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2004年参院選スレ

1106とはずがたり:2004/07/14(水) 10:15
夏への思惑〜前哨戦への舞台裏
上> 県議団との“溝”埋まる
2004年4月30日付
http://www.yamagata-np.co.jp/media/sanin2004/kiji/kiji03.html

 去年11月の衆院選で県内の小選挙区をすべて制した自民党県連。現職の岸宏一はこの勢いに乗るべく、再選に向けた準備を着実に進めている。

 参院選県選挙区は先の衆院選と同様、自民対民主の事実上の一騎打ちとなる公算が大きい。対する民主党県連は4月中旬に元農水官僚の舟山康江の擁立を決定した。これに対し、自民党県連幹部は一様に冷めた見方をしている。「農水省の元官僚とはいえ、県内で地道な活動を展開してきたわけではなく、地元の小国町内での知名度もまだ低い。都会の選挙はイメージだけで戦えるかも知れないが、地方の選挙はそんなに甘くない」

 岸は舟山について「強敵だ」と述べるだけで、多くを語らないが、民主党そのものは強く意識している。「国旗国歌法案、自衛隊のイラク派遣に対する民主党の対応を振り返っていただきたい。実力者だけを見ても、その考えはばらばらだ。そうした政党に政権担当能力がありますか」―。支持固めの各種会合では、民主党内の政策不一致を突く演説を展開している。

 岸は自らの選挙態勢について「6年前と大きく変わった」と自負する。最大の違いは、岸に対する自民党県議団の姿勢だ。

 岸は1993年の知事選で現知事高橋和雄を担ぎ、現東根市長土田正剛を推して戦った自民党県議団と真っ向から対立した。岸は98年の参院選県選挙区で自民公認で初当選したが、当時は知事選の影響を引きずり、県議とのしこりが少なからず残っていた。

 しかし、当選後の5年余の歳月は、両者の感情的なしこりを少しずつ解きほぐしてきた。岸にとって大きかったのは2001年5月から2期2年間務めた自民党県連会長職だ。元自民党幹事長加藤紘一の離党・衆院議員辞職など、岸の県連会長時代はまさにいばらの道だったが、こうした難問を岸が最前線に立って処理してきたことが結果的に県議との溝を埋め、互いの信頼関係へと変わっていった。

 自民党県連は5月8日午前に県連大会を開いて新執行部を決定。同日午後から石原伸晃国土交通相、小池百合子環境相を講師に招いた政経文化セミナーを開催して参院選に向けて弾みをつける。岸の後援会事務所開きが予定される5月22日には支部長・幹事長会議を開き、臨戦態勢を整える予定だ。今後は市町村支部、各衆院議員の選挙区支部、職域支部が連動し、岸の再選に向けて組織戦を展開していく。

 前回選挙と同様、県町村会が岸を推薦しており、各首長による支援が得られるのも強みだ。さらに岸の“後ろ盾”となっている知事高橋和雄の存在も大きい。公明党県本部との選挙協力など残された課題はあるが、今のところ、岸の再選戦略に大きな死角は見当たらない。陣営が選挙戦で最も懸念しているのは「イラク情勢の悪化」だ。(文中敬称略)


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