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第26回参議院議員選挙(2025年)
1133
:
名無しさん
:2025/07/22(火) 18:18:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/2b9ec359052d5cc11d1cea44db775212b35908bd
「1人区」で野党勝ち越し、16選挙区で11勝…候補者調整「一定の効果」も福島・佐賀で取りこぼし
7/21(月) 22:08配信
読売新聞オンライン
開票センターに入る立憲民主党の野田代表(中央)(20日午後9時46分、東京都千代田区の同党本部で)=後藤嘉信撮影
参院選では、全体の勝敗を左右する全国32の「1人区」(改選定数1)で、野党側が勝ち越した。主要野党による候補者の調整が一定の成果を上げた格好だ。
【検索出来る】当選者・落選者一覧
立憲民主党の野田代表は21日未明の記者会見で、野党の候補者調整について、「野党議席の最大化が大きな目標だった。一定の効果があった」と強調した。
立民は与党を過半数割れに追い込むため、日本維新の会、共産、国民民主の各党と個別に協議を進め、最終的に16選挙区で事実上の与野党一騎打ちの構図に持ち込んだ。このうち11選挙区では、各党が公認、あるいは支援する無所属の候補が勝利し、与党の議席減につなげた。
一方、取りこぼしも目立った。共産は福島と鹿児島で公認候補を取り下げた。このうち、鹿児島では立民が推薦する無所属新人が勝利したものの、福島の立民候補は自民候補に約2万票差で競り負けた。
佐賀でも6月、国民民主が候補を擁立せず、県連が立民候補を支持する形で一本化したが、自民候補に惜敗した。立民幹部は「調整の動きだしが遅かったのは反省材料だ」と語る。実際、野田氏と共産の田村委員長が会談し、候補者調整を進めることを確認したのは通常国会閉会直前の6月19日だった。
1134
:
OS5
:2025/07/23(水) 10:43:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/cf8c6e0b48171646441e29c8cba7023b059b54a1
「旧民主党系は限界」国民・玉木代表、選挙区調整に見切り 「全国に立てた参政は立派」
7/23(水) 7:00配信
産経新聞
国民民主党の玉木雄一郎代表(酒井真大撮影)
国民民主党の玉木雄一郎代表は22日の記者会見で、参院選の結果を踏まえ、次期衆院選では選挙区に候補を積極的に擁立する姿勢を示した。立憲民主党などとの候補者調整については「自民党への不満を受け止めるには、旧民主党系はもう限界だ」と否定的な見解を示した。
玉木氏は参院選の群馬選挙区で、自民候補が当選し、約2万8000票差の次点に参政党候補、そこから10万票近く離れた3番手が立民候補だった例を持ち出した。「自民党王国といいながら立憲が立てたが、事前の調査だと参政が勝っていて、最後、自民が底力をみせて引っくり返された。野党をまとめたら勝てたかというと違う」としたうえで「自民への不満が高まっている。それを旧民主党系は受け止めきれないというか、限界だ。単に旧民主党系や共産党も入れてまとめたら勝てるというのは、もう幻想に終わった。数さえ合わせれば過半数を取れるだろうというのは、もう通用しない」と述べた。
参院選の比例代表では、国民が立民を得票で上回り、玉木氏は「ステージを次の段階に移行することができた」と胸を張った。次期衆院選について玉木氏は「積極的に候補者を擁立する。全国で受け皿を作らない限り、本当の意味での国政政党、全国政党にはなれない」と強調した。「参政が立派なのは、全国に候補者を立てたことだ。受け皿を作っていることは評価すべきだ。衆院選は次が勝負だ」と語った。
1135
:
OS5
:2025/07/23(水) 10:45:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/8ca4be4be8124915d6d145048263109048265b04
比例選4位に沈んだ立民、泉前代表「現役世代は『立憲スルー』だった」…野党連携主導権に暗雲
7/23(水) 6:47配信
読売新聞オンライン
記者団の取材に応じる立憲民主党の野田代表(左)(22日、東京都千代田区で)=大石健登撮影
立憲民主党は参院選比例選での得票数が政党別で4位に沈み、党内で危機感が強まっている。野党第1党として政権批判票の取り込みに失敗し、今後、野党連携の主導権を握れるか暗雲が立ち込めている。(伊福幸大、薦田大和)
「比例選の伸び悩みは厳しく総括しなければならない」
野田代表は22日、連合の芳野友子会長と連合本部で会談後、記者団にこう語った。
同党の比例選の得票数は約740万票にとどまり、自民党(約1281万票)だけでなく、国民民主党(約762万票)、参政党(約743万票)の後塵(こうじん)を拝した。前回2022年参院選では自民、日本維新の会に次ぐ3位だったが、今回は4位に後退した。
党内では、改選22議席の維持にとどまったことについて、「事実上の敗北だ」(参院幹部)との声が出ている。泉健太・前代表は21日、自身のX(旧ツイッター)で「最大野党が存在感を出せず、現役世代では『立憲スルー』状態だった」と投稿した。
国民民主は「手取りを増やす夏。」、参政は「日本人ファースト」をそれぞれ掲げ、無党派層に浸透した。立民は「物価高から、あなたを守り抜く」を掲げて支持拡大を目指したが、野田氏は22日の党常任幹事会で「無党派に対する訴求力がなかった」と分析した。全国幹事長会議などを開催し、選挙結果を総括したうえ、次期国政選への準備を進める方針も示した。
比例選の伸び悩みは、支援組織である連合傘下の「産業別労働組合」(産別)の組織内候補の当落にも表れた。6人が出馬した立民は1人が落選したのに対し、国民民主は2020年の結党以来初めて四つの産別の組織内候補4人が全員当選した。国民民主の玉木代表は22日、記者団に「比例選の票数が立民を上回ったのは感慨深い。次のステージに入った」と胸を張った。
野田氏は、野党連携を進め、参院でも少数与党となった石破内閣への攻勢を強めたい考えだが、立民内では「勝利した他の野党に主導権を奪われるのではないか」(中堅)との懸念が出ている。
1136
:
OS5
:2025/07/23(水) 13:15:00
>>1102
https://news.yahoo.co.jp/articles/ab99de8a4fbab0275f8fafdb1c83628e62ab36fb
立民・国民民主、労組出身候補の当落で明暗 衆院選へ連合が結束呼びかけも高いハードル
7/22(火) 21:31配信
366
コメント366件
産経新聞
参院選では、連合が支援する立憲民主、国民民主両党の明暗が分かれた。特に連合傘下の各産業別労働組合(産別)が比例代表に送り出した組織内候補のうち、国民民主は立候補した4人全員を当選させたが、立民は6人のうち1人が落選した。連合は立民と国民民主の手を携えさせ、次期衆院選に臨む意向だが、勢いに乗る国民民主と、党勢が陰る立民の距離は一層開きそうだ。
【写真】牛田茉友氏から連絡を受け、笑顔を見せる国民民主党の玉木代表
■比例票の動向が当落に影響
「比例代表の伸び悩みは厳しく総括しなければならない」
立民の野田佳彦代表は22日午前、東京都内の連合本部で記者団に神妙な面持ちでこう述べた。この直前、連合の芳野友子会長と面会し、参院選での支援に謝意を伝えたばかりだった。
これに対し、野田氏と入れ違いで芳野氏と面会した国民民主の玉木雄一郎代表は、記者団の取材に「連合の組織内候補の4人を全員当選させることができてよかった」と語った。
立民と国民民主から出馬した組織内候補の明暗を分けたのは比例票の動向だ。国民民主は令和4年の前回の2倍以上の762万票を獲得し、野党のトップに立った。一方、立民は自民党が前回から500万票以上減らしたにもかかわらず、国民民主を下回る740万票にとどまり、自民から離反した層の受け皿になれていない実情が浮き彫りとなった。立民と国民民主の看板の違いが組織内候補の当落に影響したことは明白だ。
■参院選、福井と奈良で競合
石破茂首相(自民総裁)は21日に続投を表明したが、自民内では退陣論が強まっており、連合は新首相のもとでの衆院解散・総選挙の可能性も見込む。参院選で立民と国民民主は福井、奈良両選挙区で競合し、芳野氏は22日の記者会見で衆院選に向けて「立民と国民民主で連携し、候補者調整をやってもらいたい」と結束を呼びかけた。連合幹部も「国民民主がふらふらしないようにしっかりとピン留めしないといけない」と話す。
もっとも、上昇気流に乗る国民民主は今後さらに独自色を強めていくとみられる。玉木氏は22日の会見で「何を有権者にしっかりとアピールしていくのかがきちんと整理されないまま数さえそろえれば、というのは通用しなくなっている」と安易な選挙協力を疑問視した上で、衆院選では自前の候補者を積極的に擁立する考えを示した。
国民民主幹部は「参院選後も野田氏からの連絡はない」と語る。連合が目指す立民と国民民主の結束へのハードルは果てしなく高い。(永原慎吾、深津響)
1137
:
OS5
:2025/07/23(水) 16:50:29
>>1097
https://news.yahoo.co.jp/articles/d43f64e5af6c369f0d4c9d045129bd8e76f62e52
なぜ維新が激戦区・京都で圧勝? 裏側に見えた「三つの鍵」
7/23(水) 15:31配信
67
コメント67件
毎日新聞
新実彰平氏(後列左から3人目)の当選確実を喜び、記念写真に納まる維新議員や支援者ら=京都市下京区で2025年7月20日午後9時6分、南陽子撮影
「全国屈指の激戦区」とされた参院選京都選挙区(改選数2)は、日本維新の会新人の新実彰平氏(36)が約33万票を得て初当選した。2位の自民党現職に約14万票の大差をつけ、陣営も「想定外」と驚く圧勝。全国的に維新の党勢は足踏みだったが、なぜ京都では躍進となったのか。要因を探ると、三つの鍵がみえてきた――。
【写真で見る】写真撮影を求める支持者に囲まれる新実氏
維新が同選挙区に公認候補を立てて初挑戦したのは2013年。16、19年は立てず、22年は擁立したが敗れた。議席を獲得したのは今回が初めてとなる。
一つ目の鍵は、維新に昨秋合流して共同代表となった前原誠司衆院議員(京都2区選出)の存在だ。「全国政党化をけん引する地歩を築く。日本維新の会は大阪だけではない。関西の中核が京都になり、夢をつくっていこう」。参院選の公示を控えた6月21日、前原氏は事務所開きで地方議員らに呼び掛けた。
決意は自ら汗をかくことでも示し、17日間の選挙戦では初日から最終日までほぼ連日応援入り。新実氏とマイクを握り、支持者を紹介して握手させた。衆院で所属政党を変えながら選挙区で連続9回当選を誇る前原氏は、「前原党」とも称される固い地盤を持つ。「新実さんのお母さんが私の二つ下と聞いてがっくり」と笑わせつつ、息子のように連れ回して支持を集めた。
二つ目の鍵は、大阪への対抗心からかつて「維新ぎらい」とされた京都でも支持を広げてきた実績がある。府内の地方議員は現在36人。23年の統一地方選を経て、離党もあったが22年の参院選時の倍以上になっている。地方議員がそれぞれの地域に新実氏を連れ、大車輪となった。
前回選で維新候補は選挙戦を有利に進めたが、最終盤に故安倍晋三元首相が銃弾に倒れる事件なども影響したとされ失速。陣営幹部の上倉淑敬(きよゆき)府議(京都市伏見区選出)は、前回選では開催できなかった個人演説会を、今回は10カ所以上で開いたことを「議員が各地域で頑張ってきた成果」と評価しつつ、苦杯をなめた教訓から引き締めも繰り返し図った。
そして三つ目の鍵は「キャリアと人柄」(上倉氏)。関西テレビのアナウンサーだった新実氏は、知名度があっただけでなく、伝えることのプロ。訴えの柱とした社会保障制度改革を、少子高齢化で人口ピラミッドが様変わりした現状から説明し「分かりやすい」と聴衆を引きつけた。
新実氏には「政策をロジカルに丁寧に伝え、理解いただいた上で選んでいただきたい」との信念があった。自身は「現政権やこれまでの政治に対する批判の受け皿になった」と総括するが、自民現職のいわゆる裏金問題や歴史認識はあえて非難しなかった。共同通信の出口調査で全世代から偏りなく票を得ていた。
◇知事選はどうなる?
京都での維新の躍進は続くのか。来春に予定される知事選への対応が早くも注目される。知事選は長く、共産以外の与野党で組む「オール京都」で統一候補を擁立し、共産系候補と争う構図が続いてきた。非共産系に支えられ、参院選で自民現職の応援に立った西脇隆俊知事はまだ態度を明らかにしていない。
投開票から一夜明けた21日、新実氏は取材に語った。「西脇知事以上に京都府を前に進められると判断すれば候補者を立てるし、西脇知事のほうが優れていると判断すれば静観ないしご支援する。シンプルにそういうことだと思います」【南陽子】
1138
:
OS5
:2025/07/23(水) 18:00:46
>>1087
https://news.yahoo.co.jp/articles/9f1f3164b17a6e63a078fdbcf20a413479e40717
参政新人の猛追に自民ベテランも余裕消え…参院選千葉選挙区、3議席目の攻防
7/23(水) 16:55配信
産経新聞
参院選で自民、公明両党は衆参ともに少数与党に転落した。千葉選挙区(改選数3)も苦戦した自民は現有2議席の一角を失い、もう一人の自民現職が約2万6千票差で参政新人の猛追を振り切り、最後の3議席目に滑り込む「薄氷の4選」で面目を保った。組織戦の自民に対し、交流サイト(SNS)を駆使する参政。最終議席を巡る激しい攻防を振り返った。
【写真】当選証書を受け取る初当選の小林さやか氏「責任感でいっぱい」
11日夕のJR四街道駅前。自民現職の豊田俊郎氏の演説に耳を傾ける聴衆はまばらだった。サラリーマンらが帰宅を急ぐ中、初老の男性がビラを配る陣営スタッフに近寄り、怒気をはらむような口調で迫った。
「なぜ(昨年の)自民党総裁選で石破さんではなく、高市さんを選ばなかったのか。今回は参政党に入れる」。自民の岩盤支持層とされる保守の離反を印象づけた瞬間だった。
尾を引く「政治とカネ」の問題、繰り返される失言…。自民党への積年の不満から、既成政党に嫌気がさした若年層も他党に流れたとみられる。自民の臼井正一参院議員はX(旧ツイッター)で5日、街頭演説で破り捨てられたビラを目にし「風当たりは厳しい」と投稿した。
これまで県議選、参院選ともに連戦連勝の石井氏も厳しい情勢は実感していた。「トップ争いをしたい。目標は65万票」。公示前は余裕すらみせていたが、選挙戦中盤以降、参政新人の中谷めぐ氏が猛追。当初のシナリオは狂い、引き締めを図るとともに「3議席目で構わない」と訴え、目標の下方修正を迫られた。
■昨秋に続く国政挑戦
その中谷氏は昨秋の衆院選に続く国政挑戦だった。知名度はほぼゼロだが、参政カラーのオレンジの日傘を手に、県内各地で街頭に立った。意識したのは、政治への関心が薄れていた有権者の掘り起こしだ。
演説は「難しい言葉をあまり使わず、これまで投票していない人に刺さるよう意識した」。SNSも若年層向けに工夫し、「『今回初めて選挙に行きます』という連絡を数えきれないほどもらった」という。
「オレンジ旋風」といわれた猛追の原動力は「日本人ファースト」を掲げる神谷宗幣代表の「影響力が大きかった」(中谷氏)。選挙戦中盤以降は街頭の聴衆が増え、陣営幹部は「政治とカネの問題に不満を抱く自民党支持層も流れてきた」と推測する。
■票読みにたける陣営
忍び寄る中谷氏に対し、長年の選挙経験から「票読み」にたける石井陣営は「何票ほど負けているのか、それとも勝っているのか。情勢が全く見えなかった」とこぼす。頼みの綱は推薦を得ている公明党だった。同党関係者によると、選挙戦最終盤の18日ごろ、同党支持母体の創価学会関係者は、投票先が決まっていない党員票を石井氏に回す方針を伝えた。石井氏は同党関係者に電話で謝意を伝えたという。
「盤石な組織力があるところは強い」。中谷氏がこう振り返れば「選挙の怖さを身を持って経験した」と石井氏。3議席目を巡る攻防は、自民離れと新興政党の台頭を象徴し、県内政界の地殻変動に発展する「始まり」の可能性がある。
◇
参院選千葉選挙区の59の市区町村別の得票数によると、石井氏が中谷氏を上回ったのは房総エリアを中心に45市区町村。中谷氏は県北西部を中心に14市区町で石井氏を上回った。最多得票は船橋市で松戸市、市川市と続いた。
1139
:
OS5
:2025/07/23(水) 18:01:50
>>1121
https://news.yahoo.co.jp/articles/a18e5812a5e2d4398ef772c9d5b788c720bc4668
参院選香川で国民民主が初議席、崩れた自民の「保守王国」…2党の「行く末左右する」戦い、明暗分けたのは?
7/23(水) 16:50配信
読売新聞オンライン
落選が確実となり、支援者に頭を下げる三宅(左)(20日、高松市で)
20日に投開票され、18年ぶりに野党が勝利した参院選香川選挙区(改選定数1)。国民民主党は初の議席を獲得し、自民党主導の「保守王国」は崩れた。自民、国民民主のいずれも「党の行く末を左右する」と位置づけた戦いで、なぜ明暗が分かれたのか。取材や調査を踏まえ、検証する。
【写真】農相の小泉が来援した演説会。訪れた人は少なかった(7日、香川県丸亀市で)
参院選の投票が終わった直後の20日午後8時過ぎ。国民民主新人の原田秀一(52)の当選確実が早々と伝えられた。3選を目指した自民現職・三宅伸吾(63)の高松市内の事務所に詰めかけた支援者から、「ああ……」と落胆の声が漏れた。
「結果が出せなかったことをおわび申し上げる。逆風をはね返すことができず、悔しくてならない」。三宅は深々と頭を下げた。
三宅は過去2回の参院選で、相手の足並みの乱れに助けられた面がある。2013年に破った無所属候補は選挙戦を前に民主党を離党。19年は統一候補を支える野党が一体感を欠いた。
今回は事情が異なった。昨年秋の衆院選で躍進した国民民主の代表・玉木雄一郎が地元で原田を擁立。自民は派閥の政治資金問題で有権者の厳しい目が注がれていた。三宅は防衛政務官などを務め、公示前は地元での活動が不足気味だった。
「初めての逆風下での選挙。党の地力が問われた」。自民県連幹部は語る。
党の地域支部、推薦を受けた750以上の団体などに支えられた組織戦を展開。序盤に劣勢が報じられると、国会議員らが出席した8日の会議で、県連幹事長の大山一郎が「今後の選挙にも影響が出る。勝たねばならない」と強調。運動量を増やすよう号令した。
三宅は連日、個人演説会を開催。「強い日本をつくりたい」と訴え、親族がマイクを握ることもあった。首相の石破茂ら閣僚も来援した。しかし、幅広い層には浸透しなかった。
敗因の一端はデータに表れていた。
読売新聞社が20日に実施した出口調査では、三宅は自民支持層の77%を固めていた。しかし、無党派層では、三宅はわずか17%。原田(46%)に引き離され、参政党新人の小林直美(51)(22%)を下回っていた。
18歳から40歳代までの支持を見ても、三宅は14〜21%にとどまり、42〜48%の原田に水をあけられ、26〜30%の小林に2位を譲った。投開票当日の出口調査は、NHK、日本テレビ系列各局と共同で実施した。
自民党員の高齢化も要因の一つとみられる。
ある自民県議は「地元の党員は70〜80歳代が多い。演説会に動員をかけたり、地域住民らに支援を呼びかけたりするにも、運動量は落ちている。若い世代との接点も少なくなり、選挙戦略が古くなっているのは否めない」とする。
無党派層や若い世代に浸透するには街頭での活動やSNSなどでのアピールが欠かせない。しかし、三宅は選挙戦中、街頭で演説をしたり商店街などを歩いて有権者と触れ合ったりする活動が少なかった。
肝心の組織力も発揮できていない場面があった。7日に丸亀市内に来援した農相の小泉進次郎の演説会場を訪れた人は少なく、他の閣僚が来援した高松市内の会場でも空席があった。関係者の間での調整が不十分だったとの指摘が出ている。
投開票前日の19日夜、高松市中心部の商店街に出向き、頭を下げたり手を振ったりした。「とことんやり抜き、後悔しないように」との思いだった。しかし、別の自民県議は残念がる。「選挙戦の最初から、もっと言えば任期中にもう少し、街頭に立つ機会が多ければ良かったが……」
今後、次期衆院選や来年の知事選、27年の統一地方選も控える。選挙対策本部長を務めた地元選出の参院議員・磯崎仁彦はこう語った。「何が原因だったか分析し、これからの国政選挙、地方選挙に臨まねばならない」(敬称略)
1140
:
OS5
:2025/07/23(水) 18:03:47
>>1111
https://news.yahoo.co.jp/articles/57b7c1f225d3e832ea4214a193ec990e28d3e6cd
「自公で2議席」続いた埼玉選挙区、公明候補18年ぶりに落選…「参政対策できていなかった」
7/23(水) 13:30配信
読売新聞オンライン
参院選の埼玉選挙区では改選を迎えた現職4人のうち2人が落選し、国民民主党と参政党が初めての議席を獲得した。「地殻変動」が起きた選挙で、自民党と公明党の協力関係は曲がり角を迎えている。(立原朱音、吉田恵実子)
「地殻変動」埼玉選挙区の開票結果
矢倉さん(右)の応援に駆けつけた石破首相(5日、川口市で)
「私自身の力の不足」。3選を目指した公明の矢倉克夫(50)は、落選確実の一報を受けた21日未明、さいたま市浦和区の事務所でうなだれた。
「自公で2議席」が続いてきた埼玉選挙区。公明候補の落選は、旧民主党が躍進して後の政権交代につなげた2007年参院選以来、18年ぶりの出来事だ。
改選を迎えた現職は自民、公明、立憲民主党、共産党の4人。れいわ新選組などの候補者擁立で政権批判票が分散する共産に代わって、昨年の衆院選で伸長した国民民主が当選圏に入ってくる。公明陣営はこう情勢を分析し、「4着に滑り込む」ことは可能とみていた。
だが、あては外れた。約46万票を獲得し、4位で当選した参政の大津力(53)に対して、矢倉は約44万票と2万票余りの差をつけられた。公明県本部副代表の宮崎勝は「油断があったかもしれない。参政対策ができていなかった」と肩を落とす。
街頭演説する大津さん(左)と参政党の神谷代表(19日、大宮駅周辺で)
選挙戦最終日の19日、参政代表の神谷が大宮駅近くに降り立つと、1000人以上の支援者らが集まった。日本国旗を立て、マイクを握った神谷。「外国人総合政策庁を作ってルールを厳格化しようというのが参政党ですよ」とまくし立てると、聴衆からは「神谷、神谷」とコールがわき起こった。
参政は全国的にも「台風の目」となった。保守層や政権批判票を幅広く取り込めたことが、躍進につながったとみられる。読売新聞社が12〜15日に行った終盤情勢調査では、重視する政策に「憲法改正」を挙げる層の2割弱を押さえた。
選挙期間中に参政の演説を聞いていた所沢市の男性会社員は「長く自民を応援していたが、今回は大津さん。今の自民は保守勢力が弱くなった」と語った。
参政は「足腰」の強化も進めてきた。23年夏頃には衆院選の県内16選挙区ごとに県連支部を作った。石賀忠宏県連会長によると昨秋の衆院選以降、県内の党員数は1・4倍に増え、SNSでの発信やポスター貼りなどに力を発揮したという。
2人目の擁立を断念し、現職の古川俊治(62)のみで臨んだ自民陣営は「圧倒的な1位当選」を目標に掲げていた。1位の座こそ守ったものの、古川の得票は約57万票と、19年の参院選より約21万票も減らした。
報道各社の情勢調査で矢倉の苦境が明らかになり、自民の木原誠二選挙対策委員長は選挙期間中に来県し、公明への協力を強めるよう指示した。だが、現場の動きは鈍かった。「埼玉方式」と呼ばれる自公の選挙協力は、「風前の灯火(ともしび)」だ。
自民県連幹部は「参政にどれだけ票が削られるかわからない中、公明に票を分けることはできなかった」と振り返る。一方、公明関係者は「票をもっと分けてくれたら、矢倉は当選できた」と恨み節だ。
参院でも与党が過半数割れしたことで、政権安定のため新たな連立の構築に向けた議論も加速する。自民県連幹部は吐き捨てる。「埼玉方式どころか、連立政権の枠組みすらどうなるかわからない」(敬称略)
1141
:
OS5
:2025/07/23(水) 18:16:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/56ce7e7aa173ba9416fc4dc435bd71fb8e5d4a6d
「政治は何をやっているのか」早くも闘志熱く…立憲民主元職の森裕子氏が国政に返り咲き 比例7人中7番目、夜明けに待ち望んだ吉報【参院選】
7/22(火) 12:12配信
新潟日報
当選確実の報道を受けて自宅に集まった支援者と喜ぶ森裕子さん=21日午前10時前、新潟市江南区
20日に投開票された参院選の比例代表では、返り咲きを目指した立憲民主党元職の森裕子さん(69)=新潟市江南区=が、夜が明けた21日午前になって当選確実の知らせを聞き、支持者らと喜びを分かち合った。立民の比例当選者7人中7番目に滑り込んだ。
【表】比例候補者の新潟県内得票上位50人
森さんは20日夕から、 自宅に集まった支援者約20人や、ビデオ会議システムでつながった全国の支援者とともに選挙報道を見守った。21日午前10時前、当選確実を報じた新潟日報の速報を伝え聞くと、森さんは「(この時間まで)寝かせてもらえないとは思っていなかった」と疲れをにじませながらも「皆さまのおかげです」と喜びの表情を見せた。
参院議員を3期18年務め、前回の2022年は新潟選挙区で社民党など他の野党の支援を受けて4選を目指したが、自民党新人候補に敗れた。
再起を懸け、今参院選では比例に初挑戦。知名度を生かして県内を集中的に回ったほか、県外では森氏と関係が深い立民の小沢一郎衆院議員が率いるグループの議員らが動いた。
比例代表で候補者名による新潟県内の得票上位50人でも、森氏が4万135票を獲得しトップだった。
比例は今回が初挑戦となった森さん。「勝利をつかむことができてよかった。草の根の選挙で苦しい戦いだった」と振り返り、「これだけの物価高となり格差が拡大する中、政治は何をやっているのか。急いでこの状況を変えないといけない。支援者から『がんがん戦ってほしい』と期待されている」と国政復帰の決意を示した。
1142
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OS5
:2025/07/23(水) 18:17:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/c31a25cf6f988d574edf3a995fe1867c6e709614
国民の元職、須藤元気氏が落選確実に 元格闘家 参院選比例代表
7/21(月) 17:50配信
毎日新聞
参院選比例代表(改選議席数50)で、国民民主党の元職、須藤元気氏(47)の落選が確実となった。新型コロナウイルスに関し、「ワクチン不要」を訴えた過去の発信で注目を集めていた。
【図解で見る】参院選 主要政党が掲げる物価高対策など
東京都江東区出身の元格闘家。2019年参院選に立憲民主党から出馬して初当選したが、「経済政策について党と意見の相違があった」と1年たたずに離党届を提出。比例代表による議席だったが、辞職せずに無所属で活動を続けた。
24年4月には衆院東京15区補選に立候補し落選。半年後の衆院選にも無所属で臨んだが、立憲前職に敗れていた。
一方、新型コロナウイルスの感染拡大以降、ワクチン接種に反対する意見を交流サイト(SNS)で発信。X(ツイッター)には「ワクチンが始まってから死者激増」(23年10月)、「もういい加減ワクチン接種を進め続ける理由はないでしょ」(23年11月)などと投稿していた。
しかし、今参院選に向けて国民民主が擁立を公表した5月以降、こうした過去の発信が「科学的根拠に基づかない」「誤った情報を拡散している」などと批判を集め、ワクチン接種の促進を訴えてきた党の姿勢との違いも浮き彫りになった。
須藤氏は公示直前の6月30日に記者団の取材に応じ、「言葉足らずであったり、事実に反したりすることがあった」と釈明した。一方、過去の発信については「なかったことにはしない」と撤回はしなかった。【春増翔太】
1143
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OS5
:2025/07/23(水) 18:17:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/b5b2f0dbee85c6218dad264f98cf83ceed5c223b
チームみらいが政党要件満たす 社民は維持、みんなでつくる党は失う
7/21(月) 20:53配信
毎日新聞
比例での当選が確実となり、記者会見で社民党の福島瑞穂党首(右)と握手するラサール石井氏=東京都千代田区で2025年7月21日午前4時15分、西本勝撮影
20日投開票の参院選で、人工知能(AI)エンジニアの安野貴博氏が率いる政治団体「チームみらい」が比例代表で得票率2%以上を確保し、公職選挙法などで定める政党要件を満たした。比例代表では1議席を獲得し、安野氏自身が当選。今後は衆院選で小選挙区と比例代表に重複立候補ができるほか、政党交付金を受け取ることができる。
また、「党存亡を懸けた戦い」として臨んだ社民党も比例代表で得票率2%をクリアし、政党要件を維持した。公示直前には知名度のある俳優のラサール石井氏を「サプライズ擁立」して選挙戦を展開。改選1議席を死守し、ラサール氏が当選を果たした。
一方、みんなでつくる党は政党要件を失った。
公選法では政党要件を①所属国会議員5人以上②直近の衆院選か参院選で、比例代表か選挙区で2%以上を得票――のいずれかを満たす必要があるとしている。【小田中大】
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:
OS5
:2025/07/23(水) 18:19:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/9e01f57d06faead804aeaa2aa14d526d78e85625
<維新の本拠地・大阪>の参議院比例得票、参政党が52万票で2位浮上…自民党の48万票を上回る
7/22(火) 16:20配信
読売新聞オンライン
大阪府
参院選の比例選で、大阪府内での党派別得票数が最も多かったのは約115万票(得票率約27%)を獲得した日本維新の会。前回より約29万票減らした。
府内の党派別の得票数はこちら
全国的に躍進した参政党は、府内でも約52万票(同13%)を獲得。前回から大きく減らした自民党の約48万票(同11%)を上回った。公明党は約44万票(同11%)と前回から微減。国民民主党は約38万票(同9%)で府内でも一定の存在感を示した。れいわ新選組、立憲民主党、日本保守党、共産党はいずれも得票率は5%台だった。
府内の個人票では、司隆史氏(公明)17万8368票がトップで、6万9093票の北村晴男氏(日本保守党)が続いた。
1145
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OS5
:2025/07/23(水) 18:27:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/fd5b4c4806e4e82df4e5f6b769533ddacee3e3ad
国民民主党 標旗混同使用し街頭演説した岡野衆議院議員を厳重注意処分
7/23(水) 14:01配信
チバテレ(千葉テレビ放送)
参院選比例代表候補に交付された標旗を千葉選挙区のものと混同して使用したとして、国民民主党の岡野純子衆議院議員が、党から厳重注意処分を受けたことが分かりました。
これは、7月22日の記者会見で玉木雄一郎代表が明らかにしたもので、厳重注意の処分を受けたのは、国民民主党県連の代表代行だった岡野純子衆議院議員と、県連幹事長だった天野行雄県議の2人で、いずれも22日付で役職を辞任しています。
倫理委員会に諮るかどうかは、近く開かれる役員会で判断するとしています。
岡野さんは、参議院千葉選挙区で初当選した小林さやかさんの氏名が記された比例代表用の標旗を使って街頭演説を行い、その様子を写真とともに自身のXに投稿していたということです。
この問題について、小林さんの受け止めは…
国民民主党 小林 さやか氏
「今回のことに関しては全く知らないところ、自分がうかがい知れぬところで起きていた。錯誤と聞いているがあってはならないことなので、しっかりとルールを守った選挙活動を徹底すべきだと感じる。これから国民民主党、県連が関わる全ての選挙で法令を順守していける体制になるよう、自分自身も気を引き締めていきたい」
チバテレ(千葉テレビ放送)
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:
OS5
:2025/07/23(水) 18:35:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/1be01c99c759046dd1d0cbb8fbd64eaa64f4dcc1
クルド人問題の川口市、参政党大津氏の得票が突出して1位 投票率も9ポイント増 参院選 「移民」と日本人
7/23(水) 7:00配信
1060
コメント1060件
産経新聞
だるまに目を入れる参政党の大津力氏=21日午前1時50分すぎ、埼玉県飯能市(昌林龍一撮影)
20日投開票の参院選・埼玉選挙区(定数4)で4位で初当選した参政党新人の大津力氏(53)の得票数が、トルコ国籍のクルド人が集住する埼玉県川口市で突出して多かったことが、県選管の資料からわかった。大津氏は全体では最下位当選だったが、川口市だけ全15候補でトップの約4万2千票を集めた。川口市は投票率も前回より9ポイント上昇、全県より約2・5ポイント高かった。
【画像】「地域住民の人権は無視ですか?」急拡散された地元女性が作成した画像
県選管の公表資料によると、埼玉選挙区では自民現職と国民新人、立民現職、大津氏の4人が当選。公明現職や共産現職らは落選した。
大津氏は全県で4位だったが、川口市では4万1923票を獲得し、自民現職の約3万9千票、国民新人の約3万8千票を上回った。
投票率も、前回令和4年の参院選と比べて全県では6・63ポイント増加したのに対し、川口市は9・11ポイント増えていた。
大津氏は選挙戦で川口の問題にも触れ、「日本の文化や風習がわからない人もおり、地域住民は本当に困っている。際限のない外国人労働者の受け入れに歯止めをかける」などと訴えていた。
参院選埼玉選挙区・川口市の得票数上位(選管最終)
当 大津力(参新)4万1923(全県46万5278)
当 古川俊治(自現)3万9218(全県57万3114)
当 江原久美子(国新)3万8120(全県53万5706)
落 矢倉克夫(公現)3万5343(全県44万1613)
当 熊谷裕人(立現)2万9232(全県48万0330)
1147
:
OS5
:2025/07/24(木) 15:07:51
>>1097
https://news.yahoo.co.jp/articles/d2310c67bdc3799dad3c1bba8db232093f0ec75d
参院選京都選挙区・維新に危機感、走りきる…活動量奏功し新実が大差で初議席
7/24(木) 12:12配信
読売新聞オンライン
選挙戦に二人三脚で挑んだ新実(左)と前原(3日、京都市下京区で)
9人が立候補し、全国有数の激戦となった参院選京都選挙区。2議席を巡る乱戦を振り返る。
【画像】京都市内での得票は2位当選の自民現職を上回った倉林(5日、京都府長岡京市の個人演説会で)
投票が終わった20日午後8時、早々と当選確実の知らせが陣営に届くと、日本維新の会の新実彰平(36)は、同級生や地元議員に鳴りやまない拍手で迎えられた。
祝福ムードとは裏腹に、壇上に立つ新実の表情は険しい。“定番”のバンザイもしなかった。「政治のあり方への漠然とした問題意識の受け皿という、ある種、消極的選択だ」と口元を緩めなかった。
京都選挙区での維新の議席獲得は初めて。ただ、この大勝利は陣営にとって想定外だった。今回は野党の候補者調整が進まず、9人が立候補。新実は5月中旬、「ここまで乱立するとかなり厳しい。覆すためには新規開拓するしかない」と弱音をこぼしていた。
だが、その活動量が他を圧倒した。今年に入り、朝の辻(つじ)立ちや街頭演説は毎日欠かさなかった。アナウンサー時代に培った話術や知識で、「日本の将来を考えてくれている」(70歳代男性)などと期待を生んだ。
前原代表も全面支援
共同代表の前原誠司(63)(衆院京都2区)も「京都維新にとって天下分け目の戦い」と位置づけ、「寝ても覚めても新実彰平。支援の輪を広げて」と支持者に呼びかけ、全面的に支援。序盤から優位に立った。
陣営によぎっていたのは3年前の参院選の苦い記憶。当初優勢とされた候補者が惜敗した。「突き抜けて走らなければ、気を抜いた瞬間に落選する」。公示直後、陣営はボランティアや所属地方議員らに通達。トップのまま走りきった。
公示前の6月、前原はこうも言っていた。「選挙はどんな風が吹くか分からない。頑張った候補者、陣営が最後に勝利をつかむ」
共産、自民に迫る
結果に厳しい表情を浮かべたのは新実だけではない。議席を奪われる形になった共産党の倉林明子(64)だ。
倉林が「結果を見れば影響があった」とするのは、6万票を得たれいわ新選組の西郷南海子(37)の存在。支持層の重なる両党の共闘は今回決裂した。西郷は「(主義の)右、左ではなく、(党規模の)上、下で競合するというフェーズに入ってきた。私が出なければ別の戦いになっていただけだ」と分析する。
しかし、倉林は2位当選の自民党現職に京都市内の得票では上回り、2万6000票差まで詰め寄った。陣営は地元住民を交えた街頭演説など、対話を重視する活動に注力。倉林も「今回ほど市民と一体となって戦えた選挙はなかった」と語る。
各党が見据えるのは来年の知事選。「市民と厚い信頼関係を築き、これだけ踏ん張れる財産を作ることができた」。成果に胸を張る倉林の目に涙はなかった。(敬称略、相間美菜子)
1148
:
OS5
:2025/07/24(木) 15:08:33
>>1111
https://news.yahoo.co.jp/articles/693522126b3d65a04df89035f53e38f334b0450d
拭えなかった「漠然とした不安」 参政党の熱狂の裏に危うさ 埼玉
7/24(木) 8:45配信
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コメント859件
毎日新聞
当選が確実となり万歳三唱する大津力氏(右)=埼玉県飯能市で2025年7月21日午前1時54分、田原拓郎撮影
街頭の熱狂とは対照的だった。参院選投開票日の20日夜、埼玉県飯能市内にある参政党新人、大津力氏の事務所は閑散としていた。当選確実が報じられた午前2時前に約10人で万歳三唱したが、それまでは報道陣を除いて支持者の姿はほとんどなかった。「ネットで投開票を見る支持者が多い」と陣営関係者。SNS(交流サイト)を駆使して無党派層に浸透した政党らしい議席獲得の瞬間だった。
【図解】参院選のファクトチェック、4割が外国人関連 発信元はSNS最多
「勝因は外国人問題を全面的に押し出したこと」と大津氏は語る。多くの外国人が暮らす県南部での演説では「外国人がどんどん増えているじゃないですか。地域住民、本当に困ってるんですよ」と問題提起した。党のキャッチコピーは「日本人ファースト」。「外国人優遇」や「行き過ぎた移民受け入れ」の是正を訴えた。
陣営は、外国人政策に関する訴えが有権者に「刺さった」ことが最大の勝因とみているという。確かに、大津氏は地元飯能市と、人口の約8%を外国人が占める川口市で得票数がトップだった。長年にわたって築き上げてきた自民の強固な地盤を突き崩した形だ。
◇街頭演説で聞こえた「危機感」
街頭演説に訪れた30代女性に話を聞いた。「注目しているのは外国人問題。政治に無関心だったが、街に外国人が目立つようになって危機感がある。ネットでも事件などについて色々書かれていて……」
外国人による犯罪で県南部の治安が急激に悪化したことを示すデータは乏しい。女性自身も外国人による被害に遭ったことはないという。一方、同市の外国人数は増加傾向にあり、自治体には文化の違いなどに基づく生活トラブルの相談が寄せられる。外国籍住民による事件が個別に報じられることもある。
女性の言葉の背景には、国が進める外国人の受け入れ拡大などについて住民が感じている「漠然とした不安」があるように思えた。裏を返せば、そうした不安を払拭し共生を目指すための取り組みや説明を、国や既存政党は十分に尽くすことができてこなかったのではないか。
今回の参院選では外国人受け入れなどに関して「共生」ではなく、強い言葉で「規制」を訴えかける公約や演説が相次いだ。ある川口市議は「地元で外国人住民との生活トラブルがあるのは事実。地道に解決を目指すしか無い問題だが、選挙で争点化されたことで地域の排外感情があおられるのではないか」と憂慮する。
◇「風」だけではない
急浮上の新興勢力として扱われがちだが、参政の躍進を支えたのは「風」だけではなさそうだ。県内には11人の地方議員がいて、ポスターは都市部だけでなく郊外にも貼られていた。各地で歴史や食品添加物などをテーマにした数百人規模の講演会を開催するなどして、党勢拡大にも取り組んできた。
「毎日、各界の専門家からのコラムや動画の提供」「気軽に学びたい方向けのコース」。ウェブサイト上で月額制サービスさながらの形態で党員やサポーターを募集し、都議選のあった6月には党員が急増したという。陣営関係者は「各地の党員の草の根的な活動が票につながった」と胸を張る。
選挙戦が進むにつれて、街頭には比較的若い年齢層の聴衆が増えているように見えた。大津氏は演説で、日本に干渉して国益を損なうという「日本の背後にある勢力」「国際金融資本」などへの批判も訴えた。同党の神谷宗幣代表編著の出版物でもこうした世界観が展開され、専門家などからは「陰謀論」との指摘が相次ぐが、聴衆は拍手を送った。
「何が起こっているのか。いつまで続くのか。どこまで拡大するのか。全く分からない」。参政の勢いを目の当たりにした他陣営の候補がぼうぜんと話したのが印象的だった。
◇見据える先に首長選
選挙期間中、神谷代表の街頭演説は差別につながりかねない発言が度々問題視された。党が掲げる憲法草案には「国民主権」が明記されておらず批判を集める。党が掲げるビジョンと言葉には危うさも感じるが、大津氏は「自分の選挙に精いっぱいで神谷氏の発言はよく確認できていない」「憲法草案はあくまでもたたき台。これを機に議論が深まればいい」と話す。
参政党の熱狂は埼玉に、国に、何をもたらすのか。神谷代表は投開票前日、群衆を前にこう語った。「(今後の)自治体の首長選挙、埼玉県を皮切りに始めていこうと思います」【板鼻歳也、田原拓郎】
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OS5
:2025/07/24(木) 15:13:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/6a82670edfbcbbf7f6e1e9283fda1db2cf8fcd51
安野貴博氏のチームみらい、都内無党派層の比例投票先2位 出口調査
7/24(木) 12:41配信
朝日新聞
チームみらいを立ち上げた安野貴博氏は第一声で「ぜひみなさんで新しい日本政治を、私たちの声が届く政治を一緒に始めましょう」と訴えた=2025年7月3日午前10時51分、東京都渋谷区道玄坂2丁目、小川聡仁撮影
今回の参院選で、注目された政治団体の一つがAIエンジニア、安野貴博氏が立ち上げた「チームみらい」だ。比例区で初の1議席を得て、得票率も全体の2%を超え、目標としていた公職選挙法上の政党要件を満たした。朝日新聞の出口調査からは、新興の政治団体ながら無党派層に支持が広がっていたことがうかがえる。
チームみらいは今年5月に設立され、選挙区と比例区に計15人を擁立。選挙戦では「分断をあおらない」などと訴える一方、AIで有権者らの意見を採り入れながら教育、医療などの政策を練り上げた。比例区に立候補した安野氏は、個人でも約24万票を得て当選した。
出口調査は都内180カ所で実施。投票を終えた有権者に対し、性別、年代、投票した候補者と政党、ふだんの支持政党などを聞き、7840人から有効回答を得た。
都内比例区の無党派層の投票先をみると、トップは国民民主(16%)だったが、チームみらいは14%で次点につけた。立憲民主(12%)、自民(9%)、今回躍進した参政(同)を上回った。
朝日新聞社
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OS5
:2025/07/24(木) 15:13:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/bb1e828485a6a22a5540490f410357d52e61808d
国民・岡野純子衆院議員を公選法違反罪で告発 「標旗」問題で自民千葉県連幹事長
7/24(木) 14:09配信
産経新聞
2021年、 国民民主党の玉木雄一郎代表(右)とともに衆院選の出馬会見をした岡野純子浦安市議(当時)=千葉県庁(小野晋史撮影)
国民民主党の岡野純子衆院議員(比例南関東)が、参院選で比例代表候補の「標旗」を千葉選挙区の党公認候補、小林さやか氏を応援する街頭演説で使用した問題を巡り、自民党千葉県連の阿部紘一幹事長は24日、公職選挙法違反の罪で県警に岡野氏の告発状を提出し、受理されたと明らかにした。
告発状は、岡野氏が正規の標旗を掲げず「参議院比例代表選出議員選挙 小林さやか」と記載した標旗を掲げ、選挙区候補者である小林氏の選挙運動のために街頭演説を行ったとしている。
阿部氏は取材に応じ、「2馬力選挙と言っても過言ではない。今後このようなことがないように、という意味合いで告発した」と述べた。
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OS5
:2025/07/24(木) 15:14:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/8945e0da9e5705893fcc71a6b68fb4aeed0c5f23
参政党側の説明はうそ、神奈川新聞記者が反論 参政党が会見から排除
7/24(木) 9:50配信
カナロコ by 神奈川新聞
街頭演説する参政党の神谷代表=19日、新横浜駅前
デマで外国人差別を扇動する極右政党の参政党が批判記事を報じる神奈川新聞記者を定例会見から排除した問題で、参政党が虚偽の説明を重ねている。事前申請が必要だったといううその理由で本紙記者の出席を拒んだが、共同通信の取材に党関係者は「これまで会見に出席してきた記者は事前申請不要だが、それ以外の記者は必要だった」と説明した。だが、初参加か否かのチェックは会見場で行われておらず、「初参加の記者は事前申請が必要」としていた事実はない。
神奈川新聞は、初めて参政党の会見に参加し、申請の有無を確かめられることなく出席した記者がいたことを確認している。そもそも排除された本紙記者と同様、事前申請を求められていない。共同通信の取材に虚偽の説明をしたことになり、公党としての責任がますます問われる。
市民の知る権利を踏みにじり、気に入らない記事を書く本紙記者を会見から閉め出す暴挙を、あくまで手続き上の問題で参加させなかったように取り繕う意図がみて取れる。参院選では神奈川選挙区で当選した初鹿野裕樹氏をはじめ、票をだまし取ろうとデマや差別の扇動を繰り返しており、党利のためならうそをつくこともいとわぬ党の体質がここにも現れている。
参政党は22日の定例会見に初めて参加しようとした本紙記者に「事前登録がないので駄目」と退室を命じた。
神奈川新聞は党の広報担当者に事実確認の取材を申し入れ、党本部のスタッフに質問事項も伝えたが、23日午後10時現在、回答はない。(石橋 学)
神奈川新聞社
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OS5
:2025/07/24(木) 15:14:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/dc47318a5642199b033d241cd272240e44417789
参院選で自民の「組織力」に陰り コロナで注目の釜萢敏氏当選も想定下回る得票に日医衝撃
7/24(木) 7:00配信
産経新聞
自民党から比例代表で出馬し、出陣式で挨拶する釜萢敏氏(右)。左は日医の松本吉郎会長=4日、東京都文京区の日本医師会館(村上智博撮影)
20日に投開票のあった参院選では自民党が大敗した。このうち、日本医師会の政策実現のために活動する政治団体「日本医師連盟」(日医連)は、新型コロナウイルス対策で注目された釜萢敏・日医副会長を擁立し、自民党の比例代表で初当選したが、思った以上に得票数が伸び悩み、かつての強力な集票力に陰りも見えた。国政への影響力が衰退しないように今後、組織をどう立て直すかが問われそうだ。
「大変厳しかった。なかなか票が伸びなかった」
釜萢氏は23日、産経新聞の取材に、浮かない表情でこう語った。当初、同氏の後援会幹部は「全体で自民の比例は11か12席ほどだろう。そうだとすれば30万票は取らなければならない」と意気込んでいた。
8日に都内で開かれた同氏の「緊急総決起大会」には医療・介護・福祉の各種団体の代表者らが「相乗り」で顔をそろえ、「厚労族」の加藤勝信財務相の姿もあった。陣営は「医療界から20万票、介護と福祉業界で10万票の組織票を選挙中盤から固めきれれば必ず上位で勝てる」(日医幹部)と踏んでいた。
だが、ふたを開ければ「17万4434票」で比例で当選した12人中、上から8番目だった。釜萢氏は「たとえご支援はいただいても、実際の投票行動にまでは結び付いてはいなかったようだ」と振り返った。
前出の総決起大会で、日医の松本吉郎会長は「今回の選挙は医療・介護・福祉の将来が問われる。生きるか死ぬかの瀬戸際にある」と危機感をあらわにしていた。その思いは国政に届くことにはなったようだが、後援会幹部は納得がいかない様子で語った。
■「あれだけ運動量を増やしたのに」
「全国で日医が推した『組織内候補』の得票数を見ると、全国47都道府県のうち3年前の参院選よりも増えたのはわずかに7つ。逆に40で減らした。あれだけ運動量を増やしたのに…衝撃だ。それが、東京選挙区での武見敬三元厚生労働相の敗北にもつながった。2年に1度、医療機関にサービスの対価として支払われる診療報酬改定でこちらの言い分を確保しなければならず、これから3年後の参院選も大変だ」
日医の「組織内候補」は前回の2022年参院選で自見英子氏が21万3369票を集めた。13年参院選では羽生田俊氏が24万9818票を得ていた。日医によると、日医の会員は17万7383人(24年12月1日現在)で、開業医や勤務医で構成される。
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OS5
:2025/07/24(木) 21:29:20
山口
○225,617自:北村経夫 現
×131,192参:山崎珠江
×126,425国:関谷拓馬 新 教員
×91,447無:戸倉多香子 新 元県議(立憲系)
以下略
参議院選挙、「保守王国」山口県でも自民党に逆風…「石破政権に希望が持てなかったということだろう」
7/22(火) 16:53配信
読売新聞オンライン
自民党の議席が減ったことを報じる新聞を読み、取材に応じる北村さん
「自民党を支持していた方が他党に流れたという実感がある。全国的な逆風があるが、山口でも例外ではなかった」
【表】参院選山口選挙区確定票
参院選の投開票から一夜明けた21日。山口選挙区で4選を果たした自民党現職の北村経夫さん(70)は、山口県田布施町の事務所で、参議院での与党過半数割れとなった選挙戦を硬い表情で振り返った。
山口県は、岸信介氏や安倍晋三氏など多くの首相を輩出した「保守王国」だ。同党県連は今回、選挙区の得票率を70%と見込み、得票目標を40万票に設定。だが、石破政権に対する厳しい風に、結果はその半分程度の22万5617票にとどまった。党公認候補の得票率が4割を切るのは、補欠選挙も含めて1998年以来となった。
友田有・党県連幹事長は「(参政党や国民民主党は)確かに驚異的な伸びがあったが、保守王国と言われる山口の本領を最後は発揮できたかなと思う」と一定の成果を強調。その一方で「石破政権に対して希望が持てなかったということだろう。県民の皆様方からご批判をいただいているのも事実だ」とも語った。
北村さんは、派閥の政治資金パーティー券収入の還流問題があり、公明党からの推薦を得ていなかった。読売新聞社が20日に実施した出口調査では、自民、公明の各支持層の1割前後が参政党新人の山﨑珠江さん(47)や国民民主党新人の関谷拓馬さん(35)にそれぞれ流れていた。さらに2人は、維新支持層のほか、無党派層からもそれぞれ約3割の支持を集めた。自民党県連の関係者の一人は「参政党が保守層の受け皿になっていた」とみる。
県内でも「自民党離れ」が起きた原因について、北村さんは政府の物価高対策への対応不足を挙げ、「足元の生活や将来への不安が皆さんにあったんだろう」と推測した。
今回の参院選で、「日本人ファースト」を掲げた参政党は14議席を獲得し、躍進を果たした。山﨑さんは21日午前、岩国市の交差点で、さわやかな表情を浮かべながら行き交う車に手を振った。
山口選挙区での議席獲得とはならなかったが、2番目に多い13万1192票を獲得。20日の出口調査では、18歳〜20歳代、30歳代、40歳代からそれぞれ3割半ばの支持を得ていた。
また、山﨑さんや党県連は積極的にSNSでも情報を発信していた。投票先を決める際に最も参考としたメディアで「SNS・動画投稿サイト」と回答した人のうち、山﨑さんを支持した人は約5割に上り、北村さんの約1割を大幅に上回った。
4人の子どもを育てる山﨑さんは、今回の結果について「子育て世代の目線で世の中を変えていきたい、主婦の目線で家計に優しい政治にしなければいけないとの訴えが、支持をいただけた理由と思う」と分析。党の躍進を踏まえ、「すごく喜んでいる。また力を得て頑張れる」と手応えを感じていた。
(投開票日当日の出口調査は、NHK、日本テレビ系列各局と共同で実施した)
1154
:
OS5
:2025/07/24(木) 21:31:09
秋田
○219,717無:寺田静 現 会派所属なし
×171,324自:中泉松司 元 19年落選
×060,153参:佐藤美和子
https://news.yahoo.co.jp/articles/f3a3d49e2a4734d0f1335195ef560aa26ed646f4
事実上の一騎打ちとなった参院選秋田県選挙区 2人の候補者の対照的な選挙運動と舞台裏
7/22(火) 18:09配信
ABS秋田放送
参議院選挙の秋田県選挙区は、無所属で現職の寺田静氏が元職で自民党の中泉松司氏との事実上の一騎打ちを制し2度目の当選を果たしました。
両者が繰り広げた対照的な選挙戦、その舞台裏も交えてまとめました。
◇心の支えは家族
家事に勤しむ一人の女性として。
寺田静氏は物価の高騰を肌身で感じてきたといいます。
寺田氏
「普段だと時間があるときは安いものを買って献立を考えようってなるんですけど今、全部上がってるので考えようがない」
政治家としては消費者と生産者、双方の立場に立つ必要がありました。
寺田氏
「生産地選出の者としては悩ましいところで、ただ単にお米の価格を下げればいいというものではない」
物価高騰対策も争点のひとつになった選挙戦。心の支えは小学6年生の長男 しんぺいさんでした。
立憲民主党の衆議院議員で夫の学氏も育児などを一手に引き受けてサポートしました。
◇農業に携わる一人として
議席を争ったのは農家の長男に生まれた中泉松司氏。
6年前の参院選を次点で終えた後、集落営農組織の一員として農業に取り組んできました。
争点に据えたのは農業政策の在り方です。
農家
「多分今年から今年、ぎんさん(加工用米)最後だ」
中泉氏
「来年は?」
農家
「来年はほら主食(用米)やっぱり中心にして、まさかコメがこんな値段になると思わなかった」
中泉氏
「でもね、ちょと心ぱ…かじ取りしてちゃんとしないと逆にみんな主食につっこんだらやっぱり余る」
農業県秋田の声を国政に届けられるのは、現場を良く知る自分しかいない。
そう訴えた中泉氏に、農業の現場から厳しい声が浴びせられることもありました。
質問者
「彼(小泉農林水産大臣)は大規模化を進めると言ってね。まだ大規模化かと」
「うなずいておりますけれども(農業)やってる人が彼に言わないとだめだと思いますので」
中泉氏
「しっかりと小泉大臣に伝えられるようがんばります」
備蓄米の放出によるコメ価格の安定化などを推し進める小泉農林水産大臣と中泉氏は、20代のころからの盟友だといいます。
小泉農相
「コメ農家の皆さんの思いを背負って、私と激論をして最終的に言われたことは、思いはよくわかったからじゃあ秋田に来て直接農家さんにも伝えてくれと、それで私はきょう来ました」
中泉氏
「どんなに厳しい声でも結構です。皆さんの声を私に託してください。そして必ず目標を達成したのちに農政の現場で小泉大臣としっかり向き合って道筋をつける」
この日は、中泉氏から小泉大臣へ、生産者の立場からの強い批判の声はありませんでした。
◇あぜ道で農業談義
同じ日、寺田氏の姿は“農業の現場”にありました。
訪れたのは仙北市にある田んぼです。
寺田氏
「あれだけ赤字だ赤字だって農家の皆さんが言ってた時には何も、有効なことをしてくれなかったのに、価格が上がったからといって、じゃあその時だけなんかやるのかっていうのは、本当あんまりじゃないかと私も思ってて」
農家
「コメ多い多いって言って減反減反って言って、5年計画ね、減反させてでしょ、で、今コメつくれ?できるわけねえね、草ぼーぼーにした農地」
寺田氏
「それこそ小泉大臣が秋田に来てるんですけど、ちゃんとこういうとこに来てほしいなって。街中で演説して帰るんじゃなくてこういうところに来て話してほしいなって、話聞いてほしいなって」
農家
「我々のささやかな声届けてほしいんだやな」
◇政権トップとの意見交換
相対する中泉氏には、続々と中央から応援が駆けつけました。
しかし、ここでも農家から政権与党への逆風が吹いていました。
農家
「備蓄米の放出、店頭に2,000円のコメを並べるときに、なぜ生産者に緊急事態の対応であるから再生産可能なコメがつくれる環境を崩すわけではないんだとメッセージを発してくれなかったのか」
「今、農業者は特にコメ農家は、あすの未来あるコメ生産に向けて、本気で戦ってます。石破総理の言葉をあえて拝借するならば『なめられてたまるか』ということです。」
「政府だろうが大臣だろうが総理だろうが、やはり正々堂々と我々は自分の子どもや未来ある担い手に向けて誇れる農業をつくっていかなければいけません」
1155
:
名無しさん
:2025/07/24(木) 21:31:29
◇それぞれの選挙戦
選挙戦が進むにつれて、具体的な政策の訴えよりも、諦めない姿勢や国政への思いに特に熱がこもっていった中泉氏。
最終盤は中央からの“大物”議員などが再び秋田入りすることはありませんでした。
組織力の選挙戦を展開した中泉氏に対して、政党色を抑えた草の根運動に力を注いだ寺田氏。
地域の住民
「きれいになったね、おねえちゃん。がんばって、よかったよかった、こっち来るかなと思って待ってた、頼むよ!」
真夏のような17日間の選挙戦を終えました。
日増しに感じていたという支持の広がり。
選挙戦最終日には感極まる場面がありました。
視線の先には裏方に徹しながら見守り続けた夫の学氏の姿。
長男、しんぺいさんには翌朝、久しぶりに朝ごはんをつくることができたといいます。
寺田氏
「子どもを育てるにはもちろん経済的な余裕が必要です。そして、子どもの日々の成長の喜びを感じることができる時間の余裕も必要です。そして何より個人の選択を尊重する社会の在り方が必要です」
◇”山のように預かった課題”を改善につなげるために
誰もが安心して暮らせる社会の実現を目指して。
県内唯一の現職の女性国会議員としての立場も強調して2度目の当選を果たしました。
寺田氏は政党の方針に捉われなくて済む点を重視して無所属での活動を続ける考えです。
政党に入らずに自らが掲げる政策を実現するには。
寺田氏
「私の発言の内容、主張したことも盛り込まれて、それが政府に届けられて、それがそのまま政府の骨太の方針などに盛り込まれるというところもあって、それで法改正なども実現をしてきたというところも何度もありましたので。決して無力ではないと」
国政への考え方が近い議員同士でつくる“会派”への所属については「柔軟に検討していきたい」と述べた寺田氏。
県民の負託にどう応えていくのか、その手腕が引き続き問われます。
1156
:
名無しさん
:2025/07/24(木) 21:32:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/47cc8d30626b6998b42351f6d27e319aca0d3aa6
【参院選】歴史的な大敗を喫した自民党…秋田県選挙区で自民党候補はなぜ敗れたのか 半年間におよぶ取材から読み解く背景
7/23(水) 17:45配信
今回の参議院選挙で歴史的な大敗を喫した自民党。焦点となった1人区で東北は1勝5敗と大きく負け越し秋田県選挙区でも議席の奪還はかないませんでした。
自民党といえば
①政権与党としての実績と信頼
②企業・団体などの盤石な組織票
③張り巡らされた後援会組織
などを背景にこれまでゆるぎない体制で選挙に臨んできました。
今回秋田県選挙区で自民党候補はなぜ敗れたのか。
半年間におよぶ取材からその背景を読み解きます。
■知事選のしこり 第一声でも
中泉松司氏
「もう一度私を育ててくれたふるさとのために働かせてください。そのためには皆さんの力が必要です」
参議院選挙が公示された今月3日。
中泉松司氏の第一声には、自民党の国会議員や県議会議員、それに自民党を支える企業や団体のトップが顔を揃えました。
候補者の熱意と覚悟を有権者に示す第一声。
選挙全体の空気を左右する、極めて重要な演説と位置付けられています。
その輪に加わらず遠くから演説を眺めていたのは自民党の原幸子県議会議員です。
原県議は今年4月の県知事選挙で敗れた猿田和三氏を支援していました。
■中泉氏の懸念 保守分裂
さかのぼること半年前の今年1月。
自民党秋田県連は、知事選の対応を巡って自主投票を決定しました。
御法川信英県連会長
「知事選挙は知事選挙として戦いますけれども、参議院は政党・国政選挙ですので、こっちはしっかりまとまっていこうということで」
県議団が真っ二つに割れる状況に中泉氏は強い危機感を示していました。
中泉松司氏
「(保守分裂選挙の)直後に選挙を控えているっていうのは、正直言っていろんな場面で言葉を選ばなきゃいけないですし、行動も制限される部分もあるので非常に厳しいなと率直に思いますが、こればっかりはどうしようもない話ですので、なんとかそれを乗り越えていくしかないなと思っています」
■自民党への逆風
加えて選挙期間中に浮き彫りになったのは、自民党への激しい逆風でした。
選挙戦2日目の今月4日、中泉氏と20年近い交流のある小泉農林水産大臣が応援に駆け付けました。
しかし人の集まりはいまひとつ。
小泉農水相
「消費者のことばかりしか考えていない 生産者・コメ農家いじめの小泉進次郎だと」「小さい農家を見捨てる小泉進次郎 そんなわけないじゃないですか」「これから仮に過半数割れをしたときに起きる政治の現実というものを考えた時に我々反省しなきゃいけないところもある。変わらなきゃいけないこともある。だけど謙虚になってこれだけ言えるのは少なくとも我々は一番ましだと思う」
JA秋田県青年部協議会 金子勝洋副委員長
「コメの値段・市場に介入してきているのはどうなのかなと思います。コメの安い時に誰も助けてくれなかったのになぜ高くなるとこんなにも私たち苦しい思いをしなければならないのかなと」
■参政党 旋風
一方、今回の参院選で台風の目となった参政党。
神谷宗幣代表の演説には小泉大臣を上回る約500人が集まりました。
参政党 神谷宗幣代表
「ぜひ皆さん気持ちを上げていきましょう。全体的に日本のそして政治に関わってください。政治は汚いですよ。潰しあいですよ。人の汚い部分いっぱい見えます。でも誰かがこの道に入って、理念立てて、まっすぐに方向性を立てて、みんなを引っ張っていかないと日本が沈む。だからその牽引役を、牽引役の1人にみなさんもなってください。一人ひとりの力は微力ですけども無力じゃないですから。みんなが集まれば自民党を脅かすこともできるんですよ!我々で!!」
「せーの 1・2・参政党!」
1157
:
OS5
:2025/07/24(木) 21:32:32
■東北苦戦の背景
今回の参院選で焦点となった全国32の1人区の勝敗。
自民党は半数以上で敗れ、東北で議席を獲得したのは福島だけでした。
自民党元青年局長 鈴木憲和衆議院議員
「この横手市、豪雪地域ですよね。少数派の豪雪地域の気持ちを私たちのこの国の政策を少しでも豪雪地域寄りに寄せていく」「自民党が苦しい時、逆風の時、それでも秋田からは中泉さんをあげていただける、そのことがこの地域の力に必ずなります」
中泉氏の応援に訪れた山形県選出の国会議員は、自民党への逆風について人口減少や過疎が急速に進む東北ならではの要因があるのではないかと分析します。
自民党元青年局長 鈴木憲和衆議院議員
「東北はいつも自民に対して、決して全面的に推してくれるという感じではないと思っているんですよ。それはやっぱりうちの地元(山形)もそうですけども東北からいろんなことが東京に吸い取られているっていうこともあるんじゃないかと思いますし」
■知事選のしこり
逆風が吹き荒れる中、中泉氏を積極的に支えたのは、4月の知事選で鈴木知事を応援した県議でした。
小野一彦県議
「いまこそ秋田の農村から日本を変えていきましょう」「よろしくお願いします!ありがとうござます!加藤先生も一言!」
県連副会長 加藤鉱一県議
「中泉松司、東由利の皆様に立候補のご挨拶に参りました」
県連副会長 加藤鉱一県議
「知事選の時は自民党が割れたんですけど」「(参院選は)一体となってやるということで、きちっと体制になってきましたので、私はそのあれ(心配)はないと思います・・・ほとんど」
しかし、この言葉とは裏腹な状況が垣間見えたのは選挙戦10日目。
予定されていた街頭演説を行わず、中泉氏の選挙カーは足早に横手市雄物川町と平鹿町を後にしました。
自民党の選挙では、地方議員が先導したり選挙カーに同乗したりするのが通例ですが、この日、横手市選出で猿田氏を支援した重鎮の柴田正敏県議の姿はありませんでした。
中泉松司氏
「横手なんで・・・頑張んなきゃいけないっすね・・・」
取材メモ (自民党県議)
「知事選の禍根が残っていない前提で勝負したつもりだったけど温度差は選挙前も最中も非常に感じる場面があった」
■農業票の離反
そして、陣営としてもっとも注力したのが1955年の結党以来自民党を支えてくれた農業票を固めることです。
しかし、コメの価格の下落を心配するJAからは小泉大臣への強い警戒感が示されていました。
JA秋田中央会 小松忠彦会長
「小泉農相がいままでやってきたのは価格を安くする安ければいいという感じの方で」「安ければいいという追求は、結局最後(生産者が)誰もいなくなるという現実を直視してほしいなと思います」
選挙期間前に開かれた秋田市での決起集会。
中泉氏が顧問を務めるJA青年部から横断幕が手渡されました。
青年部
「この旗に若手農家としての応援の気持ちを寄せ書きという形で集めました。私たちの農業へ未来への思いをこの旗とともに中泉さんに託します」
寄せ書きの中には「大臣のワンマンを許すな」というメッセージも。
中泉松司氏
「この方々は若くして県内で一生懸命農業をやっている方々なので、農業で言えば先輩と思っていますから、そういう方々の期待・不安というものを応えられるように、払しょくできるように頑張らないといけないと思います」
1158
:
名無しさん
:2025/07/24(木) 21:32:46
小泉大臣が秋田に入った翌日。
秋田市内のホテルで開かれたのは、JAの組合長らと自民党の農水族のドンと呼ばれる森山幹事長との意見交換会です。
取材メモ (自民党関係者)
「小泉大臣が来た翌日に森山幹事長と会うというタイミング・順番が大切」
森山幹事長
「農協は農村集落を維持するためにいろんな事業をしています」「農村集落の維持のために努力をしていることも正しく評価をされなければいけないのだと思います。そうすることが食料の安全保障を確かなものにしていく原点であることを忘れてはいけないのだと思います」「なんとしてもみなさんのお力で中泉さんを参議院に送って頂きたい」
JA秋田中央会 小松忠彦会長
「すごく農協のことを良くわかって頂いてありがたいという思いです」
■総理応援は失敗
選挙戦が終盤に差し掛かった今月14日。
中泉氏を応援するため大仙市を訪れた石破総理大臣。
演説会の前にセッティングされたのは地域農家との懇談でした。
コメ農家
「いま農業者は、特にコメ農家は、あすの未来あるコメ生産に向けて本気で戦っています。石破総理の言葉をあえて拝借するならば、『なめられてたまるか』ってことです」
参加者が意見を表明した後は、石破総理が延々と自身の考えを一方的にしゃべり続けるだけでした。
石破首相
「すいません感想めいたことで恐縮です」
その後の演説会では、場所や銘柄米の品種を言い間違えます。
石破首相
「最近この大館(会場は大仙)でもクマが出るらしい」
「そして秋田美人(正しくはあきたこまち)がそうですサキホコレがそうなのですが・・・」
取材メモ(意見交換会の参加者)
「総理は秋田まで言い訳しに来たんだなと思った」
取材メモ(中泉陣営関係者)
「農業団体のトップから『総理の応援は失敗だったね』と言われた」
■自民党は大きな岐路に
そして迎えた投票日。
中泉松司氏
「本当にみなさんの期待に応えられなかったことに、改めてただただ自分の力不足無力さを感じる次第です」
自民党が逆風のときでも基礎票・固定票だった「農業票」。
極めて重要視されながら今回の参院選で固めきることはできませんでした。
JA秋田中央会 小松忠彦会長
「小泉さんがやっぱりどうしても消費者サイドの目線しかなくて、生産側の目線が足りなかったなと思うので」「小泉さんに対抗できるのは中泉さんしかないよと話をしても『自民党だからね』って声が聞こえてくるのでそのあたりが難しかったんじゃないかな」
自民党を支えた世代が高齢化し、若い世代が主張の明確な野党に流れる中、自民党の選挙戦術は大きな岐路に立たされています。
♢♢♢♢♢♢♢♢♢♢
今回の参院選、県内では保守分裂となった知事選の影響が色濃く残る中、自民党に対する逆風が吹き荒れました。
公示直前の今月1日、大仙市で開かれた中泉氏の決起集会では、収容人数約500人の会場にも関わらず、集まったのは100人程度で、県の南部での苦戦が特に予想されました。
このため、陣営は石破総理の応援演説を大仙市で行い、『テコ入れ』を目論見ましたが、農家との対話で総理が一方的に発言したり、「あきたこまち」を言い間違えたりするなどして支持者からは落胆の声が聞こえてきました。
続投を表明した石破総理に対し、党本部の役員・閣僚の一部、そして全国の地方組織から退陣を求める声が高まっています。
秋田県連の青年局も23日リモートで開かれた緊急の全国会議で「退陣」を要求したということです。
1159
:
OS5
:2025/07/24(木) 21:35:22
宮城
○367,794立:石垣のりこ 現
×293,732自:石川光次郎 新 県議
×181,773参:ローレンス綾子
×087,720れ:石井義人
×056,242み:角野為耶
https://news.yahoo.co.jp/articles/12c23db46b511c2339239c72b426faa15d6858cc
自民党に吹き荒れた逆風「やっぱりおかしい」最後に“吹っ切れた”元ベテラン県議候補の「組織のジレンマ」
7/23(水) 18:02配信
盤石の「組織戦」“フルスロットル”でスタートも
FNNプライムオンライン
参院選宮城選挙区で自民党が擁立したのは、県議19年の実績を持つ新人・石川光次郎氏だった。
公示初日、石川氏が訴えたのは「政権交代の可能性なんてつくっちゃいけない」という強い危機感。政権与党の一角として、宮城の議席を奪還することが至上命題だった。
応援には村井知事と県内全ての市町村長が顔をそろえ、自民党が誇る組織力をフルに活用。小泉進次郎農水相、石破茂首相、小林鷹之元経済安保相といった党幹部も相次いで駆けつけ、陣営は「重厚な布陣」で一丸となって戦った。
石破首相は仙台駅前で「宮城のことを知り尽くした石川光次郎。新しい日本を、この宮城からつくっていく」と力を込めた。
組織への配慮「迷いがあった」
石川氏の政治スタンスは“現場主義”。19年間の県議としての経験を土台に、「地方から声を上げ、自民党を変えることが政治を変えることだ」と繰り返し訴えてきた。
公示前は自民党改革を訴える場面もあった石川氏。しかし、公示後は発言が控えめだった。
選挙戦を終えた本人に質問をぶつけると、まず答えたのは、続々と応援に入る党幹部や関係組織を前に、自分が自民党改革を強調していいのか、という迷い。
また、公示前には、「お前に何ができるんだ」と新人の弱みにつけこんだ野次を聴衆から飛ばされることもあり、そうした経緯が影響したと本人が打ち明けた。
真面目で勉強熱心で、県議会自民会派のエースとして慕われた石川氏は、今回の選挙戦でも有権者に対して実直であろうとするがゆえに、迷いが生まれ発するメッセージが弱まった。
SNSに代表される「短く、分かりやすく」で台頭した新興勢力と、石川氏のスタイルは対極にあったのかもしれない。
保守票の分裂、SNS発信の遅れ…重なった“想定外”
石川陣営の最大の誤算は、「保守票」の分裂だった。
当初は立憲民主党の現職・石垣のり子氏との一騎打ちが想定されたが、選挙戦が始まると参政党のローレンス綾子氏が急伸。若年層を中心に支持を広げ、石川氏と保守票を分け合う構図となった。
また、SNSの活用も後手に回った。選挙中盤から動画投稿や短尺の政策発信を強化したが、「スタートが遅すぎた」との声も陣営内からあがった。
従来型の組織戦に加え、SNS戦略や街頭での可視化が重視される中、「旧来型の戦い方では限界があった」とあるスタッフは話す。
吹き荒れた“逆風” 自民党離れの民意
「今回は追い風ではなく、引き波のような雰囲気だった」そう語ったのは、自民党の森下千里衆議院議員だ。
また、党政調会長の小野寺五典議員は「有権者がいろんな選択肢を見ていた」と話し、小林鷹之元経済安保相は「厳しい風が吹いていた」と危機感をにじませていた。
党内の「政治とカネ」問題や政権への不信感は根強く、石川氏がどれほど現場で尽力してきたとしても、その逆風を跳ね返すのは容易ではなかった。
極限の戦い、削られた体と声 そして最後の“吹っ切れ”
灼熱の選挙戦。石川氏は「体重が7キロ落ちた」と明かしていた。最終盤にはスタッフに「腹に力が入らねんだよ」と漏らす場面もあった。
それでもマイクを握り続け、迎えた最終日のラスト演説。石川氏は、それまでの慎重な言葉選びを振り払うかのように、本音を語り始めた。
石川光次郎氏:
今、我々が所属している自由民主党、国民の皆様と乖離をしている。それが政治に対する国民の不信につながっている。おかしいものをおかしいと言えなくなったら、世の中終わりなんです。誰かが言わなければ変わらない
熱気に包まれた演説会場。ようやく“吹っ切れた”候補者の声に、聴衆は耳を傾けた。
だが、その変化が有権者全体に届くには、時間が足りなかった。
「報いられなかった悔しさ」石川氏の言葉ににじむ想い
投開票日、石川氏は敗戦を静かに受け止めた。
石川光次郎氏:
皆さま方の大きな、大きなご厚情に対して報いることができなかったという悔しさはありますけれども、皆さんと一緒に一つになって、この戦いを進められたことは、私にとって大きな財産だと思っています
19年間積み上げた地方政治の経験、そして組織の力を背景にした正攻法の選挙戦。
それでも勝てなかった、「自民党への逆風」と「組織のジレンマ」が浮かび上がった選挙戦だった。
仙台放送
仙台放送
1160
:
OS5
:2025/07/24(木) 21:37:30
徳島高知
○264,891無:広田一 現 高知 立憲会派
×201,619自:大石宗 新 高知県議
×123,070参:金城幹泰
以下略
https://news.yahoo.co.jp/articles/2acc2c3b3bf138cc4740dbb6f6a13078664e36f9
参議院徳島・高知選挙区、無所属の広田一さんが合区制す…自民党の大石宗さん及ばず
7/21(月) 2:18配信
で喜ぶ広田さん(20日午後8時37分、高知市で)
参院選が投開票された20日、徳島・高知選挙区(改選定数1)では、無所属現職の広田一さん(56)が自民党新人で前高知県議の大石宗さん(44)(公明党推薦)ら3人を破り、2023年の参院補欠選挙に続いて4度目の当選を果たした。ガソリン減税など物価高対策を掲げ、立憲民主、国民民主、共産など各党の地域組織の支援を受け、票を伸ばした。合区になって5度目(補選を含む)の選挙戦で、全体の当日有権者数は116万5487人(徳島59万6538人、高知56万8949人)。投票率は53・61%で前回補選(32・16%)を上回った。県別では徳島50・48%(前回補選23・92%)、高知56・89%(同40・75%)だった。
支持者を前に悔しさをにじませる大石さん(20日午後8時34分、高知市で)
高知市桟橋通の広田さんの事務所では、支持者らがテレビや携帯電話の速報画面で開票の行方を見守り、「当選確実」が伝えられると拍手と歓声が起きた。まもなく姿を見せた広田さんは花束を受け取り、「党派を超えた幅広い支援のおかげです」と、バンザイを繰り返した。
広田さんは、選挙戦で掲げてきた物価高対策について「高知、徳島のみなさんの暮らしを守るため、ガソリンの暫定税率を廃止してガソリン代を引き下げます」と決意表明。さらには「次の任期で徳島・高知の合区を解消できなければ政治家として責任をとる」と覚悟を示した。
今回、広田さんは各政党の推薦は求めず、「保守から革新まで幅広い皆さんの受け皿になる」と23年の補欠選挙と同じ無所属で臨んだ。これに対し、立民、国民、共産など徳島、高知の両県組織は「参議院でも自公政権を過半数割れに追い込む」と、それぞれが広田さんを支援。事実上の野党統一候補が成立した。
ただ、高知が地盤の広田さんにとっては「まだまだなじみが薄い」という徳島での浸透が課題だった。このため徳島県議や市町村議計約400人に会い、「初めての広田はじめです」のあいさつとともに地域の課題を聞いて回った。
選挙戦でも出発式は徳島市で行い、後半9日間は徳島に腰をすえて街頭演説などで票の上積みを図った。「自民党という大きな組織に立ち向かう」と、現職でありながら、たすきには「挑戦者!!」と入れて草の根の選挙戦を展開。自公政権に不満を持つ保守層の票も集め、4度目の当選を果たした。
大石さん逆風のまれる
大石さんは敗北が濃厚になると、高知市はりまや町の事務所に現れ、支持者を前に「みなさんの期待に応えることができなかったのは、私の責任です」と頭を下げた。
23年の補欠選挙の大敗を受けて、自民党の候補者探しは難航した。大石さんが出馬の打診を受け、立候補を表明したのは今年2月だった。
知名度不足を補うため、自身の半生を描いた漫画をパンフレットとして作成した。選挙戦では、07年に高知県議に初当選以降、約20年間にわたって政治活動に取り組んだ経験など、現場主義をアピール。「地方が元気にならなければ、日本の将来はない。経済成長のエンジンは地方にある」などと訴えた。
昨年の衆院選に続く与党過半数割れの危機に、両県の自民、公明両党組織が奮起して引き締めを図ったほか、ユーチューブなどで街頭演説の動画を配信するなど、SNSも積極的に活用して無党派層にも訴求。しかし、与党への逆風の中、支持は広がらなかった。
金城さん及ばず
参政党新人の金城幹泰さん(43)は高知市介良乙の事務所で、敗戦の結果に「要因は私の力不足」としつつ、「街頭での活動を重ねるごとに参政党の認知度向上を実感した」と話した。
金城さん及ばず
初出馬の金城さんは選挙期間中、交差点などでの街頭演説を中心に活動。消費税廃止や一次産業の保護などを主張した。徳島、高知両市中心部には神谷宗幣代表が応援に駆けつけたが、及ばなかった。
政治団体「NHK党」新人の中島康治さん(46)も与党の過半数割れを訴えたが届かなかった。
1161
:
名無しさん
:2025/07/24(木) 21:37:42
厳しい生活,与党に不満
物価高にどう歯止めをかけ、暮らしを守るのかが問われた参院選。徳島、高知両県の有権者は、消費減税などを訴えた広田さんに期待を込めた。先行きの見えない生活の厳しさから、与党への不満が結果に表れたと受け取れる。
物価高対策として、自民がアピールした現金給付に対し、広田さんは「現金のばらまき、露骨な選挙対策」と批判。ガソリンの暫定税率廃止などで対抗した。
与党が過半数割れした昨秋の衆院選で、徳島、高知では自民が議席を守ったものの「政治不信がなくなったわけでない」(大石陣営)。広田さんは、有効な手立てを示せない自民への批判票を取り込んだ。
ただ、消費税は社会保障とともに地方の財源で、高知県の浜田省司知事は17日の記者会見で「代わる財源の議論がなければ公共サービスに影響が出る」と地方への財源措置を求めた。
今回、候補4人は高知が地盤とあって徳島での関心度が懸念された。合区解消を求める声が高まるなか、両県代表に選ばれた広田さんはその道筋をつけてほしい。政治を身近にして信頼を取り戻すためにも急がれる。(古谷禎一)
1162
:
OS5
:2025/07/24(木) 21:44:50
福岡
419,082自:松山政司 現
380,592参:中田優子
320,391公:下野六太 現
306,409国:川元健一 新 元ソニー社員
303,624立:野田国義 現
138,374れ:沖園理恵
111,196保:森健太郎
102,557維:伊藤博文
075,596共:山口湧人
052,862み:古川あおい
045,207社:那須敬子
https://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/20250722-OYT1T50018/
福岡選挙区「指定席」、「わかりやすさ」武器に参政が奪取…立民・国民は「共倒れ」
2025/07/22 07:07
自公は死守
これまで自民、立憲民主、公明各党で議席を分け合ってきた福岡選挙区(改選定数3)は、自公が「指定席」を死守し、参政党が初の議席を獲得した。参政が「わかりやすさ」を武器に自民支持層や無党派層に支持を広げた。一方、同じ支持母体を持つ立民、国民民主両党は与野党逆転を狙ったが「共倒れ」となった。
当選から一夜明け、街頭で手を振る中田優子さん(21日午前8時2分、福岡市中央区で)=秋月正樹撮影
「生活者目線で訴えてきた政策が多くの人に支持していただけた」。初当選から一夜明けた21日、福岡市で街頭に立った後、報道陣の取材に応じた参政新人の中田優子さん(35)はこう振り返った。
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躍進の原動力となったのは「日本人ファースト」という党のスローガンだ。インパクトのある言葉は有権者を引きつけた。以前は自民支持だった同市の会社員の男性(54)は「『何で生活が苦しいのか』と考えていた時、心に刺さった。外国への投資より国民の生活を大切にするという主張を聞いて参政党への投票を決めた」と話す。
読売新聞社が20日に実施した出口調査では、13人の候補者のうち、中田さんは無党派層で最も多い2割の支持を集めた。自民支持層の1割弱にも食い込み、自民候補に次いで多かった。争点として最も重視した政策では、「外国人に関する政策」を挙げた5割強が中田さんを選んだ。
敗戦の弁を述べる野田国義さん(21日午前1時9分、福岡市中央区で)
一方、3選を狙った立民現職の野田国義さん(67)は、40人超の所属議員を抱える県連を挙げて選挙戦に臨み、各地で集会や街頭活動を行ったが、5番手に沈んだ。21日未明、福岡市内で支持者を前に深々と頭を下げた。県連の城井崇代表は「無党派層を引きつけるには力不足だった。戦略も戦術も大きく変えざるを得ない」とうなだれる。
「手取りを増やす」と訴えた国民民主新人の川元健一さん(45)は、玉木代表が何度も応援に入るなどテコ入れを図った。3年前の参院選で別の候補が獲得した13万票から30万票まで積み増したが、当選に届かなかった。
立民と国民民主の支持母体で、「2議席獲得」を掲げた連合福岡の幹部は「ショックだ。私たちの訴えよりも参政党の訴えが魅力的だったということだ」と悔しさをにじませた。
参政に票を奪われた自民の危機感も強い。自民現職の松山政司さん(66)は6年前の58万票から42万票まで減らし、大票田・福岡市の得票数は中田さんに及ばなかった。農業が盛んな地域でも「コメを巡る小泉農相の一連の対応への反発から『今回は参政に入れる』という若手農家もいた」(地方議員)という。
自民県連の松本国寛会長は「衆院選は遠くない。 真摯しんし に受け止めなければならない」と話した。
◇
投開票日当日の出口調査は、NHK、日本テレビ系列各局と共同で実施した。
1163
:
OS5
:2025/07/24(木) 21:51:42
奈良
175,450自:堀井巌 現
143,740国:杉本葵 新 大和郡山市議
127,173維:平将生 新 医師
088,988参:黒川洋司
068,689立:川戸康嗣 新 奈良3区落選
046,787共:太田敦
以下略
https://news.yahoo.co.jp/articles/8eea34bab8b8c85ebf1962e830aadde3fbc13504
参議院奈良選挙区、自民の堀井巌さん3選果たす…国民の杉本葵さんら及ばず
7/21(月) 12:28配信
読売新聞オンライン
万歳を繰り返す堀井さん(中央)(21日午前0時31分、奈良市で)
20日投開票された参院選で、過去最多の7人が立候補した奈良選挙区(改選定数1)では、自民党現職の堀井巌さん(59)(公明党推薦)が、国民民主党新人の杉本葵さん(34)、日本維新の会新人の平将生さん(49)らを退け、3選を果たした。堀井さんは、地方創生や外交など2期12年の実績をアピールし、組織票を手堅くまとめて議席を守った。杉本さんは、納税者目線の政治実現を訴え、若い年代を中心に一定の支持を得たが及ばなかった。投票率は61・52%(前回55・90%)。
【画像】支援者に謝りながら涙をこらえる杉本さん(右)(21日午前0時27分、奈良市で)
堀井さんが奈良市三条大路に構える事務所には支援者約200人が集まり、「当選確実」の一報を受けて堀井さんが姿を現すと、事務所内は大きな拍手で包まれた。堀井さんは「ふるさと奈良を元気にするために全力を尽くす」と力強く語った。
自民党派閥の政治資金問題への逆風もあった。問題を受けて外務副大臣を辞任し、自身の政治資金収支報告書では、5年間で計876万円の不記載が判明した。
参院選前には、国会の合間をぬって県北部から南部までくまなく足を運んだ。住民の声を聞き、「39市町村の声を国政に届ける」と初心に立ちかえり、選挙戦に臨むことを決意。医療や農業関係など300以上の業界団体から推薦を受けた。
選挙戦では個人演説会を連日開催。2期12年の実績をアピールしつつ、「京奈和自動車道などインフラ整備や治水対策を進める。県内の農林業など地場産業を振興させ、力強い奈良をつくる」と訴えた。
当選確実とした後、事務所で花束を受け取ると、堀井さんは「県民のみなさまのさまざまな声に耳を傾け、3期目にのぞんでいきたい」と日焼けした顔で笑顔を見せた。
杉本さん「申し訳ない」
堀井さんの当選確実が知らされると、奈良市内のホテルで吉報を待った杉本さんの陣営関係者や支援者らは落胆の表情を浮かべた。
人材情報会社などを経て、2023年、地元の大和郡山市議選に出馬してトップ当選した。その後、暮らしの負担軽減を目指して「国の制度から根本的に解決したい」と国政への挑戦を決意。22年に発足した国民民主党県連にとって、国政選挙で独自候補を擁立するのは初めてとなった。
ただ、立憲民主党との候補者一本化が進まず、連合奈良がいずれの候補者に対しても推薦を見送るなど、厳しい戦いを強いられた。SNSを駆使して政策を訴え、玉木雄一郎代表ら党幹部も応援に駆けつけたが、3選を目指す自民現職には及ばなかった。
会場に姿を見せた杉本さんは「みなさんの声を国に届けられず申し訳ありません」と頭を下げた。
1164
:
OS5
:2025/07/24(木) 21:51:59
平さん、広がり欠く
奈良市四条大路にある平さんの事務所では、落選が確実になると、集まった支援者からため息が漏れた。平さんは「支持を広げきれなかった」と述べ、頭を下げた。
医師として20年間、医療現場の最前線に立つ中で医療制度の問題点を肌で感じてきた。「政治家として社会の根本を変え、多くの人を救いたい」と国政への挑戦を決断。「医療費の増大は社会保険料の増加につながる」と、党が掲げる社会保障制度の改革を強調し、「次世代のための政治を」と訴えた。
県内各地をくまなく回り、街頭での演説を重ねた。通勤時間帯に駅前に立つなど、維新の地盤である大阪に通う会社員らにもアピールし、吉村洋文代表ら党幹部もたびたび応援に駆けつけた。
しかし、野党候補が乱立する中、自民支持層を崩しきれず、無党派層への浸透も十分に図れなかった。
川戸さん浸透せず
奈良県大和郡山市のJR大和小泉駅近くにある立憲民主党新人の川戸康嗣さん(49)の事務所では、支援者らがため息をついた。川戸さんは「私の力不足でした。引き続き頑張るので、応援よろしくお願いします」と支援者らに深々と頭を下げた。
昨秋の衆院選奈良3区で立民公認で立候補し落選。翌日から朝の駅立ちを欠かさず続け、地道に知名度向上に努めてきた。参院選候補として打診されたのは2月初旬。選挙戦でも「愚直なスタイル」を貫き、朝夕の駅立ちのほか、街頭に短時間立って支持を訴える「スポット」を連日数十か所で繰り返し、物価高対策を訴えてきたが、浸透しきれなかった。
国民民主党が1月、公認候補の擁立を発表し、支持団体の連合奈良は候補者推薦を見送った。立民の選挙運動を支えてきた戦力が半減し、埋没が避けられなかった。
太田さん 「頑張り切れた」
共産党新人の太田敦さん(53)は奈良市四条大路の事務所で支援者らを前に、「みなさんのご支援を受け、最後まで頑張り切れた」と語った。
地盤の大和高田市を含む中南和地域を中心に回り、消費税を一律5%に引き下げるほか、農家に対する所得補償の必要性などを訴えた。
1165
:
OS5
:2025/07/24(木) 21:52:54
>>1116
https://news.yahoo.co.jp/articles/4081f94190ed7d6da466fed25b35469c60aea05d
〈参院選鹿児島〉自民・森山幹事長が繰り返した「消費税を守り抜く」が逆風に――“牙城”崩落に水面下の動き 初の女性議員「歴史的勝利」した背景
7/21(月) 11:25配信
南日本新聞
敗戦の弁を述べ、支持者に頭を下げる園田修光さん=20日午後8時18分、鹿児島市郡元2丁目
「保守王国」と呼ばれる鹿児島で、1998年から改選議席を独占し続けてきた自民党の牙城が崩れ去った。前参院議長の尾辻秀久氏の勇退に伴う現職不在の鹿児島選挙区を制したのは、秀久氏の三女である尾辻朋実氏だった。物価高対策や政治とカネ問題による自民への不満が渦巻く中、「政治を変えよう」とのメッセージで批判票を取り込み、強固な地盤に風穴を開けた。衆参通じ県内選挙区では初の女性国会議員となり、歴史的勝利だ。
尾辻氏は秀久氏の後継を狙い名乗りを上げた自民公認候補の選に漏れ、立憲民主党の誘いを受けて無所属で立候補した。この経緯から野党や連合鹿児島の支援に温度差がみられたものの公示5日前、「自民に戻らない」と宣言。共産党の候補擁立取り下げが実現したことが転換点となった。
選挙戦突入後は父譲りの演説で「地方の衰退は自民政治のせいだ」と真っ向批判。「秀久氏の娘」を前面アピールしても世襲批判が高まることはなかった。秀久氏の支持者らが水面下で自民票を切り崩し、無党派層まで支持を広げ突き放しに成功した。
衆参10年の経験がある自民元職の園田修光氏は党副総裁の菅義偉元首相との縁が深く、党本部が公認を決めた。当初は県連内にわだかまりが残ったが、6月以降は「森山裕幹事長のお膝元で負けられない」と県議や国会議員らが総力を挙げ組織戦を展開。幹事長自ら何度も地元入りし引き締めたが浸透しきれなかった。
派閥裏金事件以降、自民への不信感は払拭できないままだ。森山氏が矢面に立ち繰り返した「責任政党として消費税を守り抜く」との主張は野党の減税論にかき消され、自民批判を一層あおった側面もある。県内3選挙区で敗北した昨年の衆院選に続き、自民の求心力低下を浮き彫りにした。
尾辻氏に加え、自民票を奪ったのが参政党だ。新人の牧野俊一氏が訴えた「減税と積極財政の両立」は保守層に響き、大勢が集まる演説会場もあった。地方議員や党員らの支援に加え、交流サイト(SNS)を積極活用し支持を拡大。組織や動員に頼らない新たな運動の形を示したと言える。
投票率は前回より大きく伸び56.46%となった。コメやガソリンなど物価高にあえぐ有権者が暮らしに直結する政治と向き合い、自公議席の大幅減を突きつけた意味は極めて重い。
南日本新聞 | 鹿児島
1166
:
OS5
:2025/07/24(木) 21:53:33
https://373news.com/lineup/senkyo/sanin/25/news/217594/
比例代表得票2位は参政党、自民王国・鹿児島に吹き荒れた〝オレンジ旋風〟――10〜40代はトップ、自公が初の50%割れ
2025/07/22 11:07
参院選 2025参院選
街頭演説する参政党の神谷宗幣代表=12日、鹿児島市
街頭演説する参政党の神谷宗幣代表=12日、鹿児島市
詳しく
20日投開票の参院選鹿児島選挙区(改選数1)は、立憲民主党が推薦する無所属新人の尾辻朋実氏(44)が初当選を果たした。自民が2人区時代の1998年から独占した参院改選議席を失い、県内選挙区で衆参を通じて初の女性国会議員が誕生した。比例代表では参政党が得票率2位に入るなど躍進を見せた。
鹿児島県内の比例代表の得票総数は71万468票だった。政権与党の自民党(31.9%)と公明党(9.2%)を合わせた得票率は41.1%で、改選1人区になった2001年以降、初めて50%を割り込んだ。得票数2位は参政党の10万949票(14.2%)で、政治団体として初めて選挙戦に臨んだ前回22年の3.8%から躍進した。
自民党が22万6583票を獲得して最多だったものの、事実上の政権選択選挙とされた中、派閥裏金事件などによる与党への県民の厳しい評価が浮き彫りになった。
3位は立憲民主党の8万8081票(12.4%)、4位は公明6万5341票、5位は国民民主党5万5394票(7.8%)、6位はれいわ新選組5万2722票(7.4%)だった。
前回との比較では、自民が11.0ポイント、立民1.4ポイント、公明3.0ポイントとそれぞれ減少。国民は3.3ポイント、れいわは4.0ポイント増えた。
共同通信の出口調査によると、自民は50、60代、70歳以上の投票先で最多。70歳以上では47.2%と約半数を占めた。参政は10代から40代で1位となり、50代、60代でも2位につけて幅広い世代の支持を集めた。無党派層はれいわが17.2%で最多。自民15.2%、立民12.1%と続いた。
争点となった物価高対策では、現金給付が良いと答えた人の投票先は自民の49.0%、消費税減税と回答した人は参政の22.4%が最も高かった。
1167
:
OS5
:2025/07/24(木) 23:28:12
>>1088
https://news.ntv.co.jp/n/knb/category/politics/kna875ced762df487d8919d3f064bb515c
【参院選・富山】逆風のもと…3選への思い届かず 自民・堂故さんの選挙戦振り返る
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2025年7月22日 20:34
【参院選・富山】逆風のもと…3選への思い届かず 自民・堂故さんの選挙戦振り返る
堂故茂さん(自民・現)
「自分が歩んできた政治の経験を全て使い切る、その思いでここに立たせていただいております」
参議院選挙富山選挙区で3期目の当選を目指した自民党の堂故茂さん。
実績とともに強く訴えたのは地元・氷見市など能登半島地震で大きな被害を受けた、地域の復旧・復興への思いでした。
堂故さん
「できるだけ 課題をクリアして、被災者のためにできるだけ早く復旧復興を進めないといけない」
吹き荒れた自民党への逆風。
物価高対策で与党は現金の給付を打ち出しましたが…
堂故さん
「ちょっと評判悪いですね ばらまきかって」
演説会では、給付金の方が食料品の消費税をゼロにした場合の税額より多いと説明に時間を割きました。
堂故さん
「これがベストだとまったく思っていません。もうちょっと国民に届くような物価高対策をすべき」
庭田さんを公認した国民民主党を意識してか、ガソリン暫定税率の廃止に触れる場面も。
堂故さん
「公党間で約束したんですから、ガソリン 1リットルあたり25円の暫定税率を廃止すべきだと思います。速やかに」
選挙期間中にも、自民党の議員による「運よく能登で地震があった」という発言で、逆風はいっそう強まりました。
堂故さん
「皆さんから聞かれるのは『自民党何しとんがよ、エラーばっかりで、しっかりしろ!』そんなことを言われます、お気持ちはわかります。しかし、堂故茂 にですね、その声を託してください」
自民王国・富山の議席を死守しようと、知名度のある議員が次々と応援に入りました。
小渕優子組織運動本部長(自民)
「買い物するとき消費税がない、ありがたい。でもこれゼロにしちゃったら、年金医療介護子育て、これのお金どこから持ってくるんですかね。こんな危なっかしい危険なことは、我々責任与党はとてもじゃないけど申し上げることはできない」
小林鷹之衆議院議員(自民)
「堂故さんパフォーマンスしないじゃないですか、パフォーマンスで政治できないですよ」
さらに苦戦が伝えられる中、富山入りしたのは
石破首相
「世界がいま一番厳しい安全保障環境にあるときに、この参議院選挙で、きちんとした防衛を語っている党がどこにある、きちんとした防災を語っている党がどこにある」
選挙戦最終盤に迎えた地元・氷見市での総決起大会。堂故さんの口からはこんな言葉が。
堂故さん
「こんなに厳しい選挙初めてです。相手がいるようないないような本当に厳しい風との戦いです」
演説の最後に先月亡くなった氷見市の林前市長に触れた際には…
堂故さん
「林前市長が亡くなる前に、電話いただきまして『堂故さんごめんね、選挙手伝えん』って言ってくれました…皆さんお願いです、堂故最後のお願いです、もう頼むことはないかもしれません。今度の選挙勝たせてください、絶対に勝ち抜いて氷見のために、富山のために本気で死ぬ気でやりますから、どうかお願いします」
投開票が行われたおととい。堂故さんの得票は、地元・氷見市など7つの市と町で、庭田さんを上回りました。しかし富山市で大きく差をつけられ、県全体ではわずか8000票差で敗れました。
自民以外の候補に18年ぶりに奪われた参議院富山選挙区の議席。
敗因はどこにあったのか。
自民党富山県連 宮本光明幹事長
「街頭でいろいろされていても、毛嫌いされるような雰囲気感があったり、そういうことが『自民は支持できないよ』と言う声を浴びせられて、私どもも現実にあったわけなんですけど、それぐらい有権者の皆さんは、減税の事や物価高の事やいろんなことで自分の生活も含めて大変厳しい環境に置かれながら、それを政治に求めておられた」
激戦の末、3期目への思いは届かなかった堂故さん。
堂故さん
「結果が出なかったのは残念です。私は自分のテーマである『ふるさとに根っこのある人づくり』、地域の片隅で一生懸命これからもやりたいと思っています。本当にありがとうございました、ありがとうございました」
最終更新日:2025年7月22日 20:34
1168
:
OS5
:2025/07/24(木) 23:35:11
岡山
◯307,556自:小林孝一郎 新 県議 21年衆院選比例下位落選
✕283,799立:国友彩葉 新 岡山市議
✕192,606参:広森志穂
以下略
https://www.asahi.com/articles/AST7P3K6VT7PPPZB00JM.html
激戦で自民がみせた底力 「大接戦」のはずが、立憲の誤算はあの政党
有料記事
北村浩貴 小沢邦男2025年7月23日 8時30分
20日投開票された参院選岡山選挙区(改選数1)は新顔4人が争い、自民党の小林孝一郎氏(47)=公明党推薦=が、立憲民主党の国友彩葉(さよ)(33)、参政党の広森志穂(34)、NHK党の岩田好明(57)の3氏を破って初当選を果たした。自民は、今期で引退する現職の石井正弘氏が2013年に議席を獲得してから岡山選挙区での全勝が続く。投票率が前回より6.95ポイント増え54.18%を記録した激戦を振り返る。
自民重鎮「こんな選挙は初めて」
「小林孝一郎の勝利というよりは県連の総力をあげた勝利」。21日未明、当選確実の一報を受けた小林氏はこう語った。
選挙戦最終日の19日。小林氏は日中、岡山市中心部で街頭演説を重ねながら訴えて歩いた。奉還町商店街からJR岡山駅を経由し、駅前商店街へ。その流れで表町商店街に入った。
写真・図版
自民党の小林孝一郎氏が街頭演説をする間、道路に向かって手を振る岡山県選出の国会議員逢沢一郎氏(右)、石井正弘氏(左から2人目)、山下貴司氏(左)=2025年7月19日午後1時32分、岡山市北区、北村浩貴撮影
県選出の重鎮、逢沢一郎氏(衆院1区)や山下貴司県連会長(同2区)ら国会議員も張り付き、商店主や歩行者らに言葉をかけて握手を繰り返した。
逢沢氏は今回、県外からの応援依頼をすべて断ったと話す。「岡山から一歩も出なかった。こんな選挙は初めて。毎日、電話か外でしゃべったり、企業を回ったりしていた」
選挙戦は、2016年以来となる新顔同士の争い。小林氏は自民現職の石井正弘氏の後継として立候補した。物価高を上回る賃金上昇など物価高対策、医師や県議の経験をアピールして地域医療の充実などを含めた地方創生を訴え続けた。
選挙カーで県内を回り、スポット演説を繰り返す。県選出国会議員や地元議員らも同行した。陣営には医療、介護関係だけでなく「自民党らしい幅広な」(陣営関係者)団体や企業から推薦状が集まり、その数は1400を超えた。前回選挙で自主投票だった公明党からは早々と推薦を得た。自公協力は順調で、県連関係者も「だいぶ浸透している」と手応えを口にしていた。
加藤財務相、選挙カーから声を張り上げ
1169
:
OS5
:2025/07/24(木) 23:39:51
>>1096
https://www.yomiuri.co.jp/local/hokkaido/news/20250721-OYTNT50257/
当落分けた「8000票」 激戦の北海道参院選一夜明け、再選3人気持ち新たに
2025/07/22 05:00
約8000票の差が当落を分けた参院選道選挙区(改選定数3)の投開票から一夜明けた21日、再選を果たした3人は札幌市中央区にある、それぞれの事務所で報道陣の取材に応じ、次の任期に向けて気持ちを新たにした。
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■自民・岩本氏
自民党の岩本剛人氏(60)は午前、「大変厳しい選挙だった。議席をいただいた責任はとても重たい」と激戦を振り返った。
当確の一報を受けて以降、取材対応に加えて自民道連や公明党道本部へのあいさつに追われ、帰宅したのは午前5時頃。2時間ほどの仮眠で目を覚ますと、冷たい水で顔を洗ったという。「物価高対策のため、しっかり補正予算や政策などを議論していきたい」と気を引き締めた。
■自民・高橋氏
トップ当選だった自民の高橋はるみ氏(71)は午後、事務所で参院選の結果を伝える新聞に目を通し、「北海道のためにできることを実現していきたい」と抱負を述べた。
選挙戦では離島を除く175市町村を回り、地域医療の維持などを訴えて回った。当初は午後からの活動を予定していたが、支援者らからの祝福メールが気になり、朝から一つひとつ丁寧に返事をして過ごしたという。「道の課題をしっかり解決する。各党間の政治情勢にも向き合っていきたい」と語った。
■立民・勝部氏
2位で当選した立憲民主党の勝部賢志氏(65)も午前、事務所で新聞各紙に目を通し、「本当に多くの皆さんに応援をいただいた。選挙戦で訴えたことを実現できるようにしたい」と誓った。
公示からの17日間は午前5時半頃に起床する日々を過ごした。21日は少しゆっくりした朝を過ごそうかと思っていたが、午前6時半頃からお祝いの電話やメールが届き始め、目が覚めたという。当面の課題と定めるのは物価高対策。「課題は山積しており、どれも猶予はない」と力を込めた。
1170
:
OS5
:2025/07/24(木) 23:46:13
https://www.yomiuri.co.jp/local/hokkaido/news/20250722-OYTNT50238/
【検証・参院選】国民候補、一部立民が支援 参政と票分散で3位取れず…「旧民主系」、次期衆院選に懸念材料
2025/07/23 05:00
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自民党と野党のどちらが2議席を取るのかが注目された第27回参院選道選挙区(改選定数3)は、自民に軍配が上がった。3議席目を巡り、約9000票差に3候補がひしめき合った、まれに見る接戦を検証する。
■衆院選の「貸し」
「皆様の思いに応えることができず、誠に申し訳なかったと思う」。投開票から一夜明けた21日午前10時頃、国民民主党の鈴木雅貴はJR札幌駅近くで街頭に立った。3位当選した自民党の岩本剛人と9286票差の5位に終わった鈴木。時折言葉を詰まらせ、「引き続き国民民主党をよろしくお願いいたします」と締めくくった。
投開票から一夜明け、厳しい表情で街頭に立つ鈴木雅貴氏(21日午前、札幌市中央区で)
自民の逆風で野党有利とされた参院選。立憲民主党と国民民主は候補者調整に成功し、万全の態勢を整えた。調整には両党を支援する連合北海道が大きな役割を果たした。
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衆院選が迫った昨年10月、ある連合幹部は東京都内で、党の顔である国民民主幹事長の榛葉賀津也と向き合い、こう直談判した。「既に連合は立民の候補に推薦を出した。今回、国民民主は擁立を控えてくれないか」
両党と連合北海道などは昨年夏、次の参院選で「両党で候補者2人」を確認したが、参院選の前に衆院選の実施が決まった。連合幹部は参院選における両党の関係を見据え、榛葉との面会に臨んだ形だ。
衆院選で、立民は比例復活を含め小選挙区の12人全員が当選した。一方、国民民主は小選挙区の擁立を見送ったが、全国で伸長し、発言力を強めた。そして参院選が近づくと、衆院選での“貸し”もあり、立民との候補者調整で強気な姿勢が取れるようになった。4月、先だって連合が鈴木への推薦決定を発表したこともあり、国民民主は鈴木の出馬記者会見にこぎ着けた。
■思わぬ伏兵登場
鈴木は党勢に乗り、急速に支持を広げていったが、参院選が公示されると、予想外の展開が待っていた。参政党の田中義人の躍進だ。
激戦を終え、支援者と握手を交わす田中義人氏(21日午前、札幌市中央区で)
当初は当選圏外とみられていた田中だが、公示後に報道各社が実施した調査では、鈴木と岩本に並ぶ情勢が次々と報じられた。田中陣営によると、道内の党員申し込み数は1日100人単位で増えていったという。
戦いを振り返る勝部賢志氏(21日、札幌市中央区で)
思わぬ伏兵の登場で三つどもえの戦いとなった3位争い。田中の勢いを受け、動いたのは立民の関係者だった。「国民民主がやばい。鈴木を頼むぞ」。立民のある国会議員は選挙戦終盤、自身の後援会を集め、号令をかけた。序盤から立民の勝部賢志は安定した戦いを続けた状況を踏まえ、自身の後援会が持つ票を鈴木に回すことを決めたのだ。ほかにも一部の立民議員が勝手連的に鈴木への支援を呼びかけるなど、援護射撃を行った。
■立・国関係に懸念
そして投開票日。道選挙区は3議席目の当落判明が全国で2番目に遅い大激戦となった。結局、鈴木と田中は岩本に僅差で敗れた。国民民主道連幹部は「大票田の札幌では鈴木と田中は岩本を上回ったが2人で票を分け合い、地方に強い岩本を利することになってしまった」と敗因を語った。
参政の躍進に、「旧民主系」の関係者は、今後の両党の協力関係に影響を与えるのではと懸念する。特に関係者が頭を悩ませているのが、次の衆院選での対応だ。
国民民主は参院選でも道内の比例票を29万票超獲得し、存在感を示した一方、現在、衆院全12小選挙区には立民の現職議員がいる。国民民主道連幹部は、こう心境を吐露する。「勢いに乗る参政はきっと複数の小選挙区で候補擁立を考えるはずだ。そんな中で、うちが立てるのは比例だけというのは許されないだろう」(敬称略)
1171
:
名無しさん
:2025/07/24(木) 23:48:07
https://www.yomiuri.co.jp/local/hokkaido/news/20250723-OYTNT50278/
【検証・参院選】自民2議席薄氷勝利 4区調整案、公明衆院選への協力懸念 参政の躍進背景に
2025/07/24 05:00
当選が決まり、公明党道本部の幹部らとともに万歳をして喜ぶ岩本剛人氏(中央)(21日未明、札幌市中央区で)
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■辛勝笑顔なく
「本当に厳しい選挙だった」。21日未明、当確が伝えられると、自民党の岩本剛人は深く頭を下げた。笑顔はなく、「勝者」とは思えない面持ちだった。
逆風が続く自民。道連が注力したのは公明党との関係整備だった。昨年の衆院選では「自公連携の象徴」の道10区(岩見沢市など)で公明候補が落選。両党が新たな協力区探しを進める中、「すっきりとした状態で戦いたい」との公明側の意向を踏まえ、自民は参院選前の5月、道連前会長の中村裕之が自身の道4区(小樽市など)を差し出して軟着陸させた。
一方で、最大の課題は岩本の知名度不足。そこで党は前回2019年と同様、岩本の支援に傾注した。選挙中は人気弁士が続々と駆けつけたほか、森山幹事長も来道し、「2議席のため岩本に支援を」と業界団体の幹部らを札幌市内のホテルに集め、発破をかけた。
最終的に4位と8488票差で辛勝した岩本。札幌市では参政党の田中義人に2万635票、5位の鈴木雅貴に2万5703票差をつけられたが、日本保守党を含む保守票の受け皿が分裂したこともあり、地方での“貯金”で逃げ切った。岩本は当選が決まると、真っ先に公明道本部に足を運び、佐藤英道代表とともに万歳した。
当選から一夜明け、報道各社の取材に応じる高橋はるみ氏(21日午後、札幌市中央区で)
■「一番うれしい勝利」
前回80万票超を得た高橋はるみも、かつてない厳しい選挙となった。高橋は派閥による政治資金パーティー収入不記載問題の当事者の一人。知事退任から6年が過ぎ、当初から「今回は票を減らす」との観測が広まった。
「岩本一辺倒」な支援態勢に、周りから「岩本氏に寄せすぎだ」と不満も漏れる中、各地をきめ細かに遊説。前回よりも約30万票減らしたものの、堂々の1位当選だった。「何回も選挙をしているが一番うれしい勝利だ」。20日夜、高橋は満面の笑みを見せた。
今回、岩本と高橋で得たのは計87万9676票。2議席は維持できたが目安とした100万票に届かず、自民の退潮を示した結果となった。2年後に迫る統一地方選へ向け、「(逆風で)企業団体は末端まで自民候補に投票とはいかない。道議会で自民が議席を減らすかもしれない」(自民中堅道議)と警戒の声が広がる。
自民道連会長の武部新は21日未明、報道陣の取材に「(得票減を)しっかりと受け止めなければならない。信頼は回復しておらず、今後しっかり取り組んでいく必要がある」と語った。
■衆院選「前向きに」
「チャンスがあればしっかり前向きに検討したい」。投開票日から一夜明けた21日午前、田中はJR札幌駅近くで演説を終え、報道陣に次期衆院選への対応を聞かれると、こう力を込めた。
元倶知安町議の田中は以前から外資による町内の違法な開発行為を問題視。5月にSNSで現場の空撮写真などを投稿すると閲覧数は約450万回に上り、その後工事は停止した。参院選で田中は外国人対策に訴えの軸足を置き、工事停止を「実績」に躍進した。
次期衆院選での田中の動向について、複数の公明道幹部は「4区(に立つ)でしょう」と口をそろえる。
道4区は自公協力の新たな「象徴区」である一方、田中の地元で、躍進の一因となった違法開発の現場の倶知安町も含む。4区には立憲民主党の大築紅葉という「強敵」がいる。4区の禅譲は他の小選挙区で自民候補の支援と引き換えとされ、公明関係者は「4区で公明が『頑張れば勝てそうだ』という情勢にならなければ、相互支援の効果は出ない」と全道への影響を懸念し、自民の奮起にも期待を寄せる。
読売新聞の取材に、田中は「党本部と相談し、全小選挙区で勝てそうなところを冷静に判断する」とし、4区についてはこう分析する。「自民の地方議員は『次は公明を支援しろ』と言われても、まっすぐには流れないだろう」(敬称略)
(この連載は、高橋広大、平井翔子、高田悠介、森近正が担当しました)
1172
:
OS5
:2025/07/24(木) 23:58:35
https://www.tokyo-np.co.jp/article/423223
泉房穂氏、立民会派入りへ ラサール石井氏も
2025年7月23日 23時07分 (共同通信)
参院選兵庫選挙区に無所属で立候補し、初当選した泉房穂・元明石市長が立憲民主党会派に入会する方向となった。党関係者が23日明らかにした。泉氏は立民兵庫県連の推薦を受けていた。社民党から比例代表で出馬し、初当選したタレントのラサール石井氏も近く会派入りする見通し。立民と社民は参院で統一会派を組んでいる。
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