぐため、投票所を通常の2・4倍にあたる1万2千カ所に増やすなど対策をとる。

2628チバQ:2021/04/08(木) 20:02:35
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20210408k0000m030073000c.html
ペルー大統領選、11日に投開票 ケイコ・フジモリ氏ら混戦
2021/04/08 11:45毎日新聞

ペルー大統領選、11日に投開票 ケイコ・フジモリ氏ら混戦

マスク姿で選挙活動を続けるケイコ・フジモリ氏(中央)=ペルーの首都リマ郊外で2021年3月24日、AP

(毎日新聞)

 南米ペルーで任期満了に伴う大統領選が11日、投開票される。本命不在の接戦となる中、得票が過半数に達する候補は出ない見通しで、上位2位で争う決選投票にもつれ込む可能性が高い。

 選挙戦には18人が立候補。地元調査会社IEPが今月に入り発表した世論調査では、アルベルト・フジモリ元大統領(82)の長女で、野党党首の中道右派ケイコ・フジモリ氏(45)=日系3世=の支持率が9・8%で、経済学者で右派のエルナンド・デ・ソト氏(79)と並び同率首位だった。ただ、別の世論調査では元国会議員の中道左派ジョニー・レスカノ氏(62)が支持率14・7%でトップを走り、ケイコ氏は5位となるなど、上位5人が激しく競り合っている。

 11日の第1回投票で過半数を獲得する候補がいない場合、決選投票は6月6日に予定される。

 ケイコ氏は2011年と16年の2回の大統領選で決選投票に進んだが、いずれも僅差で敗れた。過去の大統領選を巡る不正資金受領事件で21年3月に起訴され、禁錮30年10月を求刑されたばかり。ペルーではケイコ氏以外の汚職疑惑も噴出し、国民の政治不信が高まる中、3度目の挑戦となる今回は支持が伸び悩んでいる。【サンパウロ山本太一】

2629神風特攻隊:2021/04/11(日) 15:01:39
>自衛隊員130人が派遣先のジブチで酒盛り運動会を開いてコロナ集団感染
.
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.
追い詰められると神風特攻のような命を軽んずる無謀な行動に走るところ、そのような安易な決断しか下せない上官の愚かさは旧日本軍と全く変わっとらんね
.
.
.
ジブチ派遣部隊は自衛隊の中の選りすぐりの精鋭なんだろ? それでこのざまか?

2630とはずがたり:2021/04/12(月) 10:11:25
フジモリ氏長女、3度目の挑戦=決選投票の公算大―ペルー大統領選
時事通信社2021年4月12日 05:15
https://www.excite.co.jp/news/article/Jiji_20210412X298/

【サンパウロ時事】南米ペルーで11日、任期満了に伴う大統領選挙が実施された。フジモリ元大統領(82)の長女で中道右派のケイコ氏(45)ら18人が立候補しているが、当選要件である有効票の過半数を獲得できる候補はいない見通し。6月6日に上位2候補による決選投票が行われる公算が大きい。過去2度の選挙で惜敗したケイコ氏の3度目の決選投票進出は微妙な情勢だ。

ペルーでは前回選挙以降、汚職絡みで大統領が3度すげ替えられるなどしたため、政治不信は頂点に達している。ただ、各候補はポピュリスト的公約を打ち出すばかりで、選挙戦を通じた政策論争は深まらなかった。

支持率でわずかに抜け出したのは、中道左派の元国会議員ジョニー・レスカノ氏(62)。主要産業である銅など鉱業をめぐり、メディアに「残念ながら、鉱山会社は国にしかるべき資源を残していない。それが国民を苦しめている」と述べ、資源管理の強化を訴えた。

ケイコ氏は「父がハイパーインフレとテロの惨事から国を救ったように、30年後の今、私があなた方の健康と雇用を守る」と強調。強い指導力を発揮したフジモリ氏のイメージを利用し、新型コロナウイルスで疲弊した国を立て直す決意を前面に押し出した。

2631とはずがたり:2021/04/12(月) 10:12:01
反米左派と右派、接戦=エクアドル大統領選決選投票
時事通信社2021年4月12日 05:34
https://www.excite.co.jp/news/article/Jiji_20210412X299/

 【サンパウロ時事】南米エクアドルで11日、反米左派アンドレス・アラウス元知識・人的能力調整相(36)と右派ギジェルモ・ラソ元銀行頭取(65)による大統領選決選投票が実施された。事前の支持率調査では、アラウス氏がやや優勢ながら、接戦を繰り広げた。新大統領の就任は5月24日で、任期は4年。

 第1回投票で3割強の票を獲得したアラウス氏は「医療保健と経済の二つの危機から国民を救う」と宣言。新型コロナウイルス禍で疲弊した経済に対する刺激策として、約100万世帯に各1000ドル(約11万円)の支給を公約。さらに、国際通貨基金(IMF)への債務の再編や麻薬対策をめぐる米国との合意見直しも訴えた。

 一方、第1回投票で2割弱を得票し、3位候補を僅差でかわし決選投票に進んだラソ氏は「これまでとは違う社会の声にも耳を傾ける」と約束。最低賃金引き上げ、減税を主張し、石油をはじめ環境にも配慮した資源開発推進を公約した。

 現職のモレノ大統領は、副大統領として支えた反米左派コレア前大統領の後継者として2017年に当選したが、経済再建のため米国寄りにかじを切った。コレア氏と関係が深いアラウス氏が当選すれば、南米では昨年11月のボリビアに次ぐ反米左派政権の復活となる。

2632チバQ:2021/04/12(月) 10:46:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/c50a520c7c26e7756dbf87149745f2c820881100
ケイコ氏接戦、決選投票か ペルー大統領選、上位2人に
4/12(月) 10:07配信

ペルー大統領選に立候補したケイコ・フジモリ氏=8日、リマ(ロイター=共同)
 【サンパウロ共同】南米ペルー大統領選が11日、投開票され、出口調査の結果によるとアルベルト・フジモリ元大統領(82)の長女ケイコ氏(45)が得票率11.9%で2位となった。ただ18候補中、どの候補も当選に必要な過半数を得票できない見通しで、上位2人が6月6日の決選投票に進むとみられる。

 出口調査で首位に立ったのは急進左派の小学校教師カスティジョ氏(51)で16.1%。エコノミストでフジモリ氏の在任中に経済顧問を務めた中道右派デソト氏(79)がケイコ氏と同率で2位。中道左派の元国会議員レスカノ氏(62)が11%で続いた。

2633とはずがたり:2021/04/12(月) 13:05:30

最後,追及しないではなく追求しないだろ,だせえな産経。

「中国はおぞましい人権侵害」 イエレン財務長官候補が批判
2021.1.20 08:15経済金融・財政
https://www.sankei.com/economy/news/210120/ecn2101200002-n1.html

 【ワシントン=塩原永久】米次期財務長官に指名されたイエレン連邦準備制度理事会(FRB)前議長は19日、上院財政委員会の公聴会で「中国はおぞましい人権侵害を犯している」と述べた。新疆ウイグル自治区での抑圧行為などを念頭に中国を批判。中国の不公正貿易などに対抗するため「すべての手段を使う用意がある」と強調した。

 バイデン新大統領に指名されたイエレン氏は人事承認の公聴会に出席。米国にとり「中国は最大の戦略的競争者だ」と指摘。中国による知的財産権侵害や技術移転強要などに「積極的に対抗する必要性がある」と話し、同盟国と連携して対処する方針を示した。

 同氏は財務省が管轄する経済制裁をより効果的にするため制裁の手法を見直す可能性があると示唆。人権問題を中心に新政権が政府横断で厳しい対中姿勢をとる構えをにじませた。

 一方、新型コロナウイルス流行による景気鈍化の長期化を防ぐため「大きく動くことが賢明だ」と話し、バイデン氏が提案した1兆9千億ドル(約200兆円)規模の経済対策の早期成立を議会に促した。巨額の対策実施には財政赤字拡大を懸念する声もあるが、歴史的な低金利となっており国債の金利負担が小さいとして、「長期的には恩恵がコストを上回る」と話した。

 為替政策で「貿易を有利にするため人為的に為替を操作する試みに反対する」と通貨安誘導を牽制(けんせい)。米国も通貨安を追及しないと明言した。

2634チバQ:2021/04/12(月) 22:24:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/931402524defb8e9d28bb6ba611dbc5f5e00b09d
ペルー大統領選、ケイコ氏が決選投票か
4/12(月) 19:24配信

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産経新聞
 【ニューヨーク=平田雄介】南米ペルーの大統領選の投開票が11日行われ、選挙管理当局の中間集計(開票率11・4%)によると、急進左派の小学校教師、カスティジョ氏(51)が得票率15・8%で首位に立った。エコノミストで中道右派のデソト氏(79)が14・48%で2位。18候補が乱立し、どの候補も第1回投票で当選に必要な過半数の得票は難しく、上位2人が6月6日の決選投票に進む見通し。

 選管によると、3位は右派の企業家ロペスアリアガ氏(60)で13・13%。日系2世のフジモリ元大統領(82)の長女で保守派のケイコ氏(45)は12・19%で4位につけた。

 世論調査会社イプソスの出口調査の中間集計(開票率69・1%)によると、ケイコ氏の得票率は14・5%で、カスティジョ氏の18・6%に次ぐ2位。イプソスは誤差を1ポイント以内としており、ケイコ氏が決選投票に進出する可能性も伝えられている。

 ケイコ氏は2011年と16年に続く大統領選3度目の挑戦。過去2回は決選投票で敗れた。父親の大統領時代の功績を前面に出して選挙戦を展開。当選した場合は在任中の人権侵害で服役中の父親を恩赦するとしている。

2635チバQ:2021/04/12(月) 22:25:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/c0c4e58bf972f08bd44eb75441c46f47d041a88c
エクアドル大統領選で右派勝利 元大手銀行頭取が初当選
4/12(月) 18:56配信


毎日新聞
エクアドル大統領選で勝利を決め、支援者らに応えるラソ氏=エクアドル・グアヤキルで11日、AP

 南米エクアドルで11日、任期満了に伴う大統領選が投開票された。右派のギジェルモ・ラソ元大手銀行頭取(65)が、左派のアンドレス・アラウス元知識・人的能力調整相(36)を破り、初当選した。ラソ氏は5月24日に就任する。任期は4年間。

 中央選挙管理委員会の開票率97%時点の集計によると、ラソ氏が得票率52%で、47%のアラウス氏を上回った。3度目の大統領選の挑戦となったラソ氏は「国民が変革の必要性を表明した日だ」と勝利演説した。アラウス氏は支持者を前に敗北を受け入れた。

 産油国エクアドルでは「コロナ不況」で原油価格が低迷して政府財政が悪化し、失業者が急増している。経済界を支持基盤とするラソ氏は外国からの投資を増やし、100万人分の雇用創出や最低賃金の引き上げにつなげると訴えた。貧困層に支持者が多いアラウス氏は低所得世帯100万戸に各1000ドル(約11万円)を支給すると主張したが、及ばなかった。

 アラウス氏は、反米左派コレア前大統領(在任2007〜17年)の後継者。今回、任期満了を迎えるモレノ大統領もコレア氏の後継として17年の大統領選で当選した。モレノ氏は就任後、悪化していた財政の再建のため緊縮路線へ方針を転換し、米国との関係改善も図った。【サンパウロ山本太一】

2636チバQ:2021/04/12(月) 22:27:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/1580fd61916121fff81e8bc2f7668a4fa1fd73d5
南米エクアドル大統領選 右派のラソ氏が勝利
4/12(月) 14:56配信


産経新聞
 【ニューヨーク=平田雄介】南米エクアドルで11日、大統領選の決選投票が投開票され、3度目の挑戦となる右派のギジェルモ・ラソ元銀行頭取(65)が、反米左派のコレア前大統領が推したアンドレス・アラウス元知識・人的能力調整相(36)に勝利し、初当選を果たした。

 アラウス氏が同日夜、敗北を認めた。選挙管理当局によると、開票作業はほぼ終了し、得票率はラソ氏が52・5%、アラウス氏が47・5%。ラソ氏は5月24日、モレノ大統領の退任に伴い、新大統領に就任する。任期は4年。

 ラソ氏はカトリック保守組織の出身。モレノ氏の敷いた親米・市場経済の立場に近いとされる。選挙戦では「雇用創出や最低賃金の引き上げ、外国投資の誘致に力を入れる」と訴えた。

 モレノ氏はコレア前政権時代に膨れ上がった対中国債務の返済で米国の協力を得て、中国の影響力の排除を図った。ラソ氏の米中への対応が注目される。

 2月の第1回投票ではアラウス氏が首位に立ち、ラソ氏が2位。このため、2018年以降、メキシコやアルゼンチン、ボリビアで相次いだ左派政権誕生の波がエクアドルにも押し寄せるとの見方があった。

2637チバQ:2021/04/13(火) 20:47:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/57404b902a9d90dd9f8e288dfcd071b8711ab9e3

ペルー大統領選、急進左派カスティジョ氏が首位 ケイコ氏と決選投票か
4/13(火) 13:58配信

ペルー・カハマルカで投票を終えた、ペルー大統領選の候補で、急進左派のペドロ・カスティジョ氏(右)。アンデス通信提供(2021年4月8日撮影、提供)。【翻訳編集】 AFPBB News
【AFP=時事】南米ペルーの大統領選は12日夜、開票率90%の段階で教員組合出身の急進左派ペドロ・カスティジョ(Pedro Castillo)氏(51)が首位に立っている。


 選挙管理委員会によると、得票率はカスティジョ氏が18.83%、不正献金罪で起訴された右派ポピュリストのケイコ・フジモリ(Keiko Fujimori)氏が13.21%で2位に付けている。

 過半数の51%を獲得した候補はおらず、6月6日の決選投票で2人が対決することになる見込み。

 選挙前の世論調査で5位以内にも入っていなかったカスティジョ氏にとっては、期待を大きく上回る結果となった。

 カスティジョ氏は、2017年に教師数千人を率いて長期にわたる全国ストライキを行い、政府の妥協を引き出すまではほとんど無名だった。現在は、急進左派の小政党「ペルー・リブレ」を率いている。大統領選の公約として、犯罪歴のある「不法滞在外国人」の国外追放、死刑制度の復活、政府によるエネルギーや鉱物資源の管理を掲げている。

 一方、アルベルト・フジモリ(Alberto Fujimori)元大統領の長女で、フジモリ派政党「フエルサ・ポプラル」党首のケイコ・フジモリ氏にとって、大統領選は3度目の挑戦。2011年と16年の大統領選で、ブラジルの建設大手オデブレヒト(Odebrecht)から不法献金を受け取った罪で起訴されているが、6月の決選投票で勝利した場合、大統領の免責特権で任期が終わるまで裁判は保留される。

 ペルーは新型コロナウイルス流行によるロックダウン(都市封鎖)で企業が閉鎖。主要な観光部門が機能不全に陥り、昨年第2四半期から不況が続いている。

 また、国の最高指導層の汚職により政治的混乱にも陥っており、7月28日に就任する次期大統領は、3年間で5人目の大統領となる。【翻訳編集】 AFPBB News

2638チバQ:2021/04/14(水) 17:34:58
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021041400507&g=int&utm_source=yahoo&utm_medium=referral&utm_campaign=link_back_auto
ケイコ氏、3度目の決選投票へ 6月6日に急進左派と―ペルー大統領選
2021年04月14日14時46分


 【サンパウロ時事】南米ペルーで11日に実施された任期満了に伴う大統領選挙は、急進左派ペドロ・カスティジョ氏(51)とフジモリ元大統領(82)の長女で中道右派のケイコ氏(45)の得票上位2候補による決選投票(6月6日)にもつれ込むことが14日、固まった。選挙には18人が立候補したが、当選要件である有効票の過半数を獲得した候補が出なかった。結果確定には時間がかかる見通し。
ペルー大統領選、急進左派候補リード フジモリ氏長女、勝ち残りに自信
 中央選管当局によると、開票率98%時点で、小学校教師で教職員組合出身のカスティジョ氏は有効票の19%を獲得。ケイコ氏は13%だった。ケイコ氏の決選投票進出は2011年、16年に続き3度目。過去2回は惜敗している。
 カスティジョ氏は選挙戦中の支持率が低く、現地メディアも泡沫(ほうまつ)候補扱いしていた「ダークホース」。天然資源の国有化などを訴え、最終盤になって国民の既成政党への不信感や貧富格差への不満を吸収した形となった。13日には「決選投票は金持ちと貧乏人、主人と奴隷の闘いだ」と述べるなど、貧困層に支持を訴えた。
 一方、ケイコ氏は新自由主義経済に基づいた雇用創出と構造改革の推進を訴えるとともに、治安強化を公約。選挙戦では中盤以降伸び悩んだが、父親がかつて示した国難を乗り切る指導力を自身と重ね合わせるイメージ戦略で、優勢とみられた候補を押しのけた。

2639チバQ:2021/04/15(木) 13:16:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/026dffd4412a1c5d22e1a84bcb24a6c9194d3484

ソマリア大統領、選挙せず任期を延長へ 米「深く失望」
4/15(木) 7:09配

ソマリアのアブドラヒ大統領=ロイター
 アフリカ東部ソマリアで13日、任期切れの状態になっていたアブドラヒ大統領が、自身の任期を2年延長する法案に署名した。AFP通信などが伝えた。法案は下院を通過しているものの、選挙を経ない任期延長に上院や野党から強い反発が出ており、国内の政治的分断が加速しそうだ。

■すでに任期切れ 国連も反発

 同通信などによると、ソマリアでは今年2月8日に大統領選が予定されていたが、中央政府と連邦を構成する各地域政府の間で選挙の手続きについて合意が成立しなかったことなどから実施が見送られた。このため、アブドラヒ大統領の任期が同日付で切れていた。

 国連は大統領の任期延長について、アフリカ連合などとの共同声明で「ソマリアの平和や治安、安定を傷つける」と指摘。ブリンケン米国務長官も声明で「深く失望した」と表明し、制裁やビザの規制なども米国の選択肢に含まれていることを明らかにした。

 ソマリアではアルカイダ系の過激派組織シャバブが各地で爆弾テロや襲撃を繰り返しており、今回のような政治的な混乱によってテロ攻撃などが活発化する恐れがある。(ヨハネスブルク=遠藤雄司)
朝日新聞社

2640チバQ:2021/04/15(木) 13:17:33
https://www.asahi.com/articles/ASP2924J6P29UHBI001.html?oai=ASP4H23SNP4HUHBI001&ref=yahoo
ソマリア大統領が任期切れ 予定の選挙、実施できず
ヨハネスブルク=遠藤雄司
2021年2月9日 7時12分
 アフリカ東部ソマリアで8日、予定されていた大統領選が実施できず、アブドラヒ大統領の任期が切れる事態となった。AFP通信などによると、中央政府と連邦を構成する各地域政府の間で選挙手続きについて合意ができなかったことが原因という。
 同通信などによると、大統領の任期切れを受けて野党側は「(アブドラヒ氏を)大統領とは認めない」と主張している。任期延長を認めない方針で、アブドラヒ政権の代わりとなる暫定的な統治機構をつくることを呼びかけているという。
 国連ソマリア支援ミッション(UNSOM)は8日、「選挙を実施するための最終合意に可能な限り早くたどりつくため、ただちに対話を再開するようソマリアの指導者たちに呼びかける」などとする声明を発表した。
 ソマリアではアルカイダ系の過激派組織シャバブが各地で爆弾テロや襲撃を繰り返しており、政治的な混乱を利用してシャバブが活動を活発化させる恐れがある。(ヨハネスブルク=遠藤雄司)

2641チバQ:2021/04/17(土) 01:34:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/3e9cd4f73123201235f12c1d4fca3834326111c1
キューバ共産党大会、開幕 ラウル・カストロ氏引退の公算
4/16(金) 23:33配信

時事通信
キューバ共産党のラウル・カストロ第1書記=2018年4月、ハバナ(EPA時事)

 【サンパウロ時事】カリブ海の島国キューバで16日、一党独裁体制を敷く共産党の第8回党大会が開幕した。

 4日間の日程で、2016年の前回大会以降の国家運営を総括するとともに、30年までの経済・社会開発計画を討議する。

 大会では、1959年の革命成就以来、常に国の指導部中枢に座り続けた党トップのラウル・カストロ第1書記(89)が引退を表明する見通し。他の高齢の「革命世代」もならって、指導部が大きく若返る可能性がある。

 ラウル氏の後任には、忠実な後継者で「革命を知らない世代」のディアスカネル大統領(60)が有力視されている。

2642とはずがたり:2021/04/18(日) 18:49:56
最大150人の米外交官追放の可能性も警告、ロシアが米制裁に報復
2021/04/18 18:23
https://www.yomiuri.co.jp/world/20210418-OYT1T50045/

 【モスクワ=工藤武人、ワシントン=蒔田一彦】ロシア外務省は16日に声明を出し、米国の対露制裁への報復措置として、露駐在の米国人外交官10人の追放などを発表した。最大約150人の米国人外交官を追放する追加制裁の可能性も警告した一方、「米国との対立激化は望んでいない」として、対話も呼びかけた。


 報復措置では、外交官10人を近く追放するとしたほか、連邦捜査局(FBI)長官やスーザン・ライス国内政策会議委員長らバイデン政権の高官6人を含む8人のロシア入国を禁止した。米政府系の基金や民間活動団体(NGO)の露国内での活動を禁じ、米国の駐露大使に一時帰国も勧告した。

 露外務省の声明は、報復措置は「我々が望んだ選択ではない」と強調した。露外交官10人の国外退去や露国債の取引制限拡大などの対露制裁を15日に発表した米国に「非がある」と主張している。米側の制裁に対抗していく構えを示す一方、バイデン大統領による第三国での米露首脳会談の開催提案について「肯定的にとらえ、検討している」と、対話継続には意欲を示した。

 米国務省の報道担当者は16日、「我々はロシアの報復に対応する権利を留保する」とコメントし、追加措置の可能性を示唆した。

2643チバQ:2021/04/18(日) 21:29:35
https://www.sankei.com/world/news/210418/wor2104180011-n1.html
ペルー、ビスカラ元大統領を公職資格10年剥奪 ワクチン秘密接種
2021.4.18 17:43
 南米ペルーの国会は16日、ビスカラ元大統領を10年間の公職資格剥奪とすることを決めた。在任中の昨年10月に新型コロナウイルスの中国製ワクチンを国民向け接種開始前に秘密裏に接種していたことが理由。同国メディアが報じた。

 ビスカラ氏は昨年11月、州知事時代の汚職疑惑で大統領を罷免された。ワクチン接種は今年2月に発覚。ビスカラ氏は今月11日、大統領選と同日に行われた国会議員選に出馬し、トップ当選を果たしたが7月の就任はできなくなる見通し。

(共同)

2644チバQ:2021/04/18(日) 21:30:38
https://www.sankei.com/world/news/210417/wor2104170012-n1.html
キューバ カストロ統治に幕 弟ラウル氏退任を表明
2021.4.17 09:53
【ニューヨーク=平田雄介】キューバのラウル・カストロ共産党第1書記(89)は16日始まった第8回党大会で演説し、今大会を限りに国の最高指導者である第1書記を退任すると表明した。ロイター通信などが伝えた。1959年に親米バティスタ政権を打倒したキューバ革命以来、兄の故フィデル氏と続けてきた「カストロ統治」が終幕する。

 後任の第1書記は党大会最終日の19日に選出される見通し。ラウル氏は「情熱と反帝国主義の精神に満ちた」若い世代に党の指導権限を引き渡すと述べた。革命後に生まれ、2018年にラウル氏から国家元首の地位を引き継いだディアスカネル大統領(60)の就任が有力視されている。

 退任について、ラウル氏は「役目を果たした満足と祖国の未来への信頼」を得たために自ら判断したとしている。一方で「生きている限りは祖国と革命、社会主義を守るために足をあぶみに置いておく」とも語っており、今後も影響力を保っていく意向を示唆した。

2645チバQ:2021/04/19(月) 19:56:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/186983b222c80d92e4d8106b7d39ed61a48ad0b4
豪・NZ間で隔離免除の「トラベルバブル」開始 ハグと涙で再会喜ぶ
4/19(月) 14:20配信
AFP=時事
ニュージーランド・ウェリントンの空港で、入国後の隔離免除の第一便で豪シドニーから到着した家族を出迎える女性(2021年4月19日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】オーストラリアとニュージーランドの間で19日、相互の入国者に感染対策の隔離措置を免除する「トラベルバブル」制度の運用が始まった。新型コロナウイルス流行で引き裂かれた家族らがようやく再会を果たし、空港には歓喜の渦が広がった。

【写真】豪・NZ両岸で涙とハグの再会

 シドニー空港でニュージーランド行きの便への搭乗を待っていたデニス・オドノヒュー(Denise O'Donoghue)さん(63)は、「叫んで泣いて、ハグしてキスして、うれしくて…いろいろな感情がいっぺんにあふれ出てくるでしょうね」とAFPに話した。トラベルバブルの開始で、世界がある種の平常を取り戻しつつあると感じているという。

 トラベルバブル制度により、両国間では約400日ぶりに入国後の隔離措置なしでの行き来が可能になった。

 ニュージーランドのジャシンダ・アーダーン(Jacinda Ardern)首相は、トラベルバブル実現のカギは両国がウイルスの封じ込めに成功したことだと称賛。「家族や友人(などの間柄の人々)にとって、心躍る大きな日だ」と述べた。

 ニュージーランド航空(Air New Zealand)のグレッグ・フォラン(Greg Foran)最高経営責任者(CEO)は、コロナ禍で苦境にある観光業界にとっても「記念すべき」日だとの見解を示し、「わが社にとっても真の転換点であり、復活の初日だ」と語った。【翻訳編集】 AFPBB News

2646チバQ:2021/04/19(月) 20:02:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/17b1103ba39c2cad47ab27239f6239ccbe948c77
「感染より経済」の大統領、コロナで死去?新大統領はすぐさま路線転換
4/19(月) 18:38配信

読売新聞オンライン
 【ヨハネスブルク=深沢亮爾】東アフリカ・タンザニアのシチズン紙によると、同国のサミア・ハッサン大統領は18日の演説で、手洗いの励行など新型コロナウイルス対策を徹底するよう国民に呼びかけた。経済優先で感染対策を軽視したジョン・マグフリ前大統領の死去に伴い、先月就任したばかりの新大統領が路線転換に動いたものだ。

 政府は昨年6月、新型コロナの「根絶」を宣言したが、実際には感染が拡大しているとみられ、前大統領もコロナによる死亡が疑われている。世界保健機関(WHO)は政府に政策変更を繰り返し促していた。

 タンザニアでは昨年5月に累計感染者が509人、死者が21人に達して以降、統計は更新されていない。

2647チバQ:2021/04/19(月) 22:10:29
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/world/kyodo_nor-2021041801002017.html
ノーベル賞作家がケイコ氏支持 ペルー大統領選の決選投票
2021/04/19 00:19共同通信

ノーベル賞作家がケイコ氏支持 ペルー大統領選の決選投票

マリオ・バルガス・リョサ氏(ゲッティ=共同)

(共同通信)

 【サンパウロ共同】ペルー出身のノーベル文学賞作家マリオ・バルガス・リョサ氏(85)が18日までに、6月6日の大統領選の決選投票でアルベルト・フジモリ元大統領(82)の長女ケイコ氏(45)を「まし」な候補だとして支持すると明言、有権者にも支持を呼び掛けた。在住するスペインのパイス紙やメキシコ紙のコラムで述べた。

 バルガス・リョサ氏は1990年の大統領選に出馬し、当時無名だったフジモリ氏に決選投票で敗北。反フジモリ派で知られるが、対抗馬の急進左派カスティジョ氏(51)が当選したら「共産主義的な社会になってしまうことは明らか」と懸念を示した。

2648チバQ:2021/04/20(火) 09:52:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/66c746a332c983427899d858b722ecbce8f140ac
キューバ、カストロ兄弟の統治が終幕 ラウル第1書記が退任表明
4/17(土) 9:04配信

2004年7月、キューバのフィデル・カストロ国家評議会議長(左)と弟のラウル・カストロ第1副議長=AP
 社会主義国キューバのラウル・カストロ共産党第1書記(89)が16日、退任を表明した。1959年にキューバ革命を起こした兄のフィデル氏(2016年に90歳で死去)から続いてきたカストロ兄弟による統治が終わり、新世代へ権力が移譲される。

 ラウル氏は首都ハバナでこの日始まった党大会の演説で「達成した任務に満足し、祖国の将来に自信を持って、第1書記の職務を終える」と述べた。後継者の名前を明かさなかったが、演説で「良い結果」を残しているとたたえた党序列3位のミゲル・ディアスカネル大統領(60)が昇格する見通しだ。

 共産党一党独裁体制のキューバでは共産党トップの第1書記が大統領より強大な権限をもっているとされる。ラウル氏は11年、兄フィデル氏の後任として第1書記に就任した。

 ラウル氏は18年、国家元首である国家評議会議長の地位をディアスカネル氏に移譲した。この際、「私の代わりを間違いなく務められる」とし、第1書記もディアスカネル氏に引き継ぐ考えを示していた。実際に引き継げば、カストロ兄弟以外が第1書記となるのは初めて。

 5年に1度開かれる党大会は政策の方針や人事を決める最重要イベント。19日まで続く日程の中で第1書記のポストがディアスカネル氏に引き継がれるとみられている。

 ディアスカネル氏は19年の改正憲法施行に基づく組織改編で大統領に就任し、行政のトップとしてラウル氏の路線を継承した。社会主義体制を維持しながら、一部で自由主義的な経済政策を進めている。

 ラウル氏は演説で、米国のトランプ前政権下で対立が深まった対米関係についても言及。「互いに尊重し合う対話をし、新しいタイプの関係」を作る用意があると述べた。キューバを敵視したトランプ前政権は経済制裁を強化したが、20年1月に発足したバイデン政権は制裁の緩和を検討しており、秋波を送った形だ。

 キューバでは近年、トランプ前政権による制裁強化や、同盟関係にあるベネズエラの経済危機のあおりを受けて景気が低迷していた。新型コロナウイルスの流行も重なり、20年の経済成長率はマイナス11%に落ち込んだ。食品や生活必需品の不足に拍車がかかって国民生活の混乱は深まっており、経済の安定が急務だ。【サンパウロ山本太一】

2649チバQ:2021/04/20(火) 23:33:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/afadf42611e3f5f9e0273af9d4237964488adefb
チャドのデビ大統領が死亡 反政府軍との交戦地帯
4/20(火) 21:45配信

チャドのデビ大統領=2020年1月、フランス南西部(AP=共同)

 【ナイロビ共同】ロイター通信によると、アフリカ・チャドの政府軍当局者は20日、同国のデビ大統領が政府軍と反政府軍との交戦地帯で死亡したと明らかにした。死亡の詳しい状況は不明。

 デビ氏は1990年から約30年にわたり政権を掌握し、欧米諸国と良好な関係を維持してきた。チャドは西アフリカの対テロ作戦で重要な役割を果たしており、デビ氏の死亡で政情が混乱すれば地域の治安維持にも影響を与えることが避けられない情勢だ。

 今月11日に実施された大統領選で、選挙管理当局は19日、デビ氏が6選を果たしたとの暫定結果を発表したばかりだった。

2650チバQ:2021/04/20(火) 23:34:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/af6b397a42f54dfb417b5e0674f7d57cc2270204
チャド軍、反政府勢力300人殺害と発表
4/20(火) 11:25配信

1(c)AFPBB News

【4月20日 AFP】アフリカ・チャドの軍は19日、同国北部で1週間余り前に大規模な襲撃を開始していた反政府武装勢力との戦闘で、週末に武装勢力の戦闘員300人を殺害し、自軍兵5人が死亡したと発表した。

 重武装した反政府勢力「チャド変革友愛戦線(FACT)」は、大統領選投票日の11日に隣国リビアの基地から襲撃を開始。選挙では、現職イドリス・デビ(Idriss Deby Itno)氏の勝利が予想されている。

 軍報道官は、17日の戦闘で兵士36人が負傷し、反政府勢力の幹部3人を含む150人を拘束したと発表。これまでに「無力化された戦闘員は300人以上」に上り、政府軍の兵士5人が犠牲になったと明かした。

 政府は、ティベスティ(Tibesti)州とカネム(Kanem)州での反政府勢力による攻撃は終わったとしている。ただFACTは18日、カネム州を解放したと主張した。

 首都ヌジャメナにある米大使館は17日、同市内で暴力行為の恐れがあるとして、急用のない職員に国外退避を勧告。英政府も同様に、チャド内にいる国民に退避を促していた。

 過去30年政権を握ってきたデビ氏は、情勢不安定な地域の治安問題を選挙戦の争点に掲げてきた。初期開票結果が発表されるのは、25日以降になる見通し。

 映像はチャド軍が拘束した、反政府武装勢力FACTの戦闘員とされる人々。17日撮影・同軍より19日提供。(c)AFPBB News

2651チバQ:2021/04/22(木) 13:21:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/736b5f2e5da7d321a104a3aa912cecfb8fd4bfbc
キューバ共産党で世代交代進む ラウル氏影響力は残る見通し
4/20(火) 21:41配信

 【ニューヨーク=平田雄介】キューバ共産党は第8回党大会最終日の19日、今大会限りでの退任を表明していたラウル・カストロ党第1書記(89)の後任に、1959年のキューバ革命後に生まれたディアスカネル大統領(60)を選出し、閉会した。また、党ナンバー2のマチャド第2書記(90)や序列5位だったバルデス副首相(88)が退任し、マレロ首相(57)が新たに党政治局員に選出されるなど革命世代からの交代が進んだ。ロイター通信などが伝えた。

 キューバの政治体制は共産党の一党独裁。ディアスカネル氏の昇格により、ラウル氏が兄の故フィデル氏と築いた60年余りの「カストロ時代」は終わった。

 19日は党内で重要な決定をする政治局員14人を選出した。唯一の革命世代としてミエラ国防相(77)が留任。ラウル氏の元娘婿で軍人のロペスカジェハ氏が政治局入りした。ディアスカネル氏は「国の将来に関わる全ての戦略的決定はラウル・カストロ将軍と相談する」と述べており、国防相を長く務めたラウル氏の影響力は残りそうだ。

 ディアスカネル氏は大学卒業後、電気技師としてキューバ革命軍に入隊し、ラウル氏のボディーガードを務めたことでカストロ兄弟の知遇を得た。2003年に党政治局員に選出され、18年に国家評議会議長(元首)に就任。憲法改正で同議長に代わって創設された大統領を19年10月から務めている。

 ディアスカネル氏は政権運営の「連続性」を重視する立場を示してきた。社会主義や反米を掲げる一方、市場原理を部分的に導入し、米国との国交を回復したラウル氏の路線を踏襲するとみられている。

 喫緊の課題は経済危機の克服だ。キューバでは今年1月からの通貨制度改革によってインフレが起き、食料や医薬品など生活必需品が不足している。米国の経済制裁や新型コロナウイルス禍による外国人観光客の減少も響いている。

 昨年秋には反体制派の芸術家が街に繰り出して公然と政権に抗議した。政府は自宅に軟禁した上でインターネットを遮断するなど抑圧しているが、小規模デモが各地で散発している。

 国内をまとめる必要から対米関係で弱気な姿勢は見せられず、当面、外交面ではロシアや中国、反米左派政権の南米ベネズエラを重視する姿勢が続くとみられている。

2652チバQ:2021/04/22(木) 19:37:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/3b59f1ae7425c673a543f23387afa0e3d90f7bd3
軍服姿で度々最前線へ…長期政権30年の大統領、戦闘視察中に負傷し死亡
4/22(木) 7:14配信

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読売新聞オンライン
 【ヨハネスブルク=深沢亮爾】アフリカ中部・チャドの国軍は、30年にわたり長期政権を敷いてきたイドリス・デビ大統領(68)が、反政府武装勢力「チャド変革友愛戦線(FACT)」との戦闘を視察中に負傷し、20日に死亡したと発表した。チャドやマリなどにまたがる「サヘル地域」はイスラム過激派の伸長が著しい。掃討作戦で主軸を担うチャドの政情が混乱すれば、サヘル地域が一段と不安定化する恐れがある。

 死亡に至る詳しい経緯は明らかにされていない。軍人出身のデビ氏は度々、軍服姿で最前線に赴くことで知られていた。チャドでは、デビ氏の6期目の勝利を確実にした11日の大統領選直後から、隣国リビアを拠点とするFACTが政権奪取を目指して攻勢を強め、軍と激しい戦闘が続いていた。

 大統領の死去を受け、軍は、デビ氏の息子モハマト氏(37)が暫定大統領に就任すると発表した。内閣と国会は解散となり、1年半後に民主的な選挙を実施するという。

(写真:読売新聞)

 FACTはこれに反発し、首都ヌジャメナの早期制圧を宣言した。仏語誌「ジュヌ・アフリク」(電子版)によると、FACTの部隊は首都北方300キロまで迫り、米国は駐在する大使館員に退避を勧告した。

 チャドは、旧宗主国フランスがサヘル地域で主導する過激派掃討作戦に積極的に協力し、マリやニジェールなどに地上部隊を派遣してきた。イスラム過激派組織「ボコ・ハラム」のテロが横行するナイジェリアや、民族衝突が頻発するスーダン・ダルフール地方にも接している。今後、権力移行に伴う混乱や、FACTとの戦闘激化などでチャド情勢が動揺すれば、影響が広範囲に及ぶ可能性もある。

2653チバQ:2021/04/25(日) 23:48:49
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021042400615&g=int
アルゼンチン運輸相が交通事故死
2021年04月24日22時53分


 【サンパウロ時事】アルゼンチンのマリオ・メオニ運輸相(56)が23日深夜(日本時間24日午前)、首都ブエノスアイレス西郊の幹線道路で交通事故を起こし死亡した。政府が24日、発表した。現場一帯は嵐に見舞われており、メオニ氏は1人で公用車を運転してブエノスアイレス州フニンに住む家族の元に向かっていたという。
 メオニ氏はこの日、フェルナンデス大統領と共に首都の北西にあるロサリオで行われた式典に出席していた。

2654チバQ:2021/04/26(月) 23:48:17
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20210426k0000m030130000c.html
劣勢ケイコ氏、父の業績も“活用” ペルー大統領選 前哨戦本格化
2021/04/26 18:32毎日新聞

劣勢ケイコ氏、父の業績も“活用” ペルー大統領選 前哨戦本格化

アルベルト・フジモリ元大統領の長女ケイコ氏=ペルー・リマで、庭田学撮影

(毎日新聞)

 6月6日に決選投票が行われる南米ペルー大統領選で、中道右派の野党党首、ケイコ・フジモリ氏(45)=日系3世=が、急進左派の小学校教師、ペドロ・カスティジョ氏(51)に対し左翼ゲリラへの関与を示唆し、けん制している。最新の世論調査で劣勢に立たされているケイコ氏は、左翼ゲリラ再燃の危機感をあおり、ゲリラを鎮圧した父アルベルト・フジモリ元大統領(82)の業績を思い起こさせる狙いがありそうだ。

 4月18日に発表された地元調査会社イプソスの世論調査によると、カスティジョ氏の支持率42%に対しケイコ氏は31%にとどまった。調査対象者の所得が低いほどカスティジョ氏を、高いほどケイコ氏を支持する傾向がみられた。態度を決めていない浮動層が11%おり、情勢はまだ流動的だ。

 ケイコ氏は14日の演説で「多くの損害を与えた階級闘争に関わらないでほしい」とカスティジョ氏をけん制した。本人は否定するが、地元メディアの一部はカスティジョ氏と左翼ゲリラのつながりを報じている。

 ペルーでは1980年代から貧富の格差解消を名目とした左翼ゲリラによるテロが相次ぎ、3万人以上の犠牲者が出た。左翼ゲリラはフジモリ政権(90〜2000年)下の96年、日本大使公邸の占拠事件にも関与した。フジモリ氏は左翼ゲリラ台頭の温床である貧困の解消を目的に低所得者の生活改善を図りつつ、ゲリラ勢力の武力鎮圧を図った。

 現在は左翼ゲリラの活動はほぼ停止。貧困層の生活水準は上がったものの、格差は大きいままだ。新型コロナウイルスの流行でペルーの20年の経済成長率はマイナス11%に落ち込んだ。

 地方の貧しい農村出身のカスティジョ氏は、政治に「忘れられた人々の声を届ける」と強調。出身地一帯はペルーが世界第2位の生産量を誇る銅の産地で、鉱山会社などの国営化も主張する。特権階級が恩恵を受ける一方で、利益が薄いとの不満がくすぶる貧困層への「富の分配」を手がけるという。政界の汚職が噴出して国民の政治不信が高まる中、大統領や国会議員の報酬減額も訴え、貧困層を中心に支持を広げる。

 一方、3度目の決選に挑むケイコ氏は、過去の大統領選を巡る不正資金受領疑惑の捜査進展を受け、逆風にさらされている。市場主義に基づく経済政策の継続を掲げ、支持基盤である富裕層や経済界にアピールすると同時に、貧困撲滅も掲げる。かつて父が強固な地盤としていた低所得者層への浸透も狙い、カスティジョ氏の支持基盤の切り崩しに躍起だ。

 4月11日の第1回投票では、カスティジョ氏が得票率19%、ケイコ氏は3位と僅差の次点で13%と、いずれも当選資格の過半数に満たなかった。【サンパウロ山本太一】

2655チバQ:2021/04/27(火) 21:43:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/6ac73a2ee23139d22b3110befbd4e56a39b5af1e
暫定首相にパイミ・パダケ氏 大統領死亡のチャド
4/26(月) 23:14配信

時事通信
チャドの暫定首相に指名されたパイミ・パダケ氏=3月19日、ヌジャメナ(AFP時事)

 【ヌジャメナAFP時事】デビ大統領が反政府勢力との戦闘視察中に死亡後、政権を握ったアフリカ北部チャドの軍事評議会は26日、暫定首相にパイミ・パダケ前首相を指名した。

 パイミ・パダケ氏はかつてデビ氏の下で首相を務めたことがある。生前のデビ氏が6選を決めたと発表された11日投票の大統領選にも出馬していた。

2656チバQ:2021/05/04(火) 03:52:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/e7243fffcde8370c27654cb82c07965ce7bd5ef8

軍と武装勢力、戦闘再燃 チャド
4/30(金) 18:59配信
チャド軍が捕獲した、対空砲を装備した反政府勢力「チャド変革友愛戦線(FACT)」の車両=チャド軍が18日公開(AFP時事)
 【ヌジャメナAFP時事】国土の3分の2がサハラ砂漠のチャドで29日、政府軍と反政府勢力「チャド変革友愛戦線(FACT)」の戦闘が再燃した。

 チャドでは19日、前線視察中のデビ大統領が戦闘に巻き込まれ、死亡したばかり。

 デビ氏の死後、権力を掌握した軍事評議会の報道官は「戦い続けなければ、われわれがやられる」と述べた。戦闘はニジェール国境に近い、首都ヌジャメナ北方300キロの砂漠で継続中という。

2657チバQ:2021/05/05(水) 09:15:57
https://www.tokyo-np.co.jp/article/102326?rct=world
コロナ巡り対立の中国・オーストラリア 関係悪化から1年、改善の兆しなし
2021年5月4日 20時58分


オーストラリアのペイン外相=2020年5月、ペンリスで(AP)
 【北京=中沢穣】中国とオーストラリアが、関係悪化から1年が過ぎても互いに強硬姿勢を崩していない。豪州産の石炭や農産物などの輸入を制限する事実上の制裁を続ける中国に対し、豪政府は地方政府などが中国側と独自に結んだ協定や契約の破棄などを進めている。中国は報復を示唆しており、対立に拍車がかかりそうだ。
◆オーストラリア、「一帯一路」協定を破棄 「港99年賃借」も見直しへ
 豪政府は4月下旬、中国の巨大経済圏構想「一帯一路」に関して南東部ビクトリア州政府が結んだ協定2件を破棄。ペイン外相は「豪州の外交政策とそぐわない」と破棄の理由を説明していた。一帯一路と距離をおく豪政府は昨年末、大学や地方政府が外国と結んだ協定を破棄できる法律を制定していた。豪政府は実際に協定破棄に踏み切り、対中強硬姿勢を緩めない考えを示した形だ。
 中国外務省の汪文斌おうぶんひん副報道局長は記者会見で「両国関係を損なう。さらなる対応をとる権利を留保する」と報復を示唆した。
 さらに豪メディアによると、豪政府は、中国企業が北部準州政府と結んだダーウィン港を99年間賃借する契約についても、安全保障上の理由から利用制限など見直しの検討を始めた。一方、香港メディアによると、契約の破棄などは中国側への巨額の補償金が発生するため、実際にはハードルが高いとみられる。
◆中国、輸入で事実上の制裁 輸送船が滞留する事態も
 中豪関係の悪化は、昨年4月に豪政府が新型コロナウイルスの発生源を巡って中国での国際調査を求めたことがきっかけだ。中国は、同5月に豪州産大麦に対する反ダンピング(不当廉売)の制裁関税をかけたのを皮切りに、石炭やワイン、木材などの輸入を制限して事実上の制裁を科した。
 昨年の豪州から中国への輸出額は前年比2.16%減にとどまったが、豪州産からの代替が難しい鉄鉱石の輸出に支えられた部分が大きい。中国ではインフラ投資など景気刺激策によって鉄鋼需要が伸び、鉄鉱石価格が高騰している。香港メディアによると鉄鉱石を除いた3月の中豪の貿易額は前年比で4割も減少した。
 昨年6月以降、豪州から石炭を運ぶ輸送船が中国の港に入る許可が得られず、最大で70隻以上が沖合に滞留する事態も生じた。停泊が9カ月に及んだ船もあった。豪メディアによると、これまでに一部が入港したり、他国に向かったりしたが、4月中旬時点で35隻が停泊を続けている。

2658チバQ:2021/05/08(土) 00:11:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/55d01b7f8c800c129899da24abe38f510c8f426e
フジモリ元大統領の長女ケイコ氏が苦戦 南米ペルー大統領選 
5/7(金) 18:27配信

産経新聞
 【ニューヨーク=平田雄介】南米ペルーの大統領選で6月6日実施の決選投票に臨むフジモリ元大統領の長女で保守派のケイコ・フジモリ氏(45)が、対立候補の急進左派、ペドロ・カスティジョ氏(51)に世論調査でリードを許し苦戦している。

 カスティジョ氏は教職員組合の出身で、世界2位の産出量を誇る銅など天然資源の国家管理強化を掲げて立候補。投票日を1カ月後に控え、通貨ソルの相場は下降気味で、左派政権誕生に対する警戒感からケイコ氏が土壇場で支持を伸ばす可能性もある。

 ロイター通信によると、カスティジョ氏は今月2日の候補者討論会で、ペルーの天然資源に関する外資系企業との契約を見直すと表明。「外資が国富を盗んでいる。私は利益の7割を国民に残す」と訴えた。

 対するケイコ氏は市場経済の信奉者だが、4月の第1回投票後の各種世論調査で一度もリードを奪えておらず、この日の討論会では「天然資源から得られる利益のより公平な分配を約束する」と守勢に回った。

 調査会社イプソスが4月末に実施した世論調査によると、カスティジョ氏の支持率は43%、ケイコ氏は34%。ただ、投票先を決めていない有権者が23%いる。

 2人は社会的価値観の面ではともに保守派で同性婚に反対を唱えているが、経歴や支持基盤は対照的だ。

 ケイコ氏はフジモリ元大統領の離婚に伴い19歳でファーストレディーを務め、国会議員として最大野党を率いたこともある政治エリート。大統領選は3度目の挑戦で、都市部の富裕層の支持を集める。

 カスティジョ氏は北部の地方都市カハマルカ出身の小学校教師で、大統領選は今回が初挑戦。つばの広い帽子をかぶり、馬に乗って登場する選挙活動で注目を集め、左派の「ポピュリスト」(大衆迎合主義者)とされる。新型コロナウイルス感染拡大に伴う経済的打撃が大きく、人口も多い貧困層の間で支持を広げる。

 ケイコ氏は3月、過去2回の大統領選の選挙資金をめぐる資金洗浄などの罪で禁錮30年10月を求刑されたことが痛手となっている。

2659チバQ:2021/05/08(土) 00:16:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/3d670f64021a7ee4225f871bae321e3c9563bcb7
反米ベネズエラがバイデン政権に秋波 国内窮状、制裁緩和を模索か
5/7(金) 22:25配信

産経新聞
 【ワシントン=大内清】米国の制裁下にある南米ベネズエラの反米左翼マドゥロ政権が、バイデン米政権に関係改善へ向けた秋波を送り始めている。バイデン政権は、対ベネズエラで強硬姿勢をとったトランプ前政権の中南米政策の見直しを進めており、経済難が深刻化するマドゥロ政権としてはこの機に制裁緩和への道筋を模索したい考えとみられる。

 ベネズエラからの報道によると、同国国会は4日、中央選管にあたる全国選挙評議会(CNE、定数5)の委員に野党系の人物2人を任命した。残りの3委員は政権寄りとされる。野党系の新委員の一人は、ここ十数年で「もっともバランスの取れた委員構成になった」と語った。

 CNEには、各種選挙の実施や結果発表に関する権限が集中。これまでは政権寄りの人物のみで構成され、米欧などからはマドゥロ政権の選挙不正や独裁体制強化を担う機関とみなされてきた。政権側には、CNEの実権を保持しつつ、野党系を任命して米欧などが求める「自由で公正な選挙システム」を演出する狙いがありそうだ。

 またマドゥロ政権は4月末、横領容疑などで2017年に逮捕され、収監されていた石油関連企業の米国人幹部ら6人を釈放し、自宅軟禁とした。

 こうした動きについてロイター通信は、関係改善の期待を込めたバイデン政権への「シグナル」だとする米国務省関係者の見方を伝えている。

 ベネズエラでは19年、国会議長だったグアイド氏が、マドゥロ大統領の再選は不正だとして「暫定大統領」就任を宣言。当時のトランプ政権はこれを承認するとともに、グアイド氏率いる野党勢力などのクーデター計画にも関与したとされるなど、ベネズエラでの体制転換を目指した。

 これに対してバイデン政権は、グアイド氏を暫定大統領として遇する立場は踏襲しつつも、具体的な対ベネズエラ政策は示していない。ブリンケン国務長官は「マドゥロ政権が平和的に民主主義に回帰するよう地域の友好国と圧力をかけ続ける」との原則論を述べるにとどめている。

 ベネズエラでは経済失政や制裁などの影響で国民の約3分の1が栄養不良状態にあるとされる。マドゥロ政権が米国との関係改善を模索する背景には、経済的な窮状が反政権機運の高まりにつながることへの危機感もあるとみられる。

2660チバQ:2021/05/08(土) 22:06:44
国連食糧農業機関(FAO)
国際電気通信連合(ITU)
国際民間航空機関(ICAO)
国連工業開発機関(UNIDO)

https://news.yahoo.co.jp/articles/cdacfaaf3f4e5ff193c8aa22f57471ada6962863
国際機関ポスト獲得で中国巻き返しへ
5/8(土) 21:26配信


産経新聞
中国は国連15機関のうち4つでトップ

 政府が国連など国際機関の主要ポストの獲得に向け、取り組みを強化している。15の国連専門機関の1つである万国郵便連合(UPU)の国際事務局長選挙に日本人候補を初めて擁立したほか、戦略的な人材育成などを話し合う省庁横断型の連絡会議も新設した。現在、中国は4つの専門機関のトップを占め、影響力を強めているのに対し、日本人はゼロだ。国際機関はルール作りなどで重要な役割を担うだけに、日本も長期的な対応が求められる。

 UPUは国際物流のルール作りを担う機関で、新型コロナウイルス禍で国境を越えた電子商取引が活発化する中、重要性が増す。8月にコートジボワールで開かれる総会の選挙で新事務局長が選出される予定で、日本郵便執行役員の目時(めとき)政彦氏とスイス、ベルギーの3候補が争っている。

 目時氏はこれまでUPU郵便業務理事会議長などを歴任し、政府関係者は「目時さんは国際的な実績や加盟国の知名度もある。候補者として最適だ」と話す。

 政府は2月、外務省と国家安全保障局(NSS)を共同議長に16省庁が参加する連絡会議を初めて開き、国際機関のポスト獲得へ政府一体で取り組む方針を確認した。人材育成や候補者擁立などを協議し、夏にも第2回会合を開催する。

 背後には存在感低下への危機感がある。日本は1980年代以降、世界保健機関(WHO)や国連教育科学文化機関(UNESCO)など専門機関や関連機関の事務局長ポストを獲得。だが、2019年に国際原子力機関(IAEA)事務局長の天野之弥(ゆきや)氏が亡くなり、いなくなった。

 国際機関で影響力を発揮するには、事務局に日本人を増やすことが欠かせない。事務局は中立の立場だが、日本人が幹部ポストにいれば意思疎通や関係構築がスムーズになるためだ。

 存在感を増すのが中国だ。国連食糧農業機関(FAO)や国際電気通信連合(ITU)など4つの専門機関のトップを占める。外務省幹部は「中国は人を送り込むことで、自国に有利な国際世論やルールを作ろうとしている」と警戒する。政府開発援助(ODA)予算も減る日本とは対照的に、中国は経済力を武器にアフリカなど途上国の支持を取り付けている。

 昨年の世界知的所有権機関(WIPO)の事務局長選では米国などが中国人候補の選出阻止に動き、日本も自国候補を取り下げて米国の推す候補を支援した。日本として友好国との連携も重要になる。

 今月2日には世界貿易機関(WTO)事務局長上級補佐官に外務省国際貿易課長などを務めた宇山智哉氏が就任した。WTO改革などにあたるオコンジョイウェアラ事務局長を直接支える新設の幹部ポストで、日本政府の働きかけが奏功した。外務省関係者は「アジアの貿易問題や貿易の構造を熟知している」と期待をかける。

     ◇

 国連は途上国支援や平和維持活動などで、世界各国の企業から物品やサービスを購入し、年によっては全体の調達額が2兆円を超える。だが、日本企業の参入は中国などの後塵(こうじん)を拝している。

 2019年の国連の調達額は199億ドル(約2・2兆円)に上ったが、このうち日本企業は1%に満たない約1・33億ドル(約140億円)。米国や中国だけでなく、韓国も下回り、世界で39位だった。

 国連が調達するものは輸送サービスや自動車、簡易住宅、食糧、医薬品など多岐にわたる。入札の参加や国連の各機関の調達情報を知るには登録が必要になるが、日本企業の登録は中国や韓国より少ない。

 このため、外務省は国連の調達に関するセミナーを開催しており、今年2月には約200社が参加した。セミナーに参加した企業が国連児童基金(UNICEF)に新型コロナウイルスワクチンを保管する冷凍庫を納入することが決まるなど、実績も出始めている。

 国連の途上国支援はアフリカや中東が中心で日本企業は輸送費などで不利な面もあるが、外務省は「すぐれた製品やサービスを持つ日本企業への期待は高く、新たな市場に進出する糸口にもなる」と話す。(田村龍彦)

2661チバQ:2021/05/08(土) 22:25:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/ccb2e500e27cf384dee9ea615e412d7a740f47c0
モルディブで爆発、元大統領重傷
5/7(金) 22:41配信

時事通信
6日、モルディブの首都マレで、ナシード元大統領が爆発に巻き込まれた現場近く(AFP時事)

 【マレAFP時事】インド洋の島国モルディブの首都マレで6日夜、人民議会議長を務めるナシード元大統領が爆発に巻き込まれ重傷を負った。


 車に乗り込もうとしたところ、バイクに仕掛けられた爆弾がさく裂した。警察当局は「テロ」として捜査している。

2662チバQ:2021/05/08(土) 22:29:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/4a1049269b2ce02850b743e46867af46281256d8
重傷の元大統領、意識回復 手術16時間 モルディブ
5/8(土) 20:30配信

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時事通信
モルディブのナシード元大統領(左)=2018年11月、コロンボ(AFP時事)

 【マレAFP時事】暗殺未遂とみられる爆発で重傷を負ったインド洋の島国モルディブのナシード元大統領(53)が、16時間の手術後、意識を取り戻した。

 親族が8日、容体に関し「自力で呼吸し、数語だが会話も交わせた。医師団は明るい気持ちでいる」と明らかにした。

 爆発は6日、首都マレで起きた。警察は8日、容疑者2人の逮捕を発表した。軍当局者は「遠隔操作の爆弾が使われた」と述べている。国連薬物犯罪事務所(UNODC)やオーストラリアが捜査員や専門家をモルディブに派遣した。

2663チバQ:2021/05/08(土) 22:30:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/bf4791c09d3dda58136864f80593166adde4a1e0
国連事務総長選、グテレス氏続投ほぼ確実か…有力な対抗馬なく
5/8(土) 19:59配信


読売新聞オンライン
グテレス氏(AP)

 【ニューヨーク=寺口亮一】国連のアントニオ・グテレス事務総長(72)は今年末、1期目5年の任期を満了する。2期目を目指すグテレス氏の有力な対抗馬は現時点では見当たらず、グテレス氏の続投がほぼ確実だ。

 「2期目の責務も私に託してもらえるのなら光栄だ」

 国連総会で7日、候補者の公開ヒアリングが行われ、グテレス氏は気候変動や新型コロナウイルス感染症、貧困など山積する課題の解決に取り組むと訴えた。

 国連によると、対抗馬には7人が名乗りを上げている。元エクアドル臨時大統領の女性やインド系カナダ人で若手国連職員の女性らが含まれているとされる。だが、母国ポルトガルの推薦を得ているグテレス氏以外は自薦で、候補者とみなされておらず、7日の公開ヒアリングに呼ばれたのはグテレス氏だけだった。

 グテレス氏を巡っては、新型コロナへの手堅い対応や気候変動問題への取り組みなどが、加盟国から一定の評価を得ている。事務総長は2期務めるのが通例で、「今回はグテレス氏でほぼ決まりだ」(外交筋)との声も漏れる。

 事務総長は安全保障理事会が候補者1人を決めて国連総会に勧告し、総会が任命する。前回2016年は13人で争われ、安保理での6回の非公式投票などを経て、10月の総会でグテレス氏を任命した。前任の潘基文(パンギムン)氏が2期目を目指した際は対抗馬がなく、11年6月に再任が決まった。

2664チバQ:2021/05/09(日) 11:52:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/bdecc1db5e4ed88952984db97632505a34870b57
コロンビアで反政府デモ激化 増税案きっかけ、政権退陣要求
5/9(日) 7:24配信

時事通信
コロンビアのドゥケ政権に抗議し、警官隊と衝突するデモ隊=5日、ボゴタ(AFP時事)

 【サンパウロ時事】南米コロンビアで税制改革をきっかけに反政府デモが激化し、公的機関によると発生10日を迎えた7日までに少なくとも26人が死亡、数百人が負傷した。

 行方不明者も多数に上っている。親米右派のドゥケ大統領は改革法案を撤回。財務相が辞任したものの事態は収まらず、政治の混迷も深まっている。

 発端となったのは、ドゥケ政権が新型コロナウイルス対策や貧困対策の原資にするために打ち出した税制改革。4月半ばに議会に提出された法案は、非課税だった水道・ガス・電気などの基本サービスや生活必需品に付加価値税を課す内容で、コロナ禍で疲弊し切った市民の不満が爆発した。

 労働組合や学生・市民団体の呼び掛けで4月28日に法案に反対する全国デモが行われ、以後、首都ボゴタやメデジン、カリなどの大都市でデモ隊の一部が暴徒化し、治安部隊と激しく衝突。ボゴタでは暴徒が警察詰め所を火炎瓶で焼き打ちした。治安部隊も実弾で応酬するなどして、死傷者が拡大した。

 こうした状況を受けドゥケ氏は今月2日、「私は財務省が提出した法案を取り下げ、合意による新しい法案を作成するよう求めている」と法案撤回を表明。翌3日にはカラスキジャ財務・公債相が引責辞任し、幕引きを図った。

 しかし、デモ隊側は勢いづき、治安部隊の解散、最低所得保障制度の最低額引き上げ、新型コロナワクチンの接種加速、ドゥケ氏退陣など要求を拡大させている。

 死傷者増加に伴い、政権に対して国際社会からも厳しい視線が向けられ始めた。国連や米国、欧州連合(EU)は当局による「過度な力の行使」に懸念を表明。ドゥケ氏は各政治勢力や市民団体との対話を開始し、7日には「(野党勢力と)生産的な対話を行った」と強調したが、混乱収拾に向けた落としどころは見えていない。

2665チバQ:2021/05/12(水) 23:11:18
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20210512k0000m030001000c.html
ケイコ氏が急進左派を猛追 富裕層が支持 ペルー大統領選
2021/05/12 06:00毎日新聞

ケイコ氏が急進左派を猛追 富裕層が支持 ペルー大統領選

南米ペルー大統領選の決選投票に向け支持を広げるケイコ・フジモリ氏(中央)=ペルー北部チョタで2021年5月1日、AP

(毎日新聞)

 6月の南米ペルー大統領選の決選投票に向けた選挙戦で、中道右派の野党党首、ケイコ・フジモリ氏(45)=日系3世=が急激に支持を広げている。各種世論調査で大幅なリードを許していた急進左派の小学校教師、ペドロ・カスティジョ氏(51)を猛追し、小差に迫る。カスティジョ氏が掲げる主要産業の国家管理強化策に対し、市民の不信感が高まっている模様だ。

 地元調査会社CPIが10日に発表した調査によると、ケイコ氏は支持率32%を獲得し、34.2%のカスティジョ氏と2.2ポイント差に迫った。4月25日公表の調査では23.1%にとどまったケイコ氏は12.4ポイント差を開けられていた。また、調査会社IEPの4月25日発表の調査で20ポイント差をつけられていたケイコ氏は、5月9日公表の調査で6.2ポイント差に縮めた。小差でリードされているものの、ケイコ氏に追い風が吹いている状況だ。

 貧困層を支持基盤とするカスティジョ氏は、自由主義的な経済政策から転換し、鉱山やエネルギー産業の国家管理強化を主張。本人は否定するが、かつてテロを頻発させた左翼ゲリラとのつながりが指摘される。

 3度目の大統領選挑戦となるケイコ氏は、過去2度の大統領選を巡る不正資金受領疑惑の捜査を受け支持率低迷に苦しんできた。しかし、急進左派のカスティジョ氏との一騎打ちの構図では、自由主義的経済の維持を掲げるケイコ氏の主張が富裕層を中心に相対的な支持を広げているのだ。

 首都リマ郊外の牧師、カルロス・モンテスさんは毎日新聞の電話取材に、「本音では汚職にまみれたケイコ氏を支持したくないが、極端な政策のカスティジョ氏と比べればまともなケイコ氏に投票する」と話った。カスティジョ氏が勝てば、石油の国家管理を強めた左派政権下で経済危機が深刻化したベネズエラの二の舞いになると危惧する。

 4月11日の大統領選の第1回投票で首位に立ったカスティジョ氏と、次点につけたケイコ氏による決選投票は6月6日に投開票される。ケイコ氏はアルベルト・フジモリ元大統領(82)の長女。【サンパウロ山本太一】

2666チバQ:2021/05/14(金) 17:34:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/d2af87683aa30eb216383a8319cc6d8860dab3bd
IS系勢力によるモザンビークの町襲撃、救助で白人優遇 アムネスティ
5/14(金) 17:03配信

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AFP=時事
モザンビーク・ペンバに船で到着したパルマから避難してきた人々(2021年4月1日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】国際人権団体アムネスティ・インターナショナル(Amnesty International)は13日、3月にモザンビーク北部沿岸の町パルマ(Palma)がイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」系武装勢力に襲撃された際の救出作戦で、白人が優遇されたとする報告書を発表した。

【写真6枚】モザンビーク・パルマから避難するための飛行機を待つ人々

 IS系武力勢力は3月24日、パルマを襲撃。約200人が海辺にあるアマルラ・パルマ・ホテル(Amarula Palma Hotel)に避難した。その大半が公務員や、近くのガス施設開発に携わっていた外国人だった。

 アムネスティによると、ホテルに避難した人のうち、約20人が白人の請負業者だった。

 黒人11人の証言をまとめた報告書は、民間人が避難していたホテルでは、犬さえも黒人より先に救助のヘリコプターに乗せてもらえたと批判している。

 アムネスティは「白人の請負業者らは地元の民間人の黒人よりも先にヘリで運ばれた」と指摘した。また、ホテルの支配人は、黒人がまだ残っているにもかかわらず、飼い犬のジャーマンシェパード2匹と共にヘリに乗り込んだという。

 政府の武装勢力掃討作戦を支援するため雇われ、ホテルでの救出作成にも携わった南アフリカの民間軍事企業ダイク・アドバイザリー・グループ(Dyck Advisory Group)は、アムネスティの主張を否定している。

 同社の創業者リオネル・ダイク(Lionel Dyck)氏はAFPに対し、アムネスティの主張は「全く正確ではない」とし、後で公式な発表を行うと述べた。


 アムネスティのアフリカ東部・南部地域の責任者、デプロス・ムチェナ(Deprose Muchena)氏は「救出計画が人種差別に基づいていたという憂慮すべき報告だ」と述べた。

 ムチェナ氏は「武装勢力の襲撃中に、肌の色を理由に人々を見捨てるのは人種差別であり、民間人保護の義務に反する」と続けた。また、ホテルの支配人が「人の代わりに犬を救う選択をしたことに非常にショックを受けている」と述べた。【翻訳編集】 AFPBB News

2667チバQ:2021/05/16(日) 00:02:54
https://news.goo.ne.jp/article/cnn/world/cnn-35170786.html
セーシェル、ワクチン接種率6割でも感染拡大 専門家は悲観せず
2021/05/15 17:15CNN.co.jp

セーシェル、ワクチン接種率6割でも感染拡大 専門家は悲観せず

寺院の前に立つ男性=4月3日、首都ビクトリア/Valery Sharifulin/TASS/Getty Images

(CNN.co.jp)

(CNN) インド洋の島国セーシェルでは6割を超える国民が新型コロナウイルスのワクチン接種を完了しているが、依然として感染が拡大している。専門家らはワクチンを接種してもなお、社会的距離の確保といった感染対策が必要であると改めて強調する。

十分なワクチンの供給に苦慮する国もある中、セーシェルは国民の61.4%以上がすでにワクチンの接種を済ませた。それでも国内の感染拡大には歯止めがかかっていないのが実情だ。

過去1カ月で人口9万8000人の同国の感染者は急増。当局は複数の制限措置に踏み切ることを余儀なくされた。13日発表のデータによると現感染者数は2700人あまりで、このうちの33%はワクチン接種を完了していると保健省は説明する。

観光業への依存度が高いセーシェルは、3月にほぼすべての海外からの旅行者受け入れを再開した。これによりPCR検査陰性が証明された旅行者には隔離措置が免除された。

ただその時点で3800人に満たなかった感染者数は、この後2倍以上の9184人に急増。死者も16人から32人に増えている。

感染拡大の理由は明確ではないが、閣僚の1人は従来国内に存在したウイルスがワクチン接種の進展で気の緩んだ国民の間で蔓延(まんえん)した可能性を示唆。また感染経路特定や検査の体制が強化されたため、より多くの感染者を捕捉できるようになった結果ともみている。

セーシェルでワクチン接種を完了した人のうち、57%は中国のシノファーム(中国医薬集団)のワクチンを、43%は英アストラゼネカなどが開発しインドで製造されたワクチン「コビシールド」をそれぞれ投与されている。前者は18〜60歳まで、後者は60歳より上の人たちを接種対象とする。

感染者の急増でワクチンの有効性に懐疑的な見方も出かねない状況となっているが、当局者らや専門家、世界保健機関(WHO)はセーシェルで起きていることはおおむね予想通りだとの認識を示す。

WHOのアフリカ地域事務局でワクチン予防に関するプログラムコーディネーターを務めるリチャード・ミヒゴ博士は、セーシェルのデータについて、重症化や入院、死亡を防ぐという観点でワクチンが極めて有効であることは示されていると指摘。ワクチンによって国民全員が防護されていない状況では、感染拡大が継続しない理由はないと述べた。

同博士のチームは引き続きデータを検証し、セーシェルでの傾向を把握するとしている。

2668チバQ:2021/05/16(日) 00:08:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/e4e4dc295f61e45d619ca8650d5404b8a06f267e
「スーダンから武装勢力」 撃退と主張 エチオピア軍
5/15(土) 20:25配信

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時事通信
隣国スーダンに逃れたエチオピア難民たち=2月19日、スーダン東部ガダレフ州(AFP時事)

 【アディスアベバAFP時事】エチオピア軍高官は14日、旧支配勢力「ティグレ人民解放戦線(TPLF)」の武装集団が隣国スーダンからエチオピア北部ティグレ州侵攻を試みたが「撃破した」と主張した。

 政府系メディアFBCで語った。

 高官によると、武装集団は約320人で「何人かは脱水のため道端で死んだ。何人かは捕らえた。投降を拒んだ者は軍が全滅させた」という。高官はTPLFの残党について「米国やスーダンに拠点を置く元エチオピア軍将校」が率いていると訴えた。昨年11月からの戦闘で、スーダンには大勢の難民が逃げ込んでいる。

2669チバQ:2021/05/17(月) 15:37:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/149d9ff0bbe264823fd9378f6bcabe8d54c14379
南米チリで制憲議会選 来年中にも新憲法草案の可否を問う国民投票
5/17(月) 11:05配信


産経新聞
 【ニューヨーク=平田雄介】南米チリで15〜16日、新憲法の草案をつくる議員155人を選ぶ制憲議会選が行われた。6〜7月に開会し、最長で1年かけて草案を作成する。来年中にも実施される草案の可否を問う国民投票に向けた一連の手続きが始まった。

 新憲法の制定に向けた動きは、社会格差の拡大に抗議するデモが2019年秋に激化し、国家の国民に対する義務に関する記述が少ない現憲法への批判が高まったことで具体化した。昨年10月の国民投票では約8割が新憲法の制定に賛成している。

 制憲議会選には、政治家をはじめ、学者や法律家、記者、モデル、俳優など経歴も多様な1200人以上が立候補。男女の議員数の均衡を取る仕組みが導入されたほか、17人の先住民枠が設けられるなど、国民の声を公平に反映することに注意が払われている。

 草案づくりでは、抗議デモの要求となっていた教育や健康、年金などの社会保障の充実のほか、警察や中央銀行など国家権力の在り方、先住民の地位向上などが議論される見通し。

 完成した草案が国民投票で否決された場合、ピノチェト軍事政権下の1981年に施行された現憲法が存続することになる。

2670チバQ:2021/05/18(火) 15:20:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/d44806b297780c600a26a519811df46ea23d31e5
チリ、軍政の憲法改正へ 制憲議会155議員選出
5/18(火) 13:34配信

時事通信
新型コロナウイルス対策のため、風通しの良い高校の運動施設に設けられたチリ制憲議会選挙の投票所=16日、サンティアゴ(EPA時事)

 【サンティアゴAFP時事】南米チリで15、16の両日、ピノチェト軍政期(1973〜90年)に制定された憲法を改正するため「制憲議会」(155議員)の選挙が行われた。

 2019年、サンティアゴで予定されていたアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議を中止に追い込んだデモと騒乱が求めたのが、新憲法の制定だった。

 現行憲法は、国の役割を限定し、企業活動を奨励する。目を見張るチリの経済成長を実現した基盤になったと評価される一方、既得権層が肥え太り、貧富の差を固定させた元凶と非難される。教育も医療も年金も営利企業中心の社会は、貧困層には非常に厳しい。

 17日までに99.9%の開票が終わった結果、半分近い票が既存の政党を避け、独立系候補へ向かった。ピニェラ大統領は「国民の要求と願望への適合」試験に現政権や既存政党は落ちたと素直に認めた。

 現行制度維持を目指すピニェラ政権をはじめ右派陣営は2割の得票と低迷。資源の国家管理拡大による財政支出強化を訴える左派陣営は3割の得票にとどまった。

 46%を得票した独立系が最大会派だ。デモを通じ社会変革を求める点では一致しているが、教師や作家、記者、弁護士、活動家ら多様な人材の集まりで、専門家は「まず互いの意見の擦り合わせが必要で複雑だ」とまとまりを不安視する。

 制憲議会の内訳は女性が78人、男性が77人。うち17議席は先住民に確保された。9カ月で草案をまとめ、是非を問う国民投票を来年行う。

2671チバQ:2021/05/21(金) 14:04:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/d8bb3792d18c1e8c44a7a0d1a509d847861fb6bd
クオータ制が逆効果…チリ制憲議会選、女性候補ら躍進も男性に議席譲る
5/21(金) 12:58配信

AFP=時事
チリの首都サンティアゴで、制憲議会選挙に当選した女性候補(右、2021年5月20日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】南米チリで、新憲法を起草する「制憲議会」(155議席)の選挙が15、16日に行われ、女性候補者がめざましい健闘を見せた。だが、男女の機会均等の試みとして導入されたクオータ制により、かえって男性候補に有利な選挙結果となったことが分析から分かった。

 今回の制憲議会選では、候補者1300人超の半数を女性とし、議席も半分を女性に割り当てるクオータ制が導入された。

 当初は誰も、女性候補らがクオータ制を必要としないほどの躍進を見せるとは予想しなかったようだが、ふたを開けてみると、議席の半数を上回る84人の女性が当選した。

 しかし、クオータ制によって議席の男女均等を確保するための「ジェンダー補正」が必要となり、有権者に選出された女性候補に代わって、男性候補7人が議席を獲得。この結果、男性議員は78人となり、女性議員77人よりも1人多くなった。

 同じく先週末に実施された地方選ではクオータ制は導入されず、女性候補の当選率は知事選で16%、市長選で23%、地方議員選で39%だった。

 政治学者のパメラ・フィゲロア(Pamela Figueroa)氏は、制憲議会選の結果について、「女性は(選挙の候補者として)適格でないとか、競争力がないという神話を打ち破った」と語った。問題は、政党が女性を候補者に擁立しない点にあった。

 チリは保守的な国で、たとえば人工妊娠中絶は長年、全面的に禁止されていた。2017年にようやく、レイプ被害に遭った場合や健康上のリスクがある場合の中絶が認められ、今年になって選択的中絶が合法化された。【翻訳編集】 AFPBB News

2672チバQ:2021/05/23(日) 12:32:33
https://www.asahi.com/articles/ASP5R2G0DP5RUHBI004.html
コンゴ民主共和国で噴火 溶岩が町に接近、住民ら避難
ヨハネスブルク=遠藤雄司2021年5月23日 7時45分

22日、ニラゴンゴ山の噴火を受けて避難を始めたゴマの住民たち=AFP時事

 22日午後7時ごろ、コンゴ民主共和国東部の北キブ州にあるニラゴンゴ山が噴火し、ふもとにある州都ゴマから多くの住民が(隣国)ルワンダ国境などへ避難を始めた。AFP通信などが報じた。被害の詳細は明らかになっていない。

 同通信やAP通信によると、噴火直後からゴマの大部分で停電が発生。溶岩の一部が町に近い高速道路にも達しており、避難しようとする人々で道路が埋め尽くされているという。AFP通信によると、国連PKO「コンゴ民主共和国安定化ミッション」の関係者は「溶岩はルワンダに向かっている。ゴマ周辺は安全だ」と説明している。ニラゴンゴ山は2002年1月にも噴火。溶岩はゴマ東部に達し、100人超が犠牲になった。(ヨハネスブルク=遠藤雄司)

2673チバQ:2021/05/24(月) 00:45:41
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021052200381&g=int
ケイコ氏、「三度目の正直」なるか ペルー大統領選決選まで2週間
2021年05月23日07時07分

ペルー大統領選候補のケイコ・フジモリ氏=17日、リマ(AFP時事)
ペルー大統領選候補のケイコ・フジモリ氏=17日、リマ(AFP時事)

ペルー大統領選の急進左派候補ペドロ・カスティジョ氏=18日、リマ(AFP時事)

 【サンパウロ時事】南米ペルーの大統領選決選投票(6月6日)が2週間後に迫った。小学校教員で教員組合出身の急進左派ペドロ・カスティジョ氏(51)と、フジモリ元大統領の長女で中道右派「フエルサ・ポプラル」党首のケイコ氏(45)の対決は当初、4月の第1回投票でトップに立ったカスティジョ氏がリードしていたものの、次点だったケイコ氏が差を詰めて接戦の様相を呈している。
 ケイコ氏が当選すれば親子2代、女性では同国初の大統領。直近2度の大統領選では、ケイコ氏が決選投票で左派候補、中道右派候補にそれぞれ僅差で敗れており、「三度目の正直」となる。一方、カスティジョ氏が当選すれば、ケイコ氏を破った2011年のオジャンタ・ウマラ氏以来の左派政権が誕生する。
 鉱業や水力発電、通信部門の国有化や国内総生産(GDP)の1割を教育費に充当すると主張するカスティジョ氏は地方在住者や男性、低学歴・貧困層に浸透。ケイコ氏を、強権をふるったフジモリ元大統領に重ねて「独裁政権は二度とごめんだ」と訴え、国民の半分を超える「反フジモリ派」に投票を呼び掛けている。
 一方、新自由主義体制を擁護する一方で、貧困層への支援拡充を訴えるケイコ氏はリマ首都圏在住者、高学歴・富裕層が支持基盤。第1回投票で敗れた中道右派系の主要各候補の支持とともに、かつて父親と大統領選で対決したノーベル賞作家バルガス・リョサ氏の応援を得ている。カスティジョ氏の挑発に「(大統領になることは)目的ではない。(私は)国が共産主義の手に落ちるのを防ぐ手段だ」と応じ、同氏を、同じ南米ベネズエラを経済破綻に追い込んだ反米左派指導者になぞらえて危機感をあおっている。
 4月中旬の各社世論調査では、カスティジョ氏がケイコ氏を12.4〜20.0ポイントもリードしていたが、最新調査ではケイコ氏が1.8〜6.9ポイント差に迫っている。

2674チバQ:2021/05/25(火) 11:20:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/86a5853ea86d47286825feaf7db401f0927cf764
マリ軍、大統領と首相を拘束 クーデターか、内閣改造に不満
5/25(火) 7:29配信

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時事通信
マリ暫定政府のウアンヌ首相=2009年1月、ニューデリー(AFP時事)

 【ロンドン時事】西アフリカ・マリからの報道によると、暫定政府のヌダウ大統領とウアンヌ首相が24日、国軍兵士らによって拘束された。

 首都バマコ郊外カティにある軍基地へ連行された。詳しい状況は不明だが、この日行われた内閣改造に不満を持つ勢力がクーデターを起こした可能性もある。

 マリでは昨年8月、クーデターでケイタ大統領(当時)が失脚し、元国防相のヌダウ氏が暫定大統領に選ばれた。民主的な移行政権樹立に向けた計画の遅れを批判されてきたヌダウ氏は「幅広い基盤」に基づく内閣の人事刷新を約束。24日に行った内閣改造で、昨年のクーデターで指導的役割を担った閣僚2人の交代を発表していた。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/29c3be7e7218d86abeb0f75f1097e3320d62f400
マリで暫定政権の大統領ら拘束 再び政変の恐れ高まる
5/25(火) 10:43配信

共同通信
 【ナイロビ共同】西アフリカ・マリで24日、暫定政権のヌダウ大統領とウアンヌ首相を兵士が首都バマコ近郊の軍基地に拘束した。ロイター通信などが報じた。マリでは昨年8月のクーデターで当時のケイタ大統領が失脚したばかり。1年足らずで再び政変となる恐れが高まったことで、政情のさらなる不安定化が必至の情勢だ。

 24日にはこれに先立ち暫定政権の内閣改造があり、昨年のクーデターに参加した閣僚2人が交代となった。兵士らが蜂起した理由は明らかになっていないが、暫定政権を巡る軍内部での権力闘争が背景にあるとみられる。

2675チバQ:2021/05/25(火) 11:21:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/3694dcd8b23278063d5b6ddb79248d73ce7771fb
マリ軍、暫定政府の大統領と首相拘束 再びクーデターの恐れ
5/25(火) 8:31配信

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AFP=時事
マリ暫定政府のバ・ヌダウ大統領。首都バマコで(2020年9月25日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】西アフリカ・マリ暫定政府のバ・ヌダウ(Bah Ndaw)大統領とモクタル・ウアンヌ(Moctar Ouane)首相が24日、国軍兵士らによって拘束された。当局関係者が明かした。内閣改造に不満を持つ兵士らが2人を首都郊外の軍基地へ連行したとされ、この1年で2度目のクーデターの恐れが高まっている。


 ヌダウ大統領とウアンヌ首相は、昨年8月の軍事クーデターの後、西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)の制裁を回避するために設置された文民統治への移行政権を率いている。

 しかし、移行政権にはクーデターの首謀者や軍将校らが大きな影響力を持っており、来年初頭までに選挙を実施するという公約の実現には疑問符が付いている。

 AFPの取材に匿名で応じた2人の軍幹部によると、暫定政府は24日午後、高まる批判に応えて内閣改造を行ったが、バ大統領とウアネ首相はその後、兵士らによって首都バマコ郊外にある軍のカティ(Kati)駐屯地へ連行された。

 この事態を受け、国連(UN)、アフリカ連合(AU)、ECOWAS、欧州連合(EU)、米国、英国はマリ軍による拘束を非難し、2人の「即時かつ無条件の解放」を要求した。【翻訳編集】 AFPBB News

2676チバQ:2021/05/25(火) 11:25:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/e82b2cef3c12fdfd4b34c94f49ff6fb604edfc7d
南太平洋サモアで政治混乱 親中派首相、選挙敗北認めず
5/25(火) 7:10配信


時事通信
 【シドニー時事】南太平洋の島国サモアの長期政権が先月行われた総選挙の敗北を認めず、親中派の首相が居座っている。

 議会が開かれれば新党の党首が同国初の女性首相に指名されるのが濃厚だが、閉鎖されたまま新首相が選出できない状態で、混乱に陥っている。

 サモアでは4月9日に総選挙(51議席)があり、新党サモア・ファーストの勢力が与党の人権擁護党に1議席の差で勝利した。今月24日に議会で新党のフィアメ・ナオミ・マタアファ党首が新たな首相に選ばれる見通しだった。

 ロイター通信によれば、最高裁は24日の議会開会を命じたが、ツイマレアリイファノ元首が開会を中止。ツイラエパ首相は記者団に対して「この職務に残り、いつも通りに執務を行う」と宣言した。一方、フィアメ氏は議会の外で即席の式典を開き、首相就任を宣誓したとの情報もある。

 20年以上にわたり首相を務めるツイラエパ氏は親中派で、サモアは中国からの支援と引き換えに多額の対中債務を抱えた。フィアメ氏は、ロイターに対して、中国が支援する1億ドル(約109億円)規模の港湾開発を中止すると表明している。

2677チバQ:2021/05/25(火) 11:39:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/983d22b4f55cf0930df9c4518840691a4338da48
極左ゲリラが子供ら14人殺害、遺体すべて焼く…大統領選を妨害か「ケイコに投票する者は売国奴だ」
5/25(火) 11:12配信


読売新聞オンライン
ケイコ・フジモリ氏(ロイター)

 【リオデジャネイロ=淵上隆悠】南米ペルー軍は24日、中部サンミゲルデルエネの飲食店で、極左ゲリラ「センデロ・ルミノソ(SL)」が住民14人を殺害したと発表した。来月6日に予定されている大統領選の決選投票を妨害する狙いがあるとみられる。

 発表によると、事件は23日夜に起きた。子ども2人を含む遺体はいずれも焼かれていたという。犠牲者は18人に上るとの情報もある。

 1969年に組織され、「農村が都市を包囲する」という毛沢東理論を掲げてテロを繰り返したSLは、90年代にアルベルト・フジモリ元大統領の厳しい取り締まりを受け、弱体化した。大統領選の決選投票には、フジモリ氏の長女で野党党首のケイコ・フジモリ氏が進んでいる。地元紙エル・コメルシオ(電子版)によると、現場には「ケイコに投票する者は売国奴だ」と脅すビラが残されていた。

2678チバQ:2021/05/25(火) 21:01:29
>>1796>>2412>>2439-2451>>2464>>2674
https://news.yahoo.co.jp/articles/79f863a81a755aece9164e978dc1c8d8134f67b4
マリ軍、大統領や首相を拘束 閣僚ポスト失い、不満か
5/25(火) 18:54配信

毎日新聞
 アフリカ西部マリで24日、軍が暫定政権の大統領や首相ら幹部の身柄を拘束した。ロイター通信が報じた。動機は不明だが、クーデターにつながる可能性もある。国連は即時・無条件の解放を求める声明を出した。

 拘束されたのは暫定政権のヌダウ大統領やウアンヌ首相ら。直前には内閣改造の発表があり、軍出身の閣僚2人がポストから外されたことから、軍が不満を募らせたとの見方もある。マリでは2020年8月に軍がクーデターを起こして当時の大統領が辞任。軍と文民が共同で暫定政権を発足させ、22年2月の総選挙実施、民政移管を目指してきた。

 マリやその周辺国では近年、イスラム過激派の活動が活発で、取り締まりのためフランスも軍隊を派遣している。政治の不安定化が治安に悪影響を及ぼす恐れもある。【ヨハネスブルク平野光芳】

2679チバQ:2021/05/25(火) 21:23:16
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021052500675&g=intラソ氏が大統領就任 右派政権、経済開放強調―エクアドル
2021年05月25日14時11分

24日、エクアドルのキトで、市民に手を振るラソ新大統領(AFP時事)
24日、エクアドルのキトで、市民に手を振るラソ新大統領(AFP時事)


 【サンパウロ時事】南米のエクアドルで24日、4月11日の大統領選決選投票で左派候補を破った右派で元銀行頭取のギジェルモ・ラソ氏(65)が大統領に就任した。任期は4年。同国ではコレア氏(ベルギーに事実上亡命)が2007年に大統領となって以来、反米左派政権が続いていたが、モレノ前大統領はコレア氏とたもとを分かち、経済再建のため米国寄りにかじを切っていた。
 ラソ氏は就任式で「きょう、われわれは国の民主的な魂を回復する闘いを始める」と宣言。「われわれは誰も迫害しないし、黙らせるつもりもない」と述べ、国民和解を呼び掛けた。また、「われわれの目的は国を最小化させることではなく、最貧困層を助ける能力を最大化することだ」と強調。財政再建のための「小さな政府」を前提に、行政効率化により、国民の3割に達する貧困層の福祉向上に取り組む決意を示した。
 経済面では「世界貿易、同盟国との自由貿易協定(FTA)に向けた扉を開く」と宣言。新自由主義や市場経済に基づき、開かれた経済を目指すことを明確にした。

2680チバQ:2021/05/26(水) 13:27:10


https://news.yahoo.co.jp/articles/17222e7686d609b1ba357de0c202a7c11f1755aeマリ大統領と首相追放、副大統領が権限掌握
5/26(水) 11:29配信

CNN.co.jp
マリ暫定政権のゴイタ副大統領=2020年9月22日

(CNN) 政情不安の続く西アフリカ・マリで25日、暫定政権のゴイタ副大統領は、ヌダウ大統領とウアンヌ首相を追放したと発表した。この前日、両氏が解任されたと複数の国際組織が伝えており、これを認めた形となった。

国営放送でこの日に報じられた副大統領の声明によると、昨年起きた軍事クーデターを率いた同氏は、ヌダウ、ウアンヌ両氏の他、両氏の複数の顧問らが解任されたと発表。理由については、内閣改造に関する相談がなかったためとしている。

外交筋がCNNに対して明らかにしたところでは、今回の政変劇の中心人物である将校2人が、24日に発表された新内閣の閣僚に含まれておらず、これがクーデターの引き金となった可能性があるという。

追放された大統領、および首相の所在は現在のところ不明。

ヌダウ、ウアンヌ両氏は、昨年8月に発生したクーデターを受けて発足した暫定政権で、それぞれ大統領および首相の職に就任。

ヌダウ氏が首班を務めた移行政権は民政復帰を実現するため、来年2月に議会選および大統領選を実施すると公約していた。

先の声明によるとゴイタ副大統領は、民政復帰の移行プロセスに従い、予定されている選挙日程を維持する意向であることを表明したという。

その一方、西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)は声明で、一連の拘束は「権力掌握の試み」と非難。

同国の旧宗主国であり、軍事同盟を結ぶフランスは25日、クーデターの関係者に対し、制裁を科す準備があるとした。

2681名無しさん:2021/05/29(土) 16:55:44
『武力攻撃事態』だの『存立危機事態』だの言葉遊びに終始するばかりで 日本固有の領土である竹島を取り返す意気地すらない自衛隊と違って米軍は張り子の虎じゃねえんだよ

米軍が居なかったら日本も韓国も東西冷戦時に近隣の社会主義軍事大国に呑み込まれ 今頃 香港やウイグルみたいになってたんだぞ

どっちが良いんだ? 米軍の飛行訓練は遊びじゃねえんだ 少しくらい我慢しろよ

2682チバQ:2021/05/30(日) 13:09:10
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021052800828&g=int
フランスとルワンダ大虐殺、闇は続く 権益守るため民兵訓練か
2021年05月29日08時16分

ミッテラン仏大統領(手前左)とルワンダのハビャリマナ大統領(同右)=1984年12月、キガリ(AFP時事)
ミッテラン仏大統領(手前左)とルワンダのハビャリマナ大統領(同右)=1984年12月、キガリ(AFP時事)

ルワンダ愛国戦線(RPF)に追われたフツ避難民から歓迎されるフランス軍=1994年7月3日、ルワンダ南部ブタレ郊外(AFP時事)

 1994年のルワンダ大虐殺にフランスがどこまで関わったのか、マクロン仏大統領が責任を認めても詳細は闇に包まれている。ミッテラン政権(81〜95年)の末期に起きた世紀の犯罪は、現代フランス史に暗い影を落としたままだ。
ルワンダ大虐殺に「責任」 関係改善へ前進―仏大統領

 東西冷戦が終わり、90年代前半のアフリカのパワーバランスは崩れていた。ルワンダのカガメ現大統領は当時、武装勢力ルワンダ愛国戦線(RPF)を率いて隣国ウガンダから攻め入り、親フランスだった多数派フツの政権を倒そうとしていた。RPFに対抗しアフリカ大陸の中央に位置するフランス随一の権益を守るため、仏軍がフツの民兵を訓練し、武器の調達にも深く関わっていたと疑われている。
 仏ニュースサイト「メディアパルト」は2月、ミッテラン氏の顧問の公文書群から発掘した94年当時の公電の内容を報じた。仏外務省は駐ルワンダ大使に対し、虐殺容疑者を「『人道安全地帯』から出してほしいと関係者に伝えなさい」と指示している。
 仏軍は当時、戦闘停止を目指す介入を名目にした「トルコ石作戦」を展開し、ルワンダ南部に「人道安全地帯」を設定、フツ過激派をここへ逃したと非難されている。公電は大使に対し、さらに隣国ザイール(現コンゴ)へ逃がすための調整を指示したものとみられる。
 この指示した人物こそが現在、仏情報機関「対外治安総局(DGSE)」のトップとなっているベルナール・エミエ長官だとメディアパルトは報じた。口をつぐんだままの高官は恐らく他にもいる。

2683チバQ:2021/05/31(月) 20:03:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/c4c43a0ed1dca41e9645e97d0aa19cb29ac96ce2
候補者の暗殺、昨年9月以降88人に メキシコ中間選挙
5/31(月) 16:30配信


CNN.co.jp
アルマ・ロサ・バラーガン氏の葬儀に集まった遺族や友人ら=26日、メキシコ・モロレオン

メキシコ市(CNN) メキシコで6月6日に行われる中間選挙を前に、各地で政治家や候補者の暗殺が相次いでいる。現地のコンサルティング会社によると、昨年9月以来、殺害された政治家や候補者は少なくとも88人に上る。

この88人を含めて数なくとも565人が、何らかの犯罪の標的にされてきた。

メキシコ政府によると、今回の中間選挙は史上最大の規模になる。投票が締め切られる6月6日までには、史上最悪の死者を出す可能性もある。

北部ソノラ州カへメの地方選に立候補していた元検察官のアベル・ムリエタ氏は2週間前の日中、人通りの多い通りで支持者と一緒にビラ配りをしていたところ、車に乗った男2人に銃撃されて死亡した。

ムリエタ氏は一貫して犯罪対策を筆頭の公約に掲げ、殺害される前日に収録された最後のキャンペーンCMでは「私たちの子どもを奪い、家族を崩壊させる麻薬はもうたくさんだ。私は法を制定する。私の手は震えていない。私は恐れない」と訴えていた。

当局は、何者かが故意に同氏を狙ったとみて捜査を続けているが、容疑者は特定できていない。

25日には別の候補者が選挙運動中に射殺された。アルマ・ロサ・バラーガン氏は、メキシコの中でも特に治安の悪いグアナフアト州モロレオンの市長選に立候補していた。死の直前にフェイスブックで中継したライブイベントでは、「一緒にやれば、もっとうまくできます」と明るい調子で有権者に呼びかけていた。

グアナフアト州司法長官は候補者の暗殺を非難、捜査は現在も進められている。

メキシコ全土でこれほど多くの候補者が殺害されている動機は不明だが、専門家は犯罪組織や勢力争いが絡む可能性を指摘する。

メキシコの治安問題に詳しい専門家のアナ・マリア・サラザール氏によると、多くの場合、小規模な犯罪組織や大規模な麻薬密売組織が、自分たちの支持する候補者を当選させるために、気に入らない候補者を標的にしていると思われる。

さらに、政治家や候補者本人が犯罪組織とつながっていることもある。

犯罪組織は候補者への資金提供や支援を行っており、そうした関係から手を引こうとした候補者は脅迫されたり殺害されたりするという。

メキシコのアンドレス・マヌエル・ロペスオブラドール大統領は3年前に就任して以来、麻薬犯罪組織と全面対決していたそれまでの戦略を転換。麻薬組織にメンバーが加わらないよう、長期的な根本原因である貧困問題への取り組みを優先してきた。

だがサラザール氏は、候補者が殺害される一因はこの戦略にあると推測、犯罪組織が実質的に野放し状態になり、「存在する権利」を与えられていると指摘する。

政府に対しては何十年も前から、候補者を守るための対策が不十分だと批判する声が上がっており、その状況はロペスオブラドール大統領になっても変わらない。大統領は最近の記者会見で、「候補者にとっては困難な時だ」「我々は引き続き候補者を守り続けなければならない」と語った。

しかし政府の対策が不十分な一因は、問題の深刻さを認識していないためだとの批判もある。

政府の公式統計では、殺害された政治家や候補者は現時点で14人と、コンサルティング会社の推計よりも大幅に少ない。

メキシコでは未解決の犯罪が90%を上回る。投票日が迫る中、さらに多くの候補者が殺害されるのではないかという懸念は強まっている。

2684チバQ:2021/06/02(水) 09:42:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/2454ae7c23a87f5351e7a69ae5de88973df1d5b7
ウガンダ首都で閣僚狙った銃撃、娘と運転手が死亡 閣僚は負傷
6/2(水) 8:12配信


CNN.co.jp
法医学の専門家が現場を保全する様子

ウガンダ・カンパラ(CNN) アフリカ東部ウガンダの首都カンパラで1日、カトゥンバ・ワマラ土木事業・運輸相ら4人が乗った自動車がオートバイに乗った襲撃犯から銃撃を受け、車の中にいた同氏の娘(26)と運転手が死亡した。ウガンダ警察が発表した。

警察によると、カトゥンバ・ワマラ氏は銃撃で負傷し、病院に搬送された。ボディーガードは無傷だった。

車は軍に登録された車両で、カトゥンバ・ワマラ氏の自宅を出たところで襲われた。自宅はカンパラ郊外の富裕層が住むキサシ地区にある。

犯人の身元は不明で、人数は4人。2台のオートバイに乗り、カトゥンバ・ワマラ氏の車の横に付けると数発の銃弾を発射した。娘と運転手は即死だった。ナンバープレートは隠されていたという。

警察は犯人らがカトゥンバ・ワマラ氏の自宅から出てくる車を追っていたと述べ、同氏を狙った犯行との見方を示した。

ムセベニ大統領はツイッターで、カトゥンバ・ワマラ氏とは2度電話で話し、十分な治療を受けていると投稿。当局が銃撃犯の「手がかりをつかんでいる」とも述べた。

カトゥンバ・ワマラ氏は2001〜05年に警察トップに就任。現役のウガンダ軍関係者で初めて同職に就いた。

2685チバQ:2021/06/02(水) 15:37:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/41fcb96c59e9e7ac1775eade3d50b5258ec3f7d1
チャドと中央アフリカ緊迫 国境で戦闘、兵士6人死亡
6/2(水) 14:17配信


時事通信
 【ヌジャメナAFP時事】チャドと中央アフリカは1日、共同声明を出し、国境で5月30日に起きた戦闘について合同調査を行うと発表した。

 戦闘ではチャド兵6人が死亡した。うち5人は拉致された上、処刑され、チャド政府は「戦争犯罪」と中央アフリカを非難。「逃げ得は許さない」と述べ、両国関係は一気に緊迫していた。

 中央アフリカは、武装勢力の犯行と反論。両国外相が協議し「何が起きたか明確にすることが喫緊の課題」と確認した。中央アフリカはかねて、チャド領内に反政府勢力がかくまわれていると非難していた。

2686チバQ:2021/06/02(水) 21:00:42
https://www.sankei.com/article/20210602-Q6V6XM2XWNKWXL62LU7V7AO3GQ/
「私は神に任命された」選挙敗北認めぬ〝親中〟首相
2021/6/2 10:08
森 浩
世界的な大ニュースではないかもしれないが、ラグビーの強豪国として有名な南太平洋の島嶼(とうしょ)国、サモアの政争に注目している。20年以上在職するツイラエパ首相が総選挙の敗北を受け入れずに退陣を拒み、政局が混沌(こんとん)としている。敗北を潔く認める「グッドルーザー(良き敗者)」になることを拒絶している形で、単純な比較はできないが、昨年の米大統領選後の展開が頭をよぎる。

政争の発端は、4月上旬に行われ、大接戦となった議会(定数51)選挙だ。与党・人権擁護党と、野党・FAST党がともに25議席を獲得。無所属の当選者1人を取り込んだFAST党がぎりぎりで多数派を形成した。人権擁護党側は異議を申し立てたが、最高裁が5月17日に退け、FAST党が政権を担うことが決定した。

現地に取材すると、人権擁護党を率いるツイラエパ氏の強権的な政策には、不満が漂っているのだという。「過度の中国接近のほか、特に村落のトラブル解決について、司法ではなく地元有力者の判断を重視するようにした法改正の評判が悪い」と外交筋は解説した。

2687チバQ:2021/06/04(金) 10:20:35
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021060301056&g=int&utm_source=yahoo&utm_medium=referral&utm_campaign=link_back_auto
西サハラ独立派指導者出国 スペイン
2021年06月03日19時41分

【図解】西サハラ
【図解】西サハラ

西サハラの独立派「ポリサリオ戦線」指導者ブラヒム・ガリ氏=2月27日、アルジェリア西部ティンドゥフ郊外(AFP時事)

 【マドリードAFP時事】西サハラの独立派「ポリサリオ戦線」指導者ブラヒム・ガリ氏が1日、新型コロナウイルスの治療を受けていたスペインから出国した。スペイン外務省関係者が2日、「今はアルジェリアにいる」と語った。

2688チバQ:2021/06/06(日) 12:59:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/0e040661937493c36e00550ce20279e50d69362b
ペルー大統領選 決選投票開始へ ケイコ氏と左派候補が接戦
6/6(日) 12:31配信

毎日新聞
ペルー大統領選の選挙活動最終日の3日、リマ市内で開かれた集会で、最後の支持を訴えるケイコ・フジモリ氏(右)と弟ケンジ氏=AP

 南米ペルーで6日午前7時(日本時間同日午後9時)、任期満了に伴う大統領選の決選投票の投票が始まる。日系2世のアルベルト・フジモリ元大統領(82)の長女で、中道右派の野党党首ケイコ・フジモリ氏(46)と、急進左派の小学校教師、ペドロ・カスティジョ氏(51)が接戦を展開している。6日夜に開票作業が開始され、早ければ7日にも大勢が判明する。僅差の場合、開票終了に数日かかる可能性もある。

 4、5両日に明らかになった地元調査会社3社の世論調査によると、ケイコ氏が支持率で0・1〜0・7ポイント差でリードしている。ケイコ氏は決選投票序盤で支持率10ポイント以上の大幅なリードを許していたが、最終盤でわずかに上回った。だが、いずれの調査結果も調査上の誤差の範囲内にとどまり、2候補は激しく競い合っている。

 ペルー史上初の女性大統領、日系人親子2代の大統領を目指すケイコ氏は、大統領選の決選投票は3度目の挑戦。2011年、16年の決選投票ではいずれも僅差で敗れた。

 選挙戦最終日の3日に首都リマ郊外で集会を開いたケイコ氏は、3月に起訴され、今も司法手続きが続く自身の汚職疑惑について、「3回、不当に拘束された」と演説。改めて身の潔白を訴えて支持を求めた。集会には、かつて政治的に対立していたものの、関係を修復した元国会議員の弟ケンジ氏(41)も駆けつけた。ケイコ氏は「選挙戦に参加してくれてありがとう。何より兄弟として再び会えることがうれしい」と呼びかけ、フジモリ家の団結をアピールした。自由主義的な経済政策の継続を公約に掲げるケイコ氏は、富裕層、都市部住民を中心に浸透している。

 カスティジョ氏も3日、リマで集会を開き、「労働者や農民、漁師のための政府になる」と演説。政界汚職の横行と政治家に対する「特権批判」を念頭に、汚職捜査態勢の強化や閣僚・国会議員の給与削減を図ると訴えた。世界有数の資源産業の国家管理を強めて低所得者への「富の再分配」を誓うカスティジョ氏は地方の農村部住民や貧困層の間で人気が根強い。

 ペルーでは16年に就任した中道右派クチンスキ大統領ら大統領3人が汚職疑惑などで相次いで交代した。20年11月に就いた中道サガスティ大統領が今回、任期満了を迎える。新大統領は7月28日に就任し、任期は5年。【サンパウロ山本太一】

2689チバQ:2021/06/06(日) 22:40:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/689bf85088f683529bb4f322f8cc99297affb13f
ブルキナファソで2015年以降最悪の襲撃事件、住民138人死亡
6/6(日) 9:08配信


AFP=時事
ブルキナファソ北部ゴロムゴロムをピックアップトラックでパトロールするブルキナファソの兵士ら(2012年6月27日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】西アフリカ・ブルキナファソ当局は5日、同国北部の村でイスラム過激派によるとみられる襲撃があり、少なくとも住民138人が死亡したと発表した。同国でイスラム過激派による襲撃が始まった2015年以降の襲撃事件としては最多の死者数となった。


 襲撃があったのは、ヤガ(Yagha)県の主要都市セバ(Sebba)から約15キロ離れたソルハン(Solhan)村。治安当局者によると、4日夜から5日にかけて、武装集団が侵入してきたという。ソルハンは近年、何度も襲撃を受けていた。

 現地当局者は5日夜、「負傷し、その傷がもとで死亡した人が複数おり、新たな遺体も見つかっている。現時点での暫定的な死者数は138人だ」と述べた。

 ブルキナファソは2015年以降、イスラム過激派組織「イスラムとイスラム教徒の支援グループ(GSIM)」や「大サハラのイスラム国(ISGS)」などによる襲撃が激化している。

 これらの襲撃は、北部のマリ国境付近で始まったが、東部などにも拡大した。これまでに約1400人が死亡し、100万人以上が自宅を離れて避難している。【翻訳編集】 AFPBB News

2690チバQ:2021/06/07(月) 11:08:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/3960f64cb9f9f93c836a775374b21bcaeda48310
ペルー大統領選、ケイコ・フジモリ氏がわずかにリード…決選投票出口調査
6/7(月) 10:57配信

読売新聞オンライン
6日、リマ市郊外で開催された朝食会であいさつするケイコ氏(左から2人目)=渡辺晋撮影

 【リマ=渡辺晋】ペルー大統領選の決選投票は6日夜(日本時間7日午前)、投票が終了し、開票作業が始まった。主要調査会社の出口調査では、アルベルト・フジモリ元大統領(82)の長女で、中道右派のケイコ・フジモリ氏(46)が、急進左派のペドロ・カスティジョ氏(51)をわずかにリードしている。

 調査会社イプソスは6日夜、出口調査でケイコ氏が50・3%を獲得し、カスティジョ氏を0・6ポイントリードしていると伝えた。選挙管理当局は、6日深夜に中間集計を発表する。ケイコ氏が勝利すれば、フジモリ氏に続く親子2代での日系人大統領となるが、激しい接戦のため、確定には時間がかかりそうだ。

 4月の第1回投票でトップだったカスティジョ氏は、エネルギー産業の国有化や「富の再配分」などを主張し、地方の貧困層の支持が厚い。2位だったケイコ氏は市場経済重視の姿勢を見せ、カスティジョ氏の政策を敬遠する都市部の富裕層や保守層を中心に支持を広げた。

 ケイコ氏は6日午前、首都リマ北郊の貧民街に設けた特設会場で、家族や支持者らと恒例の朝食会を開き、「ペルーの大統領として仕えるのか、一市民として協力するのか。民主主義を守るため、最良の結果が訪れることを望む」と語った。カスティジョ氏は出身地のペルー北部で投票後、「我々が団結しなければ、国を前に進められない」と訴えた。

2691チバQ:2021/06/07(月) 11:09:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/bb4e11a0dda2fcb13bfbbb857131c7a15a1117a9
ペルー大統領選、開票始まる ケイコ氏とカスティジョ氏競り合う
6/7(月) 10:39配信


毎日新聞
ペルー大統領選の選挙活動最終日の3日、リマ市内で開かれた集会で、最後の支持を訴えるケイコ・フジモリ氏(右)と弟ケンジ氏=AP

 ペルー大統領選の決選投票は6日夜(日本時間7日午前)、投票が締め切られ、開票作業が始まった。日系2世のアルベルト・フジモリ元大統領(82)の長女で中道右派の野党党首、ケイコ・フジモリ氏(46)と、急進左派の小学校教師、ペドロ・カスティジョ氏(51)が激しく競り合っている。7日にも大勢が判明する見通し。

 調査会社イプソスの出口調査の速報によると、ケイコ氏が得票率50・3%で、49・7%のカスティジョ氏をわずかに上回っている。選挙戦終盤に猛追したケイコ氏に勢いがあるが、事前の世論調査結果のリードはいずれも小差で、予断を許さない状況だ。

 ケイコ氏が当選すればペルー初の女性大統領、日系人親子2代の大統領となる。2011、16年の決選投票ではいずれも僅差で敗れており、今回は3度目の挑戦。ケイコ氏は6日、「ケイコは希望を意味する。投票に行こう」と呼びかけた。

 北部カハマルカ出身のカスティジョ氏は地元で投票後、「団結しなければこの国を前進させられない」と述べ、選挙戦で分断した国民の融和を訴えた。

 18人が立候補した4月の大統領選は、第1回投票で首位のカスティジョ氏と2位のケイコ氏が決選投票に進んだ。ケイコ氏は、第1回投票で3、4位だった極右の企業家と右派の経済学者の支持取り付けに成功。ファーストレディー役を務めたフジモリ政権(1990〜00年)で実現した経済成長や治安改善といった実績をアピールし、経済界や富裕層に支持を広げた。

 一方、カスティジョ氏は第1回投票で6位に沈んだ急進左派の元国会議員と連携し、貧困層に浸透。新型コロナウイルス流行による不況の中、資源産業への課税を強化し、低所得者への「富の再分配」を図ると強調する。ケイコ氏や歴代大統領による汚職疑惑を念頭に、汚職捜査態勢の強化や政治家・公務員の特権廃止も訴えている。

 大統領選はサガスティ大統領の任期満了に伴うもので、新大統領は7月28日に就任する。任期は5年。【サンパウロ山本太一】

2692チバQ:2021/06/07(月) 19:07:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/8c8876657352f4abaedd00753bcbf6e7fdf43a8e
ペルー大統領選 ケイコ氏と急進左派が接戦 確定まで数日の見方も
6/7(月) 18:30配信


毎日新聞
ペルー大統領選の選挙活動最終日の3日、リマ市内で開かれた集会で、最後の支持を訴えるケイコ・フジモリ氏(右)と弟ケンジ氏=AP

 南米ペルーで6日、任期満了に伴う大統領選の決選投票が実施され、同日、開票作業が始まった。日系2世のアルベルト・フジモリ元大統領(82)の長女で中道右派の野党党首、ケイコ・フジモリ氏(46)と、急進左派の小学校教師、ペドロ・カスティジョ氏(51)の対決で、大接戦となっている。早ければ7日にも大勢が判明するが、結果確定までに数日かかるとの見方もある。

 選挙管理委員会の中間集計結果(開票率42%)によると、得票率はケイコ氏が52・9%、カスティジョ氏は47・0%。ケイコ氏は首都リマなど都市部で、カスティジョ氏は地方の農村部でそれぞれ浸透している。僅差のため、開票作業が進むにつれて情勢が変わる可能性がある。調査会社イプソスが全土で実施した出口調査の最終結果では、カスティジョ氏が50・2%と、49・8%のケイコ氏を上回った。

 ケイコ氏は「慎重さを保つことが重要だ」と述べ、開票作業の進展を見守る姿勢を示した。カスティジョ氏も「選管の公式データを待とう」と支持者に一喜一憂しないよう呼びかけた。

 大統領選はサガスティ大統領の任期満了に伴うもので、新大統領は7月28日に就任する。任期は5年。【サンパウロ山本太一】

2693チバQ:2021/06/07(月) 21:51:17
https://www.sankei.com/article/20210606-K6LEOYBJIFPTJAYKCYOAA2L5HI/
G7サミット11日開幕 民主国家の結束示せるか
2021/6/6 21:09
板東 和正
【ロンドン=板東和正】先進7カ国(G7)首脳会議(サミット)が11〜13日、英南西部のコーンウォールで対面方式で開かれる。トランプ前米政権時に亀裂が生じたG7が再び協調し、民主主義陣営の結束を示せるかが試される。米欧間の温度差が指摘される中国への対応や、新型コロナウイルスワクチンの特許問題などの協議が焦点となりそうだ。

G7は主要先進国による経済政策を調整する枠組みとして発足。1975年に開催された初回のサミットは、石油危機などで経済低迷に見舞われる中、ジスカールデスタン仏大統領(当時)の呼び掛けで実現した。


その後、民主主義を理念とする西側先進諸国が年に1度、国際情勢など世界の主要問題を議論する場となったが、中国やインドなど新興国が台頭して以降、影響力が低下。「自国第一」を掲げるトランプ前米大統領が2017年に就任後は米欧の亀裂が露呈し、G7の凋落が懸念された。

今回のサミットが初出席となるバイデン米大統領は一転して多国間主義をとり「G7の本格的な再生」(英与党・保守党議員)に期待がかかる。連携に向けた機運が高まる中、議長国の英国は、加盟国のほか、オーストラリア、インド、韓国、南アフリカの首脳をゲスト国としてサミットに招き、民主主義国の協力関係を強化する狙いだ。


ただ、連携の実現に向けた課題は山積している。

サミットでは、中国による覇権的な海洋進出のほか、新疆(しんきょう)ウイグル自治区での人権侵害や香港での民主派排除などを集中的に討議する会合を設ける予定だ。

G7は5月の外相会合の共同声明で、中国の人権侵害に「深い懸念」を示したが、「(各国の)国内で利用可能な手段」で対応するとの表現にとどまった。

中国との経済関係を重視するドイツやイタリアが中国による報復を危ぶみ、具体策に踏み込めなかったとみられている。


中でも、独自動車大手フォルクスワーゲンの販売台数の4割が中国向けとされるドイツは中国離れが容易ではない。ドイツのメルケル首相は「欧州連合(EU)には独自の中国政策がある」としており、中国に対して決然とした姿勢を打ち出すバイデン米政権と足並みをそろえられない可能性がある。

中国による巨額融資を通じた影響力拡大を阻止する戦略でも、G7が一枚岩になれるかは不透明だ。

米ブルームバーグ通信によると、サミットでは、中国の巨大経済圏構想「一帯一路」に対抗する新たな構想について協議される。各国は構想の必要性で一致しているものの、資金拠出の方法や重点的に支援する地域について意見が分かれているという。

一方、新型コロナのワクチン不足が深刻な途上国の救済策も主要議題になる。

英首相官邸は5日、ジョンソン首相がサミットで、来年末までにワクチンを全世界で接種可能にするとの目標を提案すると発表した。だが、目標実現のためにワクチン供給を増やす具体策について、各国が合意できる保証はない。

2694チバQ:2021/06/07(月) 21:53:55
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021060700143&g=int
フジモリ氏長女のケイコ氏がリード ペルー大統領選決選投票
2021年06月07日21時43分

6日、ペルー大統領選の決選投票が行われたリマで手を振り、投票所を後にするフジモリ元大統領の長女ケイコ氏(AFP時事)
6日、ペルー大統領選の決選投票が行われたリマで手を振り、投票所を後にするフジモリ元大統領の長女ケイコ氏(AFP時事)

6日、リマで、ペルー大統領選の決選投票後の記者会見で手を振るフジモリ元大統領の長女ケイコ氏(AFP時事)

 【サンパウロ時事】南米ペルーで6日、大統領選挙の決選投票が行われ、中央選管当局の中間集計ではアルベルト・フジモリ元大統領(82)の長女で中道右派政党「フエルサ・ポプラル」党首のケイコ氏(46)が、第1回投票でトップだった教員組合出身の小学校教師で急進左派のペドロ・カスティジョ氏(51)をリードした。日系3世のケイコ氏が勝てば親子2代、女性初の大統領となる。
 開票率91.0%現在でケイコ氏は得票率50.3%、カスティジョ氏は49.7%だった。調査会社イプソスの出口調査では、ケイコ氏が50.3%、カスティジョ氏は49.7%。
 事前の支持率が拮抗(きっこう)していた前回2016年の大統領選決選投票では、勝敗が固まったのは投票から4日後。今回も結果判明には時間がかかる可能性がある。
 ケイコ氏は、新自由主義の堅持や新型コロナウイルスで家族を失った家庭への現金支給、社会福祉予算増額などを公約。現地報道によると、出口調査について「僅差であり、慎重さを保つことが重要だ」と述べ、一喜一憂しない考えを示した。
 一方、カスティジョ氏は、世界第2位の産出量を誇る銅を含む資源の国有化、積極的な公共事業による雇用創出などを主張。出口調査で劣勢の報を受け、ツイッターで「われわれの(開票作業の)立会人は、票を守るため警戒してほしい。国民は民主主義を防衛するため、平和的に通りに繰り出し、監視員となってほしい」と訴えた。

2695チバQ:2021/06/07(月) 23:54:30
■2011年
1回目
オジャンタ・ウマラ    31.6% 左派で元軍人
ケイコ・フジモリ     23.5%  中道右派 
ペドロ・クチンスキ元首相 20%  中道右派

決選投票
オジャンタ・ウマラ 51.18%
ケイコ・フジモリ     48.82%

■2016年
1回目
ケイコ・フジモリ     39.86% 中道右派 
ペドロ・クチンスキ元首相 21.05% 中道右派
ベロニカ・メンドーサ   18.74% 急進左派

決選投票>>902
ペドロ・クチンスキ    50.12%
ケイコ・フジモリ元首相  49.88%

■2018年3月
クチンスキ 汚職疑惑に伴い辞職>>1645
マルティン・ビスカラ第1副大統領が昇格

■2020年11月
ビスカラ  汚職疑惑に伴い罷免>>2503-2505
マヌエル・メリノ国会議長が暫定大統領に就任したが即時職>>2510>>2512
元世界銀行職員のフランシスコ・サガスティが暫定大統領>>2516

■2021年4月
カスティジョ       19% 急進左派
ケイコ・フジモリ     13%

2696チバQ:2021/06/08(火) 08:24:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/d6273634780d8f2862836e2fd46983109f64855c
カスティジョ氏、逆転で優勢に ペルー大統領選決選投票
6/8(火) 8:13配信

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時事通信
 【サンパウロ時事】南米ペルーの大統領選挙決選投票は7日、開票作業が続けられ、教員組合出身の小学校教師で急進左派のペドロ・カスティジョ氏(51)がアルベルト・フジモリ元大統領(82)の長女で中道右派政党「フエルサ・ポプラル」党首のケイコ氏(46)を逆転し、僅差ながら優位に立った。

 開票率100%に達しても、負けた陣営が票の再集計を要求することは確実で、決着には時間がかかる見通し。

 中央選管当局によると、開票率95.73%現在でカスティジョ氏は得票率50.26%。ケイコ氏は49.74%で、両者の差は0.52ポイントとなっている。調査会社イプソスの出口調査では、ケイコ氏が50.3%、カスティジョ氏は49.7%だった。

2697チバQ:2021/06/08(火) 09:32:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/276c9045c4da3b65f77a929d8041a2cdeb7abaae
急進左派候補がケイコ氏を僅差でリード ペルー大統領選
6/8(火) 7:57配信

【ニューヨーク=平田雄介】南米ペルー大統領選の決選投票は7日、選挙管理当局による集計作業が95・62%まで進んだ。地方の票が開くにつれて、急進左派のペドロ・カスティジョ氏(51)が得票率を伸ばし、都市部で先行していた中道右派のケイコ・フジモリ氏(46)を僅差で上回った。ケイコ氏に有利とされる4%程度の在外投票の集計が残っており、勝敗の行方は予断を許さない。

ペルー選挙管理当局によると、得票率はカスティジョ氏が50・24%、ケイコ氏が49・75%。大接戦のため、結果確定までに数日かかる可能性がある。

カスティジョ氏はマルクス主義を信奉し、福祉と教育の拡充などを訴え、地方の貧困層にアピール。ケイコ氏は市場経済を重視し、都市部の中間層以上の支持を広げた。激しい選挙戦を通じ、所得水準や地域によるペルー社会の二極分化が表面化した。

ケイコ氏は日系2世のアルベルト・フジモリ元大統領(82)の長女で、人権侵害事件で服役中の父の恩赦を公約。自身も汚職事件で起訴され、禁錮30年10月を求刑されている。3度目の挑戦で、当選すれば同国初の女性大統領となる。

2698チバQ:2021/06/08(火) 09:35:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/e7ccdfaa1aee8fdc5bae8c2a41ae641f88c99802
ゴイタ大佐、暫定大統領就任 マリ
6/7(月) 22:56配信

時事通信
マリの暫定大統領に就任したゴイタ大佐=2020年8月、バマコ(AFP時事)

 【バマコAFP時事】西アフリカのマリで昨年8月のクーデターを率いたゴイタ大佐が7日、暫定大統領に就任し、首都バマコで「神と国民を前に、共和制体制を守り、民主主義の発展を守る」と宣誓した。

 
 ゴイタ氏は昨年のクーデター後に発足した暫定政府の副大統領だった。マリでは5月にまたクーデターが起き、文民大統領と首相が追放され国際社会から非難を浴びている。

 国営放送によると、ゴイタ政権の首相には、ショゲル・マイガ元デジタル経済・情報・通信相が指名された。

2699チバQ:2021/06/08(火) 19:14:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/127829e85af7a42662cb6dc34a6ece544fcf11b1
大接戦のペルー大統領選 在外投票の行方が焦点
6/8(火) 19:02配信

産経新聞
【ニューヨーク=平田雄介】南米ペルー大統領選の決選投票は7日、選挙管理当局による集計作業が96・41%まで進んだ。地方の票が開くにつれ急進左派のペドロ・カスティジョ氏(51)が得票を伸ばし、都市部で先行した中道右派のケイコ・フジモリ氏(46)を得票率で逆転。僅差で追うケイコ氏に有利とされる在外投票の集計が55万票ほど残っており、選挙戦の行方を占うものとして注目が集まっている。

ペルー選挙管理当局によると、得票率はカスティジョ氏50・28%、ケイコ氏49・71%。票差は約9万8千票。大接戦の展開に、双方の陣営が相手陣営に不正行為があったとの主張を始め、緊張が高まっている。

ケイコ氏は同日の記者会見で「海外票が集計されれば追い付けると確信している」と話した。また、投票所でカスティジョ氏の陣営による不正行為があったと主張。支持者に不正の証拠をソーシャルメディアに投稿するよう呼びかけた。

カスティジョ氏の陣営は不正を否定。反対に、ケイコ氏の陣営による不正行為で被害を受けたと訴えた。

ロイター通信は、どちらの陣営も不正の証拠を示していないと伝えている。

カスティジョ氏は同日の声明で「大統領に就任したら中央銀行の独立を尊重する」と述べた。企業国有化や、財産の没収、為替管理、価格統制を「考えていない」とも主張し、鉱業や通信部門などの国有化を掲げた公約を修正した。政財界からの批判をかわす意図があるとみられる。その一方で、支持者に訴えた医療と教育の拡充の実現に向け、「鉱業への税制改革は必要だ」と強調した。

2700チバQ:2021/06/08(火) 19:18:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/0d3591968b519083a39ebce3d5d66d043a3ad18e
ペルー大統領選、僅差の接戦 開票作業続く 残る在外投票分に注目
6/8(火) 13:13配信
毎日新聞
ペルーの首都リマの選挙対策本部でマイクを握るケイコ・フジモリ氏=7日、AP

 南米ペルーで6日に行われた大統領選決選投票は、7日も開票作業が続き、日系2世のアルベルト・フジモリ元大統領(82)の長女で中道右派の野党党首ケイコ・フジモリ氏(46)と、急進左派の小学校教師ペドロ・カスティジョ氏(51)が、1ポイント未満の僅差で大接戦を繰り広げている。当選確定までになお時間がかかりそうだ。

 選挙管理委員会の中間集計結果(開票率96%)によると、得票率はカスティジョ氏が50・3%、ケイコ氏は49・7%。開票率90%台までケイコ氏が僅差でリードしていたが、93%を過ぎてから、カスティジョ氏が逆転した。ケイコ氏が浸透する首都リマなど都市部の票が先行して開かれ、カスティジョ氏が支持基盤とする地方の農村部の票が遅れて開票されたことが影響した。

 選管によると、国内投票分の開票はほぼ終えたが、投票用紙の到着に時間がかかる在外投票分の開票が26%しか進んでいない。これまでの在外投票分の結果をみると、ケイコ氏が得票率61%で優勢だ。8〜9日に在外投票分の開票が本格化すれば、最終盤に再びケイコ氏が勢いを盛り返す可能性もある。

 ケイコ氏が0・24ポイントの得票差で敗れた2016年の大統領選では勝敗が明らかになるまで4日かかった。

 今回の選挙戦では、自由主義的な経済政策の維持を訴えたケイコ氏は経済界や富裕層に、貧富の格差是正を強調したカスティジョ氏は貧困層に、それぞれ支持を広げた。【サンパウロ山本太一】

2701チバQ:2021/06/09(水) 10:18:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/7c662f1c6e40d965de40722fa92d17976e603e55
グテレス国連総長続投へ 安保理が推薦決議
6/8(火) 23:46配信

共同通信
グテレス国連事務総長

 【ニューヨーク共同】国連安全保障理事会は8日、今年末に1期目の任期を終えるグテレス事務総長(ポルトガル)の続投を推薦する決議案を全会一致で採択した。近く国連総会が正式決定するが、安保理の推薦により続投が事実上、確定した。

 事務総長は安保理の推薦に基づき、総会が任命する。2期10年務めるのが通例で、グテレス氏は今年1月に続投を目指す意向を表明していた。

 グテレス氏は今回、唯一の候補者。他にも数人が自薦で名乗りを上げたが、国連は加盟国の推薦が必要との立場を取り、正式な候補者とは見なさなかった。

2702チバQ:2021/06/10(木) 09:35:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/a5ed7050a1380101cdc01aa15a73069b36d8850d
ケイコ氏 疑問票に最後の望み ペルー大統領選
6/10(木) 9:25配信


産経新聞
【ニューヨーク=平田雄介】南米ペルー大統領選の決選投票は9日、集計率98・49%まで作業が進んだ。在外投票の集計を終え、アルベルト・フジモリ元大統領(82)の長女で中道右派のケイコ・フジモリ氏(46)が、リードする急進左派のペドロ・カスティジョ氏(51)との差をわずかに縮めたが、逆転はならなかった。29万票近くある疑問票に最後の望みをかけている状況だ。

地元紙コメルシオによると、疑問票の精査には数日かかる可能性がある。選挙管理当局によると得票率はカスティジョ氏が50・19%、ケイコ氏が49・8%。その差は0・39ポイントで計算上はなお逆転が可能だ。

ただ、現地の専門家からは「ここまできたら逆転は起きそうにない。カスティジョ氏が勝つだろう」との指摘が出始めている。ロイター通信が伝えた。

カスティジョ氏は8日夜、首都リマでの演説で、独自集計に基づき「勝ったも同然」と語り、公式結果が出るのを静かに待つよう支持者に呼びかけた。また、ツイッターで同氏に対する祝意を示した、隣国ボリビアで2006年に左派政権を誕生させたモラレス元大統領に謝意を示した。

一方、ケイコ氏の陣営は9日の会見で、不正を裏づける全ての証拠を提示するとして訴訟の準備を進めていることを明らかにした。

2703チバQ:2021/06/10(木) 15:00:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/f7d7d94dc18014c2e760ca04729db6da4fbfeffc
ペルー大統領選、開票99%超でも勝利宣言なし 僅差でケイコ氏追う
6/10(木) 13:47配信

朝日新聞デジタル
ペルーの首都リマで6日、票を投じた後、投票所を立ち去る大統領候補のケイコ・フジモリ氏=ロイター

 南米ペルーで6日に投票された大統領選の決選投票は、9日夜(日本時間10日午前)に選管発表では開票率が99・998%に達したが、両陣営が一部の結果に異議を申し立てるなどし、当選者が決まらない状態が続いている。小学校教師で労働組合活動家の急進左派ペドロ・カスティジョ氏(51)を、アルベルト・フジモリ元大統領の長女で中道右派ケイコ・フジモリ氏(46)が得票率で0・45ポイント差で追う。


 選管発表では、9日午後6時51分時点で開票率99・998%。877万票を獲得したカスティジョ氏が得票率50・228%で、ケイコ氏は869万票で49・772%だった。差は7万9千票ほどで、開票が終わっていない票は数百票とみられるが、疑問票のほか、陣営が異議を申し立てた集計などが30万票分ほどあるとされ、いずれの陣営も明確な勝利宣言をしていない。

 今回、カスティジョ氏は地方で票を集め、特にペルー南部で圧倒的な強さを見せている。ティティカカ湖に面するプーノ県では89%を得票。クスコ県でも83%に達した。

 一方、ケイコ氏はリマなどで優勢で、とりわけ高級住宅地のある地区で9割近く得票した。また、ペルー国外でも66%を得票し、米国では81%、日本では92%だった。

朝日新聞社

2704チバQ:2021/06/11(金) 17:24:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/37daf22669e5b06059efd9de7fb7d3c40f80ca77
ペルー急進左派、政権移行へ準備 ケイコ氏は法廷闘争の構え
6/11(金) 15:39配信

産経新聞
【ニューヨーク=平田雄介】6日実施の南米ペルー大統領選の決選投票で、リードする急進左派、ペドロ・カスティジョ氏(51)は10日、不正を訴える中道右派のケイコ・フジモリ氏(46)をよそに政権移行の準備を進めた。ケイコ氏は法廷闘争も辞さない構えをみせており、その背景には、左派政権誕生への警戒に加え、落選すれば訴追中の資金洗浄などの罪で収監される恐れがあるからだとの指摘がある。

ケイコ氏を取り巻く状況は厳しい。開票作業は既に終了。疑問票の精査や、ケイコ氏側が無効を訴える一部地方票の審査でカスティジョ氏を上回るのは難しいとの見方がある。さらに、選挙戦を支えた財界の〝ケイコ氏離れ〟も進んだ。

米外交誌フォーリン・ポリシーは10日のニュースレターで、カスティジョ氏が財界の有力者と会談したと伝えた。同氏が持論の企業国有化など統制色の強い経済政策を軟化させたことで、話し合いの余地ができたとみられている。同氏は政権移行へ経済対策チームの編成も本格化させた。

経済顧問に就いたペルーカトリック大のペドロ・フランキー教授は「われわれは経済への大規模な介入を考えていない」とロイター通信に語り、経済界が不安視する財産の没収や為替管理、価格統制を否定した。

新型コロナウイルス危機で打撃を受けた貧困層を支えるとしてカスティジョ氏が訴えた、医療福祉と教育の拡充の財源は「増税と脱税の摘発」を通じて捻出する考えを示した。

カスティジョ氏は9日夜、「民主主義と現行憲法を尊重し財政的にも経済的にも安定した政権をつくる」と表明。憲法改正による経済統制の強化を取り下げた。今後は10党が分立する国会(一院制、定数130)での多数派工作に乗り出すとみられる。

7月28日の大統領就任式へ向け政治基盤を固めるカスティジョ氏に対し、ケイコ氏は左派政権による「共産主義化」への懸念を改めて表明し、「民主主義のために戦う」と訴える。

カスティジョ氏を擁立したペルー・リブレ党はマルクス主義を掲げ、党首のブラジミール・セロン氏は独裁者と批判された反米左翼ベネズエラの故チャベス大統領に傾倒。経済政策で態度を顕著に変化させたカスティジョ氏も、同国やキューバなど中南米の左派政権への共感は示したまま。ケイコ氏に呼応する支持者の抗議が首都リマで続く。

ただ、ケイコ氏の抵抗は過去の大統領選での不正献金にからむ資金洗浄などの罪での収監を逃れるためだとの見方もある。大統領になれば任期中の訴追手続きは凍結されるからだ。検察側は10日、同氏の予防的収監を裁判所に請求した。

2705チバQ:2021/06/13(日) 23:24:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/badd430111c7b7a37b969d37fc6886ccd0ca1feb
勝敗の行方は「不正」審査に ペルー大統領選でケイコ氏抗戦
6/12(土) 19:38配信

産経新聞
【ニューヨーク=平田雄介】6日に実施され、10日までに開票作業が終了したペルー大統領選の決選投票は11日、選挙管理当局による疑問票などの審査を含めた集計が99・888%まで進み、急進左派のペドロ・カスティジョ氏(51)のリードが確定した。勝敗の行方は対立候補で中道右派のケイコ・フジモリ氏(46)が訴えた「不正」の有無を最終審査する全国選挙審議会(JNE)に委ねられた。

両氏の得票率差は0・29ポイント。ケイコ氏は残り全ての票を獲得しても逆転できなくなった。焦点は、「カスティジョ氏の得票率を100%とする(地域の)集計表が見つかったが、ありえない」などとしてケイコ氏が不正を疑い申請した、集計済みの地方票20万票の無効化の審査に移った。

各地の特別選挙審議会(JEE)が一次審査を行い、その決定に不服がある場合、上部機関のJNEに最終審査を請求できる。

ケイコ氏側によると、無効化を申請した集計済みの地方票のカスティジョ氏の得票率は8割超。このため無効化が認められる票が多いほど、カスティジョ氏の得票数が多く減り、ケイコ氏に有利になる。両氏の得票数の差は5万989票。9万票程度の無効化が認められるとケイコ氏が逆転する計算だ。

JEEは12日中に無効化の可否を判断する。いずれかの陣営が不服を申し立てJNEの最終審査にもつれ込むのは必至だ。勝敗の公式発表は週明け以降になるとみられている。

2706チバQ:2021/06/14(月) 10:41:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/2cf09b84b1a62fc07721756e4e5b24a771b43ff1
驚きあったイスラエルの連立政権 新しい首相は強硬的?
6/14(月) 8:23配信
朝日新聞デジタル
イスラエルの新首相で、極右政党「ヤミナ」のベネット党首=2021年6月6日、AP

 イスラエルで連続12年にわたり首相を務めたベンジャミン・ネタニヤフ氏(71)が退陣し、ナフタリ・ベネット氏が新首相に就任した。ネタニヤフ氏以上の右派とされるベネット氏が、アラブ(パレスチナ)系政党との連立政権入りを決めたことは、驚きをもって受け止められた。一体どんな人物なのか。


 極右政党ヤミナの党首を務める49歳。イスラエルメディアによると、米カリフォルニアから移住した両親の元に生まれ、完璧なアメリカ英語を話す。米ニューヨークでハイテク企業を興し、CEOを務めた経験もある。熱心なユダヤ教徒で、キッパと呼ばれるユダヤ教徒の小さな帽子をかぶる。「イスラエルで史上初めての宗教的な首相になる」と評される。

 パレスチナ問題では強硬な態度で知られる。パレスチナ自治区をイスラエルに併合することを主張し、ユダヤ人による入植活動を推進してきた。将来パレスチナが独立国家を樹立する「2国家解決」にも反対する立場だ。

 もともとネタニヤフ氏の主張と共通点が多く、右派リクードが野党だった時代に、党首だったネタニヤフ氏のもとで働いた経験もある。

 国会議員になったのは8年前。2019年にはネタニヤフ政権で国防相を務めたが、近年はネタニヤフ氏への批判を強めていた。

朝日新聞社

2707チバQ:2021/06/14(月) 11:26:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/0b3faca3c86f1ae8001fd5a58f8bbe9f239f9eaf
首相、五輪開催は「全首脳から支持」 G7声明でも言及
6/14(月) 0:27配信

朝日新聞デジタル
G7サミットを終え、記者団の取材に応じる菅義偉首相=2021年6月13日、英国・コーンウォール、恵原弘太郎撮影

 菅義偉首相は13日午後(日本時間同日深夜)、主要7カ国首脳会議(G7サミット)を終え、来月23日に開幕する東京五輪・パラリンピックについて、「全首脳から大変力強い支持をいただいた。改めて主催国の総理大臣として心強く思う」と述べた。英国・コーンウォールのホテルで記者団に語った。

 首相は東京五輪について「(新型コロナウイルスへの)感染対策の徹底。そして、安全・安心の大会」とする考えを各国首脳に伝えたと説明。各国首脳から「支持」の表明があったとし、「東京大会をしっかりと開会し、成功に導かなければならないと決意を新たにした」と語った。

 今回のG7サミットで発出された首脳声明には、東京五輪について「安全な開催への支援を改めて表明する」と盛り込まれた。今年2月、オンラインで行われたG7サミットの首脳声明では、「新型コロナウイルスに打ち勝つ世界の結束の証しとして、今年の夏に安全・安心な形で、開催するという日本の決意を支持する」とされていた。(コーンウォール=相原亮)

朝日新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/6232b1d1d877b95fcb5f005883d2082c3740add7
首相「五輪、G7全首脳が力強い支持」
6/13(日) 23:33配信


産経新聞
【コーンウォール(英南西部)=田村龍彦】菅義偉(すが・よしひで)首相は13日午後(日本時間同日夜)、英コーンウォールで開かれた先進7カ国首脳会議(G7サミット)閉幕後、記者団の取材に応じ、東京五輪・パラリンピックの開催について「全首脳から大変力強い支持をもらった。主催国の首相として心強く思うと同時に、何としても成功させなくてはならないと決意を新たにした」と述べた。

首相は初の対面での参加となったサミットについて「率直に意見交換できた」としたうえで、「議論の成果をしっかり首脳宣言に反映することができた」と語った。

首脳宣言は「台湾海峡の平和と安定の重要性」を明記し、中国の新疆(しんきょう)ウイグル自治区での人権侵害については中国に「人権や基本的自由」を尊重するよう求めた。

首相は「新型コロナウイルス、気候変動、経済回復、そして権威主義との競争、国際社会が直面する中にあって、普遍的価値を共有するG7としてこれからの国際秩序をリードしていきたい」と強調した。

2708チバQ:2021/06/14(月) 11:26:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/c6b39657538540736ced9e205cfe5bd0ee33ac45
ワクチン10億回分供与で合意 1年以内に実施 G7
6/13(日) 17:25配信

時事通信
先進7カ国首脳会議(G7サミット)の2日目の討議に臨むG7と招待国の首脳ら=12日、英国・コーンウォール(AFP時事)

 【コーンウォール時事】先進7カ国(G7)首脳は、英南西部コーンウォールで開催中の首脳会議(サミット)で、少なくとも10億回分の新型コロナウイルスワクチンを世界に供与することで合意した。


 ラーブ英外相が13日、明らかにした。

 ロイター通信によると、13日に採択する首脳宣言には10億回分の供与を今後1年以内に実施することが盛り込まれる見通し。途上国から早急な供与を望む声が強く、これに応えた格好だ。

2709チバQ:2021/06/14(月) 17:49:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/95d0b778f488a59dbb30e31be9e7b06e4f3767f5
ペルー大統領選、投票から1週間 僅差のケイコ氏、徹底抗戦
6/14(月) 17:30配信

毎日新聞
ペルー大統領選の「不正」に抗議する集会で、支持者を前に演説するケイコ・フジモリ氏=リマ市内で12日、AP

 南米ペルー大統領選の決選投票は13日、6日の投票日から1週間たった。開票作業が続く中、急進左派の小学校教師、ペドロ・カスティジョ氏(51)が、中道右派の野党党首、ケイコ・フジモリ氏(46)に僅差で優位な情勢は変わりない。「徹底抗戦」の構えを強めるケイコ氏陣営が求めた票の無効確認の審査に手間取り、当落判明にはさらなる時間がかかりそうだ。

 ケイコ氏は12日の外国報道陣向けの記者会見で、カスティジョ氏陣営による「不正」があったと改めて主張。「(まだ)勝者も敗者もいない。結末を待たなければならない」と開票作業を最後まで見届ける姿勢を示した。中南米の一部の左派大統領がカスティジョ氏に「当選」の祝意を送ったことに「国際的な左翼が介入している」と反発。ケイコ氏はこの日、首都リマで支持者が開いた「不正」に抗議する集会に参加した。

 13日夜に選挙管理委員会が発表した集計によると、得票率はカスティジョ氏50・14%で、ケイコ氏49・86%。両候補の票差は約5万票で、精査中の最大1万7000票の疑問票をケイコ氏が全て得票しても逆転は不可能だ。

 ただ、ケイコ氏陣営はカスティジョ氏が優勢だった地域の約20万票分を無効とするよう、選管の上部機関である全国選挙審議会に申し出たとしている。審議会側は無効にするかどうか審査を続けているが、ケイコ氏陣営は判断に不服なら異議を申し立てる方針も示した。審査終了までにさらに1週間かかるとの見方もある。

 カスティジョ氏陣営は「不正」に関与していないと主張。米州機構(OAS)の選挙監視団は11日、「重大な不正行為を確認していない」とする暫定報告書を発表した。【サンパウロ山本太一】

2710チバQ:2021/06/19(土) 21:36:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/fbd6ed5dc7fcca682b73275f129f9235de06941c国連総会、グテレス事務総長再任 「大きな責任痛感」
6/18(金) 22:33配信

時事通信
グテレス国連事務総長=5月12日、モスクワ(AFP時事)

 【ニューヨーク時事】国連総会は18日、今年末で任期が切れるグテレス国連事務総長(72)=ポルトガル=を再任する決議案を全会一致で採択した。

 任期は来年1月から5年間で、新型コロナウイルス禍への対応や気候変動など世界が直面する課題に取り組む。

 グテレス氏は再任後の演説で、「歴史上の重要な時、あえて言うなら新時代の入り口で私に委ねられた非常に大きな責任を痛感している」と強調。「今取る選択によって私たちは自分たちの歴史を書いている」と指摘し、「前向きな事態の打開に向けて貢献するため全力を尽くすと誓う」と表明した。

2711チバQ:2021/06/22(火) 07:47:06
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-210621X962.html
豪副首相にジョイス氏復帰=不倫騒動で過去に辞任
2021/06/21 16:20時事通信

 【シドニー時事】オーストラリア与党第2党の国民党で21日、副首相のマコーマック党首に反旗を翻す動きが広がったことを受けて、所属議員による選挙が行われ、前党首のジョイス氏が新たな党首に選ばれた。取り決めに基づきジョイス氏が22日副首相に復帰する。

 ジョイス氏はターンブル前政権下の2018年2月に元スタッフとの不倫騒動の責任を取って、副首相を辞任していた。この日、記者団に対して「過ちを認めて辞めた。3年間を一議員として過ごした」と述べ、みそぎが済んだとの認識を示した。

2712チバQ:2021/06/22(火) 09:40:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/c0b501140548dd27cb7e92222495ad224c81d5fe
ノーベル平和賞の首相に初の審判 エチオピアで総選挙
6/22(火) 7:19配信

時事通信
エチオピアのアビー首相=2019年12月、オスロ(AFP時事)

 【ロンドン時事】アフリカ北東部エチオピアで21日、総選挙が行われた。

 英BBC放送などが伝えた。ノーベル平和賞受賞者のアビー首相が2018年の就任後初めて受ける選挙の審判。強権支配が続いたエチオピアで「初の自由で公正な選挙」と首相は主張するが、一部野党はボイコットした。治安問題などで多くの地域で投票ができない状況で、完全な選挙と言えるのか疑問も出ている。

 総選挙は本来、昨年8月に実施する予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大を理由に延期されていた。下院に当たる人民代表議会(547議席)の議員を選出する。

 報道によれば、約3700万人が有権者登録済みで、投票から5日以内に暫定結果が判明する予定。アビー首相率いる与党「繁栄党」が、小党乱立状態の野党勢力に大勝すると見込まれている。

 80を超える民族が集まる多民族国家エチオピアでは、少数民族ティグレ人の組織「ティグレ人民解放戦線(TPLF)」主体の4党の連合「エチオピア人民革命民主戦線(EPRDF)」が長年国家を支配してきた。「民族融和」を掲げる多数派オロモ人のアビー首相は就任後に政治改革を断行、19年にEPRDFを改組して新党「繁栄党」を結成した。

 しかし、TPLFは新党合流を拒否し、政権側と対立。20年11月、北部ティグレ州でTPLFと政府軍の大規模な衝突が起き、数千人が死亡した。隣国スーダンへ逃げた難民も多い。首相の「勝利宣言」にもかかわらず一帯では今もゲリラ戦が続き、ティグレ州は今回の選挙のプロセスから除外された。

 ティグレ州以外でも事態は深刻だ。オロミア州では有力野党の事務所が治安部隊によって閉鎖されたり、支持者らの拘束が相次いだりしたため、同党は選挙ボイコットを宣言。治安問題や投票の準備不足などで、全体の5分の1近い選挙区で投票が見送られたという。

2713チバQ:2021/06/22(火) 09:46:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/6ac6cd8943b7787d0fc0042e4c8b1c1410ded020
ニカラグアで大統領候補5人目拘束、現職オルテガ氏が政敵排除か
6/22(火) 8:18配信

CNN.co.jp
拘束されたミゲル・モラ・バルベレナ氏

(CNN) 中米ニカラグアの国家警察は20日、今年11月の大統領選の野党候補、ミゲル・モラ・バルベレナ氏(民主復興党)を国家主権を脅かした容疑で拘束した。今月に入り大統領候補の拘束が相次いでおり、モラ氏で5人目。

モラ氏はジャーナリストで、現在閉鎖されているテレビチャンネル「100%ノティシアス」のオーナー。

今月2日にはジャーナリストのクリスティアナ・チャモロ氏、5日には元外交官のアルトゥロ・クルース氏、8日には政治学者のフェリックス・マラディアガ氏と経済学者のフアン・セバスチャン・チャモロ氏がそれぞれ拘束された。

この数週間で野党指導者の逮捕者は15人に及び、「国家安全保障」の違反というあいまいな容疑での立件となっている。

人権団体はこれについて、4期連続の当選を狙う現職のオルテガ大統領が、11月7日の大統領選挙や議会選挙を前に対立候補を排除しようとする明白な動きだと指摘する。

国際社会からも、オルテガ氏と妻で副大統領のロザリオ・ムリージョ氏が同国の民主主義を侵していると非難する声が出ている。両氏は政府の行政機構の集権化を進め、最高裁や選挙管理委員会に自身に忠実な人物を送り込んできた。

メキシコとアルゼンチンは21日、ニカラグア政府の法的行動に対する懸念に言及して大使を召還。そうした政府の行動が「(大統領候補を含む)多くの野党関係者や活動家、ニカラグアの実業家の健全性と自由を危険にさらしている」との共同声明を出した。

米国も今月、オルテガ氏の娘を含む政権高官4人が「政権の抑圧に加担」しているとして制裁を発表した。

2714チバQ:2021/06/22(火) 20:31:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/ce0b7822119eb6c35543c78d3e5e179dd62b5515
2度のクーデターに軍政批判 混乱のマリ情勢 過激派伸長の懸念も
6/22(火) 13:10配信

毎日新聞
クーデターに抗議するため集まった市民と、それを監視する警官ら=マリの首都バマコで2021年5月25日、AP

 西アフリカ・マリの政情が混乱している。2020年8月と21年5月に2度のクーデターが起き、相次いで大統領が辞任に追い込まれた。暫定政権は来年の総選挙実施と民政復帰を掲げるが、混乱に乗じてイスラム過激派が勢力を伸ばす懸念も高まっている。

 2度のクーデターを首謀したのは国軍大佐のゴイタ氏(38)で、まず20年8月にケイタ大統領(当時)の身柄を拘束して退任させた。政治腐敗や選挙での不正疑惑で国民の不満が高まっていたことが背景にあり、クーデターは国民の間でも一定の支持を集めた。

 ただ、国際社会から「民主主義に反する」と批判が続出したこともあり、文民と軍出身者が共同で暫定政権を担うことにした。ゴイタ氏は副大統領に就任した。

 ところが、ゴイタ氏が率いる軍は21年5月24日、暫定政権のヌダウ大統領とウアンヌ首相の身柄を拘束して追放する2度目のクーデターを実行した。暫定政権内で軍と文民出身者の間にあつれきが生じ、直前に発表された内閣改造人事で軍出身の閣僚2人がポストから外されたことが引き金になったとみられる。

 今回はゴイタ氏自身が暫定政権の大統領に就いた。ロイター通信によると、6月7日の就任式でゴイタ氏は「民政復帰のプロセスを、人々が望む方向に戻す機会が与えられた」と正当性を主張し、来年2月の大統領選と総選挙の実施を約束した。

 これに対し、国際社会はゴイタ氏らへの批判を強めている。米国は5月、2度目のクーデターを「強く非難する」との声明を発表。アフリカ連合(AU)や、周辺15カ国で作る「西アフリカ諸国経済共同体」(ECOWAS)は、マリの加盟資格を停止する処分とした。

 ただ、ECOWASなどはマリ政府との決定的な関係悪化を避けたい意向で、経済制裁には及び腰だ。ゴイタ氏は首相に野党指導者のマイガ氏を指名し「軍事政権」との批判をかわそうとしている。

 一方、マリではイスラム過激派の活動が活発で、13年には過激派が首都バマコに迫り、旧宗主国のフランスが軍事介入した。

 過激派は一時弱体化したものの、隣国のブルキナファソやニジェールとの国境付近に移って勢力を保っている。NGO「武力紛争位置事件データプロジェクト」は、対テロ作戦でマリ軍の能力が十分でない上、政治の混乱で仏軍との協力にも悪影響が出ていると指摘する。

 さらに、フランスのマクロン大統領は6月10日、マリを含む西アフリカに駐留している5000人規模の軍隊を撤収させる方針を表明した。派遣に伴う費用や犠牲者の増加が重荷となっているためだが、今後、マリの治安悪化に拍車がかかる恐れもある。【ヨハネスブルク平野光芳】

2715チバQ:2021/06/22(火) 21:21:07
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20210622k0000m030172000c.html
ケイコ・フジモリ氏、拘束許可せず ペルー裁判所が判断
2021/06/22 17:06毎日新聞

ケイコ・フジモリ氏、拘束許可せず ペルー裁判所が判断

ケイコ・フジモリ氏=リマで2021年6月12日、AP

(毎日新聞)

 南米ペルーの裁判所は21日、過去の汚職事件に絡み起訴されている中道右派の野党党首で大統領選候補者のケイコ・フジモリ氏(46)=保釈中=の拘束を許可しないと決定した。ケイコ氏が保釈条件に反する行為をしたとして検察側が拘束を求めていたが、裁判所は退けた。6日に実施された大統領選の決選投票の当選者はまだ確定していない。

 検察当局は、保釈中に面会が禁止されている事件関係者と接触したとしてケイコ氏の拘束令状を出すよう要請していた。裁判所は実際に接触はあったとしてケイコ氏に保釈条件を守るよう注意。一方で、拘束の必要性までは認めなかった。過去の大統領選を巡る不正資金受領疑惑でケイコ氏は2018年から通算1年以上拘束され、その後保釈。21年3月に起訴され、禁錮30年10月を求刑された。

 選挙管理委員会は15日に決選投票の集計結果を発表。急進左派の小学校教師、ペドロ・カスティジョ氏(51)が得票率でケイコ氏を0・25ポイント上回ったが、ケイコ氏側が一部の票の無効を申し立てており、審査が続いている。審査終了は7月上旬にずれ込むとの見方もある。【サンパウロ山本太一】

2716チバQ:2021/06/23(水) 20:39:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/bac28e199a1c76fe8d9ea99816d44507b54787b0
世論、米は左派勝利容認の流れ ケイコ氏、一層苦境 ペルー大統領選
6/23(水) 20:33配信


時事通信
ペルー大統領選の中道右派候補ケイコ・フジモリ氏=21日、リマ(AFP時事)

 【サンパウロ時事】南米ペルーで6日に実施された大統領選決選投票で、急進左派候補に0.25ポイント差をつけられながらも「開票不正があった」と主張し、逆転勝利に望みをつなぐ中道右派の日系3世ケイコ・フジモリ氏(46)が追い込まれつつある。

 22日公表の世論調査によると、有権者の3分の2は「急進左派候補が勝った」と認識。米政府も同日、選挙は公正に行われたとの公式見解を示した。

 有力シンクタンク「ペルー問題研究所」の調査によると、急進左派ペドロ・カスティジョ氏(51)が勝ったと答えた有権者は66%。ケイコ氏勝利は25%にとどまった。右派を自認する有権者の間でも45%が「カスティジョ氏勝利」、46%が「ケイコ氏勝利」と拮抗(きっこう)。支持層で諦めが広がっていることが浮き彫りとなった。

 ケイコ氏陣営が主張している開票不正については、53%が「根拠はなく、選挙結果を認めたくないだけ」と回答。「根拠がある」の31%を大きく上回った。12%が「ある程度根拠はあるが、選挙結果を左右するほどではない」と答えた。

 一方、米国務省のプライス報道官は22日の声明で「自由で公正、参加可能で平和的な選挙を無事実施したペルー当局を祝福する。地域における民主主義のモデルだ」と評価。最終結果を待ちたいとしながらも、選挙の正統性に事実上の「お墨付き」を与えた。

2717チバQ:2021/06/24(木) 07:04:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/a899d53ee288fc8d029bf0870ecebd8f4197a788
ティグレ州で市場空爆、数十人死傷 エチオピア北部で紛争激化
6/24(木) 1:41配信

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AFP=時事
エチオピア北部ティグレ州の州都メケレの病院前で、市場への空爆があったトゴガに住む親族についての知らせを待つ人々(2021年6月23日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】紛争が続くエチオピア北部ティグレ(Tigray)州で22日、市場が空爆を受け、数十人が死傷した。目撃者や医療関係者が23日、AFPに明らかにした。同州で7か月前から続く紛争は再び激化の様相を呈している。

 空爆を受けたのは同州トゴガ(Togoga)の市場。隣接する自宅が破壊された女性は「大勢の死傷者」が出たと明かし、「そうした人々の上や血の中を歩いた」と語った。

 30キロ離れた州都メケレ(Mekele)にある病院の救急隊員は、これまでに幼い子ども3人を含む負傷者6人が同院に搬送されたと説明。トゴガにはさらに負傷者が45人いるが、町を出ることを兵士らに阻まれているため「死の危険がある」と語った。救急車の運転手も、兵士らによってトゴガ入りを阻止されたと話した。

 AFPは今回の攻撃について、ティグレ州政府とエチオピア軍にコメントを求めたが、回答は得られていない。

 21日にはエチオピア各地で選挙が実施され、現在も票の集計が進んでいる。ティグレ州では紛争が続いていることから投票が行われなかった。空爆に先立ち、州内の一部地域で反政府組織が勢力を拡大しているとの情報が伝えられていた。

 アビー・アハメド(Abiy Ahmed)首相は昨年11月、政府と対立するティグレ州の与党「ティグレ人民解放戦線(TPLF)」を制圧するため、同州に派兵。同州では以後、武力衝突が続いている。支援団体は、戦闘により同州の約35万人に飢饉(ききん)の恐れが出ていると指摘しているが、政府はこの見解を否定している。【翻訳編集】 AFPBB News

2718チバQ:2021/06/24(木) 15:50:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/ea0380405cb2bb2eff6c55d96f324297e09b1e31
ブラジル環境相が辞任 違法伐採助長疑惑の渦中
6/24(木) 14:22配信

時事通信
ブラジルのサレス環境相=4月22日、ブラジリア(AFP時事)

 【サンパウロ時事】ブラジルのサレス環境相が23日、辞任した。

 同氏は自然保護よりも経済開発を優先させるボルソナロ大統領の代弁者とされ、環境政策の責任者の立場にありながら、アマゾン熱帯雨林などの違法伐採を助長した疑惑を持たれている。

 サレス氏は記者会見で「国内外の課題に対処する観点から、ブラジルは利害、意思、努力を結集する必要がある。それを可能な限り冷静に行うため辞任した」と強調。疑惑には触れなかった。

 サレス氏は、押収された違法伐採材の調査を妨害した疑いと、欧米への違法輸出に関与していた疑いで捜査対象となっている。昨年4月には、閣議で「メディアが新型コロナウイルス問題に目を向けている間に、(環境保護)規則を変えたり基準を単純化したりしなければならない」と発言。環境保護団体の批判の的となっていた。

2719チバQ:2021/06/27(日) 10:12:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/c82af37875674bb85a9fa76f8410b9f3374fafa2
ニュース番組のアナウンサー、生放送中に給料未払いの窮状訴え ザンビア
6/26(土) 15:30配信

CNN.co.jp
ニュース番組のアナウンサーが生放送中、視聴者に向け給料の未払いの窮状を訴えた

(CNN) アフリカ南部のザンビアで、ニュース番組のアナウンサーが生放送中に自身や同僚が給料を支払われていない実態を視聴者に明かす出来事があった。

同国KBNテレビのアナウンサー、カリミナ・カビンダ氏は今月19日の生放送中、不意にニュース原稿を読むのを中断。「ニュースとは別に、視聴者の皆さん。我々は人間です。給料を支払われる必要があります」と、語り始めた。

続けて「残念ながら、KBNでは我々に給料が支払われていない」とし、自身を含むどの職員の給料も未払いになっていると訴えた。

カビンダ氏はフェイスブックにも放送時の動画を投稿。キャプションに「生放送でこれをやった。なぜならほとんどのジャーナリストは声を上げるのを恐れているが、それは声を上げてはいけないという意味にはならないからだ」と書き添えた。

KBNのケネディー・マンブウェ最高経営責任者(CEO)は、局のフェイスブックページへの声明で、カビンダ氏のコメントを批判。同氏は生放送中に酒に酔っていたと非難し、局として愕然(がくぜん)としていると述べた。

カビンダ氏はマンブウェ氏の批判に直接反論はしなかったが、続くフェイスブックへの投稿で放送当日の仕事のスケジュール表を公開。パーティーをするような時間はほとんどなかったことを示唆した。

マンブウェ氏は、KBNには全職員向けにきちんとした苦情処理の手順が用意されているとし、不満があればそれを伝えることは可能だと強調した。

またカビンダ氏が放送で不満を訴えることができた経緯を調査し、誰であれ加担した人物には懲戒処分を下す意向を表明した。

2720チバQ:2021/06/27(日) 10:24:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/777d09b920b3387bcebe4cde0866fa1fe9033947
コロンビア大統領ヘリ被弾 機体に穴、死傷者なし
6/26(土) 11:45配信


時事通信
25日、コロンビア北部ククタの空港で、銃撃を受けた搭乗ヘリの前を護衛に守られながら歩くドゥケ大統領(右から4人目)(AFP時事)

 【サンパウロ時事】南米コロンビアのドゥケ大統領は25日、北部の対ベネズエラ国境都市ククタにヘリコプターで向かっていたところ、何者かから銃撃を受けたことを明らかにした。


 ヘリにはモラノ国防相とパラシオス内相も同乗していたが、死傷者はいなかった。

 ドゥケ氏はビデオ声明で「着陸点に近づいていたところで攻撃を受けた。機体に複数の穴が開いた」と説明した。ククタ一帯の密林地帯では左翼ゲリラや麻薬組織が暗躍。15日には軍基地で自動車爆弾テロが発生し、多数の負傷者が出ていた。

2721チバQ:2021/06/28(月) 21:09:33
https://www.jiji.com/jc/
大統領選控え反体制派弾圧激化 有力対抗馬ら次々拘束―ニカラグア
2021年06月27日20時33分

ニカラグアのオルテガ大統領=23日、マナグア(AFP時事)
ニカラグアのオルテガ大統領=23日、マナグア(AFP時事)

【図解】ニカラグア

 【サンパウロ時事】中米のニカラグアで6月初旬以降、野党指導者ら著名な反体制派への弾圧が激化している。警察当局は26日までにクーデターを企図したなどとして少なくとも20人を拘束。11月には反米左派のオルテガ大統領が通算5選を目指す大統領選挙が予定されており、政敵を次々排除する「再選戦略」に国際社会から批判が上がっている。
 オルテガ氏は「われわれは政治家や(大統領)候補ではなく、国に歯向かう犯罪者を裁いている。彼らはクーデターを計画していた」と主張。手を緩めるつもりはないと明言している。
 当局は6月2日、新聞社幹部のクリスティアナ・チャモロ氏を、運営する財団に絡む資金洗浄(マネーロンダリング)容疑で自宅軟禁下に置いた。同氏は1990年の大統領選でオルテガ氏を破ったビオレタ・チャモロ氏を母親に持ち、5月に発表された世論調査では好感度でオルテガ氏を10ポイント以上も上回るなど、最大の政敵とみられていた。
 その後、当局は大統領候補と目される野党政治家4人や、批判的なジャーナリストらを次々拘束。26日には、クリスティアナ氏の兄弟も逮捕された。ほとんどは、昨年12月に議会で可決された、独立や主権、自決権を傷つけた「国の裏切り者」を追及する法が根拠となっている。
 あからさまな弾圧に、国際世論は鋭く反発している。米政府は「最も明確な言葉で、この恐怖政治を非難する」と指弾。国連や米州機構などの国際機関も強い懸念を表明した。中南米では、同じ左派政権のアルゼンチンとメキシコさえ大使を召還するなど「総スカン状態」となっている。
 左翼ゲリラ出身で、現在75歳のオルテガ氏は、2014年に大統領の再選禁止規定を撤廃。17年に妻を副大統領に据えるなど、強権姿勢を強めている。

2722チバQ:2021/06/29(火) 15:17:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/02dcfba8d8da38db6a2872c387e4190a683cc186
地元政党がエチオピア北部の州都奪還 政府は停戦を宣言
6/29(火) 14:00配信
朝日新聞デジタル
ティグライ州内で5月8日、トラックに乗るエチオピア政府軍兵士ら=AP

 エチオピア北部ティグライ州の地元政党ティグライ人民解放戦線(TPLF)は28日、州都メケレを政府軍から奪還したと明らかにした。ロイター通信などが伝えた。政府側は同日、一方的に停戦を宣言。人道支援活動や農作業を妨げないためとしているが、TPLF側が応じるかは不透明だ。

 同通信などによると、TPLFの広報担当者が衛星電話での取材に「メケレは我々の支配下にある」と話した。目撃者の証言によると、メケレからは政府軍や暫定州政府が撤退し、住民らはTPLFをたたえる歌を口ずさみ、花火を打ち上げて喜んだという。

 同州では昨年11月、TPLF側が政府軍施設を襲撃したとして、アビー首相が「反撃」を命じて軍事衝突が起きた。政府軍は同月中にメケレを制圧したものの、州内各地で戦闘が続き、状況は泥沼化。半年以上たっても州内の状況は安定せず、今月には国連などが約35万人が飢餓状態にあるとの調査結果を公表したばかりだった。

朝日新聞社

2723チバQ:2021/06/29(火) 19:39:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/b7a79e2f853672ffedac330150ed63e5bc276db3
南アフリカ、一妻多夫制の合法化を検討 保守層は猛反発
6/29(火) 15:44配信

CNN.co.jp
南アフリカ政府が一妻多夫制の合法化を検討している

(CNN) 1人の女性が複数の男性と結婚できる一妻多夫制の容認を検討する方針を南アフリカ政府が打ち出し、保守層が強く反発している。

一妻多夫制の容認は、結婚の包括性を高める目的で、南アフリカ内務省の提案書に盛り込まれた。同国では1人の男性が複数の女性と結婚できる一夫多妻制が認められている。

提案書では現行法について、未成年の結婚が認められていたり、性別を変更しても離婚せずに婚姻関係を維持したいカップルのことが考慮されていなかったりする欠陥があると指摘。従来の指導者や人権活動家などから意見を聴いた結果、「結婚の形態として、一妻多夫制の合法化も平等に認める必要がある」との意見が人権活動家から提出されたと説明している。

当局は、結婚に対する国民の考え方は多岐にわたるとした上で、「ジェンダーニュートラル(性別に対して中立的)」な結婚制度を打ち出す必要があると述べ、「人種、性的指向、宗教、文化に沿った結婚の分類は廃止できる」と強調。「南アフリカは一夫一婦制あるいは複婚制のいずれかの二重制度を採用できる」とした。

この提案に対して保守層からは強い反発の声が挙がっている。中でも目立っているのはテレビのリアリティー番組で人気のムサ・ムセレクさん。自身も4人の妻をもつムセレクさんは、自分のユーチューブチャンネルに投稿した動画の中で、一妻多夫制が認められれば父子関係に疑問が生じ、子どもがどの家族に属するのかが分かりにくくなると主張。「それ以上に私たちはスピリチュアルな存在だ」「私たちの精神、私たちの創造主が、私たちをこのように創造した」と訴えている。

南アフリカ政府は提案書に盛り込まれた内容について、今月30日まで意見を募っている。

2724チバQ:2021/06/29(火) 19:58:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/b61b2e59c40c049c3ca6ba87bfeb9637a4ebe091
エチオピアの武力紛争で停戦 ノーベル賞首相の連邦政府
6/29(火) 9:54配信

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産経新聞
【カイロ=佐藤貴生】アフリカ東部エチオピアの連邦政府は28日、同国北部ティグレ州を拠点とする「ティグレ人民解放戦線」(TPLF)との武力紛争で停戦を宣言した。英BBC放送(電子版)などが報じた。昨年11月に始まった紛争では数千人が死亡、約200万人が家を捨てて避難するなど人道危機が深刻化し、2019年のノーベル平和賞を受賞した連邦政府のアビー首相への非難が国際社会で高まっていた。

ただ、連邦政府は声明で、停戦は農業の繁忙期が終わるまでだと表明。エチオピアでは種まきの時期が5〜9月で、秋以降も停戦が維持されるかは不透明だ。国連は今月、520万人が食料不足に陥っているとして、早急に支援すべきだと警告していた。

ティグレ州の州都メケレでは28日、連邦軍の部隊が撤収を開始。代わってTPLFの兵士が街に入り、支持者の住民らと祝う姿が目撃された。

TPLFの主体である少数民族ティグレはエチオピア全人口の約5%に過ぎないが、強力な軍事組織を持ち、1991年に政府との戦闘をへて首都アディスアベバを占拠。中央政界で支配を強化してきた。

国内最大民族オロモの出身で2018年に首相に就任したアビー氏は、中央集権の強化を掲げて与党連合を1つの政党に統合したが、TPLFは参加を拒否。紛争は民族対立や権力闘争の側面もあり、根本的な解決は容易ではないとの指摘も多い。

紛争発生以降、ティグレ州の住民ら約4万5千人が西隣のスーダンに逃れたとされる。同州への電話回線は遮断され、メディアの立ち入りも禁じられるなど、実態把握が困難な状態が続いた。アビー氏は隣国エリトリアとの国境をめぐる対立を解決したとして、ノーベル平和賞を受賞した。

2725チバQ:2021/06/30(水) 10:41:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/3daee0fb9cf7738be7c7cd8095032a6f0024bbc5
アフリカ唯一の絶対君主が国外逃亡か、当局は否定 エスワティニ
6/30(水) 10:16配信
CNN.co.jp
アフリカ連合(AU)首脳会議の参加のためボレ国際空港に到着したエスワティニの国王ムスワティ3世=2017年、エチオピア・アディスアベバ

(CNN) アフリカ唯一の絶対王制国家、エスワティニ(旧スワジランド)を35年にわたって統治する国王ムスワティ3世が、民主化デモの激化を受け国外逃亡したとの情報が浮上している。ただ、同国当局者は逃亡を否定した。

南アフリカの公共放送SABCは28日、デモ隊が暴徒化して治安部隊と衝突する中、ムスワティ氏が国外逃亡したと報道。野党関係者は29日も引き続き国王が逃亡したと主張したものの、証拠は示していない。

エスワティニのテンバ・マスク首相代行は29日の声明で「国王陛下は今も国内におり、王国の目標を推進するため、自ら先頭に立って政府と協力している」と述べた。

デモが始まったのは1週間前。若者が街頭に繰り出し、投票権や憲法改正を求めた。

しかし政治団体「スワジランドの経済的解放の闘士」によると、治安部隊の暴力を非難する声が出る中で参加者1人が死亡し、デモが激化した。地元メディアの報道やSNSに投稿された動画によると、中部マツァパでは小売店などが放火される事態となった。

ムスワティ3世はアフリカで最後に残った国王で、議会や政府の他の部門に対して権力を行使している。

エスワティニの経済は苦境にあり貧困率も高いが、国王は一夫多妻生活や派手な暮らしぶりで知られ、2019年には妻15人のためにロールスロイスなどの高級車15台を購入した。

米経済誌フォーブスの08年の記事では、ムスワティ氏の資産総額は約2億ドル(現在のレートで約220億円)と見積もられていた。

2726チバQ:2021/06/30(水) 11:29:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/497378bc6f976cabed7f7ae7ccfe8c2367e234a8
エチオピア軍、北部ティグレ州州都から撤退 住民は祝福
6/29(火) 9:32配信
CNN.co.jp
エチオピア軍が北部ティグレ州の州都メケレから撤退した

(CNN) 軍事衝突の続くエチオピア北部ティグレ州で28日、エチオピア軍が州都メケレから撤退した。国連当局者がCNNに語った。同州ではティグレ人勢力が軍に対する攻勢を強めていた。

この当局者はエチオピア政府の報復を恐れて匿名を条件に話した。

メケレの住民は屋内待機の要請がある中、軍の撤退を祝福して通りに出てきた。夜間には花火の打ち上がる音も聞こえた。

ティグレ地方政府の報道官は、ティグレ人勢力が州都奪還に向けた9つの師団との戦闘を経て「エチオピア陸軍の主力を破った」と述べた。

ただ、紛争は終焉(しゅうえん)には程遠いとも言及。「我々の目標は敵の戦闘能力を低下させることだ。犯罪的な軍隊が戻ってくる力を持たないようにあらゆる場所で追跡する」と述べた。

報道官によると、軍は撤退の際に銀行で略奪行為を働き、重要なインフラを破壊した。国連当局者によると、国際移住機関や国連児童基金(ユニセフ)、世界食糧計画の事務所にも押し入った。

ユニセフ幹部や国連報道官はエチオピア軍の行為を強く非難した。

エチオピア政府は28日、国営放送EBCが伝えた声明で、ティグレ臨時政府の停戦要請を受け入れると発表した。臨時政府は中央政府に忠実な存在となっている。声明によると、一方的な停戦は同州で重要な農耕期が終わる9月末まで続くという。

アビー首相は7カ月にわたり、隣国エリトリアの支援を得ながら、ティグレ人民解放戦線との戦闘を続けてきた。先週には政府軍の空爆がメケレ西郊の小さな町トゴガの市場を直撃し、目撃者や医療関係者によると少なくとも30人が死亡した。

長期に及ぶ戦争で飢餓が悪化、数百万人が避難を強いられる事態となり、ノーベル平和賞受賞者のアビー首相の名声も大きく損なわれた。

2727とはずがたり:2021/06/30(水) 15:36:15
クオータ制が逆効果…チリ制憲議会選、女性候補ら躍進も男性に議席譲る
https://www.afpbb.com/articles/-/3347764
2021年5月21日 12:53 発信地:サンティアゴ/チリ [ チリ 中南米 ]

【5月21日 AFP】南米チリで、新憲法を起草する「制憲議会」(155議席)の選挙が15、16日に行われ、女性候補者がめざましい健闘を見せた。だが、男女の機会均等の試みとして導入されたクオータ制により、かえって男性候補に有利な選挙結果となったことが分析から分かった。

 今回の制憲議会選では、候補者1300人超の半数を女性とし、議席も半分を女性に割り当てるクオータ制が導入された。


 当初は誰も、女性候補らがクオータ制を必要としないほどの躍進を見せるとは予想しなかったようだが、ふたを開けてみると、議席の半数を上回る84人の女性が当選した。

 しかし、クオータ制によって議席の男女均等を確保するための「ジェンダー補正」が必要となり、有権者に選出された女性候補に代わって、男性候補7人が議席を獲得。この結果、男性議員は78人となり、女性議員77人よりも1人多くなった。

 同じく先週末に実施された地方選ではクオータ制は導入されず、女性候補の当選率は知事選で16%、市長選で23%、地方議員選で39%だった。
 
 政治学者のパメラ・フィゲロア(Pamela Figueroa)氏は、制憲議会選の結果について、「女性は(選挙の候補者として)適格でないとか、競争力がないという神話を打ち破った」と語った。問題は、政党が女性を候補者に擁立しない点にあった。

 チリは保守的な国で、たとえば人工妊娠中絶は長年、全面的に禁止されていた。2017年にようやく、レイプ被害に遭った場合や健康上のリスクがある場合の中絶が認められ、今年になって選択的中絶が合法化された。(c)AFP

2728チバQ:2021/06/30(水) 21:01:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/3186a88e8372711876f35624021f7765db2b263d
エチオピア・ティグレ一時停戦 政府軍、州都から撤退 市民ら歓迎
6/29(火) 19:15配信


毎日新聞
トラックに乗って移動するエチオピア政府軍の兵士ら=ティグレ州で5月、AP

 エチオピア北部ティグレ州で続く政府軍と旧与党勢力・ティグレ人民解放戦線(TPLF)の内戦で、政府は28日、一方的な一時停戦を宣言した。AP通信が報じた。州都メケレでは政府軍が撤退する一方で、TPLFの兵士が進軍し、市民らの歓迎を受けたという。

 内戦は2020年11月に発生し、政府軍がメケレを制圧。その後も地方で戦闘が続いていた。政府側は今回、停戦の理由として現地が農繁期を迎えていることや、援助機関が活動しやすくなることを挙げた。ロイター通信によると、TPLF側はメケレを支配下に置いたと主張し、「全ての敵がティグレ州を離れるまで戦いを続ける」としている。

 紛争の影響で現地では食料不足が深刻化し、国連は約35万人が飢餓状態にあると推計。一時停戦には危機的な状況を緩和する狙いがあるとみられるが、双方に和解に向けた動きはなく、対立は長期化しそうだ。【ヨハネスブルク平野光芳】

2729チバQ:2021/06/30(水) 21:10:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/9d067ac2d50257ca297a2c9befbbf3971664a300
豪州でインド型の感染拡大、シドニーなど主要4都市封鎖…ワクチン接種に遅れも
6/30(水) 20:26配信

読売新聞オンライン
ロックダウンで閑散とするシドニー中心部(30日、ロイター)

 【ジャカルタ=川上大介】オーストラリアで新型コロナウイルスのインド型(デルタ型)の感染が相次ぎ、最大都市シドニーなど主要4都市がロックダウン(都市封鎖)に踏み切った。ワクチン接種が遅れていることなどから、最大限の警戒措置をとったとみられる。

 ロックダウンとなったのはシドニーのほか、東部ブリスベン、西部パース、北部ダーウィンで、いずれも各地域の拠点都市だ。期間は数日から2週間程度で、買い物など生活に不可欠な移動以外の外出は原則禁止となる。

 豪州はこれまで、徹底した入国措置などで感染を抑え込んできた。ただ、ワクチン接種では出遅れており、2回接種した人の割合は約5%にとどまる。

 インド型は英国など世界各地で急速に感染が広がっている。豪紙シドニー・モーニング・ヘラルドなどによると、シドニーでは、国際線乗務員を送迎する運転手が6月中旬にインド型に感染して以降、濃厚接触者を中心に感染が広がった。シドニーがあるニューサウスウェールズ州では28日までに少なくとも130人の市中感染が確認された。

2730チバQ:2021/06/30(水) 22:34:40
https://www.sankei.com/article/20210630-CT3NOBDKOZJNJCS3SMT75N6I6Y/
豪州、東南アジアでインド株猛威 ワクチン遅れも一因
2021/6/30 21:16
森 浩

30日、豪州の最大都市シドニーで、都市封鎖により人影がない街を歩く女性(ロイター)
30日、豪州の最大都市シドニーで、都市封鎖により人影がない街を歩く女性(ロイター)
【シンガポール=森浩】オーストラリアや東南アジアで感染力が強いとされる新型コロナウイルスのインド型変異株(デルタ株)の流行が拡大し、相次いで行動制限など規制が強化されている。各国は欧米に比べて遅れているワクチン接種の拡大も急ぎ、デルタ株を押さえ込みたい考えだ。

豪州のフライデンバーグ財務相は6月28日、「パンデミック(大規模感染)は新たな局面を迎えた」と語り、国内でのデルタ株の拡大に危機感を示した。

豪州は国境を閉じるなどして新型コロナ感染拡大の押さえ込みに「成功」してきたとされる。だが、最大都市シドニーでは16日に旅客機の国際線乗務員を送迎するバス運転手のデルタ株感染が確認されて以降、市中で急拡大。この間の同市の感染者数が100人以上となった。


シドニー全域では26日から2週間の都市封鎖(ロックダウン)が約13カ月ぶりに実施され、5月に解除された公共機関でのマスク着用義務も再び導入された。シドニーを抱えるニューサウスウェールズ州政府はデルタ株について「防御策を講じても、ウイルスは反撃の方法を理解しているようだ」と対策の難しさを指摘した。

インドネシアではデルタ株流行で医療崩壊が懸念されている。感染者は6月中旬から急増し、累計で210万人超に上る。5月のイスラム教の断食明けの大祭「レバラン」で人が移動し、デルタ株が広がったとみられている。


首都ジャカルタでは患者急増で隔離施設のベッド使用率が93%に達した。酸素など医療用物資の不足も深刻だ。国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)は6月29日、医療機関が逼迫(ひっぱく)しているとして「大惨事の瀬戸際」と警告した。

タイでは5月に国内で初めて確認されたデルタ株が急速に拡大。保健省によると、既に感染者の10%がデルタ株だという。首都バンコクでは6月28日から30日間、レストランの店内飲食を再び禁止したほか、20人以上の集まりを制限するなど規制が強化された。

2731チバQ:2021/07/01(木) 08:16:32
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/world/kyodo_nor-2021063001000695.html
G20、呉越同舟の多国間主義 日米欧と中ロ温度差
2021/06/30 16:33共同通信

G20、呉越同舟の多国間主義 日米欧と中ロ温度差

イタリア南部マテーラで開催されたG20外相会合=6月29日(ゲッティ=共同)

(共同通信)

 【マテーラ共同】20カ国・地域(G20)はイタリア南部マテーラでの29日の外相・開発相会合で、新型コロナウイルス克服へ多国間主義に弾みをつけた。中国、ロシアの外相は対面での出席を見送り、専制主義を警戒する日本や米欧の民主主義陣営との温度差ものぞいた。呉越同舟の様相を呈するG20は、ローマで10月に開く首脳会議に向け、各国の駆け引きが加速しそうだ。

 6月中旬に英国で開かれた先進7カ国(G7)首脳会議は共同声明で台湾情勢を明記し、中国への対抗姿勢を鮮明にしたが、G20会合は各国が一致しやすい理念的な内容にとどまった。

2732チバQ:2021/07/03(土) 23:16:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/3b2020a3c21743460d8c557f8b67c445098823f5
40万人が飢餓 州都陥落の北部ティグレ州 エチオピア
7/3(土) 19:02配信

時事通信
2日、エチオピア北部ティグレ州の州都メケレで、収容先へ向かう政府軍の捕虜たち(AFP時事)

 【ニューヨークAFP時事】エチオピアの少数民族ティグレ人の武装勢力が政府軍への攻勢を強める北部ティグレ州で、市民40万人が「飢餓に陥った」と国連が警告した。


 エチオピア問題を話し合う国連安保理の会合で2日、人道問題を担う国連高官が訴えた。

 高官は「40万人とは別に180万人が飢餓の瀬戸際にいる。もっと多いと言う人もいる。3万3000人の子供がひどい栄養失調だ」と主張。「支援を届けなければいけない。来週ではない。今すぐだ」と強調した。しかし、ティグレ州の現場に通じる橋二つが破壊され、輸送は滞っている。電気や通信も遮断され、空路も閉ざされた。

2733チバQ:2021/07/05(月) 17:49:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/488d08a061879ea825e8f0405a10267be6de667f
先住民の女性、憲法起草会議の議長に チリで異例の選出
7/5(月) 16:00配信
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朝日新聞デジタル
チリ・サンティアゴで4日、制憲代表者会議の議長に選出され両手を挙げる先住民族マプチェのエリサ・ロンコン氏=AP

 南米チリで4日、新憲法を起草する制憲代表者会議が発足し、先住民族マプチェの女性議員が議長に選出された。歴史的に抑圧されてきた先住民がこうした地位に就くのは珍しい。会議は9〜12カ月の間に新憲法案を起草することになる。


 言語学者でもあるエリサ・ロンコン議員(58)は議長に選出されると、マプチェの言葉マプドゥングンであいさつした後「この会議は、多民族国家のチリ、多文化混交のチリ、女性らの権利を侵害しないチリ、大地の母を大切にするチリ、あらゆる支配に対抗するチリに変えるだろう」と述べた。議長選では「マプチェの女性は声なき存在として排除され、政治から見過ごされてきた」と訴えていた。

 制憲代表者会議の議員は計155人。これまで政治的に軽視されてきた先住民に17議席を割り当てた上で、全体で男性78人、女性77人と均等になるように選ばれた。今年5月の選挙では、無所属や急進左派が多数の議席を獲得していた。

 会議はこれから9カ月かけて新憲法を起草する。最大3カ月の延長が認められている。

 ピノチェト軍政時代に制定された現憲法には記載のない先住民の権利のほか、国による教育や社会的権利の保障などが新憲法に盛り込まれるとみられている。会議は左派が優勢だが、細かい部分で各議員の主張は異なっており、議論を集約できるかが課題だ。(サンパウロ=岡田玄)

朝日新聞社

2734チバQ:2021/07/07(水) 20:56:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/f3528fbe3622d86b2bae7c82e39c7e86e928ad38
モイーズ大統領を暗殺 自宅で奇襲受け、夫人も負傷 ハイチ
7/7(水) 19:55配信


時事通信
ハイチのモイーズ大統領=2019年10月、ポルトープランス(EPA時事)

 【ポルトープランスAFP時事】カリブ海の島国ハイチのジョゼフ暫定首相は7日、モイーズ大統領が自宅で奇襲を受けて暗殺されたと発表した。

【写真】ハイチのモイーズ大統領=2020年1月、ポルトープランス

 大統領夫人も負傷し、病院に搬送されたという。

 ジョゼフ氏は「大統領は英語とスペイン語を話す外国人らに暗殺された」と説明。国民に対し、警察や軍が安全確保に努めるとして、冷静でいるよう呼び掛けた。

2735チバQ:2021/07/08(木) 18:00:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/f0462a0a4e768608eda9ca362def4e49371bc658
ハイチで大統領暗殺、武装集団が銃撃…ギャングの抗争も野放し
7/7(水) 20:04配信
読売新聞オンライン
ハイチのモイーズ大統領(AP)

 カリブ海の島国ハイチのルヌベリスト紙(電子版)によると、ジョブネル・モイーズ大統領(53)が7日未明、首都ポルトープランス郊外の自宅で、武装した集団から銃撃を受け、暗殺された。暫定首相が声明で明らかにした。


 モイーズ氏の妻も負傷したという。暫定首相は「状況はすべてコントロールされている」と述べたが、ロイター通信によると、首都のあちこちで銃声が聞こえるという。

 ハイチでは9月に大統領選を予定する。モイーズ氏の政治運営は強権的だとの指摘もあり、辞任を求める反政府デモが起きていた。ギャングの抗争も野放しになっているとされ、混乱がさらに拡大する可能性がある。

 1804年にフランスから独立したハイチは、米州の最貧国だ。2010年の大地震では、約30万人が死亡したとされる。(リオデジャネイロ支局 淵上隆悠)

2736チバQ:2021/07/08(木) 18:01:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/d5f118d770bd21ba04be40f3ff370bedb5308e72
ハイチ大統領暗殺、2人を逮捕4人殺害 全土に戒厳令
7/8(木) 8:06配信

朝日新聞デジタル
ハイチの首都ポルトープランスで7日、暗殺事件のあったモイーズ大統領の私邸の入り口を警備するパトロール部隊=AP

 大統領が暗殺されたカリブの島国ハイチの情報相は7日夜、ツイッターに「暗殺の容疑者が国家警察に逮捕された」と投稿した。ロイター通信は、警察の話として、雇われ兵2人を拘束したと報じた。ハイチでは事件を受け、全土に戒厳令を宣言している。


 クロード・ジョゼフ首相代行らが7日夜、記者会見した。報道によると、軍と警察が暗殺の容疑者グループを包囲し、4人の雇われ兵を殺害し、2人を拘束したという。この間、警察官3人が人質になったが、解放に成功したという。記者会見時は、まだ銃撃戦が続いており、警察長官は「彼らは殺されるか、捕まるかだ」と述べた。

 ジョゼフ氏の声明や現地報道などによると、ジョブネル・モイーズ大統領(53)は7日午前1時ごろ、首都ポルトープランスの私邸で襲撃され、殺害された。一緒にいた妻も銃撃され、けがをして米国に搬送されたという。容疑者グループについて詳しいことはわかっていない。

 米マイアミ・ヘラルド紙は、モイーズ氏の私邸近くの住民が撮影したという襲撃時とされる動画を公開。なまりのある英語で「DEA(米麻薬取締局)の作戦だ。後ろに下がれ」と叫ぶ男や、ライフルを持った男たちの様子が映っていた。

朝日新聞社

2737チバQ:2021/07/08(木) 18:07:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/f3528fbe3622d86b2bae7c82e39c7e86e928ad38
ハイチで大統領暗殺 暫定首相、非常事態を宣言
7/7(水) 19:55配信

時事通信
ハイチのモイーズ大統領=2019年10月、ポルトープランス(EPA時事)

 【サンパウロ時事】政情不安に陥っているカリブ海の島国ハイチからの報道によると、ジョゼフ暫定首相は7日、ジョブネル・モイーズ大統領(53)が同日未明に首都ポルトープランスの自宅で武装集団に銃で暗殺されたことを明らかにした。


 ジョゼフ氏が職務を継承し、非常事態を宣言した。

 ジョゼフ氏は「大統領は自宅で、英語とスペイン語を話す外国人らによって暗殺された」と述べた。大統領夫人も銃撃されて負傷。ハイチでは今年2月にクーデター未遂があったばかりで、モイーズ氏は「(首謀者らは)私の命を狙っていた」と主張していた。AFP通信によると、ジョゼフ氏は週内に更迭されるとの観測が広がっていた。

 モイーズ氏は2017年2月に就任。任期は22年2月までだが、任期開始の起点をめぐる解釈の違いから野党は退任を要求していた。議会は選挙が実施できず機能不全に陥っており、モイーズ氏「独裁」への批判が高まっていた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ded08ae4b648650908020d6f82944847232366aa
ハイチのモイーズ大統領暗殺 「傭兵」4人殺害、2人拘束
7/8(木) 10:31配信

AFPBB News

(c)AFPBB News

【7月8日 AFP】(更新)カリブ海(Caribbean Sea)の国、ハイチのジョブネル・モイーズ(Jovenel Moise)大統領が7日未明、自宅で襲撃を受け暗殺された。警察は同日、首都ポルトープランスで行った作戦で「傭兵(ようへい)」4人を殺害し、2人を拘束したと発表した。

 ハイチ国家警察のレオン・シャルル(Leon Charles)長官は、テレビで「傭兵4人を殺害し、2人の身柄を確保した。人質となっていた警官3人は救出された」と述べた。

 シャルル氏によると警察は、モイーズ大統領夫妻がポルトープランスの私邸で襲撃された直後から襲撃犯を追跡していた。夫人は負傷し、現在入院している。

 モイーズ氏は、2018年に予定されていた議会選挙が政治的混乱により延期された後も、大統領令で政策を実施し、中南米で最貧国であるハイチを統治してきた。

 米ホワイトハウス(White House)は7日、暗殺について「恐ろしい攻撃」と非難し、捜査を支援する用意があると表明した。

 ジェン・サキ(Jen Psaki)大統領報道官は、「捜査を行う際には、米国はハイチ国民と政府に、どのような形であれ支援する」とし、現在情報を収集中だと説明。ジョー・バイデン(Joe Biden)大統領は声明で、「この凶悪な行為を非難する」と述べた。

 一方、英国のボリス・ジョンソン(Boris Johnson)首相は同日、ツイッター(Twitter)に、「モイーズ大統領の死に衝撃を受け、悲しんでいる」と投稿し、哀悼の意を表した。さらに、暗殺は「許し難い行為だ」と非難するとともに、冷静でいるよう呼び掛けた。

 ハイチでは政治危機に加え、ここ数か月は身代金目的の拉致事件が多発するなど、国内の武装集団の影響力が強まっていた。また、慢性的な貧困と頻発する自然災害に直面している。

 映像前半は2017年に撮影されたモイーズ大統領の資料映像。後半はモイーズ大統領の私邸周辺で暗殺事件の証拠を調べる警察官ら。7日撮影。(c)AFPBB News

2738チバQ:2021/07/09(金) 22:03:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/d41595c4c878349b6c111b82397f8e80f6b387b0
南スーダン大統領、平和誓う 独立10年、経済復興に決意
7/9(金) 20:55配信

共同通信
9日、南スーダン・ジュバの広場で国旗を掲げ独立記念日を祝う人たち(共同)

 【ジュバ共同】2005年まで20年以上続いた内戦を経て、東アフリカのスーダンから南スーダンが分離独立して9日で10年を迎えた。南スーダンのキール大統領は首都ジュバで演説し、独立後の勢力争いから再び起きた内戦に触れ「戦争の時代に二度と戻らない」と平和を誓った。

 キール氏は「平和の中で独立10年を迎えられたことをうれしく思う」と述べる一方、18年の和平合意で内戦が終わった後も経済状況は厳しいままだと説明。原油など豊富な地下資源の有効利用で「経済を安定させていく」と復興への決意を強調した。

2739チバQ:2021/07/09(金) 23:24:51
https://www.asahi.com/articles/ASP785QKDP78UHBI017.html
南アフリカのズマ前大統領を収監 禁錮1年3カ月判決
遠藤雄司2021年7月8日 17時27分
5月17日、支持者に話しかける南アフリカのズマ前大統領=ロイター

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 南アフリカのズマ前大統領が7日深夜、警察に出頭し、収監されたと地元メディアなどが伝えた。憲法裁判所は先月、ズマ氏に禁錮1年3カ月の実刑判決を言い渡していた。

 報道によると、ズマ氏は2009〜18年の大統領在任中、インド系富豪への便宜供与などの数々の汚職疑惑が浮上し、辞任に追い込まれた。汚職疑惑の調査委員会が立ち上がり、今年2月に出席を求められたが、「委員会は私をいけにえにしようとしている」などと主張して拒んでいた。

 ズマ氏は、故ネルソン・マンデラらとアパルトヘイト(人種隔離)政策の廃止に貢献。09年に大統領に就任したものの、自宅の改装費に20億円以上の公金を使用するなど数多くの疑惑が明らかになり、18年に辞任に追い込まれていた。また、副大統領だった1990年代にフランスの軍需企業との武器取引にからむ汚職、詐欺、マネーロンダリングなどに関わったとして18年に起訴されている。(遠藤雄司)

2740チバQ:2021/07/09(金) 23:25:50
https://www.asahi.com/articles/ASP7364Z8P71UHBI04T.html
ナイルの水は譲れない…エチオピアダムに周辺国が猛反発
有料会員記事

ヨハネスブルク=遠藤雄司、カイロ=北川学2021年7月9日 6時00分コメント
ナイル川上流にエチオピアが建設中の「グランド・エチオピアン・ルネサンス・ダム」で、今月にも貯水が始まる。下流に位置するエジプト、スーダン両国は河川の水量減少などを恐れて強く反発しているが、エチオピアは強行する姿勢を崩さず、関係国の間で緊張が高まりつつある。

 ダム開発が進むのは、ナイル川の上流にあたるエチオピアの青ナイル川。スーダンの首都ハルツームで白ナイル川と合流し、ナイル川としてエジプトを通って地中海へと流れ込む。

 降水量が少ないエジプトは、水資源の95%以上をナイル川に頼る。人口1億人のうち漁業や農業で生計を立てる人は2400万人。南部アスワンでの水量は年間840億トンとされ、エジプト政府は10億トン減れば100万人以上が仕事を失い、年間18億ドル(1998億円)の経済損失を被るとみている。シーシ大統領は3月、「水は一滴たりとも渡さない。取られたら、この地域は想像できないほど不安定になるだろう」とエチオピアを強く牽制(けんせい)した。

 一方、エチオピアのアビー首相は4月、ツイッターで「下流の国に損害を与える意図はない。昨年の大雨はダムの一時貯水を可能にし、ダムがスーダンの深刻な洪水を防いだことに疑いはない」と強調。「次の貯水も大雨が降る7〜8月だけだ」と述べ、下流への影響を抑えながらの貯水の実施を改めて宣言した。

「国家主権」を盾に制限拒む
 エチオピアがエジプトやスーダンの反発を押し切ってまでダム開発を推し進めるのはなぜか。

 2011年に建設が始まった…

2741チバQ:2021/07/09(金) 23:26:44
https://www.asahi.com/articles/ASP797485P78UHBI003.html
自衛隊も支援「最も新しい国」 独立10年、見えぬ未来
会員記事

ジュバ=遠藤雄司2021年7月9日 21時55分
 南スーダンが9日、独立から10年を迎えた。内戦を繰り返し、自衛隊もインフラ整備などを支援した「世界で最も新しい国」だが、人口の3分の1にあたる約390万人の難民や避難民は帰還のめどが立っておらず、国の先行きは不透明なままだ。

 サルバ・キール大統領は同日朝、首都ジュバの大統領府で演説し、「私は再び内戦に戻ることがないことを国民に約束する。失われた10年を取り戻し、新たな10年でこの国を発展の道へと戻すために皆で力を合わせよう」と呼びかけた。

 南スーダンは、1955年から05年まで断続的に続いた武装闘争の末、11年にスーダンから分離独立。だが、13年12月、最大民族ディンカ出身のキール大統領と、2番目に多い民族ヌエル出身のマシャル副大統領の間で緊張が高まり、ジュバでの戦闘をきっかけに全土で内戦に突入。約40万人が犠牲になったとされる。

 日本は、国連平和維持活動(…

2742チバQ:2021/07/09(金) 23:47:48
https://www.sankei.com/article/20210709-2GUSOYT5KBJGHBNULNO2F3HKHM/
ナイル川「水紛争」再燃 エチオピアがダム貯水 エジプトは水不足懸念
2021/7/9 19:50
佐藤 貴生


【カイロ=佐藤貴生】アフリカ東部エチオピアがナイル川上流で建設中の巨大ダムで今年の貯水を始めると表明し、水不足を懸念する下流のエジプトとスーダンが反発を強めている。エチオピアによる貯水は昨年夏の雨期に次いで2度目。エジプトなどは毎年の貯水量や貯水計画について法的拘束力を持つ協定の締結をエチオピアに要求している。国連安全保障理事会は8日、この問題を討議したが対話促進を呼びかけるにとどまり、対立は解消されていない。

問題になっているのは、エチオピアが2011年から建設している総工費約45億ドル(約5千億円)の「大エチオピア・ルネサンスダム」(GERD)。エジプト政府高官は5日、エチオピアから貯水開始の通告を受け、「地域の安定を脅かす一方的な手法には断固として反対だ」とする声明を出した。

エチオピアの狙いは水力発電による電力供給だ。アフリカ最大となる水力発電所(6千メガワット)を稼働させて国内の電力不足を解消するほか、余剰電力を周辺国に売ることを計画する。これに対し、水需要の9割をナイル川に依存するエジプトには、ダムの貯水が急激に進めば水不足に陥り、国の命運を握られかねないとの懸念がある。

エジプト紙によると、エチオピアのアビー首相は「わが国の関心は国内の電力需要に対応するとともに、スーダンとエジプトの懸念を解消することだ」と述べ、円滑な貯水に努める意向を表明した。


アビー氏はエリトリアとの国境紛争を解決したとして19年のノーベル平和賞を受賞した。一方、アビー氏率いるエチオピア連邦政府は今年6月の停戦まで約8カ月にわたり同国北部ティグレ州を拠点とする「ティグレ人民解放戦線」(TPLF)と武力紛争を展開し、国際的に非難を浴びた。スーダンには紛争で4万人以上の難民が流入、混乱が深まっている。

2743チバQ:2021/07/10(土) 22:11:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/8d77c394fac7ae7c74c5ca00517e4ffdb608a73e
市長、コロナで死去 ヨハネスブルク
7/10(土) 20:14配信
時事通信
 【ヨハネスブルクAFP時事】7月に入り新型コロナウイルスの1日当たりの感染者が2万人を超えることも多い南アフリカで9日、最大都市ヨハネスブルクのジェフ・マクボ市長が感染のため死去した。

 53歳だった。

 死去を受けラマポーザ大統領は「この病気の脅威をはっきりと思い起こした。誰であれ感染し得るのだ」と国民に訴えた。ウイルス学者トゥリオ・デオリベイラ博士は「南アと同じことが多くの国で起きている。ワクチン接種が進んでいないからだ」と述べた。保健省によると、人口5900万人の南アのワクチン接種率は5.6%。

2744チバQ:2021/07/10(土) 22:15:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/bdc633bd798e31adb0782b593748b291a9e0e68a
サヘルの派兵半減へ マリ北部の基地、年内に閉鎖 マクロン仏大統領
7/10(土) 18:24配信


時事通信
9日、パリで記者会見するマクロン仏大統領(AFP時事)

 【パリAFP時事】マクロン仏大統領は9日、アフリカのマリ北部駐留の仏軍基地を年内に閉鎖する方針を発表した。

 フランスは、イスラム過激派対策でマリを中心にサハラ砂漠南部一帯のサヘル地域に約5000人を派兵中。ニジェールのバズム大統領との共同会見に臨んだマクロン氏は、マリ北部から撤収しても「2500〜3000人は」まだ地域に残ると強調したが、事実上の兵力半減を通告した格好となった。

 マクロン氏は9日、マリ、ブルキナファソ、チャド、モーリタニア、ニジェールの5カ国「G5」と首脳会議を行った。バズム氏のみパリを訪れ、他の4首脳はオンラインでの参加だった。

 マクロン氏は会見で「サヘルでの領土的野心を敵は失った」と強調。一方で「残念ながら(サハラ砂漠より南の)ギニア湾沿岸で攻撃の圧力は増している。南への拡大を止める必要があり、北では減らすことになる」と削減の正当性を訴えた。

2745チバQ:2021/07/10(土) 22:25:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/798f6c0eb815fa030baf603d46073711361e3c15
大統領暗殺で揺れるハイチ 後任はコロナ死でさらに混迷
7/9(金) 17:40配信
<首相が2人いる上、憲法で定められた大統領後任の最高裁長官は死去していた>
モイーズは自らの権限を拡大する憲法改正を推し進め野党や国民の反発に直面していた REUTERS/Andres Martinez Casares

カリブ海の島国ハイチでは、7月7日に暗殺されたジョブネル・モイーズ大統領の後任選びをめぐって混乱が深まっている。憲法に従えば最高裁長官が後任に就任することになるが、彼はモイーズの暗殺前に新型コロナウイルス感染症で死亡している。


現在はクロード・ジョセフ暫定首相が国を率いているが、モイーズは暗殺される前日に、彼の後任としてアリエル・アンリを指名していた。アンリはAP通信に対して、現在の首相は自分だが紛らわしい状況にあると述べた。

モイーズに対しては、自らの権限を強化しようとしているという批判の声が高まっており、野党が彼に辞任を求めるなど、存命中からハイチの混乱は始まっていた。その彼が暗殺され、誰が後任になるのかは不透明なままだ。

以下はAP通信の報道だ。

<実行犯は「高度な訓練を受けた重武装集団」>

既にさまざまな問題や混乱に直面してきたハイチが、モイーズが銃撃されて死亡したことで、ますます不透明な未来に直面している。当局はモイーズを襲撃した容疑者4人を殺害し、2人の身柄を拘束したと発表。人質となっていた警察官3人は解放されたという。

7日未明、モイーズは私邸にいたところを襲撃され、銃で撃たれて死亡した。マルティーヌ・モイーズ大統領夫人も撃たれて重傷を負い、治療のために米フロリダ州マイアミに搬送された。当局は、襲撃の実行犯全員を見つけると誓った。

ハイチ国家警察のレオン・シャルル長官は7日夜、複数の容疑者の身柄を拘束したことを発表したなかで、「(襲撃を実行した)傭兵たちの追跡は今後も続く」と述べ、こう続けた。「彼らの運命は決まっている。戦うか、捕まるかだ」

警察は容疑者たちの年齢や氏名、国籍を明かさず、彼らの動機や、いかにして容疑者たちにたどり着いたのかについて明らかにしていない。大統領夫妻の襲撃について唯一明かしたのは、実行犯が「高度な訓練を受けた重武装集団」であり、複数のメンバーがスペイン語または英語を話していたということだ(その後のCNNの報道によると、2人はアメリカ人だった)。

ジョセフは警察と軍の支援を得て国の指揮を執り、2週間の「封鎖状態」を宣言した。


貧困と混乱の歴史
ハイチは、西半球で最悪の部類に入る貧困や暴力、政治不安に見舞われている。食料品や燃料も手に入りにくく、インフレやギャングによる暴力が急増。労働者の60%は収入が1日2ドルに満たない。独裁体制や政局の混乱の歴史に加え、2010年の大地震と2016年の大型ハリケーン「マシュー」の被害からの復興もまだ完了していない。

そして起きた今回の大統領暗殺事件とその後の混乱に、ハイチ国民や海外で暮らす彼らの親族・友人たちは、今後の展開を懸念している。

マイアミのリトルハイチ地区に暮らすハイチ人コミュニティーを支援している団体「ファミリー・アクション・ネットワーク・ムーブメント」の事務局長であるマーリーン・バスチャンは、「現地で権力の空白が生じており、人々は家族や友人がどうなるのかと恐れている」と語った。

2746チバQ:2021/07/10(土) 22:26:08
<憲法改正に反発が高まっていた>

バスチャンは、ハイチで自由で公正な選挙が実施されるように、ジョー・バイデン大統領率いる米政権がこれまで以上に積極的な支援を行って、ハイチ国内の対話を促していくことが重要だと述べた。彼女はまた、海外に暮らすハイチの離散民たちが、その対話に参加できることを願っているとも語った。「一時しのぎの対応はもういらない。ハイチの人々はあまりにも長い間、苦しんできた」

ハイチではこの数カ月、モイーズに抗議する運動が拡大して暴力に発展していた。モイーズは大統領の権限を強化する憲法改正案を推し進めており、秋には憲法の是非を問う国民投票を計画していたが、複数の野党指導者とその支持者たちはこれを拒否していた。

モイーズ暗殺から数時間が経過しても、首都ポルトープランスでは公共交通機関の運行も露天商の姿もまばらな状態が続いていた。普段は大勢の人でにぎわっているこの地域では異例の光景だ。断続的に鳴り響く銃声は、ギャングの勢力伸長を思い起こさせる。6月だけでも1万4700人を超える人々が、領土をめぐる争いの中で自宅を焼かれたり、荒らされたりして避難を余儀なくされた。
必要なのは国を結束させる政府
米バージニア大学で政治学を教えるハイチ専門家のロバート・ファットンは、ギャングは無視できない厄介な存在であり、ハイチの治安部隊が封鎖状態を施行できるかどうかは不透明だと述べた。

「今は一触即発の状態だ」と彼は述べ、諸外国が国連の軍事プレゼンスという方法で介入を行う方法も選択肢のひとつだとつけ加えた。「クロード・ジョセフが今後、権力の座にとどまり続けることができるかどうか、大きな疑問だ。彼が国を結束させる政府を樹立しなければ、それはとても難しいだろう」

ジョセフはAP通信の取材に対して、暗殺事件についての国際的な調査を支持する考えを示し、年内に予定されている選挙は実施されるべきであり、自分はモイーズを支持していた人々とも、彼に反対していた人々とも協力していくと約束した上で、こう語った。「すべては順調にいっている」

レベッカ・クラッパー

2747チバQ:2021/07/10(土) 22:31:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/326f16e27875d048afeeebea7d0dc382e600c237
元コロンビア兵17人関与 ハイチ、米に派兵要請 大統領暗殺
7/10(土) 14:26配信

時事通信
大統領暗殺に関与した疑いで拘束された男2人を連行するハイチ警察当局=8日、ポルトープランス(AFP時事)

 【サンパウロ時事】カリブ海の島国ハイチのモイーズ大統領が7日未明に首都ポルトープランスの自宅で暗殺された事件で、南米コロンビアの国家警察は9日、ハイチ治安当局が特定した外国人犯行グループ28人のうち、17人が元コロンビア国軍兵士とみられると発表した。


 地元メディアが伝えた。

 一方、ハイチのピエール選挙担当相は同日、「国を混乱に陥れるため、港湾や空港などが(武装勢力に)狙われる可能性がある」として、米政府と国連に派兵を要請したことを明らかにした。

 コロンビア国家警察によると、元兵士らは5月から6月にかけてハイチ入りしたとみられる。コロンビアでは今も軍と左翼ゲリラの戦いが続いており、戦闘経験が豊富な元兵士も含まれていたという。事件の背景は明らかになっていないが、犯行グループは傭兵(ようへい)で、何者かに雇われて暗殺を決行した可能性が高い。

2748チバQ:2021/07/11(日) 10:40:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/3638eccf0ea2b042758b1bb7745fd5f170ac9ec5
エチオピア総選挙、正当性疑問も 平和賞首相率いる与党が勝利
7/11(日) 9:29配信

共同通信
 【ナイロビ共同】エチオピアで6月21日に実施された人民代表議会(下院、547議席)選挙で、選管当局は10日、2019年にノーベル平和賞を受賞したアビー首相率いる与党「繁栄党」が勝利したと発表した。ロイター通信が伝えた。連邦政府と反政府勢力が紛争状態にある北部ティグレ州を含む多くの地域で、治安上の懸念などから投票が延期されており、結果の正当性に疑問が呈される可能性がある。

 エチオピアは約80の民族を抱える多民族国家。民族対立を背景とした反政府デモの活発化で前首相が2018年に辞任。アビー氏が後を引き継ぎ、今回の総選挙が直接民意を問う初の審判だった。

2749チバQ:2021/07/11(日) 10:41:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/3638b0123da62e144e30de82c63c80350d1a15a7
エチオピア総選挙、与党圧勝 平和賞首相続投へ、正当性に疑問
7/11(日) 7:41配信

時事通信
選挙集会で支持者に手を振るエチオピアのアビー首相(中央)=6月16日、ジンマ(AFP時事)

 【ロンドン時事】アフリカ北東部エチオピアの選挙管理委員会は10日、先月投票が行われた下院議会選で、アビー首相率いる与党「繁栄党」が436議席中、410議席を獲得したと発表した。

 与党の圧勝でアビー氏続投は確実な情勢だが、政府軍と武装組織の衝突により多くの地域で投票が行われなかった。野党などから選挙の正当性を疑問視する声も上がっている。

 AFP通信によると、首相はツイッターで「わが党が人々の意思で選ばれたことは喜ばしい」と述べ、勝利を宣言した。野党側からは政府当局による選挙活動の妨害が報告された。

 2018年に就任したアビー氏は民主化や隣国エリトリアとの国境紛争終結の功績を評価され、19年にノーベル平和賞を受賞。しかし昨年、北部ティグレ州で行った少数民族勢力に対する軍事作戦で人道危機をもたらし、国内外で批判された。選挙は首相への初の審判と位置付けられた。

2750チバQ:2021/07/11(日) 22:17:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/0d55adfa736f2dfc5b9a4830fa9563062980703b
首都全域に中国製監視カメラ ブルキナファソ
7/11(日) 20:57配信

時事通信
 【ワガドゥグAFP時事】アフリカ西部ブルキナファソ政府が、首都ワガドゥグの220カ所に中国製の監視カメラを据える計画を発表した。

 中国通信機器大手・華為技術(ファーウェイ)と中国通建(CITCC)の両社が請け負う。

 治安省高官は8日、計画発足式で「犯罪者の根城を絞り込み追跡する手段」を治安部隊にもたらすと強調。計画は「スマート・ブルキナ・システム」構想と名付けられた。第2の都市ボボジウラッソでも80カ所に設置し、カメラの総数は900台になるという。

2751チバQ:2021/07/12(月) 09:28:35
https://www.asahi.com/articles/ASP7C2DN6P7CUHBI001.html
エチオピア与党大勝、政権継続へ 有力野党はボイコット

オロミア州の投票所で6月21日、駆けつけた支持者に対応するアビー首相=AP

 アフリカ東部エチオピアの下院にあたる人民代表議会選挙で、アビー首相率いる与党「繁栄党」が436議席のうち410議席を獲得し、大勝した。選挙管理委員会が10日発表したとロイター通信などが伝えた。ただ、政府による妨害を理由に有力野党がボイコットしたことなどから選挙の正当性が疑問視されており、結果への反発が高まる恐れがある。

 選挙は6月21日に実施された。全547議席のうち、治安悪化や準備不足などを理由に延期された約2割の選挙区をのぞいて争われた。報道によると、一部の野党が、投開票時の立会人の参加が役人や民兵によって邪魔されたと訴えているものの、過半数を獲得したアビー政権の継続は確実だ。

 前任者の辞任を受けて2018年4月に就任したアビー首相にとって今回は初の国政選挙だった。アビー首相は投票後、ツイッターに「歴史的な日」「エチオピア初の自由で公正な選挙」などと投稿し、選挙の正当性を強調している。

 選挙は元々昨年8月に予定されていたが、新型コロナの感染拡大を理由に延期された。北部ティグライ州を拠点とする政党ティグライ人民解放戦線(TPLF)は延期に反発して独自の選挙を強行し、アビー政権との関係が悪化。同11月に両者の軍事衝突に至った。政府軍は同月中にTPLFを圧倒して州都を制圧したが、今年6月にTPLF側の武装勢力が奪還。不安定な状況が続く同州では6月の投票が見送られた。(ナイロビ=遠藤雄司)

2752チバQ:2021/07/12(月) 22:43:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/227ebeb2dd314488a71c590c0d7987667353365d
「首謀者の一人」医師拘束 ハイチ大統領暗殺、深まる謎
7/12(月) 16:07配信

時事通信
11日、ハイチの首都ポルトープランスで、記者会見するシャルル国家警察長官(EPA時事)

 【サンパウロ時事】カリブ海の島国ハイチからの報道によると、モイーズ大統領が7日未明に首都ポルトープランスの自宅で暗殺された事件で、シャルル国家警察長官は11日、首謀者の一人としてハイチ人医師(63)を拘束したと発表した。


 国家警察は実行犯の外国人傭兵(ようへい)28人を特定。コロンビア人18人と米国人2人を拘束し、コロンビア人3人を殺害したが、5人が逃走中という。

 シャルル氏は米フロリダ州マイアミ在住とされる医師について「政治的な目的で、プライベート機で6月にハイチ入りした」と指摘。身辺警護目的と称し、マイアミの民間軍事会社を通じてコロンビアの元政府軍兵士らを集めたと説明した。医師らは当初モイーズ氏の拉致を狙っていたものの、途中で「作戦が変更された」という。ただ、海外在住の一医師が大統領拉致や暗殺をたくらむのは不自然で、動機や背後関係などは謎に包まれたままだ。

2753チバQ:2021/07/13(火) 20:15:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/1a56e5571cb74da5589cb40e92d5c2db5d05ba93
ハイチ、大統領暗殺で混迷 バイデン政権も懸念
7/13(火) 17:13配信


産経新聞
【ニューヨーク=平田雄介、ワシントン=大内清】カリブ海ハイチがモイーズ大統領の暗殺事件を受けて混乱している。事件の全容解明に向けた捜査が本格する一方、政界では後任争いが起きている。バイデン米政権も〝裏庭〟に位置する同国が不安定化し、米国が介入せざるを得なくなる事態を懸念している。

暗殺事件は7日午前1時ごろ、ハイチの首都ポルトープランスのモイーズ氏の自宅で起きた。武装グループは同氏とマルティーヌ夫人を銃撃し、同氏はその場で死亡。夫人は重傷で、治療のためフロリダ州マイアミの病院に搬送された。事件について「攻撃はあっという間に起きたため夫は何も言えずに撃たれた」とツイッターに投稿した。

ハイチ国家警察は11日、すでに逮捕していたクリスチャン・エマニュエル・サノン容疑者(63)が首謀者の一人で、政治的な動機から武装グループを雇い犯行に及んだと発表。自ら大統領に就任しようとしていたという。警察はこれまでに容疑者3人を殺害し、サノン容疑者のほか、南米コロンビアの元国軍兵士ら18人とハイチ系米国人2人を逮捕。逃走中の5人を追っている。

犯行の詳しい動機は不明だが、マルティーヌ夫人は政府契約を独占してきたエリートや財閥などの解体を目指したモイーズ氏の排除が狙いだとの見方も示す。逮捕されたコロンビア人は南米ベネズエラ移民が米マイアミで経営する警備会社で働いていたことも判明。国内外の政治勢力の関与も取り沙汰されている。

南北アメリカ最貧国とされるハイチでは議会が機能不全に陥るなど政情不安が続いており、大統領暗殺で生じた権力の空白は混乱に拍車をかけている。

事件後、ジョゼフ暫定首相(外相)は「臨時に国を引き受ける」と述べたが、モイーズ氏が5日に新首相に指名したばかりだったアリエル・アン氏は自ら政権を握るべきだと主張。ハイチ国会は9日、憲法に基づきジョゼフ・ランベール議長を新大統領に指名し、アン氏を首相に据えると発表したが、国会は定足数を満たしておらず正当性に疑義が生じている。

一方、バイデン政権は11日、司法省や国土安全保障省、国務省などの専門家らからなるチームをハイチに派遣し、現地情報を収集。ジョゼフ暫定首相らとも面会し、自由で公正な選挙の実施に向けて各政治勢力が対話を行うよう促した。バイデン大統領は12日に同チームから報告を受けた。

ハイチは親米国であり、米国は最大の支援国としてハイチの政治・経済に大きな影響力を持つ。軍事占領を含む介入を行ってきた歴史もある。

ただ、ハイチ側が重要施設の警備などのために米軍部隊の派遣を要請していることに慎重な態度をとるなど、バイデン政権は当面は事態の推移を見守る構え。暗殺犯グループの背後関係などが不明な中、特定の政治勢力に肩入れしていると受け止められたくないとの思惑があるとみられる。

サキ大統領報道官は12日、「確かなのは将来の政治指導者(が誰になるか)は不明瞭だということだ」と述べ、政局への深入りは避ける姿勢をにじませた。政権としては情勢が人道危機などに発展することがないよう、距離をとりつつ慎重に手綱を握っておきたいのが本音とみられる。

2754チバQ:2021/07/13(火) 20:57:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/dc722126fa04a8016c28c97e0a41dc5a04f4778b
当局、野党重鎮を拘束 ベネズエラ
7/13(火) 14:19配信

時事通信
ベネズエラ反体制派のフレディ・ゲバラ氏=2020年9月、カラカス(AFP時事)

 【サンパウロ時事】南米ベネズエラからの報道によると、治安当局は12日、反体制派の野党重鎮フレディ・ゲバラ氏をテロ容疑などで拘束した。

 ゲバラ氏は欧米諸国がベネズエラの正統な指導者と認める野党指導者フアン・グアイド氏の側近の一人。

 反米左派のマドゥロ大統領が掌握する検察は、ゲバラ氏について「過激派や、(敵対する隣国)コロンビアに関係した民兵組織と結び付いている」と指摘した。

2755チバQ:2021/07/14(水) 10:10:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/4dd5023584bb5fd972354c8bb7d8d3f9d2528d8d
ペルー大統領選、20日に公式結果発表へ ケイコ氏は拒否の構え
7/14(水) 8:38配信
時事通信
 【サンパウロ時事】南米ペルーの全国選挙審議会(JNE)当局者は13日、国営通信に対し、大統領選決選投票の公式結果を20日に発表できるとの見通しを示した。

 新大統領の就任は28日に予定されている。

 6月6日に行われた決選投票では、小学校教師で急進左派ペドロ・カスティジョ氏が中道右派政党「フエルサ・ポプラル」党首ケイコ・フジモリ氏を4万4263票上回った。しかし、ケイコ氏はカスティジョ陣営に不正があったとして一部票の無効を主張し、JNEが審査している。

 ケイコ氏は10日、首都リマで支持者を前に「ここ数週間、多くの不法行為の申し立てがなされてきたが、彼ら(JNE)は慌てて結果を出そうとしている」とJNEの対応に不満を表明。公式結果が発表されても受け入れを拒否する構えを見せている。

2756チバQ:2021/07/14(水) 10:23:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/66bd6a838c84e7802b25e5b24ee3796a36c9f1fc
キューバで異例の反政府デモ コロナ禍、経済危機で不満
7/13(火) 15:30配信

朝日新聞デジタル
ハバナで2021年7月11日、政府に抗議の声を上げる市民=ロイター

 カリブ海の社会主義国キューバで11日、大規模な反政府デモがあった。一党支配する共産党が言論や集会の自由を制限しており、反政府デモは極めて異例。参加者は数千人とみられ、食料不足や新型コロナウイルス対策への不満などが背景にある。キューバ政府は米国がデモを扇動し、支援していると主張している。


 現地からの情報によると、首都ハバナや複数の都市で、政府の許可を得ていないデモが起きた。ハバナでは海岸沿いの大通りなどを行進し、「自由を」「祖国と命を」「もうたくさんだ」などと叫んだ。一部で国営スーパーが略奪され、警察車両の破壊や警官隊への投石があったと報じられている。

 12日にはデモは収まったが、ハバナ市内では警戒する警察官の姿が見られた。デモについて公に話す市民はいなかったという。

朝日新聞社

2757チバQ:2021/07/14(水) 19:54:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/1af0a8fa454b5202fb14eb858b861e76125f87fe
南アフリカ暴動、死者72人に 5日間にわたり騒乱拡大
7/14(水) 6:55配信
AFP=時事
南アフリカ・ヨハネスブルク郊外のソウェトにあるショッピングセンターで、略奪行為の容疑者の腕を足で踏みつけ制圧する警察官と、地面に横たわる人を金属製の棒で殴る人(2021年7月13日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】南アフリカの警察は13日、同国で5日連続で起きた暴動の死者が72人に増えたと発表した。


 警察の発表によると、死者の大半は「商店の略奪行為の際に人が殺到したこと」に関係している。銃撃や、銀行の現金自動預払機での爆発により死亡した人もいたという。

 暴動が始まったのは9日。在職中の汚職疑惑をめぐる調査への協力を拒否したとして法廷侮辱罪で禁錮1年3月の有罪判決を受けたジェイコブ・ズマ(Jacob Zuma)前大統領が、刑期を開始したことがきっかけだった。

 暴動は週末までに、ヨハネスブルクのある北部ハウテン(Gauteng)州にも拡大。警察は13日、東部ムプマランガ(Mpumalanga)州と北ケープ(Northern Cape)州でも騒乱が発生したと発表した。

 人口が最も多いハウテン州と2番目に多い南東部クワズールー・ナタール(KwaZulu-Natal)州では、一部地域で略奪や建物への放火が相次いでおり、シリル・ラマポーザ(Cyril Ramaphosa)大統領は12日、取り締まりに当たる警察を支援するため軍隊を投入した。逮捕者は1234人と大幅に増加。ただ、工場や商店などでの略奪行為に関わった人の数は数千人に上る。【翻訳編集】 AFPBB News

2758チバQ:2021/07/15(木) 21:59:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/db8f622374e5b28c7906bb9e3e06c6e3ff2f99c2
南ア暴動、1200人超逮捕 暴徒化、略奪も横行「無政府状態」
7/15(木) 17:24配信

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毎日新聞
略奪の被害に遭い、炎上する店舗=南アフリカ・ヨハネスブルクで2021年7月12日、AP

 南アフリカでズマ前大統領の収監をきっかけに暴動が全土に拡大している。当初はズマ氏の地盤である南東部クワズールー・ナタール州を中心に、ズマ氏の支持者による収監への抗議デモが中心だったが、次第に支持者と無関係の貧困層の人々も加わり暴徒化した。地元メディアなどによると、14日までに72人が死亡し、1200人超が逮捕される事態になっている。

 洗剤、タイヤ、自転車、クーラーボックス、スーツケース――。地元テレビ局は13日、同州ダーバンで商店などから略奪品を持ち帰る市民の様子を生中継で報じた。老若男女を問わず、人々は慌てて逃げる気配もなく堂々と家路についている。略奪者があまりに多いため警察や軍もなすすべがなく、「無政府状態」(地元メディア)となった。日系企業でも住友ゴム工業(神戸市)の現地会社の倉庫が襲われ、タイヤなどが略奪された。経済の中心都市ヨハネスブルクでも略奪や放火が相次いでいる。

 ズマ氏は反アパルトヘイト(人種隔離政策)の活動家として頭角を現したものの、2009〜18年の在任中はインド系富豪との癒着など数々の汚職疑惑が取り沙汰された。大統領辞任後も与党アフリカ民族会議(ANC)内で影響力を保ち、後任のラマポーザ大統領と対立。自身の汚職疑惑を調査する特別委員会での証言を拒んだため、法廷侮辱罪で禁錮1年3月の判決を受け、7日に収監されたばかりだった。

 南アでは新型コロナウイルスの感染拡大に伴う不況で生活基盤が弱い低所得者層が打撃を受け、失業率は3割超に達している。現在は「第3波」の渦中にあり、政府は6月から酒類の販売禁止など行動規制を強化。こうした背景もあり、庶民の不満も爆発した格好だ。

 政府は今回、軍隊を治安維持に派遣したが、非常事態宣言発令などの強硬手段には及び腰だ。当局が暴力的に群衆を取り締まれば、アパルトヘイト時代の黒人弾圧を想起させてしまうため、回避したい思惑があるとみられる。警察によると、死亡したケースの多くは商業施設に人が殺到したことによる圧死という。

 コロナのワクチン接種会場となってきた薬局なども略奪の被害に遭っており、今後は接種が遅れる懸念も出ている。【ヨハネスブルク平野光芳】

2759チバQ:2021/07/17(土) 23:00:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/dcdd3b12b6e85e72a3378a39e29e6209361d20ae
南ア暴動、背景に貧困と不平等 略奪で物資不足深刻
7/17(土) 20:35配信

時事通信
16日、南アフリカ東部ダーバンのショッピングセンターで、食料や必需品の購入のため列をつくる人々(AFP時事)

 【ロンドン時事】南アフリカで連日起きている大規模暴動は、軍の展開で沈静化に向かいつつあるものの、一部地域では依然略奪が横行し、「危険な状態」(政府当局者)が続く。

 1994年の民主化以降で最大規模とされる暴動に至った背景には、アパルトヘイト(人種隔離)撤廃後も社会に巣くう深刻な貧困や不平等があるとみられ、問題の根は深い。

 暴動は、法廷侮辱罪で収監されたズマ前大統領の支持者が抗議デモを始めたことが発端。一部が暴徒化して警察と衝突、略奪や放火も相次ぎ、16日までに少なくとも212人が死亡、2500人以上が逮捕された。ズマ氏の地元、東部クワズールー・ナタール州と最大都市ヨハネスブルクがあるハウテン州の状況が特に深刻で、政府は両州を中心に兵士2万5000人を展開、事態収拾を図っている。

 略奪被害に遭ったスーパーや商店は多くが営業停止に追い込まれ、インフラの破壊で物資輸送も滞る。このため食料や日用品の不足が深刻化し、報道によると、同国東部のダーバンなどでは数少ない営業中の店にパンやミルクを求める住民が殺到、長蛇の列ができた。日本貿易振興機構(ジェトロ)南ア事務所によると、ダーバンに倉庫を持つ日系企業も襲撃を受け、生産停止の状況に追い込まれたという。

 今回の暴動は「南ア民主化以降でまれに見る暴力行為」(ラマポーザ大統領)と言われる。ズマ氏支持者によるデモ騒ぎに便乗した多数の市民が手当たり次第に暴力や略奪に走り、社会が無秩序状態に陥っている。

 背景には、アパルトヘイト後も人種格差が改善されない中、生活難と不平等に苦しみ続ける黒人貧困層の不満と怒りがある。今も黒人の失業率は白人の4倍。特に黒人若年層の失業率は5割を超え、大多数が貧困下で暮らす。「失うものは何もない」という絶望感が、人々を暴力へと駆り立てているようだ。

2760チバQ:2021/07/19(月) 19:39:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/cdb52f79b0a9e6aedef9869aabf1f4ed63d2bda5
キューバ政権揺さぶるデモ 党トップ就任から3カ月
7/19(月) 19:16配信

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産経新聞
【ニューヨーク=平田雄介】カリブ海に浮かぶ共産党一党独裁の島国、キューバで11日に起きた異例の反政府デモは、党トップの第1書記に就任してから19日で3カ月となるディアスカネル大統領の政権基盤を揺さぶった。ディアスカネル氏は自己批判するとして国民の怒りをなだめる一方、「革命世代」の威光も借りつつ、指導的な活動家を相次いで拘束するなど締め付けを強めている。

デモは11日、首都ハバナ郊外の住民が1日8時間を超える停電に不満を訴えたのがきっかけだった。「解放」を求める住民の動画は瞬く間にインターネットの会員制交流サイト(SNS)で拡散。食料や医薬品の不足も訴えるデモとなって各地に波及した。一部は暴徒化し商店を襲った。

一党独裁体制で言論や集会の自由がないキューバで反政府デモが行われるのは珍しい。11日以降も各地で散発し、これまでに450人が逮捕され、1人が死亡したと伝えられる。

11日のデモには数千人が参加したとみられ、冷戦終結後の1991年に崩壊したソ連の後ろ盾がなくなり、景気が悪化した94年以来の大規模デモとされる。

4月の党大会でキューバ革命の英雄ラウル・カストロ氏(90)の後継として第1書記に就き、党と政府の最高権力を手にしたばかりのディアスカネル氏にとり、デモの早期収束は威信をかけた課題だ。

当局はSNSやメッセージアプリで政府を批判し、デモ拡大に影響を与えた若者らを相次ぎ拘束した。携帯電話向けネット通信も遮断し言論統制を図る。

ディアスカネル氏は14日、テレビ演説で「私たちの問題の批判的分析を実行しなければならない」と語り、物資不足に対する政府責任の一端を認める一方、デモを裏で操り「政情を不安定化させたのは米国だ」と責任転嫁した。

17日には政府主催の大規模集会が行われ、ラウル氏も出席。ディアスカネル氏はラウル氏の前で、米国の経済制裁を非難し、海外メディアのデモ報道に対しても「キューバ全土に拡散したかのような悪意のある解釈をした」と攻撃した。

デモ拡大の背景にあるのは生活の困窮だ。主要産業の一つ、砂糖の生産量は減少が続き、2019〜20年収穫期は過去最低水準に低迷。農地は荒れ、製糖工場は操業を停止、製品を運ぶ鉄道はさびついている。

さらに近年力を入れてきた観光業も昨年来の新型コロナウイルス禍で打撃を受けた。政府は国産ワクチン開発に成功したとしているが、新規感染者数と死者数は6月下旬から急増中。7月11日のデモ直前からは「感染爆発」とも言える状態が続く。

今年1月の通貨改革では物価が急騰。米国からキューバへの送金が停止される中、海外親族らの送金に生活資金を頼る人は食料など必需品の入手にも困る状況だ。

キューバでは昨年11月にも芸術家を中心としたデモが起きた。当時のデモに参加し、今回のデモを目撃した芸術家のウィマー・バーデシアさんは英メディアの取材に「キューバには未来がない。豊かで威厳ある生活がない」と訴えた。

2761チバQ:2021/07/20(火) 10:30:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/56ee47f3828dd2854cdc4384b5dfafba59363569
ハイチ首相交代へ 医師の元内相が就任予定 大統領暗殺事件受け
7/20(火) 9:41配信


毎日新聞
記者会見するハイチのジョゼフ暫定首相=ポルトープランスで2021年7月13日、AP

 ハイチのモイーズ大統領暗殺事件を受け、モイーズ氏の職務を代行していたジョゼフ暫定首相が20日にも首相職を辞任する見通しになった。後任は事件2日前にモイーズ氏から首相に指名された医師のアンリ元内相が就任する予定。ロイター通信などが19日、政府高官への取材を基に報じた。

 ジョゼフ氏は19日付の米紙ワシントン・ポストのインタビューで「できるだけ早く権力を移行する」と述べていた。アンリ氏と協議を重ね、交代に同意したと明かした。ジョゼフ氏は兼任している外相にとどまるとの見方がある。

 米国やフランス、ドイツなどの駐ハイチ大使らで作る外交グループは17日にアンリ氏の首相就任を支持し「合意に基づく包括的な政権」樹立を求める声明を発表していた。

 暗殺事件では、実行役とみられるコロンビア人元兵士やモイーズ氏の警備担当トップら20人以上が拘束された。さらに、ジョゼフ氏が事件の黒幕との見方がコロンビアの有力テレビ局の報道で浮上した。

 事件で重傷を負い米国で治療を受けていたモイーズ氏の妻マルティーヌさんが17日に帰国。マルティーヌさんも参加した葬儀が23日に執り行われる予定だ。【サンパウロ山本太一】

https://news.yahoo.co.jp/articles/27a5d1feff4de407d2e3a22c72532b8b5182deb8
大統領暗殺のハイチ、元内相が首相就任へ 権力闘争収束
7/20(火) 9:01配信

産経新聞
カリブ海の島国ハイチで起きたモイーズ大統領暗殺事件を受け、ハイチの実権を握ったジョゼフ暫定首相が19日、米紙ワシントン・ポストの取材に応じ、20日にも退任する考えを明らかにした。後任には、モイーズ氏が暗殺される前の5日に新首相に指名していたアンリ元内相(71)が就任する。大統領不在で生じた権力闘争はひとまず収束する見通しとなった。

ジョゼフ氏は取材に「先週からアンリ氏と対話を続けていた」と明かし、「できるだけ早く権力を移譲することにした」と話した。

7日の暗殺事件の後、ジョゼフ氏は戒厳令を出し、警察と軍による武装グループの摘発を支援。これまでに実行犯とされる南米コロンビア軍の元兵士ら20人とハイチ系米国人らが逮捕された。

一方、アンリ氏は自らが「政権を握るべきだ」と主張し、議会もランベール議長を新大統領に指名しアンリ氏を首相に据える案を発表。事態が権力闘争の様相を呈する中、国際世論は政権移譲の方向へ傾き、米仏独とスペイン、カナダ、欧州連合(EU)、国連、米州機構が17日、「アンリ氏を中心とした挙国一致内閣の結成」を求めていた。(ニューヨーク=平田雄介)

2762チバQ:2021/07/20(火) 11:20:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/0745d4922fc261e3e5f8bb7b42cb6de2d489e74d
ペルー大統領選、カスティジョ氏が当選 フジモリ氏敗北受け入れ
7/20(火) 10:03配信


毎日新聞
ペドロ・カスティジョ氏=リマで2021年6月15日、AP

 6月に実施された南米ペルー大統領選の決選投票で、全国選挙審議会は19日、急進左派の小学校教師ペドロ・カスティジョ氏(51)が初当選したと発表した。日系2世のアルベルト・フジモリ元大統領(82)の長女で中道右派の野党党首ケイコ・フジモリ氏(46)を僅差で破った。カスティジョ氏は28日、大統領に就任する。任期は5年。発表を受けカスティジョ氏は支持者を前に勝利演説。「愛国者、国民の皆さん、ありがとう」と述べた。

【ビジネスマンに元スパイも】世界各国の指導者たち

 左派政権の誕生は5年ぶり。カスティジョ氏は就任後、ベネズエラやボリビアなど中南米の左派政権と連携を深めるとみられている。ケイコ氏は2011年と16年の大統領選の決選投票に続き、3度目となった今回も小差で敗れた。

 ケイコ氏はこの日の結果発表に先立って記者会見し「法律と憲法が義務づけている」として敗北を受け入れる姿勢を示した。一方で、「(デモを)動員する権利はある」と述べ、「不正選挙」を訴える抗議活動を続けるとした。【サンパウロ山本太一】

2763チバQ:2021/07/20(火) 11:21:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/308525edb5ec8e7f38481174fbfcb54cf414e6ac
カスティジョ氏の当選が確定 ペルー大統領選、ケイコ氏敗北認める
7/20(火) 10:08配信

朝日新聞デジタル
ペルーの首都リマで19日、記者会見するケイコ・フジモリ氏=ロイター

 開票率が100%に達しながら当選者が確定していなかった南米ペルーの大統領選で、選挙管理委員会は19日、小学校教員で労働組合活動家の急進左派、ペドロ・カスティジョ氏(51)が当選したと発表した。3度目の決選投票進出となったアルベルト・フジモリ元大統領の長女、ケイコ・フジモリ氏(46)が申し立てていた異議は却下された。新大統領の任期は7月28日から5年間。


 大統領選の決選投票があったのは6月6日。選管発表によると、開票率100%でカスティジョ氏の得票率が50・13%、ケイコ氏が49・87%だった。だが、ケイコ氏陣営が「カスティジョ氏陣営による組織的な不正」を主張し、数十万票を無効にするよう申し立て、審査のために当選者が決まらない状況が1カ月以上続いていた。

 選管は19日夜、インターネット中継で、カスティジョ氏が当選したと発表。これに先立ち、ケイコ氏陣営による申し立ては「全会一致で却下した」とツイッターで明らかにしていた。

 ケイコ氏はツイートを受け、記者会見で「結果を受け入れる」と語った。ただ、不正があったとも強調し、「民主主義を守る戦いは、カスティジョ氏の違法な就任で終わりではない。始まったばかりだ」と訴えた。(サンパウロ=岡田玄)

朝日新聞社

2764とはずがたり:2021/07/20(火) 12:20:27

世界で最も残忍な反政府組織"神の抵抗軍"―「ぼくはお母さんの腕を切り落とした」
ウガンダ北部やコンゴ民主共和国東部、南スーダンの一部で活動する世界で最も残忍な組織「神の抵抗軍」に誘拐され、子ども兵として戦ったチャールズ君について取り上げる。
https://www.huffingtonpost.jp/kanta-hara/brutal-anti-government-organization_b_13141930.html?ncid=other_twitter_cooo9wqtham&utm_campaign=share_twitter
原貫太フリーランス国際協力師
2016年11月24日 02時44分 JST | 更新 2016年12月11日 21時57分 JST

ある日突然誘拐され、兵士として戦場に駆り出される。初めての任務として、実の家族を殺すことが強要される。少女兵の場合、性的な奴隷としても搾取される。


その理不尽すぎる実態から、子ども兵問題は多くの人々の心を揺さぶる。そして、考えさせる。

先日寄稿した記事、「"初めての任務として母親の腕を切り落とす"子ども兵の問題は、大学生の私にとって目の前の解決したい問題になった。」も多くの反響を頂いた。この子ども兵問題について、特にウガンダ北部を題材にしてもう少し掘り下げてみたいと思う。

今回取り上げるのは、現在でもコンゴ民主共和国東部、また南スーダンの一部で活動する世界で最も残忍な組織「神の抵抗軍」と、神の抵抗軍に誘拐されて子ども兵として戦ったチャールズ君(当時16歳)の体験談だ。

非人道すぎる神の抵抗軍
1962年にイギリスからの独立を果たした後のウガンダでは、軍事クーデターによってしばしば政権が変わった。1985年には北部のアチョリ族出身の軍人オケロが政権を奪取するが、その数か月後には、南部出身であり現ウガンダ大統領のヨウェリ・ムセベニが率いるNRA(国民抵抗軍)によって政権が奪われる(関連記事:ウガンダ大統領選挙、注目すべき点は何か)。

アチョリ出身の人々は北部へと逃げるが、それ以降ウガンダ政府は北部の人々を度々虐げてきた。そのような背景の下、霊的啓示を受けたと名乗り出たアチョリ族出身の女性預言者アリスによって、ムセベニ政権打倒を掲げたカルト宗教的要素を持った反政府武装組織が結成された。

その後、その組織に参加したジョセフ・コニーによって誕生したのが、神の抵抗軍(Lord's Resistance Army/LRA)だ(1987年)。

神の抵抗軍は、暴力や恐怖によって人々を服従させようとする組織であり、その非人道すぎる実態から、世界で最も残忍な反政府武装組織と呼べるかもしれない。人々の間に恐怖を植え付けるために、一般住民の耳や唇、鼻を切り落とすといった事例も報告されている。

特筆すべきは、神の抵抗軍による子供への犯罪だろう。彼らは戦力を補給するために子どもを誘拐して強制的に兵士へと仕立てたり、また少女兵の場合は性的奴隷として服従させたりなど、国際社会から強い非難を受けている。

子どもは従順で洗脳されやすく、そして強制的に徴兵することが可能なため、すぐに戦力を補充することができる。神の抵抗軍は、子供たちを「消耗品」として扱ってきたのだ。

世界で最も残忍な反政府組織

しかしながら、この神の抵抗軍の誕生を考えるにあたっては、イギリスによる植民地支配時代まで遡る必要がある。

イギリスは宗主国時代、ウガンダ南部の人々には教育の機会など数多くの特権を提供する一方で、北部のアチョリ族の人々をしばしば迫害してきた。そのため、北部の人々が抱える不満は宗主国のイギリスのみならず、南部の人々にも向けられた。

ヨーロッパの国々はアフリカを植民地支配にするにあたって、このような「分断統治」をしばしば導入してきたのだ(関連記事:なぜ「世界」は80万人の死を防ぐことが出来なかったのか? ルワンダ虐殺から22年(前半))。

結果として、独立後に南部の人々を中心に作られた政府に対して、北部の一部は長年の不満を爆発させ、反政府組織を結成したのだ。

2765とはずがたり:2021/07/20(火) 12:21:10
所在不明ウガンダ選手 宿舎に「日本で仕事したい」趣旨の書き置き
https://mainichi.jp/articles/20210717/k00/00m/040/004000c
毎日新聞 2021/7/17 00:32(最終更新 7/17 00:32) 753文字

 東京オリンピックの事前合宿で大阪府泉佐野市に滞在していたウガンダ選手団のジュリアス・セチトレコ選手(20)=重量挙げ=が16日に所在不明になった問題で、宿舎ホテルの居室に「生活が厳しいウガンダには帰らず、妻や子どものために日本で仕事がしたい」という趣旨の書き置きが残されていたことが市への取材で分かった。名古屋行きの切符を購入していたとみられ、市や府警が捜している。

 市によると、書き置きには、ランキングが下がったため東京五輪の試合に出場できなくなり精神的に混乱していることや、部屋に残した荷物を妻に渡すようチームメートに託す内容なども記されていたという。

 また、市が市民からの情報提供を基に確認したところ、JR熊取駅(同府熊取町)でセチトレコ選手に似た人物が16日早朝の防犯カメラに映っており、名古屋行きの新幹線の自由席切符を購入していたという。

 セチトレコ選手はウガンダ選手団(9人)の一員として6月19日に来日。成田空港の検疫などでチームメート2人に新型コロナウイルスの感染が判明し、選手団全員がホテルで待機。国の療養解除基準を満たして濃厚接触の待機期間も終了し、今月7日から市内の体育館やプールを使った練習を開始していたが、15日に選手団から市にセチトレコ選手がランキングの関係で五輪に出場できなくなり、20日に成田空港から帰国すると連絡があった。

 選手団は毎日練習前にPCR検査用の検体を提出する決まりだが、16日はセチトレコ選手の練習が休みで検体の提出がなかったため、市の担当者が正午過ぎに滞在先ホテルの部屋を訪れ不在が判明。一部荷物が残っていたが連絡は取れなくなっていた。チームメートが16日午前0時半ごろにホテル内で姿を見ているが、それ以降は確認されていないという。【上野宏人、桐野耕一】

2766名無しさん:2021/07/20(火) 15:10:20
▼東西冷戦終結後も共産党一党独裁体制に しがみ付いて、 ムスリムのウイグル人、仏教徒のチベット人を迫害し続けた中国共産党を買い被り支那詣でを繰り返す一方、 ゴルバチョフ氏の勇気と英知によって ほぼ無血で体制移行を成し遂げたロシアを冷遇し続けた銀流しハーバードの外交実務研究家キッシンジャー。

▼祖国とユダヤ神殿を再建したい(シオニズム)が 大国に占領されていて それが叶わず 宿願が叶う日まで外国で商人に身を窶して生計を立てたユダヤ人と、新興の独善的専制王朝に倒された古い独善的専制王朝の支配階級が略奪・虐殺を恐れて外国に逃亡し 身の危険が及ぶ祖国に還る意志も希望も持たず ただ支配階級時代の事務管理能力を活用して商人として外国で生計を立て 祖国へは儒教的先祖供養のためだけに帰る華僑とは次元が全く異なる。

▼従って古い独善的専制王朝の支配階級である華僑の場合には 台湾や香港に亡命するとか 中国共産党の横暴に対抗して亡命政権を樹立し 祖国 支那の体制移行を画策しようとする意志も能力もなく、香港経由で先祖の墓がある支那の故郷とアジア各地を往来して金儲けに精を出すなど 中国共産党の顔色を ひたすら窺う存在だった。

▼東西冷戦終結後も それ以前と変わらず 共産党一党独裁体制に しがみ付く中国共産党の顔色を窺うだけの華僑と結婚した銀流しハーバードのザッカーバーグ。

▼銀流しハーバード中退(高卒)で Microsoftを創業。その後 中国共産党機関誌に投稿して支那の検閲制度を絶賛したBill Gates。

2767チバQ:2021/07/20(火) 15:38:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/b4b6fb82db747e284ba453c39bbb51a66ed8ad2e
ペルー大統領に急進左派、課題はコロナ収束と政治不信克服
7/20(火) 14:53配信

産経新聞
南米ペルーの新大統領に7月28日、急進左派のペドロ・カスティジョ氏(51)が就任する。新型コロナウイルス禍の収束と景気回復、汚職続きの政治の信頼回復が主な課題となる。選挙戦で訴えた医療と教育の拡充の実現には、小党が分立する国会での多数派工作が不可欠だ。

新型コロナによるペルーの人口10万人当たりの死者は17日時点で590人超と世界最悪だ。病床や酸素など医療物資が不足する中、新規感染者の7日間平均は1月下旬以降5千人を超える状態が長く続き、重症化した患者を救えなかった。

感染拡大を防ぐためのロックダウン(都市封鎖)で経済は傷つき、昨年の国内総生産(GDP)はマイナス11・6%と中南米で最悪となった。政府は困窮世帯や企業への公的給付により今年は10%への回復を見込んでいるが、経済の先行きは予断を許さない。

政界はこの20年間で5人の大統領が汚職で捜査されたり、訴追されたりして混乱が続く。今年2月にはビスカラ前大統領や役人らが国民に内緒でワクチンを優先接種していたことが発覚し、国民の反発を招いた。

国会(一院制、定数130)は、カスティジョ氏を擁立した左派政党「ペルー・リブレ」(37議席)を含め10党が分立。選挙戦で鉱業やガス、水力発電、通信部門の国有化を進めるための憲法改正を訴えた同氏への他党の警戒感は強い。多数派形成の失敗による政治の停滞が懸念されている。(ニューヨーク 平田雄介)

2768名無しさん:2021/07/20(火) 15:51:12
(2766の続き)
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▼アメリカの黒人奴隷と同じように ムスリムのウイグル人、仏教徒のチベット人を迫害し続ける支配階級の中国共産党に多数の親戚を有した侭 アメリカ大統領に成り、中国共産党による過酷なウイグル人、チベット人、民主活動家弾圧に目を瞑った銀流しハーバード・ロースクールのバラク・オバマ。

▼傍若無人な中国共産党を ここまで付け上がらせ 新型コロナを撒き散らした支那人を野放しにしてアメリカ国民や西側同盟諸国民を初めとする世界中の人々を痛めつけた責任の一端は銀流しハーバードにある。

▼日本でも 銀流しハーバード研究員だった和歌山の同和で 民青(共産党)上がりの無産階級(下駄屋)出身者だった竹中平蔵が 2001年から2005年まで経済財政担当・金融大臣として、現 東京五輪組織委員会事務局長の武藤敏郎(戦前から『国策デフレ』を強行し続ける“国賊ゾンビ官庁”の元 財務官僚で 当時はポン銀副総裁)などと共に『国策デフレ』を蔓延させ、 日本経済をGDPで世界の1割を占める世界第2位の経済大国から没落させた。

▼銀流しハーバード関係者は これらの極めて重い責任を一体どう取る積もりか(武藤敏郎は身の処し方を自分で決めろ)。

2769チバQ:2021/07/20(火) 21:08:08
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-_world_america_EGN6KCGFI5MXPC4HCGXNNLSG44.html
厚く高かった父の壁 ケイコ・フジモリ氏、ペルー大統領選惜敗
2021/07/20 15:17産経新聞

「父の壁」はやはり厚く、高かった。世界最悪レベルの新型コロナウイルス禍という国難の中で、ベテランの政治家として政治経験のほとんどない急進左派候補を猛追していたケイコ・フジモリ氏は今回も惜敗した。

2006年4月、30歳でケイコ氏が初の国会議員選に臨んだとき、リマの自宅でインタビューした。両親の離婚により19歳から6年間ファーストレディーを務めるなど、若くして最高権力の一角を占めた経歴から権高い女性をイメージしていたが、全くの思い違いだった。親しみやすい笑顔と質問のひとつひとつに真摯(しんし)に答える姿は父の信頼を得た「優等生の長女」。ケイコ氏が連発する「ポルケ」(なぜなら)という小気味いい響きにつられて、私もつい「ポルケ」(なぜの意味も持つ)と口に出た。ケイコ氏は一瞬目を丸くして無邪気な笑顔を見せた。

フジモリ氏は当時、隣国のチリで拘束されていたが、「父は無罪を証明して自力で戻ってくる。2011年の大統領選では父が再び勝利する」と語るなど父娘の絆を感じさせた。

政治家としての彼女の人生は、失脚から20年以上もたつ現在もペルー社会の評価を二分するカリスマの父に翻弄され続けてきた。父の生き方に影響を受け、その威光(七光りでもある)を背景に世に出たケイコ氏が、父の負の部分も背負うのは避けられない運命だった。

中でも政経官各界やメディアに根を張る「キャビア」と呼ばれる自称左派の白人系既得権益層のフジモリ批判は執拗(しつよう)だった。フジモリ氏は日系という少数派から現れた「異端」であり、自分たちが独占していた特権を切り崩した存在だからだ。

過去のキャンペーンでケイコ氏は父と距離を置き、「フジモリ」を使わず「ケイコ」を前面に出して戦ったこともあった。フジモリ政権の「誤り」を謝罪したこともあった。しかし、これは「敵に弱さを見せた」として一部の支持者離れを引き起こし、「キャビア」からは逆に「父を見捨てた娘」と批判され、さらなる謝罪を迫られた。0・2ポイント差に泣いた16年の選挙では「候補者は私。父ではない」と訴えたほどだ。

しかし、コロナ禍にある今回は「強い政府」、その象徴であるフジモリを前面に出して戦い、健闘を見せたが、根強い「反フジモリ」層に阻まれた。

資金洗浄疑惑で刑務所に1年余り収監されたときは「2人の娘の母」としてだけ生きることも考えたという。深い失意にはあるだろう。しかし、学者から一気に大統領に上り詰めた父と違い、ケイコ氏には政治家、とりわけ「野党政治家」としての経験がある。父の功は自分の資産とし、自分の政治を地道に打ち出していくこと。父への批判のうち不当と思われるものは恐れずに払拭していくこと。これらが「父の壁」をいつか超える道につながるのではないだろうか。(長戸雅子)

2770チバQ:2021/07/20(火) 21:10:20
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-_world_america_4IZ55TLVMJI37GMUXM7RQJD2UE.html
姫との対決制した「農夫」 ペルー大統領に就任へ
2021/07/20 11:35産経新聞

19日、南米ペルーの次期大統領への就任が決まったペドロ・カスティジョ氏(51)は、ペルー北部の農家の出身だ。大統領の長女として育ったケイコ・フジモリ氏(46)と競った大統領選は「農夫と姫の対決」と呼ばれた。

ペルー北部カハマルカの貧困地域で育った。子供時代は山道を2時間歩いて学校に通い、セサル・パジェホ大で教育学を専攻、教育心理学の修士号を取得した。

教師のリリア・パレ・デス夫人との間に3人の子供がいる。地元で家畜の世話をしながら、地元小学校の教師を務めてきた。

目立った政治経験はない。ペルー教職労働者統一組合(SUTEP)の役員として2017年に大規模な教職員ストライキを主導したのを機に、「知る人ぞ知る存在」になった。

それでも、大統領選の4月の第1回投票で首位に立った際、現地の大手メディアですら、同氏の写真に添える説明文を準備していなかったと報じられている。

選挙戦では、新型コロナウイルス危機で暗い雰囲気が漂う中、つばの広い帽子をかぶり、馬に乗って集会に登場。ときにダンスを披露する陽気な姿が人気を博した。教育を象徴する黄色い鉛筆の形をした風船を振り回し、「ペルーのような資源豊かな国で貧しい人を2度と出してはいけない」と訴えた。支持者は親しみを込めて「先生」と呼ぶ。

扇動的な物言いから、左派のポピュリスト(大衆迎合主義者)と批判される。(ニューヨーク 平田雄介)

2771チバQ:2021/07/25(日) 19:02:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/df06578e96095e1567274ba22a8a853848fc5711
サモア、政権移行着手 初の女性首相就任へ
7/24(土) 19:49配信
時事通信
サモア新首相となるフィアメ・ナオミ・マタアファ氏=新党サモア・ファーストが4月18日提供、アピア(AFP時事)

 【ウェリントンAFP時事】南太平洋の島国サモアで女性として初めて新首相となるフィアメ・ナオミ・マタアファ氏(新党サモア・ファースト党首)が24日、「政権移行に着手するため、きょう私と内閣は主要な当局者に会った」と宣言した。

 総選挙から15週間に及ぶ政治危機を経て、裁判所が新首相にお墨付きを与えたのを受けた。

 サモアでは4月の総選挙で与党が僅差で敗北した後も、在任22年のツイラエパ首相が権力に居座り続けた。しかし、裁判所は与党が政府を違法に占拠していると判断。ツイラエパ氏は24日、執務室の所持品を片付け始めたと伝えられた。

 司法の判断後、初めて公に姿を見せたフィアメ氏は「新しい日だ」と喜び、27日に正式に就任すると明らかにした。

2772チバQ:2021/07/25(日) 19:59:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/96b29883d2b03932d5ee2080eeaedb2e2089ba6f
中南米で左派が伸長 中露はワクチン攻勢
7/21(水) 21:00配信

産経新聞
【ニューヨーク=平田雄介】南米ペルーの大統領選で急進左派のペドロ・カスティジョ氏が勝利し、新型コロナウイルス禍による経済苦や格差拡大が、中南米地域で左派勢力の伸長を後押しする構図が強まった。この地域には中国とロシアのコロナワクチンが急速に浸透しており、中露が影響力を強めることへの懸念も出ている。

ペルーでコロナの感染拡大が顕著となった昨年4〜6月、人工呼吸器の寄付や感染症専門医の派遣といった支援を大規模に展開したのは中国だった。習近平国家主席はペルーのビスカラ大統領(当時)との電話会談で「継続的な支援」を約束した。

今月15日には大統領選決選投票の公式結果が発表される前だったにもかかわらず、カスティジョ氏が在リマ中国大使館を訪ね、迅速なワクチン供給を求めた。

ペルーは2019年に中国の巨大経済圏構想「一帯一路」に関する覚書を交わしている。コロナ禍の収束と経済再生を中国に頼る姿勢は、28日に発足するカスティジョ新政権にも引き継がれそうだ。

その中国を、ペルーへの契約済みワクチン供給量で上回るのがロシアだ。露サンクトペテルブルク大のヘイフェツ教授はワクチンを「ソフトパワー」と称し、中南米でロシアが影響力を拡大する道具になっていると指摘。「同じことは中国にも当てはまる」と米メディアに語った。

中南米諸国に対する中露のワクチン供給量は5月初旬に8千万回分を超えた。これに対し、中南米を伝統的に「裏庭」として重視してきた米国の供給量は約2400万回分にとどまっている。自由と民主主義を重視する米欧メディアでは、中南米諸国が権威主義の中露への依存を深めることに懸念が広がっている。

昨年来の中南米の選挙で、左派が勢いを増していることも不安を呼ぶ要因となっている。

ペルーの隣国ボリビアでは昨年10月の大統領選で社会主義運動(MAS)のアルセ元経済・財務相が勝利し、左派政権が復活した。これを受け、反米左派政権を14年間率い、軍部などの辞任要求で亡命していたモラレス元大統領がアルゼンチンから帰国した。

エクアドルでは今年4月、大統領選の決選投票で親米右派のラソ氏が逆転勝利を収めた。だが、2月の第1回投票では総額10億円の現金給付を公約に掲げたアラウス候補が首位に立ち、中南米で「反米左派ドミノ」が起きるとの見方が強まった。

5月、チリでは新憲法草案を起草する議員を選ぶ制憲議会選があり、格差解消を掲げる左派系候補が多数派となった。11月21日実施の総選挙にも影響するとみられている。

2773チバQ:2021/07/25(日) 20:00:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/3b569d8965e1ead1e8433d1f379bad9d447ebf3f
政権運営は難航?ペルー次期大統領のカスティジョ氏 手腕未知数
7/21(水) 20:48配信

毎日新聞
ペルー大統領選の勝利が確定し、支持者に手を振るペドロ・カスティジョ氏=首都リマで2021年7月19日、AP

 6月に実施された南米ペルー大統領選の決選投票で、全国選挙審議会は急進左派の小学校教師、ペドロ・カスティジョ氏(51)が初当選したと発表した。日系2世のアルベルト・フジモリ元大統領(82)の長女で中道右派の野党党首、ケイコ・フジモリ氏(46)を僅差で破った。カスティジョ氏は、当選の確定を受けた演説で、ケイコ氏に「和解しよう」と呼びかけ、選挙戦で国民の間に深まった分断の解消を訴えた。

 北部カハマルカの農村で小作農の両親のもとに生まれ、子供の頃から畑仕事を手伝った。高校時代、生活費を稼ぐため農業の出稼ぎに行き、2年遅れで卒業。大学で教育学を学び、24年間にわたり地元で小学校教師を務めた。2017年に労働組合の指導者として教員の待遇改善を求める全国的なデモを率いたが、知名度は低いままだった。

 ペルーは世界有数の資源国だが低所得者があふれ、特に発展が遅れた地方では「都市部の富裕層に富が集中している」と不満がくすぶる。泡沫(ほうまつ)候補扱いされながら大統領選に出馬したのは、こうした実情に憤慨したからだ。掲げたのは、地方と都市、貧困層と富裕層の格差是正。「地方と貧困層の代弁者」として人気を集め、前評判を覆して当選を勝ち取った。汚職が横行する政界に憤る市民からは大胆な変革への期待が寄せられる。

 ただ政治家としての手腕は未知数だ。国会での支持基盤は弱く、政権運営は難航が予想される。ポピュリスト(大衆迎合主義者)的な手法への懸念も指摘されている。選挙戦では一時、資源産業の国営化を訴えており、国家による管理強化を警戒する経済界と折り合いをつけられるかも課題だ。

 高校時代の同級生で教員の妻リリアさんとの間に3人の子を授かった。飾らない性格で、選挙戦中もカハマルカの自宅で早起きし、幼少期からの日課である家畜の世話を続けた。先住民ケチュア族の言葉も話す。【サンパウロ山本太一】

2774チバQ:2021/07/25(日) 20:17:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/a9d0773703462e7716c4a02a27c584be76d8e7a5
国会議員に620万円支給、コロナ禍の大盤振る舞いに批判の声 ウガンダ
7/25(日) 16:16配信

AFP=時事
ウガンダ首都カンパラの市場で、雨の中で過ごす商人ら(2021年6月30日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】貧困国ウガンダで今週、新しく車を購入する費用として、国会議員529人に約4万8000ユーロ(約620万円)ずつ、総額2500万ユーロ(約32億5000万円)以上が支給された。新型コロナウイルスの感染者が急増する中での大盤振る舞いに、批判の声が上がっている。

【図解】新型コロナ流行下で開催される東京五輪

 ヨウェリ・カグタ・ムセベニ(Yoweri Kaguta Museveni)大統領は先月18日、少なくとも6週間にわたって移動を制限し、学校や教会、バーを閉鎖すると発表していた。ウガンダの新型ウイルス感染者は累計で9万1710人、死者数は2496人となっている。

 人権団体Union of Human Rights Defenders Ugandaのアネット・ナナ・ナマタ(Anet Nana Namata)事務局長は、「多くの国民が食費にも困る中、3000万ウガンダ・シリング(約90万円)以上の月給をもらい続けている議員に、政府がぜいたく品を購入するのは容認できない」と述べた。

 ウガンダの平均月給は、肉体労働者で約24ユーロ(約3100円)、教師で約64ユーロ(約8300円)となっている。

 ウガンダ全国NGOフォーラム(UNNGOF)を率いるモーゼス・イソバ(Moses Isooba)氏は、「政府が市民に新型ウイルスワクチンの購入資金を募る中で、恥ずべき行為だ」と述べた。

 さらに、それだけの資金があれば、最も弱い立場にある50万人に20ユーロ(約2600円)ずつ支給できると訴えた。

 国民の反発が強まる中、政府のオフウォノ・オポンド(Ofwono Opondo)報道官は、昔からの伝統に沿ったものとして、今回の措置を正当化した。【翻訳編集】 AFPBB News

2775チバQ:2021/07/26(月) 10:27:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/d9dbeacc0a465eca345b00e0c58f6e2e10d49ebe
ソマリアの選挙延期
7/26(月) 8:24配信

時事通信
 【モガディシオAFP時事】ソマリアで25日から予定されていた上院選など一連の選挙が延期された。

 複数の当局者が明らかにした。これまでも選挙をめぐって政治の混乱が続き、実施できていなかった。

 選挙は間接投票によるもので、上院選は当初25日から4日間の予定。選挙は10月10日の大統領選で締めくくられるはずだった。ロブレ首相は報道官を通じ、延期に不満を表明した。

2776チバQ:2021/07/26(月) 10:27:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/e184a65c9706083ec9be4d452fa93123d7aeb018
豪政権への評価一変、支持急落 シドニー封鎖から1カ月 新型コロナ
7/26(月) 7:05配信
時事通信
オーストラリアのモリソン首相=25日、キャンベラ(EPA時事)

 【シドニー時事】オーストラリア最大都市シドニーで新型コロナウイルス感染防止のためにロックダウン(都市封鎖)が導入されてから26日で1カ月となる。

【写真】ロックダウンに抗議する数千人のデモの参加者を拘束するオーストラリアの警察

 感染力が強いインド由来のデルタ株が猛威を振るい、封鎖は計3州に拡大。豪国民の約半数が外出規制を強いられる。批判の矛先は政権に向かい、大規模デモが発生。最近までコロナ抑制に成功していたモリソン政権への評価は一変し、支持率は急落した。

 「今年初めに期待していた目標を達成できず申し訳ない」。モリソン首相は22日の記者会見で、ワクチン接種の遅れを謝罪した。政府は当初、10月までに希望者全員に接種を終える計画を立てた。しかし、当初主力としていた英アストラゼネカ製ワクチンは、血栓症のリスクを踏まえ原則60歳以上の利用に制限したことなどでワクチンが不足し、計画が狂った。米ジョンズ・ホプキンス大の集計によれば、豪州で接種を終えた人は12%と、英国(55%)や米国(49%)、日本(23%)などを下回っている。

 感染力が従来の2倍とされるデルタ株の出現も誤算となった。感染経路を追跡する仕組みは当初は十分に機能したが、デルタ株には当局の対応能力が追いつかない。豪国立大のガエタン・バージオ博士は「追跡する接触者の数が劇的に増えた」と語った。

 自由な生活を奪われた市民のいら立ちも募る。24日にはシドニー中心部で封鎖に反対する数千人規模のデモが発生。警官隊ともみ合いとなり57人が逮捕された。地元紙の世論調査によると、政権のワクチン接種対応に不満の声は57%と初めて満足を上回った。与党勢力の保守連合の調整後支持率は約2年前の前回総選挙以降で最低となった。

 豪政府は3州の封鎖で1日当たり3億豪ドル(約240億円)の経済的打撃を受けると試算。シドニーの封鎖は期限の30日から延長される見通しで、モリソン政権は試練に立たされている。

2777チバQ:2021/07/26(月) 14:49:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/167e1927e300e20654e0899755ce0b41d7a7ecf6
大統領が行政府解体、議会停止 「クーデター」批判も チュニジア
7/26(月) 12:09配信

時事通信
25日、チュニジアの行政府解体を発表するサイード大統領=テレビ映像より(AFP時事)

 中東の民主化運動「アラブの春」の起点となった北アフリカのチュニジアで25日、サイード大統領が行政府を解体し、議会を停止すると突如発表した。


 ロイター通信が報じた。2011年のベンアリ独裁政権の打倒後も続く政治の混乱に拍車が掛かるのは必至だ。

 大統領によれば、メシシ首相に代わる新首相を選定し、その支援を受けながら自ら行政権を継承するという。14年に導入された大統領と首相、議会の権力分担を明記した民主憲法を揺るがす事態に発展した。

 独立系で政党の支援を受けないサイード大統領は声明で、今回の決定は憲法に沿ったものだと指摘。「人々は偽善行為にだまされてきた」とし、政治体制の根本的な改革が必要だと訴えた。

 一方、議会最大勢力でイスラム主義政党アンナハダのトップ、ガンヌーシ議長はロイターに、「(10年前の)革命や憲法に対するクーデターだ」と批判。「各機関はいまだ存続しており、国民は革命を守り抜く」と対抗姿勢を鮮明にした。

2778支那かぶれの銀流しハーバードにレッドカード:2021/07/27(火) 06:53:17
(2768の続き)
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『銀流しハーバードにレッドカード』
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東西冷戦終結後も共産党一党独裁に妄執して 香港・ウイグルで人権迫害し放題…、東支那海、南支那海、ヒマラヤ山系で傍若無人な領土拡張行動し放題…、武漢発の新型コロナで世界中に大迷惑を掛けて原因究明も再発防止策も出さぬ侭…。
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こんな支那を買い被り続けた重大責任を取って 支那かぶれの銀流しハーバードはキャンパス丸毎 支那に移転して 体制移行完了後まで テメエ等の大好きな阿Q支那人に寄り添え!

2779チバQ:2021/07/27(火) 14:55:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/3e054be92f7aa64d52fecc260954c9d8183161b9
チュニジア議会、停止決定 コロナ対応への批判拡大を受け
7/26(月) 9:49配信

共同通信
25日、チュニジアの首都チュニスで、政府の新型コロナウイルス対応に抗議するデモの参加者ら(ゲッティ=共同)

 【カイロ共同】北アフリカ・チュニジアのサイード大統領は25日、政府の新型コロナウイルス対応を批判するデモの拡大を受け、国民代表議会の30日間の停止とメシシ首相の解任を決めたとする声明を出した。国営TAP通信が伝えた。

 独裁政権を崩壊させた2011年の「ジャスミン革命」を経て発足した議会の弱体化につながる決定で、主要イスラム政党アンナハダ出身のガンヌーシ議長は「革命と憲法に対するクーデターだ」とサイード氏を批判した。

 サイード氏は25日の演説で「チュニジアは最も危険な状況にある」と述べ、決定を正当化した。

2780チバQ:2021/07/27(火) 15:00:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/9b0de1d6a0c21465385e2df221329d639d9322cb
サモア、初の女性首相が始動 政治混乱収拾、対中関係に変化も
7/27(火) 14:19配信

時事通信
サモア初の女性首相に就任したフィアメ・ナオミ・マタアファ氏=FAST党が23日に公表(AFP時事)

 【シドニー時事】南太平洋の島国サモアで27日、フィアメ・ナオミ・マタアファ氏を初の女性首相とする新内閣が正式に発足した。

 同国では4月の総選挙後も中国寄りの前首相が居座り、政治混乱が続いていた。対中関係が変化する可能性も出ている。

 総選挙はフィアメ氏率いるFAST党が小差で勝利したが、首相だったツイラエパ氏が敗北を認めなかった。裁判所は今月23日、フィアメ氏らが5月に行った就任宣誓を「有効」と認定。これを受けてサモアと関係が深いオーストラリア、ニュージーランド両国首相も円滑な政権移行を求めた。

2781チバQ:2021/07/27(火) 19:07:57
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/world/kyodo_nor-2021072701001159.html
サモア、23年ぶりに政権交代 女性首相、総選挙の勝利確定
2021/07/27 16:03共同通信

サモア、23年ぶりに政権交代 女性首相、総選挙の勝利確定

国際会議に出席するフィアメ・ナオミ・マタアファ氏=2013年4月、ニュージーランド首都ウェリントン(ゲッティ=共同)

(共同通信)

 【シドニー共同】南太平洋の島国サモアで4月行われた総選挙で明確な勝敗がつかずツイラエパ首相が退陣を拒否していた問題で、女性のフィアメ・ナオミ・マタアファ元副首相(64)率いる野党FAST党の勝利がこのほど確定し、約23年ぶりの政権交代が実現した。フィアメ氏は27日、新政権を本格始動させた。

 サモアでは、ツイラエバ政権がつくった対中国の巨額債務が問題化。フィアメ氏は、中国が支援する1億ドル(約110億円)規模の港湾開発計画を棚上げする方針を表明している。

 サモアからの報道によると、裁判所は今月23日、総選挙の勝者はFAST党だったとする判断を示した。

2782チバQ:2021/07/28(水) 17:46:05
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021072800880&g=int
豪シドニーの封鎖、1カ月延長 新型コロナ感染拡大
2021年07月28日15時42分

ロックダウン(都市封鎖)で人通りの少ないオーストラリア・シドニーのビジネス街=22日(EPA時事)
ロックダウン(都市封鎖)で人通りの少ないオーストラリア・シドニーのビジネス街=22日(EPA時事)


 【シドニー時事】オーストラリア東部ニューサウスウェールズ州は28日、新型コロナウイルスの感染抑制のために同国最大都市シドニーで実施しているロックダウン(都市封鎖)を、8月28日午前0時すぎまで約1カ月延長すると発表した。感染力が強いインド由来のデルタ株を抑え込めず、6月下旬に導入された外出規制などの措置が長期化する。
豪政権への評価一変、支持急落 シドニー封鎖から1カ月―新型コロナ

 州がこの日公表した1日当たりの新規感染者は177人と6月に始まった今回の感染の波で最多となった。州内でワクチン接種を終えた16歳以上の人は16%強にとどまっており、接種の加速が課題となっている。ベレジクリアン州首相は声明で「接種をしていない人はできる限り早期に接種を手配するように」と呼び掛けた。

2783チバQ:2021/07/28(水) 22:25:14
https://www.asahi.com/articles/ASP7W7CZ7P7WUHBI00P.html
23年ぶりの新首相は女性 太平洋の島国で新政権発足
シドニー=小暮哲夫2021年7月27日 22時22分

 太平洋の島国サモアで23年ぶりに首相が交代し、政党「FAST」の女性党首フィアメ・ナオミ・マタアファ氏(64)を新首相とする政権が27日、正式に発足した。FASTは4月9日の総選挙で与党だった人権擁護党(HRPP)を破ったが、HRPP側が敗北を認めず、混迷が続いていた。地元紙サモア・オブザーバーが伝えた。

 フィアメ氏は、サモアが1962年に独立したときのフィアメ初代首相の娘で、85年から国会議員を務める。HRPP政権で教育相、女性相などを歴任。2016年から副首相を務めていたが、20年9月に新しくできたFASTに加わっていた。

 総選挙では、FASTとHRPPがそれぞれ25議席、無所属議員が1議席を得たが、選挙後に無所属議員がFASTに加わった。だが、98年11月から政権を率いてきたHRPP党首のトゥイラエパ前首相(76)は退陣を拒否。7月23日、同国で最終審の控訴裁判所がFAST政権の正当性を認める判断をした。前首相は26日、敗北を認めた。

 トゥイラエパ氏は気候問題の対応を国際社会に求めるなど、太平洋の島国の中でも最も経験のある首脳として知られた。だが、19年にはしかが大流行した際の対応や、伝統的な土地所有の仕組みを変える20年の法改正などについて、政権への批判が高まっていた。(シドニー=小暮哲夫)

2784チバQ:2021/07/29(木) 10:33:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/78247228d4c17ac458ca09ca66418d42b9b31569
ペルー新大統領が就任 カスティジョ氏、閣僚名簿発表できず
7/29(木) 9:28配信

産経新聞
【ニューヨーク=平田雄介】南米ペルーの新大統領に28日、急進左派の元小学校教師、ペドロ・カスティジョ氏(51)が就任した。カスティジョ大統領は国会で就任演説を行い、地方出身の「貧者の擁護者」として医療や教育の拡充に取り組むと訴えた。だが、予定していた閣僚名簿を発表できず、政権運営の先行きに不安を残す船出となった。

地元紙コメルシオ(電子版)などによると、カスティジョ氏は演説で、大統領選序盤で訴えペルーが共産主義化すると批判された「企業の国有化や為替管理は行わない」と明言した。

一方、社会の片隅に追いやられてきた「先住民族や貧困層のためになる改革を進め、新たな憲法を制定する」と主張。制憲議会設置法案と国民投票法案を国会に提出する方針を示した。

新型コロナ対策では、年内にワクチンの接種率を70%に到達させるとの目標を掲げた。公的資金を投入し100万人の雇用を創出すると約束した。

国会(一院制、定数130)は、カスティジョ氏を擁立したマルクス主義政党「ペルー・リブレ」(37議席)を含め10党が分立。多数派形成の失敗による政治の停滞が懸念されている。

2785チバQ:2021/07/29(木) 10:53:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/011532bc22d0e7caf57c942c67b921d9fbff81f0
モザンビークへ派兵 過激派組織との戦い支援 南ア
7/29(木) 6:06配信

時事通信
南アフリカの兵士=23日、ダーバン近郊(AFP時事)

 【ヨハネスブルクAFP時事】南アフリカは、モザンビークへ約1500人の部隊を派遣する。

 南ア国会が28日発表した声明によると、ラマポーザ大統領が「テロ活動と暴力的な過激派組織」との戦いを支援するため派兵を認めた。

 モザンビークでは2017年からイスラム過激派組織による反政府活動が活発化、米NGO「武力紛争地域事件データプロジェクト(ACLED)」によると3100人超が死亡した。近年は北部で攻撃が激化し、近隣各国へ飛び火する恐れが高まっている。

2786とはずがたり:2021/07/29(木) 10:57:35

帽子がラテンで恰好いい!と思ったら新大統領に就任したペドロ・カスティジョ氏のトレードマークと書いてあるから皆が就任式に被る訳では無いのかw

経済の安定とあるけど急進左派って値上げ禁止,品不足の悪循環に陥るのは毎度の事なので気を付けて欲しい。

ほんとは農地制度改革しないとあかんのやけど私有財産尊重とあるから無理か。。

ペルー、急進左派大統領が就任 憲法改正に意欲
https://jp.reuters.com/article/peru-politics-idJPKBN2EZ03X?feedType=RSS&feedName=special20
ロイター編集

[リマ 28日 ロイター] - 南米ペルーで28日、急進左派のペドロ・カスティジョ氏が大統領に就任した。就任演説では、植民地時代の傷をいやすための取り組みを強調したほか、国内経済を安定させると表明。憲法改正への意欲も見せた。

スペインからの独立宣言から200周年を迎えたこの日、カスティジョ氏は、植民地時代からの階級や人種間の分断が依然残っているとして、是正を訴えた。

農家出身の同氏は、地方の貧困層の支持を得て大統領選に勝利した。この日、トレードマークの帽子をかぶったままで就任式に臨み、議会演説では「この国が、農民によって統治されるのは初めてのことだ」と述べた。

私有財産を尊重し、国内経済にとり重要な鉱山産業の明確な規則を設けると確約し、投資家に融和的な姿勢を示した。また、憲法改正に取り組むと表明し、法的枠組みに基づき憲法制定議会の設置を求める方針を示した。

2787チバQ:2021/07/31(土) 23:37:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/9837f127b70bd8e5e61b0e82fcd7da6071849707
ボルソナロ氏、来年のブラジル大統領選で「不正」主張 苦戦予想で
7/31(土) 20:14配信

毎日新聞
ブラジルの大統領官邸=2018年9月20日、ブラジリアで山本太一撮影

 南米ブラジルのボルソナロ大統領が、来年の大統領選で「不正が行われる」との持論を繰り返し主張している。大統領選の最新の世論調査では、再選を狙うボルソナロ氏の苦戦が予想される。「南米のトランプ」と呼ばれるボルソナロ氏がトランプ前米大統領と同様に大統領選の敗戦を受け入れないため、布石を打っているとの見方がある。

 「選挙をして大丈夫なのか?」。ボルソナロ氏は7月29日、ネット交流サービス(SNS)のライブ配信で、現行の電子投票方式の信頼性に疑問を投げかけた。そのうえで「選挙はやっていいが、クリーンで民主的な選挙を求める」と、今のままでは不正が行われると強調。不正の申し立てがあった場合に備え、電子投票した記録を印字し、再集計に備える仕組みを設けるべきだと訴えた。同月1日の配信では「不正が起これば(たすきは)渡さない」と大統領職に居座る考えを明かした。

 ボルソナロ氏は13人が出馬した2018年の大統領選の第1回投票で首位につけ、2位と争う決選投票で当選を決めた。直後から有力な証拠を示さずに「不正選挙」が行われたとし、本来なら第1回投票で過半数を得票し、当選したと主張する。選管当局は不正はなかったと結論づけている。

 こうした持論を述べてきたボルソナロ氏だが、最近は14年の大統領選でも「不正」があったとし、過去の選挙の「不当性」の印象づけを狙っている。次期大統領選まで約1年3カ月と迫る中、低迷する支持率に危機感を抱いているようだ。

 地元調査会社ダッタフォーリャが7月初旬に実施した世論調査によると、極右のボルソナロ氏の支持率は25%。出馬に意欲を示す左派のルラ元大統領は46%で、大きく引き離された。

 米国では20年の大統領選で落選したトランプ氏が不正を訴えて敗戦を受け入れず、徹底抗戦。支持者による21年1月の連邦議会議事堂乱入事件につながった。トランプ氏の「崇拝者」を自認するボルソナロ氏は事件後も「不正の報告がたくさんある」とトランプ氏を擁護し続けた。

 ブラジル議会ではボルソナロ派議員が大統領の意向に沿って投票方式を変更する法案を提出し、審議が続く。野党議員は電子投票方式の信頼性は高いと反対しており、審議の行方は見通せない。政治学者のカルロス・メロ氏は地元メディアの取材に対し、現行方式で大統領選が実施された場合に「選挙は透明性に欠け、違法だと主張する戦略」と強調。米国と同様の混乱が起きかねないと指摘した。【サンパウロ山本太一】

2788チバQ:2021/08/02(月) 23:02:30
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021080100395&g=intサイの密猟増える 都市封鎖緩和、影響の恐れ―南ア
2021年08月01日20時55分

南アフリカのサイの子供たち=1月9日、北部モコパネ近郊(AFP時事)
南アフリカのサイの子供たち=1月9日、北部モコパネ近郊(AFP時事)

南アフリカのクリーシー環境・森林・水産相=2019年6月、南部ケープタウン(EPA時事)
【図解】南アフリカ

 【ヨハネスブルクAFP時事】サイの密猟が増加中と南アフリカ政府が警告を出している。クリーシー環境・森林・水産相は7月31日付で声明を出し「今年1〜6月の半年で南アのサイ249頭が殺害された。角を狙った密猟だ」と訴えた。前年同期比で83頭多く、新型コロナウイルス感染対策のロックダウン(都市封鎖)緩和に伴い「増えたようだ」と指摘した。

 南アには世界のサイの8割が集中すると言われる。密猟された角は、中国医学の生薬「犀角(さいかく)」として高額で闇取引される。粉末での売買が多いが、サイの角の成分は、たんぱく質の一種ケラチンで、人間の爪と変わらない。

2789チバQ:2021/08/02(月) 23:03:25
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021080100391&g=int差別を謝罪 70年代、太平洋出身者に―NZ首相
2021年08月01日20時47分


 【ウェリントンAFP時事】ニュージーランド(NZ)のアーダーン首相は1日、太平洋の島々の出身者たちを当局がかつて差別的に扱っていたと認め謝罪した。オークランドで開かれた太平洋地域出身者の集会で「政府を代表して本日、正式で無条件の謝罪を行う」と表明した。

 1970年代、就労ビザが切れた不法滞在者の摘発は「夜明けの手入れ」と悪名が高く、犬を連れた警官や入管当局者によって行われた。69年にサモアから移住したアウピト太平洋島しょ国相は「誰かが早朝にドアをたたき、強い光を顔に当てられた。なすすべを失った父の記憶が刻まれている。最も最悪な差別だ」と振り返った。
 当時、太平洋の島々の出身者は違反者全体の約3分の1で、この割合は英米両国出身者と同じだった。ところが、訴追されたのは太平洋地域出身者ばかりで、全体の86%に上った。
 アーダーン氏は「不公平に標的にした」と認めた。「夜明けの手入れや無作為の捜査が起きたこと、こうした行為が適切だと見なされてきたことに、政府は悲しみや自責、後悔の念を表明する」と強調した。

2790中国共産党にレッドカード:2021/08/04(水) 05:46:22
▼アルバニア決議を採択した当時(1971年)、近い将来 過半数の国連加盟国から政府承認を得た中国共産党の支那が 平和的に台湾を支那に編入することに成功すると予想されていた筈だ。

▼また台湾編入に連動して 国連憲章23条にある国連安保理常任理事国の規定も 速やかに中華民国から中華人民共和国に改訂されると見込まれていたに違いない。

▼しかし 50年後の2021年になっても頑強な抵抗(レジスタンス)に遭って 中国共産党は未だに台湾を平和的に編入することができず、『一つの中国』の中で一定のテリトリーを実効支配する反乱軍ないし事実上の交戦団体と認めざるを得ない状況に陥っている。

▼そして国連憲章23条は依然として中華民国(台湾)を安保理常任理事国に指定した侭の状態にある。
.
▼台湾の平和的編入に失敗した中国共産党は、この問題をクリアするための方便として 2005年に台湾の武力併合を明定する反国家分裂法を制定した。

▼だが反国家分裂法は1970年の国連友好関係原則宣言 等に明らかに抵触しており、安保理常任理事国としての中国共産党の行為能力に疑問符が付く程の杜撰さである。

▼国際社会が中国共産党にレッドカードを提示する日は確実に近付いている。

▼中国共産党としては現実を直視して台湾の国家承認に踏み切った上で 安保理常任理事国の椅子を中華民国(台湾)に返還するか、速やかに国連憲章23条の改訂手続を完了して安保理常任理事国の地位に留まるしかないであろう。

2791中国共産党にレッドカード:2021/08/04(水) 18:02:08
>>2790
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返信機能を使って連投させてもらうぜ
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▼そもそもアルバニア決議は「中国の唯一の合法的な代表」、「中華人民共和国政府の代表」、「蒋介石の代表」という言葉を用いて決議文を構成しているが、その“中国”に台湾が含まれるのか否か、また“蒋介石の代表”以外の代表との関係で中華人民共和国政府の代表が“中国の唯一の合法的な代表”と言えるのか否かについては全く触れていない。

▼台湾が常に支那の一部だったという史実もない。

2792チバQ:2021/08/05(木) 11:08:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/f79e877d2caa386959addb4bc85ffec51ed5ba6d
サモアの女性新首相就任、中国支援の港湾開発中止を表明
8/4(水) 18:19配信

産経新聞
【シンガポール=森浩】南太平洋の島嶼(とうしょ)国、サモアで4月の議会選挙の結果が確定し、フィアメ・ナオミ・マタアファ氏を同国初の女性首相とする新政権が始動した。フィアメ氏は就任後、中国が支援する港湾開発事業を中止する意向を表明。米国と中国が影響力拡大を競い、「陣取り合戦」の様相を呈する地域情勢に影響を与える可能性がある。

サモアでは4月に議会(定数51)選挙が行われ、ツイラエパ前首相の人権擁護党と、フィアメ氏のFAST党がともに25議席を獲得。その後、無所属の当選者1人を加えたFAST党が多数派を形成した。

フィアメ氏は5月に独自に首相就任の宣誓を行ったが、敗北を認めないツイラエパ氏は「私は神に任命された」などと主張し、政権を明け渡さない姿勢を示していた。裁判所が7月23日、就任宣誓は「有効」との判断を示し、27日にフィアメ氏を首相とする内閣が発足した。

サモアは23年間続いたツイラエパ政権が中国接近を進め、対中債務の膨張が課題となっている。そのうえ、中国が支援する1億ドル(約110億円)の大規模港湾開発計画も進んでおり、フィアメ氏は選挙戦で見直しを訴えていた。

フィアメ氏は首相就任後、ロイター通信に港湾開発事業について「現時点で優先順位が低い。自国に明確な利益がある投資のみを承認する」と表明。対中関係は「他の二国間関係と同じように評価する」と述べ、前政権の中国傾斜を修正する意向を示した。

南太平洋諸国には中国が影響力拡大を狙っており、2019年にはキリバスとソロモン諸島が台湾と断交して中国と国交を樹立した。一方、米国は国防権限を米国に委ねる「自由連合盟約」を結ぶパラオなどと連携を深めている。

2793チバQ:2021/08/10(火) 11:29:23
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021080700632&g=int
副大統領派が分裂、戦闘突入 南スーダン
2021年08月07日22時41分

 【ジュバAFP時事】南スーダンのマシャール副大統領派が分裂し、7日、戦闘に突入した。マシャール派は、反マシャール派の攻撃を「撃退した」と発表。反マシャール派29人以上を殺害したが、味方も3人が死亡したと認めた。


 反マシャール派は4日、マシャール氏を指導者から解任したと発表。マシャール派は6日、「クーデターは失敗した」と宣言していた。

2794チバQ:2021/08/10(火) 22:09:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/6a000defd1dfd387c72842ef400bcc6802f16a8e豪首都、議事堂と首相官邸に落書き 環境政策に抗議
8/10(火) 20:00配信

CNN.co.jp
国会議事堂と首相官邸に環境政策に抗議の意思を示すメッセージが落書きされた=10日、豪キャンベラ

(CNN) オーストラリアの首都キャンベラにある国会議事堂と首相官邸で10日午前、連邦政府の環境政策に抗議の意思を示すメッセージがスプレー塗料で落書きされた。

現地からの写真には、議事堂の入り口と官邸の壁面にそれぞれ吹き付けられた「注意義務」の文字と、環境団体「エクスティンクション・リベリオン」のロゴが写っている。

首都警察は同日午前に両現場付近で、建造物等損壊容疑の8人を逮捕した。

これに先立ち、国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は9日、地球温暖化に関する最新版の報告書を公表していた。

特にオーストラリアでは高い確率で山林火災の起きやすい天候や干ばつ、サイクロンの増加などが予想されると指摘された。

豪連邦政府はかねて国内外から、温室効果ガス削減に向けた行動が不十分だと批判を浴びてきた。米国や中国、欧州連合(EU)は2050年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロにするという目標を掲げているのに対し、同国は未採用だ。化石燃料への依存度も高く、昨年11月の報告では1人当たりの温室効果ガス排出量が経済協力開発機構(OECD)平均の3倍に上っていた。

モリソン首相は10日、落書きを「自分勝手で愚か」な行為と非難。連邦政府には気候変動対策の計画があると強調したが、50年までのゼロ排出目標は依然として公言しなかった。

2795チバQ:2021/08/11(水) 18:29:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/c23f7a6bff136c876da3a78292859e0e3e749e8e
資源国ザンビア大統領選 3選目指す現職に野党有力指導者が挑む
8/10(火) 22:56配信

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毎日新聞
中国の支援で建設された国際空港新ターミナルビルの開業式典に出席するルング大統領=ザンビア・ルサカで2021年8月9日、AP

 アフリカ南部ザンビアで12日、大統領選の投票が行われる。3選を目指すルング大統領(64)に野党の有力指導者ヒチレマ氏(59)が挑む構図。中国からの融資で進めてきたインフラ整備の評価が大きな争点となっている。

 ザンビアは世界有数の銅産出国で、経済は銅産業への依存度が高い。近年は海外からの融資で空港や道路といったインフラへの投資を進め、巨大経済圏構想「一帯一路」を掲げる中国の進出が進んだ。ただ巨額の対外債務を抱え、新型コロナウイルス流行の影響による不況も重なり、昨年は債務不履行(デフォルト)に陥った。

 このため選挙戦では経済や財政の立て直しが争点となっている。ルング氏はインフラ整備の進展を実績として有権者にアピールしており、9日には中国の融資で中国企業が建設した首都ルサカの国際空港新ターミナルをオープンさせた。一方、実業家出身のヒチレマ氏に経済の立て直しを期待する国民も多く、地元メディアは両者の接戦と報じている。

 結果判明には投票から数日かかる見通し。大統領の任期は5年。国会議員選も同時に行われる。【ヨハネスブルク平野光芳】

2796チバQ:2021/08/11(水) 19:33:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/6105d9391cf565854fc172083c438921e0dc7720エチオピア首相、適格者全員に従軍呼び掛け 戦闘激化で
8/11(水) 16:08配信

AFP=時事
エチオピアのアビー・アハメド首相。アジスアベバにて(2021年6月13日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】エチオピアの多数の地域で戦闘が激化する中、2019年にノーベル平和賞(Nobel Peace Prize)を受賞したアビー・アハメド(Abiy Ahmed)首相は10日、軍務適格者は全員軍に加わるよう呼び掛けた。


 首相府は、「今こそ軍務に適したエチオピアの成人全員が国防軍、特殊部隊、民兵組織に加入し、愛国心を示す時だ」と述べた。

 アビー氏は昨年11月、政府と対立するティグレ州の与党「ティグレ人民解放戦線(TPLF)」を制圧するため、北部ティグレ(Tigray)州に派兵。同国北部では以後、武力衝突が続いている。アビー氏は2か月前、8か月近く紛争状態だったティグレ州で、「一方的な停戦」を宣言したばかり。

 派兵から9か月後、TPLFは隣接するアファール(Afar)州やアムハラ(Amhara)州に進攻。国連(UN)によると、ティグレ州では40万人が孤立し、飢饉(ききん)のような状況に直面しているとされるが、支援は難航している。

 今月10日、政府もしびれを切らしたとみられ、アビー氏は治安部隊に対し、「反逆的なテロ組織TPLFによる破壊活動と、外国勢力の陰謀を完全に阻止するよう」命じた。

 首相府は、軍に加われない人は、「物資提供や精神的支援」など、他の方法で軍に貢献できると述べている。「テロ組織TPLFのスパイや工作員を突き止めるため、すべてのエチオピア人が国家の目となり耳となり、治安部隊と緊密に協力しなければならない」 【翻訳編集】 AFPBB News

2797チバQ:2021/08/11(水) 21:56:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/8b88d2f2c6527618fcb575e2ea473f1f63910101
五輪選手に隔離28日間 地元委「国の代表罰する」と批判 豪南部州
8/11(水) 19:17配信

時事通信
東京五輪の開会式で入場するオーストラリア選手団=7月23日、東京・国立競技場

 【シドニー時事】豪州の南オーストラリア州政府は、東京五輪から帰国した一部選手らに対して、新型コロナウイルスの感染防止のために計28日間の隔離を義務付けることを決めた。



 これに対して、オーストラリア・オリンピック委員会(AOC)は11日、医療専門家の助言を無視した決定だとし「五輪で誇りを持って国を代表した選手に罰を与えることになる」と批判した。

 豪州は現在、入国した人にはホテルなどの施設で14日間の隔離を義務付けており、五輪から帰国した選手団も対象としている。南オーストラリア州はこれに加えて、同国の最大都市シドニーで隔離中の選手に対して、州に戻る際にはさらに自宅で隔離を義務付けることを決めた。同州はロックダウン(都市封鎖)が導入されたシドニーなどから訪れる人には、14日間の隔離を義務付けているためだ。

 AOCによると、南オーストラリア州に戻る選手らは56人で、うち16人がシドニーで隔離措置を受けている。AOCは「選手団はワクチン接種を終えているだけでなく、東京では(外部との接触を遮断する)バブルで厳しく管理されていた」と安全性を強調。専門家も長期にわたる隔離で「身体面、精神面の健康に大きなリスクをもたらす」と警告している。

2798チバQ:2021/08/11(水) 23:41:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/a71d681e5c0a5b547a3c71562854bbb99ae4cd9a国際刑事裁引き渡し、閣議決定 手配のバシル前大統領 スーダン
8/11(水) 22:49配信

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時事通信
スーダンの法廷に現れたバシル前大統領(中央)=2020年12月、ハルツーム(AFP時事)

 【ハルツームAFP時事】スーダンのマリアム・マハディ外相は11日、クーデターで2019年に失脚し収監中のバシル前大統領について「国際刑事裁判所(ICC)に引き渡すと閣議決定した」と述べた。

 国営メディアが伝えた。

2799チバQ:2021/08/13(金) 10:45:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/98248ad879e4b4ded957a70dfca1921e84963f3fザンビアでSNSやメッセージアプリが不通か、大統領選と議会選の当日
8/13(金) 10:33配信

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CNN.co.jp
票を投じた女性=12日、ザンビア・ルサカ

(CNN) アフリカ南部のザンビアで12日、フェイブックやワッツアップ、ツイッターなどのSNSやメッセージアプリが不通になった様子だと、フェイスブックの広報担当者がCNNに語った。同日は大統領選や議会選の投票日に当たる。

この広報担当者は状況を調査中だと述べた。CNNは独自にSNSの不通を確認していない。ザンビア政府や大統領府にコメントを求めたが、現時点で応答はない。

ザンビアの選挙委員会は、同日の選挙が「前例のない」投票率になったと報告した。投票締め切りの午後6時になっても多くの投票所に長蛇の列があり、全員が投票できるように「緊急時の対応」をとったという。

再選を目指す現職ルング大統領に対し、実業家のハカインデ・ヒチレマ氏が有力な対抗馬となっている。

ルング氏は3つの州で「大混乱」があり、そこでの選挙の自由や公正さは失われたと述べた。「我々の対立候補が選挙を戦争と扱う中で、自由で公正な選挙をどう語れるというのか」とも述べ、野党勢力が「野蛮な事案」を画策して「力によるザンビアの支配」をもくろんでいると批判した。

ルング氏は、西部州、北西州、南部州で軍のプレゼンスを強化するように命令したとの声明も出した。

ヒチレマ氏はフェイスブックに投稿した声明で投票率の高さに言及し、「選挙委員会の仲間がすべての投票が終わるまで投票所を開けてくれたこと、憲法に忠実な軍兵士が今後のきわめて重要な数時間から数日に継続的に務めを果たすことを、この機会に感謝したい」と述べた。

得票率が50%を超える候補がいない場合、37日以内に2回目の投票が行われる。1回目の投票結果は15日以降に判明する見通し。

2800チバQ:2021/08/15(日) 17:59:56
また地震か!
https://mainichi.jp/articles/20210815/k00/00m/030/010000c

ハイチ地震 死者304人、負傷者約1800人 非常事態宣言

2021/8/15 08:28(最終更新 8/15 10:06)


14日の地震で倒壊した建物=ハイチ南西部レカイで2021年8月14日、AP

 米地質調査所(USGS)によると、カリブ海の島国ハイチで14日午前8時29分(日本時間午後9時29分)ごろ、マグニチュード(M)7・2の地震が発生した。ロイター通信によると、死者は304人、負傷者は約1800人に上っている。アンリ暫定首相は全土に1カ月間の非常事態を宣言。ハイチの日本大使館は、在留邦人全員の無事を確認している。



 震源地は首都ポルトープランスの西約130キロで、震源の深さは10キロ。USGSは「死傷者が多く、災害が広範囲に及ぶ可能性が高い」と懸念を表明した。現地では余震が続いている。
 ハイチ政府は南西部レカイの被害が最も深刻との見方を示す。家屋や病院、学校などが損壊し、がれきの下に多くの負傷者がいるとみられている。政府は救助隊を派遣した。

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屋内に閉じ込められた人々の救出のため、ハンマーで建物の壁面を壊そうと試みる男性=ハイチ南西部レカイで2021年8月14日、AP

 米国のバイデン大統領は米国際開発庁(USAID)幹部を救援対策の調整にあてると明らかにした。アルゼンチンやチリなどの中南米諸国は人道援助を送ると表明した。
 「西半球の最貧国」と呼ばれるハイチでは2010年にもM7の地震が発生。首都近くが震源地で約32万人が死亡した。16年には大型ハリケーン「マシュー」に見舞われ、800人以上が亡くなるなど大規模な自然災害が相次ぐ。21年7月にはモイーズ大統領が暗殺され、政情不安や治安の悪化に拍車がかかっている。【サンパウロ山本太一】

2801チバQ:2021/08/16(月) 17:17:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/5ed75b45f48ae0fc5e87c7e8facbcecb8dbf9722
ザンビア大統領選、野党指導者が当選 中国から融資受けた現職敗退
8/16(月) 16:38配信

毎日新聞
ザンビア大統領選で当選した野党指導者のヒチレマ氏=ザンビアの首都ルサカで8月11日、AP

 アフリカ南部のザンビアで12日、任期満了に伴う大統領選が行われ、選挙管理委員会は16日、実業家出身で野党指導者のヒチレマ氏(59)が3選を目指したルング大統領(64)を破って当選したと発表した。

 ルング政権は中国などから多額の融資を受けて空港や道路といったインフラ整備を進めたが対外債務が膨らみ、ザンビアは昨年に債務不履行(デフォルト)に陥った。国の信用低下で通貨クワチャが下落し、輸入品を中心に物価が急上昇し国民の不満が高まっていた。選挙戦では経済や財政の立て直しが争点となり、実業家としての手腕を訴えたヒチレマ氏が大差で勝利した。大統領の任期は5年。【ヨハネスブルク平野光芳】

2802チバQ:2021/08/17(火) 19:36:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/0010c7580a9e63e0293026273a1e3aff6ba5d3a9
ザンビア、政権交代へ 大統領選、野党のヒチレマ氏勝利
8/17(火) 18:34配信

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時事通信
ザンビアのルング大統領=2016年2月、パリ(AFP時事)

 【ルサカAFP時事】世界的な銅産出国、アフリカ南部ザンビアで12日に大統領選の投票が行われ、選管は16日、野党・国家開発統一党(UPND)のヒチレマ党首(59)の当選を発表した。

【図解】ザンビア

 敗れた現職のルング大統領(64)は16日、敗北を認め「ヒチレマ氏が大統領になるのを祝福したい」と述べた。

 過去に繰り返し大統領選に出馬してきたヒチレマ氏は悲願を成就した。勝利を確認した16日、「私に投票した人も、しなかった人も、国民全員の大統領になる。より良い民主主義、法治、秩序回復、人権尊重、自由を育んでみせる」と宣言した。一方で、自陣営はルング大統領率いる「残虐な現体制」の犠牲者だったと語り、政権への敵対姿勢は消えていない。

2803チバQ:2021/08/17(火) 20:16:18
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021081500267&g=int
国難続きのハイチに追い打ち 大統領暗殺後に再び大地震
2021年08月16日07時08分

14日、ハイチ南西部レカイで、地震でがれきと化したホテルの倒壊現場を捜索する人々(AFP時事)
14日、ハイチ南西部レカイで、地震でがれきと化したホテルの倒壊現場を捜索する人々(AFP時事)


 【サンパウロ時事】相次ぐ国難で疲弊し切った西半球最貧国ハイチに、大地震が追い打ちを掛けた。住民が14日、インターネット交流サイト(SNS)に投稿された画像では、多くの建物が倒壊。がれきの下から家族や知人らを必死に救出しようとする住民がいる一方、崩れた家の前でぼうぜんとたたずむ人の姿もあった。
〔写真特集〕ハイチでM7.2の地震

 震源地近くに住む21歳の女性はAFP通信の取材に「揺れが始まった時は家に居た。すべてが落ちてくるのが見えた。剥がれた壁の一部が背中に当たったが、けがはしなかった」と恐怖の瞬間を振り返った。南西部レカイの男性はロイター通信に「たくさんの遺体ががれきの下から引っ張り出されるのを見た。余震が起こるたびに人々は叫び、逃げ惑っていた」と語った。
 各地で救援当局や住民らによる救出活動が続いているが、地震に弱い建物が多いといわれ、救助活動の難航は必至だ。
 ハイチでは2010年1月にも、首都ポルトープランス近郊を震源とするマグニチュード(M)7.0の地震が発生。推定31万6000人が死亡し150万人が家を失ったほか、国会議事堂や大統領府も倒壊した。日本を含む国際社会は手を差し伸べたが、ハイチの統治機構が脆弱(ぜいじゃく)で腐敗している上、毎年のハリケーンで甚大な被害を受け続けていることもあり、11年半を経た今も復興は道半ばにある。
 国内ではギャング組織が麻薬取引などで勢力を伸ばし、当局を脅かす武力を獲得。治安は悪化の一途をたどり、7月7日には独裁色を強めていたモイーズ大統領が外国人傭兵(ようへい)団に自宅で暗殺される事件も起きた。同月20日にアンリ首相が大統領権限を継承し、11月の選挙で政治の正常化を目指していた矢先に再び大地震に見舞われた。復興のさらなる遅れは不可避の情勢だ。

2804チバQ:2021/08/21(土) 10:44:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/055c4f978de143d8f8a1f2ba0ac6e5503780b11b
「虐殺」で前暫定大統領を起訴 反政府デモ隊20人死亡 ボリビア
8/21(土) 10:03配信

時事通信
 【サンパウロ時事】南米ボリビアの検察当局は20日、政府所在地ラパス郊外などで2019年11月に反政府デモ隊20人が治安部隊に殺害された事件で、ジェノサイド(集団虐殺)の罪などで当時のアニェス暫定大統領を起訴した。

 ランチパ検事総長が明らかにした。

 ボリビアでは19年11月、大統領選の不正疑惑が浮上した反米左派モラレス大統領が失脚して亡命。中道右派のアニェス氏が暫定大統領に就任した。直後にモラレス派が抗議活動を全国で展開し、多くの死傷者が出た。

2805チバQ:2021/08/23(月) 17:45:18
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021082300818&g=int
元暫定大統領、自殺未遂 収監中「うつ状態」に―ボリビア
2021年08月23日17時39分

ボリビアのアニェス元暫定大統領=2019年11月、ラパス(AFP時事)
ボリビアのアニェス元暫定大統領=2019年11月、ラパス(AFP時事)


 【ラパスAFP時事】南米ボリビアのアニェス元暫定大統領(54)が21日、収監中の刑務所内で自殺未遂騒ぎを起こした。政府高官は22日、容体は「安定している」と語った。アニェス氏の家族は「深刻なうつ状態だ」と主張している。
 アニェス氏は2019年、当時のモラレス大統領が国外逃亡する混乱の中、暫定大統領就任を宣言した。20年10月の大統領選ではモラレス派が勝利し、アニェス氏は今年3月、反乱の責任を問われ逮捕された。

2806チバQ:2021/08/24(火) 23:57:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/e75168d6943add04611dcd95e1221a71a549c253
チャド元独裁者、コロナで獄死 セネガル
8/24(火) 20:48配信

時事通信
チャドの独裁者だったハブレ元大統領=1987年4月(AFP時事)

 【ダカールAFP時事】アフリカ西部セネガルのサル法相は24日、セネガルで服役していたチャドの元独裁者、ハブレ元大統領が獄中死したと明らかにした。


 79歳だった。地元メディアによると、死因は新型コロナウイルス感染だった。

2807チバQ:2021/08/25(水) 08:07:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/096fe58ce1c6b1965579afa9377066eafbefcdff
アルジェリアとモロッコ断交
8/25(水) 7:11配信

時事通信
 【カイロ時事】アルジェリア政府は24日、隣国モロッコが「敵対行為を続けている」として断交を発表した。

 両国関係は、モロッコが領有権を主張する西サハラの独立派「ポリサリオ戦線」をアルジェリアが支援するなどして亀裂が深まっていた。

 アルジェリアでは今月初め、少数民族ベルベル人が多い首都アルジェ東方のカビリー地方で起きた山火事で90人以上が死亡。当局は放火の疑いを強め、モロッコの支援を受ける独立派勢力の関与の可能性を指摘していた。

2808チバQ:2021/08/27(金) 23:58:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/0651e7dad42d2b05267dbc7fac4824a81cf5918a
抗争、210人殺害か 「オロモ武装集団、住民襲う」 エチオピア
8/27(金) 6:32配信

時事通信
エチオピアのオロモ人組織「オロモ解放戦線(OLF)」のパレード=2018年9月、アディスアベバ(AFP時事)

 【アディスアベバAFP時事】エチオピアの政府系組織「エチオピア人権委員会」は26日、中部オロミア州で先週、民族間の抗争とみられる襲撃により少なくとも210人が殺害されたと発表した。


 委員会によると、オロミア州で18日、最大民族オロモ人の「オロモ解放軍(OLA)」系の武装集団が現れた。委員会は「住民らはこの武装集団によって150人以上が殺害されたと証言した」と説明した。その後、住民も報復を行い60人以上を殺害したという。

2809チバQ:2021/09/04(土) 04:20:17
https://www.sankei.com/article/20210903-T3FEXOHZQRPMTFK5SDUM7C433E/
南アフリカから欧州へ出荷のワクチン返品 大統領ら介入
2021/9/3 07:41



南アフリカで製造され、欧州向けに出荷された米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)製の新型コロナウイルスワクチンが、欧州各国での使用前にアフリカ側に返品されることが、2日分かった。アフリカ連合(AU)のワクチン担当特使が明らかにした。ロイター通信などが伝えた。

南アのラマポーザ大統領や、欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長の介入があったという。アフリカ諸国での接種完了率は3%程度にとどまっており、アフリカから先進地域へのワクチン輸出は「接種格差」を助長するとして批判を受けていた。


J&Jは南アの製薬会社アスペンと契約。ワクチンの中間製品を南アに運び入れ、アスペンの工場で完成品にしていた。欧州向けのこれまでの出荷量は2千万回接種分未満という。(共同)

2810チバQ:2021/09/05(日) 23:43:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/cca889e38fa2e1e3a8bdc8f9d9049a2ad499810b
ギニアで銃撃、大統領拘束示す映像か
9/5(日) 23:13配信
共同通信
 【ナイロビ共同】ロイター通信によると、西アフリカ・ギニアの大統領官邸付近で5日、激しい銃撃が発生した。コンデ大統領が軍に拘束されたことを示す映像がインターネット上に拡散したが、真偽は不明という。

2811チバQ:2021/09/06(月) 11:29:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/f417393ca25b826cf5eb76f97ae7d6acee03e597
ギニアでクーデター、大統領を拘束か 陸軍兵士らが国営放送で発表
9/6(月) 1:06配信

朝日新聞デジタル
 アフリカ西部ギニアで5日、クーデターを起こした陸軍の兵士らが、アルファ・コンデ大統領率いる政府を解散し、憲法を停止したと国営放送を通じて発表した。ロイター通信が伝えた。一方、政府側は反乱を退けたと主張しており情報が錯綜(さくそう)している。

 同通信などによると、首都コナクリの大統領府付近で同日朝から銃撃戦が起こった。兵士らは大統領を拘束したと主張し、新たに移行政権を立ち上げる計画も発表したという。国防省側は「大統領の警護隊などが脅威を抑え込み、襲撃犯たちを追い払った」などと説明しているという。

 コンデ大統領は昨年10月に実施された大統領選で3選を決めたが、対立候補のディアロ元首相側も「選挙に不正があった」などと主張して勝利を宣言。ディアロ氏の支持者らと治安部隊の衝突によって死者が出るなど混乱が続いていた。

 大統領の任期は元々2期までとされていたが、コンデ氏は国民投票で憲法を改正。それまでの2期はカウントされないとして3選に向けて立候補したため、大統領選前から抗議デモが繰り返されていた。(ヨハネスブルク=遠藤雄司)

朝日新聞社

2812とはずがたり:2021/09/06(月) 16:43:37
2769 自分:とはずがたり[] 投稿日:2021/09/06(月) 16:43:19
うおっ!?太田元衆院議員てれいわの太田かずみ??
静岡2区に引き続き千葉8区の競合区も解消か?!週開けてますます動き速い!!

太田元衆院議員が出馬へ 10日に記者会見 柏市長選
https://www.chibanippo.co.jp/senkyo/2021/c/kashiwa/828153
2021年9月6日 15:39 | 有料記事

 任期満了に伴う柏市長選(10月31日告示、11月7日投開票)で、元衆 ・・・

【残り 306文字、写真 1 枚】

2813チバQ:2021/09/09(木) 19:03:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/70608ffb94cbc7afac2680443ada28187ed5bf7b
エチオピア北部の村で125人虐殺か ティグレ人民解放戦線は犯行否定
9/9(木) 16:13配信

AFP=時事
エチオピア北部ティグレ州の州都メケレで住民の歓迎を受ける、州政府与党で連邦政府と対立している「ティグレ人民解放戦線」の支持勢力(2021年6月29日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】エチオピア北部アムハラ(Amhara)州の村で今月初め、少なくとも125人の住民が虐殺されたと、地元の医師らや当局者が8日、AFPに明らかにした。隣接するティグレ(Tigray)州の与党でエチオピア連邦政府と対立する「ティグレ人民解放戦線(TPLF)」の犯行だとの指摘があるが、TPLF側は否定している。


 エチオピア北部では政府軍とティグレ人系反政府勢力の紛争が10か月にわたって続いており、これまでに数千人が死亡。虐殺の報告も相次ぎ、大きな人道危機が起きている。

 アムハラ州の町ダバット(Dabat)で病院長を務めるムルゲタ・メレサ(Mulugeta Melesa)氏はAFPに対し、ダバット近郊のチェンナ(Chenna)村で「125人の死者が出た」と語った。同氏自身、遺棄された多数の遺体を見たという。現地では住民らが「周辺一帯で遺体を探しており、集計も続いている」としている。

 AFPでは、犠牲者の数や民間人か戦闘員かの内訳について、独自に確認できていない。

 TPLFの報道担当者は、自分たちの犯行ではないと言明。「民間人の殺害にわれわれが関与しているとの主張を断固否定する」とツイッター(Twitter)に投稿し、「すべての残虐行為」について独立調査を行うよう求めた。

 連邦政府の独立機関「エチオピア人権委員会(Ethiopian Human Rights Commission)」は、虐殺の報告を「憂慮する」と述べ、警察が犠牲者の数と身元確認を行っていると明らかにした。

 エチオピアでは、2019年のノーベル平和賞(Nobel Peace Prize)受賞者のアビー・アハメド(Abiy Ahmed)首相が昨年11月、TPLFが軍の拠点を襲撃した報復としてティグレ州に派兵して以来、北部で紛争が続いている。

 TPLFは今年6月、多くの予想を覆して州都メケレ(Mekele)を奪還し、政府軍はティグレ州からほぼ撤退した。その後、TPLFは近隣のアムハラ州やアファール(Afar)州への攻勢を開始。数十万人が避難を余儀なくされる中、即決処刑や無差別砲撃が行われている疑いが指摘されている。

 TPLFはこれらの疑惑を否定。一連の攻勢は、ティグレ州への人道支援の封鎖を解除し、親政府勢力の再編成を防ごうとしているにすぎないと主張している。

 ティグレ州と周辺地域では甚大な人的被害が出ており、国連(UN)は40万人が飢餓に近い状態にあると警告している。【翻訳編集】 AFPBB News

2814チバQ:2021/09/10(金) 19:13:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/e17b5e8f93467b2672be707477f0254f530a4ab0
モロッコ総選挙、イスラム主義第1党が惨敗 125から12議席に
9/10(金) 18:02配信

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AFP=時事
モロッコ・サレの投票所で投票する正義発展党党首のサアド・ディン・オトマニ首相(2021年9月8日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】8日に投票が行われたモロッコ総選挙で、王党派とされる複数政党が躍進し、長年第1党だったイスラム穏健派の正義発展党(PJD)が大敗した。9日の開票速報で明らかになった。

 アブデルワフィ・ラフティト(Abdelouafi Laftit)内相は報道陣に対し、連立政権を10年間率いたPJDが、上院で125議席からわずか12議席にまで議席を減らしたと述べた。

 これを受けPJDは、現党首のサアド・ディン・オトマニ(Saad Dine Othmani)首相はじめ指導部が同日退陣したと発表した。できるだけ早期に緊急議会を招集する方針。

 PJDの主要なライバル政党である独立国民連合(RNI)は97議席、真正と現代党(PAM)は82議席だった。モロッコ最古の政党である中道右派イスティクラル党(Istiqlal)は、32議席を積み増して78議席と復活を果たした。

 RNIは連立政権の一角を成す少数政党で、王室と親しいとされる富豪実業家のアジズ・アハヌッシュ(Aziz Akhannouch)氏が党首を務める。また、主要野党のPAMは、2008年に同党を創設したフアド・アリ・ヒマ(Fouad Ali El Himma)氏が王室顧問を務めている。

 政治学者のイスマイル・ハムディ(Ismail Hammoudi)氏はPJDの敗因について、元指導者アブデルイラーフ・ベンキーラーン(Abdelilah Benkirane)氏が党首の座を追われた後の方向性をめぐる党内対立を挙げた。ハムディ氏によると党の宗教部門さえも、自党への投票を呼び掛けなかった。

 また評論家のムスタファ・セヒミ(Mustapha Sehimi)氏は、オトマニ首相の姿勢が妥協的とみなされたことが、PJDの立場を大きく弱めたと語った。

 王国のモロッコは、2011年に新憲法を制定。国王の権限の多くは議会や政府に委譲された。しかし、いずれの政党が政権の座に就くかにかかわらず、国王モハメド6世(King Mohammed VI)が重要な決定を主導している。 【翻訳編集】 AFPBB New

2815チバQ:2021/09/12(日) 17:56:03
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021091100392&g=int
失脚したギニア大統領、体調は良好 ECOWAS
2021年09月11日17時05分


10日、コナクリで、西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)代表団滞在先のホテルに乗り込む、ギニアのクーデターの指導者ママディ・ドゥンブヤ氏(中央)(EPA時事)

 【コナクリAFP時事】西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)の執行機関ECOWAS委員会のブロウ委員長ら代表団が10日、クーデターが起きたギニア入りした。反乱軍の本部で、失脚したコンデ大統領とも面会した。ブロウ氏は「体調は良さそうだった」と記者団に語った。


 反乱部隊を率いる将校ママディ・ドゥンブヤ氏ともECOWAS代表団が滞在するホテルで会談した。ドゥンブヤ氏はコンデ強権体制下で編成された特殊部隊のトップで、隊員らを引き連れてホテルに乗り込んできた。

2816チバQ:2021/09/15(水) 09:07:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/ac6bda82a732a2994c679c5edb4e0a3314048928
ハイチ大統領暗殺、首相が関与か 検察が捜査要請
9/15(水) 5:31配信

AFP=時事
ハイチのアリエル・アンリ首相(2021年7月20日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】カリブ海(Caribbean Sea)の島国ハイチで7月、ジョブネル・モイーズ(Jovenel Moise)大統領が暗殺された事件で、同国の検察当局は14日、アリエル・アンリ(Ariel Henry)首相に対する捜査を判事に要請していることを明らかにした。


 同国の検察幹部は、事件の捜査を担当する判事に宛てた書簡で、アンリ氏が事件発生直後に主犯格とみられる容疑者の一人と電話で話していたことから、同氏の事件への関与についての捜査を要請。移民管理局長に宛てた別の書簡では、アンリ氏の出国を禁じるよう求めた。

 7月6日夜から7日未明にかけ起きた事件では、政界や国民から批判を浴びていたモイーズ大統領が、首都ポルトープランスにある私邸に押し入った武装集団により暗殺された。アンリ氏はその数時間後、事件に関連して指名手配されている元政府高官と電話で話していたとされ、事情聴取のための出頭をすでに求められていた。

 事件ではこれまでにコロンビア人18人、ハイチ系米国人2人を含む44人が逮捕されている。襲撃により大統領警護隊にけが人は出なかった。

 アンリ氏は事件の数日前にモイーズ氏から首相に指名され、7月20日に就任。国内で悪化している治安を改善し、長らく延期されていた選挙を実施すると約束していた。【翻訳編集】 AFPBB News

2817チバQ:2021/09/15(水) 17:10:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/15da59db7450377847fb6b171edb8cefd35b8036
ハイチ検察、首相起訴の意向 関与否定で混迷 大統領暗殺
9/15(水) 15:52配信
時事通信
ハイチのアンリ首相=7月20日、ポルトープランス(AFP時事)

 【サンパウロ時事】カリブ海の島国ハイチの検察官は14日、首都ポルトープランスの裁判所に対し、7月7日のモイーズ大統領暗殺事件に関わったとしてアンリ首相を起訴する意向を表明した。

 AFP通信などが伝えた。これを受け、アンリ氏はこの検察官を罷免。実行犯の傭兵(ようへい)を含め40人以上が逮捕されながら、発生2カ月を経ていまだ全容が判明していない事件は、混迷を一層深めている。

 神経外科医のアンリ氏は事件数日前にモイーズ氏からジョゼフ暫定首相(当時)の後任を託され、暗殺から約2週間後に就任。大統領権限を継承した。検察官は裁判所に宛てた書簡で「アンリ氏の起訴が妥当と確信するに足る不名誉な要素が存在している」と指摘。出入国管理当局に対し「大統領暗殺の重大な推測」を理由に、アンリ氏の出国を禁じるよう求めた。

2818チバQ:2021/09/15(水) 19:55:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/f2f2e73c9c36163a8d6182bb4b7acd6cc51464f8
ニュージーランドの国名を「アオテアロア」に、先住民政党が署名運動
9/15(水) 19:00配信

CNN.co.jp
ニュージーランドの先住民でつくるマオリ党が、国名をマオリの言葉で同国を意味する「アオテアロア」に変更するよう求める署名運動を開始した

(CNN) ニュージーランドの先住民でつくるマオリ党は14日、正式国名をマオリの言葉で同国を意味する「アオテアロア」に変更するよう求める署名運動の開始を発表した。

同党はまた、市町村や場所の名称も全てマオリの地名に戻すよう、下院に働きかけている。

声明の中で同党は、「テレオマオリ(マオリ語)がこの国で最初の公用語としての正当な地位を取り戻してから長い時が過ぎた。我々はポリネシア国家であり、我々はアオテアロアだ」と宣言。国名変更のプロセスを2026年までに完了するよう求めた。

さらに、「タンガタ・フェヌアは自分たちの祖先から受け継いだ名称がないがしろにされ、おとしめられ、無視されることにひどく心を痛めている。21世紀になった今、この状況を変えなければならない」と強調した。タンガタ・フェヌアは「大地の人々」を意味するマオリ語で、一般的にマオリの人々の意味で使われている。

声明によれば、マオリ語を流暢(りゅうちょう)に話す人は1910年の90%から50年には26%に減少。「王室はわずか40年の間に我々の言語を奪い、我々は今現在もその影響を感じている」と述べ、同国でマオリ語を話せる人は人口のわずか3%に減ったと指摘。「王室には、我々の言語の地位を取り戻すために全力を尽くす責任がある」とした。

さらに、テレビやラジオ、道路標識、地図、広告、教育現場などでもマオリ語を使う必要があると訴えている。

同党は14日、これまでに1万2000の署名が集まったとツイートした。

ニュージーランドのジャシンダ・アーダーン首相は今回の署名嘆願についてはコメントしていない。昨年9月の時点では、ニュージーランドに代わってアオテアロアが使われる場面が増えたことは前向きに受け止めるとしながらも、正式な国名の変更は検討していないと述べていた。

2819チバQ:2021/09/18(土) 21:44:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/632ea55181ff8744b38ef8d401d165dc27032dba
アルゼンチンで内閣改造 予備選大敗で政権亀裂
9/18(土) 17:17配信

共同通信
 【サンパウロ共同】アルゼンチンのフェルナンデス大統領は17日、内閣を改造し、カフィエロ官房長官を外相に任命するなど6閣僚の交代を発表した。12日の議会中間選挙予備選で与党が大敗し、政権内の亀裂が顕著となる中で混乱を収拾し立て直しを図る。

 予備選で敗北後、クリスティナ・フェルナンデス副大統領派の少なくとも5閣僚が大統領に判断を委ねるとして次々に辞表を提出。副大統領が公開書簡で大統領の経済政策や人事方針を非難するなどし、政権内「クーデター」と報じられていた。副大統領は2007〜15年に大統領を務めた事実上の権力者。

2820チバQ:2021/09/20(月) 09:03:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/c2ad065f80d04a8024cc230a42a51070190720c6
米国境にハイチ人殺到 深まる「移民危機」
9/19(日) 17:38配信

産経新聞
【ワシントン=大内清】「西半球の最貧国」といわれる中米ハイチ出身の移民希望者が米南部テキサス州のメキシコ国境に押し寄せ、過去20年で最多の水準に達している不法移民の流れをさらに加速させている。バイデン米政権は、中南米諸国の経済発展や政治安定化を支援することで移民の発生を抑制するとしてきたが、その政策効果もみえないうちに「移民危機」はさらに深まっている。

米・メキシコ国境を流れるリオグランデ川を渡り、国境にかかる橋の下で野宿をしながら米国入りの順番を待つ-。米メディアでは連日、こんな人々の様子が伝えられている。その数は1万人超。ほとんどは祖国を離れて南米諸国で暮らしてきたハイチ人だ。米国側で難民申請を行うなどして保護を求めるのが目的だが、審査期間中に姿を消す者も多く、地元自治体などでは治安悪化の不安も大きい。

ハイチでは2010年の地震で約31万人が死亡し、住む場所を失うなどした人の多くがブラジルやチリなどに移り住んだ。しかし、フランス語と西アフリカ系言語が混成した独特のクレオール語を話すハイチ人は現地社会になじむのが難しかったり、しばしば人種差別の対象になったりしてきた。このため、年に数百〜数千人がジャングルなどの危険なルートを通って米国を目指してきたとされる。

バイデン政権が発足した今年1月以降、この動きが急増した。米税関・国境警備局(CBP)のまとめによると、今年1〜8月に主要な入国ルートであるテキサス州南部デルリオ地区で拘束されたハイチ人は約1万8700人で、前年同期の約30倍にも上る。例年は気候が過酷な夏には不法移民が減少する傾向があるが、今年はむしろ夏にかけて増加しているのが特徴だ。

ハイチでは7月に大統領が暗殺されるなど政情不安が続いているほか、8月には2千人以上が死亡する地震が発生。こうした事態を受け、バイデン政権は人道上の配慮から、ハイチ人不法移民の本国送還を猶予する措置をとった。この決定が多数のハイチ人を米国に向かわせたとみられる。

全体の不法移民数も増加が続いている。CBPによれば、米国全体では8月、約23万人の移民希望者が拘束され、過去20年で最多の水準。国境地帯の収容施設などは飽和状態にある。

バイデン政権は、トランプ前政権が進めた「国境の壁」建設などの強硬な移民対策を否定。ハリス副大統領を対策チームのトップに据えて中南米諸国の安定化を促進するとしてきたが、移民希望者に命懸けでの米国行きを思いとどまらせるメッセージにはなっていないのが現実だ。

2821チバQ:2021/09/20(月) 09:10:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/6c36189b8080fc4292d8c9a960053d018a73f6d2
ヨハネスブルク市長が事故死、当選から1か月 南ア
9/19(日) 17:46配信

AFP=時事

【AFP=時事】南アフリカの経済の中心地ヨハネスブルクのジョリディ・マトンゴ(Jolidee Matongo)市長(46)が18日、交通事故に遭い、死亡した。マトンゴ氏は先月の選挙で市長に選出されたばかりだった。


 マトンゴ氏は地元であるヨハネスブルクのソウェト(Soweto)で、シリル・ラマポーザ(Cyril Ramaphosa)大統領と共に有権者登録の呼び掛けに参加し、帰り道で事故に巻き込まれた。

 ラマポーザ大統領はツイッター(Twitter)に、「死の直前に私やソウェトの住民と交流していた時の活力や情熱を思うと、この悲劇は受け入れがたい」と投稿した。

 ヨハネスブルクの前市長は今年7月に新型コロナウイルスの合併症で死亡し、8月10日の選挙でマトンゴ氏が後任に選出された。

 同市のホームページによると、マトンゴ氏はソウェトで生まれ、13歳で政治に関わり始め、その後、与党アフリカ民族会議(ANC)の青年部に加わった。【翻訳編集】 AFPBB News

2822台湾海峡問題と原潜輸出騒動の陰にイギリスあり:2021/09/21(火) 14:43:30
>EUがインド太平洋戦略を発表 経済面の関係強化 艦船派遣に注力

2021年9月17日(金) 6時10分 NHK

EU=ヨーロッパ連合はインド太平洋戦略を発表し、台湾とも経済面での関係強化をはかるとともに、この海域への加盟国の艦船の派遣に力を入れて、存在感を高めていく考えを示しました。
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>読売新聞ニュース

米英豪、インド太平洋安保で「AUKUS」創設…中国包囲網を強化
2021/09/16(木) 13:10

 米国のバイデン大統領、英国のジョンソン首相、オーストラリアのモリソン首相は15日(米東部時間)、インド太平洋地域の安定に向けた新たな安全保障協力の枠組みを創設すると表明した。最初の協力案件として、米英が豪州の原子力潜水艦導入を技術面などで支援する。米国は日米豪印の協力枠組み「クアッド」と並ぶ対中戦略の柱に据える考えだ。

2823チバQ:2021/09/21(火) 14:49:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/4e6067f17f04cb067ca1e9b123345d4c614ce8af
ワクチン未接種のブラジル大統領、米の路上でピザ食べ物議…NY市長「わざわざ来なくてよい」
9/21(火) 10:15配信

読売新聞オンライン

19日、米ニューヨークの路上でピザを食べるブラジルのボルソナロ大統領(左から3人目)ら=マシャド観光相のインスタグラムより、ロイター

 【リオデジャネイロ=淵上隆悠、ニューヨーク=寺口亮一】国連総会出席のため米ニューヨーク入りしたブラジルのジャイル・ボルソナロ大統領が19日夜、路上でピザを食べる姿を報じられ、物議を醸している。ブラジル紙グロボなどが報じた。ニューヨークでは屋内で食事をするには新型コロナウイルスワクチンの接種証明を提示する必要があり、未接種のボルソナロ氏が「証明書の提示を避けた」との見方も出ている。


 ウイルスを軽視する姿勢が問題視されているボルソナロ氏は、昨年7月に自身が感染した後、「抗体がある」としてワクチン接種にも否定的な姿勢を続けている。ニューヨーク市のビル・デブラシオ市長は20日の記者会見で、ボルソナロ氏を名指しして「ワクチンを接種したくないならわざわざ来なくてよい」と批判した。

 市は感染拡大防止のため、総会出席者に接種を義務付ける方針を示し、国連総会議長もいったん賛同した。しかし、ロシアが「差別的な措置だ」と反発し、強制しないことになった。市は国連本部近くに移動式の接種会場を設置している。

2824台湾海峡問題と原潜輸出騒動の陰にイギリスあり:2021/09/21(火) 15:01:36
(続き)


>読売新聞ニュース

米英、豪の原子力潜水艦導入を技術面などで支援
2021/09/16(木) 22:38

 【ワシントン=田島大志】米国のバイデン大統領は15日、英国、オーストラリアとの3か国でインド太平洋地域の安定に向けた新たな協力の枠組み「AUKUS(オーカス)」を創設すると表明した。米英は豪州の原子力潜水艦導入を技術面などで支援する。中国を念頭に多国間での安全保障協力を強化する。
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>読売新聞ニュース

米英豪の新たな安保協力、フランスが反発…バイデン氏は「重要なパートナー」と強調
2021/09/16(木) 20:13

 バイデン米大統領は15日の記者発表で「特にフランスは、すでにインド太平洋地域で大きな存在感を示している。この地域の重要なパートナーだ」とあえて強調した。
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2825台湾海峡問題と原潜輸出騒動の陰にイギリスあり:2021/09/21(火) 15:09:18
(続き)
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>フランス、米豪大使を召還 潜水艦開発破棄で
2021/9/18 08:56米州

フランスのルドリアン外相(AP=共同)

【パリ=三井美奈】フランス外務省は17日に声明で、駐米、駐オーストラリアの仏大使2人を召還すると発表した。オーストラリアが米英豪3カ国の新たな安全保障枠組み「AUKUS(オーカス)」の創設に伴い、フランスとの潜水艦の共同開発計画を破棄したのに抗議したもの。
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>モリソン首相がフランスに反論
BBCニュース 2021.9.20.(月).

モリソン首相は、この枠組みについてうそをついていたというフランスの批判に反発。フランスは契約破棄の準備に気づいていたはずだと述べた。

ルドリアン仏外相がフランスのテレビに登場し、アメリカとオーストラリアの動きは「二枚舌で、信頼を裏切り、侮辱的」だと非難していた。

2826台湾海峡問題と原潜輸出騒動の陰にイギリスあり:2021/09/21(火) 15:23:53
(続き)
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◆ブルジョア憲法を共有する運命共同体の盟主同士である米・仏。

◆新しい対台湾海峡戦略を ほぼ同時に発表する程 似通った思考パターンを有する米・仏。

◆ブルジョア革命を経て誕生した一卵性双生児のような米・仏は 今更 運命共同体であることを改めて確認するまでもない間柄。

◆そんな米・仏だからこそ演じることができる夫婦喧嘩に劣らぬ熱々の痴話喧嘩。

◆妬けるねえ。

◆御馳走様。

2827台湾海峡問題と原潜輸出騒動の陰にイギリスあり:2021/09/21(火) 15:30:50
(続き)
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◆全く犬も食わないねえ。

◆火傷しそうなほど激熱で とても観てらんないねえ。

◆その内 バイデン大統領から 盛大な愛の贈り物が贈られて一件落着、目出度し、目出度しとなるのだろう。

◆ワーテルローで負けたにも拘わらず、米・仏両国において英雄として崇められているブルジョア革命の伝道者ナポレオン・ボナパルト1世。

◆ナポレオン最大の不覚は ナポレオン戦争に米軍を参加させなかったこと。

◆喧嘩する程 仲が良いって言うからねえ。

◆日本も あと50年ぐらい掛けて 日・米、日・仏関係を あそこまで持って行かなきゃいけねえ。

2828台湾海峡問題と原潜輸出騒動の陰にイギリスあり:2021/09/21(火) 15:38:29
(続き)
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◆フランスのルドリアン外相が、「アメリカなどのインド太平洋戦略について『中国に極めて対立的だ』と指摘した」のは非常に不可解だ。

◆アメリカはトランプ政権時代から統合参謀本部議長を務めるマーク・ミリーが、大統領の頭越しに「米国側から中国を先制攻撃しない、事前に通知する」と約束した程 中国共産党に対して宥和的な国である。

◆マーク・ミリーの『約束』を逆手に取って 中国共産党の人民解放軍が逆にアメリカに対して先制核ミサイル攻撃を仕掛けて来る深刻なリスクにアメリカ国民を晒したことなど眼中に入らないくらい アメリカ人は中国共産党に骨抜きにされている。

2829台湾海峡問題と原潜輸出騒動の陰にイギリスあり:2021/09/21(火) 16:22:44
(続き)
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◆そもそもオーストラリアへの原潜輸出問題は 台湾海峡問題と何の関係もない。

◆台湾海峡問題に臨む堅固な米・欧協調体制を突き崩して米国を抱き込み 中国共産党に恩を売って何等かの見返りを得たいという腹黒いイギリス王党派の下心が今回の原潜輸出騒動の原因である。

◆『イギリスの存在価値を高めるために米・支対立を煽り 空母クイーン・エリザベスを派遣して目立ちたがる一方、EU(欧州連合)から米国を離反させ 米国をイギリスが抱き込むために米・仏対立を煽り 延いては米・仏対立を煽って前面の中国共産党に猶予を与え恩を売る』。 腹黒い二枚舌イギリス王党派の魂胆は明白である。

2830チバQ:2021/09/23(木) 23:12:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/2097b9689fa533fd92b38db7337a5a9f6e7ba17c
空港が混乱状態に、米国から強制送還され人々が怒りあらわ ハイチ
9/23(木) 13:20配信

CNN.co.jp
強制送還に使われた機体に戻ろうとする人を止める警察官=21日

(CNN) 中米ハイチの首都ポルトープランスの空港で21日、米国から強制送還されたハイチ人を乗せた便が到着し、同機を降りた人たちが駐機場に詰めかけて混乱状態に陥った。


ハイチは8月に大統領が暗殺されて政情不安に陥り、同月起きた地震で1200人以上が死亡。何千人もの人たちが同国を離れて米国の国境に押し寄せていた。

米民主党議員らはバイデン政権に対し、ハイチから逃れて米国にたどり着いた人たちの強制送還をやめるよう求めていたが、そうした人たちを送還する米政府の方針は変わっていない。

現場にいた記者がCNNに語ったところによると、ポルトープランスの空港では、強制送還便から降ろされた人たちが駐機場に押し寄せた。強制送還された人たちは、直前まで知らされなかったとして怒りを募らせていた。

目撃者がロイター通信に語ったところでは、男性数人の集団はいったん降りた後に再び同機に駆け寄り、1人は搭乗しようとした。

強制送還された人たちは、米国で収容されていた施設はまるで刑務所のようだったと憤っていたという。

ジャーナリストのエレン・オフテ・アルンツェン氏は空港で取材した人たちについて、「ものすごく狭い区画で何日も過ごさなければならず、食事は1日1回のみ、シャワーを浴びることもできなかった。ハイチに送還されることは前日まで知らなかった。自分たちは別の収容施設に移されると思っていた」と話している。

米国土安全保障省はポルトープランスの空港で起きた混乱について、「一部の移民がポルトープランスで降機した後に、駐機場で2度にわたって騒ぎを起こした」と述べ、ハイチの雑踏警備隊が事態を収拾したと説明した。

2831チバQ:2021/09/23(木) 23:15:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/94d2ca4d17e0c71922b5fe5b2a2c19ad44c112de
ハフタル司令官、大統領選出馬か 軍事への関与停止 リビア
9/23(木) 9:57配信

時事通信
リビア東部が拠点の軍事組織リビア国民軍(LNA)を率いるハフタル司令官=2020年1月、アテネ(AFP時事)

 【トリポリAFP時事】リビア東部が拠点の軍事組織リビア国民軍(LNA)を率いるハフタル司令官(77)は22日、声明を出し、軍事活動への関与を停止すると表明した。


 12月24日投票が目指されている大統領選出馬を視野に入れているとみられる。

2832チバQ:2021/09/27(月) 11:19:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/635ecba2e2ba68c1d8a75d95c3d5067709ee5e29
ワクチン格差一層拡大 アフリカ、接種完了3% 新型コロナ
9/26(日) 7:08配信

時事通信
1回目のワクチン接種を受けるナイジェリアのブハリ大統領(中央)=2020年3月、アブジャ(AFP時事)

 【ロンドン時事】日本など先進各国で新型コロナウイルスのワクチン接種完了者が増え、追加投与する「ブースター接種」の動きも進む中、アフリカをはじめ途上国では依然供給不足の状態が続いている。

 世界保健機関(WHO)は接種率の高い国々に対し、ブースター接種を控えて途上国への供給を増やすよう訴えているが、ワクチン格差は拡大する一方だ。

 英オックスフォード大研究者らのデータベース「アワー・ワールド・イン・データ」の23日時点の集計によると、先進7カ国(G7)はワクチン2回接種率がいずれも人口の5割を超えた。人口比で最も高いのはカナダの約70%。イタリアと英国、フランスが60%台半ばで、日本は米国とほぼ並ぶ約56%。各国は冬を前に予防効果を高めようとブースター接種の動きを加速させており、英仏は既に開始。米国も高齢者らを対象に計画に着手した。

 一方、WHOによると、アフリカ諸国で9月中旬までに2回の接種を終えた人は5000万人で、全人口のわずか3.6%。各国政府は途上国向けワクチンの国際的調達枠組み「COVAX(コバックス)」や2国間援助を通じてワクチン調達を急いでいるが、供給不足が続き、行政上やインフラの問題から接種の態勢が整わない国も多い。WHOは「アフリカでの年内接種完了率4割」を目標に掲げるが、達成は絶望的だ。

 グテレス国連事務総長は21日の国連総会演説で「裕福な国では大半の人が接種を完了したが、アフリカでは90%以上の人々が1回目の接種を待っている」と指摘。ワクチン格差は「政治的意志の欠如と利己主義、不信感が生じさせた悲劇だ」と訴え、公正な分配へ各国の努力を促した。

2833チバQ:2021/09/30(木) 01:17:59
https://www.tokyo-np.co.jp/article/133876?rct=worldチュニジアで女性首相指名 大統領が組閣指示
2021年9月29日 22時30分 (共同通信)
 チュニジア首相に指名されたナジュラ・ブーデン・ラマダン氏(チュニジア大統領府提供・AP=共同)
 チュニジア首相に指名されたナジュラ・ブーデン・ラマダン氏(チュニジア大統領府提供・AP=共同)

 【イスタンブール共同】チュニジアのサイード大統領は29日、女性のナジュラ・ブーデン・ラマダン氏を首相に指名し、早急な組閣作業を命じた。国営TAP通信が伝えた。女性首相は同国初となる。サイード氏は7月下旬に新型コロナウイルス対策の混乱を理由に当時のメシシ首相を解任し、国民代表議会の停止を発表していた。
 チュニジアは11年の民主化運動「アラブの春」で長期独裁体制が崩壊。議会選や政権交代を経て、アラブ諸国の民主化の成功例とされてきた。しかし経済低迷による国民の不満を背景にサイード氏が自身の権限を強化する動きを強め、主要政党から「クーデターだ」と批判されている。

2834チバQ:2021/10/02(土) 06:49:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/ea526b3f74bccce69e5db65bbc4dbc5d5d0dba1e
逃げる人を次々に殺害、ナイジェリアの武装集団が住民を襲撃…民族対立背景か
10/1(金) 21:00配信

読売新聞オンライン
 【ヨハネスブルク=深沢亮爾】ナイジェリア北西部で9月以降、武装集団による住民への襲撃事件が相次いでいる。地元紙デイリー・トラストなどによると、西部ナイジャ州では9月28日から1日までに少なくとも50人が死亡した。多数の女性が誘拐されたほか、各地で村が放火されたという。

 水資源などを巡る牧畜民と農耕民の民族対立が背景にあるとの指摘もある。武装集団は深夜に襲撃を行い、逃げようとした住民をとらえ、次々と殺害したという。

 ナイジェリア北西部では、身代金目当てに学校を襲撃し、児童らを誘拐する事件も頻発している。治安悪化を受け、隣国ニジェールなどに避難する住民も相次いでおり、国連児童基金(ユニセフ)は9月15日、ナイジェリア国内で少なくとも100万人の子供が学校に通えない状況に陥っていると発表した。

2835チバQ:2021/10/03(日) 12:29:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/a434ddfeb5231ed71b60da5eb0859456e806d560
ギニア、暫定大統領が就任 クーデター首謀の軍大佐
10/2(土) 8:56配信

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共同通信
1日、ギニアの首都コナクリで軍事政権の暫定大統領就任を宣誓するママディ・ドゥンブヤ大佐(ロイター=共同)

 【ナイロビ共同】軍幹部によるクーデターが起きた西アフリカ・ギニアで1日、首謀したママディ・ドゥンブヤ大佐が軍事政権の暫定大統領に就任した。首都コナクリで就任式が開かれた。AP通信などが伝えた。

 ドゥンブヤ氏らは、選挙を経て民政移管を目指すと説明。選挙には自身や軍事政権のメンバーは立候補しないと表明している。選挙の実施時期の見通しは明らかにしていない。

 ドゥンブヤ氏らは9月5日に蜂起し、当時のコンデ大統領の拘束と憲法の停止を宣言した。クーデター当初、コンデ氏に危害を加えていないと主張したが、所在は不明なままだ。

2836チバQ:2021/10/04(月) 09:30:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/4f26081913a6f1f4ada623f6de0c5f1e61465a44
極貧層、国民の4分の3に コロナと燃料不足が悪化に拍車 ベネズエラ
10/4(月) 7:04配信

時事通信
ベネズエラの貧困層が暮らす地区=3月29日、カラカス(EPA時事)

 【サンパウロ時事】経済破綻にあえぐ南米最貧国ベネズエラで、日々の食べ物に事欠く極貧層の割合が2021年に国民の76.6%に達したことが、カトリカ・アンドレス・ベジョ大学(UCAB)の実施した調査で分かった。

【図解】ベネズエラ

 貧困層(極貧層を含む)は94.5%で、いずれも過去最悪となった。

 調査は9月29日に発表。極貧率は直近の19〜20年の数値から8.9ポイント、貧困率は0.3ポイント上昇した。国民の大部分が、政府の食料配給制度「CLAP」に頼っているとみられる。

 UCABは「移動の難しさが雇用に影響を及ぼし、貧困を深刻化させている」と指摘。新型コロナウイルス禍に加え、米欧による反米左派マドゥロ政権への制裁が引き起こしたガソリン不足が国民の「通勤の足」を奪い、事態悪化に拍車を掛けていると説明した。

 21年は、所得格差もブラジルを抜いて米州最悪となる見込みだ。現地ジャーナリストのカルロス・カマチョ氏は時事通信に対し「人口の2割が既に国を離れた。われわれにできることは貧困に耐えるか、出国するかだけだ」と強調。反体制派の締め付けに力を入れる一方、有効な経済・貧困対策を打ち出せないマドゥロ政権への不信感をあらわにした。

 ベネズエラは、世界最大の確認原油埋蔵量を誇る。12年ごろまで貧困率は国民の3分の1程度、極貧層は1割弱だった。しかし、故チャベス、マドゥロと続く統一社会党(PSUV)政権の失政や石油価格下落、米欧の制裁による石油輸出減少が重なった結果、13年ごろから貧困層が急増している。

2837チバQ:2021/10/07(木) 23:43:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/a8021feacd9ef9d9a1c23cbce4a500b043234993
ペルーで内閣総辞職 政権発足2カ月半、首相の過激発言で野党と対立
10/7(木) 21:00配信

朝日新聞デジタル
ペルーのペドロ・カスティジョ大統領(左)と辞任したベジド首相=ロイター

 南米ペルーの急進左派カスティジョ大統領は6日、ベジド首相が辞職したと発表した。政権発足から2カ月半で内閣が総辞職した。辞任した首相はとりわけ急進的で、過激な発言で野党と対立し、政権は国会運営に行き詰まっていた。カスティジョ氏は新首相に左派の女性弁護士を任命した。

【写真】ペルー大統領府が6日、ツイッターに投稿した首相辞任を伝えるカスティジョ大統領の演説=ツイッターから

 「イデオロギーや政党の立場より、ペルーを優先しなければならない。このため、ベジド首相の辞任を受け入れたことを国民に報告する」。カスティジョ大統領は6日、トレードマークの白い帽子をかぶって、国営放送で発表した。

 大統領制のペルーでは、首相は内閣の要で政権のスポークスマンでもある。だが、ベジド氏は野党を挑発したり、極左ゲリラをかばったりするような発言を繰り返した。最近は、ガス田の開発企業を国有化するかのような発言をして鉱山相が弁明するなど、政権は対応に追われていた。国会で多数を占める野党は、ベジド氏を強く批判。少数与党のカスティジョ政権は国会運営に行き詰まっていた。

 ベジド氏は、与党の急進左派「自由ペルー」でも最も急進的な一人だ。創設者のウラジミル・セロン氏に近く、警察の報告では、2人は1980年代を中心にテロ事件を繰り返した極左ゲリラ「センデロ・ルミノソ」と関係があったとされる。テロ準備罪で捜査もされている。

 教員で労働組合活動家だったカスティジョ氏は、大統領候補を探していた「自由ペルー」に担がれる形で大統領選に立候補した。閣僚に、党内の急進的な人物が相次いで任命されたことから、セロン氏の影響力の大きさが指摘されてきた。だが、元ゲリラ出身の外相が軍を侮辱して就任から19日で辞任。また、ベジド氏ら一部の閣僚が過去のテロ事件を容認するような姿勢を示し、批判された。

 カスティジョ氏は、6日の国民向け演説で「幅広い団結」を改めて求めた。同日夜には新内閣を発表。新首相には、左派の弁護士で2020年から一時、暫定国会議長を務めたミルタ・バスケス議員を任命した。(サンサルバドル=岡田玄)

朝日新聞社

2838チバQ:2021/10/07(木) 23:46:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/266c085a8722f882a0b33a2f8fe0efca6841e7c1
オーストラリア元首相「TPP加入、台湾を全面支援」 蔡総統と面会
10/7(木) 22:57配信

毎日新聞
 オーストラリアのアボット元首相は7日、台湾の蔡英文総統と台北市内の総統府で面会した。豪州は中国と対立を深めており、対中けん制網を広げたい思惑がある。台湾側も、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)への加入を巡って中国と競争する中、豪州との連携強化は追い風となるため、歓迎している。

 アボット氏は2013年から2年間首相を務め、20年から英国やその同盟国との貿易推進に関する政府組織の顧問を務める。豪州政府によると、アボット氏の訪台は「私人として」で、台湾を領土とみなす中国の立場に異を唱えない「一つの中国」を政府見解とする立場に変わりはない。だが、外交関係のない台湾と連携を強めることは、対中政策の一環ともみられている。

 総統府によると、面会でアボット氏は「すべてのTPP加盟国が台湾の加入を支持することを願う」と述べ、台湾加入を全面支援する立場を伝えた。蔡氏は謝意を表明したうえで「経済・貿易協力の面で豪州は非常に重要な貿易パートナーだ」と強調した。

 TPPへの新規加入は中国が9月16日、台湾は同22日に申請。加入には全11加盟国の承認が必要だ。

 豪州と中国の関係は、豪州が新型コロナウイルスの発生源を巡る国際調査を求めた20年4月以降、急速に悪化。中国は豪州産ワインや大麦の輸入制限を行い、事実上の制裁措置を続けている。豪州のテハン貿易相は中国のTPP加入申請を受け9月17日、「解決すべき重要な問題がある」と述べ、中国が制裁措置を解除しない限り交渉入りに応じない考えを示唆した。

 また、アボット氏は9月30日、TPP加盟国拡大に関する国会の委員会で「台湾の加入を阻止する理由を見いだせない」と台湾加入支持を表明した。予想される中国からの反発については「中国はすでに豪州や他国に立腹している」と述べ、動じない姿勢をみせた。

 豪州は9月、米英とインド太平洋地域における新たな安全保障協力強化の枠組み「AUKUS(オーカス)」を創設。米英から原子力潜水艦建造の技術協力を受ける予定で、南シナ海などへの進出拡大を図る中国に対抗しようとしている。

 一方、台湾は、豪州との関係強化によってTPP加入に向けた環境整備を図るとともに、台湾への軍事的な圧力を強める中国に対抗する狙いがありそうだ。総統府の張惇涵報道官は5日、アボット氏の訪台が「台湾と豪州のパートナーシップの良好な基盤を築く」と期待を示した。

 アボット氏は8日、台湾の財団法人主催のフォーラムで講演する予定だ。【バンコク石山絵歩、台北・岡村崇】

2839チバQ:2021/10/10(日) 17:26:40
https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3368758.html
急増する「魔女狩り」の犠牲者 焼き殺されるケースも コンゴ
2021/10/09 08:00AFPBB News

急増する「魔女狩り」の犠牲者 焼き殺されるケースも コンゴ

コンゴ民主共和国・南キブ州で武装勢力同士の戦闘後、使用されなくなった教会(2020年10月11日撮影、資料写真)。(c)ALEXIS HUGUET / AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】中央アフリカのコンゴ民主共和国の東部地域で、魔術を使ったと名指しされた女性が住民らに殺害されるケースが急増している。地元当局者と活動家が明らかにした。

 南キブ州の地元当局者によれば、9月初めから3地区で女性8人が焼き殺されるなどのリンチ(私刑)を受けた。

「私たちの記録では、今年6月から9月にかけて、魔術を使ったという告発は324件に上っています」と、南キブ州のNGO「メディアで働く女性連合」のメンバー、ネリー・アディジャさんは言う。

 カレへ地区だけで告発件数は114件に上り、このうち女性5人は生きたまま火を付けられ、他にも武装した「自警団」に連れ去られて行方が分からない女性が4人いる。

 南キブ州をはじめとする東部3州は長年、武装集団に支配されてきた。その多くは、四半世紀前の地域紛争の影響で台頭した組織だ。

「魔女狩り」の急増は国家統治の空白状態から生じていると、南キブ州の州都ブカブにある「農村開発高等研究所」の所長を務めるボスコ・ムチュキワ教授(社会学)は言う。

「国がその基本的な使命に失敗しているからです。警察や司法機関がやるべきことをやっていない」と指摘する。

 ムチュキワ氏によると、魔女狩りをあおっているのは「バジャカジ」と呼ばれるいんちき祈祷(きとう)師や自称霊能者だ。ほとんどが地元の女性で、自分には魔女が見分けられると言い張っている。

「うそなんです。あの連中に特殊な力はない。自分が操っている人々の従順さに付け込み、信奉者を増やし、自分の名声を高めて村での影響力を強めようとしているのです」とムチュキワ氏は言う。

■リンチを禁じる法は適用されず

 弁護士で議院規則の専門家ムヒンドゥ・シクワニネ氏は、解決策は「ペテン師たちの祈祷所を禁止すること」だと主張する。

 2014年に南キブ州議会でリンチを禁じる法律が可決されたが、一度も適用されず、州民に対する適切な啓発運動も行われなかったとシクワニネ氏は言う。

 カバレ地区の行政担当主任タディ・ミデロ氏は、今年に入ってから6人がリンチを受けて殺されたことを明らかにした。ほとんどが60歳以上の女性で、バジャカジに魔女だと名指しされていた。

 ミデロ氏によれば、2年前には、魔女だと告発した側11人が逮捕され、6か月間収監され、職業を替えると約束して釈放されたが、その後、何人かは当局に隠れて以前と同じことを続けている。

 検察官は、殺害の実行犯を突き止めることはほぼ不可能だと話しているという。

「リンチが行われるといつもそうですが、村の首長は『みんな』がやったと言うだけで、名前を明かそうとしません」とミデロ氏は話した。

■「魔女狩り」に加わる子どもたち

 教師で人権活動家のシャシャ・ルベンガさんは8月16日、「魔女狩り」を目撃した。カフジビエガ国立公園の外れにあるシィフンジという人口約2000人の村でのことだ。

「月曜日の朝5時ごろでした。若い男性たちがリストを持って村中を回っていました。リストには、65歳以上の女性19人の名前が書かれていました。女性の占い師に魔女と名指しされた女性たちです」とルベンガさんは振り返った。

 大半の女性は自宅から逃げ出すことができたが、家々はその後、破壊された。兵士が空に向けて銃を発砲して群衆を追い散らし、そのおかげで難を逃れた女性たちもいた。

 だが、7人の子を持つ年配の女性1人が若者たちに取り押さえられるところを目撃したという。

「女性は殴られ、ガソリンを浴びせられ、マッチで火を付けられました」とルベンガさんは証言する。

 これが起きたのは村の中心部で、10歳にもならない子どもたちも、残虐行為に加わっていたという。

「中には、大きな棒を持った5歳の子もいて、その棒で、女性の焼け焦げた体をひっくり返しているのが見えました」とルベンガさんは話した。 【翻訳編集】AFPBB News

2840チバQ:2021/10/12(火) 11:19:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/e38aa0213dd0b5f28348980dabcbc1b7bc421ccf
オーストリアで新首相就任 汚職疑惑でクルツ氏辞任
10/12(火) 4:02配信

AFP=時事
オーストリアの首都ウィーンにある首相府で会見するアレクサンダー・シャレンベルク新首相(2021年10月11日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】オーストリアのアレクサンダー・シャレンベルク(Alexander Schallenberg)外相(52)が11日、新首相に就任した。汚職疑惑で辞任したセバスティアン・クルツ(Sebastian Kurz)前首相(35)の後任となる。


 かつて「風雲児」とも呼ばれたクルツ氏は、2016〜18年にかけて公金を使用し世論調査を不正操作した疑惑が浮上したことを受け、9日夜に辞意を表明していた。シャレンベルク新首相を正式に任命したアレクサンダー・ファンデアベレン(Alexander Van der Bellen)大統領は、政府には「信頼を取り戻す重大な責任」があると語った。

 シャレンベルク氏は声明で、首相としてもクルツ氏と「無論、密接に協力していく」と表明。クルツ氏が2度選挙で勝利し、与党・国民党(OeVP)の党首に留任することを指摘した。

 これを受け、クルツ氏が裏で政権を牛耳る「影の首相」になるのではないかという野党の懸念に拍車がかかることは必至だ。【翻訳編集】 AFPBB News

2841チバQ:2021/10/13(水) 09:09:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/6b50c85a77e3f01416fd5266d5d37eb80114cdcb
カリブの島国バルバドス、エリザベス英女王を君主とする「立憲君主制」を廃止
10/13(水) 1:06配信

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読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 【リオデジャネイロ=淵上隆悠】カリブ海の島国バルバドスが来月、エリザベス英女王を君主とする立憲君主制を廃止し、共和制に移行する。英国の旧植民地による君主制廃止は29年ぶりだ。ほかの旧植民地国でも移行の機運が勢いづく可能性がある。

 バルバドスは、英国からの独立55周年となる11月30日をもって共和制に移行し、憲法で「女王の代理人」とされていたサンドラ・メイソン総督が初代大統領に就任する見通し。「王立バルバドス警察」といった組織名も変更される。

 君主制廃止は、過去の植民地支配に対する認識の見直しを反映した動きだ。ミア・モトリー首相は下院審議で「我々は次のステージに進むのだと世界に伝えよう」と訴えた。ただ、既に女王に実権はなく、移行は象徴的な意味が大きい。

 インドや南アフリカなど旧英植民地の多くは1970年代までに君主制を廃止しており、インド洋の島国モーリシャスが1992年に共和制に移行して以降は事例が途絶えていた。

 英国以外で今もエリザベス女王を元首とする国にはカナダ、オーストラリア、ニュージーランドなどがあり、バルバドスが抜けて14か国となる。

 そのうち8か国は中米・カリブ海に集中し、ジャマイカなどでも君主制廃止を巡る議論がある。セントビンセント・グレナディーンでは2009年に君主制廃止の是非を問う国民投票が行われ、その際は反対多数で否決された。

2842チバQ:2021/10/18(月) 22:20:09
https://www.tokyo-np.co.jp/article/137351?rct=world
ペルー左派政権迷走 大統領が首相更迭 与党反発し、新内閣信任せず
2021年10月17日 21時11分
9月、ニューヨークの国連本部で、一般討論演説に臨むペルーのカスティジョ大統領=AP
9月、ニューヨークの国連本部で、一般討論演説に臨むペルーのカスティジョ大統領=AP

 南米ペルーで貧困層の強い支持を受け7月末に船出したカスティジョ政権が迷走している。主要閣僚の交代を繰り返し、今月にはカスティジョ大統領が自身と同じ与党出身の首相を更迭。与党党首は14日、新首相を含む新内閣を信任しないと表明した。背景には改革を巡る路線対立があり、新政権は早くも正念場を迎えた。(ニューヨーク・杉藤貴浩)
 カスティジョ氏は6日、自身が所属する急進左派与党「ペルー・リブレ」出身の首相ベリド氏の退任を発表し、後任に党外の女性で前国会議長バスケス氏を指名した。現地メディアなどによると、ベリド氏はペルー・リブレの中でも特に急進的で、外資も参加する同国最大級の天然ガス開発を巡り国営化も辞さない姿勢を示すなど、経済界や右派野党が多数を占める国会との間に摩擦を生んでいた。
 就任約2カ月での退任は事実上の更迭とみられ、カスティジョ氏は「よりよい統治のために決断した。イデオロギーや特定の党よりもペルーを優先する時だ」と述べた。貧困地域の教師で労組活動家だった同氏は、ペルー・リブレに担がれる形で4月の大統領選に出馬。再分配強化など社会主義的な公約を掲げて6月の決選投票に勝利したが、最近では中央銀行総裁の続投を決めるなど市場に配慮した現実路線に傾いている。
 一方、ペルー・リブレの創設者でマルクス主義を信奉するセロン党首は自身に近いベリド氏更迭に反発。14日に発表した声明では「政権が中道右派に向かっていることは否定できない」とバスケス氏らの新内閣を信任しない方針を示した。セロン氏はツイッターで「野党にはならない」とも述べたが、徐々に与党と距離を置くカスティジョ氏に揺さぶりをかけた形だ。
 これまでにもカスティジョ政権では「ペルーでのテロ活動は米中央情報局(CIA)の訓練を受けたペルー海軍が始めた」と発言した外相が引責辞任するなど閣僚が不祥事などで相次いで交代。もともと強い権力基盤を持たず、政治経験にも乏しいカスティジョ氏の苦境が深まっている。

2843チバQ:2021/10/18(月) 22:20:40
https://www.tokyo-np.co.jp/article/137343?rct=world
「再び軍政を」スーダンで暫定政府の撤退求める大規模デモ、民主化損なう恐れも
2021年10月17日 20時20分
 【カイロ=蜘手美鶴】ロイター通信などによると、暫定政府が民政移管を進めているスーダンの首都ハルツームで16日、軍による再統治を求める大規模デモが起きた。同国では民主化デモを機に2019年、軍主導の長期独裁政権が崩壊したが、今回のデモは同国の民主化を損なう恐れもあり、緊張が高まっている。
 AFP通信によると、数千人が大統領官邸前に集まり、プラカードなどを掲げて「政府は解散しろ」「再び軍政を」などと暫定政府の退陣を要求した。9月下旬に旧政権支持者による軍事クーデター未遂が起きて以降、各地でクーデターを支持する反政府デモも起きているという。
 スーダンでは約30年続いた独裁政権が倒れ、その後に軍民統治の暫定政府が誕生。3年3カ月かけて民政移管を進める中、民主化を主導した文民勢力が内部分裂し、一部が暫定政府と対立。文民政治家と軍が互いに批判し合うなど、混乱が表面化していた。
 また、回復しない経済への市民の怒りは強く、反政府デモを後押ししている。暫定政府は一部補助金の削減など経済改革を断行したが、物価高騰や高い失業率は変わらず、市民生活を圧迫している。
 ハムドク首相は15日のテレビ演説で「(民政移管が)最悪の危機に直面している。民間と軍の対立が原因だ」と述べ、事態の沈静化を呼びかけた。

2844チバQ:2021/10/20(水) 09:43:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/02bd7fd0529dae0f5e8fa2c95e6bc0471700cbca
エクアドルで治安非常事態宣言 殺人・麻薬取引が横行
10/20(水) 9:12配信
 【サンパウロ時事】南米エクアドルのラソ大統領は18日、麻薬絡みの暴力犯罪の多発により治安が著しく悪化しているとして、全土に60日間の非常事態を宣言した。

【図解】エクアドル

 特に治安が悪い地域では軍が麻薬や違法銃の摘発に動員され、24時間体制で街中のパトロールが行われる。

 政府によると、殺人発生率は昨年は人口10万人当たり7.84人だったが、今年は今月17日時点で10.62人に悪化。麻薬の摘発量も昨年の128トンから147トンに増えた。ラソ氏は「治安なくして発展なし。エクアドルの街中に敵は一つしかない。麻薬密売だ」と訴えた。

2845チバQ:2021/10/21(木) 16:25:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/7fc3c09a817232b42d174bf2b4dba36117b1acdf
エチオピア・ティグレ州で再び空爆、被害の情報も
10/21(木) 12:55配信

CNN.co.jp
エチオピア北部ティグレ州で再び空爆があった

(CNN) エチオピア北部ティグレ州の州都メケレで20日、政府軍による空爆があった。当局者や目撃者がCNNに伝えた。

同国政府の報道官は、空爆はティグレ人勢力のティグレ人民解放戦線(TPLF)が利用する武器関連の場所を狙ったものだと説明。そのうち1カ所は重火器の貯蔵や製造、修理の拠点だと述べた。

政府軍は昨年11月にTPLF掃討のために軍事行動を開始し、その後衝突が続いている。

TPLFの報道官はツイッターで、空爆は住宅街を狙ったもので、市民に負傷者が出て物的被害もあると述べた。

目撃者2人はメスフィン工業団地付近が爆撃され、ホテルの窓ガラスが割れたと述べた。

ある目撃者は「市全体が煙に包まれている」と述べ、複数の被害者が出ているとも伝えた。CNNは被害者の有無を独自に確認していない。

同市では18日にも空爆があり、3人が死亡、1人が負傷した。これに対しグテーレス国連事務総長は、紛争の拡大への懸念を表明し、当事者に自制を促した。

国連は安全上の懸念から約100人のスタッフを同州から退避させたが、依然400人が残っている。国連以外の非政府組織(NGO)も含めると、2000人近い援助関係者が同州にいる。

エチオピアは先月末、国連高官7人の国外追放を発表した。国連の支援機関トップが、ティグレ州が飢餓に陥りつつあるのは政府が支援物資を阻止しているためだと発言した数日後だった。

国連児童基金(ユニセフ)によると、今年2〜8月に重度の急性栄養不良で入院した5歳未満の子どもは推定で1万8600人に上り、前年から倍に増えた。

政府軍は昨年11月、隣国エリトリアの軍や地元民兵の支援を得てTPLFを掃討する大規模攻撃を開始。それ以来同州の大半を支配下に収めている。今週の空爆はそれ以来初。

11カ月に及ぶ紛争で数千人が死亡、200万人が避難を強いられ、飢餓も悪化した。多くの報告でこの紛争がジェノサイド(集団殺害)に当たる特徴があると指摘されている。

2846チバQ:2021/10/24(日) 22:37:14
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021102400383&g=int
ティグレ人勢力の施設空爆 1週間で8回―エチオピア政府
2021年10月24日21時02分



 【アディスアベバAFP時事】エチオピア政府軍は24日、ティグレ州西部にある少数民族ティグレ人勢力「ティグレ人民解放戦線(TPLF)」の施設に対する空爆を開始した。政府当局者が明らかにした。

 当局者は「テロ組織TPLFの訓練・軍事指揮基地を標的にした」と語った。政府軍による空爆は過去1週間で8回目。

2847チバQ:2021/10/25(月) 13:37:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/520499a94f26383be115522f064d6e0673389bf2
スーダン首相、自宅軟禁の状態に─匿名筋=TV
10/25(月) 11:41配信

ロイター
 10月25日、スーダンのハムドク首相が同日早く、自宅軟禁下に置かれた。軍部とみられる集団が自宅を包囲した。アルハダス・テレビが、匿名筋の話として伝えた。写真は独ベルリンで2020年2月撮影(2021年 ロイター/Hannibal Hanschke)

[ハルツーム 25日 ロイター] - スーダンのハムドク首相が25日早く、自宅軟禁下に置かれた。軍部とみられる集団が自宅を包囲した。アルハダス・テレビが、匿名筋の話として伝えた。

また、軍部が首相のメディア担当顧問の自宅に押し入り、同顧問を拘束したことが、ロイターが取材した親族らの話で明らかになった。

軍部からコメントは得られていない。

同テレビによると、スーダンの閣僚4人と統治評議会の文民メンバー1人もスーダン軍とみられる集団に拘束された。

スーダンでは2019年にバシル政権が崩壊。その後に軍と文民が共同で立ち上げた統治評議会が政権を運営しているが、バシル氏に忠誠を誓う一部勢力による先月のクーデター未遂以降、軍と文民組織が非難の応酬を繰り広げ、政治的緊張が高まっている。

2848チバQ:2021/10/25(月) 18:46:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/ee7fdd2f9daa4ba1255d915690fd57c853ed7fdc
スーダン情勢、国際社会が懸念 民政移管の尊重求める
10/25(月) 18:41配信
時事通信
 【カイロ時事】スーダンで25日に起きた軍によるクーデターとみられる動きに対し、国際社会は一斉に懸念を表明した。

 米国は「民主化を望むスーダン国民の願望に反する。暫定政権を武力で覆すことは、米国による支援を危うくする」(国務省アフリカ局)と強調。欧州連合(EU)のボレル外交安全保障上級代表(外相)はツイッターに「民政移管プロセスに戻るよう全ての利害関係者に促す」と投稿した。

 国連は、スーダン担当特使が「不当に拘束された人々の即時解放」を訴えた上で、全当事者に対し自制と秩序回復のための対話を要請。スーダンが加盟するアラブ連盟も、軍民による暫定統治を定めた憲法文書の順守を求め、「安定を損なうあらゆる措置も慎むべきだ」と表明した。

2849チバQ:2021/10/25(月) 19:25:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/1fae84ddbdcd4e74f7b245d18d489d49121f5c8c
スーダンでクーデターか 軍がハムドク首相を拘束 首都路上に兵士
10/25(月) 19:01配信

朝日新聞デジタル
パリで5月17日、記者会見に臨むスーダン暫定政権のハムドク首相=ロイター

 スーダン暫定政権のハムドク首相が25日、軍によって自宅軟禁された後、兵士らに連れさられたと同国の文化・情報省がフェイスブックで明らかにした。事実上のクーデターとみられる。軍部と文民が共存する暫定政権の文民トップが拘束されたことで、民政移管に向けたプロセスが大きく妨げられそうだ。

【写真】25日、クーデターが発生したと報じられたスーダンのハルツームの街で、煙や火が見える中、集まる人々(SNS動画からの静止画)=ロイター

 同省やロイター通信などによると、25日朝、兵士らがハムドク氏の自宅を包囲し軟禁した。ハムドク氏にクーデターを支持する声明を出すよう求めたが拒否されたため、拘束していずれかへ連れ去ったという。軍は閣僚を含む文民の政府関係者も複数拘束。ラジオ局やテレビ局を襲撃し、従業員を逮捕した。首都ハルツームの路上には兵士が配備され、橋も封鎖されたという。

 教職員などで構成され、同国の民主化を後押ししてきたスーダン専門職者協会はフェイスブックで、「街頭に出て完全に占拠するよう訴える」などと、路上で軍事クーデターに抗議するよう国民に呼びかけた。

 同国では9月、バシル前政権を支持する一部軍人らによるクーデター未遂が起きたほか、今月半ばからは軍による統治を求めるデモと、民主化を求めるデモが同時に起き、暫定政権内でも軍民間の緊張が高まっていた。ハムドク氏は今月24日、米国の特使と面会し、政治的な緊張の解決や民政移管について話し合ったばかりだった。

 スーダンでは2018年12月、パンの価格高騰をきっかけにバシル前政権への抗議活動が活発化。翌19年4月、軍の一部がクーデターを起こし、バシル政権が崩壊した。同年8月に軍部と市民による合同の暫定政権が立ち上がり、事実上のトップである統治評議会議長に軍出身のブルハン氏が、首相に文民のハムドク氏がそれぞれ就任することで権力を分け合い、23年の民政移管を目指していた。(ヨハネスブルク=遠藤雄司)

朝日新聞社

2850チバQ:2021/10/26(火) 08:49:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/8ca49b2f79e3acfdaef416c78adc29c2cf8d5d5d
スーダンでクーデター 首相ら拘束され暫定政権崩壊 デモの3人死亡
10/25(月) 20:52配信

毎日新聞
ハムドク首相ら政権幹部の拘束に抗議する市民=スーダンの首都ハルツームで2021年10月25日、AP(ソーシャルメディアの映像より)

 アフリカ東部スーダンで25日、軍がクーデターを起こし、ハムドク首相や複数の閣僚の身柄を拘束した。ロイター通信などが報じた。スーダンでは2019年に独裁政権が崩壊後、軍民共同の暫定政権が発足し、23年までの民政移管を目指していた。軍を事実上率いるブルハン統治評議会議長は同日、国家非常事態を宣言し、暫定政権の崩壊を表明。軍が文民を政権から排除し、民主化のプロセスは頓挫した形だ。

【路上で炎も…混乱のスーダン】

 首都ハルツームでは、多数の市民が首相らの拘束に抗議するため、軍施設周辺に押し寄せた。これに対して軍が発砲。ロイターは現地の医師団体の情報として、デモ隊の3人が死亡、80人以上が負傷したと報じた。

 ブルハン氏は25日のテレビ演説で「選挙で選ばれた文民政権に権力を移譲するまで、軍が民主化の完成に向けて献身することを約束する」と述べ、民政移管を目指す方針は変わらないと強調した。

 ロイターによると、軍はハルツームの街頭に部隊を展開させ、放送局を襲撃して職員らを拘束した。ハルツームでは空港が閉鎖され、インターネットの利用も制限されているという。

 スーダンでは19年4月、30年間にわたり独裁体制を敷いたバシル政権が軍のクーデターで崩壊した。それ以前から大規模な抗議活動を繰り返していた民主化勢力はクーデターに反発し、軍の退陣を要求するゼネストなどを行った。

 軍民の双方が歩み寄り、同年8月に統治評議会によって共同で暫定統治する体制が発足。陸軍出身のブルハン氏が評議会議長に、経済学者で国際機関での勤務経験も長いハムドク氏が首相にそれぞれ就任した。23年までに総選挙を実施し、民政移管することを目指してきた。だが今回のクーデターで、軍が実権を完全に掌握する可能性が高まっている。

 スーダンでは暫定政権の発足後も、政権内で軍民間の対立が続いていた。新型コロナウイルスの感染拡大で経済が大きな打撃を受けたこともあり、ハムドク氏らの政権運営は厳しさを増していた。9月21日には軍の一部が反乱するクーデター未遂事件も起き、関わった軍人数十人が拘束されたばかりだった。

 ハムドク氏らの拘束について国連は25日、「深く憂慮している」との声明を出し、関係者の即時解放を求めた。米政府も「民主化を求めるスーダン国民の願いに反しており、全く受け入れられない」と表明した。【ヨハネスブルク平野光芳】

2851チバQ:2021/10/26(火) 15:04:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/cd1dac080d7d9e009040895b43233c364917d9ae
「クーデター」のスーダン、暫定政府を解散 非常事態宣言
10/25(月) 20:34配信

AFP=時事
スーダンテレビで演説する、アブドルファタハ・ブルハン氏。同テレビ提供の動画より(2021年10月25日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】軍部隊による「クーデター」が起きたとされるスーダンで25日、民政移管を担ってきた統治評議会の議長で軍出身のアブドルファタハ・ブルハン(Abdel Fattah al-Burhan)氏が、暫定政府と同評議会の解散を発表し、全土に非常事態を宣言した。


 この数時間前には同国情報省が、首相を含む、暫定政府および統治評議会の文民メンバーの大半が拘束されたと発表していた。

 ブルハン氏は、「民政移管」に向けた尽力を強調。その上で、「国家運営能力のある」政府を樹立する意向を示した。また、最高裁判所をはじめとする国の機関の設置を約束した他、先に調印した国際社会との合意を引き続き順守していくと述べた。【翻訳編集】 AFPBB News

https://news.yahoo.co.jp/articles/58b14fa73a80de67790fdaa58ed51d1ed0956a30
スーダンで「クーデター」発砲で死傷者多数
10/26(火) 5:31配信
アフリカのスーダンで首相らが軍の部隊によって拘束され、スーダンの情報省は「クーデターが起きた」と発表しました。抗議したデモ隊に軍側が発砲し、3人が死亡する事態となっています。

ロイター通信などによりますと、暫定政権のハムドク首相や政府高官が25日、首都ハルツームで軍の部隊に拘束されました。

首都や近郊では、主要道路などが封鎖された上、インターネットも遮断されたということです。

軍出身で暫定政権トップのブルハン議長は、暫定政権の解散と非常事態を宣言しました。情報省は「クーデターが起きた」と発表しています。

街では軍側が抗議活動を行っていたデモ隊に発砲するなどし、3人が死亡、80人以上が負傷しました。

スーダンでは2019年に独裁政権が崩壊した後、軍と民主化勢力が共同統治を行い、民政への移管を進めてきましたが、先月もクーデター未遂が起きるなど、緊張が高まっていました。

2852チバQ:2021/10/26(火) 19:50:51
https://news.goo.ne.jp/article/cnn/world/cnn-35178586.html
軍が実権握ったスーダン、今起きていること
2021/10/26 19:00CNN.co.jp

軍が実権握ったスーダン、今起きていること

道路を封鎖するためにタイヤに火をつける人々=スーダン首都ハルツーム/AFP/Getty Images

(CNN.co.jp)

(CNN) スーダン軍が25日、軍民共同の暫定政府を解散させて緊急事態を宣言し、同国は危機に陥った。

2019年のバシル前大統領追放後に続いた平和的な権力移行の望みは、この動きでつぶされる形となった。

今起きていることのポイントをまとめた。



スーダンで何が起きているのか
スーダンは19年以降、軍と文民の不安定な連合によって統治されてきたが、軍が25日に実権を握った。

ハムドク首相夫妻は拘束され、非公表の場所に身柄を移された。複数の閣僚や政府当局者も逮捕された。

軍トップのアブデル・ファタ・ブルハン氏が統治評議会と暫定政権を解散した。同氏はテレビで「独立した公正な代表政府」が23年に選挙が行われるまで権限を掌握すると発表した。

ブルハン氏は、主権評議会の文民メンバーと共同運営する合意が過去2年間にわたる衝突になり、国の「平和と統一を脅かす」ことになったとも述べた。

ブルハン氏は憲法の一部の条項が停止され、州知事が排除されたとも述べた。

今回の争いはどのように始まったのか
バシル前大統領が追放された19年のクーデターで、スーダン軍上層部は権力移行を監督する実権を握り、暫定軍事評議会を立ち上げた。

だがこの評議会は文民統治を求める民主化運動からの強い反発を受けた。1週間のこう着状態の末、両者は同国を「今後3年、またはそれより少し長い期間」統治する統治評議会を形成することで合意した。

19年7月に結ばれたこの合意では、軍事評議会が最初の21カ月間の統治を担い、その後18カ月は文民政権が統治することとなった。

クーデターは予想外だったのか
完全に予想外だったということはない。ハムドク首相の側近であるアダム・ヒレイカ氏はCNNに対し、首相は軍の計画に気づいていて、政府を解散する圧力を受けていたと語った。

ヒレイカ氏は24日夕、現在の情勢を議論している首相のもとを訪れ、首相がブルハン氏と会ったばかりだったと語る。

情報省は25日、ハムドク首相が権力奪取を支持する声明を出すように圧力を受けていると発表。だが、首相は民主化を求めて抗議する人々に対し、通りに出て平和的な抗議を行うように希望しているとも伝えた。

2853チバQ:2021/10/26(火) 19:51:06
なぜこんな事態になったのか
ハムドク首相を含む一部の政治家が当初の暫定合意に従って11月17日までに完全な民選意向を進めようとした後、緊張関係は高まった。

先月、バシル前大統領に忠誠を誓う部隊による軍のクーデターが失敗。関係した大半の将校が逮捕されると状況はエスカレートした。

軍指導部は、その後数週間、「自由と変化宣言勢力」の改革を要求し、閣僚の入れ替えを迫った。文民指導者らは軍指導部による権限掌握にあたると批判した。

今月21日には多数の群衆が通りに出て、19年の暫定合意を尊重することを要求し、選挙に基づく政府を求める声を上げた。一方、文民政府に反対する軍支持のデモも発生した。

国際社会の反応は
国連のグテーレス事務総長は25日にツイッターで、クーデターを非難し首相や他の当局者らの釈放を求めた。国連はスーダン国民を支持し続けるとも述べた。

米ホワイトハウスは記者会見で、バイデン政権がスーダンで進行する事態に深い危機感を感じていると述べた。英国は、クーデターがスーダン国民に対する「受け入れがたい裏切り」にあたると述べた。

抗議する人々が求めているものは
クーデターに反対する数千人の抗議デモ隊が首都ハルツームの通りに出て、状況を懸念する声を上げた。

スーダン中央医師委員会によると、デモ中の銃撃により2人が死亡、少なくとも80人が負傷した。統治評議会の文民部門と連携する同委員会は、銃撃の責任は軍にあると述べた。CNNはこうした主張が正しいかどうかを確認できていない。

ソーシャルメディア上の動画には、群衆が軍司令所に向かい、一部の人々が道路に張られた有刺鉄線を除去しようとする様子が捉えられた。同市の複数の場所で道路が封鎖されているとの報告もある。

情報省によると、文民統治の支持者らは軍の権限奪取に対抗して不服従の計画やストライキも発表した。

バシル前大統領はどこに
オランダ・ハーグにある国際刑事裁判所(ICC)の検察官は09年と10年に、03〜08年のダルフールにおけるスーダン軍の活動に関連したジェノサイド(集団殺害)と戦争犯罪の罪でバシル前大統領に対する逮捕状を出した。

スーダン政府は今年、バシル前大統領やダルフール紛争に関連して手配されている他の当局者らをICCに引き渡すと発表していた。

バシル前大統領は現在、汚職と外国通貨の不法所持で禁錮2年の有罪判決を受け、スーダンの刑務所に収監されている。また1989年で自身が権限を掌握したクーデターでの役割についても別の訴訟に直面している。

2854チバQ:2021/10/27(水) 01:12:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/7d61129dfb91be768621f6ba9d74cc43aa8e0771
急進左派与党、新内閣信任せず 「転向」と大統領批判 ペルー
10/15(金) 16:42配信

時事通信
ペルーのカスティジョ大統領(左)とバスケス新首相=6日、リマ(AFP時事)

 【サンパウロ時事】南米ペルーの急進左派与党「ペルー・リブレ」は14日、カスティジョ大統領が発足させた新内閣を信任しないと表明した。

 7月末に誕生したカスティジョ政権が「中道右派に転向した」ことを理由に挙げている。

 カスティジョ氏は6日、経済界や野党の間で忌避感が強かった党急進派のベリド首相を更迭。党とは関係のない左派のバスケス前暫定国会議長を後任に据えて組閣した。

 ペルー・リブレは声明で「新内閣に信任票は入れない」と宣言した上で、「政府および内閣が中道右派に転向していることは隠し切れない」と強調。「外国からの資金や企業家、国を利用する」閣僚が増えたと批判した。ただ、セロン党首はツイッターで「野党に転じたわけではない」とも発言し、与党残留に含みを残している。

2855チバQ:2021/10/27(水) 13:35:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/40335e56a0a08c63cc33729cfc4c86df80c410c2
「白人を殺せ」黒人民族主義を掲げる極左躍進へ…「多人種共生」揺らぐ南ア
10/24(日) 14:13配信

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読売新聞オンライン

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(写真:読売新聞)

 南アフリカで11月1日、5年に1度の統一地方選が行われる。各種調査で、過激な白人排斥を掲げる極左野党「経済的解放の闘士(EFF)」の躍進が見込まれている。人種対立の先鋭化が、ネルソン・マンデラ元大統領が多人種共生を掲げた「虹の国」の理念を揺るがしている。(ヨハネスブルク支局 深沢亮爾)

【写真】世界地図のどこにもない、なのに不思議な存在感…思惑うごめくアフリカの「国」

 「我々が権力を握れば、土地を強制収用する。白人の土地は全て我々のものだ」

ジュリアス・マレマ氏(ロイター)

 21日、ワインの産地として知られる風光明媚(めいび)な西ケープ州ステレンボシュで、EFFのジュリアス・マレマ代表が声を張り上げると、会場は熱狂に包まれた。聴衆のほとんどは黒人だ。

 この町は白人が黒人よりも先に住み着き、人口の6割以上を占める。マレマ氏は、ワイン生産の恩恵で豊かな暮らしぶりの白人を「人種差別主義者」と非難、「我が党はこの場の女性に家を買ってあげることもできる」と気勢を上げた。

 EFFは、与党アフリカ民族会議(ANC)を離脱したマレマ氏が2013年に結党した新興政党だ。短期間のうちに野党第2党となり、統一地方選では結党以来、初めて首長ポストを獲得する可能性がある。

 「黒人のための南ア」の実現を目指す黒人民族主義を掲げ、暴力も辞さない過激な街頭運動や「白人を殺せ」との主張など人種対立をあおる手法が特徴だ。選挙戦では、白人の土地の強制接収のほか、富裕層地区への黒人貧困層向け住宅建設などを訴えている。

■与党分裂で勢い
 勢力を拡大している背景には、ANCの党内対立がある。穏健派のシリル・ラマポーザ大統領の影響力が強まり、対立する左派のジェイコブ・ズマ前大統領に近い勢力の支持者がEFFに流れた。党内対立をきっかけに、7月には大規模暴動も起きている。

 最大都市ヨハネスブルクの高級ホテルで働く黒人男性は「(EFFは)人種差別と戦ってくれる」と支持理由を語った。国内では、経済低迷にコロナ禍が追い打ちをかけ、失業率は3割超で高止まりしたままだ。アパルトヘイトからの黒人解放運動を支援したキューバや中国がもたらした社会主義思想への親近感も加わり、EFFのポピュリズム的主張は貧困層だけでなく、都市部の若者や学生にも支持を広げつつあるようだ。

■白人は「独立」目指す
 これに対し、排斥運動の矢面に立つ白人には「分離独立」を目指す動きも出ている。西ケープ州は国内で唯一、白人とカラードと呼ばれる混血住民が多数派を占める。州内では昨年、分離独立運動を先導する市民団体が結成され、白人を支持基盤とする既成政党も独立の是非を問う住民投票に理解を示し始めている。

 市民団体代表のフィル・クレイグ氏は本紙の取材にこう語った。「ANCなどの社会主義的な勢力が統治する南アとは違う道を歩むべき時だ。数年以内に住民投票に持ち込みたい」

 南アの人種問題は、米国や、南アからの移住者が多い豪州などで関心が高い。18年には当時のトランプ米大統領が「南アでは白人農家が大量に殺され、土地を奪われている」と投稿して話題を呼んだ。かつて白人と黒人の歩み寄りが喝采を浴びた南アが再び陥る分断は、人種対立が続く欧米諸国にも波紋を広げかねない。

◆「虹の国」の理念…人種別に居住地を定めるなどして少数派の白人政権が多数派の黒人を差別したアパルトヘイト(人種隔離政策)撤廃後、ネルソン・マンデラ元大統領が掲げた多人種共生の理念。多色の虹になぞらえ、「南アはそこに住む全ての人に帰属する」との主張を示した。

2856とはずがたり:2021/10/27(水) 19:47:11
スーダンでクーデターか 軍がハムドク首相を拘束 首都路上に兵士
ヨハネスブルク=遠藤雄司2021年10月25日 19時01分
https://www.asahi.com/articles/ASPBT63YYPBTUHBI016.html?iref=com_latestnews_03

 スーダン暫定政権のハムドク首相が25日、軍によって自宅軟禁された後、兵士らに連れさられたと同国の文化・情報省がフェイスブックで明らかにした。事実上のクーデターとみられる。軍部と文民が共存する暫定政権の文民トップが拘束されたことで、民政移管に向けたプロセスが大きく妨げられそうだ。

 同省やロイター通信などによると、25日朝、兵士らがハムドク氏の自宅を包囲し軟禁した。ハムドク氏にクーデターを支持する声明を出すよう求めたが拒否されたため、拘束していずれかへ連れ去ったという。軍は閣僚を含む文民の政府関係者も複数拘束。ラジオ局やテレビ局を襲撃し、従業員を逮捕した。首都ハルツームの路上には兵士が配備され、橋も封鎖されたという。

 教職員などで構成され、同国の民主化を後押ししてきたスーダン専門職者協会はフェイスブックで、「街頭に出て完全に占拠するよう訴える」などと、路上で軍事クーデターに抗議するよう国民に呼びかけた。

 同国では9月、バシル前政権を支持する一部軍人らによるクーデター未遂が起きたほか、今月半ばからは軍による統治を求めるデモと、民主化を求めるデモが同時に起き、暫定政権内でも軍民間の緊張が高まっていた。ハムドク氏は今月24日、米国の特使と面会し、政治的な緊張の解決や民政移管について話し合ったばかりだった。

 スーダンでは2018年12月、パンの価格高騰をきっかけにバシル前政権への抗議活動が活発化。翌19年4月、軍の一部がクーデターを起こし、バシル政権が崩壊した。同年8月に軍部と市民による合同の暫定政権が立ち上がり、事実上のトップである統治評議会議長に軍出身のブルハン氏が、首相に文民のハムドク氏がそれぞれ就任することで権力を分け合い、23年の民政移管を目指していた。(ヨハネスブルク=遠藤雄司)

2857チバQ:2021/10/29(金) 09:44:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/be7e8913b5d9480610ebf14b941ba3a95ddb35d7
クーデターに「深刻な懸念」 スーダン情勢で報道声明 国連安保理
10/29(金) 7:28配信
 【ニューヨーク時事】国連安保理は28日、スーダンで軍がクーデターにより実権を掌握したことに「深刻な懸念」を表明する報道機関向け声明を発表した。

 
 声明は、拘束者の即時解放や全ての当事者による暴力の自制、平和的な集会や表現の自由の尊重を訴えた。その上で軍に対し、「文民主導の暫定政府の復活」を求めた。

 25日のクーデターを受け、安保理は26日、緊急の非公開会合を実施。しかし協議は難航し、AFP通信によると、当初声明に含まれていた「強い言葉で」非難するとの文言が削除された。ロシアから圧力があったという。

2858チバQ:2021/11/03(水) 00:40:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/97c38ea2ed117ea76e4743f09108cbf018436f0d首都住民に「自衛」命令 反政府勢力の進攻備え エチオピア
11/2(火) 23:47配信

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時事通信
店が閉まったエチオピアの首都の通り=10月21日、アディスアベバ(AFP時事)

 【アディスアベバAFP時事】エチオピア政府は2日、首都アディスアベバの住民に対し、反政府勢力の進攻に備え、所有する銃器を2日以内に当局に登録し、近隣住民を自ら守る準備をするよう命じた。

 政府軍と戦闘を続ける北部ティグレ州の武装勢力「ティグレ人民解放戦線(TPLF)」は最近、首都まで400キロに迫る要衝2カ所の制圧を主張し、首都進攻も辞さない構えだ。

 首都当局者は国営メディアを通じ「全住民は地区ごとに組織され、治安部隊と協力しなければならない」と訴えた。「自分の町の平和を守るため、若者には新たな徴兵がある」と通告した。

 また「社会の全構成員」に警戒を呼び掛け、家主や宿泊施設管理者に身分証確認の徹底を求めた。さらにインターネット交流サイト(SNS)上の「偽情報」を直ちに削除するよう命じた。

2859チバQ:2021/11/03(水) 11:41:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/7f79e47ec3fdfdd83b155e3bcf669585b1a1f329
トンガがロックダウン、初の感染者確認を受け
11/3(水) 9:49配信

CNN.co.jp
トンガのトンガタプ島が2日から1週間のロックダウンに入った

(CNN) 南太平洋の島国トンガで新型コロナウイルスの感染者1人が初めて確認されたことを受け、本島のトンガタプ島が2日から1週間のロックダウン(都市封鎖)に入った。


保健省によると、トンガタプ島では午後8時から午前6時までの外出が禁止され、住民は通勤や不要不急の外出を避けて自宅待機するよう指示された。公共交通機関の運行、レストランやバーの営業が停止され、学校や教会も閉鎖される。

トンガはフィジーから東へ約800キロ、ニュージーランドから約2380キロ離れた島国。新型コロナの感染者はこれまで報告されていなかった。

初の感染者はニュージーランドから帰国後、隔離先のホテルで見つかった。

地元メディアによると、保健当局の責任者は「遅すぎたと後悔するより、用心のためにロックダウンに踏み切ったほうがいい」と述べた。

同じ便に乗っていた乗客214人は到着時の検査で陰性と判定され、21日間の隔離措置に従っているという。

2860チバQ:2021/11/03(水) 11:41:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/9f6ef2ee0b5bea58e026314df47714050a93ba4a
エチオピア全土に非常事態宣言 首都住民に「自衛」命令 反政府勢力攻勢、情勢緊迫
11/3(水) 0:48配信

時事通信
エチオピアのアビー首相=6月13日、アディスアベバ(AFP時事)

 【アディスアベバAFP時事】エチオピア政府は2日、全土に非常事態を宣言した。

 北部ティグレ州の反政府勢力「ティグレ人民解放戦線(TPLF)」が首都アディスアベバ進撃をうかがう事態となり、エチオピア情勢は急速に緊迫している。首都住民には所有する銃器を2日以内に当局に登録し、近隣住民を自ら守る準備が命じられた。


 エチオピアのアビー首相は昨年11月、かつてのエチオピアの支配勢力ティグレ人の牙城である北部ティグレ州へ攻撃を開始した。TPLFは一時劣勢だったが、6月には州の支配権を奪回。隣接するアムハラ州やアファール州に戦線を拡大し、過去数日は首都まで400キロに迫る要衝2カ所の制圧を主張、首都進攻も辞さない構えだ。

 エチオピア政府は2日、政府系メディアを通じ「テロ集団TPLFの残虐行為から国民を守るための非常事態宣言だ」と訴えた。宣言に伴い夜間の外出は禁止。主な道路は封鎖され「テロ組織との関係が疑われる者は誰であれ」捜査対象となる。

 また「兵役可能な年齢の市民は誰であれ」軍が徴兵可能となる。TPLFに「直接・間接にかかわらず心情的な支援を行った」と見なされた報道機関も政府が活動停止にできる。

 これに先立ち首都当局者は2日、国営メディアを通じ「全住民は地区ごとに組織され、治安部隊と協力しなければならない」と通告。「自分の町の平和を守るため、若者には新たな徴兵がある」と述べた。「社会の全構成員」に警戒を呼び掛け、家主や宿泊施設管理者に身分証確認の徹底を求め、インターネット交流サイト(SNS)上の「偽情報」を直ちに削除するよう命じた。

2861チバQ:2021/11/04(木) 08:16:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/d5489ce33a8b64a5faef096917d324711e6b3143
エチオピア首都、「数週間」で陥落も 反政府勢力
11/4(木) 6:29配信

AFP=時事
エチオピアの首都アディスアベバで、紛争の犠牲者を追悼する人々(2021年11月3日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】エチオピアの反政府勢力「オロモ解放軍(OLA)」は3日、AFPに対し、首都アディスアベバが「数か月あるいは数週間」以内に陥落する可能性があるとの見解を示した。米政府は同日、和平協議のため同国に特使を派遣すると表明した。

【写真8枚】避難民キャンプで食料の配給を受ける人々、ほか

 アビー・アハメド(Abiy Ahmed)政権と1年間にわたる武力闘争を続ける反政府勢力ティグレ人民解放戦線(TPLF)は、同盟関係にあるOLAと共に、ここ数日で広範囲の領土を制圧したと主張。エチオピア政府は2日、全土に非常事態を宣言し、首都の住民に近隣地域を守る準備をするよう命じていた。

 OLAのオダー・タルビー(Odaa Tarbii)広報担当者は3日、同勢力がアビー政権打倒を目指していると説明。「現在の状況が続けば、数か月あるいは数週間の問題」だと述べた。

 紛争が長期化する中、虐殺や集団レイプが横行し、飢饉(ききん)の恐れも起きているとの報告が出ている。国連(UN)とエチオピア人権委員会(EHRC)は3日、紛争の全当事者が人道に対する罪に及んだ可能性があるとする報告書を発表。国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)のミチェル・バチェレ(Michelle Bachelet)高等弁務官は、「極めて残虐な行為」を非難した。

 米国防総省は、エチオピアを含む「アフリカの角(Horn of Africa)」地域担当のジェフリー・フェルトマン(Jeffrey Feltman)特使を今週、同国に派遣すると発表。4日から2日間にわたり協議を行い、「すべてのエチオピア人に対し、平和と対話を通じた紛争解決に取り組むよう」働きかけるとした。【翻訳編集】 AFPBB News

2862チバQ:2021/11/04(木) 16:32:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/f6a3483cf5a8944ca5ede52be5ab967733b77be9
エチオピアの反政府勢力、首都郊外に迫る 陥落の可能性も
11/4(木) 16:30配信

CNN.co.jp
記者会見を行う国連のミシェル・バチェレ人権高等弁務官(写真中央)=3日、スイス・ジュネーブの国連本部

ロンドン(CNN) エチオピアで、連邦政府と敵対する複数の反政府勢力の部隊が合流し、首都アディスアベバの郊外に迫る事態となっている。同国の外交筋が3日、CNNに対して明らかにした。前日には当局が、同国全土に非常事態宣言を発令し、市民に対して首都防衛のため武器を取るよう呼び掛けていた。

同国で紛争が拡大する一方、国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)は、エチオピア政府が任命する人権委員会と合同で、同国北部ティグレ州で1年間にわたり続く流血の事態を調査。国連は合同調査によって明らかになった、「戦争犯罪」に当たる可能性がある実態について非難していた。

待ち望まれた報告書は、同国のアビー首相がティグレ州を支配する少数民族勢力、ティグレ人民解放戦線(TPLF)に対する軍事攻勢を命じてから1年近くが経過した今月3日のタイミングで公表された。

12カ月にわたって続く戦闘では、数千人が死亡し、200万人超が自宅を追われた。さらに飢餓に拍車が掛かり、相次ぐ残虐行為をもたらした。

反政府勢力の部隊が首都アディスアベバに歩みを進める事態も相まって、この紛争が全面戦争へと発展しかねないとの恐怖感が高まっている。

エチオピアの外交筋はCNNに対して3日、ティグレ防衛軍(TDF)および、同国最大の人口を抱えるオロミア州の非合法武装勢力、オロモ解放軍(OLA)の戦闘員らが首都郊外に迫っていることを明かした。

この情報筋は、戦闘員らが決断すれば、数時間内に市内で戦闘を展開する実力を保有するものの、彼らは合意が結ばれるのを待った方が好ましいと考えていると指摘している。

武装勢力側は先月31日、首都につながる道路沿いにある要衝の町2カ所を掌握したと発表。戦闘員らが急速に展開していることで、同国の指導者らの間では首都陥落の可能性についての懸念が持ち上がっている。

アビー首相は同日、フェイスブックへの投稿で市民らに対し、武器を取って武装勢力と戦うよう呼び掛けた。投稿には「我々の人民は、武器や防衛のために使えるものは何でも手にして進軍し、テロリストであるTPLFを撃退して葬るべきだ」と記されていたが、フェイスブックによって後に削除された。

フェイスブックを運営するメタ社の広報担当者は「エチオピア首相による投稿に気づき、暴力沙汰をあおったり支持したりすることに関する我々の方針に違反したため削除した」と述べている。

同首相は3日、軍司令部での演説で発言をさらに過激化させ、政府の敵は「我々の血と骨で」葬り去り、「エチオピアの栄光を再び高揚させる」と誓った。

ロイター通信の報道によると、アディスアベバの市当局は同日、住民に対して所有する武器を登録し、周辺を「護衛」するために居住地区に集合するよう指示を出した。

2863チバQ:2021/11/05(金) 15:54:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/835b4f84bf7b47b79808d229b7392d5b7448d710
ニカラグア、左派政権続投へ 通算5期目、7日に大統領選
11/5(金) 15:15配信

共同通信
ニカラグアの首都マナグアでのイベントで話すオルテガ大統領=10月27日(ロイター=共同)

 【サンパウロ共同】中米ニカラグアで7日、大統領選が行われる。左派の現職ダニエル・オルテガ大統領(75)ら6人が立候補するが、独裁色を強める政権は野党の有力候補を事前に拘束するなど露骨に選挙に介入。オルテガ氏の連続4選、通算5期目入りが確実な情勢だ。

 左翼ゲリラ組織サンディニスタ民族解放戦線(FSLN)出身のオルテガ氏は1979年に革命を成功させ、84年の大統領選で初当選し1期務めた。2006年大統領選で返り咲き、現在は連続3期目。14年の憲法改正で、無期限の長期政権に道を開いた。

 18年には反政府デモを武力で封じ、市民ら300人以上が死亡した。

2864チバQ:2021/11/07(日) 22:19:08
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20211106-567-OYT1T50208.html
タンクローリーが衝突後に爆発、漏れた燃料回収しようと市民詰めかけ99人死亡…シエラレオネ
2021/11/07 07:32読売新聞

 西アフリカ・シエラレオネの首都フリータウンで5日、タンクローリーが爆発し、ロイター通信によると少なくとも99人が死亡した。負傷者が多数出ており、犠牲者はさらに増える可能性がある。

 タンクローリーとトラックが衝突し、タンクから漏れ出た燃料を回収しようと多くの市民が詰めかけたところで爆発が起きたという。シエラレオネのビオ大統領はツイッターに「悲劇的な火災で多くの命が失われた。被災した家族の支援に全力を尽くす」と投稿した。

2865チバQ:2021/11/07(日) 23:47:45
https://www.sankei.com/article/20211106-YFXLRYGMFBO57AAORJEIJ7WMOQ/
反政府勢力9派が同盟 エチオピア、首相退陣迫る
2021/11/6 10:24
エチオピア北部を拠点に政府と紛争を続けるティグレ人民解放戦線(TPLF)など反政府勢力9派は5日、同盟を結んだと発表した。アビー首相の退陣を改めて要求、武力による政権打倒も辞さない考えを示しており、同国情勢は緊迫の度を増している。

国連安全保障理事会は5日、エチオピア北部での衝突激化に「深い懸念」を表明し、事態の沈静化を求める報道声明を発表した。

反政府勢力の同盟に参加したのは、TPLFのほか南西部を拠点にするオロモ解放戦線など。反政府勢力は首都アディスアベバから直線距離で約230キロにある町を制圧したと主張、首都に迫る構えを見せている。

2866チバQ:2021/11/07(日) 23:50:00
https://www.sankei.com/article/20211031-QJEC4BH7MJJSBM45Z6GI6XJAME/
クーデターに数万人抗議 スーダン軍発砲、3人死亡
2021/10/31 07:06
軍事クーデターが起きたアフリカ北東部スーダンで30日、軍の権力独占に抗議する大規模なデモがあった。AP通信は、参加者がクーデター以降で最大となる数万人に上ったと伝えた。地元の医師団体によると、軍はデモ隊を排除するために実弾や催涙ガスを使い、首都ハルツーム近郊では発砲を受けた3人が死亡した。

デモは民主化を求める有力な市民団体が呼び掛け、米国や国連は軍に対し、強硬手段を用いないように求めていた。クーデター以降、民主派を中心とした抗議活動が続き、ロイター通信によると、軍との衝突で29日までに少なくとも11人が死亡した。


スーダンを担当する国連のペルテス事務総長特別代表は29日、スーダン軍高官と面会。政治的解決のため、国連が関与を続ける姿勢を強調した。

スーダンでは25日、経済学者のハムドク首相や閣僚らが一斉に拘束され、陸軍出身のブルハン元統治評議会議長が民主化勢力との共同統治の終了を宣言した。(共同)

2867チバQ:2021/11/08(月) 09:29:04
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021110800219&g=int&utm_source=yahoo&utm_medium=referral&utm_campaign=link_back_auto
左派オルテガ氏の連続4選確実 政敵排除し大統領選―中米ニカラグア
2021年11月08日09時12分

7日、ニカラグアの首都マナグアで投票するオルテガ大統領=大統領府提供(AFP時事)
7日、ニカラグアの首都マナグアで投票するオルテガ大統領=大統領府提供(AFP時事)

【図解】ニカラグア

 【サンパウロ時事】中米のニカラグアで7日、任期満了に伴う大統領選挙が実施された。連続4選を目指す反米左派のダニエル・オルテガ大統領(75)ら6人が立候補したが、オルテガ政権は反体制派を次々拘束するなどして自身を脅かしそうな有力候補を選挙から排除しており、同氏の当選は確実。妻で現職のムリジョ氏を副大統領候補に立てており、オルテガ夫妻による独裁的な統治が続くことになる。


 左翼ゲリラ出身でゲリラ残党の与党サンディニスタ民族解放戦線(FSLN)を率い、「コマンダンテ」(司令官)を名乗るオルテガ氏は「終身大統領」を目指して2014年に憲法の再選禁止規定を撤廃。今年5月ごろからは次々と政敵を「ニカラグアの独立や主権を脅かした」などとして拘束するとともに、自身に批判的な主要新聞を発行停止に追い込むなど、なりふり構わぬ弾圧を行ってきた。

2868チバQ:2021/11/10(水) 10:34:10
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021110900227&g=int
欧米から非難の嵐 ロシアやキューバは擁護―ニカラグア大統領選
2021年11月09日07時16分

 【マナグア、モスクワAFP時事】中米ニカラグアの大統領選に対し、欧米各国から8日、激しい非難が浴びせられた。2007年から権力を握り続けるオルテガ大統領は、少しでも有望そうな対立候補は6月以降、次々逮捕して7日の投票日を迎えた。国際監視団もいなかった。外国の報道機関も取材を拒否された。

 オルテガ氏の当確が伝えられると、スペイン政府は8日、「反民主主義の茶番劇」と非難した。英政府も「名前だけの選挙だった」と切り捨て、ブリンケン米国務長官は「オルテガ大統領・ムリジョ副大統領夫妻の反民主的活動に手を貸した者たち」への制裁を警告した。
 中米では隣国コスタリカが「信頼できるとか、(政府の)干渉を受けていないとか、自由で公正で包括的だとか」そうした要素を全く見いだせないと嘆いた。南米ではウルグアイとコロンビアが、発表された選挙結果を認めないと表明した。
 これに対し、ロシアのラブロフ外相は8日、モスクワで記者会見し「ニカラグアの選挙を否定した米国は他の国にも同じことをするよう呼び掛けている。許し難いと考えるし、こうした姿勢を強く非難する」と反発した。

2869チバQ:2021/11/12(金) 14:55:59
v新たな統治評議会発足 軍主導を誇示 スーダン
11/12(金) 14:42配信

時事通信
 【カイロ時事】クーデターで実権を握ったスーダン軍を率いるブルハン氏は11日、自らをトップとする新たな統治評議会の発足を発表した。

 国営メディアが伝えた。ブルハン氏は2023年の選挙を通じた民政移管を約束しているが、当面は軍主導で国政運営を担う方針を明確にした形だ。

 スーダンでは10月下旬のクーデターで、ブルハン氏が統治評議会と暫定政権の解散を宣言。19年から続いた軍民共同統治が崩れ、民主化プロセスが行き詰まった。米国による経済支援停止など国際社会の圧力が強まっているが、軍が軟化する兆しは見えない。 https://news.yahoo.co.jp/articles/c8cb770f14d44ed945bf52057327be19272e6e57

2870チバQ:2021/11/12(金) 15:08:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/a70d1865c46441cc8289e69c63a9d1cc72756fd5
F・デクラーク氏死去、85歳 白人最後の南ア大統領、ノーベル平和賞
11/11(木) 19:48配信

時事通信
南アフリカのフレデリク・デクラーク元大統領=2018年7月、南部ケープタウン(AFP時事)

 【ロンドン時事】南アフリカでアパルトヘイト(人種隔離)の撤廃に大きな役割を果たし、ノーベル平和賞を受賞したフレデリク・デクラーク元大統領が11日、がんのため南部ケープタウンの自宅で死去した。

【写真】ノーベル平和賞を受賞した南アフリカのネルソン・マンデラ氏とフレデリク・デクラーク氏

 85歳だった。FWデクラーク財団が発表した。

 財団は声明で「がんとの闘いの末、11日朝に自宅で静かに息を引き取ったことを、深い悲しみと共にお知らせする。葬儀に関しては追って遺族から発表される予定だ」と述べた。

 ヨハネスブルク生まれ。弁護士を経て与党・国民党の下院議員となり、1989〜94年、白人体制最後の大統領を務めた。東西冷戦が終わる中、時代の節目を担ったデクラーク氏は、黒人融和政策を推進。国家反逆罪などによる終身刑で服役していた反アパルトヘイト闘争の英雄ネルソン・マンデラ氏を釈放したほか、人種登録法、集団地域法などアパルトヘイト法を全廃した。

 94年に全人種選挙を経て発足したマンデラ政権下では、ターボ・ムベキ氏(99〜2008年に大統領)と共に副大統領を務めたが96年に辞任。97年、政界から引退した。

 ノーベル賞は93年、マンデラ氏と共同で受賞した。マンデラ氏も13年、95歳で死去している。

2871チバQ:2021/11/15(月) 20:15:17
"アルゼンチン、中間選挙で野党勝利 大統領再選に影、政権に亀裂:時事ドットコム" https://www.jiji.com/amp/article?k=2021111500799&g=int


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 【サンパウロ時事】アルゼンチンで14日、フェルナンデス左派政権の行方を占う中間選挙が行われ、中道右派の野党連合が上下両院で議席を伸ばして勝利した。上院(定数72)の3分の1、下院(定数257)の約半分の127議席が改選され、現地メディアによると、中道左派の与党連合が上院で維持してきた過半数を失った。
 与党連合の議席は上院で改選前から6、下院で2減少。野党連合は上院で6、下院で1増やす見込みだ。選挙後の議席は、上院が与党連合35、野党連合31。下院は与党連合118、野党連合116となる。
 全国的な得票率は野党連合が大きく上回っている。ロイター通信によれば、2023年の次期大統領選で野党連合からの出馬が有力視される首都ブエノスアイレスのロドリゲス・ラレタ市長は「われわれは大きなステップを踏み出した」と勝利を祝った。
 政権内では、アルベルト・フェルナンデス大統領をしのぐ影響力を持つとされるクリスティナ・フェルナンデス副大統領が発言力を強めており、ここ数カ月で亀裂が深刻化している。今回の敗北で副大統領の発言力が増せば、大統領の再選出馬を脅かしそうだ。(2021/11/15-16:55)

2872チバQ:2021/11/15(月) 20:43:45
"アルゼンチン議会選挙 大統領率いる与党連合 敗北の見通し | 海外の選挙 | NHKニュース" https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211115/amp/k10013348131000.html
アルゼンチン議会選挙 大統領率いる与党連合 敗北の見通し

2021年11月15日 12時34分

南米のアルゼンチンでは14日、議会選挙が行われ、新型コロナウイルスの感染の拡大や経済の低迷などへの不満からフェルナンデス大統領が率いる左派の与党連合が右派の野党連合に得票率で下回り、敗北する見通しとなりました。

南米のアルゼンチンでは14日、上院の3分の1と下院のおよそ半数の議席が改選となる議会の中間選挙が行われました。

現地メディアによりますと、議会下院では開票率が95%余りの時点でフェルナンデス大統領が率いる中道左派の与党連合は得票率がおよそ33%にとどまる一方、中道右派の野党連合はおよそ42%となっています。

また、議会上院でも野党連合が20ポイント近くリードしていて、与党連合は上下両院で議席が過半数割れする見通しだとしています。

アルゼンチンでは、新型コロナウイルスの感染の拡大を受けて隔離措置などを導入したにもかかわらず、500万人以上が感染し11万人を超える死者が出ています。

また、年率で50%を超えるインフレも続き、人口のおよそ4割が貧困に陥るなど経済も低迷していて、今回の議会選挙の結果は政府に対する国民の反発の高まりがあらわれたものと受け止められています。

2873チバQ:2021/11/15(月) 20:54:20
"カダフィ大佐の息子、大統領選に立候補 リビア(AFP=時事) - Yahoo!ニュース" https://news.yahoo.co.jp/articles/b0e726f62dd8cebc128af4a793640b3ac4ac71aa

【AFP=時事】リビアで長期独裁体制を敷いた故ムアマル・カダフィ(Moamer Kadhafi)大佐の息子で、後継者と目されていたセイフイスラム(Seif al-Islam Kadhafi)氏(49)が14日、来月実施予定の大統領選挙に立候補を届け出た。
セイフイスラム氏の所在はここ数か月分かっていなかった。立候補の表明で、一躍最有力候補となった。
 大統領選は来月24日に実施。リビア初の直接選挙となる。同国では2011年のカダフィ政権崩壊後、内戦状態が続いていたが、国連(UN)の主導で昨年、実施が決まった。
 セイフイスラム氏は、11年に反政府運動を弾圧した容疑で国際刑事裁判所(ICC)が逮捕状を出しているが、選挙管理委員会は、同氏は立候補の条件をすべて満たしているとしている。
 セイフイスラム氏は動画で、イスラム教の聖典コーラン(Koran)の一節を引用し、「神の祝福がありますように」と支援者に感謝した。
 セイフイスラム氏の立候補をめぐっては、市民から否定的な声が上がっている。首都トリポリで取材に応じたある男性は「問題解決にはならず、状況をさらに複雑にするだけだ」と話し、立候補は誤りだとの考えを示した。【翻訳編集】 AFPBB News

2874チバQ:2021/11/16(火) 11:22:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/2ae34a3198e2d189ff85d5c0cb29db612e7f4f26
政敵7人「排除」して当選した大統領…妻の副大統領ら8人の資産を英外務省が凍結
11/16(火) 10:34配信
 【リオデジャネイロ=淵上隆悠】米英両政府は15日、7日に野党候補者らを排除して行われた大統領選で、現職のダニエル・オルテガ大統領が連続4期、通算5度目の当選を決めたニカラグアに対し、それぞれ追加制裁を科したと発表した。

 米財務省は、ニカラグアの検察や政府高官ら9人を新たに制裁対象に指定した。米国内の資産を凍結し、米国人との取引を禁じる。英外務省も、オルテガ氏の妻ロサリオ・ムリジョ副大統領ら8人の資産を凍結するなどした。

 オルテガ氏は、野党の有力候補7人を逮捕するなど政敵を排除した大統領選を強行。不当な選挙だと批判を受け、これまでに米国や欧州連合(EU)が選挙結果を受け入れないなどと表明した。一方、ロシアやキューバ、ベネズエラはオルテガ氏に祝意を寄せている。

2875チバQ:2021/11/16(火) 11:23:17
https://www.yomiuri.co.jp/world/20211108-OYT1T50045/?ref=yahoo

政敵7人逮捕した独裁者、5度目の当選確実視…ニカラグア大統領選の投票終わる
2021/11/08 09:5
 【サンホセ(コスタリカ)=淵上隆悠】中米ニカラグア大統領選は、7日午後6時(日本時間8日午前9時)に投票が締めきられた。政敵を排除して臨んだ左派ダニエル・オルテガ大統領(75)の連続4回、通算5度目の当選が確実視されている。8日未明(同8日夜)にも大勢が判明する見通しだ。

7日、コスタリカの首都サンホセにあるニカラグア大使館前で、抗議活動を行うニカラグア人ら(7日)=淵上隆悠撮影
 オルテガ氏は5月以降、有力候補7人を逮捕し、批判的な野党についてもすべて政党資格を 剥奪はくだつ した。独裁的な手法に、米政府や欧州連合(EU)などは懸念を強めている。


 弾圧を逃れた野党関係者やジャーナリストらが多く滞在するコスタリカの首都サンホセでは、数千人のニカラグア人が大通りを練り歩いて抗議の声を上げた。マイクを握ったケビン・モンソンさん(21)は「民意は投票箱の中ではなく、ここにある」と訴えた。

2876チバQ:2021/11/16(火) 16:19:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/bb70c02aebd77e3523db6c9d6fe3624d758efddf
アルゼンチン中間選挙、与党が過半数割れ 次期大統領選へ暗雲
11/16(火) 12:33配信
 アルゼンチンで14日、上下両院の議会選が実施され、地元メディアなどによると、与党連合「全国民のための戦線」が上院で過半数を失った。2023年の次期大統領選の前哨戦とされ、左派フェルナンデス政権は今後、厳しい政権運営を余儀なくされそうだ。


 今回の選挙では上院(72議席、任期6年)の3分の1、下院(257議席、任期4年)の約半数が改選された。4年に1度の大統領選の中間年に行われるため、「中間選挙」と位置付けられている。開票作業はほぼ終了し、与党連合は上院で改選前の41議席から35議席に減らし、下院でも120議席から118議席に微減となる見通し。得票率は両院とも右派の野党連合「変革のために共に」が与党連合を上回っている。

 アルゼンチンは経済の低迷が深刻で、失業率は10%近く、貧困率も40%を超える。19年に初当選したフェルナンデス大統領は貧困層対策などを重視してきたが、新型コロナウイルスの感染拡大を抑えきれず、ワクチンの調達も遅れ、国民の不満が高まっている。【サンパウロ中村聡也】

2877チバQ:2021/11/17(水) 09:47:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/77e65c86c0596bdd168b88af97a56e9e5ed94ddb
リビア、ハフタル氏が大統領選へ出馬表明 対立勢力や市民反発の恐れ
11/17(水) 9:37配信

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毎日新聞
リビアの民兵組織「リビア国民軍」(LNA)の指導者のハフタル氏=アテネで2020年1月17日、AP

 内戦による東西分裂が続くリビアで、東部拠点の民兵組織「リビア国民軍」(LNA)の指導者ハフタル氏が16日、12月の大統領選への立候補を表明した。ロイター通信が伝えた。紛争の主要当事者の出馬に対し、これまで対立してきた西部勢力や市民の反発が強まる可能性がある。

 リビアでは2011年のカダフィ独裁政権崩壊後、複数の武装勢力が割拠する内戦状態に陥った。15年以降は東西両勢力の争いが続いた。20年10月の停戦合意を受け、紛争終結を目指して今年12月24日に大統領選と議会選が予定されている。

 ハフタル氏は出馬を表明したテレビ演説で「選挙はリビアが危機から脱するための唯一の道だ」と訴えた。

 大統領選には故カダフィ大佐の次男で実力者だったセイフイスラム氏も立候補を届け出ている。ただ、選挙規定に関する合意がまとまらない状況にあり、国際社会が求める公正な選挙の実施を危ぶむ声も出ている。【カイロ真野森作】

2878チバQ:2021/11/17(水) 09:49:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/05882963e26c38a0bea4e28a5df16390f6c44074
リビア大統領選、有力者が立候補 「自由で公平な選挙困難」指摘も
11/17(水) 7:12配信

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朝日新聞デジタル
大統領選への立候補を表明したハフタル氏。リビア国民軍(LNA)提供=ロイター

 内戦によって国家の分裂が続いた北アフリカのリビアで来月に予定される大統領選で、有力武装組織を率いたハフタル氏が16日、立候補を表明した。長期独裁体制を敷いたカダフィ大佐の次男も14日に立候補した。ただ、政治勢力間の対立などで、選挙の実施にこぎ着けるまでには紆余(うよ)曲折がありそうだ。

【写真】大統領選への立候補を表明したカダフィ大佐の次男セイフルイスラム氏(左)。選管当局提供=AP

 10年前に中東で起きた民主化運動「アラブの春」を受け、リビアでは42年間続いたカダフィ独裁政権が崩壊。東西に分かれる内戦が起きたなか、ハフタル氏は東部の武装組織「リビア国民軍(LNA)」を指導する。LNAはアラブ首長国連邦(UAE)やロシア、エジプトなどの支援を受け、国連が認める西部の暫定政府を攻撃した。

 外国軍や外国人傭兵(ようへい)も入り乱れて混迷が深まるなか、暫定政府とLNAは昨年10月に停戦で合意した。今年3月には暫定統一政府が発足し、来月24日に大統領選と議会選が行われることが決まった。

 だが、首都トリポリなどの西部に住む住民には、激しい戦闘に深くかかわったハフタル氏の出馬には反発も多いとみられる。同氏は演説で、「(選挙が)リビアが混乱から抜け出す唯一の道だ」と訴えた。

 選挙はリビアの安定化に向けた試金石で、12日にフランスで開かれた国際会議では、期日通りの選挙実施を目指すことで一致した。ただ、政治の混乱は収まっておらず、傭兵部隊などの撤退も進んでいない。武装勢力が支配する地域では、自由で公正な選挙の実施は難しいとの指摘もある。

 大統領選をめぐっては、カダフィ大佐の後継者と言われた次男セイフルイスラム氏も立候補を表明したほか、暫定統一政府で首相を務めるダバイバ氏の出馬も取りざたされている。セイフルイスラム氏は、市民への弾圧などで国際刑事裁判所から人道に対する罪で逮捕状が出ている。(イスタンブール=高野裕介)

2879チバQ:2021/11/20(土) 09:49:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/f6aaa3fa7eba13eb72e7ae5b6308fa2b877f349cニカラグア、OAS脱退手続きを開始 大統領選批判に反発
11/20(土) 9:09配信

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時事通信
 【サンパウロ時事】中米ニカラグアのモンカダ外相は19日、米州全35カ国から成る米州機構(OAS)の脱退手続きを開始したことを明らかにした。

 ニカラグアでは7日に反体制派を排除して大統領選が実施され、反米左派のオルテガ大統領が連続4選を決めたが、OASは「民主的正統性がない」と選挙を批判していた。

2880チバQ:2021/11/20(土) 18:52:16
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20211120k0000m030187000c.html
ベネズエラ地方選 マドゥロ政権派圧勝か 4年ぶり野党参加、乱立で
2021/11/20 16:52毎日新聞

 南米ベネズエラで21日、統一地方選が投開票される。独裁色の強い反米左派のマドゥロ政権主導の選挙は不正が行われるとしてボイコットしてきた主要野党にとっては4年ぶりの選挙戦だが、足並みは乱れており、与党が圧勝する可能性が高い。

 選挙管理当局によると、全23州の知事や首都カラカスを含む全335の市長など計3082のポストを巡り、7万人以上が立候補している。有権者は約2100万人。

 主要野党は、与党が圧勝した2017年10月の知事選で不正があったとして、マドゥロ政権下では公平な選挙が不可能だと主張。18年5月の大統領選や20年12月の国会議員選などをボイコットしてきた。

 今回、参加を決めた背景には、19年に暫定大統領就任を宣言した野党指導者のグアイド氏の下で成果が出せない中、マドゥロ氏が三権の中で唯一掌握できていなかった国会を支配下に置くなど野党の存在感が低下していることへの危機感があるとみられる。欧州連合(EU)から選挙監視団が派遣されることなども背中を押した模様だ。

 だが、グアイド氏の所属政党、大衆意志党を含む72政党が参加する野党側は方針の違いから候補者が乱立。ロイター通信などによると、こうした事情と選挙への不信感から投票率は低水準にとどまる見通しだ。

 マドゥロ氏率いる統一社会党など9政党で構成される与党側は統一候補を擁立しており、圧勝する公算が大きい。野党側は4州で知事ポストを有するが、今回で全て失う可能性もある。

 ベネズエラではハイパーインフレなどに伴い、経済危機が深刻化している。マドゥロ、グアイド両氏の対立を含む事態打開に向けて、政権側と野党側はノルウェー政府の仲介により8月からメキシコで対話を続けてきた。しかし、10月に政権側メンバーで米国から資金洗浄容疑で訴追されていた実業家が拘束先の西アフリカのカボベルデから米国に引き渡されると状況が一変。政権側が対話の中止を発表し、再開のめどは立っていない。【サンパウロ中村聡也】

2881チバQ:2021/11/20(土) 18:57:35
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20211120k0000m030211000c.html
チリ大統領選、新自由主義政策が争点に 「南米の優等生」の行方は
2021/11/20 17:36毎日新聞

チリ大統領選、新自由主義政策が争点に 「南米の優等生」の行方は

左派のガブリエル・ボリッチ下院議員=チリの首都サンティアゴで2021年11月15日、AP

(毎日新聞)

 南米チリで21日、中道右派セバスティアン・ピニェラ大統領(71)の任期満了に伴う大統領選が投開票される。2019年10月の反政府の抗議デモ以降、チリでは貧富の格差是正を求める声が高まると同時に治安が安定しない状態が続く。新自由主義政策を早くから取り入れ、経済成長を続けてきた「南米の優等生」はどこに向かうのか――。

 チリの大統領の任期は1期4年で、現職は出馬できない。候補者は計7人いるが、地元世論調査機関カデムの支持率調査では、新自由主義政策の転換を迫り格差是正を訴える左派連合の候補のガブリエル・ボリッチ下院議員(35)と、治安回復に意欲を示す右派で共和党党首のホセ・アントニオ・カスト氏(55)による事実上の一騎打ちの構図だ。

 1回目の国民投票で過半数に達した候補者がいない場合、12月19日に上位2人の決選投票が行われる。チリはピノチェト軍事独裁政権(1973〜90年)からの民政移管後、中道左派と中道右派が政権を握ってきた。英エコノミスト誌はチリの今回の大統領選を「両極の戦い」と評する。

 主要な争点の一つは、格差是正だ。ピノチェト軍事独裁政権は70年代、「シカゴ・ボーイズ」と呼ばれる米シカゴ大学で学んだ新自由主義派の学者たちに経済政策を委ねて、市場原理を最優先する新自由主義政策にかじを切った。チリはその後も輸出市場拡大に向けて自由貿易協定(FTA)を広げる外交戦略を推進。18年3月には環太平洋パートナーシップ協定(TPP)に署名した。歴代政権は新自由主義政策を踏襲し、経済成長が続いてきたが、一方で貧富の格差が広がり、中間層以下の国民には不満がある。

 「チリが新自由主義の起源だったならば、それはまた墓場になるだろう」

 地元紙テルセラなどによると、学生運動のリーダーだったボリッチ氏は7月、各党派の候補者を選出する予備選の勝利後の演説で、新自由主義に真っ向から挑む発言をし、既得権益層を震え上がらせた。

 地方出身のボリッチ氏は最年少候補で、11年にチリ大学の学生連合代表として大学授業料の無償化を求めるデモで頭角を現すと、中退して14年には下院議員に転身した。

 カデムの調査によると、支持率は今年10月半ばまで20%台をキープして首位を独走。現在は19%で2位に転落したが、依然として若者や低所得者、地方在住者の支持を集めている。

 ボリッチ氏は7月の予備選で公約として「TPPを含む新たな貿易協定は結ばない」を掲げ、すでに署名したTPPの批准を阻止するものとして物議を醸した。11月1日に発表した最終的な公約では、富裕層に対する増税などを掲げるものの、貿易協定については「一方的な変更はしない」とトーンダウンしている。

 ボリッチ氏を巡っては、左派連合にベネズエラの反米左派、マドゥロ政権などを支持する共産党が含まれていることを不安視する声もある。

 一方、17年に続く2度目の出馬となるカスト氏は、泡沫(ほうまつ)候補とみられていたが、19年のデモから2年を迎えた今年10月、デモ隊の一部が略奪に走るなど暴徒化したことを受けて、治安回復を訴えたカスト氏の支持率が急上昇。25%を獲得して首位に躍り出た。

 背景には、デモ隊の暴力行為に対し「格差是正を求める国民の怒り」と容認姿勢を示してきた左派勢力に対する国民の不満があり、キリスト教福音派など保守勢力の左派批判の受け皿となっている。ベネズエラなどから増加傾向にある移民に対しても厳しい立場だ。経済面では新自由主義政策を踏襲する意向を示し、減税を訴えるなど支持上積みも図っている。

 ただ、LGBTなど性的少数者に否定的な見解に対し、敬遠する声も多い。17年の大統領選の敗北後に「ピノチェト氏が生きていれば、彼に投票していただろう」と軍事独裁政権を支持するような発言をするなど、ピノチェト派とみられていることも批判を受けている。

 チリでは、死者が出た19年10月の抗議デモが契機となり、今年7月にピノチェト軍事独裁政権下に制定された現憲法に代わる新憲法を作るための制憲議会が発足した。現憲法では大企業が優遇され、あらゆる分野で民営化が進み、格差拡大の原因となったとの批判が上がっており、左派系と独立系が主導権を握る制憲議会は、年金や教育といった社会権の充実などを重視するとみられる。新憲法の草案の可否を問う国民投票は22年に予定されている。【サンパウロ中村聡也】

2882とはずがたり:2021/11/21(日) 15:53:21

スーダン軍、民主派と首相復職に合意
2021/11/21 15:51 (JST)
c 一般社団法人共同通信社
https://nordot.app/835045238697656320?c=39550187727945729

 【カイロ共同】クーデターを起こしたスーダン軍は20日、解任したハムドク首相の復職と、拘束している政治家らの解放を民主派と約束した。民主派政党の幹部がロイター通信に明らかにした。

2883チバQ:2021/11/22(月) 10:51:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/5d2ce04ed2739507aa382880989a51a56abd5ba3
左右両派の決選投票へ、南米チリ 任期満了に伴う大統領選
11/22(月) 10:14配信

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共同通信
 【カラカス共同】南米チリで21日、中道右派ピニェラ大統領の任期満了に伴う大統領選が実施された。7人が争う中、当選に必要な過半数を獲得する候補はおらず、右派の弁護士ホセアントニオ・カスト氏(55)と左派の下院議員ガブリエル・ボリッチ氏(35)が12月19日の決選投票に進むことが決まった。同国メディアが報じた。

 開票率約71%でカスト氏の得票は約28%、ボリッチ氏は約25%。与党候補の支持率は低迷した。

 有権者数は約1500万人。現職の連続再選は認められていない。新大統領の就任日は来年3月11日で、任期は4年。

2884チバQ:2021/11/22(月) 20:26:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/c0146d407a7625f5337e828a58b15c3cd796037a
チリ大統領選 右派の弁護士と左派の下院議員が決選投票へ 来月19日
11/22(月) 18:05配信

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産経新聞
【ニューヨーク=平田雄介】南米チリで21日、ピニェラ大統領の任期満了に伴う大統領選が実施された。7候補が争う中、当選に必要な過半数を獲得する候補はおらず、右派の弁護士ホセアントニオ・カスト氏(55)と、左派の下院議員ガブリエル・ボリッチ氏(35)が12月19日の決選投票への進出を決めた。同国メディアが報じた。中央選管当局によると、開票率約97%でカスト氏の得票率は約27・9%、ボリッチ氏は約25・8%。

〝南米の優等生〟とされる経済成長の陰で拡大した格差解消と、それに対する抗議デモの暴徒化阻止など治安強化が争点。ボリッチ氏は未批准の環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)を含む自由貿易協定の見直しを主張している。

首位のカスト氏は元下院議員。ピノチェト軍事政権以来の新自由主義的な経済政策を評価し、2019年10月の首都サンディアゴの地下鉄料金値上げに対する抗議デモに端を発した一連の暴動を「決して肯定しない」と治安の強化を訴える。

先住民族の犯罪やベネズエラからの不法移民を厳しく取り締まる方針を掲げ、同性婚や人工妊娠中絶への反対姿勢は、ブラジルのボルソナロ大統領やトランプ前米大統領に例えられる。

ボリッチ氏は学生運動出身で、新自由主義的な経済政策を「墓場に入れる」と主張する。「富裕層への増税や公的支援の拡充」を訴え、格差解消を求める左派層の支持を集めた。10月末まで支持率トップを走っていたが、「暴動で逮捕された人の恩赦を求める」などの訴えをカスト氏に批判され、終盤で逆転された。

両氏の決選投票を想定した世論調査の支持率は拮抗している。調査会社カデムによるとカスト氏44%に対しボリッチ氏が40%。アクティバ社の調査ではカスト氏32・8%に対しボリッチ氏は32・9%だった。

新大統領の就任日は来年3月11日で任期は4年。憲法は大統領の連続再選を禁じており、現職の中道右派ピニェラ氏は立候補できない。カスト氏とボリッチ氏が支持を広げる中、06年以降4年ずつ交互に政権を担った中道左派と中道右派が擁立した2候補は伸び悩み、チリ国内の政治勢力は左右に二極分化した。

南米はボリビアで昨年11月、ペルーでは今年7月に左派政権が発足。中米ホンジュラスで今月28日実施される大統領選でも「貧困と格差の是正」を訴える左派が支持率で首位に立った。

ブラジルでは来年10月の大統領選への出馬が有力視される左派元職ルラ氏が右派現職ボルソナロ氏を支持率で上回る。チリの決選投票は「左派ドミノ」の行方を占う試金石ともなる。

2885チバQ:2021/11/23(火) 08:52:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/37916e799cf9b45ed3ca17e7175eb5459f62e06f
大虐殺と首都戦場化の危機にあるエチオピア
11/23(火) 6:01配信

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andreonegin / DancingMan / iStock / Getty Images Plus

 エチオピアでは政府軍と北部のティグレ人勢力との内戦がエスカレートしており、大規模な虐殺の懸念がある。

 昨年11月初め、ティグレ州に対する政府軍による武力討伐が開始され、1カ月足らずで州都を含む大半の地域は制圧され、ティグレ人民解放戦線(TPLF)は山岳部に逃げ込んで抵抗を続けるも、アビィ首相による勝利宣言が出された。他方、政府は同州全体に対する食料供給などを遮断し続け、また、非人道的な弾圧行為などが行われたことから米国やEUがエチオピアに対し経済制裁を課すような状況であった。

 ところが、6月末に至り、TPLFが州都メケルを奪還、政府軍がティグレ州から撤退する事態が生じた。これは、スーダンとの国境紛争への対処やティグレ州全体を包囲するための戦略的撤退とも見られていたが、状況はここにきて更にTPLF側に劇的に有利に展開してきた。

 反政府民族団体9派の同盟が成立し、TPLFは北から、オロモ族のオロモ解放軍(OLA)が南側から進軍し、TPLFは、首都まで250〜300㌔のところまで進出してきているという。OLAは11月初めに、首都アディスアベバが数カ月あるいは数週間以内に陥落する可能性があると述べた。

 政府は、9派の同盟は宣伝行為に過ぎず、アビィ政権も強気の姿勢を崩していないが、11月2日には、全土に非常事態宣言を布告し、首都のティグレ人を拘束し始め、首都市民に地域ごとの自衛のための組織化を求めるなど、危機感は露わである。

 同5日には、米国は自国民にエチオピアからの退去勧告を発出し、国連では、中国、ロシアも加わって停戦と休戦交渉を求める安保理のプレス発表が行われた。中国としても自らが支援するアビィ政権の状況が深刻であるが故に、内政問題であるので安保理は関与すべきでないといった原則論を引っ込めている。

 アビィ政権は、米国やEUから人権侵害の停止や停戦するよう圧力を受ける一方、国連では、ロシア、中国の支持を得て、イラン、トルコ、中国などからは無人機などの兵器の供給、資金面ではサウジアラビアやアラブ首長国連邦の支援を得ている。軍事面で有利であるはずのアビィ政府軍がなぜにこのように劣勢となってしまうのか一つの疑問である。

 アビィ政権は先の総選挙で圧勝し、国民の支持も得たとは言え、ティグレ州は除外され、オロモ族系政党は選挙をボイコットし、事前に有力な政敵を排除するなど、完全に公正で民主的な選挙とは言い難い面もあった。また、ナイル巨大ダムで対立するスーダンやエジプトが反乱側に何らかの便宜を図っている可能性もあろう。

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2886チバQ:2021/11/23(火) 08:53:04
 根本的な問題は、エチオピア国民の間には、長年民族の連合体としての国家観やそれに基づく政治的主張が定着しており、アビィの掲げる理想である中央集権的な脱民族主義的国家観が未だ十分な共感を得ていないことにあるのではないかと思われる。そしてこれが、政府軍の士気にも影響しているようにも見える。特に、民族意識の強いオロモ族、ティグレ族にとり、アビィの中央集権強化は、帝制時代やメンギスツの共産主義政権への回帰を連想させた。

政府と反政府の交渉は容易ではない
 2018年、アビィは、長年にわたるティグレ族政権に対する国内の反発を背景に、多数派のオロモ族出身者(母親はアムハラ族)としては初めて首相に就任した。民族融和とリベラル的政策を推進し、エリトリアとの和平実現といったものでノーベル平和賞を受賞するなど、エチオピアの将来に対する期待を高めた。

 しかし、ティグレ族政権下での利権構造や腐敗の摘発などに対するTPLFの反発と離反、そして民族連合政権から民族を超えた大政翼賛的な与党の設立に対する民族主義者の反発、オロモ族内のライバルや過激民族派との対立もあり、アビィは権力維持のためにかなり強権的な手法をとるようになっていった。また、オロモ族民族派からすれば、アビィの中央集権化は、結局ライバル意識がある歴史的支配勢力のアムハラ族の地位を復活させる恐れがあるとしてその離反を招くこととなった。

 政府側、反政府側双方が非人道的な残虐行為を行っている様であり、反政府側はアビィの退陣を要求しており、他方、政権側はTPLFもOLAもテロリスト団体と指定しているので、双方とも交渉のテーブルに着くのは容易ではないであろう。

 民族間の大量虐殺や首都を戦場とする武力衝突が生ずる可能性は極めて高く、ここ数週間が正念場であろう。アフリカ連合(AU)は、オバサンジョ元ナイジェリア大統領を仲介のための特使に指名し、政権側はこれを受け入れたが、TPLF側が難色を示しているとの情報もある。

 問題の根本的な解決は容易ではないが、当面の大量虐殺といった事態を避けることが最優先であり、その為には、国連や欧米による働きかけに加えて、アフリカ人による仲介がより期待できるようにも思える。

岡崎研究所

2887チバQ:2021/11/23(火) 08:54:11
https://wedge.ismedia.jp/articles/-/23575?utm_source=headlines.yahoo.co.jp&utm_medium=referral&utm_campaign=relatedLink
2021年7月19日
国家としての統一性が揺らぎはじめたエチオピア内戦
岡崎研究所
 エチオピアの内戦で、6月28日に大きな動きがあった。すなわち、エチオピア北部のティグライ人反政府勢力が、アフリカ最大の2つの軍隊であるエチオピア軍とエリトリア軍を撃破し、州都メケルを奪還した。

 エチオピアとエリトリアの正規軍に封鎖され山岳地帯でゲリラ戦を続けていた、TPLFが州都のメケルを奪回したことは驚きである。エチオピア軍は空軍力も動員しており、投入される兵員の規模や装備、補給の面で圧倒的に有利であったはずである。地の利を知り尽くしたティグライ人の勇猛果敢さや、アビィ政権に対する欧米の圧力の効果もあったのであろう。エリトリア軍の撤退については、4月のG7外相会議の際に既にアビィ首相より伝えられていた。

 6月21日には、延期されていたエチオピアの総選挙が行われた。ティグライ州を含む全体の5分の1の選挙区では、治安等を理由に選挙が行われず、また、一部の野党がボイコットする等、完全に公正な選挙とは言い難いが、アビィ政権に対する信任投票の性格があった。7月10日にエチオピアの選挙管理委員会が発表したところによれば、与党「繁栄党」は人民代表議会(下院、定数547)において、投票が実施された436議席のうち410議席を獲得した由である。政権側の圧勝である。アビィとしては、その新たな信任を踏まえて、ティグライ問題についての対応を再検討するつもりであろう。

 また、エチオピア政府軍の撤退については戦略的な意図があることも疑われる。撤退したといっても、同州全体の封鎖を続けており、食料を遮断する作戦である可能性もある。同州では既に100万人が飢餓状態に陥る危機にあると云われており、同地域の人道的危機が続くことが懸念される。

 今後の情勢については、現地の軍事情勢の帰趨にもよるが、TPLFとしては、自力で補給路を求めるとすれば、スーダンとの提携を模索するしかなく、国境地帯を占拠しているアムハラ族の民兵勢力が、当面の攻撃対象となる。

 国連安保理では、中国やロシアがこれは内政問題であるとして国連の介入に反対しており、むしろ紛争を国際化することが人道危機解決につながるのかもしれない。

 アビィとTPLFの和解は容易ではなく、これを契機に、民族の枠を超えた中央集権国家を目指すアビィ政権と有力な民族を基盤とする地域政党の間の対立が深まり、エチオピアの国家としての統一性が揺らぐ懸念がある。7月3日付のエコノミスト誌の記事は「メケルの奪還は、数週間で終わるとアビィ政権が考えていた内戦の転換点となる。ティグライを武力で屈服させるアビィの試みが頓挫しただけでなく、アフリカで第二の人口を有する民族派閥により構成される連邦国家が崩壊する恐れがある」「欧米の外交官や地域の国々の政府関係者が最も懸念しているのは、エチオピアの脆弱な民族連邦の安定性である。TPLF指導者は、未だ分離独立を呼びかけてはいないが、多くの若いティグライ人たちは、明確に分離独立を主張している」などと報じている。

2888チバQ:2021/11/23(火) 15:06:52
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20211122-567-OYT1T50210.htmlシドニーやメルボルン、日本人は隔離なしで入国へ…ワクチン接種や陰性証明が条件
2021/11/22 22:05読売新聞

 【ジャカルタ=川上大介】オーストラリア政府は22日、新型コロナウイルスワクチンの接種を終えた日本人の入国規制を大幅に緩和すると発表した。12月1日以降、最大都市シドニーやメルボルンなどへは、隔離なしで入国できるようになる。

 ワクチン接種のほか、出発までの3日以内にPCR検査を受け、陰性証明を提示することなどが条件となる。韓国に対しても同様に規制を緩和する予定で、豪政府は、「通常に戻り、世界に対して再び安全に開かれるようにしていく」としている。

 豪州は新型コロナ感染拡大の影響で昨春以降、外国人の入国を厳しく制限してきたが、今後は往来を増やし、経済活性化につなげる。

2889チバQ:2021/11/25(木) 08:41:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/c829cdb7279b21aad8e0aab8c638f762f149c275
英もエチオピア退避勧告 「近日中」に首都決戦か
11/25(木) 6:06配信

時事通信
 【ロンドン時事】政府軍と反政府勢力の衝突で緊迫化が伝えられるエチオピア情勢で、英外務省は24日声明を出し、「近日中に戦闘が首都アディスアベバへ接近する恐れがある」として、滞在する自国民に即時退避を呼び掛けた。

 
 声明は、首都で戦闘となれば「英国民が出国するための選択肢が極めて限定される」と警告。退避しない場合は「身の安全を守るための待避所」を確保するよう勧告した。仏独両国も23日、自国民にエチオピア出国を呼び掛けている。

2890チバQ:2021/11/25(木) 15:10:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/ad7d388273fa0ed2a2239dc875779c04d2259300
カダフィ大佐次男は失格 大統領選出馬認めず リビア
11/25(木) 14:40配信

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時事通信
リビアの最高指導者だった故カダフィ大佐の次男セイフイスラム氏=2010年3月、トリポリ(EPA時事)

 【カイロ時事】リビアの選管当局は24日、最高指導者だった故カダフィ大佐の次男で、12月に予定される大統領選に立候補を届け出たセイフイスラム氏について、出馬を認めない決定を下したと明らかにした。

 今後処分に不服を申し立て、混乱が広がる恐れもある。

 セイフイスラム氏は、カダフィ政権が崩壊した2011年の反政府デモ弾圧に加担した罪で15年に死刑判決を受け、17年に恩赦で釈放された。地元メディアは、過去の死刑判決が失格の原因とする見方を伝えた。

2891チバQ:2021/11/25(木) 20:37:24
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASPCT5VJGPCTUHBI00Y.html
大統領選立候補できない理由は「過去の死刑判決」 カダフィ氏次男
2021/11/25 20:01朝日新聞

大統領選立候補できない理由は「過去の死刑判決」 カダフィ氏次男

リビア・トリポリのホテルで記者会見するセイフルイスラム氏=2011年2月、AP

(朝日新聞)

 北アフリカ・リビアの選挙管理委員会は24日、来月に予定される大統領選で、独裁政権を率いた故カダフィ大佐の次男セイフルイスラム氏の立候補を拒否した。ロイター通信によると98人が立候補を届け出たが、選管はセイフルイスラム氏を含む25人について、立候補資格を満たしていないと判断した。

 セイフルイスラム氏は、カダフィ政権が崩壊した2011年の「アラブの春」の際に殺人を扇動したとして15年に死刑判決を受け、後に恩赦を受けた。リビアのメディアによると、選管は立候補を拒否した理由にこの点を挙げた。同氏には人道に対する罪で国際刑事裁判所からも逮捕状が出ている。

 一方、東部ベンガジを拠点とする武装組織「リビア国民軍」を率いたハフタル氏や、暫定統一政府のダバイバ首相らは立候補が認められた。

 リビアではカダフィ政権崩壊後の混乱が長引き、政治勢力が東西に分裂して内戦が再燃。昨年10月に停戦合意が実現し、国連の仲介で来月24日に大統領選と議会選を行う方向で準備が進んでいる。(カイロ=北川学)

2892チバQ:2021/11/26(金) 10:02:49
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021112500761&g=int
ソロモン諸島でデモ暴徒化 親中路線に反発か、豪は治安部隊派遣
2021年11月25日17時01分

24日、ソロモン諸島の首都ホニアラで、デモ隊が放火し、煙を上げる建物=ツイッターに投稿された動画から(AFP時事)
24日、ソロモン諸島の首都ホニアラで、デモ隊が放火し、煙を上げる建物=ツイッターに投稿された動画から(AFP時事)

【図解】ソロモン諸島
ソロモン諸島のソガバレ首相(左)と中国の李克強首相=2019年10月、北京(EPA時事)

 【シドニー時事】南太平洋の島国ソロモン諸島の首都ホニアラで24日、ソガバレ首相の退陣を求めるデモが行われ、一部が暴徒化した。政府は事態収拾を図ろうと36時間の外出禁止令を発令したが、25日も暴動が続き、オーストラリア政府は治安維持部隊を派遣した。反政府デモは、台湾とのつながりが深い一部州と中国寄りの政策を進める政権との対立が背景にあるとみられる。
【地球コラム】「AUKUS」という衝撃

 現地報道によると、24日、警察署などが放火され、中華街では略奪が起きた。警官隊が催涙ガスで応戦し、首都は大きな混乱に陥った。ソガバレ氏は同日夜、26日朝までの外出禁止令を発令し「政府は破壊行為の背後にいる人物を見つけようと取り組んでいる」と強調したが、25日も首都では略奪や放火が相次いだ。
 豪政府はソロモン政府の要請を受け、警察と軍合わせて100人以上を派遣すると決定。モリソン首相は記者会見で「目的は治安と安定を提供することだ」と強調した。

2893チバQ:2021/11/26(金) 10:03:59
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021112600221&g=int
コロナ新変異株に「強い懸念」 アフリカで拡大―ワクチン効果低下の恐れ・英保健省
2021年11月26日08時58分

25日、ロンドンで、医療関連の会合に臨むジャビド英保健相(AFP時事)
25日、ロンドンで、医療関連の会合に臨むジャビド英保健相(AFP時事)


 【ロンドン時事】英保健省は25日、アフリカ南部で広がっている新型コロナウイルスの新たな変異株に科学者の間で「強い懸念」が示されていると警告した。対象6カ国の渡航制限を強化する措置も発表した。新変異株はデルタ株より感染力が強く、ワクチンの有効性が弱まる恐れがあるという。
【図解】新型コロナウイルス 世界各国の状況

 新変異株は「B.1.1.529」。ワクチン開発の基になってきた従来のウイルスとは大幅に異なるスパイクたんぱく質を持ち「デルタ株の2倍」(ジャビド保健相)程度の変異を起こしている可能性があるとされる。BBC放送によると、専門家の一人は「これまで見た中で最悪」のウイルスだと指摘した。

2894チバQ:2021/11/29(月) 10:10:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/28e4e88c7da10f49af1a78ef90328211caf5ea29
中米ホンジュラスで大統領選 左派候補勝てば台湾断交も
11/29(月) 8:36配信

時事通信
 【サンパウロ時事】中米ホンジュラスで28日、任期満了に伴う大統領選挙が実施された。

 15人が立候補したが、左派野党連合のシオマラ・カストロ氏(62)と右派の与党・国民党のナスリ・アスフラ・テグシガルパ市長(63)による事実上の一騎打ち。結果は29日にも判明する見通し。同国は台湾と外交関係を結ぶ数少ない国の一つだが、カストロ氏が当選すれば台湾との断交に動く可能性がある。

2895チバQ:2021/11/29(月) 17:32:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/a62926827ddbfa64a98b586369f9b8b60d5ea8c2
親中左派の女性候補リード 中米ホンジュラス大統領選
11/29(月) 15:55配信
時事通信
28日、ホンジュラスのテグシガルパで演説する、大統領候補シオマラ・カストロ氏(AFP時事)

 【サンパウロ時事】中米ホンジュラスで28日、任期満了に伴う大統領選挙が実施された。

 中央選管当局の中間集計によると、開票率44・3%現在、中国との関係を重視する左派野党連合のシオマラ・カストロ氏(62)が得票率53.5%で他の14候補をリード。右派の与党・国民党のナスリ・アスフラ・テグシガルパ市長(63)が33・9%で追っている。カストロ氏が勝てば、同国初の女性元首となる。

 カストロ氏はツイッターで「国民よ、ありがとう。われわれは12年(の国民党政権下で)の涙と痛みを喜びに変えた。われわれは差別と派閥主義なしに、すべてのセクターとの対話を通じて繁栄と連帯の新時代を築く」と事実上の勝利宣言を行った。ホンジュラスは台湾と外交関係を結ぶ数少ない国の一つだが、カストロ氏が当選すれば台湾との断交に動く可能性がある。

2896チバQ:2021/11/29(月) 20:20:44
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20211129k0000m030373000c.html
ホンジュラス大統領選 左派野党カストロ氏優勢、与党アスフラ氏に差
2021/11/29 20:05毎日新聞

ホンジュラス大統領選 左派野党カストロ氏優勢、与党アスフラ氏に差

シオマラ・カストロ氏(中央)=ホンジュラスで2021年11月28日、AP

(毎日新聞)

 中米ホンジュラスで28日、フアン・エルナンデス大統領(53)の任期満了に伴う大統領選が投開票され、選挙管理当局によると、左派の野党、リブレのシオマラ・カストロ氏(62)が、首都テグシガルパの市長で、与党の右派、国民党のナスリ・アスフラ氏(63)を20ポイント近くリードしている。

 選挙管理当局の集計によると、開票率40%の時点でカストロ氏の得票率は53・44%、アスフラ氏は34・03%。AP通信によると、投票率は68%を超えた。

 ホンジュラスの大統領選には決選投票がない。15人が立候補していたが、事前の世論調査でも両者が上位を争い、事実上の一騎打ちとなっていた。エルナンデス氏は出馬しなかった。

 選挙管理当局は各陣営に対し公式結果が出るまで待つよう指示していたが、両陣営は既にいずれもツイッターで勝利宣言している。

 今回の大統領選の主な争点は治安と汚職問題だった。ホンジュラスでは貧困やギャングによる暴力が深刻化し、米国への移民を目指す人が続出。2019年にはエルナンデス氏の弟が麻薬密輸などの罪で有罪判決を受けたほか、エルナンデス氏自身にも麻薬密輸に協力した疑いが浮上するなど、汚職に対する国民の不満も高まっていた。

 ホンジュラスを巡っては、台湾や中国との関係も焦点に浮上している。現在は台湾と外交関係があるが、カストロ氏は大統領になれば「即座に中国との外交、貿易関係を樹立する」と表明し、国際社会からの関心が高まっている。

 カストロ氏は、中南米の左派政権と関係を強めたことで09年に軍のクーデターで失脚したセラヤ元大統領の妻。当選が確定すれば、ホンジュラス初の女性大統領になり、左派にとって09年以来の政権奪回となる。【サンパウロ中村聡也】

2897チバQ:2021/11/30(火) 08:24:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/b15b157360941066305b949075998b9ca203a398
エリザベス女王の君主制廃止 カリブ島国バルバドス、共和制へ 英影響力に陰り
11/30(火) 7:08配信

時事通信
エリザベス英女王(左)とバルバドス大統領に就任するサンドラ・メーソン氏(AFP時事)

 【ロンドン時事】カリブ海の島国バルバドスが30日、エリザベス英女王(95)を元首とする「英連邦王国」を離れ、立憲君主制から共和制に移行する。

 これにより「王国」メンバーは16カ国から15に減少。君主制廃止に関心を示す国は他にも複数あるとされる。君主制は形式的なものだが、同様の動きが広がれば、英国の国際的プレゼンスに影響が及ぶのは必至だ。

 人口約29万人のバルバドスは1966年に英国から独立。その後も元英植民地など54カ国で構成する英連邦に引き続き加盟し、このうち女王を元首に頂く「王国」にも残った。しかし昨年9月、「植民地の過去から脱却する」として共和制への移行を発表した。

 先月にはサンドラ・メーソン総督を初代大統領に選出した。メーソン氏は今月30日に大統領に就任、これによりエリザベス女王の元首としての役割は終わる。ただバルバドスは英連邦にはとどまる方向だ。

 君主制廃止は、大英帝国の植民地支配を受けてきた国々が、そうした歴史の象徴である英王室との結び付きを絶つことで過去を克服しようとする試みと言える。「王国」の一員が共和制を選んだのは1992年のモーリシャス以来。カリブのジャマイカやセントビンセント・グレナディーンでも共和制移行の是非が議論に上っているという。

 ロイター通信によると、キングス・カレッジ・ロンドンのリチャード・ドレイトン教授(帝国・世界史)は、バルバドスの決断は「特にカリブの英語圏諸国に重大な意味を持つ」と影響が波及する可能性を指摘。さらに、女王は70年近い在位期間を通じて「英連邦に深く関与し、加盟国と個人的な関係を築いてきた」とし、女王亡き後には「王国」に属するカナダやオーストラリアなどでも君主制廃止が「喫緊の課題」に浮上すると予測した。

2898チバQ:2021/12/04(土) 11:06:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/22fe8056240359e7ff2a3af51d8edef30d640a99
南ア「第4波入った」 オミクロン株で新規感染急増、前週の5倍超に
12/4(土) 8:49配信
 南アフリカのパーツァ保健相は3日に開いたオンライン会見で、新型コロナウイルスのオミクロン株によって感染者が急増している状況を「第4波に入った」と説明した。南ア国立伝染病研究所(NICD)は同日の新規感染者数を1万6055人(陽性率24・3%)と発表しており、1週間前の2828人から5倍超に増えた。

 パーツァ氏は会見で、現在の状況について「過去3回の波よりもはるかに急激に上昇している」と指摘した。一方で「病院の収容力が脅かされる段階には至っていない」と強調し、「(屋内集会を避けるなど)安全対策をすれば、多くの犠牲者を出すことなく制御できる」と主張した。新規感染者数の7〜8割を首都プレトリアなどがあるハウテン州が占めているという。

 会見に参加したンツァキシ・マルレケ博士によると、ハウテン州では2日時点で計1351人が入院しており、うち私立病院の病床の占有率は2割に達していないという。入院患者のうち74%についてはワクチンの接種の有無が明らかになっていないものの、23%はワクチン未接種者で、2%がワクチンを接種していた。マルレケ氏は「病気の重症度を下げ、入院の必要性を減らすために、ワクチンを接種してほしい」と呼びかけた。(ヨハネスブルク=遠藤雄司)

朝日新聞社

2899チバQ:2021/12/06(月) 16:57:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/a45b7da7db9450aad141113a3a71b3a7ad8d91aa
ガンビアで大統領選
時事通信
4日、バンジュールの投票所前に並ぶガンビアの人々(AFP時事)

 【バンジュールAFP時事】西アフリカのガンビアで4日、大統領選の投票が行われた。

 1994年のクーデター以来22年間も独裁体制を敷いたジャメ前大統領が2017年に赤道ギニアに亡命して以降では、初の大統領選となった。

 今回の選挙は、再選を目指すバロウ大統領(56)に5人の候補が挑む構図。人権派弁護士としてジャメ独裁政権と闘ってきたダルボエ前副大統領(73)が対立候補の中では勢いがあるとみられている。

2900チバQ:2021/12/06(月) 17:04:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/f0b3f61ea0115729a91773adb3f9e722ff01e755
ソロモン首相の不信任案否決 一部州に独立の動き
12/6(月) 16:03配信

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時事通信
ソロモン諸島のソガバレ首相=2019年4月、ホニアラ(AFP時事)

 【シドニー時事】南太平洋の島国ソロモン諸島の議会で6日、先月下旬に起きた暴動がソガバレ首相の失政に原因があるなどとして、提出された首相の不信任決議案の採決が行われ、反対多数で否決された。

 採決をきっかけに暴動が再発するとの懸念が広がる中、ソロモン政府はオーストラリアなど外国の軍や警察から派遣された250人以上の協力を得て、首都ホニアラの警戒態勢を強化した。

 現地の報道によると、野党の党首は議会で、首相が2年前に台湾と断交して中国と国交を樹立したことを念頭に「首相は個人的な政治的利益のために主権を損なった」と非難した。豪メディアは中国が資金拠出した開発基金をめぐり、ソガバレ首相側が決議案への反対票を投じた議員にだけ配分されると説明したと報じている。

 一方、ロイター通信によれば、反首相を掲げるマライタ州は7日、州の独立の是非を問う住民投票の実施について説明する方針という。国内最大の人口規模を持つ同州は中央政府の親中路線に反発し、台湾との関係を維持している。

2901チバQ:2021/12/07(火) 10:27:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/fb10a93f6a5d353fb5c1422a89dab1381dd74d93
エチオピア政府軍が要衝の町を奪還と発表 首相も前線へ、反転攻勢か
12/7(火) 8:47配信

朝日新聞デジタル
 エチオピア政府軍が同国北部アムハラ州の要衝デセとコンボルチャを反政府勢力「ティグライ人民解放戦線(TPLF)」側から奪還したと6日、首相府が発表した。首相府は周辺の複数の町を制圧したとも主張しており、11月下旬から続く政府側の攻勢がさらに強まっているとみられる。

 デセ、コンボルチャは首都アディスアベバから幹線道路で北東に約400キロの距離にある交通の要衝で、10月末にTPLF側に制圧されていた。TPLF側はその後も南下を続け、首都アディスアベバが脅かされる状況になっていた。

 この事態にアビー首相は11月22日、政府軍を自らが直接率いるために前線へ向かうと発表。アビー氏が前線とみられる場所で兵士らと会話をしたり地形を確認したりする姿が政府系メディアで報じられるようになった。政府は今月1日、世界遺産の岩窟教会群で知られるアムハラ州の町ラリベラを含む複数の町を奪還したと発表するなど、反転攻勢を強めていた。

 一方、AFP通信によると、TPLF指導者のデブレチオン氏は5日、自らの戦略的な理由で支配地域の調整を行っていると説明。政府軍側の勝利を否定していたという。

 国連世界食糧計画(WFP)は11月26日、エチオピア北部で戦闘が激化している影響で食料支援を必要とする人々が増加し、推計940万人に上ると発表した。栄養不良に陥っている子どもの割合は16〜28%に上り、ティグライ州とアムハラ州では妊婦や乳飲み子を持つ母親の半数が栄養不足に苦しんでいると訴えている。(ヨハネスブルク=遠藤雄司)

朝日新聞社

2902チバQ:2021/12/07(火) 21:51:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/e1891fc4fec1a47a8e50d3f3231a2c81d2a055d2ソロモン諸島、首相不信任案を否決 首相は抗議デモ批判
12/6(月) 18:36配信


ロイター
 12月6日、ソロモン諸島の議会は、ソガバレ首相に対する不信任決議案を否決した。写真はホニアラの検問所に立つ警察官。11月26日撮影(2021年 ロイター/Elizabeth Osifelo)

[シドニー 6日 ロイター] - ソロモン諸島の議会は6日、ソガバレ首相に対する不信任決議案を否決した。

同国は2019年に台湾と断交し中国と国交を結んだが、これに不満を持つマライタ州が中央政府と対立。約1週間前には、首相がマライタ州のデモ参加者との協議を拒んだことを受けて、首都で放火や略奪が起き、4人が死亡した。

ソガバレ首相はマライタ州の住民を「台湾の手先」と非難。反政府勢力がクーデターを試みたと主張している。

現地では、不信任投票の結果を受けて、さらに暴動が広がるのではないかとの懸念が浮上しており、警察やオーストラリアなど近隣諸国から派遣された兵士200人以上が警戒に当たっている。

野党が提出した不信任決議案は、賛成15、反対32、棄権2で否決された。

ソガバレ首相は、中国が経済大国であるため、国交を結ぶことを決めたと主張。州政府が外国と外交関係を結ぶのは違法だと指摘している。

これに対し、野党指導者は、ソガバレ首相が中国から受け取った資金で自身の政治的権力を高めていると批判。

マライタ州は州内で中国企業の営業を禁止しており、米国から支援を受けている。同州は7日に独立の是非を問う住民投票の概要を発表する予定だ。

2903チバQ:2021/12/10(金) 20:38:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/ea740b3e2da5d7baf4a0cf4031a070f31f186a50
中米ニカラグアが台湾と断交発表 「台湾は中国の不可分の領土」
12/10(金) 8:29配信

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毎日新聞
ニカラグア

 中米ニカラグアは9日、台湾との断交を発表した。また中国とニカラグアは10日、国交を回復した。これで台湾が外交関係を維持する国は14カ国となり、過去最少を更新した。中国の習近平指導部は、バイデン米政権と連携を深める台湾の蔡英文政権への反発を強めている。台湾の代表がバイデン氏主催の民主主義サミットに出席する直前のタイミングで反転攻勢に出た形だ。

【ビジネスマンに元スパイも】世界各国の指導者たち

 ニカラグアのモンカダ外相は9日、「台湾は中国の不可分の領土だ」と述べた。中国外務省は10日、「正しい選択であり高く評価する」とした。台湾外交部(外務省)は同日、「台湾はニカラグアの発展に尽くしてきた。その成果と貢献は誰もが認めるところであり(断交は)極めて遺憾だ」との声明を発表した。

 米国の「裏庭」とも呼ばれる中南米には、台湾と外交関係のある国が集中している。ニカラグアは1990年に中国と断交し、台湾と外交関係を結んでいた。

 台湾は蔡政権が2016年に発足した際、22カ国と外交関係があった。しかし中国は、蔡政権が「独立を図っている」と主張して台湾への外交攻勢を強化。パナマやドミニカ共和国などが次々に台湾と断交し、中国と国交を樹立した。台湾と外交関係がある中米ホンジュラスでも、11月の大統領選で当選したカストロ氏が選挙戦で「中国と国交を結ぶ」と訴えており、台湾は「断交ドミノ」への警戒を強めている。

 ニカラグアは、太平洋と大西洋を結ぶ全長278キロの大規模運河の建設を目指しており、中国企業が事業を受注。当初は20年に運用を開始する予定だったが、事業は本格化していない。中国企業の資金不足が原因などと報じられていた。

 ニカラグアの反米左派、オルテガ大統領は独裁色を強めており、11月にあった大統領選では事前に政敵を排除するなどして連続4選を決めた。【サンパウロ中村聡也、台北・岡村崇】

 ◇台湾と外交関係のある国

オセアニア(4カ国)

ツバル、マーシャル諸島、パラオ、ナウル

欧州(1カ国)

バチカン

中南米(8カ国)

グアテマラ、パラグアイ、ホンジュラス、ハイチ、ベリーズ、セントビンセント・グレナディーン、セントクリストファー・ネビス、セントルシア

アフリカ(1カ国)

エスワティニ(旧スワジランド)

2904とはずがたり:2021/12/10(金) 21:11:55

中米ニカラグアが台湾と断交
https://news.infoseek.co.jp/article/sankein__world_america_Y5QV3R3HPROJ3C6VCNO2YXSVTY/?tpgnr=world
産経ニュース / 2021年12月10日 8時50分

中米ニカラグアのモンカダ外相は9日、中国共産党の「一つの中国」原則を承認し、台湾と断交したと発表した。これで台湾が外交関係を持つ国は14カ国となった。

モンカダ氏は会見で「中華人民共和国が、中国の全てを代表する唯一の正統な政府であり、台湾は中国の不可分な領土の一つだ」との声明を読み上げ、ニカラグア政府は「9日付で台湾との外交関係を断ち、あらゆる連絡や公的な関係を終了する」と述べた。

台湾と外交関係を持つ中南米・カリブ海の国は8カ国になった。この地域では17年にパナマ、18年にエルサルバドルとドミニカ共和国がそれぞれ台湾と断交して中国と国交を樹立するなど、中国の存在感が高まっている。(ニューヨーク 平田雄介)

ニカラグア、米州機構(OAS)離脱へ
https://www.sankei.com/article/20211121-YXFTN7KBRFKONMHPRD6VJ2IGBM/
2021/11/21 13:01
平田 雄介

【ニューヨーク=平田雄介】中米ニカラグア政府は19日、オルテガ大統領が連続4選した今月7日の大統領選を「不正と抑圧行為が横行した」と総会決議で非難した米州機構(OAS)から離脱すると発表した。手続きを終え、正式に離脱するのは2年後となる。

ニカラグアのムンカダ外相はOASについて「中南米諸国への介入を伴う米国の覇権を助長している」と非難した。大統領選ではオルテガ氏の有力な対抗馬7人が事前に拘束されて立候補ができず、バイデン米大統領は7日の声明で「自由でも公正でも民主的でもない」と批判。米財務省も15日にニカラグア政府の高官9人に対する資産凍結などの制裁を発表していた。

2905とはずがたり:2021/12/12(日) 18:33:46
2021年12月12日8:03 午前11時間前更新
焦点:中米諸国に「コーヒー危機」、農場捨て米国目指す移民急増
ロイター編集
https://jp.reuters.com/article/coffee-centralamerica-migration-idJPKBN2IP0E6

[エル・ローレル(ホンジュラス)/ラ・ラグニタ(グアテマラ) 8日 ロイター] - マリア・ボニージャさん(40)とエステバン・フネスさん夫妻の4人の息子たちは、そろって北を目指して危険な旅に出た。1人はまだ10才だ。中米でコーヒー栽培農家になるよりも、米国で不法移民となる道を選んだことになる。

「私も母がいなかったら、アメリカに向かっていた。その方がいい。ここでは皆が破産状態だ」とマリアさんは言う。彼女はそれでも、ホンジュラス北東部のエル・ローレルにある家族経営の農場に残り、利益を上げようと奮闘している。

中米諸国では繊細なアラビカ種の豆が生産されているが、数十万人の栽培農家の多くにとって、コーヒーで生計を立てるのは難しくなっている。コーヒー栽培に見切りを付け、米国とメキシコの国境に押し寄せる移民の波に身を投じる農家は増える一方だ。米国側のデータによれば、こうした移民の数は今年になって過去最高を記録している。

グアテマラ南部ラ・ラグニタのフランシスカ・エルナンデスさん(48)によると、彼女が暮らすの集落では今年、コーヒー栽培農家1000人のうち約1割が米国へと旅立った。23才になる彼女の息子もその1人だった。「コヨーテ」と呼ばれる密入国あっせん業者に1万ドル(113万円)を払っていたにもかかわらず、米国国境を越えようとした際にメキシコ側で逮捕されたという。

エルナンデスさんの息子は今年2月にようやく米国に入国し、現在ではオハイオ州のレストランで働いて毎月約300ドルを実家に仕送りしている。

中米各地からの移民は、コーヒー産業の浮沈に合わせて周期的な増加を見せてきた。この地域の政府間組織である中米統合機構(SICA)のデータによれば、中米諸国の住民のほぼ10%に当たる500万人近くがコーヒー産業で生計を立てている。

だが今年の状況は特に悲惨であることが、中米諸国のコーヒー栽培農家10数人のほか、中米地域のや各国の複数の業界団体、さらに米国に本拠を置く国際コーヒー関連団体への取材から判明した。

ここ数年、中米諸国のコーヒー栽培農家は、国際市場でのコーヒー価格の下落とブラジル産のシェア拡大により、損失と借金を重ねてきた。そこに追い討ちをかけているのが、再燃した「ロヤ」と呼ばれる「コーヒーさび病」の蔓延である。

2020年末に中米地域を蹂躙したハリケーン「イータ」と「イオタ」は、作物に大きな被害をもたらし、数十万人が住居を失った。さらに、ハリケーン後の多湿状態がロヤの再燃を招いた。

中米各国のコーヒー業界団体による域内研究ネットワークPROMECAFEのレネ・レオンゴメス事務総長は、「コーヒーが不作になると、ホンジュラス、エルサルバドル、グアテマラ、ニカラグアから多くの移民が発生するようになる」と語る。

労働集約性の高い手摘みによるコーヒー生産は、中米諸国の多くの住民の生計を支えている。だが2017年末以降その生産は10%減少し、この先のシーズンにはさらに低下すると予想されている。これは、国際コーヒー市場では大規模で機械化されたブラジルのコーヒー栽培農家への依存が強まり、悪天候によってブラジルの作柄が悪化した場合に価格急騰が起きやすくなることを意味している。

<北へ向かう移民の列>

米税関・国境警備局(CBP)によれば、9月30日までの会計年度にメキシコ国境で拘束した密入国者は170万人で、記録に残る中で最多となった。2019年度に比べて2倍、コロナ禍によるロックダウンが実施されていた昨年度に比べて4倍以上だ。

CBPでは移民を職業別には分類していないが、ホンジュラスのコーヒー研究機関IHCAFEがロイター限定で提供した最新の移民データを見れば、移民に含まれるコーヒー栽培農家の数をある程度推測できる。

IHCAFEがホンジュラスのコーヒー栽培農家900人にアンケートを行ったところ、移民の移動gあ盛んだった5月、6月、7月の3カ月間に少なくとも家族の1人が米国に向かったという回答が5.4%あった。

これを同国のコーヒー栽培セクター全体に適用すると、この3カ月だけでコーヒー栽培農家からの移民は約6000人になる。米国の国境管理データをもとに計算すれば、同時期に米・メキシコ国境を越えようとしたホンジュラス出身の不法移民の6%に相当する。

IHCAFEによるアンケートは家族全体での移民の数を把握していないため、実際の数はもっと多いかもしれない。

2906とはずがたり:2021/12/12(日) 18:33:57
>>2905
<破滅をもたらした伝染病>

中米地域に広がる貧しい山間部地域では、何世紀にもわたり、手摘みによるコーヒー生産が生計の手段となってきた。他のたいていの作物を育てるには、あまりにも傾斜が急で土壌が痩せているか、森林に覆われているからだ。世界のアラビカ種の約15%はこの地域で生産されている。世界のコーヒー愛好家の多くが選ぶのは、香りの強いロブスタ種よりも、柔らかな風味のあるアラビカ種である。

だが業界データを見ると、コーヒーの国際価格が下落する中で農家が損失を重ねていったことで、2017年10月以降の4年間で同地域のコーヒー生産量は10%低下している。グローバルな需要・価格が堅調であるにもかかわらず、現在の2021/22年シーズンは、さらに3%の減産になると予想されている。

前出のマリアさんの兄で、やはりエル・ローレルでコーヒー栽培を営むエウゲニオ・ボニージャさん(56)は、今シーズンは生産量が半分近くに減ってしまったと話す。主な原因は「ロヤ」だ。

「樹の状態が良くなければ、コーヒーの価格が回復しても意味がない」とエウゲニオさんは嘆く。

エウゲニオさんは、同じ集落では8年連続で赤字になっている農家もあると話す。

コーヒーの国際価格の約半分は仲買人の懐に入ってしまうため、栽培農家の利益率は非常に小さい。

例えば2019/20年シーズンには珈琲の国際価格が平均1ポンドあたり1.41ドルだったが、エウゲニオさんや仲間の農家が受け取るのは1ポンドあたり15レンピラ(0.6238ドル)に過ぎない。生産コストは約20レンピラ(0.8317ドル)だったという。


<「残された道」>

中米地域のコーヒー栽培農家からは、膨れあがる債務の恐怖を訴える声も聞かれた。

エルサルバドル、サンタアナ州の農家ホセ・マガーニャさん(60)は、「まず、持ち物を手放し始める」と話す。「小規模なコーヒー栽培農家の場合、牛を何頭か飼っていたら、それを売る。中規模のコーヒー栽培農家なら家を売り、他のものも売り、農場を運営していけるようにする」

サンタアナ州にあるカルロス・ランダベルデさん(44)の農場は、今年に入って銀行に差し押さえられた。カルロスさんは、家族そろっての移民には危険も伴うかもしれないが、ためらいはなかったと話す。

「危険など関係ない」とカルロスさんは言う。「残された道は移民しかない」

(Maytaal Angel記者, Gustavo Palencia記者、Sofia Menchu記者、翻訳:エァクレーレン)

2907チバQ:2021/12/13(月) 13:32:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/68bff183134fa2f35edad9bcd1120c6452c8dbc5
仏領ニューカレドニア 独立問う3回目の住民投票 中国が独立派に接近
12/11(土) 9:42配信

産経新聞
ニューカレドニア

【パリ=三井美奈】南太平洋にあるフランスの海外領土ニューカレドニアで12日、独立の是非を問う住民投票が行われる。ニューカレドニアは世界有数のニッケル産出地。経済進出を続けた中国が、ニューカレドニアの独立支持派に急接近しており、フランス国内で警戒感が強まっている。

ニューカレドニアは19世紀にフランスに併合され、現在は人口約27万人。1980年代、先住民から独立要求が高まり、98年の協定で、独立を問う住民投票を3回実施することが決まった。昨年までの2回の投票で独立はいずれも否決された。独立支持は2018年の第1回投票で43%、昨年の第2回投票は47%。今回は3回目の投票となる。

ニューカレドニアのニッケル産出量は、インドネシアやオーストラリアなどに次いで世界4位。ニッケルは電気自動車(EV)のリチウムイオン電池に不可欠な材料で、中国企業が相次ぎ開発に参入。最大の輸出先は中国となっている。

フランスでは保守系議員から「投票はフランスか、中国かの選択になる。マクロン大統領は住民に仏領残留を呼びかけよ」との声も出たが、仏政府は住民投票への介入を避けている。

仏国防省傘下の「フランス軍事学校戦略研究所(IRSEM)」は9月の報告書で、中国がニューカレドニアで在外中国人を通じて独立派に接近していると警鐘を鳴らしている。

その背景には、経済利権だけではなく、ニューカレドニアを中国包囲網打破の拠点とし、豪州を孤立させる計算があるとみている。周辺の島嶼(とうしょ)、フィジー、バヌアツなどでも中国は影響力を高めている。

2908チバQ:2021/12/13(月) 13:32:29

3982 :チバQ :2021/12/13(月) 11:41:18
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021121200309&g=int&utm_source=yahoo&utm_medium=referral&utm_campaign=link_back_auto
仏からの独立、三たび否決 住民投票で反対圧倒多数―ニューカレドニア
2021年12月12日23時04分


12日、仏領ニューカレドニアの住民投票を受け、エリゼ宮(大統領府)からテレビ演説するマクロン大統領(AFP時事)

 【パリ時事】南太平洋のフランス特別自治体ニューカレドニアで12日、独立の是非を問う3回目の住民投票が実施された。地元選管の発表によると、独立反対が96%を超え、過去2回と同様に否決された。先住民を中心とした独立派がボイコットを決めたためで、投票率は過去最低の約44%だった。
「独立」なぜ求めるスコットランド 英政府は国家分裂懸念

 ニューカレドニアは1853年にフランスが併合。1998年に仏政府と結んだヌメア協定が定めた投票は、今回が最後だった。同協定は3回目の投票も否決なら「政治関係者が状況検討のため協議する」と規定しており、今後も独立の権利は存続する。仏メディアによれば独立派は投票結果を認めず、その後の体制協議にも参加しない意向を事前に表明しており、混乱が予想される。
 ニューカレドニアはインド太平洋地域におけるフランスの重要な戦略ポイントだ。仏政府は同地域で存在感を強める中国を警戒。ニューカレドニアの豊富なニッケル資源を狙う中国が独立派を支援しているとの見方もあり、独立を阻止したい思惑があった。
 マクロン仏大統領は結果判明後にテレビ演説し、「ニューカレドニアがフランスに残ると決めたことを誇りに思う」と述べた。一方で、ボイコットを念頭に「大きな分裂」があったと指摘。「全ての人の尊厳を認めて尊重しつつ、共通の計画を打ち立てなければならない」と団結を呼び掛けた。

2909チバQ:2021/12/13(月) 14:21:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/0609993da0480ddf4c008905de67071460b0c8be
南アフリカ大統領がコロナ感染 軽症で自主隔離、ワクチンは接種済み
12/13(月) 13:00配信
 南アフリカ大統領府は12日、ラマポーザ大統領が同日に新型コロナウイルスの検査を受け、陽性だったと発表した。変異株「オミクロン株」かどうかは明らかにされていないものの症状は軽く、同国南西部のケープタウンで自主隔離を始めた。ラマポーザ氏は同日、先月亡くなったデクラーク元大統領の追悼式典に出席した後、体調を崩したという。

 大統領府によると、ラマポーザ氏は西アフリカ諸国を歴訪した後、今月8日にセネガルから帰国。新型コロナの検査を受けたが、その時は陰性だったという。ワクチンの接種を終えているラマポーザ氏は声明で、自身の感染が「国民がワクチンを接種し、感染に警戒し続けるための警告になる」とした。

 南アフリカは先月オミクロン株を発見し、世界保健機関(WHO)に最初に報告。国内ではオミクロン株によるものとみられる感染が拡大している。南ア国立伝染病研究所(NICD)は12日、新型コロナの新規感染者数が1万8035人、陽性率は28・9%だったと発表した。(ヨハネスブルク=遠藤雄司)

朝日新聞社

2910チバQ:2021/12/13(月) 14:27:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/6842f716f40f6168830c72fa2e8e07956caa2982
仏領ニューカレドニアで住民投票、独立反対が多数 ボイコット影響か
12/12(日) 22:48配信

朝日新聞デジタル
2018年5月、ニューカレドニアの中心地、ヌーメアの風景=AP

 「天国に一番近い島」の呼び名で知られる南太平洋の仏領ニューカレドニアで12日、フランスからの独立の賛否を問う住民投票があった。選挙管理委員会によると、投じられたのはほとんど独立反対の票だった。事前に投票のボイコットを呼びかけた独立派は「結果は受け入れられない」と主張しており、今後さらなる混乱も予想される。


 選管が12日夜に発表した暫定開票結果によると、独立賛成票はわずか3・5%で、反対票は96・5%。約18万4千人の有権者のうち、投票したのは約8万1千人で、投票率は43・9%だった。

 独立派の政治家たちは、新型コロナウイルスの流行を理由に、投票前から「投票は延期されるべきだ。どんな結果が出ても受け入れられない」と繰り返し主張してきた。今後は、投票の有効性を争うとみられる。

 ニューカレドニアは、オーストラリアの東岸から1500キロほど離れた島々だ。人口は約27万人。約41%をカナクと呼ばれる先住民、約24%をフランスを中心とする欧州系が占める。

朝日新聞社

2911チバQ:2021/12/13(月) 18:30:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/9c3f40d84a6b60740d46446bfc50c70a8ba9739e
エチオピア反政府勢力、世界遺産都市ラリベラ奪還
12/13(月) 12:17配信

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AFP=時事
エチオピア・ラリベラの岩窟教会群(2021年12月7日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】エチオピアの反政府勢力が12日、国連教育科学文化機関(UNESCO、ユネスコ)の世界遺産(World Heritage)がある北部ラリベラ(Lalibela)を奪還した。地元住民がAFPに語った。ラリベラをめぐっては、政府軍が1日、反政府勢力から奪還したと発表したばかりだった。

【写真】ラリベラにある岩窟教会群

 地元住民は12日午後、AFPの電話取材に対し、反政府勢力の戦闘員が「街の中心部にいるが、戦闘は起きていない」と話した。

 別の住民も、反政府勢力が東方のウォルディア(Woldiya)方面から来たようだと話した。「大半の住民が恐れている。報復を恐れて逃げた人もいる。われわれとしては政府軍が去ってうれしい」と語った。

 反政府勢力「ティグレ人民解放戦線(TPLF)」の幹部はTPLF系メディアを通じ、ラリベラとガシェナ(Gashena)を結ぶ道路沿いで「広範囲にわたる反撃」を開始したと発表。12日夜には、ガシェナとその周辺を奪還し、ラリベラの空港と町も掌握したと明らかにした。

 AFPはエチオピア政府に取材を試みたが、現時点で返答はない。

 ラリベラは首都アディスアベバの北方645キロに位置する。中世に造られた11の岩窟教会が世界遺産に登録されており、エチオピアのキリスト教徒の重要な巡礼地ともなっている。【翻訳編集】 AFPBB News

2912チバQ:2021/12/13(月) 18:31:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/112ec2162332d784386674b38bc225cfb33a8991
台湾と断交の見返り、ニカラグアに中国製ワクチン…大統領の息子「最高に幸せ」
12/13(月) 18:24配信

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読売新聞オンライン
天津市での調印式に参加した中国の馬朝旭外務次官(右)とニカラグア代表のラウレアノ・オルテガ氏(10日)=ロイター

 AP通信などによると、台湾と断交し中国との国交を回復した中米ニカラグアに12日、中国製の新型コロナウイルスのワクチン20万回分が到着した。中国はニカラグアにワクチンを提供し、外交政策を変更したことへの見返りを与えた形だ。

 中国・天津市で国交を結ぶ共同声明に署名した、ニカラグアのダニエル・オルテガ大統領の息子ラウレアノ投資振興機構顧問はワクチンを乗せた旅客機で帰国した。同顧問は中国国際テレビ(CGTN)に「中国との国交回復という素晴らしいニュースを国民に持ち帰ることができ、最高に幸せだ」と述べた。

 (リオデジャネイロ支局 淵上隆悠)

2913チバQ:2021/12/13(月) 19:32:17
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20211213k0000m030061000c.html
ニューカレドニア独立否決 独立派、国連に「投票無効」訴え検討
2021/12/13 14:33毎日新聞

ニューカレドニア独立否決 独立派、国連に「投票無効」訴え検討

住民投票で1票を投じる有権者=ニューカレドニア・ヌーメアで2021年12月12日、AP

(毎日新聞)

 南太平洋にあるフランスの特別自治体ニューカレドニアで12日、フランスからの独立の是非を問う3回目の住民投票が実施され、残留派が96・49%で大多数となり、独立は否決された。独立支持派の先住民「カナク」系住民が新型コロナウイルス感染拡大などを理由に投票の不参加を呼びかけたこともあり、投票率は前回の約半分となる43・9%にとどまった。独立支持派は今後、「投票の無効」を国連に訴えることも検討している。

 フランス政府は1998年、住民投票を2022年までに最多で3回実施すると約束。これまで18年と20年に実施され、いずれも独立が否決された。最後となる今回も否決となったことについてマクロン仏大統領は「3回の否決を厳粛に受け止める。一方、住民の間に深い溝が残ったことは無視できない」と演説。今後は地元経済の向上などに取り組みつつ、インド太平洋地域で影響力を拡大する中国を念頭に「緊張感の高まる地域で、ニューカレドニアの地位を高める」と述べ、フランスの関与を強める姿勢を示した。

 ニューカレドニアでは今年、新型コロナで300人近くが亡くなり、カナク系住民が投票の延期を求めていたが、フランス政府は年内の実施を決めた。延期を呼びかけていた独立推進派の「カナク社会主義民族解放戦線」(FLNKS)のロック・ワミタン議長は仏メディアに「投票に正当性はない。改めて3回目の実施を求める。国連への協力要請も準備している」と述べた。

 一方、フランスから独立すれば中国の影響力が増す可能性も指摘されており、ニューカレドニアに海軍基地を持つフランスは投票の行方を注視していた。

 太平洋の島しょ地域に詳しい東海大の黒崎岳大講師は、中国が存在感を増す背景に、地域の国々とフランスやオーストラリアなどとの不和や関与の弱まりがあると指摘する。「中国はその隙間(すきま)を縫うように影響力を拡大してきた。今回の住民投票が国連の議題となれば、常任理事国の中国がカナク系住民側につくことも予想される。国際的な対立構造につながる可能性がある」と話した。

 人口約27万人のニューカレドニアは1853年、フランスに併合された。人口の約4割を占めるカナク系住民は1956年まで選挙権が認められず、それ以降も欧州系住民との経済格差が埋まらないことなどから、70年代以降に独立運動を活発化させた。【バンコク石山絵歩、パリ久野華代】

2914とはずがたり:2021/12/19(日) 22:21:09
ロシア 領空開放条約を正式離脱「全責任はアメリカに」
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211219/k10013394341000.html
2021年12月19日 4時27分

ロシア外務省は軍縮の検証などのため締約国が互いの偵察飛行を認める「領空開放条約」から正式に離脱したと発表しました。去年アメリカが離脱したことを受けたもので「すべての責任はアメリカにある」と非難しています。

ロシア外務省は18日に声明を発表し「ロシアは本日以降、領空開放条約の締約国ではなくなった」として条約から正式に離脱したことを明らかにしました。

この条約は軍縮の検証などのため締約国が互いの偵察飛行を認めるもので、ロシアのプーチン大統領は去年11月にアメリカが条約から離脱したことを受けて、ことし6月、ロシアとしても条約から離脱することを定めた法案に署名していました。

条約は東西冷戦の終結後、軍事活動の透明性を高め信頼醸成を図る目的で、アメリカ、ロシア、ヨーロッパの主要国が1992年に署名し、2002年に発効しました。

ロシア外務省は声明で「米ロ両国の参加がなければ条約の効果が著しく低下することは明白だ。その適用範囲は80%も減少する。すべての責任は条約の崩壊を招いたアメリカにある」とアメリカを非難しています。

2915チバQ:2021/12/20(月) 10:23:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/e7313f91e7697581124cbfd36c9f0fcf91145b07
チリ大統領選、左派ボリッチ氏が初当選…TPP批准に慎重姿勢
12/20(月) 10:16配信

読売新聞オンライン
チリ大統領選で初当選を決めたガブリエル・ボリッチ氏(AP)

 【サンティアゴ=淵上隆悠】南米チリで19日に行われた大統領選の決選投票で、左派のガブリエル・ボリッチ下院議員(35)が初当選を決めた。来年3月11日に就任し、任期は4年。

 選管発表(開票率99・4%)でボリッチ氏は55・8%を獲得し、右派のホセアントニオ・カスト元下院議員(55)を上回った。ボリッチ氏は、テレビ中継されたセバスティアン・ピニェラ大統領とのビデオ通話で、「すべてのチリ人のための大統領になる」と伝えた。

 ボリッチ氏は格差是正を訴え、富裕層への課税強化や年金制度の改革などを主張している。環太平洋経済連携協定(TPP)の批准にも慎重姿勢だ。

 チリは、アウグスト・ピノチェト軍事独裁政権(1973〜90年)からの民政移管後、左右の中道勢力が政権交代を繰り返し、安定した経済成長で「南米の優等生」と称された。左派のボリッチ氏が路線をどこまで転換するかが注目される。

2916チバQ:2021/12/20(月) 14:13:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/d8f08230e2cfe8189307b29d82745c5a8336c17e
チリ大統領選で左派ボリッチ氏が勝利 史上最年少36歳
12/20(月) 9:13配信

産経新聞
【ニューヨーク=平田雄介】南米チリで19日、ピニェラ大統領の任期満了に伴う大統領選の決選投票が行われた。現地からの報道によると、先月の第1回投票で首位に立った右派のホセアントニオ・カスト元下院議員(55)が敗北を認め、左派のガブリエル・ボリッチ下院議員(35)の当選が確実となった。

中央選管当局によると、開票率99%時点の得票率はボリッチ氏が55%、カスト氏が44%。カスト氏は19日夜、「偉大な勝利だ」とボリッチ氏を祝福した。

新大統領の就任日は来年3月11日。任期は4年。就任時に36歳のボリッチ氏はチリ史上最年少の大統領となる。同氏は学生運動の指導者出身で、選挙戦では格差の是正と福祉の充実を訴えた。国内市場を保護する立場で、未批准の環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)を含む自由貿易協定の見直しを主張している。

カスト氏は2019年の地下鉄料金の値上げに端を発した一連の社会騒乱などで悪化した治安の回復を訴え第1回投票で支持を伸ばしたが、1990年まで続いたピノチェト軍政を支持するなどした過去の言動が決選投票では敬遠された。

中南米ではボリビアで昨年11月、ペルーで今年7月に左派政権が発足。ホンジュラスでも先月28日実施の大統領選で「貧困と格差の是正」を訴えた左派のカストロ氏が勝利した。大きな政府を志向する「左派ドミノ」の流れに、指導者の強権化を警戒する声が米欧メディアに広がっている。

2917チバQ:2021/12/20(月) 14:44:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/efeb84ddd7408f9414343d93e0afdaa393539b3e
チリ次期大統領に左派のボリッチ氏 元学生リーダーの35歳
12/20(月) 14:40配信

CNN.co.jp
ガブリエル・ボリッチ氏(35)。大統領選の決選投票で当選確実となった

(CNN) 南米チリで19日に行われた大統領選挙の決選投票で、右派候補のホセ・アントニオ・カスト氏(55)が敗北を認め、左派のガブリエル・ボリッチ氏(35)の勝利が確実になった。

元学生リーダーのボリッチ氏は、チリが1990年に民政に復帰して以来、最年少の大統領となる。

開票率99.95%の時点でボリッチ氏は55.87%の票を獲得し、カスト氏の44.13%を上回った。

カスト氏は19日夕、「ガブリエル・ボリッチと話をして、彼の偉大な勝利に祝意を伝えた」「今日から彼は選挙で選ばれたチリの大統領だ」とツイートした。

ピニェラ大統領も国営テレビでボリッチ候補の勝利を祝し、ボリッチ氏は次の大統領として最善を尽くすと表明した。

首都サンティアゴでは19日夕、ボリッチ氏支持者らが集まって横断幕や旗を振り、勝利を祝っている。

学生運動の指導者だったボリッチ氏は10年前、学校教育の私立化に反対してサンティアゴで数千人規模の抗議運動を展開した。

チリでは2年前の2019年10月、年金改革や教育改革、エリート層に有利な経済制度の改革を求める大規模デモや暴動が激化。ピニェラ大統領は、ピノチェト独裁政権時代から受け継がれた憲法の改正の是非を問う国民投票の実施を決め、投票の結果、圧倒的多数で憲法改正が支持された。新憲法については22年半ばごろに新たな国民投票が予定されている。

2918チバQ:2021/12/20(月) 19:54:07
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-211220X262.html
チリ大統領に左派ボリッチ氏=最年少35歳、TPP再検討も
2021/12/20 15:36時事通信

チリ大統領に左派ボリッチ氏

南米チリで19日、大統領選挙の決選投票が行われ、左派ガブリエル・ボリッチ下院議員が右派ホセアントニオ・カスト元下院議員を破り初当選を果たした。写真は同日、演説後に手を振るボリッチ氏=サンティアゴ【AFP時事】

(時事通信)

 【サンティアゴ時事】南米チリで19日、大統領選挙の決選投票が行われ、左派ガブリエル・ボリッチ下院議員(35)が右派ホセアントニオ・カスト元下院議員(55)を破り初当選を果たした。就任は来年3月11日で任期は4年。チリ史上最年少の元首となる。ピノチェト軍事独裁から民政に移管した1990年以降、約30年続いた中道路線から左にかじを切る。

 中央選管当局によると、ボリッチ氏が56%を得票し、カスト氏は44%だった。ボリッチ氏は首都サンティアゴ中心部で演説し、詰め掛けた数万人の支持者を前に「きょう、希望が恐怖に打ち勝った」と勝利宣言。「謙虚さと大きな責任感を持って職責を引き受ける。国の将来が今後数年に懸かっていることを理解している」と述べた。カスト氏は敗北を認め、ボリッチ氏に祝意を伝えた。

 今回の選挙は、社会格差の拡大や脆弱(ぜいじゃく)な年金制度、2019年10月の反政府暴動以降に悪化した治安への対策などが争点となった。学生運動出身のボリッチ氏は、新自由主義の修正や富裕層への課税強化を主張し、支持を得た。

 ボリッチ氏は、チリが既に署名している環太平洋連携協定(TPP)を含む貿易協定について、一部を見直す意向。また、経済を支える豊富な天然資源に対する国家の関与を強化したい考えも示している。

2919チバQ:2021/12/20(月) 20:44:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/4751d9420a6a5df41698a4122a8482e515e42283左派政権、南米過半数に 腐敗や格差拡大に不満噴出 チリ大統領選
12/20(月) 20:32配信


時事通信
 【サンティアゴ時事】19日に実施されたチリ大統領選決選投票で左派のボリッチ氏が勝利したことにより、南米の中道寄りも含めた左派政権は全12カ国中7カ国となる。

 来年のブラジル大統領選でも左派候補の当選が濃厚。南米はかつてないほど「左派の波」に洗われている。

 南米各地で腐敗した既成政治や、右派陣営が進める新自由主義で社会格差が深まったことなどへの不満が噴出。アルゼンチンで2019年に「大きな政府」を志向する左派政権が復活した。ボリビアでは長期に及んだ反米左派政権が19年にいったん崩壊したものの、1年で返り咲いた。ペルーでも今年7月、急進左派の元小学校教師カスティジョ氏が大統領に就任している。

 ただ、ベネズエラなどを除けば、ほとんどは穏健な現実路線。伝統的に米国の影響力が強かったが、近年では経済力をてこに中国の存在感が著しく増している。

 地域で最大の国力を誇るブラジルでは、来年10月に大統領選が行われる。世論調査では国民人気の高い労働者出身のルラ元大統領が、再選を狙う右派の現職ボルソナロ氏を圧倒している。

2920チバQ:2021/12/21(火) 19:45:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/9f759d3b0361400044183d68f94ef158f47cce87
35歳のチリ次期大統領、清新さ期待 地方出身、学生運動から議員に
12/21(火) 19:00配信

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朝日新聞デジタル
チリの次期大統領に決まったガブリエル・ボリッチさん=ロイター

 19日に投開票されたチリ大統領選の決選投票で当選を決め、チリ史上で最年少の大統領になる。

【写真】左派の大統領候補ガブリエル・ボリッチ下院議員=2021年12月16日午後7時46分、サンティアゴ、岡田玄撮影

 南部マガジャネス州プンタアレナス出身。名門のチリ大学法学部に進学し、学費無償化などを訴える学生運動を率い、頭角を現した。卒業試験を受けず、27歳でチリ学生連盟会長から、下院議員に転身した。

 議会にはノーネクタイで登院し、「議会への敬意が足りない」と批判されると、頭髪をモヒカン風に刈り上げた。大統領選への出馬が決まると、七三分けのスーツ姿に。右派からは「左派の本心を隠している」と揶揄(やゆ)され、急進的な左派からは「裏切り」の象徴のように言われた。

 見た目は変わっても、「人権が尊重される国にする」という理想は変わらなかった。

 パートナーは2年半前から交際を続けるフェミニズム活動家のイリナ・カラマノス氏(32)。夫婦そろって戦うのが当たり前の選挙戦で、カラマノス氏はほとんど姿を見せず、インスタグラムのアカウントは「非公開」。2人は「独立した人格」との立場を貫いた。

 年齢が若い、「名家」ではない地方の出身、大卒ではない、働いた経験も閣僚などの政治的なキャリアもない、結婚していない、子どもがいない――。「大統領には適さない」との声にさらされたが、チリ史上、最年少の大統領候補は、その新しさゆえに、既存の政治の変革を求める人々の期待を集めた。(サンティアゴ=岡田玄)

朝日新聞社

2921チバQ:2021/12/21(火) 20:25:17
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20211220k0000m030280000c.html
外務省、チリのTPP見直しを注視 ボリッチ氏の大統領選勝利で
2021/12/20 21:40毎日新聞

外務省、チリのTPP見直しを注視 ボリッチ氏の大統領選勝利で

選挙集会で支持者に手を振るガブリエル・ボリッチ氏=チリの首都サンティアゴで2021年12月16日、AP

(毎日新聞)

 チリ大統領選で勝利した左派のボリッチ氏は、選挙を通じて自由貿易協定(FTA)に慎重な姿勢を訴えてきた。環太平洋パートナーシップ協定(TPP)を含む日本との通商関係を見直してくる可能性も捨てきれず、日本政府は状況を注視している。

 「ボリッチ氏は自由貿易に慎重だが、『TPPは駄目』という雰囲気でもない。今後の発言、対応を見極める必要がある」。外務省幹部は20日、取材に対しそう述べた。

 「FTA先進国」と呼ばれるチリは日本とも2007年に経済連携協定(EPA)を締結。TPP交渉でも主体的役割を担い、18年には米国が離脱した後のTPP署名式を自国で開催した。しかしその後の国内手続きは滞ったまま、ボリッチ氏が大統領選で勝利。ボリッチ氏の判断次第では、議会でのTPP批准手続きに進まない事態も想定される。

 中国と台湾のTPP加入申請でTPP参加国に動揺が広がる中、チリまで離脱すれば混乱に拍車がかかる。TPP参加11カ国の中で最大の経済規模で、リード役の日本にとっては避けたい事態だ。このため日本はチリの早期批准に期待をつなぎ、情報収集に努める構えだ。【宮島寛】

2922チバQ:2021/12/21(火) 20:32:44
https://www.asahi.com/articles/ASPDP3H13PDPUHBI005.html
エチオピアの反政府勢力、拠点の隣接州から撤退 政府軍が攻勢強める
ヨハネスブルク=遠藤雄司2021年12月21日 11時04分
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エチオピア北部デバークにある避難民キャンプ。学校の教室に数十人が寝泊まりしていた=11月2日、遠藤雄司撮影

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 エチオピア政府軍と軍事衝突している同国北部ティグライ州を拠点とする反政府勢力「ティグライ人民解放戦線(TPLF)」は20日、隣接するアムハラ州とアファール州から撤退したと発表した。TPLFの広報担当者がツイッターで明らかにした。ただ、撤退により、政府との停戦交渉が進展するかは不透明だ。

 TPLFは10〜11月にかけアムハラ州を南進し、一時は首都アディスアベバまで200キロ付近まで迫っていると主張していた。一方、アビー首相は11月22日、自ら前線へ赴いて軍の指揮を執ると宣言。政府軍が反転攻勢を強め、今月6日には首都から約400キロ北東にある要衝デセとコンボルチャを奪い返したと発表していた。

 AFP通信によると、アビー首相の広報官は「TPLFはここ数週間で大きな敗北を喫しており、それを隠すために戦略的撤退を主張している」と指摘。アムハラ州には部分的にTPLFが残っている地域があると訴えた。

 国連世界食糧計画によると、紛争により同国北部で食料支援を必要とする人々が増え続けており、推計940万人に上っている。(ヨハネスブルク=遠藤雄司)

2923チバQ:2021/12/21(火) 21:38:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/dedc2e01937b00f0d2f73e990309084995aa4adb
リビア大統領選、実施は困難 東西の対立深刻化
12/21(火) 20:20配信


産経新聞
【カイロ=佐藤貴生】中東のリビアで24日に予定される大統領選の実施が困難な情勢となっている。東西に分裂した勢力の対立で選挙法が整わず、21日朝の時点で候補者リストも公表されていない。「アラブの春」の始まりを告げた反政府デモでカダフィ独裁体制が崩壊してから10年。内戦が続いたリビアの正常化に向けて国連などが選挙実施を求めてきたが、混乱は当面、収拾できそうにない。

大統領選には、東部ベンガジを拠点とする有力軍事組織「リビア国民軍」(LNA)のハフタル司令官や、故カダフィ大佐の次男セイフイスラム氏らが立候補を届け出た。

しかし、ロイター通信によると、選管は選挙関連の法整備がなされない限り候補者リストは公表しない方針を示し、選管当局者は16日、予定通りの選挙実施は不可能になったと述べた。

2011年に反政府デモでカダフィ政権が崩壊したリビアでは14年、西部の首都トリポリを拠点とする暫定政権とは別に、東部トブルクで「代表議会」が発足し、分裂状態に陥った。

19年にはハフタル氏率いるLNAが暫定政権に近いイスラム系武装勢力と衝突。LNAをロシアやエジプト、アラブ首長国連邦(UAE)が、暫定政権をトルコやカタールがそれぞれ支援する代理戦争となり、内戦が泥沼化した。

LNAと暫定政権は昨年10月、国連の仲介で停戦に合意し、国際社会は大統領選を国民和解の第一歩と位置づけて実施を後押ししてきた。しかし、東西の両陣営は選挙制度などをめぐって非難合戦を続け、和解にはほど遠いのが実情だ。

12月に入ってからはトリポリの政府庁舎を一部の軍人らが包囲したり、南西部セブハで民兵らが衝突したりするなど治安が不安定化している。選挙を延期して実施したとしても結果を認めない勢力が反発し、再び混乱する可能性もある。

トリポリ大のムスタファ・ハシム教授(政治学)は電話取材に、「有権者は(現在の状況に)とても失望している。東西の対立はそれぞれの指導者らが部族や地域を重視し、大きな権力を握ろうとしていることが原因だ」とする一方、「現在は選挙を通じて民主化への道を模索している」と述べ、カダフィ体制の時代との違いを指摘した。

2924チバQ:2021/12/22(水) 14:03:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/0d984c3a8b84bb497dfc7c69ac8bcffca97116b2
エチオピア政府、反政府勢力からの和平呼びかけを一蹴
12/22(水) 13:45配信

CNN.co.jp
ティグライ州の州都メケレの北を走る道路上に停車した戦車

(CNN) エチオピア政府は、北部のティグライ州に拠点を置く武装勢力からの停戦の呼びかけを一蹴した。政府側が以前も和平を呼び掛けたものの、武装勢力側が複数回にわたって拒絶したことが理由だとしている。

同州の指導者は19日、周辺地域から反政府勢力の部隊を撤退させると発表。13カ月にわたる戦闘において、停戦への期待を抱かせる動きが出ていた。

だがアビー首相の報道官は21日、首都アディスアベバで報道陣に対し、ティグライ人民解放戦線(TPLF)の真意について疑問を呈し、「我々はこの局面での解決に当たり、平和裏なやり方で、かつ政治的な手段を通してなされるようにするという観点から力を注いでいる。それでもなお、いかなる政治的解決も常に、正義や説明責任に基軸が置かれ、また対話の中でなされることになる」と述べた。

また報道官は、どの当事者が対話に臨むことになるかについて言及することはできないとし、TPLFの行動が「戦略的な後退なのかどうか、自ずから明らかになるだろう」と述べた。

TPLFとエチオピア連邦政府は2020年11月から紛争状態にある。アビー首相は当時、ティグライ州での統治をめぐる長期間にわたる対立を受けて、同州への軍事行動を指示していた。

戦闘により数千人が死亡したほか、200万人以上が住むところを追われた。飢饉(ききん)が悪化し、残虐行為も増加した。

TPLFの指導者であるデブレチオン・ゲブレミカエル氏は、国連事務総長および安保理議長に書簡を送付。CNNが20日に確認した、19日付のこの書簡には、同氏が「ティグライ州外にいる部隊に対し、ティグライ州境へと直ちに撤退するよう命じた」と記されていた。

また同氏は書簡の中で、国連の外交団に対して、「交渉の後に続く、敵対行為の即時停止に対する全面的な支援」を提供するよう要請。また安保理に対し、「あらゆる形態の敵対行為を即時かつ実際に停止させることを保証するメカニズムを創設する」よう求めた。

だが先の首相報道官は、アムハラ州やアファール州からの撤退に関するTPLFの談話を一蹴。TPLFのメッセージを国際社会とメディアが「増幅」させていると批判。「エチオピアおよび英雄的なその部隊は外部からの検証を必要としない」と述べた。

2925チバQ:2021/12/22(水) 18:07:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/f118a5800eafaf44a716979116188e26404b1f52
大統領選延期か、リビアの混迷さらに深まる懸念 アルジャジーラ報道
12/22(水) 17:05配信
朝日新聞デジタル
今年11月、大統領選への立候補を届け出た、故カダフィ大佐の次男セイフルイスラム氏(左)。リビア選管提供=AP

 内戦によって国家の分裂が続いた北アフリカのリビアで24日に予定される大統領選について、延期が不可避との見方が広がっている。中東の衛星放送局アルジャジーラは21日、選管当局の委員長が各地の選管に解散を命じたと報じた。事実上の延期決定と伝えている。

 アルジャジーラによると、決定は20日付。これまでのところ、リビア当局は延期を公式に発表していない。選挙のあり方そのものをめぐって各勢力が対立し、最終候補者名簿もいまだに明らかにされないなど、「延期は不可避」との声が大勢を占めていた。

 今回の大統領選には98人が立候補を届け出て、独裁政権を率いた故カダフィ大佐の次男セイフルイスラム氏や、東部の有力武装組織「リビア国民軍」(LNA)を指揮したハフタル氏、暫定統一政府で首相を務めたダバイバ氏らも名乗りを上げていた。

朝日新聞社

2926チバQ:2021/12/28(火) 03:05:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/5e0daf0f8c5c0fed2c392eee951324f49ba3b644ソマリア大統領、首相を停職に 選挙めぐり対立激化
12/27(月) 20:31配信

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AFP=時事
ソマリアのモハメド・アブドラヒ・モハメド・ファルマージョ大統領(左)とモハメド・フセイン・ロブレ首相(2021年12月7日作成)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】東アフリカ・ソマリアのモハメド・アブドラヒ・モハメド・ファルマージョ(Mohamed Abdullahi Mohamed Farmajo)大統領は27日、選挙をめぐって対立するモハメド・フセイン・ロブレ(Mohamed Hussein Roble)首相を停職処分としたと発表した。ロブレ首相は憲法違反だと主張しており、確執が深まっている。

【写真】激動の2021年 コロナから異常気象まで

 大統領府は、ロブレ首相が土地収奪事件の捜査に介入したとして「首相に汚職関与の疑いがあることから、停職させ権限を停止すると決定した」と発表した。

 これに先立ちロブレ首相は26日、ファルマージョ大統領が首相の選挙実施権限を取り消し、間違いを「正す」ためとして新たな委員会を招集したのは選挙プロセスの妨害だと非難していた。

 停職の発表を受け、ロブレ首相はファルマージョ大統領が「憲法と国の法律に違反して、力ずくで首相の座を奪おうとしている」と反論している。

 政情が不安定な「アフリカの角(Horn of Africa)」と呼ばれる地域にあるソマリアでは、選挙の延期が続く中、ファルマージョ大統領とロブレ首相の関係が冷え込んでいた。今回の事態を受け、内政のさらなる混乱が危惧される。 

 4月にはファルマージョ大統領が選挙を行わないまま任期延長を決定し、首都モガディシオの市街地で親政府派と反政府派が銃撃戦を繰り広げる事態に発展した。

 この混乱はファルマージョ大統領が任期延長を撤回し、ロブレ首相が選挙日程を調整することで収束したものの、両者の対立は続き、選挙はまたも延期。両者は10月にようやく和解し、共同声明で選挙プロセスの加速化を約束したばかりだった。【翻訳編集】 AFPBB News

2927チバQ:2021/12/28(火) 03:12:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/0da431abad2aabd0a3cafb2c774eeed15c620ca0北部への進撃否定 軍に待機命令 エチオピア政府
12/25(土) 21:03配信

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時事通信
戦闘で家を失ったエチオピアの避難民たち=8月23日、北西部アムハラ州デセ(AFP時事)

 【ナイロビAFP時事】エチオピア政府は24日、声明を出し、反政府勢力の本拠地、北部ティグレ州への進撃を否定した。

【図解】大エチオピア・ルネサンスダム

 ただ「領土主権」への脅威が迫れば、この決定は覆されると警告した。

 声明は、戦場となってきたアムハラ州東部やアファール州を政府軍が確保したと主張。軍に対し「現在掌握している地域に用心深くとどまれ。ティグレ州への進撃命令を政府は出していない」と指示した。国連も声明を出し「グテレス事務総長はこの機会を生かすよう各派に求めている」と訴え、対話を促した。

 反政府勢力「ティグレ人民解放戦線(TPLF)」は20日、本拠地ティグレ州への撤収を表明。エチオピア政府は連戦連敗を取り繕っているだけだと非難していた。

2928チバQ:2022/01/03(月) 23:48:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/c5bed942660643cc30041d33b364b00ebbd2942c
スーダンのハムドク首相が辞意表明…民主化勢力による抗議運動の収拾に失敗
1/3(月) 21:18配信
読売新聞オンライン
アブダラ・ハムドク首相(ロイター)

 【ヨハネスブルク=深沢亮爾】アフリカ北東部スーダンのアブダラ・ハムドク首相は2日、辞任の意向を表明した。昨年10月の軍事クーデターに反対する民主化勢力などの抗議運動の収拾に失敗し、組閣も出来ない状況に追い込まれる中、政治的な停滞の責任を取ったものとみられる。

 ハムドク氏はテレビ演説で「民主国家に向かう暫定統治のかじ取りを別の人に託すことにした」と述べた。元国連職員で、2019年の暫定政権発足時から、民主化勢力の代表格として脱イスラム化や親米外交を進めてきた。今回の辞任で、民主化勢力内のさらなる分裂と弱体化が進みかねず、軍による権力の掌握が進むスーダンの民主化プロセスは一段と不透明さを増す。

2929チバQ:2022/01/04(火) 08:51:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/c303b7ae1b5f09eda3a6b5feb9e0cc5d0e824cbc
ハイチで首相暗殺未遂 昨年殺害された大統領後継
1/4(火) 8:31配信

時事通信
ハイチのアンリ首相=2021年7月、ポルトープランス(AFP時事)

 【サンパウロ時事】ハイチのアンリ首相の事務所は3日、アンリ氏が1日に北部ゴナイブで暗殺未遂に遭ったと発表した。

 同氏は無事という。ロイター通信などが伝えた。ハイチでは2021年7月、守旧勢力と対立していたモイーズ大統領が自宅で暗殺された。暗殺の数日前にモイーズ氏から首相に任命されたアンリ氏は、大統領権限を継承している。

 アンリ氏は教会で行われていた独立218周年記念式典の最中、「無法者とテロリスト」の銃撃を受けた。1人が死亡、2人が負傷したという。

2930チバQ:2022/01/10(月) 19:16:17
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20220109k0000m030059000c.html
オーストラリア・モリソン首相、支持率急落 コロナ、環境問題で逆風
2022/01/09 13:50毎日新聞

オーストラリア・モリソン首相、支持率急落 コロナ、環境問題で逆風

記者会見するモリソン豪首相=2021年12月22日、AP

(毎日新聞)

 2022年5月までに総選挙が予定されるオーストラリアで、自由党のモリソン首相の支持率が下落し、野党・労働党のアルバネージ党首との差が縮まっている。与党保守連合(自由党、国民党)の新型コロナウイルスへの対応などに批判が高まっているためで、政権交代の可能性も指摘されている。

 豪州では、連邦議会議員の任期である22年5月までに総選挙が実施される。

 豪ガーディアン紙と民間会社の21年12月の共同世論調査によると、モリソン首相の支持率は46%で、不支持の44%と賛否が割れている。21年は2月が65%と最も高かったが、当時と比べ19ポイントも下落した。

 モリソン氏とアルバネージ氏のどちらが好ましいかを問う質問では、モリソン氏42%▽アルバネージ氏31%▽「分からない」27%――だった。モリソン氏が今もリードしているものの、両者の差は2月と比べ15ポイント以上縮んだ。地元テレビ局の「7ニュース」は個別の選挙区を調査した別の調査をもとに、野党労働党への政権交代もありうるとの見方を示した。

 モリソン氏の支持率下落の要因の一つは、新型コロナウイルスへの対応だ。豪州では、新型コロナの感染が広がった20年3月以降、厳しい外出制限やロックダウンが続き、21年8月にはメルボルンやシドニーでロックダウンに対する数千人規模の抗議デモが広がった。一方で政府のワクチン確保が遅れたことでワクチン接種は進まず、必要回数の接種を終えた人は、8月中旬時点で人口の3割にとどまった。

 豪ガーディアンの同月の共同調査では、政府の新型コロナ対応への支持は36%と低く、接種が進んだ11月までに48%まで回復したが、「オミクロン株」が広がったことで、12月には再び41%に落ち込んだ。

 また与野党間で、対中姿勢などを含めた外交政策に際立った違いがみられない中、環境問題が支持率に影を落としている。二酸化炭素の排出量が多い石炭火力が電源構成の約6割を占める豪州では、化石燃料産業とのつながりが深い与党議員らの反対もあり、気候変動対策の遅れがたびたび批判されてきた。モリソン氏は11月に英国で開かれた国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)を前に50年までに温室効果ガスを実質ゼロにする目標を掲げたが、同月に実施された世論調査では、43%が「目標は十分ではない」と回答。「十分」は37%、「わからない」は20%だった。

 支持政党によって回答は割れ、労働党支持者では不十分が52%。連立政権支持者では同32%だったが、与党内でも、環境変化で影響を受ける農家を支持基盤とする議員らからは政府の消極的な姿勢に不満の声があがりはじめている。

 モリソン氏は前回の19年の選挙で、自由党の劣勢が叫ばれる中「奇跡」(地元メディア)の勝利をもたらした立役者だとされてきた。しかし今回の選挙ではモリソン氏に対する信頼の低下が選挙結果に影響するとの指摘があがる。

 神奈川大の杉田弘也教授(豪政治)は「環境問題では、対策に力を入れる労働党などにすでに女性票が流れている。さらに、(21年2月に発覚した)与党女性職員の性被害問題などで再発防止対策が実現していないことから、この傾向は強まるだろう。ワクチン確保、環境問題でも行動が伴わないことが多く、モリソン氏への信頼は低下している。国民が政権交代を選ぶ可能性は少なくない」と話した。【バンコク石山絵歩】

2931チバQ:2022/01/10(月) 19:54:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/beb0e65d226603c447d1661127e0766d7fa9e8ab
豪裁判所、ジョコビッチ選手入国許可 政府、ビザ取り消し再検討示唆
1/10(月) 16:13配信

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毎日新聞
ジョコビッチ選手の入国が認められ、喜ぶファン=AP

 新型コロナウイルスのワクチン接種を巡り、オーストラリアへの入国を拒否された男子テニス世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ選手(34)=セルビア=について、豪州の裁判所は10日、入国を認める判断を示した。査証(ビザ)取り消しを無効とし、ジョコビッチ選手を収容先から解放するよう命じた。

 裁判官は、豪州当局がビザの取り消しを伝えた後、他者への相談などの十分な時間を与えなかったなどと不備を指摘。ビザ取り消しは「不合理」とした。

 一方、豪州政府側代理人は「移民相にはビザを取り消す個人的権限がある」とし、今後移民相が取り消しを再度検討する可能性も示唆した。仮に取り消された場合、ジョコビッチ選手は異議を申し立てられるが、取り消しが確定すれば豪州に3年入国できなくなる。ジョコビッチ選手は17日開幕の全豪オープン出場を目指しているが、参加できるかは依然として不透明だ。

 ジョコビッチ選手の入国拒否はワクチン接種免除の書類不備が理由だった。裁判資料などによると、ジョコビッチ選手は昨年12月16日に陽性が判明。だが弁護団はその後2週間、高熱などの症状はないとしていた。全豪を運営する豪州テニス協会やビクトリア州政府は接種免除を許可したが、連邦政府は6日、入国を拒否した。

 地元メディアによると、ジョコビッチ選手が留め置かれていたホテル周辺には多くの支援者が集まった。また、裁判は動画配信サイトでライブ配信され、約1万4000人が視聴した。【バンコク石山絵歩】

2932チバQ:2022/01/11(火) 18:36:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/dc7cf5db0c76cdbbf750ec68b405e02ee89cace8
中米ニカラグア大統領、連続4期目に 欧米圧力で中国接近
1/11(火) 14:31配信
時事通信
ニカラグアのオルテガ大統領=2018年8月、マナグア(AFP時事)

 【サンパウロ時事】中米ニカラグアで10日、反米左派ダニエル・オルテガ大統領(76)の連続4期目、通算では5期目の任期が始まった。

 終身大統領を目指すゲリラ出身のオルテガ氏は、昨年11月に政敵を排除した選挙で圧勝。欧米諸国は経済制裁などの圧力を強めているが、オルテガ政権は対抗するように中国に急接近している。

 オルテガ氏は首都マナグアでの就任式典に、副大統領に留任した夫人ロサリオ・ムリジョ氏(70)と共に出席した。式典には反米で歩調をそろえるベネズエラ、キューバの大統領のほか、ロシア、イランなどの外交団が参加。昨年12月に国交を結んだばかりの中国の代表も列席した。

2933チバQ:2022/01/11(火) 19:21:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/3c9103c6b969fc76a7e0b4966f8e65a8e5178e28
ベネズエラの重要知事選で野党勝利 反米左派マドゥロ政権に一矢
1/11(火) 14:29配信

時事通信
ベネズエラ西部バリナス州知事選で勝利し、取材に応じる野党連合・民主統一会議(MUD)のガリド候補=10日(EPA時事)

 【サンパウロ時事】南米ベネズエラ西部バリナス州で9日、やり直しの知事選が実施され、野党連合・民主統一会議(MUD)のガリド候補が、独裁色を強める反米左派マドゥロ大統領率いる与党・統一社会党(PSUV)のアレアサ前外相を破って当選した。

 同州はマドゥロ氏の「師」である故チャベス前大統領の出身地で、1998年からチャベス氏親族による支配が続いていた。勝利は、締め付けで弱体化したMUDの立て直しのきっかけとなる可能性がある。

 バリナス州では昨年11月の統一地方選で、当時のMUD候補が知事再選を狙うチャベス氏の弟に対して優勢に立った。しかし、マドゥロ氏が牛耳る最高裁が、MUD候補は「公職に就く資格がない」と判断し、再選挙を命じていた。ロイター通信によると、PSUV側は有権者への食料支援などを通じて集票を図ったが、ガリド氏は55.4%を得票。アレアサ氏は41.3%にとどまった。

2934反社カルトのカトリック・イエズス会:2022/01/13(木) 07:19:41
『慶応OG』の仮面をかぶった栃木県佐野市のメス山猿を斡旋するゴミ・カスのような縁談を拒絶したら 反社カルト(カトリック)が大叶鉱山で大発破を轟かせて威嚇したり、人工地震で驚かせたり、爆音バイクで徘徊したり、KDDIやTwitter、Google Japanなどに潜入している秘密工作員を動員してジャンク通知をプッシュして来たり、公道にゴミを散乱しに来た…
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TVerの見逃し配信を観ている最中に、30分間に8回くらいの頻度で遠隔操作によりTVerの音量をゼロ(ミュート)にしやがったかと思えば、陸自の爆音ヘリで上空を徘徊した(いずれも2022年1月12日<水>午前)。
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更にマカフィー・モバイル・セキュリティーに潜伏した反社カルトのカトリック・イエズス会 工作員が 動画視聴中に何度もジャンク通知と通知音をプッシュして来た(2022年1月13日<木>午前)。
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慶応OGとの縁談を餌にカトリックに入信させる気 満々で反社カルトのカトリック・イエズス会が付き纏って来ている。
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ドイツ・オーストリアで狂人ヒットラーと、またイタリアで変人ムッソリーニと、更にはスペインで独善フランコと、中南米で麻薬王や反米・極左政権と誼(コンコルダート)を交わすカトリックは邪教であり、悪魔崇拝の反社カルトである。
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聖光学院や栄光学園、広島学院、愛光学園、ラサールなど反社カトリック系ミッション高校、そして反社カトリックに洗脳された一部の腰抜け上智関係者と共に邪悪なルシファー(カトリック教会)を地上から追い払い、人類の明るい未来を切り拓く必要がある。

2935チバQ:2022/01/13(木) 09:21:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/e8025e7b88e93bd683f08311c5e5d3bff26274d9
エチオピア北部州は「地獄」 WHO、封鎖措置を批判
1/13(木) 6:56配信

AFP=時事
エチオピア北部アムハラ州で、ティグレ人反政府勢力に攻撃されたとされる焼け焦げた自宅を見せる男性(2021年12月6日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】世界保健機関(WHO)は12日、紛争が続くエチオピア北部ティグレ(Tigray)州について、封鎖措置により人々の救命に必要な医薬品などの物資が届かず「地獄」の様相を呈していると指摘し、「人道に対する侮辱」だと批判した。

【写真】エチオピア北部アムハラ州で、反政府勢力が略奪を行なったとされる学校

 同州出身のテドロス・アダノム・ゲブレイェスス(Tedros Adhanom Ghebreyesus)事務局長は「ティグレのような地獄は世界中のどこにもない」と断言。「21世紀のこの時代に、政府が1年以上も自国民に食料や薬など生存に必要な物資を与えないというのは、あまりに恐ろしく、想像を絶することだ」と非難した。

 WHOは同国の他の地域には医薬品の供給が許されているが、同州には昨年7月以来一切届けることができていないと説明。同州で最近、連日のように無人機による空爆が行われ、死者が出ていることも指摘した。

 同国では2020年11月、アビー・アハメド(Abiy Ahmed)首相を支持する勢力と「ティグレ人民解放戦線(TPLF)」などの反政府勢力の間で紛争が勃発。以来、数千人が死亡し、数百万人が家を追われている。同州では数百万人に医薬品や食料が届かず、数十万人が飢饉(ききん)に近い状態にあり、国連(UN)はこれを事実上の封鎖と呼んでいる。【翻訳編集】 AFPBB News

2936チバQ:2022/01/13(木) 13:04:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/dc41aab3fe7e944762bb8cb5b18d700cbee6996b
ブラジル大統領、オミクロン株軽視 集団免疫擁護
1/13(木) 12:05配信

AFP=時事
腸閉塞の治療を受けて退院する際に会見に出席したブラジルのジャイル・ボルソナロ大統領。サンパウロ市内で(2022年1月5日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】ブラジルのジャイル・ボルソナロ(Jair Bolsonaro)大統領は12日、国内で急速に広がる新型コロナウイルス変異株「オミクロン株」を軽視する発言をした。さらにロックダウン(都市封鎖)の再導入を否定し、自然感染を通じての集団免疫獲得を擁護した。

【図解】これまでに分かっているオミクロン株の特徴

 ブラジルは新型ウイルスによる死者数が世界で2番目に多く、専門家は医療体制の逼迫(ひっぱく)を警告している。

 しかし、ボルソナロ氏はガゼッタ・ブラジル(Gazeta Brazil)のインタビューで、「オミクロン株では誰も死んでいない」と主張した。

 中部ゴイアス(Goias)州の自治体がオミクロン株に感染した国内初の死者が確認されたと発表していたが、ボルソナロ氏はこの人物について、オミクロン株ではなく感染以前からの肺などの重い疾患が原因だったと述べた。

 専門家によると、ブラジルではすでにオミクロン株が主流になっている。

 ボルソナロ氏は、オミクロン株の感染力は強いが、これまでの変異株より死者数は少ないという暫定的なエビデンスを取り上げ、「(オミクロン株は)ワクチンウイルスだと言う人もいる。製薬業界に迎合しない賢明で真面目な人はオミクロン株を歓迎し、(新型ウイルスの)パンデミック(世界的な大流行)終息の先触れかもしれないと述べている」と主張した。

 世界保健機関(WHO)で緊急事態対応を統括するマイク・ライアン(Mike Ryan)氏はスイス・ジュネーブでボルソナロ氏の発言について問われると、「死をもたらすウイルスは歓迎できない。死や苦しみが避けられるならなおさらだ」と述べた。

 ブラジルのニュースサイト「UOL」によると、ライアン氏は「オミクロン株の重症化率が低くとも、症状が軽いわけではない」と続けた。

 ボルソナロ氏は、ブラジル経済はロックダウンの再導入に耐えられないと主張し、集団免疫を獲得するために感染を拡大させるアプローチを擁護。「集団免疫は現実的だ。新型ウイルスに感染して免疫ができた人は、ワクチンを接種した人より抗体の量が多い」として、「私が好例だ。ワクチンを接種していないが、すこぶる元気だ」と述べた。【翻訳編集】 AFPBB News

2937チバQ:2022/01/13(木) 20:16:16
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASQ1F2CPYQ1FUHBI001.html
ソマリア首都の空港近くで爆発、8人死亡 外国人狙った自爆テロか
2022/01/13 07:33朝日新聞

ソマリア首都の空港近くで爆発、8人死亡 外国人狙った自爆テロか

ソマリアの首都モガディシオで12日、爆発が起きた車両付近を調べる治安部隊員ら=ロイター

(朝日新聞)

 アフリカ東部ソマリアの首都モガディシオの空港付近で12日、自動車による自爆テロとみられる爆発が起き、少なくとも8人が死亡、9人が負傷した。AP通信が伝えた。アルカイダ系過激派組織シャバブが犯行声明を出し、白人を狙ったと主張したという。

 AFP通信によると、爆発の規模はかなり大きく、目撃者によると、近くにあったビルが破壊されたという。空港の敷地内には米国の大使館などがあることから、シャバブが外国人の要人の出入りを狙って爆弾攻撃を行ったとみられる。

 ソマリアでは昨年2月に予定されていた大統領選などが実施できず、選挙が延期され続けてきたが、大統領の座に居座るアブドラヒ氏に対し、首相のロブレ氏らが強く反発するなど政治的な混乱が深まってきた。危機的な状況を回避するため今月9日、ロブレ氏や各地域の政治指導者たちが下院選を2月25日までに実施することで合意したばかりだった。(ヨハネスブルク=遠藤雄司)

2938反社カルトのカトリック・イエズス会:2022/01/15(土) 15:45:28
2022年1月15日(土)14:43頃 茨城県南部で最大震度1の人工地震(深さ70km)。
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世界中の反米・極右と誼(コンコルダート)を交わす反社カルト、カトリック・イエズス会の仕業。
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反社カルトのカトリック教会が誼(コンコルダート)を交わした反米・極右の主な例は以下の通り。
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1.ドイツ・オーストリアの狂人ヒットラー
2.イタリアの変人ムッソリーニ
3.スペインの独善フランコ
4.チリの冷酷ピノチェト
5.アルゼンチンの偏屈フアン・ペロン
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『慶応OG』の仮面をかぶった栃木県佐野市に縁のあるメス山猿との縁談を餌に カトリックに入信させる気 満々で付き纏うカルト教団、イエズス会。
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カルト教団、イエズス会が御膳立てした胡散臭い縁談を拒絶し、オンライン・ゲームなどを利用して他の方と繋がろうとすると、大叶鉱山で大発破を轟かせて威嚇したり、人工地震で驚かせたり、爆音バイクで周囲を徘徊したり、au PAY マーケットやマカフィー・モバイル・セキュリティー、Google Japan、Twitter、TVerなどに潜伏するカトリック秘密工作員を動員してジャンク通知をプッシュして邪魔したり、陸自ヘリで爆音を撒き散らしたり、公道にゴミを散乱しに来る…

2939大変そうすねw:2022/01/15(土) 16:01:39
>>2938
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長えよw カルト教団は集団見合いで信者数を維持しようとするからなw 縁談の御膳立ては常套手段w 大人しく佐野のメス山猿と交尾するか、警察に通報して胡散臭い縁談の御膳立てをやめさせるかだなw

2940チバQ:2022/01/16(日) 22:07:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/e7d33685df27e0d5c388401dd11888dfc6f8b25e
NZ首相「トンガ首都は落ち着いている」 飲料水の確保など課題も
1/16(日) 10:59配信

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朝日新聞デジタル
海底火山の噴火を確認する地質学者たち。煙は海上から20キロの高さまで上がっていたという=14日投稿のトンガ当局のフェイスブックから

 南太平洋のトンガ諸島で15日午後1時すぎ(日本時間)に発生した海底火山の噴火は、太平洋周辺の広い範囲に津波をもたらした。ニュージーランド政府によると、噴火直後に津波が到達したトンガ諸島では大規模な停電が発生しており、通信が難しい状況が続いている。16日午前11時時点では死者、けが人は公式には報告されていない。


 ニュージーランドのアーダーン首相は16日の記者会見でトンガの被害状況について説明。同国の高等弁務官事務所とは連絡が取れているとして「首都ヌクアロファは火山灰が降り積もったものの、状況は落ち着いている」と述べた。停電により、海底ケーブルを通じた通信が難しくなっているものの、現地では携帯電話が使えているという。

 トンガ側では降灰により、飲料水の確保が課題になっているという。ニュージーランドはオーストラリアとも協議のうえ、支援を検討している。だが噴煙により、飛行機による支援は難しい状況が続いているという。

 トンガ気象庁によると、噴火したのは首都ヌクアロファから北に60キロ余り離れた海底火山。同庁は噴火直後に、トンガ全域に津波警報を発令した。ハワイにある太平洋津波警報センターによると、南太平洋のバヌアツでは15日午後6時ごろに1・4メートルの津波を観測。南米チリでは16日午前6時すぎに1・74メートルを観測した。(西村宏治)

朝日新聞社

2941チバQ:2022/01/16(日) 22:08:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/0b7038ff2264d5fb51013d44796bca9d27c9fd03
噴火と津波に「爆弾か」 住民、緊迫した状況振り返る トンガ
1/16(日) 18:34配信

時事通信
トンガ国王ツポウ6世(手前左)=2015年7月、ヌクアロファ(AFP時事)

 【ウェリントンAFP時事】「私の弟は、近くで爆弾が爆発したのではないかと言っていた」。


 海底火山の噴火と津波を受けた南太平洋の島国トンガの緊迫した状況を住民のメレ・タウファさんが15日、ニュージーランドのニュースサイト「スタッフ」に語った。噴火も津波も「とにかく大きかった。地面が揺れ、家も揺れた」と語った。

 首都ヌクアロファの海岸には1.2メートルの波が押し寄せた。家々が波にのまれるのを横目に、住民は少しでも高い場所へと避難した。灰に交ざって小さな石が幾つも空から降ってきたという。

 「津波が来ると直感するのと同じくらいに、家の外壁に波が当たる音が聞こえ始めた」と語るタウファさんの家も数分で浸水した。家の外では、近所の家の壁が崩れるのを目撃した。「あちこちから叫び声が聞こえた。安全な場所を求め、みんな、とにかく高い所へ向かった」と緊迫した状況を振り返った。

 トンガ国王ツポウ6世もヌクアロファの宮殿から避難したと伝えられる。警察が車列を組み、とにかく海岸線から離れようと逃げる様子が目撃されている。

2942チバQ:2022/01/16(日) 22:16:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/67a180fe9cb24d4bf964d87e63d3b8d59717f3b9
トンガ噴火で気候変動に懸念 SNSで「令和の米騒動」不安視する声
1/16(日) 16:35配信

毎日新聞
気象衛星「ひまわり」が観測した海底火山の噴煙=気象庁のウェブサイトより

 南太平洋のトンガ沖で発生した海底火山噴火で、気候変動や穀物生産への影響を心配する声がSNS(ネット交流サービス)上で相次いでいる。1991年のフィリピン・ピナツボ火山の噴火が原因になった日本のコメ大凶作「平成の米騒動」を引き合いに、「令和の米騒動」が起きるかもしれないと不安視する声もあり、懸念が広がっている。


 <平成の米騒動って、覚えていますか(略)あの時、初めてタイ米食べたわ 今回はそれ以上の、世界的な気候変動がありそう>

 ツイッターに投稿された「平成の米騒動」を引き合いに出すこの投稿は、16日正午現在で1万3000件以上リツイートされている。

 平成の米騒動は、93年に起きた深刻なコメ不足だ。80年ぶりとなる記録的な冷夏で日本全国のコメが不作に。コメの全国作況指数は74と戦後最悪で、国の備蓄も底を突いた。国はタイ米を緊急輸入し、コメを販売する店には長蛇の列ができるなど、大騒ぎになった。

 この原因になったのが、20世紀最大級とされる91年のピナツボ火山の巨大噴火だ。噴出物が成層圏に大量に放出され、地球全体の平均気温が最大約0・5度下がるなど、世界の気候に影響を及ぼした。

 今回のトンガ噴火も、噴火の規模がピナツボ火山と同程度の可能性がある。ツイッター上では、ピナツボ火山と同様、気候変動や穀物生産への影響を懸念する声が相次いでいる。<噴火の粒子で日光が遮られて農作物生産に影響でたら目も当てられないんだけど、どうなるか……>

 中には、平成の米騒動にちなんだ「令和の米騒動」という言葉をツイートする投稿も。<さて…今年は冷夏と厳しい冬になりそうですね……令和の米騒動にならなきゃ良いけど><トンガの大噴火で令和の米騒動が起こりうるのか……津波だけの問題じゃないし対岸の火事でもない>

 一方で、<当時とは気候も栽培環境も違っている。同じ事が起こるとは思えない>、など、大規模な影響を否定する意見もあった。【山下智恵/デジタル報道センター】

2943チバQ:2022/01/16(日) 22:17:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/6ca4aef26c60f61c52bcd7ad31ccb2ea0315f2eb
途切れた通信、乏しい現地情報 トンガの人々の安否は…増す不安
1/16(日) 21:15配信

朝日新聞デジタル
15日、トンガ沖の海底火山の噴火を受け、南米チリでも地元当局の勧告を受けて人々が海岸から避難した=ロイター

 南太平洋のトンガ諸島の海底火山で起きた大規模噴火。被災地からは電話やSNSで不安を訴える声が相次いだ後に通信が途絶え、16日も連絡が難しい状況が続く。被害はどれほどか。関係者は現地の人々の安否を気遣っている。


 「津波だ、逃げろ!」

 昨夏の東京五輪の開会式でトンガの旗手を務めたピタ・タウファトファ選手が16日、トンガのハアパイ諸島で撮影されたとみられる動画をSNSに投稿した。「バーン」という大きな音と衝撃があり、人の叫び声とともに画面が揺れて動画は途切れる。

 タウファトファ選手は開会式で民族衣装をまとい、鍛え上げられた上半身にオイルを塗って行進した。関係者によると豪州で合宿中だが、16日、「愛するトンガのために援助がしたい」とクラウドファンディング(https://gofund.me/e3916dc5)を立ち上げた。午後8時時点で約900万円が集まっている。

 日本のラグビーチームのスタッフとして働く大阪府東大阪市のタウファ統悦(とうえつ)さん(41)は噴火の約1時間後、故郷のトンガに暮らす妹から電話を受けた。

 「怖い、怖い」。妹の声は焦った様子だった。ゴロゴロと雷のような音とともに、妹の幼い子どもたちの泣き声が聞こえた。

 妹の自宅まで細かい石が屋根に飛んでくるといい、「空が赤くて、黒っぽいガスが立ちこめている」。そう訴える妹を「大丈夫、絶対に外には出ないで」となだめ続けた。いったん電話を切り、仕事から戻ってかけ直すと、電話はもうつながらなかった。

 噴火後の街は広範囲で火山灰に覆われているようだ。首都ヌクアロファにいるニュージーランド外交官は16日、同国メディアに衛星電話を使った取材で、「まるで月面の風景のようだ」と語った。現時点で空は穏やかで、火山灰には覆われていないというが、「火山灰が土壌に与えた影響を考えると、深刻な問題に対処しなければならないだろう」と指摘している。

朝日新聞社

2944チバQ:2022/01/17(月) 11:57:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/f65ea61c20b9dfacb64b97bc18d760805bbcf4cf
マリ元大統領死去 20年にクーデターで失脚
1/17(月) 10:19配信
AFP=時事
マリのイブラヒム・ブバカル・ケイタ元大統領(2020年6月30日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】西アフリカ・マリのイブラヒム・ブバカル・ケイタ(Ibrahim Boubacar Keita)元大統領が16日、首都バマコで死去した。76歳。家族が明らかにした。


 ケイタ氏は、2013年からクーデターで失脚する20年まで大統領を務めた。

 暫定政権は声明で、ケイタ氏が残した「輝かしい記憶」をたたえた。同氏は「長期の闘病生活」の末、死去したとしている。

 マリでは12年以降、イスラム過激派が活動を続けており、ケイタ氏は大統領在任中、その問題に直面した。

 20年8月18日、クーデターでケイタ氏が失脚すると、軍による暫定政権が発足。民政移管は実現しておらず、現在、西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)の制裁下にある。

 ショゲル・コカラ・マイガ(Choguel Kokalla Maiga)暫定首相は15日放送された国営テレビのインタビューで、ケイタ氏の統治は汚職と責任逃れに終始したと非難していた。【翻訳編集】 AFPBB News

2945チバQ:2022/01/17(月) 14:22:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/3f1e72ca9c64f48feba99697bb60318236d3a98c
豪、強気の姿勢維持 総選挙も意識 ビザ問題
1/17(月) 7:07配信

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時事通信
オーストラリアのモリソン首相=6日、キャンベラ(AFP時事)

 【シドニー時事】男子テニスのジョコビッチ選手(セルビア)の問題で最後は司法の「お墨付き」を得たオーストラリアのモリソン首相はひとまず胸をなで下ろした。

【写真】男子テニスのノバク・ジョコビッチ選手

 強気の姿勢を維持した背景には、5月までに行われる総選挙を意識し、厳しい新型コロナウイルス対策で我慢を強いてきた国民の支持を失いたくない思惑もありそうだ。

 モリソン氏は6日、この問題について「ルールはルールだ。特例はない」と強調した。入国する外国人にはコロナワクチン接種の完了を義務付けている。「有力選手を特別扱いするのか」と政府への視線は厳しかった。

 総選挙の世論調査では、モリソン氏率いる与党勢力の保守連合は劣勢だ。豪州では当初、ワクチン接種が遅れ、昨年半ばにシドニーなどで長期のロックダウン(都市封鎖)に追い込まれ、支持低迷につながった。

 ビザ問題への強い姿勢で反転を狙いたいところだ。セルビアのブチッチ大統領はジョコビッチ選手の処遇に関し動画を投稿し「これは選挙に勝利するために必要なのか」と露骨に述べている。

 17日の全豪の開幕を前にジョコビッチ選手の騒動に明け暮れたことで「全豪オープンは一人の選手よりもはるかに重要だ」(ラファエル・ナダル選手)と別の不満も表面化した。モリソン氏は16日、「テニスを楽しもう」と融和を呼び掛けたが、選手の晴れ舞台が政治利用されたと捉えられれば批判の矛先が政権に向かう恐れも残っている。

2946チバQ:2022/01/17(月) 14:43:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/ca351f6d4369b50313c6ed32f8deff88d92e3898
「まるで月面の風景」 トンガにいるNZ外交官、現地の様子語る
1/16(日) 18:33配信

朝日新聞デジタル
海底火山の噴火を確認する地質学者たち。煙は海上から20キロの高さまで上がっていたという=14日投稿のトンガ当局のフェイスブックから

 「まるで月面の風景のようだ」――。南太平洋トンガ諸島の海底火山の大規模噴火で、トンガの首都ヌクアロファにいるニュージーランド外交官は16日、同国メディアに、火山灰が降った街の様子をそう表現した。


 ニュージーランドのテレビ局「TVNZ」によると、ニュージーランドの外交官ピーター・ルンド氏がヌクアロファから衛星電話で同社の取材に応じた。

 ルンド氏によると、現段階では政府などによる公式な死者数や負傷者数の発表はない。また、電話はまだつながらない状態だという。被害状況について、ヌクアロファの沿岸部や島の西側沿岸部が「かなりひどくやられている」と話した。現時点で空は穏やかで、火山灰には覆われていないという。

 ルンド氏は取材に対し、「トンガ政府は対応に懸命に取り組んでいる」と述べ、「ありがたいことに、大規模な被害には直面していない。火山灰が土壌や土地に与えた影響を考えると、深刻な問題に対処しなければならないだろう」と指摘した。(ジャカルタ=半田尚子)

朝日新聞社

2947チバQ:2022/01/17(月) 14:50:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/caa453e0890fcef97ec20064b539d25546a0b1ac
トンガの首都「月面のよう」 被害の全容わからず 海底火山噴火
1/16(日) 20:34配信

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毎日新聞
トンガ沖で起きた海底火山の大規模な噴火で噴き上がる火山灰や水蒸気=トンガ政府機関のフェイスブックから

 南太平洋のトンガ沖で起きた海底火山の大規模噴火から一夜明けた16日も、トンガ国内の被害の全容は明らかになっていない。近隣諸国は連携して情報収集と緊急支援の準備を進めている。多くの国や地域で津波警報や注意報は解除されたが、予測不能な潮位の変化も起こりうるとして海岸での活動に注意を呼びかけている。

【衝撃的な噴煙の大きさ】トンガ海底火山噴火の様子

 オーストラリア気象当局によると、トンガの首都ヌクアロファでは1・2メートルの津波が観測された。ヌクアロファに駐在するニュージーランドの外交官は16日、衛星電話で同国テレビ局の取材に応じ、沿岸地域では大きな浸水被害が生じており、首都の市街地も火山灰に覆われ「月面のようだ」と語った。「現時点では死者や重傷者は報告されていない」と述べたが、連絡がつかない人たちが複数いるという。トンガは約170の島で構成され、約10万6000人が定住している。

 ツイッターでは、噴火後にトンガの沿岸に津波が押し寄せているとみられる動画なども出回ったが、ロイター通信などによると、噴火から約1時間半が経過したころにインターネットや電話の回線が遮断された。ニュージーランドの国営ラジオによると、沿岸近くの宮殿に滞在していたトンガ国王のツポウ6世らは、首都で浸水の被害が確認された後に現地警察や軍隊が高台に避難させた。主要な道路なども浸水被害が出ている模様だ。

 2021年の東京オリンピックのテコンドー男子80キロ超級のトンガ代表で、開会式で旗手も務めたピタ・タウファトフアさんは国外に滞在中で、インスタグラムを更新。首都があるトンガタプ島の北160キロにあるハアパイ島に住む家族と連絡がつかないと投稿した。ハアパイ島の通信が遮断されているためという。「トンガの人々は、神がもたらした地球で最も強い回復力を持つ。大きな苦難の時こそ、真の精神が輝く」と記した。

 噴火で発生した衝撃波による爆発音は「ソニックブーム」と呼ばれ、英気象庁によると、1万6000キロ以上離れた英国でも観測された。英BBCは、トンガから約800キロ離れたフィジーの首都スバ当局の情報として「大きな雷鳴のような音が聞こえた」と報じた。

 豪メディアによると、同国本土の東にあるノーフォーク島では1・27メートルの津波を観測。ニューサウスウェールズ州でも沿岸地域や島に津波警報が発令され、浜辺が閉鎖された。【八田浩輔、日下部元美】

2948チバQ:2022/01/18(火) 16:50:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/15bd109e011469d1f2a70aaf662085d357bdee9a
トンガ孤立状態続く、大規模噴火と津波で甚大な被害
1/18(火) 16:00配信


CNN.co.jp
気象衛星「ひまわり」が観測した海底火山の噴煙=15日

(CNN) 南太平洋の島国トンガの近海で起きた海底火山の噴火で、同国の首都ヌクアロファのニュージーランド大使館は17日、本島のトンガタプ島西海岸一帯で甚大な被害が出ていると伝えた。

【映像】トンガ孤立状態続く、大規模噴火と津波で甚大な被害

ニュージーランド大使館の声明によると、トンガタプ島は全土が厚い火山灰に覆われた状態にある。SNSには、浸水被害に見舞われたヌクアロファで住民らが避難する様子や、噴煙に覆われて空が真っ暗になった様子が投稿されていた。津波は何千キロも離れた米西海岸や南米ペルー、ニュージーランド、日本でも観測された。ペルーでは少なくとも2人が高波に押し流されて死亡した。

現時点で、大勢の死傷者が出たという報告は入っていない。しかし支援団体は、現地の大気汚染や、飲料水の確保が難しくなっている状況を危惧している。

通信も途絶えていることから、オーストラリアとニュージーランドは被害の程度を確認するため哨戒機を派遣した。

今回の噴火でトンガタプ島を襲った津波は、首都ヌクアロファ付近で1.2メートルを観測。15日には道路の冠水や建物の浸水被害が発生した。

被害状況を調査するオーストラリアの哨戒機は17日、噴煙に阻まれて早朝の出発を見合わせていたが、同日午前、離陸した。

オーストラリアやニュージーランド、フィジーからの航空機数機は噴煙のために出発を延期した。

専門家によると、15日に起きた噴火は、世界で過去30年あまりの間に発生した噴火の中で最大規模だったと思われる。噴火の様子は宇宙からリアルタイムで撮影され、噴煙は約20キロもの高さに到達。太平洋を横断して各国に津波が押し寄せた。

専門家がニュージーランドのラジオ局に語ったところによれば、今回の噴火は1991年に起きたフィリピンのピナツボ火山噴火以来、最大の規模だった。

現地では通信が途絶していることから、特に本島から離れた島々の被害状況はほとんど把握できていない。

トンガのファカファヌア下院議長はSNSに投稿した声明の中で、「市民に新鮮な飲料水と食料を提供するため、緊急支援が必要だ」と訴えた。

下院議長によれば、多くの地域が相当量の火山灰によって被災しているが、人命や建物などの被害の程度は現時点で分かっていない。

ニュージーランドのアーダーン首相は16日、ヌクアロファでは津波で重大な被害が出ていると指摘。ボートや岩石が海岸に打ち上げられ、沿岸部の店舗が損壊していると伝えた。

海底の通信ケーブルは、電力の喪失が原因とみられる障害が発生している。

オーストラリアの国際開発・太平洋担当相は、トンガの道路や住宅などに重大な被害が出ていると述べ、離島からの情報は、現時点で「非常に限られている」とした。

トンガタプ島にあるビーチリゾートは17日、「悲しいことに、私たちの美しいビーチリゾートが壊滅した。西海岸の一帯も、カヌクポル村も壊滅状態にある」とフェイスブックに書き込んだ。

国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)は、支援チームが現地入りしたと伝え、1200世帯分の支援物資があると説明。ロイター通信はIFRC太平洋責任者の話として、本当から離れた島々では特に甚大な被害が出ている可能性があると伝えた。

ニュージーランド軍はトンガの被害状況を調べるためにオライオン機を派遣。アーダーン首相は34万ドルの支援などを発表した。

オーストラリアや中国、台湾もそれぞれトンガ支援を表明している。

トンガは170以上の島々で構成され、人口は約10万人。フィジーの東部約800キロ、ニュージーランドからは約2380キロ離れた南太平洋上にある。

海底火山「フンガトンガ・フンガハーパイ」はトンガのフォヌアフォオウ島から約30キロ南東にあり、海底からの高さは約2000メートル。およそ100メートルが海上に出ている。研究者によれば、過去数十年にわたって噴火を繰り返していた。

2949チバQ:2022/01/19(水) 09:57:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/00ff045c96829ce064a8a2c730c667a54f598295
トンガ政府が初の声明、3人の死亡確認 「全住宅が倒壊」の島も
1/19(水) 0:07配信
朝日新聞デジタル
17日、トンガのノムカ島上空を飛行したニュージーランド軍の哨戒機が撮影した写真=ニュージーランド国防省提供。建物の屋根に火山灰が積もっている様子が確認できるという

 海底火山の大規模噴火に見舞われたトンガで18日、地元政府が初めて公式の声明を発表した。3人の死者が確認されたほか、複数のけが人が出ているという。トンガでは30を超える島に住民がいるが、中には「すべての住宅が倒壊した」島もあるといい、今後、大きな被害が明らかになる懸念も出てきた。

 トンガでは噴火の影響で海底ケーブルが損傷し、国外との通信が困難になっている。このためトンガ政府の声明は、オーストラリアの在トンガ高等弁務官事務所が代理で公表した。

 声明によると、死亡が確認されたのは英国人が1人と、トンガ人が2人。このほかに複数のけが人が報告されているという。

 現時点で特に深刻な被害が分かっているのは、中部ハーパイ諸島だ。標高の低い小さな島は津波をかぶったとみられ、政府は同諸島のマンゴ島では「全住宅が倒壊」したと報告。フォノイフア島では「2棟を残しただけ」とした。

 両島では数十人が暮らしていたとみられ、政府はこうした小さな島から、近隣のやや大きなノムカ島への避難を開始した。ただノムカ島も大きな被害を受けているという。

 両島については、オーストラリア軍とニュージーランド軍が17日に実施した上空からの視察でも、深刻な被害が確認されていた。国連人道問題調整事務所(OCHA)も17日、両国の視察の結果を踏まえて、こうした小さな島の状況を「特に懸念している」と説明していた。(シンガポール=西村宏治)

朝日新聞社

2950カトリックはカルト教団:2022/01/20(木) 08:15:02
反社カルトのカトリック教会が誼(コンコルダート)を交わした反米・極右の主な例は以下の通り。
.
1.ドイツ・オーストリアの狂人ヒットラー
2.イタリアの変人ムッソリーニ
3.スペインの独善フランコ
.
縁談を餌に カトリックに入信させる気 満々で40年近くカトリックでない異教徒の上智大卒業生や栄光学園卒業生に 独善的パターナリズムを強要しようと付き纏うカルト教団、イエズス会。
.
カルト教団、イエズス会が御膳立てした胡散臭い縁談を拒絶し、オンライン・ゲームなどを利用して他の方と繋がろうとすると、大叶鉱山で大発破を轟かせて威嚇したり、人工地震で驚かせたり、爆音バイクで周囲を徘徊したり、au PAY マーケットやマカフィー・モバイル・セキュリティー、Google Japan、Twitter、d払い、TVerなどに潜伏するカトリック秘密工作員を動員してジャンク通知をプッシュして妨害を繰り返したり、遠隔操作でYouTubeやTVerの音量を頻繁にゼロ(ミュート化)したり、陸自ヘリで徘徊して爆音を撒き散らしたり、公道にゴミを散乱しに来る…
.
反社カルトのカトリックは押し付けがましい振る舞いを自重しないと 中間選挙を控えたカトリックのジョー・バイデンに迷惑が掛かることになるぞw

2951チバQ:2022/01/22(土) 17:53:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/86926b1621939a85fa88f5c6f87e9189e4f60ced「生まれ育った国離れたくない」 トンガ国民、復興の決意
1/22(土) 15:34配信

AFP=時事
ニュージーランド国防軍が撮影した火山灰に覆われたトンガの被災地(2022年1月17日撮影、18日提供)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】南太平洋の島国トンガの国民は22日、今月15日に海底火山フンガトンガ・フンガハアパイ(Hunga Tonga-Hunga Ha'apai)の大規模噴火と津波に見舞われた祖国を復興する決意を示した。


 国連(UN)によると、トンガ人口の80%以上が被災した。しかし、同国人ジャーナリストのマリアン・クプ(Marian Kupu)氏によると、清掃活動などの復興に向けた取り組みが始まる中、大半の国民は断固として祖国にとどまる意思を示している。

 クプ氏は「私たちはここに残りたい。これがトンガ人のアイデンティティーだから。祖国を復興し、一致団結して前に進みたい」「生まれ育った国を離れたくないというこの気持ちは、プライドのようなものだ」とAFPに語った。

 火山灰で飲料水が汚染され、農作物も被害を受けたほか、少なくとも二つの村が壊滅。1立方キロの噴出物が出たとみられ、専門家は火山活動が「数週間から数か月」続くだろうとしている。

 津波で壊滅的な被害を受けたアタタ(Atata)島の男性は、「両親の墓があり、自分が生まれ育った故郷だから戻りたい」「政府でも誰でも構わないから、島に戻れるよう復興を支援してほしい」とクプ氏に語ったという。【翻訳編集】 AFPBB News

2952チバQ:2022/01/23(日) 17:56:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/784dcc78de4566a26e47993354520812ac21caff
NZ首相、結婚式中止 コロナ対策強化で
1/23(日) 11:44配信

時事通信
ニュージーランドのアーダーン首相=2021年9月、ウェリントン(AFP時事)

 【シドニー・ロイター時事】ニュージーランド(NZ)のアーダーン首相は23日、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染拡大を抑えるため同日深夜から対策を強化すると発表し、自身の結婚式も中止すると明らかにした。

 NZでは、結婚式に出席した親族ら9人のクラスター(感染者集団)が発生。オミクロン株が北島から南島に広がった形で、マスク着用や集会人数制限の厳格化に踏み切ることになった。

 アーダーン氏は記者会見で、間近とみられていた結婚式について「行われない」と説明。「人生とはそういうもの。私も多くのNZ国民と変わらない」と語った。

2953チバQ:2022/01/24(月) 20:22:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/733417c78b2bc5e1ca795fa43a9f196dde988bd6
ブルキナファソで兵士暴動 政府の対イスラム過激派戦略に不満
1/24(月) 11:37配信

AFP=時事
ブルキナファソ・ワガドゥグで、ロック・カボレ大統領に対する抗議活動で燃やされたバリケード(2022年1月23日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】西アフリカ・ブルキナファソの複数の軍の施設で23日、軍幹部の交代とイスラム過激派との戦闘に際しての装備の拡充を求め、兵士が暴動を起こした。同日夜には、首都ワガドゥグにあるロック・カボレ(Roch Kabore)大統領の私邸近くで銃声が聞こえた。

 当局は暴動を受け、午後8時以降の外出禁止令を出した。期限は「別途通知があるまで」としている。

 複数の軍の施設で銃撃戦が報告された他、与党本部に火が付けられた。

 軍事クーデターの可能性もあるとみられたが、政府は直ちに否定。兵士による要求項目にはカボレ大統領の退陣は含まれておらず、対イスラム過激派戦略の改善を強く求めている。

 AFPが入手した音声によると、ワガドゥグのサングレ・ラミザナ(Sangoule Lamizana)基地の兵士は、イスラム過激派との戦闘に向け「十分な物資を割り当ててほしい」と訴えた。

 暴動を起こした兵士はまた、軍幹部の「交代」と負傷した兵士の治療環境の改善、戦死した兵士の遺族支援の拡充を求めている。

 ブルキナファソでは、2015年に隣国マリから侵入してきたイスラム過激派による襲撃が相次いでいる。国軍は訓練も装備も不十分で、劣勢に立たされている。

 AFPの統計によると、イスラム過激派による襲撃でこれまでに約2000人が死亡。緊急当局によると、約150万人が国内避難民となった。【翻訳編集】 AFPBB News

2954チバQ:2022/01/24(月) 23:30:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/9efc1bf271d577bccfb56960707944b0f76f7d0cブルキナファソで大統領の身柄拘束 軍がクーデターか ロイター報道
1/24(月) 19:25配信

毎日新聞
街頭で政府に抗議する人々=ブルキナファソの首都ワガドゥグで2022年1月22日、AP

 アフリカ西部ブルキナファソで軍の一部が反乱を起こし、ロイター通信は24日、治安関係者の話としてカボレ大統領の身柄が拘束されたと伝えた。同国ではイスラム過激派の活動が活発だが、軍は取り締まりのための人員や装備、訓練が不十分だと政権に不満を募らせていた。軍がクーデターを起こした可能性がある。


 ロイターによると、23日朝から首都ワガドゥグやその約100キロ北のカヤなどの軍基地で、兵士らが発砲。これに対し政府は国営テレビを通じて「政府トップ(大統領)の身柄は拘束されていない。危機にさらされている政府機関もない」と、クーデターを否定した。

 ただ、同日夜に首都のカボレ氏の自宅周辺で激しい銃撃があったといい、軍が大統領を基地に連れ去った模様だ。

 ブルキナファソはサハラ砂漠南縁の地域にあり、人口約2000万人。近年は隣国マリやニジェールにまたがる地域で、国際テロ組織「アルカイダ」系や過激派組織「イスラム国」(IS)系の武装組織が活発に活動し、昨年は2000人以上が死亡したとされる。

 11月には軍施設が襲われ兵士49人が死亡する事件も起きており、政権の治安維持能力を疑問視する声が市民の間で高まっていた。【ヨハネスブルク平野光芳】

2955チバQ:2022/01/25(火) 15:39:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/ab307d1b5d664a27668689bbfbd4ecc99bdc6e67
ブルキナ兵士ら、政権掌握を宣言 国連はクーデターと非難
1/25(火) 2:52配信
AFP=時事
ブルキナファソで、軍による政権掌握をテレビで宣言する兵士グループ(2022年1月24日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】(更新)西アフリカ・ブルキナファソで、大統領のイスラム過激派対策不足に抗議して反乱を起こした兵士らが24日、国営テレビで演説し、政権を掌握したと宣言した。


 兵士らは、憲法の停止や、内閣と議会の解散、24日午前0時からの国境閉鎖を発表。「適切な時間」内に「憲法秩序に復帰する」と説明し、全土を対象とした夜間外出禁止令も出した。

 国連(UN)のアントニオ・グテレス(Antonio Guterres)事務総長は、兵士らの行動を「クーデター」と呼び非難。アフリカ・欧米諸国も兵士らのテレビ演説に先立ち、「クーデター未遂」だと非難していた。

 兵士らは23日、ブルキナファソ各地の軍事基地で蜂起。軍上層部の解任と、2015年から続くイスラム過激派の台頭に対抗するための軍備強化を要求していた。

 与党「進歩のための国民運動(MPP)」は24日、ロック・カボレ(Roch Kabore)大統領と閣僚1人が暗殺未遂に遭い、カボレ氏の自宅も荒らされたと発表。AFP特派員は同日、カボレ氏宅の前で、銃撃された車両3台を確認。うち1台には血痕があった。

 カボレ氏の所在については、情報が錯綜(さくそう)。欧州連合(EU)のジョセップ・ボレル(Josep Borrell)外交安全保障上級代表(外相)は「カボレ大統領が軍の支配下に置かれていることが分かっている」と説明。米国とEUは、カボレ氏の解放を要求した。

 一方、ブルキナ政府の関係者は、カボレ氏が23日夜、「大統領の車列を銃撃した武装勢力が到着する前」に大統領警護官によって「避難」させられたとしている。【翻訳編集】 AFPBB News

2956チバQ:2022/01/28(金) 18:02:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/162a6512f854ae4cfb541d35fda28916dc4f3cd1
初の左派女性大統領就任 米台は政権ナンバー2派遣 ホンジュラス
1/28(金) 9:04配信
時事通信
27日、テグシガルパで行われた就任式で演説するホンジュラスのシオマラ・カストロ大統領(EPA時事)

 【サンパウロ時事】中米ホンジュラスで27日、左派与党連合のシオマラ・カストロ氏(62)が女性初の大統領に就任した。


 任期は4年。ホンジュラスは台湾と外交関係を結んでいるが、カストロ氏は中国との関係を重視するとみられており、米台はつなぎ止めのためハリス米副大統領と頼清徳副総統を就任式に派遣した。

 カストロ氏は首都テグシガルパの競技場で行われた就任式で「(夫のセラヤ元大統領がクーデターで政権を追われた後の)12年間でホンジュラス(経済)は沈み、私は破産状態で引き継ぐ。国に現在の債務を維持する能力がないのは明白だ」として、債務の再編を優先させる方針を強調。一方、対中、対台湾など具体的な外交政策については触れなかった。

2957チバQ:2022/02/01(火) 11:45:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/6ae76074a7555398703e9503f83b2d9de657eb66
オセアニア2国、首相が苦境 コロナ禍長期化で支持率低迷
2/1(火) 7:10配信

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時事通信
オーストラリアのモリソン首相=1月20日、キャンベラ(EPA時事)

 【シドニー時事】オーストラリア、ニュージーランド(NZ)のオセアニア2カ国で、首相が支持率急落で苦境に立たされている。

【グラフ】新型コロナウイルス 世界各国の状況

 両国とも新型コロナウイルスの流行当初は対策に成功したが、変異株流入で感染が再び拡大し、国民の不満が広がった。中でも5月までに総選挙が行われる豪州では、モリソン首相の続投に黄色信号がともっている。

 1月31日付のオーストラリアン紙に掲載された最新の世論調査によれば、首相の実績評価は「満足」が「不満」を下回り、その差は19ポイントに広がった。与党勢力・保守連合の支持率も34%と約3年半ぶりの低水準で、最大野党・労働党の41%から大きく離された。

 豪州では最近、変異株「オミクロン株」の感染急増で抗原検査キットが不足。水際対策の長期化で、海外に依存していた労働力の不足も顕在化している。スーパーでは品薄が目立ち、ガソリンをはじめとする物価上昇も相まって市民生活を直撃している。

 NZでは、1月27日に公表された世論調査でアーダーン首相の支持率は35%と、2017年の就任後で最低の水準に落ち込んだ。NZ政府はオミクロン株の感染拡大を阻止するため、同月23日に対策を強化。アーダーン氏は予定していた自身の結婚式を取りやめた。

 豪シドニー大のピーター・チェン上級講師(政治)は豪、NZの状況を「政権はオミクロン株の市中感染食い止めに重点を置いていたが、政策が破綻し始め、罰を受けている」と分析する。豪州に関し、保守連合は支持率が現在より低い33%だった18年8月から巻き返し、19年5月の総選挙に勝利したが、今回は選挙まで4カ月を切っていると指摘。「(劣勢挽回に)十分な時間があるかどうかだ」と語った。

2958チバQ:2022/02/02(水) 08:29:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/f6d693e0db18f519407a60c1619d87b3f9474732
西アフリカのギニアビサウでクーデターか、経済共同体が非難
2/2(水) 7:28配信

CNN.co.jp
ギニアビサウの首都ビサウを歩く兵士=2012年

(CNN) 西アフリカ・ギニアビサウの首都ビサウにある政府庁舎周辺で1日、銃声が聞こえ、クーデターの発生が懸念されている。西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)はクーデターの試みが進行中だと指摘し、平和を呼び掛けた。

ECOWASは声明で「クーデターの試みを非難し、軍にエンバロ大統領や政府関係者の身の安全に対する責任をとらせる」と表明。「軍に兵舎に戻り、共和主義の姿勢を保つよう要請する」と述べた。

先月24日には西アフリカのブルキナファソで軍事クーデターが発生していた。

ギニアビサウの大学関係者はCNNの取材に対し、心配した住民らは屋内にこもって情報を待っている状況で、通りは静まりかえっていると説明した。民家で停電が発生し、一帯は3〜4時間にわたって暗闇に包まれているという。

国連のグテーレス事務総長も戦闘の即時停止を要請。1日の声明で「ビサウで激しい戦闘が発生したとの報道に深い懸念を持っている」と述べた。

米オールバニ大学のデービッド・グロブスキー助教(アフリカ学)によると、エンバロ大統領は2020年の就任以来、自身の選挙結果に対する争いを含め、その正統性に対する課題に数多く直面してきた。

1974年にポルトガルから独立して以来、ギニアビサウでは何度か軍事クーデターを発生。こうした紛争で国内のインフラや経済が荒廃し、同国は世界最貧国の一つとなっている。

2959チバQ:2022/02/02(水) 15:39:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/6f7baa1b07ba21a63f0dc9e582c77b1e4f98a927
ペルー、内閣が2度目の総辞職 大統領が求心力欠く
2/2(水) 12:27配信

共同通信
ペルーのカスティジョ大統領=2021年11月(AP=共同)

 【サンパウロ共同】南米ペルーの内閣が1日、バスケス首相の辞任を受け総辞職し、国会議員のバレル氏を新首相とする新内閣が発足した。急進左派カスティジョ大統領が昨年7月に就任してから内閣総辞職は2度目で、求心力欠如が浮き彫りになっている。

 1月半ば、国家警察の人員削減や汚職事件捜査班の解体を懸念したギジェン内相が警察トップの解任をカスティジョ氏に要求。カスティジョ氏が応じなかったとして28日にギジェン氏が辞任を表明、バスケス氏も呼応する形で31日に辞意を示した。

 新内閣では憲法学者のランダ氏が外相に、経済省などで勤務経験があるグラハム氏が経済相に起用された。

2960チバQ:2022/02/02(水) 17:21:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/d7c99abf59d668d6d5c4c79c89e456328b6c46a2
被災トンガ、全土封鎖始まる 復旧途上でコロナ感染拡大阻止
2/2(水) 16:55配信
時事通信
トンガに到着した人道支援物資=1月27日、ヌクアロファ(オーストラリア軍提供)(AFP時事)

 【シドニー時事】南太平洋の島国トンガで2日、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、ロックダウン(都市封鎖)が始まった。

 同国初の市中感染が確認されたためだ。トンガは1月15日に火山噴火と津波に襲われたばかりで、外国からの人道支援を受けながら、通信などインフラの復旧も途上にあるが、感染拡大阻止という新たな課題を抱えた。

 ニュージーランド(NZ)国防軍の報道官は取材に対し、トンガの都市封鎖後も「厳格な(コロナ対策の)手順の下で支援を継続している」と強調した。NZは現在、トンガに停泊中の揚陸艦で海水から淡水を製造する装置を使い、首都ヌクアロファがあるトンガタプ島に水を供給している。船からの供給はパイプを使って「非接触」で行っている。

2961チバQ:2022/02/05(土) 18:14:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/39ad56ede61672f90d29b1b7224b925cb5dc1bea
ペルー大統領、就任4日目の首相更迭へ DV疑惑で批判高まる
2/5(土) 11:59配信

時事通信
ペルーのカスティジョ大統領=2021年12月、南部フリアカ(AFP時事)

 【サンパウロ時事】南米ペルーで急進左派政権を率いるカスティジョ大統領は4日、就任わずか4日目のバレル首相を更迭する意向を表明した。

 1日発足の新内閣で首相に任命された国会議員のバレル氏は家庭内暴力(DV)疑惑が持ち上がっており、野党が多数を占める国会で辞任を求める声が高まっていた。

 RPPラジオによると、カスティジョ氏は「私は内閣を改造する決断を下した。われわれは前進せねばならない」と強調した。ただ、詳細については触れなかった。バレル氏をめぐっては、2016年に当時の妻と娘に暴力を振るい、警察沙汰になったことを地元メディアが報道。本人は否定しているが、4日に国会議長が辞任を勧告し、複数の新閣僚も同調していた。

2962チバQ:2022/02/05(土) 19:28:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/f99eb4d8e858638b22ed04070755be8d11f18e81
1年半で3カ国クーデター 西アフリカ共同体、対応に苦慮
2/4(金) 20:36配信

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時事通信
反乱を起こしたギニア軍特殊部隊のドゥンブヤ大佐(中央)=2021年9月、コナクリ(AFP時事)

 【アクラAFP時事】西アフリカのブルキナファソで1月下旬、軍のクーデターで大統領が追放された。

 西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)の加盟国としては、マリ(2020年8月、21年5月)や、ギニア(21年9月)に続き、わずか1年半で3カ国目のクーデターとなった。ECOWASは即座にブルキナファソの加盟資格を停止する一方で、ガーナの首都アクラで3日に開いた首脳会議では、ブルキナファソへの制裁発動を控えるなど、対応に苦慮している。

 3日の首脳会議はブルキナファソに貿易面などで制裁を発動するかを話し合うのが目的だった。参加した関係筋によれば、ECOWASは制裁発動は取りやめる一方、ブルキナファソ軍政に対し「憲法秩序回復のための合理的なタイムテーブルを素早く提示するよう求める」と要求した。

 制裁回避の方向を決定づけたのは、ガーナの外交団がブルキナファソの首都ワガドゥグを訪れ、軍政指導者ダミバ中佐と協議したことが大きい。ガーナのボチュウェイ外相は軍政について「われわれの提案に対してとてもオープンだった。良いサインだ」と評価した。失脚したカボレ大統領との面会も果たせた。

 軍政側はこの協議で、憲法を既に回復したと説明。外出禁止令も解除した。民政移管の具体的計画は示さなかったものの、ECOWASへの「恭順の姿勢」が好印象を与えたとみられる。

 一方、ECOWASは選挙実施などで二の足を踏むマリやギニアの軍政には制裁を科した。加盟国による国境封鎖のほか、貿易や金融取引の制限などが適用された。

 しかし、イスラム過激派との戦いが続くマリや、混迷するギニアに「圧力」をかけても、事態が好転する兆しは見えていない。アクラでのECOWAS首脳会議で、ガーナのアクフォアド大統領は「西アフリカでクーデターが増えている。深刻な問題だ」と強調。ECOWASが「団結を保って」悪い流れを食い止めるよう訴えた。

2963カルト教団カトリック・イエズス会:2022/02/08(火) 14:25:26
次のような記事をブログに引用した後、スマホの充電率が60%であるのを確認し スリープ・モードに切り替えて就寝したところ、今朝おきたらスマホの充電率が0%に激減しており 午前中いっぱいスマホが使えなかった。
.
明らかにカルト教団カトリック・イエズス会の仕業。
.
それに加え、今朝は陸自の爆音ヘリや横田基地の米軍C130輸送機が飛び回り、更にはカトリック上智ソフィア会佐野支部長の吉沢慎太郎が大叶鉱山で大発破のサプライズ・アタックを仕掛けて来た。
.
全てカルト教団カトリック・イエズス会の仕業だ。
.
.
>>キリシタン大名の大友、大村、有馬の甥たちが、天正少年使節団として、ローマ法王のもとにいったが、その報告書を見ると、キリシタン大名の悪行が世界に及んでいることが証明されよう。
.
『行く先々で日本女性がどこまでいっても沢山目につく。ヨーロッパ各地で50万という。肌白くみめよき日本の娘たちが秘所まるだしにつながれ、もてあそばれ、奴隷らの国にまで転売されていくのを正視できない。鉄の枷(カセ)をはめられ、同国人をかかる遠い地に売り払う徒への憤りも、もともとなれど、白人文明でありながら、何故同じ人間を奴隷にいたす。ポルトガル人の教会や師父が硝石(火薬の原料)と交換し、インドやアフリカまで売っている』と。
https://sound.jp/sodaigomi/dorei/japan/nihon.htm
.

2964チバQ:2022/02/08(火) 21:24:02
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-220208X277.html
元職と前財相が決選投票へ=コスタリカ大統領選
2022/02/08 09:15時事通信

 【サンパウロ時事】中米コスタリカで6日に行われた大統領選挙は7日までの開票の結果、当選要件である40%以上の得票を満たす候補は出ないことが確実となった。決着はホセ・フィゲレス元大統領(67)とロドリゴ・チャベス前財務相(60)による4月3日の決選投票に持ち越される。

 中央選管当局によると、暫定開票率88.2%時点でフィゲレス氏は27.3%、チャベス氏は16.7%を得票した。

2965チバQ:2022/02/08(火) 21:30:23
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20220207k0000m030231000c.html
コスタリカ大統領選、決選投票に 政権交代が確実、与党候補惨敗
2022/02/07 18:55毎日新聞

コスタリカ大統領選、決選投票に 政権交代が確実、与党候補惨敗

投票所を訪れた市民ら=コスタリカ・サンホセで2022年2月6日、AP

(毎日新聞)

 中米コスタリカで6日、任期満了に伴う大統領選が実施された。7日にかけて開票作業が進んだが、当選の要件である得票率40%を満たす候補者はおらず、4月3日に上位2人による決選投票が行われる見通し。

 選挙には25人が立候補した。選挙管理当局によると、開票率79・71%時点で、中道「国民解放党」のホセ・マリア・フィゲレス元大統領(67)が得票率27・28%で首位。中道右派「社会民主進歩党」のロドリゴ・チャベス元財務相(60)が同16・67%で2位につけている。地元紙レプブリカは、この2人が決選投票に進むと報じた。与党候補は10位に沈んでおり、政権交代は確実な情勢だ。新大統領の任期は4年。

 主な争点は、13・7%(2021年10〜12月)に上る失業率の改善や、新型コロナウイルス流行後の経済再建、汚職問題の解決など。有権者数は約350万人で投票率は約60%だった。

 コスタリカでは大統領の連続再選が禁じられており、中道左派のカルロス・アルバラド大統領(42)は出馬しなかった。【サンパウロ中村聡也】

2966チバQ:2022/02/08(火) 21:31:17
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-220207X188.html
第1回は元職フィゲレス氏首位=4月に決選投票の公算―コスタリカ大統領選
2022/02/07 17:03時事通信

 【サンパウロ時事】中米コスタリカで6日、任期満了に伴う大統領選挙の投票が行われ、即日開票された。開票率79.7%の時点でホセ・フィゲレス元大統領(67)が得票率27.3%で他候補をリード。ただ、当選要件である有効票の40%以上を得る候補はいない見通しで、決着は上位2人による4月3日の決選投票にもつれ込む公算だ。

 選挙には25人が出馬。中央選管当局によると、ロドリゴ・チャベス前財務相(60)が得票率16.7%でフィゲレス氏を追い、前回大統領選で決選投票に進出したジャーナリスト出身のファブリシオ・アルバラド氏(47)が15.0%で続く。

 選挙戦では、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)で観光業が打撃を受け、低迷している経済の活性化や、国際通貨基金(IMF)からの借款問題などが争点となった。だが候補者が乱立したこともあり、政策論争は深まらなかった。

2967チバQ:2022/02/10(木) 23:05:37
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-220210X595.html
暫定首相の暗殺未遂か=車に発砲、けがなし―リビア
2022/02/10 22:29時事通信

 【カイロ時事】東西分裂の内戦状態に陥ったリビアの首都トリポリで10日、暫定統一政府のドベイバ首相らが乗った車に何者かが発砲した。ロイター通信などが伝えた。車の窓が破損したがドベイバ氏は無事だった。公式発表はなく、詳しい経緯は不明だが、同氏に近い関係者は「首相を狙った暗殺未遂だ」と非難した。

 実業家出身のドベイバ氏は昨年3月、東西勢力の停戦合意に基づき発足した暫定統一政府の首相に就任。同12月下旬に予定された大統領選にも出馬した。選挙は延期され、東部トブルクを拠点に暫定統一政府と対立する代表議会は、ドベイバ氏の任期は既に切れたと主張し、退陣を求めていた。

2968チバQ:2022/02/10(木) 23:12:00
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-_world_asia_C4ESGCAMQRPS5CE5DHJNYUXETM.html
豪与党の支持率低下 モリソン政権発足以降、最低水準 コロナ対策で不満拡大
2022/02/10 17:22産経新聞

【シンガポール=森浩】オーストラリアでモリソン首相率いる与党保守連合(自由党と国民党)の支持率が低下している。新型コロナウイルス対策をめぐって国内の不満が高まっており、5月下旬までに実施予定の総選挙で与党敗北の観測もある。政権交代となれば、中国に強硬姿勢を取る現在の外交姿勢が変化する可能性があり、インド太平洋地域の情勢にも影響を与えそうだ。

地元調査会社による1月下旬の調査によると、保守連合と最大野党である労働党の2大勢力間の支持率は、保守連合が前回調査(昨年12月)から3ポイント低下して44%となった一方、労働党は56%に上昇した。保守連合への支持は2018年8月のモリソン氏の首相就任以降、最低水準に落ち込んだ。

「首相にふさわしい人物」を聞く質問でもモリソン氏の43%に対し、労働党のアルバネージ党首が41%と肉薄した。同調査は総選挙がいますぐ行われた場合、保守連合は大敗すると予想している。

豪州は新型コロナの感染防止対策として、各都市が長期のロックダウン(都市封鎖)を実施した結果、経済が停滞。昨年末からはオミクロン株が急拡大し、1月中旬には1日当たりの新規感染者数が約15万人に達し、医療を圧迫した。検査キット不足のほか、物流の停滞などが生む物資不足が政府への批判となって跳ね返っている。

政権交代となった場合の関心事は中国との距離感の変化だ。豪中関係は、豪州が新型コロナの発生源をめぐる調査を要求したことを契機に「史上最悪」と言われるまでに冷え込んでいる。モリソン政権は中国への警戒を強め、安全保障の枠組みAUKUS(オーカス)などを通じて米国への接近を進めた。

労働党は伝統的に中国との関係を重視する立場で知られる。アルバネージ氏自身は通商面で豪州に圧力をかける中国に批判的だが、与党となった場合の外交政策は未知数だ。選挙前に「弱腰」批判を避けるため強気の姿勢を見せているとの見方も出ている。

ただ、モリソン氏は「選挙上手」(外交筋)との評価が高く、19年5月の総選挙では事前に劣勢が指摘されながらも、激戦区を押さえて逆転勝利に導いた。今年に入って製造業支援や介護施設職員への特別手当導入などを打ち出して党勢回復を図っており、両勢力の支持は変動しそうだ。

2969チバQ:2022/02/16(水) 19:51:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/1b49d0d88ac03024742064483118861775e34106エチオピア議会、非常事態宣言を解除 反政府勢力撤退など影響か
2/16(水) 7:30配信

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朝日新聞デジタル
エチオピアの首都アディスアベバで15日、街を歩く市民=AP

 エチオピアの下院にあたる人民代表議会は15日、昨年11月から全土に宣言していた非常事態の解除を可決した。同国外務省が発表した。一時は首都アディスアベバに迫っていた反政府勢力が撤退したことなどが影響したとみられる。

 エチオピア政府は昨年11月2日、北部を拠点とする反政府勢力ティグライ人民解放戦線(TPLF)側の武装勢力が首都から約400キロ地点にあるアムハラ州の要衝の町を制圧し、さらに進軍しつつあったことから、全土に6カ月間の非常事態宣言を発令した。

朝日新聞社

2970チバQ:2022/02/17(木) 19:17:29
https://news.goo.ne.jp/article/reuters/world/reuters-20220217055.htmlブルキナファソ政変、ダミバ中佐が大統領就任
2022/02/17 10:58ロイター

ブルキナファソ政変、ダミバ中佐が大統領就任

西アフリカのブルキナファソで16日、クーデターで政権を奪取した軍の指導者であるダミバ中佐が大統領に就任した。写真は就任式での同中佐。2022年2月16日にブルキナファソで撮影。(2022年 ロイター/Burkina Faso Presidency Press Service/Handout via REUTERS )

(ロイター)

[ワガドゥグ 16日 ロイター] - 西アフリカのブルキナファソで16日、クーデターで政権を奪取した軍の指導者であるダミバ中佐が大統領に就任した。カボレ前大統領退陣につながった政情不安対策に取り組むと公約した。

ダミバ中佐は1月24日にクーデターを起こした軍を主導。カボレ氏にはイスラム過激派の台頭に対応する能力がないとして退陣させた。過激派の攻勢で数千人が殺害されたほか、100万人以上が自宅からの避難を余儀なくされている。

ダミバ中佐は16日に大統領就任式に臨み、就任演説の冒頭には過激派との戦いで命を落とした民間人と兵士のため黙とうをささげた。

在任期間は明らかにしなかったが、西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)と協力して民主的選挙への復帰に努めると公約した。

2971とはずがたり:2022/03/06(日) 21:10:53
>イスラエルはロシアとウクライナの双方と外交的、経済的な関係があります。イスラエルは自身の利益を守るため、両国の間でバランスを取ろうとしてきました。

イスラエルがロシアを静観してきたその理由は ウクライナ危機の深層
有料会員記事
https://www.asahi.com/articles/ASQ2S6HWZQ2SUHBI00C.html
エルサレム=清宮涼2022年2月25日 7時30分

 ロシアのプーチン大統領が24日、ウクライナ東部での「特別な軍事作戦」の実施を決めたと発表しました。プーチン氏は21日には、ウクライナ東部の親ロシア派支配地域の「独立」を承認していました。欧米諸国がロシアへの経済制裁を次々と発表するなか、これまで事態を「静観」してきたイスラエルも23日、「ウクライナの領土の一体性と主権を支持する」とする外務省声明を出しました。イスラエルの対応をどう見ればいいのか。ウクライナ情勢の不安定化は、今後の中東地域にも影響を及ぼしうるのか。イスラエル国家安全保障研究所でロシア研究をするソフィ・コブザンツェフ研究員に聞きました。

 Sophie Kobzantsev イスラエル国家安全保障研究所(INSS)のロシアプログラムの研究員。ロシア生まれ。イスラエル軍でサイバー攻撃への対応や情報収集などを担う「8200部隊」出身。

 ――欧米諸国がロシアへの批判を強めるなか、イスラエルはこれまでウクライナ情勢をめぐって公式の声明を出してきませんでした。

 イスラエルはロシアとウクライナの双方と外交的、経済的な関係があります。イスラエルは自身の利益を守るため、両国の間でバランスを取ろうとしてきました。そのためイスラエルは米国の同盟国でありながら、この問題については客観的でいようとしてきました。

 ――イスラエル外務省は23日の声明で、「ウクライナの領土の一体性と主権を支持する」「ウクライナ東部での進展と状況の緊迫化について国際社会の懸念を共有する」とした一方で、ロシアを名指しにはしませんでした。

 興味深い声明です。ウクライ…

2972チバQ:2022/03/08(火) 17:14:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/e49ba3fe5cd2919aadb8de3ac5b9ea2e12f1ebf1
エチオピア紛争 忘れられた前線アファール州
3/6(日) 11:11配信

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AFP=時事
エチオピア・アフデラで、避難所として使われている学校で手や頭を洗う人々(2022年2月15日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】エチオピア北部アファール(Afar)州でアイシャ・ヌール(Aicha Nur)さん一家が住む小屋に砲弾が落ちたのは、昼食に息子のタヒール君(9)にパンとミルクを与えようとしている時だった。タヒール君の細い体は、瞬く間に炎に包まれた。

【写真】エチオピア内戦で存在感強める無人機

 ヌールさんはタヒール君ともう一人の息子をとっさに屋外に連れ出し、砲撃をかわしながら徒歩で避難した。村を攻撃したのは、反政府勢力「ティグレ人民解放戦線(TPLF)」とみられている。

 他の6人の子どもたちは行方不明のままだ。アファール州はいつの間にか、エチオピア紛争で最も激しい前線となっていた。そのために、わが子を永遠に失ってしまったのではないかとヌールさんは心配している。

 エチオピア最北部のティグレ(Tigray)州で紛争が勃発したのは2020年11月。それから約1年4か月がたち、他国の特使は和平交渉を提案し、アビー・アハメド(Abiy Ahmed)首相は紛争については公然と過去形で語っている。

 だがTPLFが戦闘を拡大した昨年7月以降、アファール州でも戦闘が起きるようになった。当局者や住民によれば、TPLFは町や村を激しく破壊し、人々は避難を余儀なくされ、過酷な状況に置かれている。

 AFPが確認した自治体の資料によると、1月の避難民は29万4000人。当局者によると、今年に入ってからは最大35万人に上っている。

 州内唯一の大きな病院では、病床数をはるかに上回るペースで負傷した市民が次々に運び込まれ、麻酔薬も不足している。

 ヌールさんは、やけどをしたタヒール君を病院のベッドに寝かせ、水膨れになった顔からハエを払いのけた。「私たちはずっと死にかけているのに、誰も私たちの声に耳を傾けてくれません」と静かに訴えた。【翻訳編集】 AFPBB News

2973チバQ:2022/03/12(土) 22:30:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/05b1ad43f91261308b4960310a19056e043b37d8
チリ最年少36歳の大統領が就任 左派ボリッチ氏、人権尊重誓う
3/12(土) 11:06配信
共同通信
チリ新大統領のガブリエル・ボリッチ氏=11日、首都サンティアゴ(ロイター=共同)

 【サンパウロ共同】南米チリで11日、元学生運動リーダーの左派ガブリエル・ボリッチ氏(36)が同国史上最年少の大統領に就任した。大統領宮殿で国民への演説を行い「世界の多くの場所で暴力が傷痕を残し、戦争も起きている。チリは常に人権を尊重していく」と宣言した。


 TPPの批准など新たな自由貿易協定締結には慎重な姿勢を示している。11日発足した内閣の6割が女性。交際相手の人類学者イリナ・カラマノスさん(32)がファーストレディーの任務を担う。

 ボリッチ氏は歴代政権が継続してきた新自由主義的経済モデルの修正を掲げ、昨年12月の大統領選で歴代最多の得票で勝利した。

2974チバQ:2022/03/13(日) 23:54:17
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022031200246&amp;g=intチリ大統領に左派ボリッチ氏就任 TPP批准に遅れも
2022年03月12日11時47分

11日、サンティアゴのチリ大統領府に入るボリッチ新大統領(左)とパートナーの女性権利活動家イリナ・カラマノス氏(チリ大統領府提供)(AFP時事)
11日、サンティアゴのチリ大統領府に入るボリッチ新大統領(左)とパートナーの女性権利活動家イリナ・カラマノス氏(チリ大統領府提供)(AFP時事)

【図解】チリ
11日、サンティアゴで就任演説に臨むチリのボリッチ新大統領(右)(EPA時事)

 【サンパウロ時事】南米チリで11日、学生運動出身で下院議員だった左派のガブリエル・ボリッチ氏(36)が大統領に就任した。同氏は昨年12月の大統領選決選投票で右派候補を破って初当選。チリ史上最年少の元首となった。
 ボリッチ氏は中部バルパライソにある議会の議場にノーネクタイ姿で登壇。「すべての国民を前に、(憲法と法を尊重して職務に励むことを)誓う」と宣言した。
 さらに首都サンティアゴの大統領府で「チリの男性、女性が生み出した財を再分配しなければならない」と格差是正への意欲を強調。「気候や移民、グローバル経済、エネルギー危機、女性への恒常的な暴力、(意見の)不一致といった試練があるが、国民一体となって協議し、他国首脳とも話し合わなければならない」と訴えた。
 ボリッチ氏は、最重要課題として「新型コロナウイルス対策、経済回復、環境保護」などを挙げている。既にチリが署名して批准を待つ環太平洋連携協定(TPP)については、当初批判的な考えを示していたが、現在は「(批准に向け)議論する用意はある」と軟化。ただ、優先度は低いとみられ、現地外交筋は「上院本会議での承認を待つだけだが、遅れる可能性がある」と指摘している。

2975カルト教団カトリック:2022/03/17(木) 17:51:52
>1945年8月9日(木)に日本最大級のカトリック教会である浦上天主堂の ほぼ真上にプルトニウム型原爆『ファットマン』を投下したB-29 Bockscarの機長はチャールズ・スウィーニーという敬虔なアイルランド系カトリック教徒だった。
.
.
⚽カトリック同士が殺し合い。
.
⚽同じカトリック教徒に殺されるためにカトリックに入信するのって 何だかなあ…
.
⚽創立200周年式典に天皇皇后両陛下が列席されたことをカトリック上智大が盛んに喧伝してたが…

⚽「日米のカトリック教徒が殺し合いを演じた不幸な太平洋戦争を繰り返さない」という決意を示す創立200周年式典であるなら アメリカの姉妹校であるジョージタウン大学長を真っ先に招くべきだったのではないか?
.
⚽しかしカトリック上智大は創立200周年式典に結局ジョージタウン大学長を招かなかった!
.
⚽『親米派』の上智大OB、OGも創立200周年式典に呼ばれず 排除された…
.
⚽狂人ヒットラーだの 変人ムッソリーニだの 世界各国の反米・極右とコンコルダートを結び 誼を通じて来たカルト教団カトリック…
.
⚽これではアメリカのカトリック教徒が日本のカトリック教徒を殺した『長崎原爆』のような不幸、悲劇は永遠になくならない…
.
⚽そもそも世界各国の反米・極右とコンコルダートを結び 誼を通じて来たカルト教団カトリックは 決してアメリカ人を教皇に選出しようとはしない。
.
⚽カルト教団カトリックなんかに入信する奴は救いようのない愚か者だ。
.
⚽反米・極右の黒幕であるカトリックを公式にカルト認定して表社会から追放し『隠れキリシタン』に戻すべきだ。

2976チバQ:2022/03/25(金) 08:26:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/6c920977fc33fdc0e8fcac4cd974bfa7cc022e0d
エチオピア政府、「無期限の人道的休戦」宣言
3/25(金) 2:46配信

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AFP=時事
エチオピア北部ティグレ州メケレで、紛争を逃れた人々のための食料を運ぶ人々(2021年6月22日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】エチオピア北部で続く内戦で、同国政府は24日、「無期限の人道的休戦」の即時発効を宣言した。

【写真】エチオピア北部ティグレ州で、食料の配給に並ぶ避難民

 アビー・アハメド(Abiy Ahmed)政権は声明で、今回の休戦を、数十万人が飢餓の恐れに直面している北部ティグレ(Tigray)州への緊急支援の加速につなげたいと表明。同州の反政府勢力に対し、休戦を成功させるため「さらなる攻撃をやめ、近隣の占領地域から撤退する」よう要請した。

 アビー首相は2020年11月、ティグレ州の旧与党勢力「ティグレ人民解放戦線(TPLF)」による陸軍基地攻撃への報復として、同勢力打倒を目指して軍隊を派遣。戦闘は1年以上続き、人道危機を引き起こした。現地では集団レイプや虐殺が行われたとの証言が出ており、双方が人権侵害行為を非難されている。

 米国は、アビー政権がティグレ州への支援物資輸送を妨げていると非難。一方で政権側は、妨害しているのは反政府勢力だと主張している。【翻訳編集】 AFPBB News

2977とはずがたり:2022/04/02(土) 21:18:17
「ソ連は死んだ」声あげる小国 アルバニア大使がみるウクライナ危機
https://www.asahi.com/articles/ASQ3Q52CSQ3NUHBI03Y.html
ニューヨーク=藤原学思2022年3月23日 14時00分

 「ソ連は死んだ」「最初に銃を撃ち、それから医師を装うことはできない」――。国連安全保障理事会の非常任理事国として、印象的な言葉を多く残し、存在感を増している国があります。アルバニアです。ウクライナ問題では、安保理で米国とともに議論を主導する「ペンホルダー」を務めています。

 地中海に面するアルバニアの人口は280万人。経済的にも決して豊かとは言えません。ただ、フェリット・ホジャ国連大使は「できるだけ大きな声をあげ、できるだけはっきりと、大胆に行動しなければならない」と言います。ウクライナ危機に揺れたこの1カ月をどうみているのか。安保理には今後、何ができるのか。ニューヨークのアルバニア国連代表部に、ホジャ大使を訪ねました。

 Ferit Hoxha 1967年生まれ。アルバニアのほか、オランダや米国で国際関係や安全保障を学ぶ。在ベルギー大使、在フランス大使などを経て、2009年から6年間、ニューヨークで国連大使を経験。パリにあるユネスコ(国連教育科学文化機関)で自国の大使を務めた後、2021年10月から再び国連大使に就任した。

 ――アルバニアが安保理の非常任理事国になったのは今年1月です。初めての選出でしたね。

 私にとっても、アルバニアにとっても、歴史的なことです。大がかりな準備をしましたが、いかに安保理がダイナミックであるかを学びました。そして、残念ながらですが、安保理の議場では悪いこと、つらいこと、苦しいこと、争いごと、そしてそれらが世界にどう影響を及ぼすのか、それを頻繁に聞くことになりました。

 「安保理で働くということは、どれほど悲しいことなのか」。それが私の最初の反応でした。続いて「理事国15カ国の外側から、どれほど高い期待をかけられているか」を痛感しました。15カ国には15の立場があり、極めて重要な問題について15の見解をどのようにして一つにするのかと。「平和と安全」は誰でも支持するものです。ひとの命を救うこともそうです。ただ、ではそれをどのようにして行動として具体化するのか、ということに戻っていく。結果が出ないことにストレスもたまります。

 ――2月23日の夜の話をうかがいます。安全保障理事会の会合中、ロシアのプーチン大統領が「特別軍事作戦」を宣言し、ウクライナへの侵攻を始めました。安保理にとって、歴史的な悲劇です。

 アルバニアは米国とともに、ウクライナ問題のペンホルダーを務めています。そのため、米国とは24時間態勢で連絡を取り合い、同じような視点を持つ国々とも協力しています。

 米国は何が起こるかについて声高に、公に言い続けていました。そして彼らの情報、インテリジェンスは極めて素晴らしいものでした。空爆も民間人への攻撃もその通りになっています。「ロシアが化学兵器を使うかもしれない」という警告については、米国が正しくないことを強く望んでいますが。

 我々はあの夜、様々なシナリ…

2978とはずがたり:2022/04/02(土) 23:29:06
「安保理悪用やめよ」 米欧、会合要請のロシア非難
2022年03月19日06時14分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022031900176&amp;g=ukr
18日、クリミア半島併合から8年の関連行事に参加したロシアのプーチン大統領=モスクワのルジニキ競技場(AFP時事)
18日、クリミア半島併合から8年の関連行事に参加したロシアのプーチン大統領=モスクワのルジニキ競技場(AFP時事)


 【ニューヨーク時事】国連安保理は18日、ロシアの要請に基づき、ロシアが主張する「ウクライナでの米国による生物兵器開発問題」を議題に公開会合を開いた。米英フランスなど理事国6カ国は、会合前に共同声明を発表し「ロシアは安保理常任理事国としての特権を悪用している」と非難した。
 この議題での会合は先週に引き続き2回目。声明は「ロシアは再び安保理を偽情報の合法化、プロパガンダの拡散、ウクライナへの不当で残虐な攻撃を正当化するために利用している」と強調。「外交を通じて平和を達成するという(理事国の)使命の破壊であり、深く恥ずべきことだ」と糾弾した。

2979とはずがたり:2022/04/03(日) 21:35:54
米中、太平洋島しょ国で攻防 米長官37年ぶりフィジーに
ソロモン諸島では米大使館復活案も
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM1125M0R10C22A2000000/
北米
2022年2月12日 18:47 [有料会員限定]

2980とはずがたり:2022/04/03(日) 21:37:14
南太平洋安保に影響か、中国がソロモン諸島と協定検討-豪・NZ警戒
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-03-25/R9AJN1DWLU6L01
Ben Westcott
2022年3月25日 21:25 JST

中国とソロモン諸島が安全保障協定の草案策定を進めていることが分かり、オーストラリアとニュージーランドが懸念を表明した。

  豪州のペイン外相とセセリャ国際開発・太平洋担当相は25日の声明で、こうした協定案に恒久的な軍事基地を域内に建設する計画が盛り込まれれば「特に懸念される」と警告した。


  協定案の写しはニュージーランドの研究者がソーシャルメディアに24日に投稿。豪放送局のABCが本物の写しだと確認したが、交渉がどのような状況にあるのかははっきりしていない。

  ソロモン諸島政府は声明で「安全保障と開発協力」を新しい国々に広げる取り組みをしていると表明。「中国を含めた全てのパートナーと関係を発展・深化させる中で、豪州との安全保障協定を保持し続ける」と説明したが、協定案への具体的言及はなかった。同政府はブルームバーグのコメント要請に応じていない。

Pacific Outpost for China?
The Solomon Islands is mulling a security pact with Beijing


Source: Bloomberg

  中国外務省が北京で25日に開いた記者会見で、汪文斌報道官は「中国とソロモン諸島が始めた安全保障に関する一般的かつ法的な協力は、両国および地域の利益に沿っている」と述べたが、協定を議論しているかどうかの確認には踏み込まなかった。「この問題が客観的、かつ冷静に捉えられ、過剰な解釈がなされることのないよう望んでいる」とも語った。

  ソロモン諸島のソガバレ首相はここ数年、中国政府との関係を強化。2019年9月には台湾と断交し、中国と国交を結んだ。

  ニュージーランドのマフタ外相は25日の声明で、協定が事実だとすれば「非常に懸念すべきことだ」と指摘。「こうした協定の締結は常に主権国家の権利だが、この協定とされるものの展開は太平洋地域の安全保障を長く支えてきた現在の組織と取り決めを不安定させる可能性がある」とし、「ニュージーランドや太平洋の隣国にとってプラスにはならない」と主張した。

  協定案によれば、ソロモン諸島は災害や政情不安に見舞われた場合、中国に軍事要員の支援を求めることができ、中国は補給のためソロモン諸島に軍艦を寄港させることができる。

2981チバQ:2022/04/04(月) 19:37:52
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022040400265&amp;g=int
前財務相が初当選 コスタリカ大統領選決選投票
2022年04月04日12時12分

 【サンパウロ時事】中米コスタリカで3日、任期満了に伴う大統領選の決選投票が行われ、中道右派のロドリゴ・チャベス前財務相(60)が、中道のホセ・フィゲレス元大統領(67)を破って初当選を決めた。現地報道によると、フィゲレス氏は敗北を認めた。就任は5月8日で、任期は4年。


 中央選管当局によると、開票率95.2%の時点でチャベス氏は約52.9%を得票。フィゲレス氏は約47.1%にとどまっている。

2982とはずがたり:2022/04/06(水) 22:29:48
「ロシア孤立化」緩めない欧米 国連人権理事会から追放めざす
https://www.asahi.com/articles/ASQ454PY2Q45UHBI01C.html
有料会員記事ウクライナ情勢
ニューヨーク=藤原学思2022年4月5日 18時00分

 ウクライナの首都キーウ(キエフ)近郊で多数の民間人の遺体が発見され、欧米が国連を舞台にロシア孤立化の試みを加速させている。3月に国連総会で2度、ロシアを非難する趣旨の決議を採択したが、今度は国連人権理事会からの追放をめざす。

 「ウクライナや欧州、その他のパートナーと密に連携し、ロシアの国連人権理事会の資格停止を求める」

 4日、米国のトーマスグリーンフィールド国連大使は訪問先のルーマニア・ブカレストで報道陣に語った。ロシアの人権理事会の参加を「茶番」と表現。「理事会や国連全体の信頼性を損なうもので、単に間違っている」と強調した。

 国連総会(193カ国)では…

2983チバQ:2022/04/08(金) 11:41:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/e74f853ebdba12f4d1d8c2756a3967705e1b75d4
国連人権理事国の資格を停止されたロシア 自ら離脱で復帰の道を絶つ
4/8(金) 6:29配信

朝日新聞デジタル
米ニューヨークの国連本部で7日、国連人権理事会からロシアを追放するための国連総会決議案について話すウクライナのキスリツァ国連大使=ロイター

 193カ国で構成される国連総会は7日昼(日本時間8日未明)、ウクライナで「重大かつ組織的な人権侵害」を行ったとして、ロシアの国連人権理事会理事国としての資格を停止する決議を採択した。ロシアは採択後、人権理から離脱する意向を表明した。


 表決は賛成が93カ国で、反対が24カ国。採択には棄権(58カ国)や無投票(18カ国)を除き、3分の2以上の賛成が必要だった。人権理理事国の資格を失うのは、2011年3月のリビア以来、2例目となった。

 今回の決議には、すでに採択されたロシアを非難する決議、ウクライナの人道危機はロシアの責任だとする決議を「想起する」と記された。また、ウクライナにおいてロシアによる人権の侵害や乱用、国際人道法違反があったことに「深い懸念」を表明している。

 人権理理事国の任期は3年で、ロシアは23年末まで務める予定だった。決議では資格停止について「適宜見直す」と記され、総会が今後、資格を復活させる可能性も残された。

 だが、ロシアのクズミン国連次席大使は決議の採決後、「人権理は、日和見主義的な目標を達成するために仕組みを悪用する国家集団で占められている」と主張。「人権の保護と促進に対するロシアの責任は、こうした国際機構の一員にとどまることを許さない」と述べ、離脱を表明した。これにより、理事国としての復帰の道は絶たれた。

朝日新聞社

https://www.asahi.com/articles/ASQ4725X2Q46UHBI03P.html?oai=ASQ4821DPQ48UHBI005&amp;ref=yahoo
ロシアの国連人権理事国の資格停止、国連総会が決議 93カ国賛成
有料会員記事ウクライナ情勢

ニューヨーク=藤原学思2022年4月8日 0時55分
 国連総会(193カ国)は7日、ウクライナに侵攻したロシアについて、人権理事会の理事国としての資格停止を求める決議を賛成93カ国、反対24カ国で採択した。欧米はロシアを国際機関から追放することで、国際社会でのロシアの孤立化を一層鮮明にする狙いがある。

 総会はウクライナ危機についての「緊急特別会合」を再開させる形で始まり、すぐに各国が投票した。人権理理事国の資格停止は、市民への弾圧を続けていたカダフィ政権下のリビア(2011年3月)以来、2例目となった。

 ウクライナ侵攻後、国連総会はロシアを非難する決議(賛成141カ国)、ウクライナの人道状況をロシアの責任だとする決議(同140カ国)を採択した。今回は国際社会の意思を示したうえで、国際機関からの追放という結果を伴う。

 決議は過去二つの決議に言及した上で、ロシアが理事国資格停止の条件である「重大かつ組織的な人権侵害をした」との報告があると明記。賛成票を投じた国は、ロシアがウクライナでこのような行為をしていると認定することになった。

 また、国際人道法違反にも触れ、「ウクライナにおける進行中の人権危機、人道危機に深刻な懸念を表明する」と指摘している。

採択の条件は
 人権理は人権と基本的自由の

2984三井財閥を経団連から追放しろ!:2022/04/09(土) 12:05:36
ロシアの外交官を追放して終わりじゃなくて、日本経済を没落させ 核戦力を有するロシアと手を結んで同盟国アメリカを日本から追い出そうとした清和会をブルジョア政党である自民党から追放しないと。
.
長きに亘り共産主義マルクス経済学のメッカであり、戦前の井上準之助の頃から『国策デフレ』を繰り返して日本経済を没落させた国賊ポン銀・財務省とポンコツ東大を解体しないと。
.
国賊ポン銀・財務省とポンコツ東大に三井財閥が癒着して『国策デフレ』を強行し日本経済を破滅させたので 追い詰められた戦前の軍部は内地の失業者を送り込むため『満洲は日本の生命線』、『王道楽土』、『五族協和』を唱えて満洲事変を引き起こし 満洲国を建国するに至ったのである。
.
同じ過ちを絶対に繰り返しては ならない。
.
日本経済を没落させた『国策デフレ』や出鱈目『量的金融緩和』に付和雷同した三井財閥を経団連から追放しないと。
.
反米・極左と反米・極右を国会や霞が関から追放しないと。
.
何時まで経っても日本は復活できないぞ。

2985三井財閥を経団連から追放しろ!:2022/04/10(日) 12:38:34
>>2984
.
.
2022年4月10日(日)、午前中に何度も三井物産関係者から留守番電話が入っていた。
.
4度目に電話に出たら「御宅の隣人は今 入院してICUに入ってるんでしょう?」だとよww
.
何だww  国賊ポン銀・財務省とポンコツ東大に三井財閥が癒着して『国策デフレ』を強行し戦前および平成日本経済を落ちぶれさせた上に その悪事をバラすと 病死に見せ掛けて隣人を殺すぞ、ってかww
.
殺すなら殺せばww 但し世界中が見てることを忘れるなよ、クズ三井!
.
今晩辺り 三井物産関係者のバカ孫が爆音バイクで付近を徘徊しそうな予感ww

2986栃木5区(栃木県佐野市)の田舎ッペ:2022/04/10(日) 13:06:34
茂木敏充の栃木5区(栃木県佐野市)って 時代錯誤の田舎ッペの掃き溜めか?
.
茂木敏充が総理大臣になると 日本全国が栃木5区(栃木県佐野市)みたいに愚民だらけになるのか ヤダなあ

2987チバQ:2022/04/11(月) 21:54:10
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-220410X227.html
豪、来月21日に総選挙=政権交代焦点に
2022/04/10 14:33時事通信

 オーストラリアのモリソン首相は10日、事実上の任期満了に伴う総選挙を5月21日に実施すると発表した。9年にわたり政権を担当してきた与党勢力・保守連合は支持率で最大野党・労働党に先行を許しており、政権交代の可能性がある。

 選挙では下院(定数151)の全議席と上院(定数76)のほぼ半数が改選され、約1700万人の有権者が審判を下す。モリソン氏は記者会見で、新型コロナウイルス禍にしっかりと対応し、失業率が4%まで低下したなどと経済運営の実績を強調。「選挙は世界をリードする経済回復と、それを弱めて危険にさらす労働党との間の選択だ」と訴えた。

2988チバQ:2022/04/11(月) 21:55:25
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20220410k0000m030060000c.html
オーストラリア総選挙5月21日投開票 世論調査、野党労働党が優勢
2022/04/10 14:15毎日新聞

オーストラリア総選挙5月21日投開票 世論調査、野党労働党が優勢

総選挙を実施すると発表したモリソン豪首相=2022年2月23日、AP

(毎日新聞)

 オーストラリアのモリソン首相は10日、連邦議会下院(定数151)を解散し、5月21日に総選挙を実施すると発表した。自由党・国民党による連立政権が続くのか、野党・労働党が政権を奪還するのかが注目されている。労働党が支持率で上回る世論調査もあり、政権交代が起きる可能性がある。

 豪メディア「オーストラリアン」と民間会社は3月末〜4月上旬、世論調査を実施し、どの党による政権を求めるのかを聞いた。労働党政権は38%、自由党と国民党による連立政権が36%だった。モリソン首相は首都キャンベラで記者会見し「この選挙は、強い経済かそれを弱める労働党かの選択だ」などと強調した。

 豪州では3月に洪水が発生し、シドニーなど東部で少なくとも21人が死亡した。これを受けて政府は3月末、4年間で60億豪ドル(約5600億円)の復旧対策などを盛り込んだ予算を成立させたが、地元メディアは「洪水対策のばらまきをしても、労働党が優位な状況は変わりがない」などと指摘している。

 2019年の前回総選挙でも「労働党が優勢」とされたが、自由党が「奇跡の勝利」(地元メディア)を成し遂げた。

 解散前の勢力図は、自由、国民両党の連立政権76議席▽労働党69議席――など。【バンコク石山絵歩】

2989とはずがたり:2022/04/19(火) 15:12:12
インド,親露揺るがんよなぁ。。

2022年4月6日8:51 午前12時間前更新
インド、ウクライナでの民間人殺害を非難 対ロ姿勢硬化か
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-india-idJPKCN2LX2DD?feedType=RSS&amp;feedName=special20
ロイター編集

4月5日、インドはウクライナの首都キーウ(キエフ)郊外ブチャでの民間人殺害を非難し、独立した調査の実施を求めた。写真は5日、国連安保理の会合で発言するインドのティルムルティ国連常駐代表(2022年 ロイター/Andrew Kelly)
[ニューデリー 5日 ロイター] - インドは5日、ウクライナの首都キーウ(キエフ)郊外ブチャでの民間人殺害を非難し、独立した調査の実施を求めた。インドはこれまで、ロシアのウクライナ侵攻に対する批判を控えてきた。

インドのティルムルティ国連常駐代表は、安全保障理事会の会合で「ブチャでの民間人殺害に関する報告は実に悲惨だ」とし「こうした殺害を明確に非難し、独立した調査要請を支持する」と述べた。

これに先立ち、ブリンケン米国務長官はインドのジャイシャンカル外相と電話協議した。米国は、ロシアの軍事侵攻を非難するようインドに繰り返し求めてきた。

ロシア製軍事装備品への依存が大きいインドは、ウクライナでの暴力停止を呼びかける一方、ロシアと西側の双方との関係に配慮して、ウクライナでの戦争を巡る国連決議では投票を棄権してきた。

市民犠牲にロシア非難せず、中国 制裁で米国批判
4/6(水) 19:42配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/72356e6c17345540a52f80c1739716bee9da4aaa
共同通信

 【北京共同】中国外務省の趙立堅副報道局長は6日の記者会見で、ロシアが侵攻したウクライナの首都キーウ(キエフ)近郊で市民の遺体が多数見つかったことを巡り、「調査の結論が出るまで各方面は自制し、根拠のない非難は避けるべきだ」と述べた。中国はウクライナ情勢でロシア寄りの立場を維持している。

 趙氏は市民殺害に「非常に注目している。事件の真相は明らかにされなければならない」と表明。一方で「情勢を緩和させたいなら制裁のこん棒を振るうのをやめるべきだ」と米国を批判した。

 張軍国連大使も安保理会合で5日、「民間人への襲撃は受け入れられない」と述べたが直接の批判は避けた。

2990とはずがたり:2022/04/19(火) 16:17:10

これ世界の白人や名誉白人みたいな顔してる日本人も真剣に考えた方が良い提起。

黒人と白人の命、世界の扱い不平等 WHO事務局長
2022年04月14日12時39分
https://www.jiji.com/jc/article?k=20220414042874a&amp;g=afp

【AFP=時事】世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム・ゲブレイェスス事務局長は13日、世界は黒人と白人の命に等しく注意を払っておらず、エチオピアやイエメンなどの人道危機にはウクライナに向けられる注意のほんの一部さえも向けられていないと訴えた。(写真はWHOのテドロス事務局長。資料写真)
 テドロス氏は記者会見で「世界が黒人と白人の命に等しく注意を払っているか、私には分からない」と述べた。
 続けて「全世界に影響を与えるウクライナ情勢に全神経を注ぐのはもちろんとても重要だ」とした上で、「しかし、(エチオピア北部)ティグレ州やイエメン、アフガニスタン、シリアなどにはその(ウクライナに向けられる注意の)ほんの一部さえも向けられていない」と主張した。
 テドロス氏は「率直に言うと、世界は(それぞれの)人種を同じように扱っていない。(中略)受け入れ難いが、実際に起きていることだ」と指摘した上で、「世界が正気を取り戻し、すべての人間の命を平等に扱うことを望む」と訴えた。【翻訳編集AFPBBNews】
〔AFP=時事〕

2991チバQ:2022/04/20(水) 11:04:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/5a10f03989a716494064d7c0a94881255063bccc
大統領選決選投票、ホルタ氏優勢 東ティモール
4/20(水) 9:23配信
共同通信
19日、東ティモールの首都ディリで、投票後に報道陣と話すラモス・ホルタ元大統領(ロイター=共同)

 【ディリ共同】東ティモールで19日実施された大統領選の決選投票で、選管当局の20日午前の中間集計によると、ノーベル平和賞受賞者で野党東ティモール再建国民会議(CNRT)の支持を受けるラモス・ホルタ元大統領(72)が得票率約59%、対立候補の現職ルオロ大統領(67)が同約41%で、ホルタ氏の優勢が続いた。

 ホルタ氏は東部の一部を除く大半の地域や在外投票分でルオロ氏を上回り、大票田の首都ディリでは40ポイント以上の差をつけている。ホルタ氏はCNRTのほか、少なくとも4政党が支持。浮動層にも浸透したとみられる。

2992チバQ:2022/04/20(水) 19:31:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/83bad27696988ca4cfc33e315d95a21a7daa638a
欧米、露に反発し一斉退席か G20財務相会議開幕へ
4/20(水) 15:54配信

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産経新聞
【ワシントン=塩原永久】20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が20日、米首都ワシントンで開かれる。ロイター通信によると欧米の複数の参加国が会合中、ロシアへの抗議を示すため一斉退席を計画している。世界経済を取り巻く課題が山積するが、共同声明の採択は見送られる見通し。ロシアのウクライナ侵攻をめぐり参加国の分断が鮮明になる波乱含みの会議となるとみられる。

ロシアの侵略後、G20財務相・中銀総裁会議は初めて。ロシアはシルアノフ財務相がオンラインで参加する意向という。3月初めの国連人権理事会ではロシアのラブロフ外相がオンラインで演説中、多数の外交団が一斉退席した例がある。

同通信によると今回、西側諸国から、会合を退席するかたちでロシアへの抗議表明が行われる見込み。先進7カ国(G7)の米欧が中心となり、中国などは同調しないもようだ。

7日に国連総会でロシアの人権理事会の理事国資格を停止する決議案を採決した際は、G20から中国が反対し、インドやブラジルなど主要新興国が棄権に回った。対露包囲網で足並みがそろわない国際社会の実情が浮かび上がった。

今回も一斉退席やボイコットといった抗議表明が起き、共同声明採択に失敗すれば、先進国と新興国が一堂に会するG20の存在意義に疑義が生じかねない。

イエレン米財務長官はG20会議冒頭の世界経済のセッションに出席するが、ほかの複数の会合をボイコットする。ロイターによると英国も追随するという。

一方、新型コロナウイルス禍から回復途上の世界経済は、侵略で成長が下振れする。国際通貨基金(IMF)は2022年の世界成長率が3・6%と予測し、1月時点の見通しから0・8ポイント下方修正した。

G20では、途上国の債務問題や、感染症対応を含む保健対策、食糧の価格高騰や供給危機も課題となっており、一致点を探れるかが焦点となる。G20議長国のインドネシアの財務相は19日、食糧問題を最初のセッションの重要議題として取り上げる意向を示した。

2993チバQ:2022/04/21(木) 08:55:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/6cf75ebb30fa27a57d93c086c9f36da7fff48e97
異例の展開となったG20が閉幕、G7と新興5か国に亀裂
4/21(木) 6:24配信

読売新聞オンライン
イエレン財務長官=ロイター

 【ワシントン=田中宏幸、山内竜介】米ワシントンで開かれた主要20か国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議は20日午後(日本時間21日未明)、閉幕した。オンラインで参加したアントン・シルアノフ財務相らロシア代表団の発言時に西側諸国の一部が退席するなど、ロシアのウクライナ侵攻を巡る対立が浮き彫りとなった。


 英政府などによると、ロシア代表団の発言時、イエレン米財務長官や連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長のほか、英、加の代表団らが退席した。

 G20会議の閉幕後、議長を務めたインドネシアのスリ・ムルヤニ・インドラワティ財務相が記者会見し、ウクライナ侵攻と日米欧などによる対露経済制裁について「世界経済の回復を妨げるという認識を共有した」と述べた。

 今回のG20は、ロシアを強く非難する日米欧などG7(先進7か国)と、G20からのロシア排除に反対する新興5か国「BRICS」の中国やブラジルなどとの亀裂が開幕前から表面化し、異例の展開となった。

 日本からは、鈴木財務相と日銀の黒田東彦(はるひこ)総裁が参加した。

2994チバQ:2022/04/23(土) 09:20:28
>>2990
なかなか良いこと言いますね

2995チバQ:2022/05/05(木) 18:07:28
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/world/kyodo_nor-2022050501000246.html
殺人容疑でギニア前大統領訴追へ クーデターで失脚
2022/05/05 11:03共同通信

 【ナイロビ共同】西アフリカ・ギニアの検事総長は、昨年のクーデターで失脚したコンデ前大統領(84)とコンデ政権時の首相や国防相ら計27人を、共謀して殺人を犯した容疑などで訴追するよう検察当局に指示した。ロイター通信が4日、報じた。

 コンデ氏は国民投票を経て任期を2期までとする憲法規定を変更し、2020年10月に3選。強引な手法に抗議するデモ隊に治安部隊が発砲するなどし、国際人権団体アムネスティ・インターナショナルによると、選挙前後に60人以上が死亡した。

 軍幹部らが昨年9月に蜂起し、コンデ氏を拘束した。

2996チバQ:2022/05/05(木) 18:14:06
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-220503X591.html
ボルソナロ氏再選阻止を=ブラジル・アマゾン開発でまた衝突―ディカプリオ氏
2022/05/03 11:33時事通信

 【サンパウロ時事】環境保護に熱心な米俳優レオナルド・ディカプリオ氏が、アマゾン熱帯雨林開発に積極的なブラジルのボルソナロ大統領の再選阻止を呼び掛けている。ボルソナロ氏は「支援ありがとう、レオ!」と皮肉たっぷりに反撃。両者は2019年にもネット上で衝突している。

 10月に予定される大統領選で、右派ボルソナロ氏は左派のルラ元大統領に支持率で水をあけられている。ディカプリオ氏は4月28日、ツイッターで「ブラジルには気候変動に重大な影響を及ぼすアマゾンが広がっている。若者の投票は『健康な地球』実現へのカギとなる」と強調。ブラジルの若者に有権者登録を促し、再選阻止を訴えた。

 これに対し、アマゾン利用をめぐる欧米首脳やNGOの干渉を「主権侵害」と非難するボルソナロ氏は29日のツイッターで「次の選挙で全ブラジル人が投票することは本当に重要だ。アマゾンの主権を維持するのか、外国の『特別な利益』に仕える悪党(ルラ氏)を選ぶのか決めることになる」と主張。逆に自身への投票を呼び掛けた。

 ボルソナロ氏は最後に「レヴェナントは良かったよ!」と一言。「レヴェナント」は米開拓時代を舞台にしたディカプリオ氏主演の映画で、先住民と白人の激しい戦闘シーンがちりばめられている。米国の白人による先住民迫害と自然破壊の負の歴史を暗に示すことで、ディカプリオ氏を皮肉ったとみられる。

2997陸自のオナニー飛行訓練:2022/05/10(火) 16:16:34
陸自の爆音ヘリがオナニー飛行訓練を繰り返している。
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反米・極右の長州閥、安倍が核戦力を有するロシアと手を結んで在日米軍を追い出そうと企み、プーチン大統領に「返還される北方領土には米軍基地を置きません」と直接 伝えた時もダンマリを決め込んで国益や国の安全保障よりも自己保身に血眼になり、陸幕長に昇格した反米・極左のポンコツ東大卒ゴキブリ野郎。
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東支那海の日本側EEZ内で支那人が勝手に天然ガスを採掘しても追い払う様子なし。
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「今日のウクライナ危機は明日の日本の危機」であるにも拘わらず、義勇兵として実戦を経験し 見聞を広めようという意欲ゼロ。
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こんなことでは日本が周辺の共産主義国家から侵略されても何処の国も義勇兵を送ってくれない。
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オナニー飛行訓練を繰り返すだけの陸自。 コイツらの何処が「命懸けで国を守ります」なのか。

2998チバQ:2022/05/16(月) 07:52:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/178bdec695abc99fa8b82e9f244a68092b2246c0
ソマリア、大統領に前職返り咲き モハムド氏、議員が投票
5/16(月) 7:18配信
共同通信
 【ナイロビ共同】アフリカ東部ソマリアの上下両院議員は15日、次期大統領選出のための投票を実施し、モハムド前大統領(66)を選出した。ロイター通信が伝えた。

 モハムド氏は大学教員や暫定政府のコンサルタントなどを経て、2012〜17年に大統領を務めた。

2999チバQ:2022/05/16(月) 20:48:26
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20220514k0000m030260000c.html
クアッド首脳会議 オーストラリアが総選挙で出席者未定 東京開催
2022/05/15 13:00毎日新聞

クアッド首脳会議 オーストラリアが総選挙で出席者未定 東京開催

モリソン豪首相=2022年2月23日、AP

(毎日新聞)

 バイデン米大統領の訪日に合わせ、日米豪印4カ国による協力の枠組み「クアッド」の首脳会議が24日に東京で開催されるが、オーストラリア(豪州)の出席者が固まらない異例の展開となっている。豪州は21日に総選挙を控え、3日後の開催となるからだ。

 事前の世論調査では野党の労働党が優勢だ。与党の保守連合が勝てばモリソン首相、労働党が勝てばアルバネージ労働党党首がクアッドに参加する可能性がある。どちらも単独過半数を得られず、連立交渉が長引けば、オンライン参加になる展開もあり得るが、その場合の出席者をどう決めるのかは不透明だ。

 クアッドの協力は2010年代から、日本が旗振り役となって推進してきた。豪州が中国との関係を強化したことにインドが不信感を高め、協力が停滞した時期もあったが、米国のトランプ、バイデン両政権はインド太平洋地域重視や中国へのけん制の観点からクアッド協力を推進。モリソン氏が対中強硬路線をとり、中国との国境紛争を抱えるインドも前向きになった。

 バイデン政権は21年3月にオンラインで初の首脳会議を開いた。9月にはワシントンに菅義偉首相(当時)ら4カ国首脳が集まり、今後は毎年開催することで合意した。日本にとって今回の会議は、10年来の外交努力が結実したことを象徴する「晴れ舞台」となる。

 ホスト国の日本は、7月の参院選より前の春後半の開催を想定し、日程調整を進めた。しかし、ロシアのウクライナ侵攻、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の流行などの要素が重なり、調整は難航。岸田文雄首相は3月にブリュッセルを訪問した際、バイデン氏に「4月後半の来日を実現したい」と直接求めたが、空振りに終わった。その後、4月上旬に日程は固まったが、直後に豪州の21日総選挙が発表された。

 開催直前まで参加国の政治状況が不透明化するのは、初めてではない。前回も開催日が固まった後に、菅氏が辞意を表明。後任を決める自民党総裁選の直前にクアッド首脳会議が開かれることになり、開催国の米国では政府関係者から「菅氏を招待してもいいのか」と心配する声が上がった。

 自民党内部でのトップ交代だった日本と異なり、今回の豪州はモリソン氏が率いる保守連合から労働党に政権交代する可能性がある。過去に労働党政権が親中路線をとったこともあり、選挙結果は外交政策に影響を与えかねない。ホスト国の日本はぎりぎりまで気をもむことになりそうだ。【ワシントン秋山信一】

3000チバQ:2022/05/18(水) 20:27:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/6e32193992744bf309031b37fa5fbe000a5c2831
豪州総選挙、21日投開票 与党苦戦、9年ぶり政権交代か
5/18(水) 20:19配信

産経新聞
【シンガポール=森浩】オーストラリア総選挙が21日、投開票される。選挙戦はモリソン首相の与党・保守連合が野党・労働党にリードを許したまま、最終盤に突入しており、9年ぶりに政権が交代するのかが焦点。中国と対立姿勢を鮮明にした保守連合が敗退すれば、日米印との枠組み「クアッド」の結束に影響を及ぼす可能性があり、選挙結果が注目される。


保守連合は新型コロナウイルスワクチンの普及の遅れのほか、山火事や洪水への対応の遅さが批判された。最近は物価高が続き、国民に不満が広がっている。

調査会社ニュースポールによると、2大政治勢力に絞った支持率(5月10〜13日調査)は、労働党が54%、保守連合が46%で8ポイントの差となった。同調査では昨年6月以来、一貫して労働党が保守連合を上回っている。他の世論調査でも同様の傾向がある。

挽回を目指すモリソン氏が選挙戦で強調するのが、中国の海洋進出を念頭にした外交・安全保障面の成果だ。モリソン政権は2020年に10年間で2700億豪ドル(約24兆5000億円)を投じる軍備増強計画を発表。21年には米英とともに安保の枠組み「AUKUS(オーカス)」を創設し、原子力潜水艦導入を決めた。

かつての労働党政権下では軍縮が進んだ経緯があり、モリソン氏は同党を「弱腰だ」と批判。モリソン政権は、豪州産ワインに高関税を設定するなど経済的圧力を強めた中国に毅然(きぜん)と対応した成果をアピールし、「労働党は中国寄りだ」とも訴えている。

しかし、南太平洋のソロモン諸島が4月、中国と安保協定を締結したことが、モリソン氏の思惑に水を差した。協定によって、豪州東海岸から2000キロ弱のソロモンを中国が軍事拠点化する可能性があるだけに、労働党のアルバニージー党首は「外交政策の大失態だ」と、協定を阻止できなかったモリソン政権を批判した。

労働党は、AUKUSや原子力潜水艦導入を支持するだけでなく、対中強硬姿勢もモリソン政権と共通していると繰り返し主張。外交・安保を争点化しようとするモリソン氏の戦略は空回りしている。ただ、アルバニージー氏にも、失業率や中央銀行の政策金利を正確に言えなかったことなどで「政策音痴」との悪評が広がり始めており、労働党が強い支持を獲得するには至っていない。

ニュースポールの「好ましい首相」を問う設問では、モリソン氏(43%)とアルバニージー氏(42%)がほぼ並んでいる。モリソン氏は19年の前回総選挙で劣勢から逆転勝利を収めた経緯があり、労働党が優勢とはいえ勝敗の行方はなお混沌(こんとん)としている。

3001とはずがたり:2022/05/20(金) 10:11:07

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%82%BD%E3%83%9C#%E3%82%B3%E3%82%BD%E3%83%9C%E3%81%AE%E7%8B%AC%E7%AB%8B%E3%82%92%E6%89%BF%E8%AA%8D%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E5%9B%BD%E3%83%BB%E5%9C%B0%E5%9F%9F%E3%81%AE%E4%B8%80%E8%A6%A7
コソボの承認
国家承認のプロセスについては、翌6月18日にアメリカ政府が承認を公表し、ヨーロッパの国連安保理常任理事国であるイギリス、フランスも翌日に承認している。この他、中欧地域の主導権を握るドイツも2月20日に承認した[14]。一方でEU加盟国を個々に見た場合、国内に民族問題を抱えるスペインやキプロス、スロバキア、ルーマニア、ギリシャなど独立承認に慎重な姿勢を示している国もある。このためEUによる機関承認は見送られている[15]。同じスラブ人として歴史的にセルビアと繋がりが深いうえに米欧と一線を画すロシア連邦や、少数民族の独立運動を多く抱える中華人民共和国も同様だった。

その後、独立宣言が打ち出された当初には即座に承認しなかった国々にも承認が広まった[16]。セルビアの周辺国では、2008年3月にクロアチア、ハンガリーそしてブルガリアがコソボの独立を承認した。コソボの独立に際して、大アルバニア主義の拡大が憂慮されていた中、2008年10月には大アルバニア主義の利害国で国内に一定数のアルバニア人を抱えるモンテネグロと、マケドニア紛争の当事国である北マケドニアがコソボを承認した[17]。人口の3割以上をセルビア人が占めるモンテネグロでは激しい反発が起こり、首都ポドゴリツァでは大規模な抗議集会が行われた[18]。

その一方で、セルビア政府はコソボの分離独立を「永遠に認めない」と明言しており、2008年の国連総会では、同国の要請を受けて国際司法裁判所に独立の是非の判断を求めた。ロシアもコソボの独立をセルビア政府の合意なしには承認しない意向で[19]、中国もこれに同調しており、国連安全保障理事会で拒否権を持つ両国の反対により、国際連合安全保障理事会での承認は困難となっている。またインドやスペインなどの少数民族の独立運動の問題を抱えている国々も承認しない意向を表明している。「大アルバニア」の利害国としては、ギリシャが承認を行っていない。

日本は2008年3月18日、コソボを国家として承認。2009年2月25日、外交関係を開設した[20]。

コソボの独立承認国
2019年11月中旬、コソボはアメリカ合衆国、イギリス、ドイツ、フランス、日本など93か国から承認を受けているが、セルビアをはじめ[21]ロシア、中国、スペイン、キプロス、ギリシャ、ルーマニア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、スロバキア、ジョージア、ウクライナ、ブラジル、アルゼンチン、チリ、インド、インドネシア、南アフリカなどといった国連加盟国の半数近くに上る世界85か国が承認を拒否している。そのため、将来的に国際社会から一致した承認を得られるかどうかは未だ不透明である。

2010年7月22日には、国際司法裁判所がコソボのセルビアからの独立宣言を「国際法違反にはあたらない」と判断した[22]。国際司法裁判所の判断は勧告的意見とされ、法的な拘束力はないものの、承認するか否かを決めかねていた国際社会には大きな判断材料になると同時に、民族自決を掲げる少数民族の分離独立に大きな影響を与えるとされる[23]。


コソボ、欧州評議会に加盟申請 セルビア猛反発
5/13(金) 14:11配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/9508fef73a0e5bf94526c2f8ca7b6effe8bbe679
時事通信

 【ベオグラードAFP時事】コソボは12日、人権や民主主義について協議する欧州評議会への加盟申請を行った。

 コソボによる2008年の一方的な独立宣言を認めていないセルビアが猛反発している。

 コソボのゲルバラ外相は「この(西バルカン)地域でコソボこそが最も民主的な国家だ」と主張。加盟申請したことをフェイスブックを通じて公表した。

 これに対し、セルビアのブチッチ大統領は「あらゆる手段」で加盟に反対していくと誓った。ただ、「平和的で外交的なやり方」でと強調した。

 欧州評議会からは3月、ロシアが脱退した。ウクライナ侵攻を受け、ロシア追放を求める声が高まったのを受け自ら脱退を通告した。

3002チバQ:2022/05/22(日) 19:20:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/f7c645421915cd6690c1c2fae9c86ad9e0f688fc
与党の「対中」争点化不発 ソロモンの協定締結で 豪総選挙
5/22(日) 7:05配信

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時事通信
オーストラリアのモリソン首相=18日、メルボルン(AFP時事)

 オーストラリア総選挙では、インド太平洋地域で海洋進出を活発化させる中国への対応も関心を集めた。

 モリソン首相は、中国の威圧に屈しない強硬姿勢を前面に押し出す思惑だったが、豪州とつながりが深い南太平洋のソロモン諸島が中国と安全保障協定を締結したことで、不発に終わった形だ。

 シドニー工科大の豪中関係研究所が今月まとめた報告書では、豪国民の4割は、対中政策が投票に影響を与えると回答した。うち78%は「中国政府への不信」を表明。「中国が政治的な反目で豪州を懲らしめるため、貿易を利用している」との意見も84%に上った。

 中国で最初に感染が広がった新型コロナウイルスをめぐり、モリソン政権は発生源に関する独立調査を主張。中国はこれに反発し、豪州産のワインや大麦などを対象に、事実上の貿易制裁に踏み切った。安全保障分野では中国の脅威を念頭に、原子力潜水艦の調達に向けた米英との枠組み「AUKUS(オーカス)」を創設。モリソン政権としては、中国への強い姿勢を打ち出すことで、労働党との差別化をもくろんだとみられる。

 だが、選挙戦突入後の4月半ば、中国がソロモンとの協定締結を発表したことで事情が変わった。ソロモンが中国の軍事拠点となりかねないだけに、労働党はモリソン政権を批判。モリソン氏は、軍事拠点化は「越えてはならない一線」と中国をけん制したが、安保面での実績を訴える声は弱まった。

 フリンダース大のヘイドン・マニング准教授は「モリソン首相は『中国に立ち向かった』『国家安全保障ではわれわれが良い』とアピールしようとしたが、(協定締結で)台無しになった」と分析している。

3003チバQ:2022/05/22(日) 19:24:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/f9cacb200031ed01a3cdfa35678750d6723c9771
オーストラリア総選挙、野党・労働党が勝利の見通し…9年ぶり政権交代へ
5/21(土) 20:53配信
 【シドニー=津田知子】オーストラリアで21日、総選挙の投開票が行われ、最大野党・労働党が、スコット・モリソン首相(54)率いる与党連合(自由党、国民党)を破り、約9年ぶりの政権交代が実現する見通しとなった。豪公共放送ABCが報じた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4beea289c202dbf154b8f765e4a8c81f339d4409
豪総選挙、野党・労働党が勝利宣言 9年ぶり政権交代へ
5/22(日) 11:04配信
AFP=時事
オーストラリアのシドニーで、総選挙の勝利を喜ぶ労働党のアンソニー・アルバニージー党首(中央、2022年5月21日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】オーストラリアで21日、総選挙の投開票が行われ、中道左派の野党・労働党のアンソニー・アルバニージー(Anthony Albanese)党首が、政権党が決まる下院での勝利を宣言した。現政権の気候変動対策に不満を抱く有権者の支持を集め、約9年ぶりの政権交代が確実となった。


 開票率ほぼ3分の2の段階で、労働党が第1党となることが確定。ただ、単独過半数を確保できるかは不明。

 アルバニージー党首は「国民は変化を求めて票を投じた」と述べ、格差是正と気候変動対策での改革を公約した。

 スコット・モリソン(Scott Morrison)首相は敗北を認め、与党勢力・保守連合(自由党と国民党)にとって「困難」かつ「屈辱的な」夜になったと述べた。【翻訳編集】 AFPBB News

3004チバQ:2022/05/22(日) 20:15:03
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-_world_asia_WU3MP5HFM5MTROAPEJFZJFVXME.html
モリソン氏誤算「対中・安保」争点にならず 豪州総選挙
2022/05/22 00:05産経新聞

【シドニー=森浩】21日投開票のオーストラリア総選挙で、モリソン首相は中国への強硬姿勢や安全保障面での実績を強調したが主要な争点にはならなかった。アルバニージー労働党党首は外交・安保での突っ込んだ論争を避け、社会保障の充実などを繰り返し主張。物価高に悩む国民は政権交代を選択した。

「次期首相のアルバニージー氏に祝意を伝えた。彼の成功を祈る」。モリソン首相は21日夜の記者会見で敗北を宣言した。

モリソン氏が勝利を収めた2019年の前回総選挙時と比べ、豪州をめぐる環境で決定的に変化したのは中国との関係だ。モリソン政権が20年4月に新型コロナウイルスの発生源について第三者による独立調査を求めたことで、両国関係は急速に冷え込んだ。

対中強硬姿勢を鮮明にしたモリソン政権は、中国を念頭に軍備増強計画や、米英との安全保障枠組み「AUKUS(オーカス)」を通じた原子力潜水艦導入を決めた。モリソン氏はこうした実績を掲げ、外交・安保を選挙戦の主要テーマに据えようとした。労働党は過去の与党時代に軍縮を進めた経緯があり、モリソン氏は「労働党を選ぶのは安保政策上のリスクだ」と訴え危機感をあおった。

だが、国民の関心が集中したのは物価高だ。豪州では22年1〜3月の物価上昇率が5・1%と過去20年で最高水準に達した。世論調査で選挙戦の争点に「生活費」を挙げた国民は半数を超えた。労働党が外交・安保で保守連合と政策に違いがない点を強調したこともモリソン氏の誤算だった。

アルバニージー氏は国民の不満を意識し、「物価が上がっているのに賃金上昇が追い付いていない」と主張し、最低賃金の引き上げなどを訴えた。内政に焦点を当てた選挙戦略が支持を呼び込んだ形だ。

3005チバQ:2022/05/23(月) 11:12:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/d8bd2f135237c7f7991ecf237462087b81e5f5d5
重要な地位にふさわしくない…「孤立」進むロシア、国際機関ポスト失う
5/23(月) 7:36配信
読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 【ニューヨーク=寺口亮一】ウクライナへの軍事侵攻を続けるロシアが国際機関のポストを巡って資格停止とされたり、選挙で負けて地位を失ったりするケースが相次いでいる。国際社会の要請を無視して武力行使や人権侵害を続けているためだ。米欧は国際社会でロシアを孤立させ、停戦の実現につなげる狙いだ。


 米国のリンダ・トーマスグリーンフィールド国連大使は19日、英誌エコノミストのインタビューでウクライナでの戦争を終わらせる方策を問われ、「ロシアを非難し、孤立させる取り組みを始めている。国連では成功している」と強調した。

 同大使が例示したのが、全加盟国の7割を超える141か国がロシアの軍事侵攻を非難した3月2日の国連総会決議や、国連人権理事会における理事国資格を停止した4月7日の総会の決定だった。

 このほか4月13日には国連経済社会理事会で、年末で任期切れを迎える国連児童基金(ユニセフ)や国連女性機関の基本方針などを決める執行理事会メンバーの改選が行われ、ロシアはいずれも敗退した。

 ロシアはユニセフが創設された1946年以来の執行理事会メンバーで、旧ソ連時代も含めてこのポストを失ったのは初めてだ。会合でロシアの代表は「政治的な攻撃だ」と反発した。

 米欧は、ロシアがウクライナで女性や子どもを含む民間人を無差別に攻撃しているとみている。国連外交筋は「女性や子どもの権利を擁護する国連機関での重要ポストに、ロシアはふさわしくない」と説明する。

 ただ、国際機関からのロシア排除については「懲罰以外の効果が見えにくい。追い出さず説得を続ける手もあるのではないか」(国連外交筋)との声もある。

3006チバQ:2022/05/23(月) 11:31:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/c1a0b0607f5f44781b8d89b829e0b9b68f6822e6
豪新首相 苦労人の庶民派…政権運営能力は未知数
5/22(日) 22:06配信
産経新聞
オーストラリア次期首相に就任する労働党のアンソニー・アルバニージー党首(59)は労働者階級生まれで公営住宅で育った経歴を持ち、庶民派を売りにしている。ただ、外交・安全保障に関するポストを務めた経験はなく、政権トップとしての力量は未知数との声が強い。

アルバニージー氏は1963年、豪州最大都市シドニー生まれ。母は病気がちで障害年金を受給しており、生活は楽ではなかったという。「シングルマザーの息子で、公営住宅で育った人物が、首相として皆さんの前に立つことができる。豪州は素晴らしい」とは21日夜のアルバニージー氏自身の言葉だ。

政治の道を意識したのは12歳のときだ。地元政府による公営住宅売却計画に抗議し、断念させた。シドニー大では学生運動に没頭し、96年に下院議員に当選すると、空港騒音問題や同性婚合法化に取り組み、左派政治家としてのキャリアを歩んだ。

過去の労働党政権でインフラ・運輸相を務めた経験はあるが、外交筋は「正直、政治家としての能力はよくわからない」と話す。今回の選挙戦では失業率や中央銀行の政策金利の数字を正確に返答できず、〝政策音痴〟との批判を集めた。

愛称は「アルボ」。前夫人との間に息子が1人いる。現パートナーのヘイデンさんは女性の権利推進に関する積極的な発言で知られている。(シドニー 森浩)

3007トツグ県は支那かぶれ負け組の竹下派の巣窟:2022/05/25(水) 17:12:11
上官に絶対服従する支那かぶれ負け組の竹下派Name上官に絶対服従する共産主義22/05/25(水)16:14:35

>>自分の中でしか成立してない概念をさも他人も理解しているかのように書き込むのってやっぱ発達障害か何かなのかな?
>>むしろ一般人が裏でこんな書き込みしてるという事実が怖いからそうであってくれ
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イエスキリストも福沢諭吉翁も無位無官の『一般人』だったが どんな有力政治家よりも影響力が強かった。 オマエはイエスキリストや福沢諭吉翁は『発達障害』だったと言いたい訳か? 一体なに様のつもりだ。
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上官に絶対服従する支那かぶれ負け組の竹下派は やっぱ中国共産党命なんだなww オマエ等に明るい未来など無い!
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2上官に絶対服従する支那かぶれ負け組の竹下派Name上官に絶対服従する共産主義22/05/25(水)16:34:33

共産主義一党独裁体制の中国共産党は 上官に絶対服従することが金科玉条なので 上官の行動に説明責任を要求するなんて有り得ねえんだろ? 
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だから『無位無官の一般人』が高い官職を有する国会議員の行動に説明責任を要求するのは『発達障害』だと決め付ける訳だww
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中国共産党命 は結構だが、ロッキード事件(田中角栄)、リクルート事件(竹下登)、足銀経営破綻(船田元、茂木敏充)と 与党内負け組の竹下派は毎度毎度サンドバッグにされて大変だなww
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トツグ県の田舎ッペ供は 支那かぶれ負け組の竹下派(船田元、茂木敏充)の泥船なんか よく漕ぎ続けてるもんだww 相当おめでたい田舎者だなww ゴキブリ並みの知能しか無えようだww
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3上官に絶対服従する支那かぶれ負け組の竹下派Name上官に絶対服従する共産主義22/05/25(水)16:41:42

共産主義一党独裁体制の支那人みてえに『一般人が高い官職を有する国会議員に絶対服従するのは当たり前』と信じ込んでる支那かぶれ竹下派。
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支那かぶれ負け組の竹下派の行動に説明責任を要求すると 陸自の爆音ヘリや雑魚の爆音バイクで周囲を徘徊して御茶を濁す。
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こんな竹下派の泥船を漕ぎ続けるトツグ県の田舎ッペの知能は本当にゴキブリ並みだなww

3008トツグ県は支那かぶれ負け組の竹下派の巣窟:2022/05/25(水) 19:50:42
>>12 無題Name名無し 22/05/21(土)18:47:54 IP:106.130.*(au-net.ne.jp)No.77769

『トツグ県の支那かぶれ負け組の竹下派(船田元、茂木敏充)に説明責任を要求すると 陸自の爆音ヘリや雑魚の爆音バイクで周囲を徘徊して御茶を濁す』って具体的には?
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>>13 無題Name名無し 22/05/21(土)19:05:34 IP:106.154.*(au-net.ne.jp)No.77772

Q1:陸自航空学校が北関東に2校もある理由を教えて? Q2:宇都宮の陸自航空学校や中央即応連隊は米軍と一体化した訓練をしていないが 何か拘わりが有るのか? と公の場で尋ねると 答える代わりに陸自の爆音ヘリや雑魚の爆音バイクで周囲を徘徊して御茶を濁す。
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>>14 無題Name名無し 22/05/21(土)20:53:09 IP:14.133.*(commufa.jp)No.77789

へえ そりゃ最低だな。 説明責任を果たさない部隊ってシビリアン・コントロールに従う気が更々ないってことだよな。宇都宮の陸自航空学校は言語道断!
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>>20 無題Name名無し 22/05/22(日)08:30:08 IP:133.218.*(bbexcite.jp)No.77840

自分の中でしか成立してない概念をさも他人も理解しているかのように書き込むのってやっぱ発達障害か何かなのかな?
むしろ一般人が裏でこんな書き込みしてるという事実が怖いからそうであってくれ
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>>29 無題Name名無し 22/05/24(火)22:39:03 IP:106.129.*(au-net.ne.jp)No.78306+

『一般人』すなわちシビリアン(文民)を見下してんのか コイツ! 文民(シビリアン)が陸自航空学校の多重配置に疑問を投げかけると『発達障害』呼ばわりか… そういう尊大で独善的な態度だから ゴキブリ並み知能のJAPは先の大戦で国土を焦土と化す無様な大敗を喫したんだろうよ。

3009チバQ:2022/05/28(土) 21:14:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/9199aa40a98448dfc164c0a4a23c94bd086f9c9d
中国、南太平洋で外交攻勢 多数の島嶼国に安保協定を提案
5/28(土) 15:15配信

CNN.co.jp
今月25日、ソロモン諸島の空港に到着した中国の王毅外相(中央)

香港(CNN) 中国が南太平洋の多数の島嶼(とうしょ)国に対し地域の安全保障問題に関する包括的な協力態勢の構築を図る協定などを提案し、締結を働きかけていることが28日までにわかった。

米国やオーストラリアなどが南太平洋における中国の影響力拡大への懸念を深める中での外交攻勢ともなっている。

CNNは中国による提案を直接知り得る立場にある関係筋から関連の文書の提供を受け、内容を確認。提案の草案は南太平洋地域でパートナー国と成り得る諸国に既に送付されている。文書は、安全保障、治安維持、サイバーセキュリティーや経済開発でより広範な協力関係の樹立に触れている。

この問題はフィジーで来週の開催予定の中国と島嶼国の第2回外相会合で取り上げられる見通し。会合に出席する中国の王毅(ワンイー)外相はソロモン諸島を皮切りに、10日間に及ぶ南太平洋諸国の歴訪を既に開始している。

中国とソロモン諸島は先月、安全保障協定を結び、中国の軍事基地創設につながりかねないとの懸念も強まっている。

中国外務省によると、王毅外相はこのほか、キリバス、サモア、フィジー、トンガ、バヌアツ、パプアニューギニアや東ティモールも訪れる。

ただ、中国による安全保障に関する協定の打診が、同国との相互関係のあり方を含め、島嶼国の幅広い支持を得られるのかは不明。仮に受け入れられた場合、インド太平洋地域で戦略地政学的に重要な意味を持つ南太平洋で中国が大きな外交成果を握ることになる。

少なくとも1国は中国の提案への慎重姿勢を既に示している。ミクロネシア連邦のパニュエロ大統領はほかの島嶼国の指導者に書簡を送り、提案は地域と中国との外交関係を中国寄りに傾斜させる意図があるとの警戒感を表明した。

提案に合意すれば島嶼国の主権維持に影響が出るほか、中国と西側諸国の関係が緊張している中、新たな「冷戦」をもたらしかねないとも警告した。

南太平洋の島嶼国の多くは米国の同盟国でもある豪州の北東部に位置し、軍事戦略的には米領グアム島と豪州の間の接続海域を安全に確保する重要性を担っている。

労働党政権を新たに発足させたばかりの豪州のアルバニージー首相は選挙戦で、中国とソロモン諸島の安保協定を阻止出来なかった前政権の不手際を非難。26日には中国は第2次世界大戦以降、安保問題での協力の相手は豪州であり続けた地域での影響力拡大を求めているとの危機感を示した。その上で、豪州は南太平洋への支援増大を図る必要があると強調した。

米国と日本の両首脳も最近の共同声明でソロモン諸島の安保協定に言及し、地域内の危惧への配慮に欠けているなどとの批判をにじませていた。

3010チバQ:2022/05/30(月) 10:17:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/b7a931b56796fbf236d3812a80c909586f846283
左派候補が首位、決選投票へ 2位に中道候補 コロンビア大統領選
5/30(月) 9:41配信
 【サンパウロ時事】南米コロンビアで29日、右派ドゥケ大統領の任期満了に伴う大統領選挙が実施され、選管当局によると、暫定開票率99.8%時点で元左翼ゲリラの左派グスタボ・ペトロ元ボゴタ市長(62)が得票率40.3%で首位に立った。

 当選要件である有効票の過半数には届かなかったため、同28.2%で2位につけた中道のロドルフォ・エルナンデス前ブカラマンガ市長(77)と共に6月19日の決選投票に進んだ。

 ペトロ氏が当選すればコロンビア初の左派政権誕生となる。前回大統領選では決選投票で敗北したが、貧富の格差是正や社会保障改革などを訴え、歴代右派政権への批判票を集めた。投票後、「変革の時がやって来た」と勝利に自信を示した。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/ca27dab0ca7333bc7b673cd816f067a6b87225d9
コロンビア大統領選、決選投票へ 元ゲリラ左派と独立系の企業家
5/30(月) 10:09配信

共同通信
 【サンパウロ共同】南米コロンビアで29日、右派ドゥケ大統領の任期満了に伴う大統領選が投開票された。当選に必要な過半数に届いた候補はおらず、同国メディアは元ゲリラの左派グスタボ・ペトロ元ボゴタ市長(62)と独立系候補の企業家ロドルフォ・エルナンデス氏(77)が6月19日の決選投票に進むと報じた。伝統政党が政権を担ってきた継続路線が途絶えることが確実になった。

 選挙管理当局の中間集計では、ペトロ氏が得票率約40.34%で首位、エルナンデス氏が同28.08%で次点。争点は格差や汚職、治安対策。コロナ感染拡大などで貧困層が増加し、既存政治への不満が高まっていた。

3011とはずがたり:2022/06/02(木) 22:47:06
モリソン氏誤算「対中・安保」争点にならず 豪州総選挙
5/22(日) 0:27配信

https://news.yahoo.co.jp/articles/0c031e5e9b3b0e6fdc680bb587ed803f995c7cfd
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産経新聞
【シドニー=森浩】21日投開票のオーストラリア総選挙で、モリソン首相は中国への強硬姿勢や安全保障面での実績を強調したが主要な争点にはならなかった。アルバニージー労働党党首は外交・安保での突っ込んだ論争を避け、社会保障の充実などを繰り返し主張。物価高に悩む国民は政権交代を選択した。

「次期首相のアルバニージー氏に祝意を伝えた。彼の成功を祈る」。モリソン首相は21日夜の記者会見で敗北を宣言した。

モリソン氏が勝利を収めた2019年の前回総選挙時と比べ、豪州をめぐる環境で決定的に変化したのは中国との関係だ。モリソン政権が20年4月に新型コロナウイルスの発生源について第三者による独立調査を求めたことで、両国関係は急速に冷え込んだ。

対中強硬姿勢を鮮明にしたモリソン政権は、中国を念頭に軍備増強計画や、米英との安全保障枠組み「AUKUS(オーカス)」を通じた原子力潜水艦導入を決めた。モリソン氏はこうした実績を掲げ、外交・安保を選挙戦の主要テーマに据えようとした。労働党は過去の与党時代に軍縮を進めた経緯があり、モリソン氏は「労働党を選ぶのは安保政策上のリスクだ」と訴え危機感をあおった。

だが、国民の関心が集中したのは物価高だ。豪州では22年1〜3月の物価上昇率が5・1%と過去20年で最高水準に達した。世論調査で選挙戦の争点に「生活費」を挙げた国民は半数を超えた。労働党が外交・安保で保守連合と政策に違いがない点を強調したこともモリソン氏の誤算だった。

アルバニージー氏は国民の不満を意識し、「物価が上がっているのに賃金上昇が追い付いていない」と主張し、最低賃金の引き上げなどを訴えた。内政に焦点を当てた選挙戦略が支持を呼び込んだ形だ。

3012チバQ:2022/06/04(土) 07:46:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/839c523cbfae64409358865672bd663c3cd7d93d
英連邦、王室離反の動き 共和制移行の加盟国も 「代替わり」で絆にほころび
6/4(土) 7:07配信

時事通信
2日、ロンドン近郊で、在位70年の記念行事に参加するエリザベス英女王(AFP時事)

 【ロンドン時事】在位70年(プラチナ・ジュビリー)を英史上初めて達成したエリザベス女王は長年、英国の旧植民地などでつくる「英連邦」諸国との絆の維持に熱心に取り組んできた。

 英連邦は安全保障や経済上の利益追求を最大目的としないユニークな連合体で、女王はその「接着剤」(外交筋)の役割を担う。ところが最近、加盟国の間で英王室から離反する動きが広がり始めている。

 英連邦加盟54カ国中、英国を含む15カ国は英君主を国家元首とする「英連邦王国」と呼ばれる。英国以外にはエリザベス女王の代理人として総督が置かれ、形式上は国内の最高権威だ。

 その一つだったカリブ海の島国バルバドスが昨年11月、立憲君主制を捨て共和制に移行した。「植民地だった過去からの脱却」がその理由だ。英報道によると、バルバドスの他にカリブ海地域では、ジャマイカ、グレナダ、ベリーズなど6カ国で共和制への移行が検討されている。

 ジャマイカのホルネス首相は3月、同国を訪れたウィリアム英王子夫妻との会談で、早期の共和制移行を目指す考えを示唆。街頭では夫妻訪問に合わせて、英国のかつての奴隷政策をめぐり賠償金や公式謝罪を求める抗議行動が行われた。

 また、英連邦王国のオーストラリアで先月就任した労働党出身のアルバニージー首相は2日、英国との関係について「(かつてのような)親と新参者ではなく、対等な立場にある」と述べた。豪州では1999年の国民投票で、55%が賛成して君主制維持を決めたが、今後、共和制移行をめぐる議論が再び活発化する可能性がある。

 エリザベス女王は約70年間、「独立した加盟国の自由な連合の象徴」として、英連邦の首長の座にある。没後はチャールズ皇太子が引き継ぐことが加盟国間で合意済みだが、女王ほどの求心力はないとの見方が一般的。君主の代替わりを機に、英連邦王国の共和制移行が進むという観測も出ている。

3013チバQ:2022/06/17(金) 07:45:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/ce54ec68d24647922c4c1d1143164d713e536e80
民衆の喝采浴びる軍のクーデター、格差・汚職横行する西アフリカの「世直し」か
6/17(金) 5:00配信

読売新聞オンライン
 [New門]は、旬のニュースを記者が解き明かすコーナーです。今回のテーマは「クーデター」。

 クーデターとは「非合法的手段に訴えて政権を奪うこと」(広辞苑)だ。反クーデター派を武力で抑え込むため、ミャンマーをはじめ深刻な人権侵害や社会の不安定につながることが多い。ところが西アフリカでは様相が異なる。人々がクーデターに「世直し」を託し、支持する風潮があるのだ。

違法な反乱軍 国民が拍手喝采
 サハラ砂漠の南に位置するブルキナファソで1月、軍の一部が反乱を起こしカボレ政権を倒した。その約1か月後の2月下旬、首都ワガドゥグを訪ねた。

 至る所で銃を持つ兵士が監視の目を光らせ、恐怖の中で人々は沈黙を余儀なくされる――。そんなイメージとは裏腹に中国製バイクが走り回る街はとても明るく、政府機関を守る衛兵も随分とリラックスした雰囲気で任務に就いていた。

 「多くの人たちがクーデターを支持している」。そう語ったのは地元記者ジャンポール・オウェドラゴ氏(42)だ。反乱軍が権力掌握を宣言すると、クーデターを支持する大勢の人々が街頭に繰り出したという。

 若手軍人の決起で権力の座を追われたロシュ・カボレ氏(65)は2015年、大統領選で初当選し、20年には再選も果たした。政権側は反乱軍を非難し、「民主主義の危機」だと叫んだ。それでもクーデターへの反対の輪は広がらなかった。

(写真:読売新聞)

 選挙で選ばれた指導者が民衆に見放されて、違法なクーデターを決行した勢力が喝采を浴びる――。これが現実だった。

西アフリカ 大きな格差、汚職横行
 西アフリカの多くの国では、選挙は行われても国民の要望や不満を政党が吸い上げて民意をまとめ、与党と野党が競い合って政策の実現を目指す民主主義はあまり機能していないと指摘される。一握りのエリートとそれ以外の大多数との所得や教育の格差も大きい。識字率は低く、ブルキナファソでは4割程度だ。汚職も横行し、そもそも民主主義が育つ土壌が不十分だ。

 カボレ政権で文化芸術観光相を務めたタヒル・バリー氏(46)は「選挙をしても勝つのは(有権者を買収できる)金持ちだけだ。欧米と我が国では状況が違い過ぎる」と嘆息する。

 西アフリカの国々は保健や教育、所得の水準が低く、近年はイスラム過激派の流入で治安が悪化する。

 こうした困難の克服に取り組み、その成果を人々に実感させるのは容易でない。政権打倒の動きが高まれば、不満を募らせる人々の支持が集まりやすい。

3014チバQ:2022/06/19(日) 18:22:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/2330c7256cc97c3da04ac829e995d3b58b7438a7
大統領は元ゲリラか企業家か、いずれも「破壊的な候補」…異例の決選投票へ
6/19(日) 10:29配信
読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 【ボゴタ=淵上隆悠】南米コロンビアで19日、右派のイバン・ドゥケ大統領の任期満了に伴う大統領選の決選投票が行われる。左派の元ゲリラと独立系政党の企業家による異例の一騎打ちとなった。事前の世論調査では大接戦で、どちらが勝利しても、コロンビアにとっては大きな転換点となる。

 5月29日の第1回投票では、元ゲリラの左派グスタボ・ペトロ元ボゴタ市長(62)が40・3%を獲得した。波乱だったのは、2位の候補だ。主要政党には属さない企業家ロドルフォ・エルナンデス氏(77)が28・1%で決選投票に進んだ。ドゥケ氏と支持層が重なる中道右派の候補は23・9%にとどまった。国民が「エスタブリッシュメント(既得権層)」を嫌い、変革を求めた結果だと受け止められている。

 コロンビアでは19世紀半ばから続いてきた自由・保守の2大政党制が2000年代初頭に崩れ、約20年間、自由党の流れをくむ親米で右派寄りの政権が続いてきた。徹底した治安対策や左翼ゲリラ「コロンビア革命軍(FARC)」との和平合意など成果もあるが、広がる格差への不満も高まった。昨年には少なくとも46人が死亡するデモが起き、ドゥケ政権の支持率は下がっていた。

 同国初の左派政権樹立を目指すペトロ氏は、「一つの時代が終わった」と強調する。格差是正や、農民、女性の政治参加などを打ち出して支持を集めているが、自由貿易協定(FTA)の見直しや大胆な環境保護政策などは経済界の不評を買っている。米国との関係も大きく変わると予想されている。

 エルナンデス氏は、過去に小都市の市長経験はあるが、中央政界では無名の存在だ。SNSを駆使した選挙戦略で知名度を上げ、やはり「伝統的な政治勢力は死んだ」と刷新を訴える。汚職撲滅を旗印にするが、給料の寄付や大統領専用機不使用、複数の在外公館の閉鎖などコスト削減策を並べ、「ポピュリスト」との指摘もある。

 最新の世論調査の支持率は、ペトロ氏が46・5%、エルナンデス氏が48・2%で競っている。コロンビアの政治アナリスト、セルヒオ・グスマン氏(37)は、「国民は現状維持や緩やかな変化を拒否し、破壊的な候補を好んだ。どちらが勝利しても、この国はこれまでにない経験をすることになる」と指摘した。

3015チバQ:2022/06/20(月) 09:05:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/0f2fa41a67644959b4747eedf7eba596339c8981
南米コロンビアで初の左派政権誕生へ 大統領選決選投票
6/20(月) 8:07配信
産経新聞
【ニューヨーク=平田雄介】南米コロンビアで19日大統領選決選投票が行われた。現地からの報道によると、元ゲリラの左派グスタボ・ペトロ元ボゴタ市長(62)が勝利した。コロンビア史上初の左派政権が誕生する。ペトロ氏は反米左派政権のベネズエラと外交関係を再開し、米国との自由貿易協定を見直すとしている。南米随一の親米国家コロンビアと米国の関係が変化する可能性がある。

米メディアによると、開票率が97%を超えた時点で得票率50・57%のペトロ氏が、同47・16%の独立系の実業家ロドルフォ・エルナンデス氏(77)を引き離し、勝利を確実にした。エルナンデス氏は敗北を認めた。

ペトロ氏は公約として汚職撲滅や環境保護なども掲げた。任期は8月7日から4年間。

コロンビアでは親米保守政権が続いてきた。しかし、新型コロナウイルス禍に伴う経済的打撃やロシアのウクライナ侵攻後の物価高で政権への不満が強まり、5月29日の第1回投票で現職ドゥケ大統領の後継と目される候補が敗退していた。

3016チバQ:2022/06/20(月) 17:44:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/bbf60db6dc652981ddbafec0b7b922bac590509b
コロンビアに初の左派政権 親米から外交路線転換の可能性も
6/20(月) 16:58配信
毎日新聞
コロンビア大統領選で初当選を決め、支持者の声援に応えるペトロ氏(中央左)=首都ボゴタで2022年6月19日、ロイター

 南米コロンビアで19日、右派ドゥケ大統領の任期満了に伴う大統領選の決選投票が投開票され、元左翼ゲリラで左派のグスタボ・ペトロ元ボゴタ市長(62)が、独立系候補の実業家、ロドルフォ・エルナンデス氏(77)を小差で制し、初当選を決めた。保守派による親米路線が続いたコロンビアで、左派政権が誕生するのは初めて。


 ペトロ氏は、自由貿易協定(FTA)の見直しや2019年に断交した反米左派、ベネズエラのマドゥロ政権との外交関係回復に向けた対話再開を公約に掲げる。ドゥケ政権は南米随一の親米派だったが、左派への政権交代により、対米外交が大きく転換する可能性がある。

 選挙管理当局の発表(開票率100%)によると、ペトロ氏の得票率は50・44%、エルナンデス氏は47・31%。投票率は58・08%だった。

 ペトロ氏は19日夜、首都ボゴタのスポーツアリーナで支持者を前に演説し、「我々は新たな歴史の一ページを開こうとしている。きょうがコロンビアにとって、変革の日だ」と勝利宣言した。

 一方、エルナンデス氏もツイッターで「グスタボの勝利を祝いたい」と敗北宣言し、「国民が求める変革を実現するため、私もサポートする」と表明した。

 3度目の出馬となったぺトロ氏は、親キューバ系で1990年に合法政党となった左翼ゲリラ「4月19日運動(M19)」出身。選挙戦では、貧富の格差是正や雇用の創出などを訴え、貧困層や若者からの支持を集めた。エルナンデス氏の政治経験不足を不安視する有権者の票も取り込んだ。

 コロンビアは58年に軍事政権が倒れて以降、自由・保守両党による2大政党政治が定着。02年からは自由党の流れをくむ右派、中道右派が政権を握った。しかし21年4月、新型コロナウイルスの流行で経済が低迷すると、ドゥケ政権が財政再建のため増税法案を提出したことに対する反発から抗議デモが各地で発生。汚職への不満も根強く、右派など伝統政党出身の候補者は決選投票に進めなかった。

 コロンビアでは憲法で再選が禁じられている。大統領の任期は4年で、ペトロ氏は8月7日に就任する。【ボゴタ中村聡也】

3017チバQ:2022/06/20(月) 18:31:40
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022062000183&amp;g=int
コロンビア大統領に左派ペトロ氏 ゲリラ出身、対米で「隙間」も
2022年06月20日14時36分

19日、ボゴタで勝利を祝うコロンビア次期大統領のグスタボ・ペトロ氏(AFP時事)
19日、ボゴタで勝利を祝うコロンビア次期大統領のグスタボ・ペトロ氏(AFP時事)

19日、北部ブカラマンガで、笑顔を見せる中道候補ロドルフォ・エルナンデス前ブカラマンガ市長(AFP時事)
【図解】コロンビア

 【ボゴタ時事】南米コロンビアで19日に行われた大統領選決選投票で、左翼ゲリラ出身で元ボゴタ市長のグスタボ・ペトロ上院議員(62)が中道の独立系候補を退けて当選した。米国と蜜月関係が続いてきたコロンビアで左派政権の誕生は初めて。8月7日に就任し、任期は4年。
コロンビアで左派政権誕生も 19日に大統領選決選投票

 選管当局によると、ペトロ氏は得票率50.4%で、同47.3%だったロドルフォ・エルナンデス前ブカラマンガ市長(77)を振り切った。ペトロ氏は支持者集会で「きょうからコロンビアは変わる。理解と対話に基づく愛の政治が始まる」と勝利を宣言。対立候補の支持者に和解と協力を呼び掛けた。
 ペトロ氏は、国民の4割に達する貧困層への対策強化と税制改革による貧富格差の是正、汚職撲滅の推進などを公約。経済の石油・石炭依存からの脱却を打ち出した。治安面では、政府と戦闘状態にある左翼ゲリラ「民族解放軍(ELN)」との和平交渉再開や、対話を通じた麻薬組織の解体を提唱した。

3018反米派閥の清和会と竹下派:2022/06/21(火) 10:27:27
ロシアから要求された通りに 「返還される北方領土に米軍基地を作らせない」とプーチン大統領に回答した自民党清和会。 寧ろロシアの核の傘を利用して在日米軍を追い出そうと企んだ反米・極右の清和会。
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中国共産党にかぶれ 中国共産党に唆され 憲法を改正して自衛隊と自衛権を明記した暁には国連集団安全保障を基軸とする体制に移行することで日米二国間の安保条約は破棄、結局 事実上 中国共産党の核の傘に入って在日米軍を追い出そうと企んでいる自民党竹下派。

*『日米安保より国連集団安全保障』は竹下派の大番頭だった小沢一郎の持論。国連集団安全保障を基軸とする体制へ日本が移行すべき理由は、在日米軍を追い出した上で 日本を事実上 中国共産党の核の傘に入れるため。
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本物の親米派は自民党内の何処にいる?

3019チバQ:2022/06/22(水) 09:42:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/54b1dcc9f95411552285dc6123082a40b9ba5878
南スーダンにロシア侵攻余波、8万7000人「飢餓」…一皿のスープを8人で囲む子供たち
6/22(水) 5:00配信

読売新聞オンライン
ジュバで、ご飯にレンズ豆のスープをかけた夕食を皆で食べる子供たち(6月8日)

 ロシアによるウクライナ侵攻に伴う世界的な食糧価格高騰は、内戦などで破綻状態にあるアフリカの南スーダンに深刻な影響を及ぼしていた。「かつてない食糧危機」(国連)に陥りつつあるとも指摘されている。


 8人の子供が囲む一つの皿には、レンズ豆のスープとわずかな米が盛られているだけだった。お祈りの言葉を終えると、皆の手が一斉に伸び、ものの数分で皿は空っぽになった。床にこぼれたお米を一粒ずつ拾って口にする子もいる。

(写真:読売新聞)

 「十分な量の食事はとても買えない。おなかがすいたと泣かれると、つらい」

 首都ジュバで、内戦などで孤児となった子供たちのための施設を運営するイスラム教信徒のハッサン・アブダラさん(42)はそう嘆いた。運営費を補うために建設現場の日雇い仕事を増やしているとはいえ、寝食をともにする30人の子供たちに3食を食べさせられない日もある。

 世界食糧計画(WFP)によると、食糧の多くを外国からの輸入や支援に依存する南スーダンではウクライナ侵攻が始まった2月以降、主食の穀物ソルガムが最大59%値上がりした。国連によると、774万人の食糧が不足し、うち8万7000人が命の危険が迫る「飢餓状態」にある。

 WFPは14日、予算不足を理由に、南スーダンでの支援の一部を停止すると発表した。「4月のラマダン(断食月)で寄付してもらった食糧は使い果たしてしまった。状況を本当に心配している」。アブダラさんは顔をこわばらせた。(ジュバ 深沢亮爾、写真も)

 白ナイル川沿いの平野に、布やビニールをかぶせただけの粗末なテントが並んでいた。南スーダン南部、マンガラ避難民キャンプ。東京ドーム7個分の約34万平方メートルという広大な敷地に、約4万人の避難民が身を寄せていた。そのほとんどは、2019年の記録的洪水で住む場所を失った中部ジョングレイ州の農民たちだ。

 アラキル・マエンさん(38)は8人の子供を抱え、地べたに即席のカーペットを敷いた小さなテントで暮らしていた。長男は食べ盛りの15歳。テントの中では、外で遊ぶ子供たちの輪から外れ、毛布にくるまって過ごす障害を持つ子の姿もうかがえた。

 キャンプ生活は、予算不足に陥った世界食糧計画(WFP)が住民への支給分を一律5割削減した昨年から、急速に悪化していた。そこに食糧価格の高騰が追い打ちをかけた。キャンプの敷地内で作物を作り、子供たちが近くの川で魚を取ってしのごうとしているが、「生活はどんどん厳しくなっている」のだという。

 キャンプの住民代表を務めるルイス・ガランさん(58)も「食料以外にも水も薬も足りない。将来の希望を失っている人も多い」とため息をついた。

3020チバQ:2022/06/22(水) 09:42:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/8a3fd1a3ade86ab1bfba86de014e732fca8a083c
アフリカで食料危機深刻化 ウクライナ侵攻の「犠牲」に
6/17(金) 7:08配信


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時事通信
エチオピア南東部ソマリ州の国内避難民向けキャンプで、穀物を集める女性=1月22日撮影(世界食糧計画=WFP=提供)(ロイター時事)

 【ロンドン時事】ロシアによるウクライナ軍事侵攻で、アフリカが深刻な食料危機に陥っている。

 農業国ウクライナからの供給減で食料価格が高騰し、貧困層の生活は一段と悪化。大規模な飢餓が発生する恐れも指摘され、「戦争のもう一方の犠牲者」(英紙タイムズ)であるアフリカへの支援が急務となっている。

 ロシアとウクライナは共に世界有数の穀物輸出国で、特に小麦や大麦の生産が盛んなウクライナは「欧州のパンかご」と呼ばれてきた。ところが侵攻後、インフラの破壊や物流の寸断で輸出が激減。ロシアも穀物や肥料の輸出を制限し、世界的な食料不足と価格高騰が起きている。

 アフリカは両国への食料依存度が高く、危機の影響は甚大だ。もともと経済が脆弱(ぜいじゃく)で、新型コロナウイルス禍からの回復が遅れている上、近年は干ばつや洪水といった自然災害も多発。そうした中で起きた今回の食料危機は、人々の生活苦にさらなる追い打ちをかけ、飢える人や栄養失調の子供が増加している。

 国連人道問題調整事務所(OCHA)によれば、打撃が特に深刻なエチオピアとケニア、ソマリアの3カ国では1500万〜1600万人が「深刻な食料不安」に直面しているという。

 アフリカ連合(AU)議長国セネガルのサル大統領は今月初め、ロシアのプーチン大統領と会談し、アフリカの苦境を訴えた。プーチン氏はウクライナ産穀物の輸出支援を行う考えを示したというが、戦闘が激化の一途をたどる中、実行の見通しは不明だ。国際協力機構(JICA)上級審議役の加藤隆一氏はロンドンでの講演で、「食料価格の高騰が(アフリカの)治安に影響を与え、社会不安が増す恐れがある」と懸念を示した。

3021竹下派の巣窟で仕掛けられる中国共産党のハニー・トラップ:2022/06/28(火) 15:24:13
‡一方的に好意を抱いた他選挙区の男性に母娘2代に亘って付き纏う茂木敏充の衆院栃木5区(栃木県佐野市)の発情メス山猿。
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‡他選挙区の男性に付き纏う母娘の父親は栃木県立高校教員だった(どうせ そんな父親の勤める先はド底辺高校だろうが…)。
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‡栃木県立高校教員だった父親が まず他選挙区の男性の父親に付き纏った。
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‡次に県立高校教員だった この父親とグルになって、『支那かぶれ』竹下派の茂木敏充ベッタリの栃木県教育委員、吉沢慎太郎(栃木県佐野市葛生)が 遠隔地に住む男性の甥に付き纏った。
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‡要するに栃木県立高校教員だった父親や、同じ栃木県佐野市(茂木敏充の衆院栃木5区)に住む栃木県教育委員などが 他選挙区の男性や その家族に町ぐるみで集団で付き纏い、男性が母ザルとの縁組を断固拒絶すると、今度は都内に住む 嫁に行き遅れ気味のバカ娘と交尾させようと ねちっこく付き纏っている訳だ。
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‡栃木県立高校教員とか栃木県教育委員というのは、一方的に好意を抱いた男性の私生活を公務を装って覗き込み、集団で付き纏い、何の取り柄もないバカ娘との縁組を拒絶されるとダイナマイト大発破で鬱憤を晴らすクズの集まりということだ。
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‡与党内斬られ役で『支那かぶれ』竹下派、茂木敏充の選挙区(栃木5区)だけに、西側先進国の個人主義、自由主義が全く通用しない。
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‡同じく与党内斬られ役で『支那かぶれ』竹下派、船田元の選挙区(栃木1区、宇都宮)も 中国共産党の振る舞いを批判すると陸自(宇都宮)の爆音ヘリでネット投稿者の上空を徘徊するなど最底辺のド田舎だが、同じ『支那かぶれ』竹下派、茂木敏充の栃木5区(栃木県佐野市)も狐狸の蝟集する未開の辺境ということだ。
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まあ要するに これらが茂木敏充の衆院栃木5区(栃木県佐野市)や船田元の衆院栃木1区(栃木県宇都宮市)など 与党内斬られ役で『支那かぶれ』竹下派の巣窟を工作拠点に中国共産党が着々と進めているハニー・トラップの実態であり、言論統制の現実だ。

3022チバQ:2022/07/02(土) 23:57:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/d57c4450526555fde56432fb4223be1fed9aeaa8
リビア、早期選挙求めデモ 代表議会に放火、統一政権樹立へ
7/2(土) 19:05配信


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共同通信
リビアの首都トリポリの広場で抗議する人々=1日(ロイター=共同)

 【カイロ共同】東西内戦が続いた後、統一政権樹立に向けた選挙が延期されているリビア各地で1日、早期の選挙実施を求めるデモが行われた。地元メディアによると、デモ隊の一部は東部トブルクの代表議会の敷地に侵入して火を放った。デモは2日も呼びかけられており、政情の不安定化につながる恐れがある。

 首都トリポリの広場では1日、数百人の市民が集まり、慢性的な電力不足が起きているとして支配階級への批判も展開した。ロイター通信は、首都で起きた抗議デモとしては近年で最大だと伝えた。

 リビアでは2020年に停戦が成立した後、大統領選が予定されたが、実施できずにいる。

3023チバQ:2022/07/11(月) 22:38:00
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022071100627&amp;g=int
キリバス、太平洋諸島機構を離脱 中国焦点の首脳会議直前
2022年07月11日14時40分

国連総会で演説するキリバスのマーマウ大統領=2017年9月、米ニューヨーク(EPA時事)
国連総会で演説するキリバスのマーマウ大統領=2017年9月、米ニューヨーク(EPA時事)

【図解】キリバス

 オーストラリア公共放送ABCは11日、太平洋の島国キリバスが地域機構「太平洋諸島フォーラム(PIF)」からの離脱を表明したと報じた。同機構の事務局長人事をめぐる不満を理由としている。PIFは同日から3年ぶりとなる対面式の首脳会議をフィジーで開催し、中国との連携などを協議。開幕直前の離脱表明は地域諸国の連帯を乱し、中国の影響力拡大にさらなる余地を与える可能性がある。

 キリバスのマーマウ大統領はPIFのプナ事務局長宛ての書簡で、プナ氏の選出過程に対する不満を表明。「これはキリバスにとって原則の問題であり、公正公平と包括性に触れるものだ」と主張した。

3024チバQ:2022/07/14(木) 16:11:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/87589e5ff39c27a7b12ea77ffa46a6e65a5d58e5
野党が市長務める5市の庁舎封鎖 ニカラグア左派政権が弾圧強化
7/14(木) 15:46配信


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毎日新聞
警察官と写真撮影に応じるニカラグアのオルテガ大統領(中央)=ニカラグア西部マサヤで2018年7月13日、AP

 中米ニカラグアで、反米左派のオルテガ政権が野党への弾圧を強めている。治安当局は4日までに野党が市長を務める計5市の市庁舎を封鎖し、市幹部らを管理下に置いた。地元メディアが「当局が占拠した」などと報じた。ニカラグアでは11月に統一地方選を控えており、事前に野党の動きを抑える狙いがあるとみられる。

 報道によると、庁舎が封鎖されたのは、野党「自由のための市民たち」(CxL)が市長を務める北西部サン・セバスチャン・デ・ヤリなど5市。政府は市を活動停止に追い込んだ理由を明らかにしていない。

 オルテガ氏は2021年11月の大統領選で、CxLの政党資格を剥奪して立候補できなくするなどしたうえで、連続4選、通算5期目の当選を決めた。今回の弾圧も、5市長は合法的な根拠のない政党出身であることを理由に、政治活動や自治体運営を禁じた可能性がある。

 CxLは短文投稿サイト「ツイッター」に、自宅を包囲された市長もいると投稿した。地元メディアがツイッターに投稿した動画には、市役所の周辺を武装した警察が取り囲んでいるほか、警察官が、オルテガ氏率いる与党「サンディニスタ民族解放戦線」(FSLN)の旗を掲げる様子が映っている。

 前回17年の統一地方選で153市のうち、野党候補は18市で勝利したが、CxL系の5市長を除く13氏は、その後、政権に協力的だったとされる。

 CxLのキティ・モンテレイ党首は4日、ツイッターに「体制側による恣意(しい)的な乗っ取りを強く非難する」と投稿。市長や職員の身の安全も保証するよう求めた。

 ニカラグアでは、オルテガ政権による市民団体への締め付けも強まっている。先月末には2日間にわたり、FSLNが支配する国会が、計201のNGOなどの活動停止を承認した。この中には、1979年にノーベル平和賞を受賞したカトリック修道女、マザー・テレサが設立し、貧困地域で30年以上活動していた団体も含まれる。オルテガ政権に活動を停止させられたのは、22年だけで796団体に上る。【サンパウロ中村聡也】

3025チバQ:2022/07/24(日) 22:24:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/27ee5e354bc9ae7daff973e211cd602b4d0fc2bf
改憲案、25日国民投票 大統領の権限強化へ チュニジア
7/24(日) 7:24配信

時事通信
チュニジアのサイード大統領=2月18日、ブリュッセル(EPA時事)

 【カイロ時事】チュニジアで25日、大統領権限を大幅に拡大する改憲案の賛否を問う国民投票が行われる。

 反対派は、強権姿勢を強めるサイード大統領の権限肥大につながると警戒するが、改憲案は低投票率ながら承認されるとみられている。2011年に民主化を実現し、民主化運動「アラブの春」唯一の成功例とされるチュニジアは、「独裁回帰」への岐路に立っている。

 現行憲法では、大統領が国防と外交を担い、首相が内政を受け持つ分権が確立されている。ロイター通信によると、これに対し先月30日に公表された改憲案は、法案・予算案・条約案の提出権や議会の解散権を大統領に集め、閣僚の任免でも議会の承認を不要とする。判事の任命権も大統領に付与する。

 大統領の任期は2期10年までだが、国家への「差し迫った危機」を理由に延長可能で、罷免の規定もない。

 議会最大勢力だったイスラム主義政党アンナハダを率いるガンヌーシ氏は、「独裁に向かっている」と批判。改憲案の起草委員会のベライド委員長はAFP通信に、提出した草案と公表された案は「全く違う」と指摘し、「危険と重大な欠陥をはらんでいる」と不支持を表明する異例の事態となった。

 反対勢力は国民投票のボイコットを呼び掛け、デモを展開している。だが、民主化以降も不況に苦しむ市民の間には政治不信が根強く、投票には「冷ややか」(AFP)だ。影響力のある労組連合も反対のための動員は行わない方針で、改憲阻止を訴える動きは広がりを欠いている。

 サイード氏は昨年7月、新型コロナウイルス感染拡大への政府の無策に怒った市民によるデモを機に権力掌握に着手し、既存政治の抜本的改革を約束した。議会を停止して首相を解任し、今年3月には対抗措置を模索した議会を解散。司法の独立の象徴とされた最高司法評議会も2月に解体に追い込み、6月に汚職などの理由で裁判官57人を免職にした。

 サイード氏は司法、行政、立法の各分野で権限を拡大させており、改憲により制度上の権力基盤を盤石にしたい考えだ。

3026チバQ:2022/07/25(月) 14:18:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/a12c39a95395379077dff094cce4323660ae0355
ジンバブエ、インフレ抑制策で金貨導入
7/25(月) 14:13配信


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AFP=時事
金の延べ棒(2020年8月5日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】ジンバブエは25日、インフレ抑制と米ドル依存の緩和を目的に、金貨を導入した。有名なビクトリアの滝(Victoria Falls)にちなんで「モシ・オア・トゥニャ(Mosi-oa-Tunya、雷鳴とどろく水煙)」と命名された金貨は、純度91.7%(22金)で重さ約31.1グラム。銀行が国際金相場で販売する。


 シリアルナンバー入りの金貨は換金でき、国際取引も可能だ。1枚当たりの価値は22日時点で1725ドル(約23万5000円)相当。購入者は証明書付きで現物を所有するほか、銀行の金庫に預けることもできる。

 政府は、インフレが急進しジンバブエ・ドルの下落が止まらない中で、金貨導入は経済へのてこ入れになると主張している。

 金貨の鋳造枚数は不明。ジンバブエは金の主要産地で、材料には地元産の金を使用する。

 ジンバブエの6月のインフレ率は191.6%で、米ジョンズ・ホプキンス大学(Johns Hopkins University)のスティーブ・ハンケ(Steve Hanke)教授(応用経済学)によれば、公式数値で世界最悪の水準だ。ジンバブエ・ドルへの信頼は非常に低く、商品やサービスの価格設定はほぼ米ドルが基準となっている。

 ただし、専門家は金貨導入の効果には懐疑的だ。経済学者のプロスパー・チタンバラ(Prosper Chitambara)氏は「マクロ経済を安定させるという点で大きな効果はないだろう」とAFPに語り、ほとんどのジンバブエ国民は非常に貧しく、金貨を購入する余裕はないと指摘した。

 同じく経済学者のギフト・ムガノ(Gift Mugano)氏も、暗号資産(仮想通貨)が普及する中での金貨導入について「金で取引していた19世紀に逆戻りしているようだ」と一蹴。「わが国はもっとデジタル金融やデジタル通貨に注力する必要がある」と述べた。【翻訳編集】 AFPBB News

3027チバQ:2022/08/02(火) 21:58:41
https://www.yomiuri.co.jp/column/henshu/20220729-OYT8T50017/
国際機関選挙…日本の安堵と憂鬱
2022/08/02 10:00
この記事をスクラップする
編集委員 内田明憲
 「あまり」というか、「ほとんど」知られていないことだが、6月中下旬に行われた三つの国際機関の委員の選挙で、日本から立候補した3人がそろって当選した。

 6月9日に日本が国連安全保障理事会の2023〜24年の非常任理事国に選出されたことは広く報道された。それに比べて、一般の国際機関の委員選挙は注目度が低い。しかし、政治、経済、社会のグローバル化が進む中で、様々な国際ルールの形成や国際機関の意思決定に日本が積極的に関与し、発言権や影響力を確保する観点から、各機関に日本人の委員を送り込むことの意義は小さくない。

 政府関係者は、選挙結果に 安堵あんど する一方、 憂鬱ゆううつ な表情も浮かべる。近年、一連の国際選挙を勝ち抜くことが徐々に難しくなっているためだ。この現状と今後の対応について冷静に考え、的確に取り組むことが欠かせない。

6月に日本人3人が委員に当選
日本最南端の島、沖ノ鳥島。大陸棚限界委員会が2012年4月の勧告で、沖ノ鳥島北方の海域を日本の大陸棚と認めた(読売機から)
 当選したのは、(1)6月15日、大陸棚限界委員会委員の山崎俊嗣東大教授(現職、アジア太平洋グループの5枠に9か国から立候補し、2番目で当選)、(2)6月17日、自由権規約委員会委員の寺谷広司東大教授(改選9議席に17か国から立候補し、5番目で当選)、(3)6月23日、女子差別撤廃委員会委員の秋月弘子亜細亜大教授(現職、改選12議席に23か国から立候補し、12番目で当選)――の3人だ。

 大陸棚の延長の審査などをする大陸棚限界委員会は、海洋国家・日本を含む沿岸国の海洋資源権益の確保に大きな影響を与える。自由権規約委員会など人権関係の国際機関は時に、慰安婦や死刑、男女共同参画など、多様かつ機微な問題を扱う可能性がある。

 国際機関の委員選挙は原則、その機関の加盟国が各1票を持ち、秘密投票で行われる。このため、米国、中国、日本のような大国の候補でも必ず当選できるとは限らない。

 選挙運動の基本は国内選挙と同じだ。ニューヨークの国連本部などで、票を持つ国に対し、ひたすら誠意を尽くし、投票をお願いする。地道な活動の成否が当落を左右する。

 ある候補への支持を依頼された国が応じる際、単に口答で投票の意思を示すケースと、正式な外交文書(口上書)で投票を確約するケースがある。選挙運動する側は当然、より信頼性の高い文書での約束を目指す。

自己主張を強める途上国
 秘密投票なので、実際にどの候補に投票したのか、証拠はない。ただ、お互いプロなので、事前の行動などから約束を守ったかどうかはほぼ判別できるという。当選に必要な票数の7〜8割程度を確保できれば、ひとまず当選圏に入ったと言えるとの解説もある。

 だが、近年、各種選挙での当選のハードルが確実に上がっている。その理由は二つある。

 一つは、途上国や小国が自己主張を強め、自前の候補を積極的に擁立し始めたため、各選挙の競争率が高くなったことだ。実際、多くの選挙で立候補者は大幅に増加している。

 もう一つは、主要国や先進国が自らの投票先を厳格に管理し始めたことだ。日本の候補を無条件で支持するのでなく、「見返り」を厳密に求めるのだ。見返りとは、別の選挙で自国候補への投票の約束を求めるのが一般的だ。この「相互支持」を明記した口上書の交換こそが、一方的に投票を約束する文書以上に確実な「1票」と計算できるとされる。

3028チバQ:2022/08/02(火) 21:58:52
基本はギブ・アンド・テイク
 そもそも外交は基本的に、ギブ・アンド・テイクの冷徹な世界だ。一昔前、あるベテラン外交官から聞いた言葉が忘れられない。

 「各国が国益を追求する以上、本来、善意の外交なんて存在しない。あるのは、貸しと借りだけの世界だ」

 例えば友好国の候補の支持を約束することも、突き詰めれば、純粋な「善意」ではなく、友好関係を維持するという「目的」が存在する。そうである以上、投票を依頼された際、代償を求めるのは当然の行為だとも言える。

 ただ、他国に比べて、より多くの候補を擁立する傾向のある日本の場合は簡単ではない。従来は、A国に四つの選挙で投票を依頼し、その見返りに一つの選挙でのA国への支持を約束することで何とか納得してもらうケースがままある、と聞く。そうした手法が通用しなくなると、日本の選挙戦略は破綻しかねない。

 だから、日本の候補が上位で当選することについて、ある外務省幹部はこう指摘する。

 「もったいない、というのが第一感。上位当選は、必要以上に多くの外交カード(別の選挙での投票の約束)を関係国に切ったことを意味する。本当は、下位でひっそりと当選することこそが理想だ」

 もっとも、別の幹部は「理想はそうだが、そこまで正確な票読みはなかなかできない。そのやり方では落選のリスクを伴う」と打ち明ける。

日本の地位の相対的な低下
ニューヨークの国連本部で開かれる国連総会。かつて2位だった国連への拠出金の日本の負担割合は徐々に低下し、現在は米国、中国に次ぐ3位となっている
 国際機関の選挙が難しくなっている背景には、中長期的に、国際社会における日本の地位の相対的な低下がある。

 象徴的なのが、各国の国内総生産(GDP)などを基礎とした国連分担率(国連への拠出金を負担している割合)だ。日本は2006年までは19.46%で、米国の22.0%に次いで2位だった。ところが、長期のデフレ経済が続く中、徐々に低下し、現在は中国(15.25%)に抜かれて3位の8.03%と、ピーク時の半分以下になった。4位のドイツ(6.11%)にも迫られている。

 政府開発援助(ODA)も同様だ。日本は1991〜2000年は世界一だったが、現在は半減し、経済協力開発機構(OECD)の開発援助委員会(DAC)の29か国中、米国、ドイツに次ぐ3位にとどまる。

 国際機関の委員選挙で票を得るために、相手国にODAを供与するといった“買収”行為は、相手国が多すぎて不可能だし、実際、日本は行っていない。それでも、国際機関への多額の拠出金や、多くの途上国へのODAは、直接の取引材料にはならなくても、選挙運動にとって有利な要素なのは間違いない。

 特に軍事面の国際協力に制約のある日本にとってODAは長年、外交の武器であり続けてきた。中国が一時、国連の15専門機関のうち4機関でトップのポストを占めた背景に、経済面の台頭があるのは確かだろう。

3029チバQ:2022/08/02(火) 21:59:07
「選択と集中」の必要性も
独ハンブルクの国際海洋法裁判所で審理に臨む柳井俊二判事(右から2番目)。2023年秋には判事の選挙が行われる
 国際機関の委員については今後も、重要な選挙が控えている。

 9月下旬〜10月中旬に開かれる国連の専門機関・国際電気通信連合(ITU、スイス・ジュネーブ)の全権委員会議では、ITUのナンバー3の電気通信標準化局長選挙が行われる。日本からは、NTTドコモの尾上誠蔵・元最高技術責任者が立候補している。

 23年秋の国際海洋法裁判所(独ハンブルク)判事の選挙には、現職の柳井俊二判事(元駐米大使)の後任として、堀之内秀久・駐オランダ大使が出馬を表明した。

 日本は近年、国際機関の幹部・委員選挙で落選した例がほとんどない。20年3月の世界知的所有権機関(WIPO)事務局長選で、中国の候補の当選を阻止するため、日本の候補は立候補を取り下げ、シンガポールの候補の支持に回ったことがある程度だ。

 日本は現在、選挙で選出される国際機関の幹部と委員、国際裁判所判事に計28人が就任している。一昔前と比べると、候補を絞り込む傾向にあるという。ただ、厳しい国際情勢を踏まえ、「いずれは、どのポストが日本にとって本当に重要かを吟味し、一段と『選択と集中』を考えることが必要ではないか」(外務省筋)との声も出ている。

安保理選挙でモンゴルが出馬辞退
菅首相(右、当時)との会談に臨むモンゴルのオユーンエルデネ首相(2021年7月)
 国際環境が厳しいのは、国連安保理の非常任理事国選挙も同じだ。日本が6月、国連加盟国で最多の12回目の非常任理事国(任期は2023〜24年)に選出された最大の要因は、モンゴルが立候補を取り下げ、日本がアジア・太平洋枠(中東も含む)の統一候補になれたことだったのは、あまり知られていない。

 日本は2016〜17年に11回目の非常任理事国を務めた後、既にモンゴルが立候補していた22年の選挙への出馬を決め、水面下で「静かな交渉」をモンゴルと重ねてきた。最終的には、21年7月、東京五輪の開会式に合わせて来日したオユーンエルデネ首相と当時の菅首相が会談し、モンゴルの立候補辞退が決まった。

 実は、モンゴルは08年選挙でも出馬を取り下げている。その結果、選挙は日本とイランの一騎打ちとなり、日本が158票対32票と圧勝し、10回目の非常任理事国となることができた。モンゴルには、どんなに感謝しても感謝し切れない。

 ちなみに、日本が11回目の非常任理事国となった15年選挙は、バングラデシュが対抗馬だった。14年9月に当時の安倍首相がバングラを訪問した際、ハシナ首相が首脳会談で立候補を辞退し、日本支持を表明したことで、日本は楽に当選できた。

 会談では、日本が表明していた最大6000億円のODAを道路整備などに充てることで合意した。このODAがバングラの出馬取り下げの「見返り」となった。裏を返せば、ガチンコの選挙となれば、日本、バングラとも、より大きな傷を負うとの判断が“取引”につながったとみられる。

3030チバQ:2022/08/02(火) 21:59:29
バングラに敗北したトラウマ
 バングラは日本にとって因縁の相手だ。1978年の非常任理事国選挙で投票決戦となり、バングラが1回目は84票対65票、2回目も87票対61票と日本を上回り、第3回投票前に日本が出馬を取り下げた。これが日本の唯一の敗北で、今なお外務省内でトラウマとして語り継がれている。

 モンゴルが今回、出馬を取りやめた理由について、関係者は多くを語らない。バングラのような見返りも求めずに撤退を決断した背景には、日本との直接投票対決は得策ではないとの計算とともに、長年の友好関係や親日的な感情があったことは推測できる。

 2017年から首相を務め、21年に就任したオフナー・フレルスフ大統領は1994年、青年交流事業で青森県五戸町にホームステイするなど、何度も来日した。19年10月に天皇陛下の即位の礼に参列した際、五戸町のホストファミリー探しを外務省に依頼。青森の東奥日報の協力などで見つかった一家6人をモンゴルに招待し、今年7月上中旬に再会を果たしたという。こうした草の根交流が両国の信頼関係の構築に役立つことも見逃せない。

3031チバQ:2022/08/04(木) 09:11:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/c1a000524da17fec96f7627196608c5621bbebc1
ペルー首相、辞任表明 1年で4人目
8/4(木) 7:21配信

時事通信
 【サンパウロ時事】南米ペルーのトレス首相が3日、「個人的な理由」で辞任を表明した。

 昨年7月末に発足した左派のカスティジョ政権ではスキャンダルなどにより閣僚交代が相次いでおり、首相辞任はこの1年間で4度目となる。

 教員出身のカスティジョ氏は政治基盤が弱く、野党の抵抗で政権運営に行き詰まっている。複数の不正の嫌疑が掛けられており、支持率も2割に低迷。今回の首相辞任を受けて、同氏の求心力がさらに低下することは必至だ。

3032チバQ:2022/08/04(木) 11:58:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/7bf3f7b460e04e2c9beae8ce66174860b8ba454c
ペルー首相が辞任表明、この1年で4人目
8/4(木) 10:50配信


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CNN.co.jp
ペルーのトレス首相が辞任

(CNN) ペルーのトレス首相が突然辞任を表明した。同国で職を辞した首相はこの1年で4人目だ。

【画像】ペルーのカスティジョ大統領とトレス首相

トレス氏は3日、カスティジョ大統領に宛てた書簡で辞任を表明した。その理由を「個人的な理由」とし、「友人」であるカスティジョ氏の成功も祈念した。

「あなた、私たちの祖国、そして特に後回しにされ、忘れられた人々とともに奉仕してきた後、この職から退く」とトレス氏はツイッターに投稿した書簡に書いている。

ペルーの法律では、カスティジョ氏は辞任を受け入れるかどうかを決めなければならない。

トレス氏の在任期間は約半年で、カスティジョ氏が大統領就任1年を迎えてほぼ1週間後での辞意表明となった。

トレス氏は2月、バレル前首相が家庭内暴力疑惑で辞職した後に就任した。就任してわずか4日で辞任したバレル氏は疑惑を否定した。

トレス氏の辞任はカスティジョ氏自身が野党から辞職を迫られている中でのものだ。カスティジョ氏は現在、5件の疑惑で捜査を受けており、うち4件は汚職疑い。

7月28日のペルー建国記念日を祝う議会での演説で、カスティジョ氏は自らの過ちを認め、いかなる捜査にも協力すると述べた。

「メディアの正義ではなく、正当な手続きを尊重し、自身に関する容疑を明らかにするために、司法に身を委ねる」とカスティジョ氏は語った。

ペルーの憲法によると、現職の大統領が弾劾(だんがい)されるのは、反逆罪、大統領選挙または地方選挙の妨害、議会解散、全国選挙陪審団やその他の選挙機関の活動妨害の4つの容疑のみだ。

3033チバQ:2022/08/07(日) 06:49:07
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASQ7W575LQ7WUHBI013.html
チュニジアの新憲法、賛成は94.6% 国民投票の暫定結果発表
2022/07/27 16:13朝日新聞

チュニジアの新憲法、賛成は94.6% 国民投票の暫定結果発表

チュニスで26日、国民投票の暫定結果を発表するチュニジア選管当局=AP

(朝日新聞)

 北アフリカのチュニジアの選管当局は26日夜、大統領への権力集中に道を開く新憲法案の是非を問う国民投票の暫定結果を発表した。投票率は30・5%で、賛成票が94・6%に達したとしている。

 新憲法の制定作業は、サイード大統領が昨年7月以降、大統領令を連発して、議会や司法機関の解散などを強行する中で行われた。ほとんどの政党は一連の動きを「大統領によるクーデター」と批判し、25日に行われた国民投票のボイコットを呼びかけていた。

 現地メディアによると、サイード氏の退陣を求める政党連合は「選管当局の数字は水増しされている」と主張し、大統領選と議会選の早期実施を要求した。

 米国務省のプライス報道官は26日の会見で「投票率は低かった」と指摘。「新憲法は(権力の)抑制と均衡が弱く、人権や自由の擁護を損なう可能性がある」と批判した。(チュニス=武石英史郎)

3034チバQ:2022/08/07(日) 07:22:34
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022080600542&amp;g=int
NPT会議、核めぐる溝あらわ 核保有国と非保有国
2022年08月07日07時05分

ロシア軍の大陸間弾道ミサイル(ICBM)「トーポリ」=2021年1月、モスクワ(EPA時事)
ロシア軍の大陸間弾道ミサイル(ICBM)「トーポリ」=2021年1月、モスクワ(EPA時事)

南太平洋のムルロア環礁でフランスが行った核実験=1971年、仏領ポリネシア(AFP時事)
潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)「トライデント」を積む英軍のバンガード級原潜「ベンジャンス」=2007年9月、英北部ファスレーン(EPA時事)

 【ニューヨーク時事】1日に開幕した核拡散防止条約(NPT)再検討会議は5日、1週目の日程を終えた。ロシアのウクライナ侵攻で高まる「核の脅威」への危機感から、核軍縮と不拡散を定めるNPTの重要性を指摘する声が各国から相次いだ一方、ロシアはこの場でも核使用の可能性をちらつかせ、非保有国からは核保有国に対する不満が続出。核をめぐる分断が浮き彫りとなった。
 ◇NPT重視は一致
 「条約に基づく義務の履行にしっかりと取り組んでいる」。核保有国の米ロ英仏中5カ国はそれぞれ、NPTこそが「世界を安全なものにしている」(米国)として、NPT重視の姿勢を鮮明にした。ウクライナ侵攻などをめぐり米ロ間を中心に対立が続くが、NPT体制の維持では意見の一致を見せた。
 ただ、米英仏は会合で改めてロシアのウクライナ侵攻を非難。これに対し、ロシアは国の存続が脅かされれば核兵器の使用もあり得ると従来の認識を繰り返した。軍縮協議の会合でロシアが「核の威嚇」を行った形だ。
 ◇いら立つ非保有国
 NPTは、米ロ英仏中に核兵器の所有を認めている。ただ、その条件として軍縮に向けた誠実な交渉を義務付ける。
 しかし、最近の動きは軍縮に「逆行している」(グテレス国連事務総長)。一般討論演説で「わが国の核保有数は5カ国で一番少ない」と述べた英国は昨年、核弾頭の上限目標を引き上げ、むしろ軍拡に踏み出した。「核戦力は常に安全保障に必要な最小限の水準にとどめている」と語った中国も、核開発をやめる気はない。
 こうした核保有国の姿勢に対し、非保有国からは「核兵器が存在する限り、偶発的または意図的な使用による脅威は持続する」(ガーナ)と抗議の声が次々上がった。保有国の取り組みは十分ではないと強い不満が会場にあふれた。
 ◇核禁条約、最終文書に?
 核保有国と非保有国の溝が深まる中、非保有国の不満を契機として制定された核兵器禁止条約が昨年1月に発効した。核保有5カ国は最初の1週間、会合でこの条約に一切言及していない。
 軍縮推進派のアイルランドは演説で核禁条約について「今回の最終文書に反映されることを望む」とくぎを刺した。最終文書の採択は加盟国の全会一致が原則で、今後の協議の焦点となる。
 前回2015年の会議では、ほぼ合意が得られていた最終文書が中東の非核化構想をめぐり、イスラエルに配慮した米国の反対で土壇場で採択されなかった。2回連続で成果を残せなければ、NPTに対する信頼性が揺らぎかねない。残る3週間、厳しい議論が続く。

3035チバQ:2022/08/07(日) 07:24:08
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022080600515&amp;g=int
2人の「首相」、首都で戦闘 リビア
2022年08月06日20時56分

【図解】リビア
【図解】リビア


 【トリポリAFP時事】リビアの首都トリポリで6日午前1時(日本時間同8時)ごろ、激しい戦闘が発生した。暫定統一政府の首相職維持を主張するドベイバ氏の支持者と、東部が拠点の代表議会が2月に首相に選出したバシャガ氏の勢力が衝突した。
 リビアの報道によると、両派とは別の武装集団が仲裁する形で戦闘は終わった。死傷者数は分かっていない。

3036チバQ:2022/08/08(月) 17:14:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/7fb9d73419b1ab880a7421468d06d94a96bd0225
南米コロンビア、初の左派政権誕生 米との友好関係支持に陰り
8/8(月) 16:47配信



【ニューヨーク=平田雄介】南米コロンビアで7日、6月19日の大統領選決選投票で勝利した左派グスタボ・ペトロ氏(62)が大統領に就任した。南米随一とされる親米国で初の左派政権が誕生した。ペトロ氏は、断交状態にあった反米左派ベネズエラとの外交関係を回復させ、米国との自由貿易協定(FTA)でも見直しを主張するなど歴代の親米路線からの修正をはかっている。

ペトロ氏は首都ボゴタで就任式に臨み「強く、公正で結束したコロンビアを望む」と訴えた。ベネズエラ国境付近で麻薬・人身取引などを資金源にテロ事件を起こす左翼ゲリラ「民族解放軍」(ELN)などを念頭に武装解除し和平交渉に応じるよう呼びかけた。

現地からの報道によると、ELNはかつて中南米最大とされた左翼ゲリラ「コロンビア革命軍」(FARC)とコロンビア政府の和平が成立した2016年以降に台頭し、ベネズエラで独裁体制を築くマドゥロ政権とも結びついている。

ペトロ氏にとり、ELNとの和平交渉にはマドゥロ政権の関与が欠かせず、これがベネズエラとの国交正常化を目指す理由の一つとなったという。7月28日にはペトロ氏が外相に指名したレイバ氏と、マドゥロ政権のファリア外相が国境付近で会談し、ペトロ氏の大統領就任と合わせて大使や領事を相互に指名し、国境付近の治安改善へ協力することなどで合意した。

ただ、ペトロ氏の動きは、マドゥロ政権に民主化を促すために「最大限の圧力」をかけてきた米国の政策に反する形となった。ペトロ氏はさらに、12年に発効した米国とのFTAは「(農業分野などで)コロンビアに不利だ」と主張している。

カリブ海と太平洋に面し、2つの海をつなぐパナマ運河にも近いコロンビアは地域の要衝だ。ペトロ氏の反米的な言動が続く中でも、バイデン米大統領は「コロンビアとの関係は西半球の安全と繁栄の基盤だ」と述べ、政府高官をペトロ氏の政権発足準備チームと協議させるなど関係維持に注力している。

他方、野党・共和党からはペトロ氏への非難も出ている。24年大統領選への出馬も取り沙汰される若手有望株のフロリダ州のデサンティス知事は、左翼ゲリラ「4月19日運動」(M19)出身のペトロ氏を指して「元麻薬テロリストのマルクス主義者による政権運営は悲惨なものになる」と酷評した。

米政策研究機関「ウィルソン・センター」のシンシア・アーンソン博士は「対コロンビア関係での超党派の支持は冷え込む兆しがある」と指摘している。

3037チバQ:2022/08/08(月) 21:00:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/8117a0074cc9f0965672a47386d2611e50594cf0
副大統領と元首相が対決 9日、ケニア大統領選
8/8(月) 20:34配信


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時事通信
ケニアのオディンガ元首相=7月30日、ナイロビ近郊ナロク(AFP時事)

 【ロンドン時事】東アフリカのケニアで9日、大統領選の投票が行われる。

 3選が禁じられた現職ケニヤッタ氏(60)は出馬せず、計4人の候補者のうち、有力視されるルト副大統領(55)と野党指導者のオディンガ元首相(77)による事実上の一騎打ち。報道では両者の支持はほぼ互角で、接戦が予想される。

 ロシアのウクライナ侵攻に端を発する食料不足や物価上昇で国民の生活苦は深刻化している。経済危機への対応が選挙戦の最大の焦点となった。

 現地からの報道によると、投票前最後の週末の6日、ルト氏とオディンガ氏は首都ナイロビでそれぞれ大規模な集会を開催して選挙戦を締めくくった。ルト氏はインフレ対策と雇用創出に集中し「誰一人取り残さない国」にすると主張した。オディンガ氏も「希望と機会」をつくると訴えた。

 副大統領のルト氏は「ケニヤッタ氏の後継者」とみられてきたが、両者の反目からケニヤッタ氏は今回、長年のライバルのオディンガ氏への支持を公言した。現職大統領が野党の候補者を応援する異例の事態となった。

 過去の選挙では、主に民族対立を背景にした暴力が頻発してきた。2007年の大統領選時には対立勢力の衝突で1100人以上が死亡した。

 今回の選挙運動はおおかた平和裏に進められたもようだが、支持者同士のにらみ合いが突発的な暴動に発展する恐れもある。AFP通信によると、9、10両日は学校に閉校が命じられ、商店は客に買いだめを勧めている。当局は投票当日、警官15万人を動員し全土で不測の事態に備える。

3038チバQ:2022/08/09(火) 11:44:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/fb77ae1ef886b0e20092d72ea2a7153d602496ee
反政府勢力と和平交渉へ チャド
8/8(月) 17:29配信
【ドーハAFP時事】チャドのデビ暫定大統領は8日、40以上の反政府勢力と国民和平に向けた交渉開始などを盛り込んだ合意に署名した。

 交渉はチャドの首都ヌジャメナで20日に始まる予定。ただ、主要な反政府勢力「チャド変革友愛戦線(FACT)」は調印を拒否した。

 5カ月に及ぶ協議を仲介してきたカタールの首都ドーハで8日、署名式典が行われた。カタールのムハンマド外相は、合意は「チャドが経てきた長期間にわたる問題と対立に代わる平和」の構築が目的と強調した。

3039チバQ:2022/08/10(水) 19:56:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/a96ba63d1f60bdd146549fcb7ef94cd295bd132d
大統領選の投票実施 暴力回避へ厳戒態勢 ケニア
8/10(水) 7:07配信
 【ロンドン時事】東アフリカのケニアで9日、退任するケニヤッタ大統領の後継を選ぶ大統領選挙の投票が行われた。

 ルト副大統領(55)と野党指導者オディンガ元首相(77)による事実上の一騎打ちで、両者の接戦が予想される。過去の選挙では、対立勢力の衝突が死者を伴う暴動に発展。当局は今回、警官15万人を動員するなど厳戒態勢を敷いて、混乱の回避を図る。

 大統領選には計4人が立候補。物価高や干ばつで国民は生活苦に直面しており、経済危機への対応が最大の焦点だ。9日夕の投票締め切り後に開票へ移り、結果は1週間以内に発表される運び。当選条件を満たす候補がいなければ、上位2人の間で決選投票が行われる。大統領選のほか議会選や県知事選なども同時実施された。

 ケニアでは2007年、大統領選の結果をめぐる大規模な暴動が起き、1100人以上が死亡。17年選挙でも暴力行為で多数の死傷者が出た。

 今回は大きな混乱が伝えられていないものの、選挙戦中は対立候補をおとしめることを狙った偽情報がネット上で飛び交うなど、不穏な動きも。報道によれば、独立選挙委員会は8日、委員会関係者6人が不正の疑いで逮捕されたと発表し、不正操作への懸念が改めて強まった。

 過去の暴力騒ぎの事例から、国際社会も投票プロセスを注視している。ロイター通信によると、ブリンケン米国務長官は8日、訪問先の南アフリカで「ケニアの選挙が平和で自由、公正に進められるか、皆が見ている」と述べ、適正な投票プロセス実現に努めるよう当事者らに促した。

3040チバQ:2022/08/15(月) 02:08:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/cb95d1b81d8a829c1ea5f287b2aa35516298c63c
ケニア大統領選、有力2候補が接戦 暫定開票結果を公表
8/14(日) 17:00配信
 【ナイロビAFP時事】ケニアの選管は14日、ほぼ半数の開票を終えたとして9日投票の大統領選の暫定結果を公表し、ルト副大統領(55)が得票率51.25%、続くオディンガ元首相(77)が同48.09%だと明らかにした。

 2候補の接戦が続いており、前日の発表ではオディンガ氏が優勢だった。投票率は約65%で、2017年の前回大統領選の78%を大きく下回った。

 開票は16日までに終えないといけないが、選管は12日、劣勢が伝わると各陣営から開票所に人が押し寄せ、長広舌の物言いで作業を止めるため、予定が大幅に遅れていると訴えた。選管委員長は「こういう振る舞いは直ちにやめる必要がある」と各陣営に警告した。暴動の発生を恐れ、教育省は18日まで全土で休校にすると宣言した。

3041チバQ:2022/08/15(月) 02:33:10
https://www.tokyo-np.co.jp/article/195906
「南米のトランプ」極右ボルソナロ氏の再選ピンチ 10月のブラジル大統領選 左派の元職ルラ氏が先行
2022年8月14日 20時07分
ブラジルのルラ元大統領(左)とボルソナロ大統領=AP
ブラジルのルラ元大統領(左)とボルソナロ大統領=AP

 10月2日のブラジル大統領選に向け、再選を目指す現職の極右ボルソナロ氏(67)が苦戦を強いられている。事実上の一騎打ちとなる左派のルラ元大統領(76)に対して世論調査で劣勢が続き、南米諸国でリベラル寄りの政権の誕生が続く「左派ドミノ」に倒れるとの見方もある。ボルソナロ氏は鍵となる低所得層への対策を進め、巻き返しに躍起となっている。(ニューヨーク・杉藤貴浩)
 「私は選挙で負けることを恐れていないし、心配もしていない」。ボルソナロ氏は8日、ネットの音声配信サービスで大統領選への姿勢を語り、敗れた場合に不正選挙を主張して結果を拒否するという「クーデター」の懸念も打ち消した。
 強気の語り口を崩さない同氏だが、敗北への言及は苦戦を裏付ける。現地調査機関FSBが7日に公表した世論調査によると、大統領選の投票先としての支持率は34%で、ルラ氏の41%を下回った。先月に比べると差は6ポイント縮小したが、ルラ氏にリードを許す展開は長く変わっていない。
 差別的で過激な言動から「南米のトランプ」と呼ばれるボルソナロ氏は、2019年1月に大統領就任。米トランプ政権(当時)との連携や熱帯雨林アマゾンの積極的な開発などを進めたが、新型コロナウイルスを「ただの風邪」と軽視し世界2位の死者を出した。インフレも長期化し、政権運営は迷走している。
 一方のルラ氏は、03年から2期8年の政権期に貧困対策や五輪招致など実績を上げ根強い人気を誇る。収賄罪で収監され18年大統領選には出馬しなかったが、21年3月に連邦最高裁が有罪判決取り消しを決定。今月10日にはツイッターに演説を投稿し「経済を再び成長させ人々を笑顔にする」と気勢を上げた。
 南米ではコロナ禍により格差が拡大し、低所得層に支持された左派が伸長。ペルーやチリ、コロンビアなどで相次いで左派政権が生まれた。ボルソナロ氏は最近、低所得世帯への現金給付拡大や燃料価格の抑制策などを打ち出しており、あと1カ月半となった選挙戦への効果が注目される。
 大統領選には両氏以外にも複数候補が出馬を表明。10月2日に過半数を獲得する候補がない場合、30日に上位2人で決選投票を行う。連続再選は1回まで。

3042チバQ:2022/08/16(火) 00:31:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/6902e0d1dc9427cb415a41bde2eedbbf21568dac
副大統領勝利と発表 選管分裂、結果確定は不透明 ケニア大統領選
8/16(火) 0:15配信


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時事通信
 【ロンドン時事】ロイター通信によると、ケニア選管委員長は15日、大統領選(9日投票)でルト副大統領(55)が勝利したと発表した。

 しかし、これに先立ち選管の委員7人のうち4人が、この結果を「認めない」と表明した。結果が確定するか不透明な状況となった。

3043チバQ:2022/08/16(火) 11:55:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/6902e0d1dc9427cb415a41bde2eedbbf21568dac
ケニア大統領選、ルト副大統領が「勝利」 対立陣営反発、抗議
8/16(火) 0:15配信


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時事通信
ケニア大統領選の有力2候補、オディンガ元首相(左)とルト副大統領(AFP時事)

 【ロンドン時事】有力候補2人の事実上の一騎打ちとなったケニア大統領選(9日投票)は、選管が15日に結果を発表し、ルト副大統領(55)が野党指導者オディンガ元首相(77)を下し「勝利した」と宣言された。

 しかし、結果をめぐっては、選管内部の意見の食い違いが表面化。オディンガ陣営も不正を訴えており、結果が国民に受け入れられるかは不透明な情勢となった。

 選管委員長によると、ルト氏が50.49%を得票、オディンガ氏は48.85%と大接戦だった。当初15日午後(日本時間同日夜)に予定された発表は、支持者の乱闘や作業の妨害行為で大幅に遅れた。

 委員長の発表直前、選管委員7人のうち副委員長を含む4人が別途、記者会見を開き、開票作業が「不明瞭」なため結果を認めないと断言。大混乱となった。

 AFP通信によると、ルト氏は結果発表後「報復する暇はない。全員が総力を挙げて取り組む段階だ」と団結を呼び掛けた。

 一方、首都ナイロビや西部キスムでは、結果に不満を訴えるオディンガ陣営が抗議の集会を実施。治安部隊が暴徒に発砲したり、デモ隊が投石したりする騒ぎになった。支持者の一人(24)は「(結果は)ごまかしだ。オディンガ氏が大統領だ」と怒りをぶつけた。

3044チバQ:2022/08/16(火) 16:35:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/5c273442e5527a8c21a031299c840390df67d5c4
ケニア新大統領に副大統領ルト氏 選管委員の一部が異議、混乱の恐れ
8/16(火) 6:09配信

朝日新聞デジタル
ナイロビで15日、当選証書を見せるルト氏(左)=AP

 アフリカ東部ケニアで9日に大統領選があり、同国の選挙管理委員会は15日、ウィリアム・ルト副大統領(55)が、野党指導者のライラ・オディンガ元首相(77)らを破って当選したと発表した。一方、発表の直前に選管の副委員長を含む委員4人が会見を開き、選挙結果を認めない方針を表明。結果の正当性をめぐり、大規模な混乱に発展する恐れが出ている。

 発表によると、選挙戦はルト氏が得票率50・49%、オディンガ氏が同48・85%の接戦だった。現職のケニヤッタ大統領は3選が禁じられているため立候補せず、ルト氏とオディンガ氏による事実上の一騎打ちとなっていた。

 現地メディアによると、選管の副委員長は会見で、手続きに「不透明な」状況があったとして、「結果に責任を持てない」と主張した。敗れたオディンガ氏の支持者の一部は選挙で不正が行われたと主張しており、首都ナイロビなどで激しい抗議活動が起きている。

 在ケニア日本大使館は、「(ケニア全土で)支持者による騒乱、道路の封鎖、路上強盗が発生している」「ナイロビの各スラムでは、略奪、器物損壊事案などが発生」しているなどとして注意を促している。

 ケニアでは2007年の選挙後に与野党の支持者らの衝突によって1千人以上が死亡。17年の選挙戦後にも、不正が行われたとする抗議活動中に参加者の一部が暴徒化し、治安部隊との衝突で犠牲者が出ている。(ダルエスサラーム=遠藤雄司)

朝日新聞社

3045チバQ:2022/08/17(水) 15:09:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/2459d7797df66bb35ce5d86b06dc10a34087faee
ケニア大統領選、ルト氏が勝利宣言も一部選管委員から異議 集計センターで混乱も
8/16(火) 16:35配信


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CNN.co.jp
ケニア大統領選の結果、勝利が発表されたウィリアム・ルト氏

ケニア・ナイロビ(CNN) アフリカ東部ケニアの次期大統領にウィリアム・ルト副大統領が選出された。大統領選の選挙管理委員会が15日に発表した。

【映像】ケニア大統領選、ルト氏が勝利も一部で混乱

ルト氏の得票率は50.49%と、ベテランの野党指導者で首相も務めたライラ・オディンガ氏を上回った。オディンガ氏は今回が5度目の大統領選出馬だった。

ルト氏はケニア独立後5人目の大統領となる。大統領選に出馬したのは今回が初めて。

ただ結果発表は憲法で定める期限より2時間以上遅れたほか、選管の間で見方が分かれている。

結果を認めないとした委員4人は記者会見を開き、公式結果に異議を唱えた。その中にはジュリアナ・チェレラ副委員長も名を連ねているが、不正の証拠は示さなかった。

オディンガ氏の率いる連立政党も、選管が結果を発表する前からこれを拒否すると述べていた。

オディンガ氏側が結果の拒否を表明した直後、票の集計センターは少しの間混乱に包まれた。乱闘が発生し、建物内で椅子が投げられるなどした。

ルト氏は大統領選の勝者の発表を受けて演説し、自身に投票した有権者に感謝の言葉を述べた。

同氏の地元からは群衆が勝利を祝う映像が届いたものの、オディンガ氏の支持基盤である都市キスムでは抗議デモが発生。タイヤが燃やされるなどして、煙が空に立ち上る映像が流れた。

副大統領候補としてオディンガ氏とともに戦ったマーサ・カルア氏は結果発表の後、ツイッターに「まだ終わっていない」と書き込んだ。

3046チバQ:2022/08/17(水) 16:49:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/9b255c2a8c1a3c2cb714db5fac32ddaf6e523a60
落選候補が法的措置へ 結果拒否、暴動阻止焦点に ケニア大統領選
8/17(水) 14:34配信


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時事通信
ケニア大統領選で対決したオディンガ元首相(左)とルト副大統領(AFP時事)

 【ロンドン時事】ルト副大統領(55)の「勝利」が15日に宣言されたケニア大統領選で、対立候補の野党指導者オディンガ元首相(77)は16日、結果の受け入れを拒否し、法廷闘争に持ち込む考えを明らかにした。

 ケニアの過去の選挙では、開票結果をめぐる対立が流血の事態に発展。いかに暴力を阻止し、民主的な形で政権を移行できるかが焦点となってきた。

 報道によると、オディンガ氏は首都ナイロビでの記者会見で「きのう目にしたことは茶番であり、憲法と法律を露骨に無視する行為だ」と強調。その上で「法的に可能なあらゆる選択肢を追求する」とし、公正な結果を得るため法的措置を講じる考えを表明した。

3047チバQ:2022/08/17(水) 21:22:46
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022081600577&amp;g=int
ブラジル大統領選挙戦、始まる 左派ルラ氏の返り咲き有力―10月2日投開票
2022年08月16日20時32分

ブラジルのボルソナロ大統領(左)とルラ元大統領(AFP時事)
ブラジルのボルソナロ大統領(左)とルラ元大統領(AFP時事)


 【サンパウロ時事】南米ブラジルで15日、大統領選挙(10月2日投開票)の立候補が締め切られ、再選を目指す右派ボルソナロ大統領(67)ら12人が中央選管に当たる高等選挙裁判所に出馬を届け出た。選挙戦は16日に公式に開始。ボルソナロ氏と左派ルラ元大統領(76)の事実上の一騎打ちだが、ルラ氏が返り咲きを果たすとの見方が有力だ。
ボルソナロ氏、再選に黄信号 10月にブラジル大統領選

 地元調査会社FSBが15日に公開した世論調査によると、ルラ氏の支持率は45%、ボルソナロ氏は34%。IPEC社ではルラ氏が44%、ボルソナロ氏が32%だった。10月2日の投票で有効投票の過半を制する候補が出なかった場合、決着は同30日の上位2候補による決選投票に持ち越される。
 ボルソナロ氏は、国庫を圧迫してきた年金改革を断行。財政規律を重視し、国営企業の民営化を進めるなど「小さな政府」を目指し、成果を挙げてきた。一方で、社会的少数派に対する暴言や新型コロナウイルスの感染拡大を軽視する姿勢などで物議を醸し、特に貧困層から忌避されている。
 ルラ氏は、手厚い労働者保護政策や低所得層向け現金給付制度「ボルサ・ファミリア」など、貧困層の支持を得た自身のレガシー(遺産)の復活を主張。国有石油会社ペトロブラスや電力公社エレトロブラスの民営化に強く反対しているほか、歳出上限の撤廃を主張しており、「大きな政府」志向が目立つ。
 ボルソナロ氏は公式な選挙戦突入前から、退任後に収賄罪で一時収監されたルラ氏を「悪党で品格がない飲んべえ」とやゆ。ルラ氏もボルソナロ氏を「ひきょう者」「うそつき」と攻撃するなど、早くも中傷合戦が繰り広げられている。
 ボルソナロ氏が前回選挙の遊説中に暴漢に腹部を刺され負傷したことや、日本で安倍晋三元首相が銃撃され死亡した事件がブラジルで大きく報じられた経緯を踏まえ、今回の選挙では両陣営とも候補の安全確保に神経をとがらせている。ルラ氏は15日に予定されていた地元サンパウロでの支持者集会を「安全面で疑問がある」としてキャンセルした

3048チバQ:2022/08/23(火) 06:56:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/a8f92e42ceced8f2badc6956c0028e8debc96d46
「アフリカの角」で2200万人が飢餓に直面 WFP
8/22(月) 15:40配信

AFP=時事
ケニア北部マルサビット郡の村で、援助団体から配られた栄養サプリメントを子どもに食べさせる母親(2022年7月12日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】世界食糧計画(WFP)は19日、深刻な干ばつに見舞われている「アフリカの角(Horn of Africa)」と呼ばれるアフリカ大陸北東部地域で、飢餓に直面している人が一段と増加しており、2200万人に上る勢いであることを明らかにした。


 複数の援助団体によれば、ケニア、ソマリア、エチオピアは長年の水不足により40年ぶりの深刻な干ばつに直面。4期連続で雨期の降水量が不足する異常気象の影響で家畜が大量死し、農作物も枯死。住民110万人が食料と水を求めて故郷を離れざるを得なくなっている。

 WFPのデービッド・ビーズリー(David Beasley)事務局長は、「アフリカの角における広範な飢饉(ききん)の脅威から最も脆弱(ぜいじゃく)な地域社会を守るため、世界は今、行動する必要がある」と述べた。

「干ばつの危機にはまだ終わりが見えない。だからこそ必要な資源を確保して人命を救い、人々が壊滅的なレベルの飢餓に陥るのを防がなければならない」

 WFPは、9月までに少なくとも2200万人が飢餓に直面する恐れがあると警告。最も影響を受ける人々を支援するため、今後半年間に4億1800万ドル(約570億円)の資金が必要だと訴えた。

 WFPは今年初め、ケニア、ソマリア、エチオピアで1300万人が飢餓に直面しているとして寄付を呼び掛けたが、ロシアのウクライナ侵攻などの影響で注目が集まらず、資金調達は難航。ウクライナ危機で世界の食料・燃料価格が高騰し、援助物資の輸送コストも上昇している。【翻訳編集】 AFPBB News

3049チバQ:2022/08/23(火) 19:48:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/fabba52d56d1e546a65331c75591dcf15ff7fdb5

「アマゾンの保護は最優先」 ブラジル大統領選立候補のルラ氏
8/23(火) 18:43配信


毎日新聞
記者会見するルラ元大統領=サンパウロで2022年8月22日、中村聡也撮影

 南米ブラジルで10月に行われる大統領選に立候補している左派、労働党のルラ元大統領(76)は22日、サンパウロ市で外国メディア向けの記者会見を開き、アマゾンの熱帯雨林の保護は「最優先事項」だと述べ、国際社会と連携して保護に取り組む方針を示した。

【ビジネスマンに元スパイも】世界各国の指導者たち

 大統領選は再選を狙う現職の極右、自由党のボルソナロ氏(67)とルラ氏による事実上の一騎打ちの構図。アマゾンの破壊を助長していると批判されるボルソナロ氏との違いをアピールしたい考えとみられる。

 2003〜10年に大統領を務めたルラ氏は貧困層を中心に人気が高く、世論調査機関ダッタフォーリャによると、8月の支持率は47%と首位だった。ボルソナロ氏は32%と2位につけている。

 アマゾン開発についてボルソナロ氏は、19年に大統領に就任する前の下院議員時代から、「先住民に与える土地は1センチもない」などと一貫して発言し、保護よりも経済を重視する姿勢を取ってきた。

 会見でルラ氏は、ボルソナロ政権下でアマゾンの破壊が進んでいるとの批判が国際社会から出ていることを念頭に「違法な金採掘を終わらせる」とした上で「農畜産業のための伐採は必要はない」と強調。「アマゾンを守ることは他の投資よりも価値がある」と述べた。

 前回の大統領在任中、ルラ氏は規制や違法伐採に対する取り締まりを強化し、焼失面積を大幅に減らした実績がある。ただ、アマゾンで水力発電の建設を認めるなど、開発を一部で容認する姿勢も見せていた。ルラ氏が当選すればアマゾンの保護が本当に進むのか、懐疑的な声も出ている。

 また、ルラ氏は会見で、国連安全保障理事会の改革にも言及した。ロシアのウクライナ侵攻の背景には、国連の立場が弱くなったことがあるとの見方を示した上で「安保理の拡大のほか、(安保理決議に対して常任理事国が持つ)拒否権を廃止すべきだ」と主張。「なぜブラジルやインド、ドイツ、日本などが常任理事国になれないのか?」と語った。【サンパウロ中村聡也】

3050チバQ:2022/08/23(火) 19:52:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/c9c72a8f31dea5e65e42b3ff3919358938243c7d
元大統領に汚職で禁錮12年求刑 現政権最大の実力者 アルゼンチン
8/23(火) 9:33配信
時事通信
アルゼンチンのクリスティナ・フェルナンデス元大統領=10日、ブエノスアイレス(AFP時事)

 【サンパウロ時事】アルゼンチン検察当局は22日、左派のクリスティナ・フェルナンデス元大統領が在任中に公共工事をめぐる汚職を主導したとして、連邦裁判所に禁錮12年を求刑した。

 国営通信が伝えた。現政権で副大統領を務めるフェルナンデス氏は大統領をしのぐ影響力があり、返り咲きを狙っていると目されている。

3051チバQ:2022/08/23(火) 20:03:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/0ccb411f9760ad16ee6cdc43d20650154a874118
チリ下院、全議員に麻薬検査 「透明性」追求、人権侵害と反発
8/23(火) 13:35配信


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時事通信
チリ下院=2014年5月、中部バルパライソ(EPA時事)

 【サンパウロ時事】南米チリで22日、国民に範を示すため、下院(定数155)議員全員を対象とした麻薬検査が始まった。

 結果は公開される。「南米の優等生」と呼ばれる同国では2019年10月の反政府暴動を機に治安が悪化し、若者らの麻薬汚染が社会問題化。ボリッチ大統領(36)にも昨年の選挙運動中に使用疑惑が持ち上がり、陰性証明書を公開して打ち消していた。

 地元メディアによると、下院は「議員が麻薬使用者ではないことを国民に透明にすべきだ」と主張する野党議員らの主導で、今年7月に検査規則を決定。議員は4年の任期中に少なくとも2度の検査を求められており、最初に選ばれた78議員は30日までに毛髪を提出する。

 22日に検査に応じた議員からは「われわれは公務員だから透明でなければならない。政府関係者や閣僚、裁判官も受けるべきだ」と訴える声が上がった。一方、一部議員は「基本的人権の侵害だ」と反発している。検査を拒んだ場合、下院倫理委員会にかけられる可能性がある。

3052チバQ:2022/08/25(木) 07:21:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/f14087b4a22678c916310d84f8ff2ef805c1ec80
エチオピアで5カ月ぶりに戦闘再開 政府軍と反政府勢力 遠のく和平
8/25(木) 5:48配信

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朝日新聞デジタル
2021年5月、ティグライ州内でトラックに乗る政府軍の兵士たち=AP

 エチオピア政府軍と、北部ティグライ州の反政府勢力ティグライ人民解放戦線(TPLF)側が24日、戦闘を再開した。双方が声明を発表し、相手側が口火を切ったと非難している。政府が3月に無期限の停戦を宣言して以降、小康状態が続いてきたが、和平合意が大きく遠のいた。

 エチオピア政府側がフェイスブックに投稿した声明は、24日午前5時ごろにTPLFが、ティグライ州南東部から隣接するアムハラ州側へ攻撃をしかけたと主張。「彼らは自らの行動で停戦を破った」とTPLFを非難した。

 また、政府系メディア「ファナ」は、隣国スーダンからティグライ州に武器を輸送しようとしていた航空機を政府軍が撃墜したと主張している。

 一方、TPLF側も声明で、政府軍がここ数日、軍の再配置を進めていたと指摘。政府軍が24日午前5時ごろ、ティグライ州への攻撃を始めたと訴えた。

 国連世界食糧計画(WFP)は18日、今年6月までの調査で、ティグライ州内に暮らす人々の約半数が深刻な食糧不足に陥っていると明らかにしていた。戦闘の再開により、支援物資がさらに届きにくくなり、州内の状況は悪化しそうだ。(ヨハネスブルク=遠藤雄司)

朝日新聞社

3053チバQ:2022/08/30(火) 20:11:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/43d0e08938b74cb7a3ff0d87037a56721da87d09
外界との接触絶ち25年 アマゾン「穴の先住民」唯一生き残りが死亡
8/30(火) 8:01配信

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朝日新聞デジタル
「穴の先住民」と呼ばれた男性が死亡したことを伝える地元メディアのツイッター

 ブラジルの国立先住民保護財団は29日までに、北西部ロンドニア州のアマゾン奥地に住む先住民の男性が死亡したと発表した。「穴の先住民」と呼ばれたこの男性は、25年ほど前に襲撃に遭った部族の唯一の生き残りで、それ以来外界との接触を完全に絶って一人で生活していた。

【写真】アマゾン奥地の先住民族と軍が衝突 4人が死亡 原因はWiFi

 財団によると、男性は今月23日、住居として使用していた小屋のハンモックで死亡しているのが発見された。暴力を振るわれた形跡などはなく、自然死とみられるという。警察が死因を調べている。

3054チバQ:2022/09/05(月) 17:28:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/7543c6fd2061d73e1bece1633733b9ea5b89f0ba
チリ、憲法論議は続く可能性 新憲法草案否決
9/5(月) 16:29配信


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産経新聞
【ニューヨーク=平田雄介】南米チリで4日、ピノチェト軍事政権下(1973〜90年)の1980年に制定された憲法に代わる新憲法草案の承認の可否を問う国民投票が実施され、同草案は否決された。ロイター通信によると、反対票は6割を超えた。新憲法制定を後押ししてきた左派のボリッチ大統領は同日夜、同草案への反対意見を踏まえた「新たな草案づくり」に取り組む意向を明らかにした。

ボリッチ氏は「国民投票の1日だけではなく、この数年間の国民の怒りの声を聞かなければいけない」と述べた。同草案に反対した野党の一部も「新たな草案づくり」の協議に応じる姿勢を示した。チリでの憲法論議は続く可能性がある。

否決された新憲法草案は、国による医療や教育の保障を強化する内容。先住民の権利も手厚く盛り込まれた。主要産業の鉱業で、環境保護などを理由に経済活動を制限する条項もあり、関係する日本企業に影響が出る可能性もあった。

チリ国民の間では、草案どおりに社会保障を強化すれば「国の財政負担が大きくなりすぎる」などとして懸念の声が強まっていた。

新憲法制定の議論は2019年10月の地下鉄料金値上げを機に「格差拡大への不満」を背景とした抗議デモが頻発したことがきっかけ。国の義務に関する規定が少ない現憲法を「格差拡大の元凶」とみなす世論が強まり、20年10月に実施された新憲法制定の是非を問う国民投票は約8割の賛成で可決されていた。

3055チバQ:2022/09/08(木) 21:26:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/5c20b338a5489fe6d27050cf81f9d0cb2ee9d818親中派首相の任期延長へ 総選挙先送り法案可決、野党反発 ソロモン諸島
9/8(木) 20:53配信


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時事通信
 【ホニアラAFP時事】南太平洋の島国ソロモン諸島の国会は8日、次期総選挙を早くとも2024年まで先送りする憲法改正案を可決した。

 親中派として知られるソガバレ首相の任期延長につながることから、野党側は反発。中国との結び付きを深めるソロモンで、民主主義の後退を示しているとの指摘も上がっている。

3056チバQ:2022/09/13(火) 10:59:57
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022091300216&amp;g=int
共和制移行問う国民投票へ 3年以内に―カリブ海の島国アンティグア・バーブーダ
2022年09月13日08時41分

 【サンパウロ時事】カリブ海の島国アンティグア・バーブーダのブラウン首相は、英国王を元首とする立憲君主制から共和制への移行を問う国民投票を3年以内に実施する方針を明らかにした。12日付の地元紙デーリー・オブザーバーが伝えた。


 ブラウン氏はチャールズ英国王を新たな国家元首として公式に認めながらも、共和制移行について「熱意は存在し続けている」と指摘。「チャールズ国王を元首に頂くか、自国民の大統領を立てるかを国民が決定するため、憲法問題(国民投票)を提起すべきだ」と述べた。

3057チバQ:2022/09/17(土) 19:31:46
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-220917X770.html
大統領、再選出馬を表明=憲法の禁止規定無視―エルサルバドル
2022/09/17 09:06時事通信

 【サンパウロ時事】中米エルサルバドルのブケレ大統領(41)は15日、2024年の大統領選に立候補すると表明した。連続再選は憲法で禁じられているが、強権色を強めるブケレ氏の息がかかった最高裁は昨年9月、過去の判断を覆して出馬を認めていた。

 ブケレ氏は独立記念日の演説で「妻や家族と話し合った上で、24年の大統領選出馬を決めた」と宣言。治安対策などでの自身の実績を強調し「国民が物事がうまくいっていると感じるなら、正しい道を歩み続ける意思を選挙で示せる」と支持を呼び掛けた。

3058とはずがたり:2022/09/23(金) 21:54:38
プーチン氏と習氏が会談 ウクライナめぐる中国の「懸念」にロシアが理解示す
2022年9月16日
Russian President Vladimir Putin meets with Chinese President Xi Jinping on the sidelines of the Shanghai Cooperation Organization (SCO) summit in Samarkand, Uzbekistan September 15, 2022.
https://www.bbc.com/japanese/62922988

ロシアのプーチン大統領(左端)と中国の習国家主席(右端)は、ロシアのウクライナ侵攻後初めて顔を合わせた(15日、ウズベキスタン)

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領と、中国の習近平国家主席が15日、ウズベキスタンのサマルカンドで対面会談した。ロシアがウクライナを侵攻して以降、両首脳が会うのは初めて。プーチン氏は、侵攻をめぐって中国が「懸念」を抱いていることに理解を示した。

会談は、上海協力機構(SCO)首脳会議の開催に合わせて設定された。ロシアがウクライナで支配地を減らし、戦局が重要な場面を迎えるタイミングでの協議となった。

プーチン氏は、中国の「バランスのとれた立場」への感謝を表明。アメリカの「一極世界を作ろうとする試み」は失敗に終わると述べた。

一方の習氏は、中国にはロシアと協力する意思があると述べ、両国は「大国」同士だとした。

中国は、ロシアによるウクライナ侵攻への支持を表明していない。しかし、侵攻が始まって以降、貿易などの面でロシアとの結びつきを強めている。

プーチン氏の発言

会談でプーチン氏は、「ウクライナ危機に関して、中国の友人がバランスのとれた立場をとっていることを高く評価する」と発言。

ウクライナ情勢をめぐって中国が「疑問と懸念」を抱くのは理解できると述べた。

そして、「今日の会談では当然、私たちの立場を説明する」とした。

侵攻以降、プーチン氏が外国を訪れたのはこれが2度目。

両首脳にとっての意義

プーチン氏と習氏は長年にわたり何十回も会談している。だが今回の会談は、特に注目された。

ロシアと中国が関係を強化していることは、1991年のソ連崩壊によって、世界の秩序に大きな変化が起きてきたことを意味する。両国は相互の関係を、西側支配に対する防波堤と位置付けている。

中国が経済大国となったことを受けて、両国の役割は逆転。現在は中国が優越的なパートナーとなっている。

英オックスフォード大学のローズマリー・フット名誉教授(国際関係研究)は、「この会談でより多くのものを得たのは、習ではなくプーチンの方だ。ロシアは国際的にかなり孤立しているので」とBBCに話した。

「そのため、中国が同盟国ではなくても、ロシアを支持してくれるパートナーだと示すことが重要だ。両国は密接な関係にある」

一方、プーチン氏を「旧友」と呼んだ習氏にとっても、今回の会談の意義は大きい。

習氏は来月の共産党大会で、歴史的な党トップ3期目を目指している。今回の中央アジア訪問は、新型コロナウイルスの大流行以降で初の外遊だ。

3059とはずがたり:2022/09/23(金) 21:54:58
>>3058
「ウィンウィン」の関係

中国とロシアはSCOを、西側諸国の組織に代わるものとして位置づけようと、長年努めてきた。SCOは2001年に、中ロ両国と、旧ソ連の中央アジア4カ国によって設立。現在はインド、パキスタン、イランも加盟している。

プーチン氏は2月、習氏の招きで、冬季オリンピックが開幕した北京を訪問。両者は共同声明で「限界のない」友情を共有すると宣言し、密接な関係を示そうとした。

その数日後、ロシアはウクライナに侵攻。国際的な非難を浴び、制裁を科された。中ロ関係にも厳しい目が向けられた。

中国は敵対的な行為の停止を求め、国家主権の重要性を強調している。しかし、ロシアが今回の戦争を「特別軍事作戦」と呼んでいるのと同様、中国も「侵攻」という言葉は使っていない。

ここ数週間、中国はロシアと合同軍事演習をし、高官をロシアに送っている。西側の制裁を受けるロシアを、経済的にも支援している。

こうした関係は、両国にとって「ウィンウィン」だ。ヨーロッパがロシア産の石油やガスへの依存度を下げるなか、中国は購入を増加。割引価格を適用されていると報じられている。

先月には、中国がガスの代金をロシアのルーブルと中国の人民元で支払うことに同意。ロシアは、ドルに代わる待望の外貨を手に入れた。中国にとっても、人民元の国際通貨としての地位向上を推し進めることになる。

両首脳は今年2月、北京で開催された冬季オリンピックに合わせて会談した。今回の対面協議は、それ以来となる

しかし、中国は一線を引いているようだ。

アメリカの情報機関によると、ロシアは武器を強く必要としており、イランや北朝鮮にさえ提供を願い出ている。中国にも打診しているようだが、中国が同意した様子は見られていない。

専門家らは習氏について、美しい友情を前面に出してはいるものの、いくつかの理由から、プーチン氏とは距離を置こうとするだろうとみている。

米シンクタンク、カーネギー国際平和基金のエヴァン・ファイゲンバウム副理事長は最近、「ロシアのウクライナでの戦術的後退が最大となる瞬間にも、中国がこれまで以上にロシアに寄り添うのはまったく不適切だろう」と論評した。

習氏にとって懸念材料は他にもある。SCO加盟の4カ国を含む、中央アジアの旧ソ連の構成国が、ロシアのウクライナ侵攻を支持していないのだ。

オックスフォード大学のフット教授は、「中央アジア諸国が現状に不満を持ち、神経質になっていることを(習氏は)強く意識しているはずだ」とBBCに話した。

(英語記事 Putin reveals China's 'concern' over Ukraine)

3060とはずがたり:2022/09/23(金) 21:55:23
704 自分:とはずがたり[] 投稿日:2022/09/23(金) 21:39:57
印首相、ウクライナ侵攻を公に批判 「今は戦争の時でない」
https://news.yahoo.co.jp/articles/dc3d6df68ca470b2b75be044df24a6b1062376e3
9/17(土) 0:14配信
ロイター

インドのモディ首相は16日、ロシアのプーチン大統領と訪問先のウズベキスタン・サマルカンドで会談し、「今は戦争の時ではない」と述べ、約7カ月に及ぶウクライナ侵攻について公に批判した。提供画像(2022年 ロイター)

[サマルカンド(ウズベキスタン)16日 ロイター] - インドのモディ首相は16日、ロシアのプーチン大統領と訪問先のウズベキスタン・サマルカンドで会談し、「今は戦争の時ではない」と述べ、約7カ月に及ぶウクライナ侵攻について公に批判した。

プーチン大統領はモディ首相の発言に対し、口をすぼめ、モディ氏に視線を向けた後下を向いた。そして「ウクライナ紛争に関するインドの立場や懸念は理解している」とした上で、「われわれは可能な限り早期の停戦に向け全力を尽くしている」と言明した。ウクライナが交渉を拒否したとも述べた。

プーチン大統領はこれまで、西側諸国と対立しているものの、中国やインドなどアジアの大国に目を向けることができるため、ロシアは孤立していないと繰り返し述べていた。

15日に行われた中国の習近平国家主席との会談では、プーチン大統領はウクライナ情勢を巡る中国側の疑問や懸念を理解しているとし、ウクライナ戦争に対する中国の懸念に初めて言及した。さらに、習氏の「バランスの取れた姿勢を高く評価している」と述べた。ウクライナ戦争に対する中国の懸念に言及するのは初めて。

また、習氏は16日、当地で開かれている上海協力機構(SCO)の首脳会議で演説し、旧共産圏で発生した民主化運動「カラー革命」が外国勢力の扇動によって引き起こされることがないよう、加盟国は協力する必要があると訴えた。

3061チバQ:2022/09/25(日) 23:03:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/8b1af79a699a21d8c9fc8cdbbb158f4745a8b937エリザベス女王死去で揺らぐ「君主制」、英連邦で「共和制」論議が活発化
9/25(日) 13:24配信


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読売新聞オンライン
 【ジャカルタ=川上大介、リオデジャネイロ=大月美佳】英国のエリザベス女王が死去したことを受けて、英連邦のオーストラリアや旧植民地の中米・カリブ海諸国で、チャールズ国王への代替わりを機に、君主制から共和制への移行に向けた議論が活発化している。

【図】英連邦各国で目立つ「共和制」移行の動き

つながり希薄に
豪メルボルンを訪れ、市民から花束を受け取るエリザベス英女王(2011年10月、ロイター)

 「(喪に服した後)着実な議論ができる。それによって我々は最終的に共和制の方向に向かうと思う」。豪与党・労働党で、首相を務めたジュリア・ギラード氏は、16日に放送された豪テレビ番組でこう述べた。ギラード氏は2010年の総選挙の際、共和制への移行時期について「君主(女王)が交代した時が最適」と述べていた。女王死去を受け、移行議論を進めるべきだとの見解を改めて強調した形だ。

 豪州では1999年、エリザベス女王を国家元首とする立憲君主制を維持するか、憲法を改正し、共和制移行を行うかを問う国民投票が行われ、共和制移行は否決された。ただ、その後も、共和制移行議論は選挙の争点などとして浮上してきた。背景には、英国による先住民抑圧の歴史のほか、移民を多く受け入れ、英国とのつながりが希薄になっていることがある。

 アンソニー・アルバニージー首相は女王の死後、「前世紀の終わりに投票を行い、この国で憲法を変えるのは難しいということを私たちは知っている」と述べ、高まる共和制移行議論の沈静化を図った。移行は優先課題でないとし、現在の任期中(3年)は国民投票を実施しない考えも示している。

慎重見極め
 ただ、アルバニージー氏は5月に就任後、共和制担当の高官ポストを新設し、国の形について国民的議論を深めようとしてきた。次の総選挙で勝利すれば、世論の動向や国内課題をにらみながら移行へ向けた議論を慎重に進める考えとみられる。

 豪州の世論は割れている。豪メディアなどによると、今月の世論調査では6割が君主制維持を支持し、4割が移行に賛成だった。一方、今年1月に報道された世論調査では逆の結果だった。シドニー大学のピーター・チェン上級講師は「チャールズ国王の振る舞いによっても、世論は左右される可能性がある」と述べた。
中米 奴隷制度の記憶
 英国以外で英国王を元首とする14か国のうち、8か国が集まる中米・カリブ海諸国でも、君主制から共和制への移行に向けた世論が高まっている。背景にあるのは、奴隷制度の記憶だ。

 「女王は死去した。関係を断つ時がきた」。ジャマイカの地元紙ジャマイカ・オブザーバー(電子版)は20日、過去の奴隷制度を批判するコラムを掲載した。ジャマイカは今年1月、共和制移行に向けた憲法改正案を検討する法律・憲法問題省を創設し、移行の是非を問う国民投票を2025年までに実施する方針を示している。バルバドスは昨年11月、共和制に移行し、「第2の独立」と呼ばれた。

 アンティグア・バーブーダのガストン・ブラウン首相は10日、英メディアに対し、3年以内に国民投票を実施する考えを明らかにした。バハマの主要紙「ナッソー・ガーディアン」によると、同国のフィリップ・デービス首相も9日、記者団に、「(共和制移行に向けた国民投票は)常に選択肢にある」と語った。

 植民地支配の代償を求める声も強まる。ジャマイカの人権団体スタンド・アップ・フォー・ジャマイカのマリア・グロッタ事務局長は「共和制移行と謝罪、賠償は真の独立国となるために必要なプロセスだ」と語った。

 ◆英連邦=英国と旧植民地諸国などで構成される緩やかな連合体で、インドや南アフリカなど56か国が加盟する。このうち豪州やニュージーランドなど14か国は、国民に選ばれた国家元首などが統治する共和制と異なり、英国王を君主として定め、普段は国内にいない国王の代理として総督を置いている。加盟国は対等な主権国家同士として友好関係を築いており、加盟国の総人口は約25億人に上る。

3062チバQ:2022/10/01(土) 10:15:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/6bd634fe3cd7d365deaf96d2104d4d55b40ffa3c
ブルキナ反乱兵、軍政指導者の解任発表
10/1(土) 6:51配信


AFP=時事
ブルキナファソの首都ワガドゥグで、兵士が市内に展開する中、デモを行う人々(2022年9月30日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】西アフリカ・ブルキナファソで9月30日、反乱兵グループが、軍事政権を率いるポールアンリ・サンダオゴ・ダミバ(Paul-Henri Sandaogo Damiba)中佐の解任を発表した。ダミバ中佐は今年1月のクーデターで政権を掌握していた。


 15人前後の反乱兵は国営テレビで声明を読み上げ、同中佐の解任を発表。同日深夜からの国境閉鎖と憲法の停止、政府の解散を宣言し、新たな政権トップにイブラヒム・トラオレ(Ibrahim Traore)大尉が就くとした。

 同国政府はこれに先立ち、軍内で「内部危機」が生じていると認めていた。目撃者がAFPに語ったところによると、大統領府や軍事政権の本部周辺では銃声も聞かれた。【翻訳編集】 AFPBB News

3063チバQ:2022/10/02(日) 19:29:41
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022100200209&amp;g=int
「追放」の大統領、健在主張 クーデター宣言のブルキナファソ
2022年10月02日09時34分

ブルキナファソのダミバ大統領=2月16日、ワガドゥグ(EPA時事)
ブルキナファソのダミバ大統領=2月16日、ワガドゥグ(EPA時事)

1日、ブルキナファソの首都ワガドゥグで、放火されたフランス大使館の守衛所(EPA時事)

 【ワガドゥグAFP時事】ブルキナファソのダミバ大統領は1日、大統領府のフェイスブックに声明を掲載し、自身の追放を発表した反乱部隊に対し「正気に戻れ」と求めた。クーデターの報道後、初めて健在を主張し「不要な兄弟殺しの回避」を訴えた。

 反乱部隊は9月30日、権力掌握を宣言した。ただ、翌1日にはダミバ氏が「フランス軍の基地」から反撃を計画しているとテレビを通じ警戒を呼び掛けた。
 ダミバ氏は声明で、仏軍基地への避難を否定し「世論の操作」を非難した。軍は、反乱部隊の主張を無視し「内部対立」にすぎないと距離を置いている。

3064チバQ:2022/10/02(日) 19:46:34
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022100100387&amp;g=int左派ルラ氏、第1回投票で勝利も 2日、ブラジル大統領選
2022年10月01日20時31分

ブラジル大統領選に立候補しているルラ元大統領(左)とボルソナロ大統領(AFP時事)
ブラジル大統領選に立候補しているルラ元大統領(左)とボルソナロ大統領(AFP時事)


 【サンパウロ時事】南米ブラジルで2日、4年間の任期満了に伴う大統領選挙が行われる。11人が立候補しているが、右派ジャイル・ボルソナロ大統領(67)と左派のルイス・イナシオ・ルラ・ダシルバ元大統領(76)の事実上の一騎打ち。当選には有効票の過半獲得が必要で、過去5回の選挙はいずれも上位2候補による決選投票に持ち込まれているが、各調査会社の支持率調査ではルラ氏がボルソナロ氏に10ポイント以上の差をつけており、ルラ氏が第1回投票で返り咲きを決める可能性がある。
アマゾン雨林保護も争点 ブラジル大統領選まで1週間

 軍人出身のボルソナロ氏は前回選挙でルラ氏の後継候補を退けたものの、アマゾン熱帯雨林の保護や新型コロナウイルス対策に後ろ向きな姿勢を貫いたり、民主主義や社会的少数者を軽視する言動を繰り返したりしたため、内外から批判を浴びて人気は低迷。再選をにらんで低所得者への現金給付制度を拡充し、国営石油会社に圧力をかけて燃料価格を下げたが、基盤である富裕層や右派、キリスト教福音派以外への支持の広がりに欠けた。
 一方、前回選挙時は汚職で収監されていた工場労働者出身のルラ氏は、最高裁が「手続き上の不備」で判決を取り消したため出馬が可能に。2003〜10年の大統領時代に資源景気を追い風に貧困対策に尽力し、貧困層からの圧倒的な人気を誇る同氏は、過去に選挙で戦った中道候補を次々に自陣に取り込み、態勢の盤石化を図った。アマゾン保護を含めた「持続可能なブラジル」を標ぼう。積極的な財政支出による景気浮揚や最低賃金引き上げなどを公約している。

3065チバ:2022/10/06(木) 10:46:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/850a7a3801eefdcdeb14abe1fbe94350aeb95dcd
ブラジル大統領選、決選投票へ ルラ氏優勢もボルソナロ氏善戦
10/3(月) 10:28配信

AFP=時事
ブラジル大統領選に出馬したルイス・イナシオ・ルラ・ダシルバ元大統領(中央)。サンパウロで(2022年10月1日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】ブラジルで2日、大統領選の投開票が行われた。高等選挙裁判所によると、開票率97.2%の時点で左派の元大統領ルイス・イナシオ・ルラ・ダシルバ(Luiz Inacio Lula da Silva)氏が47.9%を獲得し、極右の現職ジャイル・ボルソナロ(Jair Bolsonaro)氏の43.7%をリードしている。同裁判所は、決選投票に持ち込まれるのは確実としている。



 開票速報の公表は、ルラ氏が地盤とする北東部より、ボルソナロ氏の支持率が高い北部と南東部の方が早く、当初はボルソナロ氏が優勢だった。

 開票率70%前後の時点でルラ氏が逆転すると、路上に集まっていた支持者からは歓声が上がった。

 ただ、調査会社ダッタフォーリャ(Datafolha)が前日に公表した世論調査結果では、カリスマ的人気を誇るルラ氏の予想得票率は50%と、第1回投票で当選に必要な過半数を獲得するとみられていた。ボルソナロ氏は36%止まりの予想だった。

 ボルソナロ氏の予想外の善戦が伝えられると、陣営はお祝いムードに包まれた。

 決選投票は10月30日の予定。【翻訳編集】 AFPBB News

3066チバQ:2022/10/17(月) 21:17:52
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022101700566&amp;g=int
ティグレ州の戦闘再燃 AUなど「無条件停戦」要求―エチオピア
2022年10月17日20時30分

エチオピアのアビー首相=3月11日、アディスアベバ(AFP時事)
エチオピアのアビー首相=3月11日、アディスアベバ(AFP時事)

【図解】エチオピア北部ティグレ州

 【ナイロビAFP時事】エチオピアのアビー首相率いる政府軍と北部ティグレ州の武装勢力の戦闘が、再び激化している。アフリカ連合(AU)のファキ委員長は16日公表の声明で、双方に「無条件の停戦」を要求。武装勢力側は停戦の意思があると表明したが、具体的な交渉のめどはなく、解決の糸口は見えていない。

 ティグレ州にある人口10万人の町シャイアでは、エチオピアと隣国エリトリアが共同軍事作戦を実施。民間人の犠牲者も伝えられ、国際社会の懸念が高まっている。国連のグテレス事務総長は米国などと歩調を合わせ、「破滅的な紛争」を平和的に解決するよう求めた。
 アビー政権とティグレ州の武装勢力は、AUが要請した話し合いに応じる構えを見せていた。しかし、南アフリカで先に予定されていた交渉は実現せず、新たな日程も決まっていない。
 2020年11月に始まった戦闘では、政府軍が昨年6月にティグレ州から追い出され、武装勢力が支配権を確立した。武装勢力はAUの声明を歓迎し、「敵対行為の即時停止に従う用意がある」と表明。その上でエリトリア軍を撤退させるよう国際社会に呼び掛けるとともに、アビー政権に交渉の席に着くよう求めた。
 一方、エチオピア政府報道官はAFP通信の取材にコメントしなかった。

3067とはずがたり:2022/10/18(火) 21:06:44
習近平主席「他国の権益を無視する唯我独尊を…」BRICS首脳会議で演説
https://news.yahoo.co.jp/articles/4184caac121d7effb63f27700a078836f743ccb7
6/24(金) 11:06配信
日テレNEWS

中国の習近平国家主席は23日、新興5カ国=BRICS首脳会議で演説し欧米各国を念頭に「他国の権益を無視する唯我独尊を行っている」と批判しました。

会議は習主席のほか、ロシアのプーチン大統領やインドのモディ首相ら5カ国の首脳が出席しオンライン形式で開かれました。

習主席は演説の中で「一部の国は軍事同盟の拡大によって絶対的な安全保障を求めようとたくらみ、 他国の権益を無視して唯我独尊を大々的にやっている。」と述べNATO=北大西洋条約機構の拡大を進める欧米各国を批判しました。

NATOの拡大はロシアのプーチン大統領もウクライナ侵攻の名目に挙げており、改めてロシアとの共闘を維持する姿勢を示した形です。

その上で「BRICSは互いの核心的利益に関わる問題で相互に支持し、覇権主義やいじめに対抗すべきだ」と述べ26日からG7=先進7カ国首脳会議が開かれるのを前に対抗姿勢を鮮明にしています。

3068チバQ:2022/10/23(日) 09:54:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/1ff27bfd277a9b1af9d86695b251f0dc18be0d50
ボルソナロ氏が追い上げ 大統領選決選投票まで1週間 ブラジル
10/23(日) 7:07配信


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時事通信
ブラジルのボルソナロ大統領=6日、ブラジリア(AFP時事)

 【サンパウロ時事】任期満了に伴うブラジル大統領選は23日、決選投票まで1週間に迫った。

 左派のルラ元大統領(76)が終始優勢に選挙戦を進めているが、右派のボルソナロ大統領(67)もじわじわ追い上げており、調査会社ダタフォリャによると両候補の支持率の差は4ポイントに縮まった。ボルソナロ氏が逆転する可能性も否定できない。

 2日の第1回投票は、事前の各社世論調査でルラ氏がボルソナロ氏を10ポイント余りリードしていた。しかし、ふたを開ければ差はわずか5.2ポイント。危機感を抱いたルラ氏は敗退した主要候補の支持を取り付け、中道層の取り込みに奔走した。また、ボルソナロ氏の基盤である富裕層を切り崩すべく経済団体を行脚。大統領時代にブラジルが資源景気に沸いたことを念頭に「週末のシュハスコ(ブラジルの代表的な焼き肉料理)と冷たいビールを取り戻そう」と訴えた。

 一方、ボルソナロ氏はルラ氏の支持基盤である貧困層に食い込もうと、自身が創設した低所得層向け現金給付制度「アウシリオ・ブラジル」を盛んにアピールした。ボルソナロ氏はもともとルラ政権の同制度「ボルサ・ファミリア」を「バラマキ」と厳しく批判していたが、選挙戦では「ボルサ・ファミリアの世帯平均支給額は月190レアル(約5400円)だったが、私は3倍の600レアルにした」と手のひらを返した。また、地方自治体首長や宗教指導者と対話を重ね、支持を要請している。

 選挙は最終盤を迎えるが、勝敗を左右するのは有権者の4割が集中する南東部での票の出方だ。第1回投票でボルソナロ氏はサンパウロ州とリオデジャネイロ州でルラ氏を大きく上回り、ルラ氏はミナスジェライス州で優位に立った。両候補は南東部に的を絞り、しのぎを削るとみられる。

3069チバQ:2022/10/23(日) 22:45:11
https://www.tokyo-np.co.jp/article/209786?rct=world
ラジル大統領選 30日に現・元職で決戦投票 現職追い上げで互いに中傷過熱 「隠れ現職派」が勝敗左右か
2022年10月23日 18時06分
16日、大統領選の討論会に臨むルラ氏㊧とボルソナロ氏(AP)

16日、大統領選の討論会に臨むルラ氏㊧とボルソナロ氏(AP)

 30日のブラジル大統領選決選投票まで約1週間となった。調査機関ダタフォリャが19日に公表した調査では、左派のルラ元大統領(76)が支持率49%で右派のボルソナロ大統領(67)の45%をわずかにリードしている。両者が顔を合わせた討論会では互いを「うそつき」と呼び合うなど、大詰めの選挙戦は中傷合戦の様相も呈している。(ニューヨーク・杉藤貴浩)
 16日に行われた討論会では、ルラ氏が新型コロナウイルスで米国に次ぐ死者を出したボルソナロ氏の政権運営を非難。「あなたの怠慢が68万人の死を引き起こしたのは事実。半分以上が救われた可能性がある」と訴えた。
 これに対してボルソナロ氏は「あなたはブラジルのために何もせず、自分と友人のポケットに公金を詰め込んだ」と、ルラ氏の過去の腐敗疑惑を追及。討論中には相手を「うそつき」「フェイクニュースの王様」などとおとしめる言葉が何度も飛び交った。
 中傷が過熱する背景にはボルソナロ氏の追い上げがある。同氏は2日の第1回投票まで世論調査でルラ氏に10ポイント以上の大差をつけられていたが、本番では約43%の得票を獲得し、首位のルラ氏に約5ポイント差まで詰め寄った。
 低所得層向け現金給付策のアピールが功を奏したのに加え、差別的な言動で知られるボルソナロ氏への支持を、世論調査では明かさなかった有権者が一定数いたとみられる。決選投票では、こうした「隠れボルソナロ派」の動向が勝敗を左右する可能性もある。
 選挙戦の最大の争点は、コロナ禍によって打撃を受けた経済再建。ルラ氏は富裕層への課税強化などを掲げ、返り咲きを狙う。大統領の任期は4年。決選投票の勝者が来年1月1日に就任する。

3070チバQ:2022/10/29(土) 08:53:37
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-_world_america_R3BL4KXDZJLM7MEFIK7Z7YGYAY.html
ブラジル大統領選、30日に決選投票 非難合戦が激化
2022/10/28 21:56産経新聞

【ニューヨーク=平田雄介】南米ブラジルの大統領選決選投票が30日に実施される。直近の世論調査では、左派のルラ元大統領(77)が支持率49%でリードし、右派の現職、ボルソナロ氏(67)が45%で追う展開。接戦を受けて両候補の非難合戦が激しくなっており、支持者による殺人事件も相次いで起きている。投開票日の前後に混乱が起きる懸念も強い。

2日の第1回投票では、ルラ氏が48・4%、ボルソナロ氏が43・2%の票を獲得した。中道派が退潮となり、政治の「二極分化」が起きていると指摘される。両候補は数少ない態度未定の有権者の票を得ようと、しのぎを削る。

ロシアによるウクライナ侵略で物価高騰が深刻になっている。決選投票に向けてボルソナロ氏は、低所得者に調理用ガス代を補助するクーポン券を与え、タクシーやトラックの運転手には総額27億レアル(約745億円)を支給すると発表した。

地元紙は「再選を目指すばらまき施策」だと指摘。ルラ氏は「責任ある財政施策は、明確で現実的なルールに従わなければならない」と批判した。

政策論争よりも目立つとされるのが両陣営の非難合戦だ。

ルラ氏は、ボルソナロ氏の新型コロナウイルス対応について、「亡くなった人を嘲笑した」「彼はうそつきだ」などと批判。対するボルソナロ氏も、ルラ氏が大統領退任後の汚職事件で一時収監されたことを取り上げて「泥棒」「囚人」などと言い募っている。互いを非難する動画が交流サイト(SNS)に投稿され、支持者の間でも対立が先鋭化している。

サンパウロ州では今月、ルラ氏が所属する労働党の支持者が、党を批判したボルソナロ氏の支持者を殺害した。9月にも、両氏それぞれの支持者が相手の支持者を刺殺する事件が起きた。ボルソナロ氏は今月26日、地方での選挙活動を切り上げ、首都ブラジリアで軍幹部を集めて会合を開いたと報じられた。投開票後に不正の訴えがなされ、軍や治安部隊が絡んで混乱する展開も危惧される。

3071チバQ:2022/10/30(日) 18:43:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/95ff443077eb4cd1e740a75942c23027f64be788大接戦のブラジル大統領選、決戦投票 中傷合戦決着なるか
10/30(日) 17:29配信


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毎日新聞
(左)サンパウロで支持者の行進を率いるルラ元大統領、(右)南東部ミナスジェライス州で手を振るボルソナロ大統領=いずれもブラジルで2022年10月29日、ロイター

 南米ブラジルで30日、大統領選の決選投票が行われる。即日開票され、同日夜(日本時間31日午前)には大勢が判明する見通し。世論調査機関ダッタフォーリャ発表の29日の支持率は、左派のルラ元大統領(77)=労働者党=が49%で、右派のボルソナロ大統領(67)=自由党=が45%と4ポイント差で、大接戦となっている。

 両候補は29日にそれぞれ集会を開き、最後の訴えをした。ルラ氏は1回目投票の前日と同様、サンパウロで行進。ボルソナロ氏は勝敗の鍵を握るとされる人口第2位の激戦州、南東部ミナスジェライス州で恒例のバイク行進集会「モトシアタ」を行った。

 主要な争点は、新型コロナウイルス禍からの経済回復と貧困対策だ。だが、選挙戦は中傷合戦の様相を呈した。両候補は決選投票に向けて、16日と28日の2回、討論会を行ったが、ルラ氏は新型コロナウイルスを「ちょっとした風邪」と呼んで対策を軽視したボルソナロ氏を「フェイクニュースの王様でばか者」と罵倒。ボルソナロ氏も汚職事件で収監されたルラ氏を「国営会社(の金)を盗んだ」とののしるなど、政策論争は深まらなかった。

 地元紙フォリャ・ジ・サンパウロは28日の討論会について「無意味な話の応酬。投票先が未定の有権者にとって全く判断材料にならなかった」と報じた。【サンパウロ中村聡也】

3072チバQ:2022/10/30(日) 18:45:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/d99c5161276a775f598962586fdf1afa74561bb2
「テロリスト隊長」「泥棒」と中傷合戦、ブラジル大統領選が過激化…支持者銃撃で死者も
10/30(日) 14:20配信


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読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 【リオデジャネイロ=大月美佳】ブラジル大統領選の決選投票が30日、投開票される。第1回投票で首位の左派労働者党のルラ・ダシルバ元大統領(77)に、過激な発言から「ブラジルのトランプ」と呼ばれる右派自由党のジャイル・ボルソナロ大統領(67)が迫る展開だ。選挙戦が激化する中、SNSを通じた中傷合戦となり、国民の分断が深まっている。

 「テロリスト隊長だ」「パンデミックをあざ笑った」――。決選投票に向けた戦いがスタートした3日以降、ルラ氏陣営のSNSにボルソナロ氏を中傷する内容が目立つようになった。国民融和を呼びかけ、将来への希望を語る第1回投票までの内容から一変した。

 米国のドナルド・トランプ前大統領のように、有権者の対立をあおるような過激な投稿をSNSで拡散する手法はボルソナロ氏のお家芸だった。しかし、大手調査会社ダタフォーリャが27日に発表した支持率調査では、ルラ氏の49%に対し、ボルソナロ氏は44%と肉薄している。第1回投票の調査ではルラ氏が10ポイント以上の大差をつけていただけに、陣営は有権者に直接アピールできるSNS戦術への転換を余儀なくされた。

 「左翼を公の場から抹殺しろ」。ボルソナロ氏は2018年の前回選から暴力や差別をあおる発言を繰り返してきた。

 人権団体「テハ・デ・ジレイトス」などが実施した調査によると、ボルソナロ氏が就任した19年から政治や選挙に絡む暴力が増加した。今回大統領選は、影響力を持つ現・元職の激戦となり、支持者はさらに過激化している。18年は46件だった政治関連の暴力は今年、2日までで5倍以上の247件が確認され、8人が対立候補の支持者に銃で撃たれるなどして命を落とした。リオデジャネイロの無職サンドラ・ネービスさん(63)は「政治の話をするだけで危険を感じる」と話す。

 ルラ氏が在任中に始めた手厚い貧困政策は、約3000万人を貧困層から中間層に引き上げたとされる。しかし現在は、新型コロナウイルスの感染拡大や物価高で貧困層が増加に転じ、国民の半分以上に上る。ルラ氏の再登板を待望する声は強い。

 一方、ルラ氏は大統領退任後、汚職疑惑で一時収監された経緯があり、ボルソナロ氏の支持者は、ルラ氏を「泥棒」と呼び、怒りの矛先を向ける。ボルソナロ氏に厳しいメディアが行う世論調査を敵視し、回答を拒む人も少なくない。

 28日、トランプ氏は自身のSNSでボルソナロ氏への投票を呼びかけた。

 「ボルソナロはブラジルを再び尊敬される国にした。彼は決して落胆させない」

3073チバQ:2022/10/30(日) 18:52:30
https://nordot.app/959262817826226176?c=899922300288598016
ソマリアで爆発、100人死亡 首都で過激派テロ
2022/10/30
29日、ソマリアの首都モガディシオの爆発現場(ゲッティ=共同)
 【ナイロビ共同】ソマリアの首都モガディシオの行政機関が集まる地区で29日、複数回の爆発があった。ソマリア政府は30日、少なくとも100人が死亡、300人が負傷したと明らかにした。イスラム過激派組織アルシャバーブによるテロとみている。ロイター通信などが伝えた。

 29日は、政府首脳らが過激派のテロ対策強化について協議していた。教育省の敷地で車両が爆発。被害者を救援しようと救急車や人々が集まったところ、さらに爆発があったという。

 現場では2017年10月にも爆発物を使ったテロがあり、その際は500人以上が死亡した。政府はアルシャバーブの犯行と断定した。

© 一般社団法人共同通信社

3074チバQ:2022/10/30(日) 22:00:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/646c6a2affc3ba8c30bca0826c0eef12f1dcae83
ブラジル大統領選、決選投票実施 右派現職と左派元職が対決
10/30(日) 20:20配信
時事通信
ブラジル大統領選の決選投票で対決する左派のルラ元大統領(写真左)と右派のボルソナロ大統領=28日、リオデジャネイロ(AFP時事)

 【サンパウロ時事】ブラジルで30日、任期満了に伴う大統領選挙の決選投票が行われた。

 軍人出身の右派で再選を目指すジャイル・ボルソナロ大統領(67)と、労働運動指導者出身で左派のルイス・イナシオ・ルラ・ダシルバ元大統領(77)の戦いは、ルラ氏がわずかに優勢とみられる。即日開票され、同日夜(日本時間31日午前)には大勢が判明する見込み。

3075チバQ:2022/10/31(月) 08:54:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/153117856391387a9fe5c1a0dec6b1deccedbd66
ブラジル大統領選、ルラ氏が返り咲き 6年半ぶりの左派政権
10/31(月) 8:17配信
 南米ブラジルで30日、大統領選の決選投票が投開票され、左派、ルラ元大統領(77)=労働者党=が、現職の右派、ボルソナロ大統領(67)=自由党=を小差で制し、返り咲きを果たした。選挙管理当局がルラ氏の当選を発表した。左派が政権を握るのは、約6年半ぶりで、ルラ政権は通算3期目となる。



 選挙管理当局の中間集計(開票率98・81%)によると、ルラ氏の得票率は50・83%、ボルソナロ氏は49・17%。

 ただ、ボルソナロ氏は選挙前から不正選挙がありうると主張しており、敗北を承服しない可能性がある。

 ルラ氏は同日夜、ネット交流サービス(SNS)に「ブラジルに再び笑顔が戻ってくる」と投稿し、勝利宣言した。

 元労組リーダーのルラ氏は選挙戦で、2003〜10年の大統領時代に平均4%の成長を超えたことや貧富の格差是正に取り組んだ実績などを訴え、当時の「再現」を望む貧困層から支持を集めた。新型コロナウイルス対策を軽視するなどしたボルソナロ氏に反発する有権者の票も取り込んだ。

 ブラジルでは1985年の民政復帰以降の選挙で、連続再選を狙った現職の大統領が敗北したことはなかった。ボルソナロ氏は初めて連続再選を逃した。

 大統領の任期は4年で、ルラ氏は23年1月1日に就任する。【サンパウロ中村聡也】

3076チバQ:2022/10/31(月) 11:50:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/48281b25c8291e4608a6736b74bbbac496d86f2a
貧農出身、軍政に反発し拘束も経験 ブラジル大統領復帰のルラ氏
10/31(月) 9:33配信


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毎日新聞
支持者の行進を率いるルラ氏=サンパウロで2022年10月29日、ロイター

 中南米を代表する左派が、12年ぶりに大統領官邸に返り咲いた。

 北東部ペルナンブコ州の出身。貧しい農家の8人兄弟の七男で、家に風呂はなく、数キロ離れた湖で体を流した。サンパウロ州に出稼ぎに行った父を追いかけ、7歳で母親や兄弟とともに故郷を離れた。

【ビジネスマンに元スパイも】世界各国の指導者たち

 1957年、12歳で得た最初の仕事は、サンパウロ州で日系人が経営するクリーニング店だった。その後、金属を切削加工する旋盤工になったが、事故で左手小指を失った。

 64年、同州の工業地帯の一つ、サンベルナンドドカンポの金属工場で働きながら、軍政に反発する組合に入った。72年に地域の旋盤工が組織する労組幹部となり、75年、29歳で10万人を束ねる委員長に昇進した。

 政治に目覚めたのは79年、軍政への不満が高まる中、業界でストを指揮し、首謀者として拘束されたときだった。4歳年上の兄は地元メディアに対し「それまで弟は政治に逆らってきた。だが、この経験で労働者の要求に応えるのは政治だと気づいた」と振り返る。同年、組合員らと労働者党を結成した。

 86年に下院議員として政界入り。4度目の挑戦で2002年大統領選で初当選し、03年から2期8年務めた。退任時の支持率は87%と過去最高だ。ただ、18年には汚職事件で有罪判決を受け、その腐敗イメージが尾を引いている。

 社会主義国キューバのフィデル・カストロ国家評議会議長と親交があり、16年の死去の際には「中南米で最も偉大な人物で、兄のような存在だった」と別れを惜しんだ。友人の一人は「敵対する人とも関係を築く能力がある」と評する。

 3度結婚し、子どもは5人。サンパウロに拠点を置くサッカーの名門クラブの一つ、コリンチャンスのファン。「ルラ」は愛称で、イカを意味する。【サンパウロ中村聡也】

3077チバQ:2022/10/31(月) 17:39:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/c81bbe7086fcb691b71a6d886ebcda3bfd4171f0
ブラジル大統領にルラ氏返り咲き 最小差の大接戦、国民分断も
10/31(月) 15:45配信


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時事通信
30日、サンパウロで、ブラジル大統領選での勝利を受けて支持者を前に演説するルラ氏(AFP時事)

 【サンパウロ時事】ブラジルで30日、大統領選の決選投票が実施され、労働運動指導者出身で左派の元職ルイス・イナシオ・ルラ・ダシルバ氏(77)が現職で軍人出身の右派ジャイル・ボルソナロ氏(67)を退け、通算3度目の当選を決めた。

 得票率差1.8ポイントの大接戦だった。就任は来年1月1日で任期は4年。

 中央選管に当たる高等選挙裁判所(TSE)によると、ルラ氏は有効票の50.9%、ボルソナロ氏は49.1%を獲得した。1989年に大統領直接選挙が復活して以降、7度の決選投票が行われたが、今回が最も僅差の決着となった。

 ルラ氏はサンパウロで勝利宣言し、「分断された国家、常に紛争状態にある国に誰も住みたいとは思わない。この国は平和と統合を必要としている。国民はこれ以上のけんかを望んでいない」と強調。国民に連帯を呼び掛けた。

 今回の大統領選は、中道寄りの候補がしのぎを削った過去の選挙と異なり、正反対のイデオロギーがぶつかり合い、両陣営が罵倒を繰り返す異例の「汚い闘い」となった。選挙を巡る争いで死者も出ており、国民の間に深いわだかまりが残るのは避けられない。

3078チバQ:2022/11/01(火) 08:09:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/5df680cded29b9f93e2beb1039e4e8f3a50f3a06
左派政権、南米10カ国中7カ国に 「ピンク・タイド」最高潮 ブラジル大統領選
11/1(火) 7:10配信


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時事通信
(写真左から)コロンビアのペトロ大統領、ペルーのカスティジョ大統領、チリのボリッチ大統領(AFP時事)

 【サンパウロ時事】30日に実施されたブラジル大統領選決選投票で労働組合指導者出身のルラ氏が返り咲いたことにより、南米10カ国(カリブ海諸国に区分されるガイアナ、スリナムを除く)のうち7カ国が左派政権となる。

 南米の「ピンク・タイド」(ピンクの潮、共産主義化=赤化までいかない左傾化)は最高潮を迎えている。

 中南米は地政学的に「米国の裏庭」と呼ばれ、各国は伝統的に親米保守政権によって治められてきた。しかし、一向に改善しない汚職構造や社会格差に怒りを募らせた貧困層や中間層は、次第に「弱者の味方」を任じる左派に共鳴。2000年代、資源ナショナリズムの高まりとともにピンク・タイドが急速に広がった。

 その後、右派の揺り戻しがあったものの、最近では昨年7月、ペルーで教員組合指導者出身の急進左派カスティジョ氏が大統領に就任。今年3月にはチリで学生運動指導者出身のボリッチ氏が政権を取った。コロンビアでは8月にゲリラ出身のペトロ氏による同国初の左派政権が誕生した。

 もっとも、南米のほとんどの政権は左右を問わずポピュリズム(大衆迎合主義)色が強い。前回のルラ政権に代表されるように、市場経済にも十分配慮した穏健な社会民主主義路線を取っている。一方、ベネズエラやペルーのような急進派は経済や議会などの運営に行き詰まっており、急進主義が広がる余地は少ない。南米経済の最大のパートナーは既に米国から中国に移っており、米国の存在感は薄れるものの、世界のパワーバランスを大きく崩すには至らないとみられる。

3079チバQ:2022/11/03(木) 08:05:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/0fdf971f2e7f807134bcfd0185c09f5330e8d08b
エチオピア「ティグレ紛争」敵対行為の即時停止で合意…終結へ大きく前進
11/3(木) 3:01配信


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読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 【プレトリア=深沢亮爾】エチオピア政府と、政府軍と戦うティグレ人勢力の双方の代表者は2日、和平交渉が開かれた南アフリカの首都プレトリアで、敵対行為の即時停止を柱とする和平合意に署名した。エチオピア北部ティグレ州を中心に2020年11月に勃発した「ティグレ紛争」は終結に向けて大きく前進した。

 合意では、戦闘や政府軍による道路封鎖などで人道状況が極端に悪化した同州に対する支援再開も盛り込まれた。アフリカ連合(AU)特使として和平交渉を仲介したオルシェグン・オバサンジョ元ナイジェリア大統領は署名式典で「この瞬間は和平プロセスの終わりではない。合意を実行することが極めて重要だ」と述べた。

 紛争は、18年に就任したアビー・アハメド首相と前政権の支配勢力との政治対立をきっかけに始まり、政府軍とティグレ人勢力が激しい戦闘を繰り広げた。民族対立に起因する住民虐殺や食糧事情の悪化により、多数の市民が犠牲になった。

3080チバQ:2022/11/04(金) 08:14:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/b8a33a99021dc213ae125d88958ad08cbf3494fc
エチオピア内戦で停戦合意 深刻な食糧難「人道救助を加速」
11/3(木) 11:25配信


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毎日新聞
エチオピア内戦の和平合意に署名するエチオピア政府代表(左)と反政府勢力・ティグレ人民解放戦線の代表(右)=南アフリカ・プレトリアで2日、AP

 東アフリカのエチオピア北部ティグレ州を拠点とする旧与党勢力・ティグレ人民解放戦線(TPLF)と政府軍の内戦を巡り、2日、双方が和平合意に調印した。南アフリカの首都プレトリアで10月下旬からアフリカ連合(AU)の仲介で初の公式和平協議を行っていた。2020年11月から2年にわたって続く内戦が終結する見通しだが、合意が着実に履行されるかが課題だ。

【残された血痕、散乱する仮装グッズ…搬送される人も】

 和平協議にはナイジェリアのオバサンジョ元大統領やケニアのケニヤッタ前大統領が出席して調停に当たった。オバサンジョ氏は記者会見で「敵対行為の停止と武装解除で、当事者双方が正式に合意した」と述べた。和平協議は当初、10月25〜30日の予定だったが3日間延長され、難航していたとみられる。

 合意文書によると、政府とTPLFは即時停戦した上で、TPLF戦闘員の非武装化に向けた準備を始める。TPLFが実効支配するティグレ州に中央政府機関を復活させ、深刻な食料不足解決のための人道援助を加速させる。AUは今後も専門家を現地に派遣するなどして和平プロセスの監視に当たる。

 エチオピア国内では内戦の影響で500万人以上が食糧難に苦しむなど、人道危機が深刻化している。停戦により危機が解消されるかが注目される。【ヨハネスブルク平野光芳】

3081チバQ:2022/11/04(金) 08:17:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/4b5e6ee6882c42f500558c651eb41b8ba4083048
敗北の大統領支持者ら3万人が抗議デモ ブラジル、不満収まらず
11/3(木) 14:08配信


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毎日新聞
軍の施設前の通りを埋め尽くして抗議デモを行うボルソナロ大統領の支持者ら=サンパウロで2022年11月2日、中村聡也撮影

 南米ブラジルで2日、大統領選で敗北した右派、ボルソナロ大統領の支持者らが、各地の軍関連施設の前で選挙結果への不服を主張する抗議デモを行った。10月30日の決選投票で左派、ルラ元大統領が勝利して以降、ブラジルではトラック運転手らが道路を封鎖するなど、ボルソナロ氏支持派の不満が表面化している。

【抗議デモの様子を写真で見る】

 最大都市サンパウロ市にある陸軍の南東部軍司令部前。雨が降る中「秩序と進歩」との標語が記された緑、青、黄、白のブラジル国旗を背中にまとった人々が通りを埋め尽くした。

 「私たちの国旗は決して(ルラ氏が所属する労働者党のシンボルカラーの)赤にはならない」。ルラ氏を批判するシュプレヒコールが上がる中、上空では花火が鳴り続けた。選挙結果への軍の介入を促す内容のメッセージも掲げられた。地元メディアによると、約3万人が集まったとみられる。

 参加者の一人、エンジニアのマイサ・ペロドソさん(32)は、ボルソナロ氏が選挙前から繰り返した主張と同様に、根拠を示すことなく「選挙で不正が行われた」と断言。ルラ氏が過去に汚職事件で収監されたことを念頭に「ルラは世界一の汚職政治家」だと批判した。元軍警察官のエリオ・シルバさん(53)も「ルラを大統領にすれば、(左派のマドゥロ政権が独裁色を強める)ベネズエラのような国になる」とした上で、「ボルソナロは100%信頼できる男だ。票が盗まれただけだ」と不満を述べた。

 この日のデモは、首都ブラジリアに加え、リオデジャネイロなど26州中24州で行われた。地元メディアによると、これまでに暴動に発展したケースはないという。

 ◇抗議行動で幹線道路封鎖、依然106カ所

 ブラジルでは10月30日の決選投票後から、結果に反発したボルソナロ氏の支持者のトラック運転手が幹線道路を封鎖するなどの抗議デモを始め、物流や人の移動に影響が出た。警察当局によると、部隊を現地に派遣して道を空けさせるなどの対応を進めた結果、2日夜時点で776カ所の道路が全面開通したものの、依然として106カ所が封鎖されたりしている。

 ボルソナロ氏は1日、決選投票以降、初めて公に姿を現し、敗北を認めなかったものの「憲法を尊重する」と強調。側近のノゲイラ官房長官が「大統領は私に政権移行手続きを始めるよう許可した」と発言したことから、最高裁判所は同日、ボルソナロ氏が「選挙結果を認めた」との声明を発表した。ボルソナロ氏は事実上、敗北を認めた形となっている。

 ボルソナロ氏は2日、ツイッターに動画を投稿し、道路を封鎖する抗議行動に関して「経済的損失が出ており、往来の権利も尊重しなければならない」と述べ、やめるよう支持者に求めた。一方、軍施設前で行われたデモには言及しなかった。ボルソナロ氏は1日の会見で「平和的な抗議はいつでも歓迎される」と述べており、デモはこれに該当すると判断しているとみられる。【サンパウロ中村聡也】

3082とはずがたり:2022/11/08(火) 14:00:56

イランと北朝鮮を含めて悪の枢軸っぽくなってきてるロシア・シリアだが,勿論全面戦争を煽ってる訳ではない。シリアとかアサドは排除したいがトルコとロシアの共同統治とかありかも。クリミア半島もウクライナでは無くトルコに返還すべき面もあるので露ウ土三国共同統治とか面白いかも。

ウクライナ、シリアと断交 親ロ派地域の独立承認受け
2022年6月30日 11:48 発信地:キーウ/ウクライナ [ ウクライナ シリア 中東・北アフリカ ロシア ジョージア ロシア・CIS ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3412179

3083チバQ:2022/11/09(水) 17:37:16
https://www.sankei.com/article/20221109-E3OA4QVQXFOURBDKD4VPOE2TV4/
左派政権、全市長職獲得 独裁色深めるニカラグア
2022/11/9 14:29
国際
米州
中米ニカラグアのメディアは8日までに、6日に行われた全国の市長選で、独裁色を深める左派オルテガ政権の与党サンディニスタ民族解放戦線(FSLN)の候補が全国153すべての市長職を獲得したと報じた。選挙前に野党候補の拘束など恣意的な妨害があったとして米州人権委員会が懸念を表明していた。

2021年に行われた大統領選でも野党候補が相次いで拘束されオルテガ大統領が連続4選を決めた。政権は三権を掌握しており、全体主義をさらに深める。主要紙プレンサ(電子版)はニカラグアが「中米の北朝鮮」だと糾弾する専門家の声を引用した。(共同)

3084チバQ:2022/11/20(日) 19:43:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/66dbbe49d71395d45b703627e7011074e03d78cb
COP27議長国エジプト 強気の運営、各国からの評判下げる
11/20(日) 18:17配信


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毎日新聞
COP27の議長として記者会見するエジプトのシュクリ外相=エジプト東部シャルムエルシェイクで2022年11月19日、岡田英撮影

 「議長国エジプトの仕切りは強引だ。ここは2国間交渉の場ではない」。20日に閉幕したエジプト・シャルムエルシェイクでの国連気候変動枠組み条約第27回締約国会議(COP27)。終盤を迎えた19日深夜、ある先進国のベテラン交渉官は鬱積した不満を打ち明けた。会期が延長された中で会場の撤去作業だけは早々に始まったことも、今回のCOP運営のちぐはぐさを象徴していた。

 強権的なシシ大統領が率いるエジプト政府は、国際社会から注目されるCOPの開催を国力アピールの好機と捉えていた模様だ。しかし、各国代表団からは「長年の気候変動交渉の流れを踏まえずに議事を進めている」「思い込みが強い」との厳しい見方があった。会期終盤、議長国による決定文書案の提示が遅いのに結論を急ごうとして反発を招くなど、狙いとは逆に評判を下げる結果となった。

 各国の不満に対し、議長を務めたシュクリ外相は19日午前の記者会見で「問題は締約各国の意思にかかっている。前進する責任を負うべきは各国だ」と強気に訴え、交渉の難航は連帯責任とほのめかした。シュクリ氏は閉幕に際し成果を誇ったが、欧州連合(EU)のティメルマンス上級副委員長(気候変動対策)は「人々と地球にとっての十分な前進ではない」と直言し、冷や水を浴びせた。

 エジプトでは2011年の民主化要求運動「アラブの春」でムバラク独裁政権が崩壊した。その後の選挙で誕生したイスラム色の濃いモルシ政権を軍が排除し、14年に誕生したのが軍出身のシシ氏の政権だ。長期政権を目指して治安維持を最優先とし、人権侵害や言論抑圧は日常化している。COP会期の前半には、獄中でハンガーストライキを続ける民主化活動家の早期釈放を求める声が欧米から強まり、外交問題となった。

 エジプトは今年9月、36年の夏季オリンピック開催国に立候補する方針を発表している。実現すればアラブ、アフリカ諸国で初となるが、大規模な国際イベントの開催は国の成熟度をさらけ出す「もろ刃の剣」。COPの教訓を生かせるかが、エジプトの今後を左右するとみられる。【シャルムエルシェイク真野森作】

3085チバQ:2022/11/21(月) 16:25:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/30384ffddaa9a31571a3098ca64bcf6fc2b4a7f2
43年君臨の大統領、再選へ アフリカの産油国・赤道ギニア
11/21(月) 15:23配信


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時事通信
赤道ギニアのヌゲマ大統領=2019年11月、パリ(AFP時事)

 【マラボAFP時事】ヌゲマ大統領(80)が43年間政権を維持するアフリカの産油国、赤道ギニアで20日、大統領選の投票が実施された。

 6期目を目指すヌゲマ氏の勝利が確実視されている。

 選挙戦にはこのほか、唯一認められた野党の候補1人のほか、ヌゲマ氏の与党と連携する党からも元閣僚1人が出馬しているが、後者は勝利の見込みのない「ダミー候補」と目されている。

3086チバQ:2022/11/26(土) 17:56:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/136bc361996afe8b464ff26bb18d84750d86c59a
ペルー首相にチャベス氏 1年余りで5人目
11/26(土) 6:06配信


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時事通信
25日、ペルーの首都リマで、チャベス新首相(右)と握手するカスティジョ大統領(ペルー大統領府提供)(EPA時事)

 【サンパウロ時事】南米ペルーのカスティジョ大統領は25日、国会で多数を占める野党とのあつれきで辞任したトレス前首相の後任に、ベッツィー・チャベス文化相を任命した。

 昨年7月に発足した左派のカスティジョ政権は政権基盤が脆弱(ぜいじゃく)で、野党の圧力で閣僚が次々と辞任。チャベス氏は1年余りで5人目の首相となる。

3087チバQ:2022/11/27(日) 08:23:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/ef6e93100f1fb1b37d73e5471147bd9d8273f5ed
クーデター阻止 サントメ・プリンシペ
11/26(土) 15:10配信


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時事通信
アフリカ西部の島国サントメ・プリンシペのトロボアダ首相=9月26日(EPA時事)

 【リーブルビル(ガボン)AFP時事】アフリカ西部ギニア湾の島国サントメ・プリンシペのトロボアダ首相は25日、軍がクーデターを阻止したと発表した。

 逮捕者には前国会議長が含まれているという。

3088チバQ:2022/11/28(月) 13:36:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/16af149fd5b2ac11dee0880e3c296a275579a39e
80歳大統領が6選、半世紀君臨へ 赤道ギニア 世界最長の現役首脳
11/28(月) 8:00配信

朝日新聞デジタル
赤道ギニアのヌゲマ大統領=ロイター

 アフリカ中部、赤道ギニアのヌゲマ大統領(80)が6選目を決めたと26日、同国の選挙管理委員会が発表した。AFP通信が伝えた。ヌゲマ氏は43年にわたって同国の最高権力者を務めており、同通信によると、君主をのぞいて世界最長の現役首脳という。同氏はさらに7年間、大統領を務めることになる。


 報道によると、大統領選の投票が行われたのは20日。投票率は98%に上り、ヌゲマ氏は得票率94・9%の圧勝だったという。同時に行われた議会選挙では、同氏が率いる与党連合が上院と国民議会の全議席を獲得したという。

 赤道ギニアは1968年にスペインから独立。ヌゲマ氏は79年にクーデターで権力を掌握した。同国は90年代から進めてきた油田開発による石油収入が豊富だが、独裁的なヌゲマ氏の一族が私物化していると指摘されている。(ヨハネスブルク=遠藤雄司)

朝日新聞社

3089チバQ:2022/12/05(月) 15:10:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/4cf519e137800114068118d43b085893dd3aa032
地域の平和維持部隊創設へ 相次ぐクーデター受け 西アフリカ諸国
12/5(月) 14:15配信
 【アブジャ・ロイター時事】西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)加盟国は4日、ナイジェリアの首都アブジャで首脳会議を開催し、治安回復を目的に加盟国に介入できる地域的な平和維持部隊を創設することで合意した。

 ECOWAS管内では過去2年間でブルキナファソなど複数の国でクーデターが発生。部隊創設には、テロ対策や憲法にのっとった政府の確立に尽力する狙いがある。

3090チバQ:2022/12/09(金) 10:13:50
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022120900314&amp;g=int&amp;utm_source=top&amp;utm_medium=topics&amp;utm_campaign=edit
カスティジョ前大統領に「反逆罪」 メキシコ亡命失敗―ペルー
2022年12月09日09時38分

ペルーのカスティジョ前大統領=11月29日、サンティアゴ(AFP時事)
ペルーのカスティジョ前大統領=11月29日、サンティアゴ(AFP時事)

 【サンパウロ時事】南米ペルーで7日に罷免されたカスティジョ前大統領について、検察は8日、反逆罪などに問う方針を明らかにした。カスティジョ氏には汚職疑惑が浮上中。7日に国会で罷免決議案が採決される直前に国会解散を宣言したが、憲法に反する命令を出したとして国家警察に拘束された。
ペルーのカスティジョ大統領が失職 国会解散命じ拘束、後任は初の女性

 カスティジョ氏は拘束時、亡命のため家族とともにメキシコ大使館に向かっていたという。メキシコは伝統的に亡命に寛容で、失脚した中南米の指導者の「駆け込み寺」となっている。
 検察は裁判所に対する拘束請求で、国会解散宣言などの憲法を逸脱した一連の行動について「国家権力と憲法秩序に対する犯罪で、反逆あるいは陰謀罪に当たる」と指摘。7日間の身柄拘束継続を求めて認められた。

3091チバQ:2022/12/11(日) 08:59:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/c8c877148e7279b65bbcf91644b988f42724fd93
主要政党ボイコット 議会選まで1週間 チュニジア
12/11(日) 7:04配信
時事通信
チュニジアのサイード大統領=11月1日、アルジェ(AFP時事)

 【カイロ時事】チュニジアで17日に投票が行われる議会選まで1週間に迫った。

 しかし、主要政党はボイコットを決定し、影響力を持つ労働組合は議会選の意義を否定。選挙への「不参加」を通じ、「独裁化」が懸念されるサイード大統領に抵抗しようとしている。

 サイード氏は「政治改革」と称し、7月に憲法改正の国民投票を行った。投票率わずか3割で、議会や司法の権限を大統領に集中させた。

 選挙法も議会選に先立つ9月に改定。議席数をこれまでの217から161に減らし、比例代表制を廃止した。米シンクタンクのカーネギー国際平和財団は「政党をひどく弱体化させる」と狙いを読み解いた。個人が立候補しづらい制度でもあると指摘し「チュニジアの民主主義に新たな打撃を加える」と警鐘を鳴らした。

 こうした経緯を踏まえ、サイード氏の政敵で議会最大勢力だったイスラム主義政党アンナハダをはじめ各党が候補者擁立を見送った。中東専門のウェブサイト「アルモニター」によれば、ボイコット表明は既に12政党に広がり、目立った選挙活動もないまま「重苦しい空気」が漂う異様な選挙戦となった。

 チュニジアは2011年に民主化を実現し「民主化運動『アラブの春』唯一の成功例」と称賛されたこともある。サイード氏が昨年7月に議会を停止して以降、急激な後退が指摘されている。

 ロイター通信によると、チュニジア労働総同盟(UGTT)のヌレディン・タブビ事務局長は3日、支持者に対し、今回の議会選は「色も味もない」と語り掛けた。国民の合意を欠いた選挙の強行に不信感は強い。UGTTはちょうど7年前の12月10日、アラブの春での努力が評価され「チュニジア国民対話カルテット」の一員としてノーベル平和賞を受賞した。

3092チバQ:2022/12/11(日) 23:30:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/a797bbaac26fb5de68ada2d88436e340a9bcb3bd
ペルー議会、大統領を罷免 解散宣言を無視
12/8(木) 4:59配信


AFP=時事
ペルーの首都リマで、演説するペドロ・カスティジョ大統領。ペルー大統領府提供(2022年12月6日撮影、同日提供)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】ペルー議会は7日、ペドロ・カスティジョ(Pedro Castillo)大統領の罷免を求める弾劾決議案を採択した。カスティジョ氏はこの直前に議会の解散を宣言していたが、議会はそれを無視し採決を断行した。


 元教員のカスティジョ氏は、昨年の大統領選でケイコ・フジモリ(Keiko Fujimori)氏に対し予想外の勝利を収め同年7月に就任したが、度重なる内閣改造や複数の汚職捜査、反政府デモといった波乱が続き、今回の弾劾投票は3度目だった。

 カスティジョ氏は議会の投票に先立ち行った国民向けテレビ演説で、議会を一時的に解散し、「特別緊急政府を設置する」と発表。9か月以内に新しい憲法を起草するため早急に新たな議会を招集するとし、それまでは「行政命令によって統治」を行うと説明した。また、同日より午後10時〜午前4時の外出禁止令を全国に発令すると宣言した。

 ディナ・ボルアルテ(Dina Boluarte)副大統領はツイッター(Twitter)への投稿で、大統領の発表を「クーデター」と非難。議会の投票では、130議員のうち101人がカスティジョ氏の弾劾に賛成した。【翻訳編集】 AFPBB News


https://news.yahoo.co.jp/articles/31eb4cebe1056bf0f12cd5cbe7f221b2491dec97
カスティジョ大統領罷免 「国会解散宣言」で身柄拘束 ペルー
12/8(木) 5:14配信

時事通信
ペルーのカスティジョ大統領=9月20日、ニューヨーク(AFP時事)

 【サンパウロ時事】南米ペルーの国会(一院制、定数130)は7日、急進左派のカスティジョ大統領が「倫理的に不適任だ」とする罷免決議案を採決し、必要な3分の2を上回る101票の賛成で可決した。


 カスティジョ氏は失職し、ボルアルテ副大統領が職務を引き継いだ。

 カスティジョ氏は罷免を免れるため、採決に先立ち、国会を「一時的に解散する」と宣言。国家警察は憲法に反する命令を出したとして、同氏の身柄を拘束した。

 ペルーでは政党間の対立で政情不安が続いている。大統領は2018年3月にクチンスキ氏が汚職で罷免直前に辞任後、ボルアルテ氏で5人目。21年7月に発足したカスティジョ政権でも、国会の過半数を占める中道・右派の野党勢力の圧力で首相が4人交代した。

3093チバQ:2022/12/11(日) 23:32:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/20ddea8ad525cc45d67994cea9bad4c547a7470a
ペルー大統領を罷免 副大統領が初の女性大統領に昇格
12/8(木) 8:25配信

産経新聞
【ニューヨーク=平田雄介】南米ペルーの議会(一院制、130議席)は7日、急進左派のカスティジョ大統領を弾劾する罷免決議案を採決し、必要な3分の2を上回る101票の賛成で可決した。カスティジョ氏は失職し、規定によりディナ・ボルアルテ副大統領(60)が職務を引き継いで昇格、同国初の女性大統領に就任した。AP通信が伝えた。

決議は、罷免理由をカスティジョ氏の「恒久的な道徳的無能力」と説明。反対は6票に止まり、10人が棄権した。同氏は昨年7月に就任したが、首相や閣僚の交代が相次ぎ政権を安定させられず、罷免決議の提案も今回が3回目だった。

採決に先立ち、カスティジョ氏は大統領として「議会の一時解散」と「臨時政府の樹立」を発表した。これを受けて、政府の独立機関である行政査察官事務所は「クーデターとしか言いようがなく、ペルーは憲法崩壊の最中にある」との声明を出した。憲法に反する命令を出したとして、国家警察が同氏の身柄を拘束した。

ボルアルテ氏は就任宣誓に際し「クーデターが試みられたが、制度にも街頭にも反響はない」と述べ、国民を結束する政権を樹立するための政治的休戦を議会に呼びかけた。

議会は野党優位で与野党が鋭く対立。現地メディアは、政治の混乱は今後も続くとみている。


https://news.yahoo.co.jp/articles/0fa0f28313a4884029cf4c2e28b0110de710d95e
ペルー大統領罷免 議会の解散宣言を無視され…身柄も拘束
12/8(木) 11:22配信

毎日新聞
ペルーのカスティジョ大統領=リマで2022年10月11日、AP

 南米ペルーの議会は7日、急進左派のカスティジョ大統領の弾劾決議案を賛成多数で可決し、同氏を罷免した。議会で野党勢力が過半数を占める「ねじれ」の状況で苦しい政権運営を強いられていたうえに、汚職疑惑などで求心力が低下していた。ボルアルテ副大統領が同日、大統領に昇格した。ボルアルテ氏は同国史上初の女性大統領。

 カスティジョ氏は弾劾の採決に先立ち、罷免を免れるため一時的な議会の解散と臨時政府の樹立を宣言したが、議会は採決に踏み切った。国家警察は同日、カスティジョ氏の行為が「憲法に違反する」として身柄を拘束した。ペルー憲法の規定は、議会が2度にわたり内閣不信任決議をすると大統領が議会を解散できるとしており、要件を満たさずに議会解散を試みたことを違憲とみなしたとみられる。検察当局は同日、国家と憲法秩序に反逆した疑いで、予備的捜査を開始すると明らかにした。

 元小学校教師のカスティジョ氏は労組の活動家も務め、2021年大統領選では格差是正を訴えて貧困層を中心に支持を集めた。同年6月の決選投票で、日系2世のアルベルト・フジモリ元大統領の長女で中道右派の野党党首、ケイコ・フジモリ氏を僅差で破り初当選。翌7月に5年ぶりの左派大統領として就任した。任期は5年だった。

 だが、就任後すぐに中道、右派の野党勢力が過半数を占める国会との対立が激化し、5回にわたり内閣改造を余儀なくされた。今年6月末には方向性の違いで対立していた急進左派の与党から離党。自身の汚職疑惑にも見舞われ支持率は20%台に低迷していた。弾劾決議案は今回を含め3度出されていた。

 ペルーでは16年以降、汚職疑惑などで大統領の交代が相次いでいる。ボルアルテ氏の就任で約6年で6人目の大統領となった。

 カスティジョ氏の行為について、ペルー・カトリカ大のカセリン・セガラ教授(政治学)は、1992年に少数与党で政権運営に行き詰まっていたフジモリ氏が憲法を停止して議会を閉鎖した「『自主クーデター』のような意図があった」と指摘。ただ、閣僚のほか、軍や警察が反発したことで「試みは無効化された」との見方を示した。今後の見通しについては「各政党間の対立が続くペルーでは連立を組むことが難しい」とした上で「混乱がすぐに収まるかは不透明だ」と述べた。

 ペルーの議会は1院制で定数は130。今回の弾劾決議案は「道徳的に(大統領として)適任ではない」ことを理由とし、1日に審議に向けた手続きを開始。可決には定数の3分の2に当たる87票以上の賛成が必要で、地元メディアによると、採決では賛成が101票、反対が6票、棄権が10票だった。【サンパウロ中村聡也】

3094チバQ:2022/12/12(月) 18:04:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/25e6fc2226c901821bc310680b92fdca7f89eb1e
政情不安が続く南米ペルー 総選挙要求の抗議全土に波及
12/12(月) 15:33配信


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AP通信

リマ、ペルー、12月12日 (AP) ― 政情不安が続く南米ペルーでは12月11日、就任したばかりのディナ・ボルアルテ新大統領の辞任を求める群衆の抗議行動が全国に波及、死者が出る事態に発展した。
 群衆は総選挙の実施と合わせて、7日に議会に罷免されたペドロ・カスティジョ前大統領の自由を要求している。
 ペルー全土を揺るがす抗議運動は、特にカスティジョ氏の支持基盤である農村部で過熱。群衆は警察署に放火、軍が利用する飛行場を荒らし、町中をデモ行進した。アンデス山中の村で行われた抗議デモの最中に、15歳の少年が負傷、死亡した。
 一方、首都リマの議会周辺では、数千人規模のデモ隊の一部が治安部隊と衝突。
 カスティジョ前大統領は議会を解散し、政府を一方的に支配しようとしが、議会により追放され、反乱罪で逮捕された。
 ペルーでは過去6年間に6人の大統領が、入れ代わり立ち代わり就任しており、2020年には議会が弾劾権を濫用。1週間に3人の大統領が誕生するという、異常事態が発生したこともある。

(日本語翻訳・編集 アフロ)

3095チバQ:2022/12/14(水) 17:09:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/ea764c3f9556661c1197395f46f6c08c21612a15
南ア大統領、弾劾回避 党首選で再選の公算
12/14(水) 14:22配信


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時事通信
南アフリカのラマポーザ大統領=6日、ケープタウン(EPA時事)

 【ケープタウンAFP時事】南アフリカの国会は13日、不正資金疑惑が浮上しているラマポーザ大統領(70)に対する弾劾手続きの開始を求める動議を否決した。

 大統領は罷免の可能性を免れ、アフリカで最も工業化が進んだ同国の政治が不安定化する事態は回避される見通しだ。

 動議は与党アフリカ民族会議(ANC)所属議員らが大統領を支持したため、反対214票、賛成148票、棄権2票で否決された。ANCは近く開く党大会で議長(党首)を選ぶが、リスク分析会社のアナリストは「党内に他の有望な人材がいない」として、ラマポーザ氏が再選されると予測した。

3096チバQ:2022/12/18(日) 09:23:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/8e89282fc7d33ca7471ac54d28405066da08cd07
「首相は操り人形と化した」…対中傾斜強まるソロモン、「中国に仕事奪われ」若者は昼から飲酒
12/17(土) 7:37配信
読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 南太平洋の島国、ソロモン諸島が中国への傾斜を強めている。今年4月には安全保障協定を締結し、米国やオーストラリアは強い懸念を表明している。外交政策の転換は、住民の生活にも大きな変化を及ぼしている。(ソロモン諸島ホニアラ 安田信介、写真も)


 中国系の商店が立ち並ぶ首都ホニアラのチャイナタウン。店のシャッターは閉じ、窓は割れ、建物の壁は黒焦げだ。マナセ・ソガバレ首相を名指しし「辞めろ」などの落書きも目に付く。

 昨年11月、中国寄りのソガバレ首相に抗議するデモの一部が暴徒化した。夫がスーパーで働いていたという女性(38)は、うつろな表情で「商売あがったりだ」と嘆いた。

(写真:読売新聞)

 ソガバレ政権は2019年9月、台湾と断交し、中国との国交樹立を発表した。今年4月に締結した安全保障協定は中国軍の派遣を可能にするとされ、軍事拠点となる可能性が指摘される。

 人口約70万人の小国は、なぜ中国に接近したのか。

穴だらけの道路
 ホニアラの国際空港の近くに、「中国援助」と書かれた青いゲートが立つ。来年に開かれる太平洋諸国の競技会で使われるスタジアムだ。米ワシントン・ポスト紙によると、中国の国営企業が約5000万ドル(約68億円)をかけて建設を進めている。

 ソロモン諸島の1人当たり国民総所得(GNI)は2300ドル(21年)で、南太平洋の島嶼(とうしょ)国で最低クラスだ。インフラ整備も進まず、首都の道路ですら穴だらけで渋滞が多発している。

 農村開発省のサムソン・ビウル次官は「(米豪など)西側諸国の支援は人材育成ばかり。中国はモノを造ってくれる。インフラが整備されれば、産業も誘致できる」と強調する。

 一方、国交樹立時を知る政府の元高官は「中国企業がソロモンで利益を得るために対中傾斜を後押ししている。ソガバレ氏はその操り人形と化している」と明かす

中国企業へ不満
暴動の跡が残るチャイナタウン(10月24日、ホニアラで)

 住民からは、中国企業への不満も出ている。

 ホニアラの廃棄物最終処分場では、養豚を営むリンドラ・ダニさん(38)が残飯を拾い集めていた。豚の餌にするという。

 以前は台湾の農場が豚を買ってくれたが、断交で撤退。代わって進出した中国の農場は労働者を本土から連れてきて養豚に従事させた。ダニさんは販路を失い、収入は半減し、豚の餌が買えなくなった。「中国は我々の仕事を奪った」と憤る。

 ホニアラ郊外の農村にある教会で牧師を務める男性(52)によると、中国系の大規模な農場ができ、地元で採れた野菜は価格で太刀打ちできなくなった。失業者や学校に行けない子供が増え、昼から飲酒している若者も多い。

 主産業の材木の輸出でも、「中国企業が利益を独占し、地域に還元しないケースが多い」(外交筋)という。シンガポールの調査会社による昨年の暴動後の世論調査では、「中国と自由な民主主義国のどちらと連携すべきか」との質問に対し、「中国」とした回答はわずか9%だった。

 牧師の男性は「この国は一体どこへ向かっているのか」と不安そうに話した。

軍事拠点化 米豪が疑念
 ソロモン諸島は南太平洋の戦略的要衝に位置し、中国と締結した安全保障協定は、米国や豪州の強い反発を呼んだ。米国家安全保障会議(NSC)インド太平洋調整官のカート・キャンベル氏は4月、ソガバレ氏との会談で、中国軍が駐留するなどした場合、「相応の対応を取る」と警告した。

 安保協定を結んだ背景には、暴動が続くソロモン諸島の国内事情がある。1998年末に激化した部族対立で当時の首相が武装勢力に拘束され、2006年には新首相就任に反対する暴動が起きた。ソロモン諸島は軍隊を持たず、治安維持に不安を抱える。中国との安保協定について、元首相のダニー・フィリップ氏は「国内の治安維持を想定したもの」と指摘する。

 それでも中国が軍事拠点化を進める疑念は払拭(ふっしょく)しきれない。危機感を強めた米国は今年に入り、ウェンディー・シャーマン国務副長官ら高官を派遣。2月には、1993年に閉鎖した大使館の再開を発表した。

 豪州も10月、ソロモン諸島の治安維持活動などへの支援を表明。太平洋地域の島嶼(とうしょ)国などへの支援も4年間で約9億豪ドル(約830億円)増やすと発表した。

 ソロモン政府関係者は「米中対立の間で我々は重要なポジションを得た。これを最大限に利用して双方から支援を得られれば、国民に良い生活をもたらすことができる」ともくろみを明かした。

3097チバQ:2022/12/19(月) 10:49:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/6b480a34334a7a8266fe5b3c467c52c342e6a0d3
フィジー与野党、過半数届かず 首相決定に向け駆け引き 議会選
12/18(日) 20:12配信
 【スバAFP時事】太平洋の島国フィジーで14日に行われた議会選挙(定数55)で、選挙管理委員会は18日、バイニマラマ首相率いるフィジーファースト党と野党連合のそれぞれが26議席を獲得したと明らかにした。

 いずれも過半数に届かなかった。今後政党間の駆け引きで次期首相が決まるとみられる。

 バイニマラマ氏は中国寄りの一方、野党連合代表は中国との関係を弱めたいとしている。フィジーでは過去35年で4回のクーデターがあった。

3098チバQ:2022/12/20(火) 08:58:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/8c81de6bc0e2ef733d1588f31cfe52821b60dd5a
ペルー、首相交代で再組閣の意向 ボルアルテ大統領、デモ死者増で
12/19(月) 14:45配信
 【ブエノスアイレス共同】ペルーのボルアルテ大統領は18日、近くアングロ首相を交代させ、再組閣する意向を示した。現地メディアが報じた。カスティジョ前大統領が反逆容疑で逮捕されたことに抗議するデモが激化、当局との衝突による死者の増加を受け、事態収拾のためデモ参加者らとの対話につながる顔ぶれにしたいとした。

 死者は25人に上った。ボルアルテ政権は10日に発足したばかりだが、コレア教育相とペレス文化相がデモ隊の死者増加に抗議し16日に辞任の意向を示していた。ボルアルテ氏は再組閣を19日か20日にも実施したいとした。

3099チバQ:2022/12/20(火) 23:36:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/19c962bb1e9dfa07952cbb36e996694de372c937


ラマポーザ大統領、党首に再選 南ア与党ANC
12/19(月) 21:02配信

時事通信
19日、南アフリカ最大都市ヨハネスブルクで、与党アフリカ民族会議(ANC)の議長(党首)に再選されたラマポーザ大統領(AFP時事)

 【ロンドン時事】南アフリカのラマポーザ大統領は19日、与党アフリカ民族会議(ANC)の議長(党首)に再選された。

 2024年に行われる総選挙で勝利を目指すことになる。

 現地からの報道によると、16日からヨハネスブルクで開かれている党大会での議長選で、ラマポーザ氏はムキゼ前保健相を破った。議長の任期は5年。ラマポーザ氏の報道官は、選挙結果について「大統領はとても勇気づけられている」と述べた。 


https://news.yahoo.co.jp/articles/d2bc2203ce5469e0e03674d4f78afc64352f0767
ラマポーザ氏の党首再選焦点 資金疑惑が浮上 南ア与党
12/17(土) 7:32配信
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ラマポーザ氏の党首再選焦点 資金疑惑が浮上 南ア与党
12/17(土) 7:32配信


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時事通信
南アフリカのラマポーザ大統領=6日、ケープタウン(EPA時事)

 【ロンドン時事】南アフリカの与党アフリカ民族会議(ANC)は、16日から5日間の日程で党大会を開く。

 ラマポーザ大統領が議長(党首)に再選されるかが最大の焦点。ラマポーザ氏に対しては、多額の現金を隠し持っていた疑惑が浮上しているほか、低迷する経済やエネルギー危機などへの批判も高まっている。

 ラマポーザ氏は副大統領時代の2017年、ズマ大統領(当時)の元妻を破ってANC議長となり、翌年に大統領に選出された。ズマ氏が汚職疑惑を受けて辞任したことから、実業家出身のラマポーザ氏には腐敗根絶や経済再生への期待が強かった。

 ところが、議長選間近になって浮上したのが資金疑惑だ。現地からの報道によれば、20年2月にラマポーザ氏所有の農場から多額の現金が盗まれたが公表されず、今年6月になって元情報機関トップの告発で明らかになった。「深刻な法令違反の恐れがある」とする独立調査委員会の結論を踏まえ、国会で審議が続いたが、弾劾手続きの開始を求める動議は今月13日、与党の反対多数で否決された。

 一方、経済も低迷しており、今年7〜9月期の若者の失業率は60%近くに上る。慢性的な電力不足も深刻で、国営電力会社トップが最近、辞任を表明した。

 南アでは24年に総選挙を控えているが、ANCは昨年の地方選で民主化後初めて過半数を割り込むなど、支持者離れが顕著。ラマポーザ氏は再選が有力視されているものの、疑惑を払拭(ふっしょく)できないまま党を再生できるかは不透明だ。

3100チバQ:2022/12/20(火) 23:36:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/8db9a1716a6b44d59347b334d7617f0893c6e6fe
フィジー、政権交代へ 野党3党が連立合意
12/20(火) 18:10配信
 【シドニー共同】南太平洋フィジーで行われた議会総選挙で、ランブカ元首相が率いる人民連盟と、国民連邦党、社会民主自由党の野党3党が20日、連立政権を樹立することで合意した。政権交代となる。地元メディアが報じた。21日にもランブカ氏を首相に選出するとみられる。

 軍政も含め約16年続いたバイニマラマ政権が終了することになる。ただ、フィジーでは1970年の独立以降4回のクーデターが起きている。権力移行が円滑に進むかどうかは不透明だ。

3101チバQ:2022/12/21(水) 00:03:10
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/business/jiji-221220X776.html
事実上の債務不履行に=物価高進で苦境―西アフリカ・ガーナ
2022/12/20 09:18時事通信

 【ワシントン時事】西アフリカのガーナは19日、一部の対外債務の支払いを停止すると発表した。事実上の債務不履行(デフォルト)となる。同国はカカオ豆や金の有力産地。ロシアのウクライナ侵攻に伴うエネルギー・食料価格高騰でインフレ率が年50%超に達し、通貨セディも乱高下するなど経済運営が厳しさを増す中、返済に行き詰まった。

 ガーナ財務省によると、返済が停止される対外債務は、外貨建て国債や商業融資、大半の2国間融資。世界銀行のデータによると、2021年のガーナの対外債務は総額で361億8200万ドル(約5兆円)と、コロナ禍前となる19年の約270億ドルから膨張した。

3102チバQ:2022/12/21(水) 18:44:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/f169aea12d444fbd4c123e94a4a36c98aaa33d01
混乱続く大統領罷免のペルー 生活苦が庶民の抗議拡大
12/21(水) 18:19配信

産経新聞
【ニューヨーク=平田雄介】南米ペルーで7日に急進左派の前大統領カスティジョ氏が罷免され、支持基盤の地方を中心に抗議デモが拡大した。治安部隊との衝突で21人が死亡、空港や道路の閉鎖により日本人観光客を含む10万人に影響した。同氏の復帰を求めて始まったデモは、新型コロナウイルス禍やロシアのウクライナ侵略に伴う経済的打撃による不満の受け皿ともなり、一部が暴徒化した。

暴徒は南部のアヤクチョやクスコの空港などを一時占拠したほか、各地で道路を封鎖したり、公共施設に放火したりした。この影響で、世界遺産のマチュピチュ遺跡やクスコを訪問していた日本人観光客20人以上も足止めされた。現地外交筋によると、暴徒の大多数は「新型コロナ禍による失業や、ウクライナ侵略後の食料や燃料価格の高騰にあえぐ若者だった」という。

デモ隊は2026年予定の総選挙(大統領選、議会選)の前倒しも要求。副大統領から昇格し女性初の大統領となったボルアルテ氏は鎮静化を狙い、24年4月実施を可能にする憲法修正案を議会(一院制、130議席)に提出し、20日、定数の3分の2を超える90票の賛成を得て可決された。

抗議デモは、カスティジョ氏の支持者が多い地方の貧しい地域でなお散発的に起きている。同氏は北部カハマルカの貧しい農家の出身。フジモリ元大統領の長女ケイコ氏と対決し、「農夫と姫の戦い」と呼ばれた昨年6月の大統領選決選投票を競り勝ち、反エリート政治の象徴となった。

ただ、カスティジョ氏は政治経験に乏しく、大統領就任後は少数与党の議会運営に苦しんだ。首相や閣僚の交代が相次ぎ、自身の汚職疑惑も浮上。教育や医療の充実など公約も実現できず、最近の支持率は20〜30%台に低迷していた。

議会での罷免決議案採決に先立ち、カスティジョ氏は議会の一時解散と臨時政府の樹立を発表した。これは1992年のフジモリ元大統領による「自主クーデター(アウトゴルペ)の再現」と地元メディアで報じられた。しかし、貧困対策やテロ掃討作戦で成果を上げ、支持率が約80%まで上昇した「フジモリ元大統領との違いは大きかった」(政治アナリストのネルソン・マンリケ氏)のが実情で、カスティジョ氏のもくろみ通りには事は運ばなかった。

最高裁はカスティジョ氏の動きを「憲法違反」と宣言し、軍や警察も非難、閣僚も相次ぎ辞任した。罷免後、カスティジョ氏はメキシコへ亡命を試みたが、国家警察が反逆や陰謀などの容疑で身柄を拘束した。一方、メキシコのエブラルド外相はカスティジョ氏の妻と子供2人はリマのメキシコ大使館にいることを明らかにし、3人の亡命を受け入れるという。

左派政権のメキシコやコロンビア、アルゼンチン、ボリビアはカスティジョ氏を支持し、ボルアルテ新政権を承認していない。現地外交筋は「貿易交渉など今後の外交日程に影響が出る恐れがある」と指摘した。

3103チバQ:2022/12/22(木) 16:37:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/a23290e82e5642c72ca7a654381c58d5e01204f4
「ここがヘンだよ日本人」で知られるゾマホン氏が祖国・ベナン共和国の国会議員に立候補
12/22(木) 12:56配信

東スポWEB
ベナンで教育問題に取り組んできたゾマホン氏

 かつて「ここがヘンだよ日本人」(TBS系)などに出演して人気を博したゾマホン・ルフィン氏(58)が、祖国であるベナン共和国の国会「国民議会」の選挙に立候補することが分かった。来年1月8日に投票が行われるという。

 ゾマホン氏は、ベストセラーになった著書「ゾマホンのほん」「ゾマホン、大いに泣く」(河出書房出版)の印税をすべて使って、ベナンに「たけし小学校」「明治小学校」「江戸小学校」などの学校、日本語学校を8校つくった。ベナンと日本の懸け橋となり、多くのベナン人が日本に来るきっかけをつくってきた。

 第4代大統領のヤイ・ボニ氏は、日本をはじめアジア、オセアニアの11か国の全権大使をゾマホン氏に任せていた。

 ある商社マンは「当時、ベナンはアフリカで一番、治安の良い国であり、日本にとっても貿易しやすい国でした。しかし2016年に実業家出身のパトリス・タロン大統領が第5代大統領に就任してから独裁政治に代わり、国民の不満は募っています。貿易、外交がしにくい国に変わってきてしまったように感じます」と話す。

 また、ある国際ジャーナリストは「ヤイ・ボニ氏は、ゾマホンを民主党の希望の星として指名した。1月8日投開票の議員選挙に向け、ゾマホンはベナン各地を回り、選挙活動をしています。祖国ではゾマホンの人気は絶大なものとなっています」と語る。

 ゾマホン氏は「学校をつくり、無料教育を進めていきます。学校教育を強化して、国の教育水準を上げることは急務です。私は北京大学で学び、中国で7年、日本で30年弱の在住歴があります。リスペクトする日本の教育、文化、経済。日本での経験と人脈をベースにベナンをよくしていき、日本との外交をより強化して、ベナンを豊かにしていきたいです」と理念を語った。

東スポWEB

3104チバQ:2022/12/22(木) 18:41:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/b56ae545571927230f21119aaeb2fb141f16b7c5
フィジー首相、治安維持で軍を投入 総選挙で混乱と主張
12/22(木) 17:12配信


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ロイター
 12月22日、南太平洋フィジーのバイニマラマ首相は、法と秩序を守るため、国軍が警察を支援すると表明した。英グラスゴーで2021年11月、代表撮影(2022年 ロイター)

[22日 ロイター] - 南太平洋フィジーのバイニマラマ首相は22日、法と秩序を守るため、国軍が警察を支援すると表明した。

先週の総選挙で過半数を確保した政党がなく、人種間の対立に対する懸念が高まっているため、軍を配備したと説明している。

野党3党は連立で過半数議席を確保したと表明、人民連盟のランブカ元首相を首相に擁立することで合意した。バイニマラマ首相率いる与党フィジーファーストは敗北を認めていない。

バイニマラマ氏はフェイスブックに掲載した声明で、総選挙後にインド系住民が暴行を受けているとの報告があると主張、軍を配備したと表明した。野党は暴行の報告を疑問視し、証拠を示すよう訴えている。

ツイッターには「自分は完全に安全だと感じている」とのインド系住民の投稿が寄せられている。

バイニマラマ氏は、2006年にクーデターで全権を掌握。14年と18年の民主選挙で勝利し、16年間、首相を務めている。

フィジーでは過去に複数のクーデターが起きており、ランブカ元首相もクーデターを起こした。

ランブカ氏は「法を尊重し、政治のプロセスを妨げることなく継続すべきだ」とツイッターに投稿した。

地元メディアのフィジー・ビレッジによると、カトニベレ大統領は来年1月2日までに議会を招集する。新首相は議会で行う投票で50%以上の議員の支持を獲得する必要がある。

3105チバQ:2022/12/23(金) 09:24:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/a87a32b6928bc090aa518d7d8ce15daccb7cb173
政権移行巡り混乱 与党敗北認めず、治安部隊展開 フィジー
12/23(金) 7:11配信
 太平洋の島国フィジーで、与党フィジーファーストが14日に実施された議会選挙での敗北を認めず、連立合意した野党3党による新政権への移行を巡って混乱が生じている。

 バイニマラマ首相は22日、「選挙結果を受けて不穏な動きがある。法と秩序を維持する」と主張し、治安部隊を出動させた。

 議会選(定数55)の結果、フィジーファーストは26議席で過半数に届かなかった。これに対し、人民連盟、国民連邦党、社会民主自由党の3野党は20日、連立政権を組むことで合意した。

 一方、AFP通信やニュージーランドメディアによると、フィジーファーストの幹事長を務めるカイユム司法長官は21日、3野党の連立合意について「法的に実体がない」と批判し、与党の敗北を受け入れない姿勢を強調。「すべては議会での首相指名選挙で決せられるべきだ」と述べた。来年1月初旬までに見込まれる同選挙での巻き返し工作や、実施の引き延ばしを示唆した発言とみられる。

 警察・軍当局は22日、投石などの破壊行為や、インド系住民に対する民族差別が行われているとの理由で、治安部隊の展開を決めた。2006年のクーデター以来、実権を握ってきたバイニマラマ首相が延命を図るための動きとの見方がある。

 3野党側は反発し、首相が言及した「不穏な動き」の根拠を示すよう要求。次期首相候補とされる人民連盟のランブカ元首相は「永遠に統治することはできない」と円滑な政権移譲を訴えた。

3106チバQ:2022/12/25(日) 19:57:12
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/world/ASQDS5G4JQDNUHBI04N.html
フィジーで16年ぶり政権交代 クーデターで実権握った前首相が敗北
2022/12/24 18:00朝日新聞

フィジーで16年ぶり政権交代 クーデターで実権握った前首相が敗北

フィジーの首都スバで2022年12月24日、首相に就任したランブカ氏=AP

(朝日新聞)

 南太平洋のフィジーで24日、約16年ぶりに政権が交代した。14日にあった議会の総選挙(定数55、一院制)の結果を受け、1992〜99年に首相を務めたランブカ氏(74)が率いる人民連盟など、選挙前の野党3党が連立に合意。過半数の議席を確保し、24日の議会で同氏を首相に選出した。

 フィジーでは2006年、国軍司令官だったバイニマラマ氏(68)がクーデターで実権を掌握。14年の民政移管後も自らの政党フィジーファーストを率いて総選挙に勝利し、首相として国政を担ってきた。

 だが、今回の総選挙ではフィジーファーストは26議席と過半数割れ。第三極の野党として選挙に臨んだ社会民主自由党(3議席)との連立をめざしたが、同党が野党2党と組むことを選んだため、政権を失った。

 AFP通信やニュージーランドメディアによると、24日の議会では28票対27票の僅差(きんさ)でランブカ氏への投票が上回った。

3107チバQ:2022/12/27(火) 14:11:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/422033389ab77e6ac29bd75f8bbd11268aef5fc2
「国を破壊」と大統領批判 ノーベル平和賞の医師 コンゴ
12/27(火) 13:32配信


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時事通信
2018年のノーベル平和賞を受賞したコンゴ(旧ザイール)の医師デニ・ムクウェゲ氏=2021年6月、パリ(AFP時事)

 【ブカブ(コンゴ)AFP時事】2018年のノーベル平和賞を受賞したコンゴ(旧ザイール)の医師デニ・ムクウェゲ氏は26日、東部の治安情勢に絡み「国を破壊する」とチセケディ大統領を強く非難する声明を出した。

 「安全保障を外国軍、しかもこの国を裏から不安定化させている国の軍に委ねようとしている」と訴えた。

 コンゴ軍だけでは東部の武装勢力を掃討できないと判断したチセケディ氏は周辺6カ国と構成する「東アフリカ共同体(EAC)」に平和維持部隊派遣を要請した。しかし、EACには東部の武装勢力を裏で操ると非難されるルワンダやウガンダも加盟している。

 ムクウェゲ氏は長年、武装勢力による性被害に遭った女性を助ける活動を東部で続けてきた。声明は、18年の大統領選でチセケディ氏の対抗馬だった富豪マルタン・ファユル氏、カビラ前政権で首相だったオーギュスタン・マタタ・ポニョ・マポン氏と3人の連名で出された。両氏は2023年暮れの大統領選出馬を表明している。

3108チバQ:2022/12/31(土) 18:58:58
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022123100068&amp;g=int
「恥の壁」撤去命令 富裕層と貧困層の地区分断―ペルー
2022年12月31日05時04分

ペルーの富裕層と貧困層の居住地区を隔てる「恥の壁」=2016年4月、リマ郊外(AFP時事)
ペルーの富裕層と貧困層の居住地区を隔てる「恥の壁」=2016年4月、リマ郊外(AFP時事)


 【リマAFP時事】南米ペルーの憲法裁判所は、首都リマの富裕層と貧困層の居住地区を隔てる通称「恥の壁」の撤去を命じた。グティエレス判事は29日、同国のRPPラジオに「差別的な壁だ。(撤去命令は)判事全員が一致して決定した」と説明した。


 壁は長さ10キロ。最も高い部分で2メートルを超え、上部に鉄条網が取り付けられている場所もある。最初に建てられたのは1980年代で、極左ゲリラ「センデロ・ルミノソ(輝く道)」の富裕層地侵入を防ぐのが目的だった。

3109チバQ:2022/12/31(土) 18:59:34
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022123100207&amp;g=int
野党連合、「暫定政府」を解散 指導者グアイド氏失権へ―ベネズエラ
2022年12月31日14時46分

ベネズエラのグアイド「暫定大統領」=2020年2月、カラカス近郊(AFP時事)

 【サンパウロ時事】南米ベネズエラで三権を掌握する反米左派マドゥロ大統領に対抗し、独自の「国会」を運営する野党連合は12月30日、グアイド「暫定大統領」が率いる暫定政府の解散を賛成多数で可決した。グアイド氏は米政府などの後押しで4年にわたり野党勢力をまとめてきたが、2024年にも実施される大統領選を前に失権が濃厚となった。

 議員109人中72人が解散案に賛成した。AFP通信によると、主要4党のうち賛成に回った3党は「暫定政府はもはや役に立たない」と訴える共同声明を発表。グアイド氏は「72人の議員が闘う道具を投げ捨てて(マドゥロ政権に)降伏した」と強く反発した。
 今後は暫定政権に代わり、マドゥロ政権への制裁として凍結された欧米のベネズエラ資産を管理する委員会が設置されるという。

3110OS5(旧チバQ):2023/01/02(月) 22:31:06
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-_world_issue_I2UBHYEWK5OJJHW4TFF2OVVSZ4.html
インドの人口、今年は中国超え世界最多に 急増は一部の国…「二極化」鮮明
2023/01/01 22:44産経新聞

インドの人口、今年は中国超え世界最多に 急増は一部の国…「二極化」鮮明

(産経新聞)

世界の人口は昨年11月、80億人を突破した。国連の推計で2059年までに100億人を超える。ただ、今後の増加はアフリカなど一部地域にとどまり、日本のように経済発展を遂げ少子化が進む国々では人口が収縮する「二極化」が鮮明になる。現在1位の中国ですら増加ペースが低下。23年にはインドの人口が中国を上回り、世界最多になる。

「人口爆発」過去のもの

国連の推計(昨年7月)によると世界人口の増加率は1963年に2・27%でピークに到達。出生率の低下などで鈍化し、2020年に1%を割った。20世紀の経済成長を支えた「人口爆発」は過去のものだ。

代わって現代の人口動態を特徴づけるのが、増加国と減少国の格差だ。50年までの人口増加分の半分以上が、インド、パキスタン、フィリピンと、ナイジェリアやエチオピアなどのアフリカ5カ国に集中する。

急激な人口増は、食料やエネルギーの不足を引き起こして貧困、飢餓を拡大させる。資源開発や食料生産の拡大などに伴って環境破壊、気候変動が加速する懸念も指摘されている。

一方、医療の進歩によって、全ての地域で高齢化が進展し、65歳以上の割合は22年の9・7%から50年に16・4%となる。

韓国、ロシアもすでに減少

人口が減少に転じる国・地域も増える。韓国、ロシアはすでに20年に人口増減率がマイナスとなり、中国は22年に減少が始まったとみられている。タイは29年、台湾は30年に減少し始めると予想されている。

高齢化、人口減少が進む各国・地域では経済、財政など多分野でひずみが生じる。年金や医療、介護といった社会保障の負担は臨界点に達し、少子化がさらなる少子化を招く悪循環「「低出生率の罠(わな)」に陥りつつある。

人口の増加地域と縮小地域の経済的な格差が一段と広がれば、移民や難民の移動を促す可能性もある。(住井亨介)

3111OS5(旧チバQ):2023/01/06(金) 11:03:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/f584c7636c450155fa8441f53dc48a4f984f0838
野党指導者グアイド氏が失権 新「国会議長」に亡命女性政治家 ベネズエラ
1/6(金) 9:07配信

時事通信
ベネズエラの野党指導者グアイド氏=2022年12月30日、カラカス(グアイド氏事務所提供)(AFP時事)

 【サンパウロ時事】南米ベネズエラで三権を掌握する反米左派マドゥロ大統領に対抗している野党連合は5日、独自の「国会」を開き、スペインに亡命中の女性議員フィゲラ氏を国会議長に選出した。

 4年にわたり議長の座を占め、それを根拠に欧米諸国から「暫定大統領」と認められてきたグアイド氏は指導者の座から正式に降ろされた。

 グアイド氏は、自身をベネズエラの「正統な代表」と認めてくれた米国や英国、フランスなど50以上の国に謝意を表明した上で、野党側への支持継続を要請。一方で「われわれは現段階で自ら権力の空白をつくってはならない。それは独裁者(マドゥロ氏)を利するだけだ」と述べた。

3112OS5(旧チバQ):2023/01/06(金) 11:04:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/541ae4f40b5d518d80122ee5160003d7e172db23
左派候補「勝ったら台湾と断交」 4月の大統領選 パラグアイ
1/6(金) 7:38配信
 【サンパウロ時事】南米パラグアイで4月30日に実施される大統領選に出馬する左派野党連合のアレグレ候補はロイター通信に対し、当選の暁には台湾と断交し、中国と国交を結ぶ意向を明らかにした。

 同通信が5日伝えた。牛肉や大豆の主要生産国のパラグアイは、南米で唯一台湾との外交関係を保っている。

 元下院議長のアレグレ氏は「パラグアイは中国と関係を持たねばならない。(中国と外交関係がないことで)家畜と穀物の利益は大きく損なわれている」と強調。さらに「われわれは台湾との関係から十分に利益を受けていない」と述べた。

 中道右派の与党コロラド党のペニャ候補は「台湾との伝統的な関係を守る」と宣言している。選挙はペニャ氏とアレグレ氏の事実上の一騎打ちになるとみられる。

3113OS5(旧チバQ):2023/01/09(月) 18:12:08
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-_world_america_DUMFI2Z5CRI6VIVZNWIB3WLBWA.html
ブラジル前大統領支持者が議会襲撃 約300人逮捕
2023/01/09 16:45産経新聞

【ニューヨーク=平田雄介】ブラジルの首都ブラジリアで8日、昨年10月の大統領選で敗れた右派ボルソナロ前大統領の支持者が暴徒化し、大統領府や議会、最高裁判所を襲撃して施設や備品を破壊した。地元メディアによると約4千人が集結したが、警察が約4時間で制圧。約300人が逮捕された。地方を視察していた左派ルラ大統領は、選挙結果を受け入れず襲撃したボルソナロ氏の支持者を非難し、厳しく処罰する方針を示した。

米国では2021年1月にトランプ前大統領の支持者らが、大統領選で不正があったとして議会議事堂を襲撃した。ブラジルでも政治対立が深刻化する実情が鮮明になり、各国の首脳が「言語道断だ」(バイデン米大統領)などと暴徒化した群衆を批判している。

ルラ氏は今年1月1日に就任したばかり。南米の大国ブラジルの政治が不安定化する懸念も出ている。

一方、中南米と米国を歴訪している林芳正外相は8日、ブラジリアに入った。

現地メディアによると、ブラジルの旗などを巻き付けた支持者が議会など政府庁舎周辺のバリケードを破り、敷地に侵入。一部が庁舎内の部屋で備品などを壊した。大統領府では大統領席が破壊された。

8日午後6時(日本時間9日午前6時)ごろには治安当局が制圧した。ロイター通信によると、首都を管轄する治安機関トップが襲撃事件後に解任された。

ルラ氏は昨年10月の大統領選の決選投票で、ボルソナロ氏を破り当選。8日は大雨被害の視察でサンパウロ州を訪れており、ブラジリアを離れていた。

ルラ氏は視察先で記者会見し、襲撃を「狂信的なファシスト」によるものだと糾弾。当初、大統領選で不正があったとしていたボルソナロ氏の姿勢が、支持者らを襲撃に向かわせたとして批判した。

ただ、同氏自身は昨年12月30日、敗北を事実上認めて米フロリダ州に渡っていた。同氏も襲撃について、ツイッターで「法から外れている」と述べた。

ボルソナロ氏の支持者による襲撃について、バイデン米大統領が「民主制と平和な権力移行に対する襲撃を非難する」と表明。メキシコのロペスオブラドール大統領も「(ルラ氏を)メキシコと米州大陸、世界が支持している」と述べた。欧州の主要国首脳からも事件を問題視する声が一斉に出ている。

3114OS5(旧チバQ):2023/01/09(月) 18:13:58
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-230109X466.html
ボルソナロ氏支持者が議会侵入=選挙結果に異議4000人集結―大統領、治安権限を国に移管・ブラジル
2023/01/09 13:21時事通信

ボルソナロ氏支持者が議会侵入

ブラジルの首都ブラジリアにある連邦議会や大統領府、最高裁に8日、先の大統領選の結果に異議を唱えるボルソナロ前大統領の支持者多数が侵入し、破壊行為を働いた。写真は、大統領府を襲うボルソナロ氏支持者ら。【AFP時事】

(時事通信)

 【ブラジリア時事】ブラジルの首都ブラジリアにある連邦議会や大統領府、最高裁に8日、先の大統領選の結果に異議を唱えるボルソナロ前大統領の支持者多数が侵入し、破壊行為を働いた。1日に就任したばかりのルラ大統領は治安権限を地元自治体から連邦政府に移す「連邦介入令」を出し、事態収拾を図っている。地元メディアによると、議会一帯に集結した支持者は少なくとも4000人に上った。

 ルラ氏は視察先のサンパウロ州から緊急の国民向けメッセージを出し、ボルソナロ氏支持者らの行動を「無責任で反民主主義的、破壊的なファシストの行為」と非難。「前代未聞の出来事であり、参加者は罰せられなければならない。破壊者たちへの資金提供者が誰なのかも調べる」と述べ、参加者やボルソナロ氏の責任を追及する構えを見せた。

 一方、米国に滞在中のボルソナロ氏はツイッターで「法にのっとった平和的なデモは民主主義の一部だが、略奪や公共施設への侵入は法を逸脱している」と支持者に呼び掛け。その上で「現在のブラジルの長による私への根拠のない非難は受け入れられない」とルラ氏に反発した。

3115OS5(旧チバQ):2023/01/09(月) 20:30:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/d96822ebaedd6b476f715093e20a5fb14eacfe92
新政権発足1か月のペルーで混乱続く…抗議デモで27人死亡、観光・経済にも影響
1/8(日) 10:23配信

読売新聞オンライン
4日、ペルーの首都リマで、ボルアルテ大統領への抗議デモに集まった人々=ロイター

 【リオデジャネイロ=大月美佳】南米ペルーで、急進左派のペドロ・カスティジョ前大統領が失脚し、新政権が発足してから、7日で1か月となった。新たに就任したディナ・ボルアルテ大統領や国会運営への抗議デモで少なくとも27人が死亡するなど混乱が続き、経済や観光にも影響が出ている。

 デモはカスティジョ氏の失脚直後から起き、略奪や放火など一部で暴徒化した。ペルー政府は昨年12月14日、全土に30日間の緊急事態宣言を発令したが収束せず、警官隊と衝突するなどしてデモ隊に死者が出た。正式な大統領選を経ずに副大統領だったボルアルテ氏が大統領に昇格したことへの不満も高まった。

 ペルー国会は同20日、大統領選を2年前倒しし、2024年4月に実施するための憲法改正法案を可決。通常国会で3分の2以上の賛成を得られれば正式に前倒しが決まるが、抗議活動は収まる兆しがない。

 ボルアルテ氏は5日の記者会見で「対立をやめ、希望を持って望ましい国を目指そう」とデモの中止を呼びかけたが、翌6日も南部を中心に各地でデモが起き、ペルー南部の空港はデモ隊と警察の衝突で閉鎖された。長引く混乱などの影響でペルー経済は圧迫され、アレックス・コントレラス経済・財務相は5日の記者会見で「約100億ソル(約3466億円)の影響」が出ていると明らかにした。

 特に打撃を受けているのは観光業だ。世界遺産・マチュピチュへの列車は運休し、政府関係者は地元メディアに、今年1〜6月に予約があった観光客のうち、約60%がキャンセルしたと語った。ホテル・レストラン・関連産業協会によると、損失は昨年12月だけで5億ソル(約173億円)に上ったという。

 急進左派のカスティジョ氏の罷免(ひめん)と拘束について、いずれも左派政権のメキシコ、アルゼンチン、コロンビア、ボリビアは共同声明で「深い懸念」を示すなど、ボルアルテ政権は周辺国との関係にも苦慮している。

3116OS5(旧チバQ):2023/01/09(月) 20:31:57
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023010800178&amp;g=int
大統領失禁?記者逮捕 動画出回る―南スーダン
2023年01月08日14時48分

南スーダンのキール大統領=2020年2月、アディスアベバ(AFP時事)
南スーダンのキール大統領=2020年2月、アディスアベバ(AFP時事)

【図解】南スーダン

 【ナイロビAFP時事】南スーダンで、キール大統領が失禁しているとみられる様子が撮影された動画が出回っているとして、記者6人が逮捕された。国際NPO「ジャーナリスト保護委員会(CPJ)」が6日付で声明を出し、解放を求めている。

 声明によると、国営南スーダン放送の記者らが3日に逮捕された。ユーチューブで拡散中の動画では、道路関連行事に出席するキール氏のズボンにぬれた染みが広がっている。
 CPJの担当者は「当局が報道を気に入らない時に恣意(しい)的に拘束する例に当てはまる」と非難。「これ以上の逮捕の脅しがない状態で仕事を続けられるよう保障して、無条件で解放すべきだ」と訴えた。

3117OS5(旧チバQ):2023/01/09(月) 20:34:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/c8c421866911f073dd4b72aa78df34b11806fb4f
「選挙はいかさま」怒るボルソナロ氏支持者 ブラジル議会襲撃ルポ
1/9(月) 19:13配信

毎日新聞
ボルソナロ前大統領の支持者らに割られたブラジル連邦議会の窓ガラス=ブラジリアで2023年1月8日、ロイター

 南米ブラジルの右派ボルソナロ前大統領の支持者らによる連邦議会や大統領府などへの襲撃事件。発生当日の8日、深夜に記者は首都ブラジリアに入った。連邦議会などへ続く主要幹線道路は治安当局に封鎖され、現場付近は小康状態となっていたが、街中には左派のルラ大統領に対する怒りをあらわにするボルソナロ氏支持者らの姿があった。

【議事堂によじ登る前大統領の支持者たち】

 ブラジリアの軍施設近くの一般道。タクシーを降りて近づくと、街頭の明かりの下で、大柄な男性が地べたに座りこんでいた。話しかけると、「我々の国旗が、共産主義者によって汚されている」。サンパウロ州の自営業の男性(42)は、そう吐き捨てるように言った。

 8日日中の一連の襲撃の様子は、ニュースやSNS(ネット交流サービス)を通じて瞬く間に世界に広まった。ボルソナロ氏の顔がプリントされた白いTシャツを着たこの男性は襲撃に参加した一人。記者に示したスマートフォンに映っていたのは、連邦議会内の議員の椅子に笑顔で座る自身の姿だった。

 「選挙はいかさまだ。ボルソナロはブラジルを立て直した。ルラになれば全てが破壊される」。襲撃に加わった動機を男性はそう語った。友人2人も襲撃に参加し、連邦議会などに侵入したが、治安当局に拘束されたという。「俺は逃げてきた。今夜は野宿だ」と話した。

 軍施設の近くには他にも数十人が集まっており、記者のインタビューに応じた人々は口々に、ルラ氏を「共産主義者」「泥棒」とののしった。中には「なぜお前の取材に答えなければならないのか」と記者に怒りをぶつける人もいた。

 昨年10月の大統領決選投票で、ルラ氏とボルソナロ氏の得票率の差はわずか1.8ポイントだった。ボルソナロ氏の支持者は決選投票直後から、トラックで幹線道路を封鎖したり、各地の軍施設前で、選挙の無効を訴えて軍の介入を求めるデモを展開。12月にはブラジリアでバスや車に放火したり、連邦警察本部に侵入しようとした集団がいたほか、爆発物を仕掛けた容疑での逮捕者も出た。それでも、ルラ氏が1月1日に大統領に就任した時点で、抗議の勢いは弱まったとみられていた。

 ◇ルラ氏への不信感根強く

 だが、今回の襲撃事件は、ボルソナロ氏支持者らのルラ氏とルラ氏が所属する与党・労働者党に対する不信感の根強さと、国内の分断の深さを改めて示したといえる。

 2003〜10年に大統領を務めたルラ氏は、贈収賄事件で18年に有罪判決を受けて約1年半収監された。その後に連邦最高裁が、判決を下した南部クリチバの裁判所には管轄権がなかったとして判決無効の判断を示したが、疑惑は晴れていない。労働者党の後任大統領のルセフ氏も16年に不正会計問題で弾劾され、失職した。一連の経緯は保守派の市民らの強い怒りを買った。

 今回の襲撃をツイッターで批判したボルソナロ氏だが、大統領選前から、現行の電子投票方式では「不正が行われる」と繰り返し主張。今も正式に大統領選の敗北を認めていないことも、支持者らが抗議行動を正当化する材料になった可能性がある。

 世論調査ダッタフォーリャの昨年12月31日発表の調査によると、ルラ氏がボルソナロ氏よりも「良い政権をつくる」と答えた割合は51%。一方、「悪い政権をつくる」は31%で、「変わらない」は13%だった。スタート時の政権として期待値が十分高いとまでは言い切れず、有権者の分断状況が続いている。

 ◇米連邦議会襲撃と「類似」

 民間シンクタンク「ジェトゥリオ・バルガス財団」(FGV)所属の研究者、マルコ・テイシェイラ氏(政治学)は今回の襲撃事件について「民主主義の安定と人命が危険にさらされた。ブラジルにとって悲劇としか言いようがない」と明言。「ボルソナロ氏の支持者は、ルラ氏を追いやるため、正義を捨て、ルールを捨て、秩序を捨てた」と憤った。

 また、ティシェイラ氏は、今回の襲撃が21年1月に米国で起きたトランプ前大統領の支持者らによる連邦議会襲撃事件と「非常に類似している」とも指摘。「ボルソナロ氏の支持者のやり方は非民主的なクーデターそのものだ。(ルラ新政権は)発生の経緯を十分検証して対策を講じない限り、暴挙に再び乗り出す『ボルソナリスタ』と呼ばれるボルソナロ氏の熱狂的な支持者は、今後も生き残り続けるだろう」と警鐘を鳴らした。【ブラジリア中村聡也】

3118OS5:2023/01/16(月) 07:54:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/1fc4ea0d1f739de9eaa5554f1732a2b6d2f53e6f
首都に非常事態宣言 マチュピチュへの空港は再開 ペルー
1/15(日) 18:52配信

時事通信
ペルーのボルアルテ大統領=5日、リマ(AFP時事)

 【リマAFP時事】ペルー政府は14日、首都リマなどに非常事態を宣言した。

 昨年12月、カスティジョ前大統領が罷免、拘束され、代わって就任したボルアルテ大統領の辞任を求める抗議デモが激化、少なくとも42人が死亡している。

 非常事態の期間は30日間。移動や集会の自由が制限される。南東部クスコ、南部プノ、さらにリマに隣接する港湾都市カヤオにも非常事態が宣言された。

 一方、世界遺産マチュピチュ遺跡の観光の玄関口となるクスコの空港は14日、再開された。デモ激化を受けた「予防的措置」として12日から閉鎖されていた。クスコの空港は国内2番目の規模で、デモ隊は侵入を試みていた。空港は12月にも5日間にわたって閉鎖した。

3119OS5:2023/01/19(木) 12:38:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/13fb4d60484ba1591656fa5993e023cf8cea195c
アーダーンNZ首相、来月の辞任を表明 働く女性リーダーとして注目
1/19(木) 10:56配信
 ニュージーランドのアーダーン首相は19日、2月に首相を辞任する意向を表明した。10月に予定されている総選挙にも出馬しないという。AP通信などが伝えた。

 アーダーン氏は記者団に、首相の仕事は最も特権的でやりがいのある仕事の一つだと説明。その上で、「それを行うには予期せぬ事態に直面するための準備が必要であり、次の任期に向かうための準備ができていない」と述べた。また、「2月7日が首相としての最後の日になる」とも語ったという。

 アーダーン氏は2017年、37歳で首相に就任。新型コロナウイルス対応ではいち早く全土に厳しい封鎖を敷き、感染拡大を抑え込んだ手腕に国内外から支持が高まった。

 首相在任中の18年に交際相手の男性との間に女児をもうけ、6週間の産休を取った。働く女性リーダーとして世界的な注目を集め、自身も女性の活躍について積極的に発言していた。

朝日新聞社

3120OS5:2023/01/22(日) 19:48:51
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20230121k0000m030191000c.html
NZ新首相、ヒプキンス教育相が就任へ コロナ対策で頭角
2023/01/21 18:36毎日新聞

NZ新首相、ヒプキンス教育相が就任へ コロナ対策で頭角

報道陣の取材に応じるニュージーランドのクリス・ヒプキンス教育相=ウェリントンで2023年1月21日、ロイター

(毎日新聞)

 19日に辞任を表明したアーダン首相(42)の後任を選ぶニュージーランド(NZ)の与党・労働党の党首選で立候補届け出が21日に締め切られ、ただ一人出馬したクリス・ヒプキンス教育相(44)が党首に就くことになった。22日の党員大会で正式に選出され、近く首相に就く。

 ヒプキンス氏は21日、首都ウェリントンで記者団に対し「今、私たちは経済的波乱の中にあり、その中を進んでいかなければいけないことを認識している」としつつ、「力がみなぎるのを感じる。首相の仕事をすることが待ち遠しい」と力を込めた。

 NZでは10月14日に総選挙が予定される。最近の世論調査で労働党の支持率は低下しているが、ヒプキンス氏は勝利に自信をのぞかせた。

 ヒプキンス氏は2008年、国会議員に初当選。新型コロナウイルスの感染が拡大した20年、保健相や新型コロナ担当相としてコロナ封じ込めに当たり、頭角を現した。【バンコク石山絵歩】

3121OS5:2023/01/23(月) 11:35:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/014cc80d36b42afab053c86fc946d06fde0256c8
デモ激化、マチュピチュ遺跡閉鎖 ペルーの世界遺産
1/22(日) 20:33配信
 【サンパウロ共同】南米ペルーの世界遺産マチュピチュを管轄する文化省の機関は21日、遺跡と、遺跡につながるトレッキングの道路を閉鎖した。急進左派カスティジョ前大統領の逮捕に抗議するデモの激化を受けた対応で期間は未定。

 デモは昨年12月から続いており、デモ隊はカスティジョ氏の釈放やボルアルテ大統領の辞任、大統領選の早期実施を求めている。当局との衝突で50人以上が死亡した。

 マチュピチュの最寄りの南部クスコにある空港はデモ隊が占拠しようとしたため20日に一時閉鎖、南部アレキパの空港も閉鎖している。クスコなどから麓のマチュピチュ村への鉄道も運行を停止した。

3122とはずがたり:2023/01/26(木) 22:04:06

ロシア軍の反攻も必至! 岸田首相のスケベ心が招く「キーウ訪問」の落とし穴
https://news.infoseek.co.jp/article/gendainet_910513/?tpgnr=poli-soci
日刊ゲンダイDIGITAL / 2023年1月26日 14時10分
写真

「最後の戦い」が欧米の合言葉(ウクライナのゼレンスキー大統領=右、大統領府提供/AP=共同)

 25日の衆院代表質問でも「諸般の状況を踏まえ検討していく」とウクライナの首都キーウ訪問に意欲を示した岸田首相。念頭にあるのは5月に地元・広島で開くG7サミットのみ。ロシアの侵攻後、ゼレンスキー大統領と対面していないG7首脳は岸田首相だけだ。

■G7議長国のメンツ保ちたい一心で

“電撃訪問”は議長国としてのメンツを保つだけでなく、核の脅威にさらされる現地に立てば、広島サミットで核軍縮の機運を盛り上げたい岸田首相にとって格好のパフォーマンスとなり得る。

 そんなスケベ心を尻目に、欧米各国はウクライナへの軍事支援を巡る動きを活発化。刻一刻と変化する情勢に対し、岸田首相はカヤの外だ。

 25日はドイツ政府が慎重姿勢から一転、攻撃力の高い自国の主力戦車「レオパルト2」の供与を発表。米国も「世界最強」と称される主力戦車「エイブラムス」を供与する方針を固めたことで、攻撃激化に先陣を切る懸念が薄れたようだ。レオパルト2は欧州10カ国以上で計約2000両が運用され、独政府は他の保有国の提供も容認。米ABCテレビは、12カ国が計100両を供与する見通しとなったと報じた。

「敵陣を正面突破する強度を持つレオパルト2の供与により、旧ソ連時代に開発した戦車に頼るロシア軍との戦力差は決定的となる。今春にも領土奪還と勝利に向けた大規模な地上戦を予定するウクライナ軍にすれば、『ゲームチェンジャー』となり得ます」(軍事ジャーナリスト)

 ただ、実戦配備にはウクライナ兵の訓練が必要で時間がかかる。「切り札」投入前に、ロシア軍も攻撃を強化する構えだ。早ければ今月末から侵攻1年を迎える2月中にも大規模な反転攻勢に打って出る可能性がある。
広島サミット時点の情勢は混沌

 岸田首相のキーウ訪問も2月中が「一つのめど」(政府関係者)とされ、政府専用機でポーランドなど周辺国に到着後、陸路での現地入りが有力だ。ただでさえ、日本の首相が戦地の外国を訪れた前例はない上、よりによってロシア軍が猛攻撃を仕掛けるタイミングで訪問することになりかねないのだ。

3123OS5:2023/01/28(土) 08:16:47
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-_world_asia_SHR75EVBUVLZ3FACSPXRWZIFOE.html
フィジー新政権、対中融和見直し 警察協力協定を停止へ
2023/01/27 19:28産経新聞

【シンガポール=森浩】南太平洋フィジーで昨年12月の総選挙を経て就任したランブカ新首相が親中政策の見直しを進めている。中国の進出に警戒感を示し、中国と結んだ両国警察間の協力協定の停止を表明。人口約90万人で南太平洋でも経済規模が大きいフィジーの外交姿勢の変化は、中国が覇権的な海洋進出を進める地域情勢に影響を与える可能性がある。

総選挙では、単独過半数を確保した政党はなかったが、ランブカ氏を軸とする野党勢力が連立で合意し、約16年ぶりに政権交代が実現した。ランブカ氏は1992〜99年にも首相を務めたことがある。

バイニマラマ前首相は軍司令官だった2006年にクーデターで全権を掌握。14年の民政移管後も首相として国政を担った。バイニマラマ氏の強権的な手法をオーストラリアやニュージーランドが批判したことを受け、首相在任中には中国との関係緊密化が進んだ。

ランブカ氏は首相就任後、「(南太平洋で)中国が影響力を増大させる動きが強まっている。自分はよく知っている人たちについて行くのが安全と信じている」と述べ、中国との関係を見直し、豪州などとの連携を深める姿勢を示した。

ランブカ氏が停止する意向を示した警察に関する協力協定は、バイニマラマ政権期に締結された。フィジーの警察官が中国で訓練を受け、中国人警察官が3〜6カ月間フィジーに派遣されるとの内容だという。中国は昨年11月に島嶼(とうしょ)国の警察トップを招待した初のオンライン国際会議を開催するなど、治安維持面での連携強化を通じ、各国に浸透する構えを見せている。

ランブカ氏は中国との決定的な対立は避けたい考えも示しているが、近隣国はフィジー外交の行方を注視している。豪州紙オーストラリアン(電子版)は「他の太平洋島嶼国の指導者たちは、地域支配を目指す中国を警戒するランブカ氏の見解に耳を傾けるべきだ」と強調した。

3124OS5:2023/02/08(水) 07:48:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/20524bfad1fb170b2fb3d6d448f72c438b8dba15
ゾマホン母国ベナン共和国「国民議会」選挙落選「独裁政権によって不正に票数が操作された」
2/8(水) 3:00配信


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日刊スポーツ
ゾマホン(09年4月撮影)

 TBSのバラエティー「ここがヘンだよ日本人」で活躍、先月8日投票の母国・ベナン共和国の国会「国民議会」の選挙に立候補していたゾマホン・イドゥス・ルフィン氏(58)が、落選していたことが7日、明らかになった。

 日刊スポーツの取材に応じて「独裁政権によって不正に票数が操作された。今後は日本に滞在して、国の外から祖国の正常化を目指して、次の2026年の選挙での当選を目指す」と話した。

 ベナンでは16年からタロン大統領の強権政治が続いている。野党陣営から立候補したゾマホン氏は「1万3000票対8000票で圧勝したはずですが、独裁政権の与党が、不正な方法で票を水増しして操作した。全体でも7割を野党が得票したはずが、与党の圧力でひっくり返されてしまった。国民が反対のデモを行おうとしたんですが、軍隊を出動させようとする動きに押さえ込まれてしまった」。ゾマホン氏は裁判所に訴えたが、この日までに却下された。「裁判官も与党に任命されているので、与党の言いなりだった」と話した。

 今後は次の26年の選挙で雪辱を期す。「前は立候補する事さえできなかったが、今回は1歩前進。祖国をよくするためには、諦めずに頑張っていかなくてはいけない。ベナンの中だけでの活動では限界があるので、今後は日本で文化人として活動しながら、国連などにもベナンの現状をワールドワイドに訴えていきたい」と話した。

 日本でタレント文化人として活動していた07年には、同じオフィス北野に所属していた東国原英夫元宮崎県知事(65)の芸名をついで「2代目そのまんま東」を襲名したこともあった。東国原氏が昨年暮れの宮崎県知事選に16年ぶりに出馬して、惜敗したことを知ると「本当ですか。私の師匠ですから、いろいろ話してみたい」と再会を希望した。

 ゾマホン氏は留学生として上智大大学院在学中の1998年(平10)にスカウトされて「ここが-」に出演。熱い語り口と派手なリアクションで人気者に。ビートたけし(75)の付き人も務め、たけし軍団の一員としても活躍した。

 タレント活動のギャラや著書の印税、たけしや所ジョージ(67)の応援も受けて、ベナンに「たけし小学校」「所ジョージ小学校」など小学校を7校、無料の「たけし日本語学校」を開校。02年にはベナンの国民栄誉賞を授与され、12年から16年にかけて駐日ベナン共和国大使を務めていた。

 10人兄弟の末っ子として1964年にベナンに生まれたゾマホン氏は、苦学してベナン唯一の国立大に合格。中国留学を経て、94年に来日。午前中は日本語学校に通い、午後はバイトをかけ持ちしていた。上智大大学院に進学して「日本とベナンの架け橋になりたい」という夢を持ち始めた頃に、東京・高円寺のラーメン店で「テレビ番組に出てみないか」とスカウトされて「ここが-」に出演、芸能活動を始めた。

 ◆ゾマホン・イドゥス・ルフィン 1964年6月19日、ベナン生まれ。86年ベナン国立大入学。93年北京語言文化大卒。94年に来日して日本語学校へ。96年上智大大学院入学。98年、タレント活動開始。02年ベナン共和国国民栄誉賞。12〜16年駐日ベナン大使。167センチ、70キロ。血液型O。

 ▼ベナンの政情 1960年フランスから独立。90年に民主化され、国名がベナン共和国に。16年に実業家のパトリス・タロン大統領(64)が就任。21年に選挙法改正を強行して再選。一院制の「国民会議」は定数83人、任期5年。政党名簿比例代表制で選出。

3125OS5:2023/02/17(金) 16:36:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/da9d83141db7aca5d026dee1c4050df85e106345
野党、10月に大統領予備選 ベネズエラ
2/17(金) 15:48配信
時事通信
ベネズエラの野党指導者グアイド氏=1月26日、カラカス(EPA時事)

 【サンパウロ時事】南米ベネズエラの野党勢力は15日、2024年にも実施予定の大統領選挙で統一候補を擁立するための予備選を10月22日に行うと発表した。

 主要野党は、強権的なマドゥロ大統領の施政下では公正な選挙を望めないとして、前回18年の大統領選をボイコット。その後国民の支持獲得に失敗し、政治的影響力を大幅に弱めている。

3126OS5:2023/02/17(金) 18:44:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/4b084e2730f65ecf54320d750a617260b9a10068
ナイジェリア、旧紙幣を再発行へ 紙幣刷新の失敗で総選挙に混乱か
2/17(金) 16:43配信


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CNN.co.jp
新紙幣を発表するナイジェリアのブハリ大統領ら=22年11月23日、首都アブジャ

ナイジェリア・アブジャ(CNN) ナイジェリアのブハリ大統領は16日、同国の中央銀行に数日前に廃止された旧200ナイラ紙幣を再発行するよう指示した。新紙幣導入のつまずきが今月行われる総選挙に混乱を招くのではないかとの懸念が高まっている。

数百万人の市民が200ナイラ、500ナイラ、1000ナイラの各新紙幣の入手に苦労する状況となり、この数週間、暴力的な抗議デモが発生していた。旧紙幣は2月10日に失効したが、同国の最高裁判所はその2日前に紙幣交換の計画を一時停止するように命じていた。

地元紙の報道によれば、ナイジェリア独立国家選挙委員会は、銀行が十分な新紙幣を供給できなければ、今月25日の大統領選及び議会選の数千に及ぶ投票所で臨時スタッフや警備員に報酬を支払うのが難しくなると警告した。

ブハリ氏は昨年11月にデザインを刷新した紙幣を発表。偽造や銀行システムの外で蓄えられている巨額の現金を抑制するのが狙いだった。

だが、多くの国民が新紙幣の入手に何時間も列に並ぶ状況が発生し、紙幣不足は特に現金決済の非公式経済で生計を立てる人々や、農村地域で暮らす人々を困らせた。抗議運動は全土に広がり、銀行の支店が壊される被害にあった。

ブハリ氏は16日のテレビ放送で、国民が直面する困難に同情を示し、旧200ナイラ紙幣の流通を60日間認めると発表した。それより大きな単位の紙幣は失効したままだが、中央銀行や指定した地点で交換可能だという。

ブハリ氏はまた、紙幣の供給は数日で改善するとの見通しを示し、中央銀行に「新紙幣が各銀行を通じて市民にさらに入手しやすいものとなるよう」対応するように指示した。

中央銀行は先月、昨年10月時点で流通する紙幣3兆2300億ナイラ(約9500億円)のうち、銀行が保有するのは5000億ナイラのみだと発表。2兆7000億ナイルは長年、国民の自宅に保管されていると指摘した。

ブハリ氏は16日の演説で、新紙幣を発表した昨年11月以降、そうしたお金の約8割にあたる2兆1000億ナイラほどが銀行に戻ってきたと明らかにした。

3127OS5:2023/02/24(金) 11:44:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/8f8bf31d733986725c4e82af5d0ae5380f338714
ナイジェリア大統領選、25日投開票 現職出馬せず、3新人争う
2/24(金) 11:30配信
 アフリカ最多の人口約2億1000万人を抱えるナイジェリアの大統領選が25日、投開票される。2期8年務める現職のブハリ大統領は3選禁止規定のため立候補せず、有力3新人が争う構図になっている。開票には数日かかる見通しで、上位2人による決選投票にもつれ込む可能性もある。

 有力3新人は、与党・全進歩会議(APC)のボラ・ティヌブ元ラゴス州知事(70)▽野党・国民民主党(PDP)のアティク・アブバカル元副大統領(76)▽野党・労働党(LP)のピーター・オビ元アナンブラ州知事(61)。ナイジェリアは1999年の軍政終了後、APCとPDPの2大政党がそれぞれ政権を担ってきた。今回は、前回選でPDPの副大統領候補だったオビ氏が離党して出馬し、三つどもえの構図となっている。

 ナイジェリアでは2010年ごろから北部でイスラム過激派ボコ・ハラムが活動を活発化させ、無差別テロを繰り返した。軍出身のブハリ大統領は周辺国とも連携して掃討作戦を進め、一定の効果が出ている。ただ、近年は各地で思想的背景を持たない組織犯罪集団も暗躍し、身代金目的の誘拐事件などが相次いで治安が悪化している。

 経済は新型コロナウイルス禍に加え、ロシアによるウクライナ侵攻に端を発した世界的なインフレの影響を強く受ける。昨年後半から年間で20%前後の急激な物価上昇が続いており、市民の生活は苦しさを増している。さらに政府は1月、汚職対策や決済の電子化推進を名目に新札発行と旧札の使用停止を実施したものの、市中に十分な新札を供給できなかったため混乱が続く。

 治安対策と景気回復が大きな課題だが、政策面では主要3候補に目立った違いはなく、混戦模様となっている。ナイジェリアは北部がイスラム教徒、南部がキリスト教徒が多数派で、歴史的に南北に緊張関係がある。大統領選では南北の分断を防ぐため、全36州のうち少なくとも24州で4分の1以上を得票することが当選の条件となっている。それを満たす候補がいない場合は21日以内に決選投票が実施される。【ヨハネスブルク平野光芳】

3128チバQ:2023/02/26(日) 19:03:41
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230226/k10013991101000.html

ナイジェリア 大統領選挙の投票実施 政治的対立激化の懸念も

2023年2月26日 4時15分



アフリカ最多のおよそ2億人の人口を抱える西アフリカのナイジェリアで、新しい大統領を選ぶ選挙の投票が25日、行われました。物価の高騰や治安の悪化などが大きな課題となる中、選挙をきっかけに政治的な対立が激化し、混乱がさらに深まる懸念も指摘されています。

西アフリカのナイジェリアでは引退を表明したブハリ大統領の後任を選ぶ大統領選挙の投票が、25日、行われました。

今回の選挙には与党と最大野党の候補に加え、若者などに人気のある少数政党の候補が支持を伸ばし、事実上の三つどもえの争いとなりました。

投票所には日中大勢の有権者が訪れ、票を投じていました。

すでに開票作業は始まっていますが、一部では混乱も起きていて、結果の発表には少なくとも数日かかる見通しです。

ナイジェリアはアフリカ最多のおよそ2億人の人口を抱えるほか、有数の産油国として経済規模もアフリカ最大で、今後の経済成長や巨大市場としての可能性が注目されています。

その一方で、国内では物価の高騰に加え政府が導入した新しい紙幣をめぐって混乱が続くなど、政府に対する市民の不満が高まっています。

さらに北東部ではイスラム過激派勢力と政府軍との戦闘が続いているほか、各地で武装集団の襲撃や誘拐などが相次ぎ、治安の悪化も深刻化しています。

今回の選挙をきっかけに政治的な対立が激化し、混乱がさらに深まる懸念も指摘されているだけに、選挙の行方が注目されています。

3129OS5:2023/02/27(月) 00:01:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/759e85decac7f8d8f92bac7897ee584d7e183aee
ナイジェリアで大統領選を実施
2/25(土) 19:15配信

産経新聞
【カイロ=佐藤貴生】西アフリカのナイジェリアで25日、大統領選の投票が行われた。同国は経済規模、人口(約2・1億人)ともにアフリカ最大で、選挙の結果は地域情勢にも影響を与えそうだ。結果判明までに数日を要する見通し。

大統領選は現職、ブハリ氏(80)の任期満了に伴うもので、18人が立候補した。与党「全進歩会議」のティヌブ元ラゴス州知事(70)や、野党「国民民主党」のアブバカル元副大統領(76)ら3人の争いになるとみられる。

ナイジェリアでは選挙での不正横行が伝えられてきたが、選管当局は今回、顔認証システムの導入など電子化を進めて透明性が向上した。民政移管が実現した1999年以降で最も自由で公正な選挙だという指摘もあり、有権者の関心も高まっている。

ただ、次期大統領には課題が山積している。失業率は30%超に達し、外貨獲得源である石油の生産量も施設の老朽化などで落ち込んでいる。近年はイスラム過激派「ボコ・ハラム」(「西洋の教育は罪」の意)が勢力を拡大したほか、各地で犯罪集団が活動しており、不安定な治安情勢が続いている。

3130OS5:2023/03/01(水) 15:17:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/27baf95e4ef54db1f69f1c1e1e142308c4762974
ナイジェリア大統領選、与党候補ティヌブ氏が勝利
3/1(水) 14:31配信
AFP=時事
ナイジェリア・ラゴスで、支持者に向かって手を振る全進歩会議のボラ・ティヌブ元ラゴス州知事(2023年2月21日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】ナイジェリアで先月25日に実施された大統領選で、与党・全進歩会議(APC)のボラ・ティヌブ(Bola Tinubu)元ラゴス(Lagos)州知事(70)が勝利した。選挙管理委員会が1日、発表した。


 今回の大統領選は、ムハマドゥ・ブハリ(Muhammadu Buhari)大統領の任期満了に伴って行われた。国民の間では、治安悪化や景気低迷、貧困拡大といった問題に取り組む新たな指導者への待望論が広がっていた。

 開票結果によると、ティヌブ氏の得票数は880万票。野党・国民民主党(PDP)のアティク・アブバカル(Atiku Abubakar)氏は690万票、労働党(LP)のピーター・オビ(Peter Obi)氏は610万票だった。

 PDPとLPは結果発表前から、大規模な不正が行われたとして投票を無効とするよう訴えていた。提訴するかは不明。【翻訳編集】 AFPBB News

3131OS5:2023/03/01(水) 15:18:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/289324c18c2ecf2969b7ebc98f7e4f7c539903ab
「反同性愛」新法、再び議題に 議長「文化を守る」 ウガンダ
3/1(水) 14:18配信
時事通信
ウガンダの性的少数者ら=2019年11月、カンパラ(AFP時事)

 【カンパラAFP時事】アフリカ中部ウガンダで、2014年に一度頓挫した同性愛反対の新法を導入する動きが活発化している。

 議会のアモング議長は2月28日、法案を3月1日に議会に提出すると明らかにした。


 ウガンダで活動する欧米各国の援助団体などは、LGBTなど性的少数者の保護を続けており、同性愛の後押しだとして非難の対象となっている。ウガンダ政府は先日、性的少数者の実態に関して調査する委員会を発足させた。

 アモング氏はツイッターで「われわれの大切な価値観や文化を守る」と表明。「同性愛の支援勢力が国に社会経済的な発展をもたらしたことは歓迎するが、モラルを崩壊させていることは歓迎できない」と強調した。

3132OS5:2023/03/01(水) 18:12:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/75dc0056d6b626aec4d2240cb9b00a29bcc97bd1
ナイジェリア大統領選、与党候補が当選 野党側は「不正」主張
3/1(水) 17:17配信
 ナイジェリア大統領選で同国選管は1日、与党・全進歩会議(APC)のボラ・ティヌブ元ラゴス州知事(70)が当選したと発表した。投票は2月25日に行われ、ティヌブ氏を含む有力3新人が争う構図だった。ティヌブ氏は「私は重大な任務を拝命する」と述べ勝利を宣言した。ロイター通信が報じた。

 開票を巡っては選管は開票所ごとの結果をすぐにウェブ上で公開する予定だったが、トラブルで一部がうまくいかなかった。野党候補らは「不正があった」と選挙結果を認めない意向で、今後混乱する恐れもある。【ヨハネスブルク平野光芳】

3133OS5:2023/03/01(水) 18:12:48
https://mainichi.jp/premier/politics/articles/20220211/pol/00m/010/006000c?inb=ys
記者コラム
ふらっと東アジア
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変わる中国流のアフリカ支援
米村耕一・中国総局長
2022年2月12日

 「われわれのインフラ・プロジェクトは行き詰まっている。金がない。中国がもう金を出してくれないからだ。だから今、われわれは欧州に頼もうとしている」

 ナイジェリア紙が今月1日に報じた同国のアマエチ交通相の発言は、アフリカ大陸への最大の開発資金拠出国、中国の方針転換を象徴している、と関係者の間で話題になった。ナイジェリアでは鉄道整備が資金不足から計画通りに進んでいない。この原因の一つに中国のアフリカ支援策の変更がある、とナイジェリア政府高官が明言したためだ。

 中国は、国連(加盟193カ国)の場などで50以上の票を持つアフリカ各国を重視し、伝統的に対アフリカ外交に力を入れてきた。中国外相が毎年、年の初めにアフリカを訪問する慣例は30年以上も続いている。

 2000年には中国とアフリカ53カ国による「中国アフリカ協力フォーラム(FOCAC)」を設立。日本主導のアフリカ開発会議(TICAD)に似た枠組みだが、3年おき開催のFOCACで中国は15年、18年にはいずれも600億ドル(6兆9000億円)の巨額の支援を表明している。

 しかし、昨年11月末にセネガルで開かれたFOCACでは、支援総額は約400億ドルへと急減した。その背景には、アフリカ各国で債務状況が急速に悪化していることがある。

アフリカでも「債務のわな」論
 債務状況の悪化に伴い、中国に対するアフリカ各国市民の世論も部分的にだが悪化しているようだ。中国から支援を受けた発展途上国が、借金のカタに港湾や空港、鉄道などを中国に支配されるという「債務のわな」論は、欧米や日本のメディアにはよく出てくる話だが、アフリカ各国のメディアにも同様の懸念が取り上げられるようになっている。

 代表的なのは昨年11月下旬にウガンダ紙が報じた、中国からのローンで拡張・改修が進むウガンダ唯一の国際空港の問題だ。「ウガンダ政府、チャイナマネーのために重要資産を引き渡す」というセンセーショナルな見出しの記事は、工事に関する借金返済ができない場合、両国間合意に含まれた条項により、空港などを中国側に引き渡すことになる可能性があると伝えていた。

 実際には、そもそもまだ返済猶予期間中で債務不履行にはいたっておらず、ウガンダの航空当局は報道直後にSNSを通じて中国への引き渡し説は「全くのでたらめだ」と反論した。ただ、中国や、中国と自国間に結ばれた契約への疑念は、ウガンダ以外でもアフリカ各地で噴出している。

 中国政府も、過去の野放図かつ金利の高い商業ローンを組み合わせた資金支援がアフリカ各国の債務状況を悪化させ、また世論の反発も招いていることは理解しているようだ。

 昨年12月末、北京市内の会議室で、中国外務省の呉鵬アフリカ局長が北京駐在の一部の外国人記者のほか、オンラインでつないだアフリカ各国の記者との懇談会を開いた。

中国外務省幹部がもらした「反省」
 その席で呉氏は「われわれのコミュニケーションはアフリカにおいて、それほどうまくいっていない。言語や文化の違いのせいかもしれないが、何らかの変化が必要だ」と率直に認めた。…

3134OS5:2023/03/02(木) 22:58:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/912016aaa271cf5e351d889860749411209e973c
G20の分断深刻化 外相会合、途上国は対露批判に同調鈍く
3/2(木) 21:04配信
産経新聞
20カ国・地域外相会合の主な出席者

2日に実質的な討議が行われた20カ国・地域(G20)外相会合は、ロシアのウクライナ侵略をめぐり、米欧とロシアの対立が改めて鮮明となった。双方は批判を応酬した上で、侵略をめぐって対応が揺れるグローバルサウス(南半球を中心とする途上国)を取り込む動きを強化。議長国インドはG20の融和と団結を呼びかけたが、顕在化したのは深刻な分断だった。(シドニー 森浩)


「多国間主義は危機にひんしている。世界に深い溝がある時期にこの会合は開かれている」

インドのモディ首相は2日の会合冒頭、ビデオメッセージでこう参加国の亀裂に言及した。モディ氏はG20の連携を訴えた上で、途上国が食料・エネルギーの高騰や巨額の債務負担に直面している現状を踏まえ、参加国に「グローバルサウスの声に耳を傾ける」よう求めた。

インドは議長国として、外相会合が侵略をめぐる批判の応酬になることは避けたい考えがあった。だが、2月下旬のG20財務相・中央銀行総裁会議と同様、会合ではウクライナ情勢についての発言が相次ぐ展開となった。

ブリンケン米国務長官は席上、「今回の会合の価値はロシアのウクライナに対するいわれのない不当な戦争によって再度、損なわれてしまった」と指摘。G20はウクライナからの撤退を求め続けなければならないと付け加えた。

ドイツのベアボック外相も「ロシアは、G20が他の問題に集中することを妨げている」と批判した。

欧米はロシアに経済制裁を発動しているが、グローバルサウスに同調の動きは鈍い。制裁参加に慎重なのは、ロシアや中国が米欧主導の国際秩序に対し「多極化」を唱え、接近してきたことも背景にある。ブリンケン氏は「米国が(物価高など)世界的な課題に焦点を当て、主導的役割を果たすことに変わりはない」と述べ、グローバルサウスに寄り添う姿勢を示した。

一方、ロシアは今年のG20関連会合をウクライナ侵略の正当性のほか、欧米批判を発信する好機と捉える。対露融和姿勢を崩さないインドが議長国を務めるためだ。ラブロフ外相は2月28日にインド入りすると、国際的孤立を回避すべく、中国やインド、ブラジル、トルコ各外相と相次いで2国間会談を実施した。

在インド・ロシア大使館は会合前の声明で「米国とその同盟国による破壊的な政策は既に世界を大惨事の瀬戸際に追いやっている」と自説を展開。欧米が「低所得国の状況を悪化させている」と指摘し、こちらもグローバルサウスを取り込む姿勢を示した。

グローバルサウスを意識した動きは、秋に予定されているG20首脳会議でも展開されそうだ。

インド外務省幹部は「グローバルサウスの意見は多様だが、確かなのは冷戦期のような二極化を望んでいないことだ」と指摘。米欧やロシアが自陣営に取り込むことの困難さを指摘した。

3135とはずがたり:2023/03/06(月) 21:40:17
欧米が小麦に補助金出して世界の食糧供給構造を歪めている(第三世界で産業として成り立ちにくくなっている)事は理解して置いた方が良いな。

ロシア包囲網、途上国と温度差 アフリカ2割超「親ロ」
ウクライナ侵攻1年
2023年2月18日 23:51 [有料会員限定]
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR15DSS0V10C23A2000000/

3136OS5:2023/03/07(火) 14:40:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/5706ea109d75330c6ae95ef4b49f8647879b5c0d
南アのラマポーザ大統領が内閣改造、新設ポストの電力相ら任命
3/7(火) 9:51配信
ロイター
 3月6日、南アフリカのラマポーザ大統領は内閣改造人事を発表した。写真はケープタウンで2月撮影(2023年 ロイター/Esa Alexander)

[ヨハネスブルグ 6日 ロイター] - 南アフリカのラマポーザ大統領は6日、内閣改造人事を発表した。同国史上最悪の電力危機の解消に向けて、新設ポストの電力相を任命したほか、副大統領などを指名した。

与党のアフリカ民族会議(ANC)は昨年12月の党首選でラマポーザ氏を再任。ラマポーザ大統領が2024年の選挙で2期目を目指す道が開けたことから、内閣改造は広く予想されていた。

ラマポーザ大統領は、国民へのテレビ演説で、新たに創設された電力相にクゴシエント・ラモクゴパ氏を選んだと発表した。ラモクゴパ氏は直近では、インフラ投資の促進を指揮していた。

また、先週辞任したデービッド・マブーザ氏の後任として、ANCのナンバーツーであるポール・マーシャル氏を副大統領に任命。予想通りの人事となった。

ラマポーザ大統領の主要な側近とされる、ゴドングワナ財務相やマンタシェ鉱物資源・エネルギー相、ゴーダン公共企業相らは留任した。

3137OS5:2023/03/08(水) 21:44:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/d6bc5eb96d074e9d1837b28802df59e8ea4f100c
中国が選挙介入? 揺れるカナダ政界 デマや現金で工作か
3/8(水) 14:30配
 カナダで過去2回の総選挙に中国が介入し、中国に敵対的な政治家を落選させようとしたとの疑惑が浮上し、カナダ政界が揺れている。与党・自由党政権のトルドー首相は6日、独立して疑惑を調べる特別調査官を近く任命すると表明した。ただ、対中強硬姿勢の野党はより広範な調査を求め、政権への批判を強めている。

 トルドー氏は6日、「我々の民主主義を弱体化させようとする外国の試みを真剣に受け止めている」と表明。一方で、「これらは新たな問題ではない」と述べ、以前から中国だけでなくロシアやイランによる選挙への干渉の試みを認識し、政府として対策をとってきたことを強調した。

 カナダ紙グローブ・アンド・メールなどは、カナダの情報機関の機密文書などをもとに、2019年と21年の総選挙で、中国が自国に敵対的な候補が落選するように働きかけをしたと報道。同紙は、中国本土からの移民が多い選挙区をターゲットにした偽情報キャンペーンや特定の候補への現金寄付があったなどと伝えた。

 カナダ政府は、中国による選挙への介入の試みがあったことは認めているが、選挙結果を覆すような影響はなかったと強調している。ただ、21年の総選挙で政権奪取に失敗した野党・保守党のポワリエーブル党首は特別調査官の任命について「真相解明のために真に独立した調査が必要だ」と述べ、より広範な調査を求めた。

 グローブ・アンド・メールによると、中国は保守党など中国に敵対的な党の政治家が当選するのを阻止しようとしたが、同時に与党・自由党が大勝するのは望まず、中国外交関係者は「議会の政党が互いに争っているのが良い」と語ったという。21年の選挙では自由党は第1党は維持したものの単独過半数は確保できなかった。【ニューヨーク隅俊之】

3138OS5:2023/03/08(水) 21:45:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/bef7fcff83bb518d2ecd4f75f7e416e4697ad2b7
大統領予備選に出馬へ 1月に失脚のグアイド氏 ベネズエラ
3/8(水) 6:09配信

時事通信
ベネズエラのグアイド元国会議長=1月26日、カラカス(EPA時事)

 【サンパウロ時事】南米ベネズエラの野党「大衆意志党」は7日、大統領選の主要野党統一候補の擁立に向けた10月22日の予備選に、野党指導者だったグアイド元国会議長(39)を擁立すると発表した。

 欧米諸国の後押しを受けるグアイド氏は2019年1月に「暫定大統領」に就任。反米左派のマドゥロ政権と対峙(たいじ)してきたが、今年1月に失脚していた。

3139OS5:2023/03/09(木) 19:01:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/76353210f6dae30c1768405e4dfb5e6c97ddcd4b
カナダ、過去の総選挙で中国の選挙介入疑惑を調査へ
3/9(木) 9:31配信
産経新聞
【ニューヨーク=平田雄介】カナダの2019年と21年の総選挙で、トルドー首相率いる与党・自由党が有利となるよう中国が介入を試みたとの報道がカナダ国内で相次ぎ、トルドー氏は6日、非公開での調査を始めると発表した。野党の保守党は、「民主主義への脅威だ」とする世論を背景に、より広範な公開調査を要求するなど、カナダ政界は紛糾している。

問題の発端は、地元有力紙グローブ・アンド・メールによる2月の報道だ。記事は、情報機関の機密文書によるとして、中国が21年のカナダ総選挙で中国に友好的でない保守党の候補を落選させようとする一方、カナダ政界の分断を継続させる思惑から自由党が少数与党にとどまるよう工作を仕掛けたと伝えた。

カナダでは、19年の総選挙でも中国が特定の候補11人が当選するよう仕向けたとの疑惑があり、連邦議会が調査を進めている。

カナダ政府は、中国が選挙介入しようとしたことを認める一方、選挙結果への「影響はなかった」としている。トルドー氏は今月6日の会見で、調査開始の理由を「選挙結果が変わらなかったとしても、外国による介入の試みは厄介で深刻だからだ」と説明した。

トルドー氏によると、調査は2本立てで進み、連邦議会の国家安全保障委員会が情報機関の報告に基づいて中国の選挙介入の実態を調査し、カナダの情報機関の評価機構が当時の捜査状況を検証する。これらの結果の報告を受け、トルドー氏が任命する独立特別報告官が「次の適切な措置」を政府に勧告するとした。

一方、中国外務省の毛寧副報道局長は8日の会見で「中国は他国への干渉に反対している。カナダの内政に関心はなく、干渉もあり得ない」と反論した。

カナダのアンガス・リード研究所が1日公表した世論調査では、約3分の2が中国は選挙介入を試みたとの見方を示すなど、対中不信は強まっている。

3140OS5:2023/03/14(火) 09:06:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/2061dbc70518b50de6769eec9530abc54263d907
新議会が発足 反対派は承認せず チュニジア
3/14(火) 4:02配信
 【カイロ時事】サイード大統領の「独裁化」への懸念が高まるチュニジアで13日、新たな議会が発足した。

 AFP通信によれば、反大統領派は声明を出し「反乱者の憲法と圧倒的多数の有権者が棄権した選挙」の結果誕生した議会は承認しないと反発した。

3141OS5:2023/03/26(日) 13:10:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/82ecae238d5f9773562478b350698b4574ac3c72
ホンジュラスと台湾、断交を発表 「経済再建」で中国と国交樹立
3/26(日) 10:46配信

毎日新聞
ホンジュラスのカストロ大統領=ニューヨークで2022年9月20日、ロイター

 中米ホンジュラスの外務省は25日の声明で、台湾との断交を宣言した。また中国国営新華社通信は26日、中国がホンジュラスと国交を樹立したと報じた。これで台湾が外交関係を維持する国は13カ国となった。

【台湾設置された10万カ所のシェルター】

 中国は、台湾を「不可分の領土」とみなし、各国と国交を樹立する際に台湾との断交を条件にしている。ホンジュラス外務省は声明で「台湾は中国の不可侵な領土の一部」と表明した。ホンジュラスのカストロ大統領は14日に中国との国交樹立を目指す方針を表明。ホンジュラス側は「経済の再建」が理由と説明していた。

 中国の習近平指導部は、「独立勢力」とみなす台湾の蔡英文政権が発足した2016年以降、台湾と外交関係のある国の切り崩しに注力。蔡政権下で台湾と断交した国はこれで9カ国目となった。

 米国の「裏庭」とされる中米・カリブ海には台湾と外交関係のある国が集中するが、近年、パナマ、ドミニカ共和国、エルサルバドル、ニカラグアが相次いで台湾と断交。中国との国交樹立に転じている。【サンパウロ中村聡也、北京・岡崎英遠】

3142OS5:2023/03/27(月) 16:42:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/26e0d2a93bef18a92490316cc294f2a946c19661
アボット元豪首相、改憲に反対 「先住民に特権」と批判
3/27(月) 15:39配信
 【シドニー時事】オーストラリアのアボット元首相は27日、アルバニージー首相(労働党党首)が打ち出した先住民の地位確立のための憲法改正案について、「先住民に統治の特権を与えることになる」として反対を表明した。

 アボット氏がかつて党首を務めた野党・自由党は、改憲への賛否をまだ決めておらず、党内の反対論を勢いづかせる可能性がある。

 改憲案は、アボリジニなど先住民の地位の明記と代表機関の創設が柱。アボット氏は同日付の豪紙オーストラリアンに寄稿し、先住民への支援は「一般の法律で対応できる」と指摘した。また、過去に先住民の土地などが没収されたことについて「1世紀以上も前のことは、われわれの誰にも責任はない」と主張した。

 一方、アルバニージー氏は記者会見で、代表機関について「先住民に直接関係する問題を協議するもので、防衛・外交政策を扱うわけではない」と説明した。

3143OS5:2023/03/27(月) 16:43:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/29373cb70aaa9f75c618af8a101e98c84b743238
キューバ国会議員選 定数と同じ470人立候補 投票率伸ばせるか
3/27(月) 13:00配信
 カリブ海の社会主義国キューバで26日、人民権力全国会議(国会)の議員選が実施された。定数470に対し、事前に選ばれた470人が立候補する実質的な信任投票。キューバ共産党以外の政党は認められていないため、野党側の候補はいない。結果は27日にも判明する見通し。2021年に起きた異例の反政府デモ以降、初めての国会議員選で、投票率がどれだけ伸びるかが焦点となっている。

 候補者は、19年10月の国会で大統領に選出されたディアスカネル氏や第一線から引退したラウル・カストロ元国家評議会議長など。任期は5年で、有効票の過半数で当選する。新国会は4月19日に新大統領を選ぶ予定で、ディアスカネル氏の再選が確実視されている。

 集会や表現の自由が制限されているキューバでは21年7月、新型コロナウイルス対策への不満や食料不足、政府の強権ぶりなどを非難するデモが首都ハバナなどで発生した。参加者は数千人に上ったといわれる。経済は今も上向いておらず、政府は今回の国会議員選を団結を示す場としたい考え。

 キューバの選挙の棄権率は上昇傾向にある。AP通信によると、18年3月の国会議員選の棄権率は14%だったが、22年11月の市議会議員選の棄権率は31%に上昇した。【サンパウロ中村聡也】

3144OS5:2023/04/05(水) 20:42:21
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023040500923&amp;g=int
豪最大野党、改憲案に反対 先住民「代表機関」のめず
2023年04月05日17時42分

オーストラリア最大野党・自由党のダットン党首=2022年9月、キャンベラ(EPA時事)
オーストラリア最大野党・自由党のダットン党首=2022年9月、キャンベラ(EPA時事)


 【シドニー時事】オーストラリアの最大野党・自由党は5日、議員総会を開き、アルバニージー政権が議会に提出した先住民の地位確立のための憲法改正案に反対する方針を決めた。改憲案に盛り込まれた先住民の「代表機関」創設案を受け入れられないことを理由としている。政権側は超党派の支持を期待していたが、改憲実現のハードルが高くなった。

 改憲案は「代表機関」を「先住民に関係する問題で議会や政府に意見を表明できる」と規定。自由党のダットン党首は総会後の記者会見で、先住民の地位を憲法に明記すること自体は容認するものの、「(代表機関の設置は)国民を分断しようとするものだ。良い結果をもたらさない」と批判した。自由党と保守連合を組む国民党も、同様に改憲案に反対している。

3145OS5:2023/04/07(金) 09:00:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/e533f3f912987d1c391e3c7e6ec56c0466a0f41e
野党重鎮が改憲案に賛成 前先住民相は抗議の離党 豪
4/6(木) 19:54配信


時事通信
オーストラリア最大野党・自由党のターンブル元首相(元党首)=2019年12月、シドニー(EPA時事)

 【シドニー時事】オーストラリア最大野党・自由党のターンブル元首相(元党首)は6日、ツイッターに投稿し、アルバニージー政権が目指す先住民の地位確立のための憲法改正案に「何百万人もの国民とともに賛成票を投じるつもりだ」と表明した。

 同党は5日に改憲案への反対方針を決めたばかりで、重鎮の反旗は党員の判断に影響を与えそうだ。

 6日には、自身も先住民である同党のワイアット前先住民担当相が、党方針に抗議して離党。豪メディアに対し、「先住民の声に耳を傾けることを自由党は拒んだ。党の価値を信じるが、現在の党の姿を信じることはできない」と語った。

3146とはずがたり:2023/04/17(月) 22:51:10
https://twitter.com/AfrikaanerMaris/status/1647207342742831105
アフリカ推しの魔理沙@動画投稿中
@AfrikaanerMaris
スーダンの首都ハルトゥームで軍事衝突

スーダン軍は4月15日、準軍組織である『迅速支援部隊』の戦闘員がハルトゥームや周辺の軍キャンプを攻撃したと述べた

各地で正規軍と戦闘を行った後、首都の大統領官邸と空港を、迅速支援部隊が掌握

軍内の派閥の緊張がついに爆発した形だ

3147とはずがたり:2023/04/17(月) 23:14:47

まあ窮地のマクロンなんで全部国内向けな感じはする

仏大統領も「中国排除デカップリングに反対」…米国の「対中戦略」に亀裂か
登録:2023-04-08 01:59 修正:2023-04-08 08:08
http://japan.hani.co.kr/arti/international/cn_tw/46412.html

 中国の習近平国家主席とフランスのエマニュエル・マクロン大統領、欧州委員会のウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長は、特定国家を産業サプライチェーンから排除する、いわゆる「デカップリング」(分離)に反対することで意見が一致した。

 7日に中国外務省が発表した資料によれば、習主席はマクロン大統領との6日の首脳会談後に参加した「中国-フランス企業委員会第5回会議」の閉会式で「ゼロサムゲームに勝者はいない。デカップリングとネットワークの断絶は中国の発展過程を邪魔することはできない」と述べた。そして「中国は欧州とのマクロ政策調整を強化するとともに、経済・貿易および科学技術の交流の政治化および武器化に反対する」、「産業網とサプライチェーンの安全と安定を共同で守り、協力に有利な環境を作っていきたい」と語った。

 中国外務省は、マクロン大統領も「デカップリングとネットワークの断絶に反対し、より安定的で開放的なサプライチェーンを作ることを希望する」と述べたと発表した。 またマクロン大統領は「フランスは中国と尊重し合い、真剣に対話し、違いを受け入れつつ開放および革新を奨励したい」と述べた。

 マクロン大統領は2泊3日の日程で5日に北京に到着。その後、中国に居住するフランス人たちと面会し、「私たちは中国と分離してはならない。フランスは中国との商業的関係を維持するために積極的に努力する」と述べた。

 マクロン大統領とは別に2泊3日の日程で5日から中国を訪れているフォン・デア・ライエン委員長は6日、マクロン大統領、習主席と北京で3者会議を行った。 中国官営の新華社通信によると、この席でフォン・デア・ライエン委員長は、中国とのデカップリングは欧州連合(EU)の利益でも戦略的選択肢でもないと語った。 フォン・デア・ライエン委員長は先月末、ベルギーのブリュッセルで行われたシンクタンクのカンファレンスでも「中国とのデカップリングは実行可能でもなく、欧州の利益にも符合しないと考える」、「中国とのデカップリングではなくリスクの軽減に集中すべきだ」と語った。

 米国は日本などと共に半導体などの先端技術分野で中国を排除するデカップリング戦略を実行しており、欧州にも参加を求めている。 しかし、欧州委員会の委員長と、ドイツとともにEUを主導するフランスが米国の戦略に対して否定的な発言を行ったことから、米国の対中戦略に亀裂が生じる可能性がうかがえる。

 一方、習主席はマクロン大統領、フォン・デア・ライエン委員長との3者会議で、ウクライナ戦争について「時が来ればウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領と電話で話す」との意思を明らかにした。同会議に同席したフランスの外交筋が明らかにした。マクロン大統領とフォン・デア・ライエン委員長は今回の訪中で、習主席にウクライナ戦争の終結に向けて果たす中国の役割の拡大を主に要請している。
北京/チェ・ヒョンジュン特派員 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

3148OS5:2023/04/19(水) 08:20:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/41b9c00da866a254485d0509e1ac60f66df7de44
戦闘続くスーダン、背景に軍事指導者2人の主導権争い
4/19(水) 7:17配信


CNN.co.jp
スーダン軍トップのブルハン氏(右)と、RSFを率いるダガロ司令官

(CNN) スーダン各地で激しい戦闘が起き、平和的な民政移管の望みは断たれた。

現地では、ライバル関係にある軍事指導者2人に忠誠を誓う勢力が主導権争いをしている。例によって、最も大きな被害を受けているのは民間人であり、多数の死傷者が出ている状況だ。

【映像】戦闘続くスーダン、中心に軍事指導者2人の権力闘争

以下に知っておく必要がある情報をまとめた。

戦闘の中心に権力闘争
今回の衝突の中心にいるのは、スーダン軍トップのアブドルファタハ・ブルハン氏と、準軍事組織「迅速支援部隊(RSF)」のモハメド・ハムダン・ダガロ司令官の2人だ。

2人は最近まで共同歩調を取っていた。両者は2019年に協力して当時のバシル大統領を失脚に追い込み、21年の軍事クーデターでは共に主導的な役割を演じた。

しかし、民政復帰に向けRSFを国軍に統合する交渉を進める中で、緊張が高まった。

焦点となるのは、新たな権力階層の下でどちらが従属的な立場になるかだ。

複数の情報筋はこうした対立について、互いの生き残りを懸けた主導権争いが激化した結果だとの見方を示す。

政変と無縁ではないスーダン
バシル氏失脚の衝撃はいくら強調しても足りない。パン価格高騰に端を発するデモで退陣に追い込まれた時、バシル氏は30年近く国を率いていた。

バシル氏の在任中には南スーダンが北部から分離したほか、分離独立をめざす西部ダルフールで戦争犯罪に及んだとして、国際刑事裁判所(ICC)がバシル氏に逮捕状を出す事態にもなった。

バシル氏の失脚後、スーダンは軍と市民団体の不安定な連携によって統治されてきた。

しかし2021年、権力分担政府が軍によって解体され、そうした状態に終止符が打たれた。

論議の的になっているRSFの過去

RSFはスーダンの有力な準軍事組織で、その指導者であるダガロ氏は急速に権力の座に上り詰めた。

2000年代初頭に起きたダルフール紛争の際、ダガロ氏が率いていた悪名高い武装勢力「ジャンジャウィード」は人権侵害や残虐行為に関与した。

国際的な非難の声を受け、バシル氏はジャンジャウィードを正式な部隊に衣替えし、「国境情報部隊」と呼ばれる準軍事組織を編成した。

07年、国境情報部隊は国の情報機関の一部となり、13年にはバシル氏が準軍事組織RSFを創設。RSFはバシル氏によって監督され、ダガロ氏が司令官を務めた。

ダガロ氏は19年にバシル氏に反旗を翻すが、その時には既に、ダガロ氏の部隊はハルツームで抗議を行っていた反バシル、親民主主義のデモ隊に発砲し、少なくとも118人の死者を出していた。

ダガロ氏はその後、市民団体と協調してスーダンの統治に当たる暫定機構「主権評議会」の副議長に任命された。

3149OS5:2023/04/19(水) 08:21:20
ライバル2人の似通った経歴
ブルハン氏は実質的にスーダンの指導者となっている人物。バシル氏の失脚時、ブルハン氏は軍の監察長官を務めていた。

ブルハン氏の経歴はダガロ氏と軌を一にしている。

ブルハン氏も2000年代、ダルフール紛争の暗黒の日々に関与して頭角を現した。2人はこの時に初めて接触したとみられている。

ブルハン氏もダガロ氏も、湾岸地方の大国に取り入ることで権力を固めた。

両氏はスーダン軍の別々の部隊を指揮し、どちらの部隊もサウジ主導連合軍の側で戦うためイエメンに派遣された。

現在はその2人が権力を争っている状況だ。

「クーデターの企て」
ブルハン氏はCNNの取材に対し、RSFの攻勢を「クーデターの企て」と形容した。

電話取材に応じたブルハン氏は「これはクーデターの企てであり、国家に対する反逆だ」とコメント。RSFのダガロ氏は国家に対する「反乱」を起こしており、身柄を拘束された場合、法廷で裁かれることになると指摘した。

RSFが「私を捕らえて殺害しようと」試みたとも主張した。

この主張について聞かれ、RSFの報道官はCNNに「ブルハン氏の身柄拘束を試みている」と説明。「スーダン国民に対する裏切り行為の数々」で同氏を裁きにかける方針だと明らかにした。

さらに「我々はスーダン国民のために戦っている」「全ての責任者を裁きにかけ、公正な裁判を行う」としている。

不透明な未来に直面するスーダン

戦闘がどこで終わるのかは不透明だ。双方は重要地点を制圧したと主張しており、首都ハルツームから離れた国内各地で戦闘が報告されている。

公式、非公式の各種推計によると、スーダン軍の兵力は約21〜22万人。RSFは約7万人規模とみられているが、練度や装備では国軍を上回る。

国際社会からは懸念の声が挙がっており、国連安全保障理事会は17日、スーダンに関する初の会合を開いた。民間人への懸念に加え、スーダンは資源が豊富で戦略的な位置にあることから、様々な思惑が作用しているとみられる。

CNNは以前、ロシアがスーダン軍指導部と共謀して金の密輸を試みていると報じた。

ダガロ氏の部隊は、ロシアの訓練や兵器の主要な受け手となっていた。CNNが持つスーダン人の情報筋によると、ブルハン氏もロシアの後押しを受けていたが、国際社会の圧力により、ロシアの民間軍事会社ワグネルがスーダン国内に展開していることを否定せざるを得なくなった。

スーダンの隣国エジプトと南スーダンは調停を申し出ているものの、今のところ確かなのは、スーダン国民がさらなる窮状に追い込まれるということだけだ。

3150OS5:2023/04/19(水) 08:21:21
ライバル2人の似通った経歴
ブルハン氏は実質的にスーダンの指導者となっている人物。バシル氏の失脚時、ブルハン氏は軍の監察長官を務めていた。

ブルハン氏の経歴はダガロ氏と軌を一にしている。

ブルハン氏も2000年代、ダルフール紛争の暗黒の日々に関与して頭角を現した。2人はこの時に初めて接触したとみられている。

ブルハン氏もダガロ氏も、湾岸地方の大国に取り入ることで権力を固めた。

両氏はスーダン軍の別々の部隊を指揮し、どちらの部隊もサウジ主導連合軍の側で戦うためイエメンに派遣された。

現在はその2人が権力を争っている状況だ。

「クーデターの企て」
ブルハン氏はCNNの取材に対し、RSFの攻勢を「クーデターの企て」と形容した。

電話取材に応じたブルハン氏は「これはクーデターの企てであり、国家に対する反逆だ」とコメント。RSFのダガロ氏は国家に対する「反乱」を起こしており、身柄を拘束された場合、法廷で裁かれることになると指摘した。

RSFが「私を捕らえて殺害しようと」試みたとも主張した。

この主張について聞かれ、RSFの報道官はCNNに「ブルハン氏の身柄拘束を試みている」と説明。「スーダン国民に対する裏切り行為の数々」で同氏を裁きにかける方針だと明らかにした。

さらに「我々はスーダン国民のために戦っている」「全ての責任者を裁きにかけ、公正な裁判を行う」としている。

不透明な未来に直面するスーダン

戦闘がどこで終わるのかは不透明だ。双方は重要地点を制圧したと主張しており、首都ハルツームから離れた国内各地で戦闘が報告されている。

公式、非公式の各種推計によると、スーダン軍の兵力は約21〜22万人。RSFは約7万人規模とみられているが、練度や装備では国軍を上回る。

国際社会からは懸念の声が挙がっており、国連安全保障理事会は17日、スーダンに関する初の会合を開いた。民間人への懸念に加え、スーダンは資源が豊富で戦略的な位置にあることから、様々な思惑が作用しているとみられる。

CNNは以前、ロシアがスーダン軍指導部と共謀して金の密輸を試みていると報じた。

ダガロ氏の部隊は、ロシアの訓練や兵器の主要な受け手となっていた。CNNが持つスーダン人の情報筋によると、ブルハン氏もロシアの後押しを受けていたが、国際社会の圧力により、ロシアの民間軍事会社ワグネルがスーダン国内に展開していることを否定せざるを得なくなった。

スーダンの隣国エジプトと南スーダンは調停を申し出ているものの、今のところ確かなのは、スーダン国民がさらなる窮状に追い込まれるということだけだ。

3151OS5:2023/04/19(水) 08:32:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/b21e0d10291c4b80f1d47fa60454d999f356d101
有力野党の党首拘束 「扇動的発言」捜査で チュニジア
4/18(火) 14:18配信



 【チュニス・ロイター時事】チュニジア警察は17日、有力なイスラム主義野党アンナハダのガンヌーシ党首(81)の身柄を拘束した。

 また、同党本部やガンヌーシ氏の自宅を家宅捜索し、文書類を押収した。

 アンナハダは、強権姿勢を強めるサイード大統領に反対する最大政治勢力。サイード政権は反対派指導者への締め付けを強めており、同党幹部はロイター通信に、ガンヌーシ氏拘束が「党の活動を停止させる前兆ではないか」と懸念を示した。

3152とはずがたり:2023/04/19(水) 19:52:38

21年の記事

反発広がるスーダンのクーデター 軍はなぜ大胆な行動に出たのか
深掘り 平野光芳
https://mainichi.jp/articles/20211028/k00/00m/030/324000c
毎日新聞 2021/10/29 08:00(最終更新 10/29 08:00) 有料記事 1704文字

 アフリカ東部スーダンで25日、軍がハムドク首相らを拘束するクーデターを起こした。民主化を求める国民の反発は強く、デモやストライキが各地で発生し、国際社会も一斉に批判している。ブルハン統治評議会議長が率いる軍はなぜ、あえて大胆な行動に出たのか。

 スーダンでは2018年12月から食料価格の高騰などに抗議するデモが市民の間から起き、それが当時のバシル大統領の退陣を求める国民的な運動に発展した。軍は19年4月、バシル氏を見限る形でクーデターを起こし、30年間続いた独裁体制が崩壊した。

 その後はバシル氏から奪った体制を温存したい軍と、民主化を要求する市民・労働者団体などが度々対立し、治安部隊がデモ隊に発砲して死傷者が出る事件も発生。結局19年8月、両者が歩み寄り、軍民半々の「統治評議会」を作って23年予定の総選挙まで暫定的に政府を運営すると決めた。

 ただ軍民間の溝はなかなか埋まらなかった。…

3153とはずがたり:2023/04/19(水) 19:53:05

スーダン反乱、全土に戦闘拡大 市街戦や空爆、180人超死亡
https://mainichi.jp/articles/20230419/k00/00m/030/265000c
毎日新聞 2023/4/19 19:28(最終更新 4/19 19:34) 904文字

 スーダンでは15日に政府系の準軍事組織「即応支援部隊(RSF)」が反乱を起こし、正規軍との交戦が始まった。首都ハルツームの大統領宮殿や国際空港、放送局といった重要施設を巡って攻防が続いている。紛争はスーダン全土に拡大しており、事態が収束するめどは立っていない。現地で活動する支援団体などにも被害が出ており、国連機関の世界食糧計画(WFP)では職員3人が戦闘の巻き添えで殺害された。

 米宇宙開発企業マクサー・テクノロジーズは17日、ハルツーム国際空港の衛星写真を公開した。戦闘に伴い少なくとも航空機14機が破壊されたと分析している。同空港では民間機の運航が全面停止している。

 国連によると、戦闘の巻き添えになった市民を含めて少なくとも185人が死亡し、1800人以上が負傷した。ハルツームでは市街戦となっていて、正規軍は空爆も行ってRSFに反撃している。米国の呼びかけもあり、双方は18日夕から24時間の一時停戦で合意した。しかしロイター通信は、戦闘の現場では合意がほとんど守られていないと報じている。

 混乱に伴って治安が悪化し、食料や生活物資も手に入りにくくなっている。ロイターによると、ハルツーム中心部ではRSFの兵士が民家やスーパーから水や食料を略奪しているほか、民間の建物の明け渡しを求めるケースもあるという。

 被害は外国人や現地の支援団体にも及んでおり、欧州連合(EU)の大使は自宅で襲撃され、米大使館の車列も攻撃を受けた。職員3人が殺害されたWFPは現地での活動を一時停止している。

 米国のジャンピエール大統領報道官は18日、「スーダンにいる米国市民は、各自で安全な場所を確保することが重要だ」と述べ、現時点では自国民の輸送に踏み切っていない。

 RSFは、2000年代に当時のバシル大統領が西部ダルフール地方の反政府運動を取り締まるために利用した民兵組織「ジャンジャウィード」が前身だ。その後は正規軍に準じる組織となり、兵力は10万人程度とされる。19年には軍と協力してバシル氏をクーデターで追放したものの、最近は政権運営を巡って軍との関係が悪化し、緊張が高まっていた。【ヨハネスブルク平野光芳】

3154OS5:2023/04/19(水) 20:21:23
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/world/kyodo_nor-2023041801001595.html
スーダン軍事衝突止まらず 24時間停戦表明も流動的
2023/04/19 00:58共同通信

スーダン軍事衝突止まらず 24時間停戦表明も流動的

スーダンの首都ハルツームで、空港の航空機から上がる煙=17日(ロイター=共同)

(共同通信)

 【カイロ共同】アフリカ北東部スーダンの首都ハルツームなどで15日に始まった正規軍と民兵組織「即応支援部隊(RSF)」との軍事衝突は、18日も続いた。世界保健機関(WHO)は18日、270人が死亡、2600人以上が負傷したと表明。欧米や周辺国から即時停戦を求める声が高まり、双方は18日、24時間の停戦をするとそれぞれ表明したが、事態は流動的だ。

 死傷者数は増えるとみられ、人道状況悪化も懸念される。

 中東の衛星テレビ、アルアラビーヤによると、軍幹部は、18日夕(日本時間19日未明)から停戦すると語った。ただ双方はこれまでも時限停戦を守っていない。

3155OS5:2023/04/19(水) 20:22:12
https://mainichi.jp/articles/20230419/k00/00m/030/265000c
スーダン反乱、全土に戦闘拡大 市街戦や空爆、180人超死亡
動画あり
国際

速報

アフリカ
毎日新聞 2023/4/19 19:28(最終更新 4/19 19:34)
 スーダンでは15日に政府系の準軍事組織「即応支援部隊(RSF)」が反乱を起こし、正規軍との交戦が始まった。首都ハルツームの大統領宮殿や国際空港、放送局といった重要施設を巡って攻防が続いている。紛争はスーダン全土に拡大しており、事態が収束するめどは立っていない。現地で活動する支援団体などにも被害が出ており、国連機関の世界食糧計画(WFP)では職員3人が戦闘の巻き添えで殺害された。

 米宇宙開発企業マクサー・テクノロジーズは17日、ハルツーム国際空港の衛星写真を公開した。戦闘に伴い少なくとも航空機14機が破壊されたと分析している。同空港では民間機の運航が全面停止している。


 国連によると、戦闘の巻き添えになった市民を含めて少なくとも185人が死亡し、1800人以上が負傷した。ハルツームでは市街戦となっていて、正規軍は空爆も行ってRSFに反撃している。米国の呼びかけもあり、双方は18日夕から24時間の一時停戦で合意した。しかしロイター通信は、戦闘の現場では合意がほとんど守られていないと報じている。

 混乱に伴って治安が悪化し、食料や生活物資も手に入りにくくなっている。ロイターによると、ハルツーム中心部ではRSFの兵士が民家やスーパーから水や食料を略奪しているほか、民間の建物の明け渡しを求めるケースもあるという。


 被害は外国人や現地の支援団体にも及んでおり、欧州連合(EU)の大使は自宅で襲撃され、米大使館の車列も攻撃を受けた。職員3人が殺害されたWFPは現地での活動を一時停止している。

 米国のジャンピエール大統領報道官は18日、「スーダンにいる米国市民は、各自で安全な場所を確保することが重要だ」と述べ、現時点では自国民の輸送に踏み切っていない。

 RSFは、2000年代に当時のバシル大統領が西部ダルフール地方の反政府運動を取り締まるために利用した民兵組織「ジャンジャウィード」が前身だ。その後は正規軍に準じる組織となり、兵力は10万人程度とされる。19年には軍と協力してバシル氏をクーデターで追放したものの、最近は政権運営を巡って軍との関係が悪化し、緊張が高まっていた。【ヨハネスブルク平野光芳】

3156OS5:2023/04/20(木) 21:28:23
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-_world_latin_america_LXE5ZZLYKVO3XEVCBLSVWAQKHA.html?_gl=1*lgr1d3*_ga*MzQ0MzAyOTExLjE2NjY0MDI2MzY.*_ga_XJ5END643J*MTY4MTk5MTg0Ni4xOTUuMS4xNjgxOTkzNjgwLjIyLjAuMA..
親台湾派と親中国派が激戦 南米パラグアイ大統領選
2023/04/20 18:37産経新聞

【ニューヨーク=平田雄介】南米で唯一、台湾と外交関係を持つパラグアイで大統領選が30日に実施される。台湾との関係維持を訴える与党候補と中国との国交樹立を打ち出す野党候補が争う展開。中国重視に傾く背景には経済状況の改善を求める有権者の声があるとみられ、選挙の結果次第でパラグアイが台湾断交に向かう可能性がある。

選挙は再選禁止規定による現職ベニテス大統領の退任に伴うもの。12人が立候補し、ベニテス氏の後継で与党コロラド党のサンティアゴ・ペニャ元財務相(44)と、野党連合候補のエフライン・アレグレ元公共事業・通信相(60)の事実上の一騎打ちの構図。直近の世論調査によると、支持率38・2%のアレグレ氏が首位で、36・1%のペニャ氏が僅差で追う。

アレグレ氏は1月、「台湾との関係から十分なものを得ているとは思わない」と語り、大豆や食肉などパラグアイの主要産品の輸出のために「中国と国交を結ばねばならない」とロイター通信の取材に明言した。一方、ペニャ氏は「台湾より中国を選ぶのは共産主義者だ」と非難し、民主主義の価値を重視して台湾との関係を維持する立場を強調している。

中南米に詳しい団体「米州評議会(COA)」によると、パラグアイはの貧困率は2020年で27%に上る。新型コロナウイルス禍やロシアのウクライナ侵略が経済に打撃となる中、選挙の争点に関する世論調査では、失業や社会格差、物価上昇といった経済問題を重視する回答も目立つ。最大の関心事は汚職問題で与党には逆風の要因ともなっている。

アレグレ氏が中国の関係構築を打ち出したのは、こうした経済状況の打開のためとみられる。与党陣営も台湾との関係維持を掲げているとはいえ、中国シフトへの圧力にさらされているのが実情だ。

米外交誌ディプロマットによると、ペニャ氏は党候補指名を争う昨年の予備選の段階で「商業的利益」のため中国との関係を確立する可能性に言及。対立候補から批判を受けて発言を撤回したことがある。中南米消息筋の間では、ペニャ氏が勝利した場合も将来的に台湾と断交する可能性はくすぶるとの見方が広がる。

ベニテス氏は昨秋、英メディアで、中国との国交樹立を求める圧力に抗するため、「関係維持の利益を感じられる支援」を台湾側に呼びかけてもいた。

3157OS5:2023/04/20(木) 21:36:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/1b2970c3e84bd549717358a2e4f482a203c802d6
ディアスカネル大統領が再任 経済危機でかじ取り キューバ
4/20(木) 7:53配信


【サンパウロ時事】カリブ海の島国キューバで19日、国会に相当する人民権力全国会議が3月の議員選挙後で初めて招集され、ディアスカネル大統領(62)の2期目再任が決まった。

 任期は5年。経済危機に見舞われる中、国のかじ取り役を引き続き担う。

 同国は共産党による一党独裁で、大統領には現職のディアスカネル氏だけが立候補。議員投票により97%以上の支持を得て選ばれた。バルデスメサ副大統領も再選された。

3158OS5:2023/04/20(木) 21:36:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/5853f1b0d3c17f1e05a53c0d91acd2a707c8e09b
自衛隊機スーダン派遣、立ちはだかる壁 首都の空港利用すら見通せず
4/20(木) 20:15配信

朝日新聞デジタル
2023年4月19日、激しい戦闘が続き、黒煙が上がるスーダンの首都ハルツーム=AP

 国軍と準軍事組織「即応支援部隊(RSF)」の戦闘が激化するアフリカ北東部スーダンからの在留邦人退避に向け、航空自衛隊の輸送機がアフリカ東部ジブチに向かうことになった。しかし、スーダンの首都ハルツームにある国際空港周辺は特に戦闘が激しく、どうやって現地に入り、在留邦人の安全を確保するのかなど、多くの課題が残る。


 外務省幹部は「戦闘がこれほど激化するとは誰も予想していなかった」と言う。日本政府は自衛隊機のジブチへの派遣を決めたが、その先の具体的な活動は見通せない。

 大きな課題となるのが、空港を利用できるかどうかだ。国際法上、自衛隊を他国に派遣する場合は、派遣先の了解が必要となる。松野博一官房長官は19日の記者会見で「準備を進めており、当然、国際法にのっとった対応になる」と説明したが、混乱するスーダン政府から了解を得られるのかは見通せない。

 了解を得られたとしても、ハルツームの空港を利用できるのか、はっきりしない。

 自衛隊法は「予想される危険及びこれを避けるための方策を講ずることができると認めるとき」に在外邦人の輸送ができると定める。防衛省の担当局長は昨年3月、国会で「飛行場の機能維持や飛行場に殺到する群衆の統制」などを判断材料に挙げた。

 複数の政府関係者によれば、ハルツームの空港は閉鎖状態で利用できず、現状確認も難しい。自衛隊機がジブチからハルツームの空港に向かうことができるかも不透明だ。

朝日新聞社

3159OS5:2023/04/20(木) 21:39:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/3b9cc01023e657e074bae3b585a8f4f840508758
“戦闘激化”スーダン…なぜ現地に日本人が? 医療や教育で尽力…邦人63人退避へ
4/20(木) 19:03配信
 戦闘が激化するスーダン。政府は在留邦人などを退避させるため、航空自衛隊の輸送機を派遣することを決めました。

 政治の情勢も不安定で、内紛が激化しているスーダンに、なぜ日本人63人が暮らしているのでしょうか? 

 その答えは、スーダンという国の事情と関係していました。

医療や教育…スーダンで尽力
スーダン共和国の面積は日本の約5倍。アフリカ大陸で3番目に大きな国です。

 外務省のホームページによりますと、スーダン共和国はアフリカ大陸北東部、エジプトの南に位置しています。面積は日本の約5倍で、アフリカ大陸で3番目に大きな国です。

 人口は約4300万人。国内にはナイル川が流れていて、周辺にはピラミッドなどの歴史的建造物も数多く残されています。

国民の約3人に1人が、人道支援が必要な状況となっています。

 観光資源が多い国であるにもかかわらず、隣国エジプトと比べても観光客の数は圧倒的に少ないのは、度重なる内紛や情勢不安定が影響しているためです。

 その影響で、国民の約3人に1人が、人道支援が必要な状況となっています。

 国際連合人道問題調整事務所「OCHA」によりますと、スーダン国内では食糧が不足し、医療も行き届いていない状況だといいます。

そこで立ち上がったのが、スーダンで暮らす日本人の方々です。

 そこで立ち上がったのが、スーダンで暮らす日本人の方々です。

 今回の63人の中には、NPO法人ロシナンテス スーダン事業部 川原尚行代表も含まれています。

 川原代表は長年にわたり、医者がいない村に医療を届けるボランティア活動を、そして、NGO団体 日本国際ボランティアセンター 今中航さんは、避難民を教育などで支援しています。

 このようにスーダンを支援している方々や、大使館関係者を含む63人が現地で暮らしていて、この方々をなんとか退避させようと、日本政府が動いているのです。

退避方法…まだ見通し立っておらず
自衛隊は、どのような退避プランを想定しているのでしょうか。

 日本政府は今週末にも、航空自衛隊の輸送機を出発させ、元々海賊対処行動の拠点となっているジブチに送ります。そして、このジブチを拠点として、スーダンにいる63人の日本人の退避を目指すことになります。

 自衛隊は、どのような退避プランを想定しているのでしょうか。政治部・防衛相担当の湯屋あかね記者に、話を聞きます。

 湯屋記者:「日本人らをどのように救出するかということについては、まだ見通しが立っていない状態です。今決まっているのは、自衛隊の輸送機を、自衛隊の拠点があるアフリカのジブチに輸送して、ジブチからスーダンに入れるタイミングが来た時に、すぐに入れるように待機をしておくということだけです。救出方法として自衛隊はいくつかのパターンを想定していて、例えば、ジブチからスーダンの空港に輸送機を飛ばし、そこで現地の日本人らと合流して『空路』で退避させるパターン。それから、民間のバスなどをチャーターし、日本人を乗せて、周辺の第三国に『陸路』で移動させる。その第三国で、自衛隊機と合流するパターンなどがあります。ただいずれも、確実に安全確保をするという点で、スーダンでの『停戦合意』などがなされなければ、日本人がスーダン国内を移動することも難しいですし、自衛隊機がスーダンに入ることも難しい状態です」

どこか一カ所に集めるのも「難しい」
現状、スーダンの日本人が各々の家にいて、家から出られる状態ではないということです。

そうなると、退避までに時間がかかる可能性も出てくるのでしょうか?

 湯屋記者:「現地にいる日本人らを一度、日本大使館に避難させるという案も検討しているようですが、現状、スーダンの日本人が各々の家にいて、家から出られる状態ではないということです。政府関係者の中には、『突然のことだったので、今はそれぞれの家で身を潜めてもらっている状態。どこか一カ所に集めることも難しい』と話す人もいます」

(スーパーJチャンネル「newsのハテナ」2023年4月20日放送)

3160OS5:2023/04/20(木) 23:53:37
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023042000736&amp;g=pol死者330人、戦闘終結見えず 人道状況悪化、各国退避も難航―スーダン
2023年04月20日21時36分

19日、スーダンの首都ハルツームで、避難する住民(AFP時事)
19日、スーダンの首都ハルツームで、避難する住民(AFP時事)

19日、ハルツームで、戦闘により破壊されたスーダンのバス(AFP時事)

 【カイロ時事】世界保健機関(WHO)は20日、スーダンで15日から続く正規軍と準軍事組織「即応支援部隊(RSF)」との戦闘で、約330人が死亡し、約3200人が負傷したと発表した。両陣営は19日も前日に続いて24時間の停戦を発表したが、19日夜(日本時間20日未明)を過ぎても守られず、戦闘終結のめどは立っていない。情勢は緊迫しており、人道状況の悪化も懸念されている。


 現地からの報道によると、首都ハルツームや近郊では20日も激しい銃撃音や爆発音が響いている。首都の空港や軍本部周辺の建物からは黒煙が上がっているという。
 RSFは19日、声明を出し「完全な停戦を約束する」と発表。軍も「RSFの順守を条件に」停戦入りすると宣言した。AFP通信によれば、ハルツームでは数千人規模の住民らが市外への退避を開始。路上には、戦闘に伴い遺体が放置されているという。
 日米韓など14カ国と欧州連合(EU)の在スーダン外交使節団は19日、共同声明で、市民や外交官への攻撃をはじめとする暴力を「最も強い言葉で非難する」と表明。軍とRSF双方に「前提条件なしの即時戦闘終結」を訴えた。
 日本など各国は情勢緊迫化を受け、スーダンに残る自国民の国外退避準備を進めている。浜田靖一防衛相は20日、邦人退避に備え、航空自衛隊の輸送機をアフリカ東部ジブチに派遣し、待機させる命令を出した。週内にも日本を出発する。
 一方、在スーダン米大使館は19日、ツイッターで「ハルツームでの不安定な安全状況と空港閉鎖により、米政府が調整する避難計画はない」と強調した。病院や住宅地も被害を受ける無差別的な空爆が続く中、近隣国への安全な退避ルート確保は容易ではない。スーダン在住のベルギー人男性はロイター通信に「脱出する方法はない。ひどい状況で、正直どうすることもできない」と語った。

3161OS5:2023/04/20(木) 23:56:04
https://www.sankei.com/article/20230420-XJPF5GKZFRKL7JCKWRN6WZRWNI/スーダン 軍統治トップ2人の争い 長期化懸念
2023/4/20 20:50
佐藤 貴生【カイロ=佐藤貴生】アフリカ北東部スーダンで起きた軍事衝突は、正規軍と民兵組織「即応支援部隊」(RSF)が表明した19日夕からの停戦が守られず、20日も首都ハルツームなどで戦闘が続いた。中東の衛星テレビ局アルジャジーラによると15日の戦闘開始以来、300人近くが死亡、3千人以上が負傷したが、収束の兆しはみえない。

今回の衝突で正規軍とRSFのどちらが戦端を開いたかなど詳細は不明だ。ただ、スーダンでは2019年に約30年間に及んだバシル独裁政権が軍のクーデターで崩壊し、民政移管が進められていた。衝突の背景には、民政移管を巡る軍とRSFの主導権争いがあるとの見方が強まっている。

軍を主導するブルハン氏とRSFを率いるダガロ司令官はバシル政権打倒で共闘し、21年に民主派を排除して権力を掌握したクーデターでも協力した間柄だ。軍主導の統治組織でブルハン氏はトップ、ダガロ氏がナンバー2の座に就く。

だが、英BBC放送(電子版)によると、2人はその後対立。ブルハン氏がバシル政権を支えた人の復権を計画し、ダガロ氏は自らの権力縮小につながるとして不信感を募らせた。

軍と民主派は昨年12月、移行政権の樹立で大枠合意したが、4月1日に予定された合意文書への署名は実現しなかった。RSFの軍への統合を巡り、時期や権力移譲などの点で折り合えなかったもようだ。

ダガロ氏は金採掘などの事業を展開し、豊富な資金をもとに各地に総勢10万人の兵力を有するとされる。正規軍に劣らぬ勢力でサウジアラビアなどの要請でイエメン内戦にも派兵した。


RSFは衝突直前、各地の民兵を動員し軍の警戒心を招いたともされる。ダガロ氏はブルハン氏について「どこにいようと見つけて責任を取らせる」と非難しており、衝突は長期化することが懸念されている。




■スーダン 人口約4690万人(2020年推定)。1980年代に南部のキリスト教徒主体の反政府勢力と内戦になり、南部は2011年に南スーダンとして独立した。19年のクーデターで約30年続いたバシル独裁政権が崩壊。民政移管に向けた取り組みが続いていた。今回、政府軍と衝突している民兵組織「即応支援部隊(RSF)」は03年から続く西部ダルフールでの紛争で、黒人住民を虐殺したアラブ系民兵組織が前身。自衛隊は08〜11年にスーダンの国連平和維持活動(PKO)に司令部要員を派遣した。

3162OS5:2023/04/21(金) 08:08:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/4def8f030facad835fb408d5809ee5d0d8de3a35
流血の権力闘争 準軍事組織と仲間割れ 「出ていけ」「死ね」と応酬・スーダン
4/21(金) 7:08配信



 スーダンでは、1989〜2019年の30年間に及んだバシル独裁政権打倒後の権力闘争が、流血の武力衝突となって火を噴いている。

 衝突の当事者は19年のクーデターで手を組んだ正規軍と準軍事組織「即応支援部隊(RSF)」だ。

 バシル氏は自らクーデターで権力を奪いながら、その後30年間「軍の反乱」におびえ続けた。軍に対抗できる武装勢力としてバシル氏が育てたのが西部ダルフール地方のアラブ系民兵組織「ジャンジャウィード」だ。

 03年から激化したダルフール紛争はアラブ系と黒人系が争い、虐殺と飢えで国連は「世界最悪の人道危機」と呼んだ。ジャンジャウィードは13年、現在のダガロ統治評議会副議長が率いるRSFとして再編された。バシル政権下で急速に力を強めたが、最後は裏切り、軍と手を組みバシル政権を倒した。

 しかし、次第に統治評議会のブルハン議長を筆頭に軍のRSFへの警戒は強まった。統治評議会と市民団体が昨年12月、民政移管へ話し合いを始めると、軍はこれを利用し、RSFの軍への吸収を図ろうとした。

 アフリカの紛争では空軍力の確保は勝敗に決定的な意味を持つ。12日に「RSFが北部メロウェの空港制圧に動いている」と情報が流れると、軍は態度を硬化。13日に声明を出し「こういうことを続ければ危険な状況になる」と警告した。しかし、RSFは首都に部隊を次々集結させ、15日には本格的な戦闘に突入した。

 双方は中東の衛星テレビ局アルジャジーラを通じて応酬を続けている。ブルハン氏は「考える頭があるなら、今すぐハルツームから出ていけ」とRSFに要求。ダガロ氏はブルハン氏に「犯罪者め、どこに隠れているかは分かっている。他の犬と同じように死ね」と述べた。

 対立の本質は仲間割れで、露呈した亀裂は時間がたつほど修復は難しくなる。スーダンは05年まで半世紀に及んだ南北内戦を続けた。RSFは東部にある首都を追われても、本拠地の西部ダルフールで抵抗を続ける恐れがある。スーダンは今、東西内戦の入り口に立ちつつある。

3163OS5:2023/04/23(日) 22:39:15
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023042100786&amp;g=int
RSFとは何者か 独裁者が保護した第2の軍隊―強力な資金源、頼みは「外部」・スーダン
2023年04月22日07時19分

民兵組織「ジャンジャウィード」に襲われたスーダンの村=2004年4月、西部ダルフール地方(AFP時事)

 スーダンで軍と戦闘を繰り広げている準軍事組織「即応支援部隊(RSF)」は、イランの革命防衛隊と同様、軍がクーデターを起こしても、それを迎え撃てるよう想定された「第2の軍隊」だ。軍と互角に戦える装備や訓練を施されている。


 ◇総兵力10万
 RSFの最近の総兵力は10万人と報じられてきた。スーダン軍は陸軍の10万人が圧倒的で、空軍は3000人、海軍は1000人。兵力数を見れば両者は互角のはずだった。
 2019年まで30年に及んだバシル独裁政権が構築した「カウンター・クーデターのための暴力装置」だったが、最後は軍と手を組み権力を奪った。この協力をきっかけに、RSFは軍から大量の「出向者」を受け入れ、スーダン全土へ急速に膨張する組織を整えた。双方の総兵力数には重複があったとみられ、15日の戦闘勃発の翌日、軍はこうした出向者に「原隊復帰」を命じた。現在の正確な勢力比は分かっていない。
 13年に発足したRSFの源流は、西部ダルフール地方で住民弾圧を担った民兵組織「ジャンジャウィード」だ。03年から激化したダルフール紛争で「スーダン解放軍(SLA)」や「正義と平等運動(JEM)」など反政府勢力に対し、軍の先兵となって戦った。軍による空爆の援護を受けつつ、ジャンジャウィードはダルフールの町や村を略奪し蓄財した。バシル大統領の個人的な保護を受け、RSFを率いるダガロ司令官の一族は今やダルフールの金鉱の利権を握り、幾つも企業を経営する富豪となっている。
 ◇他国の内戦で稼ぐ
 さらに、RSFは過去10年、海外との関係を強化した。サウジアラビアのムハンマド皇太子が介入し15年から激化したイエメン内戦に数万人のスーダン人傭兵(ようへい)を送り込み、サウジを支えた。
 リビア内戦では、ロシアの民間軍事会社「ワグネル」と関係を深め、リビア東部のハフタル派のため傭兵を送り込んだという。イエメンやリビアの最近の内戦沈静化はこうした「RSFの資金源」に影響を与え、ダガロ氏に焦りが生まれていた可能性もある。
 ロイター通信は19日、軍の空爆を受けたRSFは市内の拠点を放棄し「住宅街に紛れ込んでいる」と伝えた。ダルフール紛争以来磨いてきたゲリラ戦で軍に対抗する構えだ。
 しかし、兵力も資金も「第2軍隊」であるRSFは、国庫を握る軍に対し、時間の経過とともに不利になる。サウジやリビア、ロシアなどこれまで培ってきた「外部勢力の支援」が頼みの綱だ。

3164OS5:2023/04/23(日) 22:40:18
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023042100703&amp;g=int
各国、スーダン退避急ぐ 戦闘泥沼化で調整難航
2023年04月22日07時20分

18日、スーダンの首都ハルツームで、誰もいない通りを走る車両(AFP時事)
18日、スーダンの首都ハルツームで、誰もいない通りを走る車両(AFP時事)


 スーダンで続く正規軍と準軍事組織「即応支援部隊(RSF)」の武力衝突で、各国は自国民や外交団らの国外退避準備を急いでいる。外国人が多く居住する首都ハルツームでは空爆や市街戦に伴う犠牲者が増え続け、生活環境の悪化で生命の危険が差し迫っているためだ。

 米国は20日、スーダンから米大使館員らの退避が必要な場合の支援を目的に、米軍部隊を周辺国ジブチに追加配備すると発表した。ただ、ハルツームの空港封鎖や不安定な治安情勢を理由に、「米市民の退避に着手するのは安全ではない」と強調。しかし、米メディアによると、スーダンでは米民間人1人の死亡が確認され、今後は市民の退避を急ぐ可能性がある。
 各国の報道などによると、オランダは「あらゆるシナリオに備える」(フクストラ外相)として中東ヨルダンに輸送機2機を派遣。韓国も軍輸送機を派遣する見通しで、尹錫悦大統領は21日、「どんな状況でも在外国民の安全に最善を尽くすように」と指示した。インドは20日、「どこへ安全に連れ出せるか、戦闘や停戦の状況次第だが、不測の事態に備え複数の選択肢がある」(外務省報道官)と明かした。
 一方で、ドイツは在留ドイツ人約150人退避のため19日に輸送機を送ったが、ハルツームでの戦闘激化で断念に追い込まれるなど、脱出は難航している。
 衝突発生後、正規軍との演習に参加していたエジプト兵らがRSFに一時拘束されたが、その後無事に帰国した。地元メディアによると、エジプト情報機関などが関与し、拘束先からスーダン北部の基地へ陸路で移動後に軍用機で出国。一部の兵士は、仲介に当たるアラブ首長国連邦(UAE)や赤十字の調整で、ハルツームのエジプト大使館へ逃れたという。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2023042300121&amp;g=int
米英外交官ら脱出 「停戦」切れ前に各国退避加速―首都などで交戦続く・スーダン
2023年04月23日22時27分


23日、スーダン東部ポートスーダンに向け首都ハルツームを離れる車列(AFP時事)


 【カイロ、ワシントン時事】米政府は22日、正規軍と準軍事組織「即応支援部隊(RSF)」の衝突が続くスーダンから米大使館員と家族ら100人弱が退避したと発表した。米軍のヘリコプターで脱出した。スナク英首相も23日、英外交官と家族の退避完了を明らかにした。スーダンでは72時間の「停戦」期限切れが24日午前(日本時間同日午後)に迫り、日本など各国が準備を進める自国民の避難は時間との闘いとなっている。


 バイデン米大統領はツイッターで「私の命令により、米軍が政府関係者を救出する作戦を実施した」と表明。米政府高官によると、現地時間23日に米軍の特殊部隊100人程度を投入し、周辺国ジブチへの脱出作戦を行った。米政府はこれに伴い、スーダンでの大使館業務を停止した。
 ただ、空港が利用できないほか、出国のための陸路も閉ざされているとして、駐留する米民間人の退避活動のめどは立っていない。スーダン軍トップのブルハン統治評議会議長は22日、中東のテレビ局アルアラビーヤに、首都ハルツームと西部ダルフール以外では軍が空港を掌握していると主張。ハルツームの国際空港はRSFの管理下にあるとみられる。
 フランス外務省と国防省も23日、仏外交官および仏国民の緊急退避作戦を発表。スーダン軍とRSFは、退避の際に相手側の攻撃で仏人1人が負傷したとの声明をそれぞれ出したが、負傷者の有無を含め真偽は不明。カナダ政府は23日、スーダンでの業務一時停止を決定した。
 サウジアラビア外務省も22日、外交官ら157人がスーダンからサウジ西部ジッダに到着したと明らかにした。サウジ人91人に加え、アラブ首長国連邦(UAE)やインド、カナダなど計12カ国の66人が脱出したという。日本人は含まれていない。
 サウジのメディアによると、157人はハルツームから直線で約670キロの距離にある紅海に面した東部ポートスーダンに陸路で移動し、対岸のジッダへサウジ海軍の艦艇で渡った。ヨルダン外務省も、同国人約300人の退避を開始したと明かした。

3165OS5:2023/04/23(日) 22:42:40
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023042300099&amp;g=int
同郷同士が首都で戦闘 貧困から入隊、住民に怒りと悲しみ―在留邦人、今中航氏語る・スーダン
2023年04月23日20時31分
 【カイロ時事】スーダンで教育支援などを行う認定NPO法人「日本国際ボランティアセンター(JVC)」スーダン事務所の今中航(34)現地代表は22日、正規軍と準軍事組織「即応支援部隊(RSF)」の戦闘の当事者について、地方などの貧困地域では「家庭を支えるため兵士になる人が多い」と現地の実情を語った。同郷の若者同士が軍とRSFに分かれ銃口を向け合い、「何のための戦いなのか」と住民は怒り、悲しんでいるという。

 スーダンとエジプトを結んだ時事通信社のオンライン取材に答えた。今中氏は2018年からスーダンでの活動を始め、職業訓練や補習校といった事業を展開してきている。補習校では、7〜14歳の子供たち数百人を対象に、アラビア語や算数などを教え、正規の学校に通えるよう親への啓発も行ってきた。
 混乱が続くスーダンでは「発展するのは首都のハルツームが中心だ」と強調。置き去りにされた地方では、子供たちは仕事を手伝い、働きに出る親の代わりに妹や弟の世話をして教育の機会を逸していると指摘した。
 こうした地域で軍やRSFは「就職先」として一般的だ。軍の入隊募集会には「何百人も若者が集まっていた」と盛況ぶりを振り返った。
 衝突が発生した15日は地方にいたため、普段暮らす首都での激戦には巻き込まれなかった。現在の滞在先で戦闘は起きていないものの、首都などへ駆り出された軍やRSF兵士の訃報を耳にしている。
 現地のスーダン人は「今すぐこの戦闘をやめてほしい」と求めているという。今中氏は「人命と生活が脅かされ、本当に許せない」と語った。

3166OS5:2023/04/23(日) 22:46:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/62c5c66dcd4a344a7a7b3bf0b340635b19a8170c
スーダンから外国人157人脱出 陸路800キロ超、艦船でサウジへ
4/23(日) 10:44配信

朝日新聞デジタル
サウジアラビア西部ジッダで22日、スーダンからサウジ海軍の艦船で脱出し、歓迎を受けるサウジ人ら。サウジ国営通信提供=ロイター

 アフリカのスーダンで続く国軍と準軍事組織「即応支援部隊」(RSF)との戦闘から逃れるため、同国北東部のポートスーダンから22日、157人が海路でサウジアラビアのジッダに脱出した。サウジメディアが報じた。


 サウジガゼータなどによると、脱出した人々はサウジ人91人のほか、湾岸諸国やエジプト、パキスタン、インド、カナダ、フィリピンなどの人々。スーダンの首都ハルツームの空港で戦闘に巻き込まれたサウジ航空機の乗務員も含まれている。ハルツームから800キロ以上を陸路で移動し、サウジ海軍の複数の艦船で紅海を渡ったという。

 国軍とRSFの双方は、21日に始まったイスラム教の断食月明けの祝日に合わせ、72時間の停戦に応じると発表したが、その後も戦闘が続いている。国軍側は22日、米英仏中の4カ国が数時間のうちに、各国の軍輸送機で外交官や自国民を退避させるとの見通しを示していた。

朝日新聞社

3167OS5:2023/04/24(月) 08:36:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/a70a1cd1aafe592ee67d9f3f45920907694c26bf
「台湾断交」に現実味 有力2氏、競り合う 30日に大統領選・南米パラグアイ
4/24(月) 7:23配信
 【サンパウロ時事】南米で唯一、台湾と外交関係を維持しているパラグアイで30日、任期満了に伴う大統領選が行われる。

 野党の有力候補は、当選後の中国との国交樹立を示唆している。選挙戦は終盤になって与党候補と激しく競り合う展開となり、「台湾断交」が現実味を帯びてきた。

 選挙には10人以上が立候補した。選挙戦は、80年近くほぼ一貫して政権を担当する中道右派の与党コロラド党の候補サンティアゴ・ペニャ元財務相(44)が、政権継承を訴えて先行。中道政党の「真正急進自由党(PLRA)」を中心とした野党連合の候補エフライン・アレグレ元公共事業・通信相(60)が、コロラド党による長期政権の腐敗を批判し追い上げている。

 最近の一部世論調査では、小差ながらもアレグレ氏が逆転する結果が出た。与党内の主導権争いや、ペニャ氏の選挙資金を支えるカルテス前大統領が米国の制裁対象となったことなどが影響を与えたもようだ。

 アレグレ氏は1月、ロイター通信とのインタビューで「中国と関係を持たなければならない」と発言した。これで、中台との関係が選挙の大きな争点に浮上した。アレグレ氏は、主要な輸出産業の穀物や畜産の業界が「台湾との関係で大きな利益を得ているとは思わない」と強調した。ペニャ氏は台湾との関係維持を訴えている。

 パラグアイの政治学者リリアナ・ロシオ・ドゥアルテ氏は、アレグレ氏が勝利しても、教育やインフラ開発などで支援を受けている台湾との断交が「確実というわけではない」と指摘。中台それぞれとの関係を巡る「次期政権の計算」によって方向が決まると分析した。

 中南米・カリブ海諸国は、歴史的に台湾との外交関係を持つ国が比較的多かった。しかし、近年の中国の台頭を受けて「くら替え」する国が相次いでおり、今年3月にはホンジュラスが中国と国交を樹立。これらの地域に影響力を保つ米国と、それに対抗する中国との「勢力争い」の構図も浮かび上がっている。

3168OS5:2023/04/24(月) 08:47:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/a859bf1d9d416d5a309ff2112cc1ada78261f1d1
スーダン戦闘、周辺国が軍事援助か…広域化・エスカレートの可能性
4/23(日) 12:06配信
【ヨハネスブルク=深沢亮爾】アフリカ北東部スーダンで、国軍と準軍事組織「即応支援部隊」(RSF)の戦闘が、周辺地域の新たな不安定要因に発展してきた。国軍とRSFが、それぞれ関係の深い外部勢力から軍事援助を受けている疑惑が浮上しており、戦闘が広域化し、エスカレートする懸念が出ている。

 米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は20日、隣国リビアの東部ベンガジを拠点とする軍事組織「リビア国民軍」が17日にRSFに対し、航空機による弾薬提供を行ったと報じた。国民軍を率いるハフタル将軍とRSFのモハメド・ハムダン・ダガロ司令官はともにロシアやサウジアラビアなどとの関係が深いという共通点がある。

 一方同紙によると、スーダンの国軍に影響力を持つ北隣のエジプトも戦闘機やパイロットをスーダンに派遣した。RSFも戦闘開始直後の15日、スーダン北部の町でエジプト軍の複数の兵士が「降伏」したとする動画を公開しており、エジプト軍が国軍を支援していることをうかがわせるものだ。ただ、エジプト政府は「部隊は訓練目的で、一方を支援するものではない」と主張している。

 懸念されるのは、戦闘の激化が周辺国のさらなる介入を招き、事態が長期化する事態だ。スーダンが国境を接する7か国は、南スーダンや中央アフリカなど多くが政情不安だ。国内に中央政府以外の武装勢力を抱え、混乱が広域的に拡大しやすいという指摘がある。周辺ではイエメンでも内戦が長期化している。

 一方、人道危機の深まりも懸念される。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は20日、戦闘開始後、スーダンから隣国チャドに避難した人が1万〜2万人に上ると発表した。チャドには、2003年に始まったダルフール紛争でも多くの難民が逃れた経緯がある。

3169OS5:2023/04/24(月) 08:52:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/0fb9b9ee9600c8681f43f1d25fe085290c265118
空路か?陸路か?スーダンからの脱出作戦 外交官優先の米英に批判も
4/24(月) 8:30配信
 軍と準軍事組織の間で戦闘が続くスーダンの首都ハルツームから、米国や英国は23日、軍の精鋭部隊などを動員した作戦で外交官とその家族に限って空路で脱出させた。一方、救出作戦の対象外となった民間人や、米英のような作戦を取れない国々などは、陸路や海路を使った対応を迫られている。

【写真】スーダン北東部ポートスーダンで22日、サウジアラビア軍の艦艇に乗って退避するサウジ人ら。サウジ国防省提供=ロイター

 英メディアによると、23日の英外交官救出作戦には1200人の英軍部隊が関わった。作戦が終わった23日、英外務省高官は、残る一般人の救出について、戦闘がやむまで「厳しい限界がある」と述べ、否定的な考えを示した。

 BBCは今回の救出作戦の対象外となり、見捨てられたという感情を抱く人の声を伝えた。現地の英国人ビジネスマンは「取り残された我々にとっては悪夢だ」と語ったという。

 米国も23日未明の作戦前から、外交官以外の民間人の救出について「米政府が組織するのは安全ではない」と否定的な見方を繰り返していた。現地の米大使館はウェブサイトで、残された米国民に対して「治安状況が許せば、スーダンを脱出する選択肢を知らせる」と述べるにとどまっている。外交官優先の米英の対応には、SNSなどで批判の声も上がる。

 戦闘が続く首都に乗り込む作戦はどこの国でもできるわけではない。

朝日新聞社

3170OS5:2023/04/25(火) 14:44:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/d09097f06850605faaf0d0b917368ba68691bdd5
スーダン首都から希望者全員退避、健康状態に問題見られず 南部に退避希望の日本人1人残る
4/25(火) 10:47配信



軍事衝突が続くアフリカ・スーダンからこれまでに日本人やその家族58人が退避を終えました。政府は首都ハルツーム市内からは希望者全員が退避したとしています。

岸田総理
「ハルツーム市内において退避を昨日24日までに、希望していた大使館員を含む全ての在留邦人の退避が完了いたしました」

岸田総理は日本時間の未明、新たに日本大使館の関係者ら8人が首都ハルツームの北に位置する空軍基地からフランスの協力を受けて出国したと明らかにしました。

これに先立ち、日本人と家族45人がスーダン北東部のポートスーダンへと移動し自衛隊のC-2輸送機で周辺国のジブチへ退避していて、ハルツーム市内からは希望者は全員退避したということです。
政府は国際赤十字の協力で退避した人なども含めスーダンから退避した日本人とその家族は全部で58人にのぼるとしています。

松野官房長官
「(ジブチに)到着した邦人は皆、皆さん疲れた様子でありましたけれども健康状態に大きな問題は見られないと聞いています。」

松野官房長官は、スーダン南部の国境付近に滞在する日本人1人が国外への退避を希望していると明かしたうえで、引き続き支援に全力を尽くす考えを示しました。

3171OS5:2023/04/25(火) 19:46:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/a04e7a0844313a527f7c1067e7213da7989e03a2
「無事脱出に感謝」スーダン退避の邦人、疲れた様子も安堵のハグ
4/25(火) 13:13配信
 戦闘が激化するスーダンから在留邦人ら45人が自衛隊機で周辺国ジブチに退避した。銃撃戦や爆撃が続き、略奪も起きている街から脱出した人々は安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 日本時間25日午前1時28分(現地時間24日午後7時28分)。ジブチの自衛隊拠点の滑走路に空自のC2輸送機が着陸し、日本政府を代表して武井俊輔外務副大臣が出迎えた。

 機体から降りた人々はホッとした様子で、声を上げたり、ハグを求めたりしてきたという。武井氏は「小さいお子様もいたので、大変緊張していたと思う。ここまでお連れできたことで、私もホッとした」と語った。

 「3人とも疲れた様子だったが、無事で本当によかった」。スーダンで医療支援をする北九州市のNPO法人「ロシナンテス」の職員・立花香澄さん(37)は、そう声を弾ませた。

 首都ハルツームでは、理事長の川原尚行さん(57)ら3人が活動してきた。退避の準備を進めていると聞いていたが、23日午後以降、連絡が取れず、無事を祈っていた。

 岸田首相が24日深夜、在留邦人の出国を発表したことを受け、眠れずにいた立花さん。25日午前3時頃、川原さんと共に退避した女性スタッフから、「(ジブチに)到着です」と連絡があった。約1時間後には3人の無事を知らせるメッセージ動画が送られてきたという。

 サイトに投稿された動画で、川原さんは「おかげさまで無事に脱出しました。退避に関しては、自衛隊の皆様に本当にお世話になりました。日本大使館、外務省、いろいろな方に感謝したい」と笑顔を見せた。

 立花さんは「いったん現地からは撤退するが、情勢が安定すれば支援を再開したい。現地スタッフとは今後も連絡を取り合い、オンライン診療などの支援ができるか検討していく」と話した。

 スーダンで感染症対策の支援をする国際NGO「難民を助ける会」(東京)にも、現地に出張していた30歳代の男性職員から25日朝、「無事にジブチに着きました」と連絡が入った。

 広報担当の吉沢有紀さん(45)は、「本当にここまで長かった。ただ、スーダン人のスタッフは現地に残っているので心配だ。とにかく事態が収束してくれることを祈っている」と語った。

 浜田防衛相は25日午前の閣議後記者会見で、「予断を許さない現地情勢の中で、さらなる状況の変化にも対応できるように関係省庁と連携していく」と述べた。 防衛省幹部は「邦人らの安全を確保できる退避ルートの設定や関係国との調整など、難しいミッションだった」と振り返った。

3172OS5:2023/04/26(水) 12:29:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/1d1ff679abd93b33f999fdea9350198e31722dad
邦人男性1名、スーダンに残留 「国境なき医師団」のスタッフ
4/26(水) 10:47配信

共同通信
23日、スーダンの首都ハルツームから上がる煙(ロイター=共同)

 紛争地などで活動する国際組織「国境なき医師団(MSF)」は26日、戦闘が続くスーダンに日本人の男性スタッフ1人が残り、活動を継続していると明らかにした。多くの邦人が既に国外に退避しているが、男性は日本政府の関係者とも連絡を取った上で、残留の意思を伝えたという。


 MSFによると、男性は昨年6月に現地入りし、複数あるグループの一つで責任者に就いた。正規軍と準軍事組織「即応支援部隊(RSF)」の戦闘が始まった際には首都ハルツームにいたが、既に国内の比較的安全な地域に移動。現地の情報を収集しながら、今後の支援活動を検討しているところだという。

 MSFの医療支援先の一つである西部ダルフール地方の病院には、戦闘に巻き込まれた多数の民間人を含む300人以上が運び込まれ、50人以上が亡くなった。担当者は「医療ニーズは高まっている。安全を確保した上で、支援を続けたい」としている。

3173OS5:2023/04/26(水) 12:35:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/5c1228fd8deb2e6f24f254ed73b82a970c14a08f
スーダン人道危機 400万人が栄養失調、1580万人が支援必要
4/26(水) 11:45配信

朝日新聞デジタル
スーダンの首都ハルツームで25日、戦闘により損壊した建物=ロイター

 国軍と準軍事組織「即応支援部隊(RSF)」の戦闘が続くスーダンについて、国連は25日、人口の3分の1に相当する約1580万人が人道支援を必要とし、子どもや妊娠中または授乳中の女性の約400万人が栄養失調に陥っていることを明らかにした。人道問題担当のムスヤ国連事務次長補が、安全保障理事会の公開会合で述べた。


 ムスヤ氏によると、戦闘により370万人ほどが国内避難民になったという。これらの数字はさらに増えていくとし、「15日以降、現地で繰り広げられていることは、一般市民や支援関係者にとっても悪夢のようなものだ」と、人道危機の悪化に懸念を示した。

朝日新聞社

https://www.asahi.com/articles/ASR4T66G0R4TUHBI028.html?oai=ASR4V3S93R4VUHBI00L&amp;ref=yahoo
陸路で800キロ「運転めげそうに」 スーダン退避、つないだ脱出路
有料記事

丹内敦子 ジブチ=武石英史郎2023年4月25日 19時32分
 国軍と準軍事組織の戦闘が続くアフリカ北東部スーダンを逃れた日本人ら45人が24日夜(日本時間25日未明)、自衛隊機で近隣国ジブチに到着した。市街戦が約10日間続く首都ハルツームから約800キロに及ぶ陸路の移動、そして空路での脱出は、どのように行われたのか。

 「本当に色々な方に感謝をしたいと思う」

 スーダンで医療活動を続けてきたNPO法人「ロシナンテス」(北九州市)の理事長で医師の川原尚行さん(57)は現地時間の24日夜、スーダンから退避し、無事ジブチに到着したことを伝える動画をSNSに投稿した。

 日本人スタッフ2人と並び、自衛隊、国際協力機構(JICA)、日本大使館などへの感謝を述べ、繰り返し頭を下げた。

 なかでも、「何より」と強調して感謝を伝えたのが国連だった。川原さんは「(首都)ハルツームから(北東部)ポートスーダンまで本当に長距離、長時間にわたるオペレーションを組んでくれた」と語り、自衛隊との合流地点までの陸路移動に国連の協力を得ていたことを明らかにした。

乗り捨てようと思っていた車 村長「また来いよ」
 800キロ以上に及ぶ車での…

3174OS5:2023/04/26(水) 12:35:45
https://www.asahi.com/articles/ASR4T6DKFR4TUTIL02Y.html?oai=ASR4V3S93R4VUHBI00L&amp;ref=yahoo
スーダンからの邦人退避、検討された複数の案 初の「陸上輸送」も
有料記事

成沢解語2023年4月25日 20時00分
 アフリカ北東部スーダンに在留していた日本人とその配偶者計45人が24日、自衛隊の輸送機によりスーダン国内から退避した。このミッションでは複数の案が検討された結果、最も安全なルートが選ばれたという。

 「現地の戦闘が激しい。これまでで最も危険なミッションになる」

 19日午後、防衛省。スーダンから日本人を輸送する準備を始めると松野博一官房長官が明らかにした直後、自衛隊関係者は緊張した表情でそう語った。戦闘機が飛び交い、銃撃戦が繰り広げられている現地の映像がテレビで流れていた。

 輸送には、スーダンからエチオピアなどを挟んで東に位置するジブチの自衛隊拠点を使うことが前提とされた。ジブチの拠点は、交通の要衝とされる紅海につながるアデン湾に出現する海賊対策として設けられている。ただ、海外で緊急事態が起きた場合に邦人らを保護、輸送するための中継地としての活用も検討されていた。

 防衛相が自衛隊機をジブチに移動させ、待機させるよう命令した20日、吉田圭秀統合幕僚長は、車両による陸上輸送を検討していることを明らかにした。陸上輸送は2013年の自衛隊法改正で認められた。生命・身体の防護のために武器の使用もできるが、これまでに行われた実績はない。

 防衛省内で想定された陸上輸送は二つだった。

 一つは、ジブチから直接装甲…

3175OS5:2023/04/26(水) 12:36:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/467810bc596b4c783722de3650dc573d72970ef6
スーダンから隣国へ最大2万人避難 医療施設への砲撃や略奪も
4/21(金) 21:30配信
 国軍と準軍事組織「即応支援部隊」(RSF)の戦闘が続くスーダンでは、双方が繰り返し停戦を発表してきたものの銃声はやまず、国民が隣国へ逃げ始めている。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は20日、スーダンから隣国チャドへ1万〜2万人が越境したと発表した。戦闘が続くなか、難民の波は止まりそうにない。

 UNHCRによると、難民の多くは女性や子どもで、飲み水や食料のほか、寝泊まりできるシェルターなどが必要となっているという。

 チャドは、RSFの拠点であるスーダン西部ダルフール地方に隣接している。ダルフールでは2003年、RSFの前身の民兵組織が黒人系住民を襲撃する紛争が起き、今も約40万人の難民がチャド側にとどまっている。スーダンからの難民が殺到すれば、限られた公共サービスや援助物資が不足し、混乱が周辺国に波及する懸念が高まりそうだ。

 戦闘の継続により、医療施設にも甚大な影響が出ている。

 中東カタールの衛星放送局アルジャジーラによると、スーダンの医療団体は、これまでに13の病院が砲撃や爆撃を受け、19の病院で職員らが強制的に退避させられたと説明。21日時点で、全国で病院55カ所が診療を停止しているという。

 国際NGO「国境なき医師団」は19日、武装した男たちがスーダン西部ニャラにある施設を襲撃し、車両や事務用品を盗んだとツイッターに投稿。医薬品があった倉庫も襲撃されたが、近づけないために被害の程度は不明という。

朝日新聞社

3176OS5:2023/04/26(水) 12:37:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/c3d99eba3ddc6ecd8d8b026082ba38dee8488e72
スーダンから希望者全員が退避完了 フランスの協力で57人が出国
4/25(火) 9:22配信

朝日新聞デジタル
スーダンから退避し、ジブチの自衛隊拠点で健康チェックを受ける日本人家族ら=2023年4月24日、武石英史郎撮影

 戦闘が続くアフリカ北東部スーダンからの在留邦人とその家族の退避について、岸田文雄首相は25日朝、記者団の取材に対し、24日までに首都ハルツーム市内在住で希望していた全員の退避を終えたことを明らかにした。


 24日までにスーダンから退避した49人に加え、25日未明にかけて大使館関係者を含む在留邦人とその家族計8人が、フランスの協力を得て首都ハルツーム郊外の空軍基地から出国した。

 首相は「交戦状態が続く危険かつ困難な状況の中、孤立し、脱出困難な状況に陥っていた在留邦人とその家族の退避を完遂した大使館関係者の勇気と責任感あふれる行為は称賛に値する。また、協力いただいたフランスに感謝を申し上げます」と述べた。

 スーダンには、NGOや国際協力機構(JICA)、日本大使館関係者やその家族ら約60人が滞在。このうち45人は24日までに自衛隊機でスーダン東部のポートスーダンを出発し、自衛隊の拠点がある近隣国ジブチに向かった。他に4人がフランスや国際赤十字社の協力で、ジブチやエチオピアに避難していた。

朝日新聞社

3177OS5:2023/04/27(木) 08:56:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/7cc35285dd6a99f9a2b3b0c30623c6e8169261f4
日本ではあまり報道されないが…新たな内戦に突入した「スーダン」を「地政学」から見る
4/27(木) 7:02配信
 スーダンが新たな内戦に突入した。私の知り合いの複数名も対象者だったが、希望者全員の退避が果たされたのは、何よりであった。それにしても今回、退避対象者となっているのは、政府機関を通じて、国際機関を通じて、NGOを通じて、スーダンの人々に貢献してきた方々だ。極めて残念な事態が進行中であるスーダンの状況について、退避している方々も、無念な気持ちになっているだろう。

 スーダンはこれからどうなるのか。アフリカはどうなっていくのか。この機会に、日本国内で通常は報道されることのない地域を見る目を養っておきたい。本稿では特に、地政学からスーダンが位置する地域をどう見るか、について考えてみたい。

「大陸系地政学」から見たスーダン
 たとえどんなに頻繁に地政学が語られるとしても、地政学の観点からアフリカが語られることは稀である。その背景には、日本社会において一般的にアフリカに対する関心が低い、という事情もあるだろう。地政学の特性が、世界全体を鳥瞰的に見る視点を提示することにあるため、どうしても大国間関係に焦点をあてがちになることも否めない。

 この事情は、拙著『戦争の地政学』で「大陸系地政学」として紹介した伝統では、特に顕著である。「大陸系地政学」の伝統では、「圏域」思想を重んじる。世界を幾つかの主要な「圏域」に分けたうえで、それぞれの「圏域」を「勢力圏」あるいは「生存圏」とする盟主となる大国の存在を重視する。

 世界を四つの圏域に分けて考えるナチス・ドイツ時代の地政学者カール・ハウスホーファーから、現代ロシアの「ユーラシア主義者」であるアレクサンドル・ドゥーギンに至るまで、「圏域」思想を重視する「大陸系地政学」の理論家たちは、アフリカを一つの「圏域」とはみなしてこなかった。

 帝国主義をとる欧州の列強が植民地支配を続けていた時代においてだけでなく、今日においてもなおアフリカは一つの「圏域」とみなされない。その背景には、アフリカ大陸全体としての力の弱さのみならず、アフリカ大陸における覇権国の不在という事情があるようにも思われる。

 アフリカ大陸で3番目に大きい領土を誇るスーダンは、人口も4,000万以上と大陸で8位の規模を持ち、その存在感は、小さくない。だが、自らの「勢力圏」を確保するような覇権国としての威厳まではない。むしろ国名の「スーダン」がアラブ側から見て「黒人」を意味する語義を持っているように、歴史的には他国の支配に服し続けてきた。大英帝国の一部であっただけではない。イギリスに支配される前には、隣国のエジプトに支配されていた。

 アフリカ大陸で欧州列強の大規模な奴隷としてのアフリカ人の収奪があったことは広く知られているが、実は欧州人が到来する前には、アラブ人たちがアフリカ人を奴隷として収奪していた。イギリスに支配される前に、エジプトに支配されていたスーダンの歴史は、アフリカ大陸全域の象徴である。かつてはサハラ砂漠の南側は全て「スーダン」であったので、現在のスーダンである東スーダンだけでなく、中央スーダン、西スーダンと、大西洋岸まで「スーダン」が伸びていた。そして「スーダン」全域が、アラブ人との間の奴隷貿易の対象であった。

 現在の内戦状態のスーダンを見ても、ロシアのワグネル社まで含めた欧州系の勢力の影響だけでなく、近隣国や中東諸国の影響を大きく受けている。「大陸系地政学」の観点から見ると、スーダンが位置するアフリカ地域が、欧州の「圏域」に属するのか、ユーラシア大陸の中央部を意味するハートランドから中東を貫く「圏域」に属するのかだけが、問題になる。アフリカで起こる出来事は、他の地域に盟主を持つ他の「圏域」の間の衝突の余波として発生するにすぎないと見なされる。

3178OS5:2023/04/27(木) 08:56:50
「英米系地政学」から見たスーダン
PHOTO by iStock

 海洋国家群のネットワークを重視する「英米系地政学」理論の伝統からは、スーダンはどのように映るだろうか。20世紀初頭に後世に決定的な影響を与える議論を示したイギリスのハルフォード・マッキンダーは、ユーラシア大陸の中央部に「ハートランド」と呼ぶべき特別な地域がある、と洞察したことで有名である。ほぼロシアのことを指す「ハートランド」は、北極という無人地帯を後背地にしながら、大海に通じる河川を持たないため、ほぼ必然的に南下拡張政策をとる。それを海洋国家連合が封じ込める。マッキンダーが「歴史の地理的回転軸」と呼んだ世界史の基本構造である。

 しばしば見逃されるのだが、マッキンダーは、ユーラシア大陸とアフリカ大陸をあわせて、「世界島」と呼んでいた。そしてユーラシア大陸と同じように、アフリカ大陸にも「ハートランド」と呼ぶべき広大な内陸部があると考えていた。サハラ砂漠より南のアフリカは、海洋国家が容易には近づけない地域だ。

 歴史的に言えば、伝統的にアフリカ大陸の沿岸部の国家が、外部から来た奴隷商人と結託して、奴隷貿易で利益をあげていたのに対して、内陸では、奴隷収奪から逃れた人々が分散して発展度の低い共同体を形成しがちであった。

 現在のスーダンの首都ハルツームは、白ナイルと青ナイルが分岐していく地点にある町だが、いわゆる「ナイル川世界」の一つの象徴的な場所である。

 これに対して、現在の南スーダンにあたるナイル川上流部の地域に住む人々は、歴史的には外部との接触が希薄で、分散して生活していた人々の居住地である。現在のスーダンの西部にあたるダルフール地方も、サハラ砂漠の南側にあたる「サヘル」を形成しているとはいえ、「南のハートランド」に近い性格を持った内陸部だとも言えるだろう。

 アフリカ大陸を「世界島」と呼ぶべき巨大な大陸の一部とみなすと、スーダンから東に広がる「アフリカの角」が、アラビア海/インド洋に突き出した巨大な「半島」としての性格を持っていることが見えてくる。スエズ運河を抜けて地中海/黒海/大西洋へと広がっていく紅海という狭い海の入り口に位置しているという点でも、「アフリカの角」の地理的重要性は、看過することができない。

 マッキンダー理論によれば、海洋国家(シーパワー)連合と、大陸国家(ランドパワー)のせめぎあいが最も激しくなるのが、マッキンダーが「橋頭保」と呼んだ大陸から突き出た半島部分だ。シーパワーから見ると、「橋頭保」である半島が単一のランドパワーの「勢力圏」に陥ってしまったら、もはや大陸にアクセスすることが著しく困難になる。大陸に領土的拡張の野心を持たないシーパワーであっても、「橋頭保」へのアクセスの維持は、至上命題である。そこで朝鮮半島、インドシナ半島、インド半島、アラビア半島、そして巨大な半島としてのヨーロッパの付け根である東欧が、シーパワーとランドパワーが最も激しく衝突する地域となる。

 アフリカ大陸の典型的な「橋頭保」は、「アフリカの角」である。そのため、冷戦中から、「アフリカの角」に位置するソマリアやエチオピアは、世界的に見ても米ソの二代超大国の食い込みが非常に激しい地域の一つであった。

 過去数十年にわたりソマリアが破綻国家の典型として政情不安が続いていることや、エチオピアを内陸国に転落させて紅海沿岸部だけで独立して生まれたエリトリアが1991年の独立以来イサイアス・アフェウェルキの「アフリカの北朝鮮」とも呼ばれる特異な独裁体制下にあることなどから、現在ではジブチに主要国の関心が集まっている。紅海の入り口に位置しながらアデン湾を臨む人口100万人の小国ジブチに、アメリカ、中国、フランス、さらに小規模なものも含めれば、イタリア、ドイツ、スペイン、イギリス、サウジアラビア、日本の軍事基地がひしめき合っている。これに対してロシアは、スーダンの紅海沿岸部にあるポートスーダンに軍事基地を建設して巻き返しを図っている。

 スーダンは、「英米系地政学」理論の視点から見ると、アフリカ大陸で最重要の「橋頭保」の付け根に位置する国家だと言うことができる。ナイル川をたどって地中海から、そして紅海から有力国の影響が常に及んでいながら、後背には「南のハートランド」の内陸部を持ち、自らが海洋国家としての性格を強く持つことはない。

3179OS5:2023/04/27(木) 08:57:04
橋頭保の付け根としてのスーダンの帰趨
PHOTO by iStock

 地政学的に見て要衝にあるスーダンには、外部世界から様々な影響が及んでくるが、逆に言えばスーダン情勢の変化が周辺国に大きな影響を与える要素もある。スーダンは、7カ国と陸続きの国境を共有し、さらに紅海に面した沿岸部も持つ。その対外関係の性格は、重層的であり、複雑だ。

 スーダンの西側に位置するリビア、チャド、中央アフリカ共和国は、いずれも内戦状態にある。中央アフリカ共和国は、ロシアのワグネル社が2010年代後半から浸透している。南に位置する南スーダンも内戦をへた政情不安な国である。軍閥同士の権力闘争で大混乱が引き起こされる点では、2011年にスーダンから分離独立した国である南スーダンの状況は、現在のスーダンの状況と似ているという指摘もある。

 スーダンの東に位置するエチオピアは、2020年以降数年にわたって北部ティグレ州で激しい内戦を行ってきた。その過程で、長い間封印してきていたエチオピアとスーダンの間の国境紛争が再燃し、両国軍の間に衝突が起こった。エリトリアもスーダンの東に位置する国だが、上述のように特異な独裁統治体制をとっており、さながら別世界の空間のようである。エチオピアから分離独立した国であるだけに、エチオピア北部の動向に強い関心を持っており、ティグレ紛争には軍事的に深く関わり、数々の戦争犯罪に手を染めた。

 紅海を渡った中東地域では、サウジアラビアとUAEが、スーダン国軍とRSFの双方と結びついているが、スーダンだけではなく、東アフリカ全域で強い影響力を持っている。UAEはエリトリアに軍事基地を持ち、未承認国家ソマリランドの港に経済特区を作っている。さらにトルコが、ソマリア連邦政府が統治する首都モガデシュに軍事基地を持っている。なおインドも、東アフリカに浸透している国の一つとして知られる。

 スーダンの北に位置するエジプトは、スーダンにとって最も重要な国だ。エチオピアのグランド・ルネサンス・ダム建設問題では、スーダンとエジプトが、下流に位置する諸国の利益を考えるべきだという主張を展開して、エチオピアと対立している。エジプトがスーダン国軍を支援しているという一般的な理解もあり、今回の内戦勃発でRSFは駐留エジプト兵を拘束した。武力衝突に巻き込まれた死亡したエジプト兵もいる。なお中東・欧州諸国の関与が複雑に錯綜するリビアの内戦では、エジプトはハフタル将軍の反政府勢力を支援しているが、そのハフタル将軍はスーダン内戦ではRSFを支援する役割を果たしているとされる。

 情勢は複雑である。これだけの混乱をスーダンが見せていても、軍事部隊の展開などの積極的な介入をする国や国際機関は、現状ではなかなか出てこないだろう。分裂の度合いを深めている国連安全保障理事会が、大胆な内容を持つ決議を出せるとも思えない。

 他方において、それにもかかわらず、その地政学的な重要性から、スーダンを見限ることは、誰にもできない。スーダン国内の動きだけではなく、様々な思惑を持つ多種多様な諸国や諸組織の動きを地政学的な観点から分析する作業は、今後ますます重要になっていくはずである。

3180OS5:2023/04/27(木) 08:57:19
日本が持つべき視点
 日本は、地政学理論から見ればシーパワー連合の一角を占める外交安全保障政策を基盤にしている。近年は、「自由で開かれたインド太平洋」構想を掲げて、中国の一帯一路政策が広がるユーラシア大陸の外周部「リムランド」を取り囲むネットワークの強化を推進している。ロシアのウクライナ全面侵攻後は、「インド太平洋とユーロ大西洋の安全保障の不可分性」(岸田首相キーウ訪問時の日・宇共同声明)を認識する立場から、対ロシア制裁とウクライナ支援を続ける姿勢をとっている。

 この外交安全保障政策の観点からは、アフリカ大陸をどう見るべきか、という問いの答えは、自明であるはずだ。「国際社会の法の支配」に加勢してくれる自由主義的なアフリカ諸国との連携を強めるべきである。特に「インド太平洋」に地理的に位置する諸国を中心とした沿岸部の諸国との関係は、特筆されるはずである。その観点から、「アフリカの角」の付け根に位置し、紅海沿岸部に港も持つスーダンの重要性を、看過することはできない。紅海沿岸諸国の混乱は、「インド太平洋とユーロ大西洋の安全保障の不可分性」に大きく影響するという認識は必須だ。

 もっともだからといって、日本が果たしうる役割を、過大に評価することまではできないだろう。スーダン情勢の劇的な好転が、短期間のうちに見込めるようになる可能性は乏しい。重要なのは、同盟国・友好国との連携を重視しながら、この地域に関与し続ける姿勢だけは維持しておくことだ。

 スーダン人の知的水準は高く、民主化に対する熱意も強い。人的なつながりを絶やさないようにすることにも気を付けたい。国際的な平和活動の仕組みを通じた貢献の可能性がある場合には、積極的に関与していきたい。

篠田 英朗(東京外国語大学教授)

3181名無しさん:2023/04/27(木) 23:40:51
https://www.yomiuri.co.jp/world/20230426-OYT1T50080/
スーダンで「公衆衛生研究所占拠」、病原体の流出懸念…停戦合意後も戦闘続く
2023/04/26 11:33
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 【ヨハネスブルク=深沢亮爾、ジュネーブ=森井雄一】国軍と準軍事組織「即応支援部隊」(RSF)の戦闘が続くアフリカ北東部スーダンで25日午前0時(日本時間午前7時)から72時間の停戦に合意したことを受け、外国人の退避が進んでいる。一方、首都ハルツームでは、国立公衆衛生研究所が戦闘に巻き込まれ、病原体などが外部に流出する生物災害の危機が高まっている。

25日、スーダンの首都ハルツームで戦闘により破壊された住宅=AP
 AFP通信は25日、停戦合意後も国軍の空爆が確認されたと報じた。ただ、戦闘は小規模で、ハルツームから避難する市民や外国人が相次いでいるという。


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 英政府は25日、スーダンに残る自国民らの退避支援を開始した。英民放スカイニュースによると、第1便の軍用機はハルツームの北約30キロ・メートルにある飛行場を離陸し、約40人を地中海のキプロスまで運んだ。

 国連人道問題調整事務所(OCHA)は25日、ハルツームを中心に食料や水、医薬品の不足が「極めて差し迫っている」と警告した。

 一方、世界保健機関(WHO)は25日、ハルツームの国立公衆衛生研究所が占拠されたと発表した。

 WHOによると、研究所にはコレラやはしかなどの病原体などが保管されているが、安全に管理できない状態に陥っているという。国軍とRSFのどちらが占拠したかは明らかにしていない。スーダンではこれまでに医療施設14件が攻撃を受け、8人が死亡した。

 WHOによると、24日現在の戦闘による死者は少なくとも459人、負傷者は4072人に上る。

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3182OS5:2023/04/27(木) 23:41:58
https://www.yomiuri.co.jp/world/20230426-OYT1T50171/
スーダン首都郊外で刑務所襲撃、バシル元大統領ら囚人多数が逃亡か
2023/04/26 19:45
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 国連安全保障理事会は25日、国軍と準軍事組織「即応支援部隊」(RSF)の戦闘が続くアフリカ北東部スーダンの情勢悪化を受けた緊急会合を開いた。アントニオ・グテレス事務総長は、「戦闘は国の未来を危険にさらすだけでなく、国境を越えて甚大な被害をもたらす。即時停止すべきだ」と訴え、日米欧などが賛同した。

25日、スーダンの首都ハルツームで戦闘により破壊された住宅=AP
 今回の戦闘を巡る安保理での公開会合は初めて。中露は、米欧を念頭に「外部から解決策を押し付け、 恣意しい 的に決めることは逆効果だ」と主張した。国軍側につくスーダン代表も会合に出席し、「(RSFによる)クーデターが原因だ。内政問題であり、スーダン人自身で解決策を見いだす」と強調した。


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 スーダンでは26日、国軍とRSFが25日午前0時から72時間の停戦に合意したことを受け、外国人の退避が進んだ。一部では戦闘が継続している模様だ。

 ドイツ国防省は26日、自国軍機による退避希望者の救援を25日夜で終了したと発表した。23日から8回に分け、30か国以上計約700人を輸送した。フランスも41か国計約500人を出国させており、欧米は連携して退避を進めている。英政府も25日、自国民らの退避を本格化させた。

 一方、国軍は26日、首都ハルツームの国際空港周辺などでRSFの狙撃手による攻撃が続いているとSNSで主張した。ロイター通信は26日、スーダン内務省の話として、RSFが21〜24日にハルツーム郊外などにある複数の刑務所を襲撃し、多数の囚人を逃亡させたと報じた。2019年に退陣したオマル・バシル元大統領も含まれるという。(ニューヨーク 金子靖志、ヨハネスブルク 深沢亮爾、ベルリン 中西賢司)

3183OS5:2023/04/28(金) 11:44:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/c6598ad60474e1a24415d9942b01903987fec24d
中国市場を求める「緑の黄金」 農業国パラグアイ、米中対立の渦中
4/27(木) 19:24配信
 広大な大地のはるか先まで、緑一色の大豆畑が広がっていた。南米ブラジルと国境を接するパラグアイ東部ペドロ・フアン・カバジェロ。「面積は680ヘクタールで、収穫量は2400トンを軽く超えるよ」。ファビアン・ダバロスさん(41)が、畑を見渡しながら言った。収穫された大豆は家畜用の飼料などとして、隣国ウルグアイやアルゼンチンを経由して、欧米に輸出している。

【図解でわかる】記事に登場する国々の関係性は?

 「緑の黄金」。日本人移住者が1950年代に栽培したのが始まりとされる大豆は、今ではパラグアイでこう呼ばれる。穀物類の有力業界団体「パラグアイ穀物・油糧作物輸出業者協会(CAPECO)」によると、2022年の大豆の輸出量は世界6位。農業国であるパラグアイの経済をけん引する。ダバロスさんは言う。「良い買い手がいるなら、もっと畑を拡大したい」

 ダバロスさんら農家が見据えるのは、巨大な中国市場だ。CAPECOのウーゴ・パストレ幹部も「大豆を大量に買う中国は魅力だ」と大豆の輸入依存度が高い中国市場に期待感を示す。同様の思いを、牛肉輸出量で世界9位の畜産業界も抱く。ペドロ・フアン・カバジェロ各地で牧場を営み、約1万7000頭を肥育するテオドロ・ビジャさん(71)は「大きい市場が欲しい。大量に買ってくれる相手と取引したい」と話す。

 主要産業である大豆と牛肉の業界からのこうした要求は、中道右派ベニテス大統領(51)の任期満了に伴い30日に投開票される大統領選にも影響を及ぼしている。

 パラグアイは南米で唯一、台湾と外交関係を維持している。与党コロラド党のサンティアゴ・ペニャ元財務相(44)が台湾との関係維持を主張するのに対し、農業票の取り込みを図る野党連合のエフライン・アレグレ元公共事業・通信相(60)は、当選すれば中国と国交を樹立すると示唆している。選挙は両氏による事実上の一騎打ちの構図で、両氏の支持率は激しく競り合っている。

 中国は、台湾との断交を国交樹立の条件にするが、パラグアイでは断交に慎重論も強い。背景にあるのは、中国と対立し台湾との連携を深める米国の存在だ。中南米は米国の「裏庭」とも呼ばれるが、中国が外交攻勢を強めて影響力の拡大を図り、台湾と断交して中国と国交を結ぶ国が相次いでおり、米国は警戒を強めている。

 パラグアイにとって、米国は政府開発援助(ODA)の主要国の一つで、貿易額でも上位に名を連ねる。台湾と断交して中国との関係を強化することは、対米関係を難しくするリスクを伴う。パラグアイ政治の分析などを行うシンクタンク「民主主義発展研究所(DENDE)」のアルベルト・アコスタ所長は今回の大統領選についてこう指摘する。「パラグアイは今、激しさを増す米中の対立に巻き込まれており、次期政権には外交面で重い課題がのしかかる」【ペドロ・フアン・カバジェロ(パラグアイ東部)で中村聡也】

3184OS5:2023/05/02(火) 00:03:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/9b894a50ad6614d0064657056f77f398157bc98f
中国か台湾か農業国が選択 巨大市場への「くら替え」争点 大統領選投票・南米パラグアイ
4/30(日) 20:42配信
 【サンパウロ時事】南米で台湾と外交関係を持つ最後の国となったパラグアイで30日、大統領選挙(任期5年)の投票が行われた。

 中国との関係が争点に浮上し、与野党の有力候補2人が接戦を展開。大豆や牛肉などの生産が盛んな農業国は、巨大な消費市場を抱える中国に「くら替え」するかどうかの選択を迫られている。

 投票は午後4時(日本時間5月1日午前5時)で終了。即日開票され、30日中に大勢が判明する見込みだ。

 パラグアイでは日本から移民が持ち込んだ大豆の栽培が普及。今や生産量は世界6位で、主要な輸出品に成長した。業界団体APSのエノ・ミシェルス会長は取材に対し、中国と国交が樹立されれば中国市場が開かれ「生産者にとって販売条件が良くなる」と指摘。中国からの投資も予想され、「国全体に恩恵が及ぶ可能性がある」と期待する。

 ミシェルス氏は数年前、ブラジルで会った中国の大使から「台湾と関係を断てば(取引を)話し合おう」と持ち掛けられた。とはいえ、台湾との外交関係も「長い交渉がなければ変えられない」と予想。「選挙がどうなるかで(政府が)どのように取り組むかが分かる」と見守る姿勢だ。

3185OS5:2023/05/02(火) 00:04:31
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230501/k10014054701000.html
パラグアイ大統領選 与党候補が勝利 台湾との関係維持へ
2023年5月1日 14時20分

南米で唯一、台湾と外交関係をもつパラグアイの大統領選挙は与党候補が勝利し、今後も台湾との関係が維持される見通しとなりました。

任期満了に伴うパラグアイの大統領選挙は30日、投票が行われました。

今回の選挙では、台湾との外交関係を維持するかどうかが争点の1つになり
▽右派の与党候補で元財務相のサンティアゴ・ペニャ氏が台湾との関係維持を主張したのに対し
▽中道の野党連合の候補で元下院議長のエフライン・アレグレ氏は農産物の輸出拡大のため、台湾と外交関係を断絶して、新たに中国と国交を結ぶ可能性を示唆してきました。

パラグアイの選挙管理当局の集計によりますと、開票率99%時点での得票率は
▽与党候補のペニャ氏が42.7%
▽中道の野党連合候補のアレグレ氏が27.4%
などとなり、台湾との関係を重視するペニャ氏が勝利しました。

ペニャ氏は首都アスンシオンで支持者を前に演説し「パラグアイ国民は社会の安定と対話、そして融和を求めた。私たちが望むパラグアイを実現する」と述べ、勝利を宣言しました。

パラグアイは、台湾が外交関係をもつ13か国のうちの1つで、南米大陸では唯一、台湾との関係を維持しています。

中南米では、ことし3月、ホンジュラスが台湾と外交関係を断絶するなど、中国と国交を結ぶ国が相次いでいましたが、パラグアイでは台湾との外交関係が維持される見通しとなりました。

ペニャ氏の勝因は若者の支持拡大
ペニャ氏が勝利した背景には、若者を中心に支持が広がったことがあります。

ペニャ氏は44歳で、学生時代、台湾の奨学金で現地の起業家向けの研修に参加した経験があります。パラグアイは人口に占める若者の割合が大きく、若者の支持が選挙の勝敗を大きく左右します。

外交面では、民主主義などの価値観を共有するアメリカ、台湾、イスラエルとの伝統的な友好関係を重視し、関係強化をはかっていくと訴え、支持を集めました。また内政面ではパンデミックで経済が打撃を受けるなか、若者の雇用創出など若者に重点を置いた経済政策を打ち出しました。

ペニャ氏の勝利集会では集まった支持者から「若者の教育や雇用の創出に力を入れてほしい」といった若者を重視した政策に期待する声も多く聞かれました。
台湾外交部「新政権と交流を引き続き深めていく」
台湾外交部は、パラグアイに駐在する大使が直ちに蔡英文総統を代表してペニャ氏に祝意を伝えたと明らかにした上で「民主主義や自由など両国が共有する価値観と伝統的な友好に基づき、パラグアイの新政権との間で協力と交流を引き続き深めていく」というコメントを発表しました。

3186OS5:2023/05/02(火) 00:08:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/c848566abec3a475fad3f53ca5b7a16f0dcdb9ea
戦闘が続くスーダンを逃れて 2万人の難民がチャドに避難
5/1(月) 15:46配信
ミジギルタ、チャド、5月1日 (AP) ― 戦闘が続くアフリカ北西部のスーダンから連日、数万人が国境を越えて隣国チャドに逃れている。
 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によると、4月15日に戦闘が始まって以降、少なくとも2万人が国境を越えてチャドに逃れており、今後さらに多くの難民が到着すると予想されている。
 チャドのUNHCR上級緊急調整官であるブリス・デグラは、避難民を助けるために、難民機関が今すぐ行動することが重要だと指摘する。
 「今 行動を起こさなければ手遅れになる。数週間後には雨季がやってくる。もし 何の支援もしなければ、道路は通行不能となり、ここにいる難民全員が動きがとれなくなる」と危惧する。
 UNHCRは、スーダン周辺の近隣諸国に避難しているすべての難民に支援を「拡大」しており、寝袋や調理器具などの支援物資の供給を「強化」していると述べた。
 武力紛争の犠牲者を監視しているスーダン医師シンジケートによると、過去2週間で市民425人が死亡し、2,091人が負傷したという。
 一方、スーダン保健省は、戦闘員を含む全体の死者数を528人、負傷者数を4500人と発表した。
 主権を争って武力衝突を続けている国軍のアブドゥル・ファタハ・ブルハン将軍と、準軍事組織「緊急支援部隊」を率いるモハメド・ハムダン・ダガロ司令官は、2021年10月の軍事クーデターで、スーダン民主化への移行を阻止した盟友であったが、その後互いに敵対、現在に至っている。

(日本語翻訳・編集 アフロ)

https://news.yahoo.co.jp/articles/39902d9e687792eeb4ffe2060cf78ac3b128568e
ハルツームでは深刻な水不足 スーダン紛争の長期化は必至
4/21(金) 10:58配信


ハルツーム、スーダン、4月21日 (AP) ― アフリカ北西部のスーダンで4月15日、軍事政権内での主導権争いが、国軍と準軍事組織「即応支援部隊」(RSF)の武力衝突へと発展。戦闘は首都ハルツームから国内の主要都市に拡大しており、それに伴って市民生活にも大きな影響が出ている。
 ハルツームでは住民が大きな容器をかかえて、生活に必要な水を調達する一方で、持てるだけの身の回り品を持って、町から脱出する市民でバスターミナルは1日中混雑した。
 19日から始まった24時間の停戦は、20日の夕方、延長の連絡もないまま終了。スーダン国軍は、RSFとの交渉を拒否し、降伏しか認めないと主張するなど、紛争の長期化は必至の状況だ。

(日本語翻訳・編集 アフロ)

3187OS5:2023/05/02(火) 01:01:50
https://www.sankei.com/article/20230501-Q3PKYXRJNJMOREDXLD5SZCEYZQ/
パラグアイ 台湾断交になお圧力 農畜産業界が中国市場望む
2023/5/1 18:48
平田 雄介
【ニューヨーク=平田雄介】南米パラグアイで4月30日に行われた大統領選で、台湾との外交関係維持を明言する与党コロラド党のペニャ元財務相が勝利した。だが、巨大市場に進出するために中国との国交樹立を求める国内の圧力は高く、中南米における台湾との「断交ドミノ」が続く懸念は消えていない。

パラグアイで特に中国との国交樹立を求めるのは、主要産業である農畜産業界だ。地元の農村協会会長は「隣のパーティーをバルコニーから眺めるようなものだ」と、対中貿易が活発な周辺国に対する心境をロイター通信に語る。


米マサチューセッツ工科大系列の統計サイトによると、パラグアイの対中輸出額は2021年に3230万ドル(44億2000万円)で、輸出総額に占める割合は0・3%に過ぎない。隣国ブラジルの883億ドル、30・6%とは大きな差だ。パラグアイの貧困率は27%(20年)に上り、経済発展のため台湾との断交は「いつ起きるかの問題」(現地外交筋)との声が上がる。

台湾もこれまでパラグアイに多額の経済支援をしてきたが、最近は巨大な経済力を備えた中国と「金銭外交」で競うより、国際機関での役割増大による存在感向上の方に関心が高いとされる。米国もその後押しに注力し、台湾と外交関係を持つ中南米諸国を「放置した」とも批判される。


中国共産党の脅威を調査する米下院特別委員会のギャラガー委員長(共和党)は、中国の台湾孤立化の試みは「台湾侵攻の前奏曲」とし、米政府の対応のまずさを批判している。


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かつて「米国の裏庭」と呼ばれた中南米・カリブ海諸国への中国の浸透は顕著で、台湾と断交したのは16年以降5カ国。中南米歴訪中の林芳正外相はパラグアイにも入る予定だが、グローバルサウス(南半球を中心とした新興国・途上国)との関係強化を目指す先進7カ国(G7)にとって、経済発展のために中国に引き寄せられる国への対処は大きな課題だ。

3188OS5:2023/05/07(日) 12:27:39
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023050600407&amp;g=int
共和制の議論再燃か 豪、徐々に英王室離れ―英国王戴冠式
2023年05月07日06時50分

オーストラリアのアルバニージー首相=5日、ロンドン(AFP時事)
オーストラリアのアルバニージー首相=5日、ロンドン(AFP時事)


 【メルボルン時事】英連邦の一つであるオーストラリアでは、6日のチャールズ英国王戴冠式への祝賀ムードは控えめで、物価上昇に苦しむ市民の間で関心はさほど高くない。論壇ではむしろ英国王が豪州の国家元首であり続けることに疑問の声が湧いている。戴冠式を機に立憲君主制から共和制への移行の議論が再燃する可能性もある。

 豪国立大のアンジェラ・ウラコット教授(歴史学)は論文で「21世紀に民主主義のミドルパワーの独立国が外国の君主を頂くべきなのか。豪州人の元首を持つことは必須だ」と主張。豪紙オーストラリアンのトロイ・ブランストン氏も論説で「君主制は非民主的で非論理的。戴冠式は豪州人を目覚めさせるだろう」と述べた。保守勢力が戴冠式への祝意を示す一方、共和制を求める団体などは「時代錯誤」と批判している。
 1999年の豪国民投票で共和制移行が否決されてから約四半世紀。英国人に迫害された先住民に対する2008年の公式謝罪や、アジアなどからの移民増加を受け、英王室離れは徐々に進んでいる。豪紙シドニー・モーニング・ヘラルド系列の世論調査によると、共和制への賛成は39%、反対は31%と、賛成がやや優勢だ。
 アルバニージー首相は、先住民の地位確立のための憲法改正を優先する考えで、共和制移行は「将来のある段階で国民が決める」としている。とはいえ、エリザベス女王が描かれた5豪ドル札を先住民文化の図柄に変更する方針を決めたり、共和制担当の次官を任命したりして、機運を高めるための布石を周到に打っている。


https://www.jiji.com/jc/article?k=2023050600267&amp;g=int
君主制廃止支持じわり増加 「元首と認めず」6割―カナダ
2023年05月07日06時50分

エリザベス英女王の死去を受け、弔問名簿に記帳するカナダのトルドー首相夫妻=2022年9月、ロンドン(AFP時事)
エリザベス英女王の死去を受け、弔問名簿に記帳するカナダのトルドー首相夫妻=2022年9月、ロンドン(AFP時事)

カナダ北西部のノースウェスト準州を訪れた皇太子時代のチャールズ英国王(中央)=2022年5月、デタ(AFP時事)

 【ニューヨーク時事】英連邦加盟国で英国王を国家元首とするカナダで、君主制廃止への支持が増加している。トルドー首相は「議論するようなことではない」と早期の体制変更に否定的だが、最新の世論調査では、約半数が英王室との関係見直しに賛同している。


 カナダのアンガス・リード研究所が4月に行ったオンライン調査では、チャールズ英国王に肯定的な感情を持つ回答者は28%。60%は「国家元首として認めることに反対」と答えた。
 「次世代のために君主制を続けるべきだと思うか」との質問には、52%が「そう思わない」と回答。維持派は27%だった。同研究所によると、君主制廃止の支持者は2016年ごろから増加傾向にあるという。
 カナダのメディアによれば、君主制廃止には憲法の改正が必要で、連邦議会の上下両院に加えて全10州の議会による承認が必須。憲法改正に関し専門家は、君主制以外の争点も浮上して議論が紛糾することが予想され「非常に困難だ」と指摘している。

3189OS5:2023/05/07(日) 12:29:58
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023050500366&amp;g=int
スーダン、死者700人の恐れ 難民86万人、国連が警戒
2023年05月05日12時28分

4日、ハルツームで、戦闘が続く中、市街地から立ち上る黒煙(AFP時事)
4日、ハルツームで、戦闘が続く中、市街地から立ち上る黒煙(AFP時事)

破壊された医療用の倉庫=2日、スーダン西部ダルフール地方ニャラ(AFP時事)
【図解】スーダン

 【ハルツームAFP時事】スーダンの戦闘の死者数について、米NGO「武力紛争地域事件データプロジェクト(ACLED)」は、主に首都ハルツームと西部ダルフール地方で約700人が犠牲になったと推計した。戦闘が始まって20日目を迎えたハルツームでは4日も停戦合意を無視した戦闘が止まらず、銃声や爆発音が続いた。
【写真特集】スーダン情勢〜続く武力衝突〜

 ダルフールでの戦闘に関し、ノルウェー難民問題評議会(NRC)は、中心都市の一つジェネイナだけで「少なくとも191人が犠牲になった」と述べた。国連によると、民間人に戻っていたダルフール紛争時の民兵が再び戦線に戻り始めた。
 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は、スーダン難民の予想値をさらに上げ、86万人に上る恐れがあると警戒を強化している。

3190OS5:2023/05/12(金) 08:27:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/fe0fa59fdf21c1b1192f862f0f4874d91d336912
ハイチで「暴力の循環」 4月に600人超殺害 国連人権弁務官
5/10(水) 7:06配信
【サンパウロ時事】トゥルク国連人権高等弁務官は9日、治安が悪化したカリブ海のハイチで、ギャングによる暴力の激化に伴い4月だけで600人以上が殺害されたとして「暴力の終わりなき循環」が続いていると警告した。

 
 同日公表した報告書によると、首都ポルトープランスではギャングの支配地域が拡大し、1〜3月に殺害や負傷、誘拐の被害者数が合計で直前の3カ月間に比べて28%増加した。同期間に846人に上った殺人被害者に関し、トゥルク氏は狙撃犯が通りの人々を無差別に銃撃したほか、「公共交通機関で人々が生きたまま焼かれる」などの報告があったと指摘した。

3191OS5:2023/05/14(日) 12:21:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/7281b37d2611dea36a051b3e1b47745610c87f43
新行政長官に独立支持派 マクロン政権に打撃 仏領ポリネシア
5/13(土) 12:17配信

時事通信
12日、パペーテで、フランス領ポリネシアの新行政長官に選ばれて祝福されるモエタイ・ブロテルソン氏(左)(AFP時事)

 【パペーテAFP時事】南太平洋のフランス領ポリネシアの議会で12日、新行政長官を選ぶ投票が行われ、フランスからの独立を支持するモエタイ・ブロテルソン氏が現職のエドアルド・フリッチ氏を破って選出された。

 
 仏領ポリネシアでは4月に独立派勢力が議会選挙で勝利。太平洋地域での影響力確保を目指すマクロン政権には打撃となり、フランスで海外領土を所管するダルマナン内相は「変革を求めた票が投じられた」と認めていた。

3192OS5:2023/05/17(水) 21:55:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/a0c97a9e89308484073df330ade9b9e0eb010dac
「親中国外交」と決別した韓国とカナダ、首脳会談で連携を確認 日米と新たな協力へ
5/17(水) 21:07配信

産経新聞
【ソウル=桜井紀雄】韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は17日、カナダのトルドー首相とソウルで首脳会談を行った。両国はこれまでの「親中国外交」と決別し、独自のインド太平洋戦略を発表して日米との連携強化を目指すなど、国際社会で似た立場にある。両首脳は、サプライチェーン(供給網)の安定や北朝鮮の人権問題解決に向けて共同歩調をとる方針で一致した。

尹氏は会談で、今年が両国国交樹立60年に当たることに触れ、「自由、人権、法の支配という普遍的価値に基づく両国の伝統的友邦関係は未来志向的な協力関係へと跳躍している」と述べた。トルドー氏は「北太平洋の友好国として、より良い未来を創出するため、ともに尽力することが非常に重要だ」と応じた。

会談後に発表された共同声明では、北朝鮮の核・ミサイル開発を糾弾するとともに、経済安保での協力強化や日韓関係改善に向けた尹氏の行動に対するトルドー氏の支持が明記された。

北朝鮮の人権問題を巡り、トルドー氏は17日の韓国国会での演説でも「北朝鮮の人権状況改善に韓国と努力していく」と訴えた。

尹氏は昨年の就任以来、文在寅(ムン・ジェイン)前政権の親北・親中路線から脱却し、北朝鮮の核・ミサイルの脅威に対抗する日米との安全保障協力強化に取り組んできた。

中国系住民も多いカナダは中国への配慮が目立っていたが、2018年にカナダ当局が中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)副会長を逮捕し、中国当局が直後にカナダ人2人を拘束したことで悪化した関係は冷え込んだままだ。

カナダが昨年11月に発表したインド太平洋戦略では、中国を「秩序破壊的」な大国と位置づけ、日韓や台湾との連携強化を打ち出した。日米とインド、オーストラリア4カ国の協力枠組み「クアッド」をモデルに、カナダは日米韓に対し自国を加えた新たな4カ国協力枠組みの創設を提案したとも伝えられている。

ただ、中国を牽制(けんせい)する枠組みの乱立には慎重論もあり、韓国との連携強化が日米を含む新たな枠組みにまで発展するかは未知数だ。

3193OS5:2023/05/18(木) 22:45:24
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20230518k0000m030049000c.html
エクアドル大統領、議会解散と選挙前倒しを発表 罷免要求高まる中で
2023/05/18 10:53毎日新聞

エクアドル大統領、議会解散と選挙前倒しを発表 罷免要求高まる中で

弾劾手続きで発言する南米エクアドルのラソ大統領=首都キトで2023年5月16日、ロイター

(毎日新聞)

 南米エクアドルの中道右派ラソ大統領は17日、大統領令を出し、憲法の規定に基づき議会を解散し、大統領選と議会選を前倒しすると発表した。ラソ氏を巡っては不正疑惑が浮上し、左派が主導する形で議会での弾劾手続きが進んでいた。ラソ氏は罷免を避けるため、解散に踏み切ったとみられる。

 ラソ氏は「政治危機を乗り越えるための決断だ」とツイッターに投稿した。「選挙で(国の)未来を決める権限を国民に戻す」と述べた。エクアドルでは2025年に大統領選と議会選が予定されていた。大統領令によると、選挙管理当局が新たな日程を告示する。

 エクアドルでは16日、議会でラソ氏に対する弾劾の採決に向けた審理が始まった。野党は、国営の石油運輸会社が民間企業と結んだ契約が国庫に損失を与えていると知りながら、ラソ氏が契約を破棄せず、継続したと主張していた。これに対してラソ氏は、契約が結ばれたのは大統領就任前と反論したが、少数与党のため、罷免される可能性が高まっていた。

 エクアドルでは憲法の規定で、議会が深刻な政治危機をもたらした場合などに大統領は議会を解散できる。ラソ氏は議会の弾劾手続きの動きがこれに該当すると判断した模様だ。ただ、野党側は「違憲だ」と反発しており、今後政情が不安定化する可能性もある。

 元銀行頭取のラソ氏は21年5月に就任した。投資と貿易拡大を目指す新自由主義路線を推進し、同年12月に環太平洋パートナーシップ協定(TPP)への加盟を申請。今月11日には中国との自由貿易協定(FTA)に調印した。

 一方、内政は安定せず、22年6月には物価高などに対する先住民らの抗議デモが2週間以上続き、死者も出た。野党はこのときもラソ氏の弾劾手続きを進めたが、否決された。欧米向けの麻薬密輸の中継地であるエクアドルでは、犯罪組織の抗争などで治安も悪化している。地元メディアによると、22年の10万人当たりの殺人事件被害者数は25人に上り、前年比で約8割増と過去最悪の水準にある。ラソ氏の支持率は5月の世論調査で約14%と低迷している。【サンパウロ中村聡也】

選挙

3194OS5:2023/05/20(土) 04:17:17
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023051900974&amp;g=pol
G7、核透明化へ「広島ビジョン」 ロシアの威嚇「許さず」―サミット開幕、ゼレンスキー氏20日にも来日
2023年05月20日00時17分

 先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)は19日開幕し、広島市内のホテルで討議を行った。核軍縮に向けて核戦力データの透明化を訴える「G7首脳広島ビジョン」を発表。ウクライナ危機に関しては、ロシアによる核兵器の威嚇や使用は「許されない」と明記した首脳声明をまとめた。ウクライナのゼレンスキー大統領は20日にも来日し、21日に対面出席する。

 岸田文雄首相は初日の討議を終え、記者団に「G7の揺るぎない結束を確認し、法の支配に基づく国際秩序を守り抜くことで一致した」と説明。広島ビジョンについて「核軍縮に焦点を当てたG7初の独立首脳文書」と位置付け、「核兵器のない世界」に向けたG7首脳の決意を示すものだと強調した。
 また、首相は威圧的な動きを強める中国に関し、「責任ある行動を求めつつ、グローバルな課題では協働し、対話を通じた建設的かつ安定的な関係を構築する」ことが重要だとの認識で各首脳と一致したと明かした。「台湾海峡の平和と安定の重要性」も確認したという。
 広島ビジョンは、核兵器不使用の継続など首相が昨夏提唱した「ヒロシマ・アクション・プラン」を歓迎。中国を名指しし、「透明性を欠いた核戦力増強」に懸念を示した。核保有国と非保有国の対話も促した。
 ウクライナに関する首脳声明は、侵攻を続けるロシアを「最も強い言葉で非難」し、即時、完全かつ無条件の撤退を要求。対ロ制裁の強化とウクライナ支援の継続で一致した。ロシアに武器を供給する第三者を阻止するための連携強化も盛り込んだ。
 首相は討議の冒頭、「分断と対立ではなく、協調の国際社会実現への貢献を打ち出す」と表明。「グローバルサウス」と呼ばれる新興・途上国への関与強化を訴え、賛同を得た。
 一方、各首脳は対話型AI(人工知能)の「チャットGPT」に代表される生成AIに関し、国際的なルール作りに向けた枠組み「広島AIプロセス」創設で合意。担当閣僚が議論し、年内に報告させることを申し合わせた。
 討議に先立ち、首相は広島市の平和記念公園でバイデン米大統領らを出迎えた。初めてG7首脳がそろって平和記念資料館(原爆資料館)を視察し、被爆者とも面会した。20日は韓国、インドをはじめとする招待国首脳を交えて食料問題などを協議。21日に首脳声明を採択して閉幕する。首相はゼレンスキー氏との個別会談も調整している。

3195OS5:2023/05/20(土) 04:17:43
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023051900590&amp;g=int
ゼレンスキー氏、サミット対面参加 被爆地・広島から連帯訴え―報道
2023年05月19日13時07分

 複数の米欧メディアは19日、ウクライナのゼレンスキー大統領が広島での先進7カ国首脳会議(G7サミット)に対面で参加する予定だと報じた。21日の討議に出席するとしている。ロイター通信は、ゼレンスキー氏が21日に広島に到着すると伝えた。

 サミット事務局は18日、ゼレンスキー氏がオンラインで21日の会合に参加すると発表していた。ウクライナに侵攻するロシアが核使用の威嚇を続ける中、ゼレンスキー氏の被爆地・広島訪問とサミット出席が実現すれば、ロシアを強くけん制し、国際社会の団結を誇示する象徴的機会となる。ゼレンスキー氏のアジア訪問は、侵攻開始後初めて。

3196OS5:2023/05/20(土) 04:18:31
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023051800681&amp;g=int
中国和平案でG7切り崩し 制裁への武器は「穀物」―ロシア
2023年05月19日07時13分

握手する中国の習近平国家主席(左)とロシアのプーチン大統領=3月21日、モスクワ(AFP時事)
握手する中国の習近平国家主席(左)とロシアのプーチン大統領=3月21日、モスクワ(AFP時事)


 ロシアのプーチン政権は、ウクライナ侵攻の長期化を視野に「戦時体制」を既に固めている。有利な停戦に向けて期待するのは、ゼレンスキー政権の後ろ盾である先進7カ国(G7)が、ロシアへの強硬論と妥協論で分断されることだ。目下、友好国・中国が「和平案」を掲げて欧州に特使を派遣しており、G7を切り崩したいロシアに助け船を出している。


 ロシア経済は西側諸国の制裁による崩壊を免れ、昨年の国内総生産(GDP)は前年比2.1%減にとどまった。だが、これ以上の悪化は許容し難く、今年4月に「G7が対ロ全面禁輸を検討中」と外国メディアで報じられると、メドベージェフ前大統領は「(黒海経由の)穀物輸出合意を打ち切る」と警告した。
 G7議長を務める岸田文雄首相がウクライナの首都キーウ(キエフ)を電撃訪問した3月21日、モスクワでは中ロ首脳会談が行われた。議論した「中国の立場」は和平案とも称されるが、ロシア軍撤退を要求せず、制裁に反対する内容。実質的に「ロシアの立場」に近く、ゼレンスキー大統領は「和平案」ではないと強く主張している。
 中国は支持を得るべく、李輝ユーラシア事務特別代表が15日、ウクライナ、ドイツ、フランス、ポーランド歴訪を開始した。月末のロシア訪問で締めくくる予定。迎えるルデンコ外務次官は「(李氏が)歴訪で得た印象を伝えてくれるのを心待ちにしている」と述べ、G7に対抗する中ロの共闘をアピールした。

3197OS5:2023/05/20(土) 04:21:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/722653b2baa4a6365a092a35d90cd58775ed3e1f
インド首相、ゼレンスキー氏と会談模索 グローバルサウスの代表格 報道
5/19(金) 21:29配信

時事通信
インドのモディ首相=4月29日、南部ベンガルール(EPA時事)

 【ニューデリー時事】インドの複数のメディアは19日、モディ首相が先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)の開催期間中、ウクライナのゼレンスキー大統領と個別会談を模索していると報じた。

 会談が実現すれば、ロシアによるウクライナ侵攻後初めてとなる。

 インドはサミット招待国の一つ。ウクライナにとっては、G7主導の対ロシア制裁に加わっていないインドに対し、自国の正当性を直接訴える機会となる。インドを代表格とし、G7やロシア・中国の双方と距離を置く新興・途上国「グローバルサウス」との連携を示す上でも象徴的な意味を持つとみられる。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/c62c153915d3b61ab74bd1154996a2735c6967ad
尹氏、広島で被爆者に謝罪 韓国大統領が初面会
5/19(金) 16:42配信


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時事通信
19日、ソウル郊外の空港で、日本に向けて政府専用機に乗り込む韓国の尹錫悦大統領夫妻(EPA時事)

 韓国の尹錫悦大統領は19日、先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)に招待国首脳として出席するため来日し、広島市で在日韓国人被爆者の朴南珠さんら約20人と面会した。

 これまでの支援の不足を謝罪した。戦後78年、韓国大統領が広島の被爆者と会うのは初めて。

 尹氏は面会で植民地支配からの独立後も国の力が弱く朝鮮戦争などもあったとして「同胞の皆さんが苦難と苦痛を受けているのに政府や国家が皆さんの側にいられなかった」と述べた。「政府と国家を代表する大統領として、本当に深い謝罪と慰労の言葉を申し上げる」と表明した。

 尹氏は新設する「在外同胞庁」で、在日韓国人被爆者への支援を強化すると約束。国の発展を見てもらうため被爆者や家族を韓国に招待すると語った。

 被爆者の金花子さん(82)は面会後「大統領から皆さんに苦労をかけたという思いを言ってもらい感動した。(人生で)初めて在日韓国人でいて良かったと思った」と記者団の取材に答えた。尹氏は21日までの日本滞在中、岸田文雄首相と共に広島市にある韓国人原爆犠牲者の慰霊碑も訪問する予定。

3198OS5:2023/05/20(土) 04:22:51
https://www.asahi.com/articles/ASR5J65WFR5HULFA02N.html
G7サミットの招待8カ国 選んだそのわけは? 背景にロシア、中国
有料記事

上地一姫2023年5月16日 20時30分
 19日から広島で始まる主要7カ国首脳会議(G7サミット)では、インドや韓国など八つの招待国が加わる拡大会合が開かれる。食料危機や気候変動といった「グローバルサウス」と呼ばれる新興国・途上国の関心が高い課題について支援する姿勢を打ち出し、ロシアや中国が揺さぶる国際秩序の堅持に向けた連携をアピールする考えだ。

 サミットでは、G7や欧州連合(EU)の首脳が出席する全体会合のほかに、招待国も交えた拡大会合を開くのが慣例だ。招待国は議長国が決める。昨年のエルマウサミット(ドイツ)ではインドやインドネシアなど5カ国、2016年の伊勢志摩サミット(三重県)ではラオスやバングラデシュなどアジアを中心に7カ国が招かれた。

 今回の広島サミットに招待するのは、インドと韓国のほか、豪州、ブラジル、アフリカ東部のコモロ、太平洋地域のクック諸島、インドネシア、ベトナムの8カ国だ。国連や国際通貨基金(IMF)など七つの国際機関の代表らも招く。

 招待国や国際機関が加わる拡…

3199OS5:2023/05/20(土) 04:23:55
https://www.asahi.com/articles/ASR5C53QTR5BUTFK00H.html?iref=pc_rellink_01
G7と距離置くグローバルサウス 広島サミット、協調へ道筋示せるか
有料記事

高橋杏璃2023年5月11日 19時00分
 ロシアのウクライナ侵攻をきっかけに国際社会の分断が進む。南半球を中心とした新興国・途上国「グローバルサウス」の中には、ロシアに圧力をかける主要7カ国(G7)と距離を置く国も少なくない。G7はロシアへの圧力を強めるためにもグローバルサウスをG7側に引き寄せようと躍起だ。

 岸田文雄首相はG7広島サミット(首脳会議)でグローバルサウスとの連携を強化するため、4月29日から5月5日にかけ、エジプト、ガーナ、ケニア、モザンビークのアフリカ4カ国を歴訪した。4日に行った記者会見では、グローバルサウスの多くは、食料品高やエネルギー高に苦しんでいると説明。その原因はロシアによるウクライナ侵攻にあるが、「我々G7による対ロシア制裁がその原因だといった誤った印象などを与えることで、世界を分断しようという動きがある」と指摘した。その上で、こう強調した。

 「日本に求められているのは目に見える形でのG7による積極的な協力を示し、G7とグローバルサウスの橋渡しを行い、法の支配を貫徹することだ」

 林芳正外相も春の大型連休を利用して中南米5カ国を訪問。インフラ整備や気候変動対策など、グローバルサウス各国に寄り添った支援を行うとアピールした。

旗印は「法の支配」 共同声明では「パートナー」と言い換え
 ただ、グローバルサウスには中ロから軍事的・経済的な支援を受ける国が多い。G7の価値観を押しつけられることを嫌がる国もある。外務省幹部は「ロシアを一緒に非難することを求めるようなアプローチはしない」と話す。

 そこでG7が旗印とするのが…

3200OS5:2023/05/20(土) 04:40:15
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20230509-OYT1T50314/
[サミットの記憶]<1>1979年「東京」 石油で苦境 米の助け舟
2023/05/10 05:00
 「そんなはずはない。そうならないように俺は手を打ってきたんだ」

 1979年6月29日の朝。日本初開催の先進国首脳会議「東京サミット」2日目を控え、議長を務める大平正芳首相は、都内の私邸で福川伸次首相秘書官らに怒りをぶつけた。

福川伸次氏
 大平氏が困惑したのは、ジスカールデスタン仏大統領が85年の各国の石油輸入量に上限を設ける提案を行う可能性があるとの報告だった。福川氏は、同日朝に日本を除く各国が駐日仏大使公邸に集結し、提案に賛成する意向を固めたとの情報もつかんでいた。寝耳に水の情勢に、田中六助官房長官は「内閣がつぶれるかもしらん」と漏らした。

 世界は当時、イラン革命を機に石油の減産に揺れていた。これに乗じて値上げを狙う産油国に、先進各国は「消費量の削減」で対抗する必要が生じていた。

 同日の会合でフランスが提案したのは、78年輸入量と同程度の日量540万バレルへの制限だ。日本が見込む85年の日量約700万〜710万バレルより25%も少なかった。石油消費が右肩上がりの日本がこの提案を認めれば、経済成長の「足かせ」となるのは必至だった。

 大平氏を救ったのは、カーター米大統領だった。カーター氏は午後の会合で、日本がのめる水準を示すよう提案。大平氏が苦渋の690万バレルを切り出すと、より厳しい節減に取り組むことを条件に他の首脳も理解を示すことになる。

 カーター氏の助け舟には伏線があった。大平氏は三木内閣の蔵相時代、大統領候補だったカーター氏と来日時に面会し、「次はホワイトハウスで会おう」と約束。サミット直前の79年4月末に大平氏が訪米し首脳会談が実現すると、ベトナム戦争後の対応に苦慮するカーター氏に対して大平氏が日米安保体制の堅持を強調し、手をさしのべていた。

 窮地を乗り越え首脳宣言をまとめた大平氏は、福川氏に「苦しくて血の小便が出た」と打ち明けたという。後に通産事務次官を務めた福川氏は「首脳の信頼関係がサミットの成否を左右すると痛感した」と述懐する。

 自民党はその後、衆院選に敗北。「40日抗争」と称される自民党内の派閥争いを経て、大平氏は、初の衆参同日選に打って出たが、選挙期間中の80年6月12日、現職首相のまま急逝した。7月に開かれた「内閣・自民党合同葬」には、米国から駆けつけたカーター氏の姿があった。(肩書は当時)

          ◇

 広島市で開かれる先進7か国首脳会議(G7サミット)が間近に迫ってきた。過去6回、日本で開催されたサミットは、それぞれ当時の国際情勢や国内政局を色濃く反映させたものだった。当事者の証言を交えて振り返る。

3201OS5:2023/05/20(土) 04:40:46
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20230510-OYT1T50423/
[サミットの記憶]<2>1986年「東京」 為替介入 円高是正できず
2023/05/11 05:00
 1986年5月の先進国首脳会議「東京サミット」を控え、大蔵省(現財務省)関係者は頭を抱えていた。最大の懸案である円高の是正措置について、各国首脳と合意できる見通しが立たなかったからだ。

 当時、米国は巨額の対日貿易赤字を抱え、日米貿易摩擦は激化していた。85年9月には、ドル高是正を図った「プラザ合意」が結ばれ、日米などの5か国による協調介入が決定。円相場は1ドル=235円前後から165円台まで急騰し、経済界からは悲鳴が上がっていた。

 衆参同日選も取り沙汰される中、中曽根康弘首相は円高を強く懸念し、行天豊雄大蔵省国際金融局長に「何としても170円台に戻してくれ」と指示していた。同省は各国との調整に奔走したが、「ジャパン・アズ・ナンバーワン」と称された貿易黒字国の提案に賛同する国はなかった。

 自民党の圧力を受け、同省は為替介入も実施した。しかし、「日本経済のファンダメンタルズ(基礎的条件)は何ら変わっておらず、介入は効かないだろう」との行天氏の読み通り、効果は一過性にすぎなかった。

 サミット前日の5月3日。首相官邸での日米首脳会談で、中曽根氏は「わずか半年で40%の円高になっている。安定が必要だ」と直談判に及んだ。「ロン・ヤス」と呼び合う蜜月関係を築いた両首脳だったが、レーガン米大統領は「大局的には良いことだ」と述べるにとどまり、為替問題は平行線をたどった。

 結果的にサミットは、「東京経済宣言」で「為替レートの将来の動きに関する不確実性」を指摘したものの、円高対策は盛り込まず閉幕。行天氏は「首相はサミットで、意のままに動かない為替の難しさを痛感されただろう。『黒字国の日本は国際的な責任を分担すべきだ』という批判が強く、円高是正は非常に困難だった」と振り返る。

 サミットで円高是正が実現できなかったことに自民党内では批判が噴出し、衆参同日選は遠のいたとの見方が広がった。だが、中曽根氏はサミット直後の6月に突如衆院を解散し、史上2度目の衆参同日選に打って出た。「死んだふり解散」とも呼ばれたこの選挙で、自民党は電信電話、専売の公社民営化などの実績を背景に圧勝。これを受け、中曽根氏の自民党総裁任期は1年延長された。(肩書は当時)

3202OS5:2023/05/20(土) 04:41:15
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20230511-OYT1T50363/
[サミットの記憶]<3>1993年「東京」 解散「死に体」 成果乏しく
2023/05/12 05:00
1993年「東京」 1993年7月の先進国首脳会議「東京サミット」は、衆院選の選挙期間中という異例の時期に開催された。

当時、国内政局は混乱の極みにあった。自民党幹部らの汚職事件が相次ぎ発覚する中、宮沢喜一首相が政治改革を先送りしたことなどから、野党が内閣不信任決議案を提出。自民党内から造反者が出て不信任案が可決され、宮沢氏は衆院解散に踏み切っており、政権はレームダック(死に体)と化していた。

「東京サミット」で記念撮影に臨む宮沢首相(左)とエリツィン露大統領(中央)、クリントン米大統領
 サミット最大の焦点は、ソ連崩壊で91年に誕生したロシアの扱いだった。各国は、前年のミュンヘン(ドイツ)に続いてエリツィン大統領をサミットに招待し、ロシアの安定化に向けた支援を議論の中核に据える筋書きを描いていた。これに宮沢氏は猛反発した。

 「理屈ではない。2国間で来ないと言っておいて、日本が招待するのはいかん」

 エリツィン氏は92年9月、直前に来日をキャンセル。北方領土交渉進展への日本の期待を裏切り、日露関係は悪化していた。

 シェルパ(首脳の個人代表)を務めた松浦晃一郎外務審議官は、事前のシェルパ会合で説得を試みたが、他の6か国の意志は固かった。周囲の説得もあり、宮沢氏は92年末にロシアの招待を承諾し、「孤立無援の中でよく頑張ってくれた」と松浦氏をねぎらった。

 宮沢氏は、サミットで「G7(先進7か国)プラス1」の会議を終えた後、エリツィン氏と並んで記者会見も行った。後年には「新しい国際秩序の方向付けを一歩進められた」と満足していたという。

 ただ、国内的な成果は乏しかった。日本は膨大な経常黒字を巡り激しい経済交渉を強いられた。成果文書で言及した諸課題のうち、めぼしい進展があったのは、関税・貿易一般協定(ガット)のウルグアイ・ラウンド妥結への道筋をつけたことなどにとどまった。

 松浦氏は「国際経験が豊富な宮沢氏の采配に、各国首脳は敬意を払っていた。もっと首相を続けたかっただろう」と振り返る。しかし、閉幕後に宮沢氏を待ち受けていた選挙は厳しかった。7月18日に投開票された衆院選で、自民党は過半数に届かず、非自民・非共産の細川連立政権が発足。自民党結党以来続いた55年体制は幕を下ろした。(肩書は当時)

3203OS5:2023/05/20(土) 04:41:49
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20230513-OYT1T50346/
[サミットの記憶]<4>2000年「沖縄」 小渕氏に覚悟 復帰運動原点
2023/05/14 05:00
 2000年7月に開かれた先進7か国(G7)とロシアの首脳会議「沖縄サミット」は、日本で初めての地方開催となった。

 1999年4月末、小渕恵三首相は、電話口の稲嶺恵一沖縄県知事に弾んだ声で報告した。

 沖縄でのサミット開催を決断した小渕氏は、「俺は死んでもいいくらいの覚悟で取り組んでいるんだ」と、成功に強い意気込みを見せていた。背景にあったのは、大学時代から復帰運動に注力した沖縄への特別な思い入れだ。加えて、21世紀を目前に控え、米軍基地が集中する沖縄を舞台とすることで、G8の目を冷戦構造が残る朝鮮半島の安定化などアジアの地政学リスクに向けさせたいとの狙いもあった。

 だが、その小渕氏は00年4月に脳 梗塞こうそく で倒れ、開催直前の5月に帰らぬ人となった。稲嶺氏は「さぞかし無念だったろう」と振り返る。

森首相(中央)主催の歓迎夕食会に先立ち首里城の前で記念写真に納まる各国首脳
 サミット議長は、小渕氏の遺志を継いで後任の森喜朗首相が務め、平和的手段による紛争解決などを求める共同宣言を採択。朝鮮半島情勢については独立したG8声明を発出し、7年ぶりのアジア開催の意義を発揮した。

 サミット前後には、各国首脳が沖縄県内で地元住民らと交流を図る機会も設けられた。稲嶺氏は、沖縄戦最後の激戦地だった糸満市 摩文仁まぶに にある「平和の礎」にクリントン米大統領を案内し、米軍基地の整理縮小や、事件事故の防止などを直訴したという。クリントン氏は汗びっしょりになって耳を傾け、視察後の演説で「良き隣人としての責任を受け止めている」と、負担軽減への努力を約束した。

 プーチン露大統領は柔道大会を訪問した。相手の中学生に目で合図して豪快に投げられる姿は、新しいロシアのリーダー像を感じさせた。ロシアのウクライナ侵略が続く今、稲嶺氏は「当時はロシアでも民主化が進み、一つの世界に向かうように思われた。20年以上たち、分断された世界にさみしさを覚える」と語る。

 サミットを成功裏に終えた森首相だったが、翌年2月のハワイ沖の実習船「えひめ丸」沈没事故を巡る対応などが批判を浴び、与党から退陣要求が噴出。わずか1年で内閣総辞職を余儀なくされた。(肩書は当時)

3204OS5:2023/05/20(土) 04:42:24
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20230517-OYT1T50021/


[サミットの記憶]<5>2008年「北海道洞爺湖」 温暖化草案 文言探り合い
2023/05/17 05:00

 「文書が漏れているぞ。もっと良い文言を探せないか」

 先進7か国とロシアの首脳会議「北海道洞爺湖サミット」開幕前日の2008年7月6日深夜。議長となる福田康夫首相からの電話に、シェルパ(首脳の個人代表)の河野雅治外務審議官は途方に暮れた。首脳宣言の柱である温室効果ガス削減で、草案よりさらに踏み込んだ表現を求められたのだ。きっかけはこの日の夜、一部メディアが「2050年の半減が『望ましい(desirable)』」との草案を入手し、否定的に報じたことだった。

 温室効果ガス削減では、先進国の合意を優先する欧州勢と、中印など新興国の参加も求める米国が対立していた。各国シェルパが半年以上調整し、最終局面はブッシュ米大統領の意向にかかっていた。草案は、6日午後の首脳会談で福田氏自ら「あなたを助ける」とのブッシュ氏の賛意を引き出し、固めたばかりだった。

 「首相は少しでも前向きな宣言を作り上げ、サミット議長の役割を全うしたいのだろう」。河野氏は、福田氏の指示の意図をこう理解した。

 福田政権は当時、参院で与党が過半数に届かないねじれ国会に苦しんでいた。前年には大連立構想が頓挫し、民主党は政権との対決姿勢を強めていた。サミット前の内閣支持率は「危険水域」とされる20%台で、町村信孝官房長官は「サミットに失敗したら政権は終わりだ」と、周囲に発破をかけていたという。

 電話を受けた河野氏は、各国との打ち合わせを中断し、米国のシェルパと別室にこもった。導き出されたのが、より積極的な語感があり、かつ米国も納得できる「seek(求める)」だった。福田氏もブッシュ氏に電話し、歩み寄りを要請。こうした土壇場の攻防が、欧州首脳をも驚かす首脳宣言に結実した。

 福田氏はサミット閉幕後、記者会見を終えて退席する際、小さくガッツポーズをしたという。河野氏は「あまり感情を出さない首相のその姿に、『これで報われた』と感激した。見事な議事采配でサミットを成功させ、相当な達成感があったのだろう」と振り返る。

 外交成果を糧に、福田氏は8月に内閣改造を断行した。しかし、支持率の上昇には至らず、9月1日に突然辞任を表明。就任から1年足らずで政権の座から降りた。(肩書は当時)

3205OS5:2023/05/20(土) 04:42:56
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20230517-OYT1T50407/
[サミットの記憶]<6>2016年「伊勢志摩」 G7版「3本の矢」宣言に
2023/05/18 05:00
 2016年5月26日、先進7か国(G7)などの首脳会議「伊勢志摩サミット」は、安倍首相が各国首脳を三重県伊勢市の伊勢神宮 内宮ないくう の宇治橋前で出迎え、荘厳な雰囲気のもと開幕した。

 新興国・途上国の経済成長率が落ち込む中、最大の論点は「世界経済の安定化」だった。安倍氏はサミットで「リーマン・ショック以来の落ち込み」と指摘し、国内で実行していた財政出動、金融政策、構造改革をG7版「3本の矢」として首脳宣言に盛り込むよう主導した。


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 経済政策に加え、安倍氏は日本開催サミットで、中国の海洋進出にも焦点を当てたいとの思惑があった。

 「中国は世界の評判を気にする。1対1の腕相撲には限界があるが、G7が一体となれば違う」。安倍氏は長谷川栄一首相補佐官にこう狙いを力説していたという。地理的に遠い欧州各国が安全保障面で中国に警戒心を抱いていないことを懸念し、会議では各国首脳に衛星写真を配布。「地中海より広い南シナ海で、中国はこうして埋め立てを行っている」と、軍事拠点化の模様を詳しく説明した。

「伊勢志摩サミット」に出席し、伊勢神宮内宮の境内を歩く安倍首相(右奥)と各国首脳
 安倍氏の尽力が実り、首脳宣言では中国の名指しは避けつつも、強引な海洋進出への「懸念」を表明した。さらに付属文書でも、中国を念頭に、日本主導で「質の高いインフラ(社会基盤)投資」に関する原則を採択した。

 長谷川氏は「現在、相手国を借金漬けにしてインフラ使用権を得る中国の手法は『債務の 罠わな 』として問題視されている。当時から『責任あるインフラ整備が重要』と主張したのは正しかった」と振り返る。

 閉幕後の6月1日、安倍氏はサミットで合意した世界経済の危機回避に向け、国内で「3本の矢をもう一度放つ」と述べ、17年4月に予定されていた消費税率10%への引き上げを19年10月まで2年半延期する方針を表明した。

 「選挙に勝つには、勝つための全ての道具を頭に入れて考えるのが当然」と長谷川氏に語っていた安倍氏は、増税先送りを争点に衆院を解散し、衆参同日選に臨むシナリオも検討していた。同日選は16年4月に発生した熊本地震により見送ったが、増税延期の判断について「国民の信を問う」と位置づけた7月の参院選は大勝を収めた。(肩書は当時)

 (おわり。この連載は下里雅臣、傍田光路、山崎崇史、栗山紘尚、五島彰人が担当しました)

3206OS5:2023/05/20(土) 19:10:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/21e725812bb8fd103ca06cbc0c5b6cdce2e52e3d
ゼレンスキー氏、なぜフランス機で日本へ? 外交筋が明かした舞台裏
5/20(土) 17:21配信

朝日新聞デジタル
ウクライナのゼレンスキー大統領が乗った飛行機が広島空港に到着し、関係者から歓迎を受けた=2023年5月20日午後3時43分、広島県三原市、代表撮影

 ウクライナのゼレンスキー大統領が今月14日にパリを訪問した際、フランスのマクロン大統領に広島での主要7カ国首脳会議(G7サミット)に出席する意向を示し、航空機の手配を頼んだことがわかった。フランス外交筋が明らかにした。ゼレンスキー氏は、訪問先のサウジアラビア西部ジッダから、フランスの政府専用機で広島に20日午後到着した。


 フランス外交筋によると、今回の準備が始まったのは、ゼレンスキー氏が今月14日、G7サミットを前に、イタリアとドイツに続いてパリを訪問した時だった。ゼレンスキー氏とマクロン氏は同日夜にフランス大統領府で夕食をともにしながら会談。この際に、ゼレンスキー氏が「G7に出席したい」と述べ、マクロン氏に航空機の手配を直接依頼したという。

 サミットを前にした欧州諸国歴訪では、ゼレンスキー氏が欧州に軍事支援を訴えかける場面が目立っていたが、水面下では訪日への調整が始まっていたことになる。この外交筋は、ゼレンスキー氏がフランスの政府専用機で日本に来たことについて、「両大統領の継続的な関係性による信頼の証しだ」と話す。

 マクロン氏は昨年5月、ロシアとウクライナの停戦交渉をめぐり、「両国は侮辱しあってはならない」と発言し、ウクライナ側から批判を浴びた。しかし、今年1月には、米国やドイツに先駆けて、軽戦車「AMX―10RC」の提供を決定。ドイツなどが自国独製主力戦車「レオパルト2」などを提供する流れをつくるなど、ウクライナに寄り添う姿勢を打ち出してきた。

 ゼレンスキー氏とマクロン氏は侵攻1年を迎える直前の今年2月にもパリで会談し、フランス大統領専用機で一緒に欧州連合(EU)の本部があるブリュッセルに向かっていた。(宋光祐)

朝日新聞社

3207OS5:2023/05/20(土) 19:12:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/59f5ec22199bd8f2eb65e39c4334268d0aa3c21d
【独自】紆余曲折 水面下の日程調整 ゼレンスキー大統領来日めぐり
5/20(土) 12:09配信
日本政府は、ウクライナのゼレンスキー大統領がG7(主要7カ国)広島サミットに出席すると発表した。

ゼレンスキー大統領の来日をめぐっては、水面下の日程調整に紆余(うよ)曲折があったことがわかった。

その背景と狙いについて、広島市の国際メディアセンターから、フジテレビ政治部・瀬島隆太郎記者が中継でお伝えする。

来日について、ぎりぎりまで公表を避けてきた岸田首相だが、実現に向けて、水面下では、安全確保を最優先するため情報管理を徹底し、ごく少数の政権幹部らに絞って調整を続けてきた。

FNNの取材によると、当初、ゼレンスキー大統領側から、サミット初日の19日に予定した、ウクライナに関する首脳会合に対面で出席したいとの意向が示され、調整が行われていた。

しかし、ロシアと交戦中のウクライナの指揮を執る大統領の日程は流動的で、急きょ、中東のサウジアラビアで、アラブ連盟の首脳会合に出席することになった。

そのため、日本側も計画を変更し、21日にあらためてウクライナに関する会合を設定して、ゼレンスキー大統領が対面で出席できるようにしたうえで、その前日の20日、広島空港に到着する日程とした。

滞在中、平和公園に訪問することも検討している。

岸田首相としては、被爆地広島で、G7が結束してウクライナに連帯する姿を示し、核兵器による威嚇を続けるロシアをけん制したい考え。

(フジテレビジョン)
(テレビ新広島)

3208OS5:2023/05/20(土) 19:16:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/122149c877edbd2a571256c8f6045e804244ba71
ゼレンスキー大統領が来日 命を狙われる恐れのある人物の中継に「やめてほしい」SNSで集まる危惧
5/20(土) 18:29配信
SmartFLASH
空港からサミット会場に向かうゼレンスキー大統領(写真・AFP/時事通信)

《「ゼレンスキー大統領が〇〇空港に到着しました〜」、「〇〇国道を車行中!生中継!」とかマジでありませんように。全世界から危機管理意識の無さが批判され、日本のマスコミに常識がないという悪評判がつくだけだから》


 5月19日、そうツイートしたのはウクライナ出身の外交評論家、ナザレンコ・アンドリー氏だ。翌21日午後、広島市で開催中の「G7広島サミット」に出席するため、ウクライナのゼレンスキー大統領が広島空港に到着した。

「サミットのメイン会場に入る様子を、NHKは大相撲夏場所の放送を中断して生中継し、大統領の一挙手一投足を追い続けました」(テレビウォッチャー)

 これには、ナザレンコ氏も《中継すんなってば。呆れる。》と、開いた口がふさがらない様子。SNS内でも、ゼレンスキー大統領の位置情報がわかることで、危険にさらされることを危惧するコメントがあふれている。

《ゼレンスキー大統領の現在位置を中継すんなよ・・・》

《今や時の人。しかしヘリで中継止めて欲しい。大統領の身の安全が最優先です。》

《ゼレンスキー大統領、日本に来てくれたのは嬉しいんだけど、各所で広島到着までを中継してるのを見てるとセキュリティ上大丈夫なんだろうか、と思ってしまう…。ロシアに命を狙われる危険性がある以上、大統領の身の安全のためにも会談の現場に無事到着するまでは中継は控えた方がいいのでは…?》

 ゼレンスキー大統領はサミットに参加し、G7首脳とウクライナについて話し合い、岸田文雄首相との会談もおこなわれる予定だ。世界が注目する人物だけに、節度をもって出迎えたいものだ。

3209OS5:2023/05/20(土) 23:28:00
https://news.goo.ne.jp/article/ntv_news24/politics/ntv_news24-2023051908239166.html
ゼレンスキー大統領が「オンライン参加」から「来日」へ その狙いと舞台裏
2023/05/19 19:28
G7広島サミットが開幕し、各国首脳らが平和記念公園にある原爆資料館を訪問しました。そして、ウクライナのゼレンスキー大統領が、21日サミットに出席することがわかり、広島市民からも平和を願う声が聞かれました。



ウクライナの首都キーウでは、ロシア軍による攻撃が続いています。

いまだ“平穏”が取り戻せない中、ゼレンスキー大統領が日本を訪れ、「G7広島サミット」に出席することが明らかになりました。

ゼレンスキー大統領

「我々は、今月前半につくりだした国際的なウクライナへの支援や対話の勢いを、今後も維持するのが目標だ」



19日朝、広島市内の道路に“警察官の壁”が広がりました。広島市は過去に類を見ない厳戒態勢となりました。午前、広島市の平和公園に、バイデン大統領を乗せた車がやってきました。

岸田首相

「グッドモーニング」

岸田首相がアメリカのバイデン大統領らG7の首脳を出迎えました。向かったのは原爆資料館です。史上初めてG7の首脳らによる訪問が行われました。滞在時間は約40分。首脳らは岸田総理から展示内容の説明を受け、被爆者と対話をしたということです。

その後、首脳らは原爆慰霊碑に花を手向け、黙祷を捧げました。

5か月の時に被爆

「いかに悲惨なことになるかを、ちゃんと勉強してもらいたい。核兵器は絶対に使っちゃいけない」

「核兵器が少しでも早くなくなって、世界が平和になればいい」

市民が口にした“平和への願い”。午後2時前、G7首脳らはホテルへ移動し、国際社会が抱える課題について議論しました。

岸田首相

「世界は今、気候危機、パンデミック、ロシアによるウクライナ侵略といった複合的な危機に直面しています」



こうした中、テーマの1つ「ウクライナ問題」を巡り、19日大きな動きがありました。ゼレンスキー大統領が来日し、広島サミットに出席することが明らかになったのです。この電撃訪問に広島の人は、「ウクライナ問題」解決への期待を寄せていました。

60代男性

「唯一の戦争被爆国であるし、意義が大きいと思いますね」

70代女性

「一日も早く戦争をやめてほしい。“核戦争なんてもってのほか”だっていうことを伝えてほしいです」

中学2年生(13)

「広島であったことを二度と起こさないようにして、みんなが平和で毎日を送れるようにしたらいい」



21日、「G7広島サミット」に出席する予定のウクライナのゼレンスキー大統領。

いまだロシア軍からの攻撃が続くキーウの人は…

キーウ市民

「復興支援が実現できるなら素晴らしいことです」

「私たちは戦争の中で生活を送っています。必要なのは支援だけです」

「一刻も早く戦争が終結してほしいです」

岸田首相は、今年3月にウクライナを訪問。多くの遺体が見つかった教会で当時の話に耳を傾けました。

そして、ゼレンスキー大統領と初めて直接会談し「G7広島サミット」に招待。ゼレンスキー大統領はオンラインで参加する考えを表明していました。

ただ、水面下では日本訪問を模索。19日になり、移動手段の確保など調整が整ったことでサミット出席が決まったということです。

ウクライナは近く、領土奪還に向けた大規模な反転攻勢に出るとみられていて、その前にG7の首脳らに対して直接、支援の強化を訴える狙いがあるとみられます。



7か月ほど前、ウクライナから日本・広島へ避難してきた姉妹は、ゼレンスキー大統領の来日を歓迎していました。

姉・ファジレさん

「サミットで演説できる機会を与えられたことを感謝しています」

妹・マリアさん 

「オンラインより、はるかにいいです。私たちはとてもうれしく思います」

ゼレンスキー大統領はサミットの場で、世界にむけてロシアを非難し、ウクライナへの支援を訴える見通しです。

3210OS5:2023/05/20(土) 23:29:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/28da28ee58df23b2a3a6adaec84b8ec0bf04ecdd
政府、G7首脳声明発表を前倒し ゼレンスキー氏来日が影響か
5/20(土) 19:46配信
共同通信
G7広島サミットの主会場で記念撮影を終えた(前列左から)韓国の尹錫悦大統領、インドネシアのジョコ大統領、岸田首相、AUの議長国コモロのアザリ大統領、ブラジルのルラ大統領、(後列左から)ドイツのショルツ首相、インドのモディ首相、フランスのマクロン大統領、バイデン米大統領、カナダのトルドー首相=20日午後、広島市

 日本政府は20日、G7広島サミットの成果をまとめた首脳声明について、英語版のみ突然発表した。サミット日程は21日までで、最終日より前に公表するのは異例。注目が集まるウクライナのゼレンスキー大統領の来日が影響し、首脳声明への関心が低下するのを懸念したため、発表を前倒しして目立たせたいとの思惑が働いたようだ。



 例年のG7サミットは、日本外務省が最終日に首脳声明を英語と日本語でほぼ同時に発表するのが通例だ。特に日本開催のサミットでは、日本語版の速やかな発表が期待されている。

 今回、21日の発表予定が前倒しになった理由について、外務省は「各国との文言調整が終わったためだ」と説明。

3211OS5:2023/05/20(土) 23:29:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/214ea749efa713d1932963119675c4fd4a24da47
経済的威圧に対抗、枠組み創設合意 G7サミット
5/20(土) 15:24配信


産経新聞
サミットの主会場となるグランドプリンスホテル広島=広島市南区(鴨川一也撮影)

先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)は20日、経済安全保障に関する討議を行い、経済的威圧に対抗するための新たな枠組み「経済的威圧に対する調整プラットフォーム」を立ち上げ、連携を強化することで合意した。中国やロシアを念頭に、貿易や投資の制限などを通じた他国への圧力行使を防ぐ。



討議後に発表された首脳声明には、この枠組みの下、早期警戒や情報共有、定期的な協議、状況評価を行い、協調して経済的威圧を抑止すると明記。さらに、適切な場合には、威圧の対象となった国などに対し、支援を行うため協調するとも指摘した。

国際社会の現状について声明は、経済的な脆弱(ぜいじゃく)性や依存関係を悪用し、G7やそのパートナーの外交・国内政策などを損なうことを企図する経済的威圧の「憂慮すべき増加」に直面していると批判。「経済的依存関係を武器化する試みが、失敗に終わり報いを受けることを確保すべく、協働していく」とした。

G7サミットで経済安保が討議されるのは初めて。声明にはこのほか、強靭なサプライチェーン(供給網)の構築や最先端技術の軍事転用阻止などが盛り込まれた。

3212OS5:2023/05/20(土) 23:37:20
https://www.sankei.com/article/20230520-SQ7LASXGW5IF7LCEYWTDVFLFBA/
中国に深刻な「懸念」、ロシアも非難 G7首脳声明
2023/5/20 19:30
先進7カ国(G7)首脳は20日、広島市で開かれている首脳会議(G7広島サミット)の成果をまとめた首脳声明を発表した。中国が海洋進出を強める東・南シナ海情勢に深刻な懸念を示し、力や威圧によるいかなる一方的な現状変更の試みに強く反対すると表明した。ウクライナ侵略を続けるロシアを「可能な限り最も強い言葉で非難」し、不法な侵略が続く限り、ウクライナを支援することも明記した。

G7は声明で、中国に懸念を直接伝え、建設的かつ安定的な関係を構築する用意があるとも強調。国際的な課題については中国と協力する必要があると明示した。台湾海峡の平和と安定の重要性も再確認し、両岸問題の平和的解決を促した。


ロシアのウクライナ侵略に対しては、「国連憲章を含む国際法の深刻な違反」と断じた。日本が推進する「自由で開かれたインド太平洋」の重要性を強調し、法の支配に基づく国際秩序への支持を明記した。

岸田文雄首相が掲げる「核兵器のない世界」に向けては、現実的で実践的なアプローチで、核軍縮・不拡散の努力を強化すると表明した。核拡散防止条約(NPT)体制が核軍縮・不拡散を追求するための基礎になるとも強調した。

核・ミサイル開発を続ける北朝鮮に関しては、前例のない頻度の弾道ミサイル発射を非難した上で拉致問題を即時に解決するよう強く求めた。


国際社会で存在感を増している「グローバルサウス」(南半球を中心とする新興国・途上国)を念頭に、国際的なパートナーとの連携強化も強調した。重要鉱物や半導体、蓄電池などの物資でG7メンバー以外と連携し、「サプライチェーン(供給網)を強化していく」と明記した。


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東京電力福島第1原発の処理水を海洋放出する日本政府の方針に関しては、人間や環境に害を及ぼさないための国際原子力機関(IAEA)の検証を支持した。人工知能(AI)については「信頼できるAIという共通の目標を達成するため、民主主義的価値観に沿って国際的議論を進める」と指摘した。

3213OS5:2023/05/20(土) 23:38:00
https://www.sankei.com/article/20230520-MKS7QMKQ25K7JHCRYL5TI25PSU/
クアッド首脳会合、インド太平洋「脅迫と威圧ない地域目指す」
2023/5/20 23:30
日本、米国、オーストラリア、インドは20日、4カ国の協力枠組み「クアッド」の首脳会合を広島市で開き、海洋進出を強める中国を念頭に、自由で開かれたインド太平洋構想を推進することで一致した。会合後に発表したインド太平洋地域の協力に関する共同声明では、「脅迫と威圧のない、主権を尊重した平和で安全な地域を目指す」と明記した。

岸田文雄首相、バイデン米大統領、アルバニージー豪首相、モディ印首相が出席。インド太平洋地域でのインフラ整備などの経済協力、気候変動対策での連携も確認した。


日米などG7陣営と中露陣営の対立が深まる中、インドは「全方位外交」の方針を維持し、ロシアとは経済、軍事両面で関係が深い。対露制裁でもG7に同調していない。日米はクアッドを通じてインドとの関係を強化し、対露制裁の「抜け穴」をふさぎたい考えだ。

3214OS5:2023/05/20(土) 23:39:23
https://www.sankei.com/article/20230520-MGFZMWQRZ5LVHE36WV5OJCDRZ4/
G7、経済威圧に対抗へ 中国依存の日本は転換点
2023/5/20 17:38
蕎麦谷 里志
先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)は20日、首脳声明をまとめ、経済的威圧に対抗するための新たな枠組みの立ち上げることを打ち出した。中国やロシアなどが経済を武器に、他国への威圧行為を繰り返しているためだ。特に〝世界の工場〟の中国による威圧行為は脅威で、米国を中心に重要物資のサプライチェーン(供給網)から、中国を排除する動きが加速するのは必至だ。中国と深い経済関係にある日本も、関係性を見直す転換点に来ている。



「経済的依存関係を武器化する試みが、失敗に終わり報いを受けることを確保すべく、協働していく」。声明には各国首脳の強いメッセージが盛り込まれた。

枠組みの名称は「経済的威圧に対する調整プラットフォーム」。声明には、この枠組みの下、早期警戒や情報共有、定期的な協議、状況評価を行い、協調して経済的威圧を抑止すると明記した。

各国経済の相互依存が強まる中、中国は政治的な思惑などで敵対する国との貿易を急に止めるといった威圧行為を繰り返している。近年の台湾産パイナップルの禁輸やオーストラリア産ワインへの制裁関税措置などはその典型だ。こうした行為が重要物資に及べば影響は甚大で、今回の首脳声明では半導体や重要鉱物、蓄電池などを対象に、同志国間で供給網を強化することでも合意した。


こうした中、難しい対応を迫られるのが中国と深い経済関係にある日本だ。日本企業の海外拠点の4割は中国に立地し、貿易面でも平成19年に米国を抜いてからは、最大の取引相手国として輸出も輸入も拡大基調が続いている。中国という巨大市場を安易に手放せば、日本の成長にとってもマイナスとなる。

ただ中国依存が高ければ、威圧の矛先が向けられた際の影響も大きくなる。PwCジャパンのピヴェット久美子シニアマネージャーは「一部の企業では中国事業を維持しつつ、別の国でも供給網を作るなどの工夫が取られ始めている」と指摘。その上で「政府がこうした動きを支援することも重要だ」と話している。(蕎麦谷里志)

3215OS5:2023/05/22(月) 21:05:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/0241d5084baf32ebf4da00da0a71086f7c6cc199
米、パプアニューギニアとの防衛協定に署名 関与強化し中国に対抗
5/22(月) 20:45配信

朝日新聞デジタル
2023年5月22日、パプアニューギニアの首都ポートモレスビーで協定に署名したマラペ首相(右)とブリンケン米国務長官=AP

 米国は22日、南太平洋のパプアニューギニア(PNG)との防衛協力協定に合意した。南太平洋地域で軍事的にも影響力拡大を図る中国に対抗し、米国の軍事的プレゼンスを高める狙いがある。

ブリンケン米国務長官がPNGを訪れ、マラペ首相と会談して協定に署名した。米軍にPNGの空港や港の利用を認める内容とみられる。ブリンケン氏は、「PNG軍の能力を強化する。インド太平洋の平和と安全を守るため、米軍との共同訓練がより多くの場所で容易になる」と語った。ブリンケン氏はこの日、太平洋諸島フォーラム(PIF)加盟国の首脳らとも会談した。

 当初はバイデン米大統領が広島で開かれた主要7カ国首脳会議(G7サミット)の後に、現職米大統領として初めてPNGを訪問する予定だったが、米政府の債務上限問題の対応のため中止に。ブリンケン氏が代理で訪問した。

朝日新聞社

3216OS5:2023/05/22(月) 22:12:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/94fde60107ef0184e7e6ed610f0a897ef57bc809
ゼレンスキー氏現れず「いら立った」 ブラジル大統領
5/22(月) 14:52配信


AFP=時事
G7サミットの拡大会合への参加で広島空港に到着したブラジルのルイス・イナシオ・ルラ・ダシルバ大統領(中央、2023年5月19日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】広島で開催された先進7か国(G7)首脳会議(サミット)の招待国であるブラジルのルイス・イナシオ・ルラ・ダシルバ(Luiz Inacio Lula da Silva)大統領は22日、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領との会談が実現しなかったことについて「いら立った」と語った。


 ゼレンスキー氏はサミット参加に際し、ルラ氏との会談を希望したが、スケジュールの調整がつかず実現しなかった。それについてゼレンスキー氏は「がっかりしているのは彼(ルラ氏)の方だと思う」述べていた。

 しかし、ルラ氏はこの日、広島市内で開いた記者会見で「がっかりしていない。私はいら立った。直接会って話し合いたいと思っていた」と語った。

 ルラ氏によると、会談は21日午後に予定されていたが、ゼレンスキー氏側のスケジュールに遅れが生じ、流れた。

 ルラ氏はさらに、ゼレンスキー氏もロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領も和平を望んでいないように見えるとし、現段階でゼレンスキー氏と会談する意味はないとの認識を示した。「双方ともに戦争に勝つのは自分たちだと思い込んでいる」とも述べた。

 ルラ氏をめぐっては、ウクライナを侵攻するロシアへの姿勢に厳しさが欠けているとして批判の声が上がっている。【翻訳編集】 AFPBB News

3217OS5:2023/05/22(月) 23:30:57
https://www.sankei.com/article/20230522-K2RRL4H7OVLCZMS5LURZFJ5XZM/
ルラ氏とゼレンスキー氏会談はなぜ実現しなかったのか ブラジル紙が注目
2023/5/22 08:24
広島市で閉幕した先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)について、ブラジルメディアは、ルラ大統領とウクライナのゼレンスキー大統領の広島での首脳会談が実現しなかったことに注目している。地元紙グロボ電子版は21日、ウクライナ和平の仲介役になろうとしてきたルラ氏の目標が「危機にひんした可能性」を指摘した。

首脳会談はいったん21日実施で合意したが、最終的に「日程の都合がつかなかった」と報じられた。不実施の理由について、専門家の間には「ルラ氏がロシアのプーチン大統領より先にゼレンスキー氏と会談し、ロシアの反発を買うのをブラジル外務省が恐れた」との見方もある。


ブラジルの駐イタリア大使も務めたリクペロ元財務相はグロボの取材に、「理由が何であれ、首脳会談の不実施はルラ氏の仲介者としての役割を高めない」と指摘。ルラ氏がG7広島サミットで得られた成果は限定的との見方を示した。

ブラジルはロシアの侵略行為を非難する一方、対露制裁には反対している。ルラ氏はウクライナへの武器支援についても「戦争を長引かせる」と反対姿勢で、領土回復を和平の条件に含むウクライナの立場と隔たりがある。


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(ブラジリア 平田雄介)

3218OS5:2023/05/23(火) 10:27:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/d89a9318ccc33fa1801a95b61e6e6bebfd5aa027
日本の非常任理事国入り、次の立候補は2032年…長期不在で影響力低下の懸念
5/23(火) 5:01配信



読売新聞オンライン
安全保障理事会(2022年9月)=ロイター

 【ニューヨーク=金子靖志】日本政府が2032年に行われる国連安全保障理事会の非常任理事国選挙に立候補することが21日、わかった。複数の国連外交筋が明らかにした。今年1月に非常任理事国入りしたばかりの日本は24年まで任期を残しているが、各国の協力を早期に取り付けて当選を確実にする狙いがある。

【図】日本は00年以降、3〜6年のサイクルで非常任理事国入りしてきた

 安保理15か国のうち、非常任理事国10か国は地域ごとに枠が割り振られ、日本が属する「アジア・太平洋」枠は2か国だ。このうち1か国が毎年、改選される。日本政府は今月中旬、54か国ある同枠の各国に立候補を通知した。32年の改選枠にはすでに、インド洋の島国モルディブが手を挙げている。

 日本は00年以降、3〜6年のサイクルで非常任理事国入りしてきた。今回、24年までの任期を終えた後も数年内の立候補を目指したが、「インドやインドネシアなどの有力国がすでに立候補に名乗りを上げている」(国連外交筋)ことなどから、断念したとみられる。

 32年の立候補で選出されても、25年以降10年近く安保理メンバーから外れることになる。核・ミサイル開発を進める北朝鮮への制裁決議をまとめる際などで非常任理事国の発言力は強い。安保理での長期不在により国連での日本の影響力低下が懸念されている。

3219OS5:2023/05/23(火) 10:39:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/dcfe047beb55b31cd9a8c4430b6b203adf4b55e3
非常任理事国32年出馬、日本政府が苦渋の決断…グローバル・サウスに出番譲る
5/23(火) 6:51配信


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読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 【ニューヨーク=金子靖志】日本政府が10年後の2033年に次の国連安全保障理事会非常任理事国入りを目指す方針を決めたのは、苦渋の決断でもある。中国とロシアが取り込みを進める「グローバル・サウス」と呼ばれる新興・途上国との連携を深めるために出番を譲ることで、日本自らは安保理メンバーの長期不在を余儀なくされる。

 非常任理事国の「アジア・太平洋」枠(54か国)には、東南アジア諸国連合(ASEAN)や中東諸国などの新興・途上国が多い。安保理筋によると、こうした各国は近年、「経済成長で国力を付け、理事国入りに名乗りを上げるケースが増えてきている」という。

 日本はすでに加盟国で最多の12回、非常任理事国に選出されている。24年までの今回の任期後の再選の機会を当面見送るのは、「経済・外交関係を重視する(アジア・太平洋枠の)新興国に配慮せざるを得ない状況に置かれている」(国連外交筋)ためという。

 しかし、安保理での不在が長期化すれば、核・ミサイル開発などを続ける北朝鮮への対応などに影響が出かねず、「日本の国連外交にとって大きな痛手となる」(国連外交筋)との声も漏れる。すでに32年の非常任理事国選挙に手を挙げているモルディブに対抗する形となっても、自ら出馬を表明することになった。

 日本は、ドイツ、インド、ブラジルとともに、機能不全も指摘される安保理を拡大する改革案に取り組む立場だ。常任理事国入りを目指す姿勢を表明しつつ、非常任理事国選挙に立候補することには自己矛盾が指摘され「改革そのものの実現性にも影響が出かねない」(国連外交筋)との懸念も出ている。

3220OS5:2023/05/23(火) 10:51:25
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023052200942&amp;g=int
米中対立でバランス腐心 両側から支援獲得狙う―島しょ国
2023年05月23日07時07分

22日、ポートモレスビーで、ブリンケン米国務長官との会談に臨むパプアニューギニアのマラペ首相(左)(AFP時事)
22日、ポートモレスビーで、ブリンケン米国務長官との会談に臨むパプアニューギニアのマラペ首相(左)(AFP時事)

パプアニューギニアのオニール前首相=2018年11月、ポートモレスビー(AFP時事)

 【シドニー時事】パプアニューギニアが22日、米国と防衛協力協定を締結した。太平洋地域への関与を強化したい米側と、安全保障・経済両面で支援を得たいパプアの思惑が一致した。ただ、パプアを含む島しょ国は総じて、米中の覇権争いに巻き込まれたくないのが本音。一方の陣営に完全に付く形は避け、両側から支援を取り付けようとバランスに腐心している。
グローバルサウスの連帯訴え インド首相、訪問先パプアで

 パプアは中国から巨額のインフラ支援を受けており、パプア国内では「中国の資金攻勢は激し過ぎる。もっと米国からも投資や技術が必要だ」(シンクタンク幹部)と慎重な対応を求める声が上がっていた。今回の協定締結に合わせ、パプアは4500万ドル(約62億円)の支援を得た。対米関係の強化は、借金漬けで被援助国への影響力を強める中国の「債務のわな」に陥るのを防ぐことにつながるというわけだ。
 一方、協定によってパプアが米国の軍事拠点となることへの警戒感も広がる。オニール前首相は「マラペ政権はわが国を米中の軍事的争いの嵐の真ん中に置いた。緊張の火に油を注ぐ行為だ」と批判。学生による抗議活動も起きている。
 島しょ国は「すべてを友人に。敵をつくらず」という中立路線を掲げてきた。米国への傾斜が政権のリスクとなる可能性もある。
 島しょ国は、気候変動に伴う海面上昇や災害の多発、広大な海洋の権益保護といった切実な課題を抱え、どこからの支援も歓迎している。実際、パプアのマラペ首相は、中国を含む他国と防衛協力協定を結ぶ可能性を排除していない。
 中国と安保協定を締結したソロモン諸島も2月に米大使館の開設を認めた。島しょ国は米中対立のはざまで、両者と適度な関係を保ちながら、最大限の支援を獲得することを追求している。

3221OS5:2023/05/23(火) 13:27:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/9200ad7bf9abe4d6de796e31f207bb72c6e01a5e
アルメニア、係争地でアゼルバイジャンの主権容認へ 平和条約に意欲
5/23(火) 12:45配信
 タス通信などによると、旧ソ連アルメニアのパシニャン首相は22日、係争地ナゴルノカラバフについて、現住しているアルメニア系住民の安全が確保されるのならば、敵対してきたアゼルバイジャンの主権を認める考えを表明した。アゼルバイジャンとの平和条約締結への意欲も示している。

 パシニャン氏は25日、アゼルバイジャンのアリエフ大統領とモスクワで会談を予定しており、関連する問題を協議する。アルメニアとアゼルバイジャンは、6月1日にもモルドバの首都キシナウで話し合う予定。帰属問題を解決し、平和条約を結べば、地域の緊張緩和に寄与するのは確実だ。

 アルメニアとアゼルバイジャンは、共にソ連の共和国だった時代からナゴルノカラバフの帰属を巡って衝突を繰り返してきた。近年はアゼルバイジャンが優位な状況を築いていることから、パシニャン氏は同地に住むアルメニア系住民の安全を第一にして、譲歩を検討している模様だ。

 ソ連時代のナゴルノカラバフはアルメニア系住民が多数派を占めたが、アゼルバイジャン共和国の管轄下に置かれた。1980年代末期になると、同地のアルメニア系住民がアルメニア共和国への編入を要求。アルメニアとアゼルバイジャンの衝突に発展し、推定で1万8000人超の死者を出した末に、アルメニアがナゴルノカラバフで実効支配を確立した。

 一方で2020年秋に再発した衝突では、アゼルバイジャンが有利に戦闘を進め、ナゴルノカラバフの一部地域の支配権を回復した。この時はロシアが仲介役となり、現地に平和維持部隊を派遣するなどして事態を収拾させた。しかし、現在はウクライナで続ける「特別軍事作戦」に注力していることもあり、ナゴルノカラバフ紛争で重しの役割を担いにくくなっていた。【モスクワ大前仁】

3222OS5:2023/05/29(月) 19:39:58
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-230529X359.html
「消耗した」と州首相辞任=オーストラリア西部
2023/05/29 18:35時事通信

 【シドニー時事】オーストラリア西部、西オーストラリア州のマーク・マッガーワン首相(55)が29日の記者会見で、「疲れた。消耗した」として辞任を表明した。州議会議員も任期を2年弱残して辞職する。不祥事や病気以外での突然の辞任は異例。

 労働党のマッガーワン氏は2017年3月の州議選勝利に伴い州首相に就任。21年選挙も圧勝して再選されたが、新型コロナウイルス禍対応や経済対策に一定の道筋が付いたとして「今が辞め時」と判断した。後任も多数派の労働党から選出される見通し。

 同州は鉄鉱石や天然ガスなど資源が豊富で、最近はレアアース(希土類)開発でも注目されている。岸田文雄首相が22年10月に同州パースを訪問した際には地元経済関係者らと共に意見交換した。

3223OS5:2023/05/29(月) 21:01:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/31ea3bcb1dee61cfa93e6a169e341bba193e0beb
ティヌブ大統領が就任 経済・治安が課題 ナイジェリア
5/29(月) 19:18配信
時事通信
ナイジェリアのティヌブ新大統領=3月1日、アブジャ(AFP時事)

 【ロンドン時事】アフリカ最大の経済大国ナイジェリアで29日、元ラゴス州知事のボラ・ティヌブ新大統領(71)が就任した。

 州知事時代の経験を生かし、苦境にあえぐ経済の立て直しを図れるか、難しいかじ取りが求められる。

 全進歩会議(APC)のティヌブ氏は3選禁止規定に基づき退任するブハリ前大統領の後継として、2月に行われた混戦の大統領選で当選。だが、野党候補者らは不正行為があったとして、選挙結果に異議を申し立てた。英紙によると、裁判所の審理は今月30日に始まる予定だが、判決は9月以降になる見通しだ。

3224OS5:2023/05/30(火) 11:42:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/393d5eb5356a467e9d10d5c0f6c620d0c07d74b2
ウガンダで「反同性愛法」成立 世界で最も厳格
5/30(火) 10:49配信
AFP=時事
ウガンダの首都カンパラ近郊で、反同性愛法案をめぐる議会審議の模様を伝えるテレビ画面を見るトランスジェンダーの女性(2023年3月21日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】ウガンダ政府は29日、「2023年反同性愛法」がヨウェリ・ムセベニ(Yoweri Museveni)大統領の署名を受け、成立したと発表した。同法は世界で最も厳格とされ、人権団体やLGBTQ(性的少数者)団体、欧米諸国からは批判の声が上がっている。


 ウガンダ議会は今月、反同性愛法の改正法案を可決。不道徳な欧米の価値観の影響から自国の価値観を守るのが狙いで、内政干渉は断固阻止するとしていた。

 改正法では、同性愛者を自認しても犯罪にならないが、「同性愛行為への関与」には終身刑が科される。ムセベニ大統領は「加重同性愛」を死刑とする規定を削除するよう勧告していたが、議会で拒否されたため、再犯には死刑が宣告される可能性もある。ただし、ウガンダではここ数年、死刑は執行されていない。

 これを受けて人権団体は「明白な憲法違反」と主張し、高等裁判所に提訴したと明らかにした。

 一方、ジョー・バイデン(Joe Biden)米大統領は「普遍的な人権に対する悲劇的な侵害」と非難し、同法の即時撤廃を要請。ウガンダ向け援助・投資の削減と制裁、さらに人権侵害や汚職に関与した同国人の入国制限を検討する考えを示した。

 欧州連合(EU)のジョセップ・ボレル(Josep Borrell)外交安全保障上級代表も、ウガンダ政府には「全国民を保護し、その基本的権利を守る義務がある」と指摘。「義務を履行しない場合は、国際的なパートナーとの外交関係が損なわれることになる」と警告した。

 ウガンダの旧宗主国で、統治下では同性愛を禁じていた英国は「衝撃を受けた」とし、「極めて差別的」な法律だと非難した。

 ただ、キリスト教徒が大多数を占めるウガンダでは、同法は国民から幅広い支持を得ている。アフリカでは約30か国で反同性愛法が導入されているが、ウガンダの法律は最も厳しいとされる。【翻訳編集】 AFPBB News

3225OS5:2023/05/31(水) 17:22:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/9bdd6501b9f109b173bec7cd4efc760d20a28cb0
ブラジルで南米首脳会議 ルラ大統領、域内統合枠組み復活目指す
5/31(水) 16:50配信


毎日新聞
ブラジルのルラ大統領(左から6人目)が主催する南米の首脳会議に出席した首脳ら=ブラジルの首都ブラジリアで2023年5月30日、AP

 南米ブラジルの首都ブラジリアで30日、域内12カ国が首脳会議を開いた。主催したルラ大統領は南米各国との関係を重視している。中南米は米国の「裏庭」と呼ばれるが、左派のルラ氏は南米の統合に向けた議論をリードし、国際社会で発言力を高めたい狙いとみられる。新型コロナウイルスの流行による経済の低迷などを背景に南米では現在、多くの国で「富の再分配」を重視する左派が政権を握っている。

 ルラ氏は演説で「南米には統合に向けた道がある」と強調。協力分野として、米ドルを念頭に貿易面で「域外通貨」への依存度を減らすことや、経済・社会開発に向けた各国営銀行の連携、気候変動対策など10項目を各国に提案した。

 南米では、左派政権が主流だった2008年にも米国の影響力を排除して域内の統合を目指す動きがあった。当時、反米左派のベネズエラのチャベス前大統領や、ルラ氏らが主導して「南米諸国連合(UNASUR)」が発足した。しかし、10年代後半からブラジルなどで右派系が政権を取ると内部分裂し、脱退する国が相次いだ。

 ルラ氏が目指すのは、UNASURのような域内統合に向けた枠組みの復活だ。ルラ氏は「イデオロギーは我々を分断させ、統合の妨げになるだけだ」と指摘。格差是正など「我々は共通のニーズや希望を持っている」として、右派、左派に関係なく統合への議論を進める必要性を訴えた。

 一方、会議では、出席者の一人で、独裁色を強めるベネズエラのマドゥロ大統領を巡り、各国の温度差も浮き彫りとなった。

 中露が後ろ盾のマドゥロ政権に対しては、野党政治家を弾圧しているなどの指摘が国際人権団体から出ている。しかし、ルラ氏は29日にマドゥロ氏と臨んだ共同記者会見で、ベネズエラに関して「反民主主義、独裁主義という物語が作られている」と訴え、米国による経済制裁を批判した。

 ブラジルの地元メディアによると、ルラ氏の発言に対し、ウルグアイの中道右派ラカジェポー大統領は「ベネズエラで民主主義や人権が保障されるようにするため、世界の多くが仲介を試みている」と反論。チリの左派ボリッチ大統領も「ルラ氏の発言には同意しない」と反発した。【サンパウロ中村聡也】

3226OS5:2023/06/01(木) 16:32:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/c6d862eacfcf453d84f58e76a5be8c0021d9de1d
8月23日に大統領選 与野党一騎打ちの予想 ジンバブエ
6/1(木) 14:24配信

時事通信
ジンバブエのムナンガグワ大統領=2021年11月、英北部グラスゴー(AFP時事)

 【ハラレAFP時事】アフリカ南部ジンバブエ政府は5月31日、大統領選の投票を8月23日に実施すると官報で告知した。

 2017年まで40年近く権力の座にあったムガベ前大統領に取って代わった与党ジンバブエ・アフリカ民族同盟愛国戦線(ZANU―PF)のムナンガグワ大統領(80)と、野党党首チャミサ氏(45)の一騎打ちが予想されている。

 ムナンガグワ氏は18年の大統領選でチャミサ氏を破っており、2度目の対決となる。チャミサ氏は現在、野党「変革のための市民連合(CCC)」を率いている。

3227OS5:2023/06/06(火) 08:15:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/e1de53fe7a964711c203bfe9a6d408537f218b24
改憲巡り賛否拮抗 先住民問題、党派色を反映 豪世論調査
6/6(火) 7:07配信
 【シドニー時事】オーストラリアのアルバニージー政権が目指す先住民の地位確立のための憲法改正案を巡り、賛否が拮抗(きっこう)している。

 地元紙オーストラリアンが5日発表した世論調査では賛成が46%、反対が43%。支持政党によって賛否の傾向がはっきりと分かれた。同紙は「政権にとって悩ましい兆候」と分析している。

 調査は、改憲案が下院を通過した5月31日から今月3日にかけて約1500人を対象に行われた。2月調査では賛成56%、反対37%と賛成が大きくリードしていたが、3ポイント差に縮まった。賛成が5割を切ったのは初めてだ。

 改憲案は、先住民のアボリジニとトレス海峡諸島民を「最初の豪州人」と認め、議会や政府に意見具申できる代表機関を創設する内容。最大野党・自由党などは「代表機関設置は国民を分断する」と批判を強めており、反対論が勢いづいている。与党・労働党の支持層は賛成63%、反対24%であるのに対し、自由党の支持層は賛成28%、反対64%と、党のスタンスを反映した形となった。

 憲法学者のグレッグ・クレーベン氏は同紙への寄稿で「労働党が作成した改憲案を先住民の指導者が後押ししているが、広がりを欠いている。超党派の信頼を取り付けられないと改憲は達成できない」と指摘した。

3228OS5:2023/06/08(木) 08:55:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/823babd30fa0440248ac9f39bcf858a567d893d8
エルサルバドル、国会議員の定数削減 「権力集中目的」と批判も
6/8(木) 6:05配信



 【サンパウロ時事】中米エルサルバドルの国会は7日、議員定数を現行の84から60に削減する選挙法改正案を可決した。

 来年2月4日に行われる選挙から適用する。経費節減などが狙いとされ、ブケレ大統領は1日の演説で「このような小国に84人もの議員はいらない」と説明した。

 国会は現在、ブケレ氏が創設した与党・新思想党(NI)が56議席を占める。選挙は比例代表制で、定数削減によって大政党が有利になるため、野党からは「政権の意図は権力をさらに集中させることだ」と批判の声が上がった。

3229OS5:2023/06/08(木) 18:04:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/febde619819bd14f8dbc2c671f47d2a290256319
フィジー首相、中国との警察協定見直しを表明 「民主主義国家との協力」推進へ
6/8(木) 12:46配信


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産経新聞
【シンガポール=森浩】南太平洋のフィジーのランブカ首相は7日、訪問先のニュージーランド(NZ)で記者会見し、中国と締結している警察間の協力協定を見直す意向を正式に表明した。中国は治安維持部門の協力をテコに南太平洋島嶼(とうしょ)国への影響力拡大を狙っている。協定が解消されれば、他の島嶼国の対中関係にも影響を与える可能性がある。

フィジーでは2006年のクーデターで軍が実権を握った。強引な政権奪取に反発した欧米が援助停止などの措置を取った結果、軍政は中国に接近。警察間の協力協定は11年に締結され、警察部門の相互交流が始まった。

22年12月の総選挙後に誕生したランブカ政権は、中国に融和的な外交方針を転換し、オーストラリアなど民主主義国家との連携を重視する姿勢を示している。

ランブカ氏は7日、NZで「(警察に関する協定を)維持するか、それとも民主主義を共有する国々と協力するのか、検討する必要がある」と述べ、見直す意向を表明した。フィジーとNZは月内にも軍同士の連携を強化する地位協定を締結する見通しだ。

中国は22年11月に島嶼国の警察トップを招待したオンライン国際会議を開催するなど、治安維持面の連携強化で各国に浸透する姿勢を見せている。

3230OS5:2023/06/08(木) 18:05:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/341f9a903395d82f642c6a55c1be574b77cc3d70
ボルソナロ氏、権力乱用罪で訴追 ブラジル検察
6/8(木) 9:40配信


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産経新聞
【ニューヨーク=平田雄介】南米ブラジルの検察当局などは7日までに、昨年10月の大統領選で敗北した右派のボルソナロ前大統領が在任中に「陸軍の参加を得て選挙不正を正す」などと訴えたとして、権力乱用などの罪で高等選挙裁判所に訴追し、8年間の被選挙権の停止を求めた。高等選挙裁は22日に審理を始める。米欧メディアが伝えた。

訴状を確認した米紙ニューヨーク・タイムズなどによると、ボルソナロ氏は昨年7月、フランスやスペイン、欧州連合(EU)の外交官約40人に「ブラジルの投票システムの失敗を陸軍の参加を得て正したい」と訴え、「選挙の信頼性を傷つけた」とされる。

これに対し、ボルソナロ氏の弁護士は「外交官への訴えは選挙に関する正当な懸念を提起する(大統領としての)統治行為」と主張し、選挙干渉について否定している。

ボルソナロ氏の支持者は今年1月、選挙に勝利した左派ルラ政権の転覆を目指し、国会と大統領府、最高裁判所を襲撃、陸軍にクーデターを促した。ボルソナロ氏は襲撃を扇動した疑いでも捜査を受けている。

3231OS5:2023/06/10(土) 09:21:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/2bfc9996816dfe634691ef4cc1d17a6ad1c2f7d0
ホンジュラス大統領が訪中 国交樹立後初の訪問で期待する経済協力
6/9(金) 19:27配信



【北京=三塚聖平】中米ホンジュラスのシオマラ・カストロ大統領は9日、中国訪問を開始した。今年3月に台湾と断交して中国と国交を樹立してから初の訪中となる。14日までの滞在中に習近平国家主席らと会談し、ホンジュラス側が期待する貿易拡大やインフラ整備といった経済協力について協議するとみられる。

カストロ氏は、習氏の招待を受けて訪中した。中国メディアによると、9日午前に中国最大の経済都市・上海に到着した。滞在中に、両国の協力に関する複数の協定が結ばれるとみられる。

カストロ氏は民主社会主義者を標榜(ひょうぼう)し、ホンジュラス初の女性大統領として昨年1月に就任した。親中派と位置付けられており、大統領選で中国との国交樹立を訴えていた。

期待するのは中国からの経済支援だ。中国国営新華社通信によると、ホンジュラスの首都テグシガルパでは今月5日、中国大使館の開館式が行われ、中国との国交樹立交渉に当たったホンジュラスのレイナ外相は「両国が貿易協力を推進し、インフラ整備や貧困削減事業の後押し、雇用機会の創出、福祉の充実を進めることを望む」とあいさつした。

中国外務省の汪文斌(おう・ぶんひん)報道官は7日の記者会見で、カストロ氏の訪中について「相互信頼を深め、協力を切り開き、友好を増進し、両国関係が安定的に遠くまで進むよう推進したい」と強調している。

中国の習近平政権は、「台湾独立」勢力とみなす民主進歩党の蔡英文政権に対する圧力の一環として、台湾と外交関係のある国の切り崩しを進めている。台湾と外交関係がある国は13カ国にまで減っている。

来年1月に行われる台湾の総統選に向けた動きが積極化する中、カストロ氏の訪中という外交成果を示して民進党にダメージを与える狙いもうかがわれる。

3232OS5:2023/06/10(土) 09:21:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/79b70fe6b0a98f99cc16fdfbf11e1316f507ec8b
米、カリブに2大使館を新設へ ハリス副大統領訪問、中国けん制
6/9(金) 18:13配信
 【ワシントン共同】ハリス米副大統領は8日、バハマでカリブ海諸国首脳との会議に出席し、カリブ海東部に2大使館を新設すると発表した。投資を通じ中南米・カリブ地域で影響力を増している中国をけん制する狙いがある。具体的な新設場所は公表しなかった。

 バハマが1973年に独立して以来、最も高位の米高官の訪問となった。24年米大統領選で再選を目指す民主党のバイデン大統領が高齢を不安視される中、ハリス氏の支持率も低迷しており、外交で存在感をアピールしようとしている。

 ハリス氏は会議で演説し「米国とカリブ海諸国との関係強化は私にとって最優先課題であり、バイデン氏にとってもそうだ」と述べた。

3233OS5:2023/06/16(金) 09:49:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/e47dca0e01399d112b204385810aa281d3ecacf4
スーダン、終わりのない戦闘2カ月 首都から100万人脱出 軍とRSF、泥沼の衝突
6/16(金) 7:12配信

 【ハルツームAFP時事】アフリカ北東部スーダンで正規軍と準軍事組織「即応支援部隊(RSF)」の戦闘が始まってから15日で2カ月が経過した。

 サウジアラビアなどが仲介する中、両陣営は依然として首都ハルツームや西部ダルフール地方で戦火を交え、終わる兆しは見えない。住民からは「国の全域が災害に遭ったようだ」と嘆く声が漏れる。

 衝突は、軍トップのブルハン統治評議会議長と、RSFを率いるダガロ司令官の権力闘争が表面化する形で4月15日に始まった。ハルツームの支配を巡り都心部で激しい戦闘を展開してきたことが特徴で、首都の街並みは変わり果てた。

 目撃者がAFP通信に語ったところによると、軍は14日、戦闘開始後初めてハルツーム南西約350キロの都市オベイドを空爆した。RSFが2カ月間包囲していた地域だった。

 ただ、制空権はこれまで、空軍を握る軍が一貫して掌握してきたが、スーダン軍当局者は14日、RSF側が攻撃用ドローンを使用し始めたと述べ、警戒を強めている。

 軍は14日、西ダルフール州の知事をRSFが「拉致して殺害した」と非難。「(RSFが)全スーダン人に対して犯している野蛮な犯罪記録に新たな一章が加わった」と批判し、衝突は泥沼の様相を濃くしている。

 米NGO「武力紛争地域事件データプロジェクト(ACLED)」によると、戦闘の犠牲者は少なくとも1800人。国際移住機関(IOM)によれば、国全体では220万人が家を追われ、ハルツームからも100万人以上が脱出した。うち52万8000人は周辺国へ避難したとみられている。

 ハルツームでは水や食料、医薬品が調達できなくなりつつある。住民アハメド・タハさんはAFPの取材に「われわれには何も残っていない」と訴えた。「国中が完全に破壊された。どこを見ても、爆弾が落ちたり、銃弾が当たったりしている」と力なく語った。

 米国やサウジが仲介努力を続けるが、停戦合意は、軍とRSF双方の違反で幾度となく破られ、有名無実が常態化している。援助団体は物資搬送のための人道回廊の設置を訴えるが、実現していない。サウジは19日にスーダンへの援助を話し合う支援国会合を開くと発表している。

3234OS5:2023/06/16(金) 17:53:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/1fec54ae119207a9163c22b27743cfe7d8e01d66


アフリカ首脳が「仲介外交」始動 南ア大統領、ウクライナ入り
6/16(金) 17:26配信


時事通信
 【ロンドン時事】南アフリカをはじめとするアフリカ7カ国が16日、ロシアのウクライナ侵攻を巡る「仲介外交」を本格始動させた。

 南アのラマポーザ大統領がウクライナにこの日午前(日本時間同午後)、到着した。

 報道によれば、アフリカ大陸各国首脳らの使節団が、ロシア軍後退や対ロ制裁緩和などを盛り込む「和平案」を携えウクライナとロシアを訪問。「グローバルサウス」と呼ばれるこれら新興・途上国は、西側と一線を画す中立的立場から国際舞台で存在感を増しており、調停を目指す。

3235OS5:2023/06/18(日) 22:31:53
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-230617X490.html
与党公認争いに6人名乗り=来年6月のメキシコ大統領選
2023/06/17 14:13時事通信

 【サンパウロ時事】メキシコの左派与党「国家再生運動(MORENA)」は16日、来年6月に行われる大統領選の立候補登録を締め切り、初の女性大統領を目指すシェインバウム前メキシコ市長ら6人が名乗りを上げた。各候補者は週明けから支持獲得のために「選挙運動」を始め、公認は9月に決定する見通しだ。

 MORENAを率いるロペスオブラドール大統領の支持率は約6割で安定的に推移しているが、メキシコでは再選が禁止されている。野党の支持が低迷する中、MORENAの公認候補となれば当選する公算が大きく、党内選定が事実上の大統領選になると受け止められている。 

メキシコ
北米・中南米

3236OS5:2023/06/21(水) 17:57:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/d2706f8cfb10e12f47c31f767a5a6113bdf4f01d
9万人規模の反政府デモ 改革の「行き過ぎ」批判 コロンビア
6/21(水) 14:43配信
 【ボゴタAFP時事】南米コロンビアで20日、ペトロ左派政権が進める改革の「行き過ぎ」に反対する市民らがデモを繰り広げた。

 警察によると、首都ボゴタやメデジン、カリなどの各都市で推計9万2000人が街頭に繰り出した。

 「多数派の行進」と銘打ったデモは、右派野党の呼び掛けで行われた。参加者らは「(強権的な左派政権が統治する)キューバやベネズエラのようになるのはごめんだ」などと書かれた横断幕を掲げた。

3237OS5:2023/06/26(月) 14:28:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/05c95a516c35938b8fa084181ccacd6d11e86eec
21世紀にこんな場所が…子どもたちは飢えて死を待つ 「ここは地獄だ」ソマリアで医師は口にした
6/26(月) 10:02配信


「失敗国家」という言葉がある。機能不全の政府の下で社会が混迷し、住民が貧困にあえいでいる国を指す。アフリカ東部のソマリアはその代表例かもしれない。1990年代に始まった内戦の影響で無政府状態が続き、それが解消された後もイスラム過激派のテロが猛威を振るう。

 そんなソマリアを、2020年に始まった干ばつを主因とする厳しい食料不足が襲った。私は3月中旬に隣国エチオピア南部の干ばつ地帯を訪れ、無数の家畜の死骸が転がる悲惨な光景を目にした。それから2カ月後の5月中旬に取材したソマリアでも、「死」のすぐ近くで生きる人々と出会った。ただエチオピアと大きく異なったのは、死を突きつけられているのが家畜ではなく、まさに人間だったということだ。

 首都モガディシオの病院は飢餓状態で命の瀬戸際にある子どもたちであふれかえる。医師はふと口にした。「ここは世界の目が届かない地獄です」。21世紀の現実とは信じたくない、そんな場所から報告する。(共同通信ナイロビ支局 菊池太典)

 ▽日常はテロと隣り合わせ

 国連児童基金(ユニセフ)ソマリア事務所の協力を得て、モガディシオの公立バナディル病院を訪れた。事務所からほど近い病院に車で向かう途中、運転手の男性が道路の右側の建物を指して「今から教育省の前を通り過ぎます」と伝えてきた。その瞬間、心臓の鼓動が速くなるのをはっきりと感じる。

 「ソマリアの教育省」は、日頃からアフリカのニュースを追う人々の耳に刻まれている。昨年10月29日、イスラム過激派組織アルシャバーブによる爆破テロの標的となり、この建物の前で100人以上が犠牲となった。「子どもたちの脱イスラム化をもくろむ敵の拠点」だからというのが攻撃理由だった。

 日本では必ずしも広く知られていないかもしれないが、ソマリアでは長年にわたりアルシャバーブのテロで日常的に人が亡くなっている。モガディシオでも政府要人が使うホテルなどが頻繁に襲撃され、そのたびに犠牲者が出る。

 車内から見た教育省の周囲は、何事もなかったかのように露店が立ち並び、買い物客でにぎわっていた。住民は暴力に慣れてしまっているかのようだ。バナディル病院は、そこからほんの数百メートル先にあった。

3238OS5:2023/06/26(月) 14:29:19
 ▽重いやけどに見えたものは…

 「状況が最も深刻な子どもたちに会ってほしい」。医師のイブラヒム・シロウさん(46)に案内された病室に入った時、私は干ばつによる飢餓の影響を伝えたいという、取材目的がうまく伝わっていなかったようだと思った。

 部屋には衰弱した20人弱の子どもがおり、みな皮膚の所々が痛々しくめくれていた。アフリカ諸国では今でもまきや木炭を使って調理をするケースが多く、子どものやけどの事故が後を絶たない。案内されたのは重いやけどを負った子どもたちの専用病室のように見えた。

 しかしイブラヒムさんは「いえ、ここにいるのは重度の栄養失調になった子どもたちです」と私の疑問を否定しつつ、説明してくれた。皮膚の症状はやけどではなく、極度のタンパク質不足に陥った際に現れる炎症だという。

 「痩せているだけならまだ救えます。病院までたどり着ければ食料は提供できるので。危険なのは『クワシオルコル』と呼ばれる飢餓のサインで、皮膚炎や手足の浮腫などとして現れます。低タンパクが続き臓器が正常に機能しなくなってきた恐れがあります」

 病室にいた2歳の男の子は頭部の皮膚がこぶし大に剥がれ、母親の腕の中でもうろうとしている。足の甲は明らかに腫れていた。イブラヒムさんは厳粛な表情で「この子は厳しいかもしれない」とつぶやいた。

 ▽行き届かないワクチン

 傍らにいたアブディちゃんという別の2歳の男の子は、鼻からチューブで酸素吸入を受けていた。栄養不足で体力が低下する中、肺炎にかかってしまったという。母親のマリアム・ハッサンさん(37)は「食べ物を口にする力が残っていないのです」と嘆いた。

 家族はモガディシオ郊外の牧畜農家。かつてラクダやヤギなど80頭以上の家畜を飼育していたが、干ばつで次々と死に、数頭が残るのみとなった。家畜を売って得る現金で食料を買うことができなくなったといい、マリアムさんは「10人兄弟の末っ子のアブディにしわ寄せがいってしまった」と打ち明けた。

 最も深刻な子どもたちが集まるこの病室はもちろん、別の部屋のより軽度な栄養失調児らも、驚くほど多くが肺炎を重症化させ酸素吸入を受けていた。待合室には吸引用の酸素ボンベが所狭しと並ぶ。

 肺炎を引き起こす病原体は(1)細菌(2)ウイルス(3)その他の微生物―に大きく分けられる。乳幼児で肺炎が重症化するケースは細菌由来が多い。中でも「肺炎球菌」の感染が最も危険なものの一つとされ、日本では2013年、子どもが原則無料で受けられるワクチンの定期接種が始まった。

 モガディシオで流行する肺炎がどの病原体によるものかは不明だ。栄養失調で抵抗力の落ちている子どもたちは、ウイルス性の肺炎でもたやすく重症化してしまうのかもしれない。一方でユニセフの栄養士マハド・トゥリャレさん(37)はこんなわだかまりが拭えない。「肺炎球菌ワクチンの接種が受けられれば事態はまったく違ったのではないか」

 マハドさんによると、ソマリアの子どもたちが一般的にアクセスできるワクチンははしかやBCG、ポリオといった基礎的なものに限られる。「皮肉なことに、最も感染症への抵抗力の弱い人々が、最もワクチンで守られない状況に置かれているのです」

 ▽滞在中も「2回爆発」

 「果たしてソマリアのこの悲惨な実情を世界にどうやって伝えればよいのでしょう」。ユニセフ・ソマリア事務所のビクター・チンヤマ報道官(54)は苦悩を率直に口にした。世界中から要人やメディアを集めて現場を見せたいが、「テロのリスクが高過ぎて現実的ではありません」。バナディル病院でも2011年に建物内で爆発があり、複数の負傷者を出した過去がある。

 今回の取材の終盤、チンヤマさんはこう明かしてきた。「実はあなたが滞在したここ数日ですら、モガディシオでは2回の爆発がありました」

 ソマリア滞在中、しばしば米国の作家アーネスト・ヘミングウェー(1899〜1961年)の代表作の一つ「武器よさらば」の最終場面を思い出した。第1次大戦でイタリア志願兵となった米国人の主人公は看護師の女性と知り合う。女性は主人公との子どもを身ごもる。

 しかし母子は難産で死線をさまよう。不安の中、病院で待つ主人公は「きょうび、出産で死んだりすることはないのだから」(新潮文庫・高見浩訳)と自分の心に言い聞かす。

 100年以上前の戦争を舞台とした小説の一節が浮かんだのは、21世紀も四半世紀を迎えようとする中「きょうび、飢餓で死んだりすることはないのだから」と目を背けたくなったためだろう。

 それでも目の前の現実は雄弁だった。世界には今なおバナディル病院のような場所が残っている。われわれが生きる時代の一つの側面だ。

3239OS5:2023/06/26(月) 16:52:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/1db6dd675d22c801f2a87305007bc76a774d9cb6
元職夫人ら激戦 腐敗対策争点、決選入りの公算 グアテマラ大統領選
6/26(月) 12:56配信

時事通信
25日、グアテマラ市で大統領選の投票を終えた国民希望党のサンドラ・トーレス候補(AFP時事)

 【サンパウロ時事】中米グアテマラで25日、ジャマテイ大統領の任期満了に伴う大統領選挙の投開票が行われ、故コロン元大統領夫人で国民希望党(中道左派)のサンドラ・トーレス候補(67)らによる激戦となった。

 いずれの候補者も当選に必要な過半数の票を獲得するのは難しい情勢で、決着は上位2候補による8月20日の決選投票にもつれ込む公算が大きい。

3240OS5:2023/06/26(月) 21:51:27
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-_world_latin_america_KDNF3NXMERP2TPJI6J34VO2XWA.htmlグアテマラ大統領選、8月に決選投票 過半数に足らず
2023/06/26 21:24産経新聞

【ニューヨーク=平田雄介】中米グアテマラで25日、来年1月に任期満了となるジャマテイ大統領の後任を決める大統領選が実施された。ロイター通信によると、勝利の条件となる過半数の票を獲得する候補はおらず、故コロン元大統領の元妻サンドラ・トレス氏(67)と故アレバロ元大統領の息子ベルナルド・アレバロ元外務次官(64)が8月20日の決選投票に進む見通しとなった。

開票率90%を超えた段階の得票率は、首位のトレス氏が15・3%、2位のアレバロ氏が12・1%。3位の得票率は7・9%で、選挙管理当局は26日の記者会見で「結果はほぼ明確な傾向を示している」と述べた。

事前の世論調査で支持率の高かった企業家ら4人が立候補資格を抹消され、選挙の公正さを疑問視する声が出ている。開票された投票用紙の約4分の1が無記名か白票で、選挙手続きに関する「有権者の不満の表れ」と報じられている。

グアテマラは台湾と国交を持つ親米国で、主要候補はいずれもこの方針を継続するとみられている。
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/world/jiji-230626X272.html
元職夫人らが決選へ=中道左派の争い―グアテマラ大統領選
2023/06/26 21:22時事通信

 【サンパウロ時事】中米グアテマラで25日、ジャマテイ大統領の任期満了に伴う大統領選挙の投開票が行われた。選管当局は26日、故コロン元大統領夫人で国民希望党(中道左派)のサンドラ・トーレス氏(67)と、新興政党「セミージャ運動」(中道左派)の国会議員ベルナルド・アレバロ氏(64)が、8月20日の決選投票に進むとの見通しを示した。

3241相変わらず日本女性に目がなく、相変わらず身勝手なヨーロッパ人:2023/06/26(月) 22:34:54
〓ヨーロッパで日本製児童ポルノが蔓延り社会問題化。

〓各国がヨーロッパで日本製児童ポルノを売る日本を厳しく批判。

〓AI生成による児童ポルノも批判の対象。

〓日本国内で度々 AI生成による児童ポルノ規制法案が提出されたが繰り返し廃案に。

〓15世紀にイエズス会宣教師が火縄銃と引き換えに50万人とも言われる日本女性(少女を含む)を性奴隷として欧州などに連れ帰り、売り捌いた。

〓この時もイエズス会宣教師を含むヨーロッパ人は、「火縄銃と引き換えに美しい日本女性を性奴隷として売り飛ばす日本人の道徳心は低過ぎる」と日本を厳しく批判した。

〓ヨーロッパ人は500年前と変わらず日本女性(少女を含む)に目がない。

〓そしてヨーロッパ人は500年前と変わらず非常に身勝手だ。

〓ヨーロッパで日本製児童ポルノが蔓延るのは日本側だけの問題でないのは明らかだ。

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https://i.postimg.cc/SKW9XDN2/141414.png

3242OS5:2023/06/28(水) 08:43:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/418ebe0a5421c10e8e02d0d915a4db276a386433
現職大統領の再選発表 野党は結果拒絶 シエラレオネ
6/28(水) 7:48配信
時事通信
シエラレオネのビオ大統領=20日、フリータウン(AFP時事)

 【フリータウンAFP時事】西アフリカ・シエラレオネの選管当局者は27日、今月24日に行われた大統領選で現職のビオ大統領(59)が再選を決めたと発表した。

 ビオ氏は56.17%の票を獲得した。

 ただ、得票率41.16%で2位につけた野党・全人民会議党(APC)のカマラ元外相(72)は選挙結果を「信用できない」と批判。「選管発表を断固として拒絶する」と反発している。

3243OS5:2023/06/28(水) 15:51:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/bf37ab3e352cfd3ccc56e95043a943a795f24e20
再選のビオ大統領就任 野党「結果拒否し続ける」 シエラレオネ
6/28(水) 14:31配信


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時事通信
シエラレオネのビオ大統領=2021年7月、ロンドン(EPA時事)

 【フリータウンAFP時事】西アフリカ・シエラレオネで、ビオ大統領(59)が24日投票の大統領選で再選を決め、27日に就任宣誓を行った。

 素早く2期目をスタートさせたが、対立候補は選挙結果を拒否。危機的状況にある経済の立て直しをはじめ課題は多い。

 大統領選の主要対抗馬だった野党・全人民会議党(APC)のカマラ元外相(72)は、政権寄りと見なす選管を「全く信用できない」と公然と批判して反発している。APCは声明を出し「捏造(ねつぞう)された結果」を「拒否し続ける。われわれの勝利を再び確固たるものにする」と主張した。

3244OS5:2023/06/28(水) 18:21:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/8b655863f64bb2fb062e5a5e955bb17b05d7a1c6
8月26日に大統領選 ガボン
6/28(水) 14:58配信
時事通信
ガボンのボンゴ大統領=3月2日、リーブルビル(AFP時事)

 【リーブルビルAFP時事】アフリカ中部の産油国ガボン当局は27日、大統領選の投票を8月26日に実施すると発表した。

 ボンゴ大統領(64)は出馬の意思を表明していないが、ここ数カ月は国内各地の訪問に力を入れている。

 ボンゴ氏の父オマル・ボンゴ前大統領は2009年に死去するまで41年間権力を握り続けた。ボンゴ氏と合わせ父子で計55年間国を支配してきており、野党は「王朝だ」と批判している。しかし、大統領選で野党各党は統一候補を立てられず15人前後が乱立する事態になっており、ボンゴ氏が出馬すれば勝利は確実とみられる。

3245OS5:2023/07/02(日) 20:57:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/5cc2e92d30743bfd2f31623f21075814650624d9
ブラジル前大統領、厳しい前途 高裁が被選挙権8年停止
7/2(日) 7:03配信


時事通信
ブラジルのボルソナロ前大統領=6月30日、ブラジリア(AFP時事)

 【サンパウロ時事】ブラジル高等選挙裁判所は6月30日、ボルソナロ前大統領の被選挙権を8年間停止する判決を言い渡した。

 再選を目指して出馬した昨年10月の大統領選に絡んで権力乱用があったと認定された。2026年の次回選挙で返り咲きを目指すボルソナロ氏は上訴する構えだが、今後刑事責任を追及される可能性もあり、道は厳しい。

 裁判では、同氏が昨年7月、大統領公邸に外国大使らを呼んだ会合が焦点となった。電子投票システムに欠陥があり、「結果は信用できない」と明確な根拠を示さずに主張。SNSを通じ発言を拡散したなどとして責任が問われた。

 判決では裁判官7人のうち5人が、一連の行為を権力乱用などと認定。「疑義を広めて陰謀論をあおった」と断じた。ボルソナロ氏側が「表現の自由」を理由に擁護した発言についても「誤情報を流す権利は含まれない」との判断が示された。

 ブラジルでは、大統領選で敗北した結果を認めないボルソナロ氏の支持者らが今年1月、政府の中枢機関を襲撃した。裁判の中では、発言によって選挙への不信感が高まった結果、襲撃につながったという意見も出された。

 ルラ政権側は判決を歓迎。ディノ法務・治安相はツイッターに「公的な役目を果たすのに、うそは正しい手段ではない」と投稿した。

 一方、ボルソナロ氏は不当判決と受け止めており、徹底抗戦の構えだ。所属する自由党(右派)では求心力を維持し、大統領再登板への期待が高い。同氏はこの日のインタビューで「右派の選択肢の一人」と意欲を示した。

 ただ、当局は、ボルソナロ氏が襲撃事件でSNSを通じて支持者らをあおったとして捜査中。サウジアラビア国王から贈られた宝飾品を私物化した疑惑や、米国に渡航するため新型コロナウイルスのワクチン接種の記録を改ざんした疑惑も捜査対象になっている。立件されて有罪となれば、禁錮刑などに処せられる可能性がある。

3246OS5:2023/07/02(日) 21:06:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/d4c2d110fc6fd48d461de0ae48e3c78c8e45307a
ブラジル・ボルソナロ前大統領の被選挙権停止 政治権力の乱用は否定
7/1(土) 10:20配信


毎日新聞
報道陣の質問に答えるブラジルのボルソナロ前大統領=ブラジル南東部ベロオリゾンテで2023年6月30日、ロイター

 南米ブラジルの高等選挙裁判所は6月30日、右派ボルソナロ前大統領が昨年10月の大統領選前に政治権力を乱用したなどとして、被選挙権を停止する判断を下した。ボルソナロ氏は2030年まで立候補できなくなる。同氏側は連邦最高裁判所へ上訴する方針。

 ボルソナロ氏は昨年7月、大統領公邸に各国大使らを集め、現行の電子投票制度などを批判。対立する中道左派政党が今回の訴訟を起こした。審理では、保守派の判事2人を除く5人が停止に賛成。その1人として賛成に回ったモラエス長官は、ボルソナロ氏が大使らを前に「うそを繰り返した」と批判した。

 地元メディアによると、ボルソナロ氏は30日、報道陣に「私は今日(司法に)背中を刺された」と述べ、政治権力の乱用などを否定した。一方で「これはブラジルの右派の終わりではない」と強調した。

 ボルソナロ氏は、左派ルラ氏が勝利した大統領選の結果を覆そうと右派支持者らが連邦議会などを襲撃した今年1月の事件の扇動容疑などでも捜査対象になっている。【サンパウロ中村聡也】

3247OS5:2023/07/06(木) 09:02:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/12c729c7e46691d0ac0113d259521e4d1620ce01
セネガル大統領、3期目断念 緊張緩和、米仏も評価 西アフリカ混乱回避最優先
7/6(木) 7:08配信

時事通信
セネガルのサル大統領=2020年1月、ベルリン(AFP時事)

 【ダカールAFP時事】西アフリカ・セネガルのマッキ・サル大統領(61)は3日夜(日本時間4日午前)、国民向けの演説を行い、来年2月の大統領選出馬を断念すると表明した。

 強引に3選を目指すと疑われ、死者を伴う激しい反対運動が起きていた。セネガルは西アフリカ安定の指標で、混乱の影響は大きい。4日は緊張が緩和し、サル氏の決断に国外からも称賛の声が寄せられた。

 ◇個人より国家
 サル氏は「熟考の末」決めたと強調。「今は特に社会・経済が困難と不確かさに包まれている」と述べ、混乱回避を最優先に考えたと訴えた。「私個人よりセネガルという国家が大事だ。国の発展に尽くす有能な指導者が(セネガルには)たくさんいる」と後進に道を譲る考えを示した。

 2012年に就任したサル氏は、まず7年の任期を終えて19年に再選した。19年からは任期が5年に短縮され、次の選挙は来年となる。

 憲法は大統領の任期を2期までと定めている。これに対し、サル氏の陣営は、就任後の改憲でそれまでの任期は無関係になったと主張。3期目を目指すと疑われていた。

 しかし、そもそもサル氏は、2000〜12年まで務めたワッド前大統領の多選を批判し12年の選挙に臨んだ。自らは再選を求めないと公約していたのに、再選した上、後継者を指名せず、最近は3期目について沈黙していた。

 サル氏と対立する野党指導者ソンコ氏は2日、「大規模抗議行動」を呼び掛けた。6月に女性への「不道徳行為」で有罪判決を受けており、来年の大統領選には出馬できない。政治的な判決だと批判し、大規模な衝突に発展する恐れがあった。ソンコ氏の支持者と治安部隊は6月にも衝突し、少なくとも16人が死亡している。

 ◇漂う不透明感
 緊張緩和を受け、米国務省は4日、「任期制限をはじめ民主主義の原則を尊重しない人々とは対照的に、サル大統領の鮮やかな宣言は西アフリカにおける一つの前例をつくった」と歓迎した。

 フランス外務省も「民主主義の長い伝統の底堅さをセネガルは再び証明した」と称賛。グテレス国連事務総長も「セネガルだけではない。全世界に非常に重要な模範となる」と絶賛している。

 ただ、サル氏の対抗馬となるはずだった野党候補はソンコ氏同様、種々の判決で出馬資格を取り消されている例が多い。次の大統領が順調に決まるのか不透明感も漂い始めた。

3248名無しさん:2023/07/10(月) 06:53:45
〓中国共産党によるレアメタル輸出規制には、“自由チャイナ亡命政権”支援で対抗すべし。

〓最終的には支那を『三国志』かラ米のように分割すべし。

〓台湾の準公用語として英語、フランス語、日本語を法定させる。

〓台湾の準法定通貨として米ドル、ユーロ、日本円を法定させる。

〓チャイナ・タウンやコリア・タウンを根城に資本主義ブルジョア自由主義経済 破壊工作や産業スパイ活動を繰り返すマルクス共産主義にかぶれた華僑(支那人)、上朝鮮人。

〓西側諸国(資本主義ブルジョア自由主義経済圏)のチャイナ・タウンやコリア・タウンの中に『自由チャイナ亡命政権』や『自由コリア亡命政権』ができないのは、西側諸国(資本主義ブルジョア自由主義経済圏)のチャイナ・タウンやコリア・タウンが中国共産党の人民武装警察や朝鮮労働党の完全支配下にある証拠。

〓西側諸国(資本主義ブルジョア自由主義経済圏)のチャイナ・タウンやコリア・タウンの中の台湾人や韓国人が、中国共産党や朝鮮労働党に押さえ込まれていることは明らかだ。

〓資本主義ブルジョア自由主義経済(G7諸国)に憧れてアメリカや日本に留学する時点で、共産党一党独裁国家は遅れていると認識している筈なのに、留学中に『自由チャイナ亡命政権』をアメリカや日本に樹立しようとする支那人学生が一人も現れないのは実に不可解であり極めて不自然。

〓アメリカや日本に留学中の支那人留学生が中国共産党に厳しく監視されているか、そもそも“留学生を装ったスパイ”であるかの何れかだ。

〓支那と台湾が混在する既存のチャイナ・タウンの近くに台湾人街をオープンし、台湾人の移住を促し対抗させる。

〓韓国人と上朝鮮人が混在する既存のコリア・タウンの近くに韓国人街をオープンし、韓国人の移住を促し対抗させる。

3249通州事件:2023/07/14(金) 06:18:10
1937年7月29日 通州事件
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>調寛雅著『天皇さまが泣いてござった』から、「Sさんの体験談」の転載をさせていただきます。
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>Sさんは実際に通州事件を体験なさった日本人女性で、佐々木テンさんと言います。




>娘さんは既に全裸になされております。
そして恐怖のために動くことが出来ないのです。
その娘さんのところまで来ると下肢を大きく拡げました。
そして陵辱をはじめようとするのです。
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>支那人とは言へ、沢山の人達が見ている前で人間最低のことをしようというのだから、これはもう人間のすることとは言えません。
ところがこの娘さんは今まで一度もそうした経験がなかったからでしょう。
どうしても陵辱がうまく行かないのです。
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>すると三人程の学生が拡げられるだけこの下肢を拡げるのです。
そして保安隊の兵隊が持っている銃を持って来てその銃身の先でこの娘さんの陰部の中に突き込むのです。
こんな姿を見ながらその近くに何名もの支那人がいるのに止めようともしなければ、声を出す人もおりません。
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>ただ学生達のこの惨行を黙って見ているだけです。
私とTさんは二十メートルも離れたところに立っていたのでそれからの惨行の仔細を見ることは出来なかったのですが、と言うよりとても目を開けて見ておることが出来なかったのです。
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>私はTさんの手にしっかりとすがっておりました。
目をしっかりつぶっておりました。
するとギャーッという悲鳴とも叫びとも言えない声が聞こえました。
私は思わずびっくりして目を開きました。
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>するとどうでしょう。保安隊の兵隊がニタニタ笑いながらこの娘さんの陰部を切り取っているのです。
何ということをするのだろうと私の身体はガタガタと音を立てる程震えました。
その私の身体をTさんがしっかり抱きしめてくれました。
見てはいけない。
見まいと思うけれど目がどうしても閉じられないのです。
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>ガタガタ震えながら見ているとその兵隊は今度は腹を縦に裂くのです。
それから剣で首を切り落としたのです。
その首をさっき捨てた男の人の屍体のところにポイと投げたのです。
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>投げられた首は地面をゴロゴロと転がって男の人の屍体の側で止まったのです。
.
(中略)

3250OS5:2023/07/14(金) 21:06:32
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023071400704&amp;g=int
新興政党の資格停止差し止め グアテマラ憲法裁、選挙混乱収束か
2023年07月14日20時26分

13日、中米グアテマラのグアテマラ市で演説する、新興政党「セミージャ運動」のベルナルド・アレバロ候補(EPA時事)
13日、中米グアテマラのグアテマラ市で演説する、新興政党「セミージャ運動」のベルナルド・アレバロ候補(EPA時事)
 【サンパウロ時事】中米グアテマラの憲法裁判所は13日、同国大統領選で反腐敗を掲げ決選投票に進んだ候補者の所属政党について、司法が命じた資格停止を差し止める決定を下した。選挙に権力が介入する事態に米欧が懸念を表明し「外圧」が高まる中、8月20日の決選投票に向けて混乱が収束する可能性が出てきた。
グアテマラ大統領選、不透明に 決選進出政党の資格停止

 選管当局は12日、先月投票の大統領選の確定開票結果を発表。新興政党「セミージャ運動」のベルナルド・アレバロ候補(64)と故コロン元大統領夫人のサンドラ・トーレス候補(67)が、決選投票進出を決めた。
 ところが、検察幹部が12日、セミージャが党員を不正に登録していたとして、党の資格を停止する司法判断が示されたと公表した。13日には関係先の家宅捜索も行われた。この幹部はグアテマラで汚職捜査を妨害したとして、米国の制裁対象となっている。
 党員登録問題を巡りセミージャ側は、憲法裁に保護措置を求めていた。憲法裁は資格停止命令を暫定的に差し止めた上で「選挙プロセスは保証される」と強調した。
 グアテマラ検察当局の動きに対しては、米欧諸国が13日、「民主主義への脅威」などと懸念を表明した。米国務省報道官は声明で「民主主義の中核にある選挙プロセスの正当性を危機にさらす」と指摘。欧州連合(EU)の選挙監視団は、決選投票に際し「いかなる介入もない自由な投票の実施を公権力が保証する」よう求めた。

3251OS5:2023/07/18(火) 09:25:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/df53d7cdb605b66e289b77edca514d0819e0e15c
戦禍逃れても、なお苦難 28万人受け入れのエジプトで スーダン避難民
7/18(火) 7:09配信

時事通信
エジプトの首都カイロで暮らすスーダンから逃れてきたイマヌ・セーフさん(右)と母=5日

 【カイロ時事】アフリカ北東部スーダンで続く正規軍と準軍事組織「即応支援部隊(RSF)」の衝突は4カ月目に入った。

 戦闘が始まった4月15日以降、73万人以上が隣国に脱出。そのうちエジプトには約28万人が避難したが、戦禍を逃れた先でも苦難が待ち受けていた。

 首都カイロの密集した住宅地。5月末にスーダンを後にしたイマヌ・セーフさん(25)は、姉一家4人が暮らす家に、母と妹と共に身を寄せている。家族で収入があるのは姉一人。将来が見えない生活の中で「状況が良くなる兆候はない。悪くなるだけだ」と嘆いた。

 スーダンでは首都ハルツームで家族と暮らしていた。衝突が始まるとRSFが職場の病院を襲撃。戦闘は激化し略奪も相次いだ。以前から姉が暮らすエジプトに家族で逃れることを決めたが、バスの運賃が20倍に高騰し、まずは自分だけが国を出ることになった。

 エジプトまではバスで5日。途中で何者かがバスを待ち伏せし、何度も停車させられ、降ろされた男性客もいた。軍やRSFが相手陣営の兵士を捜索していた可能性もあるという。母と妹は後に合流できたが、父と3人の兄弟は戦闘が続くハルツームに残ったままだ。

 イマヌさんによると、エジプトでの在留延長には賃貸契約書が必要。だが、スーダンからの避難民だと分かると賃料の上乗せを求める悪徳な貸主が多く、契約が困難という。8月中に解決しなければならないがめどは立っていない。「軍もRSFもどちらが悪いかもう分からない。誰でもいいからスーダンを元に戻してほしい」と祈るように語った。

 スーダン情勢に詳しいアルアハラム政治戦略研究所(エジプト)のアマニ・タウィール氏は、エジプトはシリアやイエメンなど周辺国からの避難民らが既に人口の約10%を占め、経済を圧迫していると指摘。「社会的緊張を引き起こす要因になっている」と強調する。スーダン人に対して同情を寄せる国民も、避難民が増加し続ければ今後排外的になりかねないと危惧する。

 スーダンへの支援を巡り、国連は6月に閣僚級会合を開催。エジプトのシュクリ外相は、「平和的に共存するため」などとして、避難民の受け入れ国への支援を訴えた。

3252OS5:2023/07/23(日) 04:44:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/b6b3fe247ce6b9ecc7ecf1a672a4bc5d09702ad7
英連邦競技大会を返上 財政難理由、不要論も 豪南東部
7/22(土) 13:32配信
時事通信
英連邦競技大会(コモンウェルス・ゲームズ)の閉会式=2022年8月、英中部バーミンガム(AFP時事)

 【シドニー時事】オーストラリア南東部ビクトリア州政府が総合スポーツイベント「英連邦競技大会(コモンウェルス・ゲームズ)」の2026年開催を突然返上した。

 費用が当初の見積もりを大幅に上回り、財政負担ができなくなったことが理由。オリンピックなど大規模イベントの招致を目指す地域には一つの教訓となりそうだ。

 ビクトリア州は今年3月、大会の招致に成功。州内4地域で開催する計画だった。しかし、アンドリュース州首相は7月18日の記者会見で、費用が昨年見積もった26億豪ドル(約2500億円)から70億豪ドル(約6700億円)に膨らむと説明。「見積もりの3倍近くも出せない。学校や病院の予算を削るわけにはいかない」と述べ、開催辞退を発表した。

 100年近い歴史を持つ英連邦競技大会は4年に1度開催され、50カ国超から約4000人の選手が参加。五輪にはないクリケットなどの競技も行われている。選手にとっては記録を積み上げる重要な機会だけに、実行組織の英連邦競技大会連盟(CGF)は「失望」を表明。代替地の調整を急いでいる。

 ただ、関心の低下や新型コロナウイルス禍の影響で、招致への熱が冷めているのも事実。22年の前回大会は、南アフリカのダーバンに決まったものの、準備が間に合わず、英バーミンガムに変更された経緯がある。開催地を英国に固定すべきだという意見や大会不要論も出ており、豪紙シドニー・モーニング・ヘラルドは「大会が存続しない可能性もある」との見方を示している。

3253OS5:2023/07/26(水) 12:03:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/26a410f9a809f13e1f7283690464511782a84dc3
酒気帯び事故で法相辞任 NZ政権、閣僚失脚4人目
7/25(火) 17:51配信


時事通信
キリタプ・アラン氏=2021年3月、ウェリントン(AFP時事)

 【シドニー時事】ニュージーランド(NZ)のキリタプ・アラン法相(38)が23日夜、首都ウェリントンで、運転していた車を駐車中の車両に衝突させる事故を起こした。

 警察の調べで呼気から制限値を超えるアルコールが検出された。アラン氏は24日、「人々の信頼を裏切った」として辞任した。ヒプキンス政権で閣僚が失脚したのは、1月の発足以来4人目となった。

 アラン氏は与党・労働党の若手女性議員のホープの一人と目されていたが、10月の次期総選挙に出馬しない意向を表明した。辞表を受理したヒプキンス首相は24日、「閣僚の任にふさわしくない。法相が法に違反することは許されない」と述べ、事実上の更迭との認識を示した。

 同政権では、運輸相が空港株保有の申告漏れで辞任したほか、警察相、退役軍人相も閣外に去った。インフレの下で労働党は総選挙で苦戦が予想されており、法相辞任で一層逆風が強まりそうだ。

3254OS5:2023/07/27(木) 07:02:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/b5d87304b1705ce7142a0ed005fab46b35236b76
ニジェール、警護隊が大統領を拘束か 近隣国で相次ぐクーデター
7/26(水) 21:34配信

朝日新聞デジタル
ニジェールのバズム大統領=ロイター

 アフリカ西部ニジェールの大統領警護隊が26日、首都ニアメーにある大統領公邸や大統領府を封鎖し、バズム大統領を拘束したとAFP通信が報じた。バズム氏に近い関係者によると、警護隊が何らかの理由で「激怒」したことによって封鎖が行われ、バズム氏と警護隊の間で「協議」が行われていたという。

 報道によると、これまでのところ首都ニアメーは落ち着いており、軍の特別な配備や銃撃音は確認できないという。ニジェールでは2010年にも軍がクーデターを起こし、大統領を拘束したことがあった。

 AP通信によると、大統領府はツイッターに、バズム氏と家族は無事だと投稿。さらに、警護隊が他の治安部隊からの支持を得ようとしたものの失敗しており、このまま考えを改めなければ、陸軍が攻撃する準備ができていると付け足した。

 近年、ニジェール近隣では軍事クーデターが相次いでいる。2020年と21年には隣国マリでクーデターが発生。同じく隣国ブルキナファソでは22年だけで2度のクーデターが起きている。(ヨハネスブルク=遠藤雄司)

朝日新聞社

3255OS5:2023/07/27(木) 07:44:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/9eedd67768615eee39154e7186abd9475b8e5678
内閣改造で支持率回復狙う 大幅刷新、国防相交代 カナダ
7/27(木) 7:29配信

時事通信
カナダのトルドー首相=11日、ビリニュス(EPA時事)

 【ニューヨーク時事】カナダのトルドー首相は26日、内閣改造を行い、新内閣が発足した。

 大幅に交代または横滑りさせて刷新をアピール。2025年に想定される総選挙に向け、低迷する支持率の回復を狙った形だ。

 主要閣僚のうち、アナンド国防相が他の閣僚ポストに横滑りし、後任はブレア枢密院委員長兼緊急事態準備相が務める。トルドー氏からの信任が厚いフリーランド副首相兼財務相やジョリー外相は留任した。

3256OS5:2023/07/27(木) 21:09:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/d1e3e3929d4912b8bca3d3b8fab617fb8180c052
アフリカ諸国「穀物カード」握られ事態注視 露・アフリカ首脳会議
7/27(木) 19:15配信


産経新聞
アフリカ諸国は戦闘が続くロシアとウクライナへの穀物依存度が高く、物価高で民衆の不満が高まっている。記録的な干魃(かんばつ)が続く東部では飢饉(ききん)の懸念も強まってきた。このため、露サンクトペテルブルクで27日に始まった「露・アフリカ首脳会議」では、失効したウクライナ産穀物の輸出合意の再開をロシアに要請する見通しだ。

ロシアの合意履行停止の表明を受け、アフリカ連合(AU)当局者は遺憾の意を示し、履行再開を求めた。ケニア外務省高官も「裏切り」だと交流サイト(SNS)に投稿して批判した。ただ、大半のアフリカ諸国は沈黙を守っており、首脳会議を前にロシアを刺激したくないとの思惑がのぞく。

国連の昨年3月の発表によると、ソマリアとエジプト、スーダンの3カ国はロシアとウクライナへの穀物依存度が7割を超え、アフリカの中でも特に高い。

このうち、人口1億人超のエジプトでは開戦後の1年間で通貨価値が対ドルで半分になった。インフレも高止まりの状態で、市民は口々に政権を批判している。ロシアによるウクライナ侵略のしわ寄せが内政に跳ね返った格好だ。

また、ソマリアのほかケニア、エチオピアなどのアフリカ東部では、ここ数年の降雨量減少で干魃が深刻化している。世界食糧計画(WFP)当局者は8000万人が食料危機にひんしているとし、露の合意停止で「飢えた人々への(食料)供給がいっそう困難になる」と強い懸念を示した。

一方で、アフリカ諸国は植民地時代の歴史などから欧米への不信感をぬぐえずにいるのが実情で、ロシアにとって国際的孤立を避ける上で貴重な存在だ。ロシアは食料のほか、民間軍事会社「ワグネル」による軍事支援などを通じてアフリカ諸国に浸透し、ウクライナ侵略への批判も封じ込めてきた。

こうした経緯を念頭にプーチン露大統領は24日、大統領府の公式サイトで「アフリカに絶え間なく食料を供給することの重要性は理解している」と強調した。

ロイター通信によると、ロシアはアフリカの貧困国で穀物が不足した場合には、ウクライナに代わって「安価もしくは無料」で穀物を供給する意向を表明。合意の履行停止をアフリカとの関係強化につなげる狙いものぞかせた。 (中東支局 佐藤貴生)

3257OS5:2023/07/28(金) 17:35:08
https://www.asahi.com/articles/ASR7X1TB8R7XUHBI001.html
ニジェール軍司令部がクーデター支持 「致命的な対決避けるため」
有料記事

ヨハネスブルク=遠藤雄司2023年7月28日 5時51分
 軍の一部将校らによるクーデターが起きたアフリカ西部ニジェールで27日、軍司令部がクーデターを支持するとの声明を発表した。AP通信などが報じた。国連やアフリカ連合、欧米など国際社会からの批判が集まる中、クーデターが成功する可能性が高まっている。

 報道によると、軍司令部は声明で、クーデターを支持する決定をした理由を「流血につながり、人々の安全を危険にさらすことにもなる軍同士の致命的な対決を避けるため」などと説明した。

 一方、26日朝から大統領警護隊に拘束されているバズム大統領は27日、SNSに「苦労して勝ち取った成果は守られる。民主主義と自由を愛するすべてのニジェール人はそれを目撃するだろう」と投稿。マスドゥ外相も、国民にクーデターに抵抗するよう呼びかけている。

 だが、英BBCによると、ク…

3258OS5:2023/07/31(月) 07:55:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/dc7a0179b01a01c34df8a5c96250d17a999e168c
改憲へ国民投票実施 ワグネル警護の大統領、続投狙う 中央アフリカ
7/30(日) 20:33配信
時事通信
中央アフリカのトゥアデラ大統領=26日、サンクトペテルブルク(AFP時事)

 【バンギAFP時事】中央アフリカで30日、大統領の3選禁止規定を撤廃する改憲案の是非を問う国民投票が行われた。

 野党は、現在2期目のトゥアデラ大統領が続投し「終身大統領」となるための改憲と非難している。承認されれば、大統領任期も現在の5年から7年になる。

 トゥアデラ氏の警護を2018年から担うロシアの民間軍事会社ワグネルが最近、ますます存在感を増してきた。外交筋は「ロシアが推し進めてきた国民投票であり、ロシアが支えている」と非難。「憲法裁や選管のトップがロシアに招かれて指示を受けている」と訴えた。

 国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチ(HRW)も、首都バンギのロシア大使館員が昨年、最高裁長官宅を訪ねては、トゥアデラ氏を続投させるため憲法をどう変えればいいか相談した上での国民投票だと批判した。ロシアによる中央アフリカの内政干渉にすぎないと見なしている。

 野党はボイコットを呼び掛けており、圧倒的賛成多数の結果が見込まれる。ただ、暫定結果は投票後8日間は公表されない。選管によると、最終結果は憲法裁が8月27日に発表する。

3259OS5:2023/07/31(月) 07:56:17
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023072900328&amp;g=int&amp;utm_source=yahoo&amp;utm_medium=referral&amp;utm_campaign=link_back_auto
アフリカ大陸に巨大空白地帯 欧米、イスラム過激派戦略に狂い
2023年07月30日07時05分

ニジェール上空を飛行するフランス軍のヘリコプター=2022年7月(AFP時事)
クーデターを支持し、ロシア国旗を掲げるニジェールの人々=27日、ニアメー(AFP時事)

 西アフリカのニジェールで26日に起きた大統領の拘束は、クーデターが続いた隣国のマリやブルキナファソと合わせ、欧米にとってアフリカ大陸に巨大な空白地帯を生むことになる。イスラム過激派や不法移民の問題を考える上で、旧宗主国フランスをはじめとする欧州や米国にとって難題となりそうだ。

 ニジェールやマリの北部は広大なサハラ砂漠が広がる。ここに10年ほど前からイスラム系武装勢力が拠点を築いている。フランス軍を中心に掃討作戦が続けられてきたが、終わりは見えない。
 武装勢力による住民虐殺が繰り返される一方、欧米の関心は過激派組織「イスラム国(IS)」残党のアフリカ流入阻止で、必ずしもアフリカ側と利害が一致するわけではない。「新しいパートナーと組みたい」(ブルキナファソ軍)とマリやブルキナファソからは駐留仏軍が追い出される事態になっている。
 こうした国々が期待する相手は、ウクライナ侵攻にもかかわらずロシアだ。フランス軍と違い、軍政でも守ってくれるロシアの民間軍事会社ワグネルは、中央アフリカでの成功もあって、強力な信頼を獲得するに至った。
 こうした中で、ニジェールは「軍政に乗っ取られたマリ、ブルキナファソ、チャドに囲まれながら唯一民主主義を維持していたサヘル(サハラ砂漠南部一帯)の例外」(ロイター通信)と位置付けられていた。仏軍1500人のほか、米軍も無人機を操る部隊がニジェールに駐留しているとされ、撤収に追い込まれれば、対イスラム過激派戦略は大きな修正を余儀なくされる。
 サハラ砂漠を縦断して欧州へ向かう移民の流れも、通過する関係各国が軒並み「反仏の軍政」となれば、加速は必至の情勢となりそうだ。欧州連合(EU)はイタリアを中心に、地中海沿岸の北アフリカ各国と連携して、密航船の出港を止めるため、新たな基金の創設に動きだしている。
 しかし、流入する移民の数が急増を続ければ、こうした対策はすぐに間に合わなくなる。アフリカ西部ガンビアには28日、地中海沿岸のチュニジアから不法移民が送還されたが、人数は40人だった。チュニジアには現在、分かっているだけで2万人を超える不法移民が欧州渡航を待っている。

3260OS5:2023/07/31(月) 07:57:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/32a11d9c55a762bd51e967f31061a5d674a58bfa
ケニア、派遣の用意あり 無法地帯ハイチの国際部隊
7/30(日) 20:23配信

時事通信
犯罪組織に警官が殺害されることに抗議するデモが行われ、タイヤが燃やされ騒然とするハイチの首都=1月26日、ポルトープランス(AFP時事)

 【ナイロビAFP時事】ケニアのムトゥア外相は29日、声明を出し、カリブ海のハイチで治安再建のため創設計画中の国際部隊に、警官1000人を派遣する用意があると表明した。

 グテレス国連事務総長やハイチのアンリ首相は過去1年、各国に派遣を要請してきたが、応じる国はなかった。

 ハイチは首都ポルトープランスの8割を犯罪組織が支配する。身代金目当ての誘拐、強盗、走行中の車への襲撃が日常となっている。ムトゥア氏は「多国籍部隊を率いることを前向きに考えたい。1000人のケニアの警官が、ハイチ警察正常化へ手助けをする」と述べた。

3261OS5:2023/07/31(月) 08:02:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/ea400e731679da5851e3bd0c2662343d6d871426
コロンビア、大統領長男を逮捕 資金洗浄容疑、政権打撃も
7/30(日) 16:57配信

共同通信
 【サンパウロ共同】南米コロンビアの検察は29日、ペトロ大統領の長男ニコラス容疑者とその元妻をマネーロンダリング(資金洗浄)などの容疑で逮捕した。地元メディアが報じた。ペトロ氏の選挙運動資金を洗浄した疑いがあり、政権への打撃になる可能性がある。

 ペトロ氏は昨年、同国初の左派大統領に就任した。長男の元妻はメディアに、ニコラス容疑者が麻薬組織関係者からペトロ氏の選挙資金として受け取った金を、不動産購入などに使い込んだと証言。ペトロ氏は今年3月、政府が左翼ゲリラらとの間で進める和平交渉に関し、ニコラス容疑者と麻薬組織関係者との裏取引があるとの疑惑について、検察に捜査を求めていた。

3262OS5:2023/07/31(月) 08:09:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/4fe7681555498b82add42e170872d49f1e960293
コロンビア大統領の息子、マネロン容疑で逮捕
7/30(日) 10:08配信
AFP=時事
コロンビアのグスタボ・ペトロ大統領(左から2人目)と息子のニコラス・ペトロ氏(右から2人目)。首都ボゴタで(2014年7月13日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】南米コロンビアのグスタボ・ペトロ(Gustavo Petro)大統領の息子ニコラス(Nicolas Petro)容疑者(37)が29日、マネーロンダリング(資金洗浄)や不正蓄財の容疑で逮捕された。当局が発表した。


 大統領はツイッター(Twitter)で、息子とその元妻ダイスリス・バスケス(Daysuris Vasquez)容疑者が警察に逮捕されたことを認めた。

 両容疑者はカリブ海(Caribbean Sea)に面する北部アトランティコ(Atlantico)県の県都バランキージャ(Barranquilla)で身柄を拘束され、首都ボゴタに移送された。検察によると、審理が行われるまで、厳重な警護の下に置かれる。

 バスケス容疑者は今年3月、週刊誌セマナ(Semana)のインタビューで、ニコラス容疑者は昨年、父親の大統領選キャンペーンの支援に充てる目的で麻薬密売関係者から大金を受け取ったと語っていた。しかし結局、資金はバランキージャでの豪遊に使われたという。

 ニコラス容疑者は父ペトロ氏と同じ政党に属し、アトランティコ県の県議を務めていた。

 ペトロ氏は初の左派大統領として昨年、就任。バスケス容疑者は、ニコラス容疑者が不正資金を受け取ったことについてペトロ氏は承知していなかったとしている。【翻訳編集】 AFPBB News

3263OS5:2023/07/31(月) 08:22:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/15638c5e173edd1e9f699c2aa6a2b182fdc9f161
警護隊長の個人的事情?  クーデターの動機 ニジェール
7/29(土) 18:18配信

時事通信
28日、ニジェール国営テレビに登場し、自ら国家指導者になると宣言したチアニ将軍(国営テレビの映像より)(AFP時事)

 【ニアメーAFP時事】クーデターで拘束されたニジェールのバズム大統領の側近が28日、大統領警護隊長のチアニ将軍が反乱を起こした動機について「個人的な事情」のためだと証言した。

 2011年から隊長を務めるチアニ氏と、21年に就任したバズム氏は、関係者によると、折り合いが悪く、チアニ氏の更迭がほぼ決まっていた。

 証言したのはバズム政権高官の2人。チアニ氏は28日、国営テレビに登場し、国家指導者就任を一方的に宣言。「治安状況の悪化」に対応するため反乱に踏み切ったと釈明した。2人は「反乱部隊がまき散らすうそ」を非難し「私利私欲の反乱だ」と訴えている。 

https://www.jiji.com/jc/article?k=2023072900203&amp;g=int&amp;utm_source=yahoo&amp;utm_medium=referral&amp;utm_campaign=link_back_auto
ニジェール、チアニ将軍が「新指導者」に クーデター、各国から非難の声
2023年07月29日11時35分

 【ロンドン時事】西アフリカ・ニジェールでクーデターを起こした軍部隊は28日、バズム大統領に代わり、大統領警護隊を率いるチアニ将軍が新指導者になると発表した。チアニ氏は国営テレビで、新たな軍組織「祖国救済国家評議会」の議長として国家元首に就いたと宣言。ロイター通信によると、憲法を停止し、全政府機関を解体して同評議会が立法、行政権を行使するという。

 欧米と良好な関係を築いてきたバズム政権下のニジェールは、西側にとって地域の重要な「同盟国」だった。一方、今回のクーデター支持派は集会でロシア国旗を掲げ、フランスを批判したとも伝えられる。政変後に「ロシア寄り」の姿勢を強めた隣国のマリやブルキナファソと同様、ニジェールも新指導部がロシアに接近する可能性があり、西側は警戒を強めている。
 AFP通信などによると、チアニ氏は反乱について、イスラム過激派に適切に対処せず、治安悪化を招いたバズム政権の責任を問う行動だったと説明。過激派の活動が活発なブルキナファソやマリとテロ対策で「真の協力」を試みなかったと批判した。
 バズム氏は軍によって監禁されているもよう。国際社会からは一斉に非難の声が上がり、旧宗主国フランスは、バズム氏が「唯一の大統領」だとして新指導部を認めない方針。ケニアのルト大統領も、クーデターはアフリカの民主主義を「逆行」させる行為だと批判した。

3264OS5:2023/07/31(月) 09:20:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/bbcd43f08627e04686e0bd557592f5bfe8de9714
西アフリカ諸国経済共同体、ニジェールのクーデターに軍動員…「1週間以内に憲政回復を」
7/31(月) 7:39配信

中央日報日本語版
ニジェールの国旗

西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)がクーデターを起こしたニジェール軍部に圧力をかけるため、「軍隊動員」という超強硬策を動員した。

30日(現地時間)、西アフリカ15カ国が参加するECOWASはナイジェリアのアブジャで緊急首脳会議を開き、クーデターを起こしたニジェール新軍部指導者に対する経済制裁および旅行制限措置を決議した。

このため、ECOWAS加盟国にいるニジェール軍部指導者の資産が凍結され、旅行も禁止される。

ECOWAS加盟国の首脳らはニジェール軍部に1週間以内に憲政秩序を完全に回復させるとし、「もしそうでなければ報復があるだろう。報復の手段には軍隊を動員することも含まれる」と警告した。

これに先立って、ニジェール軍部は、ECOWAS首脳会議が自国に対する軍隊動員を承認しようとしていると反発した。

軍部側は「今回の首脳会議の目的はニジェール侵攻を承認するため」とし「地域協力体に加入していないアフリカ諸国と一部の西側諸国が協力して首都ニアメに軍事的に介入する形になるだろう」と主張した。

また「我々はECOWASと他の冒険勢力に対抗して祖国を守るという決意を伝える」とし、外国軍介入の際に対抗する考えを明らかにした。

ECOWASはこの3年間クーデターを起こしたマリ、ブルキナファソ、ギニアの軍部指導者らにも同様の制裁を加えている。

しかし、2017年ガンビア大統領選挙の結果、不服事態以降は軍隊を動員した事例はなかった。

ニジェールでは26日、軍部勢力がクーデターを起こしモハメド・バズム大統領を抑留した。

クーデターを主導した大統領警護隊トップのチアニ将軍は、自らを国家元首だと宣言した。

その後、アフリカ連合(AU)はクーデター主導勢力に15日以内に部隊に復帰し、憲政秩序の回復を促し、欧州連合(EU)は軍部政権を認めることができないとして、ニジェールへの財政支援と安保協力の中断方針を明らかにした。

世界最貧国の一つであるニジェールは、国際社会から毎年20億ドル(約2800億円)の開発支援を受けている。

米国やフランス、イタリア、ドイツなどは世界7大ウラン生産国であるニジェールに軍事訓練およびイスラム武装勢力の掃討などを理由に軍隊を派兵している。

3265OS5:2023/08/01(火) 11:45:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/06007be95b489c7ca0ada7820dc199ec3d7a4250
仏が「軍事介入」企図と非難 ニジェール軍部
8/1(火) 9:35配信
AFP=時事
ニジェール国営テレビ「テレ・サヘル」で会見するアマドゥ・アブドラマン大佐。テレ・サヘル放送映像より(2023年7月31日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】西アフリカのニジェールでクーデターを起こした軍部隊は7月31日、軍が追放したモハメド・バズム(Mohamed Bazoum)大統領を、フランスが「軍事介入」により復帰させようとしていると非難した。


 フランスのカトリーヌ・コロナ(Catherine Colonna)欧州・外務相は同日、そうした主張を否定。バズム大統領の復権は依然「可能」だと述べた。

 一方、ニジェールの隣国で、軍政下にあるマリとブルキナファソは、ニジェールで軍事介入が行われれば自国への「宣戦布告」とみなすと警告した。

 ニジェールでは、2年前に民主的な選挙によって選ばれたバズム大統領を大統領警護隊が7月26日に拘束。隊長のアブドラフマン・チアニ(Abdourahamane Tiani)将軍が国家指導者就任を宣言した。バズム大統領の与党「ニジェール民主社会主義党(PNDS)」によると、この日朝には、石油相と鉱山相らが軍に拘束された。

 国際社会はクーデターを一斉に非難。西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)はチアニ将軍に対し、1週間以内にバズム氏を復帰させるよう要求している。【翻訳編集】 AFPBB News

3266OS5:2023/08/02(水) 11:53:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/753b908f0ba2ddfeb6a1b7a9ec2de790329e2f4f
チュニジア大統領、新首相指名 中銀出身のハシャニ氏
8/2(水) 10:23配信

時事通信
 【チュニス・ロイター時事】チュニジアのサイード大統領はブーデン首相を解任し、後任にチュニジア中央銀行で人事部長を務めたアハメド・ハシャニ氏を指名した。

 大統領府が2日、発表した。

 サイード氏は2021年7月、当時のメシシ首相を解任。議会を停止させ、ほぼ全ての権力を掌握した。その後、ブーデン氏が首相に指名されたが、経済と社会の危機を修復することはできなかった。

3267OS5:2023/08/02(水) 15:52:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/7104f898fbf77847d44c0da31072584cbd810e3f
ニジェール政変、旧仏植民地にワグネルの影 各国郡部と親密な関係
7/31(月) 21:16配信
産経新聞
【カイロ=佐藤貴生】西アフリカ・ニジェールで7月下旬に軍事クーデターが起き、地域情勢の不安定化に周辺国や欧米が懸念を強めている。ニジェールなどアフリカ西部の旧フランス植民地では近年、クーデターが相次いでおり、ロシア民間軍事会社「ワグネル」が各国の軍部と親密な関係を築いて影響力を拡大しているとも指摘される。


ロイター通信などによると、ニジェールでは7月26日に軍部がバズム大統領を追放したと宣言し、バズム氏を監視下に置いた。軍部は28日、クーデターを指揮した大統領警護隊のチアニ司令官が国家元首に指名されたと発表した。

30日にはクーデターの支持者数千人が首都ニアメーでデモを行い、「フランスは出ていけ」などと書かれたプラカードを掲げ行進した。一部が暴徒化してフランス大使館に火を放ったり投石したりし、仏政府は自国民らが攻撃されたら直ちに対応すると警告した。

国連や米国、欧州連合(EU)などもクーデターを批判し、新たな指導層の承認を拒否した。また、15カ国が加盟する西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)は30日に緊急会合を開き、1週間以内にバズム氏に権力を返さなければ、武力行使も選択肢になりうるとするコミュニケを発表した。

ニジェールではイスラム過激派が暗躍し、米仏などがバズム政権を軍事支援してきた。こうした経緯を踏まえ、ワグネルのトップ、プリゴジン氏とみられる人物が交流サイト(SNS)に音声メッセージを投稿し、クーデターを植民地主義者からの解放と位置付け、ニジェールは「独立を得た」と称賛した。クーデターへの関与には言及しなかった。

現地からの映像では、クーデター支持者の中にロシア国旗を掲げる者もおり、軍部が対露接近を図ることへの懸念も出ている。

ニジェールのほか、近年クーデターが起きたマリとブルキナファソはいずれもフランスの旧植民地で、権力を握った勢力がロシアに接近しているといわれる。アフリカでは旧フランス植民地などで反仏感情が高まっているが、背後でワグネルが偽情報を拡散させているとの観測も根強い。

ワグネルは6月下旬にロシアで武装反乱を起こしてプーチン露政権との対立が表面化したが、政権の戦略の一環として、今後もアフリカで活動を継続するとの見方が出ている。

アフリカ西部では紛争などが続いて政権基盤が脆弱な国も多く、ここ数年はクーデターが頻繁に起きている。1960年に独立したニジェールは、貧困国である半面、世界屈指の生産量を誇るウラン関連産業で知られている。

3268OS5:2023/08/03(木) 11:44:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/4103db6f74bf1cca33594ca3fb8e482deb172822
ニジェールから国外退避進む 仏伊支援、クーデター1週間
8/2(水) 18:02配信

共同通信
ニジェールの首都ニアメーでロシア国旗を持ちデモに参加する市民ら=7月30日(AP=共同)

 【パリ共同】クーデターが起きた西アフリカ・ニジェールで2日、フランスやイタリアの支援によるそれぞれの国民らの国外退避が進んだ。フランス政府は同日中に退避を終了させたい考え。ロイター通信は2日、米大使館から職員の一部がチャーター機で退避すると報じた。クーデターから2日で1週間。緊迫した情勢が続いている。


 フランス政府支援の第1陣の航空機は262人を乗せて1日にニジェールの首都ニアメーを離陸し、2日未明にパリに到着。その後、第2陣の便も到着した。邦人2人と外国籍の家族1人もフランス手配の航空機で退避した。日本政府によると、1日時点で約10人の邦人がニジェールに滞在している。

3269OS5:2023/08/04(金) 16:34:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/baa3915aab7375c3d1bc8b3d76fac4a483e06f59
ニジェール軍事介入は「宣戦布告」 隣国マリ・ブルキナファソ
8/1(火) 14:13配信

時事通信
 【ワガドゥグAFP時事】西アフリカ・ニジェールでの軍事クーデターを受け、隣国マリとブルキナファソは7月31日、共同声明を発表し、「ニジェールに対する軍事介入は、ブルキナファソとマリへの宣戦布告に等しい」と警告した。

 西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)が30日、ニジェールのバズム大統領を復帰させるために「力の行使」も辞さないと訴えたことに反発した形だ。 

https://www.jiji.com/jc/article?k=2023080100012&amp;g=int&amp;utm_source=yahoo&amp;utm_medium=referral&amp;utm_campaign=link_back_auto
閣僚を次々連行 ニジェール
2023年08月01日00時10分


 【ニアメーAFP時事】クーデターで拘束されたニジェールのバズム大統領の与党「ニジェール民主社会主義党(PNDS)」は31日、声明を出し、閣僚ら要人が次々連行されていると訴えた。31日午前、マハマドゥ石油相とヤクバ鉱山相が拘束された。
 マハマドゥ氏は、イスフ前大統領の息子。これに先立ち、スレ内相とアルマ運輸相も拘束されている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/bf3e0932dbac787bb9a913a7cb587f92c1b2d48e
ニジェールの米大使館、一部職員に退避指示…ナイジェリアからの送電止まり大規模停電も
8/3(木) 20:44配信

読売新聞オンライン


(写真:読売新聞)

 【ワシントン=田島大志、ヨハネスブルク=笹子美奈子】西アフリカのニジェールで起きたクーデターによる混乱が続く中、米国務省は2日、米大使館の一部職員に退避を指示し、自国民に渡航中止を求めた。英国政府も3日、同様の措置をとった。電力供給の約7割を依存するナイジェリアからの送電が止まったことで大規模な停電が発生しているとみられ、市民生活の混乱が深まっている。

 米国のブリンケン国務長官は2日、クーデター部隊に監禁されているニジェールのモハメド・バズム大統領と電話会談した。ブリンケン氏は、ナイジェリアなどの15か国でつくる西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)と連携し、協力する考えを伝えた。

 ロイター通信によると、ニジェールの二つの基地に駐留する米軍は、撤収せずに活動を続けている。米国防総省は、ニジェール軍への安全保障支援を一時的に停止している。

 ECOWASは交渉団を派遣したが、クーデター部隊は応じていない。AFP通信によると、クーデター部隊指導部は2日、露民間軍事会社「ワグネル」がアフリカでの活動拠点としている隣国マリを訪れ、アシミ・ゴイタ暫定大統領と会談した。軍事政権のマリとブルキナファソは、クーデター部隊への支持を表明している。

3270OS5:2023/08/06(日) 10:16:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/fa9632ee661474d381723e4ae1f1749c509b8c4c
ドミニカ共和国、日本人移民に補償金支払い…事前に約束した農地割り当てず
8/6(日) 5:00配信

読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 戦後の移民政策で中米ドミニカ共和国に移住した日本人に対し、ドミニカ政府が、事前に約束した農地を割り当てなかった責任を認め、1世帯あたり日本円で2000万円超の補償金の支払いを進めていることがわかった。ドミニカ移民を巡っては、日本政府が2006年に移住を推進した責任を認めている。外務省によると、中南米への移住で受け入れ国側が金銭補償に応じるのは初めて。

 ドミニカへの移住は、敗戦後の急激な人口増加を懸念した日本政府が推進し、1956〜59年に249世帯1319人が移住した。ドミニカ政府は各世帯に100〜300タレア(6〜18ヘクタール)の耕地を引き渡すことを約束したとされるが、土地は与えられず、生活は過酷を極めた。

 ドミニカ政府によると、補償はドミニカ国内に定住し、これまでにドミニカ政府から代替地などの補償を受けていない45世帯が対象。補償額は844万4444・44ドミニカ・ペソ(約2105万円)で、2022年2月から支払いが始まった。対象から外れた42世帯についても審査をして基準を満たせば補償に応じるという。

 ドミニカ移民を巡っては、移住者の一部が損害賠償を求めて日本政府を提訴。東京地裁は2006年、損害賠償請求権が消える「除斥期間」が過ぎたとして請求は棄却したが、国側の不法行為責任を認めた。判決を受けて当時の小泉首相がおわびの談話を発表し、一時金として1人最大200万円を支給した。(ドミニカ共和国西部ダハボン 大月美佳)

3271OS5:2023/08/07(月) 08:06:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/fe5b347b4eac2aeb647696d031ffc493e830885d
ニジェール反乱で「撤退期限」 軍部隊、権力返還の動きなし
8/7(月) 5:46配信

時事通信
 【ロンドン時事】ニジェールで起きた軍部隊によるクーデターで、西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)が軍事政権に対して設定した憲法秩序回復の通告が6日、期限を迎えた。

 首都ニアメーからの報道では、軍部隊が権力返還に応じる兆しは見られず、こう着状態が続いている。

 ECOWASは7月30日、拘束されたバズム大統領の即時解放と職務復帰を要求し、実現のためには「力の行使」も排除しないと警告。期限を1週間後に設定した。さらに今月4日、ナイジェリアの首都アブジャに各国軍トップを集めた会合で、軍事介入計画を策定していた。

3272OS5:2023/08/08(火) 08:51:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/df43befe74d643be50be14a4b67e7f67fd5df60f
大統領選8人出馬 モルディブ
8/7(月) 23:40配信

時事通信
モルディブのヤミーン前大統領=2019年1月、マレ(AFP時事)

 【マレAFP時事】インド洋の島国モルディブの独立選挙委員会(選管)は7日、現職のソーリフ大統領ら8人が9月9日投票の大統領選に出馬すると発表した。

 どの候補も過半数を得られない場合、上位2人で9月30日に決選投票を行う。

 最大野党モルディブ進歩党(PPM)のヤミーン前大統領は、汚職などの罪で服役中のため出馬を認められず、PPMは他党候補の首都マレ市長、ムイズ元住宅相の支持に回った。世界的な環境保護活動家となったナシード元大統領の出馬も取り沙汰されたが、最終的に届け出はなかった。

3273OS5:2023/08/11(金) 22:52:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/2aabfb464a7730466ac10408392da0ebc9e8b5a9
大統領選で有力候補暗殺 エクアドル、選挙運動を中止する動きも
8/11(金) 14:53配信

毎日新聞
エクアドル国旗を振るフェルナンド・ビジャビセンシオ氏(中央)。この後に射殺された=エクアドルの首都キトで2023年8月9日、AP

 20日に投開票が予定される南米エクアドルの大統領選で、有力候補の一人が暗殺され、同国で深刻化する治安悪化が影を落としている。ラソ大統領は10日、非常事態を宣言し、軍や警察による警備を強化した。ただ、候補者の中には事件を受けて選挙運動を中止する動きも出ている。

【写真特集】G7首脳、直筆の芳名録メッセージ

 地元メディアなどによると、暗殺されたのは、中道右派の元国会議員、フェルナンド・ビジャビセンシオ氏(59)。9日、首都キトで集会を終え、車に乗り込もうとした際に頭部を数発撃たれ、死亡した。当局によると、銃撃戦で容疑者1人が死亡し、ほかに6人が拘束された。当局は10日、7人はいずれもコロンビア国籍だと発表した。

 コカイン生産国のコロンビアとペルーに挟まれたエクアドルは麻薬の密輸拠点で、メキシコのカルテルなどが暗躍しているとされる。ジャーナリストでもあったビジャビセンシオ氏は選挙戦で、麻薬密売に関わる犯罪組織や汚職の問題を批判。事件直前の世論調査では支持率2位との結果も出ていたが、犯罪組織に狙われた可能性がある。

 ラソ氏は事件後、ソーシャルメディアで「犯罪が罰せられないことはない」と強調。10日には米連邦捜査局(FBI)に捜査協力を要請した。ただ、ロイター通信によると、ビジャビセンシオ氏のほかに立候補している7人のうち、既に2人が事件を受けて選挙運動を中止したという。ラソ氏は今回の大統領選には出馬していない。

 エクアドルの治安は近年、急速に悪化している。中南米の犯罪組織の動向を調査する団体「インサイト・クライム」によると、10万人当たりの殺人事件発生率は、2022年が25・9件と前年比で85%増加。今回の選挙でも大きな争点の一つになっている。

 今回の大統領選は、国営の石油関連企業をめぐる不正疑惑が浮上したラソ氏が今年5月、罷免を避けるために国会を解散したことから、当初の25年から前倒しで実施される。現在のところ、10月15日の上位2人による決選投票にもつれこむ公算が大きい。【サンパウロ中村聡也】

3274OS5:2023/08/11(金) 23:10:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/eca5b5f638b850b7ab58a1d786b81be2015b9e88
大統領候補、選挙運動中に暗殺 汚職・組織暴力に反対 エクアドル
8/10(木) 20:38配信

時事通信
9日、キトで開かれた集会で演説するエクアドル大統領候補フェルナンド・ビジャビセンシオ氏。直後に殺害された。(EPA時事)

 【キト・ロイター時事】南米エクアドルの首都キトで9日夜、大統領選の候補が選挙運動中に暗殺された。

 地元メディアが伝えた。エクアドルでは麻薬密売組織絡みの暴力事件が深刻化。同候補は20日に迫った投開票に向け、組織犯罪対策の強化などを訴えていた。

 殺害されたのはフェルナンド・ビジャビセンシオ氏。汚職撲滅と脱税阻止を公約しており、世論調査では支持率7.5%で候補者8人中5位につけていた。キト北部での集会を終えて車に乗り込む際、武装グループから銃の乱射を受けた。現場の警察官らが応戦し、容疑者1人を殺害。銃撃戦で9人が負傷した。その後、当局は容疑者6人を拘束した。

 ビジャビセンシオ氏が所属する政党の事務所は最近、武装集団の襲撃を受けており、党は選挙活動自粛を検討。元労働組合活動家でジャーナリストだった同氏は「犯罪者らが市民や当局者を殺している中で、沈黙し隠れるのはひきょうだ」と唱え、活動を続けていた。

 今期限りで退任するラソ大統領は「これはテロの性格を帯びた政治犯罪だ。選挙妨害をもくろんだ殺人であることに疑いはない」と犯行を強く非難。全土に非常事態を布告し、治安維持のため軍を展開することを明かした上で、3日間の服喪を宣言した。選挙は予定通り行われる。

 エクアドルでは麻薬密売ルートをめぐり、犯罪組織が街中や刑務所内で激しい抗争を展開。雇用や移民問題と並び、治安が大統領選の主要争点となっている。

3275OS5:2023/08/12(土) 23:51:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/5a6af150a2ef9f2e89dd3a195bb26ad0831eebe8
クーデターのニジェールへ軍事介入準備、西アフリカ諸国が「待機軍」編成へ
8/12(土) 7:11配信

読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 【ヨハネスブルク=笹子美奈子】西アフリカのニジェールで起きたクーデターをめぐり、周辺15か国でつくる西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)は10日にナイジェリアで緊急首脳会議を開き、軍事介入に備えた待機軍を編成することを決めた。

【写真】モハメド・バズム大統領

 会議には、軍事政権のマリ、ブルキナファソなどを除く加盟国首脳と国連、アフリカ連合の代表者らが参加した。会議後に発表された声明によると、平和的な解決を目指しながらも、あらゆる選択肢に備えるための待機軍編成を決めた。

 ニジェールのクーデター部隊への外圧を強めるため、国境の封鎖、関係者の資産凍結などの制裁履行も確認した。

 待機軍の編成時期や構成などは明らかとなっていない。AFP通信によると、会議に出席したコートジボワールのアラサン・ワタラ大統領は、軍事介入の最終判断は再び会議を開いて決めるとし、「可能な限り早く展開することで了承している」と述べた。

 ECOWASは常設軍を持たず、地域内で安全保障上の脅威が認められた場合に30日以内に加盟国による合同軍を編成する。

 2017年には、ガンビアに対して軍事介入を行った。合同軍が首都に入り、大統領選の結果を受け入れずに退陣を拒否した前大統領を武力で国外追放した。

3276OS5:2023/08/14(月) 13:02:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/a2bbfe6603f0d6bcc4b2c20b8f598af62e883c93外交解決検討も 西アフリカ諸国との対立打開で ニジェール軍指導者
8/14(月) 6:44配信

時事通信
ニジェールのクーデター部隊指導者、チアニ将軍=7月28日(国営テレビの映像より、AFP時事)

 【カノ(ナイジェリア)AFP時事】西アフリカのニジェールでクーデターを起こした軍部隊の指導者は、周辺国でつくる西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)との対立打開に向け、外交解決を検討する用意があると表明した。

 首都ニアメーを訪問したイスラム組織の代表団が13日、明らかにした。

 ECOWASは、バズム大統領が拘束されたニジェールの憲法秩序回復のためには武力行使も辞さない構えで、軍事介入に向け部隊の待機命令を発令。一方で外交解決も探っていた。

3277OS5:2023/08/15(火) 19:02:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/2fb94fabdd656b2bbb7f02233d8fea7f530733ef
トランプ氏崇拝の極右候補、大統領選予備選で首位に アルゼンチン
8/15(火) 15:19配信

朝日新聞デジタル
ブエノスアイレスで2023年8月13日、演説するミレイ氏=AP

 南米アルゼンチンで13日、10月の大統領選に向けた予備選があり、極右のハビエル・ミレイ下院議員(52)が事前の予想を覆して首位となった。インフレ率が100%を超えるなど経済危機が続く中、米国のトランプ前大統領を崇拝し、中央銀行の廃止を訴えるなど過激な言動で知られるミレイ氏に、政治への不満を募らせる有権者の支持が集まった形だ。


 「我々はキルチネリズムを終わらせるだけでなく、この国を沈没させている腐敗した政治カーストに終止符を打つ。いつもと同じ連中(政治勢力)では、アルゼンチンを変えることはできない」

 ミレイ氏は13日夜、予備選の投票結果を受け、自身の選挙本部で気勢を上げた。現在まで20年弱にわたり政界で影響力を維持しているクリスティナ・フェルナンデス・デ・キルチネル元大統領(70、現副大統領)らに対する批判を強め、既存勢力を嫌悪する層の受け皿になることを意識した発言を続けた。

■「第3の候補」、一躍主役に

 経済学者のミレイ氏はテレビ番組の出演で知名度を得て、2021年から独立系の下院議員を務めている。

 その訴えは過激だ。中央銀行の廃止と通貨のドル化を主張。気候変動は「フェイクだ」と述べ、臓器売買や銃所持の合法化、人工妊娠中絶の反対なども唱えている。トランプ氏を崇拝しており、若者を中心に熱狂的な支持を獲得。同様にポピュリスト(大衆迎合主義者)だったブラジルのボルソナーロ前大統領も、ミレイ氏への支持を表明している。

 アルゼンチンの予備選は18〜70歳の国民に投票義務があり、支持する候補者に有権者が投票する。同じ政党連合から複数人が立候補している場合、最も得票率の高い候補者が10月22日の本選の候補となる。

 事前の世論調査でミレイ氏は3番手につけていた。選挙管理当局によると、予備選で約30%を獲得し、ブルリッチ元治安相が候補者に選ばれた野党連合(約28%)やマッサ経済相の与党連合(約27%)を上回った。既存政党とは異なる「第3の候補」が一躍主役に躍り出た形だ。

朝日新聞社

3278OS5:2023/08/15(火) 19:27:12
>>3273-3274
https://news.yahoo.co.jp/articles/c3666c6fd0519bcd1efb13b51ca4b7c926a927fa
またも政治家暗殺 大統領選控えるエクアドル
8/15(火) 13:55配信

AFP=時事
ペドロ・ブリオネス氏の死を発表したルイサ・ゴンザレス氏(2023年8月14日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】南米エクアドルで14日、政治家のペドロ・ブリオネス(Pedro Briones)氏が殺害された。同国では先週、20日に実施される大統領選の有力候補の一人が射殺されたばかり。


 ブリオネス氏は、左派のラファエル・コレア(Rafael Correa)元大統領の政党「市民革命運動」所属で、コロンビアと国境を接するエスメラルダス(Esmeraldas)県の同党指導部の一人。

 警察も政府もまだ本件についてコメントしていないが、同国メディアは地元警察筋の情報として、ブリオネス氏はサンマテオ(San Mateo)の自宅でバイクに乗った2人組の男に撃たれたと報じている。男らはその後、逃走した。

 大統領候補の一人で、コレア氏の元側近でもあるルイサ・ゴンザレス(Luisa Gonzalez)氏はX(旧ツイッター〈Twitter〉)で「同志ペドロ・ブリオネスの家族への連帯」を表明し、「彼は暴力の新たな犠牲者だ」「エクアドルは今、最も流血を伴う時期を迎えている」と述べた。

 さらに、国家が組織犯罪集団に乗っ取られていると指摘し、政府は無能だと非難した。

 同国では9日にも首都キトで、中道派の大統領選有力候補、フェルナンド・ビジャビセンシオ(Fernando Villavicencio)氏が射殺される事件が起きたばかり。【翻訳編集】 AFPBB News

3279OS5:2023/08/16(水) 22:49:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/ee376a684181d313be59183f72cdb8e1af62dc23
副大統領候補を擁立 20日投票、暗殺受けさしかえ エクアドル
8/13(日) 14:07配信

時事通信
エクアドル大統領選の候補となったアンドレア・ゴンサレス氏=11日、キト(AFP時事)

 【キトAFP時事】南米エクアドルの中道政党「建設」は12日、暗殺された大統領候補フェルナンド・ビジャビセンシオ氏(59)に代わり、副大統領候補だったアンドレア・ゴンサレス氏(36)を大統領選に擁立すると発表した。

 投票日は20日に迫っている。

 腐敗と対決する記者だったビジャビセンシオ氏は9日、首都キトで選挙運動中、射殺された。コロンビア人の容疑者6人が逮捕された。ゴンサレス氏は環境保護活動家として知られる。

3280OS5:2023/08/17(木) 00:02:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/16a766ecdf78157528f01b29610b4c310e62f50a
バヌアツ首相の不信任案否決 親中派が提出、1票足りず
8/16(水) 18:31配信


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時事通信
バヌアツのカルサカウ首相=7月27日、ポートビラ(AFP時事)

 【シドニー時事】太平洋の島国バヌアツの国会で16日、カルサカウ首相に対する不信任案が否決された。

 同首相が批准を目指すオーストラリアとの安全保障協定を批判して親中国派の野党が提出していた。賛成票は可決に必要な過半数に1票足りなかった。

 ロイター通信によると、採決結果は賛成26、反対23。賛成が上回ったものの、可決に必要な定数(52)の過半数27には届かなかった。中国がソロモン諸島と安保協定を結ぶなど島しょ地域への影響力拡大を図る中、米豪など西側諸国との関係強化を進めるカルサカウ氏が政権を維持した。

3281OS5:2023/08/17(木) 08:56:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/4866150cd75b0ec1dbbfe657b142ce13376376ee
軍部隊、統治を既成事実化 西アフリカ二分、にらみ合い ニジェール・クーデター
8/17(木) 7:07配信

 【アブジャAFP時事】西アフリカ・ニジェールで起きたクーデターから16日で3週間が経過したが、西アフリカを二分するにらみ合いが続いている。

 民主的な選挙で選ばれたバズム大統領を監禁した軍部隊は先週、「新政府」を発足させて着々と統治を既成事実化。周辺国でつくる西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)はニジェールへの軍事介入を警告しつつ、二の足を踏んでいる。事態打開の道筋は描けていない。

 ◇協議に前向き? 
 クーデター部隊に指名されたゼイン新首相は15日、隣国チャドを予告なしに訪問し、デビ暫定大統領と会談した。チャド政府の発表では「実務訪問」の位置付けで、ゼイン氏は自国の軍指導部からの「友愛の」メッセージを伝達。「すべての当事者との率直な話し合い」を行う用意があると述べ、ECOWASなど外部との協議にも前向きだとアピールした格好だ。デビ氏はクーデター直後、仲介のためニジェールを訪問していた。

 一方、ECOWAS構成国の軍高官は17、18の両日、ガーナで会合を開き、ニジェールへの軍事介入について議論する見通しだ。ECOWASは先月30日、1週間以内にバズム氏の復権を認めなければ武力行使も辞さないと警告していたが、期限切れ後も何も行動を起こせていない。

 専門家によれば、サハラ砂漠を含む広大な国土のニジェールでの軍事作戦は泥沼化のリスクが大きい。ECOWAS加盟各国内にも兵士の犠牲を伴う軍事行動には反対論が根強い中、政治的にも危険性をはらむ。

 ただでさえテロ組織が横行して不安定なサハラ砂漠南部地域の治安状況を一層悪化させる懸念がある。どこまで踏み込むべきか加盟国間で溝があることが露呈する結果となっている。

 ◇米政府は「失望」
 軍事介入ではなく対話による解決は米国も後押ししている。ブリンケン米国務長官は15日、「結果を得るために外交的な余地があると信じている」と語った。

 だが、ニジェール軍部隊はこれに先立つ13日夜、バズム氏を「反逆」罪で訴追すると発表。ナイジェリアから訪れた宗教指導者らの代表団に話し合いに応じる考えを示す一方で、軍事介入に正面から立ち向かう強い姿勢を崩していない。こうした強硬姿勢を、同じクーデター政権のマリやブルキナファソが後押ししている。

 これに対し、ナイジェリアを中心とするECOWASは、平和解決を目指すと言ってきた部隊の立場と矛盾すると批判。米政府も「信じられないほど失望した」と非難した。

 エチオピアでは14日から、アフリカ連合(AU)の後援でニジェール軍政とECOWASの協議が始まった。しかし、クーデターから3週間、反乱部隊とECOWASのあつれきは深まる一方だ。交渉の行方にも暗雲が漂っている。

3282OS5:2023/08/17(木) 11:50:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/068f63693fa78939f92bae87ec2bd39432e6131b
リビアで武装勢力間の衝突 200人以上が死傷 国内は分裂状態で混乱続く
8/17(木) 7:18配信



分裂状態にある北アフリカのリビアで武装勢力の間での衝突が起き、これまでに200人以上が死傷しています。

 リビアの首都トリポリで15日にかけて、いずれも暫定統一政府を支持する武装勢力の「444旅団」と「特別抑止部隊」の間で激しい戦闘がありました。

 医療機関の発表によりますと、これまでに55人が死亡し、146人が負傷しています。

 また、現地メディアは「444旅団」の司令官が空港で拘束されたことが衝突の発端だったと伝えました。

 長老らの調停により、この司令官を第三勢力に引き渡すことで戦闘はいったん止んでいるということですが、依然として緊張状態にあります。

 リビアでは2011年にカダフィ政権が倒れた後、東西に政権が分立して各地に武装勢力が乱立するなど混乱が続いています。

テレビ朝日

3283OS5:2023/08/17(木) 23:55:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/748f30ab31ca6bfd8dc773008c72e9248849205d
グアテマラ大統領選の2候補 台湾外交は維持、対中政策に違いも
8/17(木) 18:30配信


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毎日新聞
グアテマラの国旗=ゲッティ

 中米グアテマラで20日、大統領選の決選投票が投開票される。1回目投票で首位の中道左派「国民希望党」のサンドラ・トレス元大統領夫人(67)と、2位の新興政党「セミージャ運動」のベルナルド・アレバロ元外務次官(64)が争う。グアテマラは台湾と外交関係を持つ国の中で人口と経済規模が最も大きい。両候補とも台湾との関係維持を表明しているが、世論調査でリードするアレバロ氏は中国との経済関係拡大を訴えている。新大統領は来年1月14日に就任する。

 選挙管理当局によると、22人が争った6月25日の1回目投票(有権者936万人)では当選に必要な過半数の票を得た候補者はいなかった。主な争点は物価高や雇用、汚職、治安対策など。1回目投票で得票率15・97%のトレス氏は支持基盤の貧困層に向けて、故コロン元大統領(在任2008〜12年)の夫人時代に主導した食料配給プログラムの復活などを掲げ、経済特区拡充案などで経済界、保守層の支持獲得も狙う。

 一方、得票率11・74%のアレバロ氏は当初、泡沫(ほうまつ)候補と見られたが、反汚職の訴えで、腐敗が指摘される既存政治に批判的な有権者の受け皿となった。調査会社CIDギャラップなどが今月16日発表した世論調査によると、決選投票でアレバロ氏に投票すると回答した人は50%で、トレス氏を18ポイントもリードしている。

 グアテマラは1933年から台湾と外交関係を有し、両候補ともこれを維持する考えだ。トレス氏は台湾の製造業からの投資誘致などを表明している。対するアレバロ氏は台湾との外交関係は続けつつ、貿易拡大に向けて中国へ接近する方針を示す。7月末に米シンクタンクが開いたオンラインの対話イベントでは、自身の方針は「完全に両立できる」と述べた。

 台湾は16年の蔡英文政権発足当時、世界の22カ国と外交関係があった。しかし、蔡氏が所属する民進党を「台湾独立勢力」とみなす中国の習近平指導部は、蔡政権を国際社会で孤立させるため、外交圧力を強化。台湾と外交関係を持つのは過去最少の13カ国に減った。特に中米では台湾と断交し、中国と国交を結ぶ国が相次いだ。

 米国の「裏庭」と呼ばれる中南米は、米中の覇権争いの舞台の一つとなっている。ただ、首都グアテマラ市のフランシスコ・マロキン大のペドロ・トルジージョ教授(国際関係学)は「グアテマラは経済や移民、麻薬密輸対策などで米国と強く結びついている」と指摘し、対米関係の観点から「両候補のどちらが勝っても、台湾との断交は考えにくい」と予想する。

 グアテマラでは憲法で大統領(1期4年)の再選が禁止されている。現職のアレハンドロ・ジャマティ氏は出馬できず、与党「バモス党」の候補者は1回目投票で敗退。同国では大統領選のたびに政権交代が起きている。

 今回の大統領選を巡っては、1回目の投票前に有力候補と目された3人の立候補が認められないなど、選挙の公平性に疑問も生じている。1回目投票後には、憲法裁判所が敗北した政党などの求めで選管当局に集計の見直しを命じ、結果発表が2週間以上ずれ込んだ。選挙に対する公権力の「明白な介入」(米州機構)が問題視されている。

 決選投票に向けても混乱が起きた。狙われたのは、汚職と闘う姿勢を見せるアレバロ氏だ。7月12日には、所属政党・セミージャ運動について、刑事裁判所が党員登録の署名が偽造されたとする検察の主張を認め、政党資格を停止した。検察は翌日、同党事務所と選管当局を家宅捜索した。

 政党資格の停止は憲法裁が暫定的に差し止めたが、一連の動きはジャマティ政権によるアレバロ氏への妨害工作との見方が出ている。ジャマティ氏は、鉱山開発に関わるロシア人実業家から賄賂を受け取ったなどの疑惑がある一方、司法に強い影響力を持つとされる。

 グアテマラでは政治家の汚職を追及する判事や検事、ジャーナリストらが脅迫を受け、国外脱出を余儀なくされるケースなどが相次ぐ。ジャーナリストらを保護する地元団体「恐怖を打ち破るネットワーク」の関係者は「権力に盾突けば投獄などのおそれがある。政治に対して沈黙を強いられる社会は、権力者の腐敗を助長させる」と訴えた。【サンパウロ中村聡也】

3284毛沢東派のタクシンだのファシストのアピシットだの邪悪なタイの華僑:2023/08/18(金) 09:18:57
〓タイ王国では長年、共産党と一体化した華僑のタクシン派が携帯電話機など劣等財(安値コピー商品)の生産、販売で巨利を貯め込んだ挙げ句、毛沢東思想にかぶれたクメール・ルージュのように東北部の農村地帯に入り込んで、反米・極左イデオロギーを拡散している。

〓そうした事態を受け、軍を投入して共産党と一体化したタクシン派(愛国党、貢献党)を抑え込んだ陸軍司令官のプレムが首相に就任(1980〜1988)。

〓しかし その後、劣等財(安値コピー商品)のばら撒きで多数派の低所得層の支持を取り付けたタクシン派が政権に復帰した(2001〜2006)。

〓だが再び、共産党と一体化したタクシン派(愛国党、貢献党)を嫌う軍部の介入によってアピシット(民主党)政権(2008〜2011)が誕生。

3285毛沢東派のタクシンだのファシストのアピシットだの邪悪なタイの華僑:2023/08/18(金) 09:24:15
〓アピシットはイギリス生まれでオックスフォード大学を卒業した裕福な医師の息子。

〓だが、所詮コイツも華僑である。

〓アピシットはタクシンと同じ華僑ながら、共産党と一体化したため蹉跌を踏んだタクシンを反面教師として、タクシン派とは対照的に右翼的政策を強行。

〓アピシットは国軍を投入してデモ隊を鎮圧した(2010年)他、カンボジアに軍事侵攻(2011年)を行うなどしたため殺人罪などで起訴され、総選挙で敗北した。

〓2014年に陸軍司令官のプラユット政権が誕生。

〓2019年には民主党のアピシットの支持も取り付けて今日に至る。

〓国連人権理事会作業部会スタッフとして来日し、ジャニー喜多川氏の正当業務行為を一方的に弾劾、日本のマスコミを痛烈に批判して帰ったタイ出身のゴミ女ピチャモン・イェオファントン(政治学者w、豪ディーキン大学 研究部長 兼 准教授)は、恐らくタクシン派のマルクス共産主義者であろう。

3286OS5:2023/08/18(金) 13:53:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/748f30ab31ca6bfd8dc773008c72e9248849205d
グアテマラ大統領選の2候補 台湾外交は維持、対中政策に違いも
8/17(木) 18:30配信


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毎日新聞
グアテマラの国旗=ゲッティ

 中米グアテマラで20日、大統領選の決選投票が投開票される。1回目投票で首位の中道左派「国民希望党」のサンドラ・トレス元大統領夫人(67)と、2位の新興政党「セミージャ運動」のベルナルド・アレバロ元外務次官(64)が争う。グアテマラは台湾と外交関係を持つ国の中で人口と経済規模が最も大きい。両候補とも台湾との関係維持を表明しているが、世論調査でリードするアレバロ氏は中国との経済関係拡大を訴えている。新大統領は来年1月14日に就任する。

 選挙管理当局によると、22人が争った6月25日の1回目投票(有権者936万人)では当選に必要な過半数の票を得た候補者はいなかった。主な争点は物価高や雇用、汚職、治安対策など。1回目投票で得票率15・97%のトレス氏は支持基盤の貧困層に向けて、故コロン元大統領(在任2008〜12年)の夫人時代に主導した食料配給プログラムの復活などを掲げ、経済特区拡充案などで経済界、保守層の支持獲得も狙う。

 一方、得票率11・74%のアレバロ氏は当初、泡沫(ほうまつ)候補と見られたが、反汚職の訴えで、腐敗が指摘される既存政治に批判的な有権者の受け皿となった。調査会社CIDギャラップなどが今月16日発表した世論調査によると、決選投票でアレバロ氏に投票すると回答した人は50%で、トレス氏を18ポイントもリードしている。

 グアテマラは1933年から台湾と外交関係を有し、両候補ともこれを維持する考えだ。トレス氏は台湾の製造業からの投資誘致などを表明している。対するアレバロ氏は台湾との外交関係は続けつつ、貿易拡大に向けて中国へ接近する方針を示す。7月末に米シンクタンクが開いたオンラインの対話イベントでは、自身の方針は「完全に両立できる」と述べた。

 台湾は16年の蔡英文政権発足当時、世界の22カ国と外交関係があった。しかし、蔡氏が所属する民進党を「台湾独立勢力」とみなす中国の習近平指導部は、蔡政権を国際社会で孤立させるため、外交圧力を強化。台湾と外交関係を持つのは過去最少の13カ国に減った。特に中米では台湾と断交し、中国と国交を結ぶ国が相次いだ。

 米国の「裏庭」と呼ばれる中南米は、米中の覇権争いの舞台の一つとなっている。ただ、首都グアテマラ市のフランシスコ・マロキン大のペドロ・トルジージョ教授(国際関係学)は「グアテマラは経済や移民、麻薬密輸対策などで米国と強く結びついている」と指摘し、対米関係の観点から「両候補のどちらが勝っても、台湾との断交は考えにくい」と予想する。

 グアテマラでは憲法で大統領(1期4年)の再選が禁止されている。現職のアレハンドロ・ジャマティ氏は出馬できず、与党「バモス党」の候補者は1回目投票で敗退。同国では大統領選のたびに政権交代が起きている。

 今回の大統領選を巡っては、1回目の投票前に有力候補と目された3人の立候補が認められないなど、選挙の公平性に疑問も生じている。1回目投票後には、憲法裁判所が敗北した政党などの求めで選管当局に集計の見直しを命じ、結果発表が2週間以上ずれ込んだ。選挙に対する公権力の「明白な介入」(米州機構)が問題視されている。

 決選投票に向けても混乱が起きた。狙われたのは、汚職と闘う姿勢を見せるアレバロ氏だ。7月12日には、所属政党・セミージャ運動について、刑事裁判所が党員登録の署名が偽造されたとする検察の主張を認め、政党資格を停止した。検察は翌日、同党事務所と選管当局を家宅捜索した。

 政党資格の停止は憲法裁が暫定的に差し止めたが、一連の動きはジャマティ政権によるアレバロ氏への妨害工作との見方が出ている。ジャマティ氏は、鉱山開発に関わるロシア人実業家から賄賂を受け取ったなどの疑惑がある一方、司法に強い影響力を持つとされる。

 グアテマラでは政治家の汚職を追及する判事や検事、ジャーナリストらが脅迫を受け、国外脱出を余儀なくされるケースなどが相次ぐ。ジャーナリストらを保護する地元団体「恐怖を打ち破るネットワーク」の関係者は「権力に盾突けば投獄などのおそれがある。政治に対して沈黙を強いられる社会は、権力者の腐敗を助長させる」と訴えた。【サンパウロ中村聡也】

3287OS5:2023/08/19(土) 09:21:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/c9acfcbc90af0b14e3e5c91f808bfbf8357607ce
グアテマラ、「中国とも仲良く」候補優勢 エクアドル、暗殺で混乱 中南米2国で大統領選
8/19(土) 7:18配信


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時事通信
中米グアテマラ大統領選候補者のベルナルド・アレバロ氏=16日、グアテマラ市(EPA時事)

 【サンパウロ時事】中米グアテマラと南米エクアドルで20日、大統領選挙の投票がそれぞれ行われる。

 台湾と外交関係を持つグアテマラでは、中国とも友好的な関係を構築すべきだと主張する候補が優勢。エクアドルでは、有力候補が選挙運動中に暗殺され、混乱が収まらない中で実施される。

 ◇露骨な妨害
 今回決選投票となるグアテマラでは、新興政党「セミージャ運動」のベルナルド・アレバロ氏(64)が汚職など政治腐敗の一掃を掲げ、6月の投票で事前の予想を覆し2位に食い込んだ。その後、地元メディアに対し、台湾との外交関係を維持した上で、貿易関係では「中国と拡大する必要がある」と表明した。

 16日公表の世論調査結果で、アレバロ氏への支持は61%。相手候補で故コロン元大統領夫人のサンドラ・トーレス氏(67)の39%を大きくリードしている。

 セミージャ党に対しては当局が露骨な妨害工作を行い、グアテマラ政治の腐敗の根深さが浮き彫りになった。党員募集で不正があったと検察当局が訴え、裁判所が6月の投票後に同党の資格停止を認めた。憲法裁で停止は差し止めとなったが、南北米大陸各国で構成する米州機構(OAS)が「明確な選挙干渉」と批判した。

 ◇非常事態宣言
 エクアドルは、弾劾手続きを恐れたラソ大統領が5月に議会解散に踏み切ったことで、大統領も同時に選び直すことになった。ラソ氏は不出馬を表明し、8人が立候補している。

 今月9日には、国内にはびこる汚職を告発してきたジャーナリスト出身の候補者が銃撃され死亡する事件が起きた。ラソ氏は「選挙妨害をもくろんだ殺人」と非難し、全土に非常事態を宣言。治安改善策が選挙の大きな争点に浮上している。

 世論調査では、コレア元大統領に近いルイサ・ゴンサレス氏(45)が一歩リードしているほかは混戦模様。決着は10月の決選投票に持ち込まれる可能性がある。

3288OS5:2023/08/21(月) 08:53:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/9b5aa8d739fc2cc5b4138f953fe1861464b77763
経費節減で海外出張禁止 大統領はじめ政府全員 ガンビア
8/20(日) 20:23配信


時事通信
ガンビアのバロウ大統領=4月27日、コートジボワール南部アビジャン(AFP時事)

 【バンジュールAFP時事】アフリカ西部ガンビアは、経費節減のため政府全員の海外出張を禁止した。

 バロウ大統領も含まれるが、ガンビア代表の出席が義務の国際会議や、第三者が全額負担の海外渡航は認める。

 大統領報道官が19日、声明を出し、バロウ氏が大統領令に署名したと発表した。大統領令は「大統領も副大統領も閣僚も高官も公務員も政府機関で雇われている者全員、あらゆる海外渡航を停止せよ」と命じている。

3289OS5:2023/08/22(火) 08:20:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/8e0e971984cd28486630d14e547829f7011245bf
グアテマラ大統領選、親台湾派敗れる 外交関係に変化も
8/21(月) 22:13配信


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産経新聞
【ニューヨーク=平田雄介】台湾と外交関係を持つ中米グアテマラで20日、大統領選の決選投票が実施された。台湾との関係維持と対中貿易拡大の両立を唱えるベルナルド・アレバロ元外務次官(64)が、親台湾派のサンドラ・トレス元大統領夫人(67)を退け、当選を確実にした。来年1月14日のアレバロ氏の大統領就任に向け、グアテマラと台湾の関係に変化が起きる可能性もある。

グアテマラの最高選挙管理委員会(TSE)によると、開票率94%の段階でアレバロ氏の得票率は59%でトレス氏は36%。ロイター通信はアレバロ氏の「地滑り的な勝利」と伝え、ジャマテイ大統領は米短文投稿サイトX(旧ツイッター)でアレバロ氏を祝福し、正式な結果発表後に政権移行を開始するよう要請した。

アレバロ氏は故フアン・ホセ・アレバロ元大統領の子息。オランダ・ユトレヒト大で社会学と社会人類学の博士号を取得し、外務次官や駐スペイン大使などを歴任した。今回の大統領選では6月の第1回投票で反汚職を訴えて既存政党を批判し泡沫候補から躍進、本選でも勢いを持続した。

トレス氏は故アルバロ・コロン元大統領夫人。2015年、19年に続く3度目の挑戦だったが、既存政党に対する汚職のイメージを払拭できなかった。

グアテマラは台湾が外交関係を持つ13カ国の一つ。台湾との関係に関するアレバロ氏の発言は変遷しており予断を許さない。5月の記者会見で「台湾との関係維持」と「中国との国交樹立」の両方の可能性があると述べた一方、7月の米シンクタンクのオンライン会合では「台湾との関係維持と中国との貿易拡大は完全に両立できる」と語った。

アレバロ氏は「グアテマラ最大の貿易相手であり、グアテマラへの最大の投資国でもある米国との関係強化」も望んでいる。中国との関係強化に言及する背景には、米国や台湾からグアテマラの開発計画への協力を引き出す狙いがありそうだ。米台から十分な支援を引き出せなかった場合、再び対中傾斜を強める可能性は否定できない。

3290OS5:2023/08/22(火) 15:46:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/fca90ce0731d010855be49ca3669f63169b08cdc
ECOWAS「冗談だ」と一蹴 ニジェール将軍の3年民政復帰案
8/22(火) 14:25配信
時事通信
西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)で安全保障を担当する委員会のムサ委員長=18日、アクラ(AFP時事)

 【ニアメーAFP時事】西アフリカ・ニジェールでクーデターを起こした軍部隊のトップ、チアニ将軍が19日に示した3年以内の民政復帰案について、西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)で安全保障を担当する委員会のムサ委員長は、「冗談だろう。決して受け入れない」と拒絶した。

 中東カタール本拠の衛星テレビ局アルジャジーラの21日放送の番組で語った。

 ムサ氏は「われわれは可能な限り速やかな憲法秩序の回復を求めている」とした上で、「軍事介入も選択肢から外れていない」と強調した。

 さらに、マリなどニジェール周辺国で近年誕生したクーデター政権が同様に民政復帰の時期を先延ばししている現実を指摘。「終わりのない交渉を再び始めるつもりはない」と訴えた。

3291OS5:2023/08/24(木) 18:08:18
アジア  中国・インド
中東   イラン・サウジアラビア・UAE
アフリカ ブラジル・アルゼンチン
南アメリカ南アフリカ・エジプト・エチオピア
その他  ロシア



https://news.yahoo.co.jp/articles/db0d07be44f11cbdeb5eeca2fbe3ccaaaa9f6046
BRICS加盟国が拡大、11カ国に 新たにアルゼンチンなど6カ国
8/24(木) 17:25配信
 中国、インド、ロシア、ブラジル、南アフリカで構成する新興5カ国(BRICS)は24日、来年1月から新加盟国としてアルゼンチン、エジプト、エチオピア、イラン、サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)の6カ国を受け入れると発表した。BRICSは「グローバルサウス」と呼ばれる新興国・途上国を結集し、欧米主導の国際秩序に挑む狙いだ。

 BRICSは22〜24日、南アの最大都市ヨハネスブルクで首脳会議を開き、加盟国拡大について議論した。23日の会合では、中国の習近平国家主席が「より多くの国をBRICSに参加させ、世界のガバナンス(統治)をより公正で合理的なものにするために知恵を絞るべきだ」と述べるなど、加盟国拡大に前向きな意見が相次いでいた。【ヨハネスブルク平野光芳】



https://mainichi.jp/articles/20230531/k00/00m/030/268000c?inb=ys
グローバルサウス、魅力に映るBRICS G7に不満、加盟の流れ
深掘り 会川晴之 平野光芳
国際

速報
毎日新聞 2023/5/31 18:26(最終更新 5/31 21:41)

 中国やインドなど急成長を続ける新興5カ国(BRICS)が、加盟国拡大を模索している。「グローバルサウス」と呼ばれる新興・途上国を陣営に取り込んで数を増やし、主要7カ国(G7)に対抗する力を持つのが狙いだ。南アフリカで1日から始まる外相会議には、追加加盟を視野に15カ国の外相を招待する。BRICS拡大の背景や影響を探った。

目をつけた「説教ばかりで厳しい」
 BRICSは、世界の人口の約4割、国土面積は3割を占める。国内総生産(GDP)でも約25%と、約4割のG7に迫る。経済面で2030年までにG7を追い越し、いずれ「世界の半分」を占めるのが確実と予想されている。

 そうした中、22年に議長国を務めた中国が拡大を仕掛けた。きっかけは、激化する米中対立やロシアのウクライナ侵攻で、世界の二分化が深まったことにある。両陣営の争いに巻き込まれるのを嫌い、中立的な立場にとどまろうとするグローバルサウスをうまく取り込めば、有利な状況を築けると中国は読んだ。

 真っ先に名乗りを上げたのは中東のイランと、南米のアルゼンチンだった。

 イランはロシアに攻撃用無人機(ドローン)を供給し、中国とも25年間と長期の経済協定を結ぶなど中露両国と関係が深い。反米路線をとるイランのライシ大統領は「経済の補完性と文化の多様性により、繁栄と平和を強化する」とBRICS加盟を最優先課題に位置づける。

 アルゼンチンについては、ブラジルが「戦略的な隣国」と呼ぶなど加盟を強く後押しする。昨年夏時点では、この2カ国が新規加盟し、G7に対抗した「A7」とも呼べる「オルタナティブ(取って代わる)7」が近く結成されるとの観測も高まった。

 ところが、加盟申請はこの2カ国にとどまらなかった。今年の…

3292OS5:2023/08/26(土) 11:20:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/e5ab9cd068b998d406c68e61592d235747f22329
軍部隊と周辺国の溝深く 外交解決見通せず クーデター1カ月・ニジェール
8/25(金) 20:38配信


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時事通信
西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)の軍事介入に反対するニジェールのクーデター支持派=20日、ニアメー(EPA時事)

 西アフリカ・ニジェールでバズム大統領を失脚させたクーデターから、26日で1カ月。

 周辺国でつくる西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)は当初、軍事介入をちらつかせてチアニ将軍率いるクーデター部隊に圧力をかけたが、将軍側は意に介さず、新政府樹立を通じ権力掌握を進めている。外交解決を第一とするECOWASや旧宗主国フランスとの隔たりは大きい。

 ◇武力行使案はどこへ? 
 クーデター直後の焦点は軍事介入だった。ECOWASは「武力行使も排除しない」としてバズム氏の復権を要求。ガーナで先週開かれた軍首脳協議に参加した高官は「命令があれば、いつでも(軍事介入を)開始できる」と豪語したが、具体的行動には踏み出せていない。

 これに対しチアニ氏は19日、ECOWASが軍事介入しても「簡単にはいかない」と述べ、全面衝突も辞さない構えを示した。AFP通信によれば、同じく近年クーデターで軍政となった隣国マリやブルキナファソの外相が24日、首都ニアメーでチアニ氏と会談。「攻撃があればニジェールに介入する」ことで合意し、ECOWASとの対決姿勢を強めている。

 ニジェールには今週、ブルキナファソからトラック数百台が到着し、物資面でも支援していることが明確になった。軍事衝突が起きれば長期化し、多大な犠牲が出る恐れがある。

 ◇柔軟派の新首相
 交渉による解決の見通しも立っていない。チアニ氏は19日の演説で3年以内の民政復帰を提案したが、ECOWASは「冗談だろう」と一蹴。マリなどの軍政が民政復帰を先延ばしした例を挙げ、チアニ氏の案を拒絶した。

 ただ、ニジェール軍部隊は今月に入り、仏留学経験のあるゼイン元財務相を新首相に起用。文民を対外的な「顔」に据えることで、周辺国との交渉を絶やさず、孤立化を防ぐ狙いも透ける。

 シンクタンク「国際危機グループ」の専門家は、米紙ニューヨーク・タイムズに対し「将軍らは強硬派だが、ゼイン首相は柔軟派で国際社会との対話が可能だ」との分析を示している。

3293OS5:2023/08/28(月) 09:15:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/72126b5a064fbd932a9b0cf2e0920f74f2342fb7
ジンバブエ大統領選、現職再選 「独裁者」ムガベ氏後も続く強権体制
8/27(日) 18:11配信

朝日新聞デジタル
ジンバブエの首都ハラレで2023年8月9日、支持者たちの前で演説するムナンガグワ大統領=AP

 アフリカ南部ジンバブエの大統領選で、現地選挙管理委員会は26日、現職のムナンガグワ氏(80)が再選したと発表した。独裁政権を築いたムガベ前大統領が辞任した後の選挙で大統領に選ばれて以降、政敵への弾圧を強めてきた人物だ。英BBCによると、野党は選挙不正を訴え、結果の受け入れを拒否している。

 23日に投票が始まったが、投票できなかった有権者が残っているとして翌24日も異例の投票が続いた。選管は26日夜、ムナンガグワ氏が52・6%、野党候補のチャミサ氏(45)が44・0%を得票したと発表した。

 ジンバブエは1980年の独立後、ムガベ氏が37年間にわたり権力の座についた。2000年代には、極度のインフレで経済が混乱。ムガベ氏が事実上のクーデターで失脚後、経済の再生を訴えたムナンガグワ氏が大統領に就任した。

 18年の前回選挙の時期には、不正を訴える野党支持のデモ隊に軍が発砲し、死者も出た。ロイター通信によると、今回も不正が疑われる事態が多発しているとみられる。アフリカ連合(AU)選挙監視団トップのジョナサン元ナイジェリア大統領は「犯罪的行為があった」と訴えている。(ヨハネスブルク=今泉奏)

朝日新聞社

3294OS5:2023/08/28(月) 17:07:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/209dc9a9cf0c5358e4da772b669b8572425e2689
ニジェール、イスラム過激派の勢力拡大に懸念 クーデターから1カ月
8/28(月) 16:55配信

産経新聞
【カイロ=佐藤貴生】西アフリカ・ニジェールでクーデターにより軍部が実権を掌握して1カ月が過ぎた。軍事政権は3年以内に民政移管する方針を示すなど事態は長期化の様相を呈している。ニジェールは米国とフランスがイスラム過激派を監視する要衝で、ロシアの浸透や過激派の勢力伸長を警戒する見方も出ている。

中東のテレビ局アルジャジーラ(電子版)によると、ニジェールの軍部が親欧米のバズム大統領を軟禁してから1カ月となる8月26日、首都ニアメーのスタジアムには多数の支持者が訪れてクーデターを称賛した。

仏紙ルモンドや米CNNテレビ(いずれも電子版)によると、ニジェール周辺では国際テロ組織アルカーイダやスンニ派過激組織「イスラム国」(IS)の傘下組織が活動し、旧宗主国フランスは過激派対策のため1500人前後の軍人を駐留させている。米軍も約1100人が駐留し、ドローン(無人機)などによる過激派の情報収集の拠点としてきた。

サハラ砂漠南縁部のサヘル地域では昨年、過激派関連の事件で推定8千人が死亡したとされるが、クーデターで米仏の活動継続が危ぶまれている。特に旧宗主国フランスへの反発が強く、仏軍の駐留拠点や仏大使館前では反仏デモが起きている。軍事政権は25日、フランスの駐ニジェール大使に国外退去を命じた。

米軍はコートジボワールなどに拠点を移すことも検討している。ただ、2年前に撤収したアフガニスタン同様、監視目標から遠ざかれば無人機での情報収集が困難になり、過激派が勢いづく恐れも指摘される。

15カ国が加盟する西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)は、軍事介入をちらつかせてニジェール軍部への圧力を強めているが、24日にはマリとブルキナファソの軍当局が「軍事介入は宣戦布告とみなす」とし、ニジェール軍部の支援に向けて参戦する姿勢を示した。

マリとブルキナファソでは近年、相次いでクーデターが起きた。どちらもニジェールと同じフランスの旧植民地で、露民間軍事会社ワグネルが偽情報を拡散して反仏感情をあおってきたとされる。ニジェールのクーデターの際にも支持者がロシア国旗を掲げる映像が流れた。

ワグネルのトップ、プリゴジン氏は搭乗していた小型機がロシア国内で墜落し死亡したと報じられているが、露政府はワグネルが築いたアフリカとの関係を維持する可能性がある。

ニジェールは原子力発電で使用されるウランの生産量が世界7位(世界原子力協会調べ、2022年)で、軍事政権が長期化すれば国際的な影響が広がる恐れもある。

3295OS5:2023/08/28(月) 18:40:26
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023082800208&amp;g=int
新教科書に保守派反発 抗議の焼却も―メキシコ
2023年08月28日14時33分

メキシコのロペスオブラドール大統領(EPA時事)
メキシコのロペスオブラドール大統領(EPA時事)


 【メキシコ市AFP時事】メキシコの左派政権が導入を計画する新しい学校教科書に対し、保守派が激しく反発している。28日からの新学期を前に、国内32州のうち少なくとも8州が新教科書の採用を見合わせ、最高裁は北部2州での新教科書配布を差し止める決定を下した。
 保守系野党・国民行動党(PAN)のコルテス党首は「(教科書を)完全に破棄せよ」と呼び掛けた。南部チアパス州では、保護者らが「悪魔の所業」で「共産主義や同性愛」を教えるものだとして、教科書を焼却する騒ぎに発展した。
 政府は教科書について、国の多様性を認め、地域社会を教育の中心に据えるものだと説明。左派のロペスオブラドール大統領は最高裁の決定に反発するとともに、教科書焼却による抗議を「まるで中世だ」と批判ている。

3296OS5:2023/08/28(月) 21:35:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/4b8fbeef1970a7e3bf4ae513c91a20ecb739af76
野党党首「われわれが勝利」 国連総長も懸念 ジンバブエ大統領選
8/28(月) 20:34配信
時事通信
27日、ハラレで記者会見するジンバブエ野党「変革のための市民連合(CCC)」のチャミサ党首(EPA時事)

 【ハラレAFP時事】アフリカ南部ジンバブエで先週投票が行われた大統領選で、選挙管理当局が現職のムナンガグワ大統領(80)の当選を発表したことについて、一騎打ちとなった野党「変革のための市民連合(CCC)」のチャミサ党首(45)は27日、「われわれが選挙に勝利した。われわれが指導者だ」と結果受け入れを拒絶した。

 
 選管によると、得票率はムナンガグワ氏が52.6%、チャミサ氏は44%だった。

 弁護士でもあるチャミサ氏は首都ハラレで記者会見。「なぜムナンガグワ氏の勝利が宣言されたのか、驚いた」とした上で、「欠陥のある選挙になることは分かっていた」と選挙の不正を訴えた。

 ムナンガグワ氏はこれに先立ち、異議がある場合は裁判所に訴えるべきだとの考えを示した。

 一方、国連のグテレス事務総長は27日、「選挙監視人の身柄拘束や有権者への脅迫、嫌がらせ、強制」があったと懸念を表明。「公平で透明性のある方法」で与野党間の紛争を解決すべきだと強調した。

 国際選挙監視団は25日、大統領選は国際的な水準に達していないと発表していた。

3297OS5:2023/08/30(水) 08:42:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/4ef8fba89ccf32de6539fe9fa37ed87931fed778
首相不信任巡り攻防 親中派、政権奪還探る バヌアツ
8/29(火) 20:36配信
時事通信
バヌアツのカルサカウ首相=3月28日、ニューヨーク(AFP時事)

 【シドニー時事】南太平洋の島国バヌアツで、親欧米派のカルサカウ首相の不信任案を巡る攻防が激化してきた。

 親中国派のロウマン前首相率いる野党が提出した不信任案は否決されたものの、司法が一転して「可決」と認定。首相側は異議を申し立てたが形勢逆転の保証はなく、勢いづく野党は政権奪還を探っている。

 バヌアツ国会(定数52)では今月16日に首相不信任案が採決され、賛成26、反対23となった。憲法は「絶対過半数」で可決されると定めているため、シメオン議長は定数の過半数27に満たなかったとして否決を宣告した。

 ところが、欠員が現在1議席あり、野党側は、欠員を除く51の過半数は26だと主張して裁判所へ提訴。最高裁は25日、野党と同様の解釈をして「不信任案は可決された」と判断した。首相と議長は「可決には27票必要」との立場を崩さず、28日に不服審査を請求した。ただ、司法の判断を覆すのは困難との見方もある。可決が確定すれば、新首相を選出することになる。

3298OS5:2023/08/30(水) 13:31:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/91ca8e34b4c1dcf415738a296b85884b00b135cf
G20欠席のプーチン氏、なぜ中国へ 逮捕リスクが外交のあしかせに
8/30(水) 12:30配信

朝日新聞デジタル
北京で2022年2月4日、ロシアのプーチン大統領(左)と会談する中国の習近平国家主席=AP

 国際刑事裁判所(ICC)が3月に逮捕状を出して以降、国内にこもったロシアのプーチン大統領が、秋に外国を訪問することが固まった。中国訪問が濃厚な状況だ。逮捕のリスクを避けるため、新興5カ国(BRICS)や主要20カ国・地域(G20)の首脳会議では現地入りを見送ったが、中国ならリスクがないと判断したとみられる。


 ロシアのペスコフ大統領報道官は28日、プーチン氏の外遊について、「計画している。しかるべき時期に発表する」と話した。プーチン氏の外国訪問は、ICCがウクライナ侵攻に関連して逮捕状を出して以降では、ウクライナのロシア支配地域を除けば初となる。

 中国の習近平(シーチンピン)国家主席が3月のロシア訪問で、プーチン氏に年内に中国を公式訪問するよう招待。7月にはロシアのウシャコフ大統領補佐官が、10月に中国で開かれる巨大経済圏構想「一帯一路」の国際会議にプーチン氏が出席するため、準備しているとしていた。

 プーチン氏は24日まで南アフリカで開かれたBRICS首脳会議にオンライン形式で参加。「首脳会議での存在が、ロシアにいるより重要とは思わない」と釈明したが、プーチン氏が入国すれば南アには逮捕義務が生じるため、訪問を避けたとみられていた。

朝日新聞社

3299OS5:2023/08/30(水) 16:31:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/c736475cf726e17916e0e277560b09b5638a71c0
ガボンでクーデターか、軍幹部が現体制に「終止符」宣言
8/30(水) 16:25配信


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AFP=時事
テレビを通じて大統領選挙の無効と現政権の終わりを主張するガボンの兵士ら。テレビ局ガボン24の映像より(2023年8月30日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】アフリカ中部ガボンで30日、軍幹部らがテレビ放送で大統領選の結果を取り消し、「現体制に終止符を打つ」と発表した。また「共和国の全機関は解散した」と宣言した。この発表の最中、AFP記者は首都リーブルビルで銃声を聞いた。

 テレビ局ガボン24(Gabon 24)で発表を行ったのは陸軍大佐、エリート将校、兵士らから成る一団で、1人が声明を読み上げた。

 声明は大統領選について「ガボン国民が望んでいた透明で信頼できる投票の条件を満たしていない」と批判。政権移行委員会に代わって宣言するとして「われわれは現体制に終止符を打つことで平和を守る決意をした」と述べた。

 選挙管理当局が26日に発表した大統領選の結果では、現職のアリ・ボンゴ・オンディンバ(Ali Bongo Ondimba)大統領が得票率64.27%で3期目の当選を果たしていた。【翻訳編集】 AFPBB News

3300OS5:2023/08/31(木) 10:05:02

https://news.yahoo.co.jp/articles/24895e1734223425871cbac74e927db8567bff7f
オリギ氏「暫定大統領」に クーデター主導の軍が発表 ガボン
8/31(木) 6:10配信


時事通信
声明を読み上げるガボンの軍将校ら(30日放送の地元テレビより)(AFP時事)

 【ロンドン時事】アフリカ中部ガボンでクーデターを起こした軍の幹部は30日、国営テレビで声明を読み上げ、拘束されたボンゴ大統領の警護隊長だったオリギ氏を「暫定大統領」に指名したと発表した。

 AFP通信などが伝えた。軍関係者らが指導者選出の投票を行い、満場一致で決まったという。

 クーデターを起こした軍は、ボンゴ氏が3選された26日の大統領選結果を取り消すことを改めて表明。投票後の混乱を受けて導入された夜間外出禁止令を当面、継続する方針も明らかにした。

3301OS5:2023/09/01(金) 09:01:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/dcc10d1c8346d87385104e434e7ff60dc8c3dde7
アフリカでクーデター頻発 過去3年で8回、民主主義後退
8/31(木) 20:34配信


時事通信
30日、アフリカ中部ガボンの首都リーブルビルで、クーデター後に国旗を掲げて喜ぶ市民ら(AFP時事)

 アフリカ中部の産油国ガボンで30日、クーデターが発生し、父の代から半世紀以上にわたり独裁政治を行ってきたボンゴ大統領が軍に軟禁された。

 アフリカでは2020年以降、クーデターが計8件起き、軍事政権が相次ぎ誕生。民主主義の後退が著しく、アフリカ進出を図るロシア民間軍事会社ワグネルの勢力伸長などを招きかねないと、懸念が高まっている。

 AFP通信によれば、過去3年間で起きたクーデターはガボンのほかに、マリ(2回)、ブルキナファソ(2回)、ギニア、スーダン、ニジェール。いずれも国際社会の非難を受け、外部から軍事介入の脅しをかけられるケースもあったものの、どの軍政も現在まで民政移管を拒んでいる。

 今年7月のニジェール政変では、西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)がクーデター部隊に対し、民政復帰しなければ「軍事介入も辞さない」と警告。だが、ニジェールだけでなく、同じ軍政の隣国マリやブルキナファソを含めて猛反発を招き、ECOWASとして身動きが取れない状態に追い込まれている。マリでは軍政が駐留フランス軍を追放し、イスラム武装勢力との戦闘のため、実際にワグネルを迎え入れた。

 ロンドンに拠点を置くリスク分析会社のアフリカ専門家は、ロイター通信に「これらのクーデターは、民政復帰を実現できない国際社会の無力ぶりを示している。今回の(ガボンの)ケースも、異なる結果につながるとは期待できない」と指摘。安全保障に詳しい別のアナリストは、アフリカの他の国の軍部を助長し、今後もクーデターが続く恐れがあるとみる。

3302OS5:2023/09/01(金) 09:04:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/6c4f8cd3f1a0c01b5cf4bed627cded4a22d977b1
米中の「陣取り」に揺れるメラネシア 新たな安全保障枠組み検討も
8/31(木) 17:00配信

朝日新聞デジタル
バヌアツの首都ポートビラの海に面した中心部=2018年5月、小暮哲夫撮影

 南太平洋に浮かぶメラネシアの国々が、米中対立のはざまで揺れている。ソロモン諸島が昨年に中国と安全保障協定を結び、バヌアツでは8月、中国が警察を派遣して協力を確認した。米国や同盟国のオーストラリアも安全保障上の関与を深めており、陣取り合戦の様相を呈してきた。


 8月下旬、メラネシア各国・地域でつくるメラネシア先鋒(せんぽう)グループ(MSG)の首脳会議がバヌアツの首都ポートビラで開かれた。新たな安全保障の枠組みなどを検討したという。

 「米国と中国という大国が、太平洋をそれぞれの陣営に(引き込み)二極化しようとしている」

 ロイター通信によると、フィジーのランブカ首相は会談後にこう述べた。さらに、「太平洋が平和と非同盟の地帯である必要性を、常に念頭に置いておかなければならない」と各首脳に呼びかけ、「この地域で軍事力が増強され、軍事衝突に発展しないことを願う」と警鐘を鳴らした。

朝日新聞社

3303OS5:2023/09/03(日) 10:09:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/4908272b77e0c0d2f40ab172b3fdeade2c1feb13
AUの正式参加に奔走 G20議長国、影響力誇示へ インド
9/3(日) 7:08配信


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時事通信
南アフリカのラマポーザ大統領(左)とインドのモディ首相=8月24日、南アフリカ・ヨハネスブルク(AFP時事)

 【ニューデリー時事】9日に開幕する20カ国・地域首脳会議(G20サミット)で、議長国のインドはアフリカ連合(AU)を正式メンバーとすることを提案する見通しだ。

 インドはかねて、自国が「グローバルサウス」と呼ばれる新興・途上国の声を代弁すると訴えており、多くの途上国から成るAUの参加をサミットの成果とすることで存在感を誇示し、今後のアフリカへの影響力増大にもつなげたい考えだ。

 モディ首相は8月23日、南アフリカのヨハネスブルクで開かれた新興5カ国(BRICS)首脳会議で「AUのG20正式参加を提案している」と説明。「BRICS各国を含むG20メンバーは皆、この提案を支持するだろう」と自信を示した。

 インド政府によると、モディ氏は関係国首脳にAUの参加に関する書簡を送った。AU加盟国で唯一、G20にも加わっている南アフリカのラマポーザ大統領は、BRICS首脳会議に合わせてモディ氏と会談し、インドの尽力に謝意を伝えた。

 アフリカ諸国は近年、新型コロナウイルス禍で債務危機が顕在化。気候変動やロシアのウクライナ侵攻に伴う食料価格の上昇でも、深刻な打撃を受けている。AUはG20入りによって、こうした懸念を国際社会により強く訴えられるようになると期待する。

 一方、インドの提案はアフリカでの権益を確保する思惑があるともみられている。豊富な資源を抱え「最後のフロンティア」と呼ばれるアフリカを巡っては、大国間の綱引きが活発化。米国や中国は対アフリカ外交を強化しており、ロシアも孤立回避や対米けん制を狙い、7月に「ロシア・アフリカ首脳会議」を開催した。

 インドのジャイシャンカル外相は6月、首都ニューデリーで開かれた催しで、アフリカとの人的・経済的な結び付きを強調。「アフリカの台頭は世界的な秩序再編の鍵だ」と述べた。

 インドにはアフリカを含む多極主義を提唱し、その中で自国の存在感を高める狙いもある。ただ、G20参加国の間ではウクライナ侵攻を巡る米欧とロシアの対立などで不協和音も目立つ。55カ国・地域から成るAUが加わった場合、先進国と新興国が入り交じるG20での合意形成が一段と難しくなる可能性もある。

3304OS5:2023/09/03(日) 13:26:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/63ef62aada093fc51dbc242548c7459880f5cf88「仏軍は出ていけ」 ニジェールで数千人が抗議
9/3(日) 12:16配信


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AFP=時事
ニジェールの首都ニアメーの仏軍が駐屯する基地近くで、仏軍部隊の撤退を求める軍政支持者(2023年9月2日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】西アフリカ・ニジェールの首都ニアメーで2日、旧宗主国フランスの駐留部隊撤退を要求する数千人規模の抗議集会が開かれた。7月にクーデターを起こした軍部隊も仏軍の撤退を求めている。

【写真10枚】仏軍撤退を求めるニジェール軍政支持者

 集会は仏軍駐留に反対する複数の民間団体の呼び掛けに応じ、仏軍駐屯地の近くで行われた。参加者は「仏軍は出ていけ」などと書かれたバナーを掲げていた。ニジェールには約1500人の仏軍部隊が駐留している。

 ニジェールでは軍部隊が7月26日、2年前に民主的な選挙によって選ばれたモハメド・バズム(Mohamed Bazoum)大統領を大統領警護隊が拘束。フランスはバズム氏支持の立場を打ち出しており、軍部隊との関係が急速に悪化している。

 軍部隊は8月3日には、フランスとの軍事協力協定の破棄を通告。その後、シルビアン・イッテ(Sylvain Itte)駐ニジェール大使の国外追放と、同大使の外交特権剥奪を発表している。【翻訳編集】 AFPBB News

3305OS5:2023/09/04(月) 10:12:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/95f944d46d3a97f94b7327cac4e74c62a1c526b8
ナイジェリア、G20入り申請を検討
9/4(月) 6:58配信
時事通信
ナイジェリアのティヌブ大統領(中央)=5月29日、アブジャ(AFP時事)

 【アブジャ・ロイター時事】ナイジェリアの大統領報道官は3日、同国が20カ国・地域(G20)への正式参加の申請を検討していることを明らかにした。

 現在、アフリカのG20メンバー国は南アフリカのみ。

 報道官は声明で「G20正式参加が望ましいが、政府はもたらされる利益とリスクを分析するため広範な協議に着手した」と表明した。ティヌブ大統領は今年のG20議長国インドの招きに応じ、首脳会議(サミット)に出席する。外国からの投資促進や、インフラ向けの国際資本集めが目的という。

3306OS5:2023/09/04(月) 18:16:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/a66c875c2af42a49fed1884d9304bafe7e114a10
バヌアツ首相の不信任確定 後任に元職キルマン氏
9/4(月) 17:45配信

時事通信
 【シドニー時事】南太平洋の島国バヌアツで4日、カルサカウ首相の不信任案可決が確定し、後任にキルマン元首相が選出された。

 バヌアツのメディアが報じた。島しょ地域で米中両国の覇権争いが激しくなる中、親欧米派のカルサカウ氏が失職したことで、外交政策が見直されることになりそうだ。

3307OS5:2023/09/05(火) 08:51:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/a66c875c2af42a49fed1884d9304bafe7e114a10
親欧米派の首相失職 後任にキルマン氏、外交見直しか バヌアツ
9/4(月) 17:45配信


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時事通信
新首相に選出されたバヌアツのキルマン元首相(中央)=2015年9月、パプアニューギニアのポートモレスビー(AFP時事)

 【シドニー時事】南太平洋の島国バヌアツで4日、親欧米派のカルサカウ首相の不信任案可決が法廷で確定し、同首相は失職した。

 これを受け、新首相に野党勢力が推したキルマン元首相が選出された。島しょ地域で米中両国の覇権争いが激しくなる中、首相交代により外交政策が中国寄りに見直される可能性がある。

 バヌアツ国会では8月16日に野党提出の首相不信任案が絶対過半数に満たないとして否決されたが、裁判所は同25日、欠員を除く過半数で可決されたと判定した。首相側は異議を申し立てたものの、裁判所は9月4日に棄却し、可決が確定した。

3308OS5:2023/09/05(火) 18:04:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/0dfc0532b7d1fc3cdcaef5142db5a4e6804211fe
クーデター頻発のアフリカ ガボンで軍幹部が暫定大統領に 野党反発
9/5(火) 17:15配信

朝日新聞デジタル
ガボンの首都リーブルビルで2023年9月4日、暫定大統領への就任を宣誓するヌゲマ氏=ロイター

 クーデターが起きたアフリカ中部ガボンで4日、暫定軍事政権がトップに指名していた国軍幹部のオリギ・ヌゲマ氏が暫定大統領に就任した。国営テレビが伝えた。就任式で演説したヌゲマ氏は「自由で透明性のある選挙」を約束したが、期限は明言しなかった。近年アフリカで相次ぐクーデターでは、軍部が長期暫定政権を築く傾向がある。


 ヌゲマ氏は軍警備隊長を務め、自宅軟禁されているボンゴ大統領のいとこにあたる。AFP通信によると、ヌゲマ氏は、選挙で「権力を市民に取り戻す」と説明し、国民投票で新憲法を定めると宣言。政治犯にされた「良心の囚人」の恩赦や亡命者の帰還にも取り組むとした。選挙の具体的な期限は示さなかった。

 クーデターの直前に大統領の座を争った野党の広報官は英BBCに「ボンゴ氏が打倒されたことは喜ばしい」とした上で、ヌゲマ氏の暫定大統領就任は「不合理だ」と指摘。「国際社会が軍に権力を市民に返すよう求めることを望む」と語った。

朝日新聞社

3309OS5:2023/09/07(木) 21:03:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/890e74973b708ddf49278150044f76c913eb1a7b
メキシコ大統領選、女性対決へ 与党公認に前首都市長選出
9/7(木) 20:34配信


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時事通信
6日、メキシコ市で大統領選挙の公認候補に選出されたクラウディア・シェインバウム前メキシコ市長(AFP時事)

 【サンパウロ時事】メキシコの左派与党「国家再生運動(MORENA)」は6日、来年6月に行われる大統領選挙の公認候補に、クラウディア・シェインバウム前メキシコ市長(61)を選んだと発表した。

 野党連合も女性候補に決めており、同国初の女性元首の座を巡り有力2候補が争う構図が固まった。

 メキシコでは大統領の再選は憲法で禁じられており、与党の公認争いには6人が立候補。ロペスオブラドール大統領の側近シェインバウム氏が先行し、エブラルド前外相らが追う展開となった。世論調査に基づき、最も支持率が高かったシェインバウム氏が公認を勝ち取った。

 同氏は決定を受けた演説で、ロペスオブラドール政権で貧困や不平等が少なくなった一方で、民主主義や自由が浸透したと強調。「失う時間はない。共に働き続けよう」と述べ、現政権の路線継承を訴えた。ロペスオブラドール氏の支持率は6割前後で推移しており、同氏が失速しない限り、シェインバウム氏の当選が有力視される。

 一方、政権奪還を目指す制度的革命党(PRI)など3党で構成する野党連合は、既に保守系の国民行動党(PAN)のソチル・ガルベス上院議員(60)を公認候補に決定した。先住民の血を引くガルベス氏は、麻薬絡みの殺人などの凶悪事件が後を絶たない現状を踏まえ、現政権の治安対策を批判している。

3310OS5:2023/09/10(日) 22:02:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/8aef0f8ded48511d0e23032c023d42ea4e2afc79
モルディブ大統領選、決選投票へ 得票トップのマレ市長と現職
9/10(日) 9:40配信

共同通信

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モルディブ大統領選で投票したムイズ氏=9日、マレ市(ロイター=共同)

 【バンコク共同】インド洋の島国モルディブで9日行われた大統領選は開票が進み、地元メディアは同日、暫定集計の結果、立候補した8人全員が有効票の過半数を獲得できず、得票がトップの首都マレ市長ムイズ氏(45)と、現職ソーリフ氏(61)の上位2人による決選投票が30日に行われる予定だと報じた。

 ムイズ氏は、中国寄りで脱インドを訴えるヤミーン前大統領が支援している。ムイズ氏が勝利すれば、政権交代で親中国に揺り戻しされる可能性があり、海洋進出を進める中国を抑え込みたい日米印が注視している。

 上位2人の得票率は、野党のムイズ氏が約46%で、与党のソーリフ氏が2位の約39%だった。

3311OS5:2023/09/10(日) 22:03:13
https://nordot.app/1073333166981513678?c=8999223002885980167
【モロッコ地震】静かな夜一変、悲鳴こだま 北國新聞社記者ルポ
2023/09/10
  ●初の海外取材で被災 世界遺産の街並み、粉々に

 【マラケシュ=古府(ふるこ)拓也】泣きじゃくる女性やはだしの男性。パトカー、救急車のサイレンが響き渡る。初の海外取材で遭遇した大地震で静かな夜は一変した。

 マラケシュには、白山手取川ジオパーク(白山市)に対し、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界ジオ認定証が交付される国際会議を取材するため、「白山手取川訪問団」とともに訪れていた。

 マラケシュ中心部にあるホテル4階の部屋の壁がミシミシと音を立て、冷蔵庫や電子レンジが倒れんばかりに左右に動いた。日本のような耐震設計はされていないだろうから、倒壊するのではと気が気でなかった。


 部屋のドアを開けると、壁にはひび割れがいくつも入り、しっくいがぽろぽろと落ちていた。階段を駆け降りると、同じホテルに泊まっていた白山市の田村敏和市長を玄関前で見つけた。「驚いて目が覚めた。着の身着のまま部屋を飛び出した」と言う市長の顔はこわばっていた。しばらくして訪問団7人全員の無事が分かり、ほっとした。

 マグニチュード(M)は6.8。モロッコでM5以上の揺れは異例だという。池元勝市議会副議長は「モロッコは地震が少ないと、昼間、話していたばかりだったのに」と青ざめた。今年5月、珠洲市を襲った地震はM6.5だったから、規模的にはそれほど変わらないが、ここまで被害が大きくなったのは建物の構造上の違いだろうか。

 路上はホテルや飲食店から出てきた人であふれ、スマホの画面を見つめている。国際会議の真っ最中でアジア、欧米などの外国人も多くいた。


 一夜明けて、屋外のベンチや芝生広場で眠れぬ夜を過ごした人の表情には疲れの色がにじんでいた。世界遺産に登録されている旧市街に足を運んでみた。建物の外壁とみられるコンクリートの塊があちこちに転がっている。高さ5メートルほどの壁が崩落した現場では男性が立ち尽くしていた。

 旧市街地の宿泊施設にいたMine秋吉台ジオパーク推進協議会事務局(山口県美祢市)の小原北士さん(34)は、「揺れた直後、外から悲鳴がこだまのように聞こえた。外に出ると住宅の壁が粉々に崩れていた」と話した。

 白山手取川ジオに世界ジオ認定証が交付される国際会議は日本時間の10日、予定通り開かれる。

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3312OS5:2023/09/10(日) 22:18:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/5684cdf0e7dbba5346a6a9262e406f759cdcdf97
モロッコ地震 建物の耐震化進まず被害拡大か 2000人超死亡
9/10(日) 17:42配信
毎日新聞
地震の後、がれきの中を歩いて避難する住民ら=モロッコ・マラケシュ郊外で2023年9月9日、AP

 北アフリカ・モロッコで8日深夜(日本時間9日朝)に発生した地震は内陸直下型地震で、これまでに2000人以上が死亡したと伝えられている。専門家によると、発生した地域は地震活動がそれほど活発ではなく、建物の耐震化が進んでいなかったことで被害が拡大している可能性があるという。


 米地質調査所(USGS)によると、この地震の震源はモロッコ中部の内陸部で、震源の深さは約26キロ。地震の規模を示すマグニチュード(M)は6・8。モロッコでは1960年、南西部で発生した地震で1万2000人以上が犠牲となったが、今回の被害は、60年の地震以降で最大だという。

 香川大の金田義行特任教授(地震学)によると、震源はユーラシアプレート、アフリカプレートという2枚のプレート(岩板)の境界周辺とみられ、地震が起こりうる地域ではあるが「現在、地震活動が活発な場所ではない」という。USGSによると、今回の震源から500キロ以内の地域では1900年以降、M5以上の地震が9回あったが、今回までM6を超える地震はなかった。

 金田さんは「報道による映像を見る限り、建物が密集しているうえに古い建物が多く、地震に対して脆弱(ぜいじゃく)に見える。深夜の地震であったことに加え、大きな地震が少ない地域だったため、建物の耐震化や住民の防災への備えが進んでいなかったことが、被害を大きくした可能性がある」と指摘する。【山口智】

3313OS5:2023/09/11(月) 08:10:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/537aace9b0948baa7d4fee15f886e3991f1c3396
中露欠席、G20サミットに形骸化の懸念 首脳宣言で結束演出
9/10(日) 19:36配信

毎日新聞
主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)の国際メディアセンター=ニューデリーで2023年9月8日、浅川大樹撮影

 インドで開かれた主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)は、首脳宣言を何とかまとめて「結束」を演出したものの、中国の習近平国家主席とロシアのプーチン大統領が欠席し、世界の分断が緩和されたとは言い難い。


 今回、ウクライナ侵攻を続けるロシアが2年連続で首脳の参加を見送ったのに加え、中国も2008年にG20サミットが始まって以来初めて国家主席が参加しなかった。今年8月の新興5カ国(BRICS)首脳会議には習氏が対面で、プーチン氏はオンラインで参加したのとは対照的だ。

 中国側はG20サミット不参加の理由を説明していないが、国境紛争を抱える議長国インドとの関係悪化が影響したとの見方がある。

 中国はリーマン・ショックを機に始まったG20サミットを、国際社会で存在感を高める舞台として重視してきたが、ウクライナ侵攻以降はロシア寄りの自国に西側諸国が圧力をかける事態を警戒し「G20は地政学的問題を議論する場ではない」と反発していた。李強首相は9日の会合で「分裂ではなく団結、対立ではなく協力が必要だ」と述べ、気候変動問題も含め立場を異にする西側諸国をけん制した。

 習指導部は欧米中心の国際秩序に対抗する姿勢を鮮明にしており、今後は自国が主導するBRICSや上海協力機構(SCO)などの新興・途上国の枠組みをより重視する可能性がある。中露首脳の不在が続けば、G20の形骸化が懸念される。【北京・河津啓介】

3314OS5:2023/09/11(月) 13:25:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/958fd7f12848d7fcfc81402e15f5f8734a90b211
突然の首脳宣言合意 日本政府関係者「聞いてない」「ふざけるな」
9/11(月) 5:30配信

毎日新聞
議長国としてG20サミットの会合に出席するインドのモディ首相=ニューデリーで2023年9月9日、AP

 それは世界中の報道関係者だけでなく、参加国関係者にとっても突然の知らせだった――。


 10日閉幕した主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)では、採択が危ぶまれていた首脳宣言が初日の討議の途中に発表されるという異例の展開で、日本政府も対応に追われた。

 「我々のチームの懸命な努力と皆さんの協力のおかげで、首脳宣言で合意に到達することができたという良いニュースがたった今入った」

 9日午後3時半(日本時間同日午後7時)ごろ、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」や健康などを討議する会合の冒頭、インドのモディ首相は突然、首脳宣言が採択されたと宣言した。

 その同時刻、サミット会場近くのニューデリー中心部にあるホテルの会議室では、日本の外務省が同行記者に、岸田文雄首相の発言内容を説明していた。

 モディ氏の発言の真偽を確かめると、外務省幹部は「発言を聞いていないので知らない。少なくとも、私がここに来るまではまとまっていなかった」と驚いた表情で話した。

 ある交渉関係者は「首脳声明に合意したなんて一切聞いていない。対外発信の前に、(G20メンバーである)我々には知らせてほしい」と話した。そして一言、「驚いた。ちょっとふざけるなという感じだ」とこぼした。

 G20サミットなどでは、外務省が首脳宣言の発表と同時に日本語の仮訳を公表することが多い。外務省はインドの宣言公表後、記者向けに説明の機会を設けたが、配布したのはポイントをまとめた資料だけで、ドタバタぶりを示す形となった。【ニューデリー浅川大樹】

3315OS5:2023/09/12(火) 19:30:30
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023091100941&amp;g=int
強まる途上国の存在感 機能不全脱却へ正念場―G20サミット
2023年09月12日07時38分

20カ国・地域首脳会議(G20サミット)=9日、インド・ニューデリー(AFP時事)
20カ国・地域首脳会議(G20サミット)=9日、インド・ニューデリー(AFP時事)


 10日閉幕した20カ国・地域首脳会議(G20サミット)は、食料・エネルギー価格の高騰で困窮する途上国への支援強化を打ち出した。議長国インドが主導したアフリカ連合(AU)の加盟も決まり、世界経済の中で新興・途上国の存在感は一段と増した。ロシアのウクライナ侵攻を巡る溝を埋められないまま新メンバーを迎えたG20は、機能不全を脱却し、成長が鈍化した世界経済を回復軌道に導く処方箋を示せるのか正念場が続く。
ロシア非難抑え首脳宣言採択 習氏とプーチン氏欠席―印でサミット、AU加入も決定・G20

 「食料やエネルギーの課題に対し、具体的な解決策を講じなければならない」。インドのモディ首相は初日討議の冒頭、途上国が直面する危機を乗り越えるため、各国に団結と協力を呼び掛けた。
 途上国は今、さまざまな問題を抱えている。気候変動に伴う干ばつや洪水による食料不安は、黒海経由でウクライナ産小麦を輸出する国際合意からロシアが離脱したことで、深刻度を増す。巨大経済圏構想「一帯一路」を掲げる中国の過剰なインフラ融資によって膨らんだ債務の返済にも苦しむ。
 インドは今回、議長国の立場を生かしてG20の討議に「途上国の声」を反映させることに腐心した。最貧困国を多く抱えるAUのG20加盟を提案したのもその一環。先進国から経済支援を引き出し、「グローバルサウス」と呼ばれる新興・途上国のリーダーだとアピールすることに成功した。AU加盟や支援強化に同調した先進7カ国(G7)には、覇権主義的な動きを強める中国に対抗する狙いも透ける。
 ロシアの侵攻に対する立場の違いから採択が危ぶまれた首脳宣言は、食料・エネルギー高騰や温室効果ガスの排出量増加などを例に挙げて「世界経済の成長と安定に逆風が続いている」と懸念を表明。これらの課題を解決するため、「最も脆弱(ぜいじゃく)な人々を保護するために的を絞った財政支援」などの支援策を並べた。
 これまで一度もなかった首脳宣言の採択見送りという事態を回避したとはいえ、参加国の分断は続いている。AU加盟により、さらに意見集約が難しくなる恐れもある。米欧の利上げ長期化や中国の景気減速などで世界経済が下振れすれば、途上国がそのしわ寄せを受けることになり、G20が結束を取り戻せるかが問われる。

3316OS5:2023/09/13(水) 08:17:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/bd5a4db086df4616a02bf167786fa3b3dbda69cb
国が分断、「癒えぬ心の傷」 軍事クーデターから半世紀 チリ
9/13(水) 7:14配信

時事通信
アジェンデ大統領が立てこもる大統領府を包囲するチリ軍の反乱部隊=1973年9月、サンティアゴ(AFP時事)

 【サンパウロ時事】南米チリのアジェンデ政権が1973年に軍事クーデターで崩壊してから11日でちょうど半世紀を迎えた。

 続くピノチェト軍事政権下では反政府派などの約4万人が弾圧を受けた。クーデターの功罪について国は分断したままで、チリの人々が負った心の傷は今も癒えていない。

 70年に発足したアジェンデ政権は、社会主義政権として世界で初めて民主的に選ばれた。しかし、企業の国有化などを進めたことに保守派らが反発。社会主義の広がりを警戒する米国がチリ経済の混乱を画策し、中央情報局(CIA)が資金面などで後押しする形でクーデターが発生した。権力を掌握したピノチェト将軍は思想統制を徹底し、ピノチェト軍政は90年の民政移管まで続いた。

 左派のボリッチ現大統領は11日、首都サンティアゴで開かれた式典で演説し「クーデターはその後に起きたことから切り離せない。それは、人権の侵害だ」と訴えた。式典には、メキシコのロペスオブラドール大統領やコロンビアのペトロ大統領ら中南米の左派政権首脳も招待された。

 3月に実施された世論調査によると、クーデターが果たした役割に関し「民主主義の破壊」と批判的に回答した人は42%だった。これに対し「マルクス主義からの解放」とクーデターを肯定した人も36%に上った。軍政下では、規制緩和や民営化など「新自由主義」に基づく経済改革が行われ「チリの奇跡」と呼ばれる成長を果たした。

 軍政下で殺害されるか行方不明となった人は約3200人に上る。チリ政府は8月、1000人を超える不明者の消息を追跡するプロジェクトを発表した。

 チリの現憲法は、軍政時代の80年に制定された。新憲法草案の是非を問う国民投票が昨年9月に行われたが、左派主導でまとめられた内容への不満が高まり、反対多数で否決されている。

3317OS5:2023/09/13(水) 09:26:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/ba8bb92b5ae7357cbff6bdabdd6fa1ff1d5aba8e
モロッコ 旧宗主国フランスの支援拒絶か 緊張関係露呈
9/13(水) 8:30配信
産経新聞
【ベルリン=板東和正】北アフリカのモロッコ中部で8日深夜に起きた地震を巡り、旧宗主国のフランスが申し出た支援をモロッコが受け入れない状態が続いている。フランスが近年、不法移民対策としてモロッコを対象に査証(ビザ)の発給を制限したことなどから両国の関係は冷え込んでいた。モロッコの震災を受け、両国の緊張関係が改めて露呈した形だ。

フランスのマクロン大統領は9日、ツイッターで、モロッコで起きた地震を受け「私たちは打ちのめされている」と表明。支援の用意があると強調した。

ただ、欧州メディアによると、マクロン氏は地震発生時にフランスに滞在していたモロッコの国王ムハンマド6世に支援する意向を伝えたが、公式的な返事はなかった。モロッコは11日時点で英国やスペインなどからの援助を受け入れたが、英紙テレグラフによると、ムハンマド6世はフランスの支援を拒絶している。フランスの歴史学者、ピエール・ヴェルメレン氏は両国間の冷え込みを示す「明確な政治的なサインだ」と指摘した。

フランスは1907年にモロッコに軍事侵攻し、その後に植民地化した。モロッコは56年に独立を果たした。フランスはモロッコの独立後、良好な関係を築いてきたが、2021年9月、不法移民対策としてモロッコなどを対象にビザの発給を半減させる方針を決定。モロッコはフランスに強く抗議した。同年にはモロッコがマクロン氏の電話を盗聴しようとしていた疑いも浮上し、両国の関係は緊張状態に陥った。

フランス政府がモロッコが主張する西サハラの領有権を正式に認めていないことも両国の関係悪化の要因になっており、マクロン氏のモロッコ訪問は何度か延期されている。

モロッコ政府の高官は欧州メディアに「協調の欠如は逆効果になりかねないため、援助要請を見極めている」と述べた。

一方、フランス政府はモロッコとの外交的な緊張を沈静化させようと躍起だ。コロナ仏外相は11日、モロッコがフランスに支援を求めるかは「モロッコが決めることだ」と指摘。支援の受け入れを巡り両国の関係が議論される状況に「見当違いの論争だ」とクギを刺した。

3318OS5:2023/09/13(水) 10:49:49
https://www.asahi.com/articles/ASR9D64YZR9DUHBI028.html
リビアの洪水、1万人超が不明か 東部の都市は「街の25%消失」
有料記事

カイロ=武石英史郎2023年9月12日 20時50分
 北アフリカのリビア東部で10〜12日、大雨による大規模な洪水が起き、多数の犠牲者が出ている。ロイター通信によると、国際赤十字赤新月社連盟のリビア代表は12日、オンライン会見で「行方不明者が1万人に達した」と述べた。


 東西に分裂しているリビアの二つの政治勢力のうち、東部を拠点とする政府のアブドルジャリル保健相は12日、地元テレビに「3千人が死亡し、数千人が行方不明だ」と語り、国際社会に支援を求めた。リビアでは行政機能が限定的なうえ、現地の道路も寸断され、正確な被害の把握が難しくなっているとみられる。

「遺体はあらゆる所に」
 被害が最も大きいとされるの…


https://news.yahoo.co.jp/articles/5f7332f780f67782c224c5116105f79e6c51a2a4
リビア洪水、死者5200人に 「ストーム・ダニエル」でダム決壊か
9/13(水) 7:53配信

朝日新聞デジタル
リビア東部デルナで2023年9月12日、強力な嵐と大雨の影響で破損した車=ロイター

 北アフリカのリビア東部で大雨によって起きた大規模な洪水で、地元当局の報道官は12日、死者数が、地中海沿いの都市デルナで5200人に達したと発表した。このうち1300人は家族が身元を確認した後、すでに埋葬されたという。現地メディアのリビアオブザーバーが伝えた。


 被害が最も大きいとみられるデルナでは、ギリシャやトルコにも被害をもたらした「ストーム・ダニエル」と呼ばれる暴風雨により、市街地の上流にある二つのダムが決壊した。リビアオブザーバーによると、地元当局の報道官はデルナだけで5200人が死亡し、同市の死者数は最終的に1万人を超えるとの見通しを示したという。

 報道官は、デルナには洪水で海に流された遺体が多数あると指摘。「トルコやアラブ首長国連邦(UAE)、エジプトから派遣された救援チームが、遺体を回収する作業に当たっている」と述べた。

朝日新聞社

3319OS5:2023/09/13(水) 10:51:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/05ee94ecd3a2cb2ccf92366bfb7428cf0eb044ff
支援物資、輸送本格化 被災地に「怒り」も モロッコ地震
9/12(火) 21:36配信


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時事通信
モロッコ中部ハウズ県ティジェヒシュトで崩れた集落の中を歩く住民=11日

 【ハウズ時事】北アフリカのモロッコで8日に起きた大地震で、山岳地帯のため救助活動が難航し、被害が深刻な中部ハウズ県では12日、被災現場に向けた支援物資の輸送が急ピッチで行われていた。

 しかし、一部では物資確保が困難な場所もあり、被災地には怒りも広がっている。

 ハウズ県の山麓の町タハナウトは、物資の集積拠点となっており、全土から来たトラック数十台が路肩で待機していた。北部テトワンから16時間かけて水や食料を運んだドライバーのベンアイシャ・アブデリラさん(43)は、「みんな家族のようなものだ。支援に関われてとても幸せだ」と語った。

 ただ、震源に近い山奥の集落ティジェヒシュトでは、「政府から見捨てられた」と住民が憤りをあらわにしていた。各地から寄せられた支援物資を住民らが運んでいるが、落石で道路は寸断。車が通れる最寄りの集落から片道2時間の山道を往復しなければならず、当局の支援なしでは住民約700人分の食料を確保するのには無理がある。

 捜索隊も来ず、自ら救出活動を実施。10日中に全ての捜索を終え、17人の死亡を確認した。

 アーモンド栽培などで生計を立てる住民のドリス・アグゾルさん(43)は11日、看護師2人が来たが、「今まで当局は一度も姿を現さない」と怒りを爆発させた。集落から退避しようにも「どこに行けばいいんだ」と途方に暮れていた。

 弟と妹を失ったアブデライリ・イドマンスールさん(18)も「今感じるのは、怒りだ」と悲しそうな目で語った。

3320OS5:2023/09/13(水) 10:52:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/48191e1d702a9182485593c8fe3a2c8d6d083906
泥れんがの住宅崩壊 捜索難航、「発生後72時間」経過 モロッコ地震
9/12(火) 20:45配信


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時事通信
11日、モロッコ中部マラケシュ南方の村で、崩壊した建物の上を歩く住民(EPA時事)

 【ハウズ(モロッコ)時事】モロッコ中部を襲った地震は12日、発生から5日目を迎えた。

 ロイター通信によると、12日午後時点で少なくとも2901人が死亡した。震源となったアトラス山脈の山あいでは、耐震性に欠ける泥れんがなどで造られた伝統的な住宅が多い。被災地では崩壊した建造物が目立ち、捜索は難航している。

 モロッコは長く大きな地震を経験しておらず、地震のリスクを考える人はほとんどいなかったもようだ。ロイターによると、泥れんがや石で造られた住宅は、住民が大工の手を借りずに自ら建てたものが多く、建造から数百年たっている例も珍しくない。

 崩れやすい建物のせいで犠牲者が多くなり、生存者の救出も困難にしている。軍の救助関係者は、ロイターに「壁や屋根の大半が崩落してがれきと化し、空気の隙間も残さずに中に居た人をのみ込んでいる」と指摘した。

 生存の可能性が急激に下がるとされる「発生後72時間」は11日深夜(日本時間12日朝)に経過した。スペインや英国、カタールなど海外の救助隊も現地で支援している。

3321OS5:2023/09/13(水) 21:16:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/aa301f6d8b36363ab8858b73614e4e6d77e1cb1f
NZ野党、政権奪還へ攻勢 総選挙まで1カ月、経済争点に
9/13(水) 20:35配信


時事通信
ニュージーランド最大野党・国民党のラクソン党首=1月24日、同国北島ラタナパ(EPA時事)

 【シドニー時事】10月14日投開票のニュージーランド(NZ)総選挙まで1カ月となった。

 支持率で先行する中道右派の最大野党・国民党が6年ぶりの政権奪還へ攻勢をかけ、中道左派の与党・労働党は防戦に必死だ。インフレと景気後退で経済政策が最大の争点となり、論戦が激しさを増している。

 ラジオNZ集計の平均支持率は、国民党が37.6%で、労働党の27.4%をリード。自由主義を唱えるACT党が12.5%、環境政党の緑の党が12.3%で続く。一院制議会の基本定数は120。比例代表で全体の議席配分が決まる小選挙区比例代表併用制のため、どの党も単独で過半数を制するのは難しい情勢だ。国民党は政策的に近いACT党との連立を視野に入れる。

 NZの国内総生産(GDP)は昨年10月から2四半期連続のマイナス成長で、物価と金利の上昇が家計を圧迫している。NZ航空の最高経営責任者(CEO)から政界に転じた国民党のラクソン党首は「労働党政権の経済失政が現状を招いた」と批判。大型減税や道路建設などインフラ投資を公約の柱に据えて経済再生を訴える。

 これに対し、ヒプキンス首相率いる労働党は中低所得者支援を重視し「国民党のやり方は家計支援を危うくする」と反論。青果物の消費税免除や歯科治療の無償化を打ち出した。だが、国民的人気の高かったアーダーン前首相の下で圧勝した2020年の前回選挙と打って変わり、不祥事による4閣僚辞任で支持が低迷している。

 ACT党は歳出の無駄削減、緑の党は再生エネルギー拡大を主張。先住民政党のマオリ党、保守のNZファースト党も候補を立てている。

3322OS5:2023/09/13(水) 22:34:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/77a2b2d9c82e05ae367f1c4668302a2ee644360a
マクロン仏大統領、モロッコとの分断招く議論批判 地震支援めぐり
9/13(水) 20:46配信

AFP=時事
地震の被害を受けたモロッコ・アミズミズ近郊の集落で、がれきの横でひざまずき祈りをささげる男性(2023年9月12日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】フランスのエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領は12日夜、モロッコ地震をめぐり、被災者支援に絡めて両国関係を議論するのは終わりにすべきだと訴えた。

 モロッコは現時点で、旧宗主国フランスからの支援の申し出を受け入れていない。

 専門家の間では、モロッコが2021年から断交している隣国アルジェリアにフランスが接近していることに、モロッコ側が不満を抱いているとの見方が出ている。

 マクロン氏はX(旧ツイッター〈Twitter〉)に投稿した動画の中で「言うまでもなく、国際支援の調整はモロッコ国王(モハメド6世〈Mohammed VI 〉)と政府が完全な主権をもって決めることであり、われわれは先方の主権的な選択に応える用意がある」と述べた。

 その上で、「分断を招き、既に悲劇的な現状をさらに複雑にするような議論は、全ての人に対する敬意の念を表して終わりにできればと願う」と語った。

 モロッコは10日、スペイン、英国、カタール、アラブ首長国連邦(UAE)の支援申し出を受け入れたと発表。

 一方、モロッコ政府から直接の支援要請を受けていないフランスは11日、以前からモロッコ国内で活動している複数の援助団体に500万ユーロ(約7億9000万円)の資金提供を行うと表明した。

 当局によると、今回の地震による死者は2900人以上に上っている。【翻訳編集】 AFPBB News

3323OS5:2023/09/14(木) 20:03:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/aa301f6d8b36363ab8858b73614e4e6d77e1cb1f
NZ野党、政権奪還へ攻勢 総選挙まで1カ月、経済争点に
9/13(水) 20:35配信
時事通信
ニュージーランド最大野党・国民党のラクソン党首=1月24日、同国北島ラタナパ(EPA時事)

 【シドニー時事】10月14日投開票のニュージーランド(NZ)総選挙まで1カ月となった。

 支持率で先行する中道右派の最大野党・国民党が6年ぶりの政権奪還へ攻勢をかけ、中道左派の与党・労働党は防戦に必死だ。インフレと景気後退で経済政策が最大の争点となり、論戦が激しさを増している。

 ラジオNZ集計の平均支持率は、国民党が37.6%で、労働党の27.4%をリード。自由主義を唱えるACT党が12.5%、環境政党の緑の党が12.3%で続く。一院制議会の基本定数は120。比例代表で全体の議席配分が決まる小選挙区比例代表併用制のため、どの党も単独で過半数を制するのは難しい情勢だ。国民党は政策的に近いACT党との連立を視野に入れる。

 NZの国内総生産(GDP)は昨年10月から2四半期連続のマイナス成長で、物価と金利の上昇が家計を圧迫している。NZ航空の最高経営責任者(CEO)から政界に転じた国民党のラクソン党首は「労働党政権の経済失政が現状を招いた」と批判。大型減税や道路建設などインフラ投資を公約の柱に据えて経済再生を訴える。

 これに対し、ヒプキンス首相率いる労働党は中低所得者支援を重視し「国民党のやり方は家計支援を危うくする」と反論。青果物の消費税免除や歯科治療の無償化を打ち出した。だが、国民的人気の高かったアーダーン前首相の下で圧勝した2020年の前回選挙と打って変わり、不祥事による4閣僚辞任で支持が低迷している。

 ACT党は歳出の無駄削減、緑の党は再生エネルギー拡大を主張。先住民政党のマオリ党、保守のNZファースト党も候補を立てている。

3324OS5:2023/09/15(金) 16:23:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/942bb5cc149dfb21f6da0027ddabbdff10538462
右派候補大躍進に左派危機感 大統領選挙迫るアルゼンチン
9/15(金) 15:11配信
ブエノスアイレス、アルゼンチン、9月15日 (AP) ―10月22日に大統領選挙を控えるアルゼンチンで8月に行われた予備選挙では、右派のポピュリストであるハビエル・ミレイ候補(52)が、大方の事前予想を覆す形でトップに躍り出た。
 同候補の躍進に危機感を抱いた社会組織や左派政党が9月14日、首都ブエノスアイレスでミレイ候補に反対する街頭デモを行った。
 数千人のデモ参加者が市内の「5月広場」まで行進し、政府の経済調整政策や公的医療・教育制度に対するミレイ候補の政策に反対する声明を読み上げた。
 中央銀行を廃止し、自国通貨をドルに置き換えると主張する反体制保守派のミレイ候補は、8月13日に実施された予備選挙で最多票を獲得し、同国の政治体制に衝撃を与えた。
 予備選挙では、野党主要ブロックが28%、現在の連立与党が27%だったのに対し、ミレイ候補は30%の票を獲得した。
 アルゼンチンは年間100%を超えるインフレ、貧困の増加、急激な通貨安に苦しんでおり、ミレイ候補はまずペソを米ドルに置き換えるよう訴え、広く支持を集めている。

(日本語翻訳・編集 アフロ)

3325OS5:2023/09/19(火) 12:54:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/5464e45b5d40c3a30f5b22e236a49e5951521870
インド外交官を追放 シーク教指導者殺害に関与か カナダ
9/19(火) 9:12配信


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時事通信
カナダのトルドー首相=10日、ニューデリー(AFP時事)

 【ニューヨーク時事】カナダのトルドー首相は18日、西部バンクーバー郊外で6月にシーク教指導者の男性が殺害され、事件にインド政府が関与したとみて調査を始めたと下院に報告した。

 ジョリー外相も、関連が疑われるカナダ駐在の外交官1人を追放したと明らかにした。カナダのメディアなどが報じた。

3326OS5:2023/09/19(火) 20:43:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/3908dfb36a78cd29f38afc023dd27a74fdb8ade7
カナダとインド、対立激化 両国が外交官追放 シーク教指導者殺害で
9/19(火) 18:01配信
毎日新聞
殺害されたシーク教指導者の顔写真をあしらった横断幕=カナダ西部ブリティッシュコロンビア州で2023年9月18日、AP

 カナダのトルドー首相は18日、シーク教指導者のカナダ国籍の男性が6月に殺害された事件に、インド政府の工作員が関与した可能性があると述べた。インド外務省は「根拠のない主張だ」と全面的に否定。カナダ政府がインド人外交官を追放すると発表したのに対し、インド政府も19日にカナダ人の上級外交官を追放すると表明し、両国関係の悪化が懸念されている。


 ロイター通信によると、男性は6月18日にカナダ西部ブリティッシュコロンビア州で銃殺された。男性はインド北部パンジャブ州でシーク教徒の国家設立を目指す運動を支持。インド政府は2020年、テロリストに指定していた。

 トルドー氏は今月18日の議会で、インド政府の工作員が男性の殺害に関与したとの「信用できる」情報をカナダ治安当局が入手し、捜査していると述べ、「許しがたい主権の侵害だ」と主張。9、10日の主要20カ国・地域(G20)首脳会議で訪印した際、モディ首相にも直接、懸念を伝えたという。

 これに対してインド外務省は19日、「インド政府がカナダで暴力行為に関与したとする主張はばかげている」と反論する声明を発表。インドは民主国家であり、法の支配に基づいていると主張した。また、カナダ人外交官の追放については「反インド活動に関わっている」と指摘した。

 カナダには多くのインド系カナダ人のシーク教徒が暮らしている。シーク教徒による独立国家を支持するデモが開催され、当局は神経をとがらせていた。両国は貿易協定の締結に向けた交渉を進めていたが、カナダ側は今月に入って、交渉を一時停止したと発表。今回の問題で両国間の緊張がさらに高まる恐れがある。【ニューデリー川上珠実】

3327OS5:2023/09/22(金) 20:47:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/62055aee7ff8171d5a9c5147e7d73351f3c83fb6
バヌアツ首相、米との会議欠席か 親中派、国会日程理由に
9/22(金) 19:35配信


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時事通信
バヌアツのキルマン首相(中央)=2015年9月、ポートモレスビー(AFP時事)

 【シドニー時事】南太平洋の島国バヌアツのキルマン首相が、25日にワシントンで開催される米国と太平洋島しょ国との首脳会議に欠席する方向となった。

 ロイター通信が22日、バヌアツ当局者の話として伝えた。国会日程の都合を理由としている。

 バヌアツでは今月4日、親米派のカルサカウ前首相が不信任決議で退陣に追い込まれ、中国寄りとされるキルマン氏が新首相に選出された。バヌアツ国会は25日にカルサカウ氏の議員停職処分を審議する予定で、首相を含む全議員の出席が求められているという。

3328OS5:2023/09/25(月) 18:54:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/79dbcdf3cf09d8cf89e11639d1f7b609d2b1d119
「反中」候補がリード 経済危機、新たな政治求める アルゼンチン大統領選まで1カ月
9/23(土) 20:33配信
時事通信
アルゼンチン大統領選の集会で、パフォーマンスでチェーンソーを掲げる候補者のハビエル・ミレイ下院議員(中央)=12日、ブエノスアイレス近郊(AFP時事)

 【サンパウロ時事】10月22日に投開票が行われる南米アルゼンチン大統領選まで1カ月を切った。

 8月の予備選で躍進した独立系右派のハビエル・ミレイ下院議員がリードを維持し、与野党二大勢力の候補者2人と競り合う展開。国が経済危機に見舞われる中、ミレイ氏の訴える経済・通貨の「ドル化」や「反中」などの過激な主張が、新たな政治を求める有権者の心をつかんでいる。

 「既存の政治におさらばだ」。ミレイ氏は今月半ば、首都ブエノスアイレス近郊などで行った運動で、チェーンソーを頭上に掲げ、支持を訴えた。歴代政権の大盤振る舞いで悪化した財政に切り込み、小さい政府を目指す意図を込めたものだ。こうした「劇場型政治」は、同氏が政治的に称賛するトランプ前米大統領を連想させる。

 コンサルタント会社アナロヒアスの世論調査によると、ミレイ氏の支持率は31%で首位。特に29歳までの若年層では40%と人気が高い。与党連合のセルヒオ・マサ経済相は28%、野党連合のパトリシア・ブルリッチ元治安相は21%にとどまる。

 ミレイ氏は、中央銀行を解体して通貨ペソを廃止し、ドルを自国通貨にすると主張している。物価高騰が慢性化しているアルゼンチンでは最近、インフレ率が年100%を突破。ペソも急落しており、国民の約4割が貧困にあえぐ。世界の基軸通貨の力を借りて経済の安定化を目指す考えだが、専門家からは課題を指摘する声も聞こえる。

 ミレイ氏は米保守派の論客タッカー・カールソン氏とのインタビューで、社会主義を批判。自由や民主主義を守るとし、「(大統領になれば)中国とは取引しない」と強調した。今月半ばにX(旧ツイッター)に投稿されたインタビュー動画の再生回数は既に4億回を超え、世界的な関心の高さが浮き彫りとなった。

 マサ氏は減税などを打ち出し、票の掘り起こしに躍起。ブルリッチ氏は与党の政策を批判するが、いずれも決定力を欠く。1回の選挙で当選者が決まるには少なくとも40%の得票率が必要で、決着は11月の決選投票に持ち込まれる公算が大きい。

3329OS5:2023/09/25(月) 19:07:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/96f745350548520e60ba416175357e0af090e8c4
リビア洪水2週間、被害全容見えないまま…被災者「国家分裂が招いた人災だ」
9/25(月) 6:41配信
読売新聞オンライン
21日、リビア東部デルナで、自宅の片付けに追われる被災者=ロイター

 【カイロ=田尾茂樹】北アフリカ・リビア東部に甚大な被害をもたらした大規模洪水は、24日で発生から2週間となった。被害の全容は依然見えず、汚染された水による疫病の感染拡大が懸念されている。被災者は内戦による国家分裂状態が招いた「人災」と訴えている。



決壊ダム 内戦で改修放置
 「50メートル先で友人が車ごと濁流にのまれて流されたのに、何もできなかった。彼を裏切ったような思いだ」。最も被害が深刻な東部デルナの弁護士アフマド・アデルさん(45)=写真、本人提供=は電話取材に絞り出すような声で話した。

(写真:読売新聞)

 洪水は、10日にリビアを襲った記録的な大雨で、人口約10万人のデルナの上流にあるダム2基が決壊して起きた。街のやや高い位置に住んでいたアデルさんは激流が来る前に家族で脱出し、近郊の街で避難生活を送っている。「人も車も家も次々流され、逃げる時、あちこちから叫び声が聞こえた」。多くの親戚や友人の行方は今も分からないという。

 2基のダムは長年、決壊の危険性が指摘され、2012〜13年には改修予算が確保されたが、内戦で実施されずに放置されてきたという。「人災だ。内戦に金を使うのでなく、人命を守るために、もっとやるべきことがあった」と憤る。

 世界保健機関(WHO)は22日、洪水の死者は4014人、行方不明者は8500人以上と発表した。被害の全体像は、今なお把握が困難な状況だ。

 国連人道問題調整事務所などによると、避難者は4万3000人を超え、道路や橋の寸断で支援物資は不足している。汚染された水で感染症を患った例が150件報告され、今後急増する可能性があるという。内戦で仕掛けられた爆発物が散乱する恐れもある。

 リビアは11年のカダフィ独裁政権崩壊後、内戦となった。国際社会が承認する西部の首都トリポリの暫定政権、東部ベンガジを拠点とする「リビア国民軍」を主体とした東部政権に分断されている。

 暫定政権は東部支援を表明するが、連携不足で復旧作業や援助は滞っている。AFP通信によると、デルナで被災者の抗議デモが起き、東部政権は通信遮断で情報統制を図っている。

 両政権は20年、統一政権樹立に向け、翌年の大統領選・議会選実施で合意したが、双方の主導権争いで実現のめどは立たない。ともに洪水を理由として選挙をさらに先送りし、分断が続くとの見方が強い。

3330OS5:2023/09/25(月) 19:09:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/12750ad66749dab3738db1e96a595fe25df53090
モラレス元大統領が出馬表明 ボリビア、25年選挙に
9/25(月) 14:42配
共同通信
ボリビアのエボ・モラレス元大統領=2019年11月(ゲッティ=共同)

 【サンパウロ共同】南米ボリビアの左派エボ・モラレス元大統領は24日、2025年の大統領選への出馬をX(旧ツイッター)で表明した。モラレス氏は19年の大統領選で4選の勝利宣言をしたが、不正疑惑と抗議デモを受けて辞任した。

 モラレス氏は同国初の先住民出身大統領として06〜19年に在任。辞任後はメキシコやアルゼンチンに約1年間亡命していた。モラレス氏はXで、支持者の「願いを受け入れ」出馬を決めたと表明。アルセ現大統領は自身の後継者だが「政府からの攻撃で(出馬を)余儀なくされた」とも言及、現政権との溝を示唆した。

3331OS5:2023/09/25(月) 19:13:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/c73314478c9d1d89e3e6e7e8e8cb3070991d97a3
仏軍、ニジェール撤退へ 大使も召還 マクロン大統領
9/25(月) 5:27配信
時事通信
フランス軍撤退を訴えるニジェールのデモ=16日、ニアメー(EPA時事)

 【パリ時事】フランスのマクロン大統領は24日、クーデターで軍政が権力を掌握した西アフリカのニジェールに駐留する約1500人の仏軍部隊について、年内に撤退させると表明した。

【ひと目でわかる】ニジェールはどこにある?

 駐ニジェール大使を直ちに召還することも明らかにした。仏メディアのインタビューで語った。

 マクロン氏は、仏軍が西アフリカでの対テロ作戦のため、ニジェールの要請で駐留してきたと説明。その上で「大使と外交官を呼び戻すことを決めた。軍事協力は終わりだ。ニジェールはもはやテロとの戦いを望んでいない」と述べた。

 ニジェールでは旧宗主国フランスへの反感が根強い。7月の政変でバズム大統領を失脚させた軍政は、仏大使の国外退去と仏軍の撤退を要求したが、マクロン政権は軍政に正統性がないとして応じてこなかった。

 フランスは2013年から西アフリカでイスラム過激派掃討作戦に従事。しかし、旧植民地のマリやブルキナファソでフランスに敵対的な軍政が誕生すると、駐留部隊の撤退を強いられ、ニジェールが重要拠点となっていた。

3332OS5:2023/09/28(木) 17:18:02
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023092800692&amp;g=int
軍政、クーデター阻止と発表 昨年も2度発生―ブルキナファソ
2023年09月28日14時30分

ブルキナファソ軍政トップのトラオレ暫定大統領=2022年10月、ワガドゥグ(AFP時事)

 【ワガドゥグAFP時事】西アフリカ・ブルキナファソの軍事政権は27日、クーデターの試みが26日にあったものの、阻止したと国営テレビを通じ発表した。ブルキナファソではクーデターが相次ぎ、現在の軍政トップ、トラオレ暫定大統領も昨年9月のクーデターで政権を奪取した。
 声明は「不安定化工作を画策した将校らを逮捕した」と強調。「国家機関を攻撃し、国を混乱に陥れる邪悪な意図を持っていた」と批判した。
 ブルキナファソでは昨年、2度クーデターが発生。隣国マリから勢力を拡大したイスラム過激派掃討作戦失敗への不満が軍内で高まっていたことが背景にあるとされる。

3333OS5:2023/09/29(金) 20:50:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/0f1de272155975f04ec80d3712eb25b8423daa71
エスワティニ、絶対君主の下で総選挙 国会の役割、助言のみ
9/29(金) 17:21配信
時事通信
29日、ムババーネの投票所前に並ぶエスワティニ(旧スワジランド)の有権者たち(AFP時事)

 【ムババーネAFP時事】アフリカ南部エスワティニ(旧スワジランド)で29日、総選挙の投票が行われた。

 エスワティニは、国王ムスワティ3世(55)が法律の上に立ち、内閣の任免権限、国会の解散権、警察と軍の指揮権を持つ絶対君主制国家で、国会の役割は国王への助言にとどまる。

 有権者は50万人以上とされる。59人の下院議員を選ぶため投票所前に並んだ女性ブシシウェ・マツェブラさん(75)は「通りが汚い。ごみ収集人を雇ってほしい」と行政への不満を述べた。

 選挙結果は数日以内に発表されるが、今回の選挙を野党はボイコットした。2018年の前回総選挙で選ばれた野党議員2人は現在、獄中におり、もう1人は亡命した。

3334OS5:2023/09/30(土) 15:33:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/670b5927cdb5680d26b165b73b054d0aa9775003親インド路線、継続か転換か モルディブ大統領選、決選投票
9/30(土) 14:20配信


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時事通信
モルディブ大統領選に出馬した現職ソーリフ氏=9日、マレ(AFP時事)

 【ニューデリー時事】インド洋の島しょ国モルディブで30日、5年の任期満了に伴う大統領選の決選投票が行われた。

 現職で2期目を狙うソーリフ氏(61)と野党候補で首都マレ市長のムイズ氏(45)の対決。即日開票され、結果は数日以内に判明する見通し。

 モルディブはシーレーン(海上交通路)の要衝に位置し、海を隔てた隣国インドとインド洋への進出を強める中国が影響力を競い合っている。現政権が取る親インド路線の継続か否かが大きな争点となった。

3335OS5:2023/09/30(土) 20:48:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/2bfd1037ff4ef059030b077aa68869a6c55e2bfb
親インドか親中国か モルディブ大統領選で現職と首都市長が決選投票
9/30(土) 20:00配信

朝日新聞デジタル
モルディブの首都マレで2023年9月30日、大統領選の決選投票のために列に並ぶ人たち=ロイター

 インド洋の島国モルディブで9月30日、5年に1度の大統領選の決選投票が実施された。現職で親インドのイブラヒム・ソリ氏と野党候補で首都マレ市長を務める親中国のムハンマド・ムイズ氏の対決となった。即日開票され、10月1日に大勢が判明する見通し。

 9月9日に実施された最初の大統領選は8人の候補が争ったが、過半数の候補はなく、46%を得票したムイズ氏と39%を得票したソリ氏の決選投票となった。

 インドと中国のどちらと関係を深めるかは前回2018年の大統領選に続く争点。このときの大統領選では、当時の現職アブドラ・ヤミーン氏が「一帯一路」を掲げる中国の資金により空港や橋などのインフラ整備を進めたことに「債務のわな」に陥るとの批判が集まり、親インドのソリ氏に敗れた。ソリ氏は大統領に就任すると過度な中国依存の見直しを表明し、インドとの友好協力関係を進めてきた。

 これに対し、ヤミーン政権時に閣僚を務めていたムイズ氏はモルディブのインド軍駐留は脅威だとし、「国の独立と主権を守る」などと訴えている。

 モルディブはインド洋の海上交通の要衝にある。千余りの島々からなり、人口約55万7千人(20年)。面積は東京23区の約半分。(バンコク=翁長忠雄)

朝日新聞社

3336OS5:2023/10/01(日) 11:21:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/8a68776d03e70499c458acc481f73d818d869d22
モルディブ親中政権誕生へ 大統領選、ムイズ氏勝利
10/1(日) 8:51配信

産経新聞
【シンガポール=森浩】インド洋の島嶼(とうしょ)国モルディブで9月30日、大統領選の決選投票が行われ、親中国派で首都マレ市長のムイズ氏(45)が勝利した。親インド派の現職、ソーリフ大統領(61)を下した。海上交通路(シーレーン)の要衝であるモルディブは中国接近が進むとみられ、印中が覇権を争うインド洋の情勢に影響を与えそうだ。

選挙管理委員会が公表した暫定結果によると、得票率はムイズ氏が約54%、ソーリフ氏は約46%。ソーリフ氏はX(旧ツイッター)での投稿で、ムイズ氏の勝利を祝福した。

ムイズ氏は中国接近を進めたヤミーン政権(2013〜18年)期に閣僚を務め、中国の巨大経済圏構想「一帯一路」によるインフラ整備を推進した。選挙戦では、海上警備のためモルディブに駐留中のインド軍を「脅威だ」と指摘し、早期撤収を呼びかけた。

ヤミーン氏はマネーロンダリング(資金洗浄)などの罪で服役中だが、獄中からムイズ氏を支援し、「インディア・アウト」を合言葉に反印キャンペーンを主導した。ムイズ氏は今後、ヤミーン氏の釈放に向けた動きを進める可能性が高い。

ソーリフ氏は18年の大統領就任後、ヤミーン政権の親中的な外交方針を転換し、隣国インドとの関係修復を進めた。選挙前に盟友ナシード元大統領との関係が悪化して与党連合が分裂したことが痛手となり、得票を伸ばせなかった。

3337OS5:2023/10/01(日) 23:41:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/a3634ff714467ef3cb7cce61e0fa0568a998c7bf
外国人課税、切り札か画餅か 総選挙で論争に NZ
10/1(日) 20:35配信


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時事通信
マンションなどが並ぶニュージーランド・オークランドの湾岸地区=7月16日

 【シドニー時事】14日に総選挙が行われるニュージーランド(NZ)で、政権奪還を狙う最大野党・国民党が外国人への課税構想を打ち出し、波紋を広げている。

 外国人による不動産投資に新税を課し、減税の財源の切り札としたい考え。これに対し、実現可能性を疑問視する声が専門家らから上がり、与党・労働党は「絵に描いた餅」と批判している。

 国民党は所得減税を経済政策の柱に据え、財源の一つとして外国人課税を掲げた。外国人による非居住の不動産投資を解禁し、取引額の15%の税金をかけることで、年間7億4000万NZドル(約660億円)の歳入増を見込んでいる。

 ところが、識者の間からは「積算根拠が不明確」「不動産投資はさほど伸びない」などと疑問を呈する声が続出。同国メディアによると、エコノミストのマイケル・レデル氏らは新税の収入を「せいぜい2億NZドル強」と見積もり、財源不足は避けられないとの懸念を示した。

 国民党のラクソン党首は「絶対の自信を持っている」と強気の姿勢だが、具体的な積算根拠の開示を渋っている。このため、労働党党首のヒプキンス首相は「国民党の構想が崩壊するのは目に見えている」と批判し、経済運営を任せられないという論陣を張っている。

 ラジオNZ集計の平均支持率は、国民党が37.4%、労働党が26.5%。税制構想で批判を受けながらも国民党がリードし、6年ぶりの政権交代へ攻勢を強めている。

3338OS5:2023/10/01(日) 23:42:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/ac8124c4d2ceb100bafa1ee6172bffc0c333d39f
ムイズ氏「独立の危機」訴え 与党分裂も追い風 モルディブ大統領選
10/1(日) 20:35配信
時事通信
 【ニューデリー時事】モルディブで9月30日に行われた大統領選の決選投票で、中国との関係を重視するムイズ氏が勝利した。

 選挙戦では隣の大国インドとの軍事協力やインド軍の駐留を「国の独立を脅かす」と批判。有権者の一定の支持を得たとみられる他、選挙前に与党が分裂したことも有利につながったようだ。

 ロイター通信によると、ムイズ氏を擁立した野党連合は、モルディブに駐留するインド軍の数機の偵察機と人員約75人の撤退を公約に掲げている。今回ムイズ氏支援に回ったヤミーン前大統領は中国寄りで知られ、反インド感情をあおるキャンペーンを展開していた。

 中印両国はインド洋の地域戦略上重要な拠点となるモルディブの取り込みを図ってきた。2013〜18年に政権を握ったヤミーン氏は中国主導の経済圏構想「一帯一路」に協力。中国の援助を受けインフラ整備を推進してきたが、今回敗れたソーリフ現大統領がインド重視の外交方針に転換した。ソーリフ政権下で国内におけるインドの存在感は相対的に高まっていた。

 AFP通信によれば、ムイズ氏は昨年、中国共産党当局者とのオンライン会合で、政権を奪取した際はモルディブと中国の「強い絆」がさらに深まると語った。インドは「裏庭」と位置付けるインド洋で中国の影響力が増すことは受け入れ難く、巻き返しを図ることになりそうだ。

3339OS5:2023/10/02(月) 11:40:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/0f112f73f905f679870e30172d31d5353ddf34f5
クーデターが伝染するアフリカと中露の影
10/2(月) 7:30配信

毎日新聞
マリでクーデター。ケイタ大統領の私邸の前に集まる兵士や市民ら=マリの首都バマコで2020年8月18日(AP)

 アフリカでドミノ倒しのようにクーデターが続いている。2020年から3年間で7カ国。このうち6カ国がフランスと緊密な関係を維持してきた旧フランス植民地だ。


 「フランスの対アフリカ外交の失敗」との厳しい指摘がフランス国内からも起きている。

 ◇「クーデターの伝染」

 クーデターが起きているのは主としてサハラ砂漠以南の、アフリカ西部から中部にかけてのサヘル地方だ。

 まず2020年8月、西アフリカのマリで軍部が反乱を起こし、大統領を政権から引きずり下ろした。21年4月にはチャドのデビ大統領が反政府軍との交戦で死亡し、軍は息子を暫定大統領に据えて政権を掌握した。

 同年9月にはギニア軍部が蜂起し、憲法を停止。翌10月にはスーダンで軍事クーデターが起きた。22年1月にはブルキナファソで軍が大統領の追放と憲法の停止を宣言したが、同9月にはクーデターを起こした軍幹部をトラオレ大尉が追放し、自ら暫定大統領に就任した。

 今年7月にはニジェールで軍部がバズム大統領を自宅軟禁下に置いた。

 こうした状況をマクロン仏大統領は8月下旬に開いた毎年恒例の大使会議で、「クーデターの伝染」と形容した。しかし直後の同30日にはガボンで青年将校が宮廷革命を起こし、3選を決めたばかりの大統領を失脚させた。

 ◇再考迫られる旧植民地との関係

 クーデターが起きた7カ国は、英統治領だったスーダンを除いて、すべてフランスの旧植民地だ。これらの国といまなお深い関係を持つフランスには大きな痛手だ。

 具体的には、フランスが13年以降、サヘル地方で展開してきたイスラム過激派に対する掃討作戦が難しくなっている。この作戦のためフランスは旧植民地の国々に軍隊を駐留させてきたが、クーデターが起きたマリ、ブルキナファソ、ニジェールから撤兵を求められている。

 二つ目は、クーデター側が反植民地主義を掲げ、反フランス感情が旧植民地の国々に連鎖的に広がっていることだ。現地のフランス企業やフランス人の安全も危惧されている。マリやブルキナファソではフランス軍に入れ替わってロシアの民間軍事会社ワグネルが入り、人々の反フランス感情をたきつけているのも無視できない。

 三つ目は、今回の事態は過去のクーデターとは異なり、フランスと旧植民地の国々の関係に根本から再考を迫っていることだ。最近、保守系の仏フィガロ紙は社説で「フランスはアフリカとの新植民地主義的な関係を清算する時だ」と書き、経済援助や軍事支援を使った支配・従属の関係に終止符を打つよう求めた。

 ◇不器用に

 英国とフランスの旧植民地に対する態度の違いを説明する小話がフランスにある。

 ある日、アフリカの国が独立した。昨日まで部屋掃除をしていた黒人が椅子にふんぞり返り、足を机の上に投げ出して言った。「きょうからオレがご主人様だ」。英国人は山高帽とステッキを持って黙って出て行った。一方、フランス人は「楽しかった。また会おう」と、おずおずと手を差し出した。

 この小話が象徴するように、気持ちの上でも、関係の上でも、英国人は植民地とさっぱり区切りをつけ、あと腐れなくスマートに手を引いた。

 これに対してフランス人の植民地に対する思い入れは強く、不器用にこだわりつづけた。これが裏目に出て、泥沼の独立戦争に引きずり込まれたのがベトナムやアルジェリアだ。

 ◇癒着のイメージ

 アフリカの旧植民地が独立した後も、フランスは政治、経済、文化、軍事的な絆を保持して影響力を投射してきた。旧植民地の独立後、普通の国と国との関係に切り替えた英国とは大きな違いだった。

 アフリカの旧植民地の国々との親密な関係は、フランスにとってウラン、鉄鉱石などの鉱物資源の独占的確保や貿易での優位性の保持、駐留基地の維持などで大いにプラスとなってきた。

 しかし他方で、旧植民地との関係は往々にして癒着を生み、現地政権の統治能力の低さもあって、失業や貧困、治安の悪化などに対する人々の不満は「腐敗した政権を支えるフランス」のイメージにもつながっていた。

 ただこれまでは米欧がアフリカに大きな影響力をもっていたこともあり、ある国でクーデターが起きても、問題はほぼその国にとどまっていた。

3340OS5:2023/10/02(月) 11:40:31

 ◇グローバルサウス

 今日の問題は、アフリカがグローバルサウスとしての存在感を高め、加えてロシアや中国がアフリカの国々に対する経済的、軍事的支援を強化して、影響力を増す中で起きたことだ。

 ロシアや中国はこれまでも反帝国主義、民族解放運動の観点から、米欧のアフリカでの動きを陰に陽に批判し、けん制してきていた。その意味で西アフリカにおける反フランス感情の連鎖は、フランス一国にとどまらず、先進民主主義陣営にとっても憂慮すべきことである。

 またクーデターの背景として、単なる権力闘争を超えた民族的覚醒を指摘する声もある。一連のクーデターを十把ひとからげにはできないが、若手の軍人がかかわっているケースも多く、米欧と近しい関係を結んできた旧指導者に対する忌避感情も無視できない。

 中国やロシアは世界の将来をこう読んでいる。世界の多極化は不可避の流れであり、これまで世界を仕切ってきた米国を中心とする先進民主主義は中長期的に力を落としていき、中露と、途上国や新興国などのグローバルサウスが圧倒していく、と。

 アフリカは50カ国を超えるが、いま起きていることは中露にとって、自分たちが描く世界の将来構想と平仄(ひょうそく)が合っている。

 先進民主主義体制VS権威主義体制の対立構図の中で、グローバルサウスを民主主義の側に引き込んでいくにはどうしたらいいのか、改めて一連のクーデターは問いかけている。【客員編集委員・西川恵】

3341OS5:2023/10/03(火) 08:49:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/6460b0bf4ba67b84da896c301b768994b480a1c5
ノーベル平和賞のムクウェゲ医師、大統領選に出馬 コンゴ民主共和国
10/3(火) 0:43配信

朝日新聞デジタル
ノルウェーのオスロで2018年12月11日、記者会見するノーベル平和賞を受賞したコンゴ民主共和国のムクウェゲ医師。第三者提供=ロイター

 戦争における性暴力被害者への支援活動で2018年のノーベル平和賞を受賞したコンゴ民主共和国のデニ・ムクウェゲ医師(68)が2日、首都キンシャサで大統領選への立候補を表明した。AFP通信などが報じた。12月に予定されている大統領選で、現職のチセケディ大統領の対立候補となる見込み。


 アフリカ大陸の真ん中に位置するコンゴ民主共和国では、1990年代から武装勢力が乱立し、大規模な戦闘が繰り返されてきた。とくに世界的な鉱物資源の産地として知られる同国東部での紛争が激しく、戦闘員らによる女性への性暴力が相次いだ。

 産婦人科医のムクウェゲ氏は99年、東部ブカブ近郊に病院を設立。レイプの被害者らへの治療をしながら、国際社会に向けた発信に取り組んだ。2018年、約20年に及ぶ活動が評価され、ノーベル平和賞を受賞。以降も、支援活動を続けている。

 同国では、前回18年の大統領選で野党候補だったチセケディ氏が初当選。親子2代で20年以上にわたり大統領に就いていたカビラ一族の支配から転換した。

 しかし、大統領が交代しても国内経済は低迷。鉱物資源の需要が高まり、経済成長しているにもかかわらず、それを上回る物価上昇となっている。コロナ禍以降は同国東部で反政府勢力が大規模な攻撃を開始し、再び治安が悪化していた。

 今回の大統領選は12月20日に予定されている。AFP通信によると、ムクウェゲ氏は2日の演説で、治安の悪化や政府の指導力の欠如に歯止めをかけるべく、立候補すると訴えているという。(ヨハネスブルク=今泉奏)

朝日新聞社

3342OS5:2023/10/03(火) 14:25:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/1b0d11aee685bc9b4d91dcc896d600ace384f643
総選挙「大成功」と主張 絶対君主君臨のエスワティニ
10/3(火) 14:11配信
時事通信
 【ムババーネAFP時事】アフリカ南部エスワティニ(旧スワジランド)の政府報道官は2日、野党がボイコットする中で9月29日に実施された総選挙について、「大成功だった」と主張した。

 選挙管理当局は男性51人と女性8人が下院議員として選出されたと発表。ただ、権限は国王への助言にとどまる。

 エスワティニでは、国王ムスワティ3世が37年にわたり権力を握り、法律の上に立つ存在として君臨している。政府は総選挙が「自由かつ公正」で「民主的」だったと自賛した。

3343OS5:2023/10/04(水) 07:22:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/a82c8068fe72c54eb6faf061a2d4428b9d2cfbc8
大統領選運動開始 7割が現職ブケレ氏支持 エルサルバドル
10/4(水) 6:57配信


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時事通信
 【サンパウロ時事】中米エルサルバドルで3日、来年2月4日に投開票が行われる大統領選の選挙運動が正式に始まった。

 憲法が連続再選を禁止しているにもかかわらず、司法による「合法」判断を得てブケレ大統領(42)が立候補。治安改善の実績などをてこに7割近い支持を集めており、事実上の信任投票となりそうだ。

 8月にフランシスコ・ガビディア大学の研究機関が行った世論調査によると、ブケレ氏の支持率は68.4%と圧倒的で、2位以下を大きく引き離した。同国はかつて犯罪組織の抗争激化により殺人事件が多発し、治安が「世界最悪」と呼ばれる状況に陥った。2019年に就任したブケレ氏が摘発を強化。22年3月に非常事態を発令して以来、これまでに7万人以上を逮捕している。

 しかし、トゥルク国連人権高等弁務官は9月、「非常事態の過剰な長さと、これによって生じた大量拘束」に懸念を表明。ブケレ氏の強権的な手法に対して国内外で批判も上がっている。

3344OS5:2023/10/08(日) 21:33:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/82d89f911692111fe33af7fbb97e426d28bd4cbf
保守3党で連立政権か NZ総選挙、与党は苦戦続く
10/8(日) 7:12配信

時事通信
ニュージーランドの最大野党、国民党のラクソン党首=2日、オークランド(ロイター時事)

 【シドニー時事】ニュージーランド(NZ)総選挙の投開票が14日に迫った。

 インフレが長期化する中、経済立て直しを唱える中道右派の最大野党・国民党が第1党となる公算が大きい。ただ、単独での過半数獲得は難しく、ACT党、NZファースト党を合わせた保守3党で連立政権を樹立する可能性が高まっている。中道左派の与党・労働党は苦戦が続いている。

【写真】ニュージーランド与党・労働党党首のヒプキンス首相

 同国テレビ1ニュースの世論調査によると、支持率は国民党が36%でトップ。労働党が26%で追い、環境政党の緑の党が13%、ACT党が10%、NZファーストが6%、先住民政党のマオリ党が2%と続く。一院制、基本定数120で、国民党単独では過半数の61に届かない見通しのため、政権奪取にはACTとNZファーストの協力が必要となりそうだ。

 9月に発表された4〜6月期の国内総生産(GDP)成長率は前期比0.9%増とやや持ち直したものの、物価と金利の上昇でこの先も低調な伸びが見込まれている。国民党のラクソン党首は「国民は方向転換を求めている」と訴え、所得減税や道路建設などインフラ投資を通じて経済再生を目指すと公約している。

 一方、労働党は経済不振と閣僚不祥事の続出が響き、ベテランのマフタ外相が選挙区でマオリ党の20歳新人と接戦となるなど逆境にある。労働党党首のヒプキンス首相は「態度未定の有権者は多く、勝敗は最後まで分からない」と巻き返しを図るが、緑の党などと合わせても過半数を獲得するのは厳しい情勢だ。

3345横浜地裁判決は偏向しており不当:2023/10/12(木) 20:34:56
『余りにも偏向しており不当な横浜地裁川崎支部判決』



ネットに差別的な投稿 賠償命じる判決 横浜地裁川崎支部
2023年10月12日(木) 17時38分 NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231012/amp/k10014223321000.html

ネットに差別的な投稿 賠償命じる判決 横浜地裁川崎支部

川崎市に住む在日コリアンの女性が、インターネット上に「さっさと祖国へ帰れ」などと投稿されて名誉を傷つけられたとして、書き込んだ男性に賠償を求めた裁判で、横浜地方裁判所川崎支部は、「悪意のある差別的な言動だ」などとして、190万円余りの支払いを命じる判決を言い渡しました。

3346横浜地裁判決は偏向しており不当:2023/10/12(木) 20:39:58
全同胞に反日闘争呼びかけ/労働新聞、経済報復問題で
2019年07月29日(月) 09:00 朝鮮新報
https://chosonsinbo.com/jp/2019/07/0729il/

上朝鮮の労働新聞2019年7月28日(日)付は論説で、「日本の今回の輸出規制措置は本質上、南朝鮮を経済的に併呑して新植民地に作ろうとする凶悪非道な侵略行為」だと糾弾し、「北・南・海外の全同胞は、日本の強盗さながらの専横と妄動を粉砕するための闘争にこぞって立ち上がって、再侵略野望に浮ついている日本の反動層の策動を少しも許さず、断固と粉砕すべきだ」と呼びかけた。

論説は、安倍政権は、今回の輸出規制によって日本に頼っている南朝鮮経済の急所をついて甚大な打撃を加えることで、南朝鮮を経済的にさらに隷属させ、それを政治分野に拡大しようと実に狡猾に策動していると非難しながら、「朝鮮半島を軍事的に占領してわが人民に不幸と苦痛を被らせた日本がこんにち、またもや再侵略野望を実現しようと狂奔するのは決して許せない」と主張した。
(朝鮮新報)

* 朝鮮新報社は総聯中央常任委員会の機関紙である「朝鮮新報」(朝文版及び日文版)、雑誌「イオ」、雑誌「祖国」をはじめ、各種出版物を編集発行する総聯の出版報道機関。



@@@上朝鮮では「日本国に仇なす敵国人め。さっさと祖国へ帰れ」どころか、国営メディアである労働新聞が、例えば「朝鮮半島を軍事的に占領してわが人民に不幸と苦痛を被らせた日本がこんにち、またもや再侵略野望を実現しようと狂奔するのは決して許せない」、「日本の強盗さながらの専横と妄動を粉砕するための闘争にこぞって立ち上がって、再侵略野望に浮ついている日本の反動層の策動を少しも許さず、断固と粉砕すべきだ」(2019年7月28日<日>)などと根も葉もない言い掛かりをつけ、激しい口調で日本の与党政権を誹謗中傷して来ることが日常茶飯事である。
@@@

3347横浜地裁判決は偏向しており不当:2023/10/12(木) 20:42:03
>『甲申事変』

>1884年に李氏朝鮮で起こった金玉均ら日本と結んだ急進開化派(独立党)のクーデター。



>世界史の窓『甲申事変』
https://www.y-history.net/appendix/wh1303-136.html

>福沢諭吉は1880年に朝鮮の金玉均・朴泳孝らが日本に派遣した開化派と会って以来、その運動に協力し、朝鮮人青年を留学生として慶応義塾にうけいれた。1883年には金玉均の世話で44人の青年が慶応義塾に学び、その後陸軍戸山学校に入学しているが、彼らは甲申政変で行動隊として参加し、その後の朝鮮の開化運動の指導者となっていった。また福沢諭吉は、留学生が朝鮮に帰ってから近代的新聞『朝鮮旬報』を刊行することに協力している。このように福沢諭吉は朝鮮の開化派の運動の理解者、協力者であった。



@@@李氏朝鮮の近代化を進めようとした(近代日本を代表する啓蒙思想家である)福沢諭吉翁が金玉均を支援して1884年に甲申事変(クーデター)を起こしたが、清朝(袁世凱)の軍事介入によって挫折した。
@@@

@@@(近代日本を代表する啓蒙思想家である)福沢諭吉翁に師事して真摯に朝鮮近代化を進めようとした金玉均は日本に亡命したが、後に暗殺され凌遅刑に処された。
@@@



>『金玉均』Wikipedia

>1894年3月28日に上海の東和洋行ホテルで朝鮮末期の高官の洪鐘宇[5]に回転式拳銃で射殺された。

>凌遅刑の後、晒し首にされた金玉均。金玉均の死体は大清帝国政府により、軍艦咸靖号で本国大朝鮮国に運ばれて死後に死刑宣告され、凌遅刑に処されたうえで四肢を八つ裂きにされ、胴体は川に捨てられ、首は京畿道竹山、片手及び片足は慶尚道、他の手足は咸鏡道で晒された[注釈 2]。

* 凌遅刑(りょうちけい)とは、清の時代までの支那や李氏朝鮮の時代までの朝鮮半島で処された処刑の方法のひとつ。生きている人間の肉体を少しずつ切り落とし、長時間にわたり激しい苦痛を与えながら死に至らしめる処刑方法で、支那史上最も残酷な刑罰とも評されている。

3348横浜地裁判決は偏向しており不当:2023/10/12(木) 20:44:35
@@@イザベラ・バードは『朝鮮紀行』の中で、李氏朝鮮の悲惨な庶民生活、腐敗し切った官僚、残虐な刑罰、西洋列強によって植民地化される前に李氏朝鮮を近代化しようと行動を起こした日本について、次のように乙未(いつび)事変の際の閔妃暗殺作戦については残虐性を指摘したものの、朝鮮を近代化しようとする日本の努力については概ね評価している(清朝と結びついた李氏朝鮮の守旧・反動勢力を痛烈に批判している)。
@@@



>『朝鮮紀行(ちょうせんきこう、Korea and Her Neighbours)』Wikipedia
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%9D%E9%AE%AE%E7%B4%80%E8%A1%8C

>イザベラ・バードが1894年(明治27年)から1897年(明治30年)にかけて、4度にわたり最末期の李氏朝鮮(朝鮮王朝)を訪れた旅行の記録。

>1894年の訪問時のソウルに関して、道は牛がすれ違えないほど細く迷路のようであり、家から出た汚物によって悪臭が酷く、北京を見るまで「ソウルこそこの世で一番不潔な町」だとし、「紹興へ行くまではソウルの悪臭こそこの世で一番ひどいにおいだ」「都会であり首都であるにしては、そのお粗末さは実に形容しがたい」と記している[3]。

>朝鮮中の誰もが貧しさは自分の最良の防衛手段であり、自分とその家族の衣食を賄う以上のものを持てば、貪欲で腐敗した官僚に奪われてしまうことを知っているのだと分析している。

>朝鮮には実質階級が盗む側と盗まれる側の2つであり、両班から登用された官僚階級は公認の吸血鬼であり、人口の5分の4をゆうに占める非貴族は文字通り「下の人間」で、吸血鬼に血を提供することがその存在理由となっていた。宗主国(支那)の影響のもとに、朝鮮の両班たちは貴族社会の全体的風潮である搾取と暴政をこれまで事実上ほしいままにしてきた[15]。

>1895年10月、乙未(いつび)事変の一報に接すると、閔妃に愛情を抱いていたバードは、日本の当局の妨害をものともせず、漢城に向かう。これが3度目の朝鮮訪問となった。

>約2か月漢城に滞在し、閔氏殺害について子細に記録した。事件について「野蛮な殺害」、「乱暴な暗殺」、「悪魔的な殺害」と表現し、この流血の所業がソウル駐在日本公使館の手になる野蛮なクーデターであることを認めている。

>朝鮮の官僚については、日本の発展に興味を持つ者も少数はいたものの、多くの者は搾取や不正利得ができなくなるという私利私欲のために改革に反対していたとし、堕落しきった朝鮮の官僚制度の浄化に日本は着手したが、それは困難きわまりなかったと述べている。

>朝鮮の仏教は日本の大きな仏教改革派の特色である正義を求める崇高な目的や向上心は何も見られないとして、朝鮮の修行僧たちはひどく無学で迷信深く、 自ら信仰している宗教の歴史や教義についてほとんど何も知らなかったと記している。 大半の修行僧から私が受けた印象は、彼らは何の意味もなく宗教的な儀式や作業を行っており、何人かの例外を除いて、信仰を持っていないというものであった。

>朝鮮にいたとき、わたしは朝鮮人というのはくずのような民族でその状態は望みなしと考えていた。

3349横浜地裁判決は偏向しており不当:2023/10/12(木) 20:45:02
@@@「日本の強盗さながらの専横と妄動を粉砕するための闘争にこぞって立ち上がって、・・・断固と粉砕すべきだ」と日本の与党政権を敵視、脅迫しているのは上朝鮮の方である。
@@@

@@@あまつさえ上朝鮮は、核ミサイル開発と日本上空での実験を繰り返し、多くの日本人を拉致している。
@@@

@@@厳しい言論統制を敷いて自国民の人権を弾圧しているのも朝鮮労働党だ。
@@@

@@@本来であれば、川崎や大久保(東京)、鶴橋(大阪)などのコリア・タウンに『自由コリア亡命政権』を樹立して、福沢諭吉翁の支援を受けた金玉均のように上朝鮮で悲惨な抑圧生活を強いられている同胞を解放する運動を起こさなければ ならない場面である。@@@

@@@ところが在日コリアンは「日本の強盗さながらの専横と妄動を粉砕するための闘争にこぞって立ち上がって、・・・断固と粉砕すべきだ」と日本の与党政権を敵視し、核ミサイル開発と日本上空での実験を繰り返し、多くの日本人を拉致している上朝鮮政府、更には朝鮮半島の同胞を厳しく抑圧している上朝鮮政府を批判する様子が見られない。
@@@

@@@在日コリアンが上朝鮮政府を批判するデモ行進を行っているのを見たことがない。
@@@

@@@これでは、在日コリアンが「日本の強盗さながらの専横と妄動を粉砕するための闘争にこぞって立ち上がって、・・・断固と粉砕すべきだ」と喧伝する上朝鮮政府に同調しているのではないかと日本人が疑心暗鬼になり、不安と恐怖を覚えても不思議ではない。
@@@

@@@NHK報道を見る限り、横浜地裁川崎支部の判決は余りにも偏向しており不当と言わざるを得ない。
@@@

3350OS5:2023/10/15(日) 22:14:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/ff905d865fe724d50ceae58d48dd833fbc576003
豪、分断修復が課題に 否決背景に多様化社会 国民投票
10/15(日) 7:04配信
時事通信
14日、オーストラリア南東部ダプトの投票所を訪れ、改憲賛成派の市民と合流したアルバニージー首相(中央)(EPA時事)

 【シドニー時事】オーストラリアの先住民の地位を巡る14日の国民投票が否決された。

 アルバニージー首相ら憲法改正賛成派は、迫害を受けた先住民との歴史的和解を目指したが、賛否両派の間で激しい論争を巻き起こし、かえって豪社会に深い亀裂を残した。分断をどう修復するのか豪国民は重い課題を背負った。

 過去8回行われた改憲では超党派の支持があったが、今回は野党・保守連合が反対し、与野党激突の構図となった。反対派は「先住民に特権を与えることは法の下の平等に反する」との法律論を唱える一方、「先住民は過去の賠償を求めてくるはずだ」「(英国人植民を象徴する)建国記念日が廃止されるかもしれない」などと、白人保守層の不安をあおる主張を展開した。

 これに対し賛成派は「反対派の言うことはうそっぱちだ」「(前米大統領の)トランプ流政治をやめよ」と応戦し、泥仕合の様相を呈した。賛成派の運動員からは「冷静に議論すべきだったのに政争の具と化してしまったのは残念」との声が漏れる。

 一方、改憲への支持が広がらなかった一因として、アジア系や中東系の移民が増えて社会の多様化が進んだことも見落とせない。改憲勢力は、先住民迫害への贖罪(しょくざい)を強調したが、迫害とは無縁の移民には響かず、「賛成してもわれわれにメリットはない」と冷ややかな反応が見られた。

 改憲は頓挫しても、雇用や教育などで不利な状況にある先住民の生活環境改善という政策課題はなお残る。豪国民が融和を図り、現実的な解決策を見いだせるかが試される。

3351OS5:2023/10/15(日) 22:22:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/3046a47314b65ad2e6f23b8ec24d1e461ada04e7
左右両候補が接戦 大統領選決選投票 南米エクアドル
10/15(日) 22:15配信

時事通信
エクアドル大統領選候補の元国会議員ダニエル・ノボア氏(右)と同ルイサ・ゴンサレス氏(AFP時事)

 【サンパウロ時事】南米エクアドルで15日、大統領選挙の決選投票が実施された。

 選挙運動中に候補者が暗殺され、治安問題が主要争点に浮上。8月の投票で2位だった右派の元国会議員ダニエル・ノボア氏(35)が、「新たな政治」を求める若者からの支持を伸ばし、コレア元大統領に近い左派の同ルイサ・ゴンサレス氏(45)との接戦にもつれ込んだ。投票は午後5時(日本時間16日午前7時)に締め切られ、15日中にも大勢が判明する。

 8月の第1回投票の得票率は、ゴンサレス氏が33%、ノボア氏が23%。最近の世論調査はノボア氏優勢と伝えるものもあるが、投票先を決めていない有権者も多く、結果は予断を許さない。

3352OS5:2023/10/16(月) 08:52:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/c5044b0c06999ae48d06b074940438ee765a2de8
NZ、ラクソン氏の過半数微妙に 議席減か、連立難航も
10/15(日) 15:11配信
共同通信
15日、ニュージーランド・オークランドで記者団に話す国民党党首のラクソン次期首相(ニュージーランド・ヘラルド提供、AP=共同)

 【オークランド共同】14日のニュージーランド総選挙で勝利したラクソン次期首相率いる国民党とACT党の2党が、議会(基本定数120)で首相選出に必要な過半数議席を維持できるかどうか微妙な情勢になってきた。選挙区外や海外で投票された域外票の集計が残っているためだ。域外投票の結果は11月3日に発表される。

 過半数に達しなかった場合、ラクソン氏はポピュリスト政党のニュージーランド・ファースト党の協力を求める必要があり、連立協議が難航する可能性もある。

 暫定集計の各党議席数は国民党50、ACT党11、ニュージーランド・ファースト党8、労働党34など。

3353OS5:2023/10/17(火) 13:57:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/d213883ab18ae3e82ab1bdffc43865881c2c97cd
エクアドル「バナナ王」の息子35歳、大統領選で初当選 課題は治安
10/17(火) 10:00配信

朝日新聞デジタル
エクアドル西部のオロンで2023年10月15日、大統領選の勝利を決めて演説するノボア氏=AP

 南米エクアドルで15日、大統領選の決選投票があり、右派で実業家のダニエル・ノボア元国会議員(35)が初当選を果たした。エクアドルでは8月、大統領選候補者だった男性が殺害されるなど治安が大きく悪化しており、治安回復が主要な争点になっていた。


 選挙管理当局によると、開票率94・03%で、ノボア氏が52・30%の票を獲得。対立候補のルイサ・ゴンサレス元国会議員(45)は47・70%だった。不正疑惑がある現職のラソ大統領が議会と対立して大統領選を前倒ししていたため、ノボア氏の任期はラソ氏の任期が切れる2025年まで。AFP通信によると、ノボア氏は2回の再選が可能となる。

 人口約1800万人のエクアドルはバナナやコーヒーの産地として有名で、ノボア氏の父親は「バナナ王」として知られる国内有数の富豪。ノボア氏は21年から国会議員を務めており、大統領選では治安回復の他に中小企業の活性化など経済成長を訴えていた。ノボア氏は15日夜の演説で「暴力や汚職、憎悪によって深刻な打撃を受けた国を再建するための仕事を始める」と述べた。

朝日新聞社

3354OS5:2023/10/23(月) 10:21:47
https://www.sankei.com/article/20231022-JRQ75XBUCZIYPLYCXAFD6VKCH4/
アルゼンチン大統領選の投票始まる 第三極に支持
2023/10/22 21:43
平田 雄介
国際

アルゼンチン大統領選の最有力候補に浮上したハビエル・ミレイ氏(ロイター)
【ニューヨーク=平田雄介】南米アルゼンチンで22日、大統領選の投票が行われた。現地からの報道によると主要3候補の接戦。経済を巡る混乱で既存政党への批判が強まる中、小さな政府を志向するリバタリアン(自由至上主義者)のハビエル・ミレイ下院議員(52)が第三極の候補として支持を集め、与野党の2候補が追っているという。

左派フェルナンデス大統領は通貨安や年率100%を超えるインフレなど経済危機を克服できずに支持率が低迷、出馬を断念した。


直近の世論調査では、ミレイ氏が支持率32%で首位に立った。与党連合が擁立した中道左派セルヒオ・マサ経済相(51)が29%で続き、野党連合の中道右派パトリシア・ブルリッチ元治安相(67)は22%。

開票の結果、1位の候補が45%以上を得票するなど、必要な条件が満たされない場合、上位2人による決選投票が11月19日に行われる。

ミレイ氏は中央銀行の廃止や法定通貨のドル化を唱えるが、専門家から「過激で実現可能性に乏しい」と批判が出ている。マサ氏は低所得者向けの政策を重視するとアピールしている。ブルリッチ氏は規制緩和で投資や輸出を促進し、雇用を生み出すとしている。


ミレイ氏はまた、外交面で中露朝、キューバなどの強権政治を非難し、新興5カ国の枠組みBRICSへのアルゼンチンの新規加盟の見直しを示唆している。

新大統領は12月10日に就任予定で、任期は4年。

3355OS5:2023/10/23(月) 21:53:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/3020764b779011a50ac8cabf06bc483c8cd5beae
現職閣僚と「第三の候補」対決 大統領選、決選投票へ アルゼンチン
10/23(月) 20:33配信

時事通信
22日、ブエノスアイレスで、支持者に語り掛けるセルヒオ・マサ氏(AFP時事)

 【サンパウロ時事】22日に行われた南米アルゼンチンの大統領選挙で、中道左派の与党連合のセルヒオ・マサ経済相(51)と、リバタリアン(自由至上主義者)で右派のハビエル・ミレイ下院議員(53)が1カ月後の決選投票に進むことになった。

 歴代政権の失政が現在の経済危機を招いたと受け止める有権者が多く、既存政党と一線を画すミレイ氏台頭の土壌となったが、同氏は今回2位に後退。情勢は不透明感を増している。

 得票率約36%で首位となったマサ氏は、支持者らを前に「(大統領任期開始の)12月10日から政治の歴史に新たな時代を築き始める」と述べ、当選に自信を示した。8月の予備選ではミレイ氏の後塵(こうじん)を拝したが、巻き返した格好になった。

 ミレイ氏は得票率約30%で、「自由主義革命を起こそう」と決選での勝利を誓った。有力候補の一人だった中道右派の野党連合のパトリシア・ブルリッチ元治安相(67)の得票率は、約23%にとどまった。

 今回の選挙は、1年間で物価が2倍以上に跳ね上がるなど危機的な状況下で実施された。「小さな政府」を持論とするミレイ氏は、物価安定に向けて通貨ペソを廃止し、自国通貨にドルを導入する「ドル化」を主張。歴代政権の放漫財政に切り込むとした公約を売り込もうと、チェーンソーを掲げるパフォーマンスを繰り返した。

 現政権の一員で逆風にさらされたマサ氏は、物価問題への対応には「買うより多くのものを売ることだ」と強調。ドル化は対策にならないとミレイ氏を批判し、担当閣僚として減税などを打ち出し支持を伸ばした。

 11月19日の決選投票では、ブルリッチ氏が集めた票の行方が結果を大きく左右する。同氏を擁立した野党連合は一枚岩ではなく、「票が割れる」(外交筋)と予想されている。

 日常生活が苦しい国民の不満は募るばかりで、こうした状況がミレイ氏を後押しする可能性がある。一方、国内でドルが不足する中、ドル化を実行できるのか疑問視する声も根強い。

3356OS5:2023/10/24(火) 18:32:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/02705dfcc08ef003c9e8a3b078db9da7369609f2
ベネズエラ大統領選、野党予備選でマチャド氏が勝利宣言
10/24(火) 13:30配信

朝日新聞デジタル
カラカスで2023年10月23日、勝利演説するマチャド氏=ロイター

 南米ベネズエラで22日、来年実施される大統領選に向けた野党勢力の予備選があり、事前の世論調査で首位だったマリア・マチャド元国会議員(56)が勝利宣言をした。ただ、強権化するマドゥロ現政権はマチャド氏に大統領選への立候補を禁じており、今後の対応が注目される。


 「専制政治を打破し、自由なベネズエラを作ろう」。マチャド氏は23日未明、首都カラカスにある所属政党の事務所でそう述べた。開票率64・88%時点での得票率は92・56%で、他候補からもマチャド氏の勝利を祝うコメントが寄せられた。

 マドゥロ政権と野党勢力は17日、約1年ぶりに協議を行い、来年後半の大統領選実施や選挙での監視団の受け入れなどについて合意した。バイデン米政権はこの合意を受けて、ベネズエラに科していた経済制裁の一部を一時的に停止。マドゥロ政権はその後、拘束されていた政治犯5人を釈放した。

朝日新聞社

3357OS5:2023/10/26(木) 07:58:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/2cffd0f60066d2d4b8a1cc3f7cd398be99df124d
来月の大統領選決選で右派支持 第1回投票で3位の元治安相 アルゼンチン
10/26(木) 7:24配信

時事通信
 【サンパウロ時事】22日に行われた南米アルゼンチン大統領選の第1回投票で3位となり落選した野党連合(中道右派)のブルリッチ元治安相は25日、11月の決選投票では2位だった右派のミレイ下院議員を支持する考えを表明した。

 連合を構成する各政党が同調するかが焦点となる。

 ブルリッチ氏は声明で、中道左派政権が継続する可能性があり「中立ではいられない」と強調。「ミレイ氏とは違いがある」と認めながらも、「国民の大半が変化を選んだ」として支持に回る理由を説明した。11月19日の決選投票は、与党連合(中道左派)のマサ経済相とミレイ氏の対決となる。

3358OS5:2023/10/26(木) 15:26:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/02a2a62c96fdb5af4194011ec8155e2311602d3f
ベネズエラ野党連合、大統領選統一候補に「鉄の女」マチャド氏選出
10/26(木) 15:10配信

毎日新聞
会見に臨むマリア・コリナ・マチャド元国会議員=カラカスで2023年10月24日、AP

 南米ベネズエラで24日、来年後半に予定される大統領選に向けた主要野党連合の統一候補が、マリア・コリナ・マチャド元国会議員(56)に決まった。同国では反米左派マドゥロ大統領が独裁色を強め、野党と対立。経済も厳しい状況が続く。主要野党連合はマチャド氏の下で政権打倒を目指すが、同氏は当局から公職就任を禁じられており、大統領選に立候補できるかは不透明だ。

 主要野党連合は22日に独自に予備選を実施し、10人が立候補した。予備選委員会によると、在外投票を合わせて開票率90%以上の時点で、マチャド氏の得票率は92%だった。投票者は240万人超で、予備選委は24日、X(ツイッター)上で声明を発表し「マチャド氏の勝利は決定的で議論を挟む余地はない」とした。

 マドゥロ政権下では、政治的迫害を恐れた野党政治家の国外脱出が相次ぐ。「鉄の女」とも呼ばれるマチャド氏は国内にとどまって政治活動を続け、直前に別の有力候補が辞退したことも、支持を集めた背景にある。マチャド氏は22日夜、他候補をリードする暫定結果を受けて首都カラカスで演説し、「これは(現政権の)終わりの始まりだ」と決意表明した。

 今後の焦点は、マチャド氏の処遇だ。マドゥロ氏の影響下にある会計検査当局は6月、資産申告が不十分だとして、マチャド氏に対して15年間公職に就くことを禁止する処分を下した。与野党は今月17日、2024年後半の大統領選の実施や国際選挙監視団の受け入れなどで合意した。ただマチャド氏への処分は残っており、立候補資格が認められない可能性がある。さらに25日には、検察当局が予備選の集計作業で不正があったとして、捜査を開始したと発表した。

 マドゥロ政権の正当性を認めず、トランプ前政権時代からベネズエラに対して経済制裁を強化してきた米国は、17日の与野党合意を受けて制裁を一部緩和した。しかし、マチャド氏への処遇が変わらず、野党への締め付けが強まれば再び制裁を強化するとみられる。

 原油埋蔵量が世界最大とされるベネズエラでは、石油収入を財源にしたばらまきで貧困層から支持された反米左派チャベス前大統領が13年に死去後、同年の選挙を経てマドゥロ氏が大統領に就任。チャベス路線を踏襲したが、石油価格の下落などで経済は悪化し、ハイパーインフレを招いた。野党との対立も先鋭化した。政治混乱と経済危機で国外脱出した人は8月時点で人口の27%に当たる770万人を超える。【ニューヨーク中村聡也】

3359OS5:2023/11/05(日) 22:33:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/186e67f061c28bf398cfd274f4f7fe3456b0c612
NZ、次期首相が連立工作へ 最終結果は過半数割れ
11/3(金) 16:18配信

共同通信
3日、ニュージーランドの首都ウェリントンで記者団の取材に応じるラクソン次期首相(ゲッティ=共同)

 【シドニー共同】ニュージーランドで先月行われた総選挙の最終結果が3日発表され、ラクソン次期首相の率いる国民党が2議席減らし、友党のACT党との合計で獲得議席が総議席数の過半数に満たなくなった。ラクソン氏は、ポピュリスト政党のニュージーランド・ファースト党に連立政権入りを正式に要請する方針だ。

 ラクソン氏は記者会見し、ファースト側と既に接触していることを認め「3党は、わずかに異なる考えや政策を持っているが、(連立政権樹立に向け)建設的に取り組んでいる」と述べた。

 3党連立政権で、先住民マオリとの格差是正に向けた取り組みが後退するとの指摘が出ている。

3360OS5:2023/11/11(土) 22:08:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/0d781fc965ccfad90c5c26e10544eaf4380d28cf
太平洋諸島フォーラム 4首脳が欠席、足並み乱れ目立つ
11/10(金) 17:55配信


毎日新聞
クック諸島の国旗=ゲッティ

 太平洋島しょ国やオーストラリア、ニュージーランド(NZ)など18の国・地域で作る地域協力機構「太平洋諸島フォーラム(PIF)」の首脳会議がクック諸島で開かれ、9日、気候変動対策などについて議論した。域内で中国の影響力が強まる中で、日米などはPIFを通じた島しょ国との連携強化を図るが、今回は4首脳が欠席するなど足並みの乱れが目立っている。

 首脳会議は6〜10日の予定。今月末からアラブ首長国連邦(UAE)で開かれる国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)を前に、気候変動で最も影響を受けやすいPIFの国々としての立場を確認した。また東京電力福島第1原発処理水の海洋放出を巡っては、一部の国から懸念が示された。

 PIFは、2022年に脱退したキリバスが23年2月に復帰した。ただ今回は中国と安全保障協定を締結しているソロモン諸島のソガバレ首相が欠席。NZも総選挙後の連立交渉が長引いている影響で首脳が参加できなかった。また会議の途中で議論に反発したとみられるナウルのアデアン大統領が退席し、足並みの乱れが目立った。

 南太平洋地域では、中国が影響力を広げる中、9月にバイデン米大統領が首都ワシントンでPIFとの首脳会議を開いた。日本も3月、林芳正外相(当時)がソロモン諸島やクック諸島を訪問するなど関係強化を目指している。【バンコク石山絵歩】

3361OS5:2023/11/11(土) 22:15:13
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023111100282&amp;g=int
左右候補、激しく競り合う 大統領選決選投票まで1週間―アルゼンチン
2023年11月11日20時33分


 【サンパウロ時事】南米アルゼンチンの大統領選は19日の決選投票まで1週間となった。年100%を超えるインフレなど経済危機への対応が主要な争点だ。10月に行われた第1回投票でトップに立った与党連合(中道左派)のセルヒオ・マサ経済相(51)を中央銀行廃止など過激な公約を掲げる独立系右派のハビエル・ミレイ下院議員(53)が猛追し、競り合いの様相を呈している。

 コンサルティング会社アナロヒアスの世論調査によると、支持率はマサ氏が42.4%で依然優位に立っている。ミレイ氏は39.7%だが、差は10月の投票時よりも縮小した。ミレイ氏を優勢とする別の世論調査もあり、最後まで予断を許さない状況だ。
 両陣営は、第1回投票で約24%の得票率で3位と敗れたパトリシア・ブルリッチ元治安相の支持票を奪い合っている。ミレイ氏は、ブルリッチ氏やマクリ前大統領ら野党連合(中道右派)の一部と「左派政権打倒」で方針が一致。決選投票での支援を取り付けた。ただ、野党連合を構成する政党の中には一線を画す動きもあり、支持票をどこまで取り込めるのか不透明感が強い。
 これに対し、マサ氏は7日、次期政権の経済相について自身の政治勢力からではなく、「別の勢力から起用する」と表明。野党連合からの離反者を誘う戦術にかじを切った。
 アルゼンチンは、主産品の農産物が干ばつの影響で不作となり、輸出が不振。通貨ペソが急落し、インフレが一段と進んだ。
 ミレイ氏は経済の安定に向けて中銀廃止の他、ペソに代わりドルを導入する「ドル化」などを公約。利益誘導型ではない新たな政治を求める人々からの支持を伸ばし、8月の予備選で事前予想を覆してトップとなった。マサ氏は、ミレイ氏の公約は実現が難しいと批判し、経済対策として減税を打ち出した。

3362OS5:2023/11/14(火) 00:32:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/6ce1bf168ad5491b151681e912ba8f3077374ffe
スーダン800人超死亡 「ダルフール危機」再来か 民族浄化の恐れ
11/13(月) 20:30配信

朝日新聞デジタル
チャド東部アドレで2023年10月12日、家財道具を馬車に積んでスーダンから避難してくる難民たち=中野智明氏撮影

 アフリカ北東部スーダンで国軍と衝突する準軍事組織「即応支援部隊(RSF)」などによる民間人への攻撃が過激化している。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は10日、西部ダルフールで黒人系住民の800人以上が殺害されたと報告した。「民族浄化」の様相で、多くの難民が隣国チャドへと逃げている。


 「状況は最悪だ。RSFに親族10人が殺された」。チャドに避難するスーダン人難民の女性は8日、朝日新聞の取材にそう語った。UNHCRなどの調査では、4月半ばの戦闘開始後、約620万人が国内外に逃れた。チャドには約45万人が避難している。

 民間人の被害が特に激しいのがダルフールだ。AP通信によると、アラブ系を中心とするRSFは過去数週間で攻勢を強め、西ダルフールの軍事拠点を占拠。その直後に、黒人系住民に対する大規模な虐殺が始まったとみられる。欧州連合のボレル外交安全保障上級代表は12日に「国際社会はダルフールのできごとに目をつぶり、新たなジェノサイド(集団殺害)が起きることを許してはいけない」とする声明を出した。

 UNHCRによると、襲撃を受けたのは西ダルフールのアルダマタで、周辺から避難者が集まる国内避難民キャンプがある。100近い避難所が破壊され、性暴力や拷問の報告も相次いでいる。10日までの1週間で少なくとも約8千人がチャドに逃れたという。

 この地域では20年前に「ダルフール危機」が起き、約30万人が死亡した。UNHCRのフィリッポ・グランディ高等弁務官は声明で「20年前、世界はダルフールでのひどい残虐行為と人権侵害に衝撃を受けた。我々は、同じような動きが展開されることを恐れている」と訴えた。(今泉奏)

朝日新聞社

3363OS5:2023/11/16(木) 19:23:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/730d73bc784e1fe00b1abec78b1ce9fdcf6a303d
ハイチ首都のスラム街でギャングが病院を包囲 警察が患者ら救出
11/16(木) 14:46配信


毎日新聞
ギャングが包囲した病院の外観=ポルトープランスで2023年1月23日、AP

 カリブ海の島国ハイチの首都ポルトープランスで15日、武装したギャングが病院を包囲した。AP通信が伝えた。動機は不明だが、周囲の家々に放火し、患者らが外に出られないようにした。

【写真まとめ】カリブ海の島国ハイチ 2021年には地震で1200人超が死亡

 襲われたのは、西半球最大のスラム街と呼ばれるシテソレイユの病院。同病院の幹部はAP通信に対し、装甲車3台で駆けつけた警察隊によって子ども40人と患者70人が安全な場所に避難したと述べた。シテソレイユの住民に恐喝や強盗などを繰り返すギャングによる犯行とみられている。

 ハイチでは2021年7月にモイーズ大統領が武装集団に暗殺され、翌月には大地震が発生。混乱に乗じて勢力を拡大したのがギャングで、ポルトープランスの約80%を支配しているとされる。同国ではギャング同士の抗争の激化などを背景に殺人や誘拐、性暴力被害が相次ぎ、今年初めには別の病院にも武装したギャングが押し入り、患者を誘拐する事件があった。

 国際社会はハイチの正常化に動き出しており、10月には国連安全保障理事会(15カ国)が加盟国に多国籍部隊の派遣の権限を与える決議を賛成多数で採択した。【ニューヨーク中村聡也】

3364OS5:2023/11/17(金) 10:35:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/23740f7395e21545286c67a55728deeebdf6dbb4
アルゼンチン大統領選、19日に決選投票 右派勝利なら親中姿勢に変化
11/17(金) 8:59配信


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産経新聞
【ニューヨーク=平田雄介】南米アルゼンチンは19日、大統領選の決戦投票を行う。物価高や通貨安がもたらす経済的混乱への対策が争点。貧困層の生活改善を重視する与党連合の左派セルヒオ・マサ経済相(51)と、大幅な歳出削減を訴える経済学者の右派ハビエル・ミレイ下院議員(53)が競り合う。ミレイ氏は現政権の親中姿勢も見直しを訴えている。

大統領選は現職の左派フェルナンデス氏の任期満了に伴うもの。フェルナンデス氏は経済危機が原因で世論調査の支持率が低迷、与党内でも再選への賛同が広がらず、出馬を断念した。

10月の第1回投票の得票率はマサ氏が36%、ミレイ氏は29%と7ポイント差。3位で敗退した野党連合の右派候補を支持した23%の有権者の動向が決選投票の行方を左右するとみられる。世論調査の支持率トップは頻繁に入れ替わり、接戦が続く。

アルゼンチンの10月の消費者物価指数は前年同月比142%上昇。現地からの報道によると、首都ブエノスアイレスではトマト1キロの値段が1週間で2倍になり、通貨ペソの下落により安定した米ドルが流通。法定通貨のドル化や中央銀行の廃止を唱えるミレイ氏の主張が受け入れられやすい土壌が生まれたという。

マサ氏は、ミレイ氏の提案は「経済をさらに混乱させる」と批判、日本の消費税に相当する付加価値税の減税などを公約に掲げる。ただ、現職閣僚として経済的混乱への責任を負うマサ氏に対する批判は根強い。

ミレイ氏は「自由」を重んじる立場から、外交方針でも強権体制の中露朝、キューバなどを非難する。当選した場合は新興5カ国の枠組みBRICSへの新規加盟の方針を撤回し、米国との関係を強化したい考え。マサ氏は現政権の方針を受け継ぎ、中国との関係を重視、BRICSへの新規加盟も進める方針を示す。債務危機を回避するための国際通貨基金(IMF)との交渉でも、引き続き中国に仲介を頼むとみられ、対中依存は深まる方向だ。

3365OS5:2023/11/20(月) 17:36:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/9ff73cbe473b96ad192fcfaf0d03ac4ecd1ea67f
アルゼンチン大統領選 極右野党のミレイ氏勝利 中国に批判的な候補
11/20(月) 10:14配信
毎日新聞
投票を済ませ、手を振るハビエル・ミレイ氏(左)=ブエノスアイレスで2023年11月19日、AP

 南米アルゼンチンで19日、大統領選の決選投票があり、第三極の極右ハビエル・ミレイ下院議員(53)が与党連合の中道左派セルヒオ・マサ経済相(51)を破り、当選を確実にした。マサ氏が公式の投票結果が発表される前に、支持者を前に敗北宣言した。地元メディアが伝えた。


 アルゼンチンはフェルナンデス現政権下で、巨大経済圏構想「一帯一路」への参加を表明するなど中国との関係を強化してきた。ミレイ氏は「共産主義者と取引しない」と述べるなど中国に批判的な態度を取る。アルゼンチンは8月に中露主導の新興5カ国(BRICS)への参加を認められたが、これにも反対で、同国の外交政策は今後、大きく変わる可能性がある。

 ミレイ氏は12月10日に新大統領に就任する。任期は4年。【ニューヨーク中村聡也】

3366OS5:2023/11/20(月) 18:25:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/455a35521e40ca8dcafddd98fba680b2f3d2d9e0


アルゼンチン大統領に極右の野党候補 中央銀行廃止・ドル移行を主張
11/20(月) 17:34配信


毎日新聞
大統領選で勝利後、支持者を前に演説するミレイ氏=ブエノスアイレスで2023年11月19日、ロイター

 南米アルゼンチンで19日、大統領選の決選投票があり、第三極の極右ハビエル・ミレイ下院議員(53)が与党連合の中道左派セルヒオ・マサ経済相(51)を破り、当選を確実にした。地元メディアが伝えた。


 アルゼンチンはフェルナンデス現政権下で、巨大経済圏「一帯一路」への参加を表明するなど中国との関係を深めてきた。ミレイ氏は「共産主義者とは取引しない」と述べるなど中国に批判的な態度を取る。アルゼンチンは8月に中露主導の新興5カ国(BRICS)への参加を認められたが、これにも反対する。同国の外交政策は今後、大きく変わる可能性がある。

 選挙管理当局によると、開票率99・03%の時点で、ミレイ氏の得票率は55・71%、マサ氏は44・28%だった。

 最大の争点は危機に陥る経済の再建だった。アルゼンチンは国内総生産(GDP)で隣国ブラジルに次ぐ南米2位の経済大国だが、干ばつの影響で主要産業の農業が低迷。通貨安も止まらず、10月の物価上昇率は142・7%の上昇と9カ月連続で100%を超えた。物価はここ1年で2・4倍上がった格好だ。

 経済学者でリバタリアン(自由至上主義者)のミレイ氏は選挙戦で、インフレを抑制できない中央銀行の廃止や経済のドル化を主張。経済が上向かないことから、与党の中核をなす正義党(ペロン党)に代表される既存勢力に不満を募らす若者らの支持を得た。決選投票では、10月の1回目投票で3位だった中道右派候補の支持者からの票も取り込んだとみられる。

 ミレイ氏は同日、「きょうからアルゼンチンの再建が始まる」と勝利宣言。マサ氏は選管の結果が発表される前に「ミレイ氏が新大統領だ」と敗北を認めた。

 ミレイ氏はトランプ前米大統領を信奉し、就任後は米国との関係を重視する考えだ。トランプ氏は同日、自身が立ち上げたソーシャルメディア「トゥルース・ソーシャル」を更新し「あなたを誇りに思う。アルゼンチンを再び偉大に!」と勝利を歓迎した。

 ミレイ氏は12月10日に新大統領に就任する。任期は4年。【ニューヨーク中村聡也】

3367OS5:2023/11/20(月) 22:06:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/e1554e18157b1f2a4db1d11cb03e2e244633ad4d
現職が大統領選敗北認める リベリア、政権交代へ
11/18(土) 10:47配信


共同通信
 【ナイロビ共同】任期満了に伴う西アフリカ・リベリアの大統領選で、現職のジョージ・ウェア大統領(57)が17日、14日に実施された決選投票でジョセフ・ボアカイ前副大統領(78)に敗北したと認めた。ロイター通信が伝えた。ウェア氏が敗北を受け入れたことから、混乱なく政権交代が進むとみられる。

 ウェア氏はかつて欧州の名門サッカークラブで活躍した元スター選手。2017年の選挙でボアカイ氏を制して大統領に就任したが、野党勢力から汚職撲滅に失敗したなどと批判されてきた。

 地元ラジオで、ボアカイ氏に電話で祝意を伝えたことを明かし、支持者に向けて民主的手続きの尊重を呼びかけた。

3368OS5:2023/11/20(月) 22:07:02
https://www.nikkansports.com/general/news/202311180000597.html
リベリアのジョージ・ウェア大統領が敗北 元バロンドール賞のサッカー名選手
[2023年11月18日15時23分]
ジョージ・ウエア氏
ジョージ・ウエア氏

任期満了に伴う西アフリカ・リベリアの大統領選で、現職のジョージ・ウェア大統領(57)が17日、14日に実施された決選投票でジョセフ・ボアカイ前副大統領(78)に敗北したと認めた。ロイター通信が伝えた。ウェア氏が敗北を受け入れたことから、混乱なく政権交代が進むとみられる。

ウェア氏はかつて欧州の名門サッカークラブで活躍した元スター選手。パリ・サンジェルマン時代の1995年には、アフリカ人として初のバロンドール(世界年間最優秀選手)を受賞。「リベリアの怪人」の愛称で2003年までプレーした。

引退後は政治家として活動し、2017年の選挙でボアカイ氏を制して大統領に就任したが、野党勢力から汚職撲滅に失敗したなどと批判されてきた。地元ラジオで、ボアカイ氏に電話で祝意を伝えたことを明かし、支持者に向けて「選挙結果を受け入れた私の後に続くよう促す」と民主的手続きの尊重を呼びかけた。

選管が発表した開票率99・6%時点の結果によると、得票率はボアカイ氏が50・89%、ウェア氏が49・11%だった。

ボアカイ氏はノーベル平和賞を受賞した女性大統領エレン・サーリーフ氏の政権で副大統領を務めた。ウェア政権下で景気低迷に不満を抱える人々の支持を取り付けた。高止まりする若年層の失業率の改善など経済再生の手腕が注目される。

リベリアは金やダイヤモンドの産出国だが、03年に終結した内戦後も経済の停滞から抜け出せない世界最貧国の1つ。(共同)

3369OS5:2023/11/20(月) 22:08:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/2e8b6ecde440306fe0c0e38a5d3ea69355bb0b5c
モルディブ新大統領、駐留インド軍撤収を明言
11/18(土) 12:37配信

AFP=時事
モルディブの首都マレで、就任宣誓を終えたモハメド・ムイズ新大統領(2023年11月17日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】インド洋の島国モルディブのモハメド・ムイズ(Mohamed Muizzu)新大統領(45)は17日、就任後初めての国民向けの演説で、同国に駐留するインド軍を撤収させると明言した。

 ムイズ氏はテレビ中継された屋外での式典で司法長官の前で就任宣誓した後、「モルディブには外国の軍事要員を一切駐留させない」「わが国の安全保障に関しては越えてはならない一線を引く。モルディブも、他国の一線を尊重する」と強調。

 インド軍について名指しこそしなかったが、選挙公約の実現を改めて表明した。公約では、インドの治安要員50〜75人の撤収を掲げていた。

 今週AFPの取材に対しては、インド軍を中国軍に置き換えることで地域の軍事バランスを一変させることは意図していないと述べていた。

 ムイズ氏は首都マレの前市長で、国家計画・住宅・インフラ相を7年間務めた。過去には同国にとって重要な財政支援国である中国との「強い絆」を育むと約束していた。

 就任式には中国、インド両国の他、バングラデシュとセーシェル、スリランカの高官が出席した。【翻訳編集】 AFPBB News

3370OS5:2023/11/20(月) 22:30:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/431d8d3ed1631b4447394c67d668c110613c6abe
中南米「左派政権の波」に一石 次期アルゼンチン大統領、親中路線を見直し
11/20(月) 20:41配信

産経新聞
南米アルゼンチンの大統領選で右派のハビエル・ミレイ氏(53)が勝利し、近年、左派政権の誕生が相次いでいた中南米の政治地図に一石が投じられる形となった。ミレイ氏は左派、フェルナンデス現政権の親中姿勢を見直し、対米関係を強化したい意向だ。

中南米では2018年のメキシコ▽19年のアルゼンチン▽20年のボリビア▽21年のペルー▽昨年のホンジュラス、チリ、コロンビア▽今年のブラジル-と左派政権の発足が続いた。「共産主義化(赤化)するほど過激ではない」との意味で「ピンクの波」と呼ばれる。米国は近接する中南米諸国の左傾化や対中接近に神経をとがらせてきた。

フェルナンデス大統領は中国の巨大経済圏構想「一帯一路」への参加を決定し、「米国への依存を止める」などと公言してきた。これに対してミレイ氏は、自らの外交方針を「社会、国家主義者との戦い」だと表明。中露などの新興5カ国(BRICS)に新規加盟するとのフェルナンデス政権の方針にも反対してきた。(ニューヨーク 平田雄介)

3371OS5:2023/11/20(月) 22:31:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/1d150df4b61b8d4b3fb3f789db0107495db1795d
アルゼンチン大統領選「アウトサイダー」に集まった期待 既存政党に不満噴出
11/20(月) 20:28配信
産経新聞
【ニューヨーク=平田雄介】南米アルゼンチンの大統領選で当選を決めた経済学者のハビエル・ミレイ氏(53)は、テレビ番組での辛口の歴代政権批判で人気を博し、政界へと転じた「アウトサイダー」だ。有権者は長年の経済的混乱を解決できないとして既存の二大政党に対する不満を噴出させ、これがミレイ氏の劇的な勝利につながった。

大統領選では、2001年の債務危機から続く経済的苦境からの脱却策が最大の争点だった。

アルゼンチンでは、米国の利上げに伴う通貨ペソの下落や、記録的な干魃(かんばつ)による農産品生産の落ち込みで激しいインフレが続く。10月の物価上昇率は前年同月比142%と約30年ぶりの高水準で、9カ月連続の100%超となった。貧困層は国民の4割を超える。

ミレイ氏は、個人の自由を重視し、政府の介入を否定するリバタリアン(自由至上主義者)。中央銀行の廃止や法定通貨の米ドル化、国営企業の民営化を唱え、若年層など変革を求める有権者の受け皿となった。

決選投票で敗れた与党連合の候補、マサ経済相は「経済や社会を混乱させる」とミレイ氏を批判し、ロイター通信はミレイ氏の政策を「痛みを伴うショック療法」と伝えた。だが、20年以上も経済苦に耐えてきた有権者の間では、インフレを抑制できない中央銀行の廃止など、過激ともいえるミレイ氏の主張に懸ける機運が強まった。

国内ではすでに、価値下落の続くペソを忌避して米ドルの流通が広がっており、法定通貨のドル化も受け入れやすい素地がある。

ただ、ミレイ氏が率いる新興政党「自由前進」は小規模で、政策の実現には上下両院での既存政党との協力が不可欠となる。初挑戦で大統領選に当選したミレイ氏の政治手腕も未知数だ。

ミレイ氏は公約する大幅な歳出削減を表現するためとして選挙集会でチェーンソーを振り回し、革ジャン姿でロックを歌うなど大衆迎合的な態度で知られる。知識人層の間では、ミレイ氏の言動をトランプ前米大統領に重ね、アルゼンチンの先行きを懸念する声が広がっている。

10月の大統領選第1回投票では、与党連合のマサ氏が36%を得票し、得票率29%のミレイ氏をリードしていた。だが、この投票で3位となり、決選投票に進めなかった野党連合の中道右派ブルリッチ元治安相(得票率23%)が、左派政権の打倒を重視する立場からミレイ氏への個人的支持を表明し、流れが傾いたとみられている。

3372OS5:2023/11/21(火) 08:44:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/5db53c79f7d101211ac84bae2428523f3ddb2565
アルゼンチン次期大統領にミレイ氏 親中路線と決別へ 経済危機に「荒療治」
11/21(火) 7:05配信


時事通信
19日、アルゼンチン大統領選の決選投票に勝利し、ブエノスアイレスで支持者に手を振るハビエル・ミレイ氏(AFP時事)

 【ブエノスアイレス時事】19日に行われた南米アルゼンチン大統領選の決選投票で、独立系右派ハビエル・ミレイ下院議員(53)が中道左派与党連合候補を破り勝利した。

 経済危機を招いた現フェルナンデス政権に対する不満票の受け皿となった。経済の安定化に向け、通貨ペソを廃止して米ドルを導入するなどの「荒療治」で対処すると表明しており、実行されれば混乱を招くのは必至。外交は現政権の親中路線とは決別し、親米に軸足を置く見通しだ。

 ミレイ氏は19日夜、支持者らを前に勝利を祝う演説を行った。「きょうでアルゼンチンの衰退の終わりが始まる。新たなページを開こう」と呼び掛けた。

 選挙では、インフレが年150%に迫る中で行われ、経済再生が主要な争点となった。アルゼンチンでは過去2回の選挙で二大政党連合が交互に政権を担ったが、諸問題の解決は先送りされた。「第三の候補」として過激な主張を展開するミレイ氏の政策に活路を見いだそうとする有権者の票が、同氏を国の頂点の座に押し上げた。

 12月10日に大統領に就任するミレイ氏は、政権発足当初から少数与党となる見込み。選挙協力で一致した中道右派の一部と連携する見通しだが、政権運営は難航が予想される。目玉公約のドル化にしても、国の外貨準備が実質マイナスとなる中、まずはドルを調達する必要があり、実行までには時間がかかりそうだ。

 ブエノスアイレス大学講師サンティアゴ・ガルシア氏は、ドル化など一連の対策は、アルゼンチンで過去に実施された新自由主義の政策に位置付けられると指摘。「(過去の政策は危機を)せき止める役目を果たしたが、最終的には危機が深まった」と警告した。

 外交方針についてミレイ氏は「地政学の同盟は米国とイスラエルだ」と発言。中国の巨大経済圏構想「一帯一路」への参加などを通じて中国と関係を深めた現政権からの大きな方針転換となる。

 ミレイ氏は米国のトランプ、ブラジルのボルソナロ両前大統領を称賛し、政治手法も両氏に似ている。米国とブラジルでは前大統領の政権下で国の分断が進み、いずれも支持者らが議会を襲撃する事件が起きた。アルゼンチンでも期待が失望に変われば、同様の事態を招きかねない。

3373OS5:2023/11/21(火) 15:51:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/93ba1db9eba3b5ad8d3070430af62e73cfc1b9d6
インド軍撤収を正式要請 「親中派」大統領、印は関係継続模索 モルディブ
11/20(月) 20:30配信
時事通信
モルディブのムイズ大統領=17日、マレ(AFP時事)

 【ニューデリー時事】インド洋の島しょ国モルディブで17日就任した親中国派のムイズ大統領が、駐留するインド軍部隊の撤収を正式に要請した。

 インドは「モルディブの外交方針の重要な転換」(地元メディア)と受け止めつつ、関係継続を模索している。

 モルディブ大統領府によると、ムイズ氏は就任式翌日の18日、表敬訪問したインドのリジジュ地球科学相と面会。リジジュ氏に「国民の民主的な意思」を尊重するよう伝え、選挙公約通り部隊の撤収を正式に求めた。

 モルディブには、近海の監視や救急搬送を担う航空機やヘリコプターを運用するため、約70人のインド軍兵士が駐留しているとされる。インドは人道面での貢献を強調するが、ムイズ氏は就任演説で「主権と独立を保つため、いかなる外国の部隊も駐留させない」と訴えていた。

 インドメディアは、駐留部隊の運用を続けるため「実行可能な解決策」を両国が協議しているとする印政府高官の話を伝えた。ソーリフ前大統領はインド寄りだっただけに、インドには新政権の対中傾斜を防ぎたい考えがあるとみられている。

 ムイズ氏は同じく面会した中国の※(※は言ベンに甚)貽琴国務委員に対しては、長年にわたる中国の貢献に謝意を伝え、「きょう、両国の歴史的な友好関係が新たな章を迎えた」と表明した。

 ムイズ氏は親中路線を取ったヤミーン元大統領の下で住宅相を務め、中国の巨大経済圏構想「一帯一路」を利用した多くのインフラプロジェクトに携わった。モルディブはアジアと中東を結ぶ海上交通の要衝にあり、中国も投資やインフラ整備を通じ浸透を図ってきた。

3374OS5:2023/11/26(日) 17:11:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/97a34d2eb241039ca2d4fee81558aaa41392e587
マダガスカル大統領選、現職再選 野党は受け入れ拒否
11/26(日) 5:57配信

時事通信
マダガスカル大統領選で再選を決めたラジョエリナ大統領(中央)=25日、アンタナナリボ(AFP時事)

 【アンタナナリボ・ロイター時事】東アフリカ沖の島国マダガスカルの選管は25日、大統領選(16日投票)で現職のラジョエリナ大統領(49)が暫定58.9%の票を集めて再選されたと発表した。

 野党は結果の受け入れを拒んでいる。

 ラジョエリナ氏は、選管発表を受け「国民は継続と安定の道を選んだ」と語った。野党側は同氏がフランス国籍を取得してマダガスカル籍を失ったため、立候補資格がないなどと指摘。選挙でも不正があったと主張した。

3375OS5:2023/11/27(月) 15:21:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/4da30256af392c51b94fb10d4c96e53e9a242b14
ラクソン新首相が就任 保守3党連立、経済再生急務に NZ
11/27(月) 7:31配信
時事通信
27日、ウェリントンで宣誓を行うニュージーランドのラクソン新首相(AFP時事)

 【シドニー時事】ニュージーランド(NZ)総選挙で第1党となった中道右派の国民党のクリストファー・ラクソン党首(53)が27日、首都ウェリントンでの宣誓式を経て首相に就任した。

 保守系の少数政党ACT、NZファースト両党との連立政権を率いる。インフレの高止まりで厳しい状況が続く経済の再生が急務となる。

 ラクソン氏は宣誓式で「新内閣は団結したチームだ。国民に奉仕していく」と述べた。

3376OS5:2023/11/27(月) 23:08:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/2e30a8c2e5b05d0739e58765b215e95a43eb816d
NZでラクソン首相が就任 6年ぶり政権交代、経済立て直しが課題
11/27(月) 18:00配信

朝日新聞デジタル
ウェリントンで27日、ラクソン新首相(手前中央)が宣誓式に臨んだ=AP

 ニュージーランド総選挙で第1党となった中道右派・国民党のラクソン党首(53)が27日、新首相に就任した。右派のACT党、中道のNZファースト党との連立で、6年ぶりに政権交代した。

 AFP通信によると、ラクソン首相は報道陣に「第一の仕事は経済の立て直しだ」と述べ、高騰する生活費の抑制、インフレ対策などに取り組むとした。連立合意では減税や治安向上のための警察官の訓練などを盛りこんでいる。また、前政権時に可決された、2009年以降に生まれた人が生涯にわたって紙巻きたばこを買えなくする法律は撤廃することに合意した。

 ラクソン氏はニュージーランド航空の最高経営責任者(CEO)などを経て20年の総選挙で国民党候補となり当選した。

 前政権与党の労働党は20年総選挙では単独過半数を得て圧勝した。しかし、コロナ禍からの経済回復が滞り、サイクロンの影響も受けた。食料品、燃料費、賃料などが高騰し、犯罪も増えた。労働党は今年10月の総選挙で大敗。国民党は第1党となったが単独過半数には届かず、連立交渉が続いていた。(バンコク=翁長忠雄)

朝日新聞社

3377OS5:2023/11/28(火) 08:28:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/e01ac54509e6622b4a55ca431747adbb9076ddf2
ニュージーランドで新政権発足 連立交渉長引き、総選挙から1カ月半
11/27(月) 15:38配信

毎日新聞
ニュージーランドの国民党のラクソン党首=AP

 ニュージーランド(NZ)で27日、10月の総選挙で第1党となった中道右派・国民党のラクソン党首が首相に就任し、友党ACT党とポピュリスト政党のNZファースト党との右派連立政権が発足した。連立交渉が長引いたことから、総選挙から約1カ月半を経ての船出となった。

 総督による任命後、ラクソン氏は新政権について「能力の高い結束したチームだ。それぞれが自身の新しい責任を真剣に捉えている」と述べた。

 地元メディアによると、外国人の住宅購入に関する政策の違いや、閣僚ポストの争いなどで連立交渉が長引いたとみられる。交渉の末、副首相は、NZファースト党とACT党が任期を1年半ずつ分ける異例の布陣となった。

 NZの総選挙(1院制、基本定数120)は、小選挙区制と比例代表制を組み合わせた仕組みで、選挙結果次第では定数が変動する場合がある。今回は122議席に増加。3日に発表された公式結果によると、各党の獲得議席数は、国民党48、労働党34、緑の党15、ACT党11、NZファースト党8、マオリ党6。【バンコク石山絵歩】

3378OS5:2023/11/28(火) 11:57:47
4460 OS5 2023/11/27(月) 16:20:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/e01ac54509e6622b4a55ca431747adbb9076ddf2
ニュージーランドで新政権発足 連立交渉長引き、総選挙から1カ月半
11/27(月) 15:38配信
毎日新聞
ニュージーランドの国民党のラクソン党首=AP

 ニュージーランド(NZ)で27日、10月の総選挙で第1党となった中道右派・国民党のラクソン党首が首相に就任し、友党ACT党とポピュリスト政党のNZファースト党との右派連立政権が発足した。連立交渉が長引いたことから、総選挙から約1カ月半を経ての船出となった。

 総督による任命後、ラクソン氏は新政権について「能力の高い結束したチームだ。それぞれが自身の新しい責任を真剣に捉えている」と述べた。

 地元メディアによると、外国人の住宅購入に関する政策の違いや、大臣ポスト争いなどで連立交渉が長引いたとみられる。交渉の末、副首相は、NZファースト党とACT党が任期を1年半ずつ分ける異例の布陣となった。

 NZの総選挙(1院制、基本定数120)は、小選挙区制と比例代表制を組み合わせた仕組みで、選挙結果次第では定数が変動する場合がある。今回は122議席に増加。3日に発表された公式結果によると、各党の獲得議席数は、国民党48、労働党34、緑の党15、ACT党11、NZファースト党8、マオリ党6。【バンコク石山絵歩】

3379OS5:2023/11/28(火) 16:54:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/cf714fdd89aaba654c68c307d471c433febb1055
マンデラ後、南アフリカ与党苦境 死去10年、ガザ情勢で活路
11/28(火) 16:08配信
共同通信
マンデラ氏像の横で演説する南アフリカのラマポーザ大統領=2020年2月、ケープタウン(ゲッティ=共同)

 【ナイロビ共同】南アフリカでアパルトヘイト(人種隔離)撤廃に尽力したマンデラ元大統領の死去から12月5日で10年。かつて率いた与党のアフリカ民族会議(ANC)は、カリスマの不在で党勢が衰退。苦境に陥る中、最近は緊迫するパレスチナ自治区のガザ情勢を巡り、イスラエルへの非難を強めている。政権運営の安定化に向け、親パレスチナ野党への接近に活路を見いだしたい党指導部の思惑がにじむ。

 ANCはマンデラ政権が誕生した1994年以来、政治を牛耳ってきた。ただ近年は高失業率に苦しむ黒人支持者が離反し、来年実施予定の総選挙では、下院での過半数割れが現実味を帯びている。

3380OS5:2023/11/30(木) 08:58:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/1ac008e98dd826239043a8d0bd1cc06684653192
隣国の7割が「自国領」 ベネズエラ、ガイアナと対立 南米
11/30(木) 7:18配信
時事通信
ベネズエラのマドゥロ大統領=28日、カラカス(AFP時事)

 【サンパウロ時事】強権姿勢を強める南米ベネズエラの反米左派マドゥロ政権が、隣の小国ガイアナの国土の約7割を占める地域を自国領と主張し、12月3日の国民投票を通じ「奪還」に向けた機運を高めようとしている。

【ひと目でわかる】ガイアナのエセキボ地域

 反発するガイアナは国際司法裁判所(ICJ)に対し投票差し止めなど暫定措置を求め、米国との軍事協力も模索。双方は一歩も譲らない姿勢だ。

 ベネズエラが領有権を訴えているのは、16万平方キロに及ぶ「エセキボ地域」。1899年の国際仲裁裁定で当時英領だったガイアナの領土と認められたが、ベネズエラは仲裁には不正があったとして無効を主張している。

 ガイアナの沖合では、2015年に石油メジャーの米エクソンモービルが大規模油田を発見したのを皮切りに、油田が相次ぎ確認された。ガイアナはオイルマネーで潤い、国際通貨基金(IMF)によれば今年の経済成長率は38%が見込まれる。経済的な思惑も絡み、ベネズエラ側の要求は最近になって高まった。

 ベネズエラの国民投票では、仲裁裁定を拒否するかや、係争地を最終的に自国領とするかなどを問う。マドゥロ大統領は投票を控え、領土を取り戻すため「国が一体になっている」と強調した。投票で国民の支持を得て、主張の正当性をアピールする狙いがあるとみられる。

 一方、ガイアナは仲裁裁定を「最終決着」と見なしている。ジャグデオ副大統領は24日、国益を守るため、外国軍の基地建設など「全ての選択肢がある」と表明。米国防総省の担当者らが近くガイアナを訪問すると明らかにした。

 ICJは28日、ガイアナの求める暫定措置に関して、12月1日に判断を示すと発表した。

 ガイアナは南米大陸の北部に位置。本州よりやや小さい国土に約81万人が暮らしている。人口の4割をインド系が占め、アリ大統領もインド系。

3381OS5:2023/12/04(月) 19:17:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/54cfe6ec5aad3ea645feb0eba38645deb6c3ff32
国民投票で95%賛成 隣国ガイアナの「エセキボ」領有 ベネズエラ
12/4(月) 15:28配信

時事通信
 【カラカスAFP時事】南米ベネズエラの選挙管理当局は3日、隣国ガイアナ領内の「エセキボ地域」に対するベネズエラの領有権主張の是非を問う国民投票で、賛成が95%に達したと発表した。

 投票に法的拘束力はない。

 ベネズエラのパドリノ国防相は国営テレビの会見で「国民は見事にやってのけた」と投票を称賛。一方、ガイアナのアリ大統領はフェイスブックに「ガイアナ国民は何も恐れることはない」と投稿した。

3382反米で結びつく日本の極右とイギリス野郎:2023/12/06(水) 16:51:41
〓また茨城県南部で震度2の人工地震(2023年12月6日<水>午後零時8分頃)。

〓人工地震は反米・極右の仕業。

〓ピューリタン革命やアメリカ独立革命、フランス革命などブルジョア革命に悉く反抗し、大英博物館にカール・マルクスを招き入れて、ブルジョアに対する階級闘争、暴力革命、テロを煽る『資本論』を書かせたイギリス王党派。
.
〓米・仏などのブルジョア革命政権の軍門に降ることを潔しとせず、『共産主義の衣を纏った啓蒙専制君主』として生き延びようと悪足掻き。
.
〓キリスト教のイギリス国教会の首長でありながら 「宗教は阿片」と喚き散らしたカール・マルクスを大英博物館に招き入れ、ブルジョアを敵視して階級闘争を煽る『資本論』を書かせた二枚舌。

〓『反ブルジョア革命』、『反米』で手を組もうと水戸徳川の尊皇攘夷集団(反米・極右)に近寄る二枚舌イギリス野郎。

3383OS5:2023/12/06(水) 19:27:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/ca4464d0fb87ca5febce7b298aed
ベネズエラ、領有権巡る投票で「勝利」宣言 「次の一手」に構える隣国ガイアナ 南米
12/5(火) 20:31配信

時事通信
ベネズエラのマドゥロ大統領=3日、カラカス(EPA時事)

 【サンパウロ時事】南米ベネズエラが3日、隣国ガイアナの国土の約7割を占める「エセキボ地域」の領有権が自国にあるかどうかを問う国民投票を実施し、9割の国民から支持があったとして「勝利」を宣言した。

 民意のお墨付きを得たとするベネズエラだが、強権姿勢を強める反米左派マドゥロ政権の今後の出方は不透明。地域の緊張が高まる中、ガイアナ側は武力侵攻など「次の一手」を警戒している。

 国民投票はエセキボ地域を最終的にベネズエラ領に編入することに同意するかなど、政権側の主張に誘導するような5項目を質問し、いずれも「はい」が95%を超えた。マドゥロ大統領は投票結果を受けて「独立運動の指導者が残してくれたものを取り戻す」新たな歴史の第一歩になると宣言した。

 領有権問題は、エセキボ地域を英領ガイアナ(当時)の領土と認定した1899年の国際的な仲裁裁定に端を発する。ベネズエラ側はその後、裁定に不備があったとして無効を主張。問題の「平和的解決」をうたった1966年の協定を唯一の法的な根拠とするよう訴えている。

 ガイアナ沖では近年、油田の存在が相次いで確認された。ベネズエラは係争地を自国領とすることで、こうした資源を掌握する思惑があるとみられる。マドゥロ氏が来年の大統領選を控え、今回の投票を通じて政権への求心力を高めようとしたとの指摘もある。

 国際司法裁判所(ICJ)は1日、エセキボ地域は「ガイアナが管理し、支配している」と認定。現状変更につながる行為を「控えるべきだ」とする暫定措置を命じたが、ベネズエラは投票で、ICJの管轄権を認めないことでも同意を得た。ガイアナ側は、ベネズエラによるエセキボ地域併合を懸念している。ジャグデオ副大統領は4日、地元メディアに対して「侵攻しないというマドゥロ政権からの保証はない」と指摘。ベネズエラと対立する米国をはじめとする外国と防衛協力を進める方針を示している。 5a06823f1a74

3384OS5:2023/12/07(木) 19:56:59
https://www.asahi.com/articles/ASRCR7TZPRBSUHBI020.html?iref=pc_international_top__n
最貧困の村にわいた「特需」 移民相手の商売でゆがむ先住民の社会
有料記事

バホチキート=軽部理人2023年12月1日 6時00分
若い人も老いた人も、みな不安そうな表情で、先住民の男性に次々と現金15ドル(約2200円)を渡していく。15人ほどが支払いを終えたところで男性は200ドル超をポケットに入れ、客にライフジャケットを手渡しながら、スペイン語でこう告げた。

 「急いでボートに乗って。すぐに出発する」

移民を運ぶボート運航、収入は5倍に
 中米パナマ東部、コロンビアとの国境近くにあるバホチキートは、先住民のエンベラ族が500人ほど住む集落だ。携帯電話の電波は届かず、上下水道もほとんど整備されていない。

 ここに、5キロほど離れた「死のジャングル」、ダリエン地峡を通過した移民たちが連日2千人近くやってくる。地峡を通過する人の数が過去最多となる中、押し寄せる移民によってバホチキートでは「特需」が起きている。

 「周りの友人らが急に稼ぐようになって、慌てて自分もボート運航を始めた」

 9月下旬、住人のロニ・ヒラドマさん(47)はそう話した。

かつてない規模でダリエン地峡を通過する移民が増える中、先住民の村は「特需」に沸いています。一方で、持続可能ではないビジネスだという指摘も。記事後半で、負の影響を取り上げています。

 バホチキートに到着した移民は通常、翌日早朝に小型ボートで3時間ほどかけてラハスブランカスという別の集落に行く。運航の担い手は、バホチキートや近隣の集落に住む先住民だ。

 ヒラドマさんは元々アボカド…

3385OS5:2023/12/08(金) 18:27:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/7c8d0258a07a4aafc862d94c47964f1dabb0ebc7
セーシェルで大規模な爆発、非常事態宣言
12/8(金) 7:10配信

CNN.co.jp
爆発があったプロビデンス工業地区はセーシェル最大の島マヘ島にある

(CNN) インド洋の島国セーシェルのラムカラワン大統領は7日、爆発物の貯蔵施設で爆発があり、多くの負傷者が出ていることから、非常事態宣言を発令した。爆発による死者の有無は不明。

大統領府の声明によると、爆発があったプロビデンス工業地区とその周辺で「甚大な被害」が発生。学校は休校となり、市民の生活に欠かせない仕事を担うエッセンシャルワーカーのみが移動を許可される。

セーシェルではまた、最近の大雨で洪水が発生し、「大きな被害」が発生したと声明にはある。

現地の報道によると、爆発で少なくとも100人が負傷。洪水では2人が死亡したという。

セーシェルは115の島から成る島嶼(とうしょ)国で、爆発が起きた工業地区は同国最大のマヘ島にある。

現地の報道によると、爆発により現場一帯の建物はほぼ全て大きく損壊しており、がれきに覆われている様子は「戦地」のようだと同地区の当局者は語っている。

大統領府は警察への協力と自宅待機を国民に呼び掛けた。

かつて英国の植民地だったセーシェルは東アフリカ沖に位置し、人口は10万人強とアフリカ諸国の中で最も人口が少ない。

3386OS5:2023/12/08(金) 18:28:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/9c4e67c71f698011476ad2d174f918e73cb72e32
爆発、洪水で非常事態宣言 セーシェル
12/7(木) 18:20配信

時事通信
アフリカ沖の島国セーシェル最大のマへ島=2009年11月(AFP時事)

 【ナイロビAFP時事】アフリカ沖の島国セーシェルのラムカラワン大統領は7日、国内最大のマヘ島にある爆発物の貯蔵施設で起きた爆発や、豪雨に伴う洪水で大きな被害が出たことを受けて全土に非常事態宣言を発令した。

 115の島々から成るセーシェルは経済を観光に依拠しており、世界銀行の2021年のデータによるとアフリカ一豊かな国。

 大統領は「全ての学校は休校する。日常生活維持に不可欠な職種の労働者と旅行者のみ移動を許可する」と指摘。爆発は7日に発生し、66人が負傷したと明らかにした。観光当局はX(旧ツイッター)で「国際空港は運用可能で、島々をつなぐフェリーも運航されている」と発表した。

3387OS5:2023/12/11(月) 10:33:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/786ab67cd4c0c24db274c8ed604322d54e6a667b
ミレイ氏がアルゼンチン大統領に就任、「非常事態」の経済を改革、外交は露中重視から転換
12/11(月) 9:00配信

産経新聞
【ニューヨーク=平田雄介】南米アルゼンチンの新大統領に10日、右派ハビエル・ミレイ氏(53)が就任した。国会前の就任演説で、経済の「非常事態」脱却に向けて公金支出の大幅削減を進めるとし、「痛みを伴う改革」への備えを国民に求めた。就任式にはウクライナのゼレンスキー大統領が出席。ロシアと中国を重視した左派フェルナンデス前大統領の外交方針からの転換を印象づけた。

ミレイ氏は経済学者の出身で「小さな政府」を志向するリバタリアン(自由至上主義者)。11月の大統領選決選投票では、財政赤字を縮小できない左派政権の後継候補を批判、「変革」を唱えて逆転勝利した。

選挙戦で注目された中央銀行の廃止や法定通貨のドル化といった急進的な改革案は当選後に穏健化。ミレイ氏は中銀の元総裁を経済相に起用したうえで、ドル化は中銀廃止後の「国民の自由な通貨の選択」により自然と進むとの見解を示し、時間をかける構えを見せる。

就任演説では、年率140%超の物価上昇や法定通貨ペソの価値の急落、多額の貿易赤字や対外債務を踏まえ、経済危機への対処は「時間の猶予も、お金もない」と強調、公金支出の大幅削減の即時実行が「復活の第一歩」と訴えた。

外交面では、11月の当選直後にバイデン米大統領と電話で協議。この後、米東部ニューヨークのユダヤ人墓地を訪ね、10月7日以降のイスラム原理主義組織ハマスのイスラエル攻撃の犠牲者を悼むなど親米路線を明確にした。

中国との関係は貿易の透明性を高め、公正で自由な取引を求めていく方針だ。

ミレイ氏の任期は4年。

3388OS5:2023/12/11(月) 16:53:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/246eee2cf0b47c90af28b40b293960273b2dffc4
エジプト大統領選始まる シーシ氏の3選確実視 ガザ対応も焦点か
12/11(月) 16:00配信

朝日新聞デジタル
エジプト大統領選の投票が始まった10日、投票所の前で3選を目指すシーシ大統領の横断幕を掲げる与党スタッフ=武石英史郎撮影

 エジプトで大統領選挙の投票が10日、3日間の予定で始まり、10年間にわたり実権を握るシーシ大統領ら4人が立候補した。反対派への政治弾圧が続く中、シーシ氏のほかに有力な候補者はおらず、同氏の3選と2030年までの政権維持が確実視されている。選挙後は、イスラエルによるパレスチナ自治区ガザ地区への侵攻についても、隣国として対処を迫られる。開票結果は18日に発表される。

 エジプトでは、中東の民主化運動「アラブの春」を経て、12年に初の自由選挙でイスラム組織「ムスリム同胞団」系のムルシ大統領が就任。翌13年、国防相だったシーシ氏率いる軍が事実上のクーデターでムルシ政権を倒した。シーシ氏は14年と18年の大統領選で当選。19年に憲法を改正し、大統領の任期を4年から6年に延ばし、自身の3選にも道を開いた。

 この間、同胞団系などあらゆる反対勢力の徹底排除が行われ、拘束中の政治犯は6万人以上とされる。

 今回の大統領選に立候補したのは、シーシ氏のほか、ファリド・ザフラン氏(社会民主党)、アブデル・ヤママ氏(新ワフド党)、ハゼム・オマル氏(共和人民党)の3人で、政権支持派が独占する議会内の少数政党の代表をそれぞれ務めているが、いずれも知名度は低い。

朝日新聞社

3389OS5:2023/12/11(月) 17:13:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/75cdd1f03a23c074703109379a49a0d8965e43ad
赤十字の車列に攻撃、9人死傷 戦闘続くスーダン首都
12/11(月) 9:56配信

共同通信
 【カイロ共同】赤十字国際委員会(ICRC)は10日、4月から戦闘が続くスーダンの首都ハルツームで同日、人道目的の車列が意図的な攻撃を受け、2人が死亡し、ICRCスタッフ3人を含む7人が負傷したと発表した。車列はICRCの車両3台とバス3台で全て赤十字のマークがあり、市民100人以上を避難させる予定だった。

 ICRCは攻撃を非難。戦闘当事者の準軍事組織「即応支援部隊(RSF)」は、敵対するスーダン軍の攻撃だったと主張した。軍は、防御陣地にRSFの車を使って近づいてきたとの声明を出した。

3390OS5:2023/12/11(月) 17:13:53
赤十字の車列に攻撃、9人死傷 戦闘続くスーダン首都
12/11(月) 9:56配信


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共同通信
 【カイロ共同】赤十字国際委員会(ICRC)は10日、4月から戦闘が続くスーダンの首都ハルツームで同日、人道目的の車列が意図的な攻撃を受け、2人が死亡し、ICRCスタッフ3人を含む7人が負傷したと発表した。車列はICRCの車両3台とバス3台で全て赤十字のマークがあり、市民100人以上を避難させる予定だった。

 ICRCは攻撃を非難。戦闘当事者の準軍事組織「即応支援部隊(RSF)」は、敵対するスーダン軍の攻撃だったと主張した。軍は、防御陣地にRSFの車を使って近づいてきたとの声明を出した。

3391OS5:2023/12/18(月) 13:23:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/6977a5a12a4a11d1da70a5fc88c2bf2d3b72c173
移民船が転覆、61人死亡か リビア沖「世界で最も危険なルート」
12/17(日) 16:41配信

朝日新聞デジタル
イタリア南部ランペドゥーサ島沖で2021年8月、木製の船に乗った移民89人を救助するイタリアの沿岸警備隊=ロイター

 北アフリカ・リビア沖で多数の移民を乗せた船が転覆し、女性や子どもを含む61人が死亡したとみられると、国際移住機関(IOM)が16日にX(旧ツイッター)で明らかにした。同国沿岸は、アフリカから船で欧州を目指す移民・難民がたどるルートの主な出発点で、IOMは地中海中部の海域が「世界で最も危険な移民ルートの一つであり続けている」としている。

 IOMリビア事務所は生存者の話を元に、86人が乗ったこの船は、同国北西部ズワラを離岸したところだったと投稿。事故を「悲劇的な難破」と表現した。AFP通信によると、事故原因は高波とみられる。救助された25人は、同国の収容施設に移されたという。

 リビアとチュニジアは近年、イタリアを経由して船で欧州を目指す移民や難民たちの出発地点となっている。自国の政治的混乱や貧困などから逃れるためとみられ、2023年には15万人超が両国からイタリアに渡ったという。IOMの報道官はXに、地中海中部で今年、計2250人以上が死亡したと投稿。移民・難民船に十分な安全設備が備わっていないと指摘した。

 一方で、多くの移民・難民が上陸するイタリアでは昨年、移民反対を主張する右翼政党を率いるメローニ氏が首相に就任。フィンランドやドイツなどでも右派政党が支持を広げる。増加する移民への不満が政府に向かい、自国第一主義などを唱える政党に支持が集まる構図が強まっている。(伊藤弘毅)

朝日新聞社

3392OS5:2023/12/20(水) 11:32:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/afe50894a47fc3f7ec80008ec858d5711efd3379
エジプト、エチオピアと水争い ナイル川巨大ダム巡り「交渉決裂」
12/20(水) 9:48配信


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毎日新聞
建設が進む「大エチオピア・ルネサンスダム」=エチオピア西部ベニシャングルグムズ州で2019年9月、ロイター

 ナイル川の水資源を巡り、上流で巨大ダムを建設しているエチオピアと下流に位置するエジプトが対立している問題で、エジプト政府は19日、ダムの管理方法に関する交渉が決裂したと発表した。両国の首脳は7月、4カ月以内に解決することで合意し、交渉が続いていた。希少な水資源を巡る対立の難しさが改めて浮き彫りになった。


 問題となっているのは、エチオピア高原を水源に持つ「青ナイル」沿いでエチオピアが2011年から本格的に建設を始めた「大エチオピア・ルネサンスダム」。最大貯水量は青ナイルの平均年間流水量の約1・5倍とされ、エチオピアはすでに段階的に貯水を始めている。エジプトはこのダムが将来的に水不足を引き起こす懸念を強めている。

 交渉では、エジプトはダムの管理方法などについて法的拘束力のある合意を求めているとされる。エジプト水資源・かんがい省は声明で、「交渉は、エチオピアが技術的・法的な合意を一貫して拒否しているため失敗に終わった」と批判した。エジプトは水需要の9割以上をナイル川に依存しており、水資源の確保は死活問題だ。ダムにより水不足が深刻化すれば、両国間で緊張が高まる可能性がある。【カイロ金子淳】


https://mainichi.jp/articles/20230929/k00/00m/030/299000c?inb=ys
武力紛争も辞さぬ構え? ナイル川の上流と下流の国、巨大ダム巡り溝
金子淳
毎日新聞 2023/9/30 08:00(最終更新 9/30 08:00)
 エチオピアがナイル川上流で建設している巨大ダムの運用方法などを巡り、下流のエジプトとエチオピアの交渉が続いている。エジプトは、ダム整備に伴う水量減少による水不足を懸念。一方、エチオピアはダムを利用した水力発電で電力需要をまかなう計画で、両国とも妥協は許されない状況だ。希少な水資源を巡るあつれきが強まる中、解決策は見いだせるのか。

 問題のダムは、エチオピア高原に水源を持つ「青ナイル」沿いにあるアフリカ最大規模の「大エチオピア・ルネサンスダム」(GERD)。最大貯水量は740億立方メートルで、青ナイルの平均年間流水量の約1・5倍とされる。発電施設がすべて稼働すれば、6000メガワットの発電能力を備えることになる。

 エチオピアは、エジプトが民主化要求運動「アラブの春」で政情不安に陥った2011年からダムの建設を本格的に始め、全体は未完成だが、20年から雨期に段階的に貯水を開始。4年連続で貯水量を増やしてきた。

 だが、下流に位置するエジプトは国土の大半が砂漠で、水需要の9割以上をナイル川に依存している。人口増加などにより、30年までに国民1人当たりの水の消費量は「絶対的な水不足」のラインとされる年間500立方メートルを大幅に下回る300立方メートルまで減少するとの推計もある。ダムの影響でナイルの流水量が減れば、かんがい用水が不足し、農産物の減少や食糧不足にもつながりかねない。エジプトのシシ大統領は21年、「エチオピアにはエジプトの水に手を付けないようにと伝えたい。あらゆる選択肢が開かれているからだ」と語り、武力紛争も辞さない姿勢を示唆したほどだ。

 下流のエジプトとスーダンはこれまで、エチオピアと断続的に協議を続けてきた。地元メディアなどによると、エジプト側は貯水にもっと年数をかけるべきだと主張しており、ダムの管理方法などを巡り、法的拘束力のある合意を求めている。一方、エチオピアは妥協する姿勢を示しておらず、膠着(こうちゃく)状態が続いていた。

 こうした中、シシ大統領とエチオピアのアビー首相は今年7月、首脳会談で「4カ月以内」に結論を出すことで一致。8月から交渉が再開し、事態が再び動き始めた。

 ただ、9月上旬まで実施された1回目の協議では両者ともに譲歩せず、進展はなかった模様だ。10日にはエチオピアが4回目の貯水を完了したと発表。これに対しエジプト外務省はフェイスブックで…

3393OS5:2023/12/22(金) 09:22:30

2818 :OS5 :2023/12/22(金) 09:22:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/61c54d02ff8bb24b7ba0b85afd66dd3668f69337
アンゴラ、OPEC脱退 「自国の利益にならず」と石油相
12/22(金) 0:26配信
ロイター
アンゴラのアゼベド石油相は21日、石油輸出国機構(OPEC)から脱退すると発表した。OPEC加盟はアンゴラの利益にならないと説明した。2021年12月撮影(2023年 ロイター/Dado Ruvic/Illustration/File Photo)

[ルアンダ/ロンドン 21日 ロイター] - アンゴラのアゼベド石油相は21日、石油輸出国機構(OPEC)から脱退すると発表した。OPEC加盟はアンゴラの利益にならないと説明した。原油価格下支えに向け追加減産への支持獲得を目指すOPECにとり痛手となる可能性がある。

アンゴラ大統領府が発表した声明で、アゼベド石油相は「アンゴラはOPECにとどまっても何の利益も得られないと感じており、利益を守るために脱退を決断した」と説明。ロウレンソ大統領もOPECから脱退する決定を承認した。

アゼベド石油相の事務所は先月、OPECとロシアなど非加盟国による「OPECプラス」がアンゴラに対し2024年の生産枠引き下げを提示したことに抗議していた。ブルームバーグの報道では、アンゴラはOPECプラスの決定に不満で、提示された生産目標に縛られない構えとしていた。

OPEC筋によると、アンゴラの脱退決定はサプライズだったという。

アンゴラは07年にOPECに加盟。石油生産量は日量約110万バレル。OPEC全体の生産量は日量約2800万バレル。アンゴラは19年以降、OPECの生産割り当てを満たすほど十分な石油を生産していない。

アンゴラのOPEC脱退に関するニュースを受け、原油先物相場は約2%下落した。

UBSのアナリスト、ジョバンニ・スタウノボ氏は「OPECプラスの結束を巡る懸念から原油価格は下落した」と指摘。同時に、他の有力加盟国が「アンゴラを後追いすることを示唆する兆候はない」と述べた。

3394OS5:2023/12/22(金) 14:21:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/62312e2a850f7dc6853c4dfffd76cb57d53c3d93
OPEC、結束に影 アンゴラ脱退、協調減産に反発
12/22(金) 13:42配信
時事通信
石油輸出国機構(OPEC)本部に掲げられたロゴマーク=オーストリア・ウィーン(EPA時事)

 【ロンドン時事】アフリカの産油国アンゴラが石油輸出国機構(OPEC)からの脱退を宣言した。

 OPECが推進する協調減産に反発。2020年のエクアドルに続く離脱となり、OPECの結束に影を落とした。

 アンゴラのアゼベド鉱物資源・石油・ガス相は21日、国営テレビで「OPECは国益にならない」と強調。同国の脱退表明を受け、英国産北海ブレントの先物価格は一時1.6%下落した。

 OPECには現在、中東やアフリカなどの産油国13カ国が加盟。アンゴラは07年に加わった。16年にはロシアなど非加盟国を加えたOPECプラスの枠組みが事実上発足した。

 アンゴラとナイジェリアは11月、OPECプラスの閣僚級会合で、24年の原油生産方針を巡り、サウジアラビアなどと対立。アンゴラは増産を繰り返し主張したが、受け入れられず、後に抗議する事態に発展していた。

 同国の産油量は、新規開発の停滞などが影響して最近は低迷。6月の会合で24年の生産割当量を引き下げられていた。アンゴラの脱退表明を受け、市場では「OPECの結束が緩むという意味では原油価格は下がる方向だが、影響は小さい」との声が聞かれた。

3395OS5:2023/12/25(月) 09:31:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/6b921c31ecfa61d182b936e5749fb902a537c3cb
アルゼンチン、経済危機に「正攻法」 過激主張を封印、したたか戦略 ミレイ大統領就任から2週間
12/24(日) 7:06配信
時事通信
アルゼンチンのミレイ大統領=12日、ブエノスアイレス(AFP時事)

 【サンパウロ時事】南米アルゼンチンでミレイ大統領が就任して24日で2週間となる。

 経済危機が深刻化する中、大統領選で訴えた法定通貨のドル化など過激な主張は封印。年100%を超えるインフレを退治するため、財政健全化といった「正攻法」の対策を打ち出した。中国を挑発する発言も控え、したたかな戦略を見せている。

 「経済成長を妨げてきた多くの規制を撤廃する」。ミレイ氏は20日夜、テレビ演説で、300項目以上の法令の見直しを通じて、経済の活性化を図る考えを示した。小さな政府を目指すミレイ政権は発足から2日後にも、通貨ペソの価値を約半分にする措置や、エネルギーと輸送の補助金削減など財政赤字の是正策を公表した。

 選挙戦では、放漫財政に対処する姿を訴えようとチェーンソーを振り回すパフォーマンスを演じた。ドル化や中央銀行の廃止といった公約も掲げた。しかし、ミレイ氏は経済学者の顔を持つ。「持っているお金よりも多くを支出する政治」が危機を招いたと至極まっとうに分析。就任後は、20世紀初頭に経済が豊かだった歴史にも触れ、国民に「痛みを伴う改革」を受け入れるよう訴えている。

 外交では親米路線を推進しながらも、中国批判は影を潜めた。ミレイ氏は、就任式出席のために訪問したグランホルム米エネルギー長官らと協議。電気自動車(EV)の電池に不可欠で国内に豊富な重要鉱物のリチウムの開発などに関して米側の協力を取り付け、将来の成長に布石を打った。

 一方、「中国とは取引しない」と反中姿勢を鮮明にしていたミレイ氏は、態度を翻して就任式翌日に習近平国家主席の特使と会談。中国側によると、「一つの中国」原則を支持し、協力を推進する考えを示した。経済再建に向けて中国を利用しようという思惑があるとみられるが、中国英字紙チャイナ・デーリー(電子版)は社説で「2国間の利益と一致している」と論評した。

3396OS5:2023/12/31(日) 17:14:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/c273048c4dbe43a6821502826b7e33a8b217e095
「ジャングル鉄道」出発進行 観光に期待、環境面で懸念も メキシコ
12/30(土) 15:35配信

時事通信
マヤ鉄道の車両=15日にメキシコ大統領府が提供、南東部カンペチェ(AFP時事)

 【サンパウロ時事】メキシコ南東部ユカタン半島を一周するマヤ鉄道の一部区間が12月中旬、開通した。

 世界有数のジャングルを切り開いて線路を敷設。発展が遅れた地域の開発や観光の促進が目的だが、環境破壊への懸念が浮上している。

 2024年2月を目標とする全線開通が実現すれば、5州にまたがる全長1554キロの路線が完成する。今月15日には、メキシコ屈指のリゾート地カンクンとカンペチェ間の約470キロを5時間半余りで結ぶ区間が営業を開始。同区間の料金は1166ペソ(約9700円)からとなった。

 この地域には世界遺産チチェンイツァなどマヤ文明の遺跡が点在し、日本人観光客も多く訪れる。日本貿易振興機構(ジェトロ)の中畑貴雄メキシコ事務所長は「列車に乗り、遺跡やビーチリゾートを巡ることができる」と魅力を語る。

 マヤ鉄道は、ロペスオブラドール大統領が地盤とする南部の開発を目的に整備に着手した。国連機関は、30年までに関連する州で約100万人の新規雇用が生まれると分析している。

 しかし、事業は計画の変更などにより遅れ、大統領が「国家安全保障」を理由に軍を建設に動員したこともあって、事業費も当初見込みの約3倍に膨らんだ。

 森林伐採に伴う生態系や、石灰岩地帯に点在する神秘的な天然の泉「セノーテ」への悪影響も懸念される。用地の6割がジャングルで、「うち9割近くが許可なく伐採された」(民間組織カルトクリティカ)と強引な開発を批判する声も上がっている。

3397OS5:2024/01/01(月) 19:16:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/780a353f611d9556d8e24b66b01b12773500ac01
コンゴ大統領選、現職が再選 得票率73%、2期目へ
1/1(月) 6:19配信
時事通信
2023年12月31日、アフリカ中部コンゴ(旧ザイール)の首都キンシャサで、再選を決め支持者に手を振るチセケディ大統領(右から2人目)(AFP時事)

 【ロンドン時事】アフリカ中部コンゴ(旧ザイール)の大統領選の暫定結果が12月31日判明し、2期目を目指したチセケディ大統領(60)が再選を決めた。

【図解】コンゴ

 得票率は73%だった。ロイター通信などが報じた。同月20日に投票が行われた大統領選には、ノーベル平和賞受賞者の医師ムクウェゲ氏(68)ら20人近くが出馬。候補者乱立で現職が優位とみられていた。

 鉱物資源が豊富なコンゴでは、東部を中心に武装勢力が利権争いを繰り広げ、内戦状態に陥っている。選挙戦では治安回復などが争点となった。

 ロイターによると、チセケディ氏の再選を受け、主な野党候補者らは「われわれは断固として虚偽の選挙とその結果を拒否する」と反発。選挙のやり直しを求めた。

3398OS5:2024/01/04(木) 16:00:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/e917803d29bf7db4e3156efb8660f3c6ea69d670
「ダリエン地峡」通過移民が倍増 米国への経由地、中国人ら52万人 パナマ
1/3(水) 14:30配信

時事通信
中米パナマのダリエン地峡で、川を渡る移民ら=2023年9月、南部ダリエン県バホチキート(AFP時事)

 【パナマ市ロイター時事】南米から米国を目指す移民の通過点となっているパナマとコロンビアの国境「ダリエン地峡」を渡った移民希望者の数が、2023年に過去最多の約52万人に達したことがパナマ移民局の統計で分かった。


 前年の2倍以上で、約4分の1が未成年者という。

 深いジャングルが覆うダリエン地峡を通る移民は、暴力や性的虐待、人身売買、病気などのリスクにさらされている。移民局によれば、23年の通過者のほとんどがベネズエラ人、エクアドル人、ハイチ人、中国人だった。

3399OS5:2024/01/06(土) 08:57:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/3723d7036e7c19c68588e7d8dbf37952d53dd7bf
アマゾン森林破壊が半減 政権交代1年で一定の成果 ブラジル
1/6(土) 6:05配信


時事通信
ブラジル北部アマゾナス州で、違法に燃やされた森林の消火活動に当たる消防隊員=2023年9月(AFP時事)

 【サンパウロ時事】世界最大の熱帯雨林を抱えるブラジルのアマゾン地域で、2023年の森林破壊が前年比で半減したことが、同国国立宇宙研究所の調査で5日までに明らかになった。

 森林保護にかじを切ったルラ政権の発足から1年間で、一定の成果を収めたことになる。

 調査結果によると、アマゾン地域9州で23年に破壊された森林は5152平方キロで、前年の1万278平方キロから大幅に減少。これは5年ぶりの低水準となったが、それでも愛知県に相当する面積の森林が失われている。

3400とはずがたり:2024/01/06(土) 19:38:11
中国には一寸だけ痛手か

イタリア 「一帯一路」からの離脱 中国側へ正式に伝える
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231206/k10014280461000.html
2023年12月7日 19時40分

3401OS5:2024/01/09(火) 08:23:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/2253e62c3b9d5ae8c3cba215f353162c6a2f883a
ブラジル、いまだ続く政治分断 ルラ政権、結束演出に懸命 政府中枢襲撃から1年
1/9(火) 7:16配信

時事通信
ブラジル政府中枢襲撃事件後、大統領府の内部を調べる警備要員ら=2023年1月、ブラジリア(AFP時事)

 【サンパウロ時事】ブラジルで連邦議会など政府中枢機関が右派のボルソナロ前大統領支持者らによって襲撃された事件から、8日で1年がたった。

 事件の背景となった政治の分断は今も続く。左派のルラ大統領は、議会で右派野党と協力する姿勢も示し、国の結束を演出するのに懸命だ。

 事件では、敗北した2022年大統領選で不正があったと不満を持つボルソナロ氏の支持者らが、首都ブラジリアに集結し抗議行動を展開。一部が暴徒化し、議会や大統領府、最高裁の建物に押し入った。

 バローゾ最高裁長官は、事件発生から1年を前に「ありもしない選挙不正の主張が、深刻な犯罪行為につながり得ることを示した」と振り返った。最高裁によると、事件から2日間で逮捕されたのは2170人。うち30人がクーデター未遂などの罪で有罪判決を受け、約200人が現在でも裁判を待っている。

 ルラ氏は就任後、超党派の取り組みを通じ分断修復を推進。長年の懸案だった税制改革を盛り込む法案は、野党の協力を取り付け議会で可決された。ブラジリア大のデニルソン・バンデイラ・コエリョ准教授は「国にとって大きな収穫だ。何より行政府と立法府の合意によって生まれたからだ」と意義を強調する。可決を受け、ブラジルの信用格付けも引き上げられた。

 しかし、政治の分断は依然として深刻だ。調査会社IPECによると、昨年12月時点でルラ政権を「良い」と評価したのは38%で、同年3月から3ポイント低下。「悪い」は同6ポイント上昇し30%で、政権に対する右派支持者の不信感が根強いことを示した。

 ボルソナロ氏は大統領選に絡む権力乱用があったとして、30年までの公職就任を禁じられたが、いまだ意気軒高だ。昨年12月には隣国アルゼンチンの右派、ミレイ大統領の就任式に参加し、ルラ氏が欠席する中で存在感を示した。最近の地元テレビとのインタビューでは、襲撃事件に関し「クーデター未遂だとすれば、首謀者がいるはずだ。だが、いかなる名前も挙がっていない」と司法批判を繰り広げた。

3402OS5:2024/01/09(火) 08:23:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/d0315a049e557331ba8a95c0b55ba93de75a1ed1
仏内閣が総辞職 次期首相にアタル氏浮上
1/9(火) 5:14配信

時事通信
フランスのボルヌ首相=2023年5月、パリ(AFP時事)

 【パリ時事】フランス大統領府は8日、ボルヌ首相(62)が内閣総辞職の意向をマクロン大統領に伝え、受け入れられたと発表した。

 昨年末、移民対策の議会審議を巡って与党内に亀裂が生じ、ボルヌ氏の解任観測が浮上していた。後任は9日に決まる見込み。仏メディアによれば、国民からの人気の高いアタル国民教育相(34)らが有力視されている。

 マクロン氏は2022年の大統領選で再選されたが、定年延長を柱とする年金改革の断行などで支持率が低迷。内閣を刷新して求心力を回復し、政権のレームダック(死に体)化を阻止するのが狙いとみられている。

 AFP通信によると、アタル氏がボルヌ氏の後任に決まれば、仏史上最年少の首相となる。また、アタル氏は同性愛者であることを公表しており、仏首相では初のケースになる。昨年12月の世論調査では、支持率トップの政治家だった。

3403OS5:2024/01/09(火) 08:54:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/b070df144496caf277655b88cceee2f3add90c92
「民主主義の改善」呼び掛け 中枢機関襲撃1年 ブラジル大統領
1/9(火) 8:50配信

時事通信
8日、ブラジリアで演説するブラジルのルラ大統領(AFP時事)

 【サンパウロ時事】ブラジルの国家中枢機関がボルソナロ前大統領の支持者らに襲撃された事件の発生から1年となった8日、首都ブラジリアの連邦議会で式典が開かれた。

 登壇したルラ大統領は、事件を振り返り、「われわれは民主主義を救った」と表明。しかし、事件の背景となった政治の分断を念頭に「民主主義は準備されることはなく、日々築いて、手入れする必要がある」として「改善するために全員で力を合わせる義務がある」と結束を呼び掛けた。

 式典にはルラ氏のほか、バローゾ最高裁長官、パシェコ上院議長ら約500人が参加した。ルラ氏は、事件を「クーデターの試み」と指摘した上で「罪を問わないことは新たなテロ行為につながる」と述べ、責任を追及する姿勢を示した。

 ルラ氏は、8日に米紙ワシントン・ポストにも寄稿。米国で2021年1月に起きた連邦議会襲撃との類似性に触れながら、再発の防止に向け、格差の問題などに今年の20カ国・地域(G20)議長国として取り組む方針を訴えた。 


https://www.jiji.com/jc/article?k=2024010800272&amp;g=int&amp;utm_source=yahoo&amp;utm_medium=referral&amp;utm_campaign=link_back_auto
ブラジル、いまだ続く政治分断 ルラ政権、結束演出に懸命―政府中枢襲撃から1年
2024年01月09日07時15分


 【サンパウロ時事】ブラジルで連邦議会など政府中枢機関が右派のボルソナロ前大統領支持者らによって襲撃された事件から、8日で1年がたった。事件の背景となった政治の分断は今も続く。左派のルラ大統領は、議会で右派野党と協力する姿勢も示し、国の結束を演出するのに懸命だ。
 事件では、敗北した2022年大統領選で不正があったと不満を持つボルソナロ氏の支持者らが、首都ブラジリアに集結し抗議行動を展開。一部が暴徒化し、議会や大統領府、最高裁の建物に押し入った。
 バローゾ最高裁長官は、事件発生から1年を前に「ありもしない選挙不正の主張が、深刻な犯罪行為につながり得ることを示した」と振り返った。最高裁によると、事件から2日間で逮捕されたのは2170人。うち30人がクーデター未遂などの罪で有罪判決を受け、約200人が現在でも裁判を待っている。
 ルラ氏は就任後、超党派の取り組みを通じ分断修復を推進。長年の懸案だった税制改革を盛り込む法案は、野党の協力を取り付け議会で可決された。ブラジリア大のデニルソン・バンデイラ・コエリョ准教授は「国にとって大きな収穫だ。何より行政府と立法府の合意によって生まれたからだ」と意義を強調する。可決を受け、ブラジルの信用格付けも引き上げられた。
 しかし、政治の分断は依然として深刻だ。調査会社IPECによると、昨年12月時点でルラ政権を「良い」と評価したのは38%で、同年3月から3ポイント低下。「悪い」は同6ポイント上昇し30%で、政権に対する右派支持者の不信感が根強いことを示した。
 ボルソナロ氏は大統領選に絡む権力乱用があったとして、30年までの公職就任を禁じられたが、いまだ意気軒高だ。昨年12月には隣国アルゼンチンの右派、ミレイ大統領の就任式に参加し、ルラ氏が欠席する中で存在感を示した。最近の地元テレビとのインタビューでは、襲撃事件に関し「クーデター未遂だとすれば、首謀者がいるはずだ。だが、いかなる名前も挙がっていない」と司法批判を繰り広げた。

3404OS5:2024/01/12(金) 16:18:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/7a6337aa77e4365adc2739624e200bcd2df9732f
パプア首都で警官らが暴動、16人死亡 現地メディア「最も暗い日」
1/11(木) 22:27配信
 南太平洋のパプアニューギニアの首都ポートモレスビーで、10日から11日にかけて大規模な暴動が起き、16人が死亡した。現地紙ポスト・クーリエなどによると、警察官や軍人、刑務官らが給与の減額をめぐり政府に抗議するデモが、暴動に発展したという。現地紙は「この都市で最も暗い日」と報じた。

 報道によると、街なかでは建物や車が放火され、首相官邸近くでもパトカーが燃やされたり、警備のゲートが破壊されたりした。スーパーマーケットなどの店舗でもガラスが割られ、商品が盗まれるなどの被害が相次いだという。

 警察によると、この暴動で16人が死亡し、数十人が負傷した。マラペ首相は11日、「法を破っても成果は得られない」と暴動を非難する声明を出した。暴動は11日夕までに沈静化したという。

 暴動の引き金となったのは、警官らの給与が「説明もなく」減額されたことだとされる。政府は抗議に対し、「給与計算システムの技術的問題」が原因で、修正すると説明したが、暴動を止められなかったという。

 パプアニューギニアは、オーストラリアの北約200キロに位置する。日本の外務省によると、2003年からコロナ禍前の19年までは経済のプラス成長が続いていたが、経済格差が広がり、犯罪も深刻化している。国連児童基金(ユニセフ)の22年の報告によると、人口約1030万人の40%が貧困ライン以下で暮らし、子どもの41%が貧困に苦しんでいるという。

 マニング警察本部長は暴動を受けて、「(給与計算システムの不具合は)あってはならない間違いで、多くの人を傷つけた」と述べ、「警官やその他の公務員はわずかな収入で生活し、家族のためキッチンに食べ物を用意することにあらゆる苦労をしている」と職員の苦境を語った。(バンコク=大部俊哉)

朝日新聞社

3405OS5:2024/01/15(月) 21:35:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/9d59b35cbe00e010e4d4c2a66aa75b0f1e5876ab
ナウル、台湾と断交 中国と国交樹立 当選直後、頼氏に打撃
1/15(月) 15:17配信
時事通信
台湾の蔡英文総統(右)とナウルのエニミア大統領(当時)=2019年9月、台北(台湾総統府が公開)(EPA時事)

 【北京、台北時事】南太平洋の島国ナウルは15日、台湾と断交し、中国と国交を樹立することを決定したと発表した。


 台湾外交部(外務省)もナウルとの断交を表明した。中国の習近平国家主席は近年、台湾の外交相手の切り崩しを加速しており、台湾で蔡英文政権が発足した2016年5月以降、断交は10カ国目。これで、台湾と外交関係を維持する国は12カ国となる。

 ナウル政府は声明で「ナウルは中華民国(台湾)を中国領土の不可分の一部と認める。今後、台湾とのいかなる公的交流も行わない」と表明。中国は、ナウルへの経済支援などを武器にくら替えを促したとみられる。

 中国外務省は「ナウルの決定を評価し、歓迎する」との報道官談話を出し、同省の毛寧副報道局長は「(台湾は中国の一部だという)『一つの中国』原則(を認めること)が主要な潮流であることが改めて示された」と強調した。

 一方、台湾外交部は「国家の主権と尊厳を守るため、ナウルとの2国間協力を完全停止し、大使館を閉鎖する」と指摘した上で、「台湾に巨額の経済援助を求め、中国の援助内容と比較した」とナウルを非難した。総統府も、台湾総統選直後のこうした外交圧力は「民主主義と国際秩序への挑戦だ」と中国を強く批判した。

 13日の台湾総統選では、中国と距離を置く与党・民進党の頼清徳副総統が当選。頼氏を「台湾独立派」と敵視する習政権は強く反発しており、政治、経済両面で台湾への圧力を強めていくとみられる。

 選挙直後に台湾と正式な外交関係を結ぶ数少ない国の切り崩しに成功したことで、習政権は外交的「白星」を挙げた形。台湾の有権者に対し、「民進党のせいで台湾が国際的孤立を深めている」と印象付ける狙いもありそうだ。次期政権を担う頼氏には打撃となる。

 ナウルは面積が東京都品川区とほぼ同じ21.1平方キロで、人口は約1万3000人。1980年に台湾と外交関係を結んだが、2002年に断交し、中国と国交を樹立した。05年には、台湾との関係を復活させている。

3406OS5:2024/01/15(月) 21:35:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/b56eca5d544edfd90ff9a2fd6696c8cf6f52e0ac
台湾と断交、ナウルはどんな国 品川区ほどの島国、日本は主要援助国
1/15(月) 16:53配信

朝日新聞デジタル
面積約21平方キロの島国ナウル

 南太平洋の島国ナウルが15日、中国が敵視する民進党の頼清徳(ライチントー)副総統が新総統に決まった台湾と断交し、中国と国交を結んだと発表した。ナウルとは、どのような国なのか。

 ナウルはオーストラリアの北東約3千キロの南太平洋に浮かぶ島国の一つ。首都はヤレン。日本外務省などによると、人口は約1万3千人、面積は約21平方キロメートルで東京都品川区ほどの大きさという。

 第2次大戦中の1942年に日本に占領され、豪州などによる国連からの信託統治を経て、1968年に独立した。オーストラリアとの関係が深く、国内ではオーストラリアドルが使用されている。

 日本とは国交があり、2021年の援助額では、近隣のオーストラリア、ニュージーランドに次いで日本が3位に入っている。2021年の輸入元でもオーストラリア、中国に続いて日本が上位に入っている。

 経済はリン鉱石の輸出に大きく依存してきた。1990年代以降、リンの枯渇が問題となり、経済状況は悪化した。2005年からは採掘が再開されたものの、食料や生活用品の大半を海外からの輸入に依存している状況という。近年は石油価格高騰の影響から、物価も上昇。世界銀行の21年のデータでは、上昇率は2・8%に上った。

 こうした状況を背景に、観光業にも力を入れている。日本でも、観光情報や現地の写真などを日本語で投稿するナウル政府観光局の公式X(旧ツイッター)アカウントが話題で、フォロワーは48万6千人を超えている。(バンコク=大部俊哉)

朝日新聞社

3407OS5:2024/01/16(火) 09:07:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/9cac1d01706569d019177d84eeb76590422db145
台湾と断交のナウル、資金援助の内容比較し選んだか…財政逼迫状況に中国が目を付け巨額支援
1/16(火) 8:32配信
読売新聞オンライン
15日、台北で、台湾と外交関係を持つ国の出先機関が集まるビル前に掲げられた国旗。中央にあったナウルの国旗は降ろされ、ポールだけになっていた=大原一郎撮影

 【台北=園田将嗣、北京=吉永亜希子】太平洋島嶼(とうしょ)国のナウル政府が台湾と断交すると発表した。巨額の財政支援を武器とする中国が、13日の台湾総統選を制した与党・民進党政権を国際社会で孤立化させようとした動きとみられる。

 台湾外交部(外務省)の15日の発表によれば、ナウルは台湾に多額の財政援助を求めていた。インフラ整備や地域の競技大会開催などに充てるためだ。ナウル政府は、中台の資金援助の内容を比較し、中国を選んだ模様だ。

 ナウルは中台の間で揺れ動いてきた。台湾当局によれば、1980年に台湾と外交関係を結んだが、2002年に島嶼部での影響力を強める中国に乗り換えた。05年に台湾と外交関係を回復したものの、財政は逼迫(ひっぱく)しており、次期総統となる頼清徳副総統を揺さぶるカードとして中国が目を付けたとみられる。

 台湾外交部は、断交のタイミングが総統選直後であることについて、「台湾の民衆が誇りとする民主主義と自由を攻撃している」と中国を批判した。

 習近平(シージンピン)政権は近年、中南米・カリブ地域などを舞台に、台湾に対して「断交ドミノ」を仕掛けていた。昨年3月には中米ホンジュラスが台湾と断交した。

 中国政府の台湾政策担当部門は15日、「台湾は中国の神聖な領土の不可分の一部だ」と主張し、圧力強化を示唆していた。

 ◆ナウル=東京都品川区とほぼ同じ21平方キロ・メートルに約1万2000人が暮らす。太平洋戦争で日本が占領した。主要言語は英語やナウル語。長年、主要輸出品だったリン鉱石が枯渇し、目立った産業がないため、近年は観光にも力を入れている。

3408OS5:2024/01/25(木) 10:03:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/cde8bc5421e94423e879f34704874f0fabb08ed5
アルゼンチンでゼネスト 新政権の経済改革に抗議
1/25(木) 7:28配信

時事通信
24日、アルゼンチンの首都ブエノスアイレス郊外で行われた、ミレイ政権の経済改革に抗議するゼネスト(AFP時事)

 【サンパウロ時事】南米アルゼンチンで24日、昨年12月に就任したミレイ大統領が示した、労働者の権利を抑制する経済改革に反対するゼネストが行われた。

 政権発足後初のゼネストで、労組によると全土で約150万人が参加。政権は早くも試練に直面した格好だ。



 ゼネストは主要労組の「労働総同盟(CGT)」が呼び掛け、公共交通機関や銀行、病院などが対象となった。首都ブエノスアイレスでは国会議事堂の前に多数の労働者が集結。「祖国は売らない」とシュプレヒコールを上げた。

3409OS5:2024/01/29(月) 09:44:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/277e2e47563ec321227e5ae66005d8a85c4bc4a4
親台湾の首相落選 「中国と国交」観測に拍車 ツバル総選挙
1/27(土) 16:56配信
時事通信
ツバルのナタノ首相=2023年9月、ドイツ・ハンブルク(AFP時事)

 【フナフティAFP時事】南太平洋の島国ツバルで26日に行われた総選挙で、ナタノ首相が落選したことが27日、明らかになった。

 同国が維持する台湾との外交関係を支持してきたナタノ氏の落選で、ツバルが台湾と断交して中国と国交を樹立するとの観測に拍車が掛かる結果となった。

 ツバルは台湾が外交関係を維持する12カ国の一つ。同じく南太平洋の島国ナウルは今月、外交関係を台湾から中国に切り替えており、ツバルが続くとの見方が広がっていた。 


https://news.yahoo.co.jp/articles/2254506204354721a7529693da4a90f75ce2a5b6
ツバル、親台湾の首相が落選 オーストラリア安保協力に影響も
1/27(土) 11:50配信

共同通信
ドバイで開かれた国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議で演説するツバルのナタノ首相=2023年12月2日(ゲッティ=共同)

 【シドニー共同】南太平洋ツバルで26日行われた総選挙で、ナタノ首相が落選した。ロイター通信が27日伝えた。ナタノ氏は在任中、台湾との外交関係を続ける姿勢を堅持。2022年には訪台し、蔡英文総統と会談した。またナタノ氏がオーストラリアとの安全保障協力や移住拡大を盛り込んだ条約に一部で異論が出ており、見直し論が加速する可能性がある。

 近隣のナウルが今月、台湾と断交し、中国との国交を回復させたことで、ツバルの新政権の動向が注目される。ツバルは政党がなく、当選した議員たちが選挙後に交渉して首相を選出する。当初はナタノ首相とソポアンガ前首相を軸にした多数派争いになるとみられていた。

3410OS5:2024/01/29(月) 23:29:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/fb86c71f3826e31fec30cea95c99d28f621de809
最高裁、野党統一候補の出馬を禁止 今年後半の大統領選 ベネズエラ
1/27(土) 14:28配信

時事通信
ベネズエラ大統領選の野党統一候補マリア・コリナ・マチャド氏=23日、カラカス(AFP時事)

 【サンパウロ時事】南米ベネズエラの最高裁は26日、今年後半に予定されている大統領選の野党統一候補マリア・コリナ・マチャド氏(56)の公職就任を禁じた反米左派のマドゥロ政権の決定について、支持する判決を言い渡した。

 事実上出馬を禁じられたマチャド氏は反発。与野党が公平な選挙実施を約束した昨年10月の「バルバドス合意」後の緊張緩和ムードが一転する様相を呈している。

 元国会議員のマチャド氏は、主要野党による10月の予備選で、9割を超える圧倒的支持を得て候補者に選出された。しかし、マドゥロ政権は、予備選の前に、マチャド氏が米国のベネズエラ制裁を支持したなどとして15年間にわたり公職に就くことを禁止していた。この決定の取り消しを求め、マチャド氏が最高裁に提訴したものの、強権色を強めるマドゥロ政権に牛耳られている最高裁は政権に追随した。

 判決を受けてマチャド氏はX(旧ツイッター)に「(マドゥロ)体制はバルバドス合意の破棄を決めた」と投稿。一方的な動きを批判した。

3411OS5:2024/02/02(金) 16:00:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/f4991f8008a9a73647d4d591c39aa2b56637e0d1
先住民、ゲリラ抗争で孤立状態 2万5000人が移動困難 コロンビア
2/2(金) 15:57配信

時事通信
 【ボゴタAFP時事】南米コロンビアのアマゾン熱帯雨林で、ゲリラ同士の抗争のため、先住民集落が外部と接触できず孤立状態に陥っている。

 地元県知事は1日のラジオで「(対象地域には)約2万5000人が住んでいる。水路でしかアクセスできない」と訴えた。

 対立しているのは左翼ゲリラ「コロンビア革命軍(FARC)」から分派した2組織。ゲリラ側が二つの河川を越えて移動することを規制したため、集落では食料調達や通学が困難になっているほか、人道支援にも影響が出ているという。

 過去10日間で孤立地域に入ることができたのは、保存食を積んだ小船2隻だけ。コロンビアの辺境地帯では長年、武装勢力による住民の移動の制限が問題となっており、先住民団体は1月29日、政府に対し早急に解決策を探るよう求めた。

3412OS5:2024/02/05(月) 22:41:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/bd077eae78ee771166aaebf42180e2160c31c227
エルサルバドル大統領が再選 劇的に治安改善 強権的姿勢に懸念
2/5(月) 16:38配信
 中米エルサルバドルで4日、大統領選が行われ、再選を目指す現職ナジブ・ブケレ大統領(42)が勝利宣言した。人口633万人のエルサルバドルは治安が世界最悪水準だったが、ブケレ氏が劇的に改善。事前の世論調査の支持率は8割を超え、事実上の信任投票だった。

 大統領選には6人が立候補した。ブケレ氏は同日夜、選挙管理当局の結果発表を待たずに、X(ツイッター)に「得票率85%以上を獲得して勝利した」と投稿。「エルサルバドルに神のご加護を」と書き込んだ。

 ◇ギャング一掃 7.5万人超収監

 エルサルバドルは1980〜92年に激しい内戦があり、その後はギャングがはびこった。国連薬物犯罪事務所(UNODC)によると、2015年の殺人事件の死者数は人口10万人当たり106・82人を記録。治安が悪いとされる中南米でも最悪の水準だった。

 メスを入れたのが19年6月に就任したブケレ氏だった。22年3月に非常事態宣言を発令。治安当局に令状無しの拘束を認めるなどギャングの一掃に動いた。これまでに収監されたのは7万5000人超。UNODCによると、22年の殺人事件の死者数は人口10万人当たり7・83人まで減少した。

 ただ、人権団体からは無実の人も拘束されているとの指摘も出ている。また、強権的な姿勢にも懸念が強まっている。憲法は大統領の連続再選を禁止しているが、ブケレ派が多数を占める国会は同氏に批判的な最高裁の判事5人と検事総長を罷免。最高裁は21年9月、再選は可能とする判断を示した。

 エルサルバドル情勢に詳しい米バーナードカレッジ(ニューヨーク市)のエドゥアルド・モンカダ准教授は、ブケレ氏に支持が集まる理由として「平和の実現には人権や民主的手続きよりも、今は強力な治安対策を選ぶ方が『現実的だ』という思いが有権者の中にある」と指摘。ブケレ氏の手法は治安問題を抱える他の中南米諸国に影響を与えるもので「このような動きが浸透すれば、地域全体で民主主義の後退懸念が強まる」と警鐘を鳴らした。【ニューヨーク中村聡也】

3413OS5:2024/02/05(月) 22:41:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/3bb3201bd5917974018d249f1771b254b5f170c6
ブケレ大統領が再選 司法・立法も掌握 エルサルバドル
2/5(月) 14:48配信

時事通信
エルサルバドルのブケレ大統領=4日、サンサルバドル(EPA時事)

 【サンパウロ時事】中米のエルサルバドルで4日、任期満了に伴う大統領選が行われ、現職のナジブ・ブケレ氏(42)が他の5候補に大差をつけて勝利した。

 世界最悪とされた治安を劇的に回復させた実績を訴え、強権的な政治への批判をかわすことに成功した。

 ブケレ氏は支持者らを前に、「85%以上の票を獲得した」と勝利を宣言。同時に実施された立法議会選挙でも60議席中、自身の創設した新思想党(NI)が少なくとも58議席を獲得したと主張し、「世界のあらゆる民主主義の歴史の記録を破った」と訴えた。同氏は司法も掌握しており、事実上の独裁体制を固めた。2期目は6月から5年間。

3414OS5:2024/02/05(月) 23:18:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/61aacda5de3f1637f733efe5faa12a621a0e8bbd
ナミビアのガインゴブ大統領が死去、先月にがん公表
2/5(月) 7:57配信

ロイター
 アフリカ南部ナミビアのハーゲ・ガインゴブ大統領が2月4日、入院先の首都ウィントフークの病院で死去した。82歳だった。2021年11月、英グラスゴーで代表撮影(2024年 ロイター)

Nyasha Chingono

[ヨハネスブルク 4日 ロイター] - アフリカ南部ナミビアのハーゲ・ガインゴブ大統領が4日、入院先の首都ウィントフークの病院で死去した。82歳だった。大統領府がX(旧ツイッター)で発表した。

年末に予定されている大統領選挙までムブンバ副大統領が執務を代行する。

死因は明らかにされていない。大統領府は先月、ガインゴブ氏について、定期健診でがんと診断され、2日間の治療を受けるため渡米したと明らかにしていた。

ガインゴブ氏は1990年のナミビア独立時に初代首相に就任し、2014年に大統領に当選。19年に再選された。

3415OS5:2024/02/07(水) 10:39:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/22fb287e5a0d60af1b99401332c08076b028ce2b
チリ前大統領が死亡、搭乗のヘリコプターが墜落 自身が操縦と報道
2/7(水) 9:57配信


 南米チリの南部ランコ湖周辺で6日、ヘリコプターが墜落し、搭乗していたセバスティアン・ピニェラ前大統領(74)が死亡した。地元メディアはピニェラ氏自身が操縦していたと報じており、当局が墜落原因を調べている。


 ヘリには4人が搭乗。実業家との昼食会に向かおうとしたところ、制御不能になり墜落したとみられる。残りの3人は無事だった。

 元実業家のピニェラ氏は上院議員を経て2010年の大統領選で初当選。チリでは1990年のピノチェト軍事政権終結後、中道左派連合政権が続いたが、初めて中道右派政権を成立させた。

 市場経済路線を推進し、10年に発生した北部の鉱山の落盤事故では救出作戦を国家プロジェクトと位置付け、現地作業員33人全員が生還したことで評価を高めた。

 14年にいったん退任した後、17年の大統領選で再選。ただ19年10月には、国内の経済的な格差拡大を背景に大規模な反政府デモが起きた。この影響で同年に予定されていたアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議と国連気候変動枠組み条約第25回締約国会議(COP25)が、チリで開催できなくなった。

 ピニェラ氏は12年には東日本大震災の被災地、宮城県南三陸町を訪問。津波で壊れた同地のモアイ像の復興を約束し、翌年に寄贈した。【ニューヨーク中村聡也】

3416OS5:2024/02/21(水) 07:33:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/51b854d444f4da1a400f064367fd376addda99f3
3月末に南ア総選挙 与党ANC苦戦も
2/21(水) 7:18配信

時事通信
 【ロンドン時事】南アフリカ大統領府は20日、総選挙を3月29日に実施すると発表した。

 1994年に全人種が参加する選挙が始まって以降、政権を担い続けてきた与党・アフリカ民族会議(ANC)の苦戦が予想されている。

 他党を圧倒してきたANCは近年、政治腐敗や経済不振から国民の支持離れが進んでいる。世論調査を基にした分析によれば、依然として最大政党の座は維持できるものの、今回初めて過半数を割る可能性も指摘される。

3417OS5:2024/02/27(火) 07:41:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/f88ac319c23b19360a508c8afa902d7ed59f42d0
ツバル新首相にテオ氏 台湾との関係揺らぐ
2/26(月) 16:50配信

時事通信
 【シドニー時事】南太平洋の島国ツバルの国会は26日、新首相に法律家出身のフェレティ・テオ氏を全会一致で選出した。

 ツバルは台湾と外交関係を持つ12カ国の一つだが、1月の総選挙で親台湾派のナタノ首相(当時)が落選。議員らの間には、中国との国交樹立を視野に外交政策の見直し論が出ており、台湾との関係が維持されるかどうかは不透明だ。

 テオ氏は、ツバルの司法当局幹部や地域機構「太平洋諸島フォーラム(PIF)」の漁業部門責任者などを歴任。台湾との外交関係については、現時点でスタンスを明確にしていない。一方、台湾のアンドルー・リン駐ツバル大使はAFP通信に対し、「台湾との関係は堅固で永続的だという確証を新首相から得た」と説明した。

3418OS5:2024/02/28(水) 09:37:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/86c49e40335eb9df49e08c4c366d13cd30d1eb55
5〜6月に大統領選 10月以降に「法的空白」 チャド
2/28(水) 7:10配信
時事通信
チャドのマハマト・デビ暫定大統領=2022年10月、ヌジャメナ(AFP時事)

 【ヌジャメナ・ロイター時事】アフリカ北部チャドの選挙管理当局は27日、大統領選の第1回投票を5月6日、第2回投票を6月22日に行うと発表した。

【図解】チャド

 同国ではイドリス・デビ大統領が前線視察中に死亡し、息子のマハマト・デビ暫定大統領が2021年から軍事政権を率いている。

 軍事政権は18カ月以内に選挙を実施すると表明していたが、その後、今年10月10日まで期限を延長。選管は「10月10日を過ぎると法的な空白が生じる」として、その前に選挙を実施する必要があると説明した。暫定結果は7月7日に公表される。

3419OS5:2024/03/01(金) 15:18:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/e42c7b2c5a22029921167e0f548bd5b04c277bf4
ハイチ首都で銃撃戦、ギャングが首相に退任要求
3/1(金) 14:31配信
AFP=時事
ハイチの首都ポルトープランスの様子。AFPTVの映像より(2024年3月1日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】ハイチで2月29日、首都ポルトープランス全域で銃撃戦が起き、警察官4人が死亡した。有力ギャングのリーダーが同日、アリエル・アンリ(Ariel Henry)首相を退任させるため、複数の武装集団が同時攻撃を行っていると発表した。


 攻撃はアンリ首相がケニア訪問中に起こった。

 武装集団は市内の複数の警察署を襲撃し、うち2か所は放火された。警察学校とトゥサン・ルーベルチュール国際空港(Toussaint-Louverture International Airport)も攻撃された。

 攻撃を主導したのは「バーベキュー」の愛称で知られるギャングリーダー、ジミー・シュリジエ(Jimmy Cherisier)氏。

 シュリジエ氏は攻撃開始前にソーシャルメディアに投稿した動画で、「きょう、全ての武装集団はアリエル・アンリ首相の退任を求め行動する」と宣言した。

 ハイチは近年、全国が武装ギャングの影響下に置かれ、暴力が激化。経済と公共医療は壊滅的状況にある。

 同時に政治に対する市民の不満も高まっており、2月にはアンリ首相に予定通り退任するよう求める大規模抗議デモが発生した。

 2021年のジョブネル・モイーズ(Jovenel Moise)大統領暗殺事件の後に結ばれた政治合意では、総選挙を実施し、今年2月7日にアンリ首相が政権移譲することになっていた。だが、アンリ氏はこれを行わなかった。

 ハイチ国立大学(State University of Haiti)関係者はAFPに、学生が一時人質に取られたが、その後解放されたと話した。少なくとも1人が撃たれ、負傷した。

 空港では飛行機とターミナルで火災が発生。航空会社らは国内・国際便の欠航を決めた。【翻訳編集】 AFPBB News

3420OS5:2024/03/02(土) 08:32:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/8cb1beb2215959f0a5b498b55e1e159a87c4820c
大統領選挙戦、始まる 「女性初」誕生は確実 メキシコ
3/2(土) 7:27配信

時事通信
 【サンパウロ時事】6月2日に投開票が行われるメキシコ大統領選は1日、選挙運動が正式に始まった。

 左派与党「国家再生運動(MORENA)」のクラウディア・シェインバウム前メキシコ市長(61)が優勢。対抗馬も女性で、同国初の女性大統領誕生が確実な情勢だ。

 調査会社オラクルスが集計した最新調査によると、シェインバウム氏の支持率は63%。野党連合のソチル・ガルベス氏(61)が31%で追っている。選挙運動は5月29日まで。

3421福沢諭吉翁の尽力やイザベラ・バードの評価にも目を向けるべき:2024/03/02(土) 12:14:26
韓流アイドル・グループの日本人メンバー、歴史に敏感な韓国の祝日に「休日なの?うらやましい」で大炎上
2024/3/1(金) 9:51配信 KOREA WAVE
https://news.yahoo.co.jp/articles/a0cd9d2e630c4e3ee80c01e15e4df4032703fee5

(c)MONEYTODAY

【2024年03月01日(金) KOREA WAVE】韓国の男性アイドル・グループ「ENHYPEN(エンハイプン)」の日本人メンバー、NI-KI(ニキ)が、韓国で2024年3月1日(金)が祝日(三一節)にあたるため「うらやましい」とコメントし、大騒動になっている。

「三一節」は、日本統治下の1919年に起きた抗日独立運動「三・一運動」を記念する日。日本の植民地支配に抵抗した歴史的な意味がある。

NI-KIは2024年2月29日(木)、ファン・コミュニティー「ウィバース」に「明日(2024年3月1日<金>)さえ持ちこたえれば週末だ」と投稿した。

これに対し、あるファンが「韓国は明日休む」「三一節なので休む」と応答すると、NI-KIは三一節を知らなかったようで「明日、赤い日(祝日)なのか」と問い返したうえ「うらやましい」と話した。

NI-KIの発言に対し、ファンは「早く削除して」「大変なことになった」などと憂慮する声が相次いだ。

この書き込みはオンライン・コミュニティーで急速に拡散し、議論を呼んだ。ネット・ユーザーらは「歴史教育を受けていないのか」など、否定的な反応を示した。一方で「悪意のない失言に過ぎない」との声もあり、拡大解釈を自制すべきだという意見もある。

(c)KOREA WAVE/AFPBB News



〓カトリック系アイルランド人は、クロムウェルのアイルランド植民地化というブルジョア革命の負の側面にばかり目を向けて来たが、その後、飢えに苦しむカトリック系アイルランド人がクロムウェルのピューリタン革命を受け継いだアメリカに渡って飢えから解放され、ヘンリー・フォードが活躍する環境を(ピューリタン革命の国)アメリカが提供してくれたり、大統領に登り詰める程まで資本主義ブルジョア革命の国アメリカがカトリック系アイルランド移民を温かく育ててくれたという歴史的真実を客観的に評価すべきである。

〓同じように韓国人も、日本による韓国併合の負の側面にばかり目を向けず、金玉均を支援した福沢諭吉翁の尽力や、日本による近代化をイザベラ・バードがプラスに評価した面にも確りと目を向けるべきである。

〓ベトナム戦争についても負の側面にばかり目を向けず、資本主義ブルジョア自由主義体制を守り抜くための正義の戦いだったというプラスの側面を確りと評価すべきだ。

〓幾つもの問題があったのは事実だが、日本が行った韓国併合も韓国が参戦したベトナム戦争も基本的に資本主義ブルジョア経済を育成して相手国の近代化することを目指した点で全く同じであった。

〓三一節で民族主義を高揚させる韓国人の振る舞いは、1968年1月のテト攻勢の記念日(旧正月)に民族主義を高揚させるベトナム人(ベトコン)の振る舞いと何等かわらない。

〓少しずつ改めた方が良い。

3422OS5:2024/03/03(日) 23:00:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/abe414f45fbbcdd40ccd68417ca7a9eef1115188
村落襲撃、170人殺害 ブルキナファソ、過激派か
3/3(日) 20:55配信
共同通信
ブルキナファソ・ワガドゥグ、マリ、ニジェール

 【ナイロビ共同】ロイター通信は3日、西アフリカ・ブルキナファソ北部で三つの村が襲撃され、計約170人が殺害されたと伝えた。襲撃は2月下旬で、地元検察が今月1日付の声明で明らかにした。

 襲撃の背景は不明だが、イスラム過激派が関与した可能性がある。ブルキナファソでは隣国のマリやニジェールと同様、国際テロ組織アルカイダや過激派組織「イスラム国」(IS)にそれぞれ忠誠を誓う勢力が活動。テロが頻発している。

 3カ国では2020年以降、政権が治安改善に失敗したとして、軍が計5回のクーデターを起こし権力を掌握した。新体制で対テロ作戦を展開するが、治安悪化に歯止めがかかっていない。

3423OS5:2024/03/13(水) 02:38:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/bbde08b545ce735b86049196d8fcd5946327808f
ハイチ、アンリ首相が辞任 治安悪化で周辺国が緊急会合
3/12(火) 15:49配信

AFP=時事
辞任を表明したとされるハイチのアリエル・アンリ首相(2021年7月20日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】ハイチのアリエル・アンリ(Ariel Henry)首相が辞任を表明し、暫定的な統治体制への権限移譲に同意した。同氏の退任を求めるギャングの暴力行為でハイチの治安が悪化している問題をめぐり、緊急会合を開いていたカリブ共同体(CARICOM、カリコム)の議長国ガイアナの大統領と米政府高官が11日、明らかにした。

 現在カリコムの議長国を務めるガイアナのイルファーン・アリ(Irfaan Ali)大統領は、「われわれは、平和的な権限移譲の道を開く暫定的な統治機構を設置することになった」とし、「そのため、われわれはアリエル・アンリ首相の辞任を認める」と会見で表明した。

 米政府高官も、同会合に出席するためジャマイカに滞在していたアントニー・ブリンケン(Antony Blinken)国務長官との電話会談でアンリ氏が辞任を表明したとしている。

 アンリ氏は、2021年に当時の大統領が暗殺される直前、選挙を経ずに首相に任命された。現在、同国では大統領職は空席で議会は解散しており、2016年以降、選挙も実施されていない。

 国内の大半を支配下に置いているギャングは先週、暴力行為をエスカレートさせ、首都ポルトープランスの空港や大統領府などを襲撃してアンリ氏の退任を要求していた。

 貧困国のハイチがさらに混迷を極める中、米国を含め各国は、政権移譲を行うようアンリ氏への圧力を強めていた。

 アンリ氏は、現在滞在中の米領プエルトリコで足止めされている。米政府高官は、滞在を続けても構わないと述べた。【翻訳編集】 AFPBB News

3424OS5:2024/03/13(水) 02:45:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/02e7628878a47910faefc12a68fbbe0a36dac3c8
治安悪化のハイチ…ついに首相が辞任 刑務所4000人以上が脱走、ギャングが闊歩
3/12(火) 17:25配信

武装集団による襲撃が全土で相次ぎ、非常事態宣言が出ている中米ハイチのアリエル・アンリ首相が辞任すると発表しました。

 中米ハイチでは、政権打倒を掲げる武装集団が全土で警察署や空港などを襲撃し、非常事態宣言が出されています。

 ハイチのアリエル・アンリ首相は、空港が閉鎖されたため足止めされていたアメリカ領プエルトリコで首相を辞任すると表明しました。

 アンリ首相は「私が運営する政府は暫定評議会の設立後、すぐに解体されるだろう」と述べました。

 アンリ首相の退陣を求めていた武装集団は首都ポルトープランスの8割を支配していて、現地では殺人や略奪など犯罪が横行しているといいます。

 街頭では、銃を手にしたギャングのリーダーが昼間から通りを闊歩(かっぽ)する姿も見られました。

 先月末には刑務所が襲撃され、4000人以上の受刑者が脱走するなど急激に治安が悪化しています。

テレビ朝日

3425OS5:2024/03/17(日) 11:44:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/b942e5bf13b5cc1f73dc3cb38f0f444fe6c71085
CNNが見たハイチ首都の混沌 脱出できるのは一握り、数百万人がギャングの支配下に
3/16(土) 18:30配信


CNN.co.jp
ヘリコプターから見た3月15日現在のハイチ首都ポルトープランス

ハイチ・ポルトープランス(CNN) ギャングが支配するカリブ海の島国ハイチの首都ポルトープランスにCNNの取材班が15日、ヘリコプターで到着した。数日にわたって治安面の手配を行い、何重にも及ぶ外交上の承認を経た上で現地入りが実現した。

【映像】混沌のハイチ首都へ CNN記者がヘリコプターで現地入り

先月訪れた時と比較して、ハイチの情勢は急激に悪化。窮地に陥ったアンリ首相は辞任を表明したが、誰がいつ後任に就くのかは不透明だ。暫定政権はいまだに設立しておらず、ケニア主導の国際部隊の派遣計画は宙に浮いた状態だ。

ポルトープランスの住民が外出することはめっきり減った。市内では連日ギャングと警察が戦闘を繰り広げ、煙が空に立ち上っている。静まり返った街路に、銃声が鳴り響く。通常は車両や物売りで埋め尽くされる大通りも閑散としている。

逃げる場所もほとんどない。市外へ続く道路はギャングに封鎖されている。港湾へのアクセスも同様だ。国際空港は業務を停止している。市内への物流も途絶えており、食料品店に食料は並ばず、ガソリンスタンドでも燃料は底をついている。病院では輸血用の血液が不足している。

15日夜、市内の丘陵地で銃声が聞こえた。そこから下った地点では警察が活動している。現場は悪名高きギャングのリーダーの縄張りに位置する。元警官でもあるこのリーダー、ジミー・シュリジエ氏は「バーベキュー」の通称でも知られる。

現状、ポルトープランスを脱出する手段は民間が稼働しているヘリコプターしかない。複数のパイロットがCNNの取材に明らかにしたところによれば、空路での脱出を依頼している住民は数百人。彼らは一握りの裕福な外国人や外交官で、民間のヘリコプターを利用できるだけの財力と人脈を持ち合わせた人々だ。現状、機体の座席は1人分で1万ドル(約150万円)を超えることもあるという。

過去数十年間で経済格差が深刻化したハイチでは、大半の国民が1日4ドル以下の生活を強いられている。

ヘリコプターの音が聞こえるのは決まって夜と早朝だと、ポルトープランスの住民は話す。機体によって音の違いも分かるという。小型の民間のヘリコプターが隣国のドミニカ共和国から到着する一方、より大型の軍用ヘリも飛行している。後者は米国などの外交使節が使用していると考えられている。

とはいえ、どれだけの金額を注ぎ込み、計画を立てても、交戦地帯を飛行する危険性が緩和するわけではない。ヘリコプターのパイロットたちは、空路の脱出を請け負うのに一段と慎重になっている。

CNNの取材に答えた2人のパイロットは、脱出のための飛行中に発砲された時のことを振り返った。弾丸が飛んでくる金属音を聞けば二度と飛びたくなくなると、このうちの1人は語った。

もう1人は、市全土がギャングに統治されているとの見解を示し、どこから発砲されるか予測ができないと指摘した。

国連の推計によれば、現在ポルトープランスの8割をギャングが支配しているという。

ハイチの国家警察は果敢に反撃しているが、人員には限りがあるのが実情だ。一度に広範囲へ対応することはできず、警官側が標的になることも多い。この2週間で複数の警察署が襲撃もしくは焼き討ちに遭った。

ポルトープランスにとっての最後の希望は、外国の軍隊の配備によって警察を補強し、ギャングに立ち向かうことかもしれない。アンリ首相が要請したこの任務は国連安保理が承認。ケニアによって主導されている。同首相は先週ケニアで、同国の警官1000人をハイチに派遣する協定に署名した。

しかし現地での混沌が続く中、こうした援軍がポルトープランスにやってくる望みは薄れている。アンリ氏の辞任表明を受け、ケニアは部隊の派遣を延期すると発表した。ハイチの政権が不安定だというのがその理由だった。

3426OS5:2024/03/23(土) 00:49:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/e4494a064bfb39aac62eb32ad2b41b698fcdba65
南米ペルー、二院制復活へ フジモリ政権の「遺産」解消
3/22(金) 20:31配信

時事通信
ペルーのフジモリ元大統領(中央)=2023年12月、リマ郊外(AFP時事)

 【サンパウロ時事】南米ペルーで一院制の国会を二院制に戻すための憲法改正が国会で承認され、関連法令が20日に公布された。

 2026年に予定される次回総選挙から実施する。フジモリ政権時代の「遺産」と位置付けられる一院制が、30年以上を経て解消されることになった。

 憲法改正は今月6日に国会で認められ、ボルアルテ大統領の署名を待っていた。現在の国会の定数は130人だが、26年の選挙では上院が60人以上、下院が130人以上となる。いずれも任期は5年と定められた。

 ペルーはもともと二院制だったが、1990年に就任したフジモリ元大統領は国会で少数与党に甘んじ、野党と鋭く対立。政権運営に行き詰まった末に92年に憲法を停止して国会を封鎖し、93年に定めた新憲法で二院制を廃止していた。

 二院制を通じて国会の安定と積極的な論戦が期待される。一方で、議員増加は財政支出の拡大につながるため、国民の間では復活に反対意見も多い。

3427OS5:2024/03/23(土) 10:21:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/6e4b350074c7c3f627dea8bf1144fd66ee959f7f
ウガンダ大統領、息子を軍トップに任命 問題発言多い「小さな暴君」
3/22(金) 18:19配信

AFP=時事
ウガンダのヨウェリ・ムセベニ大統領の息子、ムホージ・カイネルガバ将軍(2016年5月25日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】アフリカ東部ウガンダの国防省は21日、ヨウェリ・ムセベニ(Yoweri Museveni)大統領(79)が、息子のムホージ・カイネルガバ(Muhoozi Kainerugaba)将軍(49)を軍のトップに任命したと発表した。


 カイネルガバ氏は長年、軍トップの座を狙っていると臆測されてきたが、それを裏付ける形となった。

 カイネルガバ氏は現役の軍人であるため、政治について許可なく発言することは憲法で禁じられている。だが、政治的話題についての発言も多く、SNSの投稿が外交問題にまで発展したこともある。

 昨年は、現在は削除されたX(旧ツイッター)への投稿で、2026年大統領選に出馬する意向を示唆。自らの父親に対する皮肉のように「われわれの時代が来ていることに、どれだけの人が同意してくれるだろうか? 年寄りに支配されるのはもうたくさんだ」と書き込んだ。

 2022年にはケニア侵攻を示唆する投稿をし、外交問題に発展。ムセベニ大統領からソーシャルメディアへの政治的内容の投稿を禁止されたが、わずか数日後に大将に昇格した。

 昨年はウクライナ侵攻について、西側諸国は「無用の親ウクライナプロパガンダ」を広めていると非難。ロシアの首都モスクワが「帝国主義勢力」に脅かされることがあれば、防衛のために援軍を送ると表明した。

 ムセベニ大統領親子を侮辱した容疑で拘留中に拷問を受けたとして、2022年にドイツに逃亡した著名な作家カクウェンツァ・ルキラバヴァイヤ(Kakwenza Rukirabashaija)氏はカイネルガバ氏について、「切れやすい」「小さな暴君」と表現している。【翻訳編集】 AFPBB News

3428OS5:2024/03/26(火) 17:18:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/64ea07fb3128fa6df2c057b9e3f6b96515a08eb7
野党系ファイ氏勝利 有力対立候補ら祝意 セネガル大統領選
3/26(火) 5:53配信

時事通信
セネガル大統領選の野党系候補ファイ氏=24日、同国西部(AFP時事)

 【ロンドン時事】24日投票が行われた西アフリカ・セネガルの大統領選で、同国選管は25日、野党系候補のファイ氏(44)が過半数の票を得て勝利したと発表した。


 ロイター通信などが伝えた。

 発表によると、開票率90%の段階でファイ氏は全体の約54%を得票。もう一人の有力候補で与党連合のバ前首相(62)は約36%だった。バ氏と現職サル氏はファイ氏に祝意を示した。

3429OS5:2024/03/26(火) 17:19:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/dd22307a120bd1c3dc0b3ccef074d4a72fd47908
最年少27歳の市長、銃撃で死亡 南米エクアドル
3/26(火) 10:38配信


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CNN.co.jp
ガルシア氏はレンタカーとみられる車両の中で首席報道官と共に遺体で発見された

(CNN) 南米エクアドルの最年少の市長、ブリジット・ガルシア氏(27)が24日午前、銃で撃たれて死亡しているのが見つかった。同国の国家警察が明らかにした。

ガルシア氏は沿岸部の小都市サンビセンテの市長。警察がX(旧ツイッター)上に出した声明によると、レンタカーとみられる車両の中で首席報道官と共に遺体で発見された。同報道官も銃撃で殺害されていた。

初期段階の捜査は、銃が車内で発砲されたことを示唆しているという。

現在詳しい捜査が行われていると警察は述べた。エクアドル政府は声明を出し、事件を「犯罪行為」と断定。国が「テロや組織犯罪、政治腐敗と戦っている」ことに言及した。ただいかなる個人、団体も殺害の背後にいるとして糾弾することはなかった。

本人のXのプロフィルによれば、ガルシア氏はエクアドル国内で最年少の市長だった。コレア元大統領はソーシャルメディアにガルシア氏と共に写る画像を添付し、「もうたくさんだ」と訴えた。

エクアドルはかねて、武装したギャングによる暴力の急増に苦しんでいる。

ガルシア氏は昨年、左派政党から市長に選出された。ソーシャルメディアによると、この数週間はサンビセンテ市内の飲料水の清浄化に取り組んでおり、当該のプロジェクトについて国の開発銀行と協議も行っていた。

3430OS5:2024/03/26(火) 23:44:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/858f8161d196ed0a5f2c1089467a75f5d704626a
ベネズエラ大統領選、有力野党を相次ぎ排除 公正な選挙ほど遠く
3/26(火) 22:30配信

朝日新聞デジタル
カラカスで2024年3月22日、記者会見をするマチャド氏(左)とジョリス氏=AP

 南米ベネズエラで25日、7月28日の大統領選に向けた候補者の登録が締め切られた。独裁化を進めるマドゥロ大統領が3選を目指す一方で、有力な野党候補者らは排除され、自由で公正な選挙が行われる見込みはなくなった。

 「申請終了まで30分だが、我々は立候補登録のシステムにアクセスすることすら許されていない」

 野党連合は25日午後11時半過ぎ、X(旧ツイッター)にそう投稿した。野党連合に与えられたログインIDやパスワードでは登録画面に進めないことを映した動画を添えて、当局側に妨害されていることを示した。

 マドゥロ政権の影響下にあるベネズエラの最高裁判所は1月、昨年10月の野党の予備選で圧勝したマリア・マチャド元国会議員(56)らについて、政権が科していた15年間の公職追放処分を支持する決定を下して立候補断念に追い込んだ。AFP通信によると、一部の世論調査ではマチャド氏の支持率は70%超にも及び、マドゥロ氏にとって大きな脅威となっていた。

朝日新聞社

3431法的矛盾を抱えた空手形を切ってトラブルを持ち込むイギリス人:2024/03/29(金) 06:22:05
Wikipediaによればサイクス・ピコ秘密協定(1916年)の内容は以下の通り。



>シャーム(ダマスカスを含むシリアの主要地域)、アナトリア南部、イラクのモースル地区をフランスの勢力範囲とする。

>シリア南部(現在のヨルダン)と南メソポタミア(現在のイラクの大半)をイギリスの勢力範囲とする。

>黒海東南沿岸、ボスポラス海峡、ダーダネルス海峡両岸地域をロシア帝国の勢力範囲とする。

>パレスチナは仏・英共同統治(国際管理)。



〓この協定は、イギリスが中東のアラブ国家独立を約束したマクマホン書簡(フサイン・マクマホン協定)とイギリスが相矛盾する二枚舌外交を展開したとして批判された。



>1917年にロシア革命が起こると、同年11月にウラジーミル・レーニン政権によって旧ロシア帝国のサイクス・ピコ協定の秘密外交が明らかにされ、アラブの反発を強めることになった。

>フサインの子ファイサル率いるアラブ軍は、1918年9月にシリアのダマスカス入城を果たしたが、この地を自国の勢力範囲と考えるフランスの反対を受け、1920年7月にダマスカスから追放された。



〓マクマホン書簡ではアラブ独立国家の範囲は、ホムス、ハマー、アレッポ、ダマスカスを結ぶ線の東側(内陸側)ということになっていたのでフサインの子ファイサル率いるアラブ軍は、1918年9月にシリアのダマスカス入城を果たしたが、前年(1916年)のサイクス・ピコ秘密協定により この地を自国の勢力範囲と考えるフランスの反対を受け、1920年7月にダマスカスから追放された。

3432法的矛盾を抱えた空手形を切ってトラブルを持ち込むイギリス人:2024/03/29(金) 06:22:27
更にバルフォア宣言(1917年)においてパレスチナにユダヤ人国家「national home」(ナショナル・ホーム、民族郷土)の建設を認めると明記されたことについて、前年(1916年)のサイクス・ピコ秘密協定ではパレスチナが仏・英共同統治領と位置づけられていることから、イギリスが単独でパレスチナにユダヤ人国家「national home」(ナショナル・ホーム、民族的郷土)の建設を認めることは不可能であり、これは明らかな空手形であった。

これに関してイギリス寄りの専門家は、バルフォア宣言に言う「national home」というのは飽くまでもユダヤ人の居住地という意味であって、排他的な統治権を具有するユダヤ人国家の建設を認めた訳ではないと解釈できると反論する。

しかしながら明示的に「national home」の建設を認めたバルフォア宣言を『仏・英共同統治領パレスチナにおいて単にユダヤ人の居住が認められるのみならず、民族固有の領土、すなわち排他的な統治権を具有する独立国の建設が認められた』と解釈することも可能だったことからシオニズム運動に火が点いたため、今日のパレスチナ紛争が持ち上がる主な原因となった。

3433OS5:2024/04/02(火) 21:08:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/e5a597c94fbac558b91349e79391748ee158da26

ペルーで内相ら6閣僚が辞職 大統領捜査で更迭の観測
4/2(火) 20:33配信

時事通信
1日、ペルーの首都リマの大統領府で新内相を任命するボルアルテ大統領(左)(AFP時事)

 【リマAFP時事】南米ペルーで1日、トレス内相ら6閣僚が辞任した。

 同国では、ボルアルテ大統領が高級腕時計を資産申告せず不正蓄財したとされる「ロレックスゲート」疑惑が発覚。ボルアルテ氏の自宅などが3月末に警察の家宅捜索を受けており、同氏が「罰」として警察を所管するトレス氏を更迭したとの観測が広がっている。

 政府は6人の辞任理由を明らかにしていないが、トレス氏は「個人的事情」と説明。「私から申し出て彼女(ボルアルテ氏)が受け入れたため、職を離れる」と語った。トレス氏の辞任後、女性・社会的弱者相、教育相、農業開発・かんがい相、生産相、貿易・観光相の5人が続いた。

 ボルアルテ氏を巡っては3月中旬、ロレックスなどの高級腕時計を複数所有していることが発覚。入手経路が不透明で、不正蓄財が疑われている。同氏は汚職を疑われたカスティジョ前大統領が憲法に反し国会を解散しようとして罷免されたのを受け、2022年12月に副大統領から昇格した。

3434OS5:2024/04/08(月) 17:52:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/478c132c316c09e7912397fc82e1005ae3bb2d1e
暴力拡大、ハイチ政権移行進まず 首相辞意表明から1カ月
4/8(月) 15:27配信

共同通信
ハイチの首都ポルトープランスで警戒に当たる警察の装甲車=2日(AP=共同)

 治安が極度に悪化するハイチで首相が辞意を表明し、政権移行に向けた評議会の設立が決定して11日で1カ月となる。メンバー選定が難航して評議会は発足できず、その間にギャングの暴力が拡大。治安回復の糸口は見つかっていない。

 3月11日、ハイチも所属するカリブ海諸国の地域共同体「カリブ共同体」(カリコム)は緊急会合を開き、暫定政権の樹立や選挙実施に向けた対応を協議する評議会の設置を決めた。決定に伴い、ハイチのアンリ首相は辞意を表明した。

 当初は一両日中に評議会が設置されるとの見通しもあったが、ギャングによる候補への脅迫、政党間の意見不一致などで人選が進まなかった。治安回復に向け、国連安全保障理事会決議に基づく多国籍部隊派遣が期待されるが、評議会設置を待っている状態だ。

 一方、ギャングは勢いを増している。首都ポルトープランスの8割を支配しているとされ、国連によると、ギャングの暴力で昨年1年間に4451人が死亡。今年は3月22日までの3カ月弱で既に死者が1554人に達した。性暴力や誘拐もまん延している。

3435OS5:2024/04/14(日) 17:17:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/b66f767c11cf9f156400c0518a7101322410a7bf
「暫定大統領会議」設置 事態正常化の第一歩 ハイチ
4/13(土) 10:02配信
時事通信
ハイチの首都ポルトープランスの大統領府周辺をパトロールする警察官=8日(EPA時事)

 【サンパウロ、ワシントン時事】ギャングからの圧力で首相が辞意表明を余儀なくされ、政情が混乱しているカリブ海の島国ハイチで、新政権発足まで国を統治する「暫定大統領会議」が12日、正式に設置された。


 事態正常化に向けた第一歩。迅速に暫定首相を任命するほか、2026年2月までに選挙で選ばれた新大統領に権力を移行する計画だ。

 12日付の官報に同会議の設置に関する政令が掲載された。会議は主要政党や民間団体などの出身者7人とオブザーバー2人で構成される。

3436OS5:2024/04/16(火) 09:04:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/5e0aeffaf519823ed3ce64b223de8a6a9242cece
「最悪の人道災害」860万人離散 内戦終結見通せず スーダン衝突から1年
4/16(火) 7:07配信
【カイロ時事】北アフリカのスーダンで正規軍と準軍事組織「即応支援部隊(RSF)」の衝突が起きてから15日で1年。

 国際社会の調停にもかかわらず戦闘は泥沼化し、和平の見通しは立たない。約860万人が住居を追われ、食料不足も深刻化しており、スーダンは「近年では最悪の人道災害」(国連)に直面している。

 スーダンでは2021年に軍がクーデターで実権を握り、意思決定機関「統治評議会」の議長に軍トップのブルハン氏が、副議長にRSFのダガロ司令官が就いた。両者は民政移管の途上でRSFの軍への統合を巡り対立を深め、昨年4月15日、軍事衝突に発展。国民の民主化の希望は霧散し、内戦状態に陥った。

 首都ハルツームや隣接するオムドゥルマンでの激しい戦闘は、西部ダルフール地方など各地に拡大した。国連によると、確認できただけで約1万5000人が死亡。約660万人が国内で避難生活を強いられているほか、約200万人が国外に逃れた。医療機関の8割は機能せず、約1800万人が深刻な飢えに苦しんでいる。

 米国やサウジアラビア、エジプトなどが調停を試みたが、いずれも実を結んでいない。スーダンのメディアによると、今月18日にもサウジで行われるとみられていた和平協議についても、ブルハン氏が「戦争が続く限り、交渉しない」として参加に否定的な見解を示した。ダガロ氏は15日、ビデオ演説を公開し、「戦争を始めたのは軍の方だ」と改めて非難した。

 オムドゥルマンから北部に逃れた3児の母アマル・アミンさん(31)は時事通信の電話取材に、「殺人や略奪、レイプが頻発している」と治安が崩壊した状況を語った。「軍もRSFも国民のことなど気に掛けていない。彼らがこの国を破壊した」と怒りをあらわにした。

3437OS5:2024/04/22(月) 10:45:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/aef98d7d629318df2f32c79a7944f2e0aec97da2
中国接近強める大統領就任後初の総選挙、モルディブ親中与党の過半数獲得が焦点…駐留インド軍は撤退始める
4/22(月) 6:54配信
 【ニューデリー=浅野友美】インド洋の島嶼(とうしょ)国モルディブで21日、総選挙(一院制、定数93)の投票が行われた。中国への接近を強めるモハメド・ムイズ大統領が昨年11月に就任してから初の総選挙となる。少数与党だったムイズ氏率いる人民国民会議(PNC)が過半数を取れるかどうかが焦点だ。

 モルディブはインド洋のシーレーン(海上交通路)の要衝で隣国インドや中国が選挙結果を注視している。

 ムイズ氏は昨年秋の大統領選で「駐留する印軍の撤退」を掲げ、野党モルディブ民主党(MDP)を率いる親インドの現職を破って大統領に就任した。

 1月には歴代大統領の慣例を破ってムイズ氏がインドより先に中国を訪れ、習近平(シージンピン)国家主席と経済面などでの連携強化を確認した。3月には、中国が無償でモルディブに軍事援助する内容の協定に両国が調印した。海洋監視などを担っていた印軍は3月に撤退を始めた。

 改選前の最大勢力は42議席を持つMDPで、与党のPNCは16議席にとどまっていた。ムイズ氏の大統領就任後は、閣僚任命などを巡って国会が空転した。

 モルディブでは中国の融資によるインフラ(社会基盤)整備が進む。PNCは単独過半数を獲得し、事業を加速させたい考えだ。ただ、ムイズ氏を支持してきた大統領経験者が昨年11月に新党を設立したため、PNCの思惑通りにならないとの見方がある。

3438OS5:2024/04/22(月) 10:49:20
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024042000321&amp;g=int
親中派首相、議席守る 政権維持は予断許さず―ソロモン諸島
時事通信 外信部2024年04月20日14時55分配信
ソロモン諸島のソガバレ首相(手前)=2023年7月、ホニアラ(AFP時事)
ソロモン諸島のソガバレ首相(手前)=2023年7月、ホニアラ(AFP時事)


 【シドニー時事】太平洋の島国ソロモン諸島の総選挙で、中国と緊密な関係を築いてきたソガバレ首相が自身の選挙区で接戦を制し、議席を守った。選挙管理委員会が20日、発表した。他の選挙区では、対中関係の見直しを唱える主要野党や無所属の候補も議席を獲得しており、ソガバレ氏が政権を維持できるかどうかは予断を許さない。大勢判明は22日ごろの見通しだ。


 選管によると、17日に投票された小選挙区でのソガバレ氏の得票は1808票で、1549票だった次点の野党候補に詰め寄られた。ソガバレ政権は2019年に台湾と断交して中国と国交を樹立、22年に中国と安全保障協定を結んでおり、主要野党は過度な中国依存を見直すよう訴えている。

 同時に行われた地方議会選挙では、親中派のマライタ州首相マーティン・フィニ氏が落選した。

3439OS5:2024/04/22(月) 17:51:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/5265fc8c1e19a780ca19238e151f98edd62e726b
親中派与党は過半数届かず ソロモン諸島、連立交渉へ
4/22(月) 16:15配信

時事通信
ソロモン諸島のソガバレ首相=2023年7月、ホニアラ(AFP時事)

 【シドニー時事】太平洋の島国ソロモン諸島の総選挙は22日、開票が進み、定数50のうち9割以上で結果が出た。

 親中国派のソガバレ首相が率いる与党は、単独では過半数に届かないことが確実となった。続投を狙うソガバレ氏と、対中政策の見直しを掲げて政権奪還を目指す野党勢力が、それぞれ多数派形成へ連立交渉に臨む。

 ソロモン諸島放送によると、開票が終わった46議席のうち、与党は12議席を確保したが、仮に未確定の4議席を全て得たとしても過半数の26に届かない。主要野党2党が7議席ずつ固め、他に5党が議席を得た。無所属も10議席に上っている。今後、新議員による首相指名に向け、密室の交渉が行われ、数週間に及ぶ可能性がある。

3440OS5:2024/04/23(火) 00:34:04
https://www.yomiuri.co.jp/world/20240422-OYT1T50135/
モルディブ総選挙、親中大統領率いる与党が大勝…インフラ整備で対中債務が膨張する懸念も
2024/04/22 23:35
 【ニューデリー=浅野友美、北京=吉永亜希子】インド洋の島国モルディブで21日に投開票された総選挙(一院制、定数93)で、親中国のモハメド・ムイズ大統領が率いる与党・人民国民会議(PNC)が単独で3分の2超の議席を獲得し、大勝した。複数の地元メディアが22日報じた。対中接近がさらに進みそうだ。

モルディブのムイズ大統領(2023年12月1日、アラブ首長国連邦・ドバイで)=ロイター
 地元メディアは、少数与党だったPNCが改選前の4倍超の65議席以上を獲得すると報じた。一方、親インドの野党モルディブ民主党は11〜13議席にとどまり、改選前の3分の1を割り込む見通しだ。


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 ムイズ氏は、中国に接近した2013〜18年のアブドラ・ヤミーン政権でインフラ(社会資本)整備の担当閣僚を務め、中国の融資を受けて首都マレと空港島を結ぶ橋や、首都周辺の高層住宅の建設を主導した。今回の選挙戦でもPNCはインフラ整備推進を掲げており、外交筋は「政権が約束する開発の利益実現を国民が期待したのではないか」と分析する。

 ただし、中国の融資でインフラ整備がさらに加速した場合、債務の膨張が懸念される。モルディブは今年2月、国際通貨基金(IMF)に「大幅な政策変更がなければ、対外債務に窮するリスクを今後も抱えるだろう」と警告を受けた。

 インドの影響力はさらに低下しそうだ。昨年の大統領選でムイズ氏が掲げた公約に従い、海洋監視などのためにモルディブに駐留していたインド軍の撤退が進んでいる。インド洋の安全保障の観点からインドはモルディブを重視しており、主要紙タイムズ・オブ・インディアは「モルディブがさらにインドから離れる」と危機感を示した。

 一方、中国外務省報道官は22日の記者会見で「モルディブの人々の選択を尊重し、各領域における交流や協力を拡大させる努力をする」と述べ、ムイズ政権との関係強化の方針を示した。

3441OS5:2024/04/24(水) 09:03:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/c78eeb6b07364fd0dc41890eae522fecced702b2
ソロモン総選挙、親中派の政権与党は過半数届かず…野党や無所属候補に批判票
4/24(水) 7:46配信



 【ジャカルタ=作田総輝】17日に投票された南太平洋の島国、ソロモン諸島の総選挙(一院制、定数50)は23日も開票作業が続き、親中派のマナセ・ソガバレ首相率いる与党が単独過半数に届かないことが確実になった。急速な対中傾斜が目立ったソガバレ氏への批判票が野党や無所属の候補に流れたとみられる。

 ソロモン諸島放送によると、これまでに確定した49議席のうち、政権与党のOUR党が獲得したのは14議席だった。無所属が10議席で、過度な中国依存を批判して対中関係の見直しを訴えた主要野党の民主党と統一党は、それぞれ8議席と7議席を確保した。

 今後の焦点は、政権樹立に向けた水面下の調整に移る。ソロモン諸島の総選挙ではこれまで単独で過半数を制した政党はなく、密室での多数派工作が政権の行方を左右してきた。

 ロイター通信は、ソガバレ氏が続投できるかどうかは、無所属議員の取り込みが鍵を握ると伝えている。新たな議会による首相選出は数週間後になる見通しで、政権交代を目指す野党も連立交渉を本格化させるとみられる。

 ソガバレ政権は2019年9月に台湾と断交し、中国との国交を樹立。22年4月に中国軍の派遣を可能にするとされる安全保障協定を締結するなど中国との関係を強化している。

3442OS5:2024/04/24(水) 13:04:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/a12e704a8079d5ba62f6bebfc0d0d02e7107722b
「中国寄り」を継続するか見直すか ソロモン諸島総選挙、政府に審判
4/24(水) 12:00配信

朝日新聞デジタル
ソロモン諸島のサンクリストバル島で2024年4月17日、総選挙に投票する住民=AP

 中国寄りの政策の是非が争点となった太平洋の島国ソロモン諸島の議会総選挙(一院制、定数50)の結果が24日、判明した。親中派の政権与党は単独過半数に届かず、対中関係の見直しを掲げる野党勢力の合計議席数を下回った。連立交渉などをへて野党候補が首相に指名されれば、太平洋での影響力拡大を図る中国にとっては痛手となる。

 選挙は17日に投票され、開票作業が続いていた。ソロモン諸島放送によると、現首相のソガバレ氏率いる与党OUR党が15議席、野党3党でつくる連合CAREが13議席を獲得した。CAREと同様にソガバレ政権の親中政策を批判している野党・統一党も7議席を得た。ロイター通信は、統一党がCAREに合流する見込みだとする関係者の話を報じた。実現すれば計20議席に達し、与党を上回る。

 新首相は今回当選した議員が選出するため、今後は過半数獲得に向けた連立交渉や、無所属議員の支持集めといった与野党の駆け引きが焦点となる。鍵を握る残りの15議席のうち10を無所属、5を三つの小規模政党が占める。

 ソガバレ政権は米中が影響力を競う太平洋島嶼(とうしょ)国の中でも特に「中国寄り」で知られる。発足直後の2019年に台湾と断交して中国と国交を樹立。22年に安保協定、23年に警察協力協定を結び、中国から多額の援助を繰り返し引き出した。

朝日新聞社

3443OS5:2024/04/24(水) 13:10:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/35da3abb8376b7f35d6002f651756002a7ca3e9a
ソロモン 親中ソガバレ大統領派は過半数確保できず 議会選結果確定 連立協議へ
4/24(水) 12:15配信


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産経新聞
【シンガポール=森浩】南太平洋のソロモン諸島で24日、議会(定数50)選挙の結果が確定した。親中派のソガバレ首相が率いる与党OUR党の獲得議席は15にとどまった。単独で過半数の議席を確保した政党はなく、与野党の連立協議が始まった。急速な中国接近を進めるソガバレ氏が続投するかが焦点で、米国や中国、オーストラリアが協議の行方を注視している。

選挙は17日に行われた。地元メディアによると、野党連合が13議席、別の野党の統一党が7議席を獲得した。このほか、少数政党や無所属候補が15人当選しており、各党が取り込みを進めている。

選挙戦でソガバレ氏は中国支援によるインフラ整備を政権の実績としてアピールしたが、中国接近に反発する一部有権者が野党支持に回ったようだ。議会選と同時に行われた地方議会選挙では親中派として知られた東部マライタ州首相、フィニ氏が落選した。

ソガバレ氏は2019年の前回選挙で4度目の首相に就任。同年、台湾と断交し中国と国交を樹立した。22年には中国軍の寄港を可能とする安全保障協定を結ぶなど、急速に中国との関係を深めた。

連立協議について米ブルームバーグ通信は「ソガバレ氏が敗れれば、中国の太平洋における戦略的野心を後退させるだろう」と指摘した。

3444OS5:2024/04/24(水) 18:52:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/0e5f116bac91f64d02e6b63e90972fdd20bb12bb
親中派与党、政権維持微妙に ソロモン諸島、連立交渉「流動的」
4/24(水) 17:17配信

時事通信
ソロモン諸島のソガバレ首相=2023年7月、ホニアラ(AFP時事)

 【シドニー時事】太平洋の島国ソロモン諸島の総選挙は24日、開票が終了し、全50議席が確定した。

 親中派のソガバレ首相の率いる与党OUR党は15議席で第1党となったが、過半数の26を下回った。対中政策の見直しを唱える主要野党の合計も過半数に満たず、今後、与野党両陣営が連立交渉を本格化させる。ソガバレ氏が政権を維持できるかは微妙な情勢だ。

 野党陣営では、3野党の連合CAREが13議席、統一党が7議席だった。この他に三つの小党が1〜3議席を獲得。無所属が10議席に上っており、連立交渉の鍵を握りそうだ。交渉は首都ホニアラのホテルなどの密室で行われ、数週間かかる可能性がある。地元メディアは「流動的で予測は難しい」としている。

3445OS5:2024/04/26(金) 08:39:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/3160f995f41dad4d95c2ca095d1291abb194bd41
ハイチ首相が辞任 暫定政府で立て直し模索
4/26(金) 6:45配信

CNN.co.jp
ハイチのアンリ首相が25日、辞任を発表した

(CNN) カリブ海の島国ハイチのアンリ首相は25日、辞任を発表した。同国はギャングによる暴力で治安が悪化しており、事態の収拾を目指す暫定政府の評議会に権力を委ねた。


24日付の辞表でアンリ氏は「現状を踏まえ、退陣する時だ」と述べ、同国が直面する困難な状況に共に取り組んできた職員らに謝意を示した。同氏は先月、辞意を表明し、その直後に移行のための評議会が設置された。

ハイチではここ数週間、ギャングが政府機関を襲撃するなど治安が悪化し、混沌(こんとん)とした状態にある。

首相官邸のX(旧ツイッター)への25日の投稿によると、新たな政府が樹立されるまでボワべール財務相が暫定の首相を務める。

評議会は9人で構成され、新首相や閣僚を任命する。また、2026年2月7日までに次期大統領が就任することになっているが、それまでの間、一部の大統領権限も行使する。

カリブ共同体(CARICOM)は今月初旬の声明で評議会の設置を歓迎し、ハイチの「新たな出発点」になることに期待を示した。

同国の首都ポルトープランスでは2月以降、ギャングの攻撃で空港や港の機能がまひしている。このため食料と支援物資の供給が途絶え、外国人は同国から脱出している。

また、病院が破壊され、倉庫やコンテナなどに保管されていた食料や生活必需品が略奪されるなど、社会秩序は崩壊状態となっている。

国連によると、同国では500万人近くが深刻な食料不足に直面している。また性暴力も横行しているとみられる。

3446OS5:2024/04/26(金) 09:33:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/22b8905e97bca99d0473ba4416df55b02482e587
ハイチのアンリ首相辞任 政情不安で治安大幅悪化、暫定首相に財務相
4/26(金) 9:00配信
 カリブ海の島国ハイチのアンリ首相が25日、辞任した。ハイチは政情不安が深刻で治安が大幅に悪化。首都ポルトープランスを支配するギャング団らが退陣を迫ったのに対し、アンリ氏が辞任する意向を示していた。ロイター通信などが報じた。アンリ氏が退陣しても、治安が改善される見込みは立っていない。

 暫定首相には、アンリ政権で財務相を務めたボワベール氏が就任する。25日には、政治家や外交官などで構成された9人のメンバーからなる「暫定評議会」も正式に発足した。AP通信によると、評議会の任期は2026年2月7日までで、その時点で新大統領が就任する予定とされている。

 ハイチは21年にモイーズ大統領が暗殺されて以降、政情が不安定となり治安が大幅に悪化。ポルトープランスでは3月、ギャングが刑務所を襲撃し4千人近くが脱獄する事件もあった。国連によると、今年に入ってから市民2500人以上が死傷しているという。ギャングらは首都の8〜9割を支配しており、主要な幹線道路を封鎖しているため物流や支援活動が停滞している。(サンパウロ=軽部理人)

朝日新聞社

3447OS5:2024/04/26(金) 17:03:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/5103e7a71aec2a1fb0532834312ba88ce6dbe40d
ケニアで大規模洪水 国土の半分で被害、被災者10万人超
4/25(木) 10:50配信


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CNN.co.jp
豪雨の影響を受けた家から様子を見る地元住民=24日、ケニア首都ナイロビ

ナイロビ(CNN) ケニアで大規模な洪水が発生し、少なくとも32人が死亡、2人が行方不明になった。被害は国土のほぼ半分に及び、およそ10万3500人が被災している。

【写真】大洪水の影響を受けた家屋のがれき

ケニアでは3月中旬から大雨が続いていたが、ここ1週間の豪雨で被害が拡大した。ケニア赤十字は3月以来、188回を超す救助活動を行ったことを明らかにした。

首都ナイロビでも大雨が続き、24日には一部の道路が通行止めになった。浸水被害が続いている地区もある。

「ナイロビの状況は極限までエスカレートしている。自治体が全力を尽くしても対応し切れない」。地元議員はX(旧ツイッター)にそう書き込み、「人命救助のため、国の緊急サービスを総動員する必要がある」と訴えた。住宅の屋根の上に取り残された住民の映像も投稿している。

ケニア赤十字もナイロビのマザレ地区で洪水のために孤立した住民を救助するなど、国内各地で救命活動を続けている。

ナイロビにつながる2つの幹線道路は24日、一部が冠水して渋滞が発生。ケニア都市道路交通局は、大きな被害が出ている4本の道路で一部区間を閉鎖し、残る2本についても洪水の恐れがあるとしている。

ケニア鉄道は全土で列車の運行を停止した。

ケニア気象庁は、24日から25日にかけても国内各地で大雨が続くことが予想されるとして警戒を呼びかけている。


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