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国際政治・世界事情(その2)

2043チバQ:2019/04/12(金) 08:36:54
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20190411k0000m030193000c.html
バシル大統領を解任 スーダン軍支配30年 軍がクーデター
2019/04/11 20:49毎日新聞

 【ピーターマリッツバーグ(南アフリカ東部)小泉大士】スーダンのイブンオウフ国防相は11日、テレビ演説でバシル大統領(75)の解任と、軍による政権掌握を宣言した。30年にわたって強権支配を続けてきたバシル政権は軍のクーデターによって崩壊した。軍指導部が設置した暫定評議会が選挙まで2年間の移行期間を担うとしている。

 ロイター通信などによると、イブンオウフ国防相は軍がバシル氏の身柄を拘束し、「安全な場所」で監視下に置いていると発表。多数の閣僚や与党政治家らも逮捕されたという。憲法を停止し、3カ月間の非常事態を宣言すると発表。内閣や議会を解散して1カ月間の夜間外出禁止とするほか、すべての政治犯の釈放についても明らかにした。

 スーダンでは昨年末から反政府デモが拡大を続け、軍本部前などには6日以降、数千人の市民が集結。参加者はバシル退陣を訴えて座り込みを続けていた。スーダンに近いアルジェリアでも今月、20年の長期政権を続けてきたブーテフリカ大統領(82)が退陣したことに触発され、市民の辞任圧力も強まっていた。

 首都ハルツーム市内の国防省周辺や主要道路などには多数の兵士が展開。バシル氏と与党は軍によって追放されたが、長期政権を支えた軍は権力の中枢に残ることになる。民主的な政権への移行を求めてきた抗議行動の主催者は反発し、デモ継続を呼びかけている。

 反政府デモは主食のパン代の高騰など経済危機への不満がきっかけだったが、長期政権の汚職や失政に対する批判から全土に広がった。バシル氏は2月、1年間の非常事態を宣言したが、その後もデモは続いていた。 

 バシル氏は1989年にクーデターで全権を掌握し、93年に大統領に就任。労働組合や政党などを禁止し、治安警察を創設するなど軍の力を背景に強権的な統治を続けた。 

 2003年にスーダン西部の黒人系住民が蜂起したダルフール紛争では、大量虐殺に関与したとして、国際刑事裁判所(ICC)から人道に対する罪などで逮捕状が出ている。


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