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2004年参院選スレ

1254とはずがたり:2005/07/27(水) 06:16:29
熊本県/保守の壁 民主の風阻む 参院選 記者座談会 争点ぼやけ論戦不発 自民、公明にしこり
http://www.nishinippon.co.jp/news/2004/sanin/kumamoto/kiji/index.html

参院熊本選挙区の衆院小選挙区別得票率
  本田良一 木村仁 山本伸裕
1区 50.6 41.9 7.5
2区 44.5 48.4 7.1
3区 52.2 42.0 5.9
4区 39.0 54.3 6.6
5区 40.4 52.8 6.8

 A 本田氏は大健闘だった。差は約四万票といっても、得票率では5ポイントほど。しかしそれは、民主への風というより自民の敵失。それも二つあった。一つは小泉政権の「増長」。公示翌日、熊本市で演説した首相が「自民党は比例候補もいろいろいるでしょ。『人生いろいろ』だけじゃないですよ」と言ったときは耳を疑った。有権者の怒りに鈍感な証拠だ。

 もう一つは自民党支持組織の弱体化。木村氏の陣営は「熱心な支持者から『政権交代があった方がいい』といわれた」と驚いていた。関係者は「ほおっておいても自民党に投票してくれるほど有権者は甘くない」とショックを受けていた。

 B 本田氏にとっては、公明党が木村氏推薦をめぐってもめ、事実上自主投票になったことが大きかった。八代、水俣、人吉市で木村氏と接戦を展開したのは、比例で自民とのバーターがうまくいかなかった公明票がかなり本田氏に流れたからだ。自力で風を起こしたとはいえない。

 C やはり、民主に風は吹いたと思う。本田氏が基礎票を大幅に上乗せする健闘をみせたのは、民主党による二大政党制実現への期待があったからだ。

 ただし、本田氏個人は公示まで街頭に立たず、組織票固めに専念する自民党型の選挙運動をしており、無党派に受けるタイプではない。本田氏には現職の強みがあったと思うが、もし若くて清新な候補者だったら、とも思う。結局、民主は、岡田克也代表が公示前を含めて計三回熊本入りしたにもかかわらず、比例でも県内第一党を逃した。まだまだ県内に浸透していない印象だ。


 D 今回、選挙区以上に県内の話題を集めたのは、球磨で「衆院選以上」といわれるほどの活動を展開し、比例代表で初当選した自民新人の松村祥史氏(40)。県議らを取材していても、出るのは松村氏の話ばかり。木村氏と松村氏が争っていると勘違いした有権者も少なくなかった。選挙区で「松村」と書かれた無効票がかなりあり、木村氏は損したかもしれない。

 B 比例で競合する公明党関係者はカンカン。支持者の集会では松村氏を「敵」とまで言い切った。最終盤には党本部の幹部が木村氏支援を頼みに来たが、自主投票の県本部関係者は会いもしなかったらしい。

 A 松村氏を支援した自民党5区支部長の金子恭之衆院議員(43)は、公明と比例票をバーターしなかったとみられ、公明党との間に大きな溝ができた。公明関係者は「昨年の衆院選で金子氏にどれだけ協力したか忘れたのか。票には票で返すのが礼儀だ」と怒っていた。これは次期衆院選に尾を引くだろう。


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