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国際政治・世界事情(その2)

973チバQ:2016/07/31(日) 01:17:51
 ボコバ氏は中国がユネスコの記憶遺産に申請した「南京大虐殺文書」を登録する最終決定を下し、北京で行われた抗日戦争勝利70周年記念行事にも出席した。冷戦時代にモスクワの教育機関に留学し、ロシアとの関係も良好とされる。いっぽうで米英など西欧諸国に警戒された側面もありそうだ。

 米経済誌フォーブスは毎年、独自の集計で公表している「世界で最も影響力のある女性100人」2016年版で、ボコバ氏を89位に選出した(1位はメルケル独首相)。同誌は「女性であることに加え、初の東欧出身の事務総長となる可能性が追い風になった」と解説。ボコバ氏は4月のヒアリングではユネスコの事務局長らしく、女性への教育の重要さや、人権を守ることに予算を充てたい旨の意見を発表している。

 いっぽうクラーク氏は同誌ランキングでは22位。ニュージーランド首相を経て国連の「事実上のNO3」ともいわれるUNDP総裁を務めており、「国連で最もパワフルな女性」と紹介されている。英紙ガーディアン電子版(7月21日)の取材に対してクラーク氏は国連を「平和と治安維持活動において上手にやってきたとはいえない」「旧態依然の官僚機構がテロと戦う力の重しになった」などと痛烈に批判。欧米の支持を得る一方で、中国やロシアなど一部理事国に疎まれた可能性もありそうだ。

 ただ投票は今後も繰り返される。その間に各国間の駆け引きが活発化し、意外な逆転劇もありそうだ。


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