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国際政治・世界事情(その2)
1982
:
チバQ
:2019/01/28(月) 09:53:21
◇兵士や警官が市民を公然と暴行
当局の弾圧は計画的に行われた疑いが浮上している。国際人権団体「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」のデワ・マビンガ氏は「各地で同じ時間帯に、同種の凶器で暴行を受けた」と指摘。拘束された人は700人近くに上り、弁護士が駆け付ける前に即決裁判で次々と有罪判決が下っている。重傷を負った被害者が病院から強制的に裁判所へと連行されたケースもあるという。
独裁的と批判されたムガベ前政権下でもこうした弾圧が起きたが、マビンガ氏は「ムガベ時代は少なくとも人目につかないようにしていた。だが、今回は白昼に制服姿の兵士が行っており、公然と法律を無視している」と述べた。
ジンバブエでは08年に年率2億%を超えるハイパーインフレを記録した後、無価値となった自国通貨ジンバブエドルを廃止。代わりに米ドルや南アフリカランドを採用したが、その後も物資の輸入に必要な外貨の不足に歯止めがかからず、政府も手に負えなくなっているという。昨年12月のインフレ率は過去10年間で最も高い42%に達した。
ムガベ氏の後任となったムナンガグワ大統領は、民主化や経済再生、国際社会との関係再構築などを公約した。外資誘致のため盛んに外遊を重ねているが、ムガベ時代をほうふつとさせる当局の対応は西側諸国との関係改善に向けた努力を台無しにするものだ。ピグー氏は「自滅行為としか言いようがない」と語る。ムナンガグワ氏は混乱を受けて外遊先から緊急帰国したが、1月22日からスイス・ダボスで開かれた「世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)」に予定通り出席していたら、欧米メディアなどから厳しい追及を受けていたはずだ。
では、治安当局がなぜ強硬措置に踏み切ったのか。専門家の見方は諸説ある。一つは英語で「良い警官、悪い警官」と呼ばれる手法だ。「悪い警官」を演じるチウェンガ副大統領(前国軍司令官)が治安当局に抗議行動の封じ込めを命じる一方で、外遊先から帰国した「良い警官」役のムナンガグワ氏が当局の対応を批判すれば「改革者」としてのイメージを損なわずに済むというものだ。
ただ、ピグー氏はこの説に懐疑的だ。同氏によれば、正副大統領の主導権争いに加えて、与党内には六〜七つの派閥があり、不可解に見える治安当局の対応には「与党や治安当局の内部対立が影響した可能性がある」という。ジンバブエ政府は南アなどに緊急融資を求めているが、経済危機や政情不安の長期化は避けられそうにない。歴史的なムガベ氏の退陣から1年あまりで新時代への期待はしぼみ、再び国中に悲観論が広がっている。【小泉大士】
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