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国際政治・世界事情(その2)

1681チバQ:2018/04/20(金) 18:01:40
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018042000143&g=int
「カストロ後」時代幕開け=経済改革、対米関係に課題-キューバ

19日、ハバナの人民権力全国会議で、拍手するキューバのディアスカネル新国家評議会議長(AFP=時事)

 【ハバナ時事】カストロ兄弟に59年余り独占されてきたキューバの指導者の地位が革命後の世代に移る。ディアスカネル新国家評議会議長による「カストロ後」時代が幕を開けた。

 前任のラウル・カストロ氏は、兄フィデル氏にカリスマ性で遠く及ばなかった。しかし、地道な改革路線で着実な成果を挙げた。
 インターネットや携帯電話の解禁、出国許可制の廃止や個人間の住宅・自動車売買の自由化を敢行。市場主義経済の部分的導入を推進したことで自営業者は大きく増加した。革命直後から敵対してきた米国と国交回復を果たすなど、不得手とみられた外交でも大きな功績を残した。


19日、ハバナの人民権力全国会議で、演説するキューバのラウル・カストロ前国家評議会議長(AFP=時事)

 ただ「国営企業から享受するうまみを失うことを恐れた長老たちの反対」(専門家)で、経済改革はここ数年、頓挫状態になっている。国の将来を左右する対米関係も、トランプ政権の強硬路線を前に後退しつつある。


 ディアスカネル氏はラウル氏に取り立てられて出世の階段を上った。このため、カストロ路線から逸脱することは考えにくい。短期的には「何も変わらないだろう」(外交筋)というのが衆目の一致するところだ。
 ただ、今や世界で数少なくなった社会主義体制を維持するためには、世代交代の旗振り役として汚職構造に果敢に切り込むとともに経済改革を深化させなければならない。閉塞(へいそく)感を払拭(ふっしょく)することが求められている。(2018/04/20-05:18)

https://www.jiji.com/jc/article?k=2018041900747&g=int
議長にディアスカネル氏選出=カストロ体制後の新時代に-キューバ

19日、ハバナで開かれた人民権力全国会議(国会)の議場で、ディアスカネル新国家評議会議長(左)をたたえるラウル・カストロ前議長=キューバ政府提供(AFP=時事)

 【ハバナ時事】カリブ海の社会主義国キューバの人民権力全国会議(国会)は19日、元首である国家評議会議長に、1959年のキューバ革命後に生まれたミゲル・ディアスカネル第1副議長(57)を選出した。革命後、最高指導者の地位がカストロ兄弟以外にわたるのは初めて。ディアスカネル氏は行政府である閣僚評議会の議長も兼ねる。
 ディアスカネル氏は就任演説で「国のため社会のために働くことが一番大事だ。この国をもっと明るくしたい」と強調。「議長として故フィデル・カストロ元議長の思想を守っていく」と宣言した。


19日、ハバナで開かれた人民権力全国会議(国会)で、演説するディアスカネル新国家評議会議長=キューバ政府提供(AFP=時事)

 指導機関である国家評議会は31人中13人が入れ替わり、新時代の幕開けを演出。一方、ナンバー2の第1副議長には72歳のサルバドル・バルデス氏が副議長から昇格し、背後からにらみを利かせる。
 新政権には、ここ数年停滞している経済改革の再活性化や、トランプ米政権下で再び緊張に向かっている対米関係の改善など、重要課題が待ち受けている。ただ、ディアスカネル氏はカストロ路線の忠実な信奉者で、急激な方向転換はないとみられる。(2018/04/19-22:58)


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