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2004年参院選スレ

94おりーぶの木:2003/12/05(金) 21:07
>>93
こんばんわ。そう言えばそうですね。
>旧姓は「鈴木」、実は私の高校の先輩なのです…
てことは・・・・凄すぎ。

95杉山真大:2003/12/06(土) 14:25
下手な鉄砲数撃ちゃ(ry

集票力低下を数でカバー 自民党比例区候補「質より量」
http://www.asahi.com/politics/update/1206/004.html

 自民党が来年夏の参院選に向け、比例区の候補者擁立に本腰を入れ始めた。
改選数(48議席)の半数の24人擁立を目標に掲げてきたが、ここにきて「30人立
ててもいい」(参院幹部)と積極路線に転換。背景には個々の支持団体の集票力の
低下を数でカバーしようという思惑があるようだ。

 「特定の団体によって票を積み重ねる時代ではない。いろんな地域、いろんな分
野の人たちでいい」。森前首相は4日、訪問先の韓国・ソウルで記者団に語った。

 公共事業削減や郵政民営化を進める小泉構造改革路線で、建設業界や特定郵
便局長会、医師会などの伝統的な自民党支持組織の「基礎体力」は確実に低下し
ている。

 ある参院幹部は「全体の底上げのためには、大量得票できなくても、党のイメー
ジを損なわない限り、幅広く立候補を認めていい」。11月末に笹川尭衆院予算委
員長の三男を追加公認したのも「地元の群馬で確実に票がとれる」との読みからだ。

 30人擁立が実現すれば、比例代表並立制導入後、同党が立てた最多候補者数
に並ぶ。執行部は1月16日の党大会までに顔ぶれをそろえたい考えだが、現時点
での公認候補はまだ19人。候補者探しは難航しそうだ。

◆自民党の参院選比例区候補者数(かっこ内は当選者数)

 1983年 30(19)
   86年 25(22)
   89年 25(15)
   92年 27(19)
   95年 29(15)
   98年 30(14)
   01年 27(20)

(12/06 10:43)

http://www3.to/mtcedar/
http://www.bekkoame.ne.jp/~mtcedar/160ch/                【My HP】

96とはずがたり:2003/12/07(日) 02:58
沖縄は是非取りたいところ。

http://www.ryukyushimpo.co.jp/news01/today/031205ec.html
<参院選>糸数氏が出馬表明

 社大党副委員長で那覇市区選出県議の糸数慶子氏(56)は5日午後、同党の中央執行委員会で来年夏の参院選への出馬要請を受諾した。その後、記者団に対し「基地問題解決に社大党が運動の先頭に立つことや、野党5党共闘を前提に党の要請を受け止めた」と出馬の決意を表明した。

 同党は民主、社民、共産、自由連合の野党4党や連合沖縄と「等距離交渉」で共闘を模索している。協力の枠組みを固め、態勢づくりにめどをつけるには時間を要する見通しで、支持政党や労組を同席させた正式な出馬表明は年を明けて2月を目指しているという。

 糸数氏は、参院議員現職の島袋宗康氏(77)の後継者として出馬することになり、島袋氏は勇退する。

 社大党は10月に糸数氏の擁立を3役会議で決め、ほかの野党に協力を呼び掛けるなど、党内外の調整を進め、糸数氏に出馬を促していた。また、4日、県内の女性グループが糸数氏に出馬を要請した。

 糸数氏は1947年生まれ、読谷村出身。92年に県議に初当選し、現在3期目。

◇新人3氏が届け出/県議補選那覇市区

 2人欠員に伴う那覇市区の県議会議員補欠選挙が5日告示され、自民新人で前市議の安慶田光男氏(55)=公明推薦=、無所属新人で前市議の狩俣信子氏(62)=社民推薦、民主支持=、共産新人で前市議の前田政明氏(56)の3人が立候補を届け出た。ほかに立候補の動きはなく、3つどもえとなる見通し。14日に投開票が行われる。

▽那覇市区

 安慶田光男(あげだ・みつお) 55 自民・新(1)無職(2)那覇市宇栄原2の16の20(3)琉球大(4)城辺町

 狩俣 信子(かりまた・のぶこ) 62 無・新(1)無職(2)那覇市首里石嶺町1の159の20(3)琉球大大学院(4)那覇市

 前田 政明(まえだ・まさあき) 56 共産・新(1)政党役員(2)那覇市壺屋1の18の16(3)同志社大(4)大宜味村

◇略歴の見方

 氏名、年齢、党派(公認)、当選回数(1)職業(2)現住所(3)最終学歴(4)出身地

97とはずがたり:2003/12/08(月) 17:42
会派名も民主・県民会議になっているのですな。頼もしい。
高橋洋介副知事(62)の名が挙がっているのか。椎名も意中の後継候補が居るのか?

http://www.iwate-np.co.jp/news/y2003/m12/d07/NippoNews_9.html
民主・県民会議 人選は執行部一任

 県議会の民主党系会派、民主・県民会議(及川幸郎代表、22人)は6日、盛岡市の同党県連で議員総会を開き、来夏の参院選岩手選挙区(定数1)の候補者人選を執行部に一任することを決めた。執行部は本県出身の県内在住者を優先して人選を本格化し、できるだけ早く決める考えだ。

 19人が出席。11月の衆院選の総括とともに、参院選に向け県議団の意見を聞いた。候補者の具体的な名前は出なかったという。

 総会後、記者会見した伊藤勢至幹事長は、人選について「順序からいえば岩手県出身の県内在住者から始めていくべきと思っている。若ければそれなりの可能性はあるが、年齢にはこだわらない」との考えを示した。

 名前が挙がっている高橋洋介副知事(62)については「それなりのサイドから調査・分析してみることになる」と説明。県議団からの人選、他会派との連携も含め「すべての選択肢がまだある」と強調した。

 今期限りで勇退する現職椎名素夫氏(73)の後継者についても「名前が出た時点で考える。すべてフリーハンドで入っていく」と全方位で人選に当たる考えだ。

 人選のめどは「全県1人区の戦いで範囲も広いので早く決めたい」と語ったが、具体的な時期には言及しなかった。

 「あくまで公認候補の擁立を目指すのか」との問いには「政権交代を目指す党としては、それが第一義だ」と強調した。

98とはずがたり:2003/12/10(水) 18:49
共産党と田中康夫がのって,民主>自民だから民主と堀で二議席独占( ゚Д゚)ウマー!…とはならないわな。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031209-00000005-mai-l20
[選挙]参院選 堀六平氏が出馬表明−−来夏、県選挙区 /長野

 来年夏の参院選県選挙区(改選数2)に、穂高町のラジオ番組制作プロデューサー、堀六平(本名・堀内由光)氏(57)が8日、無所属で立候補する意思を表明した。
 堀氏は、ラジオ番組の取材で県内農家を回った経験などから「国の基本である農業がないがしろにされている。食と農業の問題を解決し、安定させることが国家の礎を揺るぎないものにする」と出馬を決意。農業の振興や食に対する意識高揚を図るとし、「地方の声を中央に届け、住んで良かったと言える国造りをしたい」と述べた。
 堀氏は69年、同町で八百屋経営の傍ら、フォークソンググループ「わさび〜ず」を結成。シンガー・ソングライターとして活動したほか、ラジオ番組制作に携わってきた。政党の推薦や支援は求めないとし、農業関係者などを中心に近く後援会を結成する予定。
 来夏の参院選県選挙区には他に、自民党現職の若林正俊氏(69)、民主党現職の北沢俊美氏(65)、共産党新人の山口典久氏(43)が出馬する見込み。(毎日新聞)[12月9日19時42分更新]

99とはずがたり:2003/12/10(水) 19:36
いけぇーちやこちゃん

http://mytown.asahi.com/saitama/news02.asp?kiji=4780
民主党、参院選に2候補擁立へ

 民主党県連は9日、さいたま市内で候補者擁立会議を開き、来夏の参院選に埼玉選挙区から、現職の藤井俊男氏(61)と歯科医師の嶋田智哉子氏(41)の2候補を擁立することを決めた。24日の執行役員会で正式に決定する。

(12/10)

100おりーぶの木:2003/12/10(水) 23:00
>>98
ない!ない!(笑)
>>99
おお!やはり本気ですな。投票率さえ上がればW当選も現実味が増すのだが。

101とはずがたり:2003/12/10(水) 23:06
>>100
でしょうね>ない!ない!

労組系を藤井,無党派系をちやこで二人当選を期したいものですな。
公明も出すんでしたっけ?

102おりーぶの木:2003/12/10(水) 23:17
>101
出します。なんて名前だったかな。まああまりパッとした候補者じゃなさそうだからさほど恐れてません。

103とはずがたり:2003/12/10(水) 23:22
>102
なるほど。
それでもまあハードルは高いでしょうね。
自民党の一部が公明党支援に回るなどして票割りもするでしょうし。

104おりーぶの木:2003/12/10(水) 23:40
>>103
逆に言えばその分、自民党候補者の組織票が目減りして自・公どちらかの候補者があぼーんもあり売る訳でさほど難しいとはおもってません。
問題は投票率。注目度の低い参院選で50%前半(埼玉選挙区で)に達すれば、それはとりもなおさず小泉政権への不満の現れ以外の何者でもありませんからまずお二方とも当選は間違いないでしょう。
イラク派兵がどう出るかに懸かってるでしょうね。

105とはずがたり:2003/12/10(水) 23:58
参院選はただでさえ投票率落ちますからねえ。
>まずお二方とも当選は間違いない
その場合当選者は民民共ですかな?

106おりーぶの木:2003/12/11(木) 00:08
自・民・民か民・公・民じゃないですかね?共産党はありえないでしょう。

107とはずがたり:2003/12/11(木) 00:17
自民が票割りしても落ちることは余り考えられませんねえ。
自民が落ちた方が衝撃的でいいけど。
俺もそう思います。逆に云えば民主の共倒れはなさそうだから積極的に打って出るべしとね。

108とはずがたり:2003/12/11(木) 01:04
北関東スレより。中島氏の県連が旧社会系だけじゃ駄目という批判が利いたのか,長沼氏ではなく富岡氏となりました。
裏が角田氏なのでバランスも取れているし若いしいいね。

136 名前:無党派さん 投稿日:03/12/07 01:59 ID:y4RaSNSe
参院群馬に富岡氏擁立=民主

 民主党群馬県連は6日の常任幹事会で、来年夏の参院選群馬選挙区に新人で県連副会長の富岡由紀夫氏(39)を擁立することを決めた。同日、党本部に公認を申請した。 (時事通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031206-00000588-jij-pol

141 名前:無党派さん 投稿日:03/12/10 19:13 ID:om9N9cms
参議院選、野党は群馬で取れるか微妙ですね。
大田から出せば勝てるだろうけれど、決まった候補者を下げるわけにもいかんしな。
何で大田の長沼を出さなかったんだろう?

142 名前:無党派さん 投稿日:03/12/10 21:46 ID:X/yl7rsY
>>141
元々やる気ないんじゃね<群馬民主党
98年の参院選で中曽根が約30万票、上野(福田系)が約23万票、
野党系無所属候補は、公明党の支援を受けても約18万票。
今度の公明党は、主に上野の支持に回ると言われている。
6年前と状況が変わったとはいえ民主党の議席獲得はかなり厳しいな。

143 名前:無党派さん 投稿日:03/12/10 22:27 ID:4GzDaTE8
>>142

むしろ、自民の票割りがうまくいくかに興味がある。
弘文と上野だからまさか落ちることはないと思うが、
一昨年、自民独占に十分必要な票を山本一太と吉川が集めた
にもかかわらず一太がとりすぎて、
角田の当選を許してしまったからな。
真紀子の逆援護射撃はあまり意味がなかったと思う。

109とはずがたり:2003/12/11(木) 02:46
http://www.asahi.com/politics/update/1211/001.html
自民、7大陸最高峰登頂の野口健氏を参院比例に擁立検討

 自民党が来年夏の参院選比例区に、登山家で99年に史上最年少の25歳で7大陸の最高峰登頂を達成した野口健氏(30)の擁立を検討していることが10日、明らかになった。野口氏はエベレストの清掃登山を続けるなど環境問題に関心が深い。

(12/11 01:46)

↓野口のHP。ケッ!
http://www.noguchi-ken.net/noguchi/01_yahh_index.html
小池百合子環境大臣が動いた
    −環境省がエコツーリズム推進会議を設置−
 帰り際、野口は高揚した様子でこの会議の開催を喜んでいた。野口は約1ヵ月前の10月9日に小池環境相を訪れ、日本の環境行政の不備について、そしてそれを改善するための策を訴えている。その時、小池大臣は最後に「これから研究してみますので、環境を通してご支援を宜しく」と述べていた。それがこのような速さで実現したことに野口は驚きと喜びを感じていたようだ。

110とはずがたり:2003/12/11(木) 13:51
>>101-103
公明党の埼玉県の候補者

http://www.komei.or.jp/election/04sankoho/02-07nishida.htm
西田実仁(ニシダ マコト) 新
[略歴]党青年局次長。元東洋経済新報社「週刊東洋経済」副編集長。慶應義塾大学経済学部卒。40歳。

111おりーぶの木:2003/12/11(木) 17:26
>>107
そうかもしれませんね。すると公明党の票を上回るのが鍵か。
・・・難しいかも・・まあ共倒れはありえませんが連合はかなり御立腹のようですね。
組織候補が落選のうき目にあうかもしれないのですから。まあ公明党の候補者が若松でなかったのは幸いですが、この党も最近はかなり無党派うけしそうな若い候補を立ててきますね。
まあ所詮は学会員だけどね。
>>108
浮動層を取れそうな候補者でなによりです。まさか落選なんて事ないだろうな。

112とはずがたり:2003/12/11(木) 17:38
> この党も最近はかなり無党派うけしそうな若い候補を立ててきますね。
俺もそう思います。
公明党のは自民党なんかよりもよっぽど良い候補出してきますね。

小渕派と福田派と公明党が乗る上野氏と知名度抜群の中曽根Jr氏ですから割って入るのは容易ではないと思われます。
まあ群馬県民の良識に期待して楽しみにしてましょう。
中曽根が落ちたら落ちたでまた一波乱二波乱起こしてくれるかもしれん。

113おりーぶの木:2003/12/11(木) 17:55
>>112
うーん・・こりゃ難しいかも。

114とはずがたり:2003/12/11(木) 18:05
今回中曽根が落ちれば親父強制引退の恨み辛みと併せて次回の総選挙で1区吉川真由美,4区中曽根等各選挙区中曽根系が立って自民党が大分裂してくれるかも知れない(笑)

115とはずがたり:2003/12/13(土) 00:22
後は山拓も出馬の意向を固め,比例の目玉は野口か。

http://www.asahi.com/politics/update/1212/010.html
自民、参院選で7氏公認 安倍氏の実弟や尾身氏の長女も

 自民党は12日、来年夏の参院選で公認する立候補予定者7人を発表した。山口選挙区には安倍晋三幹事長の実弟で新顔の岸信夫氏(44)、比例区には尾身幸次元沖縄担当相の長女で新顔の尾身朝子氏(42)を擁立する。

 両氏以外の立候補予定者は次の通り。(敬称略。年齢の後は選挙区と肩書)

(現職)関口昌一(50)=埼玉

(新顔)小泉昭男(58)=神奈川、川崎市議▽北川一成(61)=大阪、府議▽末松信介(47)=兵庫、県議▽翁長政俊(54)=沖縄、県議 (12/12 18:10)

116とはずがたり:2003/12/13(土) 00:58
高橋元代議士と小沢氏の間にはやはり不協和音があったと云う事なのか?佐々木洋平を切ったりその辺の豪腕は相変わらずと云ったところか。

http://mytown.asahi.com/iwate/news02.asp?kiji=4661
参院選候補、民主は県次長、副知事も意向

  来夏の参院選岩手選挙区(定数一)で、民主党は県農林水産部の主濱了次長(53)の擁立を決めた。12日にも発表する見込み。また、副知事の高橋洋介氏(62)も無所属で、立候補する意向を固めた。高橋氏は自民党への推薦要請も視野に入れており、県議会無所属会派の政和会が、どちらを支援するかも含め、今後の行方が注目される。

  民主党県連は、11月中の独自候補擁立を目指して作業を進めてきた。一時は、民主・県民会議会派の県議の名があがったが、調整がつかず、「県内での活動が評価できる」「陣営が団結できる」「無党派層にも浸透できる」などの判断基準を設け、最終的に主濱氏に絞って打診した。

  主濱氏は、宮古市助役、県環境生活部次長などを経て現職。

  一方、高橋氏は引退を決めた椎名素夫参院議員(73)=無所属の会=と親子2代のつながりがあり、後継指名を受けた。椎名氏が米国視察から13日に帰国するのを待ち、正式に意思を伝える。

  高橋氏は、朝日新聞社の取材に「師匠の椎名さんから話がきた。一つの決断をしなければならない。あちこちから意見を聞いて思案している」と前向きな姿勢を見せた。 高橋氏は10日、増田知事に「副知事職を年内にやめたい」と伝えた。増田知事は「ご本人がよく考えての話だろう。あとは県民が判断すること」と、支援については明言を避けた。副知事の後任は「これから(検討する)」と話している。

  自民党県連幹部は「候補者は幅広く人選中。高橋氏から推薦要請があれば前向きに検討するが、今はまだない」という。 高橋氏は「出るとなれば無所属となるだろう。自民党への推薦依頼は、椎名先生からお話を伺ってから」と話している。

  高橋氏は北上市出身。66年東大卒業後、県庁入り。医療局長や出納長などを歴任し、01年から副知事を務める。

  また、小沢一郎氏の秘書を長く務めた前衆院議員の高橋嘉信氏(50)は、11日までに民主党県連に離党届を出した。関係者は「参院選では椎名氏の後継(高橋洋介氏)を推すようだ」と言う。

(12/12)

117とはずがたり:2003/12/15(月) 23:50
青森スレより

一応横山が自民党公認で青森から出ると言う事にはなってないのかな?

345 名前:上田 勝 投稿日:03/11/26 14:23 ID:LM5JF3Yp
>>340
>しかし、田名部が年齢などを考慮して、
>北斗に譲ると言い出すかもしれません。

その可能性は私も考えてました。田名部氏は三村氏の衆院選当選後に
倒れてから体調不良が続いてましたが、それでも二度の知事選、娘の
匡代さんの応援にと勢力的に遊説を続けていましたから、健康上の
不安は依然消えていない。

田名部氏が横山氏に譲る可能性はないとは言えないですが、参議院
出馬を田名部氏が表明し、横山氏は次の衆院選への出馬を表明して
いる以上は、やはり横山氏の参議院出馬の可能性はかなり低いと
いう気がしますね。というか、個人的には参議院選挙前の衆議院
解散で衆参同時選挙になる可能性も捨てきれないんですが。

346 名前:上田 勝 投稿日:03/11/26 14:47 ID:LM5JF3Yp
>>341
>この間、北斗と接触を持ったのは、森元首相だけではありません。
>亀井静香、中川秀直、河村文部大臣など、そうそうたるメンバーが
>北斗と会っていたことは、関係者なら周知のところでしょう。

そういう事実はないですね。横山氏は森前首相が講演する会合に
呼ばれて行ったことは事実ですけど、それは津島氏に代わって
横山氏を応援することにした主催者側の判断で、森前首相と直接
会って話をしたわけではありません。大勢の人の集まる会合に
呼ばれた以上、候補予定者は行かないわけにはいきません。無所属
候補にはそういう機会は本当に少ないですから。

また、亀井氏と会ったという事実はまるでありませんし、中川
国対委員長と会ったのは横山氏ではなく、横山氏の支持に回って
いた二人の支援者と会ったという記事がありましたが、これも
横山氏の知らない話で、直接的な関係はない。また、河村元文部
大臣ではなくて町村氏かと思いますが、彼と会ったという事実も
全くありません。というか、町村さんや亀井さんって青森に来てまし
たっけ。

でも、県連はともかく党本部は違う候補を推すことはありえる。
横山氏を民主党に渡したら次の衆院選は本当にあぶないと考え
ても無理はないですから。でも横山氏、参議院は出ないとはっきり
言ってますからね。前言撤回するとまた批判の的になるだろうし。

118デモクラット:2003/12/16(火) 10:41
>>116
高橋嘉信って、まだ若かったんですね。
小沢と袂を分かち、これから何をやるのでしょう。
小沢と増田も仲が悪いと聞きますから、まさか後任の副知事?(冗談)

119とはずがたり:2003/12/16(火) 12:29
>>118
>高橋嘉信って、まだ若かった
それだけに衆院選挙に不出馬で次ぎどうするのだろうと思いました。
彼と今田は参院選にでも出るのかと思いましたが…。

120杉山真大:2003/12/17(水) 15:53
在日だとは聞いてましたけど、日本国籍を取っていたのですね。
でも朝鮮日報って兎角対北強硬策を主張して記者の入国を拒否されているのに、そこ
の幹部記者を擁立しては反って政策論争の足枷になりませんかね?

民主、朝鮮日報支社長を擁立方針 来夏の参院選
http://www.asahi.com/politics/update/1217/003.html

 民主党は16日に選挙対策委員会を開き、来年夏の参院選比例区の候補として朝鮮
日報日本支社長の白真勲氏(45)を擁立する方針を決めた。朝鮮半島情勢に詳しい白
氏を擁立することで、党が北朝鮮問題や東アジア外交に熱心に取り組む姿勢をアピー
ルする。

 関係者によると、白氏は日本国籍。昨年9月の小泉首相の訪朝以降、テレビの報道
番組やワイドショーで朝鮮半島問題に詳しいコメンテーターとして出演している。

 また、民主党は宗教団体の立正佼成会に白氏への支援をあおぐ方向で調整している。
民主党は、先の衆院選で自民党と公明党・創価学会が選挙協力を強力に進めたのを
踏まえ、他の宗教団体との連携強化を図っている。 (12/17 06:13)

http://www3.to/mtcedar/                               (My HP)

121とはずがたり:2003/12/17(水) 19:36
東京都連合副幹事長って普段は何してんのん?直人票狙いでもあるまいが何者でしょうか?

下のレスは議員板のみどりの会議スレのものだがもうちょっと候補者統一して勝ちに行けないのかねえ。
社民,みどり,新社,社大,二院,哲で共闘できないものか。

http://homepage1.nifty.com/sdp/senkyo/2004/sun/kouho.htm
2004年参議院議員選挙 ご支援よろしくお願いします

社民党東京都連合は、参議院選挙・東京選挙区に社民党東京都連合副幹事長中川直人(なかがわ・なおと)の擁立を決定しました。中川直人は、平和憲法を守りイラク派兵に反対します。国民に負担ばかりを強いる小泉内閣の政策を転換し、安心の「年金・福祉・雇用」をつくります。やさしい国に直す人、中川直人が政治を変えます。

610 名前:無党派さん 投稿日:03/12/14 00:29 ID:hgg8O7Br
>>605-606
2001年参議院選挙では、みどり・非共産左派系候補が4人乱立。
4人の得票合計は564,830票。統一候補を立てていれば現実には勝ち目無しと
投票を諦めた人も投票して、当選できていたかも。
統一すれば勝ち目があるのは分かり切っているのだが、組織防衛のために
候補を立てずにはいられず、結果より状況を悪化させてしまうのが非常に歯がゆい。

(上位2名略)
当鈴木 寛   759110 民主      新1
当緒方 靖夫  630196 共産      前2
(2名略)
  上田 哲   209806 無所属<革>  元2
  黒岩 秩子  167566 無所属     比1[さき]推薦
  広田 貞治  159226 社民      新
(2名略)
  新垣 重雄   28232 無所属<革> 新[二院][社大][新社]推薦
(下位3名略)

>>607
気がつけば民社協会員の国会議員は数倍いる。結局最右派が一番うまくやったと
いうことでしょうか?

122香川県民:2003/12/17(水) 22:21
小川淳也氏のHPの掲示板に書かれた後援会会長氏のレスから引用
民主党香川県連としては参院選の候補者は未定で誰が出てくれるか分からない状態なのでしょうか?


さて、参議院選の出馬についてですが、民主党香川としたら当然議席数を増やしたいわけで、候補者を立てたいですよね。
自民党1区のH後援会も 「小川さんが参議院に出馬するなら応援するよ」 と言っている噂を聞きました。 
けれど、彼が目指すものは 「衆議院の立場で改革」であり、「世襲金権VS市民の良心と良識の戦い」 が基本ベースなので香川1区の状況から考えると参議院選の出馬は考えていないようです。

小川じゅんやに続き、若さと行動力、正義感を持って民主党から国政にチャレンジしたい人、いなかな〜

123とはずがたり:2003/12/17(水) 22:39
情報感謝です>>122
小川氏はじっくり準備すれば次回十分衆院狙えますのでその方がいいのでは?と思いますね。
社民との共闘が出来れば尚更良いのですが。1区民主2区社民参院無所属民主社民推薦でバーター出来ないでしょうかね?
香川県民さんあなたが出馬されては如何です?笑

124香川県民:2003/12/18(木) 00:07
>>123
いやぁ・・・まだまだ被選挙権が無いので出たくても出られないですw
やはり名倉氏は参院選、県議選と連敗してしまったためにもう出ないのでしょうか?

125とはずがたり:2003/12/18(木) 00:12
では将来の検討課題と云うことで(笑)>出馬

おや名倉氏どうしているかなと思ってましたが落選してましたか。
実際落選続きとなると問題難しいでしょうかねえ。自民党が強い土地柄ですし多少の落選はやむを得ない気もしますが。

真鍋氏と旧民主党を結党しながら彼と喧嘩分かれしたおっさんは誰でしたっけ?県知事選なんかに出てくる。
真鍋氏が引退したことですし彼を担げないかな?

126とはずがたり:2003/12/18(木) 00:20
こんな感じだったのですな…。ふむ。

http://www.shikoku-np.co.jp/feature/nationwide%20local%20elections/situation.htm
【さぬき】(3)
 自民の独占区。新市発足に伴う区割り変更後では初の県議選。自民現職のうち、白井昌幸、名和基延が立候補予定。現議長の真部は孫の幸一郎を後継に立てる。このほか、民主公認の名倉美登里(連合香川推薦)が出馬を予定している。

http://www.shikoku-np.co.jp/news/administration/200304/20030414000133.htm
 県議初挑戦の名倉さんは、保守の壁の前に苦戦、女性票や浮動票の掘り起こしもあと一歩およばなかった。

http://www.shikoku-np.co.jp/news/administration/200304/20030415000104.htm
民主
 地方選挙で顕著に見られる地域対抗型選挙の壁を破れず、さぬき市で議席増を果たせなかったのは残念。

127香川県民:2003/12/18(木) 00:32
>>125
多田羅譲治氏ですね。
http://www3.justnet.ne.jp/~george.tatara/

しかし知事選2回連続落選と勢いに欠けますし、真鍋光広氏の方がイメージ的に良いような感じがします。
初回は負け戦覚悟で地元の市町議会議員の誰かが出てくれると良いんですがねぇ・・・。

128とはずがたり:2003/12/18(木) 00:40
苦労人の真鍋氏には是非もう一度国会に返り咲いて欲しいと思いますし彼が出る決心をしてくれると良いんですけどねぇ。

129とはずがたり@補遺:2003/12/18(木) 00:41
>>127
そうです,多田羅氏です。名前忘れてました。感謝。

130杉山真大:2003/12/18(木) 07:05
大規模選挙違反で懲りた後だけに、どれだけ得票を稼げるか見物。

自民、参院選に元郵政官僚擁立へ 比例区組織候補に
http://www.asahi.com/politics/update/1218/003.html

 自民党は来年夏の参院選比例区に、郵政関係団体が推す組織候補として、元郵政官僚で
前フィンランド兼エストニア大使の長谷川憲正氏(60)を擁立する方針を固めた。01年の前
回参院選では、郵政団体が支援した候補者の陣営が大規模な選挙違反事件を起こし、当選
した議員が在職2カ月で辞職。郵政民営化をめぐって小泉首相と対立する中で、郵政団体が
再び候補者を擁立するかどうかが注目されていた。

 長谷川氏は67年に郵政省(現総務省)に入り、国際部長、郵政局長、郵政審議官などを経
て99年に退官。00年にフィンランド兼エストニア大使に起用されたが、今年11月に退職して
いる。党執行部は団体側と調整し、来年1月の党大会までに公認したい考えだ。

 特定郵便局長OBらでつくる政治団体「大樹の会」などは、前回参院選に元近畿郵政局長の
高祖憲治氏を擁立。約48万票を集めて舛添要一氏に次ぐ第2位で当選させ、強固な組織力
を見せつけた。だが、組織ぐるみ選挙の実態が明らかになり、現職の近畿郵政局長はじめ郵
政関係者16人が公職選挙法違反(公務員の地位利用)容疑などで逮捕された。高祖氏の引
責辞任で、郵政団体を代表する参院議員は不在の状態が続いている。 (12/18 03:03)

131杉山真大:2003/12/18(木) 07:06
ちなみに長谷川氏の略歴。大使を辞める以前のデータです。
http://www.jpnembassy.fi/ambcv.htm
あと、弦念参院議員のHomePageからも。そう言えばフィンランド出身だったんですよね。
http://homepage2.nifty.com/yugatsuru/column/j_10.htm

http://www3.to/mtcedar/                                  【My HP】

132とはずがたり:2003/12/18(木) 13:49
>>130-131
フィンランドとエストニアって大使も兼任なんですね。
抵抗勢力を協力勢力に変えるという小泉のレトリックが通用してしまうのかな?
政権選択で躍進した衆院選の勢いそのままに小泉改革の欺瞞を徹底的に挙げていけば勝利は見える筈だ!

133デモクラット:2003/12/18(木) 21:30
真っ当と言えば真っ当な意見ですよね。あまり政治家を色眼鏡で見ない方がいいのかも。
ちなみに、私の知る福岡出身者は、「落選したのは手切れ金が少なかったからだ」、と
酒席で解説しておりました。

「山崎氏に世間の風を」 参院選出馬に派内から慎重論
--------------------------------------------------------------------------------


 「世間の風を正直に山崎(拓)会長に話してほしい。間違った判断がなされたら大変だ。同情やおべっかでは済まない」

 自民党山崎派の18日の会合で、派閥の会長代行の関谷勝嗣参院議員は派閥メンバーにこう呼びかけ、来年夏の参院選への山崎氏の出馬に慎重な考えを示した。

 女性スキャンダルを抱える山崎氏の立候補に批判的な党内の空気を代弁したものだが、足元からも公然と慎重論が噴き出したことに、「山崎氏が裸の王様になってしまう」(派閥関係者)との声も。

 小泉首相と党組織本部メンバーが18日、首相官邸で開いた昼食会の席上でも、数人の議員が「参院選に出てほしくない人がいる」。「だれだ。名前を言え」と尋ねた首相に1人が「山崎さんです」と答えると、首相は黙ってしまったという。

(12/18 19:39)

134デモクラット:2003/12/18(木) 21:34
酒のせいで、リンクを張り忘れてました。
酒は飲んでも飲まれるな、と。
山拓の情事や汚物愛好は酒のせいとは思いませんが。

http://www.asahi.com/politics/update/1218/011.html

135とはずがたり:2003/12/18(木) 22:48
>私の知る福岡出身者は、「落選したのは手切れ金が少なかったからだ」、
>と酒席で解説しておりました。
週刊誌で読む限りでは確かにえらい値切った感じの金額で(別に手切れ金の相場を知っている訳ではないですけど)女性を怒らせてしまったというミスは有りそうですね。
政治家の下半身の話しをそうとやかく言うのはどうかと思いますが,まあそういう話しが出ないように管理するのも政治家の能力なんでしょうか。

136とはずがたり:2003/12/18(木) 23:25
おい,萩原ぁ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031218-00000324-kyodo-pol
参院選で荻原氏の擁立検討 自民、イメージアップ戦略

 自民党が来年夏の参院選比例代表でノルディックスキー複合の元五輪金メダリスト荻原健司氏(33)を公認候補として擁立を検討していることが18日分かった。自民党幹部が明らかにした。
 自民党は比例代表で、1999年5月に史上最年少の25歳で七大陸の最高峰を制覇した登山家の野口健氏(30)の擁立も検討。自民党選対では知名度の高い荻原、野口両氏を「目玉候補」として党のイメージアップを図り、票の積み上げを目指したいとしている。
 荻原氏は双子の弟の次晴氏とともに中学1年から複合を始めた。92年アルベールビル五輪直前にV字ジャンプをマスターし、五輪団体優勝の立役者となり、94年リレハンメル五輪団体も連覇。日本スポーツ界の顔として活躍し、昨年5月に競技生活を引退した。(共同通信)
[12月18日23時8分更新]

137杉山真大:2003/12/19(金) 00:06
>>109 >>136

野口の掲示板に自分も書き込んだのですけど、案外当人も名前を使われて迷惑し
ていると言うのがホンネらしいです。
http://www.noguchi-ken.net/cgi-bin/mas/mas.cgi

もっとも、政府に矢鱈陳情やら提言やら行っていては利用されてしまう可能性も高
くなるのは無理からぬ話で、その辺りは脇が甘いとも言えるのですが。


http://www3.to/mtcedar/
http://www.bekkoame.ne.jp/~mtcedar/160ch/                【My HP】

138とはずがたり:2003/12/19(金) 10:16
>>137
情報感謝。うーん,公共事業推進≒自然破壊推進の自民党から出るとは何事かという意見が多いようですがね。本人は政治家にはならないと一応否定したと云うとこでしょうか?

今朝の朝日新聞によると萩原は全日本スキー連盟の会長やっている西武鉄道の堤義明会長が党側に擁立を打診したとの事。ちっ。

139とはずがたり:2003/12/19(金) 15:48
賛成の二人と終わった政治家と云い放ったのは誰だ?
>党内の厳しい空気を代弁したものだが、「実は、28人の山崎派議員の中でも、山拓氏の出馬に
>賛成なのは2人だけ。『会長は終わった政治家』と公言する者すらいる」(山崎派関係者)。

> 荻原君が出なければ13人前後ではないか…
出ると15人ぐらい行くのかな?
自民比例13人か,魅力的な響きだねえ。

> 選挙直前にもう1人、国民的人気スポーツ選手を擁立する案が水面下で進んでいる
誰だ?

http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/jimin.html?d=19fuji32249&amp;cat=7&amp;typ=t
参院選、自民の目玉は元五輪金メダル萩原健司 (夕刊フジ)

 来夏の参院選に向け、自民党が死に物狂いで浮動票獲得作戦に乗り出している。比例代表にノルディックスキー複合の五輪金メダリスト、荻原健司氏(33)の擁立を検討していることが19日、分かったのだ。自衛隊のイラク派遣の影響や、総選挙で機能した公明・学会との選挙協力が難しいため、有名人の知名度にすがりたいとの思惑。一方、変態愛人疑惑の山崎拓前副総裁の参院選出馬には「反対だ!」の声が公然と噴出する。

 「前回参院選(平成13年)は、舛添要一氏が1人で158万票も獲得した追い風で比例代表で20人も当選できたが、今回はイラク問題や小泉改革への失望もあり、荻原君が出なければ13人前後ではないか…」

 自民党三役経験者は暗い見通しを語る。

 荻原氏は群馬県出身。V字ジャンプをマスターし、1992年アルベールビル五輪で団体優勝の立役者となり、94年のリレハンメル五輪団体も連覇。93-95年は同種目W杯総合3連覇を達成し、「キング・オブ・スキー」と呼ばれ、昨年5月、引退した。

 小泉内閣には、国民の約半数が疑問視する自衛隊のイラク派遣や、問題先送りが明確となった年金改革という“逆風”がある。さらに、参院の主要選挙区は複数当選者となるため、先の総選挙で自民党を救った公明・学会が独自候補の擁立に傾き、「参院選では公明・学会は敵となる」(自民党選対筋)。

 小泉内閣の2年半で旧来の組織・団体が壊滅的打撃を受けている自民党としては、荻原氏や史上最年少で7大陸の最高峰を制覇した登山家の野口健氏(30)を比例の「目玉候補」とすることで、浮動票を獲得しようという作戦だ。

 前出の選対筋は「選挙直前にもう1人、国民的人気スポーツ選手を擁立する案が水面下で進んでいる」と明かし、仰天のサプライズをほのめかす。

 こうしたなか、党内で参院選出馬に異論が噴出しているのが、変態愛人疑惑にまみれ、先の総選挙で落選した山拓氏。

 18日、首相官邸で開かれた、首相と党組織本部メンバーとの懇談でも、出席者から「女性の目を十分に意識した候補者を立ててほしい」「参院選に腰掛で出られたら困る」といった厳しい注文が噴出。

 首相が「誰のことだ?」と気色ばむと、「山崎さんです」と切り返され、首相が黙り込んでしまう場面も…。

 同日の山崎派総会でも、山拓氏が欠席する中、関谷勝嗣会長代行が「世間の風を正直に会長(山拓氏)に話してほしい。間違った判断がなされたら大変だ。山崎氏の全人生、山崎派議員の今後の政治(活動)にも大きな影響がある」と呼びかけたほどだ。

 党内の厳しい空気を代弁したものだが、「実は、28人の山崎派議員の中でも、山拓氏の出馬に賛成なのは2人だけ。『会長は終わった政治家』と公言する者すらいる」(山崎派関係者)。

 荻原、野口両氏のプラス効果を、変態愛人疑惑を抱える御仁の出馬がゼロにする可能性は高く、山拓氏の政界復帰に赤信号が灯り始めた。

[ 2003年12月19日(金)13時0分 ]

140とはずがたり:2003/12/24(水) 22:20
結局でるんかい!

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031224-00000510-jij-pol
登山家の野口氏を擁立へ=参院選で自民

 自民党は24日、来年夏の参院選に登山家の野口健氏を比例代表の公認候補として擁立する方針を固めた。野口氏は同日までに、青木幹雄参院幹事長に出馬の意向を伝えた。
 野口氏は1999年5月、史上最年少の25歳で7大陸の最高峰を制覇。エベレストへの清掃登山を行うなど、環境問題への積極的な取り組みでも知られている。 (時事通信)
[12月24日21時3分更新]

141おりーぶの木:2003/12/24(水) 23:21
>>140
・・・・あほでつか?

142とはずがたり:2003/12/25(木) 01:17
>>141
ねぇ。

143デモクラット:2003/12/25(木) 17:20
>>140-142
人生というのは十人十色ですから、いろんな経歴の人が出ること自体はいいのですがね。
彼が環境問題の専門家として仕事してくれるなら、大仁田よりはましかと。
民主党だって、お笑い芸人を目指して挫折した、樽井良和(比例近畿<大阪16区>)みたいな人がいますから。

144しょむ研水泡:2003/12/25(木) 21:58
>>143
 マジもんのお笑い芸人議員だった二院クラブのコロムビア・トップ
(下村泰)氏や西川きよし氏も、当選回数を重ねるごとに福祉の専門家
として化けましたからね。政治家になるのに不適切な経歴というのは
余り無いかと思われます。
 しかし自民の荻原氏・野口氏擁立や公明の久本雅美氏擁立は明らかに
「集票パンダ」である事は否めませんが。つーか両親が残ってれば断って
くれ。(^^;)

145とはずがたり:2003/12/26(金) 01:39
私がデモクラットさんと一番違うのは(是々非々に評価したりなどせず)「どんな良質な政治家でも自民党に居る限り糞」だと思っているという点でしょうね。
そして水泡さんと根本的に違うのは民主党こそが理想の政党であると思っている点でしょうなあ…。

146とはずがたり:2003/12/26(金) 10:14
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031226-00000132-mai-pol
<民主党>来夏の参院選 目標を「比例で2500万票」

 民主党は25日の両院議員懇談会で、来夏の参院選に向けた基本方針案を了承した。「次期衆院選での政権交代を実現させるため、参院における議席の一層の拡大を目指し、候補者擁立作業を促進する」と強調。先の衆院選比例代表で比較第1党に躍進したことを踏まえ、参院選比例代表で25人以上の候補を擁立し、2500万票の得票を目標とした。来年1月13日の党大会で決定する。

 同時に了承された来年度の活動方針案は、(1)重要課題への対案提示など党活動の強化(2)マニフェスト(政権公約)の完成度を高めるなど政策の深化(3)労組や経済団体、NPO(非営利組織)との連帯や、政治資金透明化などの党改革――など計9項目を列記した。

 同党の公認候補は現在選挙区23人、比例代表13人だが、幹部の1人は「少なくとも党大会までに、候補者の3分の2以上が決まっていないとおかしい」と語った。(毎日新聞)
[12月26日3時2分更新]

147デモクラット:2003/12/26(金) 11:22
>>145
私は無党派ですから、自民党でもよいものはよく、民主党でもダメなものはダメです。「党を憎んで人を憎まず」です。

それでも私が民主党に入れ続けているのは、自民党の利権政治に腸が煮えくり返っていることと、
自民党に代わる政権の受け皿を育てなければならないというだけの話ですから。
「民主党はベストではないが、自民党よりはかなりマシ」、というのが私の認識です。

民主党政権ができたら、やはり自治体への補助金廃止と税源移譲をやってもらいたいですね。
自治体への補助金こそ、利益誘導政治、利権と非効率行政の温床ですから。

148しょむ研水泡:2003/12/26(金) 14:04
 自分の場合は「○○党でもましな人はいる。しかしその人も所詮○○党に
いる限りダメ人間」という感じで個々の議員を評価してます。
 特に民主党の場合などは党議拘束を完全否定してるわけですから、党首の
顔色伺って与党に寄生するような態度をとっているようではまだまだ・・・。
 無論「まし度」で言えば民主≧公明≧自民ですが、しかし国会議員数が多い
というだけで自民党に変わるベストな政党というのであれば、旧社会党でも
良いっつー事でんな。

149とはずがたり:2003/12/26(金) 17:08
自分は,政治家の行動は結局,支持者の意向に左右されますのでどんなに良い政治家でも所属政党や支援組織の支持構造で大体行動が決まってくると認識しており(従って選挙公報や公約等基本的に見ても意味がないと思う)個々の政治家の動ける範囲という物を過小評価しがちなようです。

それで政権交代が可能であるなら旧社会党でも自民党に変わるベストな政党でした。
自分の中で社会党が何が駄目かというと55年体制下で政権取ることと自分の節を曲げないことを比べた結果,政権を取るより節を曲げないことを優先してしまった硬直性にあります。
節操無く大衆輿論に迎合してくれればいいのに,節を枉げたのは村山政権下で自民党と組むときだけ。終わってます。

150とはずがたり:2003/12/26(金) 17:18
神奈川は二人ですな。公明は浅尾に乗るのか。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031226-00002089-mai-pol
<民主党>次期参院選の候補 公認3人、推薦1人決める

 民主党は25日、次期参院選の公認3人(現職2人、新人1人)と、新人1人の推薦を決めた。◇公認<岩手>元県農林水産部次長、主浜了氏(53)<神奈川>現職、千葉景子氏(55)▽同、浅尾慶一郎氏(39)◇推薦<新潟>社民党県連代表、近藤正道氏(56)=無所属で出馬予定(毎日新聞)
[12月25日22時22分更新]

151杉山真大:2003/12/26(金) 19:37
>>84 で特定局関係の候補者が既に出馬済みなのに・・・・・共倒れになったら洒落にもならんし、
まさか共倒れ狙い!?!?

「郵政民営化反対変わらず」荒井前議員が参院選出馬へ
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20031226ia22.htm

 11月の衆院選で落選した自民党の荒井広幸・前衆院議員は26日、党本部で記者会見し、来
年夏の参院比例選に出馬する意向を表明した。
 荒井氏は「郵政3事業民営化に反対する持論に変わりはない」と述べ、参院選で郵政民営化反
対を訴える考えを示した。
 荒井氏は先の衆院選で「郵政民営化は決まっていない」と発言し、小泉首相がテレビで「ウソだ」
と反論した。

http://www3.to/mtcedar/                                     【My HP】

152杉山真大:2003/12/26(金) 19:38
↑間違えました。>>130です。

154香川県民:2003/12/27(土) 01:54
こうもハッキリ目標を言われるとよほど気合を入れないと大変なことになりそうですね。

1人区で過半数確保・比例区も大量得票。89年参院選のような地すべり的勝利→管代表続投・若手も伸びて次の総選挙では政権交代も
比例区で自民党を上回るなど健闘するものの自民党に単独過半数を許す→管代表交代・小沢氏乗っ取り
01年のように自民党に風が吹いて1人区壊滅状態、比例区でも水をあけられる→民主党大揺れ・解党の危機

155とはずがたり:2003/12/27(土) 12:23
小沢はやたら強気の発言で予言の自己成就を狙うような所がありますからねえ。

民主党は選挙が負けると解党の危機とマスコミに囁かれてきましたが,今回の衆院選の大幅な議席増で解党はないんじゃないでしょうかねえ。
菅の退陣,若手執行部の誕生となるのでは?小沢は野心をどの程度持っているのかな?

156無記名:2003/12/27(土) 21:09
諸無系候補(いわゆる泡沫候補)趣味の自分にとっては、自由連合などの動きも気になります
今年の総選挙では自連は徳田代表一人しか候補を立てなかったので、次の参院でそこそこの候補を立て
2%の得票率を上げないと政党要件が消滅し、助成金も貰えなくなってしまうと思いますがどうするのでしょうか?
95,98,01と候補者を出した女性党は系列ホテルのハンセン患者締め出しの一軒でかなり叩かれてるいます
選挙制度の改正で小政党の選挙参戦はかなり厳しくなっていますね

157無記名:2003/12/27(土) 21:11
東京選挙区は公明・共産が共に新人を擁立します
公明の新人はフジテレビの沢アナウンサーという人ですが聞いた事無いなあ

158とはずがたり:2003/12/27(土) 21:50
>次の参院でそこそこの候補を立て
>2%の得票率を上げないと政党要件が消滅し、
>助成金も貰えなくなってしまうと思いますがどうするのでしょうか?
医療法人の経営者としてその辺の制度を上手に使うことを心得てますので出してくるでしょうなあ。
カネがスッカラカンなら諦めるでしょうけど,彼の懐具合が判る選挙でもありそうですな。

159無記名:2003/12/27(土) 22:12
01年の47人比例区擁立ではかなり資金を損失したという話ですが・・・

160さきたま:2003/12/28(日) 00:58
>>156>>158-159
自由連合は、01年に(比例区ではなく)全47選挙区に公認候補を立て、
選挙区の2%以上の得票をして政党要件を満たし、以降政党助成金を得ているので、
資金的にはプラスではないでしょうか。
また、参院は半数改選なので、01年の政党要件獲得は07年まで有効です。

161さきたま:2003/12/28(日) 01:07
>>157
ポスターには「メディアプロデューサー」とあった気がします。
党HPの経歴見る限り、アナウンサーは載ってないですね。
>[略歴]党広報局次長。元フジテレビジョン国際局局次長。慶應義塾大学法学部卒。55歳。
http://www.komei.or.jp/election/04sankoho/01-01sawa.htm

162とはずがたり:2003/12/29(月) 15:30
>>160
選挙にかけたカネと政党助成金をみて入ってくる助成金の方が大きいのでしょうかね?

163さきたま:2003/12/29(月) 16:24
>>162
そう言われると自信はないですが(笑)
今年の自由連合への政党助成金は3億5千万弱ですね。
http://www.soumu.go.jp/s-news/2003/031203_2.html
トラオにしてみれば、自由連合が「政党」であれば、
自由連合公認で政見放送もできますし、ポスター・ビラ等の条件も他の政党と同じ。
マスコミでも諸派扱いとならず、党首第一声も支持率も報道される。
自分の選挙を考えれば、多少赤字でも「政党」であることはプラスでしょうね。

164とはずがたり:2003/12/30(火) 00:12
自由連合に3億かあ…。
どうみても税金の無駄に思えるけど法律は法律ですよね。

165さきたま:2003/12/30(火) 00:18
>>164
ミニ政党への政党助成は重要ですしね。
次期参院選でみどりの会議が2%をクリアして、
「政党」として認められるといいなと思ってます。
政党要件をクリアして初めて、日本初の「環境政党」誕生になるわけですから。

削除の件はお手数おかけしました。ありがとうございます。

166とはずがたり:2003/12/30(火) 00:25
個人的には民主党が環境重視をしてくれればそれでよくて,みどりの会議と重複してしまうんじゃないかと思わなくもないです。

167さきたま:2003/12/30(火) 00:32
>>166
民主党は環境重視しているとは思いますし、専門的知識を持っている議員もいますが、
悲しいかな、やはり大政党のなかでは、環境問題は「主流」にはなりにくいと思います。
私は、経済・安全保障・福祉・女性政策等々の政策争点のなかでも、
環境だけは欧州のように「シングル・イシュー」の政党があってもらいたいというのが持論ですので、
「みどりの会議」が諸派から脱してくれることを願ってます。
少なくとも、無所属の会や自由連合、現在の社民党よりも存在意義があり、
国民にとって必要な意見をもった政党だと思います。

168香川県民:2003/12/30(火) 00:55
>>166
自分も同じような意見です。
みどりの会議や虹と緑などの環境派議員の方々は
「自民でも民主でも無い、その上共産や社民とも違う第三極」
を目指しているようですが、
現実問題として日本では公明党-創価学会という宗教関連の組織政党がキャスティングボードを握っていて見た目上の第三極を形成していますから環境政党が国会で公明党並みの議席を持ち「第三極」となるのは難しいのではないか?と思っています。
選挙でも野党票、環境票が割れては元も子もありませんから
環境政党としての政党要件をクリアした上で野党の環境派議員との積極的連携を図ってくれれば良さそうな気がします。

169さきたま:2003/12/30(火) 01:07
>>168
現実問題「第三極」にはなり得ないでしょう。目標として掲げてるだけだと思います。
ただ、最近話題になった『産廃コネクション』を読んでも思いましたが、
やはり、環境問題ほど国民の命と暮らしに直結した問題もないわけで、私としては「環境政党」誕生は悲願です。
あとは、中村敦夫が環境に専念して外交・安保で現実的に(民主党的に)なってくれると、なお嬉しいですね。

>選挙でも野党票、環境票が割れては元も子もありませんから
>環境政党としての政党要件をクリアした上で野党の環境派議員との積極的連携を図ってくれれば良さそうな気がします。
この点、全く同意同感です。
現在の社民党よりも小規模ぐらいでいいので、国政選で必ず当選者を出す存在になってほしいですね。
そうすると、やっぱり現在の社民党が要らないかな(苦笑)

170しょむ研水泡:2003/12/30(火) 15:19
>>165
 正確には「国会に議席を持つ環境政党」ですね。議席無しなら以前から
ミニ政党で「日本みどりの党」「日本みどりの連合」「ちきゅうクラブ」
「原発いらない人々」「みどりといのちのネットワーク」「環境党」「希望」
「みどりといのちの市民・農民連合」「憲法緑農の連帯」など山ほど在り
ましたから。
 大政党はやれマニフェストだ政権だとがなり立ててますが、シングル
イシューパーティの存在を認められる程の多様性がなければ日本の政治
状況は間違いなく硬直すると考えます。
 余談ですが、環境政党と民主党的戦争推進派ってのは明らかに対立
します。まあ中村氏も元は自民党の片割れとして結成された「さきがけ」
の一員だったわけですからその方向に転落する(つまり「環境政党」の
立場を投げ捨てる)要素は十分持ち合わせてはいますが。

171デモクラット:2003/12/30(火) 15:25
>>165-170
確かに西欧諸国では、環境のような脱物質主義的争点を掲げる政党が散見されます。
しかし、北欧諸国の農民政党などのように、既成政党がこうした争点に対応した国では、環境政党は大きな流れとならなかったようです。
そう考えると、とはさんの>>166にある通り、民主党なり社民党が環境問題に対応すれば、必ずしも環境政党が独自に存在する必要はないと思います。

172おりーぶの木:2003/12/30(火) 15:38
>>171
社民党が行き残る術があるとしたならばまさに環境問題を体系的にうったえて戦うしかなかったように思います。
原発の問題にしても民社系労組のしがらみのある民主党には難しい訳ですから段階的破棄をうったえるとか方法はあったのではないでしょうか?
自然エネルギーに予算を割いて一大環境ビジネスを誕生させるなどの公約を民主党に呑ませて存在感を訴えればまだ活路はあっただけに残念です。

173おりーぶの木:2003/12/30(火) 16:18
基本的に大政党は財界との兼ね合いからか環境問題優先という政策を取り辛い為、環境政党の存在は必須なのですが現実的には難しいのでしょうね。
しょむ研さんが仰る様に環境政党を受け入れるだけの多様性を持ってもらいたいものですが、組織力もなく小政党であるがゆえに露出度も著しく劣る政党が一定の勢力を得るのは至難の技。
ただ、来年の参院選ではなんとしても議席を確保してもらい、将来の布石としてもらわないとシャレになりません。
敦夫氏が比例で出馬すれば緑の会議に票を投じる用意はあります。将来的には4ないし5議席くらい獲得してもらい、キャスティングボートを握る存在になって欲しいのだが。

174無記名:2003/12/31(水) 00:27
>>170 本当はみどりの会議は「緑の党」と言う名前にしたかった様ですが
   既に緑の党という、東京の繁華街で募金活動をし、怪しげな演劇集団などを
   運動員とした極左?系の団体があるので、みどり〜という名前にせざるを
   得なかったという話があります

175さきたま:2003/12/31(水) 01:32
>>170
いろいろなミニ政党があったことは知ってます。
ただ、前述の通り「政党要件をクリアして初めて、日本初の環境政党誕生になる」と言うのが私の考えです。
この点は、諸・無系を重んじられるあなたの立場とは一致し得ないでしょうね。
>環境政党と民主党的戦争推進派ってのは明らかに対立します。
>まあ中村氏も元は自民党の片割れとして結成された「さきがけ」の一員だったわけですから
>その方向に転落する(つまり「環境政党」の立場を投げ捨てる)要素は十分持ち合わせてはいますが。
ここには異論があります。
新党さきがけを「自民党の片割れ」と断じるのはご自由ですが、
私は新党さきがけ自体がリベラルな政党だったと思っていますし、その中にもいろいろな人が居ました。
中村敦夫は田中秀征と非常に近い存在でした。
秀征もイラク戦争や自衛隊派遣には懐疑的・慎重な姿勢ですが、敦夫も反対の姿勢は一貫しています。
この6年間の国会での議決を見ても、共産ですら賛成した法案で唯一反対したのが敦夫という例が何度かありました。
敦夫が戦争賛成派に傾くというのは、私にとっては共産党が9条改正に賛成するぐらい考えられないですね。

176さきたま:2003/12/31(水) 01:40
>>171
残念ながら、
>民主党なり社民党が環境問題に対応すれば
という点で、全面的に大政党を信用するわけにはいきません。
今回の民主のマニフェストでも、諫早湾干拓即時中止の公約で、
長崎の高木議員からは曖昧な誓約書をとっていましたね。
98年でしたか、今はラムサール条約にも登録された名古屋市の藤前干潟を、
名古屋市はゴミ処分場にしようとしたものの、市民団体を中心とした強い反対で、
環境省などが動いて結局中止に追い込んだということがありました。
その時、名古屋市議会は共産党を除いた民主を含むオール与党が賛成しており、
民主党の環境部会には視察に来ないよう愛知県連からの圧力がありました。
それを跳ね除けて視察に行き、反対を明言した当時の環境部会長、
前「次の内閣」国土交通大臣、元「次の内閣」環境大臣の佐藤謙一郎です。
さて、今後「次の内閣」環境大臣に就任した近藤昭一ですが、
近藤は名古屋選出。自分を支援する地方議員に逆らえず、
藤前干潟のゴミ処理場計画に賛成しておりました。
他の議員に比べれば、近藤は環境問題には熱心で、政策通でもありますが、
彼を「環境大臣」にする民主党のセンスが私には理解できません。
環境NPOの人間は、当時のことは忘れていませんからね…

177さきたま:2003/12/31(水) 01:45
ただ、個人的な感想(感傷?)を言わせてもらえば、
近藤は「新党さきがけ」出身のリベラルな議員であり、人柄も大変良い方なんですね。
それだけに、藤前の一件は残念でした。
補足すると、当時の民主党愛知県連の議員で唯一明確に反対していたのは、河村たかしでしたね。
新進解党後、自由を4カ月で離党し、無所属を経て民主入りしたばかりの頃だと思いましたが。
それだけに、いまでも県連や地方議員とは仲が悪いようですけどね。

178さきたま:2003/12/31(水) 02:18
連続レスすみません。
御無礼ついでにもうひとつ個人的な感想をいわせてもらえれば、
サトケンも非常に高く評価している議員だけに、
「理想選挙」に苦言を呈さずにはいられなかったわけです。
HPリニューアルされてましたが、やっぱり理想的な議員だとの感を強くしました。
http://www.satokenichiro.com/

179香川県民:2003/12/31(水) 02:30
>>177
そう言えば河村たかし氏は小牧基地で行われた自衛隊の編成結団式にも出席していましたね。
見た目はゴツいけども中身は柔軟な人なんでしょうね。

出席したのは河村たかし氏(衆院愛知1区)▽牧義夫氏(同4区)▽小林憲司氏(同7区)
▽岡本充功氏(衆院比例東海ブロック=愛知9区から出馬し落選)の衆院議員4人と、木俣佳丈氏(参院愛知選挙区)
http://www.mainichi.co.jp/eye/feature/nybomb/afterwar/art/031225M190_0202001E10DF.html

180とはずがたり:2003/12/31(水) 23:26
環境政党の必要性に対する評価は結構高いみたいですね。
環境派と自己規定していますし,自然破壊は憎みますが,理屈抜きの環境至上主義はどうかと思ってまして,大政党の中で他の政策とのミックスのなかで決められた方がバランスが取れるのではないかと思っているのですが,藤崎干潟も守れないようじゃねえ…。

>>170
「ちきゅうクラブ」「原発いらない人々」「みどりといのちのネットワーク」「みどりといのちの市民・農民連合」「憲法緑農の連帯」←この辺は覚えてますね。

いまこれらの連中は何やってんでしょうかね。今一度,敦夫の元で総結集して統一名簿で戦えば1,2議席は得られるのではないでしょうか。非拘束名簿だし皆バラバラに戦っても誰か上位の1,2名は当選できるし本当に環境を守るために政治に進出したいのなら協力しても良いんじゃないかなあ。

181しょむ研水泡:2004/01/01(木) 17:21
>>180
 「ちきゅうクラブ」は山本コウタロー、円より子、田嶋陽子の各氏と
候補者や賛同人に有名人を集めまくってましたが当時の小党乱立の中に
埋没。その後山本氏は白鴎大教授としてメディア社会学を教えてます。
他の2名は議員になった後落選したり辞めたり・・・。
 「みどりといのちのネットワーク」は元「日本革命的共産主義者同盟」
幹部太田竜氏がつくった「日本みどりの党」「日本みどりの連合」などが
再合併して出来た政党。筆頭賛同人は元環境庁長官大石武一氏(最近死去)。
その後太田氏は反ユダヤ主義極右に転向。「地球維新党」を結成したり
「週刊日本新聞」を発行したりしてます。
 「ちきゅう」「みどりといのち」「原発いらない」の3党は元「共産
主義者同盟「社会主義学生同盟」幹部で全学連委員長も務めた藤本敏夫氏
(加藤登紀子氏の夫)を党首に「希望」という政党として合流したものの
議席獲得ならず。藤本氏は学生運動から離れた後ずっと農業をしながら
環境保護運動に従事してましたが、つい最近ガンで亡くなりました。
 「憲法みどり農の連帯」は現在も市民団体として活動。代表のいとう
(元習)正敏氏(現在は新社会党所属)のいる石川や東京で細々活動して
いる模様。
 「農民連合」も京都などで細々活動。元は左派的潮流から生まれた団体
の様ですが、自民党議員から活動資金を貰ったり極右政党「維新政党新風」
と統一候補を立てたりと、現在は環境保護運動をやってる人たちからは余り
好かれていない模様。

182しょむ研水泡:2004/01/01(木) 17:37
 「緑の党」についての補足。ここは元々毛沢東主義の「日本労働党」の
青森県委員会として発足したんですが、後に分離。分離したとはいえ両党
の関係は当時から現在に至るまで良好なようです。
 創立者三橋辰雄氏は地元の民俗神話に基づく独自の歴史観・陰謀論を
持っており、党の思想もそれに基づき確立。
 組織的には全財産を党に納めて共同生活というどっかで聞いた事がある
ようなもの(アーレフ?はたまたヤマギシ?)。劇団「荒野座」、喫茶
「銀河JOY」、スーパーなどを運営・経営して資金を集めてます。
 時々新宿、渋谷、秋葉原などの駅頭で災害被災者募金等の募金を集めて
いますが、一部を除いて彼らの活動資金や生活費に使われてるので払わない
方が賢明です。カンボジア内戦被害者募金がポルポト派の活動資金に回って
いたという最悪の事例も。党の方針に賛同して献金したのなら別ですが・・・
(オイラも原宿で2000円ふんだくられた事が・・・)。
 何故か(!?)大田区に区議会議員がいます。

183とはずがたり:2004/01/02(金) 01:12
>>181-182
情報感謝です。流石一癖も二癖もある連中が多いですな。
農民連合やいとう(元習),ちきゅうクラブなんかは結構記憶に残ってます。ちきゅうクラブは山本コータローのイメージが強かったんですが田島や円も参加してたんですねえ。
右も左もごた混ぜですが環境の一点で大同団結するのは野合でしょうか?

184憲政擁護者(旧デモクラット):2004/01/02(金) 20:39
>>183
いやいや、環境という争点があれば、野合ではありませんぞ!
政治学では、新しい争点を持ち出して新しい勢力を形成することを、「heresthetic」と言います(ライカ)。
争点に無理がなければ、大同団結も大義名分がありましょう。
ちなみに私は、講義でこの話を仕入れて、やっと民由合併の意義が分かった気がします。

185参議院連合:2004/01/02(金) 21:59
第20回参院選
北海道・ 自、民、
青森県・ 民、
岩手県・ 民、
宮城県・ 民、無=自、
秋田県・ 自、
山形県・ 自、
福島県・ 自、民、
茨城県・ 民、無=自、
栃木県・ 民、無=自、
群馬県・ 自、民、
埼玉県・ 民、民、公、
千葉県・ 自、民、
東京都・ 自、民、公、共、
神奈川県・自、民、民、
新潟県・ 自、民、
富山県・ 民、
石川県・ 会、
福井県・ 無=自、
岐阜県・ 自、民、
静岡県・ 自、民、
愛知県・ 自、民、共、
三重県・ 民、
滋賀県・ 民、
京都府・ 民、共、
大阪府・ 自、公、共、
兵庫県・ 民、無=自、
奈良県・ 自、
和歌山県・民、
鳥取県・ 無=自、
島根県・ 自、
岡山県・ 民、
広島県・ 民、無=自、
山口県・ 民、
徳島県・ み、
香川県・ 自、
愛媛県・ 自、
高知県・ 民、
福岡県・ 民、無=自、
佐賀県・ 民、
長崎県・ 無=自、
熊本県・ 民、
大分県・ 民、
宮崎県・ 自、
鹿児島県・自、
沖縄県・ 自、

186おりーぶの木:2004/01/02(金) 22:31
>>185
初めまして。民主党、かなり善戦の予想ですね。
投票率が高くなれば3、4人区で複数取ることも可能なのでしょうがどうなるか?
ただ、共産党とり過ぎなんじゃないかな?恐らく今の状態では東京でかろうじて可能性がある程度で全滅の可能性が濃厚だと思います。
後、奈良と和歌山、佐賀と長崎の予想が逆じゃないかと思います。和歌山と佐賀はごりごりの自民党王国ですからね。
どんなに悪くても45をしたまわる結果にはなって欲しくないですね。自民党を上回り小泉を退陣に追い込み、引導を渡したいものです。

187おりーぶの木:2004/01/02(金) 22:50
>>181-184
でもこのメンバーが中心になるのは勘弁して欲しいなぁ。
それこそ、最大限綱領主義者の固まりになってしまい、内ゲバを繰り返して空中分解してしまいそうで到底、賛成できまへん。
まあ、それはともかく21世紀は環境問題が最大の争点になるでしょうから環境政党の存在は必須なのではないでしょうか?
ところで敦夫は比例で出るんでしょうかね?

188香川県民:2004/01/02(金) 23:08
こっちも予想してみます。
【東日本】
北海道・ 自、民
青森県・ 民(自民は県議が2人出馬して分裂?)
岩手県・ 民(小沢王国)
宮城県・ 民、自
秋田県・ 自
山形県・ 自
福島県・ 自、民
茨城県・ 自、民
栃木県・ 民、自
群馬県・ 自、民(中曽根氏落選)
埼玉県・ 民、民、公
千葉県・ 自、民
東京都・ 自、民、公、共(市民派の票が割れて共産が漁夫の利)
神奈川県・民、自、民

189香川県民:2004/01/02(金) 23:18
【西日本】
新潟県・ 自、無=民・社
富山県・ 民(県議上がりで高齢の候補では・・・>自民)
石川県・ 会
福井県・ 無(高木文堂氏に期待)
岐阜県・ 自、民
静岡県・ 自、民
愛知県・ 自、民、民
三重県・ 自
滋賀県・ 民
京都府・ 民、共
大阪府・ 自、無、公
兵庫県・ 民、自
奈良県・ 自
和歌山県・自
鳥取県・ 自
島根県・ 自
岡山県・ 民
広島県・ 民、自
山口県・ 自
徳島県・ み
香川県・ 自
愛媛県・ 自
高知県・ 民
福岡県・ 民、無=自
佐賀県・ 自
長崎県・ 自
熊本県・ 民
大分県・ 自
宮崎県・ 自
鹿児島県・自
沖縄県・ 無(野党共闘)

190おりーぶの木:2004/01/02(金) 23:20
第20回参院選
北海道・ 民、自
青森県・ 民、
岩手県・ 民、
宮城県・ 民、自
秋田県・ 自、
山形県・ 自、
福島県・ 自、民
茨城県・ 民、自
栃木県・ 民、自
群馬県・ 自、民
埼玉県・ 民、民、自
千葉県・ 民、自
東京都・ 自、民、公、民(敦夫比例前提)
神奈川県・自、民、民
新潟県・ 自、社(民主推薦)
富山県・ 自
石川県・ 会
福井県・ 自
岐阜県・ 民、自
静岡県・ 民、自
愛知県・ 自、民、民
三重県・ 民
滋賀県・ 民
京都府・ 民、自
大阪府・ 無、公、民
兵庫県・ 民、自
奈良県・ 民
和歌山県・自
鳥取県・ 自
島根県・ 自
岡山県・ 民
広島県・ 民、自
山口県・ 民
徳島県・ み(民、社推薦)
香川県・ 自
愛媛県・ 自
高知県・ 民
福岡県・ 民、自
佐賀県・ 自
長崎県・ 民
熊本県・ 民
大分県・ 民
宮崎県・ 自
鹿児島県・自
沖縄県・ 無(社、民推薦)

191参議院連合:2004/01/03(土) 00:14
一言で言えば、民主党が躍進しても公明党がキャスティングボ−トを握る限り政権交代はない
小泉首相=自民党は、起死回生の衆参ダブル選は、ある!天地神明に誓って

192参議院連合:2004/01/03(土) 00:25
>>188 【東の民主、西の自民(毎日新聞・特集衆院選より)1】
北海道
自・中川(故中川一郎の弟)と民・峰崎のトップ争い!
青森
民・田名部が優勢ですが自新・元県副知事で接戦
岩手
会・椎名が出馬すれば自民両党の新人苦戦、小沢の動向に注目
宮城
民・櫻井は、優勢だが先の衆院選での同県選出の2代議士の運動員の起訴が得票に大きな影響を与える
自・市川と保守系X候補との保守分裂になる。
秋田
自・斎藤の優勢が動かない
山形
自・岸に民・斎藤淳を擁立すれば激戦になる。
福島
・・・

193参議院連合:2004/01/03(土) 00:52
>>185 【参議院比例区50】
自14
民25
公 7
共 3
社 1

194とはずがたり:2004/01/03(土) 10:31
社民党擁立状況(04.1.1付朝日新聞朝刊より)

北海道 擁立検討
青森 1月中にも擁立決定
岩手 独自候補の擁立を目指す
宮城 擁立する方針
秋田 未定
山形 動きがない
福島

茨城
栃木
群馬
埼玉 候補擁立を模索
東京 中川直人(社)
千葉 独自候補擁立を目指す
神奈川 擁立の方向
山梨 

※新潟 近藤正道(無)=民・社
富山 独自候補擁立の動き
石川
福井 民主,社民も候補者の擁立を検討している
長野 社民は候補者を擁立する方針
岐阜 
静岡
愛知 擁立の可能性を探る
※三重 民主は12月,連合,社民と候補者選定委員会を立ち上げた。

滋賀 
京都 候補者擁立を検討
大阪
兵庫
奈良
和歌山

※鳥取 民主は社民と統一候補を立てることで合意
島根 民主は連合島根と連繋して「非自民・非共産統一候補」を目指すが,社民との関係修復は難しい。
岡山
広島 まだ方針を決めていない
山口
徳島
香川 民主と社民はそれぞれ独自候補を擁立する方針だが。連合香川を仲介役に統一候補を立てる可能性もある
愛媛 民主は独自候補を立てる方針。社民は野党勢力の一本化を模索している
高知

福岡 擁立を目指す
佐賀 具体的な名前が挙がっていない
長崎
熊本 候補擁立を目指す
※大分 民主・社民は選挙協力を決め今回は民主が出す。
宮崎 候補者擁立を目指す民主,社民は人選を模索中。
鹿児島 前回は選挙協力を結んだ民主,社民も候補者擁立を目指している
※沖縄 糸数慶子(大)

195とはずがたり:2004/01/03(土) 10:32
>>194まとめ

共闘へ5
新潟 三重 鳥取 大分 沖縄

擁立検討・決定15
北海道 青森 岩手 宮城 
埼玉 東京 千葉 神奈川
富山 長野 愛知 京都
福岡 佐賀 熊本 

未定2
広島 秋田

?6
福井 島根 香川 愛媛 宮崎 鹿児島

擁立せず?19
山形 福島 茨城 栃木 群馬
山梨 石川 岐阜 静岡 
滋賀 大阪 兵庫 奈良 和歌山
岡山 山口 徳島 高知 長崎

196参議院連合:2004/01/03(土) 11:52
茨城
自・岡田に保守系X候補の挑戦に保守分裂
栃木
自・矢野に保守系X広報の挑戦に保守分裂
群馬
群馬自民党は、背水の陣。自・上野、中曽根に民・富岡に争う構え
埼玉
民・藤井と共・阿部に公・西田に民・嶋田が争う。自・関口は、苦戦する模様
千葉
自・椎名と民・広中のトップ争いの構えだが自民両党とも公認漏れのX候補らが出馬するば混戦の模様
神奈川
民・浅尾と民・千葉の分裂選挙の模様・・・
東京
民・小川と公新・沢は、優勢に動く。自共みの三つ巴に保守系X候補=石原良純が出馬すれば混戦の模様
山梨
民・興石が優勢に動く

197参議院連合:2004/01/03(土) 13:22
>>196
新潟
自・田中に優勢に動くが民・大渕の後継者に社会両党に保守系X候補の出馬で混戦
富山
民・谷林が優勢に動くが得票で苦戦する。
石川
森前首相のお膝元石川で会・岩本を民主党が候補者を見送り支援すれば自新は、苦戦する。
福井
自・山崎に優勢に動く

198杉山真大:2004/01/03(土) 13:38
自分も予想をば。

【北海道・東北】
北海道 : 民・自
     指定席は崩せない。鈴木宗男も?
青森県 : 自
     自分の地元でも落とすようでは田名部も危ない。
     知事選での敗北・青森1区の分裂もマイナス。
岩手県 : (自/民)
     小沢王国とは言え、椎名の存在感も侮れない。
宮城県 : 自・(民/自)
     選挙違反が民主には打撃。候補者次第では自民
     独占の可能性もあり。
秋田県 : (自/民)
     民主系知事がいて、息子も衆院議員に当選したこ
     とを鑑みると激戦の可能性も。
山形県 : 自
     加藤王国強し。民主は鹿野の選挙区落選が響く。
福島県 : 自・民
     ここも指定席。

199杉山真大:2004/01/03(土) 13:38
【関東】
茨城県 : 自・(民/自)
     民主が思ったほど伸びなかったことを考えると、自
     民が攻勢に出るかも。
栃木県 : 自・(民/無?)
     自民復調がプラス要因。知事選次第では知事側
     近グループの出馬があるかも。
群馬県 : 自・(自/民)
     民主が議席を取れるのは微妙なところ。
埼玉県 : 自・公・(民/共)
     民主に2人当選できる実力は無い。得票次第では
     共産が漁夫の利を得るかも。
千葉県 : 自・民
     指定席は揺るがない。
東京都 : 自・民・公・(共/無?/民?)
     民主の2人当選は微妙なところ。非自民・非民主
     ・非共産で統一候補を擁立できれば議席獲得に
     絡めるか。
神奈川県:自・(民/公?)・(民/共)
     実質的な「公民協力」選挙区だが、公明が擁立す
     れば議席獲得も。得票次第では民主共倒れもあり。
山梨県 : (民/自)
     キャリア的にもイメージ的にも似た者同士の激戦。
     今回の参院選の帰趨を決めるバロメータになりそ
     うな予感。

200杉山真大:2004/01/03(土) 13:39
【北陸・甲信越】
新潟県 : (自/無/社)
     田中直紀の処遇が注目。仮に非公認で出た場合、
     社民の近藤の当選が危うくなるかも。
富山県 : 自
     民主現職が保守王国の中で当選するのは難しい。
石川県 : (会/自)
     奥田建が選挙区で当選したことがプラスだが、自
     民も若手県議を擁立して激しく追い上げそう。
福井県 : (自/無?)
     高木文堂が出馬すれば激戦か。
長野県 : (自/無)・民
     公明系の堀六平が出馬したことで攪乱要因になる
     か。羽田王国だけに民主の1議席は確実。

201杉山真大:2004/01/03(土) 13:39
【東海】
岐阜県 : 自・民
     自民が複数擁立しても1人当選がやっとか。
静岡県 : 自・(民/自)
     民主の一部と連合が対立して複数擁立ともなれば
     自民独占の可能性も。
愛知県 : 自・民・民
     実質的な「公民協力」選挙区。共産の議席確保は
     難しい。
三重県 : (民/自)
     自民の大物が引退した後だけに、跡を狙って大激
     戦になりそう。帰趨を決めるバロメータ。

202杉山真大:2004/01/03(土) 13:40
【近畿】
滋賀県 : (民/自)
     ここも選挙上手の河本が引退した後なので、大激
     戦。天王山。
京都府 : 自・(民/共)
     自民の議席獲得は確実。退潮傾向とは言え地元
     組織がシッカリしている共産が議席を守れるか。
大阪府 : 無・公・(自/共/民)
     無党派層の人気が高い西川と組織力の公明は確
     実。残り1議席をめぐって激戦になりそう。
兵庫県 : 自・民
     共産の議席確保は苦しい。
奈良県 : (自/民)
      候補者次第では大激戦の可能性も。
和歌山県:自
      二階一派が自民党に復党した後だけに自民盤石。

203杉山真大:2004/01/03(土) 13:40
【中国】
鳥取県 : 自
     石破の人気の高さ&日本海新聞ぐるみスピリッツ
     で楽勝か。
島根県 : 自
     竹下・青木王国の盤石さは健在。民・社共闘に望
     みを託すか。
岡山県 : (民/自)
     江田の知名度は高いが、保守王国ぶりも健在の
     中で勝ち残れるか正念場。
広島県 : 自・(民/無?)
     社民+新社の「護憲共闘」が実現すれば、議席獲
     得に絡められるか。
山口県 : (民/自)
     安部幹事長の人気次第で自民の議席奪還の可能
     性も。

204杉山真大:2004/01/03(土) 13:41
【四国】
徳島県 : (み/自)
     県政を奪還した自民の攻勢に「勝手連」系の支援
     を受ける高橋が議席を守れるか。
香川県 : (自/無?)
     民・社共闘が実現すれば候補者次第で激戦も。
愛媛県 : 自
     民も社も組織の建て直しで精一杯。
高知県 : (自/無)
     橋本知事がどの候補を押すかで勝敗が決まる。

205杉山真大:2004/01/03(土) 13:41
【九州】
福岡県 : 自・民
     山崎拓が落選したことで自民2議席の可能性は消
     えた。
佐賀県 : 自
     自民の指定席は揺るがない。
長崎県 : 自
     旧・自由の分を上乗せしても自民の盤石さに対抗
     するのは困難か。
熊本県 : (自/民)
     定数削減の中、サバイバルレース。市部に強い民
     主と郡部に強い自民のどちらに軍配が挙がるか。
大分県 : (自/無?)
     民・社共闘が実現すれば議席奪還の可能性も。
宮崎県 : 自
     自民の指定席は変わらず。
鹿児島県:(自/無?)
     民・社・自由連合で共闘できるか。
沖縄県 : (無/自)
     イラク自衛隊派遣がどう影響するか。

206& </b><font color=#FF0000>(70zeVo/k)</font><b>:2004/01/03(土) 13:43
以上、全選挙区での一挙に見たい方は → >>198-205

【My HP】http://www.bekkoame.ne.jp/~mtcedar/
      http://www3.to/mtcedar/

207参議院連合:2004/01/03(土) 15:02
>>197
長野
自民両党共に公認漏れ無所属の出馬で混戦模様
岐阜
自・松田に保守系X候補の出馬で混戦
静岡
・・・
愛知
民・木俣、佐藤が分裂選挙へ自新と共現が争い構え
三重
自・斎藤の後継者に民新が猛撃の構え
滋賀
自・河本の後継者に民新が猛撃の構え
京都
共現は、優勢に動くが自民両党の候補が猛撃で混戦
大阪
2大政党の中無・西川が埋没する。公・山下と共・宮本に自民両党の新人が争う構え
兵庫
民・本岡の後継者に共現に自新と保守系X候補が争う構え
奈良
自・服部が優勢に動く
和歌山
自・鶴保に民新と保守系X候補が争う構え

208参議院連合:2004/01/03(土) 15:13
鳥取
自・田村に保守系X候補との激戦
島根
自・青木の優勢いに動く
岡山
自・加藤と民・江田の接戦になるが勝敗の鍵は、公明党が握る
党本部=自と県本部=民と分裂選挙になる
広島
民・柳田は、優勢に動くが自・亀井と保守系X候補の決戦になる
山口
自・安倍幹事長の実弟が出馬し民・松岡とのせっけんになる。
*自・岸(祖・岸信介元首相)と民・松岡(祖・松岡洋佑元国際連盟日本大使)の祖父は、第2次世界大戦でA級戦犯・・・

209参議院連合:2004/01/03(土) 18:25
徳島
三木王国のお姫様??み・高橋を民が支援すれば自新は、苦戦する。
香川
自・山内は、優勢に動く
愛媛
・・・
高知
自・森下に橋本知事の推薦・保守系X候補との決戦の模様

210参議院連合:2004/01/04(日) 10:08
福岡
自・吉村と非公認の古川(山崎派)と保守分裂で苦戦する。
佐賀
自民両党の新人の激戦の模様
長崎
自現の優勢に動く
熊本
自・木村と民・本田の決戦投票の模様
大分
自・仲道に民社両党が争う構え
宮崎
自・上杉の優勢に動く
鹿児島
自・森山の優勢に動く
沖縄
会・島袋に自・翁長が猛撃の模様

211参議院連合:2004/01/04(日) 10:51
都道府県別の政治情勢
北海道民主帝国X自公連合国
青 森自民王国X民主田名部小国
岩 手民主小沢王国X自民鈴木皇国
宮 城自X民伯仲
秋 田自民王国X民主寺田小国
山 形自民王国X民主鹿野=近藤小国
福 島自X民伯仲
茨 城自民王国X民主大畠小国
栃 木自民船田王国X民主簗瀬=水島小国
群 馬自民福田=中曽根皇国X民主角田小国
埼 玉自X民伯仲
千 葉民主王国X自民小国
神奈川自X民伯仲
東京都自公民連合国X共産不破小国
山 梨自民王国X民主興石小国
新 潟自民田中皇国X社民連合国
富 山自民王国X民主谷林小国
石 川自民森皇国X民主奥田小国
福 井自民帝国X社民連合国
長 野自民王国X民主羽田皇国
岐 阜自民王国X民主小国
静 岡自民王国X民主小国
愛 知民主帝国X自民海部皇国
三 重自X民伯仲
滋 賀民主王国X自民宇野皇国
京 都共産王国
大 阪公明王国
兵 庫自X民伯仲X社民土井小国
奈 良自民王国
和歌山自民王国
鳥 取自民王国X社民連合国
島 根自民竹下皇国X社民連合国
岡 山自民橋本皇国X民主江田小国
広 島自民池田=宮沢皇国X社民連合国
山 口自民岸=佐藤皇国X民主平岡小国
徳 島自民三木皇国X民主仙谷小国
香 川自民大平皇国X社民連合国
愛 媛自民帝国X社民連合国
高 知自民吉田皇国X社公民連合国
福 岡自民王国X社公民連合国
佐 賀自民王国X社民連合国
長 崎自民王国X民主西岡小国
熊 本自民王国X民主細川皇国=松野小国
大 分自民王国X社民村山皇国
宮 崎自民王国X社公民連合国
鹿児島自民王国X社公民連合国
沖 縄社共連合国X自公連合王国

212しょむ研水泡:2004/01/04(日) 11:05
>>183-184
 1口に環境保護といっても色々な方向性が考えられます。左派系は
「戦争こそ最大最悪の環境破壊」という考えがあり、又、光発電や燃料
電池などクリーンエネルギー開発に重きを置いている(必然的に核開発
や化石エネルギーには否定的)一方、右派系は環境保護を「ゴミ拾い奉仕
活動義務化」「ポイ捨て罰金」「環境対策税」などに矮小化し、戦争や
エネルギー問題には疎い傾向があるので、余程の申し合わせが無い限りは
矢張り野合となるでしょう。

213参議院連合:2004/01/04(日) 11:10
>>211
宮 城
自民三塚=伊藤小国X民主大石小国
福 島
民主無所属渡部王国X自民小国
神奈川
自民河野王国=小泉皇国X社民連合王国
東 京
自民鳩山=石橋皇国X民主菅王国X共産宮本=不破小国
三 重
自民王国X民主王国

214廃藩置県:2004/01/04(日) 15:03
>>211
北海道民主帝国
青 森自民王国
岩 手民主王国X自民鈴木皇国
宮 城民主王国
秋 田自民王国
山 形自民王国
福 島自民王国
茨 城自民王国
栃 木自民王国
群 馬自民福田X中曽根皇国
埼 玉民主王国
千 葉自民王国
神奈川自民河野王国=小泉皇国
東 京自民鳩山=石橋皇国
山 梨自民王国
新 潟自民田中皇国
富 山自民王国
石 川自民森皇国
福 井自民王国
長 野民主羽田皇国
岐 阜自民王国
静 岡自民王国
愛 知民主帝国X自民海部皇国
三 重自X民伯仲
滋 賀自民宇野皇国
京 都共産王国X自民芦田皇国
大 阪公明王国
兵 庫自民幣原皇国
奈 良自民王国
和歌山自民王国
鳥 取自民王国
島 根自民竹下皇国
岡 山自民橋本皇国X社民片山皇国
広 島自民池田=宮沢皇国
山 口自民岸=佐藤皇国
徳 島自民三木皇国
香 川自民大平皇国
愛 媛自民王国
高 知自民吉田皇国
福 岡自民王国
佐 賀自民王国
長 崎自民王国
熊 本自民王国X民主細川皇国
大 分自民王国X社民村山皇国
宮 崎自民王国
鹿児島自民王国
沖 縄社民王国

215とはずがたり:2004/01/04(日) 15:47
http://www.asahi.com/politics/update/0102/001.html
自民単独過半数か、民主躍進か 今夏の参院選へ各党動く

 今年夏の参院選に向け、各党が候補者擁立作業を本格化させている。朝日新聞社のまとめでは、主な立候補予定者は31日現在で180人を超えた。自民党が単独過半数を回復するか、昨年秋の総選挙で議席を伸ばした民主党が再び躍進するかどうかが焦点となる。選挙日程について政府・与党は、通常国会の会期延長がなければ「6月24日公示、7月11日投開票」とする方向で検討している。

 選挙区(改選数73)では主な立候補予定者は130人を超えた。比例区では主要5党で54人の立候補が固まっている。

 自民党は前回01年の参院選で、「小泉旋風」に乗って大勝。非改選議席が65議席あることから、今回57議席(改選対象の現有議席は51議席)を獲得すれば89年選挙で失った単独過半数を回復する。しかし、イラク情勢など不安定要因もあり、党内では「公明党の力を借りて過半数を超えればいい」(森前首相)と、与党での過半数獲得に目標を下げる声も強まっている。

 選挙区では共倒れを避けるため候補者を絞り込む方針で、いまのところ2人擁立する選挙区は群馬だけにとどまる見通しだ。公明党も選挙区の公認は埼玉、東京、大阪の3選挙区に絞っている。

 民主党は「政権交代への足場固めの戦い」と位置付け、比例区で自民党を上回ることをめざす。選挙区では神奈川、愛知で2人を公認し、埼玉でも2人が立候補の準備を進めている。ただ、四国でまだ候補者が固まっていないなど擁立作業が難航している地域も多い。

 総選挙で苦戦した共産党は比例区の公認を5人に減らすなど守りの戦い。ただ、選挙区では沖縄を除く46都道府県で公認候補の擁立を決めている。社民党は準備が遅れ、選挙区では東京しか候補者が固まっていない。

(01/02 00:19)

216とはずがたり:2004/01/04(日) 16:07
【Heresthetic】>>184
日本語でHerestheticは何というのでしょうかねえ。日本語のページでこの単語が乗っているページはgoogleでは見つかりませんでした。説明文らしきものをみつけた。大体こんな感じでしょうかな。

http://66.102.7.104/search?q=cache:aWHjHftSVdsJ:www.artsci.wustl.edu/~polisci/calvert/PolSci3103/classnotes.framing.html+heresthetic&amp;hl=ja&amp;ie=UTF-8

Heresthetic: the manipulation of the structures within which decisions are made, both the objective structure and the structure as it appears to participants. It is a study of the strategy of decision. To engage in heresthetic maneuver in a situation of political decision-making is to set up the situation in such a way that other people will want to join your side -- or will feel forced by circumstances to join your side -- even without any persuasion at all. Heresthetic is about structuring the world so you can win.

ちょっと訳してみる。

Heresthetic: 決定が下される構造,目的構造及び参加構造,の操作。これは決定戦略の研究である。herestheticな作戦行動に従事する事とは,他人が説得しないであなたの側に参加する(あるいは状況によってあなたの側に参加することを強いられたと感じる)のと同じ方法で状況を組み立てる事です。Herestheticは勝つことができるように、世界を組み立てることに関係しています。

217とはずがたり:2004/01/04(日) 16:16
>>212
右派系の環境政党なんて存続できるんでしょうかね?
必然的に戦争には批判的,更に農産物市場開放反対あたりが最大公約数になりそうな気がしますけど。
社民党は解散してみどりと民主に分かれればいいのでは?

環境政党が環境悪化絶対駄目という不毛なスタンスであると国政を歪めると思ってます。

よい例が思いつけないのですが,DDTが発癌性があると禁止した結果マラリアが流行して何百万人も余計に人が死んだ,とこの手の矛盾を環境シングルイシュー政党は平気で矛盾しそうです。
(↑詰まり発癌性という僅少なリスクの為に膨大な人の死をもたらしたのと同じように環境破壊の僅少な外部不経済を見逃さないために膨大な内部不経済を発生せしめるみたいな)

野党だから立場が弱いですが民主党が政権をとっていれば藤崎だって反対できたし,例えば長良川河口堰も止められたとナイーブに思ってます。

218しょむ研水泡:2004/01/04(日) 18:32
 やはし民主には東京から完全に退いてもらいましょう。で、中村敦夫氏に
みどり・民主・社民・新社・その他諸々が乗るという形で。
 それと裏技として参院議員の野党勢力は「緑風会」の復活よろしく全員
「無所属の会」からしゅつばするとか(共産は絶対乗らんやろなぁ)。

>>217
 農産物市場開放反対は「農本主義」と呼ばれる立派な右翼思想の1つです。
故に先の「農民連合」は国内農業保護の1点のみで左右問わない一致を目指した
のでしょう。しかし市民政党を目指した「平和:市民(護憲新党リベラル)」や
「憲法みどり農の連帯」からは嫌われたと。

219とはずがたり:2004/01/04(日) 21:09
なるほど。
> 農産物市場開放反対は「農本主義」と呼ばれる立派な右翼思想の1つです。
それにしてもコスモポリタンの筈の左翼の残党がアンチグローバリズム運動してません?まあ彼らが国際的な資本の収奪を批判しているのは解ってます。

まあ本来民主は小川公認と中村敦夫にみどり・民主・社民・新社・社大その他諸々推薦で二人当選めざすのなら妥当かと。東京の友愛は公明をやるのかなあ。

農民連合は護憲平和系勢力との関係をどうするのかといったゴタゴタもあったように記憶してますな。

220おりーぶの木:2004/01/05(月) 01:27
>それにしてもコスモポリタンの筈の左翼の残党がアンチグローバリズム運動してません?まあ彼らが国際的な資本の収奪を批判しているのは解ってます。
太陽が西から昇るくらい自明の行動だと思いますよ(笑)左翼の砦とも呼ぶべきテーマでこれを反対しない左翼なんて存在意義無いんじゃないですか?
まあ、極右と極左は紙一重と言われるくらいですからかぶっても不思議ではないでしょう。むしろ、とはさんのコスモポリタンに引っ掛けての皮肉は、スタンスの違いが見出せない2大勢力に対してのものと俺的には受け止めましたが・・・(笑)

221無記名:2004/01/05(月) 02:44
元旦に参院情勢が載っていましたが、東京は自・民が固いと個人的に思います
民主は今月中に東京で二人目を擁立するようですが、まだ誰にするかハッキリ
わからない状態
あまり無理しない方が良いと思う

222とはずがたり:2004/01/05(月) 03:00
>>220
我が尊敬する松山大先生が階級社会の生成という論文でパラメーターの値によって階層構造が生成したり解体したりするモデルを提示してました。

左翼は常に企業は搾取しかしないし,グローバリズムは常に悪だと決めてかかっているところが決定的に愚かであるし,保守・企業は自分らの行動が絶対的に正しいとは思ってない分賢いけど,確信犯で悪事を働く事がある分決定的に性質が悪い。と思う。

223おりーぶの木:2004/01/05(月) 10:30
太陽が西から昇るくらい自明の行動だと思いますよ(笑)
うわっ!!おいおい。それを言うなら東だろ・・・(汗)バカボンの歌じゃあるまいし、なんちゅう誤植だ・・。
>左翼は常に企業は搾取しかしないし,グローバリズムは常に悪だと決めてかかっているところが決定的に愚かであるし,保守・企業は自分らの行動が絶対的に正しいとは思ってない分賢いけど,確信犯で悪事を働く事がある分決定的に性質が悪い。と思う。
難しいですね。私は迷妄な左翼じゃないのでグローバリズムが功罪両面あるのは一応、認識してるつもりですが南北問題の深刻化を招いている側面1つ取ってみても暴力的なシステムだなぁとは思います。
少なくとも何らかの形で見直す必要はあると思います。

224おりーぶの木:2004/01/05(月) 11:12
>>221
中村敦夫が出るのなら出してもらいたくないですね。
もっとも、出ないのなら出さない理由はないのですが・・・・
さて、参院選の情勢ですが1人区で2桁台に載せられるかが焦点ですね。
岩手、山梨、三重はほぼ行けるとして、有力なのは青森(自民分裂なら)滋賀、岡山、大分、徳島あたりか?
当落線上が石川、奈良、山口、高知、熊本、沖縄 勢いに乗れば秋田、長崎辺りも可能性があると思うので系16のうちどれだけ取れるかが焦点ですね。
こうしてみれば二桁獲得はけして難しくはないと思いますがどうでしょう?

225とはずがたり:2004/01/05(月) 11:30
>>223-224

変に思いませんでした(笑)>西から昇るくらい自明

ほっとけば暴力的になる可能性のある問題だとは思いますが,結局はバランスの問題だとおもいます。>グローバリズムが功罪両面ある

三重は誰を出すんでしょうかね?青森は分裂が有力なんでしょうか?

226おりーぶの木:2004/01/05(月) 11:45
>三重は誰を出すんでしょうかね?青森は分裂が有力なんでしょうか?
わかりませんが三重は確実ではないかと・・・ 青森に関してはこのスレがソースですからなんともいえません。

227参議院自民党:2004/01/05(月) 19:52
自由民主党は、今夏の参院選に敗北する!
その場合ポスト小泉は、本命・与謝野馨。対抗・船田元。大穴・高村正彦。最悪・福田康夫。
参院議長・扇千景。参院副議長・岡崎トミ子が参議院自民党の見かた

228参議院自民党:2004/01/05(月) 19:53
自由民主党は、今夏の参院選に敗北する!
その場合ポスト小泉は、本命・与謝野馨。対抗・船田元。大穴・高村正彦。最悪・福田康夫。
参院議長・扇千景。参院副議長・岡崎トミ子が参議院自民党の見かた

229さきたま:2004/01/05(月) 21:07
>>217
>環境政党が環境悪化絶対駄目という不毛なスタンスであると国政を歪めると思ってます。
取って数議席の環境政党が仮に「環境悪化絶対駄目」スタンスであったとして国政を歪めるとは、何が根拠なのでしょうか?
特に、みどりの会議の場合に国政を歪めるという具体的な根拠がわかりません。
衆院選にあたっての公認・推薦政党へのアンケートなどをみても、
社民・共産とみどりの会議の環境問題におけるスタンスは大きく違うものではありません。
目立つものといえば「東海地震が来るまでの浜岡原発停止」ぐらいでしょうか。
本日の朝日新聞3面に「欧州緑の党結党」との特集記事がありましたが、
欧州のほとんどの国に基盤がある環境政党が日本では国政を歪めると断じる根拠がいささか腑におちません。
仮にどうしようもない極論を振りかざしたにしても、環境派が少ない国会内で、
振れ幅を真ん中に持っていくために、あえて極論を提示するのは、少数派としてアリなのではと、
個人的に思うのですが。

>野党だから立場が弱いですが民主党が政権をとっていれば藤崎だって反対できたし,例えば長良川河口堰も止められたとナイーブに思ってます。
「藤前(ふじまえ)」干潟です。
同干潟のゴミ処理場化計画は名古屋市の事業で、オール与党の民主党市議は賛成、名古屋選出の民主党国会議員も賛成だったのは前述の通り。
党代表だった菅直人の集会での質疑応答で、諫早の問題と併せて質問しましたが、諫早と違って、もごもごとした答えで失望した記憶があります。
(菅直人&伸子夫人に「大臣」へのサインを頂いたあたり、ミーハー丸出しでしたが(笑)。伸子夫人の応対には好印象を抱いたような覚えが…)
また、長良川河口堰が自社さ政権時に本格運用されたのは周知の通り。
仮に新進党政権でも止まっていたとは思えません。

私は民主党支持者ではありますが、諸々の環境問題に対して危機感を抱き、
非常に重視されるべき争点と考える立場から、多少の「極論」を含めて、
国民に問題提起をし、選択肢を提示できる環境政党が議席を獲得して欲しいと願うものです。

230さきたま:2004/01/05(月) 21:23
補足するなら、細川・羽田政権においても、長良川河口堰は止められなかったし、止めようとはされなかった。
非自民政権だったにも関わらず、工事が9割以上進んでいるのだから止められないなんて細川も村山も言っていた。
そして、本格運用開始時の建設大臣は社会党の野坂浩賢。
新党さきがけは、高見裕一が反対を強硬に主張していましたが、
結局、運用開始に荷担したことは批判されで然るべきでしょう。
私は新党さきがけ→民主党支持者ですが、こと環境政策に関しては、
全幅の信頼を置けないのが正直なところです。

231さきたま:2004/01/05(月) 21:36
参考までに。
http://www.saga-s.co.jp/pubt2003/ShinDB/Data/1994/07/01_02_12.html
>=官房長官= 五十嵐広三(社 会)
>建設相就任後にゼネコン汚職が急展開、日米建設協議への対応もあって入札制度改善策の取りまとめに尽力。
>役所のけじめも強く求め、業界指導の在り方を総点検するための「業務執行改善推進本部」を設置した。
>手堅さが買われての起用となった。
>長良川河口堰(ぜき)建設問題では、建設反対署名に応じた経緯もあって独自色発揮に意欲を燃やしたが、
>塩害などの環境調査充実を命じることで、工事継続にゴーサインを出した。旭川市長を三期十一年半務め、
>行政手腕は確か。六十八歳。北海道出身。衆院当選五回。
http://www.saga-s.co.jp/pubt2003/ShinDB/Data/1995/08/09_11_01.html
>〈官房長官〉
>野坂 浩賢(社会)
>昼夜を問わず村山富市首相の相談相手、アドバイス役を務め、首相が最も信頼する側近。
>「影の官房長官」とも呼ばれていたが、首相の意向で名実ともに女房役に。
>自民党とのパイプが太く、百戦錬磨の参謀。負けん気の強さは有名だ。
>陸軍少尉として任官中に終戦、平和の尊さを認識し、労働運動に。
>首相が党委員長になるのと同時に、国対委員長に就任、村山政権樹立の立役者となった。
>建設相として、長良川河口堰(ぜき)の本格運用を決断、猛反発を浴びた。
>七十歳。鳥取県出身。衆院当選七回。

232とはずがたり:2004/01/06(火) 00:48
細川政権はいろいろやらねばならない課題に比して在任期間が短すぎぎたし,村山政権は社会党の無能力・無節操ぶりを余すことなく示し,さきがけという接着剤政党の無力を証明したに過ぎなかったと思ってます。

民主党が政権を取ったとしたら或る種のポピュリズム的に工事を中断してくれるのではと思ってます。環境政党の助けも借りなきゃその手の破壊も止められないようなら民主党の価値無しでは?まあ民主党政権が安定しないとなかなか難しいのかも知れませんが。

個人的に,グリーンピースが非科学的な数値と勝手な論理で大衆煽ってカネ集めて尚且つ自分は正義だみないな顔をしている気がしていましてどうも緑の党もそういう面,大丈夫かという思いがあります。

念のため申し上げておきますと勿論個人的には環境政策はもっとも大事な政策課題の一つだと認識しております。

233とはずがたり:2004/01/06(火) 00:53
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/seiji/20040106k0000m010057000c.html
山崎拓氏:
参院選出馬、3月までに結論

 山崎拓・自民党前副総裁は5日、福岡市内の集会で、今夏の参院選の出馬問題について「衆院から出ろとの声に傾聴せざるをえない心境だ」と語り、最終決断を下せない状況を明らかにした。閉会後、山崎氏は「周囲の意見を十分に聞いた上で、3月までには結論を出す」と話した。

[毎日新聞1月5日] ( 2004-01-05-20:03 )

234さきたま:2004/01/06(火) 01:13
>とはずがたりさん
グリーンピースについても見解を異にしますが、また水掛け論になりそうですのでやめておきます。
環境政党にもやや偏見がおありなのではと思います。一度みどりの会議の政策を見てみては?
特に浜岡原発に関しては、電力会社から献金受ける自民や労組支持の民主には絶対に止められず、広告を得ている新聞テレビにも批判はできません。
環境至上主義のを心配されているようですが、私は日本は経済のみを優先してきた国だと思います。
豊島も藤前も解決前に訪れましたが、そこまでの行政と政治の無責任は目を覆わんばかりでした

235香川県民:2004/01/06(火) 01:14
>>233
比例から出馬すれば地元票+全国の山拓ファン票で当選は確実でしょうね。
しかしマスコミからの批判や党内からの批判は避けられないでしょうし
最悪の場合イメージダウンにより自民党の得票を大きく減らしてしまう原因にもなりそうなので難しい判断を迫られそうですね。

236とはずがたり:2004/01/06(火) 01:24
さきたまさん@>>234

東海地震の激震が予想される地域の真っ只中にありますもんね>浜岡原発
私も地元出身者として非常に心配しております。

上記の自分の意見はやや誇張してというかやや挑発的に書いてあります(済みません)。
宜しければで結構ですが水掛け論になると云わずに反論していただけると有り難いです。

環境派としては信頼しうる環境政党が一定のアンカーとして機能して貰ってもちっともかまわないのですが今の社民党みたいに「頑固に環境,元気に環境」とやられるとどうなのかと思ってしまわないこともないのです。

> 豊島も藤前も解決前に訪れました
ご自分の目で確かめられたのですね。実行力に敬意を表します。
どうも自分はものぐさで遺憾。帰省途中に藤前(ご指摘感謝)でも見て帰るべきですな。

237さきたま:2004/01/06(火) 01:25
私は民主党にサポーター登録し、プレス民主を購読し、支持する議員や候補者には個人献金もしています。
民主党議員や候補者の各種選挙も手伝ってきました。
しかし、同時にみどりの会議のサポーター登録をしているのは、ここまでの民主党の環境への取り組みを信用できないからです。
それは、及ばずながら環境問題の現場を見て、民主党関係者に接してきた正直な感想です。
だから、民主+環境政党(+社民主義政党)が理想の政権となります。
堂々めぐりですみません。不快の念を抱かれたらお許し下さい。

238とはずがたり:2004/01/06(火) 01:25
>>235
今んところ出馬すれば当選は濃厚なんだけど,党内の情勢は相当に厳しいという感じでしょうかね。

239とはずがたり:2004/01/06(火) 01:34
>>237
とんでもないです。こちらこそ不快の念を抱かれたら申し訳ないです。
>堂々めぐりですみません。不快の念を抱かれたらお許し下さい。

自分にとっても「民主+環境政党+社民主義政党」で政権交代は十分に魅力的な政権構造です。

自分は現実の民主党に就いては殆ど何も知らない,さきたまさんが現実に接してきた印象の方が正しいのだと思います。
漏れ聞く民主党の地方議員の姿も理想とはほど遠いし,労組に頭が上がらない現実が確かにあり,地方では自治労が相乗りを促し公共工事を推進している現実も一応理解してます。
で,一定の議席を有しているのは望ましく,キャスを握って影響力を行使するのだからこそどんなのが出来るのか注意深く見る必要があると思ってます。

240さきたま:2004/01/06(火) 01:41
>とはずかたりさん
しばらくパソコンから離れるので(携帯から書き込んでいます)また後日に。
私としては、わずか数議席の環境政党が国政を歪めるとの意見には同意しかねます。
また、法を逸脱した抗議行動は支持しませんが、私はグリーンピースがインチキカルト宗教同然だとは思っていませんので、
具体例を出していただければ幸いです。考えが変わるかもしれません。

241さきたま:2004/01/06(火) 01:47
>>239
同意同感です。電池きれそうなので失礼します

242しょむ研水泡:2004/01/06(火) 08:52
>>164
 自由連合が「政党」要件に拘るのは、助成金目当てというよりは徳州会病院
拡大戦略の一環であるといえます。彼が政治家を目指したのもそれのみが目的
だったので。

 民主党の環境政策についてですが、国政ではともかく自治体では与党である
所が大半なのにも関わらず環境破壊に反対するどころが推進しているところを
見ると眉唾物です。たとえ国政で政権を執っても細川政権の如く「現実的選択」
として「前政権の政策を全面的に受け継ぐ」のがオチでしょう。やはりシングル
イシューパーティに頼る必要があるのでは無かろうかと。

 なお、経済学的には企業の搾取というのは「剰余価値」「利潤」という形で
出てくるので、搾取をしない企業というのは資本主義社会においては存在し得
ず、慈善事業への参加などで総裁出来る物ではありません(緩和は可能か?)。
程度の問題はありますが、搾取というのは現在も存在し、搾取がない”優良企業”
があるなどと思いこむのは妄想でしかないとクギを刺しておきます。

243とはずがたり:2004/01/06(火) 11:30
>>240
私もインチキカルト宗教だとまでは思ってませんが,別に公正中立な組織などではなく鵜呑みにしては危険ではないかと思うわけです。
嘘はつかないまでも自分の都合の悪い情報は出さずに主張をとおそうとする。HP見ましたが鯨が増えて居るという事実は一言も書かれて居らず「鯨を減らしたのは誰か」となっています。
一時期「減らした」のも事実ですし「今も増えて居ない」と書いていないので嘘はついてないのですが,一部では増えすぎていているとは書いていないようです。
だから環境についてのご意見番などではなく「一方の極端な意見」として聞いておくというスタンスです。
ほっとくと日本人はマグロも食ってはいけないと彼らは言い出しますから用心しといた方が良いと云うことです。

>>242
民主党の駄目な部分が集約されているからでしょう>環境破壊に反対するどころが推進している
旧社会党の遺物みたいなのしかいない。政権交代して田舎部では保守・リベラルの全ての政治家が自民党にはいるしかない現状を改める必要があるでしょう。
地力をつければ工事ストップぐらい簡単でしょう。無駄な公共工事ストップが党是の民主党なのですから。
8党連立の細川と違って強力な野党第一党が育っていることを自分は大きく評価してます。政策実行力を備え付けて来たと思います。公共事業を止めるのは今や決して非現実的選択ではないでしょう。

企業の搾取は別に悪いことではないでしょう。企業の慈善事業など企業イメージの向上=販売促進戦略以外の何者でもなく別に搾取しているのが悪でそれの罪滅ぼしをしている等という発想そのものがずれてません?
「剰余価値」や「利潤」を否定して原始共産制の穴蔵で暮らしますか?
優良企業は法律の範囲内で最大限に暴利を貪る企業のことで,搾取がない企業は無能な企業でしょう。趣味や生き甲斐でやっている個人企業ならいざ知らず,ですが。
企業の利潤最大化行動は国民に富を与える重要な行動(競争を通じて職場を与え,技術を革新しetc)であり,それを制限しようとするのは右翼が跋扈した暗い戦前を思い出させますし如何かと思います。

244しょむ研水泡:2004/01/06(火) 21:18
 環境破壊推進派はどちらかというと保守・リベラルの輩でんな。その手の
規制は企業活動の規制につながるので。企業献金をたっぷりもらってる民主
党としてはスポンサーには逆らえません。労組系は自分の議席さえ守れれば
いいという志も主張も何もない輩。「自民党にいるしかない」などと思ってる
のは所詮議員報酬と企業献金が欲しいだけの輩です。存在自体がガン。
 千葉でも民主党が当選後若井氏から乗り換えた堂本知事が三番ヶ瀬開発阻止
の公約を初登庁時に早々に撤回し推進に転じた例を見ると「民主党が政権を
執ったら政権は変わる」はキャッチセールス詐欺にしか聞こえません。民主党
の公共事業中止はあくまで「スポンサー企業にとって儲かるかどうか」のみ
が基準点なのですから。そういえば堂本氏も最近は保守党の広告塔になってた
なぁ・・・。
 企業の搾取は悪というより宿命です。職員のタダ働きを「利潤」という形で
搾取しなければ企業は必然的に存続不可能です。構造的問題でんな。
 それへのアンティテーゼとして理論・運動的にはマルクス主義を始めとする
共産主義があるのですが、これは国家体制を根本から変えてしまう物なので取り
敢えず置いておくという事で。原始共産制を目指すというのはどちらかというと
エコロジストや無政府主義の潮流でしょう。
 経済体制を変えずに剰余価値(つまり利潤)を社会に還元しきる組織作り
としては協同組合が挙げられるでしょう。彼も現段階では組合員に限定されて
はいますが。

245さきたま:2004/01/06(火) 23:04
>>243
>別に公正中立な組織などではなく鵜呑みにしては危険ではないか
この点は同意します。「一方の極端な意見」として聞いておくというスタンスもご自由でしょう。
>非科学的な数値と勝手な論理で大衆煽ってカネ集めて尚且つ自分は正義だ
とまで言われるのには同意しかねるということです。
私は日本の鯨食・魚食の文化を守るのは重要だと考えますし、
調査捕鯨まで禁じようとする欧米諸国の姿勢には断固反対すべきだと考えます。
その点ではグリーンピースには同意しませんし、WWFやNACS−Jの会員登録をしても、
グリーンピースのサポーターにならないのはそれが原因でもあります。
しかしながら、グリーンピースの活動で評価できる点も多々あります。
鯨の一点だけを見て、彼らの活動を全否定せずに、是々非々で見てあげられませんか?
グリーンピースジャパン
http://www.greenpeace.or.jp/
>>244
>千葉でも民主党が当選後若井氏から乗り換えた堂本知事が三番ヶ瀬開発阻止
>の公約を初登庁時に早々に撤回し推進に転じた例を見ると
三番瀬の埋め立て計画は堂本知事によって公約通り白紙撤回されました。
計画撤回は堂本知事(もしくは共産党知事)でなければできなかったと思います。
また、三番瀬の再生計画を策定する「三番瀬円卓会議」を完全公開するなど、
かってのオール与党の知事ではできないことをしています。
残念ながら、三番瀬の再生計画素案には問題点が多く、とても賛同できる代物ではないのですが、
これをもって堂本知事が開発推進に転じたとは、いくらなんでもお門違いの批判ではないでしょうか。
http://www.saga-s.co.jp/pubt2003/ShinDB/Data/2001/09/27/013_02.html
>千葉県知事三番瀬埋め立て計画撤回
>掲載日2001年09月27日 <共>写有
>〈千葉県知事三番瀬埋め立て計画撤回〉
>千葉県の堂本暁子知事は二十六日の県議会で、東京湾・三番瀬の埋め立て問題について
>「(開発のための)埋め立ては行わず、市民参加の下で環境再生のための新たな計画作りに着手する」と述べ、
>計画の白紙撤回を正式表明した。
>自然保護を優先し、行政が一度決めた大規模な埋め立て計画を中止するのは、一九九九年の名古屋市の藤前干潟に続くもので、
>諌早湾干拓事業(長崎県)への批判高まりなども踏まえ、干潟、浅瀬の価値見直しの流れが定着してきたといえそうだ。
>同知事は記者会見で「三番瀬の保全を日本のモデルケースにしたい」と語った。人工護岸に覆われた臨海部や、
>環境悪化が懸念される浅瀬や干潟の問題解決に向け、民間非営利団体や市民らによる委員会を近く設ける。
>百一㌶の現行埋め立て計画に盛られた再開発関連用地や公園などは全面中止。計画地内を通過予定の第二東京湾岸道路については、
>自然環境と調和のとれた建設方法を今後検討するとしたが、具体的な工法やルートについては「国が決めることだ」として
>明言しなかった。
<関連HP>
千葉県三番瀬プロジェクトチーム
http://www.pref.chiba.jp/syozoku/b_seisaku/sanbanze/index-j.html
千葉の干潟を守る会
http://www005.upp.so-net.ne.jp/sanbanze/

246とはずがたり:2004/01/06(火) 23:21
>>244
剰余価値の還元などをやってしまうと社会は発展・成長できません。
ソ連が5カ年計画で成長を達成できたのは統制経済下で量的に拡大出来たからですが,同じくアメリカなど先進国に決定的に後れをとり後れをとり自国民を豊かにするのに失敗して結局解体したのは質的な向上が不可能だったからです。
マルクスレーニン主義が古典派が新古典派へと革新していったのに対して未だに100年も前の理論に固執している滑稽さに見事に表出しているように思われますが,社会主義は技術発展が出来ません。出来るのは精々革命の熱気が残っている間です。
搾取の否定が現代資本主義の主要な発展の源泉である発明を評価できないというのがその原因です。発明というのはその対価が独占利潤で評価されます。その独占を搾取として排除する機能をマルクス主義は内在させてますので進歩が出来ない訳です。
なんらかの弱者救済策が必要な点は何の意義もありませんが,協同組合など利潤を社会に還元する仕組みを中軸にしては豊かな社会を構築することは不可能だと思われます。

247とはずがたり:2004/01/06(火) 23:42
>>245

どうも船乗り付けて過激に反対行動する姿が,駄目な物は駄目路線に見えて,冷静な費用便益分析とかけ離れた所にある気がしてしまします。

HP見ましたがstop essoキャンペーンなんかは良いかも知れない。この手の運動はその行動が気に入らない企業があると自分一人で(笑)良くやります。

248さきたま:2004/01/06(火) 23:53
>>247
「ダメなものはダメ」を全否定するかどうかと言う点で、互いの考え方が違うということでしょう。
私は環境問題、これに農業・食糧、医療などを含めた「生命」に直結した(していく)問題については、
「ダメなものはダメ」を主張する組織・政党の存在が必要不可欠であると考える人間ですので。
確かに、将来政権を担うべき民主党が「ダメなものはダメ」では困るのかもしれませんが、
少数の環境政党には、妥協しない(すべきでない)主義主張を貫いて欲しいし、
そのような骨太の環境政党にみどりの会議にはなってほしいのです。
やっぱり、この辺の話はいくらやっても堂々巡りですね(笑)
私も経済学をきちんと修めれば、考え方が変わるのやも知れませんが、
「三つ子の魂百まで」で、愚直にこのポリシーで行こうと思ってます。

249とはずがたり:2004/01/07(水) 00:13
そうですね>この辺の話はいくらやっても堂々巡りですね(笑)
自分が民主党に過度の期待をする傾向にある事は解ってますので,さきたまさんのご意見は十分説得的で納得できるものです。
少数政党はキャスを握った場合議席以上の力を発揮しますのでその辺の骨太さと現実感覚のバランスを注視しつつ,みどりの会議の議席獲得を期待したい気がしてます。

250しょむ研水泡:2004/01/07(水) 01:16
 先ず農本主義について補足。農本主義は農産物自給率のみを重視するので
環境保護という視点は疎いです。生産性が上がれば農薬や化学肥料の使用も
当然視。反グローバリズムについても自国が中心でないから反対するという
程度で、余剰生産物の輸出にはむしろ熱心。自国が世界の基準になれば当然
グローバリズムに転じます。
 農本主義は最早政治組織では殆ど化石の考え方ですが、右翼団体「日本民主
同志会」を持っている宗教団体「世界救世教」などがそれに近い感じがします。
あそこは「手かざし」で有害物質を消すという発想なので生産性が上がれば
農薬も平気で使います(全ては「明主・岡田茂吉様」の力による手かざしで
クリーン!)。そういえば「ヤマギシ会」の野菜も農薬タップリだった
なぁ・・・。

251とはずがたり:2004/01/09(金) 03:23
佐賀なんかに擁立するんじゃ勿体ないのでは?

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040109-00000636-jij-pol
参院佐賀に日銀調査役=民主

 民主党は8日、7月の参院選佐賀選挙区に日銀本店調査役の川崎稔氏(42)を擁立することを決めた。9日の常任幹事会で正式決定する。川崎氏は佐賀市出身で、同党佐賀県連が擁立を決め、党本部に公認を求めていた。 (時事通信)
[1月9日1時4分更新]

252しょむ研水泡:2004/01/10(土) 00:46
 社会発展ってのは量的発展と共に質的発展というのも重要なのではないかと。
例えば昨今の食品表示偽装問題なんてのはまさしく営利・利潤追求の必然として
起こる物であり、単なる一企業経営者のモラルの問題に片づける事は出来ません。
偽装しない事と偽装を隠す事とコストが安い方を選ぶのが利潤追求を目的とする
会社組織の必然な訳ですから。
 そういう営利追求へのアンティテーゼとして生まれた動きに生協運動などが
挙げられます。食品添加物表示や有害物質の排除などは企業活動から生まれた
のではなく、むしろ消費者を無視して営利を追求する企業の体質、そしてそう
しなければ企業自体が生き残れないという社会構造その物への反発して生まれた
物です。営利活動という枠組みから自由にならなければ経済発展と持続可能な
社会との両立は不可能でしょう。
 それと本来マルクス主義というのは「経済発展と共に人間の労働に対する
価値観も発展する」という楽観論を含んでいます。労働が単なる生活費を得る
為だけの手段にとどまらず、自己実現の手段となっているという事実から何と
なく分かるかと思われます。つまり将来は統制経済など無しにそれぞれの労働
者一人一人の自発によって経済活動が円滑に行われるという展望があるわけ
です。ソ連や中国などは元々生産性も政治的成熟度も極めて低かった為、統制
経済に走らなければならなかったのでしょう(決して正当化はしない)。
 ま、ここまでのユートピア社会になるには果たしてどれだけの時間を要する
事やら。

253無記名:2004/01/10(土) 01:24
社民とのバーター協力も含め、民主は全選挙区で戦えそうですね。
沖縄も今回は共産も共闘するのでしょうか。
沖縄知事選や前回参院選の共産党の姿勢は正直なんでかなーと思っただけに・・・

254とはずがたり:2004/01/10(土) 02:51
>>252
>例えば昨今の食品表示偽装問題なんてのはまさしく営利・利潤追求の必然として
>起こる物であり、単なる一企業経営者のモラルの問題に片づける事は出来ません。
結局これは法運営の問題で,自民党型の行政指導を多用したなあなあ型の法運営の問題でして資本主義故の問題ではないと思われます。
産地偽装問題などは営利の自由とは何の関係もないただの詐欺です。ちゃんと経営者がそんなことをしても引き合わないと思わないような競争条件を整備すればいいだけの話しでそうしない限りそういうことが起こるのは必然です。

心情左翼の私が,主張する政策がごりごりの新自由主義者顔負けの競争至上主義なのは結局,自由主義の器に社会主義の精神を以てこれの運営に当たれば一番バランスが取れるからという思いがあるからです。

>それと本来マルクス主義というのは「経済発展と共に人間の労働に対する
>価値観も発展する」という楽観論を含んでいます。労働が単なる生活費を得る
>為だけの手段にとどまらず、自己実現の手段となっているという事実から何と
>なく分かるかと思われます。
寡聞にしてこれがマルクスの著書のどの辺で主張しているのが知りませんが,資本主義から社会主義への必然的な移行を指しているのでしょうか?

>つまり将来は統制経済など無しにそれぞれの労働者一人一人の自発に
>よって経済活動が円滑に行われるという展望があるわけです。
しかし此処まで来るともはやマルクス主義の想定する個人は殆ど新古典派の仮定する合理的経済人,自らの選好を持ちその効用の最適化を行う,に他ならないのでは?

個人的には結局はマルクスは悲惨な労働者階級の救済と云うテーマを正当化するために所有関係や搾取という資本家の原罪を導入したという個人的な見解ですが,そんな物(労働者の救済)はがりがりの体制派新古典派経済学の枠内でこそ寧ろ現実的に可能であり,そのためには労働者の救済の精神を以てブルジョア経済学(新古典派経済学)を操ることで現実的に救済可能である,と思っております。

255とはずがたり:2004/01/10(土) 02:56
>>253
社民が福島党首のもとで独自路線に走ってますので,無理無理独自候補擁立,共倒れの危険が有ります。
沖縄,新潟では共闘が決まりましたが,後はどうなる事やら。供託金300万*45=1億3500万も払えないだろうから乱立はしないとは思うけど,接戦の所に限って必ず擁立してくるからなあ。前回の奈良,今回は青森,岩手など。

256香川県民:2004/01/10(土) 04:04
徳島選挙区は自民が議席を取りそうな情勢になってきました。

自民が徳島市長擁立=参院選

自民党徳島県連は9日の執行部会で、今夏の参院選に、徳島市長の小池正勝氏(51)を擁立する方針を固めた。
小池氏は、東京都出身。徳島市助役を経て1993年2月に市長に初当選、現在3期目。 (時事通信)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040109-00000741-jij-pol

257とはずがたり:2004/01/10(土) 10:45
>>256
小池は民主党や公明党など非自民で当選した癖に。腹立つなあ。

258とはずがたり:2004/01/10(土) 10:46
古賀敬章正式に公認が決まったようです。支援組織とかはあるのかな?

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040109-00000769-jij-pol
参院選佐賀選挙区と比例区に2人公認=民主

 民主党は9日の常任幹事会で、今夏の参院選の佐賀選挙区に新人で元日銀文書局調査役の川崎稔氏(42)を、比例代表に新人で元衆院議員の古賀敬章氏(50)をそれぞれ公認候補として擁立することを決めた。同党の参院選の公認候補は選挙区24人、比例代表14人の計38人となった。 (時事通信)
[1月9日19時4分更新]

259とはずがたり:2004/01/10(土) 10:47
前回の参院選では惜敗しただけに期待も持てるが,00年衆院選,01年参院選,04年県知事選と負け癖がついていないか心配。

http://www.mainichi.co.jp/area/nara/news/20040109k0000c029001000c.html
[選挙]参院選 元衆院議員、前田武志氏が出馬の意向 民主党公認に名乗り 

 元民主党県連会長で元衆院議員の前田武志氏(66)は8日、今夏の参院選に民主党公認で立候補する考えであることを党県連に伝えた。党県連は今月24日の幹事会で公認候補の選考方法を決める。同選挙には自民、共産の公認候補が立候補を予定。自民・民主・共産3党の候補による三つどもえの激戦になる公算が大きくなった。

◇自・共候補と三つどもえか

 この日、奈良市内で開かれた党県連常任幹事会の開催前に、前田氏があいさつ。党関係者によると、前田氏は公認候補として立候補する強い意志を表明した。党県連によると、公認候補に名乗りをあげているのは現在、前田氏を含めて計3人。吉川政重・党県連幹事長は「予備選の実施も含めて、公認候補の選考方法を次回の幹事会で決めたい」と語った。

 参院選には3選を目指す自民の服部三男雄氏(59)、共産新人の豆田至功氏(50)が立候補を予定している。

260憲政擁護者:2004/01/10(土) 11:08
>>256
健康に不安がある高橋紀世子は引退する、ということでしょうか。
民主党側は、大田正でも持ってくるしかないですかね。
でも仮に大田だとしても、僅か11ヶ月で知事の座を失っただけに、確かに難しいかも。

>>259
奈良は先の総選挙で民主党が躍進した地域ですし、民社党系の吉田之久が議席を持っていた地域です。
知名度はあるわけですし、参院選時の風次第で何とかなるでしょう。
こういう話を聞くと、大阪で江本を擁立したら面白いと思ってしまいます。
しかし、いかんせん分裂選挙から日も浅いし、今回は西川きよしが改選で勝ち目も薄いですから、無理でしょうね。

261とはずがたり:2004/01/10(土) 11:16
>>260
徳島市長が出てくると健康に不安のある高橋氏ではきついでしょうかねえ。

タカ派色の強い前田氏では社民は01年同様のれないでしょうけど,民主が着けてきた地力と風に期待してます。

262杉山真大:2004/01/10(土) 19:20
>>257
徳島市長は前回「たまたま」非自民の枠組みで当選しただけであって、実際には保守系
でも「勝ち馬」の現職市長に乗ろうとした方々が少なからずいたそうです。

もっとも本人は決断先送りの模様ですが・・・・・

http://www.mainichi.co.jp/area/tokushima/news/20040109k0000c036001000c.html
■「心にも頭にもない」と従来の姿勢示す

 小池市長は8日午後、国政転身の考えを聞かれると、報道陣に対し「(出馬の意向は)
頭の中にも、心の中にも、腹の中にもない」と従来の姿勢に変わりないことを強調した。

 さらに、記者団は「否定なのか」「白紙なのか」「(策定した予算の)執行にも市長として
責任を持つのか」などと尋ねた。これらに小池市長は明言しなかったものの、転身への
含みは残した。

 また、「内諾を伝えたのか」と自民県連からの出馬打診に対する返答を問われると、
「それはない」と否定した。

【My HP】 http://www.bekkoame.ne.jp/~mtcedar/
      http://www3.to/mtcedar/

263とはずがたり:2004/01/13(火) 15:47
【環境政党・みどりの会議を巡る議論】
>>156-184
>>187
>>212
>>216-225
>>229-250

264とはずがたり:2004/01/13(火) 16:01
http://jbbs.shitaraba.com/bbs/read.cgi/study/2246/1036413264/n1586-1587
平野氏引退

265とはずがたり:2004/01/13(火) 16:09
労組の支援を受けない民主党の候補と地盤は以下の通り

信田 邦雄 現 北海道 民主 北海道農民連盟顧問 食・緑・水ネットワーク代表
円 より子 現 日本新党
渡邊 義彦 新 大阪 元自由党
家西 悟  新 奈良 元民主党代議士 公認未だ出ず?
渡辺 秀央 現 新潟 元自由党
古賀 敬章 新 山口 元自由党
白 真勲  新 朝鮮日報日本支社長 立正佼成会

地域割りとかはどうなってんのん?
東北・関東・東海・四国・九州などが出てないようだが…。

266名無しさん:2004/01/13(火) 17:21
西川きよし氏、今夏の参院選に出馬せず

 参院議員でタレントの西川きよし氏(57)(大阪選挙区=無所属)が13日、大阪府庁で記者会見し、「初当選したときから3期で卒業させてもらおうと決めていた。今後は1人の人間として、ボランティアなどでしっかり頑張りたい」と述べ、今夏の参院選に出馬しないことを表明した。
 西川氏は、亡くなった横山やすし氏とのコンビで漫才界のトップに立つ一方、1986年の参院選(改選数3)に初挑戦し、102万2120票を獲得してトップ当選。92年、98年にも100万票前後で連続トップ当選を果たした。現在3期目。参院国会等移転特別委員長などを務めた。
 次期参院選の同選挙区には現職の山下栄一氏(公明)、宮本岳士氏(共産)ののほか、新人の北川一成氏(自民)、尾立源幸氏(民主)の計4人が出馬を表明している。(読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040113-00000305-yom-pol

267名無しさん:2004/01/13(火) 17:22
追記 英断ですね。個人的には大いに評価します。

268とはずがたり:2004/01/13(火) 17:23
>>266
おお,こうなると自民・公明・民主で決まり?共産党が底力を見せるか?空いたタレント枠を,目指して三枝でも出てきますか?

269杉山真大:2004/01/13(火) 17:23
ガーン!Σ( ̄□ ̄;;)
まぁ最近はパッとしていなかったから不出馬もしゃーないかも知れへんけど・・・・・・

西川きよし氏が参院選不出馬を表明 芸能活動などに専念
http://www.asahi.com/politics/update/0113/006.html

 西川きよし参院議員(大阪選挙区)は13日、大阪府庁で記者会見し、今年夏の
参院選に立候補せず、政界を引退すると表明した。「当初から3期でやめるつもり
だった」と語り、今後は芸能活動やボランティアに専念するという。

 西川氏は86年に初当選し3期目。法務、予算、厚生労働などの各委員を務めた。
(01/13 16:41)

【My HP】 http://www.bekkoame.ne.jp/~mtcedar/
      http://www3.to/mtcedar/

270杉山真大:2004/01/13(火) 17:24
>>266
公明は確実でしょう。残り2議席を民主・自民・共産で取り合う格好になるんじゃ
ないですか?

【My HP】 http://www.bekkoame.ne.jp/~mtcedar/
      http://www3.to/mtcedar/

271とはずがたり:2004/01/13(火) 17:30
西川きよしは行動も自民と変わらなかったみたいだし自分は全然評価してなかったんで立候補せずでよかったのだと思うのですが,>>144といい>>269といい巷間の評価は結構高いんですかね?

272憲政擁護者:2004/01/13(火) 18:21
>>266,269
江本が府知事選で落選した場合、もしかして無所属で名乗りを上げるかもしれませんね。
そうなると、江本が無党派票を集めて、江本、山下、北川の3名が当選する気がします。

273とはずがたり:2004/01/13(火) 21:16
>>272
有り得るかも知れませんな。
そうなると98年みたいに無公共となるのかな?

274しょむ研水泡:2004/01/14(水) 03:42
>>271
 消費税導入時やPKO協力法制定時などは二院クラブの一員として
社共と統一行動をとってたんですが、首班指名は当初から自民候補に
投票、そして90年代後半からはすっかり「無党派票を取り込んで
与党に協力する」議員になりました(一時無所属の会に入ったのも
必然か?)。
 数年前西川のりおが「ゆくゆくは政界進出して国のために働きたい」
と言ってたので、彼も虎視眈々とキー坊の後継を狙ってるかも?

275とはずがたり:2004/01/14(水) 11:48
此処まで云っといて自民から出たら承知せんぞい。
それとも病気の紀世子ちゃんの代わりに民主系候補としてでるぅ?

http://mytown.asahi.com/tokushima/news02.asp?kiji=3846
小池徳島市長 重ねて出馬否定

 小池正勝・徳島市長は13日の定例記者会見で、自民党県連が7月に予定されている参院選の徳島選挙区(改選数1)に小池市長を擁立する方針を確認したことを受けて、改めて「(出馬は)頭にない」と否定した。

 同県連から名前が挙がったことについて、小池市長は「私は頭の中の容量が小さくて、今は予算編成で頭がいっぱい」と述べた。

 自民党の政策については、自分の考えと同じ点と違う点があるとし、「北朝鮮に対する一貫した態度は共感できる」とした一方、「私は第十堰(ぜき)の可動堰化に反対だが、(01年の市長選時)自民党は違う立場だったと思う」と話した。また、可動堰反対の立場については「(変わることは)ございません」と明言した。

 次の4期目について問われると、「まだ先の話ですから」と具体的な言及を避けた。
(1/14)

276杉山真大:2004/01/14(水) 13:13
>>276
うーむ・・・3年後の参院選or次期衆院選狙いと見た。
【My HP】 http://www.bekkoame.ne.jp/~mtcedar/
      http://www3.to/mtcedar/

277名無しさん:2004/01/14(水) 16:19
http://society.2ch.net/test/read.cgi/giin/1068516075/818-820

比例区の候補者をあげてみました。
修正加筆お願いします!!

278とはずがたり:2004/01/14(水) 17:50
>>277
それにしても自民党

◆衆院からの転身
横内 正明 
荒井広幸
山崎拓
高市早苗

◆衆院議員の世襲の準備?
笹川 博義  群馬・太田市(笹川の息子)
尾身 朝子  群馬・前橋市(尾身の娘)

が目だちますな。

あと
野沢 太三 国鉄
は引退だったかと。

279杉山真大:2004/01/14(水) 18:12
>>272-273
息子に継がすんかい・・・・・ (ー_ー;;)

西川きよし政界引退…後継に長男の名も
7月の参院選 多選批判「きれいに幕引きたい」
http://www.zakzak.co.jp/top/t-2004_01/1t2004011331.html

 タレントで参院議員の西川きよし氏(57)=無所属=が13日午後、大阪府庁で記
者会見し、今年7月に実施される参院選に立候補しないことを表明した。西川氏の
後継候補には、長男で俳優の忠志氏(35)の名前も挙がっている。

 西川氏は高知県出身。大阪市立三稜中学を卒業後、自動車修理工を経て吉本
新喜劇に。その後、故横山やすしさんとの漫才コンビ「やすしきよし」で一世を風靡
(ふうび)した。

 昭和61年4月、「小さなことからコツコツと」と、福祉の充実を掲げ、参院選に初出
馬。無所属ながら、102万票という大量得票でトップ当選した。

 その後も政党の公認、推薦を受けずに平成4年再選、同10年に3選。13年、そ
れまで所属していた二院クラブが解散し、無所属の会に。14年1月から同10月ま
で参議院国会等移転特別委員長。漫才師としては、上方お笑い大賞、芸術祭賞優
秀賞、日本放送演芸大賞などを受賞している。

 西川氏と、妻ヘレンさんの知名度による浮動票集票力は、各政党にも「大阪のお
笑い100万票」「タレント指定議席」などとして広く認知されており、夏の参院選でも
「トップの西川氏は確実。事実上の2、3位争い」とされていた。

【My HP】 http://www.bekkoame.ne.jp/~mtcedar/
      http://www3.to/mtcedar/

280とはずがたり:2004/01/14(水) 18:15
>>279
なんと…。
流石に大阪人バカにされすぎなんちゃうのん>世襲
そもそもきよしの息子って誰だよ?有名なん!?(怒

281香川県民:2004/01/15(木) 00:13
月原 茂皓  防衛庁  現  自由で当選
関  はじめ  防衛庁


防衛関係の票が割れて二人とも落選・・・という結果になりそうな予感。

282しょむ研水泡:2004/01/15(木) 00:22
>>280
 次男の西川弘志氏は俳優、長女の西川かの子氏はタレントです。

283とはずがたり:2004/01/15(木) 11:56
>>281
前回は大勝したにも拘わらず自民「依田智治69亀前1元防衛事務次官」と大敗したけど民主「太田述正52新前防衛施設庁仙台局長」が落選しましたからねえ。

今回は民主は立てないのかな?

>>282
情報サンクス。
芸能関係者は余り興味がないので全然知らないのですが,二世が政治家になるのも叩かれているご時世に,大して有名でもない(超有名だったら失敬)親の七光りだけでやってる息子の俳優の名が挙がるのはどういう見識でしょうかね?

284憲政擁護者:2004/01/16(金) 00:19
西川ジュニアの話は、マスコミの勝手な憶測でしょう。
府知事選は僅差ながら太田房江が勝つ気がしますので、やはり江本の無所属出馬が現実的だと思います。
一方で、拉致問題が響き、大阪と雖も共産党の支持は下がっていると思います。
参院選までに小泉の支持率が下がれば、自民党に行くはずの票を江本及び旧自由党系の新顔が取るでしょう。
そうなれば、無所属(民主系)、公明、民主の順で3議席となることもあり得るでしょう。

285とはずがたり:2004/01/16(金) 00:25
旧自由党系の新顔は誰か出る可能性があるのでしょうかね?

286憲政擁護者:2004/01/16(金) 00:36
>>285
民主党新顔の尾立という人は、自由党出身でなかったでしたっけ?
それを指してのことです。記憶違いだったらすみません。

287とはずがたり:2004/01/16(金) 01:19
尾立は西村慎吾のところの選挙区調整で参院に回った人物ですので旧民主系ですね。
ただし鳩山系の様ですのでスタンスは「保守」でしょうか。

288憲政擁護者:2004/01/16(金) 01:28
>>287
まさしく記憶違いでしたね。失礼致しました。
そうであれば、無党派票→江本、組織票→尾立で2議席ということで。

289とはずがたり:2004/01/16(金) 01:44
>>288
大阪は自民党が伝統的に弱いですが,輪を掛けて社会党も弱かったですし,民主党が何処までやれますかどうか。
共社併せても553千票で自民公の後塵を拝していますが,定数3で共産党も議席獲得が十分に可能ですから大阪人のバランス感覚が働いて共産党が意外に得票しそうな気もしてます。

参考2003.11衆院選比例大阪府下得票
自民 1052
民主 1377
公明 753
共産 429
社民 124
(単位:千人)

290とはずがたり:2004/01/16(金) 02:50
秋田は民社共闘が必要であったのでこれは良い傾向だ。

http://www.excite.co.jp/News/searched_story/?nd=20040114171459&amp;nc=Kyodo_20040114a199010s20040114171508
民主秋田、公認擁立見送り 次期参院選
共同通信 [ 01月14日 17時14分 ]

 民主党秋田県連は14日、次期参院選の秋田選挙区で公認候補を立てず、無所属候補を推薦する方針を決めた。社民党にも推薦を呼び掛け、統一候補の擁立を目指す。
 民主党は昨年12月から支持母体の連合、社民党との3者会談を開いてきたが、民主党公認候補への相乗りに抵抗を示した社民党に配慮した形だ。党本部もすでに了承しており、今後は3者で候補者を選考、2月末の県連定期大会までに決定したい考え。
                           
共同通信

291とはずがたり:2004/01/16(金) 03:18
>>290
誰だ?>3人程度

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040115-00000001-mai-l05
[選挙]参院選 社民と統一候補 「政権交代のため」−−民主県連方針 /秋田

 民主党県連は14日、秋田市内で7月の参院選に向けた候補者選考委員会を開き、社民党県連と統一候補を擁立する方針を決めた。淡路定明代表は「今の閉そく感を打ち破るには政権交代しなければならず、自民党を崩すには(民主、社民の)大同団結しかない」と述べた。社民党県連は16日の常任幹事会で対応を協議する予定。
 選挙協力は連合秋田が提案し、昨年12月から両県連を交え非公式で協議してきた。実現すれば候補者は無所属で、両党と連合秋田が推薦する形式になる。民主党県連は公募を視野に入れ候補者擁立を目指していたが、具体的な人選や選考方法は今後、3者で話し合うことになる。
 両党とも2月の県連大会までに候補者を発表したい意向。民主党県連によると、これまで3人程度、同党の公認または推薦で出馬したいという打診があるという。
 ただし、当選後の所属会派や政策面のすり合わせなど課題は残る。13日の党大会で憲法改正や国連待機部隊創設などを打ち出した民主党と、平和憲法堅持を掲げる社民党では、憲法や安全保障面での政策的隔たりが大きくなっている。
 淡路代表は「前回の衆院選のように合意できるところで政策合意を文書化する。所属会派は当選した本人が状況を判断してケース・バイ・ケースで決める」と話した。
 次期参院選には再選を目指す自民現職の斉藤滋宣氏(50)、共産新人で党県青年学生対策部長の今川和信氏(39)の2氏がこれまでに出馬表明している。(毎日新聞)
[1月15日18時51分更新]

292しょむ研水泡:2004/01/16(金) 08:35
>>253
 あの時は共産は最初から共闘から追い出されてました。「政策が自民と
同じでも人が違えばまだまし」と考える社民・民主と「人が違っても政策が
自民と同じなら無意味」と考える共産ではなかなか共闘は難しいんでしょう
なぁ。

293とはずがたり:2004/01/16(金) 12:07
>>292
正直,県知事候補も,参院議員だった照屋も,「人が違うだけで自民と政策が同じ」だとは思えないんですけど。
照屋は社民党色が強すぎるので仕方が無いとも云えますが現職が引き続いて出馬するに共産党が最初から共闘から追い出されてたというのは如何か?
直ぐ相乗りするし社民党が左翼としてはなかなか問題あるけど共産党の独善性もなかなか問題だと思いません?

294孫文:2004/01/16(金) 21:40
           緊急シュミレ−ション・大阪
1月大阪府知事選で新人で(前)民主党参院議員・江本 孟紀が現職の大田 房江を破り当選
7月の参院選を前に西川きよしの後継者として島田 紳助が出馬表明し7月11日の参院選で無党派層の支持を集めトップ当選

295憲政擁護者:2004/01/17(土) 14:28
>>295
そう言えばひところ、横山ノックが再起を目指しているという報道がありましたな。
さすがにああいう事件の後では、落選するだろうな…

296とはずがたり:2004/01/17(土) 23:41
http://mytown.asahi.com/mie/news01.asp?kiji=5504
民主党参院選候補に芝博一県議

参院三重選挙区の民主党候補に決まり、記者会見する芝博一氏
 7月に予定されている参院選三重選挙区の民主党候補に決まった芝博一県議(53)=鈴鹿市選挙区=は16日、津市内のホテルで会見し、「身近な地域の現場から意見を聴き取り、ライフワークである環境と福祉について一生懸命に取り組みたい」と抱負を語った。

 会見には中川正春・県連代表、中井洽衆院議員、高橋千秋参院議員(無所属)らが同席した。芝氏は「米国の民主主義を見ていると、2大政党制により緊張関係が保て不正や癒着が解消されるのではないかと思う。2大政党制を作る一員になれればと決意した」と述べた。

 入党届けは5日に提出されており、連合三重などとつくる選考委員会はこの日、満場一致で芝氏擁立を決めた。

 芝氏は椿大神社の神職と同神社の宗教法人役員は辞任する。

 民主党県連などが最終的に芝氏にまとまったのは、経歴などから保守層を取り込みやすいとの判断からだ。

 芝氏は民主党系の新政みえ所属県議だが、妻の実家が鈴鹿市の椿大神社で、本人も神職。日本青年会議所東海地区協議会会長などを務め、経済界での人脈も広い。十数年前まで自民党員。95年知事選で北川正恭氏が立候補した際、連合などとの接触が始まった。むしろ保守系の経歴を持つ。

 選考では、北勢は岡田克也、中川両衆院議員の後援会組織があるので、基盤の弱い中南勢から出すべきだとの意見もあったが、最も保守票を取り込める▽しっかりとした後援会組織がある▽人口の多い北勢に地盤があるーことなどから芝氏にまとまった。6日夜、県選出の国会議員5人が芝氏の自宅を訪れ、正式に立候補を要請した。

 00年参院補選、01年参院選の勝因は、保守層に支持を得やすい元県経済連職員の高橋千秋氏を連合三重とともに擁立したことと、民主党県連は分析しており、今回もこの定石に従った形だ。ただ、今回は民主党が中心になって擁立したため、党公認とした。

 選考は先月13日から始まり、昨春の知事選に立候補した元自民党県議の水谷俊郎氏(52)ら12人の名前が挙がった。自民党候補の津田健児県議(34)との違いを際立たせるため、一時は、夫が県出身の30歳代の女性医師が有力との声もあったが、本人が辞退した。

 同27日、芝氏、北川前知事の元秘書で一志郡選出の松田直久県議(49)、昨秋の衆院選で5区で立候補した金子洋一氏(41)に絞った。

 ただ、連合三重傘下の三教組などから異論も出た。芝氏は教職員の勤務時間内組合活動問題を県議会で追及した急せんぽうだったからだ。前嶌徳男委員長は「組合員にはいろいろな思いがあるが、責任ある立場の人が協議して決めたことに、今更いいとか、悪いとかと言えない」と話すにとどまっている。

(1/17)

297とはずがたり:2004/01/17(土) 23:46
共闘は今ん所,秋田,新潟,大分,沖縄と云う感じか。
三重も共闘の実績が有るな。保守系でどうなるかと云う感じだが。

http://mytown.asahi.com/akita/news02.asp?kiji=5459
参院選/社民、民主との統一候補協議へ

 7月の参院選をめぐり、社民党県連は16日、常任幹事会を開き、民主党県連や連合秋田と、無所属候補の擁立に向けた正式協議に参加する方針を決めた。19日の党地協支部代表者会議で、協議参加の方針を説明する。すでに民主県連が3者統一候補擁立の方針を決めており、連合秋田も20日の政治センター幹事会・四役合同会議で、同様の方針を固め、23日の執行委員会で正式決定する見込み。

 社民県連の佐々木長秀代表によると、昨年末からの非公式協議で、社民側が挙げた「3者の推薦による無所属候補の擁立」という選挙協力の条件を民主側が了承したことを受け、正式協議に応じることにしたという。佐々木代表は「全県1区の選挙で反自民の勢力を集め、自民政治を変える必要がある」と説明。また、候補者の決定時期については「2月7日の県連定期大会までに決めたい」と話した。

(1/17)

298香川県民:2004/01/18(日) 19:26
>>297
秋田は前回
自民 金田勝年候補 310,280票
民主 高松和夫候補 102,694票
社民 佐々木長秀候補 83,622票
共産 鈴木俊夫候補  45,850票 
自連 斉藤さちこ候補 29,845票
という結果でした。
小泉ブームでこの結果ですので野党側に勝ち目はありますね。

299とはずがたり:2004/01/18(日) 20:55
>>298
因みに98年は
自民 斉藤滋宜 237,640票
民主 中島達郎 151,392票
共産 荻原和子  84,794票
社民 工藤 守  80,884票
新社 平元駿作  18,830票
諸派 後藤栄子  10,404票
と云う結果で,
民主+社民でぎりぎり自民に惜敗な感じ(この時は共産が大量得票した上に新社会も出てる)

民社共闘が効果高そうな選挙区だけに期待。

更に前回小泉ブームの中善戦と云うとお隣山形も
自民 阿部 31.1万票
無所 木村 21.8万票
と比率的には秋田並みの善戦である。候補者統一に期待。

青森も前回
自民 山崎 31.4万票
無=社 北野 11.0万票
無=県協 森内 11.0万票
とやはり比率的に善戦。青森は今回は分裂が確定的かなあ。
前回は連合青森が中心になって民主と社民の間で連合会長擁立でかなり候補者の摺り合わせが出来てたのに田名部が最後まで県民協会からの擁立に拘って共倒れだったし。

300とはずがたり:2004/01/18(日) 21:42
自由党支持者板
http://jbbs.shitaraba.com/news/680/
より

18 名前: 名無しさん 投稿日: 2004/01/18(日) 10:49

参院選選挙区 勝部日出男氏が出馬断念 民主党県連など別候補擁立へ=鳥取

七月の参院選鳥取選挙区で立候補が有力視されていた会社役員、勝部日出男氏(55)=淀江町出身=が、立候補を見送る方針を固めていることが十六日、関係者の話で分かった。勝部氏に要請していた民主党県連などは、別の統一候補の擁立に向け調整を進める。
 同県連などによると、勝部氏には今月四日、社民党県連と連合鳥取、部落解放同盟県連合会の四者で統一候補としての立候補を正式に要請。その場では回答を保留したが、八日になって民主党県連幹部に「事業が忙しい上、家族や周辺から反対された。今回は見送りたい」と連絡してきたという。同県連の鍵谷純三代表は「決意が固く、参院選までの時間も限られている。勝部氏の擁立を断念した」としている。
 勝部氏は二〇〇二年の参院補選で民主や社民党の推薦を受けて立候補。約七万三千票を獲得し落選したが、昨年には政策研究会を立ち上げるなど活発な活動を続けていた。

301とはずがたり:2004/01/18(日) 21:48
富山では早くも分裂が確定。又市の地元だけに譲れないか。

[選挙]参院選富山選挙区 社民党県連、候補擁立を決定 民主党との協力は否定/富山
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040115-00000005-mai-l16

 社民党県連(横山真人代表)は14日の常任幹事会で、今夏の参院選富山選挙区に公
認候補を擁立することを決めた。今後人選を進め、早期決定を目指す。党支持労組代表
らが出席して幹事会終了後に開かれた「2004年躍進の集い」でも報告された。
 次期参院選には、再選を目指す民主党現職の谷林正昭氏(57)、自民党新人の河合
常則氏(67)、共産党新人の上田俊彦氏(50)が立候補を表明。民主は社民に対し谷林
氏支援を求める方針だが、横山代表は「改憲を支持する民主とは相いれない。昨年の衆
院選での『選挙協力』にも不満が残っており、今後話し合いに応じる気はない」と話した。
 [広田正人](毎日新聞)
[1月15日19時31分更新]

302おりーぶの木:2004/01/19(月) 21:02
>>301
どうせ、自民党鉄板選挙区ですからね。まあ妨害擁立するのであるなら捨て選挙区のみでお願いしたいものですね。

303とはずがたり:2004/01/19(月) 21:26
しかし富山の民主は「現職」ですからねぇ。
富山は話し合いは持つ癖に結局分裂の悪しき伝統がある。困ったもんだ。

304おりーぶの木:2004/01/19(月) 21:32
ん?現職!??どして・・・
富山でっせ?

305とはずがたり:2004/01/19(月) 21:53
自民候補が当選直後に死亡で繰り上げ当選ですわ。
民主と社民がデットヒートの末民主が僅差で社民を上回り議席ゲトでした。確か。

306とはずがたり:2004/01/19(月) 21:58
>>301-306
自民 永田 245
民主 谷林 108
社民 田尻  88
共産 泉野  56
諸派 中田  14

307おりーぶの木:2004/01/19(月) 22:01
>>305-306
なるほど。タナボタですな。まあどちらにせよ議席防衛は難しいわな。

308とはずがたり:2004/01/19(月) 22:11
>>307
そうです>タナボタ&議席防衛は難しい
自民党に勝とうと思うと民+社で19.6万であと5万票要るけど,社民にとって自民候補がころりと逝くことを期待すればあと2万票余りで良いからなぁ。
やれやれ。

309とはずがたり:2004/01/20(火) 11:35
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/democratic_party.html?d=18kyodo2004011801001898&amp;cat=38
候補決まらず予備選へ 愛知自民、出遅れ明らか (共同通信)

 昨年11月の衆院選で、県内15小選挙区中10議席を民主に奪われた自民党愛知県連(倉知俊彦会長)は、今夏の参院選愛知選挙区(改選数3)に向け2月上旬に「予備選」を実施、同月14日に結果が判明する。

 県内の党員6万人による郵送投票の期間中には街頭演説も行う予定で、県連幹部は「党の活性化が図れる」と自画自賛するが、候補者選びが難航した末の選択であることは否定できない。

 予想される参院選公示日から半年を切った時期の予備選に、既に2候補公認を決めた民主党陣営からは「やることが遅いよ」(県連幹部)と痛烈な声も聞こえる。自民党にとっては6年前に失った議席回復の戦いだが、当初から苦戦を強いられる格好だ。

 予備選への出馬が予想されるのは、比例現職の大島慶久氏(63)、名古屋市議の岡本善博氏(55)、先の衆院選で落選した吉田幸弘前衆院議員(42)の3人。いずれも歯科医とあって「同業者間の選挙は困る」「より清新な候補を」との声もあり、他にも出馬の動きがあるという。


[ 2004年1月18日15時51分 ]

310憲政擁護者:2004/01/20(火) 14:54
富山県ですが、1968年の選挙では社会党候補が普通に当選しています。
選挙は何があるか分からないですから、協力すれば議席を奪うことは可能なんですがね。

311とはずがたり:2004/01/20(火) 15:22
1968年に富山で何が起きたのでしょうか?
公害や,自民党の新産業都市の破綻とかでしたっけ?
単純に自民側の分裂でしょうかな?

312憲政擁護者:2004/01/20(火) 16:19
>>312
少なくとも保守分裂ではないようです。
細かい事情は分かりませんが、北陸だから勝てない、ということは決してないのですよ。
ただ、谷林は社会党系ですから、保守層の切り崩しには向いていないかも分かりませんね。

313さきたま:2004/01/20(火) 22:48
>>310-312
富山はいくらなんでも厳しいのではないでしょうか。
68年については、事情がわからないので何とも言えませんが、
かの消費税、リクルート、宇野首相女性問題のトリプルパンチで臨んだ89年参院選でも、
富山、和歌山、佐賀の3県だけは1人区の議席を自民が守ったぐらいですし。
和歌山では98年参院選で自由党が勝っていますが、これは二階・中西ら和歌山自民党の主力が、
小沢について離党したことが大きいでしょう。この3県の自民は鉄板どころか超々ジュラルミンかと。
しかし今思うと、他の23の1人区では、社会党(公認・推薦)か「連合」の候補が勝ったわけで、
何とも凄い選挙だったんですね。

314とはずがたり:2004/01/20(火) 23:25
確かに!>超々ジュラルミン

そんな訳で和歌山の二階には期待するもの有ったんですがねぇ。
まあ過ぎた事を言ってもしょうがないか。

315とはずがたり:2004/01/20(火) 23:29
> しかし今思うと、他の23の1人区では、社会党(公認・推薦)か
>「連合」の候補が勝ったわけで、何とも凄い選挙だったんですね。

89年は突風が吹いた為に却って地道な努力が忘れられたか自公民路線で分断されたか,92年は惨敗,さらに95年は新進・社会に分断され敗北して「連合」の実験の失敗が決定的になってしまったのは残念です。
政権交代へ可能性を開く一つの勢力の出現に期待したものでした。

316とはずがたり:2004/01/20(火) 23:42
漸く正式に決まったようです>家西氏公認

http://www.mainichi.co.jp/news/flash/seiji/20040121k0000m010017000c.html
参院選:
三重選挙区に芝氏、比例に家西氏擁立 民主党 

 民主党は20日の常任幹事会で、参院選の公認候補に、三重選挙区に県議の芝博一氏(53)と、比例代表に元衆院議員の家西悟氏(43)の新人2人を擁立することを決めた。

[毎日新聞1月20日] ( 2004-01-20-18:27 )

317とはずがたり:2004/01/20(火) 23:44
本部京都なの!?

http://www.mainichi.co.jp/news/flash/seiji/20040121k0000m010013000c.html
参院選:
維新政党・新風が10人擁立を表明

 維新政党・新風(本部・京都市)の魚谷哲央代表は20日、東京都内で記者会見し7月の参院選への立候補を表明した。立候補予定者は比例代表2人と北海道、東京都、神奈川県、愛知県、大阪府、和歌山県、山口県、福岡県の各選挙区1人の計10人。参院選挑戦は98年、01年に続いて3回目。

[毎日新聞1月20日] ( 2004-01-20-18:17 )

318元豪腕幹事長:2004/01/21(水) 11:30
岩手の参院選の情報はここを見れば一発です。

http://www.iwate-np.co.jp/saniin/top.html

319とはずがたり:2004/01/21(水) 17:19
>>318
おお,纏まってますね。感謝。

政和会の部分を転載。

http://www.iwate-np.co.jp/saniin/top.html
政和会、頭痛い参院選対応 2004.1.8

 今年夏の参院選岩手選挙区(定数1)の対応をめぐり、県議会の無所属会派・政和会(吉田洋治代表、7人)が頭を悩ませている。連携を深めてきた現職椎名素夫氏(73)=無所属の会代表=が今期限りで勇退し、周囲の政治状況も変化しているためだ。椎名氏後継である無所属の前副知事高橋洋介氏(62)=自民党推薦=を推す声は強いものの、選挙区事情や支持基盤との関係で慎重な対応を求める意見もある。結果的に「自主投票」の可能性もありそうだ。

 椎名氏が岩手選挙区で再選を果たした1998年の選挙では、政和会の県議が呼び掛けて県議団有志の会を結成するなど全面的に支援。昨年4月の県議選では、政和会の候補応援のため、椎名氏が県内を精力的に回るなど相互協力関係を築いてきた経緯がある。

 しかし、昨年11月に椎名氏が今期限りでの勇退を表明。後継指名を受けた高橋氏が起意を正式表明する直前には、椎名氏が各県議に電話を入れ「高橋氏をよろしく頼む」との趣旨の要請をしたという。

 同会の対応を難しくしているのは、自民、民主両党が激突する岩手選挙区の対決構図。無所属とはいえ与党推薦を受ける高橋氏に対し、民主党は前県農林水産部次長主浜了氏(53)を公認。政党対決の色彩を強めていることが、逆に政和会の足かせになっている。

 各議員の反応もさまざまだ。既に高橋氏支援で動いている田村正彦氏(岩手選挙区)は「常に人物本位だ。国会議員としての資質、経験を総合的に判断して決めた」と説明。瀬川滋氏(花巻同)も「椎名氏にはお世話になっている。個人的には高橋氏を応援したい」と態度を鮮明にする。

 一方、選挙区や組織事情が絡む議員もいる。主浜氏と同じ滝沢村在住の柳村典秀氏(岩手同)は「主浜氏の地域には私を応援してくれる人も多い。難しい立場だ」と苦しい胸の内を明かす。

 政和会は、県議選で民主党支持を基軸とする連合岩手から推薦を受けているほか、吉田代表ら労組を支持母体とする連合の組織内議員もいる。

 連合岩手は1月中にも態度を決める方針。高橋氏が自民党から推薦を受けているため「相乗りはできない」(幹部)以上、主浜氏を支援する可能性は極めて高い。

 政和会は昨年12月下旬に議員総会を開き、岩手選挙区の対応を協議したが、結論は出なかった。会派内には「自己判断にゆだねてはどうか」との声もあるが、吉田代表は「まだ時間は十分ある。各種団体との懇談や連合の動きを踏まえて会派の対応を考えたい」としている。

320とはずがたり:2004/01/22(木) 14:55
静岡県知事選で連合と対立した海野潰しにしか見えないんですけどねぇ。

参院選候補者4人に絞る 民主党県連、連合静岡などが協議会
http://www.shizushin.com/area21/area21_2004011512.html

 民主党県連と連合静岡、県議会会派「平成21」は十四日、参院選の統一候補擁立に
向けた協議会を静岡市内で開き、候補者を官僚や衆院選出馬経験者らの四人に絞った。
 一月末を目標に、このうちの一人を二人目の同党公認候補とするための作業を進める。
同党は現職の海野徹氏(54)を既に公認している。(静岡新聞)

321おりーぶの木:2004/01/22(木) 21:41
>>320
静岡で2人立てても仕方ないでしょうに・・・・
完全に嫌がらせですね。

322無記名:2004/01/23(金) 21:37
>>317 新風は本部は京都のようです。
    今回の立候補予定者の中にはもと青年自由党公認での選挙出馬経験者がいます。

323とはずがたり:2004/01/23(金) 22:39
>>322
元青年自由党と言えば岩手の自民党候補,中村力氏なんかもそうでしたね。

324とはずがたり:2004/01/23(金) 22:41
民主が二人出してくることが本決まりになってくると,中村敦夫氏は比例へ回りますかねぇ?

http://news.goo.ne.jp/news/kyodo/seiji/20040123/20040123a1920.html
2004年01月23日(金)
タチヤナさんも公認申請 参院・東京で民主党に

 民主党東京都連は23日、常任幹事会を開き、夏の参院選の東京選挙区(改選数4)に現職の小川敏夫氏(55)とともに擁立する2人目の候補者選びを、海江田万里会長に一任した。同日までに民主党衆院議員だった故石井紘基氏の長女タチヤナさん(31)が公認申請をした。
 都連には既に都議の田中良氏(43)が公認申請をしており、海江田氏は「皆さんの意見を聞き、今月中に2人のうちから決めたい」としている。
 田中氏とタチヤナさんは常任幹事会に先立つ選対委員会に出席。田中氏は「地方自治で培った現場感覚を生かして国政に取り組みたい」と主張。タチヤナさんは「父の遺志を継ぎ、女性の視点で国政改革に取り組みたい」との文書を出し、意欲を示したという。
 選対委員会後、タチヤナさんは取材に対し、公認申請について「都連にお任せしているので、今は話せない」と語った。

325憲政擁護者:2004/01/24(土) 00:50
>>324
小川敏夫はさきがけ出身ですので、バランスを考えると日本新党→新進党の田中良がいいと思われます。
しかし、中村票を期待するとなると、石井タチヤナですね。
いずれにしても、小川には厳しい戦いになる気がします。
公明党はまず間違いないですし、定数4なので共産党もさすがに通るでしょう。
自民党は中川雅治1人に絞っていますから、さすがに通るでしょうし。

地盤を見ると、小川=練馬区、田中=杉並区、石井=世田谷区です。3人とも旧東京市西部が地盤ですね。
地盤はあまり考えない方がいいかも。

326とはずがたり:2004/01/24(土) 01:06
一番良いのは
改革保守…田中
リベラル・連合…タチヤナ
かも…。

タチヤナは東京ブロック担当の比例候補かねぇ。二世だけど。

327さきたま:2004/01/24(土) 05:07
>>316
家西は北関東ブロックを割り当てられるようです。
薬害エイズ問題を通じて近い関係にある枝野つながりでしょうか。
http://www.eda-jp.com/katudo/2004/1/20.html
>>317
HPによると、本部所在地は「京都市中京区二条通河原町東入」だそうです。
http://www.shimpu.jpn.org/
>>324-326
ぜひともターニャに石井紘基の遺志を継いで頑張ってもらいたい!。
石井紘基が残した資料の解明は遅々として進んでないようですし。
ターニャが公認争いで負けても、比例で出して欲しいですね。
比例の女性候補穂が少なくて困っているというなら、まさに適材でしょう。
東京は、自公が楽勝で、4議席目を民主と共産が争う構図ですか。
もし敦夫が東京で出ても、民主共倒れはないでしょう。
敦夫には比例に回って、全国行脚してもらいたいところですね。

328しょむ研水泡:2004/01/24(土) 11:10
 ミニ政党でしかない「みどりの会議」が比例から出ても「無所属の会」
野屋敷いとこ氏の二の舞になるのがオチかと。比例に回すならタチアナ氏
でしょうな。ロシア人ハーフの美形という事で元アイドル青木愛氏(民主
党衆院比例南関東ブロック・千葉)と同じく話題性抜群。
 それと”改革保守”に期待するなら民主の公認争いで敗れたら自民や
無所属の会、「グループ改革」(自民党未公認当選組の会派)から出て
当選後民主に復党してもらうという手も。取り敢えず自民党森派を増や
せば”改革保守”は増えるでしょう。という事はポスト小泉は再び森氏
か!?

329しょむ研水泡:2004/01/24(土) 11:18
 もしくは民主党が全員自民党森派に戦略的に入党し、他派閥(”抵抗勢力”)
を全員公認しない用にして追い出し、旧自民党と新自民党の2大政党制にする
とか。小沢一郎氏が旧竹下派にいた頃の政権構想と全く同じですが。

330杉山真大:2004/01/24(土) 12:41
>>328
「みどりの会議」が比例で勝てるか否かですけど、得票できる候補者を如何ほど立てられる
か否かで決まってくるかと思います。
もっとも、幾ら知名度が高くてもキワモノばかりじゃ話にならないのは言うまでもありませんけ
ど、田中秀征氏(元経企庁長官・福山大教授)辺りを擁立できれば最低1議席は堅いんじゃ
ないかと。

【My HP】 http://www.bekkoame.ne.jp/~mtcedar/
      http://www3.to/mtcedar/

331とはずがたり:2004/01/24(土) 14:21
>>328
無所属の会は政党としての主張は別に無い(!←考えたら凄い「政党」だね)ので特に入れる人はいなかったと思いますが(公平中立な公開討論会を目指した野屋敷氏が無所属の会からでたのは或る意味整合性があるけど),環境は関心の高いテーマですし,今まで幾多も出てきた泡沫環境政党を大同団結して日本初の環境政党を目指せば行けるのではないか?

でもミニ政党には変わりがないので,今の内から全国の環境団体などに参加を呼びかけるなど「流れ」をつくりマスコミへの登場を増やしていかないと苦しいのではないでしょうかね?
参院選でも二大政党化の強力な流れが生まれるのか注目してます。

332無記名:2004/01/25(日) 00:44
みどりの会議は中村氏が出れば一議席は固いような気もしますが・・・
東京で民主が二議席を目論んでいますので、そうなると中村氏は全国(比例)へ回る可能性は
高くなると思います。

333政治の鉄人:2004/01/25(日) 01:11
小泉微温(ぬるま)湯政治を打破するには、分裂選挙では小泉首相の思う壺!
はっきり言ってや朝鮮日報の日本支社長や石井タチアナの出馬は、憲法違反になる恐れがあり認める事は出来ない!

民主党は、選挙区に応じてもう少し候補者調整や自重を考えるべきだ。

334さきたま:2004/01/25(日) 03:12
>>328
とはずがたりさんの言われるように政策を持たない無所属議員連合「政党」に過ぎない無所属の会と、
「みどりの会議」を同列に扱われるのはさすがに心外ですね。
野屋敷は2万3千票、無所属の会トータルで15万7千票の惨敗。
いくら組織の弱いミニ政党とは言え、政策もあるし、党としての街宣活動もしています。
少ないとは言え、私のような「サポーター」も居ますし、定期的に機関誌も出して居ます。
確かに100万票で議席獲得を実現するのは困難な道のりですが、
無所属の会並みに惨敗することはないでしょう。

>>330
私はさきがけ時代からの田中秀征の支持者で、著作・論文を読み、講演も聞いてきましたが、
秀征は「保守本流」を自任しており、それを誇りに思っている人間です。
シングルイシュー政党から出ることは到底考えられません。

>>333
>朝鮮日報の日本支社長や石井タチアナの出馬は、憲法違反になる恐れがあり認める事は出来ない!
帰化した人間やハーフは出馬するなと。ずいぶん差別的な考え方ですね。
少なくとも、日本国の憲法には反しておりませんが何か?

335とはずがたり:2004/01/25(日) 05:48
自由党BBSより

21 名前: 名無しさん 投稿日: 2004/01/24(土) 23:02

民主県連、参院福岡選挙区に大久保氏擁立(2004/1/24 17:22:11)
 民主党福岡県連は、今年の夏に予定されている参議院選挙の福岡選挙区の公認候補者にアメリカの大手証券会社社員、大久保勉氏を擁立することを決めました。
 大久保氏は、福岡県久留米市出身の42歳。
 京都大学を卒業後、東京銀行、今の東京三菱銀行を経て、現在は、アメリカの大手証券会社、「モルガン�スタンレー証券」に勤めています。
 参院選の候補選びを巡っては大久保氏と北九州市の市議、三宅まゆみ氏の2人に絞られていましたが選考委員の投票の結果、大久保氏に決まりました。
 県連の松本龍代表は「経歴にプラスして人柄も評価された。
 民主党の政策を実現するのに欠かせない人物」だと理由を語りました。
 公認は今後、党本部で正式に決定されます。


http://www.kbc.co.jp/news/kbc2.html?1074951577

336とはずがたり:2004/01/25(日) 05:49

同じく自由党BBSより

20 名前: 名無しさん 投稿日: 2004/01/24(土) 22:53

民主党:
参院公認選びで初の予備選挙 奈良


 民主党奈良県連は24日、7月予定の参院選で、公認候補を予備選挙で決めると発表した。民主党が公認候補決定のために党員・サポーターによる予備選を導入するのは初めて。

 立候補を予定しているのは、元衆院議員の前田武志氏(66)、弁護士の前川清成氏(41)の2人。2月上旬に立候補を受け付け、約2週間の投票期間を設け、県内の党員・サポーター約1000人の投票により3月上旬に公認候補を決める。国会議員も党員・サポーターも1人1票。中村哲治・民主党奈良県連会長(衆院議員)は「新しい開かれた政党として、密室でなく予備選で勝てる候補者を選びたい」としている。

 参院奈良選挙区には、自民現職の服部三男雄氏(59)、共産新人の豆田至功氏(50)が既に立候補を表明している

337とはずがたり:2004/01/25(日) 05:50
http://www.kansai-u.ac.jp/dai-ichi/high/message/maekawa1.html

弁護士前川清成さん

昭和37年12月、 奈良県橿原市に生まれる。関大一高から関西大学法学部法律学科へと進学。大学卒業後2年で司法試験に合格する。平成2年から弁護士として活躍、現在は前川清成法律事務所を経営している。弁護士の職務と並行して、大阪弁護士会消費者保護委員会副委員長、日本弁護士連合会代議員なども経験。平成11年には関西大学法学部非常勤講師として母校の教壇に立つ。

関大一高を選んだ理由は何ですか?
私は橿原市立八木中学校という田舎の平凡な中学校に通っていました。主要5科目の成績はクラスで3〜4番くらいだったと記憶しています。しかし、体育や音楽や美術といった科目は小学生のころから苦手でした。
中学3年生の時ですが、運動会の組立体操に「塔」という種目がありました。6人が輪になって立ち、その肩の上に3人が立ち、さらにその上に1人が立ち上がるというものです。私はその一番上の役を命じられましたが、怖さが先立って立ち上がれませんでした。3メートル以上の位置でゆらゆらと揺れる肩の上に立つのですから無理もありません。普通の子供なら、それ以上に教師が怖くて言われるままに演技するのかもしれませんが、私は教師に「怖いです」と言いました。怖いときに「怖い」と言うのは勇気が必要なことですが、当時の体育教師はそのように評価はしてくれなかったようです。
そのような状況で「いい高校」へ進み「いい大学」へ入学するためには、私立高校へ進学するほかありません。通学時間の関係から他の私立高校を受験する予定だったのですが、中学3年生の担任の先生からの勧めで、大学進学にも有利な一高を選んだのです。

もともと弁護士になりたいと思っていましたか?
私の父はサラリーマンでしたし、親戚にも弁護士はいません。中学の時点では、弁護士という職業さえ知らなかったと思います。
ところが、一高へ進学することを祖母に伝えたとき、祖母は「そうか清成は関大に行くのか。関大にいくのなら弁護士になれたらええな。」と話しました。この時、正直に言って、私は一高への進学に挫折感を抱いていました。弁護士も関大も知らず、「もっと頭のいい高校に行きたかった」と鬱々としていた私の心に、先の祖母の言葉は鮮烈に刻み込まれたのです。

一高での成績はどうでしたか?
「もっと頭のいい高校に」と言っていたにもかかわらず、成績はあまりよくありませんでした。数学が良くわからなかったからです。頑張って勉強を続けたのですが思うようには良くなりませんでしたね。
一方で、社会はとても得意でした。1時間30分かけて通学していたのですが、試験前日の帰り電車の中で、帰ってから自宅で、試験当日の朝の電車で、と3回ほど教科書を読むだけで満点に近い点数を取れていました。
ですから高校2年生の時には文学部史学科へ進学し、考古学者になりたいと思っていました。しかし、3年生になって受けた政経の授業がきっかけで法学部へ行って弁護士になりたいと思い始めたのです。高校3年生の政経の授業の延長に法律の勉強があって、その先に司法試験があると感じたからです。

高校生活で最も思いで深い出来事は?
一番良く覚えているのは、3年生の学園祭で聴いた、松尾昭彦裁判官の公演でした。松尾さんも一高の先輩で、当時は裁判官に着任されたばかりでした。
「毎日4時間、4年間勉強したら司法試験に合格できる」という松尾さんの言葉を受け、「それなら毎日8時間勉強したら、2年間で司法試験に合格できるのか」と思いました。楽しみながら進んでいけばいいのですから。

338とはずがたり:2004/01/25(日) 05:52
民主党が二人擁立を狙っているのはこれで北海道,埼玉,東京,神奈川,静岡,愛知か。

22 名前: 名無しさん 投稿日: 2004/01/25(日) 00:10

参院選2人擁立も 鉢呂新代表を選出−民主党北海道定期大会  2004/01/25 00:00
 民主党北海道は二十四日、札幌市内のホテルで定期大会を開き、新代表に鉢呂吉雄衆院議員(道4区)を選出、新体制が発足した。鉢呂代表は就任のあいさつで今夏の参院選について「道選挙区で民主党が一人しか擁立しなければ無風になる。二人目の擁立を検討する」と述べ、二人擁立に積極的な考えを示した。

 参院選道選挙区の候補選定方法について、鉢呂代表は《1》二人の当選が可能かどうか期限を決めて検討する《2》擁立を決めた場合、経済界、民間非営利団体(NPO)などとも協議しながら候補者を選ぶ、とした。

 参院選の道選挙区(定数二)には既に、民主党、自民党、共産党がそれぞれ一人ずつの候補予定者を公認している。

 大会後の会見で鉢呂代表は、高橋はるみ知事の道政運営について「従来の国依存型、現状肯定型で、改革と真正面に向き合っていない」と批判した。特に道州制については「市町村合併との関連づけも必要で、民主党北海道も条例案を出すなど、政策を打ち出す」と述べた。

 大会では、新幹事長に星野高志道議(札幌市東区)を選出。自衛隊のイラク派遣の中止を求める大会特別決議案も採択した。


http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&amp;d=20040125&amp;j=0023&amp;k=200401247914

339元豪腕幹事長:2004/01/26(月) 20:58
岩本氏。再選出馬せず。7月の参院選、夫人の健康問題理由に
 参院石川県選挙区選出の岩本荘太氏(63)=無所属の会、一期=は二十六日、
夫人の健康問題などを理由に七月の参院選に再選出馬しない意向を固めた。
同日中にも地元関係者らに正式に伝えるもようだ。

http://www.hokkoku.co.jp/_today/E20040126001.htm

340とはずがたり:2004/01/26(月) 21:01
>>339
情報提供感謝。
うーん,こういうニュースを聞くと勝算が立たないから断念したとした思えないんだけどね。
誰か居るかなぁ。3区から出て落選の桑原氏?他には前回3区から出て今回神奈川県で公認貰えなかった池田氏とか?

341憲政擁護者:2004/01/26(月) 23:22
>>340
やはり、1区と3区で出馬した経験のある桑原豊前代議士が順当でしょう。
代議士2期のほかに、県議も務めていますし、経験がありますので。

342とはずがたり:2004/01/27(火) 22:05
東氏出る気があるようですね。自民党分裂がないと厳しいと思うけーが

参院選対応で早期に方針 連合宮崎旗開き 2004年01月08日
http://www.the-miyanichi.co.jp/news/index.php3?PT=1&amp;DT=20040108

 連合宮崎(新名照幸会長)の旗開きは七日、宮崎市内のホテルプラザ宮崎で開いた。
新名会長は七月の参院選への対応について、関係団体と協議して早期に方針を打ち出
したい意向を示した。
 三十一の構成団体などから約百五十人が出席。あいさつの中で新名会長は「イラクへ
の自衛隊派遣など、小泉首相が日本をどう引っ張ろうとしているのか分からず、大変危ぐ
している。参院選はこの延長線にある大変重要な選挙で、暮らしと平和を守る立場で取り
組んでいきたい」と述べ、民主、社民両党など関係団体と協議していることを報告した。
 このほか新名会長は、(1)労働運動の原点に返り、社会の不公正、不条理に対し毅然
(きぜん)として立ち向かう(2)春闘では景気の悪循環を断ち切るために中小、零細企業の
底上げに努める(3)十二月の国際自由労連世界大会の成功を目指す―などの方針を示した。
 連合宮崎は前回(二〇〇一年)の参院選で、民主、社民両党などと元民放放送局アナ
ウンサーの東治男氏を擁立。今回も意欲を示す東氏から協力の申し出を受けているが、
近く両党はじめ友好六団体で協議し、共闘を含めて対応を決めたい考え。
(宮崎日日新聞)

343元豪腕幹事長:2004/01/27(火) 23:23
大勢に影響はなさそうですが、一応はっときます。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040127-00000192-jij-pol

社民党神奈川県連合は27日、今夏の参院選神奈川選挙区に県連合副代表の上田恵子氏(36)を擁立することを決めた。(時事通信)

344政治の鉄人:2004/01/27(火) 23:51
>>334
数日前までも投稿が行き過ぎた発言と思う人がいますが鉄人は、帰化人(=(元)植民人)やハ−フの出馬に関して差別的とは、思いません!

特に反日主義思想の民族の出身者を国政に送り出すことは、鉄人は断固反対する!
日本人なら当然の意見だと思う!! これで極右と言うなら日本人辞めちまえ

ま〜ここは、半分民主国家の日本だ!この意見に関して意見があるなどんどん意見しろや〜〜〜〜〜〜〜〜

345憲政擁護者:2004/01/28(水) 01:10
>>344
私は現役法学部生です(学歴詐称でないことは、管理人さんがご存知です)。
そのことをお断りしつつ、ご意見申し上げます。

帰化した人間やハーフの人間に投票する、しないは各有権者の自由として、
そうした人物が日本国籍である限り、公職への出馬は憲法15条の認めるところです。
仮に「公職選挙への出馬は、生まれながら日本国籍を有するものに限る」という条文が憲法にあるならともかく、
そうでない限り、出馬を認めないのは逆に憲法14条に違反することになります。

さて、あなたはどういう条文の、どういう解釈を根拠に、彼らの出馬を憲法違反と仰るのでしょう?
納得のいく説明が欲しいところですね。

まあ、「反日主義思想」云々について、あなたの仰ることの背景は理解できなくもありません。
しかし、もしそうした候補者が当選した暁に国益を損なうような行動を採ることが予測できるならば、
明らかに公職に不適格であるという理由で、国民の意思表示によって落選させるのが筋でしょう。
それくらいの良識は残っていると信じています。
例えば新井将敬などは、帰化した人間であると同時に、決して反日ではなかったと認識しています。

断っておきますが、私は改憲論者です。
国民と国土を保護するための軍事的手段をきっちり憲法に書き込むべきだと思っています。
それは本BBSの憲法スレをお読みいただければ分かると思います。

346無記名:2004/01/28(水) 01:27
帰化人、タレント候補、疑惑の議員、高齢、多選、落下傘、有力?泡沫?
このような人に対する判断は一切有権者が判断して投票すれば良いのであり、法律で
規制して立候補を制限する行為は好ましくないと私は考えます。

東京の都心部では講演会のお知らせなど、選挙色の濃いポスターを良く見かけます。
事前活動?で一番見かけるのが2ちゃんねるで話題の又吉候補です
山手線沿線をグルグル回っています

347とはずがたり:2004/01/28(水) 03:58
個人的には排外主義の日本人の存在こそみっともなく嘆かわしいと思ってます。
黄色人種をバカにする白人どもや,欧米を敵視するイスラム原理主義,日本を目の敵にする韓国や中国のネット輿論,そして日本の外国人嫌い,みな劣等感故に出て来るものであります。見苦しい。
外国渡来の事物や渡来人の受容こそ大和心(やまとごころ)。
肩肘張って攘夷を唱える右翼こそが日本人を辞めるべきです。

348政治の鉄人:2004/01/28(水) 16:08
>>345日本は、59年間平和主義で主張してきた一方でアメリカや北朝鮮に核ミサイルの部品を極秘に輸出した。
断っておくが59年前GHQが1週間で作った日本国憲法は、国際社会(=取り分け先進国)に通用しない欠陥憲法である以上改憲する必要がある!

また南北朝鮮は、首相の靖国神社参拝を批判するが現実に九州に朝鮮人を祭る神社があります!
キムチは、日本食です!。

>>347
鉄人は、白人とかイスラムまで拡大解釈はしてない!勘違いしないでもらいたい。

349憲政擁護者:2004/01/28(水) 17:05
>>348
全くもって、私の質問の答えになっていませんね。
あなたは恐らく、憲法学的根拠があって彼らの出馬を違憲と考えたわけではないのでしょう。
はっきり言って非常識で稚拙な議論と断じざるを得ません。
また現行憲法は、いくら草案をGHQが1週間で作ったとはいえ、
普通選挙によって選ばれた帝国議会で議論を尽くした上に可決したのですから、
それをもって現行憲法の効力を否定するのは、全くのお門違いでしょう。

私自身、民族主義者を自認しており、日本人であることを誇りに思うと同時に、
自民族も他民族も同様に尊いものだと思っております。
民族というのは個々人が胸を張って誇るべきアイデンティティだと思いますが、
オンリー・ワンであって、ナンバー・ワンではないということを、忘れてはいけません。
だいたい、無謀な侵略戦争を仕掛けて我が民族を侵略者の地位に貶め、国際協調を破って周辺諸国の反感を買い、
祖国を滅亡の危機に追いやったのは、「愛国」を語り、自由民主主義的な「天皇機関説」を踏み躙って天皇を政治利用した、
軍部ないし極右勢力であるということは、忘れられてはなりません。

我が日本民族のよいところは、>>347にも指摘されている通り、「良いものは何でも受け入れる」ということです。
これは推測するに、韓民族、アイヌ民族、漢民族などの多様な民族が狭い島国で共存していく中で、
それらが融合して生まれた我が民族の「生きていく知恵」なのではないかと思われます。
それ故に、民族の発展を目指し、古来より渡来人や大陸・半島の文化を受容し、
明治維新においては植民地化の危機に瀕しながら、立憲君主制国家として生きる道を確立し、
自業自得の敗戦の後は、やはり国家存亡の危機の中で侵略戦争放棄を受け入れたのだと思います。
アイヌ民族の聖地・二風谷にダムを建設したり、韓民族の民族衣装を切り刻んだりする行為は、
彼らの民族的誇りを踏み躙ると同時に、「和」の精神を誇る我が民族をも否定するものです。

国粋主義者は「右翼」ではなく「極右」と呼ばれるべきで、私のような穏健右翼=保守とは別物であると思っております。

350しょむ研水泡:2004/01/28(水) 17:28
政治の鉄人とやらは単に反共主義の延長で中国・朝鮮・ロシアが
嫌いなだけでしょう。その証拠にフィンランド生まれのツルネン・
マルテイ参院議員への批判は一切しない。

351さきたま:2004/01/28(水) 18:31
>政治の鉄人やら保守政治の番人やらを名乗ってる人
場の雰囲気にそぐわない差別発言はやめていただきたい。

小泉さんの掲示板でレス削除&出禁にされたのに懲りてないんですか?
ここは2ちゃんねるではないんですよ。

352政治の鉄人:2004/01/28(水) 20:03
>>349
非常識な議論ですいません。憲法第14条の前に憲法の全条文事体解りませんでした。反論出来ない申し訳ない!
(憲法14条・国民は、法の下に平等があって人種、信条、差別、社会的身分又は社会的関係において差別されない)

>>350
そう言えば、そんな奴もいたな!別に興味ない。

>>351
誰だ保守政治の番人って誰だ??くだらん詮索するな

353さきたま:2004/01/28(水) 21:02
>352
あなたが同一人でないと言われる以上、私には同一人であるとは立証できません。
よって、深く謝罪し撤回致します。申し訳ありませんでした。
ただ、一つの例として申し上げますが、
小泉純一六○郎さんの掲示板で、あなたに似た文体の者が、色々な名前を使い分け、
場にそぐわない書き込みを繰り返し、結局レスを削除されていました。
管理人は書き込んだ者のホストを見れるので、同一人か否かすぐわかります。
悪質な書き込みをする者をアクセス禁止にもできます。
同様の場合に、とはずがたりさんがどうされるかは分かりませんが。

354さきたま:2004/01/28(水) 21:29
話を本筋に戻します。
憲法云々は決着しましたが、政治の番人さんは皆にこれだけ反論されても、自分の考えが差別発言だとは思いませんか?
私は「帰化人やハーフは選挙に出るな」との考えは、差別意識の現れ以外の何物でもないと思います。
排外主義こそが国益を損ない国家を危うくするものだと確信します。

355とはずがたり:2004/01/28(水) 23:05
さきたまさんを始め正論をもって反論してくれるコテハンさん達がいらっしゃるので感謝してます。
私の吐く独断と偏見も正論が合ってこそですからね。
基本的には異論・激論で板が活性化するのは大歓迎ですので,誰かをアクセス禁止にするとか発言を削除するとかはしたくないです。
ただ異端・極端な意見を表明する際にはその極端さと反比例した低姿勢さを心がけて貰えれば有り難いのですが。
どんなに自分が間違っていると思っていても世の中の主流の意見には一分の理があるのではないかと思ってます。

356とはずがたり:2004/01/28(水) 23:37
結局,外国人偏見や拝外思想,宗教原理主義はも突き詰めてみると不況で国民がいらだっている現象の一つに過ぎませんから結局,イスラム原理主義もテロの抑圧ではなく経済成長政策が必要なだけです。

成長すれば日本の過激派みたいに国民から遊離し大学の隅っこでこそこそ活動するだけの存在に成り果てますからねぇ。

如何に深刻な排外思想も経済問題だと楽観視してます。そして経済問題も自民党が自分の支持基盤にじゃぶじゃぶ無駄金つぎ込んでいるのを辞めればたちどころに改善すると脳天気に思ってます。
土建屋が多少潰れようとも,今まで税金で美味しい思いをしてきたツケを払うだけですしね。福祉や教育など経済の波及効果や必要性が高い施策は幾らでもあります。

357憲政擁護者:2004/01/29(木) 00:15
>>352
分かってくれたなら、それでいいです。

自分の民族や国家に誇りを持つのはよいことです。
しかしそれが排外主義に発展し、ひいては民族の評判を落とすようなことになっては、本末転倒ですぞ!
保守的自由主義者として敗戦後の日本を導いた、吉田茂元首相についてでも勉強されるとよいかと思います。

358さきたま(「毒」バージョン):2004/01/29(木) 17:05
やっぱり辛抱たまらん。

>>352(政治の鉄人)
>誰だ保守政治の番人って誰だ??くだらん詮索するな
そうそう、あなたの質問に答えるのを忘れていましたね。
保守政治の番人とは誰かを教えて差し上げます。
下のスレでご活躍の方ですよ。
あなたもよくご存知のはずですけどね。
くだらん詮索?されたくない詮索の間違いでは?
ていうか、私が指摘したことは詮索をするまでもなく明白なことですけどね。


47都道府県別の政治情勢
http://jbbs.shitaraba.com/bbs/read.cgi/study/2246/1074329047/75-76

75 名前: 政治の鉄人 投稿日: 2004/01/25(日) 10:45
>>71 【憲正擁護者・・・】
中選挙区から小選挙区になって東京から地方に鞍替えしたのは、共産党の金子 満弘や筆坂 秀世(元)議員
何で公明党や共産党は、鞍替えが多いんだろう!!

76 名前: 保守政治の番人 投稿日: 2004/01/25(日) 10:53
>>63 【香川県民・・・】
民主党は、四国で議席が取れないの??
徳 島と高 知の2県で4議席に対して自民4県で20議席
衆参の合計でも自民優位は動かない!!
香川県民はどう考えますか?!

359さきたま:2004/01/29(木) 17:15
>>355(とはずがたりさん)
あなたの寛容な姿勢は大変立派なものだと思います。
私は、それに比べて、一旦は我慢して大人の姿勢を見せるも、
やっぱり我慢できなくて、上記の様なスレ汚しをしてしまいました。
どうかご寛恕ください。

47都道府県別の政治情勢における「彼」の書き込みには、
どうにもそりゃおかしいだろって点が散見されます。
ただ、私は開き直られて文句言われまして、不快感を覚え、
上記のようなスレ汚しをしてしまいました。
正直「彼」のような人間とはレスを交わしたくないですし、
また、そのようなことを公言している人間が出入りしていては、
板の雰囲気が悪くなるばかりだと思います。
幸い、憲政擁護者さんのような、政界のデータに詳しい方がいらっしゃいますので、
誤りの訂正は憲政擁護者さんにお任せして、私は当分レスを控えます。
板の雰囲気を悪くしてしまい、大変申し訳ありませんでした。
失礼します。

360とはずがたり:2004/01/29(木) 19:32
>>359
さきたまさんの苦言には感謝致しております。
寛容と云うよりもどうも喧嘩は苦手でして。
さきたまさんが不愉快な思いをされたのは残念です。
今後も魅力的な掲示板たらんと精進いたしますので是非またのご登場を願っております。

361憲政擁護者:2004/01/29(木) 22:37
>>358-360
分類に関しては、例えば今の亀井派と山崎派を一緒にする無理は感じておりましたが、細かいところは検証しておりません。
ただ、彼の2ch的乗りの文体に違和感を覚えたのは確かですね。残念ながら、あまりに幼稚で下品です。
民族主義者を自負するなら、「礼儀正しい日本人」であって欲しかったです。
さきたまさんのお怒りは、もっともだと思っております。

どんなに議論が白熱しても、大人の対応、ネチケットは忘れてはいけないことだと思います。
彼がそれを無視する限り、いかなる掲示板で議論する資格はないでしょう。逆切れは言語道断の一言に尽きます。
一方、さきたまさんの反論は、真っ当な範囲だと思っております。
私自身も先日、政治思想スレでとはさんやおりーぶさんと真っ向からぶつかる議論を致しました。
白熱しましたが、そういう時こそ努めて頭を冷やし、(あくまで私なりにですが)言葉遣いには気をつけたつもりです
(もし不愉快な思いをされていたならば、遅ればせながらこの場をお借りしてお詫びいたします)。

私自身も彼の非常識、不見識を口汚く罵り、皆様に不愉快な思いをさせました。
お詫びの印として、やはり当分の間、レスを自粛致します。

362とはずがたり:2004/01/29(木) 22:44
管理人としてはレス自粛が一番つらいとこなんですがね。
まあお二方とも早々に戻ってきて下され。

363とはずがたり:2004/01/29(木) 22:44
自民党としては対田中真紀子シフトを引いたと云う事かな。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040129-00000002-mai-l15
[選挙]参院選 塚田一郎氏も公認へ 現職・田中直紀氏と2人擁立−−自民 /新潟

 ◇参院選選挙区
 自民党は27日、7月に行われる参院選で、新潟選挙区(改選数2)に新人で元衆院議員秘書の塚田一郎氏(40)を擁立する方針を決めた。近く選対小委員会を開き、正式決定する。同選挙区では現職の田中直紀氏(63)の公認が内定しており、同党は83年以来21年ぶりに2人の公認候補で参院選に臨むことになる。
 党本部は当初、公認候補を一本化する意向だったが、稲葉大和・同党県連会長は「党勢の拡大につながらない」として今月、塚田氏の公認申請に踏み切っていた。
 同選挙区には2氏のほか、共産党の桑原加代子氏(56)、社民・民主両党推薦の近藤正道氏(57)の新人2氏が出馬を表明している。

 ◇「2人公認でも出馬変わらぬ」−−田中氏
 28日に新潟市内のホテルで開かれた自民党県連の会合に出席した田中直紀氏は、塚田氏の公認について記者団に「話としては確認していない」と明確なコメントを避けたものの、「私は党を離れることはない」と、2人公認でも出馬の意向に変わりはないことを強調した。
 県連は、昨年11月の衆院選新潟5区で、田中氏が、無所属で出馬した妻の真紀子前外相を支援したとして、党紀委員会を開いて田中氏を処分するよう党本部に要請している。
 一方、田中氏はこの日の会合で行ったあいさつで、10月に任期満了となる知事選に触れ「財政再建を早めにスタートした平山県政は安定した県政ではなかったか」と3期にわたるかじ取りを評価。「多選の弊害、癒着体質を引きずることなく、財政難の中でしっかりとした予算が組んでいただけるなら、4選を応援することはやぶさかではない」と述べた。(毎日新聞)
[1月29日19時21分更新]

364.....:2004/01/29(木) 23:37
とはずがたりさんならびご迷惑をかけた皆さんへ!
この度鉄人=番人の差別発言と人格攻撃などで掲示板を荒らした事に対して謝罪します。

しばらくこちら掲示板への投稿を自粛させていただきます...何も弁解することは、ありません!

それでは失礼します。

365とはずがたり:2004/01/30(金) 00:05
まあこれに懲りずにまたおいで下さい。
紳士・淑女の掲示板と云う我が掲示板の基本をご理解下されば,政治的立場は異なった方が面白いですし。

36661:2004/01/30(金) 02:40
選挙オタクとしては、無風選挙区が減ってきて嬉しいですね。。<新潟・静岡etc

367とはずがたり:2004/01/30(金) 10:29
衆院選の大勝と二大政党化で民主が積極擁立しても共倒れはないと自信を付けたのが大きいですね。

368とはずがたり:2004/01/30(金) 17:50
山登って環境問題に興味持って自分が客寄せパンダであることに気付かないで誘われるままにホイホイ比例の目玉候補になるなどあんま頭良くなさそうだと思ってたけど,ちゃんと最後の所で気付いたんですねぇ。みどりの会議から出たら?

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040130-00000920-jij-pol
登山家野口氏、参院選への出馬取りやめ=自民執行部に伝達

 7月の参院選での自民党比例代表候補に事実上内定していた登山家の野口健氏(30)は30日までに同党執行部に、「今回は出馬を取りやめたい」と、不出馬の意向を伝えた。これを受け同党は擁立を断念した。 (時事通信)
[1月30日17時1分更新

369杉山真大:2004/02/02(月) 10:08
大差がついたとは言え、67万票。選挙区から出ても充分当選できるかと思うんですけど。

大阪府知事選 江本氏が大惨敗

http://www.sponichi.co.jp/society/kiji/2004/02/02/01.html
 

 阪神タイガースの元エース、江本孟紀前参院議員(56)の出馬で注目された大阪府知事選
は1日投票、即日開票され、現職の太田房江氏(52)=自民、民主、公明、社民推薦=が再
選を果たした。昨年18年ぶりにリーグ優勝した阪神OBとして無党派層の取り込みに勝負を
懸けた江本氏だったが、約67万票と太田氏の約155万票にダブルスコア以上の差をつけられ
ての大惨敗となった。

 全国初の女性知事に、「エモやん」がノックアウトされた。

 太田氏当確の情報が流れたのは午後8時の開票直後。午後9時40分ごろになって事務所
に姿を見せた江本氏は「有権者の皆さんが決めたこと。勝負に負けたことを認めざるを得ま
せん」と、淡々とした口調で完敗を認めた。

370杉山真大:2004/02/02(月) 10:09
 太田氏当確の情報が流れたのは午後8時の開票直後。午後9時40分ごろになって事務所
に姿を見せた江本氏は「有権者の皆さんが決めたこと。勝負に負けたことを認めざるを得ま
せん」と、淡々とした口調で完敗を認めた。

 40・49%という過去最低の投票率については「50%以上いくかなと思ったけど、とんでもない。
それが誤算だった」と苦笑い。「(太田氏への)相乗り選挙に対する批判。こういう選挙には行
かないよ、という意思表示」とぼやいた。

 同知事選は、江本氏、弁護士の梅田章二氏(53)=共産推薦=らいずれも無所属新人4人
が太田氏に挑み、事実上、太田氏と、江本、梅田両氏の三つどもえの争いになった。

 出馬表明からの2カ月余りを平均睡眠5時間で駆け抜けた江本氏。政党の後押しなしの戦
いに、「全くのボランティアでこれだけの選挙戦をやるのは、ほかにはない。お世話になりまし
た」と頭を下げた。

371杉山真大:2004/02/02(月) 10:10
 江本氏は、官僚出身の太田氏が共産を除く主要政党や財界、労働界から支援を得たことを
「相乗り」と批判。「打倒、官僚政治」を掲げ、自民党と民主党の一部府議が江本氏を推したも
のの、頼りの無党派層の支持でも太田氏に及ばず、古巣の民主党支持層からの支持も広が
らなかった。

 今後のことを問われると「明日からどうしよう。どこか雇ってくれるかな?」と笑顔を見せたが、
今夏の参院選への出馬については「全くない。これが最後の選挙戦と思って、すべて区切りを
つけて臨みましたから」と否定した。

 政治生命の危機とも言えるほどの大惨敗。報道陣の前では、さわやかな表情を崩さなかった
が、寂しさは隠し切れなかった。

【My HP】 http://www.bekkoame.ne.jp/~mtcedar/
      http://www3.to/mtcedar/

372とはずがたり:2004/02/02(月) 10:43
結構惨敗だからもう出ないんじゃない?どうでしょう?

373とはずがたり:2004/02/02(月) 10:44
自由党BBSより

33 名前: 名無しさん 投稿日: 2004/02/02(月) 00:19

岡山5区支部長の はたともこ氏が比例から立候補する見込み。

374元豪腕幹事長:2004/02/02(月) 13:22
今夏の参院選岩手選挙区(定数1)に無所属で出馬を予定する前副知事高橋洋介氏(62)
=自民党推薦=の後援会設立は1日、北上、江刺両市を皮切りに始まった。両市は民主党
の小沢一郎代表代行の強固な地盤だが、高橋氏の地元でもあることや過去に「衆院は小沢
、参院は椎名」で椎名素夫氏(73)=無所属の会代表=とすみ分けした経緯から、両市の
後援会には小沢氏の一部支持者も結集。衆院選とのねじれ現象も見られ、民主党公認の
前県農林水産部次長主浜了氏(53)との攻防は激しさを増しそうだ。

http://www.iwate-np.co.jp/news/y2004/m02/d02/NippoNews_8.html

375杉山真大:2004/02/02(月) 20:35
藤末の名前で検索してみましたけど、ベンチャー支援政策で結構名前が知れている通産OBらしいですね。
公式サイト( http://www.biz-model.t.u-tokyo.ac.jp/users/fujisue/index.html )もヒットしましたけど、既に東大
を辞めているらしく、現在は何をしているのやら?

朝鮮日報支社長を擁立へ 民主が参院選で
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040202-00000143-kyodo-pol

 民主党は2日、朝鮮日報日本支社長の白眞勲(45)、元東大助教授の藤末健三(39)の両氏を夏の参院
選比例代表に擁立することを決めた。3日午前の常任幹事会で公認を正式決定する。
 白氏は在日韓国人だったが、昨年、日本国籍を取得した。テレビ番組などで北朝鮮を中心とする朝鮮半島
情勢について積極的に発言するなど知名度が高く「目玉候補」となりそうだ。朝鮮半島問題に関する同党の
積極姿勢を示す狙いもあるとみられる。(共同通信)

【My HP】 http://www.bekkoame.ne.jp/~mtcedar/
      http://www3.to/mtcedar/

376とはずがたり:2004/02/03(火) 10:06
比例に白川は出ないんですかね?
佼成会の支援候補も決まってしまったようだし。

http://www.asahi.com/politics/update/0203/001.html
民主候補を立正佼成会が支援 参院選、宗教戦争の色合い


 民主党が夏の参院選比例区で、立正佼成会から候補者2人の支援を受けることになった。3日の常任幹事会で公認を決める朝鮮日報日本支社長の白真勲(はく・しんくん)氏(45)と元東大助教授の藤末健三氏(39)の2人で、近く立正佼成会から正式に推薦を受ける見通し。昨年の衆院選では自民党と公明党・創価学会の協力が際立ったが、民主党は「反学会」の宗教組織との連携にカジを切った形で、参院選は「宗教戦争」の色合いもにじんできた。

 立正佼成会は従来、国政選挙では、自民党を中心に支援してきた。しかし、99年に「自自公連立政権を容認する国会議員は推薦できない」との見解を表明し、00年の衆院選では自民、民主の候補それぞれ35人ずつを推薦した。昨年の衆院選では自民56人に対し、民主86人を推薦。01年の参院選比例区では、民主党の佐藤道夫氏と、反学会を掲げた「新党・自由と希望」の白川勝彦氏の2人を推薦し、自民党の候補は推薦していない。

 民主党内には、中選挙区時代の選挙協力や旧新進党時代の枠組みの経験から公明党・創価学会票を期待し、場合によっては連立政権を組む可能性もあると見ていた議員も少なくなかった。

 だが、昨年の衆院選で自民党候補が街頭演説で「比例区は公明に」と公言するなど「両党の一体化」(党幹部)が進んだとの観点から、菅代表ら執行部は、公明党・学会との対決姿勢を強めた方が得策と判断。立正佼成会に比例区での2人支援を要請していた。 (02/03 06:04)

377とはずがたり:2004/02/03(火) 18:17
http://mytown.asahi.com/shimane/news02.asp?kiji=3668
非自民の統一候補、擁立方針決める

 社民党県連は1日、大田市民会館で定期大会を開き、次期参院選での活動方針などを決め、役員を改選した。
 
 参院選島根選挙区について「先の総選挙では選挙協力はできなかったが、できる限り非自民の統一候補を立てるよう努力したい」と執行部が説明し、承認された。役員改選では、旧社会党時代から10年余り代表を務めた日高勝明氏らが退任。新執行部には、清水勝・大田市議(62)が代表に、足立昭二・大東町議(48)が幹事長に選出された。
(2/2)

378とはずがたり:2004/02/03(火) 18:22
http://mytown.asahi.com/yamanashi/news02.asp?kiji=6715
自民県連執行部会 清水氏出馬へ再調整

参院選山梨選挙区の候補者擁立問題で難航する自民党県連は7日に開かれる合同役員会に向け、清水達雄参院議員(比例区)の出馬再考に向けた調整に乗り出した。清水氏の擁立は県連の挙党態勢づくりに不満を持つ地元北巨摩地区の首長らの反発を受けていったんは白紙に戻したが、県連内には「清水氏待望論」も根強い。

  2日に開かれた執行部会で前島茂松幹事長は「清水氏の問題について最高委員と調整する」と述べ、清水氏の擁立作業を再び進めていることを示した。

  背景には、比例区で出馬する横内正明元衆院議員の苦戦が予想されていることがあげられる。比例区の当選には「最低20万の個人票が必要」(中島真人県連会長)で、横内氏と地盤や支援団体で共通する清水氏が選挙区に出ることで「相乗効果」が期待できるとの見方が県連内には強く、清水氏の出馬に期待する声が高まりつつある。また、清水氏の辞退後、横内氏が山本知事支持を表明するなど、県内政局にも変化があったことも影響しているようだ。

  一方、執行部会では米田建三前衆院議員の辞任で空席となった1区支部長の代行に、中島会長が兼任することも提案されたが、一部の1区県議が「トップダウンだ」と反発したことから10日までに1区県議が協議して決めることになった。

(2/3)

379杉山真大:2004/02/03(火) 20:58
やっとのことで公認ケテーイですか。
それにしても前議員&候補絡みの立候補が目立ちますな。山タフ擁立が反発受ける訳だ。

自民党:参院比例代表候補に荒井氏ら追加公認
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/seiji/20040204k0000m010013000c.html

 自民党は3日の選挙対策小委員会で、昨年11月の衆院選に福島3区から立候補し、落選した荒井広幸
氏(45)ら4人を、7月の参院選の比例代表候補として追加公認することを内定した。同党の参院比例代表
候補は計28人となった。
 荒井氏は、小泉純一郎首相が掲げる郵政民営化に反対を表明しているため、擁立慎重論もあった。しか
し、所属する亀井派の強い要望があり、「党の方針には完全に従う」との条件付きで公認することにした。
 荒井氏以外の内定者は
前衆院議員、山谷えり子氏(53)▽前参院議員、浜田卓二郎氏(62)▽衆院議員秘書、秋元司氏(32)。

[毎日新聞2月3日] ( 2004-02-03-18:22 )

【My HP】 http://www.bekkoame.ne.jp/~mtcedar/
      http://www3.to/mtcedar/

38061:2004/02/04(水) 23:51
山谷えりこは民主から熊谷とともに保守新党から総選挙出馬・落選
(東京4区で約27000票獲得。ちなみに自・民・共当選、一人だけ落選)

浜田卓二郎
新進〜改革クラブ。改革クラブと2000衆院選で全滅
改革クラブと統一会派だった公明会派にそのまま。
2003年埼玉県知事選出馬。21万票獲得

秋元司
小林興起衆院議員(東京10区)の秘書だったことだけは判明

381とはずがたり:2004/02/05(木) 12:22
>>379-380
何やら落選議員がオンパレードですな。

自民党もなりふり構わず改革クラブや保守新党の吸収に来たのか,巨大政党の度量を見せてやってんのか?
それぞれ,誰がどの派閥の支援を受けているのか注目ですな。

382香川県民:2004/02/05(木) 21:46
>>379-381
やはり民主党との争いが激しい比例区は「数で勝負」なんでしょうね。

ちなみに浜田卓二郎氏は中選挙区時代に落選時でも7万票以上は取っていたので比例区でもこの程度は(地元支持者+他地域の支持者)で確実に取りそうです。

383名無しさん:2004/02/05(木) 22:11
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040206-00002027-mai-pol

社民党は5日の常任幹事会で、7月の参院選比例代表に、
前衆院議員の菅野哲雄氏(55)を擁立することを決めた。
同党の公認候補は選挙区2人、比例代表3人の計5人となった。
(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040205-00000140-jij-pol

民主、社民両党秋田県連と連合秋田は5日、7月の参院選に
新人で元秋田テレビニュースキャスター鈴木陽悦氏(55)を、
無所属の統一候補として擁立すると発表した。
(時事通信)

384とはずがたり:2004/02/05(木) 23:49
おお,統一候補ですな!秋田では有名人なんでしょうかねぇ?>鈴木氏

386杉山真大:2004/02/06(金) 11:42
民主が内輪もめの上に地元でも落とすようでは、奇手妙手を繰り出さずとも自民楽勝の様に思えるんです
けどねぇ。

舞の海氏に参院選出馬要請、自民青森県連
http://www.nikkansports.com/ns/general/f-so-tp0-040206-0008.html

 自民党青森県連が大相撲解説者で元小結の舞の海秀平氏(35=本名・長尾秀平、同県鰺ケ沢町出身)
に、今年夏の参院選で、青森県選挙区への出馬を要請していることが6日、分かった。

 県連の冨田重次郎幹事長は「要請を受け入れるかは五分五分。舞の海氏の生きざまや教育、スポーツ
に対する熱意はほかのタレント候補とは違う。ぜひ力を発揮してもらいたい」と話している。

 同選挙区には、民主、共産が公認候補擁立を決めている。                [2004/2/6/10:58]

【My HP】 http://www.bekkoame.ne.jp/~mtcedar/
      http://www3.to/mtcedar/

387杉山真大:2004/02/06(金) 12:25
>>384
菅野氏は自治労が組織的にバックアップしていますよ。前回(2001年)も朝日俊弘(民主)・又市征治(社民)
で二股かけて両者を見事当選させましたが、今回も菅野(社民)・高嶋良允(民主)で再現しようと言うのでし
ょう。旧総評系の産別が民主へと靡く中にあって、律儀と言うのか・・・・・

【My HP】 http://www.bekkoame.ne.jp/~mtcedar/
      http://www3.to/mtcedar/

388とはずがたり:2004/02/06(金) 17:44
>>387
戦略としては巧いと思いますがねぇ>二股かけて両者を見事当選
自治労以外もやればいいのに。

389とはずがたり:2004/02/06(金) 18:02
>>386
一応辞退ですな。

http://news.www.infoseek.co.jp/politics/story.html?q=06kyodo2004020601001765&amp;cat=38
舞の海氏は出馬固辞 参院選青森選挙区 (共同通信)

 自民党青森県連が今夏の参院選青森選挙区での出馬を要請していた相撲解説者の舞の海秀平氏(35)は6日、出馬を辞退するとのファクスを報道各社に送付した。

 舞の海氏は辞退した理由について「郷土青森のために力になりたいと思い活動してきたが、そのことを議員の立場でやっていこうとは考えられない」としている。

[ 2004年2月6日15時22分 ]

390とはずがたり:2004/02/06(金) 23:18
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040206-00000044-sph-ent
高田万由子が参院選出馬へ 自民、比例区の目玉候補としてリストアップ

 自民党が次期参院選の候補にタレントの高田万由子さん(33)をリストアップしていることが5日、分かった。自民党の複数の関係者が明らかにしたもので、比例区からの目玉候補として、すでに擁立に向けて動きだしている。東大出身の才女として知られる高田さんは、報道番組や新聞紙上などで政治問題に関し、キレのいい発言を重ねていた。

東大卒の才女に大きな期待
 自民党の複数の関係者によると、高田さんへの「待望論」が持ち上がったのは2001年ごろ。参院の被選挙権(30歳)が得られた直後には、すでに二重丸が付けられていた。

 前の参院選でもひそかに擁立が画策されていた。しかし高田さんは99年3月、バイオリニストの葉加瀬太郎氏(36)と28歳で結婚、同年7月には長女が誕生。芸能活動と育児に追われ打診は見送られた。

 だがまな娘も4歳。党内からは「そろそろ」と再び高田さんに対する期待が高まり、昨年の衆院選が行われた直後から森派による水面下での擁立工作が始まっている。

 ある衆院関係者は「結婚、育児を経験し、社会性もある。テレビでの発言をみても、政治問題には時にするどい突っ込みを入れている。ただのタレント候補ではない。きっと、いい政治家になる」と語った。東大卒の肩書を持つ高田さんは過去、スイスに留学しフランス語コンクールでも入賞するなどの国際派でも知られるだけに、外交問題では活躍の場が与えられそうだ。

 高田さんは5日午後、スポーツ報知の取材に対し「そのような話は知りません。今は、それ(出馬)どころではありませんので」と慎重な対応を見せた。だが、党は引き続き高田さんへのアプローチを続けるとみられる。芸能事務所などとの調整がつき次第、出馬へ動き出しそうだ。

 ◆高田 万由子(たかた・まゆこ)本名・葉加瀬万由子。1971年1月5日、東京都港区生まれ。33歳。東大文学部西洋史学科に在学中だった91年、週刊朝日の表紙モデルを飾り、芸能界デビュー。「たけし・逸見の平成教育委員会」出演以来、知名度を増す。夫でバイオリニストの葉加瀬太郎氏とは99年3月に結婚、1女をもうけた。趣味・特技はフランス語、乗馬など。身長164センチ。血液型A。(スポーツ報知)
[2月6日8時4分更新]

391とはずがたり(1/2):2004/02/06(金) 23:22
【民主VS自民】2004参院選総合スレ (自由党BBSより)

40 名前: 名無しさん 投稿日: 2004/02/06(金) 10:40

自民執行部、苦悩の日々 参院比例候補“パンチ不足” 全国的知名度? 目立つ転入組 ( 2/ 6)
--------------------------------------------------------------------------------

 七月の参院選に向けた公認作業が進むにつれ、自民党執行部が苦悩の色を深めている。すでに比例代表で二十八人の公認を決めたものの、全国的な知名度のある候補は少なく、「二世」候補や衆院、他党からの転入組も目立つ。最近では有力支持団体である「日本歯科医師連盟」の政治資金規正法違反事件が浮上するなど、思わぬ逆風が危機感も招いている。

 ≪くら替え≫

 自民党は三日の選対小委員会で次期参院選の比例代表候補として元衆院議員の荒井広幸氏ら四人の追加公認を決定。比例代表候補は二十八人となった。「まだ立候補希望者は十人ほどいる」(党幹部)が、その多くは昨年の総選挙での落選議員だ。参院比例代表は、自民党を支持する各業界団体の支援を受ける候補が多いだけに「参院は落選議員の『受け皿』ではない」(中堅)といった批判は根強い。

 「くら替え」が増える背景には、個人得票の多い順に当選する非拘束名簿式の導入で公認基準を撤廃したことがある。自民党はかつて比例代表の候補に党員党友獲得のノルマを義務づけ、その数などによって比例名簿の登載順位を決めていた。

 だが、ノルマ廃止で公認基準がなくなったことに加え、前回の参院選で十万票前後で当選した議員が出てきたことも「くら替え」に拍車をかけているようだ。

 ≪支持団体≫

 一方で、従来の有力な支持団体も「組織がガタガタになっている」(幹部)のが現状だ。小泉改革の目玉である郵政事業民営化や診療報酬見直しをめぐり、郵政関係団体や医療関係団体の反発は根強い。昨年四月の統一地方選、十一月の総選挙と大きな選挙が続いたため「組織の選挙疲れ」も指摘される。さらに追い打ちをかけたのが日本歯科医師連盟の政治資金規正法違反事件。

 自民党の支持団体は全部で約五百に上るが、党内からは「ゴタゴタが続けば他組織への影響も避けられない」(参院幹部)との声も。青木幹雄参院幹事長も三日の記者会見で「参院選に影響がないとはいえない」と苦渋の表情を浮かべた。

 ≪目玉候補≫

 こうした中、大量得票が期待できる「目玉候補」も不在の状況が続いている。参院選で自民党は、組織の引き締めを図ると同時に、知名度のある候補による票の掘り起こしを期待する「車の両輪」(党関係者)作戦で臨むが、意中の人物を公認できないでいる。

 執行部は一時「従来の自民党支持層でない層からの票が期待できる」と史上最年少の二十五歳で七大陸の最高峰を制覇した登山家の野口健氏の擁立を検討したが、本人に辞退された。大相撲の元横綱らも模索してきたが実現しておらず、新たにスポーツ界から出馬が確実視されているのはノルディックスキー五輪金メダリストの荻原健司氏にとどまっている。執行部はさらなる「隠し玉」の発掘に懸命だ。

                  ◇

392とはずがたり(2/2):2004/02/06(金) 23:23
●:非自民より自民移籍組み ▲:自民党より落選・二世など

 ≪自民党の比例代表候補≫

●泉  信也66現(2)旧保守新党(旧運輸省)
●入沢  肇63現(1)旧保守新党(農水省)
 加納 時男69現(1)東電副社長
 佐藤 昭郎60現(1)農水省
●月原 茂皓68現(1)旧新進党(防衛庁)
 南野知恵子68現(2)看護連盟
 日出 英輔62現(1)農水省
 脇  雅史59現(1)旧建設省
●鈴木 正孝63元(1)旧新進党(防衛庁)
●浜田卓二郎62元(1)元衆院、参院議員(旧大蔵省)
 秋元  司32新 衆院議員秘書
▲荒井 広幸45新 元衆院議員
▲尾身 朝子42新 IT関係企業、衆院議員親族
 北里 敏明55新 消防庁
▲小西恵一郎48新 日本薬剤師連盟
 古葉 竹識67新 元プロ野球監督
 小原 健史55新 全国旅館生活衛生同業組合連合会
 笹井 啓史43新 大学助教授
▲笹川 博義37新 衆院議員親族
 関   肇68新 政策研究所
 中西 茂昭55新 日本歯科技工士連盟
 中村 博彦61新 全国老人福祉施設協議会
 西島 英利55新 日本医師会
 長谷川憲正61新 前大使、旧郵政省
 松村 祥史39新 全国商工会青年部連合会
 水落 敏栄60新 日本遺族会
●山谷えり子53新 元衆院議員、旧保守新党
▲横内 正明61新 元衆院議員
 (注)敬称略。名前の後は年齢、現元新の別、主な出身もしくは官庁・団体。

393とはずがたり:2004/02/06(金) 23:32
>>383-384
秋田は民・社分裂で共倒れに歯痒い思いしたこともあった。
大きくこの共闘の芽を育てたい。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040206-00000002-mai-l05
[選挙]参院選 元アナ・鈴木陽悦氏を擁立−−民主、社民、連合が統一候補 /秋田

 ◇秋田テレビの元アナ
 民主、社民両県連と連合秋田は5日、7月の参院選の統一候補として秋田テレビの元アナウンサー、鈴木陽悦氏(55)を擁立すると発表した。無所属で両党が推薦する。会見した鈴木氏は「地方の声を国政に反映させる声の集配人となりたい」と抱負を述べた。既に自民現職、斉藤滋宣氏(50)と共産新人、今川和信氏(39)が出馬表明しており、対決の構図がほぼ固まった。
 公募に6人が応募し、同日午前の個別面接に5人が参加。午後の選考委員会で選んだ。選考委員長の長谷川秀夫・連合秋田会長は「県内でさまざまな活動をして実績もあり、企画力もある。(アナウンサーとしての)ネームバリューも判断した」と選考の理由を述べた。
 鈴木氏は知人らと企画会社を設立するため1月末で秋田テレビを退社。動機について「秋田を元気にしようと会社を作ったが、友人から『もう一つ大きなステップにつなげてみよう』と国政への挑戦を促された。昨年末から1月にかけ悩んだが決断した」と話した。
 公募は先月30日締め切りだったが、「意志はあるが書類を出していない人が複数いる」(長谷川会長)と延期。鈴木氏は今月に入ってから応募したという。
 鈴木氏は秋田市出身、中央大経済学部卒。71年に秋田テレビに入社し、アナウンサー、ディレクター、記者を務めた。【野口武則】(毎日新聞)
[2月6日18時51分更新]

394杉山真大:2004/02/07(土) 00:34
>>390
こちらは否定的な見方です。

高田万由子と舞の海ともに慎重…自民隠し玉不発か 参院選 舞の海さん「角界に恩返ししたい」
http://www.zakzak.co.jp/top/t-2004_02/1t2004020616.html

 7月に実施される参院選の自民党候補として、元大相撲小結の舞の海秀平さん(35)=本名・長尾秀平
=と東大卒のタレント、高田万由子さん(33)の名前が6日、浮上した。ただ2人はいずれも慎重な姿勢を
示しており、実現は難しそうな気配だ。

 舞の海さんには、自民党青森県連の冨田重次郎幹事長らが、昨年末から故郷の青森選挙区(改選数1)
への出馬を断続的に要請。これに対し、舞の海さんは「議員よりも、相撲解説の仕事を中心に相撲界に恩
返ししたいと考えている」として、固辞し続けてきたという。

 だが、県連サイドは未だ諦めてはおらず、冨田氏は「本人の様子を見る限り、要請を受け入れるかどうか
は五分五分」と期待を寄せる。

 一方、高田さんへの比例代表での出馬要請検討を報じたのはスポーツ報知。高田さんは、東大卒の美女
タレントのはしりとも言うべき存在。それだけに、イケメン・古賀潤一郎衆院議員(民主党を離党)らの学歴問
題で揺れる政界にあって、最高学府を間違いなく卒業し、知名度抜群の彼女は格好の目玉候補になるのは
間違いない。

 とはいえ、当の高田さん本人は「そのような話は知りません。今はそれどころではありませんので」と出馬
を完全否定している。
                                                   ZAKZAK 2004/02/06

【My HP】 http://www.bekkoame.ne.jp/~mtcedar/
      http://www3.to/mtcedar/

395とはずがたり:2004/02/07(土) 10:23
法雲氏は補選と本選で二回落ちたので駄目だったか…。

04.2.7付け朝日新聞朝刊より

■参院選滋賀選挙区
民主,林氏を擁立へ

民主党滋賀県連は6日,今夏の参院滋賀選挙区(改選数1)に,元びわ湖放送キャスターの林久美子氏(31)を擁立する方針を固めた。7日に緊急幹事会を開いて正式に決める。

396とはずがたり(1/2):2004/02/08(日) 00:27
http://news.goo.ne.jp/news/sankei/seiji/20040207/NAIS-0207-01-02-43.html
2004年02月07日(土)
参院選へ民主 衆院選落選者くら替えOK 人海戦術で比例第一党を死守

小沢氏の意向反映 調整遅れ、危機感も

 民主党は、七月の参院選の比例代表で、昨秋の衆院選落選者の「くら替え」を認めて擁立候補を増やすなど、一月の定期党大会で決定された公認基準を見直す方針を固めた。労働組合など特定組織・団体の支援候補と、全国十ブロックごとの重点候補に絞る予定だったが、衆院選に続いて参院選で「比例第一党」の座を維持するため、一定の得票を期待できる候補を積極的に立てる戦略に軌道修正した形。小沢一郎代表代行の意向が強く反映されているが、候補者調整での出遅れは否めず、執行部は危機感を強めている。

 小沢氏は四日、菅直人代表と参院選対策について協議し「比例は(個人名にこだわらず)『民主党』と書いてもらえばいい。地力がある人を自己責任でどんどん立てればいい」と進言。菅氏もその方向で党内調整を急ぐ考えを伝えた。

 民主党が一月の党大会で決めた参院選対策は、「労組など組織をバックにした“縦割り”と地域ブロックごとの“横割り”の二つのラインをからませていく戦略」(幹部)だった。これに沿って組織候補については、連合傘下の主要単産や立正佼成会、部落解放同盟など十の組織・団体を支持基盤にもつ十一人を公認した。

 ブロックの地域割りは、民主党の弱い中国・四国を一つのブロックとしたほかは衆院比例代表のブロックと同じで全国を十ブロックに分け、北海道や東京など六人を公認した。

 今回の参院選を「政権交代の足がかり」と位置づける執行部は参院選の比例の目標について、先の衆院選比例代表で獲得した二千二百万票を上回る二千五百万票獲得を掲げており、個人名で投票する方針を決定していた。

 こうした中、衆院選で落選した吉田公一前衆院議員(東京9区)や、故石井紘基元衆院議員(東京6区)の娘、ターニャ氏らが参院選への出馬を党に打診。だが、東京ブロックの重点候補は決まっているうえ、「参院が衆院選落選者の受け皿化する前例になりかねない」との判断もあり、執行部は難色を示していた。

 前回参院選では「政党名」に加え「個人名」での投票が可能な非拘束名簿式が導入されたが、各党の得票は「政党名」が「個人名」を圧倒した。組織支援候補、ブロック候補ともに有権者に個人名をアピールしていく方針だが、候補の知名度が総じて「全国区」でなく、個人名を無党派層に浸透させるには限界があるのも現実。このため、党内では「票を上積みするには候補者をもっと増やし、『民主党』も前面に打ち出すべきだ。このままでは守りの選挙になってしまう」(幹部)との意見が噴出。三日の党常任幹事会でも、戦略の見直しを求める声が相次いだ。

 これを受けて党執行部は小沢氏の“指導”も踏まえ、「比例で四十人程度立てるとみられる自民党に数で対抗する姿勢を示すべきだ」(幹部)として、衆院選落選組の吉田氏を含めた複数の“一般候補”を追加擁立する方向となった。

 しかし、東北、南関東など四ブロックで候補者調整が遅れている中、党内には「さらに一定の得票が望める比例候補を何人も見いだすには時間が足りない」(中堅)との声も根強い。

 選挙区についても、六日現在の公認・推薦候補は二十八人で、空白区は二十一県に上る。三年前の前回参院選で自民党に「二勝二十五敗」と惨敗した二十七の一人区で菅氏は「十勝したい」と強調するものの、擁立が決定しているのは九人。小沢氏は二−四人区での二人擁立などで一人区の負けをカバーできると助言するが、三人区で二人擁立が決まっているのは現職二人を抱える神奈川、愛知両県のみだ。

 執行部にとって比例、選挙区ともにメドが立たない候補者の選定は頭痛の種。党内には「公認済みの候補の個人の実力からも、党の地力はまだまだ政権を担える域に達していない」(ベテラン議員)との声も漏れている。

                  ◇

397とはずがたり(2/2):2004/02/08(日) 00:28

 ≪民主党の参院選比例代表候補(6日現在)≫

 【組織支援候補】

 直嶋 正行58現(2)元自動車総連副会長
 高嶋 良充62現(1)元自治労書記長
 内藤 正光40現(1)元情報労連産業政策副委長
 加藤 敏幸54新 三菱電機労組特別委員(電機連合)
 小林 正夫56新 電力総連副会長
 津田弥太郎51新 JAM副会長
 那谷屋正義46新 日教組教育政策委長
 柳沢 光美55新 UIゼンセン同盟政治顧問
 白  真勲45新 朝鮮日報日本支社長(立正佼成会)
 藤末 健三39新 元東大助教授(立正佼成会)
 松岡  徹52新 部落解放同盟書記長

 【ブロックごとの重点候補】

 北海道  信田 邦雄66現(1)道農連顧問
 北関東  家西  悟43新 元衆院議員
 東京   円 より子56現(2)評論家
 北陸信越 渡辺 秀央69現(1)元郵政相
 近畿   渡辺 義彦47新 元自由党大阪府連副会長
 九州   古賀 敬章50新 社会福祉法人理事
 (東北、南関東、東海、中国・四国は調整中)

398とはずがたり:2004/02/08(日) 00:34
近畿の重点候補の渡辺ってどんな奴だ?
中国・四国は「はたともこ」でいいんちゃう?
組織系は旧社会,ブロック別は自由が目に付きリベラル系の人間が少ない気がする。
それにしても目玉候補がいないねぇ。北川を東海,近畿もリベラルからもう一人ぐらい出せないのかね?
もっとブロックを大きく取って各ブロックからリベラル,改革保守各1名の方が良いような気がするが…

399とはずがたり:2004/02/08(日) 01:27
>>396-399
>もっとブロックを大きく取って各ブロックからリベラル,改革保守各1名の方が良いような気がするが…
自己レスだが社会系は労組から出るからいいとしてこんな感じ↓では如何?

地域ブロック リベラル 改革保守 
東北・北海道 信田邦雄 福島のぶゆき?
北関東・東京 家西悟  吉田公一 
南関東・東京 石井ターニャ 円よりこ
東海・北陸  白川勝彦  渡辺秀央
近畿・関西 北神圭一? 渡辺義男
中国・四国  秦ともこ  <改革保守>
九州・沖縄 <沖縄系?>  古賀敬章

400香川県民:2004/02/08(日) 12:49
>>398
はたともこ氏ですが、次回衆院選の公認問題(2回連続の落選なので公認が出ない)や参院選の比例区出馬問題で江田五月氏の政策秘書である湯川氏が辞任したりと岡山県連内で足並みが乱れているようです。
中国四国ブロックは一体どうなるのやら・・・。

以下勝手ながらもリストを作ってみました
中国四国ブロック比例区重点候補のパターン
1:他地域の候補を自由に支援
2:比例区の国替え的なことをやる(他地域から転入)エモやんあたり?
3:衆院選で落選した候補が出馬
小川淳也(香川1区)惜敗率79% 次期衆院選を目指す
秦ともこ(岡山5区)惜敗率67% 公認が出ない?参院選出馬に意欲
真鍋光広(香川2区)惜敗率67% 引退を表明
柿沼正明(広島1区)惜敗率65%
佐々木修一(広島5区)惜敗率65%
柚木道義(岡山4区)惜敗率63%
菅源太郎(岡山1区)惜敗率62% 次回衆院選公認

401とはずがたり:2004/02/08(日) 13:00
うーん,そうなんですか?>>400
元々民主が弱いブロックだけにこれ以上の足並みの乱れは好ましくありませんねぇ。
岡山県連は2区で女医の田淵(だったかな?)に県連のゴタゴタが嫌で逃げられたりいつもゴタゴタしてますねぇ。
今回は何があったんでしょうか?

個人的には他に小選挙区を勝てる候補者が居るのなら兎も角,民主の弱い地方や自民のベテランやホープなどが根を張る選挙区で一律に負けたから差し替え等というのは候補者の使い捨てみたいで余り好ましくはないと思うのですがねぇ。
はた女史などはコツコツと頑張ってきたし福祉かなんかの専門家でもあるし,参院選の比例区の中国四国ブロックに最適な人材だと思うのですが。
小川氏は頑張れば次の衆院選挙行けると思うので再挑戦して頑張って欲しいと思われます。

402名無しさん:2004/02/08(日) 13:26
柿沼正明(広島1区)、柚木道義(岡山4区)両氏は次回衆院選公認だと思います。佐々木修一(広島5区)氏は、4月に補選が行われるというのに、どうなっているんでしょうね。

岡山2区公認を辞退した田淵さんは、今でも理由不明です。
http://note2.nifty.com/cgi-bin/note.cgi?u=FZB10720&amp;n=1
http://hpmboard2.nifty.com/cgi-bin/bbs_by_date.cgi?user_id=FZB10720

403とはずがたり:2004/02/08(日) 23:10
>>402
情報感謝。
柿沼,柚木両氏共に再挑戦で順当でしょうね。

佐々木氏は00年に続く敗北で公認降りないんでしょうか?
善戦した三谷氏辺りと組めたりするのかな?

確かに田渕の撤退は唐突でしたね。医師会で突き上げ喰らったりしたのでは?相手の熊代は厚生相もやった橋龍が連れてきた厚生官僚だし。

404とはずがたり:2004/02/08(日) 23:13
因みに今回の総選挙の構図。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn03102632.html
自民系3分裂で大混戦 広島5区'03/10/26

 自民前職の池田行彦氏(66)が十回連続の当選を目指す広島5区。「自民王国」に、池田氏が会長代行を務める派閥宏池会の宮沢喜一元首相の秘書だった三谷光男氏(44)と、元通産官僚の山本敏明氏(53)の新人二人が無所属で立候補を予定している。自民系三人による分裂の状態の間隙(かんげき)を突いて、民主新人の佐々木修一氏(48)が二回目の挑戦で浮上を狙う。池田氏圧勝の前回から一転、激戦、混戦が予想されている。

 二十四日夜、呉市民会館であった三谷氏の「応援する会」。千二百人の支持者を前に三谷氏は支持を訴えた。山本氏も十五日と十九日に、同じ会場で開いた「励ます会」に計千二百人を集めた。集会や街頭での演説で、二人の口からは「選手交代、世代交代を」と同じ言葉が繰り返し出る。

 「呉から議員を」

 呉市出身の二人は、「呉から国会議員を」とアピールする。最後の中選挙区選挙だった九三年に増岡博之氏が落選して以来、自民系では呉市出身者の当選はない。旧社会党の森井忠良氏も民主で立候補した九六年の小選挙区で落選した。

 新人の二人は、池田氏の牙城の竹原市や島しょ部でも、頻繁にミニ集会や街頭活動を展開。「手応えは感じている」と口をそろえる。

 三谷氏は若さに加え、宮沢喜一氏と広島7区の自民前職宮沢洋一氏の秘書を通算十七年務めた経験や松下政経塾出身などを前面に政策通を自認。地元の主要企業数社からの支援を受ける。山本氏は元通産官僚として培った経済界とのパイプの太さや、地元企業の技術を生かした呉の再生を掲げ、沈滞が続く地域に強い閉塞(へいそく)感を抱く中高年を軸にアピールする。

 三年近く小まめに地域に浸透を図ってきた山本氏。八月下旬になって突然、立候補を表明してアクセルを踏む三谷氏。「小選挙区になってから、これほどの緊迫感は記憶にない」。池田氏の後援会幹部は打ち明ける。

 危機感は、自民系の新人二人の立候補だけではない。池田氏自身の体調問題が絡む。三月末から九月中旬まで入院を伴う療養などで、帰省できなかった。池田氏は公務に復帰した八月末から、ブランクを埋めるように大車輪で動いている。

 健在ぶりを強調

 宏池会の会長代行に加え、同会の選対本部長の重責も引き受け、東京との行き来を強いられる。それでも、集会や会合では「すっかり復調しました。混迷の時代だからこそ、経験が求められる」と健在ぶりをアピール。議員生活二十七年間の実績を強調する。

 三十一日には政界引退を発表したばかりの宮沢喜一氏を呉市に招き、大規模集会を開く。「首相級の応援は一、二期目のころ以来」と後援会事務所の古参事務局員。「元秘書が立候補することを、支持者に説明してもらわんと」。三谷氏が浸透を図る支持者への「くさび」を打つ効果を期待する。

 組合票に上積み

 「自民系三分裂」に佐々木氏は勢いづく。前回、選挙区の有権者の六割を占める大票田の出身地・呉市で、池田氏の五万一千票に対し四万票と迫った。合併した旧自由票や党の「マニフェスト」効果もプラス材料に狙う。陣営幹部は「前回は反池田票を頂いた。それが、新人二人に流れないように防波堤を築く」と戦略を説明。選挙区内で約百組織、二万五千人を擁する連合系の組合票をベースに上積みを目指す。

 共産新人の松本進氏(50)は「自民系も民主も弱者切り捨ての政策。人々の暮らしと、憲法九条を守る」と、政策の訴えに力を入れる。

405香川県民:2004/02/10(火) 21:53
2ちゃんの参院選を早くも予測スレから引用。

A岩手・山梨・三重 (○最有力)
B滋賀・奈良 (△有利)
C青森・徳島・高知・大分 (☆当落線上有利)
D秋田・岡山・長崎・熊本・沖縄 (★当落線上不利)
E富山・石川・福井・鳥取・香川・山口 (▼苦戦必至)
F山形・和歌山・島根・愛媛・宮崎・鹿児島・佐賀 (厳しい)

かなり良い分類だと思いますが、個人的な意見を入れると。
福井は高木文堂氏が野党統一候補として出ればD
高知と徳島はD

406元豪腕幹事長:2004/02/11(水) 00:11
じつは分類は私が最初に始めました。
民主が一人区で二桁とればたいしたものだと思います。

407とはずがたり:2004/02/11(水) 00:54
高知ってどうなっているんですか?俺の感覚だとFなんですけど。

A・B・Cに江田五月の出る岡山,革新共闘の沖縄,辺りは取りたいですねぇ。

408香川県民:2004/02/11(水) 02:43
前回2001年の高知選挙区の結果

148,834  田村 公平 54 [元]建設政次官 自前[橋]
112,673  広田 一 32 [元]県議 無新
61,747  中村 久美 41 党県役員 民新

今回の特徴として
・ムネムネ会のメンバーだと週刊誌で指摘された森下氏が改選
・県知事選挙を巡るゴタゴタで中谷氏が県連会長を辞任したりと自民党組織が揺れている
・民主党県連の江本氏、平野氏が引退
・広田氏は元自民党県議で公明党とのパイプもある
・民主党系の候補者が一本化される見込みが強い

という要素を加味すると当落線上と思われます。

409とはずがたり:2004/02/11(水) 10:44
広田氏が民主党から出そうなんでしたっけ?
出るのは決まったんでしょうか?確かに広田氏が出るなら結構行けそうですねぇ。

2004年参議院議員選挙総合スレッド1
http://society.2ch.net/test/read.cgi/giin/1068516075/597

597 :無党派さん :04/01/02 04:02 ID:/hR4+Gh/

県知事選挙の余波もあって高知はもつれそうだ。

森下 博之  61 自民現1
広田  一   ??  民主?新
中根 佐知  48 共産新

自民現職の森下氏が出馬の準備を進め、3年前の参院選に立候補した共産新人の中根氏も再出馬を表明。
対応決定が遅れている民主は「意中の人物」を擁立できるかどうか。
民主の候補者選定には3年前の参院選に無所属で立ち、再挑戦の可能性がある元県議の広田一氏が絡み、同氏の移行が注目される。
5氏乱立の6年前の参院選を制して初陣を飾った森下氏は青木幹雄参院幹事長の信任も得て再選を目指すが、今回は足元に不安材料を抱え磐石とは言えない状況。
自民県連は昨年11月の県知事選で4選を果たした橋本大二郎知事の対立候補の松尾徹人高知市長を推薦。
森下氏も一応この決定に従ったが、以前から橋本氏寄りのスタンスが顕著なため、有力支援者の離反が伝えられるなど党内であつれきが生じている。
中根氏は一昨年の高知市長選挙にも出馬したが、再度国政に挑戦。
無党派層との共同路線で小泉政権批判を重ねている。
対応決定が遅れている民主は昨年の民由合併で旧自由党の平野貞夫氏を迎え入れたが平野氏は比例代表での出馬を強く志向。
このため県選挙区候補の選定が急務だが、衆院選と県知事選のため対応が遅れた。
民主の「意中の人物」と見られるのが広田一元県議。
橋本知事と近い広田氏は、昨年秋の県知事選でも橋本氏に同行して県内各地を一巡。
自民出身で公明とのパイプもあるだけに出馬となれば選挙戦は複雑な構図を描きそうだ。

410とはずがたり:2004/02/11(水) 10:49
議員板より

534 名前:無党派さん :04/02/09 04:57 ID:+2er+SBX
連合青森政治センターは七日、青森市の県労働福祉会館で幹事会を開き、七月の
参院選本県選挙区に民主党公認で出馬する田名部匡省氏の推薦願の取り扱いを
協議したが、一部に反対意見があり、結論に至らなかった。
 幹事会では、三年前の参院選で非自民統一候補擁立を模索したが、田名部氏が
会長を務める県民協会と調整がつかず決裂した経緯が取り上げられ、同氏推薦は
できない−との意見が出た。

 幹事会終了後、記者会見した山本信悦会長は「田名部氏推薦に、しっくりいかない
組合員もいる。そのことは遮るわけにはいかない。民主的な議論をしていく」と、結論
に至らなかった理由を説明。しかし「連合本部は、国政選挙の推薦は民主党公認候補
を第一順位にしている。田名部氏はこれに合致していることから、機関会議で推薦を
決めざるを得ない」と、三月四日の連合青森執行委員会で結論を出す方針を示した。
 また、山本会長は、田名部氏推薦に関する連合青森内の議論と並行して、
非自民候補一本化に向けた作業を進めることを強調。独自候補擁立の方針
を示している社民党県連と、早ければ週明けにも協議する。

411おりーぶの木:2004/02/11(水) 10:50
>>405
岡山は取れると思いますけどね。知名度も高いですし、無党派票では圧倒でき、与党支持票からも2割後半は奪いそうな気がします。
各種世論調査の民主党の支持率を見ても古賀議員問題があるにもかかわらず上昇傾向にありますからね。
自民党に追い風が吹いてない限りは勝てると個人的には思ってます。
後はおおむねあなたの予想と私の予想は変わらないのですが、山口ってそんなに厳しいですか?
安倍ファミリー(岸ブランド)の威光はそれほどのものなのか・・・・

412とはずがたり:2004/02/11(水) 11:07
やっぱり安倍と岸と来れば山口県民脳味噌空っぽになって投票してしまうんじゃないですかね?

413おりーぶの木:2004/02/11(水) 11:19
>>412
なるほど。思考回路がいまだに江戸時代のままなのでしょうね。最低。

414おりーぶの木:2004/02/11(水) 11:20
>>413
結果が出てないのにいいすぎだったな。撤回します。スマソ。

415とはずがたり:2004/02/11(水) 11:24
ちゃんと6年前には非自民の松岡を選んだ居るわけですしね。
(松岡外相の孫かなんかなのは多少関係有ったのかな?)

416おりーぶの木:2004/02/11(水) 11:27
>(松岡外相の孫かなんかなのは多少関係有ったのかな?)
あるのかもしれませんね。まあ山口2区を見ると一概にそうとも言えないかもしれないが。

417香川県民:2004/02/11(水) 12:35
高知の広田氏ですが、今日の朝刊によると民主党公認での出馬を辞退したようです。
出れば勝ち目はあると思うのですが、ひょっとして不出馬でしょうか?

418とはずがたり:2004/02/11(水) 14:05
情報感謝。
県知事選にも一緒に応援演説に回ったと云う事ですから辞退と言う事はないでしょう。
自民系無所属の方が良いと判断したのか,野党統一無所属候補の方が良いと判断したのどちらかでは?後者であることを祈る。

419憲政擁護者:2004/02/11(水) 16:53
ごぶさたしております。
今は期末試験の谷間でして、ちょっとご挨拶代わりに。

>>415-416
前にも書いたのですが、松岡洋右元外相と満寿男氏はもろに親戚で、洋右氏は満寿男氏の大伯父か大叔父です。
しかも、岸・佐藤・安倍一族と松岡家も親戚筋です(佐藤元首相の寛子夫人の叔父だったかと)。
要は遠縁同士の戦いですよ。

420とはずがたり:2004/02/11(水) 19:49
お久しぶりです。情報感謝。
調べてみました,佐藤家と松岡家は二重の血縁があるようですねぇ。

http://www9.ocn.ne.jp/~senyou/keizu2.html
佐藤信二と松岡満寿男は又従兄弟になるようですね。
そして松岡満寿男の大叔父が洋右、父・三雄は元光市長、妻・静子は坂本実元衆議院議員の娘か…。

叔父…父母の弟
伯父…父母の兄
洋右は賢亮の弟だから大叔父でいいのですな。

421とはずがたり:2004/02/11(水) 21:41
民主・自民両党が2人擁立に踏み切ればこれは一つの天王山だなぁ。

310 :無党派さん :04/02/11 20:28 ID:LEbFm8AJ
参院選 民主、藤本氏公認へ 2人目民間人 公認・海野氏は県連批判
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/news003.htm
民主党県連(細野豪志代表)は九日の常任幹事会で、参院選静岡選挙区(改選数二)の
公認候補として、UFJ総合研究所主任研究員、藤本祐司氏(46)を擁立する方針を決めた。
十四日の常任幹事会で藤本氏の決意表明を聞いたうえで正式決定し、党本部へ公認申請する。
藤本氏は十二日に出馬表明する予定。
民主党はすでに現職の海野徹氏(54)を公認しており、「政権交代を目指す政党として、
二議席独占を目指す」(細野代表)ことになる。ただ、この日の常任幹事会では、二人の支援を
地域割して行うのかどうかなど、具体的な選挙態勢については意見がまとまらず、今月末までに
結論を出すとして先送りされた。
参院選では、自民党も現職の山下善彦氏(57)を公認しているほか、二人目の候補として
元副知事で厚生労働省職業能力開発局長の坂本由紀子氏(55)に出馬を要請。共産党は
党県政策委員長の島津幸広氏(47)の擁立を決めている。


311 :無党派さん :04/02/11 20:34 ID:LEbFm8AJ
一方、海野氏は八日、空港はいらない静岡県民の会の総会であいさつし、静岡空港建設推進の
石川知事を支持する連合静岡とともに、夏の参院選の二人目の候補者擁立を進める民主党県連
執行部を非難した。
公認が決まっている海野氏は、県連の対応について「どこかの団体の子分、隷属物に成り下がって
しまって、その言うとおりに動いている」「大義は政権交代だが、二議席取ることは奇跡でも起こらない
とあり得ない」などと述べた。
批判の矛先は、連合静岡に配慮して空港問題へのスタンスをはっきりさせない細野代表個人にも
向けられ、「(連合静岡に)呼びつけられては難題をふっかけられ、そちらの方向が正しいと勘違い
しているのかもしれない」「小選挙区の候補者になっていくと、数百票が大変重くなり、『おれたちが
やってやった』と言われると、『そうかな』とうなずくか、黙っているのが実態」とも。
そのうえで、「(県連執行部は)まだ若いので、救ってあげたい。私が勝たせていただくことが、
彼らの救済になる」と結び、空港反対を唱えて勝利するために、全面的な協力を呼びかけた。



藤本は細野の元政策秘書。細野は元三和総研(現UFJ総研)。盟友と組織の
板ばさみで大変だな。海野も盟友を叩いたり擁護したり、まあ必死だな。

422杉山真大:2004/02/12(木) 08:42
>>421
静岡で民主2議席と言うのは幾ら何でも無理でしょ。むしろ自民党が2議席独占と言うこともアリなのでは・・・・・

【My HP】 http://www.bekkoame.ne.jp/~mtcedar/
      http://www3.to/mtcedar/

423とはずがたり:2004/02/12(木) 14:29
>>422
俺もそう思います。
>静岡で民主2議席と言うのは幾ら何でも無理でしょ。
>むしろ自民党が2議席独占と言うこともアリなのでは・・・・・

それにしても定数2で自民党が強かった静岡で連合と海野の関係悪化が原因とはいえ民主党が二人も擁立の"暴挙"とは隔世の感大ありです。
どうやって票割りするのかね?

海野…県中西部+空港反対派+環境票
藤野…県東部+連合票
ちう感じですかな?

424元豪腕幹事長:2004/02/12(木) 19:29
自民県連、参院選候補者結論出ず
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2004/0211/nto0211_16.html

自民党県連は十一日、青森市のホテル青森で緊急役員会を開き、参院選本県選挙区の候補
者選考について協議した。名前が挙がっている県連筆頭副会長の高橋弘一県議、政調会長
の滝沢求県議のどちらを候補者とするか結論は出ず、十三日に東京で本県選出の党国会議
員と県連五役が会合を開き、早期決定を図ることを確認した。
 緊急役員会は、冨田重次郎幹事長が大相撲解説者・舞の海秀平氏=本名・長尾秀平、
鯵ケ沢町出身=に出馬を打診し、辞退された経緯を説明するため開いた。参院選候補者の
絞り込みに関しては、党県連として初の意見集約の場となり、県議ら十六人が出席した。
 非公開の会議後、記者会見した津島雄二会長は、舞の海氏に接触した理由を「いろい
ろな可能性を模索した」と述べ、出席者からは十分な理解が得られたと強調した。
 今後の方針については「真っ白だが、さらにいろいろなケースについて議論を重ねる」と
語り、高橋、滝沢両県議以外からの選考にも含みを持たせた。また役員会に先立って両県議
に経緯を説明した際、両県議とも県連に判断を委ねる意向を示したことを明らかにした。

425とはずがたり:2004/02/13(金) 01:38
中国四国ブロックははたともこ,山口は松岡でええやん。やっぱ自信ないのね。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040212-00000006-mai-l35
[選挙]参院選 松岡満寿男氏、比例区を希望−−民主党本部に意向伝える /山口

 ◇夏の参院選
 参院山口選挙区の民主現職、松岡満寿男氏(69)が今夏の参院選で比例区から立候補したいとの意向を党本部に伝えていたことがわかった。
 10日、東京都内であった中国・四国地方の県連ブロック会議で、党本部が松岡氏の意向を説明した。別の比例区希望者との調整もあり、結論は月末ごろになりそうだ。
 同党は比例区を全国10地域に分けて候補者を擁立する方針で、月末までに調整を図りたい考え。
 松岡氏は昨年12月、無所属の会を離党して民主党入りしたが、これまでのところ、立候補を表明していない。
 西嶋裕作・党県連幹事長は「党本部の決定や松岡氏の返事待ちの状態。もし比例区となれば、新たに選挙区候補を探さなければならず、時間もあまりない」と語った。(毎日新聞)

426とはずがたり:2004/02/13(金) 23:32
自由党BBSより

50 名前: 名無しさん 投稿日: 2004/02/13(金) 20:47

自民が参院選新潟選挙区で2人公認、田中直紀氏に反発

 自民党は13日、夏の参院選新潟選挙区の公認候補として、新人の元衆院議員秘書、塚田一郎氏(40)を擁立すると発表した。

 自民党は同選挙区では、すでに現職の田中直紀氏(63)を公認している。同党は、各選挙区1人の公認を原則としており、2人公認は、群馬選挙区に続いて2件目となる。

 昨年11月の衆院選新潟5区では、田中氏は無所属で出馬した妻の真紀子元外相への配慮から、自民党候補を応援しなかった。このため、同党新潟県連内には、直紀氏への強い不満があり、塚田氏への公認を強く求めていた。

427とはずがたり:2004/02/14(土) 02:09
もっとぎゅうぎゅう締め付けようよ

http://mytown.asahi.com/aomori/news02.asp?kiji=5908
連合青森 非自民の一本化要請

 連合青森の山本信悦会長ら幹部が12日、社民党県連合の渡辺英彦代表と会い、7月の参院選で民主党公認候補の田名部匡省参院議員を推薦するよう要請した。社民党県連合では要請を受けて、対応を協議したが結論は出なかった。

 会談の中で、山本会長は「(参院選では)非自民でまとまってともに歩めないか」と語り、非自民候補として田名部氏への一本化を要請。社民党県連合は同日の常任幹事会で協議したが、「あくまで独自候補を擁立するべきだ」という意見と「自民が誰を立てて来るかによっては、一本化も検討すべきでは」との意見が出た。

 連合青森は7日の幹事会で田名部氏の正式な推薦について協議したが、一部から反対意見が出たため、結論を先送りにしていた。だが、連合本部では民主党公認候補の推薦を最優先にしていることから、3月4日の県の執行委員会までには、田名部氏の推薦を最終的に決定する方針だ。

 社民党県連合の井上浩幹事長は「執行部の意見は独自候補擁立で変わりはないが、県全体をまとめるにはまだまだ時間がかかる。2月末までには結論を出す」と話した。


(2/13)

428とはずがたり:2004/02/14(土) 02:56
おお,民主公認で社民推薦の形!!

http://mytown.asahi.com/kagoshima/news02.asp?kiji=3532
3氏軸の構図へ 参院選鹿児島選挙区

 1議席を争う7月の参院選鹿児島選挙区で、自民現職と共産新顔が準備に入る一方、民主と社民、連合鹿児島による統一候補の名が浮上してきた。3人を軸にした戦いの構図が固まりつつある。

 浮上したのは、連合鹿児島の皆吉稲生事務局長。鹿児島市職労出身。11日、県自治労は役員と出身議員を緊急に集め、会議を開いた。

 前回(01年)、前々回(98年)は、いずれも社民系無所属の候補を民主が推薦した。だが、昨年11月の衆院選で民主は前回比40増の177議席を獲得。県内でも比例区得票率は15ポイント近く伸びたこともあり、民主公認で社民が推薦する形を軸に据える。民主党県連も今回の参院選を「政権交代への前哨戦」と位置づける。

 だが、この日の会議では「母体の市職労の議論がまだ熟していない」「民主公認ならばどういう形で運動に関与すればいいのか先行きが見えない」など不安の声が出た。

 民主、社民、連合鹿児島は三者会議で、1月末をめどに統一候補を決めたいとしてきたが、難航した。民主党は県議もおらず、組織に広がりが乏しいとの指摘もある。「本当に人材がいない」と漏らす関係者もいたほどだ。

 対する自民現職の森山裕氏(58)は年明けから県内各地で国政報告会を開き、浸透を図る。県議の間では、知事選にも待望論があるが、「国政のことで頭がいっぱい」と否定している。

 共産新顔の祝迫かつ子氏(60)は昨年12月に立候補を表明。「草の根活動を大事にしていく」と、集会などを織り交ぜて県内を精力的に回っている。

(2/12)

429とはずがたり:2004/02/14(土) 03:00
じゃあ候補者はどうすんのん?

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040214-00002106-mai-pol
<民主党>奈良県連が予備選断念

 民主党奈良県連は13日、弁護士の前川清成氏(41)を参院選公認候補に決め、公認候補を決める予備選実施を断念した。県連は当初、予備選有権者を党員・サポーター約1000人としていたが、発表後の1月末になって、連合奈良の組合員1000人に新たに投票資格を与えた。このため、党本部が「公正さを欠く」と指摘。(毎日新聞)
[2月14日1時5分更新]

430とはずがたり:2004/02/14(土) 08:31

参院選スレに転載
http://jbbs.shitaraba.com/bbs/read.cgi/study/2246/1068688996/383-391

383 名前: 名無しさん 投稿日: 2004/02/12(木) 15:53

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040212-00000415-jij-pol
参院香川選挙区に新人擁立=民主党県連

 民主党香川県連は12日、今年夏に行われる参院選での香川選挙区に新人で会社社長の植松恵美子氏(36)を擁立すると発表した。17日にも党本部から公認される見通し。 (時事通信)

388 名前: 名無しさん 投稿日: 2004/02/12(木) 23:47

参院選で民主が出馬表明  2/12 17:24

今年7月に予定されている参議院議員選挙で民主党香川県連は今日、香川選挙区の候補者を発表しました。
民主党から出馬するのは会社社長で三木町の植松恵美子さん36歳です。
初の国政選挙に挑む植松さんは生活などを通じて痛感したという香川経済の活性化などを訴えています。
また植松さんは自民党が占める香川の古い体制を打破したいと意欲を見せました。
参院選香川選挙区ではこれまでに共産党新人の近石美智子さんが出馬表明しているほか現職の山内俊夫さんも出馬準備を進めています。
http://www.rnc.co.jp/news/index.htm

431とはずがたり:2004/02/14(土) 08:40
【2004参院選注目の選挙区 04.2.14現在】
(民主複数擁立★・1人区①・民主現職空白,代替わりなどの複数区②or③)
(※:衆院の選挙調整で参院に回った候補)
北海道★ 県連内に二人擁立論
青森① 田名部(民) 一部に異論があるものの(>>410),連合が仲介になって社民にも支援要請(>>427)
岩手① 主浜了(民) 前県農林水産部次長(53) >>116
秋田① 鈴木陽悦(無)=民・社…元秋田テレビニュースキャスター 55歳(>>383>>393)
山形①
福島② 佐藤雄平(無)に民主が公認受けるように要請
群馬② 富岡由紀夫(民) >>108
埼玉★ 藤井俊男(民)参院議員(61) ※嶋田智哉子(民)歯科医 二人擁立!>>99
東京★ 小川敏夫(民) 二人目擁立に向け故石井紘基氏の長女タチヤナさん(31)と都議の田中良氏(43)が公認申請>>324
神奈川★浅尾慶一郎(民[友])=創? 千葉景子(民[社]) >>150
山梨① 輿石東(民)
新潟② 近藤正道(無[社])=民・社
富山① 民主社民分裂選挙へ>>301
石川① 岩本荘太が出馬断念>>339
福井①
静岡★ 海野徹(民)参院議員(54) 藤本祐司(民)=連 UFJ総合研究所主任研究員(46)
愛知★ 木俣佳丈(民[友])=創? 佐藤泰介(民)
三重① 芝博一(民)県議…芝氏、北川前知事の元秘書で一志郡選出の松田直久県議(49)、昨秋の衆院選で5区で立候補した金子洋一氏(41)の中から選考>>296
滋賀① 林久美子(民)…元びわ湖放送キャスター(31)
大阪③※尾立(民)
奈良① ?(民)…元衆院議員の前田武志氏(66)、弁護士の前川清成氏(41)の二人から予備選(>>336)の予定だったが実施断念(>>429)
和歌山①
兵庫② 水岡俊一(民)兵教祖(47)
鳥取① 勝部日出男氏が出馬断念>>300
島根①
岡山① 江田五月(民)
山口①
徳島① 高橋紀世子(み)?
香川① 植松恵美子(民)会社社長(36) >>430
愛媛① 
高知① 広田一?(無)=民・社…民主公認は辞退>>409 >>417
福岡② 大久保勉(民)モルガン・スタンレー証券社員(42)…参院選の候補選びを巡っては大久保氏と北九州市の市議、三宅まゆみ氏の2人に絞られていましたが選考委員の投票の結果、大久保氏に決まった(>>335)
佐賀①
長崎①※犬塚(民)
熊本① 本田良一(民)
大分① ?(民)=社
宮崎① 東?(無)=民・社…>>342
鹿児島①皆吉稲生(民)連合鹿児島事務局長。鹿児島市職労出身
沖縄① 糸数慶子(無[社大])=民・共?・社・社大 那覇市区選出県議(56)(>>96)

432しょむ研水泡:2004/02/14(土) 15:03
>>429
前回の衆院宮崎のように2人立てて当選した方を追加公認すればよいかと。

433とはずがたり:2004/02/14(土) 17:13
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040214-00000862-jij-pol
参院予備選で浅野氏当選=自民愛知

 夏の参院選で愛知県選挙区から擁立する自民党公認候補を決める予備選挙開票が14日、名古屋市の同党県連で行われ、前衆院議員の浅野勝人氏(65)が当選した。県連は16日、党本部に浅野氏の公認を申請する。
 得票数は浅野氏が11322票、現職参院議員の大島慶久氏(63)が10820票、寺西睦氏(39)が8547票。次点の大島氏の扱いについては与党推薦の可能性を含め党本部と協議する。 (時事通信)
[2月14日13時1分更新]

434とはずがたり:2004/02/14(土) 17:17
うーん分裂か?

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040214-00000864-jij-pol
参院民主公認に前田元衆院議員も名乗り=奈良

 前田武志元衆院議員(66)は14日、奈良市内で記者会見し、今夏の参院選で奈良選挙区から民主党公認候補として出馬する意向を表明した。同党奈良県連は13日に弁護士の前川清成氏を党本部に公認申請することを決めたが、前田氏は菅直人代表、岡田克也幹事長ら幹部に公認を直接要請した。 (時事通信)
[2月14日15時1分更新]

435元豪腕幹事長:2004/02/14(土) 21:45
小池徳島市長、参院選出馬へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040214-00000910-jij-pol

 小池正勝徳島市長(52)は14日までに、今夏の参院選に徳島県選挙区から出馬する意向を固めた。
近く正式に表明し、同市議会議長に辞職申立書を提出する。
同氏に対しては、自民党徳島県連が同党公認候補として出馬を要請していた。
 市議会は3月定例議会で辞職に同意する見通しで、同市長選は4月中旬にも実施される。(時事通信)

436元豪腕幹事長:2004/02/14(土) 21:53
参院選 清水達雄氏が正式不出馬−−自民県連 /山梨
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040214-00000005-mai-l19

 7月の参院選で、自民党県連から山梨選挙区への出馬を要請されている現職の清水達雄氏(比例)
は13日の県連執行部会で、健康不安を理由に出馬せず、政界引退を正式に伝えた。
 席上、清水氏は「医者から、激しいことはやってはいけないと言われ、参院選は無理かなと思った」
「夏に全県選挙を行うのは大変だ」などと説明し、「今日限り、(私に対する)候補問題は幕引きに
してもらいたい」と述べた。執行部会は「体のことならば、仕方ない」として、了承されたという。
 その後、会見した清水氏は「挙党態勢が取れ、地元の理解を得られれば受けて立とうと思っていた。
国と地方の課題が多くあり、本当はもう1期やりたかった」と話した。ふさわしい候補については、
「経済界や県議の若手がいい」と述べ、選挙戦では協力していく考えを示した。
 一方、候補擁立作業が白紙に戻った県連では、元首長や県出身国会議員の親せきらが候補として
名前が挙がっているが、決め手に欠けるのが現状。中島真人県連会長は「県議、地域に根ざした経験者、
意欲のある人など、具体的に人を絞って話を進めていきたい」と話した。【鷲頭彰子】(毎日新聞)

437とはずがたり:2004/02/15(日) 00:52
>>435-436
情報提供感謝。
くそー小池めー。結局出よったか。
三木立でも出さないと負けてしまうのでは?

438とはずがたり:2004/02/15(日) 11:14
>>421-423
自由党BBSより

56 名前: 名無しさん 投稿日: 2004/02/15(日) 10:45

参院選 坂本元副知事が出馬へ 自民2人目、議席独占狙う=静岡


 元副知事で厚生労働省職業能力開発局長の坂本由紀子氏(55)が、夏の参院選静岡選挙区(改選数二)に出馬する見通しとなった。立候補を要請していた自民党県連関係者に出馬の意向を内々に伝えた。今月下旬にも正式表明する予定だ。
 坂本氏は三島市出身で、東大法学部卒業後、旧労働省に入省。労働基準局安全衛生部長、東京労働局長などを歴任し、二〇〇二年八月から現職。一九九六年四月―九九年七月に副知事を務めた。
 党県連は、衆院で新年度政府予算案を審議中ということもあり、坂本氏からの正式な回答を待って総務会を開き、党本部への公認申請を決めたい考えだ。
 ただ、党本部は「複数区の公認は原則として一人」との姿勢を崩していない。静岡選挙区ではすでに現職の山下善彦氏(57)を公認しており、坂本氏の公認が認められるかどうかは微妙だが、県連幹部は「民主党が二人擁立を決めたのに、政権政党が逃げるわけにはいかない。たとえ公認が得られず、無所属となっても、県連が独自に推薦して戦う」としている。
 党県連は昨年五月の総務会で二議席独占の方針を確認。二人目の候補者を坂本氏に絞り、今年一月に幹部が出馬を要請していた。
 参院選では、民主党も現職の海野徹氏(54)をすでに公認しているほか、新人で元UFJ総研主任研究員の藤本祐司氏(46)の擁立を決定。共産党は党県政策委員長の島津幸広氏(47)の擁立を決めている。

439とはずがたり:2004/02/17(火) 01:24
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040216-00000005-mai-hok
参院道選挙区2人目の候補擁立の可否、来月結論−−民主党北海道 /北海道

 民主党北海道(鉢呂吉雄代表)は15日、7月の参院選道選挙区(定数2)で2人目の候補を擁立する可否について、3月1日に結論を出すことを確認した。2人目擁立を決めた場合は3月中にも候補を決める。
 結論を一任されている鉢呂代表ら幹部4人が札幌市内で協議し、(1)過去の選挙データの分析(2)新しい層からの得票が可能か――を今後の検討課題とした。鉢呂代表は「既存の自民、公明支持層を根底から覆し、無党派層にも強力にアピールして勝機をつかめるか。今後、候補者像を含め検討する」と語った。【笈田直樹】(毎日新聞)
[2月16日18時42分更新]

440杉山真大:2004/02/18(水) 07:24
保守分裂の間隙を革新が突けるか?それとも弾き飛ばされるか??

伊良皆氏、参院選出馬へ
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200402171700.html#no_8

 県議会議長の伊良皆高吉氏(66)は十七日までに、今年七月の参院選で沖縄選挙区から保守系無所属として出馬する方針を決
めた。早ければ来週中にも正式に出馬表明する見通し。保守系では自民党県連政調会長の翁長政俊氏(54)が党公認を受け、立
候補に向けて準備を進めており、伊良皆氏が出馬すれば保守系は分裂選挙となる。

 伊良皆氏は先週末に地元石垣市などで支持者と意見交換し、「理解は得られた」として出馬の意思を固めた。同氏は「自身の政治
活動の集大成として出馬を決意した。国政の場から稲嶺県政を支えたい」と話している。

 今月中にも県内各地の支持者らでつくる新たな後援会組織「新生沖縄県民の会」を発足、本格的な出馬準備を進める。

 伊良皆氏は一九三七年生まれ、石垣市出身。八〇年に同市区で県議初当選、現在七期目。二〇〇〇年から県議会議長。
[My HP] http://www.bekkoame.ne.jp/~mtcedar/
     http://www3.to/mtcedar/

441とはずがたり:2004/02/18(水) 14:17
>>440
おお,保守分裂に期待!ただ分裂規模はどの程度のものかなぁ。

ps.対応有り難うございます。

442とはずがたり:2004/02/20(金) 23:49
うーん,残念。自治労中央はなにやっておるか!

http://mytown.asahi.com/kagoshima/news02.asp?kiji=3556
統一候補、3者会議で再協議へ 参院選鹿児島

 7月の参院選鹿児島選挙区(改選数1)で、民主党県連、社民党県連合、連合鹿児島の統一候補擁立が、19日までに事実上「白紙」に戻った。代表者間では社民党籍を持つ連合鹿児島事務局長の皆吉稲生氏(53)を民主公認で擁立する方針だったが、社民党が組織内の調整がつかなかった。人選も含め、改めて代表者間で協議する。

 過去2回の参院選は、社民系の無所属候補を民主が推す形だった。このため、社民内部では「なぜ民主公認なのか」などという声が相次ぎ、連合と民主に対し、皆吉氏を無所属で擁立するよう働きかけていた。

 一方、皆吉氏の公認問題は、同氏が所属する自治労県本部の同意も必要になる。同県本部の出口能美(よしみ)執行委員長は19日の中央委員会で、「自治労は社民主軸で戦ってきた。民主公認となると相当の議論が必要だ」と注文をつけつつ、3者の協議結果を見守る方針を示した。

 3者は当初、1月末をめどに統一候補を決めたいとしてきた。無所属で皆吉氏の擁立を探る動きもあるが、民主は参院選を「政権交代への前哨戦」と位置づけており、調整は難航しそうだ。

 次期参院選には自民現職の森山裕氏(58)と共産新顔の祝迫かつ子氏(60)が立候補の準備を進めている。

443とはずがたり:2004/02/21(土) 21:13
高木文堂氏には声を掛けたが色好い返事を貰えなかったのだな。
鳥取は勝部氏の事を云っているのか?
徳島は未だやる気と何処かで聞いたことがある高橋氏だが引退含みと云うことで良いのかな?

石川(岩本引退),福井(高木拒否),鳥取(勝部拒否),島根(?),山口(松岡難色),徳島(高橋健康不安),愛媛(?),高知(広田無所属?),大分(?),宮崎(東で調整?),鹿児島(一旦白紙),沖縄(糸数?)とこれで12県。あとは?

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040221-00000106-kyodo-pol
“候補者空白区”は16 選挙区で擁立遅れる民主

 夏の参院選に向けた民主党の選挙区候補者の擁立作業が遅れている。
 各都道府県連は2月末を期限に選定作業を急いでいたが、47選挙区のうち公認、推薦が決まっていない“空白区”は16に上る。全選挙区での候補者擁立の方針を掲げる岡田克也幹事長は「3月になれば党本部主導で決めていく」と調整に乗り出す構えだ。
 空白区は、北陸、中国、四国、南九州に目立つが、これらはまさに民主党の基盤が弱い地域。県連の体力不足や、勝算がないため要請しても承諾が得られにくいとの事情がありそうだ。
 福井は、昨年の知事選で落選した元外交官に非公式に打診したが「勝てるかどうかという問題がある」と承諾を得られなかった。鳥取も同様の状況だ。
 徳島は、6年前に推薦した無所属現職の高橋紀世子氏に健康面の不安があり新人の擁立を模索しているが、難航。無所属の会現職の岩本荘太氏が引退表明した石川も、2月になってやっと選定作業が本格化した。(共同通信)
[2月21日16時23分更新]

444とはずがたり:2004/02/22(日) 13:49
>>442
自由党BBSより

65 名前: 名無しさん 投稿日: 2004/02/22(日) 10:40

民主・社民・連合の3者統一候補擁立が難航〜参院選
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 夏の参院選鹿児島選挙区(改選数一)で、民主党県連と社民党県連合、連合鹿児島の三者が目指す統一候補の擁立作業が難航している。民主党県連は二十一日、党本部から菅直人代表を迎えて「結成五周年のつどい」を開いたが、菅代表とともに“主役”の一人になるはずだった候補者のお披露目はできなかった。
 三者は昨年十二月初め、候補者選考のための代表者会議を設置した。

 今月八日には、連合鹿児島の皆吉稲生事務局長(53)を民主党公認の統一候補とすることで合意。翌九日には、皆吉氏の出身労組で、社民党支持の有力労組でもある自治労県本部に協力を要請するなど最終調整に入った。

 ところが、皆吉氏を民主党公認とすることに、社民党内で慎重論が急浮上。自治労が「三者合意」を前提に内部討議を進めてきた経緯もあって、擁立作業は白紙に戻ったかに見えた。

 社民党はその後、十九日夜になって民主党、連合の両者に八日の合意通り「民主公認」で構わないとの方針を伝えたが、民主党県連の青木寛幹事長は「(三者が合意したとの前提で自治労に投げかけた)ボールは今、三者会議の側に返ってきている。八日の時点に逆戻りしたにすぎない」と話す。

 社民党が再度「民主公認」を容認する考えを示したことで、皆吉氏擁立に向けての環境は整ったかに見えるが、青木幹事長は「今一度、冷静になって考える必要がある」と慎重だ。

 連合鹿児島の森忠親会長も「(社民党内部に)若干の意見の食い違いがあったようだ。これらの問題を一つ一つ整理しながら進めていくしかない。期限を切ってやるべき問題でもない」と困惑気味に話す。

     ◇

 参院選鹿児島選挙区を巡っては、再選を目指す自民党の現職・森山裕氏(58)、共産党の新人・祝迫加津子氏(61)が既に名乗りを上げている。

445とはずがたり:2004/02/24(火) 00:58
なんでこんなに決まらないのかね?

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040223-00000007-mai-l02
参院選候補、決まらず−−自民党県連 /青森

 自民党の県政経セミナーが22日、青森市内で開かれた。同党県連はセミナーまでに7月の参院選の候補者を絞り込む予定だったが、津島雄二会長はあいさつで「候補者を決定するに至らなかった。同志の皆さんと話し合い、早期にしっかりした候補を立てたい」と陳謝した。
 参院選では、これまで高橋弘一、滝沢求両県議がそれぞれの地元支部から推薦を受けているが、いずれも本人は立候補には消極的という。津島会長らが打診した鰺ケ沢町出身の大相撲解説者、舞の海秀平さんは固辞。他に県出身の若手行政マンらの名前が浮上している。津島会長は「残された時間は長くない。その中でいい人を選ぶことが大事」と話した。(毎日新聞)
[2月23日18時41分更新]

446とはずがたり:2004/02/24(火) 01:05
長崎では民社共闘が実現。
西岡氏は県連の特別代表なんだねぇ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040223-00000003-mai-l42
民主県連が定期大会、参院選へ態勢強化−−犬塚直史氏を社民が推薦意向 /長崎

 民主党県連(代表=高木義明・衆院議員)の定期大会が22日、長崎市であり、参院選に向けた選挙態勢づくりなど04年度の活動方針を決めた。
 高木代表は「政権交代に至らなかったことは素直に反省しなければならないが、2大政党制の流れは着実にできた。全国に27ある参院選の1人区でいかにして勝つかで政局は大きく変わる」と、既に党公認での立候補を表明している犬塚直史・副代表の必勝を訴えた。今川正美・社民党県連代表はこの日、犬塚氏との政策協定を結び、党として推薦することを明らかにした。
 活動方針では、犬塚氏当選のため37万票と、比例区での30万票の獲得を参院選の目標に挙げた。役員改選では、高木代表、特別代表の西岡武夫・参院議員、幹事長の川越孝洋・県議は留任。副代表の山田正彦・衆院議員が代表代行に就任した。 (毎日新聞)
[2月23日20時52分更新]

447杉山真大 </b><font color=#FF0000>(sB4AwhxU)</font><b>:2004/02/24(火) 10:00
希望と実質の「差」を埋める方が難しいのでは?

参院選「民主勝利望む」4割、自民上回る 本社世論調査
http://www.asahi.com/politics/update/0224/002.html

 夏の参院選に向けて「自民と民主のどちらに勝ってほしいか」を朝日新聞社の世論調査(21、22の両日実施、電話)で聞いたところ、
民主の41%が自民の38%を上回った。政党支持率では、自民(31%)は民主(16%)の倍近くあるが、選挙での期待感では民主がリ
ードしている。

 同じ質問は、昨年11月の総選挙直後から今年1月、2月と断続的に聞いており、いずれも民主が優位に立つ。民主の支持率は総選
挙直後の24%から下降傾向だが、参院選での期待感は42%→43%→41%と4割台を維持。
 これに対し、自民の支持率は総選挙後はあまり変化なく、期待感は34%→35%→38%と、3割台にとどまる。両党の差は縮まってき
ている。
 「民主勝利」を望むのは、全体の半数近い無党派層で4割を超え、2割に満たない自民を引き離している。公明支持層でも2割を占め
る。「自民勝利」は自民支持層の8割以上が期待するものの、公明支持層で6割となっている。                (02/24 01:53)

[My HP] http://www.bekkoame.ne.jp/~mtcedar/
      http://www3.to/mtcedar/

448とはずがたり:2004/02/24(火) 12:15
89年の連合参議院の再来を求む。
国民が小泉の詐欺性に気付いたのなら大喝采だが。

449香川県民:2004/02/24(火) 23:08
>>447
朝日新聞は民主党寄りの記事を書いていますが、どうも誤差の範囲のような気が・・w
実質は自民党がやや上回っているのでは無いでしょうか?
しかし候補者や日ごろの活動がしっかりしていれば民主党が無党派層を取り込んで議席を増やす事は出来そうですね。

450とはずがたり:2004/02/25(水) 13:26
確かに34%と42%なら違いがあるのかも知れないが38%と41%は有意な差があるのか疑問ですなぁ。

本来なら統計的なt検定でもして支持率に差がないという仮説を棄却できるかテストすべきなんでしょうけど。

まぁ,鳩山代表時代に支持率5%とか平気で叩き出していたのに比べればかなり良い線行っているといえましょう。

451杉山真大 </b><font color=#FF0000>(sB4AwhxU)</font><b>:2004/02/25(水) 14:57
確か6年前も出てましたね。この方・・・
これで嶋田(智哉子)氏やや優位になるか?

<参院選>日森・前衆院議員を擁立 社民・埼玉県連
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040225-00002086-mai-pol

 社民党埼玉県連は24日、今夏の参院選l埼玉選挙区に前衆院議員の日森文尋氏(55)の擁立を決めた。
日森氏は同県連代表で、衆院議員を1期務め、昨年の衆院選では埼玉13区で落選した。(毎日新聞)

[My HP] http://www.bekkoame.ne.jp/~mtcedar/
      http://www3.to/mtcedar/

452とはずがたり:2004/02/25(水) 16:12
日森は衆院選では民主と共倒れで土屋の当選に尽力し,今回は藤井と共倒れで公明の当選に寄与する,と。

453とはずがたり:2004/02/28(土) 17:28
松岡氏の他に樋口俊一の名も挙がっているのか…。
何処を見てもはたともこの名前は挙がらない訳ね。

http://mytown.asahi.com/yamaguchi/news02.asp?kiji=3814
焦り募る民主県連/松岡氏 比例区転出話浮上

  夏の参院選山口選挙区の候補者選定を巡り、民主党県連が揺れている。昨年末に入党した同区現職の松岡満寿男氏(69)が比例区立候補の意向を党本部に伝え、「選挙区は松岡氏」との県連の想定と食い違っているためだ。自民党は安倍晋三幹事長の実弟、岸信夫氏(44)を公認し、議席奪還に準備を進める。参院選を政権選択選挙と位置づける民主党には死守したい議席だけに、足元の乱れに焦りが募る。

  西嶋裕作・民主党県連幹事長「選挙区で出てください」

  松岡氏「調整しないといけないことがある」

  1月5日。県庁内で西嶋氏から選挙区での立候補を迫られた松岡氏は、言葉を濁した。松岡氏は1月末までに返事をするはずだった。

  松岡氏の比例区転出の話が出たのは2月上旬、党本部で開かれた中国・四国の県連代表者会議だった。松岡氏が中四国を中心とする地域代表的な候補者に名乗りを上げている、と党本部から報告があった。

  県連は、周囲の慎重論などを理由に松岡氏が比例区転出を検討していることを「漏れ聞いてはいた」という。だが、その意向が県連の頭越しに党本部に伝えられ、松岡氏側から正式な説明がないため、「比例がだめならどうするつもりなのか。まったくわからない」(県連幹部)と困惑を隠さない。

  中四国地域の代表には比例区現職の元東京都議、樋口俊一氏(52)の名前も出ている。県連内には「選挙区現職の松岡氏の比例転出は難しいのでは」との見方がある。

  松岡氏の事務所は「選挙区支部名で広報紙も出し、選挙区出馬の準備をしてきた。どうなるかわからないので印刷を止めている」と言う。一方で「県内で幅広い層から30万票取っている実績を考えれば、比例が無理なわけはない」と強気な姿勢も見せる。

  県連は松岡氏が比例区に転出した場合に備え、水面下で選挙区候補者を模索。関係者によると、複数の人たちに打診したが進展はなかったという。県連幹部は「松岡氏がどうなるのかはっきりするまでは動きづらい」。県連は候補者選定が4月ごろまでずれこめば、「党本部が黙っていないだろう」(幹部)と「落下傘候補」で戦う事態すら想定し始めた。

  一方、自民党公認に決まった岸氏は総選挙後から精力的に県内を回り始めている。ミニ集会を開いたり、県選出の国会議員や県議らの会合であいさつ回りをしたりしており、春ごろから決起大会を各地で開く予定だ。

  自民党県連にとって6年前に失った議席奪還は至上命題だ。森中克彦幹事長は「現職の松岡氏を相手候補だと想定して準備しているが、誰が相手になっても戦えるようにしている」と話す。

  共産党は党県常任委員の吉田貞好氏(51)を擁立した。28日には小郡町の党県委員会で事務所開きをする。

(2/28)

454杉山真大 </b><font color=#FF0000>(sB4AwhxU)</font><b>:2004/02/29(日) 20:13
実現したら大抜擢ですな。
ただ、肝心の弘前市長選挙が揉めに揉めて下手すりゃ逆転もあり得るんですよね。下田氏にとってみれば、その様子見と言うことか!?

参院選民主比例候補に下田氏浮上
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2004/0228/nto0228_13.html

 夏の参院選の民主党比例代表区候補者として、弘前市の学校法人理事長・下田敦子元県議(63)の名前が浮上していることが二十八
日までに分かった。
 同党の東北地方選出国会議員で構成する東北議員団会議の席上で、本県の田名部匡省参院議員が提案した。同日の取材に対し、
田名部氏は「女性であり、県議など多くの役職を経験している。市長選を戦った経験もある」などと理由を語った。
 一方、下田氏は「そうした話は聞いていないので、現時点では何ともお答えできない」と話している。
 同党は比例区で二十五人以上の擁立、二千五百万票の得票を目指している。既に公認候補予定者として十七人が決まっているが、
女性は一人にとどまっている。
 活動範囲別に、全国型候補と特定地域を重点的に回る候補に区分する方針で、下田氏は東北ブロックの候補として名前が挙がった。
田名部氏によると、議員団会議では岩手、宮城両県からもそれぞれ昨年の衆院選落選者の名前が挙がったという。

[My HP] http://www.bekkoame.ne.jp/~mtcedar/
      http://www3.to/mtcedar/

455とはずがたり:2004/02/29(日) 21:02
>>454
比例での女性候補一人は如何にも少ないねぇ。いまんところ円だけかね?
女性にもてない党だという自己認識を衆院選の躍進で忘れてるのかねぇ,民主党は。

456とはずがたり:2004/02/29(日) 21:07
自由党BBSより。
菅原氏は今野や鎌田が失職したときに5年間の留守守る候補として使えないかね?
地盤は何処なんだろ?

68 名前: 名無しさん 投稿日: 2004/02/29(日) 09:13

民主県連・安住代表
複数公認を見送り
参院選 自民と拮抗、共倒れ恐れ

 今年7月に行われる参院選の宮城選挙区(定数2)への候補者擁立をめぐり、民主党県連の安住淳代表は28日、公認候補を現職の桜井充氏(47)1人に絞る県連の方針を明らかにした。党本部の小沢一郎代表代行らは定数2−4の選挙区に2人以上の公認候補擁立を促しているが、安住代表は「公認は自民も民主も1対1になるだろう」などと述べた。

 安住代表はこの日夕、仙台市内で開かれた桜井氏の政治資金パーティーであいさつに立ち、「桜井先生に公認を絞る」と明言。その後、報道陣の質問に対し「機関決定ではなく県連内のコンセンサス(共通認識)だ」と説明、「(党本部の)岡田幹事長には私のほうから伝えた」などと述べた。

 県連内では、小沢氏を領袖(りょうしゅう)とする旧自由党系の菅原敏秋・元仙台市議(55)が、同選挙区への出馬に意欲をみせているが、安住会長は「公認が難しいということは非公式に伝わっていると思う。それでもやりたいとなれば個人の問題」などと牽制(けんせい)した。

 一方、菅原氏を公認でなく推薦候補とすることは「オプション(選択肢)としてはある」と含みを残した。小沢氏とは近く話し合って県連の意向を説明するという。

 民主党は参院選の改選121議席で自民党を過半数割れに追い込むため、全国で候補者の追加擁立を目指している。しかし、宮城選挙区では、ともに現職の自民・市川一朗氏(66)と桜井氏の勢力が拮抗(きっこう)。両党の県連は、党内で“第2の候補”が出馬すれば票を食い合う恐れもあるとして慎重な姿勢だ。

 また、民主県連は昨秋の衆院選の選挙違反事件で、イメージダウンや労組の支持縮小が懸念されるなど「傷を負っている」(安住代表)状態。菅直人代表が主導する労組中心の選挙態勢を固めたい県連執行部にとって、桜井氏が保守色を持つ小沢氏系列の候補と対立する事態は避けたいとの意向もあるようだ。

 同選挙区には共産党の遠藤いく子氏(55)も出馬を表明している。

457香川県民:2004/02/29(日) 21:53
>>456
「複数区での複数公認」というと自民党が絶対に勝たないといけない条件で臨んだ98年参院選が思い浮かびます。
支持基盤が自民党より弱い、やや無党派層の風頼み、という事を考えると大都市圏以外の宮城、静岡、北海道などでの複数擁立は個人的にはどうかと思います。

自民党の支持組織が98年、01年より弱っているという事もありますが複数擁立は慎重にやった方がいいと思いますがねぇ・・・。

458豪腕幹事長:2004/03/01(月) 12:30
私は複数擁立は積極的にやったほうがいいと思います。
一人公認・一人推薦のように。
議席はひとつしか取れなくても、党勢拡大や比例票の掘り起こしに効果があると思います。
静岡は問題ですけど。北海道や宮城など、共倒れの可能性が低い地域ではね。

459とはずがたり:2004/03/01(月) 23:16
北海道は共倒れの危険はないでしょうから改革保守系とリベラル・旧社会系から一人づつ出しても良いかも知れないとは思いますね。

宮城は民主党が強かったのに先の総選挙の選挙違反でミソつけましたしねぇ。微妙。

静岡も民主党が善戦しているとはいえ二人擁立はハッキリいえば危険だと思います。

橋龍が人気があると誤算したまま臨んだ98年の参院選を確かに彷彿とさせます。
3〜4人区で自民党全滅というのは共倒れが主な原因でして一人に絞っていたら優に当選ラインでしたからねぇ。

今回の民主党が人気の上滑りでこのような事にならなければいいのですが。
まぁ当時ほど共産党の支持が高まらない限り3人区で◎自◎公◎共(▲民)(▲民)という事にはならないと思うので複数擁立しても良いと思いますがあとはどうかな。

460とはずがたり:2004/03/05(金) 14:37
まぁしょんないとは思うが…。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040305-00002102-mai-pol
<社民党>参院選岩手選挙区、県連常任幹事を公認

 社民党は4日の常任幹事会で、参院選岩手選挙区で党県連常任幹事、竹花邦彦氏(52)の公認を決めた。また沖縄選挙区で、沖縄社会大衆党副委員長の糸数慶子氏(56)の推薦を決めた。(毎日新聞)
[3月4日22時57分更新]

461とはずがたり:2004/03/05(金) 14:39
自由党BBSより

選挙区の広中引退させて後継に竹内が順当やろうがー。千葉の民主参院議員が表公明,裏友愛ぢゃ始末におえん。
まぁ広中女史が民主リベラル結集に果たした役割は高く評価してますけど。

70 名前: 名無しさん 投稿日: 2004/03/04(木) 11:07

参院比例選の候補に、県連幹事で元商社員の竹内圭司氏(36)を党本部に推薦したことが報告された。竹内氏は、昨年十一月の衆院選千葉三区の候補者調整で、岡島氏への一本化に伴い、出馬を断念した。

読売記事より

462とはずがたり:2004/03/05(金) 14:41
>>461
ちなみに京都(前原)は笹野を比例に上げてまで松井を擁立しようとした。
野田にはそのくらいの腕力はないのかねぇ?

463とはずがたり:2004/03/08(月) 18:53
http://jbbs.shitaraba.com/bbs/read.cgi/study/2246/1036413264/1709-1714
福井県で民主公認五十川氏,高知県で無所属広田氏出馬へ。

福井県は県知事選で善戦した高木氏擁立は失敗したのだな。高知県は広田氏の推薦を民主が検討していると云うが…。

464とはずがたり:2004/03/10(水) 15:08
若いの擁立してきたが大丈夫かね,田名部。
ちうか結構非自民が選挙で勝つし県民はちゃんと考えているのに政治家がだらしんなくてみんな自民党へ逃亡してまう。
いまごろ
1区横山
2区三村
3区田名部
4区木村
で民主王国だったかもしれないのにね。

http://mytown.asahi.com/aomori/news02.asp?kiji=6037
自民 奈良氏擁立へ/参院選

 自民党県連(津島雄二会長)は9日、7月の参院選青森選挙区(定数1)に青森市の情報処理会社社長、奈良秀則氏(45)を擁立する方向で最終調整に入った。同日、党本部で県選出国会議員6人と県連役員の県議らが会合、津島氏が奈良氏擁立を提案し、大筋で了承された。半年以上の曲折の末、最終的に「党派色が薄く、無党派層の支持を得られやすい」(県連幹部)として、奈良氏に白羽の矢が立った。

 奈良氏は早稲田大卒で、青森テレビ勤務を経て、青森市内の情報処理会社社長に就任。現在、青森商工会議所の青年部会長を務めている。昨年6月の知事選の際には、会社経営者らで設立された「青森再生県民会議」の会長に就任。青森市の佐々木誠造市長に立候補を要請した。

 この日、開かれた県連の会合では、候補者選びを一任されていた津島氏が奈良氏擁立を提案。これまで候補者として青森、八戸両支部から推薦されていた高橋弘一、滝沢求両県議が推薦願を取り下げることを了承したという。

 会合後、津島氏は報道陣に対して「絞り込みの作業をしている。大きい選挙だ。どの候補も社会人として活動しており、国政選挙に身を挺するためには調整が必要だ。来週早々には結論を出したい」とだけ語った。

 参院選をめぐって党県連では、県議2人の知名度不足を懸念。元大相撲小結・舞の海秀平氏に出馬を打診したが、同氏が2月初めに正式に固辞。その後、県選出国会議員にも断られるなど選考は難航。最終的には、津島氏に近い佐々木市長の後援者で、青森市内の若手経済人の中心人物の奈良氏擁立で固まった。

 津島氏は7日、青森市内で開かれた公明党政経セミナーの前に、同党の井上義久選対委員長と会談。奈良氏擁立の方針を伝え、選挙での支援を要請している。

 同選挙区には、これまでに現職で民主党公認の田名部匡省参院議員(69)、共産党公認の高柳博明氏(34)が立候補する考えを表明しているほか、社民党も独自候補の擁立を目指している。


(3/10)

465とはずがたり:2004/03/10(水) 17:04
>>421
どーなったのこれ。

http://mytown.asahi.com/shizuoka/news02.asp?c=5&amp;kiji=1620
参院選公認「1人」?「2人」?
 自民三役にズレ 党総務会長は県連を支持

 「1人必勝」「2人当選できる」。自民党本部の三役が相次いで県内を訪れ、7月に予定される参院選静岡選挙区の候補者数について異なる認識を語った。「改選数2」で党が2人目を公認するかどうかは焦点の一つだが、議席独占を狙う党県連の意気込みは強い。

 浜松市で20日夜、県連が開いた西部地区党員・党友の集い。党本部の堀内光雄総務会長は「2人を当選させてもらわないと困る。静岡はそれだけの力がある」と地元の意向に理解を示した。

 県連は、現職で党公認の山下善彦氏に加え、新顔の坂本由紀子元副知事に立候補を要請中だ。柳沢伯夫県連会長も「ほぼ擁立のメドがついた。近く発表したい」と、公認候補者2人をめざす考えを強調した。

 だが、その2日前、東部地区であった同じ集いでは、額賀福志郎政調会長が現職1人の当選に協力を求めた。共倒れを懸念する原則論だった。

 県連は、早くから候補者2人擁立を公言してきた。すでに民主党県連も2人擁立を決めており、メンツにかけても議席を守るだけの1人擁立は避けたいのが本音だ。

 「額賀氏の発言に驚きはない。山下氏と同じ派閥でもあり、現職に配慮した発言」。昨年の総選挙静岡7区で与党間調整の末に公認漏れとなった新顔候補を「県連推薦」で当選させた実績もある県連は、あくまでも2人擁立にこだわる構えを見せている。



(2/22)

466政界再編前夜:2004/03/10(水) 18:15
以下、しずちゃん(http://shizu.0000.jp/)から転載。

坂本氏の公認を上申 参院選で自民県連(3月10日)

 自民党県連は九日、七月の参院選静岡選挙区(改選数2)の同党二人目の候補として、元副知事で前厚生労働省職業能力開発局長の坂本由紀子氏(55)=三島市出身=の公認を党本部に申請した。
 浜井卓男幹事長らが党本部に町村信孝総務局長を訪ね、上申書を提出した。浜井幹事長によると、「県連の会合で現職の山下善彦氏も二人擁立を容認している」などの状況を説明した。

 町村総務局長から「参院執行部にも上申書を届けた方がいい」との助言を受け、浜井幹事長らはこの後、保坂三蔵自民党参院筆頭副幹事長を訪問、保坂筆頭副幹事長を通じ青木幹雄同党参院幹事長にも上申書の提出を伝えた。保坂筆頭副幹事長は「静岡県の事情はよく分かった」と応じたという。

467政界再編前夜:2004/03/10(水) 18:18
衆院選静岡8区で、自民党本部は熊谷氏を推薦し、それに反発した自民党県連が城内氏(無所属で出馬)を推薦して、結果、大勝利だったから、今度は党本部も県連の意向をないがしろにはできないのでは?

468magenta:2004/03/10(水) 20:46
過去ログ発掘です。

【環境】中村敦夫とみどりの会議【政党】
http://makimo.to/2ch/society_giin/1051/1051649443.html

469とはずがたり:2004/03/10(水) 22:06
>>466-468
情報提供感謝ッス。

一応2001年の小泉旋風の時の追加の候補の様に公認+推薦と云う形にするのでしょうかねぇ?

比例で1議席得るためにも東京・埼玉・神奈川・愛知など民主が複数擁立区で立てるとこでも公認候補を擁立した方が小党としては有利な訳ですし票の分散が気になりますなぁ。

470杉山真大 </b><font color=#FF0000>(sB4AwhxU)</font><b>:2004/03/10(水) 22:47
不祥事のケジメと言うより、公明&社民の挟撃で自分の再選が危うくなったので早々と撤退を決め込んだと勘繰っちゃう。

民主、長男不祥事で現職藤井氏擁立せず 参院埼玉選挙区
http://www.asahi.com/politics/update/0310/006.html

 今夏の参院選埼玉選挙区で民主党埼玉県連は10日、現職の藤井俊男氏(61)を擁立せず、歯科医師で昨秋の参院補選で落選した嶋田智哉
子氏(41)を擁立することを決めた。その理由について、同県連の細川律夫代表は、藤井氏の長男が02年に大麻取締法違反の疑いで逮捕され
たことを挙げた。
 同県連は埼玉選挙区で2人擁立する方針で、今後もう1人新たな候補者を決めるという。                        (03/10 22:34)

[My HP] http://www.bekkoame.ne.jp/~mtcedar/
      http://www3.to/mtcedar/

471とはずがたり:2004/03/10(水) 23:43
>>470
結局,時間切れ擁立断念でしょうかねぇ…。

472政界再編前夜:2004/03/11(木) 03:53
静岡で既に2人擁立を決めている民主党からすれば、自民の2人擁立決定は朗報でしょうが、その理由については複雑でしょうねぇ。

参院選で自民、愛知・静岡で2人擁立 民主不祥事で勢い
http://www.asahi.com/politics/update/0311/001.html

自民党は10日、参院選の愛知選挙区(改選数3)と静岡選挙区(同2)で2人目の候補者を擁立する方針を固めた。同党は「選挙区の公認は原則1人」との方針だったが、前民主党衆院議員の佐藤観樹容疑者の秘書給与詐取事件を追い風に「状況が変わった」(幹部)と判断した。
愛知選挙区では2月の予備選挙の結果、元衆院議員の浅野勝人氏を公認。地元県連では2人目の擁立を目指す動きがあったが、98年の参院選で公認候補2人が共倒れしたことから、党本部は複数候補の擁立に慎重姿勢をとっていた。
静岡選挙区では、すでに公認された現職に加え、党県連が厚生労働省出身で元静岡県副知事の坂本由紀子氏の公認を求めており、「地元で調整がつけば公認か推薦にしたい」(幹部)としている。

473杉山真大 </b><font color=#FF0000>(sB4AwhxU)</font><b>:2004/03/11(木) 21:12
紋次郎の旦那も腹を括りましたな。で、どんな面々を立てられるか・・・サポーターの一人としても是非是非気になるところ。
#田中秀征辺りが出てくれれば全身全霊かけて応援したいけど

中村敦夫参院議員、比例転出へ 参院選で第3極アピール
http://www.asahi.com/politics/update/0311/006.html

 中村敦夫参院議員(東京選挙区)は、7月の参院選で自身が代表委員を務める政党「みどりの会議」から比例代表に立候補する方針を固めた。
14日に、参院選に向けた取り組み方針と中村氏を含む5、6人の1次公認候補を決める方向だ。

 みどりの会議は自民、民主に対抗する第三極を積極的にアピールし、比例区に10人前後の候補者擁立をめざしている。     (03/11 20:22)

[My HP] http://www.bekkoame.ne.jp/~mtcedar/
      http://www3.to/mtcedar/

474名無しさん:2004/03/11(木) 21:14
まぶちすみおの「今日の一言」
http://www.mabuti.net/contents/today/today.cgi

今回、奈良の参院選候補者選定で大変、混乱があったことは皆さんご存知のことだと思うが、何とかおさまりそうである。

本日、選対委員会で決まったのである。

前田武志元衆議院議員が比例候補、前川清成弁護士が選挙区候補。

ありがとうございました。

顛末は、また、じっくりお知らせするが、何はともあれ本日の、党本部選挙対策本部で決まったので、やれやれである。

475とはずがたり:2004/03/12(金) 01:46
>>472-474
情報提供感謝です。

>>472
ちょっと民主党不祥事続きで自民党の攻勢を受けてますねぇ。共倒れが非常に心配。

民主党が一旦4人に絞った候補者は浜松系を主体に以下の4人だったそうですね。
大岡氏(昨年の浜松市長選出馬)
http://www.shizushin.com/senkyo/chihoutan/touitutihousen030427.html
浜松市長選開票結果2003年4月27日
当147,104北脇 保之 51 無現=自・民・公・社・保
 79,426大岡 敏孝 31 無新
 23,116高林  順 52 無新=共
樋口美智子(衆院選出馬落選)
岡本護県議(浜松,平成21,本田労組出身5期)
某(農水省課長)

次回は公認を得られない樋口氏の後継は大岡敏孝氏辺りですかねぇ。
それにしても結局東部の細野系からと云う訳ですが。

>>473
さて東京選挙区など地方区はどうするのでしょうか?

それにしても初めて支持政党など杉山さんのスタンスを聞いたような気がします。
旧さきがけ,環境重視辺りを支持しているのですな。

>>474
まぁ一応調整ができましたか。
これから相乗効果で二人とも当選を狙っていきたいですねぇ。
近畿ブロック候補は二人と云うことになるのでしょうか?

476香川県民:2004/03/12(金) 23:17
香川の自治労=社民支持、今まで連合香川が民主と社民の橋渡し的な役割を果たしてきた
ということを考えると、民主と社民の間での野党協力実現ということでしょうか?

連合香川 参院選で民主を推薦
http://www.rnc.co.jp/news/news.asp?nwnbr=2004031208

ことし7月に予定されている参議院議員選挙で、連合香川は民主党候補の推薦を決め、きょう政策協定を結びました。
参議院議員選挙の香川選挙区で、民主党は三木町の会社社長植松恵美子さんを擁立し、連合香川に対して推薦依頼をしていました。
きょうは連合香川の小川俊会長と植松恵美子さんが、女性の社会進出を進めることなど6つの項目からなる政策協定書にサインし、推薦が正式に決まりました。
参議院議員選挙の香川選挙区ではこれまでに共産党の近石美智子さんが出馬表明しているほか、自民党現職の山内俊夫さんも出馬の準備を進めています。

477とはずがたり:2004/03/13(土) 05:16
>>476
香川で共闘できれば民主と社民の仲が余り良くないだけに大きいですなぁ。

次回の衆院選に繋がればいいのですが・・。

478とはずがたり:2004/03/13(土) 06:11
誰だ?

http://mytown.asahi.com/yamanashi/news02.asp?kiji=6894
参院選山梨選挙区候補 報道機関の男性浮上
  参院選山梨選挙区の立候補予定者に県内の報道機関に勤務する男性(54)の名前が11日までに浮上し、候補者選考が難航する自民党県連内の一部が関心を示している。だが、県連内には慎重な声も根強いという。一方、県連から出馬を打診されていた旧八田村長の斎藤公夫氏(65)は11日、県連幹部に出馬しない考えを伝えた。

  自民県議によると、男性は今春に退職し、政界入りに強い関心を持っているとされる。県連内では「若くて良い人物だ」などと党公認にこだわらずに自民系候補として擁立を目指す声が出ている。一方で、県連幹部側に自民党色を前面に出さないことがより広い支持につながるとの読みもあるとされる。

  県連のこの動きに斎藤氏は反発。朝日新聞の取材に対し「一生懸命(私を)やろうという人がいる一方で、他の人にも色気を見せる県連の態度は疑問」と述べ、県連への不信感が断念の理由であることを明らかにした。

(3/12)

479香川県民:2004/03/16(火) 00:07
みどりの会議:
参院選で4人公認 中村氏は比例代表へ

 みどりの会議(中村敦夫代表委員)は15日、7月の参院選比例代表で4人の公認と、沖縄選挙区で1人の推薦を決めた。98年の参院選で東京選挙区から立候補し当選した中村氏は今回、比例代表に回る。中村氏以外の候補者は次の通り。(敬称略)

【公認】比例代表=著述業、足立力也(31)新▽元徳島県木頭村長、藤田恵(64)新▽みどりの会議副代表委員、安田節子(57)新
【推薦】沖縄県議、糸数慶子(56)新
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/seiji/20040316k0000m010084000c.html

480名無しさん:2004/03/16(火) 16:57
民主党 参院選公認候補8名を決定
http://www.dpj.or.jp/news/200403/20040316_01joukan.html
公認・推薦が決まった候補者は以下の通り。

<衆院補選公認候補者>

 広島県第5区 三谷 光男   44 新 元大蔵大臣秘書官

<参院選公認候補者>

 埼玉県選挙区 嶋田 智哉子  41 新 歯科医師
 福井県選挙区 五十川 真季子 40 新 フリーアナウンサー
 静岡県選挙区 藤本 祐司   47 新 元会社員
 奈良県選挙区 前川 清成   41 新 弁護士
 比例区    中島 章夫   68 現
 比例区    樋口 俊一   52 現
 比例区    前田 武志   66 新 元衆院議員
 比例区    吉田 公一   63 新 元衆院議員

<参院選推薦候補者>

 高知県選挙区 広田 一    35 新 元高知県会議員

481とはずがたり:2004/03/16(火) 17:39
>>479-480
情報提供感謝であります。

=みどりの会議=
足立力也
http://www.mainichi.co.jp/eye/hito/200209/26-1.html
安田節子
http://www.yasudasetsuko.com/

=民主党=
民主党は衆院落選組みが目立つなぁ。
地区割りはどうなってんでしょうかね。
候補者名 落選時の地盤 ブロック
中島 章夫 神奈川 南関東?
樋口 俊一 東京 中国四国?
前田 武志 奈良 近畿?
吉田 公一 東京 東京?

482杉山真大 </b><font color=#FF0000>(sB4AwhxU)</font><b>:2004/03/16(火) 19:18
>>481
足立氏の公式サイトです。
http://www.adachirikiya.com/

[My HP] http://www.bekkoame.ne.jp/~mtcedar/
      http://www3.to/mtcedar/
      http://mtcedar.txt-nifty.com/

483とはずがたり:2004/03/17(水) 04:54
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040317-00002033-mai-pol
<参院選>沖縄県議長が比例代表への出馬表明

 沖縄県議会の伊良皆(いらみな)高吉議長(66)は16日、7月の参院選比例代表への出馬を表明し、議会に議員辞職願を提出した。議長交代問題で02年に自民党沖縄県連から除名処分を受けたが、今月初めに復党した。近く党公認を得る見込み。(毎日新聞)
[3月16日19時56分更新]

484杉山真大 </b><font color=#FF0000>(sB4AwhxU)</font><b>:2004/03/17(水) 08:12
>>481-482
更に追加。藤田氏の公式サイト。
http://www.fujitamegumi.com/

[My HP] http://www.bekkoame.ne.jp/~mtcedar/
      http://www3.to/mtcedar/
      http://mtcedar.txt-nifty.com/

485無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/03/19(金) 14:44
議員選挙板に最近おります、無党派さん ◆MACDJ2.EXEです。
政治思想や昔話のほうは詳しくないので、主にこちらで働かせてください。

江田さんのページによると、天木直人氏、喜納昌吉氏、下田氏、松岡氏などが
民主党比例で出馬の方向のようです。

>>478
山梨は大柴氏を「無所属で」擁立の方向のようです。
http://mytown.asahi.com/yamanashi/news02.asp?kiji=6894
http://www.ybs.ne.jp/ANA/ooshiba.html

また、東京の2人目が蓮舫氏になりそうです。
記事からは、党本部主導に思えますが。
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=DLT&amp;PG=STORY&amp;NGID=poli&amp;NWID=2004031801004368

486無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/03/19(金) 15:04
現状の擁立状況考えると、こんな感じではないでしょうかね。

野党系候補にとって・・・
A岩手・山梨 (○最有力)
B三重 (△有利)
C青森・滋賀・奈良・岡山・熊本 (☆当落線上有利)
D秋田・石川・香川・徳島・高知・大分・長崎・沖縄 (★当落線上不利)
E富山・福井・鳥取・山口 (▼苦戦必至)
F山形・和歌山・島根・愛媛・佐賀・宮崎・鹿児島 (厳しい)

滋賀は候補者が若い女性だというので、必ずしも有利に働くかどうか。
逆に、青森は高齢ですね。これもどうなのか。

487名無しさん:2004/03/19(金) 16:54
自民・大島慶久氏、参院選出馬せず 日歯連の疑惑影響か
http://www.asahi.com/politics/update/0319/005.html
 今年7月の参院選愛知選挙区(改選数3)への立候補準備を進めていた自民党の比例区現職、大島慶久氏(63)が、立候補を見送る意向を関係者に伝えたことが19日、わかった。大島氏の出身母体「日本歯科医師連盟」をめぐる政治献金疑惑のため、党本部が大島氏擁立に難色を示していたことが要因とみられる。党県連は大島氏の意向を確認した上で、予備選3位だった会社員の寺西睦氏(39)を軸に候補者を選ぶとみられる。

 大島氏は18日夜、歯科医師の集まった会合で「情勢を考えると出馬はほぼ不可能だ」と述べ、立候補に向けた運動を今後は行わないことを明らかにしたという。

 自民党は、愛知選挙区に元衆院議員の浅野勝人氏(65)を公認し、今月に入ってから2人目を擁立することを決めた。大島氏は予備選挙で2位となり、党名古屋市議団の支援も得て、立候補に強い意欲を見せていた。

 しかし、日歯連が国会議員に政治献金をしながら、政治資金収支報告書に記載していなかった疑惑があり、東京地検が捜査している。党本部は県連に対し、愛知県で2人目の候補の擁立を認めたものの、大島氏では公認・推薦は難しいとの意向を伝えていたという。

488とはずがたり:2004/03/20(土) 07:38
>>485
初めまして無党派さん(/3J5SzQQ)様。以後宜しくお願いします。
在住選挙区とかもし晒してもよいと云う情報があればとっかかりに自己紹介して貰えれば幸いです。
勿論匿名を旨とする掲示板ですので晒す必要は全くありませんが。

>>486
CはがっちりとるとしてDが勝負所と云いたいところですが,現実には難しいでしょうなぁ。
Dの秋田や香川は社民党が強い県で民主・社民・連合の共闘が出来たので結構期待したいところですがねぇ。長崎・大分も同様。

489名無しさん:2004/03/20(土) 08:44
蓮舫さんが参院選出馬 民主公認、東京
 女性タレントの蓮舫さん(36)が参院選東京選挙区(改選数四)に民主党公認で立候補することが十九日、固まった。民主党の出馬要請を蓮舫さんが内諾した。

 近く民主党の常任幹事会で正式決定した上で発表する。
http://www.nishinippon.co.jp/media/news/news-today/news014.html

490とはずがたり:2004/03/20(土) 20:03
蓮舫行けそうですが,比例の方が取りそうな気も。。

まぁ
吉田公一・石井タチアナ→参院比例区
東京選挙区→蓮舫・田中良
衆院東京9区→小川敏夫
が良いんじゃないかね?

491名無しさん:2004/03/20(土) 20:56
衆院東京9区には、川島智太郎がいますよ。

492とはずがたり:2004/03/20(土) 20:59
そうでしたねぇ。結局造反出馬はせずに今回単独比例下位で我慢したんでしたっけ?次は彼かなぁ。

493無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/03/21(日) 00:05
>>488
京都におります。
地元は上であげたなかでEのところ、かつ、負けたのに民主の現職がいるところです。

494とはずがたり:2004/03/21(日) 01:38
>>493
おお,京都ですか!私もです。
どちら方面ですかな?私は前原のお膝元に住んでおります。
「負けたのに民主の現職」と云う事はあそこですな。大学時代サークルの夏合宿で泊まりに行ったこと有ります。泳いだのは宮崎海岸だったかと。
そして民主と社民が協議はするものの仲の悪いところですな。

因みに地元は共倒れが心配な2人区かつ複数擁立県です。

495無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/03/21(日) 14:27
私の現住所にも地元にも3代議士がいます。
素晴らしく恵まれております。

前原さんはこの前、北野誠に応援演説されてました。
わりと近いので知っています。

496とはずがたり:2004/03/21(日) 14:36
>>495
おお,なるほど!選挙区判りました。そういう括り方もありますねえ(笑)
地元は日本曹達とか日本ゼオンとか東亞合成とかがある工業地帯を含む方ですな。

497とはずがたり:2004/03/24(水) 20:37
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200403141300.html
<2004年3月14日 朝刊 2面>

糸数氏支援で協定/参院選社民・社大・民主3党軸に新共闘

 社民党県連、社大党、民主党県連は十三日、那覇市内で、七月の参院選に出馬を予定している社大党副委員長の糸数慶子氏(県議)と、選挙協力の協定書を交わした。県内の野党陣営は三党を軸とする新たな枠組みが形成されたことで、大きな転換点を迎えた。糸数氏は「社大党の議席は平和の一議席と思っている」と述べ、野党共闘で選挙に臨む決意をあらためて表明した。今後は、社大党と共産党県委の二者協議の行方が焦点となる。

 社大党委員長の島袋宗康参議院議員は「二大政党への流れの中で、従来の革新共闘を受け入れない勢力もある以上、野党統一で取り組むべきだ」と述べた。

 社民党県連の友寄信助委員長は「連合の協力取り付けで大きな力になる」と語った。両党とも連合が支持する民主党との協力体制が重要な選挙基盤になるとの見解を示した。

 民主党県連の島尻昇代表は「従来の枠組みでは(国政選挙で)苦杯をなめた。時代のニーズに合った枠組みがあるべきだ」と、三党体制の意義を強調した。

 協定書で当選後の所属会派問題について「当選後に協議する」と明記。基本政策は(1)憲法九条堅持、改悪反対(2)イラクからの自衛隊撤退(3)教育基本法改悪反対(4)多国間安保と国連中心の平和外交(5)米軍普天間飛行場の早期返還を求め、県内移設と新基地建設に反対―など、十項目で合意した。

 社大党と共産党県委の二党間協議はこれまでに三回開かれたが、共産党側が「当選後は無所属」を主張しており、協議は難航している。両党は十五日以降にも、政策協議を継続する意向だ。

野党結集の行方/共産の参加、焦点
協議継続も平行線のまま

 七月の参院選に出馬予定の糸数慶子氏に対する社大、社民県連、民主県連の三党協力体制が十三日に正式合意したことで、今後は選挙結果を占う上で野党共闘に共産党が参加するかどうかが最大のポイントとなる。社大、共産県委の二党間で続く話し合いは、「当選後の所属会派問題」という入り口論でつまずいており、野党結集の行方は予断を許さない状況が続いている。

 社大党は「共産党が主張する無所属だと国会で質問に立てず、沖縄の声が国政に届かない」と理解を求めている。だが、共産党には憲法改正や日米安保、消費税導入を容認する民主党への“警戒感”が強く、「当選後に特定会派に所属すると、政策面で影響を受けざるを得ない」との懸念から「無所属」は譲れない点としている。

 一方、野党三党は「まずは勝てる体制づくり」を重視、所属問題を棚上げすることで合意した。民主党は所属会派を不問のままで推薦したことを「国政選挙で従来にない譲歩」としており、共産党側の歩み寄りに期待している。

 当選に向けた「枠組み」か、あるいは当選できた後の「政策」かで、双方の考え方は平行線をたどっている。社大、共産両党とも「政策含め協議を継続したい」との意向だが、いまのところ合意に向けた手がかりはつかめていないのが現状だ。

 “新たな枠組み”は三党体制を軸に、候補者の所属政党が共産、自由連合などと独自に協力関係を結ぶ方式。県内で民主党が主要母体に加わるのはこれが初めてとなる。

 連合内の民主、社民勢力を一本化することで集票力アップを狙う。今後、国政選挙や知事選、那覇市長選など主要選挙で、三党協力が野党陣営の基本的枠組みとなろう。

498とはずがたり:2004/03/24(水) 20:46
http://373news.com/2000picup/2004/03/picup_20040323_2.htm
参院選 鹿県農政連、中央会の野村氏擁立決定

野村哲郎氏
 鹿児島県農民政治連盟(川井田幸一委員長)は22日、鹿児島市で執行委員会を開き、7月に行われる予定の参院選鹿児島選挙区(改選1)に県農協中央会常務理事の野村哲郎氏(60)を擁立することを全会一致で決定した。23日に自民党県連へ公認申請する予定。
 委員会終了後、川井田委員長と野村氏が会見した。川井田委員長は、鹿児島には山中貞則、井上吉夫両氏という農政通の議員がいたことを挙げ、「農業を理解し現場を知る人物を農政連から擁立したいと考えていた。野村氏は長年農協連におり、鹿児島県の農業を一番よく知っている」と擁立に至った理由を説明した。
 野村氏は「農政の支え柱くらいにはなれるかと決断した。農協という組織で35年間育ててもらった経験を国政の場でぶつけたい」と決意を述べた。
 自民党県連は26日まで自薦他薦で人材を募り、28日の執行部会で公認候補を決定する方針。川井田委員長は「公認が得られると信じている」と答える一方、「農政連だけで戦えるものでもない」とし、党友好団体にも協力を要請するとした。

 野村氏は隼人町出身。ラ・サール高卒後、旧衆院鹿児島2区選出の中馬辰猪氏の秘書を経て、1969年農協中央会入り。合併推進部長、経営監査部長、参事を経て99年から現職。
 同日の執行委員会では、他選挙への対応も協議。知事選は自主投票とし、組合員や盟友の良識に委ねることを確認。衆院5区補選では森山裕氏の推薦を正式決定した。
 農政連はこれまでに、森山氏の衆院転出に伴い空席となる参院鹿児島選挙区に独自候補を擁立する方針を決めていた。
 同選挙区には元県議の祝迫加津子氏(61)=共産=が立候補を表明している。

499政界再編前夜:2004/03/25(木) 00:56
>>490
前回の参院選比例で幸田シャーミンが、あれしか得票できませんでしたが、
それと比べて、知名度・人気の面で蓮舫さんはどうなんでしょう?

石井タチアナさんは、個人的にファンですが(ルックスが。笑)、比例では
厳しいのでは?
東京選挙区で、熱望していた石井さんがダメで蓮舫さんになったというのは
都連の中の誰のどういう力学なんでしょうね。大いに関心があります。

500香川県民:2004/03/25(木) 00:58
安倍幹事長はなぜ弱気?

参院選、単独過半を目標に置くのは難しい=自民幹事長
http://www.reuters.co.jp/news_article.jhtml;jsessionid=IAUOJEY3CHXISCRBAELCFEY?type=businessnews&amp;StoryID=4641611
 
 [東京 24日 ロイター] 自民党の安倍幹事長は、都内での講演で、7月の参院選
での自民党の獲得議席数について、自民党単独で過半数となる56議席を目標に置く
のは難しいとの認識を示した。そのうえで、現有の51議席をひとつでも上回るよう努力
したと述べた。
7月参院選に向けた情勢分析について、安倍幹事長は、「51(議席)ぐらい取れるだろ
うという人がいるが、ひとつひとつの選挙をみると、そう簡単ではないのかな(との印象
を持っている)」とし、獲得目標議席については、「現有の51をひとつでも上回れるよう
努力したい。結果、与党の過半数につながる」と語った。

自民党単独で過半数となる56議席を目標にする可能性については、「過半数を目標に
置くのは、難しい」と語った。

そのうえで幹事長は、「内政・外交問題があるが、こうした問題を今後良い方向に進めて
いくには、何としても7月の参院選を勝ち抜かなければならない。今国会でいろいろ審議
を行っているが、全ての道は参院選に続く」と述べた。

501とはずがたり:2004/03/25(木) 01:30
>>499
前回は小泉旋風でしたから今回はもうちょっとまともに行くのではと思います。
幸田シャーミンなど今回も出て貰えば比例票の嵩上げにも良いのではないかと思ったりもします。環境票+女性票
まぁタチアナよりは蓮舫の方が全国区の知名度で比例向きだと思うのですが,石井と田中で都連が1名に絞れなかったと云うことでしょうかねぇ。

502とはずがたり:2004/03/25(木) 01:31
>>500
自民党単独過半数確保で公明党が要らなくなると言う懸念を学会員が持つと(実際は議席以上に学会の組織票が不可欠であるので公明はずしはあり得ないと思うが)自民党への支援が弱まるので布石を打っておいたという感じでしょうかね?

503政界再編前夜:2004/03/26(金) 02:53
>>501
幸田シャーミンはじめ、民主党は落選候補のフォローが大きな課題ですよね。今まで、すべて各県連まかせであったため、参議院比例の落選候補は誰も責任を持ってフォローする人がいなかったわけです。
ほんと、ぜひ幸田さんにもまた出馬して頂きたいですよねぇ。
女性候補を一生懸命探していながら彼女の名前が挙がらないというのは、やはり、彼女が民主党に愛想をつかしてしまったということなのかな、と思うと悲しくなります。

504とはずがたり:2004/03/27(土) 00:37

http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2004/03/20040326t61016.htm
佐藤雄平氏が民主入り表明 参院選福島選挙区
 参院議員の佐藤雄平氏(56)=福島選挙区=は25日、福島市で記者会見し、夏の参院選同選挙区(改選数2)に民主党公認で出馬する意向を表明した。佐藤氏は無所属だが、院内会派「民主党・新緑風会」に所属しており、同党から公認候補となるよう要請を受けていた。

 佐藤氏は福島県下郷町生まれ。神奈川大卒。衆院議員秘書を経て、1998年、民主、公明、社民、改革クラブ、新党平和の非自民5党と連合福島が推薦する「福島型連合」の支援で初当選した。

2004年03月25日木曜日

http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2004/03/20040326t61015.htm
「二大政党へ決断」 民主入りの佐藤雄平議員
 夏の参院選に向け、福島選挙区(改選数2)で、無所属での出馬か、民主党入りかが注目されていた現職の佐藤雄平氏(56)は25日、「民主党入り」を選択した。記者会見で「私の信念である二大政党制に向かうためには、(所属)政党をはっきりさせなければならない」と説明。一方で「福島型連合の枠組みを大切にしたい」と、公明、社民両党の支援も求める考えを示したが、旧来の枠組みの一角が崩れることは避けられない見通しとなった。

 佐藤氏は6年前、当時の非自民5党と連合福島の支援を受け、出馬表明から3カ月で34万票余りを獲得。自民党の2議席独占を阻止した。

 その後公明党は政権与党入りし、昨年11月の衆院選では自民、民主の二大政党制に向け前進。佐藤氏、社民党、連合福島は、福島型連合を堅持したいとしたが、民主党は「二大政党を目指すには公認候補を立てるべきだ」と主張し、水面下で入党を打診していた。

 佐藤氏は県内市町村長や後援会と協議し、大方の了承を取り付けるなど慎重に対応。民主党県連から今月16日、正式に公認での出馬を要請され、同党入りを決断した。

 福島選挙区は佐藤氏のほか、自民党現職の岩城光英氏(54)、共産党新人の阿部裕美子(57)が立候補を表明。自民党は岩城氏だけの擁立を確認しており、三つどもえの公算が大きい。

 公明党は「6年前とは状況が違う」と岩城氏の支援を示唆。独自候補を立てない社民党は「民主党公認なら推薦はしない」とする一方で、「支援策は今後検討する」と含みを持たせた。

2004年03月25日木曜日

505とはずがたり:2004/03/27(土) 10:01
>>503
>参議院比例の落選候補は誰も責任を持ってフォローする人がいなかった
なるほど。知名度の高い人には或る意味「出て貰っている」訳ですから責任をもった体制が必要でしょうか?

前回のシャーミンさんの落選は小泉旋風の煽りを喰らったものだし今回再挑戦しても良いと思うのですがね。
一応前回の比例落選者を今回使い回ししないという内規でもあるんでしょうかねぇ?それとも幸田さんに愛想を尽かされてしまったのかな?
いずれにせよ魅力的な女性候補を発掘して貰いたいものです。

506香川県民:2004/03/27(土) 13:45
自分は衆院選の落選候補者や元議員が参院選比例区に出馬して、その結果、もし落選でもしたら色々な意味で政治生命を絶たれてしまうと思っているんですがこういう問題の扱いはどうなっているんでしょうか?
やはり各県連や候補者任せなのでしょうか?

507とはずがたり:2004/03/27(土) 15:18
例えば是非復活して欲しかった環境派弁護士錦織氏ですが連敗(00年衆院島根2区▲→01年参院比例区▲→03年衆院東京忘区▲)が続いて再起は難しそうですかねぇ。。
逆に言えば01年の比例で落選しても03年の総選挙で公認されているとも云えますけど。
幸田シャーミンを吉田公一の後釜に据えよう!経歴詐称(に近い)某自民党現職なんか敵ではない(筈)。

508とはずがたり:2004/03/27(土) 21:49
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/news006.htm
民主党前衆院議員・大石正光氏 参院比例選から出馬へ

 民主党前衆院議員(宮城六区)の大石正光氏(59)は二十六日、仙台市内で開かれた同党県連常任幹事会で、今夏の参院選に比例選から出馬する意向を表明した。近く党本部に公認申請する予定で、安住淳代表は「県連として支援したい」と了承した。

 大石氏は仙台市出身。父で元環境庁長官の故・武一氏の地盤を引き継ぎ、一九八六年衆院選で初当選。自民党から旧新進党、民主党へと移り、五期務めた。二〇〇三年十一月の衆院選では元衆院議員の小野寺五典氏(自民)に敗れた。

509とはずがたり:2004/03/28(日) 16:14
木村氏,小泉旋風の中善戦したと思うんだけど。。

http://mytown.asahi.com/yamagata/news01.asp?kiji=4998
民主党県連定期大会 参院選候補決まらず

擁立「来月中に」約束

  民主党県連の定期大会が27日、山形市内で開かれた。予定されていた参院選の決起集会は、候補者擁立が間に合わず行われなかった。また県連の新幹部も決まり、空席だった会長には鹿野道彦衆院議員が、幹事長には加藤孝・山形市議がそれぞれ就任した。

  参院選の候補者擁立について挨拶(あいさつ)に立った星川保松(やすまつ)会長代行は、「今日まで努力してきたが、決めることができなかった」と頭を下げた。4月中には候補者を決めることを約束した。

  県連では、イラクの自衛隊派遣の今後が見えない状況下にあることや道路公団や郵政の民営化で具体策を提示できていないなどを挙げて小泉内閣の施策を批判。「日本の国を変えようと情熱を持った人で選挙を戦い、政権交代につなげたい」(鹿野会長)と意欲を語った。

  擁立が難航した理由について鹿野会長は「民主党県連の基盤が弱く、その弱さゆえ、候補者を立てることができなかった」と大会後の記者会見で総括。現在、県内の複数の人に打診をしている最中で、「4月中には決められる目算がある」と断言した。

  またこの日決まった県連の新幹部は、鹿野会長以下、副会長には小野寺建・山形市議、木村政信・米沢市議、関口修・元県議の3人が選ばれた。会長代行には星川保松・元参院議員と近藤洋介衆院議員が就いた。

  辞表を提出して学界復帰のために渡米した3区支部長の斎藤淳氏の処遇については議題にならず、鹿野会長は「しかるべき時に、復帰の話をするかもしれない」と、政界復帰の可能性を示唆した。

斎藤氏不出馬受け県連は困惑

  3月1日、山形市内で鹿野道彦や近藤洋介ら県連幹部に会った斎藤淳はこう言った。「参院選には出られない」

  その3日後、緊急会見を開いた斎藤は「渡米して学界に復帰する」と言って参院選不出馬を正式に表明、表舞台から姿を消した。

 若手に白羽の矢

  参議院の選挙は3年ごとと決まっている。その分準備をする余裕があり、他党はすでに「臨戦態勢」だ。現職の岸宏一の出馬を早々と決めた自民党。共産党が年末に新顔の佐藤雅之の出馬を発表し、公明党は県内からは候補者を擁立しないことを決めている。

  民主党が選考委員会を立ち上げたのは昨年11月末。まず、前回(01年)参院選に擁立した元県議の木村莞爾(かんじ)に出馬を打診した。

  3年前、木村は反自民会派「県政クラブ」を県議会内に旗揚げしたばかり。ところが、小泉首相の登場で自民党に強い追い風が吹き、現職の阿部正俊に9万余票の差をつけられて敗れた。

  03年には、息子の忠三が県議に初当選するなど、木村を取り巻く環境は変わった。「もう、(立候補は)若いのに譲りたい」

  その後、県連が白羽の矢を立てたのが昨年の総選挙で落選した斎藤だった。   
 
 ベテランが壁に

  「既存の政治家にはない素質、そしてなにより若さが魅力」。民主党と協力関係にある連合山形会長の安達忠一も斎藤出馬を渇望していた。その斎藤の前に、立ちはだかったのが自民現職の岸と、民主党の元衆院議員阿部昭吾という2人のベテラン政治家だった。

  金山町で町長を7期務めた岸は、82年には全国の自治体に先駆けて情報公開条例を施行するような先見の明と、人柄の良さから、幅広い層に支持されているのが強みだ。

  「勝てるわけがない」。斎藤もそう考えたが、昨秋の総選挙で2大政党制に近づいた民主党に、もう一度政治家人生を賭けようと決意。2月にはいったん渡米し、在籍するエール大に休学手続きの延期をしていた。

  しかし、今度は03年の酒田市長選に絡んで民主党と距離をとり始めた阿部が、難色を示す。出馬すれば厳しい戦いが予想されるにもかかわらず、阿部の意向を受けた地元の後援会も割れた。

  候補者として、斎藤に求められたのは若さだった。しかし、県連として、その弱さをカバーすることができなかった。「出馬は、一人で決められる問題ではない」。それが口癖だった斎藤は、さまざまな軋轢(あつれき)から、出馬断念に追い込まれた。

  連合山形の幹部はいう。「政党は、候補者を立てるのが仕事。それができないほど、県連は弱体化してしまったのか」(敬称略)

(3/28)

510香川県民:2004/03/28(日) 21:40
沖縄は共産党が日米安保問題や所属会派問題の関係上、独自候補を擁立するようです。
自民党が伊良皆県議会議長を復党→比例区出馬という荒技で候補者調整を行ったのとは対照的な感じですね。

共産、独自候補擁立へ/糸数氏会派問題 社大と決裂
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200403271700.html#no_1

沖縄選挙区立候補予定者

翁長  政俊 自民新(県議・自民党県連政調会長)公明推薦
糸数  慶子 無所新(県議・沖縄社大党副委員長)民主・社民・沖縄社大・自由連合・みどりの会議推薦
????? 共産新

比例区立候補予定者(沖縄関係)

伊良皆高吉 自民新(県議会議長)
喜納  昌吉 民主新(歌手)

511名無しさん:2004/03/28(日) 23:26
<参院選>共産・古堅氏が出馬表明

 共産党県委員会書記長の古堅宗嘉氏(52)は27日午後、那覇市の県委事務所で記者会見し、7月の参院選沖縄選挙区から出馬することを正式に表明した。同党は公認を決定した。
 古堅氏は「基地のない平和な沖縄を実現するという革新の旗を県民と一緒に掲げる。イラク派兵や憲法改悪、年金改悪、消費税増税など小泉内閣の悪政の根元にある異常な対米従属や財界いいなりの古い自民党政治の枠組みを変えることなくして基地のない平和な沖縄は実現しない」と強調。
 その上で「憲法を守れという県民の立場に立ち、消費税増税反対、安保廃棄、基地撤去を進めたい」と決意を述べた。
 古堅氏は本部町出身。琉大卒。党北部地区委員長やヘリ基地建設反対名護市民協議会幹事などを経て2003年から県委書記長。1996年、00年に衆院選沖縄3区から出馬。(琉球新報)
[3月28日11時39分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040328-00000013-ryu-oki

512香川県民:2004/03/29(月) 00:35
う〜ん・・・社民党が独自色を強めていますが今後のみずぽ党首の発言や選挙区での公認・推薦などの動きに注目したいです。

佐藤氏推薦せず/社民県連常任幹事会で決定/参院選
http://www.fukushima-minpo.co.jp/news/kennai/20040328/kennai-20040328093109.html

 社民党県連は27日、福島市の労金ビルで常任幹事会を開き、今夏の参院選本県選挙区(改選2議席)で民主党公認での立候補を表明した現職の佐藤雄平氏(56)=無所属=を推薦しないことを決めた。しかし、今後、連合福島や労働組合から支援を求める要請が出た場合には、あらためて対応を検討する。

513政界再編前夜:2004/03/30(火) 01:08
>>507
禿げ同!(笑)

>>509
なるほどなるほど。私も斉藤氏の断念理由に関心を持っていましたが、この記事は気づきませんでした。ありがとうございます。でも、参議院は全県区なわけですから阿部氏と折り合いが付かないだけであきらめるというのも、ちょっと物足りないと思ってしまうのは、気軽な他人だからですかねぇ・・・

514政界再編前夜:2004/03/30(火) 01:12
>>509
民主党山形県連では、一昨年、近藤洋介総支部長(当時)が代表に名乗りを上げてゴタゴタが起き、斉藤氏がさらに撹乱要因になってしまったという話を聞いたことがありますが、近藤氏が代表となってうまくリーダーシップを発揮できる日を期待します。

515無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/03/30(火) 01:51
参院選愛知自民寺西氏も出馬辞退 03/29(月) 19:09更新

参議院選挙の2人目の候補者選びで、自民党愛知県連はきょう、予備選3位だった会社員の
寺西睦さんに直接出馬要請をしました。しかし寺西さんは出馬を辞退し、自民党の2人目の候
補者選びは一旦白紙に戻ることになりました。自民党愛知県連の倉知会長らは、きょう午後寺
西さんを訪ね参議院選挙愛知選挙区に自民党の2人目の候補者として立候補するよう要請し
ました。しかし、寺西さんは「予備選3位で自分の未熟さを知り、前に進む思いにはなれない」と
して出馬を辞退しました。予備選の2位と3位が相次いで出馬を辞退したことで、自民党の2人
目の擁立作業は一旦白紙に戻ることになりました。自民党愛知県連は公募も視野に候補者擁
立を急ぎますが、選挙戦は3ヶ月後に迫っていて、擁立作業は難航も予想されます。

http://www.tokai-tv.com/news/index.html
↑で確認。消えるかも。
----------------------
もう一つのスレに重複してしまいました。本来こちら向きでした。

516とはずがたり:2004/03/30(火) 11:17
>>510-512
情報提供感謝です。社民党を巡る関係をまとめてみました。

>>194のその後の【社民党擁立・共闘状況】
北海道 擁立検討
青森 1月中にも擁立決定。連合青森は候補者一本化を要請,連合青森内には異論有り>>410 >>427
●岩手 党県連常任幹事竹花邦彦氏(52)の公認を決定>>460
宮城 擁立する方針
※秋田 無所属でアナウンサー鈴木陽悦を民主・社民推薦で擁立>>383
山形 動きがない
福島 無所属の佐藤氏は民主公認で出馬を決定>>504。取り敢えず社民は推薦せずを決定>>512
<秋田・山形・青森>>297-299

茨城
栃木
群馬
●埼玉 前衆院議員の日森文尋氏(55)の擁立を決めた>>451
●東京 中川直人(社)
千葉 独自候補擁立を目指す
●神奈川 県連合副代表の上田恵子氏(36)を擁立>>343
山梨 

※新潟 近藤正道(無)=民・社
富山 独自候補擁立へ>>301
石川
福井 民主,社民も候補者の擁立を検討している
長野 社民は候補者を擁立する方針
岐阜 
静岡
愛知 擁立の可能性を探る
※三重 民主は12月,連合,社民と候補者選定委員会を立ち上げた。

滋賀 
京都 候補者擁立を検討
大阪
兵庫
奈良
和歌山

※鳥取 民主は社民と統一候補を立てることで合意,補選出馬の勝部氏は出馬断念(>>300)。
島根 民主は連合島根と連繋して「非自民・非共産統一候補」を目指すが,社民との関係修復は難しい。社民は出来るだけ野党統一候補を擁立したい>>377
岡山
広島 まだ方針を決めていない
山口
徳島
香川 民主は植松恵美子氏の公認擁立を決定。連合香川は民主候補を推薦>>476
愛媛 民主は独自候補を立てる方針。社民は野党勢力の一本化を模索している
高知

福岡 擁立を目指す
佐賀 具体的な名前が挙がっていない
※長崎 民主公認犬塚氏を社民が推薦の意向>>446
熊本 候補擁立を目指す
※大分 民主・社民は選挙協力を決め今回は民主が出す。候補者が決まらないようだが。。
宮崎 候補者擁立を目指す民主,社民は人選を模索中。東氏が出馬に意欲>>342
鹿児島 前回は選挙協力を結んだ民主,社民も候補者擁立を目指している。自治労出身の皆吉稲生氏が民主公認で出馬をしようとするも元々社民支持をしてきた組織に異論が出て一旦白紙へ >>442 >>444
※沖縄 糸数慶子(大)>>96 共産とは会派所属問題を巡って折り合いが付かず>>510-511

517とはずがたり:2004/03/30(火) 11:21
>>514
この時のことですね。
> しかし、一週間後の県連大会で早くも不協和音が広がる。
> 鹿野道彦衆院議員の離党に伴い空席だった会長職を巡り、
> 県連副会長の近藤洋介氏と会長代行の今田保典衆院議員が対立。
> 労組出身の今田氏の就任が決まった直後、斎藤氏が
> 「近藤さんと一緒に戦いたい」と発言したのだ。
> 支持労組からは「労組を軽んじている」など批判が相次ぎ、
> 労組への斎藤氏のあいさつ回りがおわび行脚になった。

斉藤氏が県連大会で壇上にかけあがって発言したと云う様な記事も読んだ気がするが見つかりませんでした。
どっかに貼ったような気がするのですが。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/kikaku/019/3.htm
2002衆院4区補選 混迷主なき王国
内外でぎくしゃく続く 民主、社民などの共闘

共産は「好機到来」
 寒河江孝允氏が自民党推薦で出馬することが明らかになった今月七日、民主党公認の斎藤淳氏(33)に小沢一郎自由党党首から推薦状が手渡された。斎藤氏は、社民党県連の支持も得、形のうえでは野党共闘が出来ており、小沢氏も来県時の記者会見で、「三党まとまって負けたら話にならない」と力説した。しかし、協力態勢は形通りには進んでいない。

 先に具体的な選挙協力の協議を持ちかけたのは、社民党だった。今年五月、社民党県議が鶴岡市出身の労働組合幹部を統一候補として打診。幹部は東京の組合本部の役員で、この社民党県議とは旧知の間柄。「改憲を主張する自由党関係者と違い、両党とも親近感を持てる候補」(民主党県議)として、民主党側も大筋で了承したが、肝心の本人が出馬を決意しなかった。

 社民党は鶴岡市出身の在京弁護士にも出馬を固辞され、擁立作業は暗礁に。一方、民主党は候補者の公募に応じたエール大学院生の斎藤氏に出馬を要請。揺れる斎藤氏を関係者が飛行機に乗る直前に捕まえて庄内空港で六時間にわたり説得し、八月上旬の出馬表明となった。「(次期総選挙で)加藤さんといい勝負ができる候補者だ」。関係者は胸を張った。

 しかし、一週間後の県連大会で早くも不協和音が広がる。鹿野道彦衆院議員の離党に伴い空席だった会長職を巡り、県連副会長の近藤洋介氏と会長代行の今田保典衆院議員が対立。労組出身の今田氏の就任が決まった直後、斎藤氏が「近藤さんと一緒に戦いたい」と発言したのだ。支持労組からは「労組を軽んじている」など批判が相次ぎ、労組への斎藤氏のあいさつ回りがおわび行脚になった。

 こうしたドタバタは選挙協力にも影響。民主党県連が八月、社民党県連に斎藤氏の顔見せを連絡すると、社民党側は「まだ社民党としての対応が決まっていない」と門前払い。しかし、「それは建前。本音は斎藤氏の軽はずみな発言で、候補者として資質に疑問を感じたから」(社民党関係者)で、支持決定は今月二日にずれ込んだ。

 自民の擁立に対しても、民主党は「補選の原因をつくった自民党が候補者を立てたほうが戦いやすい」(荒井進県連幹事長)と気勢を上げるが、社民党県連の幹部は「何も変わらない」と冷ややか。斎藤陣営では当初、社民党県議の名も入れた選対組織図の作成も検討していたが、合同選対の設置は見送られた。

 一方、共産党は党本部から「経験・知名度の高い人物を」という声もあり、二年前に参院議員を引退した須藤美也子氏(67)の“再登板”を早々と決定。自民党の候補擁立も、「むしろ戦いやすくなった」(県委員会関係者)と歓迎している。本部から幹部の来県も他の選挙区より多く、議席奪取のための「千載一遇のチャンス」と、積極的な活動を進めている。

 (この企画は、市塚修、宮沢輝夫、高橋勝己、平向伸次、米沢渉が担当しました)

518とはずがたり:2004/03/30(火) 11:22
>>515
いえいえお気になされず。情報提供感謝でした。
>もう一つのスレに重複してしまいました。本来こちら向きでした。

519おりーぶの木:2004/04/01(木) 23:28
今年の参院選、どうなるんでしょうね。
まあかなり議席を伸ばすのは間違いないんでしょうが自民党を上回れるかはチトきついかな。
何とか50議席とってもらいたいのだが・・・

520元豪腕幹事長:2004/04/02(金) 00:26
民主は比例で最低18
複数区で最低20
一人区で最低6
の44は堅いと思います。
比例で1、複数区で2、一人区で3伸ばせば
50に到達しますね。

521とはずがたり:2004/04/02(金) 01:04
景気も上向いてきましたし与党に追い風ではないか心配です。
大丈夫でしょうかねぇ…。是非50は欲しいですね。うーん。

522おりーぶの木:2004/04/02(金) 23:15
>>520
そうですね。比例区は自民党を下回ることは考えにくいですからそれくらいが妥当でしょう。
      
比例区 最低 最高
自民  15  16
民主  18  19

複数区 
自民  19  21
民主  21  23
 
1人区 
自民  14  18
民主  7   10(公認のみ)

とまれ、こんな感じですかね。自民党に関して言えば現有議席の51から53の間と見るのが妥当でしょうし、民主は47から48あたりで推薦候補を含めれば50は十分射程圏内に入ると思われます。

523おりーぶの木:2004/04/02(金) 23:46
>>521
景気が上向くとこれまでの事例ではむしろ野党に有利に働くようですね。
年金問題ひとつとってみても改革の停滞は明らかですから政策がじっくり問われる選挙期間でかなり巻き返せますのでさほど悲観はしてません。
問題はただひとつ。自民党を上回れるか否かの一点のみ。自民は総選挙の安倍サプライズがMAXでこれ以上の伸びしろは考えづらいですからよほどのことがない限り現有議席を大幅に上回ることはないのではないでしょうか?
逆に言えば下回ることもないと言えますが・・

524無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/04/04(日) 21:43
http://blog.livedoor.jp/politics/
ニュースを集めるサイトを作ってみました。
作ったなりから多忙になりそうなのが鬱ですが・・・

525とはずがたり:2004/04/04(日) 22:10
>>524
おお,素晴らしいではないですか!!!
ニュースを貼り付けてる我が掲示板の存在意義が無くなってしまいそー。
是非リンクさせて下さい。

宮崎の状況注目ですね。上杉は江藤と対立する県政界の実力者。反上杉結集すれば面白いはず。
松下氏には無所属で連合や民主推薦で行って貰って,東氏には次期衆院選宮崎1区から出て貰おう。米沢氏には宮崎2区へ一回限りの比例優遇で国替えor引退勧告で!

526無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/04/04(日) 23:07
こちらの方式の方が、著作権的に安心な気がしますね。
あれだと個人でもろかぶりなので。。
いろいろな地方の新聞サイトを回って情報を集められればと思います。

527香川県民:2004/04/04(日) 23:49
>>524
愛媛の候補者選定作業が難航しているようですねぇ。
当初2月の予定(同時期に香川は植松氏の公認、少し遅れて高知は広田氏の推薦)でしたので早めの候補者決定を行って欲しいものです。

528とはずがたり:2004/04/04(日) 23:51
>>526
学術的利用に準じ,営利目的でなく,参照元を明記すれば特に問題ないのではないかと個人的には思っているのですがねぇ。
新聞社のサイトの集客に一役買っているという解釈は都合が良すぎるかなぁ?

いずれにせよ貴サイトの発展を楽しみにさせて頂きます。
当方は地方紙まではなかなか手が回らないもので。。

529とはずがたり:2004/04/05(月) 00:17
民主が候補者立てられず社民に乗る形になるのか?

http://mytown.asahi.com/yamagata/news02.asp?kiji=5030
参院選 社民が木村氏擁立

社民党県連合は3日の県委員会で、7月に予定されている参院選挙に、県連常任幹事の木村正弘氏(38)=白鷹町山口=を公認候補として擁立することを決めた。昨年の総選挙で同党は、県内での得票数を大きく減らしており、「若手に移行することで新たな党勢拡大を目指す」(前田利一県連代表)方針だ。

  木村氏は、長井高卒業後、84〜91年社会保険事務所に勤務。91年に社民党に入党し、02年6月から現職。

  木村氏は自衛隊のイラク派遣に反対し、「若い人にも戦争の悲惨さを伝えていきたい」と、党が掲げる「護憲・平和」を前面に出して選挙戦に挑むことを表明。しかし、細かい政策については「これから検討する」と述べるにとどまった。

  一時は、連合山形を軸に、民主党との統一候補の擁立を模索した。しかし、昨年の総選挙で推薦した元民主党県連会長代行の斎藤淳氏が立候補を断念したことから、社民党独自の候補を選出する方向で検討していた。

  参院選には、自民党現職の岸宏一氏(63)=金山町金山=と、共産党新顔の佐藤雅之氏(31)=山形市三日町=がそれぞれ立候補を表明している。


(4/4)

530政界再編前夜:2004/04/05(月) 04:17
>524
かっこいいサイトですね!
そうすると「とはずがたり掲示板」の存在意義は、サイトには載らない地方紙の情報ってことですか。
あっ、それまでコピペされてしまえば、やっぱり存在意義はなくなるのかな?(笑)
両者が競い合って、全国の情報が網羅されることを願ってます。

531無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/04/05(月) 22:54
向こうの記事をここにコピペしてもいいです(ここも情報集約の場所だし)。
2chあたりからも拾ってくるので、特に気にしませんよ。

自分なりの備忘録、って意味が強いサイトなので。
(2chで言いっぱなしとか空しいなぁと感じて作ったので)

532とはずがたり:2004/04/06(火) 01:43
どういう支援体制で出る気なのん?

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040405-00000003-mai-l36
[選挙]参院選 小松島市長、態度表明せず /徳島

 県内の首長らが地方行政のあり方を考える「地方自治の危機を憂える会」が4日、徳島市内のホテルで開かれた。「地方の要望を国に伝えるため」として、参加者の一部が西川政善・小松島市長に対して今夏の参院選徳島選挙区(改選数1)への出馬を求めたが、西川市長は態度を明らかにしなかった。
 西川市長のほか、三木俊治・元徳島市長、臣永正廣・那賀川町長、宮崎欽司・小松島市議会議長ら約20人が出席。「参院選には三位一体改革の痛みの分かる人に出てほしい」「西川市長にその気があれば」などと意見が出たが、徳島市長選(4月18日投開票)への影響や欠席者が多かったことを考慮し、会としての出馬要請は、18日以降に改めて議論することになった。西川市長は会合後、「今日は出馬を求める意見が出ただけ。(適切な時期に判断するという)これまでの考えに変わりはない」と話した。【中村敦茂】(毎日新聞)
[4月5日20時33分更新]

533とはずがたり:2004/04/06(火) 01:45
>>531
お言葉に甘えてこちらにも是非貼っときたい記事そちらから転載させて頂きます。

534政界再編前夜:2004/04/06(火) 03:47
あ、いい感じですね。
>>530
「両者が競い合って」を「お互いの相乗効果で」に訂正します。

535とはずがたり:2004/04/06(火) 22:00
無党派さんのページより転載。
毎回保守分裂の宮崎だが…。>>525

http://www.the-miyanichi.co.jp/news/index.php3?PT=1
松下氏が参院選立候補正式表明
2004年04月06日

 任期満了に伴う七月の参院選本県選挙区(改選一)に、県議の松下新平氏(37)=東諸県郡区=が五日、正式に立候補を表明した。表明に先立ち、松下氏は同日、自民党を離党。また、県議の辞職願を提出した。十五日の臨時議会で許可される見通し。

 松下氏は県庁記者室で会見。「時代は大きな転換期にある。新しい時代に新しい価値観を創造するのは若い政治家」と世代交代を訴えた。

 離党し無所属で立候補することについては「既成の枠組みにとらわれず、県民党として将来の政界再編を見据えた新しい流れを宮崎からつくっていきたい」と意欲。

 次期参院選では現職の上杉光弘氏(61)が既に自民党本部から公認を得ており、保守分裂の可能性が出てきたが、「保守の歴史は分裂と統一を繰り返してきた。単なる派閥争いの県民無視であってはならない」とした。

 松下氏は高岡町出身。法政大学卒業後、県職員、参院議員秘書を経て一九九九年四月から県議を連続二期務めている。

 参院選には松下、上杉氏のほか、共産党県委員会書記長の馬場洋光氏(35)も立候補を予定している。

536無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/04/06(火) 23:43
バイタリティのある人だと思いますねぇ。
なんとか国会に出られたら活躍しそうなんですが。
http://www.tys.co.jp/news/news.html(流れますけど)
民主党・参院選挙区に大泉元副知事擁立へ
夏の参議院選挙、山口選挙区の候補者として再び登場です。
候補者選びが難航していた民主党県連は、元山口県副知事の大泉博子さんを公認候補として擁立する方針を固めました。参院選山口選挙区に民主党県連が擁立する方針を固めたのは、元副知事で県連副代表を務める大泉博子さん54歳です。大泉さんは去年11月の衆院選では民主党公認で山口1区から出馬し次点に終わりました。国政選挙は2度目の挑戦となります。大泉さんは、東京大学を卒業後、旧厚生省に入り、98年7月に山口県で初の女性副知事に着任し、2001年9月まで務めました。
民主党県連では、去年暮れに民主党に入党した現職の松岡満寿男さんが選挙区からは出馬しない意向を示したため候補者選びを急いでいました。大泉さんは近く正式な出馬表明をするとみられています。
この他、参院選山口選挙区に立候補を表明しているのは自民党の岸信夫さん共産党の吉田貞好さんそれに維新政党・新風の平田誠一郎さんの3人です。

537とはずがたり:2004/04/06(火) 23:54
大泉氏,確かにバイタリティ有りそうだし是非国政に出て活躍して欲しいのですが,衆院1区は高村相手で今回は岸氏ですか。
難しいですかねぇ。それにしても群馬や山口は工業地帯を抱えて労働者も多いであろうにこのていたらくはどういうことでしょうね。
(平岡氏が当選できたのも工業地帯故か。)

一応HPへのリンクを貼って宣伝
http://www.oizumi-hiroko.oidemase.net/

博子の部屋か〜

539とはずがたり:2004/04/07(水) 05:14
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040406-00000006-mai-l19
[選挙]参院選 元アナウンサー出馬へ−−市民団体が推薦 /山梨

 7月の参院選に絡み、県内の文化人らで構成する市民団体「リベラルな市民社会をつくる会『あらた!』」は5日、元アナウンサーの大柴堅志氏(54)を山梨選挙区の候補に推薦すると発表した。大柴氏は7日に正式に出馬表明する。
 県庁で行われた会見には、同会呼び掛け人で和太鼓奏者、天野宣さんらが出席。推薦の理由について「既成の政治家ではなく、山梨の地方の力を高められる人」などと説明した。
 同会によると、大柴氏は無所属で出馬する意向を示しているが、政党からの推薦申し出があれば、柔軟に対応するという。
 一方、候補者の擁立が難航している自民党県連内には、大柴氏を党として推すべきとの声もある。同党県連の前島茂松幹事長は、「大柴氏との公式の接触はなく、党の態度はまだ白紙の状態。7日の出馬表明で語られる理念や政策を関心を持って見守りたい」と述べた。
 同選挙区では、民主現職の輿石東氏(67)が再選を目指すほか、共産新人の花田仁氏(43)も立候補を表明している。(毎日新聞)
[4月6日19時44分更新]

540とはずがたり:2004/04/08(木) 15:16
酒田市出身のコンサルタントとは阿曽重樹の事かね?

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040408-00000003-khk-toh
参院選・山形 民主の候補者選考めど立たず

 夏の参院選山形選挙区(改選数1)で、民主党山形県連の候補者選びが難航している。3月末の県連大会で候補者を発表する予定だったが、4月中旬以降へと先送りされ、現時点で人選のめどは立っていない。会長の鹿野道彦氏(衆院比例・東北)が絶大な影響力を振るい、かつて「鹿野党」とまでやゆされた同党県連。混迷は、昨年11月の衆院選小選挙区で敗れ、辛うじて復活当選した鹿野氏の求心力低下が原因との指摘もある。

 3月27日、山形市のイベントホールで開いた県連大会後の会見。鹿野会長は「(候補者を発表できず)反省している。だが、県連が責任を持って必ず擁立する」と語気を強めた。党本部は「3月末までに候補擁立できない選挙区は、党本部主導で決める」との方針を示しており、党本部の介入を是が非でも回避したい考えをにじませた。

 県連はこれまで、人選にまったく手をこまぬいてきたわけではない。米国・エール大大学院生から民主党入りした、旧山形4区選出の元衆院議員斎藤淳氏(34)に白羽の矢を立て、水面下で参院選へのくら替えを打診し続けてきた。
 しかし斎藤氏は「小選挙区から国政を目指す初心は変わらない」と宣言。「復学する。中途半端になっている研究を終わらせ、学位を取得したい」と、県連の勧誘を尻目にさっさと渡米してしまった。

 出馬を渋る斎藤氏に対しては、昨年末から鹿野氏が中心となって熱心に口説き続けてきた。2月末の県連候補者選考会議では「どうしても立候補してほしい」と、懇願調でさえあったという。
 元秘書の口利き事件などで一度は離党し、「けじめ」なきまま総選挙前に復党した鹿野氏にとって、参院選は名誉回復の絶好の機会。「党本部も躍起だが、鹿野会長も必死だ。県連で人選できなければ会長の面目丸つぶれだ」と、ある県連幹部は解説する。

 県連はほかにも、前回選(2001年)で推薦した元県議の木村莞爾氏(62)や、酒田市出身のコンサルタントらに声を掛けたが、色よい返事はもらえていない。そうした状況で、さらに落胆させたのは、斎藤氏を軸に統一候補の擁立を呼び掛けていた社民党県連の対応。今月3日、しびれを切らせて県連常任幹事の木村正弘氏(38)の擁立を決定。社民との共闘の目もなくなり、民主党県連は八方ふさがりの状況だ。

 過去2回の候補者決定は、前々回(1998年)が投票1カ月前の6月中旬、01年が2カ月前の5月の連休明けと、出遅れから苦戦を強いられてきた。今回は、自民現職で再選を目指す岸宏一氏(63)と、共産新人で党県委員の佐藤雅之氏(31)、それに木村氏が名乗りを上げ、臨戦態勢を整えつつある。
 危機感を強める民主党県連幹部の1人は「時期が決まっている参院選の候補者擁立さえままならないのでは情けない」とため息を漏らす。
(河北新報)
[4月8日7時4分更新

541とはずがたり:2004/04/09(金) 17:22
>>540
=参考=

衆院山形4区補選 民主が阿曽氏に出馬要請
(02.05.30山形新聞)
 加藤紘一自民党元幹事長の衆院議員辞職に伴い10月27日に行われる衆院県4区の補欠選で民主党県連は、酒田市出身で自由党本部事務局長の阿曽重樹氏(52)=昨年7月の参院選比例代表に自由党公認で出馬、落選=に出馬を要請していたことが29日までに明らかになった。
 阿曽氏は同日の山形新聞の取材に、要請があったことを認めるとともに、小沢一郎自由党党首の意向を確認したいの考えを示した。
 関係者によると、民主党県連は仲介者を通じ阿曽氏に補選への出馬を打診、要請したという。阿曽氏は山形新聞の取材に対し「10月に行われる4つの補選で最低でも2勝2敗の5分にすべく努力している段階であり私自身の出馬は困難」としつつも、非自民の統一候補づくりの過程で小沢党首から出馬を勧められた場合、「理論的に出馬はあり得る」と述べた。民主党県連では「(阿曽氏については)何も機関決定したものはない」と話している。阿曽氏は新聞記者を経て政策シンクタンクを設立、小沢党首の政策ブレーンとして活躍した。

542元豪腕幹事長:2004/04/09(金) 20:51
宮城は民主二人目擁立です。独占は無理でしょうが、共倒れもないでしょう。

[選挙]参院選・宮城選挙区 民主県連副代表の菅原氏、無所属で出馬表明 /宮城

 旧自由党出身で民主党県連副代表の菅原敏秋氏(55)が8日、仙台市内のホテルで記者会見し、7月
の参院選に宮城選挙区から立候補すると正式に表明した。無所属で出馬し、民主党に推薦を求める。
同区からは同党現職の桜井充氏が立候補を予定しているが、菅原氏は自らも事実上の民主党候補
との前提で「民主党が2議席を独占することが将来の政権交替になる」と述べた。
 会見で菅原氏は「県内の市町村の声を聞き、雇用や年金、教育など深刻な問題があることを感じた」
と出馬の経緯を説明。「2議席独占で民主党の勝利を導き、(その後の)衆院選にも勝って政権交代に
つなげるのが私の考えだ」とし、今月中旬にも安住淳県連代表に推薦を申し入れる考えを明らかにした。
 菅原氏は仙台市議会の議長などを歴任。01年の参院選比例代表で自由党から出馬したが落選し、
民主党との合併で党県連副代表となった。同選挙区では、自民党現職で同党県連会長の市川一朗氏、
共産党新人の遠藤いく子氏も立候補を表明している。【石川貴教】(毎日新聞)

543magenta:2004/04/09(金) 22:43
共産、社大との交渉拒絶/参院選共闘、完全に決裂
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200404081300.html#no_6

七月の参院選で県議の糸数慶子氏を擁立する社大党の島袋宗康委員長は、共産党本部に対し選挙協力の協議継続を申し入れたが、拒絶されていたことが七日、分かった。三月下旬に両党の交渉が決裂した後も社大党が模索していた共闘維持の道は、これで完全に閉ざされた。

 島袋委員長は六日午前に共産党本部に電話を入れ、党幹部との面会を申し入れた。同委員長は沖縄タイムスの取材に対し、「市田忠義書記局長に会いたい、と申し入れたが、電話に応じた秘書は『すでに結論が出された要件での面会は意味がない』と、取り次ぎもなかった」とやりとりを明かした。

 社大党と共産党県委員会の選挙協議は三月二十七日に決裂、共産党側はその日のうちに古堅宗嘉書記長の擁立を発表した。

 社大党はその後も共産党との交渉再開を模索し、今月四日には革新共闘をリードした元那覇市長の親泊康晴氏らが共産党県委幹部と接触するなどの動きもあった。

 共産党本部との交渉が断たれたことで、島袋委員長は「これではっきりした。やむを得ないが共産党抜きで勝ち抜くしかない」と語った。

 共産党県委の伊佐真市委員長代理は「当選後の所属会派問題で無所属を貫くべきだ、という提案を拒否し、民主党との協力協議を先行させた社大党は、革新陣営から外れた。状況変化がない限り、交渉の意味はなく、互いにそれぞれの選挙を戦うしかない」と語った。

544とはずがたり:2004/04/12(月) 21:51
遂に決まりましたか!
民主・社民・連合が一丸となれば十分勝利可能であるが,なんか足並みに不安が…。

http://mytown.asahi.com/oita/news02.asp?kiji=4124
民主が足立氏擁立へ 前哨戦、一気に本格化

  7月の参院選大分選挙区(改選数1)に、民主党県連が茨城県在住の医師、足立信也氏(46)を擁立する方針を固めたことで、3カ月後に迫った投開票日に向けた前哨戦が8日、一気に本格化した。同党関係者は「自民と互角の戦いが出来るのではないか」と期待する。一方、既に立候補を表明した自民党現職の仲道俊哉氏(74)は「やっと目標が定まった」。共産党新顔の小野勝氏(61)の陣営も「有権者には政策で判断してほしい」と意気込む。

  民主党県連は10日、常任幹事会を開き、足立氏を公認候補と決定する予定。足立氏は、昨年秋の衆院選大分1区で民主党推薦で初当選した吉良州司氏の大分舞鶴高校時代の同級生。吉良氏が県連幹部らでつくる候補者選考委員会と連携して立候補を要請していた。

  選考委は昨年12月に発足。「県内出身で即戦力となる若い人材」を探していた。当初は今年2月にも人選を終える予定だったが難航。3月中旬には東京在住の30代の銀行員の名前が浮上したが、擁立には至らなかった。

  今後、選挙協力をする社民党県連合と連合大分との3者協議や党内手続きが残る。菅正雄代表は「大分1区で連合の推薦を得られなかった昨年の衆院選のようにならないよう共闘の条件を整える」と話すが、3者協議の前に候補者名が表面化したことで、連合内部には「『民主党で決めたからお願いします』という吉良氏を擁立した手法を取られては、3者の枠組みが壊れかねない」との声も出ている。

     ■

  自民党現職の仲道氏は8日、所属する参院内閣委の終了後、民主党の候補者浮上の知らせを受けた。「やっと目標が定まった。当面は景気対策、地方の発展と教育問題について訴えたい」と意気込んだ。

  仲道氏は3月の党県連大会で公認候補として承認された。今月3日には石原伸晃・国土交通相らを招いて政治資金パーティーを開催。17日には大分市内で事務所開きを行う。

  同県連内では「3カ月で足立氏が全県に浸透するのは難しいのでは」(日野立明幹事長)との見方もあるが、「若い候補に票が流れかねない」と、足立氏と仲道氏の28歳の年齢差を不安視する声も出ている。仲道氏は「精神面でも体力でも、私は40、50代には負けない」と話した。

     ■

  共産党県委員会の林田澄孝委員長は「民主党は憲法改正や、年金の財源とするための消費増税を掲げている。(足立氏が)そのような立場をとるのかを見定めたい。年齢がどうこうではなく、有権者には政策で判断してもらいたい」と話す。

  昨年の総選挙では共産党の議席が全国で20から9に半減した。「厳しい戦いになるが、草の根の力を結集して臨む」

(4/9)

http://mytown.asahi.com/oita/news02.asp?kiji=4132
足立氏への要請決定/民主県連
  民主党県連(菅正雄代表)は10日、常任幹事会を開き、7月の参院選大分選挙区(改選数1)の公認候補として、茨城県つくば市在住の医師、足立信也氏(46)に立候補を要請することを正式に決めた。週明けに菅代表らが上京して要請する。選挙協力をする連合大分と社民党県連合には、近く開かれる見通しの3者協議で理解を求めるとしている。

  民主党県連の候補者選考委員会(梶原九州男委員長)はこの日、「少子高齢化時代に対応し、保健・福祉・医療の各分野、年金制度などの課題に取り組める人材」として足立氏を推す答申を県連に提出した。

  常任幹事会はこれを受けて開かれ、昨年の衆院選大分1区で民主党推薦で初当選した吉良州司氏=無所属=の紹介で足立氏が浮上した経緯について議論が交わされた。吉良氏は衆院選で連合大分の推薦を得ていないことから「連合大分の推薦はもらえるのか」と懸念する声も出たという。

  終了後に会見した菅代表は「週明けにも連合、社民に報告する。(足立氏擁立は)必ず理解していただける」と強調。「連合、民主、社民が一体となって戦えば勝てる候補だ」と述べた。

  足立氏は大分市出身。今月、筑波メディカルセンター病院診療部長に就任した。大分舞鶴高校時代に吉良氏と同級生で、吉良氏らが立候補を要請していた。足立氏は県連に対し「(医療など)自分の専門分野で国民生活の安心を担保したい」と話しているという。

(4/12)

545とはずがたり:2004/04/12(月) 21:54
>>542
菅原敏秋氏は宮城1/2区の現職失職後の民主党候補たりえますでしょうかねぇ?
衆院1区岡崎とみ子・2区菅原で参院を鎌田・今野で。

546とはずがたり:2004/04/12(月) 21:55
>>543
うーん,残念ですねぇ。
内向きの共産党には選挙での惨敗という形で目を覚まして欲しい物ですが…。

547無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/04/13(火) 23:46
>>545
このまま全て有罪&連座可で最高裁まで二度行った場合、
来年の秋くらいまでかかるでしょうか。
で,岡崎氏が辞職すれば、補選にもなりますし、
どんなもんでしょうね。

入れ替えのようなのがはっきり出るとよくない気もしますね。

548とはずがたり:2004/04/14(水) 14:40
>>136-139

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040414-00002158-mai-pol
<参院選>自民比例代表の目玉候補に荻原健司氏擁立へ

 自民党は13日、7月の参院選比例代表の公認候補として、冬季五輪ノルディック複合の金メダリスト、荻原健司氏(34)の擁立方針を決めた。20日にも選挙対策小委員会を開き、正式に決める。同党の比例代表は31人目で、参院選の目玉候補としたい考えだ。(毎日新聞)
[4月14日3時6分更新]

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040414-00000005-yom-bus_all
西武鉄道・堤義明会長、総会屋事件で引責辞任

 西武鉄道の堤義明会長(69)は14日、埼玉県所沢市の本社で会見し、同社の役員らが土地取引を偽装して総会屋に資金提供していた商法違反事件の責任を取り、同日付で会長を辞任、取締役からも退くと発表した。

 堤氏は日本ツーリズム産業団体連合会の会長職も辞任し、財界活動から身を引く方針を明らかにしたが、西武グループの中核企業で西武鉄道の筆頭株主であるコクドの会長やプロ野球・西武ライオンズのオーナーなど関連会社の役職にはとどまる。また、事件発覚時に社長だった戸田博之取締役も同日付で辞任した。

 堤氏は会見で、「経営の最高責任を負う者として、このような事態の未然防止に努めるべき任務にありながら、それを防止できなかった」などと謝罪。その上で、「(辞任で)会社としてすべての責任を取ったとは考えていないが、私として考えられることはやらせていただいた」と述べた。

 同社は事件に関連し、3月22日に戸田社長(当時)を減俸20%(1年間)とする処分を行った後、4月8日付で戸田氏を取締役に降格した。しかし、堤会長については、日本経団連の理事は退任したが、社内処分は「鉄道事業は社長に任せていたため、会長に責任はない」(総務部)として、全くなされていなかった。

 堤氏は会見で、「鉄道の経営を役員に全面的に任せて、実情を把握できなかった」と釈明した。

 堤氏は日本オリンピック委員会(JOC)名誉会長や西武ライオンズのオーナーも務めている。JOC名誉会長については「自分からやめるつもりはない」と話し、西武ライオンズのオーナーについても、「(辞任は)そこまでしなくても許していただけるものと思う」と述べ、とどまる意向を示した。堤氏は1960年に同社取締役に就任。73年から16年間社長を務め、89年1月からは代表権のある会長に就いていた。

          ◇

 事件は、2001年の株主総会対策のため、同社が保有する土地を子会社を通じて総会屋に安値で売却することで、実質的に資金提供していたとされるもので、同社の伊倉誠一・元専務ら元取締役3人が商法違反(利益供与)の罪で東京地検に起訴されている。(読売新聞)
[4月14日13時49分更新]

549とはずがたり:2004/04/16(金) 02:31
相手は日本の現在のドン青木幹雄だからなぁ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040415-00000007-mai-l32
[選挙]参院選 神門至氏を擁立へ−−民主党県連が方針固める/島根

 民主党県連は14日、7月に行われる予定の参院選島根選挙区に、新人で元連合島根副会長、神門至氏(42)を擁立する方針を固めた。15日にも決定、党に公認申請する。
 神門氏は県内の経済団体勤務を経て、県農林漁業団体職員労働組合連合(県農団労)の役員を務めた。
 参院選島根選挙区にはこれまでに、自民党現職で党県連会長、青木幹雄氏(69)と、共産党新人で党県書記長、後藤勝彦氏(36)が出馬を表明している。(毎日新聞)
[4月15日20時21分更新]

550しょむ研水泡:2004/04/16(金) 12:39
>>543
まあ社大党が革新を捨てて民主とくっつく選択をしてしまったら分裂は避けられ
ませんわな・・・。社大党と関係してた民社党や、二院クラブを捨てて埋没した
佐藤道夫氏の二の舞になるかと思うと痛いっす。

>>548
今回の出馬を取りやめた野口健(アルピニスト)ですが、「3年後必ず自民から
出馬する」と「週刊朝日」などのインタヴューで息巻いてます。産経新聞の右翼
雑誌「正論」にも寄稿するなど保守・右翼人脈を着々と培っている模様。

551とはずがたり:2004/04/16(金) 13:35
>>550前半
沖縄は民主党の力など全然ないのですからねぇ。決裂の理由が社大が民主党と組むからだとすれば残念です。
共産党の支持者はどう思っているのでしょうかな?
これを機会に沖縄の革新共闘が完全に解体した方が中長期的にはいいのかな…。

>>550後半
むう。情報提供感謝です。
しかし次回は小泉旋風で現職が大量に居るけど入り込める余地有るのでしょうかな?

>>549
神門至で検索すると神門至馬夫と云う昭和40年代ぐらいの社会党の代議士が引っかかるのだが何か関係有るのでしょうかね?
http://www.pref.shimane.jp/section/senkyo/record01/re1-33.html

552とはずがたり:2004/04/17(土) 16:57
[選挙]参院選・選挙区 自民県連、公認候補擁立を断念 /山梨
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040416-00000002-mai-l19
 ◇「大柴堅志氏、推薦は次善の策」
 自民党県連(中島真人会長)は15日、甲府市の県連会館で執行部会(当選4回以上の県議で構成)を開き、7月の参院選山梨選挙区で公認候補の擁立を断念することを正式に決定した。自民党が参院選で公認候補を立てないのは、1955年の県連発足以来初めて。
 無所属で立候補を予定している元アナウンサーの大柴堅志氏(54)の推薦に向け、近く県連幹部が大柴氏本人に意向を確認するが、県議の中には支援の度合いを巡って温度差もある。
 執行部会は非公開で行われた。終了後、記者会見した前島茂松幹事長は「公認候補を立てられない責任を痛感している。できるだけ早く大柴氏に会い、政策協定が可能かどうか話し合いたい」と語った。
 しかし、執行部会や、これに先立ち行われた3役と副会長5人の合同会議では、大柴氏の推薦に向けた事前の調整が不足しているとして3役に批判が集中。出席者によると、「大柴氏本人に誰も会っていない。こんな無責任な会議はない」「推薦するのが出来レースのように言われている。人物や政策を見極める手続きをきちんと踏むべきだ」などと強い反発がでた。大柴氏が当選した場合の自民党入党を推薦条件に課すべきだとの意見もあったという。
 「推薦は次善の策」(前島幹事長)という共通認識ではほぼ一致しているが、ある県議は「ただ推薦すればいいという話じゃない。支持者に説明できないし、正直、熱が入らない」と漏らした。(毎日新聞)

553とはずがたり:2004/04/17(土) 16:57
民主党、参院比例区に歌手の喜納昌吉氏を擁立へ
http://www.asahi.com/politics/update/0417/002.html

 民主党は16日、7月の参院選比例区に、沖縄出身の歌手で、長年、反戦平和活動に取り組んできた喜納昌吉氏(55)を擁立する方針を決めた。近く喜納氏本人に正式に要請し、早ければ20日の党常任幹事会で正式に決定する。

 喜納氏は「ハイサイおじさん」や「花」のヒット曲で知られる。同党としては、知名度の高い喜納氏を比例区の「目玉候補」と位置づけ、全国の無党派層にアピールするとともに、参院沖縄選挙区の推薦候補の得票増にもつなげたい考えだ。 (04/17 08:43)

554とはずがたり:2004/04/20(火) 11:34
山形も決まったようですねぇ。民主党が好きそうな人材だ。
社民党が既に擁立決めちゃったのが残念だが…。

http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/news/20040420k0000m010057000c.html
参院選:山形選挙区に新人の舟山康江氏公認 民主山形県連

 民主党山形県連は19日、7月の参院選山形選挙区に新人で元農水省官房調査課調査専門官の舟山康江氏(37)を公認候補として擁立すると発表した。
毎日新聞 2004年4月19日 19時57分

555おりーぶの木:2004/04/20(火) 23:10
>>553
この人、けして嫌いじゃないけど(花は名曲だし)民主党ってキャラクターでは間違ってもないよな。
むしろ社民党でしょ。大丈夫なの?

556おりーぶの木:2004/04/20(火) 23:10
>>553
この人、けして嫌いじゃないけど(花は名曲だし)民主党ってキャラクターでは間違ってもないよな。
むしろ社民党でしょ。大丈夫なの?

557とはずがたり:2004/04/20(火) 23:21
>>556
社民系,引き抜きの布石?なんてうがったりしてみたりして(笑)

社民系の民主合流派(阿部・横光),中間派の沖縄系(照寛・東門・大田),独自派(土井・瑞穂・又市・淵上)の内,沖縄の政策を国政に反映させると誘えば(現状では社民党の議席を反映して委員会にも満足に人を出せない)合流派+沖縄系で主導権を握って社民党を動かせるのでは?

558おりーぶの木:2004/04/20(火) 23:25
>>557
案外そうかも(笑)まあ社民党どうなるんでしょうね?ああなっちゃ終わりだろうが・・

559無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/04/21(水) 22:47
>>556
でも小沢さんのツテらしいしなぁ。
いろんなつながりがあるんですねぇ。

>>557
新潮社のフォーサイトって雑誌を図書室で読めるんですが、最近の記事によると、
社共の共闘が共産党主導で模索されてたけど、民主合流派が反発してできなかったと。
(眉唾かとも思いますけどね)

560とはずがたり:2004/04/22(木) 01:22
>>559
なるほど。社民の存在意義として既に共産党と民主党にわかれてしまうのが一番すっきりすると思うのですがねぇ。
今みたいに民主ともくっつけないし共産と共闘もできないのはゲーム理論的に云うと或る種の低位均衡な気がするのですが。。
社共の共闘が出来れば非常にすっきりするし,俺の共産党現執行部への評価上がるのですがねぇ。
なにか具体的に表に現れた事象はあったんでしょうかね?>社共の共闘

院内共闘と統一名簿の作成に踏み切れば結構行けそうな気がするんですがね(03総選挙で共倒れでゼロ議席だった比例でも1議席確保出来てたりしたと思いますし)。
日本共産党の民主集中制や党名をそのまま残しつつ,支持の拡大を目指すには社民党・新社会党・日本共産党・日本共産党諸分派などで統一選挙連合を組むのが良いと思うのですがね。。
保守中道…自公(商工農林水産学会など弱者保護・右翼政策)=土建屋・医師会・特定郵便局長など
民主リベラル…民主(新興企業・大企業サラリーマン層・競争促進)=連合
革新左翼…社共(中小企業労働者・弱者保護)
の3極という感じでしょうか。どうも自公より民主の方が右に思えてくる。

561おりーぶの木:2004/04/23(金) 23:57
>>559
そうなんですか。ぜんぜん接点なさそうなんだけどなぁ。意外屋根。

562おりーぶの木:2004/04/23(金) 23:58
>>559
そうなんですか。ぜんぜん接点なさそうなんだけどなぁ。意外屋根。

563おりーぶの木:2004/04/23(金) 23:59
>>560
やはり再配分に対するスタンスが重要なんじゃないですかね?
こうしてみるとほんとにねじれまくってるなぁ。

564おりーぶの木:2004/04/24(土) 00:10
3閣僚が年金保険料を未納 経産相は21年間
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040423-00000096-kyodo-pol

 衆院厚生労働委員会で3閣僚の年金未払い問題で休憩になり再開を待つ坂口厚労相=23日午前
 
 中川昭一経済産業相と麻生太郎総務相、石破茂防衛庁長官の3閣僚は23日の閣議後の記者会見で、加入義務がある国民年金の保険料について、過去に払っていない期間があったことを明らかにした。未納期間は中川経産相が約21年、麻生太郎総務相が3年10カ月などで、3氏ともミスを認め陳謝した。閣僚の未納問題の発覚は、与野党が対立している年金改革関連法案の国会審議にも影響を与えそうだ。
 閣僚の公的年金加入状況は、衆院厚生労働委員会の理事会で民主党が公開を要求、各閣僚が23日の会見で説明した。民主党の枝野幸男政調会長は同日の衆院厚労委で「法律を作って国民に(保険料を納める)義務を求める国会議員は(保険料を)納付すべきだ」と強調しており、政府への攻撃材料にする姿勢だ。(共同通信)
[4月23日13時48分更新]

なんだかなぁ。国民はこれにこそ怒るべきでしょう。人質の家族に誹謗中傷してるエネルギーがあるのなら、明後日の補選の選挙民は投票所に足を運んで意思表示しないといつまでたってもなめられっぱなしだぞ。
でも権力に対しての物分りのよさにかけては右に出る国(民主主義国では)ないだけに仕方がないで終わるんだろうなぁ。くそったれが!

565名無しさん:2004/04/24(土) 16:27
>>560
左翼政党連合についてですが、選挙連合を作ると、政党交付金の対象はその政党連合になってしまいます。社共で政党交付金へのスタンスが違うこともあり、余計に難しいでしょうね。確かに、韓国民主労働党のように、第3極の社民政党は欲しいところですがね。
それから、二大政党を保守中道/民主リベラルと色分けしていますが、保守―中道―革新という表現に慣れているせいか、後者は唐突な気がします。やはり民主党も保守中道政党と表現するのがピンとくるかと。幅の広さは似たようなもので、陳腐化しているか否かが両勢力の違い、というところでしょう。自民党最左派と民主党最右派を交換して、公明党が民主党と連携すれば、保守/中道と明快になるのでしょうが…

566元豪腕幹事長:2004/04/28(水) 18:06
北海道はおもしろくなってきました。

参院北海道に西川氏=民主道連
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040426-00000273-jij-pol

 民主党北海道連は26日、常任幹事会を開き、夏の参院選で北海道選挙区(改選数2)に新人の元パイロット、西川将人氏(35)を擁立することを決めた。近く党本部に公認申請する。同選挙区では、民主党から現職の峰崎直樹氏も再選を目指して立候補する予定で、西川氏は同党としては2人目の候補となる。 (時事通信)

567元豪腕幹事長:2004/04/28(水) 18:10
民主党の残りの空白区は石川、和歌山、徳島、宮崎だそうです。

<参院選>民主が鳥取、愛媛、鹿児島に新人擁立
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040428-00002015-mai-pol

 民主党は27日、7月の参院選鳥取選挙区に党県連副代表の土屋正秀氏(37)▽愛媛選挙区に党県連副代表の斉藤政光氏(35)▽鹿児島選挙区に連合鹿児島事務局長の皆吉稲生氏(53)をそれぞれ新人公認候補として擁立することを決めた。(毎日新聞)

568とはずがたり:2004/04/28(水) 18:18
>>566-567
情報感謝ですヽ(゚∀゚)ノ

自民票はムネオ氏の出馬で割れる筈のですので面白いですねぇ。

皆吉氏は自治労出身で鹿児島県の自治労が社民党支持だったことから異論が出て(>>442 >>444)ましたが最終的に決定ですね。
地方の社民党の支持基盤を切り崩して行く上でも注目です。保守地盤で難しいとは思いますが共闘がスムーズに行き実績を重ねていくことを期待ですな。

569とはずがたり:2004/04/28(水) 18:23
本部主導型でしょうなぁ。衆院議員秘書と云うことは山内氏の秘書かと思ったら千葉県選出の長浜氏の秘書のようですね。→http://db.kosonippon.org/statesman/statesman_info.php?id=1461
まぁ地域への浸透は難しいでしょうなぁ。。
また部落解放同盟も推薦を決めたようです。

http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/tottori/news/20040426ddlk31010676000c.html
選挙:参院選・選挙区 民主公認の土屋正秀氏、出馬会見 /鳥取

 夏の参院選鳥取選挙区(改選数1)で、民主党公認での出馬が内定している同党衆院議員秘書、土屋正秀氏(37)=静岡県出身=が25日、米子市末広町の米子コンベンションセンターで出馬会見を開いた。時局講演会で来県した同党の岡田克也幹事長も同席した。

 土屋氏は「秘書の経験を生かし、皆さんの声を聞くことを第一の信条にしたい。鳥取は保守基盤が強い地域だからこそ、やりがいを感じる」と意気込みを語った。岡田幹事長は「地元出身ではないが、大事なのは政治信条。土屋氏の強い信念は県民の皆さんに理解してもらえる」と話した。

 会見後、岡田幹事長は米子、倉吉、鳥取の3市内で講演会を開き、年金問題や参院選にむけた同党の取り組みなどを話した。
毎日新聞 2004年4月26日

http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/tottori/news/20040425ddlk31010691000c.html
選挙:参院選鳥取選挙区 民主候補を推薦−−部落解放同盟県連 /鳥取

 7月の参院選鳥取選挙区(改選数1)で、部落解放同盟県連(中田幸雄委員長)は24日、民主党公認候補として出馬が内定している同党衆院議員秘書、土屋正秀氏(37)を推薦することを決めた。鳥取市で開催された定期大会の特別決議案として採択された。

 同党県連は、社民党県連と連合鳥取、同盟県連の間で非自民系の無所属統一候補の擁立を模索していたが、難航。民主党県連は党本部から紹介された土屋氏の擁立を決め、3者に協力を求めてきた。

 同盟県連は、21日に山田幸夫書記長らが土屋氏と面談し、人権政策など基本方針を確認した。政策協定などはこれから討議していくという。

 中田委員長は大会終了後、「人権政策など我々と一致しており、一緒に戦える人材だ」と話した。
毎日新聞 2004年4月25日

570とはずがたり:2004/04/28(水) 18:27
斉藤氏も衆院選に引き続いての落下傘の様ですねぇ。山形3区で今回落選の斎藤氏も秋田がルーツなんでしょうかね?

http://homepage3.nifty.com/masamitsu/profile.html
「さいとう」の戸籍名は「齊藤」。
 祖父は秋田出身の農家次男。たまたま秋田県でも優秀な秀才で第二次世界大戦の始まる前に、秋田県選抜で帝国陸軍近衛兵として上京したのが江東区で住むきっかけになったと父は聞いている。日本帝国陸軍の任命証書があるから本当の話だろうが信憑性は定かでない。ちなみに秋田の実家は「齊藤」ばっかりいる。「齊藤郷」とでも言うのだろうか。母は岩手県出身。一族郎党、元総理大臣の鈴木善幸氏の関係者らしい。親戚には町長をした者いるらしいが全員、自民党支持者で私が民主党にいるのは気に入らないらしい。「政光=まさみつ」という名は、どうも1949年当時の流行だったらしい。特に政治を意識した名前ではなかった。ちなみに両親は政治にまったく関心がない。

http://www.ehime-np.co.jp/newsflash/news20040427592.html
民主党県連が斉藤副代表擁立へ 参院選

 7月予定の参院選愛媛選挙区で、民主党県連(成見憲治代表)は26日までに、党公認候補として、昨年11月の衆院選で愛媛2区から立候補した県連副代表の斉藤政光氏(35)=東京都在住=を擁立する方針を固めた。近く三役会議を開いて正式決定し、連合愛媛の中央メーデー(29日)までに発表する。
 連合愛媛は26日、拡大執行委員会を開き、斉藤氏の推薦を決定した。
 参院選愛媛選挙区では、自民新人で党県連元幹事長の山本順三県議(49)、共産新人で党県常任委員の坂根正洋氏(31)が出馬表明している。

571無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/04/29(木) 00:15
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news02.asp?kiji=6959  焦点となっている今夏の参院選石川選挙区(改選数1)の民主党候補について、同党県連は志雄町出身でNPO法人役員の津田栄氏(49)=千葉県市川市=の擁立を検討していることがわかった。本人に最終的な意思確認をしたうえ、4月中にも緊急の常任幹事会を開いて正式決定する意向だ。

  関係者によると、津田氏は東京大法学部を卒業後、証券会社のアナリストや外資系の金融関連会社役員などを歴任し、現在は危機管理関連のNPO法人の理事を務めている。民主党本部による候補者公募に応募したといい、郷里の石川選挙区からの立候補に前向きな姿勢を示しているという。

  26日には同党県連代表の奥田建衆院議員が県議会や金沢市議会を訪れ、協力関係にある会派の幹部らと相次いで会談し、「党として戦いたい」と支援を要請した。

  県議会第2会派「新進石川」の金原博会長は会談後、「石川にゆかりのある人と聞いた。会うことにやぶさかではない」と述べた。

  98年の参院選で「非自民・非共産」勢力が擁立した現職の岩本荘太氏(63)=無所属の会=が1月に今期限りの引退を表明したことを受け、同党県連は2月ごろから後継候補の選定を本格化させた。しかし、岩本氏当選の原動力となった新進石川の対応が決まらないことなどから人選が難航。奥田氏や代表代行の一川保夫衆院議員ら幹部が「期限」としていた黄金週間が迫り、最終的に党本部の候補者公募に応じていた県出身の津田氏に「白羽の矢」をたてたとみられる。

  石川選挙区にはすでに自民新顔の岡田直樹氏(41)と共産新顔の佐藤正幸氏(36)が立候補を表明している。民主党県連と友好関係にある新進石川はまだ対応を決めておらず、選挙戦の構図は不確定だが、津田氏の立候補が決まれば与野党の新顔3氏による争いになる公算が大きい。
---
石川も立ちそう。

572とはずがたり:2004/04/29(木) 16:05
これで残るは,和歌山・徳島・宮崎でしょうか。

徳島は病気もささやかれる高橋紀世子に対してどう対処するのか?
宮崎は01年の参院選で保守分裂の中善戦した東氏と自民系県議出身の松下氏のどちらから選ぶかの二択でしょうか。
和歌山は前回の衆院選も県連が旧自由と旧民主の間でごたごたして碌に候補者も立てられんかったが,その後遺症が未だ残っているのかな?

573香川県民:2004/04/29(木) 20:56
共産党は旧イタリア共産党(現左翼民主党)のように柔軟な対応を取って欲しいものですが・・・。
独自路線を歩みすぎると「革新的無党派」の票を失ってしまうのではないかと思います。

社大、共産へ譲歩案/参院選・所属会派問題
糸数氏、合意なければ無所属

七月の参院選で糸数慶子氏(56)を擁立し、全野党共闘を目指す社大党(島袋宗康委員長)は、独自候補を立てる共産党県委員会(赤嶺政賢委員長)に対し、争点となっている所属会派問題で、「当選後、協力政党の合意が得られない場合、無所属を通す」との譲歩案を提示したことが二十八日、分かった。
共産党側も「(二党間の)ブリッジ共闘もあり得る」との見解を示すなど、双方に歩み寄りがみられる。糸数氏で野党候補者が一本化される可能性も出てきた。

糸数氏が正式に出馬表明を予定している三十日が交渉のタイムリミットで、二十九日に予定される両党の話し合いが大きなヤマ場となる。

http://www.okinawatimes.co.jp/day/200404291300.html

574名無しさん:2004/04/30(金) 17:30
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040430-00000102-jij-pol
参院和歌山に女性候補=民主

民主党和歌山県連は30日、7月の参院選和歌山選挙区に新人で元松下政経塾生の川条志嘉氏(34)を擁立することを内定した。 (時事通信)

575名無しさん:2004/04/30(金) 17:33
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200404301700.html#no_2
共産も糸数氏支持/参院選
社大と基本合意、古堅氏出馬取りやめ

 七月の参院選で県議の糸数慶子氏を擁立し、野党共闘を目指す社大党(島袋宗康委員長)と共産党県委員会(赤嶺政賢委員長)との二党間調整は三十日午前、候補予定者を糸数氏で一本化する方向で基本的な合意に達した。共産党県委が擁立した古堅宗嘉書記長は出馬を取りやめる。知事選や国政選挙で続いた野党分裂は回避され、参院選は六年前と同様に与野党の一騎打ちとなる公算が大きい。

 両党は同日午後、選挙協力に向けた最終の話し合いをもつ。これを受けて社大党は社民、民主両党に対し、共産党との合意内容を説明し、了承を取り付ける。社大、共産両党は一両日中に選挙協力に向けた覚書を調印する見通しだ。

 両党協議で対立点だった「当選後の所属会派問題」は、社大党が「特定政党にかたよらない」とする方針を明示する。

 社大党が二十五日に提案した選挙協力の覚書案を共産党は大枠で了承。共産党側は今回の選挙協力はあくまでも社大党との「二党共闘」の立場を堅持。会派問題の協議には加わらないとする方針を決めたことで、社大・共産の双方は所属会派問題をクリアした。

 社大党は、すでに民主、社民両党と交わした政策協定(三党合意)で、「所属会派は、当選後に糸数氏が政治理念を実現できるよう配慮し、三党間で話し合う」とする方針に従い、会派問題は共産党を除いた野党共闘で処理されることになりそうだ。

 社大、共産両党は、政策面でも糸数氏が「安保反対」を表明することで合意した。

 三年前の参院選は野党が分裂したため、野党総得票数が自公両党の票を上回ったものの、苦杯をなめてきた。今回、六年ぶりに共産が“共闘”を組むことが確定したことで、七月の参院選は与野党ほぼ互角の選挙戦となる見通しだ。

576とはずがたり:2004/04/30(金) 19:31
>>572-576
おお,和歌山が決まってこれでほぼ選挙区で候補者が決まったという事ですな。

あと沖縄も無事全野党共闘が成立しそうで何より。
当選後の会派はどうするのかなぁ。

577とはずがたり:2004/04/30(金) 19:33
http://www.mskj.or.jp/profile/shika.html
川条志嘉

578名無しさん:2004/04/30(金) 19:58
年金問題(未払い)に注目が集まっていますが、年金改正法案にまで関心が拡がってほしいですね。参院選の勝敗を「未払い問題」が左右するのは…。

判断の基準は、愚直とはいえ「より良い世の中を!」だと思います。

579とはずがたり:2004/04/30(金) 20:04
確かに本来は政治家の資質なんかよりも政策の中身で論戦が行われるのが筋でしょうから。。

その「より良い世の中」の方向性の中身は如何お考えでしょうかね?

580578:2004/04/30(金) 20:46
政権交代です。もちろん非自民党。

581とはずがたり:2004/05/01(土) 01:02
同感ですねぇ>政権交代

なかなか「政権維持上手な自民党+依存症気味の国民」の取り合わせで困ったものです。。

582無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/05/02(日) 12:27
http://www.topics.or.jp/News/news2004050206.html西川小松島市長、参院選出馬を断念 「保守分裂・混乱招く」

 今年七月の参院選徳島選挙区への立候補を模索していた西川政善小松島市長(61)が一日、出馬を断念する意向を明らかにした。西川氏は「小池正勝前徳島市長が自民党の公認を得ており、私が立候補すれば保守が分裂し混乱を招くことになる」などと理由を説明している。

 西川氏は、小松島市議をはじめ、自民党徳島県連が小池氏の擁立を決めたことに反発する県連内の反小池勢力に促され、立候補を検討していた。四月四日には、保守系の現・元首長や市町村議ら有志が西川氏の擁立に向け「地方自治の危機を憂える会」を発足。西川氏自身も後援会幹部らに相談を持ち掛けていた。

 しかし「憂える会」の出席者が少なく、支援の輪が広がらなかったため、支持者からも慎重な意見があった。さらに、西川氏が師事した三木武夫元首相の長女で、現職の高橋紀世子氏との調整がつかなかったことも出馬を見送った要因とみられる。

 西川氏は「地方の声を届けるという大義は立つが、環境が整わなかった。私の出馬によって自民が割れると(独自候補擁立を模索する)民主を有利にしてしまう」とも話している。

 西川氏は中央大を卒業後、小松島市議、県議を経て一九八九年に小松島市長に初当選し、現在四期目。二〇〇〇年の衆院選時にも徳島3区からの出馬が取りざたされた。
-----------------
この県はよくわかりませんね。

583とはずがたり:2004/05/02(日) 17:36
>>431(民主党注目区)及び>>516(社民民主共闘状況)のその後の【民主党・社民党擁立・共闘状況I】

●②北海道 民主党は二人目に元自由党の西川氏擁立決定>>566。社民党は山内恵子氏(64)擁立へ
●青森 田名部(民主・現職)。社民は1月中にも擁立決定方針。連合青森は候補者一本化を要請,連合青森内には異論有り>>410 >>427。結局井上浩(51)擁立へ
●岩手 民主は主浜了(民) 前県農林水産部次長(53) >>116。社民党は党県連常任幹事竹花邦彦氏(52)の公認を決定>>460
②宮城 労組の選挙違反裁判で逆風の民主党は二人公認擁立を断念>>456。併し二人目候補として旧自由系菅原氏が立ち民主へ推薦を要請>>542
※秋田 無所属でアナウンサー鈴木陽悦(55)を民主・社民推薦で擁立>>383
●山形 民主党の擁立は困難・混乱を極めた>>509 >>517 >>540-541が,女性農水官僚出身の船山氏を民主が擁立>>554。社民はそれに先立ち木村正弘(38)擁立決定>>529
・福島 無所属の佐藤氏は民主公認で出馬を決定>>504。取り敢えず社民は推薦せずを決定>>512
<秋田・山形・青森>>297-299

・茨城 民主現職
・栃木 民主現職
・群馬 衆院選に出た富岡由紀夫(民)公認擁立決定 >>108
●埼玉 嶋田智哉子(民)歯科医 二人擁立決定>>99。一人目現職藤井俊男(民・61)氏出馬断念。社民は前衆院議員の日森文尋氏(55)の擁立を決めた>>451
②●東京 民主党は二人擁立。社民は中川直人(社)
・千葉 社民は独自候補擁立を目指す
●神奈川 県連合副代表の上田恵子氏(36)を擁立>>343
・山梨 民主現職

※新潟 近藤正道(無)=民・社
●富山 民主現職に対して社民が独自候補擁立へ>>301 小川晃(64)
・石川 岩本荘太が出馬断念>>339して候補者擁立難航。民主党は志雄町出身でNPO法人役員の津田栄氏(49)の擁立を検討へ>>571
・福井 民主,社民も候補者の擁立を検討している。民主党はラジオ番組元パーソナリティー、五十川真季子氏(40)=福井市江端町=を公認候補として擁立>>463
・長野 社民は候補者を擁立する方針
・岐阜 民主現職
②静岡 海野徹(民)参院議員(54) 藤本祐司(民)=連 UFJ総合研究所主任研究員(46)
②愛知 木俣佳丈(民[友])=創? 佐藤泰介(民)
※三重 民主は12月,連合,社民と候補者選定委員会を立ち上げた。芝博一(民)県議…芝氏、北川前知事の元秘書で一志郡選出の松田直久県議(49)、昨秋の衆院選で5区で立候補した金子洋一氏(41)の中から選考>>296。結局,芝氏を擁立へ

584とはずがたり:2004/05/02(日) 17:37
>>431(民主党注目区)及び>>516(社民民主共闘状況)のその後の【民主党・社民党擁立・共闘状況II】

・滋賀 林久美子(民)…元びわ湖放送キャスター(31)
・京都 民主福山氏現職
・大阪 民主党は衆院選の候補者調整で参院に回った尾立氏公認
・兵庫 水岡俊一(民)兵教祖(47)
・奈良 元衆院議員の前田武志氏(66),弁護士の前川清成氏(41)の二人から予備選(>>336)の予定だったが実施断念(>>429)前川氏の擁立と前田氏の比例からの立候補を決定。
・和歌山 民主は4月末になって漸く松下政経塾から女性落下傘(?)候補を擁立決定へ>>574 >>577

※鳥取 民主は社民と統一候補を立てることで合意,補選出馬の勝部氏は出馬断念(>>300)。落下傘で土屋正秀氏(37)の公認を決定,解放同盟も推薦決定>>569
・島根 民主は連合島根と連繋して「非自民・非共産統一候補」を目指すが,社民との関係修復は難しい?社民は出来るだけ野党統一候補を擁立したい>>377。結局民主党は元連合島根副会長、神門至氏(42)を擁立>>549
・岡山 江田五月(民)
・山口 松岡氏が比例転出表明など迷走し結局民主党は衆院選山口1区に出た大泉博子の公認決定>>536-537
・徳島 >>582自民党が公認で擁立を決定した小池正勝前徳島市長に対して立候補を目指していた西川政善小松島市長は立候補を断念。同じ三木系の高橋紀世子(み)氏での一本化か?
・香川 民主は植松恵美子(36)会社社長の公認擁立を決定>>430。連合香川は民主候補を推薦>>476。社民は公認擁立はしないものの民主候補の推薦はせず。
・愛媛 社民は野党勢力の一本化を模索している。先の衆院選に愛媛2区で出た斉藤政光氏(35)の公認を民主は決定>>570
●高知 広田一?(無)=民・社…民主公認は辞退>>409 >>417。社民党は松岡由美子(55)氏の推薦を決定。

●福岡 民主党は大久保勉氏の公認決定>>335。社民党は江頭邦弘(63)の擁立を決定
・佐賀 民主党は元日銀文書局調査役の川崎稔氏(42)>>258
※長崎 民主公認犬塚氏を社民が推薦の意向>>446
・熊本 民主現職本田良一(民)に対し社民は公認擁立方針。
※大分 民主・社民は選挙協力を決め今回は民主が出す。大分県出身で吉良氏の知人で茨城県在住の医師、足立信也氏(46)の擁立を決定>>544。吉良氏と連合が微妙なだけに吉良氏の紹介と云うことで微妙な足並みの乱れも多少心配である。
・宮崎 候補者擁立を目指す民主,社民は人選を模索中。東氏が出馬に意欲>>342 自民党県議から松下氏が出馬を表明>>535。勝てる候補として民主は慎重に人選中?
※鹿児島 前回は選挙協力を結んだ民主,社民も候補者擁立を目指している。自治労出身の皆吉稲生氏が民主公認で出馬をしようとするも元々社民支持をしてきた組織に異論が出て一旦白紙へ >>442 >>444。結局公認決定>>567
※沖縄 糸数慶子(大)>>96 共産とは会派所属問題を巡って折り合いが付かず>>510-511「完全に」決裂>>543したものの,ぎりぎりの交渉で会派問題は当選後の話し合いで合意がない限り無所属となり,二党間のブリッジ共闘の形で全野党共闘実現へ>>573>>575

585しょむ研水泡:2004/05/03(月) 01:08
>>573
 とはいえ「柔軟な対応」を突き詰めると大日本愛国党や青年自由党、
維新政党新風などから出た候補でも「非自民なんだから政策はどうでも
いいからとにかく推薦しろ」とか、「小泉構造改革をバックアップする
ため森派や山崎派など親小泉勢力の自民党候補が立ってる所には野党は
候補者を立てるな」なんて要求がまかり通る事になりますが・・・。
 政党共闘は原則として政策を大前提にして頂きとう存じます。フランス
の「シラクvsルペン」みたいなのが横行するのは洒落にならないので・・・。

586とはずがたり:2004/05/03(月) 01:08
民社共闘二題

2004年04月21日(水)
社民県連が参院選で輿石氏支持 近く政策協定締結、公認擁立は断念
http://www.sannichi.co.jp/DAILY/news.php?y=2004&amp;m=04&amp;d=21&amp;s=4
 社民党山梨県連(中込孝文代表)は二十日、甲府市内の同県連事務所で県委員会を
開き、今夏の参院選での公認候補擁立を断念した上で、民主党公認で立候補する現職
の輿石東氏を支持することを決めた。同県連は近く輿石氏と政策協定を結ぶ方針。
 県委員会には県連役員ら十三人が出席。公認候補擁立を断念することを決め、民主党
県連、連合山梨などから寄せられている輿石氏への協力要請について、対応を協議した。
 同県連は一九九八年七月の参院選で輿石氏(当時は無所属で立候補)を推薦。中込
代表によると、今回は民主党公認であるため推薦はしないが、輿石氏が旧社会党に所
属していた経緯を踏まえ、「輿石氏の憲法に対するスタンスは社民党の主張に近い」(中
込代表)ことなどを理由に支持を決めた。一方、公認候補擁立を見送ったことについて、
中込代表は「力不足は否めず、支持者に申し訳ない」と話した。
(山梨日日新聞)

社民県連、参院選佐賀選挙区候補を断念
http://www.saga-s.co.jp/localnews.asp?ID=20040308&amp;COL=4
社民が候補擁立見送り〜参院選佐賀選挙区
ttp://kyushu.yomiuri.co.jp/nsurf/nsurf41/nsu4103/nsu410308c.htm
 社民党県連合の定期大会が七日、佐賀市の自治労会館で開かれ、今夏の参院選佐
賀選挙区での候補者擁立を見送ることを確認した。
 柴田久寛代表は「昨年十一月の衆院選佐賀一区で敗北し、参院選まで時間もない。
県連合の足元から立て直しを図ることが先決と判断した」と語り、民主党との連携につ
いては「現段階では白紙。これから議論する」と述べた。
 この結果、参院選佐賀選挙区は、自民現職・岩永浩美氏(61)に対し、共産新人・武
藤明美氏(56)と民主新人・川崎稔氏(43)が挑む三つどもえの争いとなる公算が大き
くなった。
 大会では新年度役員も選出。柴田代表らの留任を決めた。
(読売新聞佐賀版)

587とはずがたり:2004/05/03(月) 01:18
>>585
社大と共産ではその政策に大差が有るようには思えないんですがねぇ。
共産党は政策を大事にして他の政党との共闘に変な妥協はすべきではないということでしょうけど,平和運動などで社民と共産ぐらいまでの共闘なら野合ではないというのは国民のコンセンサスになっていそうなものですが。。
共産党の民主集中制は異なる意見を排除する機構ですから多数派を形成して議席を取るという(小選挙区下の,でしょうけど)民主主義的な作業を遂行するには本質的に矛盾してるから無理なんでしょうかねぇ。

588とはずがたり:2004/05/03(月) 04:39
社民独自候補擁立二題

http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/nagano/news/20040501ddlk20010336000c.html
’04参院選・長野:
山口わか子氏を擁立−−社民県連 /長野

 社民党県連代表で元衆院議員の山口わか子氏が30日、同党公認での立候補を表明した。山口氏は「人間の安全保障、命の安全保障を政治の課題にしていかなければならない」と意気込みを述べ「自民党でも民主党でもない考えを持っている人を代弁する政党があってもいいのでは」として同党の存在をアピールしていくという。

 山口氏は県公衆衛生専門学校卒業後、豊科町収入役を経て、00年の衆院選に立候補し比例北信越ブロックで初当選。昨年11月の衆院選にも長野2区から立候補し、再選を目指したが落選した。
毎日新聞 2004年5月1日

http://www.sankei.co.jp/edit/kenban/miyagi/040430/kiji03.html
沖田氏が立候補表明
参院選社民党

 社民党東北ブロック協議会事務局長の沖田捷夫(かつお)氏(59)は29日、仙台市内で記者会見を開き、今夏の参院選で宮城選挙区(改選数2)から立候補することを表明した。

 会見で沖田氏は「社会的、政治的に手を差し伸べられなくてはならない子供や高齢者などがぞんざいに扱われている。立候補しなければ二大政党の流れを変えられない」と決意を語った。

 沖田氏は岩出山町出身。県立岩出山高を卒業後、昭和39年に旧国鉄仙台鉄道管理局に入り、44年に日本社会党に入党、国労仙台地方本部青年部長、社民党宮城県連幹事長などを歴任した。平成12年の衆院選では宮城1区から出馬し、落選している。

 参院選の宮城選挙区には、自民党が現職の市川一朗氏(67)、民主党が現職の桜井充氏(47)、共産党が党中央委員の遠藤いく子氏(55)の擁立をそれぞれ決めているほか、民主党県連副代表の菅原敏秋氏(55)が無所属で出馬を表明している。

589しょむ研水泡:2004/05/03(月) 07:39
>>585
 自民と民主が政策を同じくしながら支持組織が前者が業界団体で
後者が企業労組だったり、共産と社民が政党助成金に対して前者が
「思想・良心の自由に反する」と反対し、後者が「財源の無い団体
を行政が支援するのは当然」と賛成してたりと、ある程度近く見える
勢力でもそれぞれ事情があるでしょうからね。なかなか難しい。
 ま、政策共闘が上手くいかないのは先ず何よりも小選挙区制という
制度的欠陥にこそあるわけで・・・。
 民主党も市民政党を詐称して他の野党の票だけをゴッソリ吸い上げて
食い潰そうなどという姑息な事は考えず、日本版ネオコン政党として
真正面から自民系の支持者を切り崩すというようにすれば無党派・他
党派頼みから自前で票を獲れるようになるだろうに。鳩山ユッキーの
中曽根大勲位への出馬要請はそれに拍車をかけるか?いっその事年金
不払いを口実に人事も西村眞悟党首・松原仁幹事長くらいに思い切った
刷新をすれば大幅に株が上がるかも。

590しょむ研水泡:2004/05/03(月) 07:46
 追記。異なる意見を排除してはならないと言いながら中田宏氏や
横路孝弘氏に制裁を加えたり柿沢弘治氏を除名しちゃイカンわね・・・。
<民主&自民

591名無しさん(1772@議員スレ):2004/05/03(月) 11:15
>>590
中田宏氏はあくまで、民主党と統一会派を組んだ、無所属の会所属代議士でしたが。それに、政党政治なんですから、いくらなんでも首班指名投票に造反したのなら、会派除名も仕方ないでしょう。
あと、いくら「柔軟な対応」と言ったって、誰も>>585のような極端なことは考えません。常識で考えて下さい。
あなたの表現の自由を制約するつもりは毛頭ありませんが、極論を吐いて揚げ足取りのようなことを言うのは、「荒らし」と同レベルですよ。

592とはずがたり:2004/05/03(月) 15:26
1772さん,側面からの擁護,感謝であります。
しかし私は本来心情左翼の社会主義者(レオン・ワルラスがそうであったように自由競争の擁護を主眼とする社会主義だってありえる)ですからまぁ水泡さんのいらだちがわからんでもないです。

民主党が市民政党を詐称して本来共産党などが取るべき票をごっそりと窃盗しているのですからねぇ。
多分,俺が小泉が自民党では改革できもしないくせに改革者を詐称して,本来民主党が取るべき無党派票をごっそりと窃盗しているといらだっていると同様の構図があるのだと思われます。

揚げ足取りの中にも一分の理がありえますし自分も自民党の揚げ足をとって楽しんで(or憂さをはらして?)いる面もありましょうし。
が,欲を言えば支持者から見てこう変えればいいんちゃうかみたいな提案は無いんでしょうかね?
やっぱ保守反動勢力側が左翼勢力に不利なように制度などをいじるから悪いのであって左派勢力が反省・改良すべき点など一つもない?

593名無しさん(1772@議員スレ):2004/05/03(月) 22:45
>>592
これはどうも。すると、とはずがたりさんは、英国労働党やドイツ社民党のような社会民主主義者というわけですか。私は保守系ですが、社会民主主義は重要なカウンター・パートだと思っています。
おりーぶの木さんが議員スレで言っておられた通り、日本も階級社会になりつつあります。人間の個性を活かそうとすれば、それは仕方のないことです。しかしそれならばこそ、日本には当然に社民政党が存在せねばならないと思います。自由主義左派の民主党に取り込まれた形ではなくて、ですね。
左翼勢力が壊滅的状況に陥ったのは、制度的要因も大きいですが、現実の波に乗れなかったのも大きいと思います。共産党はともかくとして、社会党は原理的護憲平和主義ではなく、社会民主主義を追求すべきでしたね。現実的な社民政党にして、庶民の味方。そんな「日本社会党」の誕生を期待しています。そのためにも、選挙制度は比例代表制がいいですね。
p.s.『日本社会党』(石川真澄、山口二郎編)は必読ですぞ!

594とはずがたり:2004/05/04(火) 00:16
個人的には心情や出自でレッテル貼りすることには余り意味は無いような気がしてます。

社会正義を重視しながらも新古典派をツールとして信奉する者として,資源の有効な配分を歪める者をただ憎むのみです。
それが即ち自民党とその支持基盤ということです。
俺は土建業しか出来ないけど最低限度の文化的な生活をするためにもっと仕事寄越せというのは単なる押し売りの論理でしょう。そういう人には社会的に不要なんだから頑張ってITでも勉強しなおせと冷たく言い放てる社会が必要であると思われます。従って現状の共産党を初めとする左翼勢力も自民党と同じくらい資源配分を歪めそうな気がしてますから支持できません。
土建屋が(苦しいとはいえ)一定の仕事を得ている一方で,心理のカウンセラーやらが細々と非常勤で働いていたり,幼稚園・保育園に入れずに困っている母親が沢山いる現状はかなり歪んでいるとしか思えません。(結局自民党は男社会の維持をしているのだと思うことしきり。保育士(女が多い)さんが増えて土木作業員(男が多い)が失業する,詰まり男の権威が低下する様なことは出来ないのだな。こんな自民党を相手にしている民主党が女性票にアピールできないのは理解に苦しむ。)

弱者への配慮は最小限度にとどめるべきでしょう。基本は社会的に需要されない者に過大な保護を与えてはならない,です。
これが欧州風の社会民主主義だとは余り思わないのですが,競争を積極的に擁護しながらも土建よりも(社会の効率的な資源配分という観点から)福祉にカネを掛けるという方向はそうなんでしょうかね?

595名無しさん(1772@議員スレ):2004/05/04(火) 09:07
>>594
一口に「欧州型社会民主主義」といっても、細かい内容は国によって違うはずです。「市場原理を生かしながら、福祉に配慮する」、というあなたの方向性は、まさしく現在の欧州の社民主義のそれに合致するのではないでしょうか。あなたの理念は、そういう方向性に立ちながら、どうしたら現に困っている日本の生活者が助かるか、ということを真剣に考えた、いい意味での「日本型社会民主主義」だと思います。あなたの「爪の垢」を煎じて、社民党員や共産党員に飲ませてやりたいです。
そもそも欧州の政党は、階級や宗派を基盤にして生まれました。今では大分流動化したとはいえ、主な支持基盤は変わっていません。国民に根付いた政党を創ろうとすれば、公明党を除き、結局は階級に拠らざるを得ないと思います。

596名無しさん(1772@議員スレ):2004/05/04(火) 10:17
(補足)
「階級」というと、変な誤解を生むかもしれませんね。「職業層」という表現の方がよかったですか。失礼しました。

597とはずがたり:2004/05/04(火) 12:11
結局の所,保守も社民主義も市場原理を最大限に尊重しながら云う面ではコンセンサスが出来ており,福祉への配慮についても一定限度必要と云うことでも殆どコンセンサスが出来ている現状で修正資本主義時代の保守vs社民の構図を全面に掲げることにどれだけの意味があるのか疑問であると云う事です。
勿論,外交安保・政治思想での対立はあるのでしょうけど軽軍備・経済重視の宏池会張りに保守本流wの自分には余りその辺の事は解りません。

また私の意見が(畏れ多くも)日本型社民主義であるならそれは大変結構なことですがとてもそんな風には思えませんしねぇ。
強いて云えば(というかマルクスの言葉を借りれば)科学的社会主義wです。(となるとマルクスレーニン主義は空想的社会主義だな笑)

いずれにせよ,自分の基本的思想は使い古されてしまった言葉ではありますが「近代の超克」又は「ポストモダン」ですから,脱国民国家・脱イデオロギー対立・そして新しい成長理論(新古典派成長理論の超克)が基本でして,それを100年も前から有る様な社会民主主義で括られるとまだまだ自分を理解して貰う努力が不十分であると痛感せざるを得ません。

日本の民主党が政権獲得に難渋しているのは,たしかに「職業層」などからなる従来からの堅い支持基盤の上に改革政策を提示すれば良かった他国と異なり1から支持層を獲得して行かねばならないからでしょうねぇ。

598名無しさん(1772@議員スレ):2004/05/05(水) 11:09
現実の選択肢が狭まっていく、ということには賛同しますが、保守や社民という指標も、今なお決して捨てたものだとは思いません。指標は一つの方向性に過ぎないのであって、後は現実に即して中身を考えていくものだと思います。逆に、そういう大枠でしかないから、中身は多様なのでして。100年前の社民主義が「空想的社民主義」で、あなたの思想が「科学的社民主義」だ、ぐらいの考えでよいかと。
まあ、私もしつこかったですね。平行線を辿ることが予想されますので、このネタはこの辺で。

599しょむ研水泡:2004/05/05(水) 21:28
 民主党に対する”苛立ち”めいた物を強いて挙げるとすれば
「羊頭狗肉」の典型だと言うところでしょうか。小沢自由党
などは主義主張が比較的明確で統一性が取れているので選挙民
からすれば「誰に託しても安心」な訳ですが、柏村武昭・末広
まきこの如き”潜在的変節・公約違反”勢力を山ほど抱えた現
民主党では自分が託した票が無駄になる事は目に見えてます。
又、派閥争いを「健全な政策論争」の如く見せいていますが、
政策をまとめられないのであれば飲み屋の愚痴と何ら変わらず、
全く無意味です。又、派閥対立を政策論争であるかのように
見せて方々から支持を得ようという戦術は自民党の派閥政治
と全く同じであり、民主党が信頼を得られていないのは結局
「自民党のカーボンコピー」である事を見抜かれているから
と言えるでしょう。
 矢張り「二兎追う者は一兎も得ず」。飛躍を謀りたいので
あれば居酒屋政党から政策集団に成長する必要があるかと。

600しょむ研水泡:2004/05/05(水) 21:41
 大前研一じゃありませんが(というかこの名前もすっかり懐かしく
なったな・・・)、「ガラガラポン」を実現するには矢張り小沢一郎
氏辺りを首相にする条件で自民党との連立を実現する以外に方法は
ありますまい。その過程で「グローバリストvsナショナリスト」
「国家独占資本主義vs新保守主義」といった新たな構図が生まれて
いくでしょう。
 とはいえ上記構図は財界にとっては対して変わりのない物ですし、
民主党は自民党のために存在するという本質は全く変わらないわけ
ですが・・・。
 敢えて「野党共闘」に固執するというのなら、「勝ち目のある候補」
という曖昧な理由だけで選挙区独占を目指すのではなく、比例区には
一切候補者を立てないなど、一定のgive&takeが必要かと。

601しょむ研水泡:2004/05/05(水) 21:59
 あ、あと自分は泡沫候補観察サイトを運営しているのですが、泡沫
候補の中にも結構逸材がいたりします。

http://www.kaikakuha.com/
 例えばこの「族議員をぶっ倒して構造改革を進める党」の北岡隆浩氏。
旧「小泉の会」として有名な人です。現在も精力的に政治活動を展開中。
民主党ともほぼ全く同じ政策ですし、大阪選挙区は彼を推薦候補にする
のは如何でしょ?

602政界再編前夜:2004/05/05(水) 22:25
>>599
柏村も末広も自民党ですよね。自民党の現状を嘆いているのか、民主党を批判したいのか、サッパリ分かりません。民主党を批判するなら、まずは、しっかりと民主党の内情を把握してからにして下さい。

605香川県民:2004/05/05(水) 22:40
>民主党は自民党のために存在するという本質

この部分を誤ってしまったのが日本社会党ですね。
自民党への反対のために存在し、特定の団体と癒着してしまう上に政権を取る気が無いという。

>泡沫候補の中にも結構逸材がいたりします。

北岡氏にしっかりとしたビジョンとやる気があればいつかは報われるときが来るのではないでしょうか?
岐阜の園田氏やかつての税金党、サラリーマン新党などのミニ政党が良い例ですね。

606とはずがたり:2004/05/05(水) 22:47
しょむ研さんは自民党も民主党も本質的な部分ではかわらんという事を煽り気味に主張したいのだと思われます。

>敢えて「野党共闘」に固執する
個人的には(沖縄など保革の構図がある県を除いて)共産党を入れた共闘が望ましいとは思いませんねぇ。
前回の衆院選挙でほぼ実現したように自民・民主・共産の三つの選択肢から選択できる小選挙区制度と少数者の意見の圧殺を防ぐ比例での救済という制度に(左派以外の)政党が漸く追いついてこれから運用される段階だと思ってます。
水泡さんの意見でも判りますように民主と共産の両者の間で言葉が通じ合いそうにもないですから。ただし3極形成のために共産党や社民党・新社会党などが手を結べないか思うことしきりです。
あんなとこと手を組めるか,余計な大世話じゃというのが左翼諸党派のお互いの意見なんでしょうけど。

607無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/05/11(火) 14:28
前衆議院議員で受託収賄罪などに問われている鈴木宗男被告が、夏の参議院選挙に北海道選挙区から無所属で出馬することを表明しました。鈴木被告は、「初心に帰ってやりたい」と決意を述べました。

(鈴木宗男氏)「皆さんのお心をいただけるなら参院選に打って出たい」
鈴木宗男被告の出馬表明の場は、10日に札幌で開かれた政経セミナーでした。1200席用意された会場は、立ち見も出る熱気に包まれました。出馬表明に向けた露払い役を務めたのは、親しい仲の松山千春さんでした。
(松山千春氏)「マスコミにどれだけ叩かれようと、人からどう言われようと、7月の参議院選挙は北海道から出てもらいたい」
会場からも立起を促す声が出され、これに押されるように鈴木被告は北海道選挙区から無所属で出馬することを表明し、こう決意を述べました。
(鈴木宗男氏)「今一度、初心に帰って、地獄の底まで見てきた私ですから、マイナスのスタートになるが、メークドラマを作りたい」
夏の参議院選挙の北海道選挙区は、2つの議席に既に6人が出馬を明らかにしています。中でも自民党の中川義雄さんとは保守分裂選挙となります。
(鈴木宗男氏)「自民と考え方は違わない。弓を引くことにはならない」
投票まで2か月。鈴木被告の出馬で北海道選挙区は、俄かに混戦模様となってきました。
http://www.stv.ne.jp/より

608とはずがたり:2004/05/12(水) 22:06
公明党が支援とかあるのかね?

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040513-00002132-mai-pol
<参院選>兵庫選挙区 元副文科相の宮本一三氏出馬

 参院選兵庫選挙区(改選数2)に、元副文科相の宮本一三氏(72)が無所属で立候補を表明した。(毎日新聞)
[5月12日21時57分更新]

609無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/05/13(木) 13:14
高橋紀世子氏引退へ 参院徳島選挙区、民主の支援得られず

 参院徳島選挙区選出の高橋紀世子氏(62)=無所属=が十二日までに、七月の参院選に出馬せず今期限りで引退する意向を固めたもようだ。近く後援会を開いて正式決定する。高橋氏は「私が立候補すれば(東條恭子氏を擁立する)民主党と戦うことになる。泥仕合はしたくない」と話している。

 高橋氏は六年前の参院選以来共闘してきた民主県連(仙谷由人代表)に対し、再選を目指して支援を要請していた。しかし県連は、くも膜下出血を患った高橋氏の健康不安などを理由に支援しない方針を今年初めに決定。今月十一日に高橋、仙谷両氏が都内で会談し、仙谷氏が東條氏を公認候補として擁立するため、高橋氏を支援する意思のないことをあらためて伝えた。これを受け、高橋氏は参院選不出馬を決めたとみられる。

 当初、高橋氏は「医師から体は心配ないと言われており、二期目はしっかり仕事をして県民に恩返ししたい」と再選に意欲を見せていた。だが、民主県連の支援が得られず、父親の故三木武夫元首相以来の保守系支持者も減って態勢づくりが進んでいなかった。

 このため、今月二日に後援会「三紀会」の幹部らと対応を協議。出馬に慎重な意見が出て、民主の推薦が得られない場合は引退する方針を確認していた。今後の対応について高橋氏は「これから考えたい」としており、東條氏を支援するかどうかは未定。後継候補の擁立も含め、近く「三紀会」の会合を開いて話し合う見通しだ。

 高橋氏は東京生まれで、立教大文学部卒。一九九八年の参院選で民主、社民両党などの推薦を得て、自民公認候補を破り初当選。翌年、くも膜下出血で手術を受け、約一年間国会活動を休んだ。六年間無所属で通し、参院環境委理事などを務めた。
---
分裂回避。これでやっと互角か。

610とはずがたり:2004/05/13(木) 17:38
連合系の徳島市議で三木系の支援を受けるのが困難であろう東條氏では事実上の負け戦濃厚と見ますが如何でしょうか?
世襲批判している手前,三木立擁立というわけには行かなかったのでしょうか?
若しくは三木系とは県知事選や何かを通じて完全に民主とは対立関係になってしまったという構図でしょうかね?
次の参院選(3年後)は三木をやるという密約でもあるのかな?

http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/tokushima/news/20040509ddlk36010676000c.html
選挙:参院選徳島選挙区 東條恭子氏の擁立を検討−−民主党 /徳島

 今年7月の参院選徳島選挙区(改選数1)に、民主党が徳島市議の東條恭子氏(50)を公認候補としての擁立を検討していることが、8日、分かった。東條氏も毎日新聞の取材に、「市議の任期を3年残し、辞めることが良いのかという問題もあるが、政治に市民の信頼感が無くなってきていることは感じている。支援者とも相談したい」と話しており、数日中には、立候補するかどうか判断する考え。

 県連幹部によると、東條氏も出席した県連幹事会が6日夜にあり、公認候補者として複数の名前が上がったが、女性問題にも詳しい点などから、絞り込まれたという。

 東條氏は、連合徳島事務局などを経て、99年に市議初当選。昨年4月に再選し、現在2期目。

 参院選徳島選挙区では、前徳島市長の小池正勝氏(52)=自民=と政党役員の久保孝之氏(40)=共産=が立候補表明しているほか、現職の高橋紀世子氏(62)=無所属=も再選に向けて出馬の意向を示している。
毎日新聞 2004年5月9日

611とはずがたり:2004/05/13(木) 17:39
http://www3.tcn.ne.jp/~kyokot/WELCOME.HTM
東條恭子

612香川県民:2004/05/13(木) 19:05
>>610
野党系候補の分裂は回避されましたが出遅れの感が否めないですね。

613無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/05/13(木) 21:34
野党が一本化すれば有利な土地柄かと思っていましたが、そうでもないんですかね。

614とはずがたり:2004/05/13(木) 23:10
某掲示板からの転載でしてもう元ソースは削除されてしまいましたがこんな土地柄です。
地方の典型的な自民党土建屋国賊集団が好き勝手やりたい放題。

円藤寿穂元知事の汚職事件で県追及2県議の懲罰動議提出 /徳島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040316-00000002-mai-l36

 県の公共工事に絡む円藤寿穂元知事の汚職事件で、県議会の自民系2会派の6議員
は15日までに、刑事記録を東京地検から入手し開会中の県議会で県を追及した2県議
の懲罰動議を遠藤一美議長に提出した。議長は22日の議会運営委で動議の取り扱いを
諮る。6議員は「刑事記録に引用された関係者の生活を侵害した」と理由を説明している。
中谷浩治(県民会議)、川真田哲哉(交友会)の両会長が提出した。
 動議の対象は豊岡和美(県民ネットワーク・夢)、山田豊(共産)の2議員。豊岡議員は3
日の代表質問で、東京地検の調べに対し、当時の出納長が「『談合があり、それを黙認し
ていた』と供述した」と明らかにした。また、山田議員は4日、文学書道館の工事公告書を
入札前に元知事の後援会事務所長に渡したという元出納長の供述などを示し、県を追及
した。
 2人は「汚職、談合構造の膿(うみ)を出し切るのが県議会の役割のはずで本末転倒。
議論つぶしだ」と反発している。 [鈴木健太郎](毎日新聞)
[3月16日20時33分更新]

615杉山真大 </b><font color=#FF0000>(sB4AwhxU)</font><b>:2004/05/14(金) 16:58
>>610
旧・三木派と言っても後援会や系列県議は七条明代議士の系列に再編されていますし、かの可動堰の住民投票運動では三木
派・後藤田派が結束して阻止に動いたくらいですから。むしろ高橋議員が住民投票の推進側に就いたことが際立った「例外」な
のです。

>>613
住民投票運動が非自民をまとめる核となっているものの、小池市長の後任を決める徳島市長選では負けましたからね。可動
堰中止がもはや「既成事実」化してしまっている現状では、ヨリ身近な政治的課題と処方箋を提示できないと厳しいでしょうね。

[My HP] http://politics.mtcedar.com/
      http://mtcedar.txt-nifty.com/

616magenta:2004/05/14(金) 23:33
続報になりますが…

参院選で3新人公認=民主
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040511-00000844-jij-pol

民主党は11日の常任幹事会で、7月の参院選の北海道選挙区に元日航副操縦士の西川将人氏(35)、和歌山選挙区に元松下政経塾生の川条志嘉氏(34)、比例代表に元衆院議員の半田善三氏(53)の3新人を公認することを決めた。 (時事通信)
[5月11日17時2分更新]

617杉山真大 </b><font color=#FF0000>(sB4AwhxU)</font><b>:2004/05/15(土) 19:17
マジデズカ!?Σ(゚Д゚;:)

辻元元衆院議員、参院選に無所属で出馬の意向
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20040515i201.htm

 辻元清美・元衆院議員(44)が、今夏の参院選に大阪選挙区(改選数3)から無所属で立候補する意向を周囲に伝えている
ことが14日、わかった。
 辻元氏は「護憲やイラク問題に取り組みたい」と意欲を見せているという。ただ、秘書給与詐取を巡る詐欺罪で有罪判決を受
け執行猶予期間中のため、出馬に慎重な声もあり、情勢を見極めて最終判断するとみられる。

[My HP] http://politics.mtcedar.com/
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618とはずがたり:2004/05/15(土) 19:43
うへぇ〜。

どっかの原陽子みたいに民主党推薦でとかいうオチはないのかな?

執行猶予中だしねぇ。なにわの有権者の批判はどんなもんでっしゃろ。

619とはずがたり:2004/05/19(水) 12:01
参院選 社民、擁立断念へ
http://mytown.asahi.com/gunma/news02.asp?kiji=3625

★★22日正式決定 党首再選に全力か★★

 社民党県連は18日、参院選の公認候補者擁立を見送る方向で最終調整に入った。22日の常任幹事会で正式決定する。公示予定日まで約1カ月となり、独自候補を立てるより改選となる福島瑞穂党首(比例区)の再選に力を入れる方が望ましいと判断したようだ。

 県連内部では今月初めごろから、水面下で同党籍を持つ県内18人の現職地方議員などの名前があがったが、いずれも決め手に欠けた。

 県連には「独自候補を立てても当選は極めて困難」との見方があった。だが、昨秋の衆院選での党勢退潮などに危機感を募らせ、「独自候補の擁立で存在感を示し、福島党首再選への機運を高める」(幹部)との狙いがあった。

 しかし、地方議員を擁立することで、結果として県内の現有議席を減らしかねないとの懸念や、土井たか子前党首の年金未納問題もあり、独自候補擁立は見送る方向になった。

 民主党県連との関係については、憲法問題など政策面の違いもあり、選挙協力はするべきではないとの意見も強まっている。


(5/19)

620とはずがたり:2004/05/24(月) 22:11
9選挙区ってどこ?青森・岩手・秋田・滋賀・奈良・岡山・大分・長崎・沖縄あたりか?

<参院選>自民が事実上の重点区、9選挙区を決定
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040525-00002062-mai-pol

 6月24日の参院選公示まで1カ月となり、自民党は公認・推薦候補をほぼ固めた。焦点は改選数1の「1人区」対策。同党は27ある1人区のうち、9選挙区を「民主と厳しい戦いを強いられる」と見て、事実上の「重点区」に位置付けた。「2枚看板」の小泉純一郎首相、安倍晋三幹事長を、重点的に応援演説に送り込む方針。(毎日新聞)
[5月24日20時5分更新]

621無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/05/25(火) 16:49
青森・岩手・奈良・岡山・大分・長崎・沖縄・「山梨」・「三重」ということです。
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/news/20040525k0000m010062000c.html

622とはずがたり:2004/05/25(火) 20:23
情報感謝。貼り付けときます。

参院選:自民が事実上の重点区、9選挙区を決定

 6月24日の参院選公示まで1カ月となり、自民党は公認・推薦候補をほぼ固め、本格的な選挙態勢に入った。焦点は改選数1の「1人区」対策。同党は27ある1人区のうち、9選挙区を「民主との厳しい戦いを強いられる」(幹部)と見て、事実上の「重点区」に位置付けた。「2枚看板」である小泉純一郎首相、安倍晋三幹事長の公示後日程を選挙対策本部で一括管理し、重点的に応援演説に送り込む方針だ。

 「小沢一郎前代表代行が代表に就かなかったとはいえ、幹事長は側近の藤井裕久氏になった。民主党の選挙は1人区重視の『小沢流』になる」

 20日、自民党本部で開かれた党選対小委員会は、前日に新体制が固まった民主党の話題で持ちきりになった。

 出席者の意見が出尽くした後、久間章生幹事長代理が「小沢流対策として、首相と幹事長には複数区や安心な1人区よりも、激戦の1人区に入ってもらおうと思う」と宣言した。

 複数の選対幹部が現在の情勢、陣営の取り組み状況などに基づき、「重点区」に位置付ける9選挙区は、青森、岩手、山梨、三重、奈良、岡山、長崎、大分、沖縄。

 岡山は定数が削減された「減員区」で、今回から改選数が2から1になり、自民、民主の現職同士が争う。沖縄は全国で唯一、野党が統一候補を擁立しており「与野党一騎打ち」の構図だ。

 青森の民主候補は強固な地盤を持つ現職の田名部匡省氏で、岩手は小沢氏の影響力が強い「小沢王国」、三重は岡田克也代表の地元。奈良、長崎、大分は過去、大接戦となった経緯がある選挙区で、山梨は推薦決定出遅れが指摘されている。

 18日夜、東京都内の料理店に青木幹雄参院幹事長ら選対関係者が集まった。「小沢代表」を前提に対策を講じる会合で、その小沢氏は17日に代表就任を辞退したが、会合では青木氏が「民主党は必ず小沢流で来る」と戒め、1人区対策が固まった。

 こうした対応に今後、残りの18選挙区から不満が出たり、陣営が緩むことも予想されるが、その場合は、党幹部は「公示段階で改めて『重点区』の整理をする」としている。
毎日新聞 2004年5月24日 19時46分

623杉山真大 </b><font color=#FF0000>(sB4AwhxU)</font><b>:2004/05/28(金) 22:18
都知事時代の無策ぶりも記憶に新しいし、いい加減賞味期限が切れてんじゃないのかなぁ ┐(゚〜゚)┌

青島幸男氏が参院選立候補へ 東京選挙区に無所属で
http://www.asahi.com/politics/update/0528/005.html

 前東京都知事の青島幸男氏(71)が7月の参院選東京選挙区(改選数4)に無所属で立候補する意思を固めたことが28日、
わかった。青島氏は、6月1日に記者会見して正式に表明する。

 青島氏は参院選に5回当選し、二院クラブの代表を務めた。95年の都知事選に初当選し1期務めたが、99年の知事選には
立候補しなかった。01年の参院選では二院クラブから比例区で立候補したが落選している。           (05/28 20:18)

[My HP] http://politics.mtcedar.com/
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624とはずがたり:2004/05/29(土) 06:08
東氏には民主・社民の統一候補として衆院宮崎1区に回って貰いましょう。米沢氏が引退させれればなお良し

http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/miyazaki/news/20040526ddlk45070346000c.html
’04参院選みやざき:公示1カ月前・連合宮崎の選択/上 /宮崎

 ◇「丸抱え」困難?東氏を拒絶

 6月24日公示、7月11日投開票の次期参院選。宮崎選挙区では3氏が立候補を表明、既に活発な動きを示している。ところが、自民に対して常に一方の主役を演じてきた連合宮崎などは、いまだに明確な対応を打ち出していない。公示まで1カ月を切った今、どのような展望を描いているのだろうか。連合宮崎への「推薦願」を巡る動きを通し、情勢を探った。

 「推薦することは厳しい、という答えでした」

 新名照幸・連合宮崎会長らとの1時間半に及ぶやりとりを終えた24日夕、元民放キャスター、東治男氏(58)は硬い表情で語った。参院選への再出馬を見据え、宮崎市内に構えた事務所。落胆しながらも「まだ立候補したい気持ちはある」と意欲を訴えた。

 自民の小斉平敏文氏(54)と長峯基氏(63)が保守分裂選挙を展開した01年参院選。東氏は連合宮崎、民主、社民などの推薦を受け、小斉平氏の次点の約17万票を獲得した。当然、今回も“統一候補”として挑むつもりだった。昨年12月、連合宮崎に推薦願を出した。だが、もくろみは外れた。

 東氏は言う。選挙後に連合宮崎から「次はどうする」と聞かれ、「(次回の)有力候補の一人」とも伝えられた。「また挑戦させてほしい」と答え、事務所開きには連合宮崎幹部も招いた。県内を8回も回ってミニ集会などを重ね、44市町村に支援者がいる−−。

 一方、連合宮崎は東氏を推薦できない理由の一つに「組織の力量(低下)」を挙げ、「あくまでも『有力候補の一人』。推薦の確約は一切していない」。傘下の労組にも東氏の活動ぶりに対し「県内を回る努力が足りない」「後援会ができていない」と批判の声が多いという。

 連合宮崎と民主、社民両党は、選挙によっては支援団体を含めた「六者会議」を構成し、共同歩調を取っている。東氏の推薦に関しても会議で激しいやりとりがあったという。ある関係者は「東氏を推薦しないなら人間性が問われる、という声も飛んだ。しかし『手を挙げた団体が全面的に(選挙を)引き受けるべきだ』との意見が出て、積極的な発言はなくなった」と話す。

 連合宮崎の組合員数は約4万5000人。不況によるリストラ、倒産などで01年より約3000人減った。東氏を拒絶した背景には「丸抱え」が難しい組織の現状と、「だから自前でやれる候補、勝てる候補がほしい」という本音が見える。民主、社民両党にも単独で候補を擁立する力はない。連合宮崎が態度を決めなければ、前に進まないのが現実だ。

 現職の上杉光弘氏(62)を公認した自民を離党し、無所属で出馬予定の元県議、松下新平氏(37)も連合宮崎に推薦願を出している。連合側は「まだ扱いは協議していない」と言うが、東氏は「松下さんが出て流れが変わってしまった」と、連合宮崎の松下氏への「関心の強さ」を指摘する。【谷本仁美】

毎日新聞 2004年5月26日

625無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/05/29(土) 08:17
宮崎は、民主党としては、本部から乗り出してもいいくらいかもしれませんね。
連合「支持」でもいいけど、全国的な観点から見ると、民主は推薦候補がほしい。
3年後の改選や次期衆院選、できれば任期中は自民に移らないという確約がほしいところ。

626しょむ研水泡:2004/06/03(木) 09:47
 青島氏のライバルはさしずめ「みどりの会議」にやたらアプローチ気味の
上田哲氏(旧社会党教育宣伝局長→護憲新党あかつき→社会党中央執行委員
長)でしょうか。歳もほぼ同じですし・・・。
 拉致被害者家族会事務局次長の増元照明氏も自民から比例で出損ねて東京
選挙区から無所属で出馬予定ですが、松原仁氏を応援したよしみで民主党が
推薦・支持する事は無いでしょうか?政府与党との接着剤も果たせそうです
し・・・。

627杉山真大 </b><font color=#FF0000>(sB4AwhxU)</font><b>:2004/06/03(木) 11:02
>>624
3年後の参院選か次期衆院選で宮崎1区から出るハラなんですかね。
#もっとも米沢なぞ旭化成の地元でもある2区から出てもらいたいと思っているのですが

で、松下が連合支援で当選したとしても途端に与党入りと言うことになりはしないか気がかりではありますが・・・・・

[’04参院選みやざき]東氏が出馬を断念 「時間不足」第一理由に /宮崎
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040602-00000003-mai-l45

 7月の参院選宮崎選挙区への立候補を検討していた元民放キャスター、東治男氏(58)が1日、出馬断念を表明した。
5月24日、連合宮崎から「推薦できない」ことを伝えられた東氏は「回答の遅れによる時間不足」を第一の断念理由に挙
げた。
 宮崎市の事務所で会見した東氏は、連合宮崎に推薦願を出してから回答まで約6カ月かかったことに触れ、先行する他
の立候補予定者の動きを切り崩すことが難しくなったと説明。推薦を信じて待つ間に機を逃したとして「(回答が早ければ)
別の道(出馬)もあり得た」と振り返った。
 今後も衆院選や参院選など国政選挙への立候補を目指す意思を示し「支援者の組織化に取り組む」と話した。連合宮崎
とは連携していく方針を互いに確認しているという。【谷本仁美】(毎日新聞)              [6月2日21時3分更新]

[My HP] http://politics.mtcedar.com/
      http://mtcedar.txt-nifty.com/

628とはずがたり:2004/06/03(木) 20:13
いつかも出てた化粧品系の政党でしたっけ?

女性党が比例で10人擁立 夏の参院選
http://www.kahoku.co.jp/news/2004/06/2004060301002300.htm

 女性党は3日、夏の参院選比例代表で次の新人候補10人の公認を発表した。(敬称略)
 町山恵子(42)、篠原芙早子(60)、蔵田恵利子(53)、福井智代(47)、中山寛子(52)、柴田恵子(50)、早坂きくみ(48)、辻元由美(42)、井口ゆりえ(55)、宇和徳子(44)



2004年06月03日木曜日

629とはずがたり:2004/06/03(木) 20:13
>>627
いずれにせよもうそれ程若くはない東氏ですのでねぇ〜。

御法川氏とかぶりますね>松下氏

630杉山真大 </b><font color=#FF0000>(sB4AwhxU)</font><b>:2004/06/03(木) 20:28
>>628

女性党でしたらこちらが詳しいかと↓
http://hp1.cyberstation.ne.jp/negi/DEMO/topic/t018.htm

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      http://mtcedar.txt-nifty.com/

631とはずがたり:2004/06/03(木) 23:15
>>630
情報感しゃっす。
マルチっぽい(マルチそのもの?)化粧品会社系の政党ですね。

632おりーぶの木:2004/06/07(月) 23:32
今日の報道ステーションの世論調査を見てびっくりしますた。
小泉内閣の支持率が10ポイントほど下落の44%に対して、不支持率が逆に10ポイント上昇して42%とほぼ肩を並べた。
さらに今度の参院選で勝たせたい政党は自民党の30%だったのに対し、民主党は32%と逆転。
まあそりゃそうですよね。あれだけコケにされて怒らないような国民なら選挙なんていらないもの。しかしこれで訪朝の貯金をいっぺんに失いましたね。
面白くなってきました。

633とはずがたり:2004/06/07(月) 23:40
へぇ?そうなんですか?
またてっきり自民党大優勢な情勢かと思いこんで(国会の論戦も所詮出来レースで見ても意味がないと思うし…),つまんないので最近とんと政治から遠ざかってます。
目下頭取でも何でもないのに掲示板上でUFJ銀行の再編作業に取りかかりっきり(笑)
参院選盛り上がると良いですねぇ〜。。

634おりーぶの木:2004/06/07(月) 23:43
>>633
俺もそう思ってまして野球観戦によりいっそう熱を入れていたのですが(菅、引き摺り下ろされたし)面白くなってきました。

635とはずがたり:2004/06/07(月) 23:48
なるほど(笑)>野球観戦によりいっそう熱を入れていた

お互い趣味が複数あって精神衛生上宜しいですなぁ〜。

なんとか自民党を空中分解に追い込みたいものですが…。

636おりーぶの木:2004/06/07(月) 23:50
>菅、引き摺り下ろされたし
菅が引きずりおろされたし、自民圧勝で精神衛生上悪いので避けてたという意味です。

637名無しさん:2004/06/08(火) 00:44
喜ぶのは、早いかもしれません。新聞と違い、テレビの緊急世論調査の場合、標本抽出に偏りがあって、統計的に有意ではない可能性があります。特に、反自民色の濃いテレ朝ですから、注意は必要かと思います。
しかし、民主党には、正攻法のフィリバスターで粘って欲しかったですね。また、副議長は散会宣告ができない、という参議院規則82条の趣旨を理解しておくべきでした。がっぷり四つやおっつけで粘るべきところを、八艘飛びをしたら、読まれて諸手付きを喰らって、土俵外に吹っ飛ばされた感があります。
とはいえ、そんな未熟な民主党を育てるのも、また有権者の責任なのですがね。「ベストなき選択」というのは、多くの無党派層にとっては、難しいものです。

638杉山真大 </b><font color=#FF0000>(sB4AwhxU)</font><b>:2004/06/08(火) 12:05
>>617
どうやらやる気の様です。よっきゅんの2の舞にならなければ良いのですが・・・・・

辻元清美氏:参院選に大阪選挙区から出馬へ
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/news/20040608k0000m010142000c.html

 秘書給与を巡る詐欺事件で辞職し、裁判で有罪が確定した元衆院議員の辻元清美氏(44)が、7月の参院選で大阪選
挙区から立候補する意思を固めた。近く社民党に離党届を出し、無所属で立候補する予定。

 辻元氏は02年3月、秘書給与の詐取疑惑が発覚し、衆院議員を辞職。03年7月に逮捕され、今年2月、東京地裁で懲
役2年、執行猶予5年の有罪判決を受けた。
 3月、地元の大阪府高槻市で集会を開くなど徐々に活動を再開。支持者の間でも、自衛隊のイラク派遣や憲法改正論議
などが加速する状況に、政界復帰を求める声が高まっていた。社民党内には「執行猶予中の立候補は有権者の理解を得
られない」との慎重論もあり、離党したうえで選挙戦を展開することになった。
 大阪選挙区では、過去3回トップ当選した西川きよし氏(57)=無所属=が引退を表明。自民新人の北川イッセイ氏(61)
▽民主新人の尾立源幸氏(40)▽公明現職の山下栄一氏(56)▽共産現職の宮本岳志氏(44)らが立候補の準備を進
めている。【粟飯原浩】                                      毎日新聞 2004年6月8日 3時00分

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639とはずがたり:2004/06/08(火) 13:05
むむぅ。得票が非常に気になる。当選したとして社民党との関係はどうなんでしょうかねぇ?
地元組織(本来の社民党組織)とはうまくいってなかったようにもききますが。

640無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/06/08(火) 16:54
JNN(TBS)世論調査ですが、不支持者の中での理由択一式選択で、
「総理個人の能力・資質」を挙げる人が20%を超えて、「景気対策への取り組み」の数値を抜いてきたことに注目をおいています。
最初期の不支持率10%以下のときにはあった現象ですが、それ以来なかったのではないかと思います。

641杉山真大 </b><font color=#FF0000>(sB4AwhxU)</font><b>:2004/06/08(火) 20:27
辻元氏の参院選出馬ですが、「鮮烈市民派」戸田ひさよし門真市議の掲示板では盛り上がっている様です。
http://bbs1.kze.ne.jp/hige-toda/

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642おりーぶの木:2004/06/08(火) 22:20
>>637
おっしゃるとおりだと思うし、その辺のところは認識したうえでの発言だと思ってください。
年金未納問題で民主党はこれ以上ないダメージをこうむり、一方の小泉政権は北朝鮮訪朝で支持率を大幅にUP。
この嫌な流れをとにもかくにも一気に断ち切ることが出来たことに意味があるのです。どの世論調査を見ても支持率下落は顕著ですし、一端流れが変わればそれを元に戻すのは至難の業。
逆に民主党は参院選挙序盤に向けて追い風スタートを切ることが出来たわけですから後は満を持して用意しているマニュフェストに耳を傾けてもらえる環境は整ったわけです。
政策で勝負できるとなればこっちのもの。あの欠陥だらけの年金法案を支持している連中は学会員を含めてほとんど居ないでしょうしね。
とにもかくにも勝利できる環境は整いつつあるのではないでしょうか?無論、油断は禁物なのはいうまでもありませんが。

643とはずがたり:2004/06/08(火) 22:48
どうも現在の民主党の惨状では勝てる気がしませんし,そんなに小泉の支持率が落ちてるようにも思えないんですが,
>どの世論調査を見ても支持率下落は顕著
なんですかね?

なんか低投票率だけで自公が勝ちそうな気がしなくもないです。。
しかし国民が小泉の総理としての能力・資質を直視できるようになって欺瞞性の気付きだしたなら良い傾向だ…。

645とはずがたり:2004/06/08(火) 23:40
もっと云うと昔の(中選挙区時代の)共産党は保守層からも一定の得票が可能な人間的魅力に富んだのが多かった気がしなくもないですが,これが減少したというのはどうしてなんでしょう?

世代交代で若いのが育ってないのか,なにか代々木の内部で権力構造の変化があったのか,はたまた選挙制度のせいでそういう人間味のある候補者が当選するという仕組みが消えてしまったのか?

646おりーぶの木:2004/06/08(火) 23:50
>>634
TBSの世論調査でも不支持率が40%前半を突破しましたし、その原因が年金問題にあるというのはかなり政権にとっては痛手なのではないでしょうか?
なんせ死活問題なんですからね。こればっかりは個人人気云々ではごまかせない。支持率低下の原因が年金問題にある限り、民主党に勝機は十分あると考えられます。

>>644-645
組織固めじゃないんですかね?どうせどうあがこうが勝てないんだからってな感じで内向きになってるんじゃないのかな?

647香川県民:2004/06/09(水) 00:04
>>644
党幹部を当選させるためだと思われる現職3人+元職1人+新人21人というある意味ストレートな人選には何だか違和感を覚えます。
関西を地盤とする市田書記局長が落選するとは思えないんですが党の内部では色々と事情があるんでしょうねぇ。

648とはずがたり:2004/06/09(水) 00:16
なるほど>TBSの世論調査でも不支持率が40%前半を突破
なんか世間の風潮は自民党不支持というより政治不信と云った感じがするんですけどねぇ。
総理の資質の欠如+実行力不足で進まない改革+利権まみれの自民党の3点セットで撃破できないものでしょうかねぇ?

目標4人,以上。といった感じでしょうかねぇ?
>現職3人+元職1人+新人21人
前回も内部の力関係に投票結果が波及することを恐れて非拘束名簿方式の中,党名投票にこだわり大失敗やらかしましたしねぇ
(共産党の党勢拡大の最大の桎梏は組織の非民主制と云うより単なる党名にあるに過ぎないと思うのだけど。)
いきなり筆坂政策委員長がセクハラで辞職するなど共産党内部の(苛烈な?)権力闘争は窺いしれませんからねぇ。

649無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/06/09(水) 12:50
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/news/20040609k0000m010126000c.html
 党埼玉県委員、池田伸宏(31)▽党山口県委員、池之上博(50)▽党千葉県常任委員、小倉忠平(42)▽党国会議員団事務局員、栫(かこい)浩一(42)▽党新潟県常任委員、川俣幸雄(49)
▽党愛知県東三地区常任委員、斎藤啓(32)▽前新宿区議、佐藤文則(51)▽党宮城県委員、塩見亘(48)▽元奈良県議、中野明美(56)▽党長野県常任委員、中野早苗(56)▽新日本婦人の会大阪府本部事務局次長、中原美江(41)
▽党熊本県委員、東裕人(36)▽党兵庫県常任委員、堀内照文(31)▽党静岡県委員、宮城島正(56)▽党埼玉県委員、村主明子(32)▽党東京都常任委員、望月康子(47)▽党京都府政策委員長、矢口雅章(36)
▽党神奈川県横浜中央地区委員、湯川美和子(52)▽党北海道常任委員、渡辺紫(55)▽前福岡市議、綿貫英彦(37)

650とはずがたり:2004/06/09(水) 13:23
情報サンクスですヽ(´ー`)/
県議・市議出身者も居るんですねぇ。
▽前新宿区議、佐藤文則(51)
▽元奈良県議、中野明美(56)
▽前福岡市議、綿貫英彦(37)

よくみると衆院選挙立候補組も結構いますね。
▽党山口県委員、池之上博(50)…山口4区
▽党国会議員団事務局員、栫(かこい)浩一(42)…徳島?区立候補・四国比例2位
▽党長野県常任委員、中野早苗(56)…長野1区立候補
▽党静岡県委員、宮城島正(56)…静岡7区(00年)

651無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/06/09(水) 17:06
佐藤文則・・・東京1区
矢口雅章・・・京都6区
村主明子・・・埼玉15区
望月康子・・・東京9区
湯川美和子・・・神奈川2区

市議選の落選候補とか持ってくるのはどうなんだろう。

652杉山真大 </b><font color=#FF0000>(sB4AwhxU)</font><b>:2004/06/09(水) 17:24
>>649-651
3年前と比べると知名度が秀でた方々を擁立した格好になりますね。非拘束式に切り替わって個人名投票が可能になった
のに対応したと言うことじゃないかと個人的には思います。
#もっとも、地方議員のベテランを持ってきた方が得票を稼げるかと個人的には思いますけど

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653杉山真大 </b><font color=#FF0000>(sB4AwhxU)</font><b>:2004/06/09(水) 17:42
ちなみに昨年秋の総選挙を一瞥してみると・・・・・
池之上博(山口4区)・栫浩一(四国比例)・川俣幸雄(新潟1区)・斎藤啓(愛知15区)・佐藤文則(東京1区)・中野早苗(長野
1区)・宮城島正(静岡7区)・村主明子(埼玉15区)・望月康子(東京9区)・湯川美和子(神奈川2区)

また地方議員経験者は・・・・
佐藤文則(新宿区議)・塩見亘(古川市議)・中野明美(奈良県議)・矢口雅章(城陽市議)・綿貫英彦(福岡市議)

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654とはずがたり:2004/06/10(木) 03:19
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040531-00000002-mai-l10
[保守王国のゆくえ・04参院選ぐんま]/1 「前橋ショック」/上 /群馬

 ◇「無党派層を取り込め」−−浸透策模索しつつ、旧来手法も
 30分刻みで前橋市内を1日12カ所。各地区の会場に担当県議・市議らの名が連なる。公示まで1カ月以上前の5月15日、上野公成氏は早くも「移動決起大会」を開いた。終了後、各会場ごとに集まった人数が記された一覧表には、期待を大きく下回る2ケタの数字がずらりと並んでいた。「(前橋)市長選でみんな懲りてるから、動かなくて困ってるよ」。ある陣営幹部は苦笑した。
 2月の市長選は、ほぼすべての県選出国会議員や県議、市議が支援した現職の萩原弥惣治氏が1万票以上の大差で新人の元県議に敗れた。全国有数の保守王国では過去に例がなく、「ついに群馬でも(無党派層が勝敗を左右する)都市型選挙の時代が来たか」と県内各地に大きな衝撃が走った。
 中でも、福田赳夫元首相系である上野氏は、同じく福田系の重鎮だった萩原氏と支持者が重なり、萩原氏の集会に上野氏が顔を出す場面も少なくなかった。そのショックは今も大きく、4月11日に前橋市内であった上野氏の事務所開設式には、約1000人が会場を埋めたが、「萩原さんの時と同じ顔ぶれ」という不安の声まで上がった。昨秋の衆院選では、県内でも民主が比例で28万票を獲得、上野氏の前回(98年)の22万票と単純に比較すると、危機感は一層募る。前橋では、後援会や支援議員の代表者の顔ぶれを一新した。
 「最近の選挙は組織だけではだめ。上野は新しいセンスの持ち主とアピールしたい」。柳沢本次・連合後援会長の地元、箕郷町で4月29日、上野氏の応援歌がお披露目された。上毛三山が歌詞にちりばめられ、地元出身を前面に掲げる。歌で一体感を高め、携帯電話の着信音としても活用し、若手にも支持を拡大しよう、という狙いだった。「トップダウン」から「有権者参加型」へ。柳沢会長は「『選挙に歌なんてとんでもない』と批判する人もいるけど、代案がないのならやってみないと」と模索を続ける。
 一方で、県議の数では福田系は32人。中曽根康弘元首相系の12人を圧倒しており、全県1区の参院選でこそ、組織力を発揮するという見方も依然として根強い。
 自らの後援会に協力を依頼し、集会に動員。旧建設省出身である上野氏の県内での貢献度をアピール。これに支援議員が骨を折る――。「それがやっぱり群馬の選挙じゃない?」。ある県議は自分に言い聞かせるかのようにつぶやいた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040602-00000002-mai-l10
[保守王国のゆくえ・04参院選ぐんま]/2 「前橋ショック」/下 /群馬

 ◇くすぶる不信感−−県都に依然“後遺症”
 1000人を超す参加者の熱気が会場を包む。今年2月に初当選した前橋市の高木政夫市長の就任祝賀会があった5月29日、グリーンドーム前橋(同市岩神町)のサブイベントエリアには通路にまでテーブルが並んだ。盛況ぶりを眺めながら、高木氏周辺の関係者は声をひそめた。「ここに来ている人の大半は(中曽根)弘文(氏支持者)だけど、『市長選での(中曽根氏の)態度は何だ』って人はかなり多い。これは怖いよ」。会場に中曽根氏の祝電は届いていたが、紹介されることはなかった。
 高木氏は県議時代、中曽根氏の父、康弘元首相系県議グループ「県政塾」に属し、市長選出馬直前まで議長を務めるなど、中心的存在だった。中曽根氏は高木氏の出馬に難色を示したが、高木氏の決意は固かった。
 周囲の注目を集める中、中曽根氏は萩原弥惣治前市長の「選対顧問」に就任。中曽根氏周辺は「萩原さんからは要請があったためで、断る理由はない。高木さんからは要請がないので」と説明した。高木氏の選対からは「秘書くらい手伝いに来てくれてもいいのに」という不満も漏れたが、「議員には頼らない」と市民パワーを前面に掲げ、従来とは異なる支持獲得に躍起になった。
 ところが市長選告示日(2月8日)、萩原氏の出陣式に出席した中曽根氏はそのまま高木氏の事務所にも訪れた。出陣式の出席者の数では高木氏が優勢と伝えられただけに「今さら何をしにきたのか」「『アリバイ作り』に来たのでは」などとかえって反発を招いた。
 市長選を振り返り、中曽根氏周辺は「実際には、最後の方は高木さんを半分くらいはやった」と話すが、両氏をよく知る関係者はこれを否定する。高木氏自身は「私はぶれない」と話しており、参院選で中曽根氏を支援する姿勢を示しているが、「現場」には今も不信感がくすぶる。
 参院選群馬選挙区の最大票田・前橋市。上野公成氏が初当選した92年は革新系新人が、98年は中曽根氏が最多得票だった。今回も大きな鍵を握る県都には、さまざまな波紋を広げた市長選の“後遺症”が依然としてあり、不透明感が漂う。

655とはずがたり:2004/06/10(木) 03:20
福田系が小渕票・公明票を抑えたという記事がいつか載っていた気がしたがその後どうなったんだ?

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040603-00000002-mai-l10
[保守王国のゆくえ・04参院選ぐんま]/3 小渕票どこへ /群馬

 ◇「対等」守るも思い複雑−−会長人事の遺恨、今も?
 エレベーターの扉が開くと、正面に2人の笑顔が並ぶ。高崎市のビル6階にある小渕優子衆院議員の事務所入り口付近には、右に上野公成氏、左に中曽根弘文氏のポスターを掲示。2陣営からの“熱い視線”に対し、小渕氏サイドは対等に支援する立場を強くアピールする。
 98年参院選で、中曽根、上野両氏の得票差は県全体で約7万4000票。92年のわずか約6000票差に比べ、中曽根氏が大きくリードした。「『小渕票』の相当数が中曽根氏に流れたのが一因」という見方がある。
 背景には、95年の党県連会長人事があった。当時、県連会長だった優子氏の父、故・恵三氏(元首相)の続投を巡り、国会議員と県議の合同会議で「交代すべきだ」と口火を切ったのが上野氏だった。恵三氏は採決で敗れ、会長の座を追われた。恵三氏は上野氏が初当選した92年には全面的に支援しただけに、恵三氏サイドの反発は大きかった。地元で1000人の支持者らを前に恵三氏本人も「この恨みだけは石に刻んで、持ち続けてほしい」と涙ながらに訴えたという。
 あれから10年近くが経過。昨秋の衆院選では、当時官房長官として多忙を極め、選挙期間中、1日しか県内に入れなかった福田康夫衆院議員が優子氏の地元に入り、ここに上野氏も顔をそろえるなど「福田・小渕連合」の発足かと思わせる場面もあった。優子氏は衆院5区で14万票という大量得票で再選した。
 上野氏の後援会幹部は「衆院5区では、県議は福田系7人、中曽根系3人だから、7対3の割合で応援したことになる。それがそっぽを向かれたんじゃ、次は自分にはね返ってくるということ」と優子氏サイドをけん制し、「前回より半分くらいは(中曽根氏から上野氏に)来るんじゃないか」と期待を寄せる。
 しかし、恵三、優子両氏の有力支援者は「あの口べたな人(恵三氏)の言葉は忘れられない。(会長交代話は)“上野さんが言わされた”こととは分かっているけど、みんな今もトラウマになってるんさ」と、恵三氏の影響が色濃く残る地元の実情を明かす。「結局、(中曽根、上野両氏)どっちにも積極的には動かない」ことになるだろうという。
 「群馬の地から自民党の議席を減らすようなことがあれば、(元)総理の墓参りにも行けないっていう思いはあるけど……」(優子氏周辺)。“小渕派”の思いは今も複雑だ。

656とはずがたり:2004/06/10(木) 03:20
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040604-00000002-mai-l10
[保守王国のゆくえ・04参院選ぐんま]/4 公明との協力 /群馬

 ◇自民独占に不可欠−−比例と「バーター」悩む党
 「自民党候補が『比例(代表)は公明へ』と堂々と訴えるなんて、公党として恥ずかしい」
 昨年暮れ、自民党の各地区の代表者が集まった会合で、出席者の一人は思わず耳を疑った。発言した県選出衆院議員は、わずかその1カ月前の衆院選で盛んに「比例は公明へ」と呼びかけ、チラシにまで印刷。関係者が慌ててチラシを事務所のテーブルからはずしたほどで、こうした言動を打ち消そうと躍起になっていたのだった。だが、公明党県本部幹部は「対外的に(建前を言った)ということ」と、意に介さない。
 昨秋の衆院選では、選挙区で協力を得る見返りに、「比例は公明へ」と訴える自民党候補が全国的に続出。これが非難を浴び、今夏の参院選を前に今月1日、自民党本部の役員連絡会で、「比例は自民」と訴えることを申し合わせる異例の対応をとった。
 しかし、この衆院選で比例は自民党と公明党を合わせ、全県で約51万票。民主党は約28万票のため、今回の参院選群馬選挙区での自民党2議席独占のためには、公明党との選挙協力が不可欠だ。4月にそれぞれあった中曽根弘文、上野公成両氏の事務所開所式にはいずれも公明党県議が出席。両陣営とも5月中旬に同党へ推薦を要請した。
 ここで問題になるのが自民党の比例候補だ。県内関係では入沢肇、尾身朝子、笹川博義、荻原健司の4氏が立候補を予定しており、衆院の各選挙区ごとに担当県議を振り分けている。中でも尾身氏は父幸次衆院議員が、笹川氏も父尭衆院議員がそれぞれ「選挙区より力を入れている」(自民党県連幹部)。組織内候補もおり、公明党にとって十分な見返りが期待できない状況で、協力に難色を示す意見も多いという。
 「バーターの票の担保なんてできない。でも(推薦の有無で当落が)決まっちゃう」。頭を抱える自民党県連幹部を尻目に、公明党県本部幹部はこう解説する。「投票率が上がらない時代に、比例で絶対に書きに行く(投票する)うちの陣営が選挙区を書くのか書かないのか。この票の重みは分かってくれるはず。『これだけ票がある、それを互いに』っていうのが信頼関係ってことさ」。2人の推薦は間もなく決定される見込みだ。

657とはずがたり:2004/06/10(木) 03:21

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040605-00000002-mai-l10
[保守王国のゆくえ・04参院選ぐんま]/5 中曽根ブランド /群馬

 ◇個人前面、新たな戦略−−父引退で求心力低下
 梅雨入りを思わせる天気となった5月31日、前橋市民文化会館であった中曽根弘文氏の「励ます会」。開始から間もなく、壇上に並んだ県議や市議、各種団体の代表者らは、名前を紹介されただけで舞台から次々に降りた。1人ずつあいさつする「恒例のセレモニー」はなく、いつものようにマイクに向かった県選出国会議員の妻が降壇を促される場面もあった。会場は大ホールだけでなく小ホールも満員。「今回は民間主導。議員は黒衣に回るんだよ」。ある陣営幹部は、この日の成功に「だいぶ浸透してきた」と手応えを感じている様子を見せた。
 弘文氏の父康弘元首相は昨秋の衆院選で73歳定年制を適用され、自民党公認を得られず、衆院議員を引退。96年の小選挙区制導入の際に比例代表で「終身1位」と裁定されたことを破棄され、支持者は猛反発。「この悔しさは忘れない」と今夏の参院選での弘文氏のトップ当選を誓った。
 しかし、「今、あの熱気はない」と系列県議。引退後もメディアに引っ張りだこで、今も現役のような印象がある。また、康弘氏ファンの高齢化が進んでいるためという。バッジを外した求心力の低下は否めない。そのため今回の参院選は「中曽根ブランドの正念場」と位置付けられることもある。4月から2カ月かけて県内各地を回った弘文氏の集会では、康弘氏が「ぜひ弘文に“金メダル”を」と訴えるなど懸命だ。
 系列県議グループ「県政塾」の減少も目立つ。昨春の県議選で3人が落選したのに続き、高木政夫氏が前橋市長へ転出、県政塾会長だった金田賢司氏も自身の後援会による公選法違反事件のため辞職。現在は12人で、福田赳夫元首相系県議グループ「政策同志会」の32人と比べ、組織力では歴然とした差がある。
 「福田、中曽根の図式に乗ったら負ける。その代わり、弘文さんの清潔なイメージなら、会えば会うほど票は増えるはず」(ある県議)。弘文氏は公示(24日)約2週間前の10、11日、吾妻郡内で街頭演説をする予定だ。「これまでずっと車に乗っているだけだった人が、今回初めてやる。それも山の中で」(別の県議)。ブランドだけに頼らず、個人を前面に出す手法を取り入れた陣営は、新たな戦略に大きな期待を寄せる。

658とはずがたり:2004/06/10(木) 03:21

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040607-00000002-mai-l10
[保守王国のゆくえ・04参院選ぐんま]/6 福中対決 /群馬

 ◇若返り、進む融和−−「以後」を占う戦いに
 「我が党は一つ。今年度はこの方針で頑張っていきたい」
 5月26日、自民党県連の役員改選後の記者会見で、幹事長を続投することになった大沢正明県議は「挙党一致」を強調した。福田赳夫元首相系「政策同志会」の大沢氏に続き、県議団長に就任した中曽根康弘元首相系「県政塾」の亀山豊文県議も「一つにまとめる努力をして自民党として対応していく」と抱負を語り、互いに「結束」をアピールした。
 県内では、衆院の中選挙区制時代、福田、中曽根両元首相が高崎市などの旧3区で票を激しく奪い合い、競り合うことで強固な勢力基盤を保ってきた。しかし96年の小選挙区制導入後は、中曽根弘文氏と、福田元首相の実弟の後継者、上野公成氏が同時に改選となるこの参院選だけが、ただ一つの「福中対決」の場と言える。弘文氏の応援には父の元首相がマイクを握り、上野氏の事務所開所式では、福田元首相の写真が中央に並んだ。
 それでも、4月に高崎市内であった弘文氏の集会で、福田康夫前官房長官の妻貴代子さんが駆けつけて「ぜひ大きな万歳をさせて頂きたい」とエールを送るなど、党内融和は進む。「中選挙区の時は(旧)社会党より仲が悪かったけど、もうそれはない」(旧3区関係者の一人)という。
 福田元首相が95年に亡くなってはや9年、中曽根元首相も昨秋、現役を引退した。昨春の県議選で、同志会の重鎮だった柳沢本次氏をはじめ、各会派の代表者クラスも一斉に引退し、若返りが進んだ。現在の自民党県議団は、小選挙区制導入後に当選した1、2期生が18人と約4割を占め、「自分たちは昔の激しいせめぎ合いを知らない」「直接、お世話になったことはなく、政策集団として属しているのに『福田系』『中曽根系』と呼ばれるのはおかしい」と語る若手も少なくない。
 昨年9月議会では、副知事人事を巡って両グループの対応が分かれたが、今回の県連役員改選でその溝も「修復」に向かう。
 「今はだれかにお願いされて投票する時代でもない。個人の考えで行動するだけ」という声が目立つ今回の参院選。ある県議は「福中対決」について「この参院選が最後かもしれないね」と、「ポスト福中」を占う戦いと位置付けた。

659とはずがたり:2004/06/10(木) 03:24
>>654-659
中曽根Jrが落選すると鳩山辺りと何かぶち上げてくれそうな気がしないでもないけど肝腎の中曽根系勢力というの消えつつあって福田系と併せてもう自民党勢力になっちゃってる感じだね〜。

660とはずがたり:2004/06/10(木) 03:24

ホワイトウルフじゃなくてホワイトタイガーだっけ?
群馬民主党はまず参院の表(今回)に改革保守系・裏に旧社会系で何としても2議席死守。更にその上で衆院での復活狙いと地道に積み上げていきたい。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040608-00000003-mai-l10
[保守王国のゆくえ・04参院選ぐんま]/7 後継者/群馬

 ◇議席確保に危機感−−“独裁”阻止叫ぶ民主
 「辞めて責任取るってのが分かりやすいんだろうけれど、次の人がなあ……」
 民主党県連会長の角田義一参院議員が自らの年金未納を公表した5月13日。角田氏から会長進退を一任された県連役員選考委員会の終了後、メンバーの一人は悩ましげな表情で漏らした。“角田ショック”は県連内に、未納問題の参院選への影響とは別の、隠れていた危機を強く意識させたのだ。「次の会長がいないのは、すなわち県唯一の選挙区議席を継ぐ者がいないってことだ」と、支持団体の幹部はため息をつきながら解説した。
 県連会長職には規約の定めはないが「会長は県選挙区選出の国会議員」という意見が一般的で、不文律になってきている。該当するのは角田氏だけだ。角田氏は、その激しい弁舌で「ホワイトタイガー」の異名を取るなど人気も抜群で、98年の県連発足以来、会長の座を譲ったことはない。一部に「旧社会党系、労組系の角田氏の影響が強いから、脱皮できない」との批判もあるが、実績と知名度で県連内に並ぶ人はおらず、今回の役員改選でも、角田会長続投(再任)が決まった。
 しかし、その“頼もしい親分”も9日が67歳の誕生日。参院議員の任期満了(07年)時には70歳で、議員の定年が議論される時代にもう1期(6年)務めるのは微妙な年齢。「万一、(いずれ訪れる)引退までに、衆参ともに議席を確保できなかったら、群馬は野党ゼロの“自民党独裁”になるだろう」。支持者の一人は危機感を代弁する。
 そんな内情を意識してか、角田氏は今月1日あった桐生地区での総決起大会で、参院選立候補予定者の富岡由紀夫氏を自分の子にたとえ「私はいつまでもやっているわけにはいかないので引退をしますけれども、(富岡氏は)事実上の後継者の一人」とまで明言。「67年の全生涯をぶち込んで富岡由紀夫を当選させたいと燃えている」と力強く説いた。角田氏は、3日の参院厚生労働委員会と4日の本会議での年金法案審議の間げきを縫って、とんぼ返りで富岡氏の応援に駆けつけるなど“我が子”への支援に力を注ぐ。
 「自民党2議席独占阻止」。各地で応援弁士が声高に叫ぶ。その行間には「(自民)王国を完全に築かせちゃいけない」という悲鳴に近い声が潜んでいるかのようだ。

661とはずがたり:2004/06/10(木) 03:35
>>654-661
以上【保守王国のゆくえ・04参院選ぐんま】

662とはずがたり:2004/06/10(木) 03:37
折角いい線行っている奈良県なのだからゴタゴタ無しで頑張って欲しい所です。

[選挙]参院選 民主県連会長に中村哲治議員再任−−前川清成氏の必勝誓う /奈良
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040531-00000004-mai-l29

 民主党県連の第7回定期大会が30日、天理市のホテルで開かれ、県連会長に中村哲治衆院議員を再任した。また、7月の参院選奈良選挙区(改選数1)からの出馬が決まっている公認候補、前川清成氏=弁護士=の必勝を誓った。
 大会には党員のほか、柿本善也知事や支援団体の連合奈良・志賀通孝会長ら約70人が参加。中村会長は「前川氏は公認後、驚くべきスピードで県民の心をつかんでいる。会長職を懸けて、7月の参院選に臨む覚悟です」とあいさつした。
 役員改選では、前川氏と、県連幹事の山本直子氏を新たに副会長に選出した。また、比例代表から公認候補として出馬予定の前田武志氏は、県連顧問に就任した。(毎日新聞)
[5月31日20時12分更新]

前川、前田氏に溝?-2004参院選
http://www.nara-shimbun.com/n_all/040603/all040603a.shtml

 7月の参院選で、比例代表に前田武志氏(66)を公認、県選挙区の前川清成氏(41)との連携による相乗効果を狙う民主党陣営に、きしみが見え始めた。同党県連は、県選挙区の公認争いを比例代表との住み分けで収拾。しかし最大の支援組織、連合奈良と前田氏との関係が改善しないなど、2人の候補予定者による「両輪作戦」は、早くも車軸を欠く状態に陥っている。

 当初、互いに選挙協力をアピールしていた前田、前川両氏の関係に溝が表面化したのが、先月8日に行われた前川氏の後援会事務所開き。この席に前田氏や同氏の関係者は姿を見せず、祝電も届かなかった。

 「事前確認まではしなかったが、当然来るものと思っていた」と前川氏陣営は首をひねる。また先月30日の民主党県連定期大会では、前田氏の県連顧問就任が正式決定されたが、本人は欠席、代理人が出席するにとどまった。

 これに対し前田氏陣営は定期大会欠席の理由を「県外で先約があり、日程調整ができなかった。他意はない」と説明。ただ前川氏の事務所開きについては「案内もなかったし、党県連の取り決めで前川氏の催しに出席することができない」と言い分に食い違いも。

(2004.6.3 奈良新聞)

663とはずがたり:2004/06/11(金) 00:15
仕事激増のアテが外れた西川きよしが焦りまくっている (ゲンダイネット)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/entertainment/comedy.html?d=04gendainet0716527&amp;cat=30&amp;typ=t

 約1カ月後に参院選が行われるが、今期限りで政界を引退するタレントで参院議員の西川きよし(57)が焦っているという。理由は、引退後の仕事が白紙状態のため。
「最近のきよしは3期18年の議員生活で収入が激減している。そこで、彼としてはタレントに“本格復帰”することでこれまでの分を一気に取り返そうと腕まくりしていた。ところが、所属する吉本興業はきよしのことなんか頭になく、テレビや舞台の仕事をほとんど入れていない。吉本はきよしの面倒を見る気なんかサラサラないのでしょう」(事情通)
 引退後のきよしのレギュラーは従来の関西ローカルの「西川きよしのご縁です!」(東海テレビ)とラジオの「ありがとう浜村淳です」(MBS)の2本だけだ。
 これに対して吉本ではこういう。
「新規レギュラーは今のところありません。7月までは議員活動がありますし、具体的な動きがあるのは、10月の番組改編期でしょう。当面は講演活動や営業に専念することになります」(担当者
 お笑い界の大御所にしては寂しすぎる現状だ。
「きよしさんはもう過去の人。ギャラがべらぼうに高い割に、視聴者受けがイマイチ。議員活動をしている間に、テレビでは使いにくいタレントになってしまった。それに、最近はイキのいい若手がいっぱいいる。テレビ局としても、ギャラの安い若手をまとめて使った方が、面白い番組を作れるし、視聴率も稼げるんです」(民放ディレクター)
 老兵は去るのみ。きよしにはこの言葉がズシッとくるだろう。

[ 2004年6月4日14時45分 ]

664政界再編前夜:2004/06/12(土) 01:18
とはずがたりさん、群馬の情報、ありがとうございます!
民主党が政権交代を目指す上での「最後の砦」の一つ群馬における状況、とても興味深いです。他の方も、ぜひ各県の参院選前の特集記事を教えて下さい。私が良く知ってる静岡はどうも・・・。
群馬のこのような争いが、いつの日か「コップの中の嵐」と一笑にふせる日を目指して、民主党も頑張らないと!

665とはずがたり:2004/06/12(土) 01:33
自民党が重点区指定した(=民主党が善戦しそうな)1人区(青森・岩手・山梨・三重・滋賀・奈良・岡山・長崎・大分・沖縄)や保守分裂や社民との共闘がなった1人区(秋田・高知・宮崎),2人区だけど自民党鉄板や民主党二人擁立で危うい県(北海道・宮城・群馬・静岡)を自分は特に注目しています。

ホント二人区で自民党が分裂したらコップの中の争いを,と笑える位の地力を民主党はつけたいものですねぇ…

母も民主党が二人も出すなんて知らなかった,といってます。大丈夫でしょうか。心配。。

666とはずがたり:2004/06/16(水) 03:09
けっ!

厚化粧×、腕まくり○ 自民が「必勝虎の巻」 (共同通信)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/jimin.html?d=15kyodo2004061501002170&amp;cat=38&amp;typ=t

 厚化粧は厳禁。腕まくり、ノーネクタイは効果的です−−。自民党女性局は15日までに、参院選に向けた虎の巻「候補者必勝マニュアル」を作成し候補者に配布した。

 党地方組織から募った女性の声を網羅した内容で「有権者の半分は女性。口コミで強烈にアピールするのも女性です。女性の意見、ここにあり」と極意を伝授している。

 服装の基本は清潔感で「夏場は汗をかくので、こまめに着替える」「ズボンの折り目をきちっとし、のりの利いたシャツを着用すると、信頼度を高める」と助言。頭髪編は「自然色に染める。黒すぎても良くない」「整髪料や香水など、においの強すぎるものは避ける(せっけんの香りは○)」と指導している。

 女性候補には、厚化粧と装飾品のつけすぎを戒め「車の乗り降りが多いので、動きやすく、きびきび見える」として「ミニスカートよりパンツスーツを」と推奨。街頭演説の秘訣(ひけつ)は「一生懸命さが伝わるよう『あなたに振っています』と感じさせる」。応える人がいなくても手を振る。その理由は「どこでだれが見ているか分からない」。

[ 2004年6月15日18時17分 ]

667無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/06/16(水) 13:45
ミニスカートはくような女性候補いたっけか?

668とはずがたり:2004/06/16(水) 14:17
確かに。
神取にミニ穿かせてもねぇ〜

669とはずがたり:2004/06/16(水) 16:36
まさか参院選比例区で竹中なんて書く奴いねーとは思うのだが…。
彼は何したんだっけ?

参院選:比例代表に竹中平蔵氏を擁立方針 自民党
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20040616k0000e010074000c.html

 小泉純一郎首相は16日夜、7月の参院選の比例代表で、竹中平蔵金融・経済財政担当相(53)の擁立に向け、本人と会食し説得する。これに先立ち自民党の安倍晋三幹事長が同日午後、竹中氏と会談し正式に出馬要請する。同党は竹中氏を参院選の最大の「目玉候補」にしたい意向だ。

 竹中氏の擁立は今年1月ごろから、同党幹部らが水面下で調整を開始。政府内には「小泉改革の看板が選挙で負けた場合の影響が大きすぎる」との慎重論も強かったが、最終的に16日の国会閉会を待ち擁立方針に傾いた。

 また竹中氏をめぐっては、参院選後に本格化する郵政民営化論議を総括する担当相を兼務する案が浮上している。首相サイドには、郵政民営化を推進していくため、竹中氏が国会議員になった方が党内に根強い反対論を封じ込めやすいとの判断が働いているとみられる。

 昨年9月の内閣改造の際、森喜朗前首相、青木幹雄参院幹事長らが竹中氏の交代を求めたが、首相の強い意向により残留となった経緯がある。経済状況の好転などを受け、最近は森氏らも竹中氏の続投容認論に傾いており、参院選後の内閣改造でも残留する可能性が高い。しかし自民党内には「50万票以下だと期待はずれだ」(幹部)との声もあり、竹中氏の得票が伸び悩んだ場合、参院選後の首相の政権運営に影響が生じる場合もありそうだ。
毎日新聞 2004年6月16日 15時00分

670magenta:2004/06/16(水) 22:29
<民主党>参院選テレビCM公開 中高年女性の支持期待
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040617-00002032-mai-pol

民主党は16日、7月の参院選に向けたテレビコマーシャルを公開した。
映像は2パターン。岡田克也代表をアップにした映像に「日本人には力がある。それを引き出す政治が必要だ」との岡田氏自身のナレーションが入る。
枝野幸男選対企画委員長は「母性本能をくすぐるのでは」と中高年女性の支持に期待を寄せる。(毎日新聞)
[6月16日20時13分更新]

671magenta:2004/06/16(水) 22:32
応援演説で“紳助節”全開 自身は「死んでも出ない」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040616-00000215-kyodo-soci

参院選大阪選挙区への出馬も取りざたされたタレントの島田紳助さん(48)が16日、同選挙区に出馬予定の民主党新人尾立源幸氏(40)を応援するため大阪市の繁華街で街頭演説。
若者や帰宅途中のサラリーマンら約3000人(主催者発表)を前に約20分間、芸で鍛えた熱弁を振るった。
 「ぼくは民主党の支持者じゃありません。この党は駄目です」。スーツ姿で選挙カーに上った紳助さんは横に並んだ尾立氏らを驚かせた後、「自民党だけでは駄目。民主党が成熟して、レベルの高い2大政党で戦っていかないと」とフォロー。
 「こんなところで話したら仕事上マイナス。でも育ててもらった大阪に恩返ししたかった」と助っ人を買って出た理由を語った。
 今後の国政選挙には「死んでも出ません。出たら打ち首にしてください」ときっぱり。「(参院選投票日の)7月11日にはぼくの名前を書かないように。200票は入ってると思うけど」とちゃめっ気たっぷりに話し、笑いを誘った。(共同通信)
[6月16日21時6分更新]

672とはずがたり:2004/06/16(水) 22:41
伸助,民主党支持者でないにしろ,尾立を支持してくれてるのは公共が強い大阪では心強いですねぇ。
まぁ今伸助は今は金儲けが楽しいでしょうから政治には興味ないのかもしれませんな。
本番ではどのくらい応援してくれるのだろう…?

673magenta:2004/06/16(水) 22:44
>>638>>639>>641

辻元氏最新情報がありました。

護憲の戦い辻元氏と連携へ 参院兵庫選挙区の新人
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sougou04/0616ke33330.html

辻元清美元衆院議員(44)が無所属で参院選大阪選挙区からの立候補を表明した。辻元氏の動きは、兵庫選挙区にどう波及するのか。

 抜群の知名度を誇る辻元氏との相乗効果を期待するのは、無所属の新人(54)陣営。改憲阻止を掲げる市民団体が擁立したが、課題は知名度アップ。そこで、「大阪の梅田で辻元氏と一緒に街頭演説すれば、大阪に勤務する“兵庫府民”へのアピールになる」などの策を練る。また、全国の無所属候補による「護憲ネットワーク」結成を目指しており、辻元氏サイドに連携を呼びかける。

 辻元氏の古巣、社民党の兵庫県連。今回は民主新人(48)を推薦するが、元社民党衆院議員の中川智子氏や同北川れん子氏ら「土井チルドレン」は、護憲派の無所属新人を支援、党県連の方針に反旗を翻す。中でも中川氏は、同新人陣営で選対副委員長を務め、辻元サイドとのパイプ役となっている。

 社民党では、大阪府連が辻元氏を支援、土井たか子氏も立候補を容認するコメントを出しており、対応はばらばら。同党兵庫県連の役員は「昨年の衆院選大敗の大きな原因が辻元氏の事件。その影響で、参院選では独自候補を擁立できなかった。今回の立候補で党のイメージがさらにダウンし、比例に影響しないか心配」と話している。

674magenta:2004/06/16(水) 22:47
>>672

某所で島田紳助は小沢贔屓らしいとの書き込みを見たことがありますが、サンデープロジェクトあたりからの印象でしょうか?

675とはずがたり:2004/06/16(水) 22:50
>>673
情報提供感謝。
護憲派無所属新人とは新社会党系ですかね?

兵庫の社民党県連は労組系が中心となって連合と仲良し,土井チルらとは県連を分裂する程の険悪さ。
土井・中川・北川らが新社会党と合流して,社民党の兵庫県連が民主党に合流した方がすっきりするのだがねぇ〜。

676magenta:2004/06/16(水) 22:55
>>675
>護憲派無所属新人
は新社会党県本部委員長で元神戸市議の原和美氏ですね。

677とはずがたり:2004/06/16(水) 22:55
>>674
なるほど。
尾立は一応鳩山系っぽかったですけど,選挙区を譲った西村慎吾あたりとの繋がりでもあるのでしょうかね?

678magenta:2004/06/16(水) 23:03
2004参院選・兵庫 微風突風 揺らぐ足元第5回
http://www.kobe-np.co.jp/rensai/200406bifu/05.html

訴え広がらず連携模索

「自民と同じ。弱者切り捨ての党だ」。五月末、社民党の元衆院議員中川智子(56)=宝塚市=が、神戸・元町の駅前に立った。批判の矛先は民主党。社民県連は今回の参院選で、民主新人の水岡俊一(47)の推薦を決めている。しかし中川の隣には、市民団体に推され、無所属で挑む新社会党県本部委員長の原和美(54)がいた。

 兵庫の社民と新社会は旧社会党時代、激しい左右対立でたもとを分かった。一部とはいえ十年ぶりの再接近の裏には、「瀬戸際」ともいえる組織の事情と、改憲への強い危機感があった。

 昨年の衆院選で議席を激減させた社民。党首だった土井たか子(75)さえ小選挙区で敗れ、「ポスト土井」をにらむ動きもある。新社会は政党要件も国会議席もない。

 「今の党勢で護憲を押し出すには限界がある」と言うのは、中川と行動を共にする社民の宝塚市議(57)。その思いは、水岡の推薦をまとめた社民県連副代表、今西正行(65)にも通じる。

 「民主は改憲勢力」と批判してきたが、「教え子を戦場に送らない」とする元教師の水岡に託した。「憲法を守るには、他党であっても改憲否定派を増やすことが必要。党より個人。苦渋の選択だった」

◇       ◇       ◇

 昨年の衆院選でも、候補だった原と中川は連携した。参院選に向けては統一候補の擁立を目指し、市民団体「9プラス25改憲阻止市民の会」(佐治孝典代表世話人)を中心に話し合ってきた。

 土井も出席した四月の会合。候補に挙がった中川は「気持ちの整理がつかない」と固辞したが、支援は約束した。「だれであっても推薦人になってもらえますね」。メンバーの視線が土井に集まった。無言の土井。その心中を、メンバーらは「イエス」と読み取った。

 県連が水岡への推薦を決めたのはそれから約二十日後。「今の民主に憲法は守れない」と、土井は今西に気色ばんだが、県連とのねじれを懸念してか、原支援の態度は明確にしていない。

◇       ◇       ◇

 神戸市外国語大三年の福留庸友(21)は三月、イラク南部のサマワを訪ねた。現地は安全で、政府の言う「非戦闘地域」だと感じた。だからこそ、武器を持った自衛隊派遣に疑問を持った。

 自衛隊撤退の訴えには共感する。憲法問題も大切だが、「それだけで一票は投じない」。原の護憲の訴えは、「平和」に関心を持つ有権者でさえ、判断基準の一つにすぎない。

 「護憲を呪(じゆ)文のように唱えるだけではしんどい」「改憲による暮らしの変化に、市民はどれだけ危機感があるのだろう」。三日、原支援で集まった地方議員らは、響かぬ訴えに苦悩の表情を見せた。

 厳しさの中、陣営が注視しているのが、秘書給与詐取事件で有罪が確定した社民の元衆院議員、辻元清美(44)の動き。大阪選挙区での立候補が取りざたされ、離党して護憲ネットワークを立ち上げるという見方もある。

 「連携できればインパクトがある」。陣営に高まる期待は、兵庫から突破口を開くことの困難さを物語る。(敬称略)

679とはずがたり:2004/06/16(水) 23:58
>>678
情報感謝ですヽ(´ー`)/

社民党と新社会党が護憲ネットワークとして新しい動きにまで行くのか否か注目。
更に共産党とかとも連携できると良いと思われるのだが…。
京都や定数3の選挙区で共産党が議席をバタバタ落としたりすると兵庫や他の選挙区を譲ってでもという風潮が出てきたりしないかなあ?

680とはずがたり:2004/06/17(木) 00:04
まぁ結局は判で押したように自民党候補へ入れるんでしょーよ。

04参院選 公明、選挙区は自主投票
http://mytown.asahi.com/yamanashi/news02.asp?kiji=7319

 公明党県本部(宮原稔育代表)は15日、参院選山梨選挙区の対応について、自主投票にすると発表した。自民党から推薦を受けて無所属で立候補する予定の元アナウンサー大柴堅志氏(54)側から推薦要請を受けていたが、公明党が力を入れる比例区への見返りが期待できないためという。

  この日、県庁で会見した宮原代表らによると、12日に開いた県幹事会で全会一致で決めた。

  大柴氏の人物と政策は問題ないが、推薦を見送った理由として(1)大柴氏が自民党公認候補でない(2)大きな支援組織を持たない大柴氏には選挙区と比例区のギブ・アンド・テークが見込めない(3)自民党県連は県出身の比例区候補として横内正明氏を抱えている−−ことを挙げた。

  昨年の衆院選比例区で6万票余りを県内で獲得した公明党は今回、7万票の獲得を目標に設定。早くから比例区を最重点に準備を進めてきた。

  宮原代表は「政権与党を組む自民党の推薦候補だということと、課題が山積する国政安定の必要性は十分理解している。あとは党支持者一人ひとりに判断してもらいたい」と話した。

(6/16)

681とはずがたり:2004/06/17(木) 00:24
うーん森が元気な内は新進石川を民主に引き込むのは難しいのかねぇ。

民主県連 参院選に加藤氏が立候補へ
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news01.asp?kiji=7223

「自・民・共」対決の構図に 

 民主党県連から参院選石川選挙区(改選数1)への立候補を要請されていた長野県飯田市在住のNPO法人理事、加藤隆氏(54)は15日、金沢市を訪れ、立候補の意思を明らかにした。公示の9日前。自民新顔の岡田直樹氏(42)、共産新顔の佐藤正幸氏(36)を含め、「自・民・共」の新顔による三つどもえの争いという選挙戦の構図がようやく固まった。


 加藤氏はこの日夕、金沢市内のホテルで桑原豊代表代行、中谷喜和幹事長らと面会。県連代表の奥田建衆院議員に電話して、要請受諾を伝えたことを説明したうえ、「非常に光栄な話を頂いた。今までの思いを国政にぶつけたい」と話した。

 県連はこれを受け、党本部に対し公認申請するなど、選挙準備に追われた。また、連合石川は17日に加藤氏と政策協定を結び、推薦することを決めた。

 難航の末、ようやく決まった候補者について、中谷幹事長は「国会運営のあり方や年金問題など政治不信がある。加藤さんはやはり政策で改革を訴えかける候補と確信している」と話した。
(6/16)

自民、共産など各党会派の反応
民主党の候補者決定を受けて
 自民 「民主は落下傘候補」 / 共産 「自・民も同じ土俵」
http://mytown.asahi.com/ishikawa/news02.asp?kiji=7224

 民主党の候補者決定を受け、各党・会派は24日からの選挙戦本番に向け、いよいよ動きを本格化させる。

 岡田氏を擁立する自民党県連の福村章政調会長は「民主党が立てたのはいわゆる『落下傘候補』。相手が決まった以上は最大限の力を尽くす。国政や県政のあるべき姿について、政策を中心に訴えていきたい」と引き締めた。佐藤氏を立てる共産党県委の秋元邦宏委員長も「財界や米国のいいなりの自民党政治の大枠を変えないといけない。民主党も同じ土俵で議論している。暮らしや平和問題などで県民の願いを実現したい」と意気込む。

 また、公明党県本部の庄源一代表は「年金改革やイラク問題など、連立与党の政策について信を問う選挙になる。選挙区で支援する岡田氏と比例区で党公認の荒木清寛氏の2人の当選を目指す」、社民党県連の宮下登詩子代表は「加藤氏については要請があれば支援を検討する。年金問題など弱い立場の人たちを置き去りにする与党の政策を追及し、イラクや憲法改悪の問題についても訴えたい」と話す。

 一方、過去の選挙戦で民主党と連携してきた新進石川の金原博会長は「民主からは何も聞いていないが、時期としてもう遅い。選挙区で岡田氏支援を会派内で決めており、なんらかの要請があっても、方針は変わらない」としている。
(6/16)

682無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/06/18(金) 11:27
7月11日の夕方以降、用事が入ってしまった・・・
開票速報ちゃんと見られなそうなのが残念だ・・・

683とはずがたり:2004/06/18(金) 13:07
俺も日曜日は用事が入ることが多いっす。今度はどうかな…?

大体日曜日は皆遊びに行くよねぇ。
水曜辺りを投票のための特別の休日にして投票率の向上を!

684とはずがたり:2004/06/18(金) 15:27
変節漢め!

「民主党政権で竹中大臣のはずが」 岡田代表が秘話披露
http://www.asahi.com/politics/update/0618/001.html

 「かつて、私に『民主党政権ができたら大臣を務める用意がある』と約束してくれたと記憶している」

 民主党の岡田代表は17日の日本外国特派員協会の講演で、竹中経済財政・金融相が参院選比例区に自民党から立候補することに関して、こんなエピソードを披露した。

 竹中氏は閣僚に就任する前は、経済学者として民主党の勉強会にたびたび出席し、岡田氏とも意見交換していたという。それだけに、今回の竹中氏の「変節」には「いつのまにか小泉内閣で大臣になり、今度は(自民党の)国会議員になるという。残念に思う」と、心境を吐露せざるを得なかったようだ。

(06/18 01:01)

685名無しさん:2004/06/18(金) 16:44
参院の定数配分/「違憲状態」を忘れないで
http://www.kahoku.co.jp/shasetsu/2004/06/20040618s01.htm 今度の参院選は、年金制度改革、自衛隊の多国籍軍参加をはじめ、さまざまな争点が注目されている。定数配分をめぐって「違憲状態」で実施されることも忘れてはならないだろう。

 最高裁大法廷は今年1月「1票の格差」が最大5.06倍となった2001年7月の参院選について、合憲とした。だが、15人の裁判官のうち、6人は違憲とし、多数意見の9人の中の4人は「次回選挙でも現状が維持されれば、違憲判断の余地は十分にある」と指摘した。

 今度の参院選までに定数配分の是正を求めた、事実上の違憲判決と言える。
 最高裁判決を受けて参院は、各会派からなる協議会を設置したものの、是正措置を見送った。01年の参院選で、選挙区の1票の格差が最大となったのは東京と鳥取の間。今度の参院選でも5倍以上の格差となることが確実だ。つまり違憲状態のままになっている。

 協議会が5月末にまとめた報告書は、秋の臨時国会で新たな協議会を設置して抜本的見直しを行い、06年の通常国会で制度改正を実現、07年の参院選を新制度で実施することにしている。早い話が先送りだ。

 参院選後、選挙無効の訴えがまた起こされても、最高裁の判決までに見直しをすれば、違憲判決は免れるだろう。そんなもくろみがあるのではないか。

 参院は衆院のカーボンコピーと言われて久しい。参院不要論すらある。それにもかかわらず、当の参院に本気で改革しようとする熱意や努力が見えない。最高裁から定数配分の是正を求められても正面から応えないのは、有権者に対する背信行為にほかならない。

 参院の定数配分是正は、選挙制度の仕組みから確かに難しいのは事実だ。
 定数の半分を3年ごとに改選する制度が憲法で規定されていることから、選挙区の定数は偶数にならざるを得ない。偶数のままで1票の格差を縮めるには、2県で1つの選挙区にする必要が生じる。人口の多い選挙区の定数を増やす方法は、行財政改革の流れに反する。

 選挙区をやめて比例代表一本にする意見もある。格差は是正できるだろうが、参院の政党化に拍車をかける、地域の声を伝えることができない、などの問題が起きる。

 参院の定数配分はこれまでも、人口の多い選挙区の定数が人口の少ない選挙区の定数を下回る逆転現象の解消を主眼に、改正されてきている。2000年10月に成立した改正公職選挙法では、01年と今度の参院選の2回で、総定数を合わせて10削減する。

 しかし1票の格差をもっと縮めるには、これまでのような小手先の改正では限界にきていると言わざるを得ない。人口に比例して、機械的に定数を配分すればすむという問題ではない。参院の在り方と絡めて、抜本的な改革が必要になる。
 参院はどうあるべきか。今度の参院選では、この古くて新しい問題もあらためて考えていきたい。

686無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/06/18(金) 16:46

私です。
格差を直せないようなら廃止(併合)の方が国民のためではないでしょうか。

687とはずがたり:2004/06/18(金) 21:56
相変わらず不誠実極まる小泉自公内閣の姿勢ですな。

自民、争点ぼかしに躍起=年金・イラクでの逆風警戒−参院選
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040618-00000948-jij-pol

 年金改革とイラク多国籍軍への自衛隊参加が7月11日の参院選での2大争点となりつつあることに、自民党が警戒感を強めている。いずれのテーマに対しても有権者の視線は厳しく、与党への逆風になる可能性が大きいためだ。そうした状況を反映し、同党からは「争点ぼかし」を狙った言動が出始めた。
 「一元化を含めた社会保障制度の在り方を協議するとの民主党との3党合意を尊重し、より良い改革に向けまい進したい」。18日、小泉純一郎首相は参院選遊説のスタートとなった前橋市での演説で、制度見直しのための協議機関設置などに取り組む決意を訴えた。首相が、棚上げ状態になっている3党合意にあえて言及したのは、抜本改革への積極姿勢を見せることで、未納問題や年金改革関連法に対する世論の反発をかわすのが狙いとみられる。「年金」を最大の争点に据える民主党の「気勢をそぐ」(自民党幹部)思惑もありそうだ。
 野党側が「憲法上疑義がある」と反対する多国籍軍参加をめぐっても首相は、17日の野党との党首会談で、国会での論戦を要求されたものの言下に拒否。岡田克也民主党代表を「何のための(党首)会談か」と怒らせた。
 自民党参院幹部は、両課題の争点化を避けようとする与党内の空気をこう説明する。「参院選の争点なんてない。年金やイラク問題を選挙戦で訴えても、支持者には疑問が残るだけだ」。自民、公明両党がまとめた参院選の統一公約は「小泉改革」の実績を強調するものの、「長期的課題」との理由から、肝心の年金一元化には全く触れていない。
 そうした中で、自民党内の一部には「年金もイラクもきちんと説明しないと、特に女性の支持者が離れてしまう」(森派幹部)と、「争点ぼかし」の効果を疑問視する声も出ている。(了)(時事通信)
[6月18日21時3分更新]

688香川県民:2004/06/18(金) 23:26
泡沫に終わるか波乱を巻き起こすか。

片上氏が出馬表明 参院選兵庫  2004/06/18
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sougou04/0618ke33810.html

元参院議員の片上公人氏(64)が十七日、二十四日公示の参院選に、兵庫選挙区から無所属で立候補することを表明した。

片上氏は神戸市職員などを経て、一九八六年の参院選兵庫選挙区で、公明党公認として立候補し初当選。二期目の九七年末、元女性秘書に訴えられたセクハラ訴訟に敗訴し、離党した。
九八年の参院選でも出馬を模索したが断念。訴訟は九九年、最高裁で上告が棄却され、敗訴が確定している。現在はコンサルタント会社役員。

同日、関係者が県選管で立候補関係書類の予備審査を受け、続いて会見した。同氏は神戸新聞社の取材に対し、「自民、公明を中心に政治が右傾化していく流れに一石を投じたい」と立候補の動機を語った。

同選挙区ではほかに、自民新人の末松信介氏(48)、民主新人の水岡俊一氏(48)、共産現職の大沢辰美氏(63)、無所属新人の原和美氏(54)と宮本一三氏(72)が立候補を表明している。
自公「なぜ今」 戸惑い、驚きの声

参院選兵庫選挙区に元参院議員の片上公人氏が十七日、立候補を表明した。公示日を一週間後に控え、突然の表明に、かつて同氏を公認候補として推した公明を中心に
「なぜ、この時期なのか」の声が相次いだ。無所属ながら、二期務めた知名度を背景に選挙戦を展開するとみられ、自公協力にも影響が出そうだ。
十六日に自民の選挙区候補の推薦を決めたばかりの公明。県本部の野口裕幹事長は「寝耳に水で、びっくりしている」と驚きを隠さないが、「県本部としては(推薦を決めた)自民候補を全力で応援するのみ」と繰り返した。

一方の自民の選挙区候補陣営は「議員二期の実績がある人。支持母体に人間関係は残っているだろう」(県連幹部)と懸念。「(片上氏の出馬で)影響を受けるのは民主より自民。危機感を持って自力を固めていかなければ」(陣営幹部)と引き締めていた。

689magenta:2004/06/18(金) 23:41
参院選県区〜夏の舞台裏(上)
http://www.yamagata-np.co.jp/kiji/20040618/0000002189.html

第20回参院選は24日の公示まで1週間に迫った。県選挙区に立候補を予定している現職と新人の計4陣営は事実上の選挙戦に突入している。昨年11月の衆院選で自民党県連は県内の3小選挙区を独占。これに対し、民主党県連は比例代表東北ブロックで2人が復活当選を果たした。今回の参院選の底流には早くも次期衆院選への思惑が見え隠れしている。自民党と公明党の選挙協力が衆院選に続いて成功するのかも注目の的だ。共産、社民の両党は比例代表での得票上積みをにらんで県選挙区を戦おうとしている。夏の政治決戦に臨む県内政界の最新の動きを探る。
(文中敬称略)

 自民党県連と公明党県本部は昨年11月の衆院選で緊密な選挙協力を行った。自民党公認の遠藤利明(県1区)、遠藤武彦(県2区)の両陣営は集会の度に「比例は公明党へ」というフレーズを繰り返した。これは2人とも重複立候補した比例代表東北ブロックでの名簿登載順位が低く、比例での復活当選の芽がなかったためだ。

 しかし、参院選では事情が全く異なる。自民党の比例代表候補者は33人。その多くは業界団体である党職域支部の支援を受けており、自民党県連も所属県議を比例の各候補者に1人ないし2人ずつ割り振って集票する態勢を組んでいる。

■目標は9万票
 こうした事情は公明党も十二分に承知しているが、同党が県内の比例代表で目標とする約9万票を獲得するためには自民党の協力が欠かせない。前回衆院選では自民党が公明党の支援を得ようと必死だったが、今回は公明党が自民党へのアプローチを強める図式となっている。

 「公明党関係者から比例で応援してほしいと言われている。どう対応すればいいのか」―。今月11日の自民党県連支部長幹事長会議でこんな質問が飛び出した。県連幹事長今井栄喜は「比例では自民党の公認候補者を応援するのが大原則だ」と述べた上で、「公明党との信頼関係もある」と含みのある発言をせざるを得なかった。

 参院選県選挙区で再選を目指す、自民党現職の岸宏一は公明党の会合に積極的に顔を出している。岸は先月31日に天童市で開かれた国政報告会で「公明党さんにはここ1カ月、いろんな集会を開いていただいている。党幹部の皆さんともすっかり顔見知りになり、親友のようだ。力を合わせて頑張りましょう」と呼び掛けた。

■高まるムード
 こうした流れを受け、公明党は16日に岸を推薦。「緊張感のある選挙協力を実現するため」として、自民党候補をあえて推薦しなかった昨年11月の衆院選とは対照的な対応となった。公明党県本部代表の寒河江政好は推薦決定の記者会見で「われわれにある票はそっくり岸さんにお上げしたい。公明党の集会に何度も来ていただいており、岸さんにというムードは高まっている」と述べた上で、比例での対応について「公明党が全力で応援するということを岸さん側がどのように感じてくれるか。あとは信頼と期待だ」との“メッセージ”を発した。

 こうした公明党の意向を県内の自民党関係者はどう受け止めているのか。ある自民党衆院議員の後援会幹部は「われわれの代議士の派閥にも改選議員がおり、あからさまな支援はできない」と前置きしながらも、「衆院選で応援してもらった関係は大切にしなければならない。後援会の一部から公明党を支援してもらうなど、可能な範囲で支援の形を示したい」と明言する。

 昨年11月の衆院選比例代表で公明党は前回比45.5%増の約8万6600票を獲得。自民党の得票率も前回とほぼ同じ41.4%を維持し、自公の選挙協力は最高の成果を挙げた。自民党県連の幹部はこれを引き合いに出し、「今回も自民党のバランス感覚がうまく働いてくれれば」と語るが…。

690とはずがたり:2004/06/19(土) 00:50
ボス|上杉− 江藤−
知事|安藤◎ 牧野▲
01参|小斉平◎ 長峯▲
03衆|黒木▲ 江藤◎ 黒田氏は
04参|上杉? 松下?

託す 04参院選<上>
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news01.asp?kiji=3426

後遺症 自民、「大同団結」を強調

  24日の参院選公示が目前に迫る。比例区を含めた選挙戦では、イラク問題や年金制度など争点は多い。県内では、自民党公認で各種団体の推薦を着々と重ねる上杉光弘氏に対し、同党を4月に離党した元県議、松下新平氏が「組織に頼らない選挙」で挑む。しかし背景には、長年の対立構図に加え、昨年の衆院選と知事選の影、さらには激しい保守分裂選挙となった01年の参院選が、火種としてくすぶっている。
  「公認候補として気力、体力の続く限り、県内をはいずり回ってでも訴えていきたい」。上杉氏は5日、宮崎市であった自民党県連の定期大会で声を張り上げた。会場には、安藤知事と県内3衆院議員全員が顔をそろえ、あいさつした。

新顔への関心も
  上杉氏を前に、宮崎2区選出の江藤拓氏は「(選挙区支部の)本部長のご指導に従い、力を合わせてがんばります」、同3区の古川禎久氏は「一生懸命、大勝するため努力し、汗をかくことを誓います」。ある出席者は「まあ、2人の温度は違うわな」ともらした。
  昨秋の衆院宮崎2区は、上杉氏と長年対立関係にあった江藤隆美氏が引退。長男の拓氏と、上杉氏に近い元県議黒木健司氏が、共に自民の推薦を受け戦った。それぞれの地盤で得票を重ね、約9千票差で江藤氏が制し、追加公認された。”代理戦争”とも言われた激戦を繰り広げた後だけに、今回、「名前も聞いたことがなかった」という松下氏に関心を抱く江藤氏支持者も少なくない。
  昨秋引退した県関係衆院議員は4人。5月9日、宮崎市で雨の中あった上杉氏の事務所開き。支持団体幹部がげきを飛ばした。「上杉先生を失うと県の弱体化につながる」。さらに「昨年は選挙でいろんなことがあり、後遺症が残っていることも事実。小異を捨て大同について頂きたい」。
  安藤知事の姿もあった。安藤知事は昨夏の知事選で、上杉氏の後援会の支持も得て、元県出納長牧野俊雄氏を破った。安藤知事は「参院選は中立」と繰り返すが、各種集会で「(上杉氏は)県にとってかけがえのない人」とエールを送る。安藤氏の都城地区後援会は5月末、独自に上杉氏推薦を決めた。牧野氏を支持した関係者らが「小異を捨てる」かは未知数だ。

「雪辱戦」の様相
  4月4日、高岡町の事務所であった松下氏の立候補表明の傍らには、01年参院選で敗れた長峯基氏が立った。報告を聞いた上杉氏後援会幹部は「見え見えの構図やな」とつぶやいた。
  3年前。当時現職参院議員だった長峯氏に対し、上杉氏支持グループが小斉平敏文・現参院議員を担ぎ、自民の公認を奪った形で選挙戦を制した。松下氏が長峯氏の元秘書だったこともあり、「雪辱戦」の様相も呈する。
  上杉氏の支持者は5月下旬、宮崎市内で雨の中、傘もささずに後援会回りをする上杉氏を見かけた。「パフォーマンスでこんなことをする人じゃない。本気だ」

  □■立候補予定者□■
  上杉 光弘62 〈元〉自治相  自現〈公〉
  馬場 洋光35 党県書記長 共新
  松下 新平37 〈元〉県議   無新
(6/18)

691名無しさん:2004/06/19(土) 10:48
>>685-686
参議院の位置付けは、曖昧ですよね。選挙制度は、類似のものですし、権限も、衆院より少し弱いだけで、実質的には同じですし。全国一区の比例代表部分があり必ずしも都道府県代表との位置付けではないのに、あれだけ1票の格差があっては、説明がつきません。あなたが「格差是正ができないなら廃止を」と言われるのも、頷けます。
個人的には、二院制は維持した上で、参議院=権力監査の府、地方代表の府、権威の府、長考の府と位置づけ、以下の各点に沿った改革がなされるべきだと思っています。
① 都道府県代表ないし州代表との位置付けを加える(連邦制の国でなくとも、仏伊では上院をそのように位置づけている)。これに伴い、比例区を廃止し、選挙区に一本化する。
② 外交、地方自治、決算、人事を先決事項とする。
③ 定数を大幅に削減する。
(④ 思い切って、任期を8年にする。)
③以外は憲法改正が必要ですが、②は参議院先議という運用を行えば(決算は両院に同時に提出ですが)、すぐにでもできます。

692691:2004/06/19(土) 10:52
忘れていました。
⑤ 審議や発言の打ち切りには、4分の3の賛成を必要とする。中間報告は、廃止する。
政党政治の主戦場たる衆議院ならともかく、参議院で強行採決をやってはいけません。自殺行為です。

693magenta:2004/06/19(土) 11:47
タレント効果、色あせた?=すぐ辞職、イメージダウンも−参院選
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040619-00000992-jij-pol

スポーツ選手や歌手といったタレント候補は参院選の「華」。今回も立候補予定者の中に数人の名前が並ぶが、前回は当選後の造反辞職、離党で振り回された政党も。しかし、業界団体など支持基盤の疲弊で、政党の集票能力は低下。「ほかに有効な手もない」(与野党幹部)とタレントの知名度にすがるのが実情だ。
 2001年7月の参院選。民主党から出馬し、当選6カ月後に辞職した大橋巨泉氏や社民党から出馬しながら当選後に離党、神奈川県知事選に回った大学教授田嶋陽子氏など、各党のタレント候補戦略は次々にほころびを見せた。
 民主党幹部は「大橋さんでも個人の得票は40万程度。自力で勝ったのは160万票取った舛添要一さん(自民党)ぐらい。逆に言うと、それくらいの人でないと頼む意味がなくなった」と騒動を振り返った。
 それでも、「前回は非拘束名簿式の複雑さに有権者も戸惑った。今回は名前を書くという認識が広まり、党名7、個人名3だった前回の比率が個人名7ぐらいに増えるはず」(自民党幹部)と、比例代表でのタレント候補の集票力に期待を掛ける声はある。
 一方、タレントの側も意識が変わった。自民党はあるタレントに立候補を打診、断られた。「講演で100万円もらっていた人が議員になるとお茶菓子だけ。大減収になるし、党での仕事はぞうきん掛けから。迷うのは当然」(自民党幹部)と話す。
 ある現役のタレント出身議員は「要は中身の問題だ。野球選手でも打てなければトレードされる。政治の世界も同じこと。名前だけで議員になっても去るべき人は去っていく」とクールな見方を示した。(了)(時事通信)
[6月19日6時30分更新]

694とはずがたり:2004/06/19(土) 12:23
>>685-686 >>691-692
個人的には道州制を先取りした中選挙区制度一本にすればいいんではないかと思ってます。
もちろん定数はきちんと是正して。

ただ,変に制度を変えると衆院と参院でねじれが起きて改革が進まないという意見もあるようですな。
参考スレ↓
http://jbbs.shitaraba.com/bbs/read.cgi/study/2246/1041771016/

695とはずがたり:2004/06/19(土) 12:25
>審議や発言の打ち切りには、4分の3の賛成を必要とする。
あとこれはいいかもしんない。最近は明文化しとかないと与党がやりたい放題だし。

696無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/06/19(土) 16:06
ハンディ議員2人の明暗=転進の薬害エイズ家西氏−視覚障害者堀氏は引退・参院選
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040619-00000061-jij-pol
 今回の参院選では、土井ブームの旧社会党時代に視覚障害者として初めて国会議員になった現民主党の堀利和参院議員が「後進に道を譲る」として引退を決めた。一方、薬害エイズ被害者でエイズウイルス(HIV)感染のハンディを持つ同党の家西悟前衆院議員は新たな可能性を求めて参院に転進を図る。
 堀氏は個人名得票の多い順に当選する非拘束名簿方式の比例代表について、「候補者の意思や党の理念だけで出られる状況ではなくなった」と言い、「社会党が与党の時代、福祉プロジェクトで社会のバリアフリー化に携わったのが思い出深い」と12年の議員生活を振り返った。
 民主党幹部は「今の制度は堀さんのような候補にはつらい。個人票の最低当選ラインを15万票としても、強い団体の支援がないと勝てない。参議院らしい特色ある候補を出すのは難しくなっている」と漏らした。
 家西氏は昨年11月の衆院選で、民主党が比例区単独の立候補を認めなかったため参院へ転進。血友病で足の関節が不自由な上、HIV感染のハンディを抱えては激しい衆院の小選挙区戦は戦えないと判断した。同党は転進を決意した家西氏をバックアップ、労組などの支援を取り付けて選挙戦を進める。
 しかし、家西氏は「世の中のしわ寄せは立場の弱い者のところへ最初に来る。その怖さはわたしたちが一番感じているし、経験もしている。わたしなら社会の多様なマイノリティーの声を代弁できる」と、従来の枠組みを超えた草の根の支持にも期待を寄せる。
 家西氏は「衆院のおまけのような審議ばかりでは参院の存在感が薄くなるのは当然」と指摘。「さまざまなグループや階層を代弁する候補者が増え、もっと専門分野に特化した審議や立法案が増えれば参院は面白くなる」と語った。(

697とはずがたり:2004/06/19(土) 16:37
>>696
旧社会党系でも市民派だと労組がバックにつかないのかねぇ。
前回,情報労連がバックに就いて立候補した高見氏みたいにどっか適当な支援団体を手配できなかったのかしらん。

698とはずがたり(1/3):2004/06/19(土) 18:44
〈04参院選〉(上)奔流 保守王国
非自民勢力の衰退
http://mytown.asahi.com/aomori/news02.asp?kiji=6513

 「自民党を出たときは、津島雄二も木村守男も木村太郎もみんな一緒だった。ところが気がついたら一人だもの」

 5月24日の民主党演説会。田舎館村の公民館で、田名部匡省が皮肉まじりの決まり文句で笑いを誘った。自民党時代、農水相も務めた田名部。だが、この日、集まった聴衆は約20人だ。

 二大政党対決−−。昨年の衆院選に続き、7月の参院選も自民、民主両党が争う様相だ。だが、県政界では自民勢力の肥大化を前に、非自民勢力衰退の図式が続く。

  ●離党組

 5月18日、都内のホテルであった民主党のパーティー。出席者2千人の熱気の中、田名部は参院選の公認候補の一人として紹介された。69歳は千葉選挙区の広中和歌子らと並んで最年長。ぴかぴかの白いブレザー姿に「若返ったな」と周囲から声がかかった。

 壇上では、新代表に就任したばかりの岡田克也が、菅直人、小沢一郎、羽田孜、鳩山由紀夫と握手を交わし、年金未納・未加入問題に揺れた党の結束をアピールした。菅を除く4人は、田名部と同様、93年に自民党を離党した面々だ。

 離党後の田名部は新進党県連を率い、95年2月の知事選で同じ離党組の木村守男を当選させた。新進党解党後も、独自の県民協会をつくり、木村の再選を果たす。一方、津島は95年3月に復党、99年10月の自自公連立政権誕生後、木村太郎と山崎力も自民入り。2期目を迎えた木村の姿勢も自民寄りに変わる。

  ●後継者

 県内の保守勢力が自民に回帰する中、田名部が巻き返したのが00年衆院選2区だった。

 「死なないでください! 私は田名部先生を一生裏切りません!」

 県民協会顧問の三村申吾「当確」の知らせを聞いた直後、田名部は心労から選挙事務所で倒れ、救急車で運ばれる。三村は支持者や報道陣を前に涙で絶叫した。田名部に近い県議は「田名部は三村を後継者にと考えていた」と証言する。

 だが、その三村も02年に協会を退会。自民党員でありながら三村を支援、党県連から処分された三沢市長の鈴木重令は「三村は自民党議員に流れる情報量の差に悩んでいた。自民党に入って地元のための仕事をしろと説得した」と語る。鈴木は党本部との仲介も引き受けるが、野中広務は「そんなにふらふらするやつが大丈夫か」。結局、2区で対立候補だった自民の江渡聡徳と競合するため、党県連は三村の自民入りを認めなかった。

 転機は昨年6月の木村辞任後の知事選だった。自民の支援を得て、三村が初当選する。

 三村は5月22日、参院選の自民党の奈良秀則の事務所開きに出席し、「奈良さんという花をリンゴの実に育てていくのがみなさまの責務です」と激励した。

699とはずがたり(2/3):2004/06/19(土) 18:45

  ●個人全面

 自民党関係者は自民回帰の理由について「国とのパイプ」と口をそろえる。核燃施設や新幹線などの誘致に加え、財政難の県にとって、政権与党であることの意味は大きいというわけだ。

 昨年の衆院選で県内の4小選挙区は自民党が独占。民主党が比例区で自民党を上回り、小選挙区でも躍進した全国的な「波」は、青森とは無縁だった。

 こうした県政界の流れの中、田名部は昨年12月、民主党に入党する。

 だが、保守色の強い田名部と民主党との違和感も根強い。後を追い民主入りしたある町議は「我々は民主党でなく田名部党」と語り、あくまでも「自民党対田名部」との認識だ。後援会組織も政党より個人を前面に打ち出す構えをみせる。

 参院選は新進党県連の解散以来、非自民勢力の民主党が一方の軸になる県内で初めての全県選挙だ。「どこもあっち行ったり、こっち行ったり。じっと待っていて二大政党の条件がやっと整った」と田名部。果たして県政界に、田名部の思い描くもう一つの潮流ができるのか。(敬称略)

    □   □

  揺るぎない「保守王国」に見える県政界。93年以降、繰り広げられてきた保守勢力の争いは参院選を契機に、どこへ収斂(れん)するのか。底流を探る。(志村亮)

(6/18)

〈04参院選〉 (下)奔流 保守王国
自民勢力のきしみ 選挙後に向け思い交錯
http://mytown.asahi.com/aomori/news02.asp?kiji=6518

 自民党県連会長の津島雄二は不機嫌だった。
 「オレも津軽の政治家だ。木村太郎君がやらないからと言って、4区で戦えないわけじゃない」

 6月6日、弘前市内で開かれた政策演説会。主催者は木村守男の長男で4区選出の太郎。党公認の奈良秀則を迎えた決起大会だったが、400席のうち、100席ほどが空席。津島が最前列に座った壇上の来賓席も空席ばかりが目立った。津島のいら立ちは、党内の不協和音に向かっていた。

●前知事の影響

 3選を果たした木村守男は昨年5月、女性問題をめぐって知事職を追われた。「おやじ(守男)は津島につぶされた。簡単には奈良を応援できない。おやじが選挙に出ればいつでも戦う」。木村の後援会幹部は息巻く。

 津島に近い県議たちは昨年3月、守男の不信任決議案に賛成した。さらに、奈良擁立を津島が終始、主導したことが津島系の県議と木村派の関係に微妙な影を落とす。

 5月18日夕。青森市内であった青森大学の薬学部開設パーティーに、その守男が姿を見せた。懇親会で、守男は最前列中央にあるテーブルの席を用意された。

 「参院選に出てください」「期待していますから」。周囲には建設業関係者や教育関係者らの人だかりが絶えなかった。

 だが、守男は自らの去就について、公の席で発言を控えている。この日も「ありがたいことです」と言うのみ。県政関係者からは、守男の政治生命は終わったとの見方と、自らの影響力を維持しつつ、3年先の知事選までを見据えているとの見方が交錯している。

700とはずがたり(3/3):2004/06/19(土) 18:45

●復活打ち消す

 ただ、木村派県議は守男の政界復帰説が流れるたびに、打ち消しに躍起だ。守男が自民党と争うようなことになれば、息子、太郎の党内での立場に影響が出かねないというわけだ。19日には4区の緊急役員会を開き、奈良支援態勢の強化を決める手はずをとった。だが、ある木村派県議は「4区は取り組みが甘いと責められるが、3区を除けばみんな一緒じゃないか」と悔しがる。

 その3区は津島と並んで、県政界に影響力を持つ大島理森の選挙区だ。昨年の衆院選では、県内で唯一、比例区で民主党が自民党を上回り、大島自身も長年競合してきた田名部匡省の長女、匡代に追い上げられた。

 大島は参院選に向け、国政報告会などを頻繁に開き、「この選挙は地盤が重なる田名部をつぶす戦いだ」(大島周辺)。来年秋には、旧県民協会系が現職の八戸市長選も控え、参院選は自らの選挙との意識が強い。

●一線画す流れ

 一方で党関係者の間では、参院選で奈良が惨敗するようなら、県連会長は大島に代わるとの観測が出ている。そんな大島に急接近しているのが木村派だ。太郎と木村派県議は3月、4月と青森、東京で相次いで大島との会合に出席。都内のすき焼き屋では2区の江渡聡徳も参加し、ワイングラスを傾けて談笑した。

 大島派県議は守男の不信任決議案の採決で反対に回り、守男支援の形をとった。両派県議の三村県政に対する評価も似通う。「県の財政難は理解している。だが、何もかもカットし過ぎだ」との声が上がる。

 こうした流れは、三村県政を全面支援する津島とは一線を画しているように見える。津島の側近議員は「参院選で完勝し、津島の会長留任が必要だ。三村には他にパイプがないんだ」と漏らした。

 県選出国会議員6人のうち、自民党が5人を占める中、党の結束に必要な明確な対抗勢力は失われた。だが、次期衆院選や3年後の知事選もにらみ、水面下での駆け引きはすでに始まっている。(田伏潤)

 =敬称略


(6/19)

701とはずがたり:2004/06/19(土) 21:51
うーん,まかり間違えば民公社共闘の非常に興味深い選挙区になっていたのに!
土居氏は旧民社系の流れではなかったっけかな?党本部にちゃんと上げていく体制が何故取れなかったのか?

[’04参院選・決戦前夜・えひめ政界舞台裏]/上 非自民3党で協力模索 /愛媛
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040617-00000002-mai-l38

 ◇民主・公明・社民、調整ならず統一候補断念
 7月の参院選は、年金制度改革や多国籍軍への自衛隊参加、北朝鮮拉致問題など多様な争点の下に、立候補予定者がほぼ出そろいつつある。愛媛選挙区(改選数1)では既に自民、民主、共産の新人3人が出馬表明し、選挙の前哨戦の様相を見せている。その擁立までに舞台裏でどんな動きがあったのか。県政界の“決戦前夜”をリポートする。
 「一緒に戦えないことになってしまった。申し訳ない」
 4月26日、県議会公明党控室。民主党県連の土居一豊副代表(当時)が、公明党県本部の井上和久代表を訪れ、頭を下げた。「残念だ。でも、あなたはよく頑張った」。悔しさを隠しきれない土居副代表に、井上代表はそう答えるしかなかった。
 土居副代表が、井上代表に選挙協力を持ち掛けたのは昨年末。以後、2人は県議会の廊下や控室で会うたび、情報交換した。土居副代表は、社民党県連にも声をかけ、「3党が相乗りできる無所属候補擁立」に力を尽くした。
 非自民3党の選挙協力は、国政の自公連立とねじれを生じる。だが、井上代表はこう打ち明ける。「うちが乗れる候補がいれば、本部に事情を話し、了解を取るつもりだった」。公明は本気だった。
 しかし結局、民主党県連は4月21日、公認候補を内定。土居副代表は5月12日、責任を取って副代表を辞めた。
   ◇
 昨秋の衆院選。自民は比例で26万6694票を獲得した。これに対し、民主は20万7235票。その差は約6万票。だが、公明(11万6583票)、社民(3万5746票)の2党を上乗せすると、自民を約9万票上回る。単純計算だが、非自民勢力を結集すれば、国会議員の自民独占状態を打破することが可能。土居副代表のこうした読みに、井上代表も「自民以外の議員を国政に送ってこそ、民意に応えたと言えるのではないか」と応えた。
 昨秋の衆院選では、自民の選挙区候補は全国の半数以上が公明の推薦を受けたのに、県内はゼロ。「公明の力を借りなくても、自民だけで勝てる」(県議)。「保守王国」と言われる特殊事情があるために、公明にも民主との“地域協力”が魅力的に映った。
   ◇
 土居副代表は当初、松山大卒の30代の男性会社員の擁立で動いた。しかし、海外勤務の話が持ち上がり断念。後に民主党公認候補となる斉藤政光氏を無所属で3党が推す方向で調整を進めた。
 しかし、それはならなかった。民主党県連の成見憲治代表は「3月末ごろまでは、無所属候補でも構わないと思っていたが、党本部の了解を得られなかった」。
 はしごをはずされた格好の土居副代表は旧自由党県連会長。「私が党本部の旧自由党出身者に聞いたところ、『愛媛から無所属候補擁立の話など上がってきていない』と言われた」。県連内の意思疎通が十分とはいえなかったことがうかがえる。
 3党協力の枠組みが破たんし、社民も独自候補擁立を迫られた。だが時間切れで、先月22日に自主投票を発表。旧社会党時代を含め、参院選挙区での擁立見送りは初めてだった。
 実現すれば、中央の枠組みにとらわれない注目選挙区となったはずだ。自民の牙城を切り崩す水面下の工作は、こうして頓挫した。(毎日新聞)
[6月17日20時41分更新]

702とはずがたり:2004/06/19(土) 21:52
[’04参院選・決戦前夜・えひめ政界舞台裏]/下 1人は県議、がルール /愛媛
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040618-00000002-mai-l38

 ◇自民の候補者選び、「1人は県議」がルール−−「選考委」の試みもむなし
 「旧態依然の候補者選びを繰り返しても無党派層を取り込めない。県連には危機感なんてないんだな」。保守系無所属市議は、自民党県連の参院選候補者選びを振り返り、ため息をついた。
 県連には長い間に築かれた暗黙のルールがある。「選挙区選出の参院議員2人のうち、1人は県議から選ぶ。県連幹事長や県議会議長の経験者とし、参院議員2期12年を務める」というものだ。しかし「県議の既得権」に対し、一部で疑問の声が上がっていた。
 昨年12月、国会議員や県議でつくる候補者選考委員会を設置。支部や党員の意見を聴いたうえでの候補者選びを試みた。「党員でなくても良かった。へえと驚くような、意外な候補が出てくることも期待していた」と県連幹部は言う。だが最終的に決まったのは、当時幹事長で県議だった山本順三氏(49)。ルールはやはり踏襲される結果になった。
   ◇
 昨秋の衆院選は、自民にとっては評価が難しい選挙結果となった。小選挙区では自民圧勝。だが、比例代表の得票数は、松山市で自民6万5719票に対し、民主6万4736と互角。新居浜市、西条市、松前町では、民主が自民を上回り、集票力にほころびが見えた。
 県連幹部は「西田司・元自治相の後継者を立てられず、比例票の行き場がなかっただけだ。全体としては我々の勝利だ」と言い切った。県連幹事長の山本敏孝県議は「01年参院選で自民は21万票獲得した。民主は6万票弱。組織力の差は歴然だ」と強気だ。
 しかし県連として、今回の参院選は圧勝が至上命題。「党本部では『愛媛は勝って当然』と思われている」(国会議員秘書)という事情もある。イメージアップを狙った県連初の選考委は、昨年12月上旬から本格的に動き始め、自薦、他薦を含めて数人を検討した。しかし「年末までに候補者を決める」という方針の下では、意外な人選が出来るはずもなかった。
   ◇
 比例での“敗北”を喫した地域では「これからは無党派を取り込まないと勝てない」と危機感を募らせている。今秋予定の新居浜市長選の候補者について、自民党新居浜支部のメンバーらは今年4月、一般公募した。選考過程を透明化し、幅広い有権者の支持を得る目的だった。
 しかしこの時、一部の県連関係者から「そんなことしなくていい」「やることが4年早い」という批判が上がった。「組織力の貯金を崩していられるうちはいいが、この先、国のかじ取りを任せられるような政治家は出てこないのではないか」との声もある。さまざまな不安や不満を抱えながら、保守王国のプライドを守る選挙戦が始まる。(毎日新聞)
[6月18日20時40分更新]

703名無しさん:2004/06/19(土) 22:02
>>701
公明党は比較的最近まで民社系と県議会で統一会派を組んでいたし結構まだ近いのかもしれない。
愛媛の自民候補に公明の推薦が出ていないのもこのせいだったんだな。
民公社だったら善戦できたとなるとみすみす勝利を逃すことになった公認に拘った民主党本部と民主県連の独自派の責任は重いのでは?

704とはずがたり:2004/06/19(土) 22:06
>>703は とは です。

705香川県民:2004/06/19(土) 22:15
>>701-704
成見県連代表=旧社会党出身、土居県連副代表=旧民社党出身ですな。
民主党愛媛県連は比例票の掘り起こしのために国政選挙ではなるべく公認候補を立てたい意向だという記事をどこかで見た記憶があります。
愛媛のような野党が弱い地域の場合、国政選挙では独自候補擁立よりも野党間の協力を優先してほしいものですねぇ。

706杉山真大 </b><font color=#FF0000>(sB4AwhxU)</font><b>:2004/06/20(日) 09:07
>>705
土井副代表は自民党出身。県会議長まで務めたものの選挙違反で立候補禁止に追い込まれた後、国政に転進。
旧・自由党の県連代表から民由合併で民主党入りしています。

[My HP] http://politics.mtcedar.com/
      http://mtcedar.txt-nifty.com/

707とはずがたり:2004/06/20(日) 13:07
大体社民党の主張ってのは反共以外は共産党と同じだからねぇ。

04参院選、社民県連 党の基盤保持に苦慮
http://mytown.asahi.com/niigata/news01.asp?kiji=6190

民主党の岡田克也代表(右から2人目)と社民党の又市征治幹事長(同4人目)に挟まれた近藤氏。12日、新潟市の古町十字路で

02年秋から県選出国会議員がいない社民県連。参院選で元代表の近藤正道(57)を当選させ、国政とのパイプの再構築を悲願にしている。「政権交代」を合言葉に民主と組んだ一方で、「護憲」などの理念は前面に出しにくくなった。「選挙に勝っても、党の基盤が揺らぐかもしれない」。社民支持者の表情には苦悩がにじむ。

  ●憲法論議に配慮

  「任期の間に憲法改正が論議に上ることは間違いない。私は憲法3原則、とりわけ9条を守り、生かしていきたい」

  5月29日。近藤は横越町の集会で、護憲への思いを語り、参院選での支援を呼びかけた。聴衆のほとんどを占める自治労は、社民を支える中心労組の一つだ。

  社民の旗印といえる「護憲」。しかし、近藤は集会によって、訴えの強弱を切り替えている。

  6月7日。近藤は西村智奈美衆院議員=民主=とともに、JR新潟駅前や繁華街で街頭演説をした。イラクへの自衛隊派遣問題や政権交代など、民主と共通する政策課題が中心に据えられ、護憲の話題は隅に追いやられた。改憲を否定しない民主に配慮するからだ。

  近藤は「将来、憲法問題に踏み込むと、いろんな違いが出てくると思う」と不安を口にするものの、「小異を捨てて大同についた。共通部分をふくらませれば、十分対応できる」と民主への歩み寄りは否定しない。

  ●社民に危機感

  社民の県選出国会議員がいなくなったのは02年10月。今期で引退する大渕絹子参院議員が離党を表明、その後、民主系の会派に入った。

  社民は昨秋の総選挙で1区の候補擁立を見送り、西村を応援。その見返りで近藤への支援を取り付けた経緯がある。

  民主は総選挙の県内比例区で自民を上回る48万票余りを獲得するなど躍進。社民は約10万票にとどまった。「参院選で野党の1議席死守を」と呼びかけるものの、民主の協力が不可欠な状況に追い込まれていた。

  共闘の第一歩とし、社民は、民主の要望に応えて近藤の無所属立候補を容認。社民県連内に不満がくすぶるきっかけになった。県連関係者は「民主への譲歩が過ぎる、と口にする支持者もいる」と漏らす。

  「参院選後の展望が見えない」と話す関係者もいる。

  9日、近藤が県議を辞職したことで議席数が5に減り、民主系会派の「みらい」を下回った。第3会派に転落したことで、県政への影響力の低下も危惧(き・ぐ)されている。

  自民に次ぐ第2会派に戻るには、県議補選で近藤の抜けた穴を埋めることが必須だ。が、民主も独自の候補を立てる公算が大きい。

  社民系の新潟市議からは「全市的に支持を得られる候補を立てられるだろうか」と弱気な発言も聞こえる。

  「近藤さんが当選しても、組織としてもたなくなりそうだ」。県連関係者の悩みは深い。=敬称略

(6/20)

708香川県民:2004/06/20(日) 16:08
>>706
そうでしたか。
こちらの確認ミスだったようで申し訳ありません。

709691:2004/06/20(日) 23:28
>694
私の言う「選挙区への一本化」と、あなたの言われる「道州制を先取りした中選挙区制」は、方向性は類似すると思われます。関東とか近畿といった地方単位なら、定数100(改選50)でも、あまり格差は広がりませんしね。例えばこんな感じですか。
北海道 4議席(2人区)
東北 8議席(4人区)
関東 32議席(16人区)
北陸 4議席(2人区)
東海甲信 14議席(7人区)
近畿 16議席(8人区)
中国 6議席(3人区)
四国 4議席(2人区)
九州 12議席(6人区)
この時点で、一票の格差は、北海道対四国≒1.4:1です。州代表としての性格を考えると、まあこんなものですか。

710とはずがたり:2004/06/21(月) 00:36
>>709
おお,1.4:1なら格差はないも同然ですねぇ。
あとは北海道をはじめとする4議席と32議席という定数の不均衡をどう見るかですね。

711とはずがたり:2004/06/21(月) 02:06
ほんと,投票に行きましょうねぇ。で,出来れば非自民に強力な1票を。こういう買い込みって事前運動に該当するのかね?

社説:棄権のツケは回ってくる
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20040621k0000m070114000c.html

 投票の権利を放棄して政治不信は解決しない。意思表示をしない人にはめぐりめぐってツケがはね返ってくる。

 投票率は参院選の隠れた争点だ。投票率が高くなると、政治状況は変わることが多い。

 衆参ともに投票率は低下傾向にある。時々の政策課題で多少のアップダウンはあるものの、低下に歯止めがかかっていない。

 ここ5回の参院選の投票率(小数点以下切り捨て)は65%、50%、44%、58%、56%。98年に58%へ跳ね上がったのは、投票時間を午後8時まで延長した影響である。いわば「追い風参考記録」で、次の選挙からまた下がりだした。なぜ投票率は下がるのか。

 結論から言うと、若者が投票所へ足を向けないからである。総務省がまとめた01年参院選での投票行動を見ると、20代前半の投票率は31%、20代後半は36%に過ぎない。一方、50代では65%を超える。60代になると、75%前後にまでアップする。20代で棄権した人が30代になって突然投票することは極めて少ないので、今後も投票率は低下する傾向が続く。

 年金がどうなろうと、多国籍軍へ自衛隊が参加しようと、投票よりレジャーだ、という人たちはいつの世でもいた。大ざっぱに有権者の3割といわれてきた。

 若者が「無関心」になる理由は政治家にもある。司法から定数是正を求められているのに、自ら手をつけられず違憲状態で選挙を行うのは、若者がそっぽを向くことに加担している。

 それでも、国民が意思表示しないと何事も変わらない。例えば、年金問題は見方を変えると世代間対立であり、高齢者は今の給付水準を守りたいため投票所へ行く。若い世代は、負担が増え、将来の給付が減るのに棄権していていいのか。高度成長期が終わり、政治の課題は既得権益の再調整となった。黙っている方が不利益をこうむる。

 投票率低下を加速したのは、ゼネコン、労働組合、職域団体など選挙マシンと言われてきた組織の地盤沈下もある。さらに、コミュニティーの希薄化とも無縁ではなさそうだ。無党派層が増えているのは、世の中のしがらみがなくなっていることと連関している。その中で、まだ強力な集票力を維持しているのは宗教団体だけだ。

 世界の先進国も同じ悩みを抱えている。オーストラリアやベルギーは義務投票制を導入し、棄権者には罰則を科している。オーストラリアの場合、投票へ行かなかった人は最高20ドルの罰金を払わなければならない。その結果、下院選挙の投票率は約95%にもなる。

 だが、投票はあくまでも有権者の自発的な意思によらなければならない。強制的に投票所へ向かわせる社会は息苦しい。参院選では政策課題、小泉政権の評価、政治不信のはけ口など「理由はそれぞれ」、あなたの考えを示そうではないか。
毎日新聞 2004年6月21日 1時23分

712691:2004/06/21(月) 21:36
>>710
都道府県議会(市や郡などを選挙区単位としている)とパラレルに考えれば、納得できますね。定数1の小選挙区がある一方、県庁所在地などでは定数10以上の大選挙区もあるわけですから。
公選制の上院は、小選挙区比例代表並立制のイタリアを除けば、全州・全県1区が原則です。ただ、日本は連邦制ではないですから、1州を2以上の選挙区に分割することは、あってもよいかもしれません。因みに、関東を首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)とそれ以外(茨城・栃木・群馬)に分割すれば、26議席(13人区)と6議席(3人区)になります。あまり解決にならないですか…

713とはずがたり:2004/06/21(月) 22:45
>都道府県議会(市や郡などを選挙区単位としている)とパラレルに考えれば、納得できますね。
>定数1の小選挙区がある一方、県庁所在地などでは定数10以上の大選挙区もあるわけですから。
まさにこれが,特に国政選挙では,どうなんかなぁと思ってしまう点です。
県都だけ定数15であとは1〜2人というのは法の下の平等に反していやしないかと思うことしきりです。地区代表という性格の県議会という事で正当化されるのでしょうけど,国政選挙で4人選ぶのと30人を選ぶのではまるきり違う選挙制度ですし,同じ選挙制度で選出してやらないと不公平な気もします。関東・近畿は2〜3選挙区に分けるというのも手でしょうか?

714とはずがたり:2004/06/21(月) 23:19
>>701-706 >>708
土居氏は県議会議長もやったという事から自民党出身と言う事が判りますね。
一方で自由党は民社系との関係も深く?(例えば00年の比例名簿二位は民社党職員),地方議会への復帰に際して民社系労組から支援を受けている様ですね。また成見氏も民社系という事のようです。
宇都宮女史が民主党の県連会長を引退してから愛媛民主に旧社会党系は居なくなってしまった感じでしょうか?

http://www.kochinews.co.jp/senkyo/00kojigo.htm
00年自由党四国比例名簿
1土居 一豊(64)元愛媛県会議長    新
2及川 敏章(43)党職員(民社党職員) 新

http://jbbs.shitaraba.com/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/663
公明・民社会議 3→公明党 2
<いずれも松山市>
民主党 1→2
<藤田・西条市/成見・松山市>
自由党0→1
<土居・松山市>
松山の友愛会出身の中矢氏が公明党と組んでいたが引退したようだ。代わりに成見氏が民主党公認で出たのか?

http://jbbs.shitaraba.com/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/665
○松山市選挙区・自由党の土居氏は今回、旧民社系の中矢氏の出身母体である帝人労組等の支援を受けたようです。
尚、旧民社系のもう一つの核である四国電力の労組は民主・成見氏を支援したとのこと。(NHKの特番から)
でも、その割りには土居氏の票は増えていないのですが。

715とはずがたり:2004/06/22(火) 00:47
誰だ?大丈夫なんか?

民主が参院埼玉に2人目擁立
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040622-00000380-jij-pol

 民主党埼玉県連は21日夜、常任幹事会などの合同会議を開き、7月11日投開票の参院選埼玉選挙区に、新たに美容院経営者の弓削勇人氏(30)を擁立することを決めた。党本部が2人目の擁立を強く要請、県連側も受け入れた。(了)
弓削勇人(ゆげ・はやと)(時事通信)
[6月22日0時32分更新]

716とはずがたり:2004/06/22(火) 15:43
>昨秋の衆院選で両党は選挙協力を結んだが、公明の県内比例票が
>前回衆院選に比べ641票しか伸びず、党支持者に不満が続出。

>公明が…協力する見返りに、自民側は全県で計3万票を公明比例に積むと取り決めた。

[にらめっこ参院選’04大分・対決]/上 「自・公」×「民・社」 /大分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040621-00000002-mai-l44

 ◇問われる与党の底力
 参院選は公示(24日)まであと3日。大分選挙区(改選数1)は、自民現職、仲道俊哉(74)=公明推薦▽民主新人、足立信也(47)=社民、連合大分推薦▽共産新人、小野勝(61)▽無所属新人、荒木国夫(59)4氏が立候補を表明。仲道氏は自民と公明が選挙協力、足立氏は民主と社民、連合大分の3者協力を構築、県内二大勢力が対立姿勢を強める。両勢力の動きを探った。【藤原弘】
 「非常に厳しい選挙。相手が(民主、社民、連合大分の)統一候補となり、大分は1対1だとどちらが勝ってもおかしくない。政治生命をかけて死守しなければ」
 17日、大分市の県立芸術会館で女性を対象に開かれた集会で、仲道氏は力を込めた。16日に公明の推薦を得たばかりの仲道氏は連立与党候補として、野党との対決ムードをあおった。
 「戦える態勢になった」(日野立明・自民県連幹事長)と、公明推薦を機に攻勢に転じたい自民だが、推薦決定の道のりは平たんではなかった。昨秋の衆院選で両党は選挙協力を結んだが、公明の県内比例票が前回衆院選に比べ641票しか伸びず、党支持者に不満が続出。今月初め、竹中万寿夫・公明県本部代表は「推薦を論議できる環境ではない」と険しい表情だった。
 15日夕、大分市であった自民党大分市連と公明党、創価学会の会合。市中心部のあるイベントホールに大分市議や公明党県議・市議、創価学会の計26人が顔をそろえた。公明側は「大分市連がいい加減だったら、推薦決定は先延ばし」(13日)と決めて臨んだ。
 竹中代表は「選挙協力は、大票田の大分市議が県議と同じ認識か知りたかった」と打ち明ける。仲道氏の当選と公明党の比例候補、弘友和夫氏(59)の得票に最善を尽くすことで一致、会合は約1時間で終了。公明は推薦を決めるてはずを整えた。
 一方、自民は8日、自民県議団の総会で公明党への協力票を割り当てたのをはじめ、県議が手分けして企業を回り、仲道氏への支援を求めた。昨秋の衆院選で「比例は公明」と言うように自民に求めた公明だが、自民も党公認の比例候補を抱えるため、今回は公明側は求めないという。
 昨秋の衆院選で、大分1〜3区で2勝1敗と勝ち越した自民・公明。00年衆院選以来4度目の選挙協力。公明が仲道氏に協力する見返りに、自民側は全県で計3万票を公明比例に積むと取り決めた。連立与党の底力が問われる局面でもある。(毎日新聞)
[6月21日21時1分更新]

717とはずがたり:2004/06/22(火) 15:48
大分ではなんとか纏まったみたいですが今の時点で纏まってない県は以下の如し:

【自公の選挙非協力関連】

http://jbbs.shitaraba.com/bbs/read.cgi/study/2246/1036413264/1818-1822

神奈川(友愛?)
山梨(無所属候補で見返りが期待できない)
新潟(自民分裂だから?)
長野(学会系無所属候補支援?)
愛知(友愛?自民複数擁立?)
岐阜(自民党から依頼が出てない)
愛媛(民公社で統一候補模索)
福岡(自民分裂だから?)
佐賀
長崎
熊本(民主からも推薦依頼)

719とはずがたり:2004/06/23(水) 12:38
公明、福岡では自主投票 参院選
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040623-00000126-kyodo-pol

 公明党福岡県本部は23日、参院選の福岡選挙区で、自民党の公認候補を推薦せず、自主投票にすると発表した。
 公明党は、前回参院選で同選挙区で当選した現職の弘友和夫氏を今回は比例に回し、自民党との選挙協力を模索していた。しかし、自民党福岡県連が、同県出身の同党比例候補2人を重点候補として推薦したことに、支持者らから反発する声が上がっていた。
 公明党県本部の森下博司幹事長は「支持者は比例でプラスになる候補を選択するのでは」と話している。同選挙区では自民党と民主党の公認候補のほか、無所属の元自民党県議らが立候補する予定。(共同通信)
[6月23日12時34分更新]

720とはずがたり:2004/06/23(水) 20:08
[’04参院選わかやま]自民「合流」、鶴保庸介氏の事情 /和歌山
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040622-00000004-mai-l30

 ◇しこり越え、挙党体制成るか
 ◇政権交代望む“風”を警戒、6年前の支援者離れも
 参院選の公示が24日に迫った。和歌山選挙区の候補予定者4人は既に前哨戦で支持の拡大に懸命だ。だが、各陣営ともそれぞれ事情を抱える。その事情を探った。
 「自民党に入ってまだ1年足らず。6年前に戦った相手で抵抗を持つ人もいるでしょうが、党の候補者としてどうか皆さんで支援してください」
 6月12日、新宮市であった自民現職の鶴保庸介氏(37)の決起大会の打ち合わせ会場。鶴保氏の妻で元郵政相の野田聖子衆院議員は、党県連新宮支部の役員らを前にそう言って頭を下げた。
 98年の参院選。鶴保氏は民主、公明両党の推薦を受け、旧自由党から出馬。反自民票や浮動票も取り込み、組織力で5選を目指した自民現職の前田勲男氏を約2万5000票差で破った。
 激戦のしこりは今も残る。「鶴保氏の応援に抵抗感を持つ自民党員はいる」と話す陣営関係者や県連幹部は少なくない。「自民党にうまくなじんでないのかな」。鶴保氏の初当選から選挙を手伝ってきたある支援者は、鶴保氏と党県連の間に距離感を感じている。
 そうした両者の微妙な関係が、思わぬ憶測を呼んだ出来事があった。
 5月15日、鶴保陣営は和歌山市民会館で決起大会を開いた。ほぼ同時刻、県連会長の世耕弘成参院議員の女性支援者らが木村良樹知事の激励会を開催。世耕氏はあいさつ後、決起大会を中座して激励会に向かった。鶴保陣営に「党の候補として快く思われていないのではないか」との声も上がった。
 世耕氏は「激励会は前々から決まっていた。鶴保氏と自民党にしこりがあるとか、そんなことは全くない」と否定する。下川俊樹県連幹事長も「参院選は党の選挙。かつて戦った相手でも、党の支持者は党の候補者として鶴保氏を支援してくれると思う」と、挙党態勢への自信を見せる。
 陣営の不安はそれだけではない。反自民・非自民として鶴保氏を支援した有権者の「鶴保離れ」を懸念する声がある。陣営幹部は「『反自民』『非自民』の票が、他党に流れなければいいが」と、心配顔だ。98年選挙で鶴保氏に投票した海南市の男性は「前回は政権交代への期待も込めて1票を投じた。今回は迷っている」とつぶやく。
 98年参院選は民主、自由の県内得票数(比例代表)が自民を上回った。昨年の衆院選比例ブロック票も、和歌山市、橋本市、岩出町などで民主が1位だった。潜在的な反自民、非自民票は多い。
 陣営は政権交代を望む世論の高まりによる「風」が吹くことを警戒している。「風が吹いて選挙への関心が高まれば、迷っている有権者の票が、自民入党への反発もあって一気に他候補に流れる可能性もある」と声を潜める関係者もいる。
 県農政連や建設業協会、医師会など、各種団体の推薦も得て、圧倒的優位に立つ鶴保陣営。しかし、党内に残る6年前の選挙のしこり、自民入党への支援者の戸惑いに「板挟み」という言葉も聞こえる。河嶋克志事務長は「完全優位だった自民候補を破った6年前の勝利を知るだけに、決して楽観的になれない」と表情を引き締める。(毎日新聞)
[6月22日20時11分更新]

721とはずがたり:2004/06/23(水) 20:10
こういう無所属を社民・共産・新社会が勝手連的に共闘できると勝機も見えてくるのでしょうけど…。

[問われるヒロシマ・04参院選]/上 平和運動から独自候補 /広島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040622-00000002-mai-l34

 ◇「護憲」掲げ−−団体内部に困惑も
 ヒロシマの声を国政に――。24日に公示される参院選広島選挙区では、平和運動に携わる市民らが独自候補を擁立するというこれまでにない動きが出ている。「護憲」を掲げて市民有志が結集を呼びかけているが、市民運動が政治に踏み込むことへの困惑もある。
 イラク戦争が始まる直前の昨年3月。ヒロシマの平和運動に新しい動きが芽生えた。近年では異例の約6000人が広島市内に集まり、「NO WAR」の人文字を作ったのだ。反戦の思いが高まった結果だが、「個人としての参加」を呼びかけたことも功を奏した。政党の旗は一切なく、会場は熱気に包まれた。
 しかし、憲法論議もほとんどないまま、自衛隊がイラクに派遣されるなど、日本は平和運動が求める進路とは、逆の道を進んだ。
 昨年11月の総選挙では、県内の7選挙区から立候補した社民、共産両党の候補者9人がイラクへの自衛隊派遣反対などを訴えたが、すべて落選。戦後初めて両党が広島での衆院議席を失った。両党は歴史的にヒロシマの平和運動の思いを代弁してきただけに、その役割を果たしてくれる新たな地元議員を求める声が高まった。
 そんな中、今年3月に平和運動に携わる市民有志らが、「護憲共同懇談会」を結成。検討の結果、人文字の呼びかけ人の一人で、市民団体「核兵器廃絶をめざすヒロシマの会」の岡本三夫氏(71)を無所属で擁立することを決めた。先月30日の岡本氏の事務所開きでは、人文字を企画した仲間が「あの時のトルネード的旋風を巻き起こす」と宣言した。
 しかし、「市民運動と選挙運動をごちゃ交ぜにした」との手厳しい批判も。「せっかく超党派でやってきたのに。選挙に出ることで、これまでの活動は選挙のための売名行為だったと受けとられかねない」と、同会の会員の被爆者は懸念した。
 一方で、長年平和活動に携わってきた県原水禁顧問の宮崎安男さん(75)は「候補者が出なければ、有権者が護憲を願っても、政治的に沈黙してしまう。有権者に一つの選択肢を示した点に、岡本氏擁立の意義があるのでは」と話した。(毎日新聞)
[6月22日20時21分更新]

722とはずがたり:2004/06/23(水) 20:11
[こぼれ落ちる民意・04参院選比例代表]/3 衆院福島3区から転出… /福島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040622-00000002-mai-l07

 ◇衆院福島3区から転出の荒井氏
 ◇理想か現実か苦悩続く
 5月のゴールデンウイーク。連休を楽しむ人たちでごった返す東京・巣鴨のとげぬき地蔵やJR上野駅前で、ビールケースをひっくり返した即席の演台に立ち、持論の郵政民営化反対や、共に助け合う地域コミュニティーの再生などを訴える荒井広幸氏の姿があった。
 4期目を目指した昨年11月の衆院選福島3区で落選した荒井氏は、翌12月下旬には参院選比例代表から自民党公認での出馬を表明した。しかし、3区の有権者約30万人の衆院小選挙区と、全国相手の参院比例代表との違いに、今も有権者の声をつかみかねている。
 ゴールデンウイークの東京遊説も、迷ったあげくに思い切って乗り出した“実験”だった。記者の問いには「カメラ付き携帯電話で写真を撮られてね。私の認知度も捨てたものじゃない」と胸を張ったが、秘書など近親者には「はっきり言って失敗。不特定多数の有権者相手に遊説しても、名前を書いてもらえないだろう」と本音をもらした。
 昨年12月の出馬会見で荒井氏は、「業界団体の代表しか当選できないのはおかしい。インターネットを活用するなどして、私の政策に共鳴する全国の有権者と結びつく新しい選挙戦術で戦う」とまくしたてた。
 自民党の比例代表候補は、建設業界、農協、特定郵便局長OB会、医師会など、政治と利害関係がある特定の業界団体をバックにした候補者が大半で、それでは“身内”の利害だけを語る内向きの政治家輩出につながりかねない。支援する業界団体がないことを逆手にとって、「小泉構造改革で切り捨てられた人たちに手を差し伸べる思いやりの改革」と訴え、政策選挙を目指した。
 しかし、衆院議員時代から荒井氏を支えてきた県議団からは不協和音が漏れる。「先生は理想主義者。支持基盤がある県内をがっちり固める方が勝利の近道なのに」。「全国を飛び回って『比例候補を地でいってみせる』と言っても、まるで雲をつかむような話」。荒井氏の理想論と現実にはギャップがあった。
 01年参院選では、荒井氏と同じ元衆院議員の桜井新氏と魚住汎英氏が比例代表で立候補し、当選した。それぞれ約22万票と約20万票を獲得し、党内得票順でも9位、11位と高位置につけたが、2人とも地元の新潟と熊本に張り付く戦術で、総得票の4分の3を地元県で得たのが勝因だった。
 6月5日、荒井氏の地元、船引町民体育館で開かれた集会に集まったのは350人。地元県議の集会でも2000人は集まる会場だ。「サクラも葉桜になれば誰も見に来てくれないなぁ」。荒井氏もショックを隠しきれない様子だったという。
 「荒井君は間違えている。『地元のために働かせてください』と一軒一軒回れば3区で15万票、県内でも20万票は取れる。選挙は目に見える有権者とのふれ合いだ。全国に大きな網を投げるような選挙ではだめだ」。自民党の長老県議は渋い顔で話す。
 須賀川市の荒井氏選対事務所には最近「地元からもう一人」の看板が掲げられた。また、会津地方のある土建業者は「福島のために働く国会議員が増えるのはいいこと」と、業界代表の候補者から荒井氏支援に切り替えた。しかし、荒井氏が「地元の利益代表」に軸足を移せば、特定の団体代表からも地域代表からもこぼれ落ちる民意をすくいあげようという当初の理想からは遠ざかっていく。
 荒井氏は、選挙公示後の17日間を県内半分、全国半分に分けて遊説する。きっちり半分に分けた遊説日程に荒井氏の迷いと苦悩がにじみ出ている。=つづく(毎日新聞)
[6月22日19時3分更新]

723とはずがたり:2004/06/23(水) 20:13
「えらい」って島根でも云うんやねぇ。

「構図 04参院選へ」中/擁立事情
http://mytown.asahi.com/shimane/news01.asp?kiji=4164

党代表交代で民主出遅れ
候補見送り 社民に危機感

 「えらいで(大変だ)。出てもつまらんで」
 4月11日、参院選への立候補を決めた民主の神門至氏(42)は父、房義さん(70)に報告し、そう言われた。房義さんは故竹下登氏の後援会「きさらぎ会」の元会員で、同会は自民が擁立する青木幹雄氏とつながりが深い。「(神門氏の)地元斐川町は保守地盤。周りは大反対した」(連合島根幹部)。立候補の要請を受けて決断するまでには1週間しかなかった。

◇   ◇   ◇
 
 3年前の参院選。民主県連と連合島根は、県内からの独自候補を見送った。公示5日前になり、党本部が浜口和久氏を立てた。限られた時間で支持労組に知名度がない候補者を一から紹介しなければならなかった。今回、両者は「『落下傘候補』の苦い思いは繰り返さない」との認識で一致。連合島根出身の神門氏にも同じ思いがあった。
これまで労組のトップらが責任を取る形で立候補してきた。連合幹部は今回、そんな選挙とは違うと評価する。だが、党員の一人は「県内に人材がいない党内事情がさらけだされてしまった」と心配する。
 
 昨年11月の衆院選で松江市の民主比例票は2万4600票余りと自民を上回った。無党派層の支持を得たことは明白だ。陣営幹部は「労組の組織力に頼る選挙にあって、無党派層の票は読めなかった。今回の選挙では無党派層にとにかく候補者を知ってもらうことが大事だ」と指摘する。

 5月の大型連休中に約20万部の神門氏のパンフレットが完成した。神門氏と菅直人氏が握手を交わす写真を載せていたが、まもなく菅氏が党代表を辞任。労組の組合員が集める支持者カードはパンフレットとセットで、「どうするんだ」「配れない」という声が相次いだ。陣営はパンフレットの写真の張り替えに追われた。37の産別労組すべてに支持者カードが行き届いたのは、今月上旬だった。
 
 今回も民主は連合頼みの選挙にならざるを得ない。連合は選挙区のみでなく、産別労組がそれぞれに抱える比例区候補の支持者集めもある。連合傘下の組合員数は6年前に4万6千人いたが、現在は3万6千人まで減った。労組の選挙活動が縮小傾向にあることを、連合幹部も否定しない。「リストラで企業の業績がV字回復する中、組合活動に時間を割く余裕がなくなった」と言う。

◇   ◇   ◇

 松江市で今月13日にあった憲法学習会。社民の土井たか子・前党首は約150人を前に訴えた。「小さな党になればなるほど発言権はなくなる」「憲法9条を変えて戦争を肯定する時に生活は変わる。保守王国ほど平和憲法を守ってもらいたい」

 二大政党に埋もれた社民は昨秋の衆院選で全国的に議席を減らした。県連も2区で出島千鶴子氏を擁立したが、民主との連携がこじれて惨敗。このため今回は選挙区で候補者擁立を断念した。非自民の統一候補を立てるべく、民主幹部らと調整を図ったが、神門氏の立候補表明により、統一候補の話は消えた。神門氏を支持するかどうか、検討中だ。

 2月に県連代表を降りた日高勝明氏は「支持母体はわずかな市民グループと党員で、今のままでは活動の限界が見える」と現状を危惧(きぐ)する。比例区だけの選挙は盛り上がらないとしながらも、護憲を軸に何とか支持者を掘り起こしたいという。
 
 「護憲」と「創憲」という政策の違い。衆院選で相互協力を確認したにもかかわらず、対立候補を立てられたショックは大きかった。足立昭二幹事長は「神門さんがいい人でも政党としての付き合い方がある。衆院選のしこりもまったく消えたとは言えない」。
(6/22)

724通りすがり:2004/06/23(水) 22:31
>>714
成見憲治氏は旧社会党出身。県議5期(03年返り咲き)のベテランです。
過去、県職組委員長や社民党県議団長も務めています。民社系ではありません。
下記のページでご確認ください。
http://www.ehime-np.co.jp/senkyo/2000syusan/koho/sanin.html

725おりーぶの木:2004/06/23(水) 22:53
>>715
まず共倒れと言うことはありえないので安心していいと思います。
ただW当選となると相当、投票率が高くならない限り厳しいのではないでしょうか?
ともあれ、果敢に2人擁立するアグレッシブな姿勢は評価できますね。
ところで当方、埼玉県民ですけどどちらに投票するのがベストなんでしょうーか?

726とはずがたり:2004/06/24(木) 00:25
>>724
ああ,ご指摘感謝であります。誤報申し訳ないです。
社民党から民主党に鞍替えして旧民社系労組の支援を受けることに成功したと云うのが正しいのですね。

727とはずがたり:2004/06/24(木) 00:29
>>725
個人的にはちょっと綺麗なお姉様(流石におばさま?)然とした風情のちやこ様を応援したくもなりますが,あわよくばの2議席確保を狙うなら出遅れで知名度不足の弓削氏ですかねぇ?

728とはずがたり:2004/06/24(木) 18:04
一応始まりました,参院選。素晴らしい審判が下りますように。
×次々と推し進められる政策→◎次々と進められるふりだけの似非改革

参院選公示…有権者、小泉政治にどう審判? (読売新聞)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/saninsen.html?d=24yomiuri20040624ia04&amp;cat=35&amp;typ=t

 「小泉政治」の賛否を問う舌戦がスタートした。24日に公示された参議院選挙。年金問題、自衛隊のイラク派遣、構造改革――次々と推し進められる政策に、有権者はどんな判断を示すだろうか。

 17日間の選挙戦が始まった。

 ◆「よくやっている」◆

 小泉首相の第一声は東京・渋谷のハチ公前広場。横づけされた選挙カーの周りを群衆が取り囲み、「改革の継続」を訴える熱弁に聞き入った。

 人垣の最前列に陣取った渋谷区の不動産業、野島洋之さん(49)は前日、渋谷駅構内で起きた発砲事件の現場に立ち寄った。非常線が張られ、ものものしい雰囲気。頻繁に利用するターミナル駅の惨劇に背筋が凍りついた。

 20歳と18歳の娘、そして妻の4人家族。子供たちには「自分の身は自分で守れ」と教えているが、不安は尽きない。

 若者たちが集まる渋谷センター街。ハチ公前広場に通じるこの通りでは、今年3月から、10台の防犯カメラが稼働している。「こんな身近で……。本当に怖い時代になった」。そう語る野島さんの背後にも1台のカメラがある。

 近くにいた渋谷区の主婦、高根沢節子さん(62)も「悲しい子供の事件が次々起こる。小泉さんはよくやっているけれど、何とかしてこの連鎖を断ち切ってほしい」と話した。

 株価も上向き、統計上は景気回復の兆しが見えても、有権者の多くは実感を持てずにいる。

 午前9時、演説会場に近い若者向けの職業紹介所のドアが開いた。午前中は利用者もまばらだが、午後には求人情報を検索できる40台のパソコンも、9席ある相談窓口も利用者でいっぱいになる。毎日500人以上が利用する。

 「実効性のある景気対策を打ち出しているのは小泉さんだけ」。ひと月探しているが、まだ職が見つからないという品川区のアルバイト男性(28)がつぶやいた。

 自民党結党以来の支持者という世田谷区の建設業、新館豊さん(80)は選挙カーを取り囲む人垣を目の当たりにし、「小泉政権の勢いはまだ続いている」と表情をゆるめた。売り上げはピーク時の半分。役員給与は3割、従業員は1割をカットしての苦しい経営が続く。

 「変わり者と言われるが、それは信念の裏返し。改革には痛みが伴うと正直に言ったのは小泉さんだけだ。国難の時代を任せられるのは自民党しかない」

(中略)

 ◆「言葉が軽い」「受け狙い」◆

 民主党の岡田代表が「あのいい加減な小泉政権に対して、はっきりノーと言うチャンスが来た」と第一声を上げたJR新宿駅東口。腕組みをしてじっと見つめていた東京都新宿区の木下敏男さん(57)は、2月、祖父の代から続いた理容店を閉めた。低料金の店に押され、客足が遠のいたからだ。保険代理業を始めたいと準備しているが、先行きは分からない。妻は牛丼店にパートに出始めた。

 生活の心配を抱えてから、小泉首相の国会答弁の「軽さ」に無性に腹が立つ。「こっちは少ない収入から何とか年金や税金を納めようとしている。政治家は『人生いろいろ』で許されるのか」。首相が標ぼうしてきた「痛みを伴う構造改革」にも、「あの人は痛みを引き受けていない」。

 駅前交差点で選挙カーを見ていた、さいたま市の専門学校生太田遥さん(20)は服飾関係でPRの仕事をするのが夢で、「言葉の大切さ」にこだわる。長崎・佐世保の小学生がネットでのチャットの末に同級生を殺害した事件をみても「言葉のやり取りを見失った日本は危ないんじゃないか」と痛感している。「自衛隊派遣の必要性とか、もっと中身のある説明が出来る政治家じゃないと」と言い切った。

 景気対策に対する声も厳しい。ハローワークで失業認定手続きをしてきたという新宿区の木村太郎さん(60)はこの春まで信用組合の支店長代理だった。「年金受給まで働かなきゃいけないけど、この年齢じゃ、なかなか」

 選挙カーの前では、すし屋でパートをしている新宿区の主婦(43)が「高いネタを注文する客が少なくなった。昨年、小泉さんの演説を直接聞いたが、受け狙いはうまいけど、中身は何だったかさっぱり」。

 この日、岡田代表の第一声が終わると、木下さんは「新しい仕事の準備がある」と人込みを抜け出た。「結果的に民主党政権でも生活は良くならないかも知れない。それならそれで構わない。どんな問題でも、丁寧に、誠実に説明をしてくれる政権が欲しいだけ」。木下さんは、念を押すように話して新宿駅を後にした。

(後略)

[ 2004年6月24日14時58分 ]

729おりーぶの木:2004/06/24(木) 22:13
>個人的にはちょっと綺麗なお姉様(流石におばさま?)然とした風情のちやこ様
私は実物を見ましたがさすがにおば様でした。でもきれいな人でしたけどね。
まあちやこさんに関していえばよほどの事がない限り当選は間違いないでしょうけど。

730とはずがたり:2004/06/25(金) 13:17
推薦だと資金が出ないのか?
野党共闘って難しいのですねぇ。改めて連合型選挙の斬新さと偉大さがが解りました。

民主、社民に深い溝  「連合型候補」ならず  
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ehime/news001.htm
資金、党勢衰退 ネック 「選挙区の独自候補は断念する。自主投票だが党として民主
党への協力はない」
 五月二十二日、松山市の社民党県連事務所で開かれた支部代表者会。代表の村上
要(55)は厳しい表情を崩さずに語った。
 旧社会党時代を通じて、初めて参院選選挙区で候補者擁立を断念した。党勢の衰退は
あらわになり、模索していた民主党との選挙協力に終止符を打った。
 一九八九年、連合愛媛が擁立して非自民、共産の政党が相乗りした「連合型候補」が
勝利した。その後も三回にわたり、連合愛媛を軸に各党が結集。全国的にも珍しい候補
擁立が続いたのは、保守王国を打ち砕くため、政党間の調整役を連合愛媛が担ってきた
からだ。
 だが、昨年十二月、連合愛媛会長の河野広美(61)は宣言した。「連合型候補で財政
がひっ迫した。次の参院選は政党間で協調してほしい」。民主党県連は党公認候補擁立
に向けて、社民党県連は連合型候補に未練を残しながら独自候補の模索へと、それぞ
れ違った対応をとることになる。
 一部には、無所属候補で結集を図る動きがあった。「民主党籍であっても無所属なら社
民党が推薦できる」。村上は間口を広げて待っていた。
 公明党県連にも期待があった。ある幹部は、国政の自公連立とのねじれが生じるのを
覚悟して言った。「無所属なら応援しよう」。党本部に出向いて了解を取った。東京では四
月、民主、公明両党の幹部が、愛媛の無所属擁立について話す準備が整っていた。
 ところが、その会談直前、民主党県連は県連副代表の斉藤政光(35)を公認候補と決
定した。無所属候補を目指した県連関係者は苦々しく振り返る。「三党が協力すれば確
実に三十万票以上が集まって自民党に勝てたはず」
 斉藤擁立が内々に決まった直後の四月二十一日、県議会の民主党控室に駆け込ん
だ村上の声が響いた。「社民党の悪口を言うのか。あなたは旧社会党にいたが、今は違
う政党だろ」
 応じる民主党県連代表の成見憲治(66)も声を荒らげた。「経験を話しただけだ」
 火種は、成見が連合愛媛の会合で話した旧社会党の体質批判。ささいな言動での爆
発は、協調しようとしても計算通りにはいかない両党の深い溝を示した。
 四月二十八日、斉藤は県庁で正式に立候補を表明。「なぜ公認か」との質問に、「発
表されたので動かない」と答える成見。斉藤も「元民主党職員。無所属では出ない」と
語った。
 「社民党とは協力したかったが……」。成見の口調は歯切れが悪い。当初、無所属で
の擁立も考えたが、残る問題は選挙資金。昨秋の衆院選で県連の懐には余裕がない。
「公認なら党本部から最低限の資金がでる」。党公認にこだわった一因だったという。
 民主、社民両党は分裂して戦いを進める。連合愛媛の内部からはいらだちの声が聞こ
える。「なんとか一本化したかった。民主党も社民党もこれまで連合に甘えすぎていたの
ではないか」(文中敬称略)
(読売新聞愛媛版)

731とはずがたり:2004/06/25(金) 14:58
旧来の自民支持層は構造改革路線で醒めてるのかな?それでも選挙行くからねぇ〜彼らは。
>特に「大いに関心」層では、民主と答えた人が、前回の41%から53%に急増し、
>5回の調査で最高となった。 …民主支持層に限ると「大いに関心」は
>42→44→37→45→55%と目立って上昇している。
>全体として民主への期待が高まるなか、同支持層ではとりわけ選挙への期待感が
>膨らんできているようだ。

比例区「どこに投票」自・民23%で並ぶ 朝日新聞調査
http://www.asahi.com/politics/update/0624/010.html

 朝日新聞社が参院選公示直前の22、23日に実施した第5回の連続世論調査によると、比例区で「どの政党または政党の人に投票したいか」との質問への回答は、自民、民主両党がともに23%で並んだ。一時は自民が民主に2倍近い大差をつけていたが、民主が急速に追い上げている。ただし最も多いのは「まだ決めていない」人で全体の37%を占めており、各党がこうした有権者の心をいかにつかむかが焦点となる。

 参院選に「大いに関心がある」と答えた人は、前回調査の23%から30%に増加。最近の国政選挙の同時期に比べて依然低めだが、民主支持層に限れば55%と際立って高い。

 比例区の投票先で、前回は自民が21%、民主17%。民主はこれまで1割台で推移していたが、今回初めて2割を超えた。無党派層の中の動きをみると、自民は6%→8%だが、民主は9%→15%に増加。「大いに関心」層でも、自民が27%→26%に対し、民主は30%→39%と急増している。

 そのほかの政党は、公明4%、共産2%、社民2%。5回の調査を通じて、あまり変わっていない。

 参院選で「議席が増えてほしい政党」は民主が34%で、自民が22%。前回の民主28%、自民20%から、さらに差が広がった。特に「大いに関心」層では、民主と答えた人が、前回の41%から53%に急増し、5回の調査で最高となった。

 実際に投票する可能性が極めて高い「大いに関心」層の比率そのものは26→30→22→23→30%と推移し、低迷状態を脱したようにもみえる。もっとも、昨年11月の総選挙、01年7月の参院選の同時期には「大いに関心」層がともに4割近くに達しており、国政選挙への関心度としてはまだ低め。特に無党派層で16%、20代では8%で、低い水準にとどまっている。

 民主支持層に限ると「大いに関心」は42→44→37→45→55%と目立って上昇している。全体として民主への期待が高まるなか、同支持層ではとりわけ選挙への期待感が膨らんできているようだ。

 発足から1カ月がたった岡田民主党についても聞いた。岡田氏が民主党の新代表になったことで、民主党の評価が「良くなった」は13%、「悪くなった」が10%、「とくに変わらない」73%だった。岡田氏が代表に就いたことが、民主党への評価に直接つながっているわけではなさそうだ。

    ◇

 〈調査方法〉 朝日RDD方式で22、23の両日、1000人目標の電話調査を実施した。対象者の選び方は無作為3段抽出法。有効回答は1023件、回答率は53%。 (06/24 23:57)

732おりーぶの木 1リーグ制反対:2004/06/25(金) 23:06
>>731
なんか希望の持てる数字ですね。でも総選挙後はその都度、裏切られましたから今度も低投票率でアボーンなんてことないように祈りたいものです。
ただこの数字を見る限りでは変革したいと言う意思は十分感じられるので98年のような高投票率に伴う自民党惨敗と言うシュチュエーションはかなり期待できるでしょう。
仮に投票率が98年参院選並みの58%ならば民主の50越えは間違いないでしょうね。

733おりーぶの木@ 1リーグ制反対:2004/06/25(金) 23:08
しかしこれだけコケにされてもまだ安っぽいニヒリズムに浸るつもりなんでしょうかね?
日本人は・・・

734とはずがたり:2004/06/26(土) 23:06
今回も出てたんですねぇ。青島・共産・社民・哲・みどり・新社あたりは候補者統一できないものかね?

<参院選>上田哲氏、東京選挙区から無所属で立候補
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040621-00003046-mai-pol

 元社会党衆院議員の上田哲氏(76)は、7月11日投票の参院選に、東京選挙区から無所属で立候補することを決めた。21日午後に正式表明する。上田氏は68年に参院議員に初当選し、2期務めた。衆院に移って当選5回。93年に落選後、社会党を離党し、都知事選などに出馬したが、いずれも落選している。(毎日新聞)
[6月21日12時8分更新]

735とはずがたり:2004/06/26(土) 23:17
(静岡県)参院選資料館
http://www.shizushin.com/feature/saninsen/saninsen_shiryou/

736おりーぶの木@1リーグ制反対:2004/06/26(土) 23:44
さっき2ちゃんの野球板をのぞいたらいきなり「岡田の解任を求めるスレ14」がトップに出てきてびくーりした(笑)
この板を見た後だったから、「何でやねん。ははーん。嫌韓厨の仕業だな。それにしても何でまた14も・・」と早合点してしまった(笑)
岡田監督のことなんだよな(笑)あーびっくりした。

737とはずがたり@飯喰いに逝ってました:2004/06/27(日) 00:05
おりーぶさん頭ン中野球に染まり過ぎ!(笑)

738おりーぶの木@1リーグ制反対:2004/06/27(日) 00:14
>>737
いや、この場合は逆だと思いますが(笑)
まあ、正直、あの騒ぎで参院選どころじゃないなぁというのが本音ですわ。

739とはずがたり:2004/06/27(日) 00:16
http://www.tujimoto.net/ouen.html
辻元再生プロジェクト賛同人のページ。
井上ひさしってあるけどあの井上ひさしかな?

740おりーぶの木@1リーグ制反対:2004/06/27(日) 00:22
>>739
この人、共産党支持者だと思ったのですがまあおかしくはないのかもしれませんね。

741とはずがたり:2004/06/27(日) 03:23
頼む,地滑り的躍進で一気に政権交代へ!!
でも,いつも選挙前には自民党勝利が伝えられて無党派が危機感を持って追い上げという構図の民主にしてみればどうなんかなぁ。油断するな,無党派!

民主が比例代表トップに 選挙区でも自民に迫る (共同通信)
http://news.www.infoseek.co.jp/politics/story.html?q=26kyodo2004062601003409&amp;cat=38

 共同通信社は24、25の両日、参院選での有権者の意識変化を探る2回目の全国電話世論調査(トレンド調査)を実施した。「比例代表で投票する政党」は民主党が22・9%と最も多く、第1回調査(17、18両日実施)でトップの自民党を逆転した。民主が第1回18・2%から4・7ポイント増となったのに対し、自民は同21・6%から0・1ポイント減の21・5%にとどまった。

 小泉内閣の支持率は45・2%で、2・2ポイント下落(第1回47・4%)。不支持率は過去最高だった第1回の45・4%を上回り48・7%となった。不支持が支持を上回ったのはイラクでの日本人外交官殺害事件を受けた2003年12月の調査以来。

 「選挙区で投票する政党」では、自民が第1回から2・5ポイント減の21・4%で引き続きトップだが、民主は3・5ポイント増の20・9%で追い上げている。

 比例代表で投票する政党は公明党6・5%(同6・0%)、共産党5・4%(同3・3%)、社民党1・3%(同0・9%)。「まだ決めていない」は第1回39・1%から36・7%に減った。


[ 2004年6月26日19時6分 ]

742無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/06/27(日) 11:46
いつの間に野党が押してるんでしょうかねー。
世界の趨勢なのでしょうか。

743とはずがたり:2004/06/27(日) 13:00
輿論調査以外では全然野党が押してる感じはしないんですけどねぇ〜
そういえば欧州議会選挙も野党優勢でしたね…。

744名無しさん:2004/06/27(日) 22:11
我々は、「熱し易く、醒め易い」民族ですから、選挙への関心は、寧ろ最初が低くていいのかもしれません。「これでいいのか、これでいいのか」と言われていくうちに、雪崩が起きる気がしますよ。98年は公明が野党だったので、同じ投票率では、野党は厳しいかもしれません。しかし、自民党支持者が投票に行かない、という現象も起きかねませんからね。
今回は、総選挙ではないので、政権交代云々はメインテーマではありませんが、自民党はあまりにも陳腐化しましたよ。やはり、新陳代謝は立憲政治に必要不可欠ですね。

745とはずがたり@政権交代至上主義者:2004/06/28(月) 01:56
曽我さんが選挙期間中に旦那と再会して輿論が雪崩式に小泉マンセーにならないことを祈るのみです。
全く大賛成です>新陳代謝は立憲政治に必要不可欠

746とはずがたり:2004/06/28(月) 02:14
いやーシビアやねぇ。
>「言葉はいいから、数字を出してほしい」と、あくまで「票の返礼」を迫る。

http://www.chunichi.co.jp/04saninsen/
 22日夜、埼玉県蕨市の市民会館。自民党の関口昌一は、不動産・宅建業関係者ら約百人
を集めた集会で、首相の政治姿勢を批判してまで支援を訴えた。

 関口は昨年10月の参院埼玉補選で、64万票余りを獲得し初当選。民主党の島田智哉子を
わずか1万3千票差で振り切った。この時、公明党は候補者を立てず、関口を応援。自民党側
は、得票のうち24万票程度が公明党の票だったとみている。

 今回は公明党が西田実仁を擁立したため、自民党は「地力」を問われている。関口自身も「公
明党の協力が得られないのは当然。自分の票をまとめるだけだ」と、医療関連団体や農協など、
従来の自民党の組織票固めに走り回る。

 昨年の参院補選で惜敗した民主党の島田。公示前の党の調査では、知名度は候補者のうち
最下位だったという。毎朝の駅頭での演説で無党派層への浸透を図る一方、連合のほか企業・
団体も回り、雪辱を期す。

 ところが、関口を全面的にバックアップするはずの自民党の衆院議員が揺れている。小選挙
区の事情によっては、公明党側から「衆院選の恩返しをしてほしい」と、西田への協力を強く期
待されているからだ。

 実際、埼玉県の小選挙区で当選もしくは比例復活した自民党衆院議員のうち、公明党の支援
がなくても勝てたのは「ひと握りしかいない」(自民党筋)。次の衆院選を考えれば、公明党の意
向を無視はできない。

 こんな一幕もあった。20日、川越市で行われた公明党代表・神崎武法と西田の街頭演説。そ
こへ地元の自民党衆院議員・中野清が「あいさつさせてほしい」と突然現れた。さすがに公明党
側は中野の申し出を断り、街宣車に上がってもらい、名前を紹介するにとどめた。

 公明党県本部幹部は「公明党だけで取れる票は40万そこそこで、当選には届かない。自民党
の衆院議員には、言葉はいいから、数字を出してほしい」と、あくまで「票の返礼」を迫る。

 当の西田は「大きな枠組みは自公連立だが、私はまったくの新人。横綱に胸を借りるつもりで頑張るだけ」と割り切り、県建設業協会など自民党の支持団体にも足を延ばし、推薦を取り付けた。

 昨年の参院補選で惜敗した民主党の島田。公示前の党の調査では、知名度は候補者のうち最下位だったという。毎朝の駅頭での演説で無党派層への浸透を図る一方、連合のほか企業・団体も回り、雪辱を期す。

 島田にとって誤算だったのは、党本部が県連の反対を押し切り、公示2日前に弓削勇人を公認したことだ。県連幹部は「共倒れになりかねない。自公は、ほくそ笑んでいるだろう」と危ぐ。選挙運動を島田1本に絞り、1議席を死守する構えだ。

 島田本人は「弓削さんと自分はタイプが違うので、マイナスにはならない」と影響を否定するが、「民主党の候補が突然2人になって、有権者が混乱しなければいいが」と不安ものぞかせる。

 一方、大幅に出遅れた弓削は「国をよくしたいという思いを少しでも多くの方に伝えていくしかない」と強調。党本部主導で街頭演説に立ち、名前を売り込む。

 共産党の阿部幸代陣営は、弓削の出馬で、当選圏内に届く可能性が出てきたとして、共産の議席維持を狙う。社民党の日森文尋陣営は護憲を訴え、支持の拡大を図る。 (竹内洋一)

747とはずがたり:2004/06/28(月) 03:31
連合の民主シフト
>民主党新顔の舟山康江を明確に推薦する一方、社民党新顔の木村正弘は支援にとどめた。

自・民対決色に共・社躍起 参院選
http://mytown.asahi.com/yamagata/news01.asp?kiji=5393

  自民、民主両党が「政権選択」を掲げて争った昨年秋の衆院選に続き、今回の参院選も両党の対決色が強まっている。共産、社民両党が公認候補を立て、1対3で自民党現職に挑む山形選挙区(改選数1)でも、「2大政党制」への流れがさらに進むのかどうか。共産、社民両党は埋没しないよう、独自性を出すのに懸命だ。

 「財界が仕掛け、マスコミがあおった」
  参院選公示の24日、共産党県委員長の後藤太刀味は、昨秋の衆院選で唱えられた自民・民主の2党対決ムードを苦々しそうに振り返った。
 構造改革を旗印にした小泉政権と政権公約(マニフェスト)を掲げて政策論争を挑んだ民主党。こうした中で共産党の議席は半減し、36年ぶりに1ケタ台に落ち込んだ。
 その反省から「自民でも民主でも悪政は進む」と、攻撃の矛先を民主党へも向け始めた。
 年金財源に消費税を充てることを、自公連立政権の「税制大綱」も、民主党のマニフェストも明記している。共産党新顔の佐藤雅之はどちらにも反対し、法人税の累進課税案を打ち出した。
 狙うは、特定の政党を支持しない無党派層だ。
 しかし、主張には賛成してもらえても「共産」という名前に嫌悪を感じる有権者は多い。「いわれのない反感」(阿部祐一・党県選対部長)にどう対応したらいいか。
 4月、山形市で講演した党副委員長の上田耕一郎は全県から集まった1400人を前に言った。「新しい綱領を決めた後、初めて迎える選挙です。県内で6万票を獲得し、今度の選挙で大きく躍進させよう」
 綱領改定で共産党は、天皇制や自衛隊を当面容認した。現実に則した「ソフト化路線」で無党派にも幅を広げ、活路を見いだそうとしている。

  「正念場」。社民党県連合代表の前田利一は、今回の参院選をそう位置づける。
 山形県は県議4人を擁する「社民王国」だ。昨年春の県議選で山形市区から当選した9人のうち3人は社民党公認だった。3人合わせた得票率は30%近くにのぼる。
 その「王国」が今、崩壊の危機を迎えている。
 昨秋の衆院選で山形1区から立った斉藤昌助が獲得したのは1万2千票余。有効投票総数の1割に満たず、供託金を没収された。「そこまで支持されていなかったのか」と屈辱感を味わった。
 全国で18あった議席は共産党と同じく1ケタ台の6。惨敗だった。
 さらに県内では、支持基盤だった「連合山形」が今回の参院選を機に、民主党へと大きくかじを切った。民主党新顔の舟山康江を明確に推薦する一方、社民党新顔の木村正弘は支援にとどめた。
 「どちらにも良い顔をしているように思うかもしれないが、両者への関与の差は大きい」。会長の安達忠一が言うように公示前には県内2カ所で決起集会を開き、舟山を応援した。
 労組に頼らず、先細りをどうやって脱するか。
 有権者の関心の高い年金問題で、木村は、民主党が自・公と最初は3党合意した点を指摘。憲法や有事法制などでも自民党と民主党の違いはほとんどないことを突いて、2大政党に不満を抱く有権者を取り込みたい考えだ。(敬称略)

  自民、民主の2大政党化がいわれるなか、参院選山形選挙区では、自民党の候補(推薦を含む)が98年、01年と連続して得票率を伸ばし、安定している。小泉政権下の前回01年は9年ぶりに50%台を回復した。
  一方、共産党を除く野党の候補は、リクルート事件直後の89年選挙で、「反自民」の追い風に乗り、49・9%の得票率で議席を獲得。その後は野党各党の足並みがそろわず、自民党が圧勝した。
  とはいえ、95年の野党全体の得票率は自民党を大きく上回り、新進党と公明党が推薦した無所属候補と、社会党候補の得票率を合わせると52%を超していた。
  過去5回の選挙では、自民党は確実に4割以上は確保している。毎回候補を立てる共産党の得票率は5〜10%で推移しており、民主と社民の票の奪い合いが自民党を利する形になっている。

(6/27)

748とはずがたり:2004/06/28(月) 03:45

比例票の草刈り場に? 沖縄「100万票」狙い続々“参戦”
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040628-00000005-san-pol

 参院比例代表選挙で壮烈な「沖縄票」争奪戦が始まっている。沖縄選挙区は全国で唯一「自公」候補と、「反自公」で結束した野党候補の一騎打ちだが、比例では県内の約百万票を狙って、沖縄出身の自民党前県会議長、ミュージシャンだけでなく、本土から公明党代表代行、前沖縄・科学技術担当相の長女らが“参戦”しているためだ。
 地元出身の自民比例候補(前県会議長)は沖縄の伝統楽器「三線」の無形文化財技能保持者で、陣営は「十五万票は地元で」と期待する。だが、地元選挙通は「七万−八万票が精いっぱい」とみる。
 過去数年の国政選挙(比例)をみると、自民党は沖縄で十二万−二十万票を獲得しており、票が集中すれば当選の可能性は高くなるが、事情は複雑。自民の選挙区候補が公明比例候補(代表代行)の沖縄後援会と選挙協力していることに加え、電力業界をターゲットにする経済産業副大臣(自民比例)と、沖縄新大学院大学開校に尽力した父親の影響力をバックにした前沖縄担当相の長女(同)が“割り込み”を画策。与党内で票の争奪戦が繰り広げられている。
 これに対し、民主比例候補(ミュージシャン)は「五十万票、このうち沖縄では五万票」を目標に得意の「トーク&ライブ」で支持を訴えている。共産比例候補も党の“基礎票”である五万票強を固める戦いを展開。与党の争いに野党が絡む沖縄の夏は“熱さ”を増す一方だ。(産経新聞)
[6月28日2時35分更新]

749とはずがたり:2004/06/28(月) 04:01
政治無関心層や政治不信層を如何に政治怒り層・政治批判層に変えて行くかが課題だ。

参院選:投票率めぐり与野党が胸算用
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/news/20040628k0000m010029000c.html

 今回の参院選はその勝敗を占ううえで、投票率が最大のポイントになっている。投票率が上がれば民主有利、下がれば自民有利というのが与野党一致した見方。自民、民主両陣営ともに「投票率は前回01年(56.44%)を下回る」とし、関心はその下げ幅に移っている。

 自民党幹部は「95年(44.52%)ほどではないだろうが、50%を切るのは確実だ」と希望的観測を述べる。同党の独自調査でも、これまでの選挙より関心が薄いという反応を得ているためだ。「小泉ブーム」で沸いた前回よりも熱気がなく、強行採決された年金改革法に逆風は吹くが、かといって民主党案への理解が進んでいるわけではない。「年金不信」を持つ層は民主党支持には回らず棄権するという見方だ。

 「低投票率=自民有利」の根拠について、自民党幹部は、同党が浮動票の多い都市部に弱く、組織の引き締めが利きやすい農村部で強いという特性を指摘する。民主党への「風」が吹いて都市部の無党派層が投票に行けば、民主党票を押し上げる形で投票率が上がるという理屈だ。

 創価学会を支持母体にする公明党の支援も自民党の強みで、低投票率ほど当選ラインが下がり公明党効果が出るというもくろみもある。4月25日の衆院統一補選では、公明党推薦の自民党候補が3勝したが、都市部の埼玉8区の投票率は35.22%にとどまっており、与党としては「統一補選の再来が理想」(選対関係者)と言うのだ。自民党内からは「都市部で無党派が棄権し、農村部の自民支持層が確実に投票する方法はないか」「投票日に気温がどんどん上がってくれないか」などと都合のいい声が漏れる。

 一方、民主党も「投票率の決め手は無党派層。アップ分はすべて政権批判票で、民主党が吸収できる」(幹部)と分析。 昨年11月の衆院選で「比例第1党」に躍り出た自信もあり、岡田克也代表は「一人でも多くの皆さんに投票に行ってもらいたい」と呼びかける。

 同党幹部は「50%あれば十分。それに少し足りなくても大丈夫だが、40%台半ばまでだったら大変だ」と語っている。
毎日新聞 2004年6月27日 19時18分

750とはずがたり:2004/06/28(月) 04:46
http://www.nishinippon.co.jp/news/2004/sanin/index.html
西日本新聞参院選特集:山口と九州

751とはずがたり:2004/06/28(月) 04:47
公明党は実質古川支援か。

福岡県/参院選 福岡選挙区 公明は自主投票 古川氏推薦願見送り受け
http://www.nishinippon.co.jp/news/2004/sanin/fukuoka/kiji/kiji12.html

 参院選福岡選挙区(改選数二)で自民党現職の吉村剛太郎氏(65)への推薦を見送った公明党福岡県本部(代表・木庭健太郎党参院幹事長)は二十一日、同選挙区での対応を「自主投票」とする方針を固めた。同選挙区で出馬を予定する元自民党県議で無所属新人の古川忠氏(55)が公明党に推薦要請をしないことを決めたためで、同党県本部幹部は「今後は地域ごとの対応になる」としている。

 公明党は今回、現職の弘友和夫氏(59)を福岡選挙区から比例代表に転出させ、吉村、古川両氏を選挙区で応援する見返りに、比例代表で弘友氏の集票に協力を得る選挙協力を模索してきた。

 しかし、自民党福岡県連が同党比例代表の候補予定者二人を推薦したことから、公明党県本部は「自民は選挙協力の意思がない」と判断。二十日の幹事会で「党推薦」などの支援はしないと決めた。

 一方、古川氏は前回の参院選で公明党の推薦を受けたが、「自民党の公認・推薦がない今回は公明党の推薦は期待できない。自主投票で事実上の協力を得た方が得策」と推薦要請の見送りを決めた。古川氏は公明党の支持母体、創価学会以外の宗教団体からも支援を受けており、「公明推薦で逃げる票が出ないよう配慮したのでは」(公明党関係者)との見方もある。

752とはずがたり:2004/06/28(月) 04:48
福岡県/2004参院選ふくおか=福岡選挙区 公明「吉村氏支援せず」波紋 票の争奪戦焦点浮上
http://www.nishinippon.co.jp/news/2004/sanin/fukuoka/kiji/kiji11.html

 公明党県本部が二十日、参院選福岡選挙区(改選数二)に立候補予定の自民現職吉村剛太郎氏(65)の支援見送りを決めたことが、波紋を広げている。公明党は今回、同選挙区に公認候補者を立てないことから、その票の大半は当然、連立与党を組む自民党候補に流れると見られてきた。しかし選挙協力が不調となれば、話は別。公明票の争奪戦は、選挙戦の焦点の一つに浮上してきた。

 公明は吉村氏側に、選挙区での支援と引き換えに比例代表に転出する現職弘友和夫氏(59)の集票協力を求めてきた。しかし自民党県連が県出身の比例候補二氏を「重点候補」として推薦したことを受け、二十日の幹事会で「吉村氏側に協力の意思なし」と判断した。

 吉村氏側は困惑。ある自民県連関係者は「うち(自民党)も自前で比例候補を抱えている。公明は少しでも票を高く売ろうと無理な『誠意』を求めてきた」と反論。別の関係者は「公明の焦りの裏返し。今回の決定が弘友氏にプラスなのか」と疑問視する。ただ吉村氏の後援会幹部は「こちらは公明へ協力する努力をなお進めている」と話し、公明党の「支援見送り」が最終結論ではないことに期待を寄せた。

 公明党県本部の幹事会では、吉村氏と「保守分裂選挙」を展開する元自民党県議で無所属新人の古川忠氏(55)に対する支援の議論もあった。三年前の参院選で、公明党と協力した実績を持つ古川氏の後援会幹部は静観の構え。しかし「(公明党が)自主投票になれば、過去の信頼関係があるこちらに有利」と読む。公明票へ水面下で接近する動きは野党の立候補予定者にもある。

 自民党の安倍晋三幹事長は二十日、党県連が比例重点候補の一人とした新人西島英利氏と吉村氏の応援で福岡に入った。自公の選挙協力をめぐる地元での“冷戦”をよそに、支援者集会で「比例では西島氏、選挙区では吉村氏の名前を書いて欲しい」と声を張り上げた。

753とはずがたり:2004/06/29(火) 01:00
「70%以上の後援会加入を」ってどういう意味だ?
「また、小泉さんが世間をあっと驚かすようなことをやってくれたら……」こういう負け犬根性が染みついていると与し易いんだろうけど…。

変えられない組織頼み    <上>
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/kikaku/045/1.htm

 「私が初めて当選したのも三十八歳です。我が党の次のリーダーを目指してほしい」。五月七日。大津市内のホテルで開かれた自民党県連の支部全体会議。分刻みのスケジュールの合間を縫って駆けつけた安倍晋三幹事長が、この日、党公認で参院選への立候補を決めた元総務省課長補佐、上野賢一郎氏(38)にげきを飛ばした。

 現職河本英典氏(55)の引退表明から約一年。全国で自民党の公認候補が決まっていなかったのは滋賀と山梨だけだった。「県連の窮状をこのまま見過ごすのは忍びないと決断してくれた。一丸となって支援してほしい」と呼びかける安倍氏。党本部の幹事長が、新人の出馬表明に同席するのは「異例中の異例」(県連関係者)だった。

 「三年前とは比較にならない厳しい戦い。結束するためには、本部のテコ入れが欠かせない」。〈小泉旋風〉に支えられた前回の楽勝ムードとは一変した県連の危機感の表れだった。

   ■    □

 昨年秋の衆院選は、県内四小選挙区で一勝三敗と惨敗した自民党。山下英利氏が党公認として過去最多の三十二万票を獲得し、再選を果たした前回参院選の勢いは、見る影もなかった。

 「小泉人気でいったんは呼び込んだ無党派層が、また離れてしまった」と県連幹部はこぼす。県議や市町村議らが支持層を固めていく従来型の戦術が、限界にきていることを露呈した。

 これまで、手をこまぬいていたわけではなかった。新たな支持開拓につなげようと、全国に先駆けて一九九九年から実施している公開講座「自民政治大学校」は二十五回を数える。政治評論家や大臣経験者、官僚らを講師に招き、特に昨年六月からは毎月開催、参加者は延べ四千人に上った。

 しかし、その多くは党員ら従来の支持者にとどまっているのが現状。「一般市民にまでもっと広がっていけば、すごい力になるのだが。今のところは、他に打つ手なし」と、ある県議は半ばあきらめ顔だ。

 そんな県連の閉そく感を象徴していたのが、難航した候補者選定だった。「知名度のある現職なら戦いやすい」と、県議らの間で「河本待望論」がくすぶり続けた。三月中旬にはいったん、河本氏擁立で決着しかけたこともあったという。

 だが「引退撤回は有権者の不信感を募らせるだけ」と河本氏が改めて固辞。県連が本腰を入れて後継探しに手を着けたのは、四月に入ってからだった。

   ■    □

 岩永峯一・県連会長は「県連や各支部の総力を結集すれば、必ず勝ち抜ける」と力を込め、「70%以上の後援会加入を」と県議や市町村議にハッパをかける。公明の推薦も取り付けた。

 無党派対策の妙手を見い出せないまま、結局、組織戦へ。ある県連幹部はつぶやいた。「また、小泉さんが世間をあっと驚かすようなことをやってくれたら……」

754とはずがたり:2004/06/29(火) 14:34
なだいなだの応援相手は誰?彼も75か〜。みどりの会議の人かな?

[選挙]参院選 比例代表候補となだいなださんトーク−−金沢 /石川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040628-00000003-mai-l17

 選挙サンデーの27日、石川県から比例代表へ立候補している候補者の応援に作家で老人党党首、なだいなださん(75)が駈け付け、金沢市の繁華街、香林坊で候補者と2人でトークショーを繰り広げた。買い物客などが足を止め、熱心に聴き入っていた。
 なださんは、戦争を知らない世代が増えてきたことから、「戦争問題は日本の近代史を勉強することが大事で、憲法や戦争の歴史をもっと知ることです。例えば戦時中に議会で反軍演説を行い、議会から追い出された議員もいる」などと話した。
 また、地球の環境破壊にも触れ、「このままでは手遅れになる。いまこそ自然環境を守る取り組みをすべきだ」と訴えた。(毎日新聞)
[6月28日19時31分更新]

755名無しさん:2004/06/30(水) 02:02
【2004参院選】「民主は第二の社党」左翼的路線を批判 自民が文書配布 「慰安婦」法案など

 自民党が民主党攻撃を強めている。民主党が参院選公示に合わせて発表した、個別政策ガイド『政策INDEX
2004私たちのめざす社会』に対し、「民主は第二社会党」などと批判する文書を作成、各候補陣営などに配布した。

 個別政策ガイドで、民主党は、「旧日本軍による『慰安婦』問題の解決を図るために『戦時性的強制被害者問題の
解決の促進に関する法律案』の成立を急ぐ」「新たな国立追悼施設の設置に向けて取り組みを進める」
「ジェンダーフリー社会こそ、日本を再創造するカギ」などとしている。

 こうした内容に、自民党は「民主党の歴史観は東京裁判史観や抗日戦争史観と同じ『自虐史観』そのもので、
かつての社会党の歴史観をそっくり引き継いでいる」「民主党の目指す社会は左翼思想と全く同じ」
「民主党は家族の崩壊を目指す」−などと批判している。

 そのうえで、政策ガイドを民主党の「第二の選挙公約」と定義。「民主党の歴史観、教育政策は日本の歴史、伝統、
国家そのものを否定した『日本解体プログラム』なのである」と結論づけている。

http://www.sankei.co.jp/news/040629/morning/29pol003.htm

756とはずがたり:2004/06/30(水) 02:11
>>755
自民党の焦りが相当強いのだと思いたいですねぇ。

757おりーぶの木@1リーグ制反対:2004/06/30(水) 02:31
つーか、ここで書いてるようなこと、公共の電波で思う存分にうったえてほしいな。
>「民主党は家族の崩壊を目指す」
特にこの部分を強調してほしい。これでもまだあいも変わらず自民党を支持なさるのですか?女性の皆々様方よ・・・

758とはずがたり:2004/06/30(水) 03:53
今頃松岡俺なら勝てたと地団駄踏んでる?
大泉氏の善戦いいですねぇ。出来れば官僚出身の政策派,大泉氏に金星を願いたいです。
駄目でも安倍を地元に時間裂かせたのは良い傾向だ。

晋三バクバク…実弟・岸信夫氏が意外な苦戦 (夕刊フジ)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/saninsen.html?d=29fuji40322&amp;cat=7

 自民党2枚看板の一翼として、全国を駆け回る安倍晋三幹事長(49)が密かに気にかける選挙区がある。実弟の岸信夫氏(45)が自民公認で出馬している地元・山口選挙区だ。信夫氏は満を持しての出馬だが、最大の“売り”であるはずの毛並みの良さが、意外や有権者の反発を買っているという。小泉内閣の支持率急落もあり苦戦中の自民党だが、果たして政界サラブレッドコンビは誕生するか?!

 「おじいさんは総理大臣、お父さまは外務大臣・幹事長、お兄さんは今、幹事長。岸候補には素晴らしいDNA、遺伝子が流れている。これを日本と日本人のために活用しない手はない」

 昨28日夜、JR防府駅前のホールで開かれた信夫氏の総決起集会。地元選出の高村正彦元外相(62)は、信夫氏のこれ以上ない華麗な家系をことさら強調した。

 信夫氏は安倍幹事長の父、安倍晋太郎元外相の3男として生まれた。母、洋子さんは岸信介元首相の長女。母方の岸家に跡取りがいなかったため、生後間もなく岸元首相の長男、信和夫妻の養子に。このため本人は、慶応大に入学するまで、晋三氏のことを実の兄とは知らず、従兄妹と思っていたという話も。

 確かに、政界には華麗な家系を持つ者が多い。だが、信夫氏の場合、岸元首相の実弟である佐藤栄作元首相も大叔父にあたるほか、遠縁には吉田茂元首相もいるほど。まさに、戦後日本の大政治家の血を一身に受け継いでいるといっても過言ではない。その完全無欠のブランド力ゆえ、初陣となる今回の選挙戦も楽勝のはずだった…。

 「どうか、よろしくお願いします」

 タイトなスケジュールの合間を縫って同総決起集会に駆けつけた安倍幹事長。集会終了後も弟の隣に立ち、会場を後にする支持者1人ひとりに頭を下げながら、必死に握手を続けた。そこにはいつもの颯爽とした安倍幹事長の姿はない。最後は、選挙スタッフの女性1人ひとりにも握手をするなど、否が応でも危機感が伝わってくる。

 開始時刻になっても定員約800人の会場に空席が残るなど、今一つの集まり具合だっただけに、ひな壇でも終始、厳しい表情を崩さなかった安倍幹事長。「この山口県で6年前に(自民党が)失った議席を奪回するという極めて重たい責任がある」と威勢よく訴えたが、本当はここに来るはずじゃなかった−というのが隠された心境だっただろう。

 地元の選挙関係者が事情を話す。

 「安倍氏は公示前に5回ほど弟の応援に入っているが、公示後は、全国の自民公認候補を応援するという幹事長の立場があるので、『山口には入れない』と宣言していた。その言葉を翻してまで今回、山口に入ったということは…」

 こうした状況は、対抗馬の民主公認候補、大泉博子氏(54)の陣営も感じている。

 「安倍だろうが岸だろうが、中央より地元のほうがクール。佐藤さんだってウチの平岡に2回負けているし」(選対幹部)

 この幹部が話すのは、昨秋の衆院選山口2区で、佐藤栄作元首相の二男、信二氏(72)が民主公認の平岡秀夫氏(50)に2回連続で敗れたという事実だ(信二氏は比例代表で復活当選)。

 山口県選出の自民党国会議員5人はすべて世襲議員。そこに批判が起きても不思議はない。大泉陣営は「競り合っているというのが実感です」と手応えを示すが。

759とはずがたり:2004/06/30(水) 04:00
熊本も善戦してる?
>熊本、滋賀、奈良、青森各県などの遊説に奔走し

青木・自民参院幹事長 背水の全国遊説 51議席死守へ「政局安定」訴える日々
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040630-00000004-san-pol

 参院選の陣頭指揮をとる自民党の青木幹雄参院幹事長が、年金問題で与党に逆風が吹く中、危機感を募らせながら全国各地の遊説に東奔西走している。目標の「五十一議席」死守に向け、野党の“口撃”をかわしながら、「政局の安定」を訴え続ける日々だ。五十一議席を割り込んだ場合、青木氏は小泉純一郎首相の退陣と自身の辞任を公言しており、求心力低下どころか、永田町の混乱に直結する。それだけに、後半戦で劣勢を盛り返せるか。指揮官としての真価が問われている。
 「選挙前になると、どうしても、こういう議論になってしまう」
 青木氏は二十七日夜のNHKの報道番組で、不快感をあらわにした。野党の参院幹部から争点の年金制度改革について「抜本改革の名に値しない」(共産党の小池晃政策委員長)などの批判が相次いだためだ。
 これに対し青木氏は「(現行の)年金制度を放置すれば、平成十七年度に四兆七千億円の赤字が出る」と年金財政の危機的な現状を訴えることに力点を置いた。野党ペースで議論が進むことを警戒してのことだ。
 というのも、青木氏の脳裏には「恒久減税」論争で自民党が大敗、橋本政権が退陣した平成十年の参院選の苦い記憶が焼き付いているためだ。
 「野党は年金財政の悪化には触れず、『負担増と給付減』だけ言う。野党は三十秒で(政府与党を)批判できるが、与党は説明に十分間はかかる」(青木氏)との反論も、年金問題へ深入りして野党の逆襲にあうのを避けるのがねらいだ。
 今回も、年金改革をめぐる出生率の政府発表の遅れや、小泉首相の「会社もいろいろ」発言などで、内閣支持率が大幅に低下。「六年前と状況が似てきている」(自民党関係者)との警戒感が強まっている。
 このため、当初は「全体の調整役が必要」として、主に党選対本部での後方指揮を中心に考えていた青木氏だが、方針を変更。国会閉会以降は連日、熊本、滋賀、奈良、青森各県などの遊説に奔走し、自身の選挙運動そっちのけで、応援演説のマイクを握っている。
 「自民党が負けるようなことになれば私も小泉首相も責任を取る。完全に政局になる」。演説では小泉首相の「退陣」に言及し、陣営の引き締めを図るのに躍起だ。
 自民の前線指揮官の危機感は公明党にも伝わり、「うち(公明党)は小泉政権の尻ぬぐいばかりだ。なぜ党の実績や首相への不満を表に出さないのか」(関係者)との動揺も広がりつつある。
 こうした“きしみ”に青木氏もすぐに反応。二十六日には青森市内のホテルで、自民党支持者とともに演説に耳を傾ける公明党関係者を前に、「公明党のみなさんと仲良く、しっかり連立を組んで政権を支えている」と同党への配慮を強くにじませた。
 小泉政権で「党と官邸」「自民と公明」のパイプ役として着実に実力者の地位を築いてきた青木氏。「首相退陣、後継争い」の流れになったとき、実力者不在の政局はどうなるのか。「政局の“絵”を描く人がいなければ、永田町は大混乱する」(自民党関係者)との懸念が現実味を持ってささやかれる中、「政局の安定」を訴える青木氏にとって、これからが正念場だ。(産経新聞)
[6月30日3時55分更新]

760とはずがたり:2004/06/30(水) 04:02
大体誰が竹中なんかに投票するんだよ!?

竹中大逆風…小泉人気急落モロに影響 (夕刊フジ)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/saninsen.html?d=29fuji40305&amp;cat=7

 自民党の比例候補の目玉として、公示直前に出馬表明した竹中平蔵金融・経済財政担当相(53)。「100万票獲得」を期待されているが、業界団体の支援も受けず無党派層をターゲットにしているだけに、最近の内閣支持率の急落は大逆風。弱者切り捨ての小泉構造改革路線に対する批判も根強く、小泉純一郎首相(62)の皮算用も狂いそうだ。

 「3年前の参院選で、舛添要一氏が159万票を獲得したときのような盛り上がりはない。当選はするだろうが楽勝ではなさそうだ」

 こう語るのは自民党三役経験者。

 首相から口説かれ、出馬を受諾した竹中氏。小泉構造改革の象徴的存在で、その得票数は「小泉信任票」の色合いが強いだけに注目されるが、有権者の反応は芳しくないという。

 ある自民党都連関係者はこう語る。

 「24日の公示日、首相と竹中氏が全国遊説をスタートした東京・渋谷にいたが、拍手もまばらで人々は冷めていた。翌日の新聞は『聴衆800人』と書いたが、多くて500人。無党派層が多い都心であの反応なら、小泉改革の痛みを押し付けられた地方は厳しい。背筋が寒くなった」

 自民党の伝統的な業界団体もつれない。

 竹中氏が所管する金融業界は、「健闘をお祈りする」(西川善文全国銀行協会会長・三井住友銀行頭取)とエールを送るだけ。集票などの対応については「特段考えていない」という。

 逆に、首相と竹中氏が進める郵政民営化に反対する特定郵便局長会の一部には、「元郵政官僚候補を竹中氏に圧倒的な差で当選させて、底力を見せつける」(関係者)との動きも。

 竹中氏自身は「プレッシャーは感じない」と淡々としているそうだが、最近の世論調査で、小泉内閣の不支持率が支持率を上回ったことは、無党派層をターゲットにする竹中氏にとっては大逆風といえる。

 このためか、首相や安倍晋三幹事長は竹中氏と都市部で遊説をともにし、無党派層の掘り起こしに必死だ。

 前出の三役経験者はいう。

 「竹中氏の得票は多くて50万票。特定郵便局長会が支援した候補者は、逆風だった前回参院選でも48万票を取っており、竹中氏が比例トップとなるかは微妙だ。あまり少ないと小泉改革路線の信任どころではなく、一気に政局になるかもしれない」

[ 2004年6月29日()13時0分 ]

761とはずがたり:2004/06/30(水) 04:56
<滋賀県>揺れる「三師会」
http://mytown.asahi.com/shiga/news01.asp?c=12&amp;kiji=11

  診療報酬改定をめぐる汚職事件で前会長らが逮捕された日本歯科医師会(日歯)。東京都千代田区の日歯本部で5月24日、守山市内で歯科医院を開業する津曲雅美さん(55)は「公益法人であることを忘れ、金にものを言わせ政官業の癒着を招いた」と執行部を批判する文書を提出した。

  津曲さんは福岡、宮崎などの歯科医らとともに、日歯の政治団体・日本歯科医師連盟(日歯連)からの退会を求めて裁判を起こし、昨年10月、大津地裁で日歯、日歯連双方の賠償責任を認める判決を勝ち取っている。

  その日歯連は会員から会費約18億円を集め、自民党の政治資金団体「国民政治協会」に例年4億円以上を献金する有力支持組織だ。下部組織の県歯科医師連盟も国政選挙などで自民系候補らに「陣中見舞い」を出してきた。

  津曲さんらが声を上げるまで、日歯の会員は原則、連盟への加入を求められ、連盟だけを退会できない「同時入退会」の仕組みが取られてきた。無党派の津曲さんは「思想・信条の自由」を求めて提訴し、判決はこの原則を違法と判断した。津曲さんは、政治活動を禁じられた公益法人が政治団体をつくり特定の政党・政治家を支援することも問題と考える。「政党の考えにひきずられ公益に反する」からだという。

  汚職事件に揺れた日歯連は11日、今回の参院比例区で選挙運動をしないことを決め、組織内候補として自民公認で立候補予定だった笹井啓史氏の擁立を断念した。県歯連は現在、会費の徴収と日歯連への送金を見合わせている。

  医師会、歯科医師会、薬剤師会の「三師会」は、建設や農業、特定郵便局などとともに自民党を支え、特に資金面で頼りにされてきた。だが、医療費抑制を進める小泉改革への反発もあり、組織の締め付けは弱まっている。さらに厚生労働省が3年前に続いてこの春、各地の医療系団体に対し「公益法人と政治団体との峻別(しゅんべつ)」を指導したことも追い打ちをかける。各団体の役員らは「組織として選挙がやりにくくなった」と声をそろえる。

  県医師会は02年、政治団体・県医師連盟の会費徴収の方法を見直し、加入の意思を持つ人だけが振り込む形にしたところ、退会が相次ぎ、連盟の会員は約4割に減った。医師らからは「往診カバンに百票詰まっていると言われたのは過去のこと」「医療の現場に政治活動は持ち込みたくない」との声もある。だが、地域役員の一人は「政権政党内で発言力を確保しなければ自分たちの主張を制度改革に反映できない」と会員らの再結集を説く。

  日本医師会(日医)は参院比例区で日医出身の西島英利氏(自民公認)の上位当選を目指すが、前回(01年)の組織内候補の得票は約23万。かつて100万票以上とされた集票力の弱体化は著しい。

  一方、自民党県連幹部は「高齢化などを背景に党を支えた各組織は弱体化している」と見る。対策として、県内4小選挙区ごとの党支部組織を前面に、500人以上の自民系県議、市町村議らが中心になって組織選挙を展開する。「各議員が自分の選挙のように戦えば負けることはない」と幹部は強調する。

(6/19)

762とはずがたり:2004/06/30(水) 04:57
<滋賀>危機感募る連合滋賀
http://mytown.asahi.com/shiga/news01.asp?c=12&amp;kiji=12

党幹部が訪れた決起集会で「ガンバロー」を三唱し、拳を突き上げる支持者ら=大津市内のホールで
  「だれが勝手に決めたんだ」
  大津市梅林1丁目の民主党県連本部。11日夕、党県連を支援する県内最大の労働組織・連合滋賀の幹部は声を荒げた。

  この日、連合滋賀は36の構成組織代表者会議で参院選への対応を協議し、民主党公認の立候補予定者の具体的な支援策を決めた。この結果を伝えた幹部に対し、党県連側は総合選挙対策会議を5日後に開くと切り出した。「何も聞いていない」。幹部は事前に相談がなかったことをなじった。

  さらに、党県連側が示した選対役員の名簿では、連合滋賀の幹部の名前が抜け落ちていた。幹部は「自分たちが選挙を支えているのに、何の配慮もない」と怒る。

  滋賀は「連合発祥の地」と言われる。89年に日本労働組合総連合会(連合)が結成される15年も前の知事選で、地評と同盟、中立労協、新産別の労働4団体と野党各党の共闘が成立し、いわゆる「滋賀方式」として全国の先進例となった。

  参院選では、この滋賀方式で80、86、89年に無所属候補らを担ぎ、自民党候補を破った。だが、その後は敗北が続いている。

  89年発足の連合滋賀には現在350組合が加盟する。組合員は7万4千人余り。県内の有権者約106万4千人の約7%に相当する。だが、その組合員数は、ピーク時の93年より1万人も減っている。大手労組の幹部は「賃金や労働条件の改善などで生活レベルがあがり、組合に解決を求めなくていいという風潮が広がっている」と、組合離れの背景を分析する。

  組合員数の減少は、組織の士気や求心力の低下を招いており、連合滋賀幹部の危機感は強い。前坂雅春事務局長は「自民党候補に勝つ選挙をして結果を出すことが、求心力を回復させて組織力を強めることにつながる」と言う。

  昨秋の総選挙では、県内4選挙区で、推薦した民主党候補4人のうち3人が自民党候補らを破って当選、あとの1人も復活当選を果たした。一方で、今年1月の大津市長選、3月の草津市長選では、民主党県連が推薦・支援した候補者が敗れている。

  連合滋賀幹部の一人は「選挙に勝てば民主がよくやった、負ければ連合が悪者になる。民主は連合に頼りすぎで危機感が感じられない」と不満を口にする。

  それでも今回は「勝ちにいく選挙」にこだわる。推薦を決めた民主党公認の立候補予定者は労組出身ではないが、今年2月に党県連が擁立を正式に決めると、幹部が中心になって事業所などを回り、名前と顔を売り込んできた。

  すでに候補予定者の陣営へ労組員を積極的に送り込み、てこ入れも図っている。「毎日が投票日」と訴えて期日前投票を積極的に促し、従来は不十分だった組合員が投票したかどうかの確認作業も徹底させる構えだ。

  民主党県連の朝倉克己幹事長は「生活を向上させるという志に連合との共通点がある」と支援を歓迎するが、「政党が労組に牛耳られてしまっては本末転倒だ。国民の幅広い支持は得られない」とも話す。

  民主党系の県議や市町議は少なく、地域での足場は十分と言えない。連合滋賀の支援は、まさに「頼みの綱」だが、労組以外への支持の広がりが勝利の条件でもある、と朝倉幹事長は見通す。

(6/21)

763とはずがたり:2004/06/30(水) 04:59
<滋賀>思惑絡むバーター協力
http://mytown.asahi.com/shiga/news01.asp?c=12&amp;kiji=13

  参院滋賀選挙区に立候補予定の自民新顔を激励する政経パーティーが12日、大津市内のホテルで開かれた。「全面的に支援することを決めた」。来賓の梅村正・公明党県本部代表がそう明言すると、大きな拍手がわいた。

  公明党の支持母体、創価学会は県内に約6万5千人の有権者を擁するとされる。全有権者の約6%を占め、その投票率は「ほぼ100%」(学会幹部)。結束力の高い学会票を自民陣営は頼りにする。

  20日、守山市内であった公明党県本部の「女性の集い」にも自民新顔は姿を見せた。約1100人の参加者を前に、公明党比例区候補予定者について「政治リーダーの一人になる。ぜひ皆さんの力で国政へ送っていただきたい」と持ち上げた。一方、公明党幹部も「自公連立を保つことが政治の安定につながる」と自民新顔の支援を呼びかけた。

  学会幹部によると、学会票の動向は、県内の数百地区で開かれる月1度の「座談会」などを通じて決まっていくという。生活の悩みなどを話し合うこの場に、選挙が近づくと公明党員が訪れ、候補者の人柄や政策を説明する。

  「投票は、信仰ではどうにもならない問題を解決する一つの手だて」。大津市の40代男性学会員はそう話す。この学会員は、自衛隊のイラク多国籍軍参加をめぐる小泉首相発言に違和感を持つ。それでも選挙区は自民候補に入れるつもりだ。「ジレンマもあるが、連立を組む自民に入れることは政策の実現につながると思うから」と話す。

  安倍晋三・自民党幹事長が2月に「『比例は公明に』と呼びかけない」と発言し、学会内に波紋を広げた。だが、昨年の総選挙などで協力関係を深めてきた県内の自民、公明両党は今回もバーター協力する。

  昨秋の総選挙では、公明党が2〜4区の自民候補を推薦しており、自民党関係者は、今回は「学会票の7、8割はもらえる」と期待を込めて話す。総選挙では比例区で逆に1万数千票が公明党へ回ったという。だが、学会側は「1万に届いていなかった」と見ており、総選挙以上の協力を求めている。

地道な対話で支持拡大

  公立小学校に勤める50代の男性教諭は12日の土曜日、知り合いの教諭宅を訪ねた。教育基本法の見直し問題について語り合った後、「憲法9条を守ることができるのは共産党しかない」と切り出した。「私もそう思うが……」と相手の教諭は言葉を濁した。

  男性教諭は、共産党の支持組織「教職員後援会」に加入するが、同じ職場の会員は2割に満たない。参院選を控え、職場内でも政治のことを話題にするようにしている。「直接、一人ひとりに話しかけていくことで、地道に支持を広げるしかない」と男性教諭は話す。

  共産党県委員会によると、県内では4地区委員会の下、合わせて約300の支部、約300の後援会がある。後援会員は約3万人という。

  このうち教職員後援会の会員は約1千人。党県委員会の幹部は「中小業者や婦人の後援会などほかにも大きな組織があるが、人を教える仕事柄、党の中で重要な人材を生み出す役割を担っている」と話す。しかし、会員数は伸び悩んでいる。

  共産党の機関紙「しんぶん赤旗」の発行部数は県内で約3万部という。党県委員会は、この購読者を広げて政策を浸透させ、党勢拡大を図ろうとしている。党県委員会の川内卓書記長は「草の根の対話活動で少しでも支持を広げたい」と話す。


(6/21)

764とはずがたり:2004/06/30(水) 04:59
<滋賀>民主と社民が政策協定
http://mytown.asahi.com/shiga/news02.asp?c=12&amp;kiji=15
  24日に公示される参院選に向け、民主党県連と社民党県連合は21日、民主党公認で立候補予定の元びわ湖放送キャスターの林久美子氏(31)との3者で政策協定を結んだ、と発表した。社民党県連合は林氏の当選に向けて支援していく。

  政策協定は5項目にわたり、「平和憲法の精神を擁護し、日本が平和国家として世界平和に貢献できるようにする」「イラク戦争に反対し、イラクからの自衛隊の早期撤退を求める」「教育基本法の改悪に反対し、思想・信条などの自由が脅かされることを阻止する」などとなっている。


(6/22)

765杉山真大 </b><font color=#FF0000>(sB4AwhxU)</font><b>:2004/06/30(水) 09:07

http://www.nishinippon.co.jp/news/2004/sanin/yamaguchi/kiji/index.html
 ●「政見放送で政策訴える」平松候補
 無所属新人の平松重雄氏は午前十一時すぎに県選管に到着し、立候補を届け出た後、「いろいろ夢が膨らんできた」と
語った。関係者によると、選挙期間中は選挙カーによる街頭での訴えを行わず、ビラやポスターも一切作製しない方針。
訴えはテレビの政見放送を通じて行う、という。

この平松重雄氏って・・・・・

http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/sanin/04/sk35.html
(1)憲法改正同志会会長、環境保全研究所社長、農事組合法人世界奉仕会会長
(2)国利民福の会会長、天下一家の会代表理事、APOジャパン技術顧問、会社社長
(3)倉敷市(4)倉敷商高卒

国債ネズミ講の方でしたか。

http://www.kobakentaro.jp/book/sissoku.html
「もう活動は続けられませんね」
「いや、これぐらいでくじけませんわ」
「しかし、会員が迷惑するでしょう」
「会員さんも納得して入ってますわ。辞めたらもうからしませんわ」
一瞬、ニヤッと笑顔を見せた。昭和六十三年、国債を使った新手のねずみ講が全国に広がった。そのねずみ講「国利民
福の会」(本部・大阪府吹田市)の創始者、平松重雄会長と初めて出会ったのは、衆議院の本会議場だった。


[My HP] http://politics.mtcedar.com/
      http://mtcedar.txt-nifty.com/

766とはずがたり:2004/06/30(水) 20:58
小沢一郎の遊説先。福井も結構行けるのか!?

http://www.ozawa-ichiro.jp/news/index.htm
6月24日(木)14:30〜 奈良・大和八木駅前 奈良県橿原市
6月24日(木)16:20〜 奈良・山市西友前 奈良県大和郡山市南郡山
6月25日(金)15:00〜 大分・原田公民館前 大分県大野郡千歳村 
6月25日(金)16:30〜 大分・中洲賀グランド前 大分県大分郡挟間村
6月27日(日) 9:30〜  宮城・七十七銀行丸森支店前 宮城県丸森町
6月27日(日)10:45〜 宮城・大河原町大河原駅前 宮城県大川原町
6月27日(日)17:00〜 高知中央公園北口 高知市帯屋町
6月28日(月)14:00〜 長崎・嶋ノ瀬公園 佐世保四ヶ町
6月28日(月)15:10〜  長崎・東彼杵町総合会館 東彼杵郡東彼杵町杵宿郷706-4(屋内)
6月28日(月)16:15〜 長崎・パークベルズ 大村市幸町25-30(屋内)
6月29日(火)14:30〜 静岡・呉服町交差点 JR静岡駅から約500m
6月29日(火)15:20〜 静岡・ホテルセンチュリー静岡 静岡市南町18-1
7月 1 日(木)15:00〜 山口・光市民ホール 光市島田4-13-15
7月 2 日(金)13:30〜 福井・もやいの郷 今立町横住17-29
7月 2 日(金)16:00〜 福井・丸岡城公園 丸岡町霞町
7月 3 日(土)14:00〜 滋賀・大津パルコ前 大津市打出浜
7月 3 日(土)15:00〜 滋賀・中部近鉄百貨店草津店前 草津市渋川
7月 3 日(土)16:30〜 滋賀・水口町役場前 甲賀郡水口町

767無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/07/01(木) 02:25
福井は現職が上滑りしてるんですかね?
北陸三県で意外にも福井が最注目区ですか。
今回逆転がムリでも迫っておくことは、民主党にとっては大きいでしょうね。

なお、重役の遊説や選挙情勢については石田日記に言及がありました。
ああいう記述を見ると、陣営に加わって情勢分析とかしたくなりますね(笑)

768とはずがたり:2004/07/01(木) 02:59
山口,福井辺りが大穴でしょうか?
山口に松岡,福井に高木文堂(←県知事選無所属出馬惜敗)だったら圧勝だったでしょうかねぇ〜。

769とはずがたり:2004/07/01(木) 04:48
<三重県>
1.教育基本法改正と宗教心重視を公約に掲げる自民党津田氏に対し、公明党青年部や年配支持者の反発があった。
2.民主公認の芝博一氏は、立正佼成会の推薦を得ている。
3.神職でつくる「神道政治連盟県本部」が津田氏推薦を打ち出す一方で、芝氏は鈴鹿市・椿神社の会館長の肩書を持つ。
4.従来から自民支持で知られる農協。農協の組合員数は農家も含め約11万人を誇る。だが、JA三重中央会の政治団体「県農協組合長会」は3月、自主投票を決めた。県農協連労組役員を務めた高橋千秋参院議員(民主党・新緑風会)が組織に浸透しているためだ。

[04参院選・三重]/上 組織票 つかめぬ「頼みの綱」 /三重
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040621-00000002-mai-l24

 公示まで3日に迫った参院選。年金制度の改革や多国籍軍への自衛隊参加問題など、重大な争点を抱えているにもかかわらず、有権者の関心は今ひとつ盛り上がりに欠ける。有権者の動向をつかみきれない各陣営は、「頼りになるのは組織票」と、旧来の有力組織の取り込みに必死だ。しかし、頼みの組織票を巡るギクシャクも表面化している。
 「津田さんの応援をよろしくお願いしたい」。18日夕、四日市市内で開かれた公明党参院議員の国政報告会で、杉之内昭二・党県本部代表はこう言って、自民公認の津田健児氏を紹介した。公明党の集会に津田氏が招かれるのはこの日が初めて。だが、集会参加者へのアピールは、津田氏が杉之内氏と一緒にお辞儀をし、短くあいさつしただけ。どことなくぎこちなさが漂った。
 教育基本法改正と宗教心重視を公約に掲げる津田氏に対し、公明党青年部や年配支持者の反発があった。杉之内氏は「連立を組んで5年近くたち、一緒にやる機運はある」と強調したが、津田氏のお披露目では、「やじが飛ぶかと思ったけど、なくて良かった」とほっとした表情。溝がまだ埋められていないことをうかがわせた。
 一方、民主公認の芝博一氏は、立正佼成会の推薦を得ている。県内の同会会員は、同会によると約5万4000世帯。これまで自民支持だったが、公明・創価学会シフトを強める自民に距離を置き、全国的傾向として民主への傾斜を強めている。今回参院選でも、同会が推薦を出した27人のうち、自民5人に対し民主は20人にのぼる。
 神社界を巡る混乱もある。神職でつくる「神道政治連盟県本部」が津田氏推薦を打ち出す一方で、芝氏は鈴鹿市・椿神社の会館長の肩書を持つ。同連盟の会員は3800人だが、総代や氏子を含めれば支持者のすそ野は広い。芝氏陣営も、保守票取り込みを狙う。
 一方、従来から自民支持で知られる農協。農協の組合員数は農家も含め約11万人を誇る。だが、JA三重中央会の政治団体「県農協組合長会」は3月、自主投票を決めた。県農協連労組役員を務めた高橋千秋参院議員(民主党・新緑風会)が組織に浸透しているためだ。自民党は、谷津義男元農水相が津市の農協ビルを先月直接訪問、支持を訴えた。一方の民主党は、高橋氏が芝氏を連れ立って同月初めに同ビルを訪問した。また、津田、芝両氏とも農協支店をこまめにあいさつ回りしている。
 自民党県連幹部は「『取らぬタヌキの皮算用』の雰囲気があり、以前のように票読みは単純にはいかない。だが、組織票の積み上げで計算しないと得票は読めない」。民主党県連幹部も「組織に頼るに越したことはない」と話す。無党派層の動きに注意を払いつつ、まず頼るのは組織というのが実態だ。(毎日新聞)
[6月21日19時50分更新]

770とはずがたり:2004/07/01(木) 04:51
<山梨県>
1.公明党県本部(宮原稔育代表)は「自主投票」を決めた。支持母体の創価学会も、党に足並みをそろえるかたちで「自主投票の方向」(創価学会県本部)
2.民主党の輿石東候補の陣営は、「(公明支持者とは)個人的なつながりがある」(民主県連幹部)
3.無所属で自民党推薦の大柴堅志候補の陣営は、「自公連立政権の関係から支持してくれるはずだ」(自民県議)
4.輿石候補には二月末に宗教団体の立正佼成会が推薦を決定。立正佼成会と創価学会は対立する関係にあるため、公明側の支援を取り付けるのは難しいとの見方が強い

2004年06月30日(水)
参院選山梨 公明党票の動向注視
輿石、大柴両陣営 関係の濃さを強調
http://www.sannichi.co.jp/DAILY/news.php?y=2004&amp;m=06&amp;d=30&amp;s=3

 参院選山梨選挙区で三候補による集票合戦が日増しに激しくなる中、「公明票」の行方に注目が集まっている。支持母体の宗教団体・創価学会をバックに約六万の基礎票を持つとされ、その動向が選挙戦に影響を与えるのは必至。公明党県本部(宮原稔育代表)は「自主投票」を決めたが、民主党の輿石東候補、無所属で自民党推薦の大柴堅志候補の両陣営は、「(公明支持者とは)個人的なつながりがある」(民主県連幹部)、「自公連立政権の関係から支持してくれるはずだ」(自民県議)と互いに“ラブコール”を送り、支援を期待している。

 同党県本部は、三年前の前回参院選で与党協力の立場から自民候補の中島真人氏(現参院議員)を推薦。今回は大柴候補から推薦要請を受けたが、大柴陣営や推薦した自民側から公明の比例への見返り票が期待できないことなどから「自主投票」とした。支持母体の創価学会も、党に足並みをそろえるかたちで「自主投票の方向」(創価学会県本部)という。

 公明は学会票をもとに、前回参院選の比例で県内五万七千三十一票を獲得。昨年十一月の衆院選では六万八百六票と得票を伸ばし、今回の参院選では七万票獲得を目標に掲げている。

 大柴陣営は連立政権を組む自民の推薦候補であることから、「他の候補より私が最も公明に近い。自主投票とはいえ、支援をいただけると思う」(大柴候補)と期待を寄せる。

 一方、輿石候補には二月末に宗教団体の立正佼成会が推薦を決定。立正佼成会と創価学会は対立する関係にあるため、公明側の支援を取り付けるのは難しいとの見方が強いが、「学会サイドとは輿石候補や民主系議員が個人的に築いた関係がある」(民主県連幹部)と支持獲得に自信をみせる。

 創価学会県本部の関係者は「中央に創価学会対策のプロジェクトチームをつくった民主には反発が強い一方で、輿石候補とは地域的、個人的につながりを持つ学会員も少なくない」と含みを持たせている。

771とはずがたり:2004/07/01(木) 05:32
全国の農政連の対応も調べねば…。鹿児島は組織内候補。三重は高橋氏のつながりで民主が浸透。
静岡は農家の親戚の家に自民現職のパンフが置いてあったから多分自民現職支持

<長崎県>
◆県農政連の自民候補「支持」で波紋 既定構図に揺らぎ
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/2004/sannin/kiji/062604.html

 参院選長崎選挙区で、自民党の有力支援組織、県農政連が、自民現職の松谷蒼一郎(76)を「支持」した。推薦より一段低い扱いに、同党関係者からは「なぜ」との驚きが聞かれる。だが、農政連内には「自主投票の可能性さえあった」。輸入農産物対策など自民党の農政に不満が募る中、政権交代を目指す民主党はこの選挙で重要公約に農業分野を書き込んだ。「農村=自民」の既定構図に揺らぎも見える。

 「松谷先生にはお世話になった。恩返しは選挙。当選を期して最大の努力をお誓いしたい」。公示日の二十四日、長崎市であった松谷の出陣式。県農政連委員長で県農協中央会長の上野廣志は激励あいさつで言い切った。

 だが、県農政連の方針が出たのは公示前日の二十三日。これほど決定が遅れた例は過去になかった。

 県農政連は県内九つの農協ごとに支部を置き、組合員や職員、家族などを合わせると「約十四万人」を擁する。国政選挙では、支部の推薦を受けて本部委員会で態度を決める。

 今回は支部の一つから松谷の推薦願が出された。民主新人の犬塚直史(49)は支部単位で推薦を得られなかった。本部委員会での議論の対象は松谷に絞られた。

 だが、松谷推薦に賛成する声は少なかった。「『松谷は前回参院選から六年、ほとんど離島や郡部を回っていない』などむしろ批判が相次いだ」(関係者)。その一方、農業者への一兆円枠の直接支払制度導入など民主党の政策に興味を示す意見が出たという。

 ここで上野は結論の三役一任を提案。「中央陳情は与党を通じてやってきた。推薦とはいかなくても―」。委員長見解を示し、満場一致で「支持」となった。

 二十四日の出陣式の直後、松谷は選挙カーで長崎市内の県農協会館に向かった。拍手で出迎えた職員に、松谷は笑顔で頭を下げた。同行した衆院議員で選対本部長の谷川弥一はそのまま、上野の部屋へ。「支持だが、内容は推薦と変わらないと言ってもらえた。農協は大丈夫」。上野に会った後、谷川は「安心した」と強調した。

 農政連は「推薦」の場合、委員長の指示による県内統一行動を取るが、「支持」では支部単位の対応となる。ある支部関係者が漏らした。「農業に尽くす党や人なら、心から応援できる。逆ならできない」と。(敬称略)

2004年6月26日長崎新聞掲載

772諸無ニ:2004/07/01(木) 15:29
しょむ系BBSにちょくちょく顔を出しているものです。
今回の参院選はしょむ候補が少ないですね。茨城・千葉とか定数二で無風なのだから
出馬しても良かったものを・・・
東京は又吉氏が話題沸騰です。区部を中心に公営選挙ポスターも貼られていってます。

773諸無ニ:2004/07/01(木) 15:33
昭和30年代に革新自由民主党というまあ今で言う自連のような存在の政党がありました。
群馬の小峰氏という人が一時自民を離れ所属していましたが、この党公認で
東京一区から出ていたのは「選挙ゲリラ」で有名な肥後亨氏だったのであります。
あの頃の諸無候補は百鬼繚乱でありました。

772の出馬しても良かった・・・というのは自由連合に対しての感想です。

774とはずがたり:2004/07/01(木) 18:35
初めまして!諸無二様。以後宜しくお願いします。

二大政党制で定数2ってのは選挙の楽しみを激減させるようですねぇ。一部兵庫・福岡・静岡みたいに激戦にもなりえますけど普通は無風に。
個人的には選挙ウオッチの楽しみ減少の不効用より政権交代の効用が上回ると思ってますので歓迎ですが,参院の制度をもっといじった方がよいのかもと思わなくもないです。
例えば道州制を先取りするような中選挙区制度にしたら,今よりは多様な人材が選べるますかねぇ?
多様な人材が当選して百花繚乱になるか,怪しげな奴が次々に当選して百鬼夜行になるか…。

革新自民党は初めて聞きましたねぇ。私が憶えてる諸派はぐっと時代が下って進歩党@田川ぐらいでしょうか。
自由連合は今回は出馬しなくても政党助成金受給額に影響はないと云うことなんでしょうか。

775とはずがたり:2004/07/01(木) 19:14
青島、意外な大善戦…参院東京台風の目
「小泉さんには任せられない」
http://www.zakzak.co.jp/top/2004_07/t2004070123.html

美千代夫人まで街頭に立つ元都知事の青島幸男候補が大善戦中だ
 首都は浮動票争奪戦−。11日の投開票に向け、ヒートアップする参院選。中でも全国随一の超激戦区である東京選挙区は熾烈(しれつ)で、定数4を11人が争う。各候補とも狙いはやはり浮動票だが、夕刊フジが選挙戦の状況をつぶさにシミュレーションすると、なんと意外や、元都知事の「意地悪ばあさん」、青島幸男候補(71)が大善戦、台風の目として浮上してきた。

 [小泉じゃ、危ない]

 「このままだったら戦争になるに決まってるよ。小泉さんに任しといたら、危なくてしようがない。見てらんねえ。だから私、立候補する気になったんです」

 先月26日午後、JR新橋駅前。無所属の青島氏が妻娘を伴い、演説のマイクを握ると、見る間に黒山の人だかりができた。

 演説では「参院には衆院の足りざるを補い、暴走を止めるという役目がある」と「良識の府」参院の重要性を訴え、戦争体験に基づいて現状の危機も説く。

  [青島候補、手応え]

 演説を終えた本人を直撃すると、「みんな動かないで(聞いてた)でしょ。不安なんですよ。戦争になったら大変だという認識はみんな持ってるよ」と手応えを感じている様子だ。

 目標得票数については「分かんないんだよね」とけむに巻くが、「私、知事(選挙)のときは170万993票集めたんだからね」とほのかな自信も示した。

  [自公抜け出し、増元候補らで2議席争い?]

 東京選挙区の構図は、自民、公明候補が組織力をバックに一歩抜け出しているというのが一般的な見方である。残りの2議席を争うのが、民主の2候補と共産候補、そして青島氏や拉致被害者家族会事務局次長の増元照明氏(48)といったところで誰がすべり込むのか全く予断を許さない。

 夕刊フジの取材を総合すると、青島氏は当選圏ギリギリにつけている。

 青島氏は選挙に関しては数々の戦歴を誇る。

 3年前の参院選では比例代表候補として惜敗したものの、個人名で約28万票、代表を務める二院クラブの票とあわせると約70万票を獲得した。

 平成7年の都知事選当選の際はなんと170万票余りをたたき出し、世間をアッと言わせた。

 ただ、東京という気移りの早い選挙区だけに、確実に何票とれるという保証はない。

 都知事を退職して5年余り、国政を離れて9年余りという政治家としてのブランクが、知名度に陰りを落とすことも予想される。かつての「意地悪ばあさん」も70歳を越え、選挙戦では高齢批判にもさらされそう。

 そんな全く読めない「青島票」に、戦々恐々なのが他陣営である。

  [蓮舫候補、警戒心]

 特に青島氏と同じく浮動票の動向が当落を左右する民主党のタレント、蓮舫氏(36)の陣営は「ターゲットが重なる。うちと票のとり合いになるだろう」と警戒心をあらわ。

 蓮舫氏には宗教団体の立正佼成会が推薦を出しているが、得票が見込める主体はやはり無党派層。青島票と蓮舫票は反比例する公算が大きく、青島氏が浮動票を独り占めするようなら、蓮舫氏はピンチに陥る。

 青島氏の動向は、民主党そのものの選挙戦術にも影響を与える。

 東京選挙区では前回の最下位当選は約63万票で、前々回は72万票。今回もこのへんがボーダーラインとなりそう。

  [票割がカギ]

 民主党は今回、初めて2人当選を目指し候補者2人を立てるが、前回は鈴木寛氏(40)が76万票で3位当選。前々回は今回改選の小川敏夫氏(56)がトップ当選を果たしたが、そのとき獲得したのも約103万票。

 今回2議席を獲得するためには、よほど「票割」をうまくやらないといけないわけだ。

 民主党は無党派層頼みの選挙という性格が強いが、今回、青島氏が浮動票をかなり持っていけば、ますます厳しい。

  [浮動票争いのスキに共産死守?]

 浮動票争奪戦を尻目に浮上しそうなのが、議席死守を目指す共産党新人の今村順一郎氏(45)。

 共産党は前回約63万票、前々回89万票を獲得して議席を死守。全国的には党勢の弱体化がいわれるが、東京選挙区では議席を守るだけのポテンシャルは十分ある。

 無党派層が動かずに投票率が下がり、かつ、残り少ない浮動票が青島氏や蓮舫氏らに均等割りされると、強固な組織に守られた共産候補が最終議席に滑り込む可能性も出てくるわけだ。

 まさに誰が勝ってもおかしくない大激戦。混戦を抜け出すのは果たして−。

776とはずがたり:2004/07/02(金) 01:28

公明の自民歩留まり率50%・投票未定30%→自民52・民主54
公明の自民歩留まり率80%・投票未定30%→自民56・民主49

自民52 民主54 参院選シミュレーション
投票先未決定者除き
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sei/20040701/mng_____sei_____001.shtml

 参院選の行方を、昨年の衆院選比例代表の得票数に、公示直前の本社世論調査を加味して試算した。自民党は五十二議席と目標議席を上回ったが、五十四議席を獲得した民主党に負けるという結果が出た。ただし、これは、どの政党・候補に投票するか決めていない人たちを除いて試算。最終的な結果は、意思決定していない人たちがカギを握っている。

 試算では、民主党が改選三十八議席から大幅に議席数を伸ばし、自民党を上回っている。同党は昨秋の衆院選で比例代表第一党となったが、試算でも、自民党に四議席の差をつけて二十議席となった。

 選挙区では、自民三十六議席、民主三十四議席でほぼ互角。二十七ある一人区では、自民が十五で、十二の民主を抑えたが、二十の複数区では民主が静岡を除く選挙区で一議席以上を得て、自民党を上回る計算になっている。

 自民は北陸、東北などで民主に差をつけるが、東海・近畿の一人区が弱い傾向が出た。これまで自民の金城湯池だった九州、四国などでも民主に小差で競り負ける選挙区が相次ぐとのシミュレーション結果になった。

 ただ、この試算は、例えば公明党が推薦した自民党候補については、先の衆院選比例代表での公明党票の50%を得ると仮定して計算。これを80%と設定すると公明党の票の効果が大きくなり、自民五十六、民主四十九と逆転する結果になった。

 また、世論調査で29%もいた「どこに投票するか未決定」という人たちを含めずに試算したため、こうした層の投票行動によって獲得議席数は大きく変動する。 (参院選取材班)

■試算の設定条件■

 試算は昨年の衆院選で主要五党が各都道府県で獲得した比例代表の票数がベース。それに六月十八日から二十日に本紙が実施した全国世論調査で「昨年の衆院選で投票した政党」から「今回の参院選で投票する政党」への変動率をブロックごと算出して補正した。政党の推薦は、その党の比例代表の票の50%を加算。同一選挙区に同一政党の複数の公認候補がいる場合はその人数で票を均等割りして当落を判定した。

777とはずがたり:2004/07/02(金) 01:35
参院比例区投票先、民主が自民上回る 本社連続世論調査
http://www.asahi.com/politics/update/0702/001.html

 朝日新聞社は11日投票の参院選に向け、第6回の連続世論調査を実施した。比例区で「どの政党または政党の人に投票したいか」への回答で、前回調査(6月22、23日)で自民党と同率に並んだ民主党が、22%対20%という小差ながら自民を上回り、初めてトップに立った。小泉首相について「国民の感覚に近いと思うか」との質問では、「そうは思わない」が59%で、過去最高となった。小泉首相と民主党の岡田代表のどちらが信頼できるかを聞いたところ、小泉氏の40%に対し、岡田氏は31%。男性では岡田氏、女性では小泉氏が優位に立っている。

 調査は選挙戦序盤の6月29、30の両日に実施した。比例の投票先で最も多いのは「まだ決めていない」人で全体の4割近くを占める。今後は特に6割が「決めていない」と答えた無党派層の動向が、選挙戦のカギを握りそうだ。

 今回初めて聞いた選挙区の投票先では、自民23%、民主22%とほぼ並んだ。政党支持率は、自民26%に対し民主19%と、6回の調査で差は最も縮まった。

 首相の政治感覚については、就任直後の01年4月に71%が「国民の感覚に近い」と答え、「そうは思わない」15%を大きく引き離した。03年4月には44%対44%で並び、今回は30%対59%と「そうは思わない」派がダブルスコアで逆転した。

 選挙戦をみて小泉氏と岡田氏のどちらが信頼できるかを聞いた質問では、男性は小泉氏37%に対し岡田氏39%。しかし女性は小泉氏42%で岡田氏24%に水をあけている。

 選挙戦に対する関心は依然低調で、「大いに関心」は31%と、前回の30%からほとんど変わらなかった。投票に「必ず行く」は67%で、01年参院選の同時期の71%を、やや下回っている。

(07/02 01:09)

778とはずがたり(1/2):2004/07/02(金) 13:17
元アナ強し!滋賀で山梨で白熱勝負 2004参院選
http://www.yomiuri.co.jp/hochi/news/jul/o20040701_30.htm

 今回の参院選で相手候補にとって大きな脅威となっているのが「元キャスター」や「元アナウンサー」の肩書。今回の選挙で「新ブランド」となるか注目を集めている。自民党の現職が引退し新人同士の激戦となった滋賀選挙区では、民主党が元びわ湖放送で選挙速報などを担当していた報道キャスターの林久美子候補(31)を擁立。昨年11月の衆院選では県内4選挙区のうち3議席を民主党に奪われているだけに、自民党は「党の危機。(元キャスターという)響きに反応するのが怖い」と戦々恐々としている。


元びわこ放送 林久美子候補
 小泉純一郎首相(62)は1日、大阪から滋賀県大津市に足を延ばし、現職で引退を決めた河本英典氏(55)のバトンを受けた上野賢一郎候補(38)の応援に声をからした。その首相の隣で、自民の県議の1人が「(滋賀では)苦しい風が吹いています」と訴えた。

 もし今回の参院選で自民が敗れれば、滋賀県選出の国会議員数で民主に逆転される。「それだけは避けなければ。危機的状況だ」と県連。ところが河本氏の後継者選びが難航し結局、前回の衆院選滋賀1区で落選した上野氏が、5月7日にようやく出馬表明した。

 自民が焦る理由は出遅れだけではない。ライバルの林候補は02年まで地元の独立U局「びわ湖放送」の報道キャスターを務め、選挙速報には必ず登場していた。視聴率の低いU局のキャスターだけに、知名度については「実は未知数。(有権者の)半分ぐらいは知っているかな」と林陣営も読み切れないのが現実。それでも自民サイドには、実際の知名度より「キャスター」というイメージが脅威という。

 自民党が脅える背景には、“トラウマ”がある。89年の参院選で、元アナウンサーでパーソナリティーの中村鋭一氏(74)が、大阪から出身の滋賀にくら替えして自民党候補を撃破した。「誰がやっても一緒なら知ってる人にしよう、という無責任票が一番怖い。(中村氏の当選は)県にとって何にもプラスにならなかった。もう繰り返したくない」と上野陣営。

 組織力で劣勢の林候補は、1歳10か月の長男がいることもキャッチフレーズに、街頭演説会では「子育て真っ最中の私だからできる政策を」と、県初の女性国会議員誕生を訴えている。「原稿を読むだけのキャスターじゃダメ。こっちの演説は全部、上野さんが自分で考えている」と批判する自民が、保守王国の威信を守ることができるか。(菊地 陽子)

 ▼滋賀選挙区(一―3)
 林 久美子(31)民 新
 上野賢一郎(38)自 新
 林  俊郎(59)共 新

780とはずがたり(2/2):2004/07/02(金) 13:19

元山梨放送 大柴候補

 「よろしくお願いします」ウグイス嬢の声が突然、男性の声に変わった。「わざわざ手を振っていただき、ありがとうございます。熱いご声援をひしと受け止めております。大柴、大柴、大柴、大柴。ただいま、本人がごあいさつさせていただいております。一生懸命やっております」マイクを奪うかのように“ウグイスボーイ”があいさつを始めたのだ。

 声の主は、山梨選挙区に無所属で出馬している大柴堅志候補(54)。名前を数秒で何十回も連呼するという強烈な早ワザは、30年間山梨放送アナウンサーとしてスポーツ実況を中心に活躍していた時代に培った。「皆様にあいさつする時の声の出し方は、ホームランが出た時の実況に近いですね。『大きい、大きい、入ったぁ、ホームラン!』みたいな。あいさつするたびにしていますから、ホームランの連発ですね」

 取材で政治の現場にかかわるうちに「政治家が国民を見ていない状況を変えたい」と決心。レギュラー番組を持つ花形アナウンサー職をなげうち、無所属で民主党の現職・輿石(こしいし)東氏に挑戦した。

 自民党の推薦を得たが、事務所スタッフは政治や選挙の素人ばかり。そこへ集まったのは堀内恒夫・巨人軍監督の高校時代の実況を務めた先輩アナウンサーの小松明美氏ら元先輩、同僚の女子アナら。連日の12時間に及ぶ“ホームラン演説”で声をからし気味の大柴候補、毎朝漢方のうがい薬でのどをケアし、「おれの声を出さなけりゃ」と選挙戦を戦っている。(小松 雄大)

 ▼山梨選挙区(一―3)
 輿石  東(68)民現
 花田  仁(43)共新
 大柴 堅志(54)無新
 
元秋田テレビ 鈴木候補
自民現職を射程圏内

 秋田選挙区からは、地元・秋田テレビ(フジテレビ系)の「スーパータイムあきた」を15年間担当した鈴木陽悦候補(55)が無所属で出馬。民主、社民両党の推薦を受け、自民現職の斉藤滋宣候補(51)の背中を射程圏内にとらえている。夕方のニュースという好視聴率番組に長期間出演していただけに、知名度は抜群。関係者によると、演説では発声はもちろん、原稿の準備にいたるまで「まさにプロ」。アナ歴18年候補が、マイク片手にラストスパートをかける。

元地元ラジオ局 五十川候補
浮動票獲得を狙う

 福井選挙区の五十川真季子候補(40=民主新人)は1986年から地元ラジオ局番組のパーソナリティーを中心に活動。主な担当番組はFBCラジオの「キャンパスヤンヤン」「おいしさ満点!よしもとラジオ!!」など。知名度があり「あ、まあこ(五十川氏)だ」と声が掛かることも。拉致問題の実績をアピールする官房副長官の山崎正昭候補(62=自民現職)を相手で苦戦とみられている、自身の陣営も「さすがにうまい」と舌を巻く演説で、浮動票獲得を狙う。

元報道キャスター 蓮舫候補
歯切れいいトークは健在

 東京選挙区に民主党から出馬した蓮舫候補(36)の肩書は報道キャスター。1988年に第14代クラリオンガールに選ばれ、その後バラエティー番組の司会を経て92年にTBS「スーパーワイド」のキャスターに。翌93年から1年半は、テレビ朝日「ステーションEYE」の報道キャスターを務めた。現在も街頭演説や討論会で、歯切れの良いトークは健在。「かっこいい」「頭いいよね」と有権者の反応も上々だ。

781とはずがたり:2004/07/02(金) 16:27
<福井県>参院選がやってくる−陣営始動(上)
http://mytown.asahi.com/fukui/news01.asp?kiji=3842

(前略)

◆全域に講演会

 山崎氏は大野市議、県議、参院議員と政治家の階段を上ってきた。県土地改良事業団体連合会会長として地域の公共事業に細かい目配りをし、得票数は前回、前々回とも20万票の大台に乗せた。自治体や職場ごとに自前の後援会をもっているのが強みだ。

 県内にくまなく築き上げた支持基盤をもとに知事の座をめざし、02年12月に立候補を表明。しかし、西川一誠現知事との間で保守層が分裂し、共倒れになることを恐れた森喜朗前首相ら自民党幹部の説得工作で、立候補を取りやめた経緯がある。

 次期参院選で三選をめざすことになった山崎氏は03年7月に自民党の公認を受けた。同9月の小泉内閣の改造で官房副長官に任名された。公務のため以前ほど頻繁に地元に戻れなくなった。陣営は前回に比べ選挙準備を半月ほど早め、2月から各地で国政報告会を開くなどの準備を進めている。

 しかし、足元の福井県の自民党はなかなか動こうとしない。党県連は5月上旬、福井市内の山崎氏の事務所内に選対本部の看板を掲げたが、正式な会合はいまだに開かれていない。

 原因は、昨年の衆院選の党公認候補問題に端を発した執行部と反執行部の対立だ。これに県議1期生の長老支配への反発もからみ、全県議の4分の3を占める30人の自民県議が所属していた最大会派は3月に3分裂した。

 参院選での山崎氏支持の姿勢は変わらないものの、所属県議が23人を占める反執行部の「新政会」は、県連と別の山崎選対を構える方針で、「支援に温度差が出るとしたら執行部の責任だ」と牽制(けんせい)している。

 県内のある経済団体幹部は「公共事業も減り、従来のやり方でどこまで支持者をつなぎとめられるのか疑問だ。楽な参院選だと思って勢力争いをしていていいのか」と危ぶむ。

 中立を標榜(ひょうぼう)する県議も「党全体のイメージダウンが心配。投票率の大幅ダウンは避けられない」と話している。

(6/12)

782とはずがたり:2004/07/02(金) 16:28

参院選がやってくる−陣営始動(中)
無党派層獲得へ運動
http://mytown.asahi.com/fukui/news01.asp?kiji=3843
◆候補者選び

 「連合の組織票に頼ってばかりではだめだ」。今年1月、党県連の参院選候補者擁立委員会で労組出身の元県議の擁立話が持ち上がり、鈴木県議は激しく反発した。昨年4月の知事選で約20万票をとって惜敗した高木文堂氏との話し合いがまとまらず、候補者選びは難航していた。

 民主党は昨秋の衆院選で福井2区の若泉征三氏を比例区北陸信越ブロックで復活当選させたが、3小選挙区は自民の独占を許した。鈴木県議は「全国的に進んだ二大政党制への流れから福井は取り残された。無党派層を十分に取り込めなかったのが原因だ」と悔やむ。

 このころ、堀川市議は知り合いの五十川氏に白羽の矢を立て立候補を要請していた。2月中旬、五十川氏から「経験や知識はないが、人の役に立てる仕事だ」と前向きの回答があった。「若手の女性候補なら無党派層からも支持が得られる」。候補者擁立委員会も五十川氏の擁立を決めた。

 3月8日の立候補表明会見で五十川氏は「7年前、くも膜下出血で倒れて入院したのが転機になり、命を大切にする社会をつくりたいと思うようになった」と話した。

 鈴木県議と堀川市議は労組を前面に出さず、ボランティアが運動主体の陣営づくりを指揮した。

◆「女性の力」

 メーデーの5月1日、福井市内で五十川氏の後援会の初会合があった。集まったのは五十川氏の仕事仲間や高校時代の同級生たち約20人だ。北陸入りしていた民主党幹事長(当時=現党代表)の岡田克也氏も顔を出し、「政権をとるには女性の力が必要だ。福井でも勇気をもって立ち上がってくれた。みなさんが真剣に呼びかけ、支援の輪をどれだけ広げるかで結果がついてくる」と述べた。

 今月4日夜。福井市内であった五十川氏の事務所開きには約300人が駆け付けた。玉村和夫・党県連代表に次ぎ、あいさつした連合福井の馬場修一会長は壇上で五十川氏と握手を交わし、「我々が自信を持って『当選』という2文字に向かって取り組める候補者だ」と持ち上げた。

 基盤が脆弱(ぜいじゃく)な県内の民主党はまだ連合に頼らざるを得ない現実がある。

 参院の民主党候補は、落選したが98年の京藤啓民氏が約11万票、01年の小沢喜久子氏が約10万票を集めた。いずれも国政選挙初挑戦で、それぞれ公示の半月前、2カ月半前に擁立されたが、連合福井の集票力がものを言った。

 五十川氏は連合傘下の27産別、8地域協議会へのあいさつ回りに、過去の民主党候補と同程度の時間を割いているという。福田修治・県連幹事長は「民主党は連合とスクラムを組んで選挙を戦う。無党派層へのアピールは、連合票を固めてからだ」と連携を強調する。

 5月下旬、鈴木県議と堀川市議は県連内に「政治家養成塾」を開設した。3年後の統一地方選を見据えながら人材を広く求め、地方議員などをめざす14人の塾生の教育も始めた。

 鈴木県議は言う。「今回の参院選は民主党が脱皮できるかどうかの実験の一つだ。無党派層の支持をいかに集めるかで、県内の民主党の将来像は大きく変わる」

(6/14)

(下)は略

783とはずがたり:2004/07/02(金) 16:53
自公で過半数ならまぁ下回ることはあり得ないわけで,結局惨敗するものの自公で安定多数を確保という2003年の総選挙と結果は同じ?

首相「負け考えていない」 自公の結果で判断と細田氏
http://news.kyodo.co.jp/kyodonews/2004/saninsen/news/0701-94.html

 小泉純一郎首相は三十日午後、参院選で自民党が現有五十一議席(欠員を含む)を下回った場合の進退を聞かれ、「現有議席を上回ることができるよう努力し、全力投球している。負けることは考えていない」と強調した。遊説先の高知市内で記者団の質問に答えた。

 これに関連して細田博之官房長官は記者会見で、「連立政権だから、連立としてどういう評価を国民からいただくか見なくてはいけない」とし、連立を組む自民、公明両党の獲得議席で判断すべきだとの認識を表明。政権選択を問うのは衆院選との見方に対しては「(参院選も)さまざまな政策、行政の批判をいただく選挙であることは間違いない。幅広い支持を獲得していきたい。国政選挙だから意味は重い」と述べた。

 細田氏は「(選挙情勢は)なかなか厳しい」と指摘、自衛隊の多国籍軍参加問題を挙げて「(野党に)多国籍軍で大きな誤解を生じやすい発言をされたのが影響があった。多国籍軍参加で何かやるんじゃないかという点が世論調査では響いた」との見方を示した。

(了) 06/30

784とはずがたり:2004/07/02(金) 18:10
>>758
山口は下松(新日鐵)・周南(トクヤマ[旧徳山曹達]発祥・出光コンビナート・東ソー主力工場・武田)・宇部(宇部興産発祥・セントラル硝子)・小野田(太平洋セメント[旧小野田セメント]発祥)・下関(工場一杯:神鋼・日本甜菜製糖・三井東圧etc)と工業県である。民主党はもっと強くて良い。頑張って欲しい。

自民 VS.民主 光で夏の陣/参院選
http://mytown.asahi.com/yamaguchi/news02.asp?kiji=4233

  参院選山口選挙区の自民、民主両党の候補者を応援するため、6月30日と7月1日、光市に現職閣僚や党実力者が相次いで入った。光市は自民党県連会長で参院選選対本部長の河野博行県議の地元で、民主党の松岡満寿男参院議員の地盤でもある。両党とも同市を含む県東部での戦いを重視しており、今後もてこ入れを図る予定だ。

  自民党は6月30日、比例代表候補の竹中経済財政担当相が光市島田2丁目で、約700人(主催者発表)を前に街頭演説をした。不良債権処理や景気回復で成果が出たとして、「バブル崩壊後、誰もなし得なかったことをこの3年間で小泉内閣はやった」と強調。「野党とりわけ民主党は、小泉構造改革の足を引っ張ろうとした」と批判し、選挙区の自民新顔とともに支持を訴えた。

  同党や新顔の陣営は、衆院2区の現職が民主党であるうえ、松岡氏が立候補を見送ったとはいえ光市などに強固な地盤を持つとして、県東部での戦いに重きを置く。県東部は厳しいとの関係者の見方もあり、1日には柳井市で2千人余を集めて引き締めた。2日には岩国市で決起大会を予定し、支持拡大に懸命だ。

  民主党は1日、前代表代行の小沢一郎氏を招いて政談演説会を光市民ホールで開いた。平日昼間にもかかわらず、約800人(主催者発表)が集まった。小沢氏は「小泉さんは私が知る歴代総理の中でも一番役所任せ。公約は守らないでもいいと開き直っている」と批判。民主新顔を「長い経験から官僚のどこがいけないかが分かっている」と持ち上げた。

  県連代表の平岡秀夫氏は「立候補のときは、トラック2周遅れぐらいだったが、今は(トップを走る候補者の)背中が見えてきた」とあいさつ。4月以降、光市での演説会は初めて。新顔の当選には、平岡氏の地盤である衆院2区の市部で勝つことが絶対条件と考えており、力を入れる。

  民主党は山口選挙区を重点区に指定。小沢氏は「山口で民主党が勝つことは大変な全国への影響です。どうか勝たせて下さい」と、選挙区と比例区の両新顔の支持を訴えた。


(7/2)

785とはずがたり(1/2):2004/07/02(金) 18:41
青森・岩手・秋田・山梨・三重・滋賀・岡山・徳島・長崎・大分・沖縄で野党系が優勢もしくは善戦。徳島なんかも優勢なんかー。一方,奈良・山口なんかが入ってませんな。宮崎・高知・熊本なんかも無理なんかな〜。

自民48民主45…各党極秘分析、小泉離れ加速
「年金」「多国籍軍」で情勢激変
http://www.zakzak.co.jp/top/2004_07/t2004070215.html

 小泉、衝撃の極秘情報−。参院選(11日投開票)は中盤戦に突入し、各政党とも支持拡大に躍起だが、夕刊フジは2日までに、与野党の選対関係者が持つ“予想獲得議席・極秘データ”を入手した。そこには、小泉純一郎首相(62)の退陣を含めた「選挙後政局」を予感させる驚くべき数字が並ぶ。年金制度改革法や自衛隊の多国籍軍参加の影響で、情勢は公示前の状況と激変したようだ。

  [自民・40議席台も]
 自民党選対は先月26、27の両日、全国の選挙区と比例代表の情勢調査を行った。
 それによると、予想獲得議席は勝敗ラインである「51議席」ギリギリの「51−53議席」。
 ただ、この数字に関して、党3役経験者は「実は、堅い数字は48議席だった。それに上乗せした数字だ」と解説する。

  [1人区は半数で苦戦]

 まず選挙区では、民主党との決戦場である定数1人区(27選挙区)のほぼ半数で苦戦。青森、岩手、秋田、山梨、三重、岡山、長崎、大分、沖縄の9選挙区は「落選の可能性アリ」とみて、党選対が必死のテコ入れを試みている。「1人区は16−18議席」というのが党幹部の分析だ。
 定数2人以上の選挙区(20選挙区)は、橋本龍太郎首相(当時)が退陣に追い込まれた平成10年の参院選で自民党大敗の要因となった「共倒れ」を防ぐため、「原則として公認は1人」という安全策を取ったことで堅調。これらを総合すると、選挙区全体では「36−38議席前後」という予想になる。

  [不透明な竹中氏の集票力]
 比例区では「民主党に負ける」というのが現在の判断。
 大逆風が吹いた前々回が14議席、小泉ブームの前回が20議席。自民党は今回、目玉候補の竹中平蔵金融・経済財政担当相(53)の得票に期待するが、竹中氏の集票力が極めて不透明なうえ、「他に個人名を書かせられる力を持った候補が少ない」(党幹部)という事情もあり、「最低で15議席」を得るとみる。

  [民主・45議席前後]
 年金未加入問題をめぐる代表交代のゴタゴタなどで劣勢を伝えられた岡田克也代表(50)率いる民主党。だが、小泉自民党の敵失もあり、民主選対策では、今週半ば時点で「45議席前後」を予想する。

786とはずがたり(2/2):2004/07/02(金) 18:42

  [1人区で善戦]
 まず選挙区。民主党選対関係者は、自信を込めて語る。
 「3年前の前回参院選で、民主党は1人区の獲得議席ゼロだったが、あの異常な“小泉ブーム”の時とは雰囲気がまったく違う。旧来の自民党支持基盤となってきた地方でも、民主党支持のうねりを感じる」
 1人区では青森、岩手、山梨、三重、滋賀、岡山、徳島、長崎、大分での奮戦が注目され、青森、山梨、三重、大分などの4選挙区は優勢。これに数選挙区の上乗せは期待できそうだという。

  [比例区は自民超え]
 2人区以上では「20議席」は堅く、首相3人を輩出して「自民王国」といわれる群馬選挙区(改選2)でも、自民党の議席独占を阻止する勢いという。

 比例区でも自民党を上回る「17、18議席」に届く勢いで、「合計すると45議席前後だが、展開次第で上乗せはできる。党執行部はそのくらいの気迫を持っている」(前出の選対関係者)。

  [公明・11−12議席]
 「選挙区で3議席の完全勝利、比例代表は7議席以上、1000万票の達成」が目標の公明党。
 選挙区は埼玉、東京、大阪の3選挙区に絞り、強固な支持母体をバックに順調な戦いを進めている。
 問題は比例代表。今回改選は7議席だが、前回は約820万票で8議席をゲット。1000万票の達成は厳しいとみられるが、党幹部は「比例で8議席は堅い。うまくドント式の順番がくれば9議席目も」と皮算用。
 つまり、公明党全体では「11−12議席」という分析だ。

  [共産党、社民党ともに苦戦]
 共産党は「比例5議席絶対確保、選挙区の現有7議席維持」が目標だが、比例はともかく選挙区では苦戦中だ。最悪0議席も考えられる。
 社民党は比例代表の福島瑞穂党首(48)、渕上貞雄副党首(67)2人の当落が最大の焦点だ。×  ×  ×
 投開票まで約1週間。年金制度改革法の大逆風もあり、世論調査では小泉内閣の不支持率が支持率を上回る結果が出ている。2日、朝日新聞が明らかにした世論調査でも『比例区で、どの政党・政党の人に投票したいか』の項目でも、民主党(22%)が自民党(20%)を初めて上回った。
 さらに、『小泉首相は国民の感覚に近いか』でも「思わない」が59%と過去最高を記録するなど有権者の“小泉離れ”は加速する。
 このため、小泉首相は「政権選択を問うのは衆院選」と、すでに大苦戦を意識した責任回避の予防線を張り始めた。夕刊フジが入手した極秘データ通り、自民党が50議席台を割り込む事態となれば、退陣は必至といえる。
 ただ、こうした予想獲得議席も、前回56.4%、前々回58.8%という投票率次第で情勢は大きく変わる。選挙結果を左右する無党派層は今回、「小泉ノー」を突きつけるのか。

ZAKZAK 2004/07/02

787とはずがたり:2004/07/03(土) 03:43

面白いっすよ>http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20040702k0000m040070000c.html

自民党のみどりの会議へのクレームは民主党の票を少しでも分散させようと云う試みにまぁ間違いはないのだが…。

参院選:中村敦夫候補HPでパロディー、削除要求を拒否
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20040702k0000m040070000c.html

自民党から抗議を受けたパロディー作品を手に会見するマッド・アマノ氏(右)と中村敦夫氏=東京都新宿区四谷3で1日午後3時10分、尾籠章裕写す

 参院選比例代表に立候補したみどりの会議代表委員、中村敦夫候補が自分のホームページ(HP)に掲載した自民党のコピーのパロディーに対し、同党の安倍晋三幹事長が「事実に反する」などと、文書で削除を要求。中村候補は1日、削除要求を拒否し、逆に安倍幹事長に公開質問状を送った。

 パロディーの制作者はマッド・アマノさん。「リコール!小泉鈍(どん)一郎首相」として、自民党のコピー「この国を想(おも)い この国を創(つく)る」を「あの米国を想い この属国を創る」と皮肉った。6月23日から中村候補のHPに掲載された。

 安倍幹事長は同28日付で、中村候補とアマノさんに「通告書」を送付。(1)パロディーを党は承諾していない(2)事実に反し、党の評価を低下させる(3)小泉総裁と党の名誉を棄損した−−と削除を求めた。中村候補が契約するプロバイダーにも同じ通告書を送った。

 中村候補とアマノさんは1日、そろって記者会見し、「言論表現の自由は何よりも尊重されるべきだ」として削除を拒否した回答書を安倍幹事長に送ったことを明らかにした。同時に公開質問状も送り▽パロディーを政治批評としての表現分野と理解しているか▽「事実に反する」という証拠はあるか−−などを尋ねた。アマノさんは「政治的な言動に制約を加えるような動きがあり、表現の自由が狭められている」などと批判した。

 候補者のHPは公職選挙法で公示後の更新が禁止されており、パロディーは現在も掲載されたままになっている。

 これに対し自民党は「回答書や質問状を見ないと、コメント出来ない」としている。【月足寛樹】

 立教大の服部孝章教授(メディア法)の話

 マッド・アマノさんの作品が、名誉棄損に当たるとは全く思えない。歴史的に見ても言論弾圧は、こうした単なる言葉狩りから始まる。パロディーを許さない社会は、表現の自由を窒息死させかねない。自民党は先日、同党の政策に批判的な学者を出演させた一部の民放番組を「政治的公平・公正を強く疑わせる」と批判した。一連の動きは、ここにきて支持率が下がり始めていることへの危機感の表れなのかもしれないが、この程度でも自民党への批判を許さないという脅しをかけるような態度は、余りにもごう慢だ。
毎日新聞 2004年7月1日 20時12分

788とはずがたり:2004/07/03(土) 04:01

愛知系の支持を得られるのか?なんやったら愛知和男に今野東が帰ってくるまで代打をやって貰ってもイイと思うのだが!?

http://www2.asahi.com/2004senkyo/localnews/TKY200406210226.html
風見極め足場固め <04参院選 みやぎ政党模様(中)>

 一方、菅原氏は元自民党衆院議員の愛知和男氏の秘書から仙台市議になり議長も務めた。自民党県連幹事長代行、自由党県連会長を歴任した。従って、自民党内にも支持がある。とくに愛知揆一、和男、治郎氏の3代にわたる後援組織「愛知会」の支援をどれくらい受けられるか注目する向きもある。和男氏は00年衆院選宮城1区で7万余票を獲得している。

 先月15日の民主党県連大会。参院選の立候補予定者として紹介された菅原氏は「自民党の票を一票でも多くいただけるようがんばる」と、決意を述べた。とはいえ、菅原氏にとって仙台市以外への浸透度は弱く、自民党の壁を突き崩すのは簡単ではない。

789とはずがたり:2004/07/03(土) 04:06

保守に軸足 揺らぐ共闘 <助走04 新潟参院選>
http://www2.asahi.com/2004senkyo/localnews/TKY200406200130.html

 「政権交代」。民主党から比例区で立候補する渡辺秀央(69)は、繰り返す。自民党衆院議員を6期、郵政大臣などを歴任。巡り巡って、今は民主党新潟県連の代表代行。野党共闘の旗印とは裏腹に、選挙戦は保守色を強く打ち出す。その姿は、自らの足跡がもたらすジレンマと戦っているようにも見える。

 ●近藤票は入らない

 「やりにくい選挙だ」

 三条市にある陣営の事務所で幹部はうめいた。自分の名前を書いてもらう選挙は96年以来。導入後2回目の非拘束名簿式は、なじみが薄い。

 それ以上にネックなのが、民主・社民の推薦で新潟選挙区から出馬する近藤正道(57)との連携という。

 近藤は元社民党県議。支持者は当然社民系が多く、保守色の強い渡辺への投票はあまり期待できない。

 社民は同じ比例区で、北信越地区の重点候補を抱える。幹部は「近藤の票は入らない。保守票を取らないと当選はない」とし、自民公認で出馬する田中直紀(64)、塚田一郎(40)の陣営へ切り込む動きも出ている。

 表向き、野党陣営は「選挙区は近藤、比例は渡辺」の方針。街中に張られた渡辺と近藤らの「三連ポスター」には、「政権交代」の文字が踊る。だが、渡辺は水面下で自民系勢力との協力も模索する。

 ●成果ときしみ

 渡辺が中心となって進めた野党共闘。昨秋の衆院選で民主の議席が自民を上回り、民主・社民・労組・市民団体が協力する「新潟方式」は成果を上げた。その一方、渡辺の組織は、きしみを見せ始めていた。

 昨春の県議選、長岡・古志郡区。渡辺は民主の候補を推し、当選させた。後援会「秀央会」は当選の原動力となった。一方で、労組出身の候補に違和感を覚え、距離を置く支持者も出た。

 「票が足りなくてせつねえ。頼む」。元秀央会員は今月中旬、幹部に数十人分の支持者カードを頼まれた。10年ぶり以上の接触だったという。「ちょっと、動きがおかしい」。ある野党関係者は感じている。

 ●見えない手応え

 かつての地盤、旧3区で10万、県内で20万、全体で30万−−。陣営は目標を掲げるが、旧3区での最高得票は90年の約7万2千票にすぎない。陣営は「相当、厳しい戦いだ」と覚悟している。

 渡辺は旧3区の全33市町村に後援会を組織。親交のある首長や系列地方議員などに支持を呼びかけるほか、出身大学の人脈や旧自由党系議員、郵政関係者を足がかりに全国を回っている。

 しかし、党内の得票順で議席の決まる非拘束式だけに、陣営は「手応えは全然分からない」。

 先月21日、三条市内であった「激励する会」に、まな弟子の菊田真紀子衆院議員らにまじり、自民系首長がずらりと並んだ。この時あいさつに立った渡辺は、近藤との共闘を強調した。

 「2人のコンビを国政でも作らせてください」 =敬称略

 (06/19)

790とはずがたり:2004/07/03(土) 04:09
<山梨>輿石氏有利の状況はかくありき。ちゃんと勝ってくれい。

「戦友」 <いま誰を選ぶ 04参院選:上>
http://www2.asahi.com/2004senkyo/localnews/TKY200406130105.html

 「新しいポスターを発注するよ。参ったね」
 23日、明野村の後援会支部組織の集会後、民主党の輿石東氏は、さして参った様子もなくつぶやいた。

 後援会用ポスターには現在、輿石氏と菅直人前党代表が笑顔で並んでいる。その菅氏に年金未加入が発覚して党代表を辞任、小沢一郎氏が代表の就任を承諾、小沢氏の年金未加入が発覚、岡田克也氏の代表就任――。8日間、党中央は大きく揺れた。

 新しいポスターの相手は岡田新代表になる予定だ。「ポスターの相手が誰だろうと一向に構わない」と後援会関係者。余裕の背景には、中央の混乱で逆風が懸念される全国的な状況とは異なる、この県独自の政治力学が働いている。

  □ ■ □

 昭和町で16日にあった輿石氏の選対発足式。恒例の「ガンバロー三唱」による閉会後、会場に残った小沢鋭仁県連代表や県議ら数人が輪を作り、和やかに選挙の打ち合わせを始めた。余裕すら感じさせる雰囲気だった。

 昨年の知事選で山本知事誕生に貢献した「勝ち組」の輿石氏。自分の選挙では優勢との見方が大勢だ。ともに知事選を戦った一部の自民党県議が「本気で戦いにくい」と早々に「戦線」を離脱したうえ、公認候補を立てられなかったのが大きな要因だ。

 だが、課題もある。ある民主党県議は「党勢拡大に力を入れるのもなかなか難しい。ジレンマだ」とうち明ける。

 昨年秋の総選挙。民主党は「マニフェスト旋風」で追い風に乗り、全国で議席を増やした。だが、堀内光雄・自民党総務会長の「お膝元(ひざもと)」、山梨2区は00年に続き2回続けて候補者を擁立できず不戦敗となった。

 小沢鋭仁県連代表は、後援会の会報に「2区での党勢拡大」を明記した。輿石氏の選挙に乗じて自民支持層を切り崩し、大幅な比例票の上積みを目指す。

 ところが、2区選出の堀内氏は知事選ではともに山本氏を推す「戦友」だった。県連関係者の1人は「参院と衆院とで利害が対立しないからこそ成立した『蜜月』。寝た子を起こすのは得策ではない」と堀内氏を刺激することに消極的だ。選挙区選挙で有利に働くはずの輿石氏の「勝ち組」としての立場は、比例票や党勢拡大の面では逆に「障害」となっている。

 加えて、3区も不透明だ。国土交通委員長を務める輿石氏に対し、中部横断道の早期建設を求める首長からは一定の支持が期待できるものの、本来は自民支持層が強固な地盤。参院選だけで勢力を定着させるには至らないとの見方が根強い。前出の県議は「我々が突き崩せる範囲は限られてくる」とうなだれた。

  ■ □ ■

 4月上旬、永田町の党本部で開かれた「公職選挙法講習会」に県連や労組の幹部が顔を並べた。昨年の総選挙では宮城県と比例区東海ブロックで、民主党公認候補の選挙運動をしていた労組幹部らが相次いで公選法違反容疑で逮捕されたことを受けてのことだ。ある県連幹部は、自戒の意味も込めて言った。

 「他(の陣営)よりも油断と選挙違反が怖い」

 (05/27)

791とはずがたり:2004/07/03(土) 04:25
割れる農協票 <注目区04参院選みえ ガチンコ勝負:3>
http://www2.asahi.com/2004senkyo/localnews/TKY200406130164.html

 津市栄町1丁目に、JAグループの団体が入る5階建てビルがある。

 5月31日昼前。その訪問は突然だった。

 4階のJA三重中央会に自民党の谷津義男衆院議員が姿を見せた。肩書は党組織本部長。それ以上に、元農水大臣の経歴がJA役員にとっては重みをもっていた。

 「農政は自民が担っている。民主は都市型。農業政策に中身もない。専門家の皆さんなら分かるでしょう」。応接室に通された谷津氏はJAの役員に説いた。その横で党県連の橋川犂也幹事長が、自民公認で選挙区に立つ津田健児氏の妻を紹介し、切り出した。「何とかなりませんかなあ」

 表向きは、農林業界を代表して比例区から立候補する自民候補への支援要請。しかし、真の狙いは、三重選挙区での推薦取り付けだった。

 自民、民主両党から推薦要請を受けたJA三重中央会の政治団体「県農協組合長会」は3月、自主投票を決めていた。

 JAは本来、自民の有力支持基盤。だが、国会議員の勢力図から、県内では民主が勝る北勢、自民が強い南勢と色分けされる。地域事情を考慮した結果が「全県統一の見解は出せない」だった。

 一方、自民党本部は、01年の参院選で全国27の1人区のうち議席を取りこぼした三重、岩手を「最重点区」に位置づける。推薦が出ていない三重のJAがおのずとやり玉に挙がった。谷津氏を投入し、役員から「出来る限り協力する」との返答を何とか取り付けた。

 谷津氏らは鈴鹿や四日市など、激戦が予想される北勢のJA組合長らも順に訪れた。「玄関の扉は開いた」(橋川氏)と手応えを口にする。

 翻意を促されたJA側は「選挙のことを多く言わなかったが、重く受け止めざるを得ない」と困惑を隠さない。

 ■  ■

 同じビルを5月初め、民主などの推薦で3年前に再選された元JA系団体職員の高橋千秋参院議員も訪れていた。民主公認で立候補する芝博一氏が一緒だった。

 「古巣」でまずあいさつに行った先は、中央会の会長。「表向き、旗は振れません」とだけ、会長は言った。

 「暗黙の了解」(芝氏)を得て、2人は各階の職員の元へ。高橋氏から「兄弟分になるからよろしく」と紹介された芝氏は、一人ひとりと握手をして回った。ビルを出ると、600枚近い名刺がなくなっていた。

 高橋氏の選挙から携わる陣営幹部は「高橋が勝った大きな要因は農協票」と振り返る。今回、あえて高橋氏に割り当てた肩書は「選対委員長」。「メンツを立てなければ」と、JA関係者を引き寄せる戦略だ。

 国会活動の合間を縫って、高橋氏は県内380支店もすべて1人で回る。「津田氏に近い人以外は今回も支持してくれると思う」と言う。

 JA組合長会は00年の補選で高橋氏が初当選した後、01年は、現職議員となった高橋氏とのパイプにも配慮し、自民候補の推薦を見送った。

 「高橋の時は大目に見たが、今回はそれでは困る」。連敗が許されない自民側は語気を強める。

 兼業農家が多い今、「全国的にみても、政治活動が盛んな方ではない」(幹部)という三重のJA。その現実とは裏腹に、組合員11万人を束ねるビルに狙いを定め、激しい票の奪い合いが続く。

 (06/03)

792とはずがたり:2004/07/03(土) 04:31
高橋氏を連合・農協,芝氏を県議・保守系後援会という民主リベラル結集の鏡のような良い傾向だ!!
ちゅーか01年の田名部がごねた時からの俺の持論。他にも広めよう。舟山と斉藤とか前田と浜上とか(これらじゃ昔の名前で出ていますだけど)他でも出来そうなものだ。

会派のメンツ <注目区04参院選みえ ガチンコ勝負:4>
http://www2.asahi.com/2004senkyo/localnews/TKY200406130166.html

 臨時県議会が閉会した5月14日、参院選への立候補で県議を辞職する自民党系会派の津田健児氏が議長室を訪れた。くじ引きで「当選」を決め、新議長に就いたばかりの岩名秀樹氏は、辞職願を手渡す津田氏の手をとって言った。

 「選挙は応援しますから」

 正副議長ポストの改選で、独占を主張する第1会派の自民系と、それを許さない民主系が対峙(たいじ)した臨時議会。自民系の議員団長だった岩名氏は4月末、「強引な手法」を批判されて会派を離脱。民主系に担がれる「ウルトラC」(自民系の幹部)で議長選へ。自民系の山本教和氏を相手に25対25の五分に持ち込んだ。

 あれから20日。会派間対立は余韻を残しつつ、元県議同士の参院議席争いに形を変えている。

 ■  ■

 「参院選もある。もう少し様子をみてもいい」

 津田氏の決起大会に合わせた22日の自民党県連の役員会で、県連会長の田村憲久衆院議員は役員らをなだめた。「党紀委員会で早急に厳正な対処をすべきだ」と、岩名氏を非難する意見が相次いだ後のことだった。

 田村氏の判断を「冷静な対応で、かえって助けられた」と県連幹部は語る。岩名氏の地盤は、県内自治体で人口最多の四日市市。参院選の行方を左右する。県議8期目を迎えた最長老の影響力も多大だ。除籍問題を先送りにすることで、岩名氏に選挙に本気で取り組むよう仕向けた。

 今月2日、6月議会の準備に議会を訪れた岩名氏自身は「選挙? 盛り上がってないな。党がやってることだから、よう知らん」と素っ気ない。

 一方で自民系は、全国の都道府県議会で初めて公明党議員と会派を組んだ。「連係強化に大きな意味がある」(会派の幹部)と、参院選への布石であることを隠さない。

 「比例は公明に」。昨秋の総選挙で津田氏も参院選をにらみ、自民候補に張り付いて訴えていた。12万とも言われる公明票。5月29日、その県本部は、幹事会で津田氏の推薦方針を確認した。

 ■  ■

 「(議長選で)自分の名前を書かなかった津田のために動くわけはない」。民主系の議会関係者は、岩名氏の心中を察する。参院選で支援するのは、3月議会まで会派の同僚だった芝博一氏。混乱含みの自民系を横目に結束を強調する。

 「芝ひろかず代表質問に登壇!」。2月末の新聞朝刊に、B4の広告が県内で70万部折り込まれた。質問日時、テレビの上映時間が書かれ、芝氏の笑顔がはじけていた。

 会派の機関紙「創刊号」だが、芝氏宣伝のための「創刊」だった。費用は400万円超。会派の県議22人が20万円ずつカンパした。「同じ釜の飯を食った仲間意識」という。前代未聞だった。

 連合が主導した3年前の参院選。県議らは「お手伝い役」にとどまった。今回、自前の候補ではない連合が一歩引く一方で、県議らは前へ出た。芝後援会への入会目標は60万人。うち15万人は県議が担った。4月から6月末の公示までは約70カ所で地元県議が集会を開き、芝氏を連れ回す。

 旧社会系、旧民社系、民間労組、官公労などが一緒になって4年。いまだ一枚岩とは言い切れないが、ある県議は言う。「ここまでまとまったことは過去にない。会派のメンツをかけた戦いだ」

 (06/04)

793とはずがたり:2004/07/03(土) 04:34
む,むぅ〜。北川には戻ってきて貰って中川には4区に優遇付きで戻って貰いますかねぇ…

鈴鹿決戦 <注目区04参院選みえ ガチンコ勝負:5>
http://www2.asahi.com/2004senkyo/localnews/TKY200406130167.html

 「9年間の県議時代、北川正恭前知事を支え、改革先進県の先頭に立ってやってきた。三重でできた改革が国でできないはずはない」

 5月25日、鈴鹿サーキット内のホールに集まった約700人を前に、鈴鹿市選挙区の元県議で、民主党公認で参院選に臨む芝博一氏は「北川」を強調した。

 それを聞いた北川氏の有力支持者だった会社役員は漏らした。「北川は終わった人。もはや神通力はない」。さらにこう続けた。「我々は、しがらみを嫌う北川個人の信奉者。労組言いなりの民主はどうしようもない」

 ■  ■

 北川氏は、鈴鹿出身の元自民党衆院議員。かつて鈴鹿は自民の牙城(がじょう)であり、支持者の実態は、北川氏個人を支援する「北川党」だった。

 94年、北川氏が自民党を飛び出して状況は一変。保守本流だった北川党の市議らも一気に非自民にくら替えした。翌年、北川氏が知事選で自民と対決すると、鈴鹿の自民は決定的に壊滅し、1500人ほどいた党員は100人程度にまで激減した。

 その北川氏が知事を辞め、民主の牙城に変わった鈴鹿を去って1年余り。保守回帰への動きも見え隠れする。

 4月27日、自民の参院選候補者・津田健児氏は、県内10の後援会事務所の先陣を切って、鈴鹿の事務所を開いた。約850人が集まり、いすが足りずに帰る人まで出た。

 「最近なら鈴鹿はせいぜい200人。よく集まった」。党関係者は感触の良さに驚く。

 北川氏の引退を好機にしたい自民の牽引(けんいん)役は、初めて臨んだ昨春の県議選で、トップ当選した末松則子氏。元県議会議長の父の支持基盤に縛られず、「足で一から支持者を掘り起こす運動」を展開した。2万票余りを獲得し、2位の芝氏に4千票の差をつけた。

 全県一区の参院選で常にポイントとなるのは、人口の多い鈴鹿と四日市の両市。今回、四日市出身の津田氏側は「鈴鹿で5千票差以内の負けなら全体では勝てる」と意気込み、末松氏の支援を仰ぐ。一方、芝氏側は「地元で1万票差以下はあり得ない」としつつ、津田氏の活発な動きを警戒する。

 ■  ■

 5万9665対1万8301。昨秋の衆院選三重2区で、北川氏の後継の民主現職は、鈴鹿でも自民候補に「圧勝」した。だが、両陣営の感想は、くしくも一致した。「何で鈴鹿で1万8千も出るんだ」

 擁立に手間取った自民の候補者決定は1カ月前。ポスターを300枚張っただけで「何もしないに等しい選挙」(関係者)だった。「それなのに」との思いは強かった。

 「中勢バイパスがいつまでもできんのは、地元の国会議員が民主だから。やっぱり政権政党でないとあかん」。5月中旬、芝氏支援を取り付けに回った関係者は、市南部の農家の言葉に何も言い返せなかった。

 現実には、末松氏頼みの自民に対し、国会議員、複数の県議の後援会、労組と、運動の核が多い民主の優位は変わらない。だが、北川氏という「地元の誇り意識」に支えられて浸透した「改革」の地盤は、主を失い、かすかに揺らぎつつあるように見える。

 北川氏に同調して自民を飛び出した民主系の地元議員は言う。「鈴鹿の票はもう読めない」

(06/05)

794とはずがたり:2004/07/03(土) 04:37
不協和音(対決を前に 04参院選・岡山:1)
http://www2.asahi.com/2004senkyo/localnews/TKY200406130175.html

 「参院選は衆院の各選挙区の勤務評定」「五つの選挙区がどう競い合って票を出すかにかかっている」。5月23日夕、備前市であった自民現職、加藤紀文(55)の時局講演会。主催の党3区支部幹事長の土居通明がとばした異例の檄(げき)に、会場は緊張した雰囲気に包まれた。

 5月初旬にスタートした加藤の選対は、同じ亀井派で前経産相の平沼赳夫の秘書や有力支援者らが中心になって取り仕切る。加藤と平沼は昨年から、合同でポスターづくりや演説会をしてきた。前回改選の98年には、平沼の地盤である衆院岡山3区に限った加藤の得票率は32.7%で、県内平均を3.8ポイント上回り、その強力な後押しを示す。

 その一方で、「一生懸命やっているのは平沼だけ」(中堅県議)と冷めた声も聞かれる。5月22日に久世町を皮切りに始まった加藤の時局講演会の開催地は同月、計7カ所のうち6カ所は県北を中心とする岡山3区内だ。98年に得票率が低かった岡山市など他地域は地元との調整が難航して開催が遅れ気味で、陣営幹部は「地域間の温度差を解消しなければ…」と危機感を募らせる。

 このため、陣営では、平沼以外の衆参議員との連携を急ぐ。かつて、元首相の橋本龍太郎と、加藤の叔父にあたる元農水相の加藤六月が「六龍戦争」と呼ばれる激しい選挙戦を繰り広げた倉敷市では、加藤紀文陣営からの度重なる要請を受け、橋本が地元事務所を選挙まで間貸しすることを決めた。98年も同様の対応をしたとはいえ、古くからの橋本支持者には違和感も残っているとされるが、加藤陣営は「重点地域の一つ、倉敷市で協力できた効果は大きい。岡山市にも波及させたい」と期待している。

   *

 「足並みの乱れを報告しなければなりません」。今年1月31日、岡山市内で開かれた民主党県連定期大会で、県連代表の同党現職、江田五月(63)は険しい表情で切り出した。

 県連は揺れていた。昨年11月の衆院選岡山5区で同党公認で立候補し、自民の村田吉隆に敗れた秦知子が、今年の参院選での比例区くら替え出馬を要望していた。江田の政策秘書(当時)らが、「選挙区の江田と比例の秦が一緒に選挙戦を展開すれば、票の掘り起こしにつながる」とこれを容認する立場をとった。だが、秦は敗れたとはいえ比例での復活当選ラインの次点という健闘ぶりだっただけに、江田ら幹部は「次の衆院選で当選を目指すべきだ」と勧めたという。

 結局、秦の要望は受け入れられず、1月下旬には政策秘書は辞職。秦も定期大会の直前、次期衆院選の出馬辞退と県連副代表の辞任を表明した。これに対し、江田は1月31日、「参院選に向けた離陸の直前で、まだリカバリー可能」とホームページで強調していた。

 しかし、約半年がたった今も、秦が務めていた県連5区総支部の代表は空席のまま江田が代行しており、混乱への対応を巡る不満も消えていない。ある県連幹部は「この混乱で秦が掘り起こした票が逃げかねない。江田の選挙にとってはマイナスだ」と懸念する。江田の推薦を決めた連合岡山の幹部も「組合員がどう受け止めるか不安だ」と困惑する。

 江田は語る。「ごたごたが起きた、という印象は好ましくない。一連の経過について批判があるのなら、甘んじて受けるしかない」

   *

 加藤陣営のまとまりのなさ、江田陣営の混乱について、共産新顔、植本完治(45)の陣営幹部は「自民は選挙が近づけば自然とまとまるだろうし、江田は絶大な知名度があり、ほとんど影響しないのでは」とみており、自陣営への追い風にはならないとみている。現在、植本は県内一円での街頭演説に力を注いでおり、「他党のゴタゴタで票を得ても意味がない。イラク問題や雇用、福祉など政策をきちんと訴えたい」と強調する。

795とはずがたり:2004/07/03(土) 06:07
あんたが云うとブラックジョークやねん
>米沢氏は「労組に頼りすぎ、市民政党に脱却できていない」と宮崎民主党の現状を説明する。

民主、全国唯一公認・推薦なし(問う 04参院選)
http://www2.asahi.com/2004senkyo/localnews/TKY200406250293.html

 24日公示の参院選で、民主党が宮崎選挙区(改選数1)に公認、推薦候補を擁立できていない。「民主不在」の選挙区は全国で宮崎だけ。同党宮崎県連は連合宮崎や社民党宮崎県連とともに、無所属で立候補する新顔の元自民党県議、松下新平氏(37)を実質支援する。自民分裂に乗じる狙いもあるが、「自民王国」で基盤の弱さが根底にある。革新が強い沖縄選挙区では共産党などと共闘しており、二大政党化をめざす民主党の足元のもろさを露呈している。

 1日夕、東京・民主党本部の会議室。同党宮崎県連代表の井上紀代子県議が玄葉光一郎・党選対委員長らと向き合った。連合宮崎幹部も同席した。

 なぜ、候補者を立てられないのか。玄葉氏らの問いかけに、井上氏らは約1時間にわたって事情を説明した。

 宮崎では、01年参院選でも自民系が分裂。「勝機あり」と民主、社民、連合が共闘した。だが、自民票が二分されたにもかかわらず敗れ、今回は擁立の機運は高まらなかった――。こうした説明を党本部側も受け入れ、「自民の議席を減らすこと」を確認して松下氏支援の流れが動き始めた。

 党本部を出た井上氏は「独自候補を出すからついてきてくれ、と(支援団体に)言えればいいが、今の宮崎民主は力不足です」と語った。

 一方、松下氏は「当選しても、今の自民党には復党しない」と表明し、民主党が応援しやすい環境を整えている。

 ただ、昨年の知事選では連合宮崎が推薦した元県出納長が落選。その反省も踏まえ、民主党や連合と松下陣営の双方が「推薦すれば保守票が逃げる」と判断し、自主支援にとどめた。

 具体的な支援は、それぞれの組織が独自の判断で行うという。

 宮崎では、社民党支持労組との分裂などで民主党の基盤は弱い。93年から続く政界再編でも、自民党を離党する国会議員がおらず、自民王国が揺らいでいない。

 民主党国会議員は、衆院比例区で復活当選した米沢隆氏(64)がいるが、選挙区選出は5人とも自民。03年総選挙では、宮崎2区と3区で自民がそれぞれ2人を推薦。民主党県連幹部が「なめられたもんだ」と嘆いた。県議会の勢力も自民32人、社民5人で、民主は3人にとどまっている。

 米沢氏は「労組に頼りすぎ、市民政党に脱却できていない」と宮崎民主党の現状を説明する。

   □

 宮崎選挙区には、ほかに自民現職の上杉光弘氏(62)と共産新顔の馬場洋光氏(35)が立候補を予定している。

 (06/23)

796とはずがたり:2004/07/03(土) 06:09
6年前の因縁(激突! 04参院選くまもと:上)
http://www2.asahi.com/2004senkyo/localnews/TKY200406130139.html

 「こないだは木村さんと戦って負けた。今回は邪魔すると思われるかもしれんが……」。八代市古城町のJAやつしろで5月29日夕開かれた自民党八代支部の総決起大会。元参院議員の浦田勝氏(78)はいったん言葉を切って、叫んだ。「一切そういうことはございません!」

 会場には、農作業を終え、ゴム長靴をはいたまま出席した農業者らが約千人。浦田氏の後ろで、現職の木村仁氏(69)がじっと聞いていた。

 2人には因縁がある。98年参院選の熊本選挙区で、自民は現職(当時)の浦田氏と、新顔の木村氏を擁立した。

 当時は改選数2。県連はダブル当選を狙った。県果実連の会長を務める浦田氏は盟友約10万人を抱える県農業者政治連盟(農政連)など農業団体から、木村氏は商工・福祉団体から支援を受けた。

 ところが、結果的に票は分散した。民主の新顔本田良一氏(64)にトップ当選を許し、木村氏は二番手に回った。浦田氏は落選。県農政連の怒りは激しく、当時の自民県連会長に退陣を迫った。

 木村氏はこの日の総決起集会で、「温かくご指導頂いている」と浦田氏を持ち上げた。陣営の選挙長には県農政連公認の三浦一水・参院議員(今回は非改選)を招くなど、確執の払拭(ふっしょく)に懸命だ。

 県農政連は今回、支援を求めた木村氏に推薦を出した。だが、すんなり決まったわけではない。「推薦したくてするんじゃない」。県農政連の会合では、そんな声も飛び交ったという。あるJA幹部は「(前回選挙で)感情のボタンの掛け違いがある」とみている。

 「木村陣営の票のすくい方はザルになる可能性がある。下から票が落ちるかも」

 98年の選挙で木村氏を全面支援した県商工政治連盟(商政連・約2万人)も、今回は事情がやや異なっている。

 県商工会青年部連合会長の松村祥史氏(40)が自民公認で比例区に出馬を予定しているからだ。「そりゃ、組織内候補の方に力が入るだろう」とみる関係者は多い。

 木村氏は県農政連や県商政連、県医師連盟など約350の団体から推薦を受けた。熊本市内にある後援会事務所の壁は、推薦状で埋まる。企業後援会も約200社に上り、関係者はあいさつまわりに追われている。

 だが、ある自民関係者は話した。

 「他人のふんどしで相撲を取っているうちはダメ。あいさつ回りだけではなく、自分でミニ集会を開くなどしてほしい」

797とはずがたり:2004/07/03(土) 06:11
定数減(激突! 04参院選くまもと:下)
http://www2.asahi.com/2004senkyo/localnews/TKY200406130141.html

 「『支持』ということでよろしいですか」

 熊本市内で5月23日開かれた社民党県連合の国政選対会議。民主現職の本田良一氏から出されていた支援要請への対応を、東すみよ幹事長が切り出した。

 社民党を支援する労組の中には、本田氏に「支持」よりレベルの高い「推薦」を出した団体もある。だが、出席者からは、さしたる異論も出なかった。会議後、森川生朗代表はこぼした。

 「保守色が濃すぎて、政策的に遠い」

 熊本市にある社団法人「県隊友会」の事務所を今春、本田氏が訪ねた。目的は、自衛隊OB約1万人でつくる同会への推薦依頼だった。

 同会は「政治団体でないので推薦は出していない」と断ったが、同会員らでつくる「県防衛を支える会」は自民党支援団体。あるOBは驚きを隠さない。「民主の立候補予定者が推薦願いに来たのは初めてだ」

 熊本選挙区の定数は今回、2から1に減る。本田氏は98年、約30万票でトップ当選したが、保守票が木村仁氏と、落選した浦田勝氏に二分したことにも助けられた。

 両氏の獲得票は計46万票に上ることから、本田陣営は今回、得票目標を46万5千票に置く。連合熊本の労組票を固めつつ、自民の支援団体にも接触し、保守層からの「プラスα」も狙っている。

 「自民以上に自民的な選挙をするのが本田氏。油断は禁物だ」

 自民党県連の島津勇典幹事長は、本田氏個人のネットワークに警戒感を強めている。

 自民と連立与党を組む公明党の動向も、両陣営の関心の的だ。県内の集票力は10万以上、とされる。その動きが「大勢を決する」とみる関係者は少なくない。

 表向きは連立政権の枠組みがあるものの、4月9日に木村氏から出された推薦願に対し、公明はいまだに態度を保留としたままだ。

 そこに、本田氏が動いた。5月24日に熊本市の公明県本部を訪れ、推薦願を提出。本田陣営幹部は「推薦までいかなくても、自主投票になればしめたもの。木村陣営はあわてる」と漏らす。西泰史・公明党県代表は「驚いた。自民党と連立を組んで4年半になるが、民主からの推薦願は初めて。慎重に検討したい」。

 同党にとっても選挙協力は、重要な課題だ。神崎武法代表ら党幹部の年金未納が発覚し、地方議員らは、支持者への釈明に追われた。創価学会の県幹部は「県議、市議はみなピリピリしている」。

 比例区の得票目標は県内15万票という。達成には、選挙区で木村、本田氏の両陣営を支援する「見返り」に、比例区でどれだけ票を取り込めるかにもかかりそうだ。ある公明関係者は語った。

 「最大の関心事は比例の上積み。ギブ・アンド・テークが大原則だ」  (06/09)

798とはずがたり:2004/07/03(土) 15:06
民主善戦の輿論調査で浮かれていたが,民主党地盤の三重で接戦だと他もやばいか?
けど,この辺から最終版で抜き去る方が民主党チックだ。

芝、津田氏が接戦 / 参院選 中盤情勢
http://www.isenp.co.jp/news/_2004/0703/news01.htm

 参院選は中盤に入り、十一日の投開票まで残すところ九日間となった。三重選挙区(改選数一)に出馬の民主党の芝博一氏(54)、共産党の中野武史氏(30)、自民党の津田健児氏(34)=届け出順=の新人三候補は連日、街頭演説などで声を張り上げ、支持浸透に躍起。主要三党が対決する初めての戦いでもあり、県内各地で激戦を繰り広げる。今のところ、「岡田代表のおひざ元として絶対負けられない」と民主党国会議員の票や労組票を固め無党派層に支持拡大を図る芝氏と、現職・斎藤十朗氏の議席死守に向け既存の保守層だけでなく公明党の強力な支援を受ける津田氏が接戦を展開している。各地域の中盤情勢を追った。


 〝大票田〟投票率カギ / 北勢

 芝、中野、津田の三氏とも支持者を固めつつあり、終盤に向けて各陣営とも攻勢を強めている。三氏が地元とする北勢でも、いまのところ、選挙への有権者の関心は低く、投票率が一つのポイントになりそう。

 芝氏は、地元鈴鹿を固め、ほかの地域も新政みえ県議らを介して浸透している。労組系が次第に回転し始め、組織内浸透力に期待がかかる。岡田克也民主党代表は公示後、二度にわたって北勢入り。周囲から「岡田総理」の期待の声が出る中、「絶対に負けられない選挙」として臨んでいる。 <つづく>


 津田氏、松阪でやや優勢 / 中勢伊賀

 どんな選挙でも非常に盛り上がりに欠けるとされ、津市を地盤にする議員ですら「津市民の考えていることは分からない」と嘆く、一番票が読めないと言われる津市は、今回も総じて低調。芝、津田陣営とも動きが鈍く、いずれも終盤にかけて追い込みをかける。

 県庁所在地で官公庁や企業・団体が多く在籍する津市は、官公労を中心とした労組が強く、もとは保守地盤の三重にあって、常に労組と保守が拮抗(きっこう)する土地柄。

 芝陣営にとっては、連合随一の集票力を誇る三教組が推薦したのは追い風。二日に津市で開かれた三教組の参院選決起集会で、前嶌徳男委員長は「三教組の推薦で自民が異常なほどの力の入れように変わった。今後、三教組が勝敗を決定づける」とゲキを飛ばし、「推薦は建前」との周囲の見方を払しょくさせた。芝氏も初めて組合員の前に姿を表し、支援を訴えた。 <つづく>


 芝氏が追い上げ / 南勢東紀州

 三人とも北勢出身ということもあり、盛り上がりを欠いているが、保守層の強い地盤を生かして津田氏がやや優位に選挙戦を展開、芝氏が猛追する。中野氏は苦しい戦い。津田、芝両氏は北勢で激戦を繰り広げているだけに、津田氏陣営は「南勢・東紀州で勝って差をつける」、芝氏陣営は「ここで追い上げて北勢で勝つ」との戦略だ。

 津田氏は、農林水産業や商工業者、建設業者などを中心に票を固める。斎藤十朗参院議員や5区選出の三ツ矢憲生衆院議員の後援会もフルに活用。主に教育問題を訴えるが、この地域、特に東紀州では高速道路建設や地域振興が課題となっており、有権者の共感を得られるか。

 一日に、自民党の安倍幹事長が伊勢市で街頭演説したのをはじめ、今後も閣僚を相次いで同市に投入。無党派層への浸透を図る。

799とはずがたり:2004/07/03(土) 16:25
大分・長崎 民主が猛追 焦点の九州1人区
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040703-00000017-nnp-kyu

 現有議席を自民党が独占する九州の参院選一人区(今回改選数減の熊本、鹿児島を除く)で、強固な保守地盤が揺らいでいる。中でも大分、長崎両選挙区は、苦戦とみられた民主新人が、年金制度改革や自衛隊の多国籍軍参加問題を争点に自民現職を急追。肉薄する民主に、自民が危機感を募らせている。

■肉薄され自民危機感

 「安定した政権与党が改革を進めるために、仲道さんを当選させてください」。大分選挙区の自民現職、仲道俊哉氏の応援に駆けつけた安倍晋三同党幹事長は二日夕、大分市中心部の公園で声を張り上げた。安倍氏はこの日、県内主要五市を遊説。途中で格闘家の小川直也氏も合流した。同選挙区は、仲道氏と民主新人の足立信也氏が激しく競り合う。

 知名度で勝る七十四歳の仲道氏に対し、足立氏は四十七歳の若さを前面に出し、医師経験を基に医療や社会保障制度の抜本改革を訴える。懸念された組織力の弱さも、連合大分を仲介役に民主と社民が協力する「大分方式」の野党共闘を実現させて解消した。

 民主党の岡田克也代表は公示前に続き、四日も再び大分市を訪れ「一万人集会」に臨む。「勝てる選挙でなく、勝たなければならない選挙になった」と同党県連幹部。

 同選挙区には共産新人の小野勝氏(61)らも立候補している。

 長崎選挙区では、三期目を目指す自民現職の松谷蒼一郎氏(76)を、民主新人の犬塚直史氏(49)が猛追する。

 「これだけ追い上げられたらマラソンなら負けだが、自民党は負けられない」と松谷陣営幹部。厳しい戦況をにらみ、当初は距離を置いていた公明党にも配慮を見せ始めた。二日夜、長崎市内で松谷陣営が開いた支援集会。来賓の公明比例代表候補の親族を前に、松谷陣営幹部が「選挙区は松谷、比例は公明候補に」と訴えた。

 六日には安倍晋三幹事長が長崎入り。九日には青木幹雄参院幹事長も佐世保市に来援する予定で、党本部もテコ入れに全力を挙げる。

 犬塚陣営は長崎市で労組員らが集う「一万人集会」を計画。岡田克也代表らの来援も要請中だ。「あと二、三歩の所まで来た。勢いはこちらにある」。陣営幹部は手応えをこう語った。

 共産は新人の原口敏彦氏(42)が支持拡大を呼び掛けている。(西日本新聞)
[7月3日2時37分更新]

800とはずがたり:2004/07/03(土) 16:42
地元経済界に異変=崩れる自共対立−参院選注目区・京都選挙区[20参院選]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040703-00000862-jij-pol

 「過分に引き立てていただいてうれしい」。先月24日夜、京都を代表する企業も参加する日本商工連盟京都地区から初めて推薦を受けた福山は、商工会議所に集まった満場の聴衆を前に頭を下げた。
 府知事選や京都市長選で自民党を支援してきた同連盟京都地区は、これまで国政選挙では特定候補の推薦を控えてきた。その団体が初めて、民主党候補の推薦に踏み切った背後に、京セラ名誉会長・稲盛和夫の影響を感じ取る関係者は多い。
 ◇稲盛が民主支援に
 京セラも同連盟京都地区に加盟する企業で、稲盛自身は旧自由党を率いた小沢一郎の応援団の1人だ。その稲盛は、同党と民主党の合併を機に、昨年秋の衆院選で民主党支援を明確にした。京都経済界に強い影響力を持つ稲盛は、今回も「福山さんに日本を立て直してほしい」と訴える。
 同連盟京都地区は自民党にも配慮して二之湯にも推薦を出した。だが、二之湯陣営の幹部は「福山が商工会議所に500人集めたのは大きなショック」と漏らした。
 福山を推薦した理由を、同連盟京都地区の幹部はこう語った。「2大政党制に近づくことで、日本の政治が浄化されるのはいいこと」。伝統的に京都で強い共産党の勢力をそぐため、自民党を支援する構図は終わったというのだ。
 元自民党幹事長・野中広務の地元である園部町で開いた福山の演説会には約100人が集まり、ちょっとした波紋が広がった。「今までなら、民主党が園部町で演説会を開くなんて考えられなかった」(関係者)。(続)(時事通信)
[7月3日15時31分更新]

801おりーぶの木@1リーグ制反対:2004/07/03(土) 20:26
>>798-799
なんとも判断に困る調査内容ですね。まあ月曜の朝になれば大方概要はつかめるでしょう。

802とはずがたり:2004/07/04(日) 00:04
議員板参院関連スレより

衆参で院内交渉会派・法案提出権を失った社民が民主or共産に靡いてくれるとすっきりする?

自民重点区で苦戦区ではない滋賀、奈良、高知、佐賀、熊本は自民勝利の目途が立ったのか,それとも未だ接戦中なのか?

9 無党派さん New! 04/07/02 23:25 ID:cEZPJj2Y

[共産党・社民党]
法案提出(衆21人以上、参11人以上)
院内交渉会派(衆20人以上、参10人以上)
党首討論(衆参いずれかで10人以上)

共・社ともに衆院に資格なし
非改選共:5、社:3

なので、共産党は
5議席獲得で党首討論・院内交渉会派を維持できる
6議席で法案提出権も維持

11 無党派さん New! 04/07/02 23:28 ID:sN3CXmKn
[自民重点区=激戦1人区]
青森、岩手、秋田、山梨、三重、滋賀、奈良、
岡山、高知、佐賀、長崎、熊本、大分、沖縄

[自民単独調査=落選予測苦戦選挙区]
青森、岩手、秋田、山梨、三重、岡山、長崎
大分、沖縄

104 あおもり New! 04/07/03 23:47 ID:jgY2D1Kk
参院選県内調査、田名部氏リード

 十一日の参院選投票日まで一週間と迫った。東奥日報社は一−三の三日間、本県選挙区の四
候補への支持などについて、県民を対象にした電話による世論調査を行い、取材と併せ情勢を探
った。その結果、民主党現職の田名部匡省候補(69)が衆院六期、参院一期の知名度を生かし、全
県的にリードしている。これを自民党新人の奈良秀則候補(46)=公明推薦=が追う展開となってい
る。社民党新人の井上浩候補(51)、共産党新人の高柳博明候補(34)は支持が伸び悩んでいる。し
かし、調査時点で四割以上の回答者が投票する候補を決めておらず、情勢はなお流動的だ。

803無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/07/04(日) 00:10
参院選県内調査、田名部氏リード
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2004/0703/nto0703_20.asp
 十一日の参院選投票日まで一週間と迫った。東奥日報社は一−三の三日間、本県選挙区の四候補への支持などについて、県民を対象にした電話による世論調査を行い、取材と併せ情勢を探った。その結果、民主党現職の田名部匡省候補(69)が衆院六期、参院一期の知名度を生かし、全県的にリードしている。これを自民党新人の奈良秀則候補(46)=公明推薦=が追う展開となっている。社民党新人の井上浩候補(51)、共産党新人の高柳博明候補(34)は支持が伸び悩んでいる。しかし、調査時点で四割以上の回答者が投票する候補を決めておらず、情勢はなお流動的だ。

 調査結果によると、投票する候補を「決めている」人は37.1%、「だいたい決めている」人は19.2%で、候補決定率は56.3%だった。これに対し、未定は42.2%に上った。

 支持傾向を見ると、田名部候補は地域別、世代別、職業別の多くで優位に立っている。民主支持層の八割程度を固めたほか、自民支持層にもかなり浸透している。共産、公明、社民にも支持を拡大。「支持政党なし」の無党派層からも、四候補の中で特に高い支持を獲得している。

 地域別では青森市、八戸市、むつ市など広範な地域でリード。職業別でも広い層に浸透。年代別では二十代、五十代での支持率の高さが目立っている。

 選挙初挑戦の奈良候補は、自民支持層の四割程度を固めたもようだが、さらに上積みが欲しいところ。推薦した公明の支持層から高い支持を得ている。地域別では、十和田市や西郡などでリードしているほか、出身地の弘前市で田名部候補に肉薄。半面、居住地の青森市や、八戸市では伸びていない。

 農林漁業者からの支持が候補者の中で最も高いのが目立つ。世代別では同年代の四十代の支持が比較的厚い。

 井上候補は社民支持層の四割以上に浸透しているが、無党派層の取り込みが課題。東郡などでの健闘が目立つ。

 高柳候補は共産支持層を現時点でまとめきれていない状態。地域別では中郡、南郡で比較的浸透している。

804とはずがたり:2004/07/04(日) 00:16
>>803
貼り付けようと思ってたとこでした。感謝。
青森は社民の分裂に本人の高齢も有りましたが結構行けるんでしょうかねぇ。
保守地盤だし自民党出身でベテランというのが強いのでしょうか?

805とはずがたり(1/2):2004/07/04(日) 02:29
公明は共産落としで木俣に協力か?
関心低下が懸念。

参院選 本紙世論調査<愛知県・中日新聞>
http://www.chunichi.co.jp/00/ach/20040704/lcl_____ach_____010.shtml

 参院選の投票日(十一日)を前に中日新聞が実施した世論調査結果によると、愛知選挙区(改選数三)では自民新人と民主現職が手堅く支持を広げており、もう一人の民主現職と共産現職が猛追している。誰に投票するかをまだ決めていない人は全体の半数以上で、この層の動向次第で情勢は大きく動く可能性がある。選挙への関心度は三年前の前回参院選や、今回選挙の公示前調査より低く、低投票率が懸念される。政党支持率は自民が民主を上回っているが、比例代表でどの政党(候補)に投票するかでは、民主が自民を引き離している。(文中、候補者名は名字のみで敬称略)

◆選挙区情勢 過半数が候補未定

 浅野と佐藤が順調に支持を拡大している。やや遅れて木俣が追い、八田も浮上を目指す。古井戸は伸び悩んでいる。

 浅野は自民支持層の三割近く、推薦を受けた公明支持層の二割を固めた。女性や五十代以上への浸透度は全候補者中、トップに立つ。尾張や地盤の東三河で優位に戦いを進めるが、大票田の名古屋ではやや苦戦を強いられている。

 佐藤は民主支持層の三割近くを固めた。無党派層への浸透度も他候補よりわずかだが高い。男性の支持は浅野をしのいでトップだが、女性の支持獲得が課題だ。四十代以下では他候補を抑えており、地盤の名古屋市で優勢となっている。

 木俣は、民主支持層の二割の支持を得ているが、浸透度は佐藤より低い。前回、推薦を受けた公明支持層にも一定の浸透を図っている。トヨタ系労組が強い西三河などで優位な戦いを進めるが、名古屋市内はやや伸び悩んでいる。女性の支持は、わずかだが佐藤を上回っている。

 八田は共産支持層の七割以上を固め、社民支持層の一部にも浸透している。男性では伸び悩んでいるが、女性の支持は木俣とほぼ並んでいる。名古屋市内の一部で健闘しているが、地盤の岡崎を含む西三河や東三河、尾張などでの浸透度は高くない。

 自民県連推薦の古井戸は、自民支持層への浸透が図れていない。公明県本部の推薦も受けたが、公明支持層の支持も浅野、木俣に差をつけられている。地盤の半田市がある名古屋近郊ではやや健闘している。

 佐々木と林田は全県的に苦戦している。

806とはずがたり:2004/07/04(日) 02:30

◆政党支持率 『なし』トップ

 政党支持率は(1)自民(2)民主(3)公明(4)共産(5)社民−の順。公示前の調査と比べて大きな変化はない。自民が少し下げ、民主はほぼ横ばいとなった一方で、「支持政党なし」「無回答」の合計は6ポイント増え、半数近くになった。

 自民は男女間で支持率にあまり変わりはないが、民主は女性の支持率が低く、女性票の取り込みが課題。年代別では、自民は四十代以上で強さを発揮、民主は二十代で大きく支持を集めている。

 民主は名古屋で自民を上回る支持を集め、労組が強い西三河などでも拮抗(きっこう)。自民は東三河や町村で強さを発揮している。
 

◆関心度 低投票率の恐れも

 参院選に「非常に関心がある」「少しは関心がある」は計67%で、公示前の調査に比べ6ポイント減少した。前回参院選で同時期に実施した際の計82%と比べると大きく下回った。

 このため前回の投票率の54・27%を下回り、低投票率が懸念される。ただし、近年は「関心度」が「投票率」とそのまま符合しない場合も多い。選挙戦後半の盛り上がりが期待される。
 

◆比例代表 有権者の迷い広がる

 比例代表でどの政党に投票するかでは、民主(候補)が全体の約二割を占め、二位の自民を引き離している。以下、公明、共産、社民と続く。

 民主支持者の多くが「民主党」と答えたのに対し、自民支持者の半数近くは「分からない」と回答。選挙戦中盤でも、まだ迷っている姿がみえる。

 また自民支持者のうち「公明党」に投票するとした人はわずか。選挙区で自民候補者を推す公明は、比例での自民支持者の協力を期待しているが、期待通りには進んでいないようだ。

 社民支持者も、半数以上が投票先を決めていない。公示前の調査に比べ「分からない・無回答」が大幅に増えて半数強を占めており、有権者の迷いが広がっている。

807とはずがたり:2004/07/04(日) 02:32
参院選 世論調査にみる中盤情勢(中日新聞・岐阜・一部省略)
http://www.chunichi.co.jp/00/gif/20040704/lcl_____gif_____000.shtml

◆選挙区 無党派層7割『決めていない』
 衆院の選挙区別では、1、5区で山下候補がリードし、2、4区は松田候補が手堅くまとめている。3区は両候補が横一線の状況だ。
 山下候補は、民主支持者の九割を固めた。都市部や二十、三十代の若年層の支持を得ているが、町村部で伸び悩んでいる。
 松田候補は、自民、公明支持者のそれぞれ六割程度を固めたが、まだ浸透し切れていない。中年層と七十歳以上、町村部での支持が厚い。
 加藤候補は共産支持者の七割をまとめ、地元の5区でも支持を伸ばす。無党派層や都市部での浸透度が今ひとつで、終盤の戦いぶりにかかる。

◆政権交代 『必要あり』過半数

 「政権交代する必要があると思う」と答えた人は過半数の53%で、「必要ないと思う」の36%を大きく上回った。年代別、選挙区別でもすべて上回り、県内有権者が小泉政権に閉塞(へいそく)感を抱き、少なからず不満を感じていることをうかがわせる。

 支持政党別では、民主支持者の93%、共産支持者の75%、自民支持者でも35%が政権交代が「必要」と答えた。
 一方、郡市別の町村部と、職業別の農林・漁業で「必要ないと思う」が上回った。

◆比例代表 自民30%と依然リード

 比例代表で投票する政党は、自民が30%、民主が26%。公示前調査と比べると、自民は3ポイント減、民主は1ポイント増となった。自民は年金問題やイラク問題で厳しい戦いを強いられながら、地力で依然リードを保っている。

 自民支持者のうち自民に投票する人は64%。どの政党に投票するか分からない人・無回答が17%、民主に投票すると答えた人も13%おり、支持者を固め切れていない。対して、民主支持者の75%が民主への投票を決めている。

 自民が、ばらつきはあるものの1−4区でリードし、5区は民主が上回っている。

 その他の政党では、公明が6%、共産が5%、社民が5%など。前回調査に比べ、公明、社民とも各1ポイント伸ばしている一方、共産は1ポイント減少し、わずかだが下降した。
  =文中の数字は小数点以下四捨五入

◆関心度 無関心層は依然3割  

 参院選への関心が「ある」と回答した人は、公示前の調査とほぼ同じ約72%。このうち「非常に関心がある」は32%で、前回より約5ポイント上昇した。「少しはある」は40%で約4ポイント減った。公示前から多少なりとも関心があった有権者が、選挙戦に入って、徐々に関心を高めている状況がうかがえる。

 一方、「あまり関心がない」「全くない」は計28%で、前回調査時とほぼ同数。有権者の三割程度は、参院選そのものに関心を抱いていない。

808とはずがたり:2004/07/04(日) 02:39
宮城スレより。
元愛知会所属の菅原を自民党の治郎が菅原を応援できないから和男とと役割分担は想像が付くが,あとは何処までホントやら。

137 無党派さん New! 04/06/29 19:51 ID:bak1Oa8P
本間は菅原を支援している。

もしかして菅原当選もあるか?

市川落選はあるか?

138 無党派さん New! 04/07/01 07:02 ID:cx2vs77S
愛知治郎は市川を応援、愛知和男は菅原を応援しているそうだな。

141 無党派さん New! 04/07/03 07:22 ID:Zee+t9RV
桜井のバックには鎌田さゆり、菅原のバックには岡崎トミ子がいます。

809とはずがたり:2004/07/04(日) 03:40
誰も自民の圧勝を疑わないものの,時折名が出る佐賀情勢

(下)自民党<佐賀県>
http://www.saga-s.co.jp/pub/hodo/saninsen2004/news/rensai/shido3.htm

 5月1日午後、自民党県連会館で始まった代表役員会は、1時間で終わった。焦点の会長人事は、県議の本山光二氏(75)を推薦することであっさり決着。会場から出てきた県連幹部は「懸案の1つは整理ができた」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。
■特有の火だね

 県連会長は1957年から40年間、県議が務めていたが、95年の参院補選の公認候補選考に絡んで県議団が分裂。事態収拾のため、参院議員の陣内孝雄氏に会長を要請した経緯があった。その補選で当選したのが改選を迎える岩永浩美氏(61)だ。

 今回、県議団(33人)は国会議員から会長職の〝禅譲〟を望み、当初は慎重姿勢だった国会議員団も異議を唱えなかった。事がスムーズに運んだ背景には「内部でゴタゴタしている場合ではない」(県連幹部)という危機感があった。

 全国的に自民の「順風選挙」といわれる参院選。県連の体裁も一応整うが、県内では〝特有〟の火だねを抱える。

 陣内氏が昨年9月、県連会長辞任に追い込まれたのは佐賀商工共済問題から。被害者らの厳しい視線は今も、幹部が歴代理事長を務めた自民に向く。県議団は調査会をつくり〝身内〟の陣内氏から事情聴取するなど非難の回避に懸命だが、被害者の会は厳正な調査を求めて内容の公開を申し入れるなど「信任」を得るには至っていない。

 さらに影を落とすのが諫早湾干拓事業の中・長期開門調査問題。「これまで県の国会議員は何をやっていたんだ」。4月30日、調査の実施を求めるデモに参加した40代の漁業者は怒りと不信感をあらわにした。

 県有明海漁連(組合員約2,900人)は昨年、早々と岩永氏の推薦を決めた。だが、ここに来て農水省の「調査見送り」方針に、漁業者の怒りの矛先は与党・自民に向けられ始めた。

 公共事業を推進、地方に〝恩恵〟をもたらしてきた自民が、止められない事業の存在に「どうにかならないか」(県議)と嘆きを漏らす。

■揺れる選挙協力

 佐賀市の公明党県本部を自民県連幹部が、選挙協力のあいさつに訪れたのは4月30日。自民候補が劣勢とされた衆院補選埼玉8区で公明は組織力を発揮、あらためて存在感を見せつけた。99年の自自公連立以降、県内でも常に自民を支援している。

 だが、自衛隊のイラク派遣には支持母体の創価学会の会員有志が反対の署名活動をするなど、強硬路線を取り続ける小泉政権への追随に疑問の声も上がり、「平和」政党の内部も微妙に揺れる。

 19連勝中の「常勝政党」。だが、党内外に抱える悩みは多く、深い。
(中島義彦、福井寿彦、坂田勝次が担当しました)

810とはずがたり:2004/07/04(日) 04:55
思わず朝刊3紙も買ってきてしもた

1人区など
●日経 約半数が優位に立つに止まっている
●共同 「民主」が互角。青森・岩手・沖縄で優位。山梨・滋賀・岡山・大分などで支持を集め,三重・香川・高知・長崎などで激しく競る。神奈川・東京・愛知で2議席確保も視野に入れる。
「自民党」は富山・石川・鳥取・島根・鹿児島などで議席を着実に固めつつあるが,優勢と見られていた山形で民主に追い上げられるなど厳しい戦い。
●朝日 「民主」は青森・山梨・三重・滋賀・奈良・岡山・大分の7選挙区で優勢な他,秋田・沖縄でも推薦候補が安定した戦い。東京・神奈川では2人が当選圏内。
「自民」は大阪でも安全圏に入っていない。山形・富山・石川・福井・和歌山・鳥取・島根・徳島・鹿児島の9選挙区で優位。
「公明」は埼玉・大阪で当落線上

社民党
●日経 比例代表は二ー三議席の攻防
●共同 2議席確保が瀬戸際(福島の当落が最大の焦点とも)
●朝日 2議席程度が見込まれる

無所属
●日経 確実が5議席以上(新潟とあとどこだ?)
●共同 青島・宗男・辻元が健闘とのこと
●朝日 4〜6〜7

811とはずがたり:2004/07/04(日) 06:43
社民は今回圧勝しちゃうかも(比例2議席+新潟1で既に改選議席を上回ってます…)と云うのが俺の恐れだったんだけど早速又市氏がなんか云ってるよ…

民主、自民を上回る勢い 比例第1党は確実、参院選
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040704-00000003-kyodo-pol

 共同通信社は第20回参院選について1―3日の3日間、全国の有権者を対象に電話世論調査を実施、取材を加味した上で、情勢を探った。民主党は比例代表で第1党となるのは確実で、選挙区でも自民党と互角の戦いを進めており、計50議席台に乗せ、改選38を大幅に上回る勢い。自民党は27ある1人区の約半数で民主や無所属候補にリードを許すか、接戦となっているうえ、比例代表では過去最低の1998年の14議席と同水準まで落ち込みそうで、小泉純一郎首相が目標とする51議席(欠員の鹿児島選挙区を含む)の改選割れもあり得る情勢だ。
 公明党は改選10議席を固め手堅い戦い。共産党は改選15議席を大きく減らしそうで、社民党も退潮傾向に歯止めがかからない状況だ。
 調査では約4万3600人から回答を得た。(共同通信)
[7月4日5時36分更新]

議席増に自信 又市社民幹事長
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040704-00000009-san-pol

 社民党の又市征治幹事長は三日、参院選情勢について「比例代表では三つ確実にいけそうだという感触が出てきた。選挙区は新潟、沖縄などに重点的に対処する。比例四議席、選挙区三議席という目標達成に明るい展望が開けつつある」と述べ、議席増に自信を示した。大阪市内のホテルで記者団に語った。(産経新聞)
[7月4日3時5分更新]

812名無しさん:2004/07/04(日) 10:02
中日新聞の朝刊によると、香川・高知・佐賀で逆転、
北海道・東京では民主の二人目と自民が競り合う情勢だとか…

こうも中間情勢で民主好調だと反動が心配
ベストは、中間情勢で「自民過半数か(56前後)」→無党派が民主に流れる、公明が手を抜く
だったんですが

813名無しさん:2004/07/04(日) 10:05
昨日時点での私の予想は、自民50(34+16)、民主50(31+19)、公明(3+8)、共産3(0+3)、社民2(0+2)、無5だったのですが…
思った以上に差が付いていますね。民主党は、この勢いを大切にして、55議席くらいを獲得し、秋の臨時国会で解散・総選挙に追い込むべきでしょう。「参院選で勝って、小泉首相の首を取った。万々歳!」ではいけません。それは、試合では負けたのに満塁本塁打を打ったからといって喜んでいるようなものです。あくまで与野党交代が目標ならば、小泉首相の居座りも望むところでしょう。

814とはずがたり:2004/07/04(日) 10:08
俺もそれが非常に心配です>反動が心配
自民党締め付け・公明党全面支援→自公圧勝(゚Д゚)マズーとなりはしないかと…

ここで勝利して解散総選挙へ持ち込んで欲しいですねぇ。
自民は小泉を辞めさせて塩崎とかを持ってきたりしますかね?

815おりーぶの木@1リーグ制反対:2004/07/04(日) 10:14
>>812
>北海道・東京では民主の二人目と自民が競り合う情勢だとか…

嘘でしょ?

816おりーぶの木@1リーグ制反対:2004/07/04(日) 10:16
でも朝日によると民主2人(東京)は有力らしいから驚かないが北海道は驚きだわな。
鈴木宗男に食われてるの?保守票?

817とはずがたり:2004/07/04(日) 10:16
おはよっす。
なんか議員板もプチ祭り状態。俺もレスしてる内にこの時間で寝てません…。

818とはずがたり:2004/07/04(日) 10:18
宗男は少々出遅れみたいです。あとの3人で2議席を取る感じですかね。

819おりーぶの木@1リーグ制反対:2004/07/04(日) 10:18
無党派さん、とはさん、おはようさん。
俺は投票率しだいだとにらんでます。50%後半だと地すべり的な結果が待ってるでしょうね。
新潮社の記事であった自民41は十分ありうるのではないでしょうか?

820おりーぶの木@1リーグ制反対:2004/07/04(日) 10:19
>>818
いや、当選はありえないでしょうが自民党の票を食ってるおかげで民主独占も視野に入ってきたのかなぁと・・・

821813:2004/07/04(日) 10:23
朝日新聞によると、北海道では、宗男は無党派層・若者の間で支持率が高いようです。峰崎は労組系の票を浚うとして、保守票を中川・西川・宗男で食い合えば、激戦になりますね。
東京は、もしかすると、レンホウ、沢、小川、青島という結果だったりして!?
しかし、自公系組織の引き締めより、無党派層の雪崩現象が誘発される可能性のほうが高いですね。

822とはずがたり:2004/07/04(日) 10:24
そんな感じでしょうねぇ。

それにしても先週の自民党の軌道修正ッぷりは自民不利を示してたんですねぇ。未だ信じられないけど…

823おりーぶの木@1リーグ制反対:2004/07/04(日) 10:24
■2004参院選 道内の情勢 バックナンバー

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道選挙区 中川候補、峰崎候補を西川候補、鈴木候補が猛追 比例代表は道内で民主トップ  2004/07/04 10:14
 十一日投開票の参院選に向け、北海道新聞社は一−三日の三日間、北海道新聞情報研究所に委託し、全道の有権者を対象にした世論調査を行い、その結果に本社の独自取材を加えて情勢を探った。道選挙区(改選数二)では、自民党の中川義雄候補と民主党の峰崎直樹候補の現職二人を、民主党新人の西川将人候補と無所属新人の鈴木宗男候補が激しく追う展開となっている。一方、比例代表で投票する政党では民主党がトップで、自民党を引き離している。

 調査時点で、投票する候補を決めていない人が、なお四割以上おり、この投票動向や投票率によって情勢が大きく変化する可能性がある。

 党農林水産部会長の中川候補は一次産業関係者の支持を固めているほか、五十代以上に幅広く浸透している。女性の支持も七候補中最多の約二割を獲得している。

 峰崎候補は連合北海道の支援を受けた組織型選挙を展開し、職業や地域に偏りなく浸透している。無党派層の支持も他の候補をややリードしている。

 西川候補は三週間前に行った前回調査に比べ、民主党支持層で支持を伸ばしている。町村部での広がりは少ないが、札幌や出身地の旭川など都市部で健闘している。

 鈴木候補は公明、自民両党支持層にじわじわと浸透しており、商工業や建設業などに食い込みをみせている。地域別では、地盤の道東などで支持を広げている。

 共産党新人の岡千陽候補は、札幌圏で善戦しているものの、全道的な広がりになっていない。社民党新人の山内恵子候補は、支持が伸び悩み苦戦している。維新政党・新風新人の千代信人候補は独自の戦い。

 争点では、全体の57・4%が「年金・福祉など社会保障」と答え、前回調査と同様、有権者は年金問題に高い関心を示している。以下、「景気対策」(14・9%)、「雇用対策」(8・5%)「自衛隊のイラク派遣など安全保障問題」(7・0%)の順。関心度では、「関心がある」「少しは関心がある」と答えた関心派は前回調査より3ポイント増の77%となった。

824おりーぶの木@1リーグ制反対:2004/07/04(日) 10:28
>>821
>しかし、自公系組織の引き締めより、無党派層の雪崩現象が誘発される可能性のほうが高いですね。
すべては投票率なんですよ。組織引き締めといったところでそれが溶解してるからこんなざまであるわけで、巻き返せるとしたら50%以下の投票率で学会票が自民党議員のためにフル回転しない限り厳しいでしょう。
98年のような高投票率ならばうそぉ!と叫んでしまうほどの現象が起こるのは間違いない!

825とはずがたり:2004/07/04(日) 10:28
>>821
ひょっとすると4人区での単独擁立の自民党落選劇なんてのも見られるかも知れませんね。将に雪崩現象。

826とはずがたり:2004/07/04(日) 10:32
しのぎ削る植松、山内氏-参院選情勢
http://www.shikoku-np.co.jp/news/administration/200407/20040704000039.htm

県内国政選挙で党初の女性公認候補となった植松は、「自民党独占の打破」を訴え、民主支持層の七割超、社民層の約六割を固めるほか、自民、公明支持層にも食い込んでいる。無党派層でも三候補のうちトップの約三割から共感を得ている。

年代別では、二十―三十歳代からの支持が高く、男女別では男性の支持率がやや上回っている。職業別では、自由業、事務・技術職に浸透している。

二度目の当選を目指す山内は、「香川の安心づくり」をスローガンに六年間の活動をアピール。序盤戦はやや盛り上がりに欠ける面もみられたが、中盤から党組織や各種友好団体との連携が本格化。一層の票固めを図っている。

保守層を中心に、地域別、性別、年齢別とも支持にばらつきは、あまりみられない。五十歳代以上で支持を集めるほか、政党別では自民の六割、推薦を受ける公明の五割を固めている。
近石は共産支持層の約七割を固め、社民層にも食い込む。ただし、無党派への拡大には至っていない。二十歳代の支持は山内を上回るものの、水をあけられている。
選挙への関心度は、「非常にある」「少しはある」を合わせた関心ありが71・8%。前回参院選(78・2%)は下回るものの、前々回を13ポイント上回っており、過去二回連続で54%台だった投票率の行方が注目される。

827おりーぶの木@1リーグ制反対:2004/07/04(日) 10:33
後は大敗の影響によって小泉退陣を恐れる有権者がどれだけいるかにかかってますね。
そう考えると巻き返しもありうるな。

828とはずがたり:2004/07/04(日) 10:33
鈴木氏が優位な情勢/参院選・秋田魁新報社世論調査
http://www.sakigake.co.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20040704b

 第20回参院選は、11日の投開票まであと7日。秋田魁新報社は1―3日の3日間にわたり世論調査を実施し、取材情報を加えて、本県選挙区(改選数1)の情勢を探った。その結果、無所属の新人鈴木陽悦候補(55)が推薦を受けた民主、社民に加え、その他の政党の支持層や無党派層からも支持を集め、県内ほぼ全域で優位に立っていることが分かった。自民党の現職斉藤滋宣候補(51)は地盤の能代山本を固めたほか、推薦を受けている公明支持層もまとめ、巻き返しに懸命だ。共産党の新人今川和信氏(39)は伸び悩んでいる。しかし3割が誰に投票するかをまだ決めておらず、この層の動向によっては情勢に変化もあり得る。

 鈴木候補は、小泉改革や年金制度改革関連法への批判を繰り広げるとともに、元アナウンサーという高い知名度を生かしながら、きめ細かい運動を展開している。

 推薦を受ける民主、社民両党のそれぞれ7割以上を固めたほか、無党派層の3割強の支持も得ている。自民支持層の一部も取り込んでいる。地域別では、特に県央部で高い支持を得ているほか、県南部、県北部でも順調に支持を拡大し、全県域で浸透している。年代別では、高齢者を除く全ての層に支持を広げ、職業別では商工業関係者の支持が高い。ただ陣営は「知名度が投票に結び付かなければ意味がない」と上滑りを警戒する。

 斉藤候補は250団体から推薦を受けたほか、国政で連立を組む公明党と連携するなど、組織を中心にした選挙戦を繰り広げている。

 推薦を受けている公明支持層の6割をまとめたものの、自民支持層は半数程度しか固まっていない。地域別では、地盤の能代山本地域で4割近い支持を受けている。しかし、無党派層が多いと言われる県中央部や、保守の地盤とされる県南地区での伸び悩みが目立つ。陣営は各組織を引き締め直すなど巻き返しに出るとともに、6日には小泉純一郎首相が再度来県するなど党本部とも連携して、てこ入れを図る。

 今川候補は、期待する共産党支持層のうち、取り込んでいるのが半数程度にとどまっているほか、無党派層の支持もいま一つ。地域別では、県中央部と県南部で比較的支持を拡大しているが、全県的には伸び悩んでいる。終盤戦に向けて、票の上積みに懸命だ。

(2004/07/04 09:26)

829おりーぶの木@1リーグ制反対:2004/07/04(日) 10:34
>>826
ここどこの選挙区でつか?えっ香川!?ありえなーい(笑)

830とはずがたり:2004/07/04(日) 10:36
>>827
そういう連中には「参院選は政権選択選挙ではないから」と…。

831おりーぶの木@1リーグ制反対:2004/07/04(日) 10:38
>>830
まあそうなんですけどこの情勢ではかなりの惨敗もありえますから、結果次第では退陣は免れないわけで・・・

832とはずがたり:2004/07/04(日) 10:39
>>829
香川・秋田も実は共通点があって①社民党が強い,②で,今回共闘がなったと云う点です。
秋田は前から民・社共倒れが目立ってたので今回割と普通に期待してましたが,香川は民主公認で社民が取りたてて支持しているわけでもなく無党派受けしそうな感じに期待,だったんですが今ん所なんと名前が前に書いてあると云うことは堂々の植松女史優勢と言う事みたいですねぇ。信じがたい〜。

833とはずがたり:2004/07/04(日) 10:42
>>831
特に公明党は自公で過半数の方が影響力を行使できて良いでしょうけど,惨敗だと与党の旨味そのものを失いかねないと一方的支援に応じる可能性もありますしねぇ。難しいところです…

834おりーぶの木@1リーグ制反対:2004/07/04(日) 10:45
>>832
なるほど、社民票と候補者個人の魅力か・・・ここで勝つことになると恐ろしい数字が出るぞ。
>>833
投票率ですわな。何度も言いますけど。さて用があるので出かけてきます。

835とはずがたり:2004/07/04(日) 10:46
参院選 大分は激戦 本社世論調査
http://www.oita-press.co.jp/read/read.cgi?2004=07=04=668572=chokan

参院選は十一日の投票日まであと七日。大分選挙区(改選数一)では、現職と新人の計四人が一議席を目指してしのぎを削っている。大分合同新聞社は一日から三日までの三日間、県内全域を対象に電話世論調査を実施。調査結果と独自の取材で得た情報を基に終盤の情勢を探った。大分選挙区は民主党新人の足立信也氏と自民党現職の仲道俊哉氏が激戦を展開。足立氏は連合大分を軸にした民主、社民両党の選挙協力と、民主党への全国的な”追い風”に乗って急速に浸透。主に市部で優位に戦いを進める。仲道氏は党や個人後援会による組織選挙で、郡部を中心に浸透。現職の知名度を生かし、公明党の協力も得ながら、支持固めに全力を挙げる。ただ、調査対象者の三分の一以上が「まだ投票する人を決めていない」としており、残る七日間の戦い方が勝敗の行方を左右しそうだ。

 地域別に見ると、足立氏は大票田の大分市でリードし、別杵・速見地域や豊肥・久大地域でも優勢。仲道氏は県北・国東地域で優位に立っているが、都市部ではやや苦戦を強いられている。

 政党支持層ごとに見ると、足立氏は民主、社民両党支持層の80%以上を固め、自民党支持層の一部にも食い込む。一方、仲道氏は自民党支持層を十分に固め切っておらず、推薦を受ける公明党支持層の間でも広がりはいまひとつ。「支持政党なし」層の支持は足立氏が仲道氏を上回っている。

 男女別では、女性の支持は仲道氏の方が厚く、足立氏は男性の支持が多い。

 年代別では、足立氏は二十歳代から五十歳代までの幅広い層で仲道氏を上回る支持を得ている。仲道氏は七十歳以上の支持率が足立氏を上回っているが、六十歳代では足立氏とほぼ並ぶ。

 職業別では、足立氏は管理職の60%以上の支持を得ているほか、事務・技術職、自由業、その他・無職などからの支持も高い。仲道氏は農林漁業で50%以上の支持を得ているほか、商工・サービス業、専業主婦の支持が足立氏を上回る。

 二大政党化の流れの中で、共産党の小野勝氏は伸び悩み気味。地域別では別杵・速見地域での支持率が比較的高く、年代別では二十歳代の支持率が高い。職業別では特に商工・サービス業の支持を得ている。

 投票する候補を「決めている」「だいたい決めている」と答えた人は64・4%。調査方法が異なるため単純に比較できないが、前回(二〇〇一年)の参院選時と比べて約10ポイント少なくなっている。

調査の方法  一日から三日までの三日間、県内の有権者を対象にRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で実施した。電話番号をコンピューターで無作為に発生させて電話をかける調査法で、電話帳に番号を載せていない有権者にも調査ができる。今回、無作為に発生させた番号のうち、実際に有権者がいる世帯にかかったのは千百六十八件。うち九百十七人から回答を得た。なお、この調査はあくまでも調査時点での情勢分析の参考にするためのものであり、当落を予測するものではありません。

836とはずがたり:2004/07/04(日) 10:47
ここは江田氏安泰とは行かず肉薄のようですね。

江田氏先行 迫る加藤氏 2004参院選 県内有権者世論調査
http://www.sanyo.oni.co.jp/34news/2004/07/04/20040704101736.html

 今年最大の政治決戦となる第20回参院選は、11日の投票まであと1週間に迫った。改選議席が2から1に減った岡山選挙区は、自民、民主の現職が生き残りをかけ、共産新人も絡むかつてない激戦。同選挙区の情勢について、山陽新聞社は1〜3日の3日間、有権者意識を探る世論調査を行い、取材データを加えて分析した。知名度で先行する江田五月氏に加藤紀文氏が肉薄し、予断を許さない展開。植本完治氏が続く。この時点で投票する候補を決めていない有権者が34・2%おり、接戦は最終盤までもつれ込みそうだ。

(2004年7月4日掲載)

837とはずがたり:2004/07/04(日) 10:48
>>834
いってらっしゃい。
俺もそろそろ眠りたいが,腹も減ったな…

838812:2004/07/04(日) 10:54
webに出たので転載します
http://www.chunichi.co.jp/00/sei/20040704/mng_____sei_____002.shtml
民主、自民上回る勢い

 第二十回参院選の投票を十一日に控え、本社は三日、全国世論調査と取材結果をもとに、選挙区と比例代表の情勢を探ったところ、自民党は比例代表で民主党に大きく離された上、選挙区でも民主党にリードを奪われており、勝敗ラインの五十一議席を割る可能性も十分あるという結果が出た。一方、民主党は五十議席台をうかがい、自民党を上回る勢いだ。ただ、調査では四割程度の有権者が投票態度を決めておらず、情勢が大きく変動する可能性はある。

 改選されるのは、選挙区七十三、比例代表四十八の計百二十一議席。

 自民党は、改選二−四議席の複数区で候補者を原則一人に絞り、少なくとも二十議席を確保し、伝統的に自民党が強い一人区で勝負をかける戦略だ。ところが、北海道や東京では、民主党の二人目の候補と自民党が激しく競り合う情勢で、この基本戦略が狂う可能性もある。

 一人区でも、民主党が攻勢に出ており、公示前は自民優勢とされていた香川、高知、佐賀で形勢を逆転している。また、自民党が議席を有する秋田、長崎、大分や減員区の岡山でも、民主党や同党推薦の無所属候補が議席を奪う公算が大きくなっている。

 比例代表では、民主党が自民党を抜いて第一党となる可能性が高く、この差も全体の議席数の差に大きく影響しそうだ。

 公明党は埼玉、東京、大阪の三選挙区で当選圏内に達しており、比例代表も七議席以上を固めつつある。六年前の参院選で躍進した共産党は、現有する七選挙区の議席維持は困難な情勢で、比例代表で四議席を確保する見通し。社民党も比例代表のみの議席確保となりそうだ。

 政党推薦のない無所属候補では、東京の青島幸男前東京都知事が善戦、北海道の鈴木宗男、大阪の辻元清美両元衆院議員が健闘している。

 【注】各党の獲得議席は、共同通信社と本社を含む加盟社が6月30日−7月3日に実施した全国電話世論調査(約4万3600人から回答)の結果や、本社の取材結果を総合して予測した。

839とはずがたり:2004/07/04(日) 10:57
>>838
情報感謝っす。
青島の「善戦」とは当選圏内を伺い,「健闘」とは当落線上と云うのでしょうかね?

840とはずがたり:2004/07/04(日) 10:59
ここでも差は僅差か。

参院選岩手選挙区の終盤情勢
http://www.iwate-np.co.jp/news/y2004/m07/d04/NippoNews_10.html

 第20回参院選は11日の投票日まであと1週間となり、岩手選挙区(定数1)は民主、共産、社民の各党公認候補と自民、公明、無所属の会が推薦する無所属候補の新人4氏が激戦を繰り広げている。岩手日報社が1−3日に実施した電話世論調査と参院選取材班、各支社局網の分析による情勢は、主浜了氏が民主党支持基盤を固め、支持を広げる勢い、高橋洋介氏は自民、公明など各組織を軸に浸透を図り、激しく迫っている。竹花邦彦氏は支持労組を手堅くまとめて集票を目指す。若山明夫氏は政策中心の戦いで上積みに懸命。世論調査では、33%の人が投票する人をまだ決めておらず、今後の選勢の鍵を握りそうだ。

 主浜氏は、県選出国会議員、県議らがフル回転。ミニ集会や少人数の街頭演説をこなすきめ細かな戦術を徹底している。無党派層を意識し、年金問題を前面に出すなど、さらに動きを加速させる構えだ。

 民主党県連代表の達増拓也衆院議員の地盤・衆院1区で優位に立つほか、2区も自民党の基盤に食い込む勢い。民主支持層の約8割を固め、自民、社民支持層の一部も取り込んでいる。

 高橋氏は、公認同様の支援態勢の自民党を核に、幅広い陣容で構成した選対が組織的に支持固めに動く。安倍晋三自民党幹事長、神崎武法公明党代表ら推薦各党の幹部が連日のように来県、盛り上げを図っている。

 民主党の厚い地盤である衆院4区は出身地北上市を中心に、ほぼ互角の戦い。逆に2区でやや出遅れ、守りの選挙を強いられている。公明支持層の約7割、自民支持層の約6割をまとめた。

 竹花氏は、平和環境県労組センターを母体に各労組が連携し運動を展開する。憲法、教育基本法の改悪反対、福祉の充実などを前面に、比例代表候補や社民党県議3人と連動し、支持拡大を図る。

 党支持層の7割以上を固めているが、無党派層への浸透が伸び悩み気味なのが課題。地元の宮古市など沿岸部を重点地区に位置付け、都市部でも浮動票の獲得に躍起となっている。

 若山氏は精力的な街頭演説や個人演説会などで、年金問題やイラクからの自衛隊撤退など共産党の政策を丹念に訴えている。民主党が唱える消費税増税にも反対の立場を強調し、自民・民主の二大政党との違いを鮮明にする。

 党の支持層の約7割を固めている。今後、無党派層の多い都市部での訴えを強め、支持の掘り起こしに全力を挙げる。

841とはずがたり:2004/07/04(日) 11:02
>>816-823
北海道スレより

592 無党派さん 04/07/04 08:59 ID:K/GJKW/b
共同は
中川>峯崎>>西川>>鈴木の順番。

毎日は
峰崎>>中川>西川>>鈴木の順番。

ぽいな。中川、峰崎、西川の3つどもえの戦いか?
予断を許さない展開だね。

842香川県民:2004/07/04(日) 12:59
香川は事前の予想よりも民主の植松候補が支持を伸ばしていて予断を許さない状況です。

しのぎ削る植松、山内氏-参院選情勢
http://www.shikoku-np.co.jp/news/administration/200407/20040704000039.htm

年金制度改革、イラク問題を二大争点とする第二十回参院選は、十一日の投票日まであと一週間となった。
四国新聞社は今回の選挙に対する有権者の動向をつかむため、一―三日の三日間、世論調査を実施。集計データにこれまでの取材で得た情報を加え、終盤に向かう選挙戦の情勢を分析した。
現職、新人の三氏が一議席を争う香川選挙区は、民主新人の植松恵美子(36)と自民現職の山内俊夫(57)が激しくしのぎを削る。
植松は無党派層や若年層の支持を得て勢いに乗り、山内も保守地盤をバックに手堅く戦いを進めて争っている。共産新人の近石美智子(56)は苦戦を強いられている。
ただ、調査時点では、約35%の有権者がまだ意中の人を決めておらず、各陣営の今後の戦いぶりや投票率の動向が、当落のかぎを握りそうな情勢だ。(文中敬称略。)

県内国政選挙で党初の女性公認候補となった植松は、「自民党独占の打破」を訴え、民主支持層の七割超、社民層の約六割を固めるほか、自民、公明支持層にも食い込んでいる。
無党派層でも三候補のうちトップの約三割から共感を得ている。
年代別では、二十―三十歳代からの支持が高く、男女別では男性の支持率がやや上回っている。
職業別では、自由業、事務・技術職に浸透している。

二度目の当選を目指す山内は、「香川の安心づくり」をスローガンに六年間の活動をアピール。
序盤戦はやや盛り上がりに欠ける面もみられたが、中盤から党組織や各種友好団体との連携が本格化。一層の票固めを図っている。
保守層を中心に、地域別、性別、年齢別とも支持にばらつきは、あまりみられない。五十歳代以上で支持を集めるほか、政党別では自民の六割、推薦を受ける公明の五割を固めている。

近石は共産支持層の約七割を固め、社民層にも食い込む。ただし、無党派への拡大には至っていない。
二十歳代の支持は山内を上回るものの、水をあけられている。

選挙への関心度は、「非常にある」「少しはある」を合わせた関心ありが71・8%。前回参院選(78・2%)は下回るものの、前々回を13ポイント上回っており、過去二回連続で54%台だった投票率の行方が注目される。

843とはずがたり:2004/07/04(日) 17:57
>>842
楽しみです。

844とはずがたり:2004/07/04(日) 17:57
起きたら五時半だった。小泉はどうだったんだろ。

「民主の高笑い聞こえる」と危機感=安倍自民党幹事長
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040704-00000938-jij-pol

 与野党の幹事長らは4日のテレビ番組で、終盤戦を迎えた参院選の手応えを明らかにした。
 自民党の安倍晋三幹事長は「大変厳しい」と劣勢にあることを認め、「民主党の高笑いが聞こえてきそうだ」と危機感を表明。目標の51議席を上回るよう全力を挙げる考えを示す一方、年金問題で有権者の批判が強いことには「謙虚に受け止めないといけない」と述べた。
 これに対し、民主党の藤井裕久幹事長は「街頭で年金の話をすると、みんな目がらんらんとしてくる」と世論の追い風を感じている様子。「自民党を上回ることを当初から目標にしていた」と自信をのぞかせ、「改選議席の38議席を割ることがあっては大変だ」と引き締めた。
 公明党の冬柴鉄三幹事長は「厳しい状況の中で何としても勝つ意気込みだ」と、選挙区と比例代表を合わせて改選10議席以上を目指すと強調。共産党の市田忠義書記局長は「国民の批判の声を感じている」と話し、社民党の又市征治幹事長は「比例は3議席をうかがいつつ4議席に迫っている」と語った。(了)(時事通信)
[7月4日16時31分更新]

参院選最後の日曜に舌戦 首相、政局混乱回避訴え
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040704-00000052-kyodo-pol

 参院選投票日まであと1週間となった最後の日曜日の4日、各党党首は全国各地の街頭に立ち、終盤戦での支持拡大に向けて声を張り上げた。
 小泉純一郎首相(自民党総裁)は広島県東広島市内などで、年金問題をめぐる国民の批判を念頭に「より安定した、高齢者と若い世代が対立しないような社会保障全体を考えていく」と強調。景気の回復傾向を指摘しながら「ここで政局が混乱し、また経済をぐちゃぐちゃにしないよう自民党を支援してほしい」と訴えた。
 民主党の岡田克也代表は、大分市内などで「国民の声を無視して強行(採決)した年金改革関連法にノーと言い、白紙に戻そう」と呼び掛けた。同時に「国民にきちんと説明する正直な政治を実現しよう。この1週間が勝負だ。最後の力を貸してほしい。日本の政治を変えるために、自民党より多い議席を与えてほしい」と求めた。
 公明党の神崎武法代表、共産党の志位和夫委員長、社民党の福島瑞穂党首も各地を遊説し、支持を訴えた。(共同通信)
[7月4日17時27分更新]

845とはずがたり:2004/07/04(日) 17:59
首相辞める必要ない=参院選「51議席」割れでも−安倍自民幹事長
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040704-00000922-jij-pol

 自民党の安倍晋三幹事長は4日のフジテレビの番組で、参院選で自民党が目標の51議席を下回った場合の小泉純一郎首相の政治責任について「衆院選が政権選択だ。参院選は小泉首相の下で続けていくことを前提に国民の声を聴く選挙だ」と述べ、辞める必要はないとの考えを重ねて強調した。
 この中で、安倍氏は参院選で自民党が退潮しても「衆院での過半数は変わらない。参院選後に『この人が首相だ』と決めるのは無責任だ」と指摘した。ただ、同時に首相の進退は「首相が最終的に判断することだ」とも述べた。 
 一方、安倍氏自身の責任に関しては「参院選の責任者として一番重い責任の取り方をする」と述べ、51議席を割った場合は幹事長を辞任する意向を示唆した。(了)(時事通信)
[7月4日14時31分更新]

動き鈍い業界団体=自民に冷ややかな目[20参院選]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040704-00000928-jij-pol
 参院選が後半に入り、自民党が業界団体を通じた比例代表票の掘り起こしに躍起になっている。ただ、小泉改革への反発などから自民党離れが進み、集票力の低下は隠せない。「組織を締め付けても票が読めない」(自民党幹部)のが実情だ。
 「1票でも多く取ることが郵政民営化阻止の力になる」。6月29日、那覇市で開かれた特定郵便局長OBらによる「大樹」の会合。推薦を受けた元郵政官僚の新人はこう訴えた。しかし、小泉純一郎首相の民営化方針への反発に加え、陣営内から多数の公選法違反者を出した前回2001年選挙の影響で「運動は低調」(幹部)という。
 首相も選挙を意識し、遊説で民営化の具体論に踏み込むことを避けているが、反応はよくない。大樹の内部からは、「前回の約48万票を大きく下回る30万票がせいぜい」(別の幹部)との声が漏れる。
 公共事業費削減で政府への不満を強める建設業界。業界が推す旧建設省OBの現職は、各県の支部を飛び回り「わたしの票が伸びないと、業界にあすはない」と檄(げき)を飛ばす。だが、業界内には「自民党を支持してもあすはない」(ゼネコン関係者)と冷ややかな空気が漂う。
 贈収賄事件で会長ら幹部が逮捕された日本歯科医師連盟は、組織内の候補者擁立を辞退した。「自民党を全力で支援する」。連盟幹部は自民党幹部にこう約束したが、動きは鈍い。一方、開業医が中心の日本医師連盟では、「サラリーマンの医療費3割負担」への反発から自民党支持をやめる会員が増えつつある。
 自民党の危機感は強い。青木幹雄参院幹事長は先月28日から1日にかけ各比例候補の事務所を激励に回り、組織固めに一層力を入れるよう指示した。それでも、「どれだけ票が出るかは、やってみないと分からない」と不安を隠さない。(了)(時事通信)
[7月4日14時31分更新]

846とはずがたり:2004/07/04(日) 18:02
クリーンパ−ティーが宗男を全面支援!爆笑だ。

自民、鈴木の動きにピリピリ=参院選注目区・北海道選挙区[20参院選]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040704-00000924-jij-pol
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040704-00000925-jij-pol
 「わたしが勝てば責任を持って予算と仕事を確保します」。2日朝、JR小樽駅前。元自民党衆院議員の無所属新人、鈴木は街宣車の上からだみ声を張り上げた。「あっ、本物だ」。女子高生がカメラ付き携帯電話を手に群がった。
 鈴木は、不況にあえぐ北海道の経済活性化を訴える。あっせん収賄罪などに問われ公判中の身ながら、道内出身の歌手、松山千春や元横綱北勝海の八角親方らの支援を得て議席を目指す姿は大きく報じられ、「知名度はタレント並み」(民主党道連幹部)という。
 ◇業界団体に圧力
 自民党支持層を切り崩そうとする鈴木に、同党現職の中川は神経をとがらせる。「鈴木をやるなら仕事は来なくなるぞ」。鈴木支持とされる釧路市などの建設業協会には、道連幹部から圧力が掛かった。鈴木派の自民党道議にも「鈴木を応援すれば厳重に対処する」と警告が発せられている。
 鈴木は「比例代表は公明党に」と公言、30万票余りの公明党・創価学会票にも手を伸ばす。「鈴木さんがわが党の比例代表に10万票回すと言っている」。中川を推薦する公明党道本部の幹部が、自民党道連に伝えてきた。支援が欲しければ、鈴木のように見返りをというわけだ。「鈴木の揺さぶりだ」。道連幹部はいまいましげに言った。
 ◇民主2人目の不満
 保守陣営のゴタゴタに、民主党現職の峰崎陣営はほくそ笑む。連合の固い組織票を背景に、3選への自信を深めつつある。「峰崎有利」との下馬評があまりに広がったため、連合幹部が1日の選対会議で「根拠のない楽観論に流されては困る」と引き締めを図ったほどだ。
 民主党は今回初めて、2人目の公認を擁立。その西川は若さを武器に、峰崎と競合しない無党派層に狙いを定めた。陣営は「有権者の反応は予想以上」(幹部)というが、党本部は冷淡。峰崎当選を確実視して北海道を重点選挙区から外し、岡田克也代表の現地入りを見送ったのだ。「こっちは見捨てられた」。西川陣営幹部は不満をあらわにした。(敬称略)(時事通信)
[7月4日16時1分更新]

847とはずがたり:2004/07/04(日) 18:16
埼玉スレより

688 無党派さん New! 04/07/04 13:14 ID:GpiJvrwx
弓削氏の選挙戦は党本部主導で展開する。玄葉委員長によると、県内の三つ
ほどの総支部に党本部が直接協力を要請する。県連は弓削氏を応援する総支
部について黙認するという。
http://mytown.asahi.com/saitama/news02.asp?c=2&amp;kiji=96

県連の島田選対はそのままに、県連として3つ以下の総支部に本部より弓削さ
んの応援を個別に依頼することを黙認するになる。苦渋の判断。決定に従い、
埼玉県では2人必勝を!
http://www.takemasa.org/diary.htm#0615

弓削候補は午前、川越市のJR川越駅東口コンコースでマイクを握った。選
対顧問の高山智司、小宮山泰子両衆院議員が「脱永田町で政治をするには、
しがらみのない弓削さんしかいない」などと聴衆に支持を訴えた。
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/saitama/archive/news/2004/06/25/20040625ddlk11010118000c.html

当初は旧自由党系の高山・小宮山の弓削支援を黙認するという感じでだった。
昨日の揃い踏みとか、弓削にもチャンスがあると見て県連のスタンスも変わってきたのか。

848とはずがたり:2004/07/04(日) 18:22
すげー,なりふり構わずとなってきたな。大敗だけは避けようと云うことか。
見捨てる選挙区は何処だろ?岩手・山梨・沖縄くらい?

<参院選挙情勢>自民・一転苦戦、ばん回狙う
http://www.chunichi.co.jp/04saninsen/040704T1112004.html
 目標にしていた51議席の確保が難しくなってきた自民党。同党は5日夜、幹部が党本部
に集まって対応を協議し、残り1週間、最も効果的な選挙態勢を敷く方針だ。

 情勢分析では「取りこぼしは限りなくゼロに近い」(幹部)とみられていた複数区でも、苦戦。
1人区で楽勝ムードが漂っていた県でも、民主系候補に後れを取っているところが少なくな
い。執行部はこれらの中から、てこ入れを行う選挙区と行わない選挙区を完全に色分けす
る方針。ある意味、一部の公認候補を見捨てることになるが、こうした「非情」な姿勢で
1議席でも2議席でも上乗せさせる構えだ。

 同党は、選挙区とは別に、比例代表でも伸び悩んでいる点を深刻に受け止めている。
候補者の中に、選挙区で公明党から支援を受ける見返りに比例代表で公明党に票を
「譲る」現象が起きているとみられるからだ。

 昨秋の衆院選でも同じような現象が起き、結果として民主党に比例代表「第1党」の座を
明け渡した苦い経験がある。

 執行部は「比例も自民」を徹底するように、候補者側に再度指示する方針だ。しかし、
「そんなことをすれば、公明党の不興を買って選挙区でも大敗しかねない」(中堅)という
懸念もあり、徹底は難しそうだ。

849とはずがたり:2004/07/04(日) 18:22

低投票率で公明票の威力と思ったが自民に入れるのも民主に入れるのもやな連中が共産に入れてた?
>補選で阿部氏に投票した有権者のうち、今回も阿部氏に投票するとした有権者は三割強にとどまり、
>二割以上が西田氏に投票すると答えており、注目される。

参院選さいたま2004 本紙世論調査 
島田、関口氏抜け出す
http://www.tokyo-np.co.jp/00/stm/20040704/lcl_____stm_____000.shtml

 東京新聞が行った参院選(十一日投開票)の世論調査結果に取材を加味した情勢分析では、埼玉選挙区(改選三)に立候補している六人のうち、民主党新人の島田智哉子氏(41)と自民党現職の関口昌一氏(51)の二人が一歩抜け出す勢いを見せている。きん差で公明党新人の西田実仁氏(41)が続き、民主党新人の弓削勇人氏(30)、共産党元職の阿部幸代氏(55)が追う展開となっている。社民党新人の日森文尋氏(55)は水をあけられている。しかし、有権者の半数近くは意中の候補を決めておらず、情勢はなお流動的だ。 (参院選取材班)

 島田氏は、民主党支持層の五割以上を固め、無党派層からも一割を超す支持を得ている。また、自民党支持層にも一割ほど食い込んでいる。関口氏は自民党支持層の四割を固め、職業別では農林漁業者から四割を超す支持を得ている。西田氏は公明党支持層の八割を固めている。昨年十月の参院補選で関口氏は公明党の推薦を受けて初当選しているが、今回はそれぞれの組織票頼みとなっている。

 弓削氏は、公示二日前に立候補が決まり出遅れが懸念されたが、若者を中心に支持を集めている。阿部氏は共産党支持層の八割を固め、日森氏も社民党支持層の四割を固めているが、無党派層への浸透が少ない。

 県内の有権者に自民、民主、共産の三氏が争った昨年十月の参院補選で、どの候補に投票したかを尋ねたところ、補選で島田氏に投票した有権者のうち今回も島田氏に投票するとしたのは四割強。同じ民主の弓削氏に投票するとしたのは約一割にとどまった。

 補選で関口氏に投票した有権者のうち、今回も関口氏に投票すると答えたのも四割強。連立与党の西田氏に一割強が流れている一方、民主の島田氏にも一割強が流れている。

 一方、補選で阿部氏に投票した有権者のうち、今回も阿部氏に投票するとした有権者は三割強にとどまり、二割以上が西田氏に投票すると答えており、注目される。

 調査は一日から三日の三日間実施。有権者千七十七人から回答を得た。

850とはずがたり:2004/07/04(日) 18:32
むーここはまだ富岡氏あともうちょいか〜。群馬で1081人程度では民主不利に出るのはある意味当然か。家にいる連中は自民党支持のおばちゃん方だろーし

参院選 競り合う上野、富岡氏
http://www.raijin.com/news/sun/news01.htm

 上毛新聞社は三日までに、投開票が一週間後に迫った参院選の世論調査を実施した。取材の情報、有権者の動向を分析した結果、群馬選挙区(改選数二)は自民現職の中曽根弘文候補(58)が手堅く支持層をまとめ、安定した戦い。当選圏入りをめぐって自民現職の上野公成候補(64)と、民主新人の富岡由紀夫候補(40)が激しく競り合っている。共産新人の小笠原真明候補(55)も票の上積みに懸命。ただ、全体の三割が態度を決めておらず、当落の行方は最終局面までもつれ込みそうだ。

 各候補に対する支持の動向をみると、中曽根候補は県内全域、各年代にわたり、自民支持層のほか、無党派層の一部に浸透。主婦を中心に女性の支持も厚く、安定した戦いを進めている。

 上野候補は衆院五小選挙区の1区や3区で中曽根候補と拮抗。六十歳以上の壮年・高齢者層や、農林業者の支持を取り込んだ。その一方で、若年層や無党派層への広がりに欠ける。

 富岡候補は民主票を着実にまとめるとともに、社民支持層や若年層に食い込み、上野候補と激しい集票合戦を繰り広げている。無党派層に伸びる兆しがうかがえる半面、女性の支持があと一歩伸び悩んでいる。

 自民と民主のせめぎ合いが厳しさを増す中で、小笠原候補も巻き返しを図る。共産票を基盤に、政策本位の選挙戦で支持の上積みを目指す。

 世論調査では、参院選への関心の程度などについても質問。回答は「非常に関心がある」33・7%、「少しは関心がある」43・8%、「あまり関心がない」18・0%、「まったく関心がない」3・8%―などとなり、77・5%の有権者が参院選への「関心」を示した。

 しかし、関心の度合いは実際の投票率とは異なる。無党派層の動きと連動する投票率の行方も、「(投票する人を)まだ決めていない」とする有権者の今後の判断とあわせ、議席争いに大きな影響を及ぼしそうだ。


争点トップは「年金改革」

 参院選の争点を尋ねたところ、有権者の78・4%が「年金制度改革」を選択(二つまで回答)した。二番目に多かった「自衛隊のイラク多国籍軍参加」26・8%を大きく引き離し、年金問題に対する関心の高さがあらためて浮かび上がった。

 「年金制度改革」としたのは政党支持別の比較で、民主支持層の84・2%が最高。生活に直結する六十歳代も85・0%が選んだ。「自衛隊のイラク多国籍軍参加」については、国会で各政党の認識の違いが目立つ中で、自民、民主、共産などの各支持層ともにほぼ同様の割合で「争点」に位置付けている。

 次いで「経済政策」19・1%、「構造改革」17・4%、「憲法改正」15・8%など。衆院とは異なる参院の性格が影響したのか、「政権の枠組み」は3・3%にとどまった。


調査の方法

 7月1日から3日までの3日間、県内有権者を対象にRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で実施した。コンピューターで無作為に電話番号を発生させてかける調査法。都市部を中心に増えている電話張に番号を載せていない人にも調査が可能。有権者の縮図に合わせて精度の高い調査ができる。今回、実際に有権者がいる世帯にかかったのは1913件で、このうち1081人から回答を得た。

851とはずがたり:2004/07/04(日) 18:51
なるほど。
>ここらへんは在日韓国・朝鮮人で選挙権のない方も多いけど、在日の方が何度でも公明党の選挙運動に来るよ

大阪選挙区ルポ
辻元氏トップか最下位か
http://www.chunichi.co.jp/04saninsen/040630T1512.html

 秘書給与の詐取事件で執行猶予中の辻元清美氏が無所属で急きょ出馬、“おわび選挙戦”を続けている。辻元氏の出馬で、大阪選挙区(改選数3)は無風が一転、混戦模様だ。「100万票」ともいわれる“お笑い票”はどこへ行くのか。選挙戦序盤の大阪を歩いた。 (松井 学、大阪編集部・三田村泰和)

 27日朝、大阪府堺市のニュータウン駅前。街頭演説中の辻元氏に、買い物袋を提げた主婦(38)が駆け寄った。「悪いけど、あの選挙カーの『ごめん。』って文字、おかしいでしょ。しかもピンク色や。大事な税金をごまかしておいて、庶民をバカにするな」

 辻元氏は、何度も頭を下げ、主婦の話を5分余り聞き続けた。街頭宣伝では毎回、一度地面に降り180度頭を下げる。ただ聴衆から「パフォーマンスっぽいぞ」とのヤジが飛ぶなど手厳しい声もある。懲役2年、執行猶予5年の有罪が確定した辻元氏の置かれた苦しい立場を映し出した。

 大阪市の中心街、天王寺駅前では若者らを中心に、すぐに200人余りの人だかりができた。辻元氏が「最近の大阪は元気がない。大阪のモットーは『へこたれへん』や」と叫ぶと大きな拍手が起きた。取り囲んでいたOL(24)は「歯切れがいい。あの大阪弁が好き」。

 大阪選挙区は西川きよし前議員や、以前に議席を確保していた横山ノック氏の政界引退でタレント議員が不在になった。同選挙区の有権者は約700万人。このうち100万票を占めるとされる“お笑い票”の取り込みは当選へのカギを握る。

 辻元氏が歩いた堺銀座西商店街では商店主(67)が「大阪はお上にへいこらしない。庶民の目線に立った、お笑いで知名度の高い人に入れるが、今回は決めかねている。西川きよしさんが議員になって、期待したけど何もできないことが分かった」とお笑い票を分析。

 その上で「お笑い票や無党派層を取り込む勢いが1番あるのは公明党やないか。ここらへんは在日韓国・朝鮮人で選挙権のない方も多いけど、在日の方が何度でも公明党の選挙運動に来るよ」。

 お笑い票へのアピールに辻元陣営も試行錯誤の様子。選挙戦前半はミニ集会などはせず、ひたすら街頭で訴える戦術だ。

 「最も票を食われるのはうち」と、同様にお笑い票の行方を気にかけるのが、民主党の尾立源幸氏の陣営だ。政治通のタレント島田紳助氏の応援を追い風に当選圏入りを目指す。実際、公示前の街頭演説や公示日の出陣式などで紳助氏が登場すると、どっと人垣ができた。

 ただ、民主陣営は「西川さんに投じられた票は、今回は棄権に回るのではないか。もし投票に行けばうちにも来るが、同数だけ辻元陣営にも流れる可能性がある」。

 北川イッセイ氏を擁立する自民党大阪府連幹部は「お笑い票というが西川票はまじめな活動に投じられた保守票。辻元氏に流れることはない。50万票ぐらいは自民に戻ってくる」と強調する。

 共産現職の宮本岳志氏の陣営は、政策が辻元氏と似ていることを認めた上で、「中小企業を守るルールをつくり大阪を元気にする」と支持を訴える。公明現職の山下栄一氏の陣営は「組織票80万票は盤石。100万票を目指す。辻元出馬の影響はない」と独自の戦いだ。

 4年前の衆院選で辻元氏を支持した1人、岡本嗣郎・大阪府高槻市議はこう予測する。「彼女は、なぜ秘書給与を流用したか、参院選出馬はどうしてか説明責任を果たしていない。ただ彼女が議員辞職後、大阪のスポーツ紙が『吉本入りか』と報じたような知名度がある。トップ当選するかもしれないし、ドスンと最下位になるかもしれない」

852おりーぶの木@1リーグ制反対:2004/07/04(日) 22:18
>>849
>補選で阿部氏に投票した有権者のうち、今回も阿部氏に投票するとした有権者は三割強にとどまり、
>二割以上が西田氏に投票すると答えており、注目される。

て有価、巷間言われるように公明党と共産党の支持層がかぶってることの証左なんじゃないですか?
公明党に入れたほうがより現世利益に預かれるって判断だったりして・・
>.850
でも他の新聞の予想では中曽根、富岡の順みたいだから悲観することはないっすよ。

853香川県民:2004/07/04(日) 22:28
調査方法に定評のある毎日新聞でもこの結果か・・。

参院選:自民「改選50」維持厳しく 毎日新聞調査
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20040705k0000m010075000c.html

第20回参院選の投開票日を11日に控え、毎日新聞は2〜4日、全国の有権者を対象に特別世論調査(電話)を実施し、取材情報を加えて中盤情勢を探った。
自民党は「1人区」と比例代表で振るわず、改選50議席の維持が厳しい情勢だ。民主党は比例で自民党を上回り、選挙区でも互角以上の戦いを進め、50議席を超す勢い。
公明党は改選10議席を固めた。共産党は改選議席から大幅に減り、社民党は現状維持の見通しだ。ただ、投票先を決めていないと回答した人が選挙区で33%、比例代表で25%おり、終盤に情勢が変化する可能性もある。

27ある1人区で、自民党は10議席台前半にとどまる情勢だ。秋田、滋賀、奈良、岡山、長崎、大分などで劣勢になっているほか、「無風区」と見られていた山形、香川、熊本、宮崎などでも民主党や無所属の候補の激しい追い上げを受け、一部で逆転を許している。

854おりーぶの木@1リーグ制反対:2004/07/04(日) 22:39
>27ある1人区で、自民党は10議席台前半にとどまる情勢だ。秋田、滋賀、奈良、岡山、長崎、大分などで劣勢になっているほか、「無風区」と見られていた山形、香川、熊本、宮崎などでも民主党や無所属の候補の激しい追い上げを受け、一部で逆転を許している。

こんばんわ。 これって1人区で負け越しもありうるって事か・・・しかも山形や宮崎で自民党が苦戦してるなんて考えもしなかったよ。
面白くなってきた。

855香川県民:2004/07/04(日) 23:00
>>854
こんばんは。自分なりに分析してみました。

秋田 鈴木氏が元アナの知名度を生かす。知事が野党寄りという点や民社の共闘も大きい。
滋賀 こちらも林氏が元アナ(あまり知名度は無いか)民主国会議員多し。
香川 平井と小川の代理戦争。みどり香川の一部メンバーが植松支援との情報も。
熊本 公明党が自主投票。

高知はこの記事を見る限り森下氏が広田氏を僅差で破りそうな情勢。
http://www.kochinews.co.jp/senkyo/040704sanin02.htm

856おりーぶの木@1リーグ制反対:2004/07/04(日) 23:13
>>855
乙でつ。
なんかそんな感じになりそうですね。正直、HN通り、合併騒ぎで選挙まで頭が回らず、分析らしい分析をしてませんでしたが投票率が98年並になれば17勝10敗で民主と読んでます。
あくまで大雑把な勘ですけど・・・

857おりーぶの木@1リーグ制反対:2004/07/04(日) 23:23
そうなった場合。
青森 民主
岩手 民主
秋田 無所属(民・社)
山形 民主(共同通信では接戦が伝えられる)
山梨 民主
石川 自民
富山 自民
福井 自民
三重 民主
滋賀 民主
奈良 民主
和歌山 自民
岡山 民主
鳥取 自民
島根 自民
山口 自民
愛媛 自民
香川 民主
徳島 民主(もともと四国で一番の牙城ですし)
高知 無所属(民主)
佐賀 民主(ここも共同では民主)
長崎 民主
大分 民主
熊本 民主
宮崎 民主(>>854参照)
鹿児島 自民
沖縄 無所属(民・社・共)

あれ!?18勝9敗になっちゃった(笑)

858おりーぶの木@1リーグ制反対:2004/07/04(日) 23:25
でも俺が強気の予想を立てるときはろくな結果にならないんだよな。
じゃあ>>855-856は取り消すか(笑)

859名無しさん:2004/07/05(月) 12:45
最終予想(願望)
自民45、民主53+推薦4、公明10、共産4、社民2、無所属3

860諸無ニ:2004/07/05(月) 14:09
こんにちは。
>>774 自由連合は、昨年の衆院選でも一人しか候補者を擁立していないので
   政党助成金はもうもらえないかもしれません。

東京では青島氏が意外と善戦していますね。
前回の二院クラブの比例でも結構票を稼いでいました。

861名無しさん:2004/07/05(月) 15:46
>>860
自由連合は前回の参院選選挙区で2%以上取ってて、所属国会議員が居るので、
今度の参院選後も政党助成金もらえます。額は減りますが。
計算方式など詳しくは総務省のサイトを参照してください。

http://www.soumu.go.jp/senkyo/senkyog.html
>政党交付金の交付の対象となる政党は、次のうちいずれかに該当する政治団体(法第2条)
>1.衆議院議員又は参議院議員を5人以上有するもの
>2.衆議院議員又は参議院議員を1人以上有し、
>かつ、次のいずれかの選挙において全国を通じた得票率が2%以上であるもの
>◇前回の衆議院議員総選挙における小選挙区選挙
>◇前回の衆議院議員総選挙における比例代表選挙
>◇前回又は前々回の参議院通常選挙における比例代表選挙
>◇前回又は前々回の参議院通常選挙における選挙区選挙

862とはずがたり:2004/07/05(月) 19:08
自由連合はトラオ以外の議席を取れる自信は全くないけど2%条項はいつでもクリアできるので,費用対効果を見て前回の参院選の効果が切れるときに大量擁立してくるのでしょうね。
さすが効率経営。

863とはずがたり:2004/07/05(月) 19:08
参院予想・予測スレより

209 無党派さん New! 04/07/05 11:39 ID:10ILB71g
www.tt.rim.or.jp/~ishato/tiri/senkyo/sangiin/tihoku-1.htm
www.tt.rim.or.jp/~ishato/tiri/senkyo/sangiin/tihoku-2.htm
1人区星取り表(55年体制以降)

  自民 VS 残り全部・内訳(ただし、無所属は自民系を含む)
1956 19    6   社会5、無所属1
1959 20    5   社会2、緑風2、無所属1
1962 22    3   社会2、無所属1
1965 21    4   社会4
1968 20    5   社会3、無所属2
1971 17    9   社会8、無所属1
1974 24    2   無所属2
1977 23    3   社会2、諸派1
1980 24    2   二院1、無所属1
1983 24    2   社会1、諸派1
1986 23    3   無所属3(与2野1)
1989  3   23   連合10、社会9、無所属3(野)、諸派1
1992 24    2   社大1、無所属1(与)
1995 12   12   無所属6(自4新1社1?)、新進4、社会1、さき1
1998 15    9   無所属8(無会4民2自1社大1)、自由1
2001 25    2   自由1、無所属1(民)

864無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/07/05(月) 22:03
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040705-00000001-mai-hok
[’04参院選]中川、峰候補が広い支持−−中盤情勢・毎日新聞調査 /北海道

 ◇西川、鈴木候補追い上げ
 ◇3割が態度未定
 11日に投開票される参院選で、毎日新聞は2〜4日の3日間、電話による特別世論調査(回答者数983人)を行い、これまでの取材と総合して、選挙戦の中盤情勢を探った。7人が立候補している道選挙区(改選数2)は、自民現職の中川義雄、民主現職の峰崎直樹の両候補が広い支持を集め、民主新人の西川将人、無所属新人の鈴木宗男の両候補が追う展開となっている。だが、調査時点で誰に投票するか決めていない人が3割おり、流動的な要素を残している。(8、9面に全国の情勢)【参院選取材班】
 中川候補は自民支持層に加え、推薦を受けた公明支持層の6割を固めた。世代別では60代、70代以上での支持率が高い。性別で見ると男女とも最も高い。また、地元の十勝管内で他の候補を引き離したうえ、党農林水産部会長としての活動も反映し、その他の郡部でも支持を広げつつある。
 連合の組織票に支えられている峰崎候補は、民主支持層の4割を既に固めた。さらに社民支持層からも票を獲得しつつある。特定の世代や地域にあまり偏らず、支持を得ている。小泉改革に批判的な層からの支持を最も多く集め、無党派層の支持率でも他の6候補をリードしている。
 西川候補は、民主支持層の2割を固めた。支持層は40、50代が比較的多い。運動の重点を札幌や旭川などに置き、都市部を中心に浸透している。
 鈴木候補は自民支持層の約1割に食い込み、他の政党支持者にも食い込んでいる。若手の人気を集め、道東を拠点に支持を広げている。
 共産新人の岡千陽候補は共産支持層の過半数、社民新人の山内恵子候補は社民支持層の3割をそれぞれ固めた。

865無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/07/05(月) 22:24
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040705-00000001-mai-l02
[’04参院選・青森]田名部氏、優位な戦い−−中盤情勢・毎日新聞調査 /青森

 11日の参院選投票に向け、毎日新聞は2日から4日までの3日間、県内の有権者を対象にした電話世論調査を実施し、これに取材結果を総合して県内の情勢を探った。民主現職の田名部匡省氏が、争点となっている年金問題や自衛隊の多国籍軍参加に対する批判票を取り込んで優位な戦いを進めている。自民新人の奈良秀則氏は自民・公明支持層への浸透を図り、追い上げる。共産新人の高柳博明氏は若い世代に支持を広げ、社民新人の井上浩氏は組織固めを図っている。ただ、調査時点で態度を決めてない有権者が3割以上おり、終盤の展開次第で変動も予想される。
 ◇奈良氏が追い上げ−−態度未定が3割以上
 ◆田名部匡省氏
 田名部氏は民主支持層の8割近くを固めた。また、社民支持層のほか、自民支持層からも支持を集めており、幅広く安定した戦いを進めている。票の行方を左右する無党派層にも浸透している。
 地区別では、衆院選の4選挙区ともに安定した戦い。特に、地元3区から5割以上の支持を受けているのが目立つ。課題とされた青森市のある1区、津軽地方の4区でも支持拡大を図っている。
 市部と町村部では、農業者の多い町村部で比較的、安定した戦いを進めている。
 ◆奈良秀則氏
 奈良氏は自民支持層の4割強を、推薦を受けている公明支持層の3割を固めた。共産・社民の革新層にも食い込みをみせる。今後、無党派層への浸透が鍵を握る。
 年代別では50代と70代以上で支持者が多い。特に50代と60代で「投票に必ず(たぶん)行く」と答えた割合が9割を超えているため、支持層は底堅いといえる。
 地区別では、青森市で田名部氏に迫る勢いをみせており、終盤に向けて町村部などでも支持拡大を目指す。
 ◆高柳博明氏
 高柳氏は34歳という若さと、01年参院選と03年出直し知事選出馬で得た知名度で、無党派層の取り込みを狙う。陣営は「2大政党制」の訴えに埋没することを警戒。年金・イラク問題での自民批判票を、どれだけ取り込めるかがかぎ。共産支持層の票固めも課題。
 ◆井上浩氏
 昨秋に出馬した衆院選4区で善戦している。社民支持層は、比例で社民に「投票する」と回答する人が多いが、選挙区では他候補に流れる傾向も出ている。陣営は支持層の票固めに懸命。「自衛隊イラク派遣」反対などの訴えで、無党派層の取り込みを図る。
 ◇小泉効果薄れ、自民32% 民主18%、「無党派層」32%−−政党支持率
 自民支持率が32%でトップだが、小泉人気で高い支持を集めた01年参院選の比例代表政党別得票率と比べると、下降傾向で、前回のような「小泉効果」はなくなっていることが分かる。特に40代の支持率落ち込みが激しい。
 比例代表で自民に「投票する」とした自民支持者は、全体の7割弱にとどまり、民主党に「投票する」とした支持者も少なくない。政権運営への批判が支持率を下げた要因になっていると見られる。
 一方、民主党は幅広い年代で支持を集め、18%となった。50、60代の支持が高いのが特徴。
 他党は社民4%、共産2%など、いずれも1ケタ台。「支持政党なし」は32%で、20代が55%、30代が50%と相変わらず過半数を占めているのに加え、40代も47%と半数に迫っている。
 ◇「支持しない」38% 「支持」37%、ほぼ並ぶ−−小泉内閣支持率
 小泉内閣を「支持する」としたのは37%。「支持しない」は38%でほぼ同数に並んだ。
 男女別では、「支持」は男性が38%、女性が37%とほぼ同数だが、「支持しない」は男性が42%、女性が34%と差が出た。
 年代別では、「支持」が20、30、70代で4割を超えているのに対し、40〜60代は3割台となっている。
 また、支持政党別では、自民支持者の71%が「支持」なのに対し、民主支持者は16%にとどまっている。
 ◇「必ず行く」70% 「たぶん行く」合わせると90%に−−投票へ関心高く
 投票に「必ず行く」と答えた人は70%と、01年選挙時より3ポイント高くなった。「たぶん行く」と合わせると90%に達するなど、年金改革など身近な問題が争点となっていることも手伝ってか、有権者の関心の高さがうかがえる。
 年代別にみると、50代の77%と60代の81%が「必ず行く」と回答。一方、20代では46%にとどまり、若年層の政治離れが数字に表れた格好だ。また「必ず行く」と答えた男性が75%だったのに対し、女性は65%とやや低くなった。
 地域別では「必ず行く」と答えた人が、町村部で74%なのに対し、市部では67%と低迷。県内でも、都市部では政治への関心がやや低いことが裏付けられた。

866無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/07/05(月) 22:26
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040705-00000001-mai-l03
[選挙]参院選 中盤情勢 主浜了氏、優位な戦い−−毎日新聞調査 /岩手

 ◇追い上げる高橋氏−−竹花氏と若山氏、伸び悩む
 参院選の投開票が11日に迫った。毎日新聞は2日から4日にかけて県内の有権者を対象に特別世論調査を実施、これに支局取材を総合して岩手選挙区(改選数1)の選挙戦中盤の情勢を探った。新人4人が攻防を繰り広げる中、民主の主浜了氏(54)が党支持基盤を手堅く固めて幅広く浸透、優位な戦いを進めている。一方、無所属の高橋洋介氏(62)は北上市出身の強みを生かし衆院4区を中心に支持を集め、追い上げを図る。社民の竹花邦彦氏(52)は地盤の宮古市を含む衆院2区や、無党派の浸透が今一つ。共産の若山明夫氏(52)は党支持層を固め切れず伸び悩んでいる。しかし調査時点で態度を明確にしていない有権者が4割おり、無党派層の動向が当落を左右しそうな気配なだけに最後まで予断を許さない状況だ。
 ◆選挙区情勢
 主浜氏は年金制度改革法の見直しや地方分権の推進、農山漁村の活性化などを訴え、ミニ集会や街頭演説をこまめに開き、党支持層の7割を固めた。さらに県選出国会議員や県議団が全面的にバックアップ。衆院議員の達増拓也・選対本部長の地盤である盛岡市で支持を広げている。自民が唯一、衆院小選挙区で議席を持つ2区も、民主比例候補との連動や岡田克也党代表が二戸市に駆けつけるなどして着実に浸透し一歩リード。また、男性からの支持が手厚いほか、同世代の40、50歳代から支持を集めている。
 高橋氏は公認並みの支援をする自民が連日、安倍晋三幹事長や閣僚クラスを投入。さらに公明も神崎武法党代表が応援に駆けつけるなど、自民で6割、公明で5割と支持層を固め、幅広い陣容で盛り上げる。民主基盤の衆院4区では、北上市出身の強みで健闘をみせるが、1、2、3区の浸透は今一つ。5日は小泉純一郎首相が大票田の盛岡市などに入り、テコ入れを図る。70代以上の支持は得ているが、中年層への浸透が課題。「年金制度改革法を評価しない」と答えた有権者の支持は2割にとどまった。
 憲法や教育基本法の改悪反対を打ち出す竹花氏は、支持労組を機軸に票の上積みに懸命。県議を中心とした選対がフル回転するが、立候補表明が3月と出遅れ、地盤の宮古市を含む2区や無党派層からの支持が伸び悩んでいる。
 若山氏は「年金問題」や「イラクからの自衛隊即時撤退」など党政策を前面に押し出し、党比例候補と連動して浸透を図る。自民、民主の保守系に対する批判票の掘り起こしに躍起だが、党支持層の3割を固めるにとどまる展開。
 竹花、若山両氏は「自衛隊の多国籍軍参加に反対」と答えた有権者をほとんど取り込めていない。【橋本勝利】
 ◆内閣支持率
 ◇「支持しない」が41%
 小泉内閣を「支持する」は34%、「支持しない」の41%を下回った。
 「支持しない」は30〜60代で40%を超え50代では56%に達した。働き盛りの世代に不支持が広がっている。男女別では男性47%、女性36%が「支持しない」と答え、町村部より都市部ほど不支持の割合が高く、盛岡市では51%だった。
 「支持しない」のうち約6割が比例代表で民主に投票すると回答、野党第1党による政権交代への期待をうかがわせる。
 小泉首相が唱える改革については「進んでいる」5%、「ある程度進んでいる」32%、「あまり進んでいない」40%、「進んでいない」15%となった。内閣支持者の中でも22%が「進んでいない」または「あまり進んでいない」と回答し、厳しい評価。政党別でも、自民党支持者の35%、公明党支持者の37%が「進んでいない」か「あまり進んでいない」と答えた。

 ◆政党支持率
 ◇自民、民主ともに26%
 支持政党は自民、民主ともに26%で2大政党がきっ抗。続いて社民5%、共産3%、公明2%、無所属の会が1%だった。「支持政党なし」と答えた人が27%おり、無党派層の全体に占める割合が高いことが分かる。「支持政党なし」は20〜40代の4〜5割に及んだ。
 比例代表でどの党に投票するかをみると、民主が3割を超え、自民が約2割となり、実際の支持率との間にかい離がある。自民に投票すると答えた人の8割を自民支持者が占めるのに対し、民主は「支持政党なし」の3割を取り込み、数字を押し上げている。
 自民支持者は50代から70代以上が中心。これに対し民主は働き盛りの20〜40代の支持で自民を上回るのをはじめ、各年代にまんべんなく浸透している。自民は男女両方からほぼ同じ割合で支持を得ているが、民主支持者は男性が多い。
 地域ごとでは、自民は町村部、民主は都市部で支持を集める。衆院選の小選挙区でみると、自民は2区、民主は3、4区で優位に立ち、1区は自民が民主を若干上回っている。

867無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/07/05(月) 22:33
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040705-00000001-mai-l05
[’04参院選・秋田]鈴木氏、一歩リード−−中盤情勢・毎日新聞調査 /秋田

 ◇斉藤氏が猛追
 11日開票の参院選を前に、毎日新聞社は2〜4日の3日間、電話による全国特別世論調査を実施し、支局取材を加味した上で各選挙区の中盤情勢を探った。秋田選挙区(改選1)は、無所属新人の鈴木陽悦氏(55)=民主、社民推薦=が無党派層の圧倒的な支持を受けて勢いがあり、自民現職の斉藤ジ宣氏(51)=公明推薦=が猛追する展開。共産新人の今川和信氏(39)は共産支持層を固める。ただし態度を決めていない層が3割弱あり、今後情勢が変わる可能性がある。【参院選取材班】
 鈴木氏は元アナウンサーの知名度を生かし、性別、地域を問わず支持を広げる。無党派層の約4割の支持を受け、民主支持層の8割、社民支持層の6割強を固めたほか、自民支持層の2割弱、公明支持層の2割弱にも食い込む。寺田学衆院議員の応援を受ける秋田市では大きくリードし、斉藤氏の地盤の県北部でも優位に戦いを展開する。
 斉藤氏は、自民県議や首長らが遊説に同行し支持を訴える。自民支持層から6割強の支持を受けるが、無党派層からの支持が弱い。大曲仙北では6月上旬に自民会派に合流した御法川信英衆院議員の選挙協力を受け、由利本荘では村岡氏の二男敏英氏の応援を受ける。6日に県南部に小泉純一郎首相が入り、てこ入れを図る。
 今川氏は秋田市を中心に街頭演説をこなし無党派層へ支持拡大を図る。共産支持層の4割を固めたものの、年金改革や自衛隊の多国籍軍参加に反対する層の支持が鈴木氏に流れ、厳しい戦いをしいられている。
 ◇自民30%、トップも後退 民主は大幅増の15%−−政党支持率、2大政党に期待
 県内の政党支持率は自民が30%でトップ。01年参院選前の世論調査時の42%から大幅に後退した。前回は首相就任直後の「小泉人気」にわいたが、年金改革法やイラク問題での逆風や進まぬ構造改革への批判などが影響したとみられる。
 野党第1党の民主は前回(8%)比から大幅増の15%。連立与党に対する対立軸としての「2大政党制」に対する期待値の高さが如実に表れた。連立与党を組む公明は5%。01年に9%だった社民は5%、共産も2大政党のはざまに埋没し3%と低迷する結果になった。
 ◇「投票に必ず行く」69%−−前回よりやや減少
 「投票に行くか」では、「必ず行く」が69%、「たぶん行く」が20%に達した。前回01年の調査時は「必ず行く」が77%、「たぶん行く」が16%で、前回よりやや減少。前回の実際の投票率は60・73%と98年を3・38ポイント下回っただけに、今回投票率アップにつながるかは不透明だ。
 「必ず行く」は年代別では60代で81%、50代で75%と関心が高い。20代は49%、30代は53%。内閣を支持する層の「必ず行く」が76%だったのに対し、不支持層は80%。「関心がない」は53%にとどまった。
 市郡別では市部が69%、郡部が70%とほぼ同率。
 ◇「秋田は決戦場」−−額賀・自民政調会長
 自民党の額賀福志郎政務調査会長が4日、湯沢、横手、大曲市で演説を行い、自民現職、斉藤ジ宣氏(51)の支援を訴えた。湯沢市大町の街頭演説では、昨年の衆院選で村岡兼造氏を破った御法川信英衆院議員と、村岡氏の二男敏英氏が握手。間に入った額賀政調会長が「二人が手を携えて一致結束して戦いを進めたい」とあいさつした。
 額賀政調会長は「東北の決戦場は秋田と青森。秋田で勝たなければ自民党は勝てない」と本県が最重点区であることを強調。「自民党が敗退すれば政治が混乱し、景気回復はまたストップしてしまう」などと訴えた。

868無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/07/05(月) 22:37
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040705-00000001-mai-l06
[’04参院選・山形]舟山、岸氏が横一線−−中盤情勢、毎日新聞調査 /山形

 ◇態度未定が3割、なお流動的
 参院選は11日の投開票まで6日と迫った。県選挙区(改選数1)に立候補している共産新人の佐藤雅之氏(31)▽社民新人の木村正弘氏(38)▽自民現職の岸宏一氏(64)▽民主新人の舟山康江氏(38)の4候補は最後の追い込みに入った。毎日新聞は2〜4日の3日間、電話による特別世論調査を実施し、763人から回答があった。これに取材結果を加えて県内情勢を探った。この情勢分析によると、”反小泉改革”の風をつかみつつある舟山氏と強固な支持基盤固めを進める岸氏とが、競り合う展開となっている。ただ、態度を決めていない有権者が3割おり、今後の展開では情勢の変動も予想される。【参院選取材班】
 ◇支持基盤4割固め
 ◆佐藤氏
 佐藤氏は共産支持基盤の4割近くを固めた。しかし、地盤の庄内や、取り込みを狙う無党派層に浸透しきれておらず、支持拡大に懸命だ。参院選の焦点となっている自衛隊のイラク派遣問題や、年金制度改革法案などでも支持を集めきれていない。
 ◇若年層浸透目立つ
 ◆木村氏
 木村氏は社民支持層の3割を固め、無党派層の取り込みも図るが、支持拡大に至っていない。若さをアピールした選挙戦を展開し、年代別では5割が誰に投票するか「決めていない」状況の20代から1割の支持を固め、若年層への浸透が目立つ。
 ◇支援組織引き締め
 ◆岸氏
 県内で根強い組織力を持つ自民支持基盤の5割強を固めた岸氏は、推薦を受けた公明支持層の6割近くにも浸透するなど、支援組織の引き締めを図る。年代別では、40代〜70代以上の3割を固めるなど、幅広い年代からの支持を集めた。一方、地盤の最上地方が含まれる山形3区では4割近く、山形2区でも約3割の支持を固めた。また、支援を表明した高橋和雄知事の地盤の山形市では約2割に浸透した。郡部でも4割近くに浸透しており、都市部での支持拡大を図る。
 ◇「反小泉」訴え浸透
 ◆舟山氏
 舟山氏は民主支持層の6割を固め、社民・共産支持層の2割にも浸透し、政党を横断した支持基盤に乗る。年代別でも若年層からの支持を集めたほか、50代、60代から3割を超える支持も得た。ただ、態度を決めかねている女性が4割近くおり、この層の取り込みを目指す。また、小泉内閣を「支持しない」層の4割をまとめ、「反小泉色」を前面に押し出した訴えが浸透している。地盤の置賜地域を中心とした山形2区でも、3割近い支持を獲得、都市部での支持も広げている。
 ◆政党支持率
 ◇自民、37%で首位 無党派層27%、民主17%
 主要政党の支持率は、自民37%▽民主17%▽社民4%▽公明、共産が各3%。特定の支持政党を持たない「無党派層」は、自民支持層に次ぐ27%だった。
 直接の比較はできないが、前回参院選(01年)の比例代表政党別得票率を見ると、自民は保守と合わせて48・9%、民主と自由を合わせて21・8%、公明11・0%、共産5・3%、社民7・2%だった。
 無党派層は前回参院選期間中の調査結果(23%)と比較すると4ポイント増えた。前回「小泉人気」に乗った有権者の一部が自民支持から離れたが、「二大政党制」を目指す民主もまだその「受け皿」として完全に機能していないようだ。小泉政権の年金改革や自衛隊のイラク派遣問題などが、投票行動にどう影響を与えるかが注目される。
 ◆男女別
 男女別の主要政党支持率は、男性が自民42%▽民主19%▽社民4%▽共産3%▽公明2%。自民、民主両党の支持者が、6割を超えた。また女性は自民32%▽民主15%▽社民5%▽公明、共産各3%だった。
 一方「支持政党なし」は男性が25%、女性は29%に上った。男女とも3割近くを占める無党派層の投票行動が鍵になりそうだ。
 ◆年代別
 年代別では、自民が20代を除く各年代でトップ。20〜60代では年代が上がるにつれて支持も上昇する傾向にあり、特に40、50代では民主の2倍以上の支持を得ている。民主は20代で自民を3ポイント上回った。無党派層は年代が下がるほど割合が高くなるのが特徴。40代以下では3割以上が「支持政党なし」と回答し、特に20代は過半数と自民支持を大きく上回った。

869名無しさん:2004/07/05(月) 23:05
↓の「1人区の情勢図」を見ると現状が判りやすい
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin2004/feature/fe0801.htm

報道によっては愛知徳島山口も激戦な訳で、ちょっとのことでどっちに転ぶやら…

870無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/07/05(月) 23:23
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040705-00000001-mai-l04
[’04参院選・宮城]桜井氏らトップ争い−−中盤情勢・毎日新聞調査 /宮城

 ◇桜井、市川氏トップ争い
 ◇民主、自民上回る勢い−−比例代表
 毎日新聞が2日から4日にかけて実施した参院選特別世論調査によると、宮城選挙区では民主の桜井充氏(48)と自民の市川一朗氏(67)が予想通り安定した戦いを進め、ほぼ横一線でトップ争いをしている。比例代表は全国的な傾向と同様、民主が自民を上回る勢いだ。ただし、選挙区では3割強、比例代表も2割程度が態度を決めておらず、終盤に向け流動的な要素も残されている。=全国の情勢は10、11面に【鈴木英生】
 桜井氏は民主支持層からの支持が半分程度にとどまる一方、自民を含む各党からまんべんなく一定の支持を集めている。無党派の支持も5候補の中で最も高く、年金批判や自衛隊のイラク派遣に反対する人たちの最大の受け皿になっている。
 市川氏も自民支持層で固めたのは5割程度だが、公明支持層の3割に食い込む。郡部での支持が厚く、年代が高くなるほど支持が強い傾向になっている。小泉改革を評価する層の支持を集めており、桜井氏とは対称的な支持構造だ。
 共産の遠藤いく子氏(55)は党支持層の8割近くをまとめ、社民支持層の3割超も取り込んでいる。遠藤氏に投票すると答えた人のうち共産支持は2割強で、8割弱は無党派や他の政党支持層。党派を超え支持を広げている様子がうかがえる。
 無所属の菅原敏秋氏(56)は、民主の1割強から支持を得ているが、全体的に伸び悩んでいる。社民の沖田捷夫氏(59)は、政権批判の受け皿になりきれず、社民支持層も3割弱しか固められていない。
 ◇73%が年金制度、改革法評価せず
 一方、政党支持率を見ると、自民が30%で最も多く、次いで民主20%、公明、共産、社民が各3%だった。ただし、小泉政権の年金制度改革法は73%が評価しないと答え、自衛隊の多国籍軍参加も反対が賛成の2倍近い60%に達している。こうした状況を反映し、比例代表で自民に投票すると答えた人は3割弱にとどまり、民主の3割強を下回った。

871無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/07/05(月) 23:33
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040705-00000001-mai-l07
[選挙]参院選 中盤情勢 佐藤雄平氏と岩城光英氏、激しいトップ争い /福島

 ◇毎日新聞調査
 ◇態度未定が3割弱−−阿部氏、懸命に追い上げ
 参院選の投票日まで1週間となった4日、毎日新聞社は県内有権者への電話世論調査を実施し、中盤情勢を探った。選挙区では現職2人が横一線で激しくトップ争いをする一方、「投票者を決めていない」有権者も3割弱あり、終盤戦での情勢変動の余地を残している。また政党支持率では昨年11月の衆院選時の世論調査と比べて自民支持が2ポイント減る一方で民主支持は4ポイント増えた。比例代表で投票する政党では政党支持率よりも両党の差が縮まるなど、自民より民主に追い風が吹いている状況だ。
 ◆性別・年齢別
 横一線の民主・佐藤氏と自民・岩城氏だが、男性票は佐藤氏が、女性票は岩城氏がやや優勢。共産・阿部氏は女性票に強みを見せるが、現職2人には水をあけられ苦しい情勢だ。「投票者を決めてない」比率は女性が男性の2倍近くに上る。
 年齢別では岩城氏が60代以上、佐藤氏は30代で優勢で、40、50代で並んでいる。阿部氏は20代、30代の支持が目立つ。
 ◆地域別
 佐藤氏が会津地方で、岩城氏がいわき市で相手候補の倍近い支持を集め、それぞれの地盤で予想通りの強さを見せた。中通りで両候補の支持は拮(きっ)抗(こう)するが、岩城氏がやや優位。阿部氏は地盤の県北地方で支持が目立つほかは浸透を欠いている。
 市郡別では佐藤氏が町村部で、岩城氏が都市部でやや優位な状況だ。
 ◆支持政党別
 佐藤氏は民主支持の7割、社民支持の5割を固め、「支持政党なし」の無党派層の2割強を取り込むが、公明支持層に浸透できていない。岩城氏は自民支持、公明支持の6割を固めたが無党派層の支持は2割弱でやや弱い。阿部氏は共産支持層の8割を固めたが他党支持層への浸透は見られない。無党派層の4割が投票者を決めていない。

875名無しさん:2004/07/06(火) 03:19
はじめまして。
さて今回の参院選ですが、今回もまた今まで同様自民の勝利となるとかんがえます。
なぜなら投票率が上がらないだろうからです。理由としては日本人は政治に関心をもてないように仕向けられているからです。
日本の社会で少しでも政治的な発言をするひとは疎んじられます。会社でも政治に関心がある素振りをしたり、政権に批判的なことを言うような社員は人事考課や昇進で不利を受けますし、不況下ではリストラ候補にもなることもありえます。(ゼネコンの社員が自民党を批判できますか?)
そんな社会で人々が積極的に自分の政治的主張を候補者に託すべく投票に出かけるとはちょっと思えないのです。(政治は面倒事だから、関心を持たないほうが得だし投票に行くのも煩わしい。)
民主党はサラリーマン向けの都市型政党と言われており、党も都市部のサラリーマンの票を当て込んでるようですがその思惑は外れると思います。だって、日本の企業社会の「リーマン」が積極的に与党の批判票を投じるべく選挙に行くとは思えないから・・・。(マスコミやや評論家も単純に政治的無関心や低投票率を批判するのではなくこの辺をもっと考えるべき)
最近は若者の意識がむしろ保守化しているし、いつになったら自民党政権は終わるんでしょうね・・・・・・・。

876とはずがたり:2004/07/06(火) 04:02
始めまして。以後宜しくです。
一般に社会が豊かになるとどうも政治への関心が低くなるような気がしますが,どうも日本はそれだけでなく,まさに貴方の仰る様に「日本の社会で少しでも政治的な発言をするひとは疎んじられ」ると云う傾向が有るように思います。
これもずーと政権を担当する政党が自民党しかなかったことにあるかと思われます。しかし今や民主党が育ち,イラク派兵や年金問題で国民が理性的に自民党批判をしつつあるのではないかと思ってます。
ここんところに現れた国民輿論の自民批判が実際にどの程度投票に結びつくのか解りませんし,まぁ曽我サプライズで自民圧勝ならまぁその程度の国民だったと云うことになりましょうが…。
しかし,これも国家権力が権力を失う直前はこんな事までするのだと云うことの良い証左になるかも知れません。
小泉退陣,総選挙,政権交代の流れを期待したいものです。地方1人区は普通にやれば自民党の総取りという状況に比べれば随分と日本人の意識は進んできたようにも見えます。過度な期待は失望を呼ぶのでしませんが前向きに期待したいと思ってます。

877無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/07/06(火) 07:59
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040705-00000001-mai-l08[’04参院選・茨城]自・民、足元6割固め−−中盤情勢・毎日新聞調査 /茨城

 11日投開票の参院選について、毎日新聞社は2〜4日、県内の有権者に電話による特別世論調査を実施し、情勢を分析した(回答者数978人)。茨城選挙区(改選数2)では自民現職の岡田広氏(57)が中高年層を中心に支持を集め、安定した戦いぶり。民主現職の郡司彰氏(54)も民主支持層を中心に支持を固めている。共産新人の田谷武夫氏(52)は共産支持層の他に、無党派層への浸透を図っている。しかし約3割の有権者は態度を決めておらず、終盤の選挙戦が注目される。投票に「必ず行く」と答えた人が全体の59%を占め、01年参院選時の調査から6ポイント上昇した。(全国の情勢は10、11面)【参院選取材班】
 ◇岡田、郡司氏、支持広げる
 自民党は昨年4月の補選で初当選した岡田氏に絞り、確実な議席確保を目指してきた。岡田氏は自民支持層の6割と推薦を受けた公明支持層の5割を固め、安定している。40代以上の中高年の支持が高く、地盤の水戸市では6割を固めている。
 連合茨城の推薦を受けて再選を狙う郡司氏は、民主支持層の6割、社民支持層の5割から支持を集め、無党派層にも支持を広げている。民主の地盤の日立市を中心とした県北地域のほか、「茨城都民」の多い県南地域でも浸透している。
 5回目の国政選選挙に挑戦する田谷氏は共産支持層の6割を固め、無党派層への浸透を図っている。年代別では20代の若年層の支持が比較的高い。陣営では、年金改革や自衛隊イラク派遣を厳しく批判しており、終盤でどれだけ支持を広げられるかが、議席獲得のカギとなっている。
 ◆政党支持率
 ◇比例代表、自民33%・民主29%−−民主、無党派に食い込み
 政党支持率は、自民38%▽民主16%▽公明4%▽共産3%▽社民2%で、「支持政党なし」が27%だった。昨年11月の衆院選時と比べると、民主が4ポイント増えたが、各党ともほぼ横ばい。「支持政党なし」は微増した。
 「支持政党なし」と答えた無党派層のうち、比例代表で「民主に投票する」と答えたのは34%で、「自民」の21%を上回り、民主が無党派層に食い込んでいる状況が浮き彫りになった。全回答者の比例代表での投票行動は「自民に投票」が33%、「民主」は29%。
 年代別では、自民が各年代で4分の1以上を占め、特に60代以上では4割以上の支持を得た。しかし、昨年の衆院選時と比べると、横ばいの20〜50代に比べ、60代が8ポイント、70代以上が6ポイントそれぞれ減少。高年齢層で「自民離れ」の傾向がうかがえる。民主は30代以上では1〜2割だが、20代では7%にとどまり、若年層への浸透が課題。
 男女別では、自民が男性39%、女性38%▽民主21%、11%▽公明3%、6%▽共産3%、3%▽社民2%、2%▽「支持政党なし」25%、29%だった。
 また地域別では、自民が市部、町村部いずれも30%以上と満遍なく支持を広げた。民主は水戸、つくば、日立市で20%台だが、その他は10%台。公明、共産、社民は地域的なばらつきが少ない。

878とはずがたり(1/3):2004/07/06(火) 13:47
曽我効果がどんなものになるかやや心配ですが激戦区の各社の予測のまとめを。
それにしても投票日前の小泉の悲鳴を聞いてやる金の構図に,民主党支持者は北朝鮮を徹底的に解体に追い込む政策を支持するであろうねぇ。
いずれにせよ民主(系)優勢と民主やや優勢で11県。絶対勝利を求む。特に小沢・岡田のお膝元で勝利が確定してないのは痛いぞ。

※民主優勢<6>
●青森,●秋田,●山梨,●岡山,●大分,●沖縄

※民主やや優勢<5>

●岩手
日経 主浜を高橋が猛追。主浜は自民層の1割に食い込み,高橋は公明層の3割を得て激しく追い上げる。
共同 主浜を高橋が猛烈に追い上げ。主浜は民主層を固め一部自民にも浸透。高橋は県南で支持を拡げ最終的には盛岡市が決戦場となる。
朝日 主浜・高橋が競り合い終盤選にもつれ込んでいる。主浜は出身地の地の利を生かし自民地盤の県北で票を掘り起こしているのが強み。高橋は
自公を固め無党派層の支持では主浜に迫る。民主の地盤の県南で攻勢を強めている。

●三重
日経 芝が津田との接戦から一歩抜け出した。
共同 芝・津田が大激戦。津田は斎藤の地元伊賀地方で優勢。女性の支持を拡げているが自民層をまとめ切れていない。推薦する公明の組織がフル
回転すれば民主に脅威。
朝日 芝が優位に戦いを進める。

●滋賀
日経 林と上野の激しい争い。上野は自民の7割強,公明の5割近くを固める。
朝日 林がリード。上野は自公の7割以上をまとめている。
京都 林が地元の湖東地域で優位に立つなど、県内全域でリードしている。社民の大半を固めて,自民支持層にも食い込み、無党派層でも他候補を
大きく引き離す強さを見せている。

●奈良←服部は自民層を固めたのか固めてないのか?
日経 前川・服部互角の戦い,激しいデッドヒートを繰り広げる。服部は自民の5割強,公明の5割を固めた
共同 前川が無党派に浸透,出遅れを取り戻した。服部は自民党の支持層をまとめ切れていない
朝日 前川に勢い,服部追走。服部は自公支持層を8割以上固めた

879とはずがたり(2/3):2004/07/06(火) 13:47
※激戦<5>

実質上此処が決戦の場になるか?香川・山口は自民有利だが,特に香川など,まだまだ解らない。

佐賀が善戦と云うのは信じられないが,川崎氏の若さや日銀出身というキャリアが評価された上に,諫早湾干拓問題や佐賀商工共済協同組合の破綻
などが影響してるのか?野中が週刊誌で注目区と云ってた。

最終盤の無党派勝負なら民主もまだまだ行ける

●香川<自民有利>←終盤公明が山内に流れるか,高松の無党派が植松に流れるかで決まりそう…
日経 山内支持固めやや先行。
共同 植松と山内が激しく争う。植松は県東部を中心に拡がりを見せ,社民層や保守層にも浸透。山内は自民支持層をまとめておらず公明支持層へ
の働きかけも進んでいない。ともに大票田の高松での得票が鍵を握る
朝日 山内,植松激しく競る←!!

●山口<自民有利だが>
日経 岸がやや先行するが郡部で支持が拡がっていない。
共同 岸が有意だが大泉がキャリアを生かし県西部などでも支持を拡げている
朝日 岸・大泉が競り合う。岸は公明への浸透が5割にとどまっている。大泉は無党派層の半数を抑え公明層にも食い込む。


●高知<民主やや有利>
日経 広田と森下が激しく競り合う。広田は民主層の5割,公明層の3割りにも食い込んでいる。
共同 広田と森下が激しく競り合う。広田は民主層だけでなく自民層にも食い込む。
朝日 広田がやや先行。森下も懸命に追い上げ←!!


●佐賀<民主やや有利?>
日経 川崎僅かに先行←!!
共同 川崎と岩永が互角の戦い←!
朝日 岩永が1歩リードしているが川崎にも逆転の可能性がある
佐賀 岩永氏先行、川崎氏追い上げ。岩永氏は、自民支持層の七割以上を固めるが、推薦を受けた公明支持層はまだ固めきっていない。無党派層の
一部を取り込みつつ、郡部・伊万里、武雄、鹿島市などで浸透。川崎氏は、民主・社民支持層をほぼまとめた。無党派層にも支持を広げつつある。
大票田の佐賀市などでやや優位に戦いを進めるが、郡部では苦戦している。

●長崎<民主やや有利>
日経 犬塚氏一歩リード←!!
共同 犬塚と松谷が激しく競り合う←!
朝日 松谷と犬塚が激しい争い。犬塚は都市部で出遅れ

880とはずがたり(3/3):2004/07/06(火) 13:48

※自民有利<4>

此処まで勝てたら雪崩式勝利だが…。
山形は社民との共闘がなって更に擁立がもっと早かったら十分行けてた感じがする。

愛媛も民公社の枠組みが出来てたらどうだったか?却って年金などの攻め手を欠き勢いが無くなってたかな?わかりにくいし。

熊本は,もっと若い候補者を立てれてたら圧勝だったのでは?

宮崎も党の基盤が弱すぎる。せめて1区ぐらい先の総選挙で取っていれば…

●山形
日経 岸に舟山が迫る勢い。岸は自民層6割,公明層の8割の支持を得て逃げ切りを図る。舟山は農水関係に浸透。
共同 岸に舟山が迫る勢い。岸は無党派層に浸透し切れていない
朝日 岸大幅リード

●愛媛
日経 山本が抜け出した。自民層の6割強,公明層の6割を抑えた。斉藤には民主党の弱みとされる女性票等を大幅に取り込むだけの勢いには乏しい。
共同 山本が安定
朝日 山本と斉藤が互角の争い。今治市・越智郡を除く県東部で労組を中心に山本を引き離す支持を集める←?

●熊本
日経 木村が組織を固め優位に立った
共同 木村が組織力で頭一つリード。公明票と熊本市の票が鍵を握りそう
朝日 木村一歩先行,本田懸命に追い上げ。10万人以上とされる公明支持層の同行が鍵

●宮崎
日経 上杉がリード。松下は保守層や無党派層への浸透が課題
共同 松下が猛迫
朝日 上杉がややリード。松下懸命に追い上げ

※自民鉄板<8>
●富山,●石川,●福井,●和歌山,●鳥取,●島根,●徳島,●鹿児島

881とはずがたり:2004/07/06(火) 14:33
議員板より

503 無党派さん sage New! 04/07/06 14:26 ID:KHKsda57
>>497
長崎は自民県連がガタガタだし経済も
構造改革の影響をモロに受けて終ってる。

仕方ないから新幹線で釣ろうとしたが
恩恵を受けるのは長崎市などの県南部だけ。
その長崎市では民主候補に離されている。

創価の援助については、隠れキリシタン系の
コアなカトリック信者が多く生長の家総本山のある
長崎で創価信者が戦力になるほど数があるか疑問。

882とはずがたり:2004/07/06(火) 14:38
来ましたねー。自公最終決戦場
民主やや優勢…岩手▽滋賀▽奈良▽長崎
自民やや優勢…山形▽山口▽佐賀▽宮崎
複数区自民独占窺う…群馬▽静岡

民主優勢の三重・奈良は捨て,香川,高知は自民が取れる目途がついたのか?

公明が自民苦戦の10選挙区テコ入れ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040706-00000263-jij-pol

 公明党は6日午前、党本部で常任役員会を開き、参院選で自民党が苦戦しているとされる10選挙区でテコ入れすることを決め、各県本部に通達した。 
 対象選挙区は次の通り。
 岩手▽山形▽群馬▽静岡▽滋賀▽奈良▽山口▽佐賀▽長崎▽宮崎(了)(時事通信)
[7月6日13時2分更新]

883とはずがたり:2004/07/06(火) 15:04
ソースは不明だが議員板流れ読みスレより

397 無党派さん sage New! 04/07/06 12:13 ID:VG2xd+se
自民、公明に選挙区テコ入れ要請

参院選での自民党の苦戦が伝えられる中、自民、公明両党は5日、選挙協力・重点区の見
直しを始めた。これまで優位とみて協力関係が希薄だった1人区に公明党のテコ入れを求
めるものだ。当初、自民党執行部が戒めていた「比例は公明」という公明党への見返りも黙
認される模様で、選挙区の自公協力を「巻き返しの切り札」と位置付けている。

自民党は6月28日の選挙対策会議で重点選挙区19を決めた。1人区は14選挙区で(1)勝
ってはいるが最終結果は分からない(秋田、滋賀、高知、長崎、佐賀、熊本)(2)負けてはい
るが戦い方によっては勝てる(岩手、三重、奈良、岡山)(3)厳しい(青森、大分、沖縄)(4)と
くに厳しい(山梨)−−の4グループに分け、公明党に重点支援を要請した。

ところが、毎日新聞の特別世論調査によると、優勢と位置づけた(1)のほとんどで激戦を強
いられ、重点区以外の「無風区」とされてきた山形、香川、宮崎などでも競い合っている情
勢。公明党幹部は「ノーマークのところは、きちんとした調査さえしていなかったのではない
か」と自民党の見通しの甘さに苦言を呈した。

毎日新聞の調査では公明党支持層で、「選挙区での投票先をまだ決めていない」と答えた
のは全国で22%あった。ところが無風区扱いだった香川では半数程度、優勢区扱いだった
高知では4割前後に上った。

また公明党支持層に投票先を尋ねたところ、全国で自民候補33%、公明候補22%、民主
候補7%との結果が出た。ところが無風区扱いだった宮崎では自民候補と争う無所属候補
に3割程度、優勢区扱いの熊本では、民主候補に3割程度が投票すると答えた。

884とはずがたり:2004/07/06(火) 15:21
へーぞースレより。
そういえば学校来る途中の塀に新しく平蔵のビラが貼ってあったな。組織が動き出しているか?

373 平蔵ダメポ New! 04/07/04 23:45 ID:oq5wEhlN
参院選:竹中平蔵担当相の得票数 自民党内外が注視
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/news/20040704k0000m010045000c.html
 竹中陣営によると、全体的にサラリーマンや女性に人気が高く、中小
企業経営者らは冷淡という手応え。人がほとんど集まらないケースもあ
り、陣営幹部は「組織がついていないため、票は全然読めない。反応の
良しあしも、初めてのことでさっぱり分からない」と明かした。
 自民党内も見方が分かれる。「70万〜80万票は堅い」と語る幹部
がいる一方、別の幹部は「舛添氏のようにはいかない。50万票がせい
ぜい」と予想している。

竹中大臣、虎党からソッポ
http://www.yomiuri.co.jp/hochi/news/jul/o20040701_40.htm
 伝統の一戦に甲子園駅で下車する人の波は途切れなかったが、ほとん
どが足早に球場へ。足を止めて演説に聞き入る人はわずか100人程度。
“聴衆”のなかには「神聖な場所に来るな!」という厳しいヤジも。近
くの露店の店員からは「営業妨害やから、あっち行けよ」と抗議も出た。

885とはずがたり:2004/07/06(火) 15:28
石原ひよってんじゃんかよ〜

参院選:東京選挙区 11候補が無党派層の争奪戦
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/news/20040702k0000e010030000c.html

 有権者1018万人の東京選挙区。焦点は、昨春の知事選で石原慎太郎知事が獲得した308万票の行方と無党派層の動向だ。首都が抱える膨大な票を巡り、11候補の陣営が、し烈な争奪戦を演じている。

 「石原知事としっかりとスクラムを組んで、まい進する決意です」。公示日の第一声で、自民新人の中川雅治候補(57)は強調した。石原票を取り込もうとする陣営の戦略がかいま見える。

 無所属新人の増元照明候補(48)が出馬表明した先月4日、石原知事は記者会見で「増元さんの応援なら行くね」と言い切った。一方「東京から始まる環境改革」を掲げた中川候補について、名指しは避けたが「何、寝ぼけたこと言っているのか。都民にとっての焦眉(しょうび)の問題は治安と教育だ」と強い口調で批判した。

 この事態に都議会・石原与党の自民党が動いた。幹部議員が間に入り、10日に知事と中川候補を面会させ、2人が握手する写真も撮影した。その8日後の会見で、知事は増元候補の応援について「分からんね。会ったこともないし、僕、その人と」と事実上、前言を翻した。

 中川候補の選挙事務所には知事との写真が大きく引き伸ばされて飾られ、選挙ビラには「治安」と「教育」が加えられた。「環境改革」のキャッチフレーズは消えた。

 東京選挙区の前回の投票率は53・27%。今回は50%前後とみる陣営が多く、当選ラインは「60万票」といわれる。石原票の5分の1だ。増元陣営の幹部は「今後も礼を尽くして応援に来てもらえるようお願いしたい」と望みを託す。公示前日に視察で渡米した知事は2日、帰国する。

 現職の小川敏夫(56)と新人の蓮舫(36)の2候補を擁立した民主党。2議席獲得には、無党派層の取り込みが不可欠で、無所属元職の青島幸男候補(71)に神経をとがらせる。青島候補は95年の都知事選で170万票を獲得。今回は政見放送以外は選挙運動をしない「青島流」を改め、街頭演説も重ねる。民主党都連幹部は「青島さんの知名度は抜群。特に年齢の高い無党派層の受け皿になる可能性がある」と警戒する。さらに、衆参計7回の当選実績がある無所属元職の上田哲候補(76)も無党派層を照準にしている。

 石原票や無党派層を巡って他陣営が攻防を繰り広げる中、公明新人の沢雄二候補(56)の陣営は「それぞれの戦い方があり、自由にやればいい。ウチにとっては沢の名前を浸透させるのが先決だ」と話す。

886asfer:2004/07/06(火) 15:46
>880
どうもこんにちは。
徳島は小池鉄板ですか・・。
あんな千枚舌が議員になったら利権派になるのが目に見えているのに・・。
何だか残念です。(確かに知事選・市長選見てると嫌な予感がしましたが・・。)

887とはずがたり:2004/07/06(火) 15:50
こんにちは。
善戦している香川・高知に加え,徳島を三木立,愛媛を構想のあった民公社共闘実現してたら民主系四国4議席独占なんて有ったかもwしれませんのに残念です。
小池氏は自民党候補にしてみれば若く,元建設官僚で建設票にも強く,徳島市長の知名度となると難しいようですね。。
基本的に徳島は仙谷氏を除いて自民党王国と言う事でしょうか。。

890名無しさん:2004/07/06(火) 21:37
一番衝撃的な自民不利予想は、毎日新聞の中盤情勢ですね
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/archive/news/2004/07/05/20040705ddm010010139000c.html
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/archive/news/2004/07/05/20040705ddm010010140000c.html
なにせ素直に加算すると、
3,4人区:自3民8公3む2
2人区自15民14む1
1人区自11民12む4
選挙区で自民29、民主34、公明3、野党系無所属7に…

891名無しさん:2004/07/06(火) 21:39
>>890のまとめ書き…ずれるかな?
北海道自民民無
青森民安定
岩手民自優勢
宮城民自
秋田む自勢い
山形民自競り合う
福島民自
茨城自民
栃木民自
埼玉民自公共民リード
群馬自民自競り合う
千葉民自
東京民公む民 自競り合う
神奈川民自民共横一線
新潟む自自リード
冨山自安定
石川自優位
福井自優勢
山梨民安定
長野民自
岐阜民自
静岡自民自民
愛知民自民共
三重民自追う
滋賀民自追う
京都民自共
大阪む公民自共
兵庫民自共
奈良民自一歩リード
和歌山自
鳥取自
島根自
岡山民自追う
広島自民
山口自民猛追
徳島自民接戦
香川民自競り合う
愛媛自民接戦
高知む自横一線
福岡自民無
佐賀自民追う
長崎民自追い風
熊本民自やや優位
大分民自一歩リード
宮崎む自接戦
鹿児島自
沖縄む自リード

892とはずがたり:2004/07/06(火) 22:12

予測スレより
自民党から見て●<▲<★<☆<△<○ですな。

山形・宮崎など毎日だけ黒,詰まり自民不利ですよね。聖教新聞などでつながりの深い毎日だけに自公の引き締めを狙っている!?(まさかね…)

635 無党派さん sage New! 04/07/06 19:20 ID:YUIPLp0b

__ 青岩秋山富石福山三滋奈和鳥島岡山徳香愛高佐長熊大宮鹿沖 
__ 森手田形山川井梨重賀良歌取根山口島川媛知賀崎本分崎児縄 
朝日 ●★▲○○△○▲▲▲▲○△○●☆△☆☆▲△☆△▲△△▲ 
時事 ▲★★○○○○●★▲★△○○★☆△☆△☆☆★△▲☆○▲ 
産経 ▲▲▲△○○△●★▲★△△○▲△☆☆☆☆△★★▲☆△▲ 
読売 ▲★★☆△△△●★★★○○○▲△△☆△☆☆★★▲☆△▲ 
東京 ▲★▲☆△△△▲☆★▲△○○★△○★○★★★△▲△△▲ 
日経 ●●▲☆○△○●▲★★○○○▲☆△☆△★★▲△▲△△▲ 
共同 ▲★▲△△△○▲★▲▲☆○○★△○★○★★★△▲☆△▲
毎日 ●▲▲★○△△●▲▲▲○△○▲☆☆★☆★△▲▲▲★△▲

893とはずがたり:2004/07/06(火) 22:13
ちなみに>>890の下の方の広告バナーが社民党のだ。ネットでの宣伝に力入れだしたか!

895とはずがたり:2004/07/07(水) 01:06
岸氏を舟山氏が急追−参院選県区の情勢
http://www.yamagata-np.co.jp/kiji/20040704/0000002362.html

 第20回参院選は11日の投票日まで、7日間の運動期間を残すだけとなった。県選挙区(改選1)では、共産新人の佐藤雅之(31)、社民新人の木村正弘(38)、自民現職の岸宏一(64)、民主新人の舟山康江(38)の4候補が最後の追い込みに入っている。山形新聞社は1―3日の3日間、県内の有権者を対象に電話世論調査を実施、本社・支社の取材を加味して情勢を探った。その結果、現職の強みを生かして先行する岸氏を、舟山氏が急追する展開。木村、佐藤の両氏は自民対民主の戦いに埋没し、引き離されている。ただ調査時点で態度を決めていない有権者が約4割いることに加え、無党派層の動向などによって今後、情勢が変化する可能性もある。

 県選挙区は、現職に新人3人が挑む構図となったが、自民の岸氏と民主の舟山氏による事実上の一騎打ちの展開。終盤戦は、無党派層を多く抱える山形市など都市部での攻防が大きな焦点となる。

 岸氏は自民支持層の約7割を固め、推薦を受けた公明支持層の約5割に浸透している。年代別では40―50代で4割以上、60―70代で5割以上の支持を得ている。地域別では、地元の新庄・最上で大きくリードし、鶴岡・西田川でも優位を保っている。県町村会の推薦に加え、高橋和雄知事と大半の市長の支援を得たため、陣営内に安泰ムードが漂い、市町村議ら実働部隊の動きが鈍いのが不安材料となっている。

 舟山氏は民主支持層の約7割を固めたほか、無党派層から約4割の支持を得ている。年齢別では20代で5割強、30代で約4割の支持を得ており、若年層に浸透。地域別では、地元の小国町をはじめとする長井・西置賜で優勢だ。酒田市では岸氏を上回る支持を得ており、米沢市と南陽市など東南置賜でも追い上げている。4人の中で出馬表明が最も遅れたが、年金改革関連法の強行採決などに対する連立与党批判の受け皿として支持を集めている。

 木村氏は、社民支持層の約5割を固めたが、広がりに欠け、自民対民主の2大政党対決の中で独自色を打ち出せない苦しい状況が続いている。

 佐藤氏も共産支持層の5割弱を固めたにとどまり、共産層の約4割は舟山氏に流れるなど、厳しい戦いを強いられている。

896875:2004/07/07(水) 01:14
ども、875です。
今日帰宅途中の道で某党某候補者が街頭演説をしてたのですが、私はそこを通りかかるとき思わずその候補者から目をそらし、避けるようにして通り過ぎてしまいました。
その候補者が別に嫌いでもないのに、選挙演説とかに出くわすと反射的に避けてしまう・・・。
私自身は政治に関心を持つべきだと考えているのに、心のどこかで政治は面倒ごとだからなるべくかかわらないようにしよう、などの意識が潜んでいたのだと思います。
低投票率はけしからん、政治的無関心はよくないというのなら、こういう政治をタブー視する日本人の意識を変えることが必要だと改めて痛感しました。

897とはずがたり:2004/07/07(水) 01:37
>選挙演説とかに出くわすと反射的に避けてしまう・・・
なるほど〜体に叩き込まれてますねぇ(笑)
俺なんかは民主党の選挙カーだと手ぐらい振ってやる時もありますが,選挙演説とは基本的に聞くだけ時間の無駄だと思ってますから聞きませんね。
政治家の行動は口先で何を喋っているかではなく得票の構図,支援者の構造で決まると思ってますし。

898とはずがたり:2004/07/07(水) 01:39
>>895
無党派だけでなく共産層の4割にも滲透というのが舟山氏の強みか!
女性票,無党派層,革新票,農業票でなんとか逆転出来ないかな?

899とはずがたり:2004/07/07(水) 05:54
ますます投票率勝負になってきたようです。
岩手,三重,滋賀,奈良,香川,山口,高知,佐賀,長崎,山形,熊本,宮崎
この辺↑の県民の皆様頑張ってくだせぇ

2004参院選 苦戦1人区の支援要請 自民参院幹事長ら創価学会首脳と会談
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040707-00000006-san-pol

 参院選で劣勢を伝えられる自民党首脳部が、公明党の支持母体である創価学会のトップと極秘に会談し、自民が苦戦中の一人区を中心に支援を要請、学会側もこれに同意していたことが六日分かった。公明・学会サイドとしては、支援の見返りに「ある程度、比例票の上積みが望める」(公明幹部)と判断、政局の安定を求める立場からも自民への支援強化を決めたものとみられる。
 各種調査などで目標の五十一議席確保が微妙な情勢を受け、自民党の青木幹雄参院幹事長と久間章生幹事長代理は五日深夜、都内のホテルで創価学会首脳らと会談した。これに先立ち、青木、久間両氏は党本部で小泉純一郎首相(総裁)、安倍晋三幹事長とともに選挙情勢を分析。その結果に基づき、学会とのトップ会談では具体的に十前後の「一人区」を挙げ、支援を要請した。同日夜には安倍幹事長も公明党の冬柴鉄三幹事長に電話で協力を求めた。
 これを受け、公明党は六日の常任役員会で山形、奈良、高知など自民が苦戦中の十前後の一人区と一部の複数区で、支援を強化する方針を直ちに確認した。
 公明・学会サイドが自民の協力要請を受け入れた背景には「小泉政権の継続をわれわれが決定づけることにより、選挙後の政局や政策決定で影響力を行使できる」(党関係者)との計算もあったようだ。自民側から公明側に比例票を回す「見返り」については「小泉改革路線」で自民支持組織の弱体化が指摘されるなかで「確実に票を回してもらえるかどうか分からない」(同)との懸念もあり、必ずしも大きな期待は抱いていない。しかし、自民が実際に五十一議席割れして、選挙後の政局が流動化することは回避したいとの判断が優先したとみられる。
 青木氏らが支援を求めた一人区には、民主党の小沢一郎前代表代行の『金城湯池』といわれた岩手、民主党の岡田克也代表の地元、三重なども含まれる。対立候補に競り勝てば、民主党にダメージを加えられる「象徴的な選挙区」(自民関係者)だからだ。
 ただ「実際に票を動かすのは地元だ」(公明関係者)ともいわれ、公明・学会側が勝敗を度外視して自民候補のてこ入れに動くケースも出始めている。衆院選を通じたギブ・アンド・テークの関係など地域事情があるためだ。
 実際、沖縄選挙区の自民候補は、公明の比例候補と政策協定を締結し、党本部が当初は禁止していた「比例は公明に」を連呼。別の選挙区では、公明候補の選挙カーに自民の地方議員が同乗したり、企業へのあいさつ回りをするなど「自公融合が確実に進んでいる」(関係者)との指摘もある。自民から譲り受けた支持者名簿に基づいて「電話作戦」を実施する公明陣営もあり、「古い名簿だとすぐさま苦情を言われる」(自民中堅)ケースもあるほどだ。
 「党の命運をかけて」(安倍氏)挽回(ばんかい)を期す自民が、公明・学会に、なりふり構わぬお願い攻勢に出ている格好だが、こうした状況について自民党内には選挙後の憲法、教育基本法改正などをめぐる与党の政策調整で公明側の発言権が強まることへの警戒感も出ている。(産経新聞)
[7月7日4時17分更新]

900とはずがたり:2004/07/07(水) 06:29
2004参院選 民主・小沢一郎氏、旧竹下派流の戦術 地方の1人区を集中遊説
都市部偏重の運動“改革”
http://www.sankei.co.jp/news/morning/07pol002.htm

 「剛腕、小沢一郎(民主党前代表代行)」。かつて自民党幹事長として多くの選挙を仕切ってきたが今、民主党選対で剛腕ぶりを発揮する。
民主党が参院選終盤で自民党をしのぐ勢いを見せる背景には、自民党の牙城である九州、四国、東北など地方の一人区での善戦がある。
岡田克也代表、藤井裕久幹事長に小沢氏を加えた三氏はいずれも自民党旧竹下派出身。「旧経世会流の選挙戦術」(民主党関係者)がジワジワと効果をあげている。

 「『選挙運動は川上からやれ』というのが、田中のおやじ(角栄元首相)の教えだ。まさにその通りだ」

 川上は田舎、川下は都会という意味だ。自身が率先し、一人区の象徴といえる農村部を遊説に飛び回る小沢氏は公示後、しきりに周辺にこう漏らしているという。

 岡田、藤井両氏は公示直前、党の選挙調査データを手に小沢氏のもとを訪ねた。調査で「民主党劣勢」となっている一人区に小沢氏は次々と「当選」と書き込み、岡田氏の目を白黒させた。

 「地方は小泉構造改革の直撃でより疲弊し、不満が鬱積(うつせき)している。地方の一人区で議席を積み上げ、自民党を上回る五十議席以上を獲得できる」と言い切る小沢氏に、
岡田氏らは大きくうなずいた。小沢氏は「大票田だからといって都市部中心に活動するのは選挙の弱い候補の考え」と説き、これまで都市部偏重の傾向が強かった民主党の選挙運動に“改革”のメスを入れた。

 選挙戦序盤から党幹部の遊説は一人区の郡部も大都市圏と並んで重視されるようになり、小沢氏は先頭に立って農漁村部に積極的に足を運んでいる。
五日には自民党との激戦を演じている大分選挙区のテコ入れをしたが、訪れたのは国東半島の先にある国東町の小さな文化施設。ここは県都・大分市から約五十キロ離れた農漁村地域だ。

 「私が薫(くん)陶(とう)を受けたのは田中元首相と(旧田中派で当地出身の)西村英一元自民党副総裁だ。
小泉純一郎首相が国民のために改革するというのなら、躊(ちゆう)躇(ちよ)なく協力するが、農山村、漁村、地方をどうするか、首相にはまったく関心がない」

 炎天下での演説でこう強調した小沢氏。演説後には、会場の町民約百人から握手攻めにあい、「応援します」と声もかけられた。公示後、二度目の大分入りだが、いずれも大分市を訪れないまま同県を後にした。

 小沢氏は七日も高知県の芸西村農協前で遊説を行うが、「郡部で地殻変動が起きつつある確かな手応えを感じ取っている」(周辺)ようだ。

901875:2004/07/07(水) 10:29
>>897
私の場合は確か小学生の頃親と街を歩いていて共産党の選挙演説に出くわしたとき親に「あんな団体の演説聴いてると変な考え方になるでー」といわれて以来、パブロフの犬のように選挙カーを避けるようになったのだと思います。
確かに体に叩き込まれてますねぇ(苦笑)

903香川県民:2004/07/07(水) 23:00
岡田代表 7月10日の予定
熊本→宮崎→高知→香川→NHK
http://www.dpj.or.jp/schedule/

時間があれば見に行きます。

904おりーぶの木@1リーグ制反対:2004/07/07(水) 23:02
こんばんわ。香川、大接戦ですね。

905さむらい:2004/07/08(木) 00:02
今回の参院選で初めて有権者となって投票します。選挙区は増元さんに入れて、比例区は自民党、民主党の中の人で気に入った人に入れようと思ってます。

906とはずがたり:2004/07/08(木) 00:05
おお,若いねぇ>初めて有権者

907さむらい:2004/07/08(木) 00:16
投票日当日までは19歳なんですが、法律上投票できるようです。

908おりーぶの木@1リーグ制反対:2004/07/08(木) 00:22
>>907
えっそうなの?知らんかった。何はともあれおめでとうございます。
初めて投票した時の喜びは一言では表せなかったなぁ。歴史的な選挙だっただけになおさら・・

909とはずがたり:2004/07/08(木) 00:26
多分参院の任期開始日がさむらい君の誕生日の後からとかなんでしょうな。

910おりーぶの木@1リーグ制反対:2004/07/08(木) 00:31
なるほど・・・ここでこんなこと書くと帰れといわれそうだけど正直、選挙どころじゃない。

911おりーぶの木@1リーグ制反対:2004/07/08(木) 00:36
無論、投票には必ず行くし、当日の速報を徹夜で見守り、野党の歴史的勝利を心から祈る気持ちに変わりはないですが・・・

912さむらい:2004/07/08(木) 00:38
>>908初めての投票なんで投票日が楽しみですね。>>909去年の衆院選の時、知ったのですが、投票日の翌日までに20歳を越えた日本国民に選挙権があるみたいですよ。

913とはずがたり:2004/07/08(木) 00:41
なるほど。詰まり7/11が奇しくも誕生日っちゅう訳ですな。

914おりーぶの木@1リーグ制反対:2004/07/08(木) 00:43
>>912-913
なるほど・・謎はすべて解けました(BY 古畑任三郎)

915さむらい:2004/07/08(木) 00:47
>>913ー914投票日は11日なんで、12日までに二十歳になればいいんです。

916とはずがたり:2004/07/08(木) 00:50
成る程。7/12日誕生日の人までオッケーなんですね。
俺の知り合いにも7/12日生まれが居るな…まぁ今度二十歳な訳ではないが…。

917おりーぶの木@1リーグ制反対:2004/07/08(木) 00:51
了解でつ。いよいよ今度の日曜日か・・

918とはずがたり:2004/07/08(木) 03:05
全国八つの一人区(青森、秋田、三重、滋賀、奈良、岡山、長崎、沖縄)を選んだ理由は?
岩手・香川・佐賀・高知・宮崎もきぼーん

本紙・FNN合同激戦区世論調査 奈良、岡山で民主が優勢
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040708-00000003-san-pol

 十一日に投開票が行われる参院選で激戦が予想される全国八つの一人区(青森、秋田、三重、滋賀、奈良、岡山、長崎、沖縄)について、産経新聞は四日から六日までの三日間、FNN(フジニュースネットワーク)と合同で二回目の世論調査を実施した。今月一−三日に政治意識調査と並行して行った第一回調査と比較すると、滋賀、奈良、岡山、長崎、沖縄の五選挙区で民主党候補と野党系無所属候補が支持を拡大、自民党候補は青森、滋賀、長崎、沖縄の四選挙区で追い上げている。
 調査対象は計五千人。奈良では第一回調査でも支持が高かった民主新人が好調で、民主党支持率は4・4ポイント上昇したのに対し、自民支持率は5・6ポイント落ち込んだ。沖縄では野党系無所属の新人が順調に支持を拡大、自民新人も勢いを増し、激戦となっている。
 青森では自民支持率が6ポイント上昇、民主支持率は6・1ポイント下落。岡山、長崎、沖縄でも自民支持率が上昇している。しかし、八選挙区全体でみると、自民は厳しい戦いを強いられており、投票態度をまだ決めていない三割以上の有権者の動向が当落をわけることになりそうだ。
 一方、八選挙区における内閣支持率の平均は34・6%で、第一回調査(34・9%)から微減。青森、三重、奈良、岡山、沖縄では0・3−3・7ポイント上昇し、秋田、滋賀、長崎では1・6−5・3ポイント下落した。
     ◇
 調査は無作為で電話番号を発生させるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)方式による電話調査で、性別・年代ごとに一定の回答数が得られるまで行った。
     ◇
 ◆政見放送(8日)NHK総合(午後十一時−五十分)(1)女性党(2)民主党(3)維新政党・新風▽NHKラジオ第一(午後三時十分−四時)(1)女性党(2)民主党(3)維新政党・新風(産経新聞)
[7月8日2時45分更新]

919とはずがたり:2004/07/08(木) 03:07
一人区重点 首相現地入り、効果は不透明
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040708-00000004-san-pol
 参院選終盤戦で、自民党は小泉純一郎首相(党総裁)を「一人区」に重点投入する。自民、民主両党候補らが激戦を展開する八選挙区で行った産経新聞とFNNの合同世論調査でも「一人区での劣勢を挽回(ばんかい)しきれていない」(自民幹部)との判断からだ。ただ、首相の厚生年金保険料肩代わり問題をめぐる「人生いろいろ発言」が有権者の反発を招き、内閣支持率も低下傾向にあるなかで、首相の現地入りが思惑通りの効果を上げるかは不透明だ。
 七日までの自民執行部の調整で、八、九両日の首相の遊説先はいずれも激戦が続く長崎、奈良など一人区に限定。最終日の十日は東京、大阪で締めくくることとなった。これまで首相は民主と接戦中の一人区のほか、広島など自民、民主両党で議席を分け合うことが確実視されている複数区も回ってきた。比例票の底上げには「党の顔である総裁が激戦区以外にも多角的に遊説した方が得策」(選対関係者)との判断からだった。
 だが、今月初めに出そろった報道各社の世論調査などを通じて、自民は一人区で予想以上の苦戦を強いられていることが判明し、首相を一人区中心に投入する方針を再確認した。勝敗ラインとしている五十一議席(欠員の鹿児島選挙区を含む)を超えるには「激戦区を一つずつ固めていくしかない」(執行部)との認識で一致したという。
 五日の青木幹雄参院幹事長と創価学会首脳らとの会談で、十前後の一人区を具体的に挙げて支援を要請していることから「公明・学会にお願いした手前、激戦区に精力を傾注するのが礼儀」(参院自民中堅)との事情もあるようだ。
 一方、民主党は岡田克也代表が七日、地元である三重に公示後三回目となる遊説に訪れ「自民党の最重点区の三重で絶対議席を取る」と闘志をむき出しにした。自民、民主の新人対決となっている三重には、自民の安倍晋三幹事長や公明党の坂口力厚生労働相ら与党側は大物を投入。小泉首相も九日に二回目の遊説に入る予定、岡田氏は自分の足元を脅かそうとする自民への対抗心は強い。民主は優勢が伝えられるその他の一人区でも自民の巻き返しを警戒、引き続き幹部らを投入する。
     ◇
 ≪小泉首相の遊説先≫
 6月
 18日 群馬(2)
 19日 岡山(1)
 20日 秋田(1)青森(1)
 24日 東京(4)埼玉(3)
 25日 熊本(1)大分(1)
 26日 奈良(1)三重(1)
 27日 静岡(2)
 28日 長崎(1)佐賀(1)福岡(2)
 29日 長野(2)
 30日 高知(1)徳島(1)
 7月
 1日 兵庫(2)大阪(3)滋賀(1)
 3日 群馬(2)東京(4)
 4日 広島(2)岡山(1)京都(2)
 5日 青森(1)岩手(1)
 6日 北海道(2)秋田(1)
 7日 熊本(1)高知(1)
 8日 長崎(1)香川(1)宮崎(1)
 9日 奈良(1)滋賀(1)三重(1)
 10日 大阪(3)東京(4)

920とはずがたり:2004/07/08(木) 03:18
自衛隊票で激しい争奪戦 自民、防衛庁出身の3氏
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040707-00000144-kyodo-pol
 参院選の比例代表で、自衛隊票をめぐり3人の自民党候補が激しい争奪戦を繰り広げている。いずれも防衛庁内局「背広組」出身で現職の月原茂皓、元職の鈴木正孝、新人の関肇の3氏。自民党は月原氏を自衛隊の代表候補と位置付けているが、鈴木、関両氏も「安全保障の専門家」を売り物に食い込みを図っている。
 月原氏は、落選中ながら防衛政策に強い影響力を持つ山崎拓・自民党前副総裁が率いる山崎派に所属。亀井派の関氏は全国内水面漁業協同組合連合会が推薦し、鈴木氏は軍恩連盟全国連合会の支持を取り付け、戦いの内実は三者三様だ。
 自衛隊関連票は現職自衛官26万人、自衛隊OBで組織する隊友会14万人に自衛官の家族や関連産業を加え最大で約100万票といわれる。隊友会が政治活動のため組織した政治連盟「防衛を支える会」は月原氏を推薦。月原氏は防衛庁の事務次官経験者や制服組幹部OBを推薦人に並べ、自衛隊関係者と地元香川県で浸透を図っている。(共同通信)
[7月7日17時38分更新]

921とはずがたり:2004/07/08(木) 04:08
青森②③,岩手①②③,秋田②③,三重②③,滋賀①②★③,奈良①②★③,岡山②★,香川③,山口①,高知③,佐賀①,長崎①②★③,山形①,熊本③,宮崎①③,沖縄②★

①:公明党に重点区指定支援要請(全部で10。上記と静岡・群馬)(7/7)
②:産経FNN激戦区指定8選挙区→民主優勢に★
③:自民が重点選挙区に応援演説を移すと言い出したあとの時点での小泉の応援決定

922名無しさん:2004/07/08(木) 07:54
>>918
8選挙区とも民主優勢寄りだった選挙区ですね…
青森の苦戦傾向が心配
他の県もどっちがより苦戦か優勢か書いて欲しかった
民主のリードが拡大した奈良岡山で内閣支持率が上がっているのも興味深い

923とはずがたり:2004/07/08(木) 11:40
対象が8選挙区で計5千人では少々少ないのでは?
統計的に十分云えるのでしょうかね。。

924とはずがたり:2004/07/08(木) 18:20
どうやったら60議席!?思惑の入った発言だなぁ

比例23
選挙区
東北北海道:民自・民・民・自民・無・民・民自
北関東:自民・民自・自民・民自民
東京・南関東:公民民青・民自・自民民・民
北陸信越:無自(田)・民自・自・自・自
東海:自民・自民・民民自・民
近畿:民・民自・民公辻・民自・民・自
中国:自・自・民・自民・民
四国:自・民・自・無
九州:民自・民・民・民・民・無・自・無
以上で自27民37公2無7

合計60議席。

2004年 7月 8日 緩み警戒、岡田氏走る
「60議席も」民主、上げ潮ムード
http://www.chunichi.co.jp/04saninsen/040708T0920001.html

 民主党の岡田克也代表が参院選の目標に掲げる「自民党を上回る議席」が現実味を帯びてきた。報道各社の世論調査で民主党の好調が伝えられ、党内には「60議席も不可能ではない」(幹部)といった強気の読みも出始めた。岡田氏は各陣営の緩みを警戒し、楽観論を戒めている。 (佐藤圭)

 「この参院選で、次の総選挙での政権交代に向けて確実な一歩を踏み出したい」

 7日昼、東京のJR新橋駅前。ワイシャツに腕まくり姿の岡田氏は、政権交代の必要性を熱っぽく訴えた。テレビ出演で疲れた表情を見せないため、公示当初は1泊2日程度の遊説日程を組んでいたが、最近は3泊4日の強行軍も。「ホテルで洗った下着をドライヤーで乾かす時は惨めだが、どの候補者も頑張っている」と気合十分だ。

 党内からは9月の代表選での「岡田続投」を確実視する声が早くも上がっている。自民党が目標の51議席を大きく割り込めば、早期の衆院解散に追い込み、政権交代を実現する可能性も出てくる。

 だが、岡田氏は「まだ(自民党を上回る議席獲得の)手応えはない。1日1日の戦い方によって結果は変わる」と慎重な姿勢を崩さない。自身の続投論についても「選挙の結果がどうなるか分からない。一定の想定に基づいた議論はすべきではない」と素っ気ない。最終盤まで気を抜かず、菅直人前代表ら幹部を激戦区に切れ目なく投入する方針だ。

 公示前、民主党は重苦しい雰囲気に覆われていた。菅氏らの国民年金保険料の未納・未加入問題で党のイメージは失墜。岡田氏がぶち上げた年金制度改革法の廃案は果たせず、通産官僚時代の国家公務員法違反など自らのスキャンダルも表面化した。

 それが選挙戦が始まってみると、予想外の上げ潮ムードに。小泉純一郎首相の「人生いろいろ」発言や年金法に関するデータの「後出し」など政府・与党側の失策が尾を引き、民主党は集中攻撃を浴びせることができた。民主党選対関係者は「結果的には、国会終盤で与党との3党合意を事実上撤回し、抵抗野党路線を突き進んだ判断が当たった」と分析する。

 逆風にあえぐ自民党は、民主党に対するネガティブキャンペーン(中傷宣伝)を強化したり巻き返しに懸命だ。しかし、岡田氏は「政策を競い合う選挙をやりたい」と受け流し、年金と多国籍軍参加問題を中心に据えた演説内容にも変化はない。党のキャッチフレーズ通り、「まっすぐに、ひたむきに」岡田流で自民党を追い詰める構えだ。

925とはずがたり:2004/07/08(木) 18:22
朝日新聞に,大樹会が選挙区にまで手が回らない,大阪で公明党への推薦を自民より出したとか,張り子のトラで集票マシンでは既にないとか出てた。

自民、もう一つの戦い
郵政民営化で火花
http://www.chunichi.co.jp/04saninsen/040708T1417.html


 参院選は11日の投票日まであと3日。各党は激戦区でデッドヒートを展開中だが、戦いが行われているのは政党間だけではない。自民党内では小泉改革の旗振り役、竹中平蔵金融・経済財政担当相と、郵政団体の推薦を受ける候補が郵政民営化の是非を“争点”に激しいせめぎ合いを繰り広げている。 (政治部・吉田昌平)

 「私の票が民営化に対する国民の意思表示になる」

 元郵政官僚で比例代表の長谷川憲正候補は、選挙戦で連日声を張り上げている。

 全国的に自民党の苦戦が伝えられるが、長谷川候補に限ってはますます意気盛んだ。「私の票は増えている」とも言い切る。

 郵政団体の支援を受ける長谷川候補は、当然、郵政民営化反対が「公約」。5日の神奈川県内の集会では、「自民党が負ければ、小泉政権が吹っ飛ぶかもしれないし、郵政民営化も自動的に吹っ飛ぶかもしれない。負けを祈っているわけじゃないが」とまで言った。

 そして長谷川候補は、同じ比例代表の竹中候補に対しても対抗心をむき出しにする。

 「彼は『たたかれても、たたかれても改革』と言っているが、たたかれているのはわれわれ。弱い者いじめが竹中さん」

 党内からの「口撃」にさらされる竹中候補は「私が信任されなかったら、小泉構造改革は挫折します」と、決まり文句のように訴える。

 選挙戦術も、都市部の街頭演説が中心で、地方で約200カ所の小集会を重ねる長谷川候補とは対照的だ。

 「この3年間、私は自民党と官僚の抵抗勢力からほんとによくたたかれた」と強調。抵抗勢力と戦う姿勢を演出して、改革をアピールする手法は、首相とそっくりだ。

 長谷川、竹中両候補の得票は、参院選後に待ち受けている郵政民営化案のとりまとめに向けてのバロメーターとなる。

 竹中候補が圧倒的な票を受ければ、小泉改革は信任を受けたと判断できるし、もし長谷川候補が上回ることがあれば「(竹中氏の政治生命は)終わりだ」(参院幹部)との見方もある。

 同じ自民党への1票でも、その中に込められるメッセージは、180度異なることになる。

926とはずがたり:2004/07/08(木) 20:42
秋田、三重、高知、熊本は断ったのか…。

公明、10選挙区で自民テコ入れ
http://www.asahi.com/politics/update/0708/006.html

 参院選が最終盤を迎える中、自民党から選挙協力の一層の強化を求められていた公明党は、1人区を中心に10選挙区でのテコ入れに応じることを決めた。公明党は「この10選挙区は勝ちに行く」(党関係者)と位置付けている。

 10選挙区は1人区の岩手、山形、滋賀、奈良、山口、長崎、佐賀、宮崎と、2人区の議席独占を狙って2人を擁立した群馬、静岡。いずれも民主党候補らとの接戦が伝えられており、5日夜に安倍晋三幹事長が公明党の冬柴鉄三幹事長に電話で支援を要請していた。

 安倍氏はその際に、秋田、三重、高知、熊本の4選挙区も含め、計14選挙区での協力を求めたが、公明党は支援を集中させるため、10選挙区に絞って重点支援を決めた。

(07/08 20:04)

927とはずがたり:2004/07/08(木) 20:43
よし,これで一気に流れは民主だ!!

参院選比例区は自民24%、民主25% 本社世論調査
http://www.asahi.com/politics/update/0708/004.html

 朝日新聞社は6、7の両日、参院選に向けた第7回の連続世論調査(最終)を実施し、11日の投票直前の有権者の意識を探った。比例区で「どの政党または政党の人に投票したいか」への回答は自民24%に対し民主25%で、前回調査(6月29、30日)に続き、民主が微差でリードを保った。劣勢を意識する自民が巻き返しを図って自民支持層の引き締めを強める一方、民主も無党派層に支持を伸ばして勢いを持続し、選挙戦は最終盤に突入した。

 比例区投票先を「まだ決めていない」は29%で、先週の36%から急減した。終盤に向けて有権者の投票態度が固まりつつある様子がうかがえる。無党派層は投票直前に投票行動を決める傾向が強く、流れをつかんだ党に、どっと票が集まる可能性もある。

 比例区で「自民に投票する」と答えた人は、自民支持層で前回の65%から76%に急上昇。これが自民全体の数字を押し上げたようだ。ただ、選挙に「大いに関心がある」と答えた層の中では、前回の21%から今回22%と伸びず、第1回(4月21、22日)の30%にも及ばない。この層は投票に行く可能性が極めて高いだけに、自民にとっては不安材料だ。無党派層では、7回とも1割に届かず、今回は6%だ。

 比例区で「民主に投票」は、民主支持層で84%(前回85%)と高率を維持。これに加えて「大いに関心」層では前回37%から今回39%と堅調で、自民を大きく上回る。無党派層でも前々回(6月22、23日)以来2けたを保ち、今回14%と自民に差をつけている。

 選挙区の投票先としては、民主は前回と変わらず22%だったが、自民が23%から25%に微増した。ここでも自民支持層での上昇が目立ち、70%から76%。報道各社の情勢調査で苦戦が伝えられるなか、終盤になって同支持層を軸に、支持固めに懸命な様子がうかがえる。そのあおりを受けたためか、民主支持層で「民主に投票」は、前回の83%から72%に落ちた。

 政党支持率は自民27%に対し民主21%だった。民主は、前回19%から微増し、全7回の調査で初めて2割を超えた。民主は特に女性の支持率が前回の12%から16%に増加し、最高となった。

 選挙に「大いに関心がある」人は30%で、前回の31%とほとんど変わらず、関心は依然低めだ。自民支持層では29%で、全体と変わらないが、民主支持層では48%と高さが際立っている。 (07/08 19:13)

928名無しさん:2004/07/08(木) 21:48
>>926
公明が断った所はなんででしょうね。
熊本は県連が自民と決裂してるからでしょうが…
さらに気になるのは自民が要請しなかった県。
岡山は諦め、徳島愛媛は自力でいけると踏んだのかもしれませんが、
激戦区の香川が入ってないのが謎

929名無しさん:2004/07/08(木) 22:54
>>924
そこまで行くなら愛媛徳島も勝つつもりなのでは
…実は推薦込みで60というオチかもしれないですが

930香川県民:2004/07/08(木) 23:48
香川は創価学会を通じた動員、テコ入れがこれ以上は不可能と踏んでいるのかも知れません。

931とはずがたり:2004/07/09(金) 02:00
<参院選>自民44議席以下なら 首相は退陣、後継で大混乱
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040709-00002156-mai-pol

 自民党副幹事長の一人は「40議席台の半ばが政局の分かれ目だ。40議席台の前半なら辞任だ。たとえ頑張っても、すぐに辞めざるを得なくなるだろう」と語り、98年参院選の獲得議席以下になった場合には、首相は即時退陣するとの見通しを示す。ただ退陣した場合本命の「ポスト小泉」候補がおらず、党内は大混乱となる。(毎日新聞)
[7月9日0時51分更新]

青木氏、51議席割れなら首相退陣すべき
http://www.nikkansports.com/ns/general/f-so-tp0-040704-0023.html

 自民党の青木幹雄参院幹事長は4日夜、高知市で講演、参院選について「自民党にとり本当に運命を決する選挙だ。私はもし51議席取れなかったら、当然小泉純一郎首相は責任を取るべきだと言ってきた」と述べ、自民党の獲得議席が51を割り込んだ場合、首相は退陣すべきだとの認識をあらためて示した。

 その理由として「確かに衆院で単独過半数を持っているから辞める必要はない。しかし、参院選で負けた首相は全くの死に体だ」と指摘した。

 また「今度の選挙の焦点は政局の安定だ。年金問題、憲法や教育基本法、どれを取っても政局の安定なくしてできない。自公連立の安定した政権づくりが一番の主題だ」「万一、自民党が敗れれば政局が混乱し、ひとつも改革できない」と強調、自公連立政権への支持を訴えた。

 民主党に対しては「水と油が一緒になった政党だ。憲法も教育基本法も安全保障も、民主が政権を取ったら、きっちりした方針が決まるはずがない」と批判した。

[2004/7/4/22:04]

932名無しさん:2004/07/09(金) 02:25
三重を断った理由

与党であり続けたい公明党創価は実は自民でも民主でもいい
岡田氏は将来の有力首相候補であり、政権交代の可能性も十分ある
その岡田氏の選挙区に公明がわざわざてこ入れ選挙区と称して、岡田を煽る必要はない
公明が普通に選挙運動やればいいだけだし。
それにイオングループの御曹司だし。

933名無しさん:2004/07/09(金) 02:29
計十選挙区で自民党候補への学会のてこ入れを確認したとされる。だが関係者は「このうち半分近くは『お付き合い』だ」と打ち明け、最後の追い込みをかける選挙区は学会独自の判断と強調する。
http://www.toonippo.co.jp/tokushuu/seikyoku/20040707.html

934とはずがたり:2004/07/09(金) 02:30
公明は有力政治家には弱いですからねぇ〜。
三重は自民党と県議会会派も同一の蜜月状態なんですが…。

935名無しさん:2004/07/09(金) 02:31
投票まで2日、各陣営追い込み 票の取り込み合戦激化 =北海道=  2004/07/09 01:35

 参院選の投票日まであと二日。道選挙区(改選数二)立候補者の各陣営は、票の取り込み合戦を激化している。

 自民党現職の中川義雄候補陣営は、無所属新人の鈴木宗男候補からの切り崩しを警戒。八日は「鈴木支援だと除名も辞さない」と党所属道議に対する締め付けを強めた。

 鈴木候補は七日の集会で「組織もない私の後援者が締め付けを受けた」と反発。後援者の電話作戦や家族によるあいさつ回りで追い上げを図る。

 民主党現職の峰崎直樹候補陣営は、連合北海道幹部らが八日、労組を回り「峰崎先行の情報は幻想だ」と引き締め。新人西川将人候補への支持層流出を警戒する。

 これに対し、西川陣営は八日に鉢呂吉雄党北海道代表が札幌市内で企業回り。「岡田克也党代表から(峰崎候補と)二議席を取れとげきが入った」と強調した。

 共産党新人の岡千陽候補の陣営幹部は「全道でぶつかるのは民主党だ」として、最終盤の追い上げにかける。

 社民党新人の山内恵子候補には八日、福島瑞穂党首が応援。「比例票を奪いに来た」と民主党切り崩しを宣言した。
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&amp;d=20040709&amp;j=0072&amp;k=200407092398

936とはずがたり:2004/07/09(金) 02:35
>>933おお,興味深い記事ですので貼り付けておきます。
何処だろう,お付き合いの選挙区…。


創価学会の協力取り付けに奔走する自民/「負ければ連立崩れる」

 各世論調査で参院選苦戦が伝えられる自民党が、あからさまな公明党と、支持母体の創価学会頼みの選挙戦に乗り出した。捨て身の姿は支持組織の弱体化が進み、民主党が都市部を中心に攻勢を強める中、もはや自力だけでは勝ち抜けない自民党の「衰退」を象徴している。

 ▽密談

 「五十一議席を割れば連立が崩れるかもしれない。どうかご協力をお願いします」。五日夜、国会近くの赤坂プリンスホテル。夜景を見下ろすバーの個室で自民党の青木幹雄参院幹事長が深々と頭を下げた相手は、創価学会の秋谷栄之助会長だった。同席した自民党の久間章生幹事長代理は「負ければ青木さんが辞めることになる。それでは学会もお困りでしょう」と言葉を挟んだ。

 双方は岩手、山形、滋賀、奈良、山口、佐賀、長崎、宮崎の各一人区と群馬、静岡の二人区の計十選挙区で自民党候補への学会のてこ入れを確認したとされる。だが関係者は「このうち半分近くは『お付き合い』だ」と打ち明け、最後の追い込みをかける選挙区は学会独自の判断と強調する。

 公明党や創価学会とのパイプ役を務める青木氏はこれまで各地の学会関係者と接触を重ねた。六月二十五日には創価学会の関西地域の実力者、西口良三総関西長に接戦の滋賀、奈良両選挙区で協力を要請。秋谷会長への「直訴」は、厳しい選挙情勢に焦りを強めた青木氏の「最後の手段」(周辺)にほかならない。

 ▽心は一緒

 一方、激戦の現場では公明党、創価学会への露骨なすり寄りが表面化している。

 前橋市で六日に開かれた公明党の会合。自民党の中曽根弘文元文相、上野公成前官房副長官の候補二人が演説した。

 「私は他の新聞を読まなくても、(創価学会機関紙の)聖教新聞はしっかりと読んでいる」。中曽根氏は詰め掛けた学会員にこうアピールした後、公明党の比例代表候補の浜四津敏子氏に触れ「圧倒的得票で当選されるよう私も一生懸命やります」と公言。上野氏は「私は聖教新聞を二部とっています。浜四津さんの完勝に向けて手伝う。自民党と公明党は体が違っても心は一緒だ」と言い切った。

 安倍晋三幹事長は七日、神戸市内の演説で「北朝鮮に圧力をかける法律を自民、公明両党で通した。拉致問題を解決できるのは自公連立だ」と結束を前面に打ち出した。

 自民党はこの日、民主党批判の全面広告を新聞各紙の朝刊に掲載した。創価学会依存とネガティブキャンペーン(中傷宣伝)の両面作戦。だが公明党との間には憲法改正や教育基本法改正で深い溝がある。橋本派幹部は「選挙で助けられるほど政策調整はますます難しくなる」と代償の大きさに警戒感を隠さない。

937名無しさん:2004/07/09(金) 02:37
9日に冬柴氏が岩手入りするみたいだから岩手は最重点だと思う

山口あたりはお付き合いでは

938とはずがたり:2004/07/09(金) 02:41
小沢の神通力も今回は通じずなんでしょうかね>岩手

静岡・群馬は公明の得票調整が可能だと自民独占も十分あり得るのですが…。

939名無しさん:2004/07/09(金) 02:45
創価公明率ランキング(公明てこ入れ10選挙区限定)

1位 宮崎県 19.60%
2位 山口県 16.31%
3位 長崎県 16.09%
4位 静岡県 14.47%
5位 佐賀県 14.43%
6位 奈良県 13.81%
7位 群馬県 13.78%
8位 山形県 13.30%
9位 滋賀県 12.26%
10位 岩手県  7.56%

940名無しさん:2004/07/09(金) 02:47
>938
小沢氏は、10日に朝8時〜10時30分まで岩手にいるだけだそうです
午後は九州に。
前回よりは余裕が感じられるのですが・・・

941とはずがたり:2004/07/09(金) 02:50
うーん,宮崎つえー。
山口・長崎も結構強いが,我が静岡も…。

7%の岩手に派遣する当たり公明も自民と心中はいやだと半分腰引けてたりしないのでしょうかねぇ。
前回は小泉大旋風の中でしたしねぇ〜。小沢はもう地元は固めたと自信満々なんでしょうか>>940

942名無しさん:2004/07/09(金) 02:53
公明が岩手で必死なのは、無所属候補と完全な比例バーターをしているからです。
無所属だから自民党に気兼ねしなくてもいいですし。

943とはずがたり:2004/07/09(金) 02:58
おお,そうですね。
参院は比例と選挙区の候補者が完全に分離されてるのでこれが結構効いてますねぇ。

944主浜逃げ切ったか?:2004/07/09(金) 09:57
参院選岩手選挙区 終盤の情勢 2004.7. 9

 11日投開票の第20回参院選は終盤を迎え、岩手選挙区(定数1)は民主、共産、社民の各党公認候補と自民、公明、無所属の会が推薦する無所属候補の新人4氏が大詰めの攻防を展開している。
岩手日報社の参院選取材班、各支社局網の取材分析による終盤情勢は、主浜了氏が活発な動きで支持に厚みを増し、高橋洋介氏は組織力で集票に総力を挙げている。
竹花邦彦氏、若山明夫氏は支持拡大に懸命だ。選挙戦は無党派層の動向など流動的な要素をなお残しており、残り2日間の戦いが当落を左右しそうだ。

 主浜氏は、中盤以降もミニ集会などのきめ細かな戦術を貫く。強固な党の支持基盤から、無党派層へも支持を拡大。
最終日の10日は小沢一郎衆院議員が地元入りし、衆院4区と盛岡市で最後の支持固めを徹底する。

 各陣営が決戦場と位置付ける盛岡地区は激しい攻防が続くが、優位を保つ。
2区は自民党の基盤を侵食して善戦。3区は不安要素を抱えながらも徐々に支持を固め、小沢氏の地盤の4区は必死に引き締めている。

 高橋氏は、幅広い組織を結集して総力戦で激しく追い上げている。
自民党は小泉純一郎総裁(首相)はじめ党幹部や大臣を続々投入。公明党も支援を強め、建設業界など各組織への働きかけも拍車が掛かってきた。

 守勢だった2区は、危機感をばねに懸命の巻き返し。盛岡市も徹底しててこ入れに動いている。
4区は出身の北上市などで優位だが、小沢氏の地盤も固い。9日は安倍晋三自民党幹事長が再び来県し3区を盛り上げる。
◇調査方法 7月4−6日の3日間、県内3145人を無作為抽出し、面接や一部電話で支持動向を探った。
http://www.iwate-np.co.jp/saniin/top.html

945とはずがたり:2004/07/09(金) 12:04
奈良・長崎でも横一線かー。民主党苦戦中。。
横一線は,山口・佐賀・山形あたりであって欲しい。。

11日投票の参議院選挙、自民党の改選51議席の維持は微妙な情勢 FNN分析結果
http://www.fnn-news.com/

11日に投票が行われる参議院選挙について、FNNが世論調査と事前取材をもとに情勢を分析した結果、自民党が勝敗ラインとする改選51議席の維持は、微妙な情勢であることがわかった。
選挙区の勝敗を左右する1人区で、自民党は北陸、山陰などで固めたものの、青森、秋田、岡山、沖縄などで民主党が公認、または推薦する候補にリードを許し、奈良、長崎などで横一線の競り合いとなるなど、苦しい戦いとなっている。
民主党は選挙区だけでなく、比例区でも自民をリードし、自民を抜いて、比例第1党となる可能性が高くなっている。また、公明は堅実な戦いで、共産、社民は苦戦している。
自民党が勝敗ラインとする51議席を割る可能性が出てきたことで、結果次第では、今後、安倍幹事長のみならず、小泉首相自身の責任問題に発展する可能性もある。
しかし、投票態度を決めていない有権者が4割を超えており、投票率次第で、選挙結果はなお流動的となる。

946名無しさん:2004/07/09(金) 12:19
●民主 ○自民 ▲共産 △公明 ★社民 ▼野党系無所属 ▽与党系無所属

北海道●○ 青森● 秋田▼ 岩手● 山形○ 宮城●○ 福島●○
茨城●○ 群馬●○ 栃木●○ 埼玉●○△ 東京●●△▼ 千葉●○
神奈川●●○ 山梨● 新潟▼○ 富山○ 石川○ 福井○ 長野●○
岐阜●○ 静岡●○ 愛知●●○ 三重● 滋賀● 京都●○ 兵庫●○
奈良● 大阪●△▼ 和歌山○ 鳥取○ 島根○ 岡山● 広島●○
山口○ 香川● 徳島○ 愛媛○ 高知▼ 福岡●○ 佐賀○ 長崎●
大分● 熊本● 宮崎○ 鹿児島○ 沖縄▼

947名無しさん:2004/07/09(金) 12:33
参院選佐賀選挙区、全国注目区に 07月09日


 参院選佐賀選挙区は自民と民主が競り合い、小泉政権の命運をかけた激しい政治決戦の縮図の様相を呈してきた。ともに「票が読めない」という事態に、
自民は陣頭指揮に立つ青木幹雄参院幹事長が八日、佐賀市入り。対する民主は党の顔・岡田克也代表が急きょ三度目の来援に。各地で攻勢と巻き返しを繰り広げながら、最終盤へとなだれ込む。
切迫した事態に、自民本部は五日深夜、全国十の最重点地区に佐賀を入れ、公明に最後の「テコ入れ」を要請。公明県本部は「徹底浸透」を合言葉に動き出した。
対する民主は、原口一博衆院議員の後援会をフル稼働させるとともに、急きょ岡田克也代表に「三度目の県内入り」を要請。九日の佐賀市入りが実現し、十日には小沢一郎前代表代行も駆け付けることになった。

 党の看板となった岡田氏と、旧自由党からの支持者を持つ小沢氏。最終盤、大物二人を投入するという異例のてこ入れで、当落を左右するとされる無党派層への浸透、保守層への食い込みを狙う。

http://www.saga-s.co.jp/kizi1.asp?ID=20040709&amp;COL=1

948とはずがたり:2004/07/09(金) 12:34
この辺がポイントですな。
山形○ 三重● 滋賀● 奈良● 山口○ 香川● 高知▼ 佐賀○ 長崎● 熊本● 宮崎○ 
三重・滋賀・奈良を落とすようだと民主惨敗,山形・佐賀・宮崎当たりまで取れるようだと圧勝でしょうね。
山形・山口・佐賀・宮崎などでの民主に有利な条件を捜す日々…w

949名無しさん:2004/07/09(金) 12:39
 岡田氏は三日から五日にかけて西日本行脚。その際の「反応の良さ」が世論調査で裏付けられたことに意を強くし、事務局に自ら指示して九、十両日には「あとひと息」と分析する山口、佐賀、長崎、熊本、宮崎、高知、香川の七県に入ることを決めた。

 五日の民主選対と連合の協議。連合側は「西日本に絞らず、確実に勝てる選挙区のてこ入れに入るべきだ」と再考を求めたが、「最後は保守の『金城湯池』で勝負する。二十一世紀の民主党の挑戦だ」(側近)との岡田氏の強い意向を踏まえ、党側が押し返した。
http://www.shikoku-np.co.jp/news/administration/200407/20040709000082.htm

951とはずがたり(1/2):2004/07/09(金) 12:45
党関係者の間で語り草になっている「菅の東海道駆け」かぁ〜

■〈04参院選・決戦前夜:3〉民主、西日本に力点
 選対会議「中国・四国・九州で地殻変動」
http://www.asahi.com/paper/politics.html

●1人区、自民に挑む

 「中国、四国、九州で地殻変動が起きている。最終盤も四国、九州に入りたい」。6日夜、民主党本部の選対会議。北橋健治役員室長は、こんな岡田代表の言葉を伝えた。

 5月末から毎週実施した党の独自調査でも「西日本の1人区で民主党が善戦」との結果が出ていた。公明党がこの日、危機感を募らせる自民党への選挙協力強化を決めた10選挙区にも西日本の選挙区が入っている。岡田氏の遊説日程はすんなり決まった。

 9日=山口▽佐賀▽長崎

 10日=熊本▽宮崎▽高知▽香川

 6年前、橋本首相を退陣に追い込んだ参院選の最終日、当時の菅直人代表は、京都、愛知、岐阜、神奈川、東京と東海道線沿いの都市部の選挙区を駆け足で回った。結果は5選挙区で完勝。神奈川、愛知は2人当選を果たした。党関係者の間で語り草になっている「菅の東海道駆け」だ。「岡田の九州・四国攻め」は功を奏すのか――。

 ただ、中国、四国、九州は民主党の前にそそり立つ厚い岩板だ。

 比例区で2200万票を獲得し、自民党を上回った昨年11月の総選挙。300小選挙区のうち民主党は35%に当たる105議席を獲得した。だが北海道や南関東、東京、東海、近畿の各ブロックは50%前後の獲得率で自民党と互角の勝負をしているが、中国、四国、九州は平均を大きく下回った。しかも、この3ブロックで参院選の1人区27のうち15を占める。

 自民党を超えるためには「比例区で18議席前後、2人区以上で20議席前後」に加え、1人区でも10議席前後は最低限必要な勘定だ。結党以来2度の参院選で公認候補が1人区で当選したことはないが、勝利には西日本での巻き返しが必須だ。

952とはずがたり(2/2):2004/07/09(金) 12:45

 そこにいち早く目を付けていたのは、年金未加入問題の責任を取って菅氏の後継代表の座を辞退した小沢一郎前代表代行だ。

●小沢氏行脚、党内も注視

 「私、農協の正組合員でございまして、小さいながらも米を供出している農家のはしくれでございます」。公示翌日の6月25日。小沢氏は、大分市中心部から車で1時間近く山間に入った千歳村にいた。田植え後の水田が周囲に広がる公民館の前には隣の犬飼町の住民をあわせ約300人。

 「農政、農業、地域の振興について、小泉さんから語られたのを聞いたことがありますか」。首相の農政への無関心を批判し終えると、住民一人一人と握手を交わした。

 約1時間後、同じく大分県入りした首相が大分市内の公園で「これからは『一地域一観光』。これを今提唱している」などと数千人を集めて演説したのとは対照的だ。

 「できるだけ田舎でやろう」。小沢氏は、遊説場所を決める際にこんな注文をつけたという。側近の一人は「かつて田中角栄元首相が『田舎で演説しろ。人がいなくても話があっという間に広がる』と言っていた。それが念頭にある」。

 小沢氏は自民党幹事長を務めた保守政治家。都市部出身の若手議員が多い民主党では珍しい存在だ。24日の公示日の第一声は奈良県橿原市。その後も長崎県東彼杵町、福井県丸岡町、滋賀県水口町、高知県芸西村……。自民党と競り合いを演じている農村部の1人区にぴたりと重なる。小沢氏の動きをある幹部はこう名づけた。「究極の1人区対策」

 公示日の1週間前の6月17日、岡田氏は藤井裕久幹事長とともに、国会近くの小沢氏の個人事務所を訪ねた。選挙対策を説明する2人に、小沢氏は西日本の二つの1人区をあげ、「重点区にすべきだ」と進言した。「両選挙区とも当落にかかわらず次の総選挙につながる選挙区」(幹部)。会談後、岡田氏は「非常に参考になった」。

 ただ、党内には、小沢氏の別の狙いと次の動乱を感じ取るむきもある。

 「本題に入る前に、お礼とお願いがあります。同志の○○君のことであります」。参院選候補の応援演説の際、候補者に同行している地元の若手衆院議員の話題を持ち出すのだ。総選挙での当選のお礼を述べた後、小沢氏は続ける。

 「彼は日本をしょって立つ政治家になります。今後ともみなさまのお力添えを」

 こうした若手議員の多くは、6月に結成された当選1、2年生の政策集団「一新会」のメンバーだ。「小沢代表」への待望論がくすぶるなか、「借りを作ってしまったかもしれない」。そんな不安を漏らす若手衆院議員もいる。(磯貝秀俊)

953とはずがたり:2004/07/09(金) 13:12
[’04参院選かがわ]「下手に言っては…」候補者、合併問題に触れず /香川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040708-00000001-mai-l37

 ◇住民の反応はさまざま
 参院選は終盤戦を迎え、香川選挙区(改選数1)の3候補は連日、街頭演説や個人演説会などで支持を呼びかけている。しかし、住民の生活に直結する市町合併問題を口にすることは、ほとんどない。小豆島では今月5日までに池田、内海両町議会が土庄町を含む小豆郡3町合併協議会からの離脱方針を示すなど、県内の合併論議は混とん。有権者の意見もさまざまで、幅広い集票のためには“アンタッチャブル”な話題のようだ。
 「合併しなければ、島はどうにもならん。小豆島は、大きな曲がり角に来ている」。先月26日夜、土庄町であった選挙区候補の個人演説会。同町民ら約150人を前に、三木佑二郎町長は合併の必要性を熱っぽく訴えた。
 しかし、候補者自身は合併問題は全く触れなかった。演説を聴いた会社員の男性(50)は「合併はもめにもめているから触れづらいんやろ。まあ、合併は町や県で考えればいい。国の話ではないわ」。池田町の自営業の男性(37)は「合併はもう目前に迫っている。候補者の考えを直接聞きたかった」と話し、反応はさまざま。演説会後、候補者は「揺れ動いている問題で難しい。下手に言って合併を後退させたくはない」と複雑な心境を語った。
 ただし、陣営の間では「住民に関心のある合併問題について、真剣に考えていることを伝えたほうがいい」との見方も。三豊郡の演説会では「庁舎の問題や名前の問題といろいろあっても、嫁にいった気持ちで、心を温めてください」と応援演説をした関係者もいた。
 一方、別の候補者は、「政治経験がないため、合併論を説いても説得力がない」と合併の是非について街頭演説などでは触れてない。陣営幹部は「道州制に向け、自治体を強化する合併は推進する立場」と説明する。
 また、別の候補の陣営は「国政で争うような論点ではない。市と町の合併では、吸収されて実生活に影響するかどうかなど事情が違うため、ひとくくりに論じるのは難しい」と主張する。
     ◇
 用意した席数の半数程度しか埋まらない個人演説会場で、ある陣営の関係者はつぶやいた。「もうちょっと集まると思ったけど。やっぱり住民の最大の関心事は、選挙よりも合併だよ」。争点にはなりづらい合併問題が、選挙戦に微妙な影響を及ぼしている。(毎日新聞)
[7月8日20時41分更新]

954名無しさん:2004/07/09(金) 14:52
■参院選投票直前の最新情勢

 マスコミの裏側に流れている選挙結果予測はこうだ。
 周章狼狽する小泉自民の終盤戦の撹乱謀略も空しく自民敗北変わらず。

■“崖っ縁自民”醜態・狂態

 竹中 どこへ行っても超不人気。「年金はどうした」のヤジ封じ込め。
 安倍幹事長、「辻元!文句あるか」の呼び捨て非難で大騒ぎ。
 なりふりかまってられない、1回5億円の自民党の「反民主党広告」。
 東京選挙区、中川雅治のお役人選挙に運動員ウンザリ。

955とはずがたり:2004/07/09(金) 21:51
こんな感じで冷静に考えて自民に勝てる要素なんてないんですが,この安心できない感覚は何でだろ。。

956名無しさん:2004/07/09(金) 22:19
自民、民主が大接戦 参院選11日投開票

 11日投開票される第20回参院選を前に共同通信社は8、9両日、有権者の意識変化を探る3回目の全国電話世論調査(トレンド調査)を実施した。自民党は、選挙戦終盤で選挙区を中心に巻き返しをみせており、比例代表も含め民主党と大接戦を演じている。特に、全国で27ある1人区のうち、西日本を中心に約半数の選挙区で両党候補が激戦となっており、自民党が小泉純一郎首相(総裁)の目標である改選51議席(欠員の鹿児島選挙区を含む)を獲得できるか否かは、1人区の結果が左右しそうだ。
 調査で参院選に「非常に関心がある」「少しは関心がある」と答えた人は、第2回調査(6月24、25両日実施)から1・8ポイント増の72・8%にとどまり、選挙への関心は高まりを見せておらず、低投票率となることが懸念される。
 参院選は選挙区73、比例代表48、計121の改選議席を計320人の候補者が争う。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040709-00000284-kyodo-pol

どうなるだろう? 自民がここでやや息を吹き返したのは寝ていた自民支持層が起きたからだと思う。
基本的に最終盤で決定するのは政権批判の無党派層。自民追い上げムードだが、まだ民主優勢と見ているのだが・・・

957名無しさん:2004/07/09(金) 22:32
・「西日本重視」は岡田氏自ら決断した。「ある意味ではバクチだ。吉と出るか……」。民主党の幹部が声を潜めた。
・演壇に立った地元(衆院岡山3区)選出の平沼赳夫前経済産業相は、10分間の演説をこう締めくくった。平沼氏はその直前、岡山市の創価学会岡山文化会館に足を運び、支援を改めて要請、応対した稲田健三副会長が「学会票の9割は行きますよ」と請け合った。
・自民党内には「自公協力も過ぎれば、古くからの自民党支持者が離れていく」(幹部)という懸念がある。プラスマイナスの影響が読み切れぬまま、公明党依存へどんどん傾斜している現状だ。
・公明党側からは「頼まれたことはやるが、責任は持てない。うちは補充するくらいのこと。結局は自民党がやることだ」(幹部)という反応も出ている。自民党が自前の支持層を固めきれていないことに対するいら立ちがあるようだ。同党は既に改選の10議席をほぼ確保したとみられており、「自民党と運命共同体といわれても……」と警戒する声もある。
・「北陸、山陰の壁は厚く、東北はほぼ決着」(幹部)と判断、最終盤の決戦の舞台として「創価学会が比較的浸透していない」(同)と見た西日本を選んだ。
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/news/20040710k0000m010096000c.html

958名無しさん:2004/07/09(金) 22:35
参院選:自民、低投票率を懸念

 参院選最終盤を迎え、与野党とも投票率の動向に神経をとがらせている。低ければ組織政党の自民、公明両党に有利というのがこれまでの定説だったが、旧来の自民党支持層の「自民離れ」傾向を背景に「低投票率でも有利とは限らない」との新説がじわりと広がってきた。一方、民主党にとっては高投票率ほど有利という法則が今回も成り立つとみられているが、肝心の無党派層の動きを読み切れず、同党は「低投票率で自民に競り勝つ」戦術を意識して終盤の運動を組み立てている。【
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/news/20040710k0000m010097000c.html

959名無しさん:2004/07/10(土) 05:20
今朝の読売新聞

・週の中盤に行った自民党の調査では、劣勢だった一部の選挙区で逆転が見られた
・自民幹部「51は上回ると思う。わが党には底力がある」 中川?w
・民主幹部が1人区では青森、岩手、山梨、三重、岡山、大分などで優位に進めていると分析
・55%超えれば選挙区40議席取れる(民主)
・38議席割れははありえない 40議席台後半から50議席を狙う(民主)

960名無しさん:2004/07/10(土) 13:09
私は東京都在住ですが、何だかんだ言って、小川とレンホウは両方とも通るでしょう。保守票や末端学会員の離反票が民主党に流れるのではないでしょうか。青島も、うまくすれば、票が流れて当選し、中川雅が落ちますね。沢は、投票率が余程高くなり、相当数の学会票が民主に流れない限り、落選しないでしょうけれど。

961とはずがたり:2004/07/10(土) 13:14
ほんとに学会の動員力が気になります。岡山では公明票の9割は加藤へ行くと豪語してるみたいですし。

創価学会員、民主に流れる票、懸念
http://www2.asahi.com/2004senkyo/topics/setsujitsu07.html

 参院選で「自民党の劣勢」を新聞各紙がそろって伝えた先週末から週明けにかけて、永田町では自民党から公明党への協力要請が本格化した。だが、公明党を下支えする宗教団体「創価学会」の古参会員の間では党の政策決定への異論がくすぶる。公明支援のお願いでさえ、思わぬ反論を受けることがあるという。政党間の協力関係はどこまで実を結ぶのか。

 5日夜。残業をこなしながら東海地方の創価学会員の女性会社員(30)はいらだっていた。前日の新聞各紙が1面で「自民苦戦、民主好調」と書いていたからだ。学会の先輩からは数日前、「このままではだめ。若者が頑張って無党派層を掘り起こせ」と言われていた。

 「早く帰って、知り合いに電話をかけなきゃ」

 比例区は公明党の候補に、選挙区は自民党候補に投票して、と頼むのだが、ノルマがあるわけではない。

 卒業した短大の同窓会名簿をもとに電話をかけると、「選挙のたびに電話をくれるけど、どうしてそんなに頑張るの?」と、旧友からあきれられることもある。

 「平和の党と言うけど自民党と一緒に自衛隊をイラクに出したじゃん」

 そんな反応に「自衛隊はイラクで歓迎されている」と言ったきり、言葉に詰まることもあるが、すぐに「私の役割は選挙に無関心な人たちに呼びかけることなんだ」と自らを励ます。

 「でも、本当は信者の仲間が頑張っているから私も頑張る−−それだけ。選挙はお祭りや部活のようなものなのだから」

 首都圏で学会の地区幹部をしている40代の男性は「親しい会員の半分は、すでに期日前投票を済ませた」という。

 昨秋の衆院選では公示日前から、自民党候補への応援指示を受けていたが、今回は6日の時点で「まだ、何もない」。だが、最終盤では上の幹部から「きっと引き締められる」と思っている。

 学会員にとって選挙活動は「政治の戦いではなく、信心の戦い。法戦なのだ」という。選挙で頑張れば頑張るほど功徳があると信じている。しかし今回、会員の動きはまだ鈍い。古参の会員ほどそう見えるという。

 「憲法改正や多国籍軍参加なんて……」「政府の年金改革は信じられない」。最近、周囲でそんな声をよく耳にする。このままでは公明党に投票しない人も出そうだし、民主党へ流れる票も結構あるかも――この男性はそう感じている。

 6月27日、東京都練馬区役所近く。

 「私は公明党が大好きです」。東京選挙区で公明新顔の応援をした歌手の山本リンダさんが叫ぶと1000人近い聴衆が沸いた。学会副芸術部長としての登場だった。

 聴衆のほとんどはそのまま区役所の期日前投票所へ。公明党関係者は「手続きが簡単になった期日前投票制度を使った作戦。街頭からその足で投票に行ってもらうようにすれば確実に票につながる」と話した。

 別の関係者によれば、学会員たちはあと4日間、人海戦術に入るという。「会員1人で1日に3人の新規開拓。都内でそれを仮に10万人がやれば……」と言った。


(朝日新聞2004年7月8日朝刊紙面)

962名無しさん:2004/07/10(土) 14:44
『JanJan』の参院選大胆予想!!!
自民大敗45議席・民主躍進56議席(推薦含め) 2004/07/10
http://www.janjan.jp/sanin/0407/0407096663/1.php
さて、どうなるでしょうか、、、

ちなみに2003衆院選の予想は見事的中↓
▼自民党は230議席台に転落する
 ▼公明党の議席数は微減、保守新党の議席数は半減以下になる
 ▼自民、公明、保守新3党の与党議席数は絶対安定多数を割り込む
 ▼民主党は比例区で第1党を確保、選挙区でも議席数を伸ばし、170議席台へ大幅躍進する
 ▼共産党、社民党は、ともに議席数を3割以上減らす
http://www.janjan.jp/senkyogaomosirokunaru/list_2003.php

963とはずがたり:2004/07/10(土) 14:46
わかもんは選挙へ行く効用が特にないからねぇ。別に投票行かないからと云って非難できないと思う。
利権漁りのために投票行くのと,利権無いから投票行かないのでは大差ないし。
若者の方がしがらみがない分,理想主義な面もある。まぁ殆どは政治に関して無差別であって,更に遊びに夢中でそんなもんに目を配ってる暇ないのだろうがね

参院選:投票したら値引き 商店街が投票率アップ狙い
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20040710k0000e040026000c.html

 投票を済ませた人には天丼100円引き−−。参院選で若者の投票率を上げようと、東京都新宿区など全国約20の商店街が11日の投開票日から、投票した人に値引きなどのサービスをする。総務省も若者をターゲットに約7億円をかけ、サッカー選手と女優を起用した選挙啓発に懸命だ。

 商店街の作戦は、政治家志望の若者を支援するNPO法人「一新塾」の塾生で愛知県津島市の会社員、吉金大輔さん(34)が「組織に頼らない政治家を選ぶために」思いつき、口コミなどで広がった。北海道砂川市、愛知県春日井市、滋賀県彦根市、福岡県苅田町などの商店街が「投票率アップと商店街振興の一石二鳥を狙って」実施する。

 東京では、学生の町・早稲田大学周辺の商店約20店舗が、投票所で発行される「投票済証」を持参した人に「天丼100円引き」「食後にアイスクリーム付き」など各店が自腹を切ってサービスする。早稲田商店会会長の安井潤一郎さん(54)は「大人の責任で若い人の無力感を何とかしなければと思った」と話す。総務省によると、投票済証は公選法に規定はないが、有権者が投票した証明を求めた場合に、投票所で発行される。

 早大生の間では「有効でいい手段だと思う」(法学部4年、藤田裕喜さん)、「投票率が上がるとは限らないし、そこまでして上げた分は質が問われる」(社会科学部3年の女子学生)と賛否まちまちだ。

 総務省によると、前回(01年)の参院選の投票率(選挙区)は56.44%だが、30〜34歳=45.47%、25〜29歳=36.86%、20〜24歳=31.36%と若者ほど低かった。このため、同省はJリーグ・ジュビロ磐田の中山雅史選手(36)と女優の白石美帆さん(25)を起用し「日本に関心を持てるのは、スポーツだけですか」と刺激的な標語のポスター45万枚を用意。新聞広告やテレビCMで啓発している。ただ同省選挙部管理課は「どのような効果を生むかは分からない」と弱気だ。

 若者の政治参加に詳しい丸楠恭一・目白大地域文化学科教授(45)は「中高年のほうが相対的に投票率が高いのは(地域や職場などの)しがらみもあるからで、それがない若者の政治意識が低いとみるのは間違いだと思う。限られた選択肢の中で入れたい候補がなくて棄権する場合もある」と分析する。
毎日新聞 2004年7月10日 11時11分

964とはずがたり:2004/07/10(土) 14:52
東北の1人区は完勝して欲しいが大丈夫かねぇ,足許の岩手とか…

参院選、あす投票 東北激しい競り合い
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040710-00000008-khk-toh

 今年最大の政治決戦となる第20回参院選は11日投票、即日開票される。年金制度
改革、イラク多国籍軍への自衛隊参加問題を2大争点に小泉純一郎首相(自民党総裁)の
3年余の政権運営に国民の審判が下される。

 東北6選挙区は改選8議席(宮城、福島は各2議席)に対し23人が立候補し、激しい集
票合戦を繰り広げている。自民、民主両党は現職2人ずつの議席確保が確実視され、そ
れぞれ上積みを狙って追い込みをかけている。青森、岩手、秋田、山形の1人区では、争
いが選挙戦最終日までもつれ込みそうだ。

 自民党は宮城と福島で、現職がそれぞれ議席を確保する見通し。1人区は、山形の現
職が逃げ切りを図ろうと必死だ。青森の新人は先行する民主党現職を懸命に追い、秋田
の現職は民主党などが推薦する新人を猛然と追走する。岩手で推薦した無所属新人は
、党本部のてこ入れで民主党新人を激しく追っている。

 民主党は、宮城と福島で現職が抜け出している。青森の現職と、秋田で社民党と共に
推薦した無所属新人は、優位を保ったまま終盤戦に入った。岩手の新人は、党前代表代
行小沢一郎氏のてこ入れで逃げ切りを狙う。山形の新人は、自民党現職を猛追している。

 共産党は全選挙区に新人を立て、比例代表票の上積みに躍起だ。社民党は青森、岩
手、宮城、山形の新人が、比例代表候補と連動して党勢回復に取り組む。
(河北新報)

965名無しさん:2004/07/10(土) 19:34
民主・小沢氏が来県

選挙戦最終日のきょう民主党の小沢一郎前代表代行が来県し、県内4か所で街頭演説を行いました。小沢前代表代行は、岩手選挙区の民主党候補の応援のため長野県の田中康夫知事と共に来県し、水沢市と盛岡市など5か所で街頭演説をしました。このうち、盛岡市ではおよそ3000人の支持者を前に「小泉改革は、年金法案に象徴されるように国民に負担を強いるのが実態だ。役所依存の旧来の政治をやっているにすぎない」と小泉政権を批判しました。そして「この岩手で負ければ、これから政治家として活動できなくなる」と民主党候補への支持を訴えました。

=テレビ岩手=

966名無しさん:2004/07/10(土) 21:15
参院選:各党の手応え皮算用

◆自民党
党幹部は「51議席は何とかクリアできるだろう」と語った。
◆民主党
党幹部は「50議席に手が届く所にいるが、自民党も50議席台が視野に入っている。最後の最後まで分からない激しい選挙」と語った。

http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/news/20040711k0000m010070000c.html

967おりーぶの木@1リーグ制反対:2004/07/10(土) 23:29
こんばんわ。なんか明日の天気は微妙そうですね。
埼玉は夕方から強い雨が降るそうでもうだめぽ。小泉はどこまであく運が強いんだろうか・・・
踏んだりけったり棚。

968名無しさん:2004/07/11(日) 00:04
>>967
期日前投票は盛況なようですが、殆どは層化票なんですかねぇ。

969名無しさん:2004/07/11(日) 00:15
数百万の層化票が期日前なら、
出口調査はまた祭りになるかもw
でも、今回はさすがに補正はすると思うけど

970とはずがたり:2004/07/11(日) 00:44
自民党最終盤に掛けて組織を纏めきったという感じでしょうかね。民主党が政治意識の強い層を開拓できていると良いんですがね…

期日前投票は自民ピンチの報道前で自民勝たせ過ぎ警戒時の創価票だったり…はしないですかな。

971とはずがたり:2004/07/11(日) 00:52
参院選:自民、低投票率を懸念
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/news/20040710k0000m010097000c.html

 参院選最終盤を迎え、与野党とも投票率の動向に神経をとがらせている。低ければ組織政党の自民、公明両党に有利というのがこれまでの定説だったが、旧来の自民党支持層の「自民離れ」傾向を背景に「低投票率でも有利とは限らない」との新説がじわりと広がってきた。一方、民主党にとっては高投票率ほど有利という法則が今回も成り立つとみられているが、肝心の無党派層の動きを読み切れず、同党は「低投票率で自民に競り勝つ」戦術を意識して終盤の運動を組み立てている。

■「法則」崩れる?

 低投票率だと自民有利という法則は、公明党の抱える固い組織票が自民党に流れ、その相対的な比重が高まることから来ている。しかし、今回の参院選では、極端に投票率が低くなった場合、自民党に不利との見方も出始めた。

 毎日新聞の特別世論調査(2〜4日)では、自民支持層の78%が「必ず投票に行く」と答えたにもかかわらず、同支持層のうち「選挙区で自民候補に投票する」との回答は46%にとどまった。この「歩留まり率」の低さが、低投票率は自民有利という固定観念を揺さぶった。

 自民党の選対幹部は「問題は、自民支持者が自民離れを起こしていること。無党派層にはあまり期待できない以上、自民支持者に投票してもらわないと選挙に勝てないのに、低投票率の方がいいというのは勘違いだ」と警告する。

■無党派層読み切れず

 無党派層が動いて高投票率になれば、民主党に追い風になる、というのも選挙の常識とされてきた。毎日新聞の調査時点で、「支持政党なし」の無党派層が挙げた投票政党は、比例代表で民主36%、自民14%。選挙区でも民主候補18%、自民候補9%と民主が勝った。

 しかし、ここでも投票意欲が問題になる。無党派層のうち「必ず投票に行く」と答えたのは59%にとどまり、支持政党のある層よりも低かった。投票先についても「決めていない」(選挙区47%、比例代表25%)との回答割合が高かった。

 民主党にとって無党派層の投票率アップが勝敗のカギを握るのは間違いない。ただし、同党の選対幹部は「政権選択ではなく小泉信任選挙という性格上、シラケムードの中で自民支持層も無党派層も動かず、低投票率の中での競り合いになる可能性もある」との見方を示す。

■猛暑だと低め

 投票日の天候や気温も投票率を左右するポイントだ。44.52%という過去最低の投票率を記録した95年参院選では、西日本が台風の影響で強い風雨に見舞われ、東京では最高気温32.5度と暑かった。猛暑や台風など極端な天候は投票率を下げる要因になるとみられる。

 気象庁によると11日の東京の天気予報は「晴れ時々曇り」。最高気温は31度まで上がりそうだという。01年参院選は晴れ時々曇り、最高気温28.7度で、投票率56.4%。天気でみると、気温が上昇する分、投票率は下がる可能性がある。
毎日新聞 2004年7月9日 21時55分

972とはずがたり:2004/07/11(日) 01:34
最後のここ数日でやたら竹中のポスターが増えた(土建屋や商売やってる店の塀とかに多い)。
自民党の組織の締め付けが最後に利いてきたと云うべきか。
彼らが公共工事よこしもしないのに投票をしろと脅され,後援会名簿わたった公明党から比例のお願いの電話がじゃんじゃん掛かって怒りの余り民主党に入れることをきぼん。。

973名無しさん:2004/07/11(日) 01:38
120人のアドレス誤送信 民主党、警察不祥事情報で

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040710-00000092-kyodo-soci

 警察の不正経理問題などに関する情報提供を求め民主党が設けたホームページに寄せられた
メールに対し、同党側が6月に謝礼のメールを返信した際、情報提供した約120人分の
メールアドレスを一緒に送るミスがあったことが10日分かった。
 同党は不手際を認め、「プライバシーに配慮し職員に対する講習も実施して再発防止を図る」と
している。
 このコーナーは今春に立ち上げ、不正経理だけでなく広く警察不祥事に関する情報提供を呼び掛けた。
 ところが、6月15日、党の担当部署が情報を提供した約120人に対し、誤って各提供者の
メールアドレスを全部載せて協力への謝礼の文書を送信。秘匿されるべき個人情報が互いに分かる形に
なってしまった。
 文書を受け取った数人からの指摘でミスに気付き、15日中に「あて先が見える形で返送し不快な
思いをかけた」と謝罪した。(共同通信)[7月10日13時20分更新]

974とはずがたり:2004/07/11(日) 02:09
鉢呂氏は道連の顔役として亀裂を防ぐために旧自由党系で党内基盤の弱い西川氏の方にも顔出さねばならないのかね。党幹部が西川の応援をせずに帰ったと苦情も出てたし。(上の記事)

民主二候補とは峰崎氏と信田氏なんですな。(下の記事)

07月10日 (土) 21時05分
西川将人候補、札幌駅前で最後の演説
http://www.bnn-s.com/bnn/bnnMain?news_genre=2&amp;news_cd=220011026660&amp;@

 2議席獲得を目指す民主党。

 第20回参院選の投票を翌日に控えた10日、道選挙区では改選2議席を狙い、7人の候補が最後の追い込みをかけた。

 札幌駅前では午後7時から、民主党新人の西川将人候補が最後の演説を行った。

 西川候補の最後の応援には、道内選出の鉢呂吉雄代議士や松木謙公代議士、西川候補と同じ“小沢一郎門下生”の岩手県議、グレート・サスケ氏が駆け付けた。

 西川候補は、街頭演説で「小泉首相が国会で議論せず、勝手に自衛隊の多国籍軍参加を決定したことに危機感をもっている」と小泉首相を批判。

 さらに「鉢呂代表は民主から、2人選出することを決断された。これに応えることが私に唯一できること。何としても勝たせていただきたい」と熱く支持を呼び掛けた。

 雨の中にもかかわらず、道行く人も西川候補の演説に耳を傾け、最後のあいさつが終わると拍手が上がった。

 西川候補は、同党の現職で3選を目指す峰崎直樹候補と、道選挙区の議席独占を狙う。

07月10日 (土) 20時36分
打倒小泉政権、民主党の2候補が政権奪取を宣誓
http://www.bnn-s.com/bnn/bnnMain?news_genre=2&amp;news_cd=220011026661&amp;@

 峰崎直樹、信田邦雄両候補が、最後の演説で基幹産業の発展と道内経済の回復を訴える。

 第20回参議院議員の選挙戦最終日となった10日、民主党の公認候補で道選挙区から立候補した峰崎直樹、比例・北海道重点候補の信田邦雄の両候補が、午後7時半から大通西5の選対事務所前で最後の演説を行った。

 あいにくの雨模様の中、沿道には大勢の支援者、選対関係者が訪れ、2候補の演説を見守った。

 信田候補は「私にとっては、17日の選挙期間は短く感じた」と切り出し、続けて「選挙期間中、道内各地をくまなく回り、『民主党勝ってくれ』という多くの声援を聞いてきた。今回の選挙は、単に民主党が勝利することが目的ではなく、小泉政権を倒すことが目標。私は、北海道の基幹産業である農林水産業の発展を強く訴えてきた。従来のように、中央政府に頭を下げ、仕事をもらう公共事業に頼っていては、北海道の経済も上向かない」と力説した。

 また、峰崎候補は「道内212市町村、延べ5,200キロを走破し、事故もトラブルもなく無事に帰ってきました」とあいさつし、「今回の選挙は、小泉政権3年間の総括。年金法案はもう言うことはないと思うが、あんな無茶苦茶な法案を強行採決したり、イラクも問題の説明責任を果たせない小泉政権は何としても倒さねばならない」と打倒自民党を強く訴えた。

 さらに、「今までの自民党の古いやり方では、北海道経済は停滞してしまう。何とか2人を当選させ、この選挙に勝利し、民主党を政権政党にしたい」と強い決意を語った。

 参院選は10日午後8時で17日間の選挙戦を終え、11日午後8時から開票作業が始まる。

975とはずがたり(1/2):2004/07/11(日) 02:40
>>957
全文載せときます。

参院選:「西日本決戦」最終盤の攻防に

 第20回参院選は11日に投票が行われる。即日開票され、12日早朝までに改選議席121(選挙区73、比例代表48)が決まる見通しだ。最終盤の攻防は「西日本決戦」になっている。自民党の牙城といわれてきた四国、九州地方の1人区(改選数1の選挙区)を舞台に、与野党が激突する構図。民主党が年金改革と自衛隊の多国籍軍参加問題で小泉政権を攻め、自民党は公明党・創価学会と結んで迎え撃つ。

 小泉純一郎首相と自民党の安倍晋三幹事長は今週、西日本の1人区を集中的に回った。9日、首相は滋賀、奈良、三重の各県で街頭遊説。選挙戦最終日の10日は大阪を回り、帰京後、下町の浅草で遊説を締めくくる。これに対し、岡田克也民主党代表は9、10両日とも四国、九州に張りつく。激戦の7選挙区を回り、最後の訴えは高松市。野党第1党の党首が東京、大阪以外で最終日を迎えるのは異例だ。

 「連立が崩壊するかもしれない危機です。皆さんに頼るしかない」

 「自民党苦戦」を伝える報道各社の調査が出そろった5日夜、参院自民党の青木幹雄幹事長は東京都内のホテル内にあるすし屋で創価学会の秋谷栄之助会長と会談、劣勢が伝えられる選挙区名を具体的に挙げ、頭を下げた。同じころ、安倍幹事長は冬柴鉄三公明党幹事長に電話を入れ、14選挙区について支援を要請。冬柴氏は「民主党を下回らないよう、頑張りましょう」と応じ、翌6日、公明党は合計10の「重点支援区」を決めた。

 「今までまったく歯が立たなかった四国や九州で、自民党と互角の戦いをしている」

 岡田氏は7日、東京都内の街頭演説で声を張り上げた。「西日本重視」は岡田氏自ら決断した。「ある意味ではバクチだ。吉と出るか……」。民主党の幹部が声を潜めた。

 九州、四国を中心とする1人区が勝敗のカギを握る「西日本決戦」。公明党が重点支援区に決めた選挙区はもちろん、それ以外の選挙区でも、自民党の「公明党頼み」は顕著になる一方だ。

 改選数が2から1に減り、事実上、自民、民主両党現職の一騎打ちとなった岡山選挙区。7日夕、津山市の文化施設「グリーンヒルズ津山」で自民党候補の個人演説会が開かれた。

 「友党である公明党の皆様方も一生懸命応援していただいておりますので、どうぞ、よろしくお願いします」

 演壇に立った地元(衆院岡山3区)選出の平沼赳夫前経済産業相は、10分間の演説をこう締めくくった。平沼氏はその直前、岡山市の創価学会岡山文化会館に足を運び、支援を改めて要請、応対した稲田健三副会長が「学会票の9割は行きますよ」と請け合った。

 平沼氏は自民党が野党時代、「反創価学会」の急先ぽうだった。有志でつくる「憲法20条(政教分離)を考える会」の中心メンバーとして、講演で辛らつな創価学会批判を展開した。その平沼氏が礼を尽くして創価学会に協力を求め、学会が確約する−−。これが最終盤の自公協力の実態を象徴する場面だ。

 400人収容の多目的ホールにあふれ返る聴衆の中には、平沼氏の最後の言葉を確かめ、深くうなずく公明党支持者も少なくなかった。

976とはずがたり(2/2):2004/07/11(日) 02:41
続き
・序盤戦から菅直人前代表、小沢一郎前代表代行、鳩山由紀夫元代表、羽田孜前最高顧問らが積極的に票の掘り起こしに動いた。
・最終盤の決戦の舞台として「創価学会が比較的浸透していない」(同)と見た西日本を選んだ。←西日本は元々公明党の強い地域である。浸透してないとかあるのですかね?

 逆風の中、伝統的な支持団体の集票力も低下した自民党は、改選議席51確保に向け、公明党・創価学会の支援に望みをつなぐ。選挙区で公明党の支援を受ける見返りとして「比例は公明に」と訴える戦術も事実上、黙認されている。「政党の根幹をむしばむ逸脱」という批判は消えた。

 自民党内には「自公協力も過ぎれば、古くからの自民党支持者が離れていく」(幹部)という懸念がある。プラスマイナスの影響が読み切れぬまま、公明党依存へどんどん傾斜している現状だ。小泉純一郎首相は9日、滋賀県彦根市の街頭演説で、「自民党は、公明党との信義を守ります」と声を張り上げた。

 公明党側からは「頼まれたことはやるが、責任は持てない。うちは補充するくらいのこと。結局は自民党がやることだ」(幹部)という反応も出ている。自民党が自前の支持層を固めきれていないことに対するいら立ちがあるようだ。同党は既に改選の10議席をほぼ確保したとみられており、「自民党と運命共同体といわれても……」と警戒する声もある。

   × × ×

 「あうんの呼吸で敵(自民党)も分かっている。これは壇ノ浦だ」

 民主党の岡田克也代表の側近、北橋健治同党役員室長は、参院選最終盤の攻防を、1185年の「壇ノ浦の戦い」になぞらえた。壇ノ浦は山口県下関市にある。新興勢力の源氏が潮目の変化に乗じて驕(おご)る平家を討った戦は史上に名高い。もちろん、攻める民主党が源氏、守る自民党が平家−−という見立てだ。

 民主党は今回の参院選を「政権交代へのステップ」と位置付け、当初から1人区を重視してきた。自民党の金城湯池を崩さない限り、政権への展望が難しいとの判断があった。

 1人区は東北、北陸、中国、四国、九州の各地方に集中する。序盤戦から菅直人前代表、小沢一郎前代表代行、鳩山由紀夫元代表、羽田孜前最高顧問らが積極的に票の掘り起こしに動いた。しかし、「北陸、山陰の壁は厚く、東北はほぼ決着」(幹部)と判断、最終盤の決戦の舞台として「創価学会が比較的浸透していない」(同)と見た西日本を選んだ。

 一方、共産、社民両党は自民、民主の2大政党の争いに埋没することを警戒、年金改革・イラク問題という2大争点に加え、護憲の立場を前面に出しながら、自民・民主両党を攻撃し、「本物の野党」を名乗る選挙戦を展開している。
毎日新聞 2004年7月9日 21時47分

977とはずがたり:2004/07/11(日) 02:43
993 この選挙の原点 New! 04/07/11 02:42 ID:MHuX9Spz
社会保険庁本庁所有の公用車2台(180億円) ※書き間違えではない
社会保険庁公用車247台(4億円)
職員の外国出張費(1億6500万円)
千葉の社会保険大学校内にあるゴルフ練習場の建設・維持費(1200万円)
ゴルフクラブの購入費(20本、6万6000円)
ゴルフボールの購入費(700個、1万8000円))
校内のテニスコートや体育館の維持費(計409万円)
東京の社会保険業務センター内のテニスコート建設費(422万円)
バスケットコート建設費(354万円)
全国の社会保険事務所に導入した利用ゼロの印刷機(921台、1億5030万円)
社会保険庁の年金広報費(10億600万円)
年金資金運用基金への支出、交付金(計3兆3600億円)
グリーンピア建設費と借入金利息・管理費(3800億円)
年金福祉施設や老人ホームの建設・維持費(1兆5700億円)
住宅融資事業費(9300億円)
年金資金運用基金へグリーンピア建設や住宅融資資金の名目で出資金(1兆800億円)
職員の事務費充当(5300億円)
職員の健康診断費(3億7000万円)
勤労者福祉施設維持費(100億円)
社会保険庁が新築した職員宿舎(10億円) ※家賃は東京都心3DKで2万円
年金関連施設の職員向け宿舎(28億800万円) ※家賃は東京新宿区3LDKで月6万956円
社保庁職員宿舎の整備・維持費(42億円)
社会保険庁長官の交際費(250万円)
社保長官香典費(1年につき28〜50万円)
社保庁職員の交通事故賠償金(15件、1800万円)
保養基地運営法人への支出(2兆円、総額5兆6000億円の使途判明)
年金資金運用基金や厚生年金事業振興団総裁の退職金(各4000万円)
厚生年金病院の建設費(全国68カ所、112億1900万円)
福祉施設の建設費(169カ所、92億1400万円)
大規模年金保養基地(グリーンピア)の職員向け宿舎建設費(15億2600万円)、
年金資金運用基金(旧・年金福祉事業団)の職員向け宿舎建設費(2億6500万円)
社会保険庁職員用のマッサージ器(6070万円、計395台)

978とはずがたり:2004/07/11(日) 03:28
似た者同士」の争い
http://www2.asahi.com/2004senkyo/topics/zenya04.html

「綿々と続く」保守票

 「50議席台前半」。今週前半、自民党が実施した最終の独自世論調査の結果はこう出た。

 新聞各紙が「改選51議席は微妙」といった参院選情勢を報道した直後の調査。小泉首相らが目標とした改選議席数(欠員の鹿児島選挙区を含む)を何とかクリアする結果だったが、調査が前提とする投票率は「50%程度」。自民党本部の関係者の不安は消えない。「投票率がそれより上昇すれば大敗の可能性もある」

 自民、民主の「二大政党」の決戦の行方はまだ読めない。しかも両党の間の垣根が低まった「似た者同士」の争いになっているのだから。

□   □

 「小泉ブーム」で大勝した前回01年参院選でさえ、自民党が議席を獲得できなかった1人区が二つある。

 三重と岩手。民主党の岡田代表と小沢一郎前代表代行の地元だ。「この二つで勝てば、民主には打撃だ」。自民党は序盤から幹部クラスを連日のように送り込んだ。

 9日。首相は、6月26日の鈴鹿市に続いて三重入りし、JR桑名駅前に立った。「残り2年間で改革の芽を本物にするのが小泉内閣の使命」。桑名市を選んだのは首相本人という。党県連幹部の解説だ。「県連は人口の最も多い四日市市を望んだが、桑名は岡田氏が最も強い地盤。首相はあえてそこを狙った」

 一方、岡田氏。地元入りは計3回。これまで岡田氏本人の選挙以外はほとんど表に出ない多津子夫人が現れ、「岡田になり代わって戦います」と頭を下げることも多い。

 ただ、この地で自民と民主の「境界線」は極めて薄い。岡田氏が代表就任後初めて里帰りした5月30日。真っ先に向かった先は、旧田中派の元衆院議員で旧三重1区選出の山本幸雄元自治相(93)だった。岡田氏は小沢氏同様、旧田中派の流れをくむ保守本流の旧竹下派出身。岡田氏は、山本氏から地盤を譲り受ける形で90年に自民党公認で初当選した。

 昨年の総選挙での岡田氏の三重3区での得票は約13万2千票。民主党の比例区票を約4万票も上回った。党県連幹部は「山本さんから受け継いだ保守票だ。『民主党は嫌いだが、岡田さんには投票する』という票が綿々と続いている」


 一方、自民党公認の元県議も山本氏の後援会員を引き継ぐ。自民と民主の基盤が入り乱れる「まだら模様」なのだ。

 候補者選びも同じ。三重県選出の自民党国会議員らが今回の民主党公認候補と接触していた時期がある。「あんたも元々保守だったんだから」。01年参院選と昨年の総選挙で自民党が担ごうとしたのは、日本青年会議所(JC)の役員を経験したこの民主党候補だった。

生き残りへ同質化批判

 自民党離党後に「小沢王国」となった岩手では異変が起きた。小沢氏の地元後援会員の一部が、小沢氏の推す民主党候補でなく、自民党推薦の元副知事を支援する。

 「県の公共事業が大幅に削減される中、業界との窓口になってくれた。世話になったので、今回だけは相手候補をやらせてもらう」。小沢後援会に属する水沢市の建設業者は言う。

 小沢氏は10日、公示後初めて岩手入りする。昨年の総選挙で「民主党の応援団長」を自称した田中康夫・長野県知事とともに盛岡市内のスーパー前に立つ。無党派層の多い盛岡市が選挙戦のカギを握るとみるからだ。

□   □

 そして、公明党。最終盤で、14選挙区で自民党から緊急の支援要請を受け、三重を含む4選挙区を除き、岩手など10選挙区での支援を約した。創価学会幹部の動きもあわただしい。

 「滋賀は何とか当選が見えてきた」「長崎と宮崎は互角の戦いだ」……。西日本の幹部が電話で情報を交換した。

 ただ、比例区での「1000万票獲得」の目標もある。「投票率が伸びないとうちの比例区の得票も伸びないが、高投票率だと民主党が勝つかも知れないし……痛しかゆしだ」。公明党幹部は、微妙な票の割り振りと行方に悩む。=おわり
(朝日新聞2004年7月10日朝刊紙面)

979おりーぶの木@1リーグ制反対:2004/07/11(日) 08:36
おはようございます。
埼玉は晴れてます。今日はどうやら猛暑のようですね。>>973の記事だと低投票率は確定らしいからもうだめぽで砂。
何で土壇場でいつもこうなるのかな・・

980さむらい:2004/07/11(日) 09:36
おはようございます。朝、食べながら選挙公報を見て、比例で誰に入れようか考え中です。

981名無しさん:2004/07/11(日) 12:00
>>981
973の記事、まだあまり知られていない可能性があるので、問題ないのでは。
私は先刻、家族4人で投票所に行ってきました。それなりの出足のような気はするのですが、最近は不在者投票続きだったので、いまいち分かりません。東京では、局地的に雷雨が降っていますが、一時的なものであるような気がします。
前回総選挙まで、自分の投じた候補者は1勝6敗なのですが、今回は1勝は見込めます。うまくすれば、2勝…

982名無しさん:2004/07/11(日) 12:14
投票率、低いのは埼玉とか東京で、高いのはやっぱり鳥取とか島根とか・・・。
いまどき選挙に行く人って会社・農協とか町内会に動員をかけられて行かされる人しかいないのかな。

983名無しさん:2004/07/11(日) 12:18
だから投票率が高い=政治意識が高い では必ずしも無いと思う
自分は関心がなくても会社の上司や地域ボスに命令されて投票に行かされているに過ぎない人も少なからずいるわけだから

984名無しさん:2004/07/11(日) 13:03
全国…11時現在前回比0.5p減

【自民が公認候補を立てなかった選挙区】
岩手…11時現在前回比2.3p減
山梨…11時現在前回比2.5p減

985おりーぶの木@選手会&民主党大勝利を目指そう:2004/07/11(日) 15:41
>>980
おはようございます。俺も比例は投票所まで迷いますた。投票はお済みですか?
>>981-983
東京の投票率、前回よりUPしてるようですね。今現在は雨降ってます?

>自分は関心がなくても会社の上司や地域ボスに命令されて投票に行かされているに過ぎない人も少なからずいるわけだから
投票率の低下の最大の原因は組織の溶解による結果だと思ってます。労組や業界団体の影響力低下に歯止めがかからない状態ですしね。
若者の意識の低さも見逃せませんが最大の原因はそれにあるのではないでしょうか?投票率の高さで民度が決まるのなら田舎の住民がもっとも意識の高い連中になるわけで(笑)

986名無しさん:2004/07/11(日) 15:55
総務省発表の午後2時現在の全国中間投票率は27・70パーセントと前回を0・52ポイント下回っている。

987とはずがたり:2004/07/11(日) 15:56
こんにちわっす。いよいよですねぇ。

因みにお天気情報↓
http://www.bosaijoho.go.jp/radar.html

988とはずがたり:2004/07/11(日) 15:57
>>986
期日前投票の分はどうなってるのでしょうかねぇ。

989おりーぶの木@選手会&民主党大勝利を!!:2004/07/11(日) 16:00
こんにちわ。

990とはずがたり:2004/07/11(日) 16:02
全体の情勢はどうなってんすかねぇ?
なーんも手につかない。。

991おりーぶの木@選手会&民主党大勝利を!!:2004/07/11(日) 16:11
なんか都市部では上がってるみたいですね。いい傾向だ。天気が不安定な分、夕方にあめが降らなければ駆け込み投票の効果が期待できそうなのだが・・・
俺もなんかそわそわしてきました。

992981:2004/07/11(日) 16:34
残念ながら、東京では夕方に雨が降っています。

993さむらい:2004/07/11(日) 16:38
>>985今、投票所の目の前です。選挙区は増元さん、比例は水落敏栄氏に入れます。水落氏に入れる理由は後程、詳細は述べますが、簡単に申し上げますと先細る日本遺族会を助けるためです。

994名無しさん:2004/07/11(日) 16:55
期日前投票、前回比24・33%増…総務省が発表

総務省が11日発表した期日前投票結果(速報)によると、今回の参院選の期日前投票者数は716万9847人で、前回の不在者投票者数と比べて24・33%増えた。
http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20040711i204.htm

7%の投票率押上げ効果?前回は550万票程度だったから、今回は前回より+2の投票率上昇になる?
現在前回比-0.5だけど、+1.5に?

995おりーぶの木@選手会&民主党大勝利を!!:2004/07/11(日) 17:11
>>992-993
今現在、どんな感じ?やみそうにないっすか?

996さむらい:2004/07/11(日) 17:25
>>995今は、雨降ってません。空模様は曇り空です。少しだけ青空が見えます。今のところ、雨が降りそうな気配はありません。

997おりーぶの木@選手会&民主党大勝利を!!:2004/07/11(日) 17:46
>>996
そうですか。いい傾向だ。こりゃ50%後半は行くな。
さて、そろそろ速報までオールスターでも見ますわ。

998とはずがたり:2004/07/11(日) 17:53
少しは政治に色気or理解有り?>父親の儀助さんは95年まで岡部町議を務めた

ジュビロの中山選手も期日前投票 浜松
http://www2.asahi.com/2004senkyo/localnews/TKY200407090313.html

 Jリーグ・ジュビロ磐田の中山雅史選手(36)が7日、現住所がある浜松市の市役所で参院選の期日前投票をした。中山さんは総務省の参院選イメージキャラクターにタレントの白石美帆さんとともに任命されている。

 午前11時半過ぎ、白色のシャツ姿で現れた中山さんは、少し緊張した表情で投票。候補者を選んだ基準について「日ごろ自分で考えていることを反映できればいいなと思い投票した」と話した。

 父親の儀助さんは95年まで岡部町議を務めた。「おやじを見ていて(議員は)忙しそうだなと思っていた」という。また、多くの元スポーツ選手も立候補しているがその予定はあるか、と記者から質問されると、「現役生活が終わってから考えたい」と話した。

 有権者に対しては「スポーツで声援を受けると力になる。熱い気持ちを投票用紙に込め、日本全体を活気づけてほしい」と投票の呼びかけも忘れなかった。

 (07/07)

999名無しさん:2004/07/11(日) 19:08
今日は湿度がいつもより低いせいかカラッとして過ごしやすかった一日でしたね。
これが投票率を上げているといいが

1000981:2004/07/11(日) 19:19
午後四時現在で、前回とトントンですね。データには、期日前投票分が反映されていません。期日前投票分で前回より1〜1.5ポイント上がっていますから、98年並みの58%前後になる気がします。
私の予想 自民47、民主53、公明11、共産3、社民2、無5

1001香川県民:2004/07/11(日) 19:24
>>1000
どうやら前回並みか前回を若干上回る投票率に落ち着きそうですね。

1002名無しさん:2004/07/11(日) 19:27
午後6時の投票率40・50%、前回をやや下回る

 第20回参院選は11日午前7時から、全国一斉に投票が行われている。年金改革やイラクでの多国籍軍への自衛隊参加問題などが争点だ。総務省によると、午後6時現在の全国の中間投票率は40・50%で、前回2001年の同時刻に比べ、0・42ポイント下回っている。

1003magenta:2004/07/11(日) 20:06
天気予報では北海道の南空知は雨の予報でしたが、実際は曇天で雨には降られませんでした。

1004とはずがたり:2004/07/11(日) 20:08
開票始まりましたねぇ〜。NHKでは自民党優勢なのが気になる。。

1005香川県民:2004/07/11(日) 20:16
香川は大接戦の模様

1006とはずがたり:2004/07/11(日) 20:18
ですねぇ。うーm
宮崎・高知は民主系無所属がとったくさいが。。

1007香川県民:2004/07/11(日) 20:22
これは組織力で自民党が振り切りそうな予感・・・。

1008名無しさん:2004/07/11(日) 20:46
出口調査の結果を出してるサイトってありましたっけ?

1009とはずがたり:2004/07/11(日) 20:58
ちょっと知りませんねぇ。すまそ>>1008

四国,民主が勢いがありますねぇ。徳島も善戦。これが議席に結びつくか…

1010とはずがたり:2004/07/11(日) 21:00
最終盤の締め付けでさすがに東京・大阪で自民落選はなさそうですか…。大阪は未だ判らないのでしょうけど。
象徴的に期待したんですが…

1011とはずがたり:2004/07/11(日) 21:09
ワロタ
>軽費節減の一環か?冷房余りきかない社民党本部
ソース:TBSの字幕

1012magenta:2004/07/11(日) 21:22
京都の情報が出ました。

共産、牙城の京都でも涙飲む…自民と民主が当確
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040711-00000314-yom-pol

京都選挙区(改選定数2)は、民主党現職の福山哲郎氏(42)と、自民党新人の二之湯智氏(59)の当選が確実となり、3選を目指した共産党現職の西山登紀子氏(60)は涙をのんだ。

 共産党は36年間継承してきた議席を死守することができず、牙城(がじょう)・京都でも党勢の退潮はくい止められなかった。(読売新聞)
[7月11日20時47分更新]

1013magenta:2004/07/11(日) 21:24
自民、改選51の確保微妙 民主、比例で第1党確実
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040711-00000112-kyodo-pol

 第20回参院選は11日、投開票された。午後9時現在、自民党は比例代表12、選挙区20で当選を確実にしたのに対し、民主党は比例15、選挙区19と自民を上回っている。共同通信が全国の投票所で行った出口調査(約7万5000人)では、民主の比例第1党が確実な情勢で、27の1人区でも互角の戦いを展開し、改選の38議席を大きく伸ばし、50台をうかがう大躍進の見通し。自民は苦戦を強いられており、勝敗ラインの改選51議席(欠員を含む)を確保できるか微妙となった。
 選挙戦は年金制度改革とイラク多国籍軍への自衛隊参加の問題が争点となっただけに、結果は小泉純一郎首相の政権運営に大きな影響を与えそうだ。
 公明党はこれまでに比例で6議席を獲得し、擁立した3選挙区も確保する公算が大きい。共産党は比例で2議席にとどまっており、改選15議席から大幅に減らすのは確実。社民党は福島瑞穂党首が比例で当選確実になったものの、2議席程度となる可能性が高い。昨年の衆院選に続き「2大政党」の流れが定着した。(共同通信)
[7月11日21時13分更新]

1014香川県民:2004/07/11(日) 21:36
岡山は公明票が大きく割れたようです。

ローカルニュースによると
加藤 52% 江田 43%

一方の香川は
山内 61% 植松 23%

1015とはずがたり:2004/07/11(日) 22:00
江田は公明ともパイプがあったようですからねぇ〜>>1014

1016とはずがたり:2004/07/11(日) 22:01
おっしゃ!滋賀民主当確!!!

1017とはずがたり:2004/07/11(日) 22:04
おし!奈良も!!!
この二つを取れたら自分的には大部気が楽になったなぁ。

1019香川県民:2004/07/11(日) 22:27
北海道はムネオ氏が現時点で2位。
2人擁立が裏目に出ています。

1020とはずがたり:2004/07/11(日) 22:34
>>1019
うーん札幌の票があけば大丈夫だとは思うんですが…

1021とはずがたり:2004/07/11(日) 22:37
>>1008出口調査の結果です。

1 無党派さん New! 04/07/11 20:42 ID:IG0WIVwE
出口調査の予想

NHK 自民43〜52、公明、民主48〜55、共産、社民、その他
NNN 自民47、公明11、民主53、共産3、社民2、その他5
JNN 自民48、公明10、民主52、共産4、社民2、その他5
FNN 自民48、公明10、民主53、共産4、社民2、その他4
ANN 自民46、公明11、民主52、共産4、社民2、その他6

1022とはずがたり:2004/07/11(日) 22:41
>>1011

442 無党派さん 04/07/11 22:29 ID:SteSTJOY
藻前ら大変ですよ!
http://namihei.zone.ne.jp/upup/up/14914.jpg

1023香川県民:2004/07/11(日) 23:00
香川選挙区  
西部は山内候補が植松候補を振り切っている
高松はまだ開票が始まったばかり

まだまだ分かりません

1024とはずがたり:2004/07/11(日) 23:00
熊本・徳島自民か〜。

1025magenta:2004/07/11(日) 23:06
北海道は中川、峰崎の両現職で確定ですね。

1026とはずがたり:2004/07/11(日) 23:07
静岡はやばそーです。。

1027香川県民:2004/07/11(日) 23:14
静岡もうだめぽ・・・

坂本由紀子    自民  新   確  344,084  27.9%  55  
山下 善彦    自民  現      278,372  22.6%  58  
藤本 祐司    民主  新      259,090  21.0%  47  
海野  徹    民主  現      243,892  19.8%  55

1028名無しさん:2004/07/11(日) 23:45
うーん愛媛香川佐賀は惜しかった…
ここを取れてればインパクト極大だったのに。
静岡はなんとか海野がとりそうかな?

1029とはずがたり:2004/07/11(日) 23:50
ですねぇ〜>愛媛・佐賀・香川とれてればインパクト極大

3年後に逆転を期待。

1030とはずがたり:2004/07/11(日) 23:55
山形・佐賀・香川・山口は候補者そのまま3年後も挑戦して欲しいです。
愛媛は3年後は無所属連合型で行けるのでは?

1032とはずがたり:2004/07/12(月) 00:03
結局落選した大物は上杉ぐらい?

無所属新人・松下新平氏が自民現職ら破る…宮崎
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040711-00000317-yom-pol

 宮崎選挙区(改選定数1)では、無所属新人の松下新平氏(37)が自民党現職の上杉光弘氏(62)らを下し、初当選を果たした。

 自民党を離党し、世代交代を掲げた松下氏は、連合宮崎と民主、社民両党の支援を受け、無党派層への浸透を図った。公示後は、民主党の岡田代表らの応援も得て、支持を広げた。

 上杉氏は農業、建設団体などの推薦を取り付け、保守票の取り込みを進める一方、小泉首相ら党幹部の応援を受け、組織の引き締めを図ったが、及ばなかった。(読売新聞)
[7月11日23時49分更新

1033無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/07/12(月) 00:24
ども。
戦略的投票しましたが、落ちちゃいましたね、彼女。
読みはよかったけれど。

1034香川県民:2004/07/12(月) 00:44
結局7000票差で山内氏の当選でしたね。

1035とはずがたり:2004/07/12(月) 00:45
自民党踏ん張りましたねぇ。
やはり小泉に反撥してた自民党支持層にアナウンス効果結構あったのでは?

1036名無しさん:2004/07/12(月) 00:46
>>1033
愛媛・山形では野党連合ができてれば…
石川や山口でも現職が出馬してれば…
徳島でも高橋をもう一期だけでも推しておけば…
うーん残念
富山でも民主+社民票が自民を上回ってますね

1037名無しさん:2004/07/12(月) 00:46
>>1033じゃなくて>>1030でした

1038名無しさん:2004/07/12(月) 00:48
あとは自民40台民主50台になってくれるかどうかが微妙な所?

個人的には共産が4議席目を取れるかどうかも

1039名無しさん:2004/07/12(月) 00:52
>>1035
浮動票取り込みは成功したとはいえないでしょうけど、
ある程度旧来の支持層を固めたかという感じだと思います。

1040無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/07/12(月) 00:53
>>1039
私です。

元の話に戻りますが、全府的に福山勝利ですねぇ。

1041名無しさん:2004/07/12(月) 00:54
>>892に最終結果を追加すると…
__ 青岩秋山富石福山三滋奈和鳥島岡山徳香愛高佐長熊大宮鹿沖
__ 森手田形山川井梨重賀良歌取根山口島川媛知賀崎本分崎児縄
朝日 ●★▲○○△○▲▲▲▲○△○●☆△☆☆▲△☆△▲△△▲
時事 ▲★★○○○○●★▲★△○○★☆△☆△☆☆★△▲☆○▲
産経 ▲▲▲△○○△●★▲★△△○▲△☆☆☆☆△★★▲☆△▲
読売 ▲★★☆△△△●★★★○○○▲△△☆△☆☆★★▲☆△▲
東京 ▲★▲☆△△△▲☆★▲△○○★△○★○★★★△▲△△▲
日経 ●●▲☆○△○●▲★★○○○▲☆△☆△★★▲△▲△△▲
共同 ▲★▲△△△○▲★▲▲☆○○★△○★○★★★△▲☆△▲
毎日 ●▲▲★○△△●▲▲▲○△○▲☆☆★☆★△▲▲▲★△▲

結果 ●●●○○○○●●●●○○○●○○○○●○●○●●○●

民主他13勝:自民14勝

1042香川県民:2004/07/12(月) 01:05
そういえば宮城は愛知和夫氏の後援会が菅原氏支持で動いていたという記事を見たんですが、予想外の差がつきましたね。

1043とはずがたり:2004/07/12(月) 01:23
>>1036
どれも全くですねぇ。惜しい気がします
野党共闘の組立が未だ必要なのでしょうねぇ。
秋田・新潟・沖縄では巧く行きましたし。

>>1038
40台と50台では聞こえが大きく違いますからねぇ
50では現有議席という言い訳も成り立ちますし。

>>1039
自民は浮動票の取り込みは兎も角かなり旧来の支持層を固めたようですねぇ。最後の1週間で。

>>1040
二ノ湯は地方議会での実績はあるのでしょうけどちょっと無党派受けはしそうにないですねぇ。

>>1042
息子は現役参院自民ですし愛知会の軸足はどっちが強かったんでしょうかねぇ。

1044とはずがたり:2004/07/12(月) 02:05
自民現職が相次ぎ落選 群馬は独占崩れる
http://www.asahi.com/politics/update/0711/016.html

 全国で唯一、自民が改選2議席を独占していた群馬選挙区では、現職で小泉内閣の官房副長官を務めた上野公成氏(64)が落選した。最後の1議席を中曽根康弘・元首相の長男で現職の弘文氏(58)と競り合った。弘文氏はぎりぎりで逃げ切った。

 11日夜、選挙事務所に姿を見せた上野氏は「非常に残念だ」と淡々と述べた。上野氏は小泉政権を支えた実績を強調してきた。年金やイラク問題にはあまり触れず、「小泉改革推進」を訴えてきた。

 出足は好調だったが、小泉政権への世論の批判の高まりに連動する形で、中盤以降は苦しい戦いに。小泉首相らが相次いで群馬入りしたが、同氏の実績を訴えれば訴えるほど、「打倒小泉内閣」を訴える民主新顔の富岡由紀夫氏(40)に有利に働く結果となった。選対幹部は「支持率が下がったとはいえ、『小泉内閣の一員』を変えるつもりはなかった」と振り返った。

   ◇

 改選数が2から1に減った岡山選挙区。自民・加藤紀文氏と民主・江田五月氏の3選をかけた現職対決となったが、公明との選挙協力が十分効果を上げなかった加藤氏が涙をのんだ。

 公示前、苦戦が予想された自民党県連は、公明党県本部と公明の比例候補・谷合正明氏の支援を約束する文書を取り交わし、協力態勢を整えた。自民側が3万人分の後援会名簿を提供したり、互いに集会に出席し合ったりした。

 だが、選挙戦中盤に、複数の報道機関の情勢調査で公明支持層の相当部分が江田氏側に流れていることが明らかになり、関係はぎくしゃくした。

 最終盤に関係を修復し、10日にはJR岡山駅前で坂口厚労相らが「比例は谷合、選挙区は加藤」と訴えたが、競り合いで敗れた。 (07/12 00:49)

1045とはずがたり:2004/07/12(月) 02:06
対決姿勢強める民主「政権交代に向け弾み」 (読売新聞)
http://news.www.infoseek.co.jp/politics/story.html?q=12yomiuri20040711ia21&amp;cat=35

当選のバラが並ぶ会見場でインタビューに答える民主党の岡田代表=11日午後10時26分
 民主党は今回の参院選で大幅に議席を伸ばし、自民、民主両党による2大政党体制に向かう流れが一段と加速した。選挙直前に就任した岡田代表は、9月の代表選で再選される公算が大きくなった。今後は次期衆院選での政権交代を目指し、政府・与党に対して攻勢を強めていく方針だ。

 岡田氏は11日夜、党本部で記者会見し、「年金問題や自衛隊の多国籍軍参加についての国民の怒りと、自民党が説明責任を果たさないこととで、民主党に期待が寄せられた」と強調した。さらに、「政権選択の2大政党(時代)に本格的に入ったという実感はある」と語った。

 民主党は今回の参院選を、昨年の衆院選に続く、政権交代に向けた「ステップ」と位置づけ、自民党以上の議席の獲得を目標に掲げた。比例選の得票で上回ると同時に、選挙区選ではこれまで公認候補が議席を得られなかった1人区で互角に戦うことを目指した。

 この結果、比例選で順調に得票し、1人区でも9議席を奪い、改選議席の38を大きく上回る議席を獲得した。

 昨年の衆院選で大敗した九州や中国などの地域でも、岡山や大分などで自民党を破り、都市部以外でも支持を広げた。

 選挙戦では、年金改革やイラクへの自衛隊派遣を争点とし、政府・与党の説明不足などを徹底して批判した。党内では、こうした選挙戦術が、出生率データの公表の遅れなど、政府・与党側の失政を浮き彫りにし、選挙結果に結びついたとの見方が広がっている。

 党三役の1人は「今回の選挙では、保守層の一部を侵食できた。次期衆院選での政権交代に向けて弾みがついた」としている。

 反面、党内には「序盤戦は敵失に助けられたが、終盤で組織力を誇る与党の巻き返しにあった。広範な国民の不満を吸い上げる受け皿となるには、地方組織の整備などの点でまだ力不足だ」との声も出ている。

 岡田氏は選挙結果を受けた11日深夜のNHKの番組で、「出る意志はある」と、代表選への出馬を表明した。党内でも、「党幹部の国民年金未加入問題などを乗り越え、選挙に勝った岡田氏を替える必要は全くない。代表の短期交代は望ましくない」と、岡田氏の続投を支持する声が大勢となっている。参院選の陣頭指揮をとった藤井幹事長との、「岡田―藤井体制」が継続される見通しが強まっている。

 岡田氏は党内の求心力の高まりを背景に、今後、政府・与党への批判を一段と強める考えだ。岡田氏は記者会見で、「早期に臨時国会を開かせ、年金改革関連法を廃止する法案を提出する。国会で議論し、イラクからの自衛隊撤退も求める」と言明した。

 「秋の臨時国会で与党を揺さぶり、来年の通常国会を主戦場にする。そこで内閣不信任決議案を提出し、衆院解散に追い込む」

 岡田氏周辺は、こうした戦略を描いている。

 しかし、衆院では現在、与野党間に90程度の議席数の差があり、国会運営では与党に主導権を握られているのが現実だ。先の通常国会でも、年金改革関連法の審議の中で「牛歩」などの抵抗戦術を多用し、批判を招いた経緯がある。

 衆院選に向け、300小選挙区のうち、候補擁立のめどがついていない「空白区」が80程度あることも悩みの種だ。地方組織の整備を進めると同時に、年内に30人以上の候補者を新たに内定し、衆院選の準備を急ぐ方針だ。

 党内には、旧社会党系議員や昨年合併した旧自由党の出身議員などの間で、自衛隊の海外派遣のあり方や憲法改正などの基本政策に関する意見の相違がある。「与党に攻勢をかけるためにも、まず、安全保障政策のバラバラ感を払しょくすることが大事だ」(山岡賢次衆院議員)との指摘が出ており、岡田氏には重い課題となる。

[ 2004年7月12日1時30分 ]

1046とはずがたり:2004/07/12(月) 02:15
民主+社民>自民だが民主<自民だった2選挙区。残念。

http://www2.asahi.com/2004senkyo/index.html

選挙区開票結果 <山形県> 改選数 <1>
確定得票
当岸 宏一 <自民 現> 279,349
 舟山 康江 <民主 新> 243,672
 木村 正弘 <社民 新> 42,435
 佐藤 雅之 <共産 新> 32,041


選挙区開票結果 <富山県> 改選数 <1>
確定得票
当河合 常則 <自民 新> 236,318
 谷林 正昭 <民主 現> 190,013
 小川 晃 <社民 新> 57,486
 上田 俊彦 <共産 新> 26,458

1047無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/07/12(月) 02:35
富山も、自民にあらずんば人に非ずの時代は終わったんだなぁ・・・。
こういうところでこういう結果は驚いた。
次回、石川なんかでまともに擁立すればいい勝負になるだろう。

山形の舟山さんはかなりいい候補のはず。
山口の大泉さんや静岡の海野さんもそうだけど、頑張って欲しい。

香川の植松さん、佐賀の川崎さんの健闘は評価したい。
あと、落下傘の愛媛・斉藤さん、鳥取・土屋さん、今後の台風の目かも。

1048とはずがたり:2004/07/12(月) 02:41
富山及び熊本は労組の親玉みたいなのではない清新な候補者を立てれば善戦しそうですね。

山形の舟山・山口の大泉・香川の植松・佐賀の川崎はいいタマですし3年後の必勝を期して欲しいです。
海野氏はどうすればいいのかなぁ。県知事選かな?

1049おりーぶの木@1リーグ制反対:2004/07/12(月) 02:45
おはようございます。香川県、惜しかったですね。
しかし、なんともぬるい結果だなぁ。

1050とはずがたり:2004/07/12(月) 02:48
おはようございます。ってか寝てたんですか?
色々惜しかったですねぇ。
しかし民主党の地力>自民党の地力はハッキリしたような気はします。。。

1051おりーぶの木@選手会&民主党大勝利を!!:2004/07/12(月) 02:50
はい。酒飲み過ぎて寝てますた。しかし自民党、獲り過ぎ。

1052875:2004/07/12(月) 02:50
正直、こんな結果になるとは思わなかった。
民主代表が岡田に変わったとき、こんなパッとしないし華もないやつが代表になって選挙乗り切れるのか?この党ももう終わりだなと大変寒い気持ちにさせられたのですが、
思ったよりは善戦したじゃん 笑
あまり日本の政治をことさら悲観して見せる必要もないということかな・・・

1053おりーぶの木@選手会&民主党大勝利を!!:2004/07/12(月) 02:56
正直、情勢調査の数字を見たらもっと勝つかと思ってただけにかなりショックでつ。
静岡はなんだかなぁって感じ。海野落ちるなんて最悪!連合イッテヨシ(選手会支持してるから許すけど)
もっとあっといわせる数字が欲しかった。俺の中では自民勝利だわな。

1054とはずがたり:2004/07/12(月) 02:59
>>1051
確かにもうちょっと民主とっても良かったです。香川が惜しい…。

>>1052
俺はポスト菅は岡田氏しか居ないと思ってましたから寧ろ小沢の名が普通に挙がってしかもそれに不満が出ない方が違和感がありました。
若手がトップの方が民主党チックですし。でもその華のない岡田@笑わん殿下を生真面目で売り出した民主党の執行部は巧いことやったんではなにでしょうか。売り出し方には感心しました。
確かに去年の総選挙でも思いましたが着実に民主党を育ててますしね。必要以上に悲観する事はないでしょうね。

1055おりーぶの木@選手会&民主党大勝利を!!:2004/07/12(月) 03:22
それでは再び寝ます。おやすみなさいまし

1056とはずがたり:2004/07/12(月) 03:44
最後の議席は公明に行くようですね。民主は比例19止まり。
自民40議席代,民主>自民でまぁなんとか民主勝ちと思いたいです。
比例20は欲しかったなぁ。あと惜しかった選挙区も…(山形・富山・香川・山口・徳島・佐賀etc)…負けに等しいなぁ。。

1057無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/07/12(月) 04:33
欲張りですねぇ(笑)
とはさんなんかは、この前まで諦め観が漂ってたのに・・・

まぁ確かにチャンスでしたけどね、民主党は。
でも小泉さんのあがきがまだ通用する環境だったというところでしょう。

1058名無しさん:2004/07/12(月) 06:19
以前に岡田代表が
「目標は自民を抜いて、50議席を目指す」
って言い始めた時は、随分と高い夢を見た数字を出すなぁと思ったけど、
まさか実現させてしまうとはね…
確かにもう少しでもっと取れたとは思うんですが

今回の選挙では自民地盤が壊れてきていると判っただけでも
いい収穫だったと思います

1059名無しさん:2004/07/12(月) 06:34
>1054
嫌がる小沢を無理やり担ぎ上げようとしたんだから、批判なんか上がるわけないでしょうw

表の岡田、裏の小沢が一番いいと思う。
しかしスキャンダルが起きたら。前原あたりでも。

1060名無しさん:2004/07/12(月) 10:20
ずれないといいけど…
比例票の前回と今回の比較
___ 2001年   2004年 
民主党 8,990,523 21,137,455
自民党 21,114,706 16,797,686
公明党 8,187,827 8,621,264
共産党 4,329,210 4,362,571
社民党 3,628,635 2,990,665

1061とはずがたり:2004/07/12(月) 11:34

参院選:低投票率「自民有利」定説覆る
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/saninsen/news/20040712k0000m010172000c.html

 11日投開票の参院選は投票率が戦後3番目に低かった前回並みだったにもかかわらず、「低投票率なら組織選挙の自民党が有利」との定説を覆し、民主党が議席を伸ばした。政府・与党の年金改革に対する姿勢が旧来の自民党支持層の離反を招き、低投票率下でも相対的に民主党に有利に働いたとみられる。

 投票は11日午前7時にスタートしたが、総務省によると午前10時現在の全国平均の投票率は、前回を0.74ポイント下回る10.57%と出足から不調。午後も大きく伸びることはなかった。ただ、期日前投票をした人が716万9744人と前回参院選を24%上回ったことでかろうじて前回の投票率を超えたようだ。

 従来、民主党が有利になるのは無党派層が参加し投票率が高くなった場合と言われてきた。それでも、今回は2大政党化の進展で、自民党支持層の「自民離れ」に加え、選挙を棄権しない「支持政党なし」層が、自民党の「年金」「イラク」への対応を批判して民主党に投票したとみられる。

 蒲島郁夫・東大大学院法学研究科教授(政治行動論)は今回の投票率に関し「年金、イラクと争点が全国化したことで自民党は支持基盤を動員できず、公明党効果でも補完できないほど反自民の風が吹いた。前回小泉支持に回った無党派層も元の民主党支持に戻ったということだろう」と分析している。
毎日新聞 2004年7月12日 3時21分

1062とはずがたり:2004/07/12(月) 11:36
>>1057
投票前は浮かれた見通しを厳に慎み,投票後は謙虚に(貪欲に?)反省っす(笑)

>>1058
確かに自民党と逆にこちらは無理そうな目標で責任回避かよ,と俺も思いました。

>>1059
出るの嫌がってたんですかね,小沢氏は?
確かに小沢氏は新進党から自由党での経験で,自民党を潰すためには

>>1060
完璧です。ずれてませんよ。感謝。
議席と違って共産が得票維持,社民が微減なんですねぇ。
前回の自民党の得票が今回の民主党の得票というわけですね。

1063諸無二:2004/07/12(月) 15:26
こんにちは。
共産党が選挙区で全滅したのには驚きました。
その可能性は無きにしも非ずと今回は思っていましたが・・・

自分の信条とは相容れない所が多い政党ではありますが、
共産党が議会にいるといないのとではまるで違うことは事実で、
9割前後の確立でいつも反対を叫びますが、良く聞けば正論も見受けられ、
対する与党が余りにも傲慢横暴不遜な場合は、頑張れと言いたくなる事もありました。

彼らの存在なければ無投票になってしまう首長選挙は知事選など数多く、
そういう意味でも一定の存在は保ってほしいと思います。

1064香川県民:2004/07/12(月) 20:00
参院選香川選挙区の得票数を3つの小選挙区ごとにまとめてみました。

香川1区(高松市、小豆郡、直島町)
次期衆院選立候補予定者  自民 平井卓也氏 民主 小川淳也氏 社民 加藤繁秋氏

民主 植松恵美子 76636票
自民 山内  俊夫 65795票
共産 近石美智子 12764票

香川2区(坂出市、さぬき市、東かがわ氏、香川郡、木田郡、綾歌郡)
次期衆院選立候補予定者 自民 木村義雄氏

自民 山内  俊夫 69603票
民主 植松恵美子 66139票
共産 近石美智子 11121票

香川3区(丸亀市、善通寺市、観音寺市、三豊郡、仲多度郡)
次期衆院選立候補予定者 自民 大野統功氏 社民 奥田研二氏

自民 山内  俊夫 68994票
民主 植松恵美子 54595票
共産 近石美智子 12649票

1065名無しさん:2004/07/12(月) 20:43
>しかし、滋賀、奈良、高知、長崎、宮崎などは当選ラインに届かず、
高知は公明が協力を断った選挙区なんですが…
産経もこんな基本的な事実を間違えるなよな〜

自公協力に陰り 青森、秋田など敗北
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040712-00000004-san-pol

 選挙区で、公明党が連立パートナーの自民党への選挙協力を行ったのは自民党推薦の無所属も含めると四十選挙区四十三人。結果は二十八勝十五敗となった。三年前の参院選では二十七選挙区の一人区で二十五勝した自民党だが、今回は、青森、秋田などで落とした。
 また、今回自民党が二人擁立した三選挙区で二人当選という“完全勝利”を果たすことができず、特に自民党が独占していた群馬で、民主党新人に一議席を奪われた。
 公明党は選挙戦終盤になって、一人区を中心に民主党と接戦を繰り広げている約十選挙区の自民党候補について、自民党の要請を受けて重点地区に指定、てこ入れを行うことを決めた。自民党も選挙区候補者に「比例は公明党」と連呼することを事実上解禁するなどして公明党支持者への協力を呼びかけた。
 しかし、滋賀、奈良、高知、長崎、宮崎などは当選ラインに届かず、必ずしも実を結んだとはいえない状況。「自公協力」のパワーにも陰りが見えはじめたといえ、今後の連立関係にも微妙な影響を与えそうだ。
 一方、民主党と社民党が行った選挙協力は四選挙区にとどまったが、全勝を収めた。中でも、一人区の秋田、大分は改選前は自民党の議席。いずれも自民党現職を破っての勝利だった。沖縄は共産党も含めた「野党共闘」で自民党新人に圧勝。二人区の新潟でもトップ当選を果たした。
 これに対し、民主、社民両党が対立した“野党分裂”は十三選挙区だったが、十一選挙区は民主党公認・推薦候補が当選を果たした。
 敗れた山形、富山の両選挙区とも、民主党候補が自民党候補と激しい競り合いをみせており、社民党候補が獲得した票と民主党候補の票を合計すると自民党候補をしのぐことになっていた。(産経新聞)

1066とはずがたり:2004/07/12(月) 21:26
>>1063
共産党の全敗はかなり予想してました。
4人区の東京,3人区で強固な大阪での落選がこの低落を象徴
しているでしょう。2人区で最強固の京都ですがこの先余程のことがない限り取れないでしょうねぇ。
今回の大敗は革新勢力への国民の警鐘であると思ってます。
東京では今村(共)+中川(社)+哲(無)でも80万票に届かず議席を得ることが出来ません。しかし東京・大阪で次回議席を取るためにはもはや沖縄のような革新統一候補を出して勝ち目を感じさせないことには勝てないであろうと言う事です。多少の違いを乗り越えて共闘を組むことを期待する物であります。新社会と社民党正常化県連のある兵庫,平和運動の盛んな広島,旧社会党が強い福岡,西岡氏との共闘の実績がある高知など一部で沖縄の様な協力は可能なんでは?
折角の党の調査能力とかが埋もれてしまうのも勿体ないですしねぇ。

1067とはずがたり:2004/07/12(月) 21:33
>>1064
得票まとめ感謝。
やはり県西部での差が痛いですねぇ。。。。
次回,社民党とも積極的な選挙協力とか結べないでしょうかね?
もしくは今回落選の月原茂皓(新進→自由→保守→自民)でも3区に引っ張って来ますかねぇ?(まぁ流石にこんな裏切りもんのジジイの手など借りるべきではないとは思うけど…)

1068とはずがたり:2004/07/12(月) 21:47
【自公重点選挙協力区の結果】
>>1065

●公明党が支援を受け入れた1人区
岩手 民
山形 自
滋賀 民←民主3区内定から自民へ逃げ1区で落選(県内唯一復活も出来ず)の上野再び苦杯哀れ。
奈良 民←学会員の集会で土下座までした服部哀れ。
山口 自
長崎 民
佐賀 自
宮崎 無←3年前の長峰追い落としの首謀者上杉自業自得で哀れ。

自公の3勝5敗

●同じく2人区
群馬 民自
静岡 自民

自公の2敗(独占狙いという意味では)

●公明党が断った1人区4選挙区
秋田 無
三重 民
高知 無
熊本 自

自民の1勝3敗

公明の支援がそれ程利かなかった感じはしますね。一方で支援要請が無くてもがっちり自民のケース(>>1014)も有るわけでどういう基準だったのか?
新聞には岡山では加藤の公明党からの滲透が無かったとぎくしゃくしたとのケースもあったし。
勝てそうだけど滲透が弱い県を要請したとか?

1069香川県民:2004/07/12(月) 21:57
>>1067
月原さんは意外と地元で人気があるので・・・でもさすがに政界からは身を引くでしょうね。

次を見据えて1区の小川氏と2区の候補の当選のために
(木村義雄氏の日歯連疑惑があるので2区は早めに候補を決めた方がいい)
3区から出る予定の社民県連代表の奥田研二氏を民主が推薦して1区と2区でバーターという手もあるのではないかと思います。

植松氏は落選しましたが、社民県議や社民系労組の支援を取り付けるなど野党協力の道を切り開く事が出来たのではないかと思います。

1070とはずがたり:2004/07/12(月) 21:58
求心力出てきましたねぇ。これで宮崎も民主系が取ったと云えるぞ。

<参院選>無所属の松下新平氏、民主党・新緑風会に所属
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040713-00002095-mai-pol

 参院宮崎選挙区で初当選した無所属新人、松下新平氏(37)が12日、無所属のまま民主党・新緑風会に所属することを明らかにした。松下氏は元自民党県議。今回は民主、社民両党の支援を受け、自民公認の現職を小差で破った。(毎日新聞)
[7月12日21時25分更新]

1071とはずがたり:2004/07/12(月) 22:07
>>1069
今回香川で社民系との共闘が出来たことは非常に大きいですねぇ。
確かに3区は社民に譲っても共闘していきたいところです。
2区ですが,けんみんねっとの構成メンバーで2区からの立候補を狙ってそうな人はいないんですかね?

1072とはずがたり:2004/07/12(月) 22:22

軍恩連盟全国連合会及び全国農業者農政運動組織協議会の組織内候補って誰?
選GOが便利だったのになぁ…2004年の分は無いみたい…。

支援組織の集票力で明暗=民主・労組と自民・業界団体[20参院選]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040712-00000441-jij-pol

 参院選比例代表で、自民、民主両党の支援組織の集票力に大きな差が出た。自民党を支援する業界団体の組織内候補は前回に比べて軒並み票を減らし、落選者も出た。一方、民主党は、組織率の低下が指摘される労組出身の候補が得票数を伸ばし、底力を示す結果となった。
 自民党では、特定郵便局長のOBらでつくる「大樹」が擁立した長谷川憲正氏が、前回2001年の候補者より20万票弱も得票数を減らした。一部は郵政民営化に反対する元衆院議員の荒井広幸氏に流れたとみられるが、小泉改革への反発が支持者の離反を招いた側面もありそうだ。
 大樹以外でも、日本医師連盟の組織内候補を除き得票数が減少した。支持者の高齢化が進む軍恩連盟全国連合会は前回の3分の1に。全国農業者農政運動組織協議会も票を大きく減らし、それぞれ組織内候補者を落とした。
 一方、民主党は労組の組織内候補が当選者の1位から3位を独占。自動車総連と自治労を除き、主要な労組出身候補はすべて得票数を伸ばした。前回落選の雪辱を期したUIゼンセン同盟と情報労連も得票数を3〜4割伸ばし、上位当選を果たした。(了)(時事通信)
[7月12日18時32分更新]

1073magenta:2004/07/12(月) 22:27
北海道選挙区の開票結果を貼っておきます。

当 中川 義雄(自民・現) 741,831
当 峰崎 直樹(民主・現) 618,277
  西川 将人(民主・新) 552,993
  鈴木 宗男(無所属・新) 485,382
  岡  千陽(共産・新) 254,338
  山内 恵子(社民・新) 106,631
  千代 信人(諸派・新) 19,020

1074香川県民:2004/07/12(月) 22:32
>>1071
恐らく居ないんじゃないでしょうか?
貴重な県議会の非自民勢力を減らしてしまう事になりかねませんから。

1075981:2004/07/12(月) 22:43
自民党は、思ったより巻き返しましたね。でもまあ、こんなもんでしょう。
しかし、1人区での健闘を見ますと、民主党はしっかりと保守票を取り込める力が付いてきたと思います。私は民主党支持者ではありませんが、一貫して民主党、旧自由党または無所属に投票してきました。島田紳介も言った通り、やはり自民党だけではダメで、民主党を育てなくてはならないと思うからです。地方の有権者も、それが分かってきたのだと思います。戦前には、政友会と民政党という保守二党が張り合っていたわけですから、民主党も地方に根付くよう、頑張ってもらいたいです。

1076名無しさん:2004/07/12(月) 23:24
月原、泉、入沢の自由党離脱保守新党トリオの勝敗

泉当選
月原、入沢落選

1077名無しさん:2004/07/12(月) 23:30
>>1075
自民は巻き返したというより、終盤情勢そのままの結果になっただけだと思う
終盤情勢発表直後に各選挙区を詳しく見たけど、どこも大接戦でどう転ぶかわからず50議席前後が妥当な線だった
終盤情勢で民主にカウントされていた選挙区も、「横並び」「大接戦」がほとんどだった ただ単に名前が先に出ているだけで民主にカウント

自民49 民主50は、民主にとって大成功の数字だったのではないかと思う

1078とはずがたり:2004/07/13(火) 00:01
やはり自民党の巻き返しはあったのではないでしょうか?
今回は民主党の無党派からの支持がはじめからあって伸びきらなかった智云えるのかも知れませんが,終盤に掛けて無党派層が民主支持を固める一方で,自民も従来の支持基盤を固め民主が自民党を突き放せなかったという可能性も有ると思われます。

例えば青島や辻元が議席を窺うと出たときに落選しそうなのは自民と云う中盤情勢の輿論調査の結果でした。支持基盤が元々弱い大阪は兎も角,東京では蓋を開けるとトップ当選でした。最後の1週間の自民党の出してきた政策(タイ人のなんとかちゃん,曽我さん,民間人の社会保険庁長官etc)の効果の程は解りませんが,自民支持層が自民のピンチの結果に自民回帰した面もあろうかと。

1079名無しさん:2004/07/13(火) 00:38
東京で公明沢の得票が82万と低得票なのが気になる。95万票前後は取れるのは確実なのに80万票台とは少なすぎる
10万票程度を苦戦の自民中川に回したのでは?と感じる
しかし、自民は余裕で当選だったが・・・ 100万票中の10万票は公明から回してもらった票?、
もし回してもらわなかったら90万票前後で4位当選だったかも

1080とはずがたり:2004/07/13(火) 00:45
例えば群馬や静岡など組織外候補への得票調整なら兎も角,公明党が自分の党を犠牲にして他党に票を回す事は有り得ないと思うんですが…。
今度はイラクに年金,F票獲得に逆風が吹いたのではないでしょうかね?

1081とはずがたり:2004/07/13(火) 00:51

投票率3回連続最下位 茨城県、首ひねる選管
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040712-00000051-kyodo-pol

 過去2回の参院選の投票率が全国最下位だった茨城県は、今回の選挙でも50・07%(選挙区)と3回連続の最下位。県選管は投票率アップのアイデアを公募するなどPRしたが、努力もむなしく「何でいつも最下位なのか…」と首をひねっている。
 公募に寄せられたのは計514件。県選管は、その中から銀行などの現金自動預払機(ATM)の画面を活用してPRするアイデアを選定。県内の374店舗のATMに「投票率 脱・最下位宣言。すべてはあなたの投票から」と表示するなど話題づくりを進めた。
 しかし、結果は栃木県に0・92ポイントの差をつけられ最下位。背水の陣で臨んだ投票日だったが、午後に県内を襲った局地的な豪雨とひょうが投票を阻むなど天にも見放された形となった。
 汚名返上の機会は3年後。県選管の担当者は「全国的に予想投票率を上回ったのが影響した」と話しているが、自民、民主の指定席となった無風選挙も影響したようだ。(共同通信)
[7月12日8時45分更新]

1082とはずがたり:2004/07/13(火) 02:32
弓削みたいなぽっと出じゃなくて本格的なの出してきたら当選できてた,かも知れないねぇ。

分裂回避、民主の戦略奏功
http://www.tokyo-np.co.jp/00/stm/20040712/lcl_____stm_____001.shtml

 公示直前に二人目の候補を擁立するという前代未聞の賭けに出た民主党にとって、今回の埼玉選挙区は次期衆院選で政権交代を実現するための試金石だった。

 同党県連は当初、党本部主導の二人擁立に抵抗し「最悪の場合は共倒れになる」「分裂選挙だ」として、事実上、島田智哉子氏一本に絞った選挙戦を進めた。しかし、中盤以降は島田氏と弓削勇人氏が一緒に街頭演説する場面を“演出”、分裂イメージを消すことに成功し、島田氏のトップ当選と弓削氏の健闘、さらに比例票の上積みにも成功した。「十万票でもいい。比例票の上積みができる」。公示直前、弓削氏擁立を主導した党本部と、島田氏の選対を組み上げ、すでに動き出していた県連との確執は選挙中も続いた。

 先月二十六日の岡田克也代表の応援演説では、島田氏陣営が弓削氏との同席を拒否。支持母体の連合埼玉は島田氏だけを推薦する方針を変えず、県選出の国会議員は島田氏応援に重点を置いた。

 一方で、小沢一郎元代表代行の意向で弓削氏擁立が決まったことから、旧自由党の国会議員ら三人は弓削氏も応援した。こうした状況を県連幹部の一人は「(本部と県連は)緩い一枚岩だよ」と皮肉った。しかし、中盤以降は島田、弓削両氏が一緒に党幹部の応援演説を受ける場面も増え、「一体感」を演出した。

 山根隆治県連幹事長は「分裂選挙にならないよう(島田氏陣営の)反発を抑えるのが精いっぱいだった」と振り返る一方、「国政選挙は有権者の八割が政党で選ぶ。小泉政権は駄目だという民主党の主張が受け入れられた」と強調した。 (加藤 文)

1083とはずがたり:2004/07/13(火) 02:33
2004参院選
首都決戦 民主ダブル旋風
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tko/20040712/lcl_____tko_____000.shtml

 十一人が立候補した第二十回参院選の東京選挙区(改選数四)は十一日、投開票が行われ、民主が初めて二議席を獲得、自民と公明の与党候補が一議席ずつを分け合った。一方で、「台風の目」の前知事青島幸男氏は一歩及ばず、共産は五期三十年続いた議席を守れなかった。

 六年前に二候補が共倒れした自民は、三年前の前回から候補者を一人に絞っている。前回は小泉首相の人気を追い風に約百四十万票でのトップ当選だったが、「風には頼らない」と手堅い態勢で臨んだ。終盤に劣勢と伝わるや、緩んでいた陣営の引き締めを図り、新人の中川雅治氏の票を伸ばした。

 民主は、昨年十一月の総選挙・比例代表で自民を大きく上回る二百二十九万票を得たことから、「政権交代を目指す」と二人擁立の賭けに出た。現職の小川敏夫氏に続く、二人目の選考で都議団と都連の間に確執も生まれた。しかし、小川氏は反自民の訴えで各世代から満遍なく票を集めた。新人の蓮舫氏は知名度の高さと唯一の女性候補であることを生かし、見事に票を分け合った。

 公明は、現職の浜四津敏子氏が比例に回り、新人の沢雄二氏を立てた。創価学会婦人部に人気の高い浜四津氏とコンビを組ませる戦略で、知名度不足を補った。だが、無党派層への浸透が進まず、なんとか最後の一議席に滑り込んだ。

 青島氏は無党派層の人気をバックに健闘したが、いま一歩及ばなかった。共産は二大政党制の流れに埋没し、井上美代氏から今村順一郎氏への議席の引き継ぎはならなかった。無所属の増元照明氏は出遅れが響いた。

 社民新人の中川直人氏は退潮傾向に歯止めをかけられず、無所属の上田哲氏も支持を広げられなかった。

1084名無しさん:2004/07/13(火) 04:00
>1082

そのいわゆる「本格的」な人たちがみんな尻込みして手を挙げる人がなかったのでしょう。

私はポット出であっても弓削さんの勇気を支持する。

その勇気が40万票近い支持につながったのだと思う。

いくら本格的でも自分を犠牲にできない人たちには政治家になってほしくない。

1085名無しさん:2004/07/13(火) 09:47
>>1072
http://blog.livedoor.jp/politics/archives/400636.html
によると、軍恩は防衛系でもある鈴木 正孝(確か新進党で静岡当選→自民に転じて落選)
農業〜は日出 英輔でしょうね
>>1076
民主→保守新党である山谷えり子は仏所護念会教団?とやらの後援で当選…
衆院でも惨敗してたのに、なんてこった!

1086名無しさん:2004/07/13(火) 09:58
>>1066
今のままじゃ選挙区ではムリでしょうが、
さすがに次回選挙までには定数是正はあるでしょうから
そうなると増員区となる東京大阪などでは勝ち目も出てくるんじゃないかと

http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/archive/news/2004/06/25/20040625ddm003010081000c.html
小手先な是正だとしてもこの上位5〜6県ぐらいは
増員区になると見てますが…どうなることやら

1087とはずがたり:2004/07/13(火) 12:45
>>1084
民主党で浪人中の「本格派」が余り居なかったと言うこともあるでしょうけど,本格派のプロの政治家(や多分立候補を強行した党本部の連中も)の思惑を遙かに越えた民意の拡がりと,勿論,それを受けて立った弓削さんの勇気には賞讃を送りたいと思います。

千葉なんかも,左派受けしそうな広中に対して右派受けしそうなの,例えば岡島に議席譲って比例出馬も認められなかった竹内あたりを出しとけば良かったのではないか,と残念に思う。

>>1085
有り難う御座います。無党派さんとこのブログにあったんですか!
あそこはよく見ている筈なのに灯台の元くらしでした。。
防衛関係は月原・鈴木の新進組も含めて関・水落とちょっと多過ぎたようですね。

>>1086
成る程,その考え方もできますね。穏健な他党制のためには社共合同が必要だと思うんですけど難しいかなぁ。

1088名無しさん:2004/07/13(火) 17:22
>>1066
 共産党も、市長選挙では最近保革の粋を超えた戦いをして勝利・大善戦しているんですけれどね。
 国政になるとやはり「党公認」の意地もあるのでしょうか?

1089とはずがたり:2004/07/13(火) 17:27
嘗て民青にも属し,組織を離れた今でも共産党を応援している友人と先日議論したんですが,共産党が支援を断っていることは一切無い。相手が厭がっているのだの一点張り。
共産党が(ハードル上げて実質的に)拒否しているのだという俺の主張と噛み合わないまま終わりました。
それともう離れてから10年くらいたつのに共産党の意見そのままなのにはちょっと感心しました。。これが共産党だなぁと。

1090杉山真大 </b><font color=#FF0000>(sB4AwhxU)</font><b>:2004/07/13(火) 19:55
自民党が苦戦してなければ民主入りと言うことにはならなかったのかも。

民主・新緑風会入り表明 参院選宮崎選挙区当選の松下氏
http://www.asahi.com/politics/update/0713/007.html
 11日投票の参院選宮崎選挙区で初当選した無所属の松下新平氏(37)は13日、参院での所属会派について、
「無所属のまま民主党・新緑風会の会派に入る」との意向を明らかにした。松下氏は元自民党県議で、選挙戦では
民主、社民両党県連の支援を受けた。

 選挙中は民主党の岡田代表が2回宮崎入りして松下氏を応援。松下氏は「民主党の若手国会議員にも来てもら
い、感銘を受けた」と話している。                                         (07/13 17:38)

[My HP] http://politics.mtcedar.com/
      http://mtcedar.txt-nifty.com/

1091水泡 まつ太朗:2004/07/13(火) 20:06
 宮崎の無所属候補が自民入りを否定したのは取り敢えず一安心。今回選挙で
1番「21世紀クラブ」「グループ改革」(すなわち自民ダミー)に近い候補者
でしたからな・・・。

>>1076
 山谷氏は曽野綾子氏や三浦朱門氏、渡部昇一氏などと並ぶ保守系カトリック
信者で、今回は神道政治連盟・佛所護念会教団(日蓮宗系右翼団体)両宗教
団体の支援を受けていました。右翼&宗教集団の連合組織「日本会議」にも
かなり深く食い込んでおり、統一協会機関紙にも度々顔を出すバリバリの宗教
候補者です。

>>1089
 広島選挙区の岡本三夫氏出馬に際して社民・新社が共産に出馬取り止めを
要求していたようですが、「社民は安保条約堅持などを訴えており平和を語る
資格が無い。新社会党は部落問題などで常々我々を攻撃しており、話し合いに
値しない。よって共闘のしようがない。」とバッサリ切っていました。まあ
参院沖縄選挙区や東京・沖縄両知事選の闇討ち的な候補者の決め方(最初から
全党で話し合うのではなく社民・民主で先に候補者を決めて共産に取り止めを
迫る)に不信感を持つのは分からなくもありませんが・・・。
 国政選挙&地方議員選挙は比例代表制、首長選挙は2回投票制などにすれば
この手の野合議論に時間を割く必要もなくなるのですが・・・。

1092とはずがたり:2004/07/13(火) 20:36
確かに>松下一安心
御法川め憶えていろ!てめえが居なくても鈴木よーえつ勝てたんだしな〜。

確かに"闇討ち的な候補者"の決め方には共産党が乗れないという面はありましょうが,広島や兵庫で社会・新社会で乗って変わりに京都・大阪では共産にのって貰うとか話し合う余地はなかったでしょうかねぇ。
今回で共社の選挙区選出がほぼ潰滅しましたし,大阪や京都で革新共闘できる意味はでかい(今では支持を失っているが革新系無党派層を呼び戻せる可能性がある)と思います。

1093magenta:2004/07/13(火) 20:39
>>1091
そういえば山谷氏は聖心女子大(カトリック系)卒業生でしたね。

1094とはずがたり:2004/07/13(火) 20:50
流れスレより

425 無党派さん ◆MACDJ2.EXE sage New! 04/07/13 19:55 ID:DW1byu+u
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040714-00002042-mai-pol
<民主党>無所属新人の広田一氏が参院会派入りの意向

 参院選(11日投開票)で高知選挙区から民主党の推薦を受け初当選した無所属新人の広田一氏
(35)は13日、同党幹部に参院会派「民主党・新緑風会」に入る意向を伝えた。広田氏は元自民党県議。


426 無党派さん ◆MACDJ2.EXE sage New! 04/07/13 20:01 ID:DW1byu+u
高橋千秋、広田一、松下新平(会派「民主党・新緑風会」)
黒岩宇洋(無所属)
鈴木陽悦、近藤正道、糸数慶子(会派未定)

参議院勢力予想(議長は本来の会派に数える)

自民 49+66=115
民緑 52+33=85(新緑風会・・・高橋+広田+松下)
公明 11+13=24
共産 04+05=09
社護 02+03=05
無所 03+01=04(黒岩+鈴木+近藤+糸数)

1095名無しさん:2004/07/13(火) 21:09
自民49
民主55

1096名無しさん:2004/07/13(火) 21:13
内閣支持、初の40%割れ 不支持も51%

 参院選を受けて共同通信社が12、13両日実施した全国緊急電話世論調査によると、
小泉内閣の支持率は38・9%で前回5月調査の54・9%から16・0ポイント下落、小泉純一郎首相が2001年4月に就任以来、初めて40%を割り込んだ。不支持率は51・0%で初めて50%を上回った。
 政党支持率では、自民党が28・8%(前回比5・5ポイント減)、民主党27・8%(13・5ポイント増)で「2大政党」が拮抗(きっこう)した。
 自民党が改選51議席に届かず、民主党に敗北した参院選の流れを裏付けた。高支持率を誇った首相は難しい政権運営を強いられそうだ。
 首相の続投に関し「できるだけ早く辞めてほしい」と答えた人は31・9%に上ったが、「残る2年余りの任期まで」も46・4%。「1年ぐらい」は17・7%だった。
 内閣の不支持理由のトップは「経済政策に期待が持てない」で17・5%だった。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040713-00000185-kyodo-pol

1097名無しさん:2004/07/13(火) 21:33
読売緊急電話世論調査

民主党の支持率は今回、30・2%にのぼり、本社世論調査では過去最高。初めて自民党28・7%を上回った。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20040713i112.htm

1098名無しさん:2004/07/13(火) 21:42
>>1094
広田、松下といった農村部選出の保守系議員が民主党に入党するようになれば、地方政界における自民党一党支配体制に風穴を開けることができるのではないでしょうか。彼らの会派入りが、将来の入党につながらないものでしょうかね。高橋は三重県選出ですし、民改連出身の井上哲夫四日市市長の元秘書なのですから、入党して欲しいですね。また、近藤と糸数は社民党会派に入るとしても、鈴木は民主党会派に入って欲しいもの…

1099おりーぶの木@選手会断固支持!:2004/07/13(火) 22:35
>>1079
>10万票程度を苦戦の自民中川に回したのでは?と感じる
>しかし、自民は余裕で当選だったが・・・ 100万票中の10万票は公明から回してもらった票?、
>もし回してもらわなかったら90万票前後で4位当選だったかも

それはまずありえないでしょう。この組織の選挙に対する目的(動機付け)を考えても同志(公明党候補)を差し置いて票をまわすなんて事は考えられません。
選挙で一票でも多く得票して世間に組織の影響力、底力を見せ付けるのが眼目なのですからね。おそらくあなたは98年の浜四津の97万票の得票が頭にあっておっしゃってるのでしょうがあれはあくまであの人個人の人気によるものが大きいのです。
学会婦人部(学会票の7割を稼ぐ最強部隊)がもっともリスペクトしている政治家だけに他の候補とは自然と気合の入れ方が違うのでしょうね。基本的には80万票前半から後半が東京選挙区における得票率と見ていいでしょう。

1100おりーぶの木@選手会断固支持!:2004/07/13(火) 22:42
>>1096-1097
この勢いが次の総選挙まで続けばいいのですけどね。
敵はますますなりふり構わず鵜の目鷹の目でスキャンダルをかぎつけて攻撃してくるでしょうから足元をすくわれないようにしないと・・・
しかし、ポスト小泉と呼ばれている連中を見ると自民党はとっくのとうに終わってる政党なんだなあと改めて感じる。
つまらないことで足元をすくわれさえしない限り勝算は十分ある。それには詰めの甘さを克服することが肝要。ところで次の選挙は衆参同日選なんでしょうかね?

1101名無しさん:2004/07/13(火) 23:19
次期衆院選はお題目のように「政権交代」と訴えればいいので、勝算は十分ある。

1102水泡 まつ太朗:2004/07/14(水) 00:08
 自民がそれ程減ってないとは言っても、「圧倒的支持」が崩れて、選挙区は
公明無しには勝てない状況なので衆院解散総選挙も求めやすいかも。早まると
良いのですが・・・。

>>1092
 6年前の高知では元社会党参院議員を共産が推薦するという事もあったので、
全野党共闘も政策さえ詰めれば不可能ではないかと。単なるバーターや政策抜き
の「政権交代」スローガンのみでは厳しいのでしょうね〜。

>>1094
 個人的には4人で「二院クラブ」「無所属の会」的な党議拘束の無い諸派・
無所属議員の互助会的会派を結成してもらいたいもんです。それにしても高橋
紀世子氏がたった1期で引退したのは結構痛いかもしれない・・・。

1103名無しさん:2004/07/14(水) 00:45
>自民がそれ程減ってないとは言っても

98参院選で橋本首相が総辞職した歴史的惨敗の改選だったということを忘れずに。

自民は95参院選46議席→98参院選44議席→01参院選66議席→04参院選49議席
野党は95参院選新進40議席→98参院選民主27議席→01参院選民主26議席→04参院選民主50議席

自民は自民大分裂の初めての参院選だった95年以降、2001参院選の小泉ブーム以外はすべて40議席台です。
このままだと次期参院選で40議席台 改選非改選合わせて90議席台割れの80議席台の恐れも出てきた
逆に民主は次期参院選で再び50前後とれば、100議席の大台に乗せ、自民を逆転できる可能性が出てきた

1104とはずがたり:2004/07/14(水) 00:49
3年後が楽しみです。塩崎首相率いる自民が圧勝とかで無ければ良いんですけど。。

1105とはずがたり:2004/07/14(水) 01:04
上杉vs松下スレより

上杉・米沢・自民 vs 長峯基、江藤隆美、持永和見、牧野俊雄,民主・社民・連合 の争いだったのか?!


225 無党派さん sage 04/07/12 12:22 ID:fzzmsF4s
小沢一郎がまだ自民党の幹事長だった頃、総裁選びを揶揄して「神輿は軽くて馬鹿がいい」とのたまった事が有った。

今回新しい神輿を担いだ面々は

長峯基、江藤隆美、持永和見、牧野俊雄。

担がれたままの神輿で終わるのか、本当にしがらみのない政治ができるのか、
県民みんなで今後も見守っていく必要があります。

238 猫乃介 ◆3oTOQlK5N. sageちょこか? New! 04/07/13 19:10 ID:3HyTdySu
>>230
 タケボーくらい、言いたい事をスパンスパン言ってくれると、気持ちが良いねぇ〜♪
出てくれたら多分応援すると思うけど…できれば今のままラジオで言いたい放題させたほうが、
県民のためになりそうな気がする。

 ところで…上杉氏の選挙事務所に「米沢隆」氏の為書きがデカデカと貼ってあったのはナンデ?
(場所は入って右手、安藤知事の為書きの下あたりですた!)
誰か詳しい人教えてくたちぃ…このままじゃ死んでも死に切れん _| ̄|○

1106とはずがたり:2004/07/14(水) 10:15
夏への思惑〜前哨戦への舞台裏
上> 県議団との“溝”埋まる
2004年4月30日付
http://www.yamagata-np.co.jp/media/sanin2004/kiji/kiji03.html

 去年11月の衆院選で県内の小選挙区をすべて制した自民党県連。現職の岸宏一はこの勢いに乗るべく、再選に向けた準備を着実に進めている。

 参院選県選挙区は先の衆院選と同様、自民対民主の事実上の一騎打ちとなる公算が大きい。対する民主党県連は4月中旬に元農水官僚の舟山康江の擁立を決定した。これに対し、自民党県連幹部は一様に冷めた見方をしている。「農水省の元官僚とはいえ、県内で地道な活動を展開してきたわけではなく、地元の小国町内での知名度もまだ低い。都会の選挙はイメージだけで戦えるかも知れないが、地方の選挙はそんなに甘くない」

 岸は舟山について「強敵だ」と述べるだけで、多くを語らないが、民主党そのものは強く意識している。「国旗国歌法案、自衛隊のイラク派遣に対する民主党の対応を振り返っていただきたい。実力者だけを見ても、その考えはばらばらだ。そうした政党に政権担当能力がありますか」―。支持固めの各種会合では、民主党内の政策不一致を突く演説を展開している。

 岸は自らの選挙態勢について「6年前と大きく変わった」と自負する。最大の違いは、岸に対する自民党県議団の姿勢だ。

 岸は1993年の知事選で現知事高橋和雄を担ぎ、現東根市長土田正剛を推して戦った自民党県議団と真っ向から対立した。岸は98年の参院選県選挙区で自民公認で初当選したが、当時は知事選の影響を引きずり、県議とのしこりが少なからず残っていた。

 しかし、当選後の5年余の歳月は、両者の感情的なしこりを少しずつ解きほぐしてきた。岸にとって大きかったのは2001年5月から2期2年間務めた自民党県連会長職だ。元自民党幹事長加藤紘一の離党・衆院議員辞職など、岸の県連会長時代はまさにいばらの道だったが、こうした難問を岸が最前線に立って処理してきたことが結果的に県議との溝を埋め、互いの信頼関係へと変わっていった。

 自民党県連は5月8日午前に県連大会を開いて新執行部を決定。同日午後から石原伸晃国土交通相、小池百合子環境相を講師に招いた政経文化セミナーを開催して参院選に向けて弾みをつける。岸の後援会事務所開きが予定される5月22日には支部長・幹事長会議を開き、臨戦態勢を整える予定だ。今後は市町村支部、各衆院議員の選挙区支部、職域支部が連動し、岸の再選に向けて組織戦を展開していく。

 前回選挙と同様、県町村会が岸を推薦しており、各首長による支援が得られるのも強みだ。さらに岸の“後ろ盾”となっている知事高橋和雄の存在も大きい。公明党県本部との選挙協力など残された課題はあるが、今のところ、岸の再選戦略に大きな死角は見当たらない。陣営が選挙戦で最も懸念しているのは「イラク情勢の悪化」だ。(文中敬称略)

1107とはずがたり:2004/07/14(水) 10:15

山形県 2004年7月14日(水)
《企画》
http://itp.ne.jp/topics/mainichi/06_11.html
 11日午後11時過ぎ、テレビの開票速報で「岸宏一氏当選確実」の一報が流れた。山形市の舟山康江氏の選挙事務所。声を詰まらせる舟山氏の隣で、近藤洋介衆院議員は「相手がひいひい言うまでやったんだからたいしたもんだ」と励ました。 舟山氏の善戦は関係者の当初の予想をはるかに超えるものだった。同氏は埼玉県出身の無名の新人。出馬表明も4月中旬と遅かった。だがふたを開けてみれば、約28万票の岸氏との差は約3万5000票。無党派、「反自民」票を取り込み、大票田・山形市では岸氏に8500票以上の差をつけて勝ち、上山、鶴岡両市では鹿野道彦・民主党県連会長ら03年衆院選の同党公認候補の得票を上回った。 「彼女の立候補が、知名度や強力な組織を重視してきた我々の選挙の常識を変えた」。加藤孝・同党県連幹事長は県内有権者の変化に確かな手応えを感じていた。   ◇    ◇ だが、陣営が万全だったわけではない。事務所は選挙中とは思えないほど閑散とし、連合山形以外に組織的な動きはほとんどなかった。ある陣営関係者は「岸陣営は『相手が見えない』と言っていたようだが見えないはずだ。動いていなかったんだから」と自嘲(じちょう)気味に話す。 組織の弱さをカバーするかのように、連日県連幹部が選挙カーに乗り込んだ。自らマイクを握り絶叫する鹿野会長と近藤衆院議員。だがその「戦術」に疑問を持つ陣営関係者も少なくない。 連合幹部の1人は「(鹿野会長らの)後援会がもっと動いてくれたら……」と悔しがる。県連を支える鹿野、近藤両衆院議員。だが両議員の選挙ではフル稼働するそれぞれの後援会が必ずしも民主党や同党の候補者を支持しているわけではない。鹿野会長の後援会も、選挙戦が中盤を迎え、「舟山氏と岸氏 接戦」などの報道後の総決起集会で500人近くを集めたが、それ以前は目立った動きはなかった。後援会関係者の1人は「当初(舟山支援の)指示や強力な指導はなかった」とし、中には個人的なつながりから岸氏を支援する人もいると話した。元県連幹部も「(衆院議員は)個人のための組織は持っているが参院選では動かない。県連としては労組に頼らざるを得ない」と苦しい事情を明かす。   ◇    ◇ 舟山氏の敗戦の弁の後、鹿野会長は「あと一歩と言っても他県では勝っている」と同党が全国的に勝利したことをことさらに強調した。党が政権交代を目指す中で、候補者擁立さえ難航した同党県連会長としての焦りにも似た言葉だった。「今回はムードと候補者に恵まれたが、いつもそういう状況にあるとは限らない。危機管理として最後に踏ん張りのきく『組織』もある程度必要ではないか」。組織選挙の限界が指摘される中、加藤幹事長は今後の党県連の課題をこう語った。

1108とはずがたり:2004/07/14(水) 10:15

山形県2004年7月13日(火)
《−−−−》
http://66.102.7.104/search?q=cache:ZJLAF3Xlr_QJ:itp.ne.jp/topics/mainichi/06_06.html+���絮�+������+絏�&hl=ja
 「本当に厳しい選挙だった。(相手が)見えない不思議な選挙でした」。当選が確実となった11日午後11時半ごろ、山形市内の選挙事務所内で、バンザイした岸氏は支持者に囲まれ、激戦を振り返った。その表情には17日間の選挙戦の疲れが色濃く残っていた。 無党派層が多い都市部で舟山氏に票を奪われた岸氏。01年参院選で阿部正俊県連会長が、木村莞爾氏に約1万8600票差をつけた加藤紘一衆院議員の地元鶴岡市でも約4300票差にまで詰め寄られた。山形市内のホテルの一室で開票速報を一人で見守った岸氏は、開票作業が始まったまさにその時が「政治家になって37年の最大のピンチ」だったという。   ◇    ◇    自民系議員だけでなく、非自民会派の県議や高橋知事、公明党幹部が公示日の出陣式に出席。強大な組織力と県内を8ブロックに分け、地元県議がフル稼働するシステムを構築した岸氏陣営に公示日まで想定されたシナリオは「圧勝」だった。当初から、巨大組織のため「誰かが動く」との心理状態に陥っているとの指摘もあった。だが、選挙戦中盤のマスコミ各社の世論調査で、岸、舟山両氏の「接戦」が報じられると、目立った組織もないのに猛追してくるという舟山氏に恐怖心のような不安を感じた陣営は、その不安を逆に利用して、組織の引き締めを一気に加速させた。 選挙戦中盤の7月3日。酒田市内であった岸氏の個人演説会で、阿部会長は会場前列の空席を見つけ「前の席が空いている。私の持ち時間は10分だが5分待つ。前に来てください。そうでないと話をしない」と声高にまくし立てた。 ある県議は阿部会長の発言の後、「会長があれほど感情をむき出しにすることはない。私も『岸さんを国会に行かせようと一生懸命になっているんだ』と謝って歩いた」と出席者に事情を説明して回ったことを明かした。 同党県連内に確かに焦りはあった。県連幹部も「街宣かけても(舟山氏と)ぶつからない。相手の動きが分かれば、対策の立てようがあるが、動きが見えないから、不安だけが強くなった」と心境を吐露する。   ◇    ◇ 組織の引き締めで勝利した同党。一方で、組織に頼らざるを得ない選挙手法にも限界が生じ始めていることも露呈した。開票結果を見ながら、加藤紘一議員は厳しい表情で振り返った。 「組織のみの選挙が機能していないことを自民党に分かってもらいたい。各種団体の集票能力は極めて落ちている」

1109とはずがたり:2004/07/14(水) 10:16
>>1106-1109
【もともと非自民の県知事から民主系県議・一部鹿野後援会の支援まで受けた岸にたいして舟山善戦の構図】

1110練馬区民:2004/07/14(水) 12:21
どうも、大変ご無沙汰しております。覚えてらっしゃらないかもしれませんが・・・
東京9区住民で、衆院選の直後にお邪魔した事がある者です。

とはずがたりさんの掲示板のアドレスが分からなくなって、ここまで再度たどり着くのに若干苦労しましたw
民主躍進は喜ばしい限りですが、肝心の私の地元・吉田公一氏が落選したのが唯一心残りです。
やはり、彼は小選挙区向きの人なんでしょうかね・・・?
只でさえ労組が大多数を占める比例で保守系・組織無し・宗教票無し・知名度無しという条件は
厳しいのかもですね。
繰上げなるか、3年後に再挑戦があるか、わからないですが、このまま終わってしまうには
惜しい人材だとつくづく思います。

2chでお見かけするとはずさんの冷静な情況読みに毎度感心してます。
猛暑が続きますが、どうぞご自愛の程、これからもご活躍を期待しております

1111とはずがたり:2004/07/14(水) 14:14
おお,お久しぶりです!勿論覚えていますよ!
また見つけて頂けて嬉しいですなぁ。議員板で我が拙い意見表明聞かれてるんですな。恥ずかしいかぎりっす。
それにしてもやはりここ見つけにくいですかね?最近名無しさんが増えてきてくれてはいるんですが。
まぁ議員板の隠れサロン的な方向付けを目指しているので少々見つけにくい位の方が荒れなくて良いのかも知れませんけどねぇ。

要するに,衆議院議員落選組の立候補者には民主党は組織を一切つけなかったんですねぇ。
自分の後援会だけとなると都会の後援会政治が嫌われる地域の候補者は難しいですね。せめて長野の羽田後援会ぐらいは支援してくれたんでしょうか?小坂@1区,村井@2区,後藤@4区とことごとく部下に逃げられる羽田氏ですが(まぁ青森も似たようなものだから羽田一人のせいではないか),人が良いだけではなく面倒見も今一なんでしょうか?

1112とはずがたり:2004/07/14(水) 14:27
勝ったのはスズキのおやっさんかぁー。

[’04参院選・静岡]検証/上 民主の2人擁立 /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040713-00000002-mai-l22

 ◇連合との「距離感」、課題に
 ◇建前は「政権交代実現」だったが/きっかけは静岡空港へのスタンス
 民主同士でしのぎを削った勝負は12日未明、わずか7000票差で決着した。2議席目を獲得した民主新人の藤本祐司氏(47)は当初は苦戦も予想されただけに、「当確」が報じられた当初は実感がわかず言葉も出ない様子だった。
 現職の海野徹氏(55)を競り落としたとあって、藤本氏は当選にお決まりの「万歳」は自粛。壇上に登場する予定だった細野豪志・県連代表は海野氏の支持者の反発も考慮して、最後まで姿を見せなかった。「現職が落選するリスクを作り、それを現実にした」。選挙から一夜明けた12日、細野氏は代表辞任の考えを表明した。細野代表はかつて海野氏が目をかけて政界に送り出した「海野チルドレン」の1人だ。
 ◇   ◇   ◇
 今回の民主の2人擁立の建前は「政権交代実現のため」だった。だが、本音は連合静岡と海野氏の遺恨が深く絡み付いた「内輪もめ」にあった。きっかけは静岡空港へのスタンスの違いだ。
 「インパクトが薄く、知名度の低い藤本です」。今年4月5日、沼津市であった陣営の事務所開きで藤本氏は集まった同級生らにそうあいさつし、場を和ませた。県連と連合が手を結ぶ旧来型の選挙戦を展開したが、当初は思惑通りに知名度は上がらなかった。
 5月の連休明け。藤本氏は妻とともに選対本部長の渡辺周衆院議員を訪れた。立候補断念を伝えるつもりだった。渡辺議員の説得に思いとどまったが、「泡まつ」扱いの見方もあることに不安を覚えたのは選対スタッフだけではなかった。
 担ぎ出した連合は組織の締め付けを日増しに強めたが、動きはまだ鈍かった。「各労組にはいまだ前回応援した海野氏の残像が根強い」。そんなぼやきも漏れていた。
 ◇   ◇   ◇
 「おやっさんに頼まれたんだから、しようがない」。県中部にあるスズキの下請け会社の社長は、藤本氏支援に乗り出した経緯を説明した。投開票まで残すところ数日。藤本氏当選の一助になったのは、スズキの鈴木修会長だったとされる。
 鈴木会長は空港建設に反対する海野氏と相いれない石川嘉延知事の後援会長を務め、自民新人の坂本由紀子氏(55)を支援していた。だが、リードが伝えられて「余裕」も生まれ、藤本支援に乗り出したと見られる。
 藤本氏は連合と党県連が「2人3脚」による旧来型の選挙戦を展開した。各労組にげき文を送り締め付けを強め続けた連合静岡の石井水穂会長は藤本氏の当選が決まった後「組織型選挙は古臭いと言われるが、何とか底意地は見せられた」と振り返った。
 組織なしでほぼ同数の票を獲得した海野氏の選挙手法をたたえる声は藤本陣営にも多い。「連合の支援がないと乗り切れないのは問題という声もある。今後は連合との距離感を考え、県連組織の足腰も強くすべきだろう」。細野代表も、そう考える一人だ。
 *   *   *
 自民、民主両党が全国で唯一、2候補を擁立し、激しい戦いとなった参院選の舞台裏を2回にわたって検証する。(毎日新聞)
[7月13日19時51分更新]

1113とはずがたり:2004/07/14(水) 14:32
次は松支援でなく民主二人擁立だ!
でも定数1増で民民自公のよかーん。

かながわ’04参院選 検証<中>
http://www.tokyo-np.co.jp/00/kgw/20040714/lcl_____kgw_____000.shtml

■年金批判票集めたが…

 「政権を任せたいと思って入れた票ではない。年金への怒りが集まっただけでしょ」
 二候補がダブル当選を果たした翌十二日。戦勝ムードに沸く民主党内にあって、ある陣営幹部だけは、冷静に戦況を見つめていた。
 浅尾慶一郎氏と千葉景子氏の得票を合算すると百七十万票に及ぶ。対して、公明党も支援した自民・小泉昭男氏は百二十一万票。
 しかし「民主党票」の大多数は、あくまで年金問題に業を煮やした有権者の批判票だ。

■ ■

 無党派の“風頼み”。その裏で党を支える労働組合の動きは鈍かった。
 今回の比例代表選で、自治労や自動車総連など連合内の主要八産別が擁立した計八候補者の得票数は、県内で計九万四百票余にとどまった。連合神奈川の組合員数は、約四十七万人なのだが…。
 「ぎりぎりで回している。職場を休めないので、ビラをまく人員もすぐには集まらない」
 千葉陣営の選対を支える自治労系など旧総評系労組員は、選挙中に何度も嘆いた。
 企業のリストラや組合員の組織率低下で、実動部隊の確保すら苦労していた。
 選挙中盤の新聞各紙の事前調査では、千葉氏は小泉、浅尾両氏に大きく水をあけられていた。
 「これでは選挙後の力関係に影響が出る」。危機感が、千葉陣営を新たな関係構築へと向かわせた。自民の支援団体だった立正佼成会の支援を要請したのだ。「今後の付き合いは難しいが…」。窮余の策だった。

■ ■

 「公明党との関係は終わりだよ」
 十二日、浅尾氏の事務所。勝利の余韻を残しながら、陣営幹部は吐き捨てるように言った。
 六年前の参院選で、浅尾陣営は公明党支持団体の支援を受けていた。そのお返しに、三年後の参院選では、公明党候補を支援する。票をやりとり(バーター)する「公民協力」は、神奈川の“伝統”と評されていた。
 そして今回。「公明は自民の小泉氏に流れた。そうじゃなきゃ、百二十万も取れるわけがない。もう三年後は知らない」(陣営幹部)
 党内でも、三年後は現職の斎藤勁氏に加え、もう一人の候補を立てる主戦論が浮上している。
 同党県連幹事長の水戸将史氏は同日の会見で、公明党との選挙協力について、こう言い切った。
 「旧民社党時代の戦略を引き継ぐことはない」
 新たな融合、旧知との隔たり−。政権党を目指す神奈川の民主にとって、支援団体の地殻変動が生じた歴史的な選挙となった。

1114とはずがたり:2004/07/14(水) 14:47
次回斉藤氏は社会党出身ですので保守系から出せば二人当選は可能ですな。

次回公明は愛知は当選は苦しくなってくるな。多分選挙区候補は比例に回さざるを得まい。

公明も負け組と組んで勝たせてやってる感がひしひしとしてるんだろうけどねぇ。

1115とはずがたり:2004/07/14(水) 15:38


63 無党派さん 04/07/14 04:02 ID:DM+ipXuo
民主党比例4位で当選の家西悟はJR総連(旧動労、革マル派系)が支援したんだな。

http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Suzuran/4162/head_room.htm
 夜からは組合の歓迎会とかで、JR総連は「家西さとる」という候補を押しているらしい。とアピールされた。
血由病患者らしく、「生きるためにたたかう」がモットーだそうですが、別に国会議員でなくてもいいんではないか、
と思ったり。まぁ、彼の政策の資料を見る限りでは憲法9条改正に反対とか基本的人権がどうとか、そういうことで、
特にほかの政治家と言っている事は何も違わないと思った。
 9条に改正反対、ということは、自衛隊の存続にも反対ということでよろしいんでしょうかね・・・。


64 無党派さん 04/07/14 15:36 ID:DM+ipXuo
第20回参議院選挙の集約にあたって
ttp://www.jr-souren.com/statemnt/20sangiin.htm
 こうしたなかJR総連は、各加盟単組および地方協議会と連携をはかり、比例区2名、選挙区18名の推薦を決定し
選挙戦を闘い抜いた。厳しい闘いではあったが、比例区では“家西さとる”“弘友和夫”両名がともに上位当選を果たした。
選挙区においても推薦候補全員の当選を果たすことができた。とくに、“家西”候補については、第26回定期中央委員会で
推薦を決定して以降、JR東労組・JR北海道労組・JR貨物労組の推薦のもと万全の体制で選挙戦に臨んだ。猛暑のなか
獲得した21.7万票は、まさしくJR総連の組織力を示すものである。
 参議院選挙を終えて、護憲勢力の減少とも相まって、憲法9条をはじめとした憲法改悪のスケジュールが早まっている。
JR総連は、今次参議院選挙で培った団結をさらにうち固め、推薦議員とともに平和・人権・民主主義を守るためにさらに
奮闘していくものである。そして、そのことをもって現下の政治弾圧を跳ね返し、浦和電車区7名の完全無罪と職場復帰を
かちとろうではないか。
 JR総連の参議院選挙方針を支持し、推薦候補の当選にご協力いただいた組合員、家族、OBの皆さんに感謝を申し上げ、
第20回参議院選挙の集約にあたっての見解とする。
 本当にありがとうございました。

 2004年7月12日

全日本鉄道労働組合総連合会(JR総連)
執行委員長  小 田 裕 司

1116名無しさん:2004/07/14(水) 16:16
3年後、神奈川選挙区に民主から江田憲司氏が出たらいいのに。

1117名無しさん:2004/07/14(水) 20:44
>>1115
公明と民主を同時に推すとはスゴイ組織ですな
しかも上位当選を自分の手柄のごとく…

何はともあれ家西氏は参院比例区向きの人材だと思ってましたし
当選したのは喜ばしいことですが、
労組系以外でTOPの得票は意外でした。

地元で大量得票を狙うにも奈良県は前田武志が出るし
今回重点区が効いてたとは思えなかったですしね。

1118とはずがたり:2004/07/15(木) 00:19
俺も一応入れときました。
考えたら名簿(あいうえお順で)トップだったんで次点の信田氏あたりにしとけばよかったと今では思ってます。

1119とはずがたり:2004/07/15(木) 00:19
>>1116
江田氏はどうするんでしょうかね。
一応生活ネットに推薦貰ったり野党系に軸足移しつつあったりしてましたが…

1120とはずがたり:2004/07/15(木) 02:04
ちょっと前の記事ですが自公の協力はどうだったんでしょうか?

現職の仲道氏に危機感/自民・公明
http://mytown.asahi.com/oita/news02.asp?kiji=4202
「激突へ」参院選 下
  「連立与党として、共に勝利すべく戦いたい」
 参院選大分選挙区で再選を目指す現職、仲道俊哉氏(74)を擁立する自民党。県連
会長の衛藤征士郎衆院議員は26日午前、公明党県本部に仲道氏の推薦を要請した。
机の向こうに並んだ竹中万寿夫代表ら県本部幹部は、終始硬い表情を崩さなかった。
 「自公協力」をした昨年秋の衆院選で、県選出議員を2から4に倍増させた自民に対し、
公明は県内の比例区で前回より600票増の約9万4千票にとどまった。「あと500票あ
れば九州ブロックでもう1人当選できた」。期待ほど協力の効果がなかったことが、公明
側の態度を硬化させている。
    □   ■
 6年前の参院選では、仲道氏の得票が約22万4千票だったのに対し、民主、社民両
候補の得票は合計で35万票を超えた。民主、社民、連合大分が3者協力をする今回、
仲道氏の当選には公明の協力が欠かせない。
 しかし、竹中代表は「どれだけの票をどうやって出すのか。自民から具体的な提案が
ない限り、推薦については党内論議すら始められない」。
 公明の参院選の県内比例区の目標は、昨秋の衆院選と同じ10万5千票。公明の協
力を取り付けるためのハードルは、自民にとって低くない。
    □   ■
 「民主党には政権を任せられない」。3月1日の党県連大会で、仲道氏は「若い者には
負けません」と絶叫調であいさつを締めくくった。大会で公認候補として承認されたが、
党内には直前まで引退説がくすぶった。
 2期目末には80歳近くになる年齢が不安視された。県連幹部は「党には現職優先の
原則があるから……」と言葉少なだ。
 別府市で今月3日にあった政治資金パーティーも、そんな空気を反映した。石原伸晃
国土交通相らが駆けつけたが、出席者は千人弱。ある議員は、昨年の知事選前の広瀬
勝貞氏のパーティーと比べ「半分も入ってない」とこぼした。
 自民が全勝した25日の衆院3補選は追い風となった。それでも、日野立明・県連幹事
長は「衆院補選と大分の参院選は全く別」。危機感は強い。
    □   ■
 共産党の小野勝氏(61)は昨年12月に参院選大分選挙区への立候補を表明した。「自
衛隊はイラクから即時撤退すべきだ」「大型公共事業で無駄遣いを減らせば、年金財源は
確保できる」。街頭で訴え続け、既に県内をほぼ一周した。
 昨年の衆院選大分2区に続く国政への挑戦。同党候補では県内3小選挙区で唯一、得
票が1万票を超えたが、二大政党制の潮流に飲まれ、党勢が衰退した感は否めない。
 「右傾化が進む政治の流れを変えたい」。参院選では大幅な票の上積みを目指す。
(4/28) (朝日新聞MYTOWN大分)

1121名無しさん:2004/07/15(木) 02:10
岡山も創価幹部が自民に創価票9割出すと言ってたけど惨敗だったね

1122とはずがたり:2004/07/15(木) 02:26
同じく古い記事。某所より
岡山は江田氏と公明とのパイプがあり,長崎・大分は自公関係がゴタゴタ。
なんとなく事前に結果が決まってしまってる感じもしますねぇ。。

自民県連 参院比例選での公明支援に消極姿勢
ttp://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagasaki/news002.htm
 自民党県連の田浦直会長は三日、長崎市で開かれた県連の定期大会後に記者会見
し、今夏の参院比例選での公明党との選挙協力について、「衆院選ほどの協力はできな
い」と語り、消極的な姿勢を示した。
 昨秋の衆院選では、公明が自民の選挙区候補を支援する代わりに、自民の多くの選挙
区支部が比例選での公明への支援を推進。「自民か公明かわからない、二つのたすきを
かけたような選挙」(織田長・公明党県本部代表)を展開した。
 田浦会長は「助け合えるところは助け合うが、今回は競合する」と説明。末永美喜・県連
幹事長は「候補を持たない組織(が公明支援に回ること)については考えたい」と話した。
 また、田浦会長は、参院比例選に同党公認で立候補する田口一信県議(55)について
「基本的には(比例選公認の)三十人の中の一人。県連として特別に支援組織をつくる予
定はない」と語った。
(読売新聞長崎版)

1123名無しさん:2004/07/15(木) 02:44
公明創価を徹底攻撃した菅の側近の江田と創価が仲がいいとは信じられない

1124とはずがたり:2004/07/15(木) 02:48
日本新党から新進党へ行った江田と,さきがけから民主党の菅との違いでしょうか?

寧ろ菅は選挙基盤が盤石な自分が公明批判を引き受けているような所もあったように見受けられます。

1125無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/07/15(木) 08:07
幹部レベルでは、自公協力がだいぶ進展して、江田五月はだいぶ冷たくされてたんだけどね。

1126名無しさん:2004/07/15(木) 08:36
岡山二区の津村啓介の秘書日記(7/12)によると
http://www.tsumura.org/
>翌日の朝刊を見ると出口調査で自民党の約30パーセント、公明党の約40パーセントが江田五月へ投票していた。

公明幹部は自民に傾倒していても、やはり江田の個人的人気で
F票があまり動かなかったってとこでしょうか

1127とはずがたり:2004/07/15(木) 19:01
次回岡山で取るのは難しそうですねぇ。。
>自民党の約30パーセント、公明党の約40パーセントが江田五月へ投票していた。

1128とはずがたり(1/3):2004/07/16(金) 03:02
2004参院選ふくおか:
担当記者が振り返る−−座談会 /福岡
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/saninsen/fukuoka/news/20040713ddlk40010355000c.html

 11日投開票された第20回参院選福岡選挙区(改選数2)は、年金問題などに対する自民への厳しい批判の中、民主新人の大久保勉氏(43)が選挙区史上最多の約84万票でトップ当選し、自民現職の吉村剛太郎氏(65)も自己最多の約63万票で3選を果たした。選挙戦の舞台裏を担当記者が振り返った。

 ◇無名新人が驚異の84万表−−民主の大量得票

 −−民主の大久保氏は報道各社の予想を大幅に上回る大量得票だった。なぜこんなに取れたのか。

 A 昨年の衆院選小選挙区で民主候補9人の得票計は82万、比例の県内得票は79万。今回の民主比例は74万で無名の新人だった大久保氏の84万票は驚異的。年金やイラク問題などに対する小泉首相の姿勢や自民党への批判の表れだろう。

 B 批判は自民支持者にも広がっていた。保守系の古川氏と選挙協力した公明党関係者が「自民支持者にも『比例は公明、選挙区は古川で』とお願いすると、『選挙区は今度ばかりは民主にする』という声が多かった」と言っていた。この関係者は「大久保氏は70万票を上回る」と予想していた。

 A 県連の1区の松本龍氏は建設業界、3区の藤田一枝氏は自治労、9区の北橋健治氏は新日鉄と個人的な支持団体を持つ人が多く、個人的な後援会組織が皆無だった大久保氏はこれらにもかなり助けられた。

 C 最初はぎこちなかった演説も、内容や表情をスタッフで批評し合い、中盤から改善された。投票率アップがカギとみるや、最終盤には深夜まで福岡市の繁華街で歩行者に「投票に行こう」と握手作戦。一人一人ていねいに手を握る姿は好感が持てた。

 E 何かをやってくれるという期待感が大久保氏にあったのではないか。エリート会社員の職をなげうち、県内180キロの遊説マラソンを敢行。石井一・民主党前副代表も「経歴を見るとエリートで、どんな青びょうたんかと思っとったらごっつい男やないか」と意外な様子だった。

 D 気になるのは「負け組」の気持ちが理解できるかだ。規制緩和による自由競争を容認する立場だけに「ささやかながらも今まで通りの安定した生活を」という庶民の声にどう対応するか。選対幹部も「その辺が課題だ」と話していた。

 ◇逆風バネにした吉村氏−−自民の内紛

 −−大久保氏の大量得票にも驚いたが、吉村氏も自己最多の得票。ただ、陣営幹部は「2位ならば負けと同じ」と言っていた。公明・学会の一部離反以外では古川氏との「保守分裂」をマイナス要因に挙げる声もあったけど、どう思う。

 B 92年は約37万、98年は57万、今回はこれだけの逆風だったので陣営は終盤55万票を目標値にした。それで63万票だから悪くないのでは。選対本部長がポスト小泉候補の麻生太郎・総務相だけに、中盤の世論調査の報道を見て引き締めを図ったようだ。

 C 自民党県連や支持団体の農政連、医師連盟などが分裂したわけでないので、保守分裂とはちょっと違う。古川氏を支援した山崎拓・前副総裁の系列議員の動きを指しているのだろうが、山崎氏だって次の選挙が掛かっているので露骨な支援はできなかった。

 A でも、古川氏の演説会ではいたるところに山崎氏の秘書がいたし、系列議員も自分の後援会などに古川氏支援を頼んでいた。古川氏に近いある自民県議は「自分が動くとまずいが、後援会が動くのは勝手」と集会に参加させていた。

 B しかし、山崎氏派の行動はけっこう吉村氏陣営に漏れていた。情報は筒抜けで「党規違反者は処分すべきだ」などの声がひんぱんに出ていた。「違反者」を見つけると陣営は「今度のあなたの選挙はどうなるか知りませんよ」との忠告さえしていた。

 D 山崎氏は要職にあった時でさえ党内基盤がぜい弱。系列県議の中にも「こんなことを続けていたら、もう山崎さんに次の目はない」と指摘する声も出ている。

1129とはずがたり(2/3):2004/07/16(金) 03:02

 ◇スタンスに有権者戸惑い−−古川氏、票伸びず

 −−古川氏が思ったほど伸びなかったね。2位に大差を付けられ、得票も前回の約32万票を下回った。

 E 頼みの公明票が福岡地区ではけっこう古川氏に流れたようだが、既に吉村氏との選挙協力で動いていた地域もあり、壁は崩せなかった。当初は県内全域で「6対4で古川氏へ」との見方もあったが、ある公明関係者は「最終的には半々」と話していた。世論調査で古川氏の劣勢が伝えられ「選挙協力すると死に票になる」との考えも働いたのだろうか。

 D でも、神崎武法・公明党代表の親族は以前から古川家と親しいそうで「公明は自主投票だから自分は勝手連で応援する」とかなり一生懸命に古川氏を宣伝していた。支持母体の創価学会幹部も「支援の手が止まることはない」と言っていたのだが。

 C 古川氏のスタンスに有権者が戸惑ったのは事実。自民に公認申請していた当初は「県内で保守系2議席を」と吉村氏に配慮した言い回しだったが、中盤以降は古川氏の発言に自民批判色が強まった。それでも当選後の自民会派入りは容易に推察でき、反自民・非民主の受け皿にはなりきれなかった。

 ◇2大政党の争いに埋没−−共産、社民は厳しい戦い

 −−2大政党の波にのまれ、全国的に共産、社民は退潮傾向にあるが、県内はどうか。

 B 投票率が前回並みなので単純に前回と比較すると、津野氏は約3万票伸びた。ただ、前々回は投票率55・82%で同じ津野氏が約30万票を取った。県委員会は「手応えは6年前以上だったのに2大政党の争いの中に埋没した」と分析している。

 C 社民は今回公認はなく、前回比例で約18万票取ったが、今回は約14万票。そんな中で渕上貞雄・副党首を当選させ、かろうじて県内で「旧社会の牙城」を死守したという感じだが、衰退に歯止めは掛かっていない。

………………………………………………………………………………………………………

 ◇民主が前回比2倍以上の伸び−−比例代表得票率

 県内の比例代表の党派別得票率をみると、民主が34・80%と01年参院選の14・27%から2倍以上の大幅な伸びを示し、比例でも自民を上回った。自民は26・60%で、「小泉旋風」が吹いた01年参院選の35・95%から10ポイント近くも票を減らした。

 民主は大躍進した03年衆院選でも県内の比例得票率は34・81%。今回も年金改革やイラク問題をめぐる批判票が民主党に集中したとみられ、勢いが持続した形となった。

 公明は20・76%で、01年参院選の20・10%からわずかながら伸ばした。

 一方、共産は7・48%で01年参院選の7・11%から微増。社民は6・46%と01年参院選の8・73%から2ポイント以上減り、退潮傾向が強まった。

………………………………………………………………………………………………………

1130とはずがたり(3/3):2004/07/16(金) 03:02

 ■選対責任者に聞く

 福岡選挙区(改選数2)で激しく競い合った大久保勉氏(民主)▽吉村剛太郎氏(自民)▽古川忠氏(無所属)と、県内を主地盤として立候補、当選した比例代表の弘友和夫氏(公明)▽仁比聡平氏(共産)▽渕上貞雄氏(社民)の選対責任者に勝因、敗因などを聞いた。

 ◇自民の暴走阻止、世論の存在大−−大久保氏陣営の古賀一成・選対本部長代行

 重要問題山積の中、パフォーマンスの小泉首相と、まじめな大久保氏の違いが際だった。自民の暴走を止めようとした世論の存在も大きかった。

 ◇危機感バネに結束の勝利−−吉村氏陣営の中村明彦・選対事務局長

 年金問題の強行採決に対する厳しい批判があったが、国会議員や県議、市議、それに支持団体などが危機感を持ってまとまった。結束の勝利だ。

 ◇年金問題など批判票が民主に−−古川氏陣営の小田展生・選対事務局長

 年金・イラク問題などへの批判が2大政党の意識の中で民主に流れた。手応えは前回より良かっただけに負けてもここまで差がつくとは予想しなかった。

 ◇イラク問題など説明し理解得た−−弘友氏陣営の大石司・公明党県本部代表代行

 県以外では知名度が極めて不足し新人のような戦いだったが、イラク問題などをていねいに説明して理解を得られた。その辺で結束できたと思う。

 ◇2大政党への流れ止められず−−仁比氏陣営の岡野隆・共産党県委員会書記長

 地元としては素直にうれしいが、与党批判票の多くが結果的に民主にいってしまったのは残念。大きな2大政党の流れを止められなかった。

 ◇労組の皆さん尽力のおかげ−−渕上氏陣営の浦俊治・選対委員長(全国一般労組中央執行委員長)

 一番最後に当選できてうれしい。胃の痛む思いだったが、労組の皆さんが全国に名前を必死で広げてくれたおかげだ。
毎日新聞 2004年7月13日

1131名無しさん:2004/07/17(土) 19:08
「なぜ私の選挙予測がハズれたか?」−参院選挙 選挙プランナー・三浦博史  サンデー毎日(8/1)

1132とはずがたり:2004/07/17(土) 19:56
定食屋で読んだ朝日新聞の朝刊に自公の最重点区は10議席の内更に滋賀・奈良・長崎とあと1箇所(忘)の4箇所で全部落選だったそうな。

1133とはずがたり:2004/07/17(土) 20:39
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/seiji/000.html
参院選結果分析うpしました。

自公の比例の得票と選挙区の得票を1人区で見て
●青森・秋田・山梨・富山・岡山・徳島・香川・高知・長崎・佐賀・大分・熊本・宮崎…自公の比例得票>自民系候補者得票
●岩手・山形・石川・福井・島根・三重・滋賀・奈良・和歌山・鳥取・山口・愛媛・鹿児島・沖縄…自公の比例得票≒自民系候補者得票
でした。

自公が協力して勝利(9)→山形・山口以外は既定路線
山形・石川・福井・島根・和歌山・鳥取・山口・愛媛・鹿児島

自公が協力しても敗北(5)
岩手・三重・滋賀・奈良・沖縄

自公が協力せず勝利(5)
富山・徳島・香川・佐賀・熊本
→いずれも接戦となる

自公が協力せず敗北(8)
青森・秋田・山梨・岡山・高知・長崎・大分・宮崎
→民主系が魅力有る候補者を立てた選挙区

尚,意外にも1人区の共産党の選挙区の候補は比例区よりも沢山の票を得ていた。
共産党支持者がよりマシで民主党候補者を選ぶことはないと云える。若しくは社民系から集票していると思われ。
供託金を国に納めながら黙々と革新票の政治上自己表現の場を提供する共産党には敬意の念を表さねばならないのかも知れぬ。

1134とはずがたり:2004/07/18(日) 00:13
こいつも小泉ばりの口先男だなぁ。。

石原都知事 参院選で中曽根元首相擁立構想あったことを明らかに
7/17 19:24更新
http://www.nnn24.com/20425.html

 東京都の石原知事は、日本テレビの番組収録で、先の参議院選挙で中曽根元首相を自民党の比例代表から立てる「幻の中曽根擁立構想」があったことを初めて明らかにし、「実現していたら自民党は勝利していたはずだ」と強調した。

 石原知事は「中曽根さんが出てたら(自民と民主の)議席がひっくり返ったと思う。51議席取ったと思う」と述べた。一方、中曽根元首相は「衆議院でも参議院でも、与党が安定多数をまだ持っている。政権を投げ出すほどのことではない」と語った。

 また、中曽根元首相は、9月に予定される内閣改造で「挙党体制を組むのか、組まないのか。それによって郵政民営化の行方も決まる」との見方を明らかにした。

1136名無しさん:2004/07/18(日) 13:09
>>1132
最重点区は、確か宮崎でしたよ

1137とはずがたり:2004/07/18(日) 13:12
>>1136
情報感謝ですm(__)m

1138名無しさん:2004/07/18(日) 14:01
自公最重点区

岩手・山形・滋賀・奈良・山口・長崎・佐賀・宮崎
群馬・静岡

1139とはずがたり:2004/07/18(日) 19:37
こんな感じでしょうか?

【自公協力の深度】

①最重点区>>1132>>1136
滋賀・奈良・長崎・宮崎…自民全敗

②終盤の公明重点区>>902
岩手、山形、(滋賀)、(奈良)、山口、佐賀、(長崎)、(宮崎),群馬、静岡…()は最重点区。岩手及び2人区は諦め,山形・山口・佐賀は勝ったと読んだ?

③終盤の自民党の要請には入っていたが断った選挙区>>926
秋田、三重、高知、熊本…三重は岡田への保険?それ以外は民主系候補が公明党に滲透?

④公明党推薦
山梨・埼玉・東京・大阪・福岡・熊本を除く全自民系候補…埼玉・東京・大阪は公明党候補者が居る。福岡・熊本・山梨ともいずれも自民が比例の候補者を抱え公明党に協力しにくいと判断した模様。推薦を得ても県連毎に濃淡は有った模様。

1140名無しさん:2004/07/18(日) 20:18
公明てこ入れ10選挙区は、公明が完全に勝てると思ってた選挙区
しかし、思った以上に高投票率+差が大きく開いたので思惑が外れた

1141名無しさん:2004/07/18(日) 22:46
熊本は県連が反発しているのに、党本部が頭越しに自民候補を推薦だったような

1142とはずがたり:2004/07/19(月) 20:11

>>251
善戦した川崎氏だが陣営は早い段階から強気だったんですねぇ
>「絶対に勝てるエースを選んだ」。
>1月、川崎氏の擁立を発表する民主県連代表の原口一博衆院議員(佐賀1区)は、晴れがましかった。
>自ら口説き落とした佐賀西高の後輩は日本銀行出身。後援会長に佐賀銀行元常務を据える陣容を整えた時、
>同県連の原康彦幹事長は「無党派層にも保守層にも受け入れられやすい。
>経済通だから、佐賀商工共済協同組合破産問題の攻撃にも説得力がある」と胸を張った。

民主新顔・川崎稔氏(クニのゆくえ 始動!参院選:中)
http://www2.asahi.com/2004senkyo/localnews/TKY200406130146.html

 ホームページ(HP)を開くと、菅直人氏と小沢一郎氏に挟まれてほほ笑む姿が現れる。「写真をはり替えなくては」と陣営幹部は苦笑する。民主新顔の川崎稔氏(43)は「年金未納政局」の直撃を受け、本番前の陣営には、有権者の失笑を買った民主代表選びを巡る騒動の余韻が残る。

 「代表がどなたになろうとも、参院選に向けた体制・戦略を早急に確立してほしい」。菅氏が辞意を表明した10日、川崎氏は自身のHPに、そう書き込んだ。その8日後、ようやく岡田克也氏が代表に。川崎氏は上京し、新代表との写真撮影をこなした。陣営幹部も「気分を一新して乗り切りたい」と安堵(あんど)した。

   ◇

 「絶対に勝てるエースを選んだ」。1月、川崎氏の擁立を発表する民主県連代表の原口一博衆院議員(佐賀1区)は、晴れがましかった。自ら口説き落とした佐賀西高の後輩は日本銀行出身。後援会長に佐賀銀行元常務を据える陣容を整えた時、同県連の原康彦幹事長は「無党派層にも保守層にも受け入れられやすい。経済通だから、佐賀商工共済協同組合破産問題の攻撃にも説得力がある」と胸を張った。

 昨秋の衆院選で原口氏が自民候補に雪辱した後、民主県連幹部は「参院選では自民の20連勝を止める」と勢いづいた。

 その後、民主公認で当選した古賀潤一郎衆院議員(福岡2区)=除名=の学歴詐称、年金未納問題で菅氏の代表辞任と、民主陣営は失策続き。「気がつけば逆風になっていた」と園田泰郎・県連代表代行は悔しがる。

   ◇

 逆風が深刻な懸念材料となるのは、民主県連の組織力が弱いからだ。県内には、原口氏の地盤の佐賀市と党県連幹部2人が市議の鳥栖市の他に、県連支部も川崎氏の後援会事務所もない。地方議員もいない。昨秋の衆院選で佐賀3区は惨敗、同2区では候補者すら立てられなかった。

 陣営幹部は「拠点がなくてもゲリラで回る」と強気だ。だが、全49市町村に後援会を置く自民現職、岩永浩美氏(61)の陣営関係者は「ゲリラとは、回る所がないという意味では」と皮肉る。

 そんな川崎陣営の「頼みの綱」が、県内に組合員3万7千人を擁する連合佐賀だ。パートや家族を加えれば、2〜3倍の組織票になるという。推薦決定後、県内組織に川崎氏を連れ回した連合佐賀幹部によると「反応は上々」。だが、傘下の最大労組・自治労は、比例区で民主を推す中央本部の意向に反し、県内では社民を支援している。

 社民県連合は今回、独自候補擁立を見送ったため川崎氏の推薦願を受けたが、18日に出した結論は01年参院選と同じ「支持」。行政改革を断行する木下敏之・佐賀市長の政治姿勢に理解を示す民主と、自治労を背景に反発する社民との違いも微妙に影響した。

 参院選での両者の協力態勢も不透明だ。ある社民県連合幹部は「社民系の地方議員は大勢いるのに、民主が苦手とする郡部での支援要請が全くない。どう動くつもりなのか」といぶかる。

    ◇

 民主県連の園田代表代行は「組織力の差は歴然」と認める一方で「県内の投票行動は大きく変わっている」と見る。昨秋の衆院選で、民主は県内で過去最高の比例票約14万票を獲得。自民に約3万票差まで迫った。

 無党派層が多い都市部の有権者が非自民に流れる「1区現象」に望みをかけ、2、3区も掘り起こしを図る。川崎氏は、諌早湾干拓の中長期開門調査断念で自民不信を強める漁民を訪ねるなど、県内を地道に回る。  (05/26)

1143とはずがたり:2004/07/19(月) 20:15
>>1140
そこなんですよねぇ。
断った選挙区があったと言う事は,教義上負けは許されない常勝創価が重点区を受け入れたという時点で本気で勝つ気があって負けたのか(それなら自公ともに打撃が大きい),一応お付き合い程度だったのか?(公明も手抜き?)
青木が秋葉詣でしたときは自民党も本気だと思えましたしねぇ。
むしろそこから山形,山口,佐賀巻き返しての49議席なんでしょうか?

>>1141
そうでしたっけ?ご指摘感謝です。

1144とはずがたり:2004/07/19(月) 22:37
激変 
2004参院選みやざき
http://www.the-miyanichi.co.jp/special/sangiin/gekihen01.html

 参院選宮崎選挙区で、前県議の松下新平が初当選した。“保守王国”の本県政界を激変させた選挙戦を振り返り、松下当選の背景と今後の政界を探る。(敬称略)
 
 ■(上)風 “改革派松下”を徹底
2004年7月14日
 
 無所属新人の松下新平(37)は保守王国・宮崎で自民現職、しかも閣僚経験者の上杉光弘(62)をわずかな準備期間で打ち破るという「離れ業」をやってのけた。
 
 「風に立つ」をキャッチフレーズにした選挙戦。年金、自衛隊のイラク多国籍軍参加への逆風は、“守旧派”上杉の印象を際立たせ、松下を“改革派”の旗手へ押し上げた。
 
     ◇    ◇
     
 「投票率が上がれば、浮動票が動く。浮動票は多くの場合、変化を求める」。陣営はまず、有権者の目を選挙に向けることから始めた。事務所開きでは地元タレントが司会を務め、決起大会では若い女性ダンサーがステージで躍動した。
 
 徹底したイメージ選挙でもあった。松下は選挙戦ではほとんど政策に触れず、暴走政治の阻止と利権政治の打破に訴えを特化。ノーネクタイとスニーカーで選挙カーから飛び出し、「松下は若くクリーンな政治家」であることを有権者の意識に刷り込んだ。
 
 「有権者に正義の味方のように迎えてもらえるんですよ」。選挙戦前半、松下は自民批判の受け皿としての手応えを既に感じ取っていた。
 
     ◇    ◇ 
     
 自民批判を展開することで、連合宮崎や民主、社民でつくるCNP(クリエート・ニュー・ポリティクス)会議の支援も引き出せた。
 
 民主党県連代表の井上紀代子は六月初旬、党本部で独自候補を立てない理由を詰問された。「(独自候補を立て)美しく散れと言われるならそうする。しかし、県連代表は降りる」とたんかを切る井上に、民主党本部選対委員長の玄葉光一郎も折れた。
 
 公示後は、岡田克也代表が二度も応援演説に訪れるなど公認並みの扱いで、松下は民主躍進のムードに乗った。
 
 社民党県連代表の鳥飼謙二は、「社民が積極的に推せば、保守票が逃げる」と判断。あえて「支援ではなく、自主投票」と冷めた態度をみせた。選挙後、「何もしなくても、社民票は松下に流れた。事実そうなった」とうなずいた。
 
     ◇    ◇
     
 しかし、浮動票の取り込みや反自民勢力の支援だけでは勝てなかったというのが大方の見方。上杉陣営は「裏選対がうごめいていたじゃないか」と冷ややかに語る。
 
 裏選対とは、自民内の反上杉勢力や、昨夏の知事選で上杉に辛酸をなめさせられた元出納長牧野俊雄の勢力が宮崎市内のホテルに集結していたことを指す。
 
 そうした勢力は、建設業など上杉の組織力を機能不全に陥らせることに力を発揮した。
 
 いずれにせよ、松下当選の土台になったのは斬新な選挙手法でも、裏選対でもなく、民意であったことは確か。知事選に続き、有権者は自らの一票の重さを感じ始めており、松下の明快な訴えが共感を呼んだと言える。
 

1145とはずがたり:2004/07/19(月) 22:37
 ■(中)弱体化 自民県連に制度疲労
2004年7月15日

 上杉光弘(62)の落選が決まった十一日夜、上杉の陣営幹部は悔しさをかみしめるように「あちらが強くなるのか…」とつぶやいた。
 
 「あちら」とは言うまでもなく“反上杉”勢力。今参院選も自民党内の主導権争いが繰り広げられ、党県連が微妙なバランスの上に成り立っていることをあらためて浮き彫りにした。
 
     ◇    ◇
     
 「上杉はあまりにも人の選挙に首を突っ込み過ぎた。必要以上に敵をつくり、自分の選挙を落とした」と上杉後援会の一人。三年前の参院選、昨年の統一地方選と知事選…。選挙を重ねるごとに反上杉勢力は結束力を増していった。
 
 「小異を捨てて大同に」―。会長の堀之内久男らが結集を呼び掛けた自民党県連は、松下新平(37)支援の態度を崩さない元参院議員長峯基を公示直後に除名した。が、水面下で後援会を動かすなど松下浸透を図った県議らの存在には“ほおかむり”したままだった。
 
 県議レベルで半数以上といわれる反上杉勢力を刺激すれば、三年前のように県議会の自民会派が真っ二つに割れる―。あるいは、上杉が昨夏の知事選を断念し、国政にとどまる理由となった「県議の一本化」が水泡に帰す―という意識が働いたのか。
 
     ◇    ◇
     
 「大同に付くのは不可能だった」。自民最大の支援団体の県農民連盟委員長で、選挙事務長も務めた中村真澄は「自民票の十万は松下に流れた。三年前の(参院選の)しこりが一番大きい」と分析する。
 
 元衆院議員江藤隆美の影響力が強い畜産組織などを挙げ、支持固めが不完全だったことを認める。「(自民から)あまりにも頼られ過ぎた。われわれは選挙の下請け機関でなく、脇を固めるのが役割」と選挙態勢へ不満もにじませる。
 
 その一方、中村は就農者の減少で組織力低下も認める。「準組合員の割合が増え続けている。自民は『おじさん政党』と言う若い組合員が、松下に流れた可能性はある」とも言う。
 
 結束力の低下は「県連にも波及している」と県北地区の党員。「支持を徹底しようとしても、無理に入党してもらった党員が動くわけがない」とあきらめ顔。
 
 県連の体制に「決定事項を上から下ろすだけ。現場から改革の必要性を上げても検討されない。これでは第一線も力が入らない」と“制度疲労”を指摘する。
 
     ◇    ◇
     
 県連は十四日、八役会で敗因などを分析した。年金関連法案の強行採決を主要因ととらえ、党本部の一部で決める政策に地方の意見を反映させるよう求める声もあったという。県連もまた、上意下達の現状に疑問を持ち始めている。
 
 長峯は「除名は党規律規則に違反する」と県連の対応を批判。「県連には旧態依然とした閉塞(へいそく)感がある。選挙も農民連盟や建設業協会に頼る時代は終わった。松下の勝利は宮崎の民主主義が変わってきた証し」と声を弾ませる。
 
 体制強化を模索する県連の姿勢とは別に、上杉系の県議は「敗戦は大きな火種になる」と新たな主導権争いの可能性を示唆した。(敬称略)
 

1146とはずがたり:2004/07/19(月) 22:38
 ■(下)改革 利益誘導型から決別
2004年7月16日

 松下新平(37)が訴え、多くの県民が支持した「しがらみのない政治」。これまで“主流”だった企業・団体献金を背景にした利益誘導や、予算分配型の政治への決別を宣言している。
 
 それでは何をもたらすのか。県民は未知数の「政治力」にかたずをのむ。
 
     ◇    ◇
     
 「ベテラン衆院議員四人が引退し若返った。これまでのように選挙民を意識し『おれが(やる)おれが』と実績を強調するのではなく、衆参五議員が力を結集し宮崎を発展させる好機だった」。
 
 上杉光弘(62)の落選に自民党県連幹部たちは「国との最も太いパイプを失った」と口をそろえる。
 
 宮崎市長津村重光は「三位一体改革など重要な局面で、地方自治に詳しい有力議員を失ったことは、市町村にとっていささか打撃になる」と懸念を示す。松下には「国政の仕組み、政策決定プロセスを早急に勉強してもらい、地方自治を代弁してくれる国会議員になってほしい」と求める。
 
 国の補助金に多くを頼り、本県基幹産業の農林業への影響を懸念する農民連盟幹部は「これから誰を頼ればいいんだ。中山(成彬)さんは農業に詳しくない。ほかの国会議員はまだ影響力が小さい」と不安視する。

     ◇    ◇
     
 自民最年長議員となる衆院議員中山成彬(61)は「ほかは一年生議員で私の責任も増す。私もいろいろな分野で勉強してきており、経験や、築いてきた人脈で政治力が低下しないよう皆で努力する」と責任を口にする。
 
 しかし、そんな利益誘導型政治に多くの県民がノーを突きつけ松下を選んだ。県の中枢で働く中堅職員は「本県選出の国会議員は若返った。彼らには経験はないが将来を見据え、希望を持ち取り組む特権がある。十年、二十年先の宮崎、日本を考え先見性のある政策を打ち出してほしい」と長期的視点でとらえる。
 
 変化への期待は、苦境が続き公共工事を増やしたいはずの建設業者にも多い。
 
 県央地区の業者は「力を持つ国会議員ほどしがらみがあり、特定業者とのつながりが指摘される。そんな現状を変え、若い政治家を育てたい」と希望を見いだす。
 
     ◇    ◇

 松下は「これまでは予算を分捕ってくる『ばらまき型』政治だった。今はもうそんな(財政的)余裕はない」と断言。「私たちに身近な年金とか安心、安定のための『政策』を打ち出す。それが本来の政治で県民から支持を得るはずだ」と自信を深める。
 
 当選後、参院会派「民主党・新緑風会」に所属し議員活動を始めることを決めた。「それなら民主に入党し、堂々と自民と渡り合えばいい」という指摘もある。
 
 それでも松下は特定政党に属さず「来るべき政界再編に身を委ねる」という。「私が勝ったことで、自民以外の新しい人が出てくる風穴を開けた。衆院選でも出てきてほしい。私が活動することで県民の意識は変わってくる」と信じている。
 
 松下の当選で県政界の構図、意識は激変した。松下が目指す「政策本位」の政治の成否を県民は注視する。(敬称略)

    =参院選取材班=

1147とはずがたり:2004/07/19(月) 22:42
激突
2004参院選宮崎
http://www.the-miyanichi.co.jp/special/sangiin/gekitotsu01.html

 ■1 県北 「組織対個人」の様相
2004年6月26日

参院選二日目の二十五日午前八時二十分、延岡市での出陣式でマイクを握った上杉光弘は、かすれた声を張り上げた。
 
 「宮崎市に続く二回目の出陣式に延岡市を選んだ。県全体の中で、延岡を重点に考えていることを伝えたかったからだ」
 
   ◇     ◆

 四選を目指す上杉陣営が、延岡地区で抱く危機感は強い。国政、県政、市政を通じ、上杉に反目し続ける勢力の力が殊のほか大きいためだ。
 
 その勢力に支えられ、松下新平が支持を拡大。「五分五分に持ち込みたい」と、上杉陣営が目標設定せざるをえない情勢が続く。
 
 反上杉色の鮮明な無所属候補を自民党や農民連盟支部が独自推薦した二〇〇一年参院選と、今回は状況が異なる。自民党や主な保守系組織・団体は上杉の支援に回り、推薦団体数は七百を超えた。
 
 しかし、上杉は地区内の有力支援者・企業を自らの足で小まめに回って支持を訴えた。決起集会が台風の影響などで二回中止され、「農業者や自民党若手も松下に流れるなど、本人が一番危機感を持っている」と陣営幹部はみる。
 
 一方の松下新平は、公示前に開いた二回の集会にいずれも三百人規模の場所を選定するなど、あえて表立った動きを控えた。
水面下での運動の根を張り巡らせ、反上杉票を掘り起こす作戦だ。

公示後、延岡市中心部の事務所には自民党員が活発に出入りし、反上杉勢力が集結しつつある。

 保守系組織幹部は「組織決定は上杉だが、最後は個人だから」と不敵に言い放ち、ある議員は「(二倍の票を取る)ダブルスコアだ」と予測した。

 延岡地区で五千―六千票を持つといわれる民主党は松下支援を打ち出している。現段階では比例に全力を傾注する構えだ。
 
 激しい保守分裂の戦いだった前回参院選で、同地区の最高票を獲得したのは民主推薦候補。受け皿のない非自民票の流れる先の磁力は増すばかりだ。
 
   ◇     ◆

 昨年四月の統一地方選から今年三月の市長選まで、選挙続きだった日向市。組織戦を展開する上杉陣営の懸念は「市民の選挙疲れ」。
 
 「松下の知名度が低く盛り上がりはいまひとつ。投票率低下は避けられそうにない」と語る。
 
 同市内に事務所もなく目立った動きのない松下だが、前衆院議員の江藤隆美(79)の支持者らが選挙戦終盤に松下の応援に回る|との一部情報も流れ、上杉陣営は警戒感を強める。
 
 西臼杵郡では、上杉陣営が県議の緒嶋雅晃を選対本部長に据え、郡内の主立った団体が支援するなど万全の態勢。松下を組織的に支持する動きはなく、自治労西臼杵支部も自主投票の方針を示した。
 
 前回参院選に立候補し、県北地区で約五千票を獲得した馬場洋光は比例と連動し、支持拡大に努める。(敬称略)

1148とはずがたり:2004/07/19(月) 22:43

 ■2 児湯・西都 新人の食い込み注目
2004年6月27日

 西都市で公示日に開かれた上杉光弘の出陣式。激励のあいさつに続々と立った首長や地元選出県議らは「西都で勝たなくてどこで勝つのか」と語気を強めた。
 
 児湯郡で「公示前としては初めて」という決起集会(十八日、高鍋町)でも現職国会議員が「地元で大勝を」とアピール。上杉のおひざ元である児湯・西都地区は“圧勝”を期して並々ならぬ決意がみなぎった。
 
   ◇     ◆
   
 「地元」「第二のふるさと」と関係者が口をそろえる児湯・西都地区では、今回も上杉のもとに農民連盟、建設業協会、商工会議所など主要団体が結集、強固な地盤を生かして万全な組織づくりに余念がない。
 
 しかし、後援会は「地元だからといって決して安泰ではない。厳しい選挙戦になることは間違いない」と危機感を吐露し、「楽観ムード」の打ち消しに躍起になっている。
 
 過去の選挙では優位に戦いを進めてきた上杉本人も「背水の陣」の構え。二十五日に高鍋町で開かれた児湯ブロックの出陣式でも「命懸けで選挙を戦う」と力強く支持者に訴えた。
 
 背景にあるのは「なかなか見えてこない」という松下新平の動き。支援の輪が水面下でどこまで広がっているのか、上杉陣営にはつかみ切れておらず、松下陣営の動向に神経をとがらす。
 
 また、児湯ブロックの後援会幹部は「(上杉は)参院議員で自民公認。特に地元に近いここでは、既に勝負が分かっているのか関心が低い」と盛り上がりに欠ける選挙に懸念を示す余裕も。
 
 三選を果たした六年前、上杉は児湯・西都地区で四万一千六百七十三票、得票率75%という高い支持を得て金城湯池ぶりを見せつけた。
 
 今回、選対幹部は「ただ単に勝つだけではだめだ。問題は勝ち方だ」と強調。「平凡な票数では地元として格好がつかない」と、組織票の引き締めを図っている。
 
   ◇     ◆
   
 一方、児湯・西都地区に事務所もなく表立った組織もない松下陣営は「個々の支持者が草の根的に動いている」と、上杉のおひざ元を意識してか、水面下で票の掘り起こしに懸命。
 
 同地区では知名度不足は否めないが、ある支持者は「若さがあり、清新なイメージを打ち出す松下に新鮮味を感じている有権者も少なくない」と指摘し、浮動票獲得に期待する。
 
 上杉に反発する若手が松下支持に動いているといううわさも。「徐々に食い込んでいきたい」とする松下陣営の動きは、上杉陣営に「目に見えない脅威」と言わせ始め、圧勝ムードにくさびを打ち込もうとしている。
 
 馬場洋光陣営は「年金制度改革への有権者の反発は相当強い」と手応えをつかんでおり、前回以上の上積みを目指している。(敬称略)

1149とはずがたり:2004/07/19(月) 22:43
 ■3 県西 都城市長選占う戦い
2004年6月28日

 県西地区最大で有権者十万人を数える大票田・都城市。今回の参院選は十一月にも予想される市長選の前哨戦や縮図ととらえる関係者は少なくない。

 現職の岩橋辰也は昨年十二月、県議の長峯誠は今年二月に都城市長選へ出馬表明。JA都城組合長横山勉は岩橋後援会会長を務める一方、上杉の都北地区選対本部長を兼ねる。片や誠は、今や上杉の政敵となった長峯基の長男で、親子の支援団体が松下を全面的に支持。参院選の結果が、市長選の試金石となるのは必至の情勢だ。

 「参院選の票の出方次第で、後援会を再構築しなければならない」(岩橋後援会幹部)、「松下で少なくとも互角の戦いができれば、誠の知名度からいえば市長選へ勢いがつく」(長峯後援会幹部)との本音が両陣営から漏れる。

   ◇     ◆

 都城・北諸県での上杉陣営は、県農民連盟都城支部、都城地区建設業協会を中心に組織選挙を展開。同協会会長の清水安次は「三年前の参院選ではたもとを分かつ二団体が、今回は一枚岩。安藤知事の都城地区後援会からの推薦も得ている。都城で負けることはない」と語気を強める。

 だが、陣営幹部は「松下の票が読めない。組織の締め付けを急がなければ」と危機感をあらわにする。その根拠には、長峯親子に加え、昨年の衆院選で引退した持永和見の支持者の一部も松下を推す動きがあるからだ。

 公示前の十七日、都城市の地場産業振興センターで開かれた松下新平の都北地区決起大会に千人を超える支持者が詰め掛けた。長峯基はその様子に目を細めながら「組織のない松下が、組織うごめく宮崎を変える」とつぶやいた。
三年前は自民党公認漏れ、今回は党県連から除名された長峯基。その言葉には、組織と上杉に対峙(たいじ)する執念がにじみ出る。

   ◇     ◆

 小林市はJAこばやし、建設業、医師会、商工団体など主だった組織が上杉支持でまとまっている。同市出身の参院議員小斉平敏文に加えて、自民県議も後援会に名を連ね、組織力では松下に圧倒的な差をつけている。

 知名度で劣る松下は、反上杉を掲げる保守系の一部が支持し、若手を中心とする個人的な支援に頼らざるを得ない状況。労組系も組織的な広がりは見えてこない。

 西諸三町村も組織力で上杉が優位で、表だった松下支援は、地盤の高岡町に近い野尻町の紙屋地区を中心に反上杉の町議らが活動している。

 えびの市では、JAえびの市の組合長中村優を選対本部長に据えて、市長宮崎道公、県議中野一則らが上杉支持を表明し、盤石の態勢を築きつつある。選対幹部は「前回(約八千五百票)より大幅上積みし、一万票以上の圧勝を目指す」と豪語する。

 馬場洋光は、県西地区でも年金制度改正、自衛隊イラク派遣問題などを引き合いに出し、保守系候補との主義、主張の違いを鮮明にした戦いを続けている。

1150とはずがたり:2004/07/19(月) 22:43
 ■4 県南 動き見えない草の根
2004年6月29日

 「第二のふるさと・串間に参りました」。二十六日、公示後初めて串間市に入り、市街地に立った松下新平は、こう第一声を上げた。

 松下にとって、同市区選出の自民県議野辺修光は義理の父に当たる。野辺が平静を保つ一方、熱心な支援者の一部が水面下で松下の浸透に動く。ある支援者は「野辺とは関係なく、個人個人の意思。全県で広がる草の根運動の流れの一つ」と強調した。

 六月初めに同市を回った松下は街頭演説終了後、「(野辺は)自民党員の立場がある。私は自分の力で切り開いていくだけ」と語った。

 昨年知事選、安藤忠恕に対抗した牧野俊雄が同市で最多得票を集めたのは、記憶に新しい。牧野を支えたのは、野辺の後援会だった。

 組織だった動きはないものの、串間にゆかりのある候補に「脅威は感じる」と上杉同市後援会。「金のかからない選挙をする」と宣言、県南エリアに事務所すら構えない型破りな戦い方に「浸透具合、動きが見えない」とこぼす。

    ◇    ◆

 「日南市内に二百以上ある掲示板のポスター張りが終わったのがほぼ同時刻だった。少人数ではできない」。公示日の二十四日、上杉の南那珂地区後援会幹部は松下側の動きに驚いた。その力量を上方修正せざるを得なかった。

 松下が県南を回った翌日の二十七日。上杉が県南の海岸、農村でよりきめ細かに声をからした。日南事務所の出陣式には、地元の農民連盟など、実動部隊となる団体幹部が顔をそろえた。主だった組織・団体の推薦を手堅くまとめ上げ、強固な選対を築く。

 日南、串間の事務所には連日、「前回衆院選と同レベルの協力態勢」を約束する古川禎久後援会や、建設業協会などの若手が頻繁に出入りする。上杉陣営は「若返った県選出国会議員のリーダー、国会でも重鎮となった上杉にふさわしい票で送り出すだけ」と引き締めに力を注ぐ。

    ◇    ◆

 「組織」対「草の根」。両陣営が対照的な手法で激突する県南だが、市民の関心は低調。市長選(七月四日告示)とダブル選挙となる日南市では、ある市長候補の支援者が「参院選の盛り上がりのなさが響かなければいいが」とつぶやくほど。

 投票率の一つの鍵を握る自治労は、単組によってはまとまりを見せていない。ある自治労の幹部は「比例で本県出身の福島瑞穂社民党党首を通すのに全力投球したい。正直言って宮崎選挙区のことまで気が回らない」と、盛り上がらない事情を説明する。

 連合宮崎系で、県南で影響力を持つ王子製紙新労組日南支部は「本部のスタンス通り松下を支援する。ただ、知名度が低く、組合員への浸透は時間的に厳しい。目下の焦点は市長選への対応」と、本部の方針決定の遅さからそんな見通しを示す。

 馬場洋光陣営は、街頭演説から「今の政治に不満を持つ住民が増えている」と手応えを感じている。

1151とはずがたり:2004/07/19(月) 22:44
 ■5 県央 浮動票の取り込み鍵
2004年6月30日

 三十三万七千七百人余りの有権者を有する宮崎市郡、東諸県郡。「ここで大勢が決まる」と各陣営の認識は一致している。各政党や有力組織、団体が中枢を置き、色分けできない浮動票がうごめく大票田。候補者も積極的に姿を露出させ、支持拡大の動きが加速してきた。

    ◇   ◆

 松下新平の地元、高岡町を擁する東諸県郡。松下は県議選同様、若者や女性などボランティア中心の草の根型組織で戦う。上杉光弘陣営は郡内の首長や各団体の推薦を取り付けているが、「東諸のありようが宮崎市にも影響を及ぼす」と気を引き締める。

 六年前、上杉は同郡内で七割にあたる一万五千三百票で圧勝した。今年に入り公示までに十回ほど足を運び、支援団体の総会などに出席。国富町での事務所開きには三町の三役や議長らが姿を見せ、今回も幅広い支持を得ていることをうかがわせた。

 二度の県議選では一九九九年に一万一千票、昨年は九千六百票を集め松下はそれぞれトップ当選した。昨年は松下以外の立候補者二人が約一万二千票を獲得しており、上杉の決起集会に出席した二人の票を上杉が引き寄せられるかが郡内のすう勢を左右する。

 松下は立候補表明後、郡外を中心に活動し、郡内では親族や知人らが票の掘り起こしに努めている。陣営では「票は読めない。有権者の反応が判断材料になる」と必死に支持を訴えている。

 馬場洋光の陣営は各市町議や党支部、後援会で総力を挙げて活動を展開。最低保障年金やイラク撤退などの政策を訴え、与党に対する批判票の取り込みを狙う。

    ◇   ◆

 東諸を含む県中心部について、上杉選対本部長の植野守は「農民連盟をはじめ建設業協会など支援団体の本拠はこの地域。選挙戦に入り本格的に動き始めた」と徐々に手応えを感じている。末端への浸透を急ぎ、高齢者を中心に保守層を固める。さらに後援会青年部員らも松下陣営が重点を置く若年層へ侵食を狙う。

 自民党県連選対は、県議や各市町議の造反にも神経をとがらせながら内部から支える。選対顧問の衆院議員中山成彬は二十九日、選挙事務所で開いた自らの後援会会合で「上杉氏を圧勝させていただきたい」と連携をアピールした。参院選で初めて自民候補を推薦した公明党県本部は「きっちり結果を出す」(同本部幹部)と“読める”票を約束する。

 これに対し松下陣営幹部は「建設業者ら保守層には上杉への『面従腹背』が少なくない」と、反上杉票に期待するが、支持の広がり具合はつかみきれていない。女性や若者も加わり口コミや携帯電話のメールなどで未知数の支持を確実にする手法をとる。

 松下「支援」を打ち出した連合宮崎は、産別に松下のリーフレットを下ろし浸透を急ぐ。民主は昨秋の衆院選比例代表で四万三千三百票、社民は一万一千六百票を同市で獲得。両党の支援には温度差はあるが、自民、共産公認に回ることは考えにくく、多くが松下に流れると予想される。前回涙をのんだ東治男の支援も追い風にしている。(敬称略)=おわり=

1152とはずがたり:2004/07/19(月) 22:57
激突2004参院選宮崎>>1147-1151

●反上杉色の鮮明な無所属候補を自民党や農民連盟支部が独自推薦した二〇〇一年参院選と、今回は状況が異なる。自民党や主な保守系組織・団体は上杉の支援に回り、推薦団体数は七百を超えた。

●四選を目指す上杉陣営が、延岡地区で抱く危機感は強い。国政、県政、市政を通じ、上杉に反目し続ける勢力の力が殊のほか大きいためだ。

●松下新平は、延岡で公示前に開いた二回の集会にいずれも三百人規模の場所を選定するなど、あえて表立った動きを控えた。水面下での運動の根を張り巡らせ、反上杉票を掘り起こす作戦だ。

●延岡地区で五千―六千票を持つといわれる民主党は松下支援を打ち出している。現段階では比例に全力を傾注する構えだ。
 
●激しい保守分裂の戦いだった前回参院選で、同地区の最高票を獲得したのは民主推薦候補。

●三選を果たした六年前、上杉は児湯・西都地区で四万一千六百七十三票、得票率75%という高い支持を得て金城湯池ぶりを見せつけた。

●県西地区最大で有権者十万人を数える大票田・都城市。今回の参院選は十一月にも予想される市長選の前哨戦や縮図ととらえる関係者は少なくない。 現職の岩橋辰也は昨年十二月、県議の長峯誠は今年二月に都城市長選へ出馬表明。JA都城組合長横山勉は岩橋後援会会長を務める一方、上杉の都北地区選対本部長を兼ねる。片や誠は、今や上杉の政敵となった長峯基の長男で、親子の支援団体が松下を全面的に支持。

●都城・北諸県での上杉陣営は、県農民連盟都城支部、都城地区建設業協会を中心に組織選挙を展開。同協会会長の清水安次は「三年前の参院選ではたもとを分かつ二団体が、今回は一枚岩。安藤知事の都城地区後援会からの推薦も得ている。

●小林市はJAこばやし、建設業、医師会、商工団体など主だった組織が上杉支持でまとまっている。同市出身の参院議員小斉平敏文に加えて、自民県議も後援会に名を連ね、組織力では松下に圧倒的な差をつけている

●松下にとって、串間市区選出の自民県議野辺修光は義理の父に当たる。野辺が平静を保つ一方、熱心な支援者の一部が水面下で松下の浸透に動く。

●昨年知事選、安藤忠恕に対抗した牧野俊雄が串間市で最多得票を集めたのは、記憶に新しい。牧野を支えたのは、野辺の後援会だった。

●「日南市内に二百以上ある掲示板のポスター張りが終わったのがほぼ同時刻だった。少人数ではできない」。公示日の二十四日、上杉の南那珂地区後援会幹部は松下側の動きに驚いた。

●日南、串間の事務所には連日、「前回衆院選と同レベルの協力態勢」を約束する古川禎久後援会や、建設業協会などの若手が頻繁に出入りする。

● 県南だが、市民の関心は低調。市長選(七月四日告示)とダブル選挙となる日南市では、ある市長候補の支援者が「参院選の盛り上がりのなさが響かなければいいが」とつぶやくほど。

● 自治労は、単組によってはまとまりを見せていない。ある自治労の幹部は「比例で本県出身の福島瑞穂社民党党首を通すのに全力投球したい。正直言って宮崎選挙区のことまで気が回らない」と、盛り上がらない事情を説明する。

● 連合宮崎系で、県南で影響力を持つ王子製紙新労組日南支部は「本部のスタンス通り松下を支援する。ただ、知名度が低く、組合員への浸透は時間的に厳しい。目下の焦点は市長選への対応」と、本部の方針決定の遅さからそんな見通しを示す。

● 松下新平の地元、高岡町を擁する東諸県郡。松下は県議選同様、若者や女性などボランティア中心の草の根型組織で戦う。上杉光弘陣営は郡内の首長や各団体の推薦を取り付けている。

●六年前、上杉は東諸県郡内で七割にあたる一万五千三百票で圧勝した。

●二度の県議選では一九九九年に一万一千票、昨年は九千六百票を集め松下はそれぞれトップ当選した。昨年は松下以外の立候補者二人が約一万二千票を獲得しており、上杉の決起集会に出席した二人の票を上杉が引き寄せられるかが郡内のすう勢を左右する。

●松下は立候補表明後、郡外を中心に活動し、郡内では親族や知人らが票の掘り起こしに努めている。

1153とはずがたり:2004/07/19(月) 23:07
激変2004参院選宮崎>>1144-1146

● 無所属新人の松下新平(37)は保守王国・宮崎で自民現職、しかも閣僚経験者の上杉光弘(62)をわずかな準備期間で打ち破るという「離れ業」をやってのけた。

● 自民批判を展開することで、連合宮崎や民主、社民でつくるCNP(クリエート・ニュー・ポリティクス)会議の支援も引き出せた。
 
● 民主党県連代表の井上紀代子は六月初旬、党本部で独自候補を立てない理由を詰問された。「(独自候補を立て)美しく散れと言われるならそうする。しかし、県連代表は降りる」とたんかを切る井上に、民主党本部選対委員長の玄葉光一郎も折れた。
 
● 公示後は、岡田克也代表が二度も応援演説に訪れるなど公認並みの扱いで、松下は民主躍進のムードに乗った。
 
● 社民党県連代表の鳥飼謙二は、「社民が積極的に推せば、保守票が逃げる」と判断。あえて「支援ではなく、自主投票」と冷めた態度をみせた。選挙後、「何もしなくても、社民票は松下に流れた。事実そうなった」とうなずいた。

● 裏選対とは、自民内の反上杉勢力や、昨夏の知事選で上杉に辛酸をなめさせられた元出納長牧野俊雄の勢力が宮崎市内のホテルに集結していたことを指す。

●三年前の参院選、昨年の統一地方選と知事選…。選挙を重ねるごとに反上杉勢力は結束力を増していった。

●会長の堀之内久男らが結集を呼び掛けた自民党県連は、松下新平(37)支援の態度を崩さない元参院議員長峯基を公示直後に除名した。が、水面下で後援会を動かすなど松下浸透を図った県議らの存在には“ほおかむり”したままだった。

●県議レベルで半数以上といわれる反上杉勢力を刺激すれば、三年前のように県議会の自民会派が真っ二つに割れる―。

●「大同に付くのは不可能だった」。自民最大の支援団体の県農民連盟委員長で、選挙事務長も務めた中村真澄は「自民票の十万は松下に流れた。三年前の(参院選の)しこりが一番大きい」と分析する。
 
● 元衆院議員江藤隆美の影響力が強い畜産組織などを挙げ、支持固めが不完全だったことを認める。

● 当選後、参院会派「民主党・新緑風会」に所属し議員活動を始めることを決めた。それでも松下は特定政党に属さず「来るべき政界再編に身を委ねる」という。「私が勝ったことで、自民以外の新しい人が出てくる風穴を開けた。衆院選でも出てきてほしい。私が活動することで県民の意識は変わってくる」と信じている。

1154とはずがたり:2004/07/20(火) 04:03
ううぅ。。
最低の惜敗率。
比例得票率も45番目(宮崎が23%,鹿児島が島根と同率で29.6%。やはり民主党候補の擁立は大事なのか)
今回は年金が争点だから未だ戦えた

民主躍進の参院選で、島根だけが取り残された
http://www.sanin-chuo.co.jp/news/2004/07/18/01.html

 民主党が大躍進した今回の参院選で、島根県だけが取り残された。選挙区は、自民党参院幹事長という大物相手とはいえ、「ダブルスコア」以上の大差をつけられ、公認・推薦候補を出した46選挙区で惜敗率は最低。比例の得票率も45番目に終わった。県内では2大政党の一角として認知された兆しはない。(本社報道部・万代剛)
 「実感がない」。全国的に民主の勢いを示す新聞各社の世論調査が出そろった五日。党県連や最大の支援団体の連合島根の関係者は、一様に戸惑いの表情を見せた。
 同日夜、陣営が「天王山」と位置付けた松江市での決起集会。神門至候補や陣営は、世論調査を受けて「自民との距離は縮まっている」と喧伝(けんでん)したが、選挙運動の中から裏付けられたものは乏しかった。
 舞台裏では、連合島根を核とした選対幹部が、選挙運動の端緒になる支持者カードの収集に苦しんでいた。大票田の松江・八束でも公示に入ってからでさえ、組織で決めた目標の半分にも及ばない上、「ゼロ」という組合が少なくなかった。
 真夏日の中での戦いとは対照的な薄ら寒い内情に、選対幹部の一人は「くしの歯が削げ落ちるようだ」と述べ、じくじたる思いで戦況を見つめていた。
 ■
 松江市での結果は、陣営が狙った五分の勝負にははるかに届かず、得票率38%。同じ「自・民・共」の構図だった昨秋衆院選からわずか4ポイントのアップにとどまり、年金問題での追い風に乗れなかったことを裏付けた。
 連合の集票力の低下は比例得票から見て取れる。個人名で投票できる非拘束名簿方式が導入された三年前の参院選で、連合島根が推した候補の得票のトータルは約二万五千票。それが今回は一万九千票に落ち込んだ。
 「今回はサラリーマンに身近な年金が争点だったから、まだ政治運動ができた」。松江市内の民間労組の委員長は戦いを振り返ると、こうも暗示した。「組織内候補がいない衆院選ではさらに運動量が落ちるだろう」
 「連合との信頼関係は、これからも変わらない」。投開票日の十一日、内田敬民主党県連代表は強調した。県内の党員は六百五十人。三万六千人の連合島根がエンジン役を担う構図は今後も続くだろう。
 ただ、疲弊するばかりの労働界の集票力に頼る以外に選挙運動のすべがなければ、支持の広がらないし、候補者の選択肢も限られる。擁立に手間取り、労組にあいさつ回りをしているうちに公示を迎えた参院選の過程に弱点が集約されている。
 ■
 民主にとって次期衆院選は政権交代を狙う一大決戦。二〇〇七年までの三年間は衆院が解散されない限り国政選挙はなく、「蚊帳の外」に置かれた党県連に、幸い時間だけはある。
 石橋富二雄党県連幹事長は「市町村合併に伴う新自治体の選挙で巻き返す」と次の照準を定めるが、現職以外に肝心な候補者のめどは各地でまだ立っていない。
 新自治体の選挙は秋からめじろ押しで、地方の政界地図が塗り変わる可能性を秘める。民主が、厚い保守地盤の「引き立て役」から脱し切れるのか。国政選挙の前哨戦の足元を固める戦いは、既に始まっている。

1155とはずがたり:2004/07/22(木) 22:43
来た。民主党・新緑風会これで今回53。
近藤が社民党会派への入会を知事選後に遅らせるのは何故だ?
民主と社民の統一会派模索と勘ぐっちゃったりして…

鈴木陽悦氏、民主系会派へ 入党はせず−−参院 /秋田
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040722-00000005-mai-l05

 参院選秋田選挙区で、自民現職を破り初当選を果たした無所属新人の元アナウンサー、鈴木陽悦氏(55)が21日、民主党本部を訪れ、参議院の会派「民主党・新緑風会」に入る意向を示した。同党幹部が明らかにした。入党手続きは取らない。22日に本人と、推薦した民主、社民両党、連合秋田の4者が会談を行った後、30日召集の臨時国会までに会派入りの正式な手続きを取る。
 鈴木氏は秋田テレビを1月末に退社、3者の統一推薦候補として出馬した。この日は推薦を受けた両党本部で当選のあいさつをしたほか、民主党では会派入りの手続きについて問い合わせた。
 同党県連関係者は「(民主党系の会派入りは)あうんの呼吸。言葉には出さないが、何人もいない社民会派や、自ら活動しやすい環境を考えれば、当初から自ずと決まっていた」と話している。(毎日新聞)
[7月22日18時50分更新]

1156名無しさん:2004/07/23(金) 00:10
近藤の件は、単に知事選で民社共闘をスムーズに進めるために
党派色を出さないように配慮してるんだと思ってますが…

1157とはずがたり:2004/07/23(金) 00:13
新潟県知事選の状況,実は良く知らないんですがつまり民主・社民共闘で自公の出してくる候補者に対抗馬をぶつけようと鋭意画策中ということでしょうか?
そうならば確かに早めに社民系会派に入らないと云うことの理由が判ります。なるほどです。

1158名無しさん:2004/07/23(金) 00:31
(新発売)
蒲島郁夫ゼミ 「参議院の研究」 第1巻 選挙編
http://www.bokutakusha.com/announcement/announce.html#link8

1159とはずがたり:2004/07/23(金) 01:13
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!
合併に消極的な木津町長などタイーホで十分だ!!

三桝・木津町長を逮捕
公選法違反の疑いで京都府警
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2004072200246&amp;genre=C1&amp;area=K00

 今月11日の参院選の比例代表で落選した自民党候補者の後援会入会を部下の町職員に依頼したとして、京都府警捜査2課と木津署は22日、公選法違反(公務員の地位利用など)の疑いで、京都府木津町長の三桝武男容疑者(72)=同町大字木津町=を逮捕した。府警は同日夜、木津町役場や自宅など数カ所の捜索に着手し、全容解明を進めている。

 調べでは、三桝容疑者は今年3月から6月中旬にかけて、勤務時間中に町長室などで、自民党比例代表の入沢肇候補(63)の後援会入会申込書を町幹部ら十数人に手渡し、町長の地位を利用して投票や票のとりまとめを依頼するなどした疑い。

 調べに対し、三桝容疑者はおおむね容疑を認めている、という。

 府警によると、三桝容疑者は職員1人につき1枚から10枚程度の入会申込書を渡し、「書いたら返してくれ」などと告げて選挙運動をしていた、という。さらに幹部職員から部下に入会申込書が渡ったケースもあったといい、こうした経緯を追及していく。
 三桝容疑者は、同町議を連続7期務めた後、昨年の統一地方選で町長選に立候補し初当選した。入沢候補は6年前に参院議員に当選したが、今月の選挙で落選した。入沢候補の実弟が木津町の隣町で暮らしており、三桝容疑者とは遠縁にあたるという。

1160とはずがたり:2004/07/23(金) 01:20
>>1158
出版おめ。
今回の選挙の分析は勿論入ってないでしょうけど,分析してみて欲しかったですなぁ

1161とはずがたり:2004/07/23(金) 01:25
おい,千葉!

佐原市議2人を逮捕 参院選で買収容疑−−「金権千葉」返上できず /千葉
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040721-00000006-mai-l12

 “金権千葉”の汚名返上ならず――。11日投開票の参院選で、県警捜査2課と佐原署は20日、現職の佐原市議2人を逮捕、自宅など数カ所を家宅捜索した。県内では、01年に行われた前回参院選でも買収行為で運動員2人が逮捕されている。
 今回の事件で逮捕されたのは、いずれも佐原市議の木内豊(76)=佐原市大戸=と伊藤太雄(57)=同市返田=の両容疑者。自民党から千葉県選挙区に立候補した椎名一保候補への投票などを依頼する報酬として有権者数人に1万円ずつ渡した疑い。
 同日午後、市役所には逮捕の一報を聞きつけ、市議数人が姿を見せた。しかし、いずれも「詳細が分からない」「私は関係ない」などと話し、足早に立ち去るなど困惑した様子だった。
 平松大建明議長は「市議が選挙違反をしているなどという事実は知らなかった。驚くばかりだ」と話し、今後の対応については「まだ決められない」と述べるにとどまった。
 木内容疑者は自民県連佐原市支部長でもある。県連の金子和夫幹事長は「逮捕が事実であれば遺憾だ」と話した。(毎日新聞)
[7月21日19時11分更新]

1162名無しさん:2004/07/23(金) 01:35
>>1157
そういうことです
このあたりが参考になるかと…
http://www.niigata-nippo.co.jp/rensai/n14/n14_h1_k1.html
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/index.asp?id=2004051620930
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/index.asp?id=2004060221193

>筒井信隆「国政では自民と対立、地方では相乗りというのは分かりにくい」
そのとおり!
他のダメ県連の連中に聞かせてやりたいところ

1163とはずがたり:2004/07/23(金) 01:51
>>1162
>>1162
情報感謝です。平山知事も揺れたようですね。
新潟県は民主系も社民系も一定数の会派を有していますし,03総選挙・04参院選と関係を深めてきただけに県知事選での共闘・反自民で候補者を擁立するのはいわば当然過ぎる流れですね。
自民は今回落選の塚田氏でも出して来るんですかねぇ?
民・社は出来れば真紀子が支援できる候補者だと勝利出来ましょうが,誰か居ますかね?白川とかは違法カジノ疑惑とかあったし清新さに欠けますな。
民主党がプールしている衆院用の候補者の中に新潟出身で首長もできそうなのいるかな?

1164とはずがたり:2004/07/23(金) 03:31
落選した服部は落選の弁で「」後援会活動に熱心でない政治家で,自民党関係者,特に公明党におわびしたい」と述べたそうな。また苦戦が伝えられると今までしたこともない土下座を個人後援会の壇上でして見せたり,急に駅前で朝立ちを始めるなど節操のない人間だったようだ。(ソース:朝日新聞朝刊奈良版04.07.12)
有権者はきちんと見ているねぇ。

329 無党派さん 04/06/01 16:12 ID:Rxn6+Srq
 どうも奈良の服部と言うとこれが引っかかる。未納は前川も部分的にそうなので責められないが、
これは罪重いんじゃないの?
ttp://www.nara-shimbun.com/n_all/040405/all040405a.shtml
服部氏、国会欠席66日-6年で発言実質1回
 7月に予定されている参院選に向けて、県選挙区(改選数1)の立候補予定者は、活発な運動を
続けている。6年前に再選を果たした自民党現職の服部三男雄議員(59)も三選に向けて県内を歩
いているが、奈良新聞社は4日、本紙の毎週月曜日付「国会議員の週間報告」への掲載拒否を続
けてきた服部議員の過去6年間の議員活動を調べた。それによると議事進行係役の委員長として
発言したものを除くと、6年間で本会議1回、委員会でわずか7回のみで、ほとんど発言してこなかっ
た。6年の間に、どのような議員活動を続けてきたのかが問われそうだ。
 調査は3月12日現在で、参議院事務局議事課および同事務局が開設しているホームページで明
らかになった。
 服部議員が再選された平成10年7月以降、本会議は第143国会から、現在開かれている第159通
常国会までの6年間で、述べ310回開かれている。このうち欠席は66日で、実に欠席率は21,3%となっ
ている。本会議で発言したのは、同12年9月からほぼ1年間努めていた外交防衛委員長として、委員
会での審査の経過と結果の報告を七回している。これは委員長の職務として当然の報告だった。実
質的な発言の機会は、同11年8月12日に、自民党などを代表して組織的犯罪対策三法案に対して賛
成討論を行ったもので、この一回のみだった。


330 無党派さん 04/06/01 16:14 ID:Rxn6+Srq
>329の続き。
 一方、委員会については、再選後の6年間に常任委員会は財政金融、法務、外交防衛、法務、農林
水産の各委員会に順次所属してきた。このうち外交防衛委員会では、ほぼ1年間、委員長を務めてお
り、これは当然皆出席だった。この6年間での委員会開催日は163日で、こちらは欠席は18日だった。
このほか予算委員会などの委員に数日の異動もあった。
 委員会での発言回数となると外交防衛委員長(12年9月〜13年9月)としての司会、調整役としての
発言や、理事を努めた法務委員会でのものを除けば、ほとんど発言していない。同11年3月から同年
7月の法務委員会で、成年後見制度の改正や外国人登録法一部改正案などについて質問したのと、
同14年1月30日の予算委員会での外交・防衛問題での質問の計7回(7日間)のみ。このため各委員
会とも委員としての発言はほとんどされていない。(2004.4.5 奈良新聞)

1165とはずがたり:2004/07/23(金) 03:40
服部参院議員「年金未加入18年」
「お粗末、弁解の余地ない」
http://mytown.asahi.com/nara/news02.asp?kiji=3193
  7月の参院選に立候補を予定している県関係の4人のうち、自民現職の服部三男雄参院議員(59)が18年間、国民年金に未加入であることが9日、明らかになった。服部議員は「お粗末で弁解の余地はない。早急に加入する」と話している。

  服部議員によると、未加入期間は86年から04年5月まで。現在、加入手続きをしている。法務省を退職した84年までは同省の共済に加入していた。しかし、86年に全国民が国民年金に加入するように制度が変更されたことを知らず、未加入のままだったという。

  服部議員は元検事で現在は弁護士。92年の参院選に初当選し2期目。参議院外交・防衛委員長などを務めた。「18年間、未加入だったことは無知で不勉強だった」と説明している。

  共産党公認で党県書記長の豆田至功氏(51)は「未納はない」と話す。

  民主新顔の前川清成氏(41)は事務所が「本人に確認中」と話している。

  比例区で民主党公認の元衆院議員・前田武志氏(66)は「未納は無いと思うが10日にも確認する」という。
(5/10)

1166無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/07/23(金) 23:38
>>1165
こんなに無碍なことして、次期はやる気がないのかな? それよりも社民は6年後消えてるのか?
http://www.sakigake.co.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20040722r
国会での所属会派は「週明けにも明らかに」/鈴木陽悦氏

 11日に投開票が行われた参院選本県選挙区で初当選した無所属の鈴木陽悦氏(55)は22
日、国会で所属する会派について、「週明けにも明らかにしたい」との意向を示した。

 民主党、社民党、連合秋田の統一候補として参院選を戦った鈴木氏はこの日、両党県連や連
合秋田の関係者と話し合った上で結論を出す予定だったが、一部報道で民主党会派入りが伝え
られたことから社民党県連が「話し合いで決めるはずだった」などと反発、会談は中止になった。

 鈴木氏は「両党と連合関係者と話し合った上で、最終的に結論を出したい」と話している。

 鈴木氏は21日、東京都内の両党本部を当選あいさつに訪れ、民主党本部で「民主党・新緑風会」
から、会派入りの要請を受けていた。

1167とはずがたり:2004/07/23(金) 23:45
>>1166
>>1155はマスコミのフライング気味の記事だったんすかねぇ?
それにしても折角の民主・社民の共闘がぎくしゃくした物になるのは残念。
鈴木氏は平身低頭すべし。

1168とはずがたり:2004/07/24(土) 00:17
へぇ。西武系は荻原だけじゃなかったのね
>大石氏は西武系企業の社員として働いた経歴があり「西武グループの支援があったようだ」という。
[’04参院選・宮城]制度が有利に働く−−大石正光氏の高順位当選 /宮城
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040714-00000002-mai-l04

 ◇「うれしい誤算」−−比例・非拘束名簿方式
 11日に投開票された参院選の比例代表では、県内に地盤のある民主党新人、大石正光氏(59)が、26人いた同党の比例候補中7位の高順位で当選した。選挙中は「全国の有権者に呼びかける手段がない」と戸惑いを見せていた大石氏が、なぜ20万票を超える大量得票をできたのか。
 大石氏は衆院議員を5期務めたベテラン。固い地盤を県北部に持ち、県内だけで約7万5000票を獲得した。一方、6年前、自民党の比例候補となり初当選した日出英輔氏(62)=今回は落選=は、農水関連団体の後押しを受けたが、県内で得た票は1万5165票と、大石氏と明暗を分けた。
 両氏の差について、自民党県連幹部は「名前で投票されたことがない日出氏は衆院選で名前を書いてもらった経験のある大石氏より不利だった」と分析する。
 6年前の比例代表は政党名のみで投票し、あらかじめ決められた名簿順位に従って当選者が決まる仕組みだったが、今回は個人名でも投票でき、書かれた名前の多い順に当選する方式(非拘束名簿)に変わった。制度の特性を生かし、まず地盤を固めたことが大石氏が当選した第一の要因だったようだ。
 しかし、県内の得票だけでは、民主党の当選ライン(約10万票)には届かない。残りの約13万票を他の都道府県からどうのように集めたのか。党関係者によると、大石氏は西武系企業の社員として働いた経歴があり「西武グループの支援があったようだ」という。
 さらに、環境問題に尽力し環境庁長官も務めた父武一氏(故人)の人脈を活用し、全国約30の環境団体から推薦を得たのも大きかったようだ。これらがうまくかみ合い、全都道府県から幅広い集票を可能にした、というのが実態らしい。
 大石氏の事例は、“残酷区の復活”とも言われる現行制度で当選するには、核になる地盤と緩やかでも全国に広がる支援が必要なことを示している。同氏の陣営は当選を「うれしい誤算だ」と表現した。

1169名無しさん:2004/07/24(土) 01:45
>>1165-1166
なんとか円満合流してくれればいいが…
社民二人目は渕上と菅野哲雄のどっちがよかったんでしょうねぇ

参議院:無所属議員3人めぐり、民主と社民が争奪戦
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20040724k0000m010020000c.html

 参院選で民主、社民両党の推薦で当選した無所属議員3人をめぐり、両党が自党の参院会派入りを働きかけ、争奪戦を繰り広げている。躍進した民主党は、会派議員を増やし、「2大政党化」をさらに印象付けたい思いがある。一方、社民党は改選2議席を確保して「踏みとどまった」(幹部)ものの、参院議員はわずか5人。「独自路線」にいっそう傾斜しており、民主党の攻勢に反発を強めている。

 両党は、秋田、新潟、沖縄の3選挙区で無所属候補者を共同で推薦し、当選させた。

 民主党の藤井裕久幹事長は開票作業中の11日深夜、当選した候補者に電話で早々と会派入りを要請した。同党では参院選後、「国政選挙で『共倒れ』を防ぐ」(幹部)ために社民党との合流を目指す構想が再浮上している。会派入り工作にはこうした流れを加速させる狙いも見え隠れする。

 社民党は、合流に否定的な福島瑞穂党首が大量得票して当選し、独自路線を強めている。参院選直後に民主党の岡田克也代表が「社民党が候補を立てなければ勝てた選挙区もある」と発言し、社民党側は「うちが協力したから(民主党が)勝てた選挙区もある」(幹部)と激怒。元党県連代表が当選した新潟を中心に巻き返しを図っている。

1170とはずがたり:2004/07/24(土) 03:00
社民と民主が選挙が終わって苛烈な権力闘争してる感じですねぇ。。

1171無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/07/24(土) 22:04
http://www.sakigake.co.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20040724h
鈴木氏本人の意向尊重/会派問題で社民党県連

 社民党県連(佐々木長秀代表)は24日、秋田市中通の県連事務所で四役会議を開き、同党
と民主党の推薦を受けて参院選で初当選を果たした鈴木陽悦氏(55)=無所属=の所属会派
問題について、鈴木氏本人の意向を尊重する方針を確認した。

 会議では「反自民の立場でともに選挙運動の一翼を担った立場から言えば、純粋な無所属を
貫いてもらいたい」とする意見が出たが、「鈴木氏には、県民の負託に応えなくてはならない責
務があり、党としては本人が活動しやすい環境づくりに協力していきたい」との考えで一致した。

 比例代表を含めた参院選の結果を総括。比例代表が改選前と同じ2議席の確保にとどまった
結果を踏まえ、「がけっぷちで踏みとどまった。2大政党という大きな流れの中で生き残るために、
国民に受け入れられる活動を展開することが喫緊の課題」とした。

1172とはずがたり:2004/07/25(日) 14:34
>>1169
衆院選で同じ選挙区だった民主の大石が比例で当選してしまったので,宮城県内の民主・社民の選挙協力が出来るのではないでしょうかね?

1173とはずがたり:2004/07/25(日) 14:35
>>1171
社民も事実上鈴木氏の新緑風会加入を認めると云うことですかね?

1174水泡 まつ太朗:2004/07/25(日) 18:23
>>1163
やはり「パパ」田中直紀氏ではないでしょうか。真紀子氏との関係上これ以上
国会にいるのは辛いでしょうし、直紀氏なら自社公民で相乗り出来ますし。

1175無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/07/25(日) 20:09
>>1174
彼は単に真紀子の夫ってだけだし、自民(公明)は当面乗らないし・・・。

11761158:2004/07/25(日) 20:10
>>1160
ありがとうございます。

1177とはずがたり:2004/07/26(月) 01:07
>>1174-1175
自公は誰を出して来ますかね?今回落選の塚田とか?

自民系から民主議員の政策秘書となった風間とかではまだ政治経験に欠けますかねぇ。。

1178とはずがたり:2004/07/26(月) 20:39
>河合氏を推薦していた公明支持層は58%と半分強にとどまった
これは低めに思えるが,公明党はちゃんと答えないと云う傾向もあるしなぁ。

参院選を振り返って・上
http://mytown.asahi.com/toyama/news02.asp?c=25&amp;kiji=14

◇支持政党別の票は誰に?

 自民支持層は、74%が当選した河合氏に投票したが、19%が次点の谷林氏に流れた。河合氏を推薦していた公明支持層は58%と半分強にとどまった。

 民主支持層の83%を谷林氏が固め、他候補への票の分散を防いだ。社民支持層は64%が小川晃氏(社民)、22%が谷林氏に入れた。谷林氏は共産支持層の17%に食い込むなど、幅広い層の票を得た。

 支持政党を「なし」「わからない」と答えた無党派層をみると、谷林氏に投票したのは52%で、河合氏の27%の約2倍となった。小川氏は11%、上田俊彦氏(共産)は8%。無党派層の投票が谷林氏の得票数を押し上げた格好だ。

◇比例区はどの政党に?

 選挙区と比例区の投票行動を比べると、小川、上田両氏に投票した人のそれぞれ半分近くは、比例区は両氏とは異なる党へ投票した。いずれも自民や民主に入れたケースが多かった。

 選挙区と比例区で投票行動が一致した人は、河合氏・自民が77%、谷林氏・民主は68%。河合氏に投票した8%が民主、6%が公明。谷林氏に入れた12%が自民、5%が社民という形で使い分けがみられた。

 また、無党派層は比例区で民主43%、自民21%、社民11%、共産、公明各6%の順で、比例区でも無党派層が民主を押し上げた。

◇年金問題への関心、評価は?

 参院選の争点とされた年金問題。投票の際「最も重視した」が44%に対し、「最も重視したわけではない」と「あまり考えなかった」を合わせると47%で、県内でははっきりとした争点になったとは言い難い。

 年金問題に対する政府の取り組みを聞いたところ、「大いに評価する」「ある程度評価する」と答えた人は、河合氏に投票した人の59%。野党側では、谷林氏に入れた人の28%、小川氏の34%、上田氏の20%だった。

 逆に「全く評価しない」は河合氏の8%に対し、谷林氏31%、小川氏26%、上田氏34%と多かった。「あまり評価しない」と合わせると、野党の3氏に入れた人の約6割は政府の対応を否定的にとらえていた。

(7/13)

1179とはずがたり:2004/07/27(火) 21:55

結局新緑風会加入は松下氏だけかい。何があったのん?

参院新会派確定、「みどりの会議」「無所属の会」は消滅
http://www.asahi.com/politics/update/0726/008.html

 参院選の結果を受けた新しい参院の会派構成が26日、決まった。民主党など野党の推薦や支援を受けて当選した無所属のうち、松下新平氏(宮崎)は民主党の会派に入ったが、鈴木陽悦(秋田)、近藤正道(新潟)、広田一(高知)、糸数慶子(沖縄)の各氏は無所属にとどまった。

 共産党は9人で、会派単独で法案を提出できる11人を下回ったうえに、各委員会に理事を出せる「交渉会派」(10人以上)の資格も失った。代表委員の中村敦夫氏が落選し、10月末の解散を決めた「みどりの会議」と、椎名素夫氏ら所属議員が引退した「無所属の会」は消滅した。

 新しい勢力分野は次の通り。

 自民党114▽民主党・新緑風会84▽公明党24▽共産党9▽社民党・護憲連合5▽無所属6

(07/26 23:43)

1180とはずがたり:2004/07/28(水) 21:07
衆院選,3区も行けそうですねぇ。
2区のみ社民に譲って,高木・山田・宮島で3選挙区制覇だ!

 勝 因    2大政党制 県内でも認識
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/2004/sannin/kikaku/kikaku4/01.html

 「幽霊じゃないのか。『風』と言うが、自分には見えない。どうしても見えんのだから」。投票前日、十日の松谷選挙事務所。選対本部長の衆院議員、谷川弥一はソファで頭を抱えていた。

 年金問題の逆風を自民党はもろに食らった。だが、谷川はそれを実感できる支持団体の動きや街の反応がつかめないでいた。

 当の犬塚陣営も、四万票差で圧勝する図式までは見えていなかった。

 十一日夜。「犬塚氏当確」を待ちわびる支持者の熱気であふれた長崎市御船蔵町の選挙事務所。「年金への怒りを感じた」と民主党県連幹事長の川越孝洋。だが、衆院議員の山田正彦は「ちょっと信じられない。本当に勝てるんですか」となお首をひねった。

 昨秋の衆院選長崎3区で谷川に敗れた山田は、郡部での自民党の強烈な締め付けを身をもって知っている。だからこそ、山田は「風」を疑っていた。

 「犬塚です。よろしくお願いします」―。選挙戦の最終日、犬塚は妻エブリーヌとともに、長崎市の中心商店街を歩いた。一軒一軒を訪ね、店主や従業員と言葉を交わし、握手を求めた。外まで見送ってくれる店もある。店と店の間は走った。同行の川越らは「どこ行った、どこ行った」と言いながら、姿を消す犬塚を捜し回った。

 犬塚はこの半年、投票日に引っ掛け「711時間街頭演説」と名付けた長丁場のつじ立ちを、県内各地で連日行い、住民に語り掛けてきた。

 「本人の頑張りには頭が下がる」(県平和運動センター議長の中崎幸夫)との評価は、陣営内で一致する。犬塚は初対面でも対話の能力が高い。犬塚はその能力を最後まで発揮し続けた。

 当確を告げるテレビ速報が流れた。事務所に現れた犬塚は、山田や参院議員の西岡武夫、衆院議員の高木義明とがっちり握手。支持者にもみくちゃにされ祝福を受けた。

 「二大政党制が県内でも認識された。自民に少しでも不満があれば、票は民主に流れる」。総合選対事務局長の高石哲夫は、そう分析する。本県でそれを決定付けたのは昨秋の衆院選。比例代表で民主党は、その二年前の参院選と比べ得票を二・七倍も増やした。

 「旧自由党との合併が分岐点だった」と高石は語る。旧自由党から合流した西岡や山田は郡部でも力を持つ。今回は、山田の地盤である衆院長崎3区内の得票で犬塚が松谷を上回った。川越は「合併効果でウイングが広がった」と言う。本県の民主党が、自民批判の受け皿になる態勢が整ったタイミングで、風は吹いた。(敬称略)

2004年7月13日長崎新聞掲載

1181とはずがたり:2004/07/28(水) 21:17
 限 界    自民 主要市部で「完敗」
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/2004/sannin/kikaku/kikaku4/02.html

 「この私が年に見えますか。三十、四十には負けないんですよ」。六月二十八日の長崎市内。応援の首相小泉純一郎の横で、自民党の松谷蒼一郎は聴衆に迫るように大声を張り上げた。

 昭和三年生まれの七十六歳。対立陣営は松谷の高齢批判をほとんどしなかった。だが、松谷陣営はあえて年齢問題に触れ「元気さ」を強調した。「高齢批判が身内にある。自民党支持者に強い抵抗感がある」(党県連幹部)との事情から「逃げずに説明せざるを得なかった」。

 一方、当選した民主党の犬塚直史(49)は、徹底的に「若さ」をアピールした。自民党は形勢が危ぶまれた隣県の佐賀、熊本で逆風をはね返し議席を守ったが、長崎は大差をつけられた。「『年金』に加える敗因を挙げれば年齢以外にない」。陣営内にこの声は強い。

 逆風に自民党が抗するには、保守地盤を締め付ける選挙に向かわざるを得なかった。

 「何かあると自民党に頼み、選挙のときは知らん顔は困る。特にここの市長」。小泉純一郎が来た同じ日、大村市内のホテルでは、松谷陣営の集会で選対本部長の谷川弥一が怒鳴っていた。

 陣営は党の議員を動員し、市町村長や企業、団体に働き掛け「与党の議席死守」を目指した。

 名指しされた大村市長、松本崇は数日後、松谷の演説会に出席。国政選挙では「中立」を掲げてきた松本だが、「自民から応援してもらったことはほとんどないが、今回は松谷さんを上げるのが市民のため」と述べた。


 ただ、谷川は「自民党型の選挙は限界にきている」と選挙前から認めていた。自民党が“絶対の擁護者”でなくなった以上、農業団体にも建設業界にも締め付けが利きにくくなったのだ。自民党幹事長代理の久間章生は、農業の苦境を挙げ「私たち農村部出身の議員は、よほど力を入れないと(地盤として)弱くなる一方だ」と話した。

 その久間の地元南高来郡で、松谷の得票は犬塚を上回ったが、投票率は前回より0・66ポイント下がった。逆に松谷が弱い長崎市など都市部では上がり、松谷にとって有権者の投票行動がマイナスに働いた形だ。

 郡部や長崎市以外の市部の優位で逃げ切るはずだった松谷。だが、本土地区の市部はほぼ“完敗”。郡部でも東彼、南松で犬塚に負けた。戦略は大きく崩れ、結局、犬塚が長崎市で松谷を圧倒した分が、そのまま票差(約四万票)になった。

 松谷は敗戦の弁で「選対本部長によくやってもらった」と谷川をねぎらった。谷川は頭を下げ、絞り出した。「皆さんに強気にし過ぎたかと悔いがある。申し訳ない。私はこれを最後に自民党の選挙を旗振りする資格はない」(敬称略)


2004年7月14日長崎新聞掲載

1182とはずがたり:2004/07/28(水) 21:21
公明党はギブアンドギブは望まないし,そもそも教義上負けは許されないので,負けそうな自民党にわざわざ入れたりしないのか?
>比例で公明は昨秋の衆院選から約六千票減らし約十万九千票にとどまった。
>出口調査では、公明支持者の約五割が松谷に投票した。「八割以上が入れる」と自信を見せていた公明側。
>…連立を組む両党だが、「堅い」と言われた公明票が、候補者や状況次第では揺らぐことを露呈した。

 選挙協力    揺らいだ公明票
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/2004/sannin/kikaku/kikaku4/03.html

 全国的な「自民苦戦」を伝える各報道機関の世論調査が出そろった七日午前。公明党常任顧問の藤井富雄は長崎市内の創価学会長崎平和会館で、自民党現職松谷蒼一郎(76)の選対本部長を務めた谷川弥一、同党県連幹事長の末永美喜と向き合っていた。

 藤井は東京都議でありながら、中央政界では「自民とのパイプ役」ともいわれる実力者。突然の来崎は「自民参院幹事長、青木氏の要請」(選対関係者)だった。公明と、その支持母体の学会が本気で力を入れる意思表示にほかならなかった。

 公明は公示前、長崎選挙区で松谷を「推薦」する見返りに、比例票を回すよう自民に要請。しかし、自民の支持団体は自前の比例候補を抱え、公明に回せる票は簡単には見当たらない。このため公明側の松谷支援の動きも鈍かった。

 ところが藤井の来崎で空気は一変する。学会は県内各地で集会を開き、「選挙区は松谷」を徹底させた。既に不在者、期日前投票を済ませた学会員も少なくなかったが、自民側は「友人らに呼び掛ける『F(=フレンド)作戦』で横に広がる」と期待した。

 自民側も協力姿勢を必死にアピール。谷川は自分の企業関係者の集会に公明幹部や比例候補の家族を招き、末永は自民県議団に公明への協力を説得して回った。

 そして結果は―。松谷は民主党新人の犬塚直史(49)に約四万票の大差をつけられて完敗。比例で公明は昨秋の衆院選から約六千票減らし約十万九千票にとどまった。

 長崎新聞社が投票日に実施した出口調査では、公明支持者の約五割が松谷に投票した。「八割以上が入れる」と自信を見せていた公明側。だが、内部には松谷への高齢批判があり、末永は「公明支持者にも年金批判があったのかもしれない」とみる。連立を組む両党だが、「堅い」と言われた公明票が、候補者や状況次第では揺らぐことを露呈した。

 「選挙区で勝って初めてこちらの協力も評価される。自民はもっとしっかりしてくれないと、支援しても仕方がないとの声も出てくる」。公明県本部幹事長、江口健の弁だ。勝てば評価、負けても自らの痛みは少ない―。公明の戦略はしたたかだ。

 全県区の戦いで自公協力の厚い壁を破った民主。これで、本県関係の国会議員数は自民と民主が「四対四」の互角となった。谷川は敗北が確実となった後、「衆院選や首長選にいろいろと影響が出るんじゃないか」と報道陣に語った。県内政界では早くも知事選をはじめ「次の選挙」をにらんだ憶測が飛び交っている。谷川はこう付け加えた。「どちらが県民、国民のためになるか、これから本当の戦いが始まる」。本県も「二大政党」の時代を迎えようとしている。(敬称略)
(参院選取材班)

2004年7月15日長崎新聞掲載

1183とはずがたり:2004/07/28(水) 21:21
 松谷陣営・上    県都攻防 市長を口説く
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/2004/sannin/kikaku/kikaku3/01.html

 十七日夜、長崎市公会堂であった自民現職の松谷蒼一郎(76)の決起大会。壇上で最も注目を集めたのは長崎市長の伊藤一長。伊藤は松谷を「即戦力」と持ち上げながら五分以上弁舌を振るったが、その表情は終始硬いままだった。

 有権者数三十三万人の大票田長崎市で、自民はこれまで苦戦続きだ。

 前々回(一九九八年)の参院選で松谷は再選されたが、同市に限れば民主推薦の候補が松谷を約二万五千票上回った。「小泉旋風」が吹き荒れた前回(二〇〇一年)こそ自民が上回ったが、昨年の衆院選長崎1区では再び民主前職が自民元職を下した。

 今回、課題の県都対策で自民が頼った先は、〇三年の市長選で十一万四千票をさらった伊藤だった。

 「自民党も伊藤市長も地域の発展を目指す共通の土俵にいるじゃないですか」。今月一日の対馬市。同市発足の記念式典で伊藤と顔を合わせた自民衆院議員、谷川弥一(長崎3区)が松谷支援を要請した。

 市長選での伊藤の大量得票は、保守票を取り込む一方、連合長崎の支持も取り付けた“全方位”のたまもの。このため伊藤の国政選挙への対応は慎重となる。民主と自民が激突した衆院選長崎1区では「両陣営に電報さえ打たなかった」(自民関係者)ほどだ。

 松谷の選対本部長を務める谷川は「あなたの立場は分かるが、負けられない戦いだ」と畳み掛けた。五月二十六日には、長崎市議会で二会派に分裂している自民議員が、合同で伊藤に面会し協力を要請。自民は徹底して伊藤を口説いた。

 その伊藤の答えが、松谷の決起大会での弁士受諾だった。壇上で伊藤は「ここに立つのも立たないのも針のむしろで、苦しい立場」と釈明にも似た言葉を繰り返した。

 民主サイドは、伊藤が松谷の集会に出ることを事前に察知したが、静観を守った。連合長崎などでつくる六団体選挙対策懇話会を軸に戦う民主新人、犬塚直史(49)も十八日夜、長崎市内で決起集会を開いたが、伊藤の姿はなかった。

 陣営幹部は「出席要請をしていない」とした上で「(伊藤が)あちらの集会に出ても、本気で動くかどうかは別問題」とけん制も忘れない。一方で、自民県連幹事長の末永美喜は「長崎市での戦いは苦しいだけに、市長が来た意味は大きい」と強調する。県都での力比べは公示後、さらに白熱化する。(敬称略)

2004年6月19日長崎新聞掲載

1184とはずがたり:2004/07/28(水) 21:22
松谷陣営・下    選挙協力 公明に不満
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/2004/sannin/kikaku/kikaku3/02.html

 「衆院選の小選挙区では自民に全力で協力した。だが、自民が比例は公明にと呼び掛けたことへの批判が自民の中にある。これをどう受け止めるのか」

 五日午後、長崎市幸町であった公明党県本部の幹事会。自民党県連から出された長崎選挙区に立候補予定の現職、松谷蒼一郎(76)の推薦願をめぐって議論は紛糾。結局この日、結論は出なかった。

 公明は昨秋の衆院選で県内四小選挙区の自民候補をすべて推薦。それと引き換えに、自民に比例代表での協力を求めた。民主候補との大接戦の末に議席を確保した長崎3区では「公明のおかげ」との声が聞かれたほどだ。だが、それに見合うだけの比例票を自民から得られたのか―。公明側にはそんな不満もくすぶった。

 そして参院選。「支持団体には自前の比例候補を抱えているところが多い。それ以外の団体を紹介はするが、交渉は公明でしてもらうしかない」。自民県連幹事長の末永美喜は、公明との選挙協力の難しさを打ち明ける。それでも松谷陣営は公明側の空気を感じ取り、支援企業の名簿を公明に提出した。

 これに対し、公明側の反応は冷ややかだ。「半分ぐらいは既にこちらと関係のある企業。残りもどれだけ票になるのか分からない」(幹部)。

 松谷は一九九八年の参院選で約二万七千票差で民主、社民両党推薦の無所属新人の猛追を交わした。今回も民主新人が出馬を予定している。「公明の推薦があれば十分に戦える。近いうちに推薦をもらえると自民党本部から聞いているが…」と秋波を送る松谷。だが公明は、公示を目前にした今も結論を出していない。(とは註:結局公明党は松谷を推薦)

 自民公認で比例代表に立候補予定の県議、田口一信(55)も、自民支持者からの支援をめぐり公明と同じ構図を抱えている。

 十八日に長崎市内であった田口の事務所開き。あいさつに立った自民県連会長の参院議員、田浦直は「それぞれの比例候補にはそれぞれの団体が付いている。県連挙げて総力でというわけにはいかない」と述べた。県連として田口の支援を訴えれば、別の比例候補を抱える支持団体の反発を買い、選挙区の松谷の票に影響する―。そんな意図が読み取れる。

 事務所開きに顔を出した自民県議は八人にとどまった。「県連の姿勢はそれでいい。ただ地元出身ということを訴えれば有権者は支持してくれるだろう」。田口はそう期待する。(敬称略)

2004年6月20日長崎新聞掲載

1185とはずがたり:2004/07/28(水) 21:22
 犬塚陣営・上    民・由合併効果に期待
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/2004/sannin/kikaku/kikaku3/03.html

 参院選の公示が迫った五月末。民主党県連代表で衆院議員の高木義明は、多忙の合間を縫って、県農協中央会長の上野廣志をひそかに訪ねた。

 「あいさつして、ただ農業の話をしただけ」。衆院農水委員長を務める高木は言葉を濁すが、実際はこの席で長崎選挙区に立候補予定の党公認、犬塚直史(49)への支援を求めていた。

 民主の犬塚、自民現職の松谷蒼一郎(76)の推薦願に対し、農協系の政治組織、県農政連は現段階で態度を決めていない。自民にとって県農政連は長年の有力支援組織。「公示直前のこの時期まで農政連が推薦を決めていない。それだけでも大きな収穫」。犬塚の選対幹部はそう語る。(とは註:結局自民候補を推薦より1段階低い支持。)

 高木は衆院選長崎1区の民主公認として前回、前々回と連続して自民候補を下した。犬塚の支持母体は、連合長崎を仲介役に民主、社民などでつくる六団体選挙対策懇話会。都市部の選挙で強さを見せつける。

 集会では、犬塚の生い立ちなどを映像で紹介。ハワイでホテルなどを経営する実業家の側面と国際感覚をアピールする。「候補者のイメージは良い。後はそれをどう票に結び付けるかだ」と選対幹部。「若さ、情熱、行動力」を前面に打ち出し、無党派層獲得を狙う。

 民主は、全県1区の広い選挙区で争う参院選で過去、郡部に強い自民の壁に阻まれ続けてきた。今回もその課題が重くのしかかる。

 犬塚は二〇〇〇年に衆院選長崎3区に立候補した経験はあるものの、県内全域で戦うのは初めて。知名度不足は否めない。投票日の七月十一日をもじって「711時間街頭運動」と銘打ち、県内全域で精力的に語り続けるが「まだ有権者のムードは盛り上がっていない」のが現状だ。

 一方、昨年の自由党との合併で支援態勢は厚みを増した。農村部にも支持者が多い参院議員西岡武夫、離島など保守地盤の衆院長崎3区で昨年、敗れはしたが自民とほぼ互角の戦いを演じた衆院議員山田正彦が加わったからだ。

 さらに、県農政連にも足を延ばす高木。民主党県連幹部は「今回は、これまでのように郡部で自民一辺倒にはさせない」ともくろみ、郡部で自民に迫って、長崎市など都市部で大きく引き離す戦略を描く。

 鍵を握る長崎地区の選対長、山下金守は十八日の犬塚の総決起集会でこう力を込めた。「まだ出遅れているが、必ず追いつくことができる。火の玉となり戦おう」(敬称略)

2004年6月21日長崎新聞掲載

1186とはずがたり:2004/07/28(水) 21:23

民主の支援が受かられなくば法定得票も難しいからねぇ>社民
六者懇(民主・社民・連合・友愛?あと何処?)を中心に二区社民に今川氏回って貰うとか?

 犬塚陣営・下    打倒自民へ6者懇団結
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/2004/sannin/kikaku/kikaku3/04.html

 「社民は本当にやってくれるかと不安があるかもしれないが、安心してほしい。自分自身の戦いのつもりで、この選挙を戦う」

 五月三十一日、長崎市内であった参院選長崎選挙区に立候補予定の民主新人、犬塚直史(49)の総合後援会結成総会。壇上の社民県連代表、今川正美はこう切り出し、出席者の注目を集めた。

 社民は、犬塚陣営を支える六団体選挙対策懇話会(六者懇)の一角を占める。前回参院選は六者懇を軸に民主、社民が無所属候補を共に推薦したが、今回の犬塚は民主公認。枠組みが異なる。

 さらに今年二月、民主が設立した県第4区総支部に元自民衆院議員の宮島大典が参加。民主候補として次期衆院選で長崎4区からの出馬を示唆した。これには、同区に出馬予定の今川が「民主の出方次第では(参院選の)選挙協力に影響が出る」と不満をぶつけた。

 民主と社民の間にすき間風が吹いた。だが、その後、六者懇は「互いの信頼関係を確認」し共闘を維持。今川は犬塚後援会の結成総会で支援を約束する一方、「社民は県内に県議や市議など十九人の議員が根付いている」と存在感を強調することも忘れなかった。

 民主県連幹部は「宮島さんは一党員」と社民側に配慮する。連合長崎会長で犬塚の県総合選対長、上谷繁之は「政権交代を目指し、今の政治を変えるという目標で一致している」と語り、六者懇の団結を強調する。打倒自民に向け、参院選は試練の戦いとなる。

1187とはずがたり:2004/07/28(水) 21:26
中立の伊藤長崎市長を一区に担ぎ出されないように注意しないとねぇ…
四区出身の金子知事だから地域対抗に持ってけば勝てるかな?

 政局への影響    上げ潮民主、自民も全力
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/2004/sannin/kikaku/kikaku4/04.html

 選挙区で”自民王国”の牙城が崩れ、比例代表の得票でも民主党が自民党を抑えた本県の参院選。この結末に、自民は衝撃を受け、逆に民主は勢いづいている。今後の知事選や国政選挙などに、どう影響するのか。各政党の候補選びは「誰が勝てるのか」をめぐって動きだしつつある。

 現時点で最初に行われそうなのは二〇〇六年二月ごろの知事選。現職の金子は続投を目指すとみられる。上げ潮の民主や同党を支援する連合長崎はどう対応するのか。

 〇二年の知事選で金子を推薦した民主は昨年、旧自由党と合併。一九九八年の知事選で金子に敗れた参院議員の西岡武夫や衆院議員の山田正彦が合流し力を増した。県連代表を務める衆院議員の高木義明は、党の対応について「まだ、そういう話は…」とかわす。だが、動向は確実に注目される。

 また、二年以上先とみられる次期衆院選。今回の参院選の政党別比例代表得票から衆院の小選挙区を見ると、長崎1区は都市部で自民が苦戦する「1区現象」そのままに、民主が自民に大勝する。前々回(二〇〇〇年)は、自民の元衆院議員、倉成正和と高木、西岡が事実上の三つどもえを戦った。前回(〇三年)も倉成が挑んだが、いずれも軍配は高木に上がった。県都長崎市を抱える同区の議席奪還は、自民にとって悲願だ。

 それを知る連合長崎関係者は「自民は次こそ相当、力を入れるはず」と警戒。自民では倉成が意欲を隠さない。さらに「長崎市で大量得票する実力がある」と長崎市長の伊藤一長を候補になぞらえる自民関係者もいる。

 長崎2―4区は、参院選の得票でいずれも自民が民主を上回ったが「前回出さなかった2、4区にも擁立を―との声が出るだろう」(民主関係者)。4区では、自民から民主に移った元衆院議員の宮島大典が意欲を見せる。前回、民主が推薦した社民の元衆院議員、今川正美も再挑戦の意向。両党の間でデリケートな問題になりつつある。

 参院選の得票では、3区だけが比例は自民、選挙区は犬塚と食い違った。前回衆院選は自民の谷川弥一が山田に競り勝った。次回も激戦を予感させる。

 衆院長崎1区に取りざたされる伊藤は「知事選、参院選にも可能性がある」(自民県議)存在だ。〇七年で終わる市長三期目を「総仕上げ」と位置付けているだけに、何かと話題が付きまとう。

 次の参院選は〇七年。自民県連会長の田浦直が改選を迎えるが、今回の民主勝利を受け、自民内部では「現職にこだわらず、負けない人を真剣に考えるべき」「県議で手を挙げる人が出てほしい」とのささやきも。

 民主は明るい展望の一方、「地力はまだ自民が上。今回の勝ちは年金不信が高じた末の“最大瞬間風速”だ。今後は逆に苦しくなる」(労組幹部)と強気をいさめる声も。次の選挙で、真の実力が問われることになる。(敬称略)

2004年7月16日長崎新聞掲載

1188とはずがたり:2004/07/28(水) 22:21
【04参院選長崎新聞特集】
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/2004/sannin/index.html

検証参院選 長崎の「風」
>>1180-1182 >>1187
検証 長崎の「風」
  <上>勝因
  <中>限界
  <下>選挙協力
  <番外>政局への影響
(2004年7月13日〜16日)
>>1183-1186
あすを読む 直前情勢
  <1>松谷陣営・上
  <2>松谷陣営・下
  <3>犬塚陣営・上
  <4>犬塚陣営・下
  <〃>原口陣営<略>
(2004年6月19日〜22日)

1189無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/07/29(木) 00:19
まぁ好判断かと思います。広田氏は県政との兼ね合いでしょうか?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040727-00000086-mailo-l05
鈴木陽悦氏、当面は無所属「広く県民の声届けたい」−−参院会派 /秋田

 参院選秋田選挙区で、自民現職を破り初当選した無所属新人の元アナウンサー、鈴木陽悦氏(55)が26日、秋田市内で記者会見し、当面は会派に入らず無所属で活動を続けると発表した。一時は民主党系会派「民主・新緑風会」入りする意向を示していたが、「広く県民の声を国政に届けたい」と話した。
 鈴木氏は民主、社民両党と連合秋田の統一推薦候補として立候補。21日には民主党本部を訪れ、会派入りの手続きについて問い合わせたが、連合秋田の長谷川秀夫会長と相談して会派入りしないことを決めた。長谷川会長は「3団体の信頼関係に配慮した結果」などと語った。今後の会派入りに関して鈴木氏は「可能性はある。政治情勢の変化を見据えていきたい」と語った。【

1190無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/07/29(木) 00:25
若手中堅層においては、「民主党」が「自民党」よりも口に出すことが憚られない政党になってるようですね。
本当に30代で自民党に倍の差をつけたかはともかく。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040727-00000112-yom-pol
年金が自民直撃、無党派層など離反…参院選の読売調査

 読売新聞社が17、18の両日に実施した先の参院選での投票行動に関する全国世論調査(面接方式)によると、年金問題が自民党への強い「逆風」となり、30―50歳代の中堅層や、無党派層の離反が同党の改選議席割れをもたらしたことが改めて浮き彫りとなった。

 その一方で、民主党の躍進を62%の人が「好ましい」としたものの、同党への投票理由では、小泉首相に対する不満などが目立ち、いわば“敵失”が同党の議席増につながったようだ。

 参院選でどのような問題を重視したか(複数回答)――では、「年金制度改革」が最多の61%で、「景気対策」55%、「雇用対策」26%、「北朝鮮問題」22%などに大きく差をつけた。

 「年金」を重視した人が、選挙区選でどの政党の候補に投票したか――を見ると、「民主党」45%、「自民党」34%で、民主党に多くの票が流れたことがわかる。比例選でも「民主党」43%、「自民党」30%だった。年金、イラク問題が二大争点とされたが、有権者の多くは暮らしに身近な年金問題を重視しただけでなく、小泉首相の「人生いろいろ」発言などに反発し、民主支持に傾いたことがうかがえる。

 「投票に行った」という人に選挙区で投票した候補の政党を聞いたところ、「民主党」41%で、「自民党」を2ポイント上回り、比例選でも「民主党」39%で「自民党」より5ポイント多かった。

 これを年代別に見ると、「民主党」が「自民党」を上回ったのは30―50歳代。特に30歳代は、「民主党」が選挙区選55%、比例選49%にのぼり、「自民党」に各25ポイント以上の差をつけている。2001年の前回参院選直後の追跡調査では、各年代で「自民党」の方が多かったが、今回は中堅層のくら替えが目立った。

 また、「無党派層」の投票先を見ると、「民主党」が選挙区41%、比例選37%で、ともに「自民党」(各25%、23%)を上回った。前回参院選の調査では、自民党が選挙区47%、比例選40%にのぼっており、今回はかなりの票が自民党を離れたことがうかがえる。(読売新聞)

1191とはずがたり:2004/07/29(木) 02:56

>>1189
広田氏は後援会から待ったが掛かったのかな?無党派でやってきた橋本氏の意向でしょうか?(今回は3年前程の全面支援ではなかったようですが)…自民党へ入りたがってるんちゃうやろねぇ。
鈴木氏はまぁ社民との軋轢を考えたのでしょうが,国会での活躍を考えたら新緑風会へ入った方がいいのではと思うところですが,まぁあと6年もあるのだしじっくり時期を見ればいいか。。

>>1190
>「民主党」が「自民党」よりも口に出すことが憚られない政党になってる
森政権末期も自民党支持を口にするのは恥ずかしい様な雰囲気が有りましたね。
3年経ってやっと自民党に取り込まれた小泉の姿に国民が気付いて安心すべきなのか,小泉のせいで3年政治が遅れたと嘆息すべきなのか・・。

1192名無しさん:2004/07/29(木) 09:38
鈴木氏の場合は、4者会談の前に民主会派入り報道があったのが不味かったですね
筋を通すためには、しばらく無所属も止むを得ないかと。
広田氏は…どうするんでしょうね。もしかして無所属系会派でも作るつもり?

1193水泡 まつ太朗:2004/07/30(金) 21:28
>>1192
 広田氏は元々橋本知事の意向で自民系候補として出る予定だったので、地元が
民主系会派加入を嫌ったのかもしれませんね。
 こうなれば黒岩、鈴木、近藤、広田、糸数五氏で5人会派「無所属倶楽部」
でも作って欲しい気分で御座んす。

1194とはずがたり:2004/07/31(土) 18:32
一旦は民主入りが報じられた高知や秋田は兎も角,新潟や沖縄まで民主は手ぇ出してるのかね?
沖縄は社民党の沖縄系(照屋・東門・大田)と一緒でないと入らないやろうし,新潟は横光や阿部ら親民主の連中と一緒でないと入らないであろうけど。

「ぜひ、うちの会派に」 民主、社民が綱引き
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040731-00000120-kyodo-pol

 参院選初当選組の秋田、新潟、沖縄各選挙区の無所属新人をめぐり、相乗り推薦した民主、社民両党が自分の参院会派に引き入れようと水面下で綱引きを続けている。
 所属議員80人超に躍進した民主党が、さらに3選挙区を「手中」に収め、2大政党の地位を強化しようと狙うのに対し、社民党は現在5人の小所帯を何としても拡大し、国会での存在感を高めようと躍起。3人は30日召集の臨時国会には、会派に所属しないまま臨んだが、激化が予想される両党の勧誘をどうさばくのか注目を集めそう。
 当選した無所属新人5人のうち、宮崎の松下新平氏は民主会派に入り、高知で社民推薦候補とも争った民主推薦の広田一氏も「地元支持者の理解が得られ次第、民主会派に入る」(民主党幹部)とみられている。一方、秋田の鈴木陽悦氏は「連合、民主、社民の推薦という枠組みは大切にしたい」と態度を留保。支持者の意向などを見極めて判断する構えだ。(共同通信)
[7月31日16時58分更新]

1195名無しさん:2004/07/31(土) 23:19
せいぜい高知秋田まででしょうね
沖縄糸数を民主入りさせたりすれば野党共闘崩壊しそうだし、
新潟の近藤は社民党員…
もしかして新潟は新潟でも、黒岩を取り合い?

1196とはずがたり:2004/08/01(日) 00:35
その可能性もあったか(゚∀゚)>黒岩の取り合い

何でも当選後3年は無所属という約束だったようですがそろそろ解禁ですかな。補選いつでしたっけ?

1197名無しさん:2004/08/01(日) 02:00
>>1196
黒岩宇洋の当選した補選は、2002年4月です。ですから、来年の4月末で丸3年ですね。因みに、新潟選挙区の次回の改選者は、かの有名な森裕子と黒岩です。森が保守票を相当獲得しない限り、野党系2議席は、さすがに厳しいかもしれませんね。

1198とはずがたり:2004/08/01(日) 02:14
>>1197
情報感謝っす。もう二年も前か…。

今回の
真紀子→直紀(自民県連の支援は無し)
民主・社民→近藤
の民主系独占wが参考になるのでは?

現実的には黒岩氏には無所属で行って貰って
森←田中真紀子・旧自由系後援会
黒岩←非自由系民主・社民・連合
で票割りでしょうかね?森は何かと目立ちますが地元での知名度どのくらいなんでしょうか。

1199とはずがたり:2004/08/06(金) 00:53
[激闘終えて]
前編 小沢王国 横綱相撲程遠く
http://mytown.asahi.com/iwate/news01.asp?c=3&amp;kiji=911

「岩手で負けるようなら、私は政治家として活動していけなくなる」

  選挙戦最終日の10日、水沢、盛岡など5カ所で遊説した民主新顔の主浜了氏(54)の応援に駆けつけた小沢一郎氏は、こう言い切った。

  この発言に、達増拓也県連代表は「心がざわついた」と語る。「陣営の雰囲気ががらりと変わった」と。

  選挙戦終盤に県内入りしてテコ入れするのは、前回と同じ。だが、今回は無党派対策を意識して、田中康夫長野県知事を伴っての登場。公示前から県内入りを繰り返したことも含め、陣営や本人の危機感は、これまでにないものだった。

     ■  □

  小沢氏が自自公政権から離脱して4年が過ぎた。「野党暮らし」の悲哀は、地元にも広がっていた。20年間秘書を務めた高橋嘉信前衆院議員の離反をきっかけに、小沢氏を支えてきた業界団体にも「与党志向」が広がっていた。

  相手候補の高橋洋介氏(62)は、北上出身で副知事まで務めた実力者。実績と人脈を生かし、現職首長の支援を次々と得ていく強敵だった。「小沢王国」の根城、衆院4区で切り崩しを始めた。

     ■   □

  公示後、参院選3連敗中の自民党は、安倍幹事長や麻生総務相ら党幹部、閣僚クラスを投入。公認候補並みに高橋陣営をテコ入れした。達増氏はこの状況を「自民による岩手の改革つぶし」と見た。行方の見えない戦いに「跳ね返すのは容易ではない」とも思った。

  6月30日、県議会棟で開かれた民主党県議の議員総会。各県議から「情勢は厳しい」との報告が続いた。「やはり小沢先生に来てもらわないと」との弱音も漏れた。

  そこで千葉康一郎県議が「小沢先生に頼らなくても、勝ち抜かなければならない」と言った。複数の県議が、「そうだ」と同調した。

  なお残る「小沢首相」への期待。「岩手で負けたら終わりだと、みんなわかっていた」と、藤原良信議長はいう。

     ■   □

  終わってみれば、6万票の大差をつけての勝利。陣営が「予想以上の結果」というように、年金問題で吹いた全国的な追い風が、最終盤で主浜氏を押し上げた。岩手は、自民と公明の政党支持率を足しても、民主を上回れない全国随一の地盤だが、「横綱相撲」にはほど遠い、あまりに苦しい戦いだった。

  主浜選対事務局長の佐々木博県議は「主浜氏と、比例区の工藤堅太郎氏と、衆院2区が地盤の2人の参院議員が誕生した。次の衆院選では、全区で勝たないと負け戦と評される」と、王国維持のハードルが高くなることを、覚悟している。

     ◇

  参院選で「小沢王国」は死守された。その「激闘」の跡を振り返る。
(7/15)

1200とはずがたり:2004/08/06(金) 00:53

後編 高橋氏、軸足定まらず
http://mytown.asahi.com/iwate/news01.asp?c=3&amp;kiji=912

  「どぶろく特区ってのは岩手。今までどぶろくを造っちゃいけなかったんだ民家は。特区という名前で民宿は夏、予約でいっぱいだそうです」

  選挙戦も終盤に入った5日。ワイシャツ姿の小泉首相が自信たっぷりに構造改革特区について語りながら、無所属高橋洋介氏の手をとり、大きく掲げた。立候補表明以来、演説会で「どぶろく一本造るにも特区が必要」と政府を皮肉っていた高橋氏はぎこちない笑顔でこたえた。県庁前に約5千人が詰めかけ、盛況に終わった街頭演説だったが、選挙戦を通じて高橋氏の置かれた微妙な立場を象徴していた。

    ■   □

  投票前日の10日午後8時前。盛岡市の事務所前に戻ってきた高橋氏は、待っていた支援者や国会議員に頭を下げた後、前衆院議員高橋嘉信氏のもとに近づき、握手した。

  秘書、側近議員として小沢一郎氏に仕えた嘉信氏。小沢氏の「名代」として20年近く、地元の選挙を仕切り、幾度も劣勢を跳ね返して「王国」の基盤を築いた嘉信氏は、小沢氏から離反。逆に高橋事務所の陣頭指揮をとる立場になっていた。高橋氏の演説原稿や選挙カーから呼びかける言葉の内容まですべてチェック。高橋氏は嘉信氏の指示通り動いていた。

  「年金法の強行採決は反対」「高橋さんは自民党なんでしょ。入れません」

  閣僚や自民党幹部が続々と高橋氏の応援に立った公示日以降、高橋陣営の電話での投票の呼びかけに対し、有権者からこんな反応が返ってきた。

  選対会議で嘉信氏は、椎名素夫氏の後継者として参議院改革の主張を訴えの中心に据える戦術への転換を主張。その日から選挙カーは「良識の府と言われる参院の改革を主張している選挙区は、この岩手だけです」と強調しはじめた。

  皮肉にも、首相の県内入りが決まったのは、その直後。嘉信氏は首相と高橋氏が一緒に街頭に立つことに反対したが、自民党本部の意向が最優先された。首相遊説の2日後、高橋氏は盛岡市内で50カ所近くも街頭演説に立ち、再び「無所属の高橋」を強調した。

  ところが、その2日後には、自民、公明両党の幹事長が来県する……。かつて小沢氏の県内入りのタイミングを計り、その段取りまで決めて選挙を仕切った嘉信氏だが、自公両党幹部の日程にまで口をはさむ余地がない。小沢氏名代だった立場との違いを痛感していた。

    ■   □

  副知事まで上り詰めた人脈から、谷藤裕明盛岡市長のほか県下33人の市町村長を選対に置き、参院選3連敗中の自民党から「最強の候補」と称賛された高橋氏。結果は3年前、自民公認で敗れた玉沢徳一郎氏が獲得した票さえ下回った。同党関係者も「やっぱり無所属じゃ燃えないんだよ」と振り返る。

  与党か無所属か。最後まで軸足が定まらなかった高橋陣営の戦術は、結果として「小沢王国」の維持に手を貸した。

  「無所属で出て、与党の推薦をもらったのは間違いではない。出馬表明した昨年末の時点では、与党への逆風はなかったのだから……」

  高橋陣営の幹部に加わった椎名派の関係者は、そう言って唇をかんだ。

 =おわり

 (この連載は松田京平、田中陽子、福田直之が担当しました)



(7/15)

1201計政会:2004/08/06(金) 18:41
第20回参院選各党得票率
ーーー自、ー民、ー公、ー共、ー社、ー
北海ー26ー42ー14ー08ー04ー

青森ー33ー39ー11ー05ー06ー
岩手ー26ー49ー08ー05ー07ー
宮城ー29ー39ー13ー06ー07ー
秋田ー37ー33ー11ー06ー07ー
山形ー37ー35ー11ー05ー07ー
福島ー36ー35ー11ー07ー05ー

茨城ー33ー35ー17ー05ー04ー
栃木ー34ー38ー13ー04ー04ー
群馬ー39ー33ー13ー05ー04ー
埼玉ー27ー40ー15ー08ー05ー

東京ー26ー38ー14ー09ー05ー

1202計政会:2004/08/06(金) 18:42
第20回参院選各党得票率
ーーー自、ー民、ー公、ー共、ー社、ー
千葉ー29ー38ー15ー07ー04ー
神奈ー27ー39ー14ー07ー06ー
山梨ー39ー34ー13ー06ー03ー

新潟ー32ー40ー09ー06ー07ー
富山ー42ー31ー09ー04ー09ー
石川ー41ー34ー11ー05ー03ー
福井ー43ー33ー11ー04ー03ー
長野ー25ー41ー12ー09ー07ー

岐阜ー32ー36ー14ー07ー04ー
静岡ー31ー39ー14ー06ー04ー
愛知ー25ー44ー14ー07ー04ー
三重ー28ー45ー15ー05ー03ー

1203計政会:2004/08/06(金) 18:43
第20回参院選各党得票率
ーーー自、ー民、ー公、ー共、ー社、ー
滋賀ー31ー40ー11ー09ー03ー
京都ー26ー36ー14ー16ー04ー
大阪ー24ー35ー20ー12ー03ー
兵庫ー24ー39ー18ー09ー04ー
奈良ー27ー43ー15ー07ー03ー
和歌ー34ー32ー20ー08ー02ー

鳥取ー33ー32ー20ー06ー05ー
島根ー42ー29ー15ー05ー04ー
岡山ー30ー36ー20ー06ー04ー
広島ー31ー35ー18ー05ー05ー
山口ー35ー35ー16ー06ー03ー

1204計政会:2004/08/06(金) 18:43
第20回参院選各党得票率
ーーー自、ー民、ー公、ー共、ー社、ー
徳島ー37ー30ー14ー06ー02ー
香川ー37ー31ー15ー05ー06ー
愛媛ー33ー34ー17ー05ー04ー
高知ー30ー30ー17ー12ー04ー

福岡ー26ー34ー20ー07ー06ー
佐賀ー39ー32ー14ー04ー06ー
長崎ー35ー35ー15ー04ー05ー
大分ー31ー33ー15ー04ー12ー
熊本ー41ー32ー15ー04ー03ー
宮崎ー36ー23ー18ー04ー14ー
鹿児ー42ー29ー14ー04ー06ー
沖縄ー28ー34ー15ー08ー10ー

1205計政会:2004/08/06(金) 18:45
第20回参院選各党得票率
ーーー自、ー民、ー公、ー共、ー社、ー
全国ー30ー37ー15ー07ー05ー

*小数点は切り下げで表示
いろいろ参考に使ってください

1206とはずがたり:2004/08/09(月) 03:55
>>1201-1205
初めまして,計政会さん。
利用させていただきます。また情報提供お願いします。

1207計政会:2004/08/12(木) 06:44
第20回参院選<自公対民社>得票率比較
ーーー与、ー野、ーーーー与、ー野、ー
北海ー41ー47ー千葉ー45ー43ー
ーーーー、ーー、ー神奈ー42ー45ー
青森ー45ー46ー山梨ー53ー37ー
岩手ー34ー56ーーーーー、ーー、ー
宮城ー42ー47ー新潟ー42ー47ー
秋田ー49ー41ー富山ー51ー40ー
山形ー48ー42ー石川ー52ー37ー
福島ー48ー40ー福井ー55ー36ー
ーーーー、ーー、ー長野ー38ー48ー
茨城ー50ー40ーーーーー、ーー、ー
栃木ー48ー43ー岐阜ー47ー41ー
群馬ー52ー38ー静岡ー46ー43ー
埼玉ー42ー45ー愛知ー39ー48ー
ーーーー、ーー、ー三重ー43ー48ー
東京ー41ー44ーーーーー、ーー、ー
ーーーー、ーー、ーーーーー、ーー、ー
<与>は自民、公明の合計得票率
<野>は民主、社民の合計得票率

1208計政会:2004/08/12(木) 06:45
第20回参院選<自公対民社>得票率比較
ーーー与、ー野、ーーーー与、ー野、ー
滋賀ー43ー43ー徳島ー52ー33ー
京都ー40ー40ー香川ー53ー38ー
大阪ー45ー39ー愛媛ー51ー39ー
兵庫ー43ー43ー高知ー48ー35ー
奈良ー42ー47ーーーーー、ーー、ー
和歌ー54ー34ー福岡ー47ー41ー
ーーーー、ーー、ー佐賀ー53ー38ー
鳥取ー53ー37ー長崎ー51ー41ー
島根ー57ー34ー大分ー46ー45ー
岡山ー51ー40ー熊本ー57ー36ー
広島ー49ー41ー宮崎ー54ー38ー
山口ー51ー39ー鹿児ー56ー35ー
ーーーー、ーー、ー沖縄ー44ー44ー
ーーーー、ーー、ーーーーー、ーー、ー
<与>は自民、公明の合計得票率
<野>は民主、社民の合計得票率

1209計政会:2004/08/12(木) 06:47
第20回参院選<自公対民社>得票率比較
全国ー<与>45.4ー<野>43.1ー

大接戦の滋賀、京都、兵庫、沖縄では小数点の差で民社が競り勝っている

全国47都道府県で
自公が多いのは31県、民社が多いのは次の16県
北海道、青森、岩手、宮城、埼玉、東京、神奈川、新潟、
長野、愛知、三重、滋賀、京都、兵庫、奈良、沖縄

*各都道府県の得票率の算出の経緯
自、公、民、社の得票率の小数点第1位までを自公、民社と足して、
小数点を切り下げたため上の表の数字は実際よりも1p
少なく表示されている場合もあるかもしれません

1210とはずがたり(1/2):2004/08/17(火) 20:24
参院選・敗北の理由:
保守王国で何が起きたのか/2 農協造反、見逃さぬ民主
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20040811ddm005070149000c.html

 ◇「野党が陳情したことはなかけんが、近いうち恥を忍んでお願いにいく」

 長崎県農協会館は、江戸時代のオランダ人居留地として有名な出島の近くにある。参院選公示を翌日に控えた6月23日、この建物で、自民党現職、松谷蒼一郎氏(76)の落選を決定づけるかのような会議が始まった。

 最上階の7階にある会議室に集まったのは、農協の政治団体である県農政連盟の本部役員、支部長ら18人。県内14万といわれる農協票の行方を決める会議だった。県農政連が、公示前日まで選挙に臨む態度を決めていないのは異例だった。

 「自民党に推薦を出すなんてとんでもない」

 「むしろ、民主党を推薦すべきじゃないのか」

 減反、補助金カット、食糧自給率の低迷−−。自民党農政に対する農家の不信は限界を超えており、会議室は「松谷批判」一色に染まった。県農政連委員長を兼ねるJA県中央会の上野広志会長が「(県農政連)三役に、ご一任願いたい」と引き取り、副委員長2人を伴って6階の会長室に下りた。

 「これまでは『県農政連イコール自民党』でやってきた。私の立場上、自民党が政権政党である限り、推薦は無理でも支持は出さなければ困る」

 上野氏の悲痛な説得を受けた両副委員長は、こもごも「気持ちはよく分かる」とうなずき合い、ようやく農政連の「自民党支持」が決まった。

 農政連の場合、「推薦」候補なら農協会館に選挙事務所を置き、この事務所が県内9支部を束ねて電話作戦に乗り出す。これにより、投票すべき候補者の名前が一軒一軒の農家に浸透していく。これが「支持」候補となると、選挙事務所は置かず、末端への働きかけは各支部の自主判断にゆだねられる。

 「松谷選対」本部長の谷川弥一衆院議員(自民)は、農政連の決定を伝え聞くなり農協会館に乗り込み、「推薦と同じように運動するよう、各支部に要請願いたい」と上野氏に頭を下げた。上野氏は各農協に抜き打ち的に電話を入れてチェックしたが、投票前々日の段階で職員が「候補者の名前を知らない」と答えた農協さえあった。

 「農協票の半分も松谷氏には行かなかっただろう。こんなことは初めてですよ」

 上野氏の苦い回想だ。

1211とはずがたり(2/2):2004/08/17(火) 20:24

   ■  ■  ■

 農協票の造反は、みちのく秋田にもあった。今回の参院選で秋田県農政連盟は、県内16支部に諮った上で自民党現職・斉藤滋宣氏(51)の推薦を決めた。だが、斉藤氏の得票は26万5419票にとどまり、31万657票を取った無所属(民主、社民推薦)新人・鈴木陽悦氏(55)に負けた。

 「組織がそう決めたから、しかたなく応援したんです」

 県内最大級の農協「JA秋田ふるさと」の大沼崇・副組合長が率直に内幕を語った。

 選挙期間中、県内の農協の前で斉藤候補が「年金」と「イラク」について熱弁をふるうのを聞きながら、大沼氏は「ここでそんな話をしたって意味がない」と思った。「おれが話せば斉藤批判になってしまう」ので応援演説も断った。「自民党の農政は、ずーっと場当たり的だった。農家はもう何も期待しませんよ」と大沼氏は言い切る。

   ■ ■ ■

 民主党は農家の自民党離れを見逃さなかった。公示直前、衆院農水委員長でもある民主党の高木義明衆院議員(長崎1区)が「JA島原雲仙本店」(長崎県国見町)を訪ねた。

 初対面の前田方隆組合長が応対すると、高木氏は「皆さんと対話しながら教えていただきたい」と切り出した。地元農家の現況について説明を聞き、しばし歓談した同氏は、立ち去り際に「今度の選挙はよろしく」とささやくことを忘れなかった。

 選挙後の7月下旬、「JA島原雲仙本店」を訪れた記者に、前田組合長は、こう語った。

 「もう、政党がどうのこうのとか言っとられん。野党の先生に陳情したことはなかけんが、近いうち恥を忍んで高木さんとこへお願いにいく」=つづく
毎日新聞 2004年8月11日 東京朝刊

1212とはずがたり(1/2):2004/08/17(火) 20:26

参院選・敗北の理由:保守王国で何が起きたのか/1 建設業の集票組織、崩壊
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/news/20040810ddm005070165000c.html

 ◇「見返りもなかとに、なんで応援せんばいかんとか。金の切れ目が縁のの切れ目」

 「なぜ、選挙事務所に誰も来ない? なぜ、会社の朝礼に私を呼ばない?」

 参院選に長崎選挙区から自民党公認で出馬する松谷蒼一郎氏(76)の怒声が響いたのは、投票まで38日と迫った6月3日のことだった。長崎県庁に近い長崎グランドホテルの会議室に、県内の建設業者の幹部30人が集まっていた。松谷氏のけんまくに押されて一座は静まり返ったが、出席者の一人は「なんて傲慢(ごうまん)なんだって思いましたよ」と振り返る。

 長崎に限らず、建設業界は自民党の集票マシンだ。選挙のたびに全国の建設業協会は自民党と一体化する。企業は社員を動員して電話作戦、ポスター張り、演説会場設営に力を注いできた。松谷氏は元建設省住宅局長。県内の建設業界に支えられ、過去2回の参院選を乗り切ったが、今回ばかりは勝手が違った。

 6月13日、県北の佐世保市で行われた松谷氏の選挙事務所開き。約250人集まったが、作業服姿の建設会社社員がズラリと並ぶいつもの風景はない。「えらい少なかネ」。駆けつけた大石保県議は、隣り合わせた同僚県議と顔を見合わせた。

 系列の佐世保市議は、県建設業協会佐世保支部から「頼む時だけ頼みに来て……。業界の実情が分かっているのか」と反発を買っていた。各企業に勝手に動員要請をかけないよう、クギをさされていた。

 小泉改革に伴う公共事業費削減で建設業界は仕事を確保できず、倒産が相次いでいる。帝国データバンクの担当者は「都市部の大手ゼネコン(総合建設会社)はしだいに順調になってきたが、中小は依然、厳しい。地方にいくほどゴロゴロ倒産している」と話す。

 建設業界の自民党離れの兆しはあった。今年2月26、27の両日、松谷氏が、全国建設業協会の推薦を受けた参院比例代表立候補予定者(自民党現職=当選)・脇雅史氏とともに、長崎、諫早など県内4市を回った時のこと。建設会社の役員たちは「仕事がない」「社会資本整備を軽視するのはおかしい」と異口同音に不満をぶつけてきた。

 首相官邸の「小泉内閣メールマガジン」に1通の「造反宣言」メールが届いたのもこのころだ。差出人は島原市に住む建設下請け業の男性。住所・氏名を明らかにした上で「今回は自民党に入れません。『2年間だけ我慢してくれ』という(首相就任時の)約束が守られていない。もう3年たった」と書いた。

1213とはずがたり:2004/08/17(火) 20:27

 取材に応じてくれた男性によれば、従来は自民党候補のために、カステラを手に知人を訪ねては投票を頼み込む買収まがいのこともやってきた。だが、今回はまったく動かなかった。

 「公共事業が削られ、議員も『口利き』できんようになった。前は自民党公認のハンコがあれば業界は自動的に動きよったが、見返りもなかとに(ないのに)なんで応援せんばいかんとか。金の切れ目が縁の切れ目」

 男性はそう言った。

    ■ ■ ■

 選挙後、松谷氏は毎日新聞の取材に応じた。同氏は全国の自民党公認候補の最高齢。「イメージ戦に負けた。私に責任がある」と率直に認めた上で、こう語った。

 「熱心だった支持組織の、選挙に対する熱が冷めた。強かった郡部の投票率が軒並み下がったのがその表れですよ。小泉総理は『自民党をぶっ壊す』と言ったが、本当に党を支える組織は壊れてしまった……」

 松谷氏が保守地盤に広がる異変を初めて肌で感じたのは5月19日、玄界灘に臨む離島・壱岐を訪問した時だった。島内4町が合併し、全島が壱岐市となって2カ月。臨時市議会の昼食時、松谷氏は仮議場の控室に集まった約50人の新市議に向かって「離島振興、漁業振興のために尽くしてまいります。よろしく」と声を張り上げたが、市議たちは「まるで、うわの空だった」(松谷氏)。

    ■ ■ ■

 選挙結果は民主党新人の犬塚直史氏(49)が34万4606票、松谷氏は30万3723票。自民党のベテランは4万票差で落選した。参院選全体を見ると、自民党の獲得議席は49で、勝敗ラインの51を割り込んだ。圧勝のはずだった合計27の1人区も、14勝13敗と民主党に押し込まれている。有権者の気まぐれか、選挙地盤の構造的変化か。注目の激戦区を再訪し、自民党敗北の理由を探る。=つづく<コラージュ・土屋幸男>
毎日新聞 2004年8月10日 東京朝刊

1214とはずがたり(1/2):2004/08/17(火) 20:30
参院選・敗北の理由:保守王国で何が起きたのか/3 垣根払った小沢氏行脚
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/news/20040812ddm005070134000c.html

 ◇「どちらでもいい。勝ち馬に乗らなければ食っていけなくなる。勢いのある方につく」

 「民主党は岡田(克也)も小沢(一郎)も、田中(角栄)派の系譜。小泉(純一郎)は福田(赳夫)派だ。今の政治状況は自民党単独政権時代の『角福対決』の再来だと思えばいい。市民運動出身の菅(直人)の退場でそれが鮮明になった」

 こう語るのは自民党堀内派の幹部だ。今日の与野党攻防は往年の自民党の派閥抗争と変わらず、つまりは自民党と民主党の垣根など無いに等しい。幹部はそう言いたいようだ。

 今回の参院選で小沢氏が演じた最大の役割は、民主党が引きずる「革新勢力」のイメージを払しょくし、政権交代に不安がないことを自民党支持層に納得してもらうことだったに違いない。昨年9月の民主、自由両党合流から11月の衆院選を経て今日まで、小沢氏はそこにエネルギーを注ぎ込んできた。

 参院選公示日の6月24日、小沢氏は奈良県橿原(かしはら)市で第一声をあげ、その後も大分県千歳村、挟間町▽福井県今立町、丸岡町▽滋賀県水口町▽大分県国東(くにさき)町▽高知県芸西村−−など、保守地盤の強い1人区を中心に、民主党候補の応援に歩いた。公民館などでの小集会が多く、必ず一人一人と握手した。

 長崎に入ったのは同28日。佐世保市、東彼杵(ひがしそのぎ)町と大村市を回り、7月10日には改めて諫早市を訪れている。

 6月26日、佐世保市の高級料亭で、地元自民党関係者が「秘密会合」と呼ぶ宴席が設けられた。民主党の山田正彦衆院議員(比例九州ブロック)とテーブルをはさみ、県内有力企業2社の社長が並んで座った。ともに長崎、佐世保両市の商工会議所の幹部を務める「本来なら自民党支持者の中心になる人たち」(地元自民党関係者)だ。

 山田氏は単刀直入に「犬塚をやってもらえませんか」と切り出した。民主党新人・犬塚直史氏(49)への支援要請だ。

 社長のうちの一人は後に、自民党現職の松谷蒼一郎氏(76)に対し、「山田さんから『犬塚を』と頼まれたが、それはできませんと申し上げた」と釈明している。だが、宴席は盛り上がり、料亭近くのスナックへ繰り出して2次会が続いた。うわさは広まり、商工業者の間に「自民党一辺倒でなくても……」という空気ができた。小沢氏が同市に入ったのは2日後。中心部の四(よん)ケ町(ちょう)アーケードで「小泉政治批判」をぶつと、聴衆から大きな拍手がわいた。

 佐世保市は今年2月まで、民主党が支部さえ持てず、自民党に歯が立たない土地だった。犬塚氏の同市での得票は5万2092票。松谷氏の4万7408票を上回り、犬塚氏当選のポイントとなった。犬塚選対幹部も「松谷さんを推薦した企業に『犬塚の演説会にも来てくれ』と頼んだら、来てくれたケースが、少なくなかった」と明かす。

 松谷氏の有力支持者の一人はこう語っている。

 「2大政党化の流れの中で、どっちにもいい顔をする人間が出てきた。民主党でも自民党でもどちらでもいい。勝ち馬に乗らなければ自分が食っていけなくなると思っているから、勢いのある方につく……」

1215とはずがたり(2/2):2004/08/17(火) 20:32

佐世保重工労組の支援も得て4区は宮島を民主公認での流れかね。
農協ともパイプがあったのでは?兄貴かなんかの不祥事もあったようだが…。
>「うちはもともと民社党だったが、基地問題を抱える中、企業の先を考えて会社に協力し、
>自民党に便乗しながらやってきた。しかし、昨年の衆院選で民主党が躍進し、今年2月に
>佐世保市に民主党長崎4区総支部が発足したことで、民主党をやるべきだとハラを固めた」

   ■ ■ ■

 造船業界準大手、佐世保重工業(SSK)の労使間では、公示の数日前、「会社は松谷、労組は犬塚」というすみ分けで合意が成立した。従来は労使あげて自民党を支援してきた。

 「うちはもともと民社党だったが、基地問題を抱える中、企業の先を考えて会社に協力し、自民党に便乗しながらやってきた。しかし、昨年の衆院選で民主党が躍進し、今年2月に佐世保市に民主党長崎4区総支部が発足したことで、民主党をやるべきだとハラを固めた」

 こう語るのはSSK労組の久野哲委員長である。これまでは自民党しか頼れる先がなかったが、今後は民主党に期待するという割り切りだ。それは、労使で与野党双方に保険をかけるという、2大政党時代の企業の生き残り戦略でもあった。

 保守層の民主党に対するアレルギーがなくなれば、自民、民主両党の政策がいよいよ厳しく吟味される時代が来る。連合長崎の高石哲夫事務局長は「これからは地方議会で、もっと民主党議員をつくっていかなければならない」と課題を語った。次の衆院選では、地方組織を整え始めた民主党が、政権をかけて自民党と勝負することになる。=つづく
毎日新聞 2004年8月12日 東京朝刊

1216とはずがたり(1/2):2004/08/17(火) 20:33
参院選・敗北の理由:
保守王国で何が起きたのか/4 限界に来たトップダウン
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/news/20040813ddm005070143000c.html

 ◇「号令がかかって、集まって終わり。そこから先に運動の広がりがない」

 参院選に秋田選挙区から出馬して落選した自民党公認、斉藤滋宣氏(51)の陣営が、「反省事項」をA4判のペーパー1枚にまとめた。

 「新しい票の掘り起こし作戦がなかった。既存の県議・市議票を頼りにした」

 「国政報告会を全市町村で行ったが、その中から『働き手』を探せなかった」−−。

 ペーパーは、自民党の県議や市議が自分の系列団体や支持者を通じて投票を依頼するトップダウン方式に対する反省というトーンで貫かれている。

 公示前の6月12日、秋田市の「キャッスルホテル」で、斉藤陣営の「秋田地区総決起大会」が開かれ、斉藤氏が籍を置く旧橋本派の青木幹雄参院自民党幹事長(当時)や小渕優子衆院議員も応援に駆けつけた。約1000人が詰めかける盛況だったが、よく見ると、地方議員と建設業者、高齢者ばかり。「まれに若い女性がいるかと思うと、公明党関係者だった」(自民党市議)

 こんな証言もある。選挙戦さなかの6月28日正午、斉藤氏は県南の中心・横手市の市役所前で街頭演説に立ったが、聴衆わずかに50人。あらかじめ動員をかけなかったとはいえ、かつてない低調さであり、居合わせた萱森(かやもり)真雄・横手市議は「これは危ないかな」と感じた。

 太田町の高貝久遠町長も、こう語っている。

 「旧態依然の自民党には意識改革ができなかった。今はトップダウンじゃない、ボトムアップの時代だ。そのことに気づいていない……」

 斉藤陣営は県内を12ブロックに分け、春先にはブロック別に選対事務所を設けた。地元選出県議が事務所ごとに張りつく。県央のあるブロックの選対事務所では、毎週月曜の朝、地区の責任者15人前後が集まり、1時間の作戦会議を開いた。

 会議は、いつも同じ調子だった。コの字形に並んだテーブルに沿って各地区の責任者がすわり、通り一遍の報告が続く。県議から「あんたの所は動きが鈍い。徹底して」と注意された責任者は、その場では何も言わないが、会議が終わると「ウチだけ悪いのか」とこぼす……。

 「下から意見をくみ上げるっていうことがない。まあ、意見なんて出もしないけど」

 ある県議は自嘲(じちょう)気味に振り返った。

1217とはずがたり(2/2):2004/08/17(火) 20:34

 この点で、斉藤氏を破った無所属(民主、社民推薦)新人、鈴木陽悦氏(55)の陣営は対照的だった。選対会議では地位や立場にこだわらない意見交換が続き、「どうすれば若い層の支持が得られるか」という共通の宿題を持ち帰る。次回はそれぞれが答えを持ち寄り、再び活発な議論が始まる……。

 「おしつけがましくなく、末端まで参加意識があり、自然発生的にアイデアが生まれる」

 鈴木陣営の内情を知った自民党関係者がうらやんだ。

 県南地区選出のある自民党県議は、こう言っている。

 「自民党の支持者は『いつものかたち』に疲れてるんだと思う。上からドーンときて、人を集めて『ガンバロー』。それだけだ。日常の草の根活動が連携してまとまるんじゃない。号令がかかって、集まって、それで終わり。そこから先に運動の広がりがない……」

 斉藤選対の仕切り役の一人、大関衛県議の証言も聞こう。

 「今や『○○事務所ですが』なんて電話したって何の効果もないですよ。知ってる人がお願いするんでないと。電話のかけ方は向こう(鈴木陣営)が上手だった。『友人の友人』といった形でかけまくり、水面下でずいぶん離されてしまった」

   ■  ■  ■

 「もとより、大きな団体のトップの言う通りにみんなが投票するような時代じゃない。企業だって、労組だってそうだ。そんなことを考えている自民党議員は一人もいませんよ」

 東京・永田町の自民党本部で選挙を統括する町村信孝総務局長は苦笑するが、参院選は、トップダウン型に安住した自民党の実態を浮き彫りにした。

 これに対し、強固な地方組織を持たず、系列地方議員も少ない民主党は、トップダウン方式を取りたくても取れなかった。草の根に分け入り、耳を澄まして新しい票を掘り起こさざるをえず、結果的に時流に乗ったと言える。=つづく
毎日新聞 2004年8月13日 東京朝刊

1218とはずがたり(1/2):2004/08/17(火) 20:37
自民党に入れて貰うために色々やったみたいだけど支持者は醒めたたみたいですねぇ。次はオチロ(゚∀゚)

参院選・敗北の理由:保守王国で何が起きたのか/5 神経逆なで「いろいろ」発言
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/news/20040814ddm005070144000c.html

 ◇「小泉さんに愛想が尽きた。演説聴き、やっぱり自民党に入れまいと確信した」

 「自民党最大の敗因は首相の『人生いろいろ』発言」という評が多いが、こうなると、かえってムキになるのが小泉純一郎首相である。今月3日、自民党若手議員グループのパーティーで「批判もいろいろ」とおどけてみせ、10日には、野党議員の発言撤回要求を拒否する政府答弁書の閣議決定に及んだ。

 参院選も後半戦に入った7月6日夕、首相は秋田県大曲市で街頭演説に立った。自民党現職・斉藤滋宣氏(51)と無所属新人(民主、社会推薦)・鈴木陽悦氏(55)の対決。首相の秋田入りは、6月20日に続いて2度目だった。

 「国会に行くとね、ダメだダメだ、やめろやめろって、もうそういう声ばっかり。ここに来ると、雰囲気が温かくて、いいなあ……」

 大曲市は01年4月、首相が自民党総裁選出馬を初めて表明した因縁の地。おのずと演説には熱がこもった。だが、聴衆約3200人(主催者発表)の相当部分は御法川(みのりかわ)信英衆院議員の後援会による動員だった。御法川氏は昨秋の衆院選に無所属で出馬して当選、近く自民党入りする。はた目には大盛況と見えたが、3年前とは異なり、明らかに熱気が欠けていた。

 この時、聴衆に交じって首相演説を聴いたという数人に選挙後、感想を聞いてみた。

 「総理大臣の演説聴いたからって自民党に票を入れるわけじゃないさ」(60代男性)

 「もう小泉さんには愛想が尽きた。演説を見に行って確信した。やっぱり自民党には入れまいと思った」(50代女性)

 「イラクと年金の話だけバーッと一方的にしゃべって、最後に付け足しで『斉藤さんもよろしく』。一体、何のために来たのか」(50代男性)……

 結局、斉藤氏が大曲市で獲得した票は8100票余にとどまり、鈴木氏に約2700票も水をあけられた。

1219とはずがたり(2/2):2004/08/17(火) 20:37

 「1勝8敗」−−。今回の参院選で、小泉首相が2回応援に入った「1人区(改選数1の選挙区)」の戦績だ。自民党は世論調査などで苦戦と判断した9選挙区にテコ入れするため、これらの地域では首相遊説日程を2回組んだ。が、小泉効果が実を結んだのは熊本だけ。秋田、長崎、三重、岡山、高知などでは自民党候補が負けた。

 自民党は「小泉ブーム」に乗って前回01年参院選で圧勝したが、今回は、そうはいかなかった。自民党本部選挙対策本部の関係者は「今回も『総理が来る』と言えば人は集まった。しかし、それが票に結びつかなかった」と振り返る。

 7月24日、秋田県南部の本荘市で全市一斉の消防訓練が実施された。同市選出の小田美恵子県議(自民党)が、ある地区の公民館で開かれた消防団の反省会に顔を見せると、話題はおのずから、終わったばかりの選挙に向かった。40人ほどの寄り合いだったが、小田県議の近くにいた30歳代の男性が、きっぱりとした口調で言った。

 「いつも自民党だったけど、こっちの方を向いてくれなかったから、先生には悪いけど、あっち(鈴木氏)をやったよ」

 小田県議は「あ、『人生いろいろ、会社もいろいろ』のことだなと思った」という。小泉首相は6月2日の衆院決算行政監視委員会で、勤務実態のない不動産会社から給料をもらい、厚生年金に加入していた過去を追及され、「人生いろいろ、会社もいろいろ……」という人を食った答弁でかわした。

 「自民党を愛してくれていた人たちが、あれで離れてしまった。零細企業は死ぬ思いで税金や年金保険料を払っている。あの発言は明らかに、そういう人たちの神経を逆なでした」

 小田県議はそう見ている。

 前回参院選が実施された01年は、年初の時点では森政権だった。人気低迷と支援組織の衰弱で民主党勝利と見る予測が多かったが、4月の政権交代を契機に小泉人気が沸騰、結果は自民党の大勝で終わった。

 以来3年間、支援組織の立て直しという課題は手つかずのまま放置された。「小泉さんは決してカリスマではない。何でも首相のせいというのはどんなものか」。公明党秋田県本部の工藤任国代表は、首相の人気低落を恨む自民党に首をひねってみせた。=つづく
毎日新聞 2004年8月14日 東京朝刊

1220とはずがたり(1/2):2004/08/17(火) 20:42
植松女史には今後も是非頑張って頂きたい>>1220-1221

>2区では高松市に隣接した4町で植松氏が山内氏に競り勝ち、県庁所在地で民主党が得票率を伸ばす「1区現象」の周辺への拡大を裏付ける結果となった。 

>昨年の衆院選では自民党候補が民主党候補の3倍の票を獲得したが、今回は山内氏5027票、植松氏4887票の大接戦となった多度津町を訪ねた。瀬戸内海に面した同町に、民主党は町議はおろか、支部すらない。

参院選・敗北の理由:保守王国で何が起きたのか/6 都市周辺部でも民主浸透
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/news/20040817ddm005070130000c.html

 ◇「表向きは自民党でも実際は離れている。だから票の動きが幽霊みたいで分からない」

 「幽霊と戦ってるみたいや」

 参院選中盤の7月4日、香川選挙区の自民党現職、山内俊夫氏(57)陣営は途方に暮れていた。マスコミは中盤情勢として山内氏の苦戦を伝え、原因が分からない陣営幹部は、その状況を「幽霊」に例えた。

 香川県は島根、愛媛両県とともに、比例代表を含めて衆参で野党議員が一人もいない「自民独占県」。山内氏は勝ったものの得票は20万4392票どまり。民主党新人で、高松市内の温浴施設を経営する植松恵美子氏(36)に7022票と「髪の毛1本の差」(平井卓也自民党県連会長)まで詰め寄られた。山内氏自身、「投開票日の夕方は『敗戦の弁』が頭をよぎった」と打ち明ける。

 山内氏の得票は昨年の衆院選の自民党候補に比べ、1区で17%、2区で18%、3区で19%それぞれ減少。一方、植松氏は衆院選時の民主党候補と比較し1区で2%、2区で15%、3区で21%とそれぞれ得票を伸ばした(1、3区は民主、社民の合計得票との比較)。この結果、2区では高松市に隣接した4町で植松氏が山内氏に競り勝ち、県庁所在地で民主党が得票率を伸ばす「1区現象」の周辺への拡大を裏付ける結果となった。 

 高松市の東隣の三木町。山内氏を支援した自民系町議は「100人ぐらいに支持を頼んだ。いつもなら『よっしゃ』という感じだが、今回は3分の1ぐらいに断られた。『民主党に入れるわ』と言い切る人もいて当惑した」と当時を振り返る。

 山内氏の出身地、丸亀市のある3区も例外ではなかった。区内17市町のうち、10市町で自民候補の得票が20%以上減り、かつ民主候補の得票が20%以上増える「自民→民主シフト」が起こった。

1221とはずがたり(2/2):2004/08/17(火) 20:43
>選対幹部から「アホや、アホや」と言われながら、植松氏はカラオケ大会や工事現場、地域の祭りに頻繁に顔を出し、有権者個人に直接接触する戦術に固執した。

>ボランティアの「特殊部隊」もつくり、軽トラックの荷台に自転車4、5台を積み込み、地盤のない2、3区で自転車に乗ったボランティアがパンフレットを各戸に配った。

 保守王国でこの現象を引き起こしたのは、何だったのか。

 昨年の衆院選では自民党候補が民主党候補の3倍の票を獲得したが、今回は山内氏5027票、植松氏4887票の大接戦となった多度津町を訪ねた。瀬戸内海に面した同町に、民主党は町議はおろか、支部すらない。

 「いろいろ縁があって、今まで自民党をやったが、今回は民主党にした。自民党から働きかけがなかった。民主党? チラシをポストで見たなァ」(初老の男性)

 「この辺はみな自民党。でも『人生いろいろ』とかあったし、初めて、あの女の人(植松氏)に入れました」(中年女性)

 記者は100軒を訪ねたが、自民党から民主党へ投票行動を替えたことを認めたのは2人。「自民党に投票」は13人で、あとは明らかにしてくれなかった。山内陣営の幹部は「みんな、まだまだ自民党の影響力が怖くて表向きには民主党候補に入れたとは言わないが、実際には自民党から離れている。だから、全体の票の動向が幽霊みたいで分からない」と言う。

 香川で起こった現象について、蒲島郁夫東大教授(政治学)は(1)野党が民主党に一本化され、対抗図式が明確になった(2)小泉改革で地方都市の荒廃が進み、自民党に頼ってもどうしようもないと有権者が認識した(3)農協や企業などの社会的組織の構成員への拘束力が弱まり、組織自体も自民党とつながるメリットを見失った−−の3点を指摘した。さらにこうした流れは一過性でなく、「町村合併が進んで自民党が手足にしていた地方議員が減れば『2区現象』は全国化する」と予想する。

 選対幹部から「アホや、アホや」と言われながら、植松氏はカラオケ大会や工事現場、地域の祭りに頻繁に顔を出し、有権者個人に直接接触する戦術に固執した。ボランティアの「特殊部隊」もつくり、軽トラックの荷台に自転車4、5台を積み込み、地盤のない2、3区で自転車に乗ったボランティアがパンフレットを各戸に配った。

 党本部→県連→市町支部という上意下達のツリー構造が揺らぎ、地縁血縁を介した集票網のほころびも指摘される。その中で、香川県に応援に入った松本剛明民主党衆院議員は「植松さんの『有権者個人』に焦点を当てた戦術が奏功した」と言う。

 山内陣営の選対本部長だった自民県連の重鎮・木村嘉己幹事長(75)はこう振り返った。

 「最近の選挙は我々の予測を超えたところで動くが、何が変わったのかすらつかめない。僕らが旗を振る時代じゃないことだけは痛感するな」=つづく
毎日新聞 2004年8月17日 東京朝刊

1222とはずがたり:2004/08/18(水) 21:32
返す返すも惜しいねぇ。

参院選・敗北の理由:保守王国で何が起きたのか/7 多彩な人材に門開く民主
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/saninsen/news/20040818ddm005070170000c.html

 ◇「役人は、以前は自民党から出たが今は違う。候補の差が響いている」

 「ただ今、36歳です。会社員の夫と小学6年生の娘の3人家族です」

 7月2日夜、高松市で行われた演説会。民主党新人の植松恵美子氏のあいさつは、若さのアピールから始まった。植松氏は高松市の温浴施設「天然温泉きらら」の経営者。「香川の自民党は大した発想もないのに自分たちが社会を動かしてると勘違いしている。よどんだ空気を入れ替えたい」と、立候補に踏み切った。

 植松氏の父・木村博徳氏(63)は大手のクレーン会社「北四国クレーン」の創業者。建設会社の娘が野党から立候補したこと自体が異変だった。植松氏は90年に松下電器産業を退社。父親の会社で県内初の女性クレーン運転手として働き、「元ミス神戸大」と重機のミスマッチで注目された。

 選挙戦は経歴を生かした「新型の土建屋選挙」。ヘルメットを積み込んだ選挙カーで全県を巡回し、工事現場を見つけては立ち止まる。

 「こんにちはー。北四国クレーンの娘です」。作業員らはけげんな表情で振り返るが、「おう、選挙出とったやなァ」。握手を交わすと「現場の手だな」とほほ笑まれる。そんな光景が繰り返された。

 「(元々、自民支持の)建設会社に行って追い返されるんやったら、直接現場に行ったほうが早い」。植松氏は発想を変えた。

 参院選出馬は、昨年秋の衆院選香川1区で民主公認候補で落選した小川淳也氏(33)が持ちかけた。植松氏の実弟が小川氏の同級生として選対本部長を務め、植松氏自身も選挙を手伝った縁があった。小川氏は東大卒の自治官僚。94年に沖縄県庁に出向し、本土よりも高い国の補助率で「公共事業づけ状態」となった沖縄経済を見て「社会の新陳代謝には政権交代が必要」と痛感。01年秋、菅直人幹事長(当時)に面会し、政治家になる意思を固めた。

 民主党は自民党に比べ空白区が多く、立候補を希望すれば比較的容易に選挙区を割り当てられるゆとりがある。これが、滋賀選挙区で当選した林久美子氏(31)や植松氏など子育て中の母親を含む、多彩な人材の確保を可能にさせている。党組織が未熟という短所が、候補の擁立においては自由度が高いという長所に変わるからだ。

 一方、自民党には世襲議員や県議が議席に群がる。部外者は入り込みにくく、新鮮な選択肢を有権者に提示しにくい欠点が指摘されている。香川の衆院選挙区の自民現職は全員世襲議員。参院も今回、植松氏の猛追をかろうじてかわした県議出身の山内俊夫氏(57)と、議員秘書出身の真鍋賢二氏(69)の2人。新人が割り込む余地はない。

 今回の参院選で民主党候補の平均年齢は51・1歳、40歳代以下の比率は43・2%に上る。一方、自民党候補は平均56・9歳、40歳代以下の比率は22・2%に過ぎない。従来は、自民党からの立候補が主流だった中央官僚も、最近は民主党志向が目立つ。

 「役人は、以前は自民から出たものだが、今は違う。経済産業省などは民主党から多く出るし、それが他の省庁にも広がってきた。香川に限らず、タマ(候補)の差がじわじわと響いてきている」。自民党選対幹部は、しがらみから抜け出せない現状を嘆く。

 「田舎ではまだ共産党や社民党に抵抗感がある。でも、民主党やったらいいんじゃないかと感じ始めている。私自身も民主党は自民党に近い存在だと思っている」(自民系さぬき市議)

 2大政党化が強まった昨年の衆院選を境に、香川でも民主党の知名度は高まった。安全保障など国家の基本政策で、自民、民主の違いもあいまいになり、それが民主党への抵抗感を薄くさせたのだ。

 民主党選対は「能力に差のない政党同士なら、若い候補者が選ばれる。市場原理でいう『後発有利』が当てはまる」と今後の選挙に期待を膨らませる。

 「おきゅうをすえようといったん野党に投票した支持者が、向こう(民主党)に行ったきりになってしまうんじゃないか」。平井卓也・自民党香川県連会長の危機感は募る一方だ。=つづく
毎日新聞 2004年8月18日 東京朝刊

1223無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/08/27(金) 14:26
http://www.iwate-np.co.jp/news/y2004/m08/d27/NippoNews_8.html
高橋前副知事 政治活動継続へ


 7月の参院選岩手選挙区に無所属で出馬し、落選した前副知事高橋洋介氏(62)は28日、政策などの調査研究機関を発足させ、今後をにらんだ政治活動を再開する。将来の方向性は時間をかけて決めていく方針だが、高橋氏は「今回挙げた手を下ろすわけにはいかない」と“再挑戦”に意欲を見せている。

 高橋氏は参院選岩手選挙区に副知事を辞職して立候補。自民党、公明党、無所属の会の推薦を受けて戦ったが民主党公認の元県農林水産部次長主浜了氏(54)に6万票余りの差で敗れた。

 国政への進出はならなかったが、28日は選挙前から予定していた時局講演会を盛岡市内で開く。後援会関係者らに、選挙戦を総括しながら今後の身の振り方を説明するとみられる。

 同日は高橋氏が今後の活動の拠点とする「産業経済政策調査会」を設立する。同会設立委員会の委員長は、参院選で同氏の総括責任者を務めた小野繁前岩手医大学長。設立委員には、県内各界の支持者24人が名を連ねる。

 会の設立趣意書には「来るべき時に備えて高橋氏の調査研究活動と政治活動を支援したい」とあり、選挙を念頭に置いた組織であることが明確に書かれている。

 今後の政治日程を見ると、次回参院選が行われる2007年までは衆院選もないとの見方がある。知事選や高橋氏の出身地である北上市の市長選が行われるのも、07年の統一地方選だ。

 参院選で高橋氏を「公認候補並み」に支援した自民党県連は選挙後、県内各市町村に構築した同氏後援会との連携を継続することを確認。藤原泰次郎幹事長も「一緒に戦ったスタンスを大事にしたい。ただし、今後のことは腰を落ち着けて考えることになるだろう」とする。

 高橋氏は、事務所も盛岡市内丸の県庁裏に移転し、心機一転の構え。「(選挙について)今から具体的にどうこうという話はない」としながらも「せっかく後援会もできた。挙げた手を下ろすわけにはいかない」と捲土(けんど)重来を期している。

1224無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/08/27(金) 14:35
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&amp;d=20040827&amp;j=0023&amp;k=200408271826
連合北海道、民主「2人擁立」を評価 参院選総括 候補養成塾を提言  2004/08/27 07:23
 連合北海道は二十六日までに、七月の参院選の総括案をまとめた。民主党北海道が道選挙区(改選数二)に二人の候補を擁立したことを評価する一方、二○○七年の知事選、道議選をにらみ、同党に対し、候補者を養成する「民主塾(仮称)」の開設を求めている。九月二十二日の地方委員会で正式承認される見通し。

 総括案は当選した現職と落選した新人の得票計が、昨年の衆院選を上回る約百十六万票に達した民主党の道選挙区の結果について「衆院選を引き継ぐ結果を生み出したことは複数候補擁立の効果」と評価し、今後の教訓にすべきだとしている。

 また、民主党に対し、次期衆院選に向けた体制づくりや、○七年の知事選、道議選の戦略を策定する「政治目標の確立」、その政治目標達成のための「北海道政権戦略会議(仮称)の発足」も提言している。

1225おりーぶの木@合併反対:2004/08/28(土) 02:45
>山内氏の得票は昨年の衆院選の自民党候補に比べ、1区で17%、2区で18%、3区で19%それぞれ減少。一方、植松氏は衆院選時の民主党候補と比較し1区で2%、2区で15%、3区で21%とそれぞれ得票を伸ばした(1、3区は民主、社民の合計得票との比較)。この結果、2区では高松市に隣接した4町で植松氏が山内氏に競り勝ち、県庁所在地で民主党が得票率を伸ばす「1区現象」の周辺への拡大を裏付ける結果となった。 

組織の拘束力が少ない参院選と衆院選は単純比較できないがこの流れはさらに加速することはあっても戻ることはないでしょうね。これはもう「時代の要請」なのです。
民主党が最も注意すべき点はこれまでの躍進の後に必ず起きたようなスキャンダルで足元をすくわれないようしっかり危機管理の体制を整えること。無論、注文は多々あれどこれをしっかり心がければ政権奪取は射程圏内。それにしても香川を取れば民主51で自民党の目標議席に肩を並べたのになぁ。

1226とはずがたり:2004/08/28(土) 15:27
>>1223
3年後を目指すにしては65になるし自民入党・衆院岩手4区からなんてのもあるのかね?
県知事選はいつだっけ?

1227名無しさん:2004/08/29(日) 07:39
http://www.nga.gr.jp/tijifile/f_file.html
岩手知事選は19年の4月なんで衆院選のあとになる可能性のほうが高いですね・・・

1228とはずがたり:2004/08/30(月) 13:45
>>1227
情報提供感謝っす。珍しくもまだ統一地方選の時に改選なんですな。

1229とはずがたり:2004/08/30(月) 13:47
>>1210-1222 続き
防衛庁から3人は共倒れするやろ。
農水担当は今回改選が大河原太一郎→日出英輔,裏が石川弘→福島啓史郎という流れか。農水省が農家ではなく農業と向き合う様になった傾向は評価。

参院選・敗北の理由:保守王国で何が起きたのか/8 基本構図「政・官・業」に…
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/saninsen/news/20040819ddm005070140000c.html

 ◇基本構図「政・官・業」に異変

 ◇「議席獲得にそれほど意味はなく、毎回、役所OBを出す必要はない」

 今回の参院選比例代表の一つの特徴は、役所OBの落選が目立ったことだ。元林野庁長官で現職の●入沢肇氏、防衛庁では現職の●月原茂皓、元職の●鈴木正孝、新人の●関肇の3氏がそろって落ちた。元消防庁次長の●北里敏明氏も及ばなかった。とりわけ自民党が衝撃を受けたのは、農水省OB、●日出英輔氏のまさかの落選だった。

 得票数は11万8000票余で18位にととどまり、当選圏の15人以内に届かなかった。同氏は農協系の全国農業者農政運動組織協議会などを支援団体にし、強固といわれた農林水産票を基盤に置いていた。

 旧全国区時代、100万票を超える集票力を誇った農林水産業は近年、参院比例代表の改選ごとに自前の候補者を擁立してきた。日出氏は元農水省農産園芸局長。同省事務次官を経て、80年から3期18年、参院議員を務めた大河原太一郎氏の後継として、98年に初当選した。

 農林水産業の関係団体が農水省OBを支える構図は、日出氏だけではない。01年の参院選比例で初当選した福島啓史郎氏も、元農水省食品流通局長。食糧庁長官や農水省事務次官を務め、89年に参院比例代表で初当選した石川弘氏の後継者だ。「役所出身なら、関係団体全体に影響力がある」(自民党選対)との判断の下、農水省OBは比例代表の一角を占めてきたのだ。

 1期目、日出氏は外務政務官を務め、福島氏は経済産業委員会に所属した。自民党農林族幹部は「農産品の市場開放がからむ自由貿易協定(FTA)交渉に向けて、関係する外務省と経済産業省ににらみを利かせる狙いがあった」と振り返る。OB議員の政治活動は「省益」とも密接にからんでいた。

 しかし日出氏の落選は、自民党政治の基本構図である政・官・業のトライアングルに異変を感じさせるものだった。自民党選対も「選挙中、農水省はほとんど動いていない」と分析する。

 その背景は何か。政府の農業政策は、生産性の高い農家への補助金集中配分が検討されるなど、国際競争力の強化に比重を移しつつある。農政改革が進むなか、役所も族議員も農家に対していい顔ばかりはできず、厳しい調整に直面している。当然のことながら農水省のOB議員に求めるハードルは高くなった。

 ある農水幹部は日出氏に手厳しい。「何かやってくれたという印象がない。抜本改革を支持するのか、旧来の農政を続けるのかはっきりしないから、役所からも、農協からも評価されない」。さらに「大事なのは農政改革の最中、どういう人を立てるかだ。議席獲得自体にそれほど意味はなく、毎回毎回、役所のOBを候補者として出す必要はない」とまで言い切る。なれ合い的に官僚と農協と政治家がトライアングルを組んでも、物事は進まないと気づき始めたとも言える。

 一方、選挙後、地方農協幹部からは「役所OB候補者は遠い存在。農協青年部や婦人部など身近な存在を立てないと、戦えない」との指摘が相次いでいる。自民党農林族からも「比例代表が安易な役人の天下り先になっている」との批判が出る。農家の中央省庁への「お上意識」も薄れ、全国農業協同組合中央会は「候補者のあり方を含め、今後1年くらいかけて、選挙態勢を再検討する」という。

 参院選比例に非拘束名簿式が導入され、2度目の選挙戦が終わった。有権者に個人名か、政党名のどちらかを書かせる非拘束式は、組織力だけでなく、候補者自身の「発信力」がより問われる。07年に改選期を迎える福島氏は、農水省OBを比例代表候補に擁することについて、「据わりがいいんだ」と話す。ただ2回目の出馬は、まだ固まっていない。=つづく

毎日新聞 2004年8月19日 東京朝刊

1230とはずがたり:2004/08/30(月) 13:49
参院選・敗北の理由:保守王国で何が起きたのか/9止 執行部は責任論を封印
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/saninsen/news/20040821ddm005070170000c.html

 ◇「負けを認めない限り反省できない、まして、再生になど乗り出せない」

 「こっちがしっかりせんから、国民が『自民党、お前は横着かよ』ってすねたんだ。今回が最後の警告。次の選挙までに反省せんとボカッとやられるぞ」

 長崎選挙区に立候補した自民党現職、松谷蒼一郎氏(76)=落選=の選対本部長を務めた谷川弥一衆院議員は、参院選をこう振り返った。

 また20年来の自民党運動員だったが、今回は民主党新人、犬塚直史氏(49)=当選=に投票した長崎県島原市の建設業者は、「見限った人もいるが、まだ半々なんですよ。迷っている。自民党が反省して田舎のためにやってくれるのではないかという期待も半分ある」と語る。

 秋田県南の雄物川沿いの丘にそびえる国民保養センター「三吉山荘」で今月18日夕、「自民党県議団と語る夕べ」が開かれた。同党県議15人が横一列に並び、集まった約130人の住民と向かい合った。

 「これからは個性の時代だ。一人一人の個性が見える党にならないと。今は旧態依然の感じがする」「いつも同じパターンの選挙では勝てない。魅力ある戦略を組み立てなければならない」「自民党が変わったということをはっきりと発信しなければならない」

 参院選で公認候補が落選した後だけに参加者からは、厳しい注文が相次いだ。だが小田美恵子県議は「若者や女性が思いのほか集まった。3分の1は党員以外だったと思う」と手応えを感じたという。次の国政選挙を念頭に、全県を9地区に分け、残りの8地区でも「夕べ」を順次開催していく。

 高知県連もまた公認候補を落選させた。その「無党派層が自民党を支持していない。党改革を進めなければ自民党は終わり」(県連幹部)という危機感から、7月29日に「県連改革アクションプラン」をまとめた。県連役員に地域支部の代表を登用したり、幅広い参加を認める開かれた総務会の開催など「下意上達」の意思決定を目指した組織改編を掲げた。近く無党派層に的を絞った「タウンミーティング」を始める。

   ■  ■  ■

 地方の動きに自民党本部は呼応できているのだろうか。

 自民党は4日、全国会議員に呼びかけ参院選の総括を行う党改革検証・推進委員会を開いた。「全員参加型」の選挙総括は、野党に転落した93年以来。党本部9階の大会議室に約100人の衆参両院議員が集まった。

 「負けは負けと認めるべきだ。このままでは来年の都議選は間違いなく負ける」「与党で安定多数を確保したというのは、国民に誤解を与える」

 2時間に及んだ議論は、ほぼ「負けを認めるか、認めないか」に終始した。参院選直後、小泉純一郎首相が「与党で安定多数を維持した。責任問題は生じない」と強弁し、自身と安倍晋三幹事長、青木幹雄参院議員会長の責任論を封印したことが、党再生に向けた建設的な議論を封じ込める形になっている。結局、委員会は久間章生幹事長代理が、「敗北」の文言の入っていない選挙対策本部作成の総括文書を報告しただけで終わった。「負けを認める総括をしない限り反省できない。まして再生に乗り出すことなどできない」と旧橋本派の若手議員は語る。

 一方で、党本部には都道府県連幹部から「公明党に党の地方組織が相当食われた」との声が多数寄せられた。組織の弱体化を補うために「公明党依存」に走り、「比例代表は公明党に」と訴えることで、保守層の自民党離れを誘発する。この悪循環に悲鳴を上げているのだ。

 参院選は、衆院選に続き全国の比例票が民主党を下回った。自民、民主両党の政策的な差がなくなり、かつ小泉人気が下がれば「自民党は公明党との塊で次の選挙を戦わざるを得ない」(民主党幹部)という状況になる。公明党は「自民党とのパイプの太さ」を重視し、06年10月まで神崎武法代表−冬柴鉄三幹事長の体制を継続させる方向で調整に入っており、今後、ますます「自公連携」が進むことが予想される。

 民主党は地方組織の強化に取り組み、衆院300小選挙区のうち、約70ある候補者不在の「空白区」の候補擁立を急ぐ方針で、9月中には30〜40の選挙区の候補が決まる見通しだ。「2大政党化」が進む中、次期衆院選が政権をかけた「一大決戦」になるのは確実で、自民党には瀬戸際の戦いになる。(おわり)=この連載は中村篤志、坂口佳代、上野央絵、宮下正己、田中成之が担当しました。<コラージュ・平山義孝>

毎日新聞 2004年8月21日 東京朝刊

1231とはずがたり:2004/10/06(水) 22:35
あとは鈴木@秋田,近藤@新潟はどうなるかだな。

広田氏が民主・新緑風会へ 民主党には入党せず
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041005-00000094-kyodo-pol

 民主党は5日午前、7月の参院選で初当選した広田一氏(高知選挙区)の参院会派「民主党・新緑風会」入りを参院事務局に届けた。広田氏は当面、民主党に入党しないまま活動するという。
 これに伴う会派別勢力分野は以下の通り。
 自民党114▽民主党・新緑風会84▽公明党24▽共産党9▽社民党・護憲連合5▽無所属6
(共同通信) - 10月5日12時15分更新

1232無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/10/09(土) 13:34
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041006-00000216-mailo-l39
 広田氏は会派入りに関するコメントを発表。その中で、「年金改革など、選挙で訴えた公約実現には、いずれかの会派に属さなければ大きな制約を受ける」と断ったうえで、「『無所属、民主党推薦』で当選させていただいたので、『無所属、民主党・新緑風会』で国会活動することが、県民のみなさんにとっても分かりやすく、期待に応える一歩だと判断した」と説明している。

1233名無しさん:2004/10/09(土) 22:24
ちなみに、広田一の父である広田勝・元県議は、民主党の平野貞夫前参院議員の後援者だったようですね。

1234とはずがたり:2004/10/12(火) 23:51
>>164-263
(http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1069407561/?KEYWORD=環境)
ここらで環境政策について語られてますが(レスの箇所のまとめは>>263),>>181より「ちきゅうクラブ」は円より子は民主党へ(田島は社民から離党・辞職へ),「みどりといのちのネットワーク」の大石氏の息子が今回民主から当選。「ちきゅう」「みどりといのち」「原発いらない」の3党は「希望」へ合流したりとしてますがこれらの票は最終的には民主党にも多少は固定的に流れ込んだんですかね?

http://www.city.kamaishi.iwate.jp/senkan/page/data/sangiin/H010723sangi-hi.htm
平成元年7月23日執行 参議院議員通常選挙<比例代表>←社会党が大勝,宇野退陣に至った選挙。

ちきゅうクラブ(ちきゅう) 334,805
みどりといのちのネットワーク(いのち) 150,735
緑の党(緑) 121,248
原発いらない人びと(原発いらない) 161,523
環境党(環境) 29,929
────────────────────────
合計 798,240

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1036413264/1921
[’04参院選・宮城]制度が有利に働く−−大石正光氏の高順位当選 /宮城

 さらに、環境問題に尽力し環境庁長官も務めた父武一氏(故人)の人脈を活用し、全
国約30の環境団体から推薦を得たのも大きかったようだ。これらがうまくかみ合い、全
都道府県から幅広い集票を可能にした、というのが実態らしい。

1235とはずがたり:2004/10/29(金) 01:39
元相馬村議で社民系県議元参院議員の三上氏(>>1236-1237)は田名部氏を推したんだな。

<下> 二大政党に埋もれ惨敗
http://www.daily-tohoku.co.jp/kikaku/kikaku2004/minsyukaze/minsyu_3.htm
(2004/07/15)

 年金改革や自衛隊の多国籍軍参加などを受け、「二大政党とも政策は変わらない」と訴え、支持の拡大を狙った共産、社民両党。結果は自民、民主二大政党の壁に阻まれ、惨敗に終わった。
  ◇  ◇
(共産党部分…略)
  ◇  ◇
 「国民の怒りは民主党がほとんど受け止め(票につなげ)てしまった。社民党の力不足を痛感した。大変申し訳ない」
 十一日夜、青森市内での開票結果を見守った社民党公認の井上浩は、四候補で最低得票の結果にぼう然とした表情で、支持者に頭を下げた。
 昨年の衆院選で惨敗した社民党。今回参院選を「党再生を懸けた戦い」と位置付け、党県連幹事長の井上を十八年ぶりの公認候補として擁し、比例の連動を狙った。
 第三極の必要性を訴え、小泉批判票の取り込みを図ったが、結果は大敗。比例代表でも、青森県内の重点候補だった菅野哲雄が落選した。
 党県連代表の渡辺英彦は「第三極の必要性がなくなったわけではない」と強調したが、支援母体の県平和推進労組会議議長の川村数彦は「共産党も大きく落ち込んだのはショック」と護憲二政党の埋没に肩を落とした。
 二大政党への加速に加え、県議・三上隆雄も街頭で民主党候補の応援マイクを握るなど連携が乱れる場面も。
 労組の影響力低下など大きな様変わりの中で、「これまでのやり方が通用しなくなった」(党県連前代表・今村修)。活動の大幅な見直しを迫られる社民党。地方議員の空白区を埋めるなど、組織の再構築が急務だ。
    =文中敬称略=   (参院選取材班)

1236とはずがたり:2004/10/29(金) 01:39
(中)風 政治課題が方向左右
(2004/05/21)
http://www.daily-tohoku.co.jp/kikaku/kikaku2004/kyojitu/kyojitu02.htm

 「自家用車も軽トラックも、いわゆる“黒塗りの車”以外はすべて手を振ってくれた。はっきりした手応えを感じた」
 一九八九年七月の参院選で初当選し、その後県議に転じた三上隆雄は、当時の選挙の状況を振り返った。
 リクルート疑惑、消費税問題、農政問題―。当時の宇野政権に対して全国的に盛り上がった「三点セット」の批判に加え、県内では反核燃運動がピークとなっていた。
 農業者と労働者が手を携えた選挙戦。追い風を一身に受けた三上は、自民系現職と自民公認候補の二人を破り、初当選を果たした。得票は三十五万票余り、得票率は52%を超えた。
 全県的にほぼ無名だった相馬村議が一躍、国会議員へ。青森県で初めて誕生した革新系参院議員でもあった。
 ●小泉ブームも
 参院選の特徴の一つに、時の政治課題がブームのように全国を駆け抜け、有権者の意識が一定の方向に向きやすいことが指摘される。“風”が吹きやすいというのだ。
 八九年は全国的にも自民が大敗、当時の宇野首相が退陣に追い込まれた。現職の山崎力が再選を果たした前回二○○一年選挙でも、誕生直後の小泉政権への期待で空前の風が吹いたといえる。
 こうした現象について、三上は「有権者はしがらみに縛られず、投票しやすいのではないか」と述べ、ブームだけでなく、有権者の政治的なバランス感覚も風を起こす要因の一つに挙げる。
 こうした考え方の根底には「参院議員は衆院議員に比べて、しがらみも含め地域との密着度が薄い」といった認識もあるようにみえる。山崎は「選挙制度を考えれば無理はない」と認める。
 さらに、「衆院はいつ解散があるか分からない。選挙区も狭く、系列議員を抱えて地域を細かく回る必要がある。参院は全県一区で六年間選挙がない。比較すれば、物理的にも有権者とのかかわりは薄くなってしまう」と語る。
 一方で山崎、三上とも「知事と同じ視点で地域を考えられるのは、参院議員だけだ」と、全県をふかんできる国会議員の特色を強調する。
 ●敵をつくらず
 ある政界関係者は、選挙に臨む基本姿勢が衆参で異なる―と持論を展開する。「衆院はまず絶対的な支持者が必要で、敵がいても構わない。参院は強力な支持者はなくてもいいが、敵はつくってはいけない」。これも、参院で風が吹きやすい要因なのだという。
(文中敬称略)

1237とはずがたり:2004/10/29(金) 01:40

県議会常任委で「町村会推薦」激論を呼ぶ
http://www.daily-tohoku.co.jp/tijisen/denaosi/news/denaosi030621b.htm
(2003/06/21)

 出直し青森県知事選で、県町村会が自民や公明などが推す三村申吾候補の推薦を決めたことをめぐり、二十日開かれた県議会総務企画常任委員会で委員同士が激しくぶつかる場面があった。
 取り上げたのは三上隆雄委員(社民・農県民連)。県民協会や社民などが推薦する横山北斗候補を支援している三上委員は、町村会が特定候補を推薦することに対する県の認識をただした。
 県市町村振興課は「町村会は任意団体で、県からの支出もない。違法性はなく、県は指導する立場にない」との見解。三上委員が質問を続けようとすると、中山安弘委員長(自民)が「県の範ちゅうにないことは答弁できないでしょう」とたしなめた。
 この後委員会は休憩に入ったが、議論はさらにヒートアップ。県民協会系会派・新政会の斗賀寿一委員が三上委員に加勢し「町村の財源から会費を出しているのであれば県も間接的に関与している」と指摘すると、自民、公明の委員が「それは拡大解釈だ」と応戦。
 さらに町村会の公共性を主張した斗賀委員に対して「何が公共性だ」との声も。「今の発言は大変な問題だ」「休憩中の発言でしょう」と、委員会室に怒号が響いた。
 最後に三上委員が常任委員会として推薦を取り消すよう申し入れるべき―と提案したが、中山委員長は「異論を唱える」として却下した。

1238とはずがたり:2005/01/16(日) 11:27
社民党と共産党が統一会派を組めば無問題じゃい。

<2005年1月11日 朝刊 2面>
各党の思惑で先送り/糸数氏会派入り
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200501111300.html#no_4

 昨年七月の参院選で当選した糸数慶子氏(無所属)の所属会派問題は、選挙協力した社大、民主、社民の三党で通常国会前に結論をだすという約束だったが、決着はつかず、同氏は無所属で活動を継続することを表明した。会派入りを要請した民主党に対し、後援会や市民団体を中心にした反対を理由に挙げた。だが、無所属のままでは委員会での質問機会も少なく、国会活動が困難という側面は否定できない。共闘を組んだほかの野党との思惑も絡み、「改憲論議などの推移を見た上で慎重に判断するしかない」(社大党関係者)と苦渋の思いで問題を先送りした。

 民主党の要請は政権奪取に向けた基盤強化を図るのが狙い。糸数氏の会派入りで反自公路線の共闘の幅が広がると期待する。同党の齋藤勁総務局長は「党の安全保障部会などで沖縄問題に取り組み、本会議や沖縄特別委員会、予算委員会で政府を追及でき、活動の場は広がる」と説明する。

 一方、糸数氏の後援会関係者からは「政党の思惑に左右され、独自色を失う」「改憲路線を進める民主党では、護憲を訴える糸数氏との隔たりが大きい」など無所属での活動を強く求める意見が相次いだ。

 後援会幹部は「会派入りすることで、糸数氏が民主党の政策をすべて受け入れたと県民に誤解されるのが怖い。無所属でも沖縄問題を軸に活動できる」と民主党の動きを強くけん制する。

 ほかの野党の思惑も食い違い、会派問題を複雑化させている。

 民主、社大と三党共闘を組んだ社民党は「ぜひほしい議席だが、本人の意向を尊重したい」というのが基本的な考え。しかし、次期衆院選の全選挙区で候補擁立を決めた民主党県連の独自路線への反発が広がっており、態度を硬化させている。

 「無所属」の覚書を交わして共闘した共産党は「特定の政党への所属は認められない」という主張だ。

 糸数氏が副委員長を務める社大党は、長く野党共闘のかなめを担ってきただけに容易に結論は出せない状況だ。喜納昌春委員長は「議会の場で政策を訴えることが政治家の最も大事な役割。無所属では質問機会も少なく、議会活動は難しい。だが後援会の意向や野党共闘の積み重ねを尊重しないといけない。苦しい立場だが、慎重に協議を積み重ねるしかない」としている。

1239とはずがたり:2005/01/16(日) 11:29
近藤議員は社民会派入り。
これはまぁ既定路線。

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1036413264/1953-1957
<近藤参院議員>社民会派入りへ

1240とはずがたり:2005/01/20(木) 20:33
>>1238
前向きだったんですねぇ。

<2005年1月17日 朝刊 2面>
糸数氏、前向きに協議/民主会派入り
活動に限界 社大が確認
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200501171300.html#no_6

 糸数慶子参院議員(無所属)の所属会派問題をめぐり、会派入りを強く要請する民主党と糸数氏、社大党の協議が十六日、那覇市内で行われた。糸数氏側は「無所属では国会活動に限界があり、沖縄問題を前進させるためには国会での活躍の場を広げる必要がある」として、民主党・新緑風会への会派入りを前向きに協議することを確認した。後援会や市民団体の中には反対も根強く、幅広い論議を重ねて、結論を出すという。

 糸数氏の会派所属をめぐっては九日も同様の協議が行われたが、糸数氏側は支持団体の反対を理由に、無所属での活動継続を表明していた。この日の協議では通常国会に向けた所属会派届の締め切りが十七日に迫る中、ギリギリの話し合いが行われた。

 民主党の齋藤勁総務局長は「沖特委など活躍する場を設けたい。なるべく早く会派入りを決断してほしい」と早期決着を要請した。

 社大党の喜納昌春委員長は「糸数氏が社大党の政策を守る基本的な姿勢は変わらない。会派に入ることが即公約違反という短絡的な考えではなく、沖縄問題を一歩でも二歩でも前進させるため幅広い議論を重ねる」と述べ、会派入りに議論を始める意向を示した。

 糸数氏は財政金融委員会に所属するが、基地や経済振興など沖縄問題が討議される沖縄・北方特別委員会や予算委員会、本会議では質問できない状況だ。しかし、特定会派入りに強く反発する支持団体や参院選で共闘した野党などとの板ばさみが続いている。

1241とはずがたり:2005/01/20(木) 21:57
ちょっと古い記事だが。。
2004沖縄の公明比例票は結局8万票弱。およそ2万票の上乗せか。
自民は14万6千票余。2万4千票下回る。4千票が自公より流出。
翁長氏の得票は22万票。と読みを1万票余り下回る。また糸数氏の得票は30万票を越えてこれは23万票で勝利するつもりの自公に対して圧勝だったのか。

[2004参院選 熱闘の現場]沖縄 自公体制 自民内に見えた“ほころび”(06/18)
http://www.sankei.co.jp/databox/election2004/0406/040618m_pol_51_1.htm

 「自民党票が十七万、公明党票が六万」

 那覇市の沖縄県議会の一室で、自民党県連幹事長の仲里利信は六日投票の県議選を受け、参院選に自民公認で出馬する翁長(おなが)政俊の票読みをこう分析してみせた。

 県議選では自民は現職六人を含む八人が落選する一方、公明は公認三人と推薦した十四人中十三人が当選、うち三人が会派入りを表明し完勝を納めた。与党側は公明依存を強めながら二十八議席を死守し、野党側は現状維持の十八議席にとどまった。

 公明は今年三月、翁長の推薦を他の自民党候補に先立って決定。翁長は文字通り「自公」連合の候補として「野党共闘」候補と一騎打ちを繰り広げる。

 翁長が四月に公明と結んだ政策協定には「選挙区は翁長、比例は自民党立候補予定者と同様に浜四津敏子(公明党代表代行)、双方の当選に向け全力で選挙協力を行う」とある。

 比例代表のウエートは自民公認で沖縄が地盤の伊良皆(いらみな)高吉らと浜四津は同じと読める。公明党県本部の票読みは「沖縄で十五万票」。公明票六万に加え、自民票のうち半分の八万以上を要求しているということになる。

≪先行モデル≫
 平成十年の沖縄市長選以来、「自公」候補は沖縄で県知事選、衆院選など節目の選挙でほぼ連戦連勝。「沖縄は自公協力の先行モデル」(自民党県連幹部)とまでいわれる。

 昨年の衆院選では全国で公明党推薦を受けた百九十八人のうち三分の二に当たる百三十三人が当選した。一選挙区二万−三万といわれる公明票が自民候補の得票を下支えし、低投票率の中で固い組織票をもつ公明の威力が十分に発揮された。四月の統一補選でも同様に「自公」は完勝した。

≪新しい対立軸≫
 しかし、公明に傾斜する自民内の“ほころび”も全国に先駆けて見え始めている。
 「当選後、保革の壁を越えた会派づくりを模索してきた」
 県議選で初当選した呉屋(ごや)宏、當間盛夫、赤嶺昇は十四日の記者会見で会派旗揚げを発表した。保守系無所属の呉屋と當間は、昨秋の衆院選で「自公」に反旗を翻し沖縄1区から無所属で出馬、自民推薦を受けた公明の白保台一に敗れた元衆院議員の下地幹郎が背後で動く。赤嶺は無所属ながら民主党の推薦を受けている。

 参院選後の民主党入りも指摘される下地は、盛夏を思わせる日差しに焦げ付いた額に汗を浮かべながら、「自公が沖縄の万能薬と言わんばかりだ。しかし、参院選で自公崩壊の序曲が始まる。保革が沖縄の対立軸だったが、今は自公か反自公か」と語気を強めた。

 衆院選で下地が集めたのは五万二千三百七十四票。県議選で下地派は二人当選、三人落選と勢力は衰退したものの、参院選では接戦になればなるほど勝敗を決しかねない決め手となりうる。

≪投票率次第≫
 「下地派は“反自公”と糸数の名刺に刷って配らせてほしいと言ってきている」
 地域政党・沖縄社会大衆党の県議、糸数(いとかず)慶子の選対責任者はこう打ち明けながら「読みにくい下地票を当てにするより、政党、労組頼みの従来型選挙を脱却し、市民型選挙を展開して沖縄の心をつかむことだ」と言い切った。
 勇退する社大党委員長の島袋宗康の後を継ぐ糸数が社大、民主、社民三党と共産党、自由連合を媒介し、五党の「ブリッジ共闘」が実現。共産の約五万票が加わると、野党票は二十二万−二十三万票。「自公は二十三万−二十四万票。投票率が50%を切ると苦しい。年金、イラク問題を追い風に投票率が60%近くまで上がり、二万票上積みできれば勝機は十分」と糸数陣営は気合を込める。

 今回の参院選で自民は三十選挙区以上で公明の推薦を受ける。協力が功を奏して、相互依存が一層強まるのか。ただ、自民党内には、憲法や教
育をはじめ公明との国家観の相違から「自民党らしさ」を失うことへの危機感はくすぶる。自公協力の成否によって両党の行く末が見えてくるか
もしれない。=敬称略
 (木村正人)
                  ◇
[沖縄](一−2)
翁長 政俊54県議自 新 推=公
糸数 慶子56県議無 新 推=民・共・社・み

1242とはずがたり:2005/01/22(土) 16:20
社大スレより。
民主党本部が描いているのは社大・沖縄社民の民主合流だろうが果たして党内で飼いこなせるのかな?
まぁ自由党とも巧くやってるしねぇ。
ワジルってどういう意味だ?

392 無党派さん age New! 05/01/22 10:18:13 ID:xMeaDmjB
糸数さんの民主党の会派入りの話しはどうなったの?
個人的には反対だけど。妥協案としては決議の際、会派
で賛否を拘束されないことを絶対条件とすべきだね。
いずれ民主で改憲の動きが高まってきたらそれを理由に
会派離脱するとか、独自性を出して相手を利用して活動
することが活路かな。

393 無党派さん New! 05/01/22 12:42:21 ID:Jd59qqgF
共産が推薦する際に「特定政党の会派には所属しない」という協定を結んでた。

394 Ж sage New! 05/01/22 13:34:48 ID:saLFHn6L
>>392
今は無所属だと思うが社大党が民主党入りに反対してたが
新聞によると社大党も認める急展開になっている,
共産党はワジルはず。

那覇市議会の民主党は3人会派では活動が不十分という事で
社社クラブ〔前は社社ネットと読んでいた〕に合流しそうだ
社社クラブは社大党2名,社民党1名,無所属1名の5人だが
これで8人となり2番目に多い会派になる‥
社社クラブでは民主が一番多い,名前が変わるのか?

1243片言丸 </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/01/23(日) 00:36
>>1242
http://www.eva.hi-ho.ne.jp/hirono/kaiwaniiretai.htm
わじる、わじわじする=ストレスを感じる ・・・「あの人ったらはっきり言わないからわじわじするわけさー。」

日本語スレにも( ・∀・)イイ!

1244とはずがたり:2005/01/23(日) 00:48
>>1243
おお,ありがとうございます。

「いらいらする」って感じですかね〜。

1245とはずがたり:2005/01/28(金) 20:53:09
連載・臨戦<1>公示迫り、自公協力に疑念
http://kyushu.yomiuri.co.jp/series04/04sanin/ren/ren_040525.htm

 予想される参院選の公示(6月24日)まで1か月。年金未納の“ドミノ現象”で政局が混乱し、拉致問題に世間の関心が集まるなか、立候補予定者たちは臨戦態勢に入った。(文中敬称略)
            ■                □
弘友氏のポスターや後援会加入申込書が並ぶ三原征彦氏の事務所(北九州市若松区で)
 1日夕、北九州市八幡西区にあるホテルの会議室で、市議・三原征彦(59)が気合を込めた。「参院選が近い。借りた票を返さなければならない」。大型連休中にもかかわらず選挙態勢をスタートさせたのは、危機感の表れだった。
 顔をそろえたのは弟の自民党衆院議員・三原朝彦(57)(比例選九州ブロック)の支援団体「明朝会」の幹部約10人。参院選で福岡選挙区から比例選に回る公明党現職・弘友和夫(59)の支援に向けての協議だった。
 「公明」と「朝彦」から一字ずつ取った明朝会は昨年11月の衆院選で発足した。福岡9区に立候補した朝彦と、比例票の上積みを図った公明党との票のバーター(交換)が目的だった。明朝会は「選挙区は三原、比例選は公明」と呼びかけ、約3万の公明票を取り込んで朝彦の復活当選に大きく貢献した。
 ところが、公明党や支持母体の創価学会側からは不満が噴き出した。朝彦陣営に対し「1万票は出してくる」と期待したが、9区で増えた公明党の比例票は約8000票だった。伸び率で見れば全国平均にとどまり、バーター効果は確認できなかったからだ。「もう選挙協力はするな」という意見も出た。
 約2か月後の1月上旬、征彦の元に、弘友後援会の加入申込書約1万通が届いた。征彦は「参院選での『お返し』の最低ライン」と受け止めた。
 明朝会は6月12日、八幡東区のホテルで朝彦と弘友の国政報告会を開く。動員目標は約1200人。公明党福岡県本部幹事長の森下博司(54)は「本当に集められるか、“本気度”を見させていただく」と目を光らせる。
 一方で、森下が「100点満点」と評価するのは、福岡11区で初当選した無所属・武田良太(36)だ。武田は当時の自民党現職を破り、公明党は大半の市町村で過去最高の比例票を獲得した。ともにバーターのたまものだった。
 武田は自民党田川市支部長だが、9日に地元で開かれた弘友の国政報告会で「公明党と弘友さんの恩に必ず報いる」と声を張り上げ拍手を浴びた。
 公明党との選挙協力について、自民党県連の幹部は静観している。「公明党アレルギーもあり、実際には自民党票は流れにくい。動くのは候補者の個人票」との読みがあるからだ。関係を悪化させれば、次の衆院選で苦戦するとの思惑も見え隠れする。
 参院選大分選挙区に立候補する自民党現職・仲道俊哉(74)は4月下旬、公明党大分県本部に推薦を要請したが、回答を留保された。衆院選で自民党がバーターの「結果」を出さなかったのが理由だ。陣営幹部は「公明票なしでは勝てない」と水面下で関係者回りに追われている。

1246片言丸 </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/02/28(月) 00:10:24
個人サイトでもあるので引用は控えめにさせてもらいますが、このコラムは面白いです。
私もボランティアしてみようかなぁ。それも自民党がいいんじゃないかという気がしてきた。

http://homepage2.nifty.com/bookazusa/
http://homepage2.nifty.com/bookazusa/z2.htm
(1) まもなく参議院選挙です。24日には公示で、7月11日に投票です。ひょんなことから、民主党の候補者である小川敏夫の選挙事務所でボランティアをすることになりました。今までに、10日、14日、15日と行きました。選挙まで、週に2〜3回は行く予定です。
(9)5日午前、6日は午前から午後3時近くまでと、ある男性が来ていました。持ち込みの名簿で、知り合いらしきところに電話をかけて、小川敏夫を売り込んでいました。私はその彼と直接に話はしませんでしたが、そのうちに様子がわかりました。1935年4月生まれ、今まで遺族会でさまざまな活動をしてきた人物らしいです。厚生省の戦地訪問・遺骨収拾ツアーの団長を47回務めたとか。その遺族会の知り合いにつぎつぎ電話します。姓を名乗るだけで、結構相手に通じていました。久しぶりの電話なので1本の電話が長くなっています。それにしても、遺族会といえば自民党でしょう。彼も、「今までは自民党を応援していたが、自民党にまかせておいては日本が駄目になってしまう。交代制くらいがよいと思って今回は民主党を応援するんですよ」と電話の相手に話していました。この口上に嘘があるとも思えません。実際に以前は自民党を応援する具体的活動をしていたようですし、何より以前からの知り合いに電話をかけているわけで、嘘を言ったりしたらすぐにばれる相手です。

 現在のところ、マスコミの世論調査によると民主党優勢とのことですが、それを象徴するような人物でした。もっとも「民主党」と言っても、その中には「鳩山」もいれば、「中川」もいる。いつのまにか自民に鞍変えした江藤新一郎(神奈川県の衆議院議員)だって、数年前までは民主党だったのです。かつての「社会党と自民党の差」に比べたら、「民主党と自民党の差」はわずかなものになってしまっているということの証左でもあるのでしょうか。私としてはかなり淋しい事態。

1247片言丸 </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/02/28(月) 00:30:22
↑必ずしも協力するためというわけでなく、勉強と風読みのためには、です・・・

1248とはずがたり(1/3):2005/07/27(水) 03:06:00
「風」はどこへ・参院選公示まで1ヵ月<1>焦燥感 頼れるのは組織戦略
http://www.nishinippon.co.jp/news/2004/sanin/nagasaki/kiji/rensai01/r1_01.html

■比例候補と連携
〇一年の前回参院選。自民党の田浦直は内閣支持率80%台という小泉ブームに乗り、民主、社民が推した次点候補に大差で圧勝した。あれから三年。松谷陣営はかつてのような追い風を感じていない。

 では、どうするか。支持団体をしっかり固め、党の地方組織をフル回転させる―。自民党が得意とする組織選挙だ。もともと参院自民党の比例代表には、郵政関係や看護連盟など業界団体が全面サポートする議員が多い。松谷はそうした団体の会合に足を運び、支持を訴える。

 組織票を持つ比例候補との連携も重要だ。十日には、運輸業界をバックにする泉信也が長崎市内のホテルで開いた「運輸港湾後援会」に出席。「とにかく私と泉さんは昔からの盟友。長崎で多くの支持をいただきたい」と呼びかけた。

 ■事件の後遺症も

 だが、昨秋の衆院選では小泉改革に反発する支援団体の集票力の弱体化が指摘され、松谷陣営は危機感を強めている。それを象徴する場面があった。十七日の選対会議。「企業や団体が自民党を応援しないのであれば、陳情は受け付けない。選挙は取引だ」と幹部がげきを飛ばしたのだ。

 「票」と「利益誘導」で結びついてきた自民党と業界団体。その代表格の建設業界は構造不況にあえぐ。県内の中小の建設会社でつくる組合役員は「昔はどこの会社も、選挙のときに応援に派遣する社員を抱えていた。リストラ時代のいま、そんな余裕はない」と内情を打ち明ける。

 一方、集票活動の核となる自民党の地域支部。県連は、県内九ブロックごとに選挙態勢づくりを急ぐ。ただ、こちらも、一昨年に発覚した違法献金事件の後遺症で企業献金が集まらず、資金難の選挙戦となる。

 昨秋の衆院選長崎3区では、公示直前に立候補を表明した同党公認の谷川弥一が短期決戦を制した。「あのときぐらいに県議が動けば楽な戦いが出来る」。県連幹事長の末永美喜は強調する。

1249とはずがたり(2/3):2005/07/27(水) 03:06:29

「風」はどこへ・参院選公示まで1ヵ月<2>さざ波 “共闘”維持できるか
http://www.nishinippon.co.jp/news/2004/sanin/nagasaki/kiji/rensai01/r1_02.html

 ■年金問題が直撃

 「今度は、犬塚さんをぜひ通してもらいたい。どんなことがあっても落とすわけにはいかないんです」

 対馬市内のホテルで、二十二日にあった民主党の国政報告会。同党衆院議員の山田正彦は、今夏の参院選に立候補する同党新人の犬塚直史と固い握手を交わした。地盤の対馬で山田が約二百人の支持者を前に、犬塚への“恩返し”を約束した場面だった。

 昨秋の衆院選長崎3区に民主党から出る予定だった犬塚は、旧自由党との合併による候補者調整で山田に党公認を譲り、参院選に回った。山田は比例九州ブロックで復活当選。民主党は県内の衆院比例票で自民党に二万票差まで迫り、旧自由党との合併効果を示した。

 だが、参院選を前に、特別代表の西岡武夫と代表代行の山田の年金未加入が分かり、相次いで県連の役職を辞任。党の看板の菅直人も未納で代表辞任に追い込まれ、党のイメージは大きく傷ついた。

 犬塚が自民党の松谷に競り勝つには、都市部の浮動票の取り込みが絶対条件。投票日が予定される七月十一日に向け、「711時間街頭演説ラリー」を続ける犬塚は「逆風を感じる。年金問題を含めて、早く政策論争をしたい」と危機感を隠さない。

 ■冷ややかな声も

 民主党と社民党、連合などの労働団体でつくる「六団体懇話会」は昨年暮れ、犬塚の推薦を決定。犬塚は社民の支援の約束を取り付けた。

 ところが、今年二月、民主党県連が県北に総支部を結成したことをきっかけに、“さざなみ”が立った。総支部結成は自民党に対抗できる勢力を目指す民主党の既定路線だが、次期衆院選に党の存亡をかける社民党県連合は敏感に反応した。

 元自民党衆院議員が、次期衆院選の長崎4区に民主党からの立候補に意欲をみせたこともあり、社民党は県連合代表の今川正美の擁立を決めたのだ。異例に早い時期の決定は民主党へのけん制の意味合いがにじんだ。

 その社民党が二十二日に長崎市内で開いた長崎支部の参院選総決起集会。同じ日に対馬市で開かれた民主党の国政報告会に参加するとみられていた県連代表の高木義明が姿をみせ、犬塚推薦への「感謝」を強調した。だが、会場の社民党支持労組の幹部から冷ややかな声も漏れた。「次に今川を応援してくれるのでなければ、犬塚支援に力が入らない」

 一方、共産新人の原口敏彦は二十一日に長崎市の繁華街で演説を行うなど、街頭活動に力を注ぐ。「これまでになく、私の訴えを聞く人が多く、手応えを感じている」と原口。年金法案の廃案や憲法順守などを訴えていく方針だ。 (敬称略)

1250とはずがたり(3/3):2005/07/27(水) 03:06:52

「風」はどこへ・参院選公示まで1ヵ月<3>推薦願 絡み合う3者の思惑
http://www.nishinippon.co.jp/news/2004/sanin/nagasaki/kiji/rensai01/r1_03.html

 ■比例候補に距離

 自民党からは今回、比例代表に県議の田口一信が立候補する。四月の県連大会。その田口をめぐる県連トップの一言に記者団から驚きの声が漏れた。「田口さんは全国の(三十二人の)比例代表候補の一人。県連として特別に支援することはできない」。県連会長の田浦直が記者会見で明言したからだ。

 「県連としては選挙区の松谷当選が最大課題。比例で田口を公認したのも、田口が選挙区に立候補して松谷との分裂選挙になるのを避けるためだった」。県連関係者は口をそろえる。

 田口は東京に続き、十八日には大村市に後援会事務所を開設。長崎、佐世保両市でも開設準備を進める。県連幹部の発言に対して支援者の間に反発もあるというが、田口は「県連には公明との関係もあり、仕方がない」と表向き冷静だ。

「風」はどこへ・参院選公示まで1ヵ月<4>苦悩 存亡かけ「違い」強調
http://www.nishinippon.co.jp/news/2004/sanin/nagasaki/kiji/rensai01/r1_04.html

 ■かつては10万票

 今年三月に佐世保市内で開かれた社民党佐世保支部の定期大会。同支部代表の森信也は「昨秋の衆院選での敗北の責任を取る」として、任期を一年残して代表職を辞任した。

 昨秋の衆院選長崎4区に立候補した党県連合代表(当時は党県連合特別常任幹事)の今川正美は、自民党候補に約四万七千票の大差で敗れ、議席を失った。かつて社民党の牙城の一つとされた同選挙区での敗戦は、党の退潮を物語っていた。その後も、地元の有力地方議員の離党がうわさされるなど、支部立て直しに向け、険しい道のりが続く。

 党の退潮は県北だけの現象ではない。副党首の渕上貞雄を重点候補とする県内の比例票の目標は五万九千票。長崎市内の目標は二万票だが、昨秋の衆院選で、わずか一万二千票だった現実が重くのしかかる。「本当に厳しい。かつては長崎市内で十万票を超えたこともあったが…」。党県連合幹事長の佐藤龍一の表情に苦悩がにじむ。

 国会では、有事関連法案が自民、民主、公明三党の賛成で衆院本会議で可決された。憲法改正の動きも本格化する気配だ。佐藤は「今こそ社民党の主張する政策が求められている。私たちは平和、護憲を訴え続けていく」と、他党との違いを強調した。

1251とはずがたり:2005/07/27(水) 03:19:36
>>1248-1251
選挙区 長崎(改選1)結果
得票数 氏名 齢 党派 新旧 現職肩書
当 344,606 犬塚 直史 49 民主=六団体懇話会 新① 党県副代表
□ 303,723 松谷 蒼一郎 76 自民=公明 現 (元)官房副長官
47,547 原口 敏彦 42 共産 新 党県政策委員長

田口氏 自民党比例区 30位で落選(46,536票)

社民党 長崎県比例区得票 39,038票→目標59,000票に比して善戦では?

>>1249
>次に今川を応援してくれるのでなければ、犬塚支援に力が入らない
のきっかけとなった記事↓

民主党が長崎4区に支部設立 宮島大典氏も入党
http://www.nagasaki-np.co.jp/news/kako/200402/02.html#03

 民主党県第4区総支部の結成大会が一日、佐世保市内であり、政権交代実現に向けた党勢拡大や今夏の参院選勝利への決意を盛り込んだ大会決議を採択した。

 高木義明県連代表ら党、旧同盟系労組などから約二百五十人が出席。自民党に離党届を提出した元衆院議員、宮島大典氏(40)も民主入りした。大会では、元佐世保市議の谷口真氏(77)を総支部長に、同市議の高村照男氏(60)を幹事長にそれぞれ選出した。

 高木代表はあいさつで「参院選に勝って、政治を確固たる新しい枠組みに変えたい。4区総支部の結成が大きなパワー、エネルギーになると確信している」と述べた。

 一方、4区総支部の旗揚げで、民主党が次期衆院選長崎4区に候補者を擁立するかが焦点となっている。過去の衆院選で、民主、社民両党は互いの公認候補を支援。同区では、社民党が候補を立て、すみ分けをしてきた。

 衆院選への対応について、川越孝洋民主党県連幹事長は「話し合いはこれからだ」と白紙状態を強調するが、宮島氏は記者会見でも同区から国政復帰を目指す考えを表明。今夏の参院選長崎選挙区で民主、社民両党と連合長崎などでつくる六者懇は民主党候補の推薦を決めているが、今川正美社民党県連代表は「民主党の出方次第では、選挙協力に大きな影響が出るのは避けられない」とけん制している。

1252とはずがたり:2005/07/27(水) 05:16:26
●民主党総支部は、同党を支援する二十六労組でつくる長崎北部地区友愛連絡会議が中心になって結成。核になったのが約九百三十人の組合員を擁する佐世保重工(SSK)労組

●宮島氏は先月下旬、同市松浦町の農協会館に後援会約三百人を集め、犬塚氏個人演説会のおぜん立てをした。宮島氏は自民離党後も、農家の有志約六百人の支持グループを持つなど、一定の影響力を維持。

●中選挙区時代からの影響力を衆院4区で維持する山田氏

長崎県/2004参院選 ながさき=保守票争奪戦が激化 旧自由党勢 活発な動き 自民陣営は警戒
http://www.nishinippon.co.jp/news/2004/sanin/nagasaki/kiji/kiji14.html

 参院選の長崎選挙区に立候補した自民現職と民主新人の両陣営の間で、保守票をめぐる綱引きが激しくなっている。昨年秋に旧民主党と合併した旧自由党の西岡武夫参院議員と山田正彦衆院議員が、民主新人を強力にバックアップしているからだ。民主候補の弱点とされる郡部や離島の保守票の掘り起こしを狙う動きに、自民陣営は神経をとがらせている。

 公示直前の二十二日、民主党の岡田克也代表が長崎市内で街頭演説した直後、西岡氏は近くのホテルに後援会員らを集め国政報告会を開いた。約五百人を前に「参院選で民主党が勝つことで一気に民主に政権がくる」と、民主新人への支援を呼び掛けた。

 公示後には、地盤の長崎市や島原半島などで支持者回り。対馬、壱岐両市で候補が開いた個人演説会に顔を出すなど全面支援の構えを見せる。

 山田氏は二十五、二十六日と対馬、壱岐を訪れた候補に同行。一緒に選挙カーに乗ったり、商店街を歩行遊説したりして支持拡大に汗をかいた。二十八日には、旧自由党を率いた小沢一郎前代表代行が佐世保市や大村市などで街頭演説。山田氏も一緒に保守層にアピールした。

長崎県/2004参院選ながさき=民主、総支部効果は未知数 全体占う佐世保市情勢 支援組織にも変化 自粛解禁のSSKに注目
http://www.nishinippon.co.jp/news/2004/sanin/nagasaki/kiji/kiji19.html
 自民党現職の松谷蒼一郎氏と民主党新人の犬塚直史氏が接戦を演じている参院選長崎選挙区で、佐世保市での戦いが全体を占う焦点となっている。同市は自民党が圧倒的に強い保守地盤だが、民主党組織の空白地区だった県北の拠点として二月、同市に同党県第4区総支部が発足した波及効果が未知数だからだ。支援組織などの相関関係も微妙な変化が生じている。

 民主党総支部は、同党を支援する二十六労組でつくる長崎北部地区友愛連絡会議が中心になって結成。核になったのが約九百三十人の組合員を擁する佐世保重工(SSK)労組だった。

 同労組は過去の参院選で民主、社民両党と労働四団体でつくる「六団体懇話会」などが推す社民党系候補を続けて応援。今回、民主党の組織誕生と党公認候補の擁立を受け、犬塚氏の陣営は「より積極的な選挙運動を展開できるようになった」と、同労組をはじめとする友愛連絡会議の集票力に期待を寄せる。

 SSKは、二〇〇二年の助成金詐取事件以来、会社として自粛してきた選挙活動を今回から解禁。松谷氏陣営が「SSKが抱える港の軍民すみ分け問題は自民党が解決してきた」とアピールするのに対し、SSK側も「与党の政治力が必要」と九日、千人規模の総決起集会を開いて応えようとしている。

 そうした中、犬塚氏陣営が新たに加わる票として期待しているのが、自民党から民主党にくら替えした元衆院議員の宮島大典氏と、民主党衆院議員の山田正彦氏の票だ。

 宮島氏は先月下旬、同市松浦町の農協会館に後援会約三百人を集め、犬塚氏個人演説会のおぜん立てをした。宮島氏は自民離党後も、農家の有志約六百人の支持グループを持つなど、一定の影響力を維持。犬塚氏陣営は保守票の掘り起こしに期待する。

 中選挙区時代からの影響力を衆院4区で維持する山田氏も、犬塚氏の個人演説会の弁士などとして本格的な応援を続けている。

 一方、社民党県連合代表の今川正美氏は、犬塚氏の応援演説のたびに「党公認候補のつもりで全力で戦う」と宣言し、地区労などもフル回転。今川、宮島両氏はいずれも次期衆院選への立候補に意欲を見せており、互いに警戒心を強める中での選挙戦が続いている。

1253とはずがたり:2005/07/27(水) 05:17:07

長崎県/2004参院選ながさき=自民 選挙区での危機感反映 公明への配慮強める 比例代表で支援アピール
http://www.nishinippon.co.jp/news/2004/sanin/nagasaki/kiji/kiji20.html

 参院選長崎選挙区で、民主新人と激しく競り合う自民現職陣営が、比例代表で公明党支援の姿勢を強めている。当初は、「一方通行の選挙協力になるのでは」との懸念があった公明党内からも評価の声が聞かれる。建設業界や農業団体など支援組織の自民離れが指摘されるなか、「お返し」の姿勢を示すことで、十万票ともされる県内の公明票を確実に取り込みたい思惑がにじむ。

 公明党は今回、比例代表での支援を条件に自民現職を推薦したが、自民党本部は、選挙区候補が支援のお返しに「比例代表は公明に」と訴えることを禁止。自民現職の陣営も、比例代表の自民候補への配慮もあって、公示直後は公明支援に慎重姿勢だった。

 だが、調査で「大接戦」が伝わると、危機感を強めた自民陣営の対応が変化。川棚町で六月末にあった演説会では、会場に比例代表の公明候補のポスターが張られ、自民現職が「比例は公明に、とはいえませんが意をくんでほしい」と自らの支持者に公明支援を暗に求めた。

 さらに、長崎市で二日に開いた集会には公明比例候補の親族を招いた。会場を埋めたのは、自民現職の選対本部長の谷川弥一衆院議員の息子が社長を務める建設会社や協力会社の社員ら。谷川氏は「うちの社員が自民現職と公明候補のために徹底して(集票に)回る。公明党とは親せきのつもりでおつき合いをしたい」と呼びかけた。

 公明党県本部の江口健幹事長は「自公の選挙協力の形がようやく見えてきた。推薦をしたからにはうちは全力で支援する」と語る。

 ただ、西日本新聞が一―三日に行った調査では、「選挙区で自民に投票」と答えた人は公明支持者の70%近いのに対し、「比例で公明に投票」は自民支持者の5%未満。自民支持者に公明への抵抗感が強いことを示している。

長崎県/2004参院選ながさき=民主は長崎、自民は佐世保に 優勢地区に“大物”投入
http://www.nishinippon.co.jp/news/2004/sanin/nagasaki/kiji/kiji22.html

 参院選もいよいよ最終盤となった九日、自民現職と民主新人が横一線の戦いを繰り広げる長崎選挙区では、激戦を物語るように、両党本部から幹部クラスの来援が相次いだ。民主は岡田克也代表、連合の笹森清会長が長崎市で演説。自民は八日の小泉純一郎首相に続き、青木幹雄参院幹事長が佐世保市入り。それぞれ有利な戦いを展開している地区に集中させ、勝利へのムードを盛り上げた。

 佐世保市では、青木幹事長が三会場で応援弁士に立ち、久間章生幹事長代理が六会場で演説、舛添要一参院議員が商店街や佐世保駅前などで街頭演説をするなど、総力戦で支持を訴えた。

 佐世保重工業が二年前の助成金詐取事件以来初めて開き、社員や下請け業者ら二千人余りが参加した総決起集会で、久間氏は現職候補を「港のすみ分けの中で佐世保重工業が十分に仕事をしやすい環境づくりを進めてきた。即戦力があり、この選挙に負ければ、長崎県にとって大きな損失になる」と持ち上げた。

 どの会場も目標数が集まり、選対幹部は「危機感から組織が最後に締まった」と満足そうに話した。

 同市には海・陸の自衛隊員約七千人がおり、隊員OBも多く、同党は元防衛庁長官の久間氏に加え、十日には石破茂・同庁長官が来て自衛隊票を固める。

 一方、民主陣営は、長崎市尾上町で長崎地区の総決起集会を開いた。「長崎は今回の参院選の象徴。長崎で勝てば民主は自民に勝てる」。岡田代表は、集まった有権者に長崎選挙区が全国でも大きな焦点になっていることを強調した。連合の笹森会長も「自公政権が勝ち、あと三年間も小泉政権が続いたら、生活の痛みは広がるばかりだ」と呼び掛けた。

 午後六時半から始まった集会には、仕事帰りの作業服姿の男性や支持労組の旗を持った組合員らが駆けつけ、熱気にあふれた。民主新人は、労組などの全面的な支援を受ける長崎市で、自民現職にどれだけ差をつけられるかが勝敗の分かれ目になっている。支持労組の幹部は「昨秋の衆院選の雰囲気に似てきた。あと一日が勝負」と手応えをつかんだ様子だった。最終日の十日、民主は小沢一郎前代表代行が諫早市入りし、保守層の取り込みも図る。

1254とはずがたり:2005/07/27(水) 06:16:29
熊本県/保守の壁 民主の風阻む 参院選 記者座談会 争点ぼやけ論戦不発 自民、公明にしこり
http://www.nishinippon.co.jp/news/2004/sanin/kumamoto/kiji/index.html

参院熊本選挙区の衆院小選挙区別得票率
  本田良一 木村仁 山本伸裕
1区 50.6 41.9 7.5
2区 44.5 48.4 7.1
3区 52.2 42.0 5.9
4区 39.0 54.3 6.6
5区 40.4 52.8 6.8

 A 本田氏は大健闘だった。差は約四万票といっても、得票率では5ポイントほど。しかしそれは、民主への風というより自民の敵失。それも二つあった。一つは小泉政権の「増長」。公示翌日、熊本市で演説した首相が「自民党は比例候補もいろいろいるでしょ。『人生いろいろ』だけじゃないですよ」と言ったときは耳を疑った。有権者の怒りに鈍感な証拠だ。

 もう一つは自民党支持組織の弱体化。木村氏の陣営は「熱心な支持者から『政権交代があった方がいい』といわれた」と驚いていた。関係者は「ほおっておいても自民党に投票してくれるほど有権者は甘くない」とショックを受けていた。

 B 本田氏にとっては、公明党が木村氏推薦をめぐってもめ、事実上自主投票になったことが大きかった。八代、水俣、人吉市で木村氏と接戦を展開したのは、比例で自民とのバーターがうまくいかなかった公明票がかなり本田氏に流れたからだ。自力で風を起こしたとはいえない。

 C やはり、民主に風は吹いたと思う。本田氏が基礎票を大幅に上乗せする健闘をみせたのは、民主党による二大政党制実現への期待があったからだ。

 ただし、本田氏個人は公示まで街頭に立たず、組織票固めに専念する自民党型の選挙運動をしており、無党派に受けるタイプではない。本田氏には現職の強みがあったと思うが、もし若くて清新な候補者だったら、とも思う。結局、民主は、岡田克也代表が公示前を含めて計三回熊本入りしたにもかかわらず、比例でも県内第一党を逃した。まだまだ県内に浸透していない印象だ。


 D 今回、選挙区以上に県内の話題を集めたのは、球磨で「衆院選以上」といわれるほどの活動を展開し、比例代表で初当選した自民新人の松村祥史氏(40)。県議らを取材していても、出るのは松村氏の話ばかり。木村氏と松村氏が争っていると勘違いした有権者も少なくなかった。選挙区で「松村」と書かれた無効票がかなりあり、木村氏は損したかもしれない。

 B 比例で競合する公明党関係者はカンカン。支持者の集会では松村氏を「敵」とまで言い切った。最終盤には党本部の幹部が木村氏支援を頼みに来たが、自主投票の県本部関係者は会いもしなかったらしい。

 A 松村氏を支援した自民党5区支部長の金子恭之衆院議員(43)は、公明と比例票をバーターしなかったとみられ、公明党との間に大きな溝ができた。公明関係者は「昨年の衆院選で金子氏にどれだけ協力したか忘れたのか。票には票で返すのが礼儀だ」と怒っていた。これは次期衆院選に尾を引くだろう。

1255とはずがたり:2005/07/28(木) 00:39:24
<深層 参院選>(2)公認なき公募候補 共倒れ懸念で「県連推薦」(06/16)
http://www.sankei.co.jp/databox/election2004/0406/040616e_nat_48_1.htm

 「だめです。上がれません」
 自民幹事長の安倍晋三がマイクを握る党の宣伝カー。五月十六日、名古屋駅前。参院選愛知選挙区(改選数三)の党公認候補、浅野勝人(六六)に続き、二人目の候補者、古井戸康雄(三九)が車に上がろうとした瞬間、県連職員が立ちふさがった。古井戸は安倍のその後の遊説にも、同行を許されず、「党公認」と自分に与えられた「県連推薦」との埋めようもない隔たりに落胆を隠せなかった。
 「幹事長と同じ車に公認のない候補者を乗せにくい」
 事前調整で党本部からくぎを刺されていた県連は、古井戸にも配慮。安倍が演説を終えるまで二人をともに車の傍らで待機させる手はずだった。だが、浅野の“ハプニング登壇”で県連の段取りはあっさりと崩れた。
           × × ×
 「自民の衰退ぶりは極限にまできた」(県連幹部)
 昨年秋の衆院選で、「民主の牙城」を切り崩すどころか、大敗を喫した自民。六年前の参院選も二人を擁立し、結局共倒れに終わった。
 「一議席の奪還」を至上命題とし、手堅い選挙を志向していた県連の風向きが変わったのは、二度の敵失だった。
 民主衆院議員の都築譲派の選挙違反事件と、元自治相の佐藤観樹の秘書給与詐取事件が立て続けに発覚。ダメージの大きさを見て取った県連は一気に主戦論に転じた。
 県内党員による初の予備選で選ばれた前衆院議員の浅野に加え、公募で新人の古井戸を擁立。ベテランに若さを合わせた二枚看板に県連会長、倉知俊彦は胸を張った。
 「新生・愛知自民への第一歩」。起死回生を狙う二人擁立に込めた期待は意に反して崩れる。
 「共倒れになっては困る」。倉知が出向いた党本部で、幹事長代理の久間章生から、古井戸の公認申請を突っぱねられたためだ。
 「今や情勢は変わった。二人公認は決して野望ではない」。六年前の参院選で敵側だった公明が自陣に加わった。元首相で県選出の衆院議員、海部俊樹も復党した。党本部のお墨付きも得た公募だったはずなのに、なぜ急に消極的になったのか。釈然としない思いを抱きながら倉知は上京しては党幹部にこう訴えている。
           × × ×
 「『常敗』の県連は党本部の信頼も薄く、押しも利かない」
 関係者からそんな見方すらあがるなか、古井戸の処遇をめぐって県連内部からはこんな“奇策”まで出ている。
 「公認候補が『比例は公明』と言えば党議に反する。だが、推薦候補なら思う存分、こうした訴えもでき、選挙区で公明の支援も期待できる」
 党本部への要望はあえて推薦にとどめ、県連が公認候補並みの態勢で支援する、というシナリオだ。
 自民の選挙を左右しかねない公明県本部は迷走する公認問題の推移を見守る。
 県本部幹部は「二人の当選に向けて、自民が目に見える形になるまで本気になることが大切だ」と自民に盤石な選挙態勢づくりを促したうえでこう語った。
 「自民をあげて『比例は公明』とまでは求められないが、見えないところでやってくれれば二人に暖かい風が吹くだろう」
 =敬称略

1256とはずがたり:2005/07/28(木) 01:34:30
福岡県/参院選 福岡選挙区 公明は自主投票 古川氏推薦願見送り受け
http://www.nishinippon.co.jp/news/2004/sanin/fukuoka/kiji/kiji12.html

 参院選福岡選挙区(改選数二)で自民党現職の吉村剛太郎氏(65)への推薦を見送った公明党福岡県本部(代表・木庭健太郎党参院幹事長)は二十一日、同選挙区での対応を「自主投票」とする方針を固めた。同選挙区で出馬を予定する元自民党県議で無所属新人の古川忠氏(55)が公明党に推薦要請をしないことを決めたためで、同党県本部幹部は「今後は地域ごとの対応になる」としている。

 公明党は今回、現職の弘友和夫氏(59)を福岡選挙区から比例代表に転出させ、吉村、古川両氏を選挙区で応援する見返りに、比例代表で弘友氏の集票に協力を得る選挙協力を模索してきた。

 しかし、自民党福岡県連が同党比例代表の候補予定者二人を推薦したことから、公明党県本部は「自民は選挙協力の意思がない」と判断。二十日の幹事会で「党推薦」などの支援はしないと決めた。

 一方、古川氏は前回の参院選で公明党の推薦を受けたが、「自民党の公認・推薦がない今回は公明党の推薦は期待できない。自主投票で事実上の協力を得た方が得策」と推薦要請の見送りを決めた。古川氏は公明党の支持母体、創価学会以外の宗教団体からも支援を受けており、「公明推薦で逃げる票が出ないよう配慮したのでは」(公明党関係者)との見方もある。

1257とはずがたり:2005/07/28(木) 01:36:06
福岡県/2004参院選ふくおか=福岡選挙区 公明「吉村氏支援せず」波紋 票の争奪戦焦点浮上
http://www.nishinippon.co.jp/news/2004/sanin/fukuoka/kiji/kiji11.html
 公明党県本部が二十日、参院選福岡選挙区(改選数二)に立候補予定の自民現職吉村剛太郎氏(65)の支援見送りを決めたことが、波紋を広げている。公明党は今回、同選挙区に公認候補者を立てないことから、その票の大半は当然、連立与党を組む自民党候補に流れると見られてきた。しかし選挙協力が不調となれば、話は別。公明票の争奪戦は、選挙戦の焦点の一つに浮上してきた。

 公明は吉村氏側に、選挙区での支援と引き換えに比例代表に転出する現職弘友和夫氏(59)の集票協力を求めてきた。しかし自民党県連が県出身の比例候補二氏を「重点候補」として推薦したことを受け、二十日の幹事会で「吉村氏側に協力の意思なし」と判断した。

 吉村氏側は困惑。ある自民県連関係者は「うち(自民党)も自前で比例候補を抱えている。公明は少しでも票を高く売ろうと無理な『誠意』を求めてきた」と反論。別の関係者は「公明の焦りの裏返し。今回の決定が弘友氏にプラスなのか」と疑問視する。ただ吉村氏の後援会幹部は「こちらは公明へ協力する努力をなお進めている」と話し、公明党の「支援見送り」が最終結論ではないことに期待を寄せた。

 公明党県本部の幹事会では、吉村氏と「保守分裂選挙」を展開する元自民党県議で無所属新人の古川忠氏(55)に対する支援の議論もあった。三年前の参院選で、公明党と協力した実績を持つ古川氏の後援会幹部は静観の構え。しかし「(公明党が)自主投票になれば、過去の信頼関係があるこちらに有利」と読む。公明票へ水面下で接近する動きは野党の立候補予定者にもある。

 自民党の安倍晋三幹事長は二十日、党県連が比例重点候補の一人とした新人西島英利氏と吉村氏の応援で福岡に入った。自公の選挙協力をめぐる地元での“冷戦”をよそに、支援者集会で「比例では西島氏、選挙区では吉村氏の名前を書いて欲しい」と声を張り上げた。

1258とはずがたり:2005/08/12(金) 11:03:21

挨拶ぐらいするのが筋だったんちゃうのん?
>〈ニアミス〉を知った社民幹部は「県内の党の顔なんだから頭を
>下げに来るのが筋じゃないのか」と露骨に嫌悪感を示した。

民主”落下傘候補”を自賛<中>
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tottori/kikaku/009/3.htm

 五月二十九日。曇天を映す東郷湖ほとりの国民宿舎水明荘に、社民党県連幹部が顔をそろえた。議題は民主党から求められた選挙支援について。出席した県東部の常任幹事の男性は、朝から気分が晴れなかった。

 〈土屋氏が東部事務所開き〉。自宅で朝刊を広げると、気勢を上げる民主公認、土屋正秀の写真が目に入った。「うちには招待状すらなかった……」。結局、幹事会では「土屋の政治スタンスが分からない」として結論を持ち越した。

 同じ時間帯、水明荘の同じフロアに、民主党で県内唯一の衆院議員・山内功もいた。別の会合に来賓で呼ばれ、会場で社民幹事会に気付いた。「(選挙支援は)どうなるんでしょうね」。動きを気にしながらも、山内が社民の部屋をノックすることはなかった。

 〈ニアミス〉を知った社民幹部は「県内の党の顔なんだから頭を下げに来るのが筋じゃないのか」と露骨に嫌悪感を示した。

     ◆

 政権公約(マニフェスト)への期待で民主党が躍進した昨秋の衆院選。県内でも二〇〇一年参院選の約一・八倍にあたる八万八千五百六十六票の比例票を集めることに成功した。参院選で流れを加速させようと仕掛けた「年金政局」。そこでつまずいた。相次ぐ〈党の顔〉の年金未納に、全国の地方組織はポスターやハガキの刷り直しに追われた。候補予定者の選定が遅れた民主鳥取県連。皮肉にも影響はなかった。

     ◆

 昨年十二月、連合鳥取、社民党県連、部落解放同盟県連合会の四者で統一候補を立てる方針を決めた。年明けにいきなり計画が狂った。〇二年の参院補選に擁立した勝部日出夫、鳥取市長選で善戦した元県議、奥田保明の担ぎ出しに相次いで失敗。県連幹部の責任を追及する声も出始めた。

 結局、同県連は公示二か月前になって党の公募制度に手を挙げていた土屋の擁立を決めた。「党の支持者すら知らない候補者で戦えるのか」と、あきれ顔の他党をよそに、当の土屋は〈本人です。〉と書いたタスキをかけ、街頭でひたすら頭を下げる。

 そんな“落下傘候補”を民主県連幹事長の福間裕隆は「素直でまじめ。クリーンな党のイメージにぴったり」と“自賛”するが、支援組織以外への攻め手は見つからない。一方で憲法、イラク問題などで、食い違いをみせる社民にある幹部は「拝んでまで力を借りる必要はない」とそっけない。

     ◆

 六月二十日、水明荘。社民の幹部が再度集まり、土屋を〈支援〉することを決めた。幹部の一人は「今後の選挙協力を考えて〈最低限〉の協力はしようということだな」と解説した。「まぁ三年後に民主党があるかどうかは分からないけどね」

 呉越同舟。舟の行き先は読めない。(文中敬称略)

1259とはずがたり:2005/08/24(水) 21:27:37

◆ 河合氏(自民)初当選 谷林氏猛追及ばず
http://www.kitanippon.co.jp/backno/200407/12backno.html#seiji1

 参院選富山選挙区は11日投開票の結果、自民党新人で公明党推薦の河合常則氏(67)=前県議、党県連常任顧問、城端町=が23万6,318票を獲得、平成10年の前々回に繰り上げ当選した民主党現職の谷林正昭氏(57)=1期、党県連代表、魚津市村木町=を約4万6,000票差で振り切り、初当選した。社民党新人の小川晃氏(64)=前県議、党県連幹事長、高岡市戸出町=、共産党新人の上田俊彦氏(51)=党県委員会書記長、小矢部市平桜=はともに及ばなかった。投票率は57.62パーセントと、前回平成13年の58.78パーセントを1.16ポイント下回った。
 河合氏は県議8期、党県連幹事長などを務めた経験を生かし、「地方からの日本再生」を訴えた。全35市町村に後援会を設立、県議や市町村議を動員して地域への浸透を図り、県内全域で党や友好団体の組織票を確実に取り込んだほか、与党内連携で公明票を上乗せし、追い上げる民主に競り勝った。

 谷林氏は社民党の候補擁立で労働界分裂を余儀なくされたものの、県民社協会、連合富山の推薦を受け、民間労組を主体に支持を集めたほか、保守、無党派層に浸透。得票は前々回に自ら獲得した約10万8,000票を大きく上回ったが、再選には届かなかった。

 小川氏は社民の退潮傾向に歯止めを掛けるため、今年4月に立候補を表明。支援母体の自治労を軸に組織票を集めたが、社民単独で候補を立てた前々回の約8万8,000票より約3万千票下回る結果に終わった。上田氏は共産支持層以外への広がりに欠けた。

 投票は午前7時から県内449カ所で一斉に始まり、一部の繰り上げ投票所を除いて午後8時に締め切られた。

 河合氏の当選で、参院選富山選挙区は、非改選分を合わせて2議席とも自民が獲得。県在住国会議員の構成は自民が衆院5人、参院2人の計7人、民主が衆参各1人の計2人、社民が参院1人となった。

富山選挙区開票結果
 当選 河合常則、自民・新 236,318票
    谷林正昭、民主・現 190,013票
    小川 晃、社民・新  57,486票
    上田俊彦、共産・新  26,458票

1260とはずがたり:2006/07/25(火) 12:17:17
2010年参院選スレ向け話題かね?

「入党の考えない」/鈴木参院議員が民主党に回答
http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20060725c

 本県選挙区の鈴木陽悦参院議員(無所属)は24日、秋田市の事務所で民主党県連の寺田学代表(衆院秋田1区)と京野公子幹事長と会談し、同党への入党要請に対して「(民主党・新緑風会への)会派入りを模索している段階で、入党についての考えはない」と回答した。

 寺田代表は同日開いた同県連常任幹事会後、鈴木氏の同意を得て回答書を公表。鈴木氏は「民主党、社民党、連合の『非自民連合』で誕生した議員として活動していくのが筋」との見解を示した上で、「(民主、社民、連合との)共闘路線を持ってステップを積み上げたい」と無所属を続ける意向を表明した。

 一方で、会派入りには「参議院の議員活動においては無所属の制約があり、活動範囲が狭められるため、タイミングを模索している段階」と前向きな姿勢を示した。

(2006/07/25 08:58)

1261片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/09/15(金) 20:24:38
竹中関連
>>669>>684>>760>>785>>884>>925

1262とはずがたり:2006/09/20(水) 03:22:42
林氏擁立は二月だったのか。今回は自民の現職に対して民主が急がねばならない番である。

「目には目」で蔦田氏か
混迷する自民の参院選候補者選び
上野氏固辞、藤井氏が急浮上
=党本部が調整に乗り出す!?=
http://www.bcap.co.jp/s-hochi/bno/2004/04-04/n040415.html
大パニックに陥っている自民党県連
(全 県)
 七月十一日に予定されている参院選滋賀選挙区(定数一)には、共産党県委員会が昨年七月、党県常任委員の林俊郎氏(59)の擁立を発表したのに続いて、民主党県連は今年二月、元びわ湖放送キャスターの林久美子氏(31)を公認候補として擁立すると発表した。残る自民党県連は、県連会長の河本英典参院議員(55)が出馬を固辞したため、後継候補の選考が難航し、迷走劇が続いている。[石川政実]

 自民党県連の混迷劇は、河本県連会長が昨年五月、今夏の参院選に立候補をしないことを表明したことから始まった。これ以降は、サッカー元日本代表主将の井原正巳氏(36)、NHKアナウンサーの野村正育氏(42)らを始め、近江八幡市出身で元衆院議員の西川知雄氏(55)など、さまざまな著名人が下馬評に上ったものの、絞り込みまでには至らなかった。

 民主党県連が林氏を担いだ二月あたりから、県連では河本氏続投を求める声が強まった。県議や県選出国会議員の間では「最後は河本氏が受けるはず」と甘く踏んでいた。ところが三月中旬になって、河本氏は渡欧先から「どうしても受けられない」と県連幹部に断りの電話を入れた。さらに同月二十四日には、県連幹部に河本氏の家族から出馬辞退の意向が伝えられ、県連はパニックに陥った。

 ●岩永氏にバトン

 これに伴い河本県連会長は、これまで務めていた選対委員長を三月末で辞職し、この四月一日から、岩永峯一衆院議員にバトンタッチ。この五日には大津市に国会議員や県連三役の県議らが顔を揃えて善後策を協議した。この間、県連幹部は、元官僚を口説き、比例から出る北里敏明前消防庁次長(55)とセットにしようと県副知事の安藤よし子氏(45)に白羽の矢を立てたが、辞退された。この十日にも県連は会合を開き、昨年十一月の衆院選滋賀1区から出馬し落選した元総務省官僚の上野賢一郎氏(38)を口説くことで合意。同日、岩永選対委員長が上野氏に打診したが「地道に滋賀1区で頑張りたい」と固辞。この週明けの十二日に河本県連会長も同氏にアタックしたと見られるが、進展はなかった。

 このため「目には目、歯に歯」と、民主の林氏に対抗する意味で、同じBBCのニュースキャスターで林氏の大先輩にあたる蔦田恵子県議(42)の再説得が始まりそうだ。「勝てる候補を優先する」としている岩永選対委員長の意中の一人だが、県会議員らが総掛かりで出馬要請する事態でもない限り、蔦田氏は難色を示しそうだ。

 ●河本氏に無断で公認申請?

 「参院選は、全県だけに選挙費用が一億円はいる。この六月十二日に政経パーティーを開いても三千万円が集まる程度だ。その意味では、古賀誠衆院議員の政策秘書藤井勇次氏(53)なら金は用意できる」と県連幹部は指摘する。しかし「これまで同氏を軽く扱かってきたと受け止めている古賀氏には『滋賀県連は無礼だ』との思いがあるとみられ、岩永氏や河本氏が古賀氏に真剣に頭を下げなければ、うんとは言わない」(同県連幹部)との声も。

 ある国会議員は「河本氏の了解を得ずに同氏の公認申請を出せば、家族も了解ぜざるを得ない」と奇策を主張する。さらには京都新聞の記者で県政のキャップを務め、かっては野中広務元幹事長の番記者でもあった石崎立矢氏(35)を口説こうとする動きも一部にあるが、「記者一筋」だけに現実味は乏しい。むしろ西川氏の再説得の可能性が高い。いずれにせよ蔦田氏、藤井氏を軸に、党本部の動きも交えて、この週末まで慌ただしく動きそうだ。

1263とはずがたり:2006/09/29(金) 00:35:29

陶磁器業界 <クニのゆくえ 保守の底流で:上>
http://www2.asahi.com/2004senkyo/localnews/TKY200406200189.html

 自民2497票
 民主2544票

 昨年11月の衆院選比例区で現れた有田町の得票結果が、今も関係者の間で波紋を呼んでいる。

 「結果を見て私もびっくりした」。4日の自民有田町支部総会で西山清治町議が振り返ると、参加者の顔が一様にこわ張った。選挙区では自民候補が圧勝した佐賀2、3区の市町村で、比例区得票が民主を下回ったのは同町だけ。同町でも初めてだった。民主県連幹部も「なぜだか分からない」という異変だ。

 同町は、自民現職岩永浩美氏(62)の出身地、西有田町の隣。いわば「おひざ元」で、民主が組織的に動いた気配もなかった。西山町議は「有田の窯業界は10年以上も低迷しているから、自民への批判票という意味があるのかも」と話す。

 全国有数の陶磁器産地は苦境が続く。財務省佐賀財務事務所によると、有田焼業界で共販の3協同組合に属する約380社と直販大手2社の売上高は、03年で91億1400万円。ピークだった91年の4割に満たない。

 打開策として、同町など2市5町と県は5月、補助金の使途を地域で自由に考えられる制度「地域再生計画」の適用を内閣府に申請。一流デザイナーの下で研修を受ける人材育成事業などが近く認定される見通しだ。大有田焼振興協同組合の理事長でもある岩永氏は「制度の存在を私が県に助言した」と、業界代表の立場を強調する。

 岩永氏が75年県議選で初当選して以降、地元の西松浦郡には、県立九州陶磁文化館(80年)や県立有田窯業大学校(85年)などが出来た。95年参院補選で初当選した翌96年には「世界・ほのおの博覧会^」が開かれ、255万人を集めた。同組合幹部も「岩永氏を業界代表として支援する」。

 だが、その厚い地盤に異変が生じている。今年になって、有田町の陶磁器業者ら約10人が民主支持を訴え始めた。60〜70代が中心で、県連組織とは無関係の「草の根」。その多くは昨年衆院選でも、選挙区で自民候補に投票しながら、比例区では民主に投票した。

 ある人は、自民の国会議員や県議が理事長を務めた佐賀商工共済協同組合の破産(昨年8月)を、ある人は、年金改革関連法案の強行採決(今月)を、理由に挙げる。「自民への嫌気」が共通点で、岩永氏の「業績」についても「彼のお陰という根拠はない」と口をそろえる。ある男性(61)は「両党が拮抗(きっこう)して、政治に緊張感が出た方がいい」と言い切った。

 岩永氏は99年西有田町長選、03年県議選西松浦郡区で、それぞれ今の現職に、自分の周辺の人物を対抗馬としてぶつけた経緯がある。そのしこりを懸念する声もある。

 それでも、大有田焼振興協同組合の幹部は言う。「焼き物しかない町で、それがなくなれば、食堂も生き残れない。多少の行き違いがあっても、最後はまとまる」

 一方、民主新顔の川崎稔氏(43)支援に動き始めた男性は、こう見る。「自宅に岩永氏のポスターを張っても動かない人は多い。5分5分に近い票が出るのでは」

    ◇

 「保守王国・佐賀」でささやかれる保守地盤の劣化現象は、今回の参院選で、どう現れるのか。昨秋の衆院選に続いて、その底流をのぞく。
 (06/17)

1264とはずがたり:2006/10/05(木) 18:40:32
2004参院選

最激戦区の舞台裏 <上>
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okayama/kikaku/026/1.htm

 民主県連は六月初め、岡山選挙区の情勢分析を行った。自民と雌雄を決する全国二十七の一人区の一つ。江田と加藤の差はわずか、だった。副代表の生き残りをかけた戦いに、党本部は岡山を「最重点区」に位置づけた。

 江田は、旧社会党の理論的支柱だった父、三郎を継いで参院議員に初当選。約九年間、旧社会民主連合代表を務め、科学技術庁長官にも就いた。衆院四期、参院二期の実績。自民に対抗する野党の顔の一人として、全国的な知名度は加藤をはるかにしのぐ。

 対する自民。同じ時期に実施した独自調査で、こちらの結果も「小差」だった。五月八日、加藤の事務所開きに駆け付けた幹事長の安倍晋三は「日本で最も激しい選挙」と言い切り、前総務相の片山虎之助は「ここは自民の金城湯池。負ければ、自民党の看板が泣く」と危機感をあおった。

 加藤も、父武徳が県知事と参院議員、叔父六月が農相などを歴任した政治一家の出身だ。義理のいとこに当たる加藤勝信は昨秋、衆院比例で初当選した。

 「総理にお会いした時、岡山は大変だ、勝たなきゃいかん、という話になった」。県連会長の熊代昭彦は打ち明ける。小泉は十九日、公示前ながら、さっそく応援に訪れる。

 岡山選挙区が、現職が必ず落ちる定数削減の対象になったのは、二〇〇〇年十月、改正公選法の成立にさかのぼる。

 推進したのは、当時、参院自民の国対委員長だった片山である。二人区のままでも、有権者数では一人区の鳥取などを大きく上回る。それでも踏み切った事情について、片山は「人口の少ない順に切らなければならなかった」と振り返る。が、民主県連幹部は唇をかみしめながら言う。「岡山は狙い撃ちにされたんだ」。

 県内の参院議席は長らく、自民系と旧社会・民主系で分け合ってきた。しかし、衆院は九六年に小選挙区制を導入して以来、五選挙区を自民が独占する状況が続く。「金城湯池」。片山の言葉は、雄弁にその自信を物語る。

 看板議員を落とせない民主は五月、幹事長(当時。現代表)の岡田克也、前代表の菅直人が相次いで来県。「岡山と言えば、江田五月。日本の政治の良心、良識を表す人を間違いなく選択してほしい」(岡田)「岡山の戦いが民主党にとって正念場の戦い」(菅)。懸命に訴えた。

 自民も、幹事長、総裁の来援に加え、県内の大物政治家が「天下分け目の戦い」と強調する。「全力を尽くして勝ち抜きたい。そう願いながら帰ってまいりました」。元首相の橋本竜太郎は聴衆に語りかけ、元経済産業相の平沼赳夫も「お父様の代からまじめにやってきた加藤先生を絶対勝たせなければならない」と力を込める。

最激戦区の舞台裏 <中>
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okayama/kikaku/026/2.htm

 津山ではあまり見かけない男が壇上に上った。衆院岡山五区の自民代議士、村田吉隆(59)。五月二十九日、津山文化センターで開かれた自民党県第三選挙区支部の時局講演会。前総務副大臣の自民現職・加藤紀文(55)のための会で、村田は「一区から五区まで競いあって頑張りましょう」と呼びかけた。

 参院選に向け、自民が敷いた「挙党態勢」。村田を始め、平沼赳夫など衆参合わせて計七人の国会議員が、加藤の選対事務所に一人ずつ秘書を送り込んだ。五十五人の県議のうち、三十九人を占める自民県議団は連日、二人が事務所に詰める。村田の登壇は、三区の平沼の支持者に新鮮さと危機感を訴える作戦だった。

 「四区の事務所をまだ、決めておられないようだ。もし良かったら、私の所を使って下さい」

 五月八日、岡山市内で開かれた加藤の事務所開きで、橋本竜太郎の申し出に拍手が沸いた。加藤の叔父・六月は、かつて同じ選挙区で「六竜戦争」を繰り返した相手。集まった約二千人に、一丸となって戦う姿勢を印象付けた。

 県内の市町村長と県議、市議に、その街で獲得すべき票の目標を示して走らせる。応援企業には二百人分の電話番号簿を渡し、片っ端から掛けさせる。舞台裏では、自民独自の手法で票狩りが続く。

1265とはずがたり:2006/10/05(木) 18:41:04
>>1264-1265
□   ■
 「私は、来賓と紹介を受けましたが、実は選対本部長代行と認識しています」
 四月二十四日、岡山市内のホテル。民主党副代表の現職・江田五月(63)の総決起パーティーで、四百五十の労働組合で作る「連合岡山」会長の森本栄はこう切り出した。

 組合員数十一万人を抱える最大の支援団体。が、市民型選挙を標ぼうしてきた江田が、労働団体から直接支援を受けるのは国政選では初めてという。

 六年前の参院選で連合岡山は、知事選で敗れ、衆院からくら替えした江田ではなく、現職の民主候補、一井淳治を支援した。「割り込んだ」という印象が強く、しこりは今なお残る。

 「でも」と、森本は語る。「衆参七議席を全部自民に取られてもいいのか。好きだ、嫌いだと言ってる場合じゃない」。江田事務所には連合のスタッフ四人が常駐し、各組合と連絡を取って運動を進める。

 手の空いている議員は岡山へ。「最重点区」の岡山に、民主党本部は今後、国会議員を次々に送り込み、必勝を期す。前代表の菅直人は十九日、五月十六日に続いて訪れる。

最激戦区の舞台裏 <下>
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okayama/kikaku/026/3.htm

 荒島信昭は、届いた招待状の数に首をひねった。前総務副大臣の自民党現職・加藤紀文(55)の選対事務長。岡山市の総合展示場で五月八日に開かれる「公明党フォーラム」に来訪を求める手紙は百三通。「誠意を示さねば」。ぴったりの人数を連れて行った。約四千人が埋めた会場の中央に、「加藤紀文後援会様」と書かれた席が用意されていた。

 「公明さんは紀文が勝つための命綱」。荒島はこう言い切る。八年前の県知事選で、自民は建設省官房審議官だった石井正弘(58)を推薦し、新進、社民、公明などの推薦を受けた江田五月(63)を約五千七百票差で破った。薄氷の勝利。この時、十数万と言われる公明の組織票は江田に回った。

 十八日夕、岡山市内のホテル。公明党県本部代表の景山貢明が、加藤に推薦状を渡し、がっちりと握手した。「大半の公明票が加藤に行くだろう」。公明幹部は断言する。

 一方、知事選の二年後、参院議員に返り咲いた民主党副代表の江田は今年一月、公明の新春パーティーに顔を出し、かつての盟友と旧交を温めた。「あいさつの機会はありませんでしたが、友情あるご配慮に感謝します」。自身のホームページに書き記した。

 しかし……。岡山市内のホテルで三月二十七日に開かれた公明党参院議員・日笠勝之(58)と、党の参院比例候補予定者・谷合正明(31)のパーティー。江田のお祝いメッセージを手にした民主県連副代表の衆院議員(中国比例)・津村啓介(32)は、一階受付で丁重に会場入りを断られた。招待状が、なかった。

   □   ■

 「事実と違う。黙視できない」
 自民県連幹事長の大杉尚久は三月十五日、急きょ県庁内で記者会見を開き、怒りをあらわにした。

 二日前、今秋の知事選に三選出馬を表明した石井に対し、民主県連が推薦を決定。発表の記者会見で、代表の江田が「石井知事は『偏らないように、そこはしっかり頭に刻み込んでおきます』というお答えでした」と述べたからだ。

 問いただした自民に対し、石井側は発言内容を即座に否定したという。

 民主は四年前、石井の推薦を見送った。江田は「まだ四年前じゃ、体の火照りが取れていなかった。八年たてば、火照りもそろそろ収まっているから」。がけっぷちの参院選を前に、かつての敵の後押しを決めた気持ちを語る。

 その二か月後、岡山市内のホテルで開かれた自民県連合同会議。国会、県会議員らが一堂に集まった場に、石井は顔を見せ、加藤を応援する言葉を述べた。同じ日、数百人が集まった江田の事務所開きには、県出納長の黒崎一秀が代理出席した。

1266とはずがたり:2006/10/06(金) 20:32:47
前回もかように難航

民主 参院選で現職公認見送り
http://mytown.asahi.com/saitama/news.php?k_id=11000159999990243
2004年03月22日

■「2人擁立」歩調に乱れ

 7月の参院選で、民主党県連の候補者選びが迷走している。古賀潤一郎衆院議員(民主党を除籍)の学歴詐称問題や、佐藤観樹・前衆院議員の公設秘書給与詐取事件など同党への「逆風」の影響で、県連内で現職の藤井俊男参院議員(61)周辺のスキャンダルを問題視する声が急浮上。藤井氏の公認申請を見送り、昨秋の参院補選で惜敗した歯科医師の嶋田智哉子氏(41)の公認を決めた。県連は2人擁立する方針を変えていないが、参院選まで4カ月を切った今でも残りの1人は決まっていない。(大井田ひろみ)

■学歴詐称や秘書給与事件 スキャンダル続きで連合は共倒れ危ぶむ

 「判決文を持ってきてください」
 細川律夫・県連代表らが藤井氏に言った。

 2月28日、さいたま市内の県連で開かれた候補者擁立会議。県選出の国会議員らが集まった。参院選の候補者について、初めて藤井、嶋田両氏の名を挙げて話し合い、2人に決意や気になる点を質問した。

 その中で、藤井氏の公設秘書だった長男が03年3月に大麻取締法違反などの罪で実刑判決を受けたことへの質問が出た。秘書在職中も大麻を扱っていたかが焦点で、それを判決文ではっきりさせようとしたのだ。

 数日後、藤井氏は細川代表に判決文を渡し、話し合いもしたが、時期は正確にはわからなかったという。
 「答えがはっきり出ないこと自体が問題だ。このままでは他党からの攻撃材料になる」
 ある県連幹部は、今月10日の候補者擁立会議で「藤井おろし」を決めた背景をこう解説する。

 しかし、別の県連幹部は言う。
 「藤井さんが次の選挙に出たいことも、長男問題も前からわかっていたこと。何を今更という感じ。県連の対応は後手にまわっている」

 そもそも「2人擁立」をめぐって、歩調が合っていない。

 党本部は昨年11月、県連に2人を擁立するよう要請した。昨秋の衆院選小選挙区で県内で約134万票をとった実績を評価された。

 県連は12月の候補者擁立会議で2人擁立を決定。しかし、県内では98年の参院選で候補者2人を擁立して共倒れした自民党の例もあり、県連内でも当初からこの方針を疑問視する声があった。

 嶋田氏も、参院補選で落選が決まると、支持者を前にすぐに「次は勝ちます」と立候補の意思を表したが、その後、共倒れを心配するなどして慎重姿勢になっていた。

 支持組織の連合埼玉は、県連が2人擁立を決めた翌日の四役会議で、共倒れの危険があるとして候補者一本化の方針を確認している。今月8日の執行役員会後、吉沢邦雄会長は「民主が2人擁立しても、連合の推薦は嶋田さんだけ」と話した。13日、さいたま市内であった同県連大会のあいさつでも「参院選はそんなに簡単な選挙ではない」とくぎを刺した。

 公認申請を見送られた直後、無所属での立候補もほのめかしていた藤井氏は18日、朝日新聞の取材に「無所属での立候補は考えていない」と述べた。参院幹部や党本部選対などにもう1人の公認候補になれるよう依頼するなど、「逆転公認」への望みを捨てていない。

 一方、県連では数人の男性候補の名前が挙がっているという。細川代表は「何とか3月中には決めたい」と話している。

 岡田克也幹事長は今月6日の全国幹事長会議で、3月中に候補者が決まらない選挙区は党本部が決める考えを明らかにしたという。

1267とはずがたり:2006/10/07(土) 14:55:12

社民党北海道は護憲の中身にも微妙に共産党と温度差?

>社民は総選挙で落選した山内恵子氏をくら替えさせる。「半年前に訴えた内容を簡単に引っ込めるわけにはいかない」(党道連幹部)として、引き続き護憲が訴えの中心となるが、有権者の意識との乖離(かいり)に頭を悩ませる。
>島田俊明・道連幹事長は「イラク派遣部隊の一部は任務を終え、すでに帰国している。既成事実が積み重なるほど、訴えは届きにくくなる」と危機感を強める。

苦難の共産党・社民党 <参院選前線 北海道04>
http://www2.asahi.com/2004senkyo/localnews/TKY200406100226.html

 7月の参院選で共産、社民両党は道選挙区(改選数2)にそれぞれ1人の候補を擁立する。昨年11月の総選挙で自衛隊イラク派遣への反対と絡めて護憲を中心に訴えたが幅広い支持を得られず、1ずつ持っていた道内の議席を失った。今回も「護憲」と「平和」を前面に出すが、厳しい戦いを迫られそうだ。

 咋秋の総選挙で、道内での比例得票は共産が25万3442票、社民が14万7146票だった。参院選道選挙区は60〜70万が当選ラインとされる。選挙区への候補擁立は、比例票の掘り起こしの側面も強い。

 共産は元札幌市議の岡千陽氏を立てる。島垣正信・道委員会参院選挙事務所長は「民主はすでに自民と同じ改憲の土俵に乗った。社民も土井前党首が『改悪には反対だが、改正には賛成』との姿勢を示した。憲法を守ることができるのは共産だけだ」と主張する。

 有権者の関心については「イラクで日本人4人が殺された。憲法9条を守らねばならないという意識は、国民の間に広がっている」と島垣氏。吉永春雄・道委員会政策委員長も「憲法は日本の針路にかかわる。関心が低いとは考えていない」と強気だ。

 社民は総選挙で落選した山内恵子氏をくら替えさせる。「半年前に訴えた内容を簡単に引っ込めるわけにはいかない」(党道連幹部)として、引き続き護憲が訴えの中心となるが、有権者の意識との乖離(かいり)に頭を悩ませる。

 島田俊明・道連幹事長は「イラク派遣部隊の一部は任務を終え、すでに帰国している。既成事実が積み重なるほど、訴えは届きにくくなる」と危機感を強める。

 陣営幹部は「これまでと同じような形で護憲を訴えれば、従来の支持者をつなぎとめるだけに終わる。しかし、どういう方法をとればいいのか、妙案は思い浮かばない」と嘆く。

 (06/06)

1268とはずがたり:2006/10/07(土) 21:30:43
田舎だから昔から投票率が高いと思ってましたが意外にも「1960年代ごろから林業が衰退し、土木業が中心になるにつれ、60〜70%だった投票率は80、90%と上がった」んですな。衰退が土木業=自民党依存を生みだしたのか。

投票率全国一続く利賀村 <とやま参院選04>
http://www2.asahi.com/2004senkyo/localnews/TKY200407040208.html

 利賀村は国政選挙の投票率で全国一が続いている。いずれも選挙区で01年参院選97.73%(全国平均56.44%)、03年衆院選96.24%(同59.86%)。だが、11月に合併で南砺市となり、衆院解散などがない限り、村としては最後の国政選挙となる。なぜ村民の選挙への関心は、これほど高いのか。

 利賀村の有権者数は約770人。03年衆院選で棄権したのは、たった29人だった。「病人や高齢者以外は投票に行く」と村民は口をそろえる。

 「何もしなくても投票していただけるので……」。村選管も投票率アップのための啓発活動には力を入れていない。

 ●林業から土木へ

 元々は林業の村。出稼ぎに行く人も多かった。「昔の生活は苦しかった。多くの人が村を出ていった」と、坂上地区の区長をする米倉毅さん(68)は振り返る。

 1960年代ごろから林業が衰退し、土木業が中心になるにつれ、60〜70%だった投票率は80、90%と上がった。自民党支持が断トツで、03年衆院選比例区では投票者の8割が自民に入れた。

 利賀村は山に囲まれている。冬は深い雪に閉ざされ、かつては隣の八尾町や井波町に行く途中に、雪崩に遭って亡くなる人も多かった。

 しかし、国の補助事業で幹線道路やトンネル、ダムが造られた。村商工会の野原基外事務局長(55)は言う。「政治家に陳情する時、村を気にしてもらうには高い投票率が必要だった」

 ●「村良くしたい」

 村に住む郷土史家の浦辻一成さん(48)は「村民には村を良くしたいという切実な願いがあり、政治はそれに応えてくれるという思いがある。だから関心が高い」と分析する。

 「村を良くしたいから投票に行く」と村民は口々に言う。都市部での投票率低下が理解できない。米倉さんは「成人した東京の孫が投票に行かなかったら、きっちりしぼってやる」。

 投票したかどうかも、すぐにわかってしまう。他の町から引っ越してきた女性は、「後で『投票しなかったの?』などと言われるのも嫌だし」。

 ●合併で埋没不安

 11月の合併を控え、地区の集会では区長が「最後だからしっかり投票を」と訴える。合併すれば「旧利賀村」の投票率の高さは、ほかの旧町村に埋没する可能性が高い。

 「利賀の声が、今までのように政治に届かなくなるかもしれない」。村役場の職員(40)は心配する。でも、今回の参院選を含め、今後も投票には行くつもりだ。「習性みたいなものですから」

 (07/04)

1269とはずがたり:2006/10/07(土) 21:37:41
自治労は(又市氏の出身母体だけに)社民支持。連合富山は社民の擁立に不快感,草嶋会長(01年参出馬)は来賓として呼ばれた定期大会を欠席。

民主と修復、困難に 社民が独自候補 <とやま参院選04>
http://www2.asahi.com/2004senkyo/localnews/TKY200406130099.html

 6月24日公示予定の参院選まで1カ月余。富山選挙区(改選数1)は、社民党が、民主党との政策的違いなどから独自候補の擁立を目指し、4月に県連合幹事長の小川晃県議(64)に決めた。「野党共闘」の消滅は、両党の支持母体・連合富山にも大きな亀裂をもたらし、現職の谷林正昭氏(57)の再選を狙う民主に逆風となるなど影響が広がっている。

 「周りから県議の立場を捨ててまで出る必要はないと反対されたが、(社民党支持者の)期待に背くわけにはいかなかった」

 4月25日、富山市で開かれた社民党県連合の定期大会。擁立の正式決定後、あいさつに立った小川氏は苦渋の決断をこう振り返った。

 社民が県議会に持つ議席数は5。小川氏の立候補により、県議の議席を失うのは大きな痛手だ。補選で再び獲得できない可能性もあり、「大きなリスク」(党関係者)があることは明らかだった。

 小川氏を支えてきた地元の党高岡支部にも、立候補に根強い反対があった。市議の一人は「厳しい選挙戦になるのは確実。引き受ける人がなく、幹事長として責任をとった」とみる。

 ○又市氏の面目

 候補者選びは検討を始めた今年1月から難航を極めた。にもかかわらず、県連合幹部が擁立を目指したのは、全国的な退潮傾向に歯止めをかける狙いのほか、民主との政策的違いが大きかったためだ。

 県連合の横山真人代表は「民主党も憲法改正の方針を打ち出し、自民との二大政党では戦争のできる国になってしまう。護憲政党として社民党は戦わなければならない」と危機感を強める。

 昨年11月の総選挙で残した民主との「しこり」もある。自民に対抗するため、富山1、3区で候補者を一本化したが、2区では別々に立てる結果となり、双方に不信感が生まれた。

 加えて、県内に支持基盤を持つ又市征治参院議員が昨年12月、党幹事長に就任し、全国の組織に参院選の候補擁立を働きかける立場になったことも大きい。

 「又市幹事長から『何としても立ててもらわなければ困る』と言われ、大変なプレッシャーを感じた」。小川氏は定期大会で述べ、又市氏の面目を保つための必死の決断だったことをにじませた。

 ○現職に大打撃

 社民の擁立に打撃を受けたのが民主だ。反自民票の分散を防ぐため、社民に擁立を見送るよう求めたが、はねつけられた形となった。

 「社民党とは政策の違いがあるが、候補者を一本化した県もある。自民打倒という大局を見て判断してほしかった」と県連の坂野裕一幹事長。

 兵庫や大分、長崎県などで社民は候補者を出さず、民主が擁立する立候補予定者に協力している。

 ○連合にも亀裂

 一方、社民より民主に軸足を置く連合富山は昨年7月、早々と谷林氏を推薦していた。だが、連合富山傘下の最大組織で、社民を支援する自治労県本部が小川氏の推薦を決め、一枚岩で戦えなくなった。

 連合富山の草嶋安治会長は、社民の定期大会に来賓として招かれていたが欠席。「労働界は一丸となって戦えるはずだった。野党現職の議席を大切にするという点で、社民党は判断してほしかった」と悔しがる。

 民主、社民両党は00年総選挙で別々に候補者を立てて大敗した教訓から、前回01年参院選では統一候補を擁立している。

 だが、坂野幹事長は「これまで試みてきた社民党との選挙協力は、見直さざるを得ない」と言う。両党の関係は修復が極めて困難となった。
 (05/23)

1270とはずがたり:2006/10/07(土) 22:06:26
憲法のある風景(上) ミカン農家 参院選2004
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1060165378/112

憲法のある風景(中) 在日3世 参院選2004
http://www2.asahi.com/2004senkyo/localnews/TKY200406200164.html

 陳信之さん(49)は徳島県に生まれ、「大原信之」という名で日本人に囲まれて育った。16歳の誕生日、外国人登録の指紋押捺(おうなつ)によって「国籍」と向き合うことになった。「なぜ自分だけ?」「友人がいなくなるのでは」……。3カ月ほど悩んだ末、役所の住民課の奥で墨をつけた左手人さし指を紙の上でころがした。

 自営業の父は、親類の会社に勤めていることにして厚生年金に加入していた。外国籍では国民年金に加入できなかったからだ。だが、役所から「勤務実態がない」と指摘され、厚生年金は解約させられた。同様に勤務実態がなかった小泉首相のように「当時の社長から『仕事は次の選挙で当選すること』と言われた……。人生いろいろ社員もいろいろ」とは当然、開き直れなかった。

 役所も民間企業も外国籍では雇ってくれない。年金も加入できない。自分の手で商売を営み、老後の資金をためて「自己責任」で生きていくしかない。だから陳さんは、東京の大学に進学したが就職活動はしなかった。

     □

 日本政府は1979年、国際人権規約B規約(市民的及び政治的権利に関する国際規約)に批准した。規約には、「すべての者は、法の前に平等であり、いかなる差別もなしに法律による平等の保護を受ける権利を有する」と国籍などによる差別を禁じている。欧米からの圧力でベトナム難民受け入れを余儀なくされた結果の批准だった。

 それまで、国民年金加入資格や公営住宅への入居を求める運動をしても国籍条項で拒否され続けた。憲法には、「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」とある。だが陳さんたちには、その「国民」という壁が立ちはだかった。だから、B規約の批准で「すべての者」に基本的人権が保障されると知り、「目の前がパッと開ける思いがした」とふり返る。

 憲法とB規約を支えに運動を進めた結果、82年、国民年金加入は認められた。だが、受給には25年間の加入期間が必要なため、父は今も無年金生活を強いられている。

 今、陳さんらが求めているのは地方参政権だ。「地方公共団体の長、その議会の議員及び法律の定めるその他の吏員は、その地方公共団体の住民が、直接これを選挙する」(93条)と、憲法は「住民」に地方参政権を保障しているのに、自分たちは選挙権・被選挙権から排除されている。その一方で、「国民は、法律の定めるところにより、納税の義務を負ふ」(30条)と、「国民」が対象の納税義務は、外国籍住民にも課せられている。

     □

 条文にちりばめられた「国民」という文字に多少の違和感を感じる。でも、今の憲法を基盤にすれば様々な民族がお互いの違いを認めあって暮らせる多文化多民族共生社会が実現すると思う。

 「『自由と平和と民主主義』をうたう憲法に誇りをもち、外交でも国内政治でも、絶えず憲法に照らして議論し実践する国になってほしい」。参院選を前にした陳さんの思いだ。

 (06/17)

憲法のある風景(下) 地区診断 参院選2004
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1097992700/300

1271とはずがたり:2006/10/07(土) 22:13:43
>社民が参院選の香川選挙区で公認・推薦の候補を決めないのは初めて。
>民主は今回、連合香川の推薦を取り付けた。衆院選で全面的には支持されなかっただけに、期待がかかる。
>中でも「社民最強の応援団」とされる自治労県本部が民主の公認候補の支持に回るのは初めて

民主に社民、選挙区協力は<票はいずこへ・中>
http://www2.asahi.com/2004senkyo/localnews/TKY200407040194.html

 選挙戦に入って間もない6月下旬、香川選挙区に立った民主新顔、植松恵美子さん(36)は街頭演説の合間を縫って、県議会を訪ねた。面会の相手は西讃の社民党県議。支援の依頼だった。

 「党としては無理だが、個人として手伝いましょう」。県議は応じた。

 民主党は自らの組織が弱い西讃を中心に、社民の力を借りたいところだ。「社民票を取り込まないと勝負にならない」と話す県連幹部もいる。

 支援を頼まれた社民の県議は今、支持者を回って社民の比例区候補の支持を訴えつつ「選挙区は民主に」と言い添える。「自民の議席を減らし、小泉政権にストップをかけるにはこうするしかない」
      ◇
 社民は4月下旬の県連定期大会で、参院選では選挙区に候補を出さずに非自民の自主投票と決めた。社民が参院選の香川選挙区で公認・推薦の候補を決めないのは初めて。有力県議は「つらい。国会議員が減って政党交付金が減り、選挙の資金がない」とこぼす。

 一方、民主は「候補を出さなかったことが最大の支援」と受け取った。

 しかし、社民県連が民主支持でまとまるかどうかは別だ。

 昨秋の衆院選比例区では約3万7000票を得たものの、00年の衆院選より3万票減。多くは民主に流れたとみられることから、民主を敵視する見方もくすぶる。選挙区対応はあくまで個人の判断任せだ。
     ◇
 民主は今回、連合香川の推薦を取り付けた。衆院選で全面的には支持されなかっただけに、期待がかかる。中でも「社民最強の応援団」とされる自治労県本部が民主の公認候補の支持に回るのは初めてで、注目を集める。

 しかし、自治労の中にも微妙な温度差がある。ある市の労組幹部は「民主ではなく、候補本人を応援する」として組合員を説得したという。自治労県本部の森信夫書記長は「初めてなので、ある程度の揺れは予想していた。終盤にかけてさらに力を入れる」と組織固めに懸命だ。

 昨秋の衆院選。比例区では民主、社民両党合わせ17万票。自民党の18万余りに迫る。

 現職の山内俊夫さん(57)を擁立する自民の関係者は言う。「民主と社民がちゃんと組んだら、脅威になりうる」

 新顔の近石美智子さん(56)を立てた共産党県委員会幹部は「社民票は期待しない。ただ、改憲に走る自民と民主の政策に批判的な層の票は期待できる」と話した。  (07/03)

1272とはずがたり:2006/10/07(土) 22:20:14
>公明は今回、衆院選比例区で獲得した約6万5000票に2割上乗せした8万票が目標。
結局04年参の公明票の香川県下の得票は68,576票に留まる→公明党の不満はどんなもんでしょうかね?

連立の自公、微妙な関係<票はいずこへ・上>
http://www2.asahi.com/2004senkyo/localnews/OSK200407040009.html

 「参院選では誠意を見せてほしい」
 公明党の支持母体、創価学会の四国地区幹部はこう言った。

 創価学会は昨秋の衆院選で、選挙区の自民党候補を支持した。その代わりに、自民が比例区で公明に協力するとされたが、この幹部は「実態はこちらが一方的に出しただけ」と話した。

 公明は今回、衆院選比例区で獲得した約6万5000票に2割上乗せした8万票が目標。それだけに、同じ与党である自民がどこまで動いてくれるかに注目している。

 公明の神崎武法代表が5月30日、比例区の現職弘友和夫氏(59)とともに高松市で街頭演説した。今回の参院選で四国を重点に置く候補だ。

 傍らで、自民県連会長の平井卓也衆院議員がマイクを握った。「連立与党の仲間として送り出していただきますことを、自民県連の会長ではありますが、お願いしたい」と持ち上げた。集まった2000人以上の創価学会員から盛んな拍手が送られた。

 しかし今回、自民の事情は複雑だ。

 医師会、郵政、財界、防衛、建設……と比例区では、様々な団体が推す候補がしのぎを削る。例えば建設業界の場合、01年の前回参院選で得た票の5倍以上にあたる、1万票を上回るのが目標だ。県内の業界団体幹部は「比例区候補の投票結果は市町村単位で分かってしまう。目標が達成できたかどうか、ごまかしがきかない」と必死だ。

 もちろん、候補自身も動く。県内に足場を置く自民現職月原茂皓氏(69→結局落選)は6月末、香川選挙区の現職の個人演説会で頭を下げた。「いろんな立場がおありだと思いますが、比例区は月原をよろしくお願いします」

 自衛官OBらの全国組織「防衛を支える会」から支持を得たが、同じ防衛庁OB2人が自民公認で出馬している。自衛隊だけでなく、地元の票に期待をかける。

 月原氏は5月16日の党県連大会でこんな演説をした。「夏の参院選は、過半数を回復するために大事な選挙だ」

 朝日新聞が全国の参院選候補に実施したアンケートでも、期待する政権のあり方として、自民候補の43%が単独政権を挙げた。昨秋の衆院選の13%を大きく上回る数字だ。

 自民候補同士の競争、そして単独政権論。自民の有力県議が「比例区票の協力は組織としては無理。個別の動きはあるかも知れないが」と漏らす状況は、公明や創価学会にとって気がかりだ。
     ◇
 今回の参院選比例区はほかに、みどりの会議、女性、社民、新風、民主、共産の各党が候補を立てた。四国では主に、共産新顔の仁比聡平氏(40)、社民現職渕上貞雄氏(67)、みどりの会議新顔の藤田恵氏(64)らが支持を訴えている。
 (07/02)

1273とはずがたり:2006/10/07(土) 22:22:47
渡辺智子さんは政党からの距離と自分に近い候補者の支援に関してなかなか上手な政治感覚の持ち主ではないか?

どこへ向かう無党派層 <票はいずこへ・下>
http://www2.asahi.com/2004senkyo/localnews/OSK200407060040.html

 6月21日、県議会に新会派ができた。民主の2人と、政党に属さない議員らの計5人が結成した。会派として議員の活動を拘束しないという新しいスタイルをとったが、参院選公示を3日後に控えていただけに、記者会見では「選挙協力はするのか」という質問が飛んだ。議員らは「あくまで地方議会の改革が目的だ」ときっぱり否定した。
     ◇
 所属議員の1人、渡辺智子さん(50)。高松市区選出で当選3回。当初から政党に属さない市民派、無党派として活動。教育や平和、市民オンブズマン活動などに取り組んできた。県議になってからは、国政選挙では「必ず投票に行こう」と呼びかけるものの、特定の政党や候補にかかわらずにきた。

 その渡辺さんが昨秋の総選挙終盤、民主の新顔候補の支援を決め、選挙カーに乗り込んだ。あくまで候補者個人への応援で、党は支持しないという立場だった。

 それでも、支持者からは「安全保障で考え方が違う民主を支持するのか」と疑問の声があがった。渡辺さんは言う。「確かに迷った。でも政治を変えるため、現実的な選択肢のなかで意思表示する必要があった」

 今回の参院選は、環境問題を前面に押し出す党を比例区で支持するが、選挙区での表だった活動は考えていないという。
     ◇
 全国的に無党派層が拡大していると言われる。彼らは、現実的な選択肢を求めた渡辺さんや、それに疑問を呈した支持者と同じで、無関心層ではない。そして、地縁血縁が薄い都市部に多いのも特徴だ。

 だからこそ、「高松がかぎを握る」と、香川選挙区の各陣営は有権者の3分の1を占める大票田の動向に注目する。

 昨秋の総選挙。高松市では、民主候補が自民現職に8500票差まで迫った。無党派層が多い都市型選挙の傾向が強まり、全国的な「1区現象」の波が香川にも及んだと言われた。

 今回の参院選でも、自民は「高松とその周辺は年々、票を読むのが難しくなっている」と、保守地盤の変化に危機感を抱く。

 一方、議席獲得を目指す民主は「都市部での勝利が大前提。無党派層の支持を得やすい状況だ」と強気だ。

 6年前には無党派層を取り込んで躍進した共産は「自民と民主はうり二つ。我々との違いに耳を傾けてもらえば、自然と票は積み上がる」。
     ◇
 無党派層は「風」で動くと見られている。
 3年前の参院選では、自民現職の真鍋賢二さんが民主、社民両党が推薦した新顔候補を18万票以上引き離して4選。朝日新聞の出口調査では、無党派層の42%が真鍋さんに投票したと答えた。

 その年の4月に小泉政権が誕生したばかり。「自民党をぶっつぶす」というキャッチフレーズが注目を集めていた。真鍋さんの関係者は「あれほど取れたのは予想外。小泉人気の威力はすごかった」と振り返る。

 無党派層がどこへ向かうのか。今、誰も明確な答えを出せずにいる。
 (07/04)

1274とはずがたり:2006/10/07(土) 22:37:33
県道6号:高知伊予三島線

幹線 県道6号(鏡村最後の夏 山里からの一票:2)
http://www2.asahi.com/2004senkyo/localnews/TKY200406200166.html

 坂道をあがってきたバスが店の前でゆっくりブレーキをかけた。戸を開けて出てきた杉本末美さん(79)に運転手が窓を開け、朝刊の入った袋を手渡す。新聞が郵便で届く吉原地区に一足早く来る「バス便」。これを受け取るのが雑貨店を営む末美さんの朝の仕事になっている。この便に乗客はだれもいなかった。
 「昔々は、人もいっぱい積んで来よったけどねえ」
   ◆
 唯一の幹線道路・県道6号。この道の開通は住民の悲願だった。吉原公民館の庭にある石碑に、その歴史が刻まれている。
 「幾多ノ辛酸ヲ嘗メテ大正十年終ニ開通セシメタリ……地方開発ニ貢献スルコト偉大ナルモノアリ」
 険しい山間部。難航したが、住民も道を切り開き、費用の一部も出して開通にこぎつけた。
   ◆
 終戦から3年後に結婚し、4人の娘を育てながら店番をしてきた末美さん。窓越しに県道の往来がよく見える。道はアスファルト舗装され、市街地までの時間は半分ほどの約40分に短縮された。一方、多くの住民は仕事場を求めて村外に出た。
 人の流れは徐々にさみしくなった。4人の娘も結婚してみな、村外で暮らす。夫との2人暮らしも15年ほどになる。
 吉原地区では50年前に510人だった人口が、3割以下に減った。唯一の小学校は83年、廃校に。小学生は6人となり、7キロ先の学校にバス通学。そのバスも乗客数減で撤退が検討され、村が補助金を出してバス会社の赤字を埋める形で維持する。今年度に見込む補助金と委託料は約1160万円だ。
   ◆
 14日から県道6号の拡幅工事が始まった。山肌を削り取り、幅3メートルに満たない部分を約4メートルに広げる計画だ。「ライフライン」の整備は歓迎するが、戦前、戦後を見てきた末美さんはちょっと複雑な心境になる。
 「確かに、こんな狭くてカーブが多い道、いまどきないと言われる。でも、太くなったからといって、娘も孫も戻って来んろうねえ」
 (06/17)

1275とはずがたり:2006/10/07(土) 22:37:58
やはり寂れる商店街は自民に任せて民主は郊外型の楽しいショッピングを推進する勢力であって欲しいが。

中心商店街 <クニのゆくえ 保守の底流で:中>
http://www2.asahi.com/2004senkyo/localnews/OSK200406200017.html

 県内の若手商工業者が佐賀市に集まった11日の県中小企業青年中央会総会。祝電披露で、自民現職の岩永浩美氏(62)の名前が読み上げられた。同市中心部のある商店街協同組合で役員を務める男性(48)は、軽い違和感を覚えた。県西部が地盤の岩永氏と佐賀市の商店街の縁は薄いと思われるからだ。総会で参院選の話は出なかった。

 同市中心部の主な商店街は呉服町、白山、唐人町など6つ。計約600店を数える。顧客との付き合いがあるため表立って支援しないが、伝統的な保守支持層の一つだ。優遇制度適用の働きかけや官公庁への問い合わせで「頼りになる」として、商店街の組合は国政選挙や県議選で自民など保守系候補を推薦するのが慣例だ。今回参院選でも、商店街などの政治団体「県商店街政治連盟」は岩永氏を推薦した。

 男性も国政では主に自民候補に投票した。組合代表らと推薦候補を連れて各店舗をあいさつ回り、街頭演説や集会にも動員された。「自民ならアーケード整備やカラー舗装に補助金を付けてくれる」と期待した。

 商店街の自民離れは89年に始まった。商店主が反対した消費税導入に踏み切った時だ。朝日新聞社の世論調査では、86年衆参同日選で7割近かった県内自営業者層の自民支持率は、89年参院選で約4割に落ち込んだ。

 90年代に入ってバブル経済が崩壊し、個人消費が低迷して商店街の売上高が落ち始めると、慣例だった自民候補の集会への動員がなくなった。それでも「景気を回復してくれるのは自民」と投票し続けた男性に転機が訪れた。00年衆院選だ。

 同年6月に大規模小売店舗立地法(大店立地法)が施行され、大型商業施設の出店が原則自由に。初めて不安を覚え、同月の衆院選では非自民候補に投票した。

 不安は的中した。同年9月、同市近郊にイオンショッピングタウン大和が進出。市調査によると、市中心部の日曜日の通行量は85年の約10万3千人をピークに減少、02年には約2万9千人まで減った。03年には市内にモラージュ佐賀も進出。男性の店の売上高はバブル期の3分の1に減った。商店街の会合で、自民への不満が公然と出るようになった。野党の政策を「具体的でいい」と紹介する役員も出てきた。

 男性の商店街は今回も自民候補を推薦する。自民に投票する商店主も多い。やはり「頼りになる」というのが理由だ。

 03年衆院選比例区で現れた佐賀市の得票結果は、自民約2万7千票、民主約3万2千票。当時の朝日新聞社の世論調査によれば、自営業者層の自民支持率は全県で約4割。佐賀市を含めた佐賀1区では3割だった。

 新顔の川崎稔氏(43)を擁立する民主は、貸し渋りや貸しはがしへの対策として、金融機関に融資条件の明示などを義務づける「金融アセス法案」を国会に提案するなど、中小企業の資金調達への支援を重視。共産新顔の武藤明美氏(56)は、大型店進出など乱開発を規制する大店立地法の改正も盛り込んだチラシを各商店街に配った。

 佐賀市や周辺には今後も大型店の出店計画がある。先の男性は、大型店の出店に何らかの規制をかけるよう法改正して欲しいと願う。「今度は『何となく自民』ではなく、それぞれの主張をよく比べて判断したい」
 (06/18)

1276とはずがたり:2006/10/08(日) 00:29:02
公明は成果が出て,社共は埋没。

④公共社3党
2004年7月16日
<岩手県>民、自激突で明暗鮮明
http://www.iwate-np.co.jp/saniin/hamon/hamon4.htm

 民主・主浜了氏(54)と自民など推薦の無所属・高橋洋介氏(62)による激しい攻防で、本県の2大政党化は一段と加速。自・民対決のはざまで、他政党も明暗を分けた。

 選挙区で高橋氏を推薦した公明は今回、比例代表で5万5826票を獲得。前回参院選から約3000票、昨年の衆院選より約1000票上積みする手堅い戦いを見せた。

 「比例は公明へ」。各地で開かれた高橋氏の後援会集会。同党支持者が笑顔で政党ビラを配布する。自民と選挙協力した過去の選挙では見られなかった光景だ。

 「選挙協力しても、自民候補の会場ではここまでできない。無所属候補を推薦する対等な立場だからこそ支持者も積極的だ」。党県本部の小野寺好代表は解説する。

 別の幹部も「各地の街頭で自民県議や椎名素夫参院議員が公明への投票を呼び掛けている。こんなことは初めて」。これまでにない選挙協力の成果を感じ取っていた。

 1986年に記録した最高得票には及ばなかったが、小野寺代表は「一定の成果は得られた」と総括。支持者からこれまでは「一方通行」と不満が漏れた自公連携の前進に自信を深める。

 藤原泰次郎自民県連幹事長も「公明さんには一生懸命やってもらった」と話し、「高橋氏後援会を含めて今回の体制は維持したい」と早くもラブコールを送る。

 全国的に顕著となる自民の「公明頼み」。支持母体の本県創価学会幹部は「今回も大満足とはいかないが、岩手での関係は良くなっている」とし、「ストップ民主」への共闘強化をにおわせる。

 一方、社民は選挙区の前回得票率で2・6ポイント、共産は1・1ポイント減少。ともに供託金没収点に届かず、二大政党論の大波に埋没が進行した格好だ。

 社民党県連合と合同選対を組織した平和環境県労組センターの斎藤健市議長は「二大政党論を克服する運動量がなかった」と分析。55年体制を支えた社会党時代の支持者は高齢化し、党勢衰退で死に票を嫌う支持者が他政党に流れる傾向も続く。

 共産・若山明夫氏(52)陣営も、政権与党に加え民主批判も展開したが、過去最高得票だった98年の6万7000票には程遠い敗北。県委員会の水戸正男委員長は「自民か民主かの流れを押し返せず残念」と受け止める。

 県内第三党への定着が進んだ公明とは対照的に、政権への逆風を感じ取りながら完敗を喫した社民、共産関係者のショックは大きい。打開策の模索は続くが、浮上の糸口はまだ見えてこない。

1277とはずがたり:2007/04/26(木) 11:38:26
今読んでも色々この時の状況が影響してますねぇ〜

野党共闘 生き残りへ複雑気分<焦点細見>
http://www2.asahi.com/2004senkyo/localnews/TKY200407020323.html

 24日、参院選公示の朝、大分市内は雨が降りしきった。大分選挙区の民主新顔、足立信也氏の出陣式に駆けつけた社民の横光克彦副党首は、傘もささずに訴えた。
 「国民を無視する小泉政権と戦う。国会を軽視する与党と戦う」。少し間をおいて、付け加えた。「そして、己自身のために戦う」
 昨秋の総選挙を大分3区で戦った横光氏は、27日も選挙カーに同乗。白い手袋をして、まるで候補者のように国東半島を1周した。
 大分では00年総選挙以降、民主、社民、連合大分で国政選挙の統一候補を立てる「三者協力」が続く。98年参院選で民主と社民が分かれて戦い、自民新顔だった仲道俊哉氏に敗れたことを教訓とした。
 01年は社民現職が統一候補で、今回は民主の順番。だが、社民県連の重野安正代表の胸中は複雑だ。「3年前から決まっていたとはいえ、社民の政策を訴える機会は少ない。難しい選挙だ」
 社民県連は、比例区で13万2000票という目標も掲げる。01年は9万4000票。目標達成のために「党内から候補者を出すべきだった」との声もくすぶるが、今後の大分での議席獲得を考えれば、民主との共闘は続けざるを得ない。
 民主県連の梶原九州男幹事長は、三者協力について「3年後はまったくの白紙」と言う。それでも、社民は足立氏を推す。重野氏は「社民としては、全国的にも厳しい結果が出るかもしれない。だからこそ、大分で推薦候補を勝たせて、3年後の統一候補に『社民』という選択肢を残さないといけない」。30日には村山元首相も大分市の街頭でマイクを握る。
 2大政党のはざまで第三極をめざす社民。最後の牙城でも、民主との共闘を通じて生き残りを模索せざるを得ない苦境にある。

 大分(改選数1)
仲道 俊哉(74)自現
足立 信也(47)民新
小野  勝(61)共新
荒木 国夫(59)無新
    □  □
 27日夜、沖縄選挙区の無所属新顔、糸数慶子氏は本島中部のレストランにいた。共産、社民、沖縄社会大衆(社大)の議員や首長ら70人余りも顔をそろえた。
 「取り組みが遅い。これで負けたら応援する側の問題だ」。村長の檄に選対幹部が続いた。「やるべきことをやろう」。だが、議員らは黙り込む。重い空気が漂った。
 沖縄は全国で唯一、民主、共産、社民3党が共闘する。他県と同じように民主、共産両党の溝は深いが、糸数氏の出身母体である社大が橋渡し役となった。不協和音を避けるため、合同選対は設けていない。
 その結果、選挙運動の「空洞化」が起きている。
 28日、宜野湾市の演説会。社大を中心とした選対本部が企画した。
 「首相は憲法改正と言ったが、9条改正は絶対に認められない」(共産の衆院議員)、「沖縄から自公にパンチを」(民主の衆院議員)。
 護憲を掲げて第三極をめざす共産、自公を相手に見据える民主。演説では両党の志向の違いばかりが際立った。1200人収容の会場に集まった聴衆は150人。本部から各党への連絡が遅れ、動員もかけられなかった。
 29日の勝連町での演説会は中止せざるを得なかった。「誰かが調整するはずだと、三すくみになっている」と民主県連の幹部は言う。
 不協和音を生じさせないための「ブリッジ共闘」だが、溝は隠しきれない。「負けたら共闘は二度と無理だ」。陣営に危機感がにじむ。

 沖縄(改選数1)
翁長 政俊(55)自新
糸数 慶子(56)無新
 (06/30)

1278いなばやま:2007/04/26(木) 23:41:19
「励まし」のメールのほとんどは礒崎支持者だろ。
矢野氏、候補者統一の議論とは関係なく立候補するそうです。
地方公務員の座を捨てさせ立候補まで決意させた吉良氏、
非常に厳しい戦いになるなか落選したときはどう責任を取るのか?
もし「受かる」といったならほとんど詐欺ですね。

選挙:参院選・大分選挙区 「“地方”の選択肢に」矢野氏、決意表明 /大分
4月26日15時1分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070426-00000215-mailo-l44

 参院選大分選挙区への立候補を決めた佐伯市観光大使、矢野大和氏(50)が25日、吉良州司・民主党県連代表の事務所(大分市)を訪ね「多くの方からの『立て』との励ましメールが大きかった」と決意の経緯を報告した。
 吉良氏の「田舎に光を当ててほしい」との言葉に、矢野氏は「地方に住み、講演活動で全国各地を巡り、田舎のことはよく分かっている。県民の皆さんの選択肢になりたい」と語った。観光大使の仕事を捨てがたい思いもあったが、「高齢者や青少年育成の問題など、講演で求められるテーマも変わってきた。こうした問題を『これでいいのか』と思っていた折、立候補の話をいただいて、挑戦しないと道は開けないと思い至った」と述べた。
 社民と民主の候補一本化問題については「どんな形になれ立候補する。『お前のことが好きだ』という輪が広がってくれれば」と話した。【梅山崇】
 ◇佐伯市長に辞表、今月末で退職に
 矢野氏はこれに先立ち、西嶋泰義・佐伯市長に辞職願を提出した。矢野氏は今月末で退職となる。

4月26日朝刊

1279とはずがたり:2008/01/14(月) 15:02:27
落選した紀文・虎之助・自民を放逐された熊代・平沼なんかが出てきて喋っているのがおもろい。

2004参院選
最激戦区の舞台裏 <上>
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okayama/kikaku/026/1.htm

 民主県連は六月初め、岡山選挙区の情勢分析を行った。自民と雌雄を決する全国二十七の一人区の一つ。江田と加藤の差はわずか、だった。副代表の生き残りをかけた戦いに、党本部は岡山を「最重点区」に位置づけた。

 江田は、旧社会党の理論的支柱だった父、三郎を継いで参院議員に初当選。約九年間、旧社会民主連合代表を務め、科学技術庁長官にも就いた。衆院四期、参院二期の実績。自民に対抗する野党の顔の一人として、全国的な知名度は加藤をはるかにしのぐ。

 対する自民。同じ時期に実施した独自調査で、こちらの結果も「小差」だった。五月八日、加藤の事務所開きに駆け付けた幹事長の安倍晋三は「日本で最も激しい選挙」と言い切り、前総務相の片山虎之助は「ここは自民の金城湯池。負ければ、自民党の看板が泣く」と危機感をあおった。

 加藤も、父武徳が県知事と参院議員、叔父六月が農相などを歴任した政治一家の出身だ。義理のいとこに当たる加藤勝信は昨秋、衆院比例で初当選した。

 「総理にお会いした時、岡山は大変だ、勝たなきゃいかん、という話になった」。県連会長の熊代昭彦は打ち明ける。小泉は十九日、公示前ながら、さっそく応援に訪れる。

 岡山選挙区が、現職が必ず落ちる定数削減の対象になったのは、二〇〇〇年十月、改正公選法の成立にさかのぼる。

 推進したのは、当時、参院自民の国対委員長だった片山である。二人区のままでも、有権者数では一人区の鳥取などを大きく上回る。それでも踏み切った事情について、片山は「人口の少ない順に切らなければならなかった」と振り返る。が、民主県連幹部は唇をかみしめながら言う。「岡山は狙い撃ちにされたんだ」。

 県内の参院議席は長らく、自民系と旧社会・民主系で分け合ってきた。しかし、衆院は九六年に小選挙区制を導入して以来、五選挙区を自民が独占する状況が続く。「金城湯池」。片山の言葉は、雄弁にその自信を物語る。

 看板議員を落とせない民主は五月、幹事長(当時。現代表)の岡田克也、前代表の菅直人が相次いで来県。「岡山と言えば、江田五月。日本の政治の良心、良識を表す人を間違いなく選択してほしい」(岡田)「岡山の戦いが民主党にとって正念場の戦い」(菅)。懸命に訴えた。

 自民も、幹事長、総裁の来援に加え、県内の大物政治家が「天下分け目の戦い」と強調する。「全力を尽くして勝ち抜きたい。そう願いながら帰ってまいりました」。元首相の橋本竜太郎は聴衆に語りかけ、元経済産業相の平沼赳夫も「お父様の代からまじめにやってきた加藤先生を絶対勝たせなければならない」と力を込める。

 一方の共産・植本。現職同士の対決に埋没してはならない、と三月上旬には真っ先に選挙事務所を構え、独自の組織戦を開始した。五月末に訪れた党副委員長の上田耕一郎は「一人区でも勝つためには、党ですよ党。一人区でも勝てる党を作ろうじゃありませんか」と呼びかけた。
(敬称略)

1280とはずがたり:2008/01/14(月) 15:02:41

>組合員数十一万人を抱える最大の支援団体。
>が、市民型選挙を標ぼうしてきた江田が、労働団体から直接支援を受けるのは国政選では初めてという。
そうだったんですねぇ。

2004参院選
最激戦区の舞台裏 <中>
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okayama/kikaku/026/2.htm

 津山ではあまり見かけない男が壇上に上った。衆院岡山五区の自民代議士、村田吉隆(59)。五月二十九日、津山文化センターで開かれた自民党県第三選挙区支部の時局講演会。前総務副大臣の自民現職・加藤紀文(55)のための会で、村田は「一区から五区まで競いあって頑張りましょう」と呼びかけた。

 参院選に向け、自民が敷いた「挙党態勢」。村田を始め、平沼赳夫など衆参合わせて計七人の国会議員が、加藤の選対事務所に一人ずつ秘書を送り込んだ。五十五人の県議のうち、三十九人を占める自民県議団は連日、二人が事務所に詰める。村田の登壇は、三区の平沼の支持者に新鮮さと危機感を訴える作戦だった。

 「四区の事務所をまだ、決めておられないようだ。もし良かったら、私の所を使って下さい」

 五月八日、岡山市内で開かれた加藤の事務所開きで、橋本竜太郎の申し出に拍手が沸いた。加藤の叔父・六月は、かつて同じ選挙区で「六竜戦争」を繰り返した相手。集まった約二千人に、一丸となって戦う姿勢を印象付けた。

 県内の市町村長と県議、市議に、その街で獲得すべき票の目標を示して走らせる。応援企業には二百人分の電話番号簿を渡し、片っ端から掛けさせる。舞台裏では、自民独自の手法で票狩りが続く。
□   ■
 「私は、来賓と紹介を受けましたが、実は選対本部長代行と認識しています」
 四月二十四日、岡山市内のホテル。民主党副代表の現職・江田五月(63)の総決起パーティーで、四百五十の労働組合で作る「連合岡山」会長の森本栄はこう切り出した。

 組合員数十一万人を抱える最大の支援団体。が、市民型選挙を標ぼうしてきた江田が、労働団体から直接支援を受けるのは国政選では初めてという。

 六年前の参院選で連合岡山は、知事選で敗れ、衆院からくら替えした江田ではなく、現職の民主候補、一井淳治を支援した。「割り込んだ」という印象が強く、しこりは今なお残る。

 「でも」と、森本は語る。「衆参七議席を全部自民に取られてもいいのか。好きだ、嫌いだと言ってる場合じゃない」。江田事務所には連合のスタッフ四人が常駐し、各組合と連絡を取って運動を進める。

 手の空いている議員は岡山へ。「最重点区」の岡山に、民主党本部は今後、国会議員を次々に送り込み、必勝を期す。前代表の菅直人は十九日、五月十六日に続いて訪れる。

 共産党県政策委員長の新人・植本完治(45)陣営は、党員、後援会などを動員して機関紙「赤旗」の部数増を狙う。票の伸びに必ず結びつくという考えからだ。目標は現在の四万部の一・三倍。五月二十六日の演説会では、党副委員長の上田耕一郎が「読者を増やし、党の戦列に加わってもらおう」と訴えた。

■   □
 総力戦。
 自民「保守王国・岡山の名を賭け、革新勢力との戦いに決着を付ける」
 民主「自民に議席を独占されれば、日本の政治は岡山から悪くなる」
 共産「この党がどれだけ大きくなるかは、日本国民の運命に結びつく」
 鹿児島、熊本とともに改選定数が一減る岡山。党を挙げた争いが続く。(敬称略)

1281とはずがたり:2008/01/14(月) 15:04:08
>>1279-1281

2004参院選
最激戦区の舞台裏 <下>
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okayama/kikaku/026/3.htm

 荒島信昭は、届いた招待状の数に首をひねった。前総務副大臣の自民党現職・加藤紀文(55)の選対事務長。岡山市の総合展示場で五月八日に開かれる「公明党フォーラム」に来訪を求める手紙は百三通。「誠意を示さねば」。ぴったりの人数を連れて行った。約四千人が埋めた会場の中央に、「加藤紀文後援会様」と書かれた席が用意されていた。

 「公明さんは紀文が勝つための命綱」。荒島はこう言い切る。八年前の県知事選で、自民は建設省官房審議官だった石井正弘(58)を推薦し、新進、社民、公明などの推薦を受けた江田五月(63)を約五千七百票差で破った。薄氷の勝利。この時、十数万と言われる公明の組織票は江田に回った。

 十八日夕、岡山市内のホテル。公明党県本部代表の景山貢明が、加藤に推薦状を渡し、がっちりと握手した。「大半の公明票が加藤に行くだろう」。公明幹部は断言する。

 一方、知事選の二年後、参院議員に返り咲いた民主党副代表の江田は今年一月、公明の新春パーティーに顔を出し、かつての盟友と旧交を温めた。「あいさつの機会はありませんでしたが、友情あるご配慮に感謝します」。自身のホームページに書き記した。

 しかし……。岡山市内のホテルで三月二十七日に開かれた公明党参院議員・日笠勝之(58)と、党の参院比例候補予定者・谷合正明(31)のパーティー。江田のお祝いメッセージを手にした民主県連副代表の衆院議員(中国比例)・津村啓介(32)は、一階受付で丁重に会場入りを断られた。招待状が、なかった。
   □   ■
 「事実と違う。黙視できない」
 自民県連幹事長の大杉尚久は三月十五日、急きょ県庁内で記者会見を開き、怒りをあらわにした。

 二日前、今秋の知事選に三選出馬を表明した石井に対し、民主県連が推薦を決定。発表の記者会見で、代表の江田が「石井知事は『偏らないように、そこはしっかり頭に刻み込んでおきます』というお答えでした」と述べたからだ。

 問いただした自民に対し、石井側は発言内容を即座に否定したという。

 民主は四年前、石井の推薦を見送った。江田は「まだ四年前じゃ、体の火照りが取れていなかった。八年たてば、火照りもそろそろ収まっているから」。がけっぷちの参院選を前に、かつての敵の後押しを決めた気持ちを語る。

 その二か月後、岡山市内のホテルで開かれた自民県連合同会議。国会、県会議員らが一堂に集まった場に、石井は顔を見せ、加藤を応援する言葉を述べた。同じ日、数百人が集まった江田の事務所開きには、県出納長の黒崎一秀が代理出席した。
   ■   □
 公明票と石井知事を巡る自民と民主の綱引き。党県政策委員長の植本完治(45)を擁立する共産は「自民も、公明に協力してもらわなければ勝てない政党になったのか」と冷ややかな反応。民主の知事の推薦についても「選挙のための戦略にしか見えない」と突き放す。

 参院選公示まで、あと五日。読売新聞が十二、十三日、県内で実施した世論調査では、最多の四割近くが「投票先をまだ決めていない」だった。
(敬称略)

1282とはずがたり:2009/06/08(月) 01:12:15
こんなこと云ってたんですねw
04年の記事もちゃんと保存している読売に敬意を表しつつ転載。

土井前社民党首「参院選、違反すれすれで頑張ろう」
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin2004/news/20040623ia22.htm

 社民党の土井たか子・前党首は23日夕、党本部で行われた参院再選を目指す福島党首の「出発式」であいさつし、「『無理をしないで』とは断じて言わない。無理をして、無理をできる限りして勝って欲しい」と激励した。その上で、「選挙違反をやっていいとは言わないが、すれすれのところまで、本気になって頑張ろう」と述べた。

(2004年6月23日20:26 読売新聞 無断転載禁止)

1283千葉9区:2009/06/09(火) 23:43:32
http://www2.asahi.com/2004senkyo/localnews/TKY200406130158.html
 
存在 政権の枠組みに影響力(参院流04選挙やまぐち:上)
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 5月末、東京都内で開かれた参院選山口選挙区の自民党公認、岸信夫氏のパーティー。壇上にあがった人に出席者の視線が集まった。参院の「ドン」、青木幹雄・同党参院幹事長。「中国5県で山口だけが空白区。それを圧倒的な勝利で埋める。岸さんに課せられた大きな課題だ」

 「51議席」。今回の参院選で自民はこの勝敗ラインを設定した。参院自民党115議席のうち改選分50を上回るのが目標だ。公明党の議席を加えて総定員247の過半数を維持する計算だ。

 衆院が安定しても、参院で過半数未満なら法案は通らない。自民が他党と連携・連立してでも過半数を維持したい意向には、そんな事情がある。

   ■   ■

 「大所高所の議論が完全に働かなくなる」。自民党の林芳正・参院議員(山口選挙区)は98年の国会をこう振り返った。

 同年参院選で自民党は惨敗、過半数割れした。10月、公明党を含む野党は額賀福志郎防衛庁長官の問責決議案を参院に提出し、額賀氏出席の委員会審議を拒否。同案は可決され、額賀氏は辞任に追い込まれた。

 「野党がそうしようと思うと、そうなってしまう現状がある。このままじゃどうしようもないとなる」と林氏。その後、自民党は公明党との連立を模索し始める。

 戦後、貴族院を引き継いだ参議院は定数の4割近い無所属議員の存在から「良識の府」と呼ばれた。政争に距離を置き、政策論議をするとの姿勢からだが、自民が参院で過半数を占めると、次第に衆院の決定を参院が追認する形に。衆院との違いが見えにくく、「衆院のカーボンコピー」と呼ばれ始めた。

 民主党の松岡満寿男・参院議員(同選挙区)は「参院議員は無所属であるべきだ」が持論だ。議員を直接選挙で選ばず、自治体の首長や議長が兼務したり、案件によって専門を有する議員資格者が参加したりする――といった理想型を掲げた。「選挙を意識して党利党略に基づく判断を避けることができる」

 その松岡氏自身も昨年末、無所属の会から民主党に入党し、政党化の波にのまれた。「2大政党制の必要性を訴えたかった」と話したが、無所属の会では国会の質問時間が短いなどとして「入党は消極的選択だった」とうち明ける。

   ■   ■

 林氏は米国の二院制を理想とする。参院にあたる上院は各州定員2人。「どんなに人口が違っても改選で各州1人を選び、上院に多くの権能を与えている」。日本では各都道府県2人で計94人を3年ごとに半数改選するイメージになる。

 だが、これには「一票の格差」問題がある。訴訟で合憲とされたものの、01年参院選での選挙区人口の格差は5・06倍。判決では格差是正を求める意見も出たが、林氏は「(格差が出ても)米国の上院のように地方の声を届かせるには、憲法改正しかない」と話す。

 「長期的な視野で課題に取り組める」。こう参院の利点を挙げる林氏は、昨秋の総選挙山口2区の公認候補に名前が取りざたされた。県連が元職に代わり、林氏と岸信夫両氏を推薦したのだ。

 岸氏も「解散がなく、6年間、中長期の問題を取り上げられる」と言うが、関係者や有権者からは衆院を重視する声が聞こえてくる。

 なぜか。林氏は他県の人たちと話して、その理由に気づいた。「我が県は8人目の総理をとの意識が強い。憲法上はそうではないが、参院では総理になれないと言われる。参院の権能とか細かいことより、そこが一番大きい」

   ×   ×

 参院選まで1カ月余。参議院の実像を追う。


 (06/04)

1284千葉9区:2009/06/09(火) 23:44:59
http://www2.asahi.com/2004senkyo/localnews/TKY200406130162.html
集票 支持団体の動向が左右(参院流04選挙やまぐち:下)
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 「関西が票を取りすぎた」。01年参院選の直後、公明党の支持母体・創価学会の会合でこんな声が相次いだ。

 この選挙で公明党は比例候補8人を、支援する地域を分割して決定し、個人名での投票を徹底した。8人は比例区全候補204人のうち2〜9位に入り当選を果たした。

 ただ、結果は学会の組織力の差も如実に示した。例えばトップ当選の山本香苗氏(近畿2府5県)の128万票余に対し、山口県を含む中四国9県で支援した福本潤一氏は66万5000票だった。

 公明党・創価学会は基本戦略を変えないものの、候補が均等に得票できるよう地域割りの変更に着手。結果、地域割りの候補は6人に減り、学会票の厚い近畿を分割するなどの工夫をした。

 山口県を含む中国5県は今回、福井、滋賀、兵庫3県と一緒に新顔の元NGO職員、谷合正明氏(31)を支援する。四国は九州に付いた。「兵庫が加わったのが大きい」と山口県の学会関係者は期待する。

 昨秋総選挙では自民候補が選挙区支援の見返りに「比例は公明」と訴える事態が目立った。自民は今回「比例は自民」を徹底する方針。学会関係者は「自民と表だったバーターはできず総選挙より厳しいが、知名度の高い浜四津敏子代表代行を東京選挙区から比例に回して底上げを図る」。1000万票獲得が目標だ。

   ■   ■

 ほかの宗教団体は、自公の関係の推移を注意深く見守っている。

 4月18日、山口市に本部を置く新生佛教教団の開教50周年記念大会が開かれた。会場では小泉首相(自民党総裁)、菅民主党代表(当時)らの祝電が披露され、両党幹部が次々と祝辞を述べた。

 同教団は自民党との関係が深かったが、反創価学会の立場を取り、自公連立に批判的だ。昨秋総選挙では自民党のほか、民主候補の一部も支援した。

 今回比例区では自民党の山谷えり子氏を推薦。秋本協徳代表役員は「今回、自民は『比例で公明』を認めないと言っている。自公は離れている」と理由を説明する。

 やはり自公連立に批判的な立正佼成会は47選挙区の約半分で民主候補を推薦する予定。01年参院選から倍増だ。比例区でも民主2候補を推薦する。東靖憲・山口教会長は「投票率が40%余りまで落ちたら、特定の宗教団体の重みばかりが増してしまう。こんな投票率では議会制民主主義は維持できない」と投票率低下に危機感を抱く。

   ■   ■

 共産党は98年参院選で過去最多の15議席を獲得した。今回、比例区の改選は8議席だが、最近の退潮傾向を考慮して地域割りの候補を5人に絞り込んだ。最低でも7万2400票が県内の目標だ。

 同党は公明党と対照的に、01年の比例区では「日本共産党」を徹底させた。党名がどの候補者よりも知名度があると考えたからだ。前職の当選を重視してのことだったが、結果は予想に反し、前職3人のうち1人が落選。逆に新顔2人が当選した。このため今回は「政党名でも個人名でも可」とし、党支持層以外の取り込みもねらう。

 山口県では比例区の仁比(にひ)聡平氏(40)の当選を目指し、山口選挙区の吉田貞好氏(51)とともに支持を訴える。仁比氏は中四国、九州、沖縄17県の重点候補。

 北九州市を拠点とする弁護士の仁比氏は比例区で唯一の新顔候補。共産党の国会議員に弁護士がいないため、「憲法を守る弁護士の議席を回復したい」と訴える。

 党県委員会は比例区の議席確保を最優先にしている。「党の支持者でなくても、共産党の弁護士が1人ぐらいいてもいいと思う有権者はいる。支持拡大を図りたい」と佐藤文明書記長は話す。

 (06/06)

1285とはずがたり:2009/08/20(木) 01:06:26

2004参院選大阪選挙区
選挙サンデー 熱気 7候補、府内駆け回る
http://www.nnn.co.jp/dainichi/kikaku/senkyo/saninsen2004/news/200406281.html
2004/06/28

心斎橋の商店街に繰り出し、
市民とふれあう選挙区と比例
代表の候補者=大阪市中央区

 参院選公示後初の日曜日となった二十七日、大阪選挙区(改選数三)に名乗りを上げた七人の候補者は、時折小雨が降る中、少しでも多くの有権者とふれあおうと繁華街を中心に精力的に街頭活動を行った。女優や元首相が駆け付けた陣営もあり、なにわの“夏の陣”も熱気を帯びた。

 増田義雄候補(無所属新)は、午後一時から同四時まで梅田で街頭演説。政治を変えるために投票するよう呼び掛けた。

 宮本岳志候補(共産現)は、茨木市や寝屋川市の駅前で、比例代表候補の市田忠義党書記局長とともに街頭演説した。

 北川イッセイ候補(自民新)は、オリンピック金メダリストで比例代表の荻原健司候補と寝屋川市や大阪市内の商店街を練り歩いた。

 大城戸豊一候補(諸派新)は、キタやミナミで二時間ほど街頭演説。居合わせた増田候補ともエールを交換。

 一方、辻元清美候補(無所属新)は、応援弁士なしで和泉市や堺市、大阪市内の十カ所以上で街頭演説した。

 山下栄一候補(公明現)は、雨のため鶴見緑地での徒歩遊説を断念。女優の岸本加世子さんとともに大阪市北区の商店街に繰り出した。

 尾立源幸候補(民主新)は、羽田孜元首相とJR天王寺駅前で街頭演説。このほか堺市や岸和田市など府南部を中心に回った。

1286名無しさん:2009/09/08(火) 22:14:35
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik3/2004-03-28/02_01.html

2004年3月28日(日)「しんぶん赤旗」

フルゲン(宗嘉)氏を擁立
日本共産党県委が発表
参院沖縄選挙区

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 日本共産党沖縄県委員会の赤嶺政賢県委員長・衆院議員、伊佐真市委員長代理らは二十七日、「参議院沖縄選挙区についての日本共産党の立場」を明らかにし、同選挙区に党県委員会のフルゲン宗嘉(むねよし)書記長(52)を擁立することを発表しました。

 同選挙区の共闘をめぐっては、沖縄社会大衆党との間で四回にわたり協議をすすめてきました。

 日本共産党は二月一日の第一回協議で、(1)憲法擁護、消費税増税反対など国政上の重要問題で「政策協定」を結ぶこと(2)候補者は革新の共同候補として、「無党派・無所属」とし、当選後も無所属をつらぬき、特定の党派に偏らない活動を展開すること―の二つの提案を行いました。

 しかし、社大党の態度は、“民主党の協力がないと勝てない”との立場で革新統一候補者でなく野党統一候補にしたいとの意向を表明。

 同時に、両党協議が続いているさなかの三月十三日に社大党、社民党、民主党の三党で「安保条約廃棄」「基地撤去」「憲法擁護」も欠落させ、選挙後、民主党会派入りを含めて協議するという「協定書」を締結しました。

 那覇市泊の党県委員会で記者会見したフルゲン氏は、社大党が「保守二大政党」づくりの流れにのみこまれ、革新の立場を投げ捨てたもとで、革新共闘の喜屋武真栄参院議員以来かかげてきた革新の旗を高く掲げ、「基地のない平和で豊かな沖縄」の実現のために全力を尽くしたいと決意を表明しました。

 フルゲン(古堅)氏の略歴 一九五二年生まれ、琉球大学卒。民青同盟沖縄県委員長、日本共産党北部地区委員長、ヘリ基地反対協幹事を歴任。一九九六年、二〇〇〇年衆院選沖縄三区立候補。現在、党県委員会書記長。家族は妻、長男。


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参院沖縄選挙区についての日本共産党の立場
3月27日 党沖縄県委員会
 日本共産党沖縄県委員会が二十七日に発表した「参議院沖縄選挙区についての日本共産党の立場」は以下の通りです。

 日本共産党沖縄県委員会は、参院沖縄選挙区の共闘に関して、沖縄社会大衆党との間で四回にわたり協議をすすめてきました。しかし、この協議は、社大党の、革新の大義にそむき、政党間の信義にもとる対応の結果、合意をみるには至りませんでした。日本共産党沖縄県委員会は、この間の経緯を明らかにするとともに、沖縄における革新の伝統を守るために、きたるべき参院選で党公認候補の擁立を決断したことを発表するものです。

 一、日本共産党沖縄県委員会は二月一日、社大党との第一回協議で、(1)今回の参院選は二十一世紀の日本と沖縄の進路がかかった選挙であり、憲法擁護、消費税増税反対、安保条約廃棄、基地撤去、有事法制反対など、国政の重要問題で政策協定を締結し、有権者に明らかにすること、(2)両党は共同してたたかう意思のもと、(社大党が候補者として提案してきた)糸数慶子氏(社大党県議)は、革新の共同候補として無所属でたたかい、当選後も無所属をつらぬき、県民への公約実現に努力する、国会内外の活動にあたっては特定党派にかたよらないことを保障する、という「覚書」をかわすことを提案しました。これは沖縄におけるこれまでの革新統一の当然の原則であり、革新の議席を守りぬくうえで最低限まもられるべきことでした。

 ところが社大党は、わが党との協議がつづいているさなかの三月十三日、一方的に民主党、社民党との間で、沖縄選挙区選挙協力に関する協定書に調印しました。この「協定書」の基本政策には、わが党が提起している憲法擁護、安保廃棄、基地撤去、消費税増税反対など、国政の中心点にかかわる内容が欠落しています。しかも「協定書」は、「所属会派は当選後に真摯(しんし)に協議」するとして、当選後に特定会派に所属する可能性を示しています。

 私たちは、このような「協定書」は、沖縄県民が、これまでつらぬいてきた革新統一の民主的な原則とは相いれないものだと考えます。

1287名無しさん:2009/09/08(火) 22:14:47
>>1286

 二、重大なことは、三党が合意し発表した「基本政策」は、県民の利益、革新の大義にそむく内容になっていることです。

 「基本政策」は、十の項目になっていますが、その第一は、「憲法9条を守り、憲法改悪にも反対します」となっています。しかし、記者会見で、憲法への態度を聞かれた民主党代表は、「憲法改悪には反対」と述べる一方、「民主党の立場は、論憲、創憲」などと説明しました。民主党が公然と改憲路線をかかげている政党であることは周知のことです。しかも、社大党代表は、わが党との協議のさい、「民主党は現時点で改憲勢力」と明言していました。

 記者会見で民主党代表が説明した立場は、「民主党が掲げる論憲、創憲の立場で『改正される憲法』は、改悪でないから、『改悪反対で一致できる』」というものです。これでは、「憲法改悪」を「憲法改正」と表現する自民党とどこが違うのでしょうか。

 政策の第四には、「米国追従型の軍隊による安全保障・日米安保体制による安全保障でなく、多国間の平和共存的な安全保障と…」としています。これは多くの県民がもとめる「安保廃棄」とはまったく異なるものです。民主党県連代表は、「民主党は日米安保廃棄ではない、堅持していく」と明言しており、社大党代表も「これまでの安保廃棄の基本政策も整理・検討中」「安保問題については違う表現がいまはされている」「基地も即時無条件全面撤去という方針から段階的に撤去すべきとの意見もあり、整理検討中」とまで述べています。

 マスコミが「『安保廃棄』消える」を見出しに、「九八年の参院選…で…結んだ政策と最も違う点は、『安保条約廃棄』の文言が消えたことだ」と報じるのも当然です。

 九八年の参院選で政策に掲げられた消費税増税反対の立場が、今回掲げられなかったことも重大です。消費税増税問題が今回の参議院選挙で大きな争点になることは明白です。

 憲法改悪、日米軍事同盟推進、消費税増税推進の立場をとる民主党の協力をえるために、このような「基本政策」を合意するまでに至った社大党の現在の指導部は、革新の立場を投げすて、多くの県民の願いに背くものだといわざるをえません。

 三、先に指摘したように、三党の協定書には「三党の統一候補者」、その「所属会派は当選後に、…協力関係にあった政党間で真摯に協議し、また、糸数慶子本人の政治理念が実現できるように配慮し決定」するとされています。

 これは参院沖縄選挙区の候補者は、「統一の無所属候補」「当選後も無所属をつらぬき、国会内外の活動にあたっては特定党派にかたよらないことを保障する」という、これまでの原則を大きくふみにじるものです。そして重大なことは、この確認が「当選後に民主党会派に所属する」という可能性をふくんでいることです。

 わが党との四回の協議のなかで、社大党の代表は、「民主党の協力がないと勝てない」、「民主党は『自分たちは革新でない』と述べており、これまでのような革新統一候補ではなく、野党統一候補ですすめている」「民主党に独自候補擁立を断念するようにもとめ、その妥協点が、『選挙前に会派入りは要求しない、当選後に会派入りを協議する』ということだ」と説明し、当選後の民主党会派入りについて、「可能性は否定できない」とはっきり述べました。そして民主党から「新緑風会に加わったうえで民主党会派に」という提案をうけていることも明らかにしました。

 三党による協定調印後、社大党委員長は、「二回にわたる小選挙区制によって…二大政党的な形にだんだんかわってきている。過去の革新共闘というものが、現実的にはなかなか、革新という立場についてこれないという方々もいらっしゃるということで、…野党統一というものがいいんじゃないかと…認識して」いると述べました。

 これは県民の願いである革新統一を、「二大政党制にかわってきている」ことを口実になげすてると告白したものであり、この点でも、同党指導部が県民の願いに反する道をすすんでいることを示すものです。

 四、社大党の態度は、「保守二大政党」づくりの流れにのみこまれ、沖縄県民がきずいてきた革新・平和の路線を放棄したものと指摘せざるをえません。日本共産党沖縄県委員会は、「基地のない平和で豊かな沖縄」の実現をめざし、党公認の候補者を擁立して、参院沖縄選挙区をたたかうことを表明します。

1288名無しさん:2009/09/08(火) 22:15:12
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik3/2004-05-01/01_03.html

2004年5月1日(土)「しんぶん赤旗」

参院沖縄選挙区共産党と社大党
無所属候補として糸数慶子氏を推薦
きょう覚書と政策協定に調印

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 日本共産党沖縄県委員会と沖縄社会大衆党は三十日、参院沖縄選挙区で社大党副委員長・県議の糸数慶子氏を統一の無所属候補として、たたかうことで合意しました。

 五月一日、両党と糸数氏との間で「第二十回参議院選挙沖縄選挙区選挙に関する覚書」と「沖縄選挙区選挙に臨む基本政策」に調印します。


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参院沖縄選挙区
共闘合意に至る経過
 参院沖縄選挙区の共闘をめぐっては、日本共産党と社大党との間で協議をすすめているなか、社大党が“民主党の協力がなければ勝てない”という立場から、革新統一候補者ではなく、野党統一候補にしたいとの意向を表明。また、協議の最中の三月十三日に、社大党と社民党、民主党の三党で「安保条約廃棄」「基地撤去」「憲法擁護」を欠落させ、民主党会派入りを含めて協議するという「協定書」を締結しました。

 日本共産党は、これに対し「沖縄の革新の伝統にそむき、政党間の信義にもとる」と批判し、三月二十七日に古堅宗嘉党沖縄県委員会書記長の擁立を発表。この間の経過を県民にも明らかにしてきました。

 その後、四月二十日に新崎盛暉・沖縄大学元学長らのよびかけで、参院選挙区をめぐる討論集会が開かれ、その翌日、社大党指導部から日本共産党に、話し合いたいとの連絡がありました。

 二十五日に、日本共産党と社大党は協議をおこない、社大党指導部から、(1)共産党との協議の最中に三党で別の枠組みをつくったことは、政党間の信義に反した(2)記者会見で安保問題についての社大党の政策を見直すよう発言したことは真意ではなく、安保条約反対・基地撤去の政策は変わらない(3)所属会派の問題では、「民主会派入りを否定しない」立場を撤回し、特定政党会派入りはないという立場を明確にする―という三点の反省と釈明を明らかにしました。

 日本共産党の赤嶺政賢県委員長(衆院議員)は、両党の共闘を実現するために(1)安保条約廃棄、基地の全面撤去を明記した政策協定を結ぶ(2)当選後も革新無所属を貫くことを公約にして選挙をたたかう(3)政策協定、覚書は、候補者をまじえて調印する―の三点を提案しました。

 その後、両党は協議を重ね、三十日の協議で、これまでの革新統一でたたかってきた歴史と伝統を大切にし、糸数氏を統一の無所属候補としてたたかい、当選を期して奮闘することを確認しました。

1289とはずがたり:2009/09/12(土) 18:44:55
既に5年も前だが先取りするような動きがあったのか。
>医療改革に反対する県医師連盟の全会員は、昨年から離党したままだ。

1.一丸 (2004/06/01)
「看板」支える地力に衰え
http://www.kobe-np.co.jp/rensai/200406bifu/01.html

 10571票対7472票。自民党兵庫県連の選対委員長内藤道成(71)は、その票差にがくぜんとした。五月十六日投開票の県議養父市選挙区補選。自民推薦の旧養父郡八鹿町課長(54)は、当選した会社役員(49)の七割しか得票できなかった。

 合併で四月に誕生した養父市。市長選に自民の前県議が転出したのに伴い、県議補選が実施された。これまでの無投票から一転、二十年ぶりの選挙は保守分裂に。会社役員側に前県議の後援会員や党の若手が流れ、民主党支持者とも共闘した。

 「個人個人が町の将来を考え、動いた。既存の組織が上からの指示で動く『自民ピラミッド』の論理は、もう通用しない」。“造反”した党員の自営業者(48)は、そう言い切った。

◇       ◇       ◇

 「こんなにまとまるのは初めて」。自民の県議らが苦笑する今回の参院選。公認する新人の末松信介(48)の選対本部長には、県議十一期で「重鎮中の重鎮」とされる鷲尾弘志(78)を据え、地方議員一丸で臨む。

 振り返ると、参院選には苦い経験がある。県議と神戸市議の足並みの乱れ、県議団を二分した争い。六年前は共産党に敗北。昨年の衆院選の県内比例票は民主を十九万票も下回った。内輪もめが許される状況にはない。

 唯一の誤算は、前県連会長宮本一三(72)の立候補表明。「党が割れたと誤解されたら困る」。県連は即日除名を決めた。

 かつてない一枚岩の裏には、将来への不安もある。「合併が進むと養父のように自民の結集が崩れやすくなる」と内藤。その後の出石郡出石町長選では、知事井戸敏三らも応援した現職が、超党派の住民団体に推された前共産党町議に負けた。

 利益誘導型で築いたピラミッドが、目に見えてやせていく。首相小泉が掲げる「三位一体改革」は、公共事業を大幅に減らした。医療改革に反対する県医師連盟の全会員は、昨年から離党したままだ。

◇       ◇       ◇

 県議補選から二日後。党本部に呼ばれた末松を前首相森喜朗や、いずれも森派の国会対策委員長中川秀直、総務局長町村信孝らが取り囲んだ。

 「宮本はどんな動きをしている」「公明党との協力は効果を見極め丁寧に」。森派入りを予定する末松に、「鈍いのはだれだ」と県内国会議員の動きまで問いただす森。その危機感は、末松の想像以上だった。

 三年前の参院選、昨年の衆院選と小泉人気に支えられた自民。だが得意のサプライズ(驚き)効果で高支持率を保つ手法は通用し続けるのか。

 連立を組む公明との選挙協力も自民を下支えするが、公明の影響力を「つえ」に例えた県連幹部は、「つえに頼り過ぎると歩けなくなる」と組織の弱体化を懸念した。

 「『小泉』の看板が倒れたとき、自民の地力はどれくらいあるのか」。末松陣営も党幹部も、自民が抱えるもろさを感じながら戦いに突入する。
◇       ◇       ◇
 政権選択の第二ラウンド、参院選の公示が迫る。特定の政党への追い風は感じにくい。だが、小泉改革やイラク、年金未納問題などの突風が吹き、候補予定者らの足元を揺らしている。(敬称略)

<<合併の懸念>>
 兵庫県議会の1人区は養父市を含め27、うち24を自民が占める。大半が無投票で決まった。22の選挙区で合併協議が進んでおり、県会は近く、選挙区や定数を見直す委員会を発足させる。合併が進めば自民が守ってきた過半数の維持は危うく、郡部に支えられた自民勢力の陰りにつながることが懸念されている。

1290とはずがたり:2009/09/12(土) 18:45:09

小沢氏は早く辞めるべきとか消費税アップしないとか色々今と交錯するねぇ。。
>菅の年金未納が発覚した直後の「おわび行脚」だが、アピールも忘れなかった。党の年金案に消費税率アップを明記したことを挙げ、「裏付けのある代案を示した」。与党への反対だけではない姿勢を強調した。
>しかし、有権者の関心は未納問題に集中。「菅さんは早く辞めるべき」と反応は厳しかった。

2.混迷 (2004/06/02)
仕掛けた「年金」返り討ち
http://www.kobe-np.co.jp/rensai/200406bifu/02.html

 立候補表明から半年。民主党新人の水岡俊一(47)は、この間の変化をひしひしと感じている。「今は大きな風が向かっている。大変厳しい」

 街頭で「民主」と言えば、有権者は耳を傾けてくれた。陣営が最も警戒していたのは「組織の緩み」だった。

 二大政党制への期待票などで躍進した昨年の衆院選。その流れを参院選で押し進めようと、民主が仕掛けた「年金政局」。そこでつまずいた。

 党代表だった菅直人らに加え、水岡の総合選対委員長を務める県連代表の土肥隆一(65)にも未納が発覚、一度は代表辞任問題が浮上した。党代表「菅直人」と入った大量のポスターやはがきの刷り直しも迫られ、選挙準備は大幅に遅れた。

 「これまでの期待票に信頼票を積むのが課題だった。しかし期待すら失ったのではないか」。焦燥感をにじませる陣営幹部は、最大の応援団である連合兵庫の組織固めに力を注ぐが、労組以外への攻め手は定まらない。
◇       ◇       ◇
 五月の大型連休最終日。党幹事長だった岡田克也は、県内五カ所を駆けた。四カ所は昨年の衆院選で議席を逃した地域。参院選の先の衆院選もにらむ行動に、政権奪取の意気込みが見えた。

 菅の年金未納が発覚した直後の「おわび行脚」だが、アピールも忘れなかった。党の年金案に消費税率アップを明記したことを挙げ、「裏付けのある代案を示した」。与党への反対だけではない姿勢を強調した。

 しかし、有権者の関心は未納問題に集中。「菅さんは早く辞めるべき」と反応は厳しかった。

 情勢はさらに悪化する。政府案の衆院通過に向け自民、公明との三党合意に調印したが、法案成立を容認したと批判を浴びた。参院選の前線に立つ地方は「支持者に説明できない」と猛反発。代表となった岡田は今、廃案を模索する。
◇       ◇       ◇
 「腹立たしいが、自民にはしたたかさがある。民主も早く一人前に」。首相訪朝を翌日に控えた五月二十一日、連合神戸地協議長の嶋田輝男(55)は集会で力を込めた。

 訪朝日程が発表された日、民主の小沢一郎が、後に辞退するものの代表就任を受託、首相の年金未加入も発覚した。「年金問題封じ」などといわれるタイミングに、嶋田は自民の政治力を見た。

 政治参加の形を探るNPO法人の元副代表で大学生の青山明日香(21)=埼玉県所沢市=は、「取りあえずの民主支持者」。昨年の衆院選では、ボランティアで兵庫県内の民主候補を手伝った。

 年金問題は各党に広がったが、新代表選びなどで混迷が際立った民主。「そうこうしているうちに年金では政府案が成立しそう。民主にはまだ、政権は任せられないかな」

 最大野党から政権を担える党へ。脱皮の難しさを年金問題は突き付けた。実現への道筋は、まだ見いだせていない。(敬称略)

<<最大野党>>
 国会での民主系会派の人数は衆院178、参院72。衆院では野党の9割近くを占めるが、自民との差は衆院67、参院43。マニフェストを掲げた昨年の衆院選では、民主の全国の比例得票は自民を上回り1位。兵庫でも小選挙区、比例ともに得票数でトップ。参院選を政権交代へのステップと位置付け、兵庫選挙区では90万票を目指す。

1291とはずがたり:2009/09/12(土) 18:45:26

3.釈明 (2004/06/03)
与党のうまみ 抱える矛盾
http://www.kobe-np.co.jp/rensai/200406bifu/03.html

 電話のベルがけたたましく鳴った。急遽集められた神戸市議らは、相手の言い分に聞き入り、ひたすらわびた。その日付から、内部では「5・12ショック」と語られる。公明党兵庫県本部の空気は張り詰めていた。

 この日、地元選出の党幹事長冬柴鉄三(67)を含む三役らの年金未納・未加入が発覚。「裏切り行為ではないのか」。先に明らかになった民主党への攻撃を強めていただけに、受話器越しの支持者の声は厳しかった。

 与党入りから四年半。国政選挙での県内得票は増加傾向をたどる。勢いを背に、県本部は昨年五月、参院選兵庫選挙区での候補擁立を表明した。人選の難航などで結局、断念したものの、比例に絞った戦いは、達成したことのない県内五十万票を目指す。

 そこへ、冷や水を浴びせたのが年金問題だった。支持母体の創価学会員は「不正」に敏感だ。矛先はまず、顔見知りの地方議員に向くが、今回、県本部に掛かった電話は三日間で百本近く。怒りが直接、県本部に届いた異例の事態は、批判の強さを示した。
◇       ◇       ◇
 年金問題が発覚した日の夜、県本部代表の赤松正雄(58)は東京から神戸に戻り、創価学会幹部に頭を下げていた。「党の必死さが伝わった」。幹部は党の姿勢に一定の評価をした。だが、「未納の党三役は辞めて当然」という批判は、支持者らの間でくすぶっている。

 選挙への支援を要請するはずの地域の会合は、年金問題の釈明の場に変わった。詰め寄る支持者を前に、別の神戸市議の胸に本音がよぎる。

 ―責任を取って党三役が辞めれば、既に発覚している自民の大臣はどうなる―。口にすれば、連立を組む自民への気遣いに批判が高まりかねない。平謝りしかなかった。
◇       ◇       ◇
 与党のうまみ。政策の実現は、多くの時間と労力を費やした野党時代に比べ、驚くほどスムーズになった。半面、矛盾も抱えた。「平和」「庶民の目線」「クリーンさ」を重視する党だけに、イラクへの自衛隊派遣や年金問題への対応は、支持者に違和感を与えた。

 「選挙への動きが鈍るのではないか」と県本部幹事長の野口裕(53)は危惧(きぐ)する。支持者だけでは到底届かない、県内比例五十万の得票は果たせるのか。昨年の衆院選では、一部の自民候補が「比例は公明へ」と叫んで顰蹙を買っただけに、自民からの票も衆院選ほど期待できない。

 県本部で電話の対応に追われた神戸市議は、十人に満たない支持者の集まりにも顔を出すことにした。「ただただ、頭を下げるだけ」

 参院選後、自民が十五年ぶりの「単独過半数」を達成すれば、公明の影響力は低下しかねない。二大政党化の流れもある。集票力で存在感をアピールしようとする公明。取り巻く情勢が焦燥感を募らせ、地方議員らの背中を押す。(敬称略)

<<固い組織票>>
 昨年の衆院選で公明は、県内42万の比例票を獲得。候補を立てない選挙区で他党を支援する見返りに、比例票をもらう「バーター」を巧みに利用した。今回の参院選兵庫選挙区では、一度は候補擁立を表明。その強い組織力から他党は危機感を強めた。擁立を断念した選挙区での票を元に、比例での他党の協力を模索する。

1292とはずがたり:2009/09/12(土) 18:46:05

>この半年で、四万人もの会員が増えた。購読代を払う機関紙読者の会員に加え、月一回、無料の印刷物を読んでもらうだけの「ニュース会員」の導入が大きい。

4.反転 (2004/06/04)
追い風やみ足場固めへ
http://www.kobe-np.co.jp/rensai/200406bifu/04.html

 会員十三万人を擁する共産党兵庫県後援会。会長の斉藤茂(76)=神戸市垂水区=は焦りを募らせている。「地域の世話人でさえ、党の政策パンレットを読んでいない人がいる。そんなことで支持は広がるのか」

 この半年で、四万人もの会員が増えた。購読代を払う機関紙読者の会員に加え、月一回、無料の印刷物を読んでもらうだけの「ニュース会員」の導入が大きい。

 会員増をそのまま支持拡大とはとらえられない上、目標会員数の三十万人には遠い。「一人の会員から二票、三票につなげなければ勝てない」と斉藤は言う。

 今回の参院選で、共産は「一層の対話重視」を掲げ、地道な戦術で臨む。支持者らが直接、有権者と会い、政策を訴える。それには政策の理解が欠かせない。

 五月の世話人会。斉藤は一人ひとりにパンフレットを読んでもらい、各地区での実践を求めた。

◇       ◇       ◇

 再選を期す大沢辰美(63)は、六年前の選挙で自民現職と競り、五十八万票で初当選した。県内比例票も四十万を超えた。いずれも参院選での最高得票を塗り替えた。

 戦後最悪といわれた不況下で、「経済失政」を問われた自民への逆風。一方、共産は上げ潮に乗った。大震災後の兵庫では、復興行政や神戸空港建設などへの批判を背に、風は一層、強まった。

 しかし、追い風は長くは続かず、退潮傾向に見舞われる。昨年の衆院選では自民、民主による「二大政党対決」に埋没。比例で守ってきた県内関係議席も失った。

 「六年前、だれが、どんな層が支持してくれたのか。今も十分には分かっていない」。複数の党関係者が明かすように、「予想を超えた」とされる六年前の支持の広がりは、その実態をつかめぬまま風とともに消えた。

 大沢の選挙で陣頭指揮を執る党県委員会書記長の岡正信(57)は、党を取り巻く六年の様変わりを見据え、足場固めに腐心する。「風に揺れない、しっかりとした、顔の見える支持が必要だ」

◇       ◇       ◇

 前哨戦で奔走する地方議員には、悲壮感が漂っている。「これは、と訴えても反応がない」。イラクや年金、首相訪朝と、時々に動く世間の関心。党の主張は、六年前のようには響かない。

 首相の訪朝結果に対し、党内では「批判すべき」との声もあった。だが、「日朝間の正常化」を掲げる党の方針に沿い、批判は避けることになった。年金未納問題でも「国会議員になる前は別」という党の基準で、首相への追及を控えている。

 共産を長年支持してきた宝塚市の元会社員(63)は、最近の党の姿勢に疑問を抱いている。「もっと柔軟になって世論にアピールすべき。共産が風をつくり出せなくてどうする」

 期待ともどかしさ。支持者らのジレンマは、退潮傾向から脱しきれない党の姿と重なる。(敬称略)

<<ソフト路線>>
 共産は、旧ソ連の崩壊など負のイメージからの脱却を狙い、1990年代から現実・柔軟路線を歩み、今年1月の党大会で、天皇制、自衛隊を事実上容認する新綱領を採択した。選挙では昨年の衆院選以降、自民・民主双方への対決姿勢を強く打ち出す。2人区で現職を擁する兵庫は重点区。3月以降、党幹部の来援が相次ぐ。

1293とはずがたり:2009/09/12(土) 18:46:40
>>1289-1293

イマイチ混乱して自己満足気味の文章で解りにくいけど兎に角中川は護憲共同で新社会系の原の支援をやって,土井も正式に表明しない迄も心情的には近いと云う事か。

5.再接近 (2004/06/05)
訴え広がらず連携模索
http://www.kobe-np.co.jp/rensai/200406bifu/05.html

 「自民と同じ。弱者切り捨ての党だ」。五月末、社民党の元衆院議員中川智子(56)=宝塚市=が、神戸・元町の駅前に立った。批判の矛先は民主党。社民県連は今回の参院選で、民主新人の水岡俊一(47)の推薦を決めている。しかし中川の隣には、市民団体に推され、無所属で挑む新社会党県本部委員長の原和美(54)がいた。

 兵庫の社民と新社会は旧社会党時代、激しい左右対立でたもとを分かった。一部とはいえ十年ぶりの再接近の裏には、「瀬戸際」ともいえる組織の事情と、改憲への強い危機感があった。

 昨年の衆院選で議席を激減させた社民。党首だった土井たか子(75)さえ小選挙区で敗れ、「ポスト土井」をにらむ動きもある。新社会は政党要件も国会議席もない。

 「今の党勢で護憲を押し出すには限界がある」と言うのは、中川と行動を共にする社民の宝塚市議(57)。その思いは、水岡の推薦をまとめた社民県連副代表、今西正行(65)にも通じる。

 「民主は改憲勢力」と批判してきたが、「教え子を戦場に送らない」とする元教師の水岡に託した。「憲法を守るには、他党であっても改憲否定派を増やすことが必要。党より個人。苦渋の選択だった」

◇       ◇       ◇

 昨年の衆院選でも、候補だった原と中川は連携した。参院選に向けては統一候補の擁立を目指し、市民団体「9プラス25改憲阻止市民の会」(佐治孝典代表世話人)を中心に話し合ってきた。

 土井も出席した四月の会合。候補に挙がった中川は「気持ちの整理がつかない」と固辞したが、支援は約束した。「だれであっても推薦人になってもらえますね」。メンバーの視線が土井に集まった。無言の土井。その心中を、メンバーらは「イエス」と読み取った。

 県連が水岡への推薦を決めたのはそれから約二十日後。「今の民主に憲法は守れない」と、土井は今西に気色ばんだが、県連とのねじれを懸念してか、原支援の態度は明確にしていない。

◇       ◇       ◇

 神戸市外国語大三年の福留庸友(21)は三月、イラク南部のサマワを訪ねた。現地は安全で、政府の言う「非戦闘地域」だと感じた。だからこそ、武器を持った自衛隊派遣に疑問を持った。

 自衛隊撤退の訴えには共感する。憲法問題も大切だが、「それだけで一票は投じない」。原の護憲の訴えは、「平和」に関心を持つ有権者でさえ、判断基準の一つにすぎない。

 「護憲を呪(じゆ)文のように唱えるだけではしんどい」「改憲による暮らしの変化に、市民はどれだけ危機感があるのだろう」。三日、原支援で集まった地方議員らは、響かぬ訴えに苦悩の表情を見せた。

 厳しさの中、陣営が注視しているのが、秘書給与詐取事件で有罪が確定した社民の元衆院議員、辻元清美(44)の動き。大阪選挙区での立候補が取りざたされ、離党して護憲ネットワークを立ち上げるという見方もある。

 「連携できればインパクトがある」。陣営に高まる期待は、兵庫から突破口を開くことの困難さを物語る。(敬称略)

=おわり=

1294名無しさん:2009/09/19(土) 09:19:20
http://www2.asahi.com/2004senkyo/news/TKY200406180129.html

自民、読めぬ得失点 比例区候補の登板と降板 
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 自民党の参院選比例区候補の座をめぐり、竹中経済財政・金融相(53)が小泉首相に説得されて16日に立候補を表明した。一方、政治団体「日本歯科医師連盟」(日歯連)が組織候補として推してきた日大助教授の笹井啓史氏(43)は、日歯連をめぐる汚職事件のあおりで出馬を断念した。有力支持団体の組織選挙から「改革」のイメージに頼る選挙に重点を移す自民党の移り変わりがにじむ出来事と言えるが、その損得勘定は――。

 ●竹中氏、地方から反発も

 「小泉構造改革を一番よくわかっているのはあなたなのだから、国民によく訴えてほしい」。17日、自民党本部。竹中氏は、党総裁の小泉首相から党公認証をもらう際にこう言われた。

 首相らが竹中氏に期待するのは、苦手とされる都市部の無党派層の取り込みだ。昨秋の総選挙での「小泉・安倍(晋三幹事長)」の二枚看板はあるものの、年金問題で世論調査の支持率も下降気味。改革イメージの新たな看板として「地方にいかず、東京、横浜、大阪あたりをうろうろしてくれるだけでいい」(幹部)という声もある。

 首相周辺は竹中氏に関する好感度調査を極秘に実施。「好感度が高い」という結果を受け、擁立に踏み切った。かつて竹中氏の改革路線を批判して更迭を求めた堀内光雄総務会長も「自民党の支持層を広げ、100万票は取るだろう」。

 竹中氏側にも計算はある。主導する郵政事業の民営化は党側の抵抗を受けてきたが、「選挙での貢献があれば、青木幹雄参院幹事長らも評価せざるを得ず、力関係が変わる」(政府関係者)との期待がある。

 ただ党内には、小泉改革に批判的な業界や地方組織から逆に反発を招くという不安の声もある。公明党幹部も「どういう人が入れるのかわからない」と言い、竹中効果は30万票程度とみている。

 ●候補断念、浮く「日歯票」

 日歯連は11日に都内で臨時評議員会を開き、笹井氏の選挙運動をしないことを決定。日歯連幹部と笹井氏は16日、自民党の青木参院幹事長と会談し、公認を辞退するという事実上の出馬断念の考えを伝えた。「比例区は『自民党』と書くよう呼びかける」と申し出るのが精いっぱい。中央社会保険医療協議会(中医協)を舞台とする臼田貞夫前会長の汚職事件を受けて、それまでも、笹井氏は参院選に向けた活動自粛を表明していた。

 日歯連は日本歯科医師会の政治団体。自民党の支持団体でも有数の資金力を持ち、01年参院選での組織内候補だった中原爽氏は10万票余りを獲得した。この基礎的な組織票が、笹井氏の断念で漂流しかねない。

 「多くが自民党と書くだろうが、さまざまな団体が都道府県単位で個別に連携を呼びかけており、『草刈り場』になっている」。党幹部はこう話す。関係者によると、日本医師会の政治団体である「日本医師連盟」は水面下で「3年後の参院選で日歯連の推薦候補に協力する」と申し出て、今回の選挙で日医連が推す候補を支援するよう交渉を進めているという。

 一方、最近では民主党参院議員が日歯連の一部幹部と勉強会を開くケースも。自民党内には「一部の票が民主など野党に流れるかも」(党関係者)、「一度組織候補の擁立を見送ってしまえば、3年後に立て直すのは難しい」(参院幹部)といった声も出始めた。

(06/18 10:33)

1295名無しさん:2009/09/20(日) 10:35:03
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik2/2003-03-23/15_03.html

2003年3月23日(日)「しんぶん赤旗」

自民参院比例候補を
日本経団連が公募

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 日本経団連が来年夏の参院選の自民党比例代表の推薦候補者を決めるため、立候補予定者を公募し、予備選を四月下旬に行うことがわかりました。

 旧経団連は一九九八年、二〇〇一年の参院選で、財界代表を自民党比例代表候補として財界ぐるみの応援で当選させています。

 日本経団連内に、政治への関与を強めるために設立した「企業人政治フォーラム」(BPF)によると、応募資格は、「日本経団連など経済団体の会員企業・団体に十年以上在籍し、自民党の候補者として立候補する意志のある人」。応募受け付けは二十四日まで。

 応募者は三千字以内の「政策と抱負」のほか、BPF会員は三十人以上、同会員以外は六十人以上の推薦人名簿を提出します。書類選考、立会演説会を経て四月下旬に予備選挙をおこない、推薦候補を一人にしぼる予定。

 九八年の参院選では、東京電力副社長だった加納時男氏、〇一年は伊藤忠商事常務だった近藤剛氏が、それぞれ自民党比例候補として立候補、関係業界をはじめ財界のバックアップで当選しています。

 消費税増税キャンペーンの先頭を切っている日本経団連。奥田碩会長が一月に発表した「奥田ビジョン」では、企業・団体献金をする際の「ガイドラインを作成する」としており、自前の国会議員育成も含め、政界への影響力強化を図ろうとしています。

1296名無しさん:2009/09/20(日) 14:40:53
http://www2.asahi.com/2004senkyo/localnews/TKY200406130099.html

民主と修復、困難に 社民が独自候補 <とやま参院選04>
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 6月24日公示予定の参院選まで1カ月余。富山選挙区(改選数1)は、社民党が、民主党との政策的違いなどから独自候補の擁立を目指し、4月に県連合幹事長の小川晃県議(64)に決めた。「野党共闘」の消滅は、両党の支持母体・連合富山にも大きな亀裂をもたらし、現職の谷林正昭氏(57)の再選を狙う民主に逆風となるなど影響が広がっている。


 「周りから県議の立場を捨ててまで出る必要はないと反対されたが、(社民党支持者の)期待に背くわけにはいかなかった」

 4月25日、富山市で開かれた社民党県連合の定期大会。擁立の正式決定後、あいさつに立った小川氏は苦渋の決断をこう振り返った。

 社民が県議会に持つ議席数は5。小川氏の立候補により、県議の議席を失うのは大きな痛手だ。補選で再び獲得できない可能性もあり、「大きなリスク」(党関係者)があることは明らかだった。

 小川氏を支えてきた地元の党高岡支部にも、立候補に根強い反対があった。市議の一人は「厳しい選挙戦になるのは確実。引き受ける人がなく、幹事長として責任をとった」とみる。


 ○又市氏の面目

 候補者選びは検討を始めた今年1月から難航を極めた。にもかかわらず、県連合幹部が擁立を目指したのは、全国的な退潮傾向に歯止めをかける狙いのほか、民主との政策的違いが大きかったためだ。

 県連合の横山真人代表は「民主党も憲法改正の方針を打ち出し、自民との二大政党では戦争のできる国になってしまう。護憲政党として社民党は戦わなければならない」と危機感を強める。

 昨年11月の総選挙で残した民主との「しこり」もある。自民に対抗するため、富山1、3区で候補者を一本化したが、2区では別々に立てる結果となり、双方に不信感が生まれた。

 加えて、県内に支持基盤を持つ又市征治参院議員が昨年12月、党幹事長に就任し、全国の組織に参院選の候補擁立を働きかける立場になったことも大きい。

 「又市幹事長から『何としても立ててもらわなければ困る』と言われ、大変なプレッシャーを感じた」。小川氏は定期大会で述べ、又市氏の面目を保つための必死の決断だったことをにじませた。


 ○現職に大打撃

 社民の擁立に打撃を受けたのが民主だ。反自民票の分散を防ぐため、社民に擁立を見送るよう求めたが、はねつけられた形となった。

 「社民党とは政策の違いがあるが、候補者を一本化した県もある。自民打倒という大局を見て判断してほしかった」と県連の坂野裕一幹事長。

 兵庫や大分、長崎県などで社民は候補者を出さず、民主が擁立する立候補予定者に協力している。


 ○連合にも亀裂

 一方、社民より民主に軸足を置く連合富山は昨年7月、早々と谷林氏を推薦していた。だが、連合富山傘下の最大組織で、社民を支援する自治労県本部が小川氏の推薦を決め、一枚岩で戦えなくなった。

 連合富山の草嶋安治会長は、社民の定期大会に来賓として招かれていたが欠席。「労働界は一丸となって戦えるはずだった。野党現職の議席を大切にするという点で、社民党は判断してほしかった」と悔しがる。

 民主、社民両党は00年総選挙で別々に候補者を立てて大敗した教訓から、前回01年参院選では統一候補を擁立している。

 だが、坂野幹事長は「これまで試みてきた社民党との選挙協力は、見直さざるを得ない」と言う。両党の関係は修復が極めて困難となった。

 (05/23)

1297名無しさん:2009/09/20(日) 15:01:26
http://www2.asahi.com/2004senkyo/localnews/TKY200407040194.html

民主に社民、選挙区協力は<票はいずこへ・中>
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 選挙戦に入って間もない6月下旬、香川選挙区に立った民主新顔、植松恵美子さん(36)は街頭演説の合間を縫って、県議会を訪ねた。面会の相手は西讃の社民党県議。支援の依頼だった。

 「党としては無理だが、個人として手伝いましょう」。県議は応じた。

 民主党は自らの組織が弱い西讃を中心に、社民の力を借りたいところだ。「社民票を取り込まないと勝負にならない」と話す県連幹部もいる。

 支援を頼まれた社民の県議は今、支持者を回って社民の比例区候補の支持を訴えつつ「選挙区は民主に」と言い添える。「自民の議席を減らし、小泉政権にストップをかけるにはこうするしかない」

      ◇

 社民は4月下旬の県連定期大会で、参院選では選挙区に候補を出さずに非自民の自主投票と決めた。社民が参院選の香川選挙区で公認・推薦の候補を決めないのは初めて。有力県議は「つらい。国会議員が減って政党交付金が減り、選挙の資金がない」とこぼす。

 一方、民主は「候補を出さなかったことが最大の支援」と受け取った。

 しかし、社民県連が民主支持でまとまるかどうかは別だ。

 昨秋の衆院選比例区では約3万7000票を得たものの、00年の衆院選より3万票減。多くは民主に流れたとみられることから、民主を敵視する見方もくすぶる。選挙区対応はあくまで個人の判断任せだ。

     ◇

 民主は今回、連合香川の推薦を取り付けた。衆院選で全面的には支持されなかっただけに、期待がかかる。中でも「社民最強の応援団」とされる自治労県本部が民主の公認候補の支持に回るのは初めてで、注目を集める。

 しかし、自治労の中にも微妙な温度差がある。ある市の労組幹部は「民主ではなく、候補本人を応援する」として組合員を説得したという。自治労県本部の森信夫書記長は「初めてなので、ある程度の揺れは予想していた。終盤にかけてさらに力を入れる」と組織固めに懸命だ。

 昨秋の衆院選。比例区では民主、社民両党合わせ17万票。自民党の18万余りに迫る。

 現職の山内俊夫さん(57)を擁立する自民の関係者は言う。「民主と社民がちゃんと組んだら、脅威になりうる」

 新顔の近石美智子さん(56)を立てた共産党県委員会幹部は「社民票は期待しない。ただ、改憲に走る自民と民主の政策に批判的な層の票は期待できる」と話した。  (07/03)

1298名無しさん:2009/09/21(月) 17:04:43
http://www.morioka-times.com/news/0406/25/04062503.htm

2004年 6月 25日 (金)       

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■ 〈参院選〉あの手この手で訴え 候補者の出陣風景
 過去3回の参院岩手選挙区の構図を振り返ると、95年は「自社連立・新進・共産」、98年は「無所属・無所属・社民・共産・自連」、2001年は「自民・自由・社民・共産・自連」、そして今年は「共産・民主・社民・無所属」の争い。3年ごとの「夏の陣」を定点観測すると、過去10年間の政局の激動ぶりが浮かび上がる。特に今年の参院選は、民主党事務所と無所属事務所のスタッフの間に「異動」があり、複雑な人間模様を背景に、心理戦が展開されている。さらにハプニングの選管ポスター騒動も選挙戦に持ち出され、全国ニュースとなったこの問題がどのような影響を与えるのか注視される。

■若山氏
 若山明夫氏の陣営は盛岡市本町通の浅沼ビル前で出陣式。30分ほど前から支持者が集まり始め、約200人になった。女性後援会は必勝の文字と石割桜を書いた手製の横断幕を掲げ「国会に行ってわたしたちの願いをかなえてほしい」とアピール。桜の花びら1枚1枚に「年金を減らさないで」などの思いを書き込んだ。


 水戸正男県参院選挙闘争本部長が「消費税増税ノーの審判を下すか、自衛隊のイラクからの即時撤退、憲法9条を守り生かし平和の外交を進める日本を築くのか、このことが熱い争点として戦われる。この選挙、日本共産党と若山候補への大きな支持、ご支援をどうかよろしくお願いします」と訴えた。


 菅野恒信いわて労連議長、渋谷靖子女性後援会代表がそれぞれ応援演説。斉藤信県議が日本共産党比例の大門みきし候補の代理弁士として演説。若山候補が第一声をあげ、集まった支持者一人ひとりと握手を交わし遊説に出発した。


■主浜氏 
  主浜了氏は午前8時半から神明町の事務所で出陣式。「この岩手から日本を一新しよう」、「参院選を政権交代のステップに」と気勢を上げた。


 高橋令則総括責任者、選対本部長の達増拓也衆議院議員、遠藤清逸連合岩手会長代行らの熱いエールの後、主浜氏は「日本のため、岩手のため一身をささげて働く」と事務所の床に土下座して固い決意を表明。「頑張れ、頑張れ」と拍手がわいた。


 事務所前で行われた第一声には約500人の支持者が集まり、黄川田徹衆議院議員、平野達男参議員議員らが応援演説。民主党県議団のほか、政和会の吉田洋治、柳村典秀の両氏も駆け付けた。


 選対本部長代行の藤原良信県議会議長は、県選管が作成し使用中止を決めたポスター「どうして岩手の人は不満があるのに何も言わないの?」を掲げて、「これは選考委員会、世論調査を経て決定したポスターだ。日本はこのままではダメ。総力を挙げて主浜了を支え、戦い抜く」と力を込めた。

1299名無しさん:2009/09/21(月) 17:04:55
>>1298

■竹花氏
 盛岡市南大通3丁目の竹花邦彦選挙事務所には、午前7時半ころから支持者が詰め掛け始めた。竹花候補は午前8時前に元気な姿で事務所入り。8時には総括責任者の阿部静子党県連合代表、斎藤健市平和環境岩手県労組センター議長、関正昭後援会長らが姿を見せた。


 8時半には事務所内で阿部責任者が「平和憲法、イラクへの自衛隊派兵反対、年金改革法廃止を掲げて、選挙戦を勝ちたい」と必勝を祈願。竹花候補は、後藤ゆり子社民党県連合副代表からたすきを掛けてもらい気持ちを新たにした。


 関会長が必勝祈願の音頭上げをして牛乳で乾杯。第一声は南大通2丁目のいけだ整形外科前。自治労や岩教組ら支持団体を中心に約200人の支持者が参集した。


 阿部責任者は「雇用、平和、暮らしにおいて大変な時期にある。子供たちの未来のために平和や暮らし、自然を守りたい。今回の選挙で覆えさせたい」とあいさつ。本宮秀孝社民党県盛岡支部代表が「必勝団体がんばろう」とシュプレヒコール。竹花候補は沿道の支持者1人1人と固い握手をして遊説へ向かった。


■高橋氏
 盛岡市菜園1丁目の高橋洋介氏の事務所前には約1千人の支持者が集まり、元副知事の「ようすけさん」の出陣を激励した。出陣式では総括責任者の小野繁岩手医大元学長が「大冷害のとき岩手の種もみを沖縄に持っていった、岩手を救ったのは高橋さんだ」と農政部長時代の活躍を強調した。


 第一声で選対本部長の自民党の鈴木俊一代議士は「出納長、副知事として岩手の実情を熟知した高橋さんであり、地方分権を進めるうえで最もふさわしい」と応援。現職の椎名素夫参院議員は「わたしは勇退するとき、迷うことなく岩手、日本、世界を改革するのは高橋さん以外いないと思った。ありがたいことに自公と各種団体が結集してくれた」と、高橋氏を後継指名した理由を説明した。


 自民党の玉沢徳一郎代議士、公明党本部政務調査会副会長の渡辺孝男参院議員、農政連会長の佐々木西和賀農協組合長が祝辞を述べ、ときの声で高橋氏を送り出した。

1300名無しさん:2009/09/21(月) 17:06:16
http://www2.asahi.com/2004senkyo/carta/B03001003.html

選挙区候補者 岩手
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竹花 邦彦(52)
たけはな くにひこ

新 社民 

党県常任幹事〈元〉宮古市議・自治労県副委員長▽高崎経済大

略歴は主な経歴。年齢は投票日現在。【 】の政党は推薦・支持

1301名無しさん:2009/09/21(月) 17:24:20
http://www.zenshin.org/f_zenshin/f_back_no04/f2161a.htm

 参院選での「惨敗」で「政治方針」は破産へ
 労働者階級は、7月参院選で小泉=自民党に怒りの鉄槌(てっつい)を下ろした。自衛隊のイラク多国籍軍派兵と年金改悪にNOをつきつけた。自民党=日本帝国主義の政治支配は破綻(はたん)しているのだ。小泉政権打倒―日帝打倒の闘いが始まったのである。
 労働者階級の怒りの鉄槌は、連合―自治労中央に対しても下ろされた。
 今回、自治労本部は組織内候補、高島良充元中央本部書記長の当選に全力を挙げた。本部主流派の政治路線を貫き連合内で自治労の発言力を確保するためだ。そのためには得票数でも上位を占める必要があった。
 にもかかわらず、高島は17万弱しか得票できなかった。97万人の組合員のわずか17%しか投票せず、前回の組織内候補よりも5万票近く減らし、連合推薦8候補中、7位に沈んだ。連合最大の約百万人を誇る労組としては惨敗なのだ。
 自治労本部が94年来掲げ追求してきた「民主リベラルの総結集による2大政党制」の政治方針は破産した。2大政党制が擬似的にせよ現実化しかけた時、組合員は一斉にそっぽを向いた。今や2大政党制的安定ではなく、階級的分岐・流動・高揚情勢に全面的に突入しているのだ。
 前回の参院選でも、中央本部のメンツは丸つぶれだった。社民党支持13県本を中心とする反主流派が又市征治富山県本部委員長(当時)を当選させた。
 巻き返しを期した今回参院選では、指導力、求心力を低下させた自治労本部は組合員を選挙動員できず、一部幹部だけが走り回り、ポスターは組合室に山と積まれたままだった。大会で本部の「民主リベラル総結集論」の破綻(はたん)をつきだし、追及しよう。

1302名無しさん:2009/09/21(月) 18:08:09
http://210.166.12.74/backno/200607/18backno.html
◆ 参院選まであと1年 現職3氏活動活発化

 1年後の参院選に向けて、富山選挙区に出馬する自民党の野上浩太郎、比例代表での立
候補を予定する民主党の広野允士、社民党の又市征治の現職3氏が、支持者回りを活発化
させている。野上氏は党支部や後援会などの集まりにこまめに顔を出し、組織固めを図る。
比例の2氏は、県内を中心に支持を広げたい広野氏に対し、党幹事長という立場で全国か
ら票を掘り起こす又市氏が、対照的な活動を展開。新人では富山選挙区に出馬する共産党
の泉野和之氏も春から県内各地の後援会を回り、支持拡大を図っている。

 財務大臣政務官の野上氏は、公務のない土日は県内に戻り、党の地域支部や職域支部、
後援会、団体の集会を積み重ねている。多いときは1日で10カ所以上回る。「幅広い層
の人たちと直接対話するようにしている」と話す。

 平成13年の参院選は「小泉旋風」で自民党が65議席を獲得。野上氏も得票率65パ
ーセント、約33万7000票で圧勝した。改選期となる来年は、昨年の衆院選圧勝の反
動で自民党にとって厳しい戦いになるとの見方が強い。従来は参院選1年前の7月ごろだ
った一次公認の発表を5月に前倒ししたのも、早期に態勢を整えるためだ。

 野上氏の対抗馬は今のところ泉野氏だけだが、綿貫民輔代表率いる国民新党の動向は軽
視できず、野党連携の行方も予断を許さない。野上氏自身、前回のような〝追い風〟は感
じないというが「5年間、地域に密着し、足腰の強い活動をしてきた自負はある」と力を
込めた。

 泉野氏は15日に富山市で開かれた講演会で「小泉政権で弱者切り捨てが進んだ。共産
党こそが国民に優しい国の将来像を示せる」と訴えた。県内各地で有権者と話をする中で
「小泉改革に疑問を持つ人が多いことを実感する」と手応えを感じている。

 広野氏は先月中旬、都内で開いた政治資金パーティーで「古里富山で10万票、県外で
5−6万票があれば当選できる」と、議席死守にかける意気込みを表明した。

 自由党から立候補した前回は約5万9000票を集め、同党3位で議席を獲得したが、
民由合併後の16年参院選は、民主党の最下位当選者の得票は10万票台。当選ラインは
上がっている。

 労組など特定の支持母体を持たない広野氏が当選するには、県内での集票アップが不可
欠だ。前回選の県内得票は約5万票で、全得票の85パーセントを占めた。県内票倍増に
向け、富山市中心だった後援会を再編強化し、県西部でも拠点づくりを急ぐ。今秋の党代
表選では小沢一郎代表が再選する見通しで「(組織をバックにしない)自分が当選するこ
とが小沢民主の躍進になる」と強調する。

 又市氏は国会閉会後、ただちに全国遊説をスタート。臨時国会が開会する直前まで約3
カ月間にわたり、支援労組や団体回りが延々と続く。

 これまで四国、九州5県を行脚し、月末までに青森や岡山などさらに7県を駆け回る。
幹事長の知名度を生かし、国政報告会も数多くこなしており「どの会場も予想より入って
いる。手ごたえはある」と自信をのぞかせる。

 又市氏は前回選で、社民支持を打ち出す自治労13県本部を中心に支援を受け、約14
万8000票を獲得。現段階で社民党の参院選候補者として確定しているのは又市氏だけ。
「候補者が出そろわない段階では、具体的な得票目標はない」とするものの「少なくとも
倍増、できれば30−40万票は取るつもりでやらなくてはならない」と党の顔としての
責任を負う。

 県関係では、新人で全国農業協同組合中央会専務理事の山田俊男氏=小矢部市出身=が、
自民党公認で比例代表に出馬する。山田氏出馬の影響について、又市氏は「競合は限定
的」との見方を示すが、一部保守層で支持基盤が重なる広野氏は「影響は小さくない」
と気を引き締めている。

1303名無しさん:2009/09/26(土) 16:10:06
http://www.yomiuri.co.jp/election/local2003/feature/fe04/fe04_05.htm
組織票流
(5) 日本経団連 復権狙い カネとヒト

 自民党で無派閥で活動してきた加納時男参院議員が2月13日、小里グループに入会した。元東京電力副社長の加納氏は、98年の参院選で経団連(現・日本経団連)が比例選に擁立し、当選した経済界出身議員の1人だ。
 加納氏は「(源流である旧大平派を率いた)大平正芳・元首相のブレーンを務めていたことがあるから」とその理由を説明する。

 しかし、加納氏に続き、2001年の参院選で当選した元伊藤忠商事常務の近藤剛氏が山崎派に属しているため、党内に「経済界出身の2人とも小泉首相寄りの小派閥に入るのか」と波紋を広げた。

 事前に情報を得た堀内総務会長は2月6日夜、都内のホテルで開かれた連合幹部との会合後、同席した青木参院幹事長に「加納氏の小里グループ参加を了承するのか」と不快感を伝え、青木氏も「今になって派閥に参加するのは理解しにくい」と同調した。

 だが、来年夏に参院選改選を控えた加納氏にも、「前回の近藤氏の参院選を見ていても、経済界だけでは推進力がない。選挙のプロの政治家の支援は欠かせない」(周辺)という事情はある。

 経済界は、外から政府・自民党に注文を付けるよりも、内部で経済政策の決定にかかわった方がいいとの判断の下に、ヒトを出し始めた。しかし、そのヒトを支える票の確保は容易ではない。

 日本経団連の政治連盟に相当する「企業人政治フォーラム」の会員は4000人程度にとどまっている。フォーラムは次期参院選の自民党比例選候補を17日から24日まで加納氏を含めて公募し、4月に電子投票の予備選で決めるが、集票力を高める狙いとは裏腹に、基礎票の少なさが目立つことにもなりかねない。

 もう一つ経済界の発言力を支えているカネはどうか。

 そのカネは、経団連が93年、業界団体や企業に献金額を割り振るあっせんの中止を決めて以来、自民党への企業献金は80億円程度から30億円程度に激減している。

 大手銀行は公的資金注入などを契機に献金を自粛。業績悪化から企業が献金を控え、坂井隆憲衆院議員のヤミ献金事件など不祥事が相次ぎ、株主らの献金に対する見方は厳しくなっている。

 経団連が「財界総本山」と呼ばれ、政治に影響を及ぼしたかつてとは比べるべくもない。昨年暮れの2003年度税制改正問題は、そんな日本経団連の限界を露呈した。

 当初、日本経団連は、商工族の尾身幸次・前沖縄相、近藤氏らが結成した「経済活性化税制議員連盟」を支援し、企業活動に有利な税制改正を目指した。結果は、自民党税制調査会が経済界が猛反対した法人事業税への外形標準課税導入を押し切る一方、企業側が強く要望した法人税率の引き下げはあっさり「大企業優遇だ」として見送った。

 日本経団連幹部の1人は「少数の長老に牛耳られている党税調に一石を投じたが、結局、我々の無力さが浮き彫りになった」と反省する。

 日本経団連の奥田碩会長は献金を通して政治への影響力を回復しようと、1月に発表した「奥田ビジョン」には与野党の政策と実績を評価し、企業が献金する際の参考となる指針の作成を盛り込んだ。

 経済界に有利な政策を実施する政党への献金を手厚くするのが狙いだ。その個別の政策要求も、不況下で切実さを増している。

 2月27日、東京・大手町の経団連会館に、前田又兵衛・前田建設工業会長ら日本経団連の政治・企業委員会のメンバーらが集まり、指針作成の検討作業を始めた。

 経済界には「『献金で政策を買っている』と批判されかねない」との慎重論もくすぶる。経済界の模索は続く。(おわり)

    ◇

 この連載は村尾新一、赤津良太、川島三恵子、古川肇、東武雄、薗浦健太郎、地方部・長谷川剛が担当しました。

日本経団連

 2002年5月、経済団体連合会(経団連)と日本経営者団体連盟(日経連)が統合した経済界最大の組織。経団連時代の96年7月、会員5万人を目標に「企業人政治フォーラム」を発足させた。

(2003/3/18 読売新聞 無断転載禁止)

1304名無しさん:2009/09/26(土) 16:12:49
http://www.keidanren.or.jp/japanese/journal/times/2002/1003/01.html

経営タイムス No.2648 (2002年10月3日)

日本経団連 企業人政治フォーラム、福岡で講演会を開催
−内閣改造後の構造改革の行方探る

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日本経団連、企業人政治フォーラムは9月27日、九州・山口経済連合会、福岡県経営者協会、福岡商工連盟の協賛を得て「企業人政治フォーラム福岡講演会」をホテルニューオータニ博多で開いた。「内閣改造後の構造改革の行方―経済界出身議員はこう動く」がテーマ。県内外から参加した経営トップら企業人240人余りが、加納時男、近藤剛両参議院議員の国政報告を聴取した。

原発への信頼回復を ―加納氏
講演会開会に当たりあいさつした前田又兵衞・企業人政治フォーラム会長代行は、民間の活力が十分発揮できる社会の実現のためには、政治の強いリーダーシップと同時に、現場で働く人々のナマの声を直接政治の場で実現させなければならないことを強調。そのために経済界から送り出した加納、近藤両参議院議員が現在、国政の場で活躍していることを報告し、参加者の支援に謝意を述べるとともに今後のさらなる支援を求めた。
続いて地元を代表して大野茂・九州・山口経済連合会長があいさつ。その中で大野氏は、今まで東京が中心であった経済界と政治を結ぶ催しが、地方においても実施されることを喜ばしいことと評価。さらに、加納、近藤両議員について、「日本のために汗を流している2人を政治の良心として、今後も支えていかなければならない」と述べた。
その後、山崎拓自由民主党幹事長・衆議院議員の祝辞を披露、国政報告に移った。

最初に報告した加納時男議員は、平成10年に当選後、13年には文部科学大臣政務官に就任し、エネルギー政策基本法成立に尽力するなど「夢ある政治・元気の出る社会」をめざし活躍している。
報告の中で加納氏は、自身の出身企業でもある東京電力の原子力発電所不実記録事件について、「原子力への信頼が傷つけられた」と憂慮。技術的に“安全”であっても“安心”にはつながらないとし、再発防止策こそ急務であり、企業風土の改革、企業倫理の再構築に加えて、客観性のある品質保証、内部監査制度、第三者を加えた評価システムの確立が不可欠であることを強調した。
また、同時に、原子炉の技術基準が未整備であることも指摘、原子力安全・保安院(NISA)に対し、今回の事件の背景となった維持基準の整備を急ぐよう求めた。

1305名無しさん:2009/09/26(土) 16:13:01
>>1304

経済界に支援を要請 ―近藤氏
次に、昨年初当選し、現在、国会では経済産業委員会、行政監視委員会、国会等の移転に関する特別委員会、憲法調査会などの委員を務め、「日本完全復活」をめざし活躍中である近藤剛議員が報告。
その中で近藤氏は、今年の通常国会について、「経済関係では、ほぼ小泉内閣の筋書き通りの成果を収め、具体的な第一歩を踏み出した実りある国会だった」と総括。これからの注目点として、内閣改造が市場に与える影響、10月27日の補欠選挙を挙げ、とくに補欠選で経済に悪影響の出ない結果が出ることを期待した。
また、政策面では (1)当面の経済政策 (2)税制改革 (3)来年度の予算編成――など、重要な時期を迎えており、期待に応えられる活動を約束するとともに、経済界に助言や支援を要請した。

<企業人政治フォーラム>
「企業人政治フォーラム」は1996年、企業人の政治への参画意識高揚を目的に旧経団連が設置。企業人と政治家が率直な意見交換を行う場を多彩に設け、企業人の政治への関心を高めるとともに、政治家にも経済界の実情を理解してもらうことで日本の政治を変えていくことが狙い。
主な活動は、(1)企業人と政治家とのコミュニケーションの場を提供 (2)政治に関する情報を提供 (3)企業人の声を政策形成に反映させる――など。具体的には、全国各主要都市で開催する講演会、シンポジウム、有力政治家との政経懇談会、若手政治家との政策懇談会、若手・中堅社員対象の政治集中セミナー、政治に関する各種アンケート調査などを行う。5月の新団体誕生を契機に、活動を全国的に広げ、今回の福岡講演会もその一環として実施した。
今後、11月29日に高松市で、来年1月31日には仙台市で、同様の講演会を開催する予定。
フォーラムを構成する会員は、個人会員(日本経団連もしくはこれに準ずる経済団体の会員企業・団体の役員および社員・職員)と法人会員(日本経団連、もしくはこれに準ずる経済団体の会員企業・団体)の2種類。現在、法人・個人あわせて約4000名が会員として登録している。
年会費は個人会員の場合、役員5000円、社員・職員2000円、法人会員は一口10万円で、一口当たり25名まで登録できる。
企業人政治フォーラムに関する問い合わせ、申し込みは、日本経団連企業人政治フォーラム事務局(電話 03―5204―1766 )まで。

1306名無しさん:2009/09/26(土) 17:17:25
http://web.archive.org/web/20040630192716/http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040622-00000503-jij-pol

野党比例候補(民主、共産、社民)☆4【20参院選】

東  裕人36 新 党熊本県委員
堀内 照文31 新 党兵庫県常任委員
宮城島 正56 新 元大仁町議
村主 明子32 新 党埼玉県委員
望月 康子47 新 党東京都常任委員
矢口 雅章37 新 元城陽市議
湯川美和子52 新 党神奈川県地区委員
渡辺  紫55 新 元紋別市議
綿貫 英彦37 新 元福岡市議
【社民】
菅野 哲雄55 新 元衆院議員    (北海道・東北・北信越)
福島 瑞穂48 現 党首       (北関東・南関東・東京)
金子 哲夫55 新 元衆院議員      (東海・近畿・中国)
渕上 貞雄67 現 副党首           (四国・九州)
戸田 二郎53 新 全障連副代表           (全国)
(注)敬称略。届け出名の次に投票日現在の満年齢
                          (了)(時事通信)
[6月22日16時31分更新]

1307名無しさん:2009/09/26(土) 17:20:29
http://web.archive.org/web/20040630191419/headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040622-00000500-jij-pol

野党比例候補(民主、共産、社民)【20参院選】

【民主】
(組織型候補)
高嶋 良充63 現 元自治労書記長
内藤 正光40 現 元情報労連産業政策副委員長
直嶋 正行58 現 元自動車総連副会長
加藤 敏幸55 新 元三菱電機労組委員長
小林 正夫57 新 電力総連副会長
津田弥太郎52 新 JAM副会長
那谷屋正義46 新 元横浜市教組書記長
白  真勲45 新 元朝鮮日報日本支社長
藤末 健三40 新 元東大助教授
松岡  徹52 新 部落解放同盟書記長
柳沢 光美56 新 UIゼンセン同盟政治顧問
(ブロック型候補)
信田 邦雄67 現 北海道農民連盟顧問       (北海道)
下田 敦子63 新 元青森県議           (東 北)
家西  悟44 新 元衆院議員           (北関東)
樋口 俊一52 現 ヒグチ産業社長         (南関東)
円 より子57 現 党副代表            (東 京)
                            (続)(時事通信)
[6月22日16時31分更新]

1308名無しさん:2009/09/26(土) 17:21:22
http://web.archive.org/web/20040710215620/headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040622-00000499-jij-pol

労組中心、新鮮さ欠ける民主=比例候補☆2【20参院選】

 共産党は、市田忠義書記局長と小池晃政策委員長らの再選を目指す。当初目標は「比例改選数8の維持」だったが、昨年の衆院選の惨敗を受け、目標を「5議席絶対確保」に下方修正した。全国を5地域に分け、満遍なく票を掘り起こす方針だ。
 社民党は福島瑞穂党首ら5人を立て4議席を目指す。しかし、衆院選惨敗のショックを引きずり、本音は「改選2議席の維持」。福島氏の知名度に期待するが、同氏には頼りとする組織がなく、危機感を強めている。(了)(時事通信)
[6月22日16時31分更新]

http://web.archive.org/web/20040630191608/headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040622-00000502-jij-pol
野党比例候補(民主、共産、社民)☆3【20参院選】

【共産】
(ブロック候補)
市田 忠義61 現 党書記局長            (近畿)
小池  晃44 現 党政策委員長       (南関東・東京)
大門実紀史48 現 党参院国対副委員長(北海道・東北・北関東)
笠井  亮51 元 元参院沖縄北方特別委員長 (北信越・東海)
仁比 聡平40 新 弁護士        (中国・四国・九州)
(その他)
池田 伸宏31 新 党埼玉県委員
池之上 博50 新 党山口県委員
小倉 忠平42 新 党千葉県常任委員
栫  浩一42 新 党国会議員団事務局員
川俣 幸雄49 新 党新潟県常任委員
斎藤  啓32 新 党愛知県地区常任委員
佐藤 文則51 新 元新宿区議
塩見  亘48 新 元古川市議
中野 明美56 新 元奈良県議
中野 早苗56 新 党長野県常任委員
中原 美江41 新 新日本婦人の会大阪府事務局次長(続)(時事通信)
[6月22日16時31分更新]

1309名無しさん:2009/10/04(日) 13:57:35
http://203.139.202.230/senkyo/04kenshou02.htm

「追い風」 勢力結集の戦略奏功
 「ジョン万次郎はこの土佐市の宇佐港から船出し、日本の改革と近代政治の基礎をつくった。広田君を当選させ、民主党政権をつくろう!」
 参院選投票日の前日。岡田克也代表を迎え、同市内で開いた街頭集会で平野貞夫参院議員は聴衆にこう訴え掛けた。ジョン万と同じ土佐清水市出身の広田一氏をダブらせる、平野氏らしい言い回しだった。

 翌11日夜。勝利宣言した広田氏の手を、今期限りで勇退する平野氏は満面の笑みで握りしめた。自民党現職に約2万8000票差を付ける「快勝」(陣営幹部)だったが、それまでの道のりは平たんではなかった。

 “看板”使い分け

 広田氏は13年参院選に続く2度目の挑戦。前回は橋本大二郎知事の全面支援を受け、草の根中心の戦いだったが、知事は今回「中立」の立場を取って静観。代わって得た支援勢力は民主党だった。

 しかし、広田氏は自民党出身。「民主公認」ではなく「無所属推薦」に強くこだわったように、保守層の支持者の中には「なぜ民主なのか」という違和感があり、後援会の動きは前回より鈍かった。

 一方の民主党も、年金未納問題をめぐる代表人事でゴタゴタ続き。「やっぱり僕にはツキがないのか…」。広田氏が周囲に弱音を漏らすこともあった。

 情勢が変化したのは、年金改革法案の強行採決以降。同党県連の武内則男幹事長(高知市議)は「あれを境に県民の反応が変わった」。その後も自衛隊の多国籍軍参加など小泉純一郎首相の“暴走”もあり、徐々にだが追撃ムードが高まる。

 公示後は岡田代表が2度来高するなど、「推薦候補としては破格のてこ入れ」(県連幹部)。その一方で、保守層の多い郡部では後援会、浮動層の多い市部では民主党を前面に“看板”を使い分け、陣営が目指した「幅広い勢力の結集」を実現した。

 知事譲り?

 一方、広田氏の選挙戦術には“知事譲り”ともいえる「したたかさ」ものぞいた。

 現職批判が渦巻く農協グループにはいち早く推薦願を出し、全国的にも異例の「自民候補の推薦見送り」に持ち込んだ。また、県内の市町村長には三位一体改革に対する考え方をまとめた文書を送付。これまでなら自民党支持でまとまる勢力の分断を図った。

 実際、公然と広田支持を打ち出す農協関係者や首長も少なからずいた。反自民の「風」を呼び込む努力が一定奏功した結果の勝利とも言える。

 参院選県選挙区を制した無所属候補は過去に2人。平野氏(平成4年)と田村公平氏(同7年)で広田氏が3人目になるが、非自民系の現職が再選した例はない。

 確固とした支持基盤がない広田氏にとって、保守層を多く内包する後援会と民主党との距離をどう取るか。一方の同党県連は、いまだに労組中心のぜい弱な組織の足腰をどう強くするのか。

 それぞれの「次」をにらめば、勝利の余韻に浸っている余裕はない。

 【写真】民主党の岡田代表と一緒に支持を呼び掛ける広田氏。反自民の「風」を受け止め、勝利を呼び込んだ(6日、高知市役所前)

(参院選取材班)

1312名無しさん:2015/10/11(日) 16:27:18
http://www.asahi.com/2004senkyo/news/TKY200407050190.html
〈比例区の中盤情勢〉自民苦戦、民主第1党の勢い

 11日投票の参院選に向け朝日新聞社が実施した情勢調査(1〜3日)によると、昨年11月の総選挙同様、比例区では民主が第1党になる勢いだ。「投票したい政党」を尋ねたところ、幅広い世代で民主が優勢になっており、特に30代から50代の働き盛りの世代では圧倒的優勢だ。自民が優勢なのは、70歳以上の高年齢層だけだ。

 民主は前回01年参院選では8議席を獲得、その後合併した自由はこの時、4議席だった。今回の民主はこの合計数を上回るばかりでなく、大きく上積みする可能性がある。

 自民は前回の「小泉ブーム」で獲得した20議席に届かないばかりか、「経済失政」への批判を受け、橋本龍太郎首相(当時)が退陣に追い込まれた98年参院選の14議席を下回る可能性もある。

 ただ、比例区の投票態度を明らかにしていない人が35%おり、特に無党派層では6割が態度を決めていない。これらの層の態度いかんで今後情勢は変わる可能性もある。

■自民

 自民は、無党派層を意識した著名人やタレント候補のほか、旧来の支持層の支持をあてこんだ業界団体や支持団体の支援候補、それに特定地域に地盤がある元国会議員の候補を中心に擁立した。

 自民支持層で投票態度を明らかにしている人の9割弱、さらに無党派層で態度を明らかにしている人の3割弱が自民か同党候補に入れると答えた。

 このなかで、「小泉改革」を象徴する現職閣僚の竹中平蔵が有力だ。一方、小泉首相が主導する「郵政改革」が本番を迎える中、支持組織の危機感もあってか郵政官僚出身の長谷川憲正に勢いがある。全般的に、業界・団体の支援を受ける候補が優位に戦いを進めているが、元議員候補では、昨年の衆院選で「郵政民営化反対」を唱えて落選した荒井広幸が健闘している。

■民主

 民主は、労働組合などの「組織候補」、全国11ブロックを9人に振り分けた「ブロック候補」、特定の地域に強い「元国会議員候補」などを擁立した。

 民主支持層で態度を明らかにしている人の9割強が民主か同党候補に入れると答えている。このほか、無党派層で態度を明らかにしている人の4割強、さらに自民支持層からも、態度を明らかにしている人の1割弱が民主党か同党候補に入れるとしている。

 自治労が推す高嶋良充、自動車総連の直嶋正行、電機連合の加藤敏幸、電力総連の小林正夫、UIゼンセン同盟の柳沢光美ら組織力がある大手労組系候補が上位を占めそうだ。また、立正佼成会が支援する白真勲、藤末健三も堅調だ。ブロック候補、元国会議員候補らは、「地元」でどれだけ票を集められるかが勝敗の分かれ目になる。

■公明

 公明の獲得議席は、改選の7議席前後になる見通しだが、投票率によっては上積みもある。

 全国の地域を6候補に割り当てて選挙運動を展開しているが、中でも党代表代行の浜四津敏子が飛び抜けた強さを発揮している。

■共産

 共産は改選の8議席に届かず、前回の4議席前後となる見通し。党幹部として知名度のある市田忠義、小池晃が優位に戦いを進めている。それに現職、前職が続く。

■社民

 社民は前々回の4議席、前回の3議席を下回る可能性もある。党首の福島瑞穂は知名度は高いが、どれほど票に結びつくか。私鉄総連出身の渕上貞雄、自治労宮城県本部出身の菅野哲雄はそれぞれの組織力に頼った運動を展開している。

■その他の政党

 みどりの会議は、東京選挙区から比例に転じた党代表委員の中村敦夫の知名度はあるが、1議席確保できるかどうか。

 女性党、維新政党・新風は議席獲得が難しそうだ。

 <調査と推計の方法>

 全国の選挙区で1〜3日、コンピューターで無作為に電話番号サンプルをつくる朝日RDD方式で情勢調査をした。対象者の選び方は無作為3段抽出法。回答者の目標数は改選数1〜2で600〜1200人、改選数3〜4で1500人。

 電話番号サンプルのうち、有権者のいる家庭にかかったのは全国で計7万5454件、うち4万963人から有効回答を得た。回答率は54%。

 選挙区では、調査で得られた支持率から統計学的な方法で得票率を推計し、さらに各候補者の支持の内訳を分析して候補者の強弱を判別し、当選確率を算出した。

 比例区では、党派別支持率と候補者支持率から、選挙区単位で党派別の得票率を推計し、これを積み上げて全国の推計得票率とした。誤差幅を見込んでドント式のシミュレーションを行い、獲得議席を推計した。

 選挙区、比例区とも、調査データに本社取材網による情報を加味し、総合的に分析した。 (07/05 12:07)

1313名無しさん:2015/10/11(日) 16:27:58
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/2010/profile/ye04006.htm
菅野 哲雄 (かんの てつお)
年齢 61 ※投票日現在
党派(推薦、支持) 社 民
新旧 新
現職、経歴、学歴、出身地、現住所 党県代表(元)衆院議員、自治労東北地区連絡協議会事務局長、旧気仙沼市議、旧気仙沼市職員労働組合書記長▽岩手県一関高専▽気仙沼市▽気仙沼市松川

http://www.asahi.com/2004senkyo/localnews/TKY200406150169.html 
業界・労組代表 <あなたと考える04参院選:5>

 ◆有権者から

 比例区では業界や労働組合の代表が候補者になることが多い。参院が官僚や労組幹部の再就職先になっていないだろうか。(仙台市・食品製造会社員57歳)

 政党は手っ取り早く票を集めるため、タレントや業界団体の代表を候補者に立てているのではないか。一票を投じるのに真剣に考える顔ぶれになっていないような気がする。(鳴子町・NPO職員46歳)

 ○「業界一辺倒」は当選せぬ 大堀哲・県農協政治連盟会長

 日本の食糧自給率は先進国で最低レベルの4割に過ぎない。6割を海外からの輸入に依存しており、全国民が安心して生活するためには国策として食糧自給率を高めることが必要だ。

 自給率の向上は、農業振興や農家の経営基盤の強化にもつながる。

 農業問題を考える国会議員は、だんだん少なくなっている。

 私たちが比例区で推薦する現職の立候補予定者は農水省出身で長年、農業政策に携わってきた政策通だ。昨夏の冷害では、農家への共済金が適正に支払われるよう尽力してくれた。県出身でもあり、知識と経験を評価している。

 国会議員だから農業問題だけをやるわけではない。業界が推す候補者が広く有権者の意見を反映するのかという指摘はあたらない。もし業界のことだけしか考えないようなら、その人の当選は難しい。

 私たちが推す立候補予定者には、農林水産分野に使命感を持って全力を尽くすほか、学校給食や食育を含め幅広い分野に取り組んでほしい。

    ◇

 農政連は、参院選比例区に立候補を予定している元農水省局長で再選をめざす日出英輔氏を支持している。

 ○「出身」より主張で判断を 及川光行・自治労県本部委員長

 このまま日本の社会がすさんでいっていいのだろうか。一握りの勝ち組に集約されようとしている。一般国民は勝ち組ではない。すさんだ気持ちが犯罪を生んでいる。社民党が躍進して、普通の国民が幸せを感じる社会にしなければならない。

 私たちが推す立候補予定者は、そうした社民党の理念、政策をきちんと持っている。組織代表として出せる人物かどうか議論して、決めた。自治労のためだけでなく、労働者の代表として胸を張って出せる人だ。だれが労働者を守ってくれるのか考えて、他の単産も応援してほしい。

 スタートは組合代表かもしれないが、主張を聞いて判断してほしい。市職員の組合の出身で、気仙沼市議から政治家としての活動を始めた。いま地方自治体は財政的に瀕死(ひんし)の状態だ。そんな自治体を再生させるのに適役と思う。

 得票のためには、有名人で、名前が売れていて、党と同じ方向を向いている人が一番だが、そんな人はいない。

    ◇

 自治労県本部は、参院比例区に立候補を予定している前衆院議員の菅野哲雄氏(社民)を支持している。

 【メモ】今度の参院選でも比例区については自民党の場合、業界団体に推された官僚OBの立候補予定者が目立つ。一方、民主党の場合は、労働組合の組織を代表する顔ぶれが並ぶ。県内でもそうした色分けを縮図にした選挙戦が事実上始まっている。

 業界団体も労組も、組織ぐるみで支持拡大をめざす。01年の参院選では、特定郵便局長OBらでつくる政治団体「大樹の会」など「郵政一家」が推した元近畿郵政局長の高祖憲治氏(自民)が、約48万票を集めて同党の2位で当選。強固な組織力を見せつけた。

 だが、選挙後、現職の近畿郵政局長はじめ郵政関係者16人が公職選挙法違反(公務員の地位利用)容疑などで逮捕される事態に。高祖氏は議員辞職した。業界団体や労組代表を押し立てた選挙では行き過ぎも見られる。  (06/10)

1314KennethAbori:2017/09/11(月) 15:28:52
wh0cd4535946


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