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2004年参院選スレ
1230
:
とはずがたり
:2004/08/30(月) 13:49
参院選・敗北の理由:保守王国で何が起きたのか/9止 執行部は責任論を封印
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/saninsen/news/20040821ddm005070170000c.html
◇「負けを認めない限り反省できない、まして、再生になど乗り出せない」
「こっちがしっかりせんから、国民が『自民党、お前は横着かよ』ってすねたんだ。今回が最後の警告。次の選挙までに反省せんとボカッとやられるぞ」
長崎選挙区に立候補した自民党現職、松谷蒼一郎氏(76)=落選=の選対本部長を務めた谷川弥一衆院議員は、参院選をこう振り返った。
また20年来の自民党運動員だったが、今回は民主党新人、犬塚直史氏(49)=当選=に投票した長崎県島原市の建設業者は、「見限った人もいるが、まだ半々なんですよ。迷っている。自民党が反省して田舎のためにやってくれるのではないかという期待も半分ある」と語る。
秋田県南の雄物川沿いの丘にそびえる国民保養センター「三吉山荘」で今月18日夕、「自民党県議団と語る夕べ」が開かれた。同党県議15人が横一列に並び、集まった約130人の住民と向かい合った。
「これからは個性の時代だ。一人一人の個性が見える党にならないと。今は旧態依然の感じがする」「いつも同じパターンの選挙では勝てない。魅力ある戦略を組み立てなければならない」「自民党が変わったということをはっきりと発信しなければならない」
参院選で公認候補が落選した後だけに参加者からは、厳しい注文が相次いだ。だが小田美恵子県議は「若者や女性が思いのほか集まった。3分の1は党員以外だったと思う」と手応えを感じたという。次の国政選挙を念頭に、全県を9地区に分け、残りの8地区でも「夕べ」を順次開催していく。
高知県連もまた公認候補を落選させた。その「無党派層が自民党を支持していない。党改革を進めなければ自民党は終わり」(県連幹部)という危機感から、7月29日に「県連改革アクションプラン」をまとめた。県連役員に地域支部の代表を登用したり、幅広い参加を認める開かれた総務会の開催など「下意上達」の意思決定を目指した組織改編を掲げた。近く無党派層に的を絞った「タウンミーティング」を始める。
■ ■ ■
地方の動きに自民党本部は呼応できているのだろうか。
自民党は4日、全国会議員に呼びかけ参院選の総括を行う党改革検証・推進委員会を開いた。「全員参加型」の選挙総括は、野党に転落した93年以来。党本部9階の大会議室に約100人の衆参両院議員が集まった。
「負けは負けと認めるべきだ。このままでは来年の都議選は間違いなく負ける」「与党で安定多数を確保したというのは、国民に誤解を与える」
2時間に及んだ議論は、ほぼ「負けを認めるか、認めないか」に終始した。参院選直後、小泉純一郎首相が「与党で安定多数を維持した。責任問題は生じない」と強弁し、自身と安倍晋三幹事長、青木幹雄参院議員会長の責任論を封印したことが、党再生に向けた建設的な議論を封じ込める形になっている。結局、委員会は久間章生幹事長代理が、「敗北」の文言の入っていない選挙対策本部作成の総括文書を報告しただけで終わった。「負けを認める総括をしない限り反省できない。まして再生に乗り出すことなどできない」と旧橋本派の若手議員は語る。
一方で、党本部には都道府県連幹部から「公明党に党の地方組織が相当食われた」との声が多数寄せられた。組織の弱体化を補うために「公明党依存」に走り、「比例代表は公明党に」と訴えることで、保守層の自民党離れを誘発する。この悪循環に悲鳴を上げているのだ。
参院選は、衆院選に続き全国の比例票が民主党を下回った。自民、民主両党の政策的な差がなくなり、かつ小泉人気が下がれば「自民党は公明党との塊で次の選挙を戦わざるを得ない」(民主党幹部)という状況になる。公明党は「自民党とのパイプの太さ」を重視し、06年10月まで神崎武法代表−冬柴鉄三幹事長の体制を継続させる方向で調整に入っており、今後、ますます「自公連携」が進むことが予想される。
民主党は地方組織の強化に取り組み、衆院300小選挙区のうち、約70ある候補者不在の「空白区」の候補擁立を急ぐ方針で、9月中には30〜40の選挙区の候補が決まる見通しだ。「2大政党化」が進む中、次期衆院選が政権をかけた「一大決戦」になるのは確実で、自民党には瀬戸際の戦いになる。(おわり)=この連載は中村篤志、坂口佳代、上野央絵、宮下正己、田中成之が担当しました。<コラージュ・平山義孝>
毎日新聞 2004年8月21日 東京朝刊
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