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2004年参院選スレ

1144とはずがたり:2004/07/19(月) 22:37
激変 
2004参院選みやざき
http://www.the-miyanichi.co.jp/special/sangiin/gekihen01.html

 参院選宮崎選挙区で、前県議の松下新平が初当選した。“保守王国”の本県政界を激変させた選挙戦を振り返り、松下当選の背景と今後の政界を探る。(敬称略)
 
 ■(上)風 “改革派松下”を徹底
2004年7月14日
 
 無所属新人の松下新平(37)は保守王国・宮崎で自民現職、しかも閣僚経験者の上杉光弘(62)をわずかな準備期間で打ち破るという「離れ業」をやってのけた。
 
 「風に立つ」をキャッチフレーズにした選挙戦。年金、自衛隊のイラク多国籍軍参加への逆風は、“守旧派”上杉の印象を際立たせ、松下を“改革派”の旗手へ押し上げた。
 
     ◇    ◇
     
 「投票率が上がれば、浮動票が動く。浮動票は多くの場合、変化を求める」。陣営はまず、有権者の目を選挙に向けることから始めた。事務所開きでは地元タレントが司会を務め、決起大会では若い女性ダンサーがステージで躍動した。
 
 徹底したイメージ選挙でもあった。松下は選挙戦ではほとんど政策に触れず、暴走政治の阻止と利権政治の打破に訴えを特化。ノーネクタイとスニーカーで選挙カーから飛び出し、「松下は若くクリーンな政治家」であることを有権者の意識に刷り込んだ。
 
 「有権者に正義の味方のように迎えてもらえるんですよ」。選挙戦前半、松下は自民批判の受け皿としての手応えを既に感じ取っていた。
 
     ◇    ◇ 
     
 自民批判を展開することで、連合宮崎や民主、社民でつくるCNP(クリエート・ニュー・ポリティクス)会議の支援も引き出せた。
 
 民主党県連代表の井上紀代子は六月初旬、党本部で独自候補を立てない理由を詰問された。「(独自候補を立て)美しく散れと言われるならそうする。しかし、県連代表は降りる」とたんかを切る井上に、民主党本部選対委員長の玄葉光一郎も折れた。
 
 公示後は、岡田克也代表が二度も応援演説に訪れるなど公認並みの扱いで、松下は民主躍進のムードに乗った。
 
 社民党県連代表の鳥飼謙二は、「社民が積極的に推せば、保守票が逃げる」と判断。あえて「支援ではなく、自主投票」と冷めた態度をみせた。選挙後、「何もしなくても、社民票は松下に流れた。事実そうなった」とうなずいた。
 
     ◇    ◇
     
 しかし、浮動票の取り込みや反自民勢力の支援だけでは勝てなかったというのが大方の見方。上杉陣営は「裏選対がうごめいていたじゃないか」と冷ややかに語る。
 
 裏選対とは、自民内の反上杉勢力や、昨夏の知事選で上杉に辛酸をなめさせられた元出納長牧野俊雄の勢力が宮崎市内のホテルに集結していたことを指す。
 
 そうした勢力は、建設業など上杉の組織力を機能不全に陥らせることに力を発揮した。
 
 いずれにせよ、松下当選の土台になったのは斬新な選挙手法でも、裏選対でもなく、民意であったことは確か。知事選に続き、有権者は自らの一票の重さを感じ始めており、松下の明快な訴えが共感を呼んだと言える。
 


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