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国際政治・世界事情(その2)

3148OS5:2023/04/19(水) 08:20:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/41b9c00da866a254485d0509e1ac60f66df7de44
戦闘続くスーダン、背景に軍事指導者2人の主導権争い
4/19(水) 7:17配信


CNN.co.jp
スーダン軍トップのブルハン氏(右)と、RSFを率いるダガロ司令官

(CNN) スーダン各地で激しい戦闘が起き、平和的な民政移管の望みは断たれた。

現地では、ライバル関係にある軍事指導者2人に忠誠を誓う勢力が主導権争いをしている。例によって、最も大きな被害を受けているのは民間人であり、多数の死傷者が出ている状況だ。

【映像】戦闘続くスーダン、中心に軍事指導者2人の権力闘争

以下に知っておく必要がある情報をまとめた。

戦闘の中心に権力闘争
今回の衝突の中心にいるのは、スーダン軍トップのアブドルファタハ・ブルハン氏と、準軍事組織「迅速支援部隊(RSF)」のモハメド・ハムダン・ダガロ司令官の2人だ。

2人は最近まで共同歩調を取っていた。両者は2019年に協力して当時のバシル大統領を失脚に追い込み、21年の軍事クーデターでは共に主導的な役割を演じた。

しかし、民政復帰に向けRSFを国軍に統合する交渉を進める中で、緊張が高まった。

焦点となるのは、新たな権力階層の下でどちらが従属的な立場になるかだ。

複数の情報筋はこうした対立について、互いの生き残りを懸けた主導権争いが激化した結果だとの見方を示す。

政変と無縁ではないスーダン
バシル氏失脚の衝撃はいくら強調しても足りない。パン価格高騰に端を発するデモで退陣に追い込まれた時、バシル氏は30年近く国を率いていた。

バシル氏の在任中には南スーダンが北部から分離したほか、分離独立をめざす西部ダルフールで戦争犯罪に及んだとして、国際刑事裁判所(ICC)がバシル氏に逮捕状を出す事態にもなった。

バシル氏の失脚後、スーダンは軍と市民団体の不安定な連携によって統治されてきた。

しかし2021年、権力分担政府が軍によって解体され、そうした状態に終止符が打たれた。

論議の的になっているRSFの過去

RSFはスーダンの有力な準軍事組織で、その指導者であるダガロ氏は急速に権力の座に上り詰めた。

2000年代初頭に起きたダルフール紛争の際、ダガロ氏が率いていた悪名高い武装勢力「ジャンジャウィード」は人権侵害や残虐行為に関与した。

国際的な非難の声を受け、バシル氏はジャンジャウィードを正式な部隊に衣替えし、「国境情報部隊」と呼ばれる準軍事組織を編成した。

07年、国境情報部隊は国の情報機関の一部となり、13年にはバシル氏が準軍事組織RSFを創設。RSFはバシル氏によって監督され、ダガロ氏が司令官を務めた。

ダガロ氏は19年にバシル氏に反旗を翻すが、その時には既に、ダガロ氏の部隊はハルツームで抗議を行っていた反バシル、親民主主義のデモ隊に発砲し、少なくとも118人の死者を出していた。

ダガロ氏はその後、市民団体と協調してスーダンの統治に当たる暫定機構「主権評議会」の副議長に任命された。


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