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地方選挙・地方政治
1
:
片言丸 </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>
:2005/04/11(月) 22:47:01
首長選挙、議会選挙、地方政治全般
2203
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/20(水) 01:14:09
■視点
◇「しがらみ」克服を−−庁内出身や相乗り、瀬戸際に
京都市長選は、市役所出身の「庁内候補」で、自民党や民主党府連が「相乗り」した門川さんが、瀬戸際まで追い込まれた。今回は12年ぶりの市長交代で、市政の針路を占うひときわ重要な意義があった。しかし大激戦の裏で、低迷が続く投票率は前回より更に悪化した。有権者の選挙離れは深刻だ。
有権者の「庁外候補」「相乗り解消」への期待は大きかった。それを知りつつ候補者決定に反映できなかった政党の責任は、選挙後も問われるべきだ。門川さんを市民にとって有益な市長だと信じるのなら、各政党も市政改革を進めて実証しなければならない。
何より、不祥事が相次ぐ市役所の改革が喫緊の課題だ。市役所は市民生活を預かる行政の土台。その信頼が盤石でなければ明るい未来を描けるはずもない。門川さんも選挙戦で「信頼回復は当然のことだ」と言い切った。その言葉通り、最優先に取り組むべきだ。
一方、有権者は教育長などを務めた実績を評価した。「あらゆる力を結集し、京都を良くしていく」ことに期待を込めた。
門川さんは考え方が違うはずの多くの政党の他、業界団体の支援を受けた。今後、克服すべきは「しがらみ」である。各方面への配慮のあまり改革が進まなければ、市民との信頼関係は築けない。庁内出身でも、相乗りでも改革は可能か。市民は注視している。【朝日弘行】
==============
◇開票結果=選管最終発表
当 158472 門川大作 57 無新
157521 中村和雄 53 無新
84750 村山祥栄 30 無新
24702 岡田登史彦 61 無新
==============
◇京都市長略歴
門川大作(かどかわ・だいさく) 57 無新(1)
[元]市教育長▽京都「おやじの会」連絡会顧問▽学校法人立命館評議員▽京都ユネスコ協会理事▽中央教育審議会教員養成部会・初等中等教育分科会委員[歴]市教委総務部長・教育次長▽教育再生会議委員▽立命館大=[自][公]
毎日新聞 2008年2月18日
http://mainichi.jp/area/kyoto/archive/news/2008/02/18/20080218ddlk26010200000c.html
2204
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/20(水) 01:14:26
大澤知事:前橋市長選再選の高木氏と協調模索 「尾を引けば県民が不幸」 /群馬
大澤正明知事は18日の定例会見で、昨年7月の知事選で小寺弘之前知事を支援した高木政夫氏が前橋市長選で再選を果たしたことについて「選挙だから勝ち負けはある。いつまでも尾を引くことは県民が不幸」などと述べ、高木氏との協調を模索する考えを示した。
大澤知事は高木氏に敗れた金子泰造・前自民党県連幹事長とは盟友関係にあり、同市長選で金子氏陣営の応援弁士に立つなど支援してきた。大澤知事は「私は(小寺氏を支持した)市長さんに色づけした覚えはなく、今日まで連携してきた」とし、どの自治体とも公平な関係を築いてきた強調した。
また、自民党推薦の金子氏の落選で、同党の集票力の衰えを指摘する見方については「(衰えは)全くない」と断言した。【木下訓明】
毎日新聞 2008年2月19日
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20080219ddlk10010527000c.html
2205
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/20(水) 01:15:06
県都決戦:前橋市長選 審判を探る/上 無党派層取り込み奏功 /群馬
前橋市長選は現職の高木政夫氏(57)が自民、公明両党が推薦する前自民党県連幹事長の金子泰造氏(63)と共産党前橋勢多地区委員長の生方秀男氏を破り再選を果たした。高木、金子両氏の激突となった戦いを振り返る。
◇高木氏陣営、勝因は高投票率/金子氏陣営、組織固めに失敗
「多くの有権者に選挙に行ってもらわなければ」(選対幹部)。高木氏運営が最も気をもんだのは投票率の行方だった。投開票日の17日。投票開始の午前7時を過ぎると、選挙事務所に関係者が集まり始め、市選管から暫時発表される投票状況を見守った。
選挙戦中盤を過ぎたころ、高木氏陣営には焦りが広がり始めた。投票2日前の15日には支援市議が「(金子氏は)もっと実現性のない政策を掲げると思ったが、同じ公約をぶつけてくるとは思わなかった」と改めて嘆いた。公約の違いを訴えきれず、有権者の鈍い反応に陣営内には不安が募り始めていたからだ。目立った争点がなければ、市民の関心は高まらない。当初から金子氏陣営は推薦を得た公明党など組織票を頼りにしており、投票率の低下は固定票を持つ金子氏側を利する。
「現職に勝つには、組織の引き締めが必要条件」。金子氏陣営の幹部は選挙中繰り返し「組織」を強調していた。国会議員、県議、市議らを総動員し、最終盤に「1人100軒」のローラー作戦を展開したのも組織固めのためだった。
高木氏側は支持基盤の建設業界や農業関係団体などが、金子氏側の切り崩しに合うことを前提に、無党派層や浮動票の取り込みを戦略に据えてきた。民主、社民両党からの支持はこうした戦略にとって好都合ではあったが、気がかりは最後まで投票率だった。
ふたを開ければ、前回を3・57ポイントも上回る52・40%。高木氏を支援した市議会前光クラブの岡田修一幹事長は「公約は似ていたが、中学3年までの医療費無料化や国保税軽減などは、やはり関心の高いテーマだったのでは」と上昇の理由を分析する。
選挙結果を受け、金子氏陣営にも敗因の分析が出始めている。公明党市議は「知事選のように多選や退職金問題などがなく、現職を批判する材料がなかった」とし、組織票が十分に固まらなかったと話す。さらに選対事務長を務めた中村紀雄県議は「有権者は特に失政もないのに、1期で代える理由がないと見たのでは」と述べ、別の選対幹部は「結果から見ると自民が分裂した」と率直に振り返った。
毎日新聞 2008年2月19日
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20080219ddlk10010525000c.html
2206
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/20(水) 01:15:39
’08前橋市長選:高木氏、再選果たす 「市民党」に支持広がる /群馬
◇金子氏、保守票固め切れず
任期満了に伴う前橋市長選は17日投開票され、現職の高木政夫氏(57)が接戦の末、前自民党県連幹事長の金子泰造氏(63)を振り切り、再選を果たした。連続出馬の共産党前橋勢多地区委員長の生方秀男氏(60)は前回票に及ばなかった。同じ自民党県議出身の金子氏の挑戦を受けた高木氏は保守分裂選挙の中、1期目の実績を強調し手堅い行政手腕が評価され勝利した。当日有権者数は25万7420人(男12万4353人、女13万3067人)。投票率は52・40%で、前回(04年)の48・83%を3・57ポイント上回った。【杉山順平】
同市西片貝町の高木氏の事務所では待ちわびた「当確」の報に拍手と歓声が起こった。支持者と万歳三唱した高木氏は「市民力を結集した選挙が勝利した。勇気と自信と責任を持って、再生のために頑張ります」と力強く抱負を述べた。
一方、同市下小出町の金子氏の事務所は「高木氏当選」が決定的になると、支持者から「そんなはずはない」「間違いでは」との声が漏れ、重苦しい空気に包まれた。金子氏が「選挙戦で訴えたことに間違いはなかったが、当選できなかったのは力不足と不徳の致すところ」と頭を下げると、支持者からねぎらいの拍手が起きた。
高木氏は、各陣営が中学3年までの医療費無料化や国民健康保険税の軽減など似通う公約を掲げる中、ごみ収集費、公民館使用料の無料化継続などの実績を強調。「暮らし優先」を訴え「市民党」の立場を前面に出し、支持を広げた。
金子氏は推薦を受けた自民、公明両党国会議員、県議、両党系市議総動員の組織戦を展開。だが、独自の政策を打ち出せず、分裂した保守票を固め切れなかった。昨年の知事選に続く自民党の2連勝はならなかった。
一方、生方氏は告示まで3週間を切っての出馬表明という出遅れが最後まで響いた。生活支援推進員新設など独自色を打ち出したが、2候補の陰に隠れ終始苦しい戦いを強いられた。
==============
■解説
◇代える理由見つからず−−「国・県頼み」に市民疑問
市民は1期4年間の実績を訴えた高木氏に県都再生を託した。金子氏の敗北は国・県との連携のみでは市の発展は望めないと思う市民の「危機感」の表れとも言える。
ごみ収集費の無料化継続の是非など身近な問題が争点となった前回に比べ、今回は公約に大きな違いがなかった。選挙戦で、高木氏は市債残高の大幅縮減を実行した行政手腕を訴え、現職としての「公約実行力」をアピール。金子氏は県選出国会議員や大澤正明知事、福田康夫首相夫人らを招いた集会を開くなど国・県とのパイプを強調。公明の推薦を得て組織固めに全力を注いだ。
だが、公約に違いがなければ、市長を代える理由は見つけにくい。有権者からは「国や県との関係だけで前橋は本当に良くなるのか」との声も漏れ、金子氏の主張に高木氏を支持した民主党の結束が強まったとの指摘もある。さらに誰がまいたか定かではないが、多数出回った高木氏への中傷ビラが、投票行動に微妙な影響を与えたとも見られる。
前橋は路線価が県庁所在地で最下位となるなど中心市街地の空洞化が著しい。「元気で楽しい前橋」を掲げてきた高木氏だが、具体的な未来像は提示できていない。明確な将来ビジョンと確たる活性化の兆しを示すことが2期目の課題となる。【杉山順平】
==============
◇市長選開票結果=選管最終発表
当 66006 高木政夫 57 無現
60102 金子泰造 63 無新
7678 生方秀男 60 無新
==============
◇前橋市長略歴
高木政夫(たかぎ・まさお) 57 無現(2)
市長[歴]市議2期▽県議6期・議長▽商社役員▽自民党県連政調会長▽社福法人理事▽日大=[民][社]
毎日新聞 2008年2月18日
http://mainichi.jp/area/gunma/archive/news/2008/02/18/20080218ddlk10010182000c.html
2207
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/20(水) 01:19:14
京都市長選1夜明けた門川氏 辛勝で民主が「反省」
2008年02月18日 関西
京都市長選の投開票から一夜明けた18日、自民、公明、民主府連、社民府連合の推薦で初当選した前市教育長の門川大作氏(57)は、支援団体へのあいさつ回りに追われた。一方、門川氏の擁立を最初に表明した民主は、朝日新聞社の出口調査で支持層の約3割しか同氏に投票していないことが判明するなどし、党関係者は「反省」を口にした。
自宅前で報道陣の質問に答える門川大作氏=18日午前、京都市中京区で
「市長としての重責をひしひしと感じている」。門川氏は午前8時40分、同市中京区の自宅前に集まった報道陣を前に言った。951票差の接戦になったことについて「(周囲の)楽観論を克服できなかったのは反省すべき点」と語り、相乗り批判については「政策で一致すれば批判には当たらない。東京の価値観でものを考える雰囲気があるが、京都の人が考えて判断するべきだ」と話した。
一方、民主党幹部は18日午前、薄氷の勝利について「やっぱり相乗りはよくないということなんだな」と漏らした。
門川陣営は「国政選挙に影響がある」として、選挙カーに国会議員は同乗しない方針を決めていた。民主府連関係者は「京都の民主は国会議員が選挙カーに乗って浮動票をさらってきた。それができないのはつらかった」。ある民主市議は「民主の票は簡単にどっかいってしまう票なんだと心しないといけない」と話した。
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200802180028.html
2208
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/20(水) 01:21:32
【群馬】
知事選の遺恨深く 中傷ビラ数十万枚? 勝因は投票率上昇
2008年2月19日
現職の高木政夫氏(57)が再選を決めた前橋市長選。自民、公明が推薦する新人の金子泰造氏(63)との事実上の一騎打ちを制した選挙戦の裏側を、取材に当たった本紙記者が振り返るとともに、今後の市政の課題などを展望した。
A 大接戦と予想していたが、ふたを開けてみれば六千票もの差がついた。
B 確かに意外だった。自民党県連会長の笹川尭衆院議員も「千票差で勝つと思っていた。国会議員が二人もついていて、一生懸命応援すれば負けるわけない。今でもそう思っている」と敗戦を受け入れられない様子。ショックの大きさが分かる。
A 原因は何か。
C やはり投票率が上がった影響が大きい。高木陣営は投票率アップが勝利の条件とみており、陣営幹部は支援者に電話で投票を呼び掛けていた。また、高木氏を中傷する怪文書が広範囲に出たが、陣営では同情票を増やす結果につながったとみている。
A 怪文書は種類、量ともすごかった。
B 一説によると、十五、六種類でざっと計数十万枚に及ぶらしい。数百万枚とみる関係者もいる。熱い政治風土の土地柄とはいえ、ここまでは前代未聞だろう。
A 自民党を完全に敵に回した高木氏だが市政運営への影響は。
B 表だった影響はないだろう。市議会でも、金子氏を支援した市議は過半数には届かない。与党市議三人からスタートした一期目当初よりはスムーズに進むだろう。ところで、金子氏の敗因はどうみる?
C 自民党支持層をまとめきれなかったこと。高木氏には保守票が四割近く流れたようだ。この点が、党公認の大沢正明知事が勝った昨年七月の知事選との大きな違いだ。金子陣営では「(知事選で敗れた)小寺(弘之)さんの怨念(おんねん)があった」とも言っていたよ。
A 金子氏は「高木氏では国、県との関係が悪化する」と強調していたが、県との関係はどうなる?
C 金子氏を積極的に応援した大沢知事は「大人の対応をする」と表面上は冷静さを装っている。しかし、前回市長選で高木氏は当選翌日に当時の小寺知事にあいさつに行ったが、今回はもちろんなし。何らかの影響はあるだろう。
A 自民党が擁立した候補が敗れたことで次期衆院選への影響は?
C 今回の選挙の結果で、自民党の力にかげりが見えるということはないと思う。なぜなら高木氏も元はといえば自民党の人間だから。
B 高木氏を支援した市議には、自民党籍のある者が少なくない。その一人は衆院選での対応について「候補者次第だろう」と含みを持たせている。今後、こうした市議の党籍を自民党県連が問題にする可能性はあるが、彼らの票が衆院選で民主党に流れるとも考えられる。どう対応するか見ものだ。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20080219/CK2008021902088668.html
2209
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/20(水) 01:42:20
自民・小寺票、高木候補にも
検証・前橋市長選―勝敗わけた保守分裂
次の衆院選の前哨戦とも言われた前橋市長選は、保守系候補ながら民主、社民両党が支持した高木政夫市長(57)が、自民・公明両党が推薦した金子泰造氏(63)らを振り切って再選を決めた。各党は市長選にどう臨んだのか。党内事情を交えて県都の対決を振り返った。
読売新聞前橋支局が期日前投票に訪れた約200人の調査とは別に、市内7か所で約700人を対象に実施した出口調査によると、高木氏は自民党支持層の3割を切り崩したうえに無党派層の6割を取り込み、流れをつかんだ。金子氏は、公明票を手堅くまとめたものの、自民党支持層の6割しかまとめきれなかった。
金子氏は選挙後、「小寺(弘之前知事)さんの怨念(おんねん)があったと思う」と記者団に敗因を語った。
激戦を展開した高木、金子両氏はもともと旧中曽根系の同門。金子氏は2年前の旧福田系との派閥解消の立役者の1人で、大沢県政誕生の功労者。その勢いで市長選に出馬したが、自民党支持層のうち、「小寺票」の多くが高木氏に回ったとみられる。金子氏の発言はこのことを指している。
かつて金子氏は小寺前知事に近く、「前橋市は小寺さんの金城湯池。『小寺さんは金子氏に裏切られた』という言い方が広まり、否定しても追いつかなかった」と選対幹部は明かす。ただ、高木氏に回った自民票が衆院選で民主党に回るかどうかについては、「国政選は別。本家帰りする」(県連幹部)との楽観論が主流だ。
自民、公明両党の選挙協力は「成熟段階」に入ったと言え、金子氏も「公明党の支援がなければこれほど細かく回れなかった」と振り返る。浜四津敏子代表代行らの投入も集票効果があった。それだけに、公明党内部では「自民党の足元の乱れは我々にはどうしようもない」(党員)と冷ややかな声が上がっている。
一方、民主党は「非自民勢力の結集が党の政策実現の近道」と高木氏を支持した。高木陣営の自転車部隊に加わった宮崎岳志・1区総支部代表は「自・公の組織だけでは勝てないことを証明した」と力説する。しかし、選挙戦で労組系と保守系の対立グループが手を取り合った形跡はなく、「党内の分裂状況に変わりはない」との見方が大勢だ。
共産党は高木・金子両氏の戦いに埋没気味だった。衆院選では県内で唯一1区で候補者を擁立する方針だが、党勢の退潮傾向に歯止めをかけられるかどうかが課題だ。
(2008年2月19日 読売新聞)群馬
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20080219-OYT8T00062.htm
2210
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/20(水) 01:46:37
福生市長選 前市部長が出馬表明
5月4日告示、11日投開票の福生市長選に、前市総務部長の田辺恒久氏(59)が18日、無所属で立候補すると記者会見で表明した。民主に推薦を依頼している。同市長選への出馬表明は、野沢久人市長の後継で市議の加藤育男氏(54)と、市商工会長の町田成司氏(58)に続き3人目。
田辺氏は1月31日付で市総務部長を退職しており、会見では「これまで福生市では、限られた人によって候補者が決まり、事実上対立候補を出させない異様な政治状況が続いてきた」とし、「人生の最後に、傍観者でなく行動しようと思った」と経緯を説明した。
現市政については、「市民参画と厳しい財政運営を行ってきた」と評価し、その上で「市民会議などで、さらに市民の声を施策に取り入れていきたい」と述べた。また、米軍横田基地の軍民共用化については、「個人的には反対だが、基地周辺自治体とのコンセンサスを得ながら対応したい」とした。
(2008年2月19日 読売新聞)東京多摩
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyotama/news/20080218-OYT8T00709.htm
2211
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/20(水) 01:51:58
県議定数40以下に、特別委で了承
県議会の議員定数・選挙区調査特別委員会(蓬原正三委員長)は18日、45の議員定数を40以下とすることで了承した。現在の16選挙区をどうするかや、選挙区ごとの定数については来年度に持ち越した。2月定例会最終日(3月19日)に蓬原委員長が報告する。
前回の委員会で、蓬原委員長と図師博規副委員長が、定数を38〜43まで減らす試案を委員に提案。各会派はこれを参考に検討した結果を報告した。
最大会派の自民党は、「選挙区割りを現行のままとする意見や、山間地の議員数の配慮を求める声があり、集約できなかった」と説明。総定数は39か40とし、選挙区ごとの定数は今後の市町村合併の動向を見たうえで決めるよう提案した。
ほかの会派は、社民党県議団が39、愛みやざきが36、公明党県議団が38か39、民主党県議団が39〜41。
選挙区は、愛みやざきから8、社民党県議団からは9に合区する案が出された。
蓬原委員長は「少なくとも現在より5人減らすという方針を決まったことで、委員会として一定の成果は出せた。今後は、選挙区などについて議論し、来年度中に条例改正まで持っていきたい」と語った。
(2008年2月18日 読売新聞)宮崎
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20080217-OYT8T00492.htm
2212
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/20(水) 08:34:48
京都市長選の舞台裏
山田知事(右端)は携帯電話でテレビの開票速報に見入った。(左から)福山民主党政調会長代理、谷垣自民党政調会長もくぎ付けに(17日午後10時15分、中京区の門川陣営の事務所で) 国政の与野党、自民、民主、公明、社民4党が推す前市教育長の門川大作さん(57)が、共産党推薦の中村和雄さん(53)に951票差で競り勝った京都市長選。「相乗り批判」を展開した前市議の村山祥栄さん(30)、会社相談役の岡田登史彦さん(61)も加わった混沌(こんとん)とした選挙戦の舞台裏を市長選取材班の記者が振り返った。
■相乗られ
A 「相乗り」が最初から最後まで注目された選挙だった。選挙後、自民党の谷垣政調会長は「相乗り批判はステレオタイプ。政党に(市政への)姿勢の違いがあったとは思えない。国民生活のためには、妥協と協力は必要」と、相乗りの意義を強調した。
B 確かにそうだが、市民は相乗りという結果よりも相乗りに至る過程を、「党利党略が先行している」と冷ややかな目で見ていたのではないか。
C 当初、民主党府連の福山哲郎会長は「共産党を過大評価する必要はない」と、独自候補擁立の可能性を示唆した。結局、自民、公明党でも擁立論があった門川さんに、民主党が出馬要請し、自公が追随した。「結果として相乗り」になった。その間、政策論よりも政党のメンツが重視されてしまった。
B 与党との相乗りを禁止した民主党本部は冷ややかだった。
C 福山会長は赤松広隆・同党選対委員長に「相乗りではない。相乗られです」と食い下がったが、党本部は推薦を見送った。
■さや当て
A 前回よりも市議の数が増え、民主党の力が増した分、自民、民主両党の主導権争いが激化した。
B 選対本部長に自民側は谷垣政調会長を据えようとしたが、民主党が反発して空席になった。選挙カーに国会議員を乗せない方針にも反対した。
A 民主党側が「うちは国会議員が選挙カーに乗って票を掘り起こす」と強調したが、自民党側は「国会議員に頼るのは、地道な活動をしていない証拠」と取り合わなかった。
C 一方で電話作戦を十分にしない民主市議もいた。陣営内の自民側からは「民主の姿が見えない」と不満が上がった。選挙戦中盤、読売新聞の世論調査で、民主党支持者の3割強しか門川さんへ投票を決めていないことが分かり、引き締めにかかったが、あまり効果がなかった。
A 民主党国会議員は「他候補に流れているのはうちが把握しきれていない人たち。固めようと思っても難しい」と話していた。民主党が頼ってきた<風>が他候補に吹くのを止める方法がなかった。
■風が見えない
C 若い村山さんに対し、各陣営は「風」を警戒した。ただ、各陣営とも序盤はなかなか風を読むことができなかった。
B 村山さんを押し上げる風が吹かなかったのは、「市民の選択肢が必要」と相乗りを批判したものの、政党の枠組み論の延長線上で、政策の違いを打ち出せなかったからだろう。
A 中村さんは、左京区、南区など4区で門川さんの得票を上回った。弁護士としての実績を訴え、党派を超えて無党派層にも支持を広げていった。
B それでも、接戦で負けた。現職市長が引退する選挙で、共産推薦候補が接戦で負けるのは3回連続。追い風を勝利につなげられなかったのはなぜだろう。
C 中村さん個人の魅力もあって支持が拡大したものの、最後は「共産市政を許すな」という相乗り陣営の訴えが効いた。京都は共産支持層が厚いとはいえ、拒否反応を示す人も少なくない。共産党の限界を示した。
信頼回復へ挑戦を■門川市政誕生
B 門川さんが25日に新市長に就任し、124項目のマニフェストに基づいた門川市政が始まる。
A 経済界や多くの政党に支えられたため、マニフェストは多岐にわたる。「しがらみ」にけじめをつけられるか心配だ。
C 「1年以内に不祥事終結」の公約を不安視する声が市役所内にある。職員の意識を末端まで変えるのは、並大抵なことでない。市民の信頼回復は、市政運営の土台だ。果敢に挑んでほしい。
(2008年2月20日 読売新聞)京都
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kyoto/news/20080220-OYT8T00053.htm
2213
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/20(水) 08:37:33
倉敷市長選告示まで2か月
予定3氏激しい前哨戦
任期満了に伴う倉敷市長選(4月20日告示、27日投開票)は、20日で告示まで2か月となった。すでに立候補を表明しているのは、再選を目指す現職の古市健三(60)、新人で元市収入役の伊東香織(41)、市議会議長の秋山正(53)の3氏(いずれも保守系無所属)で、マニフェスト(公約)を準備したり、集会を開いて組織固めや知名度アップを図ったりして、激しい前哨戦を展開している。
【古市陣営】
古市氏は昨年6月の市議会で、いち早く再選出馬を表明。市中心部の後援会事務所のほかに児島、玉島、水島、真備4地区に連絡所を設け、後援会の組織固めを進める。17日には市民会館で「始動式」と名付けた決起大会を開催、支持者や近隣の首長ら約2000人が集まった。
「1期目にまいた種を実らせたい」と「倉敷前進」をキャッチフレーズに子育て支援や30人学級の実現など11項目のマニフェストも公表。陣営幹部は「行財政改革など1期目の実績を前面に打ち出し、攻めの戦いを進める」としている。
【伊東陣営】
伊東氏は市議会の反市長派らからの要請を受け昨年11月、総務省多国間経済室長の職をなげうって出馬を表明。市中心部の後援会事務所を拠点に女性や無党派層への浸透に力を入れる。11日には女性支持者約500人が集まって「女性の会」が発足、3月2日には決起集会も予定している。
「倉敷の潜在能力を引き出したい」とキャッチフレーズは「くらしき力で市政刷新」。商店街の活性化など「10の約束」を掲げ、マニフェスト作成にも取り組む。陣営幹部は「初の女性市長実現に向け、旋風を巻き起こしたい」。
【秋山陣営】
秋山氏は、昨年末になって出馬を表明。ミニ集会や街頭演説を活発にこなすほか、企業の朝礼などにも精力的に参加して出遅れの挽回(ばんかい)を図っている。市内の後援会事務所に加え、玉島、水島両地区にも連絡所を設ける予定で、23日と3月9日に決起集会を開く。
「すべては市民の為に」をスローガンに、入札制度を見直して市内業者の優遇を図ることなどを柱にしたマニフェストも作成。陣営幹部は「市議5期の活動で培った経験を生かし、背水の陣で臨む」とする。2月市議会最終日の3月18日に議員辞職するとしている。
現在、市民の多くが関心を持っているのは「倉敷チボリ公園」の行く末。どんな決着にしろ、土地所有者のクラボウ(本社・大阪市)の意向に大きく左右されることもあって、明確な争点として浮上していないが、決着に対する各立候補予定者の評価や態度は有権者の判断材料となりそうだ。
政党では、民主党県連がすでに自主投票を決定。社民党県連も19日、自主投票を決めた。自民党県連と公明党県本部は、まだ結論を出していない。共産党市議団もメンバーの市民団体「私たちの倉敷市政をつくる会」が候補者擁立を目指して人選中で、「22日にも発表する」としている。
(2008年2月20日 読売新聞)岡山
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okayama/news/20080219-OYT8T00698.htm
2214
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/20(水) 14:15:17
県都決戦:前橋市長選 審判を探る/下 民主、内外に結束アピール /群馬
◇宮崎氏「衆院選へ敵は自民」/投票率「期日前」増加が貢献
自民、公明両党の推薦を受けた金子泰造氏に対し、党派に偏らない「市民党」を掲げた高木政夫氏には民主、社民両党が支持を表明した。「今回の市長選は保守、労組関係なく戦えた」。民主党所属市議の丸山貞行氏は留飲を下げる。
不正会計問題による保守系と労組系の分裂後、同党県連では最高執行役員会議が開けず、意思決定ができない状態が長く続いた。だが、前橋支部が昨年12月に「高木支持」を表明すると、今年1月、持ち回りで同会議が開かれ、県連がこの決定に追随した。
持ち回り開催を働きかけたのは民主党群馬1区総支部長の宮崎岳志氏だった。「相手は自民党。次期衆院選をにらみ、党内外に結束をアピールする必要があった」と明かす。昨年の知事選で独自候補を擁立できず、推薦候補を当選させられなかった同党にとって、市長選は数少ない党勢拡大の場でもある。県連がまとまり、連合群馬など支持団体の運動にも拍車がかかった。宮崎氏は高木氏陣営が組織した若者中心の自転車遊説隊に参加してもみせた。
宮崎氏は「民主党支持層の7割がまとまった。すごいことだ」とし、5割を超えた投票率について「自民への反発が投票を促したのでは。民主支持層と無党派層の投票行動は似ている」と分析する。
投票率の上昇については、市選管の松嶋克典事務局長が「期日前投票が全体を押し上げた」と説明する。期間中6日間の期日前投票者数は前回(04年)の2・64倍に当たる1万6763人にも上った。
市選管は告示前から広報や自治会への回覧、ポスター掲示など啓発活動に努め、告示後も公用車による呼びかけを繰り返した。背景には5割を切る低投票率が続いたことへの危機感もあった。今回の当日投票率は45・89%と前回の46・02%をわずかに下回ったが、期日前は2・81%から6・51%へ大幅に上昇し、全体では前回を3・57ポイント上回る52・40%に達した。市選管は期日前の増加は投票所を前回の1カ所から9カ所に増やしたことが要因とみる。だが、目立った争点がなかっただけに、市選管は「啓発活動の効果がそれなりに出た」とする。
高木氏の再選で終わった選挙戦。早くも金子氏を支援した市議会最大会派・清新クラブは19日の総会で「今後も是々非々を貫く」との方針を確認した。
3月4日には市議会定例会が開会し、高木氏の2期目が本格的に始動する。(杉山順平が担当しました)
毎日新聞 2008年2月20日
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20080220ddlk10010127000c.html
2215
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/21(木) 01:30:25
転換:’08知事選 共産、知事選は自主投票 鎌倉、矢上氏を実質支援へ /熊本
共産党県委員会(久保山啓介委員長)は19日「知事選に自主投票で臨む」と発表した。政策的に近いのは元県地域振興部長、鎌倉孝幸氏(61)と前相良村長、矢上雅義氏(47)で「ほかの候補は自公政治に近い」と支持しない方針。実質的に両氏を支援する形となる。
県委員会は、川辺川ダム建設に中立だった潮谷県政の継承・発展や自民県政復活阻止を基準に対応を検討してきた。ダム反対の立場を明確にしている鎌倉、矢上両氏を支持する党内の意見などを踏まえ、17日の県委員会総会などで議論した。
ただ、鎌倉氏は熊本市の政令市実現を掲げている▽矢上氏は刑事被告人である−−ことから、どちらも党として全面支援するのは難しいとして自主投票に決めた。
今後、医療負担軽減や農業推進など県政に対する党の政策をまとめたビラを県内全域に配布する。
毎日新聞 2008年2月20日
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20080220ddlk43010226000c.html
2216
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/21(木) 02:55:28
県議選宮古島市区 奥平氏が出馬表明/観光、環境、雇用に重点
投稿日時: 2008-02-09 16:03:00 (204 ヒット)
2期目向け支持者ら気勢
県議会議員選挙(五月三十日告示、六月八日投開票)宮古島市区(定数二)で、革新系現職で二期目を目指す奥平一夫氏隘雎は八日、市内レストランで出馬表明を行った。奥平氏は「観光、環境、雇用」が宮古島の将来展望のカギだとして①農業、水産業の振興②新産業の創出による若者の雇用確保③平和で安全な宮古づくり−など八つの基本政策を示した。
奥平氏は、宮古島市の厳しい財政状況を挙げ、「今後とも行政改革を継続していく必要がある」と指摘。それと同時に▽企業誘致・企業創出▽地場産業の育成による雇用の拡大▽若年者の定着−に努めていくとした。
「伊良部大橋や下地島空港および周辺残地の可能性は大きい」と述べ「アジアゲートウエー構想、沖縄振興計画後期にどのように位置付けさせるのかが今後の課題」だと話した。
さらに奥平氏は、伊志嶺亮市政が取り組む「スポーツ・エコ・ウエルネスアイランド構想」は、環境、観光などを抜きにしては実現できないと指摘し、強力に支援していく姿勢を示した。
「観光は最大の安全保障」だと奥平氏。「近隣の外国からの誘客や民間交流を通して平和は維持できる」と強調した。
その上で奥平氏は「下地島空港の軍事利用に断固反対していく」と述べ、三千㍍級の滑走路を持つ同空港を「パイロットを育てていく大学や航空メンテナンスの工場誘致などが期待できる」との考えを示し、平和利用の観点からの振興策を示した。
日本国憲法にも触れ「戦争をしない国として改悪を決して許さない」と述べ、平和と民主教育を推進していく決意を示した。
後援会長の伊志嶺亮市長は、奥平氏の市議時代や県議一期目の活動状況を説明しながら「二期目の勝利に向かって頑張っていきたい」と支持を呼び掛けた。
後援会顧問の真喜屋浩氏が激励のあいさつを行った後、後援会青年部長の平良昇氏の「ガンバロー三唱」で気勢を上げた。
奥平 一夫(おくひら・かずお)1949(昭和24)年7月20日生まれ。平良字西仲宗根出身。93年、旧平良市議初当選。3期連続で務めた。04年、県議選出馬。旧平良市区で初当選を果たした。
奥平一夫氏の基本政策
①農業、水産業の振興と地域経済の活性化を推進
②新産業の創出による若者の雇用確保
③宮古エコアイランドの構築促進
④地域が輝くまちづくりの推進
⑤平和で安全な宮古づくり
⑥健康と長寿、ユイ(助け合う)社会の形成
⑦宮古に誇りを持つ教育と人材育成
⑧子育てや就労、各種相談の充実を支援
http://www.miyakomainichi.co.jp/modules/bulletin/article.php?storyid=1908
沖縄宮古毎日
2217
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/21(木) 02:55:58
県議選宮古島市区 座喜味氏が出馬表明/農水産業核に経済活性
投稿日時: 2008-02-10 16:08:00 (225 ヒット)
初当選向け支持者ら気勢
県議会議員選挙(五月三十日告示、六月八日投開票)宮古島市区(定数二)で、保守系新人で前宮古土地改良区事務局長の座喜味一幸氏(58は九日、JAおきなわ宮古地区本部大ホールで正式に出馬表明を行うとともに政策発表をした。座喜味氏は「農林水産業を核とした経済の活性化」を目指すとした上で生産加工業や観光産業の振興など六つの基本政策を示した。
座喜味氏は宮古産のマンゴーが有名になったり、カボチャが東京で流通するようになるなど、昔とは様変わりしている農業の現状を指摘し「これからは生産できた品々をどのような方法でどこに売って、農家に利益を上げさせるか、流通市場や売るソフトづくりの整備が急務」との考えを示した。
宮古を「日本の食糧を保証していく大事な基地にしたい」との思いを持つという座喜味氏は「今のうちに基盤を整え来る時代に備えるべき」だと強調。「最も重要なのはインフラ整備。宮古ではまだ半分なので今後ともスピード感を持って行っていきたい」と語った。
自身の特徴として「行政経験者」であることを挙げ「予算の仕組みや市町村行政と県・国の仕組みなどを知っている。行政にはツボがあるので予算を取ってくる実務型の政治で具体的なことをやっていきたい」。さらに、二〇一一年には県振興開発計画の見直しがあることから「県知事を中心に県政に離島がどうあるべきかという問題を訴えていく」と話した。
野津武彦後援会長は「これまで砂川県議が仲井真県政と結んできたパイプをますます大きいパイプにして」と呼び掛け。仲井真弘多知事は「座喜味さんの政策骨子は私の政策とほとんど同じ。彼の政策が実現できるよう一緒になって頑張る」との思いを示した。
開会で、砂川佳一県議が「自分の後継者」だと激励し始まった出馬表明は、自民党県第四選挙区の西銘恒三郎支部長や五の日の会・仲村正治会長によるあいさつの後、支持者らは島尻安伊子参議院議員による「ガンバロー三唱」で座喜味氏当選への気持ちを一つにした。
座喜味 一幸(ざきみ・かずゆき)1949年(昭和24年)12月15日生まれ。平良字西仲宗根出身。琉大卒業後、沖縄総合事務局に入局。前宮古土地改良区事務局長。
座喜味氏の基本政策
①農林水産業(第一次産業)の振興
②生産加工業(第二次産業)の振興
③観光産業(第三次産業)の振興
④医療と福祉の充実
⑤教育・文化・スポーツの振興
⑥海底天然ガス農業用利用を促進
http://www.miyakomainichi.co.jp/modules/bulletin/article.php?storyid=1915
沖縄宮古毎日
2218
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/21(木) 02:56:21
県議選宮古島市区 坂井氏が出馬表明/観光軸に振興策強調
投稿日時: 2008-02-18 16:38:00 (231 ヒット)
行動力アピールし気勢
県議会議員選挙(五月三十日告示、六月八日投開票)宮古島市区(定数二)で、宮古島の未来を拓く島人の会が推す坂井民二氏(58)は十七日、市内ホテルで正式に出馬表明を行った。坂井氏は「より速く、かなえます、島人の心」をキャッチフレーズに観光を軸とした①スポーツアイランド都市構想の推進②環境モデル都市構想の推進−などの重点施策を示した。
坂井氏は「誰よりも速く行動し、誰よりも速く宮古の諸課題を実現、解決へと導きたい」と述べ、県議選出馬への思いを語った。
その上で坂井氏は、経済の活性化と景気対策が「自立した宮古づくりを実現させるための振興策としては必要不可欠である」と強調した。
観光をキーワードとした重点施策として①スポーツアイランド都市構想の推進②環境モデル都市構想の推進③伊良部大橋の完成を視野に入れた下地島空港とその残地の有効活用−などを掲げた。
さらに坂井氏は、農林水産業の振興と商工業の発展に伴う物流の促進を示し「重点施策とリンクした形で全力で取り組んでいきたい」と決意を示した。
今回無所属での出馬については「地方自治というのは、保守や革新にとらわれることなく是々非々で行うことが望ましい」と述べた。
出馬表明の冒頭、あいさつした、宮古島の未来を拓く島人の会世話人代表の中尾英筰氏は「島を中心とした発展が宮古島には必要。島の特性を前面に出していく政治が求められている。宮古圏域には進行中やこれから計画されるプロジェクトがたくさんある。宮古島の将来を託すのは坂井氏しかいない」と述べ支持を呼び掛けた。
会場には、宮古島市議会会派「そうぞう」の議員や旧平良市議会の元議長池間青昌氏、旧伊良部町の元町長浜川健氏らも出席した。
最後は、後援会青年部統括の佐久川浩希氏の「ガンバロー三唱」で気勢を上げ、締めくくった。
坂井 民二(さかい・たみじ)1949(昭和24)年9月24日生まれ。平良字西里出身。89年、旧平良市議初当選。連続3期務めた。2000年、県議選初当選し1期務めた。
坂井民二氏の重点施策
①スポーツアイランド都市構想の推進
②環境モデル都市構想の推進
③下地島空港とその残地の有効活用
④農林水産業の振興
⑤商工業の発展に伴う物流の促進
⑥子育て支援策の充実
⑦医療・福祉の推進
⑧教育・伝統文化などの人材育成
⑨失業対策と雇用の確保
http://www.miyakomainichi.co.jp/modules/bulletin/article.php?storyid=1964
沖縄宮古毎日
2219
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/21(木) 02:57:57
2007年10月16日(火) 朝刊 2面
県議選 自民、現職12人公認
年内にも空白区決定
自民党県連(外間盛善会長代行)は十五日、二〇〇八年六月の県議選で、現職十二人の一次公認を発表した。自民の現有議席は二十人。定数が現行二から一減となる南城市区は現職同士が競合するため調整を進める。後援会と協議中の現職議員、空白区の新人候補らを中心に年内にも二次公認を決定する方針。
支持者らに勇退の意思を伝えていた宮古島市区の砂川佳一氏(64)は後任の人選が難航していることから一次公認を得た。
新垣哲司幹事長は「参院選で大敗を喫し、態勢の立て直しが急務だ。衆院の早期解散が予想される中、県議選、衆院選で勝てる態勢を構築して臨みたい」とした。
外間会長代行は「仲井真県政の安定のためには与党の過半数維持が不可欠。党本部と連携し、自民単独で過半数を突破できる候補者を擁立したい」と述べた。
衆院各支部長の国会議員らと協力し、支持拡大を図る。
一次公認は次の通り。
【那覇市区】具志孝助氏(63)=四期目。一九四四年生まれ。県議会副議長▽浦崎唯昭氏(64)=三期目。四三年生まれ。同議会運営委員長【浦添市区】池間淳氏(57)=三期目。五〇年生まれ。県連総務会長【うるま市区】伊波常洋氏(56)=二期目。五一年生まれ。県連政調会長▽仲田弘毅氏(59)=一期目。四七年生まれ【宜野湾市区】佐喜真淳氏(43)=一期目。六四年生まれ【糸満市区】新垣哲司氏(58)=四期目。四九年生まれ。県連幹事長【名護市区】安里進氏(67)=三期目。四〇年生まれ。県議会総務企画委員長【宮古島市区】砂川佳一氏(64)=二期目。四三年生まれ。県議会経済労働委員長【石垣市区】辻野ヒロ子氏(63)=一期目。四四年生まれ【国頭郡区】岸本恵光氏(65)=一期目。四一年生まれ【島尻郡区】新垣良俊氏(58)=一期目。四九年生まれ
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200710161300_05.html
沖縄
2220
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/21(木) 02:58:58
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2008新人の砂川利勝氏が出馬断念 現職の無投票当選か
Category: 政治・行政 Tag: 県議選
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6月8日の県議選に保守系無所属で出馬を表明していた市議の砂川利勝氏(44)は5日までに、立候補を断念する意向を固めたことが関係者の話で分かった。関係者によると、自民党石垣支部(知念辰憲支部長)の推薦が得られなかったのが大きな理由、近く会見して発表するという。これにより、革新系無所属で立候補を予定している高嶺善伸氏(57)、自民党公認の辻野ヒロ子氏(63)の現職2人の無投票当選の公算が大きくなりそうだが、状況の変化により新たな動きが出てくる可能性もある。
砂川氏は1月9日、記者会見して出馬を表明していた。その後、支部推薦を申請したが、同支部が同月23日、「賛否を問うて結論を出すことは組織運営上、好ましくない」などとして議題として取り扱わないことを決めたため、推薦の道は閉ざされていた。
支部内では党公認の辻野氏、推薦を求める砂川氏をそれぞれ推すグループが対立の様相を呈し、「賛否を問うてでも結論を出す」(知念支部長)可能性もあったが、砂川氏の推薦を見送ることで組織内部の混乱を避けた経緯がある。
推薦の可能性がなくなったことで砂川氏周辺から「かなり厳しい」との意見があり、関係者によると、砂川氏も「これでは戦えない」との判断に至ったようだ。
砂川氏の地元、北部地区では当初から県議選出馬に否定的な意見があり、「県議に出れば北部地区の市議がいなくなる。砂川氏には市議として北部のために頑張ってもらいたい」(北部地区内の公民館役員)との要望が強かったという。
http://www.y-mainichi.co.jp/news/10397/
沖縄八重山毎日
2221
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/24(日) 14:39:22
転換:’08知事選 2大政党対決前面に 民主、鎌倉氏推薦決定で /熊本
県知事選は23日、民主党が元県地域振興部長の鎌倉孝幸氏(61)の推薦を決め、東京大教授、蒲島郁夫氏(61)を支援する自民党との「2大政党対決」の構図ができ上がった。ただ、民主党は一枚岩とは言い難い。一方の自民党も、元自民党衆院議員の岩下栄一氏(61)や弁護士の北里敏明氏(59)に支持層の一部を切り崩されている。前相良村長の矢上雅義氏(47)も両党支持層に浸透を図る。投票まで1カ月。複雑な様相を抱えたまま各陣営は前哨戦にしのぎを削る。【笠井光俊、山田宏太郎】
「県政でも民主党の主張を打ち出していきたい」
鎌倉氏推薦を決定した民主党県連の鎌田聡代表代行は、会見で熱っぽく語った。党内の意見の食い違いで、自主投票の声もあった中で民主党が鎌倉氏推薦に踏み切った背景には、昨年夏の参院選勝利で広がりを見せている党への支持を次期衆院選につなぎ、党勢を拡大する狙いもあった。
難産の末の推薦決定だった。
県議会で民主党と同一会派を組む無所属の3県議が自民が支援する蒲島氏支持の姿勢を示し、党内の意見も分裂。川辺川ダム反対などの基準に照らして1月26日の役員会で鎌倉氏か北里氏の2人に絞ったが、調整は難航した。
県連代表の松野頼久衆院議員は、「党内のまとまり」を重視して自主投票を主張。2月に入っても役員会の議論はまとまらなかった。党本部が情勢調査に乗り出すこととなり、23日に結論を先延ばしした。22日夜から23日の役員・幹事会直前まで幹事がギリギリの話し合いを続けた。最終的に情勢調査などを踏まえて「党の姿勢を明確にすべきだ」との意見が幹部会の大勢を占め、全会一致の形で鎌倉氏推薦にこぎ着けた。
鎌田代表代行は「鎌倉氏がガソリン税の暫定税率でも『地方財源が確保されるなら廃止もある』としたことで、我々とより近さを感じた」と決定の理由を述べた。
民主県連は幸山政史熊本市長が初当選した02年と06年の同市長選、04年の知事選でも内部事情などを考慮し、自主投票だった。しかし、参院選勝利で事情が変わった。県連内で「今回は党の姿勢を打ち出すべきだ。衆院選にもプラスになる」と主戦論が高まっていた。
一方、蒲島氏を「勝手連の一員」として支援する自民党県連の前川收幹事長は「党として動じることはない」と冷静な表情で語った。県連内には「あいまいな『勝手連』ではなく、明確に蒲島氏を推薦すべきだ」という声もある。前川幹事長は「しっかりと情勢を分析しながら粛々と活動を進めていくだけだ」と述べた。
鎌倉氏については「『県民党』を標ぼうしていたが、そうではなかったということだ」と批判した。
民主党県連が最後まで鎌倉氏とともに選考のそ上に乗せていた北里氏の陣営では、百井正治事務所長が「我々はどの政党にも推薦願を出さず、一貫して県民党を訴えてきた。政党に左右されない県政のためにも、今後もその立場で推し進める」と話した。さらに「自民、民主の対応が決まったが、我々はその二つとは異なる立場で戦っていきたい」と述べた。
◇鎌倉氏「大きな力」 民主党県連推薦決定、支持拡大に期待
民主党県連の推薦決定を受け、鎌倉孝幸氏は23日午後、熊本市坪井の事務所で会見した。「組織の支援をいただくことは大きな力となる」と話し、支持拡大に期待を込めた。
事実上、自民対民主の構図となることについては「自民がどう対応するかは予見できない。川辺川ダムや道路特定財源を除けば、地方行政で両党の政策にそんなに違いがあるのかなとも思う」と答えるにとどまり、踏み込んだ発言を避けた。
会見前に民主党の鎌田聡県連代表代行ら県連役員が鎌倉氏の事務所を訪問し、推薦決定を伝えた。会見後、県連役員はさっそく陣営スタッフと今後の活動や態勢づくりについて話し合った。
==============
◇予想される主な顔ぶれ◇(敬称略)
岩下栄一 61 無新 [元]衆院議員
蒲島郁夫 61 無新 東大教授
鎌倉孝幸 61 無新 [元]県部長
北里敏明 59 無新 弁護士
矢上雅義 47 無新 [元]相良村長
毎日新聞 2008年2月24日
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20080224ddlk43010266000c.html
2222
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/24(日) 14:40:09
民主県連:現職推薦に前向き 知事選で代表言及−−定期大会 /岐阜
民主党県連は23日、岐阜市内で定期大会を開き、大会代議員ら約100人が出席した。園田康博代表らこれまでの役員体制が、そのまま再任された。園田代表は知事選に言及し、「実績と友好関係を踏まえ、古田肇知事の擁立について、しかるべき時期に方針を出す」と古田知事の推薦に前向きな姿勢を示した。
道路特定財源について、代議員から「ほとんどの国民は、ガソリンの値下げを望んでいる」「一般財源にすれば地方の道路もでき、ガソリンも値下げできる」などの意見が出された。
また大会では、擁立が決まっていない4区を除く次期衆院選の候補者らが決意表明。「政権党として国民の信頼を獲得し、政権交代を実現すべく総力を挙げて取り組む」とする衆院選必勝決議を採択した。【宮田正和】
毎日新聞 2008年2月24
http://mainichi.jp/area/gifu/news/20080224ddlk21010121000c.html
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/25(月) 01:08:24
草津市長に橋川氏
民・社推薦、現職伊庭氏破る
任期満了に伴う滋賀県草津市長選は24日投票、即日開票され、無所属新人の元市政策推進部長橋川渉氏(59)=民主党、社民党推薦=が、無所属で現職の伊庭嘉兵衛氏(65)=自民党支持=を破り、初当選した。投票率は38・50%だった。
市政の刷新か継続をかけ、ともにマニフェスト(公約集)を作成して中心市街地活性化や子育て支援などを訴えた。
橋川氏は「市政に市民の声が届いていない」と現職批判に重点を置き、連合滋賀や嘉田由紀子知事を支援する「対話でつなごう滋賀の会」からも推薦を受けた。地元学区や民主・連合票をまとめたほか、無党派層にも浸透、候補擁立を見送った共産党支持者も取り込んで支持を広げ、現職に競り勝ち、国政の2大政党が支援する激戦を制した。
伊庭氏は「改革続行」をスローガンに1期4年の行財政改革の実績などを訴えた。市議会の保守系会派「新生会」や市自治連合会などの支援を受けたが、支持を求めた公明党が自主投票を貫き、票の伸びを欠いた。
当日有権者数は9万1337人。投票率は前回よりわずかに0・84ポイント上がった。
▽開票結果(選管最終)
当 17、584 橋川 渉 無新
17、281 伊庭嘉兵衛 無現
・橋川 渉氏(はしかわ・わたる)京都大卒。草津市立命館駐在事務所長、政策推進部長などを歴任し、昨年10月に市役所を退職。59歳。草津市東矢倉3丁目。
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008022400129&genre=A2&area=S00
2224
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/25(月) 03:04:00
橋川VS伊庭、互角の戦い
=24日投開票の草津市長選=
▲13日に公開討論会が開かれ、両氏は活発に論戦
◆湖南・草津市◆
任期満了に伴う草津市長選は、新人で前市政策推進部長の橋川渉氏(59)=民主、社民、嘉田由紀子知事の政治団体「対話の会」推薦=と、再選を目指す現職の伊庭嘉兵衞氏(65)=自民支持=が二十四日の投票日に向けてデッドヒートを繰り広げている。そこで終盤戦に入った同市長選を記者座談会で展望してみた。【文構成・石川政実】
●ソフトか、ハードか
――栗東市の新幹線利権が消えた今、“裏社会”が注目しているのは草津市と守山市だね。草津市を“魔界都市”とまで呼ぶ県警の友人もいるよ。
A 十七日の伊庭候補の出陣式で、山田亘宏守山市長は「元気な草津市にした伊庭さんに(市長を)やってもらわないともったいない」と檄(げき)を飛ばしたが、確かに新名神がまもなく開通する中、草津市が今後も開発指向を続けるか、それともソフトウエアに転換するかは、県全体にも影響を与えてくる。
B 秋にオープンが予定されている大型店「イオンモール草津(仮称)」は、物販エリアの店舗面積が京滋最大の約六万平方メートルだけに、JR草津駅、南草津駅周辺の商業施設は大打撃をこうむるはずだ。開発を推進した伊庭候補も、それに否定的な橋川候補も、中心市街地の活性化を掲げているが、両者とも 具体論では説得力に欠ける。
C 正直、これだけ大規模なら、おいそれと対応策など出てこないよ(笑)。
――高田三郎元市長(草津電機最高責任者)の徹底した開発指向が功を奏して現在の市の繁栄が生み出されたのは事実だ。ハードウエア優先の“高田イズム”は、芥川正次前市長や太田正明元助役、さらには伊庭候補にも受け継がれているが、ソフトウエアへの転換を訴える橋川候補は非常に厳しい評価を下しているね。
A 確かに“高田氏イズム”をどう評価するかは、争点の一つになってきている。
●黒川前県議が反旗
B 驚かされたのは、黒川治前自民党県連幹事長が橋川候補の応援弁士を務めていること。生粋の自民党員である同氏は「地元の矢倉学区から五十三年ぶりに候補が出るので応援している」と説明していたが、父の黒川広太郎氏が初代市長だっただけに、なにかしら因縁めくね。
――先月に行われた大津市長選では、現職の目片信氏が自民、公明の「推薦」を取りつけたのに対し、対抗馬の新人・黄瀬紀美子氏が民主、社民の「支持」、対話の会の推薦という構図だった。しかし草津市長選では、現職の伊庭候補が自民の「支持」、新人の橋川候補が民主、社民、対話の会の「推薦」で、大津市長選とはちょうど逆 の構図になっている。今回、公明が自主投票になり、前回の市長選で六千四百票を得票した共産推薦の候補者が出ないとなると、知名度のない橋川候補にも勝機が出てくるね。
A そう単純にはいかないよ。伊庭陣営は、現職の強みを生かして自治会や農協など各種友好団体を手堅くまとめているしね。逆に橋川陣営は、連合滋賀の動きがいま一歩かもしれない。伊庭陣営の一部には、平成七年の参院選で連合滋賀の超大物幹部が自民幹部と手を結び高田三郎氏を担いで奥村展三氏(現衆院 議員)に敗れた歴史を経験しているだけに、その時の“連合人脈”に期待するむきもあるぐらいだからね。十六日現在の有権者は九万二千六百五十六人だが、投票率が前回(三七・六六%)並みの四〇%以下なら現職の伊庭候補、前々回(四六・四二%)並みの四五%以上なら新人の橋川候補が有利に。二万票が当選ラインだろう。
http://www.bcap.co.jp/s-hochi/n080221.html
#2
2225
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/28(木) 09:36:01
蒲島氏の推薦決定
県農政連
3月の知事選で、県農政連(委員長=園田俊宏JA熊本中央会長)は26日、熊本市で会合を開き、自民党県連が支援する東京大法学部教授・蒲島郁夫氏(61)の推薦を決めた。
会合には11総支部などから30人が出席。記者会見した園田委員長によると、一部、自主投票を求める意見があったが、蒲島氏を推す声が大半を占め、全会一致で決めたという。園田委員長は「県の基幹産業である農業の振興策について蒲島氏とともに考えていきたい」と話した。3月3日に蒲島氏と政策協定を結ぶ。
県農政連は、推薦願を提出していた元総務省消防庁次長の弁護士・北里敏明氏(59)と蒲島氏のいずれかを推薦することにしていた。
(2008年2月27日 読売新聞)熊本
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kumamoto/news/20080226-OYT8T00714.htm
2226
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/28(木) 09:37:06
知事出馬表明
自公は実績を評価 共産、独自候補擁立へ
2期目への立候補を表明する伊藤知事 26日の県議会代表質問で、7月に予定されている知事選への立候補を表明した伊藤知事。これまで、知事選に候補擁立の方針を示しているのは共産党のみで、他の各政党は財政再建などの1期目の実績に一定の評価を示しており、独自候補擁立の動きは見えない。
元県議会議長ら4人が立候補し保守分裂となった前回選挙で、伊藤知事は「県民党」を掲げて支持を広げた。次期知事選についても無所属で立候補し、広く政党から支援を求める方針で、推薦を受けることには否定的な見解を示している。
自民党県連の本坊輝雄幹事長は「就任以来、膨れあがった県債を減らすなどの評価すべき点は多い。支援の要請があれば前向きに検討したい」と述べた。県連は前回、伊藤知事と元県議会議長のどちらを推すかで一本化できずにしこりが生じた経緯があるが、「今回は一枚岩になれるだろう」と言い切る。
前回、元県議会議長を支持した公明党県本部も、伊藤県政をおおむね評価している。成尾信春代表は「就任後の政策は、少人数学級の導入など党の方針と一致している部分がある。対応は手続きに沿って進める」としている。
民主党県連は前回、伊藤知事を「応援」した。青木寛副代表は「今後、選挙戦の姿勢をはっきりされると思うので、それを受けて対応はする」と話した。
前回、自主投票だった社民党県連合の北森孝男幹事長は「今は目の前に迫った鹿児島市議選(4月6日告示、13日投開票)に追われている。党としての方針は市議選終了後、県議団との協議を経て決めたい」と話した。その上で「(伊藤知事は)厳しい財政状況の中、それなりに良くやっていると思う。ただそのしわ寄せを県職員が受けているので、もう少し国に抵抗して頂きたい」と指摘した。
一方、共産党県委員会は、1期目に厳しい見方を示す。久保田薫書記長は、鹿児島市沖の人工島建設や桜島の眺望確保のために県庁隣接地を購入するなどした政策について、「結論ありきで税金の無駄遣い。全く評価できない」と批判。「県政の流れを変えられる候補者を擁立したい」としている。
伊藤知事はこの日、県議会の休憩中に報道陣の取材に応じた。一問一答は次の通り。
――出馬表明がこの時期になったのは。
「前例を踏襲した結果。7月中旬の選挙となると、6月議会では遅いので今日の代表質問での表明に落ち着いた」
――前回は「県民党」の立場で選挙を戦った。次の選挙で政党との関係をどうするか。
「今後検討するが、前回と政治的スタンスは変わらない。基本的に県民本位の行政を進める立場ならば県民党なのだろうが、県民党を表するか、無所属として政党に協力を求めるかのどちらかになるだろう。たぶん後者になるのではないか」
――政党への推薦願は。
「未定だが、ある政党が推薦したら、別の政党が推薦できなくなるので、できれば推薦という形はとりたくない」
――次回は現職としての選挙。前回との違いは。
「全く無名の1候補者だった前回とは全く違う。知名度も上がっているはずなので、選挙態勢づくりもしやすい」
(2008年2月27日 読売新聞)鹿児島
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/news/20080226-OYT8T00615.htm
2227
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/28(木) 09:52:08
民主、鎌倉氏推薦発表/小沢代表会見
2008年02月26日
鎌倉孝幸氏(中央)の推薦決定を受けて握手する小沢一郎民主党代表(右)と鎌田聡同党県連代表代行(左)=熊本市のホテルで
民主党の小沢一郎代表が25日、熊本市で記者会見し、知事選で党県連が申請していた元県地域振興部長鎌倉孝幸氏(61)への推薦決定を発表した。小沢氏は「感想」としながら「政権政党は堂々とした方が民主主義のあり方としていい」と述べ、自民党が東大教授の蒲島郁夫氏(61)を公認も推薦もせず支援する姿勢を批判した。
小沢氏は「地方行政は政党が争う必然性はないが、生活に影響が大きい選挙ほど国への関連もある」と述べ、党として鎌倉氏の応援に力を尽くす考えを示した。鎌倉氏が「県民党」を強調してきたことについては「私たちも県民のために知事を担う。党推薦と『県民党』は矛盾しない」と説明した。
自民党県連幹部は「『県民党』だった鎌倉氏は変わった」と批判。「党として蒲島氏を推薦すれば、我々が変わったと思われる」と、支援のあり方を変える考えがないことを改めて示した。
http://mytown.asahi.com/kumamoto/news.php?k_id=44000000802260003
熊本
2228
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/28(木) 10:09:34
連合熊本は自主投票 鎌倉氏推薦 民主とは連動せず
執行委員会終了後、知事選の自主投票を発表する連合熊本の手嶋一弘会長(左)と上田淳事務局長
連合熊本は25日、臨時執行委員会を開き、知事選(3月6日告示、同23日投開票)は自主投票にすることを決めた。民主党県連が23日に元県部長の鎌倉孝幸氏(61)の推薦を決定。その鎌倉氏は連合熊本にも推薦願を提出していたが、連合熊本は民主党とは連動しなかった。
その理由について、手嶋一弘会長は「(与野党対決の)構図が確定するのが遅く、(推薦する)判断材料が不足していた」。上田淳事務局長も「投開票日まであと1カ月足らず。今、推薦を決めたとしても組織内に浸透させるのは困難」と時間切れを強調した。
また、連合熊本推薦の県議3人が、自民党県連が支援する東大教授の蒲島郁夫氏(61)の支持を表明したことなども考慮し、自主投票により組織の分裂回避を図ったとみられる。
民主党県連の鎌田聡代表代行は「連合と民主党が一緒に選挙戦に臨めないことは残念だ。今後は連合内部で鎌倉氏を推す人たちと連携していきたい」と述べた。
=2008/02/26付 西日本新聞朝刊=
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/kumamoto/20080226/20080226_001.shtml
2229
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/02/28(木) 15:27:08
枚方 府議補選 分裂自民党の今後を見る
出来氏、苦難克服し市議や後援会等に感謝
1月27日に開票され出来成元候補(59歳)が当選した枚方市府議補選は
候補者5人それぞれ課題と余韻を残した格好だ。
殊に当選した出来氏の責任の重さは言うまでもなく、むしろ約3年後の
府議選が本番になる様相を醸し出している。その意味では岡沢候補もしか
りだ。選挙中に大分裂をした枚方自民を中心に過去と今後を追ってみた。
選挙期間中、枚方自民党の岡沢龍一市議が「妻・教子」氏(38歳)の出
馬で自民党を離党、次いで昨年、井脇ノブ子代議士の斡旋で出来候補と和
解し、枚方自民党支部長の席に就いていた岡沢けんじ氏も「自民候補者の
出来候補がいる中で、義理とはいえ娘の出馬を止めることが出来なかった
責任」を感じ支部長辞任を申し出て実質選挙期間中に辞表を提出してい
る。
ことは出来候補にとり「自民票が割れる。漁夫の利を共産に…」という
由々しき事態に陥り、あまつさえ、元枚方自民党支部長の経歴を持つ小川
ますみ氏(63歳)が出馬、必要以上に出来氏の神経を逆撫でしていた。
かつては出来氏と親しかった小川氏の出馬、一部自民党陣営の後押しで
の岡沢氏の出馬は、出来氏にとり眠れない夜が続いたことは想像に難くな
い。
木鶏になれなかったが
『木鶏』たり得なかった自らの不徳を責めることは出来氏にとりいとや
すいが、よくぞこの保守分裂選挙の中で勝ち扱いたことは出来氏の実力と
もいえるが、本人は謙虚にも勝因は多々ある中で、一丸となってくれた
後援会、この後援会婦人部が市議選挙の2倍動員してくれたこと、自民党
枚方市議5人の公私を問わない支援、公明党の激励、井脇代議士と運命共
同体として闘ったこと等を上げて感謝を表明していた。今後は一層期待さ
れる人材として出来氏の動きに注目が集まっている。
岡沢氏の今後に注目 政界進出に名乗り
岡沢教子氏はあえて表現すれば突然変異的出現だった。演説上手、女性
代表としての外見も遜色なく、枚方政界にかくも優秀な人材がいたのかと
刮目する関係者も少なくなかった。それも表面立って本格活勤したのは告
示前後10日足らずにも関わらず、約1万9千票余の得票だった。次の選挙
を見据えて今後活動した場合、岡沢氏の政治家としての可能性は計り知れ
なく広がりそうだ。
こうして驚く得票の実績を超短期間に残せた以上「次への道が開けた」
として、政界で進むべき道を模索する動きも大いにありそうだ。岡沢氏は
今回の選挙でも「父のやり残したことを継続したい」としているが、もし
かすると次回の府議題で再び『出来氏対岡沢氏』という、構図が再燃する
起爆剤を秘めている様相もある。3年後、出来氏62歳、岡沢氏42歳…。
http://www.ne.jp/asahi/kahoku/shinbun/2008/080215.htm
2230
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/03/03(月) 01:33:46
知事4選出馬表明
「独自」なく苦しい選択
石井知事が28日の県議会本会議で行った4選に向けた立候補表明。これは2004年の前回選挙で推薦した4党のうち、自民、民主、公明の3党本部の「多選」候補への推薦を制限する方針に引っ掛かる。3党の県組織が態度決定に二の足を踏む状況の中、今議会で立候補表明に踏み切った背景には、どの党にも独自候補が見つからないという苦しい事情と、それを見透かしたかのような石井知事の“読み”がありそうだ。(坊美生子)
この日、記者会見した石井知事は財政再建の実績をアピール。ものづくりなどの産業育成、岡山空港の路線拡充などで一定の成果が得られたと自己評価し、現状路線の推進を強調した。
また、政党の動きについて、「主要政党本部の推薦がなくなってきていることをふまえ、各県連レベルで議論がされていくと思う」と分析。推薦依頼をどうするか問われ、「推薦や支持をいただくのはありがたいが、(各党の)動向を見守り、どのように行動するか適切に判断したい」と強気な一面も見せた。
◇
21日に開かれた自民党県議団総会。代表質問で立候補への意向を尋ねるよう、知事側から要請されたことについて、対応が話し合われた。「支持や推薦を抜きに質問すればいい」「質問すれば応援するのが通例」など、意見が分かれた。
同じ日、自民党選挙制度調査会が、公職選挙法見直し案に、知事と政令市長の任期を「連続3期12年まで」に制限することを盛りこむ方針を固めた。公共事業削減などで、県議団と石井知事の対立も深まっていたが、独自候補もいない。結局、執行部に一任され、28日の代表質問は「素直な気持ちをうかがいたい」という簡単な尋ね方になった。
天野学・自民党県連幹事長は「県連レベルで推薦するかどうか、地元選出の国会議員と相談する」と話す。
民主党も、暫定税率問題を巡り、石井知事と対立した。2月上旬、県が暫定税率の維持を求めるチラシを作成したことに、同党県連は「信頼関係を損ねる」と強く抗議。次期知事選で推薦しない可能性を示唆したが、22日には、津村啓介代表が石井知事と面談し、矛を収めた。同党県連は「多選問題や、党との信頼関係をもとに推薦するかどうかを決める」との説明を繰り返している。
公明党県本部は「3期11年の取り組みに一定の評価はしているが、県政の閉塞(へいそく)感を打破するにはよほどのリーダーシップが求められる」とのコメントを発表し、態度を保留している。
共産党県委員会は「チボリ問題でも巨額な税金投入をしてきた知事の責任は大きい」と批判、独自候補擁立を目指すという。社民党県連は「現職(石井知事)と意見の違いはないが、検討してから決める」としている。
(2008年2月29日 読売新聞)岡山
2231
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/03/03(月) 01:36:41
「民主・県民ク」分裂選挙!!無所属議員3人、蒲島氏支援へ
3月6日告示、23日投票の知事選で、民主党議員2人と無所属議員5人でつくる県議会会派「民主・県民クラブ」の無所属議員3人が29日、県庁で記者会見し、自民党が支援する東京大法学部教授・蒲島郁夫氏(61)を推すことを明らかにした。元県地域振興部長・鎌倉孝幸氏(61)を推薦する民主党は反発を強めており、会派分裂の事態も想定される。
3人は渡辺利男代表(熊本市区)と平野みどり氏(同)、鬼海洋一氏(宇城市区)。いずれも県議選で連合熊本の推薦を受け、渡辺氏は民主党、平野氏は民主、社民両党の推薦を受けた。
記者会見で渡辺氏らは、蒲島氏支援を決めた理由について「マニフェストやこれまでの意見交換を通して人物、識見ともに最も知事にふさわしい人物と判断した」と説明した。
民主党と対応が分かれることに関しては「民主党の決定に縛られることはない。知事選は人物本位であり、政党の対立を持ち込む必要はない」とした上で、「国政選挙では今後も政権交代に向けて民主党を基軸にやっていくことに変わりはない」と強調した。
蒲島氏が自民党から支援を受けていることについては「自民党も蒲島氏のさまざまな支援団体の一つ。マニフェストに明記された『県民党』の立場を貫かれると信じている」と述べた。
渡辺氏ら3人が反対する川辺川ダム建設について蒲島氏がマニフェストで「第三者委員会で科学的に検証する」として反対の考えを示していない点に関しては、「第三者委員会で検証すれば結論はおのずと分かっている」と理解を示した。
同会派に所属する民主党県連代表代行の鎌田聡氏は「蒲島氏支援を表明した以上、一緒に会派を組んでいくことは難しい」と反発している。
(2008年3月1日 読売新聞)熊本
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kumamoto/news/20080229-OYT8T00685.htm
2232
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/03/08(土) 01:38:46
選挙:太田市長選 秋山元県議、出馬を正式表明 /群馬
元自民党県議の秋山一男氏(61)は6日、太田市役所で記者会見し、次期市長選への出馬を正式表明した。前回に続き2度目の挑戦となる秋山氏は「政治生命をかけた最後の戦い。負けたら引退する」と決意を述べた。
同氏は旧太田市議3期を経て、91年の県議選に初当選。4期の間、副議長などを歴任。05年の市長選で現職の清水聖義氏(66)に敗れた。
同市長の任期満了は来年4月16日だが、清水氏が衆院選出馬を表明。年内の衆院選も予想され、その際は同時に市長選も実施されると見られている。
市長選には既に元民主党県連事務局長の長沼広(ひろむ)氏(57)が出馬を表明、自民党の現職県議の名前も挙がっている。【佐藤貢】
毎日新聞 2008年3月7日
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20080307ddlk10010274000c.html
2233
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/03/08(土) 23:40:03
政治
県議選76人出馬意向 投票まで3カ月
県議選(5月30日告示)は6月8日の投票日まであと3カ月に迫った。48の定数に対し、これまでに現職、前・元職、新人合わせて76人が出馬の意向を固めている。14の選挙区で事務所開きなど選挙戦に向けた動きが活発化。仲井真県政発足後初の県議選で、与党が多数を占めている議会勢力がどう変わるかが注目される。基地問題、経済振興、医療・福祉問題などが争点になりそうだ。
県議会は現在、定数48(欠員1)のうち、与党が27、野党が20。出馬の意向を固めた76人の内訳は与党系37人、野党系38人で、中立としているのが1人。
現職は47人のうち31人が出馬を決定。2人は態度を明確にしていない。9人が勇退の意向。4人が次期衆院選、1人が那覇市長選へ出馬する意向。前職1人、元職4人、新人40人が出馬を固めている。
県内各党は既に公認・推薦を発表。公認候補は自民20人、社民6人、公明3人、社大4人、共産6人、そうぞう1人、民主4人。無所属の内訳は与党系14人、野党系17人、中立1人。
(3/8 10:28)
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-32006-storytopic-3.html
沖縄
2234
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/03/10(月) 03:56:19
多賀町長に久保氏
新人対決、大差で深田氏破る
任期満了に伴う滋賀県多賀町長選は9日投票、即日開票され、新人の久保久良氏(54)=無所属=が、新人の深田治夫氏(75)=同=を大差で破り、初当選した。
3期目の夏原覚町長(77)が17日で引退、8年ぶりの選挙は前町議同士の対決となった。
久保氏は昨年10月に立候補を表明。民主党県連や複数の地区推薦を受け、若さと行動力を前面に打ち出した。高齢者や障害者、子育て世代の生活支援など暮らし優先の政策をアピールし続け、地盤の山間部のほか町中心部でも、幅広い世代から支持を得た。
深田氏は町議通算5期の経験を強調。中学校給食導入のほか、文化ホール建設などを公約に掲げたが、立候補表明が1月末と遅れたのも響き、及ばなかった。
町長選と同時に町議選(定数12)も行われ、新議員が誕生した。
当日有権者数は6650人。投票率は85・94%で、町選管が記録している1980年以来、最低となった。
▽開票結果(選管最終)
当 3924 久保 久良 無新
1676 深田 治夫 無新
・久保 久良氏(くぼ・ひさよし)滋賀大経済学部卒。多賀中PTA会長や川相区長などを務め、2004年、町議に初当選した。衣料小売業、商工会副会長。54歳。多賀町川相。
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008030900131&genre=A2&area=S20
2235
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/03/12(水) 00:57:58
鎌倉候補の支援決定 21・労組会議 知事選
二十三日投開票の県知事選で、自治労など旧総評系の県内十三労組で構成する「くまもと21・労組会議」(代表幹事・西岡誠也自治労県本部委員長、二万三千人)は十一日、熊本市のホテルで幹事会を開き、民主党県連が推薦する鎌倉孝幸候補の支援を決めた。
幹事会では、二月末に民主党県連から提出された鎌倉候補の支援要請について協議。「支持・協力関係にある同党からの要請を重く受け止める」として、支援することになった。出席した十三人の幹事から異論はなかったという。西岡代表幹事は「具体的な対応は各労組での判断」とし、「機関紙での広報など構成組織内での鎌倉候補の浸透を図るほか、民主党からの集会参加などの要請があれば対応したい」と話している。(野田一春)
http://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20080311200010&cid=main
2236
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/03/15(土) 00:57:19
選挙:有田市長選 玉置市長が出馬を表明 /和歌山
有田市の玉置三夫市長(74)は13日、市議会の一般質問で、任期満了(9月16日)に伴う市長選に立候補することを表明した。
玉置市長は「最重要課題は財政の健全化。再生団体転落を回避しなければならない。住んでいて良かったと思える古里づくりに向け、全身全霊を傾注する」と述べた。
97年に初当選。00年衆院選に絡む選挙違反事件で辞職。有罪判決を受けて03年10月まで公民権停止となったが、04年に返り咲いた。【辻加奈子】
毎日新聞 2008年3月14日
http://mainichi.jp/area/wakayama/news/20080314ddlk30010455000c.html
2237
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/03/16(日) 22:55:04
甲斐市長選:郵政造反復党組・保坂氏が出馬へ 山梨
自民党の保坂武衆院議員(63)=山梨3区=が、地元の山梨県甲斐市長選(10月2日任期満了)への立候補を検討していることが分かった。複数の県連関係者に出馬の意向を伝えており、藤巻義麿市長の引退表明を待って正式表明するとみられる。
3区では次期衆院選の党公認を、05年衆院選の郵政造反復党組・保坂氏と、刺客候補で比例南関東ブロックで復活当選した小野次郎衆院議員(54)が争っている。保坂氏の市長選出馬が決まれば、3区の党公認は小野氏で決着する公算が大きくなった。
保坂氏は毎日新聞の取材に、藤巻市長から後継を打診され、後援会からも市長選出馬を求める声が強いとしたうえで、「支持者の意見を重く受け止めて対応しなければならない」と述べた。【宇都宮裕一】
毎日新聞 2008年3月16日 19時27分
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080317k0000m010043000c.html
2238
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/03/17(月) 00:56:54
熊本県知事選 自民支援 蒲島氏が先行 世論調査 民主・鎌倉氏ら追う
西日本新聞社は、23日投開票の熊本県知事選について電話世論調査を行い、取材も加味して情勢を探った。無所属新人の5候補のうち、自民党が支援する政治学者の蒲島郁夫氏(61)が比較的幅広い支持を集めて先行。元県部長の鎌倉孝幸氏(61)=民主推薦、元熊本県相良村長の矢上雅義氏(47)、弁護士の北里敏明氏(59)、元衆院議員の岩下栄一氏(61)が追う展開となっている。
熊本県知事選は61年ぶりに過去最多タイとなる5人が立候補。議員や各種団体などの支持が複雑に入り組む中、蒲島氏を支援する自民と、鎌倉氏を推薦する民主の与野党対決などが注目される。ただ、調査では3割が誰に投票するか決めておらず、無党派層の動向を含めて、なお流動的な要素がある。
調査結果を基に情勢を分析すると、蒲島氏は自民党支持層の3割以上、公明党支持層や無党派層の各3割からと比較的幅広く支持を集める。地域別でも、まんべんなく浸透する傾向がみられる。
鎌倉氏は社民党支持層の3割強の支持を受けるが、肝心の民主党支持層は3割弱しか固め切れていない。地域別では、出身地の阿蘇以外は蒲島氏に先行を許している。
矢上氏は共産党支持層の3割以上のほか、民主党支持層の一部にも食い込んでいる。北里氏は自民党支持層、岩下氏は公明党支持層のそれぞれ一部に浸透している。
一方、争点のひとつである川辺川ダム(同県相良村)建設問題では、6割近くが「反対」と回答した。「就任半年後に態度を明らかにする」と主張する蒲島氏は「賛成」「反対」双方から支持を集めている。
調査は14‐16の3日間実施。市町村別人口、年齢、性別に配慮して無作為抽出した有権者に電話し、有効回答を得た934人分のデータを分析した。
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/kyushu/20080317/20080317_001.shtml
=2008/03/17付 西日本新聞朝刊=
2239
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/03/17(月) 19:53:52
蒲島氏が先行 知事選世論調査
熊本日日新聞社は十四〜十六日、無所属新人五人が争う知事選に関する電話世論調査を実施。取材網も動員して終盤情勢を探った。その結果、元東京大教授の蒲島郁夫氏(61)が先行、元県地域振興部長の鎌倉孝幸(61)=民主推薦、元球磨郡相良村長の矢上雅義(47)、弁護士の北里敏明(59)の三氏が追っている。元衆院議員の岩下栄一氏(61)は伸び悩み。
52・0%が誰に投票するか決めておらず、二十三日の投票日まで予断を許さない情勢だ。その一方で過去最多タイの候補者数にもかかわらず、「大いに関心がある」は30・8%にとどまる。
蒲島氏は、自民支持層の四割弱を固め、連立する公明にも浸透。自民の議員後援会や友好団体による“勝手連”的な支援が奏功している。自民に距離を置いていた市民グループも合流した集票態勢で、無党派層や民主支持層にも食い込み、全県で支持を得ている。
鎌倉氏は、推薦する民主の小沢一郎代表らが熊本入りするなど、民主を前面に打ち出した戦い。川辺川ダム反対の市民グループや高校同窓生なども支援。共産、社民にも食い込むが民主支持層を固めきっていない。出身地の阿蘇で先行する。
矢上氏は、地元の人吉・球磨で優位に立ち、かつての選挙区だった旧衆院熊本二区で支持を集めている。相良村長として川辺川ダムに反対した実績を強調。共産支持層を取り込んでいるものの、無党派層への食い込みが弱い。
北里氏は、保守系の元議員や企業などの後援会に乗って自民支持層に食い込む。地盤の阿蘇をはじめ天草、熊本市で支持を得ている。
岩下氏は、県議、衆院議員時代の後援会を軸に集票。熊本市以外では浸透していない。
一方、新知事に最優先で取り組んでほしいのは(1)県財政再建・行政改革32・6%(2)医療・福祉27・6%(3)産業や農業などの振興策26・3%―が三大政策。半面、▽川辺川ダム問題3・7%▽県立高校再編問題2・3%▽水俣病対策1・1%―の優先度は極めて低い。(知事選取材班)
http://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20080317200006&cid=main
2240
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/03/18(火) 11:29:49
戦いの構図 徳島市長選 衆院選の前哨戦
低調ムードに原陣営 危機感
4月6日に投開票される徳島市長選の告示が30日に迫った。これまでに自民、公明両党が推薦する現職の原秀樹氏(52)、民主党推薦の生花販売会社役員の加藤真志氏(60)、共産党推薦の徳島大名誉教授の十枝修氏(65)の無所属3人が立候補を表明しており、三つどもえの選挙戦になる公算が大きい。県都の戦いの構図を探った。(福島百合子)
「今回の選挙は、原さん対仙谷さんです」。8日に徳島市内で開かれた自民党の常任総務会。市長選での活動計画案の説明に立った党所属の市議が語気を強めた。次期衆院選で徳島市を含む徳島1区から立候補する衆院議員・岡本芳郎(比例四国ブロック)が県連会長として出席していることを意識してか、同じ選挙区の民主党県連代表・仙谷由人の名前になると、ひときわ力が入った。
2005年9月の衆院選。小泉首相(当時)による郵政解散で、自民党への圧倒的な追い風があったにもかかわらず、徳島1区で岡本は仙谷に約1万4000票差をあけられての〈2連敗〉を喫した。原、加藤、十枝という3人の対決は、次期衆院選での徳島1区の構図に重なる。
しかし、今一つ盛り上がらない、という焦りが関係者にはある。
「このムードで行けるんだろうか。非常に心配している」。岡本は2日、同市内で開いた政治資金パーティーで、市長選の盛り上がりが欠けていることを懸念した。岡本は「この市長選は私の選挙と同じ。どうかお力添えをお願いします」と、集まった支持者たちを引き締めた。
再選を目指す原は今回、推薦を受ける自公系会派以外にも、民主党系議員を含め、市議会の8割近い支持を取り付けた。ある自民党系市議は「(陣営には)安堵(あんど)の空気すら流れている」という。
ただ、前市長の小池正勝が再選を果たした1997年2月の市長選では、投票率は過去最低の30・68%。ある自民党市議は「原さんは失点がない代わり、目立った功績もない。仙谷さんが強い1区では、投票率が下がれば下がるほど厳しい戦いになる」と漏らす。
原は2月中旬、批判の多い新町西地区再開発事業で、07年度末に予定していた都市計画決定を今夏に延期すると発表し、「市長選で批判をかわすためか」と憶測を呼んだ。原は「選挙のためではない」と否定したが、市議の1人は「与党の立場から再開発を支持してきたのに、今になって延期するといわれても……。主張がぶれるのはマイナスイメージ」と心配する。
原は17日、市長選に臨むマニフェストを発表。職員の削減や市税徴収率の向上で計画目標を上回る43億円の財源を確保したことなどをアピールした。こうした〈実績〉を、どこまで浸透させることができるだろうか。(敬称略)
(2008年3月18日 読売新聞)徳島
2241
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/03/19(水) 06:43:33
自民党県連 笠岡市長選で現職推薦 倉敷市長選は自主投票
自民党県連は17日、総務会・選挙対策委員会合同会議を開き、倉敷市長選は自主投票、笠岡市長選では唯一立候補を表明している現職の高木直矢氏(66)を推薦することを決めた。
同県連によると、倉敷市長選では、立候補を表明している現職の古市健三氏(60)、元市収入役の伊東香織氏(41)、前市会議長の秋山正氏(53)の各氏から推薦の申請が出された。地元県議らの意見は「現職を推薦すべき」「後援会や党の地域支部は割れている」と分かれ、県連四役と会長の逢沢一郎・衆院議員が協議し、自主投票を決めた。
両市長選には、民主党県連も同様の対応を発表している。
(2008年3月18日 読売新聞)岡山
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okayama/news/20080317-OYT8T00765.htm
2242
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/03/19(水) 06:46:16
日向市長選告示、現新一騎打ち
日向市長選が16日、告示された。新人で元県警察学校長の上原勇氏(63)と再選を目指す現職の黒木健二氏(65)(いずれも無所属)が立候補を届け出た。2006年2月に旧東郷町と合併した後の初の市長選で、23日に投開票される。(江崎宰、大森祐輔)
同市では、企業誘致などによる経済の活性化、市民の高齢化に伴う福祉対策などが課題となっている。
上原候補は、市民と議会、行政が一体となって、市民の目線に立った市政を運営することなどを主張している。
黒木候補は、旧東郷町との合併や企業誘致、小中一貫校の導入などの実績を強調し、現市政の継続を訴えている。
投票は23日午前7時から午後8時まで、52か所(うち2か所は1時間繰り上げ)で行われ、同日午後9時10分から市体育センターで開票される。
有権者数は15日現在、5万1763人。
■上原候補
原町の選挙事務所前で出陣式を開き、地元の県議や市議らが出席した。
上原候補は「現在の市役所は、市民に対しての説明責任を果たしていない。私は市民の意見を聞く『一日市長室』を開くなどして、市民が主役の政治をしていきたい」と決意表明した。
そのうえで「政治は素人だが、その分、しがらみのない政治ができる。情熱では負けない。日向に対する愛情を持って頑張る」と支持を訴えた。
■黒木候補
同市日知屋の選挙事務所前で出陣式を開き、江藤拓衆院議員や首藤正治延岡市長らが出席した。
黒木候補は「日向・延岡地区新産都市の総仕上げをする。(細島工業団地の未利用地)100ヘクタールをすべて企業で埋める」と訴えた。
さらに「これまでやってきたことが上昇気流として点火した。この火が消えたら元のもくあみになる。市のさらなる再生に向け、力を貸していただきたい」と呼びかけた。
(2008年3月17日 読売新聞)宮崎
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20080316-OYT8T00508.htm
2243
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/03/20(木) 13:58:32
転換:’08知事選 県議補選・上益城郡区、相乗効果狙う民主 /熊本
◇保守勢は暫定税率で応戦
知事選と同じ23日に投開票される上益城郡区県議補選(改選数1)は無所属の2人と民主1人が立候補し、知事選同様に“自民党系対民主党”の様相となっている。知事選との相乗効果で票の掘り起こしを狙う民主党に対し、他の2陣営からは道路特定財源問題などで民主批判が挙がっている。
県議補選の民主、大平雄一候補(42)の選挙カーは19日、山都町を遊説。知事選の民主推薦候補も同日、嘉島町に入り、互いに「民主党」を連呼した。知事選では候補者の選挙カーと支援団体の街宣車の2台が活動できる。県議補選でも、候補者が政党公認であれば政党の街宣活動が認められる。民主党県連は「他の陣営と違い4台の車を回すことができる」と効果に期待する。
15日には小沢一郎党代表が益城町入りして選挙を盛り上げた。民主党は、こうした取り組みで県議補選と知事選の相乗効果に加え次期衆院選での支持拡大にもつなげたい考えだ。
民主党の活発な動きに、県議補選に立候補した残りの2陣営は神経をとがらせる。
無所属の増永慎一郎候補(44)が告示日の14日に御船町で開いた出陣式で、上益城郡選出の児玉文雄県議(自民)が、民主党批判を口にした。
「九州横断自動車道御船延岡線の工事が進められているが(揮発油税の)暫定税率の行方を注視している。もし、この道路が通らないことになれば、地方と都市の格差が一層広がる」
無所属の福島章之候補(62)の出陣式にも複数の自民党国会議員から祝電が寄せられた。支援する住永幸三郎益城町長は「政争はやめ、益城町民は一つにならなければならない」と訴えており、同じ益城町に住む大平候補への警戒を強める。福島候補も「益城から保守の灯火を消してはならない」と支持を呼びかけている。【山田宏太郎】
毎日新聞 2008年3月20日
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20080320ddlk43010006000c.html
2244
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/03/21(金) 12:39:28
転換:’08知事選 最後の休日、訴えも熱く 5候補、県内各地で演説 /熊本
県知事選は終盤戦に入り、投票日(23日)直前の祝日となった20日、各陣営とも繁華街など人が集まる場所に繰り出し、街頭で熱弁をふるった。【笠井光俊、山田宏太郎、高橋克哉】
◇岩下候補
元衆院議員の岩下栄一候補(61)は熊本市の健軍商店街と並木坂をのぼりを立てた自転車で遊説した。県議選や衆院選でもやったことはなかったが「選挙カーより姿が見せられるのでいい」と挑戦し、市街地をスイスイ。「県民の目線で皆さんの生活を肌身で感じながら、熊本の振興を図ります」と庶民派をアピールしていた。
◇北里候補
弁護士の北里敏明候補(59)は昼前、熊本市の下通アーケード街を歩き「県財政を立て直して商店街を活性化し、どの都市にも負けない魅力を持った街を作ります」と訴えながら、買い物客らと次々に握手。午後は、菊陽町の光の森で政治評論家の森田実氏とともに街頭演説した後、再び熊本市に選挙カーを走らせた。
◇鎌倉候補
民主党推薦で元県地域振興部長の鎌倉孝幸候補(61)は、同党の菅直人代表代行と熊本市のアーケード街を練り歩いた。菅氏は「川辺川ダムのような無駄な公共事業は止めなければならない。国にもきっぱり言えるのは鎌倉さんだ」と訴えた。地産地消推進の姿勢を示そうと、野菜販売用のリヤカーもパレードに加わった。
◇蒲島候補
元東大教授の蒲島郁夫候補(61)は、出身地に近い菊池市や合志市などを回った。菊池市の「道の駅泗水」では、約250人の支持者を前に「今、県民に夢を与える知事が必要だ。農家への尊敬に根ざした農業政策や長寿を恐れなくてよい介護システムを作る」と主張した。自民党の坂本哲志衆院議員や地元首長らも応援演説した。
◇矢上候補
前相良村長の矢上雅義候補(47)は午前中、宇土市の中心市街地で「国の規制緩和や三位一体改革で地方は疲弊した。農林水産業が本当に活性化する政策を熊本から実現したい。若者が地域に残れるよう努力していく」と訴えた。その後、三角半島を一周した後、夕方からは熊本市東部の住宅地を中心に遊説して回った。
毎日新聞 2008年3月21日
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20080321ddlk43010003000c.html
2245
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/03/22(土) 00:49:29
「知事選」へ勉強会発足
自民県議、派閥横断30余人
2008年03月21日10時57分 千葉
来春の知事選に向けて、県議会最大会派の自民党内に派閥横断的な勉強会「県盛会」(会長、成尾政美県議、四期)が発足したことが二十日、分かった。
会長代行に河上茂県議、幹事長に宇野裕県議(いずれも四期)が就任。若手中心の集まりだが、当選五回の鈴木良紀氏、県議会最高齢の伊藤丈氏(73)らも参加している。
昨夏の参院選で党公認候補を支援した県議の会が立ち上がった際、次期知事選は「県議団が一丸となり戦うこと」を確認しており、いよいよ具体化する格好だ。
党県連内には、本清秀雄幹事長が会長を務める「京葉政経研究会」と、浜田穂積議員会長が会長の「千葉政経懇話会」、斎藤万祐元政調会長が率いる「槇友会」の三派閥が存在。
派閥横断的となる県盛会は、現状では三十人以上が参加予定。十四日に千葉市内で開かれた会合には二十数人が出席、「第四の派閥誕生か」との憶測もよんでいる。
成尾会長は千葉日報社の取材にこうした憶測を否定。「いま自民党は大変な時期。衆院選はいつあっても不思議ではないし、知事選も控えている」と述べ、結束の重要性を強調する。
一方、宇野氏は「次期知事に託す政策を話し合う場」とするが、別の参加者は「いろいろな外圧に負けず候補者を立てて戦いたい」と述べ、現職県議による独自候補の擁立にも意欲を見せる。
党県連の規約では、知事選の候補者選考は県選出国会議員団の議を経て選対委員会で決定。前回知事選は独自候補を擁立できず、俳優の森田健作氏を「支持」した。
http://www.chibanippo.co.jp/news/chiba/politics_economy_kiji.php?i=nesp1206064632
2246
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/03/22(土) 00:51:06
投票率「50%前後」? 当選ラインは30万票か 知事選 熊本
知事選の投開票日(23日)まであと3日。各陣営の熱い論戦が続く中気になるのが投票率だ。今回は61年ぶりに過去最多タイの5人が立候補する激戦の構図。150万人の有権者のうち、どれくらいが投票所に足を運ぶのかも選挙結果に大きく影響しそうだ。
投票率について、複数の陣営が予想するのが「50%前後」という数字だ。2期目を目指した潮谷義子知事の事実上の信任投票で、過去最低だった前回(2004年)の38.67%は上回るものの、参院補選と同日選となった前々回(2000年)の62.46%は下回る‐という。
根拠の1つとなっているのが、期日前投票の出足の鈍さ。県選管が発表した投開票日1週間前の投票状況(16日現在)は3万2353票。知事選と同じ全県選挙区で、投票率が70.88%に達した昨年夏の参院選に比べるとほぼ半分のペース。
「物足りない。5人も立候補しているのだから、もうちょっと伸びてもいいはずだが…」(ある陣営幹部)。
選挙戦では多数が立候補する「乱戦」より、2人がしのぎを削る「一騎打ち」の方が投票率が上がりやすい、というジンクスもある。
県選管によると、過去の知事選のうち、今回と同じ5人が立候補した第1回(1947年)の投票率は77.84%。
その4年後、保守分裂で有力な現職と新人が激突した第2回(51年)は88.55%に達し、歴代最高を記録。事実上、同じ構図となった第4回(59年)も79.64%で、第1回を上回っている。
仮に今回の投票率を50%と仮定した場合、投票数は約75万票。単純計算では37万5000票を超えれば「当確」となる。実際は5人に票が分散するとみられるので「30万台に乗せれば勝てる」(自民県連幹部)という見方が大勢だ。
実は、過去16回の知事選で当選者の得票数が最も低かったのは、今回と同じ5人の「乱戦」となった第1回。初代知事の桜井三郎氏(故人)が31万9246票で当選している。
当時の有権者数は現在の約3分の2。単純比較はできないが「当選するならば、できるだけ多くの有権者から支持されたい。そのためにも投票率は上がってほしい」というのが、各陣営の共通した思いだ。
=2008/03/21付 西日本新聞朝刊=
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/kumamoto/20080321/20080321_002.shtml
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/03/22(土) 12:39:14
鹿沼市長選 次期衆院選にらみ激戦か
5月18日告示、25日投票の鹿沼市長選で、民主党県連幹事長の佐藤信県議(61)(鹿沼市・西方町選挙区)が21日、県庁で記者会見して立候補を正式表明した。現状では、すでに3選出馬を表明している阿部和夫市長(59)と佐藤氏の一騎打ちの公算が大きい。阿部市長は自民、公明の両党の推薦が決まっており、佐藤氏も民主党の推薦を受ける方向で、次期衆院選もにらんで激戦が予想される。
前回2004年の市長選で、民主党系は、佐藤氏や元衆院議員で現市教育長を務める小林守氏が出馬に意欲を示したが、直前で断念。その結果、阿部市長が無投票で再選された。
今回、県連幹事長の立場を辞してまで市長選に挑む予定の佐藤氏。背景には、「2期連続の無投票は好ましくない」(佐藤氏)こと以上に、次期衆院選を見据えた党内の思惑が絡む。
05年衆院選、07年参院選における民主、自民両党候補の鹿沼市での得票は、1勝1敗。小選挙区での勝利を目指し、福田昭夫衆院議員が地盤固めを進める栃木2区での前哨戦ともなる市長選で「不戦敗となれば、支持者への説明がつかない」(県連幹部)からだ。
ただし、関係機関と調整を進める過程で候補者選びは難航。市長選まであと2か月に迫り、「(民主党系の鹿沼市議の)松井正一市議を軸にやってきたが、最終的には乗り越えきれない部分があり、しからば私がやるしかない」と佐藤氏が最終的に決断した。
こうして“不戦敗”は避けられたが、同党は現時点で、今秋に予定される知事選へ明確な立場を示せていない。さらに、LRT(次世代型路面電車)導入反対の立場から対抗馬を擁立する方針の宇都宮市長選でも、「特定の有力候補が挙がっているわけではない」(県連幹部)状況。課題山積の中、「幹事長として県連をまとめられるのは佐藤氏しかいなかった」(支援団体の関係者)という声もあり、党県連は今後、厳しい運営を強いられそうだ。
(2008年3月22日 読売新聞)栃木
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/news/20080322-OYT8T00014.htm
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/03/24(月) 10:19:30
農協職員から政治学者、そして熊本知事…異色転身蒲島さん
農協職員から苦学の末に政治学者へ――。23日投開票の熊本県知事選で当選した元東大教授の蒲島郁夫さん(61)は異色の経歴を持つ。
熊本県山鹿市生まれの蒲島さんは、家計を助けるため、少年時代に新聞配達を続け、合間に読んだ記事を通して政治に興味を持った。
県立鹿本高校を卒業した後、地元の農協に就職。国の農業研修生として米ネブラスカ大で畜産学の講義を受けるうちに学問の面白さに目覚め、帰国後、牛乳配達で資金をためて再び渡米し、同大で豚の精子を研究する繁殖生理学を学んだ。
しかし、政治への思いを断ち切れなかった蒲島さんは28歳でハーバード大大学院に転じて政治経済学の博士号を取り、筑波大へ。世論調査などに基づくデータを駆使し、投票行動などを分析する手法が評価され、50歳で東大法学部教授に。日本の現代政治を研究する「政治過程論」を教えてきた。知事選出馬のため、3月5日に退職した。
政権交代可能な2大政党制が持論だが、知事選では「県政に政党の対立はいらない」と政党対決色を「封印」した。
研究対象の選挙を自ら候補として体験した蒲島さんは23日夜、「投票してくれた人のために尽くしたい。政治は一人でできないことを本当に理解した」と語った。知事として有権者の期待に応えられるかどうかが政治の現場で問われることになる。
(2008年3月24日02時25分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080324-OYT1T00138.htm
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/03/24(月) 10:32:23
日向市長選 黒木さんが再選
日向市長選は23日、投開票され、現職の黒木健二氏(65)が、新人で元県警察学校長の上原勇氏(63)(いずれも無所属)を破り、再選を果たした。旧東郷町と合併後最初の選挙で、市民は現市政の継続を訴えた黒木氏にかじ取りを任せた。1996年3月の市長選以来、日向市長は1期での交代が続いていたが、その行方も注目されていた。投票率は過去最低の55・08%だった。
黒木さんは、江藤拓衆院議員、地元県議、市議らの支援を受け、後援会を中心とした組織選挙を展開。企業誘致や旧東郷町との合併など1期4年間の実績を強調し、細島工業団地へ15社誘致、1000人の雇用創出などを公約として訴えた。市内各地域で開いた個人演説会では、地域の抱える課題に具体的な対策を示して支持を広げた。
黒木さんは、事務所で大勢の支持者に祝福されながら、「皆様のおかげで当選できました。政策の実現に向けて私はやります」と満面笑みだった。
上原さんは「市民が主役の市政」を訴えたが、立候補表明(昨年12月)が遅れたことなどが響き、政策は広く浸透しなかった。
過去、日向市長選では、江藤隆美元衆院議員(故人)を支持する勢力と「反江藤」勢力の激しい対立が繰り返されてきたが、今回は江藤氏の死去や、政争へのえん戦ムードも高まり、そうした構図は弱まった。
▽当日有権者数 5万1220人▽投票者数 2万8214人▽投票率 55・08%(前回64・59%)
当16,413黒木 健二 65 無現
11,599上原 勇 63 無新
(選管確定、無効202)
(2008年3月24日 読売新聞)宮崎
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20080323-OYT8T00698.htm
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/03/24(月) 10:33:38
尾鷲市長選 新人奥田氏が当選 接戦で伊藤氏を破る 三重
http://www.isenp.co.jp/news/20080324/news01.htm
【尾鷲】任期満了(四月十六日)に伴う尾鷲市長選挙は二十三日投票、即日開票され、無所属で新人の前市議、奥田尚佳氏(40)が、三選を目指した現職の伊藤允久氏(56)=自民、公明推薦=を破り、当選を果たした。
投票率は「同市長選史上で最低だった平成八年の73・25%を4・42ポイント下回る」68・83%。選挙戦となった八年前の77・34%より8・51ポイント下がった。当日有権者数は男八千六百四十四人、女九千九百九十八人の計一万八千六百四十二人、八年前より千五百六十九人減った。
尾鷲市長選は、伊藤氏の無投票三選が視野に入った昨年末、奥田氏が立候補を宣言し、一転して選挙戦に。奥田氏の「短期決戦で勝つ」という戦略が、市民の関心を集め、浮動票を呼び寄せた。
奥田氏は「尾鷲を変えよう」をスローガンに、市議時代から繰り返してきた活動方針と同様、徹底した現職批判を展開。市議会で主張を続けた「黒塗りの市長公用車の廃止」や「市長以下三役の退職金廃止」などを公約に掲げた。「庶民型の市長」になることを約束し、支持拡大に成功した。
また、奥田氏は、伊藤市政の予算方針「選択と集中」から置き去りにされた教育・福祉分野の充実を約束し、「本当の市民の目線で市政運営を展開する」と力説し、子育て中の若年層や高齢者の理解を得た。
さらに、伊藤氏から離れた元支持者や、伊藤市政から退けられた元市職員など、いわゆる「反伊藤層」がボランティアで活動し、批判票の受け皿を整えた。
伊藤氏は、市立尾鷲総合病院の産婦人科存続や、みえ尾鷲海洋深層水の取水施設と関連産業・施設の整備など、二期八年の実績を強調し、次期の方針に総合病院の充実と小中学校の耐震化、農林水産業の復活などを提示したが、変化を求める市民の「伊藤離れ」を食い止められなかった。
奥田氏は平成十六年、市議補選で初当選。同十八―十九年副議長。「市長選出馬のため」として今月十二日、市議を辞職した。
2251
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/03/24(月) 11:52:20
奥田氏「閉塞感打破を」 尾鷲市長選
2008年03月24日
◆市民、衰退に危機感◆
8年ぶりの選挙戦となった尾鷲市長選は23日投票、即日開票され、元市議会副議長の奥田尚佳氏(40)が、3選を目指した現職の伊藤允久氏(56)=自民、公明推薦=を破って初当選した。奥田氏は「尾鷲市に漂う閉塞(へいそく)感を打ち破りたい。高齢者に優しいまちづくり、産業振興を図って若者の働く場を増やしたい」と抱負を語った。当日有権者数は1万8642人。投票率は過去最低の68・83%だった。
奥田氏は、2回連続での無投票阻止を掲げて立候補。市長用の黒塗りの公用車や市長退職金を廃止し、その分を出張所や公民館の充実、乳がん・子宮がん検診の無料化といった福祉・民生部門にあてるなどと訴えた。さらに、公認会計士であることから「会計のプロ」として財政再建に尽力するとした。
事務所開きが2月下旬と伊藤氏に比べて、約1カ月遅く、出遅れ感は否めなかったものの、人口減や若者の流出に歯止めがかからない同市の閉塞(へい・そく)感の打破を訴え、勝手連的な支持者らにも支えられて、無党派層の支持を広げていった。
伊藤氏は1月下旬に事務所を開き、いち早く選挙態勢を立ち上げ、自民、公明の推薦や、地元選出の三ツ矢憲生衆院議員、野田勇喜雄県議らの支援も受け組織力で票固めを図った。候補地選びが難航したし尿処理場の建設といった2期8年の実績を訴えたが、市長在任中に、農林水産業の衰退や人口流出に歯止めをかけられなかったことなどが響き、支持を広げきれなかった。
◇◆地域活性化の責務大きく◆◇
《解説》有権者は伊藤市政にノーを突きつけ、「閉塞(へいそく)感の打破」を訴えた奥田氏に市政を託す選択をした。選挙戦で出遅れた奥田氏の勝利は、衰退し続ける市勢に市民が深い危機感を表したともとれる。奥田氏に課せられた地域活性化の責任は大きい。
尾鷲市の人口は、1960年ごろは約3万5千人いたが、伊藤市長就任後も2300人ほど減り約2万2千人になった。一方で、65歳以上の高齢化率は県平均の22・5%を大きく上回る32・9%。基幹産業の農林水産業の不振と、それに代わる地場産業が見つけられないことが背景にある。地域医療を担う市立尾鷲総合病院の医師や看護師不足、中心商店街の衰退も大きな課題だ。
敗れた伊藤氏は、海洋深層水の活用や熊野古道を核にした集客などに活路を見いだそうとしたが、大きな成果は出せなかった。し尿処理場建設や市立病院の産婦人科医確保といった実績を訴えたが、こうした状況にうっせきした市民の不満が爆発したといえそうだ。(卒田玄行)
http://mytown.asahi.com/mie/news.php?k_id=25000000803240005
三重
2252
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/03/28(金) 01:35:02
知事3選出馬に含み 県政界に波紋
「ポスト堂本」模索、活発化も
堂本知事の2期目の任期満了(来年4月4日)まで、残り1年余り。読売新聞の24日の取材で3選出馬に大きく含みを持たせる発言をしたことが、県政界に波紋を広げている。来春の知事選に向けて「ポスト堂本」を模索する動きが活発化しそうだ。
堂本知事が「自らの県政運営を否定する候補者が現れた場合」に限定しながらも3選出馬に踏み切る可能性に言及したのは、県議会の最大勢力にもかかわらず堂本県政下で長く野党に甘んじる自民党が、独自候補擁立に動き出したことが背景にあると見られる。
同党県連幹部の一人は「堂本知事が出馬すれば、(政策を)否定するのは当然だ」とけん制。さらに「民主、公明両党と連携して候補者を擁立することもあり得る」と“堂本包囲網”の可能性も示唆する。
一方、前回知事選で堂本知事を支持した民主党は、2月定例県議会で新年度当初予算関連の24議案に反対した。与党ながら堂本知事に不信任を突きつけた格好で、知事も「なぜ予算を否定したのか分かりにくい部分もある」と当惑を隠さない。
当初は、ガソリン税などの道路特定財源の暫定税率分が予算案に盛り込まれたため、国会での党の対応と歩調を合わせるのが反対の理由と見られていた。ところが採決に先立つ反対討論で、予算編成の手法まで批判したことから「民主党は『堂本路線』から決別した」との見方が広がった。
同党県連の河野俊紀幹事長も「知事選の対応は白紙だが、財政に強い候補を立てたいという思いはある」と独自候補擁立に意欲をにじませる。
公明党も前回は県本部として堂本知事を支持した。今回の知事の発言について、吉野秀夫代表は「戦う体制が整っているかどうかを抜きにすれば、別に驚くことはない」と冷静に受け止める。来賓として出席した22日の自民党県連定期大会では、知事選について「できれば一緒に戦い、一緒に県政を進める状況が来ることを願う」と発言。連立を組む自民党との関係にも配慮を見せた。
また、過去2回の知事選で対抗馬を立てた共産党県委員会の浮揚幸裕委員長は「知事は2期までと言っていた。3期目もあるかのような発言は公約違反だ」と批判。社民党県連の村上克子代表は「県議会で堂本さんの政策に疑問が出ており、意欲があっても引っ込めざるを得ない場面があるのでは」と分析している。
(2008年3月26日 読売新聞)千葉
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20080326-OYT8T00120.htm
2253
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/03/28(金) 01:45:08
知事選記者座談会「異色の経歴、自民の支援勝因」
無所属の新人5人が17日間にわたって県政のかじ取り役を争った知事選は自民党の支援を受けた蒲島郁夫さんが30万票を超える得票でほかの4人に圧勝した。担当記者が選挙戦を振り返った。
■蒲島さん圧勝
A 蒲島さんが大差で勝利したね。勝因は何だろう。
B 有権者は現状に閉塞(へいそく)感を抱き、5人の中ではただ一人だけ政治や行政経験のないフレッシュな蒲島さんに期待を寄せたのではないか。農協職員から苦学して米国の大学に進み、東大教授になったという異色の経歴も県民の関心を引きつけた。
C 自民党の支援も大きかった。熊本市内では“黒子”だったかもしれないが、郡部では党国会議員や県議らの後援会を足がかりに、友好団体など組織をフル回転させていた。自民党は、蒲島さんという看板を掲げ、従来の組織選挙で押しまくったという印象だ。
E 国会では与野党が道路特定財源問題などで対立している。もし国会で劣勢に立たされたら知事選に影響が及びかねない。昨年夏の参院選では、年金問題や政治とカネといった“失点”が自民党現職の落選につながった面もあるからね。
C 県連幹部は「知事選は絶対負けられない。不安要素があるなら政党色を薄めた方が有利」と言っていたよ。「政党の枠組みを超えた幅広い支持」を求めた蒲島さんの思惑と一致したわけだ。
■民主党の惨敗
E 民主党推薦の鎌倉孝幸さんは伸び悩んだ。敗因をどう見るか。
D 党県連の意見がまとまらず、推薦決定が告示のわずか10日前にずれ込んでしまった。
B 連合熊本は自主投票を決め、県議会で統一会派を組む無所属議員も蒲島さん支援に動いたことも痛かった。蒲島さんに20万票も引き離されてしまった。県連幹部は「あと1週間あれば違った」と漏らしていたが、「1週間」で挽回(ばんかい)できたかは疑問だね。
A 選挙戦終盤には、小沢代表ら党幹部が次々と応援に入ったが、自民党との対決構図を鮮明に出来なかった。今回の惨敗は、次期衆院選に影響を与えかねない。風が吹かない時の民主党のもろさと、自民党の地盤の厚さを実感したよ。
E 北里敏明さんは5人の中では最も早くから準備をして、自民党の一部から支援を受けたけれど、大きな流れを作れなかったね。矢上雅義さんは、相良村の助役選任を巡り、贈賄罪で有罪判決(控訴中)を受けた影響も否定できないだろう。岩下栄一さんは、安定感がある分、新鮮味に欠けていた気がする。
■公約と争点
A 今回初めて熊本県知事選にローカルマニフェスト(政権公約)が導入された。5人は、行財政改革、産業振興、川辺川ダム、水俣病など県政が抱える課題への対応を発表した。
C 負債が1兆2000億円を超える県財政の再建では、知事給与月額100万円カットや知事の退職金ゼロ、知事公舎や県有資産の売却など思い切った内容もあった。しかし、全体的には削減目標や財源などの算定根拠があいまいで今後に課題を残したと思う。
B 賛否の対立が続く川辺川ダム問題では、4候補が財政負担や環境負荷などを理由に「反対」、蒲島さんだけが「保留」だった。主張がぶつかり合わなかったため、県の重要課題なのに議論が深まらなかった。残念に思ったよ。
■投票率
E 投票率は49・36%。戦後最多タイの5人が立候補し、投票率が注目されたが、50%に達しなかった。
B 知名度の高い候補がいなかったうえ、政策に大きな違いがなく、争点がぼけてしまい、盛り上がりに欠けたね。5人に明確な違いが見つけにくかったことが要因だと思うよ。
D 県政のトップを決める選挙で、有権者の2人に1人が棄権したことになる。市町村合併が進んだように、今後は道州制が盛んに議論されてくる。県という存在が岐路に差し掛かってくるのは確実で、県民にはもっと県政に関心を持ってほしいと思う。
(2008年3月25日 読売新聞)熊本
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kumamoto/news/20080324-OYT8T00748.htm
2254
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/03/31(月) 14:11:36
現職と2新人の戦い 徳島市長選スタート、「新町西」など争点 2008/03/31 10:44
任期満了に伴う徳島市長選は三十日、告示された。立候補したのは届け出順に、いずれも無所属で▽現職の原秀樹(52)=自民・公明推薦、南前川町四▽新人で徳島大名誉教授の十枝修(66)=共産推薦、八万町大坪▽新人で生花・園芸用品販売会社役員の加藤真志(60)=民主推薦、徳島本町三=の三氏。行財政改革に取り組んだ一期目の原市政に対する評価や、音楽・芸術ホールを含む新町西地区再開発事業などを争点に論戦が展開される。自民と公明、民主、共産の各党が三候補をそれぞれ推薦する構図だけに、次期衆院選の前哨戦との見方もある。投開票日は四月六日。
原陣営は午前八時半から藍場町一の藍場浜公園で出陣式を行い、三千人(陣営発表)が参加。県関係国会議員や元徳島市部長の大村秀章衆院議員(愛知13区)らが「徳島を混乱させてはいけない」「行財政改革を進めつつ、新たな徳島へ発展を」「元気な徳島を継続するかどうかの戦い」と激励した。
原氏は一期目について「財政基盤がしっかりしていないと何も実らないという信念で行財政の健全化に取り組んだ。徳島をいい方向に変えると約束し、着実に実行した」と実績を強調。「総合計画をつくり、市民の夢がビジョンになった。次はビジョンを行動にし、実現していく」と訴えた。
十枝陣営は午前九時から大道四の事務所前で出陣式。支持者二百人(陣営発表)が詰め掛け、服部敏彦徳大名誉教授らが激励。塀本信之事務長(徳島市議)は「今日の雨のように冷たい原市政から、温かい十枝市政に変えなければならない。人物、識見、政策とどれを取っても十枝さんが最も優れていると確信している」と応援演説した。
マイクを握った十枝氏は、国保料、介護保険料の値下げや少人数学級の拡充など住民福祉・教育重視の政策を強調しながら「私は市民の願いを受けて立候補した。市民の合意を得ていない無駄な事業を見直し、市民の命にかかわる問題を解決していく」と訴えた。
加藤陣営の出陣式は、山城町東浜傍示のアスティとくしま多目的広場で午前八時半からあり、千五百人(陣営発表)が参加した。民主党の国会議員や連合徳島幹部らが応援演説。選対本部長を務める仙谷由人衆院議員は「この選挙は日本、徳島の新しい政治の仕組みをつくる戦い。経営能力や情熱を兼ね備えた加藤さんと新しい徳島市をつくろう」と訴えた。
加藤氏は「徳島の誇りである眉山の前に、ばかでかい建物を造ることは許せない」と新町西地区再開発の中止を主張。「税金の無駄遣いはやめ、弱者のために優先的に使う。私が先頭に立ち、皆さんと徳島をどないぞします」と力を込めた。
http://www.topics.or.jp/contents.html?m1=2&m2=&NB=CORENEWS&GI=Kennai&G=&ns=news_120692783075&v=&vm=1
2255
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/03/31(月) 21:43:40
選挙:鹿児島市議選 自民新人ゼロ 説明会に59陣営出席 /鹿児島
◇旧3町から“地元市議”消える−−来月6日告示、13日投開票
任期満了に伴う鹿児島市議選(定数50、4月6日告示、同13日投開票)の立候補予定者説明会が12日あり、59陣営が出席した。自民は、67年の旧谷山市合併後の市議選で新人が初めてゼロとなり、議席を減らす見通しだが、民主は公認を2人増やし、勢力拡大を図る。一方、合併前の旧町単位の選挙区は今回から行われず、旧5町のうち3町が“地元市議空白地”となりそうだ。【福岡静哉】
59陣営の内訳は、現職45▽元職2▽新人12。党派別では、自民24▽民主5▽公明6▽共産3▽社民6▽無所属15。現有議席と比べ、自民が4減、民主は2増、その他は現状維持だ。
自民は現職が6人引退。現職23人、元職1人で臨む。現在54人(欠員1)のうち28人と議会の過半数を占めるが、このままでは過半数割れとなる。党市支部長の桑鶴勉県議は「(新人が)いないから仕方がない。いろんな事情があり、(新人ゼロは)党公認のメリットを感じなくなっているのかも」と漏らす。ある無所属の新人は「自民に公認申請も検討したが、幅広い支持を獲得するため、無所属がベターと判断した」と言う。
民主は2増の5議席を狙う。現在、「3人以下」の会派の代表質問は3月のみで登壇時間も30分しかないが、4人以上なら9月も登壇でき、時間も各1時間与えられ、存在感を増す。
新人2人を擁立する公明は新旧交代で現有の維持を目指す。
共産は現職2、新人1。社民は現職6人が引き続き出馬する。
一方、合併後に増員選で議席を確保した旧5町のうち、桜島、郡山、松元で現職が引退するが、新人は出馬しない見通し。松元地区選出の現職(53)は「増員選が町を2分する選挙だったため、しこりが残り、一本化は難しい。市議選当選には最低3000票が必要だが、当選する自信がない」と話す。県道拡幅など残る課題は「既に同じ会派で松元地区に支持を広げている現職がおり、課題は引き継ぎたい」としている。
毎日新聞 2008年3月13日
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20080313ddlk46010013000c.html
2256
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/04/01(火) 00:28:02
選挙:豊橋市長選 小久保県議が立候補を表明 /愛知
任期満了(今年11月16日)に伴う豊橋市長選で、自民党豊橋市支部長の小久保三夫県議(66)が29日夜、同市神野ふ頭町の「ライフポートとよはし」で開かれた県政報告会で立候補を表明した。
これで同市長選に立候補を表明したのは元市議会議長、市川健吾氏(66)、元国交省中部整備局副局長、佐原光一氏(54)に次いで3人目。現在3期目の早川勝市長(67)は態度を表明していない。
小久保県議は報告会で「今年の市長選に向けて真剣に取り組みたい。皆さんの力をお借りして、豊橋を変え、豊橋に元気を出させたい」と出馬を表明した。
同支部は23日の支部会合で、市長選候補者の一本化を自民系市議の総意とすることを決定。市議は27日に佐原氏での一本化を決めている。報告会で会場から、この点ついて質問された小久保県議は「私も一本化の候補の対象にしてほしいとお願いしたが、私の政策を聞かないで決定され抗議した」と説明。支援者から「市民党で立候補を」との声が上がり、自民は分裂の市長選になりそう。【中島幸男】
毎日新聞 2008年3月31日 地方版
http://mainichi.jp/area/aichi/news/20080331ddlk23010158000c.html
2257
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/04/01(火) 00:30:16
市長選シナリオ超えたドラマに
行き過ぎだ。 やり過ぎだよ。 ハプニングだ―。 自民党豊橋市支部長の小久保三夫県議が29日夜、 突如、 県政報告会を豊橋市長選への決起集会に切り替えて行った出馬表明後、 主だった関係者からそうした声が聞かれた。 当の小久保氏も苦笑した。 山本明彦衆議院議員を中心に擁立した元国土交通省中部地方整備局副局長、 佐原光一氏が自民党統一候補となることがほぼ確定しており、 最終列車に飛び乗った形だ。 追い詰められた分、 支援者らは興奮し、 シナリオを超えたドラマに発展した。
【背景】自民党豊橋市支部の役員総会が23日夜、 市内で開かれ、 ①現職の早川勝市長に代わり得る自民党統一候補を擁立する (1人に絞る) ②しぼり込みを自民党市議24人に一任する③その結果を支部決定とする―の3項目を確認。 市議24人が27日午後、 市役所で会合をもち、 佐原氏を統一候補として一本化することで合意した。 直ちに副支部長の鈴木孝昌県議を通じ、 支部長の小久保氏に伝えられた。 小久保氏は自民党を離党し無所属で出馬するのか、 断念するのか、 決断を迫られた。
【県政報告会から決起集会へ】小久保氏は29日夜に県政報告会を計画し、 市長選への意欲を語るとともに、 支援者の意向を確かめる予定でいた。 ところが、 27日のもようが 「佐原氏で一本化」 として新聞報道され、 完全に 「出番」 を失った。 追い詰められた形となり、 県政報告会の席上、 会場から声がかかったのを機に、 市長選への決起集会に切り替え、 決意表明を行った。
【政策語らず】小久保氏は出馬表明で 「豊橋に元気がない。 市民の力で元気のある豊橋に変えていきたい。 豊橋市がリーダーシップを発揮し、 東三河全体で発展することを考えたい」 と言うにとどまり、 具体的な政策には触れなかった。 開会後、 「まだそこまで考えていない」 と説明した。
【土俵の外で決められた】決起集会で質疑応答があり、 支部長の責任を問われた。 小久保氏は 「土俵の外で決められていたので、 中に入れてほしい。 候補者のひとりに加えてほしい」 と申し入れた。 「その結果、 政策を聞いた上で統一候補を絞ろうという話になったが、 私の政策を聞かないうちに、 他候補に決められてしまった。 私は異議を申し立て、 抗議した」 と経過を説明した。
これに対し、 福井恒雄後援会長は 「一部の人の談合で決まった候補に屈することはない。 市長選に出たい人が立候補し、 市民に選んでもらえばいい。 小久保県議は市民党として立てばいい」 とゲキを飛ばし、 西義雄会長代行も 「市民党だ」 と述べ、 無所属での出馬を示唆した。
同氏は出馬表明後、 直ちに副支部長の鈴木県議あてに支部長の辞職願を提出した。 それだけにとどまらず、 市議の中に離党を望む声も出ている。
【山本明彦代議士の面目丸つぶれ】小久保氏の出馬表明で、 佐原氏を擁立した山本明彦衆議院議員の面目は丸つぶれにな
った。 衆院選に向けて後援会内部の引き締めを図るとともに、 小久保陣営に対しけん制を始めた。 自民党の分裂選挙は今後、 どう展開するのか、 予断を許さない。 「早川さんは本当に運の強い人だ」 といった声が上がり始めた。
http://www.tonichi.net/news.php?mode=view&id=23004&categoryid=1
2258
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/04/02(水) 12:16:52
原氏が有利な情勢 加藤氏追い上げ、十枝氏は浸透図る 2008/04/02 10:52
http://www.topics.or.jp/contents.html?m1=2&m2=&NB=CORENEWS&GI=Kennai&G=&ns=news_120710123178&v=&vm=1
◎徳島市長選で本社総合調査
任期満了に伴い六日に投開票される徳島市長選で、徳島新聞社は三十日から三日間、全市で世論調査を実施し、本社取材も加味して総合的に情勢を探った。その結果、現職の原秀樹氏(52)==自民・公明推薦=が支持基盤を固め、有利な情勢となっている。加藤真志氏(60)=民主推薦=は追い上げており、十枝修氏(66)=共産推薦=は浸透中。ただ、調査時点では約三割が投票する候補を決めておらず、流動的な要素は残っている。=以下文中敬称略
財政健全化の必要性などを訴えて続投への意欲をみせる原は、自民・公明支持層を固め、年代別・職業別のほとんどの階層で支持を広げており、安定した強みをみせている。加藤は「新町西地区再開発事業の中止」を前面に押し出し、追い上げに懸命。十枝は福祉施策の充実などを柱とした主張で、共産支持層を中心に浸透を図っている。
政党別支持状況は、原が自民支持層の六割、公明支持層の七割を固め、民主支持層にも食い込んでいる。加藤は民主支持層の四割しか固め切れていない。十枝は共産支持層の六割以上の支持を得ている。
「支持政党なし」の無党派層の動向をみると、原が四割以上から支持を得て他を圧倒。一割余りにとどまった加藤らを引き離している。
年代別では、原がすべての年代から高い支持を集めている。加藤は三十代、六十代からの支持が比較的高い。十枝は三十代、七十代で食い込みをみせている。男女別では、原は男女とも安定。加藤は男性、十枝は女性からの支持がそれぞれやや高い。
職業別では、原が管理職の六割以上、農林漁業の五割以上から支持を得ているのをはじめ、大半の職業で浸透している。加藤は商工・サービス業で比較的高い支持を得ている。十枝は自由業や無職で健闘している。
2259
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/04/04(金) 13:39:00
新人佐藤氏を連合栃木が推薦へ 鹿沼市長選
連合栃木鹿沼地域協議会(斉藤浩之議長)は三日、幹事会を開き、五月十八日告示、二十五日投開票の鹿沼市長選に出馬を表明している民主党県連幹事長で新人の佐藤信県議(61)を推薦することを決めた。近く連合栃木に推薦を申請する。
連合栃木は、すでに佐藤氏を推薦する方針を固めており、同地協の申請を受けて、二十一日の執行委員会で正式決定する。
佐藤氏への推薦については、民主党県連も、七日の幹事会で正式に決定する。
http://www.shimotsuke.co.jp/hensyu/news/php/s_news.php?f=k&d=20080404&n=3
2260
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/04/06(日) 00:03:50
選挙:鹿児島市議選 わが党かく戦う−−あす告示 /鹿児島
28日の任期満了に伴う鹿児島市議選は6日告示される。4日は、市役所で投票場所などを書いた案内状約27万枚が郵便局に引き渡された。これまでに、定数50に対し58人が立候補の意思を明確に示している。内訳は、現職45▽元職2▽新人11。党派別では、自民24▽民主5▽公明6▽共産3▽社民6▽無所属14とみられる。告示を前に、公認候補を擁立する主要5政党の責任者に争点や意気込みを聞いた。【福岡静哉】
◆自民
◇地域に密着し提言−−桑鶴勉・党市支部長
九州新幹線全線開業を前にした施策、中小企業振興、中心市街地活性化など多岐にわたる課題で、各候補がいかに地域に密着し、具体的な政策提言を行えるかが大切。次の衆院選を見据えると、基盤となる市議選は非常に重要。苦戦している候補もいるが、全員当選を目指す。
◆民主
◇格差解消に努める−−青木寛・党県連副代表
福祉、医療、教育など、市民生活に重点を置いた政策を中心に訴える。また、旧5町など市周辺部でバスなどの公共交通を整備し、市中心部との格差解消に努める。民主党の弱点は地方議員が少ないこと。今回、市議を3人から5人に増やし、次回衆院選への弾みとしたい。
◆公明
◇住民の要望反映を−−成尾信春・党県本部代表
福祉や地域の道路改修など、これまでの取り組みを訴える。課題の旧5町一体化は、それぞれ担当議員を決めており、住民の要望を聞き市政に反映させたい。自公政権に対する逆風もあるが、身近な相談相手としての市議の役割をアピールし、6人全員の当選を図る。
◆共産
◇福祉政策充実訴え−−桂田成基・党地区委員長
人工島に象徴される無駄な公共事業中心の市政から、市民の暮らしを豊かにする政治に転換させたい。小学校卒業までの子ども医療費無料化や、介護、障害者支援などでの市独自の助成など、福祉政策の充実を訴える。全力を挙げて現有3議席を確保したい。
◆社民
◇住民の負担軽減を−−南徹郎・党県連代表
市民の安心・安全な生活を維持するため、特に福祉に力を入れる。国は社会保障を切り捨てているが、市独自の助成を拡大し、市民の負担を軽減したい。国政で進む2大政党化の流れにくさびを打ち込むため、まずは市議会で現有6議席を死守し、社民党の存在感を示したい。
毎日新聞 2008年4月5日 地方版
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20080405ddlk46010655000c.html
2261
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/04/11(金) 11:47:15
阿部和夫・鹿沼市長 推薦取り消しを要請 市長選で自・公に 組長との会合同席で
2008年3月29日
五月十八日告示の鹿沼市長選に立候補を決めている阿部和夫市長(59)は二十八日、自民党県連と公明党県本部に対し、自身の推薦を取り下げるよう申し入れた。市発注の公共工事をめぐり、暴力団組長との会合に同席したことが発覚、これを受けての判断とみられる。市長は秘書室を通じ「ご迷惑をおかけしたと思うので、こちらから推薦を取り下げさせていただいた」とコメント。公明は同日に推薦を取り消し、自民も二十九日には取り消す。
阿部市長は昨年十二月、同市長選に三選を目指し出馬を表明。自民党県連鹿沼支部の求めでことし一月、党県連からの推薦を受けたほか、二月末には公明党県本部からも推薦を受けていた。
市長の関係者によると、昨年十月に行われた商業施設の解体工事を市長の後援会長を務める業者が落札。この結果について、暴力団から「談合の疑いがある」として説明を要請されるなどした。
阿部市長はトラブルを防ぐため、新井喜久雄元県議会議長の仲介で十二月中に二回、新井元議長、業者、小松英夫市議会議長同席のもと、暴力団組長と市内で会合を持ち、入札が適正であることを説明したという。
その後、怪文書が流れるなどして会合の事実が発覚。自民党県連鹿沼支部は二十七日の役員会で、党県連に提出した阿部市長の推薦願取り下げを決定。公明党県本部も二十六日に幹部が阿部市長と面会し、推薦辞退を求めていた。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/20080329/CK2008032902099303.html
2262
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/04/14(月) 10:28:21
猪口氏、来春の千葉県知事選に出る 来年春に予定される千葉県知事選に、自民党の猪口邦子元少子化担当相(55)が出馬の意向を持っていることが13日、分かった。猪口氏は05年の総選挙で比例東京ブロックで当選。しかし次期衆院選では、単独比例での立候補は微妙な状況で動向が注目されていた。現職の堂本暁子知事(75)の去就は未定だが、前回の県知事選で惜敗した元自民党衆院議員の森田健作氏(58)も立候補に意欲を持っているとされ、事実上の分裂選挙になる可能性もある。
自民党関係者によると猪口氏は、すでに千葉県各所を訪れ、関係者にあいさつ回りを行っているという。最近では、武部勤元幹事長とボウリングを楽しんでいるところを報じられたが「ちょっと前までは、東京5区出馬など選挙区関連で話題になっていましたが、最近とんと聞かなくなったのはそういう理由です」(同関係者)。
猪口氏は、05年9月の総選挙で比例東京ブロックの1位で当選。1期目にして少子化担当相に抜てきされるなど、小泉チルドレンの顔的存在だった。しかし、小泉氏の勇退後は存在感が希薄に。多くのチルドレン同様、次期選挙での選挙区も決まっていない。
昨年末、猪口氏は執行部から東京5区での出馬を打診されていた。しかし、比例での立候補を熱望していたため、締め切り期限内に回答を出さなかったという。結局、同区は岐阜1区から佐藤ゆかり衆院議員が国替え出馬することになった。「執行部としては、比例で出せない代わりに千葉県知事選の支持を約束したようだ」(党関係者)。また選対関係者も「猪口さんは『一議員』よりも知事のようなものをやりたいようです。選対副委員長の菅義偉氏も勧めています。次の総選挙での猪口さんの処遇に困っていた自民党としても渡りに船といった感じ」と語る。
現職の堂本知事の任期は09年の4月まで。現在のところ3選目の出馬は微妙な状況だ。しかし知事選には、05年にも出馬している森田健作氏もリベンジに立つ可能性がささやかれている。
「前回の知事選で自民党は森田氏を支援しており、その調整が問題。森田氏はやる気十分で、前回の落選直後から準備を進めています。最終的に自民党としては猪口さんを支援することになると思いますが…」と選対関係者が分裂選挙の可能性も指摘した。
猪口氏自身は「党から知事選出馬の話は聞いていない。あくまで2期目の代議士を目指しています」としたが「わたしは千葉県市川市の生まれで千葉には友達がいっぱいよ」と“地元”との縁をアピール。今年に入っても、千葉市長とレセプションで少子化問題などについて議論したという。
◆猪口 邦子(いのぐち・くにこ)1952年5月3日、千葉県生まれ。55歳。75年、上智大外国語学部卒。82年、米エール大学大学院博士課程修了。90〜2002年、上智大法学部教授。02〜04年、軍縮会議日本政府代表部特命全権大使。05年、衆院選に自民党から東京比例代表で出馬し初当選。05〜06年、内閣府特命担当大臣(少子化・男女共同参画)。89年に著書「戦争と平和」で吉野作造賞。近著に「くにこism」など。
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(2008年4月14日06時02分 スポーツ報知)
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20080414-OHT1T00080.htm
2263
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/04/15(火) 11:10:10
民主増、自民伸び悩む
投票率49.97%戦後ワースト2
鹿児島市議選は13日に投開票され、新議員50人が決まった。年金記録漏れ問題や、ガソリン税の暫定税率期限切れによる混乱などの影響を受けて自民が伸び悩む一方、追い風を受ける形となった民主が議席を改選前の倍以上に増やし、昨年の参院選に続き県都での民主の伸長が目立った。大きな争点がなく、投票率は戦後ワースト2位の49・97%と低調だった。
党派別では、自民23人、民主5人、公明6人、共産3人、社民6人、無所属7人。新旧別では、現職45人が立候補し、44人が当選したのに対し、新人は11人のうち当選は4人で、投票率が低かったこともあり、地盤を手堅くまとめた現職の強さが目立った。
改選前に28人だった自民は、勇退した議員の後継者擁立が難航するなどで24人しか擁立できず、現職1人も落選して5人の減となった。一方、民主党県連幹部からは「もう少し候補を擁立しても良かったのでは」との声も上がった。公明や共産、社民は現有議席を守った。
行楽シーズンも重なったことで市民の関心は今ひとつだった。投票率は2004年の前回を2・37ポイント下回り、1947年以降では過去最低だった96年の49・88%に次ぐ低さだった。▽当日有権者数 47万3352人▽投票者数 23万6512人▽投票率 49・97%
鹿児島市議選は争点に乏しかったこともあり、自民候補は地盤固めに力を注ぎ、商工業の育成、教育、福祉サービスといった地域の課題を中心にした「守りの選挙」となった。
一方、民主候補は有権者の国政への関心に注目し、暫定税率や後期高齢者医療制度の問題点などを重視。自民支持だった建設業者からの応援を受ける候補もいるなど、「民主への期待がこれほど強いとは思わなかった」という党関係者の声も聞かれた。
自民のあるベテラン議員は「地元では高齢化や雇用確保などの課題は山積している。(民主躍進は)その現状を訴えられなかった自分たちの力不足」と選挙戦を振り返る。市議選を衆院選の前哨戦と位置付けた民主の攻めの姿勢が功を奏した形だ。
今回は2004年11月の合併後、初めて市内全域で行われた市議選でもあったが、周辺部となった旧5町のうち、旧郡山町と、噴火活動が活発化している桜島を抱える旧桜島町では、「有権者が少なく、勝てる見込みがない」との理由で立候補者はいなかった。当選した旧町を地盤とするある議員も「地元から議員が出ないことへの不安は強く、その危機感がばねになってどうにか勝てたが…」と話し、周辺部の声が市政に反映されにくくなるという地域間格差を問題視する。
これまで地元の代表を選ぶ性格の強かった市議選に、二大政党制をはじめとする国政の動向もかかわっていることを印象付けた今回の選挙。この流れが、今後の県知事選や鹿児島市長選、衆院選に少なからず影響を及ぼすのではないだろうか。(武田順子)
(2008年4月15日 読売新聞)鹿児島
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/news/20080415-OYT8T00207.htm
2264
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/04/15(火) 14:36:52
下呂市長選 「パイプ役」野村氏強調
2008年04月15日 岐阜
下呂市長選と市議選は13日投開票され、市長選では元市議会議長の野村誠氏(59)が、再選をめざした現職の山田良司氏(47)を359票差で破り初当選を果たした。
飛騨地域では、2月の飛騨市長選に続いて現職が敗れ、合併でできた新市の初代市長がいずれも1期だけで市長の座を追われたことになる。当日有権者数は3万766人(前回3万1620人)。市長選投票率は84・60%(前回87・92%)だった。野村氏は14日、市役所で当選証書を受け取った。
野村氏は選挙戦で「元気な下呂市をつくりたい」として、市の地盤沈下や観光不振からの脱却を訴えた。市長の給与カットなど一部の施策で独自性を出したものの、県立下呂温泉病院の移転・新築を柱にした医療の充実や観光や産業の振興など、主な公約では山田氏と違いはなかった。
そんな中で、野村氏は「国や県とのパイプ」を一貫して強調。県立病院についても、県議らとの協力を訴えた。当選後、野村氏は「下呂市を元気にしたいという市民の声が勝った」と述べた。
敗れた山田氏は「県や国とのパイプという手っ取り早い話になってしまった。自民組織に対して手作りの『草の根』という構図が勝敗を僅差(きん・さ)で分けた」と振り返った。
市議選は、無投票だった下呂と萩原の2選挙区を除く、金山、小坂、馬瀬の3選挙区で新市議が決まった。
《解説》一番の争点は、野村氏が訴えた「国や県とのパイプ」だった。
選挙戦では自民党県議31人全員が、野村氏の応援のため下呂市入りした。野村氏も県立下呂温泉病院の充実などの公約を訴えながら「県会、国会の先生に協力していただき実現したい」と言い添えた。自民県連幹部は投票前夜の演説会で「野村君が市長になれば、下呂温泉病院に力を注ぐ」と約束までしてみせた。
「特定政党にしばられることは地方自治にふさわしいはずがない」。そんな山田氏の訴えは、単なる理想論に映っただろうか。
山田氏の政治手法、調整力にも確かに問題はあったかもしれない。「市民協働」の理念がどこまで具体化できたか、検証も必要だ。しかし、自民県議や国会議員との「パイプ」が、住民に切実な地域医療の問題にも直結するかのような主張がまかり通る現状は危険だ。
公約実現の可能性への強い期待が、野村氏を押し上げたのは事実だろう。同時に投票者のほぼ半数は「分権と自立、しがらみのない市民主体の市政」を訴える山田氏を支持した。新市長には「国や県とのパイプ」ではなく、「市民とのパイプ」の太さにこそ心を砕いてほしい。(中沢一議)
http://mytown.asahi.com/gifu/news.php?k_id=22000000804150003
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/04/15(火) 14:38:13
【岐阜】
下呂市長に野村氏 「市を元気に」思い通じた
2008年4月15日
お祝いの花束を手に初当選を喜ぶ野村誠氏=下呂市東上田で
下呂市長選は13日に投開票され、無所属新人で元市議長の野村誠氏(59)=自民推薦、公明支持=が、無所属現職で再選を目指した山田良司氏(47)との大接戦を制して初当選した。当日有権者数は3万766人、投票率は84・60%で4年前の前回を3・32ポイント下回った。
午後10時すぎ、下呂市東上田の野村氏の選挙事務所に当選確実の報が入ると、詰め掛けた支持者らから「やった、勝ったぞ」と歓声が起こった。開票速報は際どい票差で推移、一喜一憂が続いていただけに、支持者らは喜びを爆発させた。
同市小川の自宅に待機していた野村氏は、妻の孝子さん(57)、2人の娘らと約10分後に事務所に到着。「誠コール」と握手攻めに遭いながら壇上に立ち、選対本部長の駒田誠県議や金子一義衆院議員らの祝福を受けた。
「下呂市はこのままでいいのか、何とか元気にしたいとの思いが通じた。24年間の議員経験を生かし、議会の皆さんとの融和で市を発展させたい」と抱負を語った。
選挙中に訴えた市長給与の20%カットをあらためて約束。「子孫に多くの借金を残さないよう財政改革に取り組み、下呂温泉病院を中核とした地域医療のネットワーク充実に努めたい」と述べた。 (福本雅則)
◆“市民”より現実的選択
下呂市長選は4年前に続く大接戦となったが、市民は「市民の参画」や「協働」の理念を語る山田氏より、国や県とのパイプを生かした閉塞(へいそく)感の打破を訴える野村氏を選んだ。
政策面では、両者とも県立下呂温泉病院の整備を核とする医療問題、低迷ぎみの観光や商工業の振興など共通した訴えが目立った。争点は、山田氏の目指す「自主自立」か、野村氏が主張する「県や国との連携」かが軸となった。
地元の駒田誠県議との確執、辞職勧告決議案を可決した議会との摩擦を残す山田氏に対し、野村氏は対話や融和による課題解決を打ち出した。県議や国会議員らが連日下呂入りし、野村氏を援護射撃したのも奏功。病院や道路の整備促進に期待する市民は、より現実的な選択に傾いた。
だが、約半数の市民が山田氏を支持した事実は重い。市議会でも安定した多数与党を組むことは困難で、議会運営に苦慮しそうだ。下呂温泉病院の整備、ごみ処理施設の新設など、重要な課題にどう取り組むかが注目される。 (福本雅則)
http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20080415/CK2008041502003549.html
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/04/15(火) 17:31:27
選挙:下呂市長選/下呂市議選 市長選、野村氏が初当選 /岐阜
下呂市長選は13日投開票され、無所属新人で元市会議長の野村誠氏(59)=自民推薦、公明支持=が、無所属現職の山田良司氏(47)に359票差で競り勝って初当選した。投票率は84・60%(前回87・92%)。
市政刷新を訴える野村氏は選挙中、県立下呂温泉病院を核にした医療体制の充実、健全な森林づくりの推進など、元気なまちづくり施策を公約に掲げる一方、市長給与の20%カットなどを約束して支持を広げた。
野村氏は下呂市東上田の選挙事務所で「市を変えたい、元気にしたいという多くの市民の支援の結果」とほおを紅潮させた。そして「合併後の4年間で旧5町村間に格差ができたと言われている。均衡ある発展のためには、旧町村の振興事務所の充実が必要」などと語った。
一方、山田氏は同市森の選挙事務所で「この4年間の市政は失敗だったとは思っていない。まだまだ情熱を持っているので、郷土のために頑張りたい」と話した。
市長選と同時に行われた市議選も13日投開票された。無投票の萩原区(定数6)下呂区(同8)を除く小坂区(同2)、金山区(同4)、馬瀬区(同1)で新議員が決まった。市議選の投票率は▽小坂区86・95%▽金山区85・21%▽馬瀬区93・73%。【奈良正臣】
毎日新聞 2008年4月15日 地方版
http://mainichi.jp/area/gifu/news/20080415ddlk21010182000c.html
2267
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/04/17(木) 13:54:13
県議再選挙あす告示 衆院代理戦争の様相
議員長男、秘書擁立 自・民 「地元出身」元市議 共
公選法違反による近藤善則元県議(自民党を離党)の失職に伴う県議選西5区(ふじみ野市の旧上福岡市区域)の再選挙は18日に告示される。3党の公認候補が出馬するが、自民、民主両党はそれぞれ衆院議員の長男と秘書が早くも激戦を展開しており、衆院選をにらんだ「代理戦争」の様相となっている。
旧上福岡市を含む衆院埼玉7区(ほかに川越、富士見市)では、自民党の中野清氏と民主党の小宮山泰子氏が過去3回、激しく争ってきた。前回の2005年は小泉旋風もあって中野氏が競り勝ったが、小宮山氏も比例選で復活当選。両陣営とも、次期衆院選で雌雄を決する構えを見せる。
先に動いたのは民主党。党県第7区総支部は3月7日から候補者を公募し、4人の応募があったが、「県全体を見渡す視点に乏しく、地元も県全体の事情も知る私の秘書を推す声が高まった」(小宮山氏)。今月7日、自らの公設秘書八木昭次氏(37)の擁立を決めた小宮山氏は、有権者に「ただの県議再選挙ではない。民主か自民かを選択する選挙だ」と訴える。
一方、自民党の選考は難航した。強固な保守地盤だが、近藤氏がふじみ野市議に現金を渡して失職しただけに、手をあげる地元保守系市議がいなかったためだ。今月11日、中野氏の長男、英幸氏(46)の擁立を発表したが、党上福岡支部長の福村光泰・ふじみ野市議は「候補者選考は暗礁に乗り上げ、最後は清氏にお願いして決まった」と打ち明ける。
衆院選の前哨戦との声もあるが、英幸氏は「そう思わない。人物本位で選んでもらった。旧上福岡市のために出馬する」と話す。
とはいえ、有権者の間では「中野、小宮山両氏の代理戦争」との声がもっぱら。「2人とも川越からの落下傘候補。上福岡のことをどこまで知っているのか」と懸念する有権者もいる。
この状況を追い風としたいのが共産党の山川寿美江氏(65)。旧福岡町議、旧上福岡市議、ふじみ野市議を計9期務めた経歴から「地元出身」を最大限にアピールする戦略だ。塚越洋一・党ふじみ野市議団長は「地元に根ざした草の根政治家として党派を超えた支持を取り込みたい」と間隙(かんげき)をつく構えを見せる。
投開票は27日。3月2日現在の有権者数は4万5936人。
(2008年4月17日 読売新聞)埼玉
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/news/20080416-OYT8T00849.htm
2268
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/04/19(土) 15:35:08
選挙:知事選まで1年 各党の動き鈍く ポスト寺田氏、解散総選挙にらみ /秋田
寺田典城知事の3期目の任期は、19日で残り1年を切った。寺田知事は「3期まで」と明言しており、来春には新人知事が誕生する可能性が高い。過去2回は現職対自民という構図の選挙戦が続いたが、今回は衆院解散総選挙や政界再編の可能性、さらに全国的なタレント政治家人気を見極めようと県内政界の動きは鈍く、水面下で「勝てる候補」の探り合いが続いている。【馬場直子】
これまで立候補の意向を表明しているのは、前回次点だった元羽後町長の佐藤正一郎氏(55)のみ。さまざまな名前がうわさに挙がるものの、各党の目立った動きは見えない。
寺田知事は14日の定例会見で後継指名について尋ねられ「いろいろな人が聞いてくるのが楽しみですね」とかわした。
11年間にわたり野党として過ごしてきた自民党。07年の県議選後に議会の過半数を握り、県政奪還に向けて動き始めた。
15日の県連常任総務会で、候補者選定から選挙対策まで協議する検討委員会を設立し10月までに候補者を絞り込む方針を決めた。
鈴木洋一幹事長は「もうこれ以上負けるわけにはいかない。行政手腕が必要なのは確かだが、まずは勝てる候補でなければ」と言い、“タレント候補”の可能性も否定しない。だが、ある県連関係者は「具体的な名前は驚くほど出てこない」と実情を語る。
一方、民主党県連にはまだ具体的な動きはない。
同党本部は知事選や政令指定市長選で自民党との相乗りを認めない方針を打ち出している。だが高松和夫幹事長は「それはあくまで原則。非自民勢力の結集や単独での擁立のほか、いい人物がいれば自民党との共闘についても排除するつもりはない」という。
焦点となるのは、解散総選挙の時期。現時点では知事選の前になるか不明だが政界の勢力図が変わる可能性もあり、高松幹事長は「両陣営とも衆院選の結果を待ちたいのが本音では」と話す。
一方、前回公認候補を擁立した共産党県委員会は「これまで県政で共に闘ってきた組合や団体と相談して対応を考えたい」と話し、今月にも方針を決めるための協議を始める。
毎日新聞 2008年4月19日 地方版
http://mainichi.jp/area/akita/news/20080419ddlk05010002000c.html
2269
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/04/22(火) 01:35:17
選挙:阿賀野市長選 天野氏が初当選 「若い力」アピール奏功 /新潟
任期満了に伴う阿賀野市長選は20日投開票され、元県職員の天野市栄氏(49)が前副市長の田中潔氏(65)を破って初当選した。投票率は66・18%で前回81・78%を下回った。有権者数は3万8270人(男1万8259人、女2万11人)。
04年の旧4町村合併後2度目の選挙。勇退する本田富雄市長の4年間の市政評価や財政再建策などを争点に、無所属新人2氏が激しい選挙を戦った。
天野氏は、阿賀野川などの地域資源を生かしたまちづくりや「地域通貨」発行を公約に掲げ、県職員時代に培ったノウハウがあると強調した。旧水原町の五十嵐雄介元町長の支持も得て「若い力で市政の流れを変えたい」とアピール。本田市長が進める事業の見直しを訴えた。
田中氏は市内7カ所に事務所を構えて「本田市政の継承と推進」を主張。地元県議や国会議員らの支援も得るなど組織力を生かした選挙戦を展開したが、及ばなかった。【黒田阿紗子】
==============
◇市長選開票結果
当 14384 天野市栄 49 無新
10706 田中潔 65 無新
=選管最終発表
==============
◇阿賀野市長略歴
天野市栄(あまの・いちえい) 49 無新(1)
[元]県農林水産部経営普及課副参事[歴]県東京事務所主任▽県地域政策課副参事▽新潟大
毎日新聞 2008年4月21日 地方版
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20080421ddlk15010136000c.html
2270
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/04/22(火) 01:38:47
天野氏が当選、阿賀野市長選
任期満了に伴う阿賀野市長選は20日投票され、即日開票の結果、元県職員の天野市栄氏(49)=無所属=が、前副市長の田中潔氏(65)=無所属=を3678票差で破り、初当選した。
引退する本田富雄市長(86)が進めてきた市政の継続か、刷新かが争点となった選挙戦。
市政の転換を訴えた天野氏は大規模事業の見直しなどを強調。一部市議や旧水原町長の支援を受けながら草の根の戦いを繰り広げ、現市政への批判票を取り込んだ。
天野氏は午後11時すぎ、同市中島町の事務所で「皆様のおかげで当選できた。活気あるふるさとを取り戻すため頑張ります」と喜びを語った。
田中氏は本田氏継承を唱え、本田市長と地元選出県議、大部分の市議、地元企業の応援を受けたが、分厚い組織が上滑った。
投票率は、前回の81・78%から15・60ポイント下がった。
当日有権者数 38、270▽投票者数 25、326▽投票率 66・18%▽無効 236▽持ち帰り
新潟日報2008年4月20日
http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=3&newsNo=109636
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/04/22(火) 01:39:35
阿賀野市長に天野氏、前副市長田中氏破る
阿賀野市長選は20日、投票が行われ、即日開票された結果、新人の元県職員・天野市栄氏(49)(無所属)が接戦の末に、新人で前副市長の田中潔氏(65)(無所属)を破り、初当選した。
今回の選挙戦は、引退表明した本田富雄市長の路線を継承するかどうかが争点となった。天野氏は、前回市長選で本田市長と戦った旧水原町の元町長らの支援を得て、有権者の約4割を占める同町で支持を広げた。また故郷の旧笹神村でも、農家出身をPRして農業関係者を中心に浸透。公開討論会で柔軟さや若さをアピールしたことが支持拡大につながった。
一方、田中陣営は、本田市長の後継をめぐって副市長同士で候補選定を進めたことによるしこりが残ったのをはじめ、現市政継承のほかにアピールする政策がなかったこと、さらに、組織を過信して地盤を固めきれなかったことが敗因になったとみられる。
投票率は66・18%と、合併後初の選挙で激戦となった前回(81・78%)を大きく下回った。当日有権者数は3万8270人。
◆開票結果(選管確定)◆
当 天野市栄 14384票
田中 潔 10706票
(2008年4月21日 読売新聞)新潟
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/niigata/news/20080421-OYT8T00122.htm
2272
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/04/23(水) 00:36:20
猪口氏の出馬を否定
自民県議団PTで林会長 来春の知事選
2008年04月22日11時24分 千葉
来春の知事選に向け、独自候補の発掘を行う自民党県議団の選挙対策プロジェクトチーム(PT)は二十一日、会合を開き、座長に鈴木良紀県議(柏市、五期)を選任した。
同PTは当選一―五回生から二人ずつで構成。本清秀雄幹事長、浜田穂積議員会長がオブザーバー参加するほか、事実上の初顔合わせとなったこの日は、党県連の林幹雄会長、桜田義孝選対委員長の両衆院議員も出席した。
会合では、今後、自薦・他薦を含め県議団が一丸となり人選を進めることを確認。鈴木座長は「最低でも半年間の運動期間は欲しい」と述べ、秋口までに候補を擁立するのが望ましいとの考えを示した。
知事選をめぐっては、一部報道で市川市出身の猪口邦子衆院議員(比例東京、一期)の名前が取りざたされたが、林会長は報道陣に対し、猪口氏と先週面談し、意思確認をしたことを明らかにした。
林会長は「猪口氏は(知事選には)出ないことを明言した」と述べ、同氏の出馬のうわさを否定。また、同氏は林会長に対し、衆院議員を続けることに強い意欲を示したという。
同党の知事選候補は、県選出国会議員団会議の議を経て選対委員会で決定することになっている。
http://www.chibanippo.co.jp/news/chiba/politics_economy_kiji.php?i=nesp1208831094
2273
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/04/28(月) 09:41:39
県議再選挙は共産・山川氏
県議選西5区(ふじみ野市の旧上福岡市区域)の再選挙★は27日、投開票され、新人で共産党公認の元ふじみ野市議・山川寿美江氏(65)が、民主党公認の衆院議員秘書・八木昭次氏(37)、自民党公認の和菓子製造販売会社役員・中野英幸氏(46)(公明党推薦)の新人2氏を破り、初当選を果たした。投票率は37・10%(前回2007年4月は43・98%)、当日有権者数は4万4892人。
共産公認候補が県内県議選1人区で議席を獲得したのは1987年の南12区(蕨市)以来。
再選挙は、公職選挙法違反による近藤善則元県議(自民党を離党)の失職に伴うこともあり、政治とカネの問題などが争点となった。八木、中野両氏が川越市在住で地元有権者に不満が強く、ふじみ野市議など地元で9期36年議員を務めた山川氏への期待が集まった格好だ。
★再選挙 裁判で選挙違反などにより当選無効の判決が確定、当該選挙で当選した人がいないと見なされたケースなどに実施する。県選管などが判決確定の通知を受けとった日から50日以内に選挙を行う。このほか、当選者が定数より少ない場合なども対象。県議選の再選挙は、1985年12月の東9区(越谷市)以来23年ぶり。
【開票結果】
□印は法定得票=繰り上げ当選資格=を得た者
当 5,725山川寿美江65共新
□ 5,657中野 英幸46自新
□ 5,003八木 昭次37民新
(選管確定)
(2008年4月28日 読売新聞)埼玉
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/news/20080427-OYT8T00671.htm
2274
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/04/29(火) 13:18:36
選挙:県議選・西5区再選挙 共産の山川氏当選「党派超え地元の人選んだ」 /埼玉
共産公認の元ふじみ野市議、山川寿美江氏(65)が初当選を果たした27日の県議西5区再選挙。共産公認候補が県議選1人区で当選したのは21年ぶりだった。28日、関係者に受け止め方を聞いた。
自民、民主の候補ともに地元に住んでいなかった。滝瀬副次・自民県議団団長は「自民も民主も落下傘候補。後期高齢者医療制度も逆風だった」。高橋努・民主県議団代表は「有権者は党派を超え地元の人を選んだ。県議選は天下国家を論じる国政選とは違う」と悔やんだ。
柳下礼子県議(共産)は「(自、民は)川越が地盤の候補なのに、次期衆院選の前哨戦と騒がれた。有権者はバカにされたと思ったのでは」と分析した。
山川氏は島田行雄ふじみ野市長と面会し、「地元代表として活躍を」と激励された。山川氏は「市のために仕事をします。何でも言ってください」と約束した。山川陣営の幹部は「自民党が高齢者に冷たいからと、初めて共産に入れてくれたお年寄りがいた。反自民票が集まった」と満足げだった。【藤川敏久、和田憲二】
毎日新聞 2008年4月29日 地方版
http://mainichi.jp/area/saitama/news/20080429ddlk11010210000c.html
2275
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/05/03(土) 01:22:19
2008年5月2日(金) 夕刊 7面
平良氏で3党合意/那覇市長選で野党
共産は難色
十一月の那覇市長選の野党候補選考を協議していた社民党県連、社大党、民主党県連の三党は二日午前、那覇市区選出の県議、平良長政氏(64)の擁立で合意した。三党の代表者は、その後開かれた共産党県委を含めた四党協議で平良氏の候補擁立を提起した。だが、共産党は「四党で一致できる無党派の候補者擁立の可能性を追求したい」として、難色を示した。
四党は県議選前の月内に次回会合を開き、再度協議することを確認。共産党県委の古堅宗嘉書記長は協議終了後、記者団に「意中の人がいる。次回協議で提案したい」と独自候補を提起する考えを明らかにした。
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200805021700_05.html
2276
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/05/08(木) 12:37:24
県議補選東村山郡区があす告示 村山隆前県議辞職受け
2008年05月08日 08:33 山形
村山隆前県議の辞職に伴う県議補選東村山郡区は、あす9日告示(18日投開票)される。ともに新人で前山辺町議の鈴木孝氏(62)=同町根際、村山稔氏(56)=同町山辺=の2氏が立候補を予定している。
鈴木氏は「子どもや孫に明るい未来を」を目標に掲げている。自民党山辺、中山両町支部や遠藤利明衆院議員の後援会などから支援を受ける。サラリーマン時代に培った民間感覚を生かして行政のスリム化や企業誘致などに取り組むことを訴えてきた。6日に山辺、中山両町で決起大会を開いた。
村山氏は「もっともっと私ならできる」をスローガンに、町議5期の経験をアピール。民主党県連や鹿野道彦元衆院議員、7日に推薦を決めた社民党山形支部などの支援を受ける。後期高齢者医療制度など国政の課題やニット産業の活性化などに取り組むと訴えている。2日に山辺町で決起集会を開いた。
3月2日現在の有権者数は23,021人(男11,044人、女11,977人)。
http://yamagata-np.jp/news/200805/08/kj_2008050800108.php
2277
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/05/08(木) 13:16:37
選挙:県議補選・東村山郡区 自公か、非自公か 鈴木氏、村山氏が出馬予定 /山形
◇あす告示
前県議の辞職に伴う県議選東村山郡区(改選数1、山辺・中山町)の補欠選挙が9日、告示される。立候補を表明しているのは、ともに前山辺町議で無所属の鈴木孝氏(62)と村山稔氏(56)の2人。「自公」対「非自公」という構図の両氏の一騎打ちとなる公算が大きい。
鈴木氏は、自民の山辺、中山両支部が推薦するとともに、公明も支援。衆院1区の自民現職の遠藤利明前副文科相が全面支援する。
一方の村山氏は、民主と社民が推薦。衆院1区で民主で前回落選し、次回復活を目指すベテランの鹿野道彦元農相が応援する。
鈴木、村山両氏は連休中にそれぞれ決起集会を開催した。応援に駆けつけた国会議員らは、ガソリン税の暫定税率復活や道路財源、後期高齢者医療制度などについて熱弁し、さながら衆院選の前哨戦の様相を示した。その一方、補選のきっかけとなった前県議の飲酒運転問題に端を発した県議会への信頼回復などの議論はかすんでいる。
投票は18日午前7時から午後8時まで、両町内計22カ所である。山辺町役場では午後9時15分、中山町中央公民館では同9時から、それぞれ即日開票され、同10時過ぎには大勢が判明する見込み。3月2日現在の有権者数は2万3027人。【佐藤薫】
毎日新聞 2008年5月8日 地方版
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20080508ddlk06010249000c.html
2278
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/05/10(土) 01:45:43
民主党が市協議会
来夏の千葉市長選へ始動
2008年05月09日10時25分[千葉エリア]
来夏の千葉市長選に向け、民主党県連は八日、市内の総支部長、県議、市議の計十六人からなる市協議会を発足した。
同協議会は現市長の鶴岡啓一氏の総括や市長選立候補者選定の検討のほか、市にかかわる政策も協議する。前回の市長選でも協議会を立ち上げたが、県連規約に基づく正式な協議会設置は初めて。市と同様に衆院選の選挙区が分断されている市川市や松戸市でも今後、協議会を立ち上げる。
協議会の代表には田嶋要衆院議員が、幹事長には三瓶輝枝市議が就いた。
田嶋代表は千葉日報社の取材に対し、「正式に協議会ができたのは民主党が大きくなった成果。市長選だけでなく、市の発展へ個別具体的な政策も話し合いたい」と述べた。
前回市長選で同党は、元総務官僚の奥野総一郎氏を推薦した。
http://www.chibanippo.co.jp/news/chiba/local_kiji.php?i=nesp1210296324
2279
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/05/10(土) 13:44:25
選挙:鹿沼市長選 組長面会問題絡み混とん、現新一騎打ちの公算 18日告示 /栃木
◇次期衆院選2区にも影響か
任期満了に伴う鹿沼市長選は、あす11日で告示まで1週間に迫った。現在のところ、3選を目指す現職の阿部和夫氏(60)と、前民主党県連幹事長の佐藤信県議(61)=民主推薦=が立候補を表明している。一騎打ちの公算が大きいが、阿部氏が暴力団組長と面会していた事実が3月下旬に発覚し、情勢は混とんとしている。市長選の結果は、次期衆院選(2区)にも影響を及ぼす可能性が高く、注目を集めている。【戸上文恵】
◆環境急変、逆風下の阿部陣営
阿部氏は昨年の12月議会で、3選出馬を表明した。約180の団体から推薦を取り付けるなど着々と準備を進め、3選へ視界良好かと思われた。しかし市発注の公共工事を巡り、市側に説明を求めた暴力団組長と同年12月に面会した問題が浮上し、事態は一変した。市議会などから強い批判を浴び、自民、公明両党は推薦を取り消した。しかし、阿部氏は「8年前に出た時も推薦はなかった」と強気の姿勢を崩さない。
4月26日に市民文化センターで開かれた後援会総決起大会。地元選出の国会議員や県議は姿を見せなかったが、会場(定員1300人)に入りきれなかった人がロビーにあふれ、組織力の強さを見せつけた。阿部氏は面会問題について「不徳の致すところ」と謝罪。その上で市政継続への強い意欲を示した。推薦を取り消した自公については、「あれだけ貢献してきたのに」と恨み節も聞かれた。
◆広がる混乱、対立泥沼化
組長との会合は、自民党鹿沼支部長の新井喜久雄・元県議会議長が仲介し、小松英夫・市議会議長も同席した。市議会は4月22日の臨時会で、小松議長に対する議員辞職勧告を決議。市長や議長に近い市議は「弁明の機会を設けるべきだ」として、議員政治倫理審査会設置を請求したが、審査会委員の指名を巡り、赤坂日出男副議長が辞任する事態に発展。混乱が広がっている。
そんな中、阿部氏を支持していた市議会の最大会派「自民党クラブ」(18人)から市長に近い市議7人が脱会し、新会派「政和会」(阿見英博会長)を結成。市長と距離を置く市議10人も新会派「新生自民党」(船生哲夫会長)を結成し、対立を深めている。
◆出遅れ一変、引き締め図る佐藤陣営
一方、民主党主導による現職の阿部氏への対抗馬擁立の動きは難航した。佐藤氏が正式に出馬を表明したのは、阿部氏が暴力団組長との面会を記者会見で認めるわずか3日前の、3月21日だった。
暴力団面会問題に対する市議会の批判、阿部市政を支える与党の分裂と、出遅れを一気に取り戻せるほどの追い風が、陣営には吹いている。先月20日、福田昭夫衆院議員(民主)の後援会が藤井裕久・民主党最高顧問を招き、「佐藤信さんを励ます会」を開いた。福田氏は時局講演会で、「まだまだ形勢は安定していない。油断は禁物」と引き締めに躍起だった。
鹿沼市は衆院2区の大票田。旧今市市出身の福田氏としては、鹿沼市で佐藤氏が勝利すれば、次期衆院選に有利との思惑がある。前回(05年9月)の衆院選で福田氏は、森山真弓氏(自民)との激戦に敗れたものの、差は約1万2000票の小差で、比例復活当選を果たした。
◆自民は自主投票に
自民党県連からは「阿部氏のままでは衆院選に勝てない」との声も漏れたが、2区は森山氏と西川公也氏(北関東比例)が公認を争っている影響もあり、火中のクリを拾う形で、阿部氏に代わる候補を擁立する動きは今まで見られない。自民党鹿沼支部は今月6日の役員会で、市長選での阿部氏への対応は「党員それぞれの判断に任せる」と決めた。
2280
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/05/10(土) 13:44:58
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◇鹿沼市長選をめぐる経過◇
07年12月4日 現職の阿部和夫氏が市議会一般質問で出馬表明
08年 1月29日 自民党県連が阿部氏を推薦
2月26日 公明党県本部が阿部氏を推薦
3月21日 佐藤信県議が出馬を正式表明
24日 阿部氏が記者会見で暴力団組長との面会を認める
28日 公明党県本部が阿部氏の推薦取り消し
29日 自民党県連が阿部氏の推薦取り消し
31日 市議会全員協議会
4月 1日 市議会幹事会が小松英夫・市議会議長に議員辞職を要求
7日 民主党県連が佐藤氏を推薦
17日 市議2人が議長に対する議員政治倫理審査会設置を請求
18日 市長派の市議7人が新会派「政和会」を結成
20日 民主党関係者による佐藤氏を励ます会
22日 臨時市議会で議長への議員辞職勧告を決議
26日 暴力団組長が議長に議員辞職を迫った疑いで逮捕
阿部氏の後援会総決起大会
29日 自民党鹿沼支部の役員会で新井喜久雄支部長が辞任
30日 議長に対する議員政治倫理審査会設置
反市長派の市議10人が新会派「新生自民党」を結成
5月 2日 赤坂日出男・市議会副議長が辞任
毎日新聞 2008年5月10日 地方版
http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20080510ddlk09010138000c.html
2281
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/05/10(土) 23:45:22
選挙:県議補選・東村山郡区 2新人が第一声−−告示 /山形
前県議の辞職に伴う県議選東村山郡区(改選数1、山辺・中山町)の補欠選挙が9日、告示された。ともに無所属新人で元山辺町議の村山稔氏(56)と、鈴木孝氏(62)の2人が立候補した。
村山氏は、民主、社民から推薦を得て、民主のベテラン・鹿野道彦元農相が全面的に支援する。一方の鈴木氏は自民の山辺、中山両町支部が推薦し、公明が応援。自民の遠藤利明前副文部科学相が後押しする。選挙戦は非自公明対自公の構図で、衆院選山形1区の前哨戦の様相も示している。
投開票は18日。8日現在の有権者数は2万3047人(男1万1051人、女1万1996人)。(届け出順)
◇農業の不安解消を−−村山氏
村山氏は午前7時半から、山辺町山辺の事務所前で出陣式を開き、同9時過ぎから第一声を上げた。民主党の鹿野道彦元農相や和嶋未希県議、連合山形の安達忠一会長らが応援に駆けつけた。
村山氏は「農業や後期高齢者医療制度に対する不安解消に努めたい」と主張。また町のニット産業が低迷している現状を挙げ「若い人が安心して働き、子育てし、しっかりした教育を受けられる社会をつくりたい。国とのパイプ役になり、県を変えていけるよう頑張ります」と訴えた。
鹿野氏は「格差が拡大し、生活が厳しくなる中、村山氏を当選させ、温かみのある県政を」と激励。和嶋県議は「後期高齢者医療制度では、県内の対象者は17万6000人に上り、国だけの問題とは言えない。町の実情を伝えられる人を選ばなければ」と応援した。【林奈緒美】
◇民間感覚を県政に−−鈴木氏
鈴木氏は午前8時半から、山辺町山辺の事務所横で出陣式。同9時半からJR羽前山辺駅近くのショッピングセンター駐車場で第一声を上げた。自民県連会長の遠藤利明前副文科相や平弘造県連幹事長ら県連幹部、議員らが駆けつけた。
鈴木氏は「『子供や孫に明るい未来を』が町議になった目的で今も変わっていない。民間企業で培った知識、経験を生かしたい。実態を調査し対応することや、仕事は目的達成するという民間感覚を県政に持ち込みたい。県政とのパイプ役を担わせて」と訴えた。
遠藤前副文科相も「技術者だった鈴木氏は、県の製造業発展に欠かせない人材で、山辺、中山の代表として県としっかりつないでもらいたい」などと話した。国政の焦点の暫定税率復活や後期高齢者医療制度などの問題には触れなかった。【佐藤薫】
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村山稔 56 無新
[元]町議▽ニット製造業[歴]町商工会青年部長▽山形商高
鈴木孝 62 無新
[元]町議[歴]東北精機工業製造部長▽町監査委員▽岩手大
毎日新聞 2008年5月10日 地方版
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20080510ddlk06010158000c.html
2282
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/05/18(日) 22:32:59
知事去就言及せず
自民が候補調整
橋本知事は16日の定例記者会見で、来年8月か9月に予定されている知事選を巡り、自民党県連が小幡政人・元国交次官(63)を軸に候補者調整を進めていることについて、「まだまだ1年半近く任期があるので、その間、全力で仕事をやっていくことを考えているだけだ。(県連の動きが早く表面化し)単純にびっくりしている」と述べ、自らの去就への言及は避けた。
同県連は多選に批判的だが、知事は「多選の是非はその都度、選挙民、有権者の皆様が決定していけばいいことだ」と反論した。小幡氏については「長いことお会いしていないので、最近どんな感じなのかは分からないが、大変いい人柄だということは承知している」と述べるにとどめた。
(2008年5月17日 読売新聞)茨城
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20080516-OYT8T00841.htm
2283
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/05/18(日) 22:33:42
知事選候補 自民が調整
元国交次官の小幡氏軸に
来年8月か9月に予定されている知事選を巡り、自民党県連は、元国土交通次官の小幡政人氏(63)の擁立を軸に調整を進めていることが14日、分かった。小幡氏は橋本昌知事(62)の後継という位置づけであれば出馬に前向きとされ、知事の去就が今後の焦点となる。(今井隆、作田総輝)
自民党県連の山口武平会長らは水面下で、小幡氏に出馬の意向を打診している。茨城空港への航空会社の就航や高速道路網、港湾整備を進めるため、元国交次官の経歴に期待している。
山口会長は14日、取材に対し「党として選挙対策委員会を開いて決めた訳ではないが、県内で小幡氏に出てほしいという要望があるのは間違いない」と述べた。小幡氏は「地元に役立ちたい気持ちはあるが、全然決めていない」と話した。
小幡氏は土浦市出身で、土浦一高、東大を経て、1968年に旧運輸省入り。2001年7月から1年間、次官を務めた。04年11月からは鉄道建設・運輸施設整備支援機構理事長、4月からは航空保安無線システム協会顧問。前回知事選でも出馬を促す声があった。
一方で、橋本知事は5選への意欲を失っていないとされる。任期満了は来年9月25日。知事は14日、取材に対し「知事選まで1年半近くもあり、今の段階ではお話できない」と言葉を濁した。小幡氏は周辺に「力ずくで進もうとは思わない」とも漏らしている。
前回知事選でも知事の4選出馬への批判は強かったが、小幡氏や、元県商工労働部長の北畑隆生経済産業次官(58)(当時は経済産業政策局長)の名前が浮かんでは消え、自民党県連は「4期限り」を条件に推薦した。
民主党は前回、多選首長を推薦しない党本部の方針があったものの、県議らは知事を支援した。しかし、小沢代表就任後、知事選では相乗り禁止が原則。ガソリン税、道路特定財源で与野党が激突した経緯もあり、県連幹部は「党として国交省OBを推すことはできない。小幡氏は現知事より歳が上で、新鮮さにも欠ける」と独自候補擁立を検討する考えを示した。
自民党内にも「橋本知事では多選批判を招くが、小幡氏の場合、国交次官という点が世論からどう評価されるか」(県議)との懸念がくすぶる。経済界の一部には県外出身ながら北畑経産次官の擁立を期待する声も根強く、知事の去就を含めた水面下の駆け引きはしばらく続きそうだ。
(2008年5月15日 読売新聞)茨城
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20080514-OYT8T00799.htm
2284
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/05/18(日) 22:34:39
鹿沼市長選 激しい前哨戦
両陣営とも「市民党」強調
鹿沼市長選の告示が18日に迫った。3選を目指す現職の阿部和夫氏(60)(無所属)と、新人で県議の佐藤信氏(61)(同、民主・社民推薦)の一騎打ちになる公算が大きい。同市長選が選挙戦になるのは8年ぶり。両陣営とも「市民党」をアピールし、激しい前哨戦を繰り広げている。
阿部氏は昨年12月議会で出馬表明。自民、公明両党の推薦も取り付け、支持基盤は盤石とみられていた。だが、今年3月、市発注工事を巡り、市側に説明を求めてきた暴力団組長と昨年12月に会っていたことが発覚。市議会から強い批判を浴び、両党の推薦も辞退、取り消しとなった。
この逆風が、後援会組織の結束を強めた側面も。陣営幹部からは「市民党という立場をアピールしやすくなった」と強気の声が聞かれる。4月26日に市民文化センターで開かれた陣営の総決起集会では、参加者がホール(定員1200人)からロビーにあふれ、盛り上がりを見せた。「たった一つの過ち(暴力団との面会)で8年間の実績は無にならない」と、関口良夫後援会長は強調。阿部氏自身も子育て支援策の充実など実績を示し、面会問題について「不徳の致すところ」と謝罪した上で、「(政党推薦がないのは)1期目と同じ。必ずや保守系市民党に投票いただけると信じている」と訴えた。
陣営は農業や建設業界など従来の支持基盤のテコ入れを図る一方、旧粟野町地区などをこまめに回り、票の掘り起こしに懸命だ。
一方、佐藤氏は3月に出馬表明した。「市長は一党一派に属するものではない。無所属市民党として立候補する」と強調し、民主党県連幹事長を辞任し、離党。4月中旬には、阿部氏への推薦を取り消した自民、公明党をはじめ、社民党、共産党(市委員会)に推薦を申請した。
こうした動きは、出遅れが指摘された中、幅広く支持を得るには、特定の政党に偏らない姿勢を示すことが得策との思惑もにじんでいる。自民、公明党からは却下されたが、社民党の推薦、共産党の支持を取り付けたほか、自民党系市議のうち6人が、面会問題をきっかけに、佐藤氏支持に回った。陣営幹部は「民主党が弱い地区の補強ができる」と話している。
後ろ盾である民主党の福田昭夫衆院議員も、10日の陣営の決起集会で「今回の市長選は鹿沼市民の倫理観が問われている」と訴え、「民主党」という言葉は一度も使わなかった。佐藤氏は「ハコモノ行政からの脱却を目指す。JR新駅建設は中止する」と主張。あいさつ回りやミニ集会を重ね陣営幹部は「知名度で劣っていたが、かなり追いついてきた」と手応えを話している。
(2008年5月16日 読売新聞)栃木
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/news/20080516-OYT8T00015.htm
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/05/18(日) 22:44:22
民主、独自候補も検討
民主党県連は17日、岡山市内で常任幹事会を開催。津村啓介代表は会議後、記者会見で「今秋の知事選で独自候補として擁立できそうな人と月内に面談し、現職を推薦するかどうかと合わせ、6月に党として方針を示したい」と説明した。
津村代表は「(候補の)念頭に置いている人がおり、選択肢は絞られつつある」と述べ、党の政策を理解、実現できるかなどを話し合って判断するとした。
一方、現職推薦については、4選出馬を表明している石井知事からまだ推薦申請がなく、推薦は3選までを原則にしているものの、石井知事の3期12年の取り組みを評価してから最終判断する考え。また、自民党との相乗りの可能性については「党として主体的判断をすれば、結果として相乗りになっても構わない」とした。
(2008年5月18日 読売新聞)岡山
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okayama/news/20080517-OYT8T00796.htm
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/05/18(日) 23:53:24
加藤氏、政党超え支持集める/小田原市長選出口調査
政治・行政 選挙 2008/05/18
無所属新人三氏の戦いとなった小田原市長選で、加藤憲一氏が初当選を果たした。神奈川新聞社が十八日に実施した出口調査によると、県内でも特に保守地盤の厚い同市で、政党を超えて幅広い支持を集めていた。多くの有権者が公約や年齢などを投票基準に加藤氏を選択した。
政党支持別にみると、加藤氏は特定の政党を支持しない無党派層の七割強から支持を集め、二割弱の豊島輝慶氏、約一割の山田文雄氏を大きく引き離した。さらに自民党、民主党の支持者もそれぞれ約四割、約六割が加藤氏支持に回り、共産党支持者も七割近くが同氏に投票した。
連合神奈川の推薦、自民、民主、公明の各党関係者の支援を得た民主系会派所属の元県議の豊島氏は、公明党支持者の八割弱から支持を集めたものの、自民党支持者の半数弱、民主党支持者の四割弱の支持しか固められなかった。元自民県議の山田氏に投票した自民党支持者は一割強だった。
加藤氏に投票した有権者が最も重要視した投票基準は「公約や政策」。次いで「年齢」、「実行力」の順となった。
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryxiiimay0805344/
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/05/19(月) 08:48:26
小田原市長に加藤氏
若さと刷新訴え圧勝
新人3人が争った小田原市長選は18日、投開票され、市政刷新を訴えた経営コンサルティング会社代表加藤憲一氏(44)が、いずれも元県議の豊島輝慶氏(64)と山田文雄氏(60)を大差で破り、初当選を果たした。
4期目の小澤良明市長が勇退を表明。公共事業の是非などを争点に激しい選挙戦となった。前回、小澤市長に敗れ、2度目の挑戦の加藤氏は、現市政を「市民軽視」などと批判、若さと刷新をアピールし、幅広い層から支持を集めた。
加藤氏は、市民会館に代わる「(仮称)城下町ホール」建設と、小田原駅前の「お城通り再開発」の見直しを表明しており、事業の行方が注目される。
当確を受け、加藤氏が到着すると、同市栄町の事務所は大歓声に包まれた。加藤氏は「変革には抵抗もあると思うが、市民と職員のコミュニケーションを大切にして、乗り越えていきたい」と抱負を語った。
市政の継続を唱えた豊島氏は、豊富な政治経験や松沢知事との連携を強調したが及ばず、山田氏は、福祉に手厚い市政の実現を訴えたが浸透しなかった。
投票率10ポイント上昇 当日有権者数は16万1266人。投票率は53・93%で前回(43・80%)を大幅に上回った。
新人三つどもえの戦いは、変革と若さを打ち出した加藤氏の大勝に終わった。
3人の中で最も政治経験が乏しいが、前回の落選後も地道な活動を継続。現市政が推進する公共事業の見直しをいち早く表明するなど、閉塞(へいそく)感を抱く市民に期待感を抱かせるイメージ作りに成功、大きなうねりとなった。
公共事業の見直しは、城下町ホールが県議会と市議会で事業費などが可決済みであるなど着工に向けて動き出しており、今後は極めて難しい対応を余儀なくされる。選挙戦では刷新という新人の強みを生かしたが、今後は約19万8000人の市民に責任を負う立場に変わる。待ったなしで手腕が問われる。(佐賀秀玄)
投票率10ポイント上昇 当日有権者数は16万1266人。投票率は53・93%で前回(43・80%)を大幅に上回った。
(2008年5月19日 読売新聞)神奈川
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kanagawa/news/20080518-OYT8T00734.htm
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/05/19(月) 08:49:11
鹿沼市長選 現・新一騎打ち
8年ぶりに選挙戦に
鹿沼市長選は18日告示され、新人で前県議の佐藤信氏(61)(無所属=民主、社民推薦)、3選を目指す現職の阿部和夫氏(60)(無所属)の2人が立候補を届け出た。同市長選が選挙戦となったのは8年ぶり。阿部氏の2期8年の市政運営の評価を最大の争点に、刷新か継続かを巡り激しい舌戦が始まった。
佐藤候補は午前10時から、同市上殿町の選挙事務所前で出陣式。民主党の国会議員4人、鹿沼市議らが顔をそろえ、総合選対委員長の鈴木貢市議は「阿部氏は暴力団と会っておきながら反省していない。鹿沼を再建できるのは佐藤さんしかいない」と訴え、同党県連代表の簗瀬進参院議員は「攻めて攻めて攻め抜こう」と呼びかけた。阿部氏と距離を置く自民党系会派「新生自民党」の市議も出席し、一緒に「がんばろう」と拳を突き上げた。
阿部候補も午前10時から同市東町の選挙事務所前で出陣式を行い、後援会役員や鹿沼市議らが応援演説を行った。関口良夫後援会長は「子や孫が夢を持てるまちを作っていけるのは阿部さん以外にない」と力説。後援会幹事長の阿見英博市議は「トップは色々と批判されることもあるが、全力で支えていこう」と訴えると、会場を埋めた支持者から大きな拍手が起きた。出陣式後、市内の神社で必勝祈願し、午後からは街頭演説などで支持を求めた。
投票は25日、市内73か所で行われ、午後9時から同下石川の鹿沼総合体育館で開票される。17日現在の有権者数は8万4052人。
鹿沼市長選に立候補した佐藤候補は18日、公職選挙法の規定で県議を自動失職した。県議会(定数50)は欠員1となった。
(2008年5月19日 読売新聞)栃木
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/news/20080519-OYT8T00067.htm
2289
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/05/19(月) 16:32:34
選挙:県議補選・東村山郡区 鈴木氏が初当選 村山氏を突き放す /山形
◇地元密着前面に
前県議の辞職に伴う県議選東村山郡区(改選数1、山辺・中山町)の補欠選挙は18日投票があり、即日開票の結果、無所属新人で元山辺町議の鈴木孝氏(62)=自民山辺、中山両町支部推薦=が、同じく無所属新人で元山辺町議の村山稔氏(56)=民主、社民推薦=を破り初当選した。当日有権者数は2万2752人。投票率は59・18%(前回68・95%)だった。【佐藤薫、林奈緒美】
当選を決め山辺町の選挙事務所で支持者に囲まれた鈴木氏は「地元と県政とのパイプ役になるとともに、民間感覚を県政に持ち込みたい。子供や孫に明るい未来をという信条を実現させたい。子供たちの教育の在り方を見直したい」と抱負を語った。
鈴木氏は地元密着の姿勢を打ち出し、総決起集会に斎藤弘知事も招いた。その一方、出陣式に自民県連会長の遠藤利明前副文科相ら県連幹部や、公明県本部代表の寒河江政好県議が顔をそろえるなど分厚い応援態勢をとった。個人演説会も連日、周辺自民系県議らが支持を訴えた。遠藤前副文科相の後援会も支援し、村山氏を突き放した。
村山氏は、民主、社民の推薦を得て、民主・鹿野道彦元農相の強力な支援を受けた。後期高齢者医療制度や年金問題、農政批判を前面に出したが、支持をまとめきれなかった。村山氏は「後期高齢者制度批判など訴えへの反応は良かったが票に結び付かなかった。私の力不足」と述べた。
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■解説
◇「国政とは違う」強調
「自民は逆風だから」と鈴木氏は、公認を受けなかったが、選挙区内の自民の両町支部が鈴木氏を推薦し、遠藤前副文科相の後援会も支援した。
村山陣営が、後期高齢者医療制度やガソリン税暫定税率で国政レベルでの自民批判を繰り返したのに対し、「県議選は国政とは違う」として、問題の切り離しを図った。また「県政とのパイプ役を」とも強調。斎藤弘知事の総決起集会出席で、県との太いパイプを印象づけ、地元の課題に取り組む実行力を訴えたのも象徴的だった。
東村山郡区は5年前の県議選で、当時の自民県連幹事長が議席を失って以来、県議会での自民空白区のひとつだった。鈴木氏の当選で自民は事実上5年ぶりに議席を奪回した。
しかし鈴木氏本人が自民の支持低迷を見て自民公認を受けず、また陣営も「国政と別」と強調した点や、山形市と比べ無党派層の少ない地域である点を考慮すると、この結果がただちに衆院選を占うとはいえないだろう。【佐藤薫】
==============
◇県議東村山郡補選開票結果(改選数1)
当 8294 鈴木孝 62 無新
4908 村山稔 56 無新
=選管最終発表
==============
◇県議東村山郡補選当選者(改選数1)
鈴木孝 62 無新(1)
[元]町議[歴]東北精機工業製造部長▽町監査委員▽岩手大
毎日新聞 2008年5月19日 地方版
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20080519ddlk06010161000c.html
2290
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/05/23(金) 00:28:08
ψ ψ ψ 栃木県鹿沼市スレッド §18すれ目§ ψ ψ ψ
http://kanto.machi.to/bbs/read.cgi/kanto/1206277258/
166 名前: まちこさん 投稿日: 2008/04/26(土) 09:44:41 ID:dB7/pH.A [ 202-080-103-047.users.bc9.ne.jp ]
いかにも鹿沼らしいぐちゃぐちゃさだな。
今回の件は最初から、故福田市長派のある有力土建屋で、阿部から市発注工事干されてた、組長と同級生の男と組長が組んでハメるつもりだったんだよ。
録音も録画もそのため。
その土建屋、さっそく佐藤の後援会に名を連ねてる。今までは自民党なのに。
佐藤が当選したとして、こいつらの飯の種になるようだったら、鹿沼はさらに末期症状。
でも俺はやはり阿部は落としたい。あまりに今までひど過ぎたな。
良かったよ、選挙になって。
故福田市長の箱物行政を批判して、8年前に阿部が立った。
福田がひどかったので、俺は阿部に入れた・・・けど、当選したら福田よりひどい。
もし最初からそれが予想出来てたら、俺は棄権か白票だったな。
どっちもひどい候補者なら、棄権だろうが白票だろうが、どっちでもいいんじゃないか?
投票に行ったところで、選びようがないんだからさ。
阿部を選んだ俺は、後悔だらけだったから。
柔軟に考えればいいと思う。棄権も白票も投票も。ケース・バイ・ケース。
当面まず、過去に阿部に入れてしまった責任上、落すために対立候補に入れる。
後に何が控えてようがだ。
もっとも後ろ側の事情、佐藤が気が付いたのは、途中からだと思ってる。
利権しかないところだね、鹿沼。
鹿沼だけじゃないか。
2291
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/05/23(金) 11:44:11
党派超えて激しい選挙戦 鹿沼市長選 25日投開票 知名度高い2候補一騎打ち
2008年5月23日
新人の元県議佐藤信氏(61)=無所属、民主・社民推薦=と、三選を目指す現職阿部和夫氏(60)=無所属=との一騎打ちとなった鹿沼市長選。二人の地元での知名度に加え、暴力団組長との面会問題や党派を超えた支持固めといった諸事情が絡み、激しい選挙戦を展開中だ。有権者の審判は二十五日に下される。 (松尾博史、小倉貞俊)
【出足“明暗”】
阿部氏は昨年十二月に出馬表明し、自民党県連、公明党県本部から推薦を得た。三月十九日に宇都宮市内で開かれた自民党関係の会合でも「さらに元気なまちをつくるために努力したい」と協力を呼び掛けた。
民主党県連幹事長だった佐藤氏の出馬会見は、その二日後。「相手はすでにはるか先を走っている。周回遅れのスタート」と認めざるを得なかった。
【総選挙は?】
自民、公明の推薦を受けた現職と民主党県連幹事長との対決は、来年までに行われる総選挙の構図とも重なる。二〇〇五年九月の総選挙では、鹿沼市(旧粟野町含む)で自民候補は約三万二千六百票、民主候補は約二万三千四百票。〇七年七月の参院選では自民候補が約二万千二百票、民主候補が約二万五千五百票と逆転した。
今後の総選挙との関連性を問われた佐藤氏は出馬会見で「これは鹿沼市民の選挙。(総選挙に)結果的にどうつながるかは周りが考えること」。民主党を離れ、幅広い支持を集める方針を示した。
【暴力団問題は】
状況が一変したのは市発注工事の入札をめぐり、阿部氏、小松英夫市議会議長らと暴力団組長との面会が発覚した三月下旬だった。
阿部氏は「軽率だったが、職員を守るためだった」と釈明。だが、この問題への対応をめぐり自民党系の市議が分裂し、八人が佐藤氏の出陣式で支持を表明した。自民、公明からの推薦も取り消されるなどした。
ただ、阿部氏は約百八十の団体の推薦を獲得。四月下旬には、この組長が小松議長に辞職を強要した疑いで逮捕されており、「阿部氏らは被害者」という見方が広がる可能性もある。
【両陣営の読み】
同市が進めてきたJR日光線の新駅整備計画について、佐藤氏は出馬会見で中止を主張。その後、阿部氏は「JR新駅は再度市民に問う」。産業振興などの公約は共通しており、今月十五日の討論会を見た市民からは「主張が同じようで、がっかり」との声も。
二期八年の実績をアピールする阿部氏陣営。関係者は暴力団問題について「入札に不正や談合はなかったと、有権者に丁寧に話しており、理解は広がっている。(選挙戦は)盛り上がってきている」。
「風通しの良い市政運営」を掲げる佐藤氏陣営。自民、民主の支持者らの“寄り合い所帯”だが、陣営幹部は「政策は後日、議会で議論して決めることもできる。まずは市長を替えることが大事」と力説した。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/20080523/CK2008052302000143.html
2292
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/05/23(金) 11:45:06
知事選向け、熱気いまひとつ
10月19日投開票が決まった次期知事選まで5カ月。各政党の動きが本格化してもおかしくない時期だが、現時点で立候補表明しているのは泉田裕彦知事だけで、「熱気がいまひとつ」との指摘が各党から聞こえる。前回2004年知事選で泉田氏を支えた自民、公明は今回も推薦する方向。一方、前回知事選で主流派が対立候補を推した民主は対応を決めかねている。社民も同様だ。共産は早期の候補擁立を目指している。
「県民党」を掲げ、政党の枠組みを超えて広く県民の支持を受けようとする泉田氏。経済人を中心とした後援会はこれまでに、共産を除く自民、公明、民主、社民の4党に推薦願を出している。
自民県連は6月2日の県連大会で泉田知事の推薦を正式決定する予定。石井修幹事長は「中越地震や中越沖地震などの災害対応は評価していい。災害以外の分野もパーフェクトとは言えないが、全体として頑張った」と一定の評価をする。
党内からは泉田氏の政治手法への批判や、「他党への気配りが目立ち、県議会最大勢力である自民への配慮がおざなり」(県議)といった不満の声も聞かれるが、全体としてはおおむね現職支持でまとまっている。
公明県本部も自民と同時期に泉田氏を推薦する方針。「災害対応が一区切りした中、本県の拠点性向上や福祉、農業分野の充実を期待したい」と志田邦男代表。「支援条件として政策協定ができないか検討したい」という。
民主県連は前回知事選で「旧自由グループ」が泉田氏を、「旧民主グループ」が対立候補を支援。分裂選挙となった苦い経験があり、今回は対応を一本化したい考えだ。現在、県議団が泉田県政一期目の施策検証を進めている。6月中に結果をまとめ、それを基に県連で対応を決める方向だが、その時期は未定だ。
佐藤信幸幹事長は「時間をかけてしっかり検証した方がいいとの意見が大勢。特に急ぐ必要はない。どっち(泉田氏支援か、自前候補擁立か)に転ぶかは白紙」という。一部に主戦論はあるものの、「負け戦をするくらいなら、政策で折り合いを付けて現職を支持した方が得策」(県議)という声もある。
社民県連も対応は決まっていない。田上敏幹事長は「党内で泉田県政を検証する。党員や支持団体の意見を聞きながら、夏をめどに対応を決めたい」としている。
共産党県委員会は、独自候補の早期擁立を目指す。小日向昭一委員長は「泉田県政は、貧困と格差を広げた国の構造改革の流れを受けており、評価できない。市民団体と連携し、候補を決める」と強調する。
知事選に向け、泉田知事の後援会が初めて主催した政治資金パーティー。現在、泉田知事以外に具体的な候補予定者名は出ていない=4月30日、新潟市中央区のホテル
新潟日報2008年5月23日
http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=3&newsNo=110538
2293
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/05/24(土) 20:34:01
知事選、連合山口が二井氏推薦、民主県連は難しい対応
連合山口(長嶺平治会長、6万7000人)は23日、知事選(7月17日告示、8月3日投開票)で4選を目指す現職・二井関成氏(65)の推薦を決めた。二井氏については、自民、公明の県組織が近く推薦を決定する見込み。知事選を巡り、党本部が自民党との相乗りを原則禁止する民主党県連は、最大の支持組織の方針決定で、さらに難しい対応を余儀なくされそうだ。(内田正樹)
連合山口はこの日、山口市内で開いた執行委員会で推薦を決定。委員の一部からは、二井氏が4月の衆院山口2区補欠選挙で自民党寄りの対応を取ったことなどに疑問の声が上がったものの、若者の県内就職対策や子育て支援などの政策要求に対して二井氏が理解を示し、県政に反映させているなどの肯定的な意見が大勢だったという。
連合山口は近く、二井氏と米海兵隊岩国基地に関する住民の不安解消に努めることなどを記した政策協定を結ぶ。野中清之会長代行は「総合的に判断して推薦することにした。今後も県政に対して、物申すスタンスではいたい」と述べた。
二井氏は自民、民主、公明の3党の県組織に推薦願を提出。自民党県連は26日に推薦を決め、公明党県本部は24日に推薦を発表する見通し。民主党県連は「白紙」としており、6月1日の幹事会で対応を協議する。
連合山口の幹部は、「(連合の推薦決定で)民主党は独自候補を立てにくくはなったかもしれない」とみる。一方、民主党県連幹部は「あくまで我々とは別組織。ただ、対応を判断する際の周辺状況にはなる」としている。
知事選には元県労連議長の新人・福江俊喜氏(67)も無所属=共産推薦=で立候補を表明している。社民党県連合は自主投票で臨む方針。
(2008年5月24日 読売新聞)山口
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamaguchi/news/20080524-OYT8T00054.htm?from=nwlb
2294
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/05/25(日) 11:11:24
「県民党なら伊藤氏支援」 民主県連対応を確認 〜2008知事選
民主党県連は24日、鹿児島市内で常任幹事会を開き、7月13日投開票の知事選の対応について、現職の伊藤祐一郎氏(60)が前回選挙と同様に「県民党」の立場で臨むならば、支援する用意があることを確認した。
伊藤氏は前回、特定の政党に偏らない「県民党」を掲げて初当選した。この際、党県連は伊藤氏を応援した。しかし、就任後の伊藤氏は、自民党公認の参院選候補者の決起集会に参加するなど、与党寄りともとれる動きもみせていた。
こうした経緯から、党県連は「県民党だった前回と政治姿勢に変わりがないか確認したい」としている。6月県議会の代表質問などで、伊藤氏に知事選に向けた政治スタンスを問い、答弁内容から党県連の三役、選対委員長が対応を判断する。
(2008年5月25日 読売新聞)鹿児島
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/news/20080525-OYT8T00200.htm
2295
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/05/26(月) 00:02:37
佐藤信氏が勝利、鹿沼市長選 民主推薦の初首長
任期満了に伴う鹿沼市長選は25日投票が行われ、即日開票の結果、新人で元県議の佐藤信氏(61)=無所属、民主、社民推薦=が、3選を目指した現職の阿部和夫氏(60)=無所属=を約2万1900票の差で破り初当選を果たした。前回は無投票で8年ぶり。旧粟野町編入後、初めてとなった選挙の投票率は64.03%。2000年の65.78%を1.75ポイント下回った。
自民党との相乗りでない民主党推薦候補が県内で首長となるのは、1998年の現在の民主党結党以来初めて。
「市民の良識を信じたい」。新人が現職に挑む選挙戦は、阿部市長の暴力団組長との会合問題をめぐって「市政の継続か、刷新か」を問う選挙。市民は「継続」を選択した。
http://www.shimotsuke.co.jp/hensyu/news/php/s_news.php?f=s&d=20080525&n=10
佐藤信氏が圧勝、鹿沼市長選 民主推薦の初首長
任期満了に伴う鹿沼市長選は25日投票が行われ、即日開票の結果、新人で元県議の佐藤信氏(61)=無所属、民主、社民推薦=が3万7378票を獲得し、3選を目指した現職の阿部和夫氏(60)=無所属=を約2万2000票の大差で破り初当選を果たした。同市長選が選挙戦となったのは8年ぶりで、旧粟野町編入後は初。投票率は64・03%。2000年の市長選の65・78%を1・75ポイント下回った。
阿部氏は争点となった暴力団組長との会合問題が最後まで響いた。
自民党との相乗りでない民主党推薦候補が県内で首長となるのは、1998年の現在の民主党結党以来初めて。
「市民の良識を信じたい」。新人が現職に挑む選挙戦は、阿部市長の暴力団組長との会合問題をめぐって「市政の継続か、刷新か」を問う選挙。市民は「刷新」を選択した。
http://www.shimotsuke.co.jp/hensyu/news/php/s_news.php?f=s&d=20080525&n=10
2296
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/05/26(月) 10:28:13
鹿沼市長に新人・佐藤氏
「市民党」訴え、現職に圧勝
鹿沼市長選は25日、投票が行われ、午後9時から同市下石川の鹿沼総合体育館で開票の結果、新人で前県議の佐藤信氏(61)(無所属=民主、社民推薦)が、3選を目指した現職の阿部和夫氏(60)(無所属)を破り、初当選を果たした。当日有権者数は8万3105人。投票率は64・03%(前々回65・78%)だった。
同市上殿町の佐藤氏の事務所に当選の知らせが入ると、集まった支持者から歓声がわき上がった。事務所前の壇上に立った佐藤氏は「市民の良識の勝利。新駅よりも、医療と福祉、子育て環境の整備、教育とやるべきことはたくさんある。財政状況は厳しいが、福祉、生活の向上、市の再生のため市民と力を合わせていきたい」と決意を述べた。
8年ぶりの選挙戦となった今回は、阿部氏の2期8年の市政運営の評価が最大の争点となった。また、阿部氏が市の入札を巡るトラブルから暴力団組長と会っていた問題が、どう影響するかも注目された。
佐藤氏は3月に出馬表明。「ハコモノ行政からの脱却」「市民が主役の市政の実現」を掲げ、JR新駅計画の中止などを公約とした。民主党県連幹事長を辞任、離党して「市民党」をアピール。一部の自民系市議の応援を受けて保守票も取り込んだ。連合栃木、福田昭夫・民主党衆院議員の後援会の組織力も生かして出遅れをばん回した。
阿部氏は実績を前面に訴えたが、暴力団との面会問題の影響で自民、公明両党の推薦を失ったことなどが響き、支持を広げきれなかった。事務所で支持者に対し、「当選できなかったこと、暴力団と面会してしまったことは、私の不徳の致すところ。会っていなかったらと思う。一市民となるが、4年後は再び市長選に挑み、元気なまちをつくるため努力したい」と述べた。
(2008年5月26日 読売新聞)栃木
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/news/20080526-OYT8T00034.htm
2297
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/05/27(火) 13:36:29
自民山口が二井知事を推薦 '08/5/27
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自民党山口県連は26日、知事選(7月17日告示、8月3日投開票)で4期目を目指す現職の二井関成氏(65)の推薦を決めた。党本部は首長選で4選への推薦を禁じており、県連推薦で全面的に支援する。
山口市内で県連選挙対策委員会を開き、二井氏からの推薦願への対応を協議。全会一致で推薦を決め、常任総務会でも承認した。会議はいずれも非公開。多選の弊害などの異論は出なかったという。
前回、前々回の知事選で二井氏を推薦した自民、民主、公明の3党本部は4選への推薦を認めていないため、二井氏は各党の県組織に推薦願を提出。公明党県本部は既に推薦を決め、内部に異論のある民主党県連は6月1日に協議する。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200805270098.html
2298
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/05/27(火) 13:42:00
鹿沼市長選受け、衆院2区 民主、自民党の攻防激化へ 栃木下野
二十五日投開票の鹿沼市長選で新人の佐藤信氏(61)=無所属、民主、社民推薦=が現職の阿部和夫氏(60)=無所属=を大差で破り初当選したことを受け、次期衆院選に向けた民主、自民両党の水面下の動きが早くも始まった。「支持拡大に大きな弾み」と追い風を強調する民主に対し、自民は「鹿沼の組織立て直しに取り組む」と危機感を募らせる。鹿沼市を含む衆院2区は、自民と民主の現職同士の激突が予想されており、今後両党の攻防が激しさを増すのは確実だ。
「予想以上の大差。ここまで得票できた理由を調べる」。二十五日午後十時半すぎ、鹿沼市の佐藤氏の選挙事務所。駆け付けた民主党県連幹部は喜びと驚きの声を上げる一方で、支持票の分析に取り組む考えを示した。
同県連には市長選が次期衆院選に与える影響を見極めたいとの考えがある。佐藤氏の支援には、民主だけでなく一部の自民系市議らも回っており、獲得した約三万七千票のうち民主支持票を分析することが、戦略につながるためだ。
佐藤氏は「一党一派に属さない」と市民党を強調してきた。当選直後の会見でも「国政と距離を保つのが(有権者との)約束」と述べ、次期衆院選は"中立"を貫く考え。
ただ福田昭夫衆院議員の後援会関係者は「佐藤さんは民主党県連の元幹事長。その意味は大きい」と影響力に期待する。福田氏にとって鹿沼地区の支持拡大は次期衆院選に向けた最重要課題で、同氏は「これまで自民を推していた阿部氏が敗れただけでも大きい」。
一方自民党県連側からは「2区の大票田で(自民系)首長を失ったのは痛い。選挙に直結する」との分析が出ているほか、今回の市長選で自民系市議が分裂した同県連鹿沼支部への懸念もある。2区が地盤の西川公也衆院議員は「時間を掛けて粘り強く立て直していくしかない」と繰り返した。
同県連内には佐藤氏の大勝について「自民系市議や一部県議が支援に回ったため」との分析もある。佐藤氏の遊説に加わった自民の小林幹夫県議は「自分の支持者から要請があり加わった。佐藤さんに、もう民主党色はない」と言う。
こうした状況を踏まえ、「今後の知事選、衆院選には全く影響がない」(木村好文自民党県連総務会長)との強気の見方もある。
森山真弓衆院議員は佐藤氏に「『市民党』を掲げた限りは、それができなければ市民の信頼を損なうことになる」とくぎを刺した。
今回の鹿沼市長選を、暴力団組長との会合出席問題に端を発した「阿部氏の自滅」と見る同県連幹部は、自民でも民主でもない市民党を旗印とする佐藤氏の、今後の行動を注目している。
http://www.shimotsuke.co.jp/hensyu/news/php/s_news.php?f=k&d=20080527&n=3
2299
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/05/27(火) 13:51:23
知事選で二井氏推薦自民県連、党本部に申請せず
自民党県連は26日、山口市内で選挙対策委員会と常任総務会を開き、知事選(7月17日告示、8月3日投開票)に関し、無所属で4選を目指す現職・二井関成氏(65)の推薦を決めた。6月1日に選挙対策本部を設置する。
同党は、知事選などで4選以上を目指す候補を推薦しないことにしており、県連は党本部には申請しない。県選出国会議員には、了解を得ているという。
終了後、記者会見した県連の長谷川忠男幹事長は「(二井氏は)清潔な形で県政に携わっており、(多選の)弊害はない。県民の目線にたった県政運営を大いに評価している」と述べた。
二井氏については、公明党県本部が推薦を決定。民主党県連は6月1日の幹事会で対応を協議する。
知事選には元県労連議長の新人・福江俊喜氏(67)も無所属=共産推薦=で立候補を表明している。
(2008年5月27日 読売新聞)山口
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamaguchi/news/20080527-OYT8T00021.htm
2300
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/05/28(水) 09:55:43
知事選告示まで1か月 「動かぬ」現職 共産は候補擁立へ
7月13日に投開票される知事選は、6月26日の告示まであと1か月となった。今のところ立候補を表明しているのは現職の伊藤祐一郎氏(60)だけだが、共産党県委員会や労働団体でつくる「新しい鹿児島をつくる県民の会」が26日に立候補者を発表する予定にしており、無投票は回避できそうだ。ただし、4人が乱立して保守分裂となった前回選挙と比べると、自民、民主を軸とした政党も動きは鈍く、盛り上がりを欠く前哨戦となっている。各党の動きを中心に情勢を報告する。(渡辺直樹)
「きょうは、共産党以外のほぼ全員が出席させていただいております」
政財界の約1300人を前に、県議会の金子万寿夫議長(自民)が、あいさつで、こう切り出した。さらに金子議長は、会場にいた伊藤氏の妻・七苗さんの方に目をやると、「今度はそんなに苦労しませんのでご安心を」と語りかけ、満面の笑みを浮かべた。
4月25日夜、鹿児島市の城山観光ホテル「エメラルドホール」で開かれた伊藤氏の政治資金パーティー「励ます会」での一幕だ。
続いて、地元選出の自民党の国会議員が次々に弁士として壇上に立つ中、民主党県連代表の川内博史・衆院議員(比例)が遅れて到着。あいさつを求められると、「(伊藤さんを)しっかりお支えします」と、こちらも笑顔でこう答えた。
国会ではガソリン税の暫定税率などを巡って対立している両党が、ここでは“大連立”の様相を見せた。
◇
前回選挙で伊藤氏は県市長会などの後押しを受けて立候補。自民党県連に推薦を求めたが、結局、同県連は元県議会議長の溝口宏二氏を推薦した。国会議員や県議の多くが溝口氏の支援に回る中、伊藤氏は政党色を出さず、「県民党」を掲げて広く支持を集める選挙運動を展開し、溝口氏に約6万5000票差をつけて初当選した。
こうした経緯を踏まえ、伊藤氏は今回の選挙でも、あえて政党に触手を伸ばさずに告示を待つ。自民から推薦を得られなかったことを逆手に取り、複数の政党から支援を受けることに成功した前回選挙を踏襲する形だ。
4年前は溝口、伊藤の両氏のどちらを推すかで分裂した自民党県連は、「今回は伊藤氏以外の選択肢はない」(本坊輝雄幹事長)と言い切る。
一方の民主党県連。党本部の方針で、与党が推す候補を応援する「相乗り」は禁止されているが、青木寛副代表は「前回は自民党の多くが伊藤さんの敵に回った中、我々が応援したことで今の伊藤知事がある」と強調する。党本部にこの経緯を伝えたうえで、伊藤氏が今回も「県民党」の立場を変えないことを前提に支援に回る意向だ。
◇
この4年間、伊藤氏には大きな失政はなく、共産党以外の各党は一定の評価を示している。だが、知事選への対応には戸惑いものぞかせる。
「伊藤陣営から推薦願も何も来ないのに、こちらから動くわけにはいかない」。社民党県連合の南徹郎代表はこう話す。対応は告示後の6月28日に予定している定期大会で発表することになっているが、現段階では「白紙」のままだ。
前回は溝口氏を支持した公明党県本部は、財政再建を進めてきた4年間の伊藤県政に好意的だ。成尾信春代表は「支援要請があれば動きやすいのに」と気をもんでいる。
当の伊藤氏本人は「6月に入ると議会が始まるので、当面は動けない」とし、選挙に向けた本格的な活動は告示後になる見通しを定例記者会見で示している。総決起集会などの予定も立っていないという。
◇
鹿児島市沖の人工島「マリンポートかごしま」の建設を「税金の無駄遣い」と批判する共産党県委は「候補者を出さないことは伊藤県政を認めることになる」とし、早い段階から対立候補の擁立を表明。県労連などと構成する「新しい鹿児島をつくる県民の会」で候補者選定を進め、ようやく26日に正式発表する運びとなった。
野元徳英委員長は「官僚出身の伊藤知事は国が進める構造改革路線をそのまま県政に押しつけ、弱者を切り捨ててきた。県民の暮らしを守るためのトップが必要」と対決姿勢をあらわにしている。
(2008年5月26日 読売新聞)鹿児島
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/news/20080525-OYT8T00493.htm
2301
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/05/28(水) 10:05:22
Newsクリック:やまぐち 知事、4選へ推薦願 注目される民主の動向 /山口
県知事選(7月17日告示、8月3日投開票)の告示まで2カ月を切った。今のところ出馬表明しているのは現職、二井関成氏(65)と、元県労連議長、福江俊喜氏(67)の2人で前回と同じ顔触れだが、注目されるのが4月の衆院2区補選で勝利した民主の動向だ。余勢を買って自公との対決姿勢を打ち出すのか、過去2回に続き推薦するのか。はたまた自主投票か。二井氏は21日、自民、民主、公明各党と連合山口に推薦願を出すなど4選に向け動き始めた。【長谷川隆】
「よろしくお願いします」。この日午前、二井後援会の福田毅事務局長は推薦願を手にめまぐるしく各党、労働団体を回った。
自民、民主、公明の3党は「多選(4選以上)の知事候補は推薦しない」と決めている。しかし、自民県連、公明県本部は二井県政について「人事は平等に行われ、党の政策にも理解を示してくれている」と評価。自民県連は26日の選対委員会と常任総務会で推薦を決める方針で、山口3区選出の衆院議員、河村建夫・党広報本部長も「地方には事情がある」とお墨付きを与えた。
公明県本部の先城憲尚幹事長も「多選の弊害は見当たらず、党本部の意思確認もできている」と言い、24日の幹事会で推薦を機関決定する構えだ。
これに対し、民主県連。西嶋裕作幹事長は独自候補の擁立について「岩国市長選と衆院補選と続き、手が回らなかった」と言い、「知事選より空白の衆院4区」ときっぱり。6月1日の幹事会で対応を協議するが、西嶋幹事長は「2、3期目と推薦しており、断るのはよほどのこと。候補がいれば別だが」と県連レベルでの推薦や自主投票の可能性に含みを持たせた。連合山口は23日の執行委員会で推薦を決める見通し。
一方、一連の動きに、福江氏を擁立した「みんなの県政をつくる会」の吉田達彦事務局長は「二井さんは自民党員でありながら党の方針に従わないのはいかがなものか」と憤った。
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■今日のことば
◇多選禁止
知事や市長の権限は大きく、長期化すると腐敗や停滞を招きやすい。このため神奈川県議会は昨年10月、知事の4選禁止条例案を可決。国にも立法化に向けた動きがあるが、職業選択の自由や思想・信条の自由に抵触するとして反対の声もある。
〔山口版〕
毎日新聞 2008年5月22日 地方版
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20080522ddlk35010431000c.html
2302
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/05/28(水) 10:07:48
自民県連:幹事長に南波氏 一部若手、選挙断念−−22日決定 /群馬
自民党県連の次期幹事長に、幹事長代行兼総務会長の南波和憲県議(60)=吾妻郡区、4期=が無投票で選出されることが9日、確実になった。早い時期から意欲を示した南波氏に対し、当選2、3期の若手の一部には対立候補を擁立し選挙に持ち込もうとする動きもあったが、支持が広がらず断念した。22日の県議団総会で正式に決定する。
県連の慣例では幹事長は県議が務め、立候補者が複数いれば選挙で決める。南波氏は06年の幹事長選に出馬し、金子泰造・前幹事長(64)=前橋市・勢多郡区、当時3期=に敗れた。07年は知事選、参院選などが相次いだことから選挙を実施せず、例外的に金子氏が続投。金子氏の前橋市長選出馬に伴い同年11月、残り任期の今年5月まで幹事長ポストは空席のまま、南波氏が幹事長代行に就任した。
南波氏は4期のため、2期の一部を中心に、3期を擁立し世代交代の促進を目指す動きもあった。06年の申し合わせでは、幹事長の要件は(1)3期以上(2)総務会長、政調会長、県議団長のいずれかの経験者−−となっており、3期の有資格者は2人。2期(7人)と3期(10人)を合わせると17人になり、県議団(32人)の過半数を占めるため、動きが注目された。
しかし、福田康夫首相の地元として県連の結束を乱さず支えていきたいとの声が強かったほか、県議の任期が切れる11年4月までには、3期からの幹事長就任は確実とみられることなどから、いずれも立候補に消極的で、今回は南波氏の就任で落ち着いた。
南波氏は旧吾妻町議を経て95年に県議初当選。幹事長の任期は来年5月までの1年間。
一方、議長には5期5人のうち、中沢丈一議長(59)=前橋市・勢多郡区=を除く4人からの選出が有力。副議長は3期も含めて人選が進むとみられる。【塩崎崇】
毎日新聞 2008年5月10日 地方版
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20080510ddlk10010117000c.html
2303
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/05/28(水) 15:40:33
自民県連:知事選の候補者検討委を設置へ 商工農関係者らも参加 /秋田
自民党県連は27日、常任総務会を開き09年春の知事選候補者を選定する「検討委員会(仮称)」を30日までに設置することを決めた。衆院3選挙区支部長や県連4役、有識者など10人程度をメンバーとする。
党県連の鈴木洋一幹事長によると、有識者には商工業関係、農業関係から各1人、学識経験者2人を想定している。農業や商工業関係は団体の代表ではなく、基本的に個人を対象とする。
これに二田孝治衆院議員、金田勝年・前参院議員、御法川信英衆院議員の各衆院選挙区支部長▽県連の会長、幹事長など4役▽当選1、2期の県議−−が加わる。初会合は6月上旬に開かれる見通し。
知事選の候補者選定はこれまで、県連幹部や国会議員が中心になってきた。鈴木幹事長は「地域政治につからず、枠に縛られない考えがほしい」と有識者を委員とした。
候補者擁立は「8〜10月をめどとするが、非自民サイドの対応もあり現時点で明言は難しい」と話した。【馬場直子】
毎日新聞 2008年5月28日 地方版
http://mainichi.jp/area/akita/news/20080528ddlk05010096000c.html
2304
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/05/31(土) 12:27:48
【埼玉】
日下部市議が出馬表明 さいたま市長選 現市政を批判、無所属で
2008年5月31日
さいたま市議で医師の日下部伸三氏(49)が三十日、来年五月の任期満了に伴う同市長選に立候補すると表明した。同市長選への出馬表明は日下部氏が初めて。
日下部氏は「さいたま新都心にサッカーミュージアム(仮称)を建てるのか、合併協定書を守って市庁舎を建てるのかを市民に問いたい」と出馬理由を述べた。
市のサッカーミュージアム建設計画について「政令市の中でも道路整備、下水道普及率、産科・小児科の医師数などが下位で、基盤整備が遅れているのに、マニア向けの箱物が必要なのか。優先順位が違う」と現市政を批判した。
日下部氏は現在市議二期目。三十日に自民党さいたま市議団からの離脱届を提出し、無所属となった。 (高橋恒夫)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20080531/CK2008053102013896.html
2305
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/05/31(土) 16:47:11
08知事選:知事、3会派に推薦要請 /鹿児島
伊藤祐一郎知事は30日、再選を目指し出馬する知事選(6月26日告示、7月13日投開票)に向け、県議会の自民党、県民連合(民主、社民両党と無所属)、公明党の3会派に推薦を要請した。各会派は6月議会の質疑などを経て、推薦を決める見通し。
政党推薦は要請しない意向だが、3会派推薦で、実質的に共産党を除く超党派の支援体制を得る形となる。また、県内全域で選挙運動の受け入れ体制が整う。
知事は記者団に対し、医師連盟や連合鹿児島など各種団体にも推薦要請する意向を示した。
知事選を巡っては、元共産党県議、祝迫かつ子氏が同党推薦無所属で出馬表明。今のところ、一騎打ちとなる見通し。【神崎真一】
毎日新聞 2008年5月31日 地方版
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20080531ddlk46010515000c.html
2306
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/05/31(土) 16:48:10
政治家・伊藤の検証:’08知事選を前に/1 政治資金 /鹿児島
◇激戦の04年は2億円超に
「大同団結して、愛する郷土を伊藤祐一郎に委ねようじゃないですか」
4月25日、鹿児島市の城山観光ホテル。伊藤の後援会長、米盛学県医師連盟委員長が呼びかけると、会場は拍手で応じた。
集まったのは、衆参国会議員や、自民、民主、公明などの県議。市町村の首長や議長に、各種団体や企業関係者ら約1300人(後援会発表)。知事の政治資金パーティーが県内で開催されるのは「初」という。
パーティーは5月27日、東京でも。京セラの名誉会長、稲盛和夫をトップに、昨年末発足した東京後援会が主催した。
二つのパーティー。他県の知事らの動向も参考にしたという。会費は2万円。収入は、主に、知事選での活動資金となる。
◇ ◇
前回04年知事選。伊藤は、資金管理団体「祐祥(ゆうしょう)会」と、選挙の収支報告書を“詳細”に県選挙管理委員会に報告。公開された。
伊藤は「少額の寄付の明記や、支出も領収書を添付した。公明正大に、と。全国の知事で、初めてだろう」。
「祐祥会」の04年の収支報告書によると、寄付(個人献金など)の総額は4323万円。他県の知事や首長、事務次官OBら伊藤の出身官庁、総務省(旧自治省)の関係者が目立つ。数千円単位も多く、「役所の先輩、同期らで選挙時に助け合う慣行」(関係者)という。次いで目立つのは、医師。県医師連盟が推薦したうえ、「知事の同窓であるラ・サール高の県内在住OBには、医師が多い」(同)ためらしい。
◇ ◇
だが、04年の総収入は、約2億2475万円。寄付をはるかに上回る。その大半を支えたのは、1億8150万円もの「借入金」だ。貸したのは、有力な後援者とされる弁護士の和田久だった。
保守分裂の激戦。後援会事務所を県内十数カ所に構え、宣伝活動も多くなるなど、活動を活発化させるうちに必要な資金も増えていったらしい。和田からの当初の借入金は6000万円だったが、知事選前後に3度追加された。
伊藤は「問題はない。資金管理団体から、きちんと返済していく」と強調する。
1期目の資金集めは、活発とまではいえない。05年に集めた寄付は、本人の205万円の他は、わずか20万7650円だ。06年は、やや活発化し、3095万円。その中から「借入金」を少しずつ、返済してはいる。
「保守分裂となり、伊藤陣営は資金集めには苦労したようだ」と、知事周辺は言う。「だが、献金が多くない分、この4年間の行政運営は比較的、自由にできたのではないか」と擁護する。
◇ ◇
知事選(7月13日投開票)の告示(6月26日)まで1カ月を切った。伊藤と、「新しい鹿児島をつくる県民の会」が擁立し共産党が推薦する元県議の無所属新人、祝迫かつ子の一騎打ちとなる公算が大きい。まずは再選を目指す伊藤の政治家としての姿、信条、背景などを探った。(敬称略)
毎日新聞 2008年5月29日 地方版
http://mainichi.jp/area/kagoshima/archive/news/2008/05/29/20080529ddlk46010658000c.html
2307
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/05/31(土) 16:48:35
政治家・伊藤の検証:’08知事選を前に/2 出水 /鹿児島
◇歴史が支える強固な地盤
大河ドラマ「篤姫」のロケをきっかけに活気づく出水麓(ふもと)武家屋敷群。地元ボランティアらは、地図を片手に観光客の案内に忙しい。「ここがロケ地の宮路邸。こっちは、知事さんの実家です」
「伊藤家屋敷」(非公開)は、柱に西南戦争時の刀傷が残るとされる。宝暦11(1761)年、建てられたという門には、向かって右に父祐輔、左に祐一郎の表札がある。
伊藤家は戦国時代の名君、島津忠良(日新公)に仕え、諸国を旅した山伏、伊尻宗憲(神力坊)が始祖とされ、加世田がルーツだ。「関ヶ原」後、国境の守りを固めるため、子孫が出水麓に集められた。歴代、外城(とじょう)の行政で最高職だった〓(あつかい)役などを務めた上級郷士。幕末の祐徳は戊辰戦争で活躍した。
鹿児島市の県歴史資料センター「黎明館」。伊藤家の古文書など約640点が寄託され、屋敷の復元模型は常設展示されている。03年3月の企画展「伊藤家資料の世界」。出馬表明の約1年前、総務省自治大学校長だった伊藤も訪れ、興味深そうに見学した、という。
◇ ◇
出水は、元知事、金丸三郎、元北海道・沖縄開発庁長官、井上吉夫の両参院議員(いずれも故人)らを輩出した地だ。そんな保守政界を支えた一人が、「地元」の弁護士、和田久。伊藤の「生みの親」とも評される。
伊藤は「三代続けての付き合い」という。特に関係が深かったのは、知事の祖父信夫(故人)。古武道「日置(へき)流腰矢」の伝承者で、柔道、剣道など合わせると「十数段」とも。武道界では「雲の上の存在」で、高校校長、県議などを歴任した出水市の名誉市民だ。
信夫の教え子だった和田。03年末、前知事、須賀龍郎が勇退を表明すると、関係者を介して祐一郎に知事選出馬を促したという。米盛学・県医師連盟会長に後援会長就任要請も。物心両面で支える動きに、陣営でも「今度は、意気込みが違うぞ」とささやかれたという。
「伊藤家との関係のためか。自分が育てた出水の後輩との思いが強かったのか。あんなに意気込む姿は見たことがなかった」
和田をよく知る関係者は振り返る。
◇ ◇
12日、同市文化会館であった県民との対話集会「知事と語ろ会」。県内を一巡した締めくくりとして郷土入りし、「私のふるさと出水」と持ち上げた。
実は出水暮らしは幼少期だけという。銀行員だった父の転勤で、小学校は、鹿児島、阿久根市で過ごした。
明治以降も、伊藤家は出水の行政、政治の中心にいた。祐徳は出水郡長(当時)。その後、次男祐祥が県議や、出水町長(同)、信夫が県議−−と。
保守分裂の激戦だった04年、旧出水市では、82%もの得票を誇った。伊藤家の歴史が支える強固な地盤は、初当選の原動力だった。(敬称略)
毎日新聞 2008年5月31日 地方版
http://mainichi.jp/area/kagoshima/archive/news/2008/05/31/20080531ddlk46010507000c.html
2308
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/06/01(日) 21:03:18
政治家・伊藤の検証:’08知事選を前に/3 ラ・サール /鹿児島
◇県内政界、目立つOB
「ぜひ、郷土の教えに触れ、自分の心の『座標軸』を持っていただきたい」
4月1日恒例の、新規採用職員辞令交付式。若者を前に、伊藤は毎年、公務員としての「心構え」を説く。引用するセリフは「西郷南洲翁遺訓」など「郷土」にこだわる。
自らの「座標軸」とするのは「出水兵児(へこ)修養掟(おきて)」。江戸時代、出水麓の兵児(青少年)に心構えを説いたもので、郷中(ごじゅう)教育で使われた。新職員に渡すレジュメに盛り込み、知事公舎の壁にも全文を掲げる。
「身に私を構へず」
「掟」の最も著名な部分。「信条」という。
◇ ◇
「『私』のためではなく、素直に人のため。伊藤は古風で新しいタイプ」
出水在住の詩人、岡田哲也は言う。ラ・サール高校、東京大学の同窓で、気心が知れた仲だ。04年の前回選挙。政治とは距離を置きたかったが、総務省を退官し「退路を断って郷里に戻った」友を支えた。
旧友の性格を「こびない」とも。「掟」の文句を引用し、「『上に諂(へつ)らハず 下を侮どらず』だ」。
初めての選挙でも、笑顔は少なく、ややもすると無愛想だった。昔からパフォーマンスが苦手という。「こびない」性格の裏返し、と岡田はかばう。
当時の選対幹部は振り返る。支持者らから寄せられる苦情は決まって「『態度が大きい』だった」。選挙には大きなマイナス。だが、選対会議の話題にせず、本人にも伝えなかった。「性格は、急には変わらないからね」と苦笑する。
◇ ◇
中高で同級の税理士、木山茂樹は、中学生の伊藤少年の決意を覚えている。「知事になりたい、と。覚えていないというけれどね」
それでも、高校時代には、同級生の間では「政治家志望」として知られていた。宮崎県議(民社党)から宮崎市長になった津村重光らとともに。だが、生徒会長などリーダーシップを発揮するタイプではなく、「どちらかといえば、無口だった」という。
前知事の勇退表明後の04年2月、東京で、背中を押した。「今がチャンス」と。帰郷した旧友を、後援団体の会長として支えた。
◇ ◇
県内政界で、ラ・サールOBは増えつつある。
05年、郵政解散。衆院の県内5選挙区のうち、実に4選挙区にOB候補がいた。
当時、定例記者会見で所感を聞かれた伊藤は、そっけなかった。「今まで考えたこともないし、そういうこともあるんでしょうね。その程度の認識です」
前回知事選。伊藤の対抗馬の一人も同窓生だった。
岡田、木山も、OBに結束を呼びかけることは避けたという。後援会関係者も「同窓生の動きは別。勝手連的に複数のグループで動いていた」。陣営と距離を置いたのは「エリート臭」を消す狙いもあったようだ。
外からは、「学閥」とも見られがちの同窓生ら。選挙の度、なかなか大変らしい。(敬称略)
==============
◇ラ・サール高OBの主な政治家
【県内】
宮路和明(自民、衆院鹿児島3区)
野村哲郎(自民、参院鹿児島)
川内博史(民主、衆院九州比例)
森博幸 (鹿児島市長)
【県外】
古川康 (佐賀県知事)
吉田宏 (福岡市長)
津村重光(宮崎市長)
毎日新聞 2008年6月1日 地方版
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20080601ddlk46010216000c.html
2309
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/06/02(月) 13:30:33
民主県連 二井氏推薦めぐり迷走 夏の知事選 結論先送り 幹事会で賛否両論
2008年6月2日 10:43 カテゴリー:九州・山口 > 山口
夏の知事選(7月17日告示、8月3日投開票)で、4選を目指す現職の二井関成氏(65)が提出した推薦願の取り扱いをめぐり、民主党県連が迷走している。1日の幹事会では、実質的な推薦を求める意見と、候補擁立や自主投票を求める声が対立し、結論を先送りした。
同県連によると、幹事会(19人)には、代理を含む14人が出席。知事選候補者の推薦は党本部が決定するという党の制度上、4選知事の推薦や他党との相乗りを原則禁止する党本部の方針に逆行し、県連が独自に二井氏を推薦できないことを確認した。
その上で、正式な推薦にこだわらず、何らかの形で二井氏への支援を示し、県政与党として県政に政策を反映させる現実的な対応を求める意見や、衆院山口2区補選での勝利を追い風に独自候補の擁立や自主投票を望む意見が相次いだ。結局、県連としての意見をまとめることができず、次回の幹事会に結論を先送りした。
会議後、西嶋裕作幹事長は、記者団に対し「賛否両論でまとまらなかったが、早く結論を出したい」と述べるにとどめた。
二井氏は5月21日、「できるだけ幅広い層の支持をいただきたい」として、自民、公明、民主の3党と連合山口に推薦願を提出した。自民、公明の両党は、県レベルで推薦を決定。民主党県連の最大支持母体である連合山口も推薦を決めている。
知事選には、二井氏のほか、共産党推薦で市民団体代表の福江俊喜氏(67)が前回に続き立候補を表明している。
=2008/06/02付 西日本新聞朝刊=
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/26210
2310
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/06/02(月) 13:39:15
2008年6月1日(日) 朝刊 1面
「安定」「刷新」訴え/8政党座談会
県議会議員選挙が告示されたことを受け、沖縄タイムス社は三十一日、県内の八政党の代表を招き、座談会を開いた。訴えている政策、争点に浮上した後期高齢者医療制度(長寿医療制度)への対応、米軍基地問題の基本的な姿勢などで見解を聞いた。与党は過半数維持の県政安定を訴え、野党は与野党逆転による県政刷新を強調した。
最も訴えている政策で、自民党県連、公明党県本は自立に向けた経済振興、雇用の拡大、県民所得向上に向けた施策推進などを挙げ、仲井真県政と一体となった県政発展をアピールした。
一方、社民党県連、社大党、共産党県委、政党「そうぞう」、国民新党県連の各野党は後期高齢者医療制度の廃止を前面に打ち出し、「与野党逆転で制度廃止の民意を示す」と強調した。
後期高齢者医療制度について、自公は「医療制度の維持に必要」とし、低所得者への軽減措置や徴収制度などでの見直しを主張。野党各党は「現代版のうば捨て山」と批判し、「小手先の見直しではなく、廃止し、一から制度をつくり直すべきだ」とした。
基地問題は自公が普天間飛行場の危険性除去を優先される課題と指摘。同飛行場の名護市辺野古沖への移設を容認する仲井真県政の対応を支持した。野党各党は辺野古への新基地建設反対を表明。「米軍再編による基地の機能強化の反対」を訴える党もあった。
仲井真県政への評価は、自公が「経済、雇用で実績を上げている」と評価。社民、社大、共産は「評価に値しない。雇用は改善されず、基地問題は国のいいなり」と批判した。一方、そうぞう、民主党県連、国民新党は「仲井真県政を評価するにはまだ時間がかかる」とした上で、政策によって対応する是々非々の姿勢を明らかにした。
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200806011300_01.html
2311
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/06/02(月) 13:42:29
仲井真県政55%「評価」 県議選、有権者アンケート2008年6月1日
琉球新報社は、任期満了に伴う第10回県議会議員選挙(8日投開票)の告示を受け、5月30、31の両日、電話による有権者アンケートを実施した。
それによると、県議選で争点となっている仲井真県政の評価について、評価できるとの回答が半数以上の55%を占め、評価できないとした26%を上回った。「評価できる」が12・7%、「どちらかと言えば評価できる」が42・3%。一方で、「どちらかと言えば評価できない」は18・3%、「評価できない」は7・7%にとどまった。「分からない」は19・0%。
普天間飛行場の名護市辺野古への移設については、「県外・国外に移設」が59・3%と最も多く、「政府移設案で進める」は8・7%。知事が政府に求めている政府案の「沖合移動で進める」は13・7%。県外への移設を求める声が大勢を占める現状が浮き彫りになった。後期高齢者医療制度に関しては「見直すべきだ」45・7%、「廃止すべきだ」46・0%と約9割が制度の見直し、または廃止を求めている。「現行通り推進」は5・3%だった。
選挙への関心度は「とても関心がある」41・3%、「どちらかと言えば関心がある」32・3%と、合わせて73・6%と前回選挙(2004年)の調査時より上回った。一方、投票については「必ず行く」74・3%、「多分行く」16・0%と合わせて90・3%で、前回調査を下回った。うち46・5%は投票する人を決めていない。
支持政党は自民が23・7%、次いで民主13・7%、社大5・3%、社民5・0%。公明4・3%、共産3・0%、国民新党0・7%、そうぞう0・3%と続く。「支持政党なし」は35・3%、その他は8・7%だった。
【調査方法】調査は5月30日、31日の2日間、県内15市町の有権者を対象にRDD(ランダム・デジット・ダイアリング=コンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかける方式)で実施。300人から回答を得た。性別、年代別、地域別人口比などが全県の有権者の縮図となるよう配慮した。
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-132688-storytopic-116.html
2312
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/06/04(水) 12:06:07
八郎潟町長選に前町議出馬表明
任期満了(9月23日)に伴う八郎潟町長選に向け、前同町議八柳祐孝(ゆうこう)氏(43)(無所属)が2日、出馬表明した。
県庁で記者会見した八柳氏は、2000年7月に現職町長が公職選挙法違反容疑で逮捕されたことなどに触れ、「政治は人に夢を与えるものだが、今はそれが希薄。松下政経塾などで政治を勉強してきたという自負があり、一番ふさわしい。八郎潟を全世界に売り込んでいきたい」と抱負を述べた。
八柳氏は同町生まれで、同志社大学を卒業後、松下政経塾に入塾。衆院議員秘書を経て00年7月の町議補選で初当選し、2期を務めた。
2期目の土橋多喜夫町長(79)は、町長選への出馬について、「6月に意思表示する」としている。
(2008年6月3日 読売新聞)秋田
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20080603-OYT8T00014.htm
2313
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/06/04(水) 12:07:47
堂本県政への賛否併記 民主県議総会で総括
民主党県議会議員会は2日、千葉市内で議員総会を開き、来春の知事選に向け、堂本知事の県政運営を総括した。この中で堂本知事の政策や手法について検討したが、評価できる点とできない点を併記するにとどめ、堂本知事も今後の知事選候補として“温存”する中立的な内容となった。
総括では、三番瀬埋め立て計画の白紙撤回、タウンミーティングの実施、障害者差別をなくす条例の制定を評価する一方、財政再建、道路特定財源問題などには及第点を与えなかった。その上で、次の知事に必要な資質として「リーダーシップ」「経営感覚」「スピード感」の3点を挙げた。
この日の県連総支部長会議で総括の報告が行われ、今後、県連内で知事選に向けた作業が本格化する。同党は2月定例県議会で予算案に反対するなど、堂本県政に批判的なトーンを強めていたが、長浜博行・県連代表は同会議終了後、「この総括がチェックポイントになる。堂本さんも(候補者の対象に)含めて選考過程に入る」と記者団に話した。
(2008年6月3日 読売新聞)千葉
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20080602-OYT8T00871.htm
2314
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/06/05(木) 21:52:40
2008年6月5日(木) 朝刊 1・23面
保険負担増 沖縄が最高/高齢医療厚労省調査
新案でも全国2位/低所得者ほど重く
【東京】厚生労働省は四日、後期高齢者医療制度の導入に伴い、市町村運営の国民健康保険(国保)から移行した一千万人強の保険料の変化について、全国調査の結果(速報値)を公表した。都道府県別で保険料が増える世帯数の割合は、沖縄は64%と全国平均31%を大幅に上回り全国最高。自民、公明両党がまとめた負担軽減案を実施した場合でも39%(同平均25%)に達し全国二位だった。
沖縄の割合が高い要因について厚労省は「県内四十一市町村の国保保険料が赤字覚悟で低く設定し、不足分を一般予算から繰り延べていた。(同制度導入で)全県単位で運営すると保険料が全国並みに上昇したため」と説明した。
負担増となった全国の世帯割合を所得別に比べると、年金収入が年百七十七万円未満の「低所得」で39%、百七十七万円―二百九十二万円未満の「中所得」で25%、二百九十二万円以上の「高所得」で22%と、所得が低い世帯ほど保険料負担が増えたと推計。
同省は「所得の低い層は負担減、高い層は負担増の傾向にある」としてきたが実態は異なり、説明が覆った形だ。同省は「三種類ある国保保険料の算定方式のうち、約八割の自治体が採用する一種類の方式で説明してきた」と釈明した。
実態調査は五月中旬、全国の千八百三十市区町村で実施。四形態の世帯類型と三形態の収入区分を組み合わせた十二のモデル世帯の保険料変化に関し自治体の報告を基に推計した。
国保保険料の算定方式の違いで比べると、東京二十三区など大都市部に多い「均等割」と「所得割」を合算した方式の自治体で、負担増となった世帯が49%と顕著に多い。うち世帯の所得別では低所得の78%、中所得の50%で負担増となったのに対し、高所得の負担増は15%にとどまった。
[ことば]
国民健康保険料の算定方式 市区町村が運営する国民健康保険(国保)の保険料(税)算定には、加入者全員に掛かる「均等割」と所得額による「所得割」を合算する方式と、これに世帯に対する「世帯割」を加えた方式、さらに持ち家などに掛かる「資産割」を加える方式の3種類がある。資産割も含めて合算する方式は、小規模な自治体を中心に全市区町村の4分の3超が採用している。
◇ ◇ ◇
弱者直撃 ひずみ露呈/県、軽減措置要望へ
「弱者切り捨ての構図が裏付けられた」。後期高齢者医療制度について、厚生労働省が四日に公表した保険料の調査結果は、「低所得者ほど負担が軽くなる」としてきた国の説明を自ら否定する結果となった。特に県内は、制度導入で負担が増えた世帯の割合が全国でも断トツに高い。県内の関係者は「制度のひずみが強く現れた」と指摘した。
県医務国保課は「県内は国保保険料が低い一方、後期高齢者医療保険料が高く設定されているのが原因では」と分析する。
二〇〇五年度、県内の国保保険料は年間一人当たり五万四千七百円で全国最低(全国平均同八万三百五十円)。理由は、七十四歳以下の一人当たり医療費が年間十八万二千七百円(全国四十五位)と低く、加えて国保会計の赤字を市町村の一般会計からの繰り入れで補ってきたからだ。
しかし、七十五歳以上の医療費は同年度、年間一人当たり九十一万八千八百円(同七位)と跳ね上がる。後期高齢者医療保険料は年間一人当たり六万千八百五円と、他都道府県で同じ所得の保険料と比較すると全国七番目。県内は「両者の保険料の差が最も現れた形」(同課)となり、医療の必要性が特に高い被保険者だけで構成する後期高齢者医療制度の問題が浮き出た。
同課は「九州知事会などを通して、国の責任において保険料軽減の財源措置などを要望していきたい」と述べた。
後期高齢者医療制度に反対してきた県社会保障推進協議会の新垣安男会長は「保険料は二年後さらに上がる可能性があり、与党がいくら負担軽減案を示しても、ごまかしにしかならない」と憤る。
県医師会の宮城信雄会長は「バランスの面では当初から不安だったが、それが的中した。低所得者の負担を窓口負担も含めて一割以内に抑えるなど、思い切った改善が必要だろう」と語った。
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200806051300_01.html
2315
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/06/05(木) 21:53:09
後期高齢者医療 負担増と変化なし世帯全国一2008年6月5日
【東京】後期高齢者医療制度(長寿医療制度)導入に伴い、制度導入前に比べ、負担増か変化なし世帯の割合が沖縄県が64%で全国一高いことが4日分かった。厚生労働省が国民健康保険(国保)から移行した1000万人強の保険料の変化を全国で実態調査したところ、明らかになった。全国平均の負担増か変化なしは31%で、69%は負担減。県福祉保健部は移行前の国保の保険料が県内市町村はもともと低く設定されていたことや、新制度の保険料算定の基準となる1人当たり老人医療費が全国に比べ高いことが要因と分析する。1人当たりの保険料(当初)を比べると、県は全国平均より約1万円低いが制度導入で受ける恩恵はもっとも少ないことが明らかになった。
厚労省は負担減の数値は示したが、負担増と変化なしの内訳は示さなかった。
一方、与党がまとめた負担軽減案を適用すれば県内の負担減世帯は61%に拡大するとの試算も示した。ただ全国的に向上するため、順位では全国最下位の香川58%に次いで、順位が1つ上がるだけとなる。
県福祉保健部によると、後期高齢者医療の県内保険料(当初)は年額1人平均6万1805円で全国平均7万2000円に比べ約1万円低い。さらに2005年度の国保の1人当たりの年間保険料は全国平均約8万円に対し、県は約5万5000円で全国一低額だった。それに対し、後期高齢者制度の当初の保険料の算定の基になった05年度の老人医療費は91万9000円で全国7番目に高かった。
また、全国的にみると、負担増となった世帯の割合が所得が低い層ほど多くなったと推計されることも分かった。年金収入が年177万円未満の「低所得」が39%だったのに対し、177万円以上292万円未満の「中所得」は25%、292万円以上の「高所得」は22%だった。全体では31%が負担増。
厚労省は「低所得層負担減、高所得層は負担増の傾向」としてきたが実態調査の結果は異なり、これまでの説明が覆った形だ。実態調査は5月、全国の1830市区町村で実施。推計はこれを基に算出した。
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-132803-storytopic-1.html
2316
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/06/07(土) 22:13:08
早川市長に不出馬要請 豊橋市長選 民主が新人擁立伝える
2008年6月6日 夕刊
11月の愛知県豊橋市長選で、民主党は5日、これまで連合から推薦を受けてきた早川勝市長(67)=3期目=に、新人を擁立する考えを伝えた。同党は早川市長の選挙にかかわってきており、事実上の不出馬要請となる。早川市長は進退の明言を避けた。
民主党は早川市長の多選への懸念から、東海テレビ放送(名古屋市)スポーツ事業部長の河合誠氏(48)に出馬を要請している。だが、支持団体の連合内には早川市長を推す声もあり調整を進めている。
森本和義・党県第15総支部長らが5日、市役所で早川市長と会談。民主側が「多選批判もあり推薦できない。新人を擁立したい」との考えを示した。早川市長は「政党としての考えは理解するが、私自身は熟慮中」と述べるにとどまった。
市長選には、地元選出の山本明彦衆院議員(61)=自民=らが擁立した元国土交通省中部地方整備局副局長の佐原光一氏(54)と、自民党の小久保三夫県議(67)が出馬を表明している。
http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2008060602000258.html
2317
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/06/09(月) 10:05:46
沖縄県議選 与党が過半数割れ
8日に投票が行われた沖縄県議会議員選挙は、自民・公明両党などの与党が議席を減らし、県議会の過半数の勢力を維持できませんでした。
任期満了に伴う沖縄県議会議員選挙は8日、投票が行われ、即日開票されました。その結果、定員48の議席のうち、▽自民・公明両党などの与党は5議席減らし、22議席にとどまり、過半数を維持できませんでした。これに対し、▽社民、共産、民主などの野党は6議席増やし、25議席を獲得しました。また、▽中立は1議席でした。今回の選挙では、おととし就任した仲井真知事の県政への評価に加え、75歳以上を対象にした後期高齢者医療制度の是非などが争点となりました。沖縄県議会議員選挙で、自民党を中心とした勢力が過半数を割るのは12年ぶりのことです。選挙結果について、仲井真知事は8日夜、記者団に対し、「ガソリン税や後期高齢者医療制度などの国政による影響はあったと思う。しかし、結果はみずからの政策に対する批判であり、県民の選択を受け止める必要がある。ただアメリカ軍普天間基地の移設計画は、長年の懸案であることから政策は変更せずに、野党側と調整をしていきたい」と述べました。
http://www3.nhk.or.jp/news/t10015115721000.html
2318
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/06/09(月) 13:27:37
福田首相襲う沖縄ショック…県議選、過半数を割り込む
後期高齢者医療制度などへの批判が炸裂
任期満了に伴う沖縄県議選は8日投票、即日開票され、仲井真弘多知事を支える自民、公明両党など与党側が過半数を割り込んだ。後期高齢者医療制度などへの批判が炸裂したとみられる。与党にとっては、4月の衆院山口2区補選に続く敗北だけに、福田康夫首相の政権運営にも大きな痛手となるのは必至。民主党は11日にも予定している福田首相に対する問責決議案提出に弾みを付け、次期衆院選をにらみ終盤国会で攻勢を強める構えだ。
選挙結果は、定数48に対し、中立を含む野党側が26議席、与党側は22議席にとどまった。議席の内訳は民主党4、共産党5、社民党5、沖縄社会大衆党2、中立と野党系無所属などが10。与党側は自民党16、公明党3、与党系無所属3だった。
これを受け民主党の鳩山由紀夫幹事長は8日深夜、「今回の審判を国民の声と受け止める。政府・与党に対し、後期高齢者医療制度廃止法案の今国会成立に全面的に協力するよう迫っていく」との談話を発表した。
今回の選挙戦で野党陣営は国政選挙並みの態勢をとり、民主党の菅直人代表代行や共産党の志位和夫委員長ら党首クラスがそろって現地入りし、「平成の姥捨て山」と呼ばれる新医療制度への批判を展開した。
沖縄県では1つ屋根の下で何世代も一緒に暮らす家庭が多く、新医療制度の評判は当初から悪かったが、「7割以上が保険料値上げになる」との試算も発表され不満が爆発した。
在沖縄米軍の問題も影を落とした。米兵による相次ぐ不祥事を踏まえ、野党側は日米地位協定の抜本的見直しを強調、政府与党との違いをアピールしたのだ。
一方、与党側も新医療制度への逆風に危機感を強め、自民党の古賀誠選対委員長や公明党の太田昭宏代表らが沖縄入り。「ハマコー」こと自民党OBの浜田幸一元衆院議員(79)を登場させた異例のテレビCMまで制作した。
ところが、「浜田氏がCMで『自民党はおじいちゃん、おばあちゃんを大切にする政党なんだろ?』と訴えかけていたが、『老人いじめ』と呼ばれる新医療制度を前にしては冗談にもならず、有権者の怒りの火に油を注いだだけだった」(沖縄県政関係者)
選挙戦終盤には官僚による「居酒屋タクシー」問題まで発覚、与党側は最後まで守勢の戦いを余儀なくされた。
自公与党は表向き「あくまで地方の選挙」(自民党幹部)と政権への影響を否定しているが、福田政権のさらなる求心力低下は避けられず、「(新医療制度の)凍結も考える必要がある」(閣僚経験者)との声も出始めている。
福田首相は参院で問責決議案が可決されても無視する意向だが、7月の北海道洞爺湖サミット後には自民党内から「福田降ろし」の動きが出かねない情勢となってきた。
ZAKZAK 2008/06/09
http://www.zakzak.co.jp/top/2008_06/t2008060905_all.html
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:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/06/09(月) 13:33:44
08知事選:民主党県連、伊藤知事の「応援」決める /鹿児島
知事選(26日告示、7月13日投開票)で民主党県連は7日、再選を目指す伊藤祐一郎知事を前回と同様「応援」することを決めた。推薦、支持など正式な対応ではないが、政党としてのスタンスを明確にする狙いで、党員やサポーターらに伊藤氏支持を呼びかける。
川内博史代表ら県連三役らで対応を協議。6日の県議会代表質問で「県民党」の立場を堅持する旨の答弁があったことや、4年間の財政再建などを「評価」し、決めたという。
毎日新聞 2008年6月8日 地方版
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20080608ddlk46010254000c.html
2320
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/06/09(月) 13:36:52
愛媛のニュース2008年06月09日(月)
政権交代で活性化訴え 民主・岡田副代表来県
次期衆院選に向け民主党の岡田克也副代表が8日、公認候補予定者応援のため来県。大洲市での会見で解散・総選挙について「早ければ9月、遅くとも福田内閣が退陣した上で来年1月半ばまでにはあるだろう」と予測し、政権交代による地域活性化などを訴えた。
岡田氏は公認候補が決まっていない愛媛1区(旧松山市)に関し「県都であり(空白は)失礼に当たる」と述べ、県連と連携し擁立に全力を挙げる考えを表明。土居一豊県連代表が擁立の可能性を示したこともある中村時広松山市長を「衆院議員当時を知っている。しっかり市政運営をしている出色の若い首長」と評価したが、擁立への言及は避けた。
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20080609/news20080609557.html
2321
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/06/09(月) 13:37:59
高齢者、怒りの一票/後期医療、与党直撃
八日投開票の県議選は、四月から始まった後期高齢者医療制度の評価をめぐって明暗が分かれた。県民の反発を背景に躍進した野党、批判をまともに受け、議席を減らした与党。有権者は、お年寄りに新たな負担を強いる医療制度に怒りを示した。一方、沖縄市区で仲村未央さん(36)が同区初の女性県議に、宜野湾市区では渡嘉敷喜代子さん(68)が最年長で当選を果たすなど女性が最多七議席を獲得。那覇市区で最年少三十五歳の新人上里直司さんがトップ当選を果たし、県議会に新しい風を吹かせた。
◇ ◇ ◇
「予想より厳しい」/仲井真知事 落胆隠せず
「120%与党が勝ってくれると確信していたが…」。与党の過半数割れが確実になった午後十一時半。那覇市の後援会事務所で、仲井真弘多知事はショックを隠しきれない表情で記者団に切り出した。
「県政運営への中間テスト」という位置付けで臨んだ、知事就任後、初めての県議選。
後援会は投開票に合わせて事務所に与党系候補全員のポスターを張り、当確が出た人にひまわりの花を付けるなど過半数確保に自信を見せていただけに、予想外の結果に雰囲気は一変した。
仲井真知事は午後九時三十五分すぎに事務所入り。テレビの開票速報を食い入るように見つめた。民主、共産など野党の躍進に、「予想より厳しいですねえ」と傍らの仲里全輝副知事に漏らした。与党の過半数割れが報じられると「ウーン」とうなり、無言で何度も首をかしげた。
記者団に敗因を問われ、「地域の判断が奈辺にあったか、まだ理解できない」と振り絞るように答えるのが精いっぱいだった。
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200806091300_02.html
2322
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/06/09(月) 13:39:17
「改革」の痛みに反乱/野党、暮らし密着奏功
県議選は野党・中立が過半数を獲得、十六年ぶりで県政の与野党が逆転した。従来、保守が強かった島尻郡区や国頭郡区でも野党候補が議席を獲得するなど、「姥捨て山」とも批判された後期高齢者医療制度などの改革の痛みに怒った高齢者や農村地域などの有権者が、自公与党体制に反乱を起こした格好。国政の争点が県議会の勢力図を大きく塗り替えたことで、後期高齢者医療制度などの改革路線の見直しを求める声が強まるのは必至だ。また、選挙の陣頭指揮に立った仲井真弘多知事の求心力低下も避けられない。
多数を占めた野党は県内政局で主導権を握り、十一月の那覇市長選や次期衆院選、県知事選の政治決戦に向けて弾みをつけた。
野党側は、国民・県民の批判が強かった後期高齢者医療制度の廃止を最大の争点に掲げた。従来の争点になっていた基地問題などの政治的問題ではなく、医療制度や年金問題といった生活密着の問題で自公批判を展開したことが奏功した。
各党は、菅直人民主党代表代行をはじめ志位和夫共産党委員長、福島瑞穂社民党党首、綿貫民輔国民新党代表ら党首クラスが相次いで応援に駆け付けるなど、国政選挙並みの態勢で臨んだ。国会終盤戦をにらんだ動きが、選挙戦の争点として後期高齢者医療制度をさらに浮かび上がらせた。
その結果、民主は新人三人を含む公認候補四人が当選する躍進。後期高齢者医療制度批判を前面に打ち出した共産も現有三議席から五議席に伸ばし、党勢を回復した。
一方、自民は県連役員を含む六人の新人・現職の公認が落選するなど大きく退潮。序盤から与野党逆転の危機を訴え、経済界を中心にした支援態勢で選挙戦に取り組んだが、これまで選挙運動の主体を担っていた建設業界は、公共工事削減や談合問題、改正建築基準法問題など取り巻く環境の厳しさから動きが鈍った。
公明が公認推薦の五人全員当選の中、自民の落ち込みが与党惨敗を招いた。経済界主体の選挙戦術の限界を見せたともいえ、自民は弱体化した支持基盤の立て直しが急務となる。(政経部・与那原良彦)
◇ ◇ ◇
普天間移設の影響懸念/政府の反応
【東京】県議選で野党が過半数の議席を獲得したことで、政府内には、仲井真弘多知事が厳しい県政運営を迫られることを想定し、米軍普天間飛行場移設問題への影響を懸念する声が広がっている。
普天間飛行場移設を円滑に進めるためには、今後のアセス手続きの節目で提出する知事意見や、代替施設建設に伴う公有水面埋め立て許可などの手続きが欠かせないが、ある政府関係者は「厳しい県政運営を迫られる中、判断力が鈍らないか」と危惧する。
特に、公有水面の埋め立て手続きが想定される二〇一〇年春には、秋に控える次期県知事選に向けた与野党の攻防が激しくなると予想され、一四年の代替施設完成に向けた作業が停滞することへの懸念が強まっている。
仲井真知事は代替施設案(V字案)の沖合移動を求めているが、米国が強く難色を示しており、政府との調整も折り合いが付いていない。しかし、政府内には与野党が逆転したことで「県への配慮を強めざるを得ないのではないか」(同関係者)と、今後の協議が困難さを増すとの見方もある。
2323
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/06/09(月) 13:39:38
「少数与党」の逆風下に/県政への影響
与党が過半数を大きく下回ったことは、仲井真県政にとって大きな打撃だ。今選挙の争点について自ら「仲井真県政の動きや歩み、やり方に対する評価だと思っている」としていただけに、求心力の低下は避けられない。残り二年半の任期中は、「少数与党」の逆風下で厳しい県政運営を迫られる。
米軍普天間飛行場の辺野古移設についても、野党側が決議採択などで県内移設見直しを迫る可能性もあり、政府との協議に向けて「大きな重し」となる。日米地位協定の改定についても、与野党一致した取り組みは難しくなりそうだ。
また、民主躍進で、従来の保守対革新を軸にした対立構造とは異なる「第三勢力」が生まれる可能性もあり、議会運営での不安定要素を増す要因となる。
今選挙では、県発注工事の談合に伴う県からの損害賠償金請求や改正建築基準法への県の対応などに対し、建設業界の一部が反発。保守選挙を支えてきた業界の動きの鈍さが指摘された。
県内では建設業に限らず、景気の減速感が出始めている。今選挙で争点となった後期高齢者医療制度や経済格差などの問題も深刻だ。
仲井真知事は「失業率の全国並み改善」など経済政策の実現を掲げて当選した。基地問題への対応だけでなく、失業率改善や企業誘致など具体的な成果を出すための態勢立て直しが喫緊の課題となる。(政経部・浜元克年)
「県政運営への批判」/知事コメント
県議選で与党が過半数を大きく下回ったことを受け、仲井真弘多知事は八日夜、「基本的には私の政権運営への批判だと思う」と述べ、有権者からの仲井真県政への批判が最大の要因との認識を示した。
今後の県政運営については「新しく議員になった各党と、議会の場などの議論を通じて意見交換していくことになると思う」と、野党各会派との話し合いや調整を重視する考えを示した。
米軍普天間飛行場移設問題については「一年半の政策は貫きたいが、野党の議員と議論していく」と述べ、名護市キャンプ・シュワブ沿岸部移設の基本姿勢は堅持する方針を強調した。
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200806091300_03.html
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:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/06/09(月) 13:40:21
野党が逆転 26議席/自民惨敗、民・共躍進
仲井真県政に打撃/県議選
任期満了に伴う第十回県議会議員選挙は八日投開票され、野党中立が二十六議席と過半数を獲得し、与野党逆転に成功した。自民、公明両党を中心にした与党は、後期高齢者医療制度に対する有権者の強い反発を受け、二十二議席にとどまる惨敗。稲嶺前県政から続いた与党の安定多数は崩れた。県議選で県政与党が過半数を割り込むのは一九九二年以来十六年ぶり。投票結果を「自らへの評価」としていた仲井真弘多知事は今後、厳しい県政運営を迫られる。普天間飛行場移設協議や経済振興など政策課題への影響も必至だ。野党圧勝で、争点となった後期高齢者医療制度の修正・廃止論議も加速されそうだ。投票率は57・82%で、前回を0・9ポイント下回り、過去最低となった。
野党側は、後期高齢者医療制度廃止を最大の争点に掲げ、党首クラスが相次いで来県するなど、国政選挙並みの態勢で臨んだ。保守支持層が強い高齢者層などへも浸透し、国頭郡、うるま市、浦添市、那覇市などの激戦区を制した。
与党側は与野党逆転の危機を訴え、経済界の支援を得ながら過半数維持を狙ったが、後期高齢者医療制度への反発は強く、仲井真知事の支援を受けた「与党効果」も上滑りに終わった。保守支持層が切り崩されて激戦区で現職が落選し、少数与党に転じた。
当選者の内訳は、現職二十七人、元職三人、新人十八人。現職四人が落選した。最年少は三十五歳、最高齢は六十八歳。女性は過去最高の十人が立候補し、七人が当選した。
党派別では、自民は十六人が当選。公明は五人の公認推薦候補が全員当選した。
野党側は、社民が五議席を得て、野党系無所属候補を含めて野党第一会派を確保する見込み。共産は糸満市区で返り咲き、浦添市で初議席を得るなど五人が当選した。
民主は新人三人を含む四人がトップ当選で躍進した。社大は二人が当選。政党「そうぞう」は公認一人が当選した。
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200806091300_01.html
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/06/09(月) 13:48:07
自・民新人相乗り論浮上 秋田知事選に異変?
来春の秋田県知事選で、寺田典城知事(67)の4選不出馬が確実視される中、自民、民主両党県連内で新人候補への相乗り論が浮上している。非自民が支えた寺田県政の11年間は、県議会最大会派の自民党との衝突が絶えず、県政を停滞させたとの指摘があるからだ。総選挙の時期次第では、現実味を帯びる可能性もあるが、「知事と議会の対立はむしろ健全」と相乗りへの批判も根強い。(秋田総局・長谷美龍蔵)
<争う余裕はない>
相乗り論を最初に浮上させたのは、意外にも寺田知事の身内だった。
今年1月、秋田市で開かれた秋田商工会議所の新年祝賀会。寺田知事の次男で、民主党県連代表の寺田学衆院議員(秋田1区)は、知事選での大連立構想をぶち上げた。
「経済界、労働界、農業界などすべてが手をつなぎ、リーダーシップのある候補を擁立したい。自民党さえ良ければ、自民党とも組みたい」と語り、会場を驚かせた。
最近行われた都道府県知事選は、表向きは無所属でも実質は政党ががっちり支援し、国政の代理戦争といえる構図がほとんどだが、寺田代表は地域経済の低迷など深刻な県内の実態を指摘、「与野党が争う余裕など秋田にはない」と強調する。
自民党は過去3回の知事選で、いずれも支援した候補が寺田知事に敗れ、苦杯をなめ続けてきた。「今度こそは」と党県議は知事奪還に燃える。
寺田知事とは国際教養大(秋田市)の開学など、多くの問題で対立してきた同党。議席の過半数を獲得した昨年4月の県議選以降は、議案の否決や予算案修正で対抗するようになり、衝突ぶりは激しさを増している。
このため、県連内には「対立ばかりだと、抵抗勢力と思われかねない」との懸念も出始め、相乗り論がくすぶる。津谷永光会長も「自民側が擁立した候補に、民主側が乗るならあり得る話だ」と可能性を否定しない。
<候補選び活発化>
寺田知事は初当選直後、「知事は3期まで」と誓約書を書いており、4選不出馬は“周知の事実”となっている。
自民党県連は候補者の検討組織を設置し、民主党県連も常任幹事会で話し合いを始めるなど、ポスト寺田をめぐる動きは活発化しているが、両党関係者は「相乗りが実現するかは、今後の状況次第」と口をそろえる。
<「選択肢狭まる」>
寺田知事の任期満了は来年4月19日。知事選は直前の4月上旬に行われるとみられる。衆院解散・総選挙が知事選後なら相乗りも可能だが、知事選前だと政権選択ムードが高まり、相乗りは難しくなりそうだ。
また、政策や主張の異なる与野党が同じ候補を支援することには、「有権者の選択肢が狭まる」と批判的な見方が少なくない。
秋田大の池村好道教授(行政法)は「有権者に支持政党の違いによる意見対立、利害対立があるにもかかわらず、それを覆い隠すような候補者選びは疑問。知事と議会が対立しながら、利害関係を調整していくのが政治のはずだ」と指摘する。
知事選にはこれまでに、前回落選した前羽後町長の佐藤正一郎氏(55)が立候補を表明している。
2008年06月07日土曜日
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/06/20080607t41011.htm
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/06/10(火) 12:07:12
選挙:沖縄県議選 与党過半数割れ 民主、「基地移転」対応が試金石に
後期高齢者医療制度の是非などが争点となった8日の沖縄県議選で与野党勢力が逆転したことは、首相問責決議案の提出に向け民主党に勢いをつける結果となった。
与党は、衆院山口2区補選(4月)に続いて同制度に批判を受ける形での敗北にショックを隠し切れず、公明党からは自民党の戦術への批判が出ている。一方の民主党は、方針を明確にしてこなかった米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設問題について、今後の対応が問われることになる。
●民主党
◇「基地移転」対応が試金石に
民主党は衆参ともに沖縄選挙区では議席がない。このため、次期衆院選に向けた足場作りとする思惑からこの県議選を重要視し、党幹部を再三、沖縄に投入してきた。
結果は改選前の1人から4人への大躍進。赤松広隆選対委員長は「政権交代への国民の期待を裏付けるものだ」と述べ、選対関係者は「大きな結果だ」と歓迎した。
県議会は今後、政府への対決姿勢を強めるとみられる。
普天間飛行場を同県名護市に移設する問題について、民主党の鳩山由紀夫幹事長は9日、「民主党も他の野党も、名護市ではなく県外に移転すべきだとの主張が中心で、その方向で県議会は動く」と述べた。鳩山氏の発言は「まず県外移転を模索し、その後、国外移転を目指す」とした民主党の「沖縄ビジョン」(05年8月策定)を念頭に置いたものだ。
しかし同党は現在、米軍再編の日米合意(06年5月)を踏まえてビジョンの改訂を行っている。党内には「アメとムチ」の手法への批判はあるものの、普天間の名護市移設を含む再編自体は「日米同盟重視」の立場から評価する見方が大勢だ。
普天間の名護市移設に反対する社民党の福島瑞穂党首は9日、「(県議会)野党第1党として、民主党に働き掛けていく。説得は十分可能だ」との見方を示したが、沖縄県内での「野党共闘」の行方は不透明だ。【上野央絵】
●与党
◇「後期高齢者」巡り不協和音
自民党は、後期高齢者医療制度の是非を争点化しないよう党幹部はほとんど応援に入らず、結果として、与党は過半数割れに陥った。
「私に聞くより自民党に聞いた方が正確だ」。公明党の太田昭宏代表は9日、記者団に敗因を聞かれ不満を隠さなかった。同党幹部も同日、「自民党幹部がもっと現地入りして制度を説明すべきだった」と批判した。
公明党は告示前に太田氏が3日間、告示後は北側一雄幹事長らが2日間沖縄入りし、県本部は党候補がいない選挙区で自民党候補を支援した。自民党は制度の見直し姿勢を強調するテレビCMを県内で放映。選挙期間中に与党で低所得者の保険料負担軽減策をまとめた。しかし批判はかわせなかった。
自民党の古賀誠選対委員長は9日、「野党のペースに乗って(高齢者が)怒っている。政策ではなく、感情論なので難しい」と制度への批判で敗北が続くことに危機感を示した。【西田進一郎】
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080610ddm005010008000c.html
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/06/10(火) 14:57:13
小沢氏、知事選相乗りに否定的
民主党の小沢一郎代表(66)が9日、農業現場視察や支持団体との会合のために来県し、新潟日報社のインタビューにこたえた。現職の泉田裕彦知事が出馬表明し、自民、公明両党が推薦予定の10月の知事選について「自公との相乗りは好ましくないという方針は変わらない。最終的に県連に任せるが、独自候補を立てられればそれに越したことはない」と述べ、与党との相乗りに否定的な見解を示した。
小沢代表は「地域それぞれ事情があるので、押し付けることはない」とした上で、「自公政権は中央集権、官僚統制の社会を前提としているが、私たちは国の仕組みを地方分権へ変えると主張している。知事は地方自治で最も権力を持つポジション。考え方が根本的に違うのに、相乗りはおかしい」と指摘した。
また次期衆院選について「9月以降、年内に解散があると思う」と語り、「新潟は(無所属で民主会派の)田中真紀子さんを含めて6小選挙区すべてで勝たせてほしい」と訴えた。
小沢代表は同日、五泉市で稲作現場の視察や農業者との懇談をした後、新潟市で連合新潟の幹部と意見交換。衆院選への支援を要請した。
その後の記者会見で小沢代表は「地方は疲弊し、東京などとの格差が大きくなっている。官僚のコントロール、国の仕組みを根本的に変えるのが、地方再生の最大の課題だ」と訴えた。
新潟日報2008年6月10日
http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=3&newsNo=111040
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/06/13(金) 03:15:26
選挙:太田市長選 清水市長が出馬宣言 衆院選転向やめ /群馬
太田市の清水聖義市長は11日、市議会の一般質問で「大泉町との合併は自分の手で成し遂げたい」と答弁し、来年4月16日に任期満了を迎える同市長選に、事実上の出馬を宣言した。上村信行氏(新太田クラブ)の質問に答えた。同市長選には、元自民党県議の秋山一男氏や前民主党県連事務局長の長沼広氏が出馬を表明しているが、一時は衆院選出馬を表明した清水市長の「戦線復帰」で、一気に先行き不透明となった。
清水市長は「衆院と大泉町との合併を比べると、私にとっては合併の方が大きい。衆院出馬宣言では大勢の市民にご迷惑をかけ、申し訳ない」と陳謝。「これからは合併一本に絞り、市議会や市民の協力を得て新市づくりに努めたい」と答弁した。
清水市長は昨年末、「次期市長選には出馬せず衆議院を目指す」と宣言。市議会保守系議員団もバックアップしてきた。
しかし、3月の市内経済界との会談で大泉町との合併が急浮上、同町議会が合併特別委員会を設立、市議会も委員会を設けるなど合併が現実味を帯びてきた。両市町は7月上旬に任意合併協議会を太田市役所内に設け来年度中の合併を目指す。
また、太田市を含む衆院群馬3区の現職、谷津義男氏(自民)との調整が進まなかったことも、今回の発言の背景にあるとみられる。【佐藤貢】
毎日新聞 2008年6月12日 地方版
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20080612ddlk10010237000c.html
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/06/13(金) 12:39:40
溝口南砺市長、今期で退任 あす市議会で正式表明
2008年06月12日
南砺市長の溝口進氏(77)=無所属、一期、院林(福野)=は十一月の任期満了に伴う市長選に再選出馬しない意向を十一日までに固めた。市総合計画(十九−二十八年度)が実施段階に移り、市政運営に道筋を付けたことや健康状態、年齢などを考慮、総合的に判断した。一月に体調を崩して入院したが、順調に回復したことから任期満了まで務めるとみられる。十三日の市議会本会議で正式表明する。
溝口氏は北日本新聞社の取材に対し「南砺市の合併を成功させなければならないとの思いで務めてきた。やるべきことはまだあるが、大体の道筋は付いた」と語り、後進に託す考えを示した。
溝口氏は一月に胸部解離性大動脈瘤(りゅう)を発症して入院し、三月末に公務復帰。高血圧を防ぐ薬を服用しているが、大動脈瘤は完治した。九月に友好提携二十五周年を迎える中国・紹興市を訪れるほか、十一月の全日本菊花連盟全国大会南砺大会の大会長に就いていることから、現段階では任期満了まで務める見通しだ。
市議会最大会派の南砺自民クラブは十三日に進退について代表質問する。前回市長選で溝口氏を推薦した自民党南砺市連合支部は、溝口氏の正式表明後、公認または推薦候補の選考を本格化させる。副市長で旧井波町長の清都邦夫氏(65)=井波(八日町)、同市連支部長の山辺美嗣県議(56)=自民四期、やかた(福野)=の名前が取りざたされているほか、出馬意欲を持つ現職市議もいるとされる。
溝口氏は県商工労働部次長、理事などを経て昭和五十七年、旧福野町長に初当選し、六期務めた。平成十六年の南砺市発足に伴う市長選で初当選した。旧福野病院の南砺家庭・地域医療センターへの改組、平・上平両地域の小中学校の統合決定などを実現した。
http://www.kitanippon.co.jp/contents/knpnews/20080612/12518.html
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/06/15(日) 16:12:45
民主県連、今秋の知事選に独自候補擁立目指す
民主党県連は14日、岡山市内で常任幹事会を開いた。今秋予定されている知事選の対応について協議し、独自候補の擁立を目指す方針を決めた。
非公開の会議後、会見した津村啓介代表は「県連として独自の候補擁立を目指していくことを確認した」と述べ、現職の石井正弘氏から推薦依頼があっても応じない意向を示唆した。
同県連は5月の常任幹事会で知事選について6月中に結論を出すことを申し合わせていた。津村代表は「候補者となりうる方々と接触はしている」としながらも、「国会が6日間延長し、国会に足が縛られる。閉会後の22日以降から調整を本格化していくスケジュールになる」と述べ、7月中にずれ込むとの見通しを示した。
知事選をめぐっては現職の石井氏が立候補を表明している。
【詳しくは山陽新聞紙面をご覧ください。】
(2008年6月14日)
http://www.sanyo.oni.co.jp/sanyonews/2008/06/14/2008061423030366029.html
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/06/15(日) 16:13:23
民主県連 事実上の自主投票に 独自候補擁立は断念 幹事会で一致 「党員ら拘束しない」
2008年6月15日 01:44 カテゴリー:九州・山口 > 山口
夏の知事選(7月17日告示、8月3日投開票)への対応をめぐり、民主党県連は14日、山口市内で幹事会を開催。独自候補の擁立や特定候補への支援などを断念し、事実上の自主投票を決めた。民主党が国会論戦で政権交代を訴えて自民・公明政権と対決する中、知事選で新たな選択肢を県民に示せなかった。
同県連によると、幹事会では、4選を目指す現職の二井関成氏(65)の県政運営について、財政再建や教育行政で評価する声と、米軍再編や道路特定財源問題への対応を批判する意見が対立。党本部が4選知事の推薦を禁止し、独自候補の擁立も難しいことから、県連としての方針を決定できず「個々の地方議員や党員を拘束しない」ことで一致。事実上の自主投票とした。
平岡秀夫代表(衆院山口2区選出)は「候補擁立や推薦決定など(県連の意思を)統一した状況をつくれず、県民のみなさんに深くおわび申し上げたい」と頭を下げた。
今回の知事選では、二井氏が、自民、民主、公明の3党に推薦願を提出し、自民党県連、公明党県本部は県レベルで推薦を決定。一方、民主党県連は今月1日の幹事会で、実質的な推薦を求める意見と、候補擁立や自主投票を求める声が対立し、結論を先送りしていた。
知事選には、二井氏のほか、共産党推薦で市民団体代表の福江俊喜氏(67)が前回に続き立候補を表明している。
=2008/06/15付 西日本新聞朝刊=
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/28705
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/06/16(月) 13:23:44
谷垣自民政調会長の地元で相乗り現職敗北 福知山市長選
2008年6月15日
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15日投開票された京都府福知山市長選で、無所属新顔で元府教育次長の松山正治氏(70)が、地元選出の谷垣禎一・自民党政調会長らの応援を受けて再選を目指した無所属現職の高日(たかひ)音彦氏(68)=自民、公明推薦、民主支持=ら2人を破り、初当選を決めた。
現職を小差で抑えた松山氏は「(市役所の)汚職事件の解明を進めたい」と抱負を語った。1月に市民病院改築などに絡む市幹部職員の汚職事件が発覚。福知山市では助役から市長に就くという形が長年続き、現職の高日氏も前回選挙で助役から初当選した。松山氏はこうした点を突き、市政を「変えよう、変わろう」を合言葉に、教員時代の教え子らと支持を広げた。
敗れた高日氏は「汚職事件の逆風が予想もしないほど強かった」と肩を落とした。自民、公明、民主の3党相乗りで、告示日の出陣式には谷垣政調会長をはじめ、自民、民主の国会議員や山田啓二・京都府知事らが応援に顔をそろえた。しかし、汚職事件をめぐる批判をかわせなかった。
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200806150041.html
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/06/16(月) 18:37:35
現・新4人の争い
野田市長選スタート 市補選も
2008年06月16日10時55分[県西エリア]
任期満了に伴う野田市長選は十五日、告示され、共産党公認新人で党市副委員長の渡辺勝男(62)、無所属新人で前同市議の染谷司(61)=民主党推薦=、同じく無所属新人で市民団体会長の立川邦夫(45)、無所属現職で四期の根本崇(62)=自民党・公明党推薦=の四氏が立候補を届け出た。四氏はそれぞれの選挙事務所前で出陣式・第一声などを行い、七日間の舌戦をスタートさせた。また、同市議補欠選挙も告示され、欠員一に対して二人が立候補した。投票日はいずれも二十二日。
渡辺候補は、後期高齢者医療制度を批判し「国の悪政から住民を守るのが地方自治体だが、市は放棄している」と指摘。税金の使い道を市民の暮らしのために使うとし、「安心の医療を支援し、安全安心の街をつくる。経済も振興し、雇用を増やす」と訴えた。
染谷候補は、高騰するガソリンや食料品価格に触れながら、「暮らし最優先の野田市に変えていかなければならない」と第一声。さらに、「一人の考えで決まっていく市政はだめ。しがらみのない政治を」などと述べ、五選を目指す現職候補を批判した。
立川候補は、「ほかの三候補は六十歳代。市政での世代交代を進めるため立候補した」と若さを強調。その上で、「後期高齢者医療制度への補助制度や、医師確保など福祉施策を充実する。若い人が集まるような魅力ある駅前開発も進める」などと述べた。
根本候補は、「この十六年、地域の平和と人権を尊重する社会実現を基本理念に市政運営してきた」と前置き。「市長選は政策が重要。四年で新市建設計画の事業を仕上げ、中心市街地活性化事業を進める。持続可能な農政にも力を入れる」と重点施策を示した。
一方、市議補選には、元職で民主党公認の池田利秋(60)、新人で無所属の平井正一(47)の二氏が立候補を届け出た。
市選管によると、十四日現在の有権者数は十二万六千六百五十五人(男六万三千四百二十三人、女六万三千二百三十二人)。
◇◇◇野田市長選立候補者◇◇◇
(上から届け順)
◆渡辺 勝男 62 共新
党東葛地区委員、党市副委員長、党市生活相談室長、元東武鉄道社員、東武労組分会役員。茨城県立古河第一高校卒。
◇公約 (1)後期高齢者医療制度廃止を国に働き掛けるなど安心できる医療の実現(2)国保税の一人一万円引き下げ(3)小学六年生までの医療費無料化(4)公立学校・公共施設を三年以内に耐震化(5)通学路の安全確保(6)地域経済振興条例を制定し雇用創出。
◆染谷 司 61 無新
損保代理業、元野田市議、市監査委員、県市議会議長会長、関東市議会議長会副会長、法定合併協委員。県立清水高校卒。
◇公約 (1)地域の力を生かした安心・安全なまちづくり(2)医療と福祉に強いまちづくり(3)情操教育などに重点を置く学校教育のサポート“子育て支援の充実”「野田ブランド」確立など産業力の強化(4)観光PRなど情報発信の強化。
◆立川 邦夫 45 無新
市民団体むらさき・えだまめ連合会長、元物流会社員。県立野田北高校卒。
◇公約 (1)市政の世代交代と若返り(2)後期高齢者医療制度への市独自の補助制度確立(3)「おしゃれ」を視点に愛宕駅前開発(4)高速バス、つくばエクスプレスを活用した都心アクセス強化(5)医師や介護ヘルパー確保など医療・介護体制の充実。
◆根本 崇 62 無現(4)
県市長会理事、県国保団体連合会監事、元県水政課長、静岡県島田市助役、建設省政策企画官、野田市助役。東京大学卒。
◇公約 (1)中心市街地の再活性とコンパクトシティの実現(2)持続可能な農業施策の確立と食の安全確保(3)新市建設計画の確実な実現(4)安全安心なまちづくりの推進(5)都市基盤・生活関連施設整備(6)福祉・医療充実(7)教育充実と青少年健全育成強化。
http://www.chibanippo.co.jp/news/chiba/local_kiji.php?i=nesp1213581346
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/06/16(月) 21:47:35
狛江市長選3氏の争い
22日投開票 市議補選も三つどもえ
任期満了に伴う狛江市長選が15日告示され、新人で前市議会議長の高橋清治氏(57)(自民、公明推薦)と現職の矢野裕氏(61)(共産推薦)、新人で映画プロデューサーの伊藤正昭氏(41)(民主、国民新党、新党日本、狛江・生活者ネットワーク推薦)の3人が立候補した。いずれも無所属。投票日は22日で、即日開票される。
高橋候補は小田急線狛江駅前で第一声。「現市政はずさんで綱渡り的な財政運営をしてきた。行財政改革を進めたい」と訴え、民間保育園の誘致や校舎のバリアフリー化などの政策を訴えた。鴨下一郎環境相ら11人が次々とマイクを握り、国政与党をアピールした。
矢野候補は市役所前で第一声を上げた。4期目を目指す矢野候補は「選挙は市民が主役」として、国会議員らの応援を集めた他陣営を批判。情報公開やホームヘルパー利用率などを改善したと強調し、「市民との協働でより住みよい狛江の街を作りたい」と語った。
伊藤候補は、市役所近くの住宅街で出陣式に臨み、「狛江は市民派市政だと思っていたが、全然違う。一部の政党だけが財政の情報を握っている現状はおかしい」と訴えた。午後には、民主党の菅直人・代表代行や新党日本代表の田中康夫参院議員も駆け付けた。
また、15日告示された市議補選には、共産党市青年部長の岡村伸氏(30)、経営コンサルタントの浅野和男氏(53)、元市議の池座俊子氏(56)の3人が立候補した。
14日現在の有権者数は6万4922人(男性3万1939人、女性3万2983人)。
(2008年6月16日 読売新聞)東京多摩
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyo23/news/20080616-OYT8T00131.htm
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/06/16(月) 21:48:47
溝口南砺市長、引退表明
南砺市の溝口進市長(77)は13日の市議会6月定例会で、「残る任期中を力いっぱいがんばり、その後は一市民として南砺市の発展を見守りたい」と述べ、11月27日の任期満了に伴い引退する考えを示した。市議会会派「自民クラブ」の嶋信一会長の代表質問に答えた。
溝口市長は「南砺市は創生期から第2期に入りかけ、ギアを入れ替えスピードアップする必要がある」とした上で、「しかし、今年に入り大病を患い入院を余儀なくされた。『少々休め』と言われたのではないか」と語った。
溝口市長は旧福野町長6期目の途中で、町村合併により2004年11月、初代南砺市長に当選した。1月に胸部解離性大動脈瘤(りゅう)で入院し、3月に復帰した。
次期市長選では、市幹部ら数人の出馬が取りざたされている。
(2008年6月14日 読売新聞)富山
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news/20080613-OYT8T00951.htm
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/06/16(月) 22:01:26
鳩山・民主幹事長:政権交代の実現訴え−−山口入り /山口
民主党の鳩山由紀夫幹事長が15日、山口入りし、講演や街頭演説をした。次期衆院選の山口1、3区の立候補予定者への支援が目的で、早期の衆院解散、総選挙による政権交代の実現を訴えた。
宇部市のホテルでは支持者ら約300人を前に、首相問責決議案を参院で可決後、国会審議を拒否をしていることに言及。「問責の重みを発揮するため強い態度で臨む必要がある」と理解を求めた。山口市でも街頭演説後、県立図書館で約350人を集め講演した。
鳩山幹事長は会見で知事選に候補を擁立しないことについて「財政的に切りつめなければならず、衆院選に集中することにした」と話した。【諌山耕】
〔山口版〕
毎日新聞 2008年6月16日 地方版
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20080616ddlk35010240000c.html
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/06/16(月) 22:03:22
選挙:野田市長選 多選の是非が争点 現職と新人3人の戦い−−告示 /千葉
任期満了に伴う野田市長選は15日告示され、共産公認の党野田市委員会副委員長、渡辺勝男氏(62)▽民主推薦の元市議、染谷司氏(61)▽市民団体会長の立川邦夫氏(45)▽自民、公明推薦で現職の根本崇氏(62)の4人が届け出た。
4人の出馬は1950年の市制施行直後の市長選以来。根本氏の5選出馬に新人3人が異を唱えた格好で、多選の是非が最大の争点だ。自民推薦の根本氏が連合千葉の推薦を受ける一方、自民離党の染谷氏が民主推薦となるなど、自民、民主の分裂選挙となっている。
また、染谷氏の議員辞職に伴う市議補選(改選数1)も同日告示され、元職で民主公認の池田利秋氏(60)▽新人で無所属の平井正一氏(47)の2人が届け出た。
投票はいずれも22日に市内45カ所で行われ、同市清水の市総合公園体育館で即日開票される。14日現在の選挙人名簿登録者数は12万6655人(男6万3423人、女6万3232人)。【橋本利昭】
◇開発優先から暮らし優先に−−渡辺氏
渡辺氏は午前10時、同市清水の選挙事務所前で第一声。「国の悪政から住民の暮らしを守り、防波堤の役割を果たすのが地方自治体。市はその役割を放棄している」と現職を批判。「開発優先から暮らし優先の市政に変えたい」と訴えた。
◇活性化事業を進めていきたい−−染谷氏
同市中根の選挙事務所前で正午から第一声を発した染谷氏は「市をどうするというイメージがなく(市長)1人の考えで決まっていくのが多い」と指摘。「暮らし優先の市政に改め、人が集まる本当の活性化事業を進めていきたい」と強調した。
◇世代交代し市を再構築−−立川氏
立川氏は同市柳沢の事務所前の第一声で、唯一40代の若さを強調。「自らプレーイングマネジャーとして動いていきたい。長期政権は粉飾を生み出し、いい結果は数少ない。世代交代を実現し、新しい考えの下で市を再構築したい」と訴えた。
◇中心部の再活性化など強調−−根本氏
同市清水の事務所近くで行われた第一声には周辺首長、国会議員らが出席。根本氏は5期目を「仕上げの1期」と位置づけ、中心部の再活性化、無農薬農業の取り組みなどを強調、「政策を訴えない人に市政を任すことはできない」と訴えた。
==============
◇野田市長選立候補者(届け出順)
渡辺勝男(わたなべ・かつお) 62 共新
党地区委員・市委員会副委員長[歴]会社員▽労組役員▽茨城県立古河第一高
染谷司(そめや・つかさ) 61 無新
[元]市議▽損保代理業[歴]市議長・副議長▽県市議長会会長▽市監査委員▽清水高=[民]
立川邦夫(たちかわ・くにお) 45 無新
市民団体会長[歴]会社員▽野田北高
根本崇(ねもと・たかし) 62 無現(4)
市長▽県市長会理事[歴]建設省職員▽県水政課長▽市助役▽東大=[自][公]
==============
◇野田市議補選立候補者(改選数1−2、届け出順)
池田利秋 60 会社社長 (1)民元
平井正一 47 会社社長 無新
毎日新聞 2008年6月16日 地方版
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20080616ddlk12010163000c.html
2338
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/06/17(火) 13:55:47
「自民へ軸足」際立つ 石井知事出馬表明
2008年06月17日
石井知事が再選出馬を表明した十六日の県議会代表質問は、知事と自民党との距離感と他党との違いがあらためて浮き彫りとなった。質問した自民党の鹿熊正一幹事長はこれまでの知事の実績を評価した上で、先週末の記者会見で示していたスタンスより大きく踏み出し、知事に出馬を強く要請する形をとった。知事は県民党的な立場としながらも最大会派からのラブコールに謝辞を述べ、相思相愛の関係を強調。自民は、公明とともにいち早く推薦の意向を示した。前回知事選で知事を推薦した社民、民主からは自民への立ち位置を鮮明にする知事の政治姿勢に不満がくすぶっている。
自民党県議会議員会は代表質問の表現内容をめぐって、十三日の議会開会前に協議。党として石井県政を一定評価するものの、出馬の意向をただす表現については党として出馬を強く要請する意見のほか、「推薦するかどうかまだ議論していない段階で強く要請するのはどうか」といった意見なども浮上。質問者の鹿熊氏が預かる形となった。
鹿熊氏は十三日の同議員会での協議後に開いた会見で「総合的に一定の評価をして再選の決意や抱負を問う。『出馬を求める』というニュアンスではない」と説明。十四日に開かれた富山市連・富山第一選挙区支部合同大会では平村国光県議も「石井知事は党籍がないことから、評価しながらも再出馬するというならばどのような考えで出るのかを質問する」と述べていた。
鹿熊氏は、十六日の代表質問では知事が自民党との政策協定や予算要望を政策に反映させたことを評価するとともに、各種選挙で支援してくれたことへの感謝の気持ちを示し「県政を引き続き担当することを強く要請する。二期目の決意と抱負を百十万人県民に表明してほしい」と求めた。自民党の強い姿勢がより強調された内容について鹿熊氏は質問後「考え方の方向はこれまでと同じ」と説明。推薦要請への対応は「近く政策協定を結ぶことになる。党としても秋の選挙に向けて強く支援していくことになるだろう」と述べた。
これに対し、「県民党的な立場」を掲げる知事は知事就任以降を振り返る中で「最大会派の自民党、県議会各位、県民のおかげ。自民党からの意見はもとより、幅広い県民の意見をできるだけ県政に反映させる努力をし、相応の成果が得られた」と応じるなど自民党を強く意識した発言となった。
2339
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/06/17(火) 13:56:07
■社民・民主は慎重姿勢
石井知事の再選出馬表明を受け、県内各党は秋の知事選に向けて本格的に動き出した。平成十六年の知事選と同様、知事は「できるだけ幅広い政党や団体に支援をお願いしたい」とし、今回も各党、各団体に推薦を求める考えを示した。前回石井知事を支援した四党のうち、自民に軸足を移しつつある知事の政治姿勢などを理由に社民、民主両党県連は慎重な構えを示しており、支援態勢が固まるにはしばらく時間がかかりそうだ。
前回知事選は、県民党を掲げる無所属新人の石井氏を、自民、社民、民主、公明の四党と県民社協会、連合富山、県JAグループの四党三団体が推薦する「相乗り」で選挙を戦い、対立候補に十八万四千三百七十四票差を付けて圧勝した。
社民党県連は、前回知事選で旧社会党時代も含め、四十年ぶりに自民党との相乗り支援となったが、今回の推薦について菅沢裕明幹事長は「暮らしに冷たい県政が目立つ。二期目は白紙」と話す。
今後、知事と結んだ政策協定の実現度を検証し、九月定例県議会前までに対応を決める。昨年七月の参院選で自民党公認候補を応援したことを代表質問でも「約束に反する」とした。本年度の県予算案は県単独医療費助成制度の見直しや県職員の給与カット継続などを理由に反対した。
党本部が相乗り禁止を掲げている民主党県連の坂野裕一幹事長は「石井知事を政策面で評価している」と述べ、県連レベルでの推薦を検討する意向を示したが、「特定政党に偏った行動が見受けられる」と指摘。社民と同様、参院選で自民党公認候補を激励するなど、知事の政治姿勢に注文を付ける。両党の支援母体、連合富山も自民党候補を応援した知事の政治姿勢を疑問視し、安東誠事務局長は「ゼロベースで対応を検討する」と話す。国民新党の綿貫民輔代表は「党として推薦や支援は考えていない」と話す。
公明党県本部の島田一代表は「推薦の方向で党内手続きを進める」と説明。県民社協会の針山常喜会長、県JAグループの江西甚昇県農協中央会長も前回同様に推薦する方向で協議を進める考えだ。共産党県委員会は、県労連や民医連などでつくる「明るい富山県政をみんなでつくる会」(米谷寛治代表委員)と候補者選考を急ぐ。反保直樹県委員長は「県民の暮らしを第一に考える候補を応援する」と話す。
■10月19日か26日投票有力
任期満了を十一月八日に迎える今秋の知事選日程は、これまで第三、第四日曜に行ってきた過去の例などを踏まえ、十月十九日か二十六日が有力となっている。県選挙管理委員会(荻野幸和委員長)は、七月九日に開く同委員会で日程を話し合う。
知事選は、任期満了日までの三十日以内に行わなければならず、十一月八日が任期満了日となる富山県知事選の投票日は十月九日以降となる。選挙運動期間は十七日間で、十月十九日が投票日なら、告示日は十七日前の二日、二十六日投票ならば、九日告示となる。
ただ、同時期に国政選などの選挙日程が想定されれば、日程が再検討される可能性もある。平成八年は当初十月二十七日投票としていたが、衆院解散に伴って二十日に変更し、衆院選と同日選にした。
http://www.kitanippon.co.jp/contents/knpnews/20080617/12622.html
2340
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/06/17(火) 15:02:30
選挙:箕面市長選 小林市議が立候補表明 /大阪
任期満了に伴う箕面市長選(8月17日告示、24日投開票)に、箕面市議、共産党市委員長を務める新人の小林ひとみ氏(60)が16日、無所属で立候補することを表明した。共産党が推薦する。
小林氏は「国の構造改革や府の大阪維新プログラム案の影響で、生活は年々厳しくなっている。市民を守る政治が必要」と述べた。医療費無料化の未就学児までの拡大や、小学校低学年の30人学級などを公約に掲げた。
小林氏は兵庫県尼崎市出身。80年に箕面市議に初当選し、現在5期目。96年に衆院選大阪9区、99年に府議選(箕面市・豊能郡)に立候補したが、落選した。
同市長選には、新人で元総務省課長の倉田哲郎氏(34)が立候補を表明。1期目で現職の藤沢純一氏(60)は、今のところ態度を明らかにしていない。【川端智子】
毎日新聞 2008年6月17日 地方版
http://mainichi.jp/area/osaka/news/20080617ddlk27010434000c.html
2341
:
片言丸
:2008/06/19(木) 00:46:07
菅谷氏と星氏の入会認める 福田知事を支援する会が42人に 両氏「国政と知事選は別」
(6月17日 05:00)
十一月にも行われる知事選に向け、自民党議員会を中心に県議が超党派で組織した「福田富一知事を支援する会」(会長・石坂真一県議会議長)が十六日、宇都宮市内で全体会議を開き、入会届が提出されていた菅谷文利氏(県民ネット21)と星一男氏(無所属県民クラブ)について、入会を認めた。民主党系会派の県民ネット21からの入会は初めて。現県議四十九人中、県民ネット21の六人と共産党一人を除く四十二人が会員となった。
同会は、民主党が再選を目指す福田知事の対立候補擁立を目指していることや、星氏が前回知事選で福田知事と事実上の一騎打ちを展開した福田昭夫衆院議員の直系とされるだけに、これまで入会届を「預かり」の形にしていた。しかし福田知事の後援会総連合会の総会が七月上旬に予定されているのを受け、組織を固めた。
菅谷氏は同会への入会について「昨年十二月に入会届を出した。四年前も福田知事を支援し、失政はなく、今回も応援したいと。国政と地方の首長選の問題は別であり、首長選に政党間の争いを持ち込むべきではない」としている。一方で県民ネット21代表の佐藤栄・民主党県連幹事長は「会派内で話をしており、(対立候補擁立の場合)同一歩調を取ってくれると思っている」と話している。
星氏は「会派の存在は議会活動の中で重視しなければいけない」と無所属県民クラブのほかの二人が入会していることを挙げた上で、「福田衆院議員もその点はよく分かっている。衆院選と知事選は別。福田知事に失政はない」と話した。
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/politics/news/20080616/13713
栃木
2342
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/07/01(火) 11:47:56
上峰町議会、中山議員を除名「議会の品位落とした」
上峰町議会(定数10)の岡光広・副議長(61)の不信任決議案提出をめぐり、議会の品位を落としたとして、町議会は23日、地方自治法の懲罰の規定に基づき、中山五雄町議(61)を除名処分にした。中山議員は失職した。県市町村課によると、県内の議会での除名処分は初めてとみられる。中山氏は近く古川知事あてに、処分の取り消しを求める審決を申請する。
中山氏は16日、「町は財政改革に取り組んでいるが、副議長の家族が嘱託職員として残っており、町民の不信を招く」などとして不信任決議案を提出したが、賛成少数で否決された。
その後、この家族は昨年10月に嘱託を辞めていたことがわかった。岡副議長は「無礼な発言で、家族の人権も傷つけられた」として、懲罰特別委員会に中山氏の処分を求める要望書を提出。特別委は23日の本会議で、「人権侵害は明らかで議員失格に相当する」などとして除名を求め、採決の結果、賛成7、反対2で可決された。
地方自治法によると、懲罰には戒告、陳謝、一定期間の出席停止などがあり、除名が最も重い。
中山氏の代理人らは24日、県市町村課を訪れ、審決の手続きや申請書類の書き方を確認、近日中に手続きをする。同課は書類を受理した後、町議会の処分が妥当かどうか判断する。
中山氏は「不信任決議案の内容に間違いがないか、提出する前に町や議会にも見てもらったが、『いいでしょう』という回答だった。人権を傷つける意図はなく、処分は反町長派の私に対する多数派による横暴だ」と話している。
(2008年6月25日 読売新聞)佐賀
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saga/news/20080624-OYT8T00752.htm
2343
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/07/01(火) 12:16:23
小沢・民主代表:来県、知事選相乗りを容認 「県連、支持者の結論を尊重」 /岐阜
民主党の小沢一郎代表は30日、全国行脚で訪れた岐阜市内で会見し、来年の知事選について「相乗りを避けるのが原則だが、県連や支持者の結論を尊重する」と述べ、現職の古田肇氏が出馬表明した場合、自民党や公明党と相乗りで推薦することを容認する考えを示した。
古田氏は開会中の県議会定例会で出馬表明するとみられる。自民党は既に古田氏の推薦を決定。民主党県連も古田氏を推薦する方向で調整している。
小沢代表は「民主党は地方分権を目指しており、中央集権的な自民党とは思想や哲学が根本から違い、同じ候補者を推薦するのでは筋が通らない」と説明。その一方で「現実的には地域の実情もあり、県連や支持者の結論を最終的には尊重すると思う」と述べた。
また、次期衆院選の候補者が未選定の岐阜4区について「数だけそろえるのではなく、本当に(良い)候補者を選んでほしい。選挙区によっては、他党の候補者を推薦することもある」と述べ、安易な選定をしないようけん制した。
また小沢代表はこの日、岐阜市の柳ケ瀬通にある商店街を歩いた。小沢代表を一目見ようと店から出てきた市民らが握手を求め、商店街は混雑した。その後、小沢代表は岐阜市日ノ出町のシネックスホールで、主婦30人との車座集会に臨んだ。【稲垣衆史、鈴木敬子】
毎日新聞 2008年7月1日 地方版
http://mainichi.jp/select/seiji/ozawa/news/20080701ddlk21010008000c.html
2344
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/07/01(火) 12:57:25
藤沢氏が再選
日野町長選
任期満了に伴う滋賀県日野町長選は29日、投開票され、無所属現職の藤沢直広氏(52)が、無所属新人で元東京都三鷹市議の高井章博氏(42)=自民推薦、公明支持=を退け、再選を果たした。
4年前の前回町長選では「合併反対」を訴えた藤沢氏が当選しており、今回は単独で町を運営していくための活性化策が主な争点になった。
藤沢氏は、懸案だった日野中改築に着手した実績などを強調。中学校給食の実施などを公約に掲げ、「自律のまちづくりをさらに発展させる」と訴えた。2月に共産党を離党、民主系町議1人の支援も取り付け、党派を超えて支持を広げた。
高井氏は、積極的な産業振興策を訴え、嘉田由紀子知事を支援する「対話の会」の推薦も得たが、知名度の低さが響いた。
投票率は69・98%で、合併の是非が争われた前回を4・21ポイント下回った。
▽開票結果(選管最終)
藤沢 直広 無現当7、592
高井 章博 無新 5、060
▽藤沢 直広氏(ふじさわ・なおひろ)滋賀大卒。県職員、県職員組合副委員長を経て2004年の日野町長選で初当選。52歳。日野町清田。
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008062900150&genre=A2&area=S00
2345
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/07/01(火) 13:00:16
選挙:四日市市長選 井上氏4選不出馬、「課題に道筋つけた」 /三重
「市政の課題に道筋がつけられた」−−。四日市市の井上哲夫市長(69)は26日、今冬に予定される次期市長選に不出馬を表明した。市議会本会議で表明後、井上市長は「晴れ晴れとした気持ちだ。残り半年、病気にならないように気を付け、責任を全うしたい」と語った。
不出馬は「6月定例会に入ってから(決断)した」と話した。6月議会で土地開発公社の健全化策や、東芝四日市工場の新製造棟誘致関連予算などが認められ「順風満帆とは言わないまでも、幸せな終わり方ができるのではと思った」とした。
年末年始には4期目に意欲を見せたと受け取れる発言もしていた。「経済が厳しい時期に市政を引き継ぎ、課題解決に道筋が付けられればと思っていた。3期でできるのかとも思っていた」と述べた。今年度施行を目指しながら断念した中核市昇格については、心残りな様子をみせた。
現在、四日市市長選に正式に出馬表明をした立候補予定者はないが、民主系前県議のほか、自民現職県議らの名が挙がっている。【清藤天】
〔三重版〕
毎日新聞 2008年6月27日 地方版
http://mainichi.jp/area/mie/news/20080627ddlk24010149000c.html
2346
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/07/01(火) 13:04:24
財政再建で実績 航路問題不透明なまま
2008年06月27日 三重
◇◆四日市・井上市長引退表明◆◇
引退を表明した四日市市の井上哲夫市長は26日、市議会定例会で「市の重要課題に道筋がつけられ、晴れ晴れとした気持ちだ」と心境を語った。次期市長選をめぐっては、田中俊行前県議が出馬を見据え、07年4月の県議選への立候補を見送っている。
井上市長は96年12月の市長就任以降、一貫して財政立て直しに取り組んだ。01年度には1114億円にまで増大した市債残高を06年度には965億円にまで圧縮。04〜06年度平均の実質公債費比率は22・2%と県内最多だった。だが、08年に約188億円の借入金を抱える土地開発公社の健全化計画をまとめ、09〜11年度平均の実質公債費比率では市債発行に許可が必要な18%を下回る17・8%にまで下げられる見通しとなった。
また、05年2月には旧楠町と合併し、中核市の要件である人口30万人を超えた。しかし、同市大矢知地区で全国最大規模の産業廃棄物の不法投棄が見つかり、中核市への移行を見送り、産業廃棄物を所管しない保健所政令市への移行にとどまった。
06年4月には中部国際空港―四日市航路を実現したが、運航事業者の破綻(はたん)や、原油価格高騰による経営難で燃料費補助を余儀なくされるなど、今後の航路維持については不透明な状況が続いている。
井上市長は「3期12年が一つの節目だと考えていた。失われた10年、日本経済が厳しい時から、ここまでたどり着けたのは幸運だった」と振り返った。後継者の指名については「考えはない」と述べた。
http://mytown.asahi.com/mie/news.php?k_id=25000000806270002
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/07/01(火) 13:11:38
選挙:箕面市長選 現職の藤沢氏が再選出馬を表明 /大阪
任期満了に伴う箕面市長選(8月17日告示、24日投開票)に、現職の藤沢純一氏(60)が24日、再選を目指して無所属で立候補することを、定例市議会の本会議で表明した。
記者会見した藤沢氏は「小学校1、2年生の30人学級化などで箕面っ子の学力を上げたい」と抱負を述べた。
藤沢氏は富山県高岡市出身。箕面市議を2期務め、2度目の挑戦で前回初当選した。
同市長選には、無所属の新人で、元総務省課長補佐の倉田哲郎氏(34)と箕面市議の小林ひとみ氏(60)=共産党推薦=が立候補を表明している。【川端智子】
毎日新聞 2008年6月25日 地方版
http://mainichi.jp/area/osaka/news/20080625ddlk27010368000c.html
2348
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/07/04(金) 19:55:44
選挙:知事選 10月9日告示、26日投開票 4選目指す現職 /岡山
◇他に出馬表明なし
任期満了(11月11日)に伴う知事選の日程が、10月9日告示、26日投開票と決まった。これまでに、4選を目指す現職の石井正弘氏(62)以外の出馬表明はない。しかし、多選批判に加えて県財政危機や倉敷チボリ公園問題などの“逆風”を背景に、各党の候補者擁立に向けた動きも大詰めを迎えている。【佐藤慶】
「私自身も秋に向けて出馬表明した。変わらぬ温かい理解と協力を」。先月22日、岡山市内であった自民党県連の合同会議で石井氏は支援を呼びかけた。しかし、県議会では石井氏の行財政改革に一定の評価がある一方、倉敷チボリ公園問題や財政危機などへの対応を巡る不満もくすぶり、前回知事選で自民、民主、公明、社民各党が“相乗り”だった状況からは程遠い。中でも自民、民主、公明の各党本部は4選以上の“多選”知事候補を推薦しない方針を示している。党県連、県本部レベルの対応は確定していないが、現時点で石井氏支持を表明するのは社民のみにとどまっている。
6月5日、次期衆院選に向けた全国行脚の一環で来県した民主党の小沢一郎代表は「4期目の知事への推薦は原則ない」と明言。党県連は独自候補擁立を目指し、「候補となりうる方々との接触は行っている」(津村啓介県連代表)としているが、関係者からは「次期衆院選に向けて、人的、金銭的な余裕はない。(擁立は)難しい」との本音も漏れる。
公明は他党の対抗馬擁立を含めた動向を注視。共産などでつくる「民主県政をつくるみんなの会」は候補者を擁立する方針だ。
最大会派の自民の一部では、他候補擁立へ向けた動きも水面下で進んでいる。ある県議は「知事への不信感がこれだけ高まっているなかで、知事への支持でまとまることはない」と話す。自民関係者によると、これまでにも地元国会議員やNGO代表者らの名前が「浮かんでは消える状態」という。選挙戦が3カ月後に迫るが、「候補者はあきらめずに見つけていく。(民主が擁立した場合には)相乗りも十分ある」(自民県議)と“共闘”に含みを持たせる。
石井氏の後援会は3月下旬から各団体に推薦を依頼。これまでに約100団体から推薦状が寄せられた。さらに今月20日には事務所開きを行い、選挙戦に向けた動きを本格化させる。もっとも、推薦依頼のあった県町村会では推薦を決める一方で、県市長会では賛否両論のほか、「様子を見るべき」との意見も出るなど、まとまっていない。加えて政党からの推薦が難しい現状に、後援会幹部は「直接、県民からの支持を得て乗り切るしかない」と表情は厳しい。
毎日新聞 2008年7月4日 地方版
http://mainichi.jp/area/okayama/news/20080704ddlk33010421000c.html
2349
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/07/16(水) 12:57:46
【栃木】
小山市長選 無風一転、選挙戦へ
2008年7月16日
二十日告示、二十七日投開票の小山市長選をめぐり、新人で東京家政学院大教授の小野塚久枝氏(64)が十五日、無所属で立候補する意向を表明した。現職大久保寿夫氏(59)=無所属、自民・公明推薦=の無投票三選とみられていた同市長選は一転、選挙戦へ突入する。 (小倉貞俊)
■保守の一本化
十二月議会から出馬の意欲をにじませていた大久保氏に対し、四月には市議会の最大会派「自民党議員会」が支持を決定。三つどもえで保守層の支持が割れた前回選とは打って変わり、自民党県連、公明党県本部も初の推薦を決めた。
これに対し、反大久保氏陣営は候補者擁立に難航した。市議会の民主系会派「市民派21」は四月上旬に候補者擁立を断念。関係者は「民主の山岡賢次衆院議員と大久保氏の支持者が重複しており、擁立が困難だった」と明かす。同会派や共産、保守の一部など超党派の市議でつくる「有志の会」も民主県議や団体職員の擁立に動いたが、ともに直前で流れていた。
■超党派の支援
こうした状況から、小野塚氏は「無投票になるなら市民に選択肢を提示したい」と出馬を決めたといい、「有志の会」ら超党派の市議が支援に動く模様だ。
小野塚氏は小山市出身で、青山学院大卒業後、日本電信電話公社(現・NTT)を経て現職。同市に二〇〇四年、全財産を寄贈した故・小野塚イツ子さんの親族に当たり、出馬動機を「寄贈された遺産の活用をめぐり、市が不透明な情報開示をしたことに不信感を持った」と説明。大久保氏が二期八年の実績を「人件費削減などの行財政改革」とPRしているのに対し、小野塚氏は「行財政の情報が正しく公開されているとは思えない。市民と双方向の対話ができる開かれた行政を目指す」と主張。十七日にも正式に出馬会見する。
一方、市内の保険会社勤務の女性(29)も立候補に向け準備を進めている。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/20080716/CK2008071602000183.html
2350
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/07/18(金) 17:51:14
07/15-13:10--片山氏「国政が基本」 県知事選出馬に否定的 県市長会は現職を推薦
片山虎之助前参院議員(72)は14日、自身が会長を務める県農業会議と県市長会、県町村会の懇談会に出席した。終了後、片山氏は「いろいろ話があるが、今までと同じ。国政が基本だということを何度も言っている」と強調し、10月9日告示、同26日投票の岡山県知事選への出馬に否定的な姿勢を示した。 同懇談会は非公開で開催。出席者によると、あいさつの中で片山氏は、今後の方向性について「選択肢を幅広くしないといけない」などと述べたが、知事選への具体的な言及はなかったという。 同会での印象について、県市長会の井手紘一郎会長(真庭市長)は「私の印象なら(知事選には)出ない」と指摘。 高谷茂男岡山市長は「岡山県のためでなく、日本のため、国のために働いてもらう人。もう一度、日本の大改革をやってほしい。冷静に考えてほしいと思っている」と力を込めていた。 一方、同懇談会に先立って開かれた県市長会の定例会では、知事選で現職の石井正弘氏(62)を推薦することが全会一致で決まった。 意見交換では、片岡聡一総社市長が「将来の岡山を考え、願いを沿えて推薦すべき」と強調。高谷岡山市長も「市長会としての政策協定か何かを提示し、(石井氏の)了解を得てから推薦したい」と訴えた。 こうした意見があったことから、井手会長は「早急に文書を作り、私から各市長に直接示して理解をもらったものを持っていきたい」と述べ、推薦に際し要望を申し入れることも了承された。 石井氏の推薦について、市長会は5月初めの会合で協議したが「総体的に状況を踏まえ、決定できる状況にない」(井手会長)として結論を先送りした。一方、町村会(会長・重森計己吉備中央町長)は既に石井氏の推薦を決定している。
http://www.okanichi.co.jp/20080715131026.html
2351
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/07/29(火) 13:07:58
安念氏後援会、後継調整 砺波市長選、11月16日に投開票
2008年07月17日 07:10
砺波市選挙管理委員会(南正次委員長)は十六日、市役所で開き、任期満了に伴う市長選の日程について、十一月九日告示、同十六日投開票と決めた。現職の安念鉄夫氏(75)=旧市二期、新市一期、太田=の任期は十一月二十七日まで。
同市長選への対応について、安念氏はこれまで明言していない。今月一日の定例記者会見では「後援会で各界各層の皆さんと意見交換しており、もう少し時間をいただいて意思表示したい」と述べ、後援会での調整結果を受けて進退を表明する意向を示した。次の衆院選で国民新党の綿貫民輔代表を支援する意向をにじませており、衆院選の実施時期も踏まえ、最終判断するとみられる。
後援会は九月定例市議会で安念氏が表明できる環境を整えるため、後援会として推せる後継者の擁立作業を進めており、市内の会社経営者を候補としてほぼ絞り込み、打診を続けている。後援会幹部は「出るか出ないかの返答はまだもらえていない。お盆までは時間が掛かるかもしれない」としている。
自民党砺波市連は、無投票となった直近二回の市長選は安念氏を推薦してきたが、綿貫氏支援など反党的な姿勢が目立つとして、五月の総会での役員人事で顧問から外し、安念氏以外の候補擁立を模索している。
■南砺市長選・市議選も11月16日に投開票
南砺市選挙管理委員会(岸一雄委員長)は十六日開き、任期満了に伴う市長選と市議選の日程を十一月九日告示、同十六日投開票と決めた。市長、市議とも任期満了は十一月二十七日。
市長選は溝口進市長(77)=一期、院林(福野)=が引退を表明しており、前回選挙で溝口氏を推薦した自民党南砺市連合支部(支部長・山辺美嗣県議)が後継候補選考を進めている。旧八町村の支部ごとに住民の声を聴き、総務会で意見集約する方針で、今月末か来月初めに開く総務会で各支部が意見交換する。
今のところ具体的な候補者名は浮上していないが、副市長で元井波町長の清都邦夫氏(65)=井波(八日町)=が有力視されている。しかし、前回市長選でも候補に挙がったものの、旧四町の国会議員や県議、首長の集中を避ける〝バランス論〟で実現せず、今回も曲折が予想される。自民以外では表立った動きがみられないが、水面下で若手擁立を探る動きもある。
市議選は旧八町村の中選挙区で行われ、定数は現行の三四(欠員一)から四減の三〇とし、旧四村が各一減の一となる。
旧町村別の定数は福光九、福野七、井波と城端が五、井口、平、上平、利賀は各一。各選挙区で定数を若干上回る立候補者が見込まれ、少数激戦になるとみられる。
http://www.kitanippon.co.jp/contents/knpnews/20080717/13355.html
富山北日本
2352
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/07/29(火) 14:17:29
自民党県議団 知事選、石井氏推薦せず
多選制限方針 独自候補擁立論議も
県議会の自民党県議団は27日、岡山市内で臨時総会を開き、10月9日告示の知事選で4選を目指し立候補表明している現職の石井正弘氏(62)について、多選を制限する同党本部の方針に基づき、県連としても推薦できないことを確認した。独自候補擁立の論議も出たが、具体的な候補者名は上がらなかったという。
会議は非公開で行われ、総会後、県連幹事長の天野学県議が報道陣に概要を説明。県議団内でも、従来から独自候補擁立の論議はあったが、天野県議は「志を持っている人が、積極的に手を挙げてほしい」と述べるにとどまった。
総会終了後、県議団と同党国会議員が同席し懇談会(一部公開)も開いた。県の財政危機に関し、県議団が逢沢一郎衆院議員らに財政危機宣言に至る経緯を説明。地方財政の現状を国にも理解してもらえるよう訴えた。
(2008年7月28日 読売新聞)岡山
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okayama/news/20080727-OYT8T00678.htm
2353
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/08/04(月) 13:22:08
知事選 真紀子氏長男に打診
2008年07月30日 新潟
10月の知事選をめぐり、民主党県連の幹部が、田中真紀子元外相と田中直紀参院議員の長男の公認会計士に立候補を打診していたことが29日、分かった。長男側からは「出る気はない」との意向が示されたという。同党は現職で再選をめざす泉田裕彦知事に厳しい見方を示しているが、党内の独自候補擁立の動きが表面化したのは初めて。
◆
知事選にはこれまでに、泉田知事と共産党推薦の山崎栄三氏が立候補を表明。自民、公明両党は泉田知事の推薦を決めている。
民主党県連は6月、党本部の小沢一郎代表から、自民、公明両党と相乗りで泉田知事を推薦することについて「原則禁止」を言い渡された。また、県議団「民主にいがた」も同月、泉田知事の県政を検証し、災害対応以外の分野では「結果が出ていない」などと厳しく批判した。
このため党県連幹部は独自候補の可能性を探る中で7月、仲介者を通じて田中真紀子氏の長男に打診したという。8月末の幹事会までに、独自候補を擁立できるかどうかを含め、党としての知事選への態度を正式に決める考えだ。
同党のある県議は「もうこの駒しかない。ダメなら他の候補者はないと思う。選挙までのわずかな期間では、知名度の低い候補者ではまず無理」などと話している。
一方、同党県連の菊田真紀子副代表は「何も聞いていない。前回の知事選で現職を応援したから、情報が入らなかったのかもしれない。そう簡単に泉田知事から馬を乗り換えるわけにもいかない」と難色を示した。
同党県連は前回の知事選で、社民党や連合新潟とともに早稲田大教授を推そうとしたが、泉田知事を推す渡辺秀央参院議員ら旧自由党グループとの間で調整がつかず、自主投票となった。今回の知事選では分裂を避けたいとしている。
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000000807300006
2354
:
名無しでチュウ
:2008/08/08(金) 18:45:25
宇都宮市長選11月16日投票知事選とダブル選か
宇都宮市選挙管理委員会は5日、任期満了(11月27日)に伴う市長選の日程を11月9日告示、16日投票と決定した。有権者の利便性などから知事選も同日選となる公算が大きく、3か月後の2大選挙に向け、徐々にムードが高まっている。
◇宇都宮市長選
佐藤栄一市長(46)は再選に向けて3月に出馬表明し、公約作りなどを進めている。これに対し、佐藤市長が導入に積極的な次世代型路面電車(LRT)を巡り、導入反対の立場から出馬表明や候補擁立の動きが続いている。
市民団体「LRTに反対する会」の浅野薫子代表(53)は7月に出馬を表明。市議会自民党議員会に所属しながらLRT導入に反対してきた山本直由市議(60)も、会派を離れ、無所属で出馬の意向だ。民主党県連も独自候補擁立を目指している。
◇知事選
任期満了は12月8日。9月2日の県選挙管理委員会で日程を決めるが、再選を目指す福田富一知事(55)に対し、現時点ではっきりとした有力な対抗馬は見えていない。
福田知事は、合併前の旧49市町村での後援会作りを進め、7月には後援会総連合会(会長=福田宏一・福田屋百貨店社長)が発足。県議49人中42人が「知事を支援する議員の会」に参加している。
過去2回の知事選で独自候補を擁立できなかった民主党は、候補擁立を目指しているが、党県連幹事長の佐藤栄県議は「人選を進めている」と話すにとどまっている。共産党県委員会も独自候補の擁立を目指している。
(2008年8月6日 読売新聞)栃木
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/news/20080806-OYT8T00084.htm
2355
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/08/19(火) 21:56:59
砺波、南砺市長選・・・情勢混沌 正式出馬表明なし
砺波、南砺両市長選は告示まで3か月を切ったが、これまでに正式に出馬を表明した立候補予定者はなく、情勢は混沌(こんとん)としている。6月市議会で現職が引退を表明した南砺市では、13日の自民党南砺市連総務会で、副市長の清都邦夫氏(65)と市議の田中幹夫氏(46)の推薦願いが出され、市連は2人から政策などを聞き、候補者を絞り込む方針だ。一方、砺波市では、自民党砺波市連と距離を置く現職の安念鉄夫市長(75)が9月に進退を表明する見通しだ。
両市長選はいずれも11月9日告示、16日に投票される。うち、南砺市長選では13日夜に開かれた自民党南砺市連総務会後、山辺美嗣支部長らが記者会見した。
それによると、井波支部が8町村合併から地域行政に精通する清都副市長を、利賀支部が利賀村を超えた南砺市の範囲で行政を行う意欲があるとして、田中市議の推薦をそれぞれ求めた。他の6支部のうち一部でも、立候補者の推薦をする動きがあるという。
さらに、福光地区では市議の大島孝氏(69)(無所属)も出馬に向け準備を進めており、9月には立候補に向けた動きが具体化し、選挙戦になるとみられる。
砺波市では、安念市長が9月1日に開会する定例市議会で進退を表明する考えだが、自民党砺波市連は独自候補を今月中にも絞り込むとみられる。
当初、安念鉄夫後援会と自民党砺波市連は会社経営者に出馬要請してきたが、出馬の決断に至らず、擁立を断念。その後、同後援会は安念氏の続投も視野に候補者を模索する。
一方の自民党砺波市連は11日の総務会で、会社経営者の出馬断念を報告。新たな候補者擁立のため、各支部が今月末までに推薦できる候補者を集約し、9月初旬にも市連としての対応を決定する方針だ。
市連は前回市長選で安念氏を推薦したが、昨年7月の参院選以降、安念氏が国民新党と綿貫民輔氏を支持し、党の政策を批判したことから反発。5月には市連顧問からはずし、独自候補の擁立に動いた。
上田信雅支部長は「安念氏以外の候補擁立の方針は変わらない」としている。
(2008年8月14日 読売新聞)富山
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news/20080814-OYT8T00074.htm
2356
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/08/19(火) 22:17:36
五島市長選 現新の一騎打ち……地域振興策など第一声
五島市長選は17日告示され、再選を目指す現職・中尾郁子氏(73)(無所属)、社会福祉法人理事長の新人・神之浦文三氏(49)(無所属=民主推薦)が立候補を届け出た。両氏とも出陣式で地域振興策などについて第一声を上げ、選挙戦に突入した。
中尾候補は午前9時から、同市三尾野の選挙事務所前で出陣式を行い、中尾剛一市議会議長、馬込彰県議らが出席した。
中尾候補は「財政が厳しく、合併当初は予算も満足に組めない状況だったが、4年間で財政破たんを回避した」と、職員給与の削減や指定管理者制度の導入などにより財政再建を行ってきた実績を強調。クロマグロ養殖の振興、海上航路の確保などの政策を挙げ、「市民が安心して住める島をつくりたい」と訴えた。「がんばろう三唱」で気勢を上げ、遊説に出発した。
神之浦候補は午前10時から同市吉久木町の選挙事務所前で出陣式。民主党の山田正彦衆院議員、山田博司県議らが出席した。
神之浦候補は「市長退職金の返上、副市長の一人体制などを実現して無駄をそぎ落とす」と強調。「市民のためになる仕事をつくる」と公共事業による経済振興を訴え、「農業、漁業、観光の育成に、命を賭(と)して立ち向かいたい。市民の苦しみ、悲しみを私に投げかけて下さい」と支持を呼びかけた。「どがんかせんば」と三唱し、遊説に繰り出した。
投票は23日に繰り上げ投票が行われる一部を除き、24日午前7時〜午後6時に行われ、同8時半から、五島市中央公園市民体育館で開票される。有権者数は3万6490人(16日現在)。
(2008年8月18日 読売新聞)長崎
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagasaki/news/20080818-OYT8T00084.htm
2357
:
名無しでチュウ
:2008/08/24(日) 09:11:23
選挙:京都市議南区補選 民主、擁立せず /京都
椋田知雄・京都市議(自民)の死去に伴う同市議南区補選(29日告示、9月7日投開票)について、民主党府連は19日、候補者を擁立しないことを決めた。この日開かれた京都1区総支部の臨時幹事会で擁立見送りを決め、同府連選対委員会も幹事会の意見を尊重するとした。
同補選には共産党公認で元病院医療相談員の佐野春枝氏(61)と、自民党府連が擁立した椋田市議の長男で真宗大谷派光徳寺住職の椋田隆知氏(44)が出馬を表明。民主党府連も次の衆院選を念頭に、12日に開かれた立候補予定者説明会に関係者を出席させるなど、候補者擁立の動きを見せていた。【小川信】
毎日新聞 2008年8月20日 地方版
http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20080820ddlk26010464000c.html
2358
:
名無しでチュウ
:2008/08/24(日) 22:53:28
住宅氏「県政に新風」
知事選出馬表明
10月9日告示の知事選に、元岡山市職員で民間施設・桃太郎のからくり博物館の館長、住宅(すみたく)正人氏(44)=写真=が22日、無所属での立候補を表明したことで、これまで“無風選挙”かと見られていた情勢が一変した。2月末の現職石井正弘氏(62)の4選出馬表明以来、対立候補擁立の動きも暗礁に乗り上げ、有権者の関心低下が心配されていただけに、政策論争の活性化に期待する声も出ている。
県庁で記者会見した住宅氏はイベントなどで「ちくわ笛」を吹く時とは違い、やや緊張した表情。冒頭、立候補を決意した理由に多選問題を挙げ、「在職期間が長くなるにつれて弊害が出てくる。新しい風に入れ替え、新しい感性で県政を行いたい」と語った。
危機宣言が行われた県財政については「再建はしないといけないが、手法はいろいろある」と述べ、「職員は知恵とアイデアを、議会は県民の声を持っている。情報を共有して調整し、議論の過程を含めて公開したい」と強調。ほかに、県北などでの雇用確保を課題に挙げ、「若い人が地域に残れるように、企業誘致や観光誘致で『外貨』を獲得し、経済を活性化したい」と抱負を述べた。政党への推薦依頼は未定だという。
<県内各政党が談話>
県内の各党はこの日、住宅氏の立候補表明を受け、それぞれ談話を発表した。
自民は「姿勢、活動実績、資質等何も分からない状態。今しばらく様子を見たい」とした。民主は「若いエネルギーは魅力。28日の県連常任幹事会を一つのメドとして、早急に対応を決めたい」、公明は「県政に対する関心が高まる」とするなど、新人登場に注目。独自候補擁立を目指している共産は「政策をしっかり聞き、評価と態度を明らかにしたい」、社民は「政策を十分研究し対応したい」とした。
(2008年8月23日 読売新聞)岡山
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okayama/news/20080822-OYT8T00685.htm
2359
:
片言丸
:2008/08/29(金) 09:21:13
甲斐市長選 対抗馬「立ち消え」
保坂氏で無投票の公算
9月21日告示の甲斐市長選には、自民党前県連会長の保坂武衆院議員(63)ただ1人が出馬する見通しで、無投票の公算が大きくなっている。同党の衆院3区公認問題に絡んで転出した“大物”を前に、女性県議擁立の動きは急速にしぼんだ。同市は県内第2の人口規模を誇る都市ながら、2004年の初代市長選も無風で、政党関係者からは「市民不在の政治」と自戒を込めた声が聞こえてくる。(田中重人、小谷毅彦、矢牧久明)
藤巻義麿市長(72)は旧竜王町長時代を含めると首長4期目。選挙戦になったのは初当選した1992年の旧竜王町長選だけで、竜王、敷島、双葉の旧3町の合併に伴う2004年の初代市長選も無投票だった。保坂氏が無投票当選すれば、旧竜王町地区では92年以来、次期市長選まで20年間、首長選が行われない事態となる。
28日に甲斐市竜王庁舎で行われた立候補者説明会には保坂氏陣営だけが出席した。藤巻市長は「市は合併して間もない。今は二手に分かれて争うのは好ましくない。選挙は10年後ぐらいに落ち着いた時期にやればいい。無投票は望むところ」と現状を歓迎している。
初めから無風だったわけではない。藤巻市長の出馬を前提に対抗馬模索の動きはあった。昨年暮れ、女性票が見込める県議の木村富貴子氏(66)(フォーラム政新)や市議会議長の今村正城氏(65)の名があがり、1月には今村氏が木村氏を支援する意向を表明。擁立の動きが加速するかに見えた。
ところが、藤巻市長が衆院3区の保坂氏と小野次郎氏(55)との自民党公認問題の解消を図ろうと、3月に引退表明。後継指名された保坂氏も了承した。この「禅譲」により状況は一変。木村氏サイドにとって保坂氏は脅威な上に、現職に挑むという構図が崩れ、出馬話は立ち消えになった。その後、浮上する候補者はいなくなった。木村派の市議は「現職が相手なら勝てたのだが……」と悔やむ。木村氏は「応援してくれた人たちに申し訳ない。責任を感じている」と話す。
今回の市長選の日程は、保坂氏の市長選転出に伴う衆院山梨3区補選の回避を図った「不自然な日程」と指摘されている。新市長の任期は、投開票日の9月28日からわずか5日後の10月3日に始まる。
保坂氏は市長選出馬表明後も議員辞職をせず、自動失職する見通しで「支持者に負担がかかるので選挙はないにこしたことはないが、選挙をするつもりで支持者回りを続ける」と話す。
有権者の反応は様々だ。「税金のかからない無投票は歓迎」(67歳農業男性)、「街の活性化のためには選挙が必要だが、人材がいないのだから仕方ない」(60歳自営業男性)などの声が多いが、「政治家の都合で国政がだめだから市長にでもという印象。有権者として情けない」(63歳男性会社社長)との声も。
選挙日程を「極めて異例」と批判していた民主党県連の樋口雄一幹事長は「我が党の候補として名乗りをあげてくれる人がいない以上、難しい。有権者不在の選挙は残念だが、衆院選に集中したい」としている。共産党県委員会の千葉信男委員長も「候補を立てられないのは力不足。自民党国会議員が出るわけだから何とかしなければならないのは分かっているが……」と言葉少なだった。
(2008年8月29日 読売新聞)山梨
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/news/20080828-OYT8T00910.htm
2360
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/09/01(月) 09:05:13
南砺市長選、清都氏が出馬へ 田中氏と一騎打ちの公算
2008年09月01日 07:00
十一月の南砺市長選で出馬が有力視されてきた元井波町長の清都邦夫副市長(65)=井波(八日町)=が三十一日、同市井波社会福祉センターで開かれた集会で「市政を担っていかなければならないとの責任を感じており、皆さんの熱い支援をお願いしたい」と述べ、事実上の出馬表明を行った。同市長選では自民党の田中幹夫市議(46)=一期、利賀村上畠=が一日夜に同市荒木(福光)の福光中央会館で「励ます会」を開き、正式に出馬表明する予定で、両氏の一騎打ちとなる可能性が高まっている。
三十一日は、清都氏が井波地域後援会長を務める河合常則参院議員の国政報告会があり、約三百人が出席。閉会後、清都氏の支持者からの動議で「清都邦夫君を市長に推薦し励ます会」が行われ、横川正希井波地域自治振興会連絡協議会長、松田稔井波商工会長らが「市政を担ってもらいたい」と激励した。
あいさつに立った清都氏は「合併から四年たったが、重い課題が山積している。南砺市の歩みをどなたよりも理解し、市を愛する気持ちはどなたよりも強い。叱咤(しった)激励を受けながら期待に応えたい」と答えた。
河合氏の国政報告会で、来賓の溝口市長は「三顧の礼を尽くして副市長をお願いし、二人三脚でやってきた」と清都氏の行政手腕を評価。河合氏は「合併はメリット、デメリットがあり、厳しい選挙になる」と強調。両氏とも清都氏への期待感をにじませたが、「励ます会」は退席した。
清都氏は旧井波町議(一期)を経て、平成二年から町長を四期務めた。南砺市発足に伴い同市助役に就任。昨年四月の地方自治法一部改正で副市長となった。慶応大卒。
南砺市長選は十一月九日告示、十六日投開票。
http://www.kitanippon.co.jp/contents/knpnews/20080901/14731.html
2361
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/09/04(木) 12:21:16
四日市市長選 岩名氏 公約発表
出馬表明 田中氏 3本柱説明
11月の四日市市長選への出馬意向を表明した県議の岩名秀樹氏(68)は3日、県議会の萩野虔一議長に辞職願を提出、辞職した後、同市で出馬に向けて会見した。すでに立候補の意向を明らかした元県議の田中俊行氏(56)もマニフェスト(公約)を発表する予定で、両氏のつばぜり合いが始まった。
岩名氏は、マニフェストを発表し、スポーツ広場の整備といった子ども向けの施策の充実、四日市公害を踏まえた環境対策、公立病院の一元化など15の政策を説明した。
市長の任期を「2期8年」とし、権限や財源を地区市民センターに移したり、遊休地の利用で財政負担をかけなかったりする考えを強調。「無色。丸腰で挑む。推薦状を張り巡らすような選挙戦はしない」と述べ、自民党県連に離党届を出したことを明らかにした。
一方、田中氏は同市内で、近く発表するマニフェストを説明。基本政策には、〈1〉まちを元気にする〈2〉市のイメージを高める〈3〉安心安全なまちづくり――を掲げることを明らかにした。
市長の任期について「3期12年が望ましい」とし、「政策実現には10年はかかる」という考えを示した。
◇
岩名氏は、7月に県議会の自民系3会派で結成した「県政みらい」の代表を務めていたが、同会派は森本繁史県議(熊野市・南牟婁郡)を新代表に選出した。
これにより、県議会の勢力は、新政みえ24人、自民・無所属議員団16人、県政みらい5人、共産党県議団2人、公明党2人、想造(そうぞう)1人となった。
(2008年9月4日 読売新聞)三重
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/mie/news/20080903-OYT8T00809.htm
2362
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/09/04(木) 13:41:55
自民系と民主系が一騎打ちの公算大
2008年08月27日
◇◆四日市市長選 岩名氏も出馬意向◆◇
四日市市長選(11月23日告示、同30日投開票)に、同市選出で、自民系会派県政みらい代表の岩名秀樹県議(68)が26日、立候補の意向を固めた。すでに立候補を表明している前県議の田中俊行氏(56)は民主党や連合三重の推薦を求めていて、自民系対民主系候補の一騎打ちとなる公算が大きい。
岩名氏が同市長選への立候補を固めたことについて、山本勝・自民県連幹事長は「まだ具体的に立候補の話は聞いていない」とした上で、「岩名県議は自民党員。本人の考え方を聞き、支援の要請があれば、前向きに検討したい」と話した。
しかし、岩名氏自身は「地方政治に政党を持ち込むべきではない」と政党からの推薦などは一切受けず、正式表明とともに議員を辞職し、離党する考えだ。
一方、田中氏は、組織と連携した選挙活動を展開する考えだ。今月中に発表するとしていたマニフェストは「最終的なところを詰めている段階。9月中にはまとめて発表する」と語った。
ただ、両氏の一騎打ちの公算が大きくなったことについて、関係者の受け止め方は複雑だ。
民主党は27日、県議会の最大会派で、民主系の新政みえと対応を協議する。県連代表の高橋千秋参院議員は「田中さんを支援する方向になるとは思うが、どういう形になるかはわからない。党内には岩名さんと関係が近い県議もいて、調整が必要なのも事実」と話す。
田中氏はかつて新政みえに所属していた。新政みえ内には「支援すべきだ」との声もあるが、昨年5月に初当選した9人は田中氏を直接知らないなど会派内でも温度差がある。ある県議は「田中氏はパンチ力がなく明確なメッセージが伝わってこない」と手厳しい。
連合三重は民主党と新政みえの協議の結果をふまえ、支援のありかたを考えるとしている。土森弘和事務局長は「現時点では白紙だが、田中さんは県議時代から一緒にやってきた。支援する方向で考えたい」としている。
共産党は市民団体や労働団体と連携して候補者を擁立できないか模索している。
(小泉浩樹、月舘彩子、姫野直行)
http://mytown.asahi.com/mie/news.php?k_id=25000000808270003
三重
2363
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/09/08(月) 13:20:56
共産・佐野氏が当選
京都市議南区補選
京都市議南区補選(欠員1)が7日投開票され、共産党新人の党南地区委員佐野春枝氏(61)が1万441票を獲得し、自民党新人の保育園理事長椋田隆知氏(44)、無所属新人で簡易旅館経営の蜷川澄村氏(57)を破り、初当選した。投票率は過去2番目に低い27・02%。
椋田知雄市議(自民党)の急逝に伴う選挙で、佐野氏は後期高齢者医療制度などへの批判を強めて党支持層をまとめ、昨年の市議選で失った議席を奪還した。椋田氏は父の地盤継承を目指したが、保守支持層を固め切れなかった。
この結果、市議会(定数69)の勢力は、自民22、共産20、民主・都みらい14、公明12、欠員1となった。
▽開票結果(選管最終)
当10,441 佐野 春枝 共新
8,195 椋田 隆知 自新
1,157 蜷川 澄村 無新
・佐野 春枝(さの・はるえ) 61 共新党南地区委員(病院ケースワーカー)境高卒(1)
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2008090700141&genre=A2&area=K00
2364
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/09/08(月) 13:22:19
11月9日? 那覇市長選と総選挙ダブル選の可能性
翁長・平良両陣営解散風にやきもき/追い風それとも逆風・・・
「十月衆院解散―十一月総選挙」が自民、公明両党の与党内調整で有力視され、十一月十六日に予定される那覇市長選挙との「ダブル選挙」になる可能性が出てきた。三選出馬が確実な現職の翁長雄志氏(57)と野党四党が擁立した平良長政氏(65)の両陣営は「国政の逆風に影響を受けるのでは」「運動が分散し、選挙態勢の見直しが必要になる」と、福田康夫首相の突然の辞任でわき上がった「解散風」の影響にやきもきしている。
与党内部には、自民党総裁選で新内閣支持率が大幅に改善された勢いで衆院選に突入するのが得策との認識があるという。新首相の所信表明演説を受けた衆参の代表質問終了後の「十月上旬解散―十一月九日衆院選」が濃厚とされている。
那覇市長選は十一月九日告示、十六日投開票。衆院の投開票日が九日に決まれば、選挙作業の効率化や費用、人員の問題で同日選に変更される可能性もある。
与党幹部は「与党はぶれないが、野党の気持ちは一つじゃなくなる。衆院選とのセット戦術でわれわれにとっては追い風になる」とみる。
ただ、別の幹部は「県議選のように国政の逆風が市民の投票行動に影響を与える恐れがある」と懸念を示す。那覇市を中心にした衆院沖縄1区について、「実動部隊の市議が那覇市長選に集中しかねない。選挙態勢の見直しが必要になる」と指摘する。
野党幹部は「四党共闘とはいえ、政治姿勢の違いなど、取りまとめるのは今でも一苦労。衆院選で各党の候補者支援が活発化すれば、市長選に向けた結束が揺らぐのではないか」と不安視。だが、別の幹部は「総選挙では政治の刷新を求める声が強まる。翁長氏は自公態勢を象徴する政治家。市民、国民を苦しめる自公政治からの変革を訴えやすくなる」と強調している。
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2008-09-07-M_1-002-1_002.html
2365
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/09/08(月) 13:32:13
上田氏、出馬表明 砺波市長選
2008年09月08日 07:00
十一月九日告示、同十六日投開票の砺波市長選で、自民党の上田信雅県議(67)=六期、鷹栖=は七日、同市三島町の砺波平安閣で後援会拡大役員会を開き、出馬する意向を表明した。同党砺波市連は一日の役員会で支部長の上田氏擁立の方針を決めており、九日の総務会で正式決定する見通し。
拡大役員会には約二百人が出席し、神田嘉雄後援会長が「上田さんが市長として活躍するために支援してほしい」とあいさつした。市連の池田守正支部長代行が「各支部の意見を受け、役員会で上田さんを推す方向に決めた」と経過報告した後、満場一致で推薦することを決めた。来賓の石沢義文元福岡町長が激励。上田氏は「責任ある立場としてこれ以上混乱を招くわけにはいかないと、腹を決めた。砺波市の発展に微力ながら努めていく」と述べ、出馬する意向を明らかにした。
進退が注目されている現職の安念鉄夫市長(75)=旧市二期、新市一期、太田=は「(自身の)後援会の調整を見守り、議会を通じて市民に明らかにしたい」とし、十八日まで開かれる九月定例市議会で進退を明確にする方針を示している。三日の定例会見では上田氏に関し「市全体のことを考えた市民党の立場で対応してほしい」と発言した。
上田氏が拡大役員会終了後に「市長は全市的立場が求められる。自分としては無所属での出馬がいいと考えている」との方針を示したことについて、安念氏は「その通りでいいのではないか」とし、上田氏の考えに理解を示した。
http://www.kitanippon.co.jp/contents/knpnews/20080908/14934.html
2366
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/09/08(月) 16:46:43
西原町長に上間氏
現職に40票差 4年ぶり革新町政
【西原】任期満了に伴う西原町長選挙は七日、投開票が行われ、新人で元町税務課長の上間明氏(61)=無所属、社民、社大、共産、民主推薦=が、現職で二期目を目指す新垣正祐氏(65)=無所属=を四十票差で破り、初当選した。革新町長の誕生は翁長正貞町政以来、四年ぶり。
上間氏は「町民の良識の勝利だ。これまでの悪い流れを変え、新しい風を文教のまちに吹かせていきたい。町民目線で町民本位の町政をつくる」と述べ、中でも(1)町立図書館前の大砲展示物の撤去(2)町長専用車の廃止(タクシー利用)―の公約に就任後すぐに取り組む考えを示した。
投票率は64・75%で前回を1・97ポイント上回った。有権者数は二万五千二百十七人で、投票者数は一万六千三百二十八人だった。
上間氏は、豊富な行政手腕による町政改革を打ち出し、四政党や労組を中心とした組織力を背景に選挙を展開。後期高齢者医療制度の廃止や反戦平和を基調とする町政運営、町民本位の行財政改革―などの政策を訴えてきた。
上間明氏(うえま・あきら) 1946年生まれ。立教大学法学部卒。73年に西原村役場採用。企画課長、総務課長などを経て、税務課長で2007年3月に定年退職。同町内間出身。
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2008-09-08-E_1-001-2_003.html
2367
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/09/11(木) 03:59:13
自民県連:知事選の官僚擁立を断念 いずれも出馬に難色を示す /秋田
自民党県連は9日、次期知事選の候補者を検討する「秋田のニューリーダーを考える会」(会長=津谷永光・県連会長)の4回目の会合を秋田市で開催。中央官僚の擁立は断念することを決めた。
県連によると、8月21日にあった前回会合で候補者にふさわしい人物として名前の挙がった十数人には複数の中央官僚が含まれており、県連関係者が接触した。だがいずれも固辞したり、感触として立候補は難しそうだったという。
鈴木洋一県連幹事長は「中央官僚は行政手腕は手堅いが、発想が固いため思い切った政策ができないとの意見も会の中にあった」と漏らした。
次回の会合は25日を予定しているが、総裁選の準備があるため他の候補者への打診は一時休止する。
ただ総裁選後には衆院選も控えている。津谷会長は「知事選の準備期間が短くては困る。今後もできるだけ準備を進めたい」と話した。【馬場直子】
毎日新聞 2008年9月10日 地方版
http://mainichi.jp/area/akita/news/20080910ddlk05010138000c.html
2368
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/09/11(木) 04:01:28
08知事選:自民と民主、自主投票か 総選挙モード、片山氏は不出馬 /岡山
◇告示まで1カ月
任期満了に伴う知事選(10月9日告示、26日投開票)の告示まで1カ月と迫った。これまでに、4選を目指す現職の石井正弘氏(62)と、新人の住宅正人氏(44)が出馬表明。多選批判などを背景に“現職相乗り”の前回から一転、態度を保留していた各党だが、衆院の早期解散・総選挙ムードが高まるにつれ、“知事選離れ”が加速しつつある。【佐藤慶、椋田佳代】
「何がどうなっているのか分からない。こちらの方が慌てている」。8月末から今月にかけて自民党前参院幹事長、片山虎之助氏(73)の事務所には支持者や報道機関から、知事選出馬の意向を尋ねる電話が相次いだ。昨夏の参院選落選以降、高い知名度を誇る片山氏には現職対抗馬として複数回にわたって打診があったようだ。片山氏は7月の県市長会で「国政が基本」と、出馬を否定したが、告示までの“時間切れ”が迫る中、財界などから出馬話が再浮上した。
自民県連周辺からは「片山氏は(自民県連が)どのくらいの支援態勢がとれるのか心配している」との憶測も流れ、さらに財界有力者が自民県連幹部の支援方針を伝えるなど片山氏出馬が一気に現実味を帯びるはずだった。
しかし、1日の福田首相辞任表明が波紋を広げた。ある自民県議は「(首相辞任によって)総選挙が近くなり、地元の衆院議員も自分のことで精いっぱい。県連も衆院選への態勢を整えるのが急務で、たとえ片山氏を擁立できても、支援態勢はとれない状況になった」と語る。結果、出馬話は急速にしぼみ、5日の立候補予定者説明会に片山氏陣営の姿はなかった。既に現職支持を表明する県議が複数いることも、一枚岩態勢への障壁になった。自民は10日の総会で最終方針を決める予定だが、自主投票の公算が大きい。
衆院選に照準を合わせているのは民主も同様。津村啓介県連代表は首相の辞任表明前の先月28日、「単独候補擁立は困難」との見解を示した。「衆院選が近いという認識。知事選をすべての第一順位に考えていた状況から、方針変更したということだ」と理由を語る。民主も自主投票に進む可能性が高い。
公明は自民の動向を見極めつつ対応を決めるほか、共産などでつくる「民主県政をつくるみんなの会」は擁立に向けて検討を進めている。
毎日新聞 2008年9月9日 地方版
http://mainichi.jp/area/okayama/news/20080909ddlk33010674000c.html
2369
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/09/11(木) 10:38:12
西宮市長選、慶応大教授・跡田氏が立候補表明
任期満了に伴い十一月十六日に投開票される西宮市長選で、慶応大学商学部教授の跡田直澄氏(54)が一日、西宮市役所で記者会見し、「長年研究してきた地方分権を、首長として実現したい」と立候補を表明した。
跡田氏は名古屋市出身。大阪大大学院経済学研究科博士前期課程修了。同大学院教授などを経て二〇〇二年から現職。慶応大には同日、辞表を出したという。専門は財政学、NPO研究で、西宮市に本部がある特定非営利活動法人(NPO法人)「ヘルスピア夢ひょうご」の理事長も務める。
会見では「歴史や文化の面で可能性のある西宮を世界一のまちにしたい」と強調。政党や団体には支援を要請せず、近く発表するマニフェストで支持を広げたいという。
同市長選では、三選を目指す山田知市長が二日開会の市議会で立候補を表明するほか、山田市長と後援会組織が重なる市議が立候補を模索。共産党も市民グループと協力して候補の擁立に動いている。(木村信行)
(9/1 22:02)
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0001401257.shtml
2370
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/09/17(水) 10:45:58
迫る知事選 民主県連の候補擁立は難航
2008年09月17日 栃木
知事選は16日で投開票日まで残り2カ月と迫ったが、民主党の候補者擁立が難航したままだ。これまで数人に打診したもののいずれも不調。衆院解散の時期によっては総選挙にも影響を及ぼしかねない情勢だ。党県連は「最後まで努力する」と擁立の姿勢を崩さないが、タイムリミットは刻々と近づいている。
16日も同じ結論だった。
東京・永田町の参院議員会館。民主党県連代表の簗瀬進参院議員ら、山岡賢次衆院議員を除く県関係の国会議員3人が顔をそろえた。
1時間に及ぶ会合の議題の一つが11月16日投開票の知事選への対応。代表代行の谷博之参院議員は「そろそろ、結論を出すべきでは」と促したが、簗瀬代表の判断はこれまで数カ月の話し合いと同様だった。「引き続き、候補者擁立を検討していく」
知事選の候補者擁立に向けて、県連が本格的に動き出したのは3月。国会議員4人が中心になって人選を始めた。背景にあるのは、小沢代表ら党執行部が06年5月に打ち出した「与党との相乗り禁止」の原則だ。今年8月、県内を訪れた鳩山由紀夫党幹事長も「相乗りはしない」と明言した。
だが県連関係者によると、実際に4人が会って話し合ったのは数回程度。これまでに学者や議員ら数人に出馬を打診したものの、いずれも断られたという。
県連は04年知事選で独自候補を立てられず、当時の福田昭夫知事(現・民主党衆院議員)の支援を決定。今回も擁立候補が決まらないまま時間だけが過ぎ、県連幹事会では市議や県議から「国会議員はだらしないぞ」など厳しい声が飛んだ。
地方議員の突き上げに、簗瀬代表は「国政から地方を変える」と訴えた。民主党政権が誕生すれば、自民党などに支援を受ける現職の福田富一知事といえども、民主党に配慮せざるをえない。そんな思惑があった。
だが、誤算があった。今月1日の福田首相の突然の辞任表明だ。22日の自民党新総裁誕生後、ほどなく解散・総選挙になだれ込む。そんな流れが強まった。知事選に候補を立てられないままだと、選挙日程が近い総選挙に影響が及ぶ可能性が出てきた。
再選をめざす福田知事は、知事選と投開票日が同じ宇都宮市長選に再選出馬を表明している佐藤栄一市長を「一卵性双生児」と公言。宇都宮市を抱える栃木1区の自民現職、船田元衆院議員を含めた3人でそろって当選を狙う構えだ。
昨年9月の立候補表明以来、有権者への浸透を図ってきた1区の民主新顔、石森久嗣氏の周辺からは「知事選と連携する形で総選挙が行われれば、票が船田氏に流れてしまうのではないか」と危機感が漂う。
8月末にようやく今井恭男市議の擁立が決まった宇都宮市長選への影響を不安視して、「知事選にも候補を擁立すべきだ」(民主系県議)との声も上がる。
知事選をめぐっては、共産党が「候補者を出すのが党の責任。無投票で知事を決めることは阻止しなければならない」と擁立の方針を示しているが、具体的な名前はまだ上がっていない。
県議会の民主系会派、県民ネット21が県グリーンスタジアムの改修や新たなスタジアムの建設に対して、福田知事の施策に異論を唱えるなど争点がないわけではないだけに、県連内には「なぜ、民主は候補を出さないんだとバッシングがあるかもしれない」と心配する声もある。
http://mytown.asahi.com/tochigi/news.php?k_id=09000000809170001
2371
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/09/30(火) 09:03:26
民主、擁立断念の公算 共産も難航 知事選告示まで1カ月
(9月30日 05:00) 栃木
十月三十日告示、十一月十六日投開票の知事選は告示まで一カ月と迫った。これまでに立候補を表明したのは現職で再選を目指す福田富一知事だけ。国政で自民党としのぎを削る民主党は同党県連で候補者擁立を検討しているが、「知事選よりも間近に迫った衆院選と宇都宮市長選に集中すべきだ」との意見も強まり、擁立断念の公算が大きくなってきた。共産党県委員会も候補者選考を進めているが、難航しているのが実情だ。
麻生太郎首相が所信表明演説を行った二十九日、民主党県連代表の簗瀬進参院議員、谷博之参院議員らが都内で知事選について話し合った。
関係者によると、結論は「引き続き議論を進める」。現時点で具体的な候補者名が上がっておらず、関係者は「次期衆院選を見据え、しかるべき時期に判断しなければ」と、擁立断念も選択肢にあることを示唆した。
同県連の候補者擁立が難航している背景には、知事選と同日選の宇都宮市長選を優先したこともある。今春から夏にかけ、東京都内の大学関係者や県内の民主系議員に知事選への立候補を要請したが、了解は得られなかった。そうした中、まず同市長選の立候補者擁立に全力を注いだ。
同県連は九月中にも知事選の方向性を示すと表明しており、簗瀬氏は「擁立すべく検討を進めている」と強気の姿勢を崩さない。だが同県連内からは「最低でも(選挙の)二カ月前には候補者が決まっていないと厳しい。勝てる候補を擁立するのは容易ではない」とあきらめの声が出ているのも現実だ。
同県連関係者は「勝てる候補」として簗瀬氏と谷氏を想定するが、「二人にその気はない」と言う。「候補者を出すと言っておけば自民への圧力になる」と、衆院解散まで決定先送りを主張する関係者もいる。
一方、共産党県委員会は「現職に代わる選択肢を示そうと、擁立を目指して模索している。近々結論を出したい」としている。
今年二月に立候補を表明した福田知事の陣営は既に、県内旧四十九市町村単位で後援会組織を立ち上げた。宇都宮市中心部の選挙事務所は十月七日に開所予定で、準備は着々と進んでいる。マニフェスト(選挙公約)の作成も詰めの段階に入っており、まとまり次第、公表する段取りだ。
県議会自民党議員会を中心とする超党派組織「知事を支援する会」(四十二人)の会長を務める石坂真一議長は「決戦に向け万全の態勢で臨むだけ」と自信を示している。
http://www.shimotsuke.co.jp/news/morning/news/20080929/58088
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:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/10/13(月) 14:32:46
釧路市長選 蝦名道議も出馬へ(10/13 08:16)
【釧路】自民党の蝦名大也道議(49)=釧路市=が十二日、伊東良孝前市長の衆院選出馬に伴う釧路市長選(十月二十六日告示、十一月二日投開票)に無所属で立候補する意向を固めたことが分かった。
後援会関係者によると、蝦名氏は周囲に出馬の意志を伝えるとともに、支持者などと最終的な調整に入っているという。蝦名氏は北海道新聞の取材に対し「現時点でコメントできる段階にはない」としている。
蝦名氏は釧路市出身で青山学院大を中退。故中川一郎衆院議員と鈴木宗男衆院議員の秘書、釧路市議を経て一九九九年に道議に初当選し、現在三期目。自民党7区支部副支部長を務めている。
同市長選では、地元経済界や自民党釧路市支部が支持する上原丈和副市長(61)と、同党の上田徳郎市議(59)がすでに出馬の意向を固めているほか、共産党が候補擁立へ向け準備を急いでいる。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/123064.html
2373
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/10/13(月) 14:35:11
選挙:入間市長選 告示、三つどもえの戦い 争点なく、政党前面に /埼玉
任期満了に伴う入間市長選が12日告示され、いずれも無所属で、5選を目指す木下博(76)=自民、公明推薦▽新人の元市議、石田芳夫(62)=共産推薦▽同、塩屋和雄(61)=民主推薦=の3氏が立候補を届け出た。木下氏の高齢・多選の是非のほか、大きな争点はなく、次期衆院選を意識した各政党が前面に出た選挙戦が始まった。
木下氏は同市扇台3の選挙事務所前で出陣式を行い、「加治丘陵さとやま自然公園整備や少子高齢社会への対策を推進したい」などと主張。大塚拓衆院議員らが応援演説した。
石田氏は同市上藤沢の選挙事務所前で出陣式。「85歳以上と中学3年生以下の医療費無料化を実現したい。そのため、市長給与と退職金4割カットが必要だ」などと訴えた。
塩屋氏は同市豊岡1の丸広百貨店前で第一声。「食の安全や商店街の活気を取り戻すことにも力を注ぎたい」などと演説。五十嵐文彦前衆院議員らが支持を訴えた。
投票は19日、市内31カ所で行われ、市民体育館で即日開票される。11日現在の有権者数は12万590人(男5万9986人、女6万604人)。【内田達也、岸本悠】
==============
◇入間市長選立候補者(届け出順)
木下博(きのした・ひろし) 76 無現(4)
市長▽県市長会副会長▽県都市競艇組合管理者▽県国保団体連合会理事長[歴]市助役▽豊岡実高=[自][公]
石田芳夫(いしだ・よしお) 62 無新
[元]市議▽共産党埼玉西南地区委員[歴]建築設計事務所勤務▽建築設計事務所代表▽東海大=[共]
塩屋和雄(しおや・かずお) 61 無新
[元]市議長▽建築設計事務所代表[歴]市職員▽建築設計事務所勤務▽横浜国大中退=[民]
毎日新聞 2008年10月13日 地方版
http://mainichi.jp/area/saitama/news/20081013ddlk11010133000c.html
2374
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/10/15(水) 18:21:23
桜井県議、亀山市長選へ きょう出馬会見 三重伊勢
桜井義之県議(45)=新政みえ、四期、亀山市選出=が、任期満了(平成二十一年二月二十五日)に伴う亀山市長選(同年一月二十五日告示、二月一日投開票)へ向け、出馬の意向を固めたことが十四日までに分かった。十五日に出馬会見する。
桜井氏は昭和六十一年三月、関西大学社会学部を卒業。コンサル会社設立後、平成三年に旧亀山市議に初当選。七年に県議となり、九年の総合交通対策特別委員長、十二年の県土整備企業常任委員長などを経て、十九年五月から一年間副議長を務めた。
昨年の副議長就任時、亀山市長選へ打って出るための布石として、先輩県議をさしおいての登用との見方が強かったが、田中亮太市長(74)=四期=の五選への続投意欲が強く、様子眺めに終始してきた。
だが、今年の夏ごろから田中市長が高齢を理由に今期限りの引退意向に傾き、桜井氏は県議から市長選へのくら替えを図るようになった。ちなみに、田中市長はこの二十日の市議会全員協議会で引退を表明する見込み。併せて、桜井氏も同日、県議を辞職の意向で、県議選選挙区の一人区のため、五十日以内に県議補選が実施される。十二月九日までに衆院選が実施されれば、ダブル選挙となる公算も大きい。
同市長選には、旧関町長だった清水孝哉氏(65)が先月、すでに出馬表明している。
http://www.isenp.co.jp/news/20081015/news03.htm
2375
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/10/16(木) 23:44:20
選挙:釧路市長選 市議の上田氏、立候補を表明 /北海道
次期衆院選の道7区出馬を表明した伊東良孝前市長の辞職に伴う釧路市長選(26日告示、11月2日投票)で、自民党の上田徳郎市議(59)が15日、無所属での立候補を表明した。市長選での出馬表明は蝦名大也道議(49)に続き2人目。
上田氏は釧路市出身で、00年の市議補選で初当選し現在3期目。会見で「伊東氏に一番近い立場で彼の仕事を見てきた者として、市政を継承し、よりよい方向にもっていきたい」と語った。
自民党釧路市支部が上原丈和副市長(61)に出馬を要請していることについては「把握していないのでわからない」と述べ、同党に支援を求める考えを示した。【山田泰雄】
毎日新聞 2008年10月16日 地方版
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20081016ddlk01010294000c.html
2376
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/10/20(月) 09:14:29
まず衆院選、擁立作業中断 秋田知事選まで半年
寺田典城秋田県知事の3期目の任期が19日で残り半年を切った。4選不出馬は確実な情勢だが、「ポスト寺田」に名乗りを上げたのは、今のところ前羽後町長の佐藤正一郎氏(55)だけ。独自候補の擁立を目指す自民、民主両党県連などは次期衆院選の準備に忙しく、人選が中断している。本格化するのは12月以降とみられ、来春の知事選が短期決戦となる可能性も出ている。
<物足りぬ前哨戦>
前回(2005年)知事選で落選した佐藤氏は8月29日、一番乗りで再挑戦を表明。早々と秋田市で事務所開きを行い、ポスター用の写真撮影を済ませた。マニフェスト(公約集)づくりも既に最終段階という。
対抗馬不在の前哨戦に、佐藤氏は「これからの秋田をどうするか、(立候補予定者の)活発な論戦を期待している有権者も多いと思うのだが」と少し物足りない様子だ。
県議の間では、かつて知事選に出馬した佐竹敬久秋田市長、県出身の作家、大学客員教授、県内在住の俳優などの名前が飛び交うが、「具体的な動きは何もなく、ただのうわさ話」(ベテラン議員)とみられている。
過去の知事選は、政党が候補者探しを担ってきた。今回も自民党県連は「ニューリーダーを考える会」を発足させ、民主党県連も常任幹事会で人選に着手し、現時点では政党主導の色合いが濃い。
だが、福田康夫前首相の突然の辞任で、解散・総選挙の流れがにわかに強まり、各党とも知事選どころではない状況だ。「10月には候補者を決める」(自民党県連)とした当初のもくろみは、大幅に狂ってしまった。
解散時期はいまだ不透明だが、候補者選びが再び本格化するのは早くても、寺田知事が不出馬を表明するとみられる県議会12月定例会以降。知事選の告示は来年3月下旬か4月上旬で、擁立したとしても活動期間は実質3カ月しかない。
<知名度を最優先>
自民党県連の津谷永光会長は「それでも勝てる候補者を探すしかない」と意気込むが、民主党県連の高松和夫幹事長は「政策通、即戦力の人材が今の秋田県には必要だが、短期決戦の場合は、知名度を優先せざるを得なくなる」と渋い顔だ。
両党とも手に入れたいのは知事与党の座。特に寺田県政で野党に甘んじた自民党は、勝利へ執念を燃やす。「勝ち馬」を見極めようとの思惑も見え隠れし、擁立がさらに遅れ、超短期決戦となる事態も想定される。
有権者にとっては、短期決戦はデメリットが少なくない。政策重視の選挙を目指し、全国で公開討論会を支援する非政府組織(NGO)「リンカーン・フォーラム」の内田豊事務局長は、「知事選は選挙区が広い。短期決戦の場合、投票日までに、候補者の主張が有権者に十分浸透しない可能性がある」と指摘する。
2008年10月20日月曜日
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/10/20081020t41015.htm
2377
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/11/01(土) 09:44:05
知事民主本部あいさつ 自民関係者疑問の声
2008年10月30日 朝日新潟
民主党の鳩山幹事長(右)と握手する泉田知事=東京都千代田区の民主党本部
泉田裕彦知事は29日、先の知事選で推薦を受けなかった民主党本部(東京都千代田区)へあいさつに出向き、鳩山幹事長に再選を報告した。泉田知事を推薦し、全面支援した自民党関係者からは、疑問の声が上がっている。(奈良部健)
◇
鳩山幹事長は、泉田知事と会うなり、「自主投票になってしまい申し訳ない」と声をかけた。
「なぜ民主党へ?」。面会後、報道陣からこう質問された泉田知事は「でも応援してもらってますから。4区総支部からは推薦もいただいております」と口をとがらせた。
この日のあいさつに同席したのは、民主の菊田真紀子衆院議員。知事選では、党の新潟4区総支部長として泉田知事を推薦した。
菊田氏は「解散総選挙があれば、私たちが政権党になる可能性が高いわけですから、意見交換するのはいいこと。(政権交代後の)準備というのがあるのでは」と言ってみせた。
だが泉田知事は、こうした見方に対しては、「4年前と同じ(ようにあいさつに来た)」と、かかわらずにいる。
知事選では、自民、公明両党が泉田知事を推薦。民主は、県議団が「災害の非常時にリーダーシップは発揮されたが、山積する課題についてはほとんど将来ビジョンがない」などと厳しく評価。県連が独自候補を擁立する可能性を探ったが、結局まとまらず自主投票で臨んだ。
だが菊田氏は、泉田知事と同じ加茂市出身。自民党議員らと共に選挙カーに上がり、泉田知事の「産みの母」と自らを紹介して支援に回った。
民主県連の佐藤信幸幹事長は「県連として党本部に知事を招くということはない。知事の巧みなバランス感覚だろう」とみる。
一方、驚いたのは自民関係者だ。知事選では国会議員や県議が後援会を動員して支援した。泉田知事は自民党本部にもあいさつしているが、自民県連の渡辺惇夫幹事長は「ちょっとおかしい。我々が一生懸命汗を流して当選させた。推薦もしないところへ行くのは理解できない。何も聞かされていないし、気分が悪い」と話した。
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000000810300005
2378
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/12/03(水) 06:59:19
選挙:知立市長選 予想外の大差に激震 次期衆院選にも影響か /愛知
◇「市政閉塞感、不平や不満」
知立市長選(11月30日投開票)は、新人の林郁夫氏(48)=民主推薦=が、現職の本多正幸氏(58)=自民、公明推薦=を4856票差と大差で破り、初当選を果たした。両氏や選対関係者は、予想外の大差と口をそろえる。「知立ショック」とも呼ぶべき市長選の結果を検証し、次期衆院選への影響を探った。【安間教雄、佐野裕、中村宰和】
30日午後10時半ごろ、初当選を決めた林氏は選挙事務所で支持者の祝福を受け、満面の笑みでピースサインをして応えた。それから1時間半後、取材に応じた林氏は「(新市長としての)責任を感じている」と、厳しい表情に変わっていた。大差の結果について、「封建的な古い政治体質を変えたいという市民の強い欲求の表れ。それに財政事情を無視した大型事業への拒絶反応。まさに、地殻変動的な『知立一新』だ」と受け止める。選対本部長代行を務めた地元選出の柴田高伸県議は「同じ勢力が長く牛耳る市政の閉塞(へいそく)性に対する不平や不満、将来への不安が予想以上に大きかった」と分析した。
70年の市制施行以来、自民推薦などの自民系市長が続いた。市長選は2回連続で無投票、県議選も昨春まで6期連続で無投票だった。もともと保守地盤が強かったが無投票で選択の機会を与えられなかったことに有権者は徐々に不満を募らせていた。昨春の県議選では民主新人の柴田氏が自民現職を破った。
一方、本多氏の事務所では30日夜、落選が決まると、女性運動員が大声で泣き崩れた。本多氏は「私への批判もあったと思う。私自身の不徳だ」と、支持者に深々と頭を下げた。本多氏は1日、「これだけの大差なので、かえってサバサバした。政党が前面に出た選挙戦で、実力の差が出た。定額給付金や年金などの国政の混迷、金融危機などの時代の流れが不利に働いた。もう保守票の掘り起こしは限界。自動車関連企業で働く市民が急増し、(林氏を推薦した)連合愛知の力は計り知れない」と述べた。
次期衆院選にも影響を与えそうだ。同市などを選挙区にする愛知13区では、自民党県連会長の大村秀章衆院議員と、民主新人の大西健介氏が激突する。林氏の初当選を受け、大西氏は「衆院選の代理戦争のような市長選で勝利し、大きなプラスになる」と意気込む。これに対し、大村氏は「影響は分からない。今まで通りのことをやっていくだけだ」と、険しい表情で語った。
◇軽視できない結果−−リンカーンフォーラム中部代表の児玉克哉・三重大人文学部教授の話
トヨタ自動車をもピンチにさせた金融危機の影響は、トヨタの地元だけに想像以上に大きいだろう。好景気の昨年だったら大差ではなかったかもしれない。無投票の連続で募っていた閉塞感や不満が加わったのでは。チェンジを求めた米国大統領選のオバマ氏の劇的勝利も影響したはず。小さな市の結果でも全国に広がる要素をもち、軽視できない。
毎日新聞 2008年12月2日 地方版
http://mainichi.jp/area/aichi/news/20081202ddlk23010240000c.html
2379
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/12/17(水) 01:42:25
山形知事選 構図固まる 現新対決、前哨戦は過熱
任期満了に伴う山形県知事選(1月8日告示、25日投票)は、共産党が12日に独自候補の擁立を断念したことで、再選を目指す現職の斎藤弘氏(51)と、新人の行政書士、吉村美栄子氏(57)の一騎打ちが濃厚となった。13日には両陣営が決起集会や支援組織の会合を開くなど、前哨戦が一気に過熱した。
両氏とも政党推薦は求めないが、斎藤氏は、自民党の県選出衆院議員3人をはじめ、自民党を中心とした現職県議30人の支援を受ける。11日には、自主投票の方針の公明党県本部にも支援を要請した。
吉村氏は、民主・社民両党の支持母体、連合山形の推薦を受けた。社民党は11日、吉村氏の支援を決定。民主党も14日に支援方針を決める見込み。共産党は勝手連的に推す。
斎藤氏陣営は、前回知事選で落選した高橋和雄前知事が吉村氏擁立にかかわった経緯から「昔の県政に戻すか、前進するか」という対立軸を掲げた。
吉村氏陣営は、歳出削減を進めた斎藤氏を「冷たい県政だ」と厳しく批判。一部自民党国会議員、県議らの支援を得て、保守層への浸透を図り、現職批判の受け皿を狙う。
◎次代も担う覚悟/斎藤氏支援の会
現職の斎藤弘氏を支援する「元気な山形サポーターの会」が13日、発足した。山形市内であった設立会には、自民党を中心とした30人の県議の会や市町村議員連盟、経済団体など、斎藤氏を支援する組織の代表ら約100人が出席した。
実質的な選対本部となるサポーターの会代表には、個人後援会女性の会の代表を務める田中英子氏が就いた。事務局長は自民党県連の今井栄喜幹事長が務める。今後、県内を9ブロックに分けて選挙活動を展開する。
あいさつした斎藤氏は「財政再建と透明な県政づくりに取り組んできた。山形県の次のステージを担う覚悟を持っている」と決意を語った。
22日、山形市内で決起大会を開く。
◎冷たい県政転換/吉村氏決起集会
吉村美栄子氏は13日、山形市の山形ビッグウイングで決起集会を開き、次期知事選へのムード盛り上げを図った。
陣営の予想を上回る約2000人が参加。吉村氏が「(県民不在の)冷たい県政から温かい県政に転換し、元気な山形を私と一緒につくりましょう」と呼び掛けた。
選対本部の最高顧問に就任した自民党・岸宏一、民主党・舟山康江両参院議員があいさつ。岸氏は「積み上げてきた県民の暮らしや教育はこの4年間で大きく崩れた」、舟山氏は「予算削減ありきの冷たい機械的行政だ」とそれぞれ斎藤県政を批判した。
支援する県議の会代表の阿部賢一副議長(自民)、吉村氏擁立の中心となった連合山形の安達忠一会長も登壇し、山形改革の必要性を訴えた。
集会前には山形市内で選対本部の事務所開きがあり、高橋和雄前知事、金森義弘前副知事(現県体協会長)が姿を見せた。
2008年12月14日日曜日
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/12/20081215t51003.htm
2380
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/12/22(月) 19:54:46
北見市長に小谷氏 神田氏の再選阻む 民主・大地の協力成功(12/22 07:42)
初当選を果たし万歳する小谷毎彦氏(右)と登美子夫人=21日午後10時35分、北見市内の選挙事務所(茂忠信撮影)
【北見】神田孝次前市長(57)の辞職に伴う北見市長選は二十一日投票、即日開票の結果、無所属新人で前民主党道議の小谷毎彦(つねひこ)氏(62)=民主党、社民党、新党大地推薦=が、再出馬した無所属で前市長の神田氏に三千七百六十五票の差をつけて勝利、初当選した。今回市長選を次期衆院選道12区(網走、宗谷管内)の前哨戦と位置づけ、小谷氏を全面支援した民主党と新党大地は、十一月の釧路市長選に続いて選挙協力を成功させ、衆院選に弾みをつけた。
一方、道12区で民主党の松木謙公衆院議員(比例代表道ブロック)と議席を争う自民党の武部勤元幹事長は、神田氏の選対総本部長を務め、陣頭指揮したものの、12区の有権者約三十二万人のうち、約九万人を占める大票田で系列の市長を失う形となった。
当日の有権者は十万三千五百三人、投票者数は六万七千五百三十三人。投票率は65・25%で、前回を4・19ポイント下回り、合併前の旧北見市を通じて戦後最低。無効票は六四二。
小谷氏は旧北見市長時代から約九年半にわたる神田市政の是非を争点に掲げ、昨年の大規模断水やガス漏れ事故などに対する神田氏への批判票を取り込み、基盤となる民主党や新党大地などの支持層もまとめた。
一方、市役所庁舎の移転や、北見赤十字病院改築を柱とする都市再生計画の実現を目指す神田氏は、公約を同計画の遂行に絞って支持を訴えたが、市政批判の声にのみ込まれた。
今回の市長選は、市議会での庁舎移転条例案否決を受け、神田氏が「民意を得る」として、辞職したことが発端。市庁舎移転をめぐり、新市長となる小谷氏は、移転させずに「現在地周辺でのコンパクトな建て替え」を主張している。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/136626.html
2381
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/12/22(月) 20:00:52
北見市長選:小谷氏が初当選 「民主・大地」衆院選の前哨戦2連勝
北見市長選に初当選し万歳する小谷毎彦氏(左)=北見市内の選挙事務所で21日午後10時33分 前市長の辞職に伴う北見市長選は21日投開票され、前道議の小谷毎彦氏(62)=無所属、民主・社民推薦=が自民党の支援する前市長の神田孝次氏(57)=無所属=を破り初当選した。小谷氏は新党大地(鈴木宗男代表)の推薦も受けており、次期衆院選へ向け選挙協力を進める「民主・大地」陣営は11月の釧路市長選に続き「前哨戦」で2連勝。自民党は道東での選挙戦略見直しを迫られそうだ。
当日有権者数は10万3503人(男4万8578人、女5万4925人)。投票率は65・25%(前回06年69・44%)だった。
市議会で市庁舎移転案が否決され、神田氏が市長を辞職したのに伴う出直し選挙。北見市は衆院道12区(網走、宗谷管内)の有権者の4分の1以上を占める大票田であり、民主党は12区選出の武部勤・自民党元幹事長の足元を揺さぶる好機とみて小谷氏を擁立。武部氏の対立候補となる民主党の松木謙公衆院議員(比例道ブロック)が前面に出て支持を訴え、同党や連合の道幹部が繰り返し北見入りする「地方選では異例の態勢」を組んだ。
鈴木代表も合併前の旧町村部でてこ入れを図るなど全面支援。共産党からも応援を受けた小谷氏はガス漏れ死亡事故や大規模断水の対応など神田市政の「失政」批判を展開して支持を広げ、民主系候補として9年ぶりに市政を奪還した。
小谷氏は当選確定後、「市民主体の市政にしていきたい。市庁舎は現在地を軸にコンパクトに(改築を)進めたい」と抱負を語った。駆けつけた鈴木代表は「北見市もチェンジしたので、勢いを持って国政もチェンジしていきたい」と強調した。
神田氏は旧北見市時代を含む過去3回の市長選では自民推薦で当選したが、今回は推薦を受けず、市庁舎と北見赤十字病院の移転・改築に照準を絞って支持を訴えた。しかし、実質的には選対総本部長として武部氏が支援する「自民候補」。頼みの保守層も切り崩されての敗北は、武部氏の選挙にも影を落とす結果となった。【渡部宏人、横田愛】
毎日新聞 2008年12月22日 1時38分
http://mainichi.jp/hokkaido/news/20081222hog00m010006000c.html
2382
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2008/12/22(月) 20:02:50
選挙:焼津市長選 民主県連推薦、清水氏が初当選 市民本位、支持される /静岡
任期満了に伴い、元県議の無所属新人2人の争いとなった焼津市長選は21日投開票され、清水泰氏(64)=民主県連推薦=が、八木健次氏(74)=自民県連推薦=を破り、初当選を果たした。投票率は51・65%(前回は無投票、前々回は49・18%)。当日有権者数は11万5374人(男5万6100人、女5万9274人)だった。
清水氏は連合静岡から推薦を得たうえで、県議時代の後援会を基盤として、無党派層の獲得に力を入れた。「焼津を変えよう」を合言葉に、市民本位のまちづくりを主張したことが支持された。
八木氏は、JA大井川、焼津漁協などの支援を受け、組織選挙を展開したが、出馬表明が告示日の約1カ月前と出遅れたことなどから及ばなかった。
今回の選挙は、事実上「自民対民主」の一騎打ちとなり、今後の国政選挙を占う意味でも重要な選挙と位置づけ、両陣営は戦った。特に焼津市は、強固な保守地盤を誇ってきただけに、今回の清水氏の勝利で、自民陣営は対策の練り直しを迫られることになる。【浜中慎哉、山田毅】
==============
◇市長選開票結果=選管最終発表
当 30119 清水泰 64 無新
28732 八木健次 74 無新
==============
◇焼津市長略歴
清水泰(しみず・ひろし) 64 無新(1)
会社役員[歴]焼津信用金庫職員▽清和不動産社長▽市議▽県議・産業委員長▽島田商高=[民]
毎日新聞 2008年12月22日 地方版
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20081222ddlk22010080000c.html
2383
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/01/17(土) 10:41:09
執行部 力量不足 亀裂拡大の恐れ
自民党県連が、知事選で「不戦敗」を余儀なくされたことは、県民に対して県議会第1党の責任を放棄したに等しい。
執行部の力量不足は目を覆うばかりだ。結論を一任された実川幸夫会長は、15日の国会議員団会議終了後の記者会見で、有力な推薦候補だった白石真澄氏について、「党が一枚岩になれない」と退けた。だが、自主投票によって県連が一枚岩になれるかと言えば、むしろ亀裂が拡大する恐れすらある。
過去の知事選を振り返っても、「一本化して臨んだことは、ほとんどない」(県連幹部)と言うほど、県議のグループ間の対立が激しかった。前回参院選千葉選挙区(改選定数3)で、自民党は2人の候補者を立てて臨んだが、石井準一参院議員だけが当選した。「しこりは当分消えない」との見方が大勢だ。
自主投票が決まった国会議員団会議で、本清秀雄幹事長が「これは不利になる」と発言したのは、白石氏を強く推す公明党の存在を念頭に置いたものだ。9月までに実施される衆院選は、低迷する麻生内閣の下で政権交代がかかった戦いになる。「知事選を自公で戦えば、衆院選にもプラスになる」との思惑も隠さない。
自民党は前回県議選で議席を大きく減らし、県政での存在感も低下させている。石井参院議員は「県議会で過半数を占めるが、単独では知事選に勝てない」と言い切る。このため、公明党県本部代表の富田茂之衆院議員と関係を強化。出馬が確実視される俳優で元衆院議員の森田健作氏に対抗するため、民主党県連幹部にも連携を呼びかけた。
民主党県連が白石氏推薦で先行したのも、自公との相乗りを禁止する民主党本部の方針に配慮し、「自公の推薦は後から出す」(自民党県連幹部)という戦略の一環だった。しかし、当初は昨年10月ともみられた衆院選が先送りされ、知事選に近い時期に実施される見通しが強まったため、「相乗りでは衆院選で戦えない」との異論が自民、民主双方から噴出し、シナリオに狂いが生じた。
民主党県連は16日、白石氏の推薦取り消しを正式に決定する方針だが、こうした動きも実川会長の判断に影響することはなかった。国会議員団からも強い異論はない。有力県議の一人は「不満はあるかもしれないが、衆院選のことも考えれば、白石氏推薦がベターな選択だ。国会議員は今の政治状況を分かっているのか」と嘆く。
自民党の衰退が確実に始まっている。(赤津良太)
(2009年1月16日 読売新聞)千葉
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20090116-OYT8T00041.htm
2384
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/01/17(土) 10:42:31
県議補選告示 5人立候補
衆院選見据え激突
県議補選(前橋市・勢多郡区、欠員2)は16日、告示され、5人が立候補を届け出た。自民、民主両党が激突する衆院選の「前哨戦」ともなるほか、来月8日告示される前橋市議選の直前に行われることもあって、激しい選挙戦が9日間にわたって展開される。投開票は25日。
立候補を届け出たのは、無所属で障害者福祉事業所長の亀田好子(53)、無所属で元県出納長の後藤新(48)、共産党公認で党職員の店橋世津子(47)、無所属で元県議の桑原功(63)、自民党公認で元県議の山本龍(49)の5氏。
亀田氏は高花台地区で第一声。「歩いて通えるスーパーを取り戻そう」と団地住民に地域再生に向けた熱意を強調。民主党1区総支部長の宮崎岳志氏が応援に駆けつけ、「亀田さんは20歳の頃から福祉のプロフェッショナルとして活躍して来た」と福祉分野の手腕に太鼓判を押した。
後藤氏は中心市街地の選挙事務所でタスキをかけると、「政党の利害得失に左右されている」と大沢県政を厳しく批判。小寺弘之前知事や高木政夫前橋市長とも固い握手を交わし、親密さをアピール。午後には市内で1000人規模の出陣式を開催し、ボルテージを上げた。
店橋氏は選挙事務所での出陣式で「共産党議席を県議会に復活させてほしい」と訴え、遊説に出発。昼には県庁前で通行人ら約90人に向かって雇用や医療の問題、消費税などへの考えを語り、「市議、保育士、母親の経験を生かして皆さんの命を守るために全力で頑張る」と支持を訴えた。
桑原氏は市役所前で「市町村にどんどん権限を委譲し、住民が参加できる地方自治を作りたい」と演説。選対幹部の角田義一・元参院副議長もマイクを握り、「自民党対民主党の対決だ。自民党を勝たせることは消費税増税を容認することになる」と次期衆院選に絡めて支援を呼びかけた。
山本氏は佐田玄一郎衆院議員のほか、南波和憲県連幹事長ら約15人の自民党県議団が見守る中、県庁前で第一声。「正しい政治の上にきちんとした未来を積み上げよう」とあいさつ、急ぎ足で選挙カーに乗り込んだ。夜には自民党県連で団体関係者らと出陣式を開いた。
15日現在の有権者数は27万8145人。期日前投票は17日から前橋市役所と富士見村役場で始まる。19日以降は前橋市内の3支所と公民館11か所でも受け付ける。
(2009年1月17日 読売新聞)群馬
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20090117-OYT8T00082.htm
2385
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/01/17(土) 10:49:38
選挙:県議補選前橋市・勢多郡区 山本氏、出馬の意向 自民党公認を前提に /群馬
昨年の知事選に出馬し落選した元県議、山本龍氏(49)が22日、県議補選前橋市・勢多郡区(改選数2、来年1月25日投開票)に、自民党公認を前提に出馬する意向を同党県連に伝えた。複数の県連幹部が明らかにした。
同県連の南波和憲幹事長によると、山本氏から同日、「自民党の公認として立候補したい」と伝えられたという。県連側が出馬を打診した経緯があり、今後、山本氏が県連前橋支部(中村紀雄支部長)に公認申請し、年内に開かれる県連総務会で公認が認められる見通し。山本氏は「暮らしを守る闘いへためらわず飛び出し志を県政に届ける」などとコメントを発表した。
山本氏は故小渕恵三元首相の秘書を経て95年に県議選吾妻郡区で初当選。3期目途中の06年3月に自民党会派を離脱し同年7月、県議を辞職、07年7月の知事選に出馬した。自民党公認の大澤正明氏(現知事)に敗れたが、19万票余りを獲得した。自民党とたもとを分かっていたが、今年2月の前橋市長選では同党推薦の金子泰造氏(故人)を支援した。県選管によると、県議が選挙区を替えて出馬する例は「聞いたことがない」という。
同補選には、小寺弘之前知事時代に県出納長を務めた後藤新(あらた)氏(48)が無所属で出馬する見通しのほか、元前橋市議の店橋世津子(たなはしせつこ)氏(47)が共産党公認で出馬を表明、複数の民主党関係者も出馬に意欲を示している。また、自民党は「今の段階では2人目も立てる」(南波氏)という。【塩崎崇】
毎日新聞 2008年12月23日 地方版
http://mainichi.jp/area/gunma/archive/news/2008/12/23/20081223ddlk10010260000c.html
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/01/17(土) 10:50:14
選挙:県議補選前橋市・勢多郡区 自民県連が元県議・山本氏を公認 /群馬
◇2人目の擁立は断念
自民党県連は27日、総務会を開き、県議補選前橋市・勢多郡区(改選数2、1月16日告示、同25日投開票)で元県議の山本龍氏(49)から出ていた公認申請を認めた。党として2人目の候補擁立を断念することも決めた。
山本氏は記者会見で、「今の暮らしを放っておけない。前橋ではそれを救うべき政治も機能停止している」と高木政夫市長を批判。高木氏に近いとされ、既に出馬表明した元県出納長の後藤新氏(48)をけん制した。
同席した南波和憲・県連幹事長は2人目の候補選定について、欠員となった元県議2人の後援会の他にも3人に出馬を打診したが不調に終わったことを説明。「物理的、時間的に困難だった。最後は(山本氏)1人の完全な勝利を狙おうという結論になった」と話した。
同補選には、後藤氏が無所属で、元前橋市議の店橋世津子(たなはしせつこ)氏(47)が共産党公認で出馬するほか、民主党元県議の桑原功氏(63)と社会福祉施設長の亀田好子(たかこ)氏(53)も出馬に意欲を示している。【塩崎崇】
毎日新聞 2008年12月28日 地方版
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20081228ddlk10010101000c.html
2387
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/01/17(土) 10:50:52
選挙:県議補選前橋市・勢多郡区 あす告示 元職・新人5人出馬か /群馬
1月15日12時1分配信 毎日新聞
現職県議の辞職や死去に伴う県議補選の前橋市・勢多郡区(前橋市と富士見村、改選数2)が16日、告示される。投開票は25日。これまでに5人(元職2人、新人3人)が立候補を表明しており、2月の前橋市議選や今年秋までに必ず行われる総選挙もにらんで激戦が繰り広げられる。
立候補を表明しているのは、元県議で07年の知事選で落選した山本龍氏(49)=自民党公認▽元前橋市議の店橋世津子(たなはしせつこ)氏(47)=共産党公認▽元民主党県議の桑原功氏(63)=民主党推薦▽社会福祉施設長で07年の県議選に民主党公認で出馬し落選した亀田好子(たかこ)氏(53)=同▽元県出納長の後藤新(あらた)氏(48)の5人。
自民党は2人の擁立を断念し山本氏に一本化した。共産党は1人しかいなかった同党県議を昨年除籍しており、議席復活を狙う。民主党は桑原、亀田両氏の調整がつかず双方を推薦。同党支持者の一部は後藤氏を支援している。
立候補の届け出は、16日午前8時半〜午後5時、前橋市役所で行われる。昨年12月2日現在の選挙人名簿登録者数は27万8010人(男13万4596人、女14万3414人)。【塩崎崇】
1月15日朝刊
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090115-00000028-mailo-l10
2388
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/01/17(土) 10:52:14
新旧5氏争いか 県議補選あす告示
2009年01月15日
金子泰造、金子一郎両氏(いずれも自民)の辞職・死去に伴う県議補選(前橋市・勢多郡区)=被選挙数2=が16日、告示される。14日までに5人が立候補の意思を表明しており、秋までには必ず執行される総選挙もにらんだ激しい選挙戦になる見通しだ。投開票は25日。
立候補の意向を明らかにしているのは、50音順に、新顔で障害者福祉事業所長の亀田好子氏(53)、前職の桑原功氏(63)=いずれも無所属、民主推薦=、新顔で元県出納長の後藤新氏(48)=無所属=、新顔で前・前橋市議の店橋世津子氏(47)=共産=、元職の山本龍氏(49)=自民。
旧自治省出身で、小寺弘之前知事時代に県幹部を歴任した後藤氏、自民を離党して07年に知事選に立候補した山本氏の両候補が名乗りを上げたことで、構図は一気に入り組んだ。自民と民主が政権をかけて激突する総選挙や、来月8日に告示される前橋市議選の「前哨戦」と位置づける向きもあり、熱を帯びつつある。
自民は当初2人の擁立を目指したが、吾妻郡出身で離党経験もある山本氏1人の擁立にとどまり、人材不足を露呈した。県連幹部は異口同音に「衆院選の前哨戦」と強調。笹川尭県連会長は10日の出陣式で、「1位で当選しない限り自民党の未来はない」と断言した。
対する民主は、候補者を絞ろうと調整したものの、07年県議選で落選した亀田、桑原両氏がいずれもおりず、結局、2人とも「推薦」することで決着した。党内の一部には「政党の公認・推薦は受けない」と公言した後藤氏を推す動きもある。同党支持層の票が割れるのは必至の情勢だが、3人の得票の合計は県都での民主への評価を示す指標となるだけに注目される。
一方、知事選、前橋市長選以来続く「保守分裂」の構図も今回の補選に影響する。これまで国政では自民を支持してきた層の一部も、小寺前知事や高木政夫前橋市長と近い後藤氏の支援に回るとみられる。
昨年、早川昌枝県議(前橋市・勢多郡区選出)を除籍した共産は、不況で存在感を増したことを追い風に、議席の獲得を目指す。
08年12月2日現在の選挙人名簿登録者数は27万8010人。05年に旧前橋市区で執行された県議補選の投票率は26・21%だった。
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000000901150006
群馬
2389
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/01/23(金) 21:41:51
民主、自民両県連会長 立場微妙 山形知事選
吉村氏の個人演説会で応援弁士を務める近藤氏=寒河江市内
斎藤氏の街頭演説会で手を挙げて支持を訴える遠藤氏=天童市内
激戦模様の山形県知事選で自民、民主両党の県連会長の動きが注目されている。新人の吉村美栄子氏(57)を支援する民主党県連の近藤洋介会長(衆院比例東北)と、現職の斎藤弘氏(51)を支援する自民党県連の遠藤利明会長(衆院山形1区)の2人。近藤氏は複雑な選挙区事情もあって「応援演説で出遅れた」と批判を浴び、遠藤氏は麻生政権の不人気ぶりを懸念して「政権とのパイプ」を封印する。ともに不安材料を抱えたまま、25日の投票日になだれ込みそうだ。(山形県知事選取材班)
<微妙な距離感>
「政府の言いなりになっている知事を当選させたら、(首相の)麻生(太郎)さんは消費税を上げてもいいと勘違いしてしまう」。寒河江市で19日にあった吉村氏の個人演説会。応援弁士を務めた近藤氏は挑発的な言葉を使い、自民党への対決姿勢を鮮明にした。
近藤氏は選挙戦9日目の16日、長井市の吉村氏の個人演説会でやっと壇上に立ち、この日を境に積極的にマイクを握り始めた。吉村陣営の複数の幹部が粘り強く要請した結果だった。
告示日の8日に山形市であった吉村氏の出陣式では、あいさつする近藤氏に「もっとしっかりやれ」とやじが飛んだ。11日には、米沢市で1000人を集めて近藤氏の新年会があったが、開演30分前に近くの市役所前で街頭演説した吉村氏が新年会会場に近づくことはなく、微妙な距離感が浮き彫りになった。
<大物議員来ず>
近藤氏は当初、「マイクで訴えるより、一人一人の支持者に直接訴える時間の方が大切だ」と、応援演説をしない方針を示していた。この方針は転換したはずだが、米沢市で20日に開かれた吉村氏の個人演説会は、東京での会合出席を理由に欠席するなど、いまだに憶測を一掃しきれていない。
近藤氏の腰が据わらない背景には、有力支持者が斎藤氏の支援に回るなど、選挙区の複雑な事情がある、とみる関係者が多い。「米沢市などの地盤はせめて五分まで盛り返してほしい」と吉村氏陣営の幹部は期待する。
一方、自民党の遠藤氏。自分の政経パーティーで斎藤氏夫妻が入り口に並んで出迎え役をする間柄で、告示前から斎藤氏との一体感をアピール。選挙戦では斎藤氏の選挙カーに同乗し、個人演説会では山形1区内のほとんどの会場で応援弁士を務めている。
ただ、遠藤氏の応援演説は県庁改革など斎藤氏が取り組んだ4年間の実績を紹介する内容が多く、麻生政権とのパイプを強調することは少ない。内閣支持率の低迷が続いており、「自民党が前面に出る状況ではない」(斎藤氏陣営の幹部)と大物国会議員の応援も影を潜めている。
<最終盤の焦点>
遠藤氏が斎藤氏との二人三脚に徹すると、有権者には自民党との一体感を印象付ける。吉村氏の陣営はこの点を突き、「斎藤県政は小泉構造改革と同じ路線を進めた」(舟山康江参院議員)と自民批判票の取り込みを狙う。
近藤氏はどう追い込みをかけ、遠藤氏はどう自民批判をかわそうとするのか。政党推薦を求めなかった両候補の思惑とは裏腹に徐々に政党対決の図式が強まる中、勝敗を左右する最終盤の焦点になりそうだ。
◇山形県知事選立候補者
吉村美栄子 57 行政書士 無新
斎藤弘 51 知事 無現
2009年01月23日金曜日
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/01/20090123t51026.htm
2390
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/01/23(金) 21:46:31
09知事選:情勢 勝敗、山形市の動向に 先行の斎藤氏、吉村氏追い上げ /山形
25日投開票の知事選まで残り2日となった。毎日新聞の情勢取材の結果、先行する現職の斎藤弘氏(51)を、新人で元県教育委員の吉村美栄子氏(57)が激しく追い上げる展開となっている模様。無党派層の多い大票田の山形市での票の動向が、勝敗のポイントになりそうだ。【大久保渉、林奈緒美】
◆山形と周辺市町
◇県都でほぼ互角 無党派層取り込み勝負
有権者全体の2割を占める山形市は両陣営の主戦場。ほぼ互角の戦いを展開し、無党派層をどれだけ取り込めるかが勝負の分かれ目になる。
斎藤氏は自民の遠藤利明衆院議員と県議6人から支援を受ける。県職労など労働団体との対決姿勢を鮮明にし、前回選挙で支持を得た都市部の無党派層の支持拡大を図る。天童市では、遠藤衆院議員の支援で勝利した市長選の勢いが追い風。
吉村氏は民主の鹿野道彦前衆院議員と県議5人から支援を受ける。山形市内で組織力を保つ社民党、連合山形や県職労なども全面に出て運動を展開。斎藤氏に批判的な団体票を固めるとともに、「チェンジ」を旗印に無党派層への広がりを目指す。
◆庄内
◇票田2市が鍵 吉村氏・酒田、斎藤氏・鶴岡優勢
吉村氏は有力企業や各種団体の支援を得て、酒田市で優勢。斎藤氏は支援を受ける自民・加藤紘一衆院議員のおひざ元の鶴岡市で、優位に立つ。
吉村氏は県議4人の支援を受け、酒田では経済団体の後押しなどを背景に支持を拡大。劣勢の鶴岡でも旧町村部を中心に攻勢をかけ、追い上げる。斎藤氏には県議7人に加え、酒田・鶴岡市長も支援を表明。手堅い布陣を敷くが現県政への反発の強い酒田で運動が鈍く、鶴岡でも農業票をまとめ切れない。
前回選挙で斎藤氏は、鶴岡で大勝の一方、酒田で大敗。票田の両市の票が今後、どう動くか。
◆置賜
◇米沢で斎藤氏優位 吉村氏懸命の追い上げ
斎藤氏が米沢市を中心に優位に戦いを進めるが、終盤に入り民主の近藤洋介衆院議員の吉村氏支援の動きが活発化。吉村氏が懸命に追いかける。
斎藤氏は米沢市長ら6市町長と自民県議7人から支援を受ける分厚い布陣。公明との連携も円滑で、遠藤武彦衆院議員が応援のマイクを握る。吉村氏支援を表明する首長はおらず、県議も無所属の木村忠三氏だけ。元県議らが陣営に入り運動を展開する。
長井、南陽市や高畠、川西町などは中盤まで両陣営とも動きが鈍かった。近藤衆院議員の運動が出遅れた吉村氏の票に、どれだけ結びつくか。
◆最上
◇吉村氏優位に展開 斎藤氏、中盤で運動本格化
吉村氏に対し地元の自民・岸宏一参院議員が支援を表明し、吉村氏が優位に展開。前回選挙で岸参院議員の支援した現職候補にダブルスコアで敗れた斎藤氏が追い上げる。
吉村氏は市町村議が実動部隊となり、業界や農業団体の支持も受ける。金山町長、鮭川村長の支援もあり、北部地区を中心に票を固める。斎藤氏は新庄市長ら6市町村長に加え、自民の4県議が全員支援。新庄市では市議20人中12人が応援に回り、現職の強みを生かして攻勢をかける。
支援者の間で温度差のあった斎藤氏陣営が中盤から運動を本格化。どこまで票を切り崩せるか。
◆北・西村山
◇東根で斎藤氏勢い 郡部は吉村氏
斎藤氏は前回選挙で現職候補にダブルスコアで勝った東根市など北村山で優勢。吉村氏は出身の大江町など西村山の郡部で優位に進める。
斎藤氏を支援する県議は6人。東根市長がフル稼働し周辺市町でも応援演説を重ねる。寒河江市、河北町でも現職の強みを生かし浸透を図る。吉村氏の支援県議は自民の阿部賢一氏1人。阿部氏の地盤の朝日、大江、西川町で票を固め寒河江市、河北町への広がりを目指す。北村山でも労組団体を軸に運動を活発化させている。
市長選が昨年12月にあった影響で両陣営とも出足が遅かった寒河江市の票に注目が集まる。
◇前回と似た構図
吉村氏陣営と斎藤氏陣営の顔ぶれは、現職の高橋和雄氏と新人の斎藤氏の2人を軸に争った前回知事選の時と、重なりが多い。大きく異なるのは、(1)高橋氏を支援した自民県議の大半が、今回は斎藤氏を支援(2)共産が独自候補を擁立せず、吉村氏を支援−−の2点のみ。構図が似ているため、前回選挙での市町村別の得票傾向は、大筋で今回の戦いにも反映されそうだ。
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20090123ddlk06010139000c.html
2391
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/01/28(水) 21:55:02
「改革」成果過信危機感薄く後手
2009年01月28日
∞斎藤氏陣営 路線転換も空振り
まさかの落選から一夜明けた26日午前11時ごろ、斎藤弘氏(51)は山形市の自民党県連を訪れた。支援した県議らを前に「申し訳ありませんでした」と深々と頭を下げ、「新知事の下、しっかりと県政運営をして欲しい」と淡々と話したという。自身に批判的な県議や首長に対し、厳しい態度で臨んだ斎藤氏の姿はなかった。
◇
斎藤氏は「改革」の成果に絶対の自信を持っていた。県債残高は2年連続で減少、情報公開度は全国クラスに入った。今年度のマニフェストの達成度は92%と自己評価した。昨年9月30日、「変わらぬ情熱と信念を持って県づくりを実現することが、県民に対する私の責務だ」と県議会で高らかに再選立候補を表明した。2期目に臨む選挙でまだ50代初め。議会は3分の2以上を占める与党の自民党を中心に安定しており、再選に向けて死角なしと思われた。
立候補表明から2カ月が過ぎた11月27日。山形市内の斎藤氏の後援会関係者の会社会議室。知事選に向けて10人ほどの支援者らが集まっていた。「ポスターや名刺は何枚いりますか」「事務所は12月1日から借ります」。会議はなごやかに進んだ。出席者の一人は「知事に危機感はなかった」と振り返る。
斎藤氏は、支援組織回りもしていなかった。ポスターやリーフレット用の写真も撮っていない。この会議で斎藤氏は「マニフェスト作りが忙しくて」とこぼしていた。一方、支援母体を持たない斎藤氏が頼る自民党は9月末、引退を表明した衆院2区の遠藤武彦氏の後継選びに奔走していた。さらに麻生政権が発足し、早ければ10月末にも衆院解散、総選挙があるとみられていた。自民党県連幹部も「知事選の対応は衆院選後」と明言していた。
だが「相手は用意周到に準備し、そして進めていた」(斎藤氏陣営幹部)。10月中旬の段階で、連合山形の幹部は「自民党を分断するために、衆院選とセットの戦いはしない」と話し、知事選に焦点を絞っていた。
11月28日、吉村美栄子氏(57)が正式に立候補を表明した。すでに「副知事2人制の廃止」「知事退職金の廃止」といった公約を掲げたパンフレットや名刺を作っていた。「つったい(冷たい)県政から、温かい県政に」と斎藤氏を意識したキャッチフレーズまで用意していた。連合が仲立ちし、自民の一部と民主、社民から支援の内諾を取りつけ、共産とも水面下で協力関係を模索。県議OBらを案内役に団体へのあいさつ回りも始めていた。
会見の様子を知った斎藤氏は驚いた様子だった。旧知の福祉関係者が吉村氏陣営の中心にいたからだ。12月初め、記者との昼食会で斎藤氏は「あの人とは会っているのに何で、といった感じです。何が不満だったんだろう」とぼやいた。この福祉関係者は「知事との懇談会では、事前に県幹部に言われるんだ。『お願いしますとか、陳情のようなことは言わないでくれ。知事はそういうのが大嫌いだから』と。数字で政治はできないですよ」と「寝返り」の理由を語った。
2392
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/01/28(水) 21:55:28
10月末にも総選挙が、といわれていたが、11月末になっても衆院解散の動きはない。自民党は、ようやく総選挙より先に知事選の態勢を取り始めた。吉村氏が斎藤氏を称した「つったい県政」は一人歩きして、県民の間に広まり始めていた。県連幹部も支援者や団体から斎藤氏の「改革」への批判を聞いていた。危機感を募らせた幹部は、斎藤氏に「このままじゃ選挙にならない」と伝えた。
以降、斎藤氏は改革路線を急旋回させていった。12月1日、経営主体の見直しを考えていた県立新庄病院の「県立維持」を表明。同3日、県債残高を増やさない方針の厳守にこだわらないと述べた。その12日後には総額500億円の景気・雇用対策に取り組むと打ち上げた。「東根に中高一貫校を」「米沢女子短大を4年制化」といった地域ごとの「目玉」も表明した。斎藤氏は「選挙目当てでも、票目当てでもない。財源はしっかり確保している」と述べた。
「県民党」を掲げた斎藤氏は当初、政党だけでなく、団体の推薦にもこだわらない姿勢をみせていた。それが12月中旬、県内のある農業団体に斎藤氏が姿を現した。「政党から推薦はもらわないが、団体からは拒んでいない」。だが、この団体はすでに自主投票を決めていた。
農業団体は通常、現職を推すが、斎藤氏からの推薦願いはなかった。吉村氏が立候補を表明しているのに推薦願いがない斎藤氏を推薦できない。その結果の自主投票だった。農業団体幹部は「対立候補が出てきたからだべ」と冷ややかに見ていた。斎藤氏側が「吉村氏が立つ前に推薦願いを出せば、断られなかったのに」と悔いても後の祭りだった。
斎藤氏陣営の関係者は「斎藤氏には、政治家としての泥臭い人間味がなかったということだ。選挙というものが分かっていなかった」と話した。(土居新平)
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000000901280001
朝日山形
2393
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/03/02(月) 08:13:57
’09名古屋市長選:28年ぶりの激突/上 民主・河村氏 「勝てる候補」前途多難
◇小沢裁定、揺れる地元
緊張した面々が居並ぶ。23日、東京・永田町の民主党本部。同党の名古屋市議団幹部を前に、小沢一郎代表が口を開いた。
「一致結束してやらないと(市長選は)厳しいぞ」。分裂してどうする、勝てる候補に一本化しろ、勝てるのは誰か。事実上の小沢裁定だった。
愛知県連が推薦を決めた元愛知県弁護士会副会長の伊藤〓彦氏(55)と、同党の河村たかし衆院議員(60)=愛知1区=の一本化問題。翌24日、伊藤氏は出馬断念を表明した。
□
「去年総選挙があったら、今はなかったよ」。河村氏は26日、毎日新聞の取材にそう語った。元々、市長への意欲を持っていた同氏が出馬を意識し始めたのは昨年9月の党代表選後。「総理を狙う男」をうたい文句に、議員特権返上などを訴えてきたが、立候補に必要な20人の推薦人が集められず、「政策は名古屋で実現しよう」に傾いていった。
そのころ政界は、福田康夫首相(当時)の辞任を受け、衆院解散・総選挙へと走り出す。「10月解散だったら、衆院選候補として出ていた。そしたら市長選には出られませんわな」と河村氏。結局、解散はなかった。
だが、この段階で動けたわけではない。10月23日の松原武久市長の4選不出馬表明を合図に、市議団が名古屋市教委幹部の擁立に乗り出したからだ。
チャンスが巡ってきたのは幹部が固辞した年明け。「時の流れ(が自分に来た)。あれで腹を決めた」という河村氏が最初に出馬を口にしたのは1月14日、国会内で開かれた県選出国会議員団会議だった。市議団もこの日、一気に伊藤氏擁立を決めたが、既に後に引く選択肢はなかった。
□
「2人を降ろし、第3の候補を立ててはどうでしょうか」。県選出の国会議員が先々週、小沢氏の元を訪れ、別の地元衆院議員の名前を出して進言すると、小沢氏はこう答えた。
「それでも河村は出てくる。同じことだ」
党本部の選考基準は「勝てる候補」(鳩山由紀夫幹事長)。イコール河村氏だが、本部主導で進めれば、総選挙を前に県連の分裂を誘いかねない。推薦決定の先送りを続けることで、伊藤氏に本部の意思を伝え、自発的な辞退へと導いていった。
□
しかし−−。25日、最大の支持団体・連合愛知が加盟労組の代表を集めて対応を協議した席で、河村氏を積極的に支持する意見はなかったという。「いったん市長になれば歯止めが利かなくなるような人は困る。そういう思いが組合員にはある」と連合幹部は話す。
市議団内には離党をにおわせ、周囲に説得されて思いとどまった議員もいる。「河村さんは本当に勝てる候補なのか」。奥村文洋選対本部長の懸念は、多くの民主市議に共有されたままだ。【影山哲也、丸山進】
毎日新聞 2009年2月27日 中部朝刊
http://mainichi.jp/chubu/news/20090227ddq041010019000c.html
2394
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/03/02(月) 08:15:46
’09名古屋市長選:28年ぶりの激突/下 自民・細川氏 「後方支援」県連に戸惑い
◇市議団「どうすれば」
「金曜の夜に、ワイングラスを片手に絵を鑑賞する。照明を落としてね。市美術館の閉館時間を夜10時にすればデートスポットになりますよ」
14日、名古屋市千種区で行われた講演会で、中京大の細川昌彦教授(54)は約300人に優しく語りかけた。
東大法学部卒。通産省(現経済産業省)に入り、中部経済産業局長、日本貿易振興機構ニューヨークセンター所長を歴任。ジャズを好み、オペラを愛す。特技はテニスにダイビング。毛並みの良さと洗練された身のこなしは、支援を決めた自民党愛知県連幹部に「浮上した候補者の中でピカイチ」と言わせた。
「いい政策だ。ただよ、わしはワインより安い焼酎がいいわ」
翌日、美術館を活用する細川氏のアイデアへの感想を求められた民主党の河村たかし衆院議員(60)はそう答え、笑いを誘った。ワインと焼酎。両氏の個性が一瞬、交錯した。
□
細川氏にたどり着くまで、自民党市議団は迷走を繰り返した。28年間、独自で候補者を探した経験のない相乗り体質。擁立可能な候補を見つけられず、一時は今期で引退する松原武久市長に4選出馬を求める秘策さえささやかれた。そこに現れたのが「市民党」を掲げる細川氏だった。
ただし、細川氏が求めたのは後方支援。県連幹部の加藤南県議は「これまでは政党が中心に選挙をやり、その周辺で勝手連が応援した。今回はその逆ということか」と戸惑いを隠さない。全力で応援するという県連会長・大村秀章衆院議員。これに対し、市議団幹部は「全力で後方支援するって何をすればいいの」と真顔で話した。
自民の戸惑いに、細川氏周辺からも「陣営の指示系統をどうするか。素人ではとても選挙はできない」と政党の全面支援を期待する声も出始めている。支援する側、される側がともに悩む、頼りなげなランデブーだ。
そんな自民は、ともかく「反河村」の旗を掲げた。河村氏と対照的な細川氏の個性を際だたせることで、財界や民主の反河村勢力を取り込める−−。26日、細川氏と公明党県議団を訪ねた加藤県議は「河村市長で本当にいいのか」と訴えた。
□
一方、昨年11月に出馬表明した県商工団体連合会会長の太田義郎氏(65)は、推薦を受けた共産党系団体を母体にこれまで400回近く集会を重ね、支持固めを図ってきた。
「他の候補が訴える『市民』や『庶民』は取ってつけたようなもの。町の米屋を営んできた私こそ本当の庶民です」と太田氏。ワイン(細川氏)と焼酎(河村氏)、そして米=日本酒(太田氏)に象徴される28年ぶりの決戦が間もなく始まる。【影山哲也、丸山進】
毎日新聞 2009年2月28日 中部朝刊
http://mainichi.jp/chubu/news/20090228ddq041010004000c.html
2395
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/03/02(月) 08:18:15
34歳、前自民県連幹事長破る 山口・柳井市長選
2009年3月2日0時0分
山口県柳井市長選挙が1日投開票され、全国で2番目に若い34歳の市長が誕生した。民主党衆院議員の秘書を務めていた井原健太郎氏=無所属=が、前自民党県連幹事長で前県議の長谷川忠男氏(64)=同=を破って初当選した。投票率は73・71%に上り、関心の高さを裏づけた。同時に開票された県議柳井市区補選でも民主党候補が自民党候補を破り、自民に逆風が吹いた形だ。
全国市長会によると、現在の最年少市長は三重県松阪市の山中光茂氏で33歳。井原氏は1歳差だ。
柳井市では、今期で退く河内山哲朗市長(50)も合併前の旧市の市長選に初当選した93年当時は34歳で、全国一若い市長だった。井原氏は「柳井の市民には可能性に期待していただいた。市民参加型の政治をつくりたい」と喜びを語った。
井原氏は独身。昨年12月まで地元選出の平岡秀夫衆院議員(民主)の秘書を務めていた。07年の県議選柳井市区に無所属で挑み、この時は自民公認の長谷川氏に敗れた。
井原氏は当初、長谷川氏の県議辞職に伴う県議補選に立候補しようと準備を進めていたが、昨年末に市長選に出馬表明した河内山市長が今年1月、家庭の事情を理由に一転して立候補を断念。このため無投票を嫌った市民グループが井原氏に、市長選への立候補を要請した。
政治経験の少ない井原氏は「しがらみがない」と清新さをアピール。長谷川氏が「県との連携」を訴えたのに対し、「補助金頼みではなく地方の自立が必要」と訴えた。河内山市長が井原氏支持を表明した追い風もあり、長谷川氏に競り勝った。
県議補選では、民主新顔の河北洋子氏(51)が自民新顔の松野利夫氏(52)を破って初当選した。自民にとっては県連幹事長経験者が敗れた市長選と合わせて二重の痛手となった。
http://www.asahi.com/politics/update/0301/SEB200903010007.html
2396
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/03/02(月) 08:22:29
自民県連大会に知事選注目の2人
続投意欲にじむ橋本氏 県政チクリ批判小幡氏
自民党県連大会が28日、水戸市民会館で開かれ、今秋の知事選に5選出馬するかどうか注目を集める橋本昌知事(63)と、党推薦を受けて立候補する元国土交通次官の小幡政人氏(63)が同席した。(知事選取材班)
両氏は壇上で隣同士の席になった。橋本知事は「(小幡氏の)脇ではないでしょうから」と話していただけに、硬い表情だった。小幡氏が、「党推薦候補として立候補を予定している小幡政人候補」と紹介されると、知事は黙って拍手を送った。県連の長谷川大紋会長代行は「知事が4選目であり、新知事擁立への意見が多くあった」と小幡氏擁立の背景を説明した。
静かな火花が散ったのは、お互いのあいさつだった。
先にあいさつした知事は、日野自動車の古河市への進出、茨城空港へのアシアナ航空就航など、最近の「実績」を矢継ぎ早にアピールした。「様々な種をまき、茨城がいいと言ってもらえるよう頑張りたい」と続投への意欲をにじませる発言まで飛び出した。「1週間前にこの大会を言われたから……」と県連からの招待状が遅れたことを皮肉り、途中で退席した。
小幡氏は知事不在の中であいさつし、選挙のあった1自治体を除く43市町村をすでに訪ね歩いたことを強調した。その上で、「残念ながら茨城の認知度は全国で最低レベル。ポテンシャル(潜在能力)を発揮していない」と橋本県政をチクリと批判した。「みなさん、ぜひ一緒に頑張ろうではありませんか」と拳を突き上げた。
壇上で両氏が言葉を交わす場面はなかった。知事が大会出席を伝えてきたのは、前日。これに対し県連内では「あいさつさせるべきでない」との意見も出た。
現状は一見、去就を明言しない知事に対し、県連が包囲網を形成している形となっている。しかし内情は複雑で、知事支援を周辺に漏らす中堅・若手県議もいる。「県連の包囲網が、本来、多選を批判されるはずの知事への判官びいきを生み、逆効果」(中堅県議)との見方もある。知事が退席する際には、「頑張れ」のかけ声もかかった。
茨城県は「自民党王国」とはいえ、麻生政権は弱体化し、自民党の支持率も低下している。小幡氏は記者団に「広い層に支援をいただけるよう努力したい」と話したが、民主党は独自候補擁立を断念した場合でも、衆院選で自民党と対決する手前、小幡氏支援は難しいと見られる。公明党も自主投票になる公算が大きい。
大会前日の27日には、水戸市内で知事を中傷する「怪文書」も出回った。「知事が出馬したら激しい泥仕合になり、だれが当選しても県政運営が混乱する」(県幹部)と懸念する向きもある。
自民党県連は28日の県連大会で役員人事を行い、会長代行職を新設して長谷川大紋幹事長を選任した。山口武平会長と鶴岡正彦政調会長は再任、幹事長には海野透幹事長代行が昇格し、総務会長には桜井富夫・前県議会議長が選ばれた。
会長代行職は、今年行われる衆院選、知事選を見据え、執行部の体制強化を図るために設けられた。長谷川氏は参院議員1期目で、山口会長の後継争いで一番手につけたとの見方がもっぱらだ。山口会長は同日の記者会見で、「後継者という形か」との質問に、「そういうことになる」と答えた。
(2009年3月1日 読売新聞)茨城
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20090301-OYT8T00114.htm
2397
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/03/02(月) 08:26:29
出馬表明5氏活発な前哨戦
街頭演説、ミニ集会、組織と連携も
知事選への関心を高めてもらおうと、日曜日に行われた県選管の啓発イベント(勝浦市で) 知事選(12日告示、29日投開票)に立候補を予定する顔ぶれがほぼ固まった。関西大教授の白石真澄(50)、元衆院議員の森田健作(59)、いすみ鉄道前社長の吉田平(49)、社会福祉法人理事長の八田英之(ふさゆき)(64)、県議の西尾憲一(58)の5氏が、これまでに出馬を表明した。街頭演説やミニ集会を通じて、政策を訴えるなど前哨戦を繰り広げている。
■白石真澄氏
自民党県議団の約半分と公明党県本部が支援する白石氏は、「千葉都民」が多い総武線などの駅頭で演説を連日こなす。県教育委員や国の審議会委員を務めた経験から「政策通」をアピール。「よみがえれ千葉」を合言葉に医療福祉、産業振興、教育の3本柱を訴える。
県議団は二分されたが、「自民系市町村議でつくる地方議員連絡協議会の推薦は大きなプラス」(選対幹部)という。自民党の林幹雄幹事長代理や浜田防衛相らの支援を受け、内・外房地域への浸透に懸命だ。公明党も市町村議の取り組み強化を確認した。
■森田健作氏
「無党派」を掲げる森田氏は、年明けから精力的にこなすミニ集会が、2月末で100回を超えた。半数を超える自民党県議の支援を受け、県医師連盟などの推薦も得るなど、基盤は自民支持層に置く。
東京湾アクアラインの通行料値下げ、観光のトップセールスなど、活力を引き出すリーダーの必要性を訴える。政治生命をかける森田氏は「今度は大変な戦いになる」と気を引き締める。
俳優として団塊世代に抜群の知名度を誇るが、今後は駅頭など繁華街での演説を増やし、50歳代以下への浸透にも力を入れる。
■吉田平氏
民主党県連から支援を受ける吉田氏は、「堂本知事の後継者」を前面に出し、知事と二人三脚で知名度アップを図る。選対には堂本氏を支えた市民運動家らが結集。幹部は「障害者団体などが勝手連的に支持を広げている」と話す。
自民党の森法相と政策協定を結ぶなど、民主党が戸惑う場面もあったが、「八ッ場ダム(群馬県)の建設に多額の県費を投入するのはおかしい」などと、同党の政策に沿った発言が目立ち始めるなど、関係修復に躍起だ。社民党、連合千葉などと連携した組織型選挙も本格化しそうだ。
■八田英之氏
共産党が推薦する八田氏は、医療機関の経営に長年携わった経験から、「病院再生のスペシャリスト」を強調。地域医療を守るため、県立病院などの存続・充実や、中学3年までと75歳以上の医療費無料を訴える。
非正規雇用者の「派遣切り」では、有力企業や経済団体を訪問、正規雇用への転換や脱法行為の是正などを要請した。支援団体の幹部は「我々の主張や世論の反応を無視できなくなっている」と手応えを口にする。
首長との意見交換も積極的で、「現場の窮状を訴え、世論にしていきたい」(選対幹部)と意欲を見せる。
■西尾憲一氏
西尾氏は昨年10月に出馬表明して以降、組織的な支援には頼らず、地元・船橋市以外で演説を行うなどしてきた。他の立候補予定者は千葉市に選挙事務所を置く予定だが、西尾氏は船橋市に拠点を構え、「東葛地域で票を掘り起こす」と独自路線を貫く。
(2009年3月2日 読売新聞)千葉
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20090301-OYT8T00837.htm
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:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/03/10(火) 09:13:44
自民県連佐竹氏を支持 民主は川口氏 秋田県知事選
自民党秋田県連は9日、常任総務会を開き、任期満了に伴う知事選(26日告示、4月12日投票)で、前秋田市長の佐竹敬久氏(61)を支持することを決めた。民主党県連は、小坂町長の川口博氏(61)を支援することを決めており、次期衆院選を控えた二大政党が激突する構図が固まった。
自民党県連は2月下旬から3月上旬にかけ、いずれも無所属で立候補する前羽後町長の佐藤正一郎氏(56)、佐竹氏、川口氏と政策協議していた。
この日、鈴木洋一幹事長が常任総務の党県議21人と個別に面談。数人は川口氏支援だったが、半数以上は佐竹氏支援を表明し、総務会は佐竹氏支持の方針でまとまった。ただ、党議拘束を掛けず、「決定に反しても処分しない」と川口氏支援の動きは黙認する。
自民党は、12年前の知事選で佐竹氏を推薦し、今は現職の寺田典城氏に敗れた経緯がある。佐竹氏は落選後、同党県連顧問を務めたが、2005年の秋田市長選では同党と距離を置いた。
鈴木幹事長は「県職員の経験、全国市長会長を務めた知名度などが支持の決め手。衆院選と連動した知事選になるので、必ず勝つ」と民主党への対抗心を燃やす。
一方、民主党県連は2月18日の常任幹事会で、川口氏支援を決めた。党広報紙に川口氏の実績、同党が応援する理由などを掲載し、大票田の秋田市内に配布した。
自民党との対決構図に、寺田学県連代表は「県庁出身の佐竹氏に対し、民間経験のある川口氏を支援することで、国政で官僚支配の打破を掲げる民主党の考えを有権者に浸透させたい」と意気込む。
だが、衆院選で民主党と共闘する社民党は、今月4日の県連常任幹事会で佐竹氏支援を決定。非自民勢力が結集し、自民党支援の現職を破った1月の山形県知事選と同じ構図にはならなかった。
共産党県委員会は、支持団体と独自候補の擁立を進めている。公明党県本部は近く幹事会で方針決定するが、「党内には佐竹氏支援、川口氏支援の両論ある」(田口聡代表)。国民新党県本部も近く対応を協議する。
2009年03月10日火曜日
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/03/20090310t41011.htm
2399
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/03/14(土) 09:59:32
混とん:’09奈良市長選/上 予算案への対応焦点 /奈良
◇ダブル選控え「政争」回避か
藤原昭・奈良市長の次期市長選への不出馬表明は、県政界に衝撃を与えた。任期満了(7月30日)に伴う奈良市長・市議のダブル選は約4カ月後に迫っている。市長選の構図は崩れ、後継候補擁立を巡る動きも慌ただしくなっている。【泉谷由梨子】
突然の不出馬表明から一夜明けた10日、藤原市長は市議会に出席した。議場で「予算編成を終え、一定の方向付けと仕組み作りができた」と改めて不出馬の意向を報告した。
来年度予算案については「多くの継続事業があり年間予算としての審議をお願いしたい」と述べ、市単独の新規事業は執行しない考えもあるとして、市議会に予算案可決への理解を求めた。
不出馬の引き金となったJR奈良駅前の大型ホテル誘致。最大会派の創友会にも今議会で、市長の責任をただす動きがあった。しかし、市議会の焦点は今、予算案への対応に移っている。
市議会の今後の対応は主に、(1)市の予算案を可決(2)市の案を否決。次期市長が9月議会で予算案を提出するまでの間の暫定予算案提出を求める(3)市の案を議会が減額修正して可決−−の三つの方法が考えられる。
暫定予算の場合、最低限の事務経費のみで、4月から約半年間の市政運営を乗り切ることになる。新規事業として予算案に盛り込まれていた富雄第三小中学校(仮称)の校舎設計や、妊婦一般健診経費助成の増額、来春オープン予定の認定こども園都祁保育園(仮称)の着工ができないなど、市民生活にも影響が及ぶ。
修正可決は過去にも例がある。05年3月、鍵田忠兵衛・前市長への辞職勧告決議案とともに市議会各会派から修正案が出され、鍵田前市長の目玉施策を中心に減額された。
ダブル選を間近に控えた市議にとって、市民生活に影響が出る予算案否決や、各会派が足並みをそろえるのに時間のかかる修正可決が「政争」と見られることは避けたい事情もある。
不出馬表明直後、市議から「辞める人の出した予算案を審議する意味があるのか。否決もありうる」という意見もあったが、「市民に迷惑はかけられない。よく検討が必要ではないか」(浅川仁・政翔会幹事長)という声も上がり始めた。市議も次期市長選の候補者擁立の動きと、自らの選挙の両方を見据えた対応を迫られている。
毎日新聞 2009年3月11日 地方版
http://mainichi.jp/area/nara/archive/news/2009/03/11/20090311ddlk29010425000c.html
2400
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/03/14(土) 10:00:06
混とん:’09奈良市長選/中 行革で議会と溝 /奈良
◇ホテル誘致失敗の一因に
藤原昭市長は就任以来、同和対策事業や高齢者優遇制度「老春手帳」見直しなどの行政改革を進めてきた。「私利私欲と関係なく行政を進めてきた人」「施策も途中でもったいない」。市幹部からは藤原市長の手腕を評価する声がある一方で、徐々に議会との溝が深まっていった。
同和対策事業見直しでは設置した検討委の提言を07年度から実施した。固定資産税、国民健康保険料の還付、保育料減免を廃止▽部落解放同盟市支部協議会への補助金カット−−など各種優遇策を廃止した。
同和対策事業の見直しは、96年にも検討委の答申を受けたことがあったが、市は提言を実行に移せなかった。担当者は「市に先送り体質があったかもしれない」と話し、今回は「藤原市長の強い方針で実現した」という。
「老春手帳」見直しは、昨年8月の臨時議会で補正予算が可決されバス乗車時の100円負担▽映画無料入場廃止−−など、高齢者が一部負担増となる制度に変わり、昨年10月から新制度としてスタートした。市は07年度決算と09年度予算で比較すると、約4億3000万円の支出削減効果があったという。
各種改革に着手したことは、市議会との対立をもたらした。特に老春手帳では見直しを市議会に初提案した06年3月以来、議会で3度見送りとなった。3年がかりでようやく見直しにこぎ着けたが、藤原市長誕生を支えた市議からも議会で「現行制度を維持し行政コスト削減を優先すべき」の意見が噴出した。
議会対策が曲がり角を迎えた状況下で、浮上したホテル誘致の難航。当初事業協定を結んだ不動産開発会社「ゼファー」は民事再生手続きを開始。市議会内に事業への批判の声が大きくなっていった。
市議会との対立は、JR奈良駅前ホテル誘致事業の失敗の一因となった。市と事業協定を結んだ運営会社によると、出資を依頼した地元銀行などから「市議会などとの対立状況解消」を出資条件に提示され、市側にも報告したという。
「初めから見通しが甘かった」(奈良市議)との意見もあるが、運営会社にとって、市議会の反発は事業推進の痛手となり、藤原市長不出馬の引き金をひくことになった。【泉谷由梨子】
毎日新聞 2009年3月12日 地方版
http://mainichi.jp/area/nara/archive/news/2009/03/12/20090312ddlk29010374000c.html
2401
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/03/14(土) 10:00:41
混とん:’09奈良市長選/下 新たな構図づくりへ /奈良
◇候補擁立、駆け引き激化
藤原昭市長、前市長の鍵田忠兵衛・衆院議員(自民、近畿比例)、共産党系候補の三つどもえの戦いになるとみられていた今夏の奈良市長選の構図は、藤原市長の不出馬で突然崩れた。県内の各党や市議会各会派は、新たな構図づくりに走り始めた。
「出る(立候補する)前提で藤原さんを推す」。藤原市長が立候補表明すると思われていた12月議会を控えた昨秋、民主党県連の馬淵澄夫代表(48)は、藤原市長を推薦する意向だった。結局、12月議会で明言は避けられた。
藤原市長の支援にはダブル選の市議選を有利に進める狙いがあった。前回の市議選で、民主党公認候補の当選は2人。次期市議選は公認候補7人を擁立。市長選で知名度のある現職を推薦したうえで、市議選で7候補全員の当選を目指し、市議会の勢力拡大を図る方針だった。「市長選に新しい人を出すには、その分力を費やさなければならない」(民主党県連関係者)。民主党県連は14日、県第1区総支部幹事会を急きょ開き、独自候補擁立に向けた今後の方針を話し合う。
次期衆院選で奈良1区の自民系候補の一本化のため、自身の立候補見送りを昨年9月に表明した鍵田氏は先月22日、奈良市内の集会で「4月初めに(出馬に向けた)正式表明をしたい」と語った。事務所関係者は、藤原市長不出馬に驚きながら、「まったく新しい人の方がやりづらい」と対立候補の出現を警戒する。
自らの選挙を抱えた市議会各会派も対応に苦慮する。市議会では、鍵田氏を市長時代に支えた市議を中心につくる「政翔会」(浅川仁幹事長、8人)が最大勢力だった。しかし、保守系2会派が昨年11月末に合流、「創友会」(幾田邦夫幹事長、12人)が、最大会派の座を奪った。
ある市議は「藤原市長を支えるための動き」とみていた。しかし、藤原市長の不出馬表明を受け、別の市議は「今後はそれぞれ独自の動きになるだろう」と指摘する。
共産党市議団は、政策の違いから、不出馬表明以前から独自候補を検討していた。市長選を巡る水面下の駆け引きは激化している。【高橋恵子、泉谷由梨子】
毎日新聞 2009年3月13日 地方版
http://mainichi.jp/area/nara/archive/news/2009/03/13/20090313ddlk29010438000c.html
2402
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2009/04/10(金) 07:27:39
【埼玉】
選対本部長に枝野氏 清水氏陣営「政権交代につなげたい」
2009年4月9日
市長選の必勝を誓う清水氏(左から2人目)や枝野民主党県連代表(同3人目)ら=さいたま市大宮区で
五月十日告示のさいたま市長選で、民主党県連支持が決まった清水勇人元県議(47)が八日、さいたま市内で枝野幸男同党県連代表、自民党を離党した渡辺喜美衆院議員らとともに会見し、枝野氏が清水氏の選対本部長に就任することを発表した。
枝野氏は同市長選を次期衆院選の前哨戦ととらえ「過去二回の大宮対浦和という地域抗争の軸ではなく、非自民という軸を掲げて戦う。市長選で勝ち、さいたま市から政権交代につなげたい」と渡辺氏のグループと連携し、市長選に臨む意欲を示した。
枝野氏は自民、公明に推薦要請する方針の相川宗一市長(66)について「これまでの市政に一定の評価はあるが、大宮対浦和の戦いをひきずり、ひずみ、弊害がある」と述べた。
自民党を離党し、渡辺氏のグループに参画する清水氏は「同じ志の民主党と市長選が戦える。今回は市民の声が届かなくなった古い政治と、地域主権を確立し、市民とともに歩む新しい政治との戦いだ」と強調。渡辺氏は「さいたま市から日本を変えるきっかけにしたい」と話した。 (鷲野史彦)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20090409/CK2009040902000106.html
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