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国際政治・世界事情(その2)

1873チバQ:2018/10/03(水) 00:54:06
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/world/mainichi-20181003k0000m030021000c.html
<ブラジル大統領選>汚職撲滅訴える極右候補がリード
10月02日 17:50毎日新聞

<ブラジル大統領選>汚職撲滅訴える極右候補がリード

ボウソナロ下院議員=AP

(毎日新聞)

 ◇7日に実施 事件捜査対象となった主要政党が苦戦

 【サンパウロ山本太一】7日に実施されるブラジル大統領選は、過去最大の汚職事件捜査「ラバジャット作戦」の対象となった主要政党が苦戦、汚職撲滅を訴える極右、ボウソナロ下院議員(63)がリードしている。賄賂を受け取ったとされる旧来の政治家を非難し、人気を集めている格好だ。左派候補が追い上げており、選挙は28日の決選投票にもつれ込む見通しだ。

 ブラジルでは1995年から中道右派・ブラジル社会民主党か左派・労働党が大統領を出し、いずれも中道・ブラジル民主運動党と連立を組んできた。2014年に始まったラバジャット作戦で、この3党の政治家らが企業から賄賂を受け取っていた疑惑が浮上した。

 16年、労働党のルセフ大統領(70)=当時=は政治腐敗などの責任を問う形で罷免され、前任のルラ元大統領(72)は今年4月に収監された。ルセフ氏罷免を受け、副大統領から昇格したブラジル民主運動党のテメル大統領(78)は2度起訴された。だが、連立与党が多数を占める国会が公判開始を否決し、事実解明は進んでいない。

 ブラジル社会民主党のネベス前党首(58)の収賄疑惑も報じられた。長引く経済低迷にもかかわらず、政治家たちが利益を得たり、処罰されなかったりすることに国民の不満は高まっている。

 「汚職とともに自由を奪う試みも極めて深刻だ」。大統領選の世論調査で支持率首位に立つ少数政党・社会自由党の極右、ボウソナロ氏が9月にツイートした。支持者からは賛同の書き込みが相次いだ。

 ボウソナロ氏は一連の疑惑で名前が挙がらず、汚職の捜査対象になった政治家への批判を繰り返す。会社員のマルコスさん(37)は「汚職に関わっていない候補は彼ぐらいだ。汚職をなくしてくれる」と期待する。調査会社IPSOSのセルソジモ部長は「古い政治システムを非難し、従来の政治家と異なるイメージで人気だ」と分析する。

 ボウソナロ氏は「ブラジルのトランプ」と呼ばれる。労働党が進めた女性や黒人、性的少数者に寛容な政策を非難。「あの女は醜いからレイプされない」「黒人系住民が出産以外で何かの役に立つとは思えない」などの差別発言や、ソーシャルメディアの活用、不支持率の高さがトランプ米大統領と共通する。

 元軍人のボウソナロ氏は人権侵害が続いた軍政(64〜85年)も擁護する。サンパウロ大のアランテス教授(政治学)は「汚職による政治不信に便乗し、ブラジルを軍政に戻そうとしている」と懸念している。

 9月6日にボウソナロ氏は遊説中にナイフで刺され重傷を負った。同29日に退院し、自宅療養しながら選挙活動を続ける。容疑者の男(40)はかつて左派系の政党に所属していた。警察は「ボウソナロ氏の演説内容に同意しない政治的動機に基づく犯行」としている。


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