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2004年参院選スレ

1212とはずがたり(1/2):2004/08/17(火) 20:26

参院選・敗北の理由:保守王国で何が起きたのか/1 建設業の集票組織、崩壊
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/news/20040810ddm005070165000c.html

 ◇「見返りもなかとに、なんで応援せんばいかんとか。金の切れ目が縁のの切れ目」

 「なぜ、選挙事務所に誰も来ない? なぜ、会社の朝礼に私を呼ばない?」

 参院選に長崎選挙区から自民党公認で出馬する松谷蒼一郎氏(76)の怒声が響いたのは、投票まで38日と迫った6月3日のことだった。長崎県庁に近い長崎グランドホテルの会議室に、県内の建設業者の幹部30人が集まっていた。松谷氏のけんまくに押されて一座は静まり返ったが、出席者の一人は「なんて傲慢(ごうまん)なんだって思いましたよ」と振り返る。

 長崎に限らず、建設業界は自民党の集票マシンだ。選挙のたびに全国の建設業協会は自民党と一体化する。企業は社員を動員して電話作戦、ポスター張り、演説会場設営に力を注いできた。松谷氏は元建設省住宅局長。県内の建設業界に支えられ、過去2回の参院選を乗り切ったが、今回ばかりは勝手が違った。

 6月13日、県北の佐世保市で行われた松谷氏の選挙事務所開き。約250人集まったが、作業服姿の建設会社社員がズラリと並ぶいつもの風景はない。「えらい少なかネ」。駆けつけた大石保県議は、隣り合わせた同僚県議と顔を見合わせた。

 系列の佐世保市議は、県建設業協会佐世保支部から「頼む時だけ頼みに来て……。業界の実情が分かっているのか」と反発を買っていた。各企業に勝手に動員要請をかけないよう、クギをさされていた。

 小泉改革に伴う公共事業費削減で建設業界は仕事を確保できず、倒産が相次いでいる。帝国データバンクの担当者は「都市部の大手ゼネコン(総合建設会社)はしだいに順調になってきたが、中小は依然、厳しい。地方にいくほどゴロゴロ倒産している」と話す。

 建設業界の自民党離れの兆しはあった。今年2月26、27の両日、松谷氏が、全国建設業協会の推薦を受けた参院比例代表立候補予定者(自民党現職=当選)・脇雅史氏とともに、長崎、諫早など県内4市を回った時のこと。建設会社の役員たちは「仕事がない」「社会資本整備を軽視するのはおかしい」と異口同音に不満をぶつけてきた。

 首相官邸の「小泉内閣メールマガジン」に1通の「造反宣言」メールが届いたのもこのころだ。差出人は島原市に住む建設下請け業の男性。住所・氏名を明らかにした上で「今回は自民党に入れません。『2年間だけ我慢してくれ』という(首相就任時の)約束が守られていない。もう3年たった」と書いた。


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