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国際政治・世界事情(その2)

570チバQ:2015/10/18(日) 22:15:10
■TPP、成立危ぶまれる国も

 また、カナダではTPPが19日に行われる総選挙の争点となっている。ハーパー首相はTPPを利用して、政権のこれまでの経済政策を宣伝しようとしている。最大のライバルである自由党のトルドー党首は合意内容を知りたいとし、態度をはっきりさせていない。

 米国、カナダ両国の他にも先行きの見通しが不透明な国が多い。オーストラリアでは上下両院での承認が必要になる。今後下院では4週間、上院では3週間にわたって議会が開かれるが、12月3日から来年2月までは休会となる。これまでのところ、2月までにTPPの審議を行うかどうか示されていない。最大野党の労働党は、TPPを支持するかどうかは合意内容を踏まえ判断するとしている。

 ニュージーランドでは、議会の外交問題特別委員会がTPPを審査し、内閣に合意を承認すべきかどうかの勧告を行う。議会はTPP発効に必要な国内法改正について採決を行う。キー首相は最大野党の労働党に超党派的なアプローチでTPPを支持するよう促している。

 ベトナムでは共産党中央委員会がTPPの審査を行う。その後国会が確認し、採決を行う。現地メディアは商工副大臣の話として、承認までに1年半〜2年かかると見込まれていると伝えた。

 ブルネイではボルキア国王が首相、国防相、財務相を兼任する。広い影響力を持ち、国王がTPPを支持すれば承認されると見込まれている。

 チリのバチェレ大統領は、議会がTPPを審査するとして、審議のスケジュールを明確にしていない。同大統領は9日、チリの輸出業者にとって新たな機会が開かれるなど、TPPに好意的な発言をした。

 ペルーでは一院制の議会がTPP承認について採決を行う。同国はすでにチリ、メキシコ、カナダ、米国、日本と通商協定を結んでおり、これまでのところそれほど多くの反対意見は表明されていないが、4月の大統領選、議会戦の前に変わる可能性が高い。与党は議会では少数派であるため、TPPの承認は容易ではない。(ブルームバーグ Jodi Schneider)


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