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2004年参院選スレ

689magenta:2004/06/18(金) 23:41
参院選県区〜夏の舞台裏(上)
http://www.yamagata-np.co.jp/kiji/20040618/0000002189.html

第20回参院選は24日の公示まで1週間に迫った。県選挙区に立候補を予定している現職と新人の計4陣営は事実上の選挙戦に突入している。昨年11月の衆院選で自民党県連は県内の3小選挙区を独占。これに対し、民主党県連は比例代表東北ブロックで2人が復活当選を果たした。今回の参院選の底流には早くも次期衆院選への思惑が見え隠れしている。自民党と公明党の選挙協力が衆院選に続いて成功するのかも注目の的だ。共産、社民の両党は比例代表での得票上積みをにらんで県選挙区を戦おうとしている。夏の政治決戦に臨む県内政界の最新の動きを探る。
(文中敬称略)

 自民党県連と公明党県本部は昨年11月の衆院選で緊密な選挙協力を行った。自民党公認の遠藤利明(県1区)、遠藤武彦(県2区)の両陣営は集会の度に「比例は公明党へ」というフレーズを繰り返した。これは2人とも重複立候補した比例代表東北ブロックでの名簿登載順位が低く、比例での復活当選の芽がなかったためだ。

 しかし、参院選では事情が全く異なる。自民党の比例代表候補者は33人。その多くは業界団体である党職域支部の支援を受けており、自民党県連も所属県議を比例の各候補者に1人ないし2人ずつ割り振って集票する態勢を組んでいる。

■目標は9万票
 こうした事情は公明党も十二分に承知しているが、同党が県内の比例代表で目標とする約9万票を獲得するためには自民党の協力が欠かせない。前回衆院選では自民党が公明党の支援を得ようと必死だったが、今回は公明党が自民党へのアプローチを強める図式となっている。

 「公明党関係者から比例で応援してほしいと言われている。どう対応すればいいのか」―。今月11日の自民党県連支部長幹事長会議でこんな質問が飛び出した。県連幹事長今井栄喜は「比例では自民党の公認候補者を応援するのが大原則だ」と述べた上で、「公明党との信頼関係もある」と含みのある発言をせざるを得なかった。

 参院選県選挙区で再選を目指す、自民党現職の岸宏一は公明党の会合に積極的に顔を出している。岸は先月31日に天童市で開かれた国政報告会で「公明党さんにはここ1カ月、いろんな集会を開いていただいている。党幹部の皆さんともすっかり顔見知りになり、親友のようだ。力を合わせて頑張りましょう」と呼び掛けた。

■高まるムード
 こうした流れを受け、公明党は16日に岸を推薦。「緊張感のある選挙協力を実現するため」として、自民党候補をあえて推薦しなかった昨年11月の衆院選とは対照的な対応となった。公明党県本部代表の寒河江政好は推薦決定の記者会見で「われわれにある票はそっくり岸さんにお上げしたい。公明党の集会に何度も来ていただいており、岸さんにというムードは高まっている」と述べた上で、比例での対応について「公明党が全力で応援するということを岸さん側がどのように感じてくれるか。あとは信頼と期待だ」との“メッセージ”を発した。

 こうした公明党の意向を県内の自民党関係者はどう受け止めているのか。ある自民党衆院議員の後援会幹部は「われわれの代議士の派閥にも改選議員がおり、あからさまな支援はできない」と前置きしながらも、「衆院選で応援してもらった関係は大切にしなければならない。後援会の一部から公明党を支援してもらうなど、可能な範囲で支援の形を示したい」と明言する。

 昨年11月の衆院選比例代表で公明党は前回比45.5%増の約8万6600票を獲得。自民党の得票率も前回とほぼ同じ41.4%を維持し、自公の選挙協力は最高の成果を挙げた。自民党県連の幹部はこれを引き合いに出し、「今回も自民党のバランス感覚がうまく働いてくれれば」と語るが…。


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