したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

2004年参院選スレ

1296名無しさん:2009/09/20(日) 14:40:53
http://www2.asahi.com/2004senkyo/localnews/TKY200406130099.html

民主と修復、困難に 社民が独自候補 <とやま参院選04>
--------------------------------------------------------------------------------


 6月24日公示予定の参院選まで1カ月余。富山選挙区(改選数1)は、社民党が、民主党との政策的違いなどから独自候補の擁立を目指し、4月に県連合幹事長の小川晃県議(64)に決めた。「野党共闘」の消滅は、両党の支持母体・連合富山にも大きな亀裂をもたらし、現職の谷林正昭氏(57)の再選を狙う民主に逆風となるなど影響が広がっている。


 「周りから県議の立場を捨ててまで出る必要はないと反対されたが、(社民党支持者の)期待に背くわけにはいかなかった」

 4月25日、富山市で開かれた社民党県連合の定期大会。擁立の正式決定後、あいさつに立った小川氏は苦渋の決断をこう振り返った。

 社民が県議会に持つ議席数は5。小川氏の立候補により、県議の議席を失うのは大きな痛手だ。補選で再び獲得できない可能性もあり、「大きなリスク」(党関係者)があることは明らかだった。

 小川氏を支えてきた地元の党高岡支部にも、立候補に根強い反対があった。市議の一人は「厳しい選挙戦になるのは確実。引き受ける人がなく、幹事長として責任をとった」とみる。


 ○又市氏の面目

 候補者選びは検討を始めた今年1月から難航を極めた。にもかかわらず、県連合幹部が擁立を目指したのは、全国的な退潮傾向に歯止めをかける狙いのほか、民主との政策的違いが大きかったためだ。

 県連合の横山真人代表は「民主党も憲法改正の方針を打ち出し、自民との二大政党では戦争のできる国になってしまう。護憲政党として社民党は戦わなければならない」と危機感を強める。

 昨年11月の総選挙で残した民主との「しこり」もある。自民に対抗するため、富山1、3区で候補者を一本化したが、2区では別々に立てる結果となり、双方に不信感が生まれた。

 加えて、県内に支持基盤を持つ又市征治参院議員が昨年12月、党幹事長に就任し、全国の組織に参院選の候補擁立を働きかける立場になったことも大きい。

 「又市幹事長から『何としても立ててもらわなければ困る』と言われ、大変なプレッシャーを感じた」。小川氏は定期大会で述べ、又市氏の面目を保つための必死の決断だったことをにじませた。


 ○現職に大打撃

 社民の擁立に打撃を受けたのが民主だ。反自民票の分散を防ぐため、社民に擁立を見送るよう求めたが、はねつけられた形となった。

 「社民党とは政策の違いがあるが、候補者を一本化した県もある。自民打倒という大局を見て判断してほしかった」と県連の坂野裕一幹事長。

 兵庫や大分、長崎県などで社民は候補者を出さず、民主が擁立する立候補予定者に協力している。


 ○連合にも亀裂

 一方、社民より民主に軸足を置く連合富山は昨年7月、早々と谷林氏を推薦していた。だが、連合富山傘下の最大組織で、社民を支援する自治労県本部が小川氏の推薦を決め、一枚岩で戦えなくなった。

 連合富山の草嶋安治会長は、社民の定期大会に来賓として招かれていたが欠席。「労働界は一丸となって戦えるはずだった。野党現職の議席を大切にするという点で、社民党は判断してほしかった」と悔しがる。

 民主、社民両党は00年総選挙で別々に候補者を立てて大敗した教訓から、前回01年参院選では統一候補を擁立している。

 だが、坂野幹事長は「これまで試みてきた社民党との選挙協力は、見直さざるを得ない」と言う。両党の関係は修復が極めて困難となった。

 (05/23)


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板