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2004年参院選スレ

1180とはずがたり:2004/07/28(水) 21:07
衆院選,3区も行けそうですねぇ。
2区のみ社民に譲って,高木・山田・宮島で3選挙区制覇だ!

 勝 因    2大政党制 県内でも認識
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/2004/sannin/kikaku/kikaku4/01.html

 「幽霊じゃないのか。『風』と言うが、自分には見えない。どうしても見えんのだから」。投票前日、十日の松谷選挙事務所。選対本部長の衆院議員、谷川弥一はソファで頭を抱えていた。

 年金問題の逆風を自民党はもろに食らった。だが、谷川はそれを実感できる支持団体の動きや街の反応がつかめないでいた。

 当の犬塚陣営も、四万票差で圧勝する図式までは見えていなかった。

 十一日夜。「犬塚氏当確」を待ちわびる支持者の熱気であふれた長崎市御船蔵町の選挙事務所。「年金への怒りを感じた」と民主党県連幹事長の川越孝洋。だが、衆院議員の山田正彦は「ちょっと信じられない。本当に勝てるんですか」となお首をひねった。

 昨秋の衆院選長崎3区で谷川に敗れた山田は、郡部での自民党の強烈な締め付けを身をもって知っている。だからこそ、山田は「風」を疑っていた。

 「犬塚です。よろしくお願いします」―。選挙戦の最終日、犬塚は妻エブリーヌとともに、長崎市の中心商店街を歩いた。一軒一軒を訪ね、店主や従業員と言葉を交わし、握手を求めた。外まで見送ってくれる店もある。店と店の間は走った。同行の川越らは「どこ行った、どこ行った」と言いながら、姿を消す犬塚を捜し回った。

 犬塚はこの半年、投票日に引っ掛け「711時間街頭演説」と名付けた長丁場のつじ立ちを、県内各地で連日行い、住民に語り掛けてきた。

 「本人の頑張りには頭が下がる」(県平和運動センター議長の中崎幸夫)との評価は、陣営内で一致する。犬塚は初対面でも対話の能力が高い。犬塚はその能力を最後まで発揮し続けた。

 当確を告げるテレビ速報が流れた。事務所に現れた犬塚は、山田や参院議員の西岡武夫、衆院議員の高木義明とがっちり握手。支持者にもみくちゃにされ祝福を受けた。

 「二大政党制が県内でも認識された。自民に少しでも不満があれば、票は民主に流れる」。総合選対事務局長の高石哲夫は、そう分析する。本県でそれを決定付けたのは昨秋の衆院選。比例代表で民主党は、その二年前の参院選と比べ得票を二・七倍も増やした。

 「旧自由党との合併が分岐点だった」と高石は語る。旧自由党から合流した西岡や山田は郡部でも力を持つ。今回は、山田の地盤である衆院長崎3区内の得票で犬塚が松谷を上回った。川越は「合併効果でウイングが広がった」と言う。本県の民主党が、自民批判の受け皿になる態勢が整ったタイミングで、風は吹いた。(敬称略)

2004年7月13日長崎新聞掲載


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