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地域綜合スレ

1とはずがたり:2003/10/24(金) 14:51
市町村合併情報
http://www.glin.org/prefect/upd/index.html

スレッドの進行方法などは>>2

2とはずがたり:2003/10/24(金) 14:54
後で検索を容易にするために書き込む際には
<東北・北海道>
<関東・東京> …関東+山梨
<中部> …東海・北陸・信越
<近畿>
<中国・四国>
<九州・沖縄>
と符号と地方名(<地方名>)を付けることを推奨。

市町村合併・地域産業論・地方都市・人文地理・地誌などなんでも。

市町村合併に伴う議会ネタは地方選スレ,合併協議ネタは行政改革スレに分散してしまっているが
以後こちらになるべく統一。

統一地方選・地方議員関連統一スレッド
http://jbbs.shitaraba.com/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/

行政改革・構造改革
http://jbbs.shitaraba.com/bbs/read.cgi/study/2246/1038805069/

3とはずがたり:2003/10/24(金) 14:55
<中国・四国>
庄原市
未定
庄原市, 甲奴郡 総領町,比婆郡 西城町,東城町,口和町,高野町,比和町
★庄原市・比婆郡5町・総領町合併協議会(法定)
※法定協議会設置(2003/10/24)
※合併予定期日は,2005/3/31以前(詳細は協議会で決定)
※新市名は「庄原市(しょうばらし)」
※新市役所に,現・庄原市役所
44,302
1,246.60
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031023-00000006-mai-l34
東城町の合併協加入提案を可決 庄原市と西城町、総領町が臨時議会 /広島

 庄原市と西城、総領両町は22日、相次いで臨時議会を開き、庄原市・比婆郡4町・総領町合併協議会に東城町を加える首長提案を、いずれも賛成多数で可決した。東城町を含め、既に4町議会が可決しており、24日に庄原市・比婆郡5町・総領町合併協議会をスタートさせ、29日に第1回会合を開く。
 庄原市議会では、滝口季彦市長が、「県北一帯の発展のためにも、東城町を加えた方が良いと判断した。時間的には厳しいが、当初計画していた来年11月の合併期日を、再来年3月に延ばし、1市6町の同時合併を実現したい」と提案理由を説明。賛否討論の末、賛成11、反対6で可決した。
 また、合併協議会会長でもある滝口市長は、東城町で合併の賛否を問う住民投票に向けた署名集めの動きがある点について、「判断のタイムリミットとされる来年2月26日までに、東城町を加えた合併の見通しが困難な場合、これまでの合併協議会で協議する」とも述べた。 【小原勝】(毎日新聞)
[10月23日21時50分更新]

4とはずがたり:2003/10/24(金) 14:55
<中国・四国>
庄原市
未定
庄原市, 甲奴郡 総領町,比婆郡 西城町,東城町,口和町,高野町,比和町
★庄原市・比婆郡5町・総領町合併協議会(法定)
※法定協議会設置(2003/10/24)
※合併予定期日は,2005/3/31以前(詳細は協議会で決定)
※新市名は「庄原市(しょうばらし)」
※新市役所に,現・庄原市役所
44,302
1,246.60
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031023-00000006-mai-l34
東城町の合併協加入提案を可決 庄原市と西城町、総領町が臨時議会 /広島

 庄原市と西城、総領両町は22日、相次いで臨時議会を開き、庄原市・比婆郡4町・総領町合併協議会に東城町を加える首長提案を、いずれも賛成多数で可決した。東城町を含め、既に4町議会が可決しており、24日に庄原市・比婆郡5町・総領町合併協議会をスタートさせ、29日に第1回会合を開く。
 庄原市議会では、滝口季彦市長が、「県北一帯の発展のためにも、東城町を加えた方が良いと判断した。時間的には厳しいが、当初計画していた来年11月の合併期日を、再来年3月に延ばし、1市6町の同時合併を実現したい」と提案理由を説明。賛否討論の末、賛成11、反対6で可決した。
 また、合併協議会会長でもある滝口市長は、東城町で合併の賛否を問う住民投票に向けた署名集めの動きがある点について、「判断のタイムリミットとされる来年2月26日までに、東城町を加えた合併の見通しが困難な場合、これまでの合併協議会で協議する」とも述べた。 【小原勝】(毎日新聞)
[10月23日21時50分更新]

5とはずがたり:2003/10/24(金) 15:04
<東北・北海道>
むつ市, 上北郡 横浜町,下北郡 川内町,大畑町,大間町,風間浦村,佐井村,脇野沢村
☆むつ下北地域任意合併協議会(任意)
http://www.city.mutsu.aomori.jp/gappei/index.htm

http://mytown.asahi.com/aomori/news02.asp?kiji=5377
むつ下北合併 8市町村で法定協

 むつ下北地域の合併に参加するかどうかで揺れていた大間町は23日、臨時町議会を開き、任意協議会に入っていない東通村を除く8市町村で法定協議会を設置する案を賛成多数で可決した。これによって同地域の合併の枠組みが固まり、今月中にも法定協をつくる見通しとなった。県内では八戸地域など4カ所で法定協ができており、むつ下北は5カ所目となる。

 同町議会は9月18日、合併案を賛成7、反対8で否決した。しかし、法定協への参加を目指す浅見恒吉町長が23日に再提案。賛否の内訳は賛成9、反対6で、可決はしたものの、合併に対する反対意見は根強く、わずかな差の逆転劇だった。

 合併への立場を分けたのは、町の財政に対する見方の違いだった。同町では電源開発の原発計画があり、06年着工、12年運転開始を目指している。町の試算によると、原発で入る固定資産税は最終的に200億円を超える。一方、地方交付税の減額などで、固定資産税が入る12年までに町の累積赤字は14億8千万円にのぼり、合併しなければ財政再建団体への転落は避けられないという。

 採決に先立つ討論で、合併賛成派の議員は「財政再建団体になったらどうするのか。人口規模が1万人に満たない自治体は権限が縮小される恐れもある」と指摘した。

 一方、反対派は「原発の建設で何百億円もの固定資産税が約束されているのに、法定協に参加するのは財政努力が足りない」などと主張した。

 また、法定協参加後も町の財政に関する検討を続けるよう求める声が相次いだ。浅見町長は「将来を考えれば広域合併が望ましいが、検討の結果、町単独の道が開けるとなれば法定協から離脱することもあり得る」と含みを持たせた。

 むつ下北地域法定協は9月26日の設置を予定していたが、大間町の対応を見守りたいとして延期していた。むつ市など大間町以外の7市町村が合併案を再び議決した上で、31日に法定協の設置会議を開く。


(10/24)

6とはずがたり:2003/10/24(金) 15:24
<中国・四国>
ハコ物ではなく福祉への人材などにカネが回るようにしないと地方は土建屋ばかり儲かる構図だ。

http://mytown.asahi.com/yamaguchi/news01.asp?kiji=3374
国のかたち<4>/借金先行 合併後に不安

  徳山、新南陽、熊毛、鹿野の2市2町が合併して半年。県内で初めての「平成の大合併」に関係者は期待を寄せた。

  合併を促す国の号令に県内でもほとんどの市町村が合併の枠組みに参加し、下関市・豊浦郡4町、県央部など10の法定合併協議会ができた。

  「地方でできることは地方に」。小泉首相のキャッチフレーズ通り、地方分権は時代の流れだ。市町村合併は地方分権の担い手づくり。仕事の効率化をはかり、自治体の行財政基盤を強化することで地方の自立を促すのが狙いだという。

    ×   ×

  だが、市町村が合併に駆り立てられる理由は少し別のところにあるとされる。05年3月の期限が迫る合併特例法に盛られた合併特例債の存在だ。

  特例債では、まちづくり事業などを対象に合併後10年間に限って事業費の95%まで起債を認める。償還は元利計70%を国が普通交付税でまかなう。周南市では試算で433億円。新市建設計画には駅ビル整備など大規模公共事業が並び、これを含む普通建設事業費は10年間で計約1170億円。合併しない場合より328億円余り増える。

  この特例債には批判が強い。「無駄な箱モノを増やし、地方の借金体質を助長させるだけだ」と。

  20日、周南市の市民グループ・周南まちづくりフォーラムは会合で新市建設計画の「交流拠点施設」を取り上げた。「先に建物ありきの計画は不自然。ほかに有効な金の使い道があるはず」。参加者からはこんな意見が出た。

  青年会議所などで10年以上前から合併論議をしてきた同グループ代表の木村健一郎県議は「国からの押しつけの合併では、補助金の分捕り合いになってしまう。民間から声を上げ続けることが必要だ」と強調する。

    ×   ×

  地方分権のかぎを握る課題が、もう一つある。小泉首相の唱える「三位一体の改革」だ。税源移譲と地方交付税見直し、補助金削減を通じ、より自立した地方を目指すもの。「確実に実現してもらいたい」(二井関成知事)と、全国から強い要望が相次いでいる。

  ただ、その実現を危ぶむ声は根強い。6月に閣議決定された数値目標「06年度までに補助金4兆円削減」は省庁間の意見対立もあって先行きは不透明だ。削減に伴う税源移譲も8割程度との目安はあるものの、詳細は提示されなかった。

  PHP総合研究所(東京都千代田区)は8月、全国1644の自治体首長にアンケートをして900件の回答を得た。示された三位一体の改革の指針については約75%が「具体性が不十分」。財政基盤への影響も約67%が「脆弱(ぜいじゃく)化する」と答えた。自治体側の不安は、解消されていない。

  成蹊大法学部の小原隆治教授はこう指摘する。 「行財政改革の理念に反し、住民不在のまま、特例債を上限いっぱい使い水ぶくれする自治体が多い。膨大な元利償還の地元負担は小さくないし、国の交付税措置が満額保証できるかも疑問だ。三位一体の改革が国の財政再建優先で進められれば状況はより厳しくなる。合併も三位一体改革も自治・分権の原点に立ち返ることが必要だ」  (星賀亨弘)


(10/24)

7とはずがたり:2003/10/24(金) 16:17
<関東・東京>
西八代郡 上九一色村(南部),南都留郡 河口湖町,勝山村,足和田村
★河口湖町・勝山村・足和田村・上九一色村合併協議会(法定)
http://www.gappei-kkak.jp/
※河口湖町,勝山村,足和田村の3町村は2003/11/15に先行合併予定
※上九一色村は南部(富士ヶ嶺,本栖,精進地区)地域が対象,北部(梯,古関地区)地域の甲府地域との合併時(2004年予定)に分村して,甲府地域と北ろく地域に同時合併する方式へ
※河口湖町,勝山村,足和田村が先行合併後(新設),新町「富士河口湖町」と上九一色村(南部地区)の2町村で法定協議会を設置予定(編入合併予定)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031023-00000007-mai-l19
[市町村合併]来月誕生、富士河口湖町長選 小佐野・河口湖町長、出馬へ /山梨

 河口湖町の小佐野常夫町長(63)=4期=は22日までに、勝山、足和田両村との合併で11月15日に誕生する富士河口湖町の町長選に立候補する意向を固めた。3町村議会が同1日に同町内で開く合同全員協議会で表明する見通し。
 出馬の最大の課題として小佐野氏は「3町村住民の意向」を挙げていたが、河口湖町議会は8月、小佐野氏に立候補を要請。足和田、勝山両村議会も「先見性、見識に優れる」などとして全員一致で小佐野氏に出馬要請や推薦を決め今月14日、文書で手渡した。
 要請に小佐野氏は「時間がほしい」と即答を避けたが、「12月初旬に予想される選挙まで日時があまりない」として3町村議会幹部が協議。1日の合同全員協議会開催を決めたうえ、22日、小佐野氏の出席を要請し改めて出馬を求めることになった。取材に対し、小佐野氏は「3町村議会の全議員のご推薦を頂き、重く受け止めなければいけないと考えている」と出馬に前向きな姿勢を示した。【鈴木賢司】(毎日新聞)
[10月23日20時14分更新]

8とはずがたり:2003/10/24(金) 23:25
<九州・沖縄>

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031024-00000073-kyodo-soci
W杯の「中津江村」名前残る 特例で合併後も継続

 サッカーのワールドカップ(W杯)で、カメルーン代表キャンプ地として一躍、有名になった大分県中津江村の村名が、来年度中に予定されている同県日田市などとの合併後も「日田市中津江村」として残ることになった。大分県日田市郡合併協議会(法定協)で24日までに決まった。
 村側の強い希望に応えた特例措置。坂本休村長は「村内の小中学生のほとんどが村名を残してほしいと希望し、村人も町に行っては『カメルーンの中津江村から来ました』とあいさつしている。今後も『家柄』ならぬ『村柄』を大切にした地域づくりを心掛けたい」と話した。(共同通信)
[10月24日11時54分更新]

9とはずがたり:2003/10/24(金) 23:33
<中国・四国>
216 名前: とはずがたり 投稿日: 2003/09/15(月) 17:44

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn03091010.html

三原・本郷・久井駆け込み事業? 合併前に施設次々 '03/9/10

三原市・本郷町・久井町が計画・建設中の文化施設

施 設 名 三原市文化会館 本郷町生涯 久井町総合
学習センター 文化センター

建物概要 市文化施設整備検討 鉄筋一部3階 鉄筋一部3階
委員会で検討中 総床面積5500m^2 総床面積2100m^2

完成見込み 2006年度内 2004年10月 2004年5月

ホールの固定席数 1300程度 500         300

その他の 会議室、控室等 図書館、資料室等   図書館、研究室等
館内施設

総事業費 30億円程度 約21億円     約8億7000万円

 二〇〇五年三月の合併を目指し法定の合併協議会を設置した三原市、本郷町、久井町で三百―千の固定席を備えた文化施設の建設計画が相次いでいる。一市二町の担当者は否定するが、新市の主要事業や財政計画について本格的な調整が始まる前の「駆け込み事業」との見方もある。事業費に充てる起債の償還や施設の維持・管理費など「後年度負担」は、新市に重くのしかかる。(坂田茂)

 三原市が進めるのは築三十七年になる文化会館の建て替え計画。ホールは現在の千席より三百席増えて千三百席になる。市は「一昨年の芸予地震が老朽化に拍車をかけた。興行的なイベントにも使える新施設にしたい」と説明する。

 本郷町は固定席五百のホールを持つ生涯学習センターを十月にも着工し、一年後に完成する予定だ。久井町も〇四年五月の完成を目指し三百席の総合文化センターを建設中。三原市が広域利用を視野に入れている四百席の三原リージョンプラザ(一九八四年完成)を含めると、三百―五百席のホールが新市には三カ所になる。

 一市二町は「施設整備と合併協議の時期が偶然重なっただけ」と説明。特に両町の担当者は「音響施設の整ったホールは長年の住民の要望」「合併しても地域の特性を残す拠点として欠かせない」と必要性を強調する。

 合併の任意協議会は〇二年七月から一年近く続いた。しかし、主な建設計画について相互に説明したにとどまり、事業の重複を避ける論議には踏み込んでいないという。

 三原市は三十億円以上とみられる総事業費の財源に民間資金を活用する社会資本整備(PFI)方式か合併特例債を見込む。本郷町は事業費のうち約十四億円を、久井町は四億円前後を起債でまかなう。元利償還金のうち45―75%が国からの交付税措置として戻ってくるが、残りは自治体の借金。十年程度続く億単位の返済や年間一億円以上の維持・管理費は新市に引き継がれる。

 三原市青年会議所を中心にした「住民による合併を考える会」の勝村憲明座長(43)は「合併後、支所になる役場の一部を利用するなど、支出を抑えるため新市建設計画の策定作業の中で厳しくチェックしてほしい」と注文している。

10とはずがたり:2003/10/24(金) 23:34
<中国・四国>
>>9 どっちもどっちやね。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031024-00000005-mai-l34
三原市・本郷町・久井町合併協議会 大和町加入、月末めどに結論 /広島

 三原市・本郷町・久井町の法定合併協が23日、三原市で開かれ、大和町の協議会加入などについて再度、協議した。この日は各議会での協議結果の報告があり、今月末をめどに結論を出す方針を確認した。
 報告によると、三原市は合併協会長でもある五藤康之市長が受け入れに賛成。現在、市民の意思を確認するため住民説明会(17〜24日)を開いており、その結果をみて結論を出す意向だ。
 ただ、大和町が三セクによる総菜・炊飯加工施設を計画しており、財政面などで不安視する声もあるという。同様に久井町も、検討の必要があるとして結論を出していない。本郷町は合併後の課題だとして、大和町加入に賛成の立場を示した。
 協議会では近く、上川弘治・大和町長に再度、説明を求める方針。上川町長は、1市2町の了解が得られなければ計画は実施しないと話しているという。 【山中尚登】(毎日新聞)
[10月24日22時12分更新]

11とはずがたり:2003/10/25(土) 11:14
<近畿>
八鹿町議会は何を我が侭いってんだ!!

http://mytown.asahi.com/hyogo/news02.asp?kiji=7928
養父郡4町が合併協定書に調印/但馬
 養父郡4町(八鹿、養父、大屋、関宮)の第23回合併協議会が24日、関宮町内で開かれ、4町長が合併協定書に調印した。但馬地域の合併協議で調印したのは初めて。新市の事務機構・組織のあり方に反発して欠席を続けている八鹿町の正副議長2委員はこの日の協議会も欠席した。合併成立には4町議会の議決が必要で、八鹿町議会の対応が注目される。

 この日の協議会には委員30人中26人が出席した。合併協事務局がこれまで合意された合併協定40項目を朗読、確認した後、最終的な合併の是非を挙手で決め、出席委員全員が賛成した。その後に調印式があり、各町長が協定書に署名、公印を押した。

 地方自治法は合併の手続きについて、協定書の調印の後、各自治体の議会の議決が必要としている。いずれかの議会が否決すれば成立しない。協議会長の栃下喜幸・関宮町長は「養父郡のまちづくりが順調に進むことを期待したい。各議会が可決してくれることを願う」と話した。

 4町の合併をめぐっては、8月の第21回協議会で、新市の主要5部のうち4部を本庁舎(現在の八鹿町役場)に置き、産業経済部は養父庁舎(養父町役場)に置く方針が承認された。

 これに対し、5部すべてを本庁舎に置くよう申し入れていた八鹿町議会議長と副議長の2委員が退席。同町議会は「申し入れが無視された」などとして2委員の合併協「脱会」を協議会に通告し、それ以降2カ月にわたって出席要請を拒否し続けた。

 そのため協議は停滞したが、目標どおり来年4月1日に合併するには、遅くとも今週中に協定書に調印する必要があったため、協議会は22日、2委員の欠席のまま協議を再開していた。

 八鹿町議会は週明けにも方針を決めるとしている。

(10/25)

12とはずがたり:2003/10/28(火) 16:33
<関東・東京>
http://mytown.asahi.com/saitama/news02.asp?kiji=4632
4市町合併白紙 上福岡など
 上福岡市など2市2町で実施された合併の是非を問う住民投票は、「一転白紙」の結果に終わった。一夜明けた27日、4首長は一様に議会などへの報告に追われたが、受け止め方は両極端。肩を落とす首長、吹っ切れた表情をみせる首長……。複雑な思いが交錯した。

 住民投票は各市町で成立要件が違った。富士見市は投票率が有権者の3分の1以上、ほかは50%以上で実施された。

 合併賛成票が上回った富士見市の浦野清市長は「残念な結果だ。反対票が上回った大井と三芳の町民の中には『吸収されてしまう』との不安感もあったのかも知れない」。上福岡市の武藤博市長は「何も言うことはない」と肩を落とした。

 一方、合併反対が成立した三芳町の林孝次町長は「予想した結果だ。今後も単独で町政運営が出来る」などとさっぱりした表情。大井町の島田行雄町長は「行政が変わることに対して町民の間に困惑と抵抗があった」と話した。


(10/28)

13とはずがたり:2003/10/29(水) 21:50
<九州・沖縄>
★八代地域市町村合併協議会(法定)(八代市, 八代郡 坂本村,千丁町,鏡町,竜北町,宮原町,東陽村,泉村)
※法定協議会設置(2002/9/1)http://www.8shiro8.net/newhome/index.htm

http://mytown.asahi.com/kumamoto/news02.asp?kiji=2857
八代地域合併協から離脱/竜北、宮原町表明
 八代市郡8市町村でつくる八代地域市町村合併協議会(会長、中島隆利・八代市長)が28日あり、竜北、宮原両町が合併協から正式に離脱することを表明した。ほかの市町村はこの報告をもち帰り、法定協を解散するか、規約改正による6市町村の法定協とするか、などについて検討していくことになった。

 竜北町は離脱報告の中で「財政格差の調整ができず、公共料金などの増加が予想される。その不安感が離脱の原因」、宮原町も「今後は多くの町民が望む竜北町との合併を推進していく」と述べ、理解を求めた。

 中島会長は「八代地域8市町村の枠組みにとどまることを要望したが、このような結果は大変残念」と話した。

(10/29)

14とはずがたり:2003/10/31(金) 15:06
<中国・四国>
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031030-00000007-mai-l32
[まちのかたち]市町村合併 第1回市議選定数は38−−雲南6町村合併協議会/島根

 大原郡3町(大東、加茂、木次)と飯石郡3町村(三刀屋、吉田、掛合)による雲南6町村合併協議会(法定協)は28日、吉田村役場で12回目の会合を行い、04年11月1日の新市「雲南市」設置後50日以内に行われる最初の市議選に限り、合併特例法を適用して、現在の町村ごとに選挙区(定数3〜10)を設け、全体で定数38とすることを全会一致で決定した。
 2回目の選挙から法定数の26を定数とすることも決めた。6町村の議員は現在計90人。協議会ではまた、吉田村が新市の町名では「吉田町」となることが決まった。 【新宮達】(毎日新聞)
[10月30日21時15分更新]

16とはずがたり:2003/10/31(金) 20:18
<中国・四国>
倉吉市長は元社会党系で中選挙区制度復活論者みたいですけど。議員の在任特例適用をなるべく認めないようにしようとしたのかな?
東伯地区(1市9町村)→湯梨浜町(東郷・羽合町・泊村),琴浦町(東伯・赤碕町)離脱→天神川地区(1市4町)→三朝町離脱→北条・大栄町離脱→倉吉市・関金町(倉吉市?)

http://mytown.asahi.com/tottori/news02.asp?kiji=3548
どうする合併 天神川流域合併協、解散へ
 北条・大栄も離脱「2町合併」を表明

 倉吉市との合併方針を「白紙」に戻していた北条町と大栄町は30日、市側への不信感などを理由に天神川流域合併協議会から離脱し、2町合併を目指す方針を表明した。昨年10月に同市など1市4町で発足した同合併協は三朝町を含め3町が離脱することになり、解散が事実上決まった。

 両町の人口は計約1万7千人。合併特例法期限内の05年3月末までの合併が目標。これで「中部はひとつ」を掲げ、当初周辺9町村に持ちかけた同市の合併構想が完全に破綻(は・たん)し、今後の協議の相手は残った関金町1町だけとなる。

 この日、松本昭夫・北条町長、吉田幸史・大栄町長がそれぞれ町議会に対し、「2町合併」を提案。一部の町議から異論があったが、最終的に議会側も了承したという。

 記者会見した両町長は、離脱理由として議員の在任特例適用などをめぐって対立した倉吉市議会を批判した。そのうえで「このまま倉吉と合併すると我々が描いたまちづくりができない」「2町は互いに砂丘地を抱えた農業の町。人口規模も似ており、合併に支障はない」と異口同音に述べた。

 同合併協事務局によると、11月6日の次回会合に両町の離脱方針が報告された時点で解散の手続きをとるといい、最終的に1市4町が臨時議会を開き、解散を決議する。

 一方、倉吉市は三朝町の離脱表明後、「残った1市3町での合併」を市民に説明していただけに、「想像だにしなかった結果」(山口博敬・市議会議長)と衝撃を受けた。自ら町議宅に朝駆けするなど北条、大栄両町に懸命なアプローチを続けてきた長谷川稔市長は「歯がゆさと寂しさが残る。市と町の交流がこれまで少なかったことが障壁になった」と苦渋の表情だった。

(10/31)

17とはずがたり:2003/11/05(水) 22:11
<関東・東京>
日光と今市じゃ日光が主導権握れへんのん?

5市町村…日光市,今市市,足尾町,藤原町,栗山町(日光市離脱表明。その場合足尾町は飛び地に)
足尾町…日光市,足尾町


http://mytown.asahi.com/tochigi/news02.asp?kiji=3750
日光市 住民投票へ
 合併問題を協議している日光市議会合併調査特別委員会は4日、議会独自でまとめた住民投票条例案を賛成多数で可決した。19日の臨時議会本会議で可決される見通しで、可決後、60日以内に実施されることになる。合併をめぐる住民投票は、南河内町に続き県内2番目となる。

 特別委は全議員18人で構成。採決では賛成10、反対7だった。条例案は、合併の枠組みとして、「日光広域5市町村」「日光市と足尾町」「合併しないで単独」のいずれかを選び、投票結果を尊重するとしている。

 投票資格者は、18歳以上の市民と永住外国人。投票率50%未満の場合は不成立で開票しない。投票運動は自由。

 これまで、住民投票に慎重だった真杉瑞夫市長は、「合併は避けて通れない。早急に住民投票を実施し、市民の最終確認を行うことが現時点では最善の手法」との考えを明らかにした。さらに、議会がまとめた条例案について、(1)選択肢を「5市町村か足尾町か」の二つにする(2)18歳以上を20歳以上にする(3)投票率50%以上を削除する(4)投票運動に制限を加える、との要望意見を述べたが、議会側は「既に決まったこと」として認めなかった。

 真杉市長は、9月に広域合併を断念し、足尾町との合併協議を申し入れているが、足尾町は「日光市の住民投票の結果が出るまでは、協議を見合わせたい」との意向を示したという。

(11/5)

18とはずがたり:2003/11/11(火) 18:30

<関東・東京>
松沢すばらしい!

http://www.asahi.com/national/update/1111/032.html
「首都圏連合」で環境・治安対策 神奈川知事が提案へ

 神奈川県の松沢成文知事が13日に川崎市で開かれる8都県市首脳会議(首都圏サミット)で、「首都圏連合」構想を打ち上げることが11日、分かった。複数の自治体にまたがる課題に対応するため、地方自治法に基づいて設置する「広域連合」とし、環境問題や治安対策、都市基盤づくりに一致して取り組む。将来の道州制への移行も視野に入れている。

 参加を呼びかけるのは、8都県市首脳会議のメンバーである東京都、千葉、埼玉各県と、川崎、横浜、千葉、さいたまの各市。

 構想によると、まず廃棄物の不正処理対策、東京湾の水質浄化など環境問題に一致して取り組む。防災や治安、交通アクセス、産業・流通のネットワークづくりなどの課題にも対応する。

 現在の8都県市首脳会議による対応では(1)独立した決定・執行の権限を持たない(2)自治体間で利害が対立する課題については決定が難しい(3)機動的かつ強力に施策を展開しにくい、などと説明。国から権限・財源移譲を勝ち取るためにも、これら8都県市が一体化した執行・議決機関を持つ「独立した団体としての首都圏連合が必要」としている。

 同連合はまず広域連合として発足させるという。地方自治法に基づき、国や都道府県から一部の事務を委任される制度で、ごみ問題など複数の自治体にまたがる課題への対応が必要な場合に設置される。参加自治体のなかから、執行機関として連合の長を選び、議決機関としての議会も置く。 (11/11 16:55)

19とはずがたり:2003/11/13(木) 10:47
<東北・北海道>
結局名前と庁舎の位置だよな。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031113-00000003-khk-toh
道州制への道探る 県初の分権シンポ 青森で24日

 青森、岩手、秋田の北東北3県で議論されている県合体や道州制について考えようと、青森県は24日、青森市のホテル青森で「地方分権シンポジウム―県の将来像を考える」を開き、市町村合併進展後の県の在り方を探る。

 こうしたシンポは同県では初の開催。北東北3県が対等合併する合体や北海道の道州制など、行政レベルで進む地方制度論について情報提供し、県民レベルでも議論を深めてもらう狙い。

 岩手県立大総合政策学部の田島平伸助教授が「地方分権時代における都道府県のあり方」と題して基調講演。「21世紀の新たな県の姿―地方分権で県民生活はどう変わるか」をテーマに、オフィス絵夢(青森市)代表取締役の田中正子氏や日本青年会議所青森ブロック協議会長の程川竜児氏らをパネリストに迎え討論する。

 午後1時半―4時、入場無料。問い合わせは青森県企画課地方分権推進グループ017(734)9128へ。
[河北新報 2003年11月13日](河北新報)
[11月13日7時4分更新]

20とはずがたり:2003/11/15(土) 11:21
<東北・北海道>
こじれちゃったねえ。

http://mytown.asahi.com/akita/news02.asp?kiji=5256
象潟町議会、合併離脱の同意案を可決
 象潟町議会、1票差

 町長「あとは2町の判断」

 象潟町の臨時町議会が14日開かれ、住民アンケートの結果を踏まえて同町が決めた仁賀保、金浦両町との合併協議会からの離脱方針について、同意を求める議案が提出された。記名投票の結果、賛成9、反対8で可決された。終了後、金巌・町長は「象潟町のけじめはついた。あとは2町の判断だ」と話し、2町に対し離脱を了承するよう求めた。

 町議会の審議では、5人が賛成の立場から、3人が反対の立場から意見を述べた。

 このうち長谷川誠議員は「協議会で本音の話し合いができなかったのが原因だ。離脱しないで同じテーブルにつくべきだ」。小島弥一議員は「財政は今まで以上に厳しくなるのが目に見えている」とそれぞれ反対した。

 一方、須田寿夫議員は「これまで合併に違和感はなかったが、新市の本庁舎が『金浦町庁舎』に決まった時、金浦町の委員がガッツポーズをするのを見て、残念に思った。離脱して冷静な期間を置くべきだと思う」などと賛成意見を述べた。

 また、住民アンケートについて寺田典城知事が「意図的なものがある」と述べたことについて、議員から「知事でさえ疑問視している」と指摘する声も相次いだ。

 これに対して金町長は「知事が合併をやるわけではない。主体は町村であり、町民。町民の意見を大事にして進めていかなければいけない」とし、アンケートについて「知事がどうこう言うのは筋違いだ」と反論した。

 3町の合併協議会は休止状態が続いていたが、13日に再開され、象潟町の委員8人中7人が欠席する中、象潟町の復帰を待つ方針が確認された。

 この点について金町長は「2町は合併は解消しないと頑張っているが、出直した方がいいと思う」と述べた。町議会の同意が得られたとして、近く同協議会事務局に派遣している同町職員も引き上げるとしている。

(11/15)

21とはずがたり:2003/11/15(土) 15:40
>>18
<関東・東京>

http://mytown.asahi.com/kanagawa/news02.asp?kiji=4767
首都圏会議 「連合」構想で応酬

  川崎市で13日に開かれた「8都県市首脳会議(首都圏サミット)」で、松沢成文知事の「首都圏連合」構想を巡り、同知事と千葉県の堂本暁子知事の間で激しい応酬が繰り広げられた。その末、決まったのは「広域連携の強化検討会議」の設置だけだった。

  首都圏連合は、松沢知事が知事選の政権公約(マニフェスト)で掲げた政策の一つ。環境問題や治安対策、交通政策などに首都圏の都県と政令指定市で一致して取り組み、将来は道州制への移行も視野に入れている。

  松沢知事は「地方から国を動かさないといけない。常設事務局を持ち、きちんとした行動主体とならなければ」と説明。石原慎太郎・東京都知事らが賛意を示したが、すでに松沢知事の構想に反対を表明している堂本知事は「廃棄物(の不法投棄)や羽田空港(の騒音)の問題など利害の対立するテーマで、多数決で決まる組織にはしたくない」と話し、「首都圏連合」という名称と事務局の常設に異を唱えた。

  松沢知事が「自分たちが損をするから全体の議論に加わらないのは、エゴになっちゃいますね」と述べると、堂本知事は「そういう言い方はしておらず、失礼だ。発言を取り消して」と反論。たまりかねた上田清司・埼玉県知事が「もう、よろしいですか」と間に入り、座長の阿部孝夫・川崎市長が「これを最後の意見としたい」とその場を収めた。

  会談終了後、松沢知事は「一歩前進。堂本さんとはいつもこのようになりますから」と苦笑い。堂本知事は「国に対して力を持つのは賛成」としつつ、「松沢さんが知事になる前から(首脳会議で)議論はずっとやっている」と繰り返した。

  松沢知事の構想に最も前向きだった石原知事は「(利害の対立するテーマで)多数決で無理に押し通すようなことはしない」。

  座長として議論をまとめた阿部市長は「あれだけの人たちなので、発言に重みがある。合意事項をまとめるのに苦労した」とやや疲れた表情で話した。

(11/14)

22とはずがたり:2003/11/15(土) 15:50
<中国・四国>
NEDOの工場は廃止になっていたのか。>広見町近永のアルコール工場跡地
云われてみればいつかそう聞いたような気もするが。

http://mytown.asahi.com/ehime/news02.asp?kiji=3024
松野町、合併協離脱へ

  松野町の柳野大和(やの・ひろかず)町長は?日、広見、松野、日吉の3町村でつくる「きほく合併協議会」から離脱する方針を明らかにした。県内で法定合併協からの離脱を決めたのは初めて。

  柳野町長は、この日開かれた町議会の全員協議会で離脱の方針を示した後、町選出の合併協委員、区長らに方針を説明。
夕方再開された全員協で同意を得た。 

  柳野町長は「広見町のアルコール工場跡地取得問題で、新庁舎の位置をめぐって対等合併への不安が払拭できなかった。これ以上の合併推進は難しいと判断し、離脱を決心した。20日から町内で住民説明会を開き、理解を求めたい」と述べた。

  3町村は来年10月1日、「きほく町」として合併することを目指して協議を重ねてきた。しかし9月、広見町近永のアルコール工場跡地を鬼北土地開発公社が購入したことから、松野町側が「新庁舎の建設候補地の一つでもある」として広見町に合併協での説明を求めたが同町が応じなかったため、対立が深まっていた。

  きほく合併協議会長の山本雅之・日吉村長は「(松野町長は)苦渋の決断をしたと重く受け止めるが、調印式を目前に控えた段階での離脱は非常に残念。広見町と早急に対応を協議したい」と話している。
(11/15)

23とはずがたり:2003/11/16(日) 09:00
<中部>

http://mytown.asahi.com/gifu/news01.asp?kiji=2856
工場跡地 思わぬ火種「本巣市」になる4町村

糸貫町「取得を」 3町村「待った」

工場跡地 思わぬ火種

 糸貫町にある都築紡績(本社・名古屋市)の糸貫工場跡地をめぐって、来年2月に合併して「本巣市」となる4町村が揺れている。公共用地として取得する方針を打ち出した糸貫町に対し、本巣町、真正町、根尾村が難色を示して立ち往生。糸貫町はなお取得する構えを譲らず、合併を目前に控えて信頼関係にひびが入りかねない事態になった。

「本巣市」信頼にひび?

 同工場跡地は糸貫町役場のすぐ北側にあり、面積は約30万平方メートル。同社が9月から買い取り先を探している。

 この広大な土地に目をつけた同町は、さっそく町役場に近い南側の一角、約6万6千平方メートルの取得に動き出した。町内に二つある「幼児園」の統合施設や廃棄物のストックヤード、下水処理場の用地として利用する考えだ。

 同町土地開発公社が先行取得し、来年2月の町村合併後、最終的に新市が買い戻す計画。取得費は約13億円と試算している。

 だが、同町の取得方針に対し、他の3町村の議会から異論を唱える声が続出した。

 最も強く反発するのは真正町議会だ。10月中旬に開かれた全員協議会では「新市になってから検討すればよい。計画を凍結すべきだ」との意見が大半を占めた。同町議会の白木健議長は「なぜ合併が決まっているこの時期に勝手に決めてしまうのか。断じて認められない」と話す。

 町議の中には幼児教育の制度に絡めて疑念を示す声もある。

 糸貫町は他町村と違い、幼稚園と保育園を一体化した全国的にも珍しい「幼児園」をもつ。「新市で『幼児園』方式を続けるために、用地取得で既成事実をつくろうとしているのではないか」との見方だ。

 本巣町議会、根尾村議会は「取得は新市の大事業となる。合併する4町村で決めるべきだ」との慎重な意見で一致。3町村の執行部も議会の意向を踏まえ、糸貫町に合併協議会での話し合いを求めている。

 一方、「待った」をかけられた形の糸貫町だが、用地取得はなお貫く方針だ。下水処理場の建設で、国と県から補助金を受けて来春に着工するためには11月中にも用地の確保が必要となる。

 同町は、周辺住民の反対などで処理場計画が挫折した過去がある。それだけに同町の高橋祥吉助役は「取得手続きはぜひとも進めたい。これは糸貫町の事業であり、合併協で話し合う問題ではない」と強気の姿勢だ。

 同町がこのまま計画を強行すれば、他の3町村との対立が深まり、新市へしこりを残すことにもつながる。

 合併協会長でもある内藤正行・糸貫町長は「合併直前に信頼関係を壊すことはあってはいけないが、町としてはこれ以上計画を引き延ばすわけにもいかない。正直弱ってしまった」と話している。


(11/14)

24とはずがたり:2003/11/19(水) 11:21
<関東・東京>
釜無市でいいんちゃうん?

http://mytown.asahi.com/yamanashi/news02.asp?kiji=6399
3町合併 最有力候補は「甲斐市」?

  甲斐(か・い)、峡中、みこま、みつば、みどり野−−。来年9月の合併をめざす竜王、敷島、双葉の3町法定合併協議会は新市名の最終候補として、公募作品から5点に絞り込んだ。19日の会合で新市名を決めるが、3町の幹部は「抽象的で範囲が広すぎる」「市名を聞いて3町をイメージするのは難しい」と評価はさまざま。県全域を意味する「甲斐」が最有力候補という下馬評もあり、生みの苦しみがにじむ。

  5点に限ると、公募で最多は「甲斐」(65人)で、6位だった。「峡中」(24人)、「みつば」(16人)、「みどり野」(12人)、「みこま」(9人)とほかの4点を引き離していることから、法定協の一部では「最有力候補は甲斐市」の見方も浮上している。

  地元住民らを対象に8〜9月に公募し、1535種類計3924人が応募した。小、中学生が応募者の43%を占め、「ドラゴン」や「よってけ」など疑問符がつくものも少なくなかった。

  合併協の新市名称検討小委員会は既存の市町村名を除き、地理や歴史、文化などの観点から新市名を選考。3町は甲府のベッドタウンという特徴があるものの、双葉は峡北、竜王と敷島は峡中と広域行政の区域が違う。さらに北部に山間が目立つ敷島、双葉に対し竜王は平野と地形も異なる。

  「3町を同時にイメージできる地名を挙げるのはなかなか難しい」。別の町長がそう指摘するように、公募1位だった「釜無」(116人)は10月の同小委で「川の流域に竜王と双葉は含まれるが、敷島はない」として退けられた。

  その結果、選んだ5点だが、竜王のある委員が「ひらがなの市名は歴史や地理を連想できない」と言えば、敷島のある委員は「県内の合併の動きは急。早い者勝ちで『甲斐』かも」とみる。ある町長は「歴史の研究者に地域にゆかりがある候補を推薦してもらい、住民アンケートで決めるのも一つの手法だったかもしれないが…」と漏らす。

  19日の会合では、合併協の委員44人が最終候補の中から協議や投票で新市名を選ぶ予定だ。

(11/18)

25とはずがたり:2003/11/19(水) 11:22

<近畿>
滋賀県の山村,朽木村。
責任ある立場の村長も大変ですねえ>自費で借りた宣伝車で村内の全集落を回るとともに、手作りチラシを全世帯に配る。

http://mytown.asahi.com/shiga/news01.asp?kiji=3500
合併賛否どう判断

  高島郡5町の合併に加わるか、村として生きていくか−−。高島地域合併協議会への参加の賛否を問う朽木村の住民投票が18日告示された。玉垣勝村長は、役場前で「第一声」を上げた後、街頭で合併の必要性を訴えて回った。この日は合併反対の表立った動きは見られなかったが、村議会の多数派が合併に消極的とされており、投票日の23日に村民がどんな判断を示すか、注目される。

  玉垣村長は午前9時から、役場前でマイクを握った。「小さな自治体が時代の変化、住民のニーズに応えるのは困難。高島6町村の広域連合で共同で取り組む多くの業務も、1市対1村では不安定要素が多くなる。郡町村会もなくなって孤立化し、教育問題では小中学生の郡大会はいったん消滅せざるを得ず、子どもへの影響も大きい。5町との対等合併には今回がタイムリミットだ」などと強調した。

  村は、財政状況をはじめ、合併した場合、しなかった場合の暮らしや福祉、村民に関心の高い除雪や通学補助などがどうなるかなどを解説した「住民投票にゅーす」を全戸に配布。玉垣村長は投票前日までの期間中、自費で借りた宣伝車で村内の全集落を回るとともに、手作りチラシを全世帯に配る。

  一方、合併反対では、共産党朽木村支部がチラシを配っているが、他に組織だった動きは見られない。ただ、今春改選された村議会(10人)には、昨年6月、当時の澤井功村長らが法定協議会への不参加を表明した時、これを支持した5人が残り、新議員にも合併消極派が数人いるとされることから、議会は反対派が多数と見られている。

  住民投票は、合併離脱の見直しを掲げて4月に初当選した玉垣村長が、議会に「12月議会冒頭に合併議決を」と迫り、議会側が村長に住民投票条例案の提出を申し入れた経過がある。このため、議会は「議会として特別な活動はしない。地域や団体などから説明を求められたら、個々の議員活動として出向く」と申し合わせている。

  朽木村は1889(明治22)年の市町村制で誕生し、100年以上ひとつの村として生き続けてきた。村が一昨年から昨年春にかけ、集落や団体ごとに約40回開いた合併をめぐる懇談会では「何とか村のまま続けられないか」という意見が大多数を占め、法定協議会不参加の根拠になった。村民の中には「とりわけ年配者に『村を残して』の思いが強い」と指摘する声が多い。

  投票は23日午前7時から午後8時まで11投票所(4投票所は午後7時まで)で。投票率が50%を超えた場合のみ午後9時半から役場3階で即日開票される。この結果を村長や村議会は尊重しなければならないとしている。永住外国人を含む18歳以上の投票資格者は17日現在で2085人。

(11/19)

26とはずがたり:2003/11/19(水) 11:32
<九州・沖縄>
なんかごちゃごちゃしているが…

川内市, 薩摩郡 樋脇町,入来町,東郷町,祁答院町,里村,上甑村,下甑村,鹿島村
★川薩地区法定合併協議会(法定)
http://www.sensatu-gappei.kagosima.jp/

串木野市, 日置郡 市来町
※串木野市と市来町で2市町での法定協議会設置を求める住民発議,市来町が可決,串木野市が否決
※日置郡東市来町で串木野市,市来町と3市町での法定協議会設置を求める住民発議,市来町が可決,串木野市と東市来町が否決し不成立
※串木野市で市来町との法定協議会設置の是非を問う住民投票を実施予定(11/30)
※串木野市で合併の是非と枠組みを問う住民投票を実施予定「川西薩地区10市町村で合併」「市来町と合併」「合併しない」

http://mytown.asahi.com/kagoshima/news02.asp?kiji=3308
川西薩地区の合併は?/問い合わせ相次ぐ
 串木野市は川西薩地区で合併できるのか−−。市来町との法定協設置の賛否を問う住民投票を前に、こんな市民の問い合わせが県や川内市に寄せられている。川西薩地区での合併を求め、今回の住民投票で「反対」を呼びかける団体のビラがきっかけだが、市民からは「投票の判断基準となる正確な情報がほしい」との声も出ている。

 「広域合併を実現する会」がビラに「川西薩との合併はまだいきています」と書き、県地方課や川内市役所の電話番号を載せて「自分で確かめて下さい」と呼びかけた。だが「市来町との合併を実現する会」のビラには「川西薩との合併はなくなりました」。双方の主張は正反対だ。

 市が川内市などと設置した川西薩法定協は7月に活動を休止した。田畑誠一市長が離脱を求めたためで、その後、市議会の同意も得た。法定協側は「合併を求める住民もいる」として解散や離脱は検討せず、川薩法定協に衣替えして来年10月の新市発足を目指している。一方、田畑市長は「川西薩には戻らない」と繰り返している。

 合併協議では事務事業の一元化など膨大な作業が必要で、首長と議会の意向が一致しなければ難しい。つまり、川西薩での合併の可能性はゼロではないが、田畑市長が考えを変えない限り現実味は乏しい。

 問い合わせを受けた県などは「住民間の対立に巻き込まれたくない」と事実関係の説明に終始。県市町村合併推進室の西中須浩一室長は「最終的な判断は串木野市に委ねられている。住民はじっくり考えて投票してほしい」と話している。

(11/19)

27とはずがたり:2003/11/19(水) 18:26
<九州・沖縄>
行橋市と京都郡の勝山、犀川、豊津、築城▲、椎田▲の五町→▲:豊前市との合併へ
京都(みやこ)市ではだめなん?読みが違っても漢字が同じじゃ駄目なんだっけ?
豊前市と大同合併して豊前京都市がいいんじゃない?

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031119-00000026-nnp-kyu
合併白紙 新市名フイ 京築1市5町 公募3619通“お蔵入り”

 福岡県行橋市などでつくる京築一市五町合併協議会の「新市の名称」公募に寄せられた三千六百通以上に及ぶ市民のアイデアが、合併話が白紙に戻ったため、日の目を見ることなく“お蔵入り”する見通しとなった。合併協事務局は「応募してくれた全国の方々に何とおわびしたらいいのか」と頭を抱えている。

 同事務局によると、新市名称は七月から二カ月間、合併協のホームページや広報紙、ラジオなどで公募。北海道から沖縄まで全国各地から計三千六百十九の案が集まった。中には韓国在住の日本人からの応募もあったという。すでに協議会の小委員会で「京築市」「美夜古(みやこ)市」「豊の国市」「みやこみらい市」など十案に絞り込み、十二月に決定する予定だった。

 事務局は寄せられたすべてのはがきやファクスを保管しており、近くホームページに謝罪文を掲示するとともに、メールで応募した人にはおわびのメールを送る方針。

 佐村輝男事務局長は「地域に夢を与える新市名を選べなくて非常に残念。応募者全員は無理だが、抽選で選ばれた人には心ばかりのお礼の品を贈りたい」と話している。

 同合併協は行橋市と勝山、犀川、豊津、築城、椎田の五町で構成。豊前市、椎田町との一市三町による合併協設置を議会が可決した築城町が十七日に離脱を表明し、事実上の「解散」に追い込まれている。(西日本新聞)
[11月19日2時23分更新]

28とはずがたり:2003/11/19(水) 23:13
<中部>

三城は掛川,横須賀,高天神?この五案ならすんなり掛川市でいいような気がするなあ。

知り合いの市議からの情報に依ると,議員数が激減しそうな大東,大須賀に配慮して特例を適用してもよいという考えだったが,両町市民代表者の意見が特例適用反対で一致してたので不適用と決めたのだそうだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031119-00000006-mai-l22
“新市”に伴い議員失職、特例不適用決める−−掛川市などの3市町合併協 /静岡

 ◇名称は5候補に絞る
 掛川市、大東町、大須賀町の法定合併協議会(会長=榛村純一・掛川市長)は18日、第6回会合を掛川市内で開き、議員定数と任期について合併特例法で認められた特例を適用しないことを決めた。また、新市の名称候補として「遠州市」など五つの候補名が決まったことが報告された。
 特例を適用しないことで合併に伴って3市町の議員は失職し、新市の誕生から50日以内に選挙が行われる。議員定数については、人口規模で認められている上限定数より4人少ない30人を定数とすることになった。3市町の議員総数は54人で、合併で大幅削減されることになる。
 合併期日については、大須賀町議の任期切れ(05年1月29日)前の05年1月24日とする案と、同年3月末とする案で意見がそれぞれ有力で、今月中に再度協議することになった。
 新市名については、合併協事務局が今年8〜9月に一般公募して、285点の名称が寄せられた。その中で小委員会のメンバーが協議した結果、「遠州市」▽「かけがわ市」▽「掛川市」▽「三城(さんじょう)市」▽「新掛川市」の5候補に絞って合併協に提案した。来月16日に大東町で開かれる合併協で決定する予定。【工藤昭久】(毎日新聞)
[11月19日21時8分更新]

29とはずがたり:2003/11/21(金) 16:52
<中部>
七尾市,鹿島郡(田鶴浜・中島・能登島町)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031112-00000001-mai-l17
来年10月、新「七尾市」が誕生 能登島町で合併協定書調印式 /石川

 七尾市と田鶴浜、中島、能登島の3町の合併協定書調印式が11日、能登島町の生涯学習総合センターで行われた。来年10月には新「七尾市」が誕生する。 【曽根田和久】
 調印式には、武元文平・七尾市長、赤坂隆・田鶴浜町長、辻口昇・中島町長、高瀬義則・能登島町長らが出席。4人の市町長が4通の協定書にそれぞれ署名。調印の後、武元市長が「一時は激しい議論もあったが、大局的判断の中、協議が整った。それぞれの地域の歴史、文化を生かして地域を次の世代に引き継げるようにしたい」とあいさつ。赤坂、辻口、高瀬各町長もこれまでの協議を振りかえりながら、調印に臨んだ思いを語った。
 合併協定書によると、合併の形式は4市町による対等合併。市庁舎は現在の七尾市役所に置く。市議会議員の定数は30。現在の各市町議は合併特例法に基づく在任特例で、合併後1年1カ月は新市の議員となる。在任特例の期間中に全市を一つの選挙区とする大選挙区制か、地域ごとに選挙区を設定する中選挙区制とするかを決定する。
 新市の面積は約318平方キロメートル。人口は昨年3月末現在で6万4794人。
 今後は、各市町で今月中に予定されている臨時議会が合併の議決を行い、知事に合併を申請する。その後、県議会の合併議決を経て、知事が合併を決定。総務大臣に合併を届け出て、承認されれば大臣の告示をもって正式に合併が決定する。(毎日新聞)
[11月12日19時31分更新]

31とはずがたり:2003/11/21(金) 17:00
<九州>

トトロの自然豊かな描写と海埋め立てた人工的な街とは正反対だもんなあ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031121-00000026-nnp-kyu
暗雲人工島「トトロの街」構想 宮崎監督が関与拒否

 福岡市が進める博多湾の人工島(アイランドシティ)事業のまちづくりイメージ画を同市に提供したアニメ映画監督、宮崎駿(はやお)氏(62)は二十日、「参考として絵を市にみせたが、(報道で)自分が開発に深くかかわるよう書かれている。開発には一切関係ない」などとして、今後、人工島事業に自身の名前と絵を使わないよう求める手紙を山崎広太郎福岡市長にファクスで送った。

■「絵と名前使うな」

 同市は十四日、監督側から提供された十三点のスケッチ画をまちづくり原案とした構想を発表。二十六日にはこのイメージに沿った開発プランを住宅開発業者から公募する計画で、監督からの突然の“絶縁状”に「絵と名前の使用は監督との約束事項。誤解がある」と困惑している。

 宮崎監督は手紙で、「私の本分はアニメーション映画監督。住宅開発に関与する能力、体力、気力も時間もなく、責任もおえない」と主張。「このまま事業が進めば、結果的に期待を寄せてくださる市民に大きな失望と損害を与える」として、事業への関与をきっぱりと否定している。

 市側の説明や、宮崎監督の弟で代理人のグラフィックデザイン会社取締役、宮崎至朗氏(57)によると、宮崎監督は昨年、市の人工島のまちづくりに対する考え方に共感しイメージ画を市側に無償で提供した。

 至朗氏は「昨年から時間をかけて監督とも話し合い、絵の使用を約束していたので(今回の事態に)途方にくれている。早急に本人と連絡をとりたい」と説明。

 市は、監督自身の名前をアドバイザーとして公表する件について、本人に直接確認はしていないが、「代理人を通じて了解を取った」(市港湾局)という。すでに約六千万円かけ、イメージ画を使った新聞広告や監督の写真入り資料も作製している。

 山崎市長は「何らかの誤解があったと考えられ、早急に必要な説明をしたい」とコメント。二十日夜、会見した酒井勇三郎港湾局長は「慎重に交渉を続けてきていた。関係を修復し、事業を推進したい」と語った。(西日本新聞)
[11月21日2時18分更新]

32とはずがたり:2003/11/23(日) 01:04
<関東・東京>
桐生と太田ってどう見ても歪な形になるんですよねえ。離れているし。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031113-00000001-mai-l10
[平成の大合併]「2市5町3村対等で」−−桐生広域が枠組みで確認 /群馬

 桐生広域の1市3町3村首長(註1)は12日、東毛地域合併協議会(東毛法定協)の枠組みで、太田市や新田町議会などから、桐生広域町村を対等合併のスタート時の枠組みから外す意見(註2)が強まっていることを受けて、急きょ市町村長会議を開いた。この結果、12月1日の第4回協議会で、大沢善隆桐生市長の「2市5町3村の対等合併(註3)を申し入れる」との方針を、全員で確認した。
 加入問題に絡む競艇問題については、大間々、笠懸両町が「30日の住民投票で、撤退賛成の結果を得られたら、協議会が開かれる前の12月1日午前中に、3町と阿左美水園競艇組合で、年度内撤退の手続きを済ませたい」とした。また補償問題などは、桐生市と一緒に進めることも申し合わせた。
 桐生広域圏町村の加入問題では、清水聖義太田市長や太田市議会、新田町議会が「2市2町が機軸」などと表明。大沢市長は「競艇問題のハードルは高いとの清水市長の指摘はもっともだが、遅まきながら誠心誠意努力している大間々、笠懸も含めて認めてほしい」と語った。(塚本英夫)(毎日新聞)
[11月13日19時15分更新]

註1: 桐生広域の1市3町3村首長…桐生市, 大間々町,笠懸町,藪塚本町,勢多郡(新里村,黒保根村,東村)

註2:下記ニュース参照。太田市圏1市3町(太田市,尾島町,新田町,藪塚本町)

註3:2市5町3村の対等合併…桐生市, 太田市, 新田郡(尾島町,新田町),大間々町,笠懸町,藪塚本町,勢多郡(新里村,黒保根村,東村)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031114-00000001-mai-l10
東毛協、桐生圏切り離しも−−太田市長「1市3町」も示唆 /群馬

 枠組み問題で揺れる東毛地域合併協議会(東毛法定協)で、藪塚本町の桐生博司町長と小林邦男議長が13日、太田市の清水聖義市長と上村信行議長らを訪問し、「12月に正式に法定協に加入させてほしい」と再度申し入れを行った。清水市長は「歓迎する」と了承した。さらに清水市長は、桐生市が広域圏合併を推進していることに対し、「このままだと枠組みが変化し、(桐生市でなく藪塚本町を加えた)1市3町になる可能性もある」と2市2町の枠組みが変わる可能性を示唆した。
 会談後、清水市長は「桐生町長の意思を聞きたかった。町長は広域圏にはこだわらず、町民が選んだ道を進むと述べた。藪塚本町は新田町とも深い関係にあり、ぜひ一緒に歩調を進めたいので大歓迎だ。12月1日の次回法定協に諮り、同25日の5回目の法定協で加入を決定したい」と話した。
 また、大沢善隆桐生市長が掲げる「桐生広域圏を含めた2市5町3村の対等合併」について、清水市長は「合併は自治体同士が手を結ぶもので、広域圏ではない。広域圏では太田市議会が否決するだろう。桐生市の動き次第では、枠組みが変わる可能性もある」と述べ、枠組みが太田市、新田町、尾島町、藪塚本町の1市3町に変わる可能性も明らかにした。
 前日の12日には、桐生広域圏の1市3町3村が12月1日の法定協で、2市5町3村の対等合併を求める方針を確認したばかり。枠組みを巡って大揺れになりそうだ。
 桐生町長はこの日、新田、尾島両町にも再度、法定協加入を申し入れ、それぞれ了承された。午後には桐生市にも申し入れを行った。(佐藤貢)(毎日新聞)
[11月14日19時15分更新]

33とはずがたり:2003/11/23(日) 11:45
<中国・四国>
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031120-00000006-mai-l39
新市名は「香美市」に決定−−こうほく三町村合併協議会 /高知

 土佐山田、香北両町と物部村の3町村による「こうほく三町村合併協議会」が18日、香北町であり、新しい市の名称を「香美市」と決めた。
 香美市のほか「物部川市」や「こうほく市」など、11の名称案を協議した結果、「3町村に共通した名称が望ましい」という意見で一致した。
 【小川信】(毎日新聞)
[11月20日22時18分更新]

34とはずがたり:2003/11/23(日) 11:46
<中国・四国>

さっさと米子に合併されるべし!

http://mytown.asahi.com/tottori/news02.asp?kiji=3613
日吉津村 30日に合併是非問う住民投票
「裕福」な自治体 さて
どちらにしても不安

  市町村合併について、県内で唯一方向性を決めていない日吉津村。25日告示される合併の是非を問う住民投票(30日投開票)を前に、村は合併しない場合の財政シミュレーションを公表したが、提示された負担増に住民から不安の声も上がる。合併後の見通しが不透明なまま、投票は近づく。誕生以来114年、一度も合併を経験していない村の住民は、どちらを選ぶのか。

      (渡 義人)

財政シュミレーション公表

  「うわあ、これは大変だわ」

  同村の今吉公民館で、11日夜に開かれた住民説明会。役場職員が合併しない場合の財政シミュレーションを説明すると、住民から驚きの声がもれた。資料には、下水道使用料の50%増(4人家族で月額2981円が4471円に)▽固定資産税を1・4%から1・6%に増税▽保育料の1・9%増▽無料だったがん検診など各種検診の有料化−−など、負担増を求める内容が並ぶ。それでも05年度に自治体の貯金にあたる基金が底をつき、赤字に転落する計算だ。

  同村の02年度の財政規模は約15億7千万円で、このうち村民税や固定資産税などの自主財源は約11億円。県内で唯一、国の地方交付税を受けない不交付団体となるなど、県内一「裕福な自治体」。なぜ、こんな「厳しい」見通しになるのか。

  「一番大きな理由は、固定資産税の減少」と地域政策課の石川倫温課長は語る。

  村内には、書籍などに使われる塗工紙を年間約60万トン生産する王子製紙米子工場があり、固定資産税全体の約8割を占めているという。しかし、会社の事業に使う機械や装置にかかる税収は施設老朽化に伴って毎年減る。02年度は約9億円あったが、04年度には約7億3千万円になる見込みだ。05年度に新型ボイラーが完成し、一時増加に転じるが、王子製紙は今年6月、中国に米子工場と同規模の塗工紙工場を建設する計画を発表。村にとって不安材料だ。

     ■   ■

  石操村長は「うちの財政も厳しいが、(合併する場合の相手)米子市はもっと厳しい。合併後は、少なくとも米子市並みの負担は覚悟しなければならない」と、合併に対する不安も訴える。同村はこれまで、恵まれた財政基盤を背景に住民負担を低く抑えてきた。合併しない場合の見通しでは、負担は上がるが、それでも保育料の一部は米子市より年間約6千円安く、検診料も軒並み安い。

  「日吉津の自主財源は6割を超えるが、米子は3割強。交付税が頼りだが、ここがガクンと減ったら、どうなるか……」と石村長。

  「日吉津には6割以上の自主財源があるだけいい。うちは2割以下しかなく、すべて国頼み」

  合併しないことを決めた日南町の田邊眞幸・総務課長は話す。同町は18日に役場で開いた行政改革推進委員会で、来年度以降の予算規模をこれまでの約75億円から50億円台半ばまで縮小する計画を打ち出した。

  理由は、国の財政難に伴い、もらえる交付税が減少していることにある。02年度、町の地方税収入は約5億円だったのに対し、交付税は約33億円。10年後の交付税は現在の3分の2程度まで減ると町は計算している。国が交付税を将来どうするのか、定まっていない。

  石村長はこう説く。「合併をしてもしなくても、日吉津という地域は残る。地域の発展のためには、どちらを選択しても抜本的な改革が必要だが、日吉津村は将来を自分で選択できるだけ恵まれている」

(11/23)

35とはずがたり:2003/11/24(月) 02:03
<関東・東京>
>>32
桐生市圏と太田市圏とそんなに一緒なのかねえ?それなら伊勢崎市圏とかも含めた方が自然な様な気がするのですが

http://mytown.asahi.com/gunma/news02.asp?kiji=3218
桐生市、競艇清算後に合併/市長が構想

★★太田市・2町の先行容認★★

 2市2町による東毛地域(法定)合併協議会に参加する桐生市の大沢善隆市長は22日、「桐生市は競艇事業の清算が済んだ後で、合併に合流する」とした2段階合併案を太田市長と尾島、新田両町長に伝えた。合併特例法の期限である05年3月までに太田市など1市2町の先行合併を認め、その後で桐生市や桐生広域圏の町村と合併し、段階的に中核市をめざす構想だ。

 12月中に最終的な枠組みを決める東毛協は、近く2市2町の首長・議長会談を開く。
 
 大沢市長の意向を受けた太田市の清水聖義市長は、住民投票を経て追加参加を表明した薮塚本町を加えた「1市3町」もしくは「1市2町」での先行合併をここで提案するとみられる。
 
 これまで桐生市は桐生広域圏すべてを加える「2市5町3村」での対等合併を主張してきた。
 
 だが最近になって競艇事業からの撤退を表明した桐生市に対し、桐生競艇場の施設管理会社「関東開発」は約60億円の補償金を請求。契約内容の解釈をめぐって両者に大きな隔たりがあり、法廷闘争にもつれこむ可能性もある。

 また同社は、薮塚本町ら3町が運営する阿左美水園競艇組合にも「撤退した場合」として約50億円の請求を示した。

 清水市長は21日の市議会で「新市に負の遺産が持ち込まれかねない」と発言。競艇事業の清算問題がにわかに注目されていた。大沢市長の段階合併案は「これ以上、1市2町に迷惑はかけられない」と配慮したものと思われる。
 
 大間々と笠懸両町は、合併と競艇事業存廃を問う30日実施の住民投票が済むまでは最終的な町の意思が決まらない状態でもある。

(11/23)

36とはずがたり:2003/11/25(火) 20:44
【00年度地方財政】

http://www.asahi.com/politics/jichitai/index.html
全国670市・23特別区の00年度普通会計決算を集計 
<6財政指標の全ランキング><6財政指標の全ランキング>

37とはずがたり:2003/11/25(火) 21:57
<東北・北海道>

http://mytown.asahi.com/yamagata/news01.asp?kiji=4423
山形など4市町村合併 編入方式で合意

  山形、上山、山辺、中山の2市2町合併問題で24日、4市町の首長会議が山形市役所で開かれ、上山市とほかの3市町で調整が難航していた合併方式で、3市町が主張していた編入方式とすることで合意した。26日の法定合併協議会で正式決定する見込み。これにより、出遅れていた合併協議はようやく「入り口」に立ち、新市建設計画や議員定数などをめぐる具体的課題の検討が本格化することになる。

  法定協は当初、7月をめどに方式の決定を目指していたが、故・吉村和夫前山形市長の病気入院や、上山市が新設方式にこだわったことから大幅にずれ込み、目標とする05年3月までの合併成立が危ぶまれていた。

  会議後に4首長が記者会見。上山市の阿部実市長は、方式決定の先延ばしを求めてきたことを踏まえ、「ここまで待ってくれた3市町に感謝する。編入合併でも『協議は対等』とのスタンスで、4市町の特性が失われない新市建設計画の作成に努めたい」と述べた。

  また、山形市の市川昭男市長は「方式の合意に向け、4首長とも最大限の努力をしてきた」とし、目標期限内の合併実現に向け努力する考えを強調した。

  一方、首長会議に先立ち上山市議会は同日、全員協議会を開き、議会として編入方式に同意することでまとまった。

  終了後に記者会見した横戸長兵衛・同市議会議長は「限られた期間内で市は相応の対応をしてきた」と評価。その上で「新市建設計画の作成過程では、編入される3市町の立場をしっかりと打ち出すとともに、住民への説明も随時するよう要望したい」と述べた。

  阿部市長は先月、従来の方針を変え、3市町の編入合併に歩み寄る考えを打ち出し、その後、市民の理解を得るため市内各地で住民説明会を開くなどしてきた。


(11/25)

38とはずがたり:2003/11/25(火) 22:35
<中国・四国>

http://mytown.asahi.com/kagawa/news02.asp?kiji=5979
東かがわ市議会出直し選挙結果

  住民投票による解散に伴う東かがわ市の出直し市議選は24日未明に開票作業が終わり、24人の新議員が出そろった。当選者を旧町別でみると、旧大内町が11人、旧白鳥町7人、旧引田町6人だった。

  解散を求めて活動してきた住民団体「東かがわ市・よあけの会」のメンバーは、立候補した5人のうち4人が落選した。西尾保代表は「残念だ。署名活動を通して住民の声を聞いてきたメンバーに市議会を変えてほしかったのに」と話した。

  一方、市南西部の山あいにある五名(ごみょう)から立候補した大山圓賀(まどか)さん(54)は地域の有権者の倍以上にあたる1061票を獲得して当選した。

  「五名のあかりを消さないため、どうしても議員が必要だという我々の努力が市民全体に伝わった。みなさんのおかげです」。開票所から当選の知らせが入った23日午後11時過ぎ、大山さんは自宅兼事務所に集まった約150人の支持者に深々と頭を下げた。

  「市に散らばる五名出身者を固める」「縁故を頼る」。地元固めと並行して、この二つが選挙戦術の柱になった。陣営幹部は「危機感が住民を一つにした」と振り返る。大山さんも「革靴を一足つぶすほど」市内全域を歩き回り、地元以外での支持拡大を図った。

  旧引田町から五名に嫁いできた女性は実家の母、兄、姉に「過疎化で有権者が少ない。議員がいなくなると暮らしていけない」と訴え、支援を取り付けたという。

  大山さんは議会の自主解散に賛同した一人。当選後、「市政を身近なものに変え、安心した老後を実現したい」と抱負を語った。

(11/25)

39とはずがたり:2003/11/25(火) 22:48
<近畿>
>>25
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031125-00000075-kyt-l25
高島郡5町の合併に参加 朽木村議会が決める

 合併の賛否を問う住民投票で「合併する」が有効投票の約77%を占めた滋賀県朽木村の村議会は25日、全員協議会を開き、高島郡5町の合併に参加することを申し合わせた。12月5日に行われる5町の町長・議長会議で参加を申し入れ、同会議後の法定合併協議会会合で、参加が認められれば6町村長が協議書に調印する予定。
 村議会の駒井芳彦議長は「合併参加は全会一致で了承した。12月10日の定例議会で村の参加提案を議決するが、各町で早く協議に入ってもらえるよう先に協議書調印することも同意した」と話した。
 村議会は今後、合併推進への姿勢を説明する文書を12月1日に各戸配布することも決めた。
 朽木村議会は昨年6月、前村長とともに法定協議会への不参加を全会一致で表明。今年4月の村議選(定数10)でも不参加を決めた村議5人が再選され、多数が合併消極派とみられていたが、住民投票期間中は、村議全員が賛否の意思表示を手控えた。(京都新聞)
[11月25日21時36分更新]

40とはずがたり:2003/11/25(火) 22:53
<中部>このへん(若狭地方)は寧ろ<近畿>だよなあ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031125-00000004-mai-l18
「敦賀市抜き考えず」 市町村合併で美浜町長意向 三方、上中町の合併不参加 /福井

 美浜町の山口治太郎町長は23日夜、町内で開いた市町村合併についての説明会で、「敦賀市抜きでの合併は考えられない。小規模合併は考えない」と述べ、三方、上中両町で進む合併には参加しない意向を示した。
 説明会は、地方制度調査会が今月、合併を促す町村の人口規模を「1万人未満」とする最終答申をまとめたことなどから12月中旬まで町内で6回開催する。同日夜は美浜北小で開かれた。
 山口町長は、同町の将来人口推計や経済、生活面での敦賀市との強い関係を説明。「合併特例法の期限(05年3月)にこだわらず、敦賀市に対して今後も働きかけたい。また2010年を目標とする嶺南8市町村での大合併を推進したい」と話した。
 また美浜、三方両町が共同で実施している一般廃棄物処理やケーブルテレビについては、「持ち分は決まっている。別れても一緒に運営したい。支障はない」と述べた。 (毎日新聞)
[11月25日19時46分更新]

41とはずがたり:2003/11/27(木) 10:53
<関東・東京>
千葉県東金市、山武郡(九十九里、成東、山武、松尾各町,蓮沼村)
大網白里町は不参加,単独市制施行も検討
結構,格差が有るんだねえ>35万5千円と16万8千円

http://mytown.asahi.com/chiba/news02.asp?kiji=3624
山武合併で議員の提案に「わがまま」と反発

 山武地域合併協議会の議員定数と任期などを検討する小委員会(委員長・大高和郎成東町長)の第6回会議が25日夜、東金市役所で開かれた。合併後も在任する6市町村の現職議員(定数計112)の任期と報酬を巡り、議員代表が任期は06年7月31日まで、報酬は6市町村で最も高い東金市並みを主張したのに対し、首長や学識経験者らの委員が反発し、結論は先送りになった。

 前回までの議論で、小委員会として①現議員の任期は合併特例法を適用して06年4月30日までとする②報酬は東金市の例による、などとする原案をまとめ、各市町村に持ち帰った。

 25日の小委員会では、各市町村での協議の結果が報告された。報酬については「(東金市に合わすのでは)住民の納得は得られない」など、任期については原案より3カ月長い7月31日までを希望する町村が多数を占めたため、議員代表の委員だけが別室で協議。「任期は7月31日。報酬は東金市並み」との案を小委員会に提示した。

 理由としては、「4月には入学式や諸団体の総会が多いので6月議会後の改選が望ましい」「議員にとって生活給の引き下げは受け入れ困難」などがあげられた。

 これに対し、議員以外の委員からは「わがままが過ぎる」「財政削減が合併のねらいであり、報酬は現行を超すべきでない」とする意見が出され、収拾はつかなかった。

 山武地域合併協議会に加わっているのは東金市、九十九里、成東、山武、松尾の4町と蓮沼村で、一般議員の報酬(月額)は、議会会期に違いはあるが、最も高い東金市が35万5千円で、最も低い蓮沼村が16万8千円となっている。
(11/27)

42とはずがたり:2003/11/27(木) 12:44
<中部>山梨

http://mytown.asahi.com/yamanashi/news02.asp?kiji=6434
峡南北部合併協 市川大門町長離脱を表明

協議、白紙にもどる可能性
市川大門町の久保真一町長は25日、町議会の議員全員協議会で、鰍沢、六郷との3町の枠組みで進めてきた合併協議から離脱する考えを示した。住民意向調査の結果を受けたもので、代わって三珠町に、改めて合併を働きかけていく意向を表明した。市川大門町を含む5町で始まった峡南北部の合併協議は、白紙に戻る可能性が強まった。

  久保町長は同日中に関係町長にも意向を伝えた。正式には3町合併協で表明する。六郷町との合併に関しては、西八代3町による合併ビジョンも描いていると答えた。

  これに対し、石川洋司・鰍沢町長は「予定通り、六郷町と2町だけで法定合併協に移る」と話した。ただ、六郷町では、富士川をはさんだ2町合併を疑問視する声も少なくないとされる。

  三珠町は中巨摩東部3町(田富、昭和、玉穂)に対して合併希望を伝え、回答待ちの段階だ。水上末雄・三珠町長は「歴史的、地理的にも近く、市川大門の申し入れはありがたいが、3町から返事をもらう前に話し合いに応じるわけには行かないと思う」と話した。

  峡南北部の任意合併協議は昨年7月、県が示した合併パターンに基づき、増穂、鰍沢、市川大門、三珠、六郷の5町の枠組みで始まった。富士川をはさみ、西八代と南巨摩の2郡にまたがる合併で、人口3万人の合併特例による市制施行を目指すはずだったが、昨年11月から今年3月にかけて、三珠町、増穂町が相次いで離脱していた。

(11/26)



西八代郡(市川大門町,三珠町,下部町,上九一色村)
南巨摩郡(増穂町,鰍沢町,中富町,早川町,身延町,南部町,富沢町)
  ↓
西八代+南巨摩5町合併(増穂、鰍沢、市川大門、三珠、六郷)…県の提案。5町で特例で市へ
  ↓
※三珠町が中巨摩東部3町(昭和,玉穂,田富)との合併を目指し離脱。
西八代郡三珠町,東八代郡豊富村が中巨摩東部3町に合併協議を申入れ
  ↓
※増穂町は合併協議から離脱(3/24),南アルプス市に合併協議を申入れ
  ↓
※市川大門町は合併協議から離脱の意向を表明(11/25)三珠町と2町や,六郷町を含めた3町での合併を検討へ 
  ↓
※六郷町と鰍沢町を結ぶ道路がない為,2町は事実上の飛び地に
鰍沢町長は合併推進。六郷町では疑問の声上がる

43とはずがたり:2003/11/27(木) 12:50
<中部>岐阜県
美濃市なんて如何にも後からとってつけたような名前なのに元々の地名は何?武儀?

http://mytown.asahi.com/gifu/news01.asp?kiji=2898
美濃市長が単独存続を表明 中濃合併協

美濃市長 単独存続を表明

「不利な合併避けたい」

 県内各地で市町村合併の動きが加速するなか、美濃市の石川道政市長は26日、記者会見し、「関市を中心とした現行の中濃地域の合併協議会には参加しない」と述べ、単独で存続することを正式に表明した。27日に開かれる臨時の市議会で承認を求める。県内で単独で存続する路線を決めた市町村は、白川村に続いて2例目。

 石川市長は「市町村合併は必要という認識はある」としたものの、「今以上の発展が望めない不利な合併は避けたい」とし、関市と武儀郡4町村でつくる法定合併協議会に参加しないことを明らかにした。

 市民の間には合併協参加を目指して住民投票実施を求める動きがあるが、石川市長は「合併に対する国の制度がきちんと示されていないこの時期には適当ではない」と述べ、実施する考えのないことを示した。

 今後は、市独自に行財政改革などに取り組む方針。そのチェック機関として、公募した市民や学識経験者らが市長と議会に意見を述べる「美濃市平成まちづくり改革委員会」を設置することも明らかにした。

 美濃市は昨年10月、関市と武儀郡の2市5町村で任意合併協議会を設立した。関市との対等な立場での新設合併を望んでいたが、関市は昨年12月、同市への編入合併と新市名を「関市」とする方針を打ち出した。

 関市は、他の市町村より財政力があり、人口も合併新市の約6割を占める。美濃市は妥協案として①新設合併②新市名を「美濃関市」とする、の2案を提案したものの、いずれも受け入れられなかったため、法定協への参加を見送っていた。


(11/27)

44とはずがたり:2003/11/27(木) 12:55
<中部>静岡県
地方の中心市街地の空洞化は何処も進んでまして掛川も厳しいみたいです。
マルミヤ実業ビルなんてあったかいな?

http://mytown.asahi.com/shizuoka/news01.asp?kiji=9974
異業種同居で街活性/JR掛川駅前

 空き店舗に誘致 
   女性服・北欧家具・・・第1号店

 JR掛川駅北口のマルミヤ実業ビル1階に、女性服と北欧家具の2店が一緒に開店した。昨年7月に設立された第三セクター「かけがわ街づくり会社」のプロジェクトチーム「空き店舗対策事業検討協議会」(尾崎賢一委員長)が誘致した第1号店だ。駅前商店街に活気を取り戻そうと、今年度内に2号店の開店もめざしている。

 女性服の店は「KOZUE(コズエ)」、家具の店は「クラフト・コンサート掛川店」。80平方メートルの店舗内で異業種同居の形を取る。

 KOZUEは、商品の中から気に入ったものを選ぶと、合うサイズに作り直してくれる。セミオーダー制の店を営むのは石山こずえさん(27)。自分の店を持つのは初めてで「客の反応が楽しみです」と話している。

 クラフト・コンサートは、ノルウェー製のベビーチェアやバランスチェアなどの家具、デンマーク製の照明器具などを展示販売する。経営する田島美寿(みはる)さん(52)は「大人になっても使えるイスなどがあり、若いお母さん方に関心が高いのでは。強い要請を受けて店を出したので、活性化の一助になればいい」と言う。

 街づくり会社によると、駅前一帯の約70ヘクタールに約500の店舗がある。うち50店舗ほどが空いており、「シャッター通り化」が進んでいる。

 このため、空き店舗対策を、計画中の再開発ビル建設とともに活性化事業の柱と位置づけ、6月にボランティアのスタッフを募って同協議会を発足させた。現在34人のメンバーがいる。

 同協議会が大家から空き店舗を借りて新店舗の経営者に貸し、経営者は売り上げに応じて家賃を払う。出店者には安い家賃などが魅力で、協議会側も経営などについて助言することができる。

 協議会は、年度内に2号店として飲食店を開店させる予定のほか、ミニ店舗のチャレンジショップの出店も計画中だ。



(11/27)

45とはずがたり:2003/11/27(木) 12:58
<近畿>兵庫県
氷上市にしよう!

http://mytown.asahi.com/hyogo/news02.asp?kiji=8104
合併協定書を承認/氷上郡6町合併協議会

 第36回氷上郡6町合併協議会が26日、市島町の農村環境改善センターで開かれた。合併協定書に盛られた50項目の協定内容が承認され、合併調印式は予定通り30日に山南町のやまなみホールで実施されることになった。ただ、「丹波市」という新市名には住民の間に反対意見もくすぶっており、合併成立に必要な各町議会の議決にも影響を及ぼしそうだ。

  合併協定書は、来年11月1日に対等合併し、新市の名称は「丹波市」にすると明文化。市長のほか助役2人、収入役、公営企業管理者を置く。議会の定数は30とし、新市の設置の日から50日以内に選挙を実施する−−など、これまでの協議で合意した50項目の協定を改めて確認した。

  これに先だち、14日から各町で開いた住民説明会の経過を町長らが報告。住民から「なぜ丹波市になったのか」「なぜ再考できないのか」など、質問や反対意見が質疑の大半を占めたことが伝えられた。

  十倉昭三・氷上町長は「(住民の声に)根の深い行政不信を感じた。丹波市とした明確な回答が必要で、『慎重審議した』の繰り返しでは住民は納得しない」と発言。委員からも、再考する時間をとるために「(合併を)来年11月に急ぐ必要はない」などの意見が出された。

  別の委員は「新市名などは決定したものではなく、協議会で確認しただけ。今後は各町議会の決定にゆだねるべきだ」と述べた。


(11/27)

46とはずがたり:2003/11/27(木) 13:04
<中国・四国>香川県

http://mytown.asahi.com/kagawa/news01.asp?kiji=5987
合併枠組み模索続く/高松市と周辺?町

  高松市との合併をめぐる動きが活発になっている。国分寺、牟礼両町では住民投票の結果、合併協議会が設置される見込みだ。香南町も合併協設置を12月議会に諮る。塩江、香川町に続く動きだが、住民の中に同市との合併を求める声がある一方で、町長や町議会には消極的な見方もある。合併特例法の恩典の期限である05年3月ぎりぎりまで、最終的な枠組みを探る動きが続きそうだ。(宮本茂頼)

  高松市の増田昌三市長は8月上旬、牟礼、香南町など合併の動きを見せていなかった周辺の町を回り、協議の場を設けようと働きかけた。

  同市と周辺10町は広域行政の一部事務組合を持ち、増田市長は「合併による50万都市」が持論。しかし、人口約33万人で規模が飛び抜けて大きい同市に吸収されるのではないか、という警戒感が町側に強く、協議はなかなか進展していなかった。

  そんななか、4月に香川町の住民投票で同市との合併協設置の賛成が過半数となった。また、牟礼町長選でも合併に慎重だった現職が敗れた。6月には、塩江町との合併協が設置されてもいる。

  市議会からの声もあり、増田市長は積極的に合併を働きかける姿勢に転じたのだった。

  しかし、周辺町の「民意」は微妙だ。

  香川町の住民投票では賛成票が反対を2票だけ上回るという結果だった。

  9日に牟礼町が実施した同市との合併の賛否を問う住民投票も、賛成が反対より68票多いだけだった。同市のベッドタウン化が進み、都市型の「新住民」が多いといわれる牟礼では、他町に比べて合併への抵抗感は小さいという観測があっただけに、「思ったよりも僅差(きんさ)だった」と、増田市長と高木英一町長は口をそろえた。

  高木町長は「反対派が約半分いることを重く受け止める」として、慎重に協議を進める考えだ。

  国分寺町の福井則史町長も、先月の住民投票で高松市との合併協設置が賛成多数となったのにもかかわらず、「(すでに合併協を設置している)綾上、綾南との3町合併の理解が深まった」と述べた。

  2月の町民アンケートで「望ましい枠組み」として90%近くが高松市を選んだのに、住民投票では、有効投票のうち約45%が同市との合併協設置に反対。国分寺町は、3町での合併協と高松市との合併協を並立させることになった。

  庵治町では18日の臨時町議会で、牟礼町との合併協議会の設置を求める決議が可決された。

  両町が地場産業の石材業で深い結びつきを持っていることもあり、決議案を提案した町議は「高松とよりも、2町での合併のほうがメリットは大きい」と話す。庵治町としての結論はまだ出ていないが、町は合併について説明した冊子を今月、全戸に配布している。

  香南町では住民団体が署名を集め、同市との合併協設置を請求した。両市町の12月議会で協議会の設置案が採決される見込みだ。

  しかし、谷輝男町長は慎重に言葉を選ぶ。「個人的には町同士の規模での合併を望むが、最終的には住民投票で決めたい」

(11/27)

http://mytown.asahi.com/kagawa/news02.asp?kiji=5986
新庁舎は丸亀市役所に/3市町合併協議会

  丸亀市と綾歌、飯山両町の合併協議会(会長=新土光夫・飯山町長、24人)は26日、新市建設計画や、合併後の庁舎は現在の丸亀市役所とすることなどを確認した。

  建設計画は、合併後10年間の財政計画で合併特例債の普通建設事業を200億円と見込み、最終的な総職員数を950人体制(今年4月現在1248人)としている。

  庁舎については丸亀市役所とし、「建て替え時は国道11号の南で候補地を選び、住民の利便性を最大限考慮する」とした小委員会案で合意した。また、綾歌、飯山両町本庁舎を市民総合センター(支所)にし、市の機構を2支所を含む14部56課4室とすることを承認した。

(11/27)

47とはずがたり:2003/11/27(木) 14:34
<中部>新潟県
三条市、下田村、栄町→まず燕市離脱,ついで田上町離脱。両市町の合併は両議会否定

南魚沼郡 六日町,大和町→塩沢町は離脱

村上市, 岩船郡 荒川町,神林村,朝日村,山北町,粟島浦村→関川村離脱

柏崎市, 刈羽郡 高柳町,西山町→刈羽村,小国町はオブザーバー参加。刈羽村は単独,小国町は長岡地域と両睨み

長岡市, 見附市, 栃尾市, 南蒲原郡 中之島町,三島郡 越路町,三島町,古志郡 山古志村,刈羽郡 小国町→見附市離脱表明


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031126-00000002-mai-l15
田上町、合併協離脱−−反対多数の住民調査受け /新潟

 田上町の佐藤邦義町長は25日、三条市、下田村、栄町と進めていた合併協議から離脱し、当分は単独で行政運営していく方針を明らかにした。反対多数となった住民意向調査の結果を受け、同日の議員全員協議会で表明した。昨年4月、16万都市を目指して任意協議会を設立した際には5市町村が参加していたが、まず、燕市が離脱。今回の田上町の離脱を受け、残る3市町村は早急に会議を開いて対応を協議する予定だ。
 同町によると、18歳以上の町民の72・1%(8119人)が回答したアンケートの結果、合併に「反対」が61%に達し、「賛成」は23・3%にとどまった。「わからない」が15・2%あった。
 佐藤町長は「もう少しきっ抗すると思っていたが、ここまで離れた以上は仕方がない。田上だけ飛び地になることが不安だったのかもしれない」と話した。
 合併を巡っては、「田上町住民投票条例を求める会」が、条例制定を求める直接請求の署名を始めたり、一部町議から「(意向調査では)反対に○をつけましょう」といったチラシが配られていた。佐藤町長も自費で、合併のメリットを訴えるチラシを新聞に折り込んだ。
 県市町村合併支援課によると、県内の市町村合併では、今年に入って塩沢町、関川村、刈羽村、燕市がそれぞれの合併協から離脱、見附市なども離脱の意向を表明している。(毎日新聞)
[11月26日19時32分更新]

48とはずがたり:2003/11/27(木) 14:36
<中部>山梨県>>42

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031126-00000007-mai-l19
「三珠町・六郷町」へ方針転換 議会全協で了承得る−−久保・市川大門町長 /山梨

 鰍沢、六郷両町と任意合併協議会をつくる市川大門町の久保真一町長は25日、町議会の議員全員協議会で、任意協を離脱して三珠、六郷両町との合併を目指す方針を表明、議会側も了承した。
 峡南北部の任意協は当初、三珠、増穂両町を含めた5町でスタート。市川大門町が今回、方針転換したのは、住民アンケート結果を尊重したためだが、これにより、この地域の合併論議は周辺地域の動向を含めて混とんとした状況になった。
 久保町長は全協を終えた後、鰍沢、六郷、三珠各町を訪問し、方針を伝えた。このうち、合併の要請を受けた三珠町は現在、田富、玉穂、昭和の3町に合併を打診中で、水上末雄町長は「3町の任意協の回答を待ち、考えたい」と話し、即答を避けた。
 鰍沢、六郷両町は「当初通りの5町合併が最善」との立場。今後、2町での合併を推進しつつ、合併特例法の期限(05年3月)をにらみながら、三珠、増穂、市川大門町に復帰を呼び掛けていく方針だ。(毎日新聞)
[11月26日20時18分更新]

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031126-00000001-mai-l19
[市町村合併]「甲府」か「東八代地域」か 住民投票告示−−中道町 /山梨

 ◇枠組み問う住民投票告示−−30日投開票
 合併の枠組みを問う中道町の住民投票が25日、告示された。投票結果に法的拘束力はないが、小林玄祥町長と議会は民意として尊重することを表明。結果によっては周辺の自治体も含め、合併論議が混迷することも予想される。投開票は30日。25日現在の投票資格者数(18歳以上、定住外国人含む)は4566人(男2222人、女2344人)。【花野井誠】
 同町の住民投票条例は地方自治法に基づいて制定された。合併を巡る県内の住民投票は、合併特例法による実施を含め、敷島町、明野村、秋山村、武川村に次いで5番目。
 中道町の住民投票は、現在、法定合併協議会を構成している甲府市、芦川村、上九一色村(北部)の枠組みの継続を指す「甲府市」か「東八代地域」かを選ぶ2択式。「東八地域」は、現在協議中の東八代郡などの6町村の法定協を中心とした地域を指し、具体的な枠組みは定めていない。
 甲府市などとの合併を求める「中道の21世紀を考える会」(中込武治会長)は24日に同市、芦川村、上九一色村の各首長を招いた住民集会を開き、法定協の枠組み堅持をアピール。合併によるスケールメリットで福祉施策の充実、道路整備、バス路線の拡充など基盤整備の利点を強調した。
 「東八代との合併を進める会」(池谷克夫代表)は住民説明会やチラシ配布で「東八地域」の浸透を図ってきた。25日夜には町民体育館で勉強会を開催。東八地域との歴史的、地理的つながりの深さを説明して「中道らしさを失わない合併を」と気勢を上げ、「反甲府」を呼びかけた。
 同町の合併方針を巡っては、7月に実施した住民アンケートで、甲府市などとの合併協議について、「反対」が「推進」を5ポイント上回った。この結果を基に「枠組みの白紙撤回」を主張する小林町長と、甲府市との合併を訴える議会側で意見対立し、住民投票に発展した。
 投票の結果、「甲府」が上回れば、現在中断している法定協の協議は復活することになる。
 しかし、「東八地域」となった場合は、不確定要素が多く同町を含めた周辺町村の合併方針は混迷の度を深めそうだ。東八代郡などの法定協は、現在の6町村合併の優先を表明しており、合併特例法期限内(05年3月)に中道町が合流することは難しいとみられる。さらに、甲府市と接していない芦川村と上九一色村は、中道町が抜けると“飛び地”となり、4町村合併は空中分解する可能性が高まる。(毎日新聞)
[11月26日20時18分更新]

49とはずがたり:2003/11/27(木) 14:43
<中国・四国>山口県
県庁のある山口,新幹線の駅のある小郡,庁舎に余裕のある防府と来れば巧く棲み分け出来るんちゃうのん?

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031126-00000001-mai-l35
[市町村合併やまぐち]山口市、防府市、小郡町−−新市庁舎はいずれかに /山口

 ◇3市町自薦、絞り込みへ−−選定小委
 山口、防府、徳地、秋穂、小郡、阿知須の県央2市4町による「新市の事務所の位置選定小委員会」が25日、阿知須町であり、新市役所の位置は山口市、防府市、小郡町の3庁舎のいずれかに絞られた。3市町で唯一意思表明していなかった合志栄一山口市長が「山口市がふさわしい」と初めて明言した。
 新市役所は、各市町の現庁舎を総合支所とし、本庁をいずれかの庁舎に置くことで合意している。今回、各委員が本庁の場所について意見を述べ、山口、防府、小郡の委員が自庁舎を推すなど、3市町に事実上絞られた。
 合志山口市長は「小郡は交通、防府は産業、山口は行政と、互いの機能を高めていくのが望ましい。市役所の役割を担わせてほしい」と行政機能を強調。松浦正人防府市長は「当面は現庁舎を活用するという原点に立ち返れば、駐車場や敷地が十分にある防府市役所がふさわしい」と庁舎の収容力を挙げた。
 一方、岩城精二小郡町長は交流と交通の拠点性を強調。「山口市に県庁はあるが、将来ある道州制の議論で今の山口県庁がリードしていけるかは疑問。また(庁舎の)器で判断するのはどうか」とけん制した。
 意見の一致を見ない可能性もあり、藤生通陽委員長(秋穂町長)は正副委員長で試案を出すことを提案。松浦防府市長が3庁舎の現地視察を求めたが、いずれも結論は持ち越した。【姜弘修】
 ◇規模の観点から防府市アピール−−松浦・防府市長
 松浦正人防府市長は小委員会後に開いた定例会見で、新市の本庁位置について「当面は既存の庁舎を使うことが決まっている。それなりのキャパシティーは必要」と、改めて規模の観点から防府市を推した。
 小委員会では、規模をアピールする防府市側に対し、委員長や他市町の委員は「すでに庁舎の規模で決めないことを小委員会で確認している」としており、認識に食い違いが見られた。
 松浦市長は「議論の入り口で違っている。事務局に確認したい」と語った。委員長試案も「議論を深めても一致点が見いだせない時に初めて出るもの。まだその時期ではない」と話した。(毎日新聞)
[11月26日21時41分更新]

50とはずがたり:2003/11/28(金) 03:18
<九州・沖縄>宮崎県
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031128-00000009-nnp-l45
都城市長 「対等合併」を表明 北諸5町の要望受け入れ

 【宮崎】 都城市の岩橋辰也市長は二十七日、北諸県郡五町(三股、山之口、高城、山田、高崎町)との合併問題について、五町側の要望を受け入れ、編入合併でなく対等合併で臨むことを表明した。県内の十万人以上の市で、対等合併を打ち出したのは同市が初めて。都城の市名が消える可能性もあり、今後、市民の合意形成がかぎとなりそうだ。

 岩橋市長が十月末、五町長らと協議した際、五町側が、都城市と法定合併協議会をつくる前提として、対等合併と、同市北原町に予定している市総合文化ホールの建設場所を宮崎自動車道都城インターチェンジ近くに変更するよう要望していた。岩橋市長は、文化ホールの建設地変更は断ったが、対等合併は了承する旨を二十一日、五町側に伝えたという。

 都城市と五町は合同で合併問題研究会をつくっていたが、五町が、同市を除いて任意合併協議会を結成。法定協に移行する段階に来て、合併の枠組みをめぐる各市町の綱引きが続いている。

 二〇〇〇年国勢調査では、都城市の人口十三万二千人に対し、五町は合計六万四千人で半分以下。対等合併になれば、市の名称や市役所の位置は、法定協で新たに決めることになる。

 岩橋市長は「対等合併でも『都城』の名称を残す余地はある。小さいことにこだわらず、一市五町広域市の実現を優先させたい」と話している。(西日本新聞)
[11月28日2時27分更新]

51とはずがたり:2003/11/28(金) 04:27
<九州・沖縄>長崎県

なんか田平町がふらふらしているなあ。
http://www.glin.org/prefect/upd/nagasaki.html
※合併協定調印式予定(11/25)→田平町の離脱表明により中止
※田平町が加入(2002/10/2)
※福島町で佐賀県伊万里市と2市町での法定協議会設置を求める住民発議,伊万里市は議会付議せず不成立
※田平町と江迎町で2町での法定協議会設置を求める住民発議

http://www.mainichi.co.jp/area/nagasaki/news/20031127k0000c042004000c.html
北松浦1市5町合併の住民投票条例制定案を否決−−江迎町 

 江迎町議会は26日、北松浦1市5町(松浦市、田平、福島、鷹島、江迎鹿町各町)の合併の是非を問う住民投票条例の制定案を反対多数で否決した。今月13日に住民グループが町民983人分の署名を町に提出し、投票の実施を求めていた。

 北松浦1市5町の合併は25日の法定協議会で田平町の離脱が了承され、実現できない状況になっている。松田弘明町長は北松浦1市4町での枠組みづくりを目指しており、合併の早期実現を理由に「条例は制定する必要がない」と意見書を付けて提案した。

 審議でも▽1市5町の合併が機能しない今、住民投票を実施しても町民を混乱させるだけ▽特例法の期限内に合併を実現させるため、町民の負託を受けた議会が枠組みを早期につくる必要がある――などの反対意見があり、反対7、賛成6で否決した。

52とはずがたり?:2003/11/28(金) 14:10
<近畿>和歌山県

http://mytown.asahi.com/wakayama/news02.asp?kiji=1652
古座川町が合併協を離脱

 串本町古座町古座川町法定合併協議会が27日、古座川町高池の中央公民館であり、古座川町が合併協議会から「離脱」し、残る2町で合併に取り組むことを確認した。

 会議の冒頭、田嶋勝正・串本町長が「財産・財政問題をめぐり話し合いがつかず、さらに他にも問題はあるとの古座川町長の発言もあって3町合併協の解散を決めた」と、決裂に終わった14日の首長会の報告をした。

 3町長によると、古座川町からの「新しい町づくりのために各町が一定金額を出して基金を作る」「町有林400町歩と10億円の財産区を作りたい」などの要請に対し、「正も負もすべての財産を持ち寄り新町づくりに取り組む」とする串本・古座両町と意見が対立。

 田嶋町長は1億5千万円程度なら認めてもよいとしたが、加藤国司・古座町長は「財産区作りは反対だが、10億円認めたら、他に問題はないのか」と質問したところ、広瀬征彦・古座川町長が「多くの問題の一つにすぎない」と答えたという。

 3町は28日にそれぞれ臨時町議会を開き、古座川町は「離脱」を、串本・古座両町は「2町での再出発」を議決する。

 古座川町の広瀬町長は「05年3月までの合併はあきらめたということだ。今後はいかなる時代にも対応できる、また自立できる町でありたい」と話し、離脱の経緯を説明する文書の全戸配布を始めた。

(11/28)

53とはずがたり:2003/11/28(金) 14:18
<中部>福井県

http://mytown.asahi.com/fukui/news02.asp?kiji=3276
福井の自治体合併《1》新・福井市
 「対等」で目指す中核市

 「新たに誕生する福井市は、5市町村の歴史や伝統、文化や産業などの財産を受け継ぎ、県都として、さらに大きく羽ばたくものと信じる」−−福井市の酒井哲夫市長は26日開会の市議会本会議で提案理由説明に立ち、鯖江市、美山町、越廼村、清水町と合併して05年2月1日に発足する新自治体の名称について「福井市」になったと報告した。「5本の矢がひとつにまとまり、躍進できるよう最大限の努力を重ねる」と述べた。

 5市町村の法定合併協議会の小委員会は6日、新市役所の本所を現在の福井市役所とすることで合意し、新市の名称は公募に基づいて「福井市」「ふくい市」「新福井市」の3候補に絞り込んだ。しかし、新市名は8日の協議会で「福井市」にあっさり決まった。公募で「福井市」が有効票数6588票の約65%の4332票を占めたことや小委員会委員18人のうち16人が推したことが決め手となったという。

 自治体合併には、新設(対等合併)と編入の2形態がある。福井市など5市町村は、新設の方式をとっている。手続き的には5市町村はいったんすべて廃止され、新たな自治体が置かれる。新市の財産や地方税、条例、使用料・手数料、議員定数などについても対等の立場で話し合って決める。

 福井市は1931年から71年にかけて22回の合併を繰り返して市域を拡大してきたが、いずれも編入合併だった。

 一方、05年3月末までの合併を目指している大野市のケースは、和泉村を吸収する編入の方式をとる。大野市が存続自治体となり、事務的な制度は基本的に大野市のものが踏襲される。

 福井市議の中には5市町村が対等で合併するとの考えに異論を唱える声もある。

 「人口、財政規模などの面で首をかしげる市民は多い。なぜ対等なのかと尋ねてもストンと腹に落ちない」。9月中旬の市議会予算特別委員会で、ある市議が酒井市長に詰め寄った。酒井市長は「中核市を目標としている。展望が開けるなら対等でいくべきではないか」と答えた。市議は納得しかねる様子で、「福井市として懐の深さ、器の大きさを見せることも大いに含まれていると思う。しかし隣接自治体の住民からも対等より吸収の方が分かりやすいとの声がある」と反論した。

 新しい福井市は、人口約33万4千人で、現在の約1・3倍、面積は約620平方キロメートルで約1・8倍になる。合併と同時に5市町村議が失職して選挙を実施する道をとらず、最長2年の在任特例を設けた場合、新市議は一時的に100人に膨れあがる。初議会は「ホールや体育館のようなところ」(市関係者)になりそうだという。

 地方自治法では、人口30万人以上になると県から福祉、保健衛生、都市計画、環境の4分野の権限委譲などを受けられる中核市になれる。酒井市長は「北信越5県のうち福井県以外の県庁所在地はすべて中核市だ」とし、主要都市の代名詞の一つにもなっている中核市への昇格に意欲を示した。

 隣接自治体には事実上の吸収と見られることへの懸念もある。今月25日に開会した鯖江市議会本会議で辻嘉右ェ門市長は「今回の合併は山にたとえるなら富士山のような独立峰ではなく、峰峰が連なり、個性が光り輝くアルプスのようなものを目指すべきだと考えている。7万人弱の規模を有する鯖江市は、新市におけるツインシティー(双子都市)の一方の拠点として、重要な地位を占めるもので、合併協議の中でも積極的に発言している」と述べた。

54とはずがたり:2003/11/28(金) 14:32
<東北・北海道>岩手県

http://www.glin.org/prefect/upd/iwate.html
一関市, 西磐井郡 花泉町,東磐井郡 東山町,川崎村
★一関地方合併協議会(法定)
※法定協議会設置(2003/12/1)
※平泉町に参加を呼掛け,平泉町は胆沢郡衣川村との合併も検討
※平泉町長は参加に前向きも,議会は衣川村との合併協議を目指し参加に慎重,協議会への参加は見送り
※平泉町で5市町村での法定協議会設置を求める住民発議,一関市は議会付議へ
※東磐井郡大東町,藤沢町,千厩町,室根村が参加を申入れ(10/3)平泉町を含めた5町村がオブザーバー参加(11/8),9市町村での合併も検討へ

http://mytown.asahi.com/iwate/news01.asp?kiji=4604
一関地方4市町村合併 法定協設置を議決

  一関地方任意合併協議会に加盟している一関市など4市町村の臨時議会が27日、一斉に開かれ、それぞれ12月1日付で法定合併協議会を設置することを可決した。県内で法定協議会が設置されるのは、01年7月の、大船渡市と旧三陸町での設置以来。

  一関市の臨時議会は午前10時から始まり、質疑、討論があった。

  「合併は国の押しつけ」「合併しないで独自の道を歩む選択もある」などの反対意見も出たが、法定協議会の設置議案は賛成多数で可決された。花泉町、川崎村、東山町の各議会でも、同様の議案が賛成多数で可決された。

  法定協議会の初会合は、1日午前10時から、一関市の市総合体育館で行われる予定だ。

  一関市によると法定協議会の名称は「一関地方合併協議会」。同協議会は、構成市町村長から会長を1人選任。30人の委員は、会長以外の首長と市町村助役各1人ずつ、それぞれの市町村議員2人ずつのほか、学識経験者で構成される。

  議会後に記者会見した任意合併協議会会長の浅井東兵衛・一関市長は「これまでは、助走段階だったが、今日の議決でいよいよスタートを切った気持ちだ。05年3月をゴールに協議する。『両磐はひとつ』の精神から、残りの町村も、加われるものなら何町村でも加わってもらえれば」と語った。

(11/28)

55とはずがたり:2003/11/28(金) 17:11
<九州・沖縄>福岡県

http://www.mainichi.co.jp/area/fukuoka/news/20031127k0000c040007000c.html
公募の新市名、現町名使用OK 新庁舎位置で対立−−遠賀4町合併法定協 /北九州

 ◇新庁舎位置で意見対立

 遠賀郡4町合併の法定協議会(会長・鈴木清吾芦屋町長)の第5回会合が26日、芦屋町の町民会館で開かれた。公募する新市名について、現町名を使ったものも認めることが決まった。また、新市庁舎の位置を巡って、改めて各町の意見の違いが浮き彫りになった。

 鈴木会長はこの日、出席委員のうち町議以外の一般委員11人に、新市庁舎の位置について意見を求めた。芦屋町の3委員は「財政上、現庁舎を活用すべきだ」として同町の庁舎を本庁舎とする意見を述べた。水巻町の3委員は「本庁舎の位置は合併後に決める」として仮庁舎の位置には触れなかった。

 遠賀町の3委員は、同じく仮庁舎でのスタートを支持したが、うち2委員は「いずれ本庁舎は遠賀町に」と述べた。一方、岡垣町の2委員は「合併に向け新庁舎を作るべきだ」とし、うち1委員は「遠賀町と岡垣町の間に」と主張した。

 また、市議については「定数30人で選挙区は設けない」ことで概ね意見集約された。だが、任期について「(現議員は)合併後も2年を超えない範囲で在任できる」とする合併特例法の「在任特例」を活用するかしないかで意見が分かれた。芦屋、水巻、遠賀町議会は「活用する」、岡垣町議会は「活用しない」の意見が大勢との報告があり、継続審議となった。

http://www.mainichi.co.jp/area/fukuoka/news/20031122k0000c040002000c.html
合併協に向け一歩 中間側に残る慎重論−−北九州・中間両市長会談 

 21日の北九州、中間両市長の会談で、法定合併協議会設置が実現に向けて一歩進んだ。一方、同日あった中間市議会の合併推進調査特別委員会では、両市の合併を巡る議論の進め方について「特別委での論議がなく不正常だ」との批判もあった。

 会談後の記者会見では両市の息の合ったやりとりが目立った。

 北九州市の末吉興一市長は、中間市の杉原茂雄議長から「重く受け止めてほしい」と渡された法定協設置を求める中間市議16人の署名を添えた要請書について、「市議21人のうち8割に近い署名を頂いた。私自身も重く受け止めている」と述べた。

 中間市の大島忠義市長は、12月議会に「合併問題を慎重に取り扱うよう求める請願」が提出されたことを「合併に反対するものではなく、求められていることはこちらが当初からやっていること」と説明。末吉市長も理解を示した。さらに北九州市の片山尹議長も「(法定協設置案が付議されたら)私の気持ちとしては、前向きに考えたいと思う」と答えた。

 一方、中間市議会の特別委では北九州市との合併についての審議はなく、山本貴雅市議(共産)が「法定協設置を求める市議の署名が集められているが、市民の判断を仰がず、特別委での論議もなく、あり方として不正常だ」と指摘した。

 署名は杉原議長が7会派に呼びかけて集め、うち1人が署名しなかったほか、逡巡(しゅんじゅん)する議員もいたという。残る2会派4人には「合併に反対している」として声をかけなかった。杉原議長は委員会で「北九州市から『法定協設置案を付議する』との回答があった時に、住民投票条例案と併せて、委員会で議論すればいい」と反論した。

 合併協について慎重な対応を求める請願を提出した「中間を愛する仲間の会」の梅木薫代表(76)は「署名は市民の見えないところで集められていて、市民は何も知らされていない。怒りを感じている」と話している。

 また、県は遠賀郡4町との合併を勧めるため、中間市に幹部を派遣してきた。10月に中間市議会に説明に訪れた県幹部は「推移を見守るしかない」と話している。

56とはずがたり:2003/11/29(土) 04:35
<近畿>京都府

こんな歴史あったんやねえ。何の利害が対立するのかねえ?

乙訓合併論議の歴史
http://www.h2.dion.ne.jp/~forum/

昭和46年 これまでの合併論議が、向日、長岡京両市の市政施行移行前に、再燃
昭和47年10月 三町合併を前提に向日市、長岡京市が市政施行。
3市町長が「49年9月末に合併をする」との覚書に調印
昭和48年 6月 二市一町議会の合併特別 委員会、乙訓合併対策合同会議を設置。
昭和50年 3月 「乙訓地域のまちづくり構想」が完成
昭和51年12月 乙訓合併研究協議会が、「合併により大同団結することが最善」と結 論
昭和52年 2月 乙訓自治研究会が凍結と結論づける
昭和52年 8月 合同委員会により合併論議存続決定
昭和53年 8月 乙訓合併対策合同会議が凍結
その後、幾度となく合併論議がだされるも凍結のまま
平成13年 1月 新春首長対談で合併について自治研究会で検討する旨の発言でる。

57とはずがたり:2003/11/29(土) 19:55
<中国・四国>広島県

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031128-00000003-mai-l34
三原市・本郷町・久井町の合併協 大和町の加入決まらず 来月8日に結論 /広島

 三原市・本郷町・久井町の合併協(法定協)が27日、三原市で開かれ、継続審議になっている大和町の協議会加入について話し合った。三原市と本郷町は加入を了承したが、久井町が時期尚早として反対、この日は意見がまとまらなかった。12月8日に臨時協議会を開き、結論を出す。
 大和町の協議会加入を巡っては、同町が三セクによる運営を計画していた総菜・炊飯加工施設に対し、財政面などを不安視する意見があった。また、ごみ処理や消防など一部事務組合による広域業務についても、合併後の取り扱いが不透明だとして、三原市と久井町から時期尚早との意見が出ていた。
 このうち総菜・炊飯加工施設については、大和町がいったん計画を白紙に戻すことを決め、三原市は26日の市議会合併特別委で、五藤康之市長が協議会への加入受け入れを表明。事務組合による業務は、1市2町で消防やし尿処理などが可能かどうか、調査、調整を行うとしている。
 大和町では、東広島市との合併を進める住民運動の動きも起きており、久井町はこの点も懸念材料とした。 (毎日新聞)
[11月28日20時31分更新]

58とはずがたり:2003/12/01(月) 00:18
<中部>福井県
両町長くびにして仕切り直しがええ。

http://mytown.asahi.com/fukui/news02.asp?kiji=3282
福井の自治体合併《2》破談の危機
『春坂市』に町民不在

 伊藤平一郎・坂井町長 「いろいろすり合わせする問題が多く残されているから合併延期を申し入れた。しかし、(春江町は)坂井町に何の連絡もなく記者会見をして合併断念を表明した。これを撤回するとの言葉がなければ審議は進まない」

 松浦豊・春江町長 「8月の(合併協定の)調印を延ばされ、突然、合併期日の1年延期(を言われた)。十何カ月にも及ぶ協議の中で決め、信頼・信用、譲り合いの中で粛々とやってきてこうなった。なぜあんなことを言えるのか」

 10月14日に春江町で開かれた「春江町・坂井町合併協議会」は、重苦しい雰囲気に包まれていた。机を口の字形に並べ、約20人の委員が着席した。議長役の春江町長の松浦会長の右隣に、坂井町長の伊藤副会長が座ったが、2人は、目を合わせることもなく合併協議の行き詰まりの責任を押しつけ合った。傍聴席では約70人の両町民が協議の成り行きをかたずをのんで見守った。

 「副会長の気持ちは分かる。会長も言うことは分かる。けれどお互いに泥仕合はやめてほしい。一番困るのは町民だ」(春江町側委員)、「言った言わないという話は打ち切り、気持ちを新たにして進めよう」(坂井町側委員)。両町長の間をとりなそうという意見が相次ぎ、協議会は、2度の休憩を挟んで約4時間半に及んだが、歩み寄りはなく、何の結論も出ないまま協議は持ち越された。

     ◇

 両町は来年3月15日に合併して「春坂市」になる予定だった。最終的な手続きの合併協定の調印は8月1日に結ばれることになっていたが、20日に延期され、19日に中止された。伊藤町長が13日に突然合併期日の最長1年間の延期を要請したのがきっかけだ。

 9月3日、春江町の松浦町長は、役場の朝礼で職員に対し「合併を断念する」と坂井町との合併の白紙撤回を表明し、県庁に自ら出向いて報告した。記者会見では「合併協議会の尊厳を根底から覆した」と坂井町の伊藤町長を非難した。

 今年7月、合併に伴う市への昇格の条件を人口3万人以上(通常は5万人以上)とする国の特例措置が05年3月末まで1年延期された。坂井町の伊藤町長は、合併協定にある47項目のうち、補助金・交付金、国民健康保険税、企業誘致、水道料金などの多くの事項が「新市において調整する」と棚上げになっているとして「合併を急ぐ必要はない」と主張し始めた。さらに、「春江町は財政状況が良くない」などと不満も語った。

 これに対し、春江町の松浦町長は伊藤町長が5月に就任し、前町長の合併方針を引き継いだことをとらえ、住民説明会などで「伊藤町長は任期を延ばしたいのだろう」などと批判して亀裂が決定的になった。

     ◇

 10月14日の合併協議会のあと、次の協議会の日程は決まっていない。

 春江町は9月の町広報紙で坂井町との合併断念を広報しており、坂井町の対応が注目されている。

 こうした中、坂井町議会も今月17日、市町村合併対策特別委員会を開き、春江町との合併について、凍結か中止を決める方向を打ち出した。28日の全員協議会で、全議員の同意を求めたが、「もう一度両町長で話し合う機会を設けるべきだ」などの意見が出てまとまらず結論が出なかった。

 坂井町長屋の農業東出正市さん(68)は10月に元町議らと「合併推進の会」を作り、町に春江町との関係修復を訴えている。「行革のさなか、合併なくして町の将来はなく先細りは明白。伊藤町長はすり合わせ事項が残ると言うが、調印してからいくらでも調整できる問題ばかり。枝葉の部分で損得論議をするのをやめ、合併の理念である信頼と思いやりを持って進めて欲しい」と話す。合併特例法期限の05年3月まで、あきらめず修復を求める構えだ。

(11/29)

59とはずがたり:2003/12/01(月) 03:50
<中国・四国>広島県
賀茂広域行政組合(賀茂郡・東広島市)―(大和町)→三原圏
(新)東広島市←┘↓
 ↑  広島中央広域行政組合((新)東広島市,竹原市・大崎上島町)
(安芸津町)   ↑
 └竹原地域広域行政組合(竹原市・安芸津町・大崎上島町)

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn03112939.html
「広島中央」への集約浮上 竹原・賀茂の両広域行政組合
'03/11/29

 広島県安芸津町が東広島圏との合併を目指す中、竹原市、大崎上島町とごみ・し尿処理と消防業務を共同で担っている竹原広域行政組合の再編が迫られている。東広島市と賀茂郡五町がつくる賀茂広域行政組合とともに解散し、広島中央広域行政組合に集約する案が浮上。東広島市と、竹原広域の三市町、両組合の六者が協議を進め、十二月中にも方針を出す。

 六者は十月下旬、事務レベルで協議会を設置。両広域間で組織や運営が異なるため、「管理」「消防・救急」「ごみ・し尿」の三部会を設けて可能性を探っている。

 両広域圏の二市七町は、広島中央広域行政組合も組織している。しかし、事業は観光振興や人材育成などソフト分野だけ。賀茂広域のうち、大和町は三原圏と合併する方針で、微妙な立場にある。

 竹原広域は、今年四月の合併による大崎上島町の誕生に伴い規約を変更した。安芸津町も東広島圏の一市四町との合併(二〇〇五年二月を目標)で脱退するため、竹原市、大崎上島町と新東広島市を想定した調整が前提となる。

 賀茂広域は、東広島圏での昨年の任意の合併協議会(大和町含む)で、同組合を解散して事務や職員を新市に引き継ぐ方針を承認している。ただ、安芸津町内に町と竹原市が整備した一般ごみ最終処分場がある点などに留意し、一部事務組合方式の継続も検討課題としていた。

 広島中央広域への集約について、竹原広域の首長はスケールメリットを強調する。竹原市の小坂政司市長は「ごみの総量規制や環境対策は、大きな枠組みで考えるべきだ。消防も大規模災害の備えができる」と検討の必要性を説明する。同市は合併の枠組みが決まっていないが、広域問題の解決策の中では「一番スムーズではないか」と話す。

 安芸津町の山下龍男町長は「消防団は新市に統合する方向で、指揮する消防の一本化もいずれ必要になる。ごみ・し尿も広域対応がベター」、大崎上島町の藤原正孝町長も「消防や救急の応援でも、より大きな枠組みの方が連携が強まる」と前向きだ。

 東広島市は、ごみ処理で賀茂、竹原両地区で新施設整備など広域処理を議論してきた経過から、広島中央広域も視野に入れている。消防は、組織や通信機器などの装備が異なり、一本化には費用や時間がかかるとの見方もある。

 広域行政組合の行方が新市の体制づくりにかかわるため、同市の邑岡昭二助役は「一月の法定合併協議会に報告できるよう課題を整理したい」と方針決定を急ぐ構えだ。

60とはずがたり:2003/12/02(火) 00:52
<九州・沖縄>
肝属東部を選択肢に入れないのはどうよ?

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031201-00000004-mai-l46
串良町、「大隅中央」を選択−−二者択一方式で合併住民投票 /鹿児島

 串良町で30日、大隅中央法定合併協議会(鹿屋、垂水市、吾平、輝北町)への参加か、単独かを問う住民投票が投開票され、「大隅中央」が「単独」を上回った。投票率は65・43%(男64・60%、女66・16%)。
 同町は4月以降、東串良、内之浦、高山の3町とつくる肝属東部(法定)合併協議会で協議を進めてきたが、本庁舎位置や議員定数問題などで3町と対立。9月末に離脱を決め、10月中旬、町議会が住民投票条例案を可決した。
 離脱を巡っては、一時期、賛成、反対のそれぞれの住民グループが署名運動を展開。反対派は住民投票の選択肢に「肝属東部」を加えるよう主張したが、結局、二者択一方式となった。告示以降は両派とも集会など表立った活動はなかった。
 投票結果について橋口貞伸町長は「単独への不安から住民が断腸の思いで選択した結果。これからの道筋をつけるのが私の責務だ」と述べた。
 町は高校3年などにも投票資格を与え、当日投票資格者数は1万1313人(男5299人、女6014人)。【新開良一】
………………………………………………………………………………………………………
 単独    参加
1700票 5499票
 (選管最終発表)(毎日新聞)
[12月1日21時13分更新]

61とはずがたり:2003/12/02(火) 10:23
<中部>山梨県

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031201-00000001-mai-l19
[市町村合併]「東八」が過半数−−枠組み問う、中道町の住民投票 /山梨

 ◇住民、「埋没」に危機感
 ◇町側、「甲府」法定協脱退へ
 合併の枠組みを問う中道町の住民投票は11月30日、投票が行われ、即日開票の結果、「東八代地域」の町村と合併を求める票が、甲府市、芦川、上九一色村との4市町村で組織している法定合併協議会の継続を示す「甲府市」を上回った。結果を受け、町は法定協から脱退し、東八の町村との合併を模索していく方針。一方、甲府市は隣接町村との合併が難しくなり、方針の立て直しを迫られそうだ。当日投票資格者数は4565人(男2222人、女2343人)。投票率は85・15%だった。【花野井誠】
 「東八」勝利の背景には、住民の間に甲府市との編入合併による埋没の危機感や、強引な姿勢が目立った「甲府派」議員が多数を占める町議会への反発もあったとみられる。さらに、住民団体「東八代との合併を進める会」は、芦川村の反甲府勢力とも連携して機運を盛り上げ、歴史的・地域的つながりを強調した訴えが浸透した。同会の池谷克夫代表は「町の方針に我々の意向を反映できたことは住民の勝利。子孫に悔いのない合併を進めたい」と話した。
 小林玄祥町長と議会は「結果を民意として尊重する」と表明。町は今後、東八6町村の法定協への合流などを模索するとみられる。
 一方、中道町が抜ける法定協は解散する公算が大きくなった。甲府市の場合、他の周辺町村は既に合併の枠組みが決まっており、新たな合併方針を決めるのは厳しい情勢。上九一色村は分村が事実上不可能となり、4日に開く村議会の反応が注目される。芦川村では、梶原梅太郎村長が住民投票も視野に入れた住民意見の調査を表明しており、改めて針路を模索することになりそうだ。
 結果を受け、法定協会長の宮島雅展・甲府市長は「大変残念であり、中道町民の選択を重く受け止める」との談話を発表。2日の法定協正副会長会議で首長協議を行い、解散に向けた詰めの話し合いを行う方針だ。
 中道町の合併方針を巡っては、4月の町長選で、小林町長が法定協の枠組みを推進する前町長を破り事態は一転。「枠組みの白紙撤回」を主張する小林町長と、甲府市などとの合併を推進してきた議会側が意見対立し、住民投票に発展した。
 ◇住民投票開票結果
「東八代地域」 2128
「甲府市など」 1718
(無効 41)=選管最終発表
………………………………………………………………………………………………………
 ■解説
 ◇新枠組み決定に曲折
 中道町の住民は、「東八代地域」を合併相手に選んだ。しかし、投票は甲府か反甲府か――を問うただけという面も否めず、東八のどの町村と一緒になるのか具体的な将来像が見えない中、新たな枠組みを決めるまでには曲折がありそうだ。
 合併相手の有力候補には石和町など6町村の東八法定協議会が挙がっている。しかし、6町村は現在の枠組みの合併優先を表明。中道町が合流を求めても合併特例法期限(05年3月)以降が濃厚とみられ、“後追い”のために合併の恩恵が十分に受けられないという厳しい結果も予想される。
 一方、周辺自治体も混乱しそうだ。
 深刻なのは県都・甲府市。宮島雅展市長は告示前、自ら中道町に乗り込んで「甲府派」集会に出席するなど異例の対応。それでも敷島町の住民投票(7月)に続いて2回にわたって袖にされた形となり、悲願の中核市(人口30万人)構想は一層遠のいた。
 甲府市は今後、新たな合併方針を模索することになるが、境界線を接していない芦川村、上九一色村との“飛び地合併”は事実上無理。それ以外の周辺市町村は“甲府抜き”の合併を固めつつあり、「平成の大合併」では、単独のまま終わる可能性が出てきた。
 また、東八代郡に属しながら枠組みが決まっていない豊富村にも注目が集まりそうだ。(毎日新聞)
[12月1日19時42分更新]

62とはずがたり:2003/12/03(水) 18:47
<中部>福井県

http://mytown.asahi.com/fukui/news02.asp?kiji=3285
福井の自治体合併《3》すれちがう思惑

 嶺南に財政格差の壁

 嶺南8市町村には、2010年をめどに1市にまとまろうという漠然とした構想がある。

 一方で、それ以外の個別の合併話はなかなか浮上してこない。理由として、敦賀市、美浜町、高浜町、大飯町の原発立地4市町と、小浜市、三方町、上中町、名田庄村の周辺4市町村の財政格差を挙げる関係者は多い。

 たとえば、原発立地4市町の01年度の人口1人当たりの固定資産税などの地方税収入は31万100円。これに対し周辺4市町村は10万8945円と差は3倍近くある。

 その嶺南地域で、合併話が初めて具体化した。原発立地自治体が、周辺自治体からの合併の誘いを拒んだ結果だった。

     ◇

 美浜町は23日夜、町内の小学校体育館で今年初めて住民対象の合併説明会を開いた。地域住民約70人が参加した。席上、「美浜町か上中町との合併を目指したい」と三方町の千田千代和町長が呼びかけていることについて、住民が質問した。山口治太郎・美浜町長は「(合併は)財政的に弱いところにはメリットがあるかもしれないが我々にはない」と述べ、拒否する考えを示した。

 2日後の25日、千田町長と山口町長が会談し、山口町長は2町で合併する考えのないことを改めて伝えた。

 これを受けて千田町長は素早く動いた。26日、上中町の津田雅司町長と会談して合併について合意。27日には両町長が、それぞれの議会から合併の同意をとりつけた。28日には2町の町長、町議会議長の4人がそろって記者会見に臨み、05年3月の合併特例法の期限内に合併する方針を発表した。

 会見で、千田町長は美浜町との合併について「同じ郡内で、三方五湖を共有し、交流も深い美浜町が最もふさわしかったと思うが、合併となるとそういうものだけでは決まらない。美浜町に比べ三方町の財政力は脆弱(ぜいじゃく)で差があった」と悔しそうに語った。

 市町村合併には一貫して慎重姿勢だった千田町長が、合併を急いだのは、13日の政府の地方制度調査会の答申がきっかけだった。

 「おおむね人口1万人未満」の市町村に合併を促すため、都道府県が構想を練るよう求めていたからだ。三方町は人口約9200人。「将来、合併をしない小規模自治体に対し、自治機能の制限など何らかの不利益になる政策がとられるのではないか」と千田町長は恐れる。

     ◇

 「小浜市としては、名田庄村、上中町の遠敷(おにゅう)郡との枠組みを目指していた。一生懸命やってきたが、なぜこうなったか分からない。残念としか言いようがない」

 小浜市の村上利夫市長は28日、前日に上中町から「三方町との合併を了承して欲しい」と報告を受けたことを明かし、ショックを隠しきれない様子で語った。

 小浜市、三方町、上中町、名田庄村の4市町村長は23日に会合を開き、4市町村の合併の可能性を協議した。席上、村上市長は「嶺南8市町村合併のはずみにしよう」と呼びかけていた。

 しかし、千田町長は28日の会見で「最初から大きな合併を目指すと、かえって嶺南が1市に合併するための妨げになる」と話した。上中町の津田町長も「小浜市とは人口が違い過ぎ協議が難しい」と述べ、小浜市が相手では、事実上の編入合併になりかねないとの懸念があったことをうかがわせた。

 8市町村は9月上旬、河瀬一治敦賀市長の呼びかけで合併研究会を立ち上げた。来年8月をめどに新市構想のもとになる基礎データをまとめる。千田町長は「原発立地で生じた格差をなくすには嶺南一帯の大合併しかないというのが首長共通の認識だ」と話すが、1市構想の青写真さえまだできていない。

(12/1)

64とはずがたり:2003/12/03(水) 18:54
<中部>福井県

三国町とあわら市で芦原市目指せ。

http://mytown.asahi.com/fukui/news02.asp?kiji=3287
福井の自治体合併《4》合併の先駆け
 「優等生」あわら市

 金津町中央公民館の大型スクリーンに年賀状のサンプルが投影された。裏面に来年のえとであるサルの漫画の顔があしらわれ、吹き出しには「今年3月から住所表記が変わります」と書かれていた。下に新旧二つの住所が並んでいた。

 11月20日夜に催された市町村合併についての住民説明会。出席した地区住民約100人の前で合併協議会事務局の職員は、プロジェクターを使い、芦原町と合併して来年3月1日に発足する「あわら市」の概要について説明し、「年賀状にはぜひ新住所も明記して」と呼びかけた。

 同月中に両町内11カ所で開かれた市町村合併についての最後の住民説明会の一こまだ。

     ◇

  両町が合併してできる「あわら市」は、人口約3万2千人。合併を促すため、地方自治法では5万人以上とされている市の条件を、3万人以上と緩和した合併特例法の適用を受け、市に昇格する。

  両町は、平成の大合併の中では常に県内の自治体の先頭を走ってきた。昨年8月、県内で最も早く合併方針を表明して同10月には法定合併協議会を設立し、今年7月に合併協定に調印した。大きな不協和音もなく、他地域からは「合併の優等生」と言われる。

  合併が円滑に進んだ背景に合併協の両町への気遣いも見られる。

  新市名について昨年末から今年始めにかけて一般公募した。挙げられた中の10種について3月に合併協委員が投票したところ、「あわら市」が12票でトップとなり、「金津市」は2票で9位だった。当初は、上位に絞って住民アンケートをとる方針だったが、アンケートの段階で「金津」の名がなくなることに金津町側に抵抗感があるとして、「芦原市」を除いた9種で住民にアンケートをした。

  その結果、「あわら市」は「芦津市」「あかね市」に次いで3位となったが、合併協は芦原温泉の名がすでによく知られているとして「あわら市」を採用した。金津町の玄関口にあるともいえるJR(旧国鉄)の駅名が72年以降、「芦原温泉駅」になっていることも背景にあった。

  また、新市の市役所の「位置」は現在の金津町役場とするが、呼び名としては現金津町役場を「金津庁舎」、現芦原町役場を「芦原庁舎」とし、「金津庁舎」は市長室、総務部、福祉保健部、市議会などを置き、「芦原庁舎」には経済産業部、土木部、教育委員会などを置く。

     ◇

  両町の合併をめぐっては、当初は同じ坂井郡の三国町を含めた3町の合併を模索した。しかし、ピーク時の92年度には約30億円の競艇収益金(01年度以降はゼロ)があった三国町は水道料金や保育料など公共料金が2町に比べて安く、合併のネックになった。

  三国町の担当者は「将来、人口5〜10万人規模の自治体になるための合併を目指したい。できれば坂井郡6町が一体になるような合併が望ましい」と話す。

  青年会議所などのメンバーでつくる「町村合併推進さかい郡民会議」は、坂井郡の北部3町(三国町、芦原町、金津町)、南部3町(丸岡町、春江町、坂井町)の合併を主張してきた。「合併特例法の期限内までには時間がない」と2町での「先行合併」に突き進む芦原、金津両町に対し、昨年末に三国町を含めた3町での合併を求める住民発議を出したが、芦原、金津両町議会は今年2月、議案を否決した。

 同会は住民投票も検討したが、「住民や行政を混乱させることは本意でない」と断念。活動を休止した。

 同会議議長代行で三国町在住の南雅義さん(36)は「2町は市になっても、『旧坂井郡』として他町と連携していくべきだ。坂井郡は一体だという観点を見失わないで欲しい」と話している。

(12/2)

65とはずがたり:2003/12/03(水) 19:04
<中部>福井県
>>58
突然に婚約解消,式も決まってたのにぃと云う感じの訳のわからなさがあるなあ。
坂井郡なんだから坂井市で良いよねえ。

http://mytown.asahi.com/fukui/news02.asp?kiji=3286
坂井・春江町 合併協を解散へ

 坂井町の伊藤平一郎町長と岡本正義町議会議長は1日、同町役場で記者会見し、春江町との合併を白紙に戻す方針を決め、春江町と県に報告した、と発表した。合併協議会は解散する見通しになった。

 両町は、来年3月に合併して「春坂市」になる予定だった。しかし、8月の合併協定の調印直前になって突然、伊藤町長が合併の1年延期を申し入れたため、9月に春江町の松浦豊町長が「信義誠実の精神がうかがえない」として合併の断念を表明し、県に報告していた。

 春江町に提出した坂井町の「意見書」は、「町は春江町との合併実現の強い思いから、方策を模索してきたが、糸口もつかめない現状だ。今となっては合併協議会の解散もやむを得ない」としている。

 この日の会見で、伊藤町長は、「町が将来、合併をする方針に変わりはなく、坂井郡を中心に広域的な働きかけをしていきたい」と述べた。

(12/2)

66とはずがたり:2003/12/03(水) 19:13
<中部>福井県
http://mytown.asahi.com/fukui/news02.asp?kiji=3289
福井の自治体合併《5》合併しない自治体
 周辺部化への懸念も

 「平成の大合併」を促進するための市町村へのアメ玉ともいえる財政優遇策などを盛り込んだ合併特例法期限(05年3月末)まで1年余り。期限内の滑り込みを目指し、これまで動きのなかった嶺南地域でも合併話が持ち上がった。一方で、合併をせず、孤高の道を歩む自治体もある。

     ◇

 勝山市の山岸正裕市長は6月2日の定例市議会本会議の冒頭、施政方針を示し、「合併を選択しない勝山市は、合併市町村に先駆けて、自らの意思と、自らの考えで、効率的な行財政をするための改革に取り組み、単独市の優位性を出していかなければならない」と述べた。

 同市と隣接の大野市、和泉村の2市1村は、奥越地域が一体となる合併の道をさぐるための研究会を設置し、01年11月から02年3月にかけて審議を続けた。

 この合併構想に、勝山市は乗り気ではなかった。仮に3市村が合併すると、面積が1126平方キロと県全体の4分の1を占める広大な市になる。これに比べて人口は約6万8千人で8%だ。市幹部は「人口密度が低く、効率的な行財政運営ができない。基幹鉄道はむこうはJRだが、こちらはえちぜん鉄道で接点も薄い」と話す。

 また、大野市に国や県、企業の出先機関が集まっていることから、勝山市が新自治体の周辺部になることへの懸念もある。同市は昨年12月、2市村に対し合併協議に参加しないと報告した。

 勝山市は02年5月に上志比村との合併研究会を設立したが、こちらの話も進展しなかった。同じ吉田郡の松岡町が同11月に住民投票を実施し、上志比村、永平寺町との合併方針を決めた。その後、3町村の合併話がまとまり、昨年末に法定合併協議会を設立。05年2月1日に合併し、「永平寺町」を発足させることになった。

 山岸市長は5月の市広報紙で「今後の合併についての市の対応は、05年3月末までに決まる新たな県内の枠組みを踏まえ、道州制も視野に入れた選択をしていくべきだと考える」と書いた。

     ◇

 一方、積極的に合併しないことを宣言した自治体もある。池田町の杉本博文町長は9月17日の定例町議会の冒頭、「合併に取り組んでいる自治体は優秀で、取り組まない自治体は落ちこぼれというような風潮もあるが、そんなことは決してない」と訴えた。

 同町が合併を拒む最大の理由は、ダムや産廃最終処分場などが押しつけられることへの懸念だという。現実に町は民間業者が計画している処分場建設をめぐり、町を挙げて反対の意思を表明している。

 仮に隣接の武生市、今立町と合併をすれば、人口割から導き出される議員数は法定数36人に対しわずか1・6人。処分場建設反対の声は急激に小さくなる。

 しかし、国は合併のアメだけでなく、ムチもちらつかせ始めた。政府の地方制度調査会は11月13日、人口1万人未満の市町村の合併を促すため、都道府県に構想をつくるよう求める内容の答申を出した。

 同町の人口は3600人余りで、自主財源も乏しい。昨年、地方交付税が削減された場合のシミュレーションをし、今後毎年3%ずつ減額されていくと07年度まではかろうじて「黒字」だが、それ以降は財源不足になる試算結果が出た。

 答申を受けて杉本町長は、12月議会の開会までに、合併についての住民との意見交換会を開くことを明らかにした。

 「住民が『自治なんていらない』というならすぐに合併する。しかし、町には培ってきた自助、共助の精神がある。たとえ2、3割交付税が減らされてもやっていこうというのが町民共通の思いなら、改革を進めながら最後まで自治を守りたい」。杉本町長は強気と不安の入り交じった表情を見せた。
(おわり)(12/3)

67とはずがたり:2003/12/03(水) 21:58
<関東・東京>埼玉県→群馬県

http://mytown.asahi.com/saitama/news02.asp?kiji=4757
妻沼・小島地区 「07年目標に編入」

 妻沼町の小島地区の住民が群馬県太田市への編入を求めている問題について、清水聖義(まさよし)・太田市長は2日の市議会全員協議会で「住民の意思を尊重し、07年を目標に編入したい」と述べ、来年早々にも同町と話し合う意向を明らかにした。同地区の住民有志の会「太田市への編入を希望する会」は、地区内の有権者473人中277人の署名を添えた要望書を両首長に手渡している。

 太田市は05年1月の新市合併をめざしているが、清水市長は同地区の土地改良事業が終了する07年ごろが編入の時期として適当と判断。編入が決まれば、県境変更となり両県議会の議決が必要となるが、下準備として同町や同町と合併協議中の埼玉県熊谷市とも覚書を交わしたいとしている。

 妻沼町の岡田広町長は「地区住民の意向に沿って町は動きたい」とコメント。現在、地元町議を通じて地区住民の意思を確認しているという。

希望する会「うれしい」

 小島地区の住民グループ「太田市への編入を希望する会」の田中寿一代表(66)は「編入が実現すれば、こんなにうれしいことはない」と語った。同日、署名簿の追加と会の組織改編を報告するために清水市長と会い、「妻沼町長と調印したうえで、07年に編入する」と告げられたという。

 田中代表によると、清水市長は、編入を待たずに市営バスを通し、小、中合わせて66人しか子どもがいない小島小・中学校の児童・生徒については、来年4月から太田市内の小学校や中学校で受け入れる意向を示したという。

 会は同日付で「編入協議会」に組織替えし、3日には妻沼町が合併構想を進めている熊谷市など1市2町の首長らに理解を求める要望書を提出する方針。

(12/3)

68デモクラット:2003/12/05(金) 21:38
<関東・東京><中部>
せっかくこういうスレがあるので、広域自治体合併についても語りませう。
参議院選挙制度で語られた「地域代表」の話もありますし、全国47地域程度ならみんなで語れそうですし。
まず、私の地元である関東・東京地域、及び隣接する中部地域について語らせていただきます。

>>18及び>>21に首都圏連合のニュースがありましたが、東京都民として、首都圏1都3県の合併を望みます。
旧東京市(特別区部)には神奈川、埼玉、千葉の各方面からも人が流入してきます。
広く東京都市圏について考えるとき、周辺部としては多摩地区しか含まぬ現在の東京都では、諸課題に対処できません。
現に東京都は「首都圏メガロポリス構想」なるものを掲げ、圏央道内部を一体として都市計画を考えています。
少なくともこの4都県は、将来的に合併が必要でしょう。

しかし、首都圏だけで日本の人口の1/4を占めているので、
北関東3県や山梨まで入れると、あまりに大きくなりすぎます。
関東地方には「南関東州」と「北関東州」を設置するのがよいでしょう。

中部地方、特に山梨を含む甲信越3県の扱いは難しいところですね。
さすがに「甲信越州」では地域的な一体性に欠ける気がします。「謙信・信玄連合」という、歴史的に見ると面白い組み合わせですが。
個人的には日本海4県で「北陸州」、甲信2県で「甲信州」、名古屋近辺の4県で「東海州」という枠組みを考えたのですが、
やはり信越2県は切り離し難い気もします。
中部横断自動車道建設+身延線補強で静岡―山梨を結び付けられないものですかね。
そうすれば、中部地方は信越、北陸、静山、東海の4州に分けられそうです。

ちなみに、静岡県ご出身のとはずがたり様は、どのようにお考えでしょうか。

69とはずがたり:2003/12/05(金) 23:17
>>68
<関東・東京><中部><東北・北海道>
広域自治体合併についても勿論大歓迎です。道州制推進者ですし。これ→<>も使っていただき感謝。
(そういえば昔参院比例で「道州制推進会議」というミニ政党が出てましたね。)

私も一都三県は合併すべきだと思います。広域行政は将に必須。これは道州制の推進とは別に必要だと思われます。
地域エゴに縛られず広域的な観点から行政を執り行って欲しいですね。警察機構も警視庁以下各県警合併して名称は関東取締出役(八州廻りでも可)しかないかと…。

そして山梨は道州制の推進とは別に小さすぎると云う事で県合併の対象としても論じたいと思います。
山梨の振り分けですが基本的に相手は長野で良いかとは思います。武田が攻め込むなど昔から甲信の繋がりが深いですし,合併して松本県は如何?長野と松本の対立は根深いものがあるそうでパンドラの箱を開けてしまいそうな予感もありますが。
 そもそも静岡県1県で北陸3県分ぐらいの大きさ,面積・人口・工業出荷額など併せて,が有りますので県としてはやや過大な気もしなくもないです。が道州制を敷くなら単独では小さいので山梨と加えるのもいいかも。

北関東はやや横に間延びしている感も有りますね。東北が連繋が進む北東北,宮城・山形(中東北)とひっついた場合,茨城・栃木・福島(南東北)でひとかたまり(ただでさえ東北?とからかうと激怒する栃木人が嫌がりそうだなあ,笑),長野・新潟・群馬(北関東)でひとかたまりとか(長野人の口からも新潟人の口からも自分らはGreater Tokyoの一員という口振りの発言を聞いたことがある。地方のプライドがないのか!おまいら北関東じゃ)。
東海3県と云ったとき愛知・三重・岐阜と云う事が多いでしょうけど三重の方は中京は四日市ぐらいまででそれより南は関西弁と云う事だしそっちは近畿に移して東海は静岡を入れるとか?静岡県を分割して浜松だけ東海へ入れてあとは静岡中東部・山梨県に神奈川県相模部を入れれば(神奈川西部と静岡東部伊豆とくれば名前は足柄県でしょうか?),1都3県の過大さを修正できるか。

どの程度の大きさにするかを決めてからでないとなかなか議論が進みませんね。
あと名称と州都を何処に置くかも重要でしょう。

我ながらまとまらないレスすまそ。思いついたこと全部書いてみた。

70とはずがたり:2003/12/05(金) 23:46
<東北・北海道>
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031205-00000006-mai-l07
斎藤・飯野町長、福島市に合併要請−−市長慎重、議会前向き /福島

 斎藤健飯野町長は4日、福島市役所に瀬戸孝則市長を訪れ、合併協議会設置を求める要請書を手渡した。瀬戸市長は「財政上の理由だけで合併すれば失敗する。市民の理解を得なければならない」と慎重姿勢を崩さず、事務レベルで合併についての調査・研究を始めることを表明するにとどまった。一方同市議会は5日に合併問題特別委員会を設置する方針を固めるなど前向きで、今後議会を突破口に合併問題が急進展する可能性もある。
 飯野町は伊達郡9町で任意合併協を設置し議論してきたが、法定合併協移行について決断を迫られたのを機に11月24日、川俣町とともに不参加を決めた。斎藤町長は町民アンケートで伊達郡より歴史的関係の深い福島市との合併を望む声が強かったことを瀬戸市長に説明。「福島市の一員に加えてほしい」と要請した。
 瀬戸市長は昭和の合併ですでに広域都市となっていることや、市民の理解が進んでいないことを理由に「合併は緊急の課題ではない」との慎重姿勢を示してきた。一方で12月議会には、飯野町や川俣町、福島市民からの合併協設置を求める請願が4件提出されている。横山俊邦議長が「伊達郡の富で今の福島市がある。将来の発展のためにも合併は必要」と話すなど前向きで、議会と市当局の温度差が表面化している。(毎日新聞)
[12月5日19時4分更新]

71とはずがたり:2003/12/06(土) 00:04
<東北・北海道>
こっちの方も興味有るなあ。
>毎日新聞原町通信部が18年ぶりに取材拠点として業務を再開しました。

小高+浪江越郡合併は推進派の叶町長が破れて頓挫。相馬郡,双葉郡内での合併へ向けた取り組みへ,か。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031205-00000002-mai-l07
[相双・新時代]/4 揺らぎ始めた合併問題−−双葉郡内の協議へ /福島

 ◇浪江新町長に横山氏
 ◇それぞれ思惑−−相馬6市町村
 11月30日の浪江町長選で、新人で前県議の横山蔵人氏が現職の叶幸一氏を破って当選したことで、相双地方の合併問題が揺らぎ始めた。4日には叶町長と小高町の江井績町長が、両町による法定合併協を事実上白紙に戻す方針を発表。また、浪江町長が代わることで、双葉郡8町村での合併協議が動き出そうとしている。
 浪江町と小高町は大柿ダム事業を共同で実施し、両町にまたがる東北電力の原発設置計画があるなど、郡は異なるが関係が深い。両町は01年から合併についての職員の合同勉強会を開くなど、県内ではいち早く合併問題に取り組み始めた。
 小高町は今年1月に発足した原町、相馬両市と相馬郡4町村による相馬地方任意合併協にも参加していた。しかし、同6市町村で法定合併協に移行するのは難しいと見越して、同任意協が解散する前の5月に浪江町と県内初の郡境を越えた任意合併協議会を設置。8月には法定合併協の発足にこぎ着けていた。
 叶町長は町長選で小高町との合併推進を訴えた。しかし、「叶氏とほかの双葉郡の町村長との関係は、浪江町と小高町が01年に合併問題に取り組み始めて悪化した」とある町議は指摘する。これに対し、新町長に当選した横山氏は「双葉郡8町村は広域圏組合で消防やゴミ処理などを行い、1つの行政単位として機能している。まずはこの8町村で合併の話し合いを持つのが正しい順序だ」と主張した。横山氏の当選で、同じ双葉郡内の町村長の間で合併協議の機運が生まれ、8町村で話し合いを持つ段取りが水面下で進んでいる。
 一方、小高町では11月、町民が原町市と鹿島町、飯舘村との法定合併協の設置を求めて署名活動を行い、法定数を超える841人の署名を集め、町に直接請求した。同町では、歴史的につながりが深い同3市町村との合併を望む声が根強くある。「小高では来年1月に町長選があり、立候補する江井町長は、浪江との合併話が白紙に戻る方が都合がよいのでは」との憶測も聞こえてくる。
    ◇   ◇
 一方、相馬地方6市町村による任意合併協は1月発足したものの、合併特例法の期限内に合併することに意見がまとまらず、7月に解散した。「相馬市、原町市と市が二つあり、一つにまとまりにくい」との指摘がかねてあり、宮城県に隣接する新地町は仙台への通勤者が多く宮城県志向が強いなど、合併問題の進展は足踏みが続く。
 同任意合併協の解散を受けて原町市は、隣接する鹿島町、小高町、飯舘村に任意合併協の設置を呼びかけた。小高町は参加を見合わせ、3市町村で9月に任意合併協を発足させたが、中山間部に位置する飯舘村には、過疎化への懸念や独自の村造りを進めた経緯から反対の声もある。21日に実施される住民投票の結果によっては、任意合併協から離脱することになる。
 「原町、相馬市は人口が一定以上あり、単独でやっていけないことはない。ただ、相馬地方が一つにまとまれば、地域振興や基盤整備にもプラスになるのだが」とある市町村職員はため息をつく。近接するほぼ同規模の二つの市の存在、海沿いと山間部という全く異なる自然環境や気候の地域で構成される土地柄、地理的に近い仙台への志向――。相馬地方には、なかなか一つにまとまれない特有の事情がある。
………………………………………………………………………………………………………
 毎日新聞原町通信部が18年ぶりに取材拠点として業務を再開しました。
〒975―0005
原町市二見町1の30
電話兼ファクスは0244・23・6800(毎日新聞)
[12月5日19時4分更新]

72とはずがたり:2003/12/06(土) 00:11
<関東・東京>埼玉県

春日部の名が消えるのは惜しい。しんちゃんもぼやいているぞ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031205-00000003-mai-l11
新市名「東埼玉」「東さいたま」名乗り、合併予定2市が競合 /埼玉

 ◇早い者勝ちか…悩む関係者−−春日部4市町と栗橋2町法定協
 春日部・宮代・杉戸・庄和の4市町と、栗橋・大利根の2町の法定合併協議会がそれぞれ公募した新市の名称案ランキングで、「東埼玉」と「東さいたま」がともに上位になり、関係者を慌てさせている。新市名は基本的には“早い者勝ち”となるが、相手の動向を無視するわけにもいかず、頭を悩ませている。
 春日部市などの合併協は10月、4市町の住民からアイデアを募集した。応募数6503件、1796種類のうち、(1)東埼玉425票(2)東さいたま401票(3)彩東187票(4)東彩164票(5)東武145票――の順に多かった。
 栗橋、大利根の合併協が両町民から新市の名称案を募集したのも10月。応募数3238票、1138種類のうち、多かったのは、(1)大栗195票(2)東埼玉181票(3)栗利根166票(4)利根川88票(5)東さいたま81票――の順だった。両町は位置的には「北東埼玉」だが、「東埼玉まちづくり合併協議会」という合併協名も影響したとみられる。
 総務省合併推進課によると、新市名を規制する法律はないが、旧自治省時代の70年に「既存の市と同一、または類似することのないよう十分配慮すること」という通知が出されている。実情は“早い者勝ち”という。
 春日部など4市町の合併協は、公募案を参考に委員の投票で上位5名称を選び、これに現行市町名を加えた9点から来年1月19日に決める方針。
 一方、栗橋・大利根町の合併協は22日までに5点に絞る予定だが、その後のスケジュールは決まっていない。今後、10月の住民投票で合流希望の票が最多となった北川辺町が加わる見通し。合流が決まれば栗橋、大利根にちなんだ「大栗」「栗利根」には異論が出る可能性が高く、より慎重な議論が求められている。
 「しこりを残すようなやり方は避けたいし、公募案も尊重する必要がある。実に悩ましい問題だ」。どちらの合併協の関係者からも、こんな声が漏れている。【高木諭】(毎日新聞)

73とはずがたり:2003/12/06(土) 00:13
<近畿>
気持ちよく氷上市でいこうや。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031205-00000044-kyt-l26
氷上6町「丹波市」再考せず 綾部などの申し入れに回答

 京都府綾部市の同市観光協会が、兵庫県の氷上郡6町が合併する際の新市名に「丹波市」の名称を使わないよう求めていた問題で、6町合併協議会事務局長はこのほど、綾部市を訪れ「再考の余地はない」との文書を手渡した。観光協会は「承服できないが、どうしようもない。氷上町議会の合併議決が微妙と聞いているので見守りたい」としている。
 今年6月、観光協会は「丹波は京都府内では亀岡市から夜久野町までの3市11町の総称とされており、1行政区が独占して使うと混乱する」と、同協議会に再考を求めた。篠山観光協会と丹波ささやま農業協同組合を含む兵庫県篠山市の33団体も同様の要望書を提出した。
 今回届けられた返答文書には「十分検討を重ねたが、丹波市の名称を再考しない」と記されていたという。観光協会はすぐに三役会を開いたが、「再度の要望は無理」との結論に達した。
 氷上郡6町は、11月30日に合併調印式を終えており、12月の各町議会で、合併5議案を審議する運びだが、どこかが否決すれば合併は成立しない。
 綾部市観光協会の西村之宏専務理事は「今回の訪問は、礼儀上、綾部と篠山市に出向いたとのこと。京都側で反対への同一歩調がとれず残念だった。公募1位だった『氷上市』が選に漏れたことを氷上町議会がどう判断するのか注目している」と話している。(京都新聞)
[12月5日21時34分更新]

74デモクラット:2003/12/06(土) 11:11
>>69
<中部><関東・東京><東北>

なるほど、静岡は分県をした上で再編ということですか。しかし、神奈川は分県に乗りそうにないですね。
現実的には愛知+静岡+岐阜+三重で「東海州」となりましょうか。州都は名古屋市でしょう。
長野+山梨は、小さいですけどこれでいいでしょう。州都は長野市のままおいておくのが無難かと。
「甲信州」だと、大きい信州が後ろに来て信州人に怒られそうなので、もっと斬新な名前がつくかもしれませんね。
北陸3県は、規模的にも新潟を取り込みたいところ。州都は新潟市と金沢市でもめそうです。

北関東3県は、仰る通り横に長いですが、群馬と栃木は元をたどれば同じ「毛野国」ですから、一緒にしたいところ。
両毛線と水戸線を高速化し、北関東自動車道を整備すれば、地域は統合されましょう。
州都は、歴史的には水戸も捨てがたいですが、間を取って宇都宮がよいかと。

東北は、個人的には「陸奥州」と「出羽州」で分けたい衝動に駆られますが、北東北3県がくっついてしまいそうですからなあ。
南北に分けて、「南奥羽州」(州都・仙台市)と「北奥羽州」(州都・盛岡市)というところですか。

75とはずがたり:2003/12/07(日) 13:34
<広域合併>←これで行きます。
>>74 >>68-69
> 北陸3県は、規模的にも新潟を取り込みたいところ。州都は新潟市と金沢市でもめそうです。
中心を取れば富山市ともなる得ますな。福井〜新潟はまあ越の国で一体?ですがまあちょっと細長い気もしますな。福井県特に若狭などは近畿に入れた方がいいような気もしますが(若狭は明治期の県の改廃期滋賀県に組み入れられる可能性もあったとか。)

関西は近畿ブロックそのままだとでかすぎるとするなら
京都・滋賀・福井
大阪・奈良・和歌山・神明淡路地区
岡山・鳥取・播但姫路地区
広島・島根・山口
とかに分けると平準化するかも。まあ基本的に県の分割は困難だとは思いますが。

奥羽と出羽は大和朝廷の侵入路に沿って作られた国ですから地域的には名前は兎も角,北東北,南東北で良いかも。北東北とか南東北とか如何にも字面が悪いですしね。岩手・秋田・青森の各県内No1地銀も提携しているがAAIネット(Aomori,Akita,Iwateの頭文字かと)とか云ってますね。青田手,秋手森,岩森田??どれもいまいちだなあ。州都:盛岡,名称:みちのく,重要港湾:秋田とか?

結局北関東州,大東京都(東京神奈川千葉埼玉),南東北州,東海州(愛知三重岐阜静岡),近畿州と切り取っていくと北陸甲信越が残ってこれを二つに分けるぐらいが丁度いいんですけどなかなか巧い具合に二つに分かれないのが問題ですな。中央州とでもして州都:長野,重要港湾:新潟,重点大学:金沢,北陸新幹線早期開業とでもやって全部を一つにまとめてしまうのも手かと。

76とはずがたり:2003/12/07(日) 13:53
>>75補遺<広域合併>
やっぱ中央州でかすぎかなあ。
山梨は大東京へ福井は近畿へ入れるといいかも知れない。
これだと今度は近畿がでかすぎ?福井県の嶺南だけいれるとか。

77とはずがたり:2003/12/07(日) 13:54
<九州・沖縄>鹿児島県

鹿児島市, 鹿児島郡 吉田町,桜島町,揖宿郡 喜入町,日置郡 松元町,郡山町
★鹿児島地区合併協議会(法定)
http://www.kagoshima-gappei.jp/

http://mytown.asahi.com/kagoshima/news02.asp?kiji=3355
揺れる桜島町/14日に住民投票

 鹿児島市への編入合併問題で、桜島町の針路決定が近づいた。合併の賛否を問う住民投票の不在者投票が7日に始まる。投開票は14日。町は同市と吉田、喜入、松元、郡山4町とともに鹿児島地区合併協議会(法定協)に参加。来年11月の合併と、2月の6市町の合併調印を前に、投票結果によって枠組みが大きく変わりそうだ。

 「みんなの幸せのために合併に賛成しましょう」
 「宝の島が消える。ふるさと桜島がなくなる!」
 11月1日に住民投票が告示された後、賛成、反対両派の町議が配るチラシは対照的だ。

 賛成派は「合併して良くなること」を7項目あげた。介護保険料や水道料金の増減を伝える数字も並ぶ。「合併は時代の流れです」

 反対派も鹿児島市と結ぶ町営フェリー料金の半額助成廃止などの理由を7点書いている。「同じ苦労なら自分たちの手で幸せをつかもう」

 6市町の法定協は2月に設置された。手厚い福祉サービスと観光地・桜島を抱える桜島町は、常に話題の中心だった。

 町の要望で、合併後の住所に「桜島」の名前を使えるようになった。町営フェリー料金の半額助成は廃止されるが、回数券の割引率を30%程度に拡大するという要望が通った。合併しない場合、町は町民のフェリー料金の半額助成を守る考えだ。

 町や法定協の試算によると、フェリー料金を含めた「合併後」「非合併後」の将来像はメリットもデメリットもある=〓表〓。

 町内の桜島港フェリーターミナル。町から市内への通勤率は34%、通学率は74%で、ほとんどが利用する。24時間運航の便利さもあって、町民に身近な交通の要衝だ。

 農業の女性(74)はフェリーで週2回、市内に通院する。「フェリー代が安いなら合併しない方がいい。町の名も残る」

 男性(65)は「合併した方がいい。収入が期待できる産業のない町が残って、孫の代にどうなるのか」と話した。

 フェリーで働く男性(22)の心は揺れている。「負担が軽くなるものもあれば、重くなるものもある。判断できない。合併してもしなくても、私たち職員は減らされるのではないか」

 合併の「痛み」と「利点」を、どう町民が判断するかが争点のひとつになりそうだ。

 鹿児島大の平井一臣教授(地域政治)は「目先の損得を考えていても、将来は必ず『この地域をどう発展していくのか』という問題にぶつかる。今の自治体の規模がいいのか、もっと広い方がいいのかを考える必要がある」と指摘する。

   ◇  ◇

 町選管によると、14日現在で高校生を含む満18歳以上の町民に投票権がある。「賛成」か「反対」かに丸をつけるが、投票率が50%未満なら開票しない。2日現在の投票資格者は4014人。
(12/5)

78デモクラット:2003/12/07(日) 14:22
<広域合併>
北陸甲信越地方は、中央州案では地域の一体性がない気がします。
個人的には二つの「コシ」(「越」と「甲信」)に分割する方がよいかと。また、若狭も北陸に含めざるを得ないかと。
甲信の名前ですが、中山道(なかせんどう)が信州を通っていますから、「中山(ちゅうざん)州」でいかがでしょう。

近畿地方は、兵庫県分割は難しいでしょうから、阪神奈和と京津の2分割でどうでしょう。

中国地方は、山陽3県と山陰2県ではあまりにも後者が悲劇のような気がします。
とはさんの仰る案に近い、岡山・鳥取/広島・島根・山口がいいかもしれません。
名前は思い浮かびませんね。「中国」を使うのはChinaと混同するからまずいと思われます。

四国ですが、「四国州」は「国」と「州」が重なるので、あまりいいネーミングとは思いません。
名前は「南海道」に因み、「南海州」にしてはいかがでしょう。
同じく九州は「西海道」に因み、「西海州」で。
北海道を「北海州」にすればホラ!東海、西海、南海、北海が揃いますぞ!

79とはずがたり:2003/12/07(日) 16:19
<広域合併>
中国地方を分割するならそれで良いでしょうかね。
名前はもう岡山州,広島州で良さそうですがやや広島州の方が大きいようですし福山近辺は岡山へ移した方がよいかも。
もともと福山―岡山間は都市間の流動も多そうですし。
ただ面積的にも南東北と大差なさそうですし中国州でも良いような気はします。

九州四国に関して西海・南海を使うのは実は自分もそう思ってました。
併しむしろそのまま九州は西海道,四国は南海道の方がしっくり来るような気がします。
道と州の違いは何だと云われると困りますが。一応本州内が州,それ以外が道となりますが嫌がるかなあ,道民。

越と甲信だと後者がやや小さすぎる気がします。
そして近畿は京滋と阪神奈和の大きさが違いすぎる。

これらから京都滋賀福井,石川富山新潟長野,東京神奈川千葉埼玉山梨としたほうがバランスはとれそうな気がします。福井県の人京滋と一緒じゃ嫌がるかな?山梨も東京との結びつきが強いので余り嫌がらないように思います。東京がでかくなり過ぎかもしれませんが広域行政と云う事で。北陸新幹線が出来れば長野―上越―富山―金沢は一本で結ばれますからそれ程一体感がないと言う事も無いのでは?

80デモクラット:2003/12/07(日) 23:48
<広域合併>
個人的には、地域の独自性ということで、多少の格差は許される気がします。

山梨や長野南部は東海に近いですから、中央線つながりで甲信は東海にくっつけてもよい気がしてきました。
つながりを出すため、中央東線と中央西線の連絡運転を復活させましょう。
勿論、身延線と飯田線の近代化も望ましいところです。

九州も南北に分けましょうか。南海州より南に西海州があるのは日本語として気になるので。
南側は「南陸」という新名称をつけましょう。
それから、沖縄は独立の州としたいです。「日本のハワイ」ということで。

名称は州に統一した方がよいかと思います。東海だけ州になってしまいますから。

ここまでのところの自分の案をまとめてみます。
(デモクラット私案)
① 北海州(札幌市)=北海道
② 北奥羽州(盛岡市)=青森、岩手、秋田
③ 南奥羽州(仙台市)=宮城、山形、福島
④ 北関東州(宇都宮市)=茨城、栃木、群馬
⑤ 南関東州(東京市<新設>)=東京、神奈川、千葉、埼玉
⑥ 北陸州(新潟市)=新潟、富山、石川、福井
⑦ 東海州(名古屋市)=愛知、静岡、山梨、長野、岐阜、三重
⑧ 北関西州(京都市)=京都、滋賀
⑨ 南関西州(大阪市)=大阪、兵庫、奈良、和歌山
⑩ 東中国州(岡山市)=岡山、鳥取
⑪ 西中国州(広島市)=広島、島根、山口
⑫ 南海州(高松市)=徳島、香川、愛媛、高知
⑬ 西海州(福岡市)=福岡、佐賀、長崎
⑭ 南陸州(熊本市)=熊本、大分、宮崎、鹿児島
⑮ 沖縄州(那覇市)=沖縄
沖縄以外は全て方角が入ってしまいますな。名称は考え直した方がよさそうですね。

やや強引ですが、あくまで叩き台ですから、叩かれてナンボ…

81とはずがたり:2003/12/08(月) 01:59
<中部>新潟県

★村上市, 岩船郡 荒川町,神林村,朝日村,山北町,粟島浦村
※法定協議会設置(2003/7/30)
※新市役所は,現・村上市役所(当面の間)
※関川村は合併協議から離脱,単独村制継続へ
※荒川町で,北蒲原郡中条町との法定協議会設置を求める住民発議,中条町は可決,荒川町は否決
※荒川町は合併協議から離脱の意向を表明(11/17),中条町との合併も検討へ
※協議会を解散予定

☆北蒲原郡 中条町,黒川村
※研究会設置(11/13)任意協議会設置予定(12月)

http://mytown.asahi.com/niigata/news02.asp?kiji=5277
荒川町離脱で解散へ 村上・岩船法定合併協

 村上・岩船6市町村の法定合併協議会が7日、神林村で開かれ、荒川町の大矢寅三町長が協議会からの離脱を正式表明した。同協議会は解散することになり、圏域の広域合併は白紙に戻った。

 大矢町長は11月の荒川町長選で合併反対を訴えて初当選。岩船郡内の町村会で各首長に離脱の意向を伝えていた。

 この日の協議会で大矢町長は、「町長選で単独か中条町(黒川村含む)との合併を訴えてきた」と述べ、正式に離脱を表明した。これを受け、協議会長の佐藤順・村上市長は「今後の方向性を決めるうえで大きな障害となる。残りの5市町村の統一見解で協議会の解散を決めた」と述べ、解散が了承された。

 5市町村が解散で合意したとはいえ各首長には不満もくすぶり、「首長が交代しただけで離脱するのは納得できない」との意見が出た。一方で、「合併を原点に戻って考えたい」「新市の名称を(公募で最多だった)『村上市』にこだわるようでは、協議会を存続する訳にはいかない」などとする声もあった。

 各議会は今月中に協議会の解散を議決する見通しだ。

(12/8)

82とはずがたり:2003/12/08(月) 20:43
<広域合併>
>>80
東西中央線の直通を運転して甲信を東海地区へひっつけるより,建設が既定路線となっている北陸新幹線を通じた北陸信越一体感の醸成の方が良い気がしません?早期建設を絡めれば彼らも納得する筈。

中津川線(中津川─飯田)とかが出来ていれば木曽谷だけでなく伊那谷も名古屋とのつながりがより緊密にになっていたような気がしますがね。かつて急行こまがねや天竜を通じて結ばれていた伊那と東京や長野も急行が廃止されてしまいいで飯田線のローカル線化が著しい気がします。新宿方面が無くて豊橋方面だけあるのは需要面よりも路線がJR東海の所属になったためな気がする…。

実際問題としては,ローカル線の活性化よりも三遠南信道や中部横断道の建設の方が飴玉になりそうですねぇ。ただでさえ言葉など似通っている長野県伊那地区や山梨ですが名古屋と一緒になるかなあ?

<とは私案>…沖縄・北海道はそのままでいい気がしますね。
① 北海道(札幌市)=北海道
② みちのく州(盛岡市)=青森,岩手,秋田
③ 仙台州(仙台市)=宮城,山形,福島
④ 北関東州(宇都宮市)=茨城,栃木,群馬
⑤ 東京都(新宿区)=東京,神奈川,山梨,千葉,埼玉
⑥ 中央州(長野市)=新潟,富山,石川,福井,長野
⑦ 東海州(名古屋市)=愛知,静岡,岐阜,三重
⑧ 近畿州(大阪市)=京都、滋賀,大阪,兵庫,奈良,和歌山
⑨ 中国州(広島市)=岡山,鳥取,広島,島根,山口
⑩ 南海道(高松市)=徳島,香川,愛媛,高知
⑪ 西海道(熊本市)=福岡,佐賀,長崎,熊本,大分,宮崎,鹿児島
⑫ 沖縄県(那覇市)=沖縄(鹿児島から奄美移管?←島津の300年のくびきから解放!)

都道府県制から都道州(す)県制ですな。
西日本は東日本よりも県が細かく分かれているような感じがするので敢えて中国も九州もひとまとまりにしてみた。

なるべく地理的中心にして州庁所在地がでかくならな様にしたかったが熊本以外思いつかない。
北海道は旭川市,みちのくは花輪市(笑),中央州は上越市,四国は松山市,中国州は岡山市でも良いかもしれないが,小さすぎたりやや偏っていたりで一応こうする。

第二案:関西も分割案
⑥’中央州(上越市)=新潟,富山,石川,長野
⑦’東海州(名古屋市)=愛知,静岡,岐阜,三重
⑧’京都府(京都市)=京都、滋賀,福井
⑧”大阪府(大阪市)=大阪,奈良,和歌山
⑨’姫路州(姫路市)=兵庫,岡山,鳥取
⑨”広島州(広島市)=広島,島根,山口
⑪’北九州(福岡市)=福岡,佐賀,長崎,熊本,大分,
⑫’南九州(鹿児島市)=宮崎,鹿児島,沖縄

だいぶネタ入って来てるなあ。

83杉山真大:2003/12/09(火) 10:27
>>80 >>82
かつての電力統制が云々されていた時代に、中国合同電気社長の牛尾
健治氏(牛尾治朗・ウシオ電機会長の父親)が10分割案と言うのを提唱
していたんですよね。

北海道(札幌市)=北海道
東北(仙台市)=青森・岩手・秋田・宮城・山形・福島
関東(東京市)=茨城・栃木・群馬・東京・神奈川・山梨・千葉・埼玉・新潟
北陸(石川市)=富山・石川・福井
中部(名古屋市)=愛知・静岡・岐阜・三重・長野
関西(大阪市)=京都・滋賀・大阪・奈良・和歌山
山陽(神戸市)=兵庫・岡山・鳥取・島根
西部(広島市)=広島・山口
四国(松山市)=徳島・香川・愛媛・高知
九州(福岡市)=福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島・沖縄

http://www3.to/mtcedar/                               【My HP】

84とはずがたり:2003/12/09(火) 11:09
>>83
山陽と西部の分け方なんかが面白いですな。
実際はこんな感じですね。

北海道(札幌市)=北海道
東北(仙台市)=青森・岩手・秋田・宮城・山形・福島
東京(東京都)=茨城・栃木・群馬・東京・神奈川・山梨・千葉・埼玉・新潟・静岡県東部
北陸(富山市)=富山・石川・福井
中部(名古屋市)=愛知・静岡県西部・岐阜・三重・長野
関西(大阪市)=京都・滋賀・大阪・奈良・和歌山
中国(広島市)=兵庫・岡山・鳥取・島根・広島・山口
四国(高松市)=徳島・香川・愛媛・高知
九州(福岡市)=福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島
沖縄(那覇市)=沖縄

85デモクラット:2003/12/09(火) 12:12
<広域合併>
ここまで議論が出てくれば、「とは政構研」試案をまとめたくもなりますが、
まあ、価値観は多様ですからねぇ。
しかし、先のわが私案は細分化し過ぎたきらいもなくはありません。
私案で分割したところくっつければ、>>83-84に近づきます。
10という数字はきりもいいですし。

① 北海州(札幌市)=北海道
② 奥羽州(仙台市)=青森・岩手・秋田・宮城・山形・福島
③ 関東州(東京都)=茨城・栃木・群馬・東京・神奈川・千葉・埼玉
④ 北陸州(新潟市)=新潟・富山・石川・福井
⑤ 東海州(名古屋市)=愛知・静岡・岐阜・三重・長野・山梨
⑥ 関西州(大阪市)=京都・滋賀・大阪・兵庫・奈良・和歌山
⑦ 山陰陽州(広島市)=岡山・鳥取・島根・広島・山口
⑧ 南海州(高松市)=徳島・香川・愛媛・高知
⑨ 西海州(福岡市)=福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島
⑩ 沖縄州(那覇市)=沖縄(+奄美!)

私も先に中部横断道の話はしていました。
「地域統合」を名目に、三遠南信道と併せて国税で造りましょう。

86とはずがたり:2003/12/09(火) 12:20
<広域合併>
たしかに統一見解を出せれば面白いですね!とは政策総研ですからね。

⑦は陰陽連絡線等と使いますが山陰陽と云う言葉はこなれますかね?

北陸の州都が新潟ではやや偏るのではないかと思われますね。
結局長野・山梨辺りを何処へ入れるかは県民投票かなんかで決めないと。

この辺は長野県民や山梨県民様が出てきてこう思うああ思うと意見表明してくれると参考になるんですがねえ。
ROM専さんでいらっしゃいませんかねえ?

87デモクラット:2003/12/09(火) 19:19
<広域合併>
確かに、最終的に甲信地域の地位は住民投票が必要でしょう。
地方自治の本旨=団体自治+住民自治ですからね。

「山陰陽」という言葉も苦し紛れですし、あくまで仮称です。
ただ、「中国」というと漢民族の国を連想してしまいますので、紛らわしいと思っています。
ちなみに、元々の語源は近国と遠国の間ということのようですが(大辞泉より)。

新潟については、偏っているのは確かですが、
北陸3県とくっつけるためには、州都=新潟くらいの餌がないとだめかと。

88とはずがたり:2003/12/09(火) 22:27
<広域合併>
中国州と着ければ必ずしも中華人民共和国と混乱を招くとも思えないのですが。
東京は越南にも東京(トンキン)湾が有る訳ですしね。まあこれはこじつけですね。

あと個人的には関西より近畿の方が単語的に好きです。「畿」の字が難しいという難点がありますけど。

もっとでかい州を作るなら中四国を併せて瀬戸内州とでもすれば良いかも知れません。

新潟も北関東や東北,北陸のどれにはいるか住民投票で決めさせた方がいいかもしれませんなあ。

州を県の上に一旦作って権限吸収の移行過程を経て県を廃止していくのか,県の合併として作るのかその辺は如何お考えですか?

89とはずがたり:2003/12/09(火) 22:31
<関東・東京>群馬県

http://www2.asahi.com/senkyo2003/localnews/gunma/TKY200311010263.html
《2003総選挙》東毛地域合併問題、言わぬが花?

 市町村合併の枠組みをめぐって動きが激しい東毛地域。だが、総選挙では各陣営とも表向きは「地域の問題」として、演説などで積極的に取り上げることも少ない。

 3区では渋沢哲男氏(共新)、谷津義男氏(自前)、長沼広氏(民新)が立候補している。

 公示日の朝。館林市内の神社で開かれた谷津氏の出陣式には、太田市長、館林市長、邑楽郡5町の首長が出席。そろって「谷津支援」に取り組むことを対外的に示した。

 「郷土発展のためがんばる」とあいさつに立った谷津氏。だが合併問題には一切触れなかった。

   ■    ■

 7人の首長の間で「合併」という言葉は、微妙な感情の連鎖反応を引き起こす。東毛地域(法定)合併協議会を引っ張る太田市だが、元々は大泉など西邑楽3町と尾島、新田、薮塚本町も含めた「1市6町」構想が始まりだった。

 だが任意合併協議会では立ち上げ前に邑楽、発足後も大泉、千代田町が相次いで脱退した。法定協を発足させようとした3町だが、邑楽町議会で設置案が否決され、合併は宙に浮いた。そこへ館林市長と明和町長が3町を巻き込んだ「1市5町」の枠組みで基本合意するなど、激しい駆け引きが続く。

 谷津氏は「将来は東毛地区が一つになればいい」と大同合併を支持するが、個人演説会の席上でも話題にはしない。ある選対幹部は「合併問題は動脈瘤(りゅう)みたいなもの。触れたらどこで破裂するかわからない」と話す。

   ■    ■

 選挙区が東毛地域にかかる2区では佐藤民雄氏(共新)、森田修氏(無新)、石関圭氏(民新)、笹川尭氏(自前)が立つ。

 同区では合併問題はさらに複雑だ。大沢善隆・桐生市長は「合併に負の遺産は持ち込めない」と同市の競艇事業撤退を決めた。さらに笠懸、大間々、薮塚本の3町で構成する阿左美水園の競艇事業撤退が、東毛地域(法定)合併協議会への加入条件としてリンクされてきた。合併協の決定事項ではないが、笠懸、大間々の両町長は「リンク」を言明する。

 競艇場の管理会社・関東開発は笹川氏の次男が社長を務める。撤退問題について、「厳しく受け止めている」と笹川陣営幹部。笹川氏は静観の構え。だが、桐生市での出陣式では「美しい愛する郷土に、最近、変な空気が流れている。平気で人の悪口を言うという風潮だ」と話した。大沢市長に対する本音が出たと受け止められている。

 (11/01)

90デモクラット:2003/12/10(水) 00:08
トンキン湾については、ごもっともです。
また、仰る通り微妙な地域は住民投票が必須ですね。

私は県の合併という形がよいかと思います。
ただ、準備段階は広域連合の制度を使った方がよいかもしれません。
また、州内部の住民自治の枠組みとして、現行の県の枠組みが使えるかもしれないとは思います。

91とはずがたり:2003/12/10(水) 11:47
<東北・北海道>

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031209-00000002-mai-hok
道内の合併、めまぐるしく /北海道

 合併特例法に基づく市町村合併の期限が05年3月に迫るなか、道内では7日から8日にかけ、網走管内3町の法定協議会発足、空知管内月形町の住民投票実施の決定、北渡島2町の合併協議会離脱など、めまぐるしい動きがあった。
 ◇法定協設置に調印
 ●網走管内3町
 佐呂間、上湧別、湧別の3町の法定合併協議会(会長・堀次郎佐呂間町長)が8日、発足した。05年3月の合併を目指す。
 法定協の設置と規約の協議書調印式が佐呂間町コミュニティーセンターで行われた。
 法定協は40人で構成。来年1月13日、佐呂間町で第1回協議会を開く。
 3町合わせた人口は約1万8000人、面積は約910平方キロメートル。堀会長は「合併は時代のすう勢。人口、産業が同じ3町が一つになって発展したい。住民が合併の是非を判断するに足る論議をお願いしたい」とあいさつした。
 網走管内の法定協議会は、遠軽地区の内陸4町村(遠軽、白滝、丸瀬布、生田原)に次いで2番目。【水戸和郎】
 ◇住民投票を決定
 ●月形町
 空知管内月形町議会は8日、合併問題調査特別委員会を開き、合併の是非を問う住民投票の実施を決めた。道内では、同管内奈井江町に次ぎ2カ所目。今月中にも投票結果に法的拘束力を持たせる住民投票条例を策定する方針。
 奥山功町長が先月25日の臨時町議会で、投票実施を提案していた。この日は各委員から「町長の住民投票の提案を謙虚に受け止めるべきだ」「まちづくりに町民の協力を得るためには、住民投票は必要」などの意見が相次いだ。【山田泰雄】
 ◇森、砂原が離脱
 ●北渡島2町
 渡島管内森、砂原の両町は7日、八雲、長万部、今金町との計5町でつくる任意の合併協議会から離脱した。5町の協議会は先月29日に設立されたばかり。05年3月の合併を目指す両町と、同月までに合併申請する立場の3町との溝は結局埋まらず、設立からわずか9日で決裂した。
 この日は八雲町役場で第2回協議会を開催。協議会を前に両町が離脱を正式表明した。
 森町の湊美喜夫町長は毎日新聞の取材に対し「新しい役場をどこに置くかなどの議論がかみ合わず、一つになってもうまくいかないと判断した。砂原との合併で『漁業のマチ』ができ双方にメリットがある」、砂原町の梶谷恵造町長は「任意協設立は他町の意向をくんだ形だけの合意。消防の存続問題があり05年3月合併は方針転換できない」と語った。両町は、来年1月にも法定の合併協議会を設立する方針。【芳賀竜也】
 ◇アンケは否定優勢
 ●岩見沢市
 岩見沢市は11月に実施した市町村合併の市民アンケートの結果をまとめ、8日の市議会合併問題調査特別委員会に報告した。全体の48%が合併に否定的な回答を示し「肯定派」の43・4%を上回った。アンケートは、世帯主あて郵送し、無記名方式で実施。送付した3万5972件中回答は1万4183件で、回収率は39・4%と低かった。【山田泰雄】(毎日新聞)
[12月9日18時42分更新]

92とはずがたり:2003/12/10(水) 18:02
<中国・四国>
出雲市, 平田市, 簸川郡 斐川町,佐田町,多伎町,湖陵町,大社町
★出雲地区合併協議会(法定)http://www.izumo-gappei.jp/
※法定協議会設置(2002/12/27)
※新市名最終候補3点:出雲,出雲大社,いずも
※新市名は「出雲市(いずもし)」
※新市役所は,現・出雲市役所(当面の間)
※平田市と斐川町は,宍道町を含めた3市町での合併も検討
※平田市,斐川町の7市町での合併の是非を問う住民投票の結果(12/7)
※平田市「賛成(55.7%)」「反対(44.3%)」
※斐川町「賛成(46.5%)」「反対(53.5%)」
※斐川町は合併協議から離脱へ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031209-00000003-mai-l32
[視点]出雲7市町村合併問題 枠組み崩壊確実 住民から提案を /島根

 2市5町での合併の賛否を問うた平田市、斐川町の住民投票は、平田が「賛成」、斐川は「反対」が過半数を占め、この枠組みの崩壊は確実となった。新市建設構想(中間まとめ)などを巡る7市町の首長の意見の相違は度々表面化しており、今回の投票結果も予想された。新たな枠組みなど、混乱は長引くだろう。
 「どっちがいいのか分からん」。投票を前に、そんな声を多く耳にした。地域の未来を真剣に考えれば考えるほど、判断に悩むのは当然だ。だが、難しい判断を余計に難しくさせたのが、一部の首長の建設計画に対する批判ではなかったか。「最終的に笑顔で合意した」(西尾理弘・出雲市長)はずの計画に、合意後も異論が出たことで、本当に真剣に話し合ってきたのかと不安を感じた住民もいたはずだ。ある首長は「一自治体だけが主張してたら、何もまとまらない。進めることが大事だ」と述べた。異論に目をつぶり、協議を積み重ねてきた結果、残ったのが混乱だけというならば、脱力感にとらわれるほかない。
 今後、新たな枠組みなど、合併論議が再燃するだろう。ただ、一つ指摘したいのは、合併にせよ単独にせよ、それは行政上の線引きでしかないことだ。どっちを選んでも、街が劇的に変化する訳ではない。住民が議論すべきは、まずどんな街に住みたいかではないか。行政が示した街の形に良し悪しを述べる前に、住民側から理想の街の姿を行政に示すべきだ。
 残された混乱を自分たちの街を考える原動力にするならば、また力もみなぎってくる。与えられた街でなく、自らで街を作るため、まずは立ち止まって考えよう。自分たちの街には、何が必要かと。 【岩尾真宏】(毎日新聞)
[12月9日20時23分更新]

93とはずがたり:2003/12/10(水) 18:17
<広域合併>
>>90
そもそも自主的に合併させるには或る程度の飴と鞭が必要になりそうですね。
自主的な形となると大きな州(Ex.青森から福島迄)よりも小さな州(Ex.青森・秋田・岩手)が実現しそうですね。
北海道や沖縄などは合併しなくても特例で補助金を減らさない等の処置が必要になりそうです。
長野・新潟・山梨の東京志向を考えると前二者は北関東辺りと合併協議を始めそうな気がします。

こう考えると北陸州(富山・石川・福井;州都金沢),常毛信越州(茨城・栃木・群馬・長野・新潟;州都高崎),東海州(静岡・愛知・岐阜・三重;州都名古屋),大東京都(東京,神奈川,千葉,埼玉,山梨;州都新宿)辺りが着地点のような気がします。常毛信越が苦しい(無理有る)かな?千葉の堂本が頑張っている限り大東京に入らず茨城と合併して常総州(州都つくば)となったりして?

94とはずがたり:2003/12/10(水) 18:39
<近畿>
香芝市もはいりゃいいのにん。時にこの合併アンケートで合併が否定されたんじゃなかったでしたっけ?

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031209-00000004-mai-l29
新庄町・当麻町合併協議会 新市の名称は「葛城市」 あすにも調印式 /奈良

 第23回新庄町・当麻町合併協議会は8日、新市の名称を「葛城市」とする協議事項を確認した。この日で協議事項全41項目を確認。10日、両町長らによる合併協定調印式が予定され、合併への手続きは最終局面を迎えた。
 新市の名称以外に確認したのは、議会議員と農業委員の定数及び任期の取り扱いの変更についてなど計3項目。議員定数は18とし、在任特例で現在の両町議員の任期は05年10月31日まで。合併期日は既に04年10月1日と確認されている。
 10日の合併協定調印式を受け、両町長はそれぞれの12月町議会に合併関連議案を提案、最後の山場である議決を求めることになる。全協議事項が確認されたのを受け、安川正雄・当麻町長は「両町議会の議決をスムーズにいただくことを祈念したい」、吉川義彦・新庄町長は「葛城市がますます発展するようなまちづくりをしたい」と述べた。 【久保敏生】(毎日新聞)
[12月9日20時11分更新]

95とはずがたり:2003/12/10(水) 18:46
<中部>

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031209-00000004-mai-l20
「反対」が大きく上回る 合併住民調査集計−−飯島町と宮田村 /長野

 駒ケ根市、中川村と任意合併協議会を構成する飯島町と宮田村は8日、合併に関する住民意向調査を集計した。両町村とも「反対」「どちらかといえば反対」の合計が、「賛成」「どちらかといえば賛成」の合計を大きく上回った。
 飯島町の集計結果は、反対2381人(30・68%)▽どちらかといえば反対1831人(23・59%)▽賛成1078人(13・89%)▽どちらかといえば賛成1498人(19・30%)▽わからない866人(11・16%)――だった。対象は18歳以上の全町民8591人で、回収率は91・69%、有効回答は7762人。高坂宗昭町長は「厳粛に受け止め、議会と協議していく」と語った。
 宮田村では反対3182人(51・29%)▽どちらかといえば反対1144人(18・44%)▽賛成731人(11・78%)▽どちらかといえば賛成428人(6・90%)▽わからない719人(11・59%)――だった。対象は18歳以上の全村民7186人で、回収率は87・41%、有効回答は6204人。意向調査を尊重するとしてきた矢田義太郎村長は、この日「10日に開会する議会で合併に関する考え方を表明する」と述べるにとどまった。
 駒ケ根市と中川村が行った同調査の集計は9日に行われる。【肥田木良臣】(毎日新聞)
[12月9日19時42分更新]

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031209-00000001-mai-l20
原村も「反対」圧倒、協議会離脱へ 諏訪5市町村の合併住民アンケ・投票 /長野

 ◇富士見町と協議会離脱へ
 任意合併協議会を構成する諏訪6市町村のうち茅野市を除く5市町村は、7日夜から8日にかけて合併の是非を問う住民投票や合併アンケートの結果を公表した。富士見町と原村で合併反対が賛成を圧倒し、両町村長は合併協議から離脱する意向を固めた。戦後4度目の諏訪6市町村合併論は両町村の反対で再び迷走することになった。3市長は4市町での合併協議を続ける意向だが、高橋文利・下諏訪町長は意思表示を保留している。
 ◇富士見町
 7日に住民投票をした富士見町は反対が5790票と賛成2805票を圧倒。条例に基づき矢嶋民雄町長の合併方針を覆すのに必要な「有効票の3分の2」を超えた。
 矢嶋町長は合併賛成を表明していたが8日、町議会全員協議会で「任意合併協議会から脱会したい」と表明。その後の会見では「町民は中心部に置いていかれるという懸念を見せた」と話した。別の枠組みで協議をする可能性は「私どもからアプローチをかける状況にない」と述べた。
 ◇原村
 8日にアンケート結果を公表した原村でも反対3647人に対して賛成1383人となった。
 6市町村長で唯一、合併反対だった清水澄村長は「住民は村の特徴や理念が合併で薄められると感じた」と総括。「住民に従うことが私の務め」として合併協議から離脱する意向を示した。他の枠組みを模索する予定がないことも示唆した。
 ◇下諏訪町など
 7日に住民投票をした下諏訪町と、8日にアンケート結果を公表した諏訪市、岡谷市は合併賛成が反対を上回った。
 下諏訪町は賛成6202票に対して、反対4495票。ただ高橋町長は8日、枠組みが崩れたことで「来年2月まで状況を見極めたい」と保留。茅野市を含む3市長は4市町での合併推進を明確にした。【宮島寛、森有正、神崎修一】(毎日新聞)
[12月9日19時42分更新]

96とはずがたり:2003/12/10(水) 19:11
<九州・沖縄>宮崎県

串良は鹿児島県で串間が宮崎か。ややこしい。

日南市, 串間市, 南那珂郡 北郷町,南郷町
☆南那珂地域任意合併協議会(任意)(2003/7/10解散)
http://www.minaminaka.jp/

http://mytown.asahi.com/miyazaki/news02.asp?kiji=2910
串間市長、合併に不参加を表明

  県南2市2町での合併を協議してきた串間市の鈴木重格市長は9日開かれた市議会で、「合併には参加せず、自立存続を目指す」との考えを表明した。県南合併では、2市2町の枠組みを前提としてきただけに、串間市の離脱は他市町への対応に影響を与えそうだ。

  鈴木市長は自立存続を目指す理由として、(1)同市議会の行政改革・市町村合併調査特別委員会が2日公表した「単独で存続すべきだ」との中間報告を重く受け止めた(2)先月の市民アンケートの結果を考慮した(3)住民説明会での声や各団体リーダーの意見などから総合的に判断した、と説明。

  自立存続のため、来月中に60項目の行革実施計画をまとめるなど、「痛みも伴うが、みんなで守り育てる気持ちがあれば、幸せで住みよい豊かな串間市を創造できる」と答弁した。

  また、法定協がついても「途中で離脱や脱退すれば相手に失礼になる」と不参加を表明。住民投票は「選択肢の一つ」とはしたが、経費や労力などの面から否定した。

  同市の離脱について、日南市の北川昌典市長は「4市町で議論してきただけに残念。今後は1市2町での協議を早急に申し入れたい」という。ただし、枠組み変更で年内の法定協設置は難しいとの見方も示した。また、南郷町の阪元勝久町長は「最初から練り直しになるが、議会などと協議し、今議会中に結論を出したい」。北郷町の植野章一町長は「今後慎重に対応を検討したい」と戸惑いを隠せない。

(12/10)

97とはずがたり:2003/12/10(水) 19:22
<中部>静岡県
駿府,弥生,清水きぼ〜ん。個人的には安倍,久能,江尻の方がいーだけーが。

http://mytown.asahi.com/shizuoka/news02.asp?kiji=10030
静岡市の新行政区名 審議会が候補決定
  「応募件数に左右されず 親しみやすさ・特色重視」  

  静岡市行政区画等審議会は9日、政令指定都市移行時に新設する行政区の名称候補3点ずつと、来年1月15日から実施する市民投票の方法を正式決定した。区名候補は50音順に、仮称A区(旧静岡市北部)が葵区、青葉区、駿府区。B区(同南部)が駿河区、美波区、弥生区。C区(旧清水市)が清水区、清水みなと区、港区となっている。

  公募最多の「北区」「南区」落選

  審議会では、公募の際に最も多かった「北区」と「南区」が候補から外れたことに対して異論が相次ぎ、「候補を四つにしてはどうか」という意見も出た。区名選考委員会の市川源一委員長らが「公募は名称候補を募ったもの。応募件数に左右されず、住民に親しみやすく、区の特色を表しているものを選んだ」と説明。結局、同委員会の提案通りに落ち着いた。

  また、市は審議会で仮称B区に新設する区役所と長田支所の概要を報告した。それによると、区役所(同市南八幡町)は鉄骨4階建て、延べ床面積が5543平方メートル。長田支所は図書館や児童館を含む複合施設「オーク長田」(同市上川原)を拡幅して使用する。いずれも来年12月完成予定で、05年4月の政令指定都市移行を前に、同年1月から予備的業務を始めるという。



(12/10)

98とはずがたり:2003/12/10(水) 19:32
<中部>新潟県
新市名は沼垂とかにしない?

http://mytown.asahi.com/niigata/news02.asp?kiji=5287
新津で合併反対が多数 住民アンケ中間集計

 新津市は9日、新潟市など12市町村との合併に関する住民アンケートの中間集計結果を市議会で明らかにした。回収率は対象の55.9%で、反対が多数を占めている。10日到着分で締め切る。新津市は、合併で政令指定都市を目指している新潟地域では人口規模が新潟市に次ぐ。最終結果が反対多数で新津市が合併から離脱する事態になれば、影響は大きいとみられる。

 アンケートは20歳以上の市民を対象に11月下旬に郵送で実施された。

 市議会への報告によると、有効回答のうち、賛成23.7%、どちらかといえば賛成14.1%、反対41.5%、どちらかといえば反対11.7%。その他・わからないが8.9%となっている。

 合併協議を進めてきた湯田幸永市長は9日の市議会答弁で、アンケートについて「市民のみなさんの意見として参考にする重要な基礎データだと思っている」と述べた。

 また、「(合併は)これだけ大きな事業なので、回収率が70%以上ないと、と思っていたが、数字だけ求めるアンケートではなく、自由意見を求めている」としたうえで、反対でも条件付きなどの回答があるはずだとの見方を示した。

 新津市も含めた13市町村で合併が実現すれば、人口は約78万人となる。合併特例法の期限の05年3月までに合併して政令指定都市を目指す場合、人口要件が「70万人程度」とされている。

 仮に人口約6万8千人の新津市が合併から離脱しても、この要件はぎりぎり満たされる。

 一方、13市町村はすでに任意の合併協議会で新市建設計画などを決めており、新津市離脱の場合は、新市のまちづくりの一部見直しを迫られる可能性がある。

(12/10)

99とはずがたり:2003/12/11(木) 22:54
<東北・北海道>岩手県

花巻市, 稗貫郡 大迫町,石鳥谷町,和賀郡 東和町
☆花巻地区広域行政研究会(花巻市ホームページ)
※花巻市は任意協議会設置を呼掛け,大迫町は4市町での合併協議に前向き
※合併に慎重な石鳥谷町と東和町は任意協議会への参加を見送り
※東和町は宮守村を含めた合併協議を提案
※上閉伊郡宮守村は大迫町,石鳥谷町,東和町に4町村での合併協議を申入れ,東和町は前向き
※東和町は合併協議からの離脱や,他の枠組みも検討へ

http://mytown.asahi.com/iwate/news02.asp?kiji=4655
3町1村の合併に全力 東和町長が方針

  花巻、石鳥谷、大迫、東和の4市町の首長らで構成する花巻地区広域行政研究会から、東和町の小田島峰雄町長が脱会の動きを見せていた問題で、小田島町長は10日、同町議会で、石鳥谷、大迫、宮守の3町村との合併を目指す考えを示した。合併すればのみ込まれかねない花巻市との縁組はあえて選ばず、町村型合併で3万9千人の新市を誕生させたい考えだが、先行きは不透明だ。

  小田島町長は、合併特例法後の新法のもとでは、人口1万人を目安にした「強制合併」が進められかねない状況を指摘。「単独での行政運営は困難で、合併を選ばざるを得ない」との認識を示した。

  そのうえで、合併相手の選択では「真に対等協調の関係を将来も築いていけるパートナーか否かが最も大切だ」と強調。自治体の規模に大差がなく、対等協調の関係を築きやすい3町1村での合併を提起。将来ビジョンを、3町村に説明したいと述べた。

  町議会では「東和町が落ちこぼれることはないか」「3町1村合併の可能性は」といった質問も上がったが、小田島町長は「将来ビジョンをきちんと説明すれば、理解を得られる」「3町1村合併の実現の可能性は限りなく大きい」と答えた。

  3町村のうち宮守村は、東和町の枠組みと同じ4町村による合併を目指した「研究会」設置を、10月30日に東和町に申し入れていた。佐々木広(ゆたか)村長は、「非常に歓迎すべきことだ」と評価している。

  花巻など4市町の研究会は1年ぶりに再開していたが、5日の3回目の会合で、小田島町長が「(研究会は、4市町による)実質的な任意合併協議会だ」との不満から途中退席。脱会する構えも見せていた。これを受けて花巻市の渡辺勉市長は、9日の12月定例市議会の一般質問で「(東和町を除いた)1市2町の枠組みも視野に大迫、石鳥谷両町と協議を進めたい」と答えていた。

(12/11)

100デモクラット:2003/12/12(金) 01:08
>>93
とかく人口の多い関東1都6県を3分割するとすれば、
京浜、常総、毛野(上野と下野の分割前の名前)というのが現実的でしょう。
1人の関東人として、甲信越を関東に加えるのは抵抗があります。

101とはずがたり:2003/12/12(金) 18:46
>>100
そんなもんなんですねえ>1人の関東人として、甲信越を関東に加えるのは抵抗があります。
長野や新潟は兎も角,山梨と三多摩は山梨中央銀行が三多摩に進出を図り,大月辺りまでは東京の通勤圏に入る等東京圏に入れるのがそれ程違和感は無いのでは?
銚子や南安房と言った千葉のさきっちょの方よりはよっぽど一体的な視点で広域行政を推進した方が良いように思われますが如何でしょうかな?
山梨県を身延から見るのと小淵沢からみるのと大月から見るのではだいぶ印象が違うと云うことでしょうかな?

102とはずがたり:2003/12/13(土) 01:05
<東北・北海道>宮城県北
登米郡 迫町,登米町,東和町,中田町,豊里町,米山町,石越町,南方町,本吉郡 津山町
★登米地域合併協議会(法定)http://www.t-gap.jp/00-toppage/top-page.html

http://mytown.asahi.com/miyagi/news02.asp?kiji=4721
新市名「登米市」に 議員は「定数特例」

 第12回登米地域合併協議会(迫、登米、東和、中田、豊里、米山、石越、南方、津山の9町が参加)が11日、中田町農村環境改善センターで開かれ、合併後の新市の名称を「登米市」に決めた。懸案の「議員の身分」については、合併特例法の「定数特例」を適用し、選挙区を設けることでまとまった。
 
 新市の名称は、9月に9町の住民から公募した結果、有効応募数4056通のうち、「登米市」が1237通を占め、2番目の「佐沼市」の156通などを大幅に上回った。「歴史があり、地理的にわかりやすい」「米の産地にふさわしい」などの理由があげられ、この日の協議会で全会一致で決まった。
 
 「議員の身分」については、この日、協議会の稲辺正会長(石越町長)が、「定数特例」を選び、(1)新市の設置後、最初に行われる選挙だけ定数48人とする(任期4年)(2)9町を区域にする9選挙区を設け、定数は迫町9人、登米町4人、東和町5人、中田町8人、豊里町4人、米山町6人、石越町4人、南方町5人、津山町3人とする、と提案した。

 定数の配分の基本は人口だが、遠隔地で人口の少ない津山町に配慮している。協議会は全会一致で承認した。
 
 稲辺会長は、8月の第6回会合で、(1)定数特例を適用して新市の定数30人の倍の60人で選挙する(2)在任特例で、9町の議員154人が引き続き1年間、議員にとどまる(3)特例を適用しないで定数30人で選挙する、の3案を提案した。
 
 その後、協議会は「定数30人での選挙」を主張する民間委員と、「特例の適用」を主張する議員側が激しく対立してきた。このため、前回の第11回協議会で、稲辺会長に一本化した案のとりまとめを一任することを決めていた。

(12/12)

103とはずがたり:2003/12/14(日) 00:32
<中国・四国> 島根県

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn03121409.html
邑東合併、川本町離脱も 島根県'03/12/14

 島根県川本町が邑智町、大和村と進める邑東合併推進協議会(法定協)を離脱する方向が固まってきた。小田泰敬町長は「週明けに町民や議会の意見を聞くなど手順を踏んで決断する」と離脱を表明してはいない。しかし十日の合併協で邑智と対立を深めたことで、住民の合併反対の声は高まりを見せ、議会にも「協議継続は無理」との意見が支配的となっている。

 新町名を「三郷町」とし、本庁を現邑智町役場と決めるなど大方の協議項目を了承していた邑東合併協議。しかし川本加入時に取りざたされた、本庁舎を邑智とするなどの「条件」問題が、川本の住民には根強い不信となりくすぶってきた。

 一方、邑智町側は郡の施設・ふるさと会館について川本が抱える多額の償還金を問題視する。合併協で再三、「県へ支援要請を」「対策が不十分」と追及。十日も「会館が合併の障害」として「合併後は川本分の事業費から償還を」と求めるなど特段の対応を迫った。

 小田町長は合併協終了後、職員を集めて「大変難しい状況になった」と伝えた。十五日にふるさと会館で開く町民会議で「住民に経過を説明し、限界まで来たことを話したい」と言う。

 南山道治議長もふるさと会館をめぐる応酬が決定的だったと受けとめる。「あそこまで言われては、もうしようがない。議員にも同じ思いが広がっている」と語る。

 合併協会長の林興平・邑智町長は「まだ小田町長が決断したとは聞いてない。十二日に会った折も何もなかった」と当惑するが、「協議も大詰めにまで来て、離脱となるなら大変残念」と話す。

 邑東合併をめぐっては昨年春、邑智・大和の合併協への川本加入を県が”仲立ち”した経緯がある。十二日夜、町内で澄田信義知事と会談した小田町長は「配慮してもらったのに申し訳ない」と事情説明。「知事からは単独町制維持は財政的に厳しいから冷静にと言われたが、ここに至っては困難と伝えた」という。

104とはずがたり:2003/12/14(日) 00:54
<広域合併>
県の権限を州に移管となるとこれまで県に準ずるとされてきた政令指定都市の権限と州の権限配分も問題になって来ますな。
都市計画など州で取り扱うには大きすぎるし県と政令指定都市が大体に於いて仲悪かったように州と政令指定都市にも緊張感を持って対立して貰っていた方がよいのか?
それとも不毛な対立を避けるために市の権限を吸収する方向へ持っていくのか?
東京都の特別区のように区に権限を降ろして市と州の行政を一体化させるべきか?

105とはずがたり:2003/12/14(日) 01:02
<中部> 静岡県

http://www.shizushin.com/area21/area21_2003121302.html
島田市 金谷町との1市1町 合併協設置を決定
 島田市議会は十二日の十二月定例会最終本会議で、法律に基づく榛原郡金谷町との一市一町合併協議会設置議案を賛成二十、反対二の賛成多数で可決した。既に金谷町議会は八日に同議案を可決済みで、合併協設置が決定した。  合併協は十五日に発足し、十七年三月の合併に向けて本格協議が始まる。

 採決前の討論で、賛成議員は「生活実態に即した行政体が必要。周辺地域の状況などからも一市一町合併は適切」と主張。反対議員は「合併は国の押しつけ。市民の暮らしを守ることにはならない」と述べた。「協議会は合併の賛否を含めて協議する場と理解している」との意見もあった。

 島田市と榛原郡内で合併の枠組みをめぐってさまざまな意見が交錯する中、今年一月に島田市、金谷、川根町の一市二町が合併協議会設立準備会を設けた。九月議会に合併協設置議案提出の方針が示されたが、川根町が八月に準備会を離脱。この結果、一市一町の組み合わせとなった。

 両市町は十五日に協議会設置に関する協議書に調印し、第一回合併協議会の開催日程を決める。同日、石川知事に設置を届け出て、合併重点支援地域の指定を要望する。

106とはずがたり:2003/12/14(日) 01:03
<中部> 静岡県

日本一の町営港,大井川港を控え鼻息荒い?

http://www.shizushin.com/area21/area21_2003121317.html
大井川町長の合併協離脱発言 町内、驚き隠せず

 志太郡大井川町の池谷薫町長が十二日の記者会見で、志太二市二町合併協議会からの離脱を正式表明したうえで、今後は「単独でいく」などと発言したことについて、町内では驚きの声や憶測が飛び交っている。

 池谷町長は「総合的に判断して単独でいくことを目標としていきたい」と話す一方、「合併は必要であると考えている」「(他市町村からの)アプローチがあれば、町民にあらためて諮りたい」とも述べた。

 これに対して、志太二市二町合併に熱心だったある町議は「これまでに『単独でいく』という説明は一度もなく、発言すること自体が約束違反。町長の責任問題にもつながる」と驚きを隠せない。

 町長派のある議員は「次の枠組みが決まるまでは『単独でいく』という意味だと思う。(大井川町を除く)二市一町が話し合って、その後に大井川町に声がかかるなら考えるという姿勢では」と推測した。

 一方、松野輝洋藤枝市長は「『単独』という言葉にどんなお考えがあるのか分からない」と困惑気味。戸本隆雄焼津市長は広報を通じて「十七日の臨時町議会での離脱議決後に気持ちをお伝えしたい」とコメントした。

107デモクラット:2003/12/15(月) 11:47
<広域合併>
東京から中央道で山梨へ向かうことが多いのですが、
甲斐路は相武国境にある小仏峠などをはじめ、山また山というイメージです。
ですから、関東平野とは隔離されている印象が強いのです。
それに、形式的にも、「箱根の関所の西方」ですから。

広域自治体は州として、管轄領域が拡大し、仕事量も増えるわけですから、
政令指定都市の権限は現状通りでよいと思います。
また、州制新設に併せて、特別区域を領域とする東京市も復活させて欲しいです。
現在の特別区及び政令指定都市の行政区は、新たに自治区として、
巨大なる政令指定都市における住民自治強化のために活用するのがよいと思います。
例えば、公選区長と公選区議会を設置し、法人格と条例制定権を認め、
市の交付金と独自税で財政を運営する、といった制度が考えられます。

余談ですが、合併後の自治体に設置される「地域自治組織」について。
合併には、市役所が遠くなるというデメリットがあるわけですから、設置を歓迎しています。
むしろ、日本における住民自治を発展させるため、
各自治体の選択により、全ての自治体に同様の組織を設けられるようにすべきです。
現在の政令指定都市の行政区に地域評議会を加えたものを想定しています。

108とはずがたり:2003/12/15(月) 18:54
<広域合併>
地形的隔絶を超えて東京都市圏は西へ延びている印象があります>山梨は関東ではない
特に銀座,大手町,霞ヶ関あたりから池袋,新宿,渋谷へ比重が移り東京は西へ移っている感じがしますし。
甲信でひっつけるなら兎も角,名古屋が州都の州とくっつけるなら東京へひっつける方が現状に合っているものと思われます。

確かに今の県の位置づけというか地域自治の全体像をどうするのかという問題は有りますね。

├―(県)――市――「地域自治組織」
|  └(郡)――町村
└政令指定都市――「自治区」
政令指定都市は県と対等の特別市として,その下の区に一定の自治権を与えても良いかも知れない。

地域自治組織に一定の任務を担わせるなら市町村合併のもう一段の推進が必要になってきそうです。

109デモクラット:2003/12/15(月) 19:54
<広域合併>
山梨のことですが、確かに仰る通り、関東にくっつけてもよい気がしてきました。
甲信越を関東、東海、北陸で1県ずつ吸収する、という点でバランスが取れていますね。

私は、州―市町村―(区=自治区または地域自治組織)という単純な構造を考えています。
市町村はその名称の如何を問わず、基礎自治体として一定以上(例えば、現在の特例市並み)の権限を委ねます。
勿論、その規模によって、政令指定都市や中核市など、一般の基礎自治体より強い権限をもつ自治体の存在を妨げません。
細かい権限配分は考えていませんが、基礎自治体の責務を果たせないところは、合併せざるを得なくなるでしょう。

110とはずがたり:2003/12/15(月) 20:52
<広域合併>
この辺↓が落としどころなのかも知れませんな。
>甲信越を関東、東海、北陸で1県ずつ吸収する、という点でバランスが取れていますね。

地方自治制度の簡明性・実行可能性から
1.州―市町村―(区=自治区または地域自治組織)という単純な構造
2.一般の基礎自治体より強い権限をもつ自治体の存在を妨げません
3.基礎自治体の責務を果たせないところは、合併せざるを得なくなるでしょう。
は基本になりそうです。

3は人口・面積をどれくらいで区切るかという問題に直面します。一応"自治"という本旨に則り余り強制合併は好ましいとも思えませんし。
今は1万人以上と発言が出たり合併圧力が掛かっていますが,「基礎自治体として一定以上(例えば、現在の特例市並み)の権限を委ねます」となると5万人規模が欲しいような気が。
都市計画なんてのは5万人でも足りないような気もしますしね。10万,20万規模の事務組合でも作らせて権限移譲するという形にでもなりますかね。

111デモクラット:2003/12/15(月) 22:31
<広域合併>
ついうっかり、「甲信越を1県ずつ3分割」なんて言ってしまいましたが、
信州を丸ごと東海に付けたら、北信地域からクレームが来ますね。
東海を絡めず、甲州を関東、信越2県を北陸ということになりますか。
あるいは、信州分県というパンドラの箱を開け、南信→東海、北信→北陸としますか。

現在合併に足踏みする自治体が多いのは、基礎自治体像がないからでしょう。
例えば欧州では、地域統合と地方分権がセットで進められていますが、
そこには補完性原理という理念が貫かれています。
とはさんは自治の本旨という点から強制合併を批判されていますが、
理念の不明確さという点からも、やはり間違っていると思います。

あるべき基礎自治体の理念ですが、やはり補完性原理は注目に値します。
「身近なサービスほど、身近な共同体へ」。これでいいじゃないですか。

一定の権限を一律に基礎自治体へ下ろすと言いましたが、強制合併を避けるためには、
とはさんが仰る通り、自らの判断で事務組合でも広域連合でも使えばいいと思います。

112とはずがたり:2003/12/15(月) 23:14
<広域合併>
長野県は実は非常に広く,飯田など南伊那なんかとは現在では余り経済的交流もありませんが実は言葉なんかも似ているし昔は天竜川などを通じて交流なども深く親近感は有ります。
長野県を南半分を安曇野・諏訪・木曽・伊那地方を松本県として東海諸県と合併等有りかも知れません。
まあ信越北陸と一つにまとめるのはそれはそれで良いと思います。長野県が分割に賛成するか判りませんしね。
州都を何処に置くかが問題になりそうです。新潟市では偏りすぎている気がします。

113とはずがたり:2003/12/17(水) 23:04
<近畿> 滋賀県
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031217-00000071-kyt-l25
1市4町に合併呼びかけ 安土町 日野、蒲生、竜王各町訪問

 滋賀県安土町の津村孝司町長は、17日の町議会一般質問で、近江八幡市、日野、蒲生、竜王各町と1市4町の枠組みで合併を進めるため、関係市町に近く合併を呼びかける方針を示した。22日以降、日野、蒲生、竜王各町を訪れる予定。
 津村町長は、1市4町の枠組みで合併を進めた意向について、日野、蒲生、竜王、安土の4町が蒲生郡として一つであることや、近江八幡市から今年9月に合併の呼びかかけを受けたことなどを理由に挙げた。今後はまず、任意合併協議会で協議中の日野、蒲生両町に合併を呼びかけ、3町の意思として単独での町政継続を表明している竜王町にも参加を呼びかけたい意向。
 また、来年3月上旬までに合併の方向性が定まらない場合「住民投票も視野に入れたい」とも述べた。 (京都新聞)
[12月17日22時30分更新]

114とはずがたり:2003/12/17(水) 23:07
<九州・沖縄> 鹿児島県 >>60続報

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031217-00000004-mai-l46
合併問題 東串良町議会、肝属東部から離脱決議−−町長、住民投票を示唆 /鹿児島

 東串良町議会は15日開会した定例町議会で、法定の肝属東部合併協議会からの離脱決議案を賛成多数で可決した。松田利三次町長は「枠組みなど示さずに離脱というのは無責任だが、今後については住民投票も検討したい」と話している。同法定協からは串良町が離脱を決め、大隅中央法定合併協議会に参加意向を示している。
 決議案は原田猛議員ら7人の連名で提案。決議案は「串良町の離脱によって3月議会で議決した4町枠組みが崩れ、3町合併に反対する署名が2000人以上集まっている」などとし、「議会として静観できない」としている。質疑では離脱に反対する議員が「合併特例法の期限が迫り、特例債を十分使えなくなる」などと反対したが、起立採決(退席1)の結果、賛成8、反対6で可決した。(毎日新聞)
[12月17日21時13分更新]

115とはずがたり:2003/12/18(木) 14:27
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031218-00000107-mai-soci
<市町村合併>協議破たん10月以降で74件

 市町村合併を推進する合併特例法の期限切れ(05年3月末)まで残り1年半を切った今年10月以降、協議会の解散や一部自治体の離脱などで合併協議が破たんした事例は74件に上ることが、毎日新聞の全国調査(12月15日現在)で分かった。枠組み変更や「自主自立」を求めて合併構想からの離脱を決めた市町村も71を数える。期限内合併が難しくなった時期に、あえて方針転換する自治体が目立っている。

 破たんの形態は、合併協議会の解散(予定・見込み含む)のほか▽活動が休眠状態▽構成自治体の離脱で事実上破たん――などがあった。

 合併協から離脱したり、離脱を予定している自治体をみると、法定協議会からの離脱は30市町村、任意協議会からは41市町村あった。主な離脱理由は(1)住民投票などで自主自立を選択(29市町村)(2)別の枠組みによる合併を選択(28)(3)庁舎位置や市名をめぐる対立など(23)――だった。

 愛媛県松野町は11月、他町内にある新庁舎の候補地のうち1カ所を地元の土地開公社が松野町に無断で購入したことに「建設地決定と誤解を招く」と反発。法定協離脱を決めた。鹿児島県与論町は沖永良部島の2町と海を挟んで法定協を設置していたが、11月の住民投票の結果を受け、自主自立を決めた。交付税不交付団体の静岡県大井川町は今月、借金を抱えながらサッカー場建設を優先する藤枝市に反発し、法定協離脱を表明した。

 総務省は市町村向けに作った「合併の手引き」で、合併に必要な期間を22カ月と想定している。地方分権に詳しい小西砂千夫・関西学院大教授(財政学)は「国策に乗り遅れまいと合併に走った自治体の多くは今、困難な現実に直面している。そんな自治体が引き返そうとするのは、ある意味当たり前だ。ただ、これから新たに合併の枠組みを模索するのでは、期限内合併は基本的に難しい」と話している。

 全国の協議会の設置状況は、法定協が453地域(参加市町村1774)、任意協が126地域(同436)の計579地域(同2210)で、参加市町村数は全国3176市町村の69.6%を占めた。(毎日新聞)
[12月18日0時23分更新]

116とはずがたり:2003/12/19(金) 12:41
<東北・北海道> 福島県

心強いねえ>村のインフラ整備はほぼ完成しており

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031219-00000120-kyodo-pol
福島県北塩原村も自立宣言 合併枠組み離脱を決定

 福島県北塩原村は19日までに、喜多方市など5市町村との合併の枠組みから離脱することを決め「村を21世紀に生きる子孫にこのまま引き継ぐ」などとする自立宣言を村議会に提出、全会一致で可決された。
 北塩原村は11月に喜多方市、熱塩加納村、塩川町、山都町、高郷村の任意合併協議会に参加していた。離脱について「喜多方市と(枠組みに入っていない)猪苗代町に隣接し、生活圏が分かれている。村のインフラ整備はほぼ完成しており、合併のメリットがない」などと説明している。
 市町村合併への今後の対応について、高橋伝村長は18日の本会議で「今の段階では言えない」などと話した。
 福島県では矢祭町議会が2001年10月に「合併しない宣言」を決議している。(共同通信)
[12月19日12時29分更新]

117とはずがたり:2003/12/20(土) 21:52
<東北・北海道> 青森県
十三湖町(金木町,中里町、市浦村、小泊村)→金木町離脱
職員四人は多いような気がするが合併破談の理由には小さい気がする。

http://mytown.asahi.com/aomori/news02.asp?kiji=5660
金木町が法定協離脱 津軽北部4町村合併
職員採用など巡り対立

 金木町議会は19日、全員協議会を開き、中里町、市浦村、小泊村とともにつくっている法定の津軽北部四町村合併協議会から離脱することで一致した。県内では、弘前市などの任意合併協から8月に浪岡町が離脱し、その後、法定協に移行する段階で板柳町が抜けた。4町村による法定の中部上北合併協は9月、上北町が離脱して解散した。合併特例法の期限の05年3月が徐々に迫る中、合併相手への不信感などから軌道修正や枠組み見直しの動きが相次いでいる。

 この日の金木町議会の全員協議会では、市浦村が来年度、新規に職員4人を採用する方針を打ち出したことに対する反発の声が出た。「厳しい財政状況で、合併すれば職員の削減は免れないのに」「合併に取り組む姿勢に違いが見られる」という意見が多数を占め、法定合併協から離脱することで一致した。

 その後開かれた4町村長の会合で、鳴海義男町長が町議会の方針を報告し、離脱を表明した。

 これを受けて市浦村は20日、小泊村と中里町は22日、それぞれ議会が緊急の全員協議会を開き、法定協の存続について対応を協議する。

 金木町は3町村の結論を見極めた上で、単独での生き残りを模索するか、新しい枠組みでの合併を目指すかを決めるという。

 金木町によると、市浦村を除く3町村には職員の新規採用の予定はなく、法定協では、合併後に職員を半数近く削減するという財政計画案が検討されていた。このため、鳴海町長は、高松隆三・市浦村長に新規採用の中止を申し入れていたという。

 これに対し、市浦村議会は16日、法定協の財政計画案について「厳しすぎる。4町村ではなく、もっと広域の枠組みでの合併を再検討すべきだ」という意見をまとめ、法定協に検討を要請していた。

 しかし、18日に開かれた法定協の会議では審議されなかった。高松村長はこの会議で「新規採用をやめなければ脱退する」という金木町の委員に対し、「今年は予期しない欠員が多く、最低限の数の職員が必要になった」と答えていた。

 同町では、9月に「十三湖町」に決まった新町の名称について、町民有志が「十三湖がある市浦村のイメージが強すぎる」などとして再検討を求める署名運動を展開しており、年内にも署名簿が法定協に提出される予定だった。

(12/20)

118とはずがたり:2003/12/20(土) 21:56
【行政改革・構造改革スレの合併情報】
http://jbbs.shitaraba.com/bbs/read.cgi/study/2246/1038805069/-283?KEYWORD=%B9%E7%CA%BB

119とはずがたり:2003/12/21(日) 20:24
<東北・北海道> 宮城県

我が侭いうなや,歌津!

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031221-00000006-khk-toh
志津川・歌津合併協決裂1カ月 住民に不安の色 宮城

 2005年3月の合併を目指す法定の「志津川町・歌津町合併協議会」(会長・佐藤仁宮城県志津川町長)が、空中分解の危機をはらみながら迷走を続けている。11月19日に「新町の事務所の位置」をめぐって協議がもつれ、続行不能と判断した佐藤町長が「流会」を宣言して1カ月。協議の再開が今月22日と決まったが、進路を阻む霧は晴れたのかどうか。人口2万人の小規模合併は正念場を迎えている。(志津川支局・吉田尚史)


<苦渋の「流会」決断>
 法定協は8月1日設置、副会長は牧野駿歌津町長が務める。これまで開かれた会合は、小委員会も含めて6回だけ。ペースが遅い上に、1カ月もの空白期間が生じた。「1カ月以上協議がない状態は極めて異例」(県市町村課)だという。

 混迷の原因は、志津川の委員に言わせると、「歌津町議のごり押し」の1点に尽きる。決裂した先月の会合では、歌津町議の委員が「新町の事務所の位置と新庁舎建設を同時に決めるべきだ」と主張し、譲らなかった。「流会」宣言は苦渋の決断だった。

<「禍根は避けたい」>
 新町の事務所位置だけではない。議員定数やまちづくりを検討する委員会の設置などについても、歌津側のこだわりは突出している。その都度、協議がまとまらず、志津川町の委員からは「合併する気持ちがあるのか」という批判が相次いだ。

 歌津町側は堂々と反論する。阿部建歌津町議会議長は言う。「対等合併といっても、志津川の人口は歌津の3倍近くで、黙っていれば志津川主導の町づくりになってしまう。合併前にきちんと歌津の住民の将来を考えておかないと、禍根を残すことになる」

 このままだと、合併特例法期限の05年3月までに協議がまとまらない恐れがあるが、阿部議長は「国に押し付けられて合併する必要はない。民意を大事にしたいし、仮に志津川が白紙撤回を言い出すなら、それはそれで仕方がない」と言い切る。

<財政破たんの恐れ>
 「正論」にも聞こえるが、ごたごた劇の末、合併しない選択肢も浮上したことに、住民は嫌気を通り越して、不安の色を隠さない。

 歌津町民からは「合併しないと、歌津は朽ちるだけだ。非現実的な要求を突き付けて合併をご破算にしたら、誰が責任を取るのか」「歌津町議の不条理な発言にがっかりした」という声が聞こえてくる。志津川町民の多くも「双方の対立点が分からない。本当に合併できるのか」と懐疑的だ。

 こうした住民の意識は、両町の厳しい財政状況に向けられている。志津川、歌津両町が合併せずに現行の行政サービスを維持した場合、08年度以降は歳出が極端に超過し、財政が破たんする可能性があるからだ。

 両町は、医療やごみ・し尿処理などを共同で運営してきた。志津川町議の1人は「行財政改革や議員数の削減を進め、合併によるスケールメリットを生かせば、財政的な危機を回避できる」と強調する。

 法定協の会長として難しいかじ取りを迫られる佐藤・志津川町長は「粛々と協議を進める」と、かみしめるように言う。小異を捨てて大同につけるのかどうか。22日の協議が大きな焦点だ。
(河北新報)
[12月21日7時4分更新]

120とはずがたり:2003/12/21(日) 20:44
<中国・四国> 愛媛県
○○市
2005.1.1伊予市, 伊予郡 松前町,中山町,双海町
★伊予地区合併協議会(法定)
※法定協議会設置(2003/7/10)
※新市名公募中(住民対象12/8〜2004/1/7)
※新市役所に,現・松前町役場←何故?
※伊予市は合併協議から離脱の意向を表明(12/18)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031220-00000006-mai-l38
[「平成」の大合併]伊予地区合併協議会離脱議案を可決−−伊予市議会 /愛媛

 1市3町で構成する伊予地区合併協議会(法定)から離脱する方針を明らかにした伊予市で19日、12月定例議会本会議が開かれ、合併協から脱退する議案を全会一致で可決した。近く開かれる合併協で、中村佑市長が正式表明し、経緯説明する。
 中村市長は本会議で「具体的協議を続ける中で、意見の食い違いが目立ち、合併特例法を活用して合併できない恐れが出てきた。信頼関係も保てなかった」と経緯を説明。閉会後の会見で、「伊予市に賛同してくれる町があったら、可能な組み合わせで合併してもいい。合併協の解散もありうる」と話した。
 同市は、松前、双海、中山の各町と05年1月の合併を予定していたが、松前町との間で意見が対立していた。 (毎日新聞)[12月20日20時42分更新]

121とはずがたり:2003/12/21(日) 22:09
<関東> 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031220-00000004-mai-l11
長瀞町との任意合併協反対を可決−−皆野町議会 /埼玉

 皆野町議会は19日、皆野・長瀞任意合併協議会に反対する議員発議を8対8(1人退場)の同数による議長裁決で可決した。また、設楽一夫町長が専決処分で一括提出した同協議会への負担金150万円など総額約4920万円(総務管理費、選挙費など)の一般会計補正予算案を反対多数で否決した。合併問題について町長と議会との不調和音が露呈した形だ。
 同協議会は6月に発足してこれまでに6回の協議を重ねてきた。しかし、皆野町は長瀞町との折半による負担金150万円の予算処置ができないまま協議を続けていた。9月議会でも議案提出できず、長瀞町から再三の催促に設楽町長は「必要が生じたら予算処置する」と答えてきた。
 設楽町長は「2月15日に町議選と合わせて実施する住民投票の結果を尊重する。これまで通り任意協議会は続ける」と話している。大澤芳夫・長瀞町長は「皆野町長の任意協継続を尊重したい。協議会は続けたい」と語った。(毎日新聞)
[12月20日19時11分更新]

122とはずがたり:2003/12/21(日) 22:13
<関東>
欠陥空港であっても空港抱えて成田は金持ちなのか?横芝は遠いと思うが栄は隣町なのにね。
富里は市制施行したのか。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031220-00000007-mai-l12
2市4町合併で、枠組み変更しない考えを改めて強調−−小林・成田市長 /千葉

 成田市を中心とする2市4町(富里市、下総、大栄、多古、芝山町)の合併問題で、小林攻・成田市長はこのほど、地元財界でつくる「空港圏周辺市町村合併促進協議会」(会長=野間口勉・成田商工会議所会頭)の公開質問状に文書で回答した。
 その中で市長は、枠組みに入っていない近隣の栄町や横芝町について「日常生活圏の一致する2市4町が最適」と、枠組みを変更する考えがないことを改めて強調した。
 編入(吸収)方式の合併については「成田市はもともと合併する必然性は高くない。編入方式はテーブルにつく前提条件だ」とした。これに対し野間口会長は「吸収でなく対等合併であるべきだ」と述べた。【山本太一】(毎日新聞)
[12月20日19時11分更新]

123とはずがたり:2003/12/21(日) 23:53
<広域合併>
行政改革スレに貼るべきか?

http://www.asahi.com/politics/update/1219/011.html
北海道に「道州制特区」 政府支援で04年度中にも

 経済財政諮問会議(議長・小泉首相)は19日、北海道の高橋はるみ知事を招き、北海道を道州制のモデルとする「北海道道州制特区」の創設について協議した。知事が構想の素案を提案したのを受け、小泉首相は「やる前提でしっかり取り組んで欲しい。応援したい」と述べ、政府として支援する考えを表明した。

 首相は「道州制特区は私が言いだした。北海道から議論が出てこないのが不思議だった」と語った。竹中経済財政相も道と連絡調整にあたる窓口を内閣府に設ける考えを示した。担当審議官を置く方向だ。

 高橋知事は道州制特区について「道が『自立への道』を歩む大きなステップ」と強調。基本的方向として、(1)道への許認可権など権限の移譲(2)道の裁量を拡大する統合補助金創設など財源移譲(3)規制の緩和(4)国と地方支分部局の一元化の4項目を挙げた。知事は会議後、「3、4年分のプログラムを作りたい」と記者団に語った。

 道州制特区は、自民党が総選挙での政権公約の中で「04年度中に創設する」としていた。 (12/19 20:15)

124とはずがたり:2003/12/24(水) 10:40
<東北・北海道> 岩手県

http://mytown.asahi.com/iwate/news02.asp?kiji=4730
西根町・安代町・松尾村が任意合併協を設置

  西根町、安代町、松尾村は22日、任意合併協議会を設けた。25日に1回目の会議を開く。月1回ペースで会議を重ね、来年3月までに将来構想などをまとめる方針だ。県内で任意協を作ったのはこれで四つ目。

  協議会には3町村長と助役、正副議長のほか、県職員や学識経験者、住民代表ら30人が加わる。事務局は西根町に置く。新自治体の将来の姿や行政サービスの比較表などを作り、話し合いの中身は「協議会だより」などにまとめ、3町村の全戸に配る。

  3町村は5月に「合併に関する研究会」を設け、9月に報告書をまとめた。西根町が任意協議会の設立を呼びかけ、安代町と松尾村は12日、これに加わる意向を示した。

(12/24)

http://mytown.asahi.com/iwate/news02.asp?kiji=4733
湯田・沢内 来月法定協移行 住民調査77%賛成

  湯田町、沢内村は、合併に関する住民アンケート結果を公表した。法定合併協議会への移行については、住民のおよそ77%が賛成した。町と村はこの結果を受けて、来年1月にも臨時議会を開いたうえ、法定合併協議会を設ける考えだ。

  アンケートは今月上旬に20歳以上のすべての町村民を対象にした。全体で87・1%に当たる5835人から回答があった。回答の中身は、どちらもほぼ同じだった。

  法定合併協議会への移行の是非を問いかけた「合併に向けてさらに具体的な協議を行うことについてどう思うか」に対して、「必要がある」が、町と村の総計で63・1%あった。

  「どちらかといえば必要がある」を加えると、肯定派は町と村で76・9%を占めた。

  「必要がない」「どちらからといえば必要がない」の否定派は、合わせて5・0%だった。「わからない」が11・9%と二けたあり、「無回答」も4・9%あった。

  湯田町と沢内村は10月末に8回にわたった任意合併協を終え、11月中に湯田町は21地区で、沢内村は15地区で住民懇談会を開いた。任意合併協でまとめた将来構想「新しい時代の『結(ゆい)によるまちづくり』」を説明し、「法定協設置について理解と賛同を求めたい」と呼びかけていた。

(12/24)

125とはずがたり:2003/12/24(水) 10:42
<東北・北海道> 秋田県

http://mytown.asahi.com/akita/news02.asp?kiji=5384
議員定数46、雄和町も了承へ/合併めぐり

 秋田市と河辺、雄和両町の間で合併後の新市議員定数について意見が割れていた問題で、雄和町は19日、「市町村合併推進特別委員会」を開き、秋田市の定数42を、新市議会では4増の46とする案を受け入れることを決めた。16日には河辺町がこの案を受け入れることを決めており、週明けにも3市町の代表者会議を開いて意見を集約し、24日の法定協議会で決定される見通しとなった。

 秋田市、河辺町と歩調を合わせる2増案の主張と、新市の議会に両町の全議員を移行させる「在任特例」適用の主張が対立し、採決の結果、「2増案」を受け入れることになった。

(12/21)

126とはずがたり:2003/12/24(水) 10:48
<九州・沖縄> 鹿児島県

大隅市:鹿屋市, 垂水市, 曽於郡 輝北町,肝属郡 吾平町
○○市:曽於郡 大隅町,財部町,末吉町

http://mytown.asahi.com/kagoshima/news02.asp?kiji=3396
新市名は「大隅市」/大隅中央合併協が決定

 鹿屋、垂水両市と吾平、輝北町で構成し、串良町が1月に加わる大隅中央法定合併協議会は22日、会議を鹿屋市役所で開き、合併後の新市名を「大隅市」と決めた。

 新市名は9、10月に公募し、合併協の新市名称候補選定小委員会が22種類、さらに5種類に絞り、この日の会議に提案した。協議では様々な意見が出て、投票で決めることになった。委員35人が投票した結果、「大隅」16、「かのや」10、「南九州」9となった。「大隅」も、あらかじめ決めていた3分の2(24)以上は得票せず、上位2種類で決選投票し、「大隅」27、「かのや」8となった。大隅は公募でも一番多く、144人が寄せていた。

 小委は大隅を選んだ理由について(1)大隅半島で最大の市になる(2)大隅半島の中央に位置し、全国的にも親しめるとしていた。

 曽於郡大隅町があるが、県合併推進室は70年当時の自治事務次官通知からみて、市で同じ、または類似の名称はないことから、問題はないとみている。

 大隅町の野間忠雄助役の話 大隅町などが合併した場合の新市名に今の町名は使わないことになっている。「大隅市」になるのはまだ先のことで、町民が戸惑うこともないでしょう。

(12/23)

127とはずがたり:2003/12/24(水) 11:00
<中国・四国> 鳥取県

http://mytown.asahi.com/tottori/news02.asp?kiji=3702
旧ダイエー鳥取駅南店の分庁舎計画
市街地活性化へ名案?

  中心市街地活性化の名案か、それとも、合併バブルに踊る無駄遣いか。鳥取市が市町村合併に向けて旧ダイエー鳥取駅南店を市土地開発公社に先行取得させ、分庁舎にする計画をめぐり、鳥取市議会で反対論が相次ぎ、鳥取商工会議所も疑問視、市民の大きな関心を呼んでいる。竹内功市長の反論は−−。(砂場 隆浩)

市長「サービス集中」
議会「過疎化に拍車」

  市の方針は、1階を分庁舎、2階を市民図書館、地下1階を書庫に改装する内容。合併で240人増と推計される本庁舎勤務職員の事務スペースを確保するだけでなく、市民サービス窓口を集約して図書館と共に鳥取駅近くに置くことで市民の利便性を向上させるという。中心市街地の空き店舗問題も解決でき、竹内市長は「一石四鳥の名案」と自画自賛する。

  市議会などの議論では(1)合併相手の職員を鳥取市に集めれば、過疎化に拍車をかける。事務は各町村庁舎で分散すべきだ(2)退職者補充を半数に抑えるなど市のリストラで恒久的な建物は不必要(3)近くにある約1万4千平方メートルの市民病院跡地にプレハブを建てれば十分……などの意見が聞かれた。

  竹内市長は「1カ所で市民サービスが完結するワン・ストップ・サービスは、絶対市民に喜んでもらえる」と強調。「分庁舎計画は合併協議会で各町村の同意を得ている。プレハブも経費がかかる」などと説明する。

    ◆   ◆

  「取得交渉は土地6億3千万円、建物2億3千万円の計8億6千万円で最終段階を迎えた」と市側が今月9日、市議会全員協議会に報告。改修費は類似ビルの例から約8億円との試算だった。今年5月、11億8600万だった土地建物の鑑定額は9月には10億6900万円と、半年足らずで1億円以上下落した。市議から「待てば待つだけ安くなるのに、なぜ買い急ぐのか」との疑問も出された。

  異議を唱えている鳥取商工会議所関係者や不動産業者らは「(旧ダイエーの店舗など)築10年以上の建造物は土地価格から取り壊し代金を差し引くのが常識」「倉吉や米子では物販ビルなどが市に無償で寄贈された例がある。建物に2億円も支払うのは疑問」と指摘する。

  土地開発公社の理事長でもある竹内市長は「合併する来年10月までに改修工事は終えたい。所有者は買収先が見つかるまで待つ経済力のある大企業(生保会社)。無償譲渡の交渉はしていないが、合併特例債を使うほか、安く買うよう公社が努力している」と力説する。

  合併特例債は、その70%を上限に地方交付税で国が負担する約束だが、だからと言って気前良く使えば「合併バブル」の恐れがある。借金に変わりはなく、財政健全化が大きな目的の合併で借金が増えるという皮肉な結果になりかねない。しかも交付税は国を経由するだけで出所は市民の財布。市長はこうした点を今後の検討で忘れてはならない。


(12/23)

128とはずがたり:2003/12/24(水) 11:12
浅口郡
 船穂町→飛び地の船穂町は倉敷市,吉備郡真備町との合併も検討,法定協議会を設置
 金光町→合併に賛成。合併先は浅口郡>倉敷市
 鴨方町→笠岡市との合併も検討
 寄島町→笠岡市との合併も検討
 里庄町→単独町制継続の意向を表明(12/9)

浅口郡,倉敷とか笠岡に分かれて解体か?

http://mytown.asahi.com/okayama/news02.asp?kiji=3831
合併に賛成/金光町住民投票

 合併の賛否を問う金光町の住民投票が21日に実施され、即日開票の結果、合併賛成が4376票と、反対の1308票を上回った。片山均町長(66)は「投票結果を尊重したい」としている。

 同町は浅口郡5町(船穂、金光、鴨方、寄島、里庄)と、倉敷地域(倉敷市など5市町)の合併研究会に所属。投票では合併に賛成か反対か、賛成の場合はどちらの地域かを選ぶものだった。

 同町は、町報12月号で住民投票特集を組み、全戸に配布して投票を呼びかけた。片山町長は「議会と十分協議して町の方向を決定したい。法定協議会の設置を議決後、合併の具体的協議を開始する」としている。

 同町は1923年10月に町制が施行されて以降、周辺の自治体と合併をして来なかったが、住民投票の結果は浅口地域との合併が2186票、倉敷地域が2088票だった。
(12/22)

129とはずがたり:2003/12/24(水) 16:27
<広域合併> 石川県
なにやら煽りの利いたページだ。
新交通システムはLRTでやって欲しいものだ。北陸鉄道と相互乗り入れしたりして。

http://www.nova-city.jp/kanazawa-b/s0212.html
大金沢の野望 「北陸州都」獲りへ

 来月、いよいよ石川新県庁がオープンする。金沢を東西に結ぶ北陸自動車道の連続立体高架道からも、その威容な姿を見ることが出来る。まるで、北陸の新しい中心地であるかのような存在感を、北陸道の利用車へ見せ付けているようである
 本当に金沢市が、将来、北陸の中心地になることができるのか?。それは金沢市が、政令指定都市を実現できるかどうかに掛かっているように思われる。金沢市が、北陸3県の中で、唯一の政令市になれば、来るべき道州制時代に「北陸州」の州都となることも夢ではないはずだ。
 石川のライバル富山にとっては、金沢市の政令市獲り、そして北陸州都獲りは、かなりの脅威となるのは間違いない。

更に、今月3日、正式に「県都政令市推進経済人会議」が設立され、その総会には、石川の経済界から約300人の参加があった。経済界が合併協議会設置著名や住民発議などの支援を行うなど、金沢市の政令市実現の為に、強力に後押ししていくことが確認されたのである。そして、人口60万都市実現を目指し、各自治体と連携を強めていくと言う。
 金沢の経済界は、かなりの本気になってきた印象がある。
 これに対して、富山の経済界の動きは弱いようだ。富山経済同友会では、「富山県の市町村合併を考える県民協議会」を立ち上げ、年内を目標に、経済界としての提言を行うと言う。
 その一環として11月24日に市町村合併シンポジュームが開けれた。

 しかし、金沢の経済界のような政令市実現を目指した積極的な活動までには、至っていないのが現状だ。年内までにまとめられるという提言にも、あまり具体的な内容にはなりそうになく、やはり富山県は、新潟市・金沢市などから、大きく取り残されて行きそうな気配である。
 金沢市自体は、野々市町に続き、鶴来町などの白山麓村からも合併協議を断られ、更に津幡町・内灘町からも否定的な意見が伝えられている。決して先行きは良くない

県庁移転後の新交通システム導入時期が焦点となりつつある。新県庁周辺には、既に新交通システムの駅舎用スペースも確保されている。

130とはずがたり(1/2):2003/12/24(水) 16:29
<広域合併>

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ishikawa/kikaku/050/1.htm
衆院選「液状化する民意」争点の潜在
(1)地殻

二の足踏む政治家 道州制と市町村合併
紅葉の白山を映す湖面の下には、白峰村の古い集落が眠っている。上水道の全県使用量十六・五か月分に相当する二億立方メートルの水がめ「手取川ダム」が着工されたのは、一九七四年の冬だった。

 「国や県のために我慢して受け入れた」と感じる村人は今も少なくない。四十五キロ先の能登島町まで水を送り込む巨大な構造物は、二百余世帯を水没させ、過疎化に拍車をかけた。着工前二千八十五人いた村人は金沢市などへ流れ出し、完成した六年後には千三百九十六人になっていた。

 それから三十年近くたった昨夏、村は再び大きな悩みを抱えた。財政再建を目指す国が推進する市町村合併。一般会計二十億円余のうち、自力予算は一億数千万円という村にとって、それは不可避の道だった。

 村議会は人口流出先の金沢と組むつもりでいた。しかし行動を共にしていた鶴来町が決めたパートナーは松任市。村は金沢との合併を断念した。

 ダム着工の年、県の要請に応え、東京から家ごと引っ越して来たゴム製品製造業者がいた。父親から経営を引き継ぎ、八年前に村議になった陰山哲哉(56)は「展望を示す人がいない。国のために合併してやっているようなもの」と割り切れない。五十人の村職員削減で家族ら百五十人以上が村を去るとみる。産業は衰退、流出が加速。小さな村だからこそ悪循環は避けがたい。陰山に嫌な予感がよぎる。「ダムの時より悲惨なことになるかもしれない」

    ◎

 七月七日、能登空港開港当日の朝。押水、志雄両町の幹部らが、七尾市内で国会議員に詰め寄っていた。「しこりが残らないよう、(合併推進派に)働きかけてほしい」。羽咋市との合併協議会設置を問う住民投票が迫っていたのだ。議員はひたすらたばこをくゆらせて聞いていた。ようやく火を消して出た言葉に幹部は耳を疑った。「県に話してみる」。幹部は「筋違いだ」と首を振った。議員は黙り込んでしまった。

 議員は結局、何もしなかった。幹部は吐き捨てる。「合併は国会で決めたんじゃなかったのか」

 合併を促進する地方分権一括法案が国会で成立したのは九九年七月。県内では十地域(三十二市町村)で合併がまとまった。だが、「自主的な合併」という基本理念と、現実の“合併パズル”のすき間からは、国会議員に対するいらだちがなお漏れ出す。

    ◎

 「野々市町と金沢市の合併実現町民の会」事務局長だった同町、井上陸生(61)の怒りは収まらない。「自治体の能力が高まれば、国会議員の権益は下がる。だから合併に及び腰。もう彼らに期待はしない」

 金沢市と対話しようともしない町の対応に素朴な疑問を感じ、会を作った。昨年九月、町の公民館で集会を開くと一区の国会議員が出席した。「町は冷静になって話し合った方がいい」。そんな発言に、流れが変わると期待が募った。

 しかし、議員の動きはなかなか伝わってこない。地元議員の横やりが入ったという嫌なうわさも耳にした。「熱弁はパフォーマンスだったのか」。今春の統一地方選では合併推進候補が敗れた。機運は一気にしぼんだ。井上の心の中では、政治へのあきらめと不信感が交錯したままだ。

131とはずがたり(2/2):2003/12/24(水) 16:32
<広域合併> 北陸

金沢JC…金沢出遅れを危惧
富山県…北陸+新潟→地勢的中心は富山へ
新潟県…北陸+信越→「権限移譲がスムーズ」

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ishikawa/kikaku/050/1.htm<続き>

 ◆道州制と市町村合併 “地盤沈下”に危機感

 〈私の名前はサトウ、現在三十五歳。金沢市は単独市制を貫いて、かつて日本海側の雄と言われ五十万人近くいた人口も、今では三十九万人に激減した〉〈妹(27)は政令市新潟に嫁いでいて、ここには寄りつかない〉〈道州制が敷かれ州都が新潟に移ってからは、旧県庁は北陸州石川支所に格下げになった〉

    ◎

 これは金沢青年会議所(JC)がホームページに掲載する『差出日二〇三〇年四月一日 未来からの手紙』の要約である。想定によれば、二五年に北陸州が誕生。国の出先機関はすべて州都・新潟に移動し、金沢の人口減少を尻目に、新潟と富山両市は政令市へと成長している。単なるフィクションだが、作成メンバーの危機感はリアルだ。「県や金沢市は遅れている。このままでは他県の構想に組み込まれる」

 新潟市は実際、十二市町村との合併で七十万人超の政令市を目指し、富山市も金沢と肩を並べようとしている。そしてJCの危機感を裏付ける地殻変動の予兆がすでに現れ始めている。

    ◎

 今年三月、富山県は八十五ページの冊子「越の国構想研究調査報告書」を公表した。約二年をかけ、新潟を含む北陸四県を「越の国」と位置づけ、道州制移行を検討してきたのだ。報告書は「四県の真ん中になることで有形無形の効果がある」としている。新潟県も同じ月、類似した報告書を発表し、長野も含めた北信越五県の合併が「権限移譲がスムーズ」と結論づける。

 道州制論議は他地域でも活発だ。青森、秋田、岩手の北東北三県職員らで作る研究会も今年、道州制の報告書を出し、今月から課長クラスを集めた会議が始まる。北海道も道州制をモデル特区として政府に申請した。道州制は絵空事ではなくなってきている。

 JCのメンバーは「新潟も人口規模でリードして州都になる狙いがある。県民挙げて考えなくてはならない課題だ」と訴えるが、石川県の動きは鈍い。道州制を扱う作業部会が発足したのは今年四月。課長ら十三人が月に一、二回話し合うが、〇五年三月までに結論を出すと悠長だ。行政経営課では「枠組みを設定すると周囲が一喜一憂する。安易に設定できない」と慎重な構えを崩さない。

    ◎

 道州制の発想は終戦直後からあった。六五年には、首相の諮問機関である地方制度調査会の答申に基づき、都道府県合併特例法案が国会に提出されたが、廃案になった経緯もある。

 八〇年代から下火になっていた論議が今、市町村合併を引き金に、息を吹き返し始めた。民主党は十―十二道州制を公約に掲げ、自民党も北海道を手始めに道州制を広げたい考えだ。

 スケールこそ異なるが、それぞれの思惑と財政再建が絡む構図は市町村合併と酷似している。地殻変動の序曲は始まっている。しかし楽譜は見えてこない。地域を一変させる大組曲が不協和音に満たされない保証はどこにもない。

                    (敬称略)

132とはずがたり:2003/12/24(水) 16:38
<広域合併> 北陸

福井はやはり関西に傾斜しているのだな。
石川・富山・新潟・長野で県都は上越市か?
ほくほく線の新幹線転用プランなどもある

http://www.nova-city.jp/niigata-b/s0304.html
新潟政令市誕生! 将来性の死角

近年、都市基盤整備が進む新潟市。政令指定都市昇格が実現した後、新潟市はどこへ進むのでしょうか。全国的に市町村合併が進むなか、合併特例法の期限である2005年以降、今度は都道府県の再編成が議論されるものと考えられる。
 都道府県の再編成でも、基本的には地元の適切な判断とするだろうが、実際には、国からの行政指導が行われるものと思われる。市町村合併の際にも、国は各都道府県に対して、市町村合併パターン案を強制的に策定された事からも、今度は国が各都道府県の再編パターン案を示してくるものと考えられる。
 北海道・東北・関東(首都圏)・中部(東海北陸)・関西・中国・四国・九州地域に対して、北陸・北信越は、エリアとして確立していません。北信越各県が、それぞれ関東・中部・関西などと緩やかに繋がっているケースが見受けられます。エリアを確立するのかどうか、国からはその点も再編パターンの複数案として示されるでしょう。勿論、都道府県の再編に不参加のケースは、今の市町村再編と同じように、財政的なペナルティを受けることになると考えられます。
<各県庁の都道府県再編に関して>
・新潟県→南東北・北関東・北陸などを想定し、今後検討
・長野県→具体的な内容はまだない
・富山県→新潟も含めた北陸4県による「越の国」構想
・石川県→新潟を含まない北陸3県による「北陸州」構想
・福井県→「関西州」構想に傾斜
新潟県の動向が気になるところだが、金沢市では早くも新潟市の「北陸州都」化を警戒する動きがある。新潟市を引き合いに、地元の地固めが目的であろうが、果たして本当に新潟市は脅威なのか?また"北陸州都"を狙えるのだろうか?。

 新潟県の高速道路共用区間は、北海道に次いで全国2位。それだけ高速網は発展しています。北陸へも全線4車線で整備済みです。あとは、北陸へ延びる高速鉄道が必要になるでしょう。北陸新幹線が、上越経由になったことから、上越新幹線との接続を何とか図りたいものです。そこで、上越から越後湯沢へ抜ける"ほくほく線"を活用することを、早急に検討する必要がある。
 北陸新幹線開通以後の構想で、"ほくほく線"のミニ新幹線構想は既にある。この構想は、東京から上越方面のアクセス用に考えられたのだが、新潟市から北陸へのアクセス用として整備する方が、新潟市・新潟県にとっては有利ではないだろうか。

133とはずがたり:2003/12/24(水) 16:41
<広域合併> 北陸

http://www.c-crews.co.jp/gnext_express/news/back/0308/030825_10.html
「越の国」道州制提案/4県協力/電子政府実験も視野 -2003/08/25-

古来「越の国」として深いつながりを持つ福井、石川、富山、新潟の北陸4県は、連邦型道州制で統合すべき−。富山県は北陸4県の将来像として、基層にある「越の国」のフレームを“復権”することにより、環日本海交流や日本海国土軸の中枢拠点としてのブロック機能をアップしていくべき、との試案をまとめた。地理的に細長いことから、各県の独立性を維持しながら、州都も機能分散する分都型とすることを提案している。

県が「越の国構想研究調査」としてまとめた。

それによると、北陸3県(福井、石川、富山)では最小ブロックだが、新潟を加えた4県による越の国ブロックでは、名目GDP(域内総生産)が世界19位、人口で世界64位と、四国を上回り北海道に匹敵する規模になるなどと指摘。

4県が越の国として一体化することは▽適度な規模の都市と豊かな自然との融合で、新しい21世紀のライフスタイル像を提示するとともに過度な都市人口を受け入れる▽環日本海交流など、地理的な特性を生かした拠点性の向上▽日本の文化・経済を活性化するとともに多様性をもたらすなどの意義を持つという。

そのうえで4県を1つの州に統合することを提案している。統合方策としては、従来の県に権限を残した連邦型道州制が現実的であるとしている。州都も分都型にし、分都オフィス間の広帯域通信網を活用する。ブロードバンド・ネットワークにより可能であり、4県協力の第1ステップとして電子政府と絡めた実験も考えられるという。

県ではこの調査結果を、今後「県のあり方研究会」などの場での検討資料として活用していくことにしている。

2003.08.21 日刊建設通信新聞

136とはずがたり:2003/12/24(水) 16:51
<広域合併>
煽り文句特集

>>133
北陸3県(福井、石川、富山)では最小ブロックだが、新潟を加えた4県による越の国ブロックでは、名目GDP(域内総生産)が世界19位、人口で世界64位と、四国を上回り北海道に匹敵する規模になる

>>134
道州制の導入について石井正弘・岡山県知事は「中四国州が実現すれば経済規模はオランダ程度になり、これまで国に依存してきた景気・雇用対策などを独自に展開できるようになる」とメリットを強調。加戸守行・愛媛県知事もこれに強く同調した。
高須司登・中国経済連合会会長は「私見」と前置きしたうえで、人口が約1200万人と東京都に匹敵する規模になり「東京の一人勝ちを許さない地方行政を期待できる」と述べた。

137とはずがたり:2003/12/24(水) 22:40
<広域合併>

北東北ではなく東北6県で東北州を目指すのね。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031224-00000066-mai-pol
<北東北3県>道州制導入を目指す 3知事会談で合意 

 青森、岩手、秋田の北東北3県の3知事が会談し、都道府県制に代わる新たな地方制度として、道州制を目指すことで合意した。この場合、東北6県が一つのブロックとして「東北州」を形成すべきだとの意見でも一致。3知事は今後、道州制導入の起爆剤とするため、青森、岩手、秋田の3県合併を含め、既に実施している「連携」を「機能分担」にランクアップし、県民意識の醸成を図る。

 道州制を巡っては、小泉純一郎首相が北海道で道州制特区を創設することを打ち出すなど機運が高まっており、3県の活動は政府や全国の自治体に影響を与えそうだ。会談は19日、東京都千代田区の毎日新聞東京本社で行われ、増田寛也(岩手)、寺田典城(秋田)、三村申吾(青森)の3知事(就任順)が出席した。

 北東北3県は97年から毎年、知事サミットを開催。シンガポールなど国内外の都市に合同事務所を開設したほか、今月はミニ公募債を共同発行。来年1月には産業廃棄物税を同時導入するなど、今年度だけで3県の共同事業は60件を超える。

 今後、医療なら秋田県は「脳」、岩手県は「循環器」などと分担して全体で医療を強化する機能分担に取り組む。空港や研究機関などの分担も検討する。産廃税については宮城県も来年度からの導入を決定しており、連携は東北全体に広がりを見せ始めた。

 増田知事は「次のステップは連携から一歩進めた機能分担。共同事業を積み上げ、道州制を政府に認めさせたい」、寺田知事は「まず北東北3県の合併を目指す。その後の道州制は地方制度として必然的な姿だと思う」、三村知事は「私は基本的に道州制論者」と語った。「知事が問う」取材班

 道州制 都道府県を「道」や「州」に再編し、全国を7〜12ブロックに分ける制度。1957年、国の第4次地方制度調査会が全国に7〜9の「地方」を置くことを提案するなど、以前から議論がある。70年ごろには、関西経済連合会や日本商工会議所も相次いで提案した。近年、地方分権の流れを受けて、改革派知事らを中心に道州制論議が高まっている。ただ、道州のブロック分けや権限、財源などについてさまざまな提言があり、具体的な内容は必ずしも明確でない。(毎日新聞)

138とはずがたり:2003/12/28(日) 11:46
<東北・北海道> 岩手県

http://mytown.asahi.com/iwate/news01.asp?kiji=4759
3市町村の枠組みか 盛岡合併、改革がカギ

矢巾町の住民懇談会。川村町長と住民との間で活発なやりとりが交わされた=矢巾町農村環境改善センターで
 盛岡市など6市町村の合併問題は、中核市を目指す谷藤裕明・盛岡市長が、来年2月にも任意合併協議会を設置することを呼びかけ、ようやく進展しそうな様子だ。今のところ、3市町村が参加に意欲を見せているが、その行方は不透明だ。行政サービス向上を求める民意と厳しい財政事情とのはざまで、任意協に参加するか否かの決断に揺れ動く、5町村の事情を探った。(清水康志)
    ◇    ◇
 「昨年のアンケートでは町民の半数以上が合併反対なのに、任意協に参加しようとする理由は」

 「盛岡市民は本当に合併したいのか。町民の意見だけでは、合併の是非を判断できないのでは」

 21日午前、矢巾町の農村環境改善センターであった住民懇談会。参加した70人の町民から、盛岡市との合併問題について活発な意見がとんだ。

 川村光朗・矢巾町長は「任意協に参加して議論した方が、分かりやすい情報を提供できる。合併の是非は、改めてアンケートを実施し、皆さんの判断を仰ぎたい」などと述べ、任意協への参加意欲を色濃くにじませた。

 玉山村議会でも17日、一般質問で盛岡市との合併を巡るやりとりがあった。

 「村長はこれまで合併に慎重だったはず。真意をうかがいたい」

 「合併するしないは別として、具体的な情報を示すためには、任意協参加の意味はある」

 工藤久徳・玉山村長は合併参加に前向きな考えを示す一方、「1月に住民の意見を聴いてから決める」と、慎重な態度も見せた。

    ◇

 谷藤市長が、周辺5町村長に対し、任意協「盛岡地域合併問題協議会(仮称)」への参加を呼びかけたのは12月中旬。来年1月30日までに回答をもらい、賛同した町村と2月にも任意協を立ち上げ、特例法期限内(05年3月末)の合併を目指す構えだ。

 谷藤市長の要請を受けた各町村の反応は、参加に前向きな矢巾、玉山の2町村と、否定的な滝沢、紫波、雫石の3町村に二分された形だ。

 中屋敷十・雫石町長は19日の住民懇談会で「合併前提の任意協への参加は、見送りたい」と参加見送りを表明。

 藤原孝・紫波町長も「合併しようという町民は少数派だろう」と話し、回答を2カ月先に延ばした。

 柳村純一・滝沢村長は「対等合併なら別だが、吸収合併では議会の理解が得られない」と語る。

 現状では、任意協は盛岡、矢巾、玉山の3市町村の参加にとどまる可能性が高い。だが、参加に賛成とは言っても、矢巾町と玉山村は、任意協を合併の是非を含めて議論する場にしたい考えで、そのまま法定協に移行できるかどうかは未知数だ。

    ◇

 参加を見送りそうな3町村の「強気」の裏には、盛岡市と比べて良好な財政事情がある。

 財政硬直化の度合いを示す経常収支比率で比べると、紫波町が74・5%と最も良く、雫石町、矢巾町、滝沢村の順で続く。一般財源の総額のうち、過去の債務の返済に充てられる額の割合を示す公債費負担比率でも、滝沢村の15・1%が最も良く、矢巾町、紫波町、雫石町の順に続き、盛岡市は最も悪い。

 これまで、町村長が合併に慎重だったのは、盛岡市の行財政改革が遅れていたからだ。しかし、最近は「新しいことに取り組む姿勢はいい」などと、交代した谷藤市長による新市政を評価する声も出始めている。「形になるまでは、時間がかかる」(柳村村長)との、厳しい見方も依然あるが、谷藤市政の改革の成否が、広域合併の行方にも影響しそうだ。

(12/28)

141とはずがたり:2004/01/04(日) 21:40
<中国・四国>
>>120
かなり露骨な松前町外しだが松前町はどう見ても地理的に北寄りなのに市庁舎をぶんどれたのかね?

http://mytown.asahi.com/ehime/news02.asp?kiji=3149
伊予地区合併協 伊予離脱に強い非難

  伊予市、松前町、双海町、中山町の1市3町が参加する伊予地区合併協議会が26日、伊予市内で開かれ、伊予市の合併協からの離脱報告を了承した。 しかし、合併協議で主導権を失いかけていた伊予市の突然の離脱に、松前町側から 「公式な場での議論などのプロセスを経ず、一方的に決めたのは暴挙だ」 など非難の声が相次いだ。

  この日の協議会は、離脱を決めた伊予市が呼びかける形で急きょ開かれた。 4市町の委員29人が全員出席し、傍聴席も70人で満席となった。

  伊予市側から 「信頼関係が築けなかった」 などの理由が述べられると、松前町側の委員から批判が続出した。 「意見の相違は職員レベルの素案の段階のもの。 なぜ議論せずに離脱を決めたのか」 「唐突な離脱こそ住民を無視している」 などと厳しい声が上がった。

  伊予市側は 「職員レベルで意見の合わないものを協議会にあげても時間の無駄になる」 「(松前町とは)根本的に合併に対する考え方が違う」 などと話し、議論はかみ合わなかった。

  一方、中山町議会は同協議会終了後、特別委員会を開き、同協議会からの離脱を決めたうえで、伊予市、双海町と1市2町での合併方針を確認。 双海町議会も特別委員会で中山町と同様の合併方針を確認した。 伊予、中山、双海の1市2町は合併準備補助金の申請期限である来年1月上旬にも、新たな任意合併協を立ち上げるとみられる。

  伊予市の合併協離脱について、加戸守行知事は 「合併協議会での議論を俎上 (そじょう) に載せた上で決裂ということはあり得るが、水面下の様々な話の中でやめたという今回の対応はいかがなものか。 あまりにも唐突という感じを受けた」 と話した。


この1年間の議論は何だったのか
白石勝也・松前町長に聞く

−−伊予市の決定に対する感想は

  「意見の食い違いはあるが乗り越えて一緒にやろうと協議会を立ち上げた。 伊予市は離脱理由を 『根本的に(手法などが)違う』 というが、これでは何のために長い下準備をしてきたのか分からない。 この一年間の議論は何だったのか」

  「事務形式を巡る意見の相違は分かるが、協議会の根本を否定するような意見を言われてしまうと、偽りで協議を進めてきたことになる。 職員はあくまで職員。 職員間の意見の相違だけで離脱を判断される伊予市の態度は納得できない」

−−松前を除いた3市町で合併する約束があったという声もあるが

  「仮に協議会をやりながら裏でそのような話し合いをしていたという事実があるのなら私は許せない。 うわさで判断できるわけではないので、我々は協議会の場で話し合ってきた」

−−今後の方針は

  「納得はできないが議会が離脱を議決した以上は仕方ない。 特例法の期限は決まっているので松前町としてどういう生き方があるのか年明けから考えたい」

(12/27)

142とはずがたり:2004/01/06(火) 00:52
<県名変更>
結構難しいんだねえ。

http://www.mainichi.co.jp/news/flash/seiji/20040106k0000m010053002c.html
田中康夫知事:長野県を「信州」に 県名変更を検討

 田中康夫・長野県知事は5日、職員への年頭あいさつで、「長野県」から「信州」へ県名変更を検討する考えを明らかにした。観光面では長野より信州の方が知名度が高いことなどが理由で、特区制度で「名称変更特区」申請するなどの形で「信州」を目指すという。

 人工ぼうこう手術のため入院中の田中知事は、ビデオ映像で職員にあいさつ。その中で、「観光パンフレットでは信州という言葉が使われても長野県という言葉が使われることは少ない」と観光面での県名変更の効果を挙げた。道州制の議論にも触れ、「長野県は、(県内で広域連合をつくる)10の地域がそれぞれ共和国を構成する『信州』という『州』であることを、全国に広く宣言していくべきだ」と述べた。

 地方自治法によると、都道府県の名称変更は、県民投票で過半数の同意を得たうえで特別法を国会で制定する必要がある。総務省自治行政局は「特区で変更しようとしても、県民の合意を得る手続きを経ていないし、他県への影響も大きいので実際問題としては難しいだろう」と話している。【藤井裕介】

[毎日新聞1月5日] ( 2004-01-05-21:45 )

143しょむ研水泡:2004/01/06(火) 08:55
>>142
 個人的には「信州」「信州県」よりは「信濃州」にしてもらいたいかな〜。
名称変更については特に反対しませんが、一極集中と過疎部潰しを招く道州制
推進の引き金になりはしないかとちと心配。

144とはずがたり:2004/01/06(火) 11:02
行政区画名の「県」を「州」に変えることは出来るんですかね?
しかし個人的には私も信濃の方がいいですねえ。信濃県?
本音の所では選択と集中で周辺部の過疎地を衰退させて,妙に発言力の強く過剰な税金ばらまけとうるさい周辺部の力を削ぐためにも道州制推進を,と思ってます。

145しょむ研水泡:2004/01/06(火) 21:55
 しかし道州制だとベース漫談家「はなわ」よろしく茨城などは”東北扱い”
されて住民税ばっか吸い上げられるだけの地域になる気が・・・。
 国会議員と地元の癒着を立つには選挙区をでかくして、更に小選挙区制を
絡ませない比例代表制にして癒着と当選の因果関係を絶つのが有効かと。それ
と勿論企業団体献金の全面禁止。禁止が法制化される前に自主的に受け取らない
という態度を貫いてほしいもんです。企業団体献金を受け取りながら癒着打破
をいうなど強姦犯が性道徳を説くようなもの(眞悟っぽい例えがイヤ〜ン)。
 余談ですが「さわやか福祉財団」理事長で弁護士(元検察官)の堀田力氏は
著書の中で「小選挙区制だけが癒着と腐敗を断ち切る唯一の手段」「企業献金
禁止は政党潰しの陰謀」と宣ってたのを読んで彼への全面的支持を辞めました。
彼が裁いたロッキード事件はまさしく企業献金に絡む事件だっつーに。(^^;)

146とはずがたり:2004/01/06(火) 23:26
東北扱いされている地域は搾取されているのではなく自民党政権下では都市部からの富を吸い上げる搾取する側に立っています。
誰も通らないのに立派な道路をばんばんつくって,その建設費のおこぼれを貰う代わりに票を提供する。都市はインフラ不足に喘ぎながら税金を地方に取られてしまう。
地域のカネを出来るだけ地域に還元するという意味で寧ろ道州制は好ましいと思われます。
水泡さんがいうカネの流れは都道府県内から道州内へ移るとという面を見ているようですが,むしろ私は国のカネが道州へ移譲されることの方を重視してます。

147とはずがたり:2004/01/07(水) 10:20
>>142-144
なにやら既に縄張り争い。。

http://www.asahi.com/politics/update/0106/002.html
「信州」への改称めぐり閣僚から賛否

 長野県の田中康夫知事が県名を「信州」に改めるよう検討していることについて、6日の閣議後の記者会見で、賛否両論が相次いだ。金子構造改革特区担当相が「良いんじゃないか。検討に値する」と評価する一方、麻生総務相は、同知事が念頭においている県同士の合併による道州制の論議に関連して「知事は道州制の本来の意味を正しく理解しておられないんじゃないか」と批判した。

 田中知事は、長野県を「自治体名称変更特区」としたうえで名称を変更する考えを示している。金子担当相は、特区への申請があった場合、「検討したい」と発言。その理由として、長野県は全域がかつての信州であることを指摘。「『信州県』と、県なんてつけず、『信州』だけのほうがいい」と逆提案した。

 一方、麻生総務相は、田中知事が「道州制が育まれる前から、信州であることを全国に宣言すべきだ」と述べたことを踏まえて、「道州制の話は本来、機能、効率を考えて出てきたと思うが、名前だけの話になっていると感じる」と批判した。福田官房長官は「それは長野県のお考えだと思う」と述べただけだった。

 地方自治法の規定では、県名を変更する場合、県名変更のための個別の法律を制定する必要があるため、総務相が担当閣僚になる。構造改革特区で県名変更を行う場合には、構造改革特区法を改正し、地方自治法の特例規定を設けることになり、構造改革特区担当相が担当閣僚になる。

(01/06 13:19)

148とはずがたり:2004/01/07(水) 15:28
<広域合併> 首都圏連合・神奈川県

http://mytown.asahi.com/kanagawa/news02.asp?kiji=4956
首都圏連合 担当課長、庁内公募へ

  松沢成文知事は6日、今年4月の定期異動でとりくむ新しい県の人事制度を発表した。県庁内で公募する職種に、「首都圏連合」構想の担当課長など所属長も加える。(1)観光振興(2)ペイオフ解禁対策(3)県産木材の利用推進の担当については「専門性が強く求められる分野」として、民間から登用する方針だ。

  県庁内で公募する職種は、主幹級以下のものに限っていた。新たに公募する所属長は、地区行政センターの所長(地区は未定)と、ボランティア団体を支援する県民活動サポートセンター所長、「首都圏連合」構想や羽田空港の「神奈川口」構想に取り組む企画部分権・広域連携担当課長の3人。小論文と知事らの面接で審査する。

  知事は「限られた予算と人員でより複雑・高度化する行政課題に対応するには、職員のやる気が第一」と述べた。

  また、職員本人の求めに応じて降格を認める「希望降任制度」も、予定通り今年4月の定期異動から始める。


(1/7)

149とはずがたり:2004/01/07(水) 15:30
<中部> 新潟県
頑張れ新津!

http://mytown.asahi.com/niigata/news02.asp?kiji=5416
新潟市周辺 12市町村で政令市目指す

 日本海側初の政令指定都市を目指して合併の話し合いをしてきた新潟市など13市町村の首長らが6日、新潟市内のホテルで意見交換会を開いた。法定協議会の設置議案が議会で唯一、否決された新津市の湯田幸永市長は、合併枠組みからいったん離脱すると正式に表明した。

 ただ、新潟市の篠田昭市長は、今週中にも湯田市長が進退を判断するだろうとの観測を示し、「湯田市長には新しいかたちで民意を問うていただいて、できるだけ早く仲間に戻っていただきたい」などと語った。

 意見交換会では、新津市を除く12市町村で月内に法定協を立ち上げ、年度内に合併の議決を得ることで合意した。

 首長らは終了後に平山征夫知事を訪ね、12市町村で合併を進める旨を報告した。平山知事は「新津市の離脱は残念だが、12市町村で70万都市になれば、日本海側唯一の政令指定都市ができるのでしっかりがんばってほしい」と応援の姿勢を示したという。
(1/7)

150とはずがたり:2004/01/08(木) 20:15
<東北・北海道> 山形県

強気〜!

http://mytown.asahi.com/yamagata/news02.asp?kiji=4621
庄内南部・合併で新市名に言及
「鶴岡市以外ありえない」

  富塚市長、町村離脱を容認

  庄内南部地区合併協議会の今後の運営方針について、鶴岡市の富塚陽一市長は7日、新市名は「鶴岡市以外はありえない」と明言したほか、合併機運が乏しい町村の離脱を容認し、離脱後に合併を再提起された場合は「編入合併」で対応するとの考えを明らかにした。

  市議会全員協議会で説明したもので、新市名の決め方で行き詰まれば全7市町村による合併は見送り、新「鶴岡市」でまとまる町村だけで取り組む考えを明確にした。

  合併協は18日に次の会合が予定されている。会長である富塚市長のこうした発言について、合併協メンバーのある市議は「鶴岡は『鶴岡市』でいく。町村側に反発も出ようが、同意するか否か、最後通告の意味だ」と話した。

  富塚市長は、合併の機運が乏しい町村について「合併促進の働きかけは控える。町村が(いったん離脱した)事後に合併を望んでも、新市の仕組みが出来かかっており、はなはだ無理で、認めるとしても『編入方式』によるほかないことを明確にしておきたい」と述べた。

  合併協では、新市名の決め方をめぐって公募方式を望む町村がある。富塚市長は、公募について「市民との懇談会では『鶴岡市』でなければ反対だという空気。今さら公募で名称を探査するため資金や労力を費やすまでもない」と指摘。

  「9万のはがきをだしても返ってくるのは5千とか。サイレントマジョリティー(物言わぬ大衆)を判断するのは難しい」とも話し、公募方式を否定した。

(1/8)

151とはずがたり:2004/01/09(金) 03:01



<中部>山梨県 >>42 >>48

峡北5町(市川大門、鰍沢、六郷,三珠、増穂町)―三珠,増穂(南アルプス市へ)離脱→峡北3町(市川大門、鰍沢,六郷町)―市川大門離脱へ(三珠と合併目指す)→峡北3町(鰍沢,六郷町)―道路が繋がってないなど地域圏異なる→解散へ(六郷は市川大門,三珠と合併目指す。鰍沢は増穂との合併を望も増穂は南アルプス指向で鰍沢が宙に浮く。)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040108-00000007-mai-l19
[市町村合併]峡南北部、破たん /山梨

 峡南北部3町(市川大門、鰍沢、六郷町)の任意合併協議会から市川大門町が離脱を表明後、2町での合併を目指していた鰍沢、六郷両町は、7日までに合併を断念した。任意協は14日に解散の予定で、当初、3町と三珠、増穂町の計5町で任意協を設置した同地域での合併枠組みは、振り出しに戻ることになった。
 鰍沢、六郷両町は市川大門町の離脱表明に前後して、合併に関する住民説明会を実施。双方とも、文化圏の違いや2町を直接つなぐ道路がないことなどを理由に、2町による合併枠組みを疑問視する声が強かった。このため、両町は先月29日に町長、議会代表で会合を開き、合併協議の停止を確認した。
 鰍沢町は増穂町に合併協議を申し入れたい意向だが、増穂町では8日にも南アルプス市から、両市町の任意協設置受け入れの回答を得る予定で、鰍沢町の合併問題は宙に浮く格好となる。
 一方、六郷町は町議会の同意を得て、三珠町との合併を目指す市川大門町に合併を申し入れる方針だ。【宇都宮裕一】(毎日新聞)
[1月8日19時43分更新]

152とはずがたり:2004/01/09(金) 03:13
<九州・沖縄>

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040108-00000002-mai-l45
[トピックス]自治体、合併巡り動き加速 4地域で法定協 /宮崎

 ◇厳しい財政「自立」に疑問も
 ◇えびの、串間など「合併せず」
 来年3月末までの市町村合併に適用される、財政上の優遇措置などを定めた「合併特例法」の期限が迫ってきた。県内でも昨年末以降、法定合併協議会設置を決めたり、逆に「単独自立」を表明する自治体が相次ぐなど動きが慌ただしくなっている。合併問題の現状をまとめた。【谷本仁美】
 県内で設置された法定協は現在、宮崎市・高岡町▽宮崎市・佐土原町▽東臼杵南部(諸塚、北郷、西郷、南郷4村)▽東児湯(木城、都農、川南、高鍋4町)の四つ。さらに、宮崎市・清武町▽都城市・山田町・高崎町・高城町・山之口町――の設置が決まっている。
 任意協から発展したケースが多いが、宮崎市と清武町は首長同士が設置で合意。同市は高岡町、佐土原町とも別個に法定協を設けており、今後、共通のテーブルを用意する考えも示している。
 一方、えびの市▽串間市▽綾町▽三股町▽北郷町▽南郷町▽椎葉村▽西米良村の8自治体は、首長らが「合併せず」、または「自立の道を模索する」考えなどを表明している。
 いわゆる「昭和の大合併」で合併が進んだ宮崎では、合併後に寂れた地域があるなど「功罪」を経験している。首長自身の判断も揺れ、ある町長は法定協設置を決めたものの「どの自治体もできれば合併したくない。だが、国の財政状況を考えると『ベター』な選択をしなくてはならない」とジレンマを話す。
 県は「住民への情報提供のため」として法定協設置を呼びかけるが、合併に消極的な町長は「(税源移譲など地方分権を進めるための)国の三位一体改革もどう進むか分からない中で、合併を検討することはできない」と否定的だ。
 合併問題のキーワードに「財政」がある。県内44市町村の財政力は高いとはいえず、県がまとめた「みやざきの市町村」によると、01年度の財政力指数(1に近いほど財源を国に依存していない)は宮崎市で0・625。「自立」を模索する自治体も、三股町0・339▽椎葉村0・150▽西米良村0・114などと低く、県は「財政的に自立できるか疑問」と厳しい見方を示す。
 もちろん、合併の是非を判断する材料は財政だけではない。街のグランドデザインが問われるが、首長が明確な考えを示しておらず「住民の意思を尊重したい」と言う自治体でも、住民説明会を開いていなかったり、開いても参加者が少ないという状況があるようだ。
 議会が法定協設置を否決した門川町では、住民発議で設置を目指す動きが出ている。首長や議会の判断を求めるだけでなく、住民自身が合併問題を真剣に考える意識改革が必要だろう。
 (この記事には図「法定合併協議会の設置状況」があります)(毎日新聞)

153とはずがたり:2004/01/09(金) 03:17
<中国・四国>

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031230-00000005-mai-l32
新市「雲南市」発足へ 大原郡3町と飯石郡3町村の6町村長が県に要望 /島根

 雲南6町村合併協議会をつくる大原郡3町と飯石郡3町村の6町村長は26日県庁を訪れ、新市「雲南市」発足に向けて課題となっている、建設予定の尾原ダム湖公園(仮称、仁多・木次町)の整備と管理を県の責任で行うことと、県の木次合同庁舎(木次町)を新市庁舎とすることが可能かどうか検討を澄田信義知事に求めた。
 同公園は県立公園とするか方向性が出ていない。また、新市の庁舎位置は、前日の合併協で木次や大東町内など四つの候補地に、木次合庁周辺を加えてはどうかという意見が小委員会から報告され、検討をすることになった。
 澄田知事は公園については、「核となる施設の管理、整備については県が責任を持ってやる」といい、庁舎についても「前向きに検討したい」と答えた。 (毎日新聞)
[12月30日20時21分更新]

154とはずがたり:2004/01/09(金) 12:36
<中国・四国>

http://mytown.asahi.com/yamaguchi/news02.asp?kiji=3636
小野田・山陽の合併問題/住民投票を告示

  1市1町で公式な合併協議が進んでいる小野田市と山陽町で8日、住民投票が告示された。宇部市と楠町を含む隣接の2市2町による法定合併協議会(法定協)を新たに設置するかどうかがテーマで、事実上合併の枠組みを問うものだ。行政などの主導で進められてきた合併の取り組みに対し、民意はどういう判断を下すのか。投開票日は18日。

  宇部・小野田地区では02年12月に阿知須町を含む2市3町で任意合併協議会が旗揚げ。しかし新市の庁舎の位置や名前などで意見が対立し、3回目で「休会」に。すぐに阿知須町が県央部入りを決断し離脱。宇部市と楠町、小野田市と山陽町はそれぞれ法定協を設置し、分裂した。

  広域合併の追求はわずか半年たらずで、あっけなく暗礁に乗り上げた。

  背景には、「規模的に勝る宇部市にのみ込まれる」という不安や歴史的対立などの要因が複雑に絡み合っている。任意協の席では「100年も昔の話のような苦情が持ち出された」という。宇部市も求心力を欠いたようだ。

  こうした流れに危機感を抱き、小野田市で広域合併を望む住民たちの運動がスタートした。宇部市、楠町、山陽町の住民団体と連携し、合併特例法の住民発議制度に基づく法定協設置の同一請求へと展開。小野田市と山陽町では議会で否決されたため、同法による最後の手段として今回の住民投票を請求した。

  合併の規模をめぐって広域派は「将来の地域間競争に対応するには行政の再構築が必要。小さな合併では効果がない。4市町はひとつの生活圏だ」と訴える。これに対し1市1町派は「合併は対等が基本で、一極集中にならない地域均衡型のコンパクトなまちづくりこそ住民のためになる」と譲らない。

  住民投票で賛成票が有効投票数の半数を超えれば議会の議決を覆すことができるが、両市町とも過半数にならないと法定協は設置されない。設置が実現すれば、現在の1市1町の法定協と併設となる。

  山陽町では13日に町長選と町議補選も告示され、住民投票の投開票は同選挙と同時に行われる。有権者数は小野田市が3万6471人、山陽町が1万8371人(いずれも7日現在、各市町選管調べ)。

  投票結果は、今後の合併論議の流れを変えられるのか、どうか−−。


(1/9)

155とはずがたり:2004/01/09(金) 12:44
>>142-147

http://www.asahi.com/politics/update/0106/005.html
「知事に県名変更の承認権なし」総務次官、田中氏を批判

 総務省の香山充弘事務次官は6日、就任記者会見で、長野県の田中康夫知事による県名変更発言について、「県の名称というのは長野県知事に承認権があるのではない」と述べ、批判した。

 その理由について香山氏は「全国の他の自治体だって長野県という呼称によって情報を管理し、手続きなども進めている。知事の思いつきで『地方分権だ』『これはやるべきだ』という話になるものではない」とした。また、「総務省として(県名変更に必要な)法案を作る気になるかというと、県民の意向を見定めてからになる」とも述べ、法案作成に消極的な考えを示した。

(01/06 19:23)

156とはずがたり:2004/01/09(金) 13:24
<中部>山梨県
http://jbbs.shitaraba.com/bbs/read.cgi/study/2246/1066974699/?KEYWORD=%BE%E5%B6%E5%B0%EC%BF%A7%C2%BC

http://mytown.asahi.com/yamanashi/news02.asp?kiji=6604
甲府との北部合併協議了承 上九一色村

上九一色村議会の議員市町村合併特別委員会が8日、村ふれあいセンターであり、中道町の法定合併協議会離脱で「飛び地」となる村北部(古関・梯地区)は、甲府との合併協議を続けることを了承した。小林実村長が9日、甲府市の宮島雅展市長に結果を伝える。

  小林村長らが昨年12月に北部の5地区で開いた住民説明会の結果、「北部は飛び地でも甲府との合併を望む」と意見集約したと報告。出席議員から反対意見は出なかった。

  村南部(精進・本栖・富士ケ嶺地区)については村議会が昨年12月、富士河口湖町との合併の枠組みの見直しを求める請願を採択している。委員会では本栖区長や本栖湖観光協会長らが小林村長と渡辺力議長に同町との合併協議会の設立を求める陳情を出したことが報告された。


(1/9)

157とはずがたり:2004/01/09(金) 22:03
<中部> 愛知県
西春日井郡 西枇杷島町,師勝町,西春町,春日町,清洲町,新川町
├→豊山町離脱
☆西春日井6町合併協議会(2003/12/31解散)

西春日井郡西部3町任意協議会(西枇杷島、清洲、新川)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040109-00000005-mai-l23
西部3町の任意合併協が初会合−−西春日井郡 /愛知

 西春日井郡の西部3町(西枇杷島、清洲、新川)でつくる任意合併協議会の初会合が8日、新川町体育館で開かれた。
 同郡では02年9月、全7町による任意協議会が発足。03年2月に豊山町が離脱後、6町の法定合併協が設立されたが、取り組み方などをめぐり各町間に温度差があり、12月31日に解散した。3町の任意協は同18日に発足した。合併特例法の期限(05年3月)が迫っており、会長に就任した加藤静治・新川町長は「二度と同じ轍(てつ)を踏まない」と強調した。
 協議会メンバーは3町の首長、助役、町議3人と県尾張事務所長の計16人。協議会の下には、3町の総務部長や課長らによる幹事会、専門部会、事務局などを置いた。
 この日は、事業計画として、法定合併協議会設置に向け月2回程度会議を開くことや、新市将来構想の策定、協議会だよりの月1回発行などを決めた。3町合併の将来像についての住民意識調査は、2月1日から1カ月間、全世帯を対象に実施する。
 3町の人口は約5万5000人、面積は13・31平方キロメートル。昨年末、県の合併重点支援地域にも指定された。(毎日新聞)
[1月9日19時51分更新]

158とはずがたり:2004/01/13(火) 15:29
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040113-00000105-yom-pol
市町村合併の新法案、知事の勧告権限を明示

 政府が19日からの通常国会に提出する、市町村合併の新法案の概要が13日、明らかになった。

 合併構想を策定したり、それに基づいて市町村に合併協議会設置を勧告したりできる権限を都道府県知事に与えるほか、合併後に旧市町村を単位とする「地域自治組織」の設置を認めることが柱だ。2004年度末に期限が切れる現行の市町村合併特例法に代わり、2006年度からの施行を目指す。

 2004年度末の時点で1年以内の合併を知事に申請している市町村には、引き続き現行の特例法の規定を適用する方針で、こうした内容の合併特例法改正案も通常国会に提出する。

 新法案では、現行の特例法で定めている、合併後10年間は合併前の地方交付税を全額保障することや、公共施設建設に合併特例債発行を認めることなど、財政上の優遇措置は打ち切る。一方で、知事への勧告権限付与など、新たな合併促進策を盛り込んでいる。

 知事の協議会設置勧告には強制力はなく、勧告を受けた市町村長は議会に付議するか、住民投票を実施して、設置の是非を判断する。

 一方、「地域自治組織」には、市町村長が選んだ、自治会や町内会など各種団体の代表者らによる「地域協議会」を設置し、旧市町村の声を合併後の市町村に届ける窓口の確保を目指す。地域自治組織設置には地方自治法の改正が必要なため、同法改正案も併せて通常国会に提出する方針だ。

 首相の諮問機関「地方制度調査会」は昨年11月にまとめた答申で、地方分権の受け皿を作るため、「おおむね1万人未満」の市町村の合併を進める原則を明記した。しかし、全国町村会などが「小さい自治体は合併を強制されかねない」と強く反対しているため、新法案には、合併市町村の規模の目安を盛り込むのは見送った。新法成立後策定するガイドライン(指針)に盛り込む方向で調整している。(読売新聞)
[1月13日14時39分更新]

159とはずがたり:2004/01/14(水) 11:30
<東北・北海道> 青森県

http://mytown.asahi.com/aomori/news02.asp?kiji=5765
西海岸3町村 合併協議、白紙に

 鯵ケ沢町、深浦町、岩崎村の西海岸3町村の首長会議が13日、鯵ケ沢町役場で開かれ、任意合併協議会の解散を決めた。岩崎村の七戸仁村長が「住民の理解が足りない」として任意協からの離脱を表明、他の首長もこれを受け入れ、合併協議は白紙に戻った。

 3町村は02年11月に任意協を設立し、05年3月を目標に人口2万5千人余の新町を設立する方向で協議を進めてきた。昨夏まで6回開かれた任意協では、新町の将来構想を決め、事務所の所在地を鯵ケ沢町とすることで合意。昨年9月の定例議会の議決を経て法定協議会へ移行することになっていたが、鯵ケ沢町で弘前市との合併を望む声が上がるなど、協議が足踏みしていた。

 秋田県境の岩崎村では法定協参加を前に、合併によって行政機能が北に位置する鯵ケ沢町へ移り、過疎に拍車がかかることを懸念する声が強くなっていた。こうした意見を踏まえ、七戸村長は先週末、議会に対して任意協離脱を報告。13日の首長会議で正式に任意協離脱を表明した。

 会議の後で3首長が記者会見。七戸村長は「急激に合併が身近になってきたことで、もう少し時間をかけるべきだという声が村民の中から出てきた」と述べた。

 一方、任意協の会長を務める長谷川兼己・鯵ケ沢町長は「議会と町民に結果を伝え、合併の勉強を進めて今後、判断していきたい」と話した。弘前市との合併については「今のところ考えていない」と否定した。

 また、平沢敬義・深浦町長は「(3町村で)合併をするという意思統一はあると理解している。時間を置いて合併する機会が来ることを期待している」と述べた。

(1/14)

160とはずがたり:2004/01/14(水) 11:43
<中部> 長野県・岐阜県

http://mytown.asahi.com/nagano/news02.asp?kiji=3931
学校統合問題が再燃/山口の越県合併山場へ

 岐阜県中津川市との越県合併に賛成か反対かを問う村民意向調査を1カ月後に控え、木曽郡山口村の合併論議は山場を迎える。新市のビジョンが示され、合併のプラス面とマイナス面は整理されつつある。だが、地域の小中学校の配置をどうするか、村民にとって気がかりな問題が残ったままだ。県内外から注目が集まる中、2月22日、村民は判断を求められる。(中村真理子)

 今月8日、岐阜県中津川市との12回目の法定合併協議会が開かれた。両市村の事務事業のすりあわせはほぼ終わったが、学校の配置問題が積み残しにされた。この日の議題にされる予定だったが、山口村の加藤出村長(66)は「難しい問題を抱えている」と先送りした。

 山口村は、役場のある山口地区と観光名所の馬籠宿がある神坂地区からなる。村内に小学校と幼稚園はそれぞれ2つ、中学校は1つある。村教委が作った学校配置案は、村立山口中学校と神坂地区の小学校、幼稚園を来年3月までで廃止するものだった。

 神坂地区の小学校、幼稚園は中津川市に統合される。山口地区には幼稚園と小学校が残るが、中学校は現村から消えてしまう。

 神坂地区の中学生は中津川市の神坂中学校へ、山口地区の中学生は、やはり中津川市と合併協議中の坂下町の坂下中学校へ通うとした。

 神坂地区はかつて一つの村で、旧神坂村の地域には二つの「神坂小学校」がある。中津川市立神坂小と山口村立神坂小だ。旧神坂村は昭和の合併で1958年に長野県と岐阜県に分村された。神坂村の住民は合併賛成派と反対派に分かれて激しく対立した歴史がある。分村の結果、旧神坂村の神坂小は中津川市立神坂小となり、山口村には、馬籠地区の民家を使って寺子屋のような形で始まった山口村立神坂小ができた。同名の神坂小は分村の消えない傷跡だ。

 昨年12月、神坂地区で開かれた学校配置案の説明会では保護者からの反発が相次いだ。村教委は、山口村立神坂小はほかの施設への転用が可能で、中津川市立神坂小は神坂地域の中心にあることを理由にあげた。

 しかし山口村立神坂小の児童数が38人なのに対し、中津川市立神坂小の児童数は29人とさらに少ない。中津川市立の改築は88年3月。山口村立の校舎は98年度に完成したばかりだ。

 山口村神坂地区の30代の母親は「統合は仕方ないとしても、なぜ中津川市に行かなければいけないのか、納得いかない」と話す。40代の母親も「廃止案はショック。学校から子どもの声が聞こえなくなるのは寂しい」と言う。

 古里の学校を残したいとの思いは、どちらの住民も同じだ。保護者を対象にしたアンケートでは、山口村の神坂地区では山口村立神坂小を、中津川市の神坂地区では中津川市立神坂小を選ぶ人が多数を占めた。議論は平行線のまま、今月14日に両市村の保護者が話し合いを持つが、打開策が見つかるかどうかは不透明だ。

 神坂地区の女性たちで作るグループ「ねえさまたちの勉強会」は昨年末、学校の統廃合に疑問を投げかける号外ビラを配った。メンバーの中には小中学生の母親もいる。代表の原伸子さん(63)は「学校が廃止となればお母さんたちの間で合併の考えも揺れ動く。学校問題の答えなしで合併の是非は判断できない」と訴える。

 加藤村長は「意向調査は学校問題も含めて判断してもらう。合併は村が生き残るか、自滅するかの選択だ」と語る。住民投票や意向調査の結果、合併協議会を離脱、解消する自治体が県内で出る中、山口村民はどんな選択をするのだろうか。

(1/13)

161とはずがたり:2004/01/14(水) 19:24
<近畿> 大阪府

http://www.asahi.com/politics/update/0110/008.html
隣町さんいらっしゃーい 堺市、合併めざして破格の条件

 関西で4番目の政令指定市を目指す大阪府堺市(約79万人)が、東隣の同府美原町(約4万人)に破格の条件で合併を働きかけている。人口比で20対1なのに新市建設予算の半額にあたる437億円を投じ、畑が広がる国道沿いの町役場付近に都市機能の「新拠点」をつくる計画だ。合併による政令指定市の実現が目標とはいえ堺市も財政は苦しい。「財政悪化の引き金にならないか」と懸念する声が堺市職員からも上がっている。

 堺市政にとって、政令指定市化は30年来の懸案だ。周辺の大阪狭山市、高石市との合併話がこの1年間に相次いで消え、美原町はいまや唯一の交渉相手。かたや美原町は大阪のベッドタウンとして人口が増加する一方、下水道普及率は63.4%で堺市に比べ基盤整備が遅れてきた。普通建設事業費も02年度で13億円にとどまる。

 そんな事情を背景に03年春から始まった法定合併協議会は、合併後10年間に美原町域437億円、堺市域378億円、両域56億円の事業計画案をまとめた。国が返済の7割を負担する合併特例債でまかなえる建設費は約250億円。それを上回る額を美原町に回す。

 美原側では、下水道整備に149億円をあて、老朽化した町役場を多目的ホールなどを備えた複合施設に建て替え、周辺にバスターミナルを整備して都市の「新拠点」にする。ほかに運動施設も二つ。2月ごろまでに成案としてまとめ、協定書の調印を経て各議会で可決されれば今夏までに府に合併を申請する。

 この計画を堺市職員労組(丹野優委員長)は「市の財政破綻(はたん)の引き金になりかねない」と心配する。同市は04年度の予算編成で89億円が不足すると試算して支出を見直し中。計画が合併後の人件費を現状の約8割に見込んでいるのも気になる。職員からは「いまでも四苦八苦しているのに合併特例債の3割返済をできるのか」「新市が黒字になるとは思えない。頭を冷やすべきだ」との声が出る。

 新市全域の普通建設事業費としてほかに10年間で総額2518億円を見込んでおり、堺市の担当部は「現行の6支所に美原を加えた7支所で考えればバランスは悪くない」(合併・指定都市推進部)と強気だ。

 計画を公表して住民に意見を募ったところ、170人から寄せられた。「合併で無駄が省ける」(13件)と期待がある一方で「多くがハコ物の公共事業。白紙に戻すべきだ」(9件)という声もあった。「なぜ美原町で437億円もの事業ができるのか」と財政計画の明示を求める意見も20件寄せられている。

 両市町の合併を巡っては、美原町の高岡寛町長が02年11月に無投票当選した日に合併推進を表明。町民3192人が住民投票条例の制定を直接請求して町議会に否決され、03年暮れに町民7743人が改めて住民投票条例を直接請求している。

(01/10 17:50)

162とはずがたり:2004/01/16(金) 03:22
<中部> 新潟県

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040115-00000003-mai-l15
燕と吉田の2市町合併、特例法期限内目指す−−高橋市長「泉町長と合意」 /新潟

 燕市の高橋甚一市長は14日の定例会見で、吉田町との合併について「議会と行政の共通認識が得られれば、財政措置が受けられる期限内の合併に向けて努力する」と述べ、合併特例法期限の05年3月までの合併を目指すことで同町側と合意したことを明らかにした。
 高橋市長によると、13日に泉光一・吉田町長らと協議して決めたという。合併の方式は「対等合併」で、2市町が合併すると、人口は約7万人となる。
 これを受け、燕市側は16日、臨時議会を開いて合併調査特別委員会を設置する。
 高橋市長は「燕市議会は、吉田町との合併で一致している」と述べたうえで、可能な限り早く、任意協議会または法定協議会を作る考えを示した。
 一方、吉田町議の間には燕市との合併を望む声以外に、「分水町・弥彦村・寺泊町との合併が望ましい」とする意見もあり、統一されていないのが実情だ。
 燕市では、昨年10月に三条市など県央東部との合併の是非をめぐって住民投票が行われ、反対多数の結果が出た。
 一度辞職した高橋市長は再出馬の際「将来的には県央東部の大合併を目指す」と述べたため、吉田町側には「一緒になったら、ただちに三条方面との合併話を進めるのでは」との警戒感があった。
 しかし高橋市長はこの日の会見で「少なくともこれから10年、15年は、県央東部(との合併)というのはありえない」と話した。(毎日新聞)
[1月15日19時21分更新]

163とはずがたり:2004/01/16(金) 03:23
<中部><広域合併>
3県ってどっち?三重?静岡?

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040115-00000004-mai-l23
3県1市で「道州制」勉強会 梶原拓・岐阜県知事が設置案−−職員で構成 /愛知

 東海3県知事と名古屋市長による会議が14日、愛知県東浦町であった。毎年1回開いており、今回は神田真秋・同県知事が議長を務めた。テーマは「地方分権・三位一体改革」「都市の安心・安全」「ごみ問題」など。
 地方分権では、梶原拓・岐阜県知事が3県1市職員による「道州制」勉強会の設置を提案し合意した。同知事はこの日、全国知事による道州制研究会設置も提唱した。3県1市の勉強会については、野呂昭彦・三重県知事が「道州の枠組みとは無関係の研究会に」と条件を付けたほかは異論は出なかった。梶原知事は「道州とはなにかという根本的な議論をしたい」と締めくくった。
 また、松原武久・名古屋市長の提案で、東海地震などの災害時に避難や緊急物資の輸送用幹線道路を確保するため、国交省などと各自治体の事務局で研究を続けることも了承された。
 さらに、野呂知事が各自治体が共同でごみ問題に取り組むことを提言したのを受け、梶原知事が「合意も重要だが競争も必要だ」と逆提案。環境指数を設け、3県1市が達成度を一斉に公表するアイデアを出した。【山田一晶】(毎日新聞)
[1月15日19時51分更新]

164とはずがたり:2004/01/16(金) 03:25
<中部><広域合併>
三重か…>>163

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040115-00000005-mai-l21
東海3県1市首長会談 道州制勉強会で合意 /岐阜

 ◇ごみ問題で梶原知事、「環境指数」競争を提案
 東海3県知事と名古屋市長による会議が14日、愛知県東浦町であった。毎年1回開いており、今回は神田真秋・同県知事が議長を務めた。テーマは「地方分権・三位一体改革」「都市の安心・安全」「ごみ問題」など。
 地方分権では、梶原拓・岐阜県知事が3県1市職員による「道州制」勉強会の設置を提案し合意した。同知事はこの日、全国知事による道州制研究会設置も提唱した。3県1市の勉強会については、野呂昭彦・三重県知事が「道州の枠組みとは無関係の研究会に」と条件を付けたほかは異論は出なかった。梶原知事は「道州とはなにかという根本的な議論をしたい」と締めくくった。
 また、松原武久・名古屋市長の提案で、東海地震などの災害時に避難や緊急物資の輸送用幹線道路を確保するため、国交省などと研究を続けることも了承された。さらに、野呂知事が各自治体が共同でごみ問題に取り組むことを提言したのを受け、梶原知事が「合意も重要だが競争も必要だ」と逆提案。環境指数を設け、3県1市が達成度を一斉に公表するアイデアを出した。(毎日新聞)
[1月15日19時41分更新]

165とはずがたり:2004/01/16(金) 03:40
<九州・沖縄> 佐賀県
ガタガタやねえ。
神埼郡<神埼町,千代田町,三田川町,東脊振村,脊振村,三瀬村>
|←[三養基郡上峰町は,三田川町と東脊振村に3町村での合併協議を申入れ]
├→三田川町離脱
神埼郡<神埼町,千代田町,東脊振村,脊振村,三瀬村>
├→三瀬村,東脊振村,千代田町が離脱を表明→[三瀬村は佐賀郡富士町と協議へ]
神埼郡<神埼町,脊振村>:三瀬村へ参加を呼びかけ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040115-00000002-mai-l41
神埼合併協が決裂−−三瀬村長が退席、東脊振と千代田も離脱表明 /佐賀

 三田川町が離脱した神埼地区合併協議会は14日、残った5町村での合併協の継続をめぐって協議したが意見が一致せず、東脊振村と千代田町が離脱を表明、三瀬村も高島勝美村長らが退席し、決裂状態となった。
 三田川町の離脱を受け、合併協の解散を主張してきた東脊振村は「枠組みは白紙に戻すべき。解散が認められなければ離脱する」と表明。千代田町は「東脊振村まで離脱するなら枠組みについて町民に説明する時間が必要」と解散を主張した。三瀬村は高島村長が、隣接する富士町と事務レベルの合併協議を検討していることを明らかにし、「議会や村民の承認は受けていないが」としたうえで離脱の意思を示した。
 同協議会は、委員による無記名投票で解散への賛否を問うたが、解散への賛成は表決基準の3分の2に達しなかった。このため、東脊振村が離脱するとして退席。千代田町がこれに続き、三瀬村も委員1人を除いて退席した。
 合併協会長代理の田原英征・神埼町長は「時間をかけて協議してきたのに残念。三瀬村の離脱は村民の総意ではないと受け止めている」と話し、三瀬村に参加を呼びかけ、残った町村で合併協を継続させる意向。脊振村の山口三喜男村長は「1月下旬に村民に説明してから判断したい」と話している。(毎日新聞)
[1月15日20時51分更新]

166とはずがたり:2004/01/16(金) 03:46
<関東・東京> 群馬県

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040115-00000006-mai-l10
[平成の大合併]桐生圏3グループに 大間々、笠懸町、勢多東村が任意協へ /群馬

 ◇桐生、新里、黒保根は法定協へ
 大間々町の近藤昭次町長は14日、町議会に対して、同町と笠懸町、勢多郡東村との3町村で合併任意協議会を設立する方針を正式に通告した。笠懸町、東村も16日までに議会に報告し、第4回合併調査研究会を開いたうえで3町村任意協の設立を決める。
 一方の桐生市、新里村、黒保根村の1市2村はこの日までに、20日に首長会議を開いて法定協議会の規約案を決め、23日告示、30日に臨時議会の議決を経て、2月6日には「桐生市・新里村・黒保根村法定協議会」を設立する方針を固めた。
 これらにより、桐生広域1市3町3村は、すでに同圏離脱を表明している薮塚本町と、桐生市他2村、大間々町など2町1村の3グループに別れ、合併の枠組みを目指すことが確定した。
 質疑で近藤町長は、桐生市グループと新市を模索する可能性について、競艇問題などの課題をあげてその実現性に疑問を表明した。3町村議員の広域合併推進派は、「住民不在の大義なき合併だ」として、連動する住民発議による住民投票の実施準備を始めた。(毎日新聞)
[1月15日19時11分更新]

167とはずがたり:2004/01/16(金) 03:47
<関東・東京> 群馬県
>>166
桐生市, 太田市, 新田郡 尾島町,新田町
★東毛地域合併協議会(休止中)(法定)
※法定協議設置(2003/9/1)
※合併予定期日は,2005/1(詳細は協議会で決定)
※新市名公募中止(合併協議休止のため,公募中断時点1位「東毛(とうもう)」)
※新市役所に,現・太田市役所
※藪塚本町,勢多郡新里村,黒保根村,東村がオブザーバー参加
※大間々町,笠懸町が参加を申入れ(10/6)
※藪塚本町の合併の枠組みを問う住民投票の結果「太田市,桐生市,新田町,尾島町の4市町(86.1%)」「大間々町,笠懸町の2町(13.9%)」(2003/9/28)
※笠懸町の競艇事業の廃止および協議会参加の是非を問う住民投票の結果「賛成(46.4%)」「反対(53.6%)」(2003/11/30)
※太田市,尾島町,新田町は周辺自治体の追加加入に慎重
※桐生市,藪塚本町,笠懸町,大間々町,新里村,黒保根村,東村は,太田市,尾島町,新田町と10市町村での合併を目指すことで合意
※枠組みを巡り協議が難航,将来的な広域合併を前提に太田市と桐生市を中心とした枠組みでそれぞれ合併を目指すことで合意
※太田市,尾島町,新田町の3市町で法定協議会設置,藪塚本町も参加を申入れ
※笠懸町は桐生市との合併に慎重
※笠懸町,大間々町,東村は3町村での合併を検討へ
※桐生市,新里村,黒保根村は,桐生広域圏での広域合併を視野に3市村での合併も検討へ
※協議会を休止(2003/12/6〜)

桐生市, 勢多郡 新里村,黒保根村
☆桐生市・新里村・黒保根村合併協議会(桐生市ホームページ)
※法定協議会設置予定(2004/1)
※太田広域圏との将来的な広域合併も視野に検討へ
※桐生市と黒保根村,新里村は飛び地
※勢多郡東村,新田郡笠懸町,山田郡大間々町に参加を呼掛け

太田市, 新田郡 尾島町,新田町
★太田市・尾島町・新田町合併協議会(法定)
※法定協議会設置(2003/12/25)
※合併予定期日は,2005/1(詳細は協議会で決定)
※新市役所に,現・太田市役所
※藪塚本町が合併協議を申入れ(12/1)藪塚本町が加入予定
※桐生広域圏との将来的な広域合併も視野に検討へ
※尾島町は利根川右岸(南側)に位置する前小屋地区の,埼玉県深谷市への編入を検討,尾島町が深谷市に打診
※埼玉県大里郡妻沼町の利根川左岸(北側)に位置する小島地区で,太田市への編入を求める住民運動,太田市は2007年を目途に小島地区の編入を検討へ
※邑楽郡千代田町,大泉町,邑楽町に参加を呼掛け
※公式HP開設(1/13)

勢多郡 東村,新田郡 笠懸町,山田郡 大間々町
☆笠懸町・大間々町・東村合併事務研究会(東村ホームページ)
☆笠懸町ホームページ
☆大間々町ホームページ
※任意協議会設置予定(1月)法定協議会設置予定(2月)
※桐生広域圏との将来的な広域合併も視野に検討へ
※東村は事実上の飛び地
※桐生市を中心とした合併に3町村は慎重

168とはずがたり:2004/01/16(金) 04:08
<中部> 静岡県中東遠地区

随分順調に進んで,中東遠地区は全て市域になりそうである。
菊川,掛川,袋井(多分),磐田,御前崎…か。

http://www.glin.org/prefect/upd/shizuoka.html

新設磐田市
磐田市, 磐田郡 福田町,竜洋町,豊田町,豊岡村
★磐南5市町村合併協議会(法定)
※法定協議会設置(2003/1/8)「住民発議」
※合併予定期日は,2005/3/31以前(詳細は協議会で決定)
※新市名最終候補5点:磐田,いわた,磐南(ばんなん),遠江(とおとうみ),遠州(えんしゅう)
※新市名は「磐田市(いわたし)」
※新市役所に,現・磐田市役所168,630
164.08

新設掛川市
2005.3.28掛川市, 小笠郡 大須賀町,大東町
★掛川市・大東町・大須賀町合併協議会(法定)
※法定協議会設置(2003/10/1)
※新市名最終候補5点:遠州,かけがわ,掛川,三城,新掛川
※新市名は「掛川市(かけがわし)」←母親が掛川の名が消えるなら合併反対と云っていたが実現したようである。
※新市役所は,現・掛川市役所
※菊川町,小笠町を含めた5市町での合併を断念,3市町で合併協議へ116,170
265.63

新設○○市
2005.3袋井市, 周智郡 森町,磐田郡 浅羽町
★袋井市・森町・浅羽町合併協議会(法定)
※法定協議会設置(2003/6/26)「住民発議」
※合併予定期日は,2005/3(詳細は協議会で決定)
※新市名公募上位5点:遠州,袋井,エコパ,ふくろい,太田川
※新市役所に,現・袋井市役所101,805
242.40

新設/市制御前崎市
2004.4.1榛原郡 御前崎町,小笠郡 浜岡町
★御前崎町・浜岡町合併協議会(法定)
※法定協議会設置(2002/9/20)
※新市名は「御前崎市(おまえざきし)」
※新市役所に,現・浜岡町役場
※合併協定調印式(2003/8/26)
※合併関連議案を2町議会が可決(8/28)
※合併関連議案を静岡県議会が可決(12/17)36,344
65.78

新設/市制菊川市
2005.1.17小笠郡 小笠町,菊川町
★小笠町・菊川町合併協議会(法定)
※法定協議会設置(2003/10/6)
※新市名最終候補3点:小笠,菊川,牧之原
※新市名は「菊川市(きくがわし)」
※新市役所に,現・菊川町役場47,787
94.24

169とはずがたり:2004/01/16(金) 12:34
<東北・北海道>青森県

こういう場合どうなるのかね?
>倉石村議会は紛糾。村民有志が村有林を新町の財産区として残すことを求めた請願を
>5対4の賛成多数で可決し、財産区を認めない合併協定と矛盾する形になった。

http://mytown.asahi.com/aomori/news02.asp?kiji=5775
五戸と倉石が合併調印
「平成の大合併」県内では初めて 倉石村議会は紛糾

 五戸町と倉石村の合併協定調印式が15日、五戸町であり、三浦正名町長と久保晴一村長が合併協定書に署名し、7月1日に五戸町に倉石村が編入する形で新しい五戸町が誕生することが正式に決まった。県内では「平成の大合併」のトップを切ることになる。ただ、合併を議決した倉石村議会では久保村長への不信任案が動議として出され、合併への不満が根強いことも明らかになった。

 両町村の合併は2月定例県議会での議決を経て、3月下旬から4月初めにかけて国の官報に新町が告示される見通し。両町村は五戸川沿いに広がり歴史や文化を共有し、農業が基幹産業だ。02年12月に法定の「五戸町・倉石村合併協議会」を設立し、調印式を迎えた。

 合併協定書では「倉石村を廃し、その区域を五戸町に編入する」とし、「倉石村の財産及び債務並びに公の施設は、すべて五戸町に引き継ぐ」とされた。倉石村の久保村長ら特別職は合併と同時に失職、村議には在任特例を適用し、10人全員が五戸町議となる。

 新町の人口は約2万1千人で、最大55億円まで計上できる合併特例債を有効活用し、小学校区単位に自治組織をつくり、行政と共同で地域の課題に取り組むほか、少子化対策として保育料を現行の半額程度に引き下げることを計画している。来年度から10年間の財政計画では、07年度が4300万円の赤字だが、同年度以外は黒字になる見込みだ。

 調印式後、三浦町長は記者会見で「合併はゴールではなくスタート。合併という手段を用いて新たなまちづくりにチャレンジする」と強調。久保村長は「村にとって大転換になるが、時代の流れだ。合併して良かったと思えるよう責任を果たしていかないといけない」と語った。

 その後の五戸町議会では合併に必要な議案をスムーズに可決したが、倉石村議会は紛糾。村民有志が村有林を新町の財産区として残すことを求めた請願を5対4の賛成多数で可決し、財産区を認めない合併協定と矛盾する形になった。さらに、財産と債務を五戸町に引き継ぐとする議案審議では、財産区を巡り久保村長の交渉姿勢に問題があったとして、2議員が不信任案を提出。議案として認められなかったが、財産議案の採決も5対4の1票差でぎりぎり可決する結果となった。

(1/16)

170とはずがたり:2004/01/16(金) 22:39
相川とか両津とか亀田とかそのまま残しても良かったんじゃねーの?
散文的でつまらん。

http://mytown.asahi.com/niigata/news02.asp?kiji=5459
新市誕生で警察署名変更

 市町村合併による新市誕生にともない、県警は相川、両津、水原の3署の名称を変更する。

 相川署と両津署は3月1日からそれぞれ佐渡西署と佐渡東署に、水原署は4月1日から阿賀野署になる。佐渡市と阿賀野市になるため。管轄区域の変更はない。

 県警機構改革推進課によると、新市が設置されれば順次、警察署の名称を変更していくという。名称変更は、76年に亀田署が新潟南署になって以来28年ぶり。

(1/16)

171とはずがたり:2004/01/17(土) 23:47
まさかどしよりもさしましの方がいいと思うんだけどなあ。

http://mytown.asahi.com/ibaraki/news02.asp?kiji=6888
新市名称の最多は「将門」

岩井市と猿島町、境町の法定合併協議会が16日、境町役場で開かれた。昨年11月から住民に公募した新市名称の結果が報告され、岩井市ゆかりの平安時代の武将にちなんだ「将門」が最多だった。

  法定協事務局によると、公募は、3市町に住んでいる小学4年生以上が対象で、2553点が寄せられた。有効は1806点、730種類。

  結果は、最多の「将門」が107点、2位「下総(しも・ふさ)」(61点)、3位「まさかど」(57点)、4位「みどり」(55点)、5位「坂東」(54点)だった。そのほか、「西南」「西茨城」などがあった。

  名称は、すでに法定協の新市名称検討小委員会で第1次選定66点に絞られた。第2次選定を経て10点以内に絞り込み、2月に開かれる法定協に報告される予定だ。

172とはずがたり:2004/01/17(土) 23:58
<中国・四国> 山口県

http://mytown.asahi.com/yamaguchi/news02.asp?kiji=3665
111人の巨大議会誕生へ/萩市など

  萩市と阿武郡3町4村でつくる萩広域市町村合併協議会が16日あり、議員の任期は合併特例法を適用して、合併する05年3月6日から1年1カ月余り延長して06年4月30日までとし、報酬は合併前のそれぞれの報酬月額とすることを決めた。この結果、議員数111人のマンモス議会が誕生することになる。

  「議会議員の定数及び任期の取り扱い」案は昨年6月27日の第5回協議会に提案された。その後3回の協議会で審議したが、在任特例いっぱいの任期2年を主張する委員と任期1年もしくは即選挙を主張する委員との間で話し合いは平行線をたどった。会長の野村興児萩市長は「任期1年、報酬は現行のまま」との調整案を出した。

  昨年10月に特別委を設置して内部調整を重ね、両者が歩み寄った。延ばした任期の「1カ月」は、新年度予算案の審議に当たりたいという議員出身の委員の要望を入れたためという。

  議員数が100人を超えると、悩みの種は議場の確保。協議会事務局では既存の施設を使うことにしていて、新築や改築はしないという。

(1/17)

173とはずがたり:2004/01/18(日) 00:02

<中国・四国> 徳島県

http://mytown.asahi.com/tokushima/news02.asp?kiji=3854
「吉野川市」10月1日設置が確定

  鴨島、川島、山川各町と美郷村の麻植郡4町村の合併に関し、麻生太郎総務相は15日、10月1日をもって4町村を廃し、吉野川市を設置することを官報で告示した。これで合併に必要な法的手続きは終了した。

 県内の合併は67年1月に国府町が徳島市に、大麻町が鳴門市にそれぞれ編入合併して以来。「平成の大合併」では初めて。吉野川市は徳島、鳴門、小松島、阿南に次ぐ県内5番目の市になる。人口は約4万6千人で、小松島を抜いて4番目。面積は約144平方キロで10番目。

(1/16)

174とはずがたり:2004/01/18(日) 19:51
<中部> 新潟県

http://mytown.asahi.com/niigata/news02.asp?kiji=5473
合併後の新市名 「上越」でいいの?

  上越市など14市町村の合併を話し合う法定合併協議会で、新市名を決める住民アンケートを実施するべきだとの意見が、町村側から多数でている。同地区は上越市への「編入合併」と決まっており、この場合、編入する側の市名を踏襲するのが一般的。それだけに新市名問題は、比較的平穏とされてきた上越の合併協議の中に、広く住民をまきこんだ議論を呼び起こしそうだ。

  15日に開かれた法定協の新市の名称に関する小委員会の初会合。町村側にも「上越市」を容認する声がある一方で、住民アンケートを求める意見が相次いだ。

  理由は「上越市という名前は、JR上越線沿線と間違われる」。また、新井市などの合併協議会で、編入側の新井市ではなく「妙高市」と決まったことを引き合いに、「うちも全国に通じる名前にするべきだ」などの意見があった。

  また、そもそも「上越市」という名前に反対する声のほか、「名称を考えることで住民に議論の機運を高められる」というものもあった。

  これに対し上越市選出の委員からは「『上越市』が定着している」「アンケート実施はもう少し議論をかわすべきだ」などと牽制(けんせい)する発言もあった。

  ただ、上越市が市民を対象とした昨年のアンケートでは「上越市」で良いと答えたのは50%。木浦正幸市長は昨年11月の記者会見では、「ちょうど50%ということで微妙なバランス。市民のみなさんが二つに割れていると見ることもできる」と発言している。

(1/18)

175とはずがたり:2004/01/18(日) 19:52
<九州・沖縄> 宮崎県

http://mytown.asahi.com/miyazaki/news02.asp?kiji=2981
宮崎市と周辺の合併「三つ股」状態どう調整

  宮崎市とその周辺自治体の合併問題は、9日に田野町が清武町との法定合併協議会の設置を決めたことで、一定の方向性が出た。「宮崎市と高岡町」「宮崎市と佐土原町」「宮崎市と清武町」「清武町と田野町」の四つの枠組みだ。宮崎市と清武町は、複数の協議会に加わることになり、協議会の設置後も難しい議論が続きそうだ。

     (木村 彩子)

  宮崎市と周辺自治体の合併を巡っては、高岡町の住民発議により、同町と宮崎市が昨年11月に県内初の法定協を設置。昨年12月には、合併後の地域自治組織の設置を条件に、宮崎市と佐土原町の法定協が誕生、今月中にも第1回の協議会が予定されている。9日には清武町の一ノ瀬良尚町長が同市に対して法定協設置を正式に申し入れ、宮崎市は3町との法定協で論議することになる見通しとなった。

  津村市長は元来、「財政力をつけて都市間競争に勝つためにも、理想は(宮崎市と宮崎・東諸県両郡の)1市6町の合併」としており、周辺町に対し「とにかく法定協をつくり、最終的に宮崎市を選ぶのかどうか、両天秤(てんびん)にかけていただきたい」と呼びかけてきた。

  田野町は、清武町と2町だけでの法定協設置を選択し、宮崎市との設置を見送った。田野町の丸目賢一町長は、住民アンケートで2町での枠組みを望む声が多かったことなどを、その理由に挙げた。津村市長は「住民に複数の枠組みを提供した上で、最終的に天秤にかけてもらえればと思っていた。なぜこの段階で選択の幅を狭めたのか。残念だ」と悔しさをにじませた。合併特例法の適用期限までに、田野町が再度加わるのは絶望的だ。

  それでも、宮崎市は一度に3町と協議を進めることになる。1市3町で新たな法定協を設置するには、再度、各議会の議決が必要なため、やはり日程的に考えにくい。このため、各協議会の調整は不可避だ。

  清武町の一ノ瀬町長は「他町との協議内容の情報収集も必要だ」と話す。この点について津村市長は「それぞれの法定協の内容やスピードの整合性をとらなければならない」とし、法定協とは別に1市3町での協議機関を設け、各協議会の連携を図る考えだ。

  法定協での協議終了後、各自治体は住民に対し協議内容を説明する責任がある。住民にわかりやすく情報を提供するためにも、宮崎市や清武町は、各法定協での協議結果をまとめて示さなければならない。

  広島県呉市は周辺7町と個別に法定協を設けたが、効率よく作業を進めるため、そのうち6町との法定協を合同で開いている。今後、どのような形で法定協での協議が展開し、合併・非合併が決まっていくのか。宮崎市の調整能力が試される。

(1/12)

176荷主研究者:2004/01/18(日) 21:26
<東北・北海道> 宮城県

http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2004/01/20040117t11017.htm
2004年01月16日金曜日 河北新報
宮城・矢本、鳴瀬両町 合併新市名は「東松島」

 宮城県矢本、鳴瀬両町は16日、法定の第9回合併協議会(会長・大森栄治郎矢本町長)を矢本町内で開き、合併特例法期限の2004年度末をめどに発足する予定の新市名を「東松島市」と決定した。
 新市名は候補選定小委員会が昨年末、応募総数5019件のうち、有効だった4719件、2004種類から8候補に絞り、協議会に提案した。

 この日の協議では全会一致に至らず、正副議長と欠席1人を除く全23委員による無記名投票で、東松島市が3分の2を上回る16票を獲得、第1回投票で新市名に決まった。

 「東松島市」を推した委員の主な意見は(1)世界的観光地・日本三景「松島」の知名度を生かせる(2)松島に「東」を冠することで、新市の地理が明確になる(3)観光資源「奥松島」を抱える鳴瀬町だけでなく、矢本町にも航空自衛隊松島基地など「松島」と名の付く施設があり、違和感がない―ことなどが挙げられた。
 2000年国勢調査に基づく「東松島市」の人口は4万3180人。

177とはずがたり:2004/01/18(日) 21:55
>>128
県の提案「笠岡市」「浅口郡4町(船穂町を除く里庄・金光・鴨方・寄島)」

「浅口郡5町の合併研究会」「金光,船穂町+倉敷市」

「里庄町(単独)」「船穂+倉敷」「金光→里庄」

「笠岡(単独)・鴨方+金光+寄島」or「鴨方+金光・笠岡市+寄島」,「船穂+倉敷市」「里庄町(単独)」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040117-00000004-mai-l33
笠岡市と3町の合併研究会が解散 4市町間で思惑に温度差 /岡山

 笠岡市と、浅口郡の鴨方、里庄、寄島の3町による合併研究会会長の高木直矢・笠岡市長は16日、「15日の研究会で解散を決めた」と発表した。昨年5月の発足当初から4市町間で合併への思惑に温度差があり、里庄町が昨年12月に05年3月までの合併特例法期限内の合併見送りを表明するなど、まとまらなかった。
 県が示した合併基本パターンは、同市は単独、同郡は船穂町を除く郡内4町だった。しかし、郡内5町の合併研究会が一昨年11月に発足したほか、金光、船穂の2町は同年12月発足の倉敷市との研究会にも参加。現在、郡内は単独方針の里庄町のほか、船穂町が倉敷市などとの法定合併協議会に加わり、金光町が里庄、寄島の2町との合併に向けて協議を始めることを今月14日に表明した。
 この日の会見で高木市長は「私は、消防や可燃ごみ処理などを一体で行っている1市3町がいい、と思っていたので残念。県が唐突に示した基本パターンが尾を引いた面はある」と述べる一方、「近隣他自治体から話があれば積極的に応じる」とも話した。寄島町を念頭に置いた発言で、今後、郡内の合併枠組みが、「鴨方、金光、寄島」、または「鴨方、金光」と「笠岡市、寄島」のパターンで動く可能性が高くなった。
(毎日新聞)
[1月17日20時21分更新]

178しょむ研水泡:2004/01/19(月) 08:48
>>177
金光町は奈良県天理市と同じく宗教都市(金光教本部)なので、名前が
無くなると地元信者から反発が出そうな気が。

179とはずがたり:2004/01/19(月) 11:49
<近畿>滋賀県
動き激しくまとめてみた
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/gappei/youkaichi.html

http://www.glin.org/prefect/upd/shiga.html
新設 名称:東近江市 合併期日2005.2.11
参加自治体:八日市市, 神崎郡 永源寺町,五個荘町,愛知郡 愛東町,湖東町
★八日市市・永源寺町・五個荘町・愛東町・湖東町合併協議会(法定)
※新市名最終候補5点:あかね,神愛(しんあい),東近江,東びわこ,みどり
※新市名は「東近江市(ひがしおうみし)」
※新市役所に,現・八日市市役所
※神崎郡能登川町が参加を申入れ(11/25),5市町は合併後に,能登川町との合併協議を検討へ
人口78,039 面積317.57

新設/市制 名称:安土市参加自治体:蒲生郡 安土町,神崎郡 五個荘町,能登川町
☆安土町・五個荘町・能登川町合併協議会(2003/1/31解散)
※新市役所に,現・能登川町役場
※五個荘町,合併協議から離脱,3町での合併を断念,法定協議会を解散(2003/1/31)
人口 47,071 面積 71.70

安土市なんて(・∀・)イイ!!と思うんだけどなあ。
合併支援重点地域申請をした"安土市"も巧く行かなかったのか…。
新快速停車駅の能登川,市名を付した安土では五個荘が納得行かなかった?

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040113-00000070-kyt-l25
能登川町参入で難航 八日市合併特別委

 滋賀県の八日市市議会合併特別委員会(高村与吉委員長)は13日開いた委員会で、能登川町が1市4町(永源寺町、五個荘町、愛東町、湖東町)の法定合併協議会に参入を申し入れている問題について、現段階では難しいとの判断を示した。
 同市を巡る合併協議は、今の1市4町による枠組みで実現することを前提に議論が進んできた。このため、合併特例法の期限(2005年3月末)から逆算して、新たな合併の枠組みについて、住民説明会の開催やまちづくり計画素案などを練り直すのは困難と判断。議会としては、1市5町での新たな合併協議は時間的にも無理とした。
 この後、全員協議会で同委員会の結論について協議したが、議会には能登川町の参画を前向きに考える雰囲気も根強いという。
 この問題については、同法定協議会の各首長らも、近く協議することにしている。 (京都新聞)
[1月13日22時30分更新]

180とはずがたり:2004/01/19(月) 11:50

<近畿>滋賀県

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040114-00000061-kyt-l25
「湖南市」への合併控え議員らに意見聞く 甲西町長

 滋賀県の石部、甲西両町が今年10月に合併を目指す新市「湖南市」について、甲西町の谷畑英吾町長は14日、同町の元町長や町内の現職国会議員、県議らを町役場に招き、合併についての意見交換会を開いた。
 意見交換会は、現職の国会議員やこれまで町政に携わってきた元町長らに、合併への理解や意見を出してもらうことを目的に初めて企画した。2人の元町長や元町議会議長、町内に自宅がある国会議員、県議ら11人が出席した。
 交換会では、町職員がこれまでの合併協議について説明。出席者からは「新市が目指す人口など、具体的な目標を設定すべき」「東庁舎と西庁舎に分けるのは住民にとって分かりにくい」「住居表示で甲西の名を残してほしい」などの意見が出された。谷畑町長は「いただいた意見を合併調整に反映させたい」と述べた。(京都新聞)
[1月14日22時30分更新]

181とはずがたり:2004/01/19(月) 11:53
>>179
http://www.city.yokaichi.shiga.jp/topics/gappei/index_15.html
に依ると近江八幡の参加を拒否したのは八日市のようであるな。

182とはずがたり:2004/01/20(火) 11:49
<広域合併> 道州制

北海道開発庁は国交省北海道局になっていたのか。

http://news.www.infoseek.co.jp/politics/story.html?q=20mainichiF0120m105&amp;cat=2
<道州制特区>政府、北海道を年内に認定へ 議論に先駆けて (毎日新聞)

 政府は19日、北海道全体を構造改革特区とする「道州制特区」を、道からの申請を受け次第、年内に認定する方針を固めた。従来の都道府県を廃し全国を数ブロックに分ける「道州制」論議が近く本格化することから先駆けと位置づける狙いがある。省庁にまたがる補助金の統合、空港の管理権など国からの権限移譲、国交省北海道局(旧北海道開発庁)の簡素化などを検討している。

 北海道の「道州制特区」構想は、小泉純一郎首相が昨年8月「道州制」のモデルケースとして、高橋はるみ知事に検討を促したのが発端。その後、道が具体化を検討、昨年12月に腹案を経済財政諮問会議に示した。道は、国から道へ移す許認可権限の項目や規制緩和のメニューを現在詰めており、今春、政府に申請する。政府は特区導入と同時に、道との二重行政との批判が強い国交省北海道局のリストラも推進する。

 政府は首相の諮問機関「第28次地方制度調査会」を近く設置、道州制導入に向けた議論を本格化する。ただ「道州制」で通常、想定されるのは抜本的な国からの権限移譲だけに、北海道の構想を「似て非なる発想」(総務省幹部)とみる向きもある。
[毎日新聞1月20日] ( 2004-01-20-00:27 )

183とはずがたり:2004/01/21(水) 01:57
<中国・四国> 山口県

http://mytown.asahi.com/yamaguchi/news02.asp?kiji=3671
広域合併遠のく/小野田市・山陽町住民投票

  宇部・小野田地区の合併の枠組みをめぐって18日に行われた小野田市と山陽町での住民投票、山陽町長選、同町議補選(被選挙数1)はいずれも、小野田市と山陽町の合併を訴えた1市1町派の勝利に終わった。これに伴い、合併特例法の期限内(05年3月)の広域合併は事実上なくなった。

  宇部市と楠町も含めた法定合併協議会(法定協)設置の是非を問う住民投票を請求した両市町の住民団体は今回の結果について「2市2町の合併は現実的ではなくなった」「1市1町で納得せざるを得ない状況になった」などと、率直に受け止めている。

  ただ、住民運動そのものの敗北とは受け止めていない。とくに「接戦」となった小野田市の住民団体代表の瀬戸信夫さんは「市民がいろいろ考えてくれる引き金になり、その結果が接戦に結びついた」と、運動の成果を分析。「2市2町に結集した住民の力が、将来のふるさとづくりに役立つ」と手応えを感じているという。

  町長選と町議補選にも独自候補を立て「トリプル」の戦いを展開した山陽町の住民団体代表の河村芳高さんも「なんらかの形で、住民の気持ちが行政に届くシステムをつくりたい」と、運動で得たエネルギーを将来につなげたい考えを示した。

  広域合併をめぐっては関係市町間に温度差があるとして、1市1町の合併への支持を訴え続けた小野田市の杉原記美市長は、「住民投票で審判が下され山陽町の合併に専念できる」とひとまず安堵(あんど)の表情を見せた。一方で「2市2町を求める市民がかなりいることを認識した」と述べた。

  杉原市長は「広域というとらえ方で、自治体のあるべき姿を追求しないといけない」と広域合併は否定しない。住民投票で広域法定協設置賛成に投じられた約9800票の「民意」に対して、「1市1町の合併を先行させながら、みなさんの要望がいつの日にか実る努力はしたい」と配慮ものぞかせた。

  山陽町長選で再選を果たした国沢賢之進氏は「小野田市の将来もかかった選挙だったので、ほっとしている」と喜びをかみしめた。小野田市の住民投票の結果を含め、「すべてに勝てたことで、1市1町の合併が住民の意思だと思う」と語った。

  二井関成知事は「宇部・小野田地域の広域合併による中核都市づくりは極めて重要と考え、今後とも地元の取り組みに期待している」とのコメントを出した。

  ■住民投票開票結果■
   ◇小野田市
    賛成 9847票
    反対 10843票
   ◇山陽町
    賛成 5651票
    反対 7512票

(1/20)

184とはずがたり:2004/01/22(木) 13:53
<近畿> 京都府

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040121-00000065-kyt-l26
福知山市が3町を吸収 合併基本4項目決まる

 京都府福知山市と三和、夜久野、大江3町の法定合併協議会は21日、三和町寺尾のセンター三和荘で第6回協議会を開き、福知山市が市の名称と本庁舎を継承し、来年3月に3町を編入(吸収)する内容の合併基本4項目を正式決定した。最大の課題だった合併方式について、3町側が編入を受け入れ、福天地方の合併協議は大きく前進した。
 1市3町と府の46委員が出席し、4項目の協議を進めてきた新市建設計画策定小委員会の報告を受けた。協議では「事前に調整して決めるやり方でいいのか」「周辺部の将来が不安」などと編入方式を懸念する意見も出たが、賛成多数で原案通り決まった。
 会長の中村稔・福知山市長は「もともと仲がよい1市3町が一緒になることになってよかった」と話し、3町の住民とともに新しいまちづくりを進める決意を示した。 (京都新聞)
[1月21日21時30分更新]

185とはずがたり:2004/01/22(木) 14:06
<近畿>滋賀県

高島の方がいいと思う。もっと郡名を大切にすべきだ。宇摩,海津etc

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040121-00000077-kyt-l25
新市名で住民アンケート 滋賀・高島郡6町村合併協

 滋賀県高島郡6町村の合併協議会が21日、今津町の郡民会館で開かれた。住民グループが新市名を「西近江市」から「高島市」に改めるよう求めていることを協議し、6町村の18歳以上と登録外国人にアンケート調査することを決めた。
 調査は両市名のいずれかを選ぶ二者択一式で、18歳以上の住民と登録外国人の約4万6300人に往復はがきを送って実施する。来月3日に送付し、16日までに回収。17日午前9時から、郡民会館で公開集計する。結果を参考に、24日の会合で決める。実施費用は約500万円。 (京都新聞)
[1月21日19時31分更新]

186とはずがたり:2004/01/22(木) 14:15
<東北・北海道> 青森・秋田

http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2003/1031/nto1031_6.html
十和田湖境界 青森6秋田4で合意

 青森・秋田両県の県境でもある十和田湖町と秋田県小坂町の境界が未定となっている問題で、両町議会の特別委員会は三十日、十和田湖畔休屋で四回目の合同会議を開き、(1)湖岸北側の境界点は、両町議会が主張してきた二地点の中間に設定(2)湖面の面積割合は「十和田湖町六・小坂町四」−を基本方針とすることで合意に達した。

 両特別委は今後、双方の町長に内容を報告する予定で、最終的な境界決定はトップ同士の協議に委ねられるが、両町長が議会サイドの方針を受け入れるかどうかは微妙な情勢だ。

 湖の北側の境界線は、湖岸から約一・三キロ離れた御鼻部山で途切れている。これまで十和田湖町議会は、桃ノ沢の分水れいに沿って境界を湖岸まで伸ばす線引きを主張。一九五一年に十和田村村長(当時)が、青森県知事に境界設定を陳情した経緯を根拠とした。一方の小坂町議会は、森林管理署が現在も業務上使っている地図(林班図)を参考に、署ごとの業務区域を分けた線を境界線にすべきと主張。議論は平行線をたどっていた。

 この日の会議では折衷案として、双方が主張する境界線が湖岸に達する二点の真ん中を境界点に採用。御鼻部山と結ぶ線をどう引くかについては、町長同士の協議にげたを預けた。また、湖面の面積割合については、六三年に青森・秋田両県が結んだ協定(二年後に撤回)に基づき、「十和田湖町六・小坂町四」とした。

 両特別委は十一月に最後の合同会議を開き、合意内容をあらためて確認した後、十二月の各町議会で報告する。合意内容は両町長にも意見書などの形で伝えることになりそうだ。しかし、複数の関係者によると、特に湖岸北側の境界点について両町長がすんなり合意するかどうかは微妙で、湖面の面積割合も絡み変更が生じることも予想されるという。

http://0bbs.jp/u/tohazugatali/6_1

187とはずがたり:2004/01/22(木) 14:17
<東北・北海道> 青森・秋田

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040122-00000060-mai-soci
<十和田湖>地元2町合意せず 130年越し県境問題は長期化 

 秋田県小坂町、青森県十和田湖町にまたがる十和田湖と周辺の県境が決まっていない問題で、両町長が21日、2回目の協議をしたが、両町議会合同特別委員会の合意事項に小坂町側が同意せず、物別れに終わった。町同士での解決が難しいため、2月の次回協議からは、両県を交えた4者で解決を目指すことになった。130年越しの県境問題は町議会合意で進展が期待されたが、ここにきてさらに長期化の様相を見せ始めた。

 両町議会の特別委は昨年7〜12月、5回の協議を持ち(1)湖面は青森6、秋田4の比率に分割する(2)湖の北側の陸地は双方の主張の中間を取って御鼻部(おはなべ)山頂からほぼ真南に下ろした線で分ける――で合意した。「中山半島は十和田湖町に帰属」など既存の境界線も再確認した。これに両町長が同意し両県議会が議決すれば決着するはずだった。

 21日は湖北側の陸地を重点に協議し、小坂町の川口博町長は当初案を主張した。この線引きは青森、秋田両営林局が管轄を分けるために使っている。町議会合意よりも東寄りで、小坂町の“取り分”が広くなる。これに対し、十和田湖町の渡部毅町長は「双方の(当初の)主張の中間点がふさわしい」と町議会合意の線引きを主張し、ともに譲らなかった。

 湖面と周辺の境界線については、1963年に湖面を青森6割、秋田4割とすることで両町が暫定合意したが、双方が既成事実化を恐れ、2年後に解消された経緯がある。小坂町の説明によると、この暫定的な2年間は、湖や北側の陸地を線引きして町の面積に含め、これに基づき国からの地方交付税が算出された。その際、陸地部分で採用されたのが営林局の線引きだったといい、川口町長は「歴史的観点からもこれが境界線」と主張している。【村川幸夫、野口武則】

 ◆十和田湖の県境◆ 江戸時代は一帯が南部藩領だったため、境界問題は存在しなかった。1871(明治4)年の廃藩置県で東岸が青森県、西岸が秋田県とされたが、湖面の境界線は決められず、その後も暫定合意の時期を除き、ほとんど手つかずだった。(毎日新聞)
[1月22日0時24分更新]

188とはずがたり:2004/01/22(木) 15:24
<中部>静岡県

http://www.shizushin.com/area21/area21_2004011516.html
【2004年01月15日(木)】
「2市1町あり得る」 志太合併協で意向、焼津市議会最大会派

 大井川町の離脱によって、今後の方向付けが迫られる志太二市二町(焼津、藤枝、岡部、大井川)法定合併協議会の在り方について、焼津市議会の最大会派「明和会」(深津三郎会長)は十四日までに、「あくまでも大井川町に枠組みに戻るよう説得しながらも、それがかなわない場合、最終的な選択として、後に残る二市一町で合併を進めることもあり得る」(深津会長)との考え方をまとめ、戸本隆雄市長に伝えた。
 明和会は同市議会の定数二六の過半数を占める自民党議員十六人で構成している。

 深津会長は「大井川町は脱退したのだから、二市一町で強硬に協議を進める、とする訳にはいかない。大井川町を脅したり、せかしたりすることはできない」と説明している。

 戸本市長は七日の記者会見で大井川町を除いた二市一町で協議を続けることに消極的な姿勢を示している。藤枝市の松野輝洋市長はすでに、二市一町での継続に強い意欲を表明している。

189とはずがたり:2004/01/22(木) 21:54
<東北・北海道>福島県
耶麻郡の内,西会津町と磐梯町は不参加ね。
喜多方5市町村併せても人口57,760かぁ。
西会津町と塩原村は単独町/村制。磐梯町は会津若松と合併検討。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040122-00000007-mai-l07
法定合併協への参加を正式決定−−喜多方市など5市町村が同意書 /福島

 喜多方市と耶麻郡の塩川町、山都町、熱塩加納村、高郷村の5市町村は21日、法定の合併協議会へ参加する意思を正式表明した。各首長は喜多方市に同日集まり、同意書を取り交わした。各市町村は26日の臨時議会でそれぞれ法定協の設置議案を提出し、法定協は議決を経て28日に設置される予定だ。各市町村とも既に全員協議会で議会側の意向を確認したうえで法定協への参加意思を固めており、各議会で法案は可決される見通しだ。
 5市町村は当初、北塩原村を含めた6市町村による任意協議会で合併を目指していた。しかし、昨年12月に北塩原村が脱退したため、枠組みを変更した。(毎日新聞)
[1月22日19時5分更新]

190とはずがたり:2004/01/23(金) 22:45
<関連法案>

http://news.goo.ne.jp/news/kyodo/seiji/20040123/20040123a1840.html
2004年01月23日(金)
都道府県合併を簡素化 市町村に「区」設置可能に

 総務省が自治体の合併推進に向け今国会に提出する地方自治法、合併特例法の各改正案と、2005年3月に期限を迎える同特例法に代わる合併推進法案の概要が23日、明らかになった。政府の地方制度調査会が昨年11月に最終答申した内容に沿ったもので、3月上旬にも提出する方針だ。
 地方自治法改正案は、現行では特別法の制定が必要な都道府県の合併について、都道府県議会の議決を経て国会の同意があれば合併できるとし、手続きを簡素化する。道州制論議の本格化をにらみ、条件整備を目指す。
 住民自治の強化などを目的に、市町村内に「区」を置ける規定も設ける。区は長と協議会で構成。長は市町村長が選任し、協議会の構成員は原則、無報酬とする。市に置くことになっている収入役を、一定規模以下の市は必ずしも置かなくてもいい規定も加えた。
 合併の際に限り、旧市町村を単位として、法人格を持つ「合併特例区」を設置できる規定は、合併推進法案と合併特例法改正案に盛り込んだ。

191とはずがたり:2004/01/25(日) 03:45
<東北・北海道> 青森県

http://mytown.asahi.com/aomori/news02.asp?kiji=5812
04市町村再編 合併協議の行方混沌
思惑様々「破談」も

 県内各地で進む市町村の合併協議の行方が混沌(こんとん)としている。利害が一致して「縁談」がまとまる地域もあれば、新しい町名や財政問題など様々な思惑から「破談」に至る地域も出始めている。国が7割を負担する「合併特例債」が使えるのは、05年3月までに合併した市町村に限られる。過疎と財政難にあえぐ自治体にとって生き残り策をめぐる選択の期限は迫っている。

●相次ぐ解散

 「4町村とも合併が避けられないとの認識は同じだというのに、残念だ」

 金木町の鳴海義男町長は涙声だった。「市浦村が新規採用を中止せず、広域合併の話を持ち込んだから我々は離脱した」

 22日午後2時。金木、中里、市浦、小泊の津軽北部4町村でつくる法定合併協議会は今月末での解散を決定、4町村長が合併協廃止の協議書に署名した。

 03年2月の法定協発足から1年。昨年9月には新町名を「十三湖町」と決定、合併は目前だった。だが、金木町が昨年末に法定協離脱を表明し、空中分解した。

 同町では新町名が決まってから、住民有志が「十三湖のある市浦村や漁業の印象が強すぎて、他の町村の農業や観光が衰退する」と反対運動を始めた。新庁舎は金木町に置くはずだったが、地理的な理由から中里町に変更する案が浮上。市浦村の04年度の職員採用計画に対しても、金木町議会は「財政が厳しく、合併すれば職員の削減が避けられないのに」と反発、亀裂は深まっていた。

 鯵ケ沢、深浦、岩崎の西海岸3町村の任意協議会も13日、解散を決定。秋田県境の岩崎村が、合併で過疎化に拍車がかかることを懸念し、離脱を表明。昨年3月には、上磯地区の三厩、今別、平舘、蟹田、蓬田による任意協が解散。今別町が「新庁舎建設や水道事業で借金を抱えた蟹田町と合併すれば共倒れだ」と主張したからだ。

 津軽北部や上磯には03年現在、人口5000人以下で、財政の硬直度を示す経常収支比率が90%を超える財政難の自治体が集中する。合併しても、財政破綻や過疎化が解消される保証がない以上、元も子もないというわけだ。

●利害が一致

 一方、比較的順調に協議が進んでいるのは、利害の調整を最小限に押さえられる一対一の小規模合併を目指す地区だ。

 15日には五戸町と倉石村が合併協定に調印し、他の市町村に先駆けて7月に合併することが決まった。「平成の大合併」としては県内初になる。

 経常収支比率が97%強の倉石村は、五戸町への編入合併に生き残りをかけた。久保晴一村長は「対等な立場で協議できた」と強調。三浦正名町長は両町村でまとまって力をつけた後、他地域と大きな合併をする二段階合併の考え方も示す。

 青森市と浪岡町では、中核市への昇格が合併の原動力だ。「日本一の生産量を誇る浪岡町のリンゴで全国に情報発信したい」(佐々木誠造市長)、「空港と港の両方を併せ持つ中核市になれる」(加藤新吉町長)と双方が利点を強調する。

●不協和音

 一方、市部中心に広域合併を目指す地区では不協和音が見え隠れする。

 八戸市など8市町村でつくる八戸地域合併協では、市議と町村議の報酬を合併後、同額にするかどうかをめぐって協議中。市議会は町村議の報酬を市議並みに引き上げれば財政負担が増すことなどを懸念、「温度差のある町村とは無理に合併しなくてもよい」との意見まで出ている。

 弘前市など12市町村による津軽南地域の合併協は昨年、金沢隆市長が同市への編入合併の意向を示し、他の自治体が反発。その後、撤回し、現在法定協で新設合併の方向でまとまりそうだ。

 だが、財政難の自治体にとって合併のうまみは捨てがたいのも現実だ。市浦村は合併協を離脱した金木町を飛び越え、五所川原市との合併を目指す方針だ。三厩村議会も昨年末、蟹田町と平舘村との飛び地合併を決断した。三厩村のある職員は「国の合併特例債は、アメとムチのアメ。分かってはいるが、いずれ青森市の大きな枠組みに救ってもらえるまでは、それで食いつなぐしかない」と漏らした。

(1/23)

193とはずがたり:2004/01/25(日) 04:06
>>191 【解説】
<東北・北海道> 青森県

◆「十二湖町」金木、中里、市浦、小泊町村

金木町が離脱,枠組み崩壊

市浦村は五所川原との合併を目指す方針。(その場合市浦はかなりの飛び地に)
中里町と小泊村は,金木町と3町村での合併を検討へ(その場合小泊飛び地に)
五所川原は広域合併など各種検討

◆鯵ケ沢、深浦、岩崎の西海岸3町村の任意協議会

鰺ヶ沢町は3町村一体で弘前へ合併主張,反対で断念

岩崎村が過疎化を怖れ離脱,協議会解散


◆上磯地区の三厩、今別、平舘、蟹田、蓬田による任意協

今別が蟹田との合流を厭がり離脱・解散

三厩村議会も昨年末、蟹田町と平舘村との飛び地合併を決断した。
蓬田村は単独村制継続へ
三厩村と2町村での合併を検討していた今別町は,単独町制継続を検討へ

194とはずがたり:2004/01/25(日) 04:40
<東北・北海道>秋田県
羽後本荘から由利本荘へ

http://mytown.asahi.com/akita/news02.asp?kiji=5483
本荘由利合併協、新市名は「由利本荘」
 05年3月の合併を目指す本荘市と由利郡7町の合併協議会が22日、開かれ、新市名を「由利本荘市」に決めた。合併後も現在の市町議の任期を一定期間延ばす在任特例については、この日も結論が出ず、小委員会を設けて、改めて意見をまとめることになった。

 新市名は前回合併協で、5候補から「由利本荘市」「本荘市」「鳥海山市」の3候補に絞られていた。この際、委員40人の8割にあたる32人が「由利本荘市」を支持したことから、この日の協議では「投票結果を尊重すべきだ」という意見が大勢を占めた。挙手採決の結果、満場一致で「由利本荘市」に決まった。

 一方、議員定数については、合併後も8市町の議員132人を約半年間在任させるとする案が昨年の合併協で提案されたが、継続審議扱いになっていた。委員からは「決算や予算を見届けるのを理由に、議員を在任させることは、理由にならない」などと、在任特例に批判的な意見が多かった。しかし、「議員を失うことで住民の意見が反映しにくくなる」などとする住民代表の委員もいた。このため議員代表の委員と、住民代表の委員各16人でそれぞれ小委員会を作り、次回の合併協までに意見をまとめることになった。

 新市名決定について、合併協会長の柳田弘本荘市長は「由利郡と本荘市と歴史的な背景のある名前で、円満に決まって良かった。少し名前が長いが、そのうちなじむ」と話した。

(1/23)

195とはずがたり:2004/01/25(日) 04:54
<関東・東京>茨城県

編入/市制常陸大宮市2004.10.16
東茨城郡 御前山村,那珂郡 大宮町,山方町,美和村,緒川村

新設○○町(常北町・桂村・七会村合併協議会(法定))
東茨城郡 常北町,桂村,西茨城郡 七会村

http://mytown.asahi.com/ibaraki/news02.asp?kiji=6927
御前山村 合併巡り住民投票へ

 御前山村議会は23日、臨時議会を開き、合併の枠組みについて住民の意思を問う住民投票条例案を賛成多数で可決した。18歳以上の村民が、現在法定合併協議会が設置されている「大宮町、山方町、美和村、緒川村」か、「常北町、桂村、七会村」の城北地域のどちらと合併協議を進めるかを選択する。住民投票は3月までには実施される。県市町村課によると、合併を巡る住民投票が実施されるのは県内初になる。

 条例案は、「より良い合併を目指す御前山村民の会」(冨田昭、関沢渉、青木辰一代表)が、昨年954人分の署名を集め、1月5日に長山安隆村長に請求。長山村長は21日の臨時議会に提案していた。

 条例では、住民投票は現在法定協で協議が進む大宮町など4町村か、常北町など「城北地域」といわれる3町村のどちらの枠組みで合併を進めるかを選ぶ。住民投票の結果は法的効力はないが、「村長は結果を尊重しなければならない」とされている。

 22日の特別委で、住民投票の対象を15歳以上から18歳以上に修正し、投票率が60%未満の場合は不成立にすることを加えた。この日の本会議では、8対4の賛成多数で可決した。

 長山村長は議会に条例案を付議した際、住民投票実施に反対の意見を付けたが、可決されたことについて「内容をみて厳粛に受け止めていきたい」と話した。

 住民の会は城北地域との合併を望んでいるが、青木馨さん(60)は「条例が可決され、城北地域との合併が多数となるようにしたいが、大宮地域の方が多ければ、協力していきたい」と話した。

 県市町村課によると、合併を巡る住民投票条例は、県内で藤代町、総和町で昨年可決されたが、実施はされていない。

(1/24)

http://mytown.asahi.com/ibaraki/news02.asp?kiji=6926
合併10月16日に 新市名は「常陸大宮」
 大宮町や御前山村など5町村の法定合併協議会が23日、御前山村民センターで開かれた。合併後の新市名は「常陸大宮市」で、合併期日を10月16日にすることが決まった。

 御前山村議会で住民投票条例が可決されたことが報告されたが、会長の矢数浩大宮町長は「日程を変えないように努力していきたい」と述べるにとどまった。

(1/24)

196とはずがたり:2004/01/25(日) 05:36
<中部>新潟県
新潟も政令指定都市取りに来てるねぇ。

http://mytown.asahi.com/NIIGATA/news02.asp?kiji=5503
新潟など12市町村が法定協設置を届け出

 新潟市など新潟地域12市町村の首長が23日、合併のための法定協議会を設置したことを平山征夫知事に届けた。

 篠田昭・新潟市長は「日本海側で初の指定市を目指し、がんばって欲しい」と、総務省で激励を受けたと報告。浅見良一・横越町長は「指定市にならなければ何も意味がない。県も重要課題として取り組んでほしい」などと訴えた。

(1/24

197とはずがたり:2004/01/25(日) 05:44
<中国・四国>高知県

http://mytown.asahi.com/kochi/news02.asp?kiji=2991
3町村が合併協設置/窪川・大正・十和

  窪川町・大正町・十和村が23日、法定合併協議会を設置した。窪川町はすでに大野見村との法定協も設置しており、?掛け持ち?となる。3町村の法定協会長に就任した窪川町の前田哲生町長は「二つの法定協の発展的な再構築も視野に入れて協議していきたい」と述べ、3町村に大野見村を加えた高幡西部地域での合併も模索していく考えを明らかにした。

  発足式と第1回協議会は窪川町であり、合併特例法の期限である05年3月までの合併を目指し、対等合併とすることなどを決めた。

  高幡西部地域の合併を巡っては、4町村が02年4月に任意協を設置しながら、足並みが乱れて法定協設置に至らなかった経緯がある。その後、大野見村民らの住民発議により、住民投票が実施された結果、窪川町・大野見村の法定協が設置された。さらに昨年12月には大正町でも住民投票があり、今回、3町村での法定協設置が決まった。

  高幡西部地域の4町村はいずれも四万十川流域にある。「共通点は多く、小異を捨てて大同につくだけの合併メリットはある」との声も強い。いったん頓挫した高幡西部地域の合併に向け、二つの法定協の再編がどうなるかも注目される。

198とはずがたり:2004/01/26(月) 18:04
<中部>福井県

http://mytown.asahi.com/fukui/news01.asp?kiji=3429
鯖江市×福井市 合併協議が難航

 総合支所権限・自治組織の是非…

 重要事項合意できず 

 合併を1年後に控えている福井市、鯖江市、美山町、越廼村、清水町の5市町村の協議がここに来て難航している。鯖江市は合併後も旧鯖江市のエリアに大幅な自治権をもたせるよう主張。福井市はこれに難色を示しており、双方が落としどころを模索する状況が続いている。「対等合併」の旗印の下、双子都市構想や地域自治組織のイメージだけが先行し、具体的な内容を詰めてこなかったツケが回ってきた形だ。

(川田俊男)

 5市町村の法定合併協議会は昨年12月25日、清水町で5回目の協議会を開いた。住民らが傍聴する中、事務局の職員が「協議が当初の日程より数カ月遅れる見込みです」と発言し、協議のもたつきが明らかになった。

 この日までに49の合併協定項目すべてで合意に達する予定だったが、39項目の合意にとどまった。残り10項目の中には旧福井市以外の旧4市町村に置く総合支所の権限や地域自治組織の設置の是非などの重要事項が含まれている。

●福井を牽制

 福井市の酒井哲夫市長は今月5日の年頭会見で「協議の3分の2は終わった。残りを(次の合併協議会がある)2月末までに合意するのが理想だ」と淡々と説明。しかし、鯖江市の辻嘉右ェ門市長は2日後の会見で「(協議で)議論がかみ合わないという意見が多い。期限ぎりぎりの4月までかかることもある」と牽制(けんせい)し、双子都市構想や地域自治組織の設置などに関する事項について「生命線と言っている以上軽いものではない」と語気を強めた。

●権限で隔たり

 福井市と鯖江市の考え方には大きな隔たりがある。

 総合支所の権限について、福井市は住民票の発行や許認可の受付など、いわゆる窓口サービスをするための出先機関を想定する。これに対し鯖江市は、エリア内の事業の予算配分や許認可についての裁量など、大幅な権限を要望している。

 鯖江市が考える地域自治組織は、国の地方制度調査会が昨年11月に打ち出した制度とは異なる。国の制度では、新自治体の一部として事務を分担するのが主な機能。これに対し、鯖江市の方は、市民や特定非営利活動(NPO)法人などと連携しながら、市民によるまちづくり事業やコミュニティーバスの運行などの鯖江市独自の事業を引き継ぐことを前面に出しているのが特徴だ。総合支所から予算を受ける。

●3町村は静観

 福井市は「同じ事業を旧自治体ごとにやったり、一部の地域だけバスを走らせたりすると新市としての一体性を損なう」といぶかっている。

 鯖江市は主張の背骨とする双子都市構想について、二つの都心をつくるのではなく、都心はあくまで福井市で、鯖江市はものづくりの中心地として位置づけるものだ、と理解を求める。

 他の3町村は静観の構えだ。事務レベルでの協議も遅々として進んでおらず、担当者からは「トップの判断に委ねるしかない」との声も上がり始めている。

●住民投票動き

 一方、協議が難航していることをとらえ、合併反対派の8人の鯖江市議らが合併の賛否を問う住民投票の再度の実施に向けて手続きを始めた。署名活動は2月上旬にもスタートする。市議らは「対等合併と言いながら名称も新庁舎も福井市。事実上の吸収合併で、鯖江市にメリットはない」と主張している。

 鯖江市は昨年4月に武生市との合併の是非と、福井市などとの合併の是非を問うダブル住民投票を実施し、賛成多数で福井市などとの合併を決めた経緯がある。

 仮に鯖江市が離脱すれば新市は人口30万人を大きく下回り、中核市に昇格することは不可能になるだけに、福井市の担当者は「鯖江市への対応は慎重にならざるを得ない」と話している。

(1/26)

199とはずがたり:2004/01/26(月) 18:05
>>198

地方自治法上こんな権限を持たすことが出来るの?

> 総合支所の権限について、鯖江市は、エリア内の事業の予算配分や
> 許認可についての裁量など、大幅な権限を要望している。
> 鯖江市が考える地域自治組織は、国の地方制度調査会が昨年11月に打ち出した制度とは異なる。
>国の制度では、新自治体の一部として事務を分担するのが主な機能。これに対し、鯖江市の方は、
>市民や特定非営利活動(NPO)法人などと連携しながら、市民によるまちづくり事業や
>コミュニティーバスの運行などの鯖江市独自の事業を引き継ぐことを前面に出しているのが特徴だ。
>総合支所から予算を受ける。

まず中核市有りきの合併が問題だな。

201とはずがたり:2004/01/27(火) 17:47
<東北・北海道>秋田県

http://mytown.asahi.com/akita/news02.asp?kiji=5495
新市名は「湯沢市」/湯沢雄勝合併協
議員定数30は否決

 湯沢雄勝合併協議会は26日、新市名を「湯沢市」とすることを決めた。合併で出来る新自治体名の決定は県内で4例目だが、旧市町村名をそのまま使うのは初めて。一方、新市の議員定数を30とし、現議員の任期は合併特例法で05年9月末までとする事務局案は否決した。

 前回の協議会で新市名は「こまち市」「湯沢市」「南秋田市」の3案に絞られていた。

 この日の協議会では「こまち市」を支持する委員が「新しい名称で、新しい町づくりをした方がいい。この名前は米や新幹線で全国的に知られており、覚えてもらいやすい」と訴えた。「湯沢市」を支持する委員は「名前には歴史と実績の重みがある。変えてしまえば、もう再生することは出来ない」と主張した。

 投票は、4市町村長は参加せず、出席の23委員で行った。1回目の投票では過半数に達したものがなかったため、上位2点に絞って決選投票をした結果、「湯沢市」が14票で過半数を制した。「こまち市」は8票、棄権1票だった。

 議員の定数と任期の問題では、議会代表の委員らが「合併初年の05年度予算の決算など、合併の進展を見極めるため、1年7カ月(06年10月まで)在任が必要」と、事務局案に強く反対。しかし、住民代表の委員らが「合併の目的は行財政の改革。議員が長く残るのは逆行だ」「議員定数が30人は多すぎる」などと主張。事務局案は否決され、2月16日に臨時会を開いてさらに検討することにした。

(1/27)

202とはずがたり:2004/01/27(火) 17:54
<中部> 新潟県
もともと
吉田町(2002/10/31),岩室村(1/27)が離脱,岩室村は新潟市と合併協議へ
など求心力に乏しかったか。

http://mytown.asahi.com/niigata/news02.asp?kiji=5518
弥彦村、新市構想から離脱へ

 05年3月末の合併を目指し、法定協議会で議論を進めていた分水町、弥彦村、寺泊町の3町村の合併が振り出しに戻りそうだ。26日に開かれた弥彦村議会合併調査特別委員会が、協議打ち切りを決定したためだ。3町村は、新市設立を目指して、昨年9月から法定協で話し合ってきた。しかし、合併特例債の使い方などをめぐって意見が対立、11月から公式な話し合いを中断していた。

 26日は、3首長らが集まり、今後の方針を話し合った。合併を進めたい分水町、寺泊町に対して、弥彦村の大谷良孝村長は難色を示し、議会に持ち帰って決定したいと結論を保留。午後からの村議会特別委員会で議決した結果、協議継続2に対し反対12となった。

 大谷村長は、特例債をめぐって町村間の信頼関係が失われたと主張してきた。議決後も「こうした中で合併を進めることは、村のためにならないとの結論を得た」と語った。当面は一村独立の方向でいきたいとした。

 3町村の人口合計は3万6千人。約8600人の弥彦村が離脱すると、市の基準となる3万人を満たさない。対等合併で新市設立を目指していた計画は挫折する。

 弥彦村の決定を聞いた寺泊町の高橋誠町長は「最初から合併する気などなかったのではないか。協議してきた2年間は何だったのか。損害賠償も辞さない」と語った。分水町との2町合併については、財政的に困難との考えを示した。

(1/27)

203とはずがたり:2004/01/28(水) 04:17
<近畿・中部>三重県
http://mytown.asahi.com/mie/news02.asp?kiji=5570
伊賀6市町村が合併調印

 11月に新設合併して「伊賀市」を立ち上げる伊賀6市町村による合併協定書の調印式が26日、上野市内のホテルであった。合併特例法による県内の合併調印は、昨年12月に誕生した「いなべ市」に続いて2番目。調印後に各首長が会見し、法定協議会長の今岡睦之・上野市長は各市町村間の合意形成の重要性を強調。合併期日にとらわれずに、住民投票条例案や選挙区問題の解決を優先し、それまでは合併の同意を得るための各市町村議会の開催を見送る考えを改めて示した。

 調印式には、各首長や立会人を務める法定協の委員、関係市町村の議員ら約150人が出席。各首長は合併期日や新市の名称、議員や行政職員の身分の取り扱いなど、21項目が書かれた協定書に署名調印し、続けて立会人らが署名した。

 今岡市長はあいさつで、名張市が昨年2月の住民投票で合併の枠組みから抜けたことを振り返り、「7市町村による合併が長年の共通課題だったので残念だった。今後に夢を託したい」と述べた。新市に向けた課題として、地域が発展していくための住民の理解や、互いに協力し合える土壌づくりを挙げた。

 調印式後、各首長らが記者会見した。今岡市長は「解決すべき現実問題が残っている。合併期日にとらわれずに、きちんとした議論を重ねて『伊賀は一つ』に向けて努力したい」と強調。首長会が中心となって、新市の議員選挙における選挙区問題の調整に取り組む考えを改めて示した。ただ、青山町議会における住民投票条例案の審議に影響があるとして、調整時期や方針は未定という。

 他の首長らは、「合併は大局から考える必要がある」(垂井正・伊賀町長)、「当村は合併の経験がないので緊張している」(稲森稔夫・島ケ原村長)、「合併に向けて住民の気持ちが一つになるよう取り組む」(内保博仁・阿山町長)、「大変厳しい状況の中で合併できることを喜んでいる」(福岡達雄・大山田村長)などと述べた。

 先週、住民投票条例案が議会で継続審議となった青山町の猪上泰町長は「『伊賀は一つ』で、小異を捨てて大同につくということ。今後も町民に訴えたい」と話した。

 一方、出席した各市町村の議員らは、選挙区などを巡る今後の行方に様々な見解を示した。

 ある上野市議は「仮に選挙区を設置しても、34人の定数の割り振りで合意するのは難しい問題だ」。町議の一人は「申請がどんどん遅くなれば笑い物だ。本来は議員間でまとめる問題だが、なんとか首長らに調整してほしい」と話す。ある村議は「合併の目的は財政難対策。喜びより不安が大きい」と話していた。

204とはずがたり:2004/01/29(木) 22:47
<中部>新潟県

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040129-00000006-mai-l15
栃尾市が離脱伝える 馬場市長「民意もう一度確認」−−長岡地域任意合併協 /新潟

 長岡地域任意合併協議会が28日長岡市で開かれ、市議会が法定協設置議案を否決した栃尾市の馬場潤一郎市長が協議離脱を正式に伝えた。馬場市長は報道陣に「3月定例市議会の終了時までに方向性を出したい」と述べ、住民アンケートなどで民意を問うたうえで、合併協議復帰に向けて仕切り直す意向を示した。
 馬場市長は、市民の中に住民投票条例設置に向けた動きがあることに触れて「合併に至らなかったことを不満に思っている市民が多いと感じている」との認識を示し、「市民の真意をもう一度、確認する必要がある」と述べた。
 一方、任意合併協議会は同日、栃尾市を除く6市町村による新市の将来構想などを了承して2月中に法定協議会の設置を目指すことで合意した。栃尾市の途中参加にも門戸を開けておくことも確認した。【金沢衛】(毎日新聞)
[1月29日19時21分更新]

205とはずがたり:2004/01/29(木) 22:51
<東北・北海道> 岩手県

http://mytown.asahi.com/iwate/news02.asp?kiji=4923
田老町長、進退かけ合併議案を1日再提出

  宮古市、田老町、新里村の合併問題で、法定合併協議会設置の議案を否決した田老町は29日、来月1日に臨時議会を開き、法定協設置の議案を再提案することを決めた。「まさか」の事態に、野中良一町長は「進退をかけてやる」と強い決意をにじませるが、可決されるかどうかは、なお流動的だ。

  田老町議会が、臨時議会で法定協設置の議案を否決してから一夜明けた29日朝、3人の首長は慌ただしく新里村役場に集まり、今後の対応を協議した。

  野中町長は「おわび申し上げる。まだ、何とかなる道はあるはず。再提案して可決する努力をする」と説明した。

  運転手の都合がつかず、総務企画部長に車を運転させてかけつけた熊坂義裕・宮古市長と、東京出張をキャンセルした山口通男・新里村長。2人は「ぜひそうしてほしい。ゼロにはしたくない」と話したという。

  その後、野中町長は議長、副議長らと協議し、来月2日に予定していた法定協設置に間に合わせるため、1日に再度、臨時議会を招集し、法定協設置の議案を再提案することを決めた。

  野中町長は「(再提案した議案が)可決されなかったら、町長辞職か議会解散を考える」とまで語った。

  昨年8月、任意協議会設置の予算を提案したときは、反対は3人だけだったという。前日の否決に、野中町長は「全然予想しなかった。参ったなぁ」と、いくらか余裕を取り戻しつつも、「町単独で残ることの難しさをわかってもらうよう、お願いするしかない」と表情は厳しい。法定協で議論を詰め、住民投票などで最終的な賛否を問いたいという。残された時間は、町議に個別に説得にあたるという。

  町議の一人は「町長が『法定協イコール合併』と受け取れる発言をした。あれで、不信感をもった議員がいた」と話す。反対した別の町議は「議決した時と、状況は何も変わっていない。これで議決がひっくり返ったら、議会の恥だ」と冷ややかだった。

  臨時議会は、1日午後2時から町役場で開かれる。



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206とはずがたり:2004/01/30(金) 12:52
<東北・北海道>山形県

http://mytown.asahi.com/yamagata/news02.asp?kiji=4731
山形など2市2町国保財政、合併の障碍に?
「健全化」特効薬なく

  山形、上山、山辺、中山の2市2町合併に向けて、国民健康保険事業の財政事情が大きな難題の一つになっている。事務レベルでは「合併までに各市町とも健全な運営状態にする」と申し合わせたものの、運営を健全化させようにも、どの自治体も不況による減収と、高齢化に伴う老人保健への拠出金の増加という悪循環から抜け出す特効薬を見いだせないでいる。

  4市町の合併協議会でも近く、自治体で異なる賦課方式や検診などへの助成制度など給付に関する調整を始める。

  国保の場合、保険料は各自治体で異なるが、サービス(医者にかかった際の給付金の割合)はどの市町の住民も同じ。

  このため、赤字を抱えた自治体と、ある程度の基金をもつ自治体とが合併する場合、住民の間で不公平感が出やすく、合併前に各自治体がどこまで運営を健全化させるかが重要になるという。

加入者は増加

  4市町では、自営業者や年金生活者など住民の約3人に1人が国保に加入している。だが、上山市では昨年競馬が廃止されたことに伴い約100世帯が加入するなど、失業などで国保の加入者は増える傾向にある。

  4市町は98年度から今年度にかけて、相次いで保険料を引き上げた。しかし、保険料は所得に比例する部分もあることなどから収入が思うように伸びず、加入者の増加が自治体の国保財政を締め付けている。

  なかでも最も苦しいのが中山町で、昨年度は約800万円、今年度も約2500万円の赤字が見込まれる。国保基金(昨年度末)も約1億2800万円にとどまり、条例で定めた目標に300万円ほど足りない状態だ。

  1人当たりの年間医療費が県内トップの上山市も深刻で、99年度に約17億円だった国保の支出は今年度19億9千万円が見込まれるという。

医療費減へ対策

  各市町は医療費を抑えるため、保健師による健康相談や温泉利用の促進などさまざまな取り組みに知恵を絞っている。

  こうしたなか、山辺町ではこの冬、より直接的な効果を狙って、65歳以上の町民に限り、町外の病院でインフルエンザの予防接種を受けても補助金を出し始めた。

  インフルエンザが大流行すれば、規模の小さな自治体ほど国保財政を直撃する。医者にかかる人の半数以上が山形市内の病院に行っているという同町の実情を踏まえた措置で、昨年11、12月の2カ月で約120人がこの制度を利用した。

  同町保健福祉課の小松良吉課長は「今後もより即効性のある対策を講じたい」と話している。
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207とはずがたり:2004/01/30(金) 12:59
<中部> 岐阜県

凄い厭がられ方だねぇ。

http://www.asahi.com/politics/update/0126/002.html
3市で反対住民が多数 岐阜・東濃4市町合併「白紙」へ

 岐阜県東濃地方の多治見、瑞浪、土岐3市と笠原町の合併について、賛否を投票形式で住民に問う「住民意向調査」は25日に各市町で投票があり、即日開票された。4市町のうち瑞浪市など3市で合併反対が賛成を上回った。この結果、美濃焼産地として知られる4市町の合併は白紙に戻ることになった。

 4市町でつくる法定合併協議会の主催で、事実上の住民投票にあたる。同じ投票形式で四つの自治体が一斉に民意を問うのは、「平成の大合併」でも例がない試みだ。

 4市町のうち合併賛成が反対を上回ったのは笠原町だけ。行政主導の合併に対する住民の反発の強さが浮き彫りになった。

 投票の資格があるのは18歳以上の住民で、4市町あわせて17万9755人。事前登録した永住外国人276人にも投票が認められた。

 投票率は多治見市52.17%、瑞浪市60.73%、土岐市59.29%、笠原町62.11%。全体では56.35%だった。 (01/26 00:16)

208とはずがたり:2004/02/03(火) 00:21
<九州・沖縄> 鹿児島県

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040202-00000018-nnp-kyu
「交付税削減予算組めぬ」 奄美また合併の動き 6市町村提案へ

 合併の枠組みが破たんしていた鹿児島県・奄美大島の六市町村長は一日、法定合併協議会を新たに設置することを申し合わせた。国の地方交付税が大幅に削減され、新年度予算が組めない状況となったため。十三日までに開く臨時議会にそれぞれ関連議案を提案、可決される見通し。

 奄美大島の合併問題は当初、海を隔てた隣の喜界島(喜界町)を含む八市町村で論議されたが、昨年五月以降、同町と龍郷町が「役場がなくなる」などと離脱を表明して枠組みが崩壊。合併論議は事実上ストップしていた。

 合併論議の急展開について、名瀬市の平田隆義市長は「地方交付税が減り、予算編成が厳しくなった。合併特例法の期限が来年三月末と迫っているのも理由だ」と話した。同市の場合、歳入の約三割を占める地方交付税が来年度は本年度比約12%(約六億円)カットされるという。(西日本新聞)
[2月2日2時20分更新]

209とはずがたり:2004/02/03(火) 18:06
<九州・沖縄> 鹿児島県

腐った利権オヤジどもが巣くっているだけの地方議会なんかの云うことなんかを聞くもんじゃない!

http://mytown.asahi.com/kagoshima/news02.asp?kiji=3506
合併協「離脱しない」/隼人町住民投票

 姶良中央地区合併協議会からの離脱の賛否を問う隼人町の住民投票が1日投票され、開票の結果、「離脱しない」が「離脱する」を上回った。投票率(?・?%)、開票結果とも成立条件を満たした。津田和操町長は結果を尊重するとしているが、すでに離脱を決議している町議会との対立が今後、一層深まりそうだ。当日有権者数は2万8824人。

 合併をめぐり、町内には推進論から反対・慎重論まで様々な意見が出
ていた。 商工会を中心とした「住民の会」は、「国分市と商圏は一体」として1市6町の合併推進の立場をとった。一方、「隼人町民の会」は合併による住民サービスの低下、行政区域の拡大などを懸念し、離脱を求めた。

 こうした動きの中で町議会は昨年9月、姶良中央合併協からの離脱を賛成多数で決議。一部では、合併協の構成自治体のうち牧園、横川、溝辺3町議会と意見交換会を開くなど、4町合併を模索する動きも出ていた。

 これに対し、津田和町長は「1市6町での枠組みで合併を」と強調、議会側と対立した形となっていた。ただ、最近は住民投票が成立しなくても結果を尊重するとの考えを示しており、今後の対応が焦点となる。

 住民投票は昨年8月、「隼人町民の会」が直接請求の手続きに入ったが取り下げ、町が条例制定案を議会提出して実施された。有権者の半数以上が投票し、賛否のいずれかが有権者の3分の1を上回ることが成立条件となっていた。

 法定協議会の設置を含め、合併の是非を問う住民投票の実施は県内7例目となる。

(2/2)

210とはずがたり:2004/02/03(火) 18:27
<中部>新潟県
コメントは>>209に同じ。頑張れ,市長!責任有る立場の人は違うねぇ。

http://mytown.asahi.com/niigata/news02.asp?kiji=5558
合併あきらめぬ市長、議会と火花 栃尾

 長岡地域との法定協設置議案を否決した栃尾市議会で2日、「合併はあきらめない」との発言を繰り返す馬場潤一郎市長と、「自立の道を歩むべきだ」とする反対派議員が激論を交わした。

 栃尾市は昨年11月、20歳以上の市民4割を対象にしたアンケートで、合併賛成派が反対派を10・3ポイント上回った。だが、議会は長岡地域との合併に「ノー」の結論を出し、民意とのねじれを起こしている。

 2日の全員協議会で、反対派の議員は「市長は議会の議決を重視すると発言してきた」「あからさまな議会無視だ」などと、市長の言動を牽制(けんせい)。早く自立へ舵(かじ)を切るべきだと主張した。

 一方、市長は「市から住民投票やアンケートを行うことはない。ただ、市民から動きがあれば、尊重する」とかわした。

 すでに賛成派に近い一部の住民有志は、直接請求による住民投票条例の制定などを目指して始動。反対派の11人の議員は連名で「否決報告」のビラを全戸配布するなど、対立が激化している。


(2/3)

211とはずがたり:2004/02/06(金) 23:26
<広域合併> 東北・福島

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040206-00000002-mai-l07
[ふくしま経済点描]東北6県より隣接6県 /福島

 青森、岩手、秋田の北東北3県が大同団結に向けた動きを加速している。道州制をにらんだ動きで、「東北6県の足並みをそろえよう」と、宮城、山形、そしてわが県の南東北3県にも呼び掛ける論調も、一部では出ている。
 「長野県を『信州』と呼ぼう」という知事サンとは違って、北東北3県の知事たちは「県境をなくして州に」と本気だ。町村合併の行き着く先は道州制という論理的帰結の受け皿を、という含みもある。
 一方、具体的にわが県が隣県との合併を考えるなら、茨城、栃木を視野に入れた「FIT構想」や、尾瀬をめぐる新潟、群馬との知事会議「尾瀬サミット」などでも明らかなように、青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島の、いわゆる「東北6県」より、宮城、山形、新潟、群馬、栃木、茨城の「隣接6県」の方が身近で現実的だ。遠くの親類より、近くの他人だ。
 新聞やテレビなどでも「宮城県(仙台市)との間にバスが走った」とかいうニュースは時折見かけるが、「隣接6県」のうちの、とりわけ新潟、群馬、栃木、茨城県のニュースは極端に少ない。例えば、県南の各市町村は北関東3県と、会津では新潟県との交流が日常的にあるはずだが、その情報量は「東北」に比べて極端に少ない。ない、といってもいいほどだ。
 「道州制を」という時、相変わらずとらわれているのは、いままでの「東北地方」なのだ。市町村の合併がそれぞれの自由意思に任せられているのなら、都道府県の道州制への参加・不参加、あるいはその枠組みも、これまでの「東北」「関東」「甲信越」などにこだわる必要はないはずで、「東北」の南端の福島県は、「関東」の北や「甲信越」の北との合併だって、あっていい。
 わが県の知事サンは「まだ早計」とばかりに、東北州には消極的な受け答えを繰り返すが、もしかして知事サンの頭にはそのことがあるのだが、いままでの「東北」との付き合いを考えていて言い出せないん?(一宿一)(毎日新聞)
[2月6日19時6分更新]

212とはずがたり:2004/02/06(金) 23:28
<九州・沖縄> 宮崎県

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040206-00000006-mai-l45
「2市2町で法定協を」 異例の投票−−南郷町議会 /宮崎

 阪元勝久町長が法定合併協議会不参加を打ち出した南郷町で5日、町議会の南那珂地域合併問題特別委員会(坂元啓一委員長、議長を除く15人)が法定協設置の是非について異例の投票を実施した。
 委員長と欠席の1人を除く13人が投票。12人が設置に賛成し、枠組みは「串間市を含む2市2町」が過半数の7票を占めた。しかし、串間市は鈴木重格市長、議会とも「合併せず」を明確にしており、同市を含む枠組みの実現性は極めて低い。他の枠組みは、日南市、北郷町との1市2町が4票▽日南市との1市1町は1票だった。阪元町長は「(串間市という)相手がいない」と話した。【木元六男】(毎日新聞)
[2月6日21時3分更新]

213とはずがたり:2004/02/07(土) 10:40
どのマスコミも小さな自治体が消えていくのは不安だという論調になっていて言論統制の臭いすら感じる。
高々2000人程度で自治体を構成して税金の投入を余儀なくされ議員を飼わせている。
人口が3万人以上の自治体に住む者はもっと怒るべきだしマスコミもたかが数千人の自治権という既得権益よりももっと守るべき物があるのではないか?

<東北・北海道>北海道
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news02.asp?kiji=6318
「椴法華」消える?不安強く

函館への編入合併 年内にも
「村民の意思、どこまで反映」

  渡島半島の突端にある人口約1600人の椴法華(とどほっけ)村。函館市への編入合併が決まり、村役場では12月の合併を目指した様々な準備が進んでいる。予定通りなら、合併特例法のもとでは道内第1号になるが、村には「故郷の名前が消えるのは困る」「地域の意思が、どこまで反映されるのか」という不安も根強い。

  合併するのは、函館市、南茅部町、恵山町、戸井町、椴法華村。今回は4町村が函館市に編入される「編入合併方式」で、合併後はすべて「函館市」になる。

  5市町村のうち、最も小さいのが函館市の中心部から東へ車で約1時間半の椴法華村だ。函館市内には、椴法華村より大きい2千人規模の自治会組織がいくつもあり、村民は「函館にのみ込まれてしまう」と不安を口にする。

 村が続けている合併の説明会では「せめて『椴法華』という名前を残してほしい。名前もなくなってしまえば、本当に村が消えてしまう」という切実な「願い」も出た。



「議員は…」も関心高く


  最低得票数84票

  合併に関する5市町村の法定協議会では「椴法華」という名前は残す案が有力だが、村民の不安はそれだけではない。説明会では「現在の村議はどうなるのか」「合併後、市議の定数は増えるのか」という質問も相次ぐ。「地域の意思」がどう反映されるのか、村民には大きな関心事だ。

  合併後の議員数などは調整中だ。現在、椴法華村議は10人。99年の選挙(03年は無投票)の当選者の最低得票数が84票だったのに対し、前回の函館市議選の場合は、村の人口より多い2721票。30倍以上の開きがあり、「椴法華から市議になれる人はいないのではないか」と話す村民は多い。

  高齢化率44%に

  村は漁業とともに歩んできた。だが、高齢化と人口減は止まらず、55年に3799人いた村民は半分以下に。道の推計では2020年には856人にまで減り、同時に65歳以上の高齢化率は44・7%に跳ね上がる。

  財政難も深刻だ。歳入の6割以上が地方交付税と村債で占められる。来年度からは毎年度赤字が続くという予測もあり、「財政を再建できる力はない。破綻(はたん)は目に見えている」という深刻な声が「函館市への編入合併」を推し進めた。

  村が昨年、全世帯を対象にしたアンケートでは、合併が「必要」「どちらかといえば必要」と答えた人は55・9%で過半数を超えた。だが、「合併したら函館市の言うがままになる」「生まれ育った村がなくなるのはいや」などとして反対した村民も少なくない。

  「村は、国に言われる通りにやって、借金もしてきた。それが次は『合併しろ』だ。2階に上がってハシゴを外された思いだ」と、ある村民は苦々しく語る。

  99年版の村のパンフレットに「小さいという不利益を克服し、小さいからできるメリットを生かします」という一文がある。だが、そのメリットが生かせないまま合併の波が押し寄せた。年配の男性は「若い人は、みんな函館へ行きたがる。合併すれば、ここも函館だ。同じところに住んでいると思えば気持ちもまぎれるかな」と、寂しそうに話した。


(2/6)

214とはずがたり:2004/02/07(土) 10:59
<中部>福井県

嶺南地区合併構想

1名田庄村+小浜市,上中町+三方町,大飯町+高浜町
2大飯町+高浜町+名田庄村,上中町+三方町+小浜市
3大飯町+高浜町+名田庄村,上中町+三方町,小浜市

http://mytown.asahi.com/fukui/news02.asp?kiji=3463
小浜市との合併協設置求め
住民発議の交付申請/上中町民

 上中町の住民団体「上中の未来を考える会」のメンバーは5日、小浜市との法定合併協議会の設置を求める住民発議をするため、町に対して請求代表者証明書の交付を申請した。

 申請をしたのは同会の小林和弘さん(60)ら3人。この日、上中町住民センター(町役場)で、津田雅司町長に交付申請書を手渡した。同町は1日に三方町と法定合併協議会を設置しており、小林さんは「三方町との合併は反対はしないが、小浜市との協議も進めてほしいという町民の声も多い」などと訴えた。

 これに対して津田町長は「住民の思いはいろいろあると察している。申請についてはルールに従って進めるが、三方町との合併については地区説明会などを通じて理解してもらえたと思っている」などと答えていた。

 同会は証明書の交付翌日から1カ月間署名活動をする。約6500人の有権者の50分の1以上が集まれば、両市町長は議会に法定合併協設置議案を付議することになる。

215とはずがたり:2004/02/08(日) 23:26
<中部> 岐阜県

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040208-00000123-kyodo-pol
飛び地解消、V字型に 岐阜・武芸川町の住民投票

 岐阜県関市など5市町村の合併が「飛び地」になるか否かの鍵を握る同県武芸川町で8日、合併の是非や枠組みを問う住民投票があり、開票の結果、「関市への編入合併」が最多となった。同町は関市などの法定協議会に合流し、飛び地は解消される見通しとなったが、合併新市はV字型の珍しい地形になる。
 開票結果は「関市への編入合併」が2470票、「岐阜市への編入合併」が806票、「合併しない」が698票。投票率は74・39%だった。
 武芸川町は岐阜市、関市いずれとも任意協議会を設置していたが、合併相手をめぐり町内の意見が分かれたため法定協に参加せず、昨年9月に住民投票条例を制定した。
 武芸川町と同様に関市など5市町村に挟まれる美濃市は合併しない方針を既に決定。八幡町と美並村は3月に計7町村で合併し「郡上市」となることが決まっているため、残る武芸川町が飛び地の「つなぎ役」として期待されていた。(共同通信)
[2月8日23時2分更新]

216とはずがたり:2004/02/10(火) 00:51
<東北・北海道>秋田県

http://www.mainichi.co.jp/news/selection/20040210k0000m040047001c.html
2004年02月10日
市町村合併:
市議の定数146人に 秋田・大仙市

 05年3月に合併予定の秋田県大曲市と仙北郡7町村の合併協議会は9日、合併後も現議員の身分を保障する在任特例を、1年以内で適用することを決めた。合併で誕生する新市「大仙市」は人口約9万8000人だが、議員定数は合計146になる。同じく特例適用を決めている青森県八戸市周辺8市町村(05年1月合併予定)の定数と同数で、東京都議会(定数127)を上回る全国最大規模となる。

 合併協議会では、「経費削減が合併理由なのに、住民は納得しない」「議員が少なくなると郡部の住民の意見が反映されない」と賛否が割れ、委員49人の無記名投票の結果、賛成27、反対22で特例適用が決まった。

 事務局によると、議員報酬を大曲市の基準(月額37万4000円)に合わせた場合、単純計算すると、年間の議員報酬は9億4309万円になるが、今後報酬額は検討するという。

 「大仙市」の人口規模だと、特例を適用しなければ、地方自治法上の本来の議員定数は最大30人で、基準を大曲市に合わせても報酬総額は1億9388万円という。

 合併特例法は、合併後最長2年まで議員が在任できる特例を設けている。これまでに特例を適用した例は、さいたま市で100人、山梨県南アルプス市で96人などがある。【野口武則】

[毎日新聞2月9日] ( 2004-02-09-19:20 )

217とはずがたり:2004/02/11(水) 01:00
<中国・四国>高知県

http://www.kochinews.co.jp/gappei/gappeiz.htm
高知県の市町村合併の動き
http://0bbs.jp/u/tohazugatali/8_1

218とはずがたり:2004/02/11(水) 19:57
<中部>三重県

場当たり的な行政で無駄だねぇ。
>志摩町役場は94年完成の鉄筋5階建てで余裕もあるが、新市の最南端にあり、不向きとされた。

http://mytown.asahi.com/mie/news01.asp?kiji=5647
「新市役所」 県庁舎間借り交渉中

阿児町の中心部に建つ県志摩庁舎
 10日に合併協定書に調印する志摩郡5町(阿児、浜島、大王、志摩、磯部町)が合併後の新市役所を阿児町鵜方の県志摩庁舎の一部に「間借り」する交渉を進めている。新市役所は同町役場に置くと決めたが、建物が60年建設で古く、まとまったスペースもないため、すぐ近くで空き部屋のある県庁舎に目を付けた。実現すれば、異例のことだ。

 計画では各町役場を「総合支所」として、住民課や水道課など直接住民サービスにかかわる部門を残すため、本庁舎には総務や企画、財政などの部門を収容する。

 合併協は昨年7月、本庁舎を5町の中心部にある阿児町役場と決めた。しかし、同町役場は狭く、支所機能だけで満杯。駐車場も少なく、「市役所にするのは不可能」(合併協議会事務局)という。ほかの4町のうち、志摩町役場は94年完成の鉄筋5階建てで余裕もあるが、新市の最南端にあり、不向きとされた。

 合併協の新市建設計画には「将来的に新庁舎建設について検討する」との文言があるだけだ。

 合併協が目をつけた県志摩庁舎は、同町役場から約300メートルほどの国道沿いにあり、鉄筋4階建て、延べ約4260平方メートル。現在は県南勢志摩県民局の志摩建設部や、保健福祉部、農林水産商工部の一部などが入っている。合併協事務局によると、県の機構改革で部署が縮小されるなどして2階と4階の一部に空きスペースがあり、4階には市長室に利用できそうな応接室が2室ある。

 合併協は県に志摩庁舎使用の要望書を提出し、交渉中。会長の井上大・浜島町長は「今から新庁舎を建てても間に合わない。他に適当な場所がなく、貸してもらうのが一番」。庁舎を管理する県南勢志摩県民局の田岡光生局長は「県有財産の有効活用にもなり、協力したい」と前向きだ。

 ただ、家賃や借りる面積、期間などはまだ決まっていない。しかも、在任特例で合併後、1年1カ月残ることになった5町議75人を収容する議場のめども立っていない。

 同県民局企画調整部の担当者は「合併支援は県の役目だが、家賃無料は無理。県が建物を市町村に貸し出す事例は少ないが、県内で合併が進めば同様の要望が出てくるかもしれない」と話す。
(2/10)

219とはずがたり:2004/02/13(金) 01:40
<中部> 山梨県

田舎の元町議や村議なんてろくなもんじゃないんだからとっとと自主解散しる!!

http://mytown.asahi.com/yamanashi/news01.asp?kiji=6747
合併特例の南ア市議 任期短縮視野に結集

  旧町村議員が合併後も議員にとどまる在任特例の適用で、人口は約7万人なのに93人もの市議が在籍する南アルプス市で9日、「合併特例議員任期と議員定数を考える会」が設立された。「長すぎる」と批判される1年11カ月の特例期間の短縮をめざすもので、87人の議員が会員に名を連ねた。同市では、住民による議会解散請求が今月下旬にも始まる予定で、リコール解散の事態だけは避けたいとの思惑が、「会」への結集に議員らを駆り立てたようだ。

  市役所西別館で開かれた設立総会には80人を超える議員有志が参加した。発起人を代表してあいさつした清水勝則議員は「世論の声とかいろいろある。我々も一生懸命勉強して総意でいい形をつくりたい」と述べた。

  任期や定数についての意見交換はなかったが、「在任特例の意義が市民に理解されていない」として議会として広報活動を行うことも提案された。法的効果を持たせたいとして、任期と定数について話し合う特別委員会を議会に設置することでも合意。特別委設置の臨時議会が16日に開かれることもこの日決まった。

  総会後に会見した清水議員は「合併後のフォローを一生懸命やっていても(任期の批判で)毎日がつらい」と吐露。「議員みずから身を削ることも覚悟で早い時期に答えを出し、市民に理解を求めていきたい」と、時期には触れなかったが、自主解散による任期短縮の意向を示唆した。

  一方、同市内では解散請求の住民運動の準備が進められている。「会」に参加した議員は「リコール運動がなければこんな急な動きにはならなかった。リコール解散のような恥ずかしい事態は避けたい」と話していた。


(2/10

220とはずがたり:2004/02/14(土) 02:10
<東北・北海道> 青森県

http://mytown.asahi.com/aomori/news02.asp?kiji=5911
津軽南合併協 新規ハコモノ抑制へ

 弘前市の金沢隆市長は12日の記者会見で、津軽南地域合併法定協議会に参加している12市町村の首長間で、新規のハコモノ事業の抑制を申し合わせたことを明らかにした。来年3月末の合併に向け、住民は他の自治体のハコモノと借金額に神経をとがらせており、「駆け込み着工」を阻止することが狙いだ。ただ、各市町村の「良識に期待する」ともしており、実効性が担保できるかどうかは不透明だ。

 金沢市長は「皆さんが努力しましょうと。来年度に健全財政を維持しようということで、皆さんの良識に期待する緩い申し合わせをしました」と述べた。

 市長選告示前の1月下旬、金沢市長は「新規事業を計画している自治体もあり、合併前に『駆け込み』をやめるよう申し合わせた上で、合併協議に入りたい」と強調していたが、2月上旬の首長会議を経て少しトーンダウンした。ハコモノの中には事業が継続中だったり、すでに各自治体の総合計画に盛り込まれたりしているものもあり、強い縛りをかけにくい事情もあるようだ。

 ただ、合併する自治体には、第三セクターのスキー場の失敗で巨額の借金を背負った大鰐町や、赤字予算に苦しむ黒石市など財政事情の厳しい自治体がある。こうした申し合わせが必要な背景には、比較的余裕のある自治体の住民には、過去の負債に加えて合併前の駆け込み事業の借金まで背負わされることへの警戒感があるためだ。

 例えば、平賀町に昨年完成した、巨大なドーム形屋内運動場や温水プールを備えた多目的運動施設「スポーツランドひらか」は、他の市町村の羨望(せんぼう)の対象。また、大鰐町が温泉施設を核とした駅前開発事業を計画していることを苦々しく思っている自治体も多い。

  「財政がとりわけ厳しい自治体が新規事業を計画しているなんてとんでもない、という話が議員の中で出ている。ただ、問題なのは個別の事業の善しあしではなくて、その施設が合併を見据えて新市にとって必要かどうか議論されていないことだ」。ある自治体の議長はこう指摘する。

  法定協では自治体の詳しい財政状況が未だ示されていない。ある弘前市議は「第三セクターや土地開発公社など自治体に関係するすべての団体の財務状況の開示が合併の大前提。その上で、各地域の特色を生かしたどんな施設が必要かという話になる」と話している。


(2/13)

221とはずがたり:2004/02/14(土) 02:27
<中部> 長野県

http://mytown.asahi.com/nagano/news01.asp?kiji=4022
合併賛成「自立」上回る/池田町住民調査

  北安曇郡池田町と町議会が、住民を対象に行った合併についての意識調査の集計が12日、町公民館で行われ、「合併賛成」が有効投票の53・45%を占め、「自立賛成」を上回った。町は一昨年秋の住民意識調査結果をもとに、昨春、「自立」方針を打ち出したが、19日に町議会の特別委員会で集計結果について協議、今年度内に再度、町の方針を確認する。

  調査は、永住登録の外国人を含め18歳以上の町在住の男女9221人を対象に実施。1月19日から調査票を配布し、今月10日までに回収したり、郵便で返送してもらったりした。87・49%にあたる8067人が回答し、有効回答は7816人。

  集計の結果、合併賛成が4178人、自立賛成が3638人だった。合併賛成のうち、南安曇、東筑摩両郡の5町村でつくる安曇野地域任意協をあげた人が61・30%にあたる2561人を占めた。次に多かったのは「松川村」の838人、「松川村と東筑摩郡生坂村」の308人、大町市と北安曇郡八坂、美麻両村が183人などの順。

  山崎袈裟盛町長は「住民投票に近い確度の高い民意として重要な判断資料にしたい」と述べた。合併問題の特別委員長も務める田中昌吉議長は「住民の考えはほぼつかめた。3月定例会前までには結論を出したい」と話した。
(2/13)

222とはずがたり:2004/02/14(土) 02:36
<中部> 福井県 >>66
不協和音が聞こえてきてはいたけど破談になるとは…
本庁舎…松岡町 町名…永平寺町 経済政策…行財政改革指向(上志比村)
でバランス取れなかったのかね?

http://mytown.asahi.com/fukui/news01.asp?kiji=3480
吉田郡3町村/合併を白紙撤回

 首長会見、正式に表明

 松岡町、永平寺町、上志比村の3町村長は12日、松岡町役場で記者会見し、3町村でつくる法定合併協議会を解散し、合併を白紙に戻すことを正式に表明した。3町村は法定協の廃止議案をそれぞれの議会に提案する。法定協設置後に合併が破談するのは、春江町、坂井町に次いで県内で2例目。

 県内で2例目の破談

 会見冒頭、合併協議会会長の砂村義隆松岡町長が「誠に残念ですが、この吉田郡合併は『解散もやむなし』ということになりました」と用意していた文書を読み上げた。砂村町長は、断念に至った理由の一つに、松岡町か永平寺町かで意見が割れた本庁舎位置問題を挙げたが、「まちづくりと行政改革に対する取り組み方にかなりの差があったことが最大の原因だった」と説明した。

 合併後の庁舎位置をめぐる3町村長の協議が不調に終わり、6日の小委員会で合併断念を確認していた。今後の方針について3首長とも他の枠組みでの合併には前向きな姿勢を示したが、具体案は明らかにしなかった。

 法定協は02年12月、県内で4番目に設置された。新町名を永平寺町にすることを決めたが、昨年10月、行財政改革を主張する上志比村と、必要な投資は積極的にすべきだとする松岡町の、まちづくりへの姿勢が違いが表面化。1月以降本格化した本庁舎位置の協議で対立が決定的になった。

記者会見の主な内容は以下の通り。

−−なぜ白紙撤回になったのか。

松岡町長 合併(の取り組み)に対する温度差ではない。行財政改革に対する考え方の差だと思う。

上志比村長 まったく同じだ。

永平寺町 合併に対するわずかな認識の差はあったと思う。

−−行財政改革に対する差とは。

上志比村長 上志比には最小限のインフラがある。合理化、改革をして福祉、教育に力を入れたい。新しいものを建設したいという考えは相反する。

松岡町長 将来、税となって返ってくるような投資は大いにやるべきだ。企業誘致や観光客誘致などに投資し、地域間競争に勝てるようにしたい。

−−本庁舎を松岡町につくるという案に上志比村が反対していたようだが。

永平寺町 新しい町をつくるには譲るものは譲り、こだわる必要はないと思っていた。

上志比村長 地理的な中心(である永平寺町)に核(庁舎)を持っていってそこから周辺に発展していくものと考えていた。

松岡町長 松岡町は、県庁や北陸道(のインターチェンジ)にも近いし、人口も(合併後の新町の)半分ある。これだけは譲れなかった。

−−今後の合併はどう考えるか。

松岡町長 住民の意思を引き継ぎ、今度こそ合併できる枠組みを考えないといけない。(特例債期限の来年3月末に)まだ間に合うと思う。

永平寺町 このままでは競争に勝ち抜く自信はない。最善の郡内の合併がだめになったのだから、議会とともに次善の策を探す。

上志比村長 議会と相談しながら合併する方向で考えていきたい。


(2/13)

223とはずがたり:2004/02/14(土) 02:50
<中国・四国>広島県

周囲を広島にほぼ囲まれる形ながら合併にぐずぐず云う府中町からマツダはとっとと撤退すればいいんじゃ。

http://mytown.asahi.com/hiroshima/news02.asp?kiji=3489
広島市と府中町、初の法定協開催
  広島市と府中町の第1回法定合併協議会が9日、同町の住民グループによる直接請求から11カ月たってようやく開かれた。再び住民投票を実施する意向を示している和多利義之町長は「広島市の財政危機が伝えられ、住民から調査をしてほしいとの要望が出ている」と述べた。両市町の合併の先行きは依然不透明だ。

  会長の秋葉忠利市長のほか、委員24人が出席。会議規定や予算などを事務局の提案通りに決めたが、合併の期日など具体的な議論には至らなかった。府中町の委員からは、市の財政見通しを明らかにするよう求める意見が相次いだ。

  同町では02年6月の住民投票で「単独市制への移行」と「そのまま町で」を合わせた合併反対票が賛成票をわずかに上回った。だが、三つの選択肢の中では、賛成票が最多だった。5月の町長選は合併が最大の争点になるとみられる。

  和多利町長は「前回の住民投票は3択方式だったため、結果がわかりにくかった。決着をつけるには是非を問う形で再び実施するしかない」と話している。


(2/10)

http://mytown.asahi.com/hiroshima/news02.asp?kiji=3488
湯来町と広島市、任意合併協議会設置で合意

  湯来町と広島市は9日、任意合併協議会を設置することで合意した。早ければ4月にも第1回の協議会が開催される見込み。

  この日、中島正子町長が広島市役所を訪れ、秋葉忠利市長に文書で申し入れた。秋葉市長は「湯来町と広島市は通勤、通学など日常生活面でのつながりが近年特に強くなっており、地域の課題を一体的に解決することが望ましい」と述べた。

  申し入れの後、中島町長は「(合併特例法の期限である)来年3月に間に合うよう協議を進めていただけるものと確信している」と話した。

(2/10)

224とはずがたり:2004/02/14(土) 02:53
<九州・沖縄> 宮崎県
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news02.asp?kiji=3069
新富町も交え話し合い協議へ

  新富町が高鍋、木城、川南、都農の4町でつくる法定の東児湯合併協議会に参加を申し込んでいた問題で、4町長は12日、川南町で首長会議を開き対応を検討した。4町長は、近日中に新富町長と同町議長を招き、意向を確認することで合意した。会長の内野宮正英・川南町長は「新富町が本当に合併をする意志があるのか確認したい」としている。

  6日に新富町議会が同合併協への参加申し込みを可決したのを受けて開かれた。協議では、合併協の第2回会合が開かれる26日までに新富町長、議長を交えた5町で話し合うことで合意した。

  内野宮会長は、これまで新富町が度々方針を変えていることなどから、「本当に東児湯で合併する意志があるか、任意協の合意事項をふまえてもらえるかを確認したい」と話した。同町の参加の是非は、その上で協議するとしている。

  新富町の川越俊宏町長は「4町長の話を聞いたうえで判断したいが、新富町としては合併を前提に参加を申し込んでいる。ただし、最終的には住民に判断を仰ぐ」。また、「法定協参加に際しての条件も吟味する必要がある」と話している。

(2/13)

225しょむ研水泡:2004/02/14(土) 15:10
民主が自民に加入戦術を採って鳩山兄弟を通じて麻生総務相に取り入れば
市町村合併も進むかと。

226香川県民:2004/02/14(土) 20:35
香川県
さぬき市民「合併効果なし」が6割
http://www.shikoku-np.co.jp/news/social/200402/20040214000205.htm

「税の負担が増え、きめ細かな行政サービスが受けにくくなった」など、さぬき市民の約六割が合併の効果に疑問を持っていることが、市が昨年実施した市民アンケート結果から明らかになった。また、二十歳以上の大半は「将来も住み続けたい」としたものの、十九歳未満では「なりたい職業がない」など、定住意識が低くなっていることも分かった。

 アンケートは、まちづくりの指針となる市総合計画策定の基礎データを集めるのが目的。市政策課は「合併して二年近くになるが、多様化する市民の意見が集約された。新しいまちづくりの参考としたい」としている。

 調査は昨年十―十二月、無作為抽出法で選んだ十八歳以上の市民二千五百人と、市内の中学二年生五百四十一人、小学五年生五百七人を対象に実施。回収率は市民47・9%、中学生96・9%、小学生97・8%だった。

 市民を対象に聞いた合併の効果では、行財政運営の効率化、希望に沿った行政サービスなど八項目の平均でみると、「効果なし」「あまり効果なし」と「変わらない」を含めると約60%が否定的で、合併のメリットを市民が十分感じていないことが判明。ただ、市制施行によるイメージアップには肯定的な意見が多かった。

 合併後特に悪くなった点は、「税や費用の負担が増えた」「きめ細かな行政サービスを受けにくい」「市内における地域間の格差が見られる」「市政へ市民の意見が伝わりにくい」などを挙げた。

 定住意識調査では、二十歳以上の大半が「家族や家屋、土地がある」を理由に住み続けたいと回答。しかし、十八―十九歳の65%は「生活に不満がある」などを理由に、市外への引っ越しの可能性を示唆している。

 小中学生でみると、「住みたい」と答えたのは小学生約40%、中学生約20%にとどまった。理由は「なりたい職業がこの地域にない」「遊び楽しむにぎわいがない」などとしている。

227とはずがたり:2004/02/15(日) 12:03
<関東・東京> 千葉県

小さく纏まっちゃったねぇ。。

成田市,富里市,多古町,芝山町,栄町,神崎町,栗源町,蓮沼村,横芝町…成田市が否決

成田市、富里市、芝山町、大栄町、下総町、多古町…成田市へ編入に富里市、芝山町、多古町が反撥

成田市,大栄町,下総町…法定協議会を設置。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040214-00000002-mai-l12
法定協設置議案を可決、「1市2町合併」事実上決定−−成田市議会など /千葉

 ◇成田市議会と下総町議会
 成田市を中心とする1市2町(大栄町、下総町)の合併をめぐり、成田市と下総町で臨時議会が13日開かれ、法定協議会設置に関する議案がともに可決された。16日開かれる大栄町臨時議会でも可決される見通しで、事実上、1市2町の枠組みによる法定協の設置が決まった。今後、国から財政上の特例が得られる期限(05年3月)の合併を目指し、本格的な協議がスタートする。
 同日午後から開かれた臨時議会では成田市、下総町ともに一部の議員を除き賛成多数で可決。議会後、成田市役所で記者会見した小林攻・成田市長は「成田の果たすべき役割を多くの市民に理解してもらえた。残された時間は少ないが、間に合うよう取り組む」と述べた。
 成田市をめぐる合併の動きは昨年3月、空港圏の2市8町1村での合併が破たん。新しく就任した小林市長が生活圏と空港圏の一致する2市4町(成田、富里市、芝山町、大栄町、下総町、多古町)の枠組みでの合併案を提示した。しかし、今年1月に開かれた2市4町の首長会議で富里市、芝山町、多古町が、成田市の主張する「(成田市への)編入方式」による合併に異議を唱え、事実上離脱していた。
 小林市長は今後の取り組みについて「3月上旬をめどに法定協を設置する。その後、月1回のペースで開催し、来年3月までに12回ほど開催したい」と述べた。【神澤龍二】(毎日新聞)
[2月14日19時11分更新]

228とはずがたり:2004/02/18(水) 23:19
<九州・沖縄>



http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040218-00002113-mai-soci
<対馬市>助役が7人 合併で誕生

 長崎県・対馬6町が3月1日に合併して誕生する1島1市の「対馬市」が、助役を7人置くことになった。本庁と合併前の6町に配置する。新市は全町議が一時的に残る在任特例も適用するため、人口約4万1000人で助役7人、議員90人の体制になる。一極集中を避ける目的だが、行財政の効率化とは逆行する形となる。(毎日新聞)
[2月18日3時3分更新]

229とはずがたり:2004/02/18(水) 23:19
<近畿> 京都府
宮津市…天橋立
加悦町…大江山鉱山
岩滝町…日本冶金
伊根町…舟屋
野田川町…?
何で何もない野田川町がこんなにごねるんだ?

1市4町の枠組みで合併は困難 野田川町長が離脱を表明
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040218-00000122-kyt-l26

 宮津与謝1市4町合併協議会が18日、京都府宮津市のみやづ歴史の館で開かれ、新庁舎問題についての協議中、委員の太田貴美野田川町長は「1市4町の枠組みでは合併は困難」と、同合併協から離脱する意向を明らかにした。庁舎問題は一応、継続審議となったものの、太田町長が離脱の方針を示したことで、協議会の枠組みは白紙になる可能性も出てきた。
 全体会で、太田町長は「このままでは各市町の信頼関係がない。住民の良識ある判断でだれもが納得できるまちづくりをするために、協議をうち切ってもらいたい」と発言した。
 これに対し、各委員から「困難だが話し合いで分かりあえる」「合併の是非が、庁舎だけで決まるのは理解できない」などの意見が出て、同協議会長の小西英雄加悦町長が、新庁舎問題を継続審議とすることを決めた。
 しかし、全体会議後、太田町長は「次回の協議には出席しない」と述べるなど、協議会から離脱する意向を示しており、発足から1年4カ月、協議会は今後の展開次第では空中分解する可能性も出てきた。
 新庁舎は、合併後10年以内に建設することで合意していたが、新庁舎の位置と本庁・支所方式については新市建設計画策定小委員会で審議してきた。
 しかし、「方式や場所は明示せず、新市に委ねるべきだ」という宮津市や伊根町の委員と、「建設場所を明文化し、支所設置は最低限に」とする太田町長らが対立。小委員会では結論を出さず、この日の全体会で再協議することにしていた。
 次回は28日午後1時半から宮津市のみやづ歴史の館で開く。(京都新聞)

230とはずがたり:2004/02/20(金) 10:00
<関東・東京> 栃木県

http://mytown.asahi.com/tochigi/news02.asp?kiji=3950
佐野市・田沼町・葛生町 第1号の合併調印

 来年2月28日に新設(対等)合併し、新生「佐野市」に移行する佐野市、田沼町、葛生町の合併協定調印式が19日、佐野市内のホテルであった。住民発議により法定協議会を設置してから約6年。3市町の合併後は人口約12万5800人と鹿沼市を抜いて県内4番目、県内の市としては最大の面積を持つ市が誕生する。

 県内に12ある法定協議会としては第1号となる調印式には、1市2町選出の合併協議会委員をはじめ、茂木敏充・沖縄北方対策担当相、県や県議会関係者ら来賓約150人が出席。経過報告のあと飯塚昭吉・佐野市長、小玉新・田沼町長、立川裕康・葛生町長が60項目の協議事項を盛り込んだ協定書に署名、調印した。

 協議会設置以来、25回にわたる協議会、延べ31回の小委員会で検討を重ねてきた同協議会委員が立会人として協定書に署名した。

 調印を終え、飯塚市長は「この調印が、新たに船出する新佐野市の記念すべき第一歩となる」。小玉町長は「合併に向け今後も、新市計画をはじめ諸施策を着実に進めていくよう努力する」。立川町長は「合併は、必ずや成功するものと確信している」と、それぞれあいさつし、3首長ががっちりと握手を交わした。

 今月から3月にかけて開会する3市町の各議会で合併に関する議案が議決されたあと、3首長の連名で県知事に合併を申請。知事は、総務大臣の同意を得たうえ、県議会の議決を経て合併を決定し、同大臣に届け出る。

 大臣の告示により効力を発するが、同協議会では一連の手続きが終了するのは、9月ごろになるものと見込んでいる。

(2/20)

231とはずがたり:2004/02/20(金) 10:14
ひらなみや四国中央なんかもこれに続け。

http://mytown.asahi.com/shiga/news01.asp?kiji=3762
「高島市」に希望集中

 「西近江」か「高島」か−−。高島郡6町村の合併後の新市名に関する住民意向調査で17日、有効回答者の約85%が「高島市」を希望し、高島地域合併協議会が決めていた「西近江市」に賛成しない意向が鮮明になった。協議会は24日、新市名について再協議するが、住民の願いの強さから「高島市」への改名は必至と見られている。

  外国人を含む18歳以上の住民4万6千人余りにはがきを送って調査した。今津郵便局の私書箱に寄せられていた返信はがきをこの日朝、協議会事務局がある高島郡民会館に運び、住民らも立ち会う公開方式で6町村職員らが集計した。両市名に分けて100枚ずつの束が並べられたが、有効回答者3万7821人のうち「高島」が3万2013人で、「西近江」の5808人を圧倒した。

  協議会が「西近江」と決定したのは昨年3月。一般公募で寄せられた約1900件の中から2回の選考で五つの名称に絞り、協議会委員全員の投票で高島11票、西近江10票、西びわこ7票だったが、規定の3分の2に達した名称がなかった。このため、1、2位の決選投票で西近江15票、高島13票となり、西近江に決まった。

  ある委員は「当時は朽木村が合併協議に不参加で『高島郡』の名が残ることや、現在ある町名は避けたいとの意識が委員の間にあった」と言う。ある町長は「市名や市庁舎位置など重要案件が早く決着しないと、具体的な合併論議ができない焦りもあった」と説明する。

  郡内の郷土史家や元中学校長らが「『高島市』に改名を求める会」を結成し、署名活動を始めたのは昨年8月。郡内の有権者の過半数にのぼる署名簿を添えて改名要望書を出した。今回調査の回答率は約82%と高く、その結果は「民意」の力強い表明にもなった。

  高島地域合併協議会の海東英和会長(新旭町長)は「明白な結果が出たので、意向をしっかり受け止めて協議会に諮りたい。改名を執行部提案にするかどうかは6町村長で検討したい」と言う。

  「改名を求める会」の多胡正代表(79)は「由緒ある高島の名前を末永く継承したいという住民の意思が表明できたし、活動を通じて県外の郡出身者が『高島』に熱い思いを寄せていることも知った。合併協議会のいろんな協議にもっと民意を反映してほしいし、市名改名には委員こぞって賛成してほしい」と話した。

(2/18)

232とはずがたり:2004/02/20(金) 10:15
http://mytown.asahi.com/hyogo/news02.asp?kiji=8522
「朝来市」誕生へ

  朝来郡4町(生野、和田山、山東、朝来)の議会のうち唯一、合併の議案審議が続いていた和田山町議会も18日、3町に続いて合併関連4議案をすべてを可決、「朝来市」誕生が確実になった。「平成の大合併」では但馬地域で2例目の合意。

  この日の審議では「合併協定書の内容を見ると行政コスト削減ができるとは思えない」や「合併協議に町民の意見が十分にくみ上げられていない」といった反対意見も。採決で3議案が9対8、1議案が10対7で可決された。

  安福英則議長は「可決された以上、議会は全員一致で新市発足に向け協力していく」とあいさつ。高本勤町長は僅差(きん・さ)の可決に「説明が十分に出来ていなかった責任も感じる」といい、「みんなが合併して良かったと思えるよう、住民や議会と協力して準備を進めたい」と話した。

  議決を受けて4町長は24日、県に各町の廃止と新市設置の申請書を提出する。その後、総務大臣との協議や県議会の議決を経て、05年3月31日に面積403平方キロ、人口は3万6千人(00年国勢調査)の新市となる。

(2/19)

233とはずがたり:2004/02/20(金) 10:22
<九州・沖縄>宮崎県

ギリギリ人口要件が足りないのねん。
都城北諸合併…都城市, 北諸県郡 山之口町,高城町,山田町,高崎町(三股町が離脱)

http://mytown.asahi.com/miyazaki/news02.asp?kiji=3088
都城北諸合併 「特例市並み権限を」

  都城市などの都城北諸地域の合併問題で、同市の岩橋辰也市長らは19日、安藤知事を訪ね、合併後には特例市並みの権限・財源の移譲を求めた。安藤知事は「検討する」と約束した。この枠組みで新市が誕生すれば、人口17万2千人と、宮崎、鹿児島両県で3番目。

  同地域では9日、法定の合併協議会が発足。会見で岩橋市長は「特例市の資格は十分出来ると考えており、県にはこれに準ずる権限移譲も求めたい」としていた。
(2/20)

http://www.soumu.go.jp/cyukaku/
特例市
1.概要
○ 中核市に権限委譲されている事務のうち、特例市が処理するよりも都道府県が一体的に処理するほうがより効率的な事務を除き、特例市に対しても委譲しようとするものである。
2.要件
○ 人口20万以上であること

総務省のページだがカネが掛かってなさそうな素人くさいページで好感が持てる。
まあこういうところにカネを掛けずに土木工事にカネを掛ける日本の行政の支出の問題点とも云えようか?

234杉山真大:2004/02/20(金) 19:18
ドラマの舞台しか「売り」が無いと言うのも涙ぐましい気が・・・・・

キャッツアイ:木更津シリーズ「続編を」 市長が脚本家に手紙
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20040220k0000e040068001c.html

 野球チームや怪盗団で活躍する若者たちを描いた映画「木更津キャッツアイ・日本シリーズ」(金子文紀監督)の大ヒットを受け、舞台に
なった千葉県木更津市の水越勇雄市長が脚本を書いた宮藤官九郎さん(33)に続編を求める手紙を出した。同市は地価の暴落に加え、
デパート倒産などが相次ぎ「低迷」しているが、人気映画のシリーズ化に活性化への願いを託した。
 映画は昨年11月の封切り以来、19日現在で観客105万人を動員し、興行成績は13億9000万円を突破。木更津市内のロケ地は
観光名所となり、全国からファンが殺到するなど、同市に光明をもたらした。
 水越市長は手紙で「市民はキャッツアイで、失いかけていたふるさとへの誇りと愛着を取り戻した。地域を元気にさせるため、第2弾の
制作を切に望みます」と書いた。地元商工会議所や商店街も全面協力する意向だ。
 宮藤さんはテレビのキャッツアイで02年度芸術選奨・文部科学大臣新人賞、映画で毎日新聞企業人大学の千葉イメージアップ大賞を
受賞。水越市長は1月、千葉市で行われた同大賞表彰式で「ぜひ第2弾を」と要望、宮藤さんは「前向きに考えます」と発言していた。
【児玉賢二】                                                [毎日新聞2月20日] ( 2004-02-20-15:19 )

[My HP] http://www.bekkoame.ne.jp/~mtcedar/
      http://www3.to/mtcedar/

235とはずがたり:2004/02/21(土) 10:37
<中部> 静岡県

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040221-00000098-mai-pol
<沼津市長>ごみ処理の見直したてに清水町に合併迫る

 静岡県沼津市の斎藤衛市長が同市との合併に迷いを見せる隣の清水町に、受託しているごみ処理の見直しをたてに合併を迫っていることが分かった。20日開かれた市議会の全体会議で、市長名の文書を平井弥一郎町長に送ったことを市が公表した。文書の中で斎藤市長は、01年に平井町長との間で「2010年までに合併する」という約束があったことも“暴露”。合併をめぐる泥仕合の様相となっている。

 文書は2月3日付で「ごみ受託事務を04年度は開始するが、信頼関係が維持されない場合は、年度途中でも事務の執行を見直す」という内容。同町は67年からごみ処理やし尿処理を同市に委託している。

 平井町長は「合併と廃棄物処理問題は次元が異なる。今後も話し合いを続けたい」とするコメントを発表した。

 沼津市は人口約21万人、清水町は約3万人で、両市町は96年に人口30万人以上の中核市を目指す「中核市推進協議会」を設立し、合併に向けた議論を重ねている。清水町は人口約11万人の三島市にも隣接しており、合併相手をめぐって町内の議論は二分されている。

 静岡県では昨年12月、島田市が合併協議を抜けた川根町に、今年度いっぱいでごみ処理契約を打ち切ることを伝えていたことが明るみに出た。

(毎日新聞)[2月20日22時1分更新]

236とはずがたり:2004/02/21(土) 10:53
<中部> 岐阜県
揖斐郡8町村を目指すが,池田町が離脱,西濃地区との合併へ。
西濃10市町との合併を模索する動きは谷汲村と大野町から出たが議会が否決。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040220-00000002-mai-l21
[平成合併ぎふ元年]揖斐合併協、大野町も離脱 残る1町5村で推進へ /岐阜

 揖斐郡7町村の「揖斐ふれあい町村合併協議会」の第6回協議会が19日、揖斐川町の県揖斐総合庁舎であり、大野町が離脱し、残る1町5村で合併を進めることを決めた。昨年の池田町に続き大野町が抜けたことで、合併後の人口は3万人未満となり、市ではなく町にしかなれない。
 協議会は、新庁舎の位置や各町村の議員配分などで調整がつかず、昨年12月24日の前回協議会で、大野町側が「広域行政を大切にしながら独自の道を歩む」と離脱を示唆。年末に町村長らが協議をしたが、大野町の態度は変わらず、同町を除く残りの町村で今後の進め方を模索してきた。
 この日の会議では、協議会長の樋口直嗣・春日村長らがこれまでの経過を説明した後、協議会の構成町村を大野町を除く1町5村と変更。続いて、それに伴う規約の一部改正を行った。
 同郡内では当初「揖斐郡は一つ」の合言葉で8町村による合併を目指した。今後、各町村議会で議決し、大野町抜きの合併協議会を正式決定する。大野町の杉山茂町長は「当面は単独でいく。西濃10市町との合併はありえない」と語った。(毎日新聞)
[2月20日19時48分更新]

西濃圏域10市町:
大垣市, 養老郡(養老町,上石津町),不破郡(垂井町,関ヶ原町),安八郡(神戸町,輪之内町,安八町,墨俣町),揖斐郡(池田町)
★西濃圏域合併協議会(法定)http://www.seino-gappei.jp/

揖斐郡:
揖斐郡 揖斐川町,谷汲村,大野町,春日村,久瀬村,藤橋村,坂内村
★揖斐ふれあい町村合併協議会(法定)http://www.ibi-gappei.jp/

237とはずがたり:2004/02/21(土) 11:09
>>235

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040220-00000006-mai-l22
川根町の合併協離脱に伴うごみ処理問題 島田市長一転、契約更新に前向き /静岡

 ◇町議らとの話し合いで
 島田市のごみ焼却施設を運営する事務組合の管理者を務める桜井勝郎市長が川根町に対し、来年度のごみ処理契約を打ち切ると伝えた問題で、桜井市長と川根町議らが19日、島田市役所で今後の方針を話し合った。桜井市長は契約更新に前向きな姿勢を示し、出席者からは「一歩前進だ」という声ももれた。
 この問題は昨年8月、島田市と金谷、川根両町による合併協議から川根町が突然離脱したことが引き金となった。桜井市長は「川根町の河野敏郎町長がいる限り、今後一切の関係を絶つ」などと発言していた。
 この日の話し合いは、報道陣に公開された。川根町議会から12人中9人の議員が出席し、工藤重雄議長が冒頭、「契約更新について配慮いただくようお願いします」と口頭で申し入れた。これに対し、桜井市長は「ごみを拒否しているわけではない」とする一方、「川根町にとって、単独か合併がいいのか。よく考えてもらいたい」などと30分以上にわたって持論を展開した。
 最後に立会人の田中健夫・金谷町助役が「ごみ問題は、前向きに善処していただくとの理解でよろしいか」と水を向けると、桜井市長は「はい」と答えた。(毎日新聞)
[2月20日19時56分更新]

238とはずがたり:2004/02/21(土) 21:27
<関東・東京> 山梨県

http://mytown.asahi.com/yamanashi/news02.asp?kiji=6800
上野原・秋山 合併肯定派が過半数
両町村の住民意向調査

上野原町と秋山村の法定合併協議会(会長・奈良明彦上野原町長)は20日、今月上旬に両町村の18歳以上の住民約2万4千人に郵送で実施した合併の是非を問う意向調査の結果を発表した。

  上野原町は合併に「賛成」「どちらかといえば賛成」の肯定派が計86・5%を占め、「反対」「どちらかといえば反対」の否定派は計13・5%だった。一方、秋山村は合併肯定派が計65%で、否定派の計35%を上回った。両町村とも合併に肯定的な住民が過半数を占めたため、来年2月の合併に向け大きく前進することになった。有効回答率は上野原町50・3%、秋山村82・2%だった。

  この結果を受けて、両町村議会がこの日別々に全員協議会を開き、「合併は妥当」と結論。その後開いた奈良町長、井上清・秋山村長、両議会議長の4役会議で合併に向けて具体的な協議に入ることを確認した。27日の合併協で正式決定する。

  秋山村では昨年9月、「都留など4市町村の合併協設置」の賛否を問う住民投票を実施。賛成が反対を上回り、今回の結果が注目されていた。

(2/21)

239とはずがたり:2004/02/22(日) 22:53
<中部> 長野県・岐阜県

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040223-00000067-mai-soci
<越県合併>長野県山口村、住民投票「賛成」 岐阜県中津川市と

 岐阜県中津川市との越県合併の賛否を投票で問う長野県山口村の「村民意向調査」が22日行われ、開票の結果、合併賛成が反対を上回った。島崎藤村の小説「夜明け前」の舞台の馬篭宿がある同村の住民は、事実上の住民投票で岐阜県入りを選択した。

 4月1日時点で18歳以上の村民1711人が対象。投票率は91.12%。開票結果は賛成971票、反対578票だった。

 加藤出村長は、条例に基づく住民投票は「村が二分する」として、村民意向調査を実施した。要綱で、村長は多数票の意向を尊重することになっている。総務省によると、法定合併協議会を設置している自治体で越県合併をめぐる「住民投票」は全国で初めて。

 木曽谷の南端に位置する同村は、村民の多くが中津川市に通勤・通学し、同市が生活圏。越県合併をめぐっては、01年11〜12月に行った村民アンケートで約7割が賛成と回答。加藤村長は02年4月、中津川市との合併推進を表明し、同6月に同市と任意合併協議会を設立。昨年1月に法定協議会に移行した。

 しかし、村内にはなお合併慎重論が残り、昨年4月の村長選では立候補した慎重派の村議が、現職に250票差に迫った。(毎日新聞)
[2月22日20時48分更新]

240とはずがたり:2004/02/22(日) 23:25
<九州・沖縄> 鹿児島県

揖宿と揖宿の違いは何?

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040221-00000004-mai-l46
新市名は「指宿市」に−−指宿地区4市町合併協 /鹿児島

 指宿市と山川、頴娃、開聞3町でつくる指宿地区4市町合併協議会(会長、田原迫要・指宿市長)は20日、山川町で会議を開き、05年1月予定の合併で誕生する新市の名称を「指宿市」に決めた。
 同合併協は昨年夏、4市町の住民から新市名を公募。そのうち、いぶすき▽指宿▽揖宿▽菜の花▽薩摩富士――の5点に最終候補を絞っていた。
 この日は、4市町の委員28人が5点のいずれかを選ぶ形で投票。最多得票の「指宿」(14票)は過半数に達しなかったため、「揖宿」(13票)との決選投票になったが、最終的に15票を得て新市名に決まった。「指宿」を支持する委員には「全国的に知られている名前の方がいい」という意見が多かった。(毎日新聞)
[2月21日21時11分更新]

241とはずがたり:2004/02/22(日) 23:53
<中国・四国> 島根県

出雲市, 平田市, 簸川郡 佐田町,多伎町,湖陵町,大社町,斐川町http://0bbs.jp/u/tohazugatali/8_6
☆出雲地区合併協議会(斐川町の離脱表明を受けて2003/12/31解散)

出雲方式なんてあるのか。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040221-00000003-mai-l32
出雲市議会開会 教育行政「出雲方式」で 西尾理弘市長、新市での継続に意欲 /島根

 出雲市議会が20日開会し、西尾理弘市長は施政方針演説の中で、市教委の社会教育部門を市長部局へ移管する「出雲方式」について、「地方教育行政の大きな転換期を迎え、近隣市町との合併協議に際しても、出雲方式の教育行政組織を継続していくよう働きかけていく」と述べ、合併後の新市でも出雲方式の実現に改めて意欲を示した。
 西尾市長は、文部科学省が教育委員会制度見直しについて中央教育審議会に諮問している点などを推進の根拠に挙げた。
 出雲方式については、斐川町を含む2市5町の合併協議では出雲市以外の6市町が反対し、西尾市長は昨年6月、新市では採用しない方針を表明。しかし、斐川町の離脱で2市5町の枠組みが崩壊したことを受け、西尾市長は先月20日の市議会全員協議会で再提起する考えを示していた。
 定例市議会の会期は来月12日までの22日間。新年度予算案など38議案が提出された。今月25日に代表質問、一般質問は来月2、3日。同月12日に討論、採決が行われる。 (毎日新聞)
[2月21日20時21分更新]

242とはずがたり:2004/02/23(月) 21:53
<中国・四国> 高知県

http://www.kochinews.co.jp/0402/040223headline01.htm#shimen1
中土佐町 大野見村と法定協 住民投票で8割賛成

中土佐町と周辺市町村の法定協議会設置状況http://0bbs.jp/u/tohazugatali/8_9

 高岡郡大野見村との法定合併協議会設置の是非を問う中土佐町の住民投票は22日実施され、即日開票の結果、2町村による法定協設置に賛成が2976票で、有効投票の79・32%を占めた。この数は全有権者の半数に当たる。反対は776票だった。投票率は63・87%。合併特例法に基づき、投票結果は町議会が法定協設置を可決したのと同じとみなされる。大野見村議会は既に設置を可決しており、2町村による法定協設置が決定した。

 開票は午後8時から、同町久礼の町民交流会館でスタート。8時37分の3回目の発表で、賛成が過半数となった。

 西森英身町長は「こういう結果が出た以上、(既に法定協を設置している)須崎市とも大野見村とも誠意を持って合併協議を進めたい。最終的には再度、住民投票で民意を問いたい」と話した。

 今回の投票結果は町民が、須崎市との2市町による合併とは別に、大野見村との2町村での合併を新たに選択肢に加えることを望んだことになる。同市との合併に対する不安の表れとも取れ、二つの枠組みの比較検討を含め、町民は合併に対するより具体的な判断材料を求めたと言える。

 投票率63・87%は、13年7月の町議選(83・74%)を19・87ポイント下回り、町民の関心は低かった。

 中土佐、大野見両町村の住民有志が起こした住民発議(同一請求)に伴い、昨年11月、両町村の臨時議会に法定協設置議案が諮られ、大野見村は可決したが中土佐町は否決。これを受け、前町議の竹内玉男氏(61)が住民投票を請求していた。

 同町は須崎市と、大野見村は窪川町とそれぞれ法定協を設置。また、窪川町はこれとは別に大正町、十和村と法定協を設置している。今回、中土佐町と大野見村との法定協設置が決まり、両町村は窪川町に次いで、法定協を「掛け持ち」することになった。これにより、須崎市から十和村までの6市町村で、4つの法定協が“連鎖”する状況となった。

◆大野見村との法定合併協議会設置の
是非を問う中土佐町住民投票結果
賛成 2,976
反対   776
【メモ】当日有権者数5,953人。投票者数3,802人。有効3,752票。無効50票。投票率63.87%。 (選管最終22日午後9時10分)

http://www.glin.org/prefect/upd/kochi.html
黒潮市
2005.3.1須崎市, 高岡郡 中土佐町
★須崎市・中土佐町合併協議会(法定)
※法定協議会設置(2003/3/1)
※新市名最終候補4点:黒潮,くろしお,土佐黒潮,土佐くろしお
※新市名は「黒潮市(くろしおし)」
※新市役所に,現・須崎市役所
※土佐市は合併を断念,単独市制継続へ
※中土佐町で窪川町,大野見村と3町村での法定協議会設置を求める住民発議,大野見村が議会付議,窪川町が議会付議せず不成立
※中土佐町と大野見村で2町村での法定協議会設置を求める住民発議,大野見村が可決,中土佐町が否決
※中土佐町で大野見村との法定協議会設置の是非を問う住民投票を実施予定(2004/2/22)

243とはずがたり:2004/02/23(月) 23:53
<中国・四国> 高知県
越県合併をやりやすくする枠組みづくりも重要ではないか?

http://www.kochinews.co.jp/gappei/gappeiz.htm
中芸4町村任意協 東洋町加入を拒否

 安芸郡安田町、田野町、奈半利町、北川村の中芸地域4町村で構成する任意合併協議会(会長=寺尾幸次・北川村長)は10日、協議会を開き、東洋町から要請されていた任意協参加を「民意は中芸での合併」などとして拒否することを決め、同日東洋町に伝えた。東洋町は他の自治体との合併協議は現段階では皆無で、合併特例法期限(17年3月)までの合併は極めて困難になった。

 中芸4町村と東洋町は安芸グループ任意協に参加していたが、同任意協は1月に解散。中芸側は今月3日の首長会で独自の任意協設立を決め、6日に発足させた。一方、東洋町は4日、田嶋裕起町長らが馬路村を含む中芸5町村を訪れ、任意協参加を要請していた。

 北川村野友の北川村民会館で開かれた協議会には、中芸4町村の首長、議長計8人が出席。各町村が議員協議会で話し合った内容などを述べた。

 その結果、「住民アンケートで多かったのは中芸での合併。東洋町を加えてという意見は少なかった」「合併までに残された時間は少なく、中芸の取り組みを固めるのが最優先」と、4町村すべてが東洋町加入は困難とする結論を報告。任意協として加入を断ることを決めた。

 一方で「3月に出る地方制度調査会の中間報告がどんな内容になるか分からない。(合併を決めていれば、実施を先延ばしできる)特例法の改正構想も出てきており、今回限りで完全に門戸を閉ざすことはしないように」との意見が出され、出席者も同意した。

 決定は同日、寺尾会長と町田楠男・北川村議長の2人が東洋町役場を訪れ、田嶋町長らに伝えた。寺尾会長は「行政を預かる者として、単独自立の厳しさはよく分かるだけに苦渋の決断だった。今後は中芸の合併を望む民意に応えられるよう、大事に取り組みを進めたい」と話している。

 仕方ない

 田嶋東洋町長の話 (合併では)住民の意向を反映したまちづくりを目指すのが当然で、中芸の決定は仕方ない。合併議論は振り出しに戻ったが、町民の声に耳を傾けてしっかりした行政を実行していきたい。

 県境の町に“2つの壁”

 中芸4町村の合併枠組みに加われなかった東洋町には「自立」という選択肢だけが残された。当初から「合併は避けては通れない」というスタンスを貫き、一度は除外された安芸グループへの復活参加を勝ち取るなど奔走したが、最後の最後で厳しい現実を突き付けられた格好だ。

 「端っこの自治体」の悲哀を痛感する同町の前には、合併へ向けた大きな2つの障壁があった。

 1つは県境の壁。同町は、生活全般にわたり隣接する徳島県側との結びつきが強いことから、昨年3月、海部郡の下灘3町(海南、海部、宍喰)合併連絡協議会に枠組み参加を打診。住民アンケートでも、将来のパートナーとして最も支持が多かったが、県境越え合併は手続きが煩雑なため特例法期限という時間的制約を盾に、やんわりと拒否された。

 もう1つは県内市町村から見れば遠隔地という壁。隣の室戸市とは、ごみ処理や消防など行政の一部でつながりがある。とはいえ、民家のない十数キロの海岸線で隔てられている。加えて、13年12月市議会で武井啓平市長が「東洋町との合併は困難」と答弁。同町の視界から室戸市は消えた。

 中芸との場合も同様で、地図上では接していても人的交流が少なかったことは、中芸の住民アンケートが示している。

 田嶋裕起町長は12年12月議会で県境越え合併に触れ「人的、経済的交流が盛んな地域同士の合併機運が盛り上がってこそ、融和に満ちたまちになる」と答弁している。融和を求めれば県境があり、平成の大合併で色濃い「財政的締め付け」を打開しようと県内での合併を目指せば、地域性の違いという壁があった。

 安芸郡町村議会議長会などのパイプを生かし合併実現に奔走した桜井春雄議長は「(合併)したいのに残された町は、国や県の支援がないと自治を実行していけない」と、地方切り捨ての政策への憤りと危機感を隠さない。

 同町の住民アンケートでは「特例法内の合併」より「特例法期限にとらわれず本当に合併したい市町村と協議すべき」の支持が上回った。田嶋町長と桜井議長は「次の(合併の)うねりがいつか来る」。当面自立を余儀なくされたことについて「町民の理解が得られるように努力したい」とつらい胸の内を語った。

244とはずがたり:2004/02/24(火) 00:56
>>243
まぁ当然の流れやね

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040223-00000115-yom-pol
県境越え合併簡素化、地方自治法改正案に…総務省方針

 総務省は23日、県境を越える市町村の「新設合併」を簡素化する措置を、今国会に提出する予定の地方自治法改正案に盛り込む方針を決めた。

 越県合併の方法としては、一方の自治体が相手を吸収する「編入合併」と、複数の自治体が対等に合併して1つの自治体を新たに作る「新設合併」がある。新設合併の場合、新自治体がどちらの県に所属するかの境界変更を特別法で定める必要がある。改正案では、越県の新設合併について、特別法を制定しなくても、当事者の市町村議会、関係都道府県議会の議決を経て、総務相が決定するように手続きを簡素化する。(読売新聞)
[2月24日0時4分更新]

245とはずがたり:2004/02/26(木) 15:22
<中国・四国> 山口県

http://mytown.asahi.com/yamaguchi/news02.asp?kiji=3801
阿武・須佐町が離脱へ/萩広域合併協

  萩市と阿武郡3町4村でつくる萩広域市町村合併協議会(法定協)から阿武、須佐両町が離脱し、田万川町を含めた3町合併を目指すよう協議を始めた。住民説明会で3町合併を目指すべきだという住民意見が大勢を占めたため、方針転換した。27日の法定協までに田万川町へ参加を打診する。仮に離脱すれば、周南合併での下松市以来の法定協離脱になる。

  阿武町や須佐町の関係者によると、両町は2月中に住民説明会を各地区で開き、法定協で協議した内容などを説明してきた。しかし、萩市との距離などを理由に広域合併に反対し、阿武郡北部の3町で合併すべきだという住民の意見が多く出ていた。

  ある町議は「萩市と合併しても財政は厳しい状況で、住民の意見を聞いて『離脱の方向で考えていこう』となった」と話した。

  2町の町長と議員らが23日、阿武町内で会合を開き、3町合併を進める方向で合意したという。田万川町の意向は未確認のままだが、27日に開かれる法定協までに、田万川町に意向を確認するとしている。

  萩広域法定協は昨年2月に設置され、すでに17回の協議を重ねてきた。「萩市」という新市名、議員の任期や報酬額などもすでに決定済みだ。

  県市町村合併推進室によると、離脱する場合は、その法定協自体を休止状態にするか、参加全自治体がそれぞれ解散を議決しなければいけない。下松市が周南3市2町の法定協から離脱した際は、3市2町の法定協が休止され、新たに2市2町の枠組みで法定協が設置された。

  田万川町の尾木武夫町長は「両町が法定協から離脱するということは聞いたが、田万川町に対してまだ打診はない。今のところ、離脱は考えていないが、枠組みが変わった場合はその時点で考えざるを得ないだろう」と話した。

  萩広域法定協会長の野村興児・萩市長は「1年余りの合併議論を踏まえ、市町村の壁を乗り越えて大同団結していこうとやってきた。スクラムを組み、力を合わせれば道は開かれるはずだ」とコメントした。

  県市町村合併推進室は「事実関係を承知しておらず、具体的にコメントできない」としている。


(2/25)

246とはずがたり:2004/02/26(木) 15:33
<近畿> 滋賀県彦根地区

http://mytown.asahi.com/shiga/news01.asp?kiji=3787
合併協の結論来月へ

 彦根市と豊郷町、甲良町、多賀町の1市3町で構成する合併協議会(会長=中島一・彦根市長)の19回目の会合が25日、甲良町公民館で開かれた。合併を望ましくないとする意見が多数を占めた19日発表の住民意向調査結果を受け、意見を交わしたが、中島会長は「この席で合併の是非を決めるのは困難」として、3月24日に開く次回の会合で再協議することに決まった。05年2月の合併に向け、5月に予定していた合併の調印式の日程もずれ込む見通しとなった。

「是非決定は困難」中島会長

 会合では、4市町の18歳以上の全住民約10万6千人を対象に実施した住民意向調査で、約5万1千人の回答者のうち、49・9%が合併を望ましくないとし、望ましいとした29・2%を上回っていた結果などを事務局が報告。中島会長が「たいへん厳しい結果であるが、協議会としての方向性を出してほしい」と述べて協議に入った。

  委員からは「もっと合併のことを浸透させ、不可能を可能にさせるべきだ」「これまで重ねてきた経過こそが重い」など、合併に向けて協議を続けるべきだとの意見が相次いだ。

  また、意向調査については「理解が得られなかったのは全体の4分の1だけだ。判断は我々の責任だ」「意向調査だけで結論を出すのはおかしい」などの批判も出た。

  今後の方策については「無回答の人たちにもう一度説明して賛成の方向に持って行くべきだ」などの意見も出た。

  こうした声を受け、中島会長は「(住民の)理解を得るには時間がかかる。この席で合併の是非を決めるのは困難だ」と述べ、次回の会合で再協議することになった。

  会合のあと、中島会長は「住民の意向は尊重すべきだが、これから住民説明会を開くのは難しい。協議会としては次回、全会一致を目指し、合併の是非の結論を出したい。5月の合併調印は延期になるだろう」と話した。


(2/26)

247とはずがたり:2004/02/26(木) 15:45
知事の勧告→議会付議がどの程度の効力を持つのかね?

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040226-00000201-yom-pol
地方交付税の優遇、段階的に短縮…合併新法の全容判明

 政府が今国会に提出する、市町村合併特例新法案など関連3法案の全容が25日、明らかになった。新法案は、2005年3月に期限が切れる現在の市町村合併特例法に代わるもの。2005年4月から5年間の時限立法とする。

 合併した自治体への地方交付税優遇措置は、優遇期間を短縮する。現在、合併後10年間は旧市町村分の配分額を全額保証しているが、これを段階的に5年間に短縮する。合併特例債は廃止する。

 また、都道府県知事に、合併構想の策定や市町村に対して合併協議会設置を勧告できる権限を与える。知事にはこのほか、▽市町村の申請を受けて、「市町村合併調整委員」を任命し、あっせんや調整を行わせる▽合併協議会での協議を推進するよう勧告できる――などの権限が与えられる。

 合併協議会の設置勧告を受けた市町村長は、協議会設置について議会に付議しなければならない。議会がこれを否決した場合は、市町村長が設置の是非を問う住民投票を請求できる。住民投票は、有権者の6分の1以上の署名を集めれば、住民が直接請求することも可能となる。(読売新聞)
[2月26日3時6分更新]

248とはずがたり:2004/02/28(土) 17:30
<中国・四国>

http://mytown.asahi.com/yamaguchi/news02.asp?kiji=3817
防府市 離脱意見相次ぐ/県央合併新庁舎問題

  防府市は27日開会した定例市議会で、県央部合併に関する全員協議会を開き、松浦正人市長がこれまでの合併協議の経過を報告した。難航している新市の市役所(本庁)の位置については「防府に来ないのなら離脱すべきだ」という強硬意見が続出。松浦市長は「未来えいごう市庁舎を防府に置けと言っているのではない」と、今後の協議に含みを持たせた。

  新市の名前が「山口市」に決まったことについて、松浦市長は「防府という名前が消えるが、時代の流れを考え、重い決断をした」と述べた。

  新市の本庁は合併後5年ずつ防府市、小郡町の順に置く、という合志栄一・山口市長が提案した折衷案については「市民無視のたらい回し案だ」として拒絶する考えを改めて表明した。

  議員からは「防府市のみがすべてを投げ出すような合併は市民感情が許さない。なぜ脱退しないのか」などの声が出た。3月1日に予定されている法定協小委員会については、「市庁舎の位置が多数決にかけられるようであれば、合併協議から脱退すべきだ」「18万の新市と12万の防府市に分かれることも辞すべきでない」という強硬意見が相次いだ。

  松浦市長は「離脱して防府市が独自に生きて行くには、それなりの覚悟が必要だ。当市が30万都市の実現を呼びかけたのであり、かすがいのクギを折るようなことはしたくない」と述べた。

  防府市議会の全員協議会を受け、山口市の合志市長は「時間は少ないが、歩み寄ることができないか。譲らないと協議はまとまらない」と沈痛な面持ちで語った。


(2/28)

249とはずがたり:2004/02/28(土) 17:31
<中国・四国>

http://mytown.asahi.com/tottori/news02.asp?kiji=3895
どうする合併/顔見える身近さ選択
西伯・会見両町が調印/10月から「南部町」

 合併に向けて法定協議会で話し合ってきた西伯町と会見町は26日、西伯町法勝寺のプラザ西伯で合併協定書に調印した。10月1日、新たに「南部町」としてスタートする。

 協定書によると、現在の西伯町役場は法勝寺庁舎として町長が執務、会見町役場は天萬庁舎とし、統合庁舎は今後検討▽議員定数は16とし、新町設置から50日以内に選挙を実施、議会は法勝寺庁舎に置く▽字名は各町の名称とする−−などと定めている。

 式では、坂本昭文・西伯町長と三鴨英輔・会見町長が協定書に署名し、がっちりと握手。坂本町長は「中山間地域を次世代に残すため、大きな合併でなく顔の見える身近な合併を選択した。個性的、魅力的な町として発展すると確信している」とあいさつ。三鴨町長は「合併して良かったと町民が言えるような、温かみのある、質の高い南部町にしていきたい」と話した。

 出席した片山善博知事は「両町は、大きな市と一緒になる『寄らば大樹の陰』ではなく、小規模同士による『鶏口牛後』の合併を選択し、その志を評価したい。自治体が大きくなると役所と住民が縁遠くなりがちだが、高齢化社会が進む中、より近くなるよう一層努力してほしい」と話した。


(2/27)

250とはずがたり:2004/02/28(土) 17:33
<中国・四国>
>>245

http://mytown.asahi.com/yamaguchi/news02.asp?kiji=3816
須佐・阿武町めぐり紛糾/萩広域合併法定協

  萩市と阿武郡3町4村でつくる萩広域市町村合併協議会(会長・野村興児萩市長)は27日、萩市内で18回目の会合を開いた。広域合併からの離脱について報じられた阿武町と須佐町に対して質問が集中。両町とも早急に結論を出すことで合意した。

  この日は新市の計画や合併調印書の確認などをすることになっていた。だが、2町の離脱問題を巡って紛糾し、実質的な審議はされなかった。

  冒頭、各市町村が行った住民説明会の結果について小田徳太郎・阿武町長が「住民アンケートの結果、萩市との広域合併に賛成が28・8%、反対は50・9%で、住民は難しい判断をしている」と説明。小田孝詞・須佐町長も「(田万川町を含む)3町での枠組みで、という意見が大半だった」と報告した。

  これを受け、委員の一人が「2町が離脱という話に皆動揺している。真意を聞かせて欲しい」と発言。野村市長も「調印の日程まで決めようとしている時なのに一切話がなかった。電算統合の予算も出来ており、一体どうするのか」と2町の姿勢をただした。

  小田・須佐町長は、阿武、須佐の町議5人ずつで構成する合併の研究会が立ち上がったことにも触れ、「議会の判断を尊重したい」。

  小田・阿武町長は「多様な町のあり方を検討するのは何ら悪いことではない。議会の決定に従う」とし、田中敏雄・同町議会合併特別委員長は「広域合併を話し合ってきたが、納得出来ない協定項目もあった。萩市のやり方にはついていけなかった」と不満を漏らした。林茂樹・須佐町議会議長も「萩市との広域合併は住民の意見とはそぐわないと思う」と述べた。

  次回の協議会の日程は決まっていない。


(2/28)

251とはずがたり:2004/03/01(月) 01:39
佐渡島の10市町村合併し「佐渡市」 1日、8市が誕生
http://www.asahi.com/politics/update/0301/001.html

 全国で協議が進む「平成の大合併」で1日、新潟県の佐渡島で島内の全10市町村が合併して佐渡市が発足するなど、全国八つの新市が誕生する。岐阜県と長崎県では2市が同時に誕生する。7市4町が生まれた昨年4月1日に次ぐ多さ。今回の合併で、全国の市町村数は3135になる。

 新しい市と、合併する市町村は次の通り。

▽佐渡市(新潟県)=両津、相川、佐和田、金井、新穂、畑野、真野、小木、羽茂、赤泊の10市町村
▽かほく市(石川県)=高松、七塚、宇ノ気の3町
▽あわら市(福井県)=芦原、金津の2町
▽郡上市(岐阜県)=八幡、大和、白鳥、高鷲、美並、明宝、和良の7町村
▽下呂市(岐阜県)=萩原、小坂、下呂、金山、馬瀬の5町村
▽安芸高田市(広島県)=吉田、八千代、美土里、高宮、甲田、向原の6町
▽壱岐市(長崎県)=郷ノ浦、勝本、芦辺、石田の4町
▽対馬市(長崎県)=厳原、美津島、豊玉、峰、上県、上対馬の6町 (03/01 00:48)

252とはずがたり:2004/03/03(水) 02:33
<中部> 長野県

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040302-00000005-mai-l20
長門町と和田村が可決−−2町2村の合併協設置求める住民発議案 /長野

 長門町と和田村は1日、臨時議会を開き、住民有志から提出された「丸子町・長門町・武石村・和田村を同一請求関係市町村とする合併協議会設置を求める住民発議」案を、いずれも賛成多数で可決した。
 両町村議会では、請求代表者が意見陳述したあと討論、質疑が行われ、起立採決の結果、長門町は賛成11、反対4(議員定数16)、和田村は賛成7、反対4(同12)で原案通り可決した。住民発議には、合併特例法の規定に基づき長門町では「4町村での協議会設置は妥当でない」とする小林一彦町長の意見書、和田村では「必要」という羽田健一郎村長の意見書が付された。
 住民有志が求めた依田窪4町村による合併協議会設置の同一請求審議は、すべて終了。長門町、武石村、和田村は「これまで丸子町をリーダーとした合併論議がなかった。話し合いの場を設けることが大事」「依田窪4町村は地理的、歴史的、文化的に見ても一つの圏」とする意見が大勢を占め、設置に賛成した。上田市・丸子町・真田町・武石村の4市町村合併協議に参加し、任意協議会から法定協議会への移行を進める立場から唯一「設置の必要なし」とした丸子町では、有志グループが次の手段として住民投票を求める署名活動の準備を進めている。(毎日新聞)
[3月2日19時41分更新]

253とはずがたり:2004/03/04(木) 12:54
<中部> 福井県
山口の防府>>248と云い,福井の鯖江>>198-199と云い無理矢理中核都市30万人を作ろうとする歪みが出てんちゃうけ?

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040303-00000004-mai-l18
鯖江市が「まちづくり推進協」設立へ 合併相手の福井市、導入に難色示す声も /福井

 鯖江市は2日、市内の各地区が特色を生かしたまちづくりを進める住民自治組織の中心となる「まちづくり推進協議会」を来月、全10地区で設立すると発表した。同市と合併協議を進める福井市には、現時点での住民自治組織導入に難色を示す声もあり、駆け込み設立とも受け取れる鯖江市の動きは今後の合併協議に影響を及ぼしそうだ。
 まちづくり推進協は各地区の公民館を拠点とし、住民が参加して運営。地区内の意見や課題を集約してまちづくりの計画を策定し、市からの交付金を基に計画を実現する。また、現在は市の臨時職員として公民館で働く社会教育専門員を、今年10月以降はNPO法人鯖江市民活動交流センターで雇用し、「まちづくり専門員」という立場で公民館に派遣する。
 鯖江市は「住民自治組織は市町村合併にかかわらず進めるべきこと。また、対等合併の生命線の一つでもあり、合併前に設立する必要がある」と説明。辻嘉右エ門市長は、合併協議が難航する現状を踏まえたうえで「(福井市に)さらに理解を求めなくてはいけない」と話した。 (毎日新聞)
[3月3日19時32分更新

254とはずがたり:2004/03/04(木) 12:55
<関東・東山> 山梨県

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040303-00000007-mai-l19
[市町村合併]「自主独立の道進む」 特例法適用を断念−−大月市定例議会 /山梨

 ◇西室市長所信表明
 大月市の西室覚市長は2日開会の3月定例議会の所信表明で、市町村合併について「合併を求めず、自主独立の道を進む決意をした」と述べ、来年3月末に期限が迫った合併特例法に基づく合併は断念する意向を明らかにした。期限後の合併は随時、検討する方針。
 同市は、水道企業団などを共同経営する県東部の都留市、上野原町、道志、秋山、丹波山、小菅村との計7市町村が合併しての10万人都市構想を提唱していたが、上野原町と秋山村は法定協議会を設立しており、都留市と道志村も任意協設立の意向。西室市長は、この状況を踏まえ、「もはや物理的、時間的余裕がないので、ここに独自の道を選択した」と理由を説明した。(毎日新聞)
[3月3日19時44分更新]

255とはずがたり:2004/03/04(木) 13:10
<中国・四国>
ほら,こんな感じ。>>253 >>248

それにしても山口市求心力ねぇなぁ。
>山口市は合併後10年間は身を引く=10年間は本庁を譲り、その間は防府、小郡で話がつけば、いかなる形でも受け入れる
どうせなら市名:山口,庁舎:旧防府市内,新幹線の駅名:小郡にしとけばよかったんじゃ。
みんな周防なんだから,市名:防府,庁舎:小郡,新幹線の駅名:新山口,県庁:旧山口市内で折り合い着けない?

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040303-00000002-mai-l35
[市町村合併やまぐち]県央庁舎位置問題 防府、小郡町互いに譲らず /山口

 ◇調整でも隔たり大きく
 県央2市4町の庁舎位置選定小委員会は、次回17日に結論を出すことを確認した。それまで首長と議長で最終調整を試みるが、打開の糸口は見えない。山口市は合併後10年間は身を引く案を「最大限の譲歩」として、防府市と小郡町の出方を待つが、両市町の隔たりは大きい。
 ■枠組みに言及も■
 2日にあった山口市議会全員協議会で、合志栄一市長は「10年間は本庁を譲り、その間は防府、小郡で話がつけば、いかなる形でも受け入れる」と譲歩案を説明し、理解を求めた。
 「10年後に先送りする案で評価できない」「市民の理解を得ていない」と異論が相次いだが、その中で、不調に終わる恐れを見越し「結論はこれ以上引き延ばせない。不調となれば、新しい枠組みも」との意見も出た。
 合志市長は最終調整について「最大限のものは出した。新しい提案はしない」と語り、防府市と小郡町の出方を見る考えを示した。
 ■議論かみ合わず■
 その両市町は主張のよりどころが異なることもあり、折り合う可能性は低い。「規模の大きい2市で名称と庁舎を分け合う」という防府市に、小郡町は「対等合併に数の論理を持ち出すのはおかしい」と批判する。
 中心的役割を果たせるとの自負がある小郡町には「どこがふさわしいかで決めるべきだが、そういう議論にならない」(岩城精二町長)とのいら立ちも見える。松浦正人防府市長は「市議や市民は『本庁は防府』と決めている」との姿勢を貫く。
 名称と庁舎位置に並ぶ材料がないなか、合併の是非に直結した庁舎位置問題。山口市が一歩引いてもこう着状態は変わらず、困難な調整が続く。(毎日新聞)

256とはずがたり:2004/03/04(木) 13:20
基本的に沼津と三島に挟まれた清水は大変やね。昔の緩衝国の様だ。
静岡県は ゴミ処理で脅すケースが目立つなぁ>>235 >>237

沼津との単独合併が嫌なら戸田村との3市町村合併は?まぁ政令指定都市になるならちう意味でしょうが。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040303-00000006-mai-l22
「中核推進協」解散へ 清水町との合併消滅−−沼津市長方針 /静岡

 沼津市の斎藤衛市長は1日、中核市の実現を目指し清水町との合併について調査研究する「中核市推進協議会」を解散する方針を明らかにした。解散によって両市町による合併の枠組みはなくなる。また、これに伴い同市は清水町から請け負っているごみやし尿処理の見直し作業を始める。
 斎藤市長と同町の平井弥一郎町長は01年、「中核市の実現のめどが立たなかった場合、10年までに沼津市と単独合併する」とする“密約”を交わしていたが、平井町長が昨年12月の町議会で「沼津との単独合併はない」と発言した。このため沼津市は町長にこの発言の撤回と4月に合併準備会を設置することを清水町に要請していた。
 沼津市は清水町にこの要請の回答を求めていたが、希望する回答内容が得られなかったことから、2月25日の協議会幹事会で沼津市側が「これ以上の話し合いの必要はない」と述べて協議が決裂。斎藤市長は「解散に向けて手続きを進めたい」と全体会議で述べた。
 平井町長は、沼津市との“密約”について「行政サービスに停滞があってはならないと考え、苦渋の選択をした」と説明し、町企画財政課は「中核市の議論と住民生活は別の問題のはずだ」と話している。(毎日新聞)
[3月3日19時51分更新]

257とはずがたり:2004/03/04(木) 13:26
<中国・四国>
>>253
こちらは無理矢理特例市(20万人以上)のツケか?

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040303-00000001-mai-l31
智頭町も合併見直しの動き 町民有志が住民投票条例の制定求め陳情 /鳥取

 ◇町長「無視できない」、「鳥取市大合併」に影響
 鳥取市などとの合併問題を巡り、智頭町の町民有志11人が2日、合併の是非を問う住民投票条例の制定を求めた6108人分の署名簿を携え、寺谷誠一郎町長に陳情した。寺谷町長は「最後は自分たちで決めたいという町民の意思表示だ。無視できる数字ではない」として、3月議会に町長発議で条例案を提案する方針を固めた。住民投票は5月上旬までの実施が濃厚で、4月に合併協定書調印を控える県東部の協議進行に大きな影を落としそうだ。 
 智頭町では昨年10月、住民発議により合併特例法に基づいた住民投票を実施。有効投票で「(合併協設置)賛成」が「反対」を107票上回ったため、町議会は単独存続の方針を覆し、10月1日を合併期日とする協議に参加した経緯がある。しかし、町民有志は「合併協参加後も離脱は可能」を前提とした判断が投票結果に結びついたとみて反発し、2月初旬から活動を展開。老人会や消防団などが勝手連的に呼応し1日までに、対象とした18歳以上の人口7905人(3月1日現在、外国人を含む)の77・3%にあたる署名を集めた。
 鳥取市の周辺町村では今年に入り、住民投票を巡る動きが活発化。いち早く議員有志の会を結成した気高町議会に続き、青谷町議会も議員発議による条例案制定を模索、鹿野町も陳情署名の活動が本格化した。
 鳥取市の竹内功市長は、合併を「行財政改革の一環」と位置付けるが、相次ぐ町側の合併協離脱が続けば20万人都市構想は瓦解、新市の構成市町村によっては特例債の大幅な減額が予想される。市の土地開発公社が先行取得した旧ダイエー鳥取駅南店の買い戻し額は、改修費も含めると10億円を超える。合併市町村の枠組み次第では、責任問題にも発展しそうだ。
 この日、智頭町役場を訪れた町民有志の一人、國本俊雄さん(76)=同町智頭=は「我々は鳥取市の枝葉ではない。町の将来は自分たちで決める」と話した。(毎日新聞)
[3月3日20時22分更新]

258香川県民:2004/03/05(金) 00:27
残念です。
琴平+仲南の組み合わせとなるのでしょうか?

仲多度南部の合併白紙に
http://www.rnc.co.jp/news/news.asp?nwnbr=2004030407

香川県の仲多度郡南部の4町でつくる合併協議会が今日、白紙に戻りました今後、新たな枠組みでの合併を目指すことになります。
これは今日開かれた仲多度郡南部の琴平町、満濃町、仲南町、それに琴南町の4町の合併協議会で決ったものです。
協議会では冒頭、満濃町の香川重広町長が先日開かれた町議会の特別委員会で合併協議会からの離脱が賛成多数で決ったことを報告、協議会からの離脱を正式に表明しました。
これを受け協議会の稲毛義典会長が「4町の町長などで話し合った結果、協議会を一旦閉じるという結論になった」と報告、協議会は各町の議決を経た後3月末で解散することが決りました。
合併協議会会長稲毛義典琴南町長4町の合併協議は観光の町と農業の町という町の性格の違いや財政規模の格差などから順調に進展してきたとはいえず、最近は合併の実現を不安視する声も出ていました。
しかし各町とも生き残りのため合併は必要と考えていることから再度、4町での協議再開の含みを残したまま、今後は新たな枠組みでの合併を目指すものと見られています。

259とはずがたり:2004/03/05(金) 01:52
<中国・四国> 香川県

>>258
こんな感じですな。さてどうなるでしょうか?

広域行政事務組合を組織する2市7町(丸亀市,善通寺市,多度津町,飯山町,綾歌町,仲多度郡南部4町)

★仲多度南部四町合併協議会(法定)<仲多度郡 琴南町,満濃町,琴平町,仲南町>→協議不調,解散へ
★丸亀市・綾歌町・飯山町合併協議会(法定)<丸亀市, 綾歌郡 綾歌町,飯山町>→丸亀市[新設]
☆善通寺市
☆多度津町

260香川県民:2004/03/05(金) 19:55
>>259
>★仲多度南部四町合併協議会(法定)<仲多度郡 琴南町,満濃町,琴平町,仲南町>→協議不調,解散へ

単独ではこの先財政難や人口の減少に伴い苦しい状況になる事は間違いないので小規模な合併に落ち着きそうです。

>★丸亀市・綾歌町・飯山町合併協議会(法定)<丸亀市, 綾歌郡 綾歌町,飯山町>→丸亀市[新設]

人口11万の丸亀市発足。

>☆善通寺市

行財政改革で実績のある宮下市長の市政運営に期待。

>☆多度津町

周辺自治体にそっぽを向かれてしまったような・・・。

261香川県民:2004/03/05(金) 20:04
★三豊郡南部1市5町合併協議会(法定)<観音寺市、豊中町、豊浜町、山本町、大野原町、財田町>→協議不調、解散

☆三豊郡南部1市2町合併協議会(法定)<観音寺市、豊浜町、大野原町>→新市名は観音寺

★三豊郡北部4町合併協議会(法定)<高瀬町、詫間町、三野町、仁尾町>→南部離脱3町の処遇を巡り混乱

7町合併推進 高瀬町、豊中町、財田町
中立     山本町、仁尾町
7町合併反対 詫間町、三野町

特例法に間に合わない場合、豊中町、山本町、財田町での合併

262とはずがたり:2004/03/08(月) 23:31
<中部> 富山県

http://mytown.asahi.com/toyama/news02.asp?kiji=4325
小杉町の合併協離脱方針、新湊市への反発も

  射水広域圏合併の枠組みをめぐり、小杉町は新湊市を除く4町村合併を掲げる方針に転換した。転換の背景に合併後の財政を心配する声がある一方、主導権を握った形での合併を目指す同町の思惑も潜む。9日の同町議会で新湊市など5市町村による法定合併協議会からの離脱が議決される見込みだが、大門、大島、下の3町村が小杉町に同調するかどうか、先行きは不透明だ。

  1月30日の小杉町議会合併問題特別委員会。

  「5市町村合併では、444億円の合併特例債を使って、新庁舎の建設などが計画されている。そうなると、133億円余りを借金として背負わなければならない」

  4町村合併を主張する石黒勝三郎町議は、5市町村合併による「無駄な借金」を指摘した。

  多数派である4町村合併支持の町議は、合併特例債などで借金が増えることを理由に5市町村合併に反対する。小島啓子町議は「人や交通の流れが新湊と小杉に二極化することが予想され、新たな建物建設が必要。4町村なら現在の施設を有効利用できる」と話す。

  しかし、4町村合併でも合併特例債の規模は、4町村で協議して決めるため、最終的な住民負担が5市町村合併より減るとは限らない。むしろ4町村派の町議に横たわるのは新湊市への反発だ。

  ある町議は昨年暮れの合併協で「小杉は早く態度を決めて欲しい」と菊民夫・新湊市議長が発言したことなどを挙げ、「新湊が小杉を5市町村合併に押さえつけるような発言をするたび、対立が深まった」と話す。

  5市町村でつくる射水地区広域圏事務組合。組合議会は各市町村の議会から議員を出し合うが、「今は新湊5に対し小杉は4だが、10対5と大幅に違った時代があり、歴史的なわだかまりが以前からある」と4町村派の温井順一議長はもらす。

  小杉町の土井由三町長は「農耕文化である小杉町と、海に面した新湊とは文化が違う」と、5市町村合併への違和感を口にする。しかし、5市町村支持の同町の自営業男性(40)は「土井町長は子どもの権利条例など独自の町政を進めてきた。5市町村では従来のような町政ができないとの思いがあるからだ」とみる。

  4町村合併の実現には小杉以外の4市町村の議会が、小杉町の合併協離脱を認める議決をしない限り先へ進まない。だが、大門、大島、下の3町村は5市町村を主張。土井町長は「3町村は4町村合併では発言力が弱まるとして新湊を入れたがっている」と指摘する。

  今後、3町村が方針を転換するかどうかが、射水地域の合併の行方を左右する。しかし、4町村を主張する小杉町議らでさえ、4町村合併で目指す新市像は「まだ何もない」と認めるだけに、3町村を説得できる見通しは立っていない。


(3/8)

263とはずがたり:2004/03/08(月) 23:32
>>260
多度津は交通の要衝で求心力があるかと思ってたんですがそうでもないのですねぇ。

264とはずがたり:2004/03/10(水) 14:37
<中国・四国> 香川県

http://mytown.asahi.com/kagawa/news02.asp?kiji=6326
庵治が高松に合併申し入れ

  庵治町が、高松市に合併協議会の設置を申し入れた。9日、増田昌三・高松市長が市議会で明らかにし、受け入れる意向を示した。同町が合併の態度を明確にしたことで、高松市と広域行政の一部事務組合を構成する周辺10町の合併についての方向性がほぼ出そろった。

  庵治町はこれまで合併について姿勢を鮮明にしていなかった。しかし、地場産業の石材業で結びつきが強い南隣の牟礼町が昨年11月の高松市との合併を問う住民投票で賛成が過半数を占めたことで、合併に向けての動きが本格化した。

  庵治町が2月に18歳以上の全町民を対象としたアンケートでは、回答者の約6割が合併に賛成。そのうち、合併の相手先については、高松市が43・3%、同市と牟礼町とが42・9%で、高松市を含む組み合わせが9割近くを占めた。

  こうした町民の意向を受けて、梶河正孝町長が5日に増田市長を訪ね、合併協設置を申し入れた。増田市長は、合意できる町とは積極的に合併を進める方針を示した。両市町は遅くともそれぞれの6月議会までに、合併協設置議案を上程するとみられる。

高松市は将来像示して/周辺町の不安払拭も

  庵治町との合併協議会が設置されれば、高松市がかかわる協議会は六つになる。高松地域では、三木、直島両町が単独路線を選び、綾南、綾上両町は同市との協議も進める国分寺町との綾歌郡3町での合併を目指す。

  高松地域は当初、県内でも合併論議が出遅れ、増田市長の「四国の州都を見据えた50万都市構想」も空回り気味だった。しかし、昨年6月の塩江町を皮切りに、今年2月までに五つの合併協を発足させた。

  背景に、合併を求める「民意」があった。住民の署名活動で、合併協設置を求める住民投票や議決が請求された。合併に消極的な町長は選挙で落選した。

  しかし、すんなりとは合併までたどり着きそうにない。順調に進む塩江町を除けば、議員などの意見が集約できず合併方式が決まらなかったり、周辺町との合併協を先行させる国分寺町のようなケースもある。

  町側からは「高松市はもっと新市の将来像を示して欲しい」との声があがる。各町ごとに設置された合併協で事務的な協議が淡々と進むなか、街づくりの全体像が見えにくいという不満だ。

  同市は04年度、各合併協の委員を集めて合同会議を開く。将来の街づくりについて、各合併協を超えた意見交換や調整の場と位置づける。

  「数合わせ」ではない、各町の特色を引き出した新しい都市像をいかにつくれるか。合併特例法の期限が残り1年と迫るなか、高松市には周辺町の不安を払拭(ふっしょく)する役割が求められている。(宮本茂頼)

(3/10)

265とはずがたり:2004/03/13(土) 05:59
<広域合併> 秋田・青森・岩手県

http://mytown.asahi.com/akita/news02.asp?kiji=5647
知事主導「3県合体」に、県議会から不満

 寺田典城知事が掲げる北東北3県の合体や道州制について、11日の県議会で、各派から「県民と乖離(かい・り)」「道州制にこだわるべきでない」などと慎重論や不満が相次いだ。県は新年度に、青森、岩手両県との連携についてグランドデザインをまとめ、市町村へ移譲する権限の選定作業も本格化させる。アクセルを踏み続ける寺田県政に対し、議員側も道州制論議の土俵に立った格好だ。

 同日あった県議会の総務企画委員会。道州制を視野に突き進む寺田県政に否定的な意見が出た。

 鈴木洋一委員(自民)は「知事の頭にはイメージがあるのだろうが、県民側には何の情報もない。県民意識と乖離がありすぎるのでないか」。三浦英一委員(みらい21)も「由利地域は山形との連携の方が親しみやすい。道州制にこだわらず、各知事が連携すればいい」と疑問を呈した。

 加成義臣委員(社民)は「知事が政治家として信念を通すのは差し支えないが、相手側の知事は少し違う。秋田県につき合っている、という感じだ」と指摘した。

 県は新年度、北東北の広域連携について啓発し、県民らとの意見交換の場を新設する予算を計上。昨年10月にできた各県課長級による北東北広域政策推進会議は、今夏にも骨子をまとめる。さらに県は「地域自立推進プロジェクト」を中心に05年4月からの市町村への権限移譲を目指す。

 小林憲一・企画振興部長は「広域であれ道州制であれ、目標はそういう方向だが、生活レベルでは今まさに議論しようとしているところだ」と繰り返し答弁した。

 一方、大野忠右エ門委員(自民)は「3県共同の意義は分かるが、逆に競争が激化し県内の既存の商店街などの衰退が加速する」と影響を心配。工藤嘉左衛門委員(新生会)は「暫定的に3県で合併して、道州制に移す二段構えではエネルギーを使う。中途半端な合併なんて言わないで一気に道州制にした方がいい」と提言した。


(3/12)

266とはずがたり:2004/03/21(日) 06:48
<中部> 富山県

http://mytown.asahi.com/toyama/news02.asp?kiji=4359
入善町長が合併協離脱表明

 入善町の米沢政明町長は19日、黒部市と下新川郡(宇奈月町、入善町、朝日町)の法定合併協議会からの離脱を表明した。町議会本会議で、議員提案の離脱決議案が賛成多数で可決されたのを受けて、「決議に対し賛同の意を表する」と述べ、しばらくは単独でいく方針を示した。理由として米沢町長は、合併に対する信頼関係が崩れたことを挙げた。法定合併協議会からの離脱は、小杉町に次いで2番目。

 記者会見で、米沢町長は「対等互恵といえる状況ではない」と述べた。昨年12月の合併協で、本庁舎の位置を「入善町役場」とする案が、黒部市議会の要請で先送りされた後の黒部市議会や荻野幸和市長の対応に対し、強い不信感を示した。

 また、黒部市議会が18日に本庁舎の位置を条件付きで了承したことについて「3カ月も放置し、私が最終判断をする前日に結論を出した」と批判した。荻野市長の対応に対しても「静観するだけで、合併協議会長としての責務を果たさず、失望し、不信感を抱いた」と述べた。

 協議を凍結した理由について、米沢町長は「既存名を使わないとしていた新市名を、合併をまとめなければならないと苦渋の選択で賛成した。黒部市の都合で本庁舎の位置の決定が先送りされたため、一度原点に返るべきだと思った」と振り返った。

 今後については「合併を絶対にしないということではない。2、3年後か5年後になるかわからないが、信頼関係が取り戻せる状況になれば、枠組みはともかく再出発すべきだと思っている」と語った。

 決議案は、議長を除く全議員で採択され、16対1の賛成多数で可決された。3人が賛成、1人が反対の立場で、それぞれ討論した。賛成討論では「合併は財政面で町民にメリットがない」「対等互恵の基本的な精神が崩壊した」などの意見が出された。

 反対討論では「合併をしなければ10年、20年後に悔いを残す。信頼関係は、本音で話し合って築くべきだ」などの意見が述べられた。

 入善町が離脱するためには、ほかの3市町の議会で承認の議決が必要となる。合併協が4市町での議決で設置されたためで、入善町議会の議決だけでは合併協の離脱は成立しない。

 しかし、合併協は事実上崩壊したことになり、枠組みを変えるのか、それぞれの市町が単独でいくのかなど、3市町は新たな選択を迫られることになる。
(3/20)

267とはずがたり:2004/03/21(日) 06:51
<中部> 福井県

やはり鯖江離脱

http://mytown.asahi.com/fukui/news01.asp?kiji=3582
4市町村で合併へ
福井市長が意向示す

鯖江の白紙撤回を受け 市主導の編入方式で 

 福井市の酒井哲夫市長は17日の市議会予算特別委員会で、5市町村の合併について、鯖江市を除き、美山町、越廼村、清水町との4市町村で実施したいとの意向を示した。合併方式については、福井市主導の編入方式になるとの見解を示した。鯖江市の辻嘉右ェ門市長は16日、5市町村での合併を白紙撤回する意向を表明しており、今後の合併方針を問う市議の質問に答えた。

 酒井市長は、5市町村の合併協議について、「鯖江市の離脱によって、5市町村による枠組みは破談ということになる」と言明。

 破談理由については「住民投票を求める鯖江市民の署名数が有権者の過半数を超えたことが決定的だった」と述べた。さらに、合併後も鯖江エリアに大幅な自治権を求める鯖江市との協議が難航したことを挙げ、「鯖江市は地域自治組織についても具体的な中身について説明せず、不透明な形で協議がずれ込んだ」と説明した。

 今後の枠組みについては「議会などと相談しながら進めるが、『福井との合併を』という2町1村の意向を尊重したい」と4市町村での合併に前向きの姿勢を示した。ただし、来年3月の合併特例法の期限内の合併については「日程上は厳しい」と述べた。

 一方、「4市町村であれば合併方式を考え直す方向で理解を求めたい」と指摘。鯖江市が合併協議に参加していない段階では、福井市が3町村を編入する方向で話し合いを進めていたとの経緯を説明し、「精神的な対等合併ということで理解を求めていく」と述べ、新設(対等)ではなく編入(吸収)合併の方向で進める意向を示した。

3町村長 おおむね前向き 

 清水町の斉藤三哲町長は「中核市になる場合は対等合併ということだったので、そうならない今、福井市が編入合併を考えるのは一般的な流れだと思う。合併の方式は変わっても目的に変わりはない。ただ町民には中核市や対等合併を説明してきたので、改めて問いかけ直さないといけない」と話した。

  美山町の有塚達郎町長は「対等合併を協議してきたのだからこれまで通りの形で協議を続ければ問題はないと思う。わざわざ合併方式を見直す必要があるのか。1年間の協議を無駄にすることもない。迅速に協議し、合併特例法期限内の合併を主張するつもりだ」と言う。

  また、越廼村の刀禰麒一村長は「現実問題として編入の形で合併するのはやむをえない。福井市には、4市町村が対等の立場で議論してきた内容を合併に反映させ、今後も小さい自治体が意見を言えるよう配慮してほしい。変更は、村民にも改めて説明しないといけない」と語った。

268とはずがたり:2004/03/21(日) 06:58
<近畿>和歌山県

http://mytown.asahi.com/wakayama/news02.asp?kiji=1820
白浜町が、日置川町との合併検討委を設置

 白浜町議会は18日、立谷誠一町長の提案に応じ、日置川町との合併を検討する「合併問題検討特別委員会」(溝口耕作委員長、14人)を設置した。白浜町は昨年末、すさみ、日置川両町との合併協議を白紙に戻したばかりだが、立谷町長は「合併に対する日置川町の多くの住民の皆さまの願いであり、真摯(しんし)に受け止めたい」と話している。

 日置川町の住民が17日、2町の法定協議会設置を求める請願書と陳情書を同町の有権者の4分の1にあたる930人の署名を添えて、白浜町議会議長と立谷町長に提出した。これを受け、立谷町長が2町の合併を検討する特別委員会の設置を議会に求めた。

 住民らは、同様の請願書と陳情書を日置川町議会議長と、前義郎・同町長にも提出しており、前町長は「日置川町は従来から一貫して白浜町との合併を望んできた。合併特例法の法期限内の合併に向けて全力で取り組みたい」と話している。


(3/19)

269とはずがたり:2004/03/23(火) 14:42
<中国・四国> 広島県

http://mytown.asahi.com/hiroshima/news02.asp?kiji=3590
三原圏域を選択 大和町住民投票

 大和町の合併先を問う住民投票が21日投開票され、町が進める三原圏域(三原市、本郷町、久井町)との合併支持が、東広島市との合併支持を上回った。今回の結果で、昨春から続く合併問題をめぐる混迷に終止符が打たれる見通しだ。当日の投票資格者(20歳以上)は5860人、投票率は87・15%だった。

 同町は当初、東広島市圏域の任意合併協議会に参加していたが、編入合併を嫌って昨年5月に離脱。昨年8月の町長選で上川弘治町長が、東広島圏域派の元町長を約800票差で破った後、三原圏域の法定協議会に加わっていた。

 しかし、東広島市との合併を求める声も根強く、上川町長は「方向性を決めないと町が分裂する」と、住民投票条例案を提案した。

 町役場近くにある住民団体「三原圏域合併の会」の事務所には21日夜、お祝いの電話が相次いだ。光原英雄会長(74)は「三原圏域は対等合併で、こちらの言い分を聞いてもらえ、より良い地域づくりができる」と声を弾ませた。

 一方、東広島市との合併協議会設置を求めた「町の将来を考える会」の伊藤京三会長(54)は「今後は三原圏域との合併に協力する」と語った。

 開票結果
   三原圏域          2,919
   (三原市、本郷町、久井町)
   東広島市          2,146
=確定得票
(3/22)

270とはずがたり:2004/03/23(火) 14:50
<中部> 山梨県

50%割るったって44%もあるじゃん。

http://mytown.asahi.com/yamanashi/news02.asp?kiji=6940
増穂と南ア合併見直し 住民と調査結果受け

増穂町と南アルプス市の間で合意していた任意合併協議会の設置について石川豊・南ア市長は22日、市議会と協議して、改めて合併特例法に基づく地域審議会にかけて見直す意向を明らかにした。増穂町で実施された合併の枠組みを問う住民意向調査の結果を河西栄三郎・増穂町長から報告を受けた後の記者会見で語った。意向調査では合併相手に「南ア市」を選んだ人が最多だったが、石川市長は「50%を割ったことが気になる」と述べた。

  増穂町の意向調査は、「南ア市」か「鰍沢町」かに加え、「増穂町単独」の3択で行われた。20日に開票した結果、回答者8600人(回答率77%)のうち「南ア市」3801人(有効回答に占める割合は44・77%)「鰍沢町」3169人(同37・33%)「単独」1519人(同17・89%)だった。

  河西町長はあえて「単独」も入れた3択にしたうえで、当初から「一票でも多い回答を民意として尊重する」と繰り返し表明していた。

  22日朝、議会全員協議会に結果を報告。予定通り任意協の早期設置を南ア市側に求めていく考えを示し、了承を得た。

  「増穂町民の考えをまとめて欲しい」と言い続けてきた石川市長は河西町長との会談後の会見で、「50%に届かないのに、多いというだけで町民の意思表示と受け止められるかどうか」と疑問を投げかけた。さらに「南アルプス市は9月に議会解散がある。6カ月の間には総合計画の策定などたくさんの課題がある。受け入れ側の環境が変わった」などと、合併協議に入ることが事実上困難になっていることをほのめかした。


(3/23)

271とはずがたり:2004/03/23(火) 20:55
<中国・四国> 岡山県 

親和クラブって何系?

http://mytown.asahi.com/okayama/news02.asp?kiji=4154
岡山市の合併協設置議案 強行採決

 岡山市と御津、灘崎両町の合併問題で、岡山市議会総務委員会は20日、1市2町で法定合併協議会を設置する議案の審議を打ち切って採決を強行し、賛成多数で可決した。同議案は、翌21日未明に開かれた本会議でも賛成多数で可決された。これに対し、総務委の3委員が垣下文正議長に対し「審議が尽くされていない。審議打ち切りは議会の自殺行為」とする抗議文を提出した。

 15日からの市議会総務委は、新年度予算案など重要案件が多く、市税滞納者の個人情報を含む文書が遺棄された問題が明らかになるなど終始紛糾。審議は連日、深夜に及んだ。

 20日午前、総務委が再開されたが、午後7時すぎになって委員の1人が審議の打ち切りを求める緊急動議を提出。動議は賛成多数で成立。直後に、法定協設置議案を採決した。動議を提出した委員は「これ以上審議をのばす訳にはいかず、タイムリミットだと判断した」と説明する。

 これに対し、花岡薫(親和クラブ)、亀井章(同)、田畑賢司(共産党)の3委員が垣下議長に抗議文を提出。同議長は「抗議を真摯(しんし)に受け止め、円滑な運営に努めたい」と話した。総務委で法定協の設置議案が審議されたのは、18、20の両日で計約2時間だった。

 21日午前0時10分から開かれた本会議で、田口総務委員長が委員長報告をしたが、合併を巡る論議や強行採決については触れなかった。

 崎本敏子議員(共産)は質疑で、「議論をやめてしまうのは、市議会の歴史に汚点を残す」と批判。田口委員長は「動議が出た以上取り上げない訳にはいかない」と答弁する一方、「審議は十分ではなかったと思っている」とも述べた。

 岡山市議会は、新年度当初予算など計71議案を可決、閉会した。

(3/22)

272とはずがたり:2004/03/24(水) 17:46
<中国・四国> 岡山県

瀬戸内市再始動。

http://mytown.asahi.com/okayama/news02.asp?kiji=4163
邑久郡3町合併へ 長船町議会も議決

 長船町議会は定例議会最終日の23日、本会議を開き、邑久郡3町(長船、邑久、牛窓)の合併に向けた4議案を賛成多数で可決した。すでに邑久、牛窓町も同議案を議決しており、県議会や国の手続きを経て、11月1日に人口約4万人の「瀬戸内市」が誕生することになった。

 3町の合併準備は県内では最も早く進んでいたが、昨年10月の長船町の住民投票で「合併反対」が多数を占めたことなどから、町当局も町議会もなかなか結論を出せず、合併協議が一時休止。今年2月になって清家隆宣町長が推進を決断し、再び協議が進んでいた。

 同町長は「邑久、牛窓町に迷惑をかけたが、時間をかけて待ってもらえたことに感謝している。反対意見も十分に聞き、子どもや住んでいる人たちによい町になるよう努力したい」と述べた。

 新市の本庁舎は現邑久町役場に、長船、牛窓町庁舎は支所や分庁舎などになる。議員は合併特例で合併後7カ月間は現在の3町の町議計44人が市議となり、その後に選挙で24人にする。



(3/24)

273magenta:2004/03/24(水) 22:28
<中部> 静岡県

新市名は「伊豆の国」 静岡県の3町合併
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040324-00000291-kyodo-soci

静岡県の伊豆長岡、韮山、大仁の3町でつくる法定合併協議会は24日、2005年3月の発足を目指す新市名を「伊豆の国」とすることを決めた。
総務省市町村課は「『の国』を付けた自治体名は他にはない」としている。
合併協では、一般公募で集めた候補の中から、委員の選考で「伊豆の国」と「伊豆北条」の2つに絞り込んだ。
その上で同日、25人の委員が投票した結果、「伊豆の国」が2票差で上回った。
新市は人口約5万人。
「伊豆の国」と「伊豆北条」をめぐっては、韮山、大仁両町の両観光協会が今月12日、「地域のイメージを表しておらず、いずれも新市名として不適当」と、再検討を求める要望書を合併協に提出していた。
静岡県の伊豆地方には現在、中伊豆町、東伊豆町、西伊豆町、南伊豆町がある。
4月には中伊豆町や修善寺町など4町が合併し「伊豆市」が誕生する。
(共同通信)
[3月24日21時11分更新]

274とはずがたり:2004/03/24(水) 22:34
>>273
情報提供感謝ですヽ(´ー`)/
それにしても「伊豆の国」って市名としてはどうかと思いますが…。
韮山も大仁も譲れないのかなぁ。
修善寺や天城湯ヶ島が消えて伊豆市になるのもちょいと勿体ない気が。
伊豆市を天城市とでもしてもらってこちらを伊豆市or旧郡名から田方市とか。

275とはずがたり:2004/03/25(木) 23:31
<中部><関東・東京>山梨県

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040325-00000006-mai-l19
[市町村合併]「笛吹市」へ、6町村長が調印署名−−東八代地域と春日居町 /山梨

 10月12日に合併して新市「笛吹市」となる予定の東八代地域5町村(石和、御坂、一宮、八代町、境川村)と春日居町の合併調印式が24日、石和町内であり、6町村長が調印書に署名した。今後、6町村議会の議決などを経て、合併が正式決定する。
 法定合併協議会会長の荻野正直・石和町長は「将来、本当に合併してよかったと言われるよう、躍動する文化都市の実現を目指していきたい」とあいさつ。特別立会人の山本栄彦知事は「特性を生かしたまちづくりが住民一体となって進められることを期待したい」と祝辞を述べた。
 6町村は02年11月に法定協を設置し、合併に必要な協議項目を決定してきた。新市の面積は164平方キロ。人口は約7万人。当面は石和町役場を暫定市庁舎とする。【新井敦】(毎日新聞)
[3月25日19時45分更新]

276香川県民:2004/03/26(金) 00:02
高松の場合は周辺との合併協議会が個別に設置されているので効率が悪いような印象を受けます。

高松市・香南町合併協、編入方式で合意
http://www.shikoku-np.co.jp/news/administration/200403/20040325000346.htm

 高松市・香南町合併協議会(会長・増田高松市長)の第二回会合が二十五日、香南町中央公民館であり、初会合で提案されていた合併方式について「編入」で進めることで合意した。同市は周辺五町と個別に合併協を設置しており、合併方式が決定したのは塩江町に次いで二番目。いずれも市町規模などを考慮し、現実的な編入方式を選んだ。

 会合には増田市長、副会長の谷町長をはじめ、両市町の議員や合併協設置請求代表者ら委員二十二人が出席した。

 合併方式を決定する上で、香南町の委員から「編入が妥当だと思うが、話し合いは対等にしてほしい」「共通項目は他の四町も一緒に検討できないか」などの意見が出された。増田市長は「議論を十分に尽くし、できる限り全会一致で進める方針」「全体協議も考えているが、現在のところ未定」と答えた。

 二〇〇五年三月末の合併を目指すことや、市の名称を「高松市」とすること、事務所を市役所内に設置することも決定。次回会合は四月二十日、高松市役所で開催する。

277とはずがたり:2004/03/26(金) 01:24
http://mytown.asahi.com/mie/news02.asp?kiji=5873
合併控え津地区10市町村 基金取り崩し

 05年1月に合併を控えた津地区10市町村の多くが04年度に大型事業を計画し、貯金に当たる財政調整基金など一般会計の基金を一気に計約88億円取り崩す。03年度末見込みの基金の合計285億円の3割にあたる。合併協議会の「基金は新市に引き継ぐ」という約束は宙に浮いた形だ。

 白山町は22億円のうち13億円を取り崩す。10市町村で取り崩しの割合が最も高い。教育施設整備基金など九つの基金を取り崩すか廃止する。

 町税や地方交付税が減る中、04年度完成を目標に02〜03年度に文化センターや乳幼児教育センターなどの大型事業を始めたため。前年度比16%増の03年度予算に続き、04年度は同15・3%増の約71億5千万円だ。岡本知順町長は「以前から要望のあった事業。駆け込みではない」と話す。

 津市は海上アクセス拠点整備事業などで約27億6700万円を取り崩す。ただ、10市町村の基金の半分を占める161億円の貯金があり、取り崩しは17%にとどまる。近藤康雄市長は「国の財政も厳しい現状では、欲しいものも我慢する緊縮財政が原則。災害などにも備え基金を積み立てなければならない」と話す。

 しかし、同市以外の9市町村は計約123億円の基金のうち、60億円を取り崩す。

 美里村は約29億円の一般会計予算のうち、5分の1を基金から賄うため四つの目的別基金を廃止し、財政調整基金に統合する。「地方交付税が減って財政が苦しく、通常の事業にも基金を回さなければならない」。それでも保健センターは「以前から計画してきた事業」として3億4千万円の事業費を組み、04年度中に着工する。

 久居市は国民健康保険基金(02年度末、約3億4400万円)の一部を取り崩すため条例を改正した。10市町村の中で同類の基金では最も多いため格差があるとし、取り崩して減税や検診などで加入者に還元する方針。

 しかし、一般会計基金(03年度末見込みで約15億円)で津市の10分の1以下。10市町村中でも4番目だが、これも約8億3800万円取り崩す。

 さすがに議会では「他の市町村が同じように基金を取り崩せば、新市の運営に支障をきたす」と懸念する意見が出た。

◇◇◇◇◇◇◇◇

 四日市大総合政策学部の稲沢克祐助教授(地方財政学)は「合併前の意図的な消費なら許せない。財政が苦しいなら財政再建策を考えるべきだ。今後職員の退職金支払いの増大や交付税の減少なども予測される。このまま基金を取り崩していけば、(新市は)打つ手がなくなる」と話した。

(3/25)

278とはずがたり:2004/03/27(土) 00:39
<東北・北海道>

http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2004/03/20040326t11017.htm
合併離脱議案を賛成多数で可決 宮城・河北町議会
 宮城県河北町の太田実町長は、町議会3月定例会最終日の25日、石巻地域1市6町で構成する法定の合併協議会から離脱する内容の追加議案を提出し、議会は13対6の賛成多数で可決した。

 本会議で太田町長は、合併離脱を決断した理由として(1)町議会が「当面、どの市町とも合併せず自立の道を歩む」と決議している(2)各市町と施策の調整を重ねたが、合併は町民負担の軽減につながらず、町民の信頼を失うことになると判断した(3)議会の離脱決議後、6市町から、25日までに回答するよう求められている―などと説明した。

 議会は、議案の文面などをめぐって再三にわたり紛糾したが、午後8時前、可決。太田町長は議会終了後、石巻市内の県石巻合同庁舎で、法定協議会会長の土井喜美夫石巻市長に離脱の申入書を手渡した。

 一方、離脱反対派の町議らは住民投票条例の直接請求に向け、署名活動を続けていく方針。
 河北町の離脱により、石巻市など6市町が新たな枠組みで合併を目指すことになる。

2004年03月25日木曜

279とはずがたり:2004/04/01(木) 11:33
4月1日に全国で11市誕生…市町村数は3100へ (読売新聞)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/commune.html?d=30yomiuri20040330ia22&amp;cat=35&amp;typ=t

 財政上の優遇措置が受けられる合併特例法の期限が1年後に迫る中、新潟、静岡、広島など全国7府県で4月1日、計43の市町村が合併し、11の新市が一斉に誕生する。

 このうち、広島県の府中、呉両市はそれぞれ上下町、川尻町を編入して名前は変わらず、同県の7町村と合併する三次市も名称はそのまま。また、先だって31日には、熊本県で4町の合併による上天草市が誕生する。これにより全国の市町村数は、3135から35減って3100となる。

 新市は次の通り(かっこ内は旧市町村名)。

 【3月31日】
▽熊本県
上天草市(大矢野町、松島町、姫戸町、竜ヶ岳町)

 【4月1日】
▽新潟県
阿賀野市(安田町、京ヶ瀬村、水原町、笹神村)
▽長野県
東御=とうみ=市(北御牧村、東部町)
▽静岡県
伊豆市(修善寺町、土肥町、天城湯ヶ島町、中伊豆町)、
御前崎市(御前崎町、浜岡町)
▽京都府
京丹後市(峰山町、大宮町、網野町、丹後町、弥栄町、久美浜町)
▽兵庫県
養父=やぶ=市(八鹿町、養父町、大屋町、関宮町)
▽広島県
三次市(三次市、甲奴町、君田村、布野村、作木村、吉舎町、三良坂町、三和町)、
府中市(府中市、上下町)、
呉市(呉市、川尻町)
▽愛媛県
四国中央市(川之江市、伊予三島市、新宮村、土居町)、
西予=せいよ=市(明浜町、宇和町、野村町、城川町、三瓶町)

[ 2004年3月30日22時52分 ]

280とはずがたり:2004/04/04(日) 19:19
<近畿・中部> 三重県
【企業立地と合併】
鵜殿…紀州製紙(紀宝町と合併)
府中…マツダ
加美…スズキ(既に浜松に合併)
日吉津…王子製紙
苓北…九州電力
など小さい自治体が企業の法人税が沢山はいるのを良いことに自分らだけ安い税金で暮らそうと合併を嫌がる傾向にあるが少々ずるい気がするが,まぁメリットがなければわざわざ税金高くなっても良いという人はいないのは当たり前な話しではあるけどね。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040403-00000003-mai-l24
法定合併協を設立 時期は今年度内を予定−−紀宝町と鵜殿村 /三重

 紀宝町・鵜殿村合併協議会(会長、西田健・鵜殿村長)が1日、同町神内の町保健センターに設置され、西田村長と副会長の新宅孝嗣・紀宝町長が木製の看板を取り付けた。新たに誕生する町の庁舎は村役場が有力で、名称は8月までに決めるという。合併の時期は時限立法「合併特例法」の期限である05年3月までを予定しているが、国は新たな合併の支援策を検討しており、その動向をみて決めるという。【汐崎信之】
 法定協は毎月1、2回開き、合併方式▽合併の期日▽新町の名称▽新町の庁舎位置▽財産の取り扱い――の五つを軸に検討する。
 第1回目の法定協は9日午後2時から、同センターで開催。委員は両町村の首長のほか、3人ずつの議会代表者と民間人、紀南県民局長の計15人。民間人には両町村とも女性を1人加えている。
 看板の設置後、両首長が会見。西田村長は「小さな合併になるが、コンパクトな中で、きめ細かな住民サービスを目指したい」と語った。新町の庁舎ついて、住民が最も大きな商店街などがあることから村役場に設置することが望ましいといった意見が出ていることについて、新宅町長は「両町村で協議する事項だが、その方向で展開するのではないか」と見通しを述べた。
 町は人口8133人(3月末現在)で面積76・78平方キロ。村は人口4975人(同)で面積2・88平方キロ。合併すると人口計約1万3000人、面積79・66平方キロとなる。
 紀南地方の法定協は、鵜殿村を除く4市町が03年4月に設立。10月に庁舎の位置問題で解散した南郡熊野4市町合併協議会に続いて2例目となる。残る熊野市と御浜町、紀和町は1市2町の枠組みで合併協議を進めているが、法定協を設置する時期は未定。
 紀宝町・鵜殿村合併協議会の議会と民間人の委員は次の通り。
 (敬称略)
 紀宝町:議会代表者=矢熊達雄、野村正視、登立元吉▽民間人=西村喜久男、七瀧喜美子、萩野尚武
 鵜殿村:議会代表者=池田嘉徳、大石洋、井本芳孝▽民間人=宮本福也、芝英樹、大野瑞穂
(毎日新聞)[4月3日19時52分更新]

281とはずがたり:2004/04/06(火) 22:40
<中部> 長野県

http://mytown.asahi.com/nagano/news02.asp?kiji=4183
「阿智村と任意合併協」/浪合村長申し入れ

 下伊那郡浪合村の伊藤義寛村長は5日、阿智村の岡庭一雄村長を訪ね、任意合併協議会の設置を申し入れた。岡庭村長は6日に開く村議会全員協議会に諮った上で回答すると述べたが、議会側も了承する見込みで基本的に協議に応じる方針だ。清内路村の原満征村長も議会や村民の了解を得て阿智村に合併協議を申し入れたい、としている。

 伊藤村長は「2年間にわたって村民による研究会で合併問題を討議してきたが、阿智村と早急に合併協議を行うべし、との結論になった」と申し入れの理由を述べた。

 岡庭村長は「議会が了承してくれたら早い時期に協議会を立ち上げたい。しかし、合併ありきではない。十分に協議を重ねて合併後の具体的な将来像を描き、村民に示した上で最終的には村民に(合併の是非を)判断してもらう」と応じた。

 阿智村への編入合併か、対等合併かについては両村長とも明言を避けた。伊藤村長は「同じ西部地域に属する平谷村、根羽村も含めた合併が望ましい」とも述べたが、岡庭村長は「地理的なこともあり、平谷村と根羽村との合併協議は考えていない」と語った。
(4/6)

282magenta:2004/04/08(木) 23:11
<中部>長野県

4人に3人が「信州」ノー 田中知事の県名変更構想 (共同通信)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/nagano.html?d=08kyodo2004040801002445&amp;cat=38&amp;typ=t

田中康夫長野県知事が提唱している「信州」への県名変更について、4人に3人が否定的に考えていることが8日、県内有権者1000人を対象にした長野県世論調査協会の調査で分かった。

 県内の報道機関などでつくる同協会が3-5日、20歳以上の県民を対象に電話アンケートを実施した。

 県名変更構想を「望ましくない」と回答したのは77%に上り「望ましい」は16%にとどまった。特に女性や20代は80%前後が否定的だった。

 協会によると、県南部では「望ましい」とする回答が比較的多かったという。背景には明治期に北部の旧長野県に、南部の筑摩県が合併して現在の長野県になった経緯があるとみられる。

 田中知事が住民票を泰阜(やすおか)村に移したことには57%が「問題だ」と回答。「問題はない」は39%だった。

 田中知事の支持率は「支持する」「どちらかといえば支持する」が計61%で、2000年の知事就任以来、6回の調査で最低だった。



[ 2004年4月8日17時21分 ]

283とはずがたり:2004/04/09(金) 00:41
>>282
又聞きですけど,長野県民は割ともう田中知事に冷ややかで次の三選は無いんじゃないかと云っているのですがどうなんでしょう?

個人的には長野県分割松本県分置派です。
47道府県が確定する前,明治政府内で大きすぎる長野県と新潟県を分割して3つに分ける案が検討されたそうな。
いや持論の道州制と矛盾するのは解っているけどさぁ。
県域確定直前に愛媛から分置された香川,島根から分置された鳥取なんかが小さすぎるに比べて確かに大きい。

284とはずがたり:2004/04/09(金) 16:08
<東北・北海道> 岩手県

広域合併が持論の俺ですが平泉と衣川の合併は見てみたかった気がする。
長いこと或る意味多賀城なんかよりもずっと東北の首府だったわけだからねぇ。

http://mytown.asahi.com/iwate/news02.asp?kiji=5315
両磐9市町村で協議会 夏めどに設置で合意

  両磐9市町村が合併に向けて、法定協議会か、任意協議会を7、8月ごろまでにつくることで8日、合意した。平泉町が一関地方の法定協議会に加わったことなどに伴い、9市町村の首長が意見交換した場で決まった。

  会合は、一関、大東、藤沢、千厩、東山、室根、川崎、花泉、平泉の市町村長が顔をそろえた「両磐地区広域市町村圏協議会」が終わった後に非公開で開かれ、1時間ほど続いた。会議の後、記者会見した浅井東兵衛一関市長によると、9市町村での合併という「新たな方向」に反対する意見は1人もなかったという。全体の空気としては、法定協議会を設ける方向だったという。

  浅井市長は「合意は広域合併の大きなステップだと思う。両磐地区市町村の合併の研究事業も研究し、構想を出すだけが目的でないので、当然の帰結と言える」と話した。

  市町村圏協議会の会議では、両磐9市町村が合併した場合の「新市建設計画」の基礎となる「両磐広域圏まちづくり構想(仮称)」の序論の部分が承認された。

(4/8)

http://mytown.asahi.com/iwate/news02.asp?kiji=5316
平泉町と「破談」 衣川村長に聞く
  平泉町の住民投票の結果、衣川村は平泉との合併を断念せざるを得なくなった。初めの合併話から2年。この間、村は隣の町長と議会にほんろうされ続けてきた。佐々木秀康村長に、「破談」の感想や村の行方を聞いた。

  −−平泉との合併がなくなりましたが

  ここまで来るのに少し長かったというのが実感だ。文化や歴史を共有する平泉と共に世界遺産の「発信基地」にしたかった。残念の一言だ。様々な思いは残るが、平泉町民が選択したことなので、仕方がない。

  −−平泉町長や議会に言いたいことはありますか

  向こう(平泉町長)からの合併話で、話が進み、両町村議会も長い間の勉強会などを通じ、前向きに進んできたと思っていた。しかし、こんな風(破談)になってしまった。誰だって心変わりはあるし、ある程度は理解出来る部分はある。

  今回の投票結果では、私に同情的な声が多く、私がたどってきた道は間違っていないと確信している。「一関地方との合併」が順風の中で、42%もの町民が反対したというのはすごい数字だ。まだ、多くの人が衣川を思ってくれていると感激した。それらの平泉町民や衣川村との合併で奮闘した議員さんには本当に申し訳ない。

  −−今後の村の合併の具体的な取り組みは

  合併は避けて通れないし、合併特例法の期限内の来年3月までにはしたい。胆江6市町村の枠組みで、首長さんたちと腹を割って話をする土俵作りをしたい。

 −−両磐、胆江地方のどちらでも周辺部に当たる衣川村の生きる道は

  中心部が栄え、周辺部が衰退する構図が50年前の「昭和の大合併」で多く見られ、いまでもその傷を引きずっている。今回の合併ではそれではだめだ。それぞれの地域が特性を生かし、機能分担をしなければならない。「中身が入っていない容器は壊れやすい」という言葉がある。

  −−村の伝統や文化をどう受け継ぎますか

  わが村は、全国に名をとどろかす「安倍一族」の本拠の村だ。「安倍一族」の系譜はみちのくで栄華を極めた藤原3代の歴史にも通じる。特に、神楽や念仏剣舞などの郷土芸能は、学校教育の一環として子どもたちに伝承したい。

(4/8)

285magenta:2004/04/09(金) 23:38
>>283
田中知事は将来的に国政への転出を考えているのでしょうか?(可能か不可能かは別として)
これまでそういう発言があったかわからないのですが。

286とはずがたり:2004/04/11(日) 00:30
>>285
国政出馬を考えている話しは今んところ聞いてないですね。
余程自信がないと出そうに無いですが,長野には空いてる選挙区がないでしょうし
(自民現職が強そうな4区・5区では勝てないのでは?)

287無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/04/14(水) 22:55
http://www.saga-s.co.jp/localnews.asp?ID=20040414&amp;COL=3
新市名は「湯陶里市」、西部合併協が決定

 武雄市、杵島郡山内町、藤津郡嬉野町、塩田町でつくる県西部一市三町法定合併協議会の第十九回会合が十三日、嬉野町公会堂であった。新市名は武雄、嬉野の温泉地に加えて、窯元が多い地域の特徴にちなんだ「湯陶里(ゆとり)市」とすることを決めた。

 新市名の選考では、前回までに絞り込んでいた候補五点のうち、出席委員が二点ずつ投票。上位に残った「武雄」と「湯陶里」を最終候補とした。

 最終決定では、一部委員から話し合いによる決着を求める意見もあったが、「時間を置くと政治的な動きが出てくる。このまま決選投票をすべきだ」とする意見が大勢を占めた。投票の結果は、「湯陶里」十九票、「武雄」十四票だった。

 また、前回から継続協議になっていた議員の定数と任期は、小委員会報告を基にした「在任特例により合併後も一年二カ月間在任する」とする原案への反対意見が相次ぎ、再び継続協議となった。
---
いかがなものかと・・・

288とはずがたり:2004/04/14(水) 23:14
>>287
なにやら珍妙な名前ですなぁ。
もう一件佐賀県市名ネタ。歴史のある藤津の名前を残した方が良かったのではないでしょうか?
鹿島は鹿嶋市に譲ればよろし。

http://www.saga-s.co.jp/localnews.asp?ID=20040414&amp;COL=4
鹿島・太良合併の新市名は「鹿島市」に

 鹿島市・太良町合併協議会(会長・桑原允彦鹿島市長)の第二十回会合が十三日、藤津郡太良町のしおさい館であり、新市名を「鹿島市」と決定し、五十三項目の協議がすべて終了した。

 新市名は五候補に絞った二月十日の会合以降、最終選定に向けて検討を続けてきた。この日も「鹿島市」と太良町の委員が推す「藤津市」に意見が割れたが、全委員による非公式の協議で「鹿島市」に絞り込んだ。

 桑原会長は選定理由を「鹿島と太良二つの地名を残すために、太良町には苦渋の選択をしてもらった」と説明。新市の字名は鹿島市は従来通りで、太良町は鹿島市太良町多良などになる。

 来年三月一日の合併を目指し、今後、住民説明会を経て、六月議会での合併関連議案の議決を予定。太良町では住民説明会後に住民投票を計画している。

289無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/04/15(木) 12:22
有名とか歴史のある地名も、その(旧)自治体が弱ければ採用されないようですね。
「伊豆の国」市も、韮山か、無難に北伊豆でいいのに。

290とはずがたり:2004/04/16(金) 01:27
大仁・伊豆長岡の中では韮山がいちばん歴史有ると思うんですけどねぇ。
やっぱ余り韮山にはそれほど求心力ないのかなあぁ。韮山高校は名門なんですけどね。

291とはずがたり(1/2):2004/04/16(金) 02:28
<中国・四国> 愛媛県

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040414-00000003-mai-l38
[“合併元年”の選択・四国中央市長選を前に]/上 行財政改革 /愛媛

 ◇人件費削減進まず−−バランス欠く総合支所方式
 伊予三島市、川之江市、土居町、新宮村の旧4市町村合併に伴う四国中央市長選は18日告示、25日投開票される。誕生したばかりの新市のかじ取り役を選ぶ初代の市長選。合併元年、市政が選択を迫られる課題を探った。【蜜石誠二】
 新市の職員数が合併前より増えた。旧市町村など7団体から引き継いだ職員は1270人。これに、嘱託・臨時職員が10人ほど多い431人が加わった。市総務部は「合併で本庁(旧伊予三島市役所)関係の事務量がアップ。臨時職員に頼らざるを得ない」と説明する。
 新市は住民サービスを低下させないとして「総合支所方式」を採用。しかし、これが職員増を招いた。総合支所となった旧3市町村は、管理部門を除き従来の行政機能を維持。本庁と支所との職員交流を抑えたため、人員配置にバランスを欠いている。
 部署によれば、本庁より職員の多い支所もある。同部は「ある程度、予想はしていたが、現状では人件費削減が進まず、合併効果である行財政の効率化を阻害している」と言う。
 新市は合併後10年間で、新規採用者数を定年退職者数の半数程度に抑えることにより、200人程度の職員数削減を計画。特別職や議員などを含め約97億円の削減効果を見込んでいる。早くも、市内部からは「組織、機構の見直しが急務。職員を本庁に効果的に配置して総合支所方式を見直すべきだ」との指摘も出始めている。
 新市が職員削減にこだわるには理由がある。将来、予測される歳入減と歳出増。国庫補助金や交付金収入は先細り、逆に医療、福祉面などの負担増は必至だ。健全財政を保つには、歳出、特に人件費の見直しが不可欠となる。
 新市の財政状況は楽観できない。財政基盤の強弱を示す財政力指数は0・77前後(03年度推定)で、県内トップクラス。ただ、収入に対する借金返済の負担割合を示す起債制限比率は約14%(同)で、警戒ラインに達している。
 合併特例債を活用する事業も目白押し。堅実な製紙産業に支えられて財政力があるものの、市財務部は「合併直後はより慎重な財政運用が必要」と手綱を引き締める。
 行財政改革へのほころびが、将来の落とし穴にもなりかねない。新庁舎建設問題とも絡むが、健全財政を維持するためにも、早い時期に組織・機構問題への方向性を示す必要がありそうだ。(毎日新聞)
[4月14日20時43分更新]

292とはずがたり(2/2):2004/04/16(金) 02:29
<中国・四国> 愛媛県

「1970年には合併協議がほぼ整った」なんて事があったんですねぇ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040415-00000002-mai-l38
[“合併元年”の選択・四国中央市長選を前に]/下 新市一体感 /愛媛

 ◇市民主導で醸成を−−解消急がれる“行政間対立”
 「地域全体の公平・公正性に配慮してほしい」「川之江だけが『のけ者』にされている」。四国中央市長選の告示が1カ月余りに迫った3月12日、土居町文化会館であった最後の合併協議会。川之江側委員の相次ぐ発言で、会場に気まずい緊張感が走った。合併協議の過程で醸成された「伊予三島・土居・新宮―川之江」の構図が一気に表面化。出席者は合併後、地域の一体感を作り出すことの難しさを、改めて感じた。
 新市の中核となる伊予三島、川之江地域。ともに人口4万人足らずの紙のまちだが、行政的にはライバル意識が強く、それを発展のバネにしてきた。1970年には合併協議がほぼ整ったが、庁舎の位置問題などでご破算になったこともある。平成の大合併で周辺町村を含め合併協議が再燃。ある首長は「協議を壊してはならない。親鳥が卵を温める思いだった」と振り返った。
 市長選を控え、各地域で開かれている座談会や励ます会。講演者はこぞって、新市一体感の必要性を訴える。裏を返せば、危機意識の現れ。対立の構図が、より激しい地域間のあつれきを招くことは否定できない。「新市の政策論争が後退、地域色の前にかき消される恐れもある」との指摘もある。
 懸念は議会にも波及した。合併後の初議会となった13日。議長などの議会人事や議員提出決議案の扱いを巡り、舞台裏で激しい主導権争いが続いた。ここでも旧市町村勢力ごとの合従連衡が見られ、職員の間からも「これからが大変」との声が漏れた。
 異なる見方もある。この夏、地域の一体感を盛り上げるイベントなどを企画している民間団体「04プロジェクト実行委員会」。土谷浩也代表(43)は「市民レベルでは全く問題ない」と言い切る。「住民間に対立意識はない。ただ、選挙でシコリは残るだろう。選挙後、住民主導で一体感の育成に努めたい」
 だれもが必要性を認める新市の一体感。これが課題になるところに、合併自治体の抱えるやっかいな悩みがある。「世代が一回りしないと、地域色は解消できない」との冷めた声のなか、新市の行政、市民の知恵に注目が集まる。(毎日新聞)
[4月15日20時41分更新]

293無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/04/21(水) 23:21
http://www.saga-s.co.jp/kizi1.asp?ID=20040421&amp;COL=5
武雄市議会委、「湯陶里市」に異論続出 04月21日

 合併協議を進める武雄市、杵島郡山内町、藤津郡嬉野町、塩田町の県西部一市三町の新市名「湯陶里(ゆとり)市」をめぐって、二十日の武雄市議会合併特別委員会で異論が相次ぎ、市長に再考を申し入れることを決めた。

 法定協議会会長の古庄健介市長は席上、再協議について「法定協の定款では覆す方法はないが、委員の大多数が再考となれば変更の可能性もある」と含みを残した。

 委員会には議員全員が出席。十三日の法定協で決定した新市名について議員が「不満の電話が頻繁にかかってくる」「市政報告会を開いたが、賛成は一人もなかった」と市民の抵抗感の強さを指摘。「『武雄市』が通らないなら合併するべきではない」「六月議会で離脱を決めてはどうか」との主張も目立ち、「ルールで決まった以上賛成」は一人だけだった。
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集団心理か何かですかね。

294とはずがたり:2004/04/22(木) 01:40
古くからの温泉地嬉野に対して新興の温泉地武雄が求心力を発揮し得ないと云う面が強いようですなぁ。
嬉野武雄市では山内・塩田両町が納得できないのかな?

ちょっと考察。

さいたま(大宮&浦和),湯陶里(武雄&嬉野)・伊豆の国(韮山&伊豆長岡&大仁)・四国中央(伊予三島&川之江)→旧名使わず
掛川,菊川,袋井,磐田,御前崎(浜岡が名を捨て実を取った感が強い),下呂,三次,廿日市→中心市の名前を使用

2極の合併は名前が難しいようですなぁ。廿日市もあの辺の包括的な地名は佐伯郡なので佐伯市とかになるかと思っていたがやけに求心力がある。

包括的な地名,遠くに郡名が有れば,阿賀野市・安芸高田市・山県市・郡上市・本巣市・養父市と楽ですが,郡名が旧町名として使われるとそれを避けようとして反発を喰う例も結構有るようです:高島市(西近江市?)・海津市?(ひらなみ市)・いなべ市
いなべは漢字で員弁市で良かったのではないか?本巣・養父はそれぞれ町名であったがちゃんと気にせず使ってますね。

295荷主研究者:2004/05/01(土) 03:59

http://www.niigata-nippo.co.jp/news/index.asp?id=2004041620584
新津の新潟合併も来年3月

 新潟圏域12市町村との合併協議から一時離脱した新津市と、新潟市による法定合併協議会の初会合が16日、新潟市で開かれ、合併期日は12市町村と同じ2005年3月21日と決まった。これにより、13市町村による人口約78万人の新市誕生がほぼ確定した。
 法定協会長の篠田昭新潟市長は「日本海側初の政令市をつくるため大同団結したい」とあいさつ。初会合では合併期日のほか、新津市の新潟市への編入合併、事務事業の調整方針などをいずれも原案通り承認した。次回会合は5月13日、合併後のまちづくりビジョンを審議する

[新潟日報 04月16日(金)]
( 2004-04-16-20:11 )

296とはずがたり:2004/05/03(月) 03:16
<中国・四国>
合併先進県のイメージの香川県ですが,県西部の方はまた一部で枠組みに変動がありそうです。

http://www.shikoku-np.co.jp/news/administration/200405/20040501000131.htm
高瀬町、合併協離脱へ−三豊北部4町
2004年5月1日 09:52

 高瀬町議会の合併問題調査研究特別委員会(秋山八美委員長)は三十日、町側が二十八日に提案していた三豊北部四町(高瀬、三野、詫間、仁尾)による合併協議会からの離脱案について協議。反対議員が退席する中、賛成多数で可決した。町の示した▽三町(豊中、山本、財田)を含む七町合併に消極的な詫間、三野両町との同一歩調は不可能▽住民投票の実施をめぐる三野町の態度が不明りょう―などの提案理由に対し、「現状では北部四町の合併実現は厳しく、離脱はやむなし」と判断した

 この決定を受け、高瀬町は同合併協の次回会合までに離脱を正式に通告する予定。今後は、豊中、山本、財田町でつくる三豊中央合併研究会への合流も視野に、新たな枠組みを模索する。高瀬町の離脱に伴い、「北部四町枠」は事実上解消。今後は残る三野、詫間、仁尾町の動向が注目を集めそうだ。

 全議員十六人で構成する同特別委には、前川和昭町長らも出席。協議では、離脱案の可否よりもタイミングをめぐって意見が分かれ、決議を求める委員は「合併特例法の期限切れが迫っており、時間はもうない。早急に結論を出すべきだ」などと主張。反対委員は「非常に重要な問題。アンケートなどで住民の意見を聞いてからでも遅くはない」として、決議の延期を求めた。

 両者の意見が平行線をたどったことから、委員長判断で離脱案を採決。その結果、反対委員七人は退席、残る八人が賛成し離脱案を可決した。

 委員会終了後、記者会見した前川町長は「現状では、四町協議の続行は不可能。町の将来を考えて離脱を提案した」と説明。その上で、「合併は避けられない問題。住民に説明した上で、次のステップに移りたい」と述べた。

 一方、採決に反対し退席した香川努議長は、四町協議の問題点を認めながらも、「重要な問題であり、住民の意見を聞いた上で決めるべき。これまで四町で協議を積み重ねてきただけに残念」と町の姿勢を批判した。

残る3町に驚きと困惑
 二〇〇五年三月末の合併を目指し、高瀬、三野、詫間、仁尾町で調整されてきた「三豊北部四町」の枠組みが三十日、高瀬町の離脱表明で白紙に戻った。二十二日の会合で新市の議員定数が決まるなど協議は順調と思われていただけに、詫間、仁尾、三野町の関係者に驚きと困惑が広がった。

 北部四町合併協の会長を務める山地宏仁尾町長は、「非常に残念だが仕方がない。状況を十分把握した上で対応したい」と言及。議会側も早急に対応を話し合う構えだ。

 詫間町でも関係職員らが慌ただしく対応に追われた。横山忠始町長は「突然の事態で驚いている。今後は住民と議会の意向を集約した上で考える」とし、連休明けにも合併特別委で協議する。

 一方、三野町の倉田定宣町長は、「住民の意向に沿って決めたことを今後も進めるだけ」との姿勢を強調した。

297とはずがたり:2004/05/06(木) 11:09
<東北・北海道>青森県

http://mytown.asahi.com/aomori/news02.asp?kiji=6303
飛び地合併構想続々/津軽北部3地域

 津軽北部で飛び地のままの合併が成立しそうな地域が3地域にのぼっている。財政事情などから自治体間の対立が解けない中、今年度末までに合併しなければ合併特例債を活用できないため、合意できる自治体だけで法定合併協議会の設置を検討しているからだ。三厩村では「住民にメリットはない」として村長のリコール運動も始まった。

 飛び地合併を計画しているのは、「三厩村、平舘村、蟹田町」「五所川原市、金木町、市浦村」「中里町、小泊村」の3地域。

 「飛び地合併では、広域消防や交通機関など経費負担が多い。村長が一方的に合併構想を進めている」

 4月30日朝、「住民投票を実現する会」の安保一郎会長が三厩村役場を訪れ、浜谷寿一村長に対する解職請求書を提出した。有権者の3分の1以上の署名を集めれば、解職の是非を問う住民投票が行われる。

 解職請求運動にまで至った理由は「住民不在の合併構想」(安保会長)。村は合併に関する住民説明会を昨年12月から開いてきたが、提案した合併の枠組みは初めから、今別町を飛ばして蟹田町、平舘村との飛び地合併だった。

 飛び地のままでも合併を進めようとする村には、今年度にも財政再建団体に転落しかねない危機的な財政事情がある。当初、村は今別町との合併も模索していたが、「蟹田町は役場を新築して借金まみれ。財政状況が悪い町と合併するメリットはない」と今別町が強く主張。地域一体の合併は困難になっていた。

 浜谷村長は朝日新聞の取材に「財政事情を考えると、合併しないという選択肢はない」と強調。年度末までに合併して、合併特例債の活用で財政状況を改善させたいという。飛び地合併については「今別町が離脱しただけだ」としており、「合意を得られた町村との話し合いが先決」と話している。
(5/5)

298香川県民:2004/05/06(木) 19:53
>>296
実は地元です。
来週から合併問題緊急住民説明会がありますので居って報告します。

299とはずがたり:2004/05/07(金) 02:35
>>298
おお,西の方とは仰ってましたがこの辺ですか!
また報告お待ちしております。

300香川県民:2004/05/15(土) 22:52
参加してまいりました。
まず町長さん、議員さんから合わせて30分ほど挨拶がありまして、その後質疑応答に移ったのですが
地区のお年寄りから「議長が町議会の合併特別委員会で町長が提案した北部4町からの離脱に反対だから退席するとは何事だ、議長としての職務を放棄している、他に退席した6名の議員も同じだ」
という旨の意見が相次いで、議長が釈明に終われておりました。
その後、今後の展開について説明があり、恐らく6月くらいに北部4町合併協議会は解散して高瀬と仁尾は中央3町へ合流する模様です。

また三野は8月に住民投票を行って今後の対応を決定し、詫間も三野と共同歩調を取ると思われるので7町合併の可能性もまだ残っているようです。

いずれにせよしばらくは混乱するでしょうねぇ・・・。

301香川県民:2004/05/16(日) 14:42
>>300
申し遅れましたが、中央3町に合流した場合でも議員在任特例は適用しないようです。


[矢祭町の素顔]/1 町自立推進グループ発足 行革案は当初白紙 /福島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040510-00000002-mai-l07

 ◇危機感…職員、町長に直訴
 「本当は町長に行革なんてやるつもりはなかったんですよ」。矢祭町の高信由美子・自立推進グループ長(53)はあっけらかんと笑う。「合併しない宣言」をした01年秋以降、全国の自治体から来た視察団に行革案の質問攻めにあった。自立には行財政改革が常識だ。「現状維持で大丈夫」と安心していた根本良一町長は、矢のような質問を浴びて退席してしまう。受け入れ窓口の議会事務局職員だった高信さんは当時、同席しており、後に残って「ハチの巣を突ついたような騒ぎ」を収束させなければならなかった。
 外からの指摘を受けて、町が重い腰を上げたのは昨年春。しかし課長会議では、課を一つ減らすだけの行革案しか出て来なかった。課長会議を終えて帰宅した夫の栄一さん(当時、保健福祉課長)にそう聞かされると、その日の夜に町長宅まで押しかけ「こんなことでは乗り切れない」と直訴した。一番危機感を抱いていたのは、視察団の矢面に立たされていた高信さんだった。根負けした町長から「思いの丈を語ってくれ」と指示が出て、4人だけのプロジェクトチームがスタートした。当時は管理職でなかった高信さんもメンバーになった。
 行革の焦点は、役場内の縄張り意識やポストの維持を打破し、多すぎる嘱託職員の処遇をどうするかだった。「課長になって最後を飾りたい職員が多い。嘱託職員の首は切れない」。9人に拡大したチームでそう主張する課長たちに対し、高信さんは、互いに仕事を細かく分け合っていた小刻みな課・係制度の弊害を主張し、嘱託職員の仕事を職員の努力で減らせることを訴えた。「バカ呼ばわりされた」と会議を投げ出す課長も出るなど難航。理想と現実のはざまにあった矢祭町の「生みの苦しみ」だった。

302とはずがたり:2004/05/18(火) 02:05
<関東・東京> 千葉県

千葉・四街道市でも住民投票で「合併反対」多数
http://www.asahi.com/politics/update/0516/010.html

 千葉県四街道市で16日、千葉市への編入合併の是非を問う住民投票があった。合併反対が2万3955票、賛成が1万9843票で、反対が多数を占めた。投票率は65.22%だった。高橋操・四街道市長は「賛成が過半数に達すれば合併議案を提出する」との態度を表明していた。

 賛成派は「財政基盤の安定化」などを主張、反対派は02年度末で6000億円近くに達している千葉市の市債残高などを問題視していた。2月の市議選では、賛成派と反対派が定数24を半数ずつ分け合った。議長ポストを譲り合って決着がつかず、3月議会が流会するなど、市を二分する問題になっていた。

 住民投票の告示前に長野県の田中康夫知事が反対派集会で講演し、千葉県の堂本暁子知事が不快感を示してもいた。 (05/16 23:39)

http://mytown.asahi.com/chiba/news02.asp?kiji=4143
合併是非、運動に熱 四街道市住民投票

千葉市への編入合併の是非を問う四街道市の住民投票が16日に投開票される。高橋操市長は住民投票で賛成が過半数を占めなければ、合併議案を議会に提出しない考えを示している中、「賛成」「反対」12人ずつに二分された市議を中心に支持を広げる運動が続く。市選管によると、10日から市役所ロビーで行われている「期日前投票」の出足は、2月の市議選に比べて「3割ほど多い」という。

 「賛成」「反対」両派とも、市議がJR四街道駅などで街頭演説をしたり、ビラを配ったりしている。支持者や知人らに賛同を求め、投票を呼び掛ける電話もかけている。投票日に向けて戸別訪問も展開しているという。

 このほか、反対派は告示前の今月5日、1300人規模の集会を開き、招かれた田中康夫・長野県知事が「総務省の進めている合併はすべきでない」などとする講演をした。一方、賛成派では、市民グループが「住民投票の結果、1票でも多い方の結論を尊重してほしい」とする署名を集め、市長と市議会に提出する準備をしている。

 市町村合併に関する県内の住民投票は、02年12月に御宿町で、03年2月には四街道市でそれぞれ法定合併協議会設置の賛否が問われたのに次ぐ。合併への賛否そのものを問うのは今回が初めてで、7月には白井市でも予定されている。

 四街道市では、合併を主な争点とした投票は、法定合併協の設置の住民投票(投票率55・34%)、2月の市議選(同60・59%)に次いで3度目。法定協設置の住民投票では有効票の賛否の割合は55・5%対44・5%、市議選は24議席を12議席ずつ分け合っている。

(5/14)

303とはずがたり:2004/05/18(火) 02:06
<中国・四国>

四万十市発足に反対多数 高知・佐賀町住民投票
http://www.asahi.com/politics/update/0516/007.html

 高知県佐賀町で16日、中村市と大方町、西土佐村との合併の是非を問う住民投票があり、開票の結果、反対が1272票で、賛成の1253票を上回った。当日有権者数は3485人、投票率は73.6%だった。この4市町村はすでに法定合併協議会を設け、05年3月の「四万十市」発足を目指しているが、この枠組みでの合併は再検討を迫られることになる。

 住民投票は佐賀町の住民の一部が「賛否を住民に問うべきだ」として地方自治法に基づき住民投票条例の制定を直接請求し、実施された。

(05/16 22:31)

304とはずがたり:2004/05/18(火) 02:06
<中国・四国>

http://mytown.asahi.com/kochi/news02.asp?kiji=3346
香南・芸西合併協解散へ

  香南・芸西地域の6町村(赤岡、香我美、野市、夜須の各町、吉川、芸西の両村)でつくる合併協議会が14日、吉川村で開かれ、同協議会の解散を確認した。野市町と芸西村が住民の意思を受けて協議会から離脱することを正式表明したためで、すでに「香南市」の新市名も決まっていた同地域の合併協議は、合併特例法期限まで10カ月余りで振り出しに戻ることとなった。

  協議会では、野市町の仙頭義寛町長が住民アンケートで合併に否定的な意見が約6割を占めたことを受けて離脱を表明。「町民への合併の説明は十分に尽くしてきたつもり。アンケートの結果を踏まえての判断」と話した。住民アンケートで7割超が合併に否定的な意見を示し、すでに前回の合併協で離脱の意向を示していた芸西村の山崎恒夫村長も「アンケート結果を尊重することを、議員協議会で全会一致の同意を得ている」と正式に合併協から離脱する考えを明らかにした。

  ほかの町村も「離脱は残念だが、住民の意思は大切」などとして野市町と芸西村の意向を支持した。6町村すべての議会で合併協の解散に関する議案が可決された後、6月30日に解散する。

  香南・芸西地域では今後、残る4町村による新たな枠組みで合併を目指すかどうかが焦点となる。この点について、夜須町の清藤真司町長は「新たな枠組みでの合併協議という選択肢は当然あるが、今は白紙状態」と話した。
(5/15)

305とはずがたり:2004/05/24(月) 21:23

http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20040524k0000m010131000c.html
住民投票:愛知・田原市への編入合併、渥美町で賛成上回る

 愛知県渥美町で23日、田原市への編入合併の是非を問う住民投票が行われ、即日開票の結果、合併賛成が反対を大幅に上回った。この結果を受け、原功一町長は24日、白井孝市・田原市長に合併の申し入れを行う。

 投票は、永住外国人を含む20歳以上の町民が対象。当日有権者数は1万7682人(男8502人、女9180人)。投票率は75.04%だった。

 当初、渥美、旧田原、旧赤羽根の3町が対等合併を目指したが、新市の名称などで合意が得られず02年10月に頓挫。その後、田原が赤羽根を編入して03年8月、田原市が誕生した経緯がある。03年7月に初当選した原町長は、財政難などを理由に田原市への合併を推進してきた。

 大勢判明後、記者会見した原町長は「町民に心から感謝したい。町の現状をありのままに話し、合併の必要性を訴えた結果だと思う」と述べた。白井市長は「住民や議会とも相談のうえ対応したい」とコメントした。

◇渥美町住民投票結果◇
編入合併に賛成11133
編入合併に反対 1945
(無効票191、持ち帰り0)=選管最終発表
毎日新聞 2004年5月24日 1時03分

306とはずがたり:2004/05/24(月) 21:31
なんで津島町だけはみごにされてるのん?

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040524-00000004-mai-l38
三間町と吉田町に合併を呼びかけ−−宇和島市長 /愛媛

 宇和島市が三間、吉田町に津島町を加えた法定合併協議会から離脱を表明した問題で、石橋寛久市長は23日、太宰仁三・三間町長と浅野修一・吉田町長を訪ね、謝罪の上、津島町を除く1市2町での合併を呼びかけた。
 これに対し太宰町長は「共に合併に取り組んで行かないければならない」。浅野町長も「宇和島市を外した合併は考えられない」と一定の理解を示したが、住民や議会側の意向もあり、明言は避けた。
 会談後、石橋市長は「新たな合併の枠組みは1市2町になっていくと思う」と期待した。(毎日新聞)
[5月24日20時43分更新]

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040522-00000005-mai-l38
[平成の大合併]曽根・津島町長が辞意 4市町合併「公約果たせずけじめ」 /愛媛

 宇和島市が津島町への不信感から、同市と吉田、三間、津島3町とでつくる法定合併協議会からの離脱を表明した問題で、4市町での合併が困難になったとして、津島町の曽根貞義町長は21日、6月上旬にも開く予定の住民説明会で辞職を表明する考えを明らかにした。
 4市町での合併を公約に掲げて昨年11月、無投票で再選された曽根町長は「公約が果たせなかったけじめをつけなければと思っている。町長の職を退くことで責任を取りたい」と述べた。4月26日には4市町の首長と議長による正副会長会の後の会見で「政治生命をかける」などと発言していた。
 再度、町長選への出馬について曽根町長は「考えていない。次の人に1市3町の合併を実現してほしい」と話した。(毎日新聞)
[5月22日20時41分更新]

307とはずがたり:2004/05/24(月) 21:34
けちくせー。
>04年度内に合併するよりも、年度を越えた方が交付税を実質的に1年分多くもらえる
まぁ大した産業もない地域だししょんないか。

http://www.agara.co.jp/DAILY/20040523/20040523_005.html
合併期日 来年5月1日に決まる 特例法改正で 田辺広域5市町村

 合併特例法の改正案が19日の参院本会議で可決、成立したことで、田辺広域5市町村で協議した合併期日が、2005年5月1日に正式に決まった。

 田辺広域合併協議会で確認し、合併協定書案に盛り込まれた合併の期日は「05年2月1日とする。ただし、合併特例法の改正があった場合は、05年5月1日とする」となっていた。今回の改正を受け、「05年5月1日とする」と改め、6月19日に田辺市内で開かれる合併調印式で5市町村長が調印する予定。

 合併して大きな自治体になると交付税額が合併前の総額より低くなるため、合併特例法には、合併年度に続く10年間は合併前の旧自治体の交付税額の総額を交付する「合併算定替」など、財政優遇措置が盛り込まれている。

 5市町村は当初、特例法期限内の05年3月末までに合併することを目指していた。しかし、特例法の改正で、附則第2条2項に「05年3月末までに市町村が議会の議決を経て都道府県知事に合併の申請をし、06年3月末までに合併すれば、現行の特例法の規定を適用する」という内容の経過措置が盛り込まれた。

 これにより、04年度内に合併するよりも、年度を越えた方が交付税を実質的に1年分多くもらえることから、合併の期日を5月1日とした。

308とはずがたり:2004/05/24(月) 21:36
野田村住民投票 反対が過半数に−−普代村との合併は白紙 /岩手
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040524-00000001-mai-l03

 普代村との合併の賛否を問う野田村の住民投票が18日、投開票された。反対が有効投票数の過半数を上回り、任意協議会で話し合いを進めてきた普代村との合併を白紙に戻すことが決まった。当日有権者数は4156人(男2011人、女2145人)で、投票率は78・92%だった。
 住民投票の結果、野田村は久慈広域での合併や単独での村政継続を模索することになる。普代村との合併を推進してきた中川正勝・野田村長は会見し「住民が大きな枠組みを望んだということ。広域合併なのか単独なのか今後の方向性は白紙」と語った。
 久慈広域での合併実現に向けて活動している「野田村の将来を考える女性の会」の葛巻照子代表は「野田村の住民の多くは久慈市に勤めており既に一体化している。村長は久慈との合併を進めてほしい」と話した。
 野田村は今年1月に普代村と任意合併協議会を設置、本庁舎を野田村内に置くことや下閉伊郡に属する普代村を野田村がある九戸郡に編入した形で対等合併することなどが話し合われてきた。
 一方、久慈広域での合併を推進する住民団体は、久慈広域での合併よりも普代村との合併を支持する世帯が多いとした村実施のアンケートの再実施を求める請願を3月議会に提出。中川村長は「民意を反映させるには住民投票がベスト」と判断し、住民投票を実施した。
………………………………………………………………………………………………………
 ◇普代村との法定合併協設置
賛成 1518
反対 1734
 (選管最終発表)(毎日新聞)

309とはずがたり:2004/05/24(月) 21:37

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040524-00000001-mai-l05
[69市町村の選択]46票差、賛成が多数−−比内町住民投票 /秋田

 ◇大館、田代との合併
 大館市と田代町の2市町の合併枠組みへの賛否を問う比内町の住民投票は23日投票され、即日開票の結果「合併に賛成」が3380票にのぼり、「反対」の3334票をわずかに上回った。当日有権者数は9932人で投票率は68・23%。投票結果を受け町は28日の議会全員協議会で今後の方針を示す予定。佐藤賢一郎町長は投票結果について「この票を尊重して、今後の歩みを進めたい」と話した。
 投票は大館市と田代町との合併について「賛成」か「反対」かの二者択一方式で行われた。開票会場となった町民体育センターには、町の今後の行方を心配する大勢の町民が詰めかけた。「合併賛成」の大勢が判明すると、大きなどよめきが起きた。【村川幸夫、津村豊和】
………………………………………………………………………………………………………
 ■解説
 ◇自立計画拒否、現実的な選択
 わずか46票差。迷走の末に、町民は「合併」を選んだ。
 昨年11月の町民意向調査では「合併反対」が50・14%と過半数を占めた。町はこれを受け大館などの任意の協議会から離脱。議会も自立支持の決議案を可決した。
 しかし、3月の町長選で「住民投票を実施して町の方向を決める」と公約した佐藤町長が当選。自立方針は事実上白紙に戻った。
 町民は大館、田代2市町の法定協議会が決めた編入合併をあえて受け入れた。意向調査からわずか半年で町民の意見が合併賛成に転じたのは、町が策定した自立財政計画に拒否反応を示したものと見られる。
 国の地方交付税削減など歳入不足を補うため、町は今後の事業見直しほか、手数料や使用料などの値上げを想定。町民サービスの低下も予想される。
 町民は厳しい財政状況を見据え、歴史的なつながりが深い2市町との枠組みに望みを託す現実的な選択をしたと見られる。
………………………………………………………………………………………………………
 ◇住民投票結果
合併に賛成 3380票
   反対 3334票
 (無効60票)(毎日新聞)

310とはずがたり:2004/05/24(月) 21:38
合併賛成がわずか46票上回る/比内町の住民投票
http://www.sakigake.co.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20040523m

 大館市と田代町との合併の賛否を問う比内町の住民投票が23日行われ、町民体育センターで即日開票された結果、合併に賛成3380票、反対3334票となり、わずか46票の小差で合併賛成が上回った。同町の佐藤賢一郎町長は賛成多数の結果に「この票を尊重し、今後の歩みを一歩一歩進めたい」と述べ、町として合併の方向で臨むことを表明した。同町議会は28日に全員協議会を開き最終的な態度を決定する。
 
 投票は「大館市、田代町との合併」に「賛成」または「反対」の二者択一方式で、18歳以上の町民を対象に行われた。得票率は賛成50・34%、反対49・66%だった。
 投票率は関心の高さの割には伸びず、68・23%にとどまった。

 この結果を受け、町公民館で会見した佐藤町長は、小差ながら合併賛成となったことに安堵(あんど)の表情を見せながら「賛成が半数を上回ったという結果を尊重したい。合併の方向で協議を進めることができるようになったと思う」と述べた。

 同町は昨年11月に合併に関する町民アンケートを実施。「反対」が50・14%だったことから、当時の大沢清治町長は「自立」を選択し、翌月、4市町で設立(昨年7月)していた任意合併協議会から小坂町とともに離脱した。住民投票は今年3月に行われた町長選で初当選した佐藤町長の公約の1つだった。

 大館市・田代町合併協議会(法定協)はこれまで4回の会合を開き、既に合併方式を「大館市への編入」とすることなどで合意している。28日の比内町議会全員協で合併方針が決まった場合、町は同合併協にあらためて参加することになる。

 同合併協会長の小畑元・大館市長は住民投票の結果に対し「大館市と比内町、田代町は行政圏も生活圏も一体化しており、合併によって地域全体の繁栄を目指すことができればと考えていたことから、比内町民の判断を真摯(しんし)に受け止めたい。最終的な判断は町議会と相談してからであり、正式な決定を待ちたい」とのコメントを発表した。

 また、吉田光明・田代町長も「住民投票という厳しい形で町民の意思を問うたものであり、その結論には大きなものがある。以前から一緒にやれればという思いがあり、比内町民の選択に敬意を表したい」と述べた。
 
 ≪比内町住民投票結果≫
合併に賛成    3,380
合併に反対    3,334
▽有権者数 9,932(男 4,631、女 5,301)
▽投票者数 6,777
▽有効 6,714
▽無効 60
▽持ち帰り 3
▽不受理 0
▽投票率 68.23%(男 68.02%、女 68.42%)

311とはずがたり:2004/05/24(月) 21:40
[平成の大合併]「賛成」が上回る−−吉井町住民投票 /群馬
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040524-00000003-mai-l10

 ◇枠組みは「高崎地域」
 市町村合併の方針を問う吉井町の二つの住民投票が23日投開票された。合併の賛否は「賛成」が反対を上回り、枠組みの選択では「高崎地域」が過半数を占めた。斎藤軍雄町長は投票結果の尊重を表明しており、法定協への移行を念頭に同地域との協議を加速させることになる。投票率は賛否を問うものが63・96%、枠組みを問うものが63・95%だった。当日投票資格者は20歳以上の町民と希望する永住外国人で、2万347人(男9942人、女1万405人)だった。
 住民投票は合併の賛否と、ともに任意合併協議会に所属する「高崎地域」か「多野藤岡地域」かの枠組みを問う2種類を同時に実施。賛否についての投票率が50%以上となることが条件だった。
 告示期間中は高崎地域との合併を求める住民団体が、高崎市の財政基盤や知名度などのメリットを訴えた。住民は新設(対等)合併の多野藤岡地域よりも、高崎市への編入による「大都市」への変革を選択したことになる。多野藤岡任意協には近く離脱を申し入れる方針。【花野井誠】
………………………………………………………………………………………………………
 ◇吉井町・開票結果
 =選管最終発表
賛成     8,850
反対     4,017
高崎地域   6,848
多野藤岡地域 4,567(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040524-00000005-mai-l10
[平成の大合併]「賛成」上回る 高崎地域との協議加速へ−−新町 /群馬

 高崎地域との合併賛否を問う新町の住民投票が23日投開票され、賛成が反対を上回った。高橋功町長は投票結果の尊重を表明しており、法定協への移行を念頭に同地域との協議を加速させることになる。投票率は64・74%だった。当日投票資格者は20歳以上の町民と希望する永住外国人で、9931人(男4801人、女5130人)だった。
 新町は高崎地域任意合併協議会に所属している。投票率50%以上が成立条件だったが、これをクリアした。
 賛成派の住民団体は、高崎市との合併による中核市移行などのスケールメリットなどを強調。また、合併で飛び地になるが幹線道路や鉄道によって往来に不便はないとの主張を繰り広げ、支持された格好となった。
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 ◇新町・開票結果
 =選管最終発表
賛成 3,564
反対 2,751(毎日新聞)

312とはずがたり:2004/05/24(月) 21:41
議員定数は合意できず−−上伊那4市町村合併研究会 /長野
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040524-00000003-mai-l20

 伊那市、高遠町、南箕輪村、長谷村で構成する「上伊那4市町村合併研究会」の第3回会合が23日、伊那市役所であった。法定合併協議会の設置を前にした主な協議は同日で終わる予定だったが、議員定数・任期について合意できず後日、再協議することになった。
 協議は、現市町村議員計84人は新市発足後も最大6カ月間在任▽改選後の定数は30▽現市町村単位で選挙区を設け初回は各定数を2以上にする――との事務局案を基に行われた。現議員が在任することは4市町村とも「住民の理解が得られない」との意見だったが、定数については高遠町が、小規模自治体の意見を反映させるため「より多くするべきだ」と主張。まとまらなかった。
 4市町村は今後、合意内容を基に住民説明会を開催。7月11日には南箕輪村が合併の是非を問う住民投票を、高遠町は住民意向調査を予定している。(毎日新聞)
[5月24日19時41分更新]

313とはずがたり:2004/05/24(月) 21:44
名前だよなぁ。名前を「知多市」,市役所を太田川,市の中心駅を大府,という事で手を打てないか?

リレー講演会開催 東海市長「中核都市見据える」−−3市1町任意合併協 /愛知
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040522-00000006-mai-l23

 東海、知多、大府市と東浦町でつくる任意合併協議会はこのほど、東海市横須賀町の市立文化センターで第1回「まちづくりと合併を考えるリレー講演会」を開いた。
 3市は地方交付税の不交付団体で、東浦町の財政も健全なことから、合併特例法の期限(05年3月末)にこだわらずに合併問題を研究しようと任意の協議会を設置している。講演会には住民ら約380人が出席。鈴木淳雄・東海市長が「将来の中核都市を見据えて合併について学び、考え、理解を深めたい」とあいさつした。
 第1回のテーマは「これからの知多北部のまちづくりと広域行政のあり方」。日本福祉大知多半島総合研究所の堀内守所長が「合併のシンボルは新しいライフスタイルの創造。合併によって3世代交流がうまくいけば、知多半島の底力がでてくる」と話した。星城大経営学部の南川忠嗣学部長も「まちづくりの原点は商業の活性化。専門家や住民、行政のほか、よその人を入れることで大切なことがわかってくる。地域ネットワークの結び付きにより議論の場を設けていくことが必要」と助言した。
 第2回は6月5日、大府市役所。テーマは「今なぜ市町村合併を考えるのか」▽第3回は6月13日、東浦町のあいち健康プラザ。テーマは「分権時代の自治体改革」▽第4回は6月26日、知多市緑町の勤労文化会館。テーマは「都市内分権と住民自治」。(毎日新聞)
[5月22日19時56分更新]

314とはずがたり:2004/05/24(月) 21:45
もう糞オヤジ土屋は居ないのだよ。

新市名を「彩野」に 豊かな自然イメージ−−蓮田・白岡町・菖蒲町の法定協 /埼玉
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040522-00000005-mai-l11

 蓮田市、白岡町、菖蒲町の法定合併協議会は21日、第14回会議を開き、新市名を「彩野(あやの)市」とすることを決めた。県の愛称「彩の国」にちなみ、その平野部にある地元の豊かな自然もイメージしたという。
 名称は公募案の中から住民でつくる「まちづくり会議」が選んだ5案を協議し、合併協委員が「彩野」「南彩」「南埼玉」に絞り込んだ後、最終的に投票で決めた。「彩野」は公募では10票の応募数で45位と下位だった。
 引用した「彩の国」は県がイメージアップのために92年に採用し、使用を奨励してきた。昨年の県の電話調査では86%の県民が知っていると答え、「広く浸透してきている」(県民生活課)という。
 また同合併協では、意見が割れている市庁舎の位置について、中山登司男・菖蒲町長が蓮田市根金の蓮田白岡環境センター事務棟に暫定的に置く新たな案を提示し、検討することになった。(毎日新聞)
[5月22日19時11分更新]

315とはずがたり:2004/05/24(月) 21:49
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040521-00000006-mai-l11
人口約9万人に議員92人 13カ月間、在任特例で承認−−比企合併協 /埼玉

 比企地域3町3村の合併協議会は20日、新市の議員定数について、在任特例を適用し、合併(05年4月1日予定)から06年4月末までの13カ月間、6町村議会の総定数94(現在は2人欠員の92人)とすることを決めた。新市は人口約8万8000人で、同規模の東松山市(約9万1000人)議会定数(25)の4倍近くに達する。「新市移行を責任を持って見届けたい」というのが主な理由で、在任特例後は法定数の30に減らす。報酬については、特例期間は各議会の現在の額を継続、その後は、同規模の他市を参考に決定する。
 また、小川町役場を本庁舎とする案に、嵐山、滑川両町委員が反発していたが、「将来、新庁舎の建設を検討する場合、既存施設の活用を優先する」との付帯意見を加えることで了承された。
 一方、吉田昇・滑川町長は毎日新聞などに対し、夏の参院選に合わせて実施する住民投票について、(1)合併しない(2)3町3村で合併する(3)比企地域全体の8市町村で合併する――の三つを選択肢とする考えを示した。投票率に関係なく結果を尊重するとしており、(1)(3)が最多の場合、3町3村の合併協を離脱する意向を示した。(毎日新聞)
[5月21日19時12分更新]

316とはずがたり:2004/05/24(月) 21:52
なんで階上は単独でやっていけるんだ?

八戸地域合併協、解散で意見集約
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2004/0521/nto0521_8.asp

 階上町が八戸地域合併協議会(法定協議会)からの離脱を決めたことを受け、残る七市町村の首長は二十一日、八戸市のウェルサンピア八戸で対応を協議、合併協議会を解散することで意見集約した。今後、合併協議会で了承し、各市町村議会の議決を経て正式に決まる。八戸地域は、新たな合併協議を模索することになるが、枠組みについてはさまざまな意見があり、再構築にあたっては曲折も予想される。

 階上町の離脱決定後、首長会議は今回が三回目。非公開で約二十分間行われた。

 終了後、報道陣の質問に答えた同協議会会長の中村寿文八戸市長ら出席者の話を総合すると、会議では田子町、名川町、福地村、南郷村、新郷村が解散の方針を示した。南部町は「大勢に従う」との意見だったことから、最終的には全会一致で解散を決めた。

 中村市長は、今後の枠組みについて「議会の考えも聞くが、私としては今の七つのままでいきたい」と強調した。新たな合併協議の開始時期は明言しなかったが、合併期日については「二〇〇五年三月がぎりぎりだ」として、年度内を目標とする考えを述べた。

 合併協議会は六月上旬に開く方向で調整する。その上で、階上町を含む八市町村議会の六月定例会で「協議会解散」の議案を審議する。

 同協議会は〇三年四月、八戸、階上、田子、南部、名川、福地、南郷、新郷の八市町村で発足。〇五年一月の新市発足に向け事務調整を進めてきたが、今年四月十三日に階上町が同協議会からの離脱を決定した。

 これを受け八戸市は、原点に立ち返って検討すべき事項がある−と解散を主張。当初はほとんどの町村が「存続」の方針だったが、八戸市の意向を受け、次第に「解散やむなし」に姿勢を変化させていた。

八戸地域協、「解散」が大勢に
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2004/0521/nto0521_5.asp

 八戸地域合併協議会は、階上町の離脱に伴い、いったん解散すべきか、存続すべきかが焦点となっているが、新郷村議会は二十日、議員全員協議会を開き、「協議会の解散はやむを得ない」との意見をまとめた。これにより、解散の方針を打ち出したのは関係七市町村のうち五市町村と大勢を占める状況となった。残る二町の対応が明確になっていないため、二十一日に開く七市町村長会議で結論が出るかどうかは流動的だが、解散への流れが強まってきた。

 新郷村の全員協議会は非公開で行われた。横田幸穂議長、細川潤八郎村長によると、七市町村の枠組みで合併を目指す方針は変わらないが、八戸市が解散の方針を変えない以上、解散の方向で同調せざるを得ないとの結論になったという。細川村長は「これまでの枠組みで再スタートすることを願う」と強調した。

 階上町離脱後の合併協議会について、八戸市は四月二十八日の市町村長会議で解散の方針を提示した。これを受け、各町村は議員全員協議会を開くなど対応を協議してきた。南郷村が早い段階で解散を決定したほか、今月十九日には協議会存続の立場だった名川町と福地村が「解散でやむを得ない」との方針に転換した。

 田子町と南部町は十七日に開いた前回の市町村長会議で存続の意向を示したが、その後は全員協議会などを開いていない。

317とはずがたり:2004/05/24(月) 21:54
ホントに実現するのかねぇ。なんか信じられんが新潟も目指しているのだからねぇ。

浜松など12市町村の合併期日、来年7月1日−−合併協で決定 /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040520-00000006-mai-l22

 浜松市など12市町村で作る「天竜川・浜名湖地域合併協議会」の第8回会合が19日、浜松市内のホテルで開かれ、合併期日を来年7月1日にすることが決まった。浜北市の委員らから「合併への住民の意見をさらに聞きたい」などの意見が出され、正副会長の協議で当初目指していた来年4月の合併を3カ月遅らせることになった。
 この日は、事務局が「市町村間の電算システムの統合作業に1カ月程度の遅れが出ている」などとして「5月1日」「7月1日」の2案を提案した。これに対して委員からは「07年4月1日に政令市に移行するには合併から2年間が必要だ」「合併を延期すると議員や特別職の報酬がかさむ」などの意見が出て、「4月1日」を推す声が多かった。結局、各市町村の事情を尊重するとして「7月1日」案が採用され、全委員が承認した。
 会長の北脇保之・浜松市長は「すでに政令市後の区割りを協議するなど先取りしている部分もあり、合併から政令市移行まで1年9カ月でも可能」と語った。
 新市の議員定数については継続協議となった。(毎日新聞)
[5月20日19時51分更新]

318とはずがたり:2004/05/24(月) 21:55
鹿島は弱小,肥前の鹿島市の文句如きで鹿嶋市にしたんだよなぁ。

伊達郡の合併問題 人気高まり「伊達市」浮上−−7町合併法定協 /福島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040520-00000001-mai-l07

 ◇愛着強く、法定協も検討始める
 伊達郡の合併問題で、新市名の行方が注目されている。法定の伊達7町合併協議会は住民アンケートをもとに「だて市」など5候補に絞り込んだが、北海道に存在する市名と同一になるため使用できないとしていた「伊達市」の人気が高く、事実上6番目の候補に浮上した。今後の展開次第では「伊達市」実現の可能性も高く、歴史と愛着のある地域名にこだわる住民の期待が高まっている。【上田泰嗣】
 ◇既存市名除外の自治省通達あるが…総務省「強制ではない」
 絞り込まれた名称は他に▽あぶくま▽桃花▽新伊達▽伊達みらい。アンケートは3〜4月に行い、約6500件の応募があった。トップは平仮名の「だて」(823票)で、2位の「あぶくま」(418票)の倍に上るなど他を大きく引き離した。
 ただ、検討の対象外でありながら漢字の「伊達市」は117票を得た。20票以上を獲得した33の市名案のうち、3分の1の11に何らかの形で「伊達」か「だて」の文字が入るなど、住民の「伊達」への強い愛着ぶりがうかがえる結果となり、協議会は6月3日の協議会で絞り込んだ5候補に加えて、「伊達市」の検討も始めることにした。
 協議会が当初「伊達市」を除外したのは、「新市の名称は既存のものと同じにならないように」との70年の自治省(当時)通達があったため。しかし、総務省合併推進課は「強制するものではない。既存の市から異議が出ず、地理的に離れていれば総務省も異議を出すつもりはない」と話す。
 北海道の伊達市は、戊辰戦争に敗れて北海道に移住した亘理伊達藩(現宮城県亘理町)の藩士が開いたもの。その伊達藩も起源は伊達郡で、いわばこちらが本家筋にあたる。しかも同市の名称は来年度にも合併で消滅する可能性があり、伊達郡が「伊達市」となるのに支障はなくなる。
 合併協は桑折、伊達、国見、梁川、保原、霊山、月舘の7町で構成。来年3月の合併申請を目指している。
………………………………………………………………………………………………………
 ◆新市名称の住民アンケート結果◆
だて市    823票
あぶくま市  418票
阿武隈市   174票
伊達市    117票
北福島市    98票
東福島市    94票
桃花市     86票
桃里市     85票
新伊達市    74票
県北市     66票
伊達みらい市  66票
 (注)太字は今後検討される6候補(毎日新聞)
[5月20日19時3分更新

319とはずがたり:2004/05/24(月) 21:57
現庁舎を分庁舎として活用/天王・昭和・飯田川合併協
http://www.sakigake.co.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20040520q

 合併新市「潟上(かたがみ)市」の来年3月発足を目指す天王、昭和、飯田川3町による法定合併協議会(会長・石川光男天王町長)の第14回会合が20日、天王町福祉センターで開かれ、3町の現庁舎を分庁舎として活用、市民に分かりやすく利便性の高い組織として編成することなどを決めた。各分庁舎には住民票や各種証明の交付などを行う総合窓口センターを置く。新市建設計画については、継続協議とした。

 新市組織の編成方針では、「市民の声を適切に反映する」「新市建設計画を円滑に遂行できる」などの5点を目標に掲げた。その上で各分庁舎の行政機能として、現天王町庁舎には総務企画部門、選挙管理委員会などを配置。昭和町庁舎には福祉、産業などの各部門や議会、飯田川町庁舎には市民部門と教育委員会を配置するとした。

 17年度から10年間にわたる新市の主要施策や財政計画などを盛り込んだ新市建設計画の協議では、「各事業や財政計画の基になるデータを示してほしい」「行革プログラムの内容や目標数値を明記すべきだ」との意見が出たほか、「詳細なデータにまで踏み込むと、新市予算執行の足かせになりかねない」と懸念する声もあり、継続協議となった。

 次回協議は来月22日午後2時から、飯田川町公民館で。

(2004/05/20 22:09)

320とはずがたり:2004/05/24(月) 21:59
新市名は「宍粟」に 宍粟郡4町 2004/05/20
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sougou04/0520ke29630.html

 二〇〇五年三月の合併を目指す兵庫県宍粟郡四町(山崎、一宮、波賀、千種)の第九回合併協議会が十九日開かれ、新市の名称に「宍粟市」を選んだ。

 合併協は町長、町会議長、議員、学識者、住民ら二十八委員で構成。最終候補となった五つの名称から、全委員が投票で選んだ。

 一回目で「宍粟」、二回目で「宍粟」を除く四候補から「宍禾(しさわ)」(宍粟以前の古代の地名)を選定。その後は話し合いで決めるとしていたが意見がまとまらず、決選投票で十九票を集めた「宍粟」に決まった。

 新市名は関係四町から、現在の町名を外す条件で公募。千二百八十の名称が寄せられ、新市名称検討小委員会が五候補に絞っていた。

321とはずがたり:2004/05/24(月) 22:00
「東近江市」来年2月誕生 八日市と4町が合併協定調印式
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040520-00000007-kyt-l25

 八日市市と永源寺、五個荘、湖東、愛東の1市4町の合併協定調印式が20日、同市浜野町の商工会議所で行われた。1市4町は来年2月11日、面積約317平方キロメートル、人口約7万7000人の新市「東近江市」を目指す。調印式には、法定合併協議会長の中村功一・八日市市長ら1市4町の各首長と法定協委員ら約150人が出席。各首長が合併協定書に署名し、中村会長が「新しい東近江市がスムーズに船出できるよう準備を進めたい」とあいさつした。来賓の国松善次知事は「東近江市に向けた新たな1ページを心からお祝いしたい」と述べた。
 今後は、各市町の6月定例議会や県議会で合併議案の議決をへて県が総務省に合併を申請する。
 1市4町は2003年6月、法定協を設置。市役所を八日市市役所に置くなど今年3月までに全体協議(43項目)を終えていた。
 滋賀県内での合併協定調印は、「野洲市」(野洲町、中主町)、「湖南市」(石部町、甲西町)、「甲賀市」(水口町など5町)に続き4番目。(京都新聞)
[5月20日18時33分更新]

322とはずがたり:2004/06/01(火) 20:37
<近畿>京都府

木津町内に市役所於いて名前も木津市でええから合併しようやー。

「相楽郡の7町村が合併を」 学識経験者が提言まとめる
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040601-00000037-kyt-l26

 京都府内の市町村の求めに応じ、助言を行う学識経験者による組織「京都府市町村行政改革支援委員会」は1日、相楽郡の笠置、和束、南山城3町村の今後の在り方について、「相楽郡(7町村)の広域合併が最も望ましい」とした上で、府に仲介役としての「一定の役割を期待する」との内容を盛り込んだ提言をまとめた。
 同委員会は3月5日に笠置、和束両町、同30日に南山城村からの要請を受け、検討を始めた。
 提言では、3町村が将来、直面する高齢化や人口減少に「単独で解決する方策を直ちに提示することは難しい」とし、スケールメリットを生かすためには「合併という選択肢を検討する必要がある」と判断。合併の枠組みについては、地理的要因や交通網、生活圏の現状などを踏まえ、「木津町を中心とした相楽郡の広域合併が最も望ましい」と結論づけた。
 ただ、相楽郡7町村の任意合併協議会が2003年2月に解散した経緯があるため、今後の合意形成に向けては「府にも一定の役割が期待される」と求めた。
 府は「提言は、客観的立場で目指すべき方向性を示した。今後は七町村の考え方を聞いていきたい」としている。
 同委員会は、知事と市長会会長、町村会長で組織する府市町村行政改革支援会議に設置され、市町村の要請に応じ、合併などの助言を行う。5月8日には、宮津市と与謝郡4町の法定合併協議会に対し、「1市4町の枠組みが望ましい」とする助言をしている。(京都新聞)
[6月1日20時30分更新]

323とはずがたり:2004/06/01(火) 20:47
<関東・東京> 千葉県

●館山+安房8町村→破綻
※新市名は「南房総市(みなみぼうそうし)」を提案へ
※新市名案に館山市と富浦町は慎重,2市町は「館山市(たてやまし)」を要望
※新市役所に,現・館山市役所(新庁舎設置までの間)
※館山市議会が合併協議からの脱退決議案を可決(2/25)
●安房8町村→和田村加わらず
※和田町長は8町村での合併に前向き,和田町議会は鴨川市との合併に前向き
●和田村+鴨川市(鴨川市+天津小湊町)
※鴨川市は天津小湊町との合併前(2005/2/11合併予定)の和田町との合併協議に慎重

※はhttp://www.glin.org/prefect/upd/chiba.htmlより。

安房8町村、合併検討会が発足 会長に遠藤・富浦町長 /千葉
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040601-00000006-mai-l12

 富浦町など「安房8町村」の初めての合併検討会が31日、発足した。この日、富浦町役場で開かれた初会合で、会長に遠藤一郎・富浦町長が選出された。事務局を同町役場に設置する。各町村から派遣される職員計15人と県派遣の職員1人を含む16人が、1日から実務を始める。
 遠藤会長は冒頭「館山市を含む安房9市町村の合併が破たんしたような失敗は許されない。8町村の合併は住民が注目しており、実現するよう協力をお願いしたい」と述べた。
 ただし、検討会の「安房8町村」には、鴨川市との合併を模索している和田町は加わっておらず、この日も出席していない。
 遠藤会長は会合後の記者会見で「和田町が加わっていないのに、名称を安房8町村合併検討会としたのは、和田町も加わってほしいとの強い決意からだ。和田町の住民投票の結果を見守る必要があるが、7町村は和田町の検討会への参加を望んでいる」と語った。【桜井憲司】(毎日新聞)
[6月1日19時11分更新]

324とはずがたり:2004/06/01(火) 20:51
[平成の大合併]新「大洲市」へ、合併協定書に調印−−4市町村長 /愛媛
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040601-00000004-mai-l38

 ◇来年1月発足
 大洲市と喜多郡(長浜町、肱川町、河辺村)の4市町村の合併協定調印式が31日、大洲市東大洲のリジェール大洲で開かれた。関係者約110人が出席し、4市町村の首長が22項目からなる合併協定書に調印した。4市町村は6月の定例市町村議会でそれぞれ合併を議決する。
 4市町村は、来年1月11日に対等合併し、新市名称は「大洲市」となる。現在の大洲市役所を本庁とし、町村役場を支所とする。新市の人口は約5万2800人。
 議員定数や任期の取り扱いは、合併特例法の在任特例を適用し、4市町村議がそのまま来年10月31日まで新市議となる。
 大洲喜多合併協議会長の桝田與一・大洲市長は「調印式を新たな出発点として、市民一人一人の未来が輝く『きらめき創造、大洲市』を目指し、豊かな自然や歴史を生かした魅力的なまちづくりに取り組みたい」と述べた。(毎日新聞)
[6月1日20時41分更新]

325とはずがたり:2004/06/01(火) 20:55
折角海津市になったのに庁舎の位置で破談しそうなよかーん。。

[平成合併ぎふ元年]新市名決定も火種−−海津郡合併協、住民意向調査 /岐阜
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040601-00000005-mai-l21

 ◇新市名は「海津」に、新庁舎など継続審議に
 海津、南濃、平田3町の海津郡合併協議会が行った郵送形式の住民意向調査が31日、まとまり、迷走していた新市名は「海津」に落ち着いた。同時に行った町・字の名称についても、現行の町・字の前に3町名(海津町、南濃町、平田町)を付けることが決まった。合併の期日変更や新市の事務所の位置については継続審議となった。
 住民意識調査は、3町の新市名称候補選定小委員会が選んだ「ひらなみ市」「海津市」「木曽三川市」など8候補のうち「かいづ市」を除いた7候補の中から一つを選ぶ形式。合併協は郡全体で最多数のものを採用することを決めていた。回答率は郵送形式にしては78・04%と高く、住民の関心の高さを示した。
 午後3時から開かれた合併協で、開票結果が報告され、新市名を「海津市」と決まった。しかし、その後に協議された新庁舎の位置については、南濃町が同町への設置を譲らず、意見がまとまらず継続審議となり、火種を残した格好。(毎日新聞)
[6月1日19時41分更新

326とはずがたり:2004/06/01(火) 21:16
<中国・四国> 山口県
>>49 >>248 >>255
協議会休止のニュースは逃してしまったようだが。。

周防の国の国府所在地で,山陽新幹線が出来るまでは国鉄バスを介して山口への玄関口でもあった防府が最後まで粘ったという感じでしょうか。市役所も旧小郡駅の近くに持っていくとなると小郡町が文字通り駅名・町名という名を捨て実を取るという感じでしょうか?実際米原と違って街も新山口駅を中心に発展しているのかな?



市町村合併やまぐち]県央1市3町合併調査研究会 設立趣意書に合意 /山口
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040601-00000007-mai-l35

 山口、秋穂、小郡、阿知須1市3町の首長・議長会議が31日、山口市であり、1市3町の合併研究会の設立趣意書に合意した。県央2市4町合併に向けた第1段階と位置づけ、各議会の意向を確認したうえ、6月上旬に発足する。
 研究会は「県央部1市3町合併調査研究会」に決めた。メンバーは首長と議長。趣意書は「合併特例法の期限内に次なる段階合併の道筋をつけることが必要」とし、対等な立場での協議をうたっている。
 発足の日程は改めて協議するが、合志栄一山口市長は「6月の第2週あたりをめどに」と話している。研究会で新市の庁舎位置といった基本4項目などを協議し、法定協に移る予定。
 座長の飯田宏史阿知須町長は「あくまで2市4町を段階的に目指すのが基本」と述べ、合志山口市長は「一歩一歩、着実に進んでいる」と手応えを語った。(毎日新聞)
[6月1日20時34分更新]

山口市
山口市, 防府市, 佐波郡 徳地町,吉敷郡 秋穂町,小郡町,阿知須町
★山口県央部合併協議会(休止中)(法定)
※法定協議会設置(2003/3/1)
※合併予定期日は,2005/3/31以前(詳細は協議会で決定)
※新市名公募上位10点:山口,新山口,西京(さいきょう),やまぐち,防府(ほうふ),周防(すおう),きらら,周防山口,山口中央,長州
※新市名候補5点:山口,周防,新山口,西京,吉佐(きっさ)
※新市名最終候補3点:山口,周防,新山口
※新市名は「山口市(やまぐちし)」
※阿知須町が加入(2003/3/8)
※阿武郡阿東町は合併協議への参加を断念,単独町制継続へ
※新市庁舎の設置位置は「新市発足時は現・山口市役所で将来の設置位置は新市で決定」で合意も,「合併後10年を目途に,JR新山口駅周辺が適地」との付帯決議に防府市が難色
※新市庁舎の設置位置を巡り協議が難航
※協議会を休止(4/26)
※他の枠組みでの合併協議も検討へ
※山口市,秋穂町,小郡町は阿知須町との4市町での合併も検討へ
※阿知須町は6市町村での合併協議継続の意向,他の枠組みでの合併に慎重
※防府市は徳地町との合併協議に前向き
http://www.glin.org/prefect/upd/yamaguti.html

327とはずがたり:2004/06/04(金) 12:57
<九州・沖縄>

普通は自分の所の名前が使われないと嫌だと言い張るもんなんだが,自分の所の名前が使われるのを嫌がるケース。
挟間、庄内が勝手に由布院とか名乗りだして手塩に掛けた湯布院ブランド力が低下する可能性も否定できないしねぇ。

合併新市は「由布市」 湯布院町の観光協会は反対
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040603-00000133-kyodo-soci

 大分県湯布院、挟間、庄内の3町の合併協議会が3日、庄内町内であり、来年3月に誕生予定の新市の名称が「由布市」に決まった。この名称については「湯布院町のイメージが拡散する」として同町の観光協会などが使用に反対しており、今後、混乱も予想される。
 新市の名称は昨年11月に全国から公募。合併協は応募のあった約3000件の中から「ぶんご富士」「碩南」「豊後」など5点に絞って協議を進めていた。
 「由布」は応募の中で最多だったが、湯布院町の「由布院温泉観光協会」などが「湯布院の固有の名称。滞在型温泉保養地として、ほかの2町と異なる独自の取り組みで築き上げた地域の特性が損なわれる」として新市名に使用しないよう求めていた。
 同協会は先月31日には「単独で自律できる町づくりを目指す」として合併反対の宣言を採択するなど反発の姿勢を強めている。(共同通信)
[6月3日12時41分更新]

328とはずがたり:2004/06/04(金) 13:12
>>322
うーん,加茂・笠置・和束・南山城で取り敢えず相楽市(庁舎は旧加茂町役場で)を推進したら?

「合併に温度差ある」 木津町長が慎重な姿勢
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040603-00000052-kyt-l26

 京都府木津町の三桝武男町長は3日、府市町村行政改革支援委員会がこのほど「木津町を中心とした相楽郡7町村の広域合併が最も望ましい」と提言したことに対し、「合併に対する考え方に温度差がある」などとして、7町村での合併に慎重な姿勢を表明した。
 記者会見で三桝町長は、2002年に町が行った住民アンケートで、7町村での合併賛成が約13%しかなかったことをあげ、「木津町と相楽郡東部地域には考えに温度差がある。昨年12月までに3回、郡町村会でも勉強会を開いたが、住民を説得できるだけの答えが出なかった」とした。
 また、府市町村行政改革支援委員会が、笠置・和束両町と南山城村の相楽郡東部三町村から要請を受け、これに応えて提言をまとめたことに対して、「地域の実体を踏まえての助言なのか。先に合併ありきでは問題は解決しない」と疑問を投げかけ、今後については「これまでの経過を踏まえて、慎重に考えていきたい」としている。(京都新聞)
[6月3日21時50分更新]

329無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/06/09(水) 12:21
ふるさとは今…04参院選 (1)地域振興
高速道路出来て町寂れ
〜刑務所誘致に望みつなぐ〜
http://mytown.asahi.com/shimane/news01.asp?kiji=4109
 西中国山地を南北に貫く浜田自動車道の旭インターから車で数分の旭町今市。人口3千人余りの町の中央の通り約1キロ沿いで洋品店や食料品店などの閉店が続く。浜田道が全線開通した91年、町内には95の商店があったが、02年までに39店が閉店した。全従業者数は4分の3に減った。未整備地域が熱望する高速道路が県内で最も早く開通しても、過疎化は止まらなかった。そして今、迷惑施設として敬遠されてきた刑務所の誘致に地域振興の望みをつないでいる。


◇   ◇   ◇


 50年近く家族を中心に経営されてきた食料品店は5年前、町がひっそりする日曜を休業日に変えた。店主の妻(62)は「高速道ができて、週末にレジャーで町外へ人が出ていく。広島へ行くのに高速を使うようになり、人が通りを通らなくなった」と嘆く。町の人口は、この40年余りで半減した。41%の高齢者比率(00年度)は県内トップ級だ。

 県と町は浜田道の開通から6年後の97、98両年にかけて、旭インター沿いに計22・6ヘクタールの県営旭拠点工業団地を造成した。総事業費36億円。「高速道路へのアクセスの良さ」を売り物にして雇用増加や地域振興をもくろんだ。県内主要工業団地の中で最も安い土地単価を設け、固定資産税も優遇した。町の担当者は毎年、企業誘致に全国の20〜30社を訪ね、韓国や台湾にも出かけた。だが、これまでに開業したのは隣の瑞穂町の建設業者1社だけ。広大な団地には、ひざ丈まで雑草が伸びている。


◇   ◇   ◇


 町民たちはもともと企業誘致に冷めていた。町内で30年間、理容店を営む女性(54)は「ほかの工業団地も企業誘致は進んでないから期待していなかった。(造成費が)もったいないと思った」。今では岩谷義夫町長も失敗を認める。「旭インター近くにつくったこと以外にメリットはなかった。できた時点で広島県内に8カ所の工業団地があった。初めから無理だった」

 企業誘致の不調に加え、浜田道開通の3年後にオープンしたリゾート施設「旭テングストン」を経営していた第三セクターが01年夏、44億円の負債を残して自己破産した。高速道路にかけた夢はことごとく散った。そして、浜田など4市町村との合併を前に、町が地域振興の最後の望みを託したのが、工業団地への刑務所誘致だった。
 
 受刑者の急増で法務省が03年度に新設を決め、旭町を含む全国51自治体が誘致に名乗りを上げた。選ばれたのは山口県美祢市で、今年度も1カ所の新設が予定されており、刑務官やその家族が住むことで地元への経済波及効果が大きいとみられている。


◇   ◇   ◇


 合併すれば町は新市の東端になる。衰退への危機感は他市町村以上に強い。今年4月には岩谷町長が上京し、青木幹雄・自民党参院幹事長ら県選出国会議員に刑務所誘致への協力を求めた。
 
 今年度に入り、仁摩−温泉津、浜田−三隅、三刀屋木次−広島県境で相次いで高速道の本格着工を意味する「くい打ち式」があった。道路公団改革で建設が一時危ぶまれただけに、出席した澄田信義知事や竹下亘衆院議員ら県選出議員らは胸をなで下ろし、「地域経済や広域観光の活性化への大きな効果」「ふるさとの悲願」と口にした。
 
 「インターチェンジがなければ、(この10年間は)どうにもならなかった」と言う岩谷町長は「今やインターチェンジは全国どこにでもある。それだけではだめだ。地域に風穴が開き、過疎化を促進する心配もある。住みやすい環境をそろえないと人口増にはつながらない」と続けた。
 

◇   ◇   ◇


 98年の参院選から6年。3選後の青木氏は小渕・森両内閣の官房長官や自民党参院幹事長に就くなど中央政界で力を伸ばしてきた。その実力は、故竹下登氏が首相になった翌年の88年度から県民1人当たりの公共投資額が��年連続で全国1位、山陰道・仏経山トンネル西工事の事業継続などで裏付けられた。だが、深刻な過疎化、基幹産業である農業の不振が続くなど島根の空洞化が進む。県選出議員が中央で階段を駆け上がる一方で、ふるさとはどう変わったのか。その現場を探る。

330無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/06/09(水) 12:22
ふるさとは今04参院選(2)ふるさと創生
膨らんだ期待かすむ理念
県内「再編」過疎化加速の恐れも
http://mytown.asahi.com/shimane/news01.asp?kiji=4113
 「都市と地方の対立(構図)を県内に持ち込むのは得心がいかない」
 
 4月20日、浜田市内で開かれた県幹部と市町村長が意見を交わす県市町村長会議。町内の警察署と高校分校、農林振興センター普及部の廃止が県の再編計画に盛り込まれた掛合町の影山喜文町長は、澄田信義知事や市長らを前に訴えた。「島根の将来ビジョンなくして、住民の納得のいく再編ができるのか。今こそ、ふるさと再生を果たすべきだ」


◇   ◇   ◇


 故竹下登・元首相が生涯の政治目標とした「ふるさと創生」。その理念が、元首相のふるさとで問われている。
 
 「ふるさと創生事業」は竹下氏の発案で実施された。89年に全国約3300の市町村に使い方を限定せずに1億円ずつ配ったことで有名だが、正式名称は「自ら考え自ら行う地域づくり事業」だった。

 当時、掛合町には報道各社の取材が相次いだ。「首相の地元は1億円をどう使うのか」。当時の町長落合良夫さん(78)は、竹下氏から「全国の市町村長の中で最も大きなプレッシャーを受けるが、じっくり考えなさい」と直接助言された。「中央集権じゃなく、地方で考え、発信することを町民に植え付けることが竹下さんの目的だった」と振り返る。
 
 町は「1億円」をきっかけにまちづくり計画をつくった。1億円の大半は基金で残し、一部を町内7地区のコミュニティー協議会に100万円ずつ配って地域づくりや過疎対策について意見を求めた。


◇   ◇   ◇


 各地区からの報告書をもとに91年、「好老の郷づくり」を目指す「掛合町ふるさと創生事業」をまとめた。「好老」は、竹下氏が首相就任時に発表した「ふるさと創生論」の中の言葉を引用した。計画に基づき、テレビ放送難視聴地域の対策として、ケーブルテレビ放送局を県内で初めて設置した。広島市へと続く国道54号沿いには、特産品販売店とレストランに緑地公園や交流・情報発信施設を加えた複合施設「掛合の里」を整備した。それが「道の駅」のモデルとなり、全国に広がった。町企画開発課の課長補佐だった朝山哲助役(餬)は「1億円を起爆剤にいい計画をつくることが(首相の地元として)恥ずかしくない使い方と思った」と言う。

 戦後、軍隊から帰郷した竹下氏が「国破れて山河あり」と実感し、政治家を志したという話は今も地元で語り継がれる。だが、竹下氏の衆院議員1期目の1960年に7千人以上いた町人口は、03年に4千人を割った。「ふるさと創生事業」は少子高齢化や過疎化の歯止めにはならなかった。
 
 市町村合併と同時に県の行政施設が廃止されれば、現町域の人口減少はさらに加速する恐れが高い。竹下氏の実家の造り酒屋「竹下本店」がある商店街への影響も必至だ。町議の一人は「これからはここにいるものが助け合い、住み良い地域にするしかない」と決意を示す。落合さんは「国にも金がなく、�Cばらまき�Dによるふるさと創生は難しくなった。それでも地方には地方の分担業務がある。これからは市町村が本当に必要なことを見極めないといけない」。


◇   ◇   ◇


 「ふるさと創生」とは何だったのか。影山町長は「地方の大切さを全国に訴えることでもあった。その点では都市と地方が対立するいま、日本全体に『ふるさと創生』(の理念)は根付かなかったということだろう。自治体がハコモノに走り過ぎた欠点もあった。都市と地方がお互いを理解し、もっと優しい日本をつくるという課題が残った」。

331無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/06/09(水) 12:24
>>329-330
参院選の話題の枠にとどまらない良記事だと思います。
こんな日本に戻ることはありえませんね。

332とはずがたり:2004/06/09(水) 13:15
情報提供感謝です。
地域振興の為に高速道路が欲しいというのはウソでありただの地元のエゴで,あんなものなくても過疎地は衰退するし,ひょっとしたらストロー効果で却って衰退が加速するかも知れないと云うことが何故コンセンサスにならないのか不思議です。

過疎過密問題は,社会問題ではなく(通常の)経済問題であると自分は認識しております。辺鄙な山の中に人が住んでいるのは炭焼きや狩猟など山奥が良い稼ぎ場だったから人が住んでいるのであって,そこでの暮らしが儲からなくなったら人が出ていくのは当然です。
それを踏まえて中山間地は地域づくり事業を行って欲しいものです。
合併→周辺部の衰退は或る意味望ましい方向性でそれを無理に周辺部を維持しようとしない方が良い様に思われます。地方都市・中心市街地の整備をした方が良いように思えます。地方のインフラ不足は越えるのも難儀するような山道ではなく地方都市の脆弱な都市基盤にあると思う。

333とはずがたり:2004/06/11(金) 15:02
[平成の大合併]松山市・北条市・中島町、来年1月1日に合併 /愛媛
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040609-00000007-mai-l38

 ◇法定協で決定
 松山市と北条市、中島町でつくる法定合併協議会は8日、松山市内で会合を開き、合併期日を来年1月1日と決めた。また合併後50日以内に行う市議選では、議員定数が現行の80(3市町合計)から50になるため、住民の声を施策に反映する「地域審議会」を北条、中島の両区域に設けることにした。
 3市町はこれまで合併期日の目標を「05年3月31日以前」としてきた。同年1月1日としたのは、年末年始にコンピューターシステムを統合できる▽税法上の基準日と同じ日なので課税事務がやりやすい――などの利点があるため。
 地域審議会は合併特例法で設置を認めた機関。同合併協は、経済、福祉、教育など各界代表者各15人以内で構成し、設置期間は合併後5年以内とする方針。(毎日新聞)
[6月9日20時41分更新]

334とはずがたり:2004/06/11(金) 15:03

<東海>静岡県

しらんまに随分本格化してたもんだ・・。

浜松市
2005.7.1浜松市, 天竜市, 浜北市, 周智郡 春野町,磐田郡 龍山村,佐久間町,水窪町,浜名郡 舞阪町,雄踏町,引佐郡 細江町,引佐町,三ヶ日町
★天竜川・浜名湖地域合併協議会(法定)http://www.tenhama-wa.jp/
※法定協議会設置(2003/9/29)
※新市名公募上位10点:浜松,浜名湖(はまなこ),はままつ,天浜,遠州,浜名,新浜松,遠江,はまなこ,遠州浜松
※新市名は「浜松市(はままつし)」
※新市役所に,現・浜松市役所
※政令指定都市への移行を視野に検討へ
※政令指定都市に移行した場合の行政区割り案(試案)を提示
※湖西市は単独市制継続へ
※新居町が合併協議への参加を申入れ(2003/12/24)
※新居町議会は合併協議への参加に賛否同数,町議会には単独町制継続や湖西市との合併を求める声あり
※新居町で13市町村での法定協議会設置を求める住民発議,12市町村は議会付議せず不成立(推) 798,902
(国) 786,306
1,511.17

新市名「浜松市」に
 天竜川・浜名湖協議会
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news02.asp?c=20&amp;kiji=29

 天竜川・浜名湖地域合併協議会は10日、新市の名称を「浜松市」と決めた。公募で住民から寄せられた意見の63%が「浜松市」だったことが報告され、異論が出なかった。

 北脇保之・浜松市長は「合併期日や方式など基本4項目がすべて決まった。今後は新市建設計画などの協議を進める」と述べた。

 また、継続審議になっている議員定数や任期に関連して、議員の費用弁償が「5千円、7千円、1万円の3段階の区域別支給」と提案されている点に委員から疑問が出た。

 これに対し専門部会担当者は「例えば水窪まで70キロもある地域へ行く場合、天候により宿泊も必要だとの意見もある」と説明。また、別の委員は「定数や政務調査費など一体で検討すべきだ」と述べた。

(6/11)

335とはずがたり:2004/06/12(土) 01:06
<東海> 静岡県

何故だ?
>富士市も9日に富士川町との合併協を設置しない考えを表明

それにしても下田求心力無いねぇ。観光地でこの辺皆豊かなんかね?

合併、悲喜こもごも 伊豆南地区…ご破算/志太地区…変更し再スタート /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040611-00000004-mai-l22

 ◇伊豆南地区…最後の組み合わせご破算/志太地区…枠組み変更し再スタート
 南伊豆町の6月議会が10日開かれ、下田市との合併を協議する法定合併協議会の設置案を反対多数で否決した。伊豆南地区では当初、7市町村の大合併構想もあったが町村の離脱が相次ぎ、「最後の組み合わせ」と言うべき下田市と同町の合併もご破算になった。一方、大井川町の離脱で揺れた志太地区では藤枝、焼津両市と岡部町の議会が10日に合併協の枠組み変更を承認して再スタートを切ることが決まり、明暗が分かれた。
 合併協設置について、下田市議会は4日に同案を賛成多数で可決していた。同町議会は3日間の会期の大半を費やし審議したが「現状では住民のニーズに応える財源の確保は無理」とする賛成派と「1市1町ではスケールメリットが小さく、住民への説明も不十分」とする反対派が対立。採決は賛成3、反対8という結果になり、
 岩田篤町長は「私の思いが通じず、非常に残念」とぶぜんとした表情で語った。
 一方、志太地区では大井川町の離脱後、2市1町が同町復帰策を話し合ってきた。しかし、合併特例法期限内の合併を考慮すると、これ以上の足踏みは困難と判断した。14日に県知事に変更を届け出て、24日に協議会を再開する。
 県内では、富士市も9日に富士川町との合併協を設置しない考えを表明している。(毎日新聞)
[6月11日19時51分更新]

336とはずがたり(1/2):2004/06/12(土) 01:14
<中国・四国> 山口県

田布施あたりは保守派が二手に分かれて政争を繰り広げているイメージだが…。
それにしても凄い名字だ>纐纈

[揺れる民意]住民投票・田布施町の選択/上 奇妙な構図 /山口
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040610-00000002-mai-l35

 ◇攻守が逆転、論理低調−−「2町」派と「1市2町」派、投票率低下も懸念
 平生町との2町合併か、柳井市・大畠町との1市2町合併か、単独町制か――。合併の枠組みを問う田布施町の住民投票が15日告示、20日投開票される。町議会はいったん住民投票条例案を否決。さらに、町長の辞職騒動があり、住民投票は曲折を経て実現した。投票に向けた動きや住民の思いなどを探る。【田原和宏】
 「2町合併派は運動を進めるが、1市2町合併派の動きは鈍い。普通、片方が盛り上がれば、もう一方も盛り上がるものだが……」。寺田幹生町長は首をかしげる。
 3月議会で、2町派は「議会制民主主義の根幹にかかわる」などと、住民投票条例案の否決に回った。しかし、住民投票に向け、町議や地元業者らを中心に推進団体を結成。ビラ配布や街宣など積極的な運動を進める。
 片や、住民投票実施を求めたはずの1市2町派は、2町派に押される格好でビラ配布は決めたものの、「議員が前面に出るのはどうか」と活動自体には慎重。投票の行方を見守る考えだ。
 いわば、攻守ところを変えたような「奇妙な構図」(寺田町長)が生まれたのだ。
 1市2町合併が持論の寺田町長も「最終判断するのは議会。対立の構図は避けたい」と静観の構えだ。
 両派の議論が深まる気配はなく、投票率の低下も懸念される。条例で投票率が50%に達しないと、住民投票は不成立になるからだ。
 2町派の町議が一転して住民投票に前向きになった理由の一つに、4月中旬の自治会との意見交換会がある。3月議会で住民投票条例案に反対した2町派の町議は、住民らの激しい批判にさらされたのだ。
 議会の結論は、賛成多数で2町合併。住民投票で別の結果が出た場合、議会の責任が問われかねない。町議の一人は「自治会に対する感情的な反発もある」と話す。別の町議も「あくまで説明責任を果たすためだが、メンツの部分もある」と認める。
 一方、「結論は住民にゆだねるべきだ」とする1市2町派だが、その裏には「投票率さえクリアすれば、住民の支持は得られる」との楽観論もある。
 2月に合併の賛否を問う住民投票を実施した三隅町。町議や住民有志が賛成、反対両派に分かれ、集会や街宣を繰り広げ、投票率は75・96%に達した。町選管は「本格的なPR合戦は告示後だったが、両派とも会合を重ねるなど議論の素地が十分あった」と分析。
 纐纈(こうけつ)厚・山口大人文学部教授(政治学)は「町長や議員は自分の見解や判断材料を示すべきだ。内容のない住民投票を実施しても、民主主義の使い捨てに終わる」と指摘する。(毎日新聞)
[6月10日20時33分更新]

337とはずがたり(2/2):2004/06/12(土) 01:14

[揺れる民意]住民投票・田布施町の選択/下 不安材料 /山口
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040611-00000003-mai-l35

 ◇「結果尊重されるのか」−−小差なら議会また混乱?
 「投票結果が小差の場合でも、住民の意思は尊重されるのか」
 5日までに町内7カ所で開かれた住民説明会。投票結果が実際に反映されるのか、住民から疑問視する声が相次いだ。
 条例に基づく今回の住民投票に法的拘束力はないが、条文には「町長及び町議会は住民投票の結果を尊重しなければならない」と定める。
 しかし、平生町との2町合併を結論とした議会では、条例審議の時点から“予防線”を張るかのような意見が続いた。高川喜彦議長は「住民投票はあくまで精度の高いアンケート」と繰り返し発言。別の2町合併派町議も「負けても小差ならば、自分の意見は変えない」とまで言い切った。
 2町合併派が多数を占める議会構成。柳井市・大畠町との1市2町合併を支持する寺田幹生町長は「合併相手の自治体に(小差による)混乱を持ち込むべきでない。議会と相談して決めたい」と慎重な姿勢を崩さない。
 このため、町職員や一部町議から「鳥取県智頭(ちず)町のような事態にならなければいいが……」と不安げな声も聞こえる。
 智頭町では、昨年10月と今年4月、異例とも言える2回の住民投票を実施。いずれも鳥取市などとの広域合併に賛成意見が多数を占めた。しかし、小差だったこともあり、議会が合併議案を否決するなど泥沼化している。
 田布施町でも、同様の事態を招く可能性がないとは言えない。
 寺田町長は「2町、1市2町どちらの合併にせよ、合併特例法の期限内に合併できずに終わることは避けたい」と気をもむ。
 そもそも、枠組みの選択自体、住民からは「分かりにくい」との声が上がる。
 ある主婦(46)は「分からないから説明会に参加したが、数字ばかりで余計分からなくなった」と苦笑する。50代の会社員は「ビラや町議の説明だと、自分に有利な材料ばかり。両派が意見を交わす場がほしい」と話す。
 合併問題に詳しい石川勝径・徳山大経済学部教授は住民投票について「制度的に不十分な面もあるが、住民の意思を知ることができるはず」と語る。
 田布施町の選択の先にはどのような風景が広がるのか――。(毎日新聞)
[6月11日20時32分更新]

338とはずがたり:2004/06/12(土) 01:18
<中国・四国>香川県

上水道が原因ねぇ。

綾南町、離脱表明 「一時休止」宣言、解散へ−−綾歌郡東部3町合併協 /香川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040611-00000005-mai-l37

 綾上、綾南、国分寺町合併協の臨時会が10日、綾南町立滝宮公民館であり、藤井賢・綾南町長が合併協からの離脱を表明、同合併協は「一時休止」を宣言した。藤井町長は離脱の理由について、国分寺町の約48億円に上る上水道事業債務を指摘、「納得がいく改善策の回答が得られなかった」と説明した。
 一方、福井則史・国分寺町長は「合併に向け努力してきたが、すり合わせが難しかった。解散には町議会の議決が必要となるが、解散の方向になるだろう。国分寺は高松市との合併協議を進めていく」と述べた。また、祐安正・綾上町長は「綾上と綾南はこれまで、地形と人の両面で連携があった。今後、綾南町との(2町)合併を一つの選択肢として考えていきたい」と話した。
 3町長は6月定例議会に合併協解散をそれぞれ提案し、各町議会で可決されれば、綾歌郡東部3町合併協は解散する。(毎日新聞)
[6月11日20時41分更新]

339とはずがたり:2004/06/12(土) 01:24
<九州・沖縄> 熊本県

天草地区合併 2市5町の枠組み確認 他3町には再協議要請 /熊本
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040611-00000001-mai-l43

 ◇来月中旬、法定協設立
 本渡市など天草2市8町の市町長・議長が10日、合併問題について会合を本渡市で開き、有明、栖本、倉岳の3町を除く2市5町で合併を目指すことを確認した。2市5町は、同日付で任意合併協議会を設置し、法定協議会も7月中旬に立ち上げることを決めた。
 会合で倉岳町は、有明・栖本町との合併方針を転換し、本渡市を中心とした合併に参加する方針を打ち出した。しかし、五和町などから「これまで2市5町と住民に説明してきた。納得が得られない」との意見が出たため参加は見送られた。
 倉岳町の離脱を受けた有明・栖本町も、2市8町の枠組みへの復帰を視野に入れていることを明らかにしたが、2市5町側は、有明・栖本町では住民や議会の合意が得られていないことなどから、3町抜きで合併を目指すことを確認。3町に対しては合併枠組みについて再協議するよう求めた。2市5町の枠組み参加への門戸は開いておくという。
 終了後会見した安田公寛・本渡市長は「倉岳は法定協議会にオブザーバー資格で参加できる。有明、栖本も希望があれば同じ資格で参加できる」と話し、2市8町による合併への期待を示した。(毎日新聞)
[6月11日21時4分更新]

340とはずがたり:2004/06/14(月) 21:15

英田町“飛び地合併”断念、県が重点支援拒否−−勝央町長「大変残念」 /岡山
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040610-00000003-mai-l33

 英田町は、隣接しない勝央町との“飛び地合併”を断念することを決めた。県が「効率的な行政運営が懸念される」と合併重点支援地域の指定を拒否したためで、8日に隣接する勝英地域合併協議会(美作、作東、大原、勝田町、東粟倉、西粟倉村)に参加を申し入れた。
 英田、勝央両町は隣接5町と昨年12月に法定協議会を設置したが、他の3町が脱退したため、2町での合併を目指していた。県の同支援地域指定が受けられなかったことから、英田町は合併手続きに必要な知事や県議会の議決が得られないと判断したとみられる。橋本清同町長は「合併は避けて通れない。残る選択肢は勝英地域に加入するしかないと決断した」という。15日に予定の勝英地域臨時合併協で承認されれば、各町村の議決を経て、24日開催の合併協から参加する。
 一方、合併協議解消の申し入れを受けた西田孝・勝央町長は「大変残念。いろいろな状況から考えて、今すぐ他町村との合併は難しい。一呼吸おいて、住民に説明し、意見を聞き、議会と相談しながら方針を決めたい」と話した。(毎日新聞)
[6月10日20時21分更新]

341とはずがたり:2004/06/16(水) 14:33
新市名:黒部・新庁舎:入善町が自然な感じがするけどねぇ〜。

新設黒部市
2005.3黒部市, 下新川郡 宇奈月町,入善町,朝日町
★黒部市・宇奈月町・入善町・朝日町合併協議会(2004/6/21解散予定)(法定)
※法定協議会設置(2003/5/26)
※合併予定期日は,2005/3(詳細は協議会で決定)
※新市名候補8点:黒部川,黒部,新黒部川,新黒部,新川,水の郷,緑野,緑水(りょくすい)
※新市名最終候補3点:黒部川,黒部,新川(にいかわ)
※新市名は「黒部市(くろべし)」
※新市役所に,現・入善町役場(新庁舎設置までの間)を提案
※魚津市に参加を呼掛け
※魚津市は滑川市に合併協議を申入れ,滑川市は単独市制継続へ
※魚津市は当面の間,単独市制継続へ,今後も滑川市との合併も検討へ
※新市役所の設置位置に黒部市議会が慎重,入善町が合併協議へ当面の間不参加の意向を表明(2003/12/22)
※入善町議会合併問題特別委員会が「一市三町の合併協議会から離脱する決議案」を可決(3/15)
※黒部市議会合併推進特別委員会は,新市役所の設置位置(当面の間,現・入善町役場)に同意(3/18)
※入善町が合併協議から離脱の意向を表明(3/19)
※宇奈月町,朝日町は入善町を除く3市町での合併に慎重
※朝日町は単独町制継続を検討へ
※協議会を解散予定(6/21)(推) 85,711
(国) 87,275
723.95


黒部市長が辞意表明
http://mytown.asahi.com/toyama/news02.asp?kiji=4611

  黒部市の荻野幸和市長(65)は15日、市議会本会議の閉会のあいさつの中で、「近いうちに辞職する。(同市と下新川郡3町との)合併が不成立になった責任をとりたい」と辞意を表明した。時期については明言しなかった。辞職表明で、市長選へ向けての動きが活発化することが予想される。

  議会後、荻野市長は「閉塞(へいそく)した状況のなかでは、人事を一新するしかない。かねてから市制50周年を一つの区切りと思っていた。式典(11月)の時期までいるつもりはない」と話した。

  荻野市長は、1月の市長選で無投票で7選を果たしたばかりだ。合併後の新市庁舎の位置を「入善町役場」とする案の決定が先送りされたことに入善町が反発、合併協議が事実上ストップしている中で市長選が告示。法定合併協議会の会長を務めていた荻野市長はあくまでも「合併は必要」と主張、市民の判断を仰ぐとして立候補した。

  合併は来年3月を目指していた。新市が誕生すれば、50日以内に市長選が実施されるため、合併が順調に進めば、荻野市長の7期目の任期は1年余りだった。15日の本会議で合併協の廃止が可決され、合併が不成立に終わったことから、辞意を明らかにしたものとみられる。

  荻野市長の後援会長の堀内三郎さんは「いずれは責任をとりたいとはいっていたが、こんなに早く決断するとは。7期目に当選したばかりで残念」と話した。

  荻野市長は、前市長の急逝に伴う80年の市長選で初当選。その後、7期連続で無投票当選していた。

(6/16)

342とはずがたり(1/3):2004/06/16(水) 17:00
至れり尽くせりだねぇ
1.村長を倉石分庁舎担当助役に
2.上水道:倉石に併せ五戸町の一般家庭は月平均540円増える地域も出る
3.地方税の前納報奨金制度では、有利な五戸町の制度から倉石村の制度に合わせ、五戸町民には不利な制度になる
4.福祉制度で倉石村では高齢者への配食サービスが昼食月3回程度だったが、五戸町の昼・夕食365日提供という制度を利用できるようになる。
5.国民健康保険と介護保険は、共に五戸町民より倉石村民の負担額が低いが、当面据え置いて、2、3年後に金額を統一する予定だ。

誕生 新・五戸町

http://mytown.asahi.com/aomori/news02.asp?kiji=6498
2人助役

 来月1日、五戸町と倉石村が合併して、新「五戸町」が誕生する。「平成の大合併」では県内第1号だ。倉石村が五戸町に編入される形で、1889年から1世紀を超して続いた倉石村の歴史の幕が閉じる。合併直前、両町村の今を追い、新しい町の姿を探った。

村長が代弁者に

 新町は2人助役制を取る。県内67市町村の中で、助役が2人いるのは青森市のみ。町村での2人制は異例だ。

 今月8日、倉石村議会で最後の一般質問があった。

 「助役就任を要請されたらどうするのか」

 竹洞信一議員が久保晴一村長に質問した。

 久保村長は「仮定の質問。答えにくい」としたが、竹洞議員は「(新町の)均衡ある発展のためには代弁者が必要。村民の不安もあり、要請があれば快く受けてほしい」と求めた。

 一方、前日にあった五戸町議会の一般質問。「2人助役制は行政改革に反する」と、議員から批判の声が相次いだ。

 三浦正名町長は1人が倉石分庁舎を担当、もう1人が本庁舎を担当しつつ収入役を兼ねると説明し、「小さな町村の合併だが、それぞれの住民は微妙に考え方が違う。融合する人材が必要だ」と理解を求めた。

 町議の間にはなお、合併で失職する久保村長の救済策に過ぎないという反発がある。だが、三浦町長は7月1日の臨時町議会に、久保村長を2人目の助役に充てる人事案を提案すると見られる。

343とはずがたり(2/3):2004/06/16(水) 17:00

村に有利な制度

 新町のまちづくり計画書に「合併することで、こんな風に変わります」というページがある。

 地方税の前納報奨金制度では、有利な五戸町の制度から倉石村の制度に合わせ、五戸町民には不利な制度になる。上水道も同様で、五戸町の一般家庭は月平均540円増える地域も出る。福祉制度で倉石村では高齢者への配食サービスが昼食月3回程度だったが、五戸町の昼・夕食365日提供という制度を利用できるようになる。

 国民健康保険と介護保険は、共に五戸町民より倉石村民の負担額が低いが、当面据え置いて、2、3年後に金額を統一する予定だ。

 合併で村が消える倉石村民に有利な取り扱いが目立つのだ。

 村民が一番不安視していた村役場も数年間は実質的に残る。五戸町役場が本庁舎で倉石村役場が分庁舎になり、分庁舎には農業と土木の関係課、教育委員会、農業委員会が入る。五戸町役場に職員が入りきれないためだが、吸収合併される形の倉石村への配慮だ。連絡を良くできるよう、すでに両役場の各課には、光ケーブルで結ばれたテレビ電話が備わっている。

 三浦町長は「編入合併ということで倉石村民には寂しさがあると思う。それを解消するのが我々の責任。村民の不安が反感となって現れたら、合併は成功とは言えない。いがみ合いが絶えないようでは町の損失が大きく、当面は融和策を優先させたい」と話している。

〈五戸町・倉石村〉
 五戸川沿いに隣接して広がる。当初は新郷村を加えた五戸地域3町村で任意協議会をつくり、合併協議していたが、新郷村が離脱。残った両町村で02年12月に法定合併協議会を設立し、協議を進めてきた。

 合併は7月1日に倉石村が五戸町に編入される形になり、新町の名前は五戸町のまま。役場も現・五戸町役場を本庁舎とする。人口は00年の国勢調査で計2万1318人。議員は在任特例を適用し、倉石村議10人は五戸町議となる。

(6/15)

344とはずがたり(3/3):2004/06/16(水) 17:01

http://mytown.asahi.com/aomori/news02.asp?kiji=6502
むらづくり

 「美しい心と農村環境」「郷土の文化と学ぶ心」「世代を越えた人のつながりと助け合い」「明るく元気な毎日の暮らし」−−。

 倉石村が02年11月に施行した「むらづくり基本条例」の基本理念だ。

 条例のキーワードは「協働」。むらづくりを行政任せにせず、自ら出来る地域づくりは自らが担うという意味だ。

 人口約3500人の村には23の集落がある。ほとんどの集落が村の「地域きらりアップ事業」に参加し、集落ごとに地域づくり計画を立て、実践している。

集落で事業決定

 太田集落の小原酒店。酒や食料品などが並ぶ一角に放送機器がある。集落の各戸に配線され、催しを伝えている。「昔はうちにしか電話がなくて、この放送で呼び出したんです」と小原トキさん(79)。老朽化が進み、故障しがちの機器は今年度、更新される。

 集落では02年度からきらりアップ事業を進めてきた。役員たちは月例会で、何をどういう手順で進めるか決める。

 これまでに集会所で太極拳やストレッチ教室を開催、お盆の時期には墓地を清掃し、供え物や花をきれいに片づけることにした。バス停に待合所を設置、屋根と丸太のベンチも作った。事業には村から年間10万円の補助金が出るが、不足分は集落で出し合い、工事は自分たちでやる。

今後の態勢整備 

 代表の竹原幹夫さん(70)は「昔は村に陳情していたが、今は村も財政難で無理。今は自分たちがリードしている。自分たちでお金も出し、手作りで地域を良くするのは意義深いことではないか」と話す。事業を始めてから地域のまとまりが、一層良くなったという。

 槍沢(うつぎさわ)集落では、集会場周辺の原野を借り、自分たちで芝生を植え、公園にした。集落のシンボルの枝垂れ桜の看板を設置、案内している。中市集落では、地域の運動会、神社の祭りの活性化に取り組んでいる。

 今年4月には各集落の代表で「くらいし地域振興協議会」を設立し、合併後の地域づくりの態勢を整えた。むらづくり基本条例は、合併後も「五戸町まちづくり基本条例」として継続。当面は倉石村地域に限定するが、2年後をめどに新町全域に及ぶまちづくり条例が制定されるという。

 「アメリカのコミュニティ自治」の著作がある八戸大の前山総一郎教授は、厳しい財政の中、行政が必要な事柄に限定され、今後は強いコミュニティーが必要だと指摘する。前山教授は「村の取り組みは、地区ごとの活動計画策定と補助金(コト)、住民自治組織の設立(ヒト)、むらづくり基本条例の制定による支援(キマリ)という3点セットによって、官民協働で進めてきた渾身(こんしん)の先進事例だ」と評価している。

(石井力)(6/16)

345とはずがたり:2004/06/16(水) 17:15
合併の枠組みで合併すれば補助金を減らさないというだけでは駄目で,断られて合併先が無くなった自治体の救済と断った方のペナルティも考えた方が良いのではないかい?

合併へ枠組み見直しを大根占町長が表明
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news02.asp?kiji=3835

 大根占町の野元良一町長は15日の町議会本会議で、根占、田代、佐多の3町との合併の枠組みを見直し、田代との2町合併を目指す意向を表明した。町議会は全員協議会や特別委員会で賛否が分かれ、25日に改めて協議することにした。大根占以外の3町長は同町議会の結論を見極めて対応を決めるという。

 大根占町は5月末、町内20カ所で住民説明会を開催。野元町長は合併の枠組みを見直す理由について、「田代との2町合併を支持する意見が多数を占めたと受け止めている」などと述べた。野元町長は4町で構成する南隅地域合併協議会の会長でもあるが、「町民の希望が強い以上、町長の立場に軸足を置かざるを得ない」とした。

 同合併協は昨年6月に発足し、来年2月11日の合併を目指してきた。ところが、昨年12月、町商工会青年部と町農業後継者クラブが枠組みの見直しを町議会に陳情し、町職員組合と町区長連絡協議会が前後して同趣旨の要請をした。いずれも4町合併により、介護保険料や国民健康保険税、水道料など公共料金が引き上げられ、負担が重くなることなどを理由にしている。

 町は1月と4月、5月に住民説明会を開き、合併協の協議経過を説明。「2町合併の意見が多かった」と集約していた。

(6/16)

346とはずがたり:2004/06/16(水) 20:32
<九州・沖縄>長崎県佐世保市

佐世保市, 北松浦郡(宇久町・小値賀町)
佐世保・宇久任意合併協議会(任意)
http://www.gappei-ss.com/
小値賀町が合併協議から離脱(2003/10/28),単独町制継続へ

佐世保市, 北松浦郡(吉井町,世知原町)
佐世保市・吉井町・世知原町合併協議会(法定)
http://www.gappei-suo.com/

新「佐世保市」誕生へ
http://mytown.asahi.com/nagasaki/news01.asp?kiji=3921

佐世保市、吉井町、世知原町でつくる合併協議会は15日、同市三浦町のアルカスSASEBOで合併協定調印式を行った。2町の佐世保市への編入合併で、各議会での議決を経て、来年4月1日に新「佐世保市」が誕生する。新市は面積約307平方キロ、人口約25万人の都市になる。いわゆる「平成の大合併」での協定書調印は県内7番目。

  調印式には、1市2町の首長や議長、協議会委員、市町職員ら約150人が出席した。各首長が4通の合併協定書に順番に署名、押印。最後に特別立会人の金子原二郎知事が署名すると、4人は壇上で握手を交わした。

  会長の光武顕市長は「県北に安定した社会を実現するためには、効率のよい地方自治の実現が必要との信念を持っていた。住民が力を合わせ、安心して暮らせる町をつくろう」とあいさつ。金子知事は「県北初の合併調印がなされ、県内の市町村合併もいよいよ本格化してきた。県北の拠点づくりに、県もできる限りの支援をしていきたい」と祝辞を述べた。

  佐世保市、吉井町、世知原町は02年4月に任意協議会を立ち上げ、協議を続けてきた。吉井町では合併の枠組みを巡って議会内の対立が激化。03年2月以降、住民投票、町議選、町長選と3度の投票を経て佐世保市との合併で意見がまとまった。世知原町内にも周辺町との合併を探る動きがあったが、5月の住民投票で新たな法定協議会の設置が否決された。
(6/16)

347とはずがたり:2004/06/18(金) 14:05
甲府ブロックが甲府市に合併されれば話しは単純だったのに,なんでこんなに求心力無いのかねぇ〜。

市内通話に市外局番 身近な生活に影響−−合併後の甲斐・笛吹市 /山梨
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040617-00000005-mai-l19

 市町村合併で今秋誕生する甲斐市(9月)と笛吹市(10月)の両市で、合併後、市内での通話に市外局番を付ける必要が出てくる。市外局番はNTTが定めたブロック(区域)ごとに定められていて、合併で異なるブロックが一緒になるため。ダイヤルの手間が掛かる上、同じ市内でも市外通話料金で“割高”となり、合併が身近な生活に影響を与えそうだ。
 NTT東日本山梨支店によると、市外局番は「単位料金区域」と呼ばれるブロックごとに決まっている。甲斐市の場合、竜王、敷島町が甲府ブロック、双葉町が韮崎ブロック。市外局番は竜王、敷島町が「055」に対し、双葉町は「0551」となっている。
 笛吹市では石和、御坂町など東八代地域の4町村が甲府ブロックの「055」で、春日居、一宮町が山梨ブロックの「0553」。両市とも、二つの市外局番を持つことになる。ブロック内通話は3分8・5円なのに対し、ブロック外は3分20円と倍以上の開きがある。
 ブロックは原則として行政区域(市町村)に合わせて定められ、自治体からの要望があれば変更可能だが、現時点では変更について検討されていない。(毎日新聞)
[6月17日19時42分更新]

348とはずがたり:2004/06/20(日) 13:03
<関東・東京> 栃木県

茂木町、合併協離脱へ
http://mytown.asahi.com/tochigi/news02.asp?kiji=4176

茂木町の古口達也町長は19日、町内で開いた市町村合併住民説明会で、真岡、二宮、市貝、益子との5市町で立ち上げた芳賀地区合併協議会から離脱する意向を表明した。近く招集する臨時町議会で承認を得た上で、合併協に正式に離脱を申し入れる考えだ。残りの4市町は、規約を変更して「茂木抜き」で合併協を存続させるか、廃止するかの選択を迫られる。

 説明会には、町内の各種団体の代表や住民ら約750人が集まった。

 古口町長は、合併後の庁舎の位置や都市計画の策定、農業委員会のあり方など合併協での意見集約の難しさに触れ、「歴史や町民の意識、町づくりの考え方など違いが大き過ぎ、今のままでは余りにも性急すぎると判断した」と説明。今後については「当面はほかの自治体との合併は考えていない」と述べ、単独での生き残りを探る考えを示した。

 合併協は今年1月に発足し、これまで予定の4割にあたる11回の会合を重ねた。新市の名称を公募することなどは決まったが、合併後の庁舎の位置を「益子」と「真岡」のどちらに置くかなどで意見が対立。この問題だけで6回の議論を重ねたが妥協点は見いだせず、こうちゃく状態に陥っていた。

 合併協会長の平野良和益子町長は「正式なことは聞いていないが、本当だとすれば残念だ。茂木町の意思の問題なので、対応を見守りたい」と話した。

(6/19)

350とはずがたり:2004/06/21(月) 02:36
http://www.kochinews.co.jp/gappei/gappeifr2.htm
高知県・市町村合併への動き

353とはずがたり(1/4):2004/06/21(月) 02:41
http://www.kochinews.co.jp/gappei/040227gappei4.htm
● 2004年2月27日(金) ●
――朝刊――

 県内の合併協議大詰め 情勢混とんの高幡地域

 県内の市町村合併協議が大詰めを迎えている。24日には伊野町、吾北村、本川村が「平成の大合併」で、県内第1号の合併協定に調印。9月議会にかけて、各地で合併関連議案が提出される見込みだ。26日現在、34市町村が計11の法定合併協議会(窪川町が掛け持ち)に加入しているが、中土佐町と大野見村も同町の住民投票結果を受け、4月に法定協を設立する予定。高幡地域の情勢が混沌(こんとん)とする一方、中村グループ4市町村でも合併の是非を問う住民投票が相次ぎそうだ。合併特例法の期限まで1年余り。佐川町と日高村が急きょ合併協議入りに合意するなど、慌ただしさを増す県内の動きをまとめた。

中芸グループ=「中芸町」(安田町、田野町、奈半利町、北川村)

 議決そろうか流動的

 17年2月1日の合併を目指す安田町、田野町、奈半利町、北川村の中芸4町村の合併協議会は、昨年中に新町の名称を「中芸町」とすることや庁舎を現田野町役場とすることなどで合意。今年1月の協議会では議員の在任、定数特例を適用せず、新町発足時に定数22、選挙区なしで選挙を行うことを決めた。

 残る協議事項はまちづくり計画、学校等の通学区域、一部事務組合の扱いなど。小委員会を設けて検討しているまちづくり計画は、今月23日に財政計画についての議論を終え、一通りの協議を完了。3月3日の協議会に報告され、同下旬に予定している最終回の協議会で検討し、確認する見通し。

 3月中に協議会の協議が終了すれば、4月から各町村で住民説明会を実施。5月に協定書に調印し、各町村の6月議会で議決を求める予定。

 地域によっては合併に否定的な住民も多く、説明会でどれだけ理解を広げられるかが焦点。住民の反応やアンケート結果を見て判断したいとの町村議も多く、全町村で議決がそろうかはまだ流動的だ。

香南・芸西グループ=「香南市」(野市町、赤岡町、香我美町、夜須町、吉川村、芸西村)

 住民アンケート焦点

 香美郡南部5町村(野市町、赤岡町、香我美町、夜須町、吉川村)と安芸郡芸西村による法定協はすべての協議事項を提案済み。5月ごろに合併協定書に調印、6月の各町村議会で合併の議決がされれば、9月県議会での議決を経て17年3月1日に「香南市」が発足する段取りになっている。

 中心庁舎を野市町に置くことや、8カ月の議員在任特例適用など主要な項目は既に決定済み。現在は国保税の税率や上水道料金、乳幼児医療の助成金など、各町村間で差がある住民サービスの調整について協議中だ。

 合併後の住民生活に直結する協議が進むことで、新市の具体像も次第に明確になりつつある。合併前と比べて住民の負担が重くなる町村や、住民サービスが低下するところが出てくるのは避けられそうもない。

 そこで気にかかるのが住民アンケート。現在、夜須町が1月下旬から行ったアンケートの結果を集計中で、3月には野市町と芸西村が実施を予定している。新自治体の将来像を見て、住民がどのような判断を下すか。結果が合併の成否に与える影響は大きそうだ。

354とはずがたり(2/4):2004/06/21(月) 02:42
こうほくグループ=「香美市」(土佐山田町、香北町、物部村)

 住民説明会4月以降に

 香美郡北部の土佐山田町、香北町、物部村の3町村は、47の合併協定項目の協議がすべて終了。現在、新自治体の将来像を示した新市建設計画の概要版を各町村で戸別配布しているところだ。

 本来、この概要版を基にした住民説明会が2月中に開催されることになっていた。しかし、土佐山田町の武内孝彦町長が病気入院中のため、説明会は4月以降に延ばされるなどスケジュールに遅れが出ている。現時点では、7月ごろに合併協定に調印し、8、9月ごろ合併の議決を行う可能性が高い。17年2月28日の「香美市」誕生のスケジュールは変わっていない。

 合併後の住民生活に直結するサービスは協議済み。例えば土佐山田町の場合、水道料金は上がるが、固定資産税は0・1%軽減。乳幼児医療費は香北町に合わせ、就学前まで全額助成となった。

 新市は一部分庁方式を取ることになっているが町村ごとに置く課や、人員の配置などビジョンが固まっていない。幹事会で具体的な協議を行う予定だ。


高知市グループ=「高知市」(高知市、鏡村、土佐山村)

 鏡、土佐山に選挙区

 高知市、鏡村、土佐山村の3市村はこれまでに12回の法定合併協議会を開催。1月までに、合併協定書の調印に必要な34項目について、すべての協議を終了している。合併特例債の活用を見込む事業などを盛り込んだ「新市まちづくり計画」は県との事前協議を経て4月上旬に正式決定される。

 合併特例債の充当予定の施設整備は、道路農林17億円▽健康福祉28億円▽教育62億円―など計169億円。このうち、充当予定額は151億円で残る18億円は一般財源が必要となる。

 鏡、土佐山両村は2月いっぱい村内各集落で説明会を開催。3月中に両村は中学生以上の村民全員、高知市は20歳以上の市民1万人を対象にした合併の賛否を問うアンケートを実施する。4月末ごろの合併協定の調印を目指し、5月中の臨時議会か6月議会に合併関連議案を提出する予定だ。

 現在の議員定数は高知市40、鏡、土佐山村各10。合併と同時に鏡、土佐山両村議は全員失職。定数特例を適用し、新市発足から50日以内に旧鏡、土佐山村にそれぞれ定数1の選挙区を設け選挙を実施(任期満了は現在の高知市議と同じ19年5月1日)、定数は42になる。選挙区が設けられるのは19年4月予定の選挙(任期満了日23年5月1日)まで。以後は定数40に戻る。

 春野町が住民投票を経て、昨年12月に3市村に対し、合併協議加入の申し入れを行ったが、3市村側はまだ回答を示していない。

伊野グループ=「いの町」(伊野町、吾北村、本川村)

 介護保険 態勢確立急ぐ

 伊野町、吾北村、本川村の伊野グループ3町村は、今月24日に県内で初めて合併協定に調印。3町村はそれぞれ3月議会に合併関連議案を上程する。各議会で議決されれば、合併申請書を県に提出。6月県議会での議決を経て、「平成の大合併」では県内第1号の新自治体「いの町」が10月1日に発足するスケジュールだ。

 3町村は調印を受け、事務事業の調整、機構・人事の検討、電算化・情報システムの準備など、より実務的な作業に着手。並行して、必要に応じて住民説明会なども開催していく。

 個別課題では、介護保険事業の実施態勢がまだ固まっておらず、各町村の社会福祉協議会の合併協議を踏まえながら、態勢の確立を急ぐ。

 合併まで半年を切ったことで、かまびすしくなりそうなのが新町長の話題だ。現町村の首長は合併と同時に失職、50日以内に町長選挙が実施される。各首長の進退も含めて、出馬の動きが注目される。

355とはずがたり(3/4):2004/06/21(月) 02:42
須崎市・中土佐町=「黒潮市」

 年末に中土佐で再度住民投票

 中土佐町で今月22日に実施された住民投票で、大野見村と2町村による法定協設置が決まり、同町と須崎市の合併は微妙な情勢になっている。同市にとっては“水を差された”格好だ。

 両市町の協議では新市名も「黒潮市」に決まっている。新市建設計画の策定など、順調なら今後4回の協議会で全協議を終了する。当初、6月には合併協定書の調印を行い、17年3月に新市発足のスケジュールを予定していた。

 しかし、中土佐町の住民投票結果は大野見村との法定協設置に「賛成」が有効投票の約8割を占めた。須崎市との合併に対する町民の不安も強く表れており、同市では同町との合併は可能性が低いとの見方が広がっている。

 西森英身町長は大野見村との協議終了を待って今年末をめどに、再度住民投票で民意を問う意向を固めている。このため、最終的に同町が須崎市との合併を選んだとしても、黒潮市発足は大幅に遅れることになる。

 中土佐町と大野見村は4月初旬の法定協設置をにらんで日程を調整している。

窪川町・大野見村   窪川町・大正町・十和村

 中土佐・大野見の動向が鍵

 中土佐町の住民投票により、同町と大野見村による法定協設置が決定。これで須崎市、中土佐町、大野見村、窪川町、大正町、十和村の6市町村で、4つの法定協が連鎖することになる。

 今後、特に鍵を握るのがともに法定協を“掛け持ち”することになる中土佐・大野見組の動向。

 中土佐町長が最終的に合併の枠組みや是非を問う住民投票を行う意思を表明しているため、同町は大野見村との協議を終えるのを待って、須崎市か大野見村か、それとも単独自立か、を選択する住民投票を実施する見通しだ。

 合併特例法改正を見込んだとしても、遅くとも来年3月には合併議決を経て県に申請する必要がある。中土佐町にとって、大野見村との協議を終え、住民説明、住民投票…といったスケジュールを考えると、年内には一定協議を終わらせたいところ。特例法期限内の合併を目指すなら、中土佐・大野見組は最後発ということもあり、かなり速いテンポで協議を進める必要がある。

 大野見村側としても、中土佐町との協議が終わらなければ、仮に窪川町との法定協が作業を終えたとしても、一方だけを先に説明するわけにもいかず、意思集約もできない。

 そうなると、窪川町側も中土佐・大野見組の協議を待たねばならず、大正町、十和村との法定協もその影響を受けそうだ。

 このため、関係市町村が住民説明、住民投票実施の可能性を含め、意思集約をする時期はほぼ同じになる可能性もある。4つの法定協のうち、最終的に新市や新町として合併が成就するのは現時点では2つの枠組みしかない。各市町村が最終的にどの枠組み(単独自立も含め)を選ぶのか。結果的に、それぞれの思惑がバラバラになれば、みんな単独自立になる可能性も否定できない。

356とはずがたり(4/4):2004/06/21(月) 02:42
葉山村・東津野村

 大詰めの4月葉山村議選挙

 梼原町、葉山村、東津野村の3町村による法定協が解散し、葉山、東津野の2村で昨年10月に法定協を立ち上げた。今月19日の5回目の協議会では、庁舎位置や議員定数などの方針も確認され協議も大詰めを迎えている。

 大きな協議項目では、合併後の新町名選びや新町建設計画の策定などが残っているが、4月の7回目の協議会で全協議を終了する予定。その後、住民説明会を開いた上で6月には合併協定の調印を行い、17年2月1日の合併を目指す。

 この間、4月11日に葉山村議会議員選挙が行われるが、17日までの任期満了までに協議を終えることにしており、法定協委員の交代などはない見込み。ただ、新町発足後は17年6月末まで旧村の議員の在任特例を適用する方針のため、合併が決まれば葉山村議の実質的な任期は1年余りとなりそうだ。現職陣に合併の是非などを争点とする雰囲気はない。



中村グループ=「四万十市」(中村市、大方町、佐賀町、西土佐村)

 相次ぎそうな住民投票

 中村市、大方町、佐賀町、西土佐村の中村グループ4市町村は、今月14日に44の合併協定項目の全協議が終了。延期されていた合併目標期日は17年3月22日に決まった。

 一方、合併の是非を問う住民投票の実施を求める動きも活発化している。中村市は否決したが、西土佐村は住民投票条例案を可決。3月21日に4市町村の合併の是非を問う住民投票が行われる。佐賀、大方の両町でも同様の住民投票条例案が議会で審議されている(佐賀町は委員会審査で可決)。

 条例案を否決した中村市は、現在行っている住民説明会の終了後、3月上旬から住民アンケートを実施して意見集約を図る。集計は4月半ばの予定。このため、それらの結果を待って各市町村が合併に合意すれば、5月ごろに合併協定の調印が行われ、5月臨時議会か、6月定例議会に合併関連議案が提出される見通しだ。

 事務局は新市の条例や職員の人件費、処遇問題など、合併までに調整する項目を具体的に詰める作業を進めていく。

宿毛グループ=「宿毛市」(宿毛市、大月町、三原村)

 合併協定に8月調印

 宿毛市、大月町、三原村の3市町村は、合併目標期日を17年3月1日にすることや、庁舎を現宿毛市役所の位置にすることなど、順調に協議を進めていた。

 だが昨年11月30日に宿毛市長選挙があった影響で、法定協は同月中旬から一時中断。さらに、初当選した中西清二市長の任期が12月26日からだったため、今年1月中旬に再開するまで約2カ月にわたって合併協議が停滞した。

 当初は合併に慎重な姿勢だった中西市長も、「精力的に協議を進めたい」との考えを示している。その後、難航していた新市の名称が宿毛市に決まるなど、協議は大詰めを迎えている。ややスケジュールに遅れが出ているものの、3月いっぱいですべての協議を終える予定。8月には合併協定に調印し、それぞれ9月議会に合併関連議案を上程する方針だ。

357香川県民:2004/06/21(月) 22:49
地方自治体を率いる首長の本音かと。
香川の西讃地方もここ数年で国道のバイパスの建設や農道の整備が進み、随分と便利になりました。

山地宏・仁尾町長/都会よ田舎を知れ
http://mytown.asahi.com/kagawa/news02.asp?c=15&amp;kiji=11

いわば、税収の多い都会から田舎に税金を回す地方交付税は、都会にしてみれば安いもんや。だいたい、田舎で生んで育てた子どもが都会で大学に入り、就職して税金を納めてるんやから。交付税のことを「田舎にばっかり金を回して」という人は実態を知らないんやろうな。
三方を山に囲まれた町だが、江戸中期には栄え、戦後しばらくは外に出なくても製塩や漁業、みかんをやってれば食うに困らなかった。

その後は町に企業や工場が少ないから、外に働きに行くようになった。私も町長になる前の30年余り、勤め先があった高松などにバスと汽車を乗り継いで通った。峠を越える道路がないと、どこにも行けないんや。

18年前に町長になって、徹底的に道路を造ってきた。「いらんところに道路を造って」と言うが、都会が自分とこに人を集めて田舎の道路を必要ないものにしたとも言えるやろう。それに田舎に道路がなかったら、外に働きにも出られん。
国土の7割は農山漁村だ。そこに住む全人口の2割の人たちが食糧の生産や自然の維持を支えている。3連休を今より増やし、お互いに行き来できる時間を取れるようにしてほしい。そうすれば、どっちも必要なことがよく分かるはずだ。都会だけ、田舎だけ、では生きていけないんやから。

358とはずがたり:2004/06/22(火) 14:03
都会の人が田舎から出てきたのだから田舎は都会からカネを受け取る権利があるという論理は地方の政治家がよく口にするんですが,どうも納得できません。
しかし,
①実際に都会に住む人の応益原則を無視して田舎にカネをばんばん垂れ流すべきではない。
②田舎は食糧生産や自然の維持に機能する分だけカネを貰えるべきである
という二点は矛盾しないし,結局これまで必ずしも効率的な土木事業を実施してこなかったとの責は田舎は免れないのでは?
そもそも,田舎の市街地区は公共交通がなく自家用車依存の為に結構渋滞もひどいし,むしろ公共インフラが足りて無いとも云える。
③山の中の誰も通らないような道を立派にすることだけが必要な公共工事ではない。
④地方都市のインフラ整備にもっと重点的にカネを注ぐ
という姿勢も必要では?と思ってます。

359とはずがたり:2004/06/22(火) 16:10
<東北・北海道>秋田県

象潟町にもなんか無いとねぇ
名前:仁賀保市 市庁舎:旧金浦町役場 手法:象潟町への編入の上市制施行
は?

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040621-00000001-mai-l05
[選挙]象潟町長選 横山忠長氏が初当選 新市名白紙化で支持 /秋田

 ◇合併協復帰
 任期満了に伴う象潟町長選は20日投票が行われ、即日開票の結果、新人で元町総務課長の横山忠長氏(56)=無所属=が、いずれも無所属新人で元会社役員の新田厚氏(65)と元町議の山田実氏(67)を破り、初当選を果たした。
 最大の争点となった現在休止中の仁賀保・金浦両町との合併協復帰問題に対し、横山氏は復帰に前向きで、今後の町の動きが注目される。当日有権者数は1万558人で、投票率は84・18%(前回86・89%)だった。
 横山氏は38年間の行政経験を強調し、行財政効率化のため合併推進を主張。復帰条件として、離脱の原因となった新市名称、庁舎位置の白紙化などを掲げ、幅広い支持を集めた。
 合併協会長の巴徳雄・仁賀保町長は「法定協を早く再開したい。まず参加してもらい、懸案について話したい」と話した。
 大接戦だった前回に続き出馬した新田氏は、「昨年10月のアンケートは民意を反映していない」と合併協への早期復帰を主張したが、支持に伸びを欠いた。単独立町を唱えた山田氏も独自の戦いを挑んだが、及ばなかった。
………………………………………………………………………………………………………
 ■解説
 ◇住民を交えた真剣な論議を
 新市名称「にかほ」、庁舎位置「金浦」の決定に反発した住民アンケートの結果を受け、金巌町長が法定協離脱を表明して半年。町民は「合併推進」を主張する横山氏に今後の町政を託した。しかし、協議再開への道は必ずしも平たんではない。
 6割超の「離脱賛成」の住民の声は変化したのか。3月の町議選では「推進派」が影を潜め、今町長選でも表立った支援をする町議はわずか。民意は、厳しい財政など町の将来を考え「合併はやむなし」を示したと言える。
 合併の成否は、仁賀保・金浦両町との信頼関係の回復にもかかる。現時点では、横山氏が挙げた懸案の白紙化を両町が了承するかは不明。この日祝福のため横山事務所を訪れた金浦町長に横山氏支持者がば声を浴びせるなど、溝はなお深い。
 横山氏は「合併の理念の明確化」も公約した。特例法の期限を気にした「合併先にありき」ではなく、真に住民を交えた真剣な論議が今こそ3町に求められている。
………………………………………………………………………………………………………
 ◇象潟町長選開票結果
 =選管最終発表
当 5193 横山忠長 56 無新
  2812 新田厚  65 無新
   788 山田実  67 無新
 (無効95)
………………………………………………………………………………………………………
 ◇象潟町長略歴
 横山忠長(よこやま・ただなが)56 無新(1)
[元]町総務課長[歴]町農林水産課長▽西目農高(毎日新聞)
[6月21日18時50分更新]

360とはずがたり:2004/06/23(水) 05:00
[自治の行方]「依田窪」を来月設置 2法定協で並行論議へ−−丸子町 /長野
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040622-00000004-mai-l20

 ◇住民投票結果受け
 住民が住民投票で新たな合併枠組みを選択し、県内で初めて枠組みが異なる二つの法定合併協議会設置が決まった丸子町で21日、会見した堀内憲明町長は「二つの協議会で並行して合併論議を行う。速やかに設置しなければならないが、7月中になるだろう」と見通しを語った。
 住民発議、同一請求の手法はいずれも議会で跳ね返され、最後の手段だった20日の住民投票は、61・01%と高い投票率となり、賛成が反対の約2倍を占めた。会社役員の滝澤幸雄さんら有志グループをも驚かせる結果は「行政、議会関係者は結果を厳粛に受け止め、真しに取り組むことを強く求める」という宣言につながった。堀内町長は職員に設置の準備を指示する一方、議会に報告。協議会事務局職員の人事と予算計上の検討に入った。
 一方、長門町と和田村による合併研究会会長の小林和彦・長門町長は21日、依田窪4町村合併協議会設置の決定を同会に報告した。小林町長は「依田窪合併協設置とは別に、和田村との法定協設置の準備は予定通り進める」と話し、羽田健一郎・和田村長は「早急に4首長の話し合いを持つべきだ。丸子町が腹をくくって取り組むべき問題」と指摘した。
 上田小県地域での合併への取り組みは、東御市の誕生のほか、上田市・丸子町・真田町・武石村4市町村の法定協がスタートしたばかり。もたつく合併論議に、域内で初めて浮上した「依田窪4町村法定協設置」がどんな影響を与えるのか。特例法に定める合併期日は9カ月後に迫っている。【森俊樹】(毎日新聞)
[6月22日19時50分更新]

361とはずがたり:2004/06/23(水) 13:44
<九州・沖縄>鹿児島県

>阿久根市と長島町との1市2町での合併協議会設置の賛否を問う住民投票は、
>開票の結果、反対が賛成を154票上回った。

「1市2町に賛成<1市2町に反対+1市2町はわからない」が示されたに過ぎない。長島と2町合併だと反対はもっと多くなるやもしれぬ。

1市2町の協議会設置に反対上回る 東町
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news02.asp?kiji=3851

 東町で20日に行われた、阿久根市と長島町との1市2町での合併協議会設置の賛否を問う住民投票は、開票の結果、反対が賛成を154票上回った。町を二分した合併議論は「長島町との2町合併」が支持された形で、長島町議会の市町村合併問題等調査特別委員会は21日、2町での協議会設置の議案を期限付きで継続審査にした。

 住民投票で賛成がわずかに下回ったことについて、平山健道町長は「残念な結果だ。東町単独ではやっていけないので長島町との2町での合併を模索したい」との考えを示した。

 一方、長島町議会は、住民発議に基づく1市2町での協議会設置議案を4月に可決。2町での設置議案は継続審査としてしていた。21日の特別委では「2町での合併協議しか選択の道がない」との意見も出たが、採決の結果、可決と継続審査が6対6の同数となり、委員長判断で継続審査とした。1週間後をめどに改めて委員会を開く。

 阿久根市の斉藤洋三市長は「当面は単独で行かざるを得ないが、広域合併ができる下地づくりを目指す。市の財政状況が悪いとの話もあったようだが、1人あたりの借金は東町の方が多い。正しい情報で判断してほしかった」と話した。

(6/22)

362とはずがたり:2004/06/25(金) 13:02
登米市新設 3町が一部議案否決 宮城県への合併申請延期
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040625-00000008-khk-toh

 2005年4月1日に「登米市」を新設する合併協定を結んだ宮城県の登米郡8町と津山町の各町議会は24日、それぞれ6月定例会を再開し、9町を廃止して登米市を新設する廃置分合議案を可決した。しかし、議員を当面48人にする定数特例や財産処分などの関連議案は、3町で計4件が否決された。

 議決に続く手続きである県への合併申請は、関連議案すべての可決が前提。一部否決を受け、9町長は24日夕、県迫合同庁舎で対応を協議し、28日に予定していた浅野史郎知事への合併申請書提出を延期した。

 否決されたのは登米町が「財産処分」、米山町が「定数特例」と「地域審議会」、南方町が「定数特例」。町長会議の結果、現時点では法定協議会に差し戻さず、遅くとも7月上旬までに3町の臨時会に原案を再提案する方針を確認した。

◎町議の声反映不足

 「安産型」(浅野史郎知事)だったはずの「登米市」合併にブレーキが掛かった。9町を廃止し、登米市を新設する「廃置分合議案」は全町が可決、合併推進の意思表示はされたが、他議案の否決は議員側の不満も露呈した。

 5議案の柱は50項目の協定を前提とした廃置分合。登米市に財産を引き継ぐ「財産処分」、原則30とする「議員定数」と合併時の1期のみ48に増やす「定数特例」、旧町単位に意見を聞く「地域審議会」の4議案は、協定を法的に裏打ちする位置付けになる。

 否決は典型的な「総論賛成、各論反対」のパターン。登米町議会が財産処分議案を否決したのは、町有林を売却してまで新市への基金引き継ぎを求められていることへの反発がある。

 米山町議会で定数特例に反対した町議は「合併自体はやむを得ないが、合併協議に意見を出す機会が今日しかなかった」と主張する。

 町議会から法定協議会に出席したのは議長と副議長だけ。「各町の特別委の議論を紹介する程度で、合併協議に議員の思いは反映されなかった」と、反対票を投じた。

 ただ、一部否決されたとはいえ、全体として合併推進の流れに変わりはない。合併協議への疎外感を訴える各町の議員との溝を埋められるかどうかが、再提案の行方を左右しそうだ。

<対応見守りたい/登米地域合併協議会の稲辺正会長(石越町長)の話> 予想外の事態で残念。協議の過程で一部には納得しかねることもあっただろうが、時間をかけて話し合い、了解されたと考えていた。当面は3町長と議会の対応を見守りたい。
(河北新報)
[6月25日7時4分更新]

363とはずがたり:2004/06/26(土) 16:05
<中国・四国>香川県
>>296-301続報
●観音寺市・山本町・大野原町・豊中町・豊浜町・財田町合併協議会
(設置2002/10/1・新市名選考を巡り協議が難航・2004/3/19解散)
│└→○観音寺市:新設(観音寺市,大野原町,豊浜町)新市役所に,現観音寺市役所。2005.10.11

三豊中央合併研究会(豊中、山本、財田町)
|  ↓
参 ○三豊市(三豊郡 高瀬町,山本町,豊中町,仁尾町,財田町)三豊中央合併協議会(法定)
加  ↑
申 高瀬、仁尾両町加入
入  |
↓  | ┌─→△三野、詫間は二町での合併を検討
●三豊北部四町(高瀬、三野、詫間、仁尾)
三豊北部四町合併協議会(法定)(設置2003/10/1,休止04/5/28)
三豊中央3町の合併申し入れに高瀬、仁尾両町前向き。結局両町が脱退中央3町へ合流

●:破綻した組み合わせ ○:実現しそうな組み合わせ △;検討中の枠組み

[行政議会選挙]5町による合併協議がスタート /香川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040625-00000005-mai-l37

 山本、豊中、財田3町でつくる三豊中央合併協の第3回会議が24日開かれた。今回から高瀬、仁尾の2町が加わり、5町による新たな枠組みで06年1月までの合併を目指すことになった。実現すれば人口は約4万8300人になる。この日は、経過報告、組織の変更に関する協議書などの調印などが行われた。会長の大橋良男・山本町長は「これまでの経験を生かし5町が、議論を重ね素晴らしい新市ができることを期待したい」とあいさつした。(毎日新聞)
[6月25日20時41分更新]

364とはずがたり:2004/06/26(土) 16:09
周辺町村に袖にされ続けた甲府市ですが…。

[市町村合併]上九一色村、全村で甲府市と合併−−村長表明、議会側も了承 /山梨
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040625-00000002-mai-l19

 合併相手先を探る住民意向調査で「全村で甲府市」が最多となった上九一色村の小林実村長は23日の議会全員協議会で、全村で甲府市と合併する方針を表明した。議会側も了承した。村と村議会は全村での合併に慎重な同市の状況を見極めながら、任意合併協議会設置申し入れの時期を探る。
 同村によると、全村で甲府市との合併方針を決めた理由について、小林村長は協議会で、意向調査の結果を合併方針の決定に使うことに反対している南部住民有志の「本栖湖を愛する会」の伊藤満三会長と22日夜に話したことを明らかにし、「(全村で甲府と合併しても伊藤会長は)議員のリコールなどの活動はしないと聞いた」などと協議会で説明した。
 また、20日に別の南部住民有志で作る「富士河口湖町との合併を求める会」と意見交換会をしたことで一定の区切りがついたと判断したという。
 小林村長は、22日の6月定例議会一般質問では、甲府市が全村での合併協議に慎重な姿勢を示し、南部住民の意見集約ができていないことを理由に「もう少し考える時間が必要」と繰り返し、明確な合併方針は示さなかった。(毎日新聞)
[6月25日19時41分更新]

365とはずがたり:2004/06/27(日) 02:52
<東北・北海道>
宮城二題。片方は広域合併に反対,もう片方は広域合併を睨んで反対。難しいなぁ。

栗原郡10町村合併の議案否決 新たな枠組み必要に−−若柳町議会 /宮城
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040626-00000007-mai-l04
 若柳町の臨時議会は25日、栗原郡10町村合併に必要な議案を反対9、賛成8の1票差で否決した。県に30日出すはずだった合併申請は見通しが立たなくなり、他の9町村は新たな枠組みの合併協議に向かわざるを得ない事態になった。
 主な否決理由は▽役場庁舎ばかりか、文化会館を使うほど築館町に新市事務所を集中させたのは納得できない▽合併範囲が広すぎる。周辺2〜3町の合併に変更すべきだ――など。若柳町が合併後、市の周辺域になり、取り残されるという不安感が濃かった。
 同町の菅原郁夫町長は議会終了後の記者会見で、「栗原10町村にかかわる議案が否決となり申し訳ない。町単独で生きるのがいいのか、合併実現へ再度行動を起こすべきか熟慮する」と、ショックに揺れる心境を語った。環境を整えて議案を再提案する道もあるが、否決した議員の決意も固いという。(毎日新聞)
[6月26日18時51分更新]

[’04合併協議・進展・波乱]「白石蔵王市」幻に? 反対が85.6% /宮城
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040626-00000004-mai-l04
 ◇蔵王町の住民意向調査
 蔵王町は25日、同町の住民に白石市との合併に賛成か反対かを聞いた住民意向調査の結果をまとめた。反対85・6%、賛成14・4%で、合併反対派が圧倒的多数を占めたことから、「白石蔵王市」の誕生は幻となることが確実となった。
 大宮敦町長は「結果は想像していた。町民は独自の町づくりを望んでいると改めて認識した」と語った。近日中に、両市町でつくる任意合併協議会の川井貞一会長(白石市長)に報告する。
 川井市長は蔵王町の調査結果について「これは蔵王町民の意思だ。7月6日の会合で協議会解散が決まると思う」との見通しを示し、「(並行して)柴田・村田・大河原3町、角田市・丸森町の合併協議も進んでいる。将来的には広域合併も検討しなければならない」と語った。
 住民意向調査は20歳以上の住民1万968人を対象に14日から22日まで郵送で実施(回収率62・77%)。6732の有効回答うち、反対は5762、賛成970だった。
 蔵王町は昨年12月24日、白石市と「任意合併協議会」を設立。合併した場合の新市将来構想などを協議、新市名も「白石蔵王市」と決めていた。(毎日新聞)
[6月26日18時51分更新]

366とはずがたり:2004/07/02(金) 13:36
法定協始動 月夜野、水上、新治3町村
http://www.raijin.com/news/thu/news02.htm

 月夜野、水上、新治三町村による利根西部合併協議会の設立総会が三十日、月夜野町で開かれ、来年一月の知事申請、同年夏の合併を目指して協議をスタートさせた。今後、月一―二回のペースで開催し、十月には新町建設計画を県と調整、年内に住民説明会を終了したい考えだ。

 沼田を含む四市町村による法定協休止から一カ月余り。会長に就任した鈴木和雄新治村長が「紆う余よ曲折があったが、深いきずなで結ばれた三町村で夢のある日本一の新町を築きたい」とあいさつした。

 協議では、幹事会設置や委員報酬規定などを報告した後、総額二千三百万円の予算案、新町名称募集要項など全七議案を承認した。合併理念のシンボルとして、各町村の九月定例会で「谷川連峰・水と森防人(さきもり)宣言(仮称)」を諮ることも決めた。

◎7市町村の合併推進決議へ 高崎市議会

 高崎市議会各派代表者会議は三十日、高崎地域任意合併協議会を構成する高崎、榛名、箕郷、群馬、新町、吉井、倉渕七市町村の枠組みでの合併推進を市議会として決議する方針を固めた。内容については今後調整するが、一部会派を除き、決議に前向きの姿勢を示しており、二日の本会議で正式に決議される見通し。

 代表者会議では「任意協が一段落ついた段階で議会の意思を示すのは適切」などの意見が出され、オブザーバー参加の会派を含めて決議に前向きの会派が大勢となった。

 決議については、三十日の市議会合併調査特別委員会で合併に対する市議会の考え方を協議。七市町村の枠組みでの決議を求める意見が出されたことを受けて代表者会議が開かれた。

◎移行9月以降か 渋川任意協

 渋川地区任意合併協議会の法定協移行が、当初予定していた七月末から遅れる可能性があることが三十日、明らかになった。任意協はこの日開かれた第九回会合で全日程が終了する予定だったが、六項目が未協議として残ったため、任意協を継続。七、八月にも開催することになった。七月会合で未協議事項が終了できない場合、法定協の設置は九月以降にずれ込む見通しだ。

 日程の遅れを受け、会長の木暮治一渋川市長は同日開かれた会合で「関係町村それぞれに事情はあるものの、なるべく早い時期に法定協を設置することが望ましい」と述べたが、具体的な設置見通しについては明言を避けた。

 同日の第九回会合では、議会議員や農業委員の定数に関する小委員会報告など六事項が報告された後、二〇〇三年度補正予算案が可決された。

367とはずがたり:2004/07/02(金) 13:43
ひび割れた芳賀モンロー 5市町合併協廃止
http://www.shimotsuke.co.jp/hensyu/kikaku04/hibi/index.html

苦渋の決断   2004年6月26日付
「吸収」に募る焦り
本音阻まれ孤立化
茂木町長「時間足りぬ」

 「ここまで来たのに、申し訳ありません」
 古口達也茂木町長は十七日、益子町役場を訪れた。真岡、二宮、益子、茂木、市貝の一市四町で組織する芳賀地区合併協議会の平野良和会長(益子町長)はじめ、全首長の前で、協議会から離脱する意向を伝えた。
 「古口さん、そう言わずに」。一市三町の首長は最後まで慰留に努めた。
 会議の終了前に四人を残し、一人部屋を出ようとドアに手を掛けた。この時、平野会長から「(十九日の説明会が)離脱の方向にならないよう、祈っているよ」と声が掛かった。

 ◆バス降りる

 古口町長は、無言のまま退席しながら、これまでの協議会の内容を思い出していた。「やはりバスから降りよう」と、心の中で再確認した。

 茂木町が協議会への参加を決めた最大の要因は、財政事情だ。一方、都市である真岡市とでは、事実上の吸収合併になるとの懸念が当初からあった。だからこそ庁舎位置は五市町で唯一「益子町役場の活用」を主張、町内への生涯学習施設建設にもこだわった。

 古口町長は「産業の中心は真岡、政治の中心は益子、文化の拠点は各市町に」との"政経分離"の持論がある。限られた特例債を既存事業に振り向けたい本音もあった。

 一月に発足した協議会で徐々に、「首長は協議会での発言を自重する」「協議は(一度決まったことを覆さない)一事不再理の原則とする」ことが決まっていき、思うように発言もできず、焦りばかりが募った。

 「我田引水になるから(自分からは言えない)」。助役級による協議会幹事会で、益子側から出た言葉に、大越和也茂木町助役は「こういうときに使う言葉ではない」と声を荒らげた。庁舎問題で茂木案への同意を求めたときのことだ。

 ◆離脱勧告も

 期待していた益子から支援が得られず、吸収への懸念を共有していたはずの市貝さえ「当面は真岡市役所を活用」との姿勢を示した。旗色は悪くなるばかりだった。

 広域行政の今後など、郡内の「一体感」を考えると、安易な決断も下せなかった。

 九日の第十一回協議会で、真岡市の大滝盛議長が「都市計画区域の区分のない町は、来年三月までに線引きを」と発言した。都市計画の問題が一年で片付く見込みのないことは、協議会発足前から指摘されていた。真岡、二宮以外の三町への"離脱勧告"とも取られかねない一言だった。

 言えない本音、見えない新市の姿、周囲からのプレッシャー…。もろもろの事情が重なった。

 財政難を抱えながら、当面は単独という苦渋の選択をした茂木町。

「時間と交流が足りなかった」と言う古口町長の決断は、合併の在り方そのものを問う問題提起でもあった。

亀  裂   2004年6月27日付

絡み合う思惑とエゴ
真岡への不信感が増幅

 「ここで一つ確かめたいことがある。北部三町で合併をと思っている人が多いのか。真岡が入らないのがいいのか。真岡、二宮の合併という声もあるが…」
 五月二十六日の第十回芳賀地区合併協議会。副会長の福田武隼真岡市長は、会長の平野良和益子町長のマイクを取り、真意をただすように、言い切った。北部三町とは同協議会内の真岡、二宮を除く益子、茂木、市貝。茂木離脱のうわさが取りざたされていた。

368とはずがたり:2004/07/02(金) 13:43
>>367-368
 ◆首長らに抵抗感

 新市の事務所の位置問題で協議も暗礁に乗り上げる中、合併実現に向けた議論が続く。
 「対等合併といいながら、真岡市の委員には吸収合併を思わせる発言が多い」。市貝町議会の皆川和之議長が指摘する。すると、真岡側は「問題発言」と反発。不信感が増幅した。

 平野会長は「違いを認め合い、建設的な意見を」と取りなした。
 芳賀地域は政治風土を物語る「芳賀モンロー」で象徴されるほど、地域結束を大切にするつながりが深い。が、十二回の会議を重ねた協議会は、思惑と地域エゴが複雑に絡み合い「結束」とは程遠い。

 不安は、福田市長の「真意発言」から約一カ月後の二十三日の第十二回協議会で、現実となる。
 「この枠組みでは、一期目の首長(真岡、二宮、茂木、市貝)と議員が、せっかく当選したのに席を失う。抵抗感が強く、最初から多難な船出だった」
 合併推進派の首長や議員は、こう振り返る。

 ◆住民不在に不安

 離脱申し入れの約二カ月前の四月。「(茂木町内の)旧クラリオン電子跡地の生涯学習施設計画が、合併で後退するようでは、合併はあり得ない」。古口町長はこう断言した。ほかの市町に困惑が広がり、歩調が乱れはじめた。

 古口町長は「(協議会離脱は)町の将来を思う当然の主張で、苦渋の決断」と力説する。だが、ある事情通は「住民不在の"首長エゴ"では」と言い切る。三十六人の委員も地域色を強く打ち出す。典型が新市の事務所位置。「わが街、わが街に近い所」の繰り返しだ。
 「合併に期待した夢はどうなるのか」と、熱心に傍聴を続けてきた真岡市の男性(70)。住民の将来への不安がくすぶる。



「郡内地図」の行方   2004年6月28日付

継続か、新枠組みか
不明確な協議会の動向

 二十一日夕、古口達也茂木町長は芳賀町役場町長室に姿を見せた。
 街づくりに対する見解の一致から“盟友”ともいえる森仁芳賀町長訪問は、アポイントメントなしだった。
 切々と、「離脱」の経緯を振り返る古口町長。何度もうなずきながら、聞き役に徹していた森町長は「(決断の良しあしは)時間がたたないと分からない部分がある」と、言葉を掛けた。芳賀町が芳賀地区の合併協の枠組みに入らなかったことが、頭をよぎった。

 法定協並立で結論を出せない高根沢町に対し、森町長が“最後通告”したのは、この二日後のことだ。

 郡北部に位置する茂木、芳賀両町には共有するビジョンがある。整備中の主要地方道「宇都宮−茂木線」を軸とした新たな広域形成への期待だ。

 ◆北部連携を重視

 二十五日、宇都宮市で県内の首長が出席して開かれたある会議。森町長は隣に座った小林利恒市貝町長に、一枚の手書きメモを差し出した。横一列に並ぶ芳賀、市貝、茂木三町の図と、それを貫く一本の線。「独自性を持ちながら、新しい広域軸ができる」「真岡中心主義から一歩出る」との走り書きも添えられていた。

 当面は合併せずに単独の道をとる茂木町。「(法定協を)早く壊して、原点に戻りたい」(森町長)と単独を示唆する芳賀町。

 古口町長は「宇都宮と茂木を三十分で結ぶ時代が来る」。森町長も「宇都宮と水戸、県都同士を結ぶ路線。新たな地域形成ができる」。北部地区の連携を重視している。


 ◆次善の策に望み

 茂木離脱後の協議会の動向は不明確のままだ。平野良和益子町長は「(茂木町を除いた)一市三町で引き続き協議したい」と“次善の策”に望みをつなぐ。

 一市三町の枠組みは決して盤石ではない。事務所位置や都市計画の線引きなど火種は残ったままだ。市貝町は「あらゆる枠組みが選択肢」とし、真岡の委員は「合併の気持ちはあるが慎重にならざるを得ない」。

 規約を変更し四市町で再スタートしても、再度、枠組みが崩れれば住民からの信頼喪失につながる。「二度の失敗は許されない」。各市町にはそんな危機感がある。

 一市三町で継続か、新枠組みの模索か。芳賀町を加え、将来の郡内地図をどのように描くのか。混迷を深めている。

369とはずがたり:2004/07/02(金) 15:35
「廃止時期など検討」 飯塚市議会で市長が答弁 嘉飯山合併法定協議会
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040630-00000003-nnp-l40

 [筑豊] 嘉飯山二市八町の法定合併協議会から桂川町が離脱した問題について、飯塚市の江頭貞元市長は二十九日の同市議会合併問題調査特別委員会で「法定協の廃止時期などの問題も含め、法定協の正副会長と首長で近々会合を持ち、今後の対応を協議したい」と述べ、法定協解散も視野に検討する考えを示した。

 特別委の質疑で「市議会で議決した法定協の設置議案は、二市八町の枠組みが前提だった。桂川町の離脱で法定協はなくなったということか」とただしたのに対し、江頭市長は「二市八町の枠組みは事実上崩れた」との認識を示した。しかし、今後の対応を協議する法定協正副会長と首長による会合の開催時期については「一定の冷却期間を置きたい」と述べるにとどめた。

 この日の特別委では、このほかに「新たな枠組みを模索するならするで積極的に動かないと時間がない。早い段階で方向性を示すべきだ」「解散せずに新たな法定協を設置することも法的には可能。桂川町がいつでも戻ってこれるように、二市八町による法定協を解散せずに残しておく方法もある」などの意見が出た。(西日本新聞)
[6月30日2時17分更新]

370とはずがたり:2004/07/02(金) 15:46
>>257

[まちのかたち]市町村合併 議案、三たび否決の公算大−−智頭町議会 /鳥取
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040701-00000001-mai-l31
 ◇8日提案される議案
 ◇町長、町議を説得の考え
 鳥取市などとの大型合併で揺れる智頭町議会(定数18)に8日提案される合併関連議案に対し、反対(単独存続)派が過半数を占め、三たび否決される公算が大きいことが30日、毎日新聞の調べで分かった。反対派9人、賛成派6人で、未定が2人だった。ただ、反対派の中には「新しい提案理由があれば考える」とする町議も3人いた。織田洋町長は、1日開会の議会で合併議案の提案理由を示すなどして、町議を説得していく考えだ。【松本杏】
 単独存続派町長の辞任に伴う町長選で初当選した合併賛成派の織田町長は8日、2回否決された合併議案を三たび提案するが、反対派町議は「民意に従うだけでなく、民意をリードするのも議員の務め」「意見がぐらぐらするのもどうか」などと信念を吐露。「3回目の住民投票」といわれた町長選を経た以降も、単独存続を支持する心境に変わりがないことを明らかにした。
 賛成派からは「民意はこちら側にある」として、議案を否決した場合は「町議会は解散すべきだ」との意見がある傍ら、「議席が足りない」「今回否決されたら、もう合併はないかもしれない」などの声も聞かれた。
 一方、町執行部は単独派町議の説得と住民説明会用の資料にと、2014年度までの財政推計シミュレーションを作成し、議会の全員協議会で30日、町議に示した。しかし、町議からは地方債と公債の繰越金の整合性などを指摘され、数字のすり合わせと訂正に追われた。
 織田町長は「今の財政で単独は難しい」としているが、反対派町議の間では「推計は(合併か単独か)作る人により全く異なるものになる」と冷めた見方が支配的。02年11月以来、約1年半ぶりに作られたシミュレーションもいまのところ、町議の気持ちを劇的に変える材料になることはなさそうだ。
………………………………………………………………………………………………………
 ◆智頭町議会の投票行動◆
 町議  2回目 次回は     コメント
矢部政信  議長 議長 町長に町議説得の道は開くが……
西川憲雄   ―  × 単独で支持を受けた以上、貫く
岸本眞一郎  ―  ○ 否決するなら議会は解散すべき
谷口雅人   ―  × 合併に意思変えるなら辞職か引退
安住仁志   ―  ○ 合併に賛成だが、議席が足りない
佐々木隼人  ○  ○ 民意はこちらにある
中澤一博   ×  × 新しい提案理由がないと……
石谷政輝   ×  × じっくり検討すべき問題だ
国岡智志   ○  ○ 否決なら、もう合併はないかも
國岡恒雄   ×  × 同じ議案なら同じ結果になる
白間重明   ×  △ 状況による。まだ分からない
南肇     ×  × 合併にメリットないと確信
西尾弘    ○  ○ 本来は単独だが民意を尊重し賛成
酒本敏興   ×  × 個々の議員には信念がある
小林実夫   ○  △ 本来は単独だが結果は受け止める
國政隆昭   ×  × 新しい提案理由がないと……
小坂登志夫  ○  ○ 本来は単独だが民意を尊重し賛成
国石俊    ×  × 新しい提案理由がないと……
(○賛成、×反対、△未定)
※矢部氏は議長のため議決に原則加わらない。西川、岸本、谷口、安住の4氏は2回目の議決以降に議席獲得(毎日新聞)
[7月1日20時20分更新]

371とはずがたり:2004/07/06(火) 17:09
<九州・沖縄>

新「小城市」へ、4町に合併決定書交付 07月06日
http://www.saga-s.co.jp/

 来年三月一日に合併する小城郡小城、三日月、牛津、芦刈の四町に五日、古川知事から「廃置分合(合併)決定書」が交付された。七月中旬には総務大臣が合併を告示し、新「小城市」の誕生が正式に決まる。

 古川知事が江里口秀次小城町長、林富佳三日月町長、牧口新太牛津町長、中島正之芦刈町長にそれぞれ決定書を交付。「小城市になってよかったと思われるよう、県として支援していきたい」と話した。

 小城市は人口約四万五千人、面積は約九十六平方キロ。人口では県内五番目、面積では九番目の自治体となる。合併当初は分庁方式を採用し、現在の四町役場を利用して機能を分担。その後、新市で検討し、五年後をめどに新庁舎に移行する。

372とはずがたり:2004/07/08(木) 03:19
東北6県で「東北州」を 岩手県知事が道州制提案
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040707-00000132-kyodo-pol

 岩手県の増田寛也知事は7日までに、共同通信のインタビューで、北東北3県で導入を検討している道州制を、東北6県に拡大して「東北州」の実現を目指す考えを明らかにした。
 道州制は北海道が全国に先駆けて実現を目指しているが、増田知事の東北州構想はこれに続くものとして注目される。
 ただ、青森、秋田、岩手の北東北3県による検討会の議論が進んでいない上、東北6県の知事の道州制への考え方に相違があるため、実現には曲折が予想される。
 増田知事は「これ以上東京への一極集中を進めて良いのか疑問だ。東北6県が強い地方政府をつくり、経済や地域を自立させ、東京への対抗軸となる必要がある。県単位を超えたつながりを持つことが大切」と強調した。
 具体的な道州制の在り方として「県は残し、欧州連合(EU)のように包括的なまとまりをつくり、共通の自治憲章を制定するなど(独自の)やり方がある」との考えを示した。(共同通信)
[7月7日17時19分更新]

373とはずがたり:2004/07/08(木) 20:46
市圏制か。

自治体、「市」「圏」に再編=地方分権で改憲試案−鳩山元民主代表
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040708-00000702-jij-pol

 民主党の鳩山由紀夫元代表は8日、地方分権に関する分野で独自の憲法改正試案を発表した。9日発売の月刊誌「Voice」に掲載される。
 試案によると、現在は都道府県や市町村で区分けされている地方自治体を、立法権や課税自主権を持つ基礎自治体としての「市」と、主にその相互調整を行う広域自治体としての「圏」に再編。国の権限は、外交や安全保障、マクロ経済政策などに限定するよう提案している。(了)(時事通信)
[7月8日15時32分更新]

374とはずがたり:2004/07/08(木) 21:23
町議会が三たび合併否決 鳥取、住民の声無視
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040708-00000226-kyodo-pol

 鳥取市などとの合併をめぐり混乱の続く鳥取県智頭町は8日、定例議会で合併に関する議案を反対多数で否決した。議会で合併議案を否決するのは3度目。
 同町がこれまで2度実施した合併に関する住民投票は合併賛成が多数を占め、6月の町長選でも賛成派の織田洋町長が当選。しかし、反対派が多い議会によって、住民の声が無視される異例の結果となった。
 智頭町や鳥取市など10市町村が11月に予定していた合併は今後、智頭町を除いてあらためて手続きを進め、9市町村での合併を目指す。
 同町は合併をめぐり、単独存続を主張していた寺谷誠一郎・前町長が住民投票の結果を受け5月に辞職。合併協定書に調印後も、議会が2度にわたって合併に関する議案を否決した。(共同通信)
[7月8日20時39分更新]

375とはずがたり:2004/07/11(日) 01:16
<関東・東山> 山梨県

[市町村合併]トンネル建設、合併の条件に−−任意協で道志村長 /山梨
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040710-00000006-mai-l19

 都留市と道志村の第3回任意合併協議会が9日、都留市役所で開かれた。冒頭のあいさつで同村の佐藤卓司村長が「市と村をつなぐ2000から3000メートルのトンネルが約束されれば、村民は合併に異議はない」と切り出し、トンネル建設が合併の条件となる考えを明らかにした。
 佐藤村長は協議会後、報道陣に対し「トンネルができれば、両市村は15分で行き来できる。トンネルができなければ合併できない」との考えを示した。また、6月に同村と横浜市との友好・交流に関する協定を結んだ際、同市の中田宏市長から「(道志村は)単独でいてほしい」という趣旨の発言があったことを明らかにした。
 両市村は現在、県道1本で結ばれている。協議会では、同村側の委員からも「トンネル建設の具体的な話はどうなっているのか」との質問が出て、協議会長の小林義光・都留市長は「新市の財源となる特例債が県道のトンネル建設に使えるのかなどについて、県と協議しながら調べていく」と述べるにとどまった。
 この日、協議会で各小委員会が設置され、トンネル問題は今後、新市建設計画作成委員会などで協議される。(毎日新聞)
[7月10日19時42分更新]

376荷主研究者:2004/07/19(月) 02:14

【北上市:人口増加速へ対策本部設置】
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2004/05/20040528t31020.htm
2004年05月28日金曜日 河北新報
北上市、人口増加速へ対策本部設置 育児支援など強化

 岩手県北上市は「人口増加対策本部」を6月中に設置する。人口減少が顕著な岩手県内の市町村の中で、同市は増加を続ける数少ない自治体だが、近年は伸び悩み気味。本部は、住環境の整備促進や育児支援など人口増につながる施策をまとめる。2010年までに市単独による10万都市を目指している。

 対策本部は三役と部長級以上の幹部職員で構成。ほかに、30―40代の職員十数人と、一般公募する市民数十人による二つの研究グループを設置する。年内に最終報告をまとめ、05年度予算や、市の中期計画に反映させる。

 市の人口は9万2834人(4月末現在)。1991年4月の、旧北上、和賀、江釣子の3市町村による合併時は8万3000人で、以後年平均740人のペースで増えてきた。

 国立社会保障・人口問題研究所が昨年12月にまとめた将来推計では、同市の人口は30年に10万3590人に達する見通しだ。

 しかし、増加幅は93年度の1300人をピークに年々減少しているのが実態。02年度は284人増にとどまり、上昇カーブは鈍っている。

 伊藤彬市長は「10万という数字は適正なまちの規模を考える上での目安であり、人口増は地域の活力を示す指標の一つ。具体的に何をすべきかを考え、市の施策に幅広く反映させたい」と話している。

377とはずがたり:2004/07/23(金) 01:29
“卒業視察”「やましくない」 兵庫「合併7町長」ら欧州から帰国
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040722-00000026-san-soci

 来春の市町合併で残り任期がわずか八カ月しかない中、一人あたり六十万円の公費で九泊十日の欧州視察旅行に出かけていた兵庫県北部の七町長らが二十二日、帰国した。町長らは「観光といわれるのは心外」「六十万円以上の成果を返せばよい」などと述べ、やましさはないと主張。しかし、合併自体が財政難を理由に進められただけに批判は強く、開き直りとも取れる発言に今後、反発が強まることも予想される。
 観光要素が強いとされる視察旅行に参加したのは来年四月に新「豊岡市」になる日高、城崎など四町と、「朝来市」になる三町の各町長でいずれも合併前日に失職する。このうち四人は妻を同伴したが妻の旅行費用は自弁したという。合併の予定がない四町の町長も参加した。
 二十日に帰国した二人を除く九人の町長らは、前日にパリをたち、二十二日午前八時すぎに関西国際空港に到着。視察団長の清水豊・日高町長は「観光行政がわれわれの頭の中には常にある。君らのいう観光と僕らのいう観光とは違う」と強気の弁明に終始。出発前には「批判に反論しようがない」としていた西村肇・城崎町長も「視察が全部否定されるのはどうかと思う」と前言を修正した。
 今回の件では、豊岡市の市民グループから公文書公開請求書が日高町などに出された。清水町長は「批判があるかどうか、帰ってみないと分からない」と不安な表情を見せながらも「(視察は)全国どこの町村会でもやっているはずだ」と強い口調で語り、地元へ戻るバスに乗り込んだ。(産経新聞)
[7月22日15時43分更新]

378とはずがたり:2004/07/23(金) 16:52
行政が合併を厭がっているのは汚職・利権構造を崩されるのが嫌だったからだな
どっかにも貼ったような気がするがもう一回怒りを込めて貼り付け。
町長・町議会ともに解散して周辺町村と合併木津市作れ!!!

<京都>木津町長逮捕 不祥事続き町民から怒りの声
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040723-00000003-abc-l26

京都府木津町の町長が公職選挙法違反容疑で昨夜、逮捕されました。木津町では汚職事件も相次いでいて、町民からは、怒りの声があがっています。

「全国に恥をさらして恥かしい」「恥かしい。早く辞めて下さいの一言です」と町民からは怒りの声が聞かれました。京都府木津町の三桝武男町長は、今月11日に投開票された参議院選挙で、特定候補者の票の取りまとめなどを幹部職員らに依頼したとして逮捕されました。木津町では、2001年以降、汚職事件で町の幹部2人が逮捕されていて、今回のトップの逮捕は町政への信頼を再び揺るがす結果となりましたが、きのう会見した助役らは「倫理向上のために研修をしたい」と述べるにとどまりました。京都府警は、昨夜から町役場や町長の自宅などを捜索し、依頼を受けた幹部職員による票の取りまとめがなかったかどうかなどを調べる方針です。(朝日放送)
[7月23日12時20分更新]

379杉山真大 </b><font color=#FF0000>(sB4AwhxU)</font><b>:2004/07/24(土) 16:27
合併特例債とか議員任期特例とか鼻先に人参ぶら下げる真似しておきながら、こんな時には自治体任せにするのは無責任。

“短命首長”選ぶの? 合併直前 現職任期切れ
http://www.nishinippon.co.jp/media/news/news-today/morning_news007.html

 平成の大合併で、合併直前に首長の任期満了を迎える自治体が、通常通りに選挙を実施するかどうかで揺れている。新首
長が誕生しても直後の合併で失職するためで、「公選法の定め通りに」という順法派が大勢を占めてはいる。一方で、「選挙費
用の無駄遣い」との批判もあり、「無駄な行政コストを削るという合併の趣旨に反する」として、半世紀以上も昔の中央選管の見
解を盾に選挙を行わない構えの自治体も出ている。

■自治体の対応は二分

 大分県緒方町の山中博町長は来年三月四日で任期満了となる。ところが、町は同三十一日に周辺六町村と合併して「豊後
大野市」に移行する予定で、せっかく選んだ新町長も、在任二十六日で失職してしまう。
 町村長選には最低でも約三百万円の公費が必要とされる。住民や合併の相手先から「税金の浪費では」といった疑問の声も
聞かれるが、公選法は任期満了による地方公共団体の首長選について「任期が終わる日の前三十日以内に行う」と定めてお
り「現状では実施せざるを得ない」と山中町長。
 来年三月二十二日に四市町村での合併を目指す熊本県旭志村も、村長の任期満了が約一カ月前の二月二十五日。鹿児島
県笠沙町は合併を約三カ月半後に控えた今年十月九日に町長の任期満了を迎えるが、ともに、緒方町と同じ理由で選挙を実
施する構えだ。
 これに対し、来年一月二十四日に福岡県福間町と合併して福津市になる津屋崎町は選挙の実施を見送る。三日前の同二十
一日で町長は任期を終えるが、「合併するのに多大の出費をして在任数日の町長を選ぶのは意味がない」との判断だ。
 根拠として、一九五一年に全国選挙管理委員会(現中央選管)事務局長が出した「数日後に合併を控える場合は選挙を行わ
なくてもよい」とする見解を引っぱり出してきた。
 この見解に、公選法に対抗できるほどの効力があるか分からないが、総務省は「合併前の首長選に対する特例措置はなく公
選法に従うべきだ。しかし五一年の事務局長見解も承知している。最終的には自治体がどう判断するかだ」と、地方の側にげた
を預けている。

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380とはずがたり:2004/07/27(火) 02:25
<九州・沖縄> 大分県
[花いちもんめ]ってなんだ?
杵築市, 西国東郡 大田村,速見郡 日出町,山香町
※新市名(速見市,杵築市など)と新市役所の設置位置(杵築市役所,日出町役場)を巡り協議が難航,協議会を休止,合併協議を再開(3/30)
※新市名は「速見杵築市(はやみきつきし)」,新市役所に,現・杵築市役所を提案(5/28)
※新市名は「杵築市」,新市役所に,現・日出町役場を提案(6/7)
※新市名は「杵築市(きつきし)」
※新市役所に,現・日出町役場
役場も市名もでは日出町の我が侭となるよなぁ。。

[花いちもんめ]おおいた市町村合併 杵築など4市町村合併協が協議休止へ /大分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040724-00000006-mai-l44

 ◇杵築市・日出町・山香町・大田村
 杵築市、日出町、山香町、大田村の合併協議会(会長=八坂恭介・杵築市長)は日出町議会が合併関連議案を否決したのを受け22日夕、山香町役場で非公式の会合を開き、当面協議会を休止する方針を申し合わせた。
 町長の辞職願を提出した日出町の本田維憲氏を除く委員20人で話し合ったが結論は出なかった。会議後、八坂会長は日出町民から要望が強い新市名「杵築市」の見直しを「法定協で協議した重みを考えると変えられない」とし、協議再開については「3市町村の議会で今後の方向性が定まってから」と述べ、日出町長選の結果待ちではないことを明らかにした。(毎日新聞)
[7月24日21時6分更新

381杉山真大 </b><font color=#FF0000>(sB4AwhxU)</font><b>:2004/07/27(火) 15:53
そもそも、この調査結果からして必要性が薄いと言う証左なのでわ?

百里飛行場の民間共用化 認知度は“低空飛行”
http://www.ibaraki-np.co.jp/main/daily01.htm

 百里飛行場の利用促進に向け、民間共用化についての認知度や利用意向を調べた県のアンケート調査結果が26日、明らか
になった。北海道、沖縄県など就航が想定される4道府県ではまったく知られてなく、話題にもなっていなかった。便数確保など
にも影響しかねない認知度の“低空飛行”ぶりが浮き彫りになった形で、PR不足の実態に対して、同飛行場利用促進検討委員
会(委員長・石田東生筑波大教授)では「知事のトップセールスも必要」との声が上がっている。
 アンケート調査は昨年十二月から今年三月にかけて、百里飛行場の「後背圏」として県内と栃木・宇都宮地区、千葉・柏地区
の住民や企業・団体、市町村など、「相手先」として航空機利用による一定以上の住民交流のある全国十二道府県と旅行代理
店を対象に実施された。
 配布数は三千九百四十二で、回収率は30・3%。二十六日、水戸市内で開かれた同飛行場利用促進検討委に結果が報告さ
れた。
 調査結果によると、百里飛行場民間共用化についての「相手先」の認知度は十二道府県全体としては約60%だったが、この
うち就航が想定される北海道、大阪府、福岡県、沖縄県はいずれも飛行場名は知っているが、民間共用化について認知はなく、
話題にもなっていなかった。
 福岡県、沖縄県の旅行代理店各一社は飛行場名さえ知らなかった。
 「後背圏」の認知度は、県内が住民約70%、企業・団体約80%、市町村90%以上と高かったが、宇都宮・柏地区では住民、企
業・団体とも約10%、市町村40−50%と極端に低下した。
 利用意向については、「後背圏」の住民が観光で約70%、ビジネスで約50%、企業・団体(ビジネス)が約75%、市町村(業務)
が80%以上だったが、「利用しやすい時間帯の便設定」「便利な駐車場」「アクセス道路の整備」などを条件に挙げる声も多かっ
た。
 アンケート調査は百里飛行場利用促進検討委が本年度中に策定する「アクションプログラム」の一環として実施。二十六日の
第三回委員会では調査結果に基づいた基本方針や方策の柱が議論された。
 基本方針には地域振興などの視点も含まれているが、福島空港の事情に詳しい委員からは「まずは空港が採算をとるための
計画が先決。地域振興などは先の話だ」と、現実の厳しさを指摘する意見も上がった。

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382名無しさん:2004/07/27(火) 17:52
このサイト見てて思ったんですが、アホな新市町名が多くてげんなりしました。
ひらがな、旧国名の僭称、無意味な名前の創出…悲しいです。
http://www.kokudo.or.jp/new/cities/index.html
http://www.kokudo.or.jp/new/cities/sub/rireki.htm

383杉山真大 </b><font color=#FF0000>(sB4AwhxU)</font><b>:2004/07/30(金) 18:55
>>382
地名研究における当面の課題

                                      声   明

地名は日本の伝統文化の根幹をなすものであり、日本の歴史、地理、民俗、考古、すべては地名を由縁としている。それゆえ
に、私ども日本地名研究所は発足以来、地名の研究と保存に全力を傾けて今日にいたっている。
1999年12月、政府は新しい「行政改革大綱」を決め、全国の市町村を2005年まで現在の3分の1である1000以下にしようと、合
併を強引に進める方針を定めた。これは、明治21〜22年の町村大合併、また昭和37年(1962)の住居表示に匹敵する大改革
である。
一昨年から始まったこの大改革によって、合併市町村の新しい名がぞくぞくと誕生することになったが、その中には、私どもが
年来主張している由緒ある地名とはまったくかけはなれた、新市・新町の名がしばしば見られる。その安易な命名は、あるいは
いたずらにひらがな書きにし、または安易に方位方向を冠し、あるいは合併市町村の頭文字をとって合成し、あるいは根拠の
ない瑞祥地名をとるなど、あまりにもほしいままな命名が横行している。
これらは、その土地の実情を的確に反映しているものとは言えず、日本の地名の新しい受難時代の到来と言っても過言ではな
い。それは、地名の危機であるばかりでなく、日本人の風土感覚を狂わせる重大な問題を孕んでいる。
この現状を座視するにしのびず、私ども日本地名研究所はここに警告し声明を発表するものである。      2002年3月

                                                    日本地名研究所所長 谷 川 健 一

384杉山真大 </b><font color=#FF0000>(sB4AwhxU)</font><b>:2004/07/30(金) 19:06
                                     追  記

 新市町村の命名にあたっては、安易な方法にたよらず慎重な配慮をお願いしたい。そのためには、選考委員に歴史・地理・
民俗・国文学など地名に造詣の深い学識経験者の参加を、是非要望する。
 これまでの好ましくない命名を数例列挙すると、

※カタカナ・ひらがな書きの市町村名
  さいたま市(浦和・大宮・与野の3市)・あきる野市(東京都秋川・五日市の1市1町)・
  マキノ町(滋賀県高島郡海津・百瀬・西庄・剣熊の4村)
※恣意的な方位の濫用
  西東京市(保谷・田無の2市)・東村山市・東大和市・群馬県内の東村(吾妻郡東村・佐波郡東村・勢多郡東村)
※合成地名
  更埴市(長野県更級郡と埴科郡の頭文字)・生見尾村(生麦・鶴見・東寺尾の3村 現横浜市鶴見区)・
  七会村(茨城県西茨城郡の7村)・七郷村(福島県にあった明治期の村)・
  六会村(群馬県内の入山・小雨・日陰・生須・赤岩・太子の6村)・大田区(大森・蒲田の2区)

385杉山真大 </b><font color=#FF0000>(sB4AwhxU)</font><b>:2004/07/30(金) 19:06
※借用地名(国名・県名など大地名)
  沖縄市(旧コザ市)・東香川市・南国市・上越市
※瑞祥地名
  瑞穂町(栃木・東京・石川・長野・京都・兵庫など多数)・豊栄町(新潟・長野・愛知・岡山・広島など多数)・
  福富町(北海道・青森・島根・岐阜など多数)  
※その他
  昭島市(郷地・福島など8村の合併で昭和町となり、これが更に拝島村と合併)

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386とはずがたり@遠江国佐野郡出身:2004/07/30(金) 20:43
>>379
マッタクだ。お役人の責任逃れが見え見え。
半世紀前であれなんであれ形式的な選挙すること無し!

>>382-385
確かに,由緒有る地名が消されていくのは言語道断。
西近江市やひらなみ市が反対運動の結果旧郡名の高島市・海津市になりそうなのは評価できます。
一方で珍妙な湯陶里市等は全く以てみっともない。。ただ市名などは或る領域を象徴する性質の物なので或る程度の広域名の利用も市民感情を考えると已むを得ない面もあろうかと。(四国中央は宇摩市で良かったとは思うけど)
言葉同様地名もすり減り,瑞祥化されて行くものでしょうし。
柵飼→城東(きとう)(現在は小笠郡に吸収されて消滅)
埋田→梅田(大阪)
なくなってもあとからちゃんと判るようにちゃんと保存しておくべきでしょうねぇ。
都市部では郡名が消えてしまって昔何郡だったか調べないと判らない。。

387名無しさん:2004/07/30(金) 23:48
郡の変遷を見るときはここを使ってます
http://www.tt.rim.or.jp/~ishato/tiri/geodata.htm
選挙ネタで見つけたんですけどね
選挙区別議席獲得政党などは力作です

388とはずがたり:2004/07/31(土) 01:53
>>387
おお,すげえッス!教えていただき感謝ですm(__)m
>>386で海部郡+名草郡→海草(かいそう)郡など余り歴史的でないから旧郡名でもそれ程惜しくない地名もあると書こうとして名草が出て来ませんでしたが,これ知ってたら一発だったなぁ。。

389とはずがたり:2004/07/31(土) 19:54
これでもなお未だ独立独歩で行くのか?
智頭町に関してはそれ程,合併しろやとは不思議と思わないが,議員定数の削減・公務員の賃下げなど抜本的に行かねばやばいのでわ?
鳥取の周辺部となった周辺町村と比べて活気あるねぇと云わせるためには財政再建団体などへの陥落は避けたいところ。。

町長と教育長、報酬10%カットへ 福祉施設虚偽報告で−−智頭町 /鳥取
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040731-00000276-mailo-l31

 今年3月に完成予定だった福祉施設建設を巡り、智頭町が国や県に「完成した」と虚偽報告していた問題で、織田洋町長は30日、町長と教育長の報酬を当面の間、月額10%カットする意向を示した。9月議会に提案する予定。
 同問題の調査特別委員会で表明。報酬カットは、返還総額10億円余りを抱える厳しい町財政に対応するため。基金が4億円しかない同町は、財源確保のために今年度以降の事業見直しを急いでいる。
7月31日朝刊 (毎日新聞)
[7月31日18時40分更新]

390magenta:2004/08/01(日) 00:33
<北海道・東北>

滝川市、中空知法定協から離脱 中核病院建設や議員定数で対立とけず 
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&amp;d=20040731&amp;j=0023&amp;k=200407315235

【滝川】滝川市は三十日、中空知地域合併協議会(法定協、六市町)からの離脱を表明した。一月から論議を重ねてきた法定協は解散することになった。

 法定協に参加しているのは滝川、砂川、赤平、歌志内の四市と空知管内上砂川、浦臼の二町。人口約九万五千人の新市建設を目指していた。

 この日、滝川市内で開かれた全体会議で、猪股栄三委員(滝川商工会議所会頭)は「合併後も財政の厳しさは変わらない。自治体病院など難問も多く、滝川の七委員の総意として離脱したい」と表明。田村弘市長も協議会会長辞任を表明し、七委員全員が退席。これを受け、事務局が協議会の解散を提案、了承された。

 同協議会では、四市にそれぞれある市立病院の統廃合をめぐり、中核病院の建設位置について調整が難航。砂川に建てることでは一致したが、「砂川市立病院の現在地周辺」を主張する砂川と、「滝川市、赤平市寄り」とする滝川が対立。両論併記で全体会議に報告されることになった。

 このほか議員定数、農業委員会の設置数、消防本部の場所についても、滝川市と他市町の論議がかみ合わず、“迷走”が続いていた。

391とはずがたり:2004/08/01(日) 00:39
北海道は兎に角広い様ですから内地と同じ感覚で合併進めようとすると矛盾が生じそうですがねぇ。
それにしても芦別市,奈井江町,新十津川町,雨竜町,滝川市と離脱が相次げば空中分解も已む無しでしょうか…

赤平市, 滝川市, 砂川市, 歌志内市, 空知郡 上砂川町,樺戸郡 浦臼町
★中空知地域合併協議会(解散予定)(法定)
☆中空知4市2町任意合併協議会(任意)
※奈井江町,新十津川町,雨竜町が合併協議から離脱,9市町での任意協議会を解散(2003/11/30)
※法定協議会設置(2004/1/1)
※新市名公募予定(住民対象)
※浦臼町は飛び地
※奈井江町の合併の是非を問う住民投票の結果(2003/10/26)
※一般投票(18歳以上〜):「賛成(26.4%)」「反対(73.6%)」
※子供投票(小学5年生以上〜)「賛成(15.8%)」「反対(84.2%)」
※芦別市,奈井江町,新十津川町,雨竜町は単独自治継続へ
※滝川市が合併協議から離脱の意向を表明(7/30)
※協議会を解散予定
http://www.glin.org/prefect/upd/hokkaido.html

392とはずがたり:2004/08/03(火) 23:43
えらい嫌われッぷりだが…

土佐山田町「香美市」へ合併 困難に
http://mytown.asahi.com/kochi/news02.asp?kiji=3577

 3町村合併の賛否を問う土佐山田町の住民投票は1日あったが、台風10号通過後の大雨の影響もあり投票率が50%に満たず、不成立となった。住民アンケート結果が公表された香北町と物部村ではいずれも反対が過半数に。橋本知事が初めて住民説明会に参加したことで注目を集めた「香美市」合併の行方。民意は賛成を示さず、合併は極めて困難になった。

 土佐山田町の住民投票の投票率は41・15%にとどまり、県内であった合併をめぐる住民投票では初めて不成立となった。ほか2町村の住民アンケート結果も踏まえ、門脇槙夫町長は合併は厳しくなったとの見方を示した。当日の投票資格者数は1万7697人だった。

 1日夜、記者会見した門脇町長は「天候も一つの要因だと思うが、残念な結果で厳しく受け止めている」と話した。当初から町民の合併への関心の低さが懸念されていたうえ、早朝から強く降り続いた雨が住民の足を投票所から遠ざけた。

 一方、住民投票の実施を求めてきた町民有志は「過半数の人が、合併推進という町の立場を信任しなかったということだ」と話している。

        香北と物部 反対過半数

 香北町、物部村はそれぞれ1日、土佐山田町を含む3町村の合併に関する住民アンケート結果を発表した。

 いずれも3町村での合併について、賛成▽どちらかといえば賛成▽反対▽どちらかといえば反対▽わからない−−の五つの選択肢から選ぶ内容で、20歳以上の住民に7月中に配布した。

 集計の結果、香北町では4836人のうち73・78%から回答があり、賛成とどちらかといえば賛成を合わせた「賛成」は1302人、反対とどちらかといえば反対を合わせた「反対」は1878人だった。

 同様に物部村では2683人のうち71・67%から回答を得て、「賛成」が689人、「反対」が1086人だった。

(8/2)

393とはずがたり:2004/08/04(水) 16:01
内海、池田2町合併協議会事務所を開設
http://mytown.asahi.com/kagawa/news02.asp?kiji=6707

 小豆郡3町合併協議会から離脱した内海、池田両町は3日、「内海町・池田町合併協議会」事務所を開いた。池田町保健センターで、3町合併協があったのと同じ部屋。池田町の八木壮一郎町長は「土庄町の受け入れを念頭に置きながら協議する」と話したが、合併特例法の期限の来年3月末をにらんで2町合併を急ぐ方針。ただ、県が支援に消極的な姿勢を見せていて、なお曲折が予想される。
 2町が特例期間内に合併すれば、十数億円の国や県の補助があるほか、多額の特例債が認められるという。国が小規模市町村の合併促進を強めようとしていることもあり、人口約5500人の池田町は合併を急ぎたい意向だ。
 一方、2町とたもとを分かった形の土庄町は、3町合併を期待しながらも、単独の生き残り策も模索する。財政再建策を職員に募り、160人から人件費削減など333件の提案があった。これを検討し、1年以内に具体化に入りたいとしている。
 真鍋武紀知事は2日の定例会見で、各町の動きについて「(どの町も)3町合併を否定してはいない」と前置きしたうえで、「小豆郡は3町合併が望ましい。駆け引きや条件闘争をする時期ではない」と、2町合併の動きに疑問を呈した。
 また、内海、池田両町が県に要請した合併重点支援地域の指定には「2町をしゃかりきになって応援することは考えていない」と消極的な考えを示している。
(8/4)

394とはずがたり:2004/08/04(水) 16:45
いなべとさいたまとうきはは平仮名市名即刻辞めい!!員弁・埼玉・浮羽良い地名ではないか!

吉井・浮羽町県に合併申請 来年3月に「うきは市」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040804-00000072-nnp-kyu

 福岡県吉井、浮羽町の両町長は四日、県庁を訪れ、来年三月二十日の「うきは市」発足に向け、二町の合併を麻生渡知事に申請した。県内の合併申請は四件目。麻生知事は九月定例県議会に合併案を提案。県議会の議決や総務大臣の告示を経て、正式に新市が誕生する。

 矢野幸次郎・吉井町長、堀万治・浮羽町長と両町の議長らが麻生知事に関係書類を提出。矢野町長は「合併重点地域の指定をお願いしたい」、堀町長は「自然を大事にする地域づくりを目指したい」と話し、麻生知事は「豊かな自然と歴史を持つ両町が力を合わせて発展してほしい」と述べた。

 新市は人口約三万四千人、面積百十七平方キロメートル。新市建設計画では地域を四ゾーンに分け、農業や自然を生かした地域づくりを目指すとしている。(西日本新聞)
[8月4日14時51分更新]

395とはずがたり:2004/08/04(水) 17:59
【財政難の山村が寄付を募り基金】

財政難の山村、都市住民が支援 長野・泰阜村の「基金」
http://www.asahi.com/politics/update/0801/004.html

 財政難に苦しむ山村のユニークな政策を都市部の住民にも応援してもらおうと、長野県泰阜(やすおか)村は1日、「住民参加型ふるさと思いやり基金」への寄付募集を始めた。すでに受け付け前から10件70万円の寄付が集まっている。地方への税財源移転が思うように進んでいないなか、同様の企画が各地に広がっている。

 泰阜村の基金条例は6月の議会で成立。寄付を求めるパンフレットを3千部作り、関東圏や中京圏の村人会などに呼びかけている。

 基金は、「福祉の村」として知られる同村の在宅介護サービス事業の促進など三つの事業に活用され、目標額は合わせて2500万円。募集に先駆けて、新聞記事などを見た県内外の人から、寄付が届いている。

 東京都荒川区の女性からは「我が家は代々東京在住で、故郷がありません。私のような者も、仲間に入れてください」との手紙とともに2口分の1万円が送られてきた。

 奈良県大淀町は1月の住民投票をきっかけに、合併せず単独方針を決めたばかり。まちづくりを考える住民団体のメンバーの中元悦子さん(52)は仲間とともに各1万円を送った。「単独でまちづくりをしていこうという泰阜村の姿勢にエールを送りたい」と言う。

 長野県松本市での会合に出席した松島貞治村長を訪ねて来た男性は「福祉に役立ててほしい」と50万円を手渡した。母親が泰阜村出身で、亡くなった父親も、同村の小学校に通学したという。

 小泉内閣が進める三位一体改革はこれまで、地方交付税が大幅に減額されるなど、小さな町村にとっては厳しい改革になっている。「ふるさとへの寄付」という形で都会から地方へのカネの流れを作り、税財源の偏在を考えてもらうきっかけにしようというのが基金の狙いだ。

 市町村の外側から支援を受ける基金の構想は、北海道のニセコ町で9月議会での条例案提出が予定されているほか、新潟県新井市、兵庫県篠山市でも検討されている。

(08/01 21:57)

396杉山真大 </b><font color=#FF0000>(sB4AwhxU)</font><b>:2004/08/06(金) 10:52
義務教育の国費負担分削減には疑問があるけど、これは只の逆切れに聞こえる。

文科相の「天下り」発言 知事「暴言だ」と激怒
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news003.htm

 橋本知事は五日の定例会見で、河村文部科学相が三日、国と地方の税財政を見直す三位一体改革に関連し、総務省(旧自
治省)出身の全国の知事を指して「天下りに近い状態」などと発言したことに、「暴言だ。見識を疑う」と怒りを爆発させた。橋本
知事は旧自治省の出身。
 河村文科相は閣議後の会見で、国から地方への補助金削減を進める総務省の動きをけん制して、「四十七人の知事のうち
二十人くらいは総務省出身。天下りに近い状態で知事になっている連中が、総務省の言うことをうのみにしては困る」などと発
言した。
 橋本知事は翌日の新聞報道で発言を知ったといい、「私だって(最初の知事選で)激烈な競争をやって(当選して)きているん
だから」と「天下り」発言に反論。「大臣の職にある人が言うべきことじゃない。とんでもない」と強い口調で批判した。
 総務省と文科省は、義務教育の補助金を削減対象にするかを巡って、激しい争いを展開している。

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397杉山真大 </b><font color=#FF0000>(sB4AwhxU)</font><b>:2004/08/06(金) 11:00
>>396
そもそも「万年総務部長」にしてこの体たらくだからなぁ・・・・・来年の知事選には新人に期待しよう。
#キシロが出てきたら考えるけど。

【ちん電】「運行継続大変厳しい」 日立電鉄廃止問題で知事
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news004.htm

 日立電鉄の廃止問題について、橋本知事は五日の記者会見で、「代替バスを検討する一方、常陸太田市は鉄道として何とか
残せないか模索している状況だ」として、同市を中心に運行継続の引き受け手となる会社を模索しているとした上で、「今の段階
でそういうところは見つかっておらず、大変厳しい情勢にある」と述べた。
 知事は「(経営を引き受ける)新しいところが出てきて、公的負担があればやるとなれば、常陸太田、日立市も含めて公的部門
としてどういう応援ができるか検討しなければならない」と強調する一方、「引き受けるところがなければ、代替バス路線をしっか
りと検討していく必要がある」とも述べた。

勤労福祉事業団破産 知事、経営責任追及には否定的
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news008.htm

 鹿嶋市の勤労者福祉施設「鹿島ハイツ」を運営していた県出資の財団法人「茨城勤労福祉事業団」が、多額の赤字を抱えて
破産手続きに入ったことについて、橋本知事は五日、「(県の)貸付金が未回収になることも含めて県民の皆さんに大きな迷惑
を掛けて誠に遺憾」と述べたが、過去の経営責任追及には否定的な見解を示した。
 知事は、県職員を派遣した二〇〇〇年度以降、単年度黒字だったことなどを挙げ、「最大限の工夫・努力をしてきた」と県の
取り組みを強調。改修工事による長期休館などで多額の損失を計上した一九八〇年代後半については、「当時の経営判断と
して、必ずしも間違っていたと責めきれない」と述べた。

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398とはずがたり:2004/08/09(月) 04:08
5市町村で合併を 八戸市議会意見を集約
http://mytown.asahi.com/aomori/news02.asp?kiji=6760

 八戸市議会は6日、八戸地域の合併について、6月まで同市と法定合併協議会を作っていた6町村のうち、田子町と新郷村を除いた4町村との合併で意見がまとまった。報告を受けた中村寿文市長は「議会の意見を尊重し、熟慮して決めたい」と話し、合併協議はこれまでの7市町村から、5市町村の枠組みで進む方向になった。

 同市によると、財政面で5市町村の方が効果的であることや、田子町と新郷村が加わると飛び地合併などになることもあり、「5市町村の結論になった」という。

 合併方式は同市への編入で、議員には在任特例を適用し、町村議員は市議になるが報酬は市議と町村議に差をつける1市2制度を採用。また、町村単位に地域自治区を設けて町村長は特別職の各区長になるなどの基本項目も固めた。

 一方、中村市長は報道陣に7市町村での合併を進めたいという考えを改めて示し、「なぜ5市町村なのか。理由と経緯を良く検討したい」と話した。今後は庁内の合併推進本部や三役会議で検討し、12日に開催予定の議員全員協議会で「結論を報告する」と述べた。


(8/7)

399荷主研究者:2004/08/10(火) 03:02

http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2004/07/20040703t71029.htm
2004年07月02日金曜日 河北新報
東北の県庁所在地助役会 新潟市に加盟打診へ

 東北6都市助役会議は2日までに、新潟市に加盟を打診することを決めた。事務局がある仙台市の佐々木謙副市長が6、7日に新潟市を訪ね、篠田昭市長や加藤健一助役ら市幹部に趣旨を説明する。加盟を契機に観光面などでの「東北7県」の広域連携を模索したい考えで、各県中心都市の連携強化は道州制論議にも一石を投じそうだ。

 助役会議は青森、盛岡、仙台、秋田、山形、福島の県庁所在地6市の助役(副市長)でつくる団体で、情報交換と交流が主な目的。
 今回の加盟要請では、新潟を含めた南東北4県の広域観光ルートを確立するなど、観光交流策も提案。将来の道州制導入を視野に入れ、行政と経済界の各レベルでの広域連携を研究することも申し出る。

 行政レベルの「東北」は、国の出先機関の管轄と同じ6県の枠組みが主流だが、北海道東北地方知事会には新潟県も加盟。民間レベルでは東北経済連合会も東北7県を枠組みにしている。
 仙台市は「圏域を考える時、経済界のエリアは無視できない。新潟が持つ中国やロシアへの窓口機能も、東北には欠かせない」と新潟市との連携の必要性を強調する。

 「東北」に新潟を加えようという今回の動きは、政府の第28次地方制度調査会の道州制論議も意識した。国が枠組みを指定するのではなく、地方が積極的に決める姿勢をアピールする狙いもある。
 佐々木副市長は「7県の今後について、主体的にグランドデザインを描かなければならない。新潟市との連携をそのきっかけとしたい」と話している。

400荷主研究者:2004/08/10(火) 03:26

http://www.chunichi.co.jp/00/thk/20040710/ftu_____thk_____003.shtml
2004.07.10 中日新聞
「大名古屋経済圏」構想 20市長が初会議

 東海地方の官民が共同で海外投資を促す「グレーター・ナゴヤ(大名古屋)経済圏」構想で、活動に賛同する愛知、岐阜、三重各県の20市長による初めての会議が9日、名古屋市内で開かれ、新たな取り組みに期待の声が相次いだ。

 会議は構想を提唱した中部経済産業局が主催し、小川秀樹局長が構想の概念や意義を紹介した後、意見を交換した。

 出席者からは「単独での誘致には限界がある。複数の方が効果が上がる」など歓迎する声が多かった。一方、「一体的に推進するのは難しく、調整が必要」「外国企業にどうアピールするのか」などの課題も指摘された。

 会議は今後も継続的に開かれる。

401香川県民:2004/08/14(土) 23:12
これまでの動き
2003年10月 高瀬+詫間+三野+仁尾の4町で三豊郡北部4町合併協議会が発足
しかし協議会で三野町の倉田町長が他町関係者の発言に対して不快感を露にしたり、協議会の開催に際して十分な調整を行わない等混乱
2004年4月 北部4町合併協議会休止、高瀬と三野は中央3町合併協議会に合流
2004年7月 三野町議会が倉田町長の辞職勧告決議案を可決、これに対して倉田町長が広報誌で町議の対応を批判
2004年8月 三野町の住民グループが倉田町長のリコールを求める署名を提出

合併賛否問う住民投票15日告示−三野
http://www.shikoku-np.co.jp/news/administration/200408/20040813000379.htm

詫間町との二町合併の賛否を問う三野町の住民投票は十五日、告示される。
同町では、倉田定宣町長が二町合併推進を訴える一方、周辺五町でつくる三豊中央合併協議会への合流を目指す住民グループが投票のボイコットを表明。二十二日の投開票に向け白熱した運動が予想される。

二町合併の賛否を問う住民投票は、倉田町長が町住民投票条例に基づき六月議会で発議した。

倉田町長は二町合併推進の理由について、「(休止中の)北部四町協議の経緯や住民アンケートを踏まえた結果。
信頼できる相手である詫間との合併を目指す」と説明。賛成が過半数を占め、投票資格者数の三分の一以上あれば、二町合併推進を決定済みの詫間町との協議が進展するとみられる。

一方、三豊中央合併協入りを掲げる住民グループ(川口喜夫代表)は、「独善で住民投票を決めた」などとして、町長のリコール(解職請求)運動を展開。
十二日には、三千三百七人分の署名を審査のため町選管に提出している。告示後は投票の不成立を目指し、ボイコット運動を本格的に行う構えだ。

402とはずがたり:2004/08/16(月) 22:05
<中部・甲信越> 山梨県

異様に合併したくない?これは合併後2,3年して小渕沢町民が心細くなった頃住民投票すべきかな。
まぁ広域合併派の俺でも北杜市なんて珍妙な市に合併などしたくはないがね。

[市町村合併]「北杜市」への合併是非問う住民投票、あす告示−−小淵沢町 /山梨
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040816-00000122-mailo-l19

 峡北地域7町村が合併して11月1日に誕生する「北杜市」への合併の是非を問う小淵沢町の住民投票は17日告示、22日投開票される。
 住民投票は、18歳以上の町民を対象に実施。小淵沢町と北杜市の合併に「賛成」「反対」のいずれかに「〇」をつける二者択一方式。
 7月5日の臨時町議会で可決された住民投票条例では、▽棄権は反対票扱い▽投票率50%未満なら開票しない▽合併への賛成者が、全有権者の半数を超えない場合、町は(結果を)尊重しなくても良い――などと規定されている。異例の条例には県内外から批判の声も上がっている。
 一方、町内では、中立的な立場の町民有志が公開討論会を開いたほか、合併推進派住民が「合併の是非を住民投票で決める会」(浅川健圃代表)、反対派も「町づくりを推進する会」(前島潔会長)を結成。双方、町民にチラシを配布してPR合戦を展開している。
 投票は町内6カ所で行われ、午後9時から町役場で開票される。

8月16日朝刊 (毎日新聞)
[8月16日16時45分更新]

403とはずがたり:2004/08/21(土) 18:58
権限は違っても法律上はなにか要件が違うのかな?
>自分の住んでいる自治体が町か村かは大きな関心事であり、選択の幅を広げることが重要」と、
>村同士の合併で人口8000人以上の場合、無条件で「町」になれる条例改正を行った。

町か村か 村同士の合併後、権限同じだがイメージに差 それが問題!? /長野
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040821-00000021-mailo-l20

 ◇住民のお気に召すまま? 牟礼村と三水村、今秋にもアンケ実施/「村」姿消す中で「要は中身」の声も
 「平成の大合併」で千曲市が県内のトップを切って誕生してから来月1日で1年。合併ラッシュが大詰めを迎えるなか、合併することで「市」や「町」になり、消えてゆく「村」がある。合併後の自治体を「町」と「村」のどちらにするか、今秋にも住民アンケートを実施する牟礼村と三水村に行ってみた。
 地方自治法上で、町と村では権限に違いはない。しかし県は昨年10月、「自分の住んでいる自治体が町か村かは大きな関心事であり、選択の幅を広げることが重要」と、村同士の合併で人口8000人以上の場合、無条件で「町」になれる条例改正を行った。
 「リンゴだって『村』が産地の方がおいしそう」。牟礼、三水村の合併協のホームページ掲示板で村内の中学生が、こう書き込んだのは昨年3月。人口計約1万3000人の両村は「町」にもなれるが、この中学生ら「村」を望む村民も多かったため、新自治体の名称アンケートで「町か村か」も聞くことにしたという。
 「町」「村」、それぞれどこに魅力があるのか。両村の住民に聞くと……。“町派”は「新しくて格が上がりそう」=中学生男子(13)、「村だと県外の人に山奥と思われる」=自営業男性(51)。一方“村派”は「村という響きに愛着がある」=アルバイト男性(18)、「自然をPRしたい」=自営業女性(50)=など。ただ住民の間では「どちらでもこだわりない」という意見が多く、関心は名称に集まっているようだ。
 県内では今年5〜6月、本城など筑北4村が「町か村か」で住民アンケートを実施。56%が町、44%が村を選択し「町」に決まった。自立を選択する村も多く、県内で村がゼロになる可能性は当面ないものの、全国的にみても相当数減る見込み。畑を耕していた男性(69)は青空の下、両村に広がる田畑を指して言った。「町と村どちらになっても、こののどかな風景は変わらないよ」

8月21日朝刊 
(毎日新聞) - 8月21日16時40分更新

404とはずがたり:2004/08/24(火) 00:36
>>402
地位にしがみつく小渕沢町議をとっとと首にして合流しろ!北杜市はみっともないから北杜市と小淵沢町の合併で北巨摩市or八ヶ岳市とすべし

市町合併:住民投票、賛成多数だが「否決」山梨・小淵沢町
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20040823k0000m040100000c.html

 山梨県小淵沢町は22日、11月に誕生する北杜(ほくと)市との合併の是非を問う住民投票を行った。合併への賛成が有権者数の半数を超えない限り「合併への反対多数」とする異例の条件で、棄権や無効票は事実上、反対と見なされる。投票は賛成が2312票で、反対の1631票を上回った。しかし、棄権などを含めると「反対」は2735票となり、賛成票は有権者の過半数に達しなかった。

 永住外国人を含む18歳以上の当日有権者は5047人(男2416人、女2631人)。投票率は78.90%。棄権は1065人だった。

 小淵沢町と同町議会は「単独で町制維持」の立場をとり続けてきた。町は、この方針を転換するには多数の住民の賛成が必要として、有権者の過半数という「全国的に珍しい条件」(総務省市町村課)を町住民投票条例に盛り込んだ。しかし、町民らから「合併へのハードルを必要以上に高くするものだ」「棄権者の『投票しない』意思をねじ曲げる」などの批判も出ていた。
    ◇
 鈴木隆一町長は「町単独で行きたいが、これだけ賛成があったのも事実。議会と相談したい」と話した。
毎日新聞 2004年8月22日 22時55分

405香川県民:2004/08/24(火) 00:47
>>401
自己レスです。

詫間と合併賛成多数−三野町住民投票
http://www.shikoku-np.co.jp/news/administration/200408/20040823000163.htm

詫間町との二町合併の賛否を問う三野町の住民投票が二十二日行われ、即日開票の結果、賛成が二千二百九十九票、反対は四百六十八票となり、賛成が圧倒的に上回った。
しかし、条例が成立投票数として定める総資格者の三分の一(二千七百四十八)以上には達しなかった。
二町合併に反対する住民グループの投票ボイコット運動などが影響したとみられ、投票率も37・53%と低迷した。

結果を受け、同町では今後、合併の枠組みを議論する動きが再び活発化する見通し。
ただ、倉田定宣町長は「今後も二町合併を志向する」としており、同一歩調をとる詫間町の動向も注目される。

当日の総資格者数は八千二百四十二人。投票総数は三千九十二票、無効・不受理は三百二十六票だった。

今回の投票では、二町合併の賛成、反対両派の運動に加え、山本、豊中、財田、仁尾、高瀬町でつくる三豊中央合併協議会への合流派が、投票のボイコット運動を展開、それぞれチラシの配布などで支持を訴えた。
ただ、情勢が複雑化したことも手伝い、有資格者のおよそ三分の二が棄権し、投票率は二〇〇一年の町長選や、〇三年の町議選をいずれも35ポイント以上下回った。

同町の住民投票は、町まちづくり条例に基づき、二町合併を推進する倉田町長が発議。
これに対し、三豊中央合併協入りを目指す住民グループは、「独善で投票を決めた」として町長リコール運動を起こしている。

結果を受け、倉田町長は「成立しなかったことは残念だが、投票者の七割以上が詫間との合併に賛成したことに意味がある。
今後も二町合併を志向し続けたい」と表明。

リコール運動を展開する住民グループの川口喜夫代表は、「今回の住民投票への町民の不満が結果に表れた。
町長の解職を成立させ、三豊中央側への合流を実現させたい」と述べた。

406とはずがたり:2004/08/24(火) 00:55
>>405
高瀬・仁尾に逃げられた三野・詫間と云う形ですが,この低投票率は住民にとっては判りにくいの一言なんでしょうかねぇ。

407無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/08/30(月) 19:19
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040829-00000314-yom-pol
福井・鯖江市長のリコール成立、合併問題めぐり全国初

 福井市などとの合併問題をめぐり、福井県鯖江市の辻嘉右ェ門市長(64)の解職の可否を問う住民投票が29日行われた。

 即日開票の結果、解職賛成が有効投票の過半数を占め、市長リコールが成立した。「平成の大合併」をめぐる市長解職は全国初。50日以内に出直し市長選が実施される。

 投票率56・36%。確定票は次の通り。

 賛成18178

 反対10149

408とはずがたり:2004/08/30(月) 22:50
能代市or山本市or米代市でいいではないか?

能代市, 山本郡 琴丘町,二ツ井町,八森町,山本町,八竜町,峰浜村
★能代山本市町村合併協議会(法定)
※法定協議会設置(2004/5/17)
※新市名候補10点:白神(しらかみ),米代(よねしろ),北都,あきた白神,秋田白神,しらかみ,七郷(ななごう),七里(ななさと),北羽(ほくう),よねしろ

白神山地は隣町、でも新市の名前は「白神市」 秋田
http://www.asahi.com/politics/update/0830/005.html

 秋田県の能代市と周辺6町村は、30日の合併協議会で新市の名前を「白神市」と決めた。4市町村が世界遺産白神山地のふもとに位置するというのが最大の理由だ。

 だが、秋田県側の遺産登録地域4千余ヘクタールは、すべて隣接する藤里町に属する。当初は同町も合併話に加わっていたが、昨年離脱し、「独立」を表明した。

 新市は「白神」のブランドを地域経済の活性化に利用したい考え。藤里町抜きでは据わりが悪いのか、首長らは「門戸はいつも開いています」と秋波を送っている。

(08/30 20:19)

409杉山真大 </b><font color=#FF0000>(sB4AwhxU)</font><b>:2004/09/04(土) 11:45
北部(平潟・関南・大津)はいわき市、中南部(中郷・磯原・関本・華川)は高萩市と言う風に分割合併できないの?

北茨城 合併アンケ3パターンに分裂 市町村合併 「相手を絞り込めない」 市長困惑
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news003.htm

 北茨城市は三日、市民を対象に行った合併アンケートの結果を明らかにした。合併相手は「高萩市・日立市・十王町」「高萩市」「福島県いわき市」の
三パターンが、ほぼ並び、村田省吾市長は「とても合併相手は絞り込めない」と困惑している。
 今年五月、三千人に調査票を郵送し、千二百五人(40・2%)から回答があった。
 合併相手は、高萩・日立・十王が35・3%でトップだったが、小差で高萩34・5%、次いでいわき26・0%だった。北茨城市は一九五六年、七町が合
併して誕生したため、南部の中郷町が高萩市と、北部の平潟町がいわき市となど、隣接地域との合併を希望している。村田市長は「県境を越えたいわ
き市が多いのに驚いた。合併情報を引き続き提供し、市民の考えがまとまっていくのを待ちたい」とし、合併相手には触れなかった。
 県は県北の合併パターンとして、まず、日立市・十王町(十一月合併予定)、北茨城市・高萩市が合併し、次に両者が一緒になる二段階方式を想定し
ている。

[My HP] http://politics.mtcedar.com/
      http://mtcedar.txt-nifty.com/

410とはずがたり:2004/09/04(土) 16:21
北部は勿来の関を挟んでいわき市に隣接。南部工業地帯などは高萩市の手綱工業地帯と隣接。
高萩は日本加工製紙の経営破綻などがあって市の財政も苦しいから嫌がられた?
それにしても北茨城市は7町合併で分散型のミニいわき市といった感じだったんですな。

北部(平潟・関南・大津)…最寄り駅:大津港駅・北部市民サービスセンター・関本PA・五浦海岸
中部(磯原・関本・華川)…最寄り駅:磯原駅・市役所・北茨城IC
南部(中郷)…最寄り駅:南中郷駅・南部市民生活センター・中郷SA・南部工業団地・高萩IC

中郷・磯原・華川・関南・大津・平潟・関本の人口構成は以下の如し
http://business2.plala.or.jp/kitaiba/admin/cp/plan_04.htm

411とはずがたり:2004/09/04(土) 16:24
>>410
むしろ
北部(平潟・関本・関南・大津)
中部(磯原・華川)
南部(中郷)
な感じか?

412とはずがたり:2004/09/04(土) 18:46
静岡は大震災への備えで100%なのだが,栃木はそんなに安全なの?

防災無線導入に地域格差 静岡100%、栃木30%強
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040904-00000016-kyodo-pol

 水害や地震、火山噴火などの災害情報を住民に一斉に知らせる防災行政無線を導入している市町村は、静岡県が100%だった一方、栃木県は最低の30・6%と最大約70ポイントの格差があることが4日、総務省消防庁の都道府県別集計(3月末現在)で分かった。全国の整備率は67・8%だった。
 7月の新潟集中豪雨では防災無線を導入していないため避難勧告が十分に伝わらなかった自治体もあり、消防庁は「住民の安全を確保する最低限の手段」として導入を強く求めている。
 調査によると、市町村の導入率が90%を超えていたのは静岡のほか、千葉、東京、神奈川、山梨、岐阜、和歌山、鳥取の7都県。一方、栃木、福岡両県は30%台と低かった。
(共同通信) - 9月4日11時29分更新

413香川県民:2004/09/05(日) 21:24
先ほどの紀伊半島沖の地震で高知県沿岸部に第一波が到達したのは19時46分。
しかし実際に津波注意報が発令されたのは20時16分。

気象庁の対応の遅さに驚くばかりです┐(´〜`)┌

414とはずがたり:2004/09/05(日) 22:10
地震の時,信号待ちしてました。小刻みにクルマが揺れて気付きました。
念のため京都高速の工事現場下の新油小路通は迂回しました。。

415とはずがたり:2004/09/08(水) 14:04
>>402 >>404
北杜市+小渕沢町→峡北市でもよか

[市町村合併]9月議会、賛否勢力逆転も−−小淵沢町の住民投票受け /山梨
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040907-00000134-mailo-l19

 ◇反対派や中立議員、態度変える動き
 11月1日発足の「北杜市」との合併の是非を問う小淵沢町の住民投票(8月22日)結果は、合併賛成票が反対票を681票上回った。この結果に町当局や町議会の動揺は大きく、「民意は合併」を突き付けられた反対派や中立議員の中には「謙虚に受け止めたい」と従来の態度を変える動きが出てきた。
 鈴木隆一町長らは、15日開会の9月定例町議会の乗り切りに力を入れるが、審議結果により議会内の賛否の勢力が逆転する可能性も出ている。
 今回の住民投票は、財政、行政の広域化問題などから、町の単独存続方針に危機感を抱いた北杜市合併賛成派の住民有志組織「合併の是非を住民投票で決める会」が、合併推進を求め署名活動の開始の動きを見せた。
 これに対して、鈴木町長や2年前の「単独での存続」議決を支持する議員らは「町政の早期混乱収拾」を目指し、合併賛成派の先手をとって住民投票条例を制定した。
 ところが、住民投票は賛成票が反対票の約1・4倍という結果となり、町政混乱に拍車をかけた。事態を重視した鈴木町長らは、投票日直前に峡北合併協議会が出したコメントに抗議したり、合併方式などについても質問状を出したりするなど、10日の議会全員協議会での巻き返しを狙う。
 町議会の賛否両派は「議会で決めた条例規定や従来の単独での存続方針を尊重すべきだ」「民意を表した投票結果を重視。町長の決断が大切」と一歩も引かない。反対、賛成両派の取り込み合戦に、反対派や中立議員の中から「従来のしがらみを絶ち、町民の総意を尊重すべきだ」「議員本来の活動に戻りたい」との動きが数人出ており、9月議会で両派の勢力争いがどうなるかは流動的だ。

9月7日朝刊 
(毎日新聞) - 9月7日16時41分更新

[市町村合併]北杜市の暫定市長に、伊藤好彦・白州町長が就任へ /山梨
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040907-00000135-mailo-l19

 峡北地域7町村が合併して11月1日に発足する「北杜市」の初代市長職務執行者(暫定市長)に峡北地域合併協議会長の伊藤好彦・白州町長の就任が6日までに決まった。
 初代の市長職務執行者は、各町村長間の事前調整で伊藤町長の選出でほぼ固まっていた。3日に須玉町で開かれた7町村長で組織する同地域合併調整運営会議で正式に就任が了承された。
 伊藤・職務執行者は11月1日に就任する。同日、選挙管理委員会を開いて委員長を決め、市長選と合併特例法の定数特例を適用する市議選(定数37)の選挙日程を決める。
 市長、市議選は合併後50日以内と決められているため12月5日ごろが有力となっている。市議選は、今回に限り旧町村単位で選挙区を設けて行う。次回は法定定数の26人で選挙するが、選挙区を設けない大選挙区となる見通し。
9月7日朝刊 
(毎日新聞) - 9月7日16時41分更新

416とはずがたり:2004/09/13(月) 13:05
村営分譲住宅地:「新幹線代支給」に反響700件−−福島・泉崎村
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20040911dde041010060000c.html

 村営分譲住宅地の販売不振の打開策として、土地購入者に3年間を期限に300万円まで新幹線通勤費を支給するなどの販売促進策を打ち出した福島県泉崎村に、問い合わせや照会の電話が相次いでいる。ユニークな販売促進策がテレビや雑誌などで相次いで紹介されたためで、以前は月に5、6件だった電話や電子メールによる問い合わせが、この3カ月間で700件になった。通勤費を支給した
例はまだないものの購入予約は計18件あったという。一番反響の大きかったのは、5日午後1時などにTBS系計15局で放送された「噂(うわさ)の!東京マガジン」の直後。同番組の辛口で社会事象を切る「噂の現場」コーナーで紹介され、5日から7日まで計300件の問い合わせがあった。バブル期に造成した宅地と工業団地で借金は一時68億円まで膨らみ、村の財政は今も深刻。一連の報道を受けて村には「『住民税を払いたい』と思える土地がやっと見つかったかもしれない」などの応援メッセージも届いているという。

毎日新聞 2004年9月11日 東京夕刊

417magenta:2004/09/13(月) 18:25
<東北・北海道>北海道
私の地元ネタです。両者とも自立志向のようでしたが…

桜井氏が初当選 現職・井坂氏を破る 美唄市長選
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&amp;d=20040913&amp;j=0023&amp;k=200409131951

【美唄】任期満了に伴う美唄市長選は十二日投票、即日開票の結果、新人で元市企画財政部長の桜井道夫氏(54)=無所属=が、現職で三選を目指した井坂紘一郎氏(64)=同=を五千百三票差で破り、初当選を果たした。

 当日有権者数は二万四千七百七人。投票者数は一万七千七百三十人で、投票率は71・8%。前回は無投票で、四人が立候補した前々回の市長選を1・9ポイント上回った。無効票は一九五。

 桜井氏は知名度不足を補うため、早々と二月半ばに出馬表明した。札幌出身の井坂氏に対し、「美唄出身」をアピール。市町村合併や地域医療などの懸案では対立点が明確にならない中、地縁・血縁を生かして支持を広げた。

 桜井氏の支持者が組織内に浸透した結果、前回と前々回は井坂氏を推薦した自民党美唄支部と市職労が自主投票を決め、美唄市農協は両氏を推薦した。こうした政党・団体の対応も桜井氏に有利に働き、草の根選挙で当選を勝ち取った。

 井坂氏は福祉に重点を置いたまちづくりなど二期八年の実績を強調。行政の継続性を訴えたが、市政刷新の声に屈した。

418とはずがたり:2004/09/14(火) 22:49
今の今まで石油コンビナート計画が残っているというのがねぇ…。
これでITERの誘致に失敗したらどうなるんだろ。
サークルの後輩が先日旅行した下北半島で烏賊がめっちゃうまかったとの事。何でも良いけど自然破壊だけは止めて欲しいねぇ。

コンビナート正式断念 誘致、ITERが柱
むつ小川原開発 県が改正素案
http://mytown.asahi.com/aomori/news02.asp?kiji=6940

 県は13日、六ケ所村など16市町村の将来像を定めるむつ小川原開発基本計画の改正素案を公表した。構想が頓挫している石油コンビナート誘致を約30年ぶりに正式に断念する一方、フランスと誘致合戦を繰り広げている国際熱核融合実験炉(ITER)の誘致計画を新たな柱として盛り込んだ。県議会などの意見を聞いた上で、06年7月の閣議了解を目指す。

 巨大臨海コンビナートを軸とした同地域の開発計画は69年5月、国の新全国総合開発計画に盛り込まれ、同地域に関する第1次基本計画が72年に策定された。85年には、核燃料サイクル施設立地を盛り込む改正を実施、国や県は95年から開発の方向性についての見直し検討に着手。3年後に、石油コンビナート誘致を外した新計画の骨子をまとめたが、計画は変更していなかった。

 変更の遅れについて、県むつ小川原振興課は「見直しの検討開始が遅れた上、国との調整などで時間がかかった」と説明している。

 素案は5180ヘクタールを対象にし、外国人研究者や技術者が住む「レイクサイドビレッジ」の整備や水素などの新エネルギーの研究開発の蓄積なども盛り込んだ。また、推進にめどがたっていない液晶パネルなどの先端技術産業の蓄積をめざす「クリスタルバレイ」構想も入った。素案は20年代までの指針としている。

 また、核燃料サイクル事業について素案は「安全確保を第一に慎重かつ総合的に対処していく」としている。

 この点について、この日素案の提示を受けた県むつ小川原開発審議会の委員からは「記述が臆病(おくびょう)だ。積極的に推進を図る、と踏み込むべきだ」(青森大教授・末永洋一委員)などの意見が出た。


(9/14)

419とはずがたり:2004/09/14(火) 23:03
<中国・四国>徳島県

順調なら25市町村に進む「平成の大合併」
http://mytown.asahi.com/tokushima/news02.asp?kiji=4389

 財政支援などが盛り込まれた「合併特例法」の期限となる05年3月31日を目指して、県内各地で合併協議が進んでいる。10月1日には麻植郡4町村による「吉野川市」が誕生する。来春の「美馬市」など、3つの地域でも既に合併調印が終わっている。計画通りならば、現在の50市町村が25市町村になる。しかし、三野町など3町と協議を進めている井川町が合併離脱を表明するなど、「平成の大合併」は壁も少なくない。

 ■ 誕生

 「吉野川市」の一角を担う山川町は11・12日、週末の閉庁時を利用して庁舎内のレイアウトを大幅に変更した。新市は分庁舎方式を採用、同町には教育委員会と水道部が入るためだ。それ以外の各課の書類は約2千箱の段ボール箱に詰められ、30日に他3町村に運ぶ予定だ

 05年3月1日には、脇、美馬、穴吹の3町と木屋平村が合併して「美馬市」に、半田、貞光両町と一宇村による「つるぎ町」が誕生。同4月1日には吉野、土成、市場、阿波の4町による「阿波市」が発足する。いずれも合併協定書に調印し、知事への申請をすませている。

 また、鷲敷町など5町村の合併を目指す丹生谷合併協議会は、11月初めにも、05年3月1日の「那賀町」発足に向けた合併調印をする予定だ。このほか計14町村が4つの合併協議会で話し合いを重ねている。

 ■ 離脱

 三好町など3町と合併協議を進めている井川町が今月に入って合併協議会からの離脱を表明した。財政格差是正など同町の要望を受け入れる形で合併協議は進んでいたが、「合併によるスケールメリットが少ない」というのが主な理由だ。三加茂、三好両町は三野町と3町で合併を進める意向だが、三野町の竹重義博町長は「白紙から考えざるを得なくなった」としている。

 日和佐、牟岐両町と合併協議を続ける由岐町。24日開会の9月定例議会で、合併是非を問う住民投票条例案を提案する予定だ。同町は「公共料金の改正や行政サービス変更など合併による影響は大きい。住民の意向を踏まえた上で判断したい」としている。

 ■ 市部でも

 阿南市と羽ノ浦、那賀川両町は、9月定例議会に1市2町による法定協議会設立議案を提案。「足腰の強い自治体をつくり、住民サービスの向上に努める」(阿南市合併対策室)としている。

 小松島市も西川政善市長が9月定例議会で、勝浦町との合併協議を表明。「行政基盤の整備、効率化」が理由だ。12日の一般質問で、全世帯(1万6221)対象の住民アンケート結果が速報値として公表された。約4800世帯のうち66%が勝浦町との合併に賛成で、合併協議は加速しそうだ。

   ×  ×  ×

 こうした動きに県市町村合併支援チームの福田哲也上席企画監は「協議会の運営に補助金を出したり、県外の成功例を紹介したり、県として最大限支援したい」としている。

(9/14)

420magenta:2004/09/14(火) 23:06
<東北・北海道>北海道

新市名「知床市」断念、「東知床市」に…斜里町反対で
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040914-00000211-yom-soci

来年10月の新市誕生を目指している北海道・羅臼町と中標津町の合併協議会は14日、一時有力視された「知床市」について、知床半島一帯の世界遺産の登録を目指して羅臼町と共同で作業を進めている斜里町の反対を考慮して使用を断念、新市の名称を「東知床市」と決めた。

 羅臼町は知床半島の知床連山の稜線を境に東側に位置し、中標津町は半島の基部にある。合併協議会は今年6月、新市名称を全国公募したところ「知床市」がトップとなり、「知床市」の名称が有力となった。

 ところが、この「知床市」案について、半島西側にあり、知床観光の中心地に位置する斜里町が猛反発、反対の署名運動を繰り広げ、世界遺産登録の作業への影響も心配されていた。

 羅臼町の脇紀美夫町長は「知床に東を付けて配慮した。斜里町の理解を得たい」と話している。
(読売新聞) - 9月14日22時53分更新

421とはずがたり:2004/09/14(火) 23:19
>>419
美馬郡も三好郡も海部郡も二つに別れての合併となるか?其れにしても海部郡の新町名が醜悪なり。http://www.glin.org/prefect/upd/tokusima.html

●那賀町2005.3.1
那賀郡 鷲敷町,相生町,上那賀町,木沢村,木頭村
  ★丹生谷合併協議会(新町名募集案内)(法定)
  (推) 11,203 (国) 11,893 [面]694.86

●美海町2005.10.1
海部郡 由岐町,日和佐町,牟岐町
★海部郡上灘三町合併協議会(法定)
※由岐町は合併の是非を問う住民投票の実施を検討へ
(推) 14,338 (国) 15,062 [面]197.42
●海陽町2005.3.1
海部郡 海南町,海部町,宍喰町
★海部下灘合併協議会(法定)
(推) 11,916 (国) 12,104 [面]327.58

●阿波市2005.4.1
板野郡 吉野町,土成町,阿波郡 市場町,阿波町
(推) 41,527 (国) 42,388 [面]190.97

●吉野川市2004.10.1
麻植郡 鴨島町,川島町,山川町,美郷村
(推) 46,063 (国) 46,794 [面]144.19

●美馬市2005.3.1
美馬郡 脇町,美馬町,穴吹町,木屋平村
(推) 35,737 (国) 36,632 [面]367.38
●つるぎ町2005.3.1
美馬郡 半田町,貞光町,一宇村
(推) 12,328 (国) 13,100 [面]194.80

▲東みよし町2005.4.1
三好郡 三野町,三好町,井川町,三加茂町
(推) 26,095 (国) 26,620 [面]210.12
▲○○町2006.3.1
三好郡 池田町,山城町,東祖谷山村,西祖谷山村
(推) 25,093 (国) 26,884 [面]634.07
※三好郡池田町,山城町,東祖谷山村,西祖谷山村が合併協議を申入れ(2003/9/26)→参加を断念,4町村での合併を検討へ
※井川町の住民アンケートの結果「三好郡東部4町(39.2%)」「三好郡西部5町村(33.5%)」「合併しない(25.3%)」(2003/10月)
※井川町議会は「合併協議会からの離脱を求める決議案」を可決(2004/9/6)
※井川町が合併協議から離脱の意向を表明(9/9)

422とはずがたり:2004/09/14(火) 23:27
>>420
>>408の白神市への批判と似てますね。白神市側は突っぱねたようですがこちらは折れた例ですね。
その他に南アルプス市(山梨県)に長野県側から,兵庫県の丹波市に京都側から苦情が出てますね。
南アルプス市は既に合併を終え,丹波市も京都側の苦情を突っぱねるようですが,丹波市は氷上郡の合併であるから歴史のある氷上市とすれば良いのにと思うことしきりです。

「白神市」撤回応じず/能代山本法定協正副会長会議
http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20040907h

 能代山本市町村合併協議会(法定協、藤里町を除く能代山本7市町村で構成)の正副会長会議が6日、能代市の能代山本広域交流センターで開かれた。新市名を「白神市」と決めたことに対して、青森県のNPO・白神山地を守る会から撤回要求が出されるなど批判や疑問の声が上がっていることについて協議した結果、「新市名は法定協委員の三分の二以上の支持を得て適正な手続きで選考されたものであり、法定協の決定を尊重したい」との意見で一致、撤回要求には応じずに白神市でいくことを確認した。

 7市町村の首長でつくる同会議は非公開で行われ、終了後に法定協会長の豊沢有兄・能代市長が会見して協議内容を説明した。

 豊沢市長によると、会議では白神山地を守る会から抗議文が寄せられたことなどを報告した上で、新市名に対する意見を求めた。各首長からは名称変更すべきだとする発言は一切なく、「法定協の決定を尊重し、このまま白神市でいくべきだ」との方向でまとまったという。また、10日に開かれる法定協では、県内外から寄せられた新市名に対するeメールの内容を説明し、各委員の意見を聞くことも申し合わせた。

 会議では、新市名に関する方向性の確認にとどめ、青森県側に理解を求めるための具体的な対応策は話し合われなかったが、豊沢市長は「法定協の意向を踏まえ、会長として(理解を得るために)動くべき時は動く」と述べた。

 さらに、能代市や法定協事務局に6日まで寄せられた30通余りのeメールのうち、約8割が白神市に批判的な内容だったとした上で、「世界遺産地域イコール白神山地という(誤解した)受け止め方が多い。白神山地は新市の区域にもあるのであり、その恩恵を受けている地域だからこそ、大事にしていこうという思いが『白神市』の決定につながったと思う」と強調。白神山地を守る会などの批判に対しては「遺産地域が多い少ない、それに接しているだけとかの問題ではない。泥沼の議論に陥ることは避けたい」などと語った。

423とはずがたり:2004/09/17(金) 02:02
<北陸・信越>長野県
反対が相次いでますなぁ。南木曾と大桑は単独ではなく木曽町(木曽郡 木曽福島町,上松町,日義村,開田村,三岳村,王滝村)構想に加わって木曽
市たれと云うのが民意だったんちゃうのん?

[自治の行方]合併に「ノー」相次ぐ 大鹿村、6割「反対」−−住民投票 /長野
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040914-00000112-mailo-l20

 ◇松川町との任意協解散へ
 任意合併協議会を構成する松川町との合併の賛否を問う大鹿村の住民投票が12日に投開票され、「合併反対」が全体の58・1%を占
め、「賛成」(41・9%)を上回った。宮下寛夫村長はこの結果を13日に開いた村議会全員協議会に報告した後、松川町役場を訪れて竜口文
昭町長に伝えた。同町長によると、同任意協は今月末にも解散する。
 同住民投票は18歳以上が対象で、当日有資格者数は1209人(男584人、女625人)。投票率は87・51%で開票条件の50%を超
えた。条例で「村長は有効投票の賛否いずれか過半数の意思を尊重する」としていた。開票結果が明らかになった12日夜、宮下村長は「住民説
明会などで組織を大きくして将来に備える必要性を説明してきたが、周辺自治体で合併協議がスムーズに進んでいないことなどから、十分な理解
が得られなかった」と話した。一方、竜口町長は予定した住民意向調査は行わないと述べた。
 両町村の任意協は、大鹿村が松川町に申し入れて03年12月に設立され、これまで9回の会合を開いてきた。
 なお、宮下村長は12日夜、住民投票の結果にかかわらず、次期村長選(05年1月23日任期満了)には4選出馬しない意向を固めていたこ
とを表明した。[肥田木良臣]
………………………………………………………………………………………………………
 ◇大鹿村◇
反対 607
賛成 438
 (無効13)

9月14日朝刊 
(毎日新聞) - 9月14日16時40分更新

[自治の行方]合併に「ノー」相次ぐ 南木曽町・大桑村、自立へ /長野
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040914-00000113-mailo-l20
 ◇合併賛否問う住民意向調査
 法定の「木曽南部合併協議会」を構成する南木曽町と大桑村の、合併の賛否を問う投票形式による住民意向調査が12日行われ、即日開票の結
果、いずれも合併反対が多数を占めた。今後は法定協を解散し、ともに自立を目指す見通し。
 投票率は南木曽町が75・69%。大桑村は78・47%で、いずれも開票条件の50%を超え、調査が成立した。結果について、宮川正光・
南木曽町長は「予想と違った。なぜこういう結果になったのか分からないが、これだけの差があるので真摯(しんし)に受け止めたい」と困惑の
表情を見せながら語った。今後の判断については「三役や議会とも相談して決めたい」と述べるにとどまった。
 一方、長岡始・大桑村長は「住民への説明は尽くした。住民は若干の痛みは我慢し、自立していきたいということだと思う」と話し、行政をス
リム化して自立を目指すとした。
 両町村とも14日に議会が開かれ、今後の方針を協議する。
………………………………………………………………………………………………………
 ◇南木曽町◇
反対 2052
賛成 1362
  (無効38)
 ◇大桑村◇
反対 2189
賛成  810
  (無効37)

9月14日朝刊 
(毎日新聞) - 9月14日16時40分更新

424とはずがたり:2004/09/17(金) 02:02
<東北・北海道>福島県
人口で勝る会津坂下の意向が尊重されるべきちゃうのん!?

[ニュースBOX]対立露呈、両沼地域の合併 生き残りへ暗中模索 /福島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040914-00000014-mailo-l07
 ◇財政面で自立困難
 会津坂下町、柳津町、三島町、金山町、昭和村による「両沼5町村合併協議会」が8月30日に解散を決めた。合併協が解散した直接の理由
は、新市の庁舎位置だったが、「平場(平野部)」の会津坂下町と、「中山間地」の他4町村との利害対立は大きく、議員定数をめぐる論議など
その溝が露呈したとみる向きが大半だ。柳津町議会は13日、5町村のトップを切って合併協の解散を議決。信頼関係が失われた5町村は、新た
な合併の枠組みを探る動きもあるが、その行方は不透明だ。傷心を引きずるように、各町村は生き残りをかけ暗中模索している。[町田徳丈]
 ◆2度目の破たん
 8月30日午後7時半。三島町の防災無線が響いた。「残念ながら5町村による合併協が解散することになりました」。斎藤茂樹町長が自らマ
イクを握り、緊急時に用いる防災無線で町民への周知をはかった。解散の重大さを物語っていた。
 斎藤町長は後日、「2回にわたる解散なんて」と落胆していた。今回の5町村の合併協解散以前に、三島町、金山町、昭和村の3町村は03年
3月に任意の合併検討協議会を解散した。「より広域な合併のため」と前向きな解散だった。その後、3町村が柳津町を誘い、「4町村でも発展
性がない」と会津坂下町に声をかけたのが今回の合併協だった。だが「庁舎位置が決まらず、これ以上議論が進まない」と後向きの解散に追い込
まれた。
 ◆1対4の構図
 焦点となったのは庁舎の位置だった。合併協の小委員会は「新庁舎は会津坂下町役場」と提案したが、7月下旬の合併協で採決に持ち込まれ、
19対23で否決された。賛成したのは会津坂下町、三島町と一部金山町の委員だった。再度協議した8月30日の会合でも、意見集約に至らな
かった。
 合併協のある委員は「対等合併のはずなのに平場の会津坂下町と4町村で1対4の構図になった」と憤る。会津盆地西端で5町村のうち唯一平
地にあり、人口では6割を占める会津坂下町も、合併協では多数決で少数にまわる。議員定数でも人口比率で配分すると過半数を超えるが、小委
員会の議論では過半数を取れない少数派だった。会津坂下の町議は「議員定数で譲ったのだから、庁舎位置は会津坂下にすべきだ」と惜しむ。
 昭和村の小林悦郎村長は解散の理由を「地域の差が予想以上にあった」と指摘する。過疎を恐れる4町村の意識がスクラムを組み、人口が集中
する会津坂下町に対抗した。「こんなことで合併がだめになるとは」とはき捨てる住民もいた。
 ◆来年3月がリミット
 会津坂下町の竹内〓俊町長は「現時点では単独で行政運営できるように行財政改革プロジェクトを11月めどにつくる」と単独での生き残り策
を検討している。他の4町村の中には「再度5町村はない」と明言する首長もいるものの、財政基盤がぜい弱なため水面下で別の合併の仕切り直
しを模索している。高齢化が進む昭和村、金山町、三島町は地方交付税の減額が確実視され、財政面での自立は困難を極める。
 三島町は04年度当初予算で、財政調整基金など計2億4600万円を取り崩して予算編成した。斎藤町長は「合併しないとやっていけない。
合併特例債が使える来年3月までに合併の手続きをしたい」と必死だ。
 行政の効率化を目指す合併議論が浮き彫りにした地域意識の差。亀裂が走った5町村は、合併特例債が適用される来年3月までに新たな合併の
枠組みをつくることができるのかどうか、胸突き八丁を迎える。

9月14日朝刊 
(毎日新聞) - 9月14日16時15分更新

425とはずがたり:2004/09/17(金) 02:21
おい,康夫,見栄えばっかっ気にしやがって。
大体長野県には大したアイデンティティも無いんだよ。
松本県と上田県に分割して無くなってしまえや。山口村の決定を踏みにじるな。

長野・山口村の越県合併、田中知事が議案提出見送りへ
http://www.asahi.com/politics/update/0915/003.html

 平成の大合併で全国初となる長野県山口村と岐阜県中津川市の越県合併をめぐり、長野県の田中康夫知事は15日、「合併問題が広く県民の間で
議論されていない」として、合併を承認する関連議案について、22日に開会する9月県議会冒頭での提案を見送る方針を明らかにした。提案時期
は「県民の議論をみて検討したい」としており、両市村が予定している来年2月の合併が遅れる可能性が出てきた。

 両市村はすでに議会で合併を議決している。越県合併の場合、両県議会の議決を経て、総務相に合併の決定を申請する規定になっている。岐阜県
は16日開会の9月県議会に関連議案を提出する。

 田中知事は総務省が推進する市町村合併について批判的なスタンスで、山口村が岐阜県に移る越県合併についても「21世紀のふるさと『信州』
を、山口村の皆様とともに築いていけたらとの気持ちもある」と述べるなど、慎重姿勢を示していた。 (09/15 20:03)

426とはずがたり:2004/09/17(金) 02:23
市川市長の指導力が足りない?

山形など2市2町合併協議 妥協を模索
 正副会長きょう会議 県など継続説得
http://mytown.asahi.com/yamagata/news02.asp?kiji=5759
  山形市など2市2町の合併協議会正副会長会議を前に、山形市の市川昭男市長は14日、朝日新聞の取材に「明日が最後だと考えている」と強
硬姿勢を示す一方、「私が投げかけたものがクリアになれば、今後について協議したい」と、3市町の歩み寄りに期待をにじませた。協議継続に向
けて妥協点を模索する動きもでており、事態打開に向けて県や経済団体も働きかけを強めている。

  市川市長は14日の市議会一般質問で協議の見通しを問われ、「非常に厳しい。合併を実現したい思いでやってきたつもりだが、まことに残念
ですと答えるしかありません」と答弁した。

  市川市長は、4首長らによる11日の会合で、妥協案をほかの1市2町に「投げかけた」。懸案の議員定数で山形市側が譲歩を目指す代わり
に、新市の建設計画案や農業委員定数などで上山市など1市2町にも譲歩を求めたものだ。この時は物別れに終わったが、上山市も14日、内部調
整を進めて妥協案の検討を進めており、正副会長会議で一定の歩み寄りがみられるかどうかが、協議継続のかぎとなりそうだ。

  というのも、市川市長は15日を合併特例法期限内の合併実現に向けた「タイムリミット」と位置づけるからだ。

  定数問題などでは半年以上も平行線。ずるずると協議を続けるよりは、一気に決着を図りたいとの思惑が垣間見える。だが、ほかの市町の出方
次第では合併が破綻(は・たん)しかねない危険とも隣り合わせで、かみのやま競馬処理問題で財政支援を打ち出すなど、合併を側面支援してきた
県側も調整に必死だ。

  各市町との調整役をつとめる野村一芳・県村山総合支庁長はこの日、首長ら主な関係者に電話をかけ、合併協議を継続するよう説得した。「上
京中の知事も心配している。厳しい事態だが、ここで白紙なんて、ひどいことだ」と話す。

  事態の進展に気をもむのは経済界も同じだ。山形経済同友会は先月末、特例法期限内の合併実現を最優先課題とし、1年間に限り上山市などの
主張を認めて議員定数を在任特例の92人にするなどの柔軟な対応を求める提言をした。

  清野伸昭代表幹事(山形ナショナル電機社長)は「国が合併を推進しているのは、もう地方自治体を支えられなくなったから。合併できなかっ
た場合、どうなるのかという原点に立ち戻って議論して欲しい」といい、15日の会合で話し合い、2市2町に合併協議の継続を求めていくとい
う。
(9/15)

427とはずがたり:2004/09/17(金) 02:25
特集・県内合併、最終章へ−山形、上山、山辺、中山
http://www.yamagata-np.co.jp/yamashin/news_archive/gappei/murayama/murayama39.html

 去年11月末に開かれた山形、上山、山辺、中山2市2町の法定合併協議会で、4カ月の時間を費やして議論を続けてきた合併方式が「編入」と決
まった。「ようやく扉が開いた」―同協議会長の市川昭男山形市長は、期待を込めてこう語った。

 県都の合併協議は去年3月、法定協議会が設立された。しかし、6月の法定協を目前に、当時の合併協議会長だった吉村和夫前山形市長(故人)が
骨髄抑制治療のため入院。合併に意欲を見せていた“けん引役”が不在の事態に。さらに、その協議で懸案となっていた合併方式について山形市議
会は「編入」、上山市議会は「新設」を主張。協議の入り口で考え方の違いが明らかになり、暗雲が立ち込めた。

 翌7月の法定協では「編入」を要望する山形、山辺、中山の3市町と、「新設」を唱える上山市に事実上、分裂。決定は先送りされ、合併方式の方
向付けは各首長の調整にゆだねられた。

 山辺、中山の町議選による2カ月間の協議中断で厳しくなった合併スケジュールに追い打ちを掛けるように、8月20日、入院中の吉村山形市長が
死去。緊急事態で行われた市長選で、市川助役(当時)が新市長になり、ようやく10月に首長会議が再開された。

 焦点は、上山市の判断の一点に集中。「新設」から「編入」への方針転換を打ち出した阿部実上山市長に対し、同市議会と一部住民が反発。なか
なか方針が定まらない上山の動向に、他3市町の住民から不満の声も上がったが、結果的に編入で合意。2市2町の合併協議は、一つの壁を乗り越え
た。

 去年12月の7回目の法定協では、合併方式の協議に4カ月を費やした代償が浮き彫りになった。今年5月に予定していた合併協定調印が難しい状況
となり、9月に延期されるなど、スケジュールは大きな修正を余儀なくされた。一方、今後の懸案事項となる新市議会の「議員定数」などを検討す
る小委員会を今月立ち上げることを決めた。

 今年は、9月の合併協定調印を目指し、新市建設計画の策定、そして議員定数問題などの協議が進む。議員定数は、一部で全市町の議員92人が現
山形市議の在任期間内で一度は新市議員となる「在任特例」を求める声が上がっているが、法定協や小委員会でどんな議論がなされ、定数が決まっ
ていくのか注目される。

 一方、新市建設計画策定では、素案が固まった段階で各住民説明会も予定。地域住民に情報を提供しながら意見を聞き、新たな県都の地域づくり
の指針を策定していく。
2004年1月1日

428とはずがたり(1/2):2004/09/17(金) 02:26
山形市など2市2町合併協議詰め難航
 議員定数などが焦点
http://mytown.asahi.com/yamagata/news02.asp?kiji=5754

  山形市など2市2町の合併協議が詰めの段階で暗礁に乗り上げかねない情勢になってきた。先週末から13日にかけて、4首長による非公式会
合や議会などが断続的に開かれたが、議員定数などの問題で意見の違いを埋める決定打は見いだせずじまい。市川昭男・山形市長の指導力を疑問視
する声すら上がるなか、4首長が出席して15日に開かれる合併協議会正副会長会議に向けて、ぎりぎりの調整が続いている。

  「15日がタイムリミット。現状では非常に難しい」。13日、山形市議会で一般質問があり、市川市長は、11日にあった4首長会議で、協
議が難航している議員定数など4項目の合意に至らなかったと報告し、協議の進捗(しん・ちょく)状況に強い危機感を示した。

  ほぼ同じ頃、上山市の阿部実市長は、市議会全員協議会に出席。「こちらの要望について、山形市長からは飲めないといわれた」と首長会議の
結果を市議に報告した。席上、特に質問はなかったというが、市議の1人は「こちらの思いは市長が十分ご存じだから」。

  新市の議員と農業委員の定数問題は今年1月から具体的協議に入った。だが、「行財政改革の流れに逆行する。住民の理解も得られないので
は」と定数特例(47人)を主張する山形市と、山形市への吸収合併で「周辺住民の声が取り残される」と「在任特例」(92人)を主張する1市
2町が互いに譲らず、協議の大きな障害となっている。

  その打開を目指した11日の首長会議だったが、定数問題で歩み寄りが見られなかった。そればかりか、新市建設計画案に市民交流プラザ建設
などを盛り込むように強く求めた上山市側の要望を山形市側が拒絶。最後は、「今月末には(協議会)解散かという話まで出た」(出席者)という
ムードも漂ったという。

  協議の難航を見かねて、9日には高橋和雄知事が市川市長を訪ね合併の実現を要請するなどしているが、まとめ役となるべき山形市長が土壇場
で迷走していることが混迷に拍車をかけている。

  市川市長は定数問題でいったん議会に3市町に歩み寄るよう働きかけながら、今月1日には「3市町と一本化できなければ、議会の意向を尊重
する」とし、2日の首長会議でも定数特例を主張した。

  だが11日の首長会議になると一転、1市2町側に「議員定数以外で同意できたら、92人を議会にお願いしてもいい」と伝えたという。

429とはずがたり(2/2):2004/09/17(金) 02:26
  こうした姿勢に上山市側は「真意が分からず、信用して交渉できない」(市議)という不信感を募らせる。山形市議からも「圧力もあるのだろ
うが、どちらにしろもっと毅然とした態度が欲しい」との声があがる。

  山形市と対立する格好の上山市にしてみれば、吸収合併の容認で譲歩したとの思いも背景にある。財政再建を掲げて始まった合併協議だが、土
壇場で、地域優先という「エゴ」がぶつかり合う色合いを濃くしてきた。

  4市町とも、妥協点を探る当面のタイムリミットを今月30日の合併協議会に置いている。県庁所在地での合併破綻という事態を避けるために
も、落としどころを探る作業がぎりぎりまで続くとみられる。

   ■2市2町で意見が異なる主な合併協議事項

      議員 農業委員 交流プラザなど 組織見直し

       定数 定数   建設是非    時期

 山形市  47人 40人   ×       3〜5年後

 上山市  92人 68人   ○       見直しせず

 山辺町  92人 68人   −       3〜5年後

 中山町  92人 68人   −       3〜5年後
(9/14)

430とはずがたり:2004/09/17(金) 02:29
>>426-430
市川氏は鹿野直系の吉村氏の後継として選挙では圧勝,総選挙では鹿野氏を支援してたのだな。ただ助役上がりで政治家というよりは実務家か。

http://www.election.co.jp/election/2003/election09.html
2003年09月28日
◇山形市長選挙(山形県)開票結果 投票率47.29%
  当60204 市川昭男(無新、民・公・社推薦、62歳、初当選)
    22495 柿崎喜世樹(無新、56歳)
     8100 青木 勝(無新、共推薦、56歳)
     2561 川合直美(無新、54歳)
  ※今回の選挙は、吉村和夫・前市長の任期途中での死去によるもの。
    前回の投票率は64.13%。

http://www.kahoku.co.jp/spe/spe152/news/20031029_n16.htm
いよいよ決戦突入 準備万全号砲待つ 衆院選山形

 第43回衆院選は28日公示され、11月9日の投票日に向け12日間の選挙戦に突入する。立候補の届け出受け付けは午前8時半から午後5時
までで、山形県内では1区4人、2区3人、3区3人の計10人が立候補を予定している。争点となる小泉政権の構造改革路線や景気・雇用対策な
どをめぐり、舌戦が繰り広げられそうだ。直前の情勢を探った。(敬称略)

<1 区>
 10期目を目指す民主前職の鹿野を、返り咲きを期す自民元職の遠藤が追い上げている。共産の石川、社民の斉藤の両新人も支持拡大に懸命だ。

 鹿野は固い支持基盤を持ち、高橋和雄知事や市川昭男山形市長の支援も取り付けた。ただ、今田保典前衆院議員引退をめぐる経緯から民主系労組の一部が離脱。公明、社民の協力も得られないため危機感を募らせる。

 遠藤は「県都に与党代議士を」と訴え、山形市長選で結束が乱れた組織の引き締めを図る。一方、党幹部や閣僚らを呼んでの大規模集会も各地で
開催。公明の選挙協力も取り付けて、勢いづいている。

 石川は街頭演説などで憲法九条の維持と消費税増税反対を強調。出馬表明が9月と出遅れた斉藤は、社民系労組の支援で巻き返しを図る。

431とはずがたり:2004/09/17(金) 17:06
住民税の使い道、市民が決める 埼玉・志木市導入へ
http://www.asahi.com/politics/update/0917/009.html

 埼玉県志木市は、個人住民税の1%分の使い道を、市民が世論調査で示した結果で決める制度を、来年度にも導入する。税金の使い道を市民が自ら考えて決めることで、行政への関心を高めてもらうのが狙いだ。個人住民税の1%を納税者が指定したNPO(非営利組織)に助成する制度などを検討する自治体も増えており、税金版の「直接民主主義」が広がっている。

 志木市は12月議会で条例化、来年4月からの実施を目指す。

 同市の市民税は今年度予算の見込みで約40億円。その1%の4000万円について、市民に使い道を問う仕組みだ。

 市側が、自然の保全や教育、福祉・健康のまちづくり、子育て、歴史・文化事業などの政策メニューを示し、どの分野に税金を使うかを市民に答えてもらう。対象は今のところ、20歳以上の市民から1000人を抽出する予定で、毎年調査する。

 1%分は新たに設ける「住民自治基金」に積み立て、政策の分野別にプールされる。政策メニューの中から1つを選んでもらい、その回答数に比例した額を積み立てる。例えば、500人が選んだ政策メニューの積立額は2000万円になる。市民の意見が毎年の積立額に反映するシステムだ。

 穂坂邦夫市長は「自分の支払った税金が、何に使われているか、現状ではなかなか見えにくい。おばあちゃんの介護の助成が増えないかとか、図書館の蔵書を増やしたいとか、お茶のみ話で予算の話ができるようなきっかけになればいい」と話す。定着すれば、「1%」の枠を拡大する考えもある。

 志木市のほかにも税金の使い方をめぐる新たな取り組みが広がっている。千葉県市川市は、市民が選んだNPOなどの団体に自分が納税した住民税の1%を振り向けることができる制度の導入を検討している。同様の制度は長野県や東京都足立区でも研究している。

 跡田直澄慶応大教授(財政学)は「志木市の試みは、財政での住民投票とも言える。投票する政策のメニューを市民にわかりやすく、具体的で身近なものにできるかがひとつのポイントだ」と話している。
    ◇
 〈「住民税の1%」をめぐる新制度〉
     仮  称      指定対象  決定者 導入目標
志木市 住民自治基金     政策分野  有権者 05年4月
市川市 納税者市民活動支援制度 NPOなど 納税者 05年4月
足立区 納税者主権1%制度   NPO活動分野 納税者 検討中
長野県 県税使途指定制度    NPO   納税者 検討中
(09/17 15:52)

432とはずがたり:2004/09/20(月) 01:10
<近畿>大阪府

えらい反対大多数やけど…。守口門真市イイと思うんだけどなぁ。

守口、門真の合併困難に 守口で反対多数
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040919-00000106-kyodo-pol

 大阪府守口市と門真市の合併の是非を問う住民投票が19日、両市でそれぞれ同時に実施され、投票が成立した守口市で、即日開票の結果、反対票が有効投票総数の過半数を大きく上回った。門真市では投票率38・58%で、成立ラインの50%に届かず、不成立となった。
 合併協議会は来年4月1日に対等合併し、「守口門真市」とすることを決めているが、条例では市長や市議会は投票結果を尊重することを明記しており、合併実現は困難な情勢となった。
 守口市は投票資格者数11万8523人で、投票率50・64%。投票者数6万30のうち、合併反対が5万1878票、賛成が7565票だった。
 両市が合併を目指す背景には、厳しい財政事情がある。
(共同通信) - 9月19日23時37分更新

433名無しさん:2004/09/20(月) 09:27
まちBBSを見てると、合併賛成派が棄権戦術を取っていたらしいですよ。
匿名掲示板が民意を反映したものであるかは懐疑的ですが、昨夜は
歓喜の声と、合併を推進していた例の宗教団体に対する強烈な嫌悪感が
渦巻いていました。

434杉山真大 </b><font color=#FF0000>(sB4AwhxU)</font><b>:2004/09/20(月) 10:34
>>432-433
かのヒゲー戸田氏も「合併が実現したら全国有数の公明党王国になる」とホームページで警鐘を鳴らしていましたしね。
幾ら大阪6区が公明党の金城湯地とは言え、これだけ多くの議員が公明党で占められていてはさすがに引きますね。

http://www.hige-toda.com/____1/tiikijyouhou/morigutisityousen/koumeitou/20040915index2.htm
http://www.hige-toda.com/_mado04/gappei/siminnokai/panel/panel1.htm

[My HP] http://politics.mtcedar.com/
      http://mtcedar.txt-nifty.com/

435とはずがたり:2004/09/20(月) 14:41
解説感謝です。>>433-434
公明党と反公明勢力の対立という面があったんですね。

それにしてもそんなに公明党が強いのか。ヒゲ戸田氏のHPはちょっと煽りっぽくて
あれですけど。

436とはずがたり:2004/09/21(火) 07:39
<東北・北海道>福島県

合併で寂れた周辺集落とは何処だ?

飯館村議会・合併協離脱案を否決
http://mytown.asahi.com/fukushima/news02.asp?kiji=6240

 飯舘村の菅野典雄村長(57)が南相馬合併協議会(原町市、鹿島町、小高町、飯舘村)からの離脱の意向を表明していた問題で、同村議会は最終日の17日、町長提案の離脱案を賛成8、反対9で否決した。当面、村は協議会にとどまることになった。一方、合併に賛成の山田猛史副議長(55)が同日、10月17日投開票予定の村長選に立候補を表明した。菅野村長が立候補すれば、村長選では合併が再び争点になるとみられる。

 この日、本会議では村長の離脱案に反対の村議が「合併は時の流れだ」「村長1人の思いで決めてはならない」などと主張した。賛成の村議は「合併は効率重視だから、(村の独自性を守るために決められた)地域自治はいずれ必ず見直される」「合併は都市部優先の合理化だ」「金はなくても心があればいい」などと反論した。

 起立採決の結果、各村議の態度は今年2月の合併協参加案の採決時と変わらず、賛成は議長を除く17人中8人にとどまった。閉会後に記者会見した菅野村長は「可決されると思っていたので心の整理がついていない」と語った。菅野村長は6月に村長選への立候補を表明しているが、自らの出処進退を含めて「しばらく考えて、21日に対応を明らかにしたい」と述べた。山田副議長は「村長選に出て、合併推進を訴える。究極の住民投票だと思う」と語った。

 菅野村長の任期は10月26日までだが、辞任すれば50日以内の選挙となる。菅野村長が当選すれば任期は残り期間だけで、すぐに任期満了による選挙をしなければならない。このため、辞任はないとの見方が強い。

委員に不満、対立深刻化

 飯舘村は、他の過疎地帯の自治体同様、財政難に悩んでいる。人口8千人弱の同村は、04年度の一般会計規模が44億円で、自前の税収は4億8000万円のみ。これに対し、人件費の支出だけで8億円かかる。国の三位一体改革の中で、04年度当初予算では、国庫負担金が2億7000万円減らされた。

 このため、元々は合併反対が圧倒的多数とされてきたが、合併協議が進むにつれて「合併やむなし」の考えが村内に広がってきた。その一方、過去の合併で周辺地域となってさびれた他の自治体の例も住民はよく知っている。菅野村長は在職8年近くで芸術鑑賞補助や村民の手による道路補修などの村づくりを進めてきただけに、本音はずっと合併反対だった。

 昨年12月の住民投票では合併反対が53%とわずかだが上回った。しかし、菅野村長は法定合併協参加に踏み切った。反対が予想より少なかったことと、議会は参加賛成が多数と読み、対立を避けたかったからだと町議会関係者は指摘する。

 合併協に参加している他の自治体関係者の中には「菅野村長はいつも離脱のきっかけをうかがっている」と見る人もいた。菅野村長は公式には7日の村議会開会日に離脱を提案したが、それまでに2回、村議に離脱の相談を内々にしている。

 ただ、村議にとっては突然ではなかったとはいえ、7日の提案は合併後の新市の名称など、重要な事項の多くが決まった後だった。新市に特別職の区長を置くなど協議会で飯舘村の主張を通すために活動してきた委員からは強い不満が出ており、村内の対立は深まっている。
(友清 裕昭)
(9/18)

437とはずがたり:2004/09/22(水) 13:27
市民ホールが三つはちと贅沢な気もするがここが以下のように活用されてるならよしとしましょう。
全国の中小の自治体が無駄なホール乱立する前に平成の大合併させりゃあ良かったのに。。

近隣ホール共生時代/中主・野洲
http://mytown.asahi.com/shiga/news01.asp?kiji=4391

  合併で新市が誕生すれば、文化施設も引き継がれる。しかし、各施設が似た内容の事業をしていては、「無駄」との批判も受けかねない。10月1日に迫る「野洲市」誕生に向けて、知恵を絞るスタッフに工夫を聞いた。

  中主町比留田の「さざなみホール」は99年から独自事業として、先駆的な音楽教室を催してきた。ホールが購入したチェロなど4種類の楽器を町民へ貸し出し、指導もする。受講生は年々増えて現在約40人。楽器数に限りがあるため、キャンセル待ちの人もいる。

  ホールを運営する事業団は、中主、野洲両町の合併記念で、来年3月に音楽教室の生徒らによる「合奏発表会」を開くことを決めた。楽器ごとに発表会を開いたことはあるが、合奏は初めて。

  草津市在住のバイオリニスト山根朋子さんにホールで指導を受けていた中主小学校6年の田中希さん(11)は「合併はよく分からないけれど、その記念で合奏できるのは楽しみ。本番に向け、もっと練習したい」と笑う。

  事業団の職員は「発表会を通じて教室を新市民全体へPRし、事業を発展させたい」と話す。

  一方の野洲町には、JR野洲駅近くに、クラシックコンサート会場として定評のある「野洲文化ホール」と「野洲文化小劇場」がある。

  野洲文化ホールは、中主町の担当者との間で、互いにどんな催しをしていくか、すでに非公式に調整を始めている。同じ時期に、同じ内容のイベントが重なるのを避けるためだ。

  収容数は野洲文化ホールが約1千人、小劇場が約300人。中主町のさざなみホールは約500人で、「大、中、小とうまくばらけているので、会場の規模や機能にふさわしい事業を考えることが大事だ」と野洲文化ホールの青木清治館長(55)は話す。

  野洲文化でフルオーケストラのコンサートを催すなら、そのプレイベントとして、さざなみホールで、オーケストラ団員有志のアンサンブルを企画する−−。青木館長はこんなアイデアで異なるホールの相乗効果を期待する。

(9/22)

439とはずがたり:2004/09/29(水) 11:30
村上市長が合併離脱を表明 運営に不満
http://mytown.asahi.com/niigata/news02.asp?kiji=6534

 村上・岩船6市町村の合併問題を巡り、村上市の佐藤順市長は27日、市議会で「合併せず、自立の道を探る」と述べ、法定協からの離脱を表明した。6市町村は06年2月13日の合併を目指していたが、合併市町村の中核で、法定協会長の村上市長が離脱を表明したことで話し合いは事実上、暗礁に乗り上げた。

 佐藤市長は27日、本会議が終了する直前に行政報告を行ったなかで、いきなり合併協議への強い不満を語り始めた。

 6市町村が合意していた(1)新市名は合併法定協議会で改めて話し合う(2)新庁舎を建設するか十分に議論する−−の2点について「ほとんど守られなかった」とし、「法定協の運営に問題がある」と述べた。

 新市名を巡っては、住民アンケートの実施を求める村上市と5町村側の対立が激化。16日の協議で、5町村側が法定協の委員による投票で新市名を決めようとしたため、突然、佐藤市長が話し合いの終了を宣言。新市名が決まらないまま協議は棚上げになった。

 新庁舎についても村上市が財政難を理由に新規建設に否定的だったにもかかわらず、5町村側の意向で建設の方針が決定。佐藤市長の不満が募っていた。

 また、荒川町が一時離脱した際も協議の前進に消極的な村上市と荒川町を除く4町村側で対立。村上市側が折れる形で解決するなど、市側と町村側でしばしば対決する場面が続いていた。

 突然の離脱表明に市議会は混乱。市議から「あぜんとした。約7割の市民が合併を望むなか、どう説明するのか」などの声が上がり、市長の不信任案が動議された。

 不信任案は10対10の賛否同数(欠席1)となったが、議長が反対側に回ったため否決された。

 法定協副会長の大滝平正・山北町長は「協議会の会長でありながら、ここにきて全く無責任だ」と憤りをあらわにした。

 県市町村合併支援課によると、県内の合併協議で法定協を立ち上げたあとに破談した例として今年2月の弥彦、分水、寺泊の3町村がある。この時は新市への建設計画を巡って紛糾した。
(9/28)

440とはずがたり:2004/10/01(金) 14:27
合併「破談」半年で81件 本社調査、是非問う動き拡大
http://www.asahi.com/politics/update/1001/002.html

 市町村合併は現行の合併特例法の期限切れまで半年となった。しかし、9月30日だけで12の法定協議会が解散するなど、大詰めにきて難航が目立つ。朝日新聞社の調べでは、この半年間で解散したり一部の自治体が離脱したりした協議会は81件。このうち住民投票の結果が「破談」につながったものが32件と多く、現時点で合併を望まない住民の意向が反映されているようだ。

 合併を話し合う法定協議会は30日現在、617ある。現行の合併特例法が適用された99年4月以降の「平成の大合併」では、10月1日までに84市町が生まれ、今後55市町が誕生することが決まっている。

 一方で、今年4月以降に解散や停止した協議会は57件、一部の市町村が離脱したのは24件にのぼる。このほか、事実上解散が決まっている協議会も5件ある。たった半年間で、昨年9月までの1年間の破談件数(91件)に迫る状況だ。

 解散や離脱の理由では、住民投票・アンケートでの反対多数が32件で最も多かった。特例法の期限が迫る中で、行政側だけで決断できなかったり、住民側の要望が多かったりして、合併の是非を住民に直接問う動きが急激に広がっている。

 この半年間に五つの協議会が解散した高知県の場合、いずれも住民投票が原因だった。7月末に解散した安田町など4町村は、2町の住民アンケートで合併賛成が多数だったが、1町が反対多数で離脱した結果だった。

 同県内には、構成市町村が一つでも欠けた時は解散する傾向がある。これまでの住民投票・アンケートの結果は、賛成多数10件、反対多数8件と拮抗(きっこう)するが、いずれも反対が解散に結びついた。

 その他の理由では、新庁舎の位置や新しい自治体の名前をめぐる対立が計19件と目立つ。佐賀県武雄市は、「湯陶里(ゆとり)市」の名前が不満で離脱。周辺3町は「温泉と陶器の町」を組み合わせてこの名を主張したが、武雄市の住民が「語呂合わせだ」と反発した。

 財政格差の調整を乗り越えられなかった例も少なくない。和歌山県の美浜町など3町は、貯金である財政調整基金がゼロに近かったり、下水道普及率が低い自治体の負担をどうするかの調整がつかなかったりした。

 ただ、協議会を解散しても、合併特例債など財政優遇措置がなくなる前の駆け込みをめざし、別の枠組みでの協議を急ぐ例もある。青森県の津軽南12市町村は議員の在任特例をめぐって7月末に解散したが、弘前市を含む3市町村など3グループに分かれて、立て直しを図っている。

 ■9月30日に解散した合併協議会■
道府県 協議会         主な理由
北海道 七飯、鹿部2町     新市名
    滝川市など4市2町   病院の改築位置
福島  会津坂下町など5町村  新庁舎の位置
埼玉  川口、蕨、鳩ケ谷3市  新市名
    春日部市など1市3町  住民投票
    吉川市、松伏町     住民投票
滋賀  蒲生、日野2町     日野町長選で合併反対派当選
大阪  泉佐野市など3市2町  住民投票
高知  宿毛市など1市2町村  住民投票
福岡  飯塚市など2市8町   1町の離脱契機
    瀬高、山川、高田3町  高田で議員定数に不満
沖縄  南風原町など4町村   合併特例債の使途
(10/01 06:01)

441とはずがたり:2004/10/01(金) 14:28
10市・13町が誕生 「平成の合併」で同一日最多
http://www.asahi.com/politics/update/1001/001.html

 市町村合併で1日、滋賀県など13県で74市町村が再編され、新たに10市、13町が誕生する。合併特例債などの財政的な優遇措置が適用された99年以降の「平成の大合併」で、同じ日に誕生する自治体の数では最多。これで全国の市町村数は51減って3030になる。

 新しい10市と合併する市町村は次の通り。

 ▽七尾市(石川県)=七尾、田鶴浜、中島、能登島の4市町▽志摩市(三重県)=浜島、大王、志摩、阿児、磯部の5町▽甲賀市(滋賀県)=水口、土山、甲賀、甲南、信楽の5町▽野洲市(同)=中主、野洲の2町▽湖南市(同)=石部、甲西の2町▽葛城市(奈良県)=新庄、当麻の2町▽安来市(島根県)=安来、広瀬、伯太の3市町▽江津市(同)=江津、桜江の2市町▽高梁市(岡山県)=高梁、有漢、成羽、川上、備中の5市町▽吉野川市(徳島県)=鴨島、川島、山川、美郷の4町村 (10/01 00:27)

442とはずがたり:2004/10/01(金) 15:26
>>441では省略されてる13町を含んだ合併新市町は以下の如し。

http://glin.jp/upd/
でるでる編集長からのお知らせ  「10月1日」
「新郡設置」
岡山県「加賀郡(かがぐん)」:吉備中央町

「合併」
石川県「七尾市(ななおし)」:七尾市・鹿島郡田鶴浜町・中島町・能登島町
三重県「志摩市(しまし)」:志摩郡浜島町・大王町・志摩町・阿児町・磯部町
滋賀県「野洲市(やすし)」:野洲郡中主町・野洲町
滋賀県「湖南市(こなんし)」:甲賀郡石部町・甲西町
滋賀県「甲賀市(こうかし)」:甲賀郡水口町・土山町・甲賀町・甲南町・信楽町
奈良県「葛城市(かつらぎし)」:北葛城郡新庄町・當麻町
和歌山県「みなべ町(みなべちょう)」:日高郡南部川村・南部町
鳥取県「湯梨浜町(ゆりはまちょう)」:東伯郡羽合町・泊村・東郷町
鳥取県「南部町(なんぶちょう)」:西伯郡西伯町・会見町
島根県「安来市(やすぎし)」:安来市・能義郡広瀬町・伯太町
島根県「江津市(ごうつし)」:江津市・邑智郡桜江町
島根県「美郷町(みさとちょう)」:邑智郡邑智町・大和村
島根県「邑南町(おおなんちょう)」:邑智郡羽須美村・瑞穂町・石見町
島根県「隠岐の島町(おきのしまちょう)」:隠岐郡西郷町・布施村・五箇村・都万村
岡山県「高梁市(たかはしし)」:高梁市・上房郡有漢町・川上郡成羽町・川上町・備中町
岡山県「吉備中央町(きびちゅうおうちょう)」:御津郡加茂川町・上房郡賀陽町
広島県「安芸太田町(あきおおたちょう)」:山県郡加計町・筒賀村・戸河内町
広島県「世羅町(せらちょう)」:世羅郡甲山町・世羅町・世羅西町
山口県「周防大島町(すおうおおしまちょう)」:大島郡久賀町・大島町・東和町・橘町
徳島県「吉野川市(よしのがわし)」:麻植郡鴨島町・川島町・山川町・美郷村
愛媛県「上島町(かみじまちょう)」:越智郡魚島村・弓削町・生名村・岩城村
愛媛県「愛南町(あいなんちょう)」:南宇和郡内海村・御荘町・城辺町・一本松町・西海町
高知県「いの町(いのちょう)」:土佐郡本川村・吾川郡伊野町・吾北村

443とはずがたり:2004/10/01(金) 16:18
<中国・四国>岡山県吉備中央町

http://www.mapion.co.jp/c/f?el=133/45/59.365&amp;scl=70000&amp;size=954,768&amp;uc=1&amp;grp=MapionBB&amp;nl=34/49/36.078
吉備高原都市

http://glin.jp/upd/upd4.html
新町名:吉備中央町
構成町:御津郡 加茂川町, 上房郡 賀陽町
法定協議会:☆吉備高原中央地域合併協議会
※御津町,建部町,有漢町,落合町,旭町,久米南町を含む8町で研究会設置:2001/9/7
※賀陽町は高梁市,上房郡の7市町で研究会設置:2001/9/28→任意協議会設置:2002/6/28→賀陽町が離脱(2002/11/5)
※2町で研究会設置:2002/1/8
※法定協議会設置:2002/7/29
※新町名最終候補6点:吉備高原,吉備中央,加賀,夢高原,賀茂(かも),宇甘川(うかいがわ)
※新町名:吉備中央町(きびちゅうおうちょう)
※所属郡:加賀郡(かがぐん)を新設
※新町役場:賀陽町役場(新庁舎設置までの間)
※新庁舎:吉備高原都市区域内に設置へ
※合併協定調印式:2004/4/27
※合併関連議案を2町が可決:2004/4/30〜5/1
※合併関連議案を岡山県議会が可決:2004/6/25
※官報告示:2004/7/16新設
人口/面積:(推) 14,144(国) 14,651 / 268.73

http://www.kibicity.ne.jp/~gappei/
自然・地理的条件
 吉備高原中央地域合併協議会を構成する両町は、岡山県の中央に位置し、南は岡山市、総社市、西は高梁市、東は御津町、建部町、北は有漢町、落合町、旭町に隣接しています。総面積は2町とも同程度で、両町合わせて268.73平方キロメートルです。
 地形は、中国山地と南部平野の中間にあたり、標高200〜500メートルの高原地帯で、比較的なだらかな丘陵地の合間を宇甘川などの中小河川が旭川と高梁川へ流入しています。
 この一帯は昔から吉備高原と呼ばれていることから、両町にまたがる地域に保健・福祉・文化のセンターづくりをめざす「吉備高原都市」の名称にもなっています。
 気象は、やや内陸性の気候で県南部と比較して冷涼な地域です。

沿革
 加茂川町は、昭和7年に加茂村、福山村、吉備郡菅谷村が合併し津賀村となり、同28年に江与味村のうち大字杉谷、粟井谷が新山村に編入され、昭和30年に津賀村、円城村、長田村、豊岡村、新山村の5か村が合併して加茂川町となり、現在に至っています。
 賀陽町は、明治22年の市町村制施行によって、上竹荘村(有津井村・納地村)、豊野村(豊野村・稔村)、下竹荘村(黒土村・田土村・湯山村)、吉川村(吉川村・黒山村)と吉備郡大和村(北村・岨谷村・宮地村・西村)となり、昭和30年にこれら5か村が合併して賀陽町となりました。そして、昭和45年5月1日、佐与谷地区が高梁市に編入合併され、現在に至っています。

444とはずがたり:2004/10/01(金) 17:45
<岡山県県央部合併状況>
▲:高梁市を形成
●:吉備中央町を形成
★:津山市を形成
■:真庭市を形成
○:苫田町(仮称)を形成
△:美咲町(久米郡)を形成

=吉備中央関連?=
御津郡(御津町(岡山と合併へ),建部町(御津や岡山との合併を検討),加茂川町●),上房郡(賀陽町●,有漢町▲),真鍋郡(落合町),久米郡(旭町,久米南町)の8町で研究会設置:2001/9/7
賀陽町は高梁市▲,上房郡(有漢町▲,北房町■,賀陽町●)の7市町で研究会設置:2001/9/28→任意協議会設置:2002/6/28→賀陽町が離脱(2002/11/5)
御津郡(加茂川町●),上房郡(賀陽町●)2町で研究会設置:2002/1/8

=▲高梁市関連=
高梁市▲, 上房郡(有漢町▲,北房町■,賀陽町●), 川上郡(成羽町▲, 川上町▲, 備中町▲)の7市町で研究会設置:2001/9/28
賀陽町●(→吉備中央へ)(2002/11/5),北房町■(→真庭へ)(2003/4/28)が合併協議から離脱

=★津山市関連=
苫田郡6町村(富村○,奥津町○,上齋原村○,鏡野町○,加茂町★,阿波村★)で研究会設置:2001/11/1→準備会設置:2002/9/6→解散:2003/2/8
津山市★,苫田郡(富村○,奥津町○,上齋原村○,鏡野町○,加茂町★,阿波村★),勝田郡(勝北町★,奈義町,勝田町,勝央町),久米郡(久米町★,中央町△,旭町△,久米南町△(△から離脱表明04/9/30),柵原町△)の16市町村で研究会設置:2002/2/12
津山市,勝北町の2市町で準備会設置:2002/7/2
苫田郡(奥津町○,阿波村★,鏡野町○),勝田郡(奈義町),久米郡(久米町★)(10/3),久米郡(中央町△)(10/29)が加入
奈義町の合併に関する住民投票の結果合併しない(73.7%)(2002/12/1),合併協議から離脱(12/9),単独町制継続へ
津山市★,奥津町○,鏡野町○,阿波村★,勝北町★,久米町★,中央町△の7市町村で任意協議会設置:2002/12/15
奥津町○,鏡野町○が合併協議から離脱(2003/2/19)
中央町は法定協議会の参加を見送り
津山市★,阿波村★,勝北町★,久米町★の4市町村で法定協議会設置:2003/4/1
加茂町★,中央町△(2004/3/5結局離脱)が加入(2003/5/15)
久米町★の久米郡5町(久米町★,中央町△,旭町△,久米南町△(△から離脱表明04/9/30),柵原町△)での法定協議会設置の是非を問う住民投票の結果「反対(63.2%)」(2004/1/25)

=■真庭市=
真庭郡(勝山町■,落合町■,湯原町■,久世町■,美甘村■,川上村■,八束村■,中和村■,新庄村)
法定協議会「川上村■・八束村■合併協議会」を解散:2003/12/26
真庭市構想研究会設立準備会議の開催。勝山町■,湯原町■,久世町■,美甘村■,川上村■,八束村■,中和村■(真庭郡の内,落合町・新庄村を除く)の3町4村で開催(2003/5/28),法定協議会設置:2003/8/1
真庭郡新庄村は単独村制継続へ,落合町■(吉備中央高原(仮称)構想[御津町,建部町,有漢町▲,落合町■,旭町,久米南町 加茂川町●, 賀陽町●]に参加していた),上房郡(北房町■)が加入(2003/11/12)
高梁市▲と北房町■で2市町での法定協議会設置を求める住民発議

=△美咲町=
久米郡(中央町△(津山地区★から離脱して参加),旭町△,久米南町△(離脱表明),柵原町△(後から加入),久米町★)
久米南町,御津郡建部町の2町で法定協議会「建部町(御津や岡山との合併を検討)・久米南町合併協議会」を設置:2003/7/1→解散:2004/2/20)
法定協議会設置:2004/2/23
柵原町が加入(2004/3/10),柵原町で勝田郡勝央町,英田郡英田町との3町での法定協議会設置を求める住民発議
久米南町が合併協議から離脱の意向を表明(9/30)
中央町△,旭町△,柵原町△は3町で合併協議を継続へ

445名無しさん:2004/10/02(土) 01:50
新郡設置なんてあるんですな

446とはずがたり:2004/10/02(土) 03:18
大正期だったかに行政機構として廃止されて以来,郡は行政的に殆ど名目的かと思ってましたが,ちょくちょく郡の移動なんかは行われてるようですね。

郡変更
http://glin.jp/upd/upd4.html
2003.10.1愛知県 稲武町北設楽郡から東加茂郡に
2002.4.1岩手県安代町二戸郡から岩手郡に
1994.4.1福島県古殿町東白川郡から石川郡に

流石に郡新設は珍しいようですが。

447とはずがたり(1/2):2004/10/02(土) 03:24
こんなのが有るんだねぇ>商工会と商議所 合併に法の「壁」

<島根県>新市町誕生 苦も楽も
http://mytown.asahi.com/shimane/news01.asp?kiji=4512

きょうから「新生活」大わらわ

 五つの新市町が合併で1日に誕生するのに伴い、それぞれの市町村で準備作業が大詰めを迎えている。役所や役場では、職員に配属先が告げられ、各課の配置換えなどに忙しい。新市町の名前が入った看板や封筒もほぼ出来上がった。行政に歩調を合わせ、合併市町村の社会福祉協議会や商工会、観光協会なども合併を進めている。
横断幕で祝賀ムード

 安来市と広瀬、伯太両町が合併して新安来市になる。庁舎を3カ所の分庁方式にしたため、総務課や税務課は安来に、福祉課や都市開発課は広瀬に、教育委員会や観光特産課は伯太にと、関係書類の移動などが大変だ。3市町の庁舎では課の配置換えもあるため、30日午後から臨時閉庁し、引っ越し作業を本格化させた。1日も終日閉庁し、新市の業務開始は休み明けの4日になる。

 新市議会の議場は現在の安来市議会の議場。在任特例を適用するため、来年10月末まで3市町の議員計54人が、そのまま議員にとどまる。現在の安来市議会の定数は22。一つの机に2人ずつ座っていたのを、3〜4人でも座れるように幅の狭いいすに取り換え、机も増やして対応する。

 市名は変わらないが、各庁舎の代表番号や各課直通の番号が変わるため、新しく9万5千部の封筒を作製。新安来市を紹介する住民向け冊子「くらしのガイド」も1万8千部つくった。印刷物関係は3市町の合併準備局で競争入札を実施した。しかし、隣接する鳥取県米子市や松江市の業者も落札したため、地元業者は「期待していたほど仕事は増えなかった」という。

 瑞穂、石見両町と羽須美村が合併して誕生する邑南町。本庁舎になる石見町役場や同町中央公民館には、「新生『邑南町』誕生!」と書かれた懸垂幕や横断幕が掲げられ、ムードを盛り上げている。

 公的施設の看板や案内板計約200カ所の変更が必要となった。1年ほどかけて順次、新町名に取り換えるという。

448とはずがたり(2/2):2004/10/02(土) 03:24


社協合併 「五箇村」事実上の離脱

 法律で1自治体に一つと定められている社会福祉協議会。新5市町と同じ枠組みで合併市町村の社協も1日に合併するが、隠岐・島後4町村の合併に伴う社協合併では、五箇村社協が8月、「介護保険事業の運営で隔たりがある」として、社会福祉法人「ふれあい五箇」(八幡朗理事長)を設立。介護保険事業を移管し、パートを含めた職員32人のうち、31人を移らせた。事実上の合併離脱だ。

 「介護保険事業は独立採算にしようと提案したが、ほかの社協に受け入れてもらえなかった」と、ふれあい五箇事務局長で、前五箇村社協事務局長の池田真理香さん(47)。

 4社協の合併協議会が発足したのは昨年春。新社協の運営方法で五箇村社協が独立採算を訴え、協議を重ねたが賛同が得られなかった。ほかの3町村社協は介護保険事業については、一部が行政からの受託だったり、そもそも介護保険事業をやっていなかったりとさまざまだった。

五箇村社協には、独立採算の実績がある。

 介護保険がスタートしたのは00年4月。同社協は同村役場と協議のうえ、デイサービスやヘルパーの派遣など介護保険事業を独立採算で始めた。

 利用者の希望する時間にヘルパーを派遣したり、年中無休にしたりして利用者本位のサービス提供を心がけてきた。利用者は年々増え、ヘルパー派遣では、利用者が当初のほぼ倍の60人に。収入を増やす一方、定期昇給の凍結などで職員給与を抑制した結果、決算は初年度から黒字となった。額は毎年度1千万円を超え、03年度はこれまでで最高の約1730万円になった。

 1日、五箇村社協はほかの3町村社協と合併し、隠岐の島町社協になる。同時に五箇村社協に残った1人の職員はふれあい五箇に移る。このため、隠岐の島町社協は五箇村に支所を設け、ボランティアの仲介業務や共同募金、福祉資金の貸し付けなど、これまで通り地域福祉の仕事をする。「住民への影響はない」(池田さん)という。

商工会と商議所 合併に法の「壁」
 町村合併の枠組みに合わせ、各町村の商工会が、合併を視野に入れた広域連携(グループ化)を進めている。10月1日に合併する各町村の商工会では、隠岐の島町となる4町村の商工会が来春合併し、邑南町になる3町村の商工会と美郷町になる2町村の商工会は?年春までの合併を目指している。

 安来市と合併する能義郡2町の商工会も06年春に合併を予定しているが、安来商工会議所との合併は検討していない。江津市と合併する桜江町の商工会も江津商工会議所との合併は考えていない。

 商工会は商工会法に、商工会議所は商工会議所法に基づいて認可された法人で、運営方法も異なっているためだ。商工会は会員一人ひとりが総会に出席でき、議決権を行使できるが、商工会議所は会員から選ばれた常議員による常議員会が実質的な運営機関になっている。
商工会と商工会議所の合併は法的にできない。商工会が解散し、その区域を商工会議所が新たに区域とするか、法改正を待つしかない。
(10/1)

449とはずがたり:2004/10/04(月) 12:08
http://www.373news.com/2000picup/picup_gappei.htm
平成の大合併<鹿児島県>

450とはずがたり:2004/10/04(月) 13:10
<近畿>奈良県

公園はいいから道路だけ造って貰えれば良いんじゃないか?

奈良の合併模様<高取・野迫川村>
http://mytown.asahi.com/nara/news01.asp?kiji=3516

用地買収が滞り、アスファルトの途切れた道路。この近くに「健幸の森公園」の建設予定地がある=高取町で
相手に難色示され
知事勧告待つだけか

  高取町の藤井地区に、「5年間、途切れたままの道路」があるというので、地元の年配女性が案内してくれた。

  地区を横切る農免道路から500メートル先に、舗装された町道と人家が見える。だが、その間は用地買収が滞り、工事用のでこぼこ道があるだけだ。女性は「仕方ないのよ。町は貧乏だから」とあきらめ顔だ。

  ところが、その近くに総事業費20億円をかけた福祉施設「たかとり健幸の森公園」の建設計画がある。28ヘクタールの敷地内に温浴施設やキャンプ場、薬草ハーブ園……。国の補助事業で、町が10億円余りを負担する。

  町職員は「町内に光が当たる場所は必要」と説明するが、関係者は言う。「この公園が、橿原市との合併でネックになっとるんや」

    ■   ■

  7月末、橿原市役所3階の市長室。安曽田豊市長に、高取町の筒井良盛町長が頭を下げた。

  「編入合併させてもらえないだろうか」

  同町は人口約8千人で、歳入37億円のうち税収はわずか7億円。地方債残高は55億円に膨らんだ。期待をかけていた中和地区7市町村の合併協議会が明日香村の離脱などで昨年11月に解散し、同町は新たな合併の道を模索していた。

  橿原市にとっても、国が償還の約7割を負担する合併特例債189億円を発行できるメリットはあるが、市議会は合併賛成派と反対派に割れており、先行きは不透明だ。ある市議は「特例債なんて一時しのぎ。高取町長は公園建設を残してくれというが、なんでその借金を橿原が肩代わりせないかんねん」と憤る。

    ■   ■

  「相手があっての話だからねえ」。野迫川村の高田幸篤村長も、ため息が出る。

  村は3月、議員定数などで折り合いがつかず、五條市、大塔、西吉野両村との合併協から離脱した。高田村長はその後、近隣の天川、十津川両村長に内々に合併話を持ちかけたが、断られてしまった。

  野迫川村の人口はわずか650人。生き残りをかけて新しい産業にも取り組んできたが、苦戦が続く。

  例えば、夏場に県内の乳牛を村の高原で預かる「夏山親里制度」。88年に国と県の補助を受け、1400万円かけて牧場を整備した。だが、高齢化と後継者不足で続かず、いまではススキが生える荒れ地と化した。

    ■   ■

  「村の自主性だけに任せられない」。同村の合併について、柿本善也知事は9月の会見で、県が積極的に介入する姿勢を初めて示した。

  全国的に合併協議が行き詰まるケースが多いのを受けて、来年4月に新合併特例法が施行されることが背景にある。県が合併構想を作成し、知事は構想に基づいた合併協の設置を市町村に勧告できる。総務省は、高取町や野迫川村のような人口1万人未満の自治体を勧告の対象にする方針だ。

  「合併できなければ、勧告を待ってもらうしかないだろう」と県幹部は言う。まちの行く末は、県の手に委ねられることになるのだろうか。

(10/4)

451とはずがたり:2004/10/05(火) 15:46
(新)下関市は下関市及豊浦郡(菊川町,豊田町,豊浦町,豊北町)から構成される。

下関市長 「来年10月、中核市に」 推進チームを設置
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041005-00000011-nnp-l35

 下関市の江島潔市長は四日の定例会見で、二〇〇五年二月十三日の豊浦郡四町との合併後、中核市移行の目標時期を同年十月一日とすることを明らかにした。これまで、移行は〇六年四月一日に予定していたが、中核市移行による充実した行政サービスを早期に提供したいとの理由で、半年早めた。また、円滑な移行のため、総合政策部企画課長をリーダーとする「中核市推進プロジェクトチーム」を設置した。

 一市四町合併で新「下関市」は人口三十万人に達し、中核市の要件を満たす。中核市に移行すれば、身障者手帳交付や屋外広告物制限、都市計画などの県事務が移管され、市独自にスピーディーかつ柔軟な対応ができる。例えば、障害者手帳交付は県への申請の必要がなくなるため、交付まで二、三カ月かかっていたのが約五十日で交付できるようになるという。

 今後の手続きは、合併後の新市議会での議決、県議会の同意、国への申請、政令改正となる。来年十月の移行を実現するには、五、六月ごろまでには国への申請を終えたいとしている。

 プロジェクトチームは、十二人で構成、六日に第一回会合を開く。県からの権限移譲をスムーズに進めるため、県との協議が主な業務になる。

 また四日には、合併までの日数をカウントダウンする電光掲示と一市四町の紹介写真を掲載した告知看板が市役所前にお目見えした。
(西日本新聞) - 10月5日2時11分更新

452とはずがたり:2004/10/05(火) 16:33
合併で何でもかんでも良くなると云うのはそもそもの間違いだが,もうこんな現実が出てきちゃうとつらいねぇ。。

佐渡市の建設計画が破綻 全事業見直しへ
http://mytown.asahi.com/niigata/news02.asp?kiji=6556

 国の「三位一体改革」に伴う交付金・補助金減額の影響で、今年3月に誕生したばかりの佐渡市が、今後10年間で734億円の大幅な歳入不足に陥ることがわかった。不足は今年度だけでも39億円にのぼるといい、合併前につくった新市建設計画は初年度で破綻(はたん)。市は、同計画で決めた100以上の全事業を一から見直す作業に取りかかっている。

 佐渡市で新市建設計画が破綻しかねないとの危機感は、国の今年度予算案が固まった今年1月の段階からあった。同計画が予定通り実施できるのかを調査するため、市議会は6月に新市建設計画等調査特別委員会を設置、8回目となる9月30日の委員会(非公開)で中間報告案をまとめた。

 それによると、「国の財政措置により、市財政は、合併前の計画を大きく下回り厳しい状態」。当初の計画と比べ、今年度から向こう10年間で734億円の歳入不足になると試算している。今年度の市の一般会計534億9千万円や、合併特例債事業の総額685億円を大きく上回る額だ。

 詳細は5日の市議会本会議で報告されるが、不足分は特例債事業費と普通建設事業費の合計の34%、緊急度の高い事業の約44%にあたると指摘。「これに相当する事業の削減が必要である」と結論づけている。

 また、ケーブルテレビの整備(35億円)、図書館11カ所建設(22億5千万円)、学校建設・改修(183億円)、両津中心市街地活性化事業(40億円)といった事業を再検討する必要があるとも指摘。合併前、旧金井町か旧佐和田町かでもめ、住民投票にまで発展した新庁舎建設(23億円)の見直しも、必至の情勢だ。

 ある佐渡市議は「合併前、住民に説明した多くの事業ができなくなってしまった。これからの説明責任をどうすればよいのか……。『夢』があるから、合併に納得してもらったのに」と話す。

 同市が非常事態に陥った背景には、小泉内閣の「三位一体改革」による交付税、補助金の削減がある。

 今年度、国から地方自治体へ配られる交付税と赤字地方債は前年度比で12%の大幅減、補助金は1兆円カット。この結果、佐渡市の今年度の予算は、交付税分が10億7千万円、国・県の補助金分27億円が不足する。さらに景気回復の遅れから市税収入も見込みより1億6千万円下回り、歳入不足に追い打ちをかけている。

 佐渡市の担当者は「まさか(交付税が)12%も減らされるとは思わなかった」と嘆く。新市建設計画は、事前に県と協議し、国にも送付しているだけに、市側に「約束を反故(ほご)にされた」との思いは消えない。

 総務省合併推進課は「一般論だが、そもそも財政事情が厳しい。将来のことは予想しきれないので、こちらの立場で助言することは難しい」と話している。
(10/5)

453とはずがたり:2004/10/05(火) 16:36
住民のエゴじゃ。合併推進しろ。

諏訪市が湖周3市町合併 離脱の方向
http://mytown.asahi.com/nagano/news01.asp?kiji=4729

「アンケート結果を尊重したい」と会見で述べる山田勝文諏訪市長=諏訪市役所で
  岡谷、諏訪両市と諏訪郡下諏訪町の湖周3市町合併問題で、諏訪市は4日、3市町合併の是非を問う住民アンケートの結果を市議会市町村合併対策特別委員会に報告した。「反対」が「賛成」を上回っており、山田勝文市長は「結果を尊重したい」と述べた。6日の市議会全員協議会で議員の意見を聞いたうえで最終判断を表明するが、3市町合併協議会を離脱する見通しが強まった。

  アンケートは18歳以上の市民(永住外国人を含む)4万3056人を対象に、9月15日から30日まで実施され、2万8897人から回答があった(回収率67・11%)。

  「賛成」は42・94%にあたる1万2407人、「反対」は49・79%の1万4389人、「どちらともいえない」が7・05%の2036人、白票など「その他」が0・22%の65人だった。反対が賛成を1982人上回った。

  特別委員会では、委員から「住民の意向を尊重するのか」「約2千人の差は僅差(きんさ)と思えないが、どう思うか」などの質問があり、山田市長は「ある程度の差が出ていると判断できる。結果を尊重したい」と答えた。委員会後の記者会見でも同市長は「市民の3人に2人が回答した調査内容は、十分に意向が出ている」と述べた。

  アンケート結果が伝えられた岡谷市と下諏訪町では、林新一郎市長と高橋文利町長がそれぞれ記者会見し、ともに「予想外の残念な結果だ」と述べた。

  高橋町長は「たとえ諏訪市が離脱しても、岡谷市と下諏訪町の合併の方向は『是』とする」と述べたうえで、両市町の枠組みによる合併の是非を問う住民意向調査を11月中にも岡谷市と一緒に実施し、その結果で方向を決めたいとする考えを示した。


(10/5)

454とはずがたり:2004/10/05(火) 16:39
合併推進しるぅうう!!

相模原市と先行合併も 相模湖町長が可能性示唆−−1市3町合併について /神奈川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041005-00000093-mailo-l14

 相模湖町の溝口正夫町長は、相模原市と津久井、城山両町の1市3町で進める合併について、05年3月末までに相模原市と先行合併する可能性を示唆した。町長再選が決まった3日夜、選挙事務所で記者会見し、「相模原市がOKというなら先行合併の可能性は十分ある」と述べた。一部自治体の合併準備の遅れで3町の足並みがそろわなくても、1市3町による任意合併協議会の合意事項を守り、年度内の合併に踏み切る公算が大きいという考えを示した。
 溝口町長が先行合併を示唆した背景には、任意合併協議を進める3町のうち、今年6月の城山町長選で小林正明町長が合併推進派の現職を破って初当選したこともある。小林町長が年度内の合併に慎重な構えを見せ、3町が足並みをそろえての合併が難しい情勢にあることを踏まえた。
 津久井郡4町は当初、相模原市との合併に歩調をそろえた。しかし、藤野町が昨年12月に離脱したため、1市3町で合併協をスタート。この時点で藤野町を除く3町が先行合併に動き出した。藤野町はその後、住民投票で合併賛成が多数を占め、同市に改めて合併協議を申し入れている。
 1市3町の任意合併協議はほぼ整い、法定合併協議会にいつ移行するかが焦点。相模湖町は11月下旬に合併の是非を問う住民投票の実施を予定。11月23日には津久井町長選があるため、法定合併協議会への移行はこれらの結果を待って進められるとみられる。
 溝口町長は会見で、藤野町を含む津久井郡4町一体での合併が望ましいと強調。そのうえで、先行合併の場合、4町で構成するごみ、し尿処理、救急消防の広域行政組合事業の解散が大きな課題になると指摘した。

10月5日朝刊 
(毎日新聞) - 10月5日16時34分更新

455とはずがたり:2004/10/05(火) 17:08
>>450
橿原市☆, 桜井市★, 磯城郡(川西町★,三宅町★,田原本町★),高市郡(高取町☆,明日香村)
☆中和地区市町村合併問題協議会(2003/3/31任意協議会設置,2003/12/26解散)
高市郡明日香村が合併協議から離脱(2003/9/5),単独村制継続へ
橿原市は明日香村を除く6市町での合併に慎重
☆:橿原中心の合併検討 ★:桜井・磯城合併

>>450
●五條市
五條市●, 吉野郡(西吉野村●,大塔村●,野迫川村[離脱])
新生五條市合併協議会(法定)
※法定協議会設置:2003/4/1
※野迫川村が合併協議から離脱の意向を表明(2004/2/23),合併協議から離脱(3/31)

天川黒滝村(仮)
吉野郡(黒滝村,天川村)
※吉野郡吉野町,大淀町,下市町,下北山村,上北山村,東吉野村と8町村での法定協議会「吉野郡八町村合併協議会」を解散:2004/3/31
※任意協議会設置:2004/6/28 ※法定協議会設置http://www.vill.tenkawa.nara.jp/gappei/fr-top.htm:2004/9/6

五條市,西吉野村,大塔村,(野迫川村)の組み合わせは形状的にゲリマンダーな感じが。168号線新天辻トンネルで結びつきは太そうだけど。。

>>453
岡谷市, 諏訪市, 茅野市, 諏訪郡 下諏訪町,富士見町,原村
☆諏訪地域6市町村任意合併協議会(任意)(2004/3/31解散)
※任意協議会設置:1966/1/10→解散:1966/8/22
谷市, 諏訪市, 諏訪郡 下諏訪町
★岡谷市・諏訪市・下諏訪町合併協議会(法定)
※3市町で研究会設置:2004/4/1 ※準備会設置:2004/6/24 ※法定協議会設置:2004/7/20
※アンケート結果を受け諏訪市は合併協議からの離脱を検討へ
◆地理的に岡谷と下諏訪は近いんだし諏訪抜きでも合併しちまえ。出来れば3市町でいけ!

>>454
相模原市, 津久井郡 城山町,津久井町,相模湖町
☆相模原・津久井地域合併協議会(任意)
※相模湖町,藤野町は東京都八王子市に合併協議を打診,八王子市は特例法期限内での合併は困難として見送り
※津久井郡4町(城山町,津久井町,相模湖町,藤野町)が相模原市に合併協議を申入れ(2003/7/22)
※藤野町が任意協議会に不参加
※城山町,津久井町,相模湖町が相模原市に合併協議を申入れ(2004/1/23)
※準備会設置:2004/2/10
※任意協議会設置:2004/4/1,法定協議会設置予定:2004/10月
※新市名:相模原市(さがみはらし)
※新市役所:現・相模原市役所
※津久井郡4町での法定協議会設置を求める住民発議,相模湖町,藤野町が可決,城山町,津久井町が否決し不成立
※合併の是非を問う住民投票の結果・予定
※藤野町:「賛成(62.4%)」「反対(37.6%)」(2004/6/27)
※相模湖町:(2004/11月頃)
※城山町:城山町長は実施予定日(11/28)が時期尚早として,町議会に再議(再審議)請求→廃案(9/27)
※城山町長は合併に慎重
※藤野町が参加を申入れ(8/12)
※4市町協議会とは別に,相模原市と藤野町の2市町での協議会設置を検討へ
◆地理的・経済的には神奈川県相模郡(相模湖町,藤野町)+東京都八王子市の越県組み合わせが良さそうに思えるんだがねぇ。

456とはずがたり:2004/10/07(木) 11:27
ヤスオ〜,急げや。

県境越え市村合併を可決 岐阜県議会
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041007-00000067-kyodo-pol

 岐阜県中津川市と長野県山口村の県境を越えた合併問題で、岐阜県議会は7日、両市村の合併に向けた議案を可決した。
 長野県議会でも同様に議案を可決しないと総務相は承認手続きに入らないが、同県の田中康夫知事は合併反対を表明し、議会への議案提出を見送っているため見通しは立っていない。
 山口村は合併が実現すれば長野県から離脱することになるため、田中知事は「県民の意見を聞く必要がある」と、県民1万人を対象に合併の賛否を問う世論調査を実施する方針を表明。長野県議会では同日午後、調査実施のための補正予算案を総務委員会で採決する。
 岐阜県では梶原拓知事が県議会の審議の中で「(長野県の見送りは)残念だが、本県は地域の意向を踏まえて手続きを進める」と表明。中津川市合併準備室は「予定通り来年2月13日に合併する前提で準備している。長野県も早く手続きに入ってほしい」としている。
(共同通信) - 10月7日11時20分更新

457とはずがたり:2004/10/09(土) 00:27
<近畿>大阪府
河南町、太子町、千早赤阪村は南河内市でも作れ!!

富田林と周辺3町村との合併 期限内は困難
http://mytown.asahi.com/osaka/news02.asp?kiji=911

  富田林市など4市町村の合併について、多田利喜・富田林市長は7日に記者会見し、「期限内の合併は極めて困難」と述べた。来年3月までに各議会の議決を経て首長が知事に合併を申請しなければ、合併する市町村を優遇して国がお金を出す「合併特例債」が適用されない。市長は「特例債が受けられないなら、市が合併する利点は当面ない」としており、議論は白紙に戻る公算が大きくなった。

  富田林市は02年7月、河南町、太子町、千早赤阪村と、合併に向けた府内初の法定協議会をつくった。だが3月に第8回協議会が開かれたのを最後に動きは止まっている。

  原因は、住民アンケートを受けた富田林市が、それまで話を進めてきた対等な合併を改め、編入(吸収)方式での合併を進めたいと表明したこと。3町村長は受け入れ姿勢を示したものの、富田林市は六つの具体的な条件を提示。「特例債の配分枠はあらかじめ決めない」「思い切った職員の段階的な削減を進める」など3町村にとって厳しい内容で、交渉は難航していた。

  多田市長は会見で、将来の合併は否定しないとしながらも、「合併しないと立ち行かなくなる財政状況ではなく、条件を取り下げてまで合併を進めるつもりはない」などと話した。3町村が全条件に応じた場合も、市は改めて合併の是非を住民投票で問い、その結果に従うという。

  府内では富田林市周辺も含めて六つの法定協議会が設けられたが、話がまとまったのは政令指定都市を目指す堺市と美原町の合併だけ。残る五つの協議会のうち、泉佐野市を中心にした3市2町の「泉州南合併協議会」は、住民投票で2市1町が反対多数で解散を決めた。守口市と門真市、岸和田市と忠岡町のいずれの組み合わせも、住民投票で反対が多数を占めるなどして事実上の白紙になっている。

(10/8)

458とはずがたり:2004/10/09(土) 02:24
>>457
こんな野心的な案もあったのにねぇ。44市町村→14市

ソース:京都新聞2000年忘月忘日

大阪,14市に再編も
府が合併パターン提示

高槻市+島本町
茨木市+吹田市+摂津市
豊中市+箕面市+池田市+豊能郡
枚方市+寝屋川市+交野市
守口市+門真市+大東市+四条畷市
大阪市
東大阪市
八尾市+柏原市
羽曳野市+藤井寺市+松原市
河内長野市+富田林市+大阪狭山市+美原町+南河内郡
高石市+泉大津市+忠岡町+和泉市
岸和田市+泉佐野市+貝塚市+熊取町
泉南市+阪南市+岬町

大阪府の権限を侵しそうな大阪市・東大阪市・堺市が放置なのが笑える。

459とはずがたり:2004/10/09(土) 03:06
佐井村と風間浦村 大間町に合併要請
町長 「難しいが十分検討」
http://mytown.asahi.com/aomori/news02.asp?kiji=7056

 佐井村の太田健一村長と風間浦村の横浜力村長は7日、大間町の浅見恒吉町長に、3町村による合併に向けて協議の場を設けるよう申し入れた。浅見町長は検討のうえ今月中に回答する意向を示した。

  大間町など3町村は下北半島北部に位置し、「北通り」と呼ばれ、03年に研究会を設置し、合併を検討したことがある。だが、3町村では財政的に厳しいとして見送り、むつ市など8市町村による合併協議会に参加した。その後、大間町が協議会を離脱したことを受け、佐井、風間浦村とも新たに設置された合併協議会に加わらなかった。

  浅見町長は「3町村で合併しても財政的にはよくならず、難しいと考えている。ただ、両村の思いもあるので、議会に報告し、十分検討した上で回答したい」と話した。


(10/8)

460とはずがたり:2004/10/10(日) 04:05
<九州・沖縄>大分県由布市

湯布院は由布院+湯平の合成地名だが,由布そのものは由布川や由布岳で地域と関係が深いのか。
後輩が住む野津原は合併から離脱。まぁ大分市の方と関係が深いのであろう。

[花いちもんめ]おおいた市町村合併 新庁舎位置、庄内案は継続審議 /大分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041009-00000155-mailo-l44

 ◇「町民の声聞く時間を」−−大分郡3町合併協
 挾間、庄内、湯布院の大分郡3町の合併協議会は8日開かれ、新市長が執務し、条例上の事務所を庄内町とする案が提案されたが「町民の声を聞く時間がほしい」との意見から継続審議となった。
 事務所の位置を巡っては、これまで3町がそれぞれ「わが町に」と主張し平行線のまま。合併協議会委員のうち3町の町長、議会代表の計9人だけで8月18日〜10月7日に5回会議。その結果、合併協幹事会案と同じく(1)庄内庁舎に条例上の事務所と総務部門(2)挾間庁舎に議会棟と産業建設部門(3)湯布院庁舎に福祉事務所、環境・観光部門、教育委員会(4)住民サービスに直接かかわる窓口業務は各庁舎に、それぞれ配置する――ことを軸に協議会で話し合うことにした。
 8日は合併協会長の佐藤成己・挾間町長が7日までの町長・議会代表会議の結果を報告、提案した。

10月9日朝刊 
(毎日新聞) - 10月9日17時20分更新

461とはずがたり:2004/10/10(日) 13:35
廃止すると無医地区になってしまう阿仁町立を除いて北秋中央、公立米内沢、合川町立は診療所としても廃止して医者を新病院へ掻き集めるべきやね。

「北秋田市」病院再編に難題山積
http://mytown.asahi.com/akita/news01.asp?kiji=6286

 医師52人どう確保?

 赤字解消厳しい見通し

 「北秋田市」を目指す鷹巣、合川、森吉、阿仁4町の合併協議会で、圏域の3病院を統合して新病院を建設する大がかりな再編計画が進んでいる。病床数を100以上減らす一方で、老朽化し、赤字がかさむ医療環境を一新し、最新の機器などで増収を図る。ただ、今より20人も多く必要な医師をどう確保するのか、診療所として残る既存病院の収支をどう合わせるのか。過疎と高齢化が著しい地域に、難題が待ちかまえる。

 (山本真男)

 合併協議会の病院部会によると、結核、精神、感染の各病床を除いた現有病床数はJA秋田厚生連の北秋中央病院(鷹巣町)が一般216床、公立米内沢病院(森吉町)が一般129床、療養型60床、阿仁町立病院が一般60床で、計465床ある。

 合川町立の診療所にも19床があるが、事実上、入院は取り扱っていない。歯科を除いた開業医は4町で計17軒。15軒は鷹巣町に集中し、合川、森吉両町は1軒ずつ。阿仁町はゼロだ。

 国の医療提供整備目標に応じた基準病床数は、半数がカウントされる老人保健施設の50床分を除くと356床になる。

 計画では大館能代空港南側の鷹巣、合川、森吉3町が交わるエリアに新市庁舎と共に建設される見通しの新病院に一般300床を割り当て、公立米内沢病院は療養型の56〜60床だけを残す。阿仁町立病院は基準病床数の計算に含まれない19床の診療所にし、北秋中央病院と合川町の診療所は無床の診療所にする。

 新病院は診療所や開業医からの紹介を受けて急性期の患者の治療や検査にあたり、なるべく短い入院で急性期を脱して、かかりつけの医師に逆紹介する「地域医療支援病院」の指定を目指す。

 たとえば、今の公立米内沢病院の紹介率は10%程度。それを「紹介率60%以上、逆紹介率30%以上」といった指定条件に合うよう、医療のあり方を根本的に変える必要が出てくる。

 まだ交渉はしていないが、運営はJA秋田厚生連に全面的に委ねたい考えだ。現在、圏域では30%前後の患者が他の市町村に行っている。この分を取り戻すことで病床利用率を95%以上と見積もり、黒字経営を見込む。

 北秋中央、公立米内沢、合川町立、阿仁町立の4医療施設を合わせると、職員総数は現在447人。新病院開業予定の09年春までに32人が定年退職し、415人となる。

 試算では、新病院を含む5医療施設のトータルで18人の不足になる。職種によっては余剰人員が出るほか、身分が公務員だったり団体職員だったりするため、調整が必要だ。

 それ以上に問題なのは、いま32人しかいない医師が、52人も必要になることだ。既存の施設に医師を残し、さらに新病院に43人を配置するためだ。北秋中央病院の院長を長く務めた岸部陞・鷹巣町長は町議会への説明の際に「地元出身の医師を呼ぶなど、みんなでいい医師を探さないとならない」と話した。

 合併協病院部会の資料は公立米内沢病院について「累積赤字の解消には至らない」、診療所になる阿仁町立病院については「16年度から赤字になる」と早くも厳しい見通しを示している。

 最も高齢化率が高く、地理的にも新病院から遠い阿仁町は、町立病院がなくなれば無医地区になる。

 新市まちづくり計画案によると、圏域の人口は1965年の6万807人から00年の国勢調査で4万2050人に減った。2025年には2万8600人と、60年で半分以下に落ち込む計算だ。

 1152平方キロと県全体の1割近い面積に県の3・5%の人口が暮らすことになる「北秋田市」。市民の命をどう守るか、大きな課題になる。

(10/8)

462とはずがたり:2004/10/10(日) 13:41
おい,クソ三川町議め〜
三川抜きでとっとと合併しちまえ〜!!

庄内南部7市町村 合併協が事実上崩壊
 関連議案 三川町議会が否決
http://mytown.asahi.com/yamagata/news02.asp?kiji=5875

  庄内南部地区合併協議会を構成し、来年10月1日に対等合併する協定書に調印した鶴岡市など7市町村の各議会が8日、合併関連5議案を一斉に採決した。このうち、合併協からの離脱決議をしている三川町議会だけが反対多数で否決、ほかの6市町村議会はいずれも可決した。ただ、1議会でも否決されればこの枠組みでの合併は不成立となるため、今後、枠組みも含めた協議の見直しが迫られることになる。

  7市町村長は今月4日に合併協定書に調印し、各市町村を廃止し、新たに「鶴岡市」を新設するための合併関連5議案を各議会に提案していた。

  三川町議会での採決に先立って行われた討論では、反対派の町議3人が「今の合併協議会には相互互譲の精神がなく、鶴岡市主導の編入合併同然」などと主張。一方、合併賛成派の町議3人が「7月のアンケートで、過半数の住民が合併に賛成していると思う」などとしたが、採決で賛成3、反対11で否決された。

  閉会後、三川町の阿部誠町長は沈痛な表情で記者会見に臨み、「合併が必要だという認識は変わっていない。残念な結果だが、住民の不安をいかになくしていくかが一番の課題」と述べた。

  また合併推進を求める住民団体「町市町村合併を進める町民の会」の梅津泉会長は「議員が反対する理由が伝わらない。議会を変えない限り、町の将来はない」と議会の解散請求も示唆した。

  また、合併協会長の富塚陽一・鶴岡市長は同市役所で記者会見し、「結果は残念だが、あれほどはっきり議決が出た以上、他の町村を待たせるわけにいかない」と述べ、関連議案が可決された6市町村での合併を目指したい考えを示した。

  各市町村は週明けにも議会全員協議会を開くなどして、枠組みなど今後の方向性を決める。

  三川の将来図を議員は示す必要

 〈解説〉 庄内南部7市町村の合併協議は、新市の名称の決め方など、鶴岡市主導の合併協議に対する三川町議11人の反発で事実上崩壊した。町議会での否決で破綻(はたん)が現実になったことで、この地区の協議は出遅れることになった。

  波乱は、富塚陽一・鶴岡市長が「新市名は鶴岡以外あり得ない」として6町村側が求めた公募を拒否したことに端を発する。その後、町議らは「拙速な合併は避けるべきだ」と、藤島や羽黒の議員と水面下で離脱を模索する動きを強めた。

  こうした動きが強まるほど「合併しないで本当にやっていけるのか」という町民の切実な不安との距離が広がった。

  「三川ジャスコができて税収が増えたから大丈夫」「合併してもしなくても同じなら、しない方が良い」。町議側の主張には、町の将来ビジョンを真剣に考える姿勢は感じられなかった。

  約8千人の住民を乗せた「三川丸」は今、合併賛成の船長に反旗をかかげた船員の決断で大海原に出た。今こそ、自ら描く三川の航海図をはっきりと示す必要がある。
(加藤真太郎)
(10/9)

463とはずがたり:2004/10/10(日) 14:12
<中国・四国>岡山県

この手の話しばかり。交付税や補助金減らして地方をもっとギリギリ締め上げねば!

佐伯町議会が合併議案否決
http://mytown.asahi.com/okayama/news02.asp?kiji=5041

 佐伯町議会(定数10)は8日、臨時町議会を開き、和気町との合併関連4議案を否決した。両町は9月末、合併協定に調印したばかりで、県内では合併調印後の関連議案の否決は初めて。県市町村合併推進室は、議案を後日再提案することは法的に可能としているが、両町の合併の先行きは混沌(こんとん)としてきた。

 尾崎忠信町長は提案理由で、合併賛成票が反対票を17票しか上回らなかった9月の町民アンケートの結果に触れ、「数字の意味を読み込んで判断を」と述べた。

 採決前の討論で、合併賛成派は「昨年から基金を取り崩しており、合併しないと財政の行き詰まりは免れない」などと述べたが、3対6の賛成少数で合併関連議案は否決された。

 尾崎町長は「合併協定の練り直しも含め、関係方面と話し合う。辞職はしない」と語った。

 佐伯町議会による合併関連議案の否決を受け、和気町議会は8日、合併関連4議案を継続審議にした。西崎歳太路・和気町長は「残念だが驚いてはいない。佐伯町以外との合併は考えていない」と話している。


(10/9)

464とはずがたり:2004/10/10(日) 14:18
<中国・四国>徳島県

阿波再編 三加茂 三好と「2町で」
http://mytown.asahi.com/tokushima/news02.asp?kiji=4451

 井川、三野両町の離脱で暗礁に乗り上げた三好郡東部4町の合併計画をめぐり、残った三加茂、三好両町が2町だけでの合併に向けて動き出した。三加茂町議会は8日の全員協議会で、三好町との合併を進める方針を圧倒的多数で決めた。三好町も以前から2町での合併を提唱している。

 全員協議会では、川原義朗町長が「合併しない場合は06年度には赤字財政になる。自立はあり得ない。西部の合併もまだ確実なものではない。これまで2町でも合併するとしていた三好町との合併が確実」と説明。

 議員からは、財政格差を理由に東部の合併から離脱した井川町や、「市の方がメリットがある」と、西部の計画に参入した三野町への不信感が強く、結果的に2町の合併を支持する声が大勢を占めたという。

 川原町長は「議会の方針を踏まえ、住民への説明会を開き、町としての方針を固めたい」と話している。

 三加茂町議会の決定を受け、三好町は週明けにも議会が全員協議会を開く予定。町も、早急に住民に経過を説明したいとしている。

 三加茂、三好両町が合併すると人口は約1万6千人、西部の4町村に井川、三野両町が加わると約3万7千人になる。

(10/9)

http://glin.jp/upd/tokusima.html
東みよし町
2005.4.1三好郡 三野町,三好町,井川町,三加茂町
★三野町・三好町・井川町・三加茂町合併協議会(法定)
※三好郡池田町,山城町,東祖谷山村,西祖谷山村を含めた8町村で研究会設置:2002/2/27
※4町で準備会設置:2003/2/5
※法定協議会設置:2003/3/15
※新町名最終候補5点:清流,東みよし,みかわ,三井(みつい),みのだ
※新町名:東みよし町(ひがしみよしちょう)
※新町役場:現・三加茂町役場
※三好郡池田町,山城町,東祖谷山村,西祖谷山村が合併協議を申入れ(2003/9/26)→参加を断念,4町村での合併を検討へ
※井川町の住民アンケートの結果「三好郡東部4町(39.2%)」「三好郡西部5町村(33.5%)」「合併しない(25.3%)」(2003/10月)
※井川町議会は「合併協議会からの離脱を求める決議案」を可決(2004/9/6)
※井川町が合併協議から離脱を表明(9/9)
※三加茂町は3町での合併協議継続を検討へ
※三野町議会が「三好郡8町村での合併,市制施行を目指す決議案」を可決(10/5)
※三野町は三好郡広域合併(市制施行)を検討へ,「三好郡西部合併協議会」に参加を申入れ(10/6)
※三加茂町議会は三好町との2町での合併を検討へ(推) 26,095
(国) 26,620
210.12
新設
○○町
2006.3.1三好郡 池田町,山城町,東祖谷山村,西祖谷山村
★三好西部合併協議会(法定)
※三好郡三野町,三好町,井川町,三加茂町を含めた8町村で研究会設置:2002/2/27
※三好郡8町村での合併を断念
※4町村で準備会設置:2004/1/6
※法定協議会設置:2004/3/24
※新町名公募上位3点:池田,阿波池田,西三好
※新町名候補13点:池田(ちょう,まち),阿波池田,あわ池田,四国中央,清流,西三好,西みよし,美山,やまびこ,阿波いけだ,新池田,西阿
※新町役場:現・池田町役場
※4町村は三好郡広域での合併に前向き
※井川町に参加を呼掛け
※三野町が参加を申入れ(10/6)

465とはずがたり:2004/10/10(日) 14:47
やたらと飛び地合併が目立つ青森だが大丈夫かね。
http://glin.jp/upd/aomori.html

五所川原市
2005.3.28五所川原市, 北津軽郡 金木町,市浦村
★五所川原地域合併協議会(法定)
※五所川原市,西津軽郡8町村,北津軽郡5町村(板柳町を除く)の14市町村で研究会設置:2002/1/22
※金木町,市浦村は北津軽郡中里町,小泊村と4町村で法定協議会「津軽北部四町村合併協議会」設置:2003/2/1→解散:2004/1/31
※金木町の合併の枠組みを問う住民アンケートの結果「(広域合併を含む)五所川原市(46.2%)」「中里町,小泊村(30.2%)」「合併しない(17.6%)」「その他(3.4%)」(2004/3月)
※市浦村(3/30),金木町(4/20)が五所川原市に合併協議を申入れ
※五所川原市,金木町の2市町で検討会設置:2004/5/17
※法定協議会設置:2004/7/1
※新市名:五所川原市(ごしょがわらし)
※新市役所:現・五所川原市役所
※合併協定調印式予定:2004/10/19
※市浦村は飛び地に

○○町
2005.3.28東津軽郡 蟹田町,平舘村,三厩村
★東津軽三町村合併協議会(蟹田町ホームページ)(法定)
※東津軽郡今別町,蓬田村を含む5町村で研究会設置:2001/6/14
※準備会設置:2002/5/15
※任意協議会「東津軽5町村任意合併協議会」設置:2002/7/9→解散:2003/3/31
※今別町に参加を呼掛け,今別町は4町村での合併に慎重
※三厩村との2町村での合併を検討していた今別町は,単独町制継続へ
※3町村で法定協議会設置:2004/8/6
※新町名候補5点:海峡,海幸(かいこう),風の(風野,かぜの),外ヶ浜(そとがはま),龍飛(竜飛,たっぴ)
※新町名の意向を問う住民(世帯ごと)アンケートを実施(〜10/15)
※新町名は10/19協議会で決定予定
※新町役場:現・蟹田町役場
※三厩村は飛び地
※蓬田村は単独村制継続へ
※三厩村で合併に関する住民投票の実施を求め,三厩村長に対する解職請求(リコール)の署名活動,署名数不足により不成立

中泊町
2005.3.28北津軽郡 中里町,小泊村
★中里町・小泊村合併協議会(法定)
※北津軽郡金木町,市浦村と4町村で法定協議会「津軽北部四町村合併協議会」設置:2003/2/1→解散:2004/1/31
※小泊村が中里町,金木町に3町村での法定協議会設置を申入れ(2004/3/16)
※中里町の合併の枠組みを問う住民アンケートの結果「中里町,小泊村などの小規模合併(金木町などを含む)(59.2%)」「五所川原市との合併(周辺自治体を加えた広域合併を含む)(40.8%)」(2004/4月)
※法定協議会設置:2004/6/21
※新町名候補3点:中泊,稲海(いなみ),美里
※新町名を問う住民アンケート順:中泊(53.8%),美里(32.8%),稲海(13.4%)
※新町名:中泊町(なかどまりまち)
※新町役場:現・中里町役場
※合併協定調印式予定:2004/10/28
※2町村は飛び地

466とはずがたり:2004/10/10(日) 14:50
<九州・沖縄>長崎県

05年度内に合併 佐世保・宇久協議会が発足
http://mytown.asahi.com/nagasaki/news02.asp?kiji=4220

佐世保市と宇久町でつくる1市1町の合併協議会が4日発足し、同市内で初会合があった。合併形態は宇久町の佐世保市への編入合併とすることが提案され、合併期限を06年3月末までとすることなどを確認した。35項目の合併協定事項については、すでに同市と合併調印している吉井、世知原両町との間での合意内容を基礎に協議することを申し合わせた。

  協議会長には光武顕市長が、副会長には田中稔町長が就任。合併特例法の適用を受けるため、05年3月末までに県知事への合併申請、06年3月末までに合併を目指す方針を決めた。町議会は、特例を適用せず町議全員が失職する吉井、世知原両町と同市との合意を踏襲することも確認した。

  また今後、まちづくり計画の参考のために、10〜11月にかけて、宇久町の中学生以上の全町民約3200人と、佐世保市の中学生以上の市民から抽出した約7200人にアンケートを行うことが報告された。


(10/5)

467とはずがたり:2004/10/10(日) 15:01
<東海>静岡県

川根3町は一緒になりゃいいのになぜ中川根町,本川根町は拒否するのか!?
川根は島田・金谷と一緒になればいいのでは?

川根町議全員が辞職
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news02.asp?kiji=11224

町長リコール流動的に

  合併問題を巡り河野敏郎町長に対する解職請求(リコール)と町議会解散を求める住民投票が予定されている川根町で7日、10人の町議全員が辞職した。「住民投票を求める本請求の重みを尊重する」とともに「住民投票を避け経費節減」などが主な理由だという。議会の住民投票はなくなり、出直し町議選が実施される。町長リコールについては表面的な変化はないが、流動的な状況だ。

  町議会解散に反対し町長派と見られる町議4人がこの日午前、辞職願を提出した。解散を主張していた残りの6人は8日に出す予定だったが、急きょ午後、辞職願を出し、受理された。これとは別に、リコール運動の代表者になっている元議長ら2人が既に辞職しているため、定数12の全員がいなくなった。

  岡沢弘昌議長は「住民の声を真摯(しんし)に受け止めて前から総辞職をしようと考えていた」という。住民投票をした場合、その後の出直し選挙を含め経費がかかるため、河野町長に対しても「一日も早く(退職の)腹を決めていただきたい」と語った。

  町議の思いは様々で、辞職願に「今回のリコール運動は納得できない。しかし町民を巻き込み将来への不安を過重に与えた事実に対しては重く、責任を感ずる」と書いた人もいたという。

  議員辞職は12日に町選管に通知され、50日以内に出直し選挙がある。

  一方、河野町長はこれまで「退職するつもりはない」と話している。しかし関係者によると、水面下では退職を促す話し合いもあり、微妙だ。この日は東京に出張だという。

  町長リコール、町議会解散を求める住民投票の本請求は先月30日に出された。町長リコールの代表者(元議長)は以前、町長選で河野町長の対立候補でもあった。


(10/8)

http://glin.jp/upd/shizuoka.html
川根本町
2005.9.20榛原郡 中川根町,本川根町
★中川根町・本川根町合併協議会(法定)
※島田市,金谷町,川根町,吉田町と6市町で勉強会設置:2002/4/26
※2町で法定協議会設置:2003/10/14「住民発議」
※新町名候補5点:奥大井,上川根,川根茶,川根本,新川根
※新町名最終候補3点:川根茶,川根本,新川根
※新町名:川根本町(かわねほんちょう)
※新町役場:現・中川根町役場
※合併協定調印式:2004/10/4
※合併関連議案を2町は10/13審議予定
※合併関連議案を静岡県議会は12月議会で審議予定
※中川根町で島田市,榛原郡金谷町,川根町と4市町での法定協議会設置を求める住民発議
※川根町は2町に合併協議への参加(4度目)を申入れ(2004/6/18〜22),川根町の参加申入れを拒否
※川根町は3町での合併を断念,単独町制継続へ
※川根町で合併問題(合併を断念)に関して,川根町長と川根町議会に対する解職・解散請求(リコール)の署名活動→全川根町議が辞職願提出(10/7)
※川根町長の解職の是非を問う住民投票を実施予定(2004/11/21)

468とはずがたり:2004/10/10(日) 15:06
<北陸・信越>新潟県

五泉、村松の合併「対策の方式で」
http://mytown.asahi.com/niigata/news02.asp?kiji=6566

 五泉市と村松町の法定協が8日、開かれた。合併方式は、2市町が対等に合併して新しい市を作る「新設合併方式」とすることなど、基本3項目が決まった。
 このほか、新市の名称は公募し、1人一案で、最も多く寄せられた市名案を採用する、新市庁舎は、合併後10年以内に2市町の中間地点に住民の要望する複合施設と併設する形でつくるなどで合意した。
 2市町の合併をめぐっては、任意協の間も基本項目で話し合いがまとまらず、度々協議を中断するなど難航していた。

(10/9)

469とはずがたり:2004/10/10(日) 15:09
<北陸・信越>富山県

婦中町めちゃんと可決しろや〜。

富山地域の7市町村 合併協定に調印
http://mytown.asahi.com/toyama/news01.asp?kiji=4939

 富山地域7市町村(富山市、大沢野町、大山町、八尾町、婦中町、山田村、細入村)の合併調印式が9日、富山市内のホテルであり、各市町村長が協定書に調印した。「平成の大合併」では県内3番目の調印。05年4月1日に新「富山市」が誕生する見通しとなったが、婦中町で合併賛成、反対両派の対立が激化するなど、実現に流動的な要素も残されている。
 合併が実現すると、人口は県全体の約4割の約42万人、面積は約3割にあたる約1242平方キロメートル。人口・面積いずれも県内最大の自治体となる。
 調印に先立ち、合併協議会長の森雅志富山市長が「効率的な財政基盤の確立にはスケールメリットが生かせる合併が有効な手段。ふるさとを守り、発展させ、安定した住民サービスが提供できるように努力していきたい」とあいさつした。
 今後、各市町村は12〜19日に臨時議会を開き、合併関連の議案の議決を目指す。
 だが、婦中町は、8月の町民意向調査で合併に反対多数だった結果を受け、調印式で立会人を務める予定だった柞山数男議長が欠席。代わりに町議会の合併問題特別委員長で賛成派の藤沢隆議員が出席した。
 「民意を尊重すべきだ」とする柞山議長は13日に予定されている合併関連議案審議の臨時議会について、「今の状況では開会できない」と開会を拒否する考えだ。
 富山地域の合併協議をめぐっては、昨年4月に法定協議会が設立され、今年7月に24の協定項目と事務事業2038項目の一元化を終えた。その間、協議会16回のほか、130回の専門部会、約500回の分科会を重ねてきた。
 合併後10年間に必要な主要事業のうちの投資的経費を3027億円としている。合併特例債は508億円を見込む。市役所は現在の富山市役所におかれ、6町村の役場は総合行政センターとして機能する。
 また、合併後50日以内に市長選と市議選が行われる。市議は初回のみ5選挙区に分けて全体で48人を選ぶ。定数は富山市34▽大沢野町・大山町5▽八尾町・婦中町7▽山田村1▽細入村1。2回目以降は定数46で一つの選挙区で行う。

(10/10)

470とはずがたり:2004/10/10(日) 15:15
>>462
鶴岡市
2005.10.1鶴岡市, 東田川郡 藤島町,羽黒町,櫛引町,三川町,朝日村,西田川郡 温海町★庄内南部地区合併協議会(法定)
http://www.shonainanbu-gappei.jp/
※東田川郡立川町を含む8市町村で任意協議会設置(東田川郡余目町がオブザーバー参加):2002/7/10
※余目町が正式加入(7/26)
※立川町,余目町が合併協議から離脱(9/11),2町での合併を検討へ
※合併関連議案を6市町村が可決,三川町が否決:2004/10/8
※庄内地方14市町村での法定協議会設置を求める住民発議,藤島町が可決,他13市町村が否決(2003/1〜2月)
※羽黒町議会が「協議会からの離脱を求める決議案」を否決(2004/6/23)
※三川町議会が「協議会からの離脱を求める決議案」を可決(9/8)
※三川町議会は合併に慎重,三川町長は合併に前向き
※三川町は合併協議から離脱へ
※三川町を除く6市町村で合併協議を継続へ,法定協議会設置予定

>>467
★中川根町・本川根町合併協議会(法定)
http://www.nakahon-gappei.jp/

>>468
★五泉市・村松町合併協議会(法定)
http://www15.ocn.ne.jp/~gmgappei/

>>469
富山市
2005.4.1富山市, 上新川郡 大沢野町,大山町,婦負郡 八尾町,婦中町,山田村,細入村
★富山地域合併協議会(法定)http://ww2.ctt.ne.jp/tgpi-01/
※滑川市,立山町,上市町,舟橋村を含む11市町村で研究会設置:2001/7/5
※立山町で富山市との法定協議会設置を求める住民発議,富山市が(広域合併を視野に)議会付議せず不成立
※富山市が10市町村に準備会設置を申入れ(2002/12/2)
※7市町村で準備会設置:2003/1/8
※山田村は法定協議会の参加を見送り
※山田村を除く6市町村で法定協議会設置:2003/4/1
※新市名公募上位10点:富山,とやま,新富山,神通(じんずう),越中,立山,越中富山,北アルプス,日本海,新とやま
※新市名:富山市(とやまし)
※新市役所:現・富山市役所
※合併協定調印式:2004/10/9
※合併関連議案を7市町村は10/12〜19審議予定
※合併関連議案を富山県議会は12月議会で審議予定
※山田村が加入(2003/6/25)
※滑川市,上市町,舟橋村は単独自治継続へ
※立山町は,上市町,舟橋村との3町村での合併を検討
※立山町議会が舟橋村議会に合併協議を申入れ(2004/3/24)
※八尾町が合併協議から離脱の意向を表明(7/17)
※合併の是非を問う住民投票・住民意向調査の結果(2004/8/8)
※八尾町:「賛成(57%)」「反対(43%)」(住民投票)
※婦中町:「賛成(35.4%)」「反対(59.3%)」「どちらともいえない(5.3%)」(住民意向調査)
※八尾町,婦中町は合併協議継続の意向
※婦中町で合併反対の住民による,婦中町長,婦中町議会に対する解職・解散請求(リコール)の署名活動
※大山町で合併の是非を問う住民投票の実施を求め,大山町長に対する解職請求(リコール)の署名活動→解職の是非を問う住民投票予定(2004/11/7)

471とはずがたり:2004/10/10(日) 16:36
>>469

=富山地区合併経緯(●:今回合意した新富山市構成市町村)=

富山市●,滑川市,上新川郡(大沢野町●,大山町●),婦負郡(八尾町●,婦中町●,山田村●,細入村●),中新川郡(立山町,上市町,舟橋村)の11市町村で研究会設置:2001/7/5,富山市が10市町村に準備会設置を申入れ(2002/12/2)

富山市●,上新川郡(大沢野町●,大山町●),婦負郡(八尾町●,婦中町●,山田村●,細入村●)の7市町村で準備会設置:2003/1/8,山田村●を除く6市町村で法定協議会設置:2003/4/1。山田村●が加入(2003/6/25)

滑川市,上市町,舟橋村は単独自治継続へ
立山町は,上市町,舟橋村との3町村での合併を検討
立山町議会が舟橋村議会に合併協議を申入れ(2004/3/24)

八尾町●が合併協議から離脱の意向を表明(7/17)
八尾町●(住民投票で賛成多数),婦中町●(住民意向調査で反対多数)は合併協議継続の意向

婦中町●で合併反対の住民による,婦中町長,婦中町議会に対する解職・解散請求(リコール)の署名活動
大山町●で合併の是非を問う住民投票の実施を求め,大山町長に対する解職請求(リコール)の署名活動→解職の是非を問う住民投票予定(2004/11/7)

このグレーター富山が成立すれば富山県そのものも不要になると見た。同じく福井市も鯖江や坂井郡を併せてグレーター福井を成立させれば同様で3件合併北陸州だ!

472とはずがたり:2004/10/10(日) 16:49
<東北・北海道>宮城県

大崎は旧郡名でも無いんだな。木曽や伊那みたいな地方名?

新設 大崎市 2005.4.1
古川市, 志田郡(松山町,三本木町,鹿島台町),玉造郡(岩出山町,鳴子町),遠田郡(田尻町)
★大崎地方合併協議会(法定)http://www.oosaki-gp.jp/
(推) 138,681
(国) 139,313
796.76
※合併関連議案を5町が可決,三本木町は合併関連議案の内「議員定数議案」を否決(他の議案は可決),古川市が否決:2004/9/1
※古川市:「賛成(36.8%)」「反対(44.7%)」「わからない(17.4%)」(市民1万人対象)
※古川市長は合併に前向き,古川市議会は合併に慎重

合併シンポで知事/「『大崎』なぜだめ?」
http://mytown.asahi.com/miyagi/news02.asp?kiji=5835
  出直しによる古川市長選が行われることになった大崎地方1市6町の合併問題で、合併推進派の「1市6町の合併を推進する会」主催による合併シンポジウムが9日、古川市内で開かれ、浅野知事が出席した。

  浅野知事は「旧市町の地域自治組織や地域医療態勢の充実など、大崎地方の合併には他にない特色がある」と、大崎地方の合併の意義を強調。焦点の市名問題に関しては「周辺をのみ込む側の中心、古川市で何でもめるのか? 慣れ親しんだ『大崎』の名称でどうしてだめなのか?」と述べた。

(10/9)

473とはずがたり:2004/10/13(水) 01:50
<東北・北海道>秋田県
新設 横手市2005.3.19
横手市, 平鹿郡 増田町,平鹿町,雄物川町,大森町,十文字町,山内村,大雄村
★横手平鹿合併協議会(法定)http://www.yh-gappei.jp/
(推) 105,662
(国) 109,004
693.59

十文字・増田・山内の逡巡はあったものの横手平賀一体となっての合併は喜ばしい。
平鹿町:http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1043561199/143

山内村住民投票 新・横手市に合併選ぶ
http://mytown.asahi.com/akita/news01.asp?kiji=6295

 村長「村民意志に従う」

 横手平鹿7市町村との合併の是非を問う山内村の住民投票が10日あった。「合併」が2158票で、投票総数の67・23%に達した。村議会は合併、自立両派が拮抗(きっ・こう)、藤原清村長は自立を主張してきたが、開票後に「村民の明確な意思に従う」と表明。「合併支持」が過半数を制したことで、村は05年3月に誕生予定の新・横手市に加わる方向が固まった。

 当日有権者は3752人。投票率は86・49%だった。

 「平成の大合併」に関する県内の住民投票は岩城、十文字、比内町に次いで4例目。これで横手平鹿合併協は山内村を含む8市町村一体の枠組みが維持されそうだ。

 開票後、記者会見した藤原村長は「思わぬ大差が出た。結果をしんしに受け止め、今後の合併協に臨みたい。大差になったのは8市町村が一緒になる中で、一つだけ抜けることへの不安が大きかったのでは。住民の意思がはっきりしたことで、私の(自立支持の)意見は慎みたい」と話した

 合併派は「村の歳入の半分近くは地方交付税。公共事業に使える投資的経費は6・8%(03年度)しかない。自立では、道路や橋もいっさい造れないし、役場の職員や議員も半減し、村から活気もなくなる。高齢化社会を迎える中、やっていけない。合併して効率的な財政運用で町づくりをしていくしかない」と主張していた。

 自立派は「お金がない自治体同士が集まっても何も出来ない。合併特例債を使い果たし、借金が残るだけ」と訴えたが、浸透しなかった。

 同村は昨年3月、横手平鹿の任意の合併協議会に加入したが、8月に「合併の是非など具体的な議論がない」として脱退。12月に合併推進派住民の住民発議を受けた決議で再加入した。方針が変転したのは、議会の合併派、自立派が7−7で激しく対立したためで、住民投票案も4回目でやっと可決した。

 「圧倒的」と喜ぶ 合併派村民の会

 合併賛成派「合併問題を考える山内村民の会」の会員らは午後8時ごろ、JR相野々駅に隣接する「ポッポあいのの」に集まった。同8時45分ごろ、開票所から結果を聞いた会員が戻ってくると、「やった」「圧倒的だ」などと喜び、お茶で乾杯した。

 推進派の伊藤茂光村議(60)は「合併すべきだと村民によく理解された。村長は合併の手続きをしっかり進めてほしい」。また藤原村長の責任については「この結果を見て自ら判断するだろう」と述べた。

 自立派ため息

 自立派は、藤原村長の後援会事務所の一室に集まった。午後8時35分ごろ「負けた……」という知らせ。部屋にため息が広がった。阿野文夫さん(66)は「合併、自立派とも村を良くしようとしての投票。でも村がなくなることは残念だ」。

(10/11)

474とはずがたり:2004/10/13(水) 01:55
<東北・北海道>秋田県
新設湯沢市 2005.3.22
湯沢市, 雄勝郡 稲川町,雄勝町,皆瀬村
★湯沢雄勝合併協議会(法定)http://www.yutopia.or.jp/~yogk/
※雄勝郡羽後町,東成瀬村は単独自治継続へ
(推) 56,228
(国) 58,504
790.72

湯沢雄勝は横手平鹿よりは順調ではないようだ。。

475とはずがたり:2004/10/13(水) 01:59
<東北・北海道>秋田県

大曲仙北は大曲の市名すら消えてしまうのか

新設 大仙市 2005.3.22
大曲市, 仙北郡 神岡町,西仙北町,中仙町,協和町,南外村,仙北町,太田町
★大曲仙北合併協議会(法定)
(推) 95,423
(国) 98,326
866.68

※大曲市が仙北郡13町村に任意協議会設置を呼掛け(2002/5/14)
角館町,田沢湖町,西木村は仙北市へ。

476とはずがたり:2004/10/13(水) 02:00
>>475
仙北郡 六郷町,千畑町,仙南村は美郷町を形成

477とはずがたり:2004/10/13(水) 02:09
>>473-477
ソース:
http://glin.jp/upd/akita.html
(常に最新情報。ほんと頭が下がります)

478とはずがたり:2004/10/13(水) 12:02
<北陸・甲信越>山梨県

こんなに問題山積でも合併に踏み込んだ笛吹市の心意気を買いたい。中道町と芦川村の合併も早く認めよ。これは南アルプス市と増穂町にも云えることか。あと甲斐市は甲府市と一緒になるべきやと思う。


合併で笛吹市誕生
http://mytown.asahi.com/yamanashi/news02.asp?kiji=7862

  東八代地域の石和、御坂、一宮、八代、境川、春日居の6町村が合併して12日、笛吹市が誕生した。人口は7万2580人(1日現在)で、甲府市、甲斐市に次いで3番目となる。「平成の大合併」としては県内では6番目、面積は約165平方キロ。また、この日の選挙管理委員会で市長選と市議選は11月7日告示、同14日投開票と決まった。

  開庁式は、暫定本庁舎である旧石和町役場であり、旧6町村長と山本栄彦知事らが「笛吹市役所」の銘板を除幕した。

  職務執行代理者の金井豊明・旧春日居町長は「旧6町村の特徴を生かす視点で課題に取り組み、新市長にバトンタッチしたい」と話した。

  市長選にはこれまで、荻野正直・旧石和町長、東八代郡選出の中村正則元県議、小沢栄真・旧御坂町長の3人が立候補を表明している。市議選の定数は30で、旧6町村の合計定数104から74減る。今のところ40人近くが立候補を固めているという。

  

  6町村の合併による笛吹市の誕生によって、財政基盤の強化や行政サービス向上が期待されるが、新庁舎の場所は決まらず、水道料金やごみの回収などは旧6町村のままで格差が残るなど、先送りされた課題は少なくない。

  ●新庁舎は未定 

  旧6町村長は新庁舎建設で合意したが、建設場所については意見がまとまらなかった。当面、旧石和町役場を本庁舎とする。でも、約650人の職員の収容能力はないため、分庁方式となった。八代庁舎には、市議会議場や建設部、教育委員会が入り、春日居庁舎には上下水道の公営企業部が入った。残りの御坂、一宮、境川の旧役場は支所となった。

  議長室や議会事務局は本庁舎に置かれたが、議場は八代庁舎にある。新市長ら関係者は議会などのたびに、両庁舎の距離約3・5キロメートルを行き来することになる。新市長立候補予定者が、旧石和、旧八代、旧御坂にいるため「市長選の結果も(新市役所の)場所決定に影響してくるのでは」とある元町議はいう。

  ●なお残る格差 

  6町村長が3月に合併協定書に調印した際、66あった協定項目のうち、40以上が「新市において引き続き調整が必要な事項」だった。合併協のある元委員は「特例債が認められる05年3月までの合併を重視する余り、先送りの傾向が強かった」と振り返る。

  水道料金を50立方メートル当たりで比べると、旧御坂町では5302円に対して、旧境川村は2730円だ。合併協の水道分科会では「合併後、何年後かに統一しよう」と話し合っただけで、具体的な統一方法は何も決まっていない。国民健康保険税、粗大ごみの回収日数、学校給食費なども先送りされた。

  ●新たな協議も 

  甲府市との合併協議を解消した中道町と芦川村は、来年3月の合併特例法期限内の笛吹市との合併を求めている。でも、旧6町村長らは「6町村の合併が最優先」とし、途中参加を認めなかった。新市は発足したが、合併協議がいつ始まるかはまだ決まっていない。


(今野忍)
 

(10/13)

479とはずがたり:2004/10/13(水) 19:56
<九州・沖縄>佐賀県
※佐賀市,多久市,佐賀郡,神埼郡,小城郡の18市町村で研究会設置:2000/9/5

新設 佐賀市 佐賀市●, 佐賀郡 諸富町●,川副町▲,東与賀町▲,久保田町▲,大和町○,富士町● 人口:(推) 240,005 (国) 241,406 面積:390.72
☆佐賀市・諸富町・川副町・東与賀町・久保田町・大和町・富士町合併協議会(2003/12/31解散)

新設/市制 ○○市 神埼郡 神埼町①,千代田町①,三田川町②,東脊振村②,脊振村①,三瀬村●
☆神埼地区合併協議会(2004/3/31解散)

※佐賀市は7市町での合併に慎重,諸富町,大和町,富士町との4市町での合併案を市議会に提案(2003/10/31)
※佐賀郡6町が協議会解散を申入れ(11/12)
※大和町(11/17)○,富士町(11/25)●,久保田町(11/27)▲,川副町▲(11/28)が合併協議から離脱を表明
※6市町村での合併を断念,協議会を解散(2003/12/31)
※佐賀市●,諸富町●,大和町○,富士町●は神埼郡三瀬村●と5市町村での合併を検討へ
※川副町▲,東与賀町▲,久保田町▲は3町での合併を断念(2004/6/23),佐賀市を含めた将来的な合併を視野に,当面の間,単独町制継続へ
※佐賀市は5市町村での合併成立後に川副町▲,東与賀町▲,久保田町▲との合併協議を検討へ

※神埼町①,千代田町①,脊振村①は3町村での合併を検討へ
※三田川町②,東脊振村②は三養基郡上峰町②と3町村での合併を検討へ
※三瀬村●は佐賀市を中心とした合併を検討へ

*大和が離脱してしまうと富士・三瀬両町村は飛び地になってしまう。

*一気に佐賀市●,佐賀郡(諸富町●,大和町○,富士町●,川副町▲,東与賀町▲,久保田町▲),神埼郡(三瀬村●)で合併しようや。

佐賀など5市町村合併協
http://mytown.asahi.com/saga/news02.asp?kiji=2759

  佐賀市や諸富、大和、富士3町、三瀬村の5市町村の第2回法定合併協議会が12日、佐賀市で開かれ、合併後も全議員が残る「在任特例」は適用せず、「新市発足後50日以内に設置選挙を行う」という小委員会の報告が賛成多数で承認された。合併日は財政上のメリットが大きいとして、05年4月1日に決まった。

  協議はすべて終わり、近く各市町村議会に廃置分合議案が諮られる。だが、在任特例の適用を求める大和町の委員は「合併への参加は厳しくなっている」と述べ、議決されるか微妙な状況だ。

  協議会では、小委員会報告に対して、大和町の委員が「飛び地を懸念して、富士町、三瀬村のことも考えなければならない。合併の枠組みが崩れるのはやむを得ないのか」と声を震わせ、他市町村の委員からは「一つでも欠けてはならない。議員の取り扱いで、合併の是非を問うて欲しくない」との意見が出るなど、この日も平行線をたどった。採決の結果、賛成23、反対9で、設置選挙が承認された。

  閉会後、木下敏之・佐賀市長は「ここまできて枠組みを崩すのは避けたい。各議会での議決が得られればいいが楽観はできない。結果を待つしかない」と話した。

(10/13)

480とはずがたり:2004/10/14(木) 02:50
<東北・北海道>福島県

須賀川市2005.4.1編入須賀川市, 岩瀬郡 長沼町,岩瀬村
※岩瀬郡鏡石町,天栄村は合併に慎重

会津若松市
2004.11.1編入 北会津郡 北会津村
2005.3 編入 河沼郡 湯川村,河東町
※耶麻郡磐梯町は単独町制継続へ

会津美里町2005.10.1新設 大沼郡 会津高田町,会津本郷町,新鶴村

「会津美里町」へ対等合併を申請−−知事に3町村長 /福島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041013-00000124-mailo-l07

 「会津美里町」として05年10月1日の対等合併を目指す会津高田町、会津本郷町、新鶴村の3町村の各首長が12日、県庁で佐藤栄佐久知事に合併の申請をした。県内の知事への合併申請は会津若松市・北会津村、須賀川市・長沼町に続いて3例目。12月定例県議会の議決を経て、来年1月に総務省から告示される予定。

10月13日朝刊 
(毎日新聞) - 10月13日16時16分更新

481とはずがたり:2004/10/14(木) 02:52
<北陸・甲信越>長野県
何故かねぇ〜。
>今回は戦後4度目の「諏訪は一つ」構想だったが、過去のいずれも、部分合併すら成立していない。

岡谷市と下諏訪町、合併断念 法定協は18日で解散へ−−両議会特別委 /長野
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041013-00000098-mailo-l20

 諏訪湖周3市町法定合併協議会から諏訪市が離脱することになった問題で12日、残る岡谷市と下諏訪町は議会特別委員会を開き、今後の対応を協議した。両議会とも「合併は白紙に」との意見が大勢で、両首長は2市町合併案を断念。法定協は次回18日を最後に解散することになった。
 下諏訪町議会では、多くの議員が「2市町だけでは諏訪が一つにまとまるための先行合併にならない」「合併アンケートをすれば反対多数となり、岡谷市との関係にわだかまりを残す」などと発言。2市町合併を求めた議員は1人のみで「(2市町が)同時に終止符を打ち、今後の合併機運に備えるべきだ」との意見が圧倒した。岡谷市議会でも2市町合併に慎重な意見が大勢だった。
 両議会での議論を受けて高橋文利・下諏訪町長と林新一郎・岡谷市長は岡谷市役所で会談。取材に対して高橋町長は「議会の雰囲気で方向性は出たと言わざるを得ない」、林市長も「私の中での方向性は決まった」と話し、法定協の開催は次回18日が最後との見通しを示した。
 諏訪地域では「諏訪は一つ」を旗印に02年10月、6市町村で任意合併協議会を設立。だが東の八ケ岳山ろく側から離脱する自治体が相次ぎ、今月6日には諏訪市も離脱を表明した。今回は戦後4度目の「諏訪は一つ」構想だったが、過去のいずれも、部分合併すら成立していない。

10月13日朝刊 
(毎日新聞) - 10月13日16時46分更新

482とはずがたり:2004/10/14(木) 03:03
<九州・沖縄>鹿児島県
串木野市◆,日置郡(東市来町☆,市来町◆,伊集院町☆,日吉町☆,吹上町☆,金峰町▲,松元町●,郡山町●)を含む9市町で研究会設置:2001/1/1 調査研究会設置:2001/11/20 検討会設置:2002/4/22
※串木野市◆,松元町●,郡山町●が離脱(松元町●,郡山町●は鹿児島市との合併へ),検討会解散:2002/8/13
日置市:日置郡(東市来町☆,市来町◆,伊集院町☆,日吉町☆,吹上町☆,金峰町▲)で併協議会
※市来町◆が合併協議から離脱(2003/10/14),串木野市◆との合併を検討へ
※東市来町☆議会は枠組みの見直しも検討へ
※協議会を休止(2004/9/2)
※金峰町▲は合併協議から離脱へ,加世田市など川辺地区との合併を検討へ
※吹上町☆議会が合併に関する住民の意思を問う住民投票実施を求める請願を賛成多数で採択した:2004/10/12
合併は来年5月1日 日置中央合併協が初会議
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041014-00000010-nnp-l46

 東市来、伊集院、日吉、吹上町による日置中央合併協議会は十三日、伊集院町中央公民館で第一回協議会を開き、合併予定期日を二〇〇五年五月一日とすることなどを決めた。

 また、同協議会を構成する四町と金峰町でつくっていた日置合併協議会の協議結果を基本として見直し作業を進めることも確認した。五町で「日置市」と決定していた新市の名称については小委員会で継承するかどうか決める。新市の庁舎は現在の伊集院町役場とし、他の三町役場を支所(総合支所方式)とすることも承認した。

 この日は吹上町議会が十二日、合併に関する住民の意思を問う住民投票実施を求める請願を賛成多数で採択したことについて他町の委員から不安の声が相次いだ。横山宏志吹上町長は「大多数の町民、議員は四町合併を支持しており、住民投票に代わる方法を検討したい」と述べた。
(西日本新聞) - 10月14日2時16分更新

483とはずがたり:2004/10/14(木) 03:19
<九州・沖縄>鹿児島県

http://glin.jp/upd/kagosima.html
◆◆串木野市,日置郡(東市来町,市来町,伊集院町,日吉町,吹上町,金峰町,松元町,郡山町)を含む9市町で研究会設置が>>482で結局,◆串木野市,◆日置,◆鹿児島。◆加世田と別れたように大規模合併はやはり難しいか・・。

◆◆国分市,大口市,姶良郡,伊佐郡の14市町で研究会設置:2001/4/19→解散:2002/5/13

◆伊佐市 新設 大口市, 伊佐郡 菱刈町
◆霧島市 新設 国分市, 姶良郡 溝辺町,横川町,牧園町,霧島町,隼人町,福山町
※溝辺町議会が「合併協議会から離脱する決議案」を可決(6/23)
※協議会を休止(8/12)
※溝辺町を除く6市町で法定協議会設置:2004/9/14
※溝辺町が合併協議復帰の場合,7市町での合併協議を再開へ
※溝辺町議会は隼人町との2町での合併を検討へ
※隼人町議会は溝辺町を除く合併に慎重
◆錦江市2005.2.14新設・市制 姶良郡 加治木町,姶良町,蒲生町
※姶良町が合併協議から離脱を表明,協議会を休止(7/20)
◆湧水町2005.3.22新設 姶良郡 栗野町,吉松町

◆◆肝属地域12市町で研究会「肝属地域市町村合併調査研究会」設置:2002/4/10→解散:2003/1/17

◆大隅市鹿屋市, 垂水市, 曽於郡 輝北町,肝属郡 串良町,吾平町
→鹿屋市2006.1.1鹿屋市, 曽於郡 輝北町,肝属郡 串良町,吾平町
◆○○市 肝属郡 串良町,東串良町,内之浦町,高山町,吾平町
※串良町が鹿屋市を中心とした合併協議に参加を申入れ(12/5)
→肝付町2005.3.22肝属郡 内之浦町,高山町
◆○○町肝属郡 大根占町,根占町,田代町,佐多町
※大根占町が合併協議から離脱を表明(2004/6/15)
※大根占町,田代町は2町での合併を検討へ
※根占町,佐多町は2町での合併を検討へ
→○○町2005.3.22肝属郡 大根占町,田代町
→南大隅町2005.3.31肝属郡 根占町,佐多町

484とはずがたり:2004/10/14(木) 03:21
>>482
因みに
◆◆川内市, 串木野市, 薩摩郡 樋脇町, 入来町, 東郷町, 祁答院町, 里村, 上甑村, 鹿島村
☆川西薩地区法定合併協議会(薩摩川内市発足により解散)
※薩摩郡下甑村を含む10市町村で勉強会設置:2002/4/23
は,
串木野市を除く◆8市町村(川内市, 薩摩郡 樋脇町, 入来町, 東郷町, 祁答院町, 里村, 上甑村, 鹿島村
)と薩摩郡下甑村が合併し「薩摩川内市」が無事成立(2004/10/12)
新幹線効果か!?

485とはずがたり:2004/10/14(木) 11:23
<関東・東京>埼玉県
全く地方議会ってのは議長やりたがる俗物どもの溜まり場。。
大同合併して議員数をうんと減らせ!。。まぁうんと減らすと良質な議員が駆逐されてしまう可能性もあるんじゃが。。

「議長の座」に執着 児玉町議長選汚職
http://mytown.asahi.com/saitama/news02.asp?kiji=5945

 「最後にとにかく議長になりたい」−−。児玉町の町議会議長選に絡み、同町の福島富造議長(80)=同町飯倉=と同町の福島肇議員(68)に対し13日夜、贈収賄容疑での逮捕状が出た。福島議長は2年前に議長選で敗れ、今回の選挙前は議長の座への強い執着心を周囲に漏らしていた。県警は、周辺自治体との合併論議が進む中、町議会議長というポストがなくなる恐れを抱いた福島議長が、なりふり構わぬ買収工作に走った可能性が高いとみて、詳しい動機と現金の原資などを追及している。

◆こだま市 新設 本庄市, 児玉郡 美里町,児玉町,神川町,神泉村,上里町
※美里町が合併協議から離脱を表明
※6市町村での合併を断念,協議会を解散(6/21)
平仮名のこだま市なんてのにしたのが敗因だ。本庄児玉市とかの格好いい名前にしとけば良かったのに。。

◆◆本庄市, 児玉郡 上里町
◆◆児玉郡 児玉町,神川町,神泉村
◆◆美里町(単独町政へ)
協議会解体後。なんで美里抜きの5市町村でとならないのか!?

福島議長 合併論議で焦り
  なりふり構わず買収?

 捜査2課の調べでは、贈賄容疑で逮捕状が請求された福島議長は、3月26日の町臨時議会で行われた議長選に絡み、福島議員に、自らへの投票や票のとりまとめを依頼し、数十万円を渡したとされる。

 同課は「議長選で多額のカネが動いた」との情報を得て内偵捜査を進め、12日に福島議長らを取り調べた。13日も朝から取り調べを行い、容疑が固まったとして逮捕状を取った。福島議長が大筋で事実関係を認めた。福島議員も大筋で認めているという。

 町議会事務局によると、議長の任期は4年だが、議員間の申し合わせにより2年で交代する慣習が続いている。過去に副議長を経験した議員は議長に就かない不文律もあった。

 福島議長は92年3月から2年間副議長を務めたが、2年前の議長選で他の議員と同数の票を集めた末にくじ引きで敗れた。今年2月の町議選後は、積極的に議長の座を目指す意向を周囲に示した。「副議長をやったんだから」と止める議員もいたが、構わず自ら名乗りを上げたという。

 ある議員は「本人は『もう高齢でもあるし、最後にとにかく議長をやりたい』と話していた」と話す。議会事務局によると、同町議会で副議長と議長の両方を務めたケースは極めて珍しいという。

 同課は、当時進んでいた合併で議長のいすが無くなるのを恐れた可能性が高いとみる。当時、児玉町はほかの児玉郡4町村と本庄市との合併を目指していた。しかし、5月に美里町の住民投票で反対が上回ったために同町が離脱、法定協は解散。児玉町は、当面は単独町を目指す美里町や本庄との1市1町合併を目指す上里町を除いた残る2町1村での合併を目指している。
(10/14)

486無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/10/14(木) 15:57
浪岡の合併反対派町民が抗議行動
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2004/1014/nto1014_5.asp

 青森市との合併阻止を目指す浪岡町の有志団体「住民投票を求める会」が、加藤新吉町長の解職請求(リコール)を進める中で行われた両市町の合併協定調印式。会場となった青森市のラ・プラス青い森の前に、求める会の会員十五人ほどが「合併阻止」の横断幕を掲げて詰め掛けた。まさに浪岡町側の混迷を象徴する光景だった。

 町長リコールに向けて有権者の四割に当たる有効署名を集めた同会は、調印式の直前、会場の前で両首長に、リコール請求が確定するまで合併手続きを凍結するよう求める申入書を手渡した。同会の古村一雄町議は「八千人もの署名を集めて、合併の是非を問う住民投票条例案を(五月臨時)議会に提出しても、町長や与党に『必要なし』とされた。リコールは合併の賛否を問うための住民投票」と語り、両首長に慎重な対応を求めた。

 一方、加藤町長は記者会見で「合併を阻止するならリコールではなく、議会解散(の住民投票を選ぶこと)が本筋ではないか」と同会の方針に疑問を投げ掛けた。

 加藤町長は、二〇〇二年八月から二回、町内三十五カ所で合併に対する住民説明会を実施した後、〇三年四月の住民意向調査の結果を踏まえて、青森市を選択したという自負がある。同会の活動に「何を今さら」という感情が言葉の端々にうかがえる。

 合併調印後にリコール投票が実施されれば、全国的にも極めて異例の事態となる。それぞれが、町民の意向に沿って動いていると考える両者の溝は埋まらず、混迷は深まるばかりだ。

487とはずがたり:2004/10/15(金) 01:07
<北陸・甲信越>山梨県

○○町 新設 2005.
西八代郡 三珠町,市川大門町,六郷町
★三珠町・市川大門町・六郷町合併協議会(法定)
※南巨摩郡鰍沢町,増穂町を含む5町で任意協議会設置:2002/7/1
※三珠町は中巨摩郡昭和町,玉穂町,田富町との合併を検討→断念
※3町で準備会設置:2004/3/30

[市町村合併]本庁舎は市川大門町役場に−−市川など3町法定協 /山梨
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041014-00000051-mailo-l19

 ◇分庁舎方式を決定
 三珠、市川大門、六郷の3町で作る法定合併協議会(会長、水上末雄・三珠町長)は13日、第3回会合を開き、合併後の庁舎について、現在の市川大門町役場を本庁舎、三珠、六郷の両町役場を分庁舎とする分庁舎方式とすることに決めた。また、新町名称候補選定小委員会の委員9人を選任した。
 3庁舎にどの部署を割り振るかは今後、決める。また、新町名小委は、今月中に数回の会合を開き、新町名の選定方法やスケジュールなどを協議、11月上旬の次回法定協で報告し、正式決定する。

10月14日朝刊 
(毎日新聞) - 10月14日16時46分更新

488とはずがたり:2004/10/15(金) 01:28
>>469 >>471

強行開催&採決を!

2004年10月14日更新
婦中町議会臨時会が流会 合併反対の議長が関連議案に反発 開会宣言を拒否
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/_today/T20041014003.htm

 富山地域七市町村の合併関連議案を審議する婦中町議会は十三日招集された。しかし、 大島外夫町長の合併推進の姿勢に反発する柞山数男議長は開会宣言を拒否し、流会となっ た。合併推進派の梶原昭副議長が議長に代わって議事を進めるのではないかと警戒した反 対派議員が、だれも座れないよう議長席を取り囲む事態に発展。大島町長は十五日に再度 、臨時会を招集する意向だが、柞山議長も開会拒否の姿勢を崩さず、打開の糸口は見えて いない。

 大島町長は十三日午後四時半から、町役場で記者会見し、「議長職の放棄だ。過去に聞 いたことがない。議員報酬を得ている議会の活動は、開会されてこそ始まる」と、柞山議 長を批判した。その後、柞山議長も記者会見を開き、「議員活動は日常の中にもある。全 国すべての議長に失礼なコメントだ」と反論。町長選挙か議会解散で信を問うべきだとの 考えを強調した。

 定数二〇の婦中町議会は合併賛成が十人、反対が九人。採決に加わらない柞山議長を除 けば一人の差である。柞山議長は、合併反対票が多数を占めた八月の住民意向調査に従う べきだと主張し、採決すれば可決となる合併関連議案を上程する臨時会の開会宣言をしな い意向を町側に伝えていた。

 十三日午前九時から始まった町議会全員協議会で、柞山議長はあらためて開会拒否の理 由を説明したいとしたが、合併賛成派議員と町当局側は午前十時に本会議場に入った。続 いて反対派議員も議場に姿を見せたが、席に着かず、「副議長が開会し、強行採決するの を防がねばならない」と、議長席の周辺を囲んだ。その後、柞山議長は再三、協議に応じ るよう呼び掛けたが、賛成派議員はあくまで開会を要望し、膠着状態に陥った。一時間四 十分後に各会派で協議することになり、本会議場から全員が退出した。

489とはずがたり:2004/10/15(金) 01:33
<九州・沖縄>熊本県

玉名市2005.10.3
玉名市●, 玉名郡 岱明町●,横島町●▲,天水町●▲,玉東町▲,菊水町,三加和町,南関町,長洲町
★玉名地域一市八町合併協議会(法定)
※荒尾市を含む10市町で研究会設置:2001/4/10
※荒尾市,長洲町を除く8市町で任意協議会設置:2002/3/25 長洲町が加入(5/8)
※横島町▲,天水町▲,玉東町▲が合併協議から離脱(2002/11/11),3町での合併を検討へ→3町での合併を断念
※横島町,天水町(12/24),玉東町(2003/1/21)が合併協議への復帰を申入れ
※3町を除く6市町で法定協議会設置:2003/1/1
※横島町,天水町,玉東町が合併協議に復帰(2003/2/1)
※法定協議会設置を求める住民発議
※「横島町で天水町,玉東町と」:3町が否決
※「長洲町で荒尾市と」:荒尾市が可決,長洲町が否決し不成立
※「南関町で三加和町と」:2町とも否決し不成立
※玉東町▲は9市町村での合併に慎重
※玉東町▲は合併の是非を問う住民投票かアンケートの実施を検討
※菊水町が協議会の解散を提案(2004/9/14)
※財政計画などを巡り協議が難航,協議会を休止(10/7)

岱明町など3町の合併新枠組みを了承−−玉名市議会全員協 /熊本
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041014-00000157-mailo-l43

 玉名市議会は13日、全員協議会を開き、合併の新枠組みについて協議した。その結果、同市と岱明、横島、天水各町の1市3町で新たに組み直すことを了承、執行部に伝えた。玉名地域1市8町は合併法定協を事実上解散、各市町は新たな枠組みを模索しており、残り5町が今後、どう対応するか注目される。

10月14日朝刊 
(毎日新聞) - 10月14日17時46分更新

490とはずがたり:2004/10/15(金) 19:00
<東北・北海道>福島県

「自立計画」厳しく/合併しない4町村
 県に提出 行政改革に必死
http://mytown.asahi.com/akita/news02.asp?kiji=6304

 県はこのほど、合併しない7市町村のうち4町村から出された「自立計画」の検討を終えた。地方交付税の削減が予定されるなか、各町村は町村有林を切り売りしたり、自治体の貯金にあたる基金を切り崩したり、苦しい財政運営を見込んでいる。計画を提出していない3市町も、生き残りをかけて行財政改革に必死の様子だ。

 「平成の大合併」の動きが進む中、県内69市町村のうち7市町村が「自立」の方針を打ち出している。県は昨年12月、自立を目指す市町村に、財政状況の推計や行政サービスの改正方針などを盛り込んだ「自立計画」の提出を依頼。03年度中に東成瀬村、上小阿仁村、大潟村、藤里町の4町村が提出した。

 「行財政改革を徹底して実行すれば、町単独で行政運営していくことが可能」。県は13日、藤里町の自立計画に対する検討結果を公表した。

 藤里町は計画で、職員定数を85人から69人にするなど人件費を削減。08年度をめどに2校ある小学校を統合し、町営給食センターを外部委託するといった改革案を盛り込んだ。減額が予想される地方交付税の代わりに、町有林300ヘクタールの伐採で5億円の収入を見込む。水道料金は09年度までに20%引き上げる計画だ。

 これに対し、県は「著しい住民サービスの低下はないと判断される」と評価。一方で「基金残高が少ない状態が続くので、サービス水準と負担のあり方を検討するなど、状況の変化に対応できる体制づくりが必要」などと意見をつけた。

 三位一体改革の先行きが不透明で、国からの地方交付税がどれだけ減らされるか予測がつかないのが現状だ。4町村とも10年間で財政規模の3〜4割縮小を見込む。上小阿仁村が基金を毎年度8900万〜2億1200万円取り崩すなど、やり繰りは苦しい。

 このため各町村は、3紙ある定期刊行物を村広報紙に統一し、発行部数を3800部から800部に(東成瀬村)▽光熱水費を30%節減(同)▽時間外手当を8割削減(同)▽無料検診の年齢を70歳以上から75歳以上に引き上げ(上小阿仁村)など、涙ぐましい節約努力を自立計画に盛り込んだ。

 県市町村課は「三位一体改革で、合併するところもしないところも財政は厳しい。計画をもとに住民にきっちり説明し、納得を得たうえでまちづくりを進めてほしい」としている。

 一方、自立計画を提出していないのは鹿角、小坂、羽後の3市町。

 羽後町の担当者は「計画を出すつもりはない。盾突くわけではないが、法的根拠がないのに県のお墨付きをもらう理由がない」と説明する。

 同町は今年2月、行政改革大綱を作った。事実上の「自立計画」だ。役場の6支所を05年度から廃止▽7カ所の保育施設を3、4カ所に▽11カ所ある小中学校を統合−−などを盛り込んだ。

 今年度の一般会計予算は約72億9千万円。10年前の規模まで縮小した。今後の財政見通しについて、担当者は「何を根拠に見通しを試算するのかあいまい。数字が独り歩きしてしまう」と公表しない考えだ。

 小坂町は「計画は年内までに提出したい」という考えだ。昨年末、参加していた二つの任意合併協から離脱。県は自立計画の提出期限を今年3月としていたが、「町民を入れて協議したい」という同町は提出時期を今秋まで延ばしてもらった。今は町民らによる「まちづくり委員会」で、自立後の姿を協議中だ。

 鹿角市は12月をめどに、行革と自立計画を合わせた「行財政運営基本方針」を作っている。同市の一般会計予算は今年度当初で約162億円。これを来年度から5年間で33億円圧縮する。

(10/15)

491とはずがたり:2004/10/16(土) 10:59
<関東・東京>千葉県

新設 長生市
茂原市, 長生郡 一宮町,睦沢町,長生村,白子町,長柄町,長南町
★長生郡市合併協議会(解散予定)(法定)
※研究会設置:1997/5/16 ※合併問題協議会設置:2002/9/17 ※法定協議会設置:2003/8/20
※合併予定期日:2005/4/18を提案 ※新市名最終候補2点:長生,茂原(もばら)
※新市名:長生市(ちょうせいし) ※新市役所:現・茂原市役所
※長生村は合併に慎重
※長生村は合併の是非を問う住民投票の実施を検討へ
※茂原市議会が「協議会からの離脱を求める決議案」を可決(9/24)
※茂原市が合併協議から離脱を表明(10/1)
※7市町村での合併を断念,協議会を解散予定
※茂原市は2005/3月以降の合併に慎重,将来的な7市町村での合併を視野に,長柄町,長南町との3市町での合併を検討へ(推) 159,393 (国) 159,919 326.98

何で茂原市は合併に慎重?
茂原市と茂原市の裏に当たる 長生郡 長柄町,長南町で合併,,多分茂原市となるとすると残りは長生郡 一宮町,睦沢町,長生村,白子町か。長生村が合併に慎重だと残るは一宮町,睦沢町,白子町だが白子町は飛び地になってしまう。合併するなら茂原市か?
結局茂原市の離脱は茂原主導での合併に切り替えたかったが故か?

それにしても千葉の在地の保守層は何かと腐ってるな〜。

睦沢町議選の選挙違反 逮捕の町議10人辞職 合併問題、混乱必至 /千葉
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041015-00000183-mailo-l12

 ◇町長も参考人聴取
 睦沢町議選(昨年12月)の前町議の出馬取りやめを巡る選挙違反事件で、公職選挙法違反容疑で逮捕された同町議10人が14日付で辞職した。定数16の同町議会は6人となった。町議の辞職を許可する議長と代行者の副議長も逮捕されており、拘置中の警察署内で10人の辞職が決まった。町は来月中にも補選を行う予定だが、同町を含む長生地域7市町村の法定合併協議会は解散問題などが大詰めを迎えており、混乱は免れない状態だ。また、御園生正美町長が同日、県警から参考人として聴取されていたことがわかった。今回の事件の裏付け捜査のためとみられる。
 町議会事務局によると、10人全員の辞職願は13日までに弁護士を通じ届いた。町総務課長と議会事務局長が14日、議長の鵜沢良容疑者(69)と、副議長の伊藤文生容疑者(67)が拘置されている警察署を訪れた。通常は弁護士しか接見できないが、裁判所に申請して例外的に認められた。
 鵜沢容疑者は他の9人の辞職願に署名し、鵜沢容疑者の分については、伊藤容疑者が署名した。辞職願は接見室のガラス越しに、署員を通して事務局長らに手渡された。両容疑者とも沈痛な面持ちだったという。
 法定協は今月12日、離脱を決めた茂原市を除く6町村の首長が解散を決定。正式な解散には各自治体の議会の承認が必要となっている。また、合併で財政上の優遇措置を得るためには、来年3月までに新たな枠組みでの法定協を設置し、協議を終える必要があるが、こうした手続きにも支障が出るのは免れない状況となっている。
 鵜沢容疑者は事務局長らに対し、「合併について協議すべき議会が機能せず、申し訳ない」と話したという。
10月15日朝刊 
(毎日新聞) - 10月15日16時25分更新

492とはずがたり:2004/10/16(土) 13:28
<北陸・甲信越>
其れにしても町役場が与板町役場なのは何故?
位置的には
 寺泊
和島・与板
出雲・三島
西山・長岡
という感じ。寺泊まで長岡との合併を検討するなか,長岡へ合流か出雲崎単独町制か?
地理的には出雲崎・和島合併,与板長岡合併などがしっくり?

出雲崎、与板、和島の合併協議苦境に
http://mytown.asahi.com/niigata/news02.asp?kiji=6580

 三島郡の出雲崎町と与板町、和島村の合併協議が、事業計画をめぐって暗礁に乗り上げている。与板町の江西地区住宅用地造成計画と、和島村の小学校統廃合計画に関し、出雲崎町側が13日、白紙に戻して議論することなどを合併条件とする姿勢を提示。計画の扱いで、3町村の合意ができない状況となり、「合併決裂」が濃厚になっている。

 3町村は、今年3月に新町名を「良寛町」と決めている。しかし、法定協解散も避けられない状況になっている。

 特に出雲崎町議会で離脱の動きが顕著になってきたのは、今年6月の与板町長選前。

 与板町の住宅用地造成と和島村の小学校統合問題を取り上げ、「このままでは新町の後年度負担が増大し、財政圧迫につながる」などとし、計画縮小や白紙撤回などを求める意見が強まった。

 また、それぞれの基金残高比較で、出雲崎町がほかの2町村の合計額に匹敵することなどから、合併デメリットが強く言われ出した。

  その結果、与板町長選の2日後、出雲崎町議会は合併協議離脱を決議。

 ただ、約1カ月後、「慎重さに欠けた」などとし、一転、合併推進を決議するなど揺れ動いた。紛糾が続く中、与板町の山崎忠弥町長が造成計画の扱いを「新町にゆだねる」との方針を明らかにするなど、合併に望みを託していた。

 しかし、依然として、出雲崎町議会に、計画凍結を求める意見が根強くあった。今月7日の合併特別委員会の話し合いでも合併に否定的な空気が支配的だった。

 さらに14日、同町の法定協関係委員らの意見集約として「合併協議の場から離れることが今後の方向である」とする文書をとりまとめるなど、離脱方針を抑えきれない状況となった。

 3町村は近く、法定協を開催する予定だが、情勢が変化する可能性は低いと見られ、合意形成は難しい見通しだ。
(10/15)

http://glin.jp/upd/niigata.html
良寛町 新設 三島郡 与板町,和島村,出雲崎町
★三島郡3か町村合併協議会(法定)
※三島郡三島町を含む4町村で検討会設置:2001/11/2
※三島町が合併協議から離脱(2002/5/1)長岡市との合併へ
※新町役場:現・与板町役場
※与板町には長岡地域との合併を求める声あり
※与板町の合併に関する住民アンケートで「合併反対」が多数
※与板町で合併問題に関して,与板町長に対する解職請求(リコール)の署名活動,与板町長が辞職(2004/5/31)→再選(6/27)
※出雲崎町議会は3町村での合併に慎重,合併協議からの離脱も検討へ

493とはずがたり:2004/10/17(日) 23:48
<北海道>

厚田村・浜益村との合併推進を表明−−石狩市長 /北海道
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041016-00000066-mailo-hok

 石狩市が石狩管内厚田村、浜益村と合併することの賛否を問う住民投票条例制定案を審議する石狩市の臨時市議会が15日開かれ、田岡克介市長は初めて合併を推進する考えを表明した。議案は合併調査特別委員会に付託され、住民投票を行うかどうかは議会で審議される。
 臨時議会は同市民グループが「合併する、しないは住民投票で決めるべきだ」と住民投票を直接請求したことを受けて招集された。田岡市長は冒頭に「厚田、浜益両村が合併を希望するなら、市としても積極的に対応したい」と表明。住民投票条例制定案には「十分検討したうえで制定することが適当」との市長の意見書を付けて提案した。
 3市村の合併法定協議会は既に協議を終了。合併の是非は各市村に委ねられている。
10月16日朝刊 
(毎日新聞) - 10月16日16時1分更新

494とはずがたり:2004/10/18(月) 02:49
<東北>山形県

取り敢えず合併しちゃおうよ。市民の批判の声が高まれば自主解散すればよい。

定数譲れず破談も 2市2町合併
http://mytown.asahi.com/yamagata/news02.asp?kiji=5908

   山形市の合併が市川昭男市長の急病で足踏みしている。このままご破算か。市長同様、市民の代表である議員の方々に考えを聞いた。ほとんどが「合併賛成」でも各論は反対が多い。建前だけでは実現できない難しさがわかる。(丸山ひかり)

  
   山形市と上山市、山辺町、中山町。合併に賛成か反対かと聞けば、大半が「賛成」と答える。
 今回のアンケートも、山形市議38人のうち「反対」と答えたのは、小泉政権が進める「平成の大合併」を批判する共産党市議の3人だけだった。
 全国各地で公明会派は議会与党として合併推進役となっている。山形でも公明クラブは地方の財政難を解消するため、「合併は必要」という。
 自民党系も民主・社民党系の議員も、特例債発行などで優遇される来年3月までの合併の利点はよく理解している。

 では、なぜ実現しないのか。1年半議論を重ねてきても、議員定数や箱物事業で、特に山形と上山の議員が折れない。
 「現段階ではお互いの認識に差がある」「今回は冷却期間を設けるべきだ」……。具体的な回答には、この先、協議を続けても平行線のままだという感情論ものぞく。
 市川市長が入院したまま、市長がとりまとめの期限としてきた「9月30日」を過ぎた。
 池野勇男助役は知事とのパイプ役である野村一芳・県村山総合支庁長に「市議会は動かない」と報告するしかなかった。
 上山市と2町は、合併後も当座は議員がみな現職になる在任特例(92人)を主張してきた。
 「山形への編入合併を断腸の思いで、のんだ」
 合併方式でもめていた頃、3首長は入院中の吉村和夫・前山形市長から編入を頼まれた。その際に「他の条件は対等に」といわれた経緯がある。
 この点、山形市議の意見は分かれている。
 「議員数92人は次の選挙までの話。合併実現のためにはやむを得ない」
 「山形市議はそのままで、1市2町は人口比に応じて増員選挙する。それで議員定数47人が正論かもしれないが、合併が壊れてもいいのか」
  一方で「合併は行財政改革のため。92人も議員がいては市民に説明できない」という声も強い。
 堂々巡りで「もう議論は尽くした」という結論に傾きがちだ。

 山形が人口30万人以上の中核市になれる機会。周辺市町も望んでいる合併を破談にする責任はどうするか。
 「議会を悪者にしてはうまくない」
 9月に入院する前、市川市長は苦悩していた。 「いや、議会のせいにしてもいい」
 公明クラブの幹部は市長室でそんな話をした。
 市川氏の自宅を夜中にある市議がねぎらいに訪ねた。
 「市長、もう合併はやめてもいいべ」と助け舟を出すと、「ありがたいなあ」
 その数日後に市長は病に倒れた。
 「後はどんな着地点を探るかだ」。総論は賛成の大合唱の中で、市議会ではどう幕を引くかという動きも進んでいる。

(10/17)

495とはずがたり:2004/10/18(月) 02:57
<北関東>茨城県

●常陸大宮市(大宮町、山方町、美和村、緒川村、御前山村)…大宮町への編入,常陸大宮へ改称の上,市制施行。大宮町がリーダシップを発揮したんだなぁ・。
●常陸太田市(常陸太田市、金砂郷町、水府村、里美村)
●つくば市(つくば市[昭和62年11月30日,筑波研究学園都市を形成する6町村のうち3町1村(筑波郡大穂町・豊里町・谷田部町・新治郡桜村)が合併し,「つくば市」が誕生した。さらに昭和63年1月31日に筑波郡筑波町も合併し,人口13万4,576人の県内第3位の新都市が誕生した。http://www.city.tsukuba.ibaraki.jp/hp/020100/gappei_top.htm] 稲敷郡 茎崎町)これで筑波研究学園都市を形成する6町村のうち5町1村が合併したことになるのか?あとの1町はどこだ?

常陸大宮市誕生 期待と不安乗せ船出
http://mytown.asahi.com/ibaraki/news02.asp?kiji=8106

 大宮町、山方町、美和村、緒川村、御前山村が16日合併し、常陸大宮市が誕生した。県内での合併は、02年11月のつくば市と茎崎町以来、約2年ぶりだ。新市の人口は4万8073人(10月1日現在)。面積は約348平方キロメートルで、12月1日に常陸太田市、金砂郷町、水府村、里美村の4市町村が合併して新・常陸太田市が生まれるまでは県内最大となる。

 新市役所になった旧大宮町役場では、午前7時半から開市式があった。就任した矢数浩市長(旧大宮町長)は「市の中心部と周辺部で行政サービスに格差があってはならない。豊かな自然と調和した安心で快適なまちづくりを目指す」とあいさつした。その後、銘板の除幕と新市の始まりを告げるテープカットがあった。

 市役所近くの国道118号の道路案内標識はすでに「常陸大宮市」に。犬の散歩をしていた会社員加藤木淳史さん(33)は「まったく気づきませんでした。市になるんだから、もっと活気が出てほしい」と話した。

 総合支所となる旧山方町、美和村、緒川村、御前山村の各役場でも午前中、開所式があった。

 山方総合支所の隣の公民館で民謡舞踊を教えている冨山楽柚(本名「イ旬」子(としこ))さん(75)は「あゆの里祭りなどの行事が今後どうなるかが心配。民舞のために頂いていた町からの援助資金も続くのかどうか気がかりです」。旧美和村で理容店を営む高橋忠次さん(65)も「名刺や印鑑証明の住所を変更する雑務が大変。中心部が大宮になり、さらに過疎化が進むのではないか」と不安をもらした。

 「緒川村立」だった看板を「常陸大宮市立」に掛け替えた旧緒川村の村立緒川中学校。バレーボール部1年の照山千里さん(12)、三村奈誉さん(13)、岡崎ちなみさん(13)は「村がなくなって寂しい。学校名が変わって、大宮なのか緒川なのか、わかりにくい」と口をそろえた。

 旧御前山村の「ひやま製菓」の店主桧山一郎さんは「名物 御前山まんじゅう」を作っている。「村の名が消えても『御前山』は残す。どう見ても自然あふれる御前山の環境は、『市』ではなく『村』が似合う」

      ◇

 午後2時。旧大宮町の西部総合公園体育館で合併・市制施行記念式典があった。橋本昌知事ら約520人の関係者が出席し、新市誕生を祝った。

(10/17)

496とはずがたり:2004/10/18(月) 03:35
<北関東>栃木県

福田は合併一つ纏められない無能行政マンだ。

福田富一市長が退職 「大義ない」に反論
http://mytown.asahi.com/tochigi/news02.asp?kiji=4379

 宇都宮市の臨時市議会が15日開かれ、福田富一市長(51)の退職が賛成多数で承認された。福田市長は来月11日告示、28日投開票の知事選に立候補するため15日付での退職申し出を議長に提出していた。

 福田市長はこれを受けて市役所で記者会見し、「市長職を自分なりに全うした安堵感と、明日からいよいよ四六時中(選挙に向けた)活動ができる、という思いが交錯している」と心境を語った。

 5年半の市長職を振り返り、「窓口業務の時間延長や少人数学級実現などを、全国にも先駆けて実現した。重要課題におおむね成果をおさめられた」と胸を張った。一方で、周辺町との合併では、上三川町が協議から離脱し、高根沢町との合併協議も休止に追い込まれる「破談」続きだ。福田市長は「2期目の最重要課題がはかどらなかったことは残念だ」と語った。

 2期目途中での退職を、対立候補となる福田昭夫知事に「立候補する大義がない」と批判された福田市長。「大義」について問われると「有権者が判断すること。大義があるかないかが立候補の制限につながるというのは、(県の)長の発言としてはいかがなものか」と反論した。

(10/15)

=宇都宮市域合併=
http://glin.jp/upd/tochigi.html
宇都宮市, 河内郡 上三川町▲,上河内町,河内町,壬生町▼,石橋町●を含む6市町で研究会設置:2001/6月
宇都宮市, 河内郡 上三川町▲,上河内町,河内町,壬生町▼,高根沢町☆,石橋町●,南河内町☆,芳賀町☆を含む9市町で勉強会設置:2002/12月
宇都宮市, 河内郡 上三川町▲,上河内町,河内町,高根沢町☆を含む5市町で任意協議会設置:2003/6/6(壬生町,高根沢町,石橋町●,南河内町,芳賀町☆加わらず)
高根沢町が合併協議から離脱(2003/12月),芳賀町と2町での合併を検討へ。2町での法定協議会も設置→2町での合併を断念,2町での協議会を解散(2004/7/31)
★宇都宮地域合併協議会(法定):2004/2/1
宇都宮市, 河内郡 上三川町▲,上河内町,河内町
※壬生町で6市町での法定協議会設置を求める住民発議
※「壬生町▼で5市町と」:宇都宮市が議会付議せず不成立
※「石橋町●で宇都宮市と」:宇都宮市が議会付議
※壬生町は合併に慎重,単独町制継続を検討へ
※高根沢町☆は芳賀町☆との合併を断念,高見沢町は宇都宮市との合併を検討へ,芳賀町は単独町制継続へ。
※宇都宮市,高根沢町☆は2市町で法定協議会を設置「住民発議」(2004/5/17)
※上三川町▲の合併の是非を問う住民アンケートの結果「賛成(27.2%)」「反対(66.2%)」(2004/8月)
※上三川町▲が合併協議から離脱の意向を表明(9/13)
※宇都宮市は上河内町,河内町との3市町での合併協議継続に前向き

>>368
芳賀郡の様子:波賀町は宇都宮と茂木を軸に考えているようだ。

497とはずがたり(1/2):2004/10/18(月) 12:40
<中部>静岡県

この辺は観光地で何とかやっていけるのかねぇ?

「利点」巡り論争 有権者どう判断
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news01.asp?kiji=11249

合併について考える勉強会で講師の話を真剣に聞く町民ら=13日夜、南伊豆町中央公民館で
下田との合併協設置問い南伊豆町あす住民投票

  下田市との法定合併協議会設置の是非を問う南伊豆町の住民投票は17日に実施される。合併を巡る勉強会が相次いで開かれるなど町民の関心も高まっている。町側と住民発議による同設置議案が町議会で否決され、有権者に判断を委ねることになった背景を考える。
(下田支局・小川太一郎)

町長と議会多数派が対立 財政危機抱え高まる関心

  賀茂地区の7市町村の大同合併問題が浮上したのは約2年前。そのころの南伊豆町議会の大勢は合併へ前向きだった。昨年2月、東伊豆町が県内初の住民投票で単独を選択。同6月に松崎町、西伊豆町、賀茂村が法定合併協を設置(8月に解散)した後、残った下田市と河津町との3市町による法定合併協の設置議案を昨年9月に賛成多数で可決した。

  しかし3市町合併協が12月に解散を決め、下田市との2市町による合併を検討し始めた段階で町議会に変化が起きた。これまで合併による行財政改革を訴えてきた岩田篤町長の方針を支持してきた賛成派議員が少数派になり、今年6月と9月の議会では、同市との法定合併協設置議案は否決された。

  その根底に流れているのが2市町の合併ではスケールメリットがないという判断だ。

  多数を占める反対派議員の多くは「3市町の場合、河津町と組めば下田市と何とか対抗できたが、2市町の枠では数で勝る下田側の言い分だけが通り、町が衰退するのは目に見える」とし、「全町民が知恵を出し合い、工夫と努力をすればきらりと輝く町がつくれる」と「単独生き残り路線」を打ち出した。独自の行財政改革も示している。

  これに対し町長を支持する議員側は「財政危機を考えた場合、地域にこだわり目先のことだけを考えている段階ではない」と指摘。「国の合併支援策が得られるこの時期に合併することが、最も町民の利益になる」と主張する。ある議員は「まず話し合う場を設けて、協議してから合併の是非を判断すべきで、門前で否定するのはおかしい」と話す。

  町の借金にあたる地方債残高は一般、特別会計合わせて03年度末で、一般会計の年額の倍近い約84億円。町の財政見通しでは、現在の総合計画などをそのまま進めた場合、一般会計は05年度で約1億4千万円、06年度で約5億5千万円の赤字になるという。

  このため、東海地震に備えるため老朽化した公共施設を建て替える計画などの縮小は避けられないという。

  町の財政が危機的だということは両派とも一致し、議会内に行財政改革特別委員会を設置して対応を協議中で、今月始めに中間報告を全戸配布した。

  住民投票の告示後はそれぞれの考えをまとめた広報紙を新聞折り込みで配布するなどの運動を展開している。両派の議員を招いて意見を聞く懇談会を開いた地区もある。

  町側と議会側が対立し、住民投票に至った背景には、これまでの合併問題への町民の無関心もあるという指摘もある。今回の住民投票は町民にとっても町の将来を決める貴重な機会と言える。

      ◇

  投票は午前7時から午後6時まで町内22カ所であり、午後7時半から町中央公民館で開票される。賛成多数ならば2市町の法定合併協の設置が決まる。合併特例法による住民投票は県内では由比町に次いで2例目。9月2日現在の有権者数は8787人。

(10/16)

498とはずがたり(2/2):2004/10/18(月) 12:40
下田と合併にノー/南伊豆町住民投票
推進の町長にも影響
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news02.asp?kiji=11257

  下田市との法定合併協議会の設置の是非を問う南伊豆町の住民発議による住民投票が?日あり、反対票が賛成票を上回った。これで合併協の設置はなくなり、当面、町は単独の道を選択することになった。合併協設置案を2度否決してきた町議会の合併反対派が支持されたことになり、合併による行財政改革の推進の立場をとってきた岩田篤町長の行政運営にも大きな影響を与えそうだ。

  投票は午前7時から午後6時まで町内22カ所であり、午後7時半から町中央公民館で開票の結果、賛成が2428票、反対が3706票だった。当日有権者数は8662人で、投票率は71.82%と7月の参院選の投票率73.33%を下回った。

  投票を済ませた人に賛否を聞くと、賛成では「人口減が進む中で、合併による国の優遇策を受けて生き残るしかない」(自営業の男性64歳)「これ以上の過疎化を食い止めるには合併で大きくなるしかない」(主婦60歳)。反対では「合併すると下田市の多大な借金も背負うことになり、メリットはない。自力で地道に努力すべきだ」(主婦35歳)「合併は下田市に吸収される。豊かな自然に恵まれた南伊豆町という名前を消したくない」(民宿経営の男性31歳)などがあった。

  結果について住民発議を進めた元町議会議長の大野良司さんは「合併協の設置が認められなくて残念だが、住民がそういう判断をしたのだから従うしかない」と述べた。

  また岩田町長は「町民が単独で行くことを選んだ以上、尊重せざるを得ない。下田市に対しては力不足をおわびしたい。今後は議員の協力を得ながら単独でまちづくりを進めていきたい」とし、下田市の石井直樹市長は「予想外の結果で大変残念です。現時点で意見を述べることは差し控えたい」とコメントした。

  反対派議員の一人は「全町民が英知を集め、一致して独自の街づくりをすべきだという考え方が支持されてうれしい」と話す。
  
  一方、危機的な町財政の改革を単独で進めざるを得なくなった町側にとっては、早急な議会反対派との歩み寄りが必要で、成り行きによっては岩田町長の責任問題にも発展しかねない情勢となった。
(10/18)


http://glin.jp/upd/shizuoka.html
○○市
下田市, 賀茂郡 南伊豆町
☆下田市・南伊豆町任意合併協議会(任意)(解散予定)
☆下田市・河津町・南伊豆町合併協議会(2004/1/31解散)
※賀茂郡東伊豆町,河津町,松崎町,西伊豆町,賀茂村と7市町村で検討会「賀茂地区合併検討委員会」設置:2002/5/29
※東伊豆町の合併の是非と枠組み問う住民投票の結果「合併しない(67.1%)」「伊東市と合併(26%)」「河津町と合併(6.9%)」(2003/2/2)
※東伊豆町が合併協議から離脱(2/6)
※松崎町,西伊豆町,賀茂村が合併協議から離脱,委員会を解散:2003/3/31
※河津町を含む3町で任意協議会設置:2003/4/1
※法定協議会「下田市・河津町・南伊豆町」設置:2003/10/6→解散:2004/1/31
※河津町が合併協議から離脱(2004/1/31)
※任意協議会設置:2004/5/12
※合併予定期日:2006/3/31以前(詳細は協議会で決定)
※東伊豆町,河津町は単独町制継続へ
※下田市,南伊豆町は2市町での合併を検討へ
※法定協議会設置案を下田市が可決(2004/6/4),南伊豆町が否決(6/10)
※特例法期限内での2市町での合併を断念,任意協議会を解散へ
※下田市,南伊豆町は単独自治継続を検討へ
※南伊豆町長は下田市との合併協議に前向き
※南伊豆町で下田市との2市町での法定協議会設置を求める住民発議,下田市が可決,南伊豆町が否決
※南伊豆町の法定協議会設置の是非を問う住民投票の結果「賛成(39.6%)」「反対(60.4%)」(2004/10/17)
(推) 37,157(国) 38,102 215.28

499とはずがたり:2004/10/19(火) 01:25
<九州・沖縄>沖縄県

大差で「合併反対」 与那国町住民投票
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041017-00000012-ryu-oki

 中学生以上の住民に与那国町の合併についての意思を問う住民投票が16日実施され、即日開票の結果、「合併反対」が605票(62・31%)、「合併賛成」が327票(33・68%)で、合併反対が賛成を278票上回った。投票資格者は中学生を含む1378人で、投票率は70・46%だった。
 結果を受けて尾辻吉兼町長は「与那国は合併せず独自に自立の道を町民一丸となって歩む」と述べ、石垣市と竹富町とで協議している合併法定協議会から離脱する意向を示した。
 当日投票資格者数は中学生83人を含む1378人(男711人、女667人)。期日前投票を合わせて971人(男488人、女483人)が投票した。無効投票は39票(4・02%)だった。

◇「島の誇り」を重視 住民は相当の覚悟も
【解説】 与那国町の合併の是非を問う住民投票は「反対」が「賛成」を大きく上回り、住民は「与那国島」として独自の運営を模索していく道を選んだ。「島の誇り」を重視する住民意思が表れた格好だが、国の三位一体改革の影響で現実の町政運営には各種公共料金の値上げも予想され、住民は相当な覚悟を強いられる。投票結果を受けて八重山地域の合併は石垣市と竹富町の2市町の枠組みで新たに動き出す。
 3市町でつくる合併協議会からの離脱に決定権を握る同町議会は、12人の議員中「合併反対」の議員が大多数とみられる。尾辻吉兼町長は20日の協議会で離脱の意思を伝達する。
 石垣市の大浜長照市長は投票結果に「厳しく受け止めざるを得ない。与那国町には町民も含めてこれまで以上に自己決定、自己責任による行政運営が求められる」とコメント。竹富町の大盛武町長も「町民が選択した結果。大変重く受け止める」と述べた。
 高校進学時には島を離れざるを得ない中学生は83人中76人が投票し関心の高さをうかがわせた。反対に投票した中学2年生の女子生徒は「10年は保証というが、石垣がどんどん大きくなって与那国が圧倒されてしまう」と懸念した。中3男子は「与那国の声が届かなくなる」と反対に投じた理由を説明した。
 国の三位一体の改革の影響で町は各種基金を取り崩し、三役給与の10%、町職員給与も5%カットし、何とか本年度の予算編成を切り抜けた。来年度も同程度の削減が見込まれる。
 町では8月に「自立へのビジョン策定推進協議会」を発足させ、台湾との交流を視野に経済特区設定などを検討しているが即効性には疑問が残る。尾辻町長は「新たな負担増もなきにしもあらず」と述べ「町民も大変なことになっているとわかったと思う。ある意味で新たなスタート地点に立った」と気を引き締めた。
 「自立」を選択した以上、今後は従来にも増して町政への積極的な住民参加と町役場の説明責任が問われる。
(八重山支局・滝本匠)
(琉球新報) - 10月17日11時42分更新

500とはずがたり:2004/10/19(火) 02:58
ここは池田町に求心力?三好全郡もあるか?
三好市or阿波池田市?

阿波再編 井川町、三好西部加入へ
http://mytown.asahi.com/tokushima/news02.asp?kiji=4463

 井川町議会は15日、全員協議会を開き、2町2村から成る三好郡西部合併協に加入する方針を決めた。中滝清文町長は、早急に西部合併協へ町として加入の意思を伝えるという。

 郡西部の合併計画は「市制を目指す」という方針を打ち出し、井川町は誘いを受けていた。この日の全員協議会には、中滝町長も出席、誘われた経過や、西部合併協の協議状況なども説明した。

 井川町議会は郡東部の三野、三好、三加茂3町と合併協議を進めていたが、9月になって、「財政状況の厳しい3町との合併はメリットがない」と離脱を決議した。この後、西部の計画への参入が具体化した。

 また三野町も今月に入り、財政が厳しい3町で合併するより、西部合併協に参加、市制を目指す方がメリットがあるとして、西部の合併計画の中心になっている池田町に加入を申し入れ、東部合併協には「活動を見合わせる」と伝えている。

(10/16)

○○町2006.3.1三好郡 池田町,山城町,東祖谷山村,西祖谷山村
★三好西部合併協議会(法定)
※三好郡三野町,三好町,井川町,三加茂町を含めた8町村で研究会設置:2002/2/27
※三好郡8町村での合併を断念
※4町村で準備会設置:2004/1/6
※4町村は三好郡広域での合併に前向き
※井川町に参加を呼掛け,井川町が参加へ
※三野町が参加を申入れ(10/6)

東みよし町2005.4.1三好郡 三野町,三好町,井川町,三加茂町
★三野町・三好町・井川町・三加茂町合併協議会(法定)
※三好郡池田町,山城町,東祖谷山村,西祖谷山村を含めた8町村で研究会設置:2002/2/27
※4町で準備会設置:2003/2/5
※法定協議会設置:2003/3/15
※井川町議会は「合併協議会からの離脱を求める決議案」を可決(2004/9/6)
※井川町が合併協議から離脱を表明(9/9)
※三加茂町は3町での合併協議継続を検討へ
※三野町議会が「三好郡8町村での合併,市制施行を目指す決議案」を可決(10/5)
※三野町は三好郡広域合併(市制施行)を検討へ,「三好郡西部合併協議会」に参加を申入れ(10/6)
※三好町,三加茂町は2町での合併を検討へ

501とはずがたり:2004/10/19(火) 03:01
<山口県>
山陽小野田市かぁ。

小野田市山陽町 合併協定に調印 来年3月 山陽小野田市が誕生
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041019-00000011-nnp-l35

 小野田市と山陽町の合併協定調印式が十八日、小野田市千崎東の宿泊施設「いこいの村江汐」であり、杉原記美市長と國沢賢之進町長が合併協定書に調印した。新市名は「山陽小野田市」で、来年三月二十二日に合併する。

 調印式には、両市町の首長、正副議長、合併協議会委員ら二十五人が出席。杉原市長が「課題も多く残っているが、一市一町が合併にこぎつけたことはうれしい。今後も住民の意見を反映させながら新市建設計画を前進させたい」とあいさつした。

 新市の議員は在任特例を適用し、小野田市議二十二人、山陽町議二十人の計四十二人が合併後も二年間在任。その後は定数三〇とする。議員報酬は現在の両市町の議員報酬の総額を超えない範囲で調整することが決まっている。

 一方、合併をめぐっては、小野田商工会議所を中心とした住民組織「小野田市山陽町合併にかかわる十分な情報と説明を求める会」(中務智恵子会長)が八日、杉原市長と相本繁夫市議長に約一万人の署名簿を提出した。同会は「新市の財源不足や山陽オートの累積赤字問題が棚上げされ、なぜこんなに急いで合併しなければならないのか」などと主張、今後も新市財政計画の情報開示や、合併をめぐる意見交換会の実施を求めていく、としている。
(西日本新聞) - 10月19日2時31分更新

502magenta:2004/10/19(火) 21:40
<九州・沖縄>大分県

総務省、4件の合併決定=「関サバ」産地名、消滅へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041019-00000675-jij-pol

総務省は19日、大分県竹田市など4件の合併決定を発表した。来年1月から4月にかけて1市3町が合併し、新「竹田市」が誕生。また同県で4町3村が2市に、岡山県で3町1村が1市にそれぞれ編入される。20日付の官報で告示する。
 大分市に編入される大分県佐賀関町は、ブランド魚「関アジ」「関サバ」の水揚げ地として知られ、合併によりブランド名の元になった産地の名が消える。また同県日田市に編入される中津江村は、2002年のサッカー・ワールドカップ(W杯)でカメルーン代表チームのキャンプ地に選ばれ、一躍有名になった。 
(時事通信) - 10月19日19時1分更新

503とはずがたり@転載しときます:2004/10/20(水) 09:31
611 名前: 水泡 まつ太朗 投稿日: 2004/10/19(火) 19:38

 長野県山口村と岐阜県中津川市の越境合併問題ですが、いっその事岐阜県と
いう自治体その物を廃止し長野県に併合してしまうという案は如何でしょう?
それなら越境という問題は解消されます。
 選挙制度スレでしばしば上がる「山陰で1区」案も島根県を廃止して鳥取県
にしてしまえば「1都道府県最低1議席」という暗黙の了解も守れます。
 民主党が弱い地域を潰して強い地域に組み入れられるというメリットも・・・。

504とはずがたり:2004/10/20(水) 09:55
>>503
鳥取と島根は合併すべきでしょう。大体100万人でやっと県に準ずる政令指定都市なのにそれ以下の人口で参院議員を二人も欲しいなど烏滸がましいと思わざるを得ない。
地方偏重・都市軽視の政策がまかり通るわけです。

岐阜と長野の合併は筑摩県復活みたいでいいかもしれんw。県都は松本で。

505とはずがたり:2004/10/20(水) 09:55
>>502

>大分県竹田市など4件の合併決定を発表した。来年1月から4月にかけて1市3町が合併し、新「竹田市」が誕生。また同県で4町3村が2市に、岡山県で3町1村が1市にそれぞれ編入される。20日付の官報で告示する。

4件の合併とは以下
<大分県>
大分市 編入 2005.1.1大分市, 大分郡 野津原町,北海部郡 佐賀関町
日田市 編入 2005.3.22日田市, 日田郡 前津江村,中津江村,上津江村,大山町,天瀬町
竹田市 新設 2005.4.1竹田市, 直入郡 荻町,久住町,直入町(大野郡朝地町も竹田直入地域との合併を検討)
<岡山県>
津山市 編入 2005.2.28津山市, 苫田郡 加茂町,阿波村,勝田郡 勝北町,久米郡 久米町<≡●>
※(6)苫田郡6町村(奥津町,鏡野町,加茂町●,阿波村●,上齋原村,富村)で研究会設置:2001/11/1→準備会設置:2002/9/6→解散:2003/2/8
※(16)津山市,苫田郡,勝田郡(勝田町,勝央町,勝北町●,奈義町),久米郡(旭町,久米町●,久米南町,中央町,柵原町)の16市町村で研究会設置:2002/2/12
※(2)津山市,勝田郡勝北町●の2市町で準備会設置:2002/7/2
※(8)苫田郡奥津町,阿波村●,鏡野町,勝田郡奈義町,久米郡久米町●(10/3),久米郡中央町(10/29)が加入
※奈義町の合併に関する住民投票の結果「津山地域(18.7%)」「勝英地域(7.6%)」「合併しない(73.7%)」(2002/12/1),奈義町が合併協議から離脱(12/9),単独町制継続へ
※(7)津山市●,奥津町,鏡野町,阿波村●,勝北町,久米町●,中央町の7市町村で任意協議会設置:2002/12/15
※(5)奥津町,鏡野町が合併協議から離脱(2003/2/19)
※(4)中央町は法定協議会の参加を見送り,津山市●,阿波村●,勝北町●,久米町●の4市町村で法定協議会設置:2003/4/1
※加茂町●の合併の是非を問う住民投票の結果「津山市(56.5%)」「合併しない(43.5%)」(2003/3/9)
※(6)加茂町●,中央町が加入(2003/5/15)
※久米町の久米郡5町での法定協議会設置の是非を問う住民投票の結果「賛成(36.8%)」「反対(63.2%)」(2004/1/25)
※(5)中央町が合併協議から離脱(3/5)
=中央町の迷走ッぷりが酷いねぇ。

506とはずがたり:2004/10/20(水) 10:46
難航した津山・苫田・勝田地区の合併状況1>>505-507

◆○○町 新設 2005.3.1苫田郡 富村△,奥津町△,上齋原村△,鏡野町△
★苫田郡西部合併協議会(法定)
※苫田郡6町村で研究会設置:2001/11/1 準備会設置:2002/9/6
※津山市●,苫田郡(奥津町△,鏡野町△,加茂町●,阿波村●,上齋原村△,富村△),勝田郡(勝田町■,勝央町,勝北町●,奈義町),久米郡(旭町▲,久米町●,久米南町,中央町▲,柵原町▲)の16市町村で研究会設置:2002/2/1
※奥津町,鏡野町は津山市●を中心とした準備会に加入(2002/10/3)→任意協議会設置:2002/12/15→奥津町,鏡野町が離脱(2003/2/19)
※4町村で任意協議会設置:2003/2/8
※法定協議会設置:2003/4/1
※新町名公募。「苫」など常用漢字ではないものは,公募・選考対象外として無効扱い
※新町名を巡り協議が難航
=新町名は苫田しかねぇだろうが!!ふざけんな>常用漢字ではないものは,公募・選考対象外

◆美作市 2005.3.31 新設勝田郡 勝田町,英田郡 大原町,東粟倉村,美作町,作東町,英田町<≡■>
※(5)英田郡美作町■,大原町■,作東町■,東粟倉村■,西粟倉村の5町村任意協議会設置
※勝英地域(勝田郡,英田郡),久米郡柵原町での広域合併を視野に検討,「勝田町,勝央町,美作町■,英田町■,柵原町」の5町協議会に合流を申入れ(2004/1/22)
※5町法定協議会は,9町村での合併協議は時間的に困難として,合流申入れを拒否(2/3)
※美作町■は勝英地域の将来的な広域合併も視野に検討へ
※★勝英地域合併協議会 法定協議会設置:2004/3/25
※英田町■に参加を呼掛け(3/5),英田町は5町(勝田■,勝央,美作■,柵原)での合併協議継続の可能性を視野に検討,参加を見送り
※英田町■が参加を申入れ(6/8),英田町が加入(6/22)
※勝央町に参加を呼掛け(6/16),勝央町は当面の間,単独町制継続へ
※西粟倉村の合併の是非を問う住民アンケートの結果「賛成(40.5%)」「反対(58.3%)」(2004/8月),西粟倉村が合併協議から離脱の意向を表明(8/19),西粟倉村が合併協議から離脱(9/15),単独村制継続へ。
※東粟倉村■の勝英地域での合併の是非を問う住民投票の結果合併するが多数(2004/9/5)
※英田町■の美作市への参加の是非を問う住民アンケートの結果合併するが過半数(2004/10月)
=根強い「勝田,勝央,英田,美作,柵原」の動きと「勝田郡・英田郡」の動きのせめぎ合いの中で後者が勝ったという感じか?

507とはずがたり:2004/10/20(水) 10:46

難航した津山・苫田・勝田地区の合併状況2>>505-507

◆○○町 勝央町
※☆勝田町■・勝央町・美作町■・英田町■・柵原町▲合併協議会(2004/3/29・3町離脱)法定協議会設置(2003/12/19)。勝田郡勝北町は住民アンケートの結果をもとに(津山地域52.8%,勝英地域47.2%)合併協議から離脱(2003/12/16)
※英田郡美作町■,大原町■,作東町■,東粟倉村■,西粟倉村の5町村任意協議会が合流を申入れ(1/22)
※9町村での合併協議は時間的に困難として,合流申入れを拒否(2/3)
※美作町■(2/24),柵原町▲(3/11)が合併協議から離脱の意向を表明
※勝田町は美作町,柵原町を除く3町での合併に慎重
※勝田郡勝田町■,英田郡美作町■,久米郡柵原町▲が合併協議から離脱(3/29)
※美作町■,勝田町■は大原町■,作東町■,東粟倉村■,西粟倉村と6町村で法定協議会を設置
※柵原町▲は久米郡中央町▲,旭町▲,久米南町と4町で法定協議会を設置
※勝央町と英田町■の2町で合併協議を継続へ,2町は飛び地
※英田町■は2町での飛び地合併を断念,美作町などの「勝英地域合併協議会」に参加を申入れ(6/8)勝英地域での合併を検討へ
※柵原町▲で勝央町,英田町■との3町での法定協議会設置を求める住民発議
※勝央,英田■2町での合併を断念,協議会を解散(6/30)
※勝央町の合併に関する住民アンケートの結果「勝英地域合併協議会に合流(37.5%)」「当面静観(34.3%)」「合併しない(28.2%)」(2004/7)
※勝央町は,当面の間,単独町制継続を検討へ

◆美咲町 新設 2005.3.22久米郡 中央町▲,旭町▲,久米南町,柵原町▲
★久米郡地域合併協議会(法定)設置:2004/2/23
※久米郡 久米町●,中央町▲,旭町▲,久米南町で合併協議
※久米南町の合併に関する住民投票の結果「久米郡(38.8%)▲」「建部町(33.0%)」「合併しない(23.8%)」「津山地域(4.3%)●」(2003/5/25)
※久米南町,御津郡建部町の2町で法定協議会「建部町・久米南町合併協議会」を設置:2003/7/1→解散:2004/2/20)
※久米町●の5町での法定協議会設置の是非を問う住民投票の結果「賛成(36.8%)」「反対(63.2%)」(2004/1/25),久米町は津山市と合併へ
※建部町は岡山市や御津町との合併を検討へ
※柵原町▲が加入(2004/3/10)
※柵原町▲で勝田郡勝央町,英田郡英田町■との3町での法定協議会設置を求める住民発議
※久米南町が合併協議から離脱の意向を表明(9/30)
※中央町▲,旭町▲,柵原町▲は3町で合併協議を継続へ
=久米郡の残りからなる美咲町は形が歪過ぎやしないか?柵原は美作市,久米南は建部町,久米は勿論,中央・旭も津山市と合併して久米郡解体は如何?同じく御津郡は加茂川町は離脱して新郡加賀郡設置したし,御津町は岡山との合併を協議中。久米南と建部も越郡合併して加賀郡へでも編入して貰ったら?

513とはずがたり:2004/10/20(水) 12:33
2市2町合併首長ら会議23日で調整
http://mytown.asahi.com/yamagata/news02.asp?kiji=5922

 3市町の首長山形市長訪問 議員定数で代替案も

  山形市など2市2町の合併問題で、上山市、山辺町、中山町の各首長が19日午後、相次いで山形市役所を訪れ、前日に公務に復帰したばかりの市川昭男市長とそれぞれ約30分〜1時間会談し、協議継続を要請した。難航する新議会定数問題などで新たな道を探るよう求めたと見られるが、市川市長は明言を避け、首長らによる正副会長会議を23日に開くことを提案した。今後、各市町で日程を調整する。
  この日の動きは、市川市長が前日の会見で「(特例法期限内合併の)リミットは過ぎた」と述べて協議継続に難色を示したため、「まだリミットとは考えていない」(阿部実・上山市長)3市町側が協議継続への端緒を探ろうとしたものだ。
  3市町がその切り札として検討しているのが「選挙案」。定数問題で、山形市側は「行財政改革に逆行する」として定数特例(47人)を主張、在任特例(92人)を求める3市町側と対立している。このため、在任特例で合併した上で新市議会を解散、本来の定数46で選挙をする構想で、山辺町の遠藤直幸町長は「山形市議会は行財政改革をする気があるのかないのか。(市川市長は)この案で市議会に諮ってはどうか」と話している。
  この日の会談でも、こうした意向が市川市長に伝えられたと見られるが、中山町の宇津井弘治町長によると、市川市長は「感情のしこりがある。合併成立に向けてがんばるが、市議会は難しい」と話したという。
  一方、市川市長は3首長との面会をすべて終えた後、記者団に「現時点で(タイムリミットとの)考えに変わりはない。いろいろな話が出たが、それは正副会長会議で話し合うこと」と述べるにとどまった。
(10/20)

山形など合併 市長、「期限内」に難色
http://mytown.asahi.com/yamagata/news01.asp?kiji=5918
1カ月ぶりに公務復帰
  過労による胃腸障害などで先月から入院していた山形市の市川昭男市長が18日午後、約1カ月ぶりに市立病院済生館を退院し、公務に復帰した。その後、庁舎内で記者会見し、難航する上山市など1市2町との合併協議について「(特例法期限内に合併できる)リミットは過ぎた」と述べ、来年3月までに4市町で合併協定書を議決するという目標達成の見込みに難色を示した。
  市川市長は会見で、「市民の皆さんには心配とご迷惑を掛けた。来年度当初予算案の編成、合併の問題など課題解決に向けてまい進していきたい」と述べた。今後できるだけ早い時期に首長らで構成する合併協の正副会長会議を開き、今後の協議の進め方を話し合う考えを示した。
  市川市長は入院前、特例法期限内の合併実現には9月30日までに議員定数問題などでの合意が必要との認識を示していた。だが同18日、高橋和雄知事が4首長らと会談して事態の打開を図るとした当日に体調を崩して入院。知事との仕切り直しについては「(協議の)方向性が出る場合は会わねばならないだろう」と述べるにとどまった。

  知事・山形市長 トップ会談延期
  山形市の市川昭男市長の公務復帰をめぐり、18日に予定されていた市長と高橋和雄知事との会談が急きょ延期されるというどたばたがあった。県庁所在地の合併協議がもたつき、高橋知事自ら調停に乗り出す動きを強める中で、図らずも両者の連携がうまくいっていないことが露呈した。
  県によると、会談は市から申し入れがあったもので、当初は知事が18日午後に市役所を訪ね、懸案の2市2町合併問題の協議も兼ねて市川市長と会談の予定で、市は15日に市長の会見とともに報道陣に明らかにした。
  これに慌てたのが県。この日は市川市長が退院し、公務に復帰する初日ということを知らされていなかったからで、16日に高橋知事が池野勇男助役に会った際、「そんな慌ただしい日では十分に時間がとれないでしょう」と延期を申し入れたという。
  県は表向き「復帰初日の多忙を気遣った」としているが、合併問題では県側の「介入」批判の声も多く、復帰初日から知事が乗り込んだという印象を与えないようにとの配慮もあったとみられるが、現場では「18日がどういう日か、連絡がないのは失礼だ」との声も。
  一方、予定をキャンセルされた形となった市側もおかんむり。市川市長も、1カ月前に予定されていた知事との会談当日に入院したが、18日の会見では「(協議の)方向性が出る場合は会わねばならないだろう」と素っ気なく、両者間の溝をうかがわせた。
(10/19)

514とはずがたり:2004/10/20(水) 12:35
【東北地方30万人都市構想その1】

=青森市=新設2005.4.1
青森市, 南津軽郡 浪岡町
★青森浪岡21世紀まちづくり創造会議(法定)
※青森市は東津軽郡平内町と2市町で勉強会設置:2001/6/29→休止:2003/2月
※青森市,浪岡町の2市町で勉強会設置:2003/2/6,任意協議会設置:2003/9/29,法定協議会設置:2004/6/24
※浪岡町で青森市との合併に反対意向の住民による,浪岡町長に対する解職請求(リコール)の署名活動
(推) 315,799 (国) 318,732 824.56

=弘前市=新設
弘前市●, 黒石市, 中津軽郡 岩木町●,相馬村●,西目屋村[●>単独],南津軽郡 藤崎町,大鰐町,尾上町▼,平賀町▼,常盤村,田舎館村▼,碇ヶ関村▼
☆津軽南地域市町村合併協議会(2004/7/31解散)
※南津軽郡浪岡町を含む南津軽郡8町村で懇話会設置:2001/7/30→解散:2003/9/26
※浪岡町,北津軽郡板柳町を含む14市町村で研究会設置:2002/4/15
※任意協議会設置:2002/10/31
※板柳町,浪岡町が合併協議から離脱(2003/9/30)
※法定協議会設置:2003/11/7
※合併予定期日:2005/3月
※議員定数などを巡り協議が難航
※12市町村での合併を断念,協議会を解散(2004/7/31)
※南津軽郡7町村は,7町村での広域合併を断念(9/4)
※大鰐町は周辺自治体との合併を検討へ
※藤崎町,常盤村は2町村での合併を検討へ
※西津軽郡鰺ヶ沢町●は弘前市との合併を検討へ,弘前市に合併協議を申入れ予定
※田舎館村▼は弘前市との合併を断念,尾上町▼,平賀町▼,碇ヶ関村▼との4町村での合併を検討へ
※尾上町▼,平賀町▼,碇ヶ関村▼は3町村での合併を検討へ
※弘前市●,岩木町●,相馬村●は3市町村での合併を検討へ
※西目屋村の3市町村との合併の是非を問う住民投票の結果「賛成(49.2%)」「反対(50.8%)」(2004/10/17)
※西目屋村は単独村制継続へ
(推) 303,556 (国) 309,353 1,555.86

=八戸市=編入
八戸市●, 三戸郡 田子町,名川町▼,南部町▼,階上町,福地村▼,南郷村●,新郷村
☆八戸地域合併協議会(2004/6/30解散)
※階上町で八戸市との法定協議会設置を求める住民発議,八戸市が可決,階上町が否決し不成立(2001/2〜3月)
※八戸市,階上町,福地村,南郷村の4市町村で任意協議会設置:2001/7/26
※名川町(12/14),南部町と田子町(2002/2/26)が参加を申入れ
※3町が加入(4/1)
※新郷村が参加を申入れ(10/9)
※階上町の合併の是非を問う住民投票の結果「賛成(53.1%)」「反対(46.9%)」(2003/2/9)
※法定協議会設置:2003/4/1
※合併予定期日:2005/1/1
※新市名:八戸市(はちのへし)
※新市役所:現・八戸市役所
※三戸郡三戸町は不参加,田子町は飛び地に
※三戸町で田子町,南部町と3町での法定協議会設置を求める住民発議,田子町,南部町が議会付議せず不成立
※階上町議会は合併に慎重,階上町議会が「合併協議継続について同意を求める議案」を否決(2004/4/13),階上町が合併協議から離脱を表明(4/13)
※8市町村での合併を断念,協議会を解散(6/30)
※階上町を除く7市町村での合併協議継続を検討へ
※三戸町は田子町,名川町,南部町との合併を検討へ,3町に合併協議を呼掛け(7/13)
※八戸市は名川町,南部町,福地村,南郷村に5市町村での合併協議を呼掛け(8/17)
※田子町は三戸郡内での合併の可能性を検討へ
※八戸市●,南郷村●は2市村での合併を検討へ
※名川町▼,南部町▼,福地村▼は3町村での合併を検討へ
(推) 295,474 (国) 297,453 945.20
=八戸地域広域合併が随分矮小化したものだ

515とはずがたり:2004/10/20(水) 12:35
【東北地方30万人都市構想その2】

=盛岡市=2006.1
盛岡市●, 岩手郡 玉山村●,紫波郡 矢巾町●
☆盛岡地域任意合併協議会(任意)
※盛岡市●,岩手郡(安代町,岩手町,葛巻町,雫石町,滝沢村▲,玉山村●,西根町,松尾村),紫波郡(紫波町,矢巾町●)の11市町村で連絡会議設置:2002/3/27
※盛岡市●, 岩手郡 玉山村●,雫石町,滝沢村, 紫波郡 矢巾町●,紫波町と6市町村で研究会設置:2003/3/31,※盛岡市が5町村に任意協議会設置を申入れ(2003/12月)※任意協議会設置:2004/3/23,法定協議会設置予定:2004/10月頃
※合併予定期日:2006/1月(詳細は協議会で決定)
※新市名:盛岡市(もりおかし)
※新市役所:現・盛岡市役所
※雫石町,滝沢村▲,紫波町は単独自治継続を検討へ
※盛岡市,滝沢村▲,矢巾町の3市町での法定協議会設置を求める住民発議,盛岡市は可決,滝沢村,矢巾町が否決し不成立
(推) 328,699(国) 328,125 953.75

=秋田市=2005.1.11 編入
秋田市, 河辺郡 河辺町,雄和町
★秋田市・河辺町・雄和町合併協議会(法定)
※河辺町,雄和町が秋田市に合併協議を申入れ(2002/12/26)
(推) 336,277(国) 336,646 905.67

=山形市=2006.編入
山形市, 上山市, 東村山郡 山辺町,中山町
★山形市・上山市・山辺町・中山町合併協議会(法定)
※法定協議会設置:2003/3/29
※合併予定期日:2006/1〜3月(詳細は協議会で決定)
※新市名:山形市(やまがたし)
※新市役所:現・山形市役所
※合併協議が難航
(推) 319,818 (国) 320,340 714.88

=○○市=
塩竈市, 多賀城市, 宮城郡 松島町,七ヶ浜町,利府町,黒川郡 大和町,大郷町,富谷町,大衡村
☆未来都市づくり研究会(塩竈市ホームページ)
☆利府町ホームページ
☆大和町ホームページ
※研究会設置:2003/2/14
※合併特例法期限内での9市町村での合併を断念,合併特例法期限にとらわれず検討へ
(推) 272,538 (国) 267,121 566.49

=福島市(?)=
福島市, 伊達郡 川俣町,飯野町
★福島市・川俣町・飯野町合併協議会(福島市ホームページ)(法定)
※法定協議会設置(2004/9/1)「住民発議」
※飯野町(2003/12/4),川俣町(2004/3/26)が福島市に合併協議を申入れ
(推) 314,451 (国) 315,645 895.40

=郡山市=
昭和40年(1965年)5月、郡山市が安積12カ町村を合併
http://www.city.koriyama.fukushima.jp/topics/topicsfiles/h16sisaku/no1.html
今回の合併は無しの模様
339,181 (平成16年10月1日)

=いわき市=
1966年10月、「新産業都市建設促進法」に則って14市町村(5市4町5村)が対等合併し、いわき市が誕生した。合併した市町村は、平市,内郷市,磐城市(小名浜),勿来市,常磐市(湯本),石城郡(四倉町,遠野町,小川町,好間村,三和村,、田人村,川前村) 双葉郡(久之浜町,大久村)。http://www.infogogo.com/いわき市.html
359,012(2002年7月1日現在)
今回の合併は無しの模様

516とはずがたり:2004/10/20(水) 12:35
【東北地方30万人都市構想】>>514-516

広域合併が進めば東北地方に30万都市が並ぶことになるのだが。。
弘前・八戸・盛岡・塩竈/多賀城など大風呂敷を広げたところはいずれも失敗。山形(>>37 >>206 >>426-430 >>494 >>513)も難航中である。
青森・秋田など周辺市町村からの申し入れで小さくやったとこは成功か?
郡山・いわき等既に合併が進んだ都市は今回は無い模様。郡山と須賀川の合併など無いのかな?いわきは残る双葉郡(大熊町,葛尾村,川内村,富岡町,浪江町,楢葉町,広野町,双葉町)吸収はないのかな?構想は以下の二つ。

市制 ○○市
双葉郡 広野町,楢葉町,富岡町,川内村,大熊町,双葉町,浪江町,葛尾村
☆双葉地方広域行政推進研究会
※いわき市は単独市制継続へ

新設/市制 ○○市
双葉郡 浪江町,相馬郡 小高町
☆浪江町・小高町合併協議会(2003/12/31解散)

岩手県央も北上・花巻が集まれば30万(弱)か?

新設 ○○市 2006.1.1
花巻市, 稗貫郡 大迫町,石鳥谷町,和賀郡 東和町
★花巻地方合併協議会(法定)
※4市町で研究会設置:2000/6/22
※大迫町,石鳥谷町,東和町は和賀郡沢内村,湯田町,上閉伊郡宮守村と6町村で研究会設置:2002/8/7
※東和町は上閉伊郡宮守村と2町村で研究会設置:2004/4/2
※4市町で任意協議会設置:2004/4/30
※法定協議会設置:2004/7/1
※新市名公募終了(全国公募9/15〜10/15)
※新市役所:現・花巻市役所
(推) 106,258 (国) 107,175 908.32

○○市
北上市, 江刺市, 胆沢郡 金ヶ崎町
☆北上市・江刺市・金ケ崎町合併課題研究会(北上市ホームページ)
☆江刺市ホームページ
☆金ヶ崎町ホームページ
※江刺市,金ヶ崎町が北上市に合併協議を申入れ(6/29),北上市は合併協議に前向き
※研究会設置:2004/7/16
※金ヶ崎町は北上市を中心とした将来的な広域合併も視野に,当面の間の単独町制継続も検討
(推) 142,024 (国) 141,571 979.82

517とはずがたり:2004/10/20(水) 17:12
>>516
(新)鶴岡市+(新)酒田市+庄内市=(新)庄内市とすれば30万か。

鶴岡市 新設 2005.10.1
鶴岡市, 東田川郡 藤島町,羽黒町,櫛引町,三川町,朝日村,西田川郡 温海町
★庄内南部地区合併協議会(休止中)(法定)
※東田川郡立川町を含む8市町村で任意協議会設置(東田川郡余目町がオブザーバー参加):2002/7/10
※余目町が正式加入(7/26)
※立川町,余目町が合併協議から離脱(9/11),2町での合併を検討へ
※法定協議会設置:2002/10/10
※新市名:鶴岡市(つるおかし)
※新市役所:現・鶴岡市役所
※合併協定調印式:2004/10/4
※合併関連議案を6市町村が可決,三川町が否決:2004/10/8
※庄内地方14市町村での法定協議会設置を求める住民発議,藤島町が可決,他13市町村が否決(2003/1〜2月)
※羽黒町議会が「協議会からの離脱を求める決議案」を否決(2004/6/23)
※三川町議会が「協議会からの離脱を求める決議案」を可決(9/8)
※三川町議会は合併に慎重,三川町長は合併に前向き
※三川町は合併協議から離脱へ
※三川町で合併関連議案を否決した三川町議会に対する解散請求(リコール)の署名活動の予定
※協議会を休止(10/19)
※三川町を除く6市町村で合併協議を継続へ,法定協議会設置予定:2004/11月上旬頃
(推) 151,694 (国) 155,425 1,344.70

酒田市 新設
酒田市, 飽海郡 遊佐町,八幡町,松山町,平田町
★庄内北部地域合併協議会(法定)
※東田川郡立川町,余目町を含む7市町で任意協議会設置:2002/8/6
※立川町,余目町が合併協議から離脱(12/18),2町での合併を検討へ
※法定協議会設置:2003/2/1
※合併予定期日:2005/3/31以前(詳細は協議会で決定)
※新市名公募上位10点:酒田,鳥海,北庄内,さかた,庄内,新酒田,庄内酒田,鳥海山,出羽(でわ),庄北(しょうほく)
※新市名最終候補4点:酒田,鳥海(ちょうかい),北庄内,庄内
※新市名:酒田市(さかたし)
※新市役所:現・酒田市役所
※庄内地方14市町村での法定協議会設置を求める住民発議,藤島町が可決,他13市町村が否決(2003/1〜2月)
※水道事業に関する協議が難航,遊佐町が合併協議から離脱を表明(10/4)
(推) 136,455 (国) 139,651 811.15

庄内町 新設 2005.7.1
東田川郡 立川町,余目町
★庄内中央合併協議会(法定)
※任意協議会設置:2002/12/26
※法定協議会設置:2003/4/1
※合併予定期日:2004/12/1→2005/7/1に変更
※新町名公募上位10点:庄内,余目(あまるめ),余立,庄内中央,余川,出羽庄内,目立,あまるめ,田川,出羽
※新町名最終候補3点:天の川,庄内,庄内中央
※新町名:庄内町(しょうないまち)
※新町役場:現・余目町役場
※合併協定調印式予定:2004/12月頃
(推) 24,740 (国) 25,489 249.26

518水泡 まつ太朗:2004/10/20(水) 18:28
 長野県山口村と岐阜県中津川市の越境合併問題ですが、いっその事岐阜県と
いう自治体その物を廃止し長野県に併合してしまうという案は如何でしょう?
それなら越境という問題は解消されます。
 選挙制度スレでしばしば上がる「山陰で1区」案も島根県を廃止して鳥取県
にしてしまえば「1都道府県最低1議席」という暗黙の了解も守れます。
 民主党が弱い地域を潰して強い地域に組み入れられるというメリットも・・・。
(別スレに誤って書いた物を再録)

519とはずがたり:2004/10/20(水) 19:42
>>518
>>503-504で転載の上レスつけときましたよ

520とはずがたり:2004/10/20(水) 19:42
<九州・沖縄>福岡県

議会を説得するための武器としての住民投票という形か。とっとと合併してしまえ。議員は全員首でかまわんじゃろ。

合併問う住民投票 中間市議会、費用を否決
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news02.asp?kiji=7172

 北九州市との合併の賛否を問い、31日に行われる中間市の住民投票(21日告示)について審議する同市の臨時議会が19日、開かれた。大島忠義市長は専決処分していた約1170万円の住民投票の費用についての承認を求めたが、賛成少数で否決された。地方自治法規定では、専決処分は議会の承認に影響されず、今回の投票は実施できるが、両市の合併協議などに影響を与えそうだ。

 両市の法定合併協議会は28日に開催予定だ。しかし中間市議(定数21)が合併後も全員議員を続ける在任特例を適用するか、定数3とする定数特例かで対立している問題や、合併後の水道事業や国庫補助といった「新市建設計画」など、課題は山積している。この日の臨時議会では、議員たちから「投票までにさまざまな懸案事項が片づくとは思えない」などの意見が出て、専決処分が認められなかった。

 大島市長は、これまでに、住民投票で賛成多数なら「定数特例を考慮せざるを得ない」との見解を示し、議会側から反発を招いている。臨時議会では、住民投票の延期を求める決議案と、合併後の議員定数が住民投票の結果に影響されないとする決議案が提案され、いずれも採択された。

 大島市長は議会後会見し「住民投票は予定通り行う」と述べた。
(10/20)

521とはずがたり:2004/10/20(水) 19:48
<近畿>兵庫県
阪神地区は伊丹市, 宝塚市, 川西市, 川辺郡 猪名川町に☆阪神北部広域行政推進協議会(協議会設置:2003/7/22)がある位で合併の動きは鈍い。阪神南部広域行政推進協議会を芦屋・西宮・尼崎ぐらいで阪神西部広域行政推進協議会を神戸・明石ぐらいでつくらんでええんかいな?

起債制限比率、神戸・芦屋で”赤信号”
http://mytown.asahi.com/hyogo/news02.asp?kiji=9641

 景気低迷による税収減と地方交付税の削減で、県内の市町の財政規模が歳入、歳出とも4年連続で前年度を下回ったことが、県が発表した03年度の普通会計決算見込みでわかった。前年度からの繰越金や財政調整基金の取り崩し額を除いた実質単年度収支は、3年連続の赤字。特に、阪神大震災で被災した10市10町では、震災関連事業に伴う「借金」の返済がピークを迎え、財政の硬直化が深刻化しており、住民サービスへの影響が懸念されている。

  県内88市町の歳入合計は2兆4298億円(前年度比1・7%減)、歳出は2兆3911億円(同1・6%減)で、10年前の93年度とほぼ同規模まで縮小した。

  歳入では地方税が計8400億円と6年連続で減り、震災直後の95年度とほぼ同水準。歳出では生活保護費などが増えた影響で、人件費や公債費を含む義務的経費が歳出全体の48・8%に達し、統計を取り始めた1960年度以降、最高の割合となった。

  歳入不足を基金の取り崩しで補ったため、基金残高の総額は3729億円にまで減った。今年度当初予算では、国と地方の税財政を見直す三位一体改革による地方交付税の削減の影響で、さらに約900億円を取り崩しているため、04年度決算ではピーク時の92年度(5586億円)の約半分に落ち込む見通し。

  一般財源に占める義務的経費の割合を示す経常収支比率は、芦屋市で102・2%、神戸市で100・9%にのぼっており、起債や基金の取り崩しに頼らざるを得ない状況。震災の特例財政措置を除くと、県内市町の経常収支比率の平均は94・3%で、前年度より0・4ポイント悪化した。

  一方、借金による財政の圧迫度を示す起債制限比率は、県内平均で15・8%と前年度より0・3ポイント増えた。篠山は13・0%、三田は10・2%にとどまったが、いずれも悪化している。中でも被災市町では、震災復興事業で発行された起債の元利償還が本格化しているため、平均19・3%にのぼっており、神戸(25・8%)、芦屋(21・4%)の2市が「赤信号」とされる20%を超えている。

  県市町振興課は「深刻な財源不足は、職員数や給与の削減だけではもはや対応できず、幼稚園や保育所の統廃合、施設利用料の値上げ、敬老祝い金の廃止など、住民サービスの見直しを強いられる状況にある。市民の理解を得るために、市町は自らの行財政状況を分かりやすく説明する責任がある」としている。

(10/20)

522とはずがたり:2004/10/20(水) 20:00
<九州・沖縄>佐賀県

人口要件あとちょっとで市になれなったようだ。。

白石町 2005.1.1 新設
杵島郡 白石町,福富町,有明町
★白石・福富・有明三町合併協議会(法定)
※杵島郡北方町,大町町,江北町と6町で法定協議会「杵島6町合併協議会」設置:2002/7/1→解散:2003/9/30 >>523
※3町で法定協議会設置:2003/11/1
※新町名公募上位5点:白石,杵島(きしま),歌垣,有明,しろいし
※新町名最終候補7点:明杵(あすき),歌垣,杵島,三和(みつわ),白石,福富,有明
※新町名:白石町(しろいしちょう)
※新町役場:現・有明町役場(新庁舎設置までの間)
※新庁舎:白石町内に設置へ
※合併協定調印式:2004/3/6
※合併関連議案を3町が可決:2004/3/15
※合併関連議案を佐賀県議会が可決:2004/6/25
※官報告示:2004/7/22
(推) 27,626 (国) 28,393 99.46

どうなるクニづくり中<佐賀県>1
http://mytown.asahi.com/saga/news01.asp?kiji=2781

  車1台がやっと通れる狭い道路の両側に、黒々としたレンコン畑が広がる。土の状態を確認しながら見回っていた農業男性(40)は「栽培がきつくなるなら合併しなくてもいい」とつぶやいた。
  福富町のレンコンは県内一の収穫量を誇る。しかし、生産農家は80年代半ばから減り始め、98年度には最盛期の6割(約60戸)になった。高齢化や後継者不足も深刻だ。
  特産を守ろうと町は98年度、一定面積以上を作付けする農家に、10アールあたり3万7千円を助成する制度を採り入れた。
  30〜40代の若手らが手を挙げ、98年度に122ヘクタールまで落ち込んでいた作付面積は4年間で10ヘクタール回復した。
  ところが、町は今年度、助成を見送った。年度途中の来年1月に、白石町、有明町と合併するのが主な理由だ。
  現在、3町の担当者は、福富町の制度を「新白石町」にも導入することを検討している。それでも、福富町のある職員は「最終的な判断は議会。3町で最も小さい福富の声がどこまで通るだろうか」と半信半疑だ。
  新白石町議会の定数は26人。合併後も一定期間、3町の現職議員46人が残る在任特例や、町ごとに定数を割り振る選挙区制を採用しなかった。福富町議会は合併特例法の適用を訴えたが、受け入れられなかった。
  これまで、福富町議選(定数12)の当選ラインは約200票だった。それが、新町議選では700〜800票に跳ね上がる、というのが選挙関係者の見方だ。
  小野茂議長は「福富から何人が議員になれるかわからない」という。
  農業男性は昨年、町からの助成金約10万円で資材を購入した。「助成がなければ、頑張って農地を増やそうとも思えない」と気をもんでいる。

523とはずがたり:2004/10/20(水) 20:03
<九州・沖縄>佐賀県

干拓地沿いの新白石構成3町村とJR佐世保線・長崎街道沿いの北方町,大町町,江北町の温度差がかなりあったか?
また古くからの3町は主導権争いで巧く行かなかったか?3町の中心大町・要衝肥前山口駅を要す江北,武生との関係が深い北方。

杵島市 新設/市制
杵島郡 北方町,大町町,江北町,白石町,福富町,有明町
☆杵島6町合併協議会(2003/9/30解散)
※任意協議会設置:2002/4/1
※法定協議会設置:2002/7/1
※合併予定期日:2004/10/1
※新市名最終候補3点:明杵(あすき),杵島,肥前杵島(ひぜんきしま)
※新市名:杵島市(きしまし)
※北方町で武雄市と2市町での法定協議会設置を求める住民発議,武雄市が議会付議せず不成立
※白石町が合併協議から離脱を表明(2003/9/11)
※6町での合併を断念,協議会を解散(9/30)
※白石町,福富町,有明町は3町で合併へ
※北方町,大町町,江北町は3町での合併を検討へ→3町での合併を断念
(推) 53,783 (国) 55,128 162.65

○○町 新設
杵島郡 北方町,大町町,江北町
☆杵島北部3町任意合併協議会(任意)(2004/7/31解散)(北方町ホームページ)
※杵島郡白石町,福富町,有明町と6町で法定協議会「杵島6町合併協議会」設置:2002/7/1→解散:2003/9/30
※北方町の合併に関する住民投票の結果,投票率が町条例で定める開票要件(50%以上)に達せず不成立(投票率49.98%,2票足りず)(2004/2/22)
※3町で任意協議会設置:2004/4/13
※合併予定期日:2006/3/1
※新町役場:現・大町町役場(新庁舎設置までの間)
※北方町が合併協議から離脱を表明(7/2)
※北方町は将来的な合併も視野に,当面の間,単独町制継続へ
※3町での合併を断念,協議会を解散(7/31)
(推) 26,157 (国) 26,735 63.19

524とはずがたり:2004/10/20(水) 20:06
<九州・沖縄>佐賀県

暫定のまま何十年も動かないなんてのは良くある話しだが。。
多久が入れば小城町役場が最有力だった?

小城市 2005.3.1 新設/市制
小城郡 小城町,三日月町,牛津町,芦刈町
★小城郡合併協議会(法定)
※佐賀市,多久市,佐賀郡,神埼郡,小城郡の18市町村で研究会設置:2000/9/5
※4町で研究会設置:2001/3/27
※任意協議会設置:2002/4/1
※法定協議会設置案を3町が可決,小城町が否決(6/18)→4町が可決(7/25〜8/8)
※法定協議会設置:2002/9/1
※新市名最終候補5点:小城,おぎ,天有(てんゆう),豊成(とよなり),そよかぜ
※新市名:小城市(おぎし)
※新市役所:現・牛津町役場(当面の間)
※合併協定調印式:2004/4/10
※合併関連議案を4町が可決:2004/4/16
※合併関連議案を佐賀県議会が可決:2004/6/25
※官報告示:2004/7/22
※多久市が参加を申入れ(2003/8/8)
※多久市は特例法期限内での合併を事実上断念,当面の間,単独市制継続へ,将来的な佐賀広域圏での合併を視野に検討へ
(推) 45,891 (国) 45,375 95.85

どうなるクニづくり中<佐賀県>2
http://mytown.asahi.com/saga/news01.asp?kiji=2781

  本庁舎の位置を巡り、合併論議が破綻(は・たん)するケースが相次ぐ中、決定を新市誕生後に持ち越した「小城市」。
  新市のかじ取り役を決める初代市長選は、来年3月の合併後、50日以内に行われる。候補者の名前が取り沙汰され出すとともに、小城、三日月、牛津、芦刈の4町では、憶測が広がりつつある
  「他町から市長が生まれたら、本庁舎が奪われるのでは」
  実際、合併協に参加する委員らは「本庁舎位置の決定は新市長の意向が強く働く」とみる。
  林富佳・三日月町長は9月、先陣を切って立候補を表明した。「合併後の課題を解決する責任がある。とりわけ本庁舎の位置決定は重要」という。
  江里口秀次・小城町長も「前向きな考えはある」と意欲を見せる。
  「庁舎位置の決定に有利になると考える町民から立候補の働きかけがある」と話す町長もいる
  過熱しそうな新市長選を控え、大きな課題を先送りしたことを、ある町長は「合併ありき、で論議を進めてしまった」と嘆く。

525とはずがたり:2004/10/20(水) 20:06
<九州・沖縄>佐賀県

将来的には鳥栖市・基山町・三養基町で合併と行きたいところだ。

みやき町 2005.3.1 新設
三養基郡 中原町,北茂安町,三根町
★佐賀東部合併協議会(法定)
※鳥栖市,三養基郡基山町,上峰町と6市町で研究会設置:2001/10/5
※任意協議会設置:2002/6/2→解散:2004/2/24
※鳥栖市を含む4市町で準備会設置:2002/10/7
※法定協議会設置:2002/12/1
※新町名候補5点:三養基,みやき,三養(さんよう),養基(ようき),なみき
※新町名最終候補2点:三養基(みやき),みやき
※新町名:みやき町(みやきちょう)
※新町役場:現・北茂安町役場
※合併協定調印式:2004/8/20
※合併関連議案を3町が可決:2004/8/27
※合併関連議案を佐賀県議会が可決:2004/10/1
※基山町は単独町制継続へ
※鳥栖市が離脱を表明(2003/9/26),鳥栖市が離脱(11/13)
※上峰町に参加を呼掛け(2003/11/28),上峰町は神埼郡三田川町,東脊振村との合併を検討へ
※鳥栖市は基山町との合併を検討へ
(推) 27,533 (国) 28,176 51.89

どうなるクニづくり中<佐賀県>3
http://mytown.asahi.com/saga/news01.asp?kiji=2781

  1通の書類をきっかけに不祥事が発覚した北茂安町。県から委託を受けた換地業務に関し、土地改良区が8月、町に500万円の補助金を求めてきた。だが、事業は99年に終わっていたはずだった。
  それを皮切りに、耳を疑うような書類が次々と町に届き、9月、町議会は初めて「百条委」を設置する事態に発展した。
  来年3月には、中原町、三根町との合併を控える。
  「真相が解明でき次第、処理したいのだが」。北茂安町の赤司久人町長は、調査の行方を複雑な心境で見守る。
  一方、他町のある委員は「この問題を新町まで引きずってほしくない」ときっぱりと話す。
  長い協議の末、合意に達した市町村でも、解決すべき課題は山積している。
 (木村悦子、佐藤元彦、伊藤紀顕)

526とはずがたり:2004/10/20(水) 20:15
<九州・沖縄>佐賀県
>>479
川副町▲,東与賀町▲,久保田町▲の「3町が合併協議から外れた最大の理由は、開発が規制される市街化調整区域の線引きがまとまらなかったため」なんだな。また川副町以外は合併に消極的と言う事か。東与賀・久保田両町ともに佐賀近郊として発展してるから?

どうなるクニづくり上/佐賀市郡、三瀬村
http://mytown.asahi.com/saga/news01.asp?kiji=2778

  「平成の大合併」の渦中にある市町村の動きが、あわただしくなってきた。来年3月末の合併特例法の期限切れをにらみ、最後の詰めに入った協議会。すでに話し合いがまとまり、合併日に向け準備が進む地域。枠組みから外れ、単独で歩む自治体……。県内の行政も住民も、思惑と現実のはざまで揺れている。

 5日夕、佐賀市役所の来賓室。
 大和町の原口義春町長と宮崎圭介議長が、木下敏之市長と向き合った。
 「在任特例が適用されれば、賛成多数で合併議案を可決できる。1年生議員が多いので、ぜひ認めてほしい」
 身を乗り出して頭をさげる町長らに対し、木下市長は硬い表情を崩さなかった。
 「市議会に要請があったと報告します」
 佐賀市と大和、諸富、富士3町、三瀬村でつくる法定合併協議会で、大和町は5市町村の現職議員88人が合併後1年間、新市の議員として残る在任特例を求めてきた。
 大和町では昨年9月の町議選(定数18)で、4人が初当選した。合併日から50日以内の設置選挙(定数38)が実施されれば、1年半で失職することになる。「在任特例でなければ合併には反対」と強硬に主張する議員がいる。
 だが、在任特例を使えば、議員報酬に1億9千万円余計にかかる。
 佐賀市は「行財政改革という合併の原点を見失ってはいけない。佐賀市より人口が少ない4町村の議員が、新市議会で過半数を占めるのもおかしい」と譲らない。
 総務省によると、「平成の大合併」で誕生した59の自治体のうち、48が在任特例を適用している(8月1日現在)。
 しかし、議員報酬を最高額に統一したのに住民団体が反発した山口県周南市のように、合併後に議会が解散に追い込まれるケースも目立つ。
 設置選挙をすれば、佐賀市は3年連続の市議選になる。ある市議は「一番選挙をしたくない佐賀市でさえ、在任特例を求めなかった。大和町は合併をぶち壊す気か」と怒りを隠さない。
 12日の法定協では、在任特例を適用せず、設置選挙をすることが決まった。各議会は22日に臨時議会を開き、合併議案を採決する。
 大和町は賛否が拮抗しそうだ。9月に議決された法定合併協の設置議案は賛成9、反対8の1票差だった。
 もし否決され、離脱することになれば、佐賀市と飛び地になる富士町と三瀬村も微妙な立場に置かれる。土壇場で枠組みそのものが崩れる可能性がある。
    □  □
 久保田、川副、東与賀3町の町長が5月下旬、久保田町役場に顔をそろえた。佐賀市など1市6町で構成した、かつての合併協議から「外された」面々だ。
 江口善己・川副町長が切り出した。
 「合併協議をするのかしないのか。何も協議せずに来年3月末を迎える訳にはいかない」
 だが、ほかの2町は「そんなに急がなくても」と消極的だった。6月下旬の会合を最後に、話し合いは途絶えた。
 3町が合併協議から外れた最大の理由は、開発が規制される市街化調整区域の線引きがまとまらなかったためだ。
 木下市長は「人口減と少子高齢化が進む時代に、乱開発を防ぐ線引きは不可欠だ」と強調する。
 市長は将来構想として、法定協の5市町村に加え、3町や多久市、小城郡、神埼郡を含む18市町村での大合併を掲げる。介護保険や消防を共同で運営する佐賀中部広域連合の枠組みだ。
  都市機能を集約させ、事務を一体化して行政コストを引き下げる。対福岡をにらんだ街づくりが念頭にある。
  川副町は、町内21カ所で住民説明会を開いている。合併論議の経過を明らかにし、人件費削減などでやりくりする方針に理解を求める。地方交付税が減らされる中、単独では、いずれ財政が行き詰まるという危機感がにじむ。
  状況は久保田町や東与賀町も似たり寄ったり。「広域合併に進むべき。その時は参加したい」と3町長は口をそろえる。
  合併特例法という「アメ」をにらんだ現在の論議は、市町村再編の第一幕なのかもしれない。
  (山田菜の花、波多野大介)
(10/19)

527とはずがたり:2004/10/20(水) 20:43
>>526
>東与賀・久保田両町ともに佐賀近郊として発展してるから?
やはり佐賀近郊として発展しつつあるようである。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1046080617/739

528とはずがたり:2004/10/20(水) 21:19
振り返ってみる1

>>11<兵庫県>養父市
2004.4.1に市制施行無事養父市誕生。めだたい。

>>12<埼玉県>富士見野地域
ふじみ野市 新設
富士見市, 上福岡市, 入間郡 大井町,三芳町
※4町での合併を断念,協議会を解散(2003/12/25)
※富士見市は上福岡市との合併を検討へ,合併協議を申入れ(2004/4/20)
※上福岡市,大井町は2町での合併を検討へ。任意協議会設置:2004/6/21,法定協議会設置予定:2004/9〜10月

>>16<鳥取県>天神川地域
東伯地区(1市9町村)
||└→●湯梨浜町(東郷・羽合町・泊村)
↓└─→●琴浦町(東伯・赤碕町)
天神川地区(1市4町)
||└→●三朝町(単独町制)
|└─→●北栄(?)町(北条・大栄町)
└──→●倉吉市(倉吉市・関金町)

>>17<栃木県>日光地域
新設日光市
2006.3.20日光市, 今市市, 上都賀郡 足尾町,塩谷郡 栗山村,藤原町
★日光地区合併協議会(法定)
※合併協定調印式予定:2004/12月頃
※日光市が足尾町に合併協議を申入れ(2003/9月)
※日光市の合併に関する住民投票の結果「今市市,足尾町,藤原町,栗山村(65.1%)」「足尾町(2.9%)」「合併しない(32%)」(2003/12/7)
※日光市が加入(2003/12/22)

529とはずがたり:2004/10/20(水) 21:19
振り返ってみる2

>>20<秋田県>仁賀保地域
新設/市制にかほ市
由利郡 仁賀保町,金浦町,象潟町
★仁賀保町・金浦町・象潟町合併協議会(休止中)(法定)
※協議会を開催(2004/8/31),新市名,新市役所の位置を再検討へ
※象潟町の合併協議の復帰を問う住民アンケートの結果「復帰(52.6%)」「単独(38.8%)」「わからない(8.6%)」(2004/9月)
※合併協議を再開予定

>>22<愛媛県>鬼北地域
新設 鬼北町2005.1.1 北宇和郡 広見町,日吉村
松野町は宇和島市との合併を検討へ,松野町議会が宇和島市に合併協議を申入れ(2004/6/21)

>>23<岐阜県>本巣市
2004.2.1無事本巣市誕生。

>>24<山梨県>甲斐市
甲斐市になった。

>>25<滋賀県>高島市
朽木も参加。西近江市も高島市となって後は合併を待つのみ

>>26<鹿児島県>川西薩地域
新設 れいめい市 2005.10.11 串木野市, 日置郡 市来町
新設 薩摩川内市 2004.10.12 川内市, 薩摩郡 樋脇町, 入来町, 東郷町, 祁答院町, 里村, 上甑村, 下甑村, 鹿島村

>>27
行橋市●▲,豊前市◆,京都郡 犀川町●▲,勝山町●▲,豊津町●▲,築上郡 椎田町●◆,築城町●◆,苅田町,吉富町,新吉富村,大平村と11市町村で勉強会

行橋市, 京都郡 犀川町,勝山町,豊津町,築上郡 椎田町,築城町(参加市町:●)で京築1市5町合併協議会(2003/12/26解散)

行橋市,犀川町,勝山町,豊津町は4市町(参加市町:▲)での合併を検討へ
椎田町,築城町は豊前市との合併を検討へ(参加市町:◆)
苅田町は単独町制

530とはずがたり:2004/10/20(水) 21:35
【合併破談・離脱に対する雑感】

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/1354
(新)唐津市は唐津市及び玄海町と七山村を除く東松浦郡からなる。
七山村は議会と村長が既得権益を手放したがらなかったようだが,玄海町●は原発の収益を独占したかったのであろう。こういう例は蒲生郡竜王町●(ダイハツ)・天草郡苓北町●(九電火力発電所)・小笠郡浜岡町●(中電原発・浜岡町は小笠郡ではなく御前崎町との二町合併を選ぶ)・むつ下北地域の六ヶ所村●,東通村●,大間町●(各町村原子力開発計画有り)など散見。地域のエゴに腹が立つがまぁ仕方がないか。

もう一方で都市部では各市の自治意識が強くなかなか合併が成立しない。特例市や政令指定都市を目指す動きもこの動きで潰れることが多い。
◆ふじみの市(富士見・上福岡など)・◆武南市(川口市, 蕨市, 鳩ヶ谷市)・◆○○市(行田, 羽生など)・■湘南市(平塚・茅ヶ崎・藤沢など)・■沼津(?)市(沼津・三島・裾野・御殿場)・◆土岐川(?)市(多治見, 瑞浪, 土岐など)・◆福井市(福井・鯖江)・■堺市(堺・周辺市町)・◆南泉州市(泉佐野, 泉南, 阪南など)■岡山市(岡山・玉野)・■熊本市(熊本・周辺町村)etc
大体市が二つ入ると難しいね。。

531とはずがたり:2004/10/20(水) 21:45
<中国・四国>岡山県

>>444 >>506
人口は鏡野が過半を占めるのか。。まぁ苫田郡(新)鏡野町と言う事で苫田の地名も残るから良いか。。

新町名、「鏡野」に決定/苫田郡西部合併協
http://mytown.asahi.com/okayama/news02.asp?kiji=5086

 富、奥津、上斎原、鏡野の4町村が合併してつくる新しい町の名前が19日夕、鏡野町の町中央公民館で開かれた苫田郡西部合併協議会(会長・池上興一鏡野町長)で「鏡野」と決まった。町名候補の提示から約7カ月。4町村の考えは一致せず、県に仲介を依頼する異例の経緯を経て決着した。

 新町名は3月下旬に五つの町名候補が示され、4町村の協議会委員が話し合いを重ねた。6月には投票にもなった。しかし、結果は「とまた」「鏡野」の上位二つが同数で決まらず、その後の話し合いでもまとまらずに結局、県に仲介を依頼していた。この日の協議会で、4町村ともに「県の裁定に従う」との会長提案を了承、久保田功夫県津山地方振興局長が新町名を「鏡野」と発表した。

 また、新町の町議会は、合併後50日以内に実施する最初の町議選では、定数特例の適用で定数24としたうえで、旧町村を単位に選挙区を置き、富3、奥津4、上斎原3、鏡野14を割り振って実施。2回目以降は全町を一つの選挙区とし、定数20にすることを決めた。

 この日で協議事項48項目すべてが承認され、05年3月1日に人口約1万5千人の新「鏡野町」が誕生することになる。
(10/20)

532水泡 まつ太朗:2004/10/20(水) 22:21
 失礼致しました&有難う御座いました。m(__)m<転載の件
 とはいえ余り人口だけを引き合いに地域住民を無視して自治体潰しの圧力を
振りかざそうものなら地方自治の形骸化も益々進むでしょうが・・・。ま、自治
自体を「地方の身勝手」と見る見方もあるでしょうけど(当然憲法改正で地方自治
廃止)。

533とはずがたり:2004/10/20(水) 23:36
<九州・沖縄>鹿児島県

川辺町の離脱は南さつま・ちらん枕崎との大同合併がなれば町内に市庁舎が建つから?

南さつま市 2005.1.31 新設
加世田市●, 川辺郡 笠沙町●,大浦町●,坊津町●
★川辺地区合併協議会(法定)
※坊津町は枕崎市△,川辺郡知覧町△,川辺町(●),揖宿郡頴娃町(指宿→△)と5市町で任意協議会設置:2002/4/19→解散:2003/1/23
※金峰町[●]で加世田市●,笠沙町●,大浦町●と4市町での法定協議会設置を求める住民発議,3市町が議会付議せず不成立
※枕崎市△,川辺郡知覧町△,川辺町(●),日置郡金峰町[日置→●]と8市町で研究会設置:2002/6/21
※加世田市●,笠沙町●,大浦町●,金峰町[●]の4市町で任意協議会「南薩西部地区任意合併協議会」設置:2002/11/7→解散:2002/12/24
※任意協議会設置:2003/8/1,法定協議会設置:2003/8/25
※新市名最終候補6点:薩南,さつま南,南薩,南九州,南薩摩,南さつま
※新市名:南さつま市(みなみさつまし)
※新市役所:現・加世田市役所(当面の間)
※枕崎市△,知覧町△を含めた将来的な7市町での再編(合併)時には,新庁舎を現・川辺町(●)南西部に設置へ
※枕崎市,知覧町を含む7市町で法定協議会設置を求める住民発議(同一請求),6市町が可決,知覧町△は継続審査
※川辺町(●)の5市町での合併の是非を問う住民投票の結果「賛成(17.2%)」「反対(82.8%)」(2004/8/8),川辺町(●)が合併協議から離脱を表明(8/12),川辺町が離脱(9/3)
※川辺町(●)を除く4市町●で合併協議を継続へ
※日置郡金峰町[日置→●]が合併協議への参加を検討へ
※4市町は金峰町[日置→●]の加入に前向き
※金峰町[日置→●]で川辺地区合併協議会●への参加の是非を問う住民投票を実施予定(2004/10/31)
(推) 34,290 (国) 35,742 211.05

川辺地区合併協、2カ月ぶり再開 /鹿児島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041020-00000186-mailo-l46

 川辺町離脱で8月から休止状態だった川辺地区合併協議会(加世田市、笠沙、大浦、坊津町)は18日、約2カ月ぶりに協議を再開した。年内の協議終了、来年3月末までの知事への合併申請を目標に今後協議を進めていく。
 同合併協はこれまでに全45協定項目のうち38項目を承認。今後は金峰町の参加の可能性などもあるため、会議のペースを2週間に1回に早める。

10月20日朝刊 
(毎日新聞) - 10月20日17時50分更新

534とはずがたり:2004/10/21(木) 23:15
新潟・静岡・奈良・滋賀・京都・和歌山・岡山・高知・佐賀・福岡・熊本・大分・宮崎・鹿児島の14府県の全郡合併の破綻の経緯の分類

和を乱す連中特集・暫定版 参考>>530

柏崎市2005.5.18(柏崎市, 刈羽郡 高柳町,西山町)←─→刈羽郡 刈羽村[原発]
十日町市2005.4.1(十日町市, 中魚沼郡 川西町,中里村,東頸城郡 松代町,松之山町)←─→津南町(松之山などとの合併を希望)
南魚沼市2004.11.1(南魚沼郡 六日町,大和町)←─→南魚沼郡 塩沢町[観光地?,南魚沼市との合併協議も],湯沢町[観光地?]
浜松市2005.7.1(浜松市, 天竜市, 浜北市, 周智郡 春野町,磐田郡 龍山村,佐久間町,水窪町,浜名郡 舞阪町,雄踏町,引佐郡 細江町,引佐町,三ヶ日町)←─→湖西市[スズキ?]・浜名郡新居町[(新)浜松市へ参加を申入れ]
掛川市2005.4.1(掛川市, 小笠郡 大須賀町,大東町)←─→菊川市2005.1.17(小笠郡 小笠町,菊川町[掛川の借金を嫌って?])・御前崎市2004.4.1(榛原郡 御前崎町, 小笠郡 浜岡町[原発])
○○市(宇陀郡 大宇陀町,菟田野町,榛原町,室生村)←─→○○村(宇陀郡 曽爾村,御杖村)[周辺部分になるのを嫌う。併し両村の合併協議も不調]
蒲生市(蒲生郡 蒲生町,日野町):結局うまく行かず解散←─→竜王町[ダイハツ?]
紀の川市(那賀郡 打田町,粉河町,那賀町,桃山町,貴志川町)←─→岩出市(那賀郡岩出町)和歌山の近郊として発展・単独市制施行へ
赤磐市2005.3.7(赤磐郡 山陽町,赤坂町,熊山町,吉井町。新市役所:現・山陽町役場)←─→赤磐郡瀬戸町[山陽町主導に反発?]
瀬戸内市2004.11.1(邑久郡 牛窓町,邑久町,長船町※新市役所に,現・邑久町役場):長船町は邑久町主導に反発
真庭市2005.3.31(上房郡 北房町,真庭郡 勝山町,落合町,湯原町,久世町,美甘村,川上村,八束村,中和村。新市役所:現・勝山町役場(新庁舎建設までの間),新庁舎:久世町内に設置へ)←─→真庭郡新庄村
美作市2005.3.31(勝田郡 勝田町,英田郡 大原町,東粟倉村,美作町,作東町,英田町)←─→英田郡西粟倉村[住民投票で離脱]
中芸町(安芸郡 奈半利町,田野町,安田町,北川村)←─→安芸市[単独自治継続へ],安芸郡馬路村[単独自治継続],安芸郡東洋町[参加を拒否される]
○○市2005.12.3(直方市, 鞍手郡 小竹町,鞍手町)←─→宮若市2006.2.11(鞍手郡 宮田町,若宮町宮田町,若宮町)
○○市(甘木市, 朝倉郡 杷木町,朝倉町)←─→筑前町2005.3.22(朝倉郡 三輪町,夜須町)※2町で法定協議会設置:2003/8/6・東峰村2005.3.28(朝倉郡 小石原村,宝珠山村)※法定協議会設置:2004/6/15○○市(行橋市, 京都郡 犀川町,勝山町,豊津町)←─→京都郡 苅田町[苅田港を控え経済好調?]
うきは市2005.3.20(浮羽郡 吉井町,浮羽町)※新市役所:現・吉井町役場←─→浮羽郡 田主丸町
小城市2005.3.1(小城郡 小城町,三日月町,牛津町,芦刈町)←─→多久市[小城市への参加を拒絶される]
唐津市2005.1.1(唐津市, 東松浦郡 浜玉町,厳木町,相知町,北波多村,肥前町,鎮西町,呼子町)←─→東松浦郡 玄海町[原発]・七山村[議会が慎重]
由布市2005.3(大分郡 挾間町,庄内町,湯布院町)←─→大分郡 野津原町(大分市近郊大分市へ)
八代市2005.8.1(八代市, 八代郡 坂本村,千丁町,鏡町,東陽村,泉村)←─→氷川町2005.10.1(八代郡竜北町,宮原町)
天草市2006.3.27(本渡市, 牛深市, 天草郡 有明町,御所浦町,倉岳町,栖本町,新和町,五和町,天草町,河浦町)←─→天草郡苓北町[九電火力発電所]
山鹿市2005.1.15(山鹿市, 鹿本郡 鹿北町,菊鹿町,鹿本町,鹿央町)←─→鹿本郡植木町
都城市(都城市, 北諸県郡 山之口町,高城町,山田町,高崎町)←─→北諸県郡三股町[都城郊外で発展]

535とはずがたり:2004/10/21(木) 23:16
新潟・静岡・奈良・滋賀・京都・和歌山・岡山・高知・佐賀・福岡・熊本・大分・宮崎・鹿児島の14府県の全郡合併の破綻の経緯の分類

1人抜けてみなこけた・暫定版

○○市(橿原市, 桜井市, 磯城郡 川西町,三宅町,田原本町,高市郡 高取町,明日香村):明日香村離脱で合併協議会崩壊。
○○市2005.3.31(宮津市, 与謝郡 加悦町,岩滝町,伊根町,野田川町):野田川離脱で崩壊
○○市(相楽郡 山城町,木津町,加茂町,笠置町,和束町,精華町,南山城村):中心となるべき木津が乗り気が無くて崩壊。フザケンナ(゚Д゚;)
杵島市(杵島郡 北方町,大町町,江北町,白石町,福富町,有明町):白石町の離脱で崩壊。白石町を中心に白石町,福富町,有明町で(新)白石町へ

両雄並び立たず?・暫定版

四万十市(中村市, 幡多郡 佐賀町,大方町,西土佐村):四万十市構想も流れる←─→土佐清水市[四万十市への参加を拒否される]
○○市(伊万里市, 西松浦郡 有田町,西有田町):西有田町離脱で崩壊。有田と西有田で合併へ。
臼杵市2005.1.1(臼杵市, 大野郡 野津町)←─→津久見市[合併申し込み]
○○市(小林市, 西諸県郡 高原町,野尻町,須木村)←─→えびの市
薩摩川内市2004.10.12(川内市, 薩摩郡 樋脇町, 入来町, 東郷町, 祁答院町, 里村, 上甑村, 下甑村, 鹿島村)←─→れいめい市2005.10.11(串木野市, 日置郡 市来町)串木野市は市来町と合併

536とはずがたり:2004/10/22(金) 00:51
【四国県都合併構想1】
=徳島市=
○○市(小松島市?)
小松島市, 勝浦郡 勝浦町,上勝町,那賀郡 那賀川町,羽ノ浦町
☆勝浦川・那賀川流域間1市4町合併協議会(2003/3/31解散)
※法定協議会設置:2002/7/15
※羽ノ浦町議会が「協議会からの脱退を求める決議案」を可決(2002/12/24)
※5市町での合併の是非を問う住民アンケートの結果(2003/2月)
※羽ノ浦町:「賛成(11.5%)」「反対(85.9%)」・那賀川町:「賛成(15.4%)」「反対(78.3%)」
※那賀川町,羽ノ浦町が合併協議から離脱の意向を表明(2003/3/12)
※5市町村での合併を断念,協議会を解散(2003/3/31)
※小松島市の合併に関する住民アンケートの結果,徳島市を含む枠組みが最多(2003/6月),徳島市との合併も検討へ
※勝浦町が小松島市に合併協議を申入れ(2003/12/26),小松島市は徳島市以外の自治体との合併協議に慎重
※勝浦町,上勝町は2町での合併も検討,上勝町は2町での小規模な合併に慎重,特例法期限内での2町での合併を断念(2004/3月)
※那賀川町,羽ノ浦町は阿南市と3市町での合併を検討へ
※徳島市は中核市(人口30万人以上)への移行を視野に,周辺自治体との合併協議を検討へ,小松島市,上勝町,佐那河内村は前向き
※佐那河内村の合併に関する住民アンケートの結果(2004/6月)
※合併の是非:「必要(71.5%)」「必要ない(18.1%)」「わからない(9.9%)」
※枠組み:「徳島市(73.4%)」「徳島市,神山町(8.4%)」「徳島市,神山町,石井町(7.9%)」「徳島市,神山町,石井町,上勝町,勝浦町(6.4%)」「神山町(1.5%)」
※小松島市,勝浦町は2市町での合併を検討へ

徳島市●
小松島市■●□
勝浦郡 勝浦町■▲□,上勝町■▲
那賀郡 相生町◇,上那賀町◇,木沢村◇(後から加入),木頭村◇(後から加入),那賀川町■◆,羽ノ浦町■◆,鷲敷町◇
名東郡 佐那河内村●
■:(大)小松島地域合併構想(破談) □:(小)小松島地域合併構想
◆:阿南地域合併構想 ▲:勝浦町,上勝町2町合併構想(流れ)
◇:那賀町

とは註:徳島市・小松島市・勝浦郡・名東郡でとっとと徳島市つくれや,ゴラ!

=高松市=<個別交渉積み重ね型>
高松市 編入
高松市, 木田郡 牟礼町,庵治町,香川郡 塩江町,香川町,香南町,綾歌郡 国分寺町
★高松市・塩江町合併協議会(法定)
★高松市・香川町合併協議会(法定)
★高松市・国分寺町合併協議会(法定)
★高松市・牟礼町合併協議会(法定)
★高松市・香南町合併協議会(法定)
★高松市・庵治町合併協議会(法定)
※法定協議会「高松市・塩江町」設置:2003/6/1
※法定協議会「高松市・香川町」設置:2003/9/1「住民発議」
※法定協議会「高松市・国分寺町」設置:2003/12/24「住民発議」
※法定協議会「高松市・牟礼町」設置:2004/2/1
※法定協議会「高松市・香南町」設置:2004/2/2「住民発議」
※法定協議会「高松市・庵治町」設置:2004/6/1
※合併予定期日:2005/3/31(高松市・香南町)
※合併予定期日:2005/9/26を提案(高松市・塩江町)
※合併予定期日:2006/3/31以前(高松市・香川町,国分寺町,庵治町,牟礼町)
(推) 419,148(国) 416,680 375.05

537とはずがたり:2004/10/22(金) 00:56
【四国県都合併構想2】
=松山市=<渋く熟柿作戦>
松山市 編入2005.1.1
松山市, 北条市, 温泉郡 中島町
★松山市・北条市・中島町合併協議会(法定)
※北条市(2002/7/1),中島町(7/9)が松山市に合併協議を申入れ
(推) 512,309 (国) 508,266 428.84

=高知市=<渋く熟柿作戦>
高知市2005.1.1編入 (高知市, 土佐郡 鏡村,土佐山村)
高知市(恐らく) 編入(恐らく) (高知市, 吾川郡 春野町)

<参考>
いの町土佐郡 本川村, 吾川郡 伊野町, 吾北村
☆伊野町・吾北村・本川村合併協議会
※土佐市,吾川郡伊野町,吾北村,春野町,高岡郡日高村の5市町村で勉強会設置:2002/5/30
※春野町が合併協議から離脱(6/6)
※本川村が加入(6/26)
※3町村で任意協議会設置:2002/10/1
※日高村で3町村との法定協議会設置を求める住民発議,3町村が議会付議せず不成立(2003/2/13)
(推) 27,857
(国) 28,729
470.71

高知市■
土佐市◇
土佐郡(土佐町,大川村,本川村◆,鏡村■,土佐山村■)
吾川郡(春野町■◇,伊野町◆,吾北村◆,吾川村,池川町)
高岡郡(日高村◇)
◇:いの町と合併構想あり ◆:いの町構成 ■:高知市へ編入(予定)

=四国地区講評=
渋く熟柿作戦は秋田市・青森市などでも見られる。京都市や大津市の大人の対応作戦も同類型か?
徳島の奥手作戦は熟柿と云う程の計画性がなさげ。
高松の<個別交渉積み重ね型>は堺・広島・熊本の惨状と比べて格段に巧く行っている。

538とはずがたり:2004/10/22(金) 01:05
【山陰地区広域都市圏構想】

=鳥取市=<広域実現型>
鳥取市2004.11.1
鳥取市, 岩美郡(国府町,福部村),八頭郡(河原町,用瀬町,佐治村),気高郡(気高町,鹿野町,青谷町)
★鳥取県東部9市町村合併協議会(法定)
★鳥取県東部10市町村合併協議会(八頭郡智頭町を含む)(法定)
※鳥取市,岩美郡(岩美町▲,国府町,福部村),八頭郡(河原町,用瀬町,佐治村,智頭町▲▲,郡家町■,船岡町■,八東町■,若桜町■▲:■:八頭町2005.3.31新設,人口2万,新町役場:現・郡家町役場,若桜町が離脱),気高郡(気高町,鹿野町,青谷町)の15市町村で研究会設置:2001/5/11
※合併関連議案を9市町村が可決:2004/5/17,智頭町▲▲▲が3度否決:2004/5/17・5/20・7/8
(推) 201,348(国) 200,744 765.66

=倉吉市(天神川流域)=<縮小均衡型>
東伯地区(1市9町村)
||└→●湯梨浜町(東郷・羽合町・泊村)
↓└─→●琴浦町(東伯・赤碕町)
天神川地区(1市4町)
||└→●三朝町(単独町制)
|└─→●北栄(?)町(北条・大栄町)
└──→●倉吉市(倉吉市・関金町)

=米子市=<縮小均衡型>
※米子市,境港市の2市で研究会設置:2001/1月
※西伯郡淀江町,日吉津村,大山町,名和町,中山町の5町村で勉強会「西伯郡5町村合併問題勉強会」設置:2001/6/7
※米子市,境港市,西伯郡,日野郡14市町村で勉強会設置:2001/7/5
※境港市は単独市制継続へ
※西伯郡日吉津村の合併の是非と枠組みを問う住民投票の結果「米子市,淀江町と合併(35.85%)」「合併しない(64.15%)」(2003/11/30)
※日吉津村[日本製紙]は単独村制継続の意向を表明(2003/12/2)

=松江市=<広域実現型>
2005.3.31松江市, 八束郡 鹿島町,島根町,美保関町,八雲村,玉湯町,宍道町,八束町
※東出雲町の法定協議会設置の是非を問う住民投票の結果「賛成(45.3%)」「反対(54.7%)」(2003/7/27)
※東出雲町は単独町制継続へ

=出雲市=<広域実現型>
2005.3.22出雲市, 平田市, 簸川郡 佐田町,多伎町,湖陵町,大社町
※斐川町を含む7市町で法定協議会設置:2002/12/27,解散:2003/12/31
※斐川町:「賛成(46.5%)」「反対(53.5%)」
※斐川町が合併協議から離脱(2003/12/31),単独町制継続へ

=山陰地区講評=
もともと人口が少ない地域だから広域合併が実現してもたかが知れているとはいえるが。。
鳥取県なんか鳥取市(鳥取市・八頭郡・吉美郡・気高郡)・倉吉市(倉吉市・東伯郡)・米子市(米子市・境港市・日野郡・西伯郡)の3市に統合されても可笑しくない。

539とはずがたり:2004/10/22(金) 01:06
【山陽地方広域都市構想1】
=広島市=<求心力無さ過ぎ型>
広島市, 安芸郡 府中町
★広島市・府中町合併協議会(法定)
※府中町の合併に関する住民投票の結果「単独市制(28.5%)」「単独町制継続(21.6%)」「広島市(49.9%)」(2002/6/9)
※研究会設置:2002/7/22
※法定協議会設置:2003/12/1「住民発議」
※府中町は合併に慎重,単独市制施行も視野に検討
※府中町は合併の是非を問う住民投票の実施を検討
※2004/2/9(第1回)協議会以降,協議会は未開催

広島市, 安芸郡 海田町
☆広島市・海田町合併協議会(2004/10/5解散)
※検討会設置:1996/1月※研究会設置:1998/8月
※海田町が広島市に任意協議会設置を申入れ(2002/7/4)
※任意協議会設置:2002/7/31※法定協議会設置:2003/7/18
※合併予定期日:2004/4/1
※広島市安芸区に海田町を編入
※合併協定調印式:2003/9/17
※合併関連議案を広島市が可決,海田町が否決:2003/10/1
※海田町は合併に慎重
※海田町が合併期日(2004/4/1)の白紙を申入れ(2003/12/1)
※海田町の合併の是非を問う住民投票の結果「賛成(34.5%)」「反対(65.5%)」(2004/8/22)
※海田町は単独町制継続へ
※2市町での合併を断念,協議会を解散(2004/10/5)

広島市, 安芸郡 熊野町,坂町
☆広島市・安芸郡陸地部3町合併問題等勉強会(海田町・熊野町・坂町)(坂町ホームページ)
☆広島市・熊野町合併問題等調査研究会(熊野町ホームページ)
※広島市,熊野町の2市町で研究会設置:2001/6月
※海田町を含む4市町で勉強会設置:2001/11/12
※熊野町,坂町は呉市との合併や,海田町を含めた3町での合併も検討

広島市, 佐伯郡 湯来町
☆広島市・湯来町任意合併協議会(任意)(広島市ホームページ)
☆湯来町ホームページ
※研究会設置:2001/6月
※任意協議会設置:2004/4/1
※法定協議会設置予定:2004年
※合併予定期日:2005/3/31以前(詳細は協議会で決定)
※広島市佐伯区に湯来町を編入

広島市, 佐伯郡 宮島町
☆広島市・宮島町合併問題等調査研究会
※宮島町が広島市に合併協議を申入れ(2003/10/24)
※研究会設置:2003/11/27
※広島県知事は宮島町に対し,早期の住民投票実施と合併先を決定するよう,地方自治法に基づく勧告(2004/4/21)
※宮島町の合併の枠組みを問う住民投票の結果「廿日市市(56.3%)」「広島市(43.7%)」(2004/8/22)
※宮島町は広島市との合併を断念,廿日市市との合併を検討へ

540とはずがたり:2004/10/22(金) 01:11
【山陽地方広域都市構想2】

=岡山市・倉敷市=
岡山市<今一求心力無さげ型>
2005.3.22岡山市, 御津郡 御津町,児島郡 灘崎町
★県南政令市構想合併協議会(法定)[岡山市,御津町,灘崎町]
http://www.city.okayama.okayama.jp/gappei-omn/※岡山市,玉野市,灘崎町の3市町で研究会設置:2002/7/5
※岡山市,御津町,赤磐郡瀬戸町の3町で研究会設置:2002/7/18
※瀬戸町が合併協議から離脱(2003/5/29)
※☆岡山県南政令市構想合併協議会(任意)[岡山市,玉野市,御津町,灘崎町]http://www.city.okayama.okayama.jp/kikaku/gappei/玉野市を含む4市町で任意協議会設置:2003/7/23(休止中)
※玉野市は法定協議会不参加の意向を表明(2004/2/25)

倉敷市<今一求心力無さげ型>
2005.3.22倉敷市, 浅口郡 船穂町,吉備郡 真備町
★倉敷地域合併協議会(休止中)(法定)
※都窪郡早島町は「合併しない決議案」を可決(2003/9/25)単独町制継続を検討へ

=山口市=<規模拘泥破綻型>
山口市 新設
山口市, 防府市, 佐波郡 徳地町,吉敷郡 秋穂町,小郡町,阿知須町
★山口県央部合併協議会(休止中)(法定)
※阿武郡美東町が参加を申入れ(2002/7/1),申入れを拒否(11/1)
※研究会設置:2002/8/26
※任意協議会設置:2003/1/6
※阿知須町は宇部市,小野田市などとの合併も検討→山口県央部での合併協議に参加の意向を表明(2003/2/21)
※阿知須町を除く5市町で法定協議会設置:2003/3/1
※新市庁舎の設置位置を巡り協議が難航
※協議会を休止(2004/4/26)
※山口市,秋穂町,小郡町,阿知須町は将来的な6市町での合併を視野に,4市町での合併を検討へ
※徳地町は防府市との合併や,防府市を除く山口市など5市町での合併を検討へ
※防府市は徳地町との合併協議(防府市への編入)に前向き
※徳地町は防府市を除くとの5市町での合併を検討へ
※防府市は単独市制継続を検討へ
(推) 309,513
(国) 306,417
918.82

=下関市=<広域合併実現型>
下関市2005.2.13新設
下関市, 豊浦郡 菊川町,豊田町,豊浦町,豊北町
★下関市・豊浦郡四町合併協議会(法定)
※研究会設置:2003/10/26
※法定協議会設置:2003/3/26
※中核市への移行を検討(2005/10/1目標)

=山陽地区講評=
<規模拘泥破綻型>の典型が山口+防府。政令指定都市のためには玉野が必要な岡山も准形か?
規模拘泥破綻型の典型例には他にも福井+鯖江などがある。また沼津+三島,平塚+藤沢+茅ヶ崎などもそうか。
広島の嫌われっぷりは熊本・堺に匹敵。岐阜なんかも構想の割には小さく纏まってしまっている。八戸なんかもこのおそれ有り。

541とはずがたり:2004/10/22(金) 01:43
【九州地域広域合併構想1】
=北九州市=<熟柿型>
北九州市, 中間市 編入
★北九州市・中間市合併協議会(法定)
※法定協議会設置:2004/1/15「住民発議」
※新市名:北九州市(きたきゅうしゅうし)
※新市役所:現・北九州市役所
※現・中間市域に:中間区(なかまく)の設置を提案へ
※中間市で合併の是非を問う住民投票を実施予定(2004/10/31)(推) 1,047,819
(国) 1,059,503
501.53

=福岡市=
今回は単独?

=佐賀市=<豪腕専行型>
>>479 >>526-527

佐賀市,多久市,佐賀郡,神埼郡,小城郡の18市町村で研究会設置(≡構想A):2000/9/5

☆佐賀市・諸富町・川副町・東与賀町・久保田町・大和町・富士町合併協議会(2003/12/31解散)佐賀市, 佐賀郡 諸富町,川副町,東与賀町,久保田町,大和町,富士町の7市町で研究会設置(≡構想B):2002/4/5,法定協議会設置:2002/8/1,合併予定期日:2005/3/31以前

佐賀市は7市町での合併に慎重,諸富町,大和町,富士町との4市町での合併案を市議会に提案(2003/10/31),佐賀郡6町が協議会解散を申入れ(11/12),協議会を解散(2003/12/31)ここで外された3町(川副町,東与賀町,久保田町)は都市計画を巡る食い違いが原因>>526

佐賀市,諸富町,大和町,富士町は神埼郡三瀬村(三瀬村は神埼郡6町村で法定協議会設置:2002/11/18→解散:2004/3/31)と5市町村での合併を検討へ(≡構想C)
川副町,東与賀町,久保田町は3町での合併を断念(2004/6/23),佐賀市を含めた将来的な合併を視野に,当面の間,単独町制継続へ

佐賀市2005.4.1(佐賀市, 佐賀郡 諸富町,大和町,富士町,神埼郡 三瀬村)
★佐賀市・諸富町・大和町・富士町・三瀬村合併協議会(佐賀市ホームページ)(法定)
※佐賀市が諸富町,大和町,富士町に合併協議を申入れ(2004/1/15〜16),三瀬村が参加を申入れ(1/26),任意協議会設置:2004/6/19,法定協議会設置:2004/9/18
佐賀市は5市町村での合併成立後に川副町,東与賀町,久保田町との合併協議を検討へ
大和町議会は「議員の任期と定数」に「在任特例」は適用せずで押し切った合併協の結論に反撥>>479
(推) 207,172 (国)208,783 355.15

542とはずがたり:2004/10/22(金) 01:43
【九州地域広域合併構想2】

=長崎市=<まぁ着実型>
長崎市 編入 2005.1.4
長崎市, 西彼杵郡 香焼町,伊王島町,高島町,野母崎町,三和町,外海町
★長崎地域合併協議会(法定)
※西彼杵郡15町で研究会設置:2000/5/15
※西彼杵郡長与町,時津町,琴海町,大瀬戸町と11市町で研究会設置:2000/5/18
※11市町で検討委員会設置(西彼杵郡多良見町がオブザーバー参加):2001/4/18
※外海町は西彼杵郡西彼町,西海町,大島町,崎戸町,大瀬戸町と6町で準備会設置:2001/10月→任意協議会設置:2002/2月→外海町が離脱
※多良見町が加入,12市町で準備会設置:2001/12/26
※12市町で任意協議会設置:2002/1/29
※多良見町が合併協議から離脱(7/4)
※長与町,時津町,琴海町が合併協議から離脱,三和町,大瀬戸町が法定協議会への参加保留(9/3)
※三和町を除く6市町で法定協議会設置:2002/10/1

=熊本市=<総嫌われ型>
熊本市関連の合併情報
☆熊本市ホームページ
http://www.city.kumamoto.kumamoto.jp/N038_seirei/seirei/
※下益城郡城南町,富合町,玉名郡天水町,鹿本郡植木町,菊池郡菊陽町,西合志町,上益城郡益城町の7町で,それぞれ熊本市との法定協議会設置を求める住民発議
※熊本市は城南町,植木町,菊陽町,西合志町,天水町,益城町との法定協議会設置案を可決,6町は否決
※熊本市は富合町との協議会設置案を審議未了で廃案,富合町は否決
※熊本市との法定協議会設置の是非を問う住民投票の結果
※西合志町:「賛成(38%)」「反対(62%)」(2003/3/23)
※植木町:「賛成(37.7%)」「反対(62.3%)」(2003/3/23)
※益城町:「賛成(42.9%)」「反対(57.1%)」(2003/8/3)
(推) 670,047 (国) 662,012 267.06

=大分市=<熟柿作戦>
2005.1.1大分市, 大分郡 野津原町,北海部郡 佐賀関町
★大分市・佐賀関町・野津原町合併協議会(大分市ホームページ)(法定)
※佐賀関町が大分市に合併協議を申入れ(2002/4/9)
※大分市,佐賀関町の2市町で準備会設置:2002/9/5
※野津原町が大分市に合併協議を申入れ(11/18)
※大分市は佐賀関町,野津原町とそれぞれ任意協議会設置:2003/3/26
※大分市と佐賀関町は,佐賀関町立病院建て替え問題を巡り協議が難航,合併協議を一時中断(7/23),合併協議を再開(10/31)
※3市町で法定協議会設置:2004/4/1
(推) 460,392 (国) 454,424 501.10

543とはずがたり:2004/10/22(金) 01:44
【九州地域広域合併構想3】

=宮崎市=<着実型>
2006.1.1編入 宮崎市, 宮崎郡 清武町,田野町,佐土原町,東諸県郡 高岡町
★宮崎市・高岡町合併協議会(法定)
★宮崎・佐土原合併協議会(法定)
★宮崎・清武・田野合併協議会(法定)
※東諸県郡国富町,綾町と7市町で研究会設置:2001/7/27
※高岡町の宮崎市との法定協議会設置の是非を問う住民投票の結果「賛成(49.6%)」「反対(50.4%)」(2002/12/1・2回目の住民発議:1回目は1997年)
※佐土原町は西都市,児湯郡新富町,西米良村と4市町村で任意協議会設置:2003/1/30→解散:2003/12/25
※宮崎市,佐土原町の2市町で研究会設置:2003/1/31
※法定協議会「宮崎市・高岡町」設置:2003/11/7「住民発議」(3回目の住民発議により)
※法定協議会「宮崎市・佐土原町」設置:2004/1/5
※法定協議会「宮崎市・清武町」設置:2004/1/21
※新市名:宮崎市(みやざきし)
※新市役所:現・宮崎市役所
※宮崎市は国富町,綾町との合併も視野に検討
※清武町,田野町は2町での合併も検討,法定協議会を設置
※田野町が参加を申入れ(2004/2/26)田野町が加入(3/23)
※新富町が宮崎市に合併協議(研究会の設置)を申入れ(9/9),宮崎市は特例法期限内での新富町との合併に慎重
※高岡町で宮崎市との合併の是非を問う住民投票を実施予定
(推) 395,987 (国) 392,178 644.60

=鹿児島市=<着実型>
2004.11.1 編入
鹿児島市, 鹿児島郡 吉田町,桜島町,揖宿郡 喜入町,日置郡 松元町,郡山町
★鹿児島地区合併協議会(法定)
※松元町,郡山町は串木野市,日置郡の9市町で研究会設置:2001/1/1→調査研究会設置:2001/11/20→検討会設置:2002/4/22
※鹿児島郡三島村,十島村を含む8市町村で研究会設置:2001/5/8
※6市町で準備会設置(三島村がオブザーバー参加):2002/9/6
※三島村,十島村は,距離的に一体的な行政展開が困難として合併協議から離脱,単独村制継続へ
(推) 604,301 (国) 601,693 546.94

=那覇市=<うまく行かない型>
○○市
那覇市, 島尻郡 南風原町,渡嘉敷村,座間味村,粟国村,渡名喜村,南大東村,北大東村
☆那覇市・南風原町・南部離島村合併任意協議会(任意)(2003/11/14解散)
※任意協議会設置(2003/2/5)
※那覇から東に約400km,西に約60kmにわたる広大な県都
※離島6村は合併に慎重
※南風原町が合併協議から離脱,東風平町,具志頭村,大里村と4町村での合併を検討へ
※協議会を解散(2003/11/14)
※那覇市,渡嘉敷村は2市村での合併を検討へ,座間味村が参加を検討
※那覇市,渡嘉敷村の2市村での法定協議会設置案を渡嘉敷村が否決
(推) 348,711 (国) 338,486 140.67

=九州・沖縄地区及びこれまでの講評=
これまで出てきた熟柿作戦市(=来る物は拒まず去る者は追わず)は松山市・高知市・徳島市(行き先不明)・青森市・京都市・大津市・奈良市・北九州市・大分市・岡山市(進まず)・福島市と云った所か。
動かず市は福岡市・郡山市・いわき市など
野心的ながら流れてしまった市(=大風呂敷・結局小規模合併)は八戸市・那覇市・佐賀市(危険有り)・熊本市・堺市・広島市・岐阜市・倉吉市・米子市・盛岡市と云ったところか。
着実に拡げてく市は鹿児島市・宮崎市・下関市・高松市・鳥取市・松江市・酒田市・鶴岡市(流れる危険有り)
着実か流れたか微妙は弘前市・長崎市

544とはずがたり:2004/10/22(金) 02:00
【静岡県政令指定都市構想】
=静岡市=
①静岡市 新設 2003.4.1
静岡市, 清水市
※法定協議会設置:1998/4/1「住民発議」
(推) 702,444 (国) 706,513 1,374.05

②静岡市 区制施行2005.4.1葵区 駿河区 清水区
※政令指定都市移行

③静岡市 編入 2006.3.31
静岡市, 庵原郡 蒲原町,由比町
※法定協議会「静岡市・蒲原町合併協議会」設置(2004/4/13)「住民発議」
※法定協議会「静岡市・由比町合併協議会」設置(2004/4/27)「住民発議」
※静岡市は政令指定都市へ移行予定(2005/4/1)
※蒲原町,由比町は仮称C区(名称は「清水区」を提案予定)に編入
※由比町の静岡市との法定協議会設置の是非を問う住民投票の結果「賛成(68.6%)」「反対(31.4%)」(2004/4/25)
(推) 725,163 (国) 729,980 1,411.77

=浜松市=
浜松市 編入2005.7.1
浜松市, 天竜市, 浜北市, 周智郡 春野町,磐田郡 龍山村,佐久間町,水窪町,浜名郡 舞阪町,雄踏町,引佐郡 細江町,引佐町,三ヶ日町
★天竜川・浜名湖地域合併協議会(法定)
※湖西市,新居町を含む14市町村で研究会設置(磐田市,磐田郡福田町,竜洋町,豊田町,豊岡村がオブザーバー参加):2002/10/7
※新居町を含む13市町村で準備会設置:2003/6/10
※12市町村で法定協議会設置:2003/9/29
※政令指定都市への移行を視野に検討へ
※政令指定都市に移行した場合の行政区は「7区」設置へ
※湖西市は単独市制継続へ
※新居町が参加を申入れ(2003/12/24)
※新居町で13市町村での法定協議会設置を求める住民発議,12市町村は議会付議せず不成立
※新居町議会は単独町制継続や浜松市との合併,湖西市との合併などを検討
(推) 800,420 (国) 786,306 1,511.17

=沼津市・三島市=
○○市
沼津市, 三島市, 御殿場市, 裾野市, 田方郡 伊豆長岡町,戸田村,函南町,韮山町,大仁町,駿東郡 清水町,長泉町,小山町
☆政令指定都市事務調査会(沼津市ホームページ)
☆沼津市清水町中核市推進協議会(2004/3/25解散)
※調査会設置(2003/8/25)任意協議会設置予定(2006年頃)
※2013年頃を目途とした政令指定都市への移行も視野に検討へ
(推) 641,870 (国) 635,240 913.57
│││
││└─→伊豆の国市:田方郡(伊豆長岡町,函南町,韮山町,大仁町)
│└──→○○市:御殿場市,裾野市,駿東郡(小山町)
└─―→○○市:沼津市(沼津市,田方郡 戸田村),三島市,田方郡(函南町), 駿東郡(長泉町)
      <沼津市・戸田村・清水町の合併もあるか?>

545とはずがたり:2004/10/22(金) 02:08
<暫定版>

――:北海道広域都市構想
>>514-516:東北地方30万人都市構想
――:関東・東山広域合併都市構想
――:北陸甲信越広域合併都市構想
>>533:静岡県政令指定都市構想
――:東海3県広域合併都市構想
――:近畿広域合併構想
>>538:山陰地区広域都市圏構想
>>539-540:山陽地方広域都市構想
>>536-537:四国県都合併構想
>>541-543:九州地域広域合併構想

546とはずがたり:2004/10/22(金) 03:05
振り返ってみる3

>>32 >>35
結局桐生・太田はそれぞれ市域合併で拡大

太田市●,新田郡尾島町●,新田町●,藪塚本町▲,邑楽郡千代田町,大泉町,邑楽町の7市町で懇談会設置:2000/8月

6市町村で任意協議会設置(邑楽町はオブザーバー参加):2002/5/29
大泉町(12/26),千代田町(12/27)が合併協議から離脱
桐生市●',新田郡笠懸町が加入(2003/2/13)

○○市(桐生市●, 太田市●', 新田郡 尾島町●,新田町●)
★東毛地域合併協議会(休止中)(法定)
│└→桐生市2005.6.13桐生市●', 勢多郡 新里村,黒保根村
└─→太田市2005.3.28太田市●, 新田郡 尾島町●,新田町●,藪塚本町▲

但し桐生市の構図は大間々町次第で未だ変わる可能性もあり:
○○市桐生市●', 勢多郡 新里村,黒保根村,山田郡 大間々町
○○市勢多郡 東村,新田郡 笠懸町,山田郡 大間々町

>>34
日吉津村[王子製紙で裕福]

>>37
その後山形地区は大難航

>>41
その後協議は進んで住民投票待ちのようだが議員の報酬等はどうなったのかな?
九十九里市
2005.3.22東金市, 山武郡 九十九里町,成東町,山武町,蓮沼村,松尾町
★山武地域合併協議会(休止中)(法定)
※「山武町で八街市,富里市と」:
※山武町の庁舎新築計画に他5市町村が慎重,合併協議を一時休止(2004/4/19)
※山武町は合併前の庁舎新築を見送り,合併協議を再開(6/23)
※東金市の住民投票後まで合併協議を休止(10/4〜)
※合併の是非を問う住民投票を実施予定
※東金市:(2004/11/28)
※山武町:

547とはずがたり:2004/10/22(金) 03:06
ふりかえってみる4

>>42
散々迷走して結局元の案から二つに割れた感じに

西八代郡(市川大門町◆,三珠町◆,下部町,上九一色村)
南巨摩郡(増穂町▲,鰍沢町▲,中富町,早川町,身延町,南部町,富沢町)

西八代+南巨摩5町合併(増穂,鰍沢,市川大門,三珠,六郷)…県の提案。5町で特例で市へ

├→※三珠町が中巨摩東部3町(昭和,玉穂,田富)との合併を目指し離脱,合併は拒否される。
|     中巨摩東部3町の経緯については下に記載

├→増穂町▲は合併協議から離脱(3/24),南アルプス市に合併協議を申入れ
|    ※南アルプス市は増穂町▲に,当面の間,合併協議凍結を申入れ(5/24)

├→市川大門町は合併協議から離脱の意向を表明(11/25)
|  中巨摩東部3町から合併を拒否された三珠町と2町や,六郷町を含めた3町での合併を検討へ

西八代+南巨摩5町合併の内残る六郷町と鰍沢町▲。結ぶ道路がない為,2町は事実上の飛び地に
鰍沢町長は合併推進。六郷町では疑問の声上がる。六郷町,鰍沢町は2町での合併を断念。
※協議会を解散(1/14)
||
|└→鰍沢町▲が増穂町▲に合併協議を申入れ。
|  南アルプス市入りを目指す増穂町▲は申入れを拒否(2004/1/6)
|     └→※増穂町▲,鰍沢町▲で2町での法定協議会設置を求める住民発議(同一請求)
|            2町が可決,法定協議会を設置(設置日調整中)

└―→市川大門町◆,六郷町◆,三珠町◆は3町での合併を検討へ


※中巨摩郡玉穂町,田富町,昭和町の3町で研究会設置:2002/2/5,任意協議会設置:2003/8/1

※田富町で3町での法定協議会設置を求める住民発議,玉穂町,昭和町が議会付議せず不成立(任意協議会設置を優先のため)
├―西八代郡三珠町(西八代南巨摩5町合併より離脱),東八代郡豊富村の合併協議申入れを拒否(2003/12/8)※1|※豊富村は玉穂町,昭和町,田富町の3町の法定協議会設置後や合併後の合併協議(新自治体への合流)を検討へ

住民投票の結果,昭和町が合併協議から離脱の意向を表明(7/29)
├→昭和町離脱(8/24)

市制 ○○市 東八代郡 豊富村,中巨摩郡 玉穂町,田富町
※玉穂町,田富町,豊富村は3町村での合併を検討へ(市制施行予定)
※豊富村が加入(9/27)
※法定協議会設置予定:2004/11月
※新市名公募予定(11月頃)

548とはずがたり:2004/10/22(金) 04:21
ふりかえってみる5

>>46
高松については>>536
丸亀は無事協議終了。2005.3.22に新市成立

>>47
<中部>新潟県
三条市、下田村、栄町→まず燕市離脱,ついで田上町離脱。両市町の合併は両議会否定。三条市、下田村、栄町で三条市

南魚沼郡 六日町,大和町→塩沢町は離脱→塩沢町は南魚沼市(六日町,大和町)協議検討

村上市, 岩船郡 荒川町,神林村,朝日村,山北町,粟島浦村→関川村離脱・村上市離脱

柏崎市, 刈羽郡 高柳町,西山町→刈羽村,小国町はオブザーバー参加。刈羽村は単独,小国町は長岡地域と両睨み・長岡市地区へ→柏崎市2005.5.1編入(柏崎市, 刈羽郡 高柳町,西山町)

長岡市,見附市,栃尾市,南蒲原郡(中之島町),三島郡(越路町,三島町),古志郡(山古志村),刈羽郡(小国町)――見附市,栃尾市離脱。西蒲原郡弥彦村,分水町と合併協議していた三島郡寺泊町が同合併協議の不調を受けて長岡市合併に参加申し入れ。―→長岡市,南蒲原郡(中之島町),三島郡(越路町,三島町,寺泊町),古志郡(山古志村),刈羽郡(小国町)。良寛町(三島郡 与板町,和島村,出雲崎町)の合併協議も不調,出雲崎離脱。新たな参加自治体も?

>>49
山口の30万人都市構想は破綻

>>50
三股が離脱

>>51
【迷走した佐世保市,松浦市,平戸市,北松浦郡13町村合併の構図】=力作!
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/sasebomatuura.txt

[鯖江市]
>>53 「対等」で目指す中核市 福井市
>>198-199 鯖江市は合併後も旧鯖江市のエリアに大幅な自治権をもたせるよう主張。福井市はこれに難色を示している
>>253 鯖江市が「まちづくり推進協」設立へ
>>267 鯖江の白紙撤回を受け4市町村で合併へ 福井市長が意向示す
>>407 福井・鯖江市長のリコール
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/1314
元県議と前市長が立候補 出直し市長選で鯖江市
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/1344-1346
鯖江市長に牧野氏/揺れた市政 刷新訴え
牧野氏は、辻前市長リコールのきっかけとなった市町村合併については「行財政基盤の確立のためだけの合併は急ぐべきではない。ただ、住民合意が得られれば考えなければならない」と主張…辻氏は…選挙戦では、「厳しい財政状況から合併は不可避」と改めて合併を進める意思を示し…た。

549とはずがたり:2004/10/22(金) 04:48
ふりかえってみる6

○○市
原町市,相馬市,相馬郡 鹿島町,小高町,飯舘村,新地町
相馬地方6市町村による任意合併協
※6市町村で勉強会設置:2002/7/3
※6市町村で任意協議会設置:2003/1/16→解散:2003/7/11
>>71一方、相馬地方6市町村による任意合併協は1月発足したものの、合併特例法の期限内に合併することに意見がまとまらず、7月に解散した。「相馬市、原町市と市が二つあり、一つにまとまりにくい」との指摘がかねてあり
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/1319
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/1363
原町市などとの合併の是非をめぐって争われた飯舘村長選は17日投票され、即日開票の結果、合併反対を訴えた現職の菅野典雄氏(57)が、元村議会副議長で新顔の山田猛史氏(55)を破って3選された。菅野氏は南相馬合併協議会(原町市、鹿島町、小高町、飯舘村)からの離脱を再び提案するとみられ、選挙前まで合併推進派が多数だった村議会の姿勢も変わる可能性が出てきた。

新設 ひばり野市 2005.9.26
原町市, 相馬郡 鹿島町,小高町,飯舘村
★南相馬合併協議会(法定)
※飯舘村長選で単独自立意向の前村長が再選(10/17),飯舘村は合併協議からの離脱を検討へ
※小高町で合併の是非を問う住民投票を実施予定(2004/11/7)
>>71小高町では11月、町民が原町市と鹿島町、飯舘村との法定合併協の設置を求めて署名活動を行い、法定数を超える841人の署名を集め、町に直接請求した。同町では、歴史的につながりが深い同3市町村との合併を望む声が根強くある。

○○市
相馬市,相馬郡 新地町
☆相馬市・新地町任意合併協議会(任意)
※任意協議会設置(2004/8/3)
※相馬市が新地町に合併協議を申入れ(5/27)
※公式HP開設(8/25)
>>71宮城県に隣接する新地町は仙台への通勤者が多く宮城県志向が強い

市制 ○○市
双葉郡 広野町,楢葉町,富岡町,川内村,大熊町,双葉町,浪江町,葛尾村
☆双葉地方広域行政推進研究会
※いわき市は単独市制継続へ
>>71(浪江町長に)横山氏の当選で、同じ双葉郡内の町村長の間で合併協議の機運が生まれ、8町村で話し合いを持つ段取りが水面下で進んでいる。

新設/市制○○市
双葉郡 浪江町,相馬郡 小高町
☆浪江町・小高町合併協議会(2003/12/31解散)
>>71浪江町と小高町は大柿ダム事業を共同で実施し、両町にまたがる東北電力の原発設置計画があるなど、郡は異なるが関係が深い。両町は01年から合併についての職員の合同勉強会を開くなど、県内ではいち早く合併問題に取り組み始めた。

>>73
折角春日部の名が残ったのだが宮代町と杉戸町がごちゃごちゃ云うので2市町合併へと矮小化しそうな勢い。杉戸は諦めて春日部に入れ!
春日部市 新設
春日部市, 南埼玉郡 宮代町,北葛飾郡 杉戸町,庄和町
☆春日部市・宮代町・杉戸町・庄和町合併協議会(2004/9/30解散)
※合併の是非を問う住民投票の結果(2004/7/11)
※春日部市:「賛成(63.4%)」「反対(36.6%)」
※宮代町:「賛成(41%)」「反対(59%)」
※杉戸町:「賛成(56.7%)」「反対(43.3%)」
※庄和町:「賛成(68.5%)」「反対(31.5%)」
※宮代町は単独町制継続を検討へ
※杉戸町は宮代町との2町での合併を検討へ,宮代町に合併協議を申入れ(7/21)
※春日部市,庄和町は杉戸町との3市町での合併を検討へ
※杉戸町の合併の枠組みを問う住民アンケートの結果「春日部市,庄和町(52.8%)」「宮代町(47.2%)」(2004/9月)
※杉戸町議会は「春日部市,庄和町との3市町での合併協議会設置を求める請願」を不採択(9/28)
※4市町での合併を断念,協議会を解散(9/30)
※宮代町で杉戸町と2町での法定協議会設置を求める住民発議,杉戸町が可決,宮代町が否決
※宮代町は単独町制継続へ
※春日部市,庄和町が杉戸町に3市町での合併推進を申入れ(10/5)
※春日部市,庄和町は2町での合併を検討へ

550とはずがたり:2004/10/22(金) 04:55
ふりかえってみる7

>>77
鹿児島市との合併の是非を問う住民投票の結果
※桜島町:「賛成(56.6%)」「反対(43.4%)」(2003/12/14)

>>81
荒川町は中条との合併を施行するも復帰(しこりは大丈夫だっのか?)。一方村上が市名を理由に離脱。
※関川村が合併協議から離脱(2003/3/31),単独村制継続へ
※荒川町で北蒲原郡中条町との法定協議会設置を求める住民発議,中条町は可決,荒川町は否決
※荒川町が合併協議から離脱の意向を表明(2003/11/17),中条町との合併も検討へ
※荒川町議会は6市町村での合併に前向き,協議会廃止案を否決(2003/12/17)
※協議会を休止
※荒川町の合併の是非や枠組みを問う住民投票の結果「村上市,岩船郡6市町村(55.3%)」「中条町,黒川町(36.3%)」「合併しない(8.4%)」(2004/6/6)
※荒川町は協議会の再開を申入れ(6/10),協議会を再開(7/26)
※村上市は新市名の選考に関する協議に慎重
※村上市が合併協議から離脱の意向を表明(9/27)

諏訪地域合併
新設 諏訪市
岡谷市, 諏訪市, 茅野市, 諏訪郡 下諏訪町,富士見町,原村
☆諏訪地域6市町村任意合併協議会(任意)(2004/3/31解散)
>>95 03/12 富士見町と原村で合併反対が賛成を圧倒し、両町村長は合併協議から離脱する意向を固めた。戦後4度目の諏訪6市町村合併論は両町村の反対で再び迷走することになった。
※合併の是非を問う住民投票(岡谷市,諏訪市,原村は住民アンケート)の結果(2003/12/7)
※岡谷市:「賛成(44.3%)」「反対(30.5%)」「わからない(25.2%)」
※諏訪市:「賛成(51%)」「反対(17%)」「わからない(31.4%)」
※下諏訪町:「賛成(58%)」「反対(42%)」
※富士見町:「賛成(32.6%)」「反対(67.4%)」
※原村:「賛成(24.2%)」「反対(63.8%)」「わからない(12%)」
※富士見町,原村が合併協議から離脱(2003/12/24)
※富士見町は他の枠組みや単独町制継続を検討へ
※原村は単独村制継続へ
※茅野市の岡谷市,諏訪市,下諏訪町と4市町での合併の是非を問う住民アンケートの結果「賛成(23.5%)」「反対(68.5%)」「わからない(8%)」(2004/1〜2月)
※茅野市が合併協議から離脱(2004/2/26),単独市制継続へ
※6市町村での合併を断念,協議会を解散(3/31)

新設 諏訪市
岡谷市, 諏訪市, 諏訪郡 下諏訪町
★岡谷市・諏訪市・下諏訪町合併協議会(2004/11/10解散予定)(法定)
>>453 04/10 諏訪市が湖周3市町合併 離脱の方向
>>481 04/10 岡谷市と下諏訪町、合併断念
※諏訪市の合併の是非を問う住民アンケートの結果「賛成(43%)」「反対(49.9%)」「どちらともいえない(7.1%)」(2004/9月)
※諏訪市が合併協議から離脱を表明(10/6)
※岡谷市,下諏訪町は2市町での合併協議継続を断念(10/12)
※3市町での合併を断念,協議会を解散予定(11/10)

大井川町離脱[大井川港]>>106

福島県北塩原村離脱>>116
「喜多方市と(枠組みに入っていない)猪苗代町に隣接し、生活圏が分かれている。村のインフラ整備はほぼ完成しており、合併のメリットがない」

岡山県浅口郡>>128

盛岡市の広域合併事情>>138

宇部・小野田合併破談事情>>154
何だったのだろう?>「規模的に勝る宇部市にのみ込まれる」という不安や歴史的対立などの要因が複雑に絡み合っている。任意協の席では「100年も昔の話のような苦情が持ち出された」という。

551とはずがたり:2004/10/22(金) 05:05
ふりかえってみる8

西春日井郡>>157
西春日井郡 西枇杷島町,師勝町,西春町,春日町,清洲町,新川町,豊山町
├→◆豊山町離脱(単独町制継続へ)
☆西春日井6町合併協議会(2003/12/31解散)
西春町が合併に慎重・西枇杷島町で名古屋市との法定協議会設置を求めた住民発議
(推) 140,290 (国) 138,737 35.69
││└→西春日井郡西部3町任意協議会(西枇杷島町、清洲町、新川町)
||         ↓
||    ◆清須市2005.7.7 ★西枇杷島町・清洲町・新川町合併協議会(法定)
||       新設/市制 新市役所:現・新川町役場
||
│└─→師勝町,西春町:2町での合併を検討
|          ↓
|    ◆○○市2006.3.20★師勝町・西春町合併協議会(法定)
|      新設/市制 新市役所:現・西春町役場

└──→春日町:合併特例法期限内にとらわれず,◆名古屋市との合併を検討へ

>>161
隣町さんいらっしゃーい 堺市、合併めざして破格の条件

>>162
燕と吉田の2市町合併、特例法期限内目指す2004/01/16
※燕市,吉田町の2市町で懇談会設置:2004/1/29
※分水町が加入(2/20)
※寺泊町が参加を申入れ(2/27),寺泊町の加入に吉田町,燕市が慎重,申入れを拒否(3/8)

>>165 >>479
<九州・沖縄> 佐賀県
ガタガタやねえ。
神埼郡<神埼町①,千代田町①,三田川町②,東脊振村②,脊振村①,三瀬村●>
|←[三養基郡上峰町②は,三田川町②と東脊振村②に3町村での合併協議を申入れ]
├→三田川町②離脱
神埼郡<神埼町①,千代田町①,東脊振村②,脊振村①,三瀬村●>
三田川町②の離脱を受け、東脊振村②は合併協の解散を主張してきた「解散が認められなければ離脱する」と表明。千代田町①は「東脊振村②まで離脱するなら枠組みについて町民に説明する時間が必要」と解散を主張。
├→三瀬村●,東脊振村②,千代田町①が離脱を表明
│   └→[三瀬村●は佐賀郡富士町と協議へ]→佐賀市●を中心とした合併へ
神埼郡<神埼町①,脊振村①>
※三瀬村●へ参加を呼びかけ,三瀬村は拒否
※千代田町①が復帰し,神埼町①,千代田町①,脊振村①は3町村での合併を検討へ
※三田川町②,東脊振村②は三養基郡上峰町②と3町村での合併を検討へ

552とはずがたり:2004/10/22(金) 05:22
ふりかえってみる9

>>168
現時点で遠州地方は
浜松市
湖西市
浜名郡新居町<浜松市or湖西市と合併?>
磐田市
袋井市
周智郡森町<袋井市へ復帰?>
掛川市
菊川市
御前崎市
牧之原市2005.10.11榛原郡(相良町,榛原町)
榛原郡吉田町<牧ノ原市へ参加?>
8市3町に収斂される予定であるが,8市に収斂される可能性も未だ残っている。

>>174 上越で。

>>175
「◆宮崎市と◆高岡町」「◆宮崎市と◆佐土原町」「◆宮崎市と◇清武町」「◇清武町と◇田野町」
 ↓
◆宮崎市 編入 2006.1.1 ◆宮崎市, 宮崎郡 ◇清武町,◇田野町,◆佐土原町,東諸県郡 ◆高岡町
※新富町が宮崎市に合併協議(研究会の設置)を申入れ(9/9),宮崎市は特例法期限内での▲新富町との合併に慎重
※高岡町で宮崎市との合併の是非を問う住民投票を実施予定
◇西宮崎市 新設/市制 2006.1.1 宮崎郡 清武町,田野町
※清武町,田野町は1市2町での合併も検討,法定協議会を設置

未だ両合併協議会並立の状態のようである。。

>>177
県の提案「笠岡市」「浅口郡4町(船穂町を除く里庄・金光・鴨方・寄島)」

「浅口郡5町の合併研究会」「金光,船穂町+倉敷市」

「里庄町(単独)」「船穂+倉敷」「金光→里庄」

「笠岡(単独)・鴨方+金光+寄島」or「鴨方+金光・笠岡市+寄島」,「船穂+倉敷市」「里庄町(単独)」

「浅口市(金光町,鴨方町,寄島町,里庄町)」「笠岡(単独)」「船穂+倉敷市」
新設/市制○○市
浅口郡 金光町,鴨方町,寄島町
★金光町・鴨方町・寄島町合併協議会(法定)
※浅口郡船穂町,里庄町を含む5町で研究会「浅口郡5町合併研究会」設置:2002/11/12
※笠岡市,鴨方町,寄島町,里庄町は4市町で研究会を設置:2003/5/7
※里庄町は単独町制継続の意向を表明(2003/12/9)
※金光町の合併の是非と枠組みを問う住民投票の結果「浅口地域(38.5%)」「倉敷地域(36.7%)」「合併しない(23%)」(2003/12/21)
※笠岡市など4市町での研究会を解散:2004/1/15
※浅口郡5町での研究会を解散:2004/2/9
※金光町,鴨方町の2町で法定協議会設置:2004/4/1
※合併予定期日:2006/3/31以前(詳細は協議会で決定)
※新市名:浅口市(あさくちし)を提案
※新市役所:現・鴨方町役場
※寄島町が笠岡市との法定協議会設置案を否決(2004/6/23)
※寄島町が合併協議への参加を申入れ(8/9),寄島町が加入(9/1)
※里庄町で金光町,鴨方町,寄島町と4町での法定協議会設置を求める住民発議

553とはずがたり:2004/10/22(金) 14:21

今後は堺市・浜松市・新潟市等が続くであろう。其れにしても静岡県は政令指定都市二つと大阪府・神奈川県ばりの県になったと言う事か!?

静岡市の指定市移行を決定 さいたま市に続き14番目
http://www.asahi.com/politics/update/1022/005.html

 政府は22日の閣議で、静岡市を05年4月1日から政令指定都市にすることを決めた。都道府県並みの権限が与えられる指定市の誕生は昨年4月のさいたま市に続き、全国で14番目になる。静岡市の人口は指定市の中で最少の71万1468人(9月末現在)。

 政府は大規模合併を促進するため01年、旧静岡市と旧清水市の合併を念頭に、合併した場合に限って指定市の人口要件を引き下げることを決め、70万人都市でも指定市になれることになった。

(10/22 10:36)

湘南市=断念=
平塚市, 藤沢市, 高座郡 寒川町,中郡 大磯町,二宮町
☆湘南市研究会(2003/5/26解散)
※研究会設置(茅ヶ崎市がオブザーバー参加):2002/1/8
(推) 758,468
(国) 743,248
177.02

相模原市
相模原市,津久井郡 城山町,津久井町,相模湖町(推) 685,370 (国) 669,838
相模原市,津久井郡 藤野町 上記と併せて70万人超?
※相模湖町,藤野町は東京都八王子市に合併協議を打診,八王子市は特例法期限内での合併は困難として見送り
※津久井郡4町が相模原市に合併協議を申入れ(2003/7/22)

熊本市
熊本市関連の合併情報
☆熊本市ホームページ
※下益城郡城南町,富合町,玉名郡天水町,鹿本郡植木町,菊池郡菊陽町,西合志町,上益城郡益城町の7町で,それぞれ熊本市との法定協議会設置を求める住民発議
※熊本市は城南町,植木町,菊陽町,西合志町,天水町,益城町との法定協議会設置案を可決,6町は否決
※熊本市は富合町との協議会設置案を審議未了で廃案,富合町は否決
※熊本市との法定協議会設置の是非を問う住民投票の結果
※西合志町:「賛成(38%)」「反対(62%)」(2003/3/23)
※植木町:「賛成(37.7%)」「反対(62.3%)」(2003/3/23)
※益城町:「賛成(42.9%)」「反対(57.1%)」(2003/8/3)
(推) 670,047 (国) 662,012 267.06

鹿児島市=あと10万掻き集めるのはは無理か=
2004.11.1鹿児島市, 鹿児島郡 吉田町,桜島町,揖宿郡 喜入町,日置郡 松元町,郡山町
(推) 604,301
(国) 601,693


岡山市=岡山+倉敷で文句無く100万都市じゃないか!=
2005.3.22岡山市, 御津郡 御津町,児島郡 灘崎町
(推) 662,513 (国) 652,679
倉敷市
2005.3.22倉敷市, 浅口郡 船穂町,吉備郡 真備町
(推) 465,567 (国) 460,869

554とはずがたり:2004/10/23(土) 14:53
<北陸・甲信越>福井県

敦賀・美浜・高浜は原発あるので実質単独派か。大飯町は浜岡同様主導権を握りつつの合併か?
それにしても名田庄は道路的には多いよりも小浜と直結してるし上中も同じ郡を形成してた(と思われる)小浜ではなく越境合併して三方を選択するなど小浜の嫌われっぷりが目に付くね。

<嶺南地方広域合併>
◆○○市
敦賀市, 小浜市, 三方郡 三方町,美浜町,遠敷郡 上中町,名田庄村,大飯郡 高浜町,大飯町
☆嶺南8市町村合併研究会
|(推) 151,153 (国) 152,485 1,098.66

├→◆敦賀市<日本原電:敦賀発電所,核燃料サイクル開発機構:もんじゅ>
|※敦賀市,美浜町は嶺南1市を視野に,特例法期限内での合併に慎重

├→◆小浜市
|※小浜市は名田庄村に合併協議を申入れ(1/28),名田庄村は小浜市との合併に慎重
|※小浜市議会は上中町議会に合併協議を申入れ(1/29)

├→◆三方郡 美浜町<関西電力:美浜原発>
|※敦賀市,美浜町は嶺南1市を視野に,特例法期限内での合併に慎重

├→◆大飯郡 高浜町<関西電力:高浜原発>

├→◆若狭町 2005.3.31 新設三方郡 三方町,遠敷郡 上中町
│※上中町の小浜市との法定協議会設置の是非を問う住民投票
│ 結果:「賛成(33.4%)」「反対(66.6%)」(2004/9/26)
│※所属郡未定

└→◆○○町<関西電力:大飯原発>
    2005年度中? 新設? 遠敷郡 名田庄村,大飯郡 大飯町
    ★大飯町・名田庄村合併協議会(法定)

三方町と上中町、合併調印 「若狭町」来春誕生−−「郡」問題は意見対立 /福井
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041022-00000218-mailo-l18

 福井県の三方町と上中町の合併協定調印式が21日、三方町の三方ショッピングセンター「レピア」で開かれ、千田千代和・三方町長と津田雅司・上中町長が47項目の協定書に調印した。両町議会は22日に臨時議会を開いて議決し、西川一誠知事への合併申請、12月県議会での議決を経て、来年3月31日に新「若狭町」が誕生する。協定調印は「平成の大合併」では県内4番目。
 調印式には西川一誠知事、両町議ら約80人が出席。合併協会長の千田町長は「上中町ではいろいろあったが、今後のまちづくりはうまくいくと確信している」とあいさつ。西川知事は「まだまだ課題はあると思うが、若狭町になることで発展につながる」と激励した。
 しかし、調印後の記者会見で、両町の所属が異なる「郡」について問われると、津田町長は「新町にふさわしい郡が良い」と新郡設置を要望したのに対し、千田町長は「そうは思わない」と否定的な考えを示し、県議選の選挙区につながる郡を巡る水面下での意見対立をうかがわせた。
 新若狭町の人口は約1万7000。町役場は分庁舎方式で、町長室は現在の三方町役場、助役室や町議会は上中町住民センター(役場)に置く。
10月22日朝刊 
(毎日新聞) - 10月22日16時40分更新

http://www.asahi.com/special/mihama/
美浜原発  関西電力が、電力会社として初めて建設した原子力発電所。1号機は70年11月、2号機は72年7月、3号機は76年12月にそれぞれ運転開始した。三つ合わせて166.6万キロワットの発電能力がある。91年2月、2号機で蒸気発生器の細管破断事故が起き、国内で初めて緊急炉心冷却システム(ECCS)が作動。放射能を含む1次冷却水が2次冷却水系に大量流出し、放射能が大気中に放出された。3号機でも00年と02年に放射能を含んだ冷却水が漏れる事故が起きている。

http://www.jnc.go.jp/zmonju/mj_home.html
核燃料サイクル開発機構 もんじゅ建設所

555とはずがたり:2004/10/23(土) 14:59
<東北・北海道>
山形市側の奢りと本音が見えてきた!

山形市などの合併法定協代替安めぐり波乱も
http://mytown.asahi.com/yamagata/news02.asp?kiji=5936

   山形市など2市2町の合併協議で23日、法定協の正副会長会議が開かれる。山辺、中山の両町は懸案の議員定数問題について、合併後にすぐ解散して選挙をし直す「代替案」を提案する。これまでの定数問題では議論の枠外にあった現職山形市議の身分にかかわる提案であると同時に、同市が強く主張してきた「行財政改革」にかなう面もあり、山形市の市川昭男市長の対応が注目される。

  ■踏み絵

  代替案は、山形市以外の1市2町が主張する在任特例(92人)に対して山形市側が「新市の経費負担が大きくなり、行財政改革に逆行する」と反対していることから浮上した。合併後にすぐに解散し、新市の定数46人以下で選挙をすれば経費の問題はなくなる。

  これまでの双方が主張してきた在任特例、定数特例(47人)ともに、吸収合併する側の山形市議は07年4月の任期いっぱい議員を務められた。代替案は2市2町の議員それぞれが失職のリスクを背負うことにもなる「捨て身」の案だ。

  1市2町は在任特例を主張する際、経費増に配慮し、議員報酬は合併前のまま据え置いてよいと申し出た経緯がある。山形市の議員報酬が月67万円なのに対し、上山市が36万円。山辺、中山町は24万円。山形市の半分以下だが、山形市側はこの申し出にも首を縦に振らなかった。代替案の背後には、「行財政改革」が本音なのか建前なのか、「踏み絵」を踏ませたいとの思いが見え隠れする。

  ■障壁

  一方、代替案の検討に微妙な影響を与えるかもしれないのが、議員の退職年金の受給資格で、山形市と同市に吸収合併される1市2町とで差が出てくる点だ。

  地方公務員等共済組合法には「退職年金の支給が受けられるのは12年以上在職した者」という規定がある。特例法期限内の合併が実現するとすれば新市発足のめどは06年1〜3月。議員の任期は4年。現在3期目の議員が任期途中となる合併直後の選挙で落選した場合、山形市議だと12年という年金受給の要件を満たすことはできないが、1市2町側の議員は年金の受給資格を得る。特例法の規定で、編入される側の議員は「8年以上在籍すれば、落選しても12年以上在職したと見なす」と定められているからだ。

  市議会議員共済会によると、現行の報酬のまま山形市議を12年務めた場合の年金額は最高223万2千円。山形市議の場合、2期目以下の議員でも年金受給の要件を満たすには1回余計に当選することが必要となる。複数のベテラン市議は「3期目以下の議員は(代替案に)賛成しにくいだろう」とみる。

  実現すればさまざまな痛みを伴う「代替案」に対し、山形市議には「編入される側なのに、認識が甘いのでは」などと「吸収する」立場からの批判が目立つ。市川市長も「議会の説得は難しい」と渋い顔だ。繰り返し「行財政改革」を口にしてきたことのつじつまをどう合わせるのか、注目が集まる。

(10/23)

556とはずがたり(1/2):2004/10/23(土) 19:54
いろいろ凄いなぁ。

>村議会による一九六五年の原発誘致決議以来、念願だった東通原発がようやく動きだそうとしている。その恩恵を目前に、他の市町村と合併しては元も子もない。

>約八千百人の村民は二十九の集落に点在する。核となる集落はなく、県内では珍しい、明治以前の「自然村」が寄り集まった形の地域だ。
>一八八九(明治二十二)年の村制施行以来、役場は村外の、藩政期に代官所があった下北の中心地・むつ市に置かれた。
>村誕生から百年目の一九八八年にようやく、村中央部の砂子又地区に移転した。

(4)東通村/原発財源生かす選択
http://www.toonippo.co.jp/l-rensai/heiseinogappei/20040423.html

 下北地方七市町村と横浜町は二〇〇三年三月、任意の合併協議会を設置した。しかし、東通村は村民が合併に意欲的でないことを理由に、合併協参加を見送った。

 「村議会による一九六五年の原発誘致決議以来、念願だった東通原発がようやく動きだそうとしている。その恩恵を目前に、他の市町村と合併しては元も子もない。村内の誰もがそう感じている」と東通村の越善靖夫村長は話す。

 同村の太平洋に面した白糠地区では、東北電力東通原発1号機の建設が進んでいる。運転開始は〇五年七月を予定し、村には〇六年度から巨額の固定資産税が入る。この財源を裏付けに、越善村長は自立を打ち出した。

 約八千百人の村民は二十九の集落に点在する。核となる集落はなく、県内では珍しい、明治以前の「自然村」が寄り集まった形の地域だ。一八八九(明治二十二)年の村制施行以来、役場は村外の、藩政期に代官所があった下北の中心地・むつ市に置かれた。村誕生から百年目の一九八八年にようやく、村中央部の砂子又地区に移転した。

 集落の人口は百人−二千人程度とばらつきがあり、主要産業も農業、漁業、畜産業、鉱業とさまざまだ。「規模の大小や産業を超えて、各集落が対等の立場で接し、助け合ってきたのが昔ながらの美風」と川畑修二村総務課長は胸を張る。

557とはずがたり(2/2):2004/10/23(土) 19:54

自治機能守る

 原発という財源を得たことに加えて、村民には、歴史や風土に見合った独自の自治的機能を、合併によって失いたくないという思いがある。

 地区総代連合会の吉田昭美会長は「特に小さな集落に配慮し、力を合わせて生きてきた。原発と共存して、村の良さを守りたい」と語る。行政改革の観点から、合併に賛成する総代も何人かいるが、村民も総代の大半も合併には反対だという。

 もっとも、村の思うように展望が開けるか、情勢はまだ不透明だ。

 東通村には東北、東京両電力が各二基の原発建設を計画している。村はこの四基が七年間隔で着工・運転するという「理想的なパターン」(越善村長)を基に試算を行い、計百六十四億円の固定資産税が入って、三十年間は財政力を維持できるという結論を導いた。

 だが運転開始が見えたのは一基だけで、電力需要が伸び悩んでいる影響もあり、残る三基の着工は延期を重ねている。試算通りの歳入を確保できる保証はない。

人材育成が課題

 さらに、少子高齢化が進む中で、定住人口をいかに維持し、行政や地域社会を支える人材をどう確保するか−という宿題も抱えている。村の高齢者人口比率は22.4%(二〇〇〇年国勢調査)と、下北地方の平均より低いものの、県平均を上回る。消防など広域事務組合に依存してきた事業を今後どうするかという課題も待ち受ける。

 越善村長は教育環境の充実を強調し「教育に力を入れれば、若者がいったん村を離れても、必ず帰って起業してくれる」と、将来に希望を託す。

 もっと手早く定住人口を増やそうと、村は役場近くに計百二十区画の住宅団地「ひとみの里」を造成した。だが〇二年度の分譲開始以来、売れたのは四区画にとどまる。そこで次の対策として本年度、村外に住む役場職員約八十人の村内移住を促そうと、四十二世帯が入居できる賃貸マンションを団地の隣接地に建設することにした。

 原発を支えにした自立の夢は実を結ぶのか。その鍵は、魅力ある村づくりと、原発建設計画の行方が握っている。

558とはずがたり:2004/10/23(土) 19:54
(11)大間町/生き残りは原発頼み
http://www.toonippo.co.jp/l-rensai/heiseinogappei/20040430.html

 「広域合併が望ましいという考えに変わりはないが、議決を尊重し協議会から離脱する」−。今月二十六日、大間町議会は、むつ下北地域合併協議会八市町村の合併に同意を求める議案を十対五で否決。「議会の決定に従う」としてきた浅見恒吉町長は否決を受け、協議会離脱の意思を明らかにした。

「単独」の道選ぶ

 本州最北端に位置する大間町は人口約六千六百人の漁業の町。函館との間にフェリー航路があり一時間四十分で行けることから、通院や買い物などで函館との間を行き来する人も多い。同町は昨年十月の法定協参加後も町単独での存続を模索、むつ市など周辺七市町村との広域合併か町存続かで揺れてきた。

 「残留か離脱か」で議論が分かれた最大の要因は二年後に工事が始まる大間原発の存在。町は議論の末、原発運転開始後に入ってくる巨額の固定資産税など、原発の恩恵を財源に単独で生き残りを図る道を選んだ。

 電源開発が計画している大間原発は二〇〇六年八月着工、一二年三月に運転が始まる。一三年度からは原発関連の固定資産税が町に入ることになっており、二四年度までの税収は総額三百九十五億円に上るとみられる。運転開始前に交付が見込まれる電源三法交付金は七十二億六千万円に上る。

 「合併しても固定資産税や交付金は確実に地元に還元されるのか」「むつ市に恩恵が持っていかれ、町のために使える分が目減りするのではないか」−。原発立地の恩恵は自らの町のため最大限に生かしたいとの思いは根強い。昨年十一月の住民アンケートでは町存続を望む意見が、周辺七市町村との合併を望む意見を上回っている。

 町商工会が一九七六(昭和五十一)年に原発誘致を要請してから二十八年。未買収地問題も一段落し着工は目前に迫っている。ある商工会関係者は「誘致の先頭になってきた商工業者の間には『二十数年間苦労してきたのに、今になってなぜ合併なのか』との思いがある」と話す。

 しかし原発頼みのまちづくりの未来も決して明るくはない。「頼みの綱」の固定資産税が入る前に、町財政破たんの危機が迫っている。

 町の財政試算では、〇五年度から一二年度まで財政赤字が続き〇七年度には財政再建団体に転落する。一三年度になって原発関連の固定資産税が入り一転して黒字になるものの、一二年度の累積赤字は二十八億三千六百万円に達する。

苦悩する町長

 浅見町長らは今年三月、町単独での生き残り策として電源開発に対し一二年度まで数十億円の財政支援を要請したが、電発側は長期支援に難色を示し合意できたのは〇四、〇五年度分の計三億円にとどまった。議員定数や議員報酬削減、特別職や職員の給与カットを行っても歳出減は年間五千七百万円程度とみられており、予想される累積赤字の解消には程遠い。

 離脱に対する町民の見方はさまざまだ。五十代の男性は「合併でも存続でも財政的に厳しいのは同じだ。同じ苦しむなら町を存続させた方がいい」と評価。七十代の女性は「子や孫の将来を考えての合併反対なのか。自立は頼もしいように見えるが本当に大間の将来を考えての決断だろうか」と疑問を呈する。

 三年後に予想される財政再建団体転落の危機。固定資産税が入る一三年度までの間、「いばらの道」をどう乗り切るかが課題だ。「やるからには財政再建団体に転落しないようにと思っているが現段階では自信がないというのが率直な気持ちだ」。浅見町長は苦悩の表情を見せた。

559とはずがたり:2004/10/23(土) 19:55
<東北・北海道>青森県

むつ市,上北郡 横浜町,下北郡 川内町,大畑町,大間町,風間浦村,佐井村,脇野沢村,東通村
※下北郡東通村を含む9市町村で研究会設置:2002/5/19
※横浜町は上北郡野辺地町と2町で研究会設置:2003/1/15→任意協議会設置:2003/4/3→解散:2003/10/1
※8市町村で任意協議会設置:2003/3/24。下北郡東通村は単独村制へ

○○市
むつ市,上北郡 横浜町,下北郡 川内町,大畑町,大間町,風間浦村,佐井村,脇野沢村
☆むつ下北地域合併協議会 設置:2003/10/31→解散:2004/6/12
※大間町は合併に慎重(原発建設に伴う,将来的な税収を見込み)
※大間町が合併協議から離脱を表明(4/26),協議会を休止(5/7)
※8市町村での合併を断念,協議会を解散(6/11),大間町を除く7市町村での法定協議会設置案を,むつ市,川内町,大畑町,脇野沢村が可決,横浜町,風間浦村,佐井村が否決

■むつ市 2005.3.14 編入
むつ市, 下北郡 川内町,大畑町,脇野沢村
むつ・川内・大畑・脇野沢合併協議会(法定)
■大間町?
下北郡 大間町<原発構想で単独指向>>558>,風間浦村,佐井村で合併検討。というか風間浦村,佐井村が大間町との合併を希望。
※大間町は3町村での合併に慎重,単独町制継続を検討へ
※風間浦村,佐井村が大間町に合併協議を申入れ(10/7)
■下北郡 東通村<東北電力東通原発1号機・計画では更に東北電力1基東京電力2基>>556-557
■上北郡 横浜村
■上北郡 野辺地町
■上北郡 六ヶ所村<核燃料サイクル施設>

新「むつ市」来春誕生
4市町村、合併に調印 財政立て直しに課題
http://mytown.asahi.com/aomori/news02.asp?kiji=7127

 むつ市と川内町、大畑町、脇野沢村の4市町村は22日、合併協定に調印した。各議会で合併案を議決のうえ、29日に知事申請をする。来年3月14日に、人口約6万7千人の新市が誕生する見通し。むつ市を始めとして各自治体の財政状況は厳しく、新市でも財政の立て直しが大きな課題となる。合併協定の調印は、すでに合併した五戸町も含め県内7番目。

 合併方式は、むつ市への編入方式で、新市の名称は「むつ市」。杉山粛・現むつ市長が新市長を務め、現むつ市役所が新市役所となる。町村の役場はそのまま残し、住民に直接関係する業務は原則として継続する方針だ。議員定数は、在任特例を適用し現在の市町村議の定数を合わせた66人(欠員1)がそのまま新市議になる。合併後の面積は864平方キロメートルで、青森市を抜いて県内一となる。

 財政シミュレーションでは、合併後も3年間は赤字が続き、07年度には累積赤字が27億9千万円と、財政再建団体になる目安の30億円に迫る。単年度黒字になるのは08年度で、累積赤字が解消するのは10年度としている。

 杉山粛市長は調印後の記者会見で「職員の給与見直しなどを進めるが、妙案はなく、痛みを分かち合うことでしか解決できない。財政の健全化を図るのは至難の業」と話した。また、合併により失職する3町村の首長の処遇について、「各町村長さんに相談して決めたい」と話し、何らかの形で新市にかかわる可能性を示唆した。

 むつ下北地域は昨年10月に8市町村で合併協議会を設置したものの、今年4月に大間町が離脱したのをきっかけに、横浜町、風間浦村、佐井村が抜けた。残った4市町村で新たな協議会を立ち上げたのは6月で、来年3月中の合併を目指し約4カ月間で協議を終えた。

 川内、大畑町では合併をめぐって住民投票条例の制定を求める署名活動が行われたが、両町議会とも条例案を否決した。大畑町では、新たに議会の解散を求める動きが出ている。
(10/23)

560とはずがたり:2004/10/23(土) 20:03
(1)蓬田村/自治切り捨てと反発
http://www.toonippo.co.jp/l-rensai/heiseinogappei/20040420.html

 青森市の北隣に位置し、陸奥湾に面した北緯四一度の村。人口約三千五百人、農漁業と建設業が主要産業だ。

枠組み昨年崩壊

 県は〇〇年六月、蓬田村と蟹田町、今別町、平舘村、三厩村による上磯地方五町村の合併パターンを示し、〇二年七月には任意合併協議会が発足した。だが、古川村長は合併に反対、今別町の小鹿正義町長も五町村の枠組みに難色を示し、協議会は結局、〇三年三月に崩壊した。

 なぜ「自立」を目指すのか。古川村長は、一九五〇年代の「昭和の大合併」で青森市と合併した南隣の旧後潟村、旧奥内村の姿を理由に挙げる。
 「わが村は道路整備や冬季の除雪など、きめ細かなサービスを住民に提供してきた。しかし、後潟と奥内は十分にサービスを受けられず、(両地区の)住民も合併なんかするな−と言っている」

 村は〇三年七月、合併に関するアンケートを実施し、対象者二千九百三十九人中、81%に当たる二千三百九十六人が回答した。合併反対派は59%と、賛成派の41%を大きく上回った。合併相手先も、上磯ではなく青森市を選ぶべき−という意見が大勢を占めた。

 村連合自治会の田中嘉太郎会長は村民が主体的な判断を下すには、村が提示してきた判断材料が少なすぎたと指摘する。

危機的な財政

 老朽化した蓬田小の改築により、村の貯金に当たる財政調整基金は〇四年度予算でほぼ底をついた。財政の硬直化を示し、90%を超えると「赤信号」とされる経常収支比率は、〇二年度決算で97.9%と危機的状況だ。

 村商工会・観光協会の神俊博事務局長は「きめ細かな住民サービスを考えれば、自立するに越したことはない。だが、今の財政状況では、サービス水準が、過去に合併を選んだ地域を下回りかねない」と財源の裏付けを欠く自立の方針に不安を隠さない。たった一回のアンケートに基づいて決めた村の姿勢が、村民の意見を本当に反映しているか疑問だというのだ。

 このままでは村は立ち行かない。しかし合併で地域の暮らしを守れる保証もない。「合併しても地獄、しなくても地獄」。役場幹部の一人はそう本音を漏らす。

 村民にも職員にも、村の具体的な将来像が見えず、不安といらだちが募るばかりだが、古川村長は当面、自立を目指す構えだ。経費節減に本腰を入れるため、今年一月には村行政改革推進委員会を発足させた。
 「一度合併してしまえば、村は元には戻らない。生き残れるかどうか、まだ努力の余地はある」

561とはずがたり:2004/10/23(土) 20:03
(2)今別町/「赤字体質変わらぬ」
http://www.toonippo.co.jp/l-rensai/heiseinogappei/20040421.html

 「メリットの少ない合併は地域を衰退させるだけだ」−。今別町の小鹿正義町長は蟹田以北の四町村(蟹田町、今別町、平舘村、三厩村)による合併への参加をかたくなに拒んでいる。

青森市も視野に

 将来的な展望としては青森市との合併を視野に入れつつも、当面は「自立を前提とした財政再建」を掲げ、町単独での生き残りを目指す意思を固めている。

 「蟹田、平舘、三厩は借金が多い。国や県からの合併支援金も期待できない」というのが、合併に加わらない主な理由だ。「青森との合併まで役場が残れば、今別に支所が置かれる可能性もある。役場が蟹田に移るであろう四町村合併に加わったら、今別には支所さえ残らない」との思惑もある。

 今別町の起債残高は住民一人当たり百二十万円。一方、他の三町村は今別町を上回っており、中でも蟹田町は一人当たり二百九万円と今別町の二倍近くに上っている。ただし、これには今別町が、陸奥湾を共有する蟹田以北の四町村で財政負担の大きい下水道事業を唯一見送っているという事情もある。

 いずれにしろ今別町も他の三町村と同じく極めて厳しい財政状況にあり、歳入の八割を国、県からの交付税や補助金に頼っているのが実情だ。
 特に二〇〇四年度の予算編成は大きな壁に直面した。国と地方財政の三位一体改革で、国からの交付税が一億五千万円余り減額され、町は貯金である基金から三億円余りを取り崩し、急場をしのいだ。

 基金の残高は〇四年度末には約一億八千万円まで落ち込む見通し。町は徹底した経費削減の一環として〇四年度から一億円規模の職員給与カットを断行するほか、採算割れの町営施設や老人福祉施設の民間委譲も検討している。

 それでも財源不足がどこまで解消されるかは不透明で、〇六年度以降の予算編成は厳しい局面が予想される。

「飛び地」辞さず

 一方、蟹田、平舘、三厩の三町村は、合併によって財政再建と新しいまちづくりを進めようとしている。今別町を除いた飛び地合併も辞さない構えだ。

 三町村の試算では合併成立後三−五年で十六億円近い合併支援金を受けるほか、合併特例債により十年で六十億円近くの資金を得ることができるという。今別町も加わった四町村合併となれば、合併支援金が二億五千万円追加される。

 それでも、今別町の小鹿町長は「貧乏と貧乏が結婚しても、貧乏に変わりない。仮に四町村で合併しても、将来的には赤字財政に陥る」と話す。合併効果への過大な期待はできない、との見方だ。

 町は住民説明会を積極的に開催し、財政状況を説明するとともに合併に頼らないまちづくりへの理解を求めている。説明会に出席した七十代の男性は「四町村合併には反対。町単独での財政再建を望む」と話す。

 町民や町議の間では町長の考えに賛同する声が支配的だが、一層の歳入減を想定し「合併に伴う財政支援なしに、基幹産業の農漁業の振興ができるとは到底思えない」(福士和比古町議)といった意見も根強い。

 十分な情報を得た上で町の進路を決めるのは町民であり、町は二十一日にも町内の女性を対象とした説明会を開く。

562とはずがたり:2004/10/23(土) 20:12
<東北・北海道>青森県

東津軽郡今別町,蓬田村を含む5町村で研究会設置:2001/6/14
※準備会設置:2002/5/15
※任意協議会「東津軽5町村任意合併協議会」設置:2002/7/9→解散:2003/3/31

├→今別町>>561
│ 三厩村との2町村合併を希望。
│ 財政上の問題より蟹田等との合併を拒否
│ 将来的には青森との合併を視野に

├→蓬田村>>560
│ 青森との合併で衰退した旧後潟村、旧奥内村を見て合併に慎重
| 併し合併するなら蟹田などとの合併ではなく青森と
| 村長の独立のお墨付きも1回限りのアンケートで危うい。

└→竜飛町(合併協で提案予定)
  2005.3.28東津軽郡 蟹田町,平舘村,三厩村
  ★東津軽三町村合併協議会(蟹田町ホームページ)(法定)
  ※三厩村との2町村での合併を検討していた今別町は,単独町制継続へ
  ※3町村で法定協議会設置:2004/8/6
  ※今別町に参加を呼掛け,今別町は4町村での合併に慎重
  (推) 8,532 (国) 9,170 229.92

563とはずがたり:2004/10/23(土) 20:14
04.10時点で未だ青森などとの合併へ向けた動きはない。

(3)平内町/財政難で揺らぐ方針
http://www.toonippo.co.jp/l-rensai/heiseinogappei/20040422.html

 平内町は二〇〇三年二月、町民アンケートの結果に基づき、県が示した青森市との合併構想を見送った。
 それから一年後の今年二月、逢坂雄一町長は町議会定例会で、顔に苦渋の色を浮かべながら、初めて方針転換の可能性を示唆した。「以前とは状況が変わってきた。今までとは異なる政治判断をしなければならないかもしれない」−。

町民の不安強く

 平内町は陸奥湾沿いに青森市の東隣に位置し、生活圏をほぼ共有している。だが町の人口は約一万四千人と、青森市の約二十九万人とは二十倍もの開きがある。町民の間には、青森市にのみ込まれ、周辺地域と化すことへの不安が根強い。
 町が実施したアンケートは、十八歳以上の町民一万二千五百七十九人を対象にしたもので、住民投票の意味合いを持っていた。回収率は93.5%に達し、回答は「青森市との合併に賛成」が30.1%、「反対」が66.4%だった。町民の不安を反映した結果に、町は合併見送りを決め、町議会も了承した。
 平内町は陸奥湾と奥羽山脈に挟まれ、合併の相手は実質的に、青森市か東隣の野辺地町に絞られる。今年に入り、野辺地町が平内町に合併を打診してきたが「青森市と合併しなかったのだから、野辺地町とも合併する理由はない」と、町も町議会も応じなかった。
 町の人口はこの二十年間で三千人減ったものの、国が今後の自治体の最低規模に想定する一万人を超えている。財政の硬直化を示す経常収支比率は、二〇〇二年度決算で83.1%と、危険水準とされる90%には及んでいない。町には「財政面では楽観はできないが、徹底的な経費節減をすれば何とか生き残れるのでは」という見通しがあった。
 自立に向け、町は〇三年十月に行政改革大綱を策定し、町三役の報酬カット、少子化対策の助成金廃止、夜越山森林公園の民間委託検討、町職員による役場駐車場の管理など、徹底的なコスト削減に乗り出した。だが行革の影響が直接、日常生活に及ぶことで、逆に「町が本当に単独で生き残れるのか」と不安を訴える声が町民から出始めた−と逢坂町長は認める。

減額に認識一変
 そして今春、国が地方交付税を大幅に減額し、町の財政見通しを揺るがした。減額分は基金を三億一千万円取り崩し、何とか穴埋めしたが、残る基金は二億円を切った。「来年もこの調子なら、予算が組めなくなる」と町長の認識は一変した。
 現時点では、町民の間には合併の再考を求める具体的な動きはない。しかし先行きが必ずしも見えない中、軌道修正を求める空気も漂っている。
 合併反対を掲げる田中光弘町議(共産)は「あくまで自立路線を貫き、地方いじめの国策に断固、対抗すべきだ」と主張する。一方、町商工会の本堂守康会長は「町単独で生き残れるなら、それに越したことはないが、財政の厳しさも分かる。合併せざるを得ない状況が訪れているなら、それを見極め、判断を下せるのは町長しかいない」と指摘する。
 逢坂町長は青森市との合併を見送った際、状況が変わった場合には、合併問題を再度協議する意向を明らかにしていた。「何が何でも自立ありき、ではない。住民生活が成り立たなくては元も子もない」。そう語る逢坂町長が今後、どんな方針を提示するのか、町民や議会は注視している。

564とはずがたり:2004/10/23(土) 20:26
(5)六ケ所村/豊かな財政事情背景
http://www.toonippo.co.jp/l-rensai/heiseinogappei/20040424.html

 「鳥も通わぬ陸の孤島」。かつてこう称された過疎の村・六ケ所が巨大開発によって大きな変ぼうを遂げ、県内トップクラスの豊かな村に生まれ変わった。

 同村の二〇〇四年度一般会計当初予算は百三十億六千万円。人口約一万二千人の村ながら、財政規模は県内の町村で最大だ。県が示した枠組みで合併相手に挙がった野辺地町(約一万六千人、五十三億五千万円)の二・五倍、横浜町(約五千四百人、四十四億一千万円)の三倍に上る。

時期尚早と結論

 同村議会は〇二年九月の全員協議会で「合併は避けて通れない」としながら、特例法期限内の合併は時期尚早と結論付けた。古川健治村長も、核燃料サイクル事業や国際熱核融合実験炉(ITER)誘致の行方といった不確定要素を念頭に「村には特殊な事情があり、期限までの合併は難しい」と同様の考えを表明した。

 これらに加え、村民の意思を確認していないことなどを理由に村は同年十月、一度協議のテーブルに着きかけた野辺地、横浜両町に対し、協議見送りの断りを入れた。

 約百二十人の村民代表から成る「市町村合併懇話会」(種市治雄会長)も今月九日、村や村議会の方針を容認する意見書を古川村長に提出している。

 同村が自立の道を選ぼうとする背景には、核燃サイクル立地による税収や、国の手厚い支援などによる豊かな財政事情がある。

 議員の一人は「豊かな村がなぜ(財政的に厳しい野辺地町や横浜町と)合併するのか、村民に説明がつかない」と語る。また、現状のまま合併すれば「核燃施設受け入れの不安と引き換えに手に入れた恩恵」(尾駮地区の村民)が薄められるとの思いもある。

貧しさの記憶

 「自分が生きているうちに、家にテレビが来るとは思わなかった。戦後、車と言えば農協にトラックが一台あるだけ。ヤマセでコメも取れなかった」。同村の七十代の自営業男性は貧しい時代に思いを巡らせる。

 当時、村民は病院通いや買い物のため野辺地町、横浜町に出掛け、自分たちの貧しさをあらためて実感した。「あちらの人たちは、うちの村に目を向けてもくれなかった」。豊かになった今も、その記憶は染みついている。

 村民の間には、都市基盤がまだ十分に整っていない現状で合併すれば、中心地が両町側に移り、六ケ所村は再び辺境の貧しい地域に逆戻りしてしまうのでは−との不安がある。

 むつ小川原開発構想の「頓挫」で住宅地、下水道整備にも影響が出て、村が描いた当初の青写真は大きな変更を余儀なくされた。古川村長は「現時点でまだ、村は体力不足。他町村に吸収されるのではなく、吸収できるくらいの力を蓄えたい」と言う。

 特例法期限に縛られず、十分な時間をかけ地域整備の戦略を練る。そうして初めて、合併を検討する下地ができるとの考えだ。

 だが、他市町村がうらやむ財政にも不安要素はある。村の歳入の大きな部分を占める日本原燃の固定資産税は、使用済み核燃料再処理工場稼働から三年間、激減する。村の立地企業に対する税制優遇措置が適用になるからだ。核燃がいつまでも「打ち出の小槌(こづち)」であり続ける保証もない。

 日本原燃再処理工場の不良施工問題で八日、開かれた村議会全員協議会。「本県は、時間をかけすぎることで大プロジェクトが失敗している。核燃サイクルはそうならないか」「また頓挫するのではないか」。議員から噴出した国に対する不信感に、国策に左右される村の不安が見え隠れした。

565とはずがたり:2004/10/23(土) 20:53
大間町>>558や六ヶ所村>>564,東通村>>556-557,三方郡 美浜町・大飯郡 高浜町・敦賀市>>554・刈羽村等は原発受け入れで豊かになる為に周辺市町村との合併を拒否するケースであるが,立地自治体に集中的にカネが落ちるのではなく,周辺にも落ちるような仕組みを考えるべきだ。天草郡苓北町[九電火力発電所]なんかも似ている。

日吉津村[王子製紙で裕福]>>34,三股町[都城郊外発展],大井川町[日本最大の町営港:大井川港]>>106,湖西市[スズキ],諏訪市>>550,竜王町[ダイハツ],岩出市[和歌山郊外発展],苅田町[苅田港を控え経済好調] <>>534追加>

富山地域7市町村(富山市、大沢野町、大山町、八尾町、婦中町、山田村、細入村)…婦中町>>469-470

庄内南部地区(鶴岡市, 東田川郡 藤島町,羽黒町,櫛引町,三川町,朝日村,西田川郡 温海町)…三川町
├→鶴岡市, 東田川郡 藤島町,羽黒町,櫛引町,三川町,朝日村,西田川郡 温海町
└→東田川郡 三川町

こだま市(本庄市, 児玉郡 美里町,児玉町,神川町,神泉村,上里町)…美里町>>485
├→本庄市, 児玉郡 上里町
├→児玉郡 児玉町,神川町,神泉村
└→美里町(単独町政へ)

長生市(茂原市, 長生郡 一宮町,睦沢町,長生村,白子町,長柄町,長南町)…茂原市が離脱・長生村が慎重>>491
├→茂原市, 長生郡 長柄町,長南町
├→長生郡 一宮町,睦沢町,白子町 どうする?
└→長生郡 長生村 単独?

>>514
八戸市(八戸市, 三戸郡 階上町,福地村,南郷村,新郷村)で任意協議会設置:2001/7/26

八戸市(八戸市, 三戸郡 田子町,名川町,南部町,階上町,福地村,南郷村,新郷村)で合併協…階上町

※階上町を除く7市町村での合併協議継続を検討へ
※三戸町は田子町,名川町,南部町との合併を検討へ,3町に合併協議を呼掛け(7/13)
※八戸市は名川町,南部町,福地村,南郷村に5市町村での合併協議を呼掛け(8/17)

├→八戸市,南郷村
├→名川町,南部町,福地村
└→三戸町,田子町,名川町,南部町

杵島市(杵島郡 北方町,大町町,江北町,白石町,福富町,有明町)…白石町>>522-523
├→白石町(白石町,福富町,有明町)
└→○○町(北方町,大町町,江北町)→各町単独町制へ

566とはずがたり:2004/10/23(土) 21:29
<九州・沖縄>福岡県
>>440 合併「破談」半年で81件 本社調査、是非問う動き拡大
>>369「廃止時期など検討」 飯塚市議会で市長が答弁
>>565 追加:嘉飯山合併…桂川→飯塚桂川・嘉穂山田

○○市
飯塚市, 山田市, 嘉穂郡 桂川町,稲築町,碓井町,嘉穂町,筑穂町,穂波町,庄内町,頴田町
☆嘉飯山2市8町合併協議会(2004/9/30解散)

※桂川町が合併協議から離脱を表明(2004/6/25)
※庄内町議会は桂川町を除く9市町での合併協議継続に慎重
※10市町での合併を断念,協議会を解散(9/30)

※飯塚市は穂波町との2市町での合併を検討へ
※山田市,稲築町,碓井町,嘉穂町は4市町での合併や,桂川町を含めた5市町での合併を検へ
※桂川町は飯塚市,穂波町との合併を検討へ
※筑穂町,頴田町は飯塚市との合併を検討へ
※桂川町で,合併協議離脱を決議した桂川町議会に対する解散請求(リコール)の署名活動→町議会解散の是非を問う住民投票を実施予定(2004/12/12)

自治体 飯 山 桂 稲 碓 嘉 筑 穂 庄 頴
飯塚市 ○ ─ ─ ○ ─ ─ ─ ─ ─ ─
山田市 ─ ○ △ ○ ○ ○ ─ ─ ─ ─ 山田市,稲築町,碓井町,嘉穂町同一歩調
桂川町 ○ ─ ○ ─ ─ ─ ─ ○ ─ ─
稲築町 ─ ○ △ ○ ○ ○ ─ ─ ─ ─ 山田市,稲築町,碓井町,嘉穂町同一歩調
碓井町 ─ ○ △ ○ ○ ○ ─ ─ ─ ─ 山田市,稲築町,碓井町,嘉穂町同一歩調
嘉穂町 ─ ○ △ ○ ○ ○ ─ ─ ─ ─ 山田市,稲築町,碓井町,嘉穂町同一歩調
筑穂町 ○ ─ ─ ─ ─ ─ ○ ─ ─ ─
穂波町 ○ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ○ ─ ─
庄内町 
頴田町 ○ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ○
=以上まとめると=
飯塚市 ○ ─ ○ ○ ─ ─ ○ ○ ─ ○ 仮称
嘉穂市 ─ ○ ─ ○ ○ ○ ─ ─ ─ ─ 仮称
庄内町 不明

567とはずがたり:2004/10/23(土) 21:32
(7)鯵ケ沢町/津軽南にラブコール
http://www.toonippo.co.jp/l-rensai/heiseinogappei/20040426.html

 藩政時代から津軽地方の海の玄関の役割を果たしてきた鯵ケ沢町。当初から合併推進には積極的だったが、現在、合併相手がいない。隣接市町村はすべて津軽南、木造新田、深浦町・岩崎村の合併協議会に参加しており、鯵ケ沢町だけが取り残された形になっている。

 西北五(十四市町村)や西郡(八町村)との合併協議のテーブルにも着き、その後二〇〇二年に深浦町、岩崎村と西海岸三町村任意協議会を設立した。これは県が提言した合併パターンでもあり、〇三年七月末までに必要事項をすべて協議し終え、一見、その歩みは順調だった。

枠組みにひび

 いったい、どこで歯車が狂ってしまったのか。

 表面的には〇三年九月、長谷川兼己鯵ケ沢町長の「三町村一緒に弘前へ」という発言がきっかけだった。その前後、住民から「借金ばかりの三町村が集まっても、すぐまた大きな市と合併しないと無理だ」と冷めた声が出始め、長谷川町長の発言につながったとみる向きもある。

 深浦町、岩崎村の両首長は即座に議会へ諮り「その意思はない」と返答した。この時点で三町村の枠組みに大きなひびが入った。

 西北五、西郡との話が進んでいたころ、三町村の首長は共同歩調を強調し「軸足を西海岸三町村に置いて」という言い回しをよく使っていた。実際には、それぞれの合併に対する胸の内は微妙に違い、結局、本音レベルの意思疎通が不十分だったといえる。

 鯵ケ沢町は「三町村一緒に、今すぐ大きな合併を目指したい」と思っていた。深浦町は「将来は大きな合併が必要。当面三町村で足場固めを」と考え、岩崎村は「将来的には合併はやむを得ないが、住民は合併に消極的。最善策は何か」と模索していた。

 長谷川町長発言から二カ月後、鯵ケ沢町は「弘前行き」を撤回したが、今度は〇四年一月に岩崎村が単独自治体運営もにらんで任意協を離脱。三町村の枠組みは壊れた。

 過疎化と高齢化が著しい三町村。地方債残高(〇二年度末現在)は鯵ケ沢町百九十五億円、深浦町百十三億円、岩崎村四十八億円。同規模町村に比べていずれも大きな借金だ。加えて海岸線約八十キロという距離が「遠くて不便」とマイナスに作用している。互いの存在までも、より遠いものにしてしまった点は否めない。

 三町村の枠組みから抜けた岩崎村はその後、予想を上回る大幅な地方交付税減額や合併新法の動向から深浦町との合併を選択し、二十一日に任意協を設立した。基礎的自治体の目安となる人口一万人を超え、役場間の距離も車で約二十分と近い。平沢敬義町長と七戸仁村長は「特例法期限内の合併を目指す」とがっちり握手した。

 深浦町商工会の葛西秀昭会長は「商圏としても行き来があり、商工会も岩崎と合併作業を進めている」と話す。「手を取り合うことで、地域が衰退するかも、という不安が薄れた。逆に大きな安心感がある」と、三町村の時とは違い、明るいイメージを抱いている。

30年先見据える

 結果的に孤立した鯵ケ沢町の長谷川町長は「二十年、三十年先を見据えた時に大きな合併の方が良い」と前向きな姿勢を崩していない。相手には「歴史的なつながりや、観光・産業面の発展を考えれば弘前市を中心にした津軽南が望ましい」とラブコールを送る。五、六月に住民の声、議会の考え方をまとめ、正式に方針を明らかにする予定だ。

 しかし、津軽南は協議が進展しており、途中からの参加を受け入れられるかどうかは不透明だ。その場合は単独を余儀なくされる。長谷川町長は「その時は次の合併の環境が整うまで、単独で頑張るしかない」と覚悟を固めている。

568とはずがたり:2004/10/23(土) 21:50
<東北・北海道>青森県

弘前市と鰺ヶ沢町>>567関連

>>159 西海岸3町村 合併協議、白紙に(2004/01/14)

=南津軽市?=
南津軽郡浪岡町を含む南津軽郡8町村で懇話会設置:2001/7/30→解散:2003/9/26

=弘前市?=
浪岡町,北津軽郡板柳町を含む14市町村(弘前市●, 黒石市, 中津軽郡 岩木町●,相馬村●,西目屋村[●>単独],南津軽郡 浪岡町[青森との合併へ],藤崎町,大鰐町,尾上町▼,平賀町▼,常盤村,田舎館村▼,碇ヶ関村▼ 北津軽郡板柳町[○○市 2005.3.31 北津軽郡 板柳町,鶴田町へ。板柳町は離脱も検討。何故だ?])で研究会設置:2002/4/15
※任意協議会設置:2002/10/31

=弘前市=
弘前市●, 黒石市, 中津軽郡 岩木町●,相馬村●,西目屋村[●>単独],南津軽郡 藤崎町▲,大鰐町,尾上町▼,平賀町▼,常盤村▲,田舎館村(▼),碇ヶ関村▼
☆津軽南地域市町村合併協議会(設置:2003/11/7→2004/7/31解散)

>>191 弘前市など12市町村による津軽南地域の合併協は昨年、金沢隆市長が同市への編入合併の意向を示し、他の自治体が反発。その後、撤回し、現在法定協で新設合併の方向でまとまりそうだ。

>>220 津軽南合併協 新規ハコモノ抑制へ(2004/02/14)
第三セクターのスキー場の失敗で巨額の借金を背負った大鰐町や、赤字予算に苦しむ黒石市など財政事情の厳しい自治体がある。
 例えば、平賀町に昨年完成した、巨大なドーム形屋内運動場や温水プールを備えた多目的運動施設「スポーツランドひらか」は、他の市町村の羨望の対象。また、大鰐町が温泉施設を核とした駅前開発事業を計画していることを苦々しく思っている自治体も多い。

>>514
※板柳町,浪岡町が合併協議から離脱(2003/9/30)
※議員定数などを巡り協議が難航
※12市町村での合併を断念,協議会を解散(2004/7/31)
※南津軽郡7町村は,7町村での広域合併を断念(9/4)

├→●弘前市
│ 弘前市, 中津軽郡 岩木町,相馬村,(西目屋村),(西津軽郡 鰺ヶ沢町)
│  ※西津軽郡 深浦町,岩崎村は深浦町新設
│  ※西目屋村は住民投票の結果単独村制へ
│  ※田舎館村は弘前市への合併参加を断念

├→▼○○市
│ 南津軽郡 尾上町,平賀町,碇ヶ関村,(田舎館村)
| ☆平賀・尾上・碇ヶ関町村合併検討会
│ ※田舎館村が参加を検討

├→※大鰐町は周辺自治体との合併を検討へ。財政赤字が足かせ?

└→▲○○町
南津軽郡 藤崎町,常盤村
★藤崎・常盤まちづくり協議会(法定)設置:2004/10/11

財政赤字がひどい大鰐と黒石を除いて3つぐらいに別れて合併か?
弘前市は黒石や大鰐と一緒になる度量を見せてはどうか?(黒石とは田舎館と一緒にならないと飛び地か。。)

569とはずがたり:2004/10/23(土) 21:53
相手が居ないケース:土佐清水市など
豊かな三沢が敬遠とは珍しいのではないか?

(6)三沢市/外を向く周辺の町村
http://www.toonippo.co.jp/l-rensai/heiseinogappei/20040425.html

 「相手がいない…」。県内各地で合併準備の動きが加速する中、三沢市の鈴木重令市長は合併の枠組みを見いだせない現状を端的に表現した。「期限にこだわっていないが、相手が出てくれば六カ月、最短で三カ月で知事申請できるよう職員に勉強はさせている」。きっぱりとした口調にいら立ちがにじんだ。

 二〇〇〇年、県は三沢市と百石、六戸、下田三町の合併案を示した。だが今年二月、三町だけによる法定協議会が設置された。〇四年度中に知事申請、〇五年度中に新市(町)を誕生させるスケジュールを描き、協議を急いでいる。三沢市は取り残された形となった。

 同市は米軍、空自基地を抱え、人口約四万四千人。国からの基地関連の補助金や交付金により、県内八市の中でも財政が比較的安定している。〇四年度一般会計予算では、基地関係の国庫支出金と国有提供施設等所在市町村助成交付金が合わせて約四十億二千七百万円に上り、歳入の二割近くを占める。

3町の結束固く

 鈴木市長は「財政的に急いで合併しなければならない段階にはない」と説明する。国の合併推進に対し「財政事情だけで地方自治体を締め付け、人員削減を進めようとする考え方が不純」と不満を持ちながらも、将来的に合併は避けて通れない−との考えに立っている。

 県が示した合併案については「人口が七万−八万人になり、行政区域も大きすぎない。文化、スポーツ、経済面でも理想的な規模」と評価。自ら働き掛けて三町長と懇談、合併について話し合いを求めたが、色よい返事は得られなかった。市議会も三町議会に協議要請を繰り返したが、各町議会の「三町の検討を優先させたい」との姿勢は動かなかった。

 三町は奥入瀬川の沿岸に隣接し、歴史、文化的につながりが深い。人口や財政が同規模ということもあり、一九九二年から行政ネットワークをつくり、人事交流や公共施設の共用、広域行政をにらんだ職員研修などを進めてきた。交流は民間レベルにも広がっている。

 三町がなぜ同市との合併を選択しなかったか。三町の合併協議会会長でもある袴田健義下田町長は「県のパターンはあくまでたたき台で、これにこだわらなかった」と説明する。「十数年も前からいろんな形で交流してきた三町が、一つになるのは自然の成り行き。三沢市のどこが嫌いとか、吸収される・されないといった考えはなかった」

 「平成の大合併」以前から、地道に築き上げた三町の信頼関係、結束に三沢市が入り込む余地がなかったともいえる。

 三沢市は三町のほか、上北町、六ケ所村と隣接する。上北町が中部上北四町村の法定協議会を離脱した際、三沢市との接近が有力視されたが、同町が選んだのは同じく協議会を抜けた東北町との合併だった。竹内亮一上北町長は「小さな町にとって、いきなり市に吸収されることに不安がある」と住民の声を代弁する。

「去る者追わず」

 一方、六ケ所村は期限内の合併は時期尚早との考えを示し、今のところ消極的だ。三沢市としては協議を進めたくても隣接する町村すべてが外を向き、“孤立”を余儀なくされている。

 「来る者は拒まず、去る者は追わず」と鈴木市長。「三町との合併はあきらめていないし、小川原湖を囲む四市町村、むつ小川原地域十六市町村の合併も視野に入れている」と付け加えた。さまざまな可能性を残して戦略を練りつつも、展望が開けない同市の苦悩がのぞく。

570とはずがたり:2004/10/23(土) 22:04
(9)野辺地町/熱望するも四面楚歌
http://www.toonippo.co.jp/l-rensai/heiseinogappei/20040428.html

 四面楚歌−。二十二日の野辺地町議会合併対策特別委員会で亀田道隆町長は、町の現状をこう表現した。声を掛けた周辺町村にことごとく断られ続け、当面、自立の道を選ばざるを得ない。焦燥感をにじませつつ、町議会に一層の協力を求めた。

 県が示した合併の枠組みは同町と横浜町、六ケ所村の北部上北三町村。だが、六ケ所村は二〇〇五年三月末までの特例法適用期限内の合併見送り方針を早々に表明した。横浜町とは任意協議会設置にこぎつけたが、同町がむつ下北地域との合併を選択したことで、解散を余儀なくされた。

 亀田町長が就任早々ラブコールを送った平内町も今年一月、町議会の方針を受けて「法定協設置は困難」と回答してきた。最後の望みだった東北町も、上北町との合併優先のため今月、将来の合併の可能性を残しつつ現時点での協議に幕を引いた。

歴史ある町

 野辺地町は陸奥湾に接し、かつて南部藩の商港として多くの千石船が往来した。交通の要衝として物資流通の重要な役割を果たしてきた歴史ある商人の町。本来なら平成の大合併でもリーダーシップを取ってもおかしくない地域の中心だ。

 だが、二〇〇一年度決算で経常収支比率が100%を超え、基金も底を突くなど財政が硬直化。〇二、〇三年度は赤字予算を組み、本年度は黒字基調に戻したとはいえ依然厳しい町政運営を強いられる“凋落(ちょうらく)”ぶり。財政効率化を目指す合併の動きの中で、相手に「メリット無し」と判断されても仕方のない状況だ。

 町は、財政再建計画を策定し徹底して経費を節減しているが、北部上北広域事務組合に対する総額十一億円に上る分担金が重くのしかかる。同組合は病院、消防、ごみ焼却施設、斎場などを運営しており、横浜町、六ケ所村、消防では平内町も入った構成だ。年間予算二十六億七千万円のうち、同町の支出が40%以上を占める。

 一見、不平等にもみえる分担だが、他町村の住民の見方は違う。「事務組合の職員採用が極端に野辺地に偏っている」「物品納入もこちらに順番が回ってこない」との不満が聞こえる。かつて、圧倒的優位な立場で周辺町村住民に接してきた同町に対するわだかまりもあり「野辺地が頭を下げてくれば(吸収合併なら)考えてもいい。今のような偉ぶった態度では到底、合併は考えられない」(六ケ所村の会社役員)と冷ややかな声も聞こえる。

「町民は裕福」

 こうした中、町民の間からは合併について、表立った意見がほとんど聞かれない。その理由を「町は貧乏でも、町民は十分に裕福だから」と五十代の男性は解説する。二十六日、住民の意見を聞いた町政懇談会でも「他町村が合併したくなるようなまちづくりを」「もっと住民に情報を流して」といった提言にとどまり、厳しい状況を認識している行政側との温度差を感じさせた。

 これまで国から配分されてきた地方交付税分が合併特例債と名を変えて合併市町村にだけ重点配分されれば、立ち直りの糸口をつかみかけた町財政に大きな影響を及ぼす。同町企画課の星野敬治課長は「そうなれば、行政サービスの質を低下させざるを得なくなる」と話す。町単独での生き残りも短期的には可能だが、将来的には「合併しない選択肢はない」と強調する。

 だが、町がいくら熱望しても相手がいない。「進むも地獄、止まるも地獄、退くもまた地獄」。行く道の見えない苦悩が口を突いて出た。

571とはずがたり:2004/10/23(土) 22:06
◆○○市 新設/市制
上北郡 七戸町,上北町,東北町,天間林村
☆中部上北合併協議会(2003/9/16解散)
※任意協議会設置:2002/3/25
※法定協議会設置:2002/7/1
※合併予定期日:2003/3/31→再検討へ
※新市名候補5点:みちのく,南部,八甲田,東八甲田,東雲(しののめ)
※新市役所:旧・七戸保健所(新庁舎設置までの間)
※新庁舎:天間林村内に設置へ
※上北町が合併協議から離脱を表明(2003/8/1)=三沢が有力とも云われた
※4町での合併を断念,協議会を解散(9/16)
(推) 38,712 (国) 39,948 663.94

◆◆七戸町 新設 2005.3.31
上北郡 七戸町,天間林村
★七戸町・天間林村合併協議会(法定)
※法定協議会設置:2003/12/26
※新町名:七戸町(しちのへまち)
※新町役場:現・天間林村役場

◆◆東北町 新設 2005.3.31
上北郡 上北町,東北町
★上北町・東北町合併協議会(法定)
※法定協議会設置:2004/4/1
※新町名:東北町(とうほくまち)
※新町役場:現・上北町役場

※両新町とも名前が残る方が役所を諦めた形に

=野辺地町=
上北郡合併ての県提示の枠組み:(野辺地町,横浜町,六ヶ所村)>>564
六ヶ所村は単独,横浜町はむつ・下北との枠組みを指向>>5 >>559
※上北郡野辺地町は上北郡横浜町(単独指向),東北町(上北町と二町合併へ),東津軽郡平内町(拒否>>563)など周辺自治体との合併を検討
※野辺地町は特例法期限内での合併を事実上断念(財政赤字で敬遠される>>570),当面の間,単独町制継続へ

572とはずがたり:2004/10/23(土) 22:09
東北人の怨念の籠もった話しが出て来ますねぇ〜。

=六ヶ所村[現状:核燃料サイクル施設誘致へ]=>>564
 「自分が生きているうちに、家にテレビが来るとは思わなかった。戦後、車と言えば農協にトラックが一台あるだけ。ヤマセでコメも取れなかった」。同村の七十代の自営業男性は貧しい時代に思いを巡らせる。

 当時、村民は病院通いや買い物のため野辺地町、横浜町に出掛け、自分たちの貧しさをあらためて実感した。「あちらの人たちは、うちの村に目を向けてもくれなかった」。豊かになった今も、その記憶は染みついている。

=野辺地町[現状:財政赤字と広域事務組合費負担に喘ぐ]=>>570
 野辺地町は陸奥湾に接し、かつて南部藩の商港として多くの千石船が往来した。交通の要衝として物資流通の重要な役割を果たしてきた歴史ある商人の町。本来なら平成の大合併でもリーダーシップを取ってもおかしくない地域の中心だ。

 だが、二〇〇一年度決算で経常収支比率が100%を超え、基金も底を突くなど財政が硬直化。〇二、〇三年度は赤字予算を組み、本年度は黒字基調に戻したとはいえ依然厳しい町政運営を強いられる“凋落(ちょうらく)”ぶり。財政効率化を目指す合併の動きの中で、相手に「メリット無し」と判断されても仕方のない状況だ。

 町は、財政再建計画を策定し徹底して経費を節減しているが、北部上北広域事務組合に対する総額十一億円に上る分担金が重くのしかかる。同組合は病院、消防、ごみ焼却施設、斎場などを運営しており、横浜町、六ケ所村、消防では平内町も入った構成だ。年間予算二十六億七千万円のうち、同町の支出が40%以上を占める。

 一見、不平等にもみえる分担だが、他町村の住民の見方は違う。「事務組合の職員採用が極端に野辺地に偏っている」「物品納入もこちらに順番が回ってこない」との不満が聞こえる。かつて、圧倒的優位な立場で周辺町村住民に接してきた同町に対するわだかまりもあり「野辺地が頭を下げてくれば(吸収合併なら)考えてもいい。今のような偉ぶった態度では到底、合併は考えられない」(六ケ所村の会社役員)と冷ややかな声も聞こえる。

573とはずがたり:2004/10/23(土) 22:29
>>316
始めの段階で合併に賛成だった階上町が反対に回ったのは都市計画法の線引き問題だったのかあ。。これは佐賀市との合併に於ける川副町,東与賀町,久保田町(>>526)と同じか。

また階上町は八戸市近郊として発展しつつあるんだな。
>階上町の人口はここ二十年余りで約五千人増加した。八戸市のベッドタウンとして発展し、スーパーなどの出店が続いてきた

(10)階上町/「線引き」理由に反対
http://www.toonippo.co.jp/l-rensai/heiseinogappei/20040429.html

 「町の財政は一体何年大丈夫なんだ」「しっかり説明をしてもらいたい」−。階上町が自立を決めてから約一週間がたった二十一日、町役場で開かれた町民代表らによる区長会議では、会議室の外に響くほど大きな声が飛び交った。

 区長は町内会長を兼ねており一定の発言力がある。この日の会議は、本来、町が本年度事業を説明するためのものだった。しかし、区長から合併しない理由や将来展望を問う声が相次ぎ、上山博一町長らが説明に追われた。合併賛成派、反対派が町を二分して活動を繰り広げてきたしこりが残り、町の総意が「自立」に落ち着いていないことを象徴する場面だった。

 合併をめぐり階上町は揺れ続けてきた。八戸市など六市町村との合併の是非を問う二〇〇三年二月の住民投票では、賛成三千二百八十三票、反対二千八百九十七票との結果が出た。これを受け、町議会は全会一致で法定協議会への参加を決め、同年四月に八戸地域合併協議会が発足した。

 しかし、協議が進むにつれ、町内では合併反対を唱える声が大きくなっていった。最大の理由は「線引き」だった。

 都市計画では、計画的に市街地とする区域を「市街化区域」、市街化を抑える区域を「市街化調整区域」と定める。現在、階上町は区分をしていないが「合併した場合には市街化調整区域に線引きされ、開発が規制される」というのが反対派の主張だった。

急展開した情勢

 階上町の人口はここ二十年余りで約五千人増加した。八戸市のベッドタウンとして発展し、スーパーなどの出店が続いてきただけに、反対派の町議・住民は「開発規制」の言葉に敏感に反応した。合併協議会で「合併後に全域の土地利用計画を検討する」とする都市計画策定調整案の差し戻しにもつながった。

 情勢は今年に入って急展開する。二月下旬から反対派住民団体が署名集めを始め、三月には町議会が合併反対陳情を採択。反対派町議は、任意の反対署名にもかかわらず、署名が有権者の半数を超えていることを追い風に「住民投票の時と状況は変わった」と強調。四月十三日の町議会で合併協議継続を求める議案を否決し、合併協議会離脱を決めた。

 “自立組”となった同町の最大の課題は財政問題だ。単独町政の財政シミュレーションでは、〇五年度予算で二億円以上の歳出削減が必要となる。本年度予算に基本設計費を計上した総合運動公園も例外ではない。上山町長は「建設の方向性は決めておくが、あとは財政状況と相談する」と、建設凍結の可能性を否定しない。町三役給与や議員報酬の削減、補助金廃止も避けられない。

 上山町長は、事務事業の点検や行財政改革の方向性を検討する組織を来月にも設置する意向だ。また秋までに財政計画を策定し、来年度予算に反映させるという。

歳入面で不安

 一方でシミュレーションは、削減傾向にある地方交付税が〇四年度水準で推移する−との前提に立っており、歳入面で不安を残す。これに対し上山町長は「どの町村も財政には不安を持っている。国がもっと交付税を減らすなら、階上だけでなくほかも行き詰まるだろう」と言い切る。

 町の“頼みの綱”は、合併協議会の離脱要因の一つだった宅地開発だ。町人口は将来的にも横ばいから微増で推移すると見込んでいる。「決まったことなので前向きに生きていくためのことを考える」と上山町長。ゴールの見えない行財政改革は始まったばかりだ。

574とはずがたり:2004/10/23(土) 22:30
<東北・北海道>青森県八戸市

>>514 >>564 >>573

>>181
●不協和音
 八戸市など8市町村でつくる八戸地域合併協では、市議と町村議の報酬を合併後、同額にするかどうかをめぐって協議中。市議会は町村議の報酬を市議並みに引き上げれば財政負担が増すことなどを懸念、「温度差のある町村とは無理に合併しなくてもよい」との意見まで出ている。

>>398
5市町村で合併を 八戸市議会意見を集約
八戸市●,階上町◇,福地村▼,南郷村●の4市町村で任意協議会設置:2001/7/26

八戸市●, 三戸郡 田子町△,名川町▼△,南部町▼△,階上町,福地村▼,南郷村●,新郷村,階上町◇
☆八戸地域合併協議会(2004/6/30解散)
三戸郡三戸町△は不参加,田子町△は飛び地に
階上町◇が合併協議から離脱を表明(4/13),8市町村での合併を断念,協議会を解散(6/30)

※八戸市●は名川町,南部町▼,福地村▼,南郷村●に5市町村での合併協議を呼掛け(8/17)

※名川町▼△,南部町▼△,福地村▼は3町村での合併を検討へ
※八戸市●,南郷村●は2市村での合併を検討へ
※三戸町△は田子町△,名川町▼△,南部町▼△との合併を検討へ,3町に合併協議を呼掛け(7/13)

575とはずがたり:2004/10/24(日) 01:54
(8)三戸町/経費節減で職員減も
http://www.toonippo.co.jp/l-rensai/heiseinogappei/20040427.html

 「私は合併反対論者ではない。三戸地区での合併が理想と考えている」。久慈豊三戸町長がよく口にする言葉だ。「単独」を決めたかのように思われがちな三戸町だが、八戸地域法定協議会入りしている名川、南部、田子の三町に対する“片思い”は今も変わらない。

 四町は二〇〇〇年七月に、町長と正副議長による勉強会で合併に関する話し合いを始めた。だが、名川町は全世帯アンケート(回収率88%)で六割が八戸地域を希望したため、〇一年十二月に八戸地域任意合併協入りを表明した。翌〇二年二月には南部町、田子町も枠組み縮小でメリットが薄れたなどとして八戸地域協へ入った。

 しかし、三戸町は「八戸」に目もくれなかった。漁業、工業が主体の八戸市との合併は、農業主体の三戸地域を衰退させる−などがその理由だ。

 孤立後も、町議会の合併調査特別委など町内のさまざまな団体が町に「四町または名川を除く三町での合併」を求め続けた。しかし、他三町と三戸町の間ではこの二年余り、合併に関する公式な会合は途絶えたままだ。

9課を5課に

 「合併の有無より、自立できるかどうかが問題」と、久慈町政は〇二年度から財政見直しの徹底を始めた。従来の九課を本年度は五課に統合した。退職者を補充せず、病院を除く職員は〇一年度の百五十四人から本年度は百三十人に減らした。

 ほかにも約二百五十件の事務、事業を見直し、経費節減はこれまでの累計で約四億円。二〇一三年度までに、職員数を百人程度にまで減らす計画だ。

 二〇〇四−一三年度までの十年間の財政運営計画(普通会計)では、下水道建設や中学校新築の大型事業で基金は一時、四億円を切るが、一三年度で六億円を確保し、財政維持できると見込む。

 こうした町の姿勢には疑問の声もある。四十代の自営業者は「財政改革は必要だし、努力は認める」としながらも「三−四町合併という希望にこたえられず財政改革だけを叫んでも、合併を実現できない事態をつくろって、いい格好をしているようにしか見えない」と手厳しい。

 大型店進出などに伴い中心商店街での廃業が相次ぐ中、公共事業の抑制、町職員減による購買力低下など、緊縮財政が町経済全体に与えるマイナスを懸念する声も多い。

「見通し甘い」

 十年間の財政運営計画について、〇六年度以降八年間の地方交付税を二十六億円と固定している点について「交付税が下がっていくのは今や常識。見通しが甘い」との声もある。自治推進室の小坂志朗室長は「国が明確な方針を示さない以上、現時点の数値で試算するしかない」と釈明する。

 町は九月議会での上程を目指し「ふるさとづくり条例」(仮称)を策定中だ。町政運営の基本条例で、茂木政信助役は「条例を通じて、町が持つ潜在力を再認識したい」と狙いを語る。

 条例案の骨子に「町と町民の協働でふるさとづくりを行う」とある。財政的、精神的な自立の実現へ、自治体の今後に欠かせない姿ではある。

 ただ、今年一月に合併問題の経過説明を主眼に三地区で開かれた町政懇談会の出席者はわずか六十二人。町民には依然として「役場任せ」の感が強い。

 三−四町合併という「町民が望む形」での自治体を仮に実現できなかった場合、その悔恨を乗り越えて行政と町民が距離を縮め、協働で町づくりに取り組めるのか。双方に難しい課題が投げかけられることになる。

576とはずがたり:2004/10/24(日) 01:56
<東北・北海道>青森県三戸郡

>>574の合併を三戸町側からみてみる。

2000/07 三戸,名川,南部,田子四町は二〇〇〇年七月に、町長と正副議長による勉強会で合併に関する話し合いを開始

2001/12 名川町は全世帯アンケート(回収率88%)で六割が八戸地域を希望したため八戸地域任意合併協入りを表明した。
2002/2 南部町、田子町も枠組み縮小でメリットが薄れたなどとして八戸地域協へ入った。
2003/4/1 八戸地域法定協議会設置。三戸町は最後まで参加せず
>>575 >孤立後も、町議会の合併調査特別委など町内のさまざまな団体が町に「四町または名川を除く三町での合併」を求め続けた。

2004/6/30 階上町の離脱を期に協議会解散
※三戸町は田子町,名川町,南部町との合併を検討へ,3町に合併協議を呼掛け(7/13)
※八戸市は名川町,南部町,福地村,南郷村に5市町村での合併協議を呼掛け(8/17)
※田子町は三戸郡内での合併の可能性を検討へ

2004/9/27 八戸市・南郷村合併協議会
八戸市 2005.3.31 編入(八戸市, 三戸郡 南郷村)
2004/10/25 名川町,南部町,福地村は3町村での合併を検討,法定協議会設置
※と言う事は三戸は結局田子と二町合併?名川町,南部町,福地村は3町村は将来八戸への合併も念頭?
※それにしても名川町の「全世帯アンケート(回収率88%)で六割が八戸地域を希望した」事実はどうなっちゃうのかな?

577とはずがたり(1/2):2004/10/24(日) 02:04
(上)町村の不信感読めず/八戸市誤算、予想外の結果
http://www.toonippo.co.jp/rensai/ren2004/bun-shuku/0912.html

 「南郷が参加、名川、福地、南部が不参加と、そういうことでした」
 八戸市が合併協議参加を呼び掛けた名川町、南部町、福地村、南郷村から回答を示してもらうため開いた十日の五市町村長会議。開始からわずか五分で会場から出てきた中村寿文八戸市長は、報道陣にこう説明した。

 それは中村市長が目指した三戸郡全町村と上北郡三町村を合わせた十四市町村による「人口三十万人の中核市構想」が、八市町村による法定協議会からの階上町離脱、田子町と新郷村を除いた「五市町村」の枠組み選択を経て、当初構想から一番遠い「八戸市プラス一」という最も小さな枠組みとなった瞬間でもあった。

将来の夢見えにくく

 八戸市にとって最大の誤算は、町村側の不安や不信感の大きさを的確につかめなかったことにある。八戸市内の住民説明会では、「五市町村」に賛同する意見が多かった。だが、町村部の雰囲気は全く逆だった。

 階上町離脱を機に「原点に立ち返って検討する必要がある」(中村市長)との理由から法定協議会を解散したことで、町村側の不信感は一気に高まった。「五市町村」の枠組み選択に当たり田子町と新郷村を除いたことも「広域合併」という結集軸を失うことにつながり、町村側の合併熱は急速に冷めていった。

 何のために合併するのか−。合併は目的ではなく、より良い地域づくりのための手段である。将来の夢や理念が見えにくく、財政事情を前面に打ち出した八戸市の呼び掛けは、町村住民の心には響かなかった。

 「五市町村」の枠組みに入った四町村の住民説明会では「八戸の言いなりになっているようだ」「合併しても何も事業をしてもらえないのではないか」など感情的な意見が続出。一方で名川、南部、福地の三町村での合併を模索する動きが表面化した。複数の市幹部の「地域の将来を考えると、最後は八戸に来ることになるだろう」という読みは完全に狂ってきた。

 呼び掛けに対する回答期限直前には中村市長と東野礼二市議会議長が四町村をそれぞれ訪問。「まちづくりビジョン」を示し市の“誠意”を見せたが、三町村をつなぎ留めることはできなかった。

「なぜ離れるのか」

 「八戸側が合併協議を強行するという考えは持っていない。互いに尊重して話し合い、大事に協議していく気持ちに変わりはないのだが…」と、予想外の結果に、東野議長や吉田博司・市議会市町村合併特別委員長は重い口調で話す。

 主に町村との調整役を務めた大河原隆・八戸市助役も「市の熱意や情報が伝わらないと言われたが、事務的には協議を進めていた。街づくりについてもうまくやってきたという思いがある。なぜ(市から)離れるのか疑問というのが偽らざる気持ちだ」と深くため息をついた。

578とはずがたり(2/2):2004/10/24(日) 02:04
(下)「反八戸」「郡部合併賛成」/民意受け3町村決断
http://www.toonippo.co.jp/rensai/ren2004/bun-shuku/0914.html

 八戸市による法定協議会解散決定を受けて、郡部での「八戸広域」への意欲は一気にしぼみ、町村議会を中心に「反八戸」の空気が強まった。

 八戸市以外との合併へ向けた模索はまず、各町村議長の間で始まった。七月に入って間もなく南郷村を除く新郷、福地、名川、南部、田子の五町村の正・副議長と元議長らが南部町内で非公式の初会合を持った。

 会合では、八戸市以外の合併を見据えた各議長らによる協議機関の設置案が出された。会合は八月のお盆前まで四回に上ったが、飛び地となる新郷村と田子町を含むことへの抵抗感や、住民の動向を見極めたいなどの意見から合意に達せず、協議機関設置は頓挫した。

水面下で道筋形成

 八月中旬、今度は南部町の沖田周蔵、名川町の久保利吉、福地村の夏坂清蔵の各議長らが集まり「まず三町村から固めたらどうか」との方針が出された。次回の八月末には三町村の一つが非公式に作成した三町村合併での財政試算が示された。「大型事業や合併特例債利用の抑制が条件だが、三町合併は可能との認識で一致した」とある議長は振り返る。三町村枠への道筋が水面下で形成された瞬間だった。

 この動きと同時期、三町村では住民説明会や検討委員会が開かれていた。

 三年前の住民アンケートで六割の「八戸合併」賛成を得ていた名川町も、住民意見は一変。工藤祐直町長は「以前は八戸との合併に積極賛成していた人も反対に転じている」と戸惑いを見せた。

 福地村の夏坂秀一村長は、八戸市からの移住が多く「八戸」賛成が大半だった住宅地で「反八戸」の意見が相次いだことに大きな衝撃を受けた。「全会場で郡部合併を求める声が出たな…」。九月三日の全説明会終了後、同村長はつぶやいた。

 南部町でも、町の集計では説明会での五十二意見中、郡部合併を望む意見が十二。八戸市との合併を望む十意見を上回り、ほかの意見でも八戸市への不信感が目立った。二本木憲一町長は「協議の経過で、郡部の意見があまりに採用されなかったからでは」と語った。

 水面下での議長たちの動きをにらんでいた各町村長は、民意を引き金に、三町村枠へと大きくかじを切った。

唐突な印象も強く

 ただ「急に出てきた新しい話」と三町村枠に唐突な印象を抱く住民も少なくない。住民の意見も「反八戸」「郡部合併賛成」は多いが、三町村枠を積極的に推す声は多くない。また、三町村枠は公式に議論を深めた結果ではなく、議長らの会合が最大のよりどころとした財政試算も未公表。八戸市の関係者は「結局は密室協議」と皮肉る。

 仮に三町村合併へ向かうとしてもスケールメリットは望めず、厳しい経費削減と事業選択が求められる。八戸市を生活圏とする福地村と、三戸地域の二町という組み合わせに課題も多い。福地村の八戸市への通勤通学者比率は南部町の三倍、買い物動向も倍近い。ごみ、し尿処理などの広域行政も南部、名川両町と福地村では異なる。難題を乗り越える政策を合併協議で打ち出せるかどうかが問われる。

579とはずがたり:2004/10/24(日) 02:19
>>573-579
八戸孤立の原因・構図

1.強引な八戸に対する郡部の不信・不満

>町村側の不安や不信感の大きさを的確につかめなかったことにある。

>階上町離脱を機に「原点に立ち返って検討する必要がある」(中村市長)との理由から法定協議会を解散したことで、町村側の不信感は一気に高まった。
>「五市町村」の枠組み選択に当たり田子町と新郷村を除いたことも「広域合併」という結集軸を失うことにつながり、町村側の合併熱は急速に冷めていった。

>財政事情を前面に打ち出した八戸市の呼び掛けは、町村住民の心には響かなかった。

2.反八戸の動き

04/7初〜04/8/中 南郷村を除く新郷、福地、名川、南部、田子の五町村の正・副議長と元議長らが南部町内で非公式の初会合を持った。八戸市以外の合併を見据えた各議長らによる協議機関の設置案が出された。飛び地となる新郷村と田子町を含むことへの抵抗感や、住民の動向を見極めたいなどの意見から合意に達せず、協議機関設置は頓挫した。

04/8/中〜 今度は南部町の沖田周蔵、名川町の久保利吉、福地村の夏坂清蔵の各議長らが集まり「まず三町村から固めたらどうか」との方針が出され,作成された試案を元に三町合併は可能との認識で一致。三町村枠への道筋が水面下で形成。

同時期の三町村での住民説明会や検討委員会の様子:
名川町:三年前の住民アンケートで六割の「八戸合併」賛成を得ていたが住民意見は一変。
福地村:八戸市からの移住が多く「八戸」賛成が大半だった住宅地で「反八戸」の意見が相次いだ。南部町:町の集計では説明会での五十二意見中、郡部合併を望む意見が十二。八戸市との合併を望む十意見を上回り、ほかの意見でも八戸市への不信感が目立った。

水面下での議長たちの動きをにらんでいた各町村長は、民意を引き金に、三町村枠へと大きくかじを切った。

3.3町の問題点

3-1. 三町村枠に唐突な印象を抱く住民も少なくない。

3-2. 住民の意見も「反八戸」「郡部合併賛成」は多いが、三町村枠を積極的に推す声は多くない。←三戸の動きは?

3-3. 三町村枠は公式に議論を深めた結果ではなく、議長らの会合が最大のよりどころとした財政試算も未公表。八戸市の関係者は「結局は密室協議」と皮肉る。

3-4. 仮に三町村合併へ向かうとしてもスケールメリットは望めず、厳しい経費削減と事業選択が求められる。

3-5. 八戸市を生活圏とする福地村と、三戸地域の二町という組み合わせに課題も多い。福地村の八戸市への通勤通学者比率は南部町の三倍、買い物動向も倍近い。ごみ、し尿処理などの広域行政も南部、名川両町と福地村では異なる。難題を乗り越える政策を合併協議で打ち出せるかどうかが問われる。

三戸地域と八戸地域でそれぞれ合併するなら
<八戸市(八戸市●,階上町◇,福地村▼,南郷村●,(名川町?))>
<三戸市(三戸町,名川町▼?,南部町▼,田子町,新郷村>
という感じか?

580とはずがたり:2004/10/24(日) 02:29
>>579
八戸市及び南部・名川・福地の田子町と新郷村外しの原因はこれか!>上水道施設改修のために数十億円ともいわれる費用が必要

三戸町は自分が中心となって合併を推進したがってるんだし三戸市(三戸町・田子町・新郷村)でどうだ?

八戸の「財政が比較的堅調」だとすると「三町村合併へ向かうとしてもスケールメリットは望めず、厳しい経費削減と事業選択が求められる(>>578)」以上将来的にはこの3町が八戸へ合流する形となるか?

(上)八戸地域/「7」か「5」か焦点に
http://www.toonippo.co.jp/rensai/ren2004/haran-saihen/0707.html

 田子町議会六月定例会の一般質問で一部議員から、枠組み変更を求める強硬意見が相次いだ。福地村議会でも同様の声が上がった。
 法定協議会・八戸地域合併協議会が六月七日の第九回会議で解散を決めた。それから間もなくのことである。
 田子、福地の両町村長はそれぞれ、やんわりとかわしたが、両町村議会のやりとりは、八戸市に対する不信やわだかまりが渦巻いていることを印象づけた。

階上離脱が引き金

 法定協議会の解散により、二〇〇一年七月の四町村による任意協議会設置から始まり、約三年続いてきた八戸地域の合併協議が振り出しに戻った。直接的な原因は階上町の合併協離脱だが、これが引き金となり、それまで積み重なってきたさまざまな不信、課題が各市町村で表面化し始めた。その結果、八戸地域の合併協議は根幹の枠組みそのものが、さらに流動化しかねない状況となっている。

 八戸地域では解散が決まる前から、解散後の枠組みは「七」か、「五」か、という観測が半ば公然とささやかれてきた。「七」は階上町を除いた現在の枠組み、「五」はさらに“飛び地”となる田子町と新郷村を外した枠組みになるという見方だ。こうした観測が町村の不信を一層増幅させている。
 町村には、それでも八戸市と合併したい理由がある。財政状況が厳しく、将来にわたって自立が難しい中、財政が比較的堅調で、医療面や教育、企業活動などで日常的に結びつきがある八戸市との合併はやはり魅力的に映るからだ。

 八戸市側は、これまでの合併協議を精査する機会として、今回の解散をとらえている。特に市議会内にその空気が強い。「五」を主張する議員は、“飛び地”による行政効率の低下を主なデメリットに挙げる。また「将来的な中核市の芽を残しつつ、現実的な枠組みを模索した方がよい」として、二段階で広域合併を求める声もある。

 田子町と新郷村の上水道施設改修のために数十億円ともいわれる費用が必要だと分かったことも、これらの論調を後押ししている。

嵐の前の静けさ…

 一方、ここにきて、合併協に参加していなかった三戸町が、名川、南部、田子の三町に対し合併の是非などを検討する「合併研究会」の設置を呼び掛けようとする動きも出てきた。特に、八戸市への反発が強い田子町の一部町議の間には、三戸町の呼び掛けに応じるべきだとの声が出始めている。

 解散から一定の“冷却期間”を置いて、八戸市は今月中旬から市議会と新たな合併協議についての話し合いに入る。「七」の場合の財政シミュレーションを基に、枠組みを含めた諸課題を広く検討する構えだ。市と市議会の議論によっては、新たな合併協議の大枠が決まる可能性もある。

 新たな合併協議は、八戸市主導の色合いがこれまで以上に強まることが想定される。八戸市の方針が決まったとき、町村はどのような対応を見せるのか。八戸地域は今、嵐の前の静けさの中にある。

581とはずがたり:2004/10/24(日) 04:11
(中)むつ下北地域/新市の財政に不信感
http://www.toonippo.co.jp/rensai/ren2004/haran-saihen/0708.html

 「みなさん、さぞや足どりが重かったものと思います」。むつ下北広域合併の枠組みから横浜、風間浦、佐井の三町村が離脱を決めた六月十一日。むつ市の杉山粛市長は下北文化会館で、市町村長会議に集まった首長らの顔を見渡し、こう切り出した。

大間の離脱が誤算

 八市町村でスタートした同地域の合併協議は、最初に大間町が離脱したことで狂いが生じ、あっという間に崩壊した。離脱した三町村の首長は「合併以外、生き残りの道はない」と強い決意でむつ下北の枠組みを進めてきただけに、表情に無念の色が浮かんでいた。

 八市町村での財政シミュレーションには大間原発と、むつ市が誘致を表明している中間貯蔵施設への電源三法交付金が組み込まれていた。しかし大間町が離脱、中間貯蔵施設の先行きも不透明なため新市の財政に対する不信感が噴出した。むつ市への編入によって吸収する側、される側の複雑な感情のもつれ、議員の在任特例をめぐる対立など、政治的な思惑がこれに拍車を掛けた。

 大間、風間浦、佐井の「北通り三町村」は大間原発推進などで「運命共同体」とも称される。全会一致で法定協設置議案を否決した佐井村議会は「歴史的つながりや大間原発計画などを踏まえ北通り三町村での合併を再度、検討すべきだとの意見が住民の間で増えている」と理由を挙げた。

 議会の否決を受け太田健一同村長は六日、広域合併の方針を転換し大間町、風間浦村に三町村での合併を呼び掛けることを表明。「村単独では生き残れない。八市町村、七市町村の合併がだめになり、残る道は三町村しかない」と苦渋の選択だったことをにじませた。

 川岸一彦議長は大間町議、風間浦村議との間で水面下の話し合いをしてきたことを明らかにし「佐井と風間浦が一体となり大間と交渉しなければいけない。風間浦村議会の動向を見極めたい」と今後の展望を語る。

 ただ三町村合併を想定した昨年五月の財政シミュレーションでは、黒字になるのは合併一−二年目と大間原発運転開始から五年間だけ。「原発マネー」を頼りにした合併論にも財政的不安がつきまとう。

行政主導に住民抵抗

 一方、横浜町では多数派だったむつ下北との合併を支持する議会勢力が逆転したのは、合併スケジュールが遅れ、回避予定だった来年一月の町長選が実施される見通しとなったためと分析する町民も少なくない。「杉山憲男町長が病気で不在の中、選挙をめぐる思惑、与野党の対立が先鋭化した」とある町民は語る。佐々木秀治助役は、政治的動きについては言及を避けつつ「もし町長がいれば、少しは(離脱に向かう)状況が変わったかもしれない」と漏らした。

 離脱を受けて同町が行った住民説明会では、重大な決断を下した町議会に評価の声がある一方、「過半数がむつ市を選んだ住民アンケートを踏みにじったのはなぜか」「否決前に、住民説明が欲しかった」「財政再建団体に転落しないよう、責任を取ってほしい」と批判も相次いだ。

 議会の動きとは別に、特例法期限内の合併を遮二無二進める行政に対する住民の抵抗感も根強い。大合併崩壊の流れを止められなかったことについて杉山むつ市長は「われわれの非力のせいか…。認めたくはないが」と話したが、さらに大畑町でも合併の是非を町民に問うため、有志による住民投票条例制定に向けた動きが出ている。関係者は参院選後に具体的行動に入る構えで、むつ下北の合併は、今後も波乱含みの情勢が続く。

582とはずがたり:2004/10/24(日) 04:12

>>581

=横浜町=
横浜町の離脱は納得行かないなぁ。。

>横浜町では多数派だったむつ下北との合併を支持する議会勢力が逆転したのは、合併スケジュールが遅れ、回避予定だった来年一月の町長選が実施される見通しとなったためと分析する町民も少なくない。
>「杉山憲男町長が病気で不在の中、選挙をめぐる思惑、与野党の対立が先鋭化した」とある町民は語る。
>重大な決断を下した町議会に評価の声がある一方、「過半数がむつ市を選んだ住民アンケートを踏みにじったのはなぜか」…と批判も相次いだ。

=大間、風間浦、佐井の「北通り三町村」の合併=

>北通りと云うのか。福島県の浜通り・中通り・会津みたいなものか?東北では通りと云うのかな?
>大間、風間浦、佐井の「北通り三町村」は大間原発推進などで「運命共同体」とも称される。
のに大間町は単独指向を変えないのだな。。原発マネーで潤おうとする乞食根性なんだからせめて風間浦・佐井の面倒ぐらいみろや。

>川岸一彦議長は大間町議、風間浦村議との間で水面下の話し合いをしてきたことを明らかにし「佐井と風間浦が一体となり大間と交渉しなければいけない。風間浦村議会の動向を見極めたい」と今後の展望を語る。

>ただ三町村合併を想定した昨年五月の財政シミュレーションでは、黒字になるのは合併一−二年目と大間原発運転開始から五年間だけ。「原発マネー」を頼りにした合併論にも財政的不安がつきまとう。
これが大間が救済合併を嫌がってる理由か・・?

583とはずがたり:2004/10/24(日) 04:18
<東北・北海道>青森県・むつ下北地域
>>5
むつ下北合併 8市町村で法定協 2003/10/24
むつ下北地域の合併に参加するかどうかで揺れていた大間町は23日、臨時町議会を開き、任意協議会に入っていない東通村を除く8市町村で法定協議会を設置する案を賛成多数で可決した。

青森・大間町が離脱決める むつ下北法定合併協
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/backnum/news/2004/04/20040427t21013.htm
 広域合併か、計画中の原子力発電所に伴う財源を見込んだ町の単独存続かで揺れていた青森県大間町議会は26日、臨時会を開き、浅見恒吉町長が提出した、むつ下北地域8市町村(むつ市、大畑町、大間町、川内町、横浜町、風間浦村、佐井村、脇野沢村)で法定協議継続を求める議案を10対5の反対多数で否決した。浅見町長は法定協からの離脱を表明した。

 これを受け、法定協会長の杉山粛むつ市長は同日、法定協をいったん解散し、大間町を除く7市町村で新たに法定協を設置する考えを示した。また来年1月半ばを目指した合併期日は「3月に延期せざるを得ない」との見通しを語った。28日に8市町村長会議を開き、対応を協議する。

 大間町議会の討論では、合併推進派が「財政危機を考えれば合併するしかない」と主張。反対派は「原発に伴う財源は大間のために使うという法定協の約束は信用できない」と反論した。
 浅見町長は終了後、「広域合併が望ましいとの考えは変わらないが、議決を尊重する。財政的に単独で(生き残ること)は無理だが、議会に理解してもらえなかったのは非常に残念。再建団体転落を回避する自信はない」と話した。

 合併しない場合、原発が運転を開始する2012年度までの財源が課題となる。町の試算では累積赤字は最大28億3500万円で、標準財政規模に対する赤字比率は、再建団体転落ラインの20%をはるかに超える160%台に達する。
 町民の広域合併に対する賛否も分かれている。町が昨年12月に行った全世帯アンケートでは単独44%、広域合併36%だった。
2004年04月27日火曜日

>>459
佐井村と風間浦村 大間町に合併要請
町長 「難しいが十分検討」

>>558
大間町/生き残りは原発頼み
 浅見町長らは今年三月、町単独での生き残り策として電源開発に対し一二年度まで数十億円の財政支援を要請したが、電発側は長期支援に難色を示し合意できたのは〇四、〇五年度分の計三億円にとどまった。議員定数や議員報酬削減、特別職や職員の給与カットを行っても歳出減は年間五千七百万円程度とみられており、予想される累積赤字の解消には程遠い。

>>559
新「むつ市」来春誕生
4市町村、合併に調印 財政立て直しに課題

>>581-582
むつ下北地域/新市の財政に不信感

585とはずがたり:2004/10/24(日) 14:19
<近畿>京都府

=(仮)木津市=
相楽郡 山城町,木津町,加茂町,笠置町,和束町,精華町,南山城村

※府南部6市,乙訓郡大山崎町,久世郡久御山町,綴喜郡2町,相楽郡7町村の17市町村で行政改革推進会議設置:2001/8/9
※相楽郡7町村で分科会設置:2001/11/19
※相楽郡任意合併協議会設置:2002/7/3
▲木津町は7町村の枠組みでの合併に慎重,法定協議会設置案を木津町が否決(2002/12/24),他6町村は可決,7町村での合併を断念,協議会を解散:2003/2/14
※精華町は木津町や京田辺市との合併を検討へ
※笠置町,和束町,南山城村は加茂町との4町村での合併も検討,加茂町は慎重
※山城町が木津町に合併協議を申入れ,木津町は「木津町への編入」を条件として申入れを拒否(2003/9/30),山城町は木津町と2町での合併を断念(2004/3/9)
※木津町は相楽郡7町村での将来的な合併も視野に,山城町,加茂町との特例法期限内での合併を検討へ(2004/10月)

自治体 山 木 加 笠 和 精 南
山城町 ◎ ○ ─ ─ ─ ─ ─<木津に合併申し入れ・編入でもええやん>
木津町 ○ ◎ ○ ─ ─ ─ ─<単独指向が強い?>
加茂町 ─ △ △ ─ ─ ─ ─<東部4町村合併には反対・水面下で木津と合併交渉?>
笠置町 ─ ─ ○ ◎ ◎ ─ ◎<東部4町村合併>
和束町 ─ ─ ○ ◎ ◎ ─ ◎<東部4町村合併>
精華町 ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─<京田辺などを念頭に>
南山城 ─ ─ ○ ◎ ◎ ─ ◎<東部4町村合併>

ソース:http://www.tim.hi-ho.ne.jp/kohm/gappei.html ←管理者は加茂町の職員さんかな?
・加茂と木津・水面下で合併の話 木津町は編入合併を主張 04/06/01付・加茂民報のタイトル
・相楽郡全域合併でも、加茂町が進むのは茨の道。単独で行くのも茨の道。しかし、東部4町村合併は、破綻への道。管理者さんの雑感
・相楽郡パワーランキング 2002/10/22
◆木津町
人口:3万強 財政力指数:7割強
相楽郡の盟主。
人口・財政力ともに相楽郡最強(現在のところ)。
単独でも余裕で生きていける。
議会は合併に反対。
◆精華町
人口:3万弱 財政力指数:7割弱
学研都市が開発途上。
数年後には単独でも市の要件を満たすことが可能という話も。
職員組合が合併に反対。
◆加茂町
人口:1万6千 財政力指数:4割中ほど
全国的に見ても、非常に平均的な自治体。
町長が合併に積極的。合併の旗振り役。
◆山城町
人口:9千 財政力指数:4割弱
地理的・経済的に木津町に依存。
木津町に吸収合併されたいフシがある。
◆和束町
人口:5千 財政力指数:2割強
相楽郡合併のジョーカー。
ここ数年の無茶な公共事業で満身創痍。
このまま単独でいくと、交付税削減のあおりを受けて、財政再建団体となってもおかしくない。
合併を見越して借金しまくってるという噂も。
◆南山城村
人口:4千弱 財政力指数:3割強
笠置町
人口:2千強 財政力指数:2割
どちらの町村も、交付税のほか過疎債・辺地債のおかげで、小規模ながらそれなりに安定。
ただ、今後の政府の地方政策によっては、単独での運営が危ぶまれる。

http://www.kyoto-np.co.jp/kp/topics/2004mar/18/W20040318MWA1K200000094.html
笠置・和束町、府に支援要請 合併推進で

http://www.pref.kyoto.jp/tiho/gappei/pref/sourakujyogen.pdf
笠置町・和束町・南山城村に対する助言及び相楽郡の今後のあり方に対する提言

http://www.zaiseijoho.com/topix/#020801
2002年度普通地方交付税決定額(京都府市町村の場合)が載っている。
これによると府内の交付金不交付団体は久御山のみ。
木津・富田林・大間のように周辺との合併を嫌がる団体は減らす仕組みが必要であると思われる。

586とはずがたり:2004/10/24(日) 14:52
【大阪市町村再編構想その1】参考>>458
〓北摂地域〓
北摂の7市3町(茨木市・豊中市・池田市・吹田市・高槻市・箕面市・摂津市・島本町・豊能町・能勢町)「北摂広域連携行政研究会」(平成14年4月設置)研究成果を報告書「広域連携のあり方等に関する調査研究報告書」をとりまとめた。

=(仮)高槻市=
高槻市, 三島郡 島本町
※島本町は単独町制継続の意向を表明(1/21)

=(仮)池田市=
池田市,箕面市,豊能郡(豊能町)
★池田市・豊能町合併協議会(法定)
※法定協議会設置:2004/4/22「住民発議」
※合併予定期日:2006/3/31以前(詳細は協議会で決定)
※箕面市が不参加のため,2市町は飛び地に
※池田市,豊能町で合併の是非を問う住民投票を実施予定(2005/1月頃)

=守口門真市=
守口市, 門真市 新設2005.4.1
★守口市・門真市合併協議会(解散予定)(法定)
※合併問題協議会設置:2002/11/11,法定協議会設置:2003/3/10
※合併の是非を問う住民投票の結果(2004/9/19)
※守口市:「賛成(12.7%)」「反対(87.3%)」
※門真市:投票率が市条例で定める開票要件(50%以上)に達せず不成立(投票率38.58%)
※2市での合併を断念,協議会を解散予定
(煽り文句特集:合併すると創価支配の市になる(byヒゲ戸田)>>432-435)

=○○市=
大東市, 四條畷市
※研究会設置(2003/7/31)

=(仮)枚方市=
枚方市, 寝屋川市, 交野市
※枚方市,寝屋川市,交野市の3市での法定協議会設置を求める住民発議,枚方市が可決,寝屋川市と交野市が否決し不成立
(推) 728,804 (国) 730,288 ←政令指定都市目指せるのではないか!(煽り文句(cf.>>136)提案:財政難の大阪府から脱出するために合併は必要!)
115.36

=大阪市=
取り敢えず単独

=東大阪市=
取り敢えず中核市移行?

587とはずがたり:2004/10/24(日) 14:53
【大阪市町村再編構想その2】>>586-587

=(仮)富田林市=
新設04/3/13→編入?
富田林市, 南河内郡 太子町,河南町,千早赤阪村
★富田林市・太子町・河南町・千早赤阪村合併協議会(法定,設置:2002/7/1)
※富田林市は合併の是非を問う住民投票の実施を検討へ
▲富田林市が3町村との合併に慎重>>457
(推) 164,433 (国) 165,057 116.47

〓堺泉北地域〓
堺市、泉大津市、和泉市、高石市、忠岡町
「泉北地域広域行政推進協議会」地方自治法第252条の2の規定に基づく協議会。主として広域にわたる総合的な計画の作成及び連絡調整のための協議会として位置づけられている。昭和55年3月設立。

=堺市=
堺市,高石市,和泉市,南河内郡 美原町
★堺市・美原町合併協議会(法定) 編入 2005.2.1
高石市は単独市制表明

=(仮)岸和田市=
岸和田市, 貝塚市, 泉北郡(忠岡町)
★岸和田市・忠岡町合併協議会(法定)
※法定協議会設置:2003/7/15
※忠岡町の合併の是非を問う住民投票の結果「賛成(29.1%)」「反対(70.9%)」(2004/8/22)
※忠岡町が合併協議から離脱の意向を表明(8/31)

=南泉州市=
新設南泉州市
泉佐野市, 泉南市, 阪南市, 泉南郡 田尻町,岬町
☆泉州南合併協議会(2004/9/30解散)
※泉南市,阪南市,岬町の3市町で研究会設置:2001/5/22
※泉佐野市,田尻町が加入(2002/8/26)
※法定協議会設置:2003/11/1
※合併予定期日:2005/9月
※新市役所:現・泉佐野市役所
※合併の是非を問う住民投票の結果(2004/8/22)
※泉南市:「賛成(24.4%)」「反対(75.6%)」
※阪南市:「賛成(22.4%)」「反対(77.6%)」
※田尻町:「賛成(11%)」「反対(89%)」
※岬町:「賛成(57.2%)」「反対(42.8%)」
※5市町での合併を断念,協議会を解散(9/30)

後から入った泉佐野に主導権を握られりゃあ泉南・阪南・岬は詰まらないわな。
泉南市,阪南市,岬町(,田尻町)で合併協議しようよ。
新市名:泉南市 新市役所:現阪南市役所でええんちゃうか?

588とはずがたり:2004/10/24(日) 15:18

【大阪市町村再編構想その3】>>586-588

〓北河内地域〓
(煽り文句特集:http://www.pref.osaka.jp/shichoson/gappei/4shou-2-7.pdf
介護保険事務等に係る広域連合(守口市・門真市・四條畷市)や、消防事務に係る一部事務組合(守口市・門真市、枚方市・寝屋川市)など広域行政の取組が活発に行われている。・?人の交流や広域行政の取組、各種圏域の状況等において、守口市と門真市、大東市と四條畷市、枚方市と交野市の結びつきが特に強い。・?また、寝屋川市は、人の交流などにおいて、枚方市や門真市との結びつきが強い。by官製のそれ)

<広域連合>
http://www.city.moriguchi.osaka.jp/contents/sitte2/org/
●くすのき広域連合(守口市・門真市・四條畷市)介護保険事務共同処理
<一部事務組合>
●守口市門真市消防組合(守口市、門真市) 消防事務共同処理
●寝屋川北部広域下水道組合(守口市,大阪市,門真市,寝屋川市,大東市,枚方市,東大阪市,四條畷市,交野市) 広域下水道の設置及び管理
●飯盛霊園組合(守口市、門真市、大東市、四條畷市) 火葬場、墓地公園の設置及び管理、葬儀
●淀川左岸水防事務組合(守口市、大阪市、枚方市、寝屋川市、大東市、
東大阪市、門真市、四條畷市) 水防事務共同処理
●淀川左岸用排水管理組合(守口市、大阪市、枚方市、寝屋川市、大東市、
門真市、東大阪市、四條畷市 )用排水路等の管理事務共同処理
●大阪府都市競艇組合(府下市多数参加) モーターボート競走
●北河内広域リサイクル共同処理事業
(交野・四条畷・寝屋川・枚方の4市共同) 2003.12.26
http://www.h4.dion.ne.jp/~midori7/gikai_news/2003_12_26_trash_factory.htm
●四條畷市交野市清掃施設組合(四条畷市・交野市)

=リンク追加=

「北摂広域連携行政研究会」=池田市が中心??
http://www.city.ikeda.osaka.jp/sisei/koiki-kenkyu/index.html

「泉北地域広域行政推進協議会」
http://www.senboku-kouiki.jp/

589とはずがたり:2004/10/24(日) 15:20
<煽り文句特集>
>>136 >>586 >>588

鳥取県:県庁所在地が高速道路で結ばれてないのは鳥取だけ

京都府:府庁所在地から府北部までの所要時間は全国的に見て最悪レベル(→京都縦貫道が必要)。

590とはずがたり:2004/10/24(日) 15:42
【京都府市町村合併構図】

=京都市=
京都市, 北桑田郡 京北町
★京都市・京北町合併協議会(法定) 編入 2005.4.1

〓桑田・船井地域〓
◆亀岡市,北桑田郡京北町美山町,船井郡 園部町,八木町,日吉町,丹波町,和知町,瑞穂町の9市町で行政改革推進会議設置:2001/8/9
├亀岡市<単独市制>
├○○市(北桑田郡 美山町,船井郡 園部町,八木町,日吉町)
| ★園部町・八木町・日吉町・美山町合併協議会(法定)
├京都市(京都市・京北町)吸収合併
└○○町(船井郡 丹波町,瑞穂町,和知町)
  ★丹波町・瑞穂町・和知町合併協議会(法定)

〓福知山・綾部・舞鶴〓
◆福知山市,綾部市,舞鶴市,天田郡 三和町,夜久野町,加佐郡 大江町と6市町で行政改革推進会議設置:2001/8/31
※4市町で分科会設置:2002/6/28
福知山市 2005.3 >>184
★福知山市・三和町・夜久野町・大江町合併協議会,法定協議会設置:2003/4/1

=(仮)宮津市=
○○市
2005.3.31宮津市, 与謝郡 加悦町,岩滝町,伊根町,野田川町
★宮津市・加悦町・岩滝町・伊根町・野田川町合併協議会(法定)
▲野田川町は5市町村での合併に慎重,合併協議から離脱の(協議会の解散を求める)意向を表明(2004/2/18)
※4市町は野田川町に合併協議への復帰を呼掛け(5/22),野田川町は復帰を拒否>>229
※協議会を休止(7/29)

=京丹後市=
峰山町、大宮町、網野町、丹後町、弥栄町、久美浜町
2004/04/01合併

〓府南部17市町村行革推進会議〓
◆府南部6市(宇治市,城陽市,八幡市,京田辺市,向日市,長岡京市),乙訓郡大山崎町,久世郡久御山町,綴喜郡2町,相楽郡7町村の17市町村で行政改革推進会議設置:2001/8/9

=(仮)宇治市=
※7市町(宇治市, 城陽市, 八幡市, 京田辺市, 久世郡 久御山町,綴喜郡 井手町,宇治田原町)で分科会設置:2002/1/18
※☆宇城久・綴喜地域合併・将来構想策定協議会(任意協議会設置:2002/10/10)
※京田辺市,久御山町が法定協議会不参加を表明(2003/1/30)
※7市町での合併を断念,協議会を解散(1/30)
※京田辺市(単独市制施行等発展中),久御山町(財政不交付団体)を除く5市町(宇治市,城陽市,八幡市,綴喜郡 井手町,宇治田原町)での合併協議に,城陽市は不参加へ
※7市町での広域合併による将来的な政令指定都市への移行を視野に検討へ

=(仮)乙訓市=
向日市, 長岡京市, 乙訓郡 大山崎町
※府南部6市,乙訓郡大山崎町,久世郡久御山町,綴喜郡2町,相楽郡7町村の17市町村で行政改革推進会議設置:2001/8/9
※3市町で分科会☆京都南部地域行政改革推進会議・乙訓2市1町分科会 設置:2002/1/28

=(仮)木津市=
相楽郡 山城町,木津町,加茂町,笠置町,和束町,精華町,南山城村
>>322 「相楽郡の7町村が合併を」 学識経験者が提言まとめる
>>328 「合併に温度差ある」 木津町長が慎重な姿勢
>>378 木津町長逮捕 不祥事続き町民から怒りの声
>>585 まとめ

591とはずがたり:2004/10/24(日) 15:49
<暫定版>

――:北海道広域都市構想
>>514-516:東北地方30万人都市構想
――:関東・東山広域合併都市構想
――:北陸甲信越広域合併都市構想
>>533:静岡県政令指定都市構想
――:東海3県広域合併都市構想
>>---:滋賀県広域合併状況
>>590:京都府市町村合併構図
>>586-588:大阪市町村再編構想
>>---:奈良県広域合併状況
──:兵庫県広域合併構想
>>538:山陰地区広域都市圏構想
>>539-540:山陽地方広域都市構想
>>536-537:四国県都合併構想
>>541-543:九州地域広域合併構想

592とはずがたり:2004/10/25(月) 01:19
<九州・沖縄>沖縄県

伊平屋村新設
島尻郡 伊平屋村,伊是名村
★伊平屋村・伊是名村合併協議会(伊平屋村ホームページ)(法定)
※法定協議会設置(2003/6/17)
(推) 3,317 (国) 3,427 37.14
場所はこの辺
http://www.mapion.co.jp/c/f?el=128/03/13.643&amp;scl=1000000&amp;size=954,768&amp;uc=1&amp;grp=MapionBB&amp;nl=26/50/56.307
http://www.mapion.co.jp/c/f?el=127/57/03.310&amp;scl=250000&amp;size=954,768&amp;uc=1&amp;grp=MapionBB&amp;nl=26/58/00.021
本島との高速艇は兎も角,両島を結ぶ橋はちょっと。。

来年7月1日合併 伊平屋伊是名
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041024-00000008-ryu-oki
 伊平屋村・伊是名村合併協議会(会長・前田政義伊是名村長)が22日、伊平屋村で開かれ、両村の合併期日を「2005年7月1日」と決定した。当初、協議会では合併特例法の期限となる05年3月31日までの合併を目指していたが、同法の改正を受けて、1939年7月1日の分村の日を合併の期日とした。
 両村の合併に向けて、12月中に両村が合併協定書に調印し、両村議会の議決を得て、05年1月中には県知事へ合併を申請する予定だ。
 協議会では合併した新村の建設計画についても議論され、両村を結ぶ架橋や空港建設の促進、本島と両村を結ぶ高速船の就航などを盛り込むことが確認された。
(琉球新報) - 10月24日13時17分更新

593とはずがたり:2004/10/25(月) 01:43

山古志村全員避難か。人口2000人余り,県議会の選挙区も長岡と同じで今度の合併では長岡市に吸収されるのであるが,合併後だったら村民全員孤立脱出という表現ではなかったわけか。
さて今後どうなるのか?村民はもう戻って来れないかのような発言が目立つが。。

「命あるだけ幸い」孤立の村をヘリで脱出 新潟・山古志
http://www.asahi.com/national/update/1024/029.html

 土砂が崩れ、村につながる道路が寸断されて孤立した新潟県山古志村。24日、有数の豪雪地帯で3人に1人は65歳以上という過疎の村から、村民たちがヘリコプターで避難し始めた。家屋や道路、田畑に大きな被害をもたらした地震のつめあとを前に住民たちは不安を募らせる。

 4年前に夫を亡くし、一人暮らしをしている女性(82)は前夜、近所の人と4人で車の中で過ごした。長岡市に住む次女と24日昼を過ぎても連絡が取れない。「近所の仲間がみんな行くというので、私もそうすることにした。少しでも早く、子供と連絡を取りたい」と話した。

 同村竹沢の小池五郎作さん(73)の自宅の時計の針は6時10分を指したまま止まり、小池さんは家族8人で避難所の山古志中学校に駆け込んだ。ろうそくを所々にともして一夜を過ごした小池さんは「寒くて、怖くて、眠れなかった。きのうの夜から何も食べていないが、命があるだけで幸いだ」。

 北西に金倉山、北に猿倉岳、南東には鳥屋ケ峰山塊と村は山に囲まれ、大半が傾斜地だ。寸断された道路の復旧が遅れれば食料や水を届けるのは難しく、村民の命にかかわる。長島忠美村長(53)が村全体の避難を決めた背景には、こうした事情があったとみられる。

 自衛隊の大型ヘリによる救出活動が始まったのは24日午後。長岡商業高校(長岡市)のグラウンドに午後3時45分ごろ、村民たちを乗せた第1便が砂煙を上げながら到着した。同校には2便で約70人が降り立ち、体育館でバスやワゴン車を待った後、近くの長岡大手高校へ向かった。

 第1便で避難した同村竹沢桂谷の小池淳子さん(69)は前夜、孫4人に「ばあちゃんがいるから大丈夫だよ」と声をかけ続けた。避難先の中学校ではヘリに乗るまで食料の配給がなく、炊飯器に残っていたご飯でおにぎりをつくった。夫と息子は家の片づけのために村に残った。

 第2便に乗ってきた関サダさん(64)は昨年亡くなった両親の位牌(いはい)を入れたポリ袋を手にしていた。「誰もいないところに両親を残しておくのは忍びなくて、決死の思いで家に取りに入りました」「あの家にはもう住めない。これからどこに住めばいいのか」

 家族3人で避難した会社員の男性(51)は23日夜、ラジオを夜通し聞いていたが「山古志村」の名は出ず、「このまま連絡が全然こないのではないか」と不安になったという。生まれも育ちもずっと山古志村。「こんな形で村を離れるなんて思いもしなかった」とため息をついた。

 農業松井房江さん(71)はヘリで村を離れる前、住み慣れた家をふり返りながら、長男(46)と「もう終わりだね」「見納めだね」と話した。 (10/24 21:59)

http://www.toukei.maff.go.jp/shityoson/map2/15/421/economy.html
総人口2,222人
男性人口1,110人
女性人口1,112人

年少人口217人
生産年齢人口1,236人
老齢人口769人

世帯数
総世帯数700世帯
農家数389世帯
林家数254世帯
漁業世帯数(海面)-世帯

594とはずがたり:2004/10/25(月) 20:12
>>540
頑張れ町長!

岡山市・灘崎町との合併賛否問う住民投票、反対多数 /岡山
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041025-00000227-mailo-l33
 岡山市、灘崎町との合併の賛否を問う御津町の住民投票が24日、投開票され、「反対」2787票、「賛成」2722票と反対が65票の小差で多数を占めた。投票結果に拘束力はなく、安信治雄町長はあくまでも合併を推進する意向を示した。
 当日有権者数は8633人(男4041人、女4592人)で投票率は64・98%だった。
 開票後、安信町長は町役場で会見し、「投票結果は残念だが、合併は断念しない。生活圏は岡山市にあり、合併は避けられず、合併を公約に(町長選で)信任を受けた。公約通り、今後も議会と協議しながら合併に向け努力していく」と話した。
 当初、同町は岡山、玉野、灘崎との2市2町で政令市を目指していたが、玉野市が抜けた後、来年3月22日の岡山市への編入合併を受け入れ、町議会は定数14から1に削減される定数特例を受け入れた。
 御津町議会は住民意思を確認しようと、9月28日に住民投票条例を全会一致で可決。住民説明会では「63万人の岡山市に1万人の御津町の声が届くのか不安」との意見が出ていた。
 ◇御津町長「合併断念しない」
 ◆御津町住民投票開票結果
 =選管最終発表
合併に反対 2787
合併に賛成 2722
(無効100、持ち帰り1)
10月25日朝刊 
(毎日新聞) - 10月25日17時20分更新

595とはずがたり:2004/10/25(月) 20:14
>>540
良いぞ,真備町民!

[選挙]真備町長選/真備町議補選 合併推進の鎌田頼靖さん、3選 /岡山
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041025-00000224-mailo-l33

 合併方針を巡る前町長辞職に伴う真備町長選と、町議補選(改選数1)は24日、投開票があり、町長選は前町長の鎌田頼靖氏(61)=無所属=が、新人で前町議の原田竜五氏(49)=同=を破り、3選を決めた。当日有権者数は1万8814人(男9054人、女9760人)、町長選の投票率は64・81%だった。
 同町は、倉敷市、船穂町と合併協議を進めていたが、8月の住民投票で、「合併反対」が過半数を占めた。鎌田氏は「投票結果は尊重するが、本当に合併しなくていいのか、再度町民の審判を仰ぎたい」と1市2町の法定合併協議会から離脱するとともに辞職した。
 選挙で鎌田氏は「地方分権の流れの中で、合併しなければ財政的に行き詰まり、生き残れない。倉敷地域での合併で明るい展望を切り開きたい」と主張。一方、原田氏は「現時点では合併反対という住民の意志は既に示されており、それを無視することは許されない。町民合意の町政にする」と訴えた。
 鎌田氏は「合併の必要性について、町民の理解が得られた。公約通り、倉敷地域での合併を進めて行く」と述べた。
 ◇開票結果=選管最終発表
当 7211 鎌田頼靖61 無前
  4825 原田竜五49 無新
(無効156)
 ◇開票結果
 ◇真備町議補選(改選数1−2)=選管最終発表
当 6118 片岡治恵 70 無新
  5333 百本恵子 44 無新
………………………………………………………………………………………………………
 鎌田頼靖(かまだ・よりやす) 61 無前(3)
[元]町長[歴]町総務部長・収入役・助役▽高松農高

10月25日朝刊 
(毎日新聞) - 10月25日17時20分更新

596とはずがたり:2004/10/25(月) 21:43
不謹慎のそしりは逃れまいが合併の行く末を心配してみる。
新潟県内の合併は,特に中越地方に於いて一時頓挫か?
魚沼市・南魚沼市・(新)十日町市は法律的手続きは終了しているが予定どおり合併してる場合なのかな?新市建設事業が震災復興事業となるか?12月議会での長岡市の合併関連法案の取扱はどうなるのかな?
しかし中長期的には小千谷・川口など復興事業費の捻出のために合併せねばならないか?>>521
長岡×寺泊,南魚沼×塩沢なんかは特例法の期限内に交渉・申請を終えるのは困難となったか?

○○市
小千谷市, 北魚沼郡 川口町
☆小千谷市・川口町合併問題勉強会(休止中)
※研究会設置:2002/7/9
※小千谷市は三島郡越路町,古志郡山古志村,刈羽郡小国町を加えた5町村での合併協議を呼掛け
※川口町は小千谷市との特例法期限内での合併見送りを表明(2003/1月)
※研究会休止:2003/2/19
※小千谷市は単独市制継続へ,周辺自治体の動向により合併の可能性も検討へ
※川口町は単独町制継続へ
(推) 46,197 (国) 47,389 205.15

長岡市
2005.4.1長岡市, 南蒲原郡 中之島町,三島郡 越路町,三島町,古志郡 山古志村,刈羽郡 小国町
★長岡地域合併協議会(法定)設置:2004/2/24
※見附市,栃尾市を含む7市町村で研究会設置(三島町はオブザーバー参加):2001/12/5,三島町が加入(2002/4/25),8市町村で任意協議会設置:2003/1/1
※見附市が合併協議から離脱(2003/12/8),7市町村での法定協議会設置案を栃尾市が否決(2004/1/21),栃尾市が合併協議から離脱(2004/1/28)。6市町村の枠組み固まる。
※合併関連議案を6市町村が可決(2004/9/28までに)
※合併関連議案を新潟県議会は12月議会で審議予定
※小千谷市は単独市制継続へ,周辺自治体の動向により将来的な合併の可能性も検討へ
※三島郡寺泊町が長岡市に合併協議を申入れ(9/10)
※栃尾市で長岡地域での合併の是非を問う住民投票を実施予定(2004/10/24)→延期(10/23の地震の為)

十日町市
2005.4.1 新設 十日町市, 中魚沼郡 川西町,中里村,東頸城郡 松代町,松之山町
★十日町広域圏合併協議会(法定)
※津南町は単独町制継続へ
※法定協議会の設置を求める住民発議
※「中里村と津南町の2町村」:中里村,津南町が否決
※「松之山町,中里村,津南町の3町村(同一請求)」:3町村が否決

魚沼市
2004.11.1 新設/市制 北魚沼郡 堀之内町,小出町,湯之谷村,広神村,守門村,入広瀬村
★北魚沼郡6か町村合併協議会(法定)

南魚沼市
2004.11.1 新設/市制 南魚沼郡 六日町,大和町
★六日町・大和町合併協議会(法定)
※南魚沼郡塩沢町,湯沢町を含む4町で研究会設置:2001/4/10
※塩沢町を含む3町で準備会設置:2001/12/26,任意協議会設置:2002/1/30
※湯沢町が協議会に不参加の意向を表明(2002/6/14)
※二町で先行合併へ
※塩沢町が2町に合併協議を申入れ,塩沢町は南魚沼市発足後の同市への編入合併も視野に検討へ(2004/6/18)
※塩沢町議会が「南魚沼市との合併協議基本方針(南魚沼市への編入・合併目標期日2005/10/1など)決議案」を可決(9/15)

597とはずがたり:2004/10/26(火) 00:20
<近畿>滋賀県湖北地域
2003年坂田郡3町の動き

将来のわたしたちのまち 市町村合併
http://ns1.town.santo.shiga.jp/category/machi/gappei/

市町合併のこれまでの動き
http://ns1.town.santo.shiga.jp/category/machi/gappei/h15progress.html

平成15年の動き
1月 8日
湖北地域の大同合併を進める懇話会が長浜市八幡東町626−1に事務所を開設された。

1月30日
長浜坂田を合併する会は臨時総会を開催。事業活動中間報告ならびに2月における活動計画案を承認された。

2月 6日
長浜市の住民投票の告示

2月16日
長浜市における合併住民投票・即日開票の結果
当日有権者:46,452人、投票数:21,066票、投票率:45.35%
1市9町:7,132
1市4町:7,075
合併しない:4,811
1市12町:1,928
無効票:120

2月19日
坂田郡3町長は長浜市の住民投票を受け次の共同コメントを発表する。

1.住民投票で示された長浜市民の民意は重く受け止めなければならない。「1市9町」、僅差で「1市4町」の意思が示されたと理解している。

2.「坂田3町は経緯を無視して離脱した、湖北を分断、混乱させた。」と公言されており事実と異なり極めて遺憾である。

3.住民投票後においても「1市12町合併」に参加しない意思にいささかの変更もない。

3月 5日
長浜市議会は継続審議としていた1市9町法定協議会設置案および合併関連の平成14年度補正予算案を委員長報告に賛成多数で否決した。本会議に先立ち合併問題調査特別委員会、総務常任委員会で審議し反対多数により両議案とも否決されていた。

4月27日
長浜市議会選挙の結果新人議員11人が誕生。
近江町長選挙の結果182票差で1市9町を進める現職が当選した。

6月17日
議会6月定例会において町長は、3町合併に大きな魅力と可能性がある。現時点で実現性の高い3町合併をめざし、速やかに本格的な作業を進めていかなければならない。との意思を表明する。

7月15日
長浜市臨時議会において、1市9町の合併法定協議会設置議案を賛成12、反対5、退席2で可決。

7月23日
浅井町、虎姫町で臨時議会を召集。1市9町の合併法定協議会設置議案を可決。今後、1市9町の関係町において臨時議会を召集し、合併法定協議会設置議案を提案される。

598とはずがたり:2004/10/26(火) 00:50
合併協議離脱の決議案提出へ
浅井町長、住民アンケート民意で尊重
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2004062200236&amp;genre=A2&amp;area=S20

 湖北地域1市9町の合併を問う住民アンケートで反対が8割近くを占めた滋賀県浅井町の町議会合併問題特別委員会は22日、合併協議離脱の決議案を23日の本会議に提出することを決めた。

 可決の場合、角川誠町長は湖北地域合併協議会長の宮腰健長浜市長に離脱届を出す意向だ。23日は長浜市で協議会の会合も予定され、動向が注目される。

 アンケートは角川町長の私的諮問機関・合併懇話会が実施。合併反対44・1%、枠組み再検討32・8%、1市9町合併22・2%だった。懇話会は協議再検討を要望する意見書を町長と議会に提出した。

 この日の合併特別委には全町議(欠員1)15人が出席。4分の3が合併反対を示したことを重要視し「財政問題などが先送り」「首長らだけで主導している」と協議への不信感が表明された。審議の結果、23日の本会議に、吉川富雄合併特別委員長が協議離脱の決議案を提出することを全員一致で確認した。

 角川町長は同日午前の本会議一般質問で「アンケートは民意として尊重したい」と発言。決議案可決の場合は「助役らとの幹部会で合意できれば、宮腰会長に離脱届を提出する」としている。
 2005年3月を目指す湖北一市九町の合併は期日が06年2月に延期される見込み。各自治体は7月の臨時議会で合併に向けての電算システム統合費計上を予定している。

599とはずがたり:2004/10/26(火) 00:51
八戸のようにこんな居丈高ではまとまらなさげだなぁ。。

実質的な協議は吸収合併
長浜市と湖北8町との合併協議
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2004081300159&amp;genre=A2&amp;area=S20

 長浜市の宮腰健市長は、13日開かれた市議会の全員協議会で、休止している湖北8町との合併協議について、形式的には対等合併としながらも、実質的な協議は吸収合併で進める方針を明らかにした。その後開かれた首長会議でも、同様の内容を説明し理解を求めた。

 1市9町でつくっていた湖北地域合併協議会は6月23日、浅井町の脱退により協議を停止。その後、長浜市議会は「特例法期限内に間に合わせるため、今後の合併協議は吸収合併方式とせざるを得ない」とする決議を可決したのに対し、8町は対等合併での継続を求めていた。

 宮腰市長は全員協議会で「合併の道を閉ざすわけにはいかず、現状での合併相手としては8町が唯一の選択肢。1市8町での合併を進めるため、9月議会で新たな協議会の設置を提案したい」と今後の方針を示した。議会決議に対しては「八町側からも調整事項は長浜市に準じて決めるとの話があり、実質的な編入合併と受けとめている。決議と逸脱していない」と説明。市議からは「浅井町が脱退した理由の分析と、市民に対する説明が先決」「もう1度原点に帰って考えるべき」などとする意見が出た。

 午後から、1市8町の首長が湖北町役場で会合を開いた。宮腰市長は「長浜市をものさしに調整するのが現実的」などとした。
 今後、各町で宮腰市長の提案を協議し、18日に再度首長会合を開く。


実質的には吸収合併」市議会全員協で表明−−長浜市長 /滋賀
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/shiga/archive/news/2004/08/14/20040814ddlk25010659000c.html
 長浜市の宮腰健市長は13日の市議会全員協議会で、合併について、湖北1市8町による法定合併協議会を設置する意向を表明した。議論が分かれる合併の方式については、対等としながらがも「関係町から長浜市の制度に準ずる確認を得ている」として、形式は対等、実質的には吸収合併の方針を打ち出し、議員側の理解を求めた。

 全員協議会で、宮腰市長は、現在の1市9町の法定合併協議会の解散を言明したうえで、他の枠組み議論はなかった、として1市8町案を提案した。合併方式については、1市9町の協議会で、新設合併(対等)方式を確認しているが、浅井町の協議離脱後、長浜市議会が、合併白紙化、吸収合併を決議している。宮腰市長はこの決議について、「重い決議だが、制度を長浜市に合わしてもらう実質吸収で、クリアできる」と説明した。

 実質吸収合併になると、制度や行政サービスの差や高低があっても他の町は、長浜市の制度、施策に合わせなくてはならならず、8町の理解が得られるかが疑問視される。
毎日新聞 2004年8月14日

600とはずがたり:2004/10/26(火) 00:54

坂田郡4町での合併めざす 山口近江町長 方向転換を表明
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041012-00000021-kyt-l25

 近江町は、合併問題に関する町民説明会を11日、町中央公民館で開いた。席上、山口徹町長は長浜市などとの1市8町合併から方向転換し、坂田郡4町での合併を目指すことを明らかにした。
 町議らも出席し、昼と夜の2回に分けて開催。計300人の町民が詰めかけた。山口町長は「財政状況から考えて特例法期限内の合併は必達目標。不安要素の多い1市8町より、成功の可能性を考えて坂田郡での合併を推進したい」と説明した。
 町民からは「政策の転換が突然すぎる」「今さら3町に加わっても対等な協議ができないのでは」という意見も出た。
 また山口町長は説明会で、8日に長浜市の宮腰健市長と佐藤啓太郎助役から1市1町での合併の打診を受けたことも明らかにした。「今から協議するのは混乱が生じるため断った」としている。
 山口町長は説明会後の取材に対し「全体としては自分の考えを町民に受け入れてもらえたと思う。10月中に4町で任意合併協議会を立ち上げ、具体的な協議を進めたい」としている。
 湖北地域では近江町を含めた1市8町で法定合併協議会を設置することを首長間合意していたが、同町議会が9月定例会で同設置案を否決。その後、来年2月に「米原市」として合併する坂田郡の3町議会から合併参加を求める決議があり、同町議会もそれに賛同する決議を可決していた。
(京都新聞) - 10月12日19時20分更新

601とはずがたり:2004/10/26(火) 00:57
>>600

近江町長「坂田4町合併に努力」
住民説明会で、今月中に任意協設立
http://www.kenmin-fukui.co.jp/00/sga/20041013/lcl_____sga_____001.shtml

 近江町の山口徹町長は十一日、同町顔戸の町立中央公民館で開いた合併住民説明会の席上、坂田郡四町での任意の合併協議会を早急に立ち上げ、新設対等での合併に向けて努力する考えを表明した。

 説明会はこの日、二回行われ、住民約三百人が出席した。同町長は合併特例法による期限内合併を目標とすることを強調。そのうえで、四日に郡内四町の町長と議長八人で協議し、十月中に任意協の立ち上げを確認したことを明かした。ただ、山東、伊吹、米原の三町は既に来年二月の合併を決めていることから、近江町を含めての合併の形式は未定であると説明。「厳しい状況だが、新設合併に向けて最大限の努力をしたい」とした。

 質疑では、住民から「六月に浅井町が離脱した段階で、住民説明会を開くべきだった」「一市八町での合併協設置議案を否決した直後に、坂田三町との合併実現に努力する決議を出したのは、納得できない」など、合併の枠組みをめぐって二転三転した町の方針を非難し、説明不足を指摘する声が集中した。

 町長は「住民代表の議会の意見をできる限り聞いてきた。説明不足であったことは反省する。心配をかけて申し訳なかった」と述べた。

 四日の四町協議では、三町側が調印した合併協定書の複写を近江町に渡し、項目ごとに受け入れの可否をチェックするよう要請。合併の形式については触れなかったという。 (細川 暁子)

602とはずがたり:2004/10/26(火) 01:12
湖北地域の首長 合併の持論展開 長浜市で「湖北ゆめフォーラム」
滋賀ニュース - 10月9日(土)20時0分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041009-00000029-kyt-l25

 湖北地域の市長や町長が合併問題などについて意見を交わす「湖北ゆめフォーラム」が9日、滋賀県長浜市大島町の県立長浜文化芸術会館で開かれ、各首長がそれぞれの立場から合併に関する持論を展開した。
 長浜青年会議所(設楽昌克理事長)の主催で、公務で欠席した湖北町と伊吹町以外、11人が顔をそろえた。湖北地域では2000年に県が1市12町での合併案を示したが、分裂を繰り返した結果、来年2月に合併する坂田郡3町以外、合併協議が白紙に戻っている。
 フォーラムでは、合併の将来像が見えづらい現状の中、各首長がそれぞれの意見を述べた。畑野佐久郎余呉町長は「国の3位一体改革で財政が悪化しており、町単独ではやっていけない」と合併推進を訴えた。橋本健びわ町長は「合併問題を住民と十分に討論できなかった」と、これまでの協議について反省を口にした。
 角川誠浅井町長は「押しつけによる強引な合併には反対。土木や福祉などで、まずは緩やかな広域連合を組織するべきだ」と提案。三山元暎山東町長は「自治体同士がほどよい緊張感で個性と魅力を競い合った方がよいのでは」と大同合併には異論を述べた。
(京都新聞) - 10月9日20時0分更新

603とはずがたり:1:2004/10/26(火) 01:19
「平成の大合併」で先陣 甲賀・野洲・湖南の3市誕生−−自治体数44に /滋賀
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041001-00000277-mailo-l25

 ◇県内自治体数、50から44に
 市町村の再編がいよいよスタート――。1日、「平成の大合併」で県内の先頭を切って、甲賀、野洲、湖南の3新市が誕生する。県内の自治体数は、9月までの50(8市41町1村)から、44(11市32町1村)に減少。さらに05年1〜2月、高島、東近江、米原の3市が発足して、33自治体(13市20町)体制となる。
 今回の合併は、現実的には財政危機への対応という要素が大きい。
 各自治体とも、普通会計の年間予算規模にほぼ匹敵する地方債残高を抱える。一般財源のうち、人件費や公債費など固定的な経費の割合を示す「経常収支比率」は、県内の市町村全体で91年度は67・2%だったが、02年度には88・4%に達した。自由に使える財源が限られていく中、各自治体は「究極の自治体リストラ」と言われる合併で、人件費などを削減したいとの思いがあった。
 さらに、合併自治体は、償還時に発行額の7割を国から支給される「合併特例債」を発行でき、国の普通交付税の算定時の優遇措置も用意されている。こうした状況を背景に、県内自治体は05年3月末の合併特例法の期限をにらみながら、合併協議を進めてきた。
 一方、県は独自に合併支援特例交付金を創設するなど、合併を後押しした。合併の進展は、県の機構改革などの議論にもつながる。国松善次知事は、県内6カ所の地域振興局のあり方について、今年度中に一定の方向を示すと表明している。
 各新市は、合併する大きな理由として行政サービスの高度化や、行財政の効率化を挙げる。一方、市域の拡大によって“周辺部”が新たに生まれ、切り捨てられるのではないかという懸念もある。米原市などは条例で定める市役所の位置とは別に、他の旧町役場を分庁舎として使い、建造物の有効活用と各地域への配慮を同時に行う構えだ。
 自治体の区域が広がる中で、住民と行政との関係をいかにして再構築するか、さらには、幅広い住民の意思をどう行政に反映させていくのかなど、多くの課題が新市のリーダーを待ち受けている。
    ◇
 甲賀、野洲両市は24日告示、31日投開票、湖南市は31日告示、11月7日投開票で、それぞれ市長選を実施。旧町の議員は合併特例法の在任特例を適用し、05年10月末まで新市の議員として在任が認められる。

604とはずがたり:2:2004/10/26(火) 01:19
 ◇6市の合併する理由、それぞれに“お家の事情”
 ◆きょう発足3市
 ◇甲賀市
 当初は甲賀郡7町で合併を模索したが石部・甲西両町が離脱。02年1月、水口、土山、甲賀、甲南、信楽の5町で任意協を設立した。同6月、土山町長(当時)が「(合併で生じる)弱者への心遣いがない」と法定協への不参加を表明。同町抜きの4町で法定協が発足した。しかし同10月の同町長選で合併推進派の候補が当選し、03年1月に5町による協議が復活。同8月に調印し、県内での合併一番乗りを果たした。
 ◇野洲市
 中主・野洲両町が01年4月に設置した合併研究会に守山市が加わり、1市2町で法定協を設立。しかし、庁舎位置などを巡り守山市と両町が対立し、02年10月に解散。同11月に両町のみで改めて法定協を設立。野洲市を含む草津市など湖南地域の4市では以前から広域合併に向けた研究や職員交流が行われており、合併特例法の期限(05年3月)後、再び合併議論が高まることも予想される。
 ◇湖南市
 石部・甲西両町は地域的に結び付きが強く、湖南地域との関係が近いことから、旧甲賀郡の5町とは別に2町合併を選択した。03年1月には、甲西町の住民が合併の是非を問う住民投票条例制定の直接請求をしたが、同町議会は否決している。
 ◆年明けの3市
 ◇高島市
 「高島は一つ」を合言葉にスタート。一時、朽木村が離脱し、住民投票を経て復帰するという曲折はあったが、高島郡全6町村の合併で落ち着いた。一度決めた名称「西近江市」は、18歳以上の全住民アンケートにより「高島市」に変更。重要な局面で住民意思を確認したことが、大きなしこりを残さない結果となった。最大の障害だった公立高島総合病院の建て替え位置問題は、県の仲介で新市発足後に先送りされた。
 ◇東近江市
 02年4月、八日市市を中心に日野・蒲生・永源寺町の1市3町で法定協議会をつくった。翌年、近江八幡市や愛東、湖東町が参入を希望したが、近江八幡市とのあつれきの中で、03年2月に破談。八日市市は改めて昨年6月、永源寺、五個荘、愛東、湖東の4町と法定協を立ち上げ、枠組みから外れた日野・蒲生両町は独自に法定協を作った。
 ◇米原市
 坂田4町は当初、湖北1市12町の任意合併協に参加したが、町づくりの手法が違うとして離脱。その後、米原町が合併意思を問う住民投票をして意思を固めたとたん、近江町が坂田郡から離脱し、残る3町での米原市発足を決めた。各町の行政制度に差は少なく、論議も比較的スムーズだった。近江町側に再度合流の動きもあり、来年3月の特例法期限をにらみ動向が注目される。
 ◇相次ぐ離脱、住民の反発−−合併行き詰まりの市町
 合併を目指した議論が行き詰まりや中断に陥っているケースも多い。
 「湖北は一つ」のスローガンのもと、「1市12町」で大同合併を模索した湖北地方では離脱が相次いた。9月に近江町議会が「1市8町」の法定協設置案を否決し、行き詰まっている。住民の理解が不十分なまま、合併特例法の期限をにらんで枠組み論に終始したことが、破たんにつながった。
 彦根市と犬上郡の1市3町協議は3月以降、中断中。協議会が2月に実施した住民意向調査の結果、彦根市で54・5%が合併に否定的。市は協議を白紙に戻し、04年度当初予算案から関連予算を削除するなど、合併実現は遠のいている。
 05年2月を目指した秦荘・愛知川町の合併協議も4月以降、中断。愛知川町の総額14億5000万円の公園建設計画に、秦荘町が「合併目前の大型事業」と不信感を募らせた。愛知川町内でも宙に浮いた状態の公園問題が解決しない限り、協議再開は望めそうもない。
 びわこ空港問題などで手を携えてきた蒲生・日野両町は八日市市などとの破談後、「まず2町で合併を」と05年2月の合併を目指した。しかし、日野町住民から反対の声が高まり、合併推進派町長が辞職。町長選で合併反対派の新人が当選し、ご破算になった。
 大津市・志賀町は02年7月に任意協を設置し、03年に法定協移行の予定だった。しかし、県が同町に計画する大規模ごみ焼却施設の問題と絡み、施設反対派の住民から「合併が進むと住民意見の反映が難しくなる」との声が上がり、施設容認派町長のリコール、反対派町長の誕生などの動きで、協議がストップした。8月に就任した後藤又久町長は特例法期限内の合併を表明したが、大津市側は困難だとしている。

605とはずがたり:3:2004/10/26(火) 01:19
 ◇人口と今後の予算は
 ◆「中規模自治体」の増加
 8月現在の推計に基づく県内自治体の人口規模は、▽「10万人以上」3▽「5万〜10万人」4▽「1万〜5万人」24▽「1万人未満」19。六つの新市ができる今年度末には、▽「10万人以上」3▽「5万〜10万人」8▽「1万〜5万人」10▽「1万人未満」12――になる見通し。人口が“中規模”の自治体が増える。県南部などで、さらに将来の「大合併」を模索する動きもある。
 5町が集まり市制に移行する甲賀市は、県内第4の人口規模に。05年2月に発足する米原市は合併特例法の定める市制移行の要件(3万人)をわずかに上回り、県内最小の市になりそうだ。
 ◆将来の財政規模は縮小へ
 今年度中に発足する6新市について、新市建設計画に盛り込まれた財政規模(普通会計)の推移を追うと、合併直後の05年度にいったん規模が膨らんだ後(野洲市は08年度の202億円がピーク)、縮小に向かう傾向が共通している。
 「合併に伴うコンピューターシステム統合や、旧町間の連絡を良くする道路整備など、合併特例債を使える事業の費用が一時的に増えるが、その後は人件費削減などで支出を引き締めていく」(甲賀地域合併協議会)というケースが一般的だ。
 ◆立場分かれる合併特例債の利用
 合併特例債による施設整備計画を見ると、湖南市が限度額いっぱい、野洲市もほぼ全額を使う計画。一方、高島市は限度額310億円に対し4割強の135億円、甲賀市や東近江市も限度額の約6割にとどめる計画を立てている。
 湖南市の場合、「石部・甲西両町の間に野洲川が流れ、道路や河川、循環バスなど緊急に整備すべきものが多い。三位一体の改革の行方など不透明な要素はあるが、今のところ特例債を全額活用しても将来の市財政は大丈夫と判断している」という。
 一方、東近江市をつくる八日市市・永源寺町・五個荘町・愛東町・湖東町合併協議会は「将来の返済額を考え、財政赤字にならない範囲で計画を立てている。全額使うと、とても持たない」としている。各自治体とも年間の普通会計予算規模にほぼ匹敵する大きさの地方債残高を抱えているだけに、今後の事業実施の段階でも、財政見通しとの兼ね合いが常に問題になりそうだ。
………………………………………………………………………………………………………
 ◇6新市を含む県内の市の人口(8月現在の県推計による)
 (1)大津   299,324
 (2)草津   118,387
 (3)彦根   109,258
 (4)甲賀    93,491
 (5)東近江   78,619
 (6)守山    69,606
 (7)近江八幡  68,212
 (8)長浜    62,327
 (9)栗東    58,614
(10)高島    55,183
(11)湖南    54,904
(12)野洲    49,428
(13)米原    31,332
 ◇6新市の財政規模(普通会計、億円)
 ※02年度は合併前市町村の合計
     02年度実績 05年度計画 14年度計画
 甲賀  359    375    304
 野洲  194    181    182
 湖南  154    172    161
 高島  245    272    247
 東近江 290    362    278
 米原  163    173    157
 ◇6新市の合併特例債利用計画と03年3月現在の地方債残高(億円)
      事業限度額  事業計画額  地方債残高
 甲賀   466    278    327
 野洲   117    116    199
 湖南   125    125    184
 高島   310    135    283
 東近江  334    200    275
 米原   140    113    155

10月1日朝刊 
(毎日新聞) - 10月1日17時40分更新

606とはずがたり:2004/10/26(火) 01:24
<近畿>滋賀県
>>603-606
新自治体誕生と破談の理由

=長浜市=
9月に近江町議会が「1市8町」の法定協設置案を否決し、行き詰まっている。住民の理解が不十分なまま、合併特例法の期限をにらんで枠組み論に終始したことが、破たんにつながった。

=彦根市=
3月以降、中断中。協議会が2月に実施した住民意向調査の結果、彦根市で54・5%が合併に否定的。市は協議を白紙に戻し、04年度当初予算案から関連予算を削除するなど、合併実現は遠のいている。

=愛知町=
 4月以降、中断。愛知川町の総額14億5000万円の公園建設計画に、秦荘町が「合併目前の大型事業」と不信感を募らせた。

=蒲生市=
 びわこ空港問題などで手を携えてきた蒲生・日野両町は05年2月の合併を目指した。
しかし、日野町住民から反対の声が高まり、合併推進派町長が辞職。町長選で合併反対派の新人が当選し、ご破算に。

=大津市=
 大津市・志賀町は02年7月に任意協を設置し、03年に法定協移行の予定だった。
 県が同町に計画する大規模ごみ焼却施設の問題と絡み、施設容認派町長のリコール、反対派町長の誕生などの動きで、協議がストップ,8月に就任した後藤又久町長は特例法期限内の合併を表明したが、大津市側は困難だとしている。

608とはずがたり:2004/10/26(火) 22:44
産廃行政を都道府県に移管 保健所設置の中核市など
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041024-00000008-kyodo-pol

 環境省は23日、中核市など政令指定都市以外の保健所設置市が行っている産業廃棄物行政の事務や権限を、都道府県に移す検討を始めた。不法投棄防止の指導や監督が十分できないためで、次期通常国会に廃棄物処理法改正案を提出する方針。
 今春、岐阜市で香川県豊島(てしま)に匹敵する大規模な不法投棄が発覚するなど悪質な事件が続発しており、抜本的見直しが必要と判断した。しかし、権限を都道府県に移すことは地方分権に逆行する形にもなり、今後論議を呼びそうだ。
 保健所は都道府県や政令市(13)、中核市(35)などに設置が認められているほか、一般の市でも地域保健法施行令で指定されれば設置でき、現在、兵庫県西宮市、長崎県佐世保市など9市が認められている。
(共同通信) - 10月24日4時29分更新

609とはずがたり:2004/10/26(火) 22:54
http://www.mapion.co.jp/c/f?el=140/33/11.291&amp;scl=70000&amp;size=954,768&amp;uc=1&amp;grp=MapionBB&amp;nl=40/40/36.169
青森県南津軽郡浪岡町大字増館付近となっているがこの辺かね?>若柳地区

(7)分町−浪岡町若柳地区/「悲願」の常盤編入へ
http://www.toonippo.co.jp/l-rensai/heiseinogappei/20041025.html

 「常盤村への編入は、長年にわたる地区の悲願だった。憲法が保証する文化的な生活が、常盤村と一体化して初めて実現可能になる。『平成の大合併』という好機があったからこそ、行動を起こすことができた」

 浪岡町の南端、若柳地区に住む元高校教諭・千葉要三郎さん(70)は顔をほころばせる。町は青森市と二〇〇五年四月一日の合併を目指しているが、合併が成立すれば、同地区は浪岡町を離れて常盤村に編入される見通しだ。地区住民の「民意」が、町村境界を動かそうとしている。

生活の大半依存

 若柳地区は常盤村役場から徒歩五分の距離にある。約三十五世帯、百人ほどの住民の大半は同村の出身者だ。近所付き合い、水道、除雪、そして小・中学校の学区など、生活の枠組みの大半を常盤村に依存しており、「いわば常盤村が“母村”」(千葉さん)という。

 同地区がかつて属していた旧女鹿沢村は、「昭和の大合併」で浪岡町と合併した。「青森県市町村合併誌」によれば、合併後になって、同村の一部地域が常盤村への編入を求め、一九五一年三月に住民投票を実施した。しかし賛成票が足りず分町は成らなかった。

 やがて浪岡町内の一体化が進んだが、若柳地区は、町の中心部だけでなく、旧女鹿沢村の中心部とも水田で隔てられている。「住民の間では、常盤ともっと交流を深めたいという話が絶えなかった」と地区会長の白取治郎さん(67)は証言する。

 〇三年四月、浪岡町は合併に関する住民アンケートを実施した。間もなく、青森市との合併希望者が最多らしい−という情報が若柳地区の人々の耳に入った。千葉さんらは結果公表に先立って「若柳町内地区の常盤村への併合を進める会」を結成し、浪岡町と常盤村に対する働き掛けや署名活動に取りかかった。

 「進める会」の運動が実を結び、常盤村への編入は浪岡側、常盤側双方の理解を得た。正式な手続きは、青森市との合併成立後になる見込みだ。

行政は腰上げず

 住民の目には、若柳地区の所属は本来、市町村合併とは関係なく扱うべき問題に映っていた。しかし行政は重い腰を上げなかった。住民らは「平成の大合併」の波に乗って運動を展開し、悲願が実現に向かっている。

 「昭和の大合併」では各地で分町・分村が行われ、深い傷を残した事例もあった。一方、「平成の大合併」では、分町・分村を伴う合併はまだ実現していない。会の発起人の一人、榊佳子さん(68)は「万一、青森との合併構想が壊れれば、常盤への編入話も流れてしまう」と表情を曇らせる。

 だが、千葉さんは力を込めて語る。「われわれは二度とないチャンスを子孫のために生かした。常盤への編入は地区の総意だ」



 同志社大学政策学部の山谷清志教授(青森市出身)は「国の市町村合併の手法は強引だ。市町村の行政能力への不信感が根強く、住民自治を軽視している。初めは『提案』だったはずが、今になって事実上の強制となっている点も問題。合併には基本的に賛成できない」と国の姿勢を批判した上で、こう指摘する。

 「だが、これらの問題を論じる時期は、もう過ぎてしまった。住民投票や解職請求が今の段階でどれだけ有効か。むしろ行政システムとしての市町村が生き延びるため、いかに賢く、有利な体制に持っていくか、条件闘争を展開するべきだ」

 地域の将来像をどう描き、どんな政治や行政の仕組みを構築するか。最終的にすべての鍵を握り、また原動力となるのは「民意」にほかならない。

610とはずがたり:2004/10/26(火) 23:42
<近畿>滋賀県
>>603-606
余呉・びわ・木之本と湖北の町がならびますねぇ。
彦根は贅沢云ってる場合では無いのでは?

地方債残高、借金が過去最多を更新 滋賀県の市町村 03年度決算概要
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041026-00000072-kyt-l25

 滋賀県は26日、県内市町村の2003年度決算概要をまとめた。地方債(借金)残高は計5699億700万円で、3年連続で過去最多を更新した。また、県が市町村に単独で支出する補助金は、03年度からの県の財政構造改革によって、前年度比で総額11億600万円(8・7%)減った。
 全市町村合わせた決算規模は歳入5005億6800万円(前年度比2・4%減)、歳出4873億7600万円(同2・2%減)。単年度の実質的な収支は、黒字が大津市や近江八幡市など31市町村、赤字が彦根市(→犬上郡の吸収に難色)や栗東市など19市町。
 歳入は、生活保護費などの増加で国庫支出金が前年度比9・9%増えたが、県支出金は2・9%減った。地方税は3・9%の減少。
 歳出は、公共事業の削減により土木費が8・7%減少。小中学校整備の減少などで教育費も8・5%減った。障害者の支援費制度が新たに市町村の事務となり、扶助費は15・1%増えた。
 財政の硬直度を示す経常収支比率が90%以上なのは、98・4%の虎姫(→長浜市)を筆頭に余呉(→長浜市)、土山(→甲賀市[済])、マキノ(→高島市[決定])、中主(→野洲市[済])の5町。全体では83・4%(同0・1ポイント減)だった。
 予算に占める公債費負担(借金返済)比率が20%を超えたのは、24・7%の余呉(→長浜市)をはじめ、びわ(→長浜市)、朽木(→高島市[決定])、草津、木之本(→長浜市)の5市町村。
(京都新聞) - 10月26日21時52分更新

611とはずがたり:2004/10/27(水) 00:32
<北陸・甲信越>長野県

「新松本市」へ決意 松本など5市村合併調印式
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041026-00000002-cnc-l20
 松本市と梓川、安曇、奈川、四賀の4村との来年4月1日合併を内容とする協定書の調印式が25日、市内のホテルであり、5市村議長の立ち会いの下、協定書に署名した5市村長は握手をして新しい松本市づくりへの決意を示した。

 これまで協議を進めてきた松本西部、松本市四賀村の両法定合併協議会の委員や5市村議ら約200人が調印を見守った。

 松本市の菅谷昭市長は「編入を決めた4村と受け入れを決めた松本市民に敬意を表する」とあいさつ。四賀村の中島学村長は「感激で胸がいっぱい」と述べ、計22回に及ぶ任意、法定の両協議会を振り返った。

 安曇村の上松正文村長は「山岳へき地で積雪寒冷地のハンディを理解してほしい」と述べた。奈川村の勝山吉一村長は「市政運営の中で国道、県道の改良や支所への配慮を」と訴えた。

 梓川村の藤野一康村長は「松本市は県の中心に位置する県内2番目の大都市。調印を新たな出発点に将来喜ばれる地域づくりを進めたい」と抱負を語った。

 調印式では途中、合併反対の市民団体「『ちょっと待って! 市町村合併』勉強会」代表が菅谷市長に直接、異議を唱える場面があった。同団体は同日、5市村の首長や議会に調印の白紙撤回と住民投票の実施を求める請願を提出、菅谷市長から撤回できないとの返答があったためなどとしている。 (松村 裕子)
(中日新聞) - 10月26日11時33分更新

「松本・四賀」と「松本西部」の2法定協が合併調印式 /長野
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041026-00000045-mailo-l20

 「松本市・四賀村」と「松本西部」(松本、安曇、奈川、梓川の4市村)の2法定合併協議会の合併調印式が25日、松本市内で行われ、5市村長が25項目の協定書に調印した。5市村は今月末に開く臨時議会に合併関連議案を提出する予定。県議会の議決などを経て来年4月に県内の自治体では人口で2位、面積で1位の新松本市が誕生する。
 調印式には各市村関係者ら約180人が出席。2協議会長の菅谷昭・松本市長は「歴史に区切りをつけ、編入合併を決断した4村には敬意を表する。1日も早く新市民として一体感を得られるよう努力しなければならない」とあいさつした。
 松本市は02年5月に四賀村と、昨年7月に波田町(今年6月の住民投票で離脱)を含む松本西部4町村と任意合併協を設置。松本・四賀は昨年7月、松本西部は今月4日に法定協に移行し、2協議会で計38回協議した。
 新松本市が発足すると人口は約23万人で、県内では来年1月に合併予定の新長野市に次いで2番目、面積は917・67平方キロで、新長野市を抜いて県内一になる。
10月26日朝刊 
(毎日新聞) - 10月26日17時25分更新

612とはずがたり:2004/10/27(水) 00:34
>>611-612
割と長野県も巧く行ってないねぇ。。木曽市とか諏訪市とか下伊那町とかすぱっと出来たりするとお洒落なんだが。。

編入長野市
2005.1.1長野市, 更級郡 大岡村,上水内郡 豊野町,戸隠村,鬼無里村
★長野地域合併協議会(法定)
※豊野町が長野市に合併協議を申入れ(2002/10/8)
※長野市,豊野町の2市町で任意協議会設置:2002/12/25
※大岡村,戸隠村(2003/3/5),鬼無里村(3/13)が長野市に合併協議を申入れ
※長野市,大岡村,戸隠村,鬼無里村の4市村で任意協議会設置:2003/4/17
※大岡村の合併の是非を問う住民投票の結果「賛成(61.1%)」「反対(38.9%)」(2003/11/30)
※5市町村で法定協議会設置:2003/12/22
※新市名:長野市(ながのし)
※新市役所:現・長野市役所
※合併協定調印式:2004/5/17
※合併関連議案を5市町村が可決:2004/6/17〜28
※合併関連議案を長野県議会が可決:2004/10/8
(推) 379,746 (国) 378,932 737.86

編入松本市
2005.4.1松本市, 東筑摩郡 四賀村,南安曇郡 奈川村,安曇村,梓川村
★松本市・四賀村合併協議会(法定)
★松本西部合併協議会(松本市・奈川村・安曇村・梓川村)(法定)
※四賀村が松本市に合併協議を申入れ(2002/3/29)
※松本市,四賀村の2市村で任意協議会設置:2002/5/25
※松本市が波田町,山形村,奈川村,安曇村,梓川村に合併協議を申入れ(2002/7/5と2003/1/9)
※松本市が三郷村に合併協議を申入れ(2/17),三郷村▲が拒否(7/30)
※松本市,奈川村,安曇村,梓川村,波田町の5市町村で研究会設置:2003/4/15
※四賀村を除く5市町村で任意協議会設置:2003/7/25
※法定協議会「松本市・四賀村」設置:2003/7/1
※合併の是非を問う住民投票の結果(梓川村は住民アンケート)
※波田町:「賛成(46.3%)」「反対(53.7%)」(2004/6/27)
※梓川村:「賛成(44.9%)」「反対(43%)」(2004/6月)
※奈川村:「賛成(67.1%)」「反対(32.9%)」(2004/7/11)
※波田町が合併協議から離脱を表明(6/28),波田町▲が離脱(7/13)
※法定協議会「松本西部(4市村)」設置:2004/10/4
※合併協定調印式:2004/10/25(2協議会とも)
※合併関連議案を長野県議会は12月議会で審議予定
※東筑摩郡波田町▲,朝日村▲,山形村▲は単独村制継続へ
(推) 228,977 (国) 229,033 917.67

波田町▲,朝日村▲,山形村▲,三郷村▲が参加しないため安曇村,奈川村とは梓川町で辛うじてつながるいびつな形になってしまったなぁ。

こういう反対のための反対が生き甲斐になっちゃってる(←予断と偏見による独断)ような連中はどうしようもねぇなぁ。
>合併反対の市民団体「『ちょっと待って! 市町村合併』勉強会」代表が菅谷市長に直接、異議を唱える場面があった。

613とはずがたり:2004/10/27(水) 20:38
【和歌山県合併進展状況】
白浜と日置川が決まれば最悪でも9市20町村に纏まりそうである。
有田3市町,日高3町,古座川,すさみ,北山,紀伊勝浦・太地などが纏まれば9市12町村ぐらいまでになったのだけど。。

=和歌山地域=
和歌山市

=紀ノ川地域=
<那賀地区>
岩出市
紀ノ川市(岩出町を除く那賀郡)
<伊都地区>
伊都郡 かつらぎ町(かつらぎ・花園)
伊都郡 高野町(九度山・高野)
橋本市(橋本・高野口)

=県中南部=
<海草地区>
海南市(海南・下津)
海草郡 紀美野町(野上・美里)
<有田地区>
有田市 (有田・湯浅・広川:合併後の財政問題などで協議が難航)
有田郡 湯浅町(有田・湯浅・広川:合併後の財政問題などで協議が難航)湯浅は将来の合併を視野に
有田郡 広川町(有田・湯浅・広川:合併後の財政問題などで協議が難航)
有田郡 ○○町(吉備・金屋・清水)
<日高地区>
御坊市 御坊・美浜・日高・由良(→三町が拒否(03/6/5))
日高郡 印南町
日高郡 日高町 単独?←日高+由良(04/10断念)←美浜+日高+由良(04/5/31協議会解散)
日高郡 由良町 日高・由良←美浜・日高・由良(04/5/31協議会解散)
日高郡 美浜町 美浜・日高・由良(04/5/31解散←基金や上下水道事業に関する調整が難航。美浜のせい?)
日高郡 日高川町(川辺,中津,美山)
<西牟婁地区>
日高郡 みなべ町(南部・南部川)
田辺市(田辺,龍神,中辺路,大塔,本宮)
西牟婁郡 上富田村
西牟婁郡 白浜町(白浜,日置川) 合併を忌避?
西牟婁郡 すさみ町 白浜町(白浜,日置川)に参加?
<東牟婁地区>
西牟婁郡 串本町(串本,古座) 古座川が離脱←串本,古座,古座川
東牟婁郡 古座川町 単独へ←串本,古座,古座川
東牟婁郡 紀伊勝浦町 太地が離脱←紀伊勝浦・太地
東牟婁郡 太地町 単独へ←紀伊勝浦・太地
東牟婁郡 北山村
新宮市(新宮・熊野川)

参考
http://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/010600/gyousei/gappeitop.htm

614とはずがたり:2004/10/27(水) 21:01
>>613-614

http://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/010600/gyousei/youkou/youkou03.html
和歌山県HPの市町村の合併パターン

これに依ると広域市町村圏と>>613の対応関係はほぼ以下の通り

和歌山広域市町村圏 …和歌山市・那賀郡・海南市・海草郡(4市1町)
橋本広域市町村圏 …橋本市・伊都郡(1市2町)
有田広域市町村圏 …有田市・有田郡(1市3町)
御坊広域市町村圏 …御坊市・日高郡(1市6町)
田辺広域市町村圏 …田辺市・西牟婁郡(1市2(1〜3)町1村)
新宮広域市町村圏 …新宮市・東牟婁郡(1市4町1村)

ただし那賀郡は紀ノ川市と岩出市,(新)串本町は東に算入。西牟婁郡の2町は白浜・日置川・すさみの合併で変動。

御坊と美浜とかないのかな?単独を敢えて選択した北山・古座川・印南は確固たる財政基盤があるのか?更に協議が破綻した有田・湯浅・広川・由良・日高・美浜あたりはどうなんだ?

最終的には広域市町村圏毎に6市に再編されたら県廃止道州制移行か。

615とはずがたり:2004/10/27(水) 21:40
【静岡県合併状況】
=静岡地区=
静岡市(静岡・由比・蒲原)>>544 >>553

=県中部地区=
このまま行くと3市4町へ再編。川根・吉田の動向如何では3市2町(藤枝焼津市・島田市・牧之原市・榛原郡川根本町・志太郡大井川町)も

>>188
志太地域:藤枝焼津市?,大井川町
大井川町は離脱(>>106)。 >>335藤枝市長は2市1町での協議継続に強い意欲。焼津市長は慎重。焼津市議会最大会派は推進。

島田地域:島田市(島田→川根),牧之原市,榛原郡 吉田町(吉田→牧之原?),川根町(川根→川根本>>467),川根本町 

=中東遠地区=>>168
磐田市,掛川市,袋井市,菊川市,御前崎市,周智郡森町の5市1町に再編へ

=西遠地区= >>317 >>334 >>544
浜松市,湖西市,浜名郡新居町の2市1町へ再編へ

=富士地区=
富士市・富士宮市・庵原郡 富士川町・富士郡 芝川町 2市2町の大同合併はあるのか?
※富士宮・芝川町二市町合併は断念。富士市・富士川町の二市町合併も特例法期限内には困難に>>335

=県東部地区=>>256(沼津と清水) >>544
沼津市・三島市・裾野市・御殿場市・伊豆の国市・駿東郡 清水町・長泉町・小山町・田方郡函南町
の5市4町。大同合併して政令指定都市の話しもあるが,現実的には裾野市・御殿場市・駿東郡 長泉町・小山町の二市二町合併等か?

=伊豆地方=
熱海市・伊東市・伊豆市・下田市・加茂郡 東伊豆町・河津町・南伊豆町・西伊豆町・松崎町の4市5町。

伊豆地方は合併協議崩壊が相次ぎ熱海市・伊東市・下田市・東伊豆町・河津町・南伊豆町・松崎町が単独市制・町制へ。特に下田市は下田・東伊豆・河津・南伊豆で協議をしていたが東伊豆・河津と協議離脱,南伊豆も離脱へ>>335 >>497

616とはずがたり:2004/10/28(木) 00:03
http://www.fsinet.or.jp/~s-163/sida5.htm
 ★志太合併協議会経過★ (その1)             
H16年6月24日
焼津市・藤枝市・岡部町の2市1町で合併協議再開 
[新聞記事]2004.6.25〜      
藤枝、焼津、岡部/合併協議・半年ぶり再開

新市財政枠組み公開
 志太郡大井川町の離脱で、藤枝市、焼津市、志太郡岡部町の枠組みとなった「志太合併協議会」(旧志太二市二町合併協議会)が二十四日、藤枝市青木の小杉苑で、半年ぶりに協議を再開した。
 会議の冒頭で、協議会長の松野輝洋藤枝市長がこれまでの経緯を説明したうえで「合併特例法期限を考えると、大井川町の復帰を促しつつも二市一町による協議再開もやむを得ない」と再開理由を話し、「半年間にわたって市民、委員の皆さんに多大の心配をおかけしたことにおわび申し上げます」と陳謝した。
 協議会規約の変更案や本年度予算など十二件が上程され、すべて原案通リ承認した。合併の方式は「新設合併」とした。合併の期日を「平成十八年一月一日」とする事務局案など、次回協議予定の六件も提案された。また、大井川町の離脱の原因とされた合併後の新市の財政フレームも公開し、委員に理解を求めた。
次回協議会は七月二十八日午後一時半から、焼津市の焼津グランドホテルで開かれる。

[2004年7月29日(木)] 静岡
新市名 現市町名は除外
志太合併協 期日、18年1月1日
 焼津、藤枝、岡部二市一町の志太合併協議会が二十八日、焼津市浜当日の焼津グランドホテルで開かれ、新市の名称を検討する前提として、現在の市町の名称は候補対象とせず、新しい名称を選ぶことを決めた。協議会内に小委員会を設置し、新名称を一般公募して候補を五点以内に絞った後、あらためて協議会で決定する。
 合併期日は平成十八年一月一日とすることも決めた。
①新市にとって初の年度始めとなる十八年年四月までに準備調整期間が確保できる
②新市への移行作業が年末年始の閉庁時を利用できる
③元旦の区切りが記念日として住民に分かりやすい
などとして提案された事務局案が了承された。
 名称選定で現在の市町名を含めずに検討することに異論は出なかった。
現在の各市町の名称にはそれぞれに長い歴史と個性があり、一つに絞り込むのは困難とする意見や、対等合併の趣旨を踏まえて新名称とするべきなどの意見が藤枝、焼津両市の委員から出た。この決定で新市の名称に「藤枝」「焼津」「岡部」のいずれかが選ばれることは除外された

[2004年9月12日(日)]静岡
2市1町の合併反対/焼津水産会が表明/住民投票要望も視野
 会見する焼津市内の水産加工業などの組合代表者6氏=同市小川の焼津市魚仲水産加工組合小川支所 焼津市の水産加工などの十組合が加盟する焼津水産会(会長・村松善八焼津水産加工センター理事長)は十一日、焼津市小川の焼津市魚仲水産加工組合小川支所で記者会見を開き、▽現在、法定合併協が進行中の焼津・藤枝・岡部二市一町による合併に反対する
▽焼津市内の水産企業の多くが進出する大井川町との合併を要望する−
など同会の考え方を明らかにした。
 会見では住民投票の実施を求める署名運動の展開も視野に入れ、市内の各方面に賛同を呼び掛けていく方針も表明した。同会は加盟十組合の全代表者による役員会を十一日までに四回開き、市、市議会、焼津商工会議所に近く提出する申入書をまとめた。
 二市一町の法定合併協は現市町名を新市名に採用しないことを決め、十五日から新市名称の公募を始める。同会の申入書は「地域ブランドの『焼津』を放棄し、多大な損失を負う二市一町合併に強く反対する」とし、「焼津市」の名称が消滅することへの危機感を強調している。
 会見には加盟組合の代表六氏が出席。法定合併協が進行する中での突然の反対表明に出席者らは「(表明が)遅かったことは十分承知しているが、黙ってはいられなくなった」「われわれには全国ブランドの焼津をつくってきた自負がある」などと語った。

617とはずがたり:2004/10/28(木) 00:05
http://www.fsinet.or.jp/~s-163/sida5.htm
 ★志太合併協議会経過★ (その2)

[2004年9月28日(火)]静岡
大井川町復帰に努力/焼津水産会に回答/戸本市長
 焼津市内の水産加工など十組合が加盟する焼津水産会(会長・村松善八焼津水産加工センター理事長)が志太二市一町(焼津、藤枝、岡部)の合併に反対し、大井川町との一市一町合併を求めているのに対し、戸本隆雄市長は二十七日、「二市二町の合併を目指し、大井川町に復帰の働きかけを継続していく」と回答した。
 戸本市長は同会幹部と同日、市役所で約一時間意見交換し、「『焼津市』はなくなるが、市の発展を支えてきた焼津漁港や水産加工品の焼津ブランドは変わらない。水産業が新市の産業の中心的役割を果たすよう、重点施策に位置づけていく」と理解を求めた。
 さらに、志太中央幹線、150号バイパス延伸など広域事業の推進や地方分権の流れの中での行財政基盤強化の必要を説いたが、焼津水産会の代表者らは市名の「焼津市」を失うことの業界の痛手を強く訴えた。
 同会は住民投票の実施を求める署名運動を視野に入れている。「めちゃくちゃになる前に話し合いで良い方向にしないと」 「市長は何期務めるか知らないが、われわれはずっと水産業をしていく。焼津の水産が滅びたらどうしてくれる」と迫る場面もあった。戸本市長は同会と今後とも話し合う事を約束し、「(大井川町に)何が何でも(合併の枠組みに)戻ってきてほしい、という気持ちは変わらない」と繰り返した。

[2004年9月30日(木)]静岡
議員定数 また結論出ず
藤枝市、焼津市、岡部町の合併を協議する第八回志太合併協議会が二十九日、藤枝市青木の小杉苑で開かれた。前回協議会(八月二十五日)で継続審議となった新市議会議員の定数・任期に合併特例を適用するか否かについて、長時間の議論を交わしたが、またも結論が出ず、継続審議となった。岡部町と藤枝市の議員、藤枝市の経済界、住民代表は「(新市で議員数が激減する)岡部町に配慮すべき」「円満に合併するために現在の議員が一定期間残った方がいい」と議員在任特例を適用するよう主張した。一方、三市町の青年代表や女性代表は「合併の目的は行財政改革であり、在任特例は住民感情から受け入れられない」などと訴えた。焼津市の議員からは「特例の必要性を理解してもえなければ、適用しないこともやむを得ない」との意見も出た。
 前回協議会で「次は一定の方向性を出す」ことを条件に継続審議としたにもかかわらず、今回も両者はほぼ同じ主張を繰り返し、議論の内容もほとんど進展がなかった。三首長は協議の上、この日の採決は避け、再び結論を次回に持ち越した。
 また、新市発足時の事務所の位置については、小委員会を設置して検討し、最終的に協議会で決定することとした。協議会は協議事項が予定通りに消化できていないことから、次回の協議会を十月十二日午後二時から、焼津グランドホテルで開くことを決めた。
″焼津″字名に残して/委員が提案、水産会に配慮
二十九日に藤枝市内で開かれた志太二市一町合併協議会で、焼津市の委員から」 「新市の名称の後に現在の焼津地区は『焼津』の地名を残してもらたい」と、字名の頭に「焼津」を残すよう検討を求める発言があった。法定協の場でどう取扱うかは今後協議される。水産加工業などによる焼津水産会が「焼津市」の名を失う業界のダメージに強い懸念を表明しているのに配慮し、石田稔委員(焼津商工会議所会頭)が提案した。例えば現在の「焼津市新屋」なら、新市で「○○市焼津新屋」とする提案。
石田委員は「焼津の名が消えたら商売にならないと深刻に受け止められている。名が消えない安心感を与えるために検討を」と述べた。焼津水産会は「焼津市」の名前が消えることを最大の理由に二市一町の合併に反対している。

618とはずがたり:2004/10/28(木) 00:06
>>616-618
<中部・東海>静岡県志太地域

http://www.fsinet.or.jp/~s-163/sida5.htm
 ★志太合併協議会経過★ (その3)

[2004年10月13日(水)] 静岡
在任特例適用せず/志太合併協全会一致で決定
藤枝市、焼津市、志太郡岡部町の合併を協議する第九回志太合併協議会が十二日、焼津市の焼津グランドホテルで開かれた。新市議会議員の任期は、合併特例法に定められた在任特例を適用しないことを決めた。新市議会の定数は小委員会を設置し、検討する。
 任期は議員らと住民・青年代表らの意見が対立し、前々回、前回と二回にわたって継続協議となっていたが、この日の協議で、三市町の議員が要望を取り下げたため、全会一致で適用しないことが決まった。
 焦点は十万人都市の藤枝、焼津との合併によって議員数が激減する岡部町への配慮だった。議員らは「激変緩和の観点からも適用を」と求めてきたが、住民代表らは「合併の目的は経費節減」と反対。最終的に岡部町の青年・経済界代表らも反対に回った。入野岡部町議長は「市民感情が適用反対に強く傾斜している。合併を推進するためには次に進まなければならない」と述べた。岡部町議員に同調してきた舘正義藤枝市議長は「二市一町をすべて公平にすることがいいのかは分からないが、現状ではやむを得ない」と語った。

[2004年10月15日(金)] 静岡
焼津市長/「合併は2市1町で」
商議所集約にあらためて表明
 戸本隆雄焼津市長は十四日開かれた焼津商工会議所との懇談会で、志太二市一町(焼津、藤枝、岡部)の合併について、「当面は二市一町で進める一方で、大井川町にも復帰を働き掛けていくという考えで当分いきたい」と従来からの姿勢をあらためて伝えた。
 焼津商議所が「合併ありき、合併期限ありきではなく、良く議論を深めるため、合併協議会の一時休止も視野に対応を」などと意見集約したのに対し、戸本市長は「合併ありき、合併期限ありきではない」「ただがむしゃらに進むのでは悔いを残すということは承知している」と答えた。市長は来年度の市の算編成作業の中でも既に国の補助金削減の方針が影を落としていることを明かしたほか、将来の市財政に負担を掛け過ぎないよう合併特例債の活用は慎重に検討していく方針も示し、合併の必要性に理解を求めた。

619とはずがたり:2004/10/28(木) 00:15
大井川は焼津+大井川,藤枝+岡部という組み合わせを検討した節もあるのか。

http://www.iso-ya.com/topic/kennai/tp031208.html
大井川町が法定合併協から離脱の意向
 志太二市二町合併 藤枝・焼津・岡部・大井川
多額の負債を抱える藤枝市への不安

 大井川町の池谷薫町長は、15年12月5日開かれた町議会全員協議会で藤枝市、焼津市、岡部町、大井川町の2市2町でつくる法定合併協議会から「離脱も考慮」していることを明らかにした。これに対し「議会側からは強い異論はなく、大筋で了承した」。

 15年12月6日から始まった町内の合併問題説明会で池谷町長と同席した池田助役は「藤枝市は小学校の耐震化をほとんどやっていないのに、運動公園は130億円かけて造る。不要不急のものを合併前に借金して造り、必要なものは合併後にやろうという姿勢だ」と藤枝市を批判した。

 さらに、池田助役は焼津市を中心とした合併の方向で進める意向を示した上で、「大井川町が独断専行で離脱しようとしているわけではない」と、新しい組み合わせでの再協議の可能性を示唆した。

財政問題を協議してこなかった合併協

 藤枝市、焼津市、岡部町、大井川町の志太2市2町は、14年7月から15年6月まで任意合併協を開き、住民への説明会も行ってきた。

 15年6月に実施した住民アンケートでは全回答の7割以上が、法定合併協議会への移行を支持したこともあり、15年9月には法定合併協を発足させ、合併の期日を17年3月までと決めていた。

 しかし、合併協は新市の名称の公募など、新市発足にむけた協議を進めていたが、ごみ処理や電算システムの統合など、新市の財政に大きく関わる問題で、大井川町と藤枝市の間で意見の違いが際だってきた。

 15年11月28日に開かれた第3回協議会で、大井川から協議の猶予を求める提案がなされ、予定していた協議は行われなかった。大井川町が法定合併協から離脱すると、静岡県内では初めてのケースとなる。

(03年12月8日)

620とはずがたり:2004/10/28(木) 00:23
>>616追加
焼津水産業界の反対運動が一番大きいなそれか
>市議十二氏が姿を見せた。うち共産二氏、無所属一氏が署名運動の展開に賛意を示した一方、合併協委員の市議は合併の必要性を説いた。
>保守系を含むほかの多くの市議は「皆さんの意見をよく聴きたい」などと述べるにとどまった。

字名に焼津を残す提案をしたり(>>617)と不安解消に勤めてるようだが。。

合併是非の住民投票を 焼津水産会が署名活動へ
http://www.digisbs.com/local_politics/20041020000000000016.htm

 焼津市内の水産加工など十組合でつくる焼津水産会(会長・村松善八焼津水産加工センター理事長)は十九日までに、志太二市一町(焼津、藤枝、岡部)の合併に反対する立場から、合併の是非を問う住民投票の実施を目指す住民署名運動を展開することを決めた。
 十八日夜に焼津市焼津の鰹節会館で開いた同会の全体集会で方向付けをした。署名活動の具体的な期間や条例制定案の策定などの詰めの作業に入る。選挙中に署名活動が法令で禁止されている期間を避け、同市の市長選(十一月二十一日告示、二十八日投票)の後にも本格的に活動を展開する見通しとなる。
 焼津水産会は九月十四日、市と市議会に対し、現市名の「焼津市」がなくなることによる水産界の「焼津ブランド」喪失のダメージなどを理由に、二市一町合併に反対する考えを正式に伝えている。
 十八日の集会には同会に加盟する事業所の従業員ら約二百人が参加したほか、市議十二氏が姿を見せた。うち共産二氏、無所属一氏が署名運動の展開に賛意を示した一方、合併協委員の市議は合併の必要性を説いた。保守系を含むほかの多くの市議は「皆さんの意見をよく聴きたい」などと述べるにとどまった。

>>619
これから大井川・焼津・藤枝手を携えてインターも作って行かなきゃならないその時にねぇ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1070022351/164

621とはずがたり:2004/10/28(木) 00:24
結局後は新市名と暫定市役所の位置か。

議員の在任特例適用しない決定/志太合併協
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news02.asp?c=20&amp;kiji=120

 藤枝、焼津、岡部の2市1町による志太合併協議会は12日、新市誕生後の議員について在任特例など合併特例法を適用しないことを決めた。定数は小委員会を設けて協議することにした。これまでの協議会で「合併後の状況を見極める必要がある」などとして、在任特例を求める意見もあり継続になっていた。

 10年以内に建設する新庁舎の時期や場所、規模に関する問題は「合併後、合併協の委員構成を基本とし、市民参加による審議会を速やかに設置し、審議する」とし、場所は「合併前の各市町の事務所の位置以外の場所を基本とし検討する」ことを付記した。
(10/13)

622とはずがたり:2004/10/28(木) 02:47
【山梨県下合併構図】>>622-623
=甲府地域(2市)=
甲府市 >>365(東八代郡 中道町,芦川村との合併は破談)(+西八代郡 上九一色村?)
甲斐市 (中巨摩郡 竜王町, 敷島町, 北巨摩郡 双葉町)

=県東部地域(3市1町5村)=
<北都留地域>
大月市 合併特例法期限内での合併を断念,単独市制継続へ
上野原市 2005.2.13新設 南都留郡 秋山村,北都留郡 上野原町
北都留郡
 小菅村 住民アンケートの結果,東京都青梅市や奥多摩町との越県合併を望む意見が約6割
 丹波山村 住民アンケートの結果,東京都青梅市や奥多摩町との越県合併を望む意見が約8割
<南都留地域>
富士吉田市
都留市 2005.10.1新設 都留市, 南都留郡 道志村 >>375トンネル建設が合併の条件に
南都留郡
 富士河口湖町 南都留郡 河口湖町, 勝山村, 足和田村(+西八代郡 上九一色村?)
 西桂町
 忍野村
 山中湖村
 鳴沢村

=峡東地域=(3市)
<東山梨郡>※春日居町は笛吹市へ
山梨市 山梨市,東山梨郡 牧丘町,三富村
塩山市 塩山市,東山梨郡 大和村,勝沼町
<東八代郡>>>347市外局番 >>478合併後問題山積み
笛吹市 春日居町,石和町,御坂町,一宮町,八代町,境川村,(中道町,芦川村)
※東八代郡 中道町,芦川村も参加を希望中
※春日居町は東山梨郡,東八代郡豊富村は中巨摩郡 玉穂町,田富町と合併協議へ。

=峡西地域=(1市)
南アルプス市 中巨摩郡 白根町, 若草町, 櫛形町, 甲西町, 八田村, 芦安村
※中巨摩郡 玉穂町,田富町は笛吹市へ。竜王町, 敷島町は甲斐市へ。南巨摩郡増穂町が合併をを希望
○○市  東八代郡 豊富村,中巨摩郡 玉穂町,田富町
※中巨摩郡3町(玉穂,田富,昭和)での協議中,西八代郡三珠町の参加を拒否。
※昭和町結局離脱。東八代郡から
中巨摩郡 昭和町 玉穂・田富の合併から離脱,当面の間,単独町制継続へ

=峡南地域=(6町)>>457峡南北部合併協(増穂,鰍沢,市川大門,三珠,六郷)の帰結
<西八代郡・南巨摩郡>
○○町 西八代郡 三珠町,市川大門町,六郷町 >>478
身延町 西八代郡 下部町,南巨摩郡 中富町,身延町 新町の所属は南巨摩郡
南部町 南巨摩郡 南部町, 富沢町
早川町
鰍沢町
増穂町 増穂町長は南アルプスとの合併を望む。南アルプス市は合併に慎重。
※早川町,鰍沢町,増穂町は南巨摩郡

=峡北地域=(2市1町)
韮崎市
北杜市 2004.11.1北巨摩郡 明野村,須玉町,高根町,長坂町,大泉村,白州町,武川村
北巨摩郡 小淵沢町 >>402 >>404 >>415 住民投票の結果賛成多数だが合併は否定される

623とはずがたり:2004/10/28(木) 02:47
【山梨県の地域分け】

・甲府
・中巨(中巨摩郡)
・峡北(北巨摩郡)
・峡東(東八代郡・東山梨)
・峡南(西八代郡・南巨摩郡)
・南都
・北都
http://www.nns.ne.jp/ass/nasi-pta/www/sosiki.html
 |
地名(郡名)で変換するとこんな感じか
 ↓
●山梨(甲府・塩山・山梨:4市)
●巨摩(北杜・韮崎・南アルプス・身延:3市5町)
●八代(笛吹・市川大門:1市1町)
●都留(大月・都留・富士吉田:3市1町5村)
※巨摩は南北に長すぎるし八代は東西に長すぎると云うことか。特に西八代と南巨摩が一体か>>457
 |
3つに分けるケースはこんな感じかな?
 ↓
◆甲府・東山梨…4市
◆巨摩・八代…4市6町
◆都留…3市1町5村

625名無しさん:2004/10/28(木) 06:42
静岡県東部の状況をちょっとレスしておきます。
駿東地区はどこも財政わりと良いんですね。で、お上のアメとムチは余り利かない
わけです。そして、財政の良くない三島市の面倒を見るのは真っ平御免、とどこも
思っているわけです。
だから三島市長が「東部で政令指定都市!」「三島・長泉・清水・函南で!」と
盛んに大風呂敷を広げていますが、
裾野市「単独でやっていけるし、やるなら駿東の枠組みで」
長泉町「そのうち単独で市になれる勢いだよウチ」
清水町「三島とだけで合併するくらいなら単独か沼津とで」
函南町「ウチだけが三島に吸収されるのヤダな…」
沼津市「みんな待ってるよ。ただし沼津中心は譲らないからね、三島さん?」
とつれなくされています。
個人的には清水町は沼津市に編入かも?程度で御終い、と思ってます。

626とはずがたり:2004/10/28(木) 18:36
三島の「合併論議」は今?(三島市議会議員下山かずみ女史(共産)のHP)
http://www2.tokai.or.jp/kazumi98/box20.htm

□6月議会で「合併問題特別委員会」を設置

 三島市議会は、今年6月の定例議会で「合併問題特別委員会」を設置。(委員11名。日本共産党議員団からは下山議員が参加)。
 下山議員の6月議会での一般質質問に対し、小池市長は政令指定都市構想の対象となる自治体の”首長に温度差がある”ことは認めたものの、”政令指定都市づくりは必要”と強調していました。

小池市長が合併構想を大きく転換
 ところが、7月27日に開かれた市議会の「第3回合併問題特別委員会」に出席した小池市長は、”10年を目途にした政令市は難しいのではないか。しかし、政令指定都市は将来的には必要”とこれまでの主張をトーンダウンさせる一方で、”近隣の町との小規模の合併も選択肢の一つ”と説明。これは、商工会議所などがすすめる「2市3町(2町)」合併に賛成とも受け取れる発言で、従来の政令指定都市構想からの大きな転換です。

□東部地域の合併論議に大きな変化が

 これまで小池市長が示していた「政令指定都市構想」の合併対象自治体のうち、裾野市・御殿場市・小山町は独自に「広域行政研究会」をつくる動きがあります。そのため、事実上、沼津・三島・函南・清水・長泉の2市3町が残った形になっています。

□清水町で「法定合併協議会の設置、住民発議」の動き、三島市にも要請

 清水町では「行政課題検討協議会」(杉山憲夫会長)が設置され、すでに「2市2町又は2市3町の法定合併協議会の設置をめざすことを盛り込んだ会長私案」をまとめて、沼津市に提示し、さらに長泉町・函南町・三島市などを訪れて考え方を説明してます。
 これに対し、函南町長は賛同を示しましたが、長泉町長は慎重姿勢で、三島の小池市長も清水町側の説明に直ちに呼応する動きはみせていません。

「駿豆合併推進協議会」設置の動き
 また、沼津・三島など2市3町の商工会議所・商工会などで組織する「駿豆地域市町村合併推進協議会」が設置され、合併推進のために住民参加をすすめていく考えも示されています。

□現実味を帯びてきた三島の合併論議に、住民の立場からの提案を

 三島市には、すでに昨年7月に市内の29団体の代表者等で構成する「市町村合併を推進する会」(代表幹事・峰田武商工会議所会頭)が設立され、周辺市町村の関係団体との連携で合併推進の動きを強めています。
 三島市が今年4月に実施した市町村合併がテーマの『市長と語る「市民ふれあいトーク」』は、概ね組織された585名(市民の約0.5%)が参加しましたが、市民の間での合併論議を興すことにはなりませんでした。
 一方、市町村合併に慎重もしくは反対などの姿勢の立場の組織や運動の立ち上がりは見受けられません。

627とはずがたり:2004/10/28(木) 18:36

>>626-627
●小池三島市長:政令指定都市を進める─04.7→2市3(2)町合併推進もあり
●三島市議会最大会派「緑水会」:沼津を除いた1市3町の枠組み(04.10.24)
●沼津・三島など2市3町の商工会議所・商工会など:「駿豆地域市町村合併推進協議会」が設置され「2市3町(長泉町を除く2町)」合併推進
●清水町:「行政課題検討協議会」(杉山憲夫会長)が設置され、すでに「2市2町又は2市3町の法定合併協議会の設置をめざすことを盛り込んだ会長私案」をまとめて、沼津市に提示し、さらに長泉町・函南町・三島市などを訪れて考え方を説明してます。
●函南町長:清水町の動きに賛同。
●長泉町長:慎重姿勢。

10月21日 合併問題特別委員会での緑水会の意見説明
http://www2.tokai.or.jp/kazumi98/nissi3.htm#10.21
 市議会では第7回「合併問題特別委員会」が開かれました。今回から各会派ごとに合併についての考え方を報告することになり、まず最大会派の「緑水会」から行われました。緑水会は、政令指定都市を目標とするが、当面三島・函南・清水・長泉の「一市三町」の合併をめざす。その理由として、①水や箱根山麓を共有する将来のまちづくり、②スケールメリット-自治体の規模、③事業所税賦課への懸念、④市民アンケートの結果を重視、⑤広域連携などをテーマにして自論が報告されました。これに対し、各委員から、沼津市を合併の対象から外した理由、事業所税の問題、市民生活などについて質問がされました。私は、沼津市が鉄道高架事業で多大な債務を負うことへの見解や、財政シミュレーションの検討の有無などについて質問しました。緑水会からは、多大な債務への懸念よりも事業所税の賦課の問題が重要、財政シミュレーションの検討はしていない、との回答がされました。▼全体として、水や箱根山麓などの自然環境の共通性や、新幹線三島駅を核とした都市再開発・産業振興を中心とした合併論と受けとめました。

628とはずがたり:2004/10/28(木) 18:37

●長泉町がちょっと裕福な分、一歩引いている感じもする。がんセンターもでき、自信を深めてもいる。
●合併実現のカギは沼津と三島。両市が一つになれば、長泉も「他と一緒になる」とは言えないでしょう。しかし、民間のシンクタンクの調べだと、合併相手に、三島市を考える沼津市民は多いが、沼津市を考える三島市民は少ない。
●沼津商工会議所会頭「結果としてなるのは構わないが、最初から何が何でも政令指定都市、というのは間違っている。」

沼津商工会議所  諏訪部 恭一会頭
http://www.chunichi-tokai.co.jp/keizai/interview/2003_020.shtml

「合併の必要性 住民にも」
 合併論議が低調な静岡県東部で、沼津地域の31民間団体が「市町村合併を推進する会」を立ち上げた。トップの代表幹事に選ばれたのが、沼津商工会議所の諏訪部恭一会頭。沼津、三島、清水、長泉、函南の2市3町の枠組みで、行政や議会に働きかけていく。民間の旗振り役となった諏訪部会頭に、実現の可能性などを聞いた。(聞き手・服部利崇)
 ―裕福とされる県東部で、なぜ合併を。
 生活の行動範囲が隣接自治体にまで及ぶようになり、沼津市も今より大きな規模が自然の姿になっている。少子高齢化や地方分権の時代にふさわしい「かたまり」にするため、東部でも合併が必要です。
 ―二市三町という枠組みの理由は。
 四市六町の商議所・商工会でつくる駿豆地区商工振興懇話会で研究してきたが、懇話会メンバーの御殿場市や小山町を含めた姿ではまとまらなかった。そこで『自分で合併する相手を見つけ、話をしていかないと始まらない』と呼びかけたところ、二市三町の枠組みができた。
 ―二市三町は一枚岩か。
 長泉町がちょっと裕福な分、一歩引いている感じもする。がんセンターもでき、自信を深めてもいる。その一方、二市二町が一つになった時、置いてきぼりになるとの危機感も抱いている。
 むしろ合併実現のカギは沼津と三島。両市が一つになれば、長泉も「他と一緒になる」とは言えないでしょう。しかし、民間のシンクタンクの調べだと、合併相手に、三島市を考える沼津市民は多いが、沼津市を考える三島市民は少ない。両市民に思惑の違いがある以上、一緒になれるところまで(問題意識を)深く掘り下げるには、時間も多少かかるだろう。
 ―とはいえ、いつまでも話し合っているわけにもいかない。
 三年ぐらいの間に結論を出さないといけないでしょう。
 ―そもそも、住民は合併を必要と考えているのでしょうか。
 沼津でできた「推進する会」と同じような組織が、今度三島にもできます。合併の必要性について経済界は共通の認識を持っていますが、住民は無関心です。ですが、これからは自分の財源で自分の町を運営していかなければならない。合併は本質的に、自分たちの生活に結びつく問題なんだ、という訴えかけを、推進する会などでしていこうと思っている。
 ―沼津市の斎藤衛市長は段階的に合併し、七十万人の政令指定都市を目指すと言っています。
 結果としてなるのは構わないが、最初から何が何でも政令指定都市、というのは間違っている。(二市三町の)四十万人という人口も、規模として小さくはない。四十万人で運営できないとなった時、さらなる合併を考えればいい。
■略歴■ すわべ・きょういち 1940年12月、富士市生まれ。62歳。沼津商高を卒業後、沼津信用金庫に入庫し、95年から理事長。2001年11月に沼津商工会議所会頭に就任。沼津市真砂町。
(2003年6月23日掲載)

629とはずがたり:2004/10/28(木) 18:44
>>625
情報ありがとうございます。調べてみました>>626-629
県東部の北部の裾野・御殿場辺りは首都圏の外縁部として246沿いに発展してますし,南部は三島と沼津の主導権争いがあるので巧く行かないだろうと思ってましたが,2市3町での合併の動きが存外に沢山あるようで少々安心しました。三島が財政難で求心力がないとするなら案外順当に沼津・三島・函南・清水の2市2町なら,巧く行けば長泉も含めた2市3町が,実現するかもしれないんですね。
三島が沼津の高架化を持ち出して財政難の非難合戦にならなけりゃ良いんですが。

●清水町試算:2市3町で一年間に約三十三億円の経費節減が可能また、長泉町を除く二市二町で合併した場合でも、同様の試算で年間二十二億五千万円の経費を削減できる

2市3町合併 経費節減 年間33億円 清水町が独自試算公表
http://www.shizuokaonline.com/local_east/20041001000000000018.htm

 清水町は、二十九日夜に町公民館で開いた「市町村合併地区懇談会」で、二市三町(沼津、三島、函南、長泉、清水)で合併すると、一年間に約三十三億円の経費節減が可能になる―という町独自で試算した結果を明らかにし、広域合併の重要性を訴えた。
 説明によると、二市三町で合併した場合、一般職員は約二百七十人の削減が可能で、十年間で五十三億円減らすことができる。自治体の四役の給料や経費は、年間で一億四千万円、議員も法定数の四十六人にすれば、一億三千万円、それぞれ減らすことができるという。そのほか、各自治体で重複している事務を統合することで、年間二十五億円の節減が可能とみている。
 また、長泉町を除く二市二町で合併した場合でも、同様の試算で年間二十二億五千万円の経費を削減できるとした。出席者からは「新庁舎の建設など、合併によって、逆に経費が増えることもあるのでは」との意見もあった。
 国の三位一体改革などで、平成二十年度以降は地方交付税が五千万円にまで減ってしまう―との推計も示し、町単独の財政状況の厳しさも訴えた。平井弥一郎町長は「単独で現状の住民サービスを維持することは困難になる。合併は避けることのできない行政課題」と広域合併に対する理解を訴えた。

630とはずがたり:2004/10/28(木) 18:51
函南市町は2市3町に賛成でそれ以上の政令指定都市へ向けた動きには懐疑的というか慎重のようだ。

http://www.town.kannami.shizuoka.jp/hp/page000000600/hpg000000517.htm
市町村合併について私の考え 函南町長 芹澤伸行

1.時代の背景
(略)

2.静岡県東部地域の現状  
東部地域の私たちの町は、東部広域都市づくり研究会(平成11年11月設立)に所属しております。平成14年11月に沼津市長から東部政令指定都市構想の提案があり、平成15年6月に「概ね10年後、政令指定都市を目指す」ことを合意しました。…東部広域都市づくり研究会の合意事項については、私は、将来のことで大変不確実性を感じます。それは、各市町村によって合併に向けてまだまだ温度差があるということを拭い去れないからです。この温度差が東部地域の現状であります。  
一方、住民発議の動きもはっきりしてきました。2市3町(沼津市、三島市、長泉町、清水町、函南町)あるいは2市2町(沼津市、三島市、清水町、函南町)の合併を推進する会もできました。函南町では、平成16年2月に合併を推進する会の設立総会が商工会館で開催されました。
そこで、合併の推進母体としての目的が決議されました。それによると合併の勉強会より一歩進んだ合併促進を主張し、広く住民の参加を呼び掛けるものとなっています。沼津市、三島市の商工会議所、清水町、函南町の商工会の会頭や会長が各会長になっています。枠組みの2市3町、2市2町への問題提起であり、関係市町は、これまでより踏み込んだ議論も必要となると考えます。

3.まとめ  
市町村合併は相手があって成立するものでありますが、当方から意志を表さなければ何も起こりません。私は、基本的に2市3町の枠組みには賛成をします。  
東部広域都市づくり研究会での政令指定都市構想は、現在でも成立要件である70万人にはほど遠く、近い将来人口増は考えられません。構成市町村が1年以内に合併をし、また10年以内に大同合併をするなど住民を混乱に巻き込む最たるものと考えます。北部の2市1町(裾野市、御殿場市、小山町)は地域的共通項のため当面は他の市町村とは無理と考えます。そうなると消去法からいっても2市3町が中核市規模で良いのではないかと思います。
① 函南町民のアンケートは、三島市との組み合わせ42.4%で圧倒的であること。
② この組み合わせで合併した場合の人口は、427,200人で中核市(30万以上)を充分備えている
こと。
③ 社会的生活圏として、人、物の動きに一体感があること。
④ 将来の地域づくりは、現在の東名、第2東名、東駿河湾環状道路を含めると大動脈の背骨が
できること。新幹線の三島駅を中心に東は函南駅、西は原駅まで5つの在来線の駅があり、
そのうえ、三島駅には、伊豆箱根鉄道、沼津駅には、御殿場線がそれぞれ接続し、まちがいな
く伊豆の玄関口となり得ること。
⑤ (略)
 以上からも2市3町の合併の枠組みについて、私は賛成の意を表します。

631とはずがたり:2004/10/28(木) 19:02
●激情家の石川知事も東部の合併議論の低調ぶりにはお冠りらしい
>「がんセンター(長泉町)を周辺の市町は本当に喜んでいるのか。やっかんでいないか。圏域への波及効果を狙った投資というのが分からないようでは困る」。
>挨拶した石川知事の祝辞は少なからず列席者を驚かせた。「この地域には高度な都市機能が不足している。居住環境がもの足りないと、がんセンターに招いた優秀なスタッフが出て行ってしまった例も聞いている。地域の潜在力を引き出すために、自治体の規模拡大が不可欠だ」。激励というより、具体的行動を求める強い要請と受け止めた出席者もいる。
●御殿場、裾野、小山の三市町は東富士演習場を共通項に新たな連携のあり方を研究し始めた。
●伊豆の国府を自任する三島と、東部の中心としてのプライドがある沼津。気質の違いもあり←どんな違いなんでしょう?
●民間側にもいら立ちがくすぶっている。「合併しなくてもやっていけるからこそ合併を考えるべき」と峰田武三島商工会議所会頭は強調する。新幹線三島駅と沼津港を結ぶ新型都市交通などの私案を示し、二市三町の合併を訴えた。
●柏木忠夫長泉町長は九月議会で「合併は緊急課題ではない」と言いきった。さらに、三島市議会では最大会派が沼津市を外した「一市三町」の枠組みを打ち出した。合併論議は入り口で足踏みしたまま。

点検・市町村合併 単独路線の背景(4)[低調な東部]
http://www.shizushin.com/local_politics/20040917075229.htm

足並みそろわず混沌 県や民間に不満、いら立ち

 沼津市幹部のパソコンに六月末、一通のメモがメールで届いた。差出人は旧知の県幹部。東部の合併機運が高まらないことに石川嘉延知事が不満を持っていると伝えてきた。
 「がんセンター(長泉町)を周辺の市町は本当に喜んでいるのか。やっかんでいないか。圏域への波及効果を狙った投資というのが分からないようでは困る」。メモは知事の「いら立ち」をそう要約していた。
 静岡、浜松地区の動きに比べ、沼津・三島地区は来年四月に沼津市と戸田村が合併予定のほかは論議が低調だ。昨年六月、沼津、三島など四市七町一村の「広域都市づくり研究会」で十年後の政令市実現に合意したが、足並みがそろわないまま現在に至っている。
 「伊豆の国市」合併を目指し大仁、韮山、伊豆長岡の南部三町は合併協議が整った。一方、北部の御殿場、裾野、小山の三市町は東富士演習場を共通項に新たな連携のあり方を研究し始めた。
 二月の研究会会合で芹沢伸行函南町長が「このままでは政令市実現は難しい。現実を見て、南部、北部、真ん中で分科会的なものをつくってはどうか」と提案した。これに対し小池政臣三島市長は「政令市を目指すのが目的。段階的合併では十年という予定が遅れてしまう」と直ちに反論。芹沢町長は「沼津と三島が話をして、溝を埋めてほしい」と訴えて引き下がった。その後、研究会は開かれていない。
 伊豆の国府を自任する三島と、東部の中心としてのプライドがある沼津。気質の違いもあり、肝心の両市の溝は深い。
 八月三十日の沼津市、戸田村の合併協定書調印式。斎藤衛沼津市長は「さらなる広域合併を推進したい」と意欲を見せた。続いてあいさつした石川知事の祝辞は少なからず列席者を驚かせた。
 「この合併で沼津市の自然の豊かさは輝きを増すが、この地域には高度な都市機能が不足している。居住環境がもの足りないと、がんセンターに招いた優秀なスタッフが出て行ってしまった例も聞いている。地域の潜在力を引き出すために、自治体の規模拡大が不可欠だ」。激励というより、具体的行動を求める強い要請と受け止めた出席者もいる。
 東部県行政センターの中村善行所長は「バランスよく東、中、西部に、地方分権の受け皿となる力強い都市を整備したいという考え。県は市町村の自主性を尊重し支援する立場だが、知事はあえて踏み込んだのだと思う」と知事の意図を解説する。
 国庫補助金カットなど財政の先細りが懸念される中、民間側にもいら立ちがくすぶっている。「合併しなくてもやっていけるからこそ合併を考えるべき。体力があるからこそ、夢を描ける」と峰田武三島商工会議所会頭は強調する。新幹線三島駅と沼津港を結ぶ新型都市交通などの私案を示し、二市三町(沼津、三島、函南、清水、長泉)の合併を訴え、自らも関与した清水町の住民発議に向けた動きの展開に注目する。
 だが、この住民発議は枠組みを二市三町とするか、長泉を除く二市二町かが定まってない。柏木忠夫長泉町長は九月議会で「合併は緊急課題ではない」と言いきった。さらに、三島市議会では最大会派が沼津市を外した「一市三町」の枠組みを打ち出した。合併論議は入り口で足踏みし、行方は混沌としたままだ。
(東部総局・佐藤 学)

632とはずがたり:2004/10/28(木) 19:07
【「東部広域都市づくり研究会」十年後をめどに政令指定都市を目指す方針合意】

2003年07月01日(火)
10年後めどに政令市 県東部4市6町1村が合意
http://www.shizushin.com/area21/area21_2003070101.html

 沼津、三島、御殿場、裾野の四市と駿東、田方郡の六町一村の首長、議長で組織する東部広域都市づくり研究会(会長・斎藤衛沼津市長)は三十日、沼津市役所で会合を開き、十年後を目標に政令指定都市を目指すことで合意し、事務レベルでの担当者研究会を早急に発足させることを決めた。政令指定都市の実現に向け、人口規模六十三万―六十七万人の具体的な枠組みも示された。静岡市や、浜松市提唱の政令指定都市構想に次ぐ、県内では三つ目の政令指定都市構想が浮上した。

 会合には四市に加え、函南、伊豆長岡、韮山、長泉、清水、小山の各町と戸田村が参加した。

 三島市の小池政臣市長が十年後をめどにした政令指定都市の実現を呼び掛け、同研究会を構成する四市六町一村に、伊豆長岡と韮山との間で合併準備が進んでいる大仁町を加えた四市七町一村(六十三万七千人)の例をまず挙げた。

 さらに四市七町一村に「伊豆市」を目指す田方南部地区を加えた例(六十七万六千人)の政令指定都市構想を示すとともに、研究会に参加している市町村の事務レベル担当者による研究会の設立を提案した。

 早期合併に否定的な長泉町や当面は合併への参加を考えていない小山町、現実に合併に向けて動き出している韮山と伊豆長岡両町など、広域合併に関しては温度差があったが、全自治体が政令指定都市を目指すことでは合意した。

 斎藤会長は▽将来に向かって(おおむね十年後をめどに)政令指定都市を目指す▽平成十七年三月末の合併特例法の期限をにらみ、メリットの享受を視野に入れた段階的合併の推進―を研究会の意見として集約した。

2003年07月01日(火)
東部広域都市づくり研究会 沼津、三島けん引が鍵
http://www.shizushin.com/area21/area21_2003070121.html

 県東部の四市六町一村で構成する「東部広域都市づくり研究会」が三十日、十年後をめどに政令指定都市を目指す方針を決めたことは、合併論議になかなか火が付かなかった県東部地域にとって、ようやく踏みだした一歩といえる。しかし、財政的に豊かな中北駿の自治体には切迫感は乏しく、田方北部は三町での合併で合意しているなど、温度差がある。県東部での政令指定市誕生に向け、どんな段階を踏んでいくか。沼津、三島両市にリーダーシップを求める声は今まで以上に強まった。

 昨年十一月に七十万人規模の政令指定都市への段階的合併を提案した斎藤衛沼津市長は「投げた球が返ってきた」と手ごたえを感じとっている。六月に入って、一市三町(三島、函南、長泉、清水)や四市四町(三島、沼津、裾野、御殿場、函南、長泉、清水、小山)の枠組みを示し、周辺市町村に波紋を広げた小池政臣三島市長もこの日は、研究会メンバーに大仁町を加えた「四市七町一村」と、四市七町一村に田方南部を加えた四市十一町一村での政令指定都市構想を提案。沼津と足並みのそろったところを印象付けた。

 一方で、柏木忠夫長泉町長が「合併を望む町民は一割にも満たない。将来的に政令市を目指すべきだが、財政状況からみても早期の合併は難しい」と述べたように、中北駿地域の首長からは、政令都市を目指す点に異論はなくとも、過程について慎重さを求める発言が相次いだ。

 大仁町を含む三町での合併に向けての動きが進んでいる伊豆長岡、韮山町の議長からは「政令市を目指すのはやぶさかではないが、今は邪魔をしないでほしい」「研究会には参加するが、まずは三町で強固な関係を作り上げたい」と、複雑な思いものぞかせる。

 それぞれの思惑をどうまとめていくか。「核となる沼津、三島が、がっちりバッテリーを組んで、影響力を発揮してほしい」(長田開蔵御殿場市長)。二市に協調とけん引力を求める声は強い。

633とはずがたり:2004/10/28(木) 19:10
●12市町村の内,「御殿場、裾野、沼津、小山、長泉は不交付団体」かぁ〜。これは豊かだ。。
●この記事によると合併なんか夢のまた夢のような印象を受けるが。。

〈3〉歩調合わず進まぬ合併
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news01.asp?c=21&amp;kiji=34

 リーダー不在背景に
  東部地域の12市町村が参加する「東部広域都市づくり研究会」。合併などについて話し合う研究会で斎藤衛市長が「10年後をめどに政令指定都市を目指す」という構想を打ち出したのは、02年11月だった。
  あれから2年−−。東部の中核都市としてのリーダーシップを発揮できないまま、合併話は遅々として進んでいない。
  研究会は99年に発足し、初年度を除けば毎年4回会合を開催。昨年6月には「おおむね10年をめどに政令指定都市を目指す」と合意している。(>>632)
  だが、今年度はまだ一度も開かれていない。今年2月、函南町の芹沢伸行町長は2市3町(沼津、三島、函南、長泉、清水)の合併について話し合う分科会の設置を提案したが、宙に浮いたままだ。
  「沼津市と清水町との関係がはっきりしない状況では、研究会は開けない」。沼津市の合併担当者はそう明かす。
    ■   ■
 沼津市と清水町は96年、中核市推進協議会を設置。01年には両市町長間で「中核市実現のめどが立たなかった場合でも、5年後に合併協を立ち上げ、10年後には単独合併を成立させる」との密約が結ばれた。
 だが、清水町の平井弥一郎町長が昨年12月の町議会で「沼津市との単独合併はない」と発言したことなどから市側が反発。発言の撤回や合併準備会の設置を要求したが、話し合いは決裂し、推進協議会は3月に解散した。(>>235)
 平井町長は7月、「住民発議で2市3町の合併協設置を推進し、合併協が立ち上がらなかった場合には単独合併の協議を再開する」との関係修復案を沼津市に提示。関係市町にも協力を求めた。
 しかし、足並みはそろわない。函南町こそ協力的な姿勢を見せたものの、長泉町は「合併は緊急な課題ではない」。新幹線の駅を持つ三島市の小池政臣市長は「市民や市議会の意向を聞きながら進めたい」と表現するにとどまった。
    ■   ■
  8月下旬、三島市議会最大会派の「緑水会」は合併問題特別委員会で沼津市を外した「1市3町」の枠組みを提案した。代表の細井要市議は「沼津と三島は歴史、文化的背景が全然違う。いずれは一緒になるにしても、東部に二つの核となる都市があってもいい」と話す。沼津市が鉄道高架化事業などで約350億の借金を背負うことも沼津外しの理由の一つに挙げた。
  沼津市議の一人は「清水町との単独合併も成立させられない。政令指定都市、2市3町なんて到底無理だよ」と力無く笑う。
  町の意向を受け、清水町商工会などでつくる「清水町市町村合併を推進する会」は住民発議のため、11月には合併協議会設置を求める署名活動をする方針だ。だが、具体的な枠組みは決まっていない。
    ■   ■
  沼津市の担当者は合併が進まない理由として「他地域に比べ豊かな財政力」を挙げる。都市づくり研究会の12市町村のうち御殿場、裾野、沼津、小山、長泉は不交付団体で、「合併をしなければ生き残れないという緊迫感はない」と話す。

  清水町の「推進する会」の関係者は別の見方だ。「沼津と三島が一緒になることを決意してくれればいいだけ。互いのプライドに固執し、覇権争いをやられては困る。この地域にはリーダーシップを発揮できる人がいない」と嘆く。
(10/7)

634とはずがたり:2004/10/28(木) 19:20
>>625-633
以上【静岡県東部広域合併特集:沼津・三島地域篇】

沼津:推進
清水:積極的推進
三島:やや慎重
函南:積極的推進
長泉:慎重

といった感じか。清水は三島・沼津合併がなれば市の中心になれる可能性があるし,函南は三島だけだと財政的メリットがないという事か。
それにしても沼津のリーダシップのなさが目に付く。市長選があって動きが取れなかったのかな?

635とはずがたり:2004/10/28(木) 19:51
<東北・北海道>青森県

地方自治が本来立脚すべき生活圏とか考えると
弘前・相馬・岩木・西目屋
黒石・平賀・尾上・田舎館
碇ヶ関・大鰐
とかになりそうなものなのに地域住民の視点という観点を欠落させたなかで論じるので黒石や大鰐がのけ者にされたり,首長の感情的なもつれから田舎館が排除されたりする。。
田舎館はどうするのかね?選択肢は平賀等・弘前等・藤崎常盤の3択?
JR川部駅が中心になるので川部町(藤崎町・常盤村・田舎館村)とか無理かな?

平賀、尾上、碇ケ関の法定協設置を可決
http://mytown.asahi.com/aomori/news02.asp?kiji=7150

 南津軽郡の平賀町と尾上町、碇ケ関村の各議会は27日、臨時議会を開き、3町村による法定合併協議会の設置議案を可決した。29日に3首長が協議書に調印し法定協が発足、今年度中の県への合併申請を目指す。

 3町村は弘前市を中心とした津軽南12市町村の法定協に参加していたが、議員定数や財政面の問題から7月末に同法定協が解散。その後、財政の厳しい黒石市と大鰐町を除く形で再編が進み、藤崎町と常盤村が法定協を立ち上げ、弘前市と岩木町、相馬村も話し合いを進めている。

 平賀町などの3町村合併には当初、田舎館村の参加が見込まれていたが、同村が弘前市との協議を優先しようとしたことから平賀、尾上両町との関係が悪化し、今回は2町に碇ケ関村を加えた3町村の法定協設置となった。山あいの碇ケ関村は平賀町と山間部で接しているが、生活圏としては大鰐町をはさんだ事実上の飛び地合併となる。
(10/28)

636とはずがたり:2004/10/28(木) 20:56
デーリー東北 地方分権ニュース
■「平成の大合併」動き出す
http://www.daily-tohoku.co.jp/tyoson/tyo2001news/tyo0101011.htm
(2001年1月1日掲載)

 全国3200余の市町村を3分の1に統合しようという「平成の大合併」が動き出した。少子・高齢化、日常生活圏の拡大、国と地方の財政ひっ迫などやむにやまれぬ事情と、地方分権に対応する「新しい自治体の姿」を目指す大改革で、国は2005年3月までの合併特例法期限内に積極促進を図る。

 青森県も昨年、67市町村を11の地域にくくった合併推進要綱をまとめ、自主的な合併を強力に推進する構えだ。青森県は昨秋、学識経験者らをメンバーとする合併研究会の検討結果に、首長らの意見を総合した市町村合併推進要綱を制定。この中で「議論の手掛かりに」と具体的な合併パターンを盛り込んだ。

 類型は①青森、八戸、弘前の旧3市と周辺の合併による中核都市創造型②人口10万人程度の地域中心都市創造型③市制施行が可能な4万人以上の新市創造型④1万人以上の地域活力創造型―の4つに分類した。

 県南は「八戸市と三戸郡」「十和田市と十和田湖町」「三沢市と百石、下田、六戸の三町」「むつ市と下北郡」「野辺地、横浜町、六ケ所の3町村」「七戸、上北、東北、天間林の4町村」という具体的合併パターンを示した。  

組み合わせは通勤・通学や商圏、地域の結び付き、広域行政の現状、地域の意向などから想定。県は「あくまでも自主的な合併が前提で、類型は議論のたたき台」としている。

 だが、景気低迷や人口減少で市町村の財政は“火の車”で、県内3分の2の自治体が一般財源に占める借金の比率である公債費負担率が警告ラインの15%を突破し、赤信号が点滅。  事実、頼みの綱の地方交付税も町村部では連続前年割れに陥っている。特に小規模町村は「このままでは立ち行かない」現実にさらされ、自主的な決断が迫られている。

このため、国は1999年の同法改正で合併から10年間の交付税全額保障や特例債の創設、住民発議制度の導入、旧市町村単位の振興を図る地域審議会の設置などの特例措置を講じ、大合併を促進する構えだ。
 波紋呼ぶ県の合併パターン
 県がたたき台として示した合併パターンだが、「合併は自治体同士の結婚」とも言われるだけに、当の市町村の思惑とズレもうかがえ、思わぬ波紋を呼んでいる。 八戸市は長期総合計画で人口30万人以上の「中核市」を目指し、三戸郡十町村に上北郡の百石、下田、六戸3町を取り込んだ13町村との広域合併を想定していた。だが、合併パターンでは上北三町が三沢市との組み合わせになり、“運命共同体”として運営してきた広域事務組合と圏域水道企業団が分断された。

このため、同市は「先を考えれば上北3町を含めた広域で共存共栄を模索すべきだ」(中里信男市長)とたたき台を“無視”。昨年12月、周辺13町村に任意の合併協議会設置を提起した。これに対し、上北3町や合併パターンで小さなまとまりとされた三戸、田子、名川、南部の四町や五戸、倉石、新郷の3町村は「いきなりの広域合併は…」と難色を示し、2段階の合併を提案している。このほか、十和田市と十和田湖町だけの組み合わせとなる十和田地域では、十和田湖を囲む秋田県北を含んだ越境広域合併構想も持ち上がるなど、合併への温度差と思惑の違いが表面化してきている。
 階上では住民が発議
 その一方で、99年の同法改正で導入された住民発議制度に沿い、八戸市との合併を模索する階上町の住民有志は昨年12月、町に対し法定合併協議会の設置を求める直接請求を起こした。県内初の住民発議で、有志らは昨年10月中旬から1カ月間で1780人の署名を集めた。

発議には有権者の50分の1以上の署名が必要だが、法定の8倍近い署名数に上った。組織を持たない有志だけの発議は全国でも極めてまれだが、「合併協議会の場を通じて将来のまちづくりを考えよう」と、民意主導の自主的合併を訴えた。階上町と相手の八戸市の両首長ともに議会への付議に異論はなく、協議会設置の是非は議会を舞台とした議員個々の判断にゆだねられることになりそう。しかし、設置が可決されても前例から最低でも協議に2年、合併手続きに1年はかかる見込みで、合併特例法が切れる2005年3月の期限内決着は微妙な線だ。

637とはずがたり:2004/10/28(木) 20:58
<青森県>

http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2004/10/28/new04102803.htm
上北・東北両町、合併協議継続へ妥協点(2004/10/28)
 合併協議が決裂した上北、東北両町は二十七日、上北町役場で町長、助役、正副議長、議会合併特別委の正副委員長による非公開の会合を開いた。双方が主張を譲らなかった新町議会議員の身分について妥協点を見いだしたもようだ。両町議会は二十八日に合併協の廃止を議決する予定だったが、提案は見送られる見通しで、一転して合併協議を継続する可能性が高まった。
 両町の合併協議は、新町議の在任特例期間と選挙区の設置をめぐり両町議会が対立。一カ月以上も議論を続けたが双方の溝は埋まらず、調印目前までこぎ着けながら二十五日の第十一回合併協議会で協議会の廃止を決めた。
 これに対し、両町民からは議員への批判の声が上がっていた。
 この日、午後五時半から始まった町長や議長らによる会合は、約二十五分で終了。出席者は内容を一切明らかにしなかったが、二十八日の臨時会では合併協廃止案の提案を見送り、両町が合併協議を継続することで一致したとみられる。
 合併協会長の竹内亮一上北町長は、取材に対し「議会後にすべて明らかにしたい」と述べるにとどめた。

639とはずがたり:2004/10/28(木) 21:24
【青森県の構造】>>514:30万人都市構想 >>686 県南の合併パターン >>639-640
 ├→「津軽地方」
 │  ├→青森市・東津軽郡(1市3町1村)…青森市
 |  ├→弘前市・南津軽郡(2市3町2村)…弘前市・黒石市・○○町>>568
 |  └→五所川原・北津軽郡(2市2町)…五所川原市・つがる市・深浦町
 ├→「三八上北地方」
 │  ├→八戸市・三戸郡(1市5町1村)…八戸市・三戸町・五戸町>>574
 |  ├→十和田市(1市)
 |  ├→中部上北(2市)…三沢市・奥入瀬市
 |  └→北部上北(4町1村)…野辺地町・東北町・七戸町・六ヶ所村
 └→「下北地方」(1市1町3村)…むつ市・大間町・東通村

=青森市・東津軽郡=(1市3町1村)
青森市 平内町は単独。浪岡と合併 >>191 >>486
竜飛町※a ※a:上磯地区合併破談>>193 >>297 >>562
今別町※a 単独。青森との広域合併なら>>561
蓬田村※a 単独>>560
平内町 >>563

=下北郡=(1市1町3村or1市1町1村も)>>581-583
むつ市 上北郡横浜町を含み,東通村を除く8市町村で検討。大間町,風間浦村,佐井村が抜け組み直し。横浜町が離脱。むつ市,下北郡 川内町,大畑町,脇野沢村の4市町村で。
東通村 原発で豊か
大間町 原発で豊かになる予定。3町村の合併では財政的に厳しく慎重。
風間浦村 →大間町
佐井村 →大間町

=上北郡=>>570-571(3市4町1村)
<北部>
野辺地町 >>570-571 →東津軽郡平内町(拒否>>563),→横浜町(むつ地域との合併を検討),→六ヶ所村(核関連で豊か>>564),→東北町
横浜町 むつとの合併も検討したが解散
六ヶ所村 単独

640とはずがたり:2004/10/28(木) 21:24
<中部>
東北町(上北郡南部4町の枠組みが崩れた際が野辺地が東北町に,三沢が上北町に色目使うも二町合併へ。合併協議は難航>>637)
七戸町(七戸町,天間林村)
<三沢地区>
三沢市 >>569 >>571 →おいらせ市,→上北町
おいらせ市
<十和田地区>
十和田市 十和田湖町で名前が消える事への反対運動。何のこっちゃい。。

=八戸市・三戸郡=(1市5町1村)>>574>>565
八戸市 名川・階上・福地等に嫌われ(>>577-580)最小の八戸+南郷に。。
○○町 南部+名川+福地
階上町 >>573 当初は合併に積極的だったものの都市計画の線引き問題で慎重に
三戸町 合併経緯>>576
田子町 財政難▲
新郷村 
五戸町 五戸+倉石>>169 >>191 >>342

=西津軽・五所川原市=(2市2町)
五所川原市 五所川原市,北津軽郡 金木町※1,市浦村※1
つがる市 西津軽郡 木造町,森田村,柏村,稲垣村,車力村
中泊町 北津軽郡 中里町※1,小泊村※1 ※1:十三湖町構想破綻>>117 >>191 >>297
深浦町 西津軽郡 深浦町,岩崎村 ※鰺ヶ沢離脱>>159
鰺ヶ沢町 弘前との合併を検討へ>>567

=中南津軽・弘前市=(3市3町2村)>>220 >>568
弘前市 弘前市, 中津軽郡 岩木町,相馬村
黒石市 財政難▲
○○市 北津軽郡 板柳町,鶴田町
○○町 南津軽郡 尾上町,平賀町,碇ヶ関村 >>635
○○町 南津軽郡 藤崎町,常盤村
大鰐町 財政難▲
西目屋村 単独村制へ
田舎館村 尾上町,平賀町,碇ヶ関村に参加検討

641とはずがたり:2004/10/28(木) 22:08
【福井県の合併状況と県の地域構造】
 │
 ├─<嶺北地方>
 │  ├→県央地方(1市2町)
 |  | 福井市(福井市●・足羽郡 美山町●・丹生郡 越廼村●・清水町●)
 |  | 鯖江市◇合併劇で市長リコール,選挙で新市長に牧野氏選出
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/1344-1346
 |  | 永平寺町?(吉田郡 松岡町▲,永平寺町▲,上志比村▲)>>222協議難航
※福井市●・足羽郡 美山町●・丹生郡 越廼村●・清水町● 吉田郡松岡町▲,永平寺町▲,上志比村▲,坂井郡春江町※,坂井町※と9市町村で研究会設置:2001/10/9
☆福井市・美山町・越廼村・清水町合併協議会準備会:2002/7/9
※鯖江市◇が加入,5市町村で任意協議会設置:2002/10/8
☆福井市・鯖江市・美山町・越廼村・清水町合併協議会(2004/6/30解散)
※合併協議が難航(>>198>>253>>267)し,鯖江市◇が合併協議から離脱を表明(2004/3/16),5市町村での合併を断念,協議会を解散(6/30)
☆福井市・美山町・越廼村・清水町合併協議会準備会
<煽り文句特集>:「北信越5県のうち福井県以外の県庁所在地はすべて中核市だ」
<中核市の呪縛>
>新しい福井市は、人口約33万4千人で、…地方自治法では、人口30万人以上になると県から福祉、保健衛生、都市計画、環境の4分野の権限委譲などを受けられる中核市になれる。酒井市長は「北信越5県のうち福井県以外の県庁所在地はすべて中核市だ」とし、主要都市の代名詞の一つにもなっている中核市への昇格に意欲を示した。
 |  |
 │  ├→県北地方(2市)>>64 ※春坂市構想破綻>>58 >>64
 |  |  ○○市(2006.3.20坂井郡 三国町,丸岡町,春江町※,坂井町※)
 |  |  あわら市(金津町・芦原町)
 |  ├→南越地方(1市3町)
 |  |  ○○市(2005年秋頃 武生市, 今立郡 今立町)
 |  |  越前町(2005.2.1 丹生郡 朝日町,宮崎村,越前町,織田町)
 |  |  南越前町(2005.1.1南条郡 南条町,今庄町,河野村)
 |  |  今立郡 池田町>>66 単独町制へ
>(池田)町が合併を拒む最大の理由は、ダムや産廃最終処分場などが押しつけられることへの懸念だという。現実に町は民間業者が計画している処分場建設をめぐり、町を挙げて反対の意思を表明している。
 |  └→奥越地方:越前大野市(大野市・和泉村)・勝山市>>66
 └→<嶺南地方広域合併構想>>>62 >>214 >>554
 ☆嶺南8市町村合併研究会
 敦賀市, 小浜市, 三方郡 三方町,美浜町,遠敷郡 上中町,名田庄村,大飯郡 高浜町,大飯町
 (推) 151,153 (国) 152,485 1,098.66
  ├→◆敦賀市<日本原電:敦賀発電所★,核燃料サイクル開発機構:もんじゅ★>
  |※敦賀市,美浜町は嶺南1市を視野に,特例法期限内での合併に慎重 
  ├→◆小浜市
  |※小浜市は名田庄村に合併協議を申入れ(1/28),名田庄村は小浜市との合併に慎重
  |※小浜市議会は上中町議会に合併協議を申入れ(1/29)
  ├→◆三方郡 美浜町<関西電力:美浜原発★>
  |※敦賀市,美浜町は嶺南1市を視野に,特例法期限内での合併に慎重>>40
  |※敦賀市を含まない合併には不参加と若狭町合併には加わらず
  ├→◆大飯郡 高浜町<関西電力:高浜原発★>
  ├→◆若狭町 2005.3.31 新設 三方郡 三方町,遠敷郡 上中町
  │※上中町の小浜市との法定協議会設置の是非を問う住民投票
  │ 結果:「賛成(33.4%)」「反対(66.6%)」(2004/9/26)
  │※所属郡未定
  └→◆○○町<関西電力:大飯原発★>05年度中? 遠敷郡 名田庄村,大飯郡 大飯町

642とはずがたり:2004/10/28(木) 22:41
【福井県の合併状況と県の地域構造(簡略化版)】(8市8町:16自治体へ)
 ├<嶺北地方>
 │ ├→県央地方(2市1町)<福井+鯖江で中核市構想も>
 | |  福井市(福井市・足羽郡 美山町,丹生郡 越廼村,清水町)
 | |  鯖江市
 | |  吉田郡 永平寺町?(吉田郡 松岡町,永平寺町,上志比村)
 │ ├→県北地方(2市)
 | |  ○○市(坂井郡 三国町,丸岡町,春江町,坂井町)
 | |  あわら市(金津町・芦原町)
 | ├→南越地方(1市3町)
 | |  ○○市(武生市, 今立郡 今立町)
 | |  丹生郡 越前町(丹生郡 朝日町,宮崎村,越前町,織田町)
 | |  南条郡 南越前町(南条郡 南条町,今庄町,河野村)
 | |  今立郡 池田町 単独町制へ
 | └→奥越地方(2市):大野市(大野市・大野郡 和泉村)・勝山市
 └→<嶺南地方>(2市4町)<嶺南1市構想も>
  敦賀市<日本原電:敦賀発電所★,核燃料サイクル開発機構:もんじゅ★>
  小浜市
  三方郡 美浜町<関西電力:美浜原発★>
  大飯郡 高浜町<関西電力:高浜原発★>
  ○○郡 若狭町(三方郡 三方町, 遠敷郡 上中町)
  ○○郡 ○○町(遠敷郡 名田庄村, 大飯郡 大飯町)<関西電力:大飯原発★>

>>641の簡略化版

643magenta:2004/10/28(木) 23:35
<中国・四国>高知県

新市「四万十市」、4月10日に発足−−中村・西土佐合併協議会 /高知
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041028-00000208-mailo-l39

 中村市、西土佐村合併協議会(会長、澤田五十六・中村市長)の第5回会議が27日、中村市であり、合併期日を来年4月10日と決めた。
 4月10日は「四万十の日」で、新市「四万十市」としてのアピールが出来るなどから全会一致で承認された。
 合併協定書の調印、両市村の12月議会で合併議案を可決後、県に合併の申請を行う。【真明薫】

10月28日朝刊 
(毎日新聞) - 10月28日17時36分更新

644とはずがたり:2004/10/29(金) 00:46

これを機に全員移転すれば如何か。道の修復も要らなくなるし。9世帯35人分なら大した額にもならないだろうて。

大沼郡金山町高倉
http://www.mapion.co.jp/c/f?el=139/35/07.503&amp;scl=25000&amp;size=954,768&amp;uc=1&amp;grp=MapionBB&amp;nl=37/28/40.470
あんまり新潟県よりの山の中という訳でもないんだな。。これくらいの集落他にもありそうだが。。

新潟中越地震:金山町の山間部、“半孤立” 唯一の町道、車両通れず /福島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041028-00000008-mailo-l07

 金山町の山間部にある高倉集落が、新潟県中越地震の影響で集落に通じる一本道に亀裂が入って車両通行止めとなり、“半孤立”状態になっていることが27日分かった。11月半ばには本格的な降雪期を迎えるため、汚水のくみ取りや灯油など生活物資の搬入、冬季の除雪作業をどうするかなどで町は頭を痛めている。
 高倉集落は町役場から約10キロの只見川北岸にあり、9世帯35人が住んでいる。うち13人が65歳以上の高齢者という。集落に入るには国道252号から1車線の町道を上るのが唯一のルートだが、23日の地震で町道の路面に長さ約50メートルの亀裂が入り、谷側の幅3分の1が崩落しかけている。同町は車両通行止めにした。余震のたびに亀裂が広がっている。このまま放置して雪が降れば、完全に車両の通行が不可能になる。
 同町は今年1月に豪雪で林道の橋が崩壊したり、7月の集中豪雨で農道や町道に被害が出るなど災害続きで、町の貯金に当たる財政調整基金の半分(約7000万円)を取り崩した。「降雪までに何とか仮復旧したい」と町幹部は言うが、財政的に厳しい状況だ。
 自民党県議団から支援要請を受けた佐藤栄佐久知事は「復旧に多額の費用がかかるのであれば、住民と相談しながら住居の移転も検討しなければならない」と述べた。
10月28日朝刊 
(毎日新聞) - 10月28日16時16分更新

645とはずがたり:2004/10/29(金) 01:54
http://www.daily-tohoku.co.jp/kikaku/kikaku2004/5waku/5waku1.htm
(上)住民意識の変化 法定協解散が分かれ目
(2004/09/11)
 八戸市が目指した五市町村の枠組みによる合併は町村側の判断が分かれて崩壊した。法定協議会の解散、枠組みの見直し後、この三カ月間で各自治体の意識はどう変わっていったのか。分裂合併の事態になった背景を探る。
(市町村合併取材班)

 ◆3町村が結束
 「解散する前は、八戸と合併するものだと思っていた」「あの解散が分かれ目。住民、議員の思いが冷めてしまった」
 八戸市との合併に不参加とする決断を下した名川町と南部町、福地村の三町村長は、八戸市議会が強行した法定協の解散が、同市との溝を広げる最大の要因になったと口をそろえる。
 法定協の解散が決まった六月上旬。この辺りから郡部では、南郷村を除く五町村での合併の模索が始まった。町村長たちは、八戸市との合併以外の選択肢を探る各議会の動向をにらみながら、情報交換を非公式に重ねていた。
 南部町の二本木憲一町長は「八戸との合併は魅力。しかし、一方的な解散で八戸市への不信感が芽生えてしまった」と振り返る。市議会が解散後の枠組みは「七」か「五」かの議論を進めるにつれて、郡部同士の結束は強まり、議会レベルの話し合いが水面下で活発化していく。
 市が解散後の枠組みを「五市町村」と打ち出して以降、その動きはさらに加速。名川町の工藤祐直町長は「田子町と新郷村が外されたことで、町民に不安が広がった。解散前と雰囲気はだいぶ変わった」と明かす。
 先月下旬から始まった町村の住民説明会では、各首長が想像していた以上に八戸市への反発が噴出。福地村の夏坂秀一村長は「急激に住民の不安が増したように思える。いくら私が八戸と言っても納得してもらえない。住民の声は無視できない」と、郡部の合併に傾いていった。
 ◆背景に地理的事情
 八戸市から呼び掛けがあった四町村の中で、南郷村は一足早く参加の方針を表明。ほかの三町村が情報交換して歩調を合わせたのとは対照的に、独自の判断を下した。背景には、八戸市と合併する以外に選択肢がないという同村の地理的な事情があった。
 急激な人口減と高齢化で過疎地域の指定を受ける同村。十四歳以下の年少人口と六十五歳以上の老齢人口は一九九五年の国勢調査時点で逆転、村民四人に一人が高齢者となった。少子高齢化が著しく自主財源も10%未満の同村にとって、合併は避けられなかった。
 最終決定した九日の村議会議員全員協議会後、金谷栄男議長は判断基準に「新井田川流域で八戸大野線と国道340号で結ばれ生活圏が八戸市」であることを挙げた。同じ三戸郡で広域農道でつながっていても、馬淵川流域の名川、南部、福地の三町村との日常交流は少なく、“見えない壁”があることを示唆。裏を返せば、三町村が南郷村に声を掛けなかった理由の一つでもある。
 古舘剛浩村長は八戸市を選択する理由に、厳しい財政事情と併せ、一貫して広域行政のつながりを挙げてきた。「八戸市から恩恵を受けている。ごみや水道、消防などの体制は日本でもトップクラス。広域行政の充実により今の南郷村がある」と強調。枠組みがどう変化しても、同市との合併に向かうのが村として最良の選択だとの姿勢が揺らぐことはなかった。
 ◆財政面で不安も
 三町村での合併を目指す可能性が高まった名川、南部、福地の三町村だが、実際には財政運営の不安を抱えている。各町村議会とも、八戸市との合併反対で意見集約する最終局面まで、「財政的にやっていけるのか」との声が上がった。
 三町村は財政推計をつくって議会に提示したものの、大まかな試算だけ。いずれも「今は公表できない」として住民にもまだ示されておらず、不信感や不満という感情的な部分での判断が先に立った。また、郡部同士での合併協議が実際にスタートする際、八戸市から除外された田子町を受け入れるかどうかの問題にもぶつかる。
 田子町の中村隆一町長は、協議への参加に期待を寄せ、既に各町村長に要請済み。しかし、町村間には温度差がある。南部町は「受け入れたい気持ちはあるが、まずは三町村で足場を固めたい」、名川町と福地村は「現段階では三町村」とし、異なる対応を見せる。

646とはずがたり:2004/10/29(金) 01:54
(下)指導力と理念 影を潜めた市長の熱意
http://www.daily-tohoku.co.jp/kikaku/kikaku2004/5waku/5waku2.htm
(2004/09/12)
 十日夕、きざん八戸で開かれた八戸、名川、南部、福地、南郷の首長会議。八戸市が呼び掛けた合併協議への参加に手を挙げたのは、南郷村だけだった。階上町離脱後、曲折を経た八戸地域の枠組みの議論に終止符を打つ会議は、わずか五分ほどで終了した。

 ◆あくまで任意
 「合併はあくまで任意。無理をしない」。報道陣に囲まれた中村寿文市長は、最終的に枠組みが一市一村の最少単位となったことを問われ、淡々と語った。
 合併に対する市長自身の熱意を町村に伝えられたか、との質問には「伝わったと思う」。だが自身の感触とは裏腹に、町村の間からは熱意を疑問視する声が漏れていた。
 三戸郡に上北郡の一部を加えた十四市町村による大同団結―。中村市長が就任当時掲げた“大八戸”構想だ。
 「財政が厳しいのは八戸市も同じ。南部圏は一体。困難な時代だからこそ、一緒になって乗り越えていこう」。中村市長は周辺町村に直接出向き、合併に懸ける意気込みを伝えた。
 あれから約二年半。中村市長の熱意は、影を潜めてしまったように周辺には映った。
 中村市長は枠組みから田子町と新郷村を外した最大の理由を、財政問題とした。五枠に決定したことに伴う住民説明会では「新市の財政運営を最優先に考えなくてはならない」と繰り返した。
 当初の発言と比べると、トーンダウンの感は否めない。合併後、健全な財政を維持するのは自治体トップに課せられた責務。しかし、中村市長が転じた慎重姿勢に、一部から不満が上がった。
 ◆中核市の夢どこへ
 五枠での合併方針を表明した八月十二日の市議会議員全員協議会。「あくまで任意」「町村の自主判断」と繰り返す中村市長に、山名文世議員(社民・市民連合)は「郡部に不満があり、町村長を説得しないと壊れる。市長の指導力に物足りなさを感じる」。
 市の住民説明会でも「当時は三十万人を目指すと張り切っていた。ところが階上町が抜けた途端、市長は『無理をしない』との方針に変わった。中核市を実現するという熱意はどこにいったのか」(下長地区・男性)との指摘が出た。
 「九月十日までに答えを出せと事務的なものを言うだけでなく、展望がほしかった。このために五市町村で合併するんだ、そして幸せになるという展望が」。福地村あかね地区の住民説明会で七十代の男性は、市側から将来展望が発信されないことに不満をぶつけた。
 編入する側の八戸市が回答の期日を決める以外に、なぜ具体的な合併ビジョンを示さないのかと、疑問の声も出た。
 四町村の回答期限を直前に控えた九月七日、中村市長は各首長を直接訪ね、五枠での合併にあらためて理解を求めた。しかし、名川町と南部町への訪問は、両町が「三町村」の方針を固めた直後。その行動は、どこかちぐはぐだった。
 「郡部が水面下で協議している情報は、八戸市にも流れていたはず。町村同士で合併できるはずがないと高をくくっていたのではないか」。南部町議の一人は、八戸市が三町村の“本気度”を感じ取っていなかった、と解説してみせた。
 ◆足りぬ自助努力
 八戸地域の広域合併構想が崩れたのは、町村側に生まれた不信感を払しょくできなかったのが一番の理由とみられる。
 その一方で、すべてを八戸市に任せておけば大丈夫―との郡部の思惑も透けて見えた。
 田子町が六日、二○○五年度で二億円程度の予算圧縮を目指す財政改革案を示した。その内容を新聞報道で知った市議の一人は「なぜこの時期なのか。負の遺産は八戸に負担してもらおうと考えていた証拠だ」とまくし立てた。
 別の市議も「市議会の議論が十分だったとは言えない。でも、町村に自助努力しようという姿勢がみられなかった。田子の取り組みが一年でも早かったら展開は変わっていた」と話す。
 五市町村による合併構想は、分裂の方向となった。中村市長は十日の首長会議後、「将来的に三八地域は一体という気持ちに変わりはない」と強調した。
 ただ、目標時期や手法について明確なビジョンは示していない。「合併は感情論ではないというが、やはり先に立つのは感情だ」(南部町議)。市と郡部の間にできた溝は、そう簡単に埋められそうもない。
(市町村合併取材班)

647とはずがたり:2004/10/29(金) 01:57
<東北・北海道>青森県

>>645-647 デーリー東北新社(八戸)
cf. >>577-580 東奥日報(青森)

ホント感情だけで合併が瓦解するなんて馬鹿馬鹿しい。
しかし市町村が身を切る財政努力をし,八戸が郡部への篤い配慮をしてこその広域合併実現だと思うのだが。。

>金谷栄男南郷村議長は判断基準に「新井田川流域で八戸大野線と国道340号で結ばれ生活圏が八戸市」であることを挙げた。同じ三戸郡で広域農道でつながっていても、馬淵川流域の名川、南部、福地の三町村との日常交流は少なく、“見えない壁”があることを示唆。裏を返せば、三町村が南郷村に声を掛けなかった理由の一つでもある。

>「九月十日までに答えを出せと事務的なものを言うだけでなく、展望がほしかった。このために五市町村で合併するんだ、そして幸せになるという展望が」。福地村あかね地区の住民説明会で七十代の男性は、市側から将来展望が発信されないことに不満をぶつけた。
> 編入する側の八戸市が回答の期日を決める以外に、なぜ具体的な合併ビジョンを示さないのかと、疑問の声も出た。

>三町村での合併を目指す可能性が高まった名川、南部、福地の三町村だが、実際には財政運営の不安を抱えている。

三戸+田子という枠組みにはならないんだな。。
>田子町の中村隆一町長は、協議への参加に期待を寄せ、既に各町村長に要請済み。しかし、町村間には温度差がある。南部町は「受け入れたい気持ちはあるが、まずは三町村で足場を固めたい」、名川町と福地村は「現段階では三町村」とし、異なる対応を見せる。

>すべてを八戸市に任せておけば大丈夫―との郡部の思惑も透けて見えた。
> 田子町が六日、二○○五年度で二億円程度の予算圧縮を目指す財政改革案を示した。その内容を新聞報道で知った市議の一人は「なぜこの時期なのか。負の遺産は八戸に負担してもらおうと考えていた証拠だ」とまくし立てた。
> 別の市議も「市議会の議論が十分だったとは言えない。でも、町村に自助努力しようという姿勢がみられなかった。田子の取り組みが一年でも早かったら展開は変わっていた」と話す。

648とはずがたり:2004/10/29(金) 03:21
宮城島氏にはもう一働きして欲しいとこだが。。かなりのしこりが合併後に生じたみたいですね。。
>「旧静岡市の体質は変わらない。全然直らないし、直す気もないんだ」
>「吸収合併された感もあり、難しさを改めて感じた」。現状への不満を次々にぶちまけた。

[飛躍へのハードル]70万政令市の課題/中 融和 /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041028-00000079-mailo-l22

 ◇いまだ残る旧市の意識−−異なる政治風土、どう克服
 「合併がいい方向に行っているとは、お世辞にも言い難い」――。17年にわたって旧清水市長を務め、合併後の静岡市でも副市長を務めた宮城島弘正氏(63)が先月21日の辞任会見で言い残したせりふは痛烈だった。
 宮城島氏の辞任は「政令市移行の道筋が付いたから」と説明された。だが、会見での宮城島氏の言葉はそれが表向きに過ぎないことを示していた。
 これが最後、という思いもあったのだろう。宮城島氏は、いつになく冗舌だった。「旧静岡市の体質は変わらない。全然直らないし、直す気もないんだ」「吸収合併された感もあり、難しさを改めて感じた」。現状への不満を次々にぶちまけた。
 公職を離れて2日目。活動の場を副市長室から自身の事務所に移した宮城島氏を訪ねると、眉間(みけん)の深いしわは消えていた。だが、この1年半への思いは容易には消せないようだ。
 「静岡市は市民側に軸足を置かず、役所の都合で物事を考える」。静岡市の行政風土をそう語る宮城島氏は何度も“改革”を進言したという。しかし、何も変わらず、脱力感だけが残ったと明かした。
 *    *    *
 旧静岡、清水両市の行政風土の違い。清水側のある幹部は「静岡はボトムアップで清水はトップダウン」と説明した。清水では現場の裁量も大きいが、静岡では複数の上司の決裁が必要で、何より手続き重視という。職員数では旧静岡が約4500人なのに対し、旧清水は約2200人。この人数比もあって、旧静岡の行政体質になりつつあるという。
 全国で初めて生まれる70万人の政令指定都市。将来の課題を小嶋善吉市長に尋ねると「融和」という言葉が返ってきた。「市民感情のすれ違い、それが一番つらいから」と小嶋市長は言う。現在編成中の来年度の当初予算案を見ても、清水への気遣いは明らかだ。
 投資額は清水側だけで全体の6割以上を占める見通しで、小嶋市長はJR清水駅周辺の再開発を重要課題に挙げる。また、清水側で目立つ公共施設の耐震化工事の遅れも大きな課題で、新しい市総合計画では5年事業として盛り込む。
 学校と公民館で比較すると、倒壊の恐れがあるのは静岡が12施設に対して、清水は63施設に上る。当面は清水側の耐震化を進め、旧静岡側の水準に引き上げることが目標だが、清水側に手厚く予算を配分する背景には「合併のメリット」を際立たせ、清水側の不満を解消したいという思惑も見え隠れする。
 *    *    *
 合併から1年が過ぎ、市議会のある会派向けに、政令市の新規事業のアイデアを紹介したある事業者は、議員たちから返ってきた反応に違和感を覚えた。「静岡にないものが清水にできるなんておかしい」。事業者は「全国の政令市と張り合うには、地域にこだわっている場合ではないのに」と嘆くが、議員にはそこまでの発想はなかった。
 合併にあたって、旧両市の議員は合併特例を使い、選挙をせずにそのまま新市でも活動できることにした。ある若手議員は「旧両市の市議間で、予算争奪の『綱引き』の構図がまだ根深く残っている」と指摘する。新市の市議選は政令市移行直前の来年3月で、議員数は合併時の77人から53人となる。「そんな状況で、融和まで考える余裕なんてないよ」と、若手議員は苦笑いした。

10月28日朝刊 
(毎日新聞) - 10月28日16時51分更新

649とはずがたり:2004/10/29(金) 05:22
<東海>三重県

<三重県合併状況=未完成Ver>
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/mie.html

津地区合併協、調印なお流動的 /三重
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041027-00000056-mailo-l24

 津市、久居市、安芸郡、一志郡の10市町村による津地区合併協議会(会長・近藤康雄津市長)が26日、津市で開かれた。
 協議会で、一志町議会から合併後5年間、自治の執行権を持つ「合併特例区」の設置を求める声が上がったが、地域審議会の運用を強化することで意見を集約。11月8日に合併協定書の調印式が行われる見通しとなった。しかし、一志町議会はこれを不満としており、状況は流動的だ。
10月27日朝刊 
(毎日新聞) - 10月27日16時50分更新

650とはずがたり:2004/10/31(日) 00:38
役場の人間が居ないと成立しないような地域経済は本末転倒である。
まぁ

南砺誕生 過疎進行も不安
http://mytown.asahi.com/toyama/news02.asp?kiji=4994

 「祭りの運営は、住民主体では難しい」。利賀村の上利賀振興会副会長、長谷博明さん(66)がつぶやいた。
  23、24の両日に開かれた「どーんと利賀の山まつり」。89年に村が建てた観光施設「そばの郷」に客を呼び、盛り上げよう、と村役場を中心に企画した催しで、今年で17回目。春の獅子舞、夏の世界演劇祭、冬のそば祭りと並ぶ村の4大イベントの一つだ。
  11月1日の合併を控えた今年は少し勝手が違った。いつもなら、保育士や栄養士などの専門職と行政職らを合わせ約70人の村職員が総動員で祭りの運営に取り組むが、今年は約30人。合併後に激減する職員数を踏まえた運営に切り替えられたからだ。
  結果、今まで職員が担当していた仮設テントや舞台の設置、撤収作業などは業者に発注され、費用は百万円ほど。駐車場の誘導係は、シルバー人材センターなどから派遣された。
  長谷さんは「役場の職員が減ると費用が今までよりかさむ。地域住民では負担できない。新市は祭りに予算をつけてくれるのだろうか」と不安を募らせた。
      ◇
  新しく誕生する「南砺市」では新庁舎は建設せず、8町村の役場を利用する。すべての役場に窓口機能を持つ行政センターを設置。城端、井波、福野、福光の4町役場には分庁舎として、それぞれに産業経済部、民生部と教育委員会、企画総務部、議会と建設部が置かれる。
  行政センターのみ置かれる平、上平、利賀、井口の各村役場の職員数は大きく変わる。もともと行政職員の数が14人と他村に比べて少なかった井口村を除く3村では、合併に伴う転勤で職員が減る。
  今までの行政職員の数は、上平は31人、平は41人、利賀は44人だったが、合併後は、上平と利賀が14人、平が15人になる。
     ◇
  職員の激減は、村に住む人たちに大きな不安を感じさせている。
  中島慎一さん(44)は上平村役場近くでレストランを営む。職員や役場を訪れた建設業者が昼食を食べ、夜は村職員らの会合が行われる。周辺に企業が有るわけではなく、役場関係者は大のお得意さんだ。「職場が変わる職員が多い。仲間内で、村に帰ってきて一杯飲もうと言っても、だんだん回数が減るかも。そうなるとつらい」
  合併でさらに過疎が進むのではといった指摘もある。暮らしに便利な町に転勤した職員たちが、そのまま村を離れて居着いてしまうといった心配も強い。
  同村で旅館を営む酒井真照さん(55)は「村にとって、役場は大きな就職口。それが減ることは本当に痛い。これからは、行政に頼らず、新しい雇用を我々の手で探す時がきたのでないでしょうか」と話している。
(10/30)

南砺市 新設/市制 2004.11.1
東礪波郡 城端町,平村,上平村,利賀村,井波町,井口村,福野町,西礪波郡 福光町
★砺波地域市町村合併協議会(法定)
※砺波市,小矢部市,東礪波郡,西礪波郡の12市町村で研究会設置:2001/5/23
※準備会設置:2002/4/2
※8町村で任意協議会設置:2002/12/24
城端町 行政センター,産業経済部
井波町 行政センター,民生部と教育委員会
福野町 行政センター,本庁舎と企画総務部
福光町 行政センター,議会と建設部
平村  行政センター
上平村 行政センター
利賀村 行政センター
井口村 行政センター
(推) 58,802 (国) 60,182 668.86

651とはずがたり:2004/10/31(日) 00:45
>>479
大和町ではなく富士町が否決!?

佐賀市など合併協議/来年4月の合併断念
http://mytown.asahi.com/saga/news02.asp?kiji=2799

  佐賀市など1市4町村の合併問題で、同市、諸富、大和両町と三瀬村の首長会議が26日、同市で開かれ、来年4月1日の合併を断念することを決めた。合併議案を否決した富士町を除く「1市3町村」での合併について話し合いを進める。一方、富士町は週内にも臨時議会を開き、合併議案を再提案したい意向で枠組みは流動的だ。

  会議では、「急ぎ過ぎて合併が壊れるのを避けるべきだ」との意見で一致した。

  木下敏之・佐賀市長は「財政的なメリットを求めるために急ぎたかったが、来年3月31日の県への合併申請を目指す」と述べ、富士町については「早急に意思表示をしてほしい」と話した。
(10/27)

富士町が合併議案再提案を検討
http://www.sagatv.co.jp/news/text/news.php3

佐賀市と周辺1市4町村の合併の枠組みが白紙となったことで今後の対応が注目されています。合併議案を否決した富士町の町長らはきょう佐賀市を訪れ、議案の再提案を検討することを伝えました。富士町の山口雅久町長と野田満彦議長は、きょう、佐賀市の木下市長らを訪ね合併議案の否決を報告しました、また今後の対応として議案の再提案を検討することを伝えました。富士町長「再提案する以上は、きちっと可決ができるという見込みがあって再提案をしないと可決できるかどうかわからない状態で再提案はできない」「可決できるように議員に理解を求めていかなければならない」野田議長「結局は、住民投票を無視した結果になっているので、」「いま、町民も何とか再考できないかということで、声をいただいていて」このあと開かれた佐賀市議会の全員協議会では、合併問題を話し合う特別委員会をあす開き、新しい枠組みを検討するのかどうかなど今後の対応を協議することを確認しました。佐賀市福井議長「富士町は、再提案したいという要請です」「枠組みは1市3町1村はまだ残っている。やはり、富士町の気持ちは尊重しなきゃいけない」あすは1市4町村の市町村長が集まり今後の対応について話し合うことにしています。

652とはずがたり:2004/10/31(日) 00:48
>>651
で,一転全会一致で可決と。何じゃそら。。まぁよかった。

富士町が再提案の合併議案を可決
http://www.sagatv.co.jp/news/text/news.php3

佐賀市と周辺町村での合併議案を一度は否決した富士町議会はきょう再提案された議案を全会一致で可決しました。これによって、合併の枠組みは再び1市4村に戻り、今後の手続きが行われる見通しとなりました。富士町の臨時議会は、きょう午前10時に開会しました。佐賀市と周辺町村での合併議案を前回の臨時議会で否決した富士町では、今年8月に行った住民投票で、6割が合併賛成だったこともあり住民からは町長と議会に対して合併議案を再提案し、可決する要望が出されていました。臨時議会では、山口雅久町長が、議員に対して、「住民投票の重みをもう一度考え、再提案した意味も含めて、十分に理解しもらいたい」とあいさつし、合併関連議案が提案されました。議案は、合併問題特別委員会で協議されたあと、採決が行われ、全会一致で可決されました。

653とはずがたり:2004/10/31(日) 00:54
<九州・沖縄>佐賀県
武雄市と杵島郡 山内町,藤津郡 塩田町,嬉野町→塩田町+嬉野町か。山内町は武雄or有田くらいしか選択肢はないが。。

西部1市3町合併は2町へ
http://www.sagatv.co.jp/news/text/news.php3

武雄市と嬉野町・塩田町・山内町の1市3町の合併の話しあいで、新しい市の名前をめぐって武雄市が離脱を表明したことを受けた動きです。飛び地となる山内町を除く嬉野・塩田の2町で協議を継続することになりました。これは、きょう開かれた嬉野・塩田・山内の3町の町長、議長、助役による会議で決まったものです。武雄市を加えた1市3町の法定合併協議会で合併後の新しい市の名前を巡って意見が分かれた武雄市が先月2日に離脱を表明したことを受けて、対応を協議するため開かれました。この中で武雄市の離脱により飛び地となる山内町が「行政サービスの平準化が望めない」として3町での合併の話し合いには参加しない意向を示しました。このため、嬉野・塩田の2町で協議会を存続し、特例法期限内での合併を目指すことになりました。

654とはずがたり:2004/10/31(日) 01:00
<佐賀県>
合併枠組みの県内現状、37市町村に再編か
掲載日2004年08月16日
http://www.saga-s.co.jp/pub/hodo/gappei/page/kanzakimachi_nado/040816.htm
〈合併枠組みの県内現状、37市町村に再編か〉

財政の優遇措置が盛られた合併特例法の期限切れまで七カ月半。平成の大合併による新たな「県内地図」が見えてきた。「唐津市」「小城市」「白石町」の三市町の誕生が確定し、現時点で自治体数は四十九から三十七市町村に減少。進行中の協議が合意すれば、二十台に再編される可能性も出てきた。スケールメリットによる行財政の再建や効率化を目指す合併論議は、大詰めを迎えている。

新唐津市は唐津市と東松浦郡八市町村が合意、来年一月に人口十三万千人でスタートする。玄海町と七山村が、基金問題や周辺部の衰退を懸念して離脱したが、佐賀市に次ぎ県内二番目の十万人都市の誕生となる。

新小城市は小城郡四町が当初からの枠組みを堅持した。人口四万五千人ながら特例法の規定(人口三万人以上)で県内八番目の市に昇格する。新白石町は杵島郡南部三町の枠組みで今年三月、県内一番手で合意した。

このほか現在六つの法定協議会、任意協議会(合計十九市町村)で検討が続く。鳥栖市と三養基郡一市四町でスタートした佐賀東部は、基山町と鳥栖市が離脱、最終的に中原、北茂安、三根の三町に落ち着いた。今月二十七日に各議会で合併議案を審議する。

佐賀市郡全体の組み合わせが崩れた県都・佐賀市は、佐賀郡諸富町、大和町、富士町に神埼郡三瀬村を加えた一市四町村の枠組みで二十万都市を目指す。

武雄市など一市三町の佐賀西部、鹿島太良の二協議会は再々編の末、現在の枠組みが残った。ただ佐賀西部は新市の名称、鹿島太良は、太良町の住民投票で反対が上回り、足踏み状態が続く。

三神地区では東脊振村、三田川町、上峰町が任意協議会を設置。伊万里市と西松浦郡の協議は事実上、崩壊。有田町と西有田町での枠組みが急浮上している。

加えて神埼町、脊振村、千代田町も近々、任意協を立ち上げ、特例法期限内の合併に向け検討に入る予定。杵島郡江北、大町の二町も水面下で検討準備が進む。

一方、鳥栖市と多久市、玄海町、基山町は特例法期限内の合併を見送った。佐賀郡川副町、東与賀町、久保田町は三町による協議を断念。杵島郡北方町も現時点で相手も決まっておらず、難しい状況だ。(澤野)

鹿島太良(→現在も混沌)
協議は今年四月に終了した。太良町の住民投票で合併反対が過半数となったが、議会は逆に離脱議案を否決。現在、合併推進派が署名活動を展開中で、状況は混沌(こんとん)としている。

杵島北部三町(→北方は合併相手を捜しているのか?武雄とかどう?武雄市の名前さえ飲めばいけそう。。)
杵島六町の破たん後、江北、大町、北方の三町で任意協を設立したが、北方町が「合併メリットが少ない」として離脱。現在は大町町が江北町に対し非公式に合併推進を打診している。

655とはずがたり:2004/10/31(日) 01:05
>>651-652
1市6町合併論じゃとお見受けする幸代ちゃんがんばれ。

市町村合併について
http://www2.saganet.ne.jp/s-iwao/column/co_040416.htm

市報・平成17年3月までに合併しないと何十億円もの損失
・地方交付税や行革の遅れなどで何十億円もの損失

岩尾 この数字は15年間の合計でこういうことになるかもしれないということで、根拠となる国の動向も不確定的です。平成17年3月末までに県に申請し、18年度中に合併すれば財政面の損失は、そう心配することはありません。

市報・昨年11月に実施した市民意向調査の結果によると、佐賀市と諸富町・大和町・富士町の1市3町以内が全体の45.2%を占めている

岩尾 この半数近い1市3町合併案への賛同を、そのまま佐賀市民の意向と見るわけにはいきません。というのは、積み重ねてきた1市6町の合併協議の内容を市民の皆さんに明らかにしないまま、市が『執行部案』と称し「1市6町の合併は、合併しないより悪い」と結論付けて行った住民説明会の結果だからです。「住民発議」「住民合意」を大原則とするはずの今回の合併のあり方から外れています。
 昨年10月10日、第16回合併協議会で1市6町の委員たちの認識は「これまでの協議結果を、賛成3分の2の同意がなかった事項は両論併記で住民の皆さんに示し、アンケートなどで住民意向を踏まえて方向を決める」というまとめだったはずです。6町はそういう説明をしようとされていました。

市報・対等合併か編入(吸収)合併かは、市民の皆さんにはほとんど影響はない
・現在の佐賀市民が不利益を被るような項目はない

岩尾 合併するということは、現在の佐賀市民の利益だけではなく、関係自治体、住民全体のこととして考えるべきでしょう。上記の市の視点は利己的です。
 具体的な例として、対等合併の場合は、合併後の選挙で市長も議員も新しく選挙で選ばれることになります。編入の場合は、(現在の)佐賀市の市長と議員はそのままで、他町村の町村長や議員は失職します。したがって他町村の住民の声は反映されにくくなるのです。「影響がない」などとは言えません。

市報・市街化調整区域など※ は、農家にとって大きな影響があり、平成17年3月までに調整するのは無理
 ※ 「など」は、土地改良事業の農家負担のこと
岩尾 土地改良農家負担については、南部3町は農家負担ゼロの部分もあるが、合併協議会では「合併後は負担有りとすべき」と言う意見が 42名中22名、「負担なし」は12名、「棄権」8名。この結果をそのまま住民説明会に出し、住民の判断を仰ぐべきでした。
 また、市街化調整区域については首長会議の結論で、1市6町全体に都市計画の線引きをすることに合意。ただしその実施時期を、佐賀市・諸富町は合併後3年、川副町・東与賀町・久保田町は5年、大和町・富士町は期限にはこだわらない、ということでした。
 協議会の判断は、41名中 5年−25名、3年−10名、棄権−6名でした。とにかく市報にあるように平成17年3月までに調整することにはなっていませんでした。


市報・1市6町の合併が、人口が大きいからメリットがあるというのは明らかな間違い。大きければ大きいほどいいというのはバブル時代の考え方です。

岩尾 これからは道州制へと向う中で、佐賀市は県都として中核都市を目指すべきであり、合併は最良のチャンスとも言えます。単に大きいことを善しとしているわけではありません。
 さらに、合併は議員の数や行政職員を少なくし、住民自治組織を設置、住民自治を手にする機会となれるのです。法律の中にもその主旨が謳ってあります。

 県都の合併は中核都市を目指そう

◆ 佐賀市は県都です。近隣の町村と一緒になって、中核都市(現在は人口30万人、将来的には条件緩和の議論もなされている)を目指す必要があります。
 中核都市になれば、国や県が持っている権限(保健所、産廃、保育など)が市へ移されます。住民に密着した施策づくりが可能になります。また、道州制(県が道・州へまとめられていく)への移行の中で、これまで培ってきた佐賀の独自性を発揮するためにも、中核都市となる必要があります。

◆ 南部3町(川副町・東与賀町・久保田町)と佐賀市は歴史的にも住民の行き来が頻繁にあり、実質的には一体化しています。一緒になることは感覚的にも自然です。

◆ 1市6町1村での合併によって、水源から海までを一体的に管理でき、山・川・海の自然を生かした将来展望のあるまちづくりができるのです。

2004年4月16日 岩尾幸代でした。

657とはずがたり(1/2):2004/10/31(日) 04:04
6.広域連携行政の先行く市民(掲載日:2002/10/17)
http://www.kobe-np.co.jp/news_now/jiti_fu/06.html

 ボランティアの受け入れ先を求める主婦、会社員時代の経験をNPO(民間非営利団体)で生かしたい、という退職間もない男性…。
 阪神・淡路大震災を機に発足した、特定非営利活動(NPO)法人「宝塚NPOセンター」。その名の通り拠点こそ宝塚市に置くが、活動フィールドはここを訪れる人とともに、市内のみにとどまらない。
 「縄張り意識が強いんじゃない?」
 助成金申請、事業委託などが市町ごとに行われるという効率の悪さ。事務局長の森綾子(54)は常々それを感じてきた。

 今年四月、兵庫県の委託を受け、新たに開設した「生きがいしごとサポートセンター阪神」の活動エリアは阪神間全域。NPOやコミュニティー・ビジネスの起業支援など取り組みは広がる。
 「ネットワークを生かし、境界を越えて活動している市民の方が先を行っていますよ」
 ボーダーレスの地図上を森は縦横無尽に動く。

◇       ◇       ◇

 「モザイク」。個性がはっきりした都市群が連なる阪神間は、しばしばそう形容されてきた。そのモザイク状の街をつなぐ役割を果たしてきたのが、阪急をはじめとする私鉄網だった。市境を意識せずに頻繁に人が行き交い、沿線に独特の風土や文化が生まれ、はぐぐまれてきた。

 阪急にJR、能勢電鉄の沿線、宝塚、伊丹、川西市と川辺郡猪名川町も結びつきは深い。その三市一町が二〇〇〇年五月に発足させた「阪神北部広域行政研究会」は、行政の連携、さらには合併も選択肢の一つに掲げる。

 これまで三年間にわたる取り組みの「成果」がこの十月中にもまとまる。消防や福祉、文化などで広域連携の対象となる十一分野五十五項目のうち、二十七項目で連携が実現したが、最終的な目標は、合併に向けた課題の整理だ。

 人口約五十九万人。歳入二千億円超。合併すれば、県内では神戸市に次ぐ規模の大都市となる。

 「今はまだいいかもしれないが、少子高齢化など今後、税収減は避けられない。住民サービス向上には、広域連携で経費を減らし、財源を生み出すべき」

 川西市政策室長の益満良一(53)は合併も念頭に置いた議論の必要性を訴える。

 しかし、同研究会が今年二月に行ったアンケートは回収率30%台。その六割以上が研究会の存在さえ知らなかった。行政側から問題提起した相手、肝心の住民の関心はここへ来ても、一向に高まる気配すらない。

◇       ◇       ◇

 これから十五年間、市町がそれぞれ独自に行政改革に取り組んだ場合と、三市一町が合併した場合。両ケースでの歳入歳出規模の推移を試算した財政シミュレーションが今月三十日、初めて公表される。この比較データをもって、研究会は再度、住民意識調査を実施。より踏み込んで「合併」を問いかけるという。

 だが、広域連携を身をもって知る森の注文は厳しい。

 「何から何まで行政が担えるの? 重要なのはNPOなどとの役割分担や真のネットワーク構築。それを考えることこそ今、求められているのではないかしら」

658とはずがたり(2/2):2004/10/31(日) 04:04
盛り上がらぬ住民機運/原点に立ち戻り論議を

 投開票まで三日と迫った川西市長選。現職対新人の一騎打ちは、終盤戦に突入する。

 かつては「川西は優等生」と称せられた再開発事業は、不況下でテナントが埋まらないなど難航。さらには大阪府・能勢町を含む県境を越えた広域ごみ処理施設の建設など、山積する課題に候補者の訴えにも熱が入る。が、合併も視野に入れ取り組む宝塚、伊丹、猪名川町との広域行政は、さほど大きな争点として浮かび上がっていない。

 「行政の効率化につながるのなら、広域行政は悪い話じゃない」

 街頭演説に耳を傾けながら、こう話す男性有権者(57)もいるが、時折、候補者が触れる「合併」という言葉は、やはり現実味を帯びて聞こえて来ない。

◇       ◇       ◇

 阪神間は、一九五四年から一年間で、ほぼ現在の行政区域に再編された。宝塚、伊丹、川西市と川辺郡猪名川町は、旧武庫郡良元村(宝塚市の一部)を除き、もともとは同じ川辺郡だった。だから、現在の市町に分かれてからも、周辺市を含め、過去に何度か広域行政の試み、合併構想などが浮かんでは消えてきた。実現に至らなかった一番の理由は、盛り上がらない住民の機運にあった。

 こうした過去の経緯を検証する役割も、阪神北部広域行政研究会は背負った。

◇       ◇       ◇

 「一つの市になる可能性はあった。現在の市域は必ずしも固定したものではない…」
 八月二十七日、川西市役所で開かれた研究会の会合。伊丹市長が持論で口火を切った。「今の市町が合併によってできたという認識が、住民には薄いのではないか」と宝塚市長。川西市長は「人口急増で表面化した都市の課題を、合併が解決した側面はある」と評価した。

 現状を固定化せず、原点に立ち戻って議論を、という点では一致する。しかし半面、これまでの研究会での発言を振り返ると…

 「合併したらと仮定すれば関心は高まる」(川西)▽「合併を前提にした研究会ではない」(宝塚)▽「市民の関心と機運が高まれば」(伊丹)▽「住民の支持を得ながら進めたい」(猪名川)―など、市もしくは町の成り立つ経緯の違いなどから、微妙な温度差ものぞく。

 「ともすれば『大きいことはいいことだ』と聞こえる」「何を目指しているのかが見えない」

 研究会を傍聴してきた住民の中からはこんな声も上がる。

◇       ◇       ◇

 さいたま市(浦和、与野、大宮市が合併)や、静岡市と清水市(来春に合併予定)など全国的には、人口増加で政令指定都市を志向する例もみられる。とん挫はしたが、県内では姫路市が高砂市に合併協議会設置を申し入れていた。
 「効率性やスケールメリットを考えれば、都市間合併は効果的だ」と県市町振興課。だが、そう指摘しながらも、実現性には疑問を投げかける。
 「人口、面積など、どの程度の規模が最適なのか。行政、住民間でその考えを共有できるのか」

 この先越えるべきハードルの数は、少なくない。(敬称略)=おわり=

 広域行政 費用節減など行政の効率化を図り、複数自治体が共同で事業を行う手法。ごみ処理や上水道、病院など「一部事務組合」は兵庫県内で72にのぼる。また、広域行政圏協議会(組合)も阪神など9つを数え、88市町のうち83が属している。
 しかし、責任の所在や、連絡調整に要する時間などの課題や、寄り合い所帯によるチェック機能の弱さも指摘される。1994年に制度が創設された「広域連合」では、連合長や議員を住民が直接選ぶことができるなど主体性が強化された。

659とはずがたり:2004/10/31(日) 04:07
【阪神地区(川辺地区)広域連携の動き】>>567-569

阪神北部広域行政推進協議会
http://www.town.inagawa.hyogo.jp/hp/kikakuseisaku/suisin/suisintop.htm
H15.7.22発足
この協議会は、平成12年度から14年度まで阪神北部広域行政研究会において11分野55項目にわたる連携に係る検討事項の内、一定の成果をあげてきた広域的な連携事業について継続した取り組みが求められることや、行政課題について広域的連携の中で研究すること、また今後は合併を巡る国の動向や住民の動きに対して、行政として適切な対応を取りうる体制を整備しておく必要があることから、任意の協議会として設置したものです。

阪神北部広域行政研究会
http://www.city.kawanishi.hyogo.jp/mado/kouiki/kouikimn.htm
H12.5.2発足
広域的連携の取り組み状況:http://www.city.kawanishi.hyogo.jp/mado/kouiki/140208/itiran.htm

阪神広域行政都市協議会は阪神広域行政圏協議会に吸収(H15.4.4)
http://www.hanshin-kouiki.jp/oshirase/oshirase1503.htm
阪神7市1町で構成する「阪神広域行政都市協議会」(以下「都市協」という)と「阪神広域行政圏協議会」(以下「圏協」という)は、平成15年4月1日から統合。都市協は、昭和36年2月に任意団体として、圏協は、昭和63年10月に地方自治法に基づきそれぞれ設立され、都市協は福祉分野や職員研修等、圏協は阪神芸術祭の開催や、7市1町の住民が各市町の図書館を利用できるネットワークづくり等で実績をあげ互いの利点を分け合う形でこんぱすプランにもとづき阪神地域の広域行政を進めてきました。
 しかし、近年2つの協議会が並立していることの わかりにくさ、非効率性等が指摘されてきたため、都市協を廃止して圏協へ統合し、より円滑で効率的な広域行政を図ろうとするものです。

660とはずがたり:2004/10/31(日) 04:14
自治体合併 変わる「兵庫のかたち」
(掲載日:2003/01/10)
http://www.kobe-np.co.jp/news_now/030110.html

固まる枠組み議論熱く

姫路市と3町

政令市には人口不足/各町の意欲に温度差

 「政令指定都市になれば、市の権限でできる」

 堀川和洋・姫路市長が一昨年から昨年にかけて、市内各地区を訪ねて地元の要望を直接聞いた「ふれあいトーク」。国・県道の整備や拡幅などを求める声に、堀川市長は決まり文句のように、こう回答した。

 一九九六年に中核市となった同市。さらに他市町との合併による政令市への移行を目指し、昨年十月中旬から、隣接四市八町すべてに任意の合併協議会への参加を呼び掛けた。

 現在、政令市になるための最低ラインは人口七十万人とされる。約四十八万人の姫路市がこのラインに達するには、加古川市(約二十六万六千人)や、高砂市(約九万九千人)などとの合併が“早道”とも言えた。ところが、いずれも協議会への参加を断る。

 高砂市は昨年六月、姫路市民約一万七千人分の署名に基づく法定協議会の設置要求にも、「論議の機運がない」と見送った経緯があり、これで姫路の合併相手となる可能性はほぼ断たれた格好だ。

 呼び掛けに応じたのは神崎郡香寺町と飾磨郡夢前、家島町の三町。任意協議会が今年二月中旬に発足する予定だ。しかし、この一市三町の合併が実現しても人口は約五十三万人止まり。「将来的に政令市の人口ラインが下がる可能性もある」とする同市は、地方自治法上の人口要件五十万人以上をまずクリアした上で、中・長期的な政令市実現のプランを描いているという。

 こうした姫路市の思惑に対して、三町側は内心複雑だ。任意協議会への参加は、主要企業の分社化による税収減(香寺)▽急ピッチで進めた下水道事業に伴う財政力低下(夢前)▽主幹産業の採石業の低迷(家島)―といった事情が背景。いずれの町も「経済状況や国の財政方針に不透明感が漂っていなければ、論議の必要もなかった」と口をそろえる。

 さらに、中核市との合併で存在感が薄れることを懸念。「合併前にできる事業を進める必要がある」と橋本良春・香寺町長。為則政好・夢前町長は「地域がさびれては困る。あくまで対等の立場で臨む」と、町の立場をアピールする。家島町は一段と慎重な姿勢で「まずは話を聞いてみる」(橋本善博総務課長)としている。

661とはずがたり:2004/10/31(日) 04:14
自治体合併 変わる「兵庫のかたち」
(掲載日:2003/01/10)
http://www.kobe-np.co.jp/news_now/030110.html

淡路

住民投票が影響

 淡路で最も小さな町が揺れた。昨年十一月、三原郡緑町で行われた合併の是非、枠組みを問う住民投票。“平成の大合併”では県内初となる直接審判で有権者が選択したのは、西淡、三原、南淡との同郡四町での合併。合併の枠組みを争点に前町長と元助役の一騎打ちとなった三カ月前の町長選の結果はあっさり覆った。

 「洲本市などとの広域合併」を推していた金山和永町長もこの結果を受け、「合併の筋道をつけるのが先決」と十二月議会で「同郡四町合併推進」を表明。休止状態だった郡四町合併協議会が再スタートを切った。

 南淡路地域をめぐる枠組み論議は、これで一応落ち着いた格好となったが、波紋は同郡の外、北へと広がった。

 洲本市と津名郡津名、五色、一宮町でつくる“中淡”合併協は昨年十二月分裂状態に陥った。当時の五色町長だった砂尾治容疑者が逮捕された偽計入札妨害事件の影響も大きかったが、何よりも緑町の住民投票結果が足元を大きく揺さぶった。

 発足当初から「淡路一市」を旗印に掲げてきた“中淡”合併協。緑町民の選択で「その芽は完全に消えた」(中川啓一・洲本市長)と言える。

 これに伴い、津名、一宮両町は「津名郡北部三町(淡路、北淡、東浦)との分割反対」というさまざまな団体からの要望を受け、郡六町合併に方針を変更。

 一方、洲本市も五色町との一市一町合併に向けて動き出す。中淡合併協はすでに解散の方針を打ち出しており、一月中にも各市町議会で解散の議案を提出する見通しだ。

 しかし、今月十九日に出直し町長選が行われる五色町は、それまでトップが不在の状態。今後の動向は淡路再編のカギを握るが、町民の中には緑町の二の舞いになるのを心配する声も少なくない。

 「枠組みばかり論じても無意味」「まずは、期待の持てる将来ビジョンを提示してほしい」

 住民からの注文はシビアだ。

 淡路はこのまま三つの市へと向かうのか。将来のかたちはまだはっきりとは見えていない。
迷走続ける淡路の合併
2000.
3.6  三原郡4町が洲本市に合併協議呼び掛け
4.1  津名郡合併研究会が発足
12.27  三原郡と洲本市の合併構想が破談に
2001.
4.1 津名郡合併研究会に洲本市が加入
4.2 三原郡任意合併協議会が発足
10.30 津名郡・洲本市合併研究会から洲本市が脱退。その後研究会は解散
2002.
2.4 洲本市と津名郡津名、五色町の中淡合併協発足
4.1 三原郡4町合併協発足。中淡合併協に津名郡一宮町が参画
6.6 緑町長リコールの署名提出
8.25 緑町長選で広域合併派の金山元助役が前町長破り初当選
11.16 五色町長が偽計入札妨害容疑で逮捕
11.17 中淡合併協が定例会休止を決定
11.18 津名郡北部3町(淡路、北淡、東浦)合併協が発足
11.24 緑町住民投票で「三原郡合併」が最多得票
12.4 津名、一宮町が「津名郡6町合併」へ転換表明
12.10 緑町長が「郡合併」推進を決定
12.12 緑町長が「郡合併」推進を決定
12.16 中淡合併協解散方針を発表

662とはずがたり:2004/10/31(日) 04:51
【兵庫県市町村合併構図】
>>657-662
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/hyogo.html

664とはずがたり:2004/10/31(日) 04:59
<暫定版>
――:北海道広域都市構想
>>514-516:東北地方30万人都市構想
>>639-640:青森県の構造
――:関東広域合併都市構想
――:北陸信越広域合併都市構想
>>641-642:福井県の合併状況と県の地域構造
>>622-623:山梨県下合併構図
>>615:静岡県合併状況(県東部特集>>625-633)
――:愛知岐阜広域合併都市構想
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/mie.html
三重県合併協議変遷
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/shiga.html
滋賀県広域合併の枠組みとその結末
>>590:京都府市町村合併構図
>>586-588:大阪市町村再編構想
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/hyogo.html
兵庫県市町村合併構図
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/nara.html
奈良県広域合併の枠組みとその結末
>>613-614:和歌山県合併進展状況
>>538:山陰地区広域都市圏構想
>>539-540:山陽地方広域都市構想
>>536-537:四国県都合併構想
>>541-543:九州地域広域合併構想
(佐世保・松浦郡特集:http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/sasebomatuura.txt)

665とはずがたり:2004/10/31(日) 13:37
瀬戸町は岡山市との「県南政令市構想(北部地域)研究会」と、赤磐郡五町で作る「赤磐郡合併調査研究会」の両方に参加している。

合併 どうなる わがまち 思惑交錯
どうなる わがまち (上)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okayama/kikaku/010/1.htm

 政令指定都市を目指して周辺市町との合併を探る隣接の県都・岡山市。しかし、その実現は不透明で、同じ赤磐郡内五町での合併を選ぶべきか、思い悩む。合併すべきか否か、するならどこを相手にするか、合併は“わがまち”の行く末を決める〈百年の計〉。多くの首長は今、重大な決断を迫られている。

 瀬戸町は岡山市との「県南政令市構想(北部地域)研究会」と、赤磐郡五町で作る「赤磐郡合併調査研究会」の両方に参加している。赤磐研の予測では、瀬戸町は合併しないと二〇〇四年度に歳出が歳入を上回り、〇七年度には財政調整基金が底をつく見通しだ。生き残りに合併は避けて通れない。

 赤磐研会長の難波勉・赤坂町長は「瀬戸町が出ていくことは考えていない」とラブコールを送るが、「町民の七割の生活圏は岡山市」と言われるだけに、岡山市と赤磐郡のどちらを選択するか、難しい。

 十九日から十回の町民説明会を開いてどちらの研究会に残るかを決めるが、土井町長は「政令市でない岡山市との合併なら、うちは吸収されるだけ。それなら赤磐郡の合併を選ぶだろう」と複雑な気持ちを明かす。だが、肝心の政令市の行方は不透明だ。

 岡山市は「政令市にならないなら合併のメリットはあまりない」と、単なる合併には消極的な姿勢を見せる。都市計画決定など国や県から権限が移され、地方道路譲与税の増額など、同市の場合、十年間で千三百億円の歳入増との試算も出ている政令市への移行。何より、大都市の仲間入りが出来るイメージアップ効果が魅力だ。

 政令市は昨年、国が二〇〇五年三月末の合併特例法の期限内なら、基準をこれまでの八十万人以上から七十万人以上に引き下げる方針を示したことから、六十二万六千人(二〇〇〇年国勢調査)の岡山市も名乗りを挙げた。玉野市(六万九千人)、灘崎町(一万五千人)と「県南政令市構想研究会」、瀬戸町(一万五千人)、御津町(一万人)とも研究会を設立。将来的な一本化も視野に入れ、話し合いを進めている。

 そのカギを握る玉野市だが、市民の盛り上がりは今ひとつだ。市がまとめた合併に関する報告について、市議会全員協議会では「合併しない場合の検討がなく、利点を強調し過ぎ」「合併ありきの期待論が多く、もっと多面的に住民の意向を確認すべき」など、厳しい指摘が相次いだ。ある市議は「とても市民の納得を得られる雰囲気ではない。今、決議になれば、賛成の議員はほとんどおらんだろう」と言う。

 山根敬則市長は「市民の声を聞いても、福利厚生の後退を心配するのと、政令市になった場合のイメージアップにつながることに期待するのと反応は様々だ。将来を政令市という大きな枠組みでとらえるのは一つの考え方だが、関係する三市町で共通アンケートを実施して意向を確認し、それを尊重しながら慎重に話を進めて行かなければならない」と話す。

 岡山市が政令市になれなければ瀬戸町は“はしごをはずされる”こともあり得る。「規模は小さくとも赤磐郡との縁組を進めた方が良いのか……」。土井町長の心は揺れる。

 合併特例法の期限切れまであと二年半。総務省が一つの目安として「法定の合併協議会設置から新自治体移行まで最低二十二か月間」としていることからも、タイムリミットは間近に迫っている。七十八の市町村を抱える県内で活発化し始めた合併にまつわる動きと、交錯する関係者の思いをリポートする。

 合併特例法 国は期限内なら、市制移行要件を5万人以上から4万人以上に引き下げ、2004年3月末までならさらに3万人以上に緩和。合併すれば、新自治体建設に関する事業の起債の70%を交付税で補てん、向こう10年間は合併前の水準で地方交付税を保障する“アメ”を用意。合併しなければこれらの恩恵は受けられず、地方交付税の削減など“ムチ”もある。

666とはずがたり:2004/10/31(日) 13:48
県提案合併案
▽津山市と苫田、久米両郡十一町村の「都市発展型」
▽勝田郡四町の「体制整備型」
▽英田郡六町村の「市制移行型」。

「勝英二郡市町村合併問題研究会」03/7設置
「津山地域合併準備協議会」03/10/9設置 津山市提案。津山市及び苫田・勝田・久米三郡対象。
奥津、鏡野、奈義、久米、勝北の五町と阿波村:参加を申し入れ。中央町も十八日、加入の意向を伝えた。
勝央、勝田、旭、久米南四町は不参加を表明
加茂、柵原両町と富、上斎原の二村は態度を保留している。

津山市(津山・苫田(半分)・久米町・勝北町)
鏡野町(苫田(半分))
美作市(英田郡・勝田町)・西粟倉村離脱
美咲町(久米郡)・久米南町離脱
勝田郡(奈義・勝央)

津山市周辺関連合併>>444

合併 どうなる わがまち 思惑交錯
どうなる わがまち (中)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okayama/kikaku/010/2.htm

 県北では拠点都市・津山市周辺で合併の枠組みを巡り、離合集散の様相を見せている。県が示した基本パターンは▽津山市と苫田、久米両郡十一町村の「都市発展型」▽勝田郡四町の「体制整備型」▽英田郡六町村の「市制移行型」。だが、事態は混とんとし、各町村は大きな岐路に立たされている。一方、県南西部の倉敷市周辺はいたって静かで、その差が際立っている。

 津山市の中尾嘉伸市長は七月、苫田、勝田、久米三郡の首長十五人に合併協議への参加の意思表示を促した。これに対し、奥津、鏡野、奈義、久米、勝北の五町と阿波村が参加を申し入れ、十月九日に「津山地域合併準備協議会」を結成。中央町も十八日、加入の意向を伝えた。勝央、勝田、旭、久米南四町は不参加を表明、加茂、柵原両町と富、上斎原の二村は態度を保留している。

 パートナーとして津山市はベストなのか。大塚邦久・加茂町長は「津山市と郡部では町づくりが違う。津山市は農林業にどれだけ目を向けているのか。住民サービスは、郡部の方が行き届きやすい面がある。町民には吸収(編入)合併に『ノー』の気持ちもあり、じっくり考えたい」と話す。

 柵原町は十七日、勝田、英田両郡十町村で構成する「勝英二郡市町村合併問題研究会」(七月設置)への参加を決定。寒竹謙一朗・柵原町長は「今回の合併は、町づくりを都市型とするのか、農村型とするのかの選択にある。柵原町単独ではやっていけず、合併は避けて通れないが、柵原町は農村。津山市に編入合併するより、近隣の農村と対等合併した方が町づくりを進めやすい」と打ち明ける。

 勝田郡四町は、英田郡と一体で十二月までに合併するかどうかを決めるとしていたが、奈義、勝北両町は津山市との準備協議会に参加、足並みは乱れた。

 町民の合併意思を問う条例を県内で初めて制定した奈義町の中井孝夫町長は、「投票で津山市を選んだ場合のことも考えて津山市との準備協議会に参加したが、結果次第では脱退の可能性もある。津山市と合併しても奈義町は地理的に端。端の町が都市との合併で発展した例はなく、町民に『反対』の声も多い。今のままで『小さいながらも楽しいわが家』がいいのか、十二月中には判断したい」という。投票は合併の賛否のほか、津山市か勝英二郡かの選択も行う。

 人口七百人と県内で最も小さい阿波村は、津山市との間に加茂町があり、飛び地となる。藤本明弘・阿波村長は「一般会計は十億―十一億円、財政基金も三億円ほどしかない小規模村で、財政事情は極めて厳しい。主産業の林業は落ち込み、若者は津山に働きに行く。単独だと将来、どれだけ行政サービスを落とすことになるか」と苦しい胸の内を明かす。

 準備協議会では、十月末まで参加申し込みを受け付け、脱会期限を十二月十日に設定、二〇〇三年四月、学識経験者や住民代表らを交えた法定合併協議会を設置する方針。中尾市長は「横綱相撲と同じで、来る者は拒まない」との構えだ。

668とはずがたり:2004/10/31(日) 14:10
真庭市構想:真庭郡(九町村)・久米郡旭町・上房郡北房町・苫田郡富村で研究会(01/11〜)
落合町案:落合を中心に勝山、久世、北房、旭の五町合併が最善と主張,解散へ(02/9解散へ)

●真庭郡の研究会に参加している新庄村は、単独で生き残る道を模索。小倉博俊村長は「特産品で名前を売って観光客などを呼び込み、『外貨』を稼いで(交付税削減などの)ムチに耐えていく」と言い、住民説明会での反応を見ながら結論を出す方針。
●蒜山高原の川上、八束両村は、「蒜山教育事務組合」で教育行政を共に行うなど、結び付きが強い。
法定協議会「川上村・八束村合併協議会」(1998末から休眠中)を再開(2002/8) 二〇〇四年十月までの合併を目指す。
●真庭地域任意合併協議会(03/3結成,03.5休眠状態へ)
勝山(九千三百人)、久世(一万千七百人)、落合(一万五千九百人)の中心三町に美甘、北房、旭の三町村を加えた南部六町村で今年三月、真庭地域任意合併協議会を結成した。
湯原町など北部を加えた広域合併を目指す勝山、久世、美甘の三町村と、反対する落合、北房、旭の三町が対立

真庭市構想研究会設立準備会議の開催。勝山町,湯原町,久世町,美甘村,川上村,八束村,中和村(真庭郡の内,落合町・新庄村を除く)の3町4村で開催(2003/5/28),法定協議会設置:2003/8/1
※落合町は吉備中央高原(仮称)構想[御津町,建部町,有漢町(高梁),落合町(真庭),旭町(美咲),久米南町(美咲>離脱),加茂川町(吉備中央), 賀陽町(吉備中央)]に参加していた)
※落合町が不参加のため旭町も枠組みに入らずか。結局久米郡合併へ
※富村は津山地域合併準備協議会(03/10/9設置)の呼びかけに態度を保留。結局苫田郡合併へ
上房郡 北房町が加入(2003/11/12)
法定協議会「川上村・八束村合併協議会」を解散:2003/12/26

真庭市 新設/市制 2005.3.31
※新市役所:現・勝山町役場(新庁舎建設までの間)
※新庁舎:久世町内に設置へ
(推) 53,045 (国) 54,747 828.43

合併 どうなる わがまち 思惑交錯
崩れた「真庭は1つ」 (下)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okayama/kikaku/010/3.htm

 「落合町が唱える五町合併は残りの町村をほったらかしにするもの。人間的にも道徳的にも間違いだ」。九月三十日、勝山町の町民センターであった真庭圏域町村合併研究会。藤木寛・久世町長の発言に、傍聴人から大きな拍手が起きた。合併が現実味を帯びてくるに連れ、本音が飛び交い始めたのだ。同じ郡内でも単独での生き残りや、二村合併を目指す動きもある。一方で、県北西部の新見市や高梁市周辺では合併に向けた準備が粛々と進み、好対照を見せる。

 真庭郡(九町村)と周辺三町村(旭、北房、富)を含む十二町村の首長は、「真庭市」移行を目指し、その枠組みを巡って話し合いを進めてきた。

 だが、辻騏一郎・落合町長は同研究会の席上、「将来を考えれば、落合を中心とした勝山、久世、北房、旭の五町合併が最善」と主張。十二町村では面積が広すぎ、住民サービスが行き届かないとした。これに対し、ほとんどの町村は「真庭は一つ。十二町村で合併を目指すべきで、七町村を排除して五町合併と言われても同意できない」(浅野実・勝山町長)、「真庭郡九町村プラスアルファが最善」(池田輝美・湯原町長)、「私は真庭は一つと述べ続けてきた」(池田文治・美甘村長)などと反対を表明。

 結局、辻町長との溝は埋まらず、二〇〇一年十一月に始まった同研究会は、一年を待たずして解散。枠組みが固まるどころか、しこりを残す後味の悪い結末となった。

 一方で、真庭郡の研究会に参加している新庄村は、単独で生き残る道を模索。小倉博俊村長は「特産品で名前を売って観光客などを呼び込み、『外貨』を稼いで(交付税削減などの)ムチに耐えていく」と言い、住民説明会での反応を見ながら結論を出す方針。

 また、蒜山高原の川上、八束両村は、「蒜山教育事務組合」で教育行政を共に行うなど、結び付きが強い。八月には、一九九八年末から休眠状態だった法定の合併協議会を再開、二〇〇四年十月までの合併を目指すことになった。

669とはずがたり:2004/10/31(日) 14:11
真庭市>>444 >>668-669

分裂乗り越えた9町村
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okayama/kikaku/010/4.htm

真庭地域  
 自治体の行財政改革と能力向上などを目的に、国の推進する「平成の大合併」が全国で進んでいる。県内でも五十三市町村が十四の法定合併協議会を設置。財政面などで優遇措置が受けられる二〇〇五年三月末までの実現を目指し、協議を重ねている。来年三月、県内最初の合併を目指した邑久郡三町は、住民投票の反対多数で暗礁に乗り上げているが、順調に進む地域もあり、ようやく将来の枠組みが見えてきた。住民生活に直結する市町村がどう変わるのか。現状をリポートする。

 「真庭郡」の名前が使われ始めたのは、明治の初め、一八九〇年にさかのぼる。蒜山高原、湯原温泉などの観光地もあり、自分を「真庭の人間」と呼ぶ人も多い。しかし、約一年二か月前には分裂しかけていた。今、ようやく一つにまとまる道筋が見えてきた。

 真庭郡九町村に北房、旭、富の三町村を加えた「真庭地域」で合併研究会が発足したのは一昨年十一月だった。しかし、地域全体でまとまるべきという勝山、久世両町を中心とする勢力と、南部だけでいいとする落合町中心のグループが対立し、昨年九月に解散。新庄村は十二月、村議会が「合併しない宣言」を可決し、離脱した。

 約六万人が住むこの地域は、勝山(九千三百人)、久世(一万千七百人)、落合(一万五千九百人)の三町が、人口や地理的条件から中心となっている。このため、三町は一緒になるべきという観点に立ち、美甘、北房、旭の三町村を加えた南部六町村で今年三月、真庭地域任意合併協議会を結成した。だが、湯原町など北部を加えた広域合併を目指す勝山、久世、美甘の三町村と、反対する落合、北房、旭の三町が対立し、わずか二か月後にはこれも休眠状態に入った。

 伝統ある「真庭郡」はどうなるのか。心配する声が高まる中、ようやくまとまる兆しを見せ始めたのは六月だった。広域合併を目指す三町村は、反対する落合町と孤高の道を選んだ新庄村を除いた郡内七町村で研究会を設け、合併することで基本合意し、合併特例法に基づく「真庭地域合併協議会」を八月に設置した。会長に選出された藤木寛・久世町長は「素晴らしい真庭をつくりましょう」と呼び掛けた。

 これに十一月、落合、北房の両町が加わり、計九町村で新しい市の建設を目指す枠組みが固まった。「真庭は一つ」。両町が正式に加入した日、久世町中央公民館の壇上で九人の町村長が握手を交わし、会場の他の委員から大きな拍手がわき起こった。

 対象地域の面積は琵琶湖の約一・二倍にあたる八百三十平方キロ・メートル。四つの基本項目のうち、合併方式は新設とし、庁舎はまず勝山町役場を使用し、後に久世町内に建設することを決めた。合併期日は合併特例法の期限である二〇〇五年三月末までのいずれかに定める。市の名称は二十四日まで住民から募集中だ。

 最大の課題は、議員定数問題。小さな村の意見を反映させるため、町村単位に選挙区を設け、議員定数は四十人程度にする案が有力視されている。しかし、最も少ない中和村八百人から落合町一万五千九百人まで人口差が大きく、一票の格差は最大で約四倍になってしまう。「三倍を超えれば違憲との判例もある」という声もあり、曲折が予想される。

◇合併の方式 新設(新しい自治体が発足する。各町村長は失職)
◇合併の期日 未定(二〇〇五年三月末までに行う)
◇新しい市の名称 未定(住民から公募中)
◇新しい市役所の位置 当面は勝山町役場。後日、久世町に建設

670とはずがたり:2004/10/31(日) 14:16

全くアホやなぁ。。
>長船町の投票率は、わずかに過半数を超える56・76%。「投票しなくても合併は進む」という町民の空気をうかがわせる低さだった。しかし、三町長にとっても、条例案を可決した町議会にとっても「まさか」の結果が出た。

瀬戸内市 2004.11.1 新設/市制
邑久郡 牛窓町,邑久町,長船町
★邑久郡合併協議会(法定)
※研究会設置:2001/6/26
※法定協議会設置:2002/8/1
※新市名最終候補5点:瀬戸内,東岡山,東備,夢路(ゆめじ),あけぼの
※新市名:瀬戸内市(せとうちし)
※新市役所:現・邑久町役場

※長船町の合併の是非を問う住民投票の結果「賛成(46.2%)」「反対(53.8%)」(2003/10/26)
※合併協議を休止(2003/12/25)
※長船町は3町での合併協議継続を表明(2004/2/13)
※合併協議を再開(2/18) 合併予定日04/3/1→04.11.1へ

※合併協定調印式:2004/3/6
※合併関連議案を3町が可決:2004/3/15〜23
※合併関連議案を岡山県議会が可決:2004/6/25
※官報告示:2004/7/16
(推) 39,404 (国) 39,403 125.51

合併 どうなる わがまち 思惑交錯
邑久郡3町 揺れる瀬戸内市構想
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okayama/kikaku/010/6.htm

 「瀬戸内市」。日本のエーゲ海と自負する牛窓町を含む邑久郡三町は、来年三月一日、ロマンあふれる名前で呼ばれるはずだった。だが、十月末に実施された長船町の住民投票で事態は一変した。三町合併に反対する町民が過半数を占め、二年半の協議が宙に浮いたままとなっている。

 清家隆宣・長船町長「合併は必要との考えは変わらない。最後まで努力する」
 東原和郎・牛窓町長「三町合併はぜひ、成功させたい。ここでだめなら、次の選択を考えねばならない」
 立岡脩二・邑久町長「合併は譲り合うパートナーシップが大切だ。『雨降って地固まる』を期待する」

 先行きが見えない中、手を携えて合併を進めてきた三町長はこう話す。

 合併協議は二〇〇一年六月、研究会を設置して本格的に始まった。昨年八月に法定の協議会に移行後、本庁舎を邑久町役場と決めるなど、お互いに譲歩しながら約四万人の市の誕生に向けて準備を整えてきた。基本四項目も決まり、十一月初旬には三町長が合併協定書に調印する予定だった。

 その中で、長船町の住民投票が迫っていた。「町民の意思を確認する」という理由で、議員発議の住民投票条例案が可決されたのは合併協議が大詰めを迎えた今年六月。牛窓町議会は九月、町民が直接請求した同じ条例案を「時期が遅い」と否決した。邑久町議会も同様に住民からの請願を不採択とした。

 長船町の投票率は、わずかに過半数を超える56・76%。「投票しなくても合併は進む」という町民の空気をうかがわせる低さだった。しかし、三町長にとっても、条例案を可決した町議会にとっても「まさか」の結果が出た。

 投票直後、邑久郡合併協議会で、委員の中村良平・岡山大経済学部教授は「(今回は)長船町議会が結果を楽観視していた。軽率な行動だったと言われても仕方ない」と指摘した。

 清家町長は長船町議会の議長らに伝えた。「議会の同意が得られるなら合併協定書に調印する。その上で私は辞職する」。が、町議会は十一日後、投票結果を尊重する道を選んだ。協定書の調印には踏み切れず、合併に必要な電算システムの統合や邑久町役場の改修、県への申請が出来ないため、「平成の合併」で県内トップを目指した三月一日の合併は夢と消えた。

 こうした中、十二月四日、前長船町PTA連合会長の布野浩子さん(42)らが、三町の早期合併の決議を求める請願を町議会に提出した。有権者の半数を超える署名が添えられていた。

 「合併は必要」「住民投票の結果を覆すことは出来ない」。特別委員会を設けて審議する町議会は、採決を決断できないままだ。

 二十五日には十九回目の合併協議会が開催される。協議継続か、解散か。ぎりぎりの話し合いが年末まで続く。

671とはずがたり:2004/10/31(日) 14:18
合併 どうなる わがまち 思惑交錯
津山地域協と苫田郡西部協 6市町村 議員定数クリア
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okayama/kikaku/010/7.htm

細やかさ選んだ4町村
◇津山地域◇

 六市町村でつくる法定の「津山地域合併協議会」は十一月末、最大の関門に差し掛かっていた。

 合併論議で紛糾するケースが少なくない議員定数問題。編入合併の場合、消滅する側の議員は原則的に失職する。

 新しく生まれ変わる津山市は、人口割では三十四人以内と規定されている。協議の結果、合併特例法の定数特例を適用し、合併直後に消滅する四町に各二人、阿波村に一人を定員とした選挙区を設け、新市議を選ぶ選挙を実施することで合意した。現在の津山市議二十八人と合わせた計三十七人で新しい議会をまず発足させる。現津山市議が任期満了を迎える二〇〇七年には新たに三十四人以内で定数を決め、市全体で市議選を行う。

 「よくぞ、他の町村の議員が決断してくれた」

 議員定数を検討する小委員会の委員長、森西順次・津山市議会議長は安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 津山地域で合併論議が本格化したのは昨年十月だった。津山市は赤字が続く市街地再開発ビル「アルネ・津山」などを抱え、十年間は合併特例債が認められるなどの国の財政支援にひかれて合併を模索した。北に連なる加茂町と阿波村は、地理的、経済的に津山市と結び付きが強く、すんなりと一緒になることを決めた。今年四月には法定の協議会に移行し、新市名を津山市、新庁舎も津山市役所にすることを決めた。

 今のまま進めば、約九万人の津山市に勝北、加茂、中央、久米、阿波の五町村が吸収され、約十一万九千人の新市が誕生する。津山市は「県内で最も早く合併できるのではないか」と自信を見せる。

 ただ、そのまま調印できるかは微妙だ。久米郡五町の研究会にも参加する久米、中央の両町が態度を決めかねているからだ。特に久米町では、住民グループが久米郡五町による法定協議会の設置を求め、住民投票を行う請求手続きを進めており、今後の行方が注目されている。

◇苫田郡西部◇

 合わせても約一万五千人にしかならない鏡野、奥津、上斎原、富の二町二村による対等合併。四町村は「大きな自治体では細やかな行政サービスが出来ない」と反論する。

 苫田郡六町村は昨年九月、津山地域に先駆けて合併問題準備協議会を結成。奥津、鏡野両町は当初、津山地域との合併も探ったが、苫田郡で集まることを決めた。これまでの話し合いで、二〇〇五年三月一日に新設合併をし、庁舎は鏡野町役場にすることを決め、新しい町名は全国から公募している。

 かつて人形峠でのウラン採掘で栄えた上斎原村は千人を割り、温泉を持つ奥津町も観光産業が芳しくない。少子高齢化と過疎化に苦しむ四町村は、合併を機に飛躍を望むが、前途は多難のようだ。

◆津山地域
◇合併の方式 編入(津山市に編入。五町村の首長、議員は失職)
◇合併の期日 未定(二〇〇五年三月末までに行う)
◇新しい市の名称 津山市
◇新しい市役所の位置 現在の津山市役所

◆苫田郡西部
◇合併の方式 新設(新しい自治体が発足する。各首長、議員は失職)
◇合併の期日 二〇〇五年三月一日
◇新しい町の名称 未定(全国から公募中)
◇新しい町役場の位置 鏡野町役場

672とはずがたり:2004/10/31(日) 14:20
吉備中央高原都市が求心力を持たないのは後期計画が凍結されてたからか。。
>二つの町が将来を共にしようとする背景には、県が両町にまたがる六百十ヘクタールで医療や福祉施設、先端産業企業、住宅などを整備したものの、財政難などで凍結、現在は後期計画が検討されている「吉備高原都市」の再建があった。

高梁地域も縮小したのか。。
>「高梁地域」は元々、高梁市と上房郡三町、川上郡三町を指し、広域行政もこの枠組みで行われてきた。

合併 どうなる わがまち 思惑交錯
吉備高原中央と高梁地域 
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okayama/kikaku/010/8.htm

2町の理念 農業基本
◇吉備高原中央◇

 標高二百―六百メートルの県中央部に広がり、里山の原風景が残る吉備高原。その中心にある加茂川町と賀陽町は昨年七月、合併特例法に基づく「吉備高原中央地域合併協議会」を設立し、新町名も決めるなど、来年秋の合併を目指して順調に協議を進めている。

 合併後の人口は一万五千人。市になる要件は満たさないが、二つの町が将来を共にしようとする背景には、県が両町にまたがる六百十ヘクタールで医療や福祉施設、先端産業企業、住宅などを整備したものの、財政難などで凍結、現在は後期計画が検討されている「吉備高原都市」の再建があった。

 両町は以前から、同都市を核とした町づくりを目指しているだけに結び付きも強く、来年三月の合併調印を前に、岡山空港、岡山道など地の利を生かした農業施策など新しい町の具体的な建設計画づくりが進む。

 基本理念は「農業立町」。県の教員研修施設など同都市建設に向けた動きも出始めており、協議会長の片山舜平・加茂川町長は「県への働きかけも必要だが、二つの町が文字通り一つになって取り組むことが一番。幸い、町民の協力で各種施設の用地は整っている。夢のある町づくりを進めたい」と力を込める。

◇高梁地域◇

 備中松山城や備中神楽、石の風車で知られ、悠久の時が流れる「高梁地域」。高梁市、有漢、成羽、川上、備中町の一市四町は五月、合併特例法に基づく高梁地域合併協議会をスタートさせ、曲折を経ながら新市名や合併期日を決めた。

 「高梁地域」は元々、高梁市と上房郡三町、川上郡三町を指し、広域行政もこの枠組みで行われてきた。

 任意協議会には当初、一市六町が参加していたが、賀陽町は加茂川町と、北房町は真庭地域との合併を選択。長い歴史を刻んだ枠組みの消滅を嘆く声も多かったが、意思統一が図れ、協議の進展につながったことも否定できない。

 小委員会はこれまで、「新庁舎は現高梁市役所を使い、議員定数は十か月間は全員在任、特例期間後は二十六人」と報告。庁舎位置に異論は少ないが、一時的とはいえ、議員が六十六人になることについては、小委員会でも議論が百出した経緯があり、成り行きが注目される。

 来年二月末の合併調印に向け、新市の建設計画は大詰めを迎えた。同合併協議会副会長の山縣喜義・有漢町議会議長は「厳しい財政状況の中だが、住民に不公平感なく〈合併して良かった〉と思ってもらえる新市づくりに全力投球する」と意欲を見せている。

<基本4原則>

◆吉備高原中央

◇合併の方式 新設(新しい自治体が発足する。両町長は失職)
◇合併の期日 二〇〇四年十月一日(目標)
◇新しい町の名称 吉備中央町
◇新しい町役場の位置 当面は賀陽町役場。その後、吉備高原都市計画区域内に建設。

◆高梁地域

◇合併の方式 新設(新しい自治体が発足する。各市町長は失職)
◇合併の期日 二〇〇四年十月一日(目標)
◇新しい市の名称 高梁市
◇新しい市役所の位置 未定。

673とはずがたり:2004/10/31(日) 14:21
合併 どうなる わがまち 思惑交錯
◆ 見えてきた枠組み ◆ 〈6〉
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okayama/kikaku/010/9.htm

◇井原地域◇

 「中国地方の子守唄」の古里で、美しい星空や自然が広がる井笠地域北部。合併協議は当初、井原市、矢掛、美星、芳井町で進められていたが、矢掛町が今年一月、不参加を表明したため、四月末、三市町で合併研究会を設立。財政見通しやイメージを盛り込んだ結果報告書を出した後、九月に井原地域合併協議会を立ち上げた。

 美星、芳井両町が井原市に編入されるという形態だが、協議はいたって順調で、完成したばかりの井原市役所を新市の事務所にすることをすでに決定。地名の表記では、「井原市」の後ろに「美星町」「芳井町」を続け、二町の名前を後世に残すことで合意した。

 新市の人口は四万六千人。条例は井原市のものが適用されるが、美しい星空を残す美星町の光害防止条例を引き続き同町域に適用するかなど、三市町の特色を生かした施策を今後、検討していくという。

 最大の課題は、過疎高齢化が進む地域の活性化。市長が社長を兼ねる井原鉄道の活用や下水道整備、農道建設などで十二億円の債務を抱える美星土地改良区の取り扱いなどもあり、協議会長の谷本巖・井原市長は「地域がより豊かになり、住んで良かった、いつまでも住み続けたいと思えるまちづくりをしたい」と話していた。

◇総社地域◇

 鬼ノ城や備中国分寺など数多く残る史跡が、いにしえのムードを醸し出す吉備路。総社市、真備町、清音、山手村の総社圏域四市町村は昨年九月、県の合併パターンに沿って合併研究会を設置。距離的、歴史的側面から見て圏域での合併は妥当な枠組みと思われた。

 しかし、高梁川で隔てられ、倉敷市・水島コンビナートのベッドタウンともいえる真備町が今年二月、生活圏であり、住民とのかかわりが深い倉敷地域の研究会に参加。同町が倉敷市などと法定の合併協を立ち上げた十月一日、三市村も法定協を設け、圏域は二つの枠組みに分かれた。

 同町には四市町村のごみ処理施設があるが、吉富陸夫・清音村長は「これまでの付き合いがあるので議論しやすい」と話す。

 三市村の面積は二百十二平方キロ、人口は六万六千人。総社市が圧倒的に中心だが、インフラ整備などはほとんど変わらず、合併協議をスムーズに進める意向もあって新設合併とした。協議会長の竹内洋二・総社市長は「力を合わせて課題を解決していく合併にしたい」と力を込める。

 協議は順調で、新市名は小委員会で検討が始まった。今後は地名を残したい両村の意見を考慮しながら協議。合併後はエリア南部が中心になるため、北部の活性化が課題になりそうだ。

基本4項目 

◆井原地域
◇合併の方式 編入(美星、芳井町を井原市に編入)
◇合併の期日 未定(二〇〇五年三月末までに行う)
◇新しい市の名称 井原市
◇新しい市の位置 井原市役所(芳井、美星両町役場は支所)

◆総社地域
◇合併の方式 新設(新自治体が発足、各市村長は失職)
◇合併の期日 未定(二〇〇五年三月末までに行う)
◇新しい市の名称 未定(合併協議会の小委員会で検討)
◇新しい市の位置 総社市役所

674とはずがたり:2004/10/31(日) 14:25
岡山市合併協議>>540 >>271
瀬戸町と岡山市>>665
岡山市・灘崎町>>594

合併 どうなる わがまち 思惑交錯
中四国の中心 足踏み<7>
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okayama/kikaku/010/10.htm

 中四国の中核都市を目指し、岡山市が周辺の玉野、灘崎、御津の一市二町と政令指定都市化に向けた合併を進めている。しかし、葬祭料の無料サービスや福祉バスの運行などそれぞれが独自の政策を持ち、微妙に違う事務事業のあり方を検討するだけでも三千項目以上あり、今後どう進んでいくのか、先行きの見えない状況が続いている。

 二市二町は今年七月、任意の「岡山県南政令市構想合併協議会」を発足させた。十一月下旬に開催された第五回の全体会議で、玉野市の委員が、事務事業のあり方を検討する小委員会の報告に不満を漏らした。

 「事務事業を調整する論議では、合併誘導のために問題を先送りした感じを持っています」

 この日、小委員長が、各自治体の特色ある九つの事業について、一つを除き、事務局が作成した原案通りに合意したことを説明した。これに対し、別の委員会に所属する玉野市の委員が、事業の存続を認めるだけで決着とするのではなく、いつまで存続させるかを話し合う必要があると指摘したのだった。

 その後、「合併した後、存続すべき政策は残り、整理されるべきものはなくなるものだ」「特色ある政策を、新しい市全体に広げるのかどうかも決めるべきではないか」などと議論百出。小委員会の合意した八項目も、再び小委員会に差し戻すことが決まった。思うように進まない状況を象徴する場面だった。

 六十三万人の岡山市が中核市になったのは七年前。国は今回、「平成の合併」を進めるため、八十万人以上とされる政令指定都市の要件を「七十万人程度」に引き下げている。府県並みの行財政権限を有する政令指定都市になるのが岡山市の悲願。二市二町を合わせれば約七十二万二千人となり、条件を達成出来る。

 だが、県内四位の七万人を抱える玉野市の反応は鈍い。市議会の合併問題検討委員会は昨年十一月、「合併は慎重に検討すべき」という報告書をまとめた。葬祭費の無料サービスや交通の不便な地域にバスを走らせるなど、福祉面で独自の施策を持ち、合併すればサービスが低下するという懸念が根強い。

 岡山、玉野両市長をはじめ、四市町の執行部は年内にも法定協議会へ移行したい希望を持っていた。しかし、事務事業のあり方だけでなく、多くの点で確認すべき問題が山積し、越年することが確定した。

 緩和された条件で政令指定都市になるには、合併特例法が期限を迎える二〇〇五年三月末までに実現しなければならない。タイムリミットが刻々と迫る中、白熱した話し合いが続く。

675とはずがたり:2004/10/31(日) 14:30
備前(片上)+三石→備前市+日生+吉永
和気+佐伯>>463

>岡山市以東の瀬戸内側では唯一の市で、二万八千人の小都市から脱皮を目指したい備前市。一方、計二万二千人の郡北部三町(吉永、佐伯、和気)は老人ホームの運営やし尿・ゴミ処理など、行政上も生活面でも結びつきが強い。

>備前市と日生町は、「市制を望む」という理由で北部三町の研究会を脱退した吉永町と十月、法定協議会を設置。佐伯町と和気町も今月十九日に発足させ、将来の枠組みが固まった。

合併 どうなる わがまち 思惑交錯
二手に分かれた法定協 <8>
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okayama/kikaku/010/12.htm

 備前市と和気郡4町 
 JR山陽線、赤穂線、山陽自動車道が東西に貫き、兵庫県と接する瀬戸内側の要衝の地である備前市と和気郡四町。最初は五市町で合併論議を始めたが、現在は瀬戸内沿岸の備前市、日生、吉永の両町と、農業地域の佐伯、和気両町の二手に分かれ、それぞれ法定協議会を設けて準備を進めている。

 五市町は今年一月、任意の「備前市・和気郡合併調査研究会」を設置した。が、近隣に比べて遅いうえ、意欲に温度差があった。

 岡山市以東の瀬戸内側では唯一の市で、二万八千人の小都市から脱皮を目指したい備前市。一方、計二万二千人の郡北部三町(吉永、佐伯、和気)は老人ホームの運営やし尿・ゴミ処理など、行政上も生活面でも結びつきが強い。

 五月の第三回研究会。北部三町だけで別の研究会設置を表明した西崎歳太路・和気町長に対し、「一市四町合併」を唱えてきた栗山志朗・備前市長は「残念」と声を震わせた。六月に研究会は解散し、別々の道に踏み出した。

 備前市と日生町は、「市制を望む」という理由で北部三町の研究会を脱退した吉永町と十月、法定協議会を設置。佐伯町と和気町も今月十九日に発足させ、将来の枠組みが固まった。

 備前市と二町の協議会は対等(新設)合併などで合意し、実現すれば兵庫県との結節点に県内で四番目の広さを持つ四万二千人の都市が誕生する。備前焼や日本最古の庶民の学校「閑谷学校」で知られる備前市。瀬戸内海国立公園に浮かぶ大小十三の島を持つ漁業と観光の町、日生町。八塔寺ふるさと村など自然豊かな吉永町。それぞれに歴史や風土に特色を持っている。

 栗山市長は「お互いの魅力、資源を有機的に連携させ、住民福祉につなげる。兵庫県との玄関口であり、交流人口を拡大して県境の都市として役割を果たす」と合併後をにらむ。

 和気、佐伯両町の法定協議会は二十五日に第一回を開き、年明けから協議のピッチをあげる。シーズンには十五万人でにぎわう「藤公園」や夏のイベント「和文字焼き」で観光客を呼び込む和気町。県自然保護センターやリンゴ園の広がる山間の佐伯町。二町を合わせた人口は一万七千人。

 和気町は合併前の行財政改革で、新年度予算三割カットの編成に着手し、企業経営や農業でプロ集団を育成する塾の創設を目指す。西崎町長は「金で解決する行政の時代は終わった。二町の特徴を生かし、知恵を出し、汗を流して血の通った地域を築きたい」という。尾崎忠信・佐伯町長は「住民を身近にお世話できる規模。身の丈に合ったスリムな行政ができる」と狙いを話している。

 ◆備前市・日生町・吉永町
 ◇合併の方式 新設(新しい市が発足する。各市町長は失職)
 ◇合併の期日 二〇〇五年三月末までの早い時期
 ◇新しい市の名称 未定
 ◇新しい市役所の位置 未定

 ◆佐伯町・和気町
 ◇合併の方式 未定
 ◇合併の期日 二〇〇五年三月末までの早い時期
 ◇新しい町の名称 未定
 ◇新しい町役場の位置 未定

676とはずがたり:2004/10/31(日) 14:40
>>443-444 >>505-507
【<ばらばらな久米郡>】
中央(津山市域):津山市との協議に参加―(離脱)→久米郡内合併に参加
旭(経済圏の落合町):落合などと真庭市・吉備中央高原都市構想などに参加→久米郡内合併に参加
久米南(病院運営などが一緒の建部町):吉備中央高原都市構想に参加・建部町などと合併検討→久米郡内合併に参加→離脱
久米(津山市域):津山市との協議に参加→津山市に
柵原(町内の三分の二がかつて勝英地域):勝田郡勝央町・英田郡英田町等と合併を模索→久米郡内合併に参加

美咲町
2005.3.22久米郡 中央町,旭町,久米南町,柵原町
★久米郡地域合併協議会(法定)
※地理的にも横に間延びしてるし,なんか妥協の産物な気がしてならない。棚原は美作市,中央町は津山市,旭町は真庭市と合併すればよいのではないか?

久米郡5町 各自治体 思惑にズレ <9>  2003年12月25日
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okayama/kikaku/010/13.htm

 「五町の合併に一生懸命な町があれば、研究会を壊そうとしとる町もある。壊れるのを願っとる所もある。ばらばらじゃ」。旭町で開かれた第二回久米郡五町合併研究会。会合公開の可否など合併と直接関係のない〈論議〉が一時間続いた後、委員の一人が休憩中、吐き捨てるように言った。

 研究会は今年十月、中央、旭、久米南、久米、柵原町の首長や議長らで結成。合計面積は三百八十五平方キロ、人口は市への昇格も可能な約三万一千人。「久米」の名は、律令制度が誕生した七世紀後半からあったとされ、平安時代の文献「延喜式」にも登場するなど歴史ある地域だが、合併を巡る動きはそれまで、大きく食い違っていた。

 中央、久米町は町中心部から十分足らずで行ける津山地域、旭町は経済圏の落合町がある真庭地域、久米南町は病院運営などが一緒の建部町、柵原町は町内の三分の二がかつて同じ郡だった勝英地域と、一―二年前に研究会を設立。お互いに背中合わせで合併への道を探っていた。

 ところが今年三月、単独で同郡の合併を目指していた五町の住民団体が、「歴史ある久米の名を残そう」と久米郡五町合併町民連絡会議(三船博之代表)を結成。各町で有権者の五十分の一の署名を集め、それぞれの町に七月、法定の久米郡合併協設置を求めた。

 この間、久米南、中央、久米の三町が研究を続けていた郡外の地域と法定協を設けたが、三船代表は「同じ郡だと対等な立場で話し合え、気心も知れているから、地域に根ざしたまちづくりができる」と久米郡でまとまる効果を強調する。

 法定協設置の請求は、四町の議会では可決されたが、久米町議会は「複数の法定協には入れない」と否決したため、同町のメンバーは、法定協設置の是非を問う住民投票の実施を目指して十二月、有権者六分の一の署名を町に提出。来年一月下旬、住民投票が行われる見通しになった。

 投票結果は議会の議決と同じ効力があり、賛成が半数を超せば久米郡での法定協設置が決まるが、村上稔町長は「合併は個人的には明るい将来展望が開ける津山としたい」ときっぱりと言いきる。

 一方、今夏以降、落合町などと作っていた任意協が解散した旭、法定協まで作っていた建部町との合併が暗礁に乗り上げた久米南両町は〈背水の陣〉。久米南町の河島建一町長は「各町とも事情は違うが、何とか郡内での合併を」と三町の動きに期待を寄せ、研究会長を務める旭町の青野義昭町長も「久米郡は一つと信じている」と話す。

 研究会はこれまで、新市名や庁舎位置などをテーマに五回の会合を重ねた。だが、柵原町は、他町が法定協を脱会しない限り、久米郡の一本化は出来ないという立場を取り、会合でも各町がそれぞれの意見を述べ合うなど、合併に向けて話し合いが進んでいるとはとても言い難い。

 「法律の裏付けがない研究会では何も決められない。早く法定協に移行しないと間に合わない」という焦りの声も出始めた。千三百年を超す「久米」の名前は消えてしまうのか。この冬、大きな試練を迎えようとしている。

677とはずがたり:2004/10/31(日) 14:43
新見市 2005.3.31 新設
新見市, 阿哲郡 大佐町,神郷町,哲多町,哲西町
★阿新地域合併協議会(法定)
※法定協議会設置:2003/4/1

1市VS4町 激論も 阿新地域協  <10> 2003年12月26日
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okayama/kikaku/010/14.htm

 新見市と阿哲郡四町は今年四月、合併特例法に基づく「阿新地域合併協議会」を設置し、早々と新庁舎の位置で合意するなど順調に進むと思われていた。が、「新見市以外の四町が取り残される」との危機感から綱引きが激しくなり、足踏み状態が続いている。

 県西北端に位置する阿新地域は、87%が山林である石灰岩地帯。新見市と大佐、神郷、哲多、哲西の四町に三万八千五百人が住み、四季折々の美しい自然の中で過ごしている。一市四町は一九六九年に阿新広域事務組合を結成し、消防、ごみ処理、公立短大など多岐にわたって効率的な広域行政を展開してきた。地理的にも他の枠組みは考えにくく、「すんなりといく阿新地域がうらやましい」(高梁市幹部)という声が聞かれたほどだった。

 ところが、協議が本格化し始めた七月、四町でつくる阿哲郡町村会(会長、深井正・哲西町長)が合併研究会を発足させた。新見市の委員は「協議会に全力を挙げるべき時に、真意が分からない」と不信感を募らせた。深井会長は「阿新全域が最優先だが、不調の場合も考えて次善の策をとるのは行政の責任者として当然の行為」と説明する。その後、数回、四町長会談が持たれたが、具体策はまとまらず、九月からは「阿新全域の合併に全力を注ぐ」として休止している。

 背景には四町の危機感があった。対等の立場で新たに自治体を発足させる「新設合併」で合意しているが、約二万四千人の新見市に、二千六百―四千人の四町が実質的に吸収されてしまうとの心配が強い。

 特例の適用で初回だけ増員出来る議員定数問題では、「住民の理解が得られない」として法定数の二十六人程度にすることで大筋合意した。その一方、四町は「市全体で選挙すれば、私たちの地域から議員が出せない」と各市町ごとに選挙区を設けることを提案した。「早く一体感を作るためにも、その必要はない」との立場を取る新見市側と応酬が続いたが、市側が折れる形で設置する方向でまとまった。とはいえ、人口比でいけば定数二の選挙区も考えられ、議員に関する議論は当分続きそうだ。

 最近の協議会では激しい口論も見られ、傍聴者から「地域エゴの丸出し。もっと大局的な立場から議論してほしい」と批判が出ている。梅田和男・大佐町長は「悔いを残さないためにも意見を出し合うのは大切だと思う。合併期日はぎりぎりの二〇〇五年四月一日でも問題はない」と言う。

 順調に進まない議論が、市町村合併の難しさを示している。

基本4項目
◇合併の方式 新設(新しい自治体が発足する。各首長は失職)
◇合併の期日 未定(二〇〇五年三月末までに行う)
◇新しい市の名称 未定
◇新しい市役所の位置 新見市役所

678とはずがたり:2004/10/31(日) 15:10
>>443-444 >>505-507
【離散集合する勝英地域】

勝英地域11町村で研究会設置(2002/8)
津山との合併を目指す勝北、独自路線を決めた奈義両町を除く9町村で任意協を結成(02/12)
03/4の法定協設置も申し合わせる。

新市名や新市庁舎の位置を巡って意見が合わず、勝央町が脱会(03/2)。ほかの町村も「核となる町が抜けたら合併は無理」などと歩調が乱れ、協議会は解体。

英田郡六町村が合併問題研究会を立ち上げた(03/3)。後に勝田郡勝田町も加わったが、「財政面で課題を残す自治体との合併は難しい」と核となる英田郡美作町が八月に離脱,解散(03/8)

美作,勝央,勝田,英田,勝北に柵原を加えた6町で任意協議会結成(03/10末),後に勝北町は離脱,津山地域へ
※議員定数や新庁舎の位置をまとめ03/12/19法定協へ移行。
※人口の多い6町が中心となって県北東部に核となる都市をつくる
※棚原町は久米郡に協議会が出来たらそちらへ参加もあり

英田郡美作町,大原町,作東町,東粟倉村,西粟倉村の5町村任意協議会設置(03/11下旬)
※英田郡の任意協は美作町が主導で勝英広域合併を目指すもの
※勝英地域(勝田,英田郡),久米郡柵原町での広域合併を視野に検討,「勝田,勝央,美作,英田,柵原」の5町協議会に合流を申入れ(04/1/22)
※5町法定協議会は,9町村での合併協議は時間的に困難として,合流申入れを拒否(2/3)

※★勝英地域合併協議会 法定協議会設置:2004/3/25
(勝田郡勝田町,英田郡美作町,大原町,作東町,東粟倉村,西粟倉村)
※英田町に参加を呼掛け(3/5),5町での合併協議継続の可能性を視野に検討,参加を見送るも結局参加を申入れ(6/8),加入(6/22)
※勝央町に参加を呼掛け(6/16),勝央町は当面の間,単独町制継続へ
※西粟倉村の合併の是非を問う住民アンケートの結果離脱の意向を表明(8/19),合併協議から離脱(9/15),単独村制継続へ。

美作市 2005.3.31 新設

財政格差で離合集散
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okayama/kikaku/010/16.htm

 県北東部に位置する勝英地域(勝田、英田両郡)と柵原町(久米郡)の十一町村はこれまで合併を巡って〈離合集散〉を繰り返し、現在はエリア南部を中心とした五町でつくる法定協議会と、英田町を除く英田郡五町村の任意協議会の二つの合併協が併存。合併に対する町村間の考えと財政状況の差が原因といい、勝英は郡の枠組みとは違う形で分裂しているのが現状だ。
 十一町村は二〇〇二年八月、研究会をつくり、十二月には、津山との合併を目指す勝北、独自路線を決めた奈義両町を除く九町村で任意協を結成。二〇〇三年四月の法定協設置も申し合わせるなど、このままゴールに向かうかに思われた。
 だが、わずか三か月後、新市名や新市庁舎の位置を巡って意見が合わず、勝央町が脱会。ほかの町村も「核となる町が抜けたら合併は無理」「合併に対する考えに温度差がある」などと歩調が乱れ、協議会はもろくも崩れ去った。
 四月には、英田郡六町村が合併問題研究会を立ち上げた。後に勝田町も加わったが、「財政面で課題を残す自治体との合併は難しい」と核となる美作町が八月に離脱。つながりの深い郡を中心とした合併も失敗に終わった。
 「過去の対立は過去のものとして県北東部に核となる都市をつくらなくては」。十月末、人口の多い美作、勝央、勝田、英田、勝北に柵原を加えた六町(後に勝北町の脱会で五町に)が新たに任意協議会を結成。議員定数や新庁舎の位置をまとめ、十二月十九日、法定協を設立した。
 一方、十一月下旬、宮本俊朗町長が現職を破って当選した美作町はこの法定協設立の直前、英田町を除く同郡四町村と任意協議会を結成。二つの協議会を合流させ、二〇〇五年三月末までに柵原を含む勝英九町村の合併構想を打ち出した。
 「農業、商工業、観光のバランスが取れた町づくりには勝英での合併が不可欠。しかし、財政不安を理由に一部の町村を置き去りにはできない。まず英田郡でまとまり、それから勝英合併を目指す」。宮本町長は力を込める。
 これに対して、英田郡の任意協に参加している作東町の春名宏町長は「広域合併すれば効率的な行政運営ができ、財政力も整う」と歓迎し、同じ郡ながら任意協に入らなかった英田町の橋本清町長は「広域合併は歓迎するが、合併協の合流は調整が難しく、時間的な余裕がない」と慎重な姿勢を見せる。
 法定協の会長を務める勝央町の西田孝町長は「法定協で合併を進めるのが第一」と五町合併を強調し、久米郡研究会にも参加している柵原町の寒竹謙一朗町長は「法定協で話し合いを進めるが、久米郡に法定協ができたら住民投票で合併先を決めたい」と流動的な要素もにおわす。

679とはずがたり:2004/10/31(日) 15:12
倉敷と浅口地域 3市町 将来構想が鍵 <12>
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okayama/kikaku/010/17.htm

5町 来年早々にヤマ場
 昨年四月に中核市になった倉敷市を中心とする合併論議は、周辺の真備、船穂、早島、金光の四町を合わせて話し合われた。その後、町議会が合併しない決議を可決した早島町と、浅口郡での合併を視野に入れる金光町を除く三市町で今年十月、合併特例法に基づく協議会を設立し、四十七万都市に向けた調整が続いている。

 三市町の論議が具体的に進む中、将来構想について、真備、船穂両町の委員から「より深く議論すべきだ」と意見が出され、順調に進まない兆候が見え始めている。吸収される形の両町が、意見が反映されにくくなると懸念しているためだ。両町では議員発議で住民投票条例案が出され、真備町は可決、船穂町は審議を続けている。具体的な新しい市の将来像が見えた時に実施に踏み切る構えだ。

 その一方、「働きかけがあれば応じる」との立場で法定協議会を設けた倉敷市内部には、合併の利点に対する市民への明確な説明がないという意見が根強い。協議会長を務める中田武志市長は「倉敷、児島、水島、玉島地区と対等に扱うという精神で真備、船穂の二つの核を加え、全体として発展を図りたい」とし、将来の政令市移行要件の引き下げを求めていく姿勢を示すなど「合併の意義付け」に意欲を見せる。

 飛び地の船穂町を除き、倉敷、笠岡両市にはさまれた浅口郡五町は昨年十一月、合併に向けて研究会を設けた。今年三月に報告書を出し、六月に会合を開いた後、半年にわたって目立った動きはない。

 船穂、金光、鴨方、寄島、里庄の五町で構成する浅口郡は、合併すれば五万六千人となり、笠岡市に肉薄する。報告書では、合併の財政効果について、合併特例に基づく事業実施可能額が約三百五十億円、人件費など節減効果が約二十七億円―などと試算している。

 しかし、船穂町は今年十月、倉敷市、真備町と法定合併協議会を設けて離脱。鴨方、里庄、寄島の三町は五月から笠岡市と研究会を設けている。とはいえ、この研究会も浅口郡と同様にすぐに動く気配はない。

 金光町では二十一日、合併の賛否と組み合わせに関する住民投票が行われた。「合併する」が有効票の76%を占め、相手については「浅口地域」が「倉敷地域」をやや上回った。片山均町長は「差が少ないので慎重に検討し、一月に結論を出す」と話しているが、議会内には倉敷市との合併について「支所の設置が難しく、町の意見が反映されにくくなる」との意見が根強く、鴨方、寄島両町を念頭においた合併協議が進むとみられている。
 浅口郡研究会の事務局がある鴨方町の田主智彦町長は、枠組みについては明言しないが、合併には前向きな姿勢を示しており、来年早々、浅口地域の合併問題はヤマ場を迎えそうだ。

<基本4項目>

 ◇倉敷地域◇
 ◇合併の方式 編入(船穂、真備町を倉敷市に編入)
 ◇合併の期日 未定(二〇〇五年三月三十一日までの早い日)
 ◇新しい市の名称 倉敷市
 ◇新しい市役所の位置 倉敷市役所

680とはずがたり:2004/10/31(日) 15:13

>●里庄町には企業が多く、法人税などの自主財源が37%あり、県内の町村では財政力が豊かとされる。

>約一万九千人で規模の大きな●鴨方町も、性急な結論を求めていなかった。

>島を抱える●笠岡市は高齢化率が27%もあり、公債費や人件費など義務的経費の割合が四市町で最も高く、両町が合併に踏み切れない要素となっている。

合併 どうなる わがまち 思惑交錯
井笠地域南部 展望見えぬ4市町
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okayama/kikaku/010/5.htm

相互に際立つメリット欠く
 カブトガニと島に代表される瀬戸内海の恵みと、温暖な気候が特徴とされる井笠地域。井原市と美星、芳井の北部三市町は着々と合併準備を進めているが、南部の笠岡、里庄、鴨方、寄島の四市町でつくる合併研究会は展望の見えない状況に陥っている。

 高木直也・笠岡市長は今月九日の市議会で「合併特例法の期限(二〇〇五年三月末)内にまとまることはできない」と答弁。佐藤清・里庄町長も同日、町議会で「時間をかけて判断した方が良いという意見が多い。当面は単独、自立の道を選択する」と述べ、合併は困難との見通しを明らかにした。

 笠岡などの四市町が合併研究会を発足させたのは今年五月だった。合併が実現すれば、津山市の面積と人口をやや上回る約九万五千六百人の市が誕生する。しかし、笠岡市の合併検討委員会が昨年十月に出した報告書では「生産者や高齢者人口、産業構造比率は合併してもほとんど変わらない。財政的に厳しいが、単独市として歩んでいける」と明記。笠岡市は研究会にも、無理して合併する必要はないとの立場で臨んでいた。

 あとの三町も、寄島を除いて、合併に前向きな姿勢を見せていなかった。

 里庄町には企業が多く、法人税などの自主財源が37%あり、県内の町村では財政力が豊かとされる。約一万九千人で規模の大きな鴨方町も、性急な結論を求めていなかった。また、島を抱える笠岡市は高齢化率が27%もあり、公債費や人件費など義務的経費の割合が四市町で最も高く、両町が合併に踏み切れない要素となっている。

 今後の展望について、高木市長は「笠岡市単独で行くとしても、年明けには研究会で結論を出す」としている。しかし、合併を選択しない場合、厳しい行財政改革が必要であることは間違いない。寄島町では、十一月に全世帯を対象に実施したアンケートで、住民の60・6%が「合併の必要あり」と答えており、笠岡市と一市一町で合併する案も浮上している。

 一方、里庄、鴨方、寄島の三町は、船穂、金光を合わせた浅口郡五町でも合併研究会を設けている。鴨方町は、隣接の金光町が二十一日に行う住民投票の結果に関心を寄せており、井笠地域南部の合併は、枠組みを巡って流動的な状況が続きそうだ。

681とはずがたり:2004/10/31(日) 15:14
浅口合併求め署名提出 岡山県里庄の住民団体'04/8/13
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn04081338.html
 岡山県里庄町の住民グループ「浅口合併を考え理想的な都市を目指す会」(岡研三会長)は十二日、浅口地域の金光、鴨方町との法定合併協議会(法定協)設置を求める署名簿を選管に提出した。合併特例法の住民発議制度に基づく動き。当面、単独町制を維持する構えの里庄町の方針に反発し請求運動を起こした。

 署名は千八十二人分。請求に必要な法定数である有権者(八千九百三十七人)の五十分の一(百七十九人)を大きく上回った。

 岡会長ら三人は町役場で七月十二日から一カ月間で集めた署名簿を佐藤幹夫選管委員長に提出。請求理由は、厳しい財政状況に対処し、住民サービス向上などを図るためなどとしている。

 選管は二十日以内に署名を審査し、七日間の縦覧を経て有効数を確定する。同会はこれを受け、九月上旬にも佐藤清町長に法定協設置を請求。佐藤町長はこれを金光、鴨方町長に通知し、町議会に付議するかどうか意見を求めねばならない。

 金光、鴨方町の法定協は十一日の会合で、両町との合併を求める新町長が誕生した寄島町の加入申請を了承したばかり。鴨方町の田主智彦町長は「今は(里庄町のことまで)頭が回らない。さまざまな動きを見極めて判断すべきだと思う」とコメントした。

岡山県浅口合併で議会付議照会 3町に里庄町'04/10/9
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn04100939.html
 ■里庄町長「当面単独は不変」

 当面は単独町制維持の方針の岡山県里庄町に対し、同町の住民グループが浅口地域の金光・鴨方・寄島の三町との法定合併協議会(法定協)設置を求める住民請求をした件で、佐藤清里庄町長は八日、町議会に設置議案を付議するかどうか照会する文書を三町長に提出した。

 佐藤町長は三町役場を訪れた。このうち鴨方町役場では田主智彦町長に「町民有志から請求が出ました。ご意見をちょうだいしたい」と文書を渡した。田主町長は「里庄町の考えをどう尊重すればいいのか。今後、検討します」と受け取った。

 浅口地域三町はすでに法定協で協議を進めている。三町の回答期限は九十日以内。三町がそろって「付議する」と回答した場合に限り、里庄を含む四町の町長が法定協設置議案を各町議会に提案する。

 三町との法定協設置を請求したのは、里庄町の「浅口合併を考え理想的な都市を目指す会」(岡研三会長)。九月二十四日、町選管の審査を経て確定した二百三十人の署名を添え、佐藤町長に本請求した。

 佐藤町長は「未来永劫(えいごう)、合併しないわけではないが、来年三月までは様子を見るという里庄町のスタンスは変わらない」と話している。

682とはずがたり:2004/10/31(日) 15:17

【浅口郡・笠岡市】>>679-682
浅口郡 金光町,鴨方町,寄島町,船穂町,里庄町の5町で研究会「浅口郡5町合併研究会」設置:2002/11/12
「笠岡市・鴨方町・寄島町・里庄町合併研究会」を設置(2003/5/7),解散(2004/1/15)
※笠岡市→鴨方町・寄島町・里庄町←金光町,船穂町の枠組み

※里庄町は単独町制継続の意向を表明(2003/12/9)
※金光町の合併の是非と枠組みを問う住民投票の結果「浅口地域(38.5%)」「倉敷地域(36.7%)」「合併しない(23%)」(2003/12/21)

※笠岡市など4市町での研究会を解散:2004/1/15
※浅口郡5町での研究会を解散:2004/2/9

※船穂町は倉敷と合併協議
※金光町、鴨方町の両町の地域が合併重点支援地域に指定04/3/31
★金光町・鴨方町合併協議会(法定)を設置04/4/1

※笠岡市との2市町での法定協議会設置案を寄島町が否決(2004/6/23)
※笠岡市は寄島町と2市町での合併に前向き
※寄島町が合併協議への参加を申入れ(8/9),寄島町が加入(9/1)

★金光町・鴨方町・寄島町合併協議会(法定)
※合併予定期日:2006/3/31以前(詳細は協議会で決定)
※新市名公募上位10点:浅口(あさくち),金光,浅口(あさぐち),遙南(ようなん),備南,遥南(ようなん),あさくち,鴨光(かもこう),鴨方,天文
※新市名:浅口市(あさくちし)を提案
※新市役所:現・鴨方町役場
※里庄町で金光町,鴨方町,寄島町と4町での法定協議会設置を求める住民発議

参考文献
http://www.town.kamogata.okayama.jp/gappei/kyougikai_shokai2.html
金光町・鴨方町・寄島町合併協議会設置までの主な経過
http://www.town.satosho.okayama.jp/info/gappei/6-30(2).htm
里庄町:合併に関する質疑・回答の概要

683とはずがたり:2004/10/31(日) 15:20
>>665で迷っていた瀬戸町は赤磐郡内合併を選択したものの。。
でも残る町で協議推進あかいわ市が赤磐市となったのは大きい!

赤磐郡5町 一転 分裂の様相 <13> 2003年12月29日
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okayama/kikaku/010/18.htm

 岡山市のベッドタウンとして人口増加が進む瀬戸、山陽、赤坂、熊山、吉井町の赤磐郡。五町は一年前、法定の合併協議会をつくり、新市名も「あかいわ市」と決めるなど、人口五万八千五百人(二〇〇〇年国勢調査時)の都市発足に向けて順調に推移してきたが、大詰めに来て一転、瀬戸町役場の建て替えを巡って分裂の様相を呈してきた。

 同郡は果物や野菜栽培が盛ん。三十年ほど前から大規模な団地ができ、JRや高速道路、地域高規格道路(建設中)が貫く広域連携軸の要所として開発が進行中で、五町は二〇〇二年四月、郡合併調査研究会を設けて互いに譲り合いながら協議を続け、同年十二月、法定協に移行させた。

 協議会では、新市名のほか、山陽町役場を本庁舎、ほかの四町役場を支所とする庁舎位置を決めるなど大半の協議事項を済ませたが、合併期日を決める直前になって、瀬戸町役場の建て替え問題が急浮上した。

 同町によると、役場には合併後、新市の教育委員会や福祉事務所を置き、職員が現在の倍の約百八十人になることから、建て替えが合併の条件だった。ところが、十一月の第十二回協議会で、役員から「建て替えは新しい市の議会、執行部が検討すべき」という発言があったほか、後日の町長・議長会でも「条件にない」などの意見が出たという。

 このため、瀬戸町の合併協委員九人が協議会欠席を決めたほか、町民間でも合併反対の声が続出し、町議会は十二日、合併の是非を問う住民投票条例制定の請願を採択するなど合併推進は反転。土井堅郎町長も二十六日、「建て替えは合併条件だった。協議の信頼は失われた」と言葉を震わせ、脱会の意向を示唆した。

 瀬戸町は人口一万四千七百人。商工業も盛んで、歳入に占める自主財源の割合は36%と五町で最も高く、さらに社会基盤も整っていることなどから単独で生きる道を望む空気も強い。

 同町が脱会した場合、残る四町でも人口四万三千八百人と合併特例法による市制の要件を満たすが、生活面でも行政面でも強い瀬戸町との結びつきにしこりを残すことは避けられない。

 瀬戸町の委員が欠席を決めた協議会は、十二回を最後に延期となったまま。土井町長は、来年一月十六日ごろの臨時議会で脱会を表明するとみられ、順風満帆だった合併協議は、年明け早々に正念場を迎えようとしている。

<基本4項目>
◇合併の方式 新設(新しい自治体が発足する。各町長は失職)
◇合併の期日 二〇〇五年三月末までの早い日
◇新しい市の名称 あかいわ市
◇新しい市役所の位置 山陽町役場

684とはずがたり:2004/10/31(日) 15:31
【岡山県合併状況概観】>>665-684
=県東部=
備前市(片上・三石)・和気郡(日生・吉永・和気・佐伯)>>675
│└―→備前市(2005.3.22 備前市, 和気郡 日生町,吉永町)
└──→和気町(2005.3.1和気郡 佐伯町,和気町)>>463
邑久郡→瀬戸内市>>272 >>670
赤磐郡―→赤磐市 >>683 >>665
└→赤磐郡 ●瀬戸町

=岡山倉敷=>>540
岡山市(05.3.22 編入 岡山市, 御津郡 御津町,児島郡 灘崎町)>>594 >>674
倉敷市(05.3.22 編入 倉敷市, 浅口郡 船穂町,吉備郡 真備町)>>595
玉野市
早島町

=県央・美作地域・県北=
<岡山県県央部合併状況>>>443-444 >>505-507
吉備中央町>>672
勝田郡 勝田町,英田郡→美作市 >>678
|└→勝田郡 ●勝央町,英田郡 ●西粟倉村
└┐
苫田郡→鏡野町>>531 >>671
└┴――――┐
津山市――→津山市 >>666
┌→久米町―┘
久米郡――→美咲町>>676
└→●久米南町
御津郡→建部町
└御津町→岡山へ
上房郡・川上郡・高梁市→高梁市
└→北房町―┐
真庭郡―→真庭市 >>668-669
└→真庭郡●新庄村
阿哲郡・新見市→新見市(2005.3.31 新見市, 阿哲郡 大佐町,神郷町,哲多町,哲西町)>>677

=県西部=
総社市(2005.3.22 総社市, 都窪郡 山手村,清音村)
笠岡市・浅口郡>>177 >>682
小田郡・芳井郡 井原市>>673
│└→井原市(2005.3.1井原市, 小田郡 美星町,後月郡
└―→小田郡 矢掛町●

685とはずがたり:2004/10/31(日) 15:40
■合併状況一覧<暫定版>
――:北海道広域都市構想
>>514-516:東北地方30万人都市構想
>>639-640:★青森県の構造
――:関東広域合併都市構想
――:北陸信越広域合併都市構想
>>641-642:★福井県の合併状況と県の地域構造
>>622-623:★山梨県下合併構図
>>615:★静岡県合併状況(県東部特集>>625-633)
――:愛知岐阜広域合併都市構想
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/mie.html
★三重県合併協議変遷
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/shiga.html
★滋賀県広域合併の枠組みとその結末
>>590:★京都府市町村合併構図
>>586-588:★大阪市町村再編構想
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/hyogo.html
★兵庫県市町村合併構図
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/nara.html
★奈良県広域合併の枠組みとその結末
>>613-614:★和歌山県合併進展状況
>>538:山陰地区広域都市圏構想
>>539-540:山陽地方広域都市構想
>>684:★岡山県合併状況概観
>>536-537:四国県都合併構想
>>541-543:九州地域広域合併構想
(佐世保・松浦郡特集:http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/sasebomatuura.txt)
★:県下全合併状況を纏め終わった12府県

■類型試論
<全郡市移行基本型>
静岡・岡山・兵庫・山梨・香川・秋田・奈良
<市+郡構造型>
和歌山・青森・鳥取

686とはずがたり:2004/10/31(日) 16:58
誤解を恐れず発言すると4世帯8人や5世帯12人の為に一体幾らまでカネを掛けれるのかという話しだ・・。

宮川村 再建手探り 台風21号から1カ月
http://mytown.asahi.com/mie/news01.asp?kiji=6604

 9月29日の台風21号による土砂災害で死者6人・行方不明者1人を数えた宮川村は、被災から1カ月を迎えた。ライフラインは24日の道路に続き、水道も一部を除いて28日、ほぼ全域で仮復旧した。住民の生活は落ち着きを取り戻しつつある一方で、一部地域(4世帯11人)では避難指示が続く。村に残されたつめ跡は大きく深い。
(松本武士郎)

 4人が死亡し、1人が行方不明になった滝谷地区。国道一帯を覆った大量の土砂は撤去され、斜面崩壊で埋まった4軒の家屋は跡形もない。あたりに残る泥まみれの布団や縫いぐるみが、かろうじて生活の跡をうかがわせる。川べりの一角にユリや小菊の花が、手向けられていた。

 宮川は「日本一の水質」とアユ漁で知られる。普通なら1週間で元の澄んだ水に戻るが、今も赤水のままだ。宮川上流漁協の水谷幸夫組合長は嘆く。「元通りになるには10年はかかる。自然の力にまかせるしかない」

今も行方不明
 「やっと踏ん切りがつきました」
 滝谷地区の被災現場から宮川の上流に約700メートル。砂利採取業の地崎賢治さんは(52)は自宅前の川べりで、自らショベルカーを運転し、土嚢(どのう)積みをしていた。
 一人暮らしだった母親のいしさん(85)は俳句や踊りが大好きな「明るく、元気なおばあちゃん」だった。「あの日」以来、行方が分からない。捜索の現場に立つ毎日が続いた。
 24日、兄弟が寄り合い、被災現場で供養をした。そして、護岸がえぐり取られ、流失した砂利プラントの再生に向け、ようやく腰を上げた。「(復旧工事を)待っていたら仕事が出来ない」

 村の給水人口の約8割を占める東部簡易水道(島谷水源)は27日、濾過(ろか)装置が完成し、仮復旧にこぎ着けた。28日朝、生活雑用水から飲料水としての給水に切り替えられた。これに伴い、支援給水車による給水もなくなった。

 道路も、村中心部から約25キロ離れた村西端部の大杉地区へとつながる県道が24日に仮復旧し、4トン以下の車が通れるようになった。これにより同地区(4世帯8人)の孤立状態は解消された。

 水道、道路が今も仮復旧していないのは、道路崩落で寸断されたまま通行止めになっている野又地区(5世帯12人)だけになった。本格復旧は東部簡易水道が06年度の予定。道路はめどが立っていない。

大杉地区(4世帯8人)
http://www.mapion.co.jp/c/f?el=136/09/29.872&amp;scl=70000&amp;size=954,768&amp;uc=1&amp;grp=MapionBB&amp;nl=34/13/18.429

野又地区(5世帯12人)
http://www.mapion.co.jp/c/f?el=136/14/27.442&amp;scl=70000&amp;size=954,768&amp;uc=1&amp;grp=MapionBB&amp;nl=34/16/26.722
国道不通区間:将来的には作る気かよ。。
http://www.kkr.mlit.go.jp/road/time/r422.html

687とはずがたり:2004/10/31(日) 16:59
[かごしまの合併]指宿・山川・開聞1市2町、現行特例法での合併目指す /鹿児島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041030-00000185-mailo-l46

 指宿、山川、開聞1市2町の首長は29日、指宿地区4市町合併協議会の承認事項をほぼそのまま引き継ぎ、現行合併特例法での3市町合併を目指すことを確認した。対等合併による06年1月1日の新「指宿市」発足など重要事項でも合意。11月中に各議会と話し合ったうえで、12月上旬までの協議再開を目指す。
 指宿地区では今月、3市町と合併協議してきた頴娃町が合併反対多数の住民投票結果を受け離脱を表明。指宿合併協は休止状態となっている。
 この日は、合併協承認の全45協定項目について3市町長が協議。「新市発足後10年内に建設する」としていた新市庁舎は「建設の是非も含めて新市で検討する」と修正する意見で一致した。田原迫要・指宿市長は「お互いに前向きな議論ができた。残された時間が少ないので今後は密度の濃い作業が必要」と語った。

10月30日朝刊 
(毎日新聞) - 10月30日17時32分更新

688とはずがたり:2004/10/31(日) 17:13
<九州・沖縄>宮崎県
今からか。大丈夫なのか?

※東臼杵郡南郷村,西郷村,北郷村,諸塚村,椎葉村を含む8市町村で「日向東臼杵南部合併研究会」設置:2001/7/30→解散:2002/3/31
|↓
|※日向市,東臼杵郡門川町の2市町で準備室設置:2002/12/1
|※東郷町が参加を申入れ(12/10),東郷町が加入(12/18)
|☆日向市・門川町・東郷町任意合併協議会(任意):2003/1/17
|↓
|※法定協議会設置案を日向市,東郷町が可決,門川町が否決(2003/12月)
|※門川町は合併に慎重,単独町制継続を検討へ
|※3市町での合併を断念,協議会を解散(2004/3/30)
||
日向市長選で宮崎3区立候補の黒木健二氏当選(江藤派)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/1074
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/1076
||
|├→東臼井郡 ●門川町 単独町制
||
|※東郷町が日向市,門川町に法定協議会設置を申入れ(9/24)
||
|└→○日向市
| 日向市・東郷町合併協議会(法定):2004/10/29
| 日向市への編入 合併特例法期限(来年3月末)までに合併を申請し、06年3月合併を目指す

※椎葉村を含む5町村で任意協議会設置:2002/10/1
※椎葉村が合併協議から離脱の意向を表明(2003/12/9),単独村制継続へ

├─→東臼井郡 ●椎葉村 単独村制

└─→東臼井郡 ○美郷町 2006.1.1 新設/町制
 東臼杵南部合併協議会(法定):2003/12/25
 東臼杵郡 南郷村,西郷村,北郷村,諸塚村
 ※新町名最終候補2点:入郷(いりごう),美郷
 ※新町役場:現・西郷村役場
 ※日向市,門川町,東郷町との広域合併を断念
 ※諸塚村は合併に慎重

[市町村合併みやざき]日向市・東郷町法定協、スタート /宮崎
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041030-00000172-mailo-l45

 日向市・東郷町合併協議会(法定協)の設立式と総会が29日、日向市役所であり、合併方式は日向市への編入合併とすることなどを確認した。合併後の事務所は同市に設置する。
 会長に就任した黒木健二市長は設立式で「(合併の)目的を達成するよう全力を尽くしたい」とあいさつ。初協議では、合併特例法期限(来年3月末)までに合併を申請し、06年3月合併を目指すことで合意した。
 この他、議員定数は小委員会で協議することを決定。小委は両首長と議会、学識経験者計22委員で構成する。

10月30日朝刊 
(毎日新聞) - 10月30日17時25分更新

689とはずがたり:2004/10/31(日) 20:46
【愛媛県合併状況】

<中予地方>(3市12町村→3市3町)
=松山地区=
■松山市 編入 2005.1.1
松山市, 北条市, 温泉郡 中島町
松山市・北条市・中島町合併協議会(法定)
※北条市(2002/7/1),中島町(7/9)が松山市に合併協議を申入れ
※松山市,北条市の2市で任意協議会設置:2003/6/10
※松山市,中島町の2市町で任意協議会設置:2003/10/20
※3市町で法定協議会設置:2004/2/17
(推) 512,309 (国) 508,266 428.84

■東温市 2004.9.21 新設/市制
温泉郡 重信町, 川内町
☆重信町川内町合併協議会
※任意協議会設置:2002/7/5 ※法定協議会設置:2003/3/27
※新市名最終候補8点:温泉,さくら,重川,中予,東温,東温泉,東道後,吉井
※新市名:東温市(とうおんし)
※市役所:重信町役場
(推) 34,991 (国) 34,701 211.45

=伊予地区=
◇伊予市, 伊予郡 松前町,中山町,双海町
伊予地区合併協議会(2004/3/31解散)
※法定協議会設置:2003/7/10
※合併予定期日:2005/1/1
※新市役所:現・松前町役場←!
※伊予市(2003/12/18),中山町(2004/1/7)が合併協議から離脱を表明
※4市町での合併を断念,協議会を解散(3/31)
(推) 70,573 (国) 70,782 214.79

├→伊予郡 ●松前町:当面の間,単独町制継続へ(松前町だけで3万ほどの人口)

└→■伊予市 新設 2005.4.1
伊予市・中山町・双海町合併協議会(法定)
※任意協議会設置:2004/1/8 ※法定協議会設置:2004/4/1
※新市名最終候補3点:伊予,いよ,伊予灘(いよなだ)
※新市名:伊予市(いよし)
※新市役所:現・伊予市役所
(推) 39,883 (国) 40,505 194.47

■砥部町 2005.1.1 新設
伊予郡 砥部町,広田村
★砥部町・広田村合併協議会(法定)
※砥部町で2町村合併に反対する住民による,町長・町議会の解職・解散請求→町長が辞職→町議会解散の是非を問う住民投票の結果,町議会が解散(2002/12/22)
※砥部町の合併の枠組みを問う住民アンケートの結果「広田村(57.4%)」「松山市(42.6%)」(2003/4月)
※準備会設置:03/5/19,任意協設置:03/5/30,法定協設置:03/9/4
※新町役場:現・砥部町役場
(推) 22,133 (国) 22,075

690とはずがたり:2004/10/31(日) 20:46
=上浮穴地区=
■久万高原町 2004.8.1 新設
上浮穴郡 久万町, 面河村, 美川村, 柳谷村
☆かみうけな合併協議会
※準備会設置:2001/12/17,任意協議会設置:2002/2/1,法定協議会設置:2002/6/1
※新町名:高原町(こうげんちょう)を選定―反対→新町名を再検討:久万高原町(くまこうげんちょう)に変更
※町役場:久万町役場
(推) 11,222 (国) 11,887 583.66

※上浮穴郡 小田町は大洲地区内子町へ

<東予地方>
=今治・越智地区=(1市15町村→1市1町)
■今治市 2005.1.16 新設
今治市, 越智郡 朝倉村,玉川町,波方町,大西町,菊間町,吉海町,宮窪町,伯方町,上浦町,大三島町,関前村
今治市及び越智郡11か町村合併協議会(法定)
※吉海町,宮窪町,伯方町,上浦町,大三島町の5町で研究会設置:2001/1/4
※準備会設置:2002/7/23,任意協議会設置:2002/8/14
※菊間町が法定協議会不参加を表明(10/18),菊間町を除く11市町村で法定協議会設置:2002/11/18
※菊間町が加入(2003/4/1)
(推) 177,239 (国) 180,627 419.61

■上島町 2004.10.1 新設
越智郡 魚島村, 弓削町, 生名村, 岩城村
☆上島合併協議会
※研究会設置:2000/12/7
※検討会設置:2001/10/26
※任意協議会設置:2002/4/18
※法定協議会設置:2002/8/8
※町役場:弓削町役場
(推) 8,119 (国) 8,605 30.35

=伊予三島・西条・丹原地域=(5市5町→3市)

■四国中央市 2004.4.1 新設
川之江市, 伊予三島市, 宇摩郡 新宮村, 土居町
☆宇摩合併協議会
※川之江市,伊予三島市の2市で研究会設置:1969/8月→1970/3月解散
※宇摩郡別子山村を含む5市町村で検討会設置:2000/9月
※別子山村が合併協議から離脱(2001/2/8)
※4市町村で任意協議会設置:2001/4/20,法定協議会設置:2002/7/1
※新市名最終候補7点:宇摩,うま,法皇,ひうち,四国中央,東愛媛,東えひめ
※新市名:四国中央市(しこくちゅうおうし)
※市役所:伊予三島市役所
※新庁舎:川之江市と伊予三島市との市境周辺に設置へ
(推) 93,450 (国) 94,326 419.98

■新居浜市 03/4/1 編入
新居浜市, 宇摩郡 別子山村
☆新居浜市・別子山村合併協議会
※準備会設置:02/1/11,法定協議会設置:02/4/1
(推) 124,479 (国) 125,814 234.30

■西条市 2004.11.1 新設
西条市, 東予市, 周桑郡 小松町,丹原町
西条市・東予市・丹原町・小松町合併協議会(法定)
※任意協議会設置:2002/7/1,法定協議会設置:2002/10/1
※新市名公募上位及び最終候補10点:西条,石鎚,いしづち,道前(どうぜん),ひうち,西條,水都(すいと),伊予西条,東予(とうよ),さいじょう
※新市名:西条市(さいじょうし)
※新庁舎:合併後10年以内を目途に西条市内に設置へ
(推) 113,918 (国) 114,548 509.04

691とはずがたり:2004/10/31(日) 20:49
<南予地方>

=大洲地区=
大洲市 2005.1.11 新設
大洲市, 喜多郡 長浜町,肱川町,河辺村
★大洲喜多合併協議会(法定)
※検討会設置:01/6/11,準備会設置:02/9/2,※任意協設置:02/10/11,法定協設置:03/1/1
(推) 51,750 (国) 52,762 432.20

■内子町 2005.1.1 新設
上浮穴郡 小田町,喜多郡 内子町,五十崎町
★内子町・五十崎町・小田町合併協議会(法定)
※法定協議会設置:2002/9/1
※新町名:内子町(うちこちょう)
※新町役場:現・五十崎町役場
※新町の所属郡は「喜多郡」
※小田町の合併の枠組みと是非を問う住民投票の結果「内子町・五十崎町(51.9%)」「上浮穴郡5町(46.3%)」「合併しない(1.8%)」(2003/6/8)
※五十崎町の小田町の合併協議加入の是非を問う住民投票の結果「賛成(58.8%)」「反対(41.2%)」(2003/10/13)
※小田町が加入(2003/11/1)
(推) 19,951 (国) 20,782 299.50

=八幡浜地区=

◆八幡浜市,西宇和郡 伊方町,瀬戸町,三崎町,保内町,三瓶町と6市町で研究部会設置:2001/5/23

├→八幡浜市, 西宇和郡 保内町,三瓶町,三崎町(飛び地合併も検討→断念)
│ ├→□八幡浜市, 西宇和郡 保内町―→保内町議会は合併に慎重
| | 八幡浜市・保内町合併協議会(法定) 
| | ※2町で準備会設置:02/8/6,任意協設置:02/9/2,法定協設置:02/10/1
| | ※
│ ├→三瓶町―東宇和郡との合併協議へ→■西予市
| 三崎町
※三崎町の合併の枠組みを問う住民投票の結果「八幡浜市,保内町と飛び地合併(42.3%)」「瀬戸町,伊方町(57.7%)」(2003/2/23)
| |
※伊方町,瀬戸町の2町で任意協議会設置:2002/9/6
※法定協議会設置:2003/1/1
| ↓
└→※三崎町が加入(2003/7/1)
   └→■伊方町 2005.4.1 新設
  西宇和郡 伊方町,瀬戸町,三崎町
  伊方町・瀬戸町・三崎町合併協議会(法定)
  ※新町名最終候補7点:佐田岬(さだみさき),伊方,伊瀬岬(いせざき),西宇和,愛西(あいさい),媛西(ひめにし),豊予(ほうよ)
  ※新町役場:現・伊方町役場 (推) 12,646 (国) 13,536 94.34

692とはずがたり:2004/10/31(日) 20:51
=宇和地区=
■西予市 2004/4/1 新設/市制
西宇和郡 三瓶町, 東宇和郡 明浜町, 宇和町, 野村町, 城川町
☆東宇和・三瓶町合併協議会
※三瓶町を除く4町で研究会設置:01/4/3
※任意協設置:02/1/18
※三瓶町が加入,5町で準備会設置:02/3/16
※法定協設置:02/4/1
※新市名:西予市(せいよし)
※市役所:宇和町役場(新庁舎設置までの間)
※新庁舎:合併後10年以内に宇和町内に設置へ
(推) 45,677 (国) 47,217 514.78

※八幡浜地区から三瓶町参加

=宇和島地区=
□宇和島市 05.8.1 新設
宇和島市, 北宇和郡 吉田町,三間町,津島町
★宇和島市・吉田町・三間町・津島町合併協議会(法定)
☆宇和島市・吉田町・三間町任意合併協議会(2004/9/13解散)
※準備会設置:02/5/24,任意協設置:02/5/31,法定協設置:02/9/30
※宇和島市は津島町との合併に慎重,合併協議から離脱の意向を表明(4/15)
※協議会を休止(2004/6/8)
※宇和島市,吉田町,三間町は津島町を除く3町での合併を検討へ
※北宇和郡松野町は宇和島市との参加を検討,松野町議会が合併協議を申入れ(6/21)
※津島町を除く3市町で任意協議会設置:04/7/20
※津島町が合併協議の再開を申入れ(8/6)
※津島町で合併協議会の休止問題に関して,津島町議会に対する解散請求(リコール)の署名活動
※3市町での任意協議会を解散(9/13),法定協議会を再開(9/16)
(推) 91,424 (国) 95,641 469.47

□きほく町 新設
北宇和郡 広見町,松野町,日吉村
★きほく合併協議会(休止中)(法定)
※法定協議会設置:2002/10/1
※合併予定期日:2004/10/1(松野町の離脱表明に伴い協議会休止)
※新町名最終候補5点:きほく,三郷(みさと),広見川,水豊(みとよ),川筋
※新町役場:現・広見町役場(新庁舎設置までの間)
※新庁舎:広見町内に設置へ
※新庁舎建設位置を巡り協議が難航
※松野町が合併協議からの離脱および単独町制継続を表明
※松野町が協議会廃止議案を可決(2003/12/24),広見町、日吉村は廃止議案の提案予定なし,協議会を休止
※広見町,日吉村は2町村で合併へ,松野町は宇和島市との合併を検討へ,松野町議会が宇和島市に合併協議を申入れ(04/6/21)
(推) 17,311 (国) 17,986 340.37

■鬼北町 新設 2005.1.1
北宇和郡 広見町,日吉村
★広見町・日吉村合併協議会(広見町ホームページ/協議状況一覧表)(法定)
※2町村で法定協議会設置:2004/1/1
※新町名最終候補5点:鬼北,広吉(ひろよし),吉見(よしみ),見吉(みよし),美郷(みさと)
※新町名:鬼北町(きほくちょう)
※新町役場:現・広見町役場(新庁舎設置までの間)
※新庁舎:合併後10年以内を目途に,広見町内に設置へ
(推) 12,566 (国) 13,080 241.87

693とはずがたり:2004/10/31(日) 20:52
>>689-693【愛媛県合併状況】

=御荘地区=
■愛南町 新設
南宇和郡 内海村, 御荘町, 城辺町, 一本松町, 西海町
☆南宇和合併協議会
※研究会設置:2000/11/28,任意協議会設置:2001/7/9,法定協議会設置:2001/10/2
※新町名最終候補4点:愛南,住民,なんよ,南うわ
※新町名:愛南町(あいなんちょう)
※町役場:城辺町役場(新庁舎設置までの間)
※新庁舎:合併後4年以内をめどに,御荘町と城辺町の境界付近に設置へ
(推) 28,100 (国) 29,331 239.55

【愛媛県地域区分】

「東予」・・・伊予三島地区、西条地区、丹原地区、今治地区
「中予」・・・松山地区、伊予地区、上浮穴地区
「南予」・・・大洲地区、八幡浜地区、宇和地区、宇和島地区、御荘地区
       
東予・・・伊予三島地区(川之江市、伊予三島市、宇摩郡)、西条地区(新居浜市、西条市)、丹原地区(東予市、周桑郡)、今治地区(今治市、越智郡)。

中予・・・松山地区(松山市、北条市、温泉郡)、伊予地区(伊予市、伊予郡)、上浮穴地区(上浮穴郡)。

南予・・・大洲地区(大洲市、喜多郡)、八幡浜地区(八幡浜市、西宇和郡)、宇和地区(東宇和郡)、宇和島地区(宇和島市、北宇和郡)、御荘地区(南宇和郡)。
http://www.himekenkyo.or.jp/Hp/tokei14.html

694とはずがたり:2004/10/31(日) 20:59
愛媛県地域区分>>693
◆「東予」
伊予三島・西条・丹原地域…四国中央市・新居浜市・西条市
今治地区…今治市・越智郡上島町
◆「中予」
松山地区…松山市・東温市
伊予地区…伊予市・伊予郡 砥部町,松前町
上浮穴地区…上浮穴郡 久万高原町
◆「南予」
大洲地区…大洲市・喜多郡 内子町
八幡浜地区…八幡浜市・西宇和郡 伊方町,(保内町)
宇和地区…西予市
宇和島地区…宇和島市・北宇和郡 鬼北町,(松野町,吉田町,三間町,津島町)
御荘地区…愛南町

695とはずがたり:2004/10/31(日) 21:57
新宇和島市合併協議の難航と津島町の孤立

http://www.dokidoki.ne.jp/home2/ta21sytk/newpage18.htm
宇和島市合併協議会離脱関係のページ

愛媛新聞12月3日総合面
新市の組織機構などで宇和島・吉田・三間と対立
津島町議会 合併めぐり二分  きょう全員協議会開催
      「町の意見通らない」「住民投票求める声も 」                    
 二〇〇四年十月合併を目指している宇和島市、北宇和郡吉田、三間、津島町の合併協議で、津島町議会が合併の是非をめぐり揺れている。町議会には合併先に対する不信感が広がり、町議が合併反対・懐疑派と推進派に分裂。複数の町議からは合併の是非を問う住民投票条例の制定を求める声も上がっており、三日に開かれる議員全員協議会の議論の行方が注目される。
 合併協議会への提案事項を調整する事前協議の場で、津島町は十一月ごろからほかの一市二町と激しく対立。新市の組織機構では、津島町が基幹産業の水産課設置を要望したのに対し、一市二町が「合併目的の行政のスリム化につながらない。産業経済課に集約すべきだ」と主張した。
 また、三町が加入する職員退職手当組合をめぐっては、一市二町が「合併前日に脱会して新市で一括清算する」との姿勢を示すと、脱会時に比較的多額の清算金が返還される津島町は、「本年度末に脱会し、清算金をいったん町が受領したい」と強く拒んだ。
 さらに、同月中旬には首長と議会議長による正副会長会で、同町を除く一市二町が予定時間より早く集合して話し合いを持ったことに、同町議会が「津島町を蚊帳の外に置く侮唇的行為」と強く反発。合併を機に四市町が行う「地域イントラネット基盤施設整備事業」工事の入札が延期される事態に発展した。
 県宇和島地方局の仲介などで延期後に入札は行われたが、同二十七日の同町議員全員協議会で反対・懐疑派の複数の町議が「一市二町対津島町の構図の中、町の意見が通らない。このままでは町民が納得しない」などと発言。現在は「両派の勢力は五分五分」(複数の町議)で、意見統一は難しい情勢となっている。
 ほとんどの町議は十一月の町長選で、合併を公約に掲げる曽根貞義町長を支持。無投票再選された曽根町長は「(反対派の意見は)住民の納得する合併離脱の理由にはならない。合併しない場合は各種団体の補助金、町単独の事業費など、あらゆる費用が必要最小限になり、合併反対の議員は住民にどう説明するのか。満足な行政サービスが行えるとは思えず、政治生命をかけて合併を推進する」と話している。

2004年04月12日(月)
宇和島市議会「離脱方針」 合併協解散も視野
http://www.ehime-np.co.jp/daily_news/20040412/news20040412819.html

 宇和島市・北宇和郡吉田町・三間町・津島町の合併をめぐる問題で、1市3町の合併協議会正副会長会が11日、同市役所で非公開で開かれた。結論には至らなかったが、同合併協の太宰仁三会長(三間町長)は「信頼関係を修復できなかった。合併協の解散も視野に今後協議する」と発表した。
 太宰会長によると、宇和島市議会が問題提起した津島町の財政執行状況などに関する同町側の説明を受け、再度枠組み維持の方向で話し合ったが1市2町と津島町の信頼回復は出来なかったという。今後、三間町と吉田町は議会に持ち帰り審議し、15日に再度協議会解散の方向で正副会長会を開く。

任意の合併協議会7.20設置
宇和島市・吉田町・三間町合併協議会(廃止)宇和島市、吉田町、三間町H16.7.20
http://www.ehime-np.co.jp/daily_news/20040412/news20040412819.html

696とはずがたり:2004/10/31(日) 21:58
>>695
同協議再開

取材帳:
「合併はお互い信じ、助け合い、一緒に汗をかくことが… /愛媛
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/ehime/archive/news/2004/08/21/20040821ddlk38070706000c.html

 「合併はお互い信じ、助け合い、一緒に汗をかくことが必要と思っている」。宇和島市で16日開かれた、同市と吉田、三間、津島3町の合併懇談会で、津島町の赤松伝雄町長はこう述べた。4市町の首長や法定合併協議会の委員らがテーブルを囲んだのは合併協が6月に「休止」して以来、初めて▲出席者の顔ぶれは一部で入れ替えはあったが、大幅な変更はなく休止中の合併協が再開されたかと、見まがうような雰囲気だった。赤松町長は町の姿勢を説明し理解を求めたが、3市町はともに再開に向けてかじを切りつつあると感じた▲「かなり考え方が変わったのはどうして」といぶかる意見もあった。1時間半の話し合い終了後、出席者の1人は「まだ疑心暗鬼。本当に変わったのか。津島町の姿勢が」と疑問を投げかけた。不信感が完全に払しょくされたとはまだ言い難い。
毎日新聞 2004年8月21日

21世紀の吉田を創る会 掲示板
http://bbs7.otd.co.jp/271133/bbs_reply?reply=149

本日付読売新聞によると
 津島町の財政問題を発端に休止になっていた宇和島市、吉田、三間、津島町の法定合併協議会が十六日、三か月ぶりに、吉田町の吉田公民館で再開された。休止になった混乱の責任を取って辞意を表していた合併協会長の太宰仁三・三間町長に代わり、新会長に石橋寛久市長を選び、再開を全員一致で確認した。合併期日などの協議は次回以降に持ち越した。
 新会長に就任した石橋市長は「再開をうれしく思う。新宇和島市が一日も早く生まれるよう努力していきたい」と述べた。津島町の赤松伝雄町長は「休止は津島に責任があり、迷惑をかけて申しわけない。一市三町の合併は町民の願いで、南予の中核都市を一緒に目指したい」と述べた。

 協議会では、津島町の下灘漁協が真珠の生産や販売不振で、県信用漁業連合会に預けた資金から借入金などを引いた譲渡不足資金が約14億円に上っている問題が取り上げられた。町が損失補償を検討しており、新市に持ち越す恐れもあるため、次回以降に協議することにした。

 合併協は津島町の財政問題を発端に混乱。宇和島市が四月に離脱を表明し、六月から休止していた。

 協議会後、石橋市長ら四首長は、県庁の加戸知事を訪ね、再開を報告。石橋市長は「ほかの市町村より遅れたが、前向きな合併をしていきたい。県の指導と助言をお願いしたい」と述べた。加戸知事は「ゼロからの再開でないのだから、新宇和島市の未来にむけて努力してほしい」と話した。

http://www.ehime-np.co.jp/newsflash/news20041014868.html
来年8月1日合併目標 宇和島・吉田・三間・津島法定協

 宇和島市・北宇和郡吉田町・三間町・津島町法定合併協議会が14日、宇和島市役所であり、継続協議となっていた合併期日は「来年8月1日を目標とする」ことに決めた。
 期日は、来年2月、本年度末、8月以降の3案で審議。前回は吉田町と津島町が2月1日合併を、宇和島市と三間町が8月以降を主張し結論は出なかった。
 この日の会合では宇和島市と三間町は8月以降を引き続き主張する一方、吉田町と津島町が「早期合併が望ましいが、4市町の足並みをそろえるには遅い期日に合わせる必要がある」などと軟化。協議会長の石橋寛久宇和島市長が「8月1日を目標とするが、合併調印や議決を可能な限り早くし、早期合併を目指す」と提案し、賛成多数で決定した。

697とはずがたり:2004/11/01(月) 02:23
>>596

<町村合併>地震被災の六日町と大和町が「南魚沼市」に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041031-00000055-mai-pol

 新潟県中越地震で被災した町村が合併し、1日、二つの新市が誕生する。六日町と大和町が合併する「南魚沼市」は比較的被害が少ないため、予定通り新市体制に完全移行する。
 一方、小出町など6町村からなる「魚沼市」は、全町村が大きな被害を受けているため、合併後も旧町村の災害対策本部を維持する。期間は「緊急体制」を敷く14日まで。野村学・守門村長が市長職務執行者となるが、失職する旧町村長や助役も「非常勤特別職」として残るなどし、災害復旧に当たる。
 魚沼市になるのは、小出町、堀之内町、守門村、広神村、入広瀬村、湯之谷村で、人口は約4万5000人。しかし、31日午後5時現在、合わせて約1800人の住民が34カ所の避難所で避難生活を送っている。地震の影響で、1日に行う予定だった開庁式や辞令交付式は中止となった。
 公職選挙法の規定により、合併後50日以内に市長選を行わなければならないが、見通しは立っていない。1日に開く市選挙管理委員会では、「50日以内」の期限に近い日程を設定する予定というが、余震の状況などによっては変更を余儀なくされる可能性がある。各町村の選管職員らは「町や村の外に避難している人もいるので、日程が決まっても知らせることが難しい。投票所として利用する場所が避難所になっている問題もあり、課題は山積している」と頭を抱えている。
(毎日新聞) - 10月31日20時9分更新

698とはずがたり:2004/11/01(月) 02:24
自衛官OB採用の自治体急増、人脈期待し防災担当に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041030-00000413-yom-pol

 1995年の阪神大震災後、防災担当者として退職自衛官を採用する地方自治体が増加している。地域の防災計画の策定や災害時の自衛隊との連携を強化するのが目的だ。

 今年は台風や地震などの大規模災害が多く、今後、自治体の要望がさらに増える可能性もある。

 防衛庁によると、今年9月30日現在、退職自衛官は1都1府23県17市の防災・危機管理担当部局に49人が在籍している。

 自治体が退職自衛官を防災担当職員として採用したのは、阪神大震災の翌年の1996年4月に、元1等陸佐が静岡県の情報防災研究所に入ったのが最初だった。以前は、自治体と自衛隊の連携がよくないとしばしば指摘されていた。

 阪神大震災では、とくに連携のまずさが目立った。このため、防衛庁は地方の各部隊や各都道府県の地方連絡部を通じて、自治体との連絡体制を強化。自治体側でも、防災や救出活動に詳しい人材を求める声が上がった。

 その結果、99年以降は退職自衛官を採用する自治体が増え始め、99年度2人、2000年度3人、2001年度7人、2002年度6人、2003年度11人、2004年度は24人が自治体の防災・危機管理担当者になった。

 2004年度に急激に採用人数が増えたのは、今年6月に成立した国民保護法で、各都道府県、市町村に「国民保護計画」の策定が義務づけられたことが大きな理由となっている。国民保護計画は、日本が外国から武力攻撃を受けた場合などに、住民の避難・誘導を行うための具体的な手順を示したものだ。

 防衛庁は「防災計画の策定や、自衛隊との連携は自治体にとっては不慣れな面もある。退職自衛官が自治体に入ることで、専門的な知識や人脈を生かせるメリットがある」と退職自衛官の活用をPR。自治体からの要請があれば、積極的に人材を紹介する方針だ。
(読売新聞) - 10月31日0時47分更新

699とはずがたり:2004/11/01(月) 02:28
まぁほぼ順当だ。。

2004年10月31日(日)
山梨・牧丘・三富 合併市名は「山梨」
http://www.sannichi.co.jp/DAILY/news.php?y=2004&amp;m=10&amp;d=31&amp;s=1

3月22日発足 議員は〝小選挙区〟で20人

 山梨市と東山梨郡牧丘、三富両町村でつくる法定合併協議会は三十日、牧丘町役場で会議を開き、合併後の新市の名称を「山梨市」に決めた。合併期日は来年三月二十二日、議員定数は二十人とし、市議選は構成市町村ごとに定員を設ける「小選挙区制」で実施するとした。

 同法定協は今月上旬から同二十二日にかけ、三市町村の住民を対象に新市名に関するアンケート調査を実施。四千八百十三人から回答があり、「山梨市」が四千二百三十三人(87・95%)でトップ。「やまなし市」(百九十四人)、「東山梨市」(百四人)と続いた。

 この日の会議では、調査結果を参考に協議。「一番多い意見を生かすべきだ」とする意見に全員が同調し、「山梨市」に決めた。名称案から構成市町村名を除外しなかったことなどから、当初から「山梨市」になることが確実視されていた。

 合併期日については、現行の合併特例法の期限(来年三月末)内に合併を実現させるとして、三月二十二日に決めた。

 議員定数は法定数である二十六人以下とする当初の方針を受け、各議会が細部を協議した結果をもとに、二十人とした。市議選は山梨市十四人、牧丘町四人、三富村二人とする「小選挙区制」で実施する。

 字名についても協議し、山梨市は現行通りとし、牧丘町は町名を加え、同町窪平を例に挙げると、「山梨市牧丘町窪平」に、三富村は村は除き、同村川浦の場合、「山梨市三富川浦」とすることを決めた。

700とはずがたり:2004/11/01(月) 02:48
福島と富山は平成の合併は県内初のようだ。。

<平成の大合併>全国市町村数 11月1日に3000割れ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041030-00000061-mai-pol

 全国の市町村数が11月1日に3000を切り、2000台に突入する。同日実施の合併で17県の85市町村が20市町に統合され、3007から2942に減少する。日本の市町村数が4000台を割ったのは「昭和の大合併」が行われた1956年。「平成の大合併」が進み、およそ半世紀ぶりの大台割れとなる。
 日本の市町村数は明治時代以降、一貫して減少。1889年の市制町村制施行に伴う「明治の大合併」で7万余りの自治体数が1万5859にまで減った。2度目の大きな減少は「町村は人口8000人以上」をめどとした「昭和の大合併」(1953〜61年)で、1万近かった市町村が61年6月時点で3472に減った。合併特例法の改正などにより「平成の大合併」が始まった99年当時の市町村数は約3200で、それから約200が減少したことになる。<宮田哲>
 1日に誕生する18市は次の通り。カッコ内は参加市町村。
<福島県>
会津若松市(会津若松市、北会津村)
<茨城県>
日立市(日立市、十王町)
<新潟県>>>697
魚沼市(堀之内町、小出町、湯之谷村、広神村、守門村、入広瀬村)
南魚沼市(六日町、大和町)
<富山県>
礪波市(礪波市、庄川町)
南礪市(城端町、平村、上平村、利賀村、井波町、井口村、福野町、福光町)>>650
<山梨県>
北杜市(明野村、須玉町、高根町、長坂町、大泉村、白州町、武川村)
<岐阜県>
各務原市(各務原市、川島町)
<三重県>
伊賀市(上野市、伊賀町、島ケ原村、阿山町、大山田村、青山町)>>203
<兵庫県>
丹波市(柏原町、氷上町、青垣町、春日町、山南町、市島町)
<鳥取県>
鳥取市(鳥取市、国府町、福部村、河原町、用瀬町、佐治村、気高町、鹿野町、青谷町)
<島根県>
益田市(益田市、美都町、匹見町)
雲南市(大東町、加茂町、木次町、三刀屋町、吉田村、掛合町)
<岡山県>
瀬戸内市(牛窓町、邑久町、長船町)>>670(一旦協議凍結) >>272(協議再開) >>684
<広島県>
江田島市(江田島町、能美町、沖美町、大柿町)
<山口県>
宇部市(宇部市、楠町)
<愛媛県>
西条市(西条市、東予市、小松町、丹原町)
<鹿児島県>
鹿児島市(鹿児島市、吉田町、桜島町、喜入町、松元町、郡山町)>>77(桜島町の住民投票)
(毎日新聞) - 10月30日19時17分更新

701とはずがたり:2004/11/01(月) 02:49
おお,3000割れの記事が700ヒット
目標1000が700ぐらいになる瑞兆だとよいが。。

702とはずがたり:2004/11/01(月) 02:57
鬼北関連>>692追加

>>115
愛媛県松野町は11月、他町内にある新庁舎の候補地のうち1カ所を地元の土地開公社(←合併相手の広見町系の土地開発公社?)が松野町に無断で購入したことに「建設地決定と誤解を招く」と反発。法定協離脱を決めた。

>>22
松野町、合併協離脱へ
>柳野町長は「広見町のアルコール工場跡地取得問題で、新庁舎の位置をめぐって対等合併への不安が払拭できなかった。これ以上の合併推進は難しいと判断し、離脱を決心した。
>9月、広見町近永のアルコール工場跡地を鬼北土地開発公社が購入したことから、松野町側が「新庁舎の建設候補地の一つでもある」として広見町に合併協での説明を求めたが同町が応じなかったため、対立が深まっていた。

>>695-696
松野町が相手とする宇和島市はただでさえ松野町との関係でがたがたしてるのだが。。
また松野町と宇和島は事実上飛び地に。。

704とはずがたり:2004/11/01(月) 04:11
【米子地域合併協議】
◇米子市,境港市,西伯郡,日野郡14市町村で勉強会設置:2001/7/5

|  ┌→※境港市の米子市と2市での法定協議会設置の是非を問う住民投票の結果
|  |「賛成(40.8%)」「反対(59.2%)」(2003/7/20)→●境港市は単独市制継続へ
|  |
├→◆米子市・境港市※米子市,境港市の2市で研究会設置:2001/1月
|  ├─────→●米子市(05/3/31 新設 米子市・西伯郡淀江町)
|(淀江町・日吉津村)→※西伯郡日吉津村の合併の是非と枠組みを問う住民投票の結果
|  | 「米子市,淀江町と合併(35.85%)」「合併しない(64.15%)」(2003/11/30)
|  |    └──→●西伯郡 日吉津村:単独村制継続の意向を表明(2003/12/2)
|  |
├→◆西伯郡 淀江町,日吉津村,大山町,名和町,中山町(東部)
| 「西伯郡5町村合併問題勉強会」設置:01/6/7(淀江,日吉津,大山,名和,中山)
|  └──→●西伯郡 大山町(2005.3.28 新設 西伯郡 大山町,名和町,中山町)
|    西伯郡東部地域合併協議会(3町で準備会設置:02/12/6,法定協移行:03/1/1)
|       ※新町役場:現・名和町役場
├→西伯郡 岸本町,西伯町,会見町(西南部)
|  | ┌──→●西伯郡 伯耆町(2005.1.1 新設 西伯郡 岸本町,日野郡 溝口町)
|  | | 岸本町・溝口町合併協議会(法定協設置:2003/4/1)
|  ↓ |  ※新町の所属は「西伯郡」,新町役場:現・岸本町役場←岸本主導の様である
| ◆西伯郡 岸本町,西伯町,会見町,日野郡 溝口町と4町で研究会設置:01/7/4
|  ↑ └──→●南部町(2004.10.1 新設 西伯郡 西伯町, 会見町)※町役場:西伯町役場
|  | 西伯町・会見町合併協議会(2町で準備会設置:02/12/22,法定協設置:03/1/14)
|  |   ※会見町の米子市との法定協議会設置の是非を問う住民投票の結果
|  |     「賛成(37.6%)」「反対(62.4%)」(2003/12/28)
└→◆日野郡(溝口町,日野町,江府町,日南町)4町で勉強会設置:2002/5/21)
   ├─→西伯郡 ○○町(新設 日野郡 日野町,江府町)
   | 日野町・江府町合併協議会(勉強会設置:03/6/13,準備会設置:03/6/20)
   │ ※江府町の2町での合併の是非を問う住民投票の結果
   | 「賛成(24.2%)」「反対(75.8%)」(2004/5/23)
   | 2町での合併を断念,協議会を解散(6/10)
   |   └──→●西伯郡 日野町,江府町:単独町制継続へ
   └─→●西伯郡 日南町:単独町制継続へ,米子市を中心とした将来的な広域合併を検討へ

705とはずがたり:2004/11/01(月) 04:16
【鳥取県合併状況】
=鳥取・因幡地域=
●鳥取市2004.11.1
鳥取市, 岩美郡(国府町,福部村),八頭郡(河原町,用瀬町,佐治村),気高郡(気高町,鹿野町,青谷町)
鳥取県東部9市町村合併協議会(法定)
鳥取県東部10市町村合併協議会(八頭郡智頭町を含む)(法定)
※鳥取市,岩美郡(岩美町▲,国府町,福部村),八頭郡(河原町,用瀬町,佐治村,智頭町▲▲,郡家町■,船岡町■,八東町■,若桜町■▲),気高郡(気高町,鹿野町,青谷町)の15市町村で研究会設置:2001/5/11
※合併関連議案を9市町村が可決:2004/5/17,智頭町が3度否決:2004/5/17・5/20・7/8
(推) 201,348(国) 200,744 765.66
智頭町関連>>257 >>370 >>374 >>389 →鳥取との合併を断念。。
|||
||└→●八頭郡 智頭町
|└─→●岩美郡 岩美町(▲)

☆八頭東部合併協議会(任意協設置:03/1/1)
※八頭郡 郡家町,船岡町,八東町,若桜町
※4町で法定協議会「八頭東部合併協議会」を設置:03/3/1
※若桜町が合併協議から離脱の意向を表明(2004/3/12)
|└─→●八頭郡 若桜町

※「八頭東部合併協議会」を解散:2004/8/31
※法定協議会設置:2004/5/20
●八頭郡 八頭町 2005.3.31新設
八頭郡 郡家町,船岡町,八東町
郡家町・船岡町・八東町合併協議会(法定)
人口2万,新町役場:現・郡家町役場

=倉吉・東伯地域(>>16)=
東伯地区(1市9町村)
||└→●東伯郡 湯梨浜町(東伯郡 東郷町,羽合町,泊村)
↓└─→●東伯郡 琴浦町(東伯郡 東伯町,赤碕町)
天神川地区(1市4町)
||└→●東伯郡 三朝町(単独町制)
|└─→●東伯郡 北栄町(2005.10.1 新設 東伯郡 北条町,大栄町)
└──→●倉吉市(倉吉市,東伯郡 関金町)

=米子地区=>>704
米子市,境港市,西伯郡,日野郡(14市町村)─平成の大合併→米子市,境港市,西伯郡 南部町,日吉津村,大山町,伯耆町,日野郡 日野町,江府町,日南町(2市5町1村)

二町合併を断念した日野・江府と広域合併指向の日南が,南部町・伯耆町を誘って米子と広域合併はあるのかな?それとも単独で苦しくなった各町が南部や伯耆に助けを求めるのか?

706とはずがたり:2004/11/01(月) 06:04
議会は四の五云わずにとっとと可決しろや。そして議員は路頭にまよっとけ。

中間市住民投票 合併賛成が圧倒的 定数特例 北九州市と協議へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041101-00000013-nnp-kyu

 北九州市との合併の賛否を問う福岡県中間市の住民投票が三十一日投開票され、賛成一万六千二百六十三票、反対七千二百四十六票で賛成が大きく上回った。投票率は59・75%。大島忠義中間市長は投票前、賛成多数の場合は「(市議定数を現在の二一から三とする)定数特例での合併を考慮せざるを得ない」と述べており、両市は定数特例を前提に協議を進める見通し。在任特例以外の合併には反対する杉原茂雄議長ら、中間市議会の対応が焦点となる。

 今回の住民投票は投票率が50%未満だった場合、未開票となることから、投票率も注目されたが、今夏の参院選の56・02%を超え、昨年の同市議選の61・64%に迫る結果となった。

 結果を受けて大島市長は会見し「合併に向けて市民の期待は重い。定数特例でいかざるを得ない。この結果を各議員が個別に判断していかれると思う」と述べた。北九州市の末吉興一市長も「中間市民の合併に対する前向きな気持ちが確認できた」とコメントした。両市は九日の合併協議会で、議員の定数議案などを採決する予定。

 両市の合併協は合併後の中間市議会出身議員の人数をめぐり、「三」の定数特例を求める北九州市と、現在の「二一」のままの在任特例を主張する杉原議長ら中間市議会が対立。局面打開のため大島市長が住民投票実施を表明していた。

 住民投票の投票資格者は、三十一日現在で三万九千六百四十七人。有効投票数は二万三千五百九票、無効百八十三票。
(西日本新聞) - 11月1日2時10分更新

707とはずがたり:2004/11/01(月) 06:13
電算統合で破綻
http://373news.com/04kikaku/kisimu/kishimu5.htm

 日置地区合併協議会(東市来、伊集院、日吉、吹上、金峰)は、2日に開いた会合で活動の休止を決めた。東市来町から「5町での合併には同意できない」「新しい枠組みを検討すべき」との意見が出されたためだ。
 同町が5町での合併見直しを求めた背景には、金峰町との対立がある。下茂孝一町長、宇田栄同町議会議長は名指しこそ避けたものの、協議会で「信頼関係が損なわれ、もはや修復できないところにきている」と指摘した。

■■■
 対立の最大の要因とされるのは電算システム統合問題だ。現在、東市来、伊集院、吹上が三菱電機のシステムを、日吉、金峰が県町村会合同システムを導入。一本化が求められている。協議会は昨年11月、システム選定委員会を設置。両システムを軸に検討し今年1月、三菱電機のシステムを基幹システムにする結論をまとめた。
 これに対し、各町の職員180人が参加した事前デモンストレーションで、27業務のうち20業務で県町村会が高評価を得たことや、昨年12月の第1回見積もりでも、県町村会が三菱電機より1億円近く安かったため、金峰町から疑問の声が出された。
 以降、議論は平行線をたどり両町の溝が広がっていった。

■■■

東市来町が5町での枠組みに反対、活動休止を決めた日置合併協議会=2日午後、金峰町文化センター
 金峰町の職員は「事前デモでは県町村会の方が評価が高かったにもかかわらず選定委の結論に反映されなかった」と不満顔。これに対して東市来町の宇田議長は「金峰町の要望に添って選定委に専門家を入れて検討した。結論を尊重するのは当然」と反発する。
 さらに東市来町側では「金峰町に整備中の場外舟券売り場の交付金の取り扱いや薩南衛生処理組合の旧ごみ処理施設解体に伴う清算問題などで事前の報告がなかった」(宇田議長)ことも不満を増幅させた。

■■■
 合併協議の休止は事実上の枠組み破たんと見る向きが多い。今後、焦点となるのは金峰町の動向。かつて加世田市などと南薩西部任意協議会に入っていた経緯があるからだ。大久保誠町長は「選択肢は日置、単独、加世田の3つ。5町という前提が崩れた以上、住民の意向を問うことになるだろう」と話す。
 下茂町長も住民に聞いてからだと前置きした上で「ここまで一緒に歩いてきたんだから、中の人たちと考えることになるだろう」と5町内での組み合わせの可能性をにおわせた。同町内には、串木野市との合併を協議中で、かつて日置合併協を構成していた市来町との合併を模索する動きもある。
 各町は、今後住民説明会を開き、対応を検討することになるが、改正合併特例法の適用を受けるには来年3月末までの県知事申請が必要。新しい枠組みを目指すのであればなおさら協議を急ぐ必要がある。
 住民の理解を得ながらどのように合併協議を進めていくのか。5町の姿勢が問われる。

(伊集院支局・田中公人)

708とはずがたり:2004/11/01(月) 06:13
<鹿児島県>
┌─(①離脱03/10/14)→市来町→串木野市との合併へ
日置合併協議会(日置郡 東市来町,伊集院町,日吉町,吹上町,金峰町)
東市来町議会は枠組みの見直しも検討へ,協議会を休止(2004/9/2)②>>707
|└─→日置中央合併協議会(法定)
| ※東市来町,伊集院町,日吉町,吹上町(合併協設置:04/10/13)
金峰町(②離脱)

川辺地区協議会(加世田市 郡 笠沙,大浦,坊津町)

合併賛成が過半数 金峰町住民投票 川辺地区に合流へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041101-00000010-nnp-l46
 川辺地区合併協議会の加世田市と笠沙、大浦、坊津町の一市三町との合併の是非を問う金峰町の住民投票は三十一日、投票が行われ、即日開票の結果、賛成三千七百十七票、反対五百七十七票と賛成が有効投票の過半数を占めた。これを受けて大久保誠町長と町議会は近く、同合併協に参加を申し入れる。

 同合併協は既に金峰町を受け入れる方針を確認しており、早い時期に同町を加えた法定協議会が設置される見通し。

 金峰町を含む五町の日置合併協議会が電算システム統合の業者選定などをめぐる混乱から九月に休止した後、大久保町長は消防やごみ処理などを共同で行っている加世田市などでつくる川辺地区合併協への参加意向を表明。十月初めに町議会が十八歳以上に投票資格がある住民投票条例を可決した。

 投票率は64・12%、当日投票資格者数は六千八百四人(町選管調べ)。
(西日本新聞) - 11月1日2時10分更新

709香川県民:2004/11/01(月) 17:36
倉田町長のリコール成立、出直し町長選挙へ。

三野町長失職 95票差でリコール成立
http://www.shikoku-np.co.jp/news/administration/200411/20041101000085.htm

 住民団体からの解職請求(リコール)に伴う倉田定宣三野町長の解職投票が三十一日行われ、即日開票の結果、賛成二千四百二十六票、反対二千三百三十一票となった。賛成が過半数を占め、倉田町長は即日失職した。出直し町長選は十一月三十日告示、十二月五日投開票される。香川県内の自治体で首長リコールが成立するのは異例。失職後、倉田氏は「これまでの町政の責任をとる意味でも、立候補する」と出直し選への出馬を表明した。
【→関連記事】

 当日有権者数は七千九百五十四人。投票者数は四千八百七十七人で、投票率は61・32%だった。

 詫間町との二町合併を進める倉田町長が失職したことで、町の合併への方針は依然として不透明。態度決定は出直し選まで持ち越されそうだ。

 今回の解職投票は、二町合併を推進する倉田町長に対し、「独善で合併の方針を決めた」などとして、周辺五町への合流を目指す住民グループ(川口喜夫代表)が直接請求した。
 合併問題への対応を一番の争点に、解職賛成派と反対派がそれぞれ投票運動を展開した。

 リコール成立を受け、川口代表は「民意を無視する町長に対し、住民の良識ある判断が下された。感謝したい」と言及。「出直し選で勝利し、周辺五町との合併を必ず実現させる」と誓った。

 一方、自宅で会見した倉田氏は「住民の理解が得られず残念だ。支援者には大変申し訳ないし、結果は重く受け止める」と唇をかみしめた。ただ、解職賛成派の運動については「解職請求に必要な署名の収集方法に問題がある」などと批判。「町民主体の町づくりと二町合併を実現したい」などと、出直し選への意気込みも語った。

710とはずがたり:2004/11/01(月) 19:18
>>296 高瀬町、合併協離脱へ−三豊北部4町 2004年5月1日 09:52
>>300 三野は住民投票へ
>>363 これまでの流れ
>>401 合併賛否問う住民投票15日告示−三野
>>405 詫間と合併賛成多数−三野町住民投票(但し低投票率で結果尊重要件満たさず)
>>709-710 三野町長解職

三野町長失職、出直し選へ
http://mytown.asahi.com/kagawa/news02.asp?kiji=6919

 町民は「仕切り直し」の道を選んだ。詫間町との2町か周辺5町との6町か、合併問題で混乱する三野町で31日、倉田定宣町長(65)の解職の是非を問う住民投票があり、賛成票が多数を占めた。倉田町長は即日失職した。県内で首長の解職請求(リコール)が成立したのは初めて。当日有権者数は7954人で、投票率は61・32%だった。50日以内に出直し町長選がある。
 川口喜夫さん(61)らリコールをした住民グループと町長擁護派の住民らは、それぞれに開票所の町社会福祉センターで作業の行方を見守った。町長失職が決まった瞬間、場内がどよめいた。倉田氏を支持して2町の合併協議会設置を町に請求している住民グループ代表の山本秋広さん(87)は「詫間町の住民の70%が三野町との合併を望み、三野の住民も町長が目指す2町合併を要望しているのに」と肩を落とした。
 川口さんらのリコール運動は、7月下旬、倉田町長が詫間町との合併の是非を問う住民投票を発議したのが発端。「議会と住民を無視した」と反発が起き、8月22日の投票では賛成2299票、反対468票。投票率が低く、住民投票条例が「町長が結果を尊重する」と定める要件を満たさなかった。出直し町長選を巡っては、リコールした住民グループは候補擁立を検討している。倉田氏がどう対応するかはわかっていない。
 いずれにせよ、三野町の合併問題を巡る議論は、少なくとも町長選終了までは結論を出せないことになった。
(11/1)

711とはずがたり:2004/11/01(月) 19:21
思うに日本と中国が合併すると日本の意向が全然通らなくなると,こんな皮膚感覚で市町村合併に懐疑的な人が多いんじゃないだろうか?

平成の大合併 住民利点少ない?
http://mytown.asahi.com/osaka/news02.asp?kiji=962

  全国で「平成の大合併」が相次ぐ中、府内の合併話が次々と「破談」になっている。主な原因は、合併の賛否を問う住民投票で相次いだ「ノー」の声。このままいけば、住民投票をしないで悲願の政令市移行を達成した「堺市・美原町ペア」以外は全滅の可能性が大きい。なぜ大阪の人は合併を嫌ったのか。

  ■「ホッ」

  堺市と美原町は来年2月に合併する。府内の市町村合併は33年ぶり。「平成の大合併」では初めてのケースだ。

  「正直、ホッとしています」。各地で相次ぐ住民投票の「否決」に、堺市の幹部は胸をなでおろしている。当初、合併相手に想定していたのは大阪狭山市と高石市だった。だが、大阪狭山市は合併協議会の設置を議会が否決。高石市でも住民投票で反対が賛成を大きく上回り破談。残された相手は美原町だけだった。

  堺市は1回、美原町では2回、住民投票実施を求める直接請求が議会に出されたが、両議会はすべて否決。堺市幹部は「政令市は長年の悲願であり、住民投票を実施しても市民の理解は得られたはず」としながらも、「高石ショックで何らかの影響を受けたのは事実」。美原町の担当者も「投票しなかったからスムーズに調印できた面もある」と認める。

  ■意外

  合併をめぐり府内で住民投票が行われたのは8市町。うち賛成票が上回ったのは1町だけで、6市町が反対、1市は投票率が規定に満たず、開票されなかった。

  こうした結果に、各自治体の担当者は「意外」と口をそろえる。

  阪南市の担当者は当初「旧住民と新住民が半々住む土地柄から、賛否は拮抗すると思っていた」。だがふたを開けたら反対票が賛成票の3倍以上。「住民説明会が夏休みに重なり、合併のメリットを説明しきれなかったのか」と首をひねる。

  「守口門真市」を目指した両市の9月の住民投票では、合併推進派の議員が「投票率が50%未満なら開票しない」とする住民投票条例の修正案を提案した。

  推進派の守口市議は「50%には届かないと思っていた」と明かす。両市の最近の市長、市議選では、昨春の守口市議選が50%をわずかに超えただけ。「開票されなければ議会判断で合併を進められると考えていた」

  だが守口市で投票率が50%を超え、反対票が9割近くを占めた。守口市幹部は「50%の条件が、反対派の危機感をかき立てた」と分析する。

  ■疑念

  多くの担当者が口にするのは、「反対派の主張の方がわかりやすかった」ということだ。

  そもそも大阪の合併は、合併によるリストラや、国が返済の7割を負担する「合併特例債」で、苦しい財政事情を乗り切りたいというのが出発点。それが、比較的裕福な自治体の住民からは「他の自治体の借金を背負わされる」「公共料金が上がる」といった反発を生んだ。「借金を抱えた自治体同士が合併してよくなるのか」という疑念も出た。

  総務省によると9月22日現在、全国の自治体の66%にあたる1984市町村が参加して、610の合併協議会がつくられているという。

  ●河内家菊水丸さんの話 
  合併のからくり 住民知っている

 八尾に生まれ、河内音頭を残そうと活動しているので、冬はゆっくり冬眠しようと京都で唯一の村を選んで住んだ。そこでも合併話が持ち上がっている。合併には反対です。「便利にしてほしい」などと住民から声が上がったのならわかる。なのに最初から合併ありき。ファンを無視して企業の都合で合併話を進めた近鉄やオリックスと一緒だ。たぶん住民はからくりに気づいているんじゃないかな。財政問題など、今ある課題を先送りしても解決にはならないということを。大阪は商魂たくましい商人の町ですからね。役人より一般の方がずっと先を見通しているんだと思う。

  ●富野暉一郎・龍谷大教授(地方自治)の話
  行政と地域協力 自治体経営可能

 住民から見れば、財政問題だけで合併した方がいいと言われても納得できないのだろう。行政が言うように、地方交付税の減少が見込まれる中、今のままでは自治体は立ちゆかない。だが合併しなくても、これまで自治体が担ってきた公共サービスを、地域の住民や企業も一体となって行う方向に転換していけば自治体経営は可能だ。大阪のような都市部は農村部とは違って企業も人も集積しているのだから、それができる力は十分ある。合併するかしないかではなく、金がなければ自治体として維持できないという体質を変えていくことが大事なのではないか。
(11/1)

712とはずがたり:2004/11/01(月) 19:27
<青森県>
東北+上北:>>571 >>637
難しいなぁ。。
財政状況:東北町>>上北町
選挙:東北町=土建屋→選挙運動強力・無投票事件で弱み
人口(従って議席の比例配分):東北町>上北町

<リポート04>上北・東北合併協の舞台裏
http://mytown.asahi.com/aomori/news01.asp?kiji=7169

  来年3月の合併を目指す上北、東北両町が1日、合併協定に調印する。両町の協議は合併後の議員の任期などをめぐって両町議会が対立し、合併協議会がいったん決めた「白紙撤回」をすぐに「撤回」するなど、迷走を重ねた。背景には合併後をにらんだ両議会の勢力争いに加え、昨年4月の東北町議選無投票工作事件の後遺症を指摘する声も根強い。
(志村亮)

  ●「山が動いた」
  上北町の「道の駅おがわら湖」で人気の産地直売の野菜売り場の一角に「東北町コーナー」がある。農業者でつくる「産直友の会」会員の約1割を占める東北町の生産者に提供された空間だ。
  「道の駅では農家のお母さんたちが合併するものだと思って一緒に頑張っている。ここは何とかもう一つ乗り越えてほしい」。10月25日の合併協議会で上北町の農業者代表の民間委員が訴えた。
  だが、合併後の議員の在任特例や新町議選に旧町区域の選挙区を設けるかどうかを巡る対立は解消されず、この日、協議会解散が決まった。
  それが一転、28日に竹内亮一上北町長と向井栄一東北町長は「協議再開」を表明する。両町長が水面下で、在任特例期間は上北町側の2年と東北町側の1年という主張の間を取って1年半、選挙区問題は最初の町議選には選挙区を設けることを両議会に通告し、合意を取り付けたからだ。
  解散決定後、竹内町長の自宅には「なぜこんな結果になった」「将来が不安だ」などと訴える町民のファクスが寄せられたという。向井町長は「山が動いた」と、住民の予想を超える議員への批判を形容した。

  ●勢力争い
  上北町議側はなぜ合併後も選挙区の設置にこだわったのか。ある町議は「両町の選挙のやり方が違うからだ」と明かす。
  東北町では建設業者が選挙に強い影響力を持つとされ、上位当選者は建設業関係の議員がずらりと並ぶ。上北町議側には、選挙区を設けないと「東北選挙」に票を奪われ、町政が対等にならないという懸念がある。
  一方、東北町議側が「選挙区なし」を主張し続けたのは、無投票工作事件で批判にさらされ、民間有識者による町の合併推進会議の意向を無視できなかったためだ。
  協議会の試算では、財政難は上北町の方が深刻で、東北町関係者は「金を詰めたたんすを背負って嫁入りする気分」と語る。両町の現職町議数は上北18、東北16。在任特例期間中は上北側の勢力が上回ることも、東北町側が早期の新町議選を求める声につながった。

  ●不信感増幅
  無投票工作事件に関与した沼山喜久男議長ら東北町議11人は「合併推進」を大義名分に辞職を否定した経緯がある。推進会議の意向に従わないわけにはいかないが、こだわれば合併が壊れて在職の根拠を失うというジレンマに陥った。最終的に両町長の「政治決断」によって選挙区が設けられたことで、住民の議会への不信感は増幅することになった。
  事件後町内では解職請求(リコール)運動も展開された。沼山議長は28日の会見で、その影響を問われると「リコールがあったから(上北案に)降りたと思われると困る」と気色ばんだ。
  しかし、ある上北町議は「東北町議が事件で出直していたら、状況は変わったかもしれない」と振り返った。出直し選挙を経ていないという「弱み」が、上北町議側に足元を見られる結果となったことは間違いない。

<キーワード/東北町議選無投票工作事件>
  昨年4月の町議選(定数18)告示日に、立候補を表明した前議長に、前町長が助役任命を約束。前議長は虚偽の転出届を提出し、被選挙権を失って選挙を事実上の無投票に持ち込んだ。2人はともに公選法違反などで有罪が確定。当時の町議14人と元町議の計15人もこの工作に加わったとして書類送検されたが、起訴は猶予された。
(11/1)

713とはずがたり:2004/11/01(月) 19:28
<長野県>
長野は県知事が合併非推進派だからなぁ。。。

信州新町・中条村・小川村の合併白紙に
http://mytown.asahi.com/nagano/news02.asp?kiji=4807

 上水内郡信州新町、中条、小川村の3町村で31日、合併の賛否や枠組みを問う住民投票が行われた。即日開票の結果、信州新町は「3町村で合併」が多数を占めたが、中条村は「長野市と合併」が最も多く、小川村も「3町村合併反対」が多数となり、3町村の民意は割れた。住民投票条例では、各首長は結果を尊重するとしており、3町村の枠組みによる合併協議はいったん白紙に戻る。
 
 投票資格はいずれも18歳以上の住民(永住外国人を含む)で、同日の投票資格者数と投票率は、信州新町が5166人、75・71%、中条村が2314人、85・57%、小川村が3030人、78・81%。
 
 3町村は昨年3月に合併研究協議会を設置。昨年末までに各自治体は住民意向調査を実施し、中条村では長野市との合併を選んだ人が最も多く、信州新町と小川村ではともに3町村による法定協設置について、反対が賛成を上回る結果となった。
 
 しかし、各議会は法定協設置の議決をし、今年2月に法定協が発足。新町名を「信州西山町」とするなど、8月には協議をすべて終えている。
(11/1)

714とはずがたり:2004/11/01(月) 19:37
<岐阜県>
くー。。反対多数か。。

3町住民反対、西濃合併不透明に
http://mytown.asahi.com/gifu/news01.asp?kiji=3798

住民意向調査、3町とも反対

  大垣市など西濃圏域1市8町の合併の是非を巡って31日に投開票や集計が行われた関ケ原、神戸、垂井3町の住民意向調査で、3町とも「合併反対」の民意が示された。8月の合併調印を目前に安八町が離脱したことを受け、残る1市8町の枠組みで再出発を目指したが、この枠組みも崩れることになった。関係市町への影響も避けられず、西濃圏域の合併の先行きは再び見えなくなった。

垂井 増税主張、支持広げる

  垂井町は、郵送方式で住民意向調査を行った。29日に締め切り、31日の集計の結果、合併反対が賛成を6千票以上上回った。中川満也町長は「ここまで差がつくとは思わなかった。この結果を尊重したいが、議会とも十分協議したい。今すぐ方向性を示すのは難しい」と話した。対象者数は2万2550人。回収率は79・36%だった。
  同町は、1市9町での協議が終了した段階で、一度は郵送方式の住民意向調査を始めたが、安八町の離脱で中止した。今回は仕切り直しの調査となった。
  町内では、合併賛成、反対両派の住民グループが入り乱れて、激しいビラ合戦を繰り広げた。
  反対派は「合併で大垣市の借金を背負わされ、増税となる」と主張。関ケ原町との郡内合併を訴え、支持を広げた。

関ケ原 サービス低下不安視

  関ケ原町は、合併推進、反対両派がビラ配布や街頭宣伝などで真っ向から激突。結局、合併反対の票が多数を占めた。吉田儀一町長は記者会見で「予想していない結果になった。結果を厳粛に受け止め、議会と相談したい」と述べた。当日の投票資格者数は7222人、投票率は72・85%だった。
  同町は、8月の合併調印の前に住民意向調査を計画していた。ところが安八町離脱という事態が起きたため、急きょ中止になっていた。
  関ケ原町では「大型合併で地域が取り残され、住民サービスが低下する」との懸念が強かった。住民説明会で、不安の声に吉田町長が明確な回答を示せない場面も見られ、住民の不安を招いた。
  合併推進派は「単独での存続や垂井町との郡内合併では財政が不安」と訴えたが、賛同は広がらなかった。
神戸 新税への懸念根強く

  神戸町は、合併反対の民意が示された。記者会見した吉田弘義町長は「全く予想外の結果だ。合併協議から離脱せざるを得ない」と話した。事前登録した永住外国人を含む当日の投票資格者数は1万6667人、投票率は62・01%だった。
  同町は以前から、消防組合などで大垣市と広域行政を進めていた。住民の生活圏も大垣市と一体化していた だが、合併協議が進む中で、都市計画税の導入に伴う負担増への懸念が強まった。
  元町議らが中心になって、合併へ異議を唱える動きが浮上。安八町の離脱を受けた新たな枠組みでの合併について、協議項目の見直しなどを求める意見が出され、町議会も一時、紛糾していた。

(11/1)

関連レス>>236
大垣・西濃圏域合併協議
大垣市, 養老郡(養老町,上石津町),不破郡(垂井町,関ヶ原町),安八郡(神戸町,輪之内町,安八町,墨俣町),揖斐郡(池田町)
★西濃圏域合併協議会(法定)http://www.seino-gappei.jp/
├─→安八郡安八町離脱
大垣市, 養老郡(養老町,上石津町),不破郡(垂井町,関ヶ原町),安八郡(神戸町,輪之内町,墨俣町),揖斐郡(池田町)

不破郡(垂井町,関ヶ原町),安八郡神戸町で反対多数
├─→不破郡(垂井町,関ヶ原町),安八郡神戸町離脱?
大垣市, 養老郡(養老町,上石津町),安八郡(輪之内町,墨俣町),揖斐郡(池田町)で合併協議?

715とはずがたり:2004/11/01(月) 19:39
<北海道>
札幌圏と合併できりゃそっちの方が良いんでは無いかい。。民意だし。

合併反対55.5% 南幌町の住民投票
条例、結果尊重の規定
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news02.asp?kiji=7701

  空知支庁栗山町と由仁町との合併の是非を問う南幌町の住民投票・開票が31日行われた。「合併しない」が2675票(有効投票数の55・5%)と、「合併する」の2148票(同44・5%)を上回った。町の投票条例は町長、町議会が投票結果を尊重するよう求めており、合併推進派の井沢利美町長の今後の対応が注目される。
  投票率は66・68%で、住民投票成立要件の50%以上を満たした。有効投票数は4823票、無効投票数は55票だった。投票結果の確定後、会見した井沢町長は「結果として私の考えと町民の考えが異なるが、その差は僅差(きんさ)と理解している。じっくり考え、関係者と相談して早いうちに結論を出したい」と語った。
  合併をめぐる住民投票は、道内では同支庁奈井江町などに次いで5例目。今回は、南幌町が2月に両町と法定合併協議会を設置し協議してきたが、「札幌圏や江別市などの方が生活圏に近い」などと反対する町民が、住民投票を求める署名を集めたのがきっかけで、投票が行われることになった。
  合併に反対する住民8人は、10月20日に井沢町長の解職(リコール)を求める署名簿(2596人)を町選挙管理委員会に提出している。

(11/1)

716とはずがたり:2004/11/01(月) 19:41
平賀・尾上との合併に弾みがつきそうですね。

鈴木孝雄氏が初当選/田舎館村長選
http://mytown.asahi.com/aomori/news02.asp?kiji=7168

 田舎館村長選は31日投開票され、元村議会議長の鈴木孝雄氏(67)が3選を目指した現職の佐藤隆司氏(60)を破り初当選した。当日有権者は7294人、投票率は80.75%(前回85.83%)だった。

 鈴木氏は弘前市を中心とした津軽南12市町村合併が破綻(は・たん)した後、各地で進む合併の枠組みに同村が参加できないのは佐藤氏の失政だと批判、同じ農業が基盤の平賀町と尾上町を軸とした合併を主張した。さらに、物品販売や人材派遣などの多角経営に乗り出している第三セクター「アイナック」の経営が不透明だとして、事業見直しと村長の社長兼務禁止を訴えた。
 
 佐藤氏は合併実現を掲げて立候補したが、12市町村合併の破綻後、財政難の黒石市と大鰐町を除く広域合併や弘前市との合併を模索したがいずれもうまくいかなかった。村の孤立に危機感を抱く村民も多く、村政継続の訴えが浸透しなかった。
(11/1)

717とはずがたり:2004/11/01(月) 19:53
<熊本県>
美里町(中央町+砥用町)>合併特例債でインフラ整備をしながら、都市部との次の合併をにらまざるを得ない」
大津+菊陽+合志+西合志>合併法の特例の緩和措置が仇なってしまうとは。。それにしても大津町議も露骨だねぇ。新議員が誕生した2月以降に協議すればいいね。。

宇土市+富合町>そんなに枠組みが嫌なら城南と富合でまず話を付けたら?そもそも
※富合町の合併に関する住民意向調査の結果「宇土市(37.7%)」「熊本市(21.6%)」「合併しない(14.8%)」「宇土市,城南町(8.9%)」「熊本市,城南町(7.1%)」「城南町(7%)」「その他の枠組み(1.5%)」(2004/7/11)
だったんちゃうのん?

美里町きょう誕生 協議会破綻の枠組みも
http://mytown.asahi.com/kumamoto/news02.asp?kiji=3921

 1日、中央町と砥用町が合併して美里町が誕生する。これに続き、05年1〜2月には、新市や新町が次々に発足する運びだ。長期間、協議を重ねながら、破綻(は・たん)する合併協もある。一方で県は、当面合併しない自治体に、合併に代わる改革を「助言」する考えだ。

  中央町と砥用町は、県から合併重点支援地域に指定され、順調に協議を進めてきた。新町長を選ぶ選挙は12月の予定。31日まで砥用町長を務めた北川浩一郎氏は「単独では財政が立ちゆかないとの危機感が両町にあった」ことを強調する。

  しかし、合併後も安泰という訳ではない。美里町の人口は約1万3千人。住民から「スケールメリットが期待できない」との懸念が寄せられたという。行政側は「小さくてもきらりと光る町づくり」を掲げる一方で、北川氏は「新町の高齢化率は約3割で、産業は農業のみ。合併特例債でインフラ整備をしながら、都市部との次の合併をにらまざるを得ない」。

     ◇
 「住民投票を無視するのか」「はっきり『離脱』と言ったらどうか」
 10月29日、大津町議会の合併問題調査特別委。菊陽、合志、西合志との菊池南部4町合併協の「休止」の経緯を説明する大村直純町長に町議から厳しい意見が噴出した。
 若年層の割合が比較的高いなど、4町の枠組みは「県内で最も理想に近い」(県市町村総室)と評価は高かった。6月に全協議項目に承認したが、5月末の改正合併特例法施行で状況が変わった。合併する自治体に優遇措置を与える条件が「05年3月末までの合併」から「同時期までの県への申請」になり、合併する期限が1年延長された。
 合併期日を「05年2月」から「05年度中」に延期し、新体制移行を1年遅らせると、地方交付税が計約18億円多くなるとの試算がなされ、7月の合併協議会で大津町以外の3町が合併期日を延期する案に賛成した。これに対し、任期が2月に満了し町議選実施の必要が生じる大津町議が反発し、10月20日に合併協の「休止」が決まった。
  「『市議になれる』という期待が一瞬で裏切られた」と大津町議の一人は語る。

  玉名地域1市8町は「新市建設計画」で合意できず10月7日に合併協の休止を決めた。その後、玉名市と天水、岱明、横島の3町は1市3町を軸にした新枠組みを早くも模索。合併協設置へ向けた会合を2日に開く。天水町総務課は「1市8町に比べ玉名市の権限が大きくなるおそれはあるが、住民のことを考えると急がなければ」と話す。

  宇土市は、富合町との合併が宙に浮いている。全協議を終え合併調印もすませながら、同町議会が昨年12月に合併議案を否決。今年8月には合併協の解散決議を求める請願も採択した。

  同町議の一人は「宇土との合併は町にとって必要」と認めながら、「城南町を交えた1市2町の枠組みを顧みなかった」と現在の宇土市執行部への不信を口にする。田口信夫・宇土市長は「町側は話し合いの席にも着いてくれない状態。県に仲介の労をとってもらうしかない」と困惑する。

  県市町村合併推進室は「この大詰めの時期に来て枠組みを持たない自治体は特例法に間に合わない」と見る。単独自治体の関係者を集めて、合併に替わる行財政改革を助言する会議を11月中にも開く構想がある。

  熊本大の上野眞也助教授(政治学)は「中核になる都市を持たない合併は厳しい。機が熟さない合併はやめて、一部事務組合の活用など別の方法を検討すべきだ。当面合併しない自治体への県の対応に注目したい」と話す。
(11/1)

718とはずがたり:2004/11/01(月) 19:56
<佐賀県>
こじれてるなぁ。。嬉野+塩田+鹿島+太良=藤津市でええやん

太良と合併断念、嬉野・塩田も拒否/鹿島市
http://mytown.asahi.com/saga/news02.asp?kiji=2810

  鹿島市の桑原允彦市長は29日、難航している太良町との合併を事実上「断念」し、太良町に嬉野、塩田町を加えた藤津郡3町との新たな枠組みで合併特例法の適用期限内に合併の可能性を探る方針を明らかにした。

  嬉野、塩田町に合併論議の申し入れをしようとしたが、法定協で合併協議を進めている両町長は面会を断った。新たな枠組みは太良町側の事情で暗礁に乗り上げた合併の局面転換を狙ったが、混迷はさらに深まった。

  太良町との合併は、合併協定書調印後に太良町が行った住民投票で反対派が上回ったため、百武豊町長が合併関連議案の提案を取りやめた。

  これに伴って、鹿島市議会も合併議案を継続審議にしてきた。この日の議会特別委で「太良町との合併は困難」と判断し、新たな枠組みを探るため、合併関連議案の提案撤回を市長に申し入れることを全会一致で採択。桑原市長も受け入れた。

  桑原市長は「今の枠組みが白紙に戻れば、住民投票の前提が崩れ状況が変わる」としたうえで、「藤津郡3町とは行政、民間とも一つのブロックを形成している。武雄市、山内町との合併が崩れた嬉野、塩田町との合併議論を両町長に提案したい」と語った。

  この後、塩田町を訪れたが、杉光克己町長は「嬉野町と協議中で今の段階でお会いできない」と面会を断った。

  谷口太一郎・嬉野町長も同じ理由で面会を断った。「27日の町議会全員協議会で塩田町との合併協議の了解をしてもらったばかりで、突然に言われても答えようがない。新たな協議では期限内の合併は無理だと思う」と困惑の表情だった。

(10/30)

719とはずがたり:2004/11/01(月) 20:00
<徳島県>
>>419
(小松島の)約4800世帯のうち66%が勝浦町との合併に賛成
>>536
流れ:徳島+小松島+勝浦+上勝とかは実現しないのかな?

小松島市と勝浦町 合併へ任意協
http://mytown.asahi.com/tokushima/news02.asp?kiji=4500

 小松島市と勝浦町は31日、合併を目指して任意の合併協議会を設置した。併せて初会合が勝浦町の町住民福祉センターであり、会長に西川政善・小松島市長、副会長には川口幸一・勝浦町長が決まった。年内の法定協議会の設置を目指す。

 小松島は02年に周辺の那賀川、羽ノ浦、勝浦、上勝4町と合併協議会を設置したが、羽ノ浦、那賀川両町が脱退を表明、合併話は03年3月に白紙に戻された。改めて勝浦町から今年6月に編入申し入れがあり、合併の準備を進めてきた。

720とはずがたり:2004/11/01(月) 21:23
2002/12/26 09:06
2市4町法定協設置案を出水、高尾野議会が否決
http://373news.com/2000picup_bak/2002/12/picup_20021226_14.htm
 −両首長、住民投票に消極的
 出水市議会と高尾野町議会は25日、最終本会議を開き、住民発議による出水地区2市4町(出水、阿久根、高尾野、野田、東、長島)の法定合併協議会設置議案をいずれも否決した。両議会を除く4市町の各議会は同議案を可決しているものの、法定協設置には全議会の議決が必要なため、議会を通じた設置はなくなった。
 出水市議会は無記名投票で同議案に賛成10、反対13の賛成少数で否決。高尾野町議会は起立採決の結果、賛成4の賛成少数で否決した。
 議会が否決後、首長が住民投票を請求するか、住民らが有権者の6分の1以上の署名を集めて直接請求すれば、住民投票で法定協設置の是非を問える。
 出水市議会後、北薩の未来を考える会は渋谷俊彦市長に住民投票を請求するよう要請したが、渋谷市長は「枠組みなど合併問題への理解を深める段階で、住民投票を実施してよいか、疑問が残る」などと慎重な姿勢をみせた。
 一方、高尾野町の平原三男町長は町のアンケート結果で出水市と野田町との「1市2町」での合併を望む回答が7割を超えた点などから、「町民の意思を尊重し、住民投票を請求する考えはない」と語った。

721とはずがたり:2004/11/01(月) 21:24

南日本新聞ニュースピックアップ[2003 07/01 08:02]
「出水は2市4町で合併目指す」 渋谷市長が表明
−市議会全協 新庁舎は「出水が前提」
http://373news.com/2000picup_bak/2003/07/picup_20030701_7.htm

渋谷俊彦市長が2市4町による合併の枠組みを表明した市議会全員協議会=30日
 出水市の渋谷俊彦市長は30日の市議会全員協議会で、これまで保留してきた広域合併の枠組みについて「2市4町(出水、阿久根、高尾野、野田、長島、東)で取り組みたい」との考えを表明した。
 同市長はまた、7月中にも関係市町の首長や助役、議員代表からなる法定協議会の設立へ向けた準備会を設置し、庁舎位置など基本項目の協議を詰めるほか、遅くとも各市町の12月定例会には、法定協設置議案を提案できるよう協議を進める考えも示した。
 2市4町を選択した理由について、(1)各種事業に取り組んできた歴史的経緯(2)北薩広域事務組合を中心に現在も広域行政を行っている(3)将来の道州制導入を考慮すると、より発展が望める(4)大きな枠組みの方がより効率性が発揮できる−を挙げ、「1市2町を否定するものではなく、苦渋の選択」とも強調した。
 また、新庁舎の位置は国、県の出先機関や新幹線の停車駅などがあり、「出水地区の政治経済の中心地・出水市内に置くことが前提」とし、「そうでなければ市民の理解は到底得られない」と語った。
 議員からは、昨年12月に2市4町での法定協設置を求めた住民発議を同市議会が否決したことや、住民アンケートで「1市2町」が多数を占めたことから「議会や市民を軽視しているのではないか」との質問が出された。これに対し渋谷市長は「議会や住民の意向をくみ、1市2町から2市4町への段階的な合併を関係市町に提案し努力したが、受け入れられなかった」と説明、理解を求めた。
 阿久根市の斉藤洋三市長は「2市4町での合併に理解していただき、感謝している。今後は関係自治体間の意思統一を図り、一本化できるよう努力したい」と話した。
 北薩地区の合併の枠組みは阿久根、野田、長島、東が2市4町を、高尾野は出水、野田との1市2町を表明。出水市は「7月中に決めたい」と態度を保留していた。

722とはずがたり:2004/11/01(月) 21:25

地域的には
阿久根市・東町・長島町(2町は島部)+出水市・野田町・高野尾町(飛び地有り)に分かれるのか?
http://www.mapion.co.jp/c/f?el=130/18/22.095&amp;scl=500000&amp;size=954,768&amp;uc=1&amp;grp=MapionBB&amp;nl=32/03/27.600

南日本新聞ニュースピックアップ[2003 10/16 07:25]
市町村合併 野田は「1市2町」推進/町長表明
−法定協へ月内に議会
http://373news.com/2000picup_bak/2003/10/picup_20031016_4.htm

 野田町の吉満重人町長は15日の町議会全員協議会で、合併の枠組みについて「出水市、高尾野町との1市2町で進めたい」と表明した。14日公表した住民アンケートで6割以上が1市2町を選択したことを決定の理由としている。
 全協で吉満町長は、地理的なつながりや各種事業に取り組んできた歴史的経緯、現在も広域行政を行っていることなどを枠組みの理由に挙げた。特に、住民アンケートを根拠に「(阿久根、東、長島との)1市3町は全体の12.3%にとどまり、合併せず単独を選択した住民より低い結果になった。住民の意向は明らか」とも述べた。

 また、合併後の新庁舎の位置について阿久根などと協議があったことも報告。「野田に新庁舎を置く確証を得られなかったことも判断の一因となった」とした。
 全協後、吉満町長は阿久根市などを直接訪ね、結果を報告。16日には出水、高尾野の首長らと法定協設立に向けた初会合を予定している。吉満町長は「今月27−29日にも臨時議会を開き、法定協設立議案を提案したい」と話した。
 出水市の渋谷俊彦市長は「歴史的、地理的にも出水、高尾野、野田は密接なものがある。法定協の立ち上げを急ぎたい」と歓迎。全国漁港漁場大会のため佐賀市に出張中の斉藤洋三阿久根市長は「野田町長から直接話を聞いた上でコメントしたい」と話している。

723とはずがたり:2004/11/01(月) 21:25
03/10/27高尾野町,同28出水・野田が合併協の設置を可決。
http://373news.com/2000picup_bak/2003/10/picup_20031029_5.htm
http://373news.com/2000picup_bak/2003/10/picup_20031028_5.htm

南日本新聞ニュースピックアップ[2003 11/05 08:10]
出水市、高尾野町、野田町の法定合併協が発足
−出水に事務局
http://373news.com/2000picup_bak/2003/11/picup_20031105_6.htm

 出水、高尾野、野田の1市2町による法定合併協議会は1日発足し、事務局を置く出水市役所で4日、発足式があった。7日に第1回会合を開き、新市建設へ向けた協議が正式にスタートする。
 発足式には各首長や助役が出席した。協議会会長の渋谷俊彦出水市長が、各市町職員で構成する事務局職員10人に辞令を交付した後、市役所玄関に看板を据えた。
 渋谷会長は「曲折はあったが、県の示したパターンの1つに枠組みも決まり、合併に向けた一歩を踏み出すことができ感慨深い。限られた時間ではあるが、議会や住民の意見を十分に聞きながら、新しい地域をどうつくるか議論を深めたい」と抱負を語った。

 同協議会は「出水市・高尾野町・野田町合併協議会」の名称で、首長、助役、議会議長、学識経験者ら各市町6人ずつの計18人で構成。新市建設計画や事務事業の一元化、電算システム統合など話し合う。本年度内は月1回、来年4月からは月2回程度開く予定にしている。
 各市町は既に委員選考に入っており、出水市は「学識経験者枠2人のうち1人を女性にしたい」との方針を示している。

724とはずがたり:2004/11/01(月) 21:25

南日本新聞ニュースピックアップ[2004 07/09 07:31]
市町村合併 新市名は「出水市」/出水・高尾野・野田協
−全会一致で選定
http://373news.com/2000picup_bak/2004/07/picup_20040709_2.htm

 出水市・高尾野町・野田町合併協議会は8日、出水市の中央公民館であり、新市の名称を「出水市」とすることを決めた。
 新市名は、小委員会で、前回協議会までに一般公募をもとに「出水」「北薩」「いずみ」「新出水」「泉」の5案を選定。この日、小委員会委員から「出水を委員全員が推薦した」と報告があり、全会一致で「出水」を選んだ。
 出水市に決まったことについて、同協議会長の渋谷俊彦出水市長は「藩政時代から出水の名称は使われており、高尾野、野田両町も出水郡としてなじみがあり、親しまれている。新市名も決まり、さらに合併機運も盛り上がるのではないか」と話した。

 「出水」に応募した1056人(有効応募者)のうち、抽選で野田町の山口弘子さん(50)が名付け親大賞に選ばれた。商品券(10万円相当)が贈られる。
 同日は一般職員の身分や介護保険事業の取り扱いなど議案5件も原案通り決定した。

725とはずがたり:2004/11/01(月) 21:26

南日本新聞ニュースピックアップ[2004 06/21 07:19]
市町村合併 「1市2町」反対が過半数/東町住民投票
−町長「2町の道探る」  
http://373news.com/2000picup_bak/2004/06/picup_20040621_1.htm

 阿久根市、長島町との1市2町による法定合併協議会設置を問う、東町の住民投票は20日行われ、即日開票の結果、反対票が2460票と有効投票総数の過半数を占め、同法定協設置は認められなかった。投票率は83.27%。
 住民投票の結果を受け、平山健道町長は「重く受け止める。単独は避けたいので、長島町との『2町』で合併の道を探りたい。まずは長島町議会が継続審査中の『2町』での法定協設置議案の動きを見守りたい」と話した。
 また、斉藤洋三阿久根市長は「結果が出た以上、次の広域合併を視野に入れながら、当面単独で行く道をはっきりさせざるを得ないだろう。28日からの市政説明集会で住民の理解を得たい」と話した。
 東町との「2町」の枠組みを支持する島崎親雄長島町長は「東町の住民が賢明な判断をした結果。これまでの流れから『2町』を選んだものと理解している。この結果を踏まえ、21日の町議会最終本会議で結論を出してもらい、1日も早く協議会を立ち上げてほしい」と話した。

 21日は、長島町議会が最終本会議に先立ち、継続審査中の東、長島町の「2町」による法定協設置議案を特別委員会で審査する。東町議会は同議案を3月定例会で可決しており、長島町議会が可決すれば2町の法定協設置が決まる。
 当日有権者数は5840人(男2780人、女3060人)。投票総数は4863票(有効4766票、無効97票)。

726とはずがたり:2004/11/01(月) 21:26

南日本新聞ニュースピックアップ[2004 06/30 07:36]
長島 東と「2町」法定協へ/町議会特別委
http://373news.com/2000picup_bak/2004/06/picup_20040630_4.htm

 長島町議会市町村合併問題等調査特別委員会は29日、東町の住民発議による、同町との2町での法定合併協議会設置議案を賛成多数で可決した。特別委は議長を除く全13議員で構成されており、7月6日に開かれる臨時会でも可決される見通し。東町議会は3月定例会で同議案を可決しており、長島町で可決されれば「2町」の法定協設置が決まる。同議案は3月定例会から継続審査になっていた。
 審査では「東町民が『1市2町』に反対した以上、残された『2町』合併を目指すべき」「『2町』で人口1万人を超える。合併特例法の期限も迫っており、即断すべき」との賛成意見と、「1万人強でやっていけるのか。『2町』議案を否決して新たな道を模索すべき」「東町は同町漁協の借入金10億円の損失保証を抱えており、2つの漁協を抱えていけるか不安」などの反対意見が出された。
 挙手での採決の結果、賛成8、反対4で可決した。

 特別委終了後、これまで「2町」合併を支持してきた島崎親雄町長は「本会議があるので、まだ決まったわけではないが」と前置きした上で、「長い間協議してきただけに、結論が出てほっとした。離島の苦しみを味わい、文化、経済が同じ自治体がまとまれば、すばらしい町ができると確信している」と話した。

727とはずがたり:2004/11/01(月) 21:26
うまくいくんかね?
>役場位置では協議が難航する恐れがあるほか、長島町の漁業者や同町南部などには、
>阿久根市との合併を根強く望む住民も少なくない。

南日本新聞ニュースピックアップ[2004 07/07 07:22]
市町村合併 長島町議会、東町との「長島地区協」可決
http://373news.com/2000picup_bak/2004/07/picup_20040707_2.htm
−今月下旬にも初会合
 長島町議会は6日、臨時会を開き、東町との法定合併協議会設置議案を賛成多数で可決した。東町議会は3月定例会で同議案を可決しているため、2町での法定協設置が決まった。名称は「長島地区合併協議会」で、早ければ7月中旬に設置され、同下旬に初会合を開く予定。
 同法定協は県内で24番目(休止、解散を除く)。合わせて1万2552人(2000年国勢調査)と人口規模の最も小さな合併枠組みとなる。
 長島町臨時議会では、「『2町』で人口1万人を超え、合併特例債で社会資本の整備も可能」とする賛成意見と、「スケールメリットを考えれば最低でも市を形成すべき。新たな道を模索することが住民のプラスになる」との反対意見が出た。起立採決の結果、賛成8、反対5で可決した。

 設置が決まった法定協は両町の町長、助役、議会代表、学識経験者らで構成。新町建設計画や事務事業の一元化、電算システム統合など話し合う。しかし、役場位置では協議が難航する恐れがあるほか、長島町の漁業者や同町南部などには、阿久根市との合併を根強く望む住民も少なくない。来年3月末の合併特例法の期限内での合併には、波乱も予想される。
 阿久根地区での合併枠組みは、1市2町(阿久根、東、長島)か2町(東、長島)かで揺れた。1市2町枠は昨年11月の当局提案と今年4月の住民発議(同一請求)の2回、議会で審議されたが、いずれも阿久根、長島は可決したが、東が否決した。東では6月20日、住民投票も行われたが、ここでも1市2町反対が多数だった。
 2町枠は今年1月、住民発議で本請求され、東町議会が3月定例会で可決。長島町議会は3月と6月の定例会で継続審査としたが、東町住民投票を受けた6月29日の議会特別委で2町枠を可決した。

728とはずがたり:2004/11/01(月) 21:29

<鹿児島県出水地区合併協議の行方>>>720-727

※出水市,阿久根市,出水郡 野田町,高尾野町,東町,長島町と6市町で研究会設置:01/12/20,準備会設置:02/11/1

※6市町での法定協議会設置案を4市町が可決,出水市,高尾野町が否決(2002/12/25「住民発議)。出水市長は2市4町に前向き(03/6/30)だったが再び議会は否決(2003/9/1)>>720-721
※野田町長は1市2町を推進>>722

├→出水市, 出水郡 野田町,高尾野町
| 出水市・高尾野町・野田町合併協議会:法定協:2003/11/1 >>723
|  ↓
| ■出水市(2006.3.13 新設出水市, 出水郡 野田町,高尾野町) >>724
│ ※新市名最終候補5点:出水,いずみ,泉,新出水,北薩(ほくさつ)
│ ※新市名:出水市(いずみし)※新市役所:現・出水市役所(新庁舎設置までの間)
│ ※新庁舎:合併後10年後を目途に,現・出水市内(高尾野町に近い位置)に設置へ
│ (推) 58,015 (国) 58,460 330.06

└→阿久根市・出水郡 長島町,東町>>725-726
 ※法定協議会設置案を阿久根市,長島町が可決,東町が否決(2003年)
 ※東町長,長島町議会は3市町での合併に前向き
 ※長島町長,東町議会は2町での合併に前向き
 ※東町の3市町での法定協議会設置の是非を問う住民投票の結果
      「賛成(48.4%)」「反対(51.6%)」(2004/6/20)>>725
 ※東町,長島町は2町での合併を検討へ,法定協議会を設置
   |
   ├→●阿久根市
   |
   └→●出水郡 長島町?(出水郡 東町,長島町) >>726
     ★長島地区合併協議会(法定)
      ※法定協設置:2004/7/23「住民発議」
      ※合併予定期日:2006/3/31以前(詳細は協議会で決定)
      ※新町役場:現・東町役場を提案へ

729とはずがたり:2004/11/01(月) 22:00
<九州・沖縄>鹿児島県 参考>>483

=出水地区=>>278
出水市・阿久根市・出水郡
│└─→●出水市
└→阿久根・長島・東
   │└→●阿久根市
   └─→●長島町

=川西薩地区=
●さつま町 2005.3.22 新設(薩摩郡 宮之城町,鶴田町,薩摩町)
薩摩東部地区合併協議会(法定)
※薩摩郡樋脇町,入来町,東郷町,祁答院町と7町で研究会「中薩地域合併研究会」設置:2001/7/26→解散:2002/3/5
※3町は祁答院町を含めた4町での合併を視野に,祁答院町に参加を呼掛け,祁答院町は川内市を中心とした広域合併を検討へ
※3町で準備会設置:2002/8/16
※任意協議会設置:2002/10/15
※祁答院町の4町での法定協議会設置の是非を問う住民投票の結果「賛成(48.7%)」「反対(51.3%)」(2003/3/30)
※法定協議会設置:2003/4/9

樋脇町,入来町,東郷町,祁答院町(掛け持ち)

川内市・薩摩郡
「川西薩地区法定合併協議会」
※串木野市を含み,下甑村を除く9市町村で法定協議会設置
※法定協議会設置:2003/7/10:02/12/25→休止:03/7/10→解散
↑└→●薩摩川内市(2004/10/11 新設)
| 川薩地区法定合併協議会
| 川内市, 薩摩郡 樋脇町,入来町,東郷町,祁答院町,里村,上甑村,下甑村,鹿島村
>>26串木野離脱
串木野市─┬→●れいめい市
↑┌市来町┘離脱:2003/10/14
↓|
=日置地区=8町─(市来→串木野・金峰町→川辺・松元,郡山→鹿児島)→4町=1市へ
※串木野市,日置郡の9市町:研究会設置:01/1/1,調査研究会設置:01/11/20,検討会設置:02/4/22
※串木野市,松元町,郡山町が離脱,検討会解散:02/8/13
||└─(松元町,郡山町)─→■鹿児島市との合併へ
↓|
日置郡 市来町, 東市来町,伊集院町,日吉町,吹上町,金峰町
「日置合併協議会」設置:2003/1/21
 | └→●日置市(日置郡 東市来町,伊集院町,日吉町,吹上町)
 |協議難航・離脱>>707-708
金峰町※川辺地区合併協議会への参加の是非を問う住民投票の結果
| 「賛成(86.6%)」「反対(13.4%)」(2004/10/31)
 |
 ↓参加へ
●南さつま市 2005.1.31
加世田市, 川辺郡 笠沙町,大浦町,坊津町
★川辺地区合併協議会(法定)

730とはずがたり:2004/11/01(月) 22:11
南日本新聞ピックアップ[2004 02/02 07:17]
隼人・住民投票 法定協残留が多数
−投票率54% 「離脱」に4232票差
http://373news.com/2000picup_bak/2004/02/picup_20040202_1.htm

 姶良中央地区合併協議会(国分市など1市6町)からの離脱の賛否を問う隼人町の住民投票が1日、投開票された。投票率は54.57%で、「離脱しない」が「離脱する」を約4200票上回り、現行枠組みでの合併を支持する結果となった。
 条例で「投票率50%、賛否のいずれかが有権者総数の3分の1以上(9608票)」とした住民投票の成立要件を満たしたため、町長、議会とも結果を尊重する意向を示した。
 投票は「離脱する」「離脱しない」のいずれかに○を付ける二者択一方式。有資格者(有権者)は18歳以上の町民と永住外国人で、当日有権者数は2万8824人。投票総数は1万5728票で、有効1万5636票、無効92票だった。

 開票後、津田和操町長は「町民が冷静に判断し理解してくれた。他の1市5町にも心配をかけたが、互いに手をとって大きな市を目指して頑張っていきたい」と話した。
 議長を除く21人中14人を占める離脱派の議員でつくる会の吉永民治代表は「十分な理解が得られなかったのは残念だが、住民の声として受けとめる。今後は1市6町で新たにスタートしたい」と話した。正式には3日の合併特別委員会で投票結果への対応を協議する。
 同協議会会長の鶴丸明人国分市長は「今後も1市6町の合併実現に向けて一層の努力をしていきたい」とのコメントを発表した。
 隼人町議会は昨年の9月議会で「今の協議会は合併の是非を含めた議論が行われていない」などとして協議会からの離脱決議を可決。現行の枠組みでの合併を目指す津田和町長は、議会との“ねじれ”を解消するため、11月、住民投票条例を提案した。

■現行派−民意明確に示された/離脱派−主張浸透しなかった

合併協残留の支持が多数を占め、喜び合う1市6町枠組みの支持者ら=1日午後9時40分、隼人町内山田1丁目
 「さあ合併だ」。姶良中央地区合併協議会(1市6町)からの離脱の賛否を問う1日の隼人町住民投票。現行枠組みの支持者は、高いハードルとされた成立要件をクリアしたうえでの“勝利”に、がっちりと握手し笑顔を見せた。9月に議会が離脱決議を可決してから約5カ月、混迷を深めていた合併問題は一応の決着をみた。
 同町内山田1丁目の現行枠組み派の事務所には、開票開始の午後8時から支持者が続々と集まり、投票結果が伝わると歓声に包まれた。「『1市6町合併』を推進する住民の会」の植山利博代表は「民意が明確に示された。議会は結果を重く受けとめてほしい」と力を込めた。
 一方、同町姫城の議員宅で待機していた離脱派議員は、「自分たちの主張が浸透しなかった。行政改革のチャンスだったのに」と肩を落とした。吉永民治代表は「協議会では今後も隼人が不利益を被ることがないように厳しくチェックしていく」と語った。
 協議会離脱を求め、住民投票に向けて署名活動を行った住民グループの諸留陸彦代表は「結果は残念だが、住民自治を考える点で意義はあった」と言葉少なだった。

731とはずがたり:2004/11/01(月) 22:12

溝辺町長:広域合併推進 議会:協議会離脱

南日本新聞ニュースピックアップ[2004 06/24 07:29]
市町村合併 溝辺議会が離脱決議/姶良中央地区法定協
−賛成議員「単独を」/町長は住民投票に意欲
http://373news.com/2000picup_bak/2004/06/picup_20040624_5.htm

賛成多数で離脱決議を可決した溝辺町議会=23日午前
 溝辺町議会は23日、最終本会議を開き、姶良中央地区合併協議会(国分、隼人、福山、横川、溝辺、牧園、霧島)からの離脱を決議した。決議に賛成した議員らは、同協議会の運営方法などを批判、「単独」で生き残りを模索するとしている。これに対し、有村久行町長は「現時点で離脱は考えていない。今後民意を問う方法を探りたい」と話し、住民投票に意欲を示した。
 「姶良中央地区合併協議会から離脱する決議案」は同日提出され、議長を除く15人のうち14人が賛成した。
 提案理由で、今吉歳晴議員は、同協議会について「合併ありきの協議会では町の将来を託せない」と批判。「十分な時間をかけず、合併を可とする決断を下すことに責任を負えない」と述べた。
 採決後、決議に賛成した議員らは「現時点では新たな合併枠組みは考えていない」と表明。議員定数の削減など行財政改革を進め、単独を模索するとした。また、同協議会の委員を務める笹峯護議長と木場幸一議員は「議会の意向に従う」として、24日に国分市である協議会定例会合を欠席する考えを示した。

732とはずがたり:2004/11/01(月) 22:12

南日本新聞ニュースピックアップ[2004 06/25 08:11]
市町村合併 「1市6町を推進」/姶良中央協
−溝辺町長、離脱決議の議会批判
http://373news.com/2000picup_bak/2004/06/picup_20040625_5.htm

溝辺町議会の離脱決議について報告する有村久行町長=24日、国分市のシビックセンター
 姶良中央地区合併協議会(1市6町)の第27回会合が24日、国分市であった。溝辺町議会が23日、同協議会からの離脱を決議したことに関し、同町の有村久行町長は「1市6町以外の枠組みは考えられない」と述べ、現協議会での合併推進を表明した。協議会は、事態の推移を見守ることを決めた。同町議会の笹峯護(議長)、木場幸一(議員)両委員は欠席した。
 有村町長は、会合の冒頭に発言。「合併を望む声が多かった一昨年の住民アンケートに基づき、合併協議に取り組んできた。住民の声を聞く機会がないままの離脱決議は承服できない」と町議会の対応を批判した。一方で「議会と意思疎通を欠く面があったことを反省している」とした。

 また、会合では、同町議会が合併を前提とした電算システム統合の負担金を一般会計補正予算案から削除、可決したことに関し、委員が合併期日(2005年2月14日予定)への影響について質問。鶴丸明人会長(国分市長)は「町議会の予算承認が9月議会以降に持ち越されれば、期日を見直す必要も出てくる。ただ、事態は流動的で、今後見極めたい」と述べた。
 第28回会合は7月22日の予定。溝辺の笹峯、木場両委員は「議会の決定が覆らない限り出席できない」として今後も欠席するという。

733とはずがたり:2004/11/01(月) 22:12

南日本新聞ニュースピックアップ[2004 08/13 08:14]
市町村合併 「姶良中央」休止、新枠組みへ
−電算可決市町で構成/予算議決すれば復帰も
http://373news.com/2000picup_bak/2004/08/picup_20040813_5.htm

休止の方針を決めた姶良中央地区合併協議会の会合=12日、国分シビックセンター
 姶良中央地区合併協議会(国分、溝辺、横川、牧園、霧島、隼人、福山)の第28回会合が12日、国分市であり、溝辺町議会の離脱決議などを受けて今後の進め方を協議した。電算システム統合化の負担金が出そろわず執行できない状態が続き来年2月14日の合併が困難になったとし、8月末をめどに協議会を休止することを確認。同予算が議決された自治体のみで新たな協議会を立ち上げる方針を決めた。
 現時点で同予算が議決されていないのは溝辺、横川の両町。横川町は19日に臨時議会で再提案する方針。協議会会長の鶴丸明人国分市長は「1市6町の合併が最善という考えは各市町とも変わらない。予算が議決されれば復帰してもらう」と話した。

 協議会はこれまで「各町の推移を見守る」としてきたが、この日の会合で溝辺町の有村久行町長は「議会との話し合いは平行線をたどり、解決の見通しは立っていない」と報告。委員からは「このままでは(改正合併特例法が適用される)2005年3月末までの県知事への申請に間に合わず、合併が空中分解する可能性がある」との意見があり、新たな協議会設立の方針で一致した。近く準備協議会を設立する。

 有村町長は「協議会には迷惑を掛けており、別の枠組みはやむを得ない。復帰できるよう議会を説得したい」と話した。
 1市6町のうち溝辺、横川、牧園の3町議会は6月定例会で、「廃置分合(合併)の議決前の予算執行は認められない」として、電算関連の負担金を削除した補正予算を可決。牧園町は臨時議会で再提案し、11日に可決された。

734とはずがたり:2004/11/01(月) 22:12

南日本新聞ニュースピックアップ[2004 08/20 07:38]
市町村合併 姶良中央、1市5町準備協を設立
−来年7月合併目指す
http://373news.com/2000picup_bak/2004/08/picup_20040820_2.htm

 休止を決めた姶良中央地区合併協議会(国分、溝辺、横川、牧園、霧島、隼人、福山)のうち、溝辺町を除く1市5町による任意の協議会「姶良中央合併準備協議会」(会長・鶴丸明人国分市長)の設立総会と初会合が19日、国分シビックセンターであった。溝辺町の復帰がない場合、9月に新たな法定協議会を設立し、2005年7月19日の合併を目指す方針を確認した。
 溝辺町の離脱決議により1市6町の枠組みが不透明となったことから、確実に合併特例法の適用を受けるため、電算システム統合の予算を可決した市町で構成する。
 設立総会には19日の臨時議会で同予算を可決した横川町を含め、1市5町の首長と議長、副議長が出席。前提として「1市6町の合併が最も望ましい」との認識で合意し、溝辺町が復帰すれば現協議会を再開させることを確認した。

 この日示された方針によると、新協議会は基本的に現協議会で承認された協定項目を引き継ぐ。合併期日や新市名、議員定数など基本的な5項目はあらためて協議決定するが、議員定数は34人(最初の4年は44人)、新市名は現協議会と同様に霧島市として提案する。合併期日は電算システム整備に要する時間などを考慮した。
 予定通り進んだ場合、9月初旬までに各議会の議決を受けて同24日に法定協議会を設立する。11月までに新市まちづくり計画を策定し、住民説明会を開催。12月の各議会に廃置分合(合併)の議案を提案し、05年1月に県知事に申請する。

735とはずがたり:2004/11/01(月) 22:12

南日本新聞ニュースピックアップ[2004 09/09 07:12]
市町村合併 隼人町議会委、溝辺除く1市5町枠を否決
−13日の本会議で決着
http://373news.com/2000picup_bak/2004/09/picup_20040909_2.htm

 隼人町議会(22人)の合併対策調査特別委員会(21人)は8日、姶良中央合併協議会(国分、横川、牧園、霧島、隼人、福山)の設置議案を1票差の賛成少数で否決した。13日の本会議で委員長報告後に採決するが、可否は微妙な情勢。
 設置議案は合併特例法の適用期限を見据え8日に開会した臨時会に提案された。津田和操町長は特別委で、「(議会が離脱決議した)溝辺が復帰すれば1市6町の枠組みを再開する」との前提を重ねて説明。議員からは「鹿児島空港を共有する溝辺を除いた合併は考えられない」「財政的に豊かな溝辺が抜けた場合の財政計画を先に検討して示すべきだ」などの意見が出された。

 討論では5議員が賛成、反対の立場から発言。委員長と欠席1人を除く採決の結果、賛成9、反対10で否決した。協議会への負担金451万円を盛り込んだ2004年度一般会計補正予算案(総額108億9134万2000円)も否決した。
 本会議では、任期満了に伴う固定資産評価審査委員に豊満正峰氏(77)=見次=を再任することに同意した。
 姶良中央合併協議会の設置は、溝辺町議会が姶良中央地区合併協議会からの離脱を決議したことなどを受け、1市5町で進めている。これまでに横川、隼人両町を除く1市3町の議会が議案を可決した。

 ■横川町議会委は可決
 横川町議会は8日、臨時会を開き、姶良中央合併協議会(1市5町)の設置議案と、同協議会運営の負担金を含む2004年度一般会計補正予算案を提案した。
 両議案は合併調査特別委員会と総務委員会に付託され、いずれも賛成多数で原案通り可決した。9日開かれる本会議で採決される。
 補正予算案は同協議会の負担金451万円を含む829万2000円を追加し、総額38億6486万5000円。

736とはずがたり:2004/11/01(月) 22:13

そっか溝辺には飛行場があって強気なんか。。

南日本新聞ニュースピックアップ[2004 09/14 07:31]
溝辺除く1市5町枠 隼人町議会が逆転可決
−24日に法定協設立
http://373news.com/2000picup_bak/2004/09/picup_20040914_3.htm

 隼人町議会(22人)は13日の臨時会で、合併対策調査特別委員会が否決した姶良中央合併協議会(国分、横川、牧園、霧島、隼人、福山)の設置議案を1票差の賛成多数で原案可決した。
 特別委員会は8日に同議案を1票差で否決したが、本会議では委員会に欠席した1人と委員長が採決に加わり逆転した。全構成市町が可決したことで法定協議会設立が決定。24日に第1回会合を開く。
 本会議では委員長報告後に賛成、反対の各4議員が討論した。賛成議員は「2月の住民投票で『(1市6町枠から)離脱しない』とした住民の意思を尊重すべきだ」「(議会が離脱決議した)溝辺が1市6町枠へ復帰するか不透明。合併を空中分解させてはならない」などと主張。

 反対議員は「鹿児島空港は新市の拠点。溝辺は外せない」「協議会設立は合併特例債だけが目的で、町の将来について議論がない」などと述べた。
 議長を除く採決の結果、賛成11、反対10で可決した。新協議会への負担金を盛り込んだ2004年度一般会計補正予算案も1票差で可決した。

737magenta:2004/11/01(月) 22:21
<北海道>

南幌住民投票、合併反対が多数 投票率66・7% 町長は判断を保留  2004/11/01 01:59
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&amp;d=20041101&amp;j=0023&amp;k=200411019302

 【南幌】自治体合併をめぐる空知管内南幌町の住民投票は三十一日に投開票を行い、同管内栗山、由仁両町と「合併しない」が二千六百七十五票で、「合併する」の二千百四十八票を上回った。開票終了後に記者会見した井沢利美町長は「僅差(きんさ)であり、この数字では考えはまとまらない。議会などと相談して決めたい」と述べ、合併の是非について判断を保留した。

 投票有資格者は七千三百十六人。投票数は四千八百七十八票、無効票五五で、投票率は66・7%だった。投票結果に法的な拘束力はないものの、住民投票条例は町長に結果尊重を求めている。

 井沢町長は投票結果について、投票率66・7%は予想より低かったとし、「三分の一が棄権しており、その分の民意が把握できない」と強調。投票結果は必ずしも住民の総意ではないとの見方を示した。一方、北海道新聞社が投票結果を踏まえ、町議十四人全員に意向を聞いたところ、「合併反対」が議長を除く過半数の七人となった。井沢町長は当初、十二月の町議会に合併を提案し、最終決定したい考えだったが、過半数の町議が合併反対の意向を示したことで、合併推進の井沢町長は方針転換も視野に入れ、難しい対応を迫られる。

 三町で住民投票を実施するのは南幌だけ。栗山、由仁両町に目立った合併反対の動きはなく、南幌の判断が合併の実現に大きく影響する。三町の合併が成立すると、二○○六年三月に人口三万千五百人の「東さっぽろ市」が発足する予定。

738とはずがたり:2004/11/01(月) 22:25
加治木町の土地の負債が問題なのか。。

南日本新聞ニュースピックアップ[2004 06/23 07:18]
市町村合併 蒲生町議会、住民投票を可決
http://373news.com/2000picup_bak/2004/06/picup_20040623_4.htm

−「3町」の是非を問う
 蒲生町議会は22日、最終本会議で「蒲生町の合併についての意思を問う住民投票条例」案を全会一致で可決した。姶良西部合併協議会(加治木、姶良、蒲生)で協議している加治木、姶良両町との合併について、町民の意思を確認し、民意を反映した選択をすることが目的。投票は永住外国人を含む満18歳以上の町民が対象で、8月22日に行われる予定。
 条例によると、投票は蒲生・加治木・姶良の合併に「賛成」か「反対」に「○」をつける方式。結果は即日開票される。「町長は、住民投票の結果を尊重しなければならない」としている。
 同条例は、町が定例会初日の10日に上程。議長を除く15人でつくる合併特別委員会で審査してきた。最終本会議で、湯元秀誠委員長が「可決すべき」との特別委の結論を報告した後、議決した。

 また、湯元委員長は、投票日について「加治木町の土地開発公社の負債をめぐり、姶良西部合併協の協議が滞っており、遅れる可能性がある」と町当局が説明したことも報告した。

南日本新聞ニュースピックアップ[2004 07/07 07:16]
市町村合併 姶良町特別委が離脱決議/姶良西部合併協議会
−加治木の負債に反発か
http://373news.com/2000picup_bak/2004/07/picup_20040707_1.htm

 姶良町議会合併問題調査特別委員会(20人)は6日、加治木、姶良、蒲生の3町でつくる姶良西部合併協議会から離脱する決議を賛成多数で可決した。背景には鹿児島県町村土地開発公社加治木町支社の負債問題などがあるとみられる。臨時議会などの日程は未定だが、同特別委は合併協委員の3議員を除く全議員で構成され、情勢に変化がなければ町議会の意思は離脱で固まりそうだ。
 同支社の負債問題は加治木町内の運動公園用地費などで、19億円余の借入残高があり、加治木町側は新市でスポーツ施設用地として検討するよう分科会に提案しているもの。
 姶良町議会特別委では「加治木町の説明は納得できない」とする意見が相次ぎ、委員の1人が「議会の立場をはっきりさせた方がいい」と離脱決議を提案。採決の結果、委員長を除く19人中、賛成17、反対2で可決した。

 決議文では「3町の住民意識の温度差や地域的利害の問題もあり、異論続出」とし「協議を続けることは今後に悔いを残す」としている。
 福元久夫・同合併協会長(姶良町長)は「協議会長として早急に町長会を開き、対応を協議する」と述べた。また、姶良町長として「姶良町が3町合併を進めた根拠の一つが財政の悪化。加治木町の負債を含めた新たな財政シミュレーションを早急に作り、その結果で判断したい」と語った。

739とはずがたり:2004/11/01(月) 22:25

南日本新聞ニュースピックアップ[2004 07/21 07:32]
市町村合併 姶良西部協、活動を休止
−姶良町長「3町合併は無理」
http://373news.com/2000picup_bak/2004/07/picup_20040721_5.htm

 姶良西部合併協議会(加治木、姶良、蒲生)は20日、姶良町で第25回協議会を開いた。姶良町議会の合併問題調査特別委員会が協議会からの離脱を決議したことに対し、町としての態度を保留していた姶良町長の福元久夫協議会長は「(鹿児島県町村土地開発公社加治木町支社の負債問題などで)現時点で3町の合併は無理と判断する」と表明。これを受けて同協議会は当面、活動を休止することを決めた。
 問題となっている同支社の負債は、同支社が加治木町の依頼を受けて取得した町内の運動公園用地費など19億円余り。同町は県のスポーツ施設誘致などに名乗りを上げていたが、実現せず用地を買い取っていない。ただ、新市でスポーツ施設用地として買い取りを検討するよう分科会に提案していた。
 福元町長は、姶良町独自で加治木町支社などの負債を含めた財政シミュレーションを実施したことを踏まえ、「土地開発公社加治木町支社の負債を新市で引き継ぐことは問題が大きい。加治木町の自助努力で解決できないとされる現時点では合併は無理」との立場を表明した。

 この日の協議会には、前回、離脱決議を報告して退席した、姶良町議会代表の3委員は欠席。会議では「問題を持ち出したのは姶良町議会の委員。それが前回の現地調査にも来ず、離脱するとだけ言って今回も欠席するのはどういうことか」「会長は、姶良町長として議会の行動をどう思っているのか」など、姶良町に対する不満が続出した。
 結局、今後の協議について委員から「姶良町議会委員が欠席する中で協議を続けても意味がない」という意見が出され、当面、協議会の活動を休止することで一致した。
 福元町長の表明について、川野威朗加治木町長と晋哲哉蒲生町長は「これまで通り、3町の枠組みで進めたい。今後、姶良町の行方を見守る」と話した。

■身動きとれぬ蒲生・加治木
 加治木、姶良、蒲生の3町による姶良西部合併協議会で20日、姶良町議会に続き福元久夫同町長も「合併は困難」という姿勢を示した。3町の中心に位置する姶良町の方針転換は協議会にとって大きな打撃。姶良町は、住民の意思を確認後、離脱するかどうかを決める方針だが、その間、身動きのとれない加治木、蒲生両町には、問題の長期化への不安も出ている。
 8月に3町合併の是非を問う住民投票を控えている蒲生町。晋哲哉町長は「投票は『3町での合併』を前提としているので当然日程は遅れ、今の状況では実施できるかどうかもわからない」と話す。「個人的な意見だが、今のスケジュールでの合併は難しくなるのではないか」と不安をのぞかせる。蒲生町にとって姶良町以外のすべての隣接町では他の枠組みが決まっている。加治木町との2町だと飛び地の枠組みになってしまう。
 加治木町も新たな枠組みは容易ではないが、町関係者からは「姶良町が離脱するなら早く法的手続きをしてほしい。中途半端では、他の枠組みとの協議にも入れず一番困る」との声も出ている。
 今後について福元町長は「早急に住民説明会を開き、町と議会が方針転換した経緯を説明したい。そこで住民投票の実施や3町の枠組みを希望する声があれば、それには応じたい。3町の枠組みを完全にあきらめたわけではない」と含みを残している。

740とはずがたり:2004/11/01(月) 22:25

南日本新聞ニュースピックアップ[2004 10/22 07:26]
姶良の住民団体、3町合併問う住民投票請求へ
http://373news.com/2000picup_bak/2004/10/picup_20041022_4.htm
2851人分の署名簿を提出

署名簿を丸尾安光選管委員長(手前)に提出する合併を考える会のメンバー=21日、姶良町選挙管理員会
 姶良町の住民グループ「姶良町の合併を考える会」(徳永文三郎代表)とNPO姶良(谷口實一理事長)は21日、姶良西部合併協議会(加治木、姶良、蒲生)の3町で合併することの是非を問う住民投票条例制定直接請求に向け、2851人分の署名簿を町選挙管理委員会に提出した。
 同会によると、9月25日から書類を作成、実質的には約2週間で署名を集めた。選管の審査、縦覧を経て有権者数の50分の1(710人)以上と認められれば、福元久夫町長に本請求する。徳永代表と谷口理事長は「思ったより早く署名が集まった。議会と私たち住民の意見の違いが大きく、直接請求は住民の意見表明の機会と思っている」と話した。
 姶良町議会は7月、鹿児島県町村土地開発公社加治木町支社の負債問題などを理由に、特別委員会で合併協議会離脱を決議。特別委の判断を重く見た福元町長が「現段階では3町合併は困難」と姶良町の方針を表明し協議会は休止した。町議会は8月に臨時会を開いて離脱を決議している。

741とはずがたり:2004/11/01(月) 22:28
<九州・沖縄>鹿児島県
錦江市は加治木町のスポーツ公園建設に絡む土地開発公社の借金が原因。
霧島市は鹿児島空港を抱える溝辺町議会の離脱と国分市と常に張り合ってきた隼人町の独自路線が常に燻ってきたことが不安定要因。

◆◆国分市,大口市,姶良郡,伊佐郡の14市町で研究会設置:2001/4/19→解散:2002/5/13
||│
||└→◆伊佐市 新設 大口市, 伊佐郡 菱刈町
||┌→◆湧水町2005.3.22 新設 姶良郡 栗野町,吉松町
|※姶良郡栗野町,吉松町を含む9市町で研究会設置:2002/8/1→解散:2002/12/19
|└→◆霧島市 新設 国分市, 姶良郡 溝辺町,横川町,牧園町,霧島町,隼人町,福山町
|姶良中央地区合併協議会(休止中)(法定)>>730-736
|※※準備会設置:03/1/15,※法定協設置:03/4/1
|※合併予定期日:2005/2/14
|※隼人町議会が合併協議離脱を求める決議案を可決(2003/9/18)
|※隼人町の協議会からの離脱の是非を問う住民投票の結果 >>730
|「離脱する(36.5%)」「離脱しない(63.5%)」(2004/2/1)
|※隼人町は7市町での合併協議を継続へ>>735-736
|※溝辺町議会は合併に慎重,溝辺町長は合併協議継続に前向き>>731-732
|※溝辺町議会が「合併協議会から離脱する決議案」を可決(6/23)
|※協議会を休止(8/12)
|※溝辺町を除く6市町で準備会設置,法定協設置:2004/9/14 >>735
|※溝辺町が合併協議復帰の場合,7市町での合併協議を再開へ
|※溝辺町議会は隼人町との2町での合併を検討へ
|※隼人町議会は溝辺町を除く合併に慎重

└→◆錦江市2005.2.14 新設・市制 姶良郡 加治木町,姶良町,蒲生町
 ※姶良町が合併協議から離脱を表明,協議会を休止(7/20)>>738-740

742とはずがたり:2004/11/02(火) 02:34
<大隅中央地区結成>

鹿屋、垂水、吾平、輝北が任意合併協設立
http://373news.com/2000picup_bak/2003/02/picup_20030213_8.htm
 −法定協 6月発足目指す
 鹿屋、垂水、吾平、輝北の2市2町は12日、鹿屋市役所で「大隅中央任意合併協議会」の設立総会を開いた。6月の法定合併協議会設立、2005年1月の合併実現を目指し協議を進める。
 同協議会は、各市町の首長、助役、議会議長の計12人で構成。会長に山下栄鹿屋市長を、副会長に他の3首長を選んだ。山下会長は「大隅半島の中央部の2市2町で、地域の中核となる都市の形成を目指したい」と抱負を述べた。
 同協議会の下に、構成市町の合併担当部課長で組織する幹事会を置く。事務局は鹿屋市で、局長は同市の川井田浩二企画課長が務める。
 同協議会は当初、各市町の議会3月定例会に法定合併協議会設立関係議案を提出する予定だったが、4月の統一地方選で吾平町長と鹿屋、垂水、吾平の3議会の議員が改選されること、垂水市長が改選間もないことなどから、「もっと住民の意向を受け止める必要がある」として、法定合併協議会設立を3カ月遅らせることにした。
 曽於北部(末吉、大隅)との法定合併協議会設置を求める住民発議の動きが出ている輝北町の有留忠男町長は、「住民アンケートの結果、2市2町の枠組みを志向する住民が圧倒的に多かった。住民の心配は合併市をつくっていく中の論議で解決していけると考えている」と話した。

743とはずがたり:2004/11/02(火) 02:34
<輝北町参加>

輝北町の合併先の問題は農協の所属に絡んでのことの様である
曽於市(役場:旧末吉)←─曽於郡輝北町→鹿屋市・肝属郡
市街地には鹿屋の方が近いと言う事か。

南日本新聞ニュースピックアップ[2003 04/18 07:25]
市町村合併問題でアンケート再実施へ/輝北町長表明
http://373news.com/2000picup_bak/2003/04/picup_20030418_3.htm
合併に対する住民の意見に答えた輝北町の住民説明会=16日夜
 市町村合併問題について輝北町の住民グループ「輝北町の未来を考える住民の会」が同町に提出していた意見書に回答する住民説明会が16日夜、同町市成の高尾地区公民館であり、有留忠男町長は「大隅中央か曽於北部かのアンケートで住民の判断を仰ぎたい」と、再度アンケートを実施する意向を示した。
 輝北町は昨年12月の住民アンケート結果を元に議会の同意を得て、大隅中央任意合併協議会(鹿屋など2市2町)に参加。しかし住民の会は3月、曽於北部(末吉、大隅)での合併を進めるべきだとして住民発議を本請求、住民アンケートのやり直しも要望していた。
 説明会には主に農家ら約80人が出席した。16項目の意見に対し、有留町長や役場職員らが回答内容を説明。「農協の管轄が曽於から肝属になり、家畜市場が変われば畜産農家は打撃を受ける」との意見に対して、町当局は「農協の管轄や市場は変わらないことを前提に合併を進めている」などと答えた。

http://373news.com/2000picup_bak/2003/06/picup_20030630_1.htm
南日本新聞ニュースピックアップ[2003 06/30 07:33]
輝北町住民投票 合併「大隅中央」が6割
−県内初の15歳以上投票、町長「結果を尊重」

町の将来を考え、1票を投じる高校生2人=29日午前、輝北町の百引地区公民館
 大隅中央(鹿屋、垂水、吾平)か曽於北部(末吉、大隅、財部)かの合併枠組みを問う輝北町の住民投票が29日、行われた。即日開票の結果、「大隅中央」が「曽於北部」を675票上回り、有効投票数の約6割を占めた。結果に法的拘束力はないが、条例は「尊重しなければならない」としており、事実上、大隅中央の枠組みでの合併が進むことになる。合併を争点に条例を制定し、中学生を除く15歳以上が投票資格者となった県内初の住民投票の全体の投票率は90.47%。高校生年齢の投票率は95.62%で、棄権は6人だった。
 投票は「大隅中央」か「曽於北部」か希望する枠組みに○をつける方式で行われた。結果を受けて有留忠男町長は「条例に従い、結果を尊重していきたい。住民の意思が大隅中央と出たので、その方向で議会とも協議していく」と話した。

 輝北町は昨年12月のアンケート結果を受け鹿屋市などとの合併を進め、今年2月、2市2町で大隅中央任意合併協議会を設置。しかし農業者などの住民団体に続き、建設業者らの団体が曽於北部との法定協設置を求める住民発議を起こした。このため町は「はっきり方向を決めたい」と、5月に同協議会を離脱したうえで住民投票条例を提案、可決された。
 大隅中央を求める「鹿屋・垂水・吾平との合併を目指す会」(上堂園公一代表)は「鹿屋などと合併する方が大きな発展の可能性を秘めている」、曽於北部支持の「曽於をひとつにする輝北の会」(福満義洋代表)は「これまで生活、経済の基盤を築いてきた曽於を離れる理由はない」と、それぞれの枠組みの利点を懸命に訴えた。
 当日投票資格者数は3819人(男1792人、女2027人)。うち高校生年齢(4月1日現在で15−17歳)の対象者は137人。投票総数は3455票(有効3411票、無効44票)だった。

744とはずがたり:2004/11/02(火) 02:36
<串良町参加>

南日本新聞ニュースピックアップ[2003 10/21 08:32]
市町村合併 串良町が住民投票条例制定、来月30日実施へ
−「単独」「大隅中央」問う
http://373news.com/2000picup_bak/2003/10/picup_20031021_8.htm

 肝属東部合併協議会(串良、東串良、内之浦、高山)からの離脱を決めた串良町議会は20日、臨時会を開き、市町村合併の是非、枠組みを問う地方自治法に基づく住民投票条例制定議案を賛成多数で可決した。投票は単独か大隅中央(鹿屋、垂水、吾平、輝北)かの二者択一で、11月25日告示、同月30日投開票の見通し。市町村合併に関する住民投票の条例制定は県内では5自治体目。
 住民投票の投票資格者(有権者)は、1986年4月1日以前に生まれた町民(4月1日現在17歳以上)で、高校3年生も含まれる。選挙管理委員会などによると、有権者は約1万1460人で、そのうち未成年者は約370人。町長、議会、町民は投票結果を尊重しなければならない、としている。
住民投票条例制定を賛成多数で可決する串良町議会=20日午前
 議案審議では、選択肢に肝属東部を入れる修正動議が出されたが、原案が賛成多数で可決された。住民投票の予算486万4千円を含む一般会計補正予算案も可決した。
 町は住民投票実施前に36カ所で説明会を開く。また、高校生など未成年者を対象に勉強説明会を開く予定。

>>60
串良町、「大隅中央」を選択−−二者択一方式で合併住民投票 /鹿児島

南日本新聞ニュースピックアップ[2003 12/26 08:48]
市町村合併 輝北議会が串良加入否決/大隅中央協
−改正議案に賛成6、反対7
http://373news.com/2000picup_bak/2003/12/picup_20031226_9.htm
 輝北町議会は25日、最終本会議を開き、串良町の大隅中央法定合併協議会(鹿屋、垂水、吾平、輝北)への加入に伴う規約の一部改正議案をを賛成少数で否決した。住民投票の結果を受けた串良町の申し入れは認められず、当面加入は困難となった。
 輝北町議会は同議案の採決を無記名投票で行い、賛成6、反対7だった。串良の加入に反対する討論などはなかった。有留忠男輝北町長は「可決されると信じていた。議決は重く受け止める。輝北も後からお願いして協議会に入った経緯があるだけに残念」と話した。

南日本新聞ニュースピックアップ[2004 01/07 08:14]
市町村合併 輝北議会が串良加入可決/大隅中央協
−2市3町に枠組み変更
http://373news.com/2000picup_bak/2004/01/picup_20040107_6.htm

 輝北町議会(14人)は6日、臨時会を開き、昨年末に否決した串良町の大隅中央法定合併協議会(鹿屋、垂水、吾平、輝北)への加入に伴う規約の一部改正議案を全会一致で可決した。鹿屋市などほかの議会はすでに同議案を可決しており、串良町の協議会への加入が決まった。協議会は2市3町の枠組みに変更になり、串良は9日の協議会から参加する。
 輝北町議会は6日午後、全員協議会後、急きょ臨時会を開いた。有留忠男町長が「串良の橋口貞伸町長と徳留敏治議長の連名で議案の再提案の要請があった。串良の住民投票では76%が大隅中央法定協への加入を希望した。住民意思を尊重したい」と議案の再提案理由を説明。起立採決を行い、全会一致で加入に同意した。
 橋口串良町長は「全会一致での可決に感謝する。2市3町の枠組みのなかで、新しいまちづくりに参加していきたい」と話した。
 輝北町議会は12月25日の臨時会で、同議案を賛成6、反対7の賛成少数で否決。串良町の橋口町長、徳留議長らは同月29日、有留輝北町長を訪ね、議案再提案を要請。同日は串良町の議員15人も輝北町の議員宅などを訪問し、同議案が再提案された場合、賛成するよう求めた。

745とはずがたり:2004/11/02(火) 02:37
<垂水排除>

垂水は財政悪化を理由に外されたのか。。可哀相に。

南日本新聞ニュースピックアップ[2004 03/13 07:45]
大隅中央合併枠組み再検討 鹿屋市が垂水の離脱求める方針
−市議会特別委の陳情採択受け
http://373news.com/2000picup_bak/2004/03/picup_20040313_3.htm

 鹿屋市議会の特別委員会が大隅中央法定合併協議会(鹿屋、垂水、吾平、輝北、串良)の枠組みの再検討を求める陳情を採択したことを受け、市当局は、本会議で同陳情が採択された場合、陳情提出者の希望に沿って垂水市に同協議会からの離脱を求める方針を決めた。垂水市の財政悪化が主な理由。鹿屋市の山下栄市長は11日、同法定協の市町長会で水迫順一垂水市長ら各首長に伝え、特に異論は出なかったという。枠組みの変更には各議会の同意が必要で、「突然で一方的」という声もあり、鹿屋市の意向通りに進むかどうかは不透明な情勢だ。

  水迫市長は、鹿屋市当局の意向を12日の議会全員協議会(非公開)で報告した。水迫市長は取材に対し、「鹿屋市議会が本会議で陳情を採択すれば、市民や議会と協議し、考え方をまとめたい」と話した。
 鹿屋市によると、陳情は1月に議会、市当局に提出され、その際、口頭で「財政が厳しい垂水を外してほしい」との要望があったという。
 山下市長は5日の特別委後、市議会正副議長らと意見交換し、陳情が本会議で採択された場合、現在の枠組みでは6月議会に上程予定の廃置分合(合併)議案が否決されると判断。2005年1月1日付での合併には垂水は含めない方針を固めた。垂水市とは、同市の財政状況が改善後、対等合併に向け努力していくという。
 また、特別委は新市名称「大隅市」の変更を求めた陳情も採択。市は本会議で同陳情が採択された場合、「鹿屋」「かのや」などへの変更を協議会に求めていく方針。

南日本新聞ニュースピックアップ[2004 03/19 07:53]
垂水、大隅中央合併協離脱へ/市議会特別委
−賛成多数で決定
http://373news.com/2000picup_bak/2004/03/picup_20040319_4.htm

 垂水市議会の市町村合併調査特別委員会(議長を除く19人)は18日、鹿屋市議会が大隅中央法定合併協議会(鹿屋、垂水、吾平、輝北、串良)の枠組みを再検討する陳情の採択を受け、同協議会から離脱する方針を賛成12、反対6の賛成多数で決めた。事実上、垂水市が同協議会から離脱することが決まった。水迫順一市長は19日の最終本会議で意思を明らかにする。
 水迫市長は同特別委で「(大隅中央法定協の)キーポイントは鹿屋が握っている。今後、法定協は垂水抜きで進むことが考えられ、門戸を閉ざされたことになる」との見解を示した。さらに、鹿屋市が垂水市に離脱を求める理由として挙げる財政状況については「これまでも市町長会で十分説明していた」と、突然の離脱勧告に戸惑いを見せた。
 議員からは「他の3町の意見を聞くべきだ」との慎重論も出たが、「議会としての結論を出すべきだ」との意見が大勢を占めた。

特別委員会後、記者会見する水迫順一市長=18日午前、垂水市役所
 水迫市長は特別委終了後、会見し「『大隅は一つ』という考えは山下栄鹿屋市長と同じ。財政問題だけで外れるのは残念」と述べた。離脱した場合、財政再建を優先するという。
 山下鹿屋市長は11日、水迫垂水市長らに、鹿屋市議会が枠組みの再検討を求める陳情を採択した場合、垂水市に枠組みから外れてもらうよう要求していた。山下市長は垂水市議会の採決結果について「正式な連絡がなく、コメントは差し控えたい」と話した。

746とはずがたり:2004/11/02(火) 02:39
【大隅中央地域合併協議概況】>>742-745

※肝属郡 串良町,東串良町,内之浦町,高山町,吾平町からなる5町で研究会「肝属東部地区合併研究会」設置:2002/3/4

※肝属地域12市町で研究会「肝属地域市町村合併調査研究会」設置02/4/10,解散03/1/17

|   ※曽於郡(大隅,財部,末吉,松山,志布志,有明,大崎,輝北)8町で研究会設置:2002/5/1
↓ ┌輝北町←┘ └→解散:2003/2/28
鹿屋市, 垂水市, 曽於郡 輝北町,肝属郡 串良町,吾平町(2市3町)
大隅中央任意協議会設置:03/2/12>>742
├─→輝北町が住民投票実施のため合併協議から離脱(5/26)  
├─→串良町が離脱──────────→肝属東部合併協議会
↓                 肝属郡 串良町,東串良町,内之浦町,高山
●大隅中央法定合併協議会      ※4町で準備会設置:03/2/3,法定協設置:2003/4/1
鹿屋市,垂水市,吾平町(2市1町)
法定協設置:2003/7/2
□大隅市 05/1/1 新設     ◆合併に関する住民投票の結果
| ※輝北町:「鹿屋市,垂水市,吾平町(59.9%)」「大隅町,財部町,末吉町(40.1%)」(2003/6/29)
| ※串良町:「鹿屋市,垂水市,吾平町,輝北町(76.4%)」「合併しない(23.6%)」(2003/11/30)
├─輝北町(03/7/29)>>743,串良町(04/1/6)>>744が加入─┘(2市3町)

※鹿屋市議会が「合併の枠組みの再検討を求める陳情」と「新市名称大隅市の変更を求める陳情」を採択(3/17)
※垂水市が合併協議から離脱を表明(3/19)>>745
※5市町での合併を断念,協議会を解散(7/1)
※垂水市を除く4市町での合併を検討へ

●大隅中央合併協議会(法定協設置:04/7/1) (1市3町)
(鹿屋市, 曽於郡 輝北町,肝属郡 串良町,吾平町)
■鹿屋市(2006.1.1 新設)
※東串良町の住民投票の選択肢に鹿屋市に参加もある。

747とはずがたり:2004/11/02(火) 04:23
<23都府県合併状況講評・上>

青森県…割と小さく纏まってしまった感じ。青森・弘前・八戸ともに広域合併に失敗

秋田県…県単位でほぼ完成形

■秋田市 秋田市, 河辺郡 河辺町,雄和町
■男鹿市 男鹿市, 南秋田郡 若美町
■潟上市 南秋田郡 昭和町,飯田川町,天王町
□南秋田郡 湖東町 南秋田郡 五城目町,八郎潟町,井川町
○南秋田郡 大潟村

■白神市 能代市, 山本郡 琴丘町,二ツ井町,八森町,山本町,八竜町,峰浜村
○山本郡藤里町
■大館市 大館市, 北秋田郡 比内町,田代町
■北秋田市 北秋田郡 鷹巣町,森吉町,阿仁町,合川町
○北秋田郡上小阿仁村
●鹿角市,
○鹿角郡 小坂町

■仙北市 仙北郡 角館町,田沢湖町,西木村
■大仙市 大曲市, 仙北郡 神岡町,西仙北町,中仙町,協和町,南外村,仙北町,太田町
■湯沢市 湯沢市, 雄勝郡 稲川町,雄勝町,皆瀬村
■横手市 横手市, 平鹿郡 増田町,平鹿町,雄物川町,大森町,十文字町,山内村,大雄村
■由利本荘市 本荘市, 由利郡 矢島町,岩城町,由利町,西目町,鳥海町,東由利町,大内町
▲にかほ市 由利郡 仁賀保町,金浦町,象潟町

宮城県…いずれも進展は評価
石巻・登米・大崎(古川)△・気仙沼△・柴田△・栗原・遠田(郡部全郡系)・東松島・あぶくま・亘理(都市近郊系)と10市も誕生は完成形に近いか?協議の進展を期待したい。

山形県…いずれも難航
山形市・米沢市・新庄市・鶴岡市・酒田市いずれも問題有り。。

東京都…無

神奈川県…相模原市辺りのみ

山梨県…割と完成形。

静岡県…格差が激しい
静岡・浜松両巨大都市,遠州部分で合併が進む。遠江地方はほぼ市域に。磐田・袋井・掛川・菊川・御前崎・牧ノ原・島田の各新市が誕生し志太地域も協議が進展。一方で県東部は殆ど合併が進まず,富士地域・沼津三島地域・南伊豆地域・御殿場地域などでは合併殆ど実現せず。志太・富士・沼津三島・御殿場の合併が実現したらほぼ完成形か。

三重県…割と完成形。多気度会あたりが実現して欲しかった。

748とはずがたり:2004/11/02(火) 04:23
<23都府県合併状況講評・下>>>747-748

福井県…割と小さく纏まってしまった感じ。

滋賀県…県単位で完成形に近づくも
彦根・長浜地域の不透明感でこの結果如何では合併先進のイメージが大きく崩れる。東近江・野洲・湖南・甲賀・高浜・米原の新市誕生だが。。彦根・長浜と東近江地区(蒲生郡)や湖南3市(草津・守山・栗東)などの合併が実現したら完成形であろう。

京都府…北部は結構完成,南部は無
野田川の離脱で揉める宮津が纏まれば,京丹後・福知山・舞鶴・綾部の大きな5市に集約される。
南部は全く進まない。木津市や乙訓市が成立ると,ぐぐっと締まってくるのだが。。

奈良県…割と完成度高い印象だが確定するまでは。。
西和・宇陀・桜井磯城・橿原・葛城・五条が新市となるが,前3者が実現するかどうかでだいぶ印象が違ってくる。。葛城地域も葛城・大和高田・香芝・広陵の大同合併があれば良かったのだが。。

大阪府…無

兵庫県…郡部で全郡新市移行目立つ
篠山市・丹波市・朝来市・養父市・宍粟市

和歌山県…割と小さく纏まってしまった感じ。

鳥取県…3者3様
鳥取地域は広域合併が実現,倉吉地域は小さく纏まる,米子地域は合併せず続出

岡山県…県単位でほぼ完成形
岡山・倉敷両巨大市,浅口郡・和気郡・久米郡等で未確定要素が残るが,新見・真庭・津山・美作・備前・赤磐・瀬戸内・総社・高梁と新市が成立。津山周辺がもう一段の合併が可能か?

香川県…合併先進のイメージ
東部で先行,高松・丸亀・三野・観音寺などでほぼ完成形か?

徳島県…割と小さく纏まってしまう感じ。
郡を半分しての合併が目立つが。。

愛媛県…県単位でほぼ完成形
未定が八幡浜と保内,松野と(新)宇和島ぐらいで,単独が松前町ぐらいで後はほぼ大同合併(四国中央・新居浜・西条・今治・西予・愛南・久万高原)が実現。

佐賀県…割と小さく纏まってしまう感じ。
唐津以外は割とこまめ

鹿児島県…県単位で完成形に近づくも
姶良地域が課題。

749とはずがたり:2004/11/02(火) 15:51
>>747-748追加

新潟…合併進展県
新潟市・長岡市・上越市など広域合併実現
郡内合併・周辺町村吸収などで佐渡市・糸魚川市・妙高市・十日町市・柏崎市・新発田市・魚沼市・南魚沼市・阿賀野市・三条市・燕市・五泉市等新市形成。
村上・岩船の行方が気になる。小千谷・栃尾・見附の長岡周辺単独3市等の動向も。

富山…不透明感
砺波地方は2市に集約されたが,富山地方・射水地方・黒部地方の合併の行方で結果は大きく違ってくる。

山口…広域構想必ずしも実現せず
山口は防府が抜け,周南は下松が抜け,宇部小野田は別々の道を歩み,岩国も不透明感。美祢・萩・下関ぐらいか。それでも中小規模に纏まった感じはある

高知…合併実現せず
枠組みの破綻は香南市・香美市・四万十市・高吾北地域・宿毛市と次々と崩壊。。

750とはずがたり:2004/11/02(火) 22:14

[苦悩の新市出発]平成合併1号・会津若松と北会津/中 /福島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041102-00000106-mailo-l07

 ◇宅地事業否決でしこり−−「村の夢」か「駆け込み事業」か
 9月17日の夕方、会津若松市役所内の議場で、北会津村の庄條徳一村長(当時)が発言していた。「他自治体の首長が登壇するのは聞いたことがない」。市議も驚く出来事は、庄條村長の強い意向で市議会全員協議会に出席して実現した。
 全協の1週間前に開かれた市総務委員会で、同村の三本松地区で計画している宅地整備事業に関する市特別会計条例の一部改正案が審議され、委員全員が反対していた。庄條村長は「説明不足を感じた」として全協に出席し、「村の夢が凝縮された事業で(反対は)大変残念」と事業の継続を強く訴えた。菅家一郎市長も「村は10年以上実現に向けて努力してきた」と市議に理解を求めた。
 同地区の宅地整備事業は旧村南部地区の過疎化を防ごうと91年に浮上した。総事業費約8億5700万円で152区画を造成。国道401号の高田橋を挟んで数百メートル市側にある飯寺地区の坪18万円と比べて8万円と「アパート家賃並みの返済」を売りにしている。
 しかし、総事業費のほぼ全額を地方債でまかなう計画に市議会は猛反発した。「新市で時間をかけて十分議論すべき」と事業に意見をつけただけでなく、「販売計画は妥当なのか」との指摘さえ出た。周辺地域で宅地が売れ残っているからだ。
 合併直前にあらわになった市と村の溝。結局、条例改正案は市議会で否決された。これに対し村議会は9月28日、「合併する両市村の信頼関係を損ねる」と不信感を表明した抗議文を市議会に送った。「1カ月後はお世話になる市議会に抗議文を送ることはつらいこと」(荒井義隆・旧村議)との声も出た。
 三本松の事業は合併協定書に記載されており、合併協ではほとんど議論がなかった。議事録を見ると、協議会委員の質問に対する数回のやりとりで終わっていた。ある市議は「村側の説明が足りない。合併前の駆け込み事業」といぶかる。
 市議会で否決後、菅家市長は「(三本松の事業は)新市に引き継がれる事業。市議会の理解を得られるよう対応する」と村側への配慮を見せた。だが、村議がそのまま新市議となる在任特例の問題でも、市議会が一度は否決するなど両市村議の対立の根は深い。「合併は信頼関係の上に立ったものだと思ったが……」とため息をつく村議もおり、村には感情的なしこりが大きく残った。
 合併協定書や新市建設計画の合意事項は、新市の議会が最終判断を下す。旧市議30人と旧村議15人を合わせた45人の新市議会。今後も難しいかじ取りになりそうだ。
11月2日朝刊 
(毎日新聞) - 11月2日16時16分更新

751とはずがたり:2004/11/02(火) 22:21
>>713
◆信州西山町:地域的一体感の強い「西山」3町村の合併は「自立」に近く、今後の財政基盤も強化できるとの見通しから、協議が進められた。
信州新町:「3町村で合併」が多数を占めた。新町の中心となる。
中条村:長野市との合併」が「3町村での合併」をわずかに上回った。過去2回のアンケートでも合併相手先は「長野市」が最多。買い物や通勤、通学で長野市内に通う住民が多く、「生活圏」として長野市との合併を望む声が多かった。鷲沢正一・長野市長は、正式に合併の申し込みがあれば検討するが、3町村でのもう少しの話し合いをとの立場。
小川村:「3町村での合併反対」が「賛成」を上回った。昨年12月のアンケートでも、3町村での法定協移行反対が最多だった。高齢化率が高く、福祉サービスの低下を恐れる村民も多かったと思われる。

新設 信州西山町 2005.7.1
上水内郡 信州新町,小川村,中条村
★信州新町・小川村・中条村合併協議会(法定)
※研究会設置:2003/3/24
※法定協議会設置:2004/2/10
※新町名:信州西山町(しんしゅうにしやまちょう)
※新町役場:現・信州新町役場
(推) 11,780 (国) 12,599 162.09

民意分かれた合併住民投票、法定協解散の可能性−−信州新町など1町2村 /長野
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041102-00000028-mailo-l20

 ◇対応に追われる信州新町、中条村、小川村
 合併の賛否や枠組みを問い、10月31日に行われた信州新町と中条、小川両村の住民投票は、3自治体で民意が分かれた。各町村では、1日に議会の全員協議会を開くなど対応に追われた。
 「3町村での合併反対」が「賛成」を上回った小川村では、鎌倉晨弥(しんや)村長も出席して全員協議会を開催。鎌倉村長は3町村の投票結果を報告後、「今後周辺の状況を見極めて、考えていかなくてはいけない」と話し、早期に3町村長が集まって対応を話し合う考えを示した。議員からは「民意を十分くみとり、今後の議会で研究しなければ」との声や「法定協設置を議決したが、地域住民の意見を聞いてきたか考え直さなければならない」と、議会の民意のとらえ方を反省する意見も出た。
 「長野市との合併」が「3町村での合併」をわずかに上回った中条村でも、宮島和彦村長が久保田良一村議会議長に投票結果を報告。全員協議会では「長野市との合併」を進めることを了承した。宮島村長は「意外な結果で予想していなかった。条例でも『結果を尊重する』となっており、今後は長野市と協議を進めていかねばならない」と話し、法定協を解散させる意向を示した。
 中条村での投票結果について、鷲沢正一・長野市長は「3町村の枠組みは、一つ崩れると総崩れになりやすい。市とすれば、正式に合併の申し込みがあれば真摯にお答えする立場だが、3町村でもう少し話し合ったほうがよいのでは」との考えを示した。
 ■解説
 ◇各市町村の実情反映
 3町村の住民投票の結果は、各町村で大きく異なる結果になった。地理的に長野市に近い中条村。高齢者が多く、地域内つながりが深い小川村。各町村の実情が投票結果に反映されたと言えるのではないか。
 中条村では、過去2回のアンケートでも合併相手先は「長野市」が最多。買い物や通勤、通学で長野市内に通う住民が多く、「生活圏」として長野市との合併を望む声が多かった。また小川村では昨年12月のアンケートで、3町村での法定協移行反対が最多だった。高齢化率が高く、福祉サービスの低下を恐れる村民も多かったと思われる。
 地域的一体感の強い「西山」3町村の合併は「自立」に近く、今後の財政基盤も強化できるとの見通しから、協議が進められた。今回の住民投票は、これまでの合併協議と「民意」の間に、大きな隔たりを感じる。
 今回の住民投票で合併の枠組みの再考が求められた。今後はさらに「地域住民の意見」に耳を傾け、その意見を協議に反映させる努力が求められている。

11月2日朝刊 
(毎日新聞) - 11月2日16時46分更新

752とはずがたり:2004/11/02(火) 22:42
http://my5.jp/topics_old.html
宮津与謝合併協の◆◆ 過去のトピックス ◆◆
(第一回開催(02/10/19)から事実上解散(04/7/29)まで)

宮津・与謝合併協、事実上解散
http://www.ryoutan.co.jp/keizai/2004/0811.htm

7月29日、宮津・与謝1市4町の第20回合併協議会が野田川町四辻の「野田川わーくぱる」で開かれ、野田川町が同協議会からの離脱を表明していた問題にからみ、協議会を休止することが承認された。活動再開のめどは立っておらず、これで同協議会は事実上の解散となった。野田川町の職員と岩滝町の職員で、合併した場合のシミュレーションを始めている。

Kyoto Shimbun News 2004年6月10日(木)
合併協離脱の野田川町長に回答求める要望書 加悦町長
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2004061000231&amp;genre=A2&amp;area=K60

Kyoto Shimbun News 2004年6月4日(金)
休止案まとまらず枠組み継続審議に 宮津与謝1市4町合併協
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2004060400183&amp;genre=A2&amp;area=K60

Kyoto Shimbun News 2004年5月10日(月)
野田川町長に離脱再考を要望 宮津与謝の合併協
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2004051000190&amp;genre=A2&amp;area=K60

http://my5.jp/topics_old.html
2004/05/8
第18回合併協議会開催(速報)
加悦町町民会館で開催され、京都府市町村行政改革支援委員会からの助言「多角的な視点から検討した上で宮津与謝地域1市4町による合併が望ましいと考え、引き続き合併協議の継続を期待する」を受け、今後の合併協議のあり方について協議されました。
委員からは、助言に対して活発な質疑や合併協議のあり方について意見が交わされましたが、協議会としては助言どおり「1市4町の枠組みを堅持し継続協議すべし」ということが確認されました。
なお、当日欠席であった野田川町長には、助言の内容と当日の協議結果について、小西会長と徳田副会長が伝え、説得に努めることとされました。

2004/04/02
第10回建設・産業小委員会開催(速報)
野田川わーくぱるで開催され、同小委員会所管の未提案調整項目(都市計画事業、上下水道等事業)の研究や今後の検討課題等について意見交換が行われました。また、直近の合併協議会の憂慮する状況についても各委員間で意見交換が行われました。

2004/02/25
第18回合併協議会は延期になりました。

753とはずがたり:2004/11/02(火) 22:42

Kyoto Shimbun 2004.02.18 News
1市4町の枠組みで合併は困難
 野田川町長が離脱を表明
http://www.kyoto-np.co.jp/kp/topics/2004feb/18/W20040218MWA1K600000122.html

 宮津与謝1市4町合併協議会が18日、京都府宮津市のみやづ歴史の館で開かれ、新庁舎問題についての協議中、委員の太田貴美野田川町長は「1市4町の枠組みでは合併は困難」と、同合併協から離脱する意向を明らかにした。庁舎問題は一応、継続審議となったものの、太田町長が離脱の方針を示したことで、協議会の枠組みは白紙になる可能性も出てきた。
 全体会で、太田町長は「このままでは各市町の信頼関係がない。住民の良識ある判断でだれもが納得できるまちづくりをするために、協議をうち切ってもらいたい」と発言した。
 これに対し、各委員から「困難だが話し合いで分かりあえる」「合併の是非が、庁舎だけで決まるのは理解できない」などの意見が出て、同協議会長の小西英雄加悦町長が、新庁舎問題を継続審議とすることを決めた。
 しかし、全体会議後、太田町長は「次回の協議には出席しない」と述べるなど、協議会から離脱する意向を示しており、発足から1年4カ月、協議会は今後の展開次第では空中分解する可能性も出てきた。
 新庁舎は、合併後10年以内に建設することで合意していたが、新庁舎の位置と本庁・支所方式については新市建設計画策定小委員会で審議してきた。
 しかし、「方式や場所は明示せず、新市に委ねるべきだ」という宮津市や伊根町の委員と、「建設場所を明文化し、支所設置は最低限に」とする太田町長らが対立。小委員会では結論を出さず、この日の全体会で再協議することにしていた。

2004/02/06
第16回新市建設計画策定小委員会開催(速報)
加悦町元気館で開催され、「新市の事務所の位置」について、委員長の調整が不調に終わったことを報告の後、今後の進め方について協議されましたが、本小委員会としては結論を見出すことができず、次回協議会でその経過等を報告し、全委員の意見を聞くこととされました。
また、新市建設計画の継続部分について協議が行われました。

2004/02/04
第14回住民・福祉・教育小委員会開催(速報)
加悦町元気館で開催され、「保健衛生事業」については、各種検診を自己負担なしで実施するという原案に対して、一定の自己負担はあるべきとの意見が出され、議論の結果、継続審議となりました。
2004/01/14
第15回新市建設計画策定小委員会開催(速報)
野田川わーくぱるで開催され、「新市の事務所の位置」について審議されましたが結論に至らず、首長会調整案と野田川町委員からの提案の2案について、双方から歩み寄ってもらうことを前提に、委員長によって調整することとされ継続審議となりました。

2004/01/06
第8回総務・企画・議会小委員会開催(速報)
「コミュニティ事業」について、自治会集会施設整備資金貸付制度の廃止について様々な意見が出され、継続審議となりました。

2003/12/10
第14回新市建設計画策定小委員会開催(速報)
伊根町福祉センターで開催され、「新市の事務所の位置」について、首長会からの提案及びこれに対する対案が提示され、一定審議されましたが結論を出すには至らず、継続審議となりました。

754とはずがたり:2004/11/02(火) 22:42

2003/11/17
第14回合併協議会開催(速報)
伊根町福祉センターで開催され、小委員会に付託となっていた「国民健康保険事業(その1)」と「農林水産事業(その1)」について原案のとおり確認され、「国民健康保険事業(その2)」は継続協議となりました。

2003/10/27
第13回新市建設計画策定小委員会開催(速報)
みやづ歴史の館で開催され、「新市の事務所の位置」については、これまでの論点を整理し、各委員の共通理解について一定の整理が行われましたが、結論を出すには至らず、継続審議となりました。
2003/10/10
第9回住民・福祉・教育小委員会開催(速報)
加悦町元気館で開催され、「国民健康保険事業(その1・その2)の取扱いに関すること」の審議の中で、国民健康保険税額や乳幼児医療制度等について様々な意見が出され、継続審議となりました。
2003/10/01
第12回新市建設計画策定小委員会開催(速報)
加悦町元気館で開催され、「新市の事務所の位置」について審議されましたが、更に協議が必要とされ、継続審議となりました。

2003/09/03
第11回新市建設計画策定小委員会開催(速報)
加悦町元気館で開催され、「新市の事務所の位置」について審議され、現庁舎の比較検討資料及び前回の小委員会で委員から提案された修正案について議論されましたが、意見がまとまらず継続審議となりました。

第8回住民・福祉・教育小委員会開催(速報)
野田川わーくぱるで開催され、「国民健康保険事業(その1)の取扱いに関すること」について様々な意見が出され、継続審議となりました。

2003/08/01
第10回新市建設計画策定小委員会開催(速報)
野田川わーくぱるで開催され、「新市の事務所の位置」について審議されました。合併後当面の本庁舎の位置については、検討案の宮津市役所以外の場合ではどうなるのか比較検討できる資料を作成し、次回に検討することとなりました。また、新庁舎建設については、委員から「新市の新庁舎は、合併後10年以内のできるだけ早い時期に新市の地理的な中心部に新たな場所を求めて建設する。この方針のもとに合併後において分庁方式・支所方式・住民サービスの状況について問題点を整理し、新庁舎建設に向けて検討委員会を設置する」という修正案が提出され、掘り下げた議論がされましたが、今回は最終的な合意には至らず継続審議となりました。

2003/07/02
第6回住民・福祉・教育小委員会開催(速報)
宮津市中央公民館で開催され、「児童・母子父子福祉事業」と「保育事業」について協議され、多数意見が出されましたが、それぞれ継続審議となりました。

2003/07/01
第9回新市建設計画策定小委員会開催(速報)
岩滝町の知遊館で開催され、「新市の事務所の位置」の原案について、「新庁舎の位置は1市4町の地理的な中心部とするべき」「地理的ではなく距離的な中心とするべき」「中心部の表現の原案でよい」などの意見、また、新庁舎の規模の取扱い、当面の本庁の位置についても意見が出され、次回には一定の方向性が見出せるよう調整に努めることとし、継続審議となりました。

755とはずがたり:2004/11/02(火) 22:42

2003/06/06
第8回新市建設計画策定小委員会開催(速報)
宮津市労働会館で開催され、「新市建設計画(中間案)」について3小委員会の検討結果報告の後、事務局から対応案を示し承認されました。「新市の事務所の位置」については、原案を一部修正すべきとする意見や原案を尊重すべきとする意見など、多くの意見が出されましたが、各委員が一旦原案を持ち帰り検討したうえで改めて審議することとし、継続審議となりました。また、「財産の取扱いに関すること」については原案のとおり確認されました。

2003/05/14
第7回新市建設計画策定小委員会(速報)
岩滝町の知遊館で開催され、合併による財政効果に係るシミュレーションの報告が行われました。また、新庁舎建設までの間の当面の本庁舎の位置は、現宮津市役所とすること。現在の4町役場もすべて分庁舎・支所として活用すること。新庁舎は合併後10年以内に新市の中心部に建設することを内容として、まず事務局で原案を整理し、次回小委員会に提示することまでが合意されました(継続審議)。

2003/04/04
第6回新市建設計画策定小委員会(速報)
加悦町の元気館で開催され、新市建設計画の「第4章新市建設の将来ビジョン」が確認され、新市将来目標像は『ひと・自然・文化が輝く 交流都市』が採択されました。また、新市の事務所の位置では、新庁舎建設について「合併後10年以内に(新市の)中心部に建設する」ことを原案として、次回以降継続して審議することとなりました。

2002/11/18
1市4町が合併する場合には「新設(対等)合併」を確認
11月18日、宮津市のみやづ歴史の館で第2回合併協議会が開催され、委員52名中(欠員2名)47名が出席し、「全体スケジュール(案)」など4つの報告事項と「合併の方式」「合併の期日」など4つの協議事項が話し合われ、1市4町が合併する場合には「新設(対等)」合併」の方式とすることが確認されました。
また、「合併の期日」については、事務局案が示され、新市建設計画策定小委員会に付託して協議することとなりました。

2002/10/19
新市に向け協議はじまる
第1回宮津市・加悦町・岩滝町・伊根町・野田川町合併協議会が平成14年10月19日に加悦町元気館で開かれました。
 この日の会議では、西原会長が「合併の是非を含め、あらゆる事項を協議し、合併した場合、どのような新しい市をつくっていくべきかを住民と一緒に考え、取り組みたい。住民が自主的かつ主体的な判断ができるよう、委員の真摯な審議と協力をいただきたい」とあいさつしたあと、各委員の紹介と委嘱状の交付、協議会規約などの確認や会議運営規程や予算などが承認されました。
また、協議会に先立って、宮津与謝1市4町の市町長が京都府知事に対し要望していた「合併重点支援地域」指定書の交付式が行われました。これにより、合併に向けた事業に対し国や府の支援が受けられることになります。
協議会終了後には、4つの小委員会も開催され、それぞれ正副委員長が選任されました。

756とはずがたり:2004/11/02(火) 22:44
赤旗の記事です。
●一市四町での合併は不可能と判断した理由のひとつに、太田町長は「まちづくりの理念が違う」ことをあげ、町報で「(一市四町間には)福祉は施しと考え、ハード事業を中心としたまちづくりの考え方と、当町の考え方のように極力不用なものは作らず、その分住民福祉の向上を図っていこうとする理念の違いがある」と指摘しています。

●太田町政三期目の野田川町は、前町政がつくった財政困難を立て直し、子どもの医療費無料化の拡充、福祉奨学金制度や健康診断無料制度の創設など、独自施策を展開。暮らし・福祉を守る新しい地方政治の流れを府内に大きく広げました。

●首長会などで解散を主張した岩滝町の糸井弘志町長も、全世帯への生活実態調査など、暮らしに光をあてた「小さくても快適に暮らせる小都市」づくりに尽力。

 日本共産党は、両町政を住民本位の町政として評価し、その前進に奮闘してきました。
地方政治のあり方問う
活動休止で府の枠組み破たん
京都 宮津市と与謝郡4町
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik3/2004-08-30/13_01.html

 京都府北部の宮津市と与謝郡四町(加悦町、岩滝町、伊根町、野田川町)の合併協議会が七月二十九日に「活動休止」を決めたことで、府が押しつけた一市四町の枠組みは事実上、崩れました。その背景には、地方政治のあり方をめぐる基本的な違いがありました。
解散を求める

 二〇〇二年十月に発足した一市四町の合併協議会は、基本的内容で合意できない状態が続き、野田川町の太田貴美町長が解散を求めていました。

 一市四町での合併は不可能と判断した理由のひとつに、太田町長は「まちづくりの理念が違う」ことをあげ、町報で「(一市四町間には)福祉は施しと考え、ハード事業を中心としたまちづくりの考え方と、当町の考え方のように極力不用なものは作らず、その分住民福祉の向上を図っていこうとする理念の違いがある」と指摘しています。

 太田町政三期目の野田川町は、前町政がつくった財政困難を立て直し、子どもの医療費無料化の拡充、福祉奨学金制度や健康診断無料制度の創設など、独自施策を展開。暮らし・福祉を守る新しい地方政治の流れを府内に大きく広げました。

 また、首長会などで解散を主張した岩滝町の糸井弘志町長も、全世帯への生活実態調査など、暮らしに光をあてた「小さくても快適に暮らせる小都市」づくりに尽力。

 日本共産党は、両町政を住民本位の町政として評価し、その前進に奮闘してきました。

 一方、無駄な大型開発で百九十八億円の借金(今年度末見込み、市民一人あたり約八十五万円)を抱える宮津市は、全国有数・府内最悪の“大借金財政”によって、福祉の施策が大きく立ち遅れています。五期二十年で借金を三倍に増やした徳田敏夫市長は、七月の市長選で58・4%の得票率に終わり、自身の選挙で過去最低と、市民の厳しい批判を受けました。
対話、共同に力

 日本共産党は、一市四町の合併問題で、事実に基づく情報を住民に提供し、宮津市長選をはじめ、一市四町での首長・議員選挙で前進をつくり出すとともに、保守・無党派の人々との対話と共同に力を注いできました。
京都府・足立裕紀子記者

757とはずがたり:2004/11/02(火) 22:49
>>752-757
宮津・与謝地域合併協議会の破綻
宮津・加悦・伊根と岩滝・野田川に分かれての合併に進むのかな?其れなら其れで良いけどね。。

岩滝・野田川は共産党も支持する町政の様だ。>>756

>野田川町の職員と岩滝町の職員で、合併した場合のシミュレーションを始めている。>>752

758とはずがたり:2004/11/02(火) 23:05
大江町民の不安は大きいようで。
河守ってのは大江町の中心部>河守地区の土地区画整理事業は最後まで行われるのか
http://www.mapion.co.jp/c/f?el=135/08/54.725&amp;scl=25000&amp;size=954,768&amp;uc=1&amp;grp=MapionBB&amp;nl=35/23/17.571

Kyoto Shimbun 2004.01.22 News
合併協議の経過説明
大江町で住民自治協議会
http://www.kyoto-np.co.jp/kp/topics/2004jan/22/W20040122MWA1K500000065.html

 京都府福知山市と三和、夜久野、大江3町の合併協議会で合併基本4項目が正式決定された21日の夜、大江町は、住民代表から合併についての意見を聞く「町住民自治協議会」を河守の町総合会館で開いた。参加者から、編入(吸収)合併について、大きな反対は出なかったが、住民生活にかかわる今後の協議事項について不安の声が聞かれた。

 会の冒頭、伊藤町長が、これまでの合併協議の経過を説明。町民に十分な説明の時間が取れなかったことを謝った。

 今回の決定について、参加者から、編入合併によって「新市議会で少数となる地元議員が、町の声を伝えられるのか」と危ぐする声があがった一方で、「対等の立場が確認された。これから町の意見を取り入れてもらえばいい」とする意見もあった。

 町内の交通の便や支所機能など、今後の具体的な協議の行方への不安は大きいようで、参加者の多くが「現在、週1回運行されているへき地バスはどうなるのか」、「河守地区の土地区画整理事業は最後まで行われるのか」など、今の福知山市中心の施策にならないよう、合併までにしっかり話し合うよう求めた。

759とはずがたり:2004/11/02(火) 23:05
一応協議は進んでるのだな。。
>(三和町)議会は回答の中で、福知山市の高日音彦市長が表明している「11月に合併調印、12月に議会提案」との合併日程について、住民の関心の高い支所機能、議員定数など10分協議すべき事項が残っており、困難との見解を示した

Kyoto Shimbun News 2004年10月4日(月)
三和町長リコールへ
合併の投票反対に不服
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2004100400029&amp;genre=A2&amp;area=K50

 京都府の福知山市と夜久野、大江両町との合併の是非を問う住民投票を求めている三和町の住民グループは3日、12日までに住民投票実施に反対した田中敬夫町長の姿勢を不服として、田中町長の解職請求(リコール)手続きを始めることを決めた。

 解職請求に取り組むのは、「住民投票条例制定を求める三和町民ネットワーク」(山内利男代表)。今年7月、町有権者の58%の署名を集めて、住民投票条例制定を直接請求したが、町議会で否決されている。

 同ネットワークが、町議会に住民投票条例案の議員提案を求めていたのに対し、議会が3日「住民投票条例の提案は、合併協議会の協議が終わっていない段階では時期尚早で困難」と文書回答したのを受けて手続き開始を決定した。

 議会は、この日の回答で「合併協議の経過をみて、町や町議会が住民説明会や懇談会を行った時点で、住民投票を再度検討することにやぶさかではない」とした。しかし、山内代表らは「合併特例法の期限が迫る中、確実に住民の声が反映される方策を取りたい」としている。

 また、議会は回答の中で、福知山市の高日音彦市長が表明している「11月に合併調印、12月に議会提案」との合併日程について、住民の関心の高い支所機能、議員定数など10分協議すべき事項が残っており、困難との見解を示した。
 この合併に関しては、大江町の住民グループが町長解職請求のための署名活動を行っている。

760とはずがたり:2004/11/02(火) 23:06
Kyoto Shimbun News 2004年10月27日(水)
住民投票条例反対姿勢を不服
大江町長の解職請求署名提出
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2004102700074&amp;genre=A2&amp;area=K50

 福知山市と京都府三和、夜久野両町との合併の是非を問う住民投票条例の制定に反対した大江町の伊藤堯夫町長の姿勢を不服として、町長の解職請求(リコール)のための署名活動に取り組んでいた同町の住民グループは27日午前、地方自治法で定められた1カ月間に集めた署名を町選管に提出した。グループの集計では、町の有権者(9月2日現在、4752人)のうち、リコール手続きに必要な3分の1以上の1802人分を集めた、としている。

 提出したのは「3、143ふるさと大江を愛するネットワーク」の上野實代表(76)ら請求代表人の4人。今年5月、町有権者数の66%に当たる署名を集め、合併についての住民投票条例制定を直接請求したが、反対意見を付け町長が提案した条例案を町議会で否決された住民を母体とする。

 同法では、町選管が提出を受けて20日以内に署名内容など審査し、1週間の縦覧後有効署名数を確定。有権者の3分の1以上なら、その後のリコール本請求の60日以内に町長解職の是非を問う住民投票を行う。本請求は「平成の大合併」で府内初。上野さんは「台風で住民負担が大きく悩んだが、署名者への責任を果たしたい」と話す。
 伊藤堯夫町長は「思いがけない災害の中、署名簿提出は遺憾」とした。

761とはずがたり:2004/11/02(火) 23:08
【京都府内:残る不透明な合併協議】
宮津地域・福知山地域・相楽地域の3地域ぐらいである。

=宮津地域=(野田川離脱などまとめ>>752-757 >>229の答えが>>756に)
宮津市, 与謝郡 加悦町,岩滝町,伊根町,野田川町
※行政改革推進会議・分科会設置:2001/7/27

★宮津市・加悦町・岩滝町・伊根町・野田川町合併協議会(法定)
※法定協議会設置:2002/10/1

新設○○市
2005.3.31
※合併予定期日:2005/3/31以前(詳細は協議会で決定)
※新市名公募上位10点:天橋立,天の橋立(共に あまのはしだて),宮津,橋立(はしだて),天橋立,天の橋立(共に あまのはしたて),橋立(はしたて),与謝(よざ),はしだて,北京都
※新市役所:現・宮津市役所(新庁舎設置までの間)でほぼ合意
(推) 50,296 (国) 51,981 343.14

※新庁舎設置位置や庁舎方式などを巡り協議が難航
※野田川町は5市町村での合併に慎重,合併協議から離脱の(協議会の解散を求める)意向を表明(2004/2/18)
※4市町は野田川町に合併協議への復帰を呼掛け(5/22),野田川町は復帰を拒否
※野田川町は岩滝町など,周辺自治体との合併も検討へ
※協議会を休止(7/29)

=福知山地域=
※綾部市,舞鶴市と6市町で行政改革推進会議設置:2001/8/31

福知山市, 天田郡 三和町,夜久野町,加佐郡 大江町
※4市町で分科会設置:2002/6/28

★福知山市・三和町・夜久野町・大江町合併協議会(法定)
※法定協議会設置:2003/4/1

編入福知山市
2005.3
※合併予定期日:2005/3月(詳細は協議会で決定)
※新市名:福知山市(ふくちやまし)
※新市役所:現・福知山市役所
(推) 82,797 (国) 83,120 552.57

※大江町・三和町で合併に反対する町民による解職請求(リコール)の署名活動。大江町では成立。
大江町・三和町民の反応>>758-760

※綾部市は単独市制継続へ,舞鶴市を含めた6市町での将来的な広域合併を視野に検討へ

=相楽地域=>>585全体構図まとめ

※府南部6市,乙訓郡大山崎町,久世郡久御山町,綴喜郡2町,相楽郡7町村の17市町村で行政改革推進会議設置:2001/8/9

相楽郡 山城町,木津町,加茂町,笠置町,和束町,精華町,南山城村
※7町村で分科会設置:2001/11/19
☆相楽郡任意合併協議会(任意)(2003/2/14解散)
※任意協議会設置:2002/7/3
市制 ○○市
(推) 105,917 (国) 96,463 263.43

※木津町は7町村の枠組みでの合併に慎重
※法定協議会設置案を木津町が否決(2002/12/24),他6町村は可決
※7町村での合併を断念,協議会を解散:2003/2/14

※山城町が木津町に合併協議を申入れ,木津町は「木津町への編入」を条件として申入れを拒否(2003/9/30)。 山城町は木津町と2町での合併を断念(2004/3/9)
※「相楽郡の7町村が合併を」 学識経験者が提言まとめる(>>322),「合併に温度差ある」 木津町長が慎重な姿勢(>>326)(04/6) 木津町長逮捕 不祥事続き町民から怒りの声(>>378)(04/7)
※精華町は木津町や京田辺市との合併を検討へ
※笠置町,和束町,南山城村は加茂町との4町村での合併も検討,加茂町は慎重
※木津町は相楽郡7町村での将来的な合併も視野に,山城町,加茂町との特例法期限内での合併を検討へ(2004/10月)

762とはずがたり:2004/11/03(水) 07:49

引っ越し代もばかにならんだろうし行政改革に逆行する合併だ。
まぁ次の合併までの"つなぎ"だな。

美里町が誕生 町長選は来月5日投票
http://mytown.asahi.com/kumamoto/news02.asp?kiji=3924

  旧中央、砥用の2町が合併した「美里町」が1日発足し、旧町役場の「中央庁舎」と「砥用庁舎」で、それぞれ開庁式があった。町長選は3
0日告示、12月5日投開票とすることが決まった。合併特例法に基づく県内での合併は、あさぎり町、上天草市に次いで3例目。

  同町は人口約1万3千人で県内では30番目の規模。面積は144平方キロメートルで同18番目。

  対等合併で誕生した同町は、旧2町の庁舎を同格と位置付け、町長、助役、総務課、議会事務局が2年ごとに庁舎を移動し、ほかの課を2庁
舎に分ける「分庁・定期移動方式」を採用した。06年10月末までは、「中央庁舎」に町長室や総務課などが置かれる。

  開庁式には旧町長2人や旧町議長2人らが出席し、時間をずらして両庁舎で同じ式次第で開かれた。

  新町長が決まるまで「町長職務執行者」を務める松永幸市・旧砥用町助役が「大きな合併ではないが、一人ひとりの顔が見える適正な規模
だ。先人の築いた文化を引き継ぎたい」とあいさつ。除幕式やテープカットがあった。

  暫定選挙管理委員会の会議も同日開かれ、町長選の日程が決まった。旧中央町長の長嶺興也氏と旧砥用町長の北川浩一郎氏が立候補を表明し
ている。

(11/2)

763とはずがたり:2004/11/03(水) 10:01
【新潟県市町村合併】
=基本パターン→現状=
1.村上市・岩船郡(荒川町,神林村,朝日村,山北町,粟島浦村,関川村)
   │└―(荒川町一時離脱,中条町との合併など模索)→村上市が離脱表明→×
   └(離脱)→岩船郡関川村(●)
2.新発田市・北蒲原郡北部
  ├―→新発田市2005.5.1(新発田市(93:豊浦町合併), 北蒲原郡 加治川村,紫雲寺町)
  ├―→胎内市(中条町[新発田との協議離脱]●クラレ・黒川村)
  └―→聖籠町(●新潟東港)
3.北蒲原郡南部(安田町, 京ヶ瀬村, 水原町, 笹神村)→阿賀野市2004.4.1
4.新潟市・新津市・豊栄市・中蒲原郡(横越町,亀田町:除村松町)・西蒲原郡東部(味方村,中之口村)
   ├―(5から)西蒲原郡西川町,潟東村が参加。新津市,中蒲原郡小須戸町は不参加
 <新潟市・豊栄市・中蒲原郡(横越町,亀田町)・西蒲原郡東部(味方村,中之口村,西川町,潟東村)>
   ├―(参加)←新津市,小須戸町,(9から)西蒲原郡岩室村(この時点で飛び地)参加
   ├―(一時期)新津市が離脱。新津市が復帰,(5)巻町が参加(岩室の飛び地回避へ)
   └―→■新潟市2005.3.21※80万都市へ―→政令指定都市へ
5.西蒲原郡中部(西川町,潟東村,巻町)―段階的に4へ→×
6.東蒲原郡(津川町,鹿瀬町,上川村,三川村)→東蒲原郡 阿賀町
7.五泉市・中蒲原郡 村松町→○○市
8.三条市・燕市・加茂市・南蒲原郡(田上町,下田村,栄町:除中之島町)・西蒲原郡吉田町
  |  |  └―→加茂市(●?)
 吉田町 三条市・燕市・南蒲原郡(田上町,下田村,栄町:除中之島町)
  |  || └―→三条市2005.5.1(三条市・南蒲原郡 下田村,栄町)
  │  |└(離脱)→田上町(単独●?)
  ↓  └―(離脱)→燕市―→燕市(燕市, 西蒲原郡 分水町,吉田町)
9.西蒲原郡西部(岩室村,弥彦村,分水町)三島郡寺泊町
 吉田町,岩室村を含む5町村で検討会―→岩室村:新潟市へ
  |└─吉田町―→燕市へ
  └→弥彦村,分水町,寺泊町(破談)
     ├―→弥彦村(単独●弥彦神社?)
     ├―→分水町→燕市と
     └―→寺泊町→(長岡との協議を希望するも協議会設置を議会が否定)
10.三島郡(出雲崎町,三島町,与板町,和島村:除 越路町,寺泊)
  ├→良寛町(出雲崎町,与板町★,和島村)(破綻)→×出雲崎町,与板町
  └――三島町―┐┌―(検討)―和島村←┘  
11.長岡市・見附市・栃尾市・南蒲原郡中之島町・三島郡越路町・刈羽郡小国町・古志郡 山古志村
  |└(離脱)→見附市(●市のプライド?)・栃尾市(●長岡市との合併住民投票予定)
  └→■長岡市2005.4.1 人口23万          ↓
  (長岡市, 南蒲原郡 中之島町,三島郡 越路町,三島町,古志郡 山古志村,刈羽郡 小国町)
12.小千谷市・北魚沼郡 川口町→×
13.柏崎市・刈羽郡(高柳町,西山町,刈羽村:除小国町)
  ├―→柏崎市(除刈羽村)
  └―→刈羽郡刈羽村(●原発)
14.北魚沼郡(堀之内町, 小出町★, 湯之谷村, 広神村, 守門村, 入広瀬村:除川口町)→魚沼市04.11.1
15.南魚沼郡(六日町,大和町,塩沢町,湯沢町)
  ├→南魚沼市04.11.1(六日町★,大和町)+塩沢町(南魚沼市との合併を基本方針へ)
  └→湯沢町(●観光地)
16.十日町市・中魚沼郡→十日町市05.4.1(十日町市,中魚沼郡川西町,中里村,東頸城郡松代町,松之山町)
   ↑└→中魚沼郡津南町(●?)
   |(松代町,松之山町)
17.東頸城郡(松代町,松之山町,安塚町,浦川原村,大島村,牧村)
   ↓<安塚町,浦川原村,大島村,牧村>
18.上越市・中頸城郡北部(大潟町,清里村,柿崎町,頸城村,三和村,吉川町)・西頸城郡 名立町
   └■上越市(上越市, 東頸城郡 安塚町,浦川原村,大島村,牧村,中頸城郡 柿崎町,大潟町,頸城村,吉川町,中郷村,板倉町,清里村,三和村,西頸城郡 名立町)※20万都市へ
   ↑<中郷村(●日本曹達),板倉村は上越市(18)へ>
19.新井市・中頸城郡南部?(妙高高原町,妙高村,中郷村,板倉村)―→妙高市2005.4.1(新井市,妙高高原町,妙高村)
20.糸魚川市・西頸城郡(能生町,青海町:除・名立町)―→糸魚川市2005.3.19
21.両津市・佐渡郡(相川町,佐和田町,金井町★,新穂村,畑野町,真野町,小木町,羽茂町,赤泊村)―(一時期庁舎の建設位置を巡って佐和田町が離脱)→佐渡市04.3.31
●:単独選択(工場など自主財源付記) ★:新本庁舎所在旧自治体 ×:合併協不調 ■:中核的都市

764とはずがたり:2004/11/03(水) 10:16
【新潟県の郡市の構造】

岩船郡――村上市

〜蒲原地方〜…新潟市ではなく蒲原市にすればいいのに。。まさあか日本軽金属蒲原つながり!?(゚Д゚;)ナヌ
東蒲原郡――阿賀町
北蒲原郡――新発田市・阿賀野市・
中蒲原郡――新潟市東南部・新津市・五泉市
南蒲原郡――三条市
西蒲原郡――新潟市西部・燕市

〜長岡地方〜
三島郡―長岡市
古志郡―長岡市

刈羽郡―柏崎市

〜魚沼地方〜
南魚沼郡―南魚沼市
中魚沼郡―十日町市
北魚沼郡―魚沼市

〜頸城地方〜
東頸城郡―松代町,松之山町
中頸城郡―上越市・新井市
西頸城郡―糸魚川市

佐渡郡―両津市

765とはずがたり:2004/11/03(水) 17:09
>>691
これで八幡浜地区の地区の枠組みは固まりましたね。将来の八幡浜市+伊方町(●原発)の合併はあるのかな?
地域の中心でほっといても発展する八幡浜ではなく佐田岬半島の付け根部分にある保内かどうせ原発マネーで立派な庁舎建ってる伊方町にして名前を八幡浜とすれば良いんではないかい?

八幡浜市と保内町が合併調印 /愛媛
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041102-00000295-mailo-l38

 八幡浜市と保内町の合併協定調印式が1日、八幡浜市のハーバープラザホテルで開かれ、高橋英吾・八幡浜市長と二宮通明・保内町長が協定書に調印した。来年3月28日に新「八幡浜市」が誕生する予定。
 協定内容は、新庁舎を八幡浜市役所に置き、分庁方式とする▽議員任期は在任特例適用で1年1カ月延長する▽議員報酬は現行のままとする―など。
 式には約80人が出席。合併協議会長の二宮町長は「行政と住民が一体となり、西四国の拠点都市として魅力あるまちづくりを進めたい」とあいさつした。
11月2日朝刊 
(毎日新聞) - 11月2日17時46分更新

766とはずがたり:2004/11/03(水) 17:16
<中部> 愛知県 >>551

西春日井郡 西枇杷島町,師勝町,西春町,春日町,清洲町,新川町,豊山町

├――→豊山町(●名古屋空港)離脱(単独町制継続へ)

☆西春日井6町合併協議会(2003/12/31解散)
|||
││└→西枇杷島町、清洲町、新川町→◆清須市2005.7.7
||
│└→師勝町,西春町―→◆北名古屋市 2006.3.20

└──→春日町――→□名古屋市へ(合併を検討)


新市名「北名古屋市」に 師勝町・西春町合併協で選考、決定
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041103-00000009-cnc-l23

 師勝町・西春町合併協議会の第7回会合が2日、師勝町役場で開かれ、2006年3月に誕生予定の新市の名称を「北名古屋市」にすることを決めた。

 公募した候補の中から、同協議会第一小委が「北名古屋」「尾張」「名北」「西名古屋」「濃尾」「尾張中央」の6案に絞り込み。この日は、23人の委員がまず1人2票を投票し、上位の「北名古屋」「尾張」「名北」の3案を選考。1人1票の決選投票を行った結果「北名古屋」12票、「尾張」10票、「名北」1票で北名古屋市に決まった。

 また、合併協議の状況を説明する住民説明会の日程も決定。上野政夫西春町長、長瀬保師勝町長ら、合併協議会委員らが出席する。

 次回協議会は12月3日午後1時半から、西春町文化勤労会館で開く。 (寺本 康弘)
(中日新聞) - 11月3日12時28分更新

767とはずがたり:2004/11/03(水) 17:23
<中国・四国>広島県
神辺はあんまり合併したくないのか!?

新設・編入で平行線 初の法定協で福山・神辺'04/11/3
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn04110335.html

 ■法期限内の合併は微妙

 福山市と広島県神辺町の第一回合併協議会(法定協)が二日あった。合併方式について町側は新設を求め、編入を主張する市側との論議は平行線に終始した。協議の基本が合意できなかったことで、合併特例債など財政的な恩恵がある法期限内(二〇〇五年三月末)の議決、県知事申請は微妙な情勢になってきた。

 市役所での法定協には、羽田皓市長や佐藤秀毅町長、市議、町議ら委員三十一人が出席した。事務局からは、合併方式については編入と新設の二案、合併期日は法期限内に知事申請を目指す案と期限にこだわらない案が示された。

 合併方式について、町側は「福山は政令市を目指し、神辺を起点にした北部の副都心づくりを進めてほしい」と要望。ともにまちづくりを進めるためには新設方式を望むと主張した。

 市側は〇三年二月に合併した内海、新市町が編入で、新設は膨大な事務作業が必要な点などを踏まえ、「法期限内の編入合併」を主張。結論は次回に持ち越した。

 両市町の法定協は六月、神辺町の住民団体の発議で設置。七月にも予定していた第一回法定協は三好章前市長の入院などで延期されていた。

 ●早急に2回目開く

 羽田皓市長の話 合併方式について意見の乖離(かいり)があるが、市の考えはあくまで編入だ。合併特例法の期限が迫り状況は厳しいが、早急に二回目の法定協を開き、合併に向けて努力したい。

 ●議論があって当然

 佐藤秀毅町長の話 第一回会合でもあり、議論があって当たり前。対等(新設)合併を主張してきたが、法定協の意見を踏まえ町の対応を決めたい。法期限内の知事申請に向け最大限努力する。

◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 両市町 思惑の違い鮮明 危機感募らせる住民も

 新設合併を求める広島県神辺町側と、内海、新市町などと同じ編入を主張する福山市側。二日、市役所であった第一回合併協議会(法定協)は、両市町の思惑の違いが鮮明になり、協議は物別れに終わった。合併特例法の期限は二〇〇五年三月末。合併協議は入り口でつまづいた形で、今後も難航が予想される。

 「事務局の説明に何かご意見はありますか」。議長の羽田皓市長の投げかけに、最初にマイクに向かったのは神辺町議会の安原保元議長だった。

 「中国州をにらみ、福山には政令市になる視点で備後平野のまちづくりを考えてほしい」と要望。「神辺を起点とした北部の副都心」づくりを掲げ、新設を主張した。

 「私の持論は対等(新設)合併だ」。佐藤秀毅町長も後押しした。

 八月に死去した三好章市長時代から市の基本的なスタンスは、財政支援が受けられる特例法期限内の編入合併だった。

 市議会の徳山威雄副議長は「新設では日程的に間に合わない。編入で失職や合理化もあるが、合併は行財政改革の一つ」と反論、編入を求めた。

 市は〇三年二月に内海、新市町と編入合併し、〇五年二月には沼隈町との編入合併を予定する。「新設合併の意見が出るのは想定していなかった」。小川真和市議会議長は不快感を示す。

 協議が平行線をたどる中、市議会合併調査特別委員会の背尾博人委員長が「双方で対応を検討しよう」と提案。法定協は約一時間二十分で打ち切りになった。

 法定協は、神辺の住民発議に基づいて設置された。住民請求をした「神辺町の将来を真剣に考える会」の大戸博史会長は「新設合併を主張して物別れというのは看過できない事態。早急に役員会を開き対応を考えたい」と危機感を募らせる。

 一方、合併の是非を問う住民投票を求め、約一万四千五百人の署名を集めた住民団体「福山市との合併を慎重に住民投票にて決定することを求める町民有志」の世話人たちは「合併を判断する主体は住民。法定協の内容をしっかり情報開示してほしい」と要望する。

 法定協終了後、市側の委員からは「合併はかなり困難になってきた」との声も。特例法の期限まであと五カ月。残された時間は少ない。

768とはずがたり:2004/11/03(水) 17:33
<中国・四国>広島県

※尾道市・因島市・豊田郡瀬戸田町・御調郡 御調町,向島町と5市町で勉強会設置:2001/1/15
※三原市・豊田郡本郷町,瀬戸田町・御調郡久井町と4市町で研究会設置:2001/5/15
||
|└→尾道市, 御調郡 御調町,向島町―→尾道市2005.3.28編入
|★尾道市・御調町・向島町合併協議会
|※3市町で任意協設置:2002/3/26,法定協議会設置:2003/3/25
|  |尾道市が2市町に尾道との合併呼びかけ
|  ↓  ↑合併協議開始へ
└―→因島市, 豊田郡 瀬戸田町
★因島市・瀬戸田町合併協議会
※2市町で法定協議会設置を求める住民発議(同一請求),2市町が否決(2003/4/10〜15)
※法定協設置の是非を問う住民投票の結果賛成多数(因島:賛85.1%反14.9%※瀬戸田:賛52.7%反47.3%)で(2003/8/10),法定協設置:2003/10/20
瀬戸田町議会が合併に慎重→協議会休止(4月)
瀬戸田は三原との合併などを模索するものの断念

尾道との法定協提案 因島市長、強い決意示す'04/11/3
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn04110336.html

 合併先を広島県瀬戸田町から尾道市に方針転換した因島市の村上和弘市長は二日の市議会全員協議会で、尾道市との法定合併協議会(法定協)設置議案を十一月下旬に市議会に提出することを明らかにし、「尾道と合併できなければ職を辞す」と強い決意を示した。瀬戸田町との法定協は解散すると表明した。

 村上市長は十月二十八日から一日までの住民説明会に約八百人が集まったことを説明。複数の議員が「アンケートで、より多い住民の意識を調査すべきだ」と求めたが、村上市長は「一定の理解をいただいたと判断している」と拒んだ。

 議員から「市長は『瀬戸田との合併に政治生命を懸ける』と言ったが責任を取らない。来年三月までの尾道合併の調印への決意はどうか」と問われ、村上市長は合併できなかった場合は辞職する、と明言した。

 瀬戸田町との法定協については、十月二十九日に町役場で田頭秀生町長と会談し、法定協解散で合意したことを明らかにした。「田頭町長が五日の町議会臨時会で表明後に解散の手続きに入る」と述べ、議員から異論は出なかった。

769とはずがたり:2004/11/03(水) 17:39
美山は田舎だからなぁ。こんな組織があるのか>住民票の交付などを行う町職員も加わった美山町特有の自治組織「地域振興会」(5カ所)については、同町の独自性などを考慮し、新市でも継続する。

新市の議員定数は26 園部、八木、日吉、美山町の合併協
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041102-00000028-kyt-l26

 京都府園部、八木、日吉、美山町による法定合併協議会の総務・企画・議会小委員会が2日、園部町小桜町の園部国際交流会館であり、新市の議員定数を26としたほか、新市の発足から50日以内に行う最初の選挙に限り、選挙区を旧町単位で設けると決めた。行財政の合理化から、旧町議が最長2年間、新市議を務められるとする在任特例は適用しないとしている。
 定数26は、4町の議員定数の総数(60)の半分以下。新市の人口規模に基づき、地方自治法が定める上限数を根拠とした。最初の市議選では、旧町ごとに一定の議員数を選出するため、選挙区を設け、有権者数などを基準に各選挙区の定数を園部町9、八木町7、日吉町と美山町を各5とした。
 また、住民票の交付などを行う町職員も加わった美山町特有の自治組織「地域振興会」(5カ所)については、同町の独自性などを考慮し、新市でも継続する。
 この日の決定事項は、12月5日の同協議会でさらに検討する予定。
(京都新聞) - 11月2日19時14分更新

770とはずがたり:2004/11/03(水) 17:40
「地域自治組織」を考える―京都府美山町訪問記 澤井 勝
(初出:「ならの風」第2号、2003年12」月予定)
http://www.zaiseijoho.com/machidukuri/machidukuri5.html
 かやぶきの里とグリーンツーリズム

 美山町の人口は昭和30年のピーク時には1万人であったが、現在は5200人程度で、なおゆっくり減少している。65歳以上の人の割合である高齢化率は、平成13年には32.6%で全国平均の17%の2倍近い。冬の積雪は多い。

しかし,一方でここは、北地区のかやぶき屋根の集落とその景観などを中心に、まず昭和63年の、「第3回全国農村アメニティコンクール優秀賞」受賞を皮切りに、平成4年に「第1回美しい日本の村景観コンテスト農林水産大臣賞」、平成5年には「過疎地域活性化優良事例国土庁長官表彰」および「重要伝統的建造物群保存地区指定」、平成6年「豊かなむらづくり農林水産大臣賞」、平成7年「手づくり郷土賞建設大臣賞」などを受賞している。村おこしと調和のとれた農村の景観が評価されている。

平成5年には、「グリーンツーリズム整備構想策定委員会」を設け、モデル構想を策定している。その基本コンセプトは「美山町のもつ美しい農村景観・美山らしさ・住みよい農村空間を形成すること。このことによって、Iターン、Jターン、Uターンを促すこと」、である。

なお、平成13年には「第8回優秀観光地づくり賞・金賞・国土交通大臣賞」を受賞している。総務大臣賞は愛媛県内子町、国際観光賞は滋賀県長浜市である。

これらと平行して、町づくりの体制としては、平成4年の4月にIターン者向けなどへの土地・住宅のあっせんと供給事業体として「第三セクター美山ふるさと株式会社」を設立(平成13年には新生美山ふるさと株式会社としてJA美山の事業の一部を引き継いで美山牛乳などの生産、販売をになう特産振興部と定住促進部とに再編した)、平成5年の4月の「美しいまちづくり条例」、平成10年3月には「美山町ほたる保護条例」を制定するなどが進められてきた。

出来て2年半の地域振興会

訪ねたのは役場の近くにある、宮島振興会。この振興会というのは、平成13年4月に地区ごとの話し合いによって設立された、「地域自治組織」である。この宮島振興会のほか、知井振興会、平屋振興会、鶴ヶ岡振興会、そして大野振興会の5つがある。この振興会のまとまりは、昭和30年に町村合併促進法に基づいて美山町として合併する前の旧村にほかならない。それぞれ、それまで各地区にあった「自治会」、「村おこし推進委員会」(平成元年6月設立)、「地区公民館」の三つの在来組織を統合したものだ。

なお、この「地域振興会」には、協力団体として、農事組合、造林組合、消防団、財産区管理委員会、婦人会、青年団、老人クラブ、保育所と保護者会、学校(PTA、スポーツ少年団)などの名前が挙がり、協力・協働するよう位置付けられている。

 また、基本的な三つの部会とは、旧自治会を継承する企画総務部、旧村おこし推進委員会を引き継ぐ地域振興部、そして地区公民館を受け継いだ生涯学習社会教育部、である。  

それに、行政の支所機構がつく。戸籍や住民登録関係の窓口業務、それに住民要望(陳情や苦情)、保険・福祉・医療サービスの相談。加えて町としての、それぞれの地区ごとの地域振興計画の策定が大きな仕事であるように見受けられる。

 さらにオブザーバー(参与)として、(有)村おこしセンター知井の里、(有)タナセン、(有)大野屋、(有)ダムパーク大野、などがある。

771とはずがたり:2004/11/03(水) 17:41

農協支所跡地利用の有限会社

 このオブザーバーのうち、鶴ヶ岡地区にある「タナセン」(平成11年12月設立)、知井地区の「21ショップ」(平成12年9月設立)、そして大野地区にある「大野屋」(平成12年4月設立)は、旧農協支所を引き継いだ自主的な法人による商店で、地域振興会に併設されている。これらについては、同じく京都府大宮町の「常吉百貨店」と共に、地域住民や区が出資した有限会社など商法法人形態による「地域商店」として全国的にも注目されている。一種のコミュニティ・ビジネスであると言っても良い。

 いずれも旧農協跡地と建物を町が買い取り、農水省の補助金などで施設整備を行い、「道の駅」的な施設として、農林水産業などからの地域特産物も扱う(大野屋の場合)。つまり、従来は農協の支所が担ってきた,日常の食料品、文房具、化粧品など雑貨、農機具、衣料品、それに書籍などと、さば寿司など特産品を販売するために、住民出資による有限会社が引き継ぐというかたちをとっている。それによって、特に買い物にハンディキャップのある高齢者の生活を支え、地域が衰退することを防ごうというチャレンジである。

 (ところで、宮島振興会の事務局長であり町の地域振興課長でもある中井洋氏にいただいた資料、『個性ある山村地域の再構築実験事業 評価検証報告書 平成15年3月』には、地域振興会の設立後2年間を振りかえった「共に語り・共に学び未来の地域を考える町民研修会」の記録がある。そこには帝塚山大学の中川幾郎さんがされた基調講演と質疑の記録もあり、その演題は「地域自治の視点からみた地域振興会」。

 したがって、中川先生にお話を聞くのが正確でしかも手っ取り早い。ただ共に考えたい重要な情報を含むので、とりあえずの印象などを,事実誤認などもあるかと思うが、筆者なりに記しておきたい。)

分権型・分散型自治体のヒント

 その1、「大きな危機感の共有とキャッチフレーズ」

さてこの「地域振興会」は、今回の合併で注目される、「分権型・分散型」合併を考えるための、ひとつの組織事例である。また、合併をしない町村や都市にとっても、これからの「地域自治組織」を考えるヒントとなる可能性を持っている。つまり自治体内分権を具体的に考えるための重要な参考事例として考えてみたい。

ではどういった観点からヒントになるのだろうか。まず、地域社会の将来と現在に対する「大きな危機感の共有」と言う点である。このことは、中井課長がなんども強調していたことだが、「ハングリー精神」を持ちつづけてきたのが美山町だ、という。高齢化率は高く、ゆるやかな人口減少は歯止めがかからない。「地域振興会」の設立自身も、次のような流れの中から生まれてきたようだ。

「第3セクター美山ふるさと株式会社による新規定住対策や都市との交流による新たな産業おこしを実践してきたが、本格的な少子高齢化社会の到来で、集落・地域・町段階の各組織で従来の機能が失われつつある。役員の兼任化や構成員の高齢化により各組織とも活力や展望がもてない状況にある。」(『村おこしの取り組みと課題 第7回改訂版』)

 そこで、各組織を統合するというアイデアが生まれたようである。これに、恐らく、農協合併による、支所の廃止の衝撃が加わって「地域振興会」というかたちが生まれたのではないか。

その2、「地域振興課職員の地域振興会への配置」

 美山町「地域振興会」の特色のひとつは、このように基本的な三つの部会から構成され、それぞれが事業を展開しているのだが、その事務局長が町の「地域振興課長」となっている点である。したがって、「地域振興課長」は「地域振興会」ごとに5人いることになる。この「地域振興課長」は、ベテランの職員で、その地域出身者が充てられている。このような町の職員が、「地域振興会」という「地域自治組織」の事務局となっているわけだ。なお、今年の9月までは,この他に町の職員が1名、事務局員として配置されていたが、役場に引き上げられ、嘱託職員に交替していた。

このように行政職員が地域に出てきて、住民の地域活動を支援するという形は、地区公民館活動や、一部の市町村保健センターの保健師の活動に見ることができる。このよう行政と地域との関係は、メリットもあればデメリットもある。

デメリットは、住民が行政に対する依存度を深め,結局のところ住民自治の活性化に逆らうことになる。少なくもそのおそれがあるという点である。だからできるだけ早くこのような形を脱するべきだという議論になる。これはこれで正しい側面を持っている。

772とはずがたり:2004/11/03(水) 17:43
また、これから地方交付税が縮小していくことを考えると、行政職員の縮小ということも考慮する必要がある。行政が今以上に活動範囲を縮小する一方、行政が担っていた公的なサービス、地域住民の生活や生産そして流通,情報収集と提供,交換などを支える活動は、むしろ拡大するだろうから、地域住民自身が担うという仕組みを作らなければならない。

しかし重要なことは、町役場から地域に出ることによって、町行政を見直す視点を確立することが求められることだ。これがメリットである。これから、地域住民と一緒に仕事をしていくとすれば、このように役場の職員の意識を変えることは、不可欠な課題である。

自治体内の分権を進めるということは、このように、地域に行政(行政職員で裁量権を持った幹部)が出て行き、そこで住民と議論し、住民と政策をつくり、住民と実施すること、そして、その評価を住民と協働で行うこと、を意味する。

特に地域から選出された市町村会議員との調整作業が出来なければならない。このような「地域自治組織」をもった自治体においては、議員はもっと大局的に、自治体全体を見渡して仕事をしてもらわなければならない。府や国、他の自治体との折衝や、周旋作業が主な仕事になることが望まれる。

住民のふたつのあり方

この場合の住民には二通りある。ひとつは、旧自治会や農協役員、財産区委員会など「地区の役員」クラスの人々である。現在の美山町「地域振興会」の役員は、このクラスの人々が多いようだ。したがって女性の割合が低い。そのために各振興会の課題のひとつとして、女性役員の割合をせめて2割あるいはそれ以上にすることが挙げられている。

美山町では、このクラスの役員が、地域振興会の活動に大きな役割を担い、そのために学習や研修に努め、新しい自主的法人を立ち上げる苦労を積極的に背負っているように見受けられる。地区によっては、30代、40代の担い手が出てきているようだ。

もうひとつのタイプの住民は、地区にこだわらず、自治体の領域全体をカバーするような活動をしている住民組織である。もちろんこのような住民は、地区の構成メンバーとして地区の役を担っているわけだが。「

水をまもるためにせっけんを」というNPOなどがそれにあたる。このような住民組織は、市町村を超え、府県や全国的なネットワークと連携している場合も多い。このような住民組織は、「水環境の保全」、「里山の環境再生」、「障害者とその家族の支えあい」など、ひとつの課題を解決するために、ボランタリーに手を取り合って活動している。このような、住民組織が地域振興会の活動の輪に加わってきていることも注目される。

 今年の9月から大野地区での配食サービスが始まったが、これは町社協が行ってきた事業を大野振興会が受け継ぎ、ボランティア・グループ(虹の湖ネットワーク)を組織したもの。女性37人と配送担当の男性4人が登録している。サービスの利用者は22人。「将来的には大野地域でとれた野菜を利用したメニューも考えていきたい。」(戸本節子大野地域振興課長)。なお、一食700円で、町が400円を助成する。

773とはずがたり:2004/11/03(水) 17:43

その3、「生産組織としての地域振興会」

ところで、農協支所を継承した三つの地区では、先に触れたように購買部を引きついだ「タナセン」などが、さまざまな形で農地管理や農作業の受託を行っている。他の地域振興会、知井振興会、宮島振興会などでも広域営農組合の組織化など、農業生産組織として活動している。すなわち「地域振興会システム」のもつ第3の特徴は、「村おこし委員会」が,継承してきた「村の地域振興」とくに地区における農地管理の推進によって、ムラの経済基盤をある程度コントロールしてきたことである。

鶴ヶ岡地区の(有)タナセンの農事部の場合、平成11年3月に京都美山町農協の3支所の廃止が決まった後、その年の12月に地区および個人の出資による有限会社タナセンも登記が完了している。さらに旧農協鶴ヶ岡支所の土地と建物を町が買収する議案が同年12月に成立、翌日タナセンの創立総会が開かれている。

この有限会社タナセンの定款には、農作業の代行、請負委託事業、農産物の生産・加工・販売業務を事業目的として掲げた。そして地区(大字)ごとに新たな広域営農組組合を設立し、転作を中心とした農作業を受託している。方法としては、3ブロック(水稲地、転作地、水稲地)によるローテーション方式をとっている。

タナセンが全体の作付け方針、種子・資材等の一括発注と決済を行い、作業料金の支払や補助金事務を行う。また栽培講習・指示、JAとの協議を行う。そして広域組合は土地所有者の同意の取り付けを行うと共に、農作業全般を請負い、作業料金の受払いを担っている。

すなわち、「地域振興会システム」は特産物の開発・生産・販売や農作業の請負など農林業の経済活動を担う共同組織としての色彩も一方で強いといえる。このように村おこしの基盤に、農林業の振興とそのための共同作業・共同管理を置かれているのだ。これは、もともとが、昭和42年から63年まで農水省の補助金を利用して、圃場整備事業を大規模に導入し、「田んぼは四角に、心はまるく」のスローガンで取り組んだ「第1期村おこし 農林業の振興」以来の、考えかたの延長上にあるといえる。その点では、基本法農政に忠実でありながら、それを相当に利活用した町といえるもかも知れない。

774とはずがたり:2004/11/03(水) 17:46
>>769-774
美山町の地域振興会に就いて

振興会というのは、平成13年4月に地区ごとの話し合いによって設立された、「地域自治組織」である。宮島振興会、知井振興会、平屋振興会、鶴ヶ岡振興会、そして大野振興会の5つがある。
この振興会のまとまりは、昭和30年に町村合併促進法に基づいて美山町として合併する前の旧村にほかならない。
それぞれ、それまで各地区にあった「自治会」、「村おこし推進委員会」(平成元年6月設立)、「地区公民館」の三つの在来組織を統合したものだ。

「地域自治組織」を考える―京都府美山町訪問記 澤井 勝
(初出:「ならの風」第2号、2003年12」月予定)

775とはずがたり:2004/11/03(水) 17:51
浜松・新潟・熊本・岡山辺りも入れるとどうかな?
浜松は製造業が突出しそうな感じもする。新潟もバランス型?

主要4業種のバランス最適 静岡市、政令13市と比較調査
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041103-00000012-cnc-l22

 信用調査会社の帝国データバンク静岡支店は2日、来年4月に政令指定都市に仲間入りする静岡市と、現在の13政令市との産業データなどの比較調査結果をまとめた。静岡市は製造業が全産業に占める割合が17・7%と14市中トップで、建設業を除く主要4業種(製造、卸売、小売、サービス)のバランスが最も取れていると分析している。

 地域別の業種特性では、港を抱える横浜市と神戸市は運輸・通信業の業者数、割合が比較的高い。大阪市は商人の町として栄えてきたのを裏付けるように、卸売業の業者数、割合が他市に比べ突出している。太平洋ベルト地帯といわれる東海道地域は製造業のウエートが他地域に比べて高く、静岡市も同様の傾向を示している。

 静岡市の政令市移行は、100万人以上とされる人口要件が70万人でも可能となる緩和措置が認められて実現。産業データに関しては、市勢データで圧倒的に上回る各市をしのぐ面も見られる。

 企業数では、静岡市の7800社は、さいたま市の7794社、千葉市の6908社を上回り、全企業数に占める製造業の割合は2位の京都市の17・3%を0・4ポイントも上回っている。

 市勢データ(10月25日現在)の比較では、静岡市の面積は最も広い札幌市の1121・12平方キロメートルを約250平方キロメートル上回る1374・05平方キロメートルで最大。一方、人口は横浜市の約355万人。大阪市の約263万人、名古屋市の約220万人がこれに続く。静岡市の70万2499人は最少となる。
(中日新聞) - 11月3日14時23分更新

776とはずがたり:2004/11/03(水) 17:55
<中国・四国>島根県

市が少ない島根の感覚だなぁ
>県内の市は九つとなったが、来年3月に出雲、平田両市と4町の合併でまた八つに戻る予定。

匹見町は中学の社会の教科書に過疎に悩む畜産の村として記述されて以来何かと気になる存在だったが遂に消滅か。。

雲南市、新益田市が誕生 /島根
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041102-00000306-mailo-l32

 大東、加茂、木次、三刀屋、掛合5町と吉田村の新設合併による雲南市と、美都、匹見両町を編入合併した新しい益田市が1日誕生した。県内の市は九つとなったが、来年3月に出雲、平田両市と4町の合併でまた八つに戻る予定。
 ◇6町村が市移行、市民と共に努力−−開庁式
 雲南市では市役所(旧木次町役場)で午前8時から開庁式を行った。
 旧木次町長の田中豊繁・市長職務執行者が「旧6町村の歴史と文化を尊重し、生命と神話が息づく新しい日本のふるさとづくりの実現に向け、市民と共に努力する」とあいさつ。松尾秀孝副知事や景山俊太郎参院議員らも祝辞を述べた。庁舎銘板除幕、市旗掲揚に続き、旧6町村の首長や議長らが市役所入り口でテープカットを行った。雲南市は平成の合併で県内では唯一の町村合併による市制移行。面積は553・4平方キロ、人口は約4万6000人。
 また、第1回の選挙管理委員会を開き、合併に伴う市長・市議選の日程を21日告示、28日投開票と決めた。速水雄一・旧加茂町長が既に市長選への立候補を表明している。
 ◇面積は県内最大、一体感の醸成を−−合併式典
 新しい益田市では午後3時から石西県民文化会館で合併式典を行った。面積で県内最大の733平方キロメートルの自治体となり、牛尾郁夫市長はあいさつで「新市全体の一体感の醸成に努める」と決意を述べた。
 式典には澄田信義知事や総務省、旧美都、匹見町の関係者ら約400人が出席。牛尾市長が「各自治体が歩んできた歴史、独自性を大切にし、いきいきと安心して暮らせる町づくりを目指す」と強調した。このあと、寺戸和憲・旧美都町長、斎藤惟人・旧匹見町長の2人が合併功労者として総務大臣表彰された。
 式典に先立ち、美都、匹見の両総合支所で開所式と辞令交付式があった。また、市役所では牛尾市長と旧2町長らが出席して引き継ぎ式があり、引き継ぎ書に署名した。新市の人口は5万4541人、2万1182世帯。
11月2日朝刊 
(毎日新聞) - 11月2日18時6分更新

777とはずがたり:2004/11/05(金) 01:12
大津市は産廃を造りたがってるのか?

志賀町との合併連絡協 11月開催へ 大津市議会 与党3会派が決定
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041104-00000057-kyt-l25

 大津市議会の与党3会派は4日、志賀町との合併について検討する連絡協議会を11月中に開くことを決めた。正副議長と3会派の幹事長が、合併するかどうか市議会としての方向性を探る。
 この日、幹事長会議を開き、4会派の幹事長と正副議長が、9月に志賀町議会から法定協議会設置の要望を受けたことについて話し合った。
 自民党議員らでつくる「政新会」、民主党議員らの「市民ネット21」、公明党の3会派は「合併に基本的には反対ではなく、要望書を受けたまま無視はできない」と伝えた。共産党は、県が同町に建設計画を進める廃棄物焼却施設問題が解決していない点を挙げ、「合併協議をするか決めるのは時期尚早」と主張した。
 これを受けて、正副議長が会議後、連絡協を設置することにした。
 目片信市長は、志賀町との合併について、「議会で一致した意見であれば、取り組まざるを得ない。しかし、合併特例法期限内での合併は毛頭考えていない」と話している。
 大津市と志賀町の合併をめぐっては、昨年3月に任意協議会を終了し、03年度中に法定協議会へ移る予定だった。しかし、同10月に廃棄物焼却施設問題が解決しない限り合併はないとする町長が当選し、同市は今年3月、合併協議の窓口の広域行政室を廃止した。
(京都新聞) - 11月4日23時14分更新

778とはずがたり:2004/11/05(金) 01:17
此処へ来て大波乱??三厩+今別=竜飛町,蟹田+平舘=外が浜町とか??

蟹田・三厩・平舘の合併 「外ケ浜町」に
http://mytown.asahi.com/aomori/news02.asp?kiji=7183

 蟹田、三厩、平舘3町村の東津軽三町村合併協議会が3日、蟹田町内で開かれ、「竜飛」で内定していた新町名について再協議した結果、新町名を「外ケ浜」とすることを決定した。4日の合併調印後、3町村の臨時議会で合併関連議案を可決し、5日に県に申請する予定。

 新町名については、3町村の住民アンケートで「竜飛(龍飛)」が345票、「海峡」260票、「外ケ浜」が192票を集めた。アンケートの結果も踏まえ、先月18日、協議会の小委員会が「竜飛」を選んだ。

 その後、平舘村の村議が「竜飛というと三厩というイメージがある」と反発。三厩側は「竜飛で三厩をイメージするのは付近の住民のみ」と主張、蟹田側も「小委員会に落ち度はなかった」と「竜飛」案を支持した。

 だが、平舘側は譲らず、結論は出なかったため、この日の協議会は3町村長に対応を一任。非公開の3町村長の会談で「外ケ浜」が選ばれた。新町名決定後、協議会事務局は「外ケ浜」に決まった理由について、「古くから東津軽半島の海岸の呼称として親しまれている」と説明した。

 一方、協議会会長の笹木義広蟹田町長は「最近、平舘が単独で残る場合の財政シミュレーションを行う動きがあった」と述べ、合併破綻(は・たん)を避けるため、平舘側の意見を取り入れたことを明らかにした。

 新町名について、平舘村の北田嘉弘村長は「3町村が躍進する名前」と歓迎。だが、三厩村の正木勉議長は「残念だ。調印式後の臨時議会はどうなるか、誰もわからない」と不快感を示した。

(11/4)

779とはずがたり:2004/11/05(金) 01:27
<東北・北海道>岩手県
一関・両磐地域合併協議

○○市 2005.9.20 新設
一関市, 西磐井郡 花泉町,平泉町,東磐井郡 大東町,藤沢町,千厩町,東山町,室根村,川崎村

※東磐井郡6町村(大東町,藤沢町,千厩町,東山町,室根村,川崎村)で懇談会設置:2000/10/11
|┌ 一関市, 西磐井郡 花泉町,平泉町
↓↓
※9市町村(一関市, 西磐井郡 花泉町,平泉町,東磐井郡 大東町,藤沢町,千厩町,東山町,室根村,川崎村
)で研究会設置(宮城県栗原郡栗駒町,金成町がオブザーバー参加):2002/4/8

※一関市,西磐井郡 花泉町,東磐井郡 藤沢町,東山町,室根村,川崎村の6市町村で準備会設置:2002/8/23
├→藤沢町,室根村離脱
| ※藤沢町,千厩町,室根村の3町村で研究会設置(大東町がオブザーバー参加):2003/7/10

※一関市,西磐井郡 花泉町,東磐井郡 東山町,川崎村の4市町村で任意協議会設置:2003/2/1
├―※東磐井郡 大東町,藤沢町,千厩町,室根村が任意協議会へ参加を申入れ(2003/10/3)

※法定協議会「一関地方(4市町村)」設置:2003/12/1
★一関地方合併協議会(休止中)(一関・花泉・東山・川崎)(法定)

※西磐井郡 平泉町の5市町村(一関,花泉,東山,川崎)での法定協議会設置の是非を問う住民投票の結果「賛成(57.8%)」「反対(42.2%)」(2004/4/4)

※法定協議会「一関地方市町村(5市町村)」設置:2004/4/15「住民発議」
★一関地方市町村合併協議会(休止中)(一関・花泉・平泉・東山・川崎)(法定)

★両磐地区合併協議会(9市町村)(法定)
※法定協議会「両磐地区(9市町村)」設置:2004/8/6
※新市名候補6点:平泉,磐井,一関,いわい,南岩手,南いわて
※新市役所:現・一関市役所 ※合併協定調印式予定:2004/12/24
※合併関連議案を9市町村は12/27審議予定
※合併関連議案を岩手県議会は2005/3月審議予定
(推) 146,334 (国) 149,879 1,319.64

両磐9市町村 議員定数34
http://mytown.asahi.com/iwate/news02.asp?kiji=6605
 両磐9市町村合併の法定協議会である「両磐地区合併協議会」(会長・浅井東兵衛一関市長)の5回目の会合が4日、一関市で開かれ、議員の定数などを決めた。
  議員定数は「34」となった。しかし、合併後の最初の選挙だけは、合併特例法の「定数特例」を適用して「43」とする。議員の地域による偏在をなくす緩和措置として、今の市町村ごとに定数を定めた「選挙区」を設けることも決まった。
(11/4)

一関市議が新市名で要望
http://mytown.asahi.com/iwate/news02.asp?kiji=6604

 一関市議の有志が作る「新市の名称を考える議員有志の会」(小野寺藤雄代表世話人)の代表が4日、浅井東兵衛市長に「新しい市の名称を『一関市』にするよう頑張って欲しい」と申し入れた。
  小野寺代表世話人は「一関市議会の多くの意見が合併協議会で採用されない今、名称は絶対に譲れない。多くの市民も実現を待ち望んでいる」と市長に伝えた。
  法定協議会の会長でもある市長は「一関市は県南地方の文化、経済の中心地としての役割を果たしてきた。議会の要望もしっかり頭の中に入れて、一関市実現のために行動していきます」と答えた。
  「有志の会」は9月29日、「新市の名称について自由に意見を交換する場」として、議員28人のうち22人が加わって旗揚げし、その後23人に増えた。

(11/4)

780とはずがたり:2004/11/05(金) 01:29
<東北・北海道>岩手県

※二戸市, 九戸郡 九戸村,軽米町,二戸郡一戸町の5市町村で研究会設置:2003/4/10

※二戸市は4町村に任意協議会設置を申入れ(2003/11/7〜13)
|└※一戸町,軽米町は単独町制継続へ,引続き参加を呼掛けへ
※二戸市が浄法寺町,九戸村に任意協議会設置を申入れ(2004/5/24)
☆二戸市・浄法寺町・九戸村任意合併協議会※任意協設置:2004/7/7

※新市役所:現・二戸市役所
※浄法寺町長は合併に慎重,浄法寺町議会は法定協議会設置に前向き
※合併の是非を問う住民アンケートの結果(2004/10月)
※浄法寺町:「賛成(46.3%)」「反対(27.1%)」「わからない(26%)」
※九戸村(世帯ごと):「賛成(18%)」「反対(53.7%)」「どちらともいえない(28.3%)」
※九戸村が合併協議から離脱を表明(10/29)
(推) 39,400 (国) 40,426 554.36

二戸、浄法寺が法定協視野にトップ会談へ
http://mytown.asahi.com/iwate/news02.asp?kiji=6586

  浄法寺町の清川明彬町長は1日、町議会全員協議会で、小原豊明・二戸市長と2日にトップ会談を開き、合併特例債の使い道などについて合意することを条件に、2市町の法定協議会を設置する方向で話し合う方針を明らかにした。

  清川町長は、当初は合併について慎重姿勢を見せていたが、賛成が多数を占めた町民アンケートの結果を踏まえ、推進に転換した。しかし、九戸村が不参加を表明したため、枠組みが二戸市と2市町でも合併協議の申し入れを受けるかどうかが、注目されていた。

  町長は全員協議会で「(合併特例債の用途など)合併するうえでの懸案事項について、小原市長の率直な考えを聞いてから法定協に入りたい」と表明した。

  合併を推進してきた議会側は「法定協設置を目指し、会談で関係が壊れることがないようにしてほしい」と、町長に要望した。

  清川町長は小原市長との会談の内容を、5日に開かれる町議会全員協議会で報告し、改めて議会と相談することにしている。
(11/1)

781とはずがたり:2004/11/05(金) 15:28
【財政難に悩む大阪府復活(or救済or解体)案】

① 4政令指定都市体制へ
■大阪市
■堺市(更に高石・和泉・大阪狭山ぐらいは入れたい)
■北大阪市(or北摂市)
茨木市・豊中市・池田市・吹田市・高槻市・箕面市・摂津市・島本町・豊能町・能勢町
「北摂広域連携行政研究会」
新市役所:千里地区に建設
人口:1,741,621 (H16推定)
■東大阪市
東大阪市・八尾市・柏原市
新市役所:東大阪副都心に建設or八尾市内に建設
人口:864,116 (H16推定)

② コスト削減策:権限の委譲とそれに応じて職員の出向
・府職員削減による縮小均衡
・大阪府が出資する各種出資金を地元政令指定都市が買い取り
・合併による市議削減など行政コストの削減

③ 政治的煽り文句
「赤字で何も施策の出来ない大阪府に代わって裕福な政令指定都市になって都市政策を進行させよう!」

④ 市域拡大による市民の漠然たる不安解消策
・旧市の枠組みをそのまま区(茨木・高槻・東大阪等は2区に分けた方がいいか?)として予算を手厚く保証し,従来の市民政策を完全に遂行。

⑤ その他 政令指定都市は更に北河内・南河内なども行けるか。そうすれば府の管轄は泉南のみとなる→和歌山と合併も?

782とはずがたり:2004/11/05(金) 15:58
>>781追加
大阪府中期社会資本整備計画より
http://www.pref.osaka.jp/doboku/11kiban/proguram.pdf

⑥ 不要不急の道路建設の中止
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1040429221/516
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/osaka-road.html

(国)309号線(河南赤阪バイパス) 府道富田林五条線〜国道309号(音滝橋) バイパス
(大・和)61号線堺かつらぎ線 
(国)480号線(父鬼バイパス) 国道480号(現道)〜府県界(和歌山県) バイパス
(大・和)62号線泉佐野打田線 泉佐野市大木〜 府県界(和歌山県)
(大・和)63号線泉佐野岩出線 泉南市信達金熊寺〜府県界(和歌山県) バイパス

これらの工事中止は泉南地方と和歌山の合併推進になるか?

⑦ その他,治山・治水・農林業振興政策など

ダム事業…中止
河川事業…桜堤事業は中止。遊水路整備も凍結。河道改修もこんなに必要なのかね?
流域下水道事業…なにやらいっぱいあるがどれを削って良いか不明
港湾事業…干潟ってなにすんだ?中止。緑地整備も一時凍結
公園事業…面積拡大とか後方支援活動拠点とかは取り敢えず中止
海岸事業…海岸環境整備は取り敢えず凍結

まぁ素人にごちゃごちゃいわれんでもわかってんだろうけどね。。

783とはずがたり:2004/11/05(金) 16:49
>>781-783

■和泉市
構成自治体及び人口:泉南地域(岸和田市,貝塚市,泉佐野市,泉南市,阪南市,熊取町,田尻町,岬町) 584,043人+泉大津市 76,601人+和泉市 177,952人+忠岡町 17,639人=856,235人
新市役所:岸和田市?

■北河内市
守口市、枚方市、寝屋川市、大東市、門真市、四條畷市、交野市
人口:1,194,922人
新市役所:全市に接する寝屋川市の第二京阪沿道かな。

残るは南河内だが。。
美原を除く南河内(富田林市、河内長野市、松原市、羽曳野市、藤井寺市、大阪狭山市,太子町、河南町、千早赤阪村)で694,851-39,282=655,569人。
美原を除く南河内+柏原市で655,569+77,759=733,328人>70万人
また柏原を除く東大阪+八尾で513,105+273,252=786,357人>70万人

これで大阪市・堺市・(新)和泉市・北河内市・南河内市・(新)東大阪市・北摂市で大阪府下全政令指定都市化完了。

784とはずがたり:2004/11/05(金) 20:05
行政は最大限の啓発活動をもって賛成を取りに行くべきだ。
頼むぞ,奈良県の合併の正否はひとえに西和市の成否にあり。

斑鳩・王寺・平群、12月5日住民投票
斑鳩・王寺・平群、西和合併の是非問い
http://mytown.asahi.com/nara/news02.asp?kiji=3591

 斑鳩、王寺、平群3町はそれぞれ、西和7町合併の是非を問う住民投票の日程をいずれも11月30日告示、12月5日投票と決めた。上牧町も住民投票条例を制定したが、日程はまだ決めていない。
 いずれも通常の選挙に準ずる形で実施され、期日前投票や不在者投票もある。投票資格は平群町が18歳以上、他の2町は20歳以上で、3町とも永住外国人も投票できる。投票時間は斑鳩、王寺両町が午前7時〜午後8時、平群町は午前7時〜午後6時。即日開票されるが、斑鳩、平群両町は投票率が50%に満たない場合は開票しない。
 上牧町は、住民への合併説明会が12月4日まであるため、「投票実施は12月後半か年明けになりそう」としている。

(11/5)

785とはずがたり:2004/11/05(金) 23:41
【島根県合併状況】>>785-786

ほぼ8市を中心とする構造に纏まった。

■安来市・能義郡
安来市 2004.10.1 (安来市, 能義郡 広瀬町, 伯太町)

■松江市・八束郡
松江市 2005.3.31 新設
(松江市, 八束郡 鹿島町,島根町,美保関町,八雲村,玉湯町,宍道町,八束町)
★松江・八束合併協議会(法定協設置:02/11/18)

■大原郡・飯石郡・仁多郡
雲南市 2004.11.1 新設/市制
(大原郡 大東町,加茂町,木次町,飯石郡 三刀屋町,吉田村,掛合町)
※新市役所:元木次町役場

飯石郡 飯南町 2005.1.1 新設
(飯石郡 頓原町,赤来町)
★飯南合併協議会(法定協設置:03/4/1)
※新町役場:現・赤来町役場(新庁舎設置までの間)

仁多郡 ○○町 新設 (仁多郡 仁多町,横田町)
★仁多郡二町合併協議会(法定)
※準備会設置:02/11/1
※任意協議会設置:03/1/16
※法定協議会設置:03/4/30
※合併予定期日:05/3/31以前(詳細は協議会で決定)

■出雲市・平田市・簸川郡
出雲市2005.3.22新設
(出雲市, 平田市, 簸川郡 佐田町,多伎町,湖陵町,大社町)
出雲地区合併協議会
※斐川町を含む7市町で法定協議会設置:02/12/27,解散:03/12/31
※斐川町を除く6市町で法定協議会設置:04/3/18
※7市町での合併の是非を問う住民投票の結果(2003/12/7)平田市賛成多数,斐川町反対多数。
斐川町:合併協議から離脱(2003/12/31),単独町制継続へ

■大田市
○○市 (大田市, 邇摩郡 温泉津町,仁摩町)
新市名最終候補:石見銀山市を提案,大田市で新市名に「大田市」を求める住民運動
※合併協議を休止(2004/4月)再開(10/7)

786とはずがたり:2004/11/05(金) 23:41

■江津市・邑智郡
江津市 2004.10.1 (江津市, 邑智郡 桜江町)
※桜江町は邑智郡7町村で研究会設置:2001/3/6
※2市町で法定協議会設置:2002/7/25

※邑智郡桜江町(現・江津市),羽須美村,瑞穂町,石見町(3町村は現・邑南町),川本町と7町村で研究会設置:2001/3/6
│└→邑智郡 美郷町 2004.10.1 (邑智郡 邑智町, 大和村)
│ ※2町村で任意協議会設置:02/3/18,川本町が加入(02/5/20)
│ ※3町村で法定協議会設置:02/7/1
| ※新町名:三郷町(みさとちょう)を選定(2003/6/27)
| ※川本町の合併協議離脱に伴い,新町名を再検討,美郷町へ
|  └─→邑智郡 川本町 単独町制
└─→邑南町2004.10.1(邑智郡 羽須美村, 瑞穂町, 石見町)
  ※3町村で研究会設置:01/10/1,任意協設置:02/3/18,法定協設置:2002/7/1

■浜田市・那賀郡
浜田市 2005.10.1 新設
(浜田市, 那賀郡 金城町,旭町,弥栄村,三隅町)
※三隅町が合併協議から離脱(2003/3/31)。三隅町を除く4市町村で任意協設置:03/3/31,法定協設置:03/7/1。三隅町が加入(03/10/1)
※「本庁機能」と「支所機能」を兼ね備えた本庁を浜田市に,支所および自治区長を那賀郡4町村に置き(現・浜田市域は市長が兼務),旧5市町村単位に合併後10年間自治区を設置し,自治区予算枠や地域振興基金を創設する「浜田那賀方式自治区」方式を採用へ

■益田市・美濃郡
益田市 2004.11.1 編入 (益田市, 美濃郡 美都町, 匹見町)

■鹿足郡
○○町(鹿足郡津和野町,日原町,六日市町,柿木村)
4町村で法定協議会「鹿足郡町村合併協議会」設置:2003/4/1─新町名や新町役場位置を巡り協議が難航→休止(柿木村が廃止案否決):2003/9月
※六日市町が柿木村に合併協議を申入れ(10/1)
※日原町が柿木村に,津和野町との3町村での合併協議を申入れ(10/10)
※柿木村は4町村での合併を目指し,2〜3町村での合併に慎重
※柿木村は3町に,4町村での合併協議再開の呼掛けと,新町名「津和野町」を提案(12/10),津和野町,六日市町は提案を拒否
※津和野町が日原町に合併協議を申入れ(2004/1/13)
├→津和野町 2005.3.31 新設(鹿足郡 津和野町,日原町)
│ ※任意協設置:04/2/24,法定協設置:04/4/1
│ ※新町役場:現・日原町役場
└→吉賀町 2005/10/1? (鹿足郡 柿木村,六日市町)
  ※事前協議会設置:04/3/3,法定協設置:04/3/31

■隠岐地方

隠岐の島町 2004.10.1 (隠岐郡 西郷町, 布施村, 五箇村, 都万村)
※研究会設置:2001/10/19 ※法定協議会設置:2002/10/1

○○町 新設(隠岐郡 海士町,西ノ島町,知夫村)
※任意協議会設置(02/11/15),新町役場の位置を巡り協議が難航
※3町村での合併を断念,協議会を解散(2003/12/25)

787とはずがたり:2004/11/06(土) 00:32
<愛媛県>
先日四国へ行った際,肱川ラインイラストマップという地図をサービスエリアで貰って来た。
肱川地方と云うのかどうか知らないが構成市町村は次の通り:
(新)大洲市,旧伊予郡双海町・中山町・広田町,(新)内子町,西予市(除三瓶町)詰まり旧東宇和郡

788とはずがたり:2004/11/06(土) 03:32
■合併状況一覧<暫定版>
――:北海道広域都市構想
>>514-516:東北地方30万人都市構想
>>639-640:★青森県の構造
>>747:★秋田県(合併状況講評の中で)
――:宮城県
――:関東広域合併都市構想
――:北陸信越広域合併都市構想
>>763-764:★新潟県市町村合併=基本パターン→現状=
>>641-642:★福井県の合併状況と県の地域構造
>>622-623:★山梨県下合併構図
>>615:★静岡県合併状況(県東部特集>>625-633)
――:愛知県
――:岐阜県広域合併都市構想
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/mie.html
★三重県合併協議変遷
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/shiga.html
★滋賀県広域合併の枠組みとその結末
>>590:★京都府市町村合併構図(福知山・宮津特集>>752-761)
>>586-588:★大阪市町村再編構想
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/hyogo.html
★兵庫県市町村合併構図
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/nara.html
★奈良県広域合併の枠組みとその結末
>>613-614:★和歌山県合併進展状況
>>538:山陰地区広域都市圏構想
>>704-705:★鳥取県合併状況
>>785-786:★島根県合併状況
>>539-540:山陽地方広域都市構想
>>684:★岡山県合併状況概観
>>536-537:四国県都合併構想
――:香川県
>>689-694:★愛媛県合併状況
>>541-543:九州地域広域合併構想
――:佐賀県
(佐世保・松浦郡特集:http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/sasebomatuura.txt)
――:鹿児島県(>>728出水地区 >>729川西薩地区 >>741姶良伊佐地区 >>746大隅中央地区 ――川辺地区 ――枕崎地区 ――指宿地区 ――鹿児島地区)

★:県下全合併状況を纏め終わった17府県

789とはずがたり:2004/11/06(土) 05:32
<東北・北海道>山形県

ホント最悪だ>「議員の身分の扱いで(合併を)おかしくするのは最低。…」

>山形が人口30万人以上の中核市になれる機会。周辺市町も望んでいる合併を破談にする責任はどうするか。>>494

山形側…定数特例(47人) 
1市2町側…在任特例(92人)一部の山形市議「議員数92人は次の選挙までの話。合併実現のためにはやむを得ない」「山形市議はそのままで、1市2町は人口比に応じて増員選挙する。それで議員定数47人が正論かもしれないが、合併が壊れてもいいのか」
中山・山辺両町が主張した代替案…「在任特例で合併した直後に解散し、定数46以下で選挙」>>513>>555
>合併後にすぐに解散し、新市の定数46人以下で選挙をすれば経費の問題はなくなる。
>これまでの双方が主張してきた在任特例、定数特例(47人)ともに、吸収合併する側の山形市議は07年4月の任期いっぱい議員を務められた。代替案は2市2町の議員それぞれが失職のリスクを背負うことにもなる「捨て身」の案だ。←山形市議会はこれを否定。詰まり自分の身分のことしか考えてないと云うことだ。

取り敢えず形は変だけど1市2町で先行合併してそれからじっくり山形と話し合ったら?

2市2町合併 破談へ
http://mytown.asahi.com/yamagata/news02.asp?kiji=5988

 山形市など2市2町の合併協議は2日、4市町の正副議長が山形市内で懇談会を開き、懸案の議員定数の問題などで互いに歩み寄る余地がないとの認識を確認し、協議を終えた。この結果を各首長と議会に報告し、各議長を加えた合併協議会の正副会長会議を開き、今後の協議の進め方を議論する。だが、合併協定を議決する立場の各議会の合意が絶望的となったことで、特例法期限内の実現を目指した2市2町の枠組みでの合併協議の破談が決定的になった。
 懇談会には山形市の枝松昭雄議長や上山市の横戸長兵衛議長ら8人が出席し、約1時間半、非公開で意見を交換した。
 懇談会終了後に代表して記者会見した枝松議長によると、定数特例(47人)を主張する山形市側と在任特例(92人)を主張する上山市など1市2町側が従来通りに対立したまま閉会したといい、議会側の歩み寄りは絶望的との考えを示した。「山形市は一歩も動けない。意見は一致しないというのが共通認識だ」
 中山・山辺両町が主張した「在任特例で合併した直後に解散し、定数46以下で選挙」という代替案は、「すでに一度(法定協小委で)否定された」としてほとんど議論されなかったという。山形市はすでに来年度予算案で合併を前提としない編成方針を打ち出しているが、枝松議長は「(各市町で)予算案編成への影響もある。解散・休止を含め、11月中にはけじめをつけたほうがいい」と述べ、合併協議の早期幕引きが好ましいとの考えを示唆した。
      ◇
 「議員の身分の扱いで(合併を)おかしくするのは最低。だが、それが現実なら認めざるを得ない」
 合併協議が事実上の幕切れを迎えたこの日、枝松議長は半ば開き直るようにこう総括した。
 議員定数問題で暗礁に乗り上げた協議は、23日の4首長会議でも結論を見いだせず、「議員定数の問題は、首長には決められない。議会の判断を仰ぐべきだ」(市川昭男・山形市長)として、この日の懇談会で各議会の考えが示された。
 23日には中山、山辺両町が議員定数をより削減する新たな案も示した。が、山形市議会は「解散を前提とした合併などありえない」とこれも拒否し、この結果を迎えた。
 合併協議の行方は、近く開かれる議長と首長らによる会合で決まる。とはいえ、地方財政が直面する状況が一段と厳しさを増すなか、市民サービスなどの4市町の将来像は有権者不在のまま不透明感を増している。
(11/3)

790とはずがたり:2004/11/06(土) 05:38
<山梨県>

都留との合併協 反対派に「辞任を」
http://mytown.asahi.com/yamanashi/news02.asp?kiji=7981
同市村長、4委員に要求

 都留市と道志村の合併問題で、任意合併協議会で法定協議会への移行に反対した同村選出の4人の委員に対し、佐藤卓司村長が辞任を求めていたことがわかった。

  辞任を求められた委員たちによると、佐藤村長が2日夜と3日早朝に自宅を訪ね、理由を言わずに「辞表を書いてほしい」と、任意協会長の小林義光都留市長あての辞任願の用紙を示したという。2人は、署名と押印に応じたが、「合併協議の継続に反対しているので辞めさせたいのだろうと思った」という。一方、1人は「辞める一身上の都合はない」と拒否すると、「罷免するぞ」と言われたという。

  法定協への移行を巡っては、10月に佐藤村長が、合併条件に掲げた両市村を結ぶ新トンネルの建設が困難になったとして住民意向調査を実施。合併協議を「進めない」と答えた住民が過半数を占めたが、同村長は同月29日の任意協で協議の継続を表明したため、15人の村委員のうち4人が反対した。

  辞任願に署名した2人は「住民意向調査の結果を尊重すべきだという考えは変わらない」と話している。

(11/5)

791とはずがたり:2004/11/06(土) 05:49
<福岡県>

庄内、頴田、筑穂と1市4町で再出発 合併勉強会11日発足
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041106-00000003-nnp-l40

 飯塚市と穂波町は五日、同市飯塚のコミュニティセンターで、自治体合併に関する意見交換会を開き、周辺部の庄内、頴田、筑穂の三町を含めた「一市四町」の枠組みで合併勉強会を発足させることを申し合わせた。また、十一日に初会合を開くことも確認した。

 意見交換会には飯塚市と穂波町の首長、助役、議会の合併問題調査特別委員会の正副委員長がそれぞれ出席。勉強会設置に向けた日程や枠組みについての最終的な意見調整をした。

 同市の上瀧征博助役によると、席上、庄内、頴田、筑穂各町に合流を正式に呼びかけて、参加の意志を確認したことが報告された。これを受け、勉強会の構成委員を各自治体とも行政側二人、議会側二人の計四人とすることなどを申し合わせたという。

 一市四町は今後、十二月初めの法定協議会設置を目指し、会合を重ねる。
(西日本新聞) - 11月6日2時48分更新

792とはずがたり:2004/11/06(土) 06:08

南日本新聞ニュースピックアップ [2003 09/13 08:05]
市町村合併 串良町住民が「肝属東部」から離脱求め陳情
http://373news.com/2000picup_bak/2003/09/picup_20030913_4.htm

−4579人の署名添え町議会議長に提出
 串良町の住民グループ「串良町の将来を考える会」(上山良臣会長)は11日、肝属東部合併協議会(串良、東串良、内之浦、高山)からの離脱を求める陳情を、4579人の署名を添えて、同町議会の紱留敏治議長に提出した。陳情は、17日始まる9月議会で審議する。
 同協議会では、串良町を除く3町が本庁舎は現在の高山町役場に、議員定数については現在の議員が合併後もそのまま2年以内残る在任特例を適用するよう主張。これに対し串良町は、本庁舎は現東串良町庁舎、議員定数は特例を認めず、いったん全員失職し法定数以下とするよう求めている。
 同会は、このまま3町の主張通りに協議が進めば「庁舎の増築費用や議員報酬の増加で、合併の目的である財政基盤の強化、支出の削減に反する」と訴え、ほかの3町との「考えの相違」は広がるばかりで、将来へ向けてのビジョンを描けない−としている。
 上山会長は「合併で大切なのは行財政改革。このままでは住民に負担がかかる。ほかの町に迷惑がかからない早いうちに、離脱した方がよい」と話した。
 橋口貞伸串良町長は「住民の意向は謙虚に受け止めたい。議会の結論を見守るが、もし陳情が採択されれば、肝属東部から離脱する」と話した。

793とはずがたり:2004/11/06(土) 06:08

南日本新聞ニュースピックアップ [2003 09/19 08:40]
串良町、肝属東部合併協を離脱へ 議会特別委が陳情採択 
http://373news.com/2000picup_bak/2003/09/picup_20030919_5.htm
−町長も「議会意向を尊重」

賛成多数で陳情を採択する市町村合併調査特別委員会=18日午後、串良町役場
 串良町議会の市町村合併調査特別委員会(17人)は18日、住民グループが提出した肝属東部合併協議会(串良、東串良、内之浦、高山)から離脱を求める陳情を審議し、賛成多数で採択した。25日の本会議でも採択される見通し。陳情には有権者約1万1000人のうち、4740人の署名が添えられており、橋口貞伸町長は「議会、住民の意向を尊重し、法定協から離脱する」と話した。構成4町の議会の同意が得られれば離脱が正式に決まる。
 同委員会は陳情を提出した「串良町の将来を考える会」の上山良臣会長ら3人を参考人として招き、陳情の趣旨説明を求めた。上山会長は「串良を除く3町は本庁舎は高山、議員は在任特例を適用するよう求めている。これが認められれば、増築費用や議員報酬が膨らみ、財政支出が大きい」と主張、早期離脱に理解を求めた。

 その後の討論で、陳情の趣旨に賛同する議員9人の主張に対し、反対議員5人が「1日で採決するのは早い」「庁舎、議員問題が正式に決まってからでも離脱は遅くない」などと反論。起立採決の結果、賛成10、反対6で採択した。
 橋口町長は「本会議で陳情が採択されれば、各首長に直接事情を説明する。協議会の職員3人を9月末までに引きあげさせ、10月の協議会には出席しない」と話した。今後の合併への対応は「議会、住民の意向を踏まえ、単独を含めて判断したい。最終的な判断として求められれば住民投票も考える」としている。
 同協議会会長の倉岡哲哉高山町長は「結果は厳粛に受け止める。内之浦、東串良の町長と協議するが、合併は進めていきたい」と話した。

794とはずがたり:2004/11/06(土) 06:08
南日本新聞ニュースピックアップ [2003 11/15 07:48]
「肝属東部から離脱を」−東串良町の住民団体が陳情
http://373news.com/2000picup_bak/2003/11/picup_20031115_8.htm
−2120人の署名添え

陳情書を提出する石田直行会長(左)ら=14日午前9時、東串良町役場
 東串良町の住民グループ「東串良町を考える会」(石田直行会長、30人)は14日、肝属東部合併協議会(串良、東串良、内之浦、高山)からの離脱を求める陳情書を、2120人(9日現在の有権者6191人)の署名を添えて、田之畑稔議長あてに提出した。陳情は12月議会で審議する予定。同協議会からは串良町が離脱を決めている。
 離脱を求めた理由として同会は、串良が離脱を決めた理由と同様に、本庁舎を高山、議員は在任特例を適用とすると財政負担が大きく、合併の趣旨に反するとしている。また、住民に対して合併協議の進展状況や説明がなく、民意が反映されていない、としている。

 石田会長は「今の状況は町執行部の独裁だ。一刻も早い離脱を求める」と話した。離脱が決まった場合、その時点で可能な枠組みでの合併か、単独かを問う住民投票実施を求めていくという。
 松田利三次町長は「今は何も答えられない。議会の対応によっては、みんなで今後を検討する」と話した。

南日本新聞ニュースピックアップ [2003 12/16 07:51]
市町村合併 東串良町議会は肝属東部離脱可決
http://373news.com/2000picup_bak/2003/12/picup_20031216_5.htm
−串良離脱で議員決議案 町長は住民投票示唆
 東串良町議会(田之畑稔議長、16人)は15日、定例会を開き、肝属東部合併協議会(串良、東串良、内之浦、高山)からの離脱決議案を賛成多数で可決した。松田利三次町長は「合併は民意を反映させたい。今後は住民投票まで動かざるを得ない。住民も判断に苦しむだろうが、委ねたい」と住民投票の実施を示唆した。同協議会からは串良町が離脱を決めている。
 肝属東部合併協の倉岡哲哉会長(高山町長)は「離脱の理由は分からないが、願わくば3町で合併したい。離脱は残念だが、議会が判断されたことに、とやかくは言えない」と話した。

 決議案は議員7人の連名で15日提案された。提出者の原田猛議員は「串良町が離脱するのに、4町合併のための協議会継続は無意味。住民は2000人以上の署名を提出し3町合併に反対の意思を表明している。離脱の意思を明確にし、新たな枠組みによる合併か単独かの判断を住民とともに模索すべきだ」と趣旨説明した。
 一方、協議会離脱に反対する議員は「合併特例法の期限までに合併が間に合わず、特例債を十分使えない」と反論した。起立採決(退席一)の結果、賛成八、反対六で可決した。
 合併をめぐっては、住民グループ「東串良町を考える会」(石田直行会長)が同協議会からの離脱を求める陳情を、「町建設部会」(永田康朗会長)が市町村合併の推進を求める陳情を、「東串良町の合併を推進する会」(内西達也代表)が3町合併の実現を求める陳情をそれぞれ田之畑議長あてに提出している。

795とはずがたり:2004/11/06(土) 06:09

南日本新聞ニュースピックアップ [2004 04/09 07:26]
市町村合併 来年3月22日に新町/肝属協
http://373news.com/2000picup_bak/2004/04/picup_20040409_5.htm
−内之浦に総合支所/本庁舎は高山に
 内之浦、高山町でつくる肝属合併協議会(会長・倉岡哲哉高山町長)は8日、内之浦町役場で2回目の会合を開き、2005年3月22日に新設(対等)合併することを決めた。次回会合を22日開き、事務局が新しい町の名称をどうするかについて提案する。
 新しい町の本庁舎は、高山町新富の現在の高山町役場とし、現在の内之浦町役場を総合支所とする。出席した委員は「高山町に本庁舎を置くことで内之浦町岸良などの住民サービスが低下しないよう配慮してほしい」などと要望した。

 内之浦、高山両町は03年4月、串良、東串良と4町で肝属東部合併協議会を設置。しかし串良町議会は同9月、東串良町議会は同12月、それぞれ同協議会からの離脱を決議した。このため同協議会は04年2月で休止。内之浦、高山の2町で、新たに肝属合併協議会を立ち上げた。
 一方、串良町は1月、大隅中央法定合併協議会に加入。東串良町は合併の枠組みを決めていない。

南日本新聞ニュースピックアップ [2004 07/09 07:40]
市町村合併 新町名「肝付町」に決定/肝属協
http://373news.com/2000picup_bak/2004/07/picup_20040709_4.htm

新しい町名を掲げる倉岡哲哉高山町長(右から2人目)と高橋鐵男内之浦町長(同3人目)=8日、高山町
 内之浦、高山町でつくる肝属合併協議会は8日、高山町新富の高山やぶさめ館で7回目の会合を開き、来年3月22日に新設(対等)合併して誕生する新しい町の名称を「肝付町」とすることを決めた。ほか農業委員の定数、任期など14項目の統合を原案通り決定した。
 新町名は5月上旬から6月中旬にかけて一般公募。632点の中から協議会委員の選考を経て8点絞り込んだ。そのうち「肝付町」と「肝属町」で意見が分かれたため、委員15人が投票し、9対6で肝付町が上回った。
 農業委員のうち選挙による委員計22人は、来年6月30日までの在任特例を適用。特例措置後の定数を14人とする。選任による農業委員については、合併の日に9人以内を選ぶ。

 次回会合は8月3日、内之浦町役場で開き、議員の定数、任期などを協議する。協議会長の倉岡哲哉・高山町長は「両町が一緒になり、新しい名称に負けない町づくりをしたい」と話した。

796とはずがたり:2004/11/06(土) 06:09

南日本新聞ニュースピックアップ [2004 10/01 07:11]
市町村合併 新名称「国見町」に/高山町議会
http://373news.com/2000picup_bak/2004/10/picup_20041001_7.htm
−変更を求め決議
 内之浦町と高山町が合併してできる「肝付町」について、高山町議会は30日の最終本会議で、国見町への名称変更を求める決議を13対5の賛成多数で可決した。理由を「肝属合併協議会の一般公募で国見町が145件(23%)と一番多かった。民意を反映させるべき」としている。
 県市町村合併推進室によると、合併協議会で新町名を決めた後、名称を変えた事例は県内にはないという。
 肝属協事務局は5月上旬から6月中旬にかけて新町名を一般公募。協議会委員の選考を経て7月8日、632点の中から肝付町に決まった。肝付町の応募件数は21件(3%)。募集要項では「応募数の多い名称を必ずしも優先しない」と定めていた。
 採決前の討論で、反対の議員は「正しい手順で肝付町が選ばれた。今ごろ決議を出すのは納得できない」と批判。提出した議員は「町民から問い合わせが多かった」などと答えた。
 肝属協事務局は1日開かれる第11回会合で、決議が出されたことを報告する。


南日本新聞ニュースピックアップ [2004 10/02 07:24]
市町村合併 肝属協、議員定数22に決定
http://373news.com/2000picup_bak/2004/10/picup_20041002_10.htm
在任特例は1年1カ月
 内之浦、高山町の肝属合併協議会は1日、高山町の高山やぶさめ館で11回目の会合を開いた。2005年3月22日に発足する新町「肝付町」の議員は、06年4月30日までの在任特例(1年1カ月)を適用し、定数を22にすることを決めた。合併に関する50協定項目の統合がすべて承認され、次回会合で協定書に調印する。
 在任特例の期間について、内之浦町議会は06年4月30日まで、高山町議会は同9月30日までを提案。協議会委員による採決で、3分の2以上が短い在任期間を選んだ。5月の4回目会合から協議を続けていた。
 次回会合の日程は、東串良町が内之浦、高山町との3町合併の意思を問う住民投票を予定していることなどから決まっていない。
 この日の協議会では、高山町議会が9月30日に決議した、「国見町」への新町名称変更を求める決議文が配布されたが意見は出なかった。

797とはずがたり:2004/11/06(土) 06:09

内之浦・高山両町、2町合併改めて決定−−東串良町の方針は不明確 /鹿児島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041105-00000171-mailo-l46

 高山、内之浦両町でつくる肝属合併協議会は4日、高山町役場で第13回会合を開き、住民投票で参加の意思を問うとしていた東串良町の態度が不明確だとして、改めて2町での合併を推進することを決めた。
 同合併協は先月開いた会合で、東串良町議会が2町との合併の是非を問う住民投票条例案を可決したことなどから、合併期日を来年3月22日から同7月1日に延期。今年度中の知事への合併申請に間に合わせるため、同町に対し、2日までに参加の可能性の有無を回答するよう求めていた。
 だが、回答書には「住民投票の結果次第」とだけ記載され、住民投票の実施日など具体的な日程がなかった。これを受け、合併協会長の倉岡哲哉・高山町長が「東串良町としての判断が何も示されておらず、理解しがたい」として改めて2町合併を提案。反対意見はなく全会一致で承認した。
 これに対し、奥園拓夫・東串良町長は「2町推進が決まった以上、今の住民投票は無意味。新たな枠組みでの住民投票を検討したい」と話した。

11月5日朝刊 
(毎日新聞) - 11月5日17時25分更新

798とはずがたり:2004/11/06(土) 06:16
【肝属東部地区合併協議概況】>>792-798

※肝属郡 串良町,東串良町,内之浦町,高山町,吾平町からなる5町で研究会「肝属東部地区合併研究会」設置:2002/3/4

※肝属地域12市町で研究会「肝属地域市町村合併調査研究会」設置02/4/10,解散03/1/17
↓└→吾平は鹿屋へ
肝属郡 串良町,東串良町,内之浦町,高山町の4町で準備会設置:2003/2/3
●肝属東部合併協議会(法定協設置:2003/4/1)
○○市 2005/1/1 新設/市制
肝属郡 串良町,東串良町,内之浦町,高山町
※新市役所の設置位置などを巡り協議が難航(串良町は現・東串良町役場を,他3町は現・高山町役場を提案)

※串良町が合併協議から離脱を表明(03/9/25),議会が協議会離脱案を可決(9/30)>>792-783
※串良町の合併の是非を問う住民投票の結果「鹿屋市,垂水市,吾平町,輝北町(76.4%)」「合併しない(23.6%)」(2003/11/30)>>744・肝属東部を考慮に入れない恣意的な住民投票。
|└→串良町が鹿屋市を中心とした合併協議に参加を申入れ(12/5)

※東串良町議会が合併協議離脱決議を可決(12/15)>>794→東串良は合併先を決められず
※協議会を休止(2004/2/10)

※内之浦町,高山町は2町での合併も検討へ,法定協議会を設置
■肝付町(肝属郡 内之浦町,高山町)
●肝属合併協議会(法定)>>795-796
※2町で法定協議会設置:2004/3/11
※新町名最終候補2点:肝付,肝属(きもつき)
※新町役場:現・高山町役場

※東串良町は「鹿屋市,輝北町,串良町,吾平町」「内之浦町,高山町」「大崎町」「単独」の4案を検討
※東串良町で内之浦町,高山町との3町での合併の是非を問う住民投票を実施予定。予定日等はっきりせず,高山と内之浦は二町での合併推進を優先。東串良はこれで合流の選択肢から外れたとする。>>797
※2町合併の枠組み固まる

799杉山真大 </b><font color=#FF0000>(sB4AwhxU)</font><b>:2004/11/06(土) 08:53
お隣韓国では合併どころか分割が持ち上がっているんですね。

「京畿北道の新設可能」 行政長官が初の公式見解
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/11/05/20041105000071.html

 許成寛(ホ・ソングァン)行政自治部長官が、政界の一部で浮上している「京畿(キョンギ)北道」新設について肯定的な立場を初めて公式表明した。

 許長官は5日、平和放送のラジオ時事番組である「開かれた世の中、今日」でのインタビューで、京畿北道新設について「基本的な着想は漢江(ハンガン)以北を京畿北道にすること」と位置付け、「人口や地域といったさまざまな条件から、分道もあり得る」と述べた。
 許長官のこのような反応は、政界で京畿北道新設をめぐる議論が浮上して以来、初めて公に出たものだ。

 しかし、許長官は「政界で当該地域住民の意見を充分に汲み上げて住民投票にかければ、行政自治部も見合った措置や手続きを設けられるだろうが、一方的に決められる問題ではなく、政界と住民が決定を下してこそ実現できる問題」と但し書きをつけた。
 許長官はまた、住民投票の対象が京畿北道分道の対象住民か、それとも全体住民かについては「非常に困難な問題」と即答を避けた。
 続いて許長官は、全国公務員労働組合(全公労)の団体行動に関連し、地方自治体の首長が引き続き黙認したり、ストに積極的に対処しなければ、「告発も検討する」と強硬な姿勢を示した。
 また、「中央政府には自治体の首長に対する懲戒権限はないが、大統領も弾劾され、長官も国会から解任を求められているのではないか」と問い返し、「法律的な問題が生じれば、首長の告発は避けられない」と述べた。

崔普植(チェ・ボシク)記者 congchi@chosun.com

[My HP] http://politics.mtcedar.com/
      http://mtcedar.txt-nifty.com/

800とはずがたり:2004/11/07(日) 02:02
【山形県地域構造と合併】=日本で合併最後進県では?
=山形・村山地域=
□山形市(●山形市・上山市・東村山郡 山辺町,中山町)
議員定数で揉めに揉めて破談。山形議会の驕慢ぶりが破談の原因。>>789
中核市になり損ねた山形市民は市議全員をリコールせよ。
・天童市
□寒河江市?(寒河江市, 西村山郡●西川町,●朝日町)
※西川町,朝日町の3市町での合併の是非を問う住民アンケートの結果,2町とも「反対多数」(2004/3/29)
※西村山郡●大江町は単独町制継続へ
※西村山郡●河北町は単独町制継続や,天童市,東根市との合併を検討へ
・東根市
・村山市
□最上川市(尾花沢市,大石田町)

=米沢・置賜地域=
構想
・米沢市,長井市,東置賜郡 川西町
・長井市,東置賜郡川西町,●南陽市,西置賜郡飯豊町
・南陽市,東置賜郡 高畠町,川西町
・置賜8市町
西置賜郡 ●白鷹町,●小国町は単独町制

=新庄・最上地域=
□新庄市(新庄市・●舟形町)
※新庄市,最上郡の8市町村で合併問題研究会設置:01/12/26
※合併調査研究会設置:02/5/27 ※準備会設置:03/1/27
※鮭川村を除く7市町村で任意協議会設置:03/2/21,鮭川村加入(2/27)→任意協解散:03/7/17

※新庄市, 最上郡 舟形町2市町で準備会設置:2003/6/27
※舟形町長は新庄市との合併に反対の意向,町議会は合併に前向き
※合併協議を休止(04/3/1)
※舟形町の合併の是非を問う住民投票の結果,圧倒的反対多数(04/6/6)
※2市町での合併を断念,協議会を解散(04/7/31)

=鶴岡・田川地域=
□鶴岡市 >>150
鶴岡市, 東田川郡 藤島町,羽黒町,櫛引町,三川町,朝日村,西田川郡 温海町
★庄内南部地区合併協議会(法定)→三川の離脱>>462で休止中
↓└→●三川町
■鶴岡市
※三川町を除く6市町村で法定協議会設置:2004/11/9

=酒田・飽海地域=
□酒田市
酒田市, 飽海郡 遊佐町,八幡町,松山町,平田町
★庄内北部地域合併協議会(法定)
※東田川郡立川町,余目町を含む7市町で任意協議会設置:02/8/6
※立川町,余目町が合併協議から離脱(12/18),2町での合併を検討へ
|※法定協議会設置:03/2/1
||※水道事業に関する協議が難航,遊佐町が合併協議から離脱を表明(10/4)
||└→●遊佐町が協議会離脱案を可決(10/25)
|└→■酒田市
| 酒田市, 飽海郡 八幡町,松山町,平田町
└→■庄内町(2005.7.1)東田川郡 立川町,余目町

801とはずがたり:2004/11/07(日) 03:21
<広島県>
めでたく両市町誕生記念レス
04.11.5 神石高原町 神石郡 油木町,神石町,豊松村,三和町
04.11.1 江田島市 安芸郡 江田島町,佐伯郡 能美町,沖美町,大柿町
※能美町議会委員会(02/4/2),町議会(6/14)が「合併協議会から脱退を求める決議案」を可決
※能美町が休止を申入れ,協議会を休止(6/24)
※能美町が新市名「江田島市」に難色,「江田島市として合併することの是非」を問う住民投票の実施を提案,3町は住民アンケートの実施を提案
※能美町は住民アンケート案を拒否,協議会離脱を表明(03/1/24)
※4町は住民アンケートの実施で合意
※能美町議会は「協議会脱退決議」を撤回(8/22)※協議会を再開(04/9)
※4町での新市名「江田島市」の是非を問う住民アンケートの結果「賛成(64.7%)」(2003/10/18)

されど名前わが町有利に 思惑交錯
http://www.chugoku-np.co.jp/kikaku/jichi/3/02112101.html

 再開めどなし

 広島県大柿町の県合同庁舎四階にある江能四町(江田島、能美、沖美、大柿)の合併協議会事務局。新市名「江田島市」をめぐり協議が空転し、県と四町から派遣されていた十一人の職員は一日、古巣へ引き揚げた。
 「週に一度はミーティングしている。事務局機能が止まったわけではない」。出口泰弘事務局長は強調するが、協議再開のめどは立っていない。
 広島県内トップの十月一日の合併を目指していた江能四町の協議が空転し始めたのは昨年十一月。公募を基に絞った五つの市名候補について四十人の委員が投票した。その結果、江田島など三町が全国的知名度を理由に推した「江田島市」が、能美町の推す「南広島市」を九票差で抑えて新市名に決まった。
 能美町議会は「いきなりの採決で、審議が不十分」などと白紙撤回を求めたが実現せず、協議会からの脱会を決議した。能美町は今年九月、「江田島市」の名前で合併することの賛否を問う住民投票を四町で実施することを提案。江田島町議会などは拒否し、協議は暗礁に乗り上げた。

 感情面にも影
 江田島など三町は「市名はルールに従って決まった。合併協議を進めるか否かは能美町の判断次第」(才野久男江田島町議会合併問題調査特別委員長)とみる。一方、能美町は「名前は新市の看板。合併はぜひ実現したいが、町民感情を考えると『江田島市』をすんなりとは受け入れられない」(大津克彦町長)との立場だ。
 公募期間中の両派の活発な運動で、四町外も含めた応募数では「江田島市」がトップを占めたが、四町内に限れば「南広島市」の方がやや多かったことも、感情面でいまだに微妙な影を落とす。

 江能四町の合併協議は、四十六項目の協議事項のうち新市建設計画など六項目を残すだけの大詰めで急ブレーキがかかった。複数の合併協委員が指摘するように、「わが町に有利に」という合併後の事業配分などをめぐる水面下の駆け引きや思惑も複雑に絡む。名前は、利害調整ができずに混迷する協議の看板でもある。

 二の舞い警戒
 広島県内では、郡名と同じ名の町がある神石郡四町村(神石、油木、三和町と豊松村)でも合併後の町名について議論が続く。合併協小委員会は九月に「新町名の公募は旧町村名を除外する」との方針を決めた。しかし神石町議会が反発し、「新町名の一部に旧町村名を使うのは有効」と改めた。
 合併協の岡崎斉会長(豊松村長)は「四町村とも不公平感のない、まるで新しい名前が適当」と言う。これに対し、宮野元壮神石町長は「牛肉や野菜のブランドになっている地名を残すべきだ」と主張する。
 十五日から新町名の公募を始めたが、両者とも「しこりの残らない決着を」という点は一致する。「名前の決定は慎重に」という江能四町の教訓でもある。

802とはずがたり:2004/11/07(日) 03:27

こういう地域特性が大きな市となっても残せないものでしょうかねぇ。。

水準どこに 守れるか福祉先進地
http://www.chugoku-np.co.jp/kikaku/jichi/3/02112001.html

 昼休みが近付き、お年寄りへの訪問看護を終えた保健師が次々に戻ってくる。「福祉の町」として知られる広島県御調町の町保健福祉センター。席に戻った保健師たちは記録をつけたり電話をかけたりと慌ただしい。

 保健師13人も
 「これだけ保健師がいるのが御調の特性。合併してどうなるのか、正直言って心配ですよ」。尾道市への編入合併の協議が進む中、「寝たきりゼロ作戦」など先進的な高齢者対策を進めてきた山口昇・町保健医療福祉管理者は不安を隠さない。
 人口八千人余りの町が抱える保健師は十三人。人口九万人の尾道市の十一人を上回る。保健師をはじめ、人員を重点配置してきた福祉、保健、医療分野の格差をどうするかが課題となる。
 「全国最高水準のケアシステムはちゃんと維持できるのか」。九月の町議会定例会で議員の質問が続いた。町側は「落とさないようにしたい」と繰り返したが、具体的な見通しは示さなかった。
 町内には、介護サービスに引かれて移住してきた人も少なくない。全身まひの夫(65)と暮らす田坂峰子さん(61)は四年前に広島市から転居してきた。「何かあればすぐに保健婦さんが来てくれるので安心できる。合併しても今の体制を続けてほしい」。合併話を耳にして以来、そう願う。

 合併後に調整
 一方、若林茂生町長は「そのままの形で残してほしいが、うちだけのエゴを出すわけにはいかない。どうするかは今後の課題」と慎重に言葉を選ぶ。
 亀田良一尾道市長は「新市にも御調の福祉は財産。このままでいきたい」と言う。しかし財政面を含め、どう存続させるかについては「合併後に調整すればいい。最初に詰め過ぎるとうまくいかない」と明言は避ける。
 もう一つ、尾道市側に懸念する声があるのは町主体の運営方法だ。特別養護老人ホーム、老人保健施設、訪問看護ステーション…。「医療、保健、福祉の連携」を掲げる町が一手に運営する。一体的なサービスを提供できる半面、病院を含めて町職員は五百七十人に膨れ、民間の参入は進んでいない。民間主体を原則に、市民病院を合わせても職員が千三百五十人の同市の四割を超える。
 「地方交付税が手厚く、国、県の支援もあったから維持できていた面もある。何年間は今のサービスを続けるが、その後は尾道方式に合わせましょうと、言わざるを得ないのでは」。ある市幹部は打ち明けた。

 「100万円」廃止
 特色ある住民サービスを展開する町村が合併する場合、水準の見直しを迫られるケースが多い。
 来年二月に福山市に編入する人口三千四百人の内海町でも、第三子以降に最大百万円を出す少子化対策で綱引きがあった。
 七月の法定合併協議会。「額を減らしてでも存続を」と求める町議に対し、三好章市長は「第三子以降は市内で毎年四百人生まれ、引き継ぐのは難しい」と反論した。町区域だけで続ける案にも「地域格差が生まれる」と難色を示し、九月の法定協で廃止することになった。
 一方、国、県の支援も受けて「福祉の先進地」と呼ばれ、介護保険制度のモデルにもなった御調町。「合併は時の流れだが、やってきたことが消えるようでは困る」と山口管理者は注文を付ける。福祉の町の行方は、今後の合併協議で少しずつ見えてくる。

803とはずがたり:2004/11/07(日) 03:36
もっと簡単に越県合併出来るようにすべきだ。

県境の壁 「住民主体」厳しい現実
http://www.chugoku-np.co.jp/kikaku/jichi/2/02102301.html

 島根県境まで三キロ。山口県田万川町の中心部にある国道191号沿いバス停に、益田行きのバスが到着した。お年寄りが次々に乗り込む。

 益田まで20分

 「合併するなら、通院や買い物でよう行く益田がええ。萩は不便じゃ」。漁業古川富久さん(72)はそう言い残し、妻の入院先に向かった。県境の向こうの益田市中心部へは車で二十分。町民約三千七百人の通勤、通学圏内である。

 ところが山口県が町に働き掛けたのは、車で五十分の萩市を中心にした県内八市町村での合併だった。町は七月、県の説得を受けて萩市などとの任意合併協議会に入った。野稲保男町長が突然、県と萩市に脱会を伝えたのは九月初めのことだ。

 その一週間前に開かれた町議会の合併問題調査特別委員会。「交通や経済面から考え、萩との合併には無理がある」「住民の多くは益田との合併を望んでいる」。十三人の町議全員が萩市との合併反対を表明し、合併協の脱退で一致したためである。

 「住民総意で島根県への編入を求めるなら県も考えないといけない」。二井関成知事は住民主体の考えを示すが、事務方の県市町村合併推進室の意向は異なる。「島根編入は県議会が認めない。現実的な対応を」。合併協を抜けた後も、県は町に復帰を促し続ける。

 一方で、町が頼りたい益田市の動きは鈍い。牛尾郁夫市長は「山口県と話をつけて来られれば受けるが、こちらからは手を出せない」。県境の壁を前に、町は孤立状態に陥っている。

 全国でも6例

 越県合併は、両県議会の議決があれば可能だ。しかし市町村を手放す側の県の抵抗もあり、成立例は全国でも「昭和の大合併」時の六件のみ。このとき、三百メートルの海峡を挟んだ因島市と愛媛県生名村の合併が実現しかけたが、漁業権減少を懸念する漁業者と愛媛県の猛反発でとん挫した。

 生名村では今回も、因島市との合併が議論されたが、結局、県内四町村で法定合併協を設置した。「前のような騒ぎにしたくはない。まずは県内で合併し、先のことは先に考えればいい」と田尾紀村長。中国地方の各地で越県合併がくすぶるが、いずれも棚上げ状態で、具体化には至らない。

 田万川町では九月下旬、商工農林関係者が「町の将来を考える会」をつくり、合併協復帰を求めることにした。「県境越えは現実には無理。住民への説明もないまま、町長と議会が見通しなく暴走している」と水津俊男副会長(51)。会では「単独で残れば、財政が厳しく住民サービスが低下する」「公共事業も減る」などの発言が相次いだ。

 萩市か単独か

 今月に入り、町長の諮問を受けて町民二十人でつくる合併問題の研究会が報告書をまとめた。四つの選択肢で無記名投票した結果、萩広域の合併志向派と単独志向派が九人で並んだ。

 町民の声を受け、町は単独と合併の双方を想定した財政見通しを推計中。今月末から住民説明会を開き、十一月にアンケートをして方針を決めるという。「国、県は『住民主体の合併を』と言うが、現実は違う。道州制や都道府県合併で県境をなくす方が先のはずなのに…」。苦境の野稲町長は、寝苦しい日々を送っている。

804とはずがたり:2004/11/07(日) 03:39
呉市の社民党市議団は3人か。

拡張路線中核市の夢 前途は多難
http://www.chugoku-np.co.jp/kikaku/jichi/2/02102401.html

 「市制施行百周年」の文字入りポスターが随所に張られた呉市体育館。今月十九日の広島中央テクノフェア開幕式で、小笠原臣也市長は、ひな壇に並ぶ顔ぶれが例年と違うことに驚いた。
 三市二町にまたがる広島中央テクノポリス地域の新技術を紹介する催し。首長と議長が出席したのは呉市だけで、東広島市はいずれも代理、竹原市長と黒瀬町議会議長は代理もなかった。
 小笠原市長は「別の日程があるのでしょう」とポツリ。山下龍男安芸津町長が「合併協議の綱引きで、顔を合わせにくくなったのだろう」と事情を察した。

 「次の百年をにらみ、当面のステップとして合併で人口を三十万人以上に増やして中核市への昇格を目指したい」。自治官僚出身で広島県副知事も務めた小笠原市長が、二年余り前に打ち出した拡張路線が、綱引きの始まりだった。

 15町訪れ訴え
 人口二十万人をわずかに上回り、環境保全などの権限を県から委譲された「特例市」(人口二十万人以上)の呉市。小笠原市長は二〇〇〇年一月、安芸、佐伯、豊田郡の周辺十五町を訪れ、合併を呼び掛けた。総人口三十六万人、都市計画などの権限も持つ「中核市」(同三十万人以上)を目指したいとの意向を伝えた。
 これに対し、広域行政事務組合で連携してきた安浦、川尻など周辺八町が応じた。特例市を目指す松江市と並んで、当面、中国地方では最多の一市八町の枠組み。呉市との合併協議会は、「地域の実情は町ごとに違う。同じテーブルでは話しにくい」(竹内弘之下蒲刈町長)などの声を受け、音戸・倉橋のコンビ以外、各町ごとに設置した。
 市は今春、広域行政推進室に部長級の室長を置き、職員も十人増の十八人にするなど体制を強化。職員の派遣先も三町から六町に増やした。

 初の協定調印
 八月八日には唯一、法定協議会に移行していた下蒲刈町が「合併は避けて通れない道。どうせなら早く実現したい」(竹内町長)と合併協定に調印。広島県内で初の調印式に、藤田雄山知事も立ち会った。
 半面、呉市が合併を呼びかけた十五町のうち、江田島、能美など四町は当初から合併による市昇格を目指し別路線。呉、東広島市の双方がラブコールを送った人口二万五千人の黒瀬町は結局、東広島との合併協議会に参加し、呉市からの派遣職員は引き上げた。残る熊野、坂町も住民アンケートの結果などから慎重姿勢のままだ。
 小笠原市長は「今後も粘り強く働き掛けたい」と言うが、現在の枠組みの一市八町では人口約二十六万人。中核市には届かず、市議会などで「何のための合併か」との声も上がり始めた。

 見えぬ将来像
 社民党市議団(三人)は九月の定例会で下蒲刈町との合併関連議案の採決の際、退席した。その一人、小野一志市議は「個別協議の手法では、全体の将来ビジョンがまるで見えない」と批判する。豊町の長本憲町長も「新呉市がどんな活性化戦略を描くのか、町民が最も知りたいと思うところだ」と指摘する。
 一市八町とその議会でつくる呉地域合併問題協議会は今年八月、長本町長らの働き掛けで〇〇年八月の結成以来二度目の会合を開いた。その場でも、将来像まで踏み込んだ話し合いはなかった。

805とはずがたり:2004/11/07(日) 03:44
ここも越県合併を容易にすべき?>東城町
岡山よりと言う事は新見と関係が深いと言う事か。
また亀井静香衆院議員・郁夫参院議員と木山耕三県議陣営に分かれ「KK戦争」と呼ばれる激しい対立を繰り広げてきたのか。
結局
※法定協議会設置案を否決した東城町議会の解散を求める住民投票の結果「賛成
※(60%)」「反対(40%)」町議会が解散(2003/8/3)
を経て庄原市へ参加。

きしむ両輪悩ましい合併 町を二分
http://www.chugoku-np.co.jp/kikaku/jichi/2/02102501.html

 選挙の度、「KK戦争」と呼ばれる激しい対立を繰り広げてきた広島県東城町。亀井静香衆院議員・郁夫参院議員と木山耕三県議陣営に分かれる町民の融和を掲げ、遠藤晏史町長が初当選したのは四年前のことだ。公約にふさわしく無投票だった。

 揺らいだ町長
町議会定例会で、町長選への立候補を表明する東城町の遠藤町長(今月9日)
 ところが、町長自身「思いもよらなかった」という合併問題が任期半ばで急浮上した。合併か単独かで、再び町は二分。町長は立場を二転三転させ、町議会との抜き差しならない対立に追い込まれている。
 岡山県境に位置する人口一万人余りの町。川の流れや、人の行き来もむしろ岡山側へ向く。地元からは県境越え案も出るなど、合併をめぐる選択は悩ましい。
 遠藤町長はもともと、周辺部になると寂れるとして合併には慎重だった。それが昨秋、「国支援策の活用で新たな地域づくりを」と庄原市などとの合併を打ち出した。反発が出て、今年一月に町民アンケートをしたら、合併反対が39.9%で合併賛成31.9%を上回った。
 町議会の特別委員会も三月初め、八対六で単独町制維持を決めた。すると町長は「議会が示した方向を重く受け止める」とし、単独町制へと転換。地方交付税のさらなる減額を見込み、町も議会も聖域なき行財政改革の検討を始めた。
 ところが半年後の九月中旬、今度は合併推進へと再転換した。庄原市などとの法定合併協議会設置を求める住民運動が起き、添えられた署名が有権者の過半数に達したことを「重く受け止めた」との理由。「小規模町村の権限縮小など国のムチがはっきりしてきた」と町長は情勢の変化も挙げた。
 「方針がくるくる変わり、住民に不安を与えている。議会軽視もはなはだしい」と単独町制を目指す田原由之町議。九月末からの町議会定例会で、町長批判が相次いだ。
 町政の車の両輪がかみ合わない中、十二月十五日の町長選が近づく。合併か、単独町制かが争点になりそうだ。

 「選挙で審判」
 単独町制を志向する「東城を愛するみんなの会」の亀田集三会長(49)は「しこりが残る町長選より、純粋に合併への賛否が問える住民投票を」と求める。しかし遠藤町長は「選挙で審判をあおぐ」との姿勢を崩さない。
 単独町制派も住民投票ができない場合は町長選に立候補者を擁立の方向だ。ただ、法定協設置には議会の議決が必要で、今も単独派の方が多い議員の任期は来年八月まで。「東城合併推進の会」の谷繁一夫副会長(66)は「町議が総辞職した上で同日選を実施すべきだ」と主張する。
 混迷する東城町をしり目に、庄原市と五町の合併協議は半年前に始まり、年明けからは新市建設計画の策定に入る。遠藤町長は「途中合流でも、新市建設計画に東のサブ拠点として東城を位置付けたい」という。これに対し田原町議は「遅れて行っても、吸収合併にしかならないのでは」と疑問を投げかける。

 情報が不十分
 町長選まであと二カ月足らず。合併、単独両派の動きは次第に活発になってきたが、判断材料となる双方のまちづくりビジョンが明確に示されているとは言い難い。「住民に開示された情報はまだ不十分」との声が役場内部からも聞こえてくる。

806とはずがたり:2004/11/08(月) 01:18
<愛媛県>
住民投票で決めたらええ。

新市名称めぐる議論また平行線/大田市
http://mytown.asahi.com/shimane/news02.asp?kiji=4653

 新市名称をめぐって難航する大田市、温泉津町、仁摩町の合併を話し合う3市町の首長、議長会議「6者協議会」が5日、大田市役所であった。しかし、新市名称を決める方法の案が決まらず、議論はまた平行線で終わった。このため10日に予定されていた法定協議会は延期となった。

 6者協はこの日で4回目。新市名称について、法定協会長の熊谷国彦・大田市長と大田市議会が「大田市」を、温泉津、仁摩両町議会が「石見銀山市」を、それぞれ従来通り主張して対立した。3時間あまり話し合ったが、新市名称を決める方法の案も決まらなかった。今月中旬に予定する次回の6者協で決定方法案を確定する方針。熊谷市長は「6者協で新市の名前を一本化するのは難しい」と話した。
 
 協議では、来年3月末までを目標とした合併期日が遅れるかもしれないとの指摘があり、事務局は合併が先延ばしされた場合の対応策を検討することになった。

807とはずがたり:2004/11/08(月) 03:57
将来的には五所川原市+中里町,外が浜町+今別町となるのが良いと思うのだが。。一応これで枠組みはほぼ決まりか。外が浜への三厩の反発はどうなのか?

津軽で3組の飛び地合併 財政や新自治体名で調整不調
http://www.asahi.com/politics/update/1105/003.html

 青森県の津軽半島で来春、3組の「飛び地合併」が成立することになった。当初は隣接する自治体同士の2組の合併を目指したが、隣町が財政難だったり、新自治体名で合意できなかったりした結果、8市町村がまだら模様の3市町になる。総務省によると、同じ地域で飛び地合併が3組もある例はないという。

 飛び地合併するのは、新たに五所川原市になる3市町村、中泊町になる2町村、外ケ浜町になる3町村。外ケ浜町の3町村は4日、合併協定書に調印した。

 「ようやくここまで来た。感無量だ」。外ケ浜町の法定合併協議会会長の笹木義広・蟹田町長は、合併調印式で安堵(あんど)の表情を見せた。新町名にいったん「竜飛」を選んだが、竜飛崎が三厩村にあることから平舘村が反発。3日の町村長会談で、地域全体を指す「外ケ浜」にまとまった。

 初めから飛び地を目指したわけではない。津軽半島東側の5町村は02年7月、任意協をつくった。だが、今別町は「蟹田町は役場を新築したばかりで財政事情は危機的」といって離脱した。

 半島西側では03年2月、4町村による法定協が発足した。ところが新町名が「十三湖町」とされたことに、金木町が反発。その後、五所川原市を軸に新たな枠組みが浮上すると、今度は中里町が反発した。

 結局、半島内は3グループに分裂し、それぞれが合併特例債などが活用できる来年3月までの合併を選択した。

 飛び地では無駄も多いとみられるが、「可能なところだけでも合併しないと単独で生き残っていくのは財政的に苦しい」(県市町村振興課)という事情がある。 (11/05 09:09)

808とはずがたり:2004/11/08(月) 04:07
合併を問う住民投票171件 議会否決も172件
http://www.asahi.com/politics/update/1108/001.html

 現行の合併特例法が期限切れを迎える05年3月に向け、市町村合併の是非を住民の意思で決める住民投票が大幅に増えている。朝日新聞社の調べでは、今年1月から10カ月間で171件実施され、すでに昨年1年間の116件を上回った。一方で、住民投票の条例案が議会で否決される事例も172件に上り、合併の判断をめぐる住民と議会の争いが激化している現状も浮かんだ。

 40道府県で171件の住民投票が実施されたうち、149件が合併の是非を問い、賛成多数が78件、反対多数が67件だった。4件は投票率が50%に届かず開票されなかった。残りの22件は、どの市町村と合併するか「枠組み」がテーマだった。

 前年に続いて2回目の住民投票を実施する例も目立つ。岐阜県北方町は、1回目では多数だった岐阜市など2市3町との合併協議の枠組みが、その後変わったため、改めて住民の意思を確認した。兵庫県三日月町では、1回目で否定された4町での合併が2回目では賛成多数となった。

 こうした動きの一方で、住民が直接決定しようとする試みに、議会が立ちふさがる事例も増えている。石川県辰口町議会は「住民投票は合併協議に水をさす」として、議員提案と住民直接請求の二つがあった住民投票条例案をいずれも否決した。秋田県山内村では、村長が提案した条例案が2回否決された。その後可決されようやく実現した住民投票では、「自立派」の村長の考えに反し、合併賛成が多数となった。

 自治体の決定に反対する住民が町長を解職に追い込んだり、議会解散を求めて住民投票したりする事例は進行中なども含め23件に上る。
    ◇
 <地方自治に詳しい小西砂千夫・関西学院大教授(財政学)の話> 住民投票には批判や弊害も指摘されるが、意思決定に参加しなければ住民の意識は高まらない。民主主義の学校と言える。気になるのは、首長や議会が本来自分ですべき判断を住民に丸投げする事例が目立つことだ。
(11/08 03:03)

809とはずがたり:2004/11/09(火) 20:18
また福島県の合併協議がはかばかしくないのだよねぇ。。

湯川村、離脱を表明/若松市長、河東町長に伝達/合併協
http://www.fukushima-minpo.co.jp/news/kennai/20041022/kennai-20041022092407.html

 湯川村の大塚節雄村長は21日、会津若松市、河東町とともに進めてきた法定合併協議会(合併協)からの離脱を決断し、合併協正副会長会議で菅家一郎市長、栗城春夫町長に表明した。協議の大詰め段階での湯川村の離脱に菅家市長は「青天の霹靂(へきれき)」、栗城町長も「残念だ」としながらも「合併は避けて通れない」と、合併協議の継続を示唆しており、今後は2市町の枠組みでの合併協議が進む見通しだ。

[2市町、協議継続へ]
 3市町村の枠組みは崩れたものの、厳しい財政状況の中、菅家市長と栗城町長は会津若松市と河東町の2市町による合併協議継続を選択する意向を示した。
 正副会長会議の後、菅家市長は「合併期日などに伴うスケジュールなど大きな課題もあり、河東町と早急に協議したい」と語った。
 栗城町長は「平成17年3月という合併特例法の期限までに合併することを第1番目に検討する」と述べた。
 菅家市長は離脱を告げる大塚村長に対し、翻意を促したという。しかし「状況は厳しいということだった。熟慮されたということで、残念な思いだ」と述べた。村の離脱の背景に市の厳しい財政状況がある、と指摘された点については、「どの自治体も財政は厳しい。それを踏まえて新市の財政計画を示したが、理解を得られなかった」と語った。
 栗城町長は20日夜の集落座談会で住民に対し「いったん白紙にし、町民の意見を聞く」とした発言を原則論とし、あらためて「今後は、基本的には議会や住民などに諮って結論を出したい」と説明した。

[湯川村長「苦渋の選択」]
 大塚村長は21日、会津若松市役所で開かれた合併協の正副会長会議に出席し、菅家市長と栗城町長に離脱の意向を正式に伝えた。引き続き記者会見した大塚村長は「1度立ち止まって再考するべきという多くの村民の声を大事に熟慮した結果、当面は自立の道を歩む苦渋の選択をした」と説明した。
 12日から18日にかけて村が30カ所で開いた住民説明会では、出席者から合併に反対する意見が相次いだ。これを受け、19日の村議会議員全員協議会と村民代表による村合併問題調査会では「法定協からの離脱は避けられない」とする意見が大勢を占め、大塚村長に対応が一任された。
 今年4月に3市町村で発足した法定協は平成17年4月1日の合併を目指しこれまで合併の方式、議員の身分などに関する54の合併協定項目のうち52項目を決定。24日には残る2項目を決定し、合併協定に調印する予定だった。
 村は25日に臨時議会を開き、離脱に同意を求める議案を提出する。可決後、村長名で法定協に離脱を正式に申し入れ、承認を得る。

[「特例債」で温度差]
 湯川村離脱による合併の前提条件変更を受け、河東町の栗城春夫町長が議会や住民との合意を前提としつつも、会津若松市との合併協議を継続する意向を示した背景には湯川村との立場の違いがある。
 河東町は幼稚園、小、中学校の統合を柱とする河東学園建設構想の実現を目指している。合併特例債を活用してこの一大事業を推進することが合併協議会で決定している。町の将来には欠かせないプランと位置づけられているだけに、「合併協議継続は現実的な対応」とみる町民も多い。
 湯川村は下水道整備など村内の大型インフラ整備がほぼ終わっている。このため、「合併特例債に対してそれほど魅力を感じない」(40代村民)という声も少なくなく、河東町とは微妙な温度差があった。
 市は11月1日に北会津村と合併し、第2弾として河東、湯川両町村との合併を目指していた。菅家一郎市長は「会津はひとつという理念のけん引役となる合併」とし、河東町との合併実現に強い意欲を示す。
 ただ、合併協議を継続する場合、17年4月1日の合併期日や議員の在任特例の問題が再燃する可能性もあり、予断を許さない。(会津若松支社報道部・古川 雄二)

会津若松市など合併協、湯川村の離脱を全会一致で承認 /福島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041109-00000072-mailo-l07

 会津若松市、河東町、湯川村による合併協議会が8日、会津若松市であり、臨時村議会で合併協からの離脱議案を可決した湯川村の離脱を全会一致で承認した。
 会津若松市と河東町は合併論議を継続させる考えで、各市町の12月定例議会までに合併協の規約改正議案を提出する予定だ。
 湯川村は10月21日に大塚節雄村長が会津若松市の財政不安をあげて離脱を表明していた。残る会津若松市と河東町は、合併特例法が適用される05年3月までの知事申請を目指して議論していく。
11月9日朝刊 
(毎日新聞) - 11月9日16時16分更新

810とはずがたり:2004/11/09(火) 20:25
福島・伊達郡法定協 桑折町離脱へ
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/backnum/news/2004/08/20040826t61028.htm

 福島県桑折町の林王喜久男町長は、伊達郡7町で構成する法定合併協議会から離脱する意向を表明した。24日開かれた町議会市町村合併対策特別委員会で、「7町が今の状態で合併しても、地方分権時代に対応できる自治体になれるとは言い難い」と離脱の理由を説明。「新たな合併の枠組みも視野に入れ、柔軟に今後の対応策を検討したい」と述べた。

 桑折町の離脱表明を受け、同町を除く保原町、伊達町など6町長は25日、急きょ会議を開き対応を協議。法定協正副会長会議(7町長で構成)を26日に開催することなどを決めた。

 法定協関係者によると、桑折町の委員は旧伊達郡役所が置かれた歴史的経緯や、交通の要衝であることなどを理由に、町内への新庁舎設置を主張。小委員会が保原町への新庁舎設置が適切と報告、明確な理由を示さなかったことに対し、強く反発していた。
 伊達郡7町の法定協は、昨年12月発足。来年3月の合併を目指し、新市名を伊達市にすることなどを決めている。

2004年08月26日木曜日

ビックリ!桑折町の合併離脱
http://www.fukushima-minpo.co.jp/news/kennai/20040827/ronsetu.html

 順調に進めば来年3月にも新生の伊達市が誕生するはずだった伊達郡7町の法定合併協議会から桑折が離脱することになった。24日に開いた町議会合併対策特別委員会で林王喜久男町長が離脱の方針を表明し、出席の町議18人のうち、議長、特別委員長を除き14人が賛成した。2人が保留で、反対はなかったというから、いわば桑折は一枚岩で合併協から抜けることを決めたわけだ。9月3日に臨時議会を開いて決議し、正式決定となる。

 いやだ―というものを無理やり一緒にすればトラブルのもとになりかねないが、今回の桑折の豹変ぶりに、残りの伊達、国見、梁川、保原、霊山、月舘の6町の執行部や議会、合併協事務局職員、指導に当たってきた県、動きを見守ってきた各町の住民の間では、これまで続けてきた合併協の話し合いはなんだったのか―という落胆や“裏切られた”との思いが強いようだ。なにより、それまでなんの予告も前触れもなく、唐突に離脱が打ち出されたことに驚いている。

 法定合併協は1町が抜けただけでも、枠組み変更ということで、残りの自治体も新たに議会の議決が必要となるなど、他に与える影響も大きい。桑折の方針変更の理由がいま1つ、分かりにくいだけに、町と議会には関係方面に対し十分に説明責任を果たしてほしいと思う。

 林王町長によれば、離脱の理由は「分権社会に対応できる基礎自治体づくり―という合併の理念が7町合併で満たされる、とは言い難い」という。言い換えれば、7町が合併して新しい市が誕生しても、地方分権の時代にふさわしい地方自治体とはならないのではないか、ということだ。また新市の行政圏と市民の生活圏が一致しないことや、町民に対して説明責任が果たせないことも挙げている。とはいうものの、これらの理由付けはかなり抽象的だ。

 実は、法定合併協の一連の協議のうち、去る20日の第12回会合で新市の市役所の位置について担当の小委員会から「保原にしたい」との報告があった。小委員会では各町2人、計14人の委員で議論してきたが保原案と桑折案が出てまとまらず、最終的に投票(保原10票、桑折4票)で決着した経過も報告、この結果を踏まえて合併協で話し合うよう求めた。

 9月10日に開く次回の合併協で論議される予定だったが、これまでのいきさつからすると、保原に決まることが確定的だった。今回の離脱の動機について、桑折からは「市役所の位置が不満」という声はまったく出ていないが、ここにきての動きだけに市役所の位置に絡む“桑折の地域エゴ”の声もある。ただし、合併協はもともと全会一致が原則で、採決による決着というルール違反をしたのは合併協の方だ―とする桑折町議もいるという。
 いずれにしても伊達7町の合併は当面、波乱含み。桑折は今後、独立独歩で進むのか、あるいは同じ阿武隈川西側の国見、伊達と一緒になるのか、はたまた残り6町は仕切り直しのさやに収まるのか。各町の思惑も絡んで見通しは予断を許さないが、最優先で考えなければならないのは、やはり住民の意向はどうかということだろう。(渡辺 智衛)

811とはずがたり:2004/11/09(火) 20:29
>>810-811
地域のまとまりがというなら東北線沿いの桑折+国見+伊達で北伊達市,阿武隈急行線沿いの梁川+保原+霊山+月舘で南伊達市でいいのかもしれない。。

※伊達郡 桑折町,伊達町,国見町,梁川町,保原町,霊山町,月舘町,川俣町,飯野町を含む9町で調査会設置:2000/10/3
※合併問題協議会設置:2003/2/3
※任意協議会設置:2003/7/4
※川俣町,飯野町が合併協議から離脱(12/15)→福島市と3市町での合併を検討へ

★伊達7町合併協議会(法定)
※7町で法定協議会設置:2003/12/15

■伊達市
※合併予定期日:2005/3/31以前(詳細は協議会で決定)
新市名:「だて市」を選定→協議により漢字表記の「伊達市」に
※新市名:伊達市(だてし)
※新市役所:現・保原町を提案へ

※桑折町が合併協議から離脱を表明(2004/8/24)
※桑折町が協議会離脱案を可決(9/3)←新市役所の位置に反発
※桑折町を除く6町での合併協議継続を検討へ:桑折と一体的な国見町では町論が二分

伊達郡の合併問題、6町議会で「推進」可決−−白紙撤回求め佐藤氏出馬へ /福島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041109-00000073-mailo-l07

 ◇国見は町長選に
 伊達郡の国見、梁川、伊達、保原、霊山、月舘の各町は8日、臨時町議会をそれぞれ開き、6町で合併を進めると定める合併協議会の規約改正案を可決した。規約改正で合併協は、桑折町が8月末に合併協から離脱を表明してから約2カ月半ぶりとなる24日に再開する見通しになった。
 しかし、現職の冨永武夫町長の無投票当選とみられていた9日告示、14日投開票の国見町長選に、町議会の可決を受けて元町議の佐藤力氏(57)=無所属=が合併の白紙撤回を求めて出馬すると表明した。
 6町のうち国見町では同議案の審議で紛糾し、可決も9対8の小差だっただけに、同町長選が合併をめぐる住民の意思表示の機会になりそうだ。
 同町は9月7日に佐藤氏らが提出した合併白紙化を求める陳情書を受け、当初は9月中旬に予定されていた同議案の議決に猶予期間を求めるよう合併協に求めた経緯がある。陳情に基づき今月後半には合併に関する住民アンケートを実施する予定だった。
 この日の町議会では、「アンケートや町長選の直前に町の方向性を決めるのはおかしい」などの意見が出た。冨永町長は「アンケート結果は重視する」と議会で答弁し、アンケートの結果次第では6町での合併を見直す余地も残している。
11月9日朝刊 
(毎日新聞) - 11月9日16時16分更新

812とはずがたり:2004/11/09(火) 20:32
小川村はとっとと長野市へ入れて貰え。
そして信州新町と中条で信州西山町というわけには行かないのかな?

上水内郡3町村、法定合併協解散へ−−住民投票結果受け、3首長が合意 /長野
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041109-00000049-mailo-l20

 10月31日に行われた合併の賛否や枠組みを問う上水内郡西山地域3町村(信州新町、中条村、小川村)の住民投票が、それぞれ異なる結果になった問題で、3町村長は8日に信州新町役場で会談。3町村で進めてきた法定合併協議会を解散する方針を決めた。
 会談は非公開で行われたが、終了後に中村まもる・信州新町町長、宮島和彦・中条村長、鎌倉晨弥・小川村長がそろって会見した。会談では今後の法定協の扱いなどを協議。中条村の宮島村長から「投票結果を尊重したい。協議会からの離脱か解散を考えている」との申し出があり、小川村の鎌倉村長も「法定協を解散するしかないのではないか」などと話したことから、法定協の解散方針が決まった。近く法定協を開き、協議会の解散を正式に議決。その後3町村の議会で廃止を承認する見通し。
 今後の合併の枠組みについて中条村の宮島村長は、今月1日に長野市へ投票結果を伝えたことを明らかにしたうえで、「法定協の廃止を村議会で承認するなど整理がついた段階で、長野市に合併の申し入れをしたい」と話した。一方、信州新町の中村町長と小川村の鎌倉村長は「投票結果を真摯に受け止めている」としたが、今後については「まったくの白紙」と述べるにとどまった。
11月9日朝刊 
(毎日新聞) - 11月9日16時40分更新

813とはずがたり:2004/11/09(火) 20:37
<中国・四国>岡山県

ここは議会がやけに熱心。。みな倉敷市議になりたいのかな。。

合併協離脱撤回、賛成多数で可決−−真備町臨時議会 /岡山
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041109-00000315-mailo-l33

 真備町の臨時議会は8日、倉敷市などとの法定合併協議会からの離脱を撤回し、復帰する議案を賛成多数で可決した。
 8月の住民投票で合併反対が過半数となり、鎌田頼靖町長は9月に合併協離脱を表明するとともに辞職。合併の是非を争点にした先月24日の町長選で鎌田町長が3選。町議会は同12日に合併推進決議を可決していた。
11月9日朝刊 
(毎日新聞) - 11月9日17時20分更新

814とはずがたり:2004/11/09(火) 20:47
<千葉県>ここも合併ははかばかしくない。。

●館山市,鴨川市,安房郡 天津小湊町,富浦町,富山町,鋸南町,三芳村,白浜町,千倉町,丸山町,和田町の11市町村で連絡会設置:2002/7/10,任意協設置:2002/9/4→解散2003/1/23
├─鴨川市,安房郡天津小湊町→■鴨川市(2005.2.11)
●館山市,鴨川市,安房郡 天津小湊町,富浦町,富山町,鋸南町,三芳村,白浜町,千倉町,丸山町,和田町の9市町村で準備会設置:2003/2/6
☆館山・安房9市町村合併協議会(2004/4/30解散)(館山市ホームページ)
※法定協議会設置:2003/4/1

□南房総市?
※合併予定期日:2005/3/31以前
※新市名候補3点:安房(あわ),館山,南房総
※新市名:「南房総市(みなみぼうそうし)」を提案へ
※新市名案に館山市,富浦町は慎重,2市町は「館山市(たてやまし)」を要望
※新市役所:現・館山市役所(新庁舎設置までの間)

※館山市議会が合併協議からの脱退決議案を可決(2004/2/25)
※安房郡8町村は協議会の解散を要請(4/8)
※9市町村での合併を断念,協議会を解散(4/30)
※館山市を除く安房郡8町村での合併を検討へ

合併推進派が79のじじい?!
若い,ったてってもう58だけど,前助役に任せてあげよーよ。

元町議会議長で会社社長の松川省吾氏(79)…9町合併推進
不動産業の生貝健二氏(51)…館山含めた合併推進
前町議会議長の清水信明氏(57)…町単独
「選挙には出ない」と明言して今回町長を辞職した白石治和氏(58)…町単独

[選挙]鋸南町長選 前助役の横瀬幸雄氏、立候補を断念 /千葉
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041109-00000124-mailo-l12

 安房8町村の合併問題を巡る町長辞職に伴う鋸南町長選(16日告示、21日に投開票)で、出馬の動きを見せていた前助役の横瀬幸雄氏(58)は8日会見し、出馬しないと正式に表明した。横瀬氏は「8町村の合併を推進する立場から、いったんは立候補を決意したが、候補者が乱立すると町が混乱する。合併推進派候補を応援したい」と語った。
 選挙には既に元町議会議長で会社社長の松川省吾氏(79)▽不動産業の生貝健二氏(51)が立候補を表明。他に、前町議会議長の清水信明氏(57)、「選挙には出ない」と明言して今回町長を辞職した白石治和氏(58)も立候補の動きを見せている。
 松川氏は8町村による合併推進派で、出馬を辞退した横瀬氏が支持するとみられる。生貝氏は8町村の枠組みから離脱した館山市を含めた合併の必要性を主張している。
 一方、清水、白石両氏はともに合併消極派で、鋸南町の「自立」を訴えている。
11月9日朝刊 
(毎日新聞) - 11月9日16時25分更新

815とはずがたり:2004/11/09(火) 21:02
宮崎市(2006.1.1 編入)宮崎市, 宮崎郡 清武町,田野町,佐土原町,東諸県郡 高岡町

※新富町が宮崎市に合併協議(研究会の設置)を申入れ(9/9),宮崎市は特例法期限内での新富町との合併に慎重
※高岡町で宮崎市との合併の是非を問う住民投票を実施予定
※清武町で合併に関する住民投票を実施予定「田野町」「宮崎市,田野町」「合併しない」(2004/11/18)

宮崎も合併進展の印象が余り無い。新富町も入れてあげようや。

[市町村合併みやざき]佐土原町アンケ 宮崎市との合併、7割以上がすべき /宮崎
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041109-00000141-mailo-l45

 宮崎市と法定合併協議会を設置している佐土原町が8日、中学生以上の町民2万9961人を対象に実施した住民アンケート結果を発表した。回収率は63・17%。「宮崎市と合併すべき」「自立すべき」の二つの選択肢のうち、「合併」を選んだ人が72・16%を占めた。戸敷正町長は「宮崎市と合併する方向で調整し、12月議会での提案を目指したい」と語った。
 アンケートは県内で初めて中学生以上の未成年にも対象を広げ、10月に実施。「合併すべき」のうち「(宮崎市に)他町が加わっても」を選んだ人が49・02%、「他町が加わるなら合併すべきでない」は9・35%だった。「自立」は26・62%。
 戸敷町長は「宮崎市との合併協議を進めていいという意向を確認させていただいた。『自立』は町に愛着があるという意味であり、大切にしたい」と話した。
 町はアンケートの透明性を高めるため開票作業を公開し、公募したボランティア9人も集計に参加した。結果の詳細は12月1日、報告会を開いて町民に説明するという。

11月9日朝刊 
(毎日新聞) - 11月9日17時50分更新

816とはずがたり:2004/11/09(火) 21:20
http://www.the-miyanichi.co.jp/special/heisei/kenhoku09.html
諸塚村議会 離脱を可決
2004年11月5日
 諸塚村議会は四日臨時議会を開き、東臼杵南部合併協議会(西郷、南郷、諸塚、北郷村)に対して離脱を申し入れる議案を全会一致で可決した。
 諸塚村が“自立”の道を選んだことにより、同合併協は三村の枠組みで合併を目指すことになった。
 質疑では「離脱するとなればこれまでの三村との信頼、協力関係が損なわれる」との意見が出され、成崎孝孜村長は「感情的な問題はでてくるだろう。三村の首長には離脱の意向を説明しており、今後も誠心誠意取り組んでいきたい」と答弁した。
 成崎村長は九日に開く合併協正副長会議で正式に離脱することを報告する。諸塚村は厳しい財政に対応するため、十二日にも課長や課長補佐によるプロジェクトチームを発足させ行財政改革などに取り組む。

 ■諸塚離脱後も3村で合併協議 西郷村が確認
2004年11月5日
 西郷村は四日、合併に関する意見集約会を村ニューホープセンターで開いた。諸塚村が東臼杵南部合併協議会から離脱後、南郷村と北郷村との三村による合併を目指して今後も協議を進めることを確認した。西郷村が合併方針を明らかにしたのは初めて。
 同村は合併の是非について、村内十四カ所で説明会を実施。意見集約会はそれぞれの説明会で出された意見を踏まえ開かれたもので、村議、区長、高齢者代表ら四十人が出席した。
 同合併協会長を務める林田敦村長によると、集約会では全会一致で今後の厳しい村の財政状況に対応するためにも合併はすべきだ、との結論でまとまったという。
 林田村長は「三村による合併がうまくいくよう最善を尽くしたい」と話している。

 ■諸塚村、合併協を離脱 住民が自立求める
2004年11月2日
 諸塚村の成崎孝孜村長は西郷、南郷、諸塚、北郷の四村でつくる東臼杵南部合併協議会(会長・林田敦西郷村長)から離脱することを決めた。
 ほとんどの村民が自立を求めていることを受けたもので、すでに三村の村長にはその意向を伝えた。四日に臨時村議会を開き、「合併協離脱の申し入れ」の議案を提案する。村議会も可決する見通し。
 諸塚村によると、九、十月に十六地区で開いた合併の是非に関する住民説明会では、自立を望む意見が大半を占めたという。自治公民館代表らによる意見交換会でも「合併すれば三役、議員、村職員が減り、住民サービスが低下し過疎化に拍車がかかる」といった合併に反対する意見が相次いだ。
 成崎村長は村民の意見を真摯(しんし)に受け止め、最終的な態度を決めたい−としており「法定協で合併に関する議論を行う中、村民は自立の道を選択したと判断した」と説明している。
 十月下旬には林田西郷村長ら三村の首長と直接会い、一連の経過を報告した。村議会の可決を受けて、九日に予定されている合併協の正副長会で離脱の意向を表明する。
 協議会長の林田村長は「諸塚村が自主的に判断して決めたことだから何も言うことはない。四村の枠組みによる合併を目指していただけにとても残念だ。今後は三村による合併に取り組んでいきたい」と話している。
 同協議会は二〇〇六年一月一日の合併を目指し、新しい町の名称(美郷町)や本庁舎の位置(西郷村)など四十二に及ぶ合併協定項目を承認している。

 ■解説 問われる独自色発揮
2004年11月2日
 
 村民が自立を選ぶ理由には、諸塚村の基幹産業である林業に対して振興策などで三村と温度差があった。さらに、合併により村独自の自治公民館を中心とした村づくりが崩壊するのではないかといった懸念もあった。
 同村は先月、九州では初めてとなる、森林を世界水準で認定する森林管理協議会の認証を取得。これまでの先祖から受け継いだ村づくりが認められたと村民は歓迎し、自立の道を選択する後押しともなった。
 一方で、厳しくなるばかりの財政環境に不安を漏らす村民も少なくない。
 「自立するということは裏を返せばそれだけ大きな改革が求められるということ」と村幹部。村は自立時の財政シミュレーションを推進するため、近くプロジェクトチームを設立する。
 村の独自性を守り続けるため法定協からの離脱を選んだ成崎村長。これからのまちの展望を村民にどう示すのか、住民サービスを低下させずに村政を運営していくか、その手腕が問われる。
(日向支局長 杉尾 守)

817とはずがたり:2004/11/09(火) 21:25
<宮崎県・日向東臼杵南部地域>

※日向市,東臼杵郡 門川町,東郷町,南郷村,西郷村,北郷村,諸塚村,椎葉村を含む8市町村で「日向東臼杵南部合併研究会」設置:2001/7/30→解散:2002/3/31
|↓
|※日向市,東臼杵郡門川町の2市町で準備室設置:2002/12/1
|※東郷町が参加を申入れ(12/10),東郷町が加入(12/18)
|☆日向市・門川町・東郷町任意合併協議会(任意):2003/1/17
||
※東臼杵郡南郷村,西郷村,北郷村,諸塚村,椎葉村は日向市,門川町,東郷町との広域合併を断念
|↓
|※法定協議会設置案を日向市,東郷町が可決,門川町が否決(2003/12月)
|※門川町は合併に慎重,単独町制継続を検討へ
|※3市町での合併を断念,協議会を解散(2004/3/30)
||
|日向市長選で宮崎3区立候補の黒木健二氏当選(江藤派)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/1074
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/1076
||
|├→東臼井郡 ●門川町 単独町制
||
|※東郷町が日向市,門川町に法定協議会設置を申入れ(9/24)
||
|└→○日向市
| 日向市・東郷町合併協議会(法定):2004/10/29
| 日向市への編入 合併特例法期限(来年3月末)までに合併を申請し、06年3月合併を目指す>>688

※椎葉村を含む5町村で任意協議会設置:2002/10/1
※椎葉村が合併協議から離脱の意向を表明(2003/12/9),単独村制継続へ

├─→東臼井郡 ●椎葉村 単独村制:01年度の財政力指数0.150で単独村制が可能か疑問>>152

東臼井郡 ○美郷町 2006.1.1 新設/町制
|東臼杵南部合併協議会(法定):2003/12/25
| 東臼杵郡 南郷村,西郷村,北郷村,諸塚村
| ※新町名最終候補2点:入郷(いりごう),美郷
| ※新町役場:現・西郷村役場
| ※諸塚村は合併に慎重,協議会離脱案を可決(2004/11/4)離脱へ,単独村制継続へ
| >>816村の基幹産業である林業に対する認識の差違が存在。
|   └─→東臼杵郡 ●諸塚村
└─→東臼井郡 ○美郷町? 2006.1.1? 新設/町制?
   東臼杵郡 南郷村,西郷村,北郷村>>816残る三村は協議を続行へ

http://www.mapion.co.jp/c/f?el=131/19/58.395&amp;scl=500000&amp;size=954,768&amp;uc=1&amp;grp=MapionBB&amp;nl=32/30/33.450
諸塚村と椎葉村で合併は無いのかな?新町名:椎葉町,役所:旧諸塚村役場あたりで

818とはずがたり:2004/11/09(火) 21:28
日向・東郷・門川の3市町の枠組みを壊したのは門川町議会の姿勢か。
町政が立ち行かなくなったら町議が私財なげうって責任取れ!

■東郷町は法定協設置案可決
http://www.the-miyanichi.co.jp/special/heisei/kenhoku06.html#06
2004年3月23日
  門川町の住民発議の流れを受け、東郷町議会は二十二日、本会議を開き、町が提案した日向市、門川町との法定協設置議案を可決した。

 門川町議会の否決について小林理教東郷町長は「門川町の事情もあるのだろう。議会の判断は尊重しなければならない。ただ、合併については三市町の枠組みが最高の形。時間を置いて話し合いは続けていきたい」と話している。

 一方、日向市も四月に臨時議会を招集し、法定協設置議案を提案する見通し。

 ■「住民無視した判断」 門川法定協賛成派
http://www.the-miyanichi.co.jp/special/heisei/kenhoku06.html#05
2004年3月23日
  「あまりに住民を無視した判断だ」―。住民発議による日向市、東郷町との法定合併協議会設置議案を門川町議会が否決した二十二日、いら立ちの声が同町町民から上がった。「将来像を探るためにも法定協でより深い論議を」と集まった署名三千人分の“声”は議会へ届かなかった。

 住民団体代表や法定協設置に賛成する町議らが設置議案の再提案のために集めた署名は三千二百六人分。合併特例法が定める有権者数の五十分の一を大きく上回る。町民の反応を合併論議の高まりと受け止めた代表らが「議会で理解は得られるもの」と期待を寄せる中、町議会は再び否決した。

 反対討論では「任意合併協議会で議論は尽くされた。法定協設置の理由さえ不明確だ」などと、議論を深めること自体を否定する意見も。米良成志町長や一部町議の「性急な合併には反対。将来的に合併は必要」という認識に対し、傍聴に訪れていた男性は「悠長なことを言っていられる時代ではないのに…」とため息をついた。

http://www.the-miyanichi.co.jp/special/heisei/kenhoku06.html#04
 ■法定協設置案また否決 門川町議会
2004年3月23日
  門川町議会は二十二日、本会議を開き、同町の住民団体代表らによる住民発議を受けて町が提案した日向市、東郷町との法定合併協議会設置議案を賛成七、反対八で否決した。

 同議会は昨年の十二月定例会でも法定協設置議案を否決している。米良成志門川町長は「議決を重く受け止め、自主自立を目指す」と述べ、現時点で三市町の合併論議は白紙となった。

 採決前の討論では、設置に賛成する町議から「住民発議で署名した三千人以上の民意をくみ取るべきだ」、反対する町議からは「三位一体改革の税源移譲の組み立ても示されていない中、急いで合併の結論を出すべきではない」などの意見が出された。

 米良町長も定例会に設置反対の意見を付けて提案。「住民発議は町民間に合併問題に対するそれなりの関心があったことと真摯(しんし)に受け止めたい。しかし、議員も十分に論議し、民意をくみ取った上で判断している」と述べた。

 今後、法定協設置の可能性として住民発議による住民投票実施請求がある。今回の法定協設置請求の請求代表者の一人で、「日向市・門川町・東郷町の合併を進める会」の松澤衛門川町商工会会長は「住民投票実施を請求するかどうか、関係者と早々に協議したい」と話している。

819とはずがたり:2004/11/09(火) 21:50
>>819-821
宮崎海岸沿いに南から新富・高鍋・川南・都農と並び,新富参入前は高鍋・川南・都農の中心でもあり庁舎も綺麗な川南と言う事で落ち着いたが新富・高鍋・川南・都農となると中心は県の出先機関などの存在も考えると当然高鍋って事になるんだな。。木城町は電源交付金で豊か,高鍋は期限内合併に意欲,他町は静観か。

■消えた新市 解散・東児湯合併協
http://www.the-miyanichi.co.jp/special/heisei/kieta.html

 「一体、何のための協議会だったのか」―。五日、解散が正式に決まった高鍋、木城、川南、都農四町による東児湯合併協議会(法定協)。膨大な時間と人、金を費やしながら、まちの将来図を描けないままの崩壊に、関係者や住民からは不満の声が上がっている。
 新富町の法定協への参加問題を引き金に庁舎問題が再燃。新富町が不参加を表明したが、木城町の五町推進論が枠組み問題の火付け役となり、法定協設置からわずか八カ月で新市構想は消えた。経過と今後の動向を探った。
  (東児湯合併取材班)

 (上)要因 庁舎位置で綱引き
2004年8月6日
 新市が誕生した場合、庁舎を抱えることの魅力は大きい。東児湯のシンボルになるだけでなく、地域活性化への期待も高まる。
 法定協移行へのたたき台をつくる任意協では「敷地、庁舎面積などから川南が適当」「合併の是非を判断後に審議しては」「支所機能を充実させるべきだ」などの意見が出され、検討してきた。
 その結果、現庁舎を活用する場合は、地理的条件や施設の規模などから「川南町役場が適当」と確認した。
 決定ではなく、あくまでも確認だったが、これが後々まで尾を引く。
 今年の川南町賀詞交歓会で内野宮正英町長が「任意協で確認されていることを守っていきたい。川南に本所(庁舎)を置くことが川南の将来の発展に大きく寄与することは間違いない」とあいさつ。関係者は「あれが他町の心証を悪くした」と証言する。
 協議会のある委員は「あたかも決まったような発言に思われ、『庁舎は何が何でも川南だ』と町長自身を追い込む結果になった」と振り返る。
     ◇    ◇
 新富参加問題では、四町長は庁舎位置を含む確認事項の順守を新富に求めた。
 「五町になれば中心の座標軸は高鍋にずれる」のが大勢の見方で、「だから、川南は受け入れに抵抗している」との憶測も呼んだ。新富町の川越俊宏町長も「常識で考えれば庁舎は高鍋」。
 一方、都農町の河野通継町長はかねて、「高鍋が小丸川を越えて上がってくるのか」と高鍋町の庁舎問題に対する姿勢にけん制球を投げてきた。
 その高鍋町は、任意協で川南案に賛成する委員もいたが、法定協の小委員会では数多くの国や県の出先機関がある現状などを示し、「庁舎は高鍋」と主張。手狭な庁舎スペースは隣接する公共施設を買収することでカバーできる、と具体案も提示したが、他町の委員からは本音に不満も漏れた。
 庁舎問題に加えて、解散の要因の根底には各町の合併論議への温度差もあった。四町長が四町枠でいったん合意したにもかかわらず、法定協は第二回から新富参加問題に終始。受け入れの是非をめぐって新たな枠組み問題に発展し、混乱した。
 「合併に対する四町の基本認識が一致していれば、降り掛かってきた問題を乗り越えることもできたはず」と、ある町の幹部はスタート時点での足並みの乱れを指摘する。
 「なぜ今、合併論議が必要なのか」という本質そのものを持ち合わせずに設立した協議会では、目先の利害ばかりが見え隠れし、解決の糸口すら見いだすことはできなかった。

820とはずがたり:2004/11/09(火) 21:50
>>819-821

 (中)思惑 離脱期探った木城
2004年8月7日
 新富町参加問題で揺れていた今年三月。東児湯合併協議会(法定協)からの離脱を促す木城町議会に対して、同町執行部は「ほうっておいても庁舎問題で破たんする。自ら手を汚す必要はない」と協議継続を諭し、離脱のタイミングを見計らっていた。
 しかし、新富町参加をめぐって、田口晃史木城町長はついに「あくまで五町合併。実現しなければ、町民に対して責任を取る」(五月二十七日、第五回協議会)と発言。望まなかった“悪者”への引き金を自ら引き、法定協は一気に解散へと向かった。
     ◇    ◇
 「児湯五町での合併ならやむを得ないが、当面は自立の道を選びたい」(田口町長)とするのには、木城町にとって特例債が「あめ玉」に映らない、財政面での独自の背景がある。
 小丸川揚水発電所を立地したことによる電源三法関連の交付金の存在だ。それはまた、解散が決まったにもかかわらず、同町に法定協設置のラブコールを送る東児湯、西都市議会にも魅力的な財源として映る。
 同町に落ちる「電源立地地域対策交付金」は一九九九―二〇〇七年の九年間で十七億四千万円。発電所完成後は、年々減額されてはいくものの、大規模償却資産税が年間最高約二十億円(同町推定)入ってくる。
 人口約五千七百人、本年度一般会計当初予算三十六億三千四百万円の“小さな町”だが、電源交付金や九電からの協力金(寄付金)が、公共下水道整備(宅地から公共汚水升までの取り付け負担金約二十五万円を町が全額補助など)、保育料月額三万円打ち切り、小中学生の修学旅行の交通費無料化、給食費補助、情報通信整備などの制度・事業などに反映され、住民からも「単独」を望む声が大きい。
 町企画課も「発電所完成までの四、五年間は行財政のスリム化、効率化でカバーする。国からの交付税・補助金がカットされても、現状の予算だったら十五年、切り詰めれば二十年以上は単独でやっていける」と踏む。
     ◇    ◇
 一方で、電源交付金や償却資産税は「まやかしだ」という声も。
 町内のある畜産業男性は「県内の発電所を持つ自治体の財政に余裕があるか」と問い、「百年の計が描けなければ、ゆくゆくは吸収合併という形になってしまう」と危機感の薄い町政を危ぐする。
 四十五世帯九十九人が暮らす中之又地区の農業女性(51)は「常に、忘れられる不安がある」という。中武繁公民館長(73)は「もう地区出身町議もいない。小さな町だから今は声が届くが、これから先どうなっていくのか」と不安を募らせる。
 へき地を抱え、高齢化が進む同町に、発電所以外の大きな財源は見込めない。将来の町の青写真をどう描くのか―。東児湯の各自治体とともに、法定協解散はさらに重くのしかかる。

821とはずがたり:2004/11/09(火) 21:51
>>819-821
 (下)動き 民間主導で推進も
2004年8月8日
 「合併するだろうという認識を持っていたが、解散してしまった。今は町民の声を上げて、(合併への)波を起こし、うねりを起こしていかなければならない」
 高鍋町で六日夜あった「市町村合併を進める会」(会長・後藤英夫町自治公民館連絡協議会会長)の設立総会。発起人代表としてあいさつに立った高鍋商工会議所青年部の川上智以会長は、住民レベルで設立した会の意義を訴えながら、協力を呼び掛けた。
 東児湯合併協議会(法定協)の解散を受け、急きょ発足させたのは「合併なくして高鍋のあすはあるのか」という危機感がある。
 削減される交付金・補助金、進む少子高齢化など山積する課題。現行の合併特例法の期限が来年三月に迫り、このまま合併のチャンスを逃すと、特例債を将来の町づくりに活用できない焦りに加え、さらに知事主導による合併新法も待ち構えているという理由だ。
     ◇    ◇
 行政頼みでない、民間主導による新しい動きを評価する半面、「もう少し早ければ…」と残念がる出席者も。実際、同会役員は「住民レベルで盛り上げなくても、合併できるとの見方が甘かった」と反省する胸の内を明かした。
 理想は東児湯五町だが、当面は木城、新富町との三町合併を進めたい考え。高鍋、木城町は新富町の法定協参加を働き掛けた経緯もあり、実現可能な枠組みを選んだ。
 現在のところ木城、新富町では表だった動きはないが、「タイムリミットを考えると二町でも三町でも進めたい。高鍋から投げたボールを返してくれたところから始めたい」(同会役員)と今後の展開に最後の望みをつなぐ。
     ◇    ◇
 一方、高鍋町の吉本光朗町長は五日の臨時議会で「解散をスタートとし、東児湯五町による法定協設置を提案したい」と表明し、翌六日に四町の町長、議長に文書を送った。
 五月下旬に法定協参加を断念した新富町の川越俊宏町長は「合併自体は否定しない。研究は続ける」としながらも、「住民に信を問う。町民とじっくり話し合い、性急な合併はしない」と断言。合併特例法期限内での行政主導による合併を事実上見送る構え。川南、都農町も急々に反応する気配は見られない。
 本音のない腹の探り合いばかりで、新市の町づくりを話し合う前に“空中分解”した法定協。「真剣に議論しなければ、また同じことの繰り返しになってしまう。そもそも、町づくりのビジョンがないから、合併後の姿も描けないのでは」と高鍋町の主婦(80)は冷ややかに指摘する。
 今後の東児湯の将来像に解散の教訓は生かせるのか―。振り出しに戻った今こそ、原点に立ち返った町づくりの議論が求められている。

新設/市制○○市
児湯郡 高鍋町,木城町,川南町,都農町
☆東児湯合併協議会(2004/8/31解散)
※西都市,児湯郡新富町,西米良村,宮崎郡佐土原町と8市町村で研究会設置:2001/6/27→解散:2002/3/31
※高鍋町,木城町,川南町の3町で任意協議会設置:2002/4/15
※都農町が加入(2002/9/2)
※法定協議会設置:2004/1/1 ※合併予定期日:2005/3/31
※新市名公募上位10点:尾鈴(おすず),児湯(こゆ),東児湯,おすず,高鍋,東九州,新納(にいろ),秋月(あきづき),たかつき,東都(とうと)
※新市役所:現・川南町役場
※新富町が参加を申入れ(2004/2月)
※新富町の加入に高鍋町,木城町が前向き,川南町,都農町が慎重
※新富町は当面の間,単独町制継続を表明(5/28)
※新富町の加入の是非などを巡り協議が難航
※4町での合併を断念,協議会を解散(8/31)
※高鍋町,木城町は新富町を含む5町での合併を視野に検討へ
※都農町は川南町との合併も視野に検討へ
※新富町は児湯郡内での合併に慎重,宮崎市との合併を検討へ
※高鍋町,木城町,新富町で3町での法定協議会設置を求める住民発議
(推) 57,470 (国) 58,458  382.54

822とはずがたり:2004/11/09(火) 22:18
【宮崎県地域別合併推進状況】>>152
=宮崎地区=
■宮崎市2006.1.1>>543(04/10時点まとめ)
宮崎市, 宮崎郡 清武町,田野町,佐土原町(>>815住民アンケでも宮崎推進へ),東諸県郡 高岡町
(西宮崎市:清武町,田野町,○○市:東諸県郡 高岡町,国富町(,●綾町)構想も)>>175

□○○市
西都市, 宮崎郡 佐土原町,児湯郡 新富町,西米良村
☆一ツ瀬川流域任意合併協議会(任意)(2003/12/25解散)
※児湯郡高鍋町,木城町,川南町,都農町と8市町村で研究会設置:2001/6/27→解散:2002/3/31
※任意協設置:03/1/30
※佐土原町は宮崎市との合併を検討へ,法定協設置
※●西米良村が合併協議から離脱を表明(12/10),単独村制継続へ
※4市町村での合併を断念,協議会を解散(2003/12/25)
※西都市は新富町と2市町での合併も検討,新富町は児湯郡内や宮崎市との合併も検討へ

□○○市>>819-821
児湯郡 高鍋町,木城町,川南町,都農町
新富町の加入を巡って紛糾。協議会解散

=延岡・日向・臼杵地区=
■延岡市2006.2.20延岡市, 東臼杵郡 北方町,北川町,北浦町(←北三町)
延岡市・北方町・北浦町・北川町合併協議会
※任意協設置:03/1/17※北川町を除く3市町で法定協設置:04/1/30,北川町が加入(4/28)

□○○市>>817
├→■日向市(日向市・東郷町)
↓  └●東臼杵郡 門川町
■東臼杵郡 美郷町(南郷村,西郷村,北郷村)
|└─●東臼杵郡 諸塚村
└──●東臼杵郡 椎葉村

西臼杵郡 ●高千穂町,●日之影町,●五ヶ瀬町
☆西臼杵任意合併協議会
※研究会設置:01/6/15,任意協設置:03/2/13
※3町で法定協を求める住民発議(同一請求),高千穂町が可決,日之影町,五ヶ瀬町が否決
※3町は単独町制継続へ

=西・北諸県地区=
□都城市 新設>>50
都城市, 北諸県郡 山之口町,高城町,山田町,高崎町
★都城北諸合併協議会:特例市並み権限を県に要望 >>233
※三股町を含む北諸県郡5町で任意協議会設置:2003/1/21
※都城市がオブザーバー参加(5/12)
※三股町が合併協議から離脱(12/24)
※5市町で法定協議会設置:04/2/9

小林市, えびの市,西諸県郡 高原町,野尻町,須木村
研究会設置:01/8/6,任意協設置:2003/1/9,えびの市が離脱,任意協解散:03/10/4
├→●えびの市,高原町
小林市, 西諸県郡 高原町,野尻町,須木村
★小林市・野尻町・須木村・高原町合併協議会(法定)
※高原町が法定協議会不参加を表明(2004/1/28)
※高原町を除く3市町村で準備会設置:04/1/29,法定協設置:04/2/16.高原町が加入(04/4/1)
※野尻町議会が「合併に伴う電算システム統合に関する議案」を否決(9/28)→再び否決(10/26)
※協議会を一時休止(9/30)
├→●野尻町
小林市, 西諸県郡 高原町,須木村

=日南地区=
日南市, 串間市, 南那珂郡 北郷町,南郷町(>>212二市二町推進要望を04/02)
☆南那珂地域任意合併協議会(任意)(2003/7/10解散)
├→●串間市>>96離脱へ
○○市
日南市, 南那珂郡 北郷町,南郷町
※南郷町は合併の是非を問う住民投票の実施を検討へ(2005年)

823とはずがたり:2004/11/09(火) 22:31
<宮崎県合併講評>

余り進展が進んでないイメージだったが宮崎市・延岡市・日向市・都城市・日南市・小林市が周辺市町村を吸収(県境で相手日南・小林に主導権握られる串間・えびのは単独)すればそれなりに格好がつくのか?東児湯の合併が破綻した上に,単独を選択した西臼杵郡や椎葉・諸塚・西米良等の山の中の各町村は単独でどうするつもりか?西臼杵と延岡,諸塚と椎葉,門川と日向,西米良と西都などが将来一緒になるのか?
現行の市が核となって周辺市町村を吸収する一方全郡での合併市制移行型はなく,岡山型というより和歌山型か。

こうした破綻した自治体を救済する自治体への優遇策というか支援策が必要になりそう。。
支援ではなく優遇策となれば大鰐・黒石救済で大弘前も再び可能かもしれぬ。

824とはずがたり:2004/11/10(水) 00:06
>>746 大隅中央地域合併協議会
>>794 「肝属東部から離脱を」−東串良町の住民団体が陳情・市町村合併 東串良町議会は肝属東部離脱可決
>>795-798 肝属東部地区合併協議概況
市町村合併 来年3月22日に新町/肝属協・新名称「国見町」を要求/高山町議会・次回会合の日程は、東串良町が内之浦、高山町との3町合併の意思を問う住民投票を予定していることなどから決まっていない。・東串良町の意志不明として内之浦・高山両町2町合併改めて決定:奥園拓夫・東串良町長は「2町推進が決まった以上、今の住民投票は無意味。新たな枠組みでの住民投票を検討したい」と話した。

田之畑議長は高山、内之浦町との3町合併を支持しているが議会は離脱を決定。
住民グループ「東串良町を考える会」(石田直行会長、30人)は肝属東部からの脱退を目指しているのだな。
町長は二町との合併に余り乗り気ではない。
で,今回の市民運動はどういう人たちがやってんの?

[かごしまの合併]町議会議長、リコールへ−−東串良町住民が署名提出 /鹿児島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041109-00000161-mailo-l46

 ◇「合併選択肢狭めた」
 合併先が決まらず混迷を深めている東串良町の住民が8日、田之畑稔・町議会議長に対して「合併の選択肢を限りなく狭めている」などとして、地方自治法に基づく議員解職請求(リコール)の署名2722人分を町選管に提出した。審査により有権者の3分の1(2080人)以上が有効とされれば、町選管は改めて本請求を受け、60日以内に解職の可否を問う住民投票が行われる。
 署名簿を提出したのは同町岩弘の会社員で代表請求人の松倉信雄さん(60)ら町民5人。請求書などによると「田之畑議長は高山、内之浦町との3町合併を支持しているが、ほかの枠組みを望む町民も多い。さらに過去の合併協議で“利欲的”ともとれる発言があった」などと説明。これに対し、田之畑議長は「議員としての主義・主張を弾圧するもので民主主義の社会では許されるものではない」と反論している。
 東串良町は03年4月から高山、内之浦、串良町との4町で合併協議を進めてきたが、串良町に続き昨年12月離脱。その後、高山、内之浦町は2町で肝属合併協を設置。一方、東串良町は9月、2町との合併の可否を問う住民投票条例案を町議会が可決。だが、住民投票は実施日さえ決まらず、肝属合併協は「態度が不明確」として東串良町への門戸を閉ざした。

11月9日朝刊 
(毎日新聞) - 11月9日17時50分更新

825とはずがたり:2004/11/10(水) 00:21
<宮崎県>南那珂地域
南郷村は住民投票だし北郷町長は自立派なのか・・

■「自立の意向変わらず」 北郷町長
http://www.the-miyanichi.co.jp/special/heisei/rensai03.html#05
2004年7月13日

 十一日の北郷町の住民投票で、日南市、北郷、南郷町の枠組みでの法定合併協議会設置が決まった。
 自立を表明していた北郷町の植野章一町長は十二日、記者会見を開き「自立の考えは変わらないが、投票の結果は厳粛に受け止める。法定協では真剣に話し合い、町民に説明していきたい」と話した。
 設置賛成が有効投票総数の約六割を占めたことについて植野町長は「(法定協設置推進派は)合併を前提としていないという主張だったので、賛成した人も多かったと思う。自立の方針まで否定されたとは思っていない」と強調。「設置反対者が約四割いたことも受け止めなくてはならない」と付け加えた。
 推進派の「北郷を愛する会」(三十四人)の黒木康夫代表(44)は「国からの交付金が削減される中、住民が夢と希望を持てるまちづくりがどうすればできるのか、住民本位の視点で考えてほしい」と、法定協での話し合いに期待を寄せる。
 一方、慎重派の「小さくても元気な北郷町をつくる会」(十人)の由地俊広代表(45)は「設置された以上、合併のメリットとデメリットをしっかりと論議してほしい」と話している。
 住民投票の結果は設置賛成千九百四十六票、反対千百五十六票。賛成が有効投票総数の過半数を上回り、合併特例法に基づき、法定協設置が決まった。

■住民投票で法定協設置を決定 今後の展望は
http://www.the-miyanichi.co.jp/special/heisei/rensai03.html#06
2004年7月14日
 日南市、北郷、南郷町による法定合併協議会設置の是非を問う北郷町の住民投票は、賛成票が有効投票総数の過半数を占め、合併特例法に基づく法定協設置が決まった。
 住民発議による三市町の枠組みでの法定協設置議案を日南市、南郷町は可決しており、休止状態だった南那珂の合併論議がこれから再開する。
 法定協設置の時期など見えてこない部分も多い。今後の展望を探った。(日南支社・甲斐亮児)
 まずは法定協がいつ動きだすかだ。設置議案を町議会が否決したため、住民投票を請求した北郷町の住民団体「北郷を愛する会」の黒木康夫代表(44)は「一刻も早く合併論議を始めてほしい」と求める。
 しかし、住民投票と同じ十一日に投開票があった日南市長選で谷口義幸氏(61)が新市長に当選し、事務引き継ぎや人事異動などに伴う時間的問題が浮上した。仮に幹部人事に手惑い、法定協設置に伴い人員拡充なども図った場合、協議開始時期は延びることも予想される。
 現時点では、法定協設置への具体的な道筋ははっきりしていない。
     ■   ■
 論議の行方も焦点となる。合併特例法期限の来年三月末までに何らかの結論を出すのか、期限にはこだわらず、じっくりと論議を深めるのか。
 三市町の行政関係者や住民の間には「(特例措置が受けられる)特例法の期限に向けて、できる限り努力をするべきだ」という声もある。しかし、住民説明会などの時間を考えると、年末か来年一月ごろまでには結論を出す必要がある。残された期間でどこまで突っ込んだ議論ができるのか。期限に間に合うかどうかも微妙だ。
 合併推進の谷口新市長は「法定協で合併のメリット、デメリットを徹底的に議論したい」と意欲を見せるが、結論の時期はまだ考えていない。
 一方、北郷、南郷町の町長は自立の意思を明確にしており、法定協では各首長の意見の擦り合わせも注目される。
     ■   ■
 住民投票が行われた北郷町では「国の方針を考えると今後、合併は避けて通れない」「合併しても周辺部の北郷は寂れるばかり」など町民の意見は分かれた。
 ただし「法定協で南那珂の未来を真剣に話し合い、情報提供を」という点は一致。これは住民発議をした日南市、南郷町の住民も同じだ。
 法定協では、これらの声を受け止め、三市町の発展を第一に考えた議論が求められる。

826とはずがたり:2004/11/10(水) 00:26
<南那珂地区・串間離脱>

>市内六地区で見た集計では、「昭和の大合併」で串間市への参加に激しい住民からの反対があり、今も南郷町との結び付きが強い市木地区で、「合併賛成」が77・34%に上った。

ジジイの意見は聞かなくてよかんべ。
>年代別でも意見が分かれた。三十代、四十代、五十代は「賛成」が「反対」より10ポイント以上多かったのに対し、六十代ではほぼ半々、七十代では逆に「反対」が「賛成」を上回った。

■賛否分かれる 串間市民アンケート
http://www.the-miyanichi.co.jp/special/heisei/rensai03.html#01
2003年12月3日
 市町村合併について、串間市は二日までに、先月実施した市民アンケートの調査結果をまとめた。 合併の是非について「賛成」が最も多かったが、「反対」「分からない」とほとんど差がなく、意見が三つに分かれた。
 アンケートは、有権者のおおむね五人に一人の割合となる四千人を抽出して実施。十一月二十七日の締め切りまでに千九百四十人(回収率48・5%)から回答があった。
 合併の是非について、三者択一で尋ねる質問では「賛成」七百二人(36・18%)、「反対」六百二十六人(32・27%)、「分からない」六百十二人(31・55%)と、ほぼ三つに意見が分かれた格好。
 「賛成」と答えた市民に相手市町村の枠組みを尋ねると、「日南市・北郷町・南郷町」五百四十一人、「南郷町」四十六人、「鹿児島県志布志町」三十二人。
 これまで主に議論されてきた南那珂二市二町の枠組みが、市民に浸透していることが分かった。
 市内六地区で見た集計では、「昭和の大合併」で串間市への参加に激しい住民からの反対があり、今も南郷町との結び付きが強い市木地区で、「合併賛成」が77・34%に上った。
 年代別でも意見が分かれた。三十代、四十代、五十代は「賛成」が「反対」より10ポイント以上多かったのに対し、六十代ではほぼ半々、七十代では逆に「反対」が「賛成」を上回った。
 南那珂二市二町の合併をめぐっては法定合併協議会設置の期限が迫っているが、同市の鈴木重格市長は「(合併か、自立か)十二月議会中には決断する」としている。

827とはずがたり:2004/11/10(水) 00:27
<南那珂地区・串間離脱>

>一昨年十月に広域合併し、本所を串間市に置く南那珂森林組合

■串間市長「自立存続」を決断 反応さまざま
http://www.the-miyanichi.co.jp/special/heisei/rensai03.html#2
2003年12月12日

 南那珂二市二町の合併をめぐり、串間市の鈴木重格市長は九日の市議会一般質問で、同市が合併せずに自立存続を目指すことを正式に表明した。
 市長は決断に至った経緯を「市民アンケートの結果や住民説明会での意見、経済団体リーダーや市民の声を聞き、熟慮を重ねた上で判断した」と述べた。

 鈴木市長の決断に大きなウエートを占めたのが、市議会の動向だった。
 行政改革・市町村合併調査特別委員会が「合併せず自立を」とする中間報告を今議会冒頭で行い、市長は「非常に重く受け止めた」と語っている。
 市議会の反応はどうか。森光昭議長は「市長が特別委の報告を踏まえ、その方向性と同じ決断をしたことは高く評価したい。市議会としても今後、議員定数削減など行政改革に取り組んで自立をサポートしたい」と、行政側と歩調をそろえる。
 だが、合併の賛否とは別に、議員の中からは「法定合併協議会(法定協)で議論してからでも最終的な判断は遅くない」など、市長の事の進め方に異論も出ている。
 市内の経済団体リーダーの受け止め方はさまざまだ。
 串間商工会議所の井手徳幸会頭は「商工会議所内に合併調査委員会をつくり、近く商工業者にアンケートを実施して意向を測る予定だった。商工業界としてまだ判断が出ておらず、市長の結論は早過ぎるのでは」と戸惑いを見せた。
 一昨年十月に広域合併し、本所を串間市に置く南那珂森林組合の島田俊光組合長は「仮にいま二市二町で合併すれば、日南市への一極集中が強まり、串間の過疎に拍車が掛かるだけ」と非合併の方針に理解を示す。
 一方で、「森林組合、農協など経済団体が先行して合併したのは、将来の自治体合併を見据えた上でのこと。この先、合併は避けては通れない」との見方も。
 住民の声を代弁する区長会は複雑な表情。
 市区長会連合会の原嘉一郎会長は「市内の全区長を対象にした合併説明会の中で、合併するしないは別として、ぜひ法定協までは参加して議論を深めてほしいと市長に要望した。それが受け入れられず残念。住民の意思を十分理解しているとは思えない」と話した。
 市民の間では、必ずしも議論が盛り上がっているとはいえない。情報不足を指摘する声は多い。
 自営業男性(43)は自立存続に賛成しながらも、「市は自立によるメリット、デメリットの具体的な説明がまだまだ足りない。自立すれば今後、財政的に市民も痛みを覚悟しなければならないが、どのような痛みなのか、市民はよく理解できていないのではないか」と懸念している。

828とはずがたり:2004/11/10(水) 00:28
<南那珂地域・串間離脱>

南郷町はかなり強く慎重なんだな。。

http://www.the-miyanichi.co.jp/special/heisei/rensai03.html#03
■串間市自立表明の波紋 対応迫られる日南、北郷
2003年12月14日

 県南二市二町の合併問題が混迷の度を増してきた。鈴木重格串間市長の自立存続の意思表明(九日)に続き、十一日の南郷町議会一般質問でも阪元勝久町長が法定協への不参加と、自主自立を目指す考えを明らかにした。

 串間市の不参加で二市二町の枠組みは崩れ、県が示したもう一つの合併モデル「一市二町」(日南市、北郷、南郷町)も先行きが見えなくなった。日南市と北郷町は対応を迫られている。

 「二市二町以外の枠組みは考えておらず、串間市が自立を表明した時点で、法定協設置はなくなった」。南郷町の阪元町は不参加の理由をこう説明した。

 阪元町長は四月の町長選で「まずは単独生き残りを目指す」との公約を掲げ、自立路線を訴えて当選。

 その後「南那珂は一つ。二市二町の枠組みであれば、法定協に参加する意思がある」とやや軟化し、議会などで示してきた。

 十月上旬から十一月末まで町内全域で行った住民説明会でも、同様の見解を説明しており、串間市の意向を受け、阪元町長が不参加を打ち出すのは、“既定路線”だったといえる。

 ただ、町長の意向に対し、町議会の南那珂地域合併問題特別委員会(坂元啓一委員長、十五人)がどう反応するか。同委員会では十月に法定協設置を求める要望書を阪元町長に提出するなど前向きなだけに、現時点では町長と議会の考え方に隔たりがある。

 阪元町長は「二市二町以外の枠組みでは厳しいと言ってきた。議会にも理解をしてもらっていると思う」。

 ただ、議員の中には「もう少し時間をかけて検討してほしかった」という異論もある。今後、議会がどのような答えを出すか注目が集まる。 

 また、自立の道を進むことになれば、厳しい財政運営を強いられるのは明白だ。

 今後は町独自の行財政改革案を基に財政健全化を図るが「町民にも痛みを伴う」と阪元町長は認める。痛みの具体的な中身をできるだけ早く示し、理解を求める努力も必要だろう。
 
 二市二町で唯一、合併推進の考えを明確にしている日南市が受けた衝撃は大きい。

 「法定協設置は十二月がタイムリミット」と言ってきた北川昌典市長だが、「今年中の法定協設置はかなり厳しい」と、認めざるを得ない苦しい状況となった。

 日南市議会は十一日に北郷、南郷町との法定協設置を求める決議案を可決。北川市長も阪元町長に再考を求め、「一市二町」の枠組みの死守に全力を注ぐ構えだが、見通しは不透明だ。

 法定協への態度を明らかにしていない北郷町の動向も含め、今後も各市町の動きを注視する必要がある。

829とはずがたり:2004/11/10(水) 00:33
いいぞ公明党。。

北九州・中間市の合併問題 公明・中間市議団、定数特例を容認 /北九州
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041109-00000194-mailo-l40

 ◇「3」案に一本化、採択へ−−きょう法定協
 北九州、中間両市の合併問題で公明党中間市議団3人は、議員定数にかかわらず、合併に賛成することを決めた。8日、香川実市議が明らかにした。しかし、現時点で合併賛成の中間市議は過半数を超えておらず、合併の議会議決が成るかはいまだ不透明だ。
 両市の合併協議では、合併後の中間市域の議員定数を巡り、北九州市側が定数3の定数特例を主張、中間市議側が定数21の全市議を残す在任特例を求め、意見が対立。法定協議会では両論併記の議案が繰り返し継続審議になった。
 最終回とされる9日の法定協では、定数特例に一本化した議案が提案、採択される見込みで、香川市議は在任特例を支持してきたが「我々は合併賛成を主張し、支持者の中にも賛成が多い。合併推進のため、定数特例に賛成する」と話す。
 しかし、法定協の全22項目で合意できても、現時点で中間市議会は、合併議案を否決する公算が大きい。
 その打開策として再浮上している地域審議会だが、8月の法定協で北九州市側は定数特例とセットで設置を提案し、失職した中間市議の審議会入りにも言及した。しかし、8日にあった法定協委員の中間市議による事前協議では、報告された議案に審議会設置の文言はなく「北九州市は合併する気があるのか」などの発言もあったという。
11月9日朝刊 
(毎日新聞) - 11月9日17時36分更新

830とはずがたり:2004/11/10(水) 00:42
<香川県>高松市
いいねぇ(新)高松市
高松市, 木田郡 牟礼町,庵治町,香川郡 塩江町,香川町,香南町,綾歌郡 国分寺町

[行政議会選挙]高松市と周辺町の合併重点支援地域に香南町を追加指定 /香川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041109-00000257-mailo-l37
 県は8日、高松市と国分寺町など周辺5町でつくる合併重点支援地域に、香南町を追加した。これで高松市と合併協のある6町すべてが同地域に指定された。県内の合併重点支援地域は、6地域で5市15町。

11月9日朝刊 
(毎日新聞) - 11月9日17時32分更新

香川、香南2町合併協、休止か 1日発足、会合開かぬまま /香川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041109-00000254-mailo-l37
 今月1日に発足した香川、香南両町の合併協議会が、会合を一度も開かないまま休止する可能性のあることが8日、分かった。香南町議会で調整を進めており、辻正雄町長が、近く香川町に休止の意向を伝える方針。
 塩江町を含む香川郡3町は、高松市との合併協を個別に設置。谷輝男・元香南町長らは3町合併を模索したが、塩江町の強い反対で頓挫。2町の枠組みを巡る動きが議員や住民の間で出始めた。
 香川町民有志の住民発議により、2町での合併協設置案が両町議会で今年8月に可決。各町が高松市と設置している合併協とは別に、新たな合併の枠組みが出来上がった。しかし、今年1月と9月に、香川、香南両町で高松市との合併推進派候補が相次いで合併消極派の現職を破り当選。2町合併は宙に浮いた格好になっていた。
11月9日朝刊 
(毎日新聞) - 11月9日17時32分更新

831とはずがたり:2004/11/10(水) 00:45
これでほぼ合併協議の状況が解るねぇ。

http://www.soumu.go.jp/gapei/jyuten.html
【合併重点支援地域の指定状況

832とはずがたり:2004/11/10(水) 18:29
<千葉県>
別に外の有識者が説得力有るなら呼んでくればいいじゃないか。
合併反対派も田中康夫でも連れてきて煽って貰えばいいんだ。

※山武郡大網白里町を含む7市町村で準備会設置:2002/11/7
※7市町村で任意協議会設置:2002/12/25
※大網白里町が合併協議から離脱(2003/3/31)→大網白里町は単独市制施行を検討へ
※蓮沼村は成田市を中心とした合併も検討,法定協議会不参加
※蓮沼村を除く5市町で法定協議会設置:2003/4/1

九十九里市
2005.3.22東金市, 山武郡 九十九里町,成東町,山武町,蓮沼村,松尾町
★山武地域合併協議会
※新市名最終候補7点:九十九里,つくも,山武,上総,東金,九十九里浜,東千葉
※新市名:九十九里市(くじゅうくりし)
※新市役所:現・東金市役所
※蓮沼村が参加を申入れ(2003/5/12),蓮沼村が加入(5/28)
※法定協議会設置を求める住民発議
※山武町の庁舎新築計画に他5市町村が慎重,合併協議を一時休止(2004/4/19)
※山武町は合併前の庁舎新築を見送り,合併協議を再開(6/23)
※東金市の住民投票後まで合併協議を休止(10/4〜)
※合併の是非を問う住民投票を実施予定
※東金市:2004/11/28 名前が消える反発有り?
※山武町:2004/12/5「山武町,八街市,富里市」の構想もあり

山武地域6市町村の合併討論会、人選で対立し中止に−−賛成・反対両派共催 /千葉
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041109-00000123-mailo-l12

 東金市で28日に実施される山武地域6市町村の合併の是非を問う住民投票を前に、賛成、反対の両派が9日に共催予定だった討論会が、討論者の人選をめぐり両派が対立、中止になったことが分かった。
 討論会は東金文化会館を会場に、東金市選挙区選出の石橋清孝県議(55)がまとめ役となった。石橋県議によると、両派がそれぞれ3人ずつ討論者を出すことになったが、賛成派が成東町の元山武郡医師会長を討論者としたことに対し、反対派は「東金市民でなく、不適格だ」と反発したという。
 結局、9日は市長や医療関係者など賛成派だけで会を進めることになったという。
 賛成派の市議によると、東金市を中心に救急救命センター建設構想があるが、東金市単独では不可能。「反対派は、合併しなければ建設構想がつぶれてしまうと市民が認識することを恐れたのではないか」と推測している。
 一方、反対派の一人は「討論者は両派のどちらかに属す人が討論する約束だったが、賛成派は約束に反し、どちらにも属さない人物を選んだ」と話している。
11月9日朝刊 
(毎日新聞) - 11月9日16時25分更新

833とはずがたり:2004/11/10(水) 18:41
<千葉県>
歴史を感じさせる良い名前だ>匝瑳市
ちょっと意味が解らないけど。。
光町は八日市場市になるのを嫌がったのではないのか?

八日市場市 匝瑳郡 野栄町,光町
「八日市場市・光町・野栄町合併協議会」法定協設置:2003/4/1
※新市名公募対象(既存名称の可否)などについて協議が難航
※光町が合併協議から離脱を表明(2004/3/12)
※光町が離脱,3市町での法定協議会解散:2004/4/30
├→光町
■匝瑳市
八日市場市 匝瑳郡 野栄町
「八日市場市・野栄町合併協議会(法定)」法定協設置:04/8/1
※新市役所:現・八日市場市役所

>匝瑳郡は現在の栗源、多古町(香取郡)から旭市、飯岡町(海上郡)の一部にまで及ぶ下総国最大の郡だったという。

八日市場、野栄 合併で正式決定
新市名称は「匝瑳」
http://www.chibanippo.co.jp/news-box/10-30/chiiki.html

 八日市場市と野栄町の第四回合併協議会が二十九日、野栄町役場で開催され、継続協議となっていた新市名称が「匝瑳」と正式決定した。地方税の取り扱い、税務業務、窓口業務のほか三協議事項も可決した。

 八日市場市側は前回協議会で示した既存名称を含む候補八点の絞込みを二十七日の全員協議会で行った。記名投票で十四人が「匝瑳」を選択、一人が「そうさ」、七人が「八日市場」と記した。

 協議会では市議会の行木勲議長が「匝瑳」と決定したことを報告。野栄町側に異論はなく、直ちに採決に入り、全員賛成で正式決定した。

 昨年の「広報ようかいちば」九月号によると、匝瑳という地名は両市町などに千三百年前から伝わっている。郡の由来は六世紀に物部小事(もののべのおごと)という人物が当時の坂東(関東)を征服した功績により、下総国の一部を匝瑳郡としたとされる。十世紀の記録によると匝瑳郡は現在の栗源、多古町から旭市、飯岡町の一部にまで及ぶ下総国最大の郡だったという。

 次回は来月十五日、八日市場市の市民ふれあいセンターで午後一時半から開催される。

834とはずがたり:2004/11/10(水) 20:30
>>714
残るは大垣市, 養老郡(養老町,上石津町),安八郡(輪之内町,墨俣町),揖斐郡(池田町)だが。。

[平成合併ぎふ元年]合併協からの離脱を承認−−関ケ原、垂井両町議会 /岐阜
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041110-00000009-mailo-l21

 大垣市など西濃圏域9市町の合併の賛否を問う住民意向調査で「反対」が「賛成」を上回った関ケ原町と垂井町の臨時町議会が9日開かれ、西濃圏域合併協議会からの離脱を両議会とも全会一致で承認した。同協議会からの離脱は8月の安八町に続いて計3町となった。また、両町と同じ日に住民意向調査を実施し、反対が上回った神戸町でも2日の町議会合併特別委員会で協議会離脱を了承しており、今後、正式に議会の議決を経て離脱する見通し。
11月10日朝刊 
(毎日新聞) - 11月10日16時40分更新

835とはずがたり:2004/11/10(水) 20:57
<山梨県>

[市町村合併]上野原町と秋山村が調印「夢と希望の新市へ」 /山梨
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041110-00000071-mailo-l19

 上野原町と秋山村の合併調印式が9日、上野原町文化ホールで行われ、奈良明彦町長と井上清村長が39項目の協定書に署名した。同日、両町村議会で廃置分合議決がなされ合併が正式決定。来年2月13日に対等合併して「上野原市」が誕生する。
 式には山本栄彦知事をはじめ、県や両町村関係者ら約380人が出席。法定協議会会長の奈良町長は「多少の曲折はあったものの、よくぞここまでたどり着いた。県の東の玄関口として夢と希望あふれる新市の実現に取り組みたい」とあいさつ。秋山村長も「合併はゴールではなくスタートだ」とあいさつした。
 両町村は03年4月に法定協を設置。合併後の人口は3万157人(00年の国勢調査)で、面積は170・65平方キロメートル。新庁舎は同町役場とする。
11月10日朝刊 
(毎日新聞) - 11月10日16時35分更新


[市町村合併]上野原町・秋山村調印 秋山村長、進退問題は言及せず /山梨
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041110-00000072-mailo-l19
 公選法違反(公職の候補者等の寄付の禁止)罪で起訴されている秋山村の井上清村長(74)は9日、上野原町との合併協定に調印後、「政治生命をかけて取り組んできた。思い残すことはなく感慨無量だ」とあいさつした。進退が注目される中での意味深長な物言いだったが式後、報道陣から取材に、自らの進退には口を閉ざした。
 その後、廃置分合(合併)を議決した村議会でも、進退について言及しなかった。
 奈良明彦町長によると、15日の山本栄彦知事への合併申請は、奈良町長と井上村長で行う予定という。
11月10日朝刊 
(毎日新聞) - 11月10日16時36分更新

836とはずがたり:2004/11/10(水) 20:59
<東北・北海道>

[山形の合併]2市2町、特例期限内幕引き確認−−山形市議会検討委幹事会 /山形
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041110-00000045-mailo-l06

 山形市議会合併検討委員会幹事会が9日開かれ、合併特例期限内(05年3月31日)の合併について幕引きする方針を確認し、各会派で話し合うことが決まった。
 幹事会は非公開で約1時間半行われた。冒頭に枝松昭雄議長が、2日開催の2市2町正副議長懇談会の結果を報告。一部市議からは、在任特例92議席での再考を促す意見もあったが、基本的に幕引きにならざるを得ないという意見が大勢を占め、各会派に持ち帰ることになった。枝松議長は会議後、「議員定数で合併がダメになるなんてみんな嫌だが、来年3月までの合併については一つのけじめを付けるべきだと判断した」と述べた。
 今後は、もう一度幹事会を開き議会としての意見を再確認し、市川昭男市長に報告する。

11月10日朝刊 
(毎日新聞) - 11月10日16時10分更新

837とはずがたり:2004/11/10(水) 21:14
>>834

[平成合併ぎふ元年]関ケ原町長が辞職表明 住民意向調査結果受け /岐阜
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041110-00000008-mailo-l21

 ◇「力不足、けじめつける」
 大垣市など西濃圏域1市8町の合併の賛否を問う住民意向調査で「合併反対」が多数を占めた関ケ原町の吉田儀一町長(54)は9日開かれた臨時町議会で「町民に理解を求めたが、力不足だった。けじめをつける」と引責辞職する考えを明らかにした。小谷清美議長らは「ここで責任をとって辞めても町政が混乱するだけ」と慰留を続けている。
 吉田町長は同日夕、記者会見し「誰にも相談せずに昨夜、決めた」とし「町の将来を考えたら合併しかない。単独ではやっていけない、と合併を進めてきた。(反対が上回った以上)けじめをつけ辞めることにした」「郡内合併の署名活動も始まっており、これ以上の泥試合はしてほしくない。町の将来にマイナス。関ケ原町を愛しているから辞める」と語った。また、「多くの町民や関係市町の人に迷惑をかけ、申し訳ない」と謝罪した。
 同町では、前々町長が「議会とのあつれきが生じた」と01年3月に任期途中で辞職。前町長も「病気療養」を理由に昨年1月に同じく任期途中で辞職。吉田町長はそれを受け、昨年3月に初出馬、当選した。吉田町長は町長選に立候補するまでは「関ケ原西濃市を実現する会」の代表を務め、大垣市などとの広域合併を進めてきた。
 吉田町長が辞職すれば、同町は3代続いて町長が任期途中で辞職することになる。吉田町長の任期は07年3月。辞職が選挙管理委員会に届けられれば、翌日から50日以内に町長選挙となる。
 同町では10月31日に垂井町、神戸町とともに1市8町の合併の賛否を問う投票形式の住民意向調査を実施。合併に賛成、反対の激しい選挙戦が繰り広げられた。
11月10日朝刊 
(毎日新聞) - 11月10日16時40分更新

838無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/11/11(木) 15:09
>>834>>837
「飛び地」となり困惑 西濃圏域合併で上石津と墨俣両町
http://www.chunichi.co.jp/00/gif/20041111/lcl_____gif_____003.shtml

 西濃圏域の合併をめぐり、九日に養老町が「大垣市など六市町の合併協議には参加しない」と表明したことで、上石津町が「飛び地」の悩みを抱えることになった。墨俣町も八月、西濃圏域合併協議会からの安八町の離脱によって飛び地状態になっているが、輪之内町が九日に「安八、墨俣両町との合併協議推進」を町議会で決めたことから、困惑をさらに深めている。(酒井直樹、長田真由美)

 「みんな一生懸命やってきたのに。むなしい」。大垣市などとの合併に積極的な上石津町の小川一善町長は、ため息をもらした。

 計十市町の合併を目指した西濃圏域合併協は、安八町に続き垂井、神戸、関ケ原町が離脱。養老町の表明で、残る枠組みの市町と上石津町は地続きにならない。

 養老町が「町単独での存続か、上石津町との合併」を表明したことを受け、上石津町では十日、町幹部や町議らが二時間近く対応策を協議。しかし「養老町から正式な話がない」と戸惑い、結論は出なかった。

 このため、町や町議会、住民の代表らでつくる「西濃圏域合併上石津協議会」を十五日に開催。この席の話し合いを踏まえて町の方針を打ち出したい考えだ。

 上石津町は山間部にあり、人口約六千六百人。小川町長は「町単独での存続は今後、大変厳しくなる」と悩んでいる。

  ◇   ◇

 西濃圏域合併協の自治体で最も小さい墨俣町は、人口約四千七百人。町内には輪之内町議会の九日の決定に、衝撃が走った。

 隣接の安八町は合併協からの離脱後、「安八郡三町の合併も視野に入れる」としていたが、墨俣、輪之内両町は大垣市などとの合併を選択していた。それだけに、輪之内町の新たな選択は軽視できず、墨俣町の栗田金一町長は「影響はあると思う」と苦渋の表情。

 墨俣町議会でも九日、市町村合併特別委員会が開かれ、郡内三町合併案も浮上したが、結論は出なかった。

 栗田町長は以前から「町単独でやっていくのは難しい」としており、合併のいずれかの枠組みを選択する見通し。町議会の下野一郎議長も「選択の時がきている」と話している。

839とはずがたり:2004/11/11(木) 18:17
きしむ西濃 合併大転換
養老…協議“離脱”、関ケ原町長辞任
http://www.chunichi.co.jp/00/gif/20041110/lcl_____gif_____000.shtml

 養老町が九日、大垣市などとの合併協議を継続せずに「町単独での存続か上石津町との合併」の方針を打ち出し、輪之内町議会では安八、墨俣両町との三町合併協議推進が決まったことで、十月までは九市町で進んだ西濃圏域の合併論議は大きな転換点に。さらに関ケ原町では、合併の是非をめぐる住民意向調査で「合併反対」が多数だった責任をとって吉田儀一町長が辞表を提出。関係自治体や住民に激震が走った。 (酒井直樹、生島章弘、長田真由美)
 養老町では八月、大垣市などとの合併の是非を問う住民意向調査が賛成多数だったため、町民には稲葉貞二町長の突然の表明に「えっ、どうして」と驚きの声が広がった。
 町民からは「町長の離脱表明は民意に反する」の指摘も。これに対し、稲葉町長は「八月時点の『一市九町』と、現在の『一市五町』では状況が違う」としており、十一日に町内の区長連絡協議会に考えを説明、十二日には大垣市に正式に意向を伝える。
 一方、輪之内町議会は安八、墨俣両町との三町による合併協議推進を全員協議会で決定した。渡辺勉町長は「議会の方針に従う」としながらも「もっと他市町の動向を見極めたい」という姿勢。同町議会も「西濃圏域合併協からは離脱しない」と含みを持たせているが、墨俣町の栗田金一町長は「何も話を聞いていない。墨俣町では今後の見通しが立っていないのでコメントできない」と困惑の表情だった。
 さらに関ケ原町ではこの日、町議会で西濃圏域合併協議会からの離脱案が可決された直後、吉田町長が「私が町長を続けるより、けじめをつけた方が良いと判断しました」と辞意を表明。議場は騒然とし、合併賛成派の議員から「町政への責任を放棄するのか」と怒声が飛んだ。
 町民や関係市町には戸惑いが広がり、関ケ原町の五十代の主婦は「町長が変わっては政策が一貫せず、住みやすい町になるのか不安です」。垂井町の中川満也町長、神戸町の吉田弘義町長は「合併反対という民意をくんで行政を進める責任があったのでは」「辞める必要があったのか」と驚いていた。大垣市の土屋三千男助役は「突然のことで、コメントのしようがない」と話していた。

 ◇事態収拾へけじめ・・・吉田関ケ原町長
 関ケ原町の吉田町長は九日、中日新聞のインタビューに応じ、辞職を決意した理由について語った。
 −なぜ辞職するのか。
 「町単独での生き残りは難しいと主張してきたが、住民意向調査では理解が得られなかった。垂井町との『不破郡合併』を目指す住民グループの運動も始まり、さらに混乱が深まるだろう。事態を収拾するには、けじめをつけるしかないと思った」
 −いつ決意したのか。
 「三、四日寝ずに考え、昨晩決めた。誰にも相談しなかった」
 −責任放棄という声もあるが。
 「本当は、今後の道筋をつけてから辞めたかったが…。合併が破談になり、何も考えられなくなってしまった」
 −町民に対しては。
 「大変申し訳ない。合併問題をきっかけに住民の街づくりの意識も高まっているので、これからも積極的に町政にかかわってほしい」

 ◇途中辞職3代連続
 関ケ原町の吉田町長が九日、辞職の意向を表明したことにより、同町の町長は三代続けて、一期目の任期途中で辞職することになった。
 前々町長の相撲(すまい)正一氏は一九九八年八月に初当選したが、ごみの最終処分場建設問題などをめぐって「議会とあつれきが生じた」として二〇〇一年三月、任期を一年六カ月残して辞職。続いて登板した町助役出身の桐山一男氏も、同年四月の当選からわずか一年九カ月後の昨年一月、「病気療養のため」として辞職した。
 吉田町長は合併賛成派の住民グループ「関ケ原西濃市(仮称)を実現する会」の元代表で、「大型合併の推進」を掲げて昨年三月、町長選に初出馬して当選していた。

 <西濃圏域の合併論議の経緯> 大垣市や養老、安八、不破郡の各町と池田町の計10市町が2003年3月、「西濃圏域合併協議会」を設立。人口30万人の中核市の実現を目指したが、新市名や議員定数などについて協議が難航。今年8月には安八町が離脱した。その後、残る9市町の合併の是非をめぐり、神戸、関ケ原、垂井の3町が10月31日に住民意向調査を実施。いずれも「合併反対」が「賛成」を上回り、3町も離脱した。

840とはずがたり:2004/11/11(木) 18:18
関連レス>>236
>>714 3町住民反対、西濃合併不透明に
>>834[平成合併ぎふ元年]合併協からの離脱を承認−−関ケ原、垂井両町議会 /岐阜
>>837[平成合併ぎふ元年]関ケ原町長が辞職表明
>>839 養老…協議“離脱”、関ケ原町長辞任
>>838 「飛び地」となり困惑 西濃圏域合併で上石津と墨俣両町

大垣・西濃圏域合併協議
大垣市, 養老郡(養老町,上石津町),不破郡(垂井町,関ヶ原町),安八郡(神戸町,輪之内町,安八町,墨俣町),揖斐郡(池田町)
★西濃圏域合併協議会(法定)http://www.seino-gappei.jp/
├─→安八郡安八町離脱
大垣市, 養老郡(養老町,上石津町),不破郡(垂井町,関ヶ原町),安八郡(神戸町,輪之内町,墨俣町),揖斐郡(池田町)

不破郡(垂井町,関ヶ原町),安八郡神戸町で反対多数
├─→不破郡(垂井町,関ヶ原町),安八郡(神戸町)離脱表明
├─→養老郡(養老町)安八郡(輪之内町)離脱表明
大垣市, 養老郡(上石津町),安八郡(墨俣町),揖斐郡(池田町)で合併協議?←上石津・墨俣はそれぞれ飛び地に。。
大垣市+池田町・養老郡・不破郡・安八郡のそれぞれの枠組みでそれぞれ合併?か

841とはずがたり:2004/11/11(木) 18:25
<九州・沖縄>鹿児島県

ちらん枕崎市構想破綻。。
スピード協議で枕崎+知覧+頴娃+川辺→合併申請は無理?

枕崎市・知覧町合併協が休止、枠組み白紙撤回へ /鹿児島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041111-00000114-mailo-l46

 枕崎市・知覧町合併協議会は9日、霜出勘平知覧町長の動議を受けて解散の賛否を問う投票を行い、全委員22人中18人が解散に賛成して合併協が休止した。解散には両議会の議決が必要だが、枠組みの白紙撤回は避けられない情勢となった。
 両市町では、合併協会長の神園征枕崎市長と知覧町議会が1市1町合併推進派、広域合併を志向する知覧町長と枕崎市議会が反対派に分裂。3月に枕崎市の住民投票で合併協設置が決まり、4月から12回の協議を重ねたが、霜出町長は一貫して「財政状況が悪い枕崎との合併にメリットはない」と主張していた。
 合併協が解散すれば、両市町とも優遇措置のある現行合併特例法(05年3月末が知事申請期限)での合併は困難。当面単独を選んだ川辺、頴娃町も巻き込んだ新たな枠組み作りが焦点となる。

11月11日朝刊 
(毎日新聞) - 11月11日17時50分更新

842とはずがたり:2004/11/11(木) 18:27
<九州・沖縄>鹿児島県

[かごしまの合併]東串良町合併問題 町長に住民投票を要求 /鹿児島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041111-00000113-mailo-l46

 ◇住民グループが署名簿添え
 合併を巡り町議会議長の議員解職請求が出された東串良町で10日、住民グループが高山、内之浦町との3町合併の賛否を問う住民投票を今月中に実施することを求め、有権者3564人分の署名を添えて奥園拓夫町長に要求書を提出した。奥園町長は「署名簿を検討する」とだけ回答した。
 提出したのは「住民投票の早期実施を求める有志の会」(松留立美代表)。この日、約100人が町役場駐車場で集会を開き、「特例法期限内の合併を実現させるためには3町合併しかない。早く住民投票をして町民の意思を問うてほしい」と訴えた。この後、松留代表らが町長室で要求書と署名簿を手渡した。
 同町では8日、別の住民らが3町合併を支持する田之畑稔町議会議長に対し、2722人の署名を添えて議員解職請求(リコール)をしている。
 東串良町は当初、高山、内之浦、串良町との4町合併の協議に参加していたが、その後串良町に続いて離脱。今年9月、東串良町議会は高山、内之浦町との合併の賛否を問う議員発議の住民投票条例案を可決。しかし、奥園町長は「ほかの選択肢を望む町民もいる」として実施を先送り。東串良町に門戸を開いていた肝属合併協議会(高山、内之浦町)は4日、「態度が不明確」として東串良町抜きの2町合併の方針を確認した。
11月11日朝刊 
(毎日新聞) - 11月11日17時50分更新

843とはずがたり:2004/11/11(木) 18:30
ツシマンダーだ。

[市町村合併あいち]海部郡西部4町村が合併調印
http://mytown.asahi.com/aichi/news01.asp?c=36&amp;kiji=548
「津島抜き」課題に

  佐屋町、立田村、八開村、佐織町の海部郡西部4町村は1日、合併協定書に調印した。各町村議会での議決を経て、来年4月1日に「愛西(あいさい)市」が誕生する見通しだ。しかし、津島市からの合併申し入れを断った結果、新市は「く」の字形で、主要駅など中心地が見当たらない地勢となった。各首長は「合併で財政危機を乗り切れる」と無事の調印に胸をなで下ろしているが、新市をどう発展させるかが、重い課題となりそうだ。
  新市の事務所は現在の佐屋町役場に置き、残る3町村の庁舎は分庁舎となる。議員は、合併特例法が認める在任特例を使い、06年4月30日まで新市の議員として58人が在任する。その後の定数は30。
  4町村は、03年4月に任意合併協議会を発足。10月に法定協議会に移行した。この間、津島市が合併への参加を申し入れたが、「合併特例法の期限が迫っている」ことを理由に断った。
  しかし、4町村の多くの住民が、名鉄津島駅を利用して通勤・通学したり、津島市内に買い物に行ったりしているため、津島市抜きでの合併に反対の意見もあった。
  佐屋町では今年6月、市民団体が、合併の是非を問う住民投票の実施を直接請求したが、町議会はこれを否決。ほかの3町村でも住民投票は行われなかった。
  「愛西市」の新市建設計画は「人と緑が織りなす環境文化都市」がテーマ。具体的な地域活性化策は、新市誕生後の総合計画に委ねられているという。
  調印式で、法定協議会会長の井桁諭・立田村長は「合併を不安視する声もあった。合併して良かったと思われるよう努力することが新市の使命だ」と述べた。依然として残る、津島市や海部郡全体での合併構想については、「15、20年先に必要になるか、このままで良いとなるかはわからない。次の人たちがどう判断するかだ」とした。

(9/2愛知総合)
(9/2)

844magenta:2004/11/11(木) 20:39
「合併必要」62%−−多賀町が住民アンケート /滋賀
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041111-00000200-mailo-l25

 多賀町は10日、「市町合併等に関する説明会」で実施した合併に関するアンケート調査の結果を発表した。「合併はやはり必要」が62・42%を占め、「合併せずにこのまま単独の道をいく」の27・67%を大きく上回った。夏原覚町長は「説明会での意見やアンケート結果を踏まえ、議会とも相談して総合的に判断したい」としている。
 同町は、彦根市、豊郷、甲良両町との法定合併協議会を設置しているが、現在は協議を休止中。合併協による意向調査では、多賀町の合併否定派は44%余で、肯定派の30%余を上回ったが、今回は逆転している。
 説明会は9月11日から各集落で計31回開催。夏原町長らが、合併協議の経過や財政状況などを説明した。アンケートは参加した計800人を対象に行い、777人(97・13%)が回答した。
 7〜10月に懇談会を実施した彦根市では、合併賛成が47・8%で反対の40・4%を上回るアンケート結果が出た。中島一市長は、合併について判断する時期的なめどとしていた11月に入っても、意向を表明していない。【松井圀夫】

11月11日朝刊 
(毎日新聞) - 11月11日17時3分更新

845とはずがたり:2004/11/11(木) 23:59
山形・庄内北部合併から遊佐町離脱へ 水道料めぐり決裂
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/backnum/news/2004/10/20041005t51011.htm

 山形県酒田市と遊佐、松山、平田、八幡の4町から成る庄内北部合併協議会の首長会議が4日、酒田市で開かれ、遊佐町が枠組みからの離脱を表明した。新市の水道料金設定などをめぐり、協議が決裂した。会見した小野寺喜一郎・遊佐町長は「これ以上協議を続ければ他の市町に迷惑をかけ、町民にも不安を与える。断腸の思いで離脱を決断した」と語った。

 庄内北部合併協は6日に協議会を予定しており、小野寺町長はその場で正式に離脱表明する。枠組み変更には各市町議会の議決が必要で、遊佐町の離脱が今後、他市町にも波紋を広げそうだ。

 離脱の背景には、新市の水道料金設定をめぐり、遊佐町と他市町との対立があった。遊佐町の水道事業は上水道整備が遅れている上に累積赤字を抱えている。新市の料金を将来均一化するために、他市町からは新たな事業費負担と赤字解消を迫られていた。料金値上げ幅を15%程度に抑えて解消したい遊佐町と、それ以上を求める他市町との溝が大きく、埋まらなかった。

 遊佐町では議会全員協議会を開き、小野寺町長が経緯を説明。「合併することが正しいとは限らず、熟慮を重ねた結果だ」と理解を求めた。議会は大筋で了承し、25日に臨時会を開き、離脱を決議する予定。

 庄内北部合併協は来年3月末の合併を目指していた。阿部寿一酒田市長は「まとめる努力をしてきたが、遊佐町なりの考えがあるようだ。残りの3町とは協議を続ける。門戸を閉ざすわけではない」と話している。
2004年10月05日火曜日

[山形の合併]合併協離脱案件、賛成多数で可決−−遊佐町議会 /山形
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041026-00000025-mailo-l06

 遊佐町議会は25日開いた臨時議会で、町が提案した庄内北部地域合併協議会からの離脱案件を、賛成多数で可決した。
 小野寺喜一郎町長は離脱の提案理由を、「町の水道事業問題もネックになったが、新市のまちづくりの基本姿勢で合意できなかった。住民説明会で離脱に対する一定の理解は得られたと思う」と説明した。一部議員からは「離脱せず、当初の枠組みに戻るべきだ」とした意見も出た。
 同町は協議会離脱にあたって、「遊佐町維新プロジェクト」を立ち上げ、遊佐ならではのまちづくりに取り組む。第一次計画を来月末まで策定する。
10月26日朝刊 
(毎日新聞) - 10月26日16時46分更新

846とはずがたり:2004/11/12(金) 00:00
「吉野市」白紙で一変-揺れ動く吉野郡町村合併問題
http://www.nara-shimbun.com/n_all/040802/all040802a.shtml

 大淀、吉野、下市の三町と、黒滝、天川、下北山、上北山、東吉野の五村からなる「吉野郡八町村合併協議会」(以下八町村合併協)が今年3月31日廃止となって四カ月がたつ。その後、新しい枠組みでの町村合併が模索され、6月下旬に「吉野町・上北山村・東吉野村合併検討協議会」と「天川村・黒滝村合併検討協議会」という任意の協議会が発足、二つの新合併町村が誕生するかに見えた。しかし、早くも上北山村が離脱する意向を示し波乱含みだ。郡内最大の人口規模を持つ大淀町離脱の"後遺症,,もあり、合併規模も段々と縮小。協議から離脱した町村は既に表明の川上村も入れ、大淀、下市、上北山、下北山の合わせて五町村を数える。吉野郡内のうち九町村について、なかなか前に進まない合併問題の現状をまとめてみた。

◆大淀町・下北山村の離脱

 平成15年3月、県の指導のもと、人口4万8000人、総面積約1200平方キロという県内最大面積の新市誕生に向け、合併協議は進められてきた。協議会では住民アンケートや新市名の募集などを実施。新市名は募集で一番多かった「吉野市」に決定。あとは具体的な問題を検討し、今年11月1日の「吉野市誕生」を待つばかりとなった。

 しかし今年1月、大淀町、下北山村においての合併を問う住民投票によって、合併協議会の事態は一変する。大淀町では「反対」が「賛成」を上回り、下北山村では「合併しない単独村」が「三町四村との合併」を超えた。両町村の首長と議会は住民の意志を尊重するということで、八町村合併協を脱会した。

 その波紋は大きく合併協議委員から「核となる大淀町が脱会するのであれば、合併協議会を廃止すべき」などの意見や二町村が抜けることで市の人口要件が満たされないことなどが影響し3月31日、八町村合併協は全会一致で廃止となり、「吉野市」構想は白紙に戻った。

◆新しい枠組みでの合併

 協議会の廃止を受け、八町村はさまざまな思惑の中、新しい動きが活発化する。「単独自立」を目指す大淀町と下北山村は、住民投票の結果をそのまま反映する形を取っている。

 新しい枠組みでの自治体合併を模索し出したのは、県の指導などで国道309号線でつながる下市町、黒滝村、天川村の三町村。また、合併に前向きな姿勢を貫いてきた吉野町が川上村、上北山村、東吉野町に町村合併を呼び掛けた。

◆天川村・黒滝村合併

 しかし、下市町、黒滝村、天川村の合併は黒滝村の徳岡順二村長が「天川村との二村合併が望ましい」と発言。下市町とのごみ処理や福祉などの一部事務組合などで業務が異なっていることなどを理由に、黒滝村と天川村の二村での合併の方向で進展。このままでは下市町は単独運営の道を歩まざるをえなくなった。

 両村では合併の検討が進み、両村任意の合併協議会を発足。第二回目の協議会は8月11日に開き、9月6日には、法定協議会を設置する予定であるという。下市町を外して、新合併村づくりが進む。

◆吉野町・東吉野村合併

 吉野町、川上村、上北山村、東吉野町の合併構想は「大滝ダムが再稼動する平成21年まで、単独でやっていく」という意向により川上村が離脱。川上村の離脱により上北山村が合併先の二町村と飛び地となった。県からの指導はなく、非公開で「三町村合併検討懇談会」を設置。6月23日、同合併検討委員会は発足された。

 しかし、7月上旬の上北山村の合併特別委員会で「合併は時期尚早」「短期間での合併は無理」といった合併反対意見が上がり、

村として三町村合併協議会を離脱する意志を固めた。

 7月21日には同村の合併協議会会員らが吉野町役場、東吉野村役場に出向き協議会を離脱意向を示した。これにより8月3日に開かれる合併協議会で上北山村の離脱が正式に決定する。吉野町、東吉野村二町村合併に規模が縮小される見通しとなった。

 9月に開催予定の二つの法定協議会設置を目前に控え、3月の八町村合併協議会廃止に続くドタバタ劇。「単独離脱」が山村の自治体の将来像として成り立つのかどうか、町村合併問題が住民に見える形で紹介され、活動をしていたかどうかについても疑問が残る。

(2004.8.2 奈良新聞)

847とはずがたり:2004/11/12(金) 00:05
<近畿>奈良県 吉野地域>>846-847

>新しい枠組みでの自治体合併を模索し出したのは、県の指導などで国道309号線でつながる下市町、黒滝村、天川村の三町村。
>また、合併に前向きな姿勢を貫いてきた吉野町が川上村、上北山村、東吉野町に町村合併を呼び掛けた。

むーん。こういう案があったのか。。─→実際の協議
下市町+黒滝村+天川村─→黒滝村+天川村
吉野町+川上村+上北山村+東吉野町─→吉野町+東吉野町

しかし黒滝村+天川村も協議が進んで居るようには見えない。。(9/16以来行われず?)
http://www.vill.tenkawa.nara.jp/gappei/fr-top.htm

何故だ?大滝ダムは周辺集落に亀裂が入り地滑りの危険が発生して完成を目の前に運用休止中の様であるが。。
>「大滝ダムが再稼動する平成21年まで、単独でやっていく」という意向により川上村が離脱。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1053827266/156

848とはずがたり:2004/11/12(金) 05:49
>>843
新設/市制愛西市
2005.4.1海部郡 佐屋町,立田村,八開村,佐織町
★海部西部4町村合併協議会(法定)
※研究会「海部西部ブロック市町村合併広域研究会」設置:2001/11/22
※任意協議会設置:2003/4/1
※津島市が参加を申入れ(2003/5/30),津島市の申入れを拒否(7/25)
※法定協議会設置:2003/10/1
※新市名公募上位5点:海西(かいせい),海部(あま),海西(かいさい),西尾張,西海部,あま,愛西(あいさい),海部西,海部西部,濃尾(のうび)
※新市名候補10点:海西(かいせい,かいさい),愛西(あいせい,あいさい),海部西,西海部,海部,あま,西尾張,尾張
※新市名最終候補2点:海西(かいせい),愛西(あいさい)
※新市名:愛西市(あいさいし)
※新市役所:現・佐屋町役場
※合併協定調印式:2004/9/1
※合併関連議案を4町村が可決:2004/9/21
※合併関連議案を愛知県議会は12月議会で審議予定
(推) 65,785 (国) 65,597 66.63

http://210.189.163.171/u/tohazugatali/8_10

849とはずがたり:2004/11/12(金) 22:57
<東北・北海道>
>>715 >>737
なんでこんなに自主独立?>北広島・江別

南幌町長、3町合併を選択−−住民投票結果に反し /北海道
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041112-00000141-mailo-hok

 空知管内栗山、南幌、由仁町の合併問題で、南幌町の井沢利美町長は11日、記者会見し、「合併しない」が過半数を占めた住民投票結果にかかわらず、3町合併を進める考えを表明した。今月中に町議会に提案し、議決を求める。「町民の負担増やサービスの低下を考えると、町民の幸せのためには合併しかない」と述べた。
 住民投票では「合併しない」が2675票で「合併する」の2148票を上回った。井沢町長は「投票結果を尊重する」としていた。
 井沢町長は「投票結果は重く受け止めるが、小差と考え、この結論に達した。財政状況は今後ますます悪くなり、今でさえ自立は難しい。政治生命を賭けてこの道を選んだ」と理解を求めた。一部住民が希望する江別、北広島市との合併の可能性について「現段階でははっきり断られており、選択肢とするのは極めて問題だ」と否定した。
 3町の枠組みに反対して井沢町長の解職請求運動に参加した近藤長一郎さん(62)は「自ら提案した住民投票結果を自ら破る前代未聞の行為だ。これだけでもリコールに値する。機会があれば再び行動を起こしたい」と反発している。
11月12日朝刊 
(毎日新聞) - 11月12日16時1分更新

□江別市?
江別市, 石狩郡 新篠津村,空知郡 南幌町
☆江別市・新篠津村合併研究会(江別市ホームページ)
☆江別市・南幌町合併研究会
※研究会設置:2002/11/6
※江別市は合併特例法期限内での合併はせず,単独市制継続へ
※新篠津村は当別町,月形町との合併を検討へ→断念
(推) 138,711 (国) 137,609 347.30

□北広島市?
北広島市, 空知郡 南幌町,夕張郡 長沼町
☆北広島市・南幌町・長沼町合併問題研究会(北広島市ホームページ)
☆長沼町ホームページ
※研究会設置:2003/1/8
※北広島市は合併特例法期限にとらわれず検討へ
※長沼町は当面の間,単独町制継続へ
(推) 81,718 (国) 79,975 368.39

850とはずがたり:2004/11/12(金) 22:58
<近畿>
奈良県の合併はこの西和市の合併の成否の一点に掛かってると云っても過言ではない。

生駒郡
平群町 12月5日に合併の是非を問う住民投票,投票率が50%に達しない場合は開票されない。投票資格者は各町に3カ月以上住む、永住外国人を含む満18歳以上の住民。
三郷町 住民投票を予定していない
斑鳩町 12月5日に合併の是非を問う住民投票,投票率が50%に達しない場合は開票されない。投票資格者は各町に3カ月以上住む、永住外国人を含む満20歳以上の住民。
安堵町 住民投票を予定していない
北葛城郡
上牧町 1月頃に合併の是非を問う住民投票。
王寺町 12月5日に合併の是非を問う住民投票, 賛否に加えて「七町以外の合併を希望」の選択肢を設ける。投票率が50%に達しない場合も開票を行う。投票資格者は各町に3カ月以上住む、永住外国人を含む満20歳以上の住民。
河合町 住民投票を予定していない

西和7町合併問う-斑鳩、平群、王寺で住民投票[2004市町村合併]
http://www.nara-shimbun.com/n_all/041105/all041105b.shtml

   西和七町(生駒郡四町と王寺、河合、上牧の三町)合併の是非を問う住民投票が来月5日、斑鳩、平群、王寺の三町で実施される。地方自治法に基づく住民投票には法的拘束力はないものの、三町ともに条例で投票結果を町長が尊重することを定めており、実質的には合併の是非が決まる投票となる。また一方で上牧町は、三町とは別の日に実施を予定。「他町の投票結果に影響されるでは」と疑問の声も挙がっている。

 西和七町は、県内初となる住民発議で法定合併協議会を設置し、今年8月までに協定43項目のうち42項目を承認。先月から合併後の新市の姿を住民に示す住民説明会が各町で開かれている。平群町が今年3月、斑鳩町が6月、王寺町と上牧町が9月に、それぞれ合併の是非を問う住民投票条例を制定。残る三郷、安堵、河合の三町は現在のところ、住民投票を予定していない。

 斑鳩、平群、王寺の三町の住民投票は30日に告示、来月5日に投開票の予定で、来月1日から4日までの4日間、期日前投票が実施される。投票資格者は各町に3カ月以上住む、永住外国人を含む満20歳以上(平群町は満18歳以上)の住民。

 斑鳩町と平群町では七町での合併に賛成、反対の二者選択で実施され、投票率が50%に達しない場合は開票されない。

 これに対し王寺町だけは賛成、反対に加えて「七町以外の合併を希望」の選択肢を設け、三者選択で実施。また投票率が50%に達しない場合も開票を行うとしている。同町は「幅広く住民の意思を確認するためには、(七町合併の)是非を問うだけでは不十分」としている。

 一方、上牧町は来年1月ごろの実施を予定している。同町は他町の実施後になることについて「住民説明会が来月4日まで予定されており、日程が調整できない。致し方ない」と説明。他町の結果が投票に影響する可能性があり、三町のうち一町でも反対票が上回れば実質的に合併協議が破綻(はたん)するため、実施の意義自体が薄れるとの声も上がっている。

(2004.11.5 奈良新聞)

851ぽち:2004/11/13(土) 01:03
なかなか興味深いですね☆★

852とはずがたり:2004/11/13(土) 03:28
>>851
楽しんでます♪

853とはずがたり:2004/11/13(土) 03:29
<東北・北海道>
はてさて。。磐井市が良かったと思うんだけどなぁ。。

市名めぐり綱引き過熱 岩手・両磐9市町村法定協
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041106-00000004-khk-toh

 岩手県南の両磐地区9市町村による法定合併協議会(会長・浅井東兵衛一関市長)が、新市名をめぐり、内部でし烈な綱引きを演じている。候補は、全国公募の結果などを踏まえ、実質的に「平泉市」「磐井(いわい)市」「一関市」の3つに絞られた。決着を目前に控え、議論は住民らも巻き込み過熱気味だ。
 4日、一関市内であった協議会。5日後に迫った新市名決定の協議会を前に、委員らが激しいやりとりを展開した。
 口火を切ったのは平泉町議会の松本吉男議長。公募の結果、「平泉市」が断トツの7割超の支持を集めたことを挙げ「これに反する決定になったら、何のための公募だったのか」と気色ばんだ。
 これに対し、「磐井市」(公募3位)派が多い東磐井郡6町村の委員が「公募が、人気投票でないことは実施前に確認済み。数の多さは関係ない」と一蹴(いっしゅう)。「新市には新しい名前がふさわしく、この地域全体を指す地名・磐井が最適」と譲らない。
 圧倒的なネームバリューを持ち、当初から「平泉市」にこだわる平泉町に対しては反発も多い。東磐井の委員は「平泉市でなければ協議会を抜けるというようなニュアンスにも聞こえるが、それはおかしい」と、離脱論をけん制した。
 一関市議会の菅原啓祐議長も「対平泉」では黙っていない。九州の温泉町・湯布院町が、合併し湯布院市になると地域の独自性が薄れるとの理由で市名候補を返上し、由布市となる例を持ち出して対抗。「一関は岩手県南、宮城県北の中心として発展してきた」と、地域のリーダー役「一関市」(公募2位)の名前を残す正当性を訴えた。
 沸騰する議論に会場では一時、一触即発の危うい雰囲気さえ漂い「本当に協議会が壊れるようなことがあってはならない」と、冷静な対応を求める声も上がったほどだ。
 協議会の外での動きも活発化している。市町村を超えた住民有志でつくる「平泉をつくろう会」が署名活動などで「平泉市」を推進する一方、一関市議の大半をメンバーとする「有志の会」も「一関市」実現に向け躍起になっている。
 混沌(こんとん)とする新市名の行方。全く予断を許さない中、9日の協議会で最終結論が出される。
(河北新報) - 11月6日7時3分更新

新市名は「平泉市」 一関など9市町村
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2004/11/20041110t31007.htm
 岩手県南の両磐地区9市町村による法定合併協議会(会長・浅井東兵衛一関市長)は9日、合併後の新市名を、委員による投票を重ねた末「平泉市」と決めた。
 全国公募を経て、協議会小委員会が絞り込んだ「平泉」「磐井」「一関」「いわい」「南岩手」「南いわて」の六候補を協議。全委員57人が無記名投票で最初に上位3点を選び、さらに2点に絞り込んだ後、決選投票を行った。
 最初の3点に残ったのは「平泉」「磐井」「一関」。続く投票で、9票の「一関」が落ち、26票の「平泉」と22票の「磐井」が残った。3度目で双方とも表決に必要な3分の2以上の得票を得られず、表決数を過半数に下げて決選投票をした結果、29票の「平泉」が28票の「磐井」を抑えた。
 浅井会長は「小差だったが、しこりが残るとは思わない。(合併の)手順に従い、協議を積み重ねたい」と述べた。
 新市名では激しい綱引きを展開。「平泉」は全国公募で全体の7割超の支持を集め、平泉町も、平泉文化の世界遺産登録を見据えて当初から市名獲得にこだわっていた。
2004年11月09日火曜日

854とはずがたり:2004/11/13(土) 03:35
<東北・北海道>岩手県両磐合併

平泉は元々両磐地域広域合併に慎重だった。まぁこれで「平泉市」が出来るならいいか。。

合併迷走 迷える平泉
http://www.iwate-np.co.jp/gappei/hiraizumi/hiraizumi.html
一関地方任意合併協議会(会長・浅井東兵衛一関市長)への参加負担金を計上した平泉町の一般会計補正予算案は、29日の町臨時議会で再び否決された。意向調査で多数の町民が支持した同協議会参加の道は、事実上閉ざされた。同町の合併論議は町当局と町議会の主張が折り合わないまま経過。衣川村との合併協議も行き詰まり、方向付けを失った平泉は、これからどこへ進むのか。

 ㊤対立の構図 2003.8.31
理念の違い変わらず

 6対11。「本議案は賛成少数で否決されました」。高橋一男議長の声が響く。29日の平泉町議会は、4月28日の臨時会のビデオを放映したと錯覚するほどに同じ光景が繰り返された。
 一関地方任意合併協議会への参加負担金を計上した一般会計補正予算案は、否決、撤回に続く3回目の提案。「任意協議会参加を求める町民意向もあり、今度こそ可決」との思惑はあっけなく外れた。
 同任意協議会への参加を重視する町当局と、衣川村との合併協議を優先する町議会の方針の違いは4月の否決で表面化。事態打開の糸口を双方が探ってきたはずだった。
 「議案が否決された原因を探り、どうすれば可決の環境が整うかを見つけるのが町当局がまずやるべきこと。町長はその作業をやってこなかった」。議会多数派のある議員は、こう振り返る。
 千葉和男町長は「町民の意思がどのあたりにあるのか」と地域懇談会を経て、合併論議の進め方を問う町民意向調査を7月に実施。「民意」の集約に労力を注いだ。
 衣川村との合併協議の進展を期待していた議会多数派だったが、千葉町長の行政手法に反発。意向調査で一関の任意協議会参加支持が56%という結果にも「民意をたてに議会の意思をないがしろにする行為」と不信感を増幅させていった。
 「一関任意協への参加と同時に衣川村との協議にも一定の道筋をつける」という「落としどころ」を探る動きは双方に何度かあった。しかし、町と衣川村との合併協議が今月26日に不調に終わり、「これでは(任意協参加を)可決する理由がない」と議会多数派は再否決の腹を固めた。
 千葉町長は再否決後の会見で「任意協参加の期限に間に合わせようとして、強引な方法に見えたかもしれない」と認めながらも「町民の意向を無視して否決とは」と首をかしげる。
 高橋議長は「この議案は既に議会として(否決という)結論が出ている。議会対策をしないで町民意向調査するなど、議会がばかにされた印象だ」と不満を隠さない。
 合併理念の違いに端を発した町当局と議会多数派との対立は、感情的な要素も絡んで修復の見通しが立たない。

㊥町民の戸惑い 2003.9.1
届かぬ声、見えぬ未来

 合併の枠組みをめぐり町当局と町議会の対立が続く平泉。町民たちは、合併論議の現状をどのようにとらえているのか。
 ことし3月に「市町村合併を考える町民の集い」を開き、一関地方任意合併協議会への早期参加を町と議会に要望した発起人会の一人で元町議の岩渕勝次郎さん(72)=同町平泉=は「町長にも議会にも責任はある」と指摘。「町民の意見が届いていないと感じる。世界遺産登録にまい進する時期に町内を混乱させ、双方がどう対応するか見守りたい」と視線を注ぐ。
 同町長島の千田健さん(78)も「町長、議会とも冷静さを失っている」とみる。「個人的には、一関地方との合併に賛成。歴史、文化も大切だが、今を生きる町民、これから生まれる町民の将来を考えてほしい」と願う。

855とはずがたり:2004/11/13(土) 03:35
>>853-855

 同町平泉の主婦(56)は「財政問題を考えなければ、単独町政を望む。過度な行政サービスを望まず、行政と町民が役割分担する町づくりを前向きに協議してはどうか」と提言する。
 町民への情報提供については「説明会で数字を並べられても、よく分からない。平泉の将来ビジョンをまず見せてほしい」と求める。
 「町長が政治的に未熟だったことが今の事態を招いた」と断言するのは元連合岩手会長の千葉和夫さん(67)=同町平泉。
 「議会で否決されたのに、真っ向から対立するような懇談会、意向調査をすれば議会だって引っ込みがつかない」。その上で「現状では右へ行っても左へ行ってもしこりが残る。合併のマイナス面も町民に語りながら、1、2年かける覚悟で平泉の生き抜く方策を見定めるべきだ」と注文する。
 7月の町民意向調査に際し、「早すぎないか意向調査」というチラシを全戸に配った「平泉を愛する会」代表の真篭光幸さん(48)=同町長島=は「町当局と議会の意地の張り合いは決定的なところまできた。当事者だけではもう、こう着状態は打開できない」と分析。「町民不在の状況を打開するには、町民自身が声を発するしかない」と唱える。

 「自立か合併か、という出発点を町民全体が共有することが論議の始まり。時間がかかったとしても、回り道するのが一番の近道」と真篭さん。近く仲間たちと話し合って、町民主役の合併論議の手だてを探る。

㊦古都のあす 2003.9.2
独自の試みで是非を

 一関地方任意合併協議会(会長・浅井東兵衛一関市長)への参加負担金の予算案が否決され、衣川村との合併協議もとん挫した平泉町。現時点で考えられる2つの合併選択肢が消え、論議は事実上白紙に戻った。
 そうなると、「単独町政」の方向が現実味を帯びる。町民の間にも「できることなら単独で」という声は今も強い。町議会の市町村調査研究特別委員会(青木幸保委員長)がことし3月にまとめた中間報告でも、合併を視野に入れながら「さらに自立の方向も十分検討していく」と余地を残した。
 しかし、自立の道を探るには財政面のマイナスを覚悟しなければならない。
 町当局が試算した財政見通しによると、決算ベースで2010年度の歳出、歳入の規模は約37億9000万円で、01年度決算より19億円近く縮小。歳入では地方交付税や国、県の支出金が9億円近く減り、歳出では投資的経費の普通建設事業費が約21億円から約7億6000万円に激減する見通しだ。
 さらに合併しない小規模町村の権限縮小も国が検討に入っており、同町がどれだけ自己決定権を維持していけるかという課題も残る。
 8月29日に任意協議会参加の補正予算案が否決された後、町内では「法定協議会に移行した後で一関地方に合流する」という観測が早くも流れ始めた。任意協議会長の浅井一関市長も「合併協議の門戸は閉ざさない」と明言する。
 だが、任意協議会からさらに進んだ段階の法定協議会に、平泉町が参加できそうな雰囲気は見えない。「任意協議会を否決した議会が、法定協議会は可決という展開はあり得ない」との見方が強い。 衣川村との合併協議の再開にしても、「現時点では事務レベル協議の行財政研究」を求める千葉和男町長の主張が、同村に受け入れられる可能性は薄い。
 袋小路に入った状況だが、「町当局も議会も、頭を冷やすにはちょうどいい機会」と冷静に受け止める町民もいる。町の針路を決めるのは町民。奥州に独自の文化を築いた先人にならい、町民自身が合併の是非を決める仕組みを独自につくってみたらどうか。平泉らしい試みに思える。
 (一関支社・松尾尚人)

856とはずがたり:2004/11/13(土) 03:52
<東北・北海道>岩手県【両磐地域合併協議】
http://www.kurikoma.or.jp/~ogatan21/gappei/h-keika1.html
一関地方広域合併の流れ(2004年8月6日〜)(参加市町村等のフローチャート>>853)

※東磐井郡6町村で懇談会設置:2000/10/11
※9市町村で研究会設置(宮城県栗原郡栗駒町,金成町がオブザーバー参加):2002/4/8
※一関市,西磐井郡 花泉町,東磐井郡 藤沢町,東山町,室根村,川崎村の6市町村で準備会設置:2002/8/23

☆一関地方任意合併協議会
一関市,西磐井郡 花泉町,東磐井郡 東山町,川崎村の4市町村で任意協設置:2003/2/1(>>54)

※東磐井郡藤沢町,千厩町,室根村の3町村で研究会設置(大東町がオブザーバー参加):2003/7/10
※東磐井郡大東町,藤沢町,千厩町,室根村が一関地方任意協議会へ参加を申入れ(2003/10/3)

★一関地方合併協議会(休止中)(一関・花泉・東山・川崎)
※法定協議会「一関地方(4市町村)」設置:2003/12/1
※平泉町の5市町村(一関,花泉,東山,川崎)での法定協議会設置の是非を問う住民投票の結果「賛成(57.8%)」「反対(42.2%)」(2004/4/4)(迷走する平泉町>>854-855)(>>284衣川村長の発言:ここまで来るのに少し長かったというのが実感だ。文化や歴史を共有する平泉と共に世界遺産の「発信基地」にしたかった。合併は避けて通れない。胆江6市町村の枠組みで。わが村は、全国に名をとどろかす「安倍一族」の本拠の村だ。「安倍一族」の系譜はみちのくで栄華を極めた藤原3代の歴史にも通じる。)
↓(平泉参加)
★一関地方市町村合併協議会(休止中)(一関・花泉・平泉・東山・川崎)
※法定協議会「一関地方市町村(5市町村)」設置:2004/4/15「住民発議」
↓(東磐地域6町村合流)「両磐地区広域市町村圏協議会」で合意>>284
★両磐地区合併協議会(9市町村)
※法定協議会「両磐地区(9市町村)」設置:2004/8/6
一関市, 西磐井郡 花泉町,平泉町,東磐井郡 大東町,藤沢町,千厩町,東山町,室根村,川崎村

■平泉市 2005.9.20(名称問題:>>779 >>853)
※新市名候補6点:平泉,磐井,一関,いわい,南岩手,南いわて→平泉,磐井,一関
※新市名最終候補2点:平泉,磐井(いわい)
※新市役所:現・一関市役所
※合併協定調印式予定:2004/12/24
※合併関連議案を9市町村は12/27審議予定
※合併関連議案を岩手県議会は2005/3月審議予定

857とはずがたり:2004/11/13(土) 05:13
<埼玉県>
※深谷市,大里郡岡部町,川本町,花園町,寄居町,江南町と9市町で研究会設置:2002/6月
※熊谷市が江南町,大里町,妻沼町に合併協議を呼掛け(2003/1/30)
※大里郡江南町と4市町で法定協議会設置:2003/4/1
※江南町の合併の是非を問う住民投票の結果「賛成(46.2%)」「反対(53.8%)」(2004/3/21)
※江南町が合併協議から離脱を申入れ(3/31),江南町が離脱(5/31)
※4市町での合併を断念,協議会を解散:2004/5/31
※3市町で法定協議会設置:2004/6/1

熊谷と2町、合併協定書に調印 来年10月の新市目指す /埼玉
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041112-00000003-mailo-l11

 熊谷市・大里町・妻沼町合併協議会(会長・富岡清熊谷市長)の第6回会合が11日、市立勤労会館で開かれた。新市建設計画を協議し、すべての協定項目の協議を終了。3首長が合併協定書に調印した。今後は各議会の議決を経て合併の申請書を知事に提出。総務相の協議などを経て、来年10月1日の合併を目指す。
 合併協定書では、合併方式は3市町を廃止し、その区域で新しい市を設置する新設合併▽新市の名称は熊谷市▽新市の事務所位置は現在の熊谷市役所とし、大里、妻沼の現町庁舎は住民生活に密着した業務を担う事務所とする▽議員定数と任期は、地方自治法に基づき新市議の定数を34人。3市町の議員は、市町村の合併の特例に関する法律の規定を適用し、合併後1年7カ月間、引き続き新市の議員として在任する――などとした。議員報酬は盛り込まれず、今後、3首長が現行の報酬を基準にして協議する。
 合併協定の調印を済ませた富岡市長は「6月から活発な協議を重ねて、その成果が合併協定書として結実した。今後も住民と行政が手を取り合って新市の建設に努力していく」と述べた。
11月12日朝刊 
(毎日新聞) - 11月12日16時25分更新

858とはずがたり:2004/11/13(土) 05:19
>>552>>682浅口市フローチャート
>>681当該記事の既報

住民発議の合併協設置なくなる−−里庄町に、金光など3町回答 /岡山
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041112-00000234-mailo-l33

 金光、鴨方、寄島の3町は10日、里庄町との法定合併協議会設置について、「設置議案を議会に付議しない」と、それぞれ里庄町に回答した。同町の住民グループ「浅口合併を考え理想的な都市を目指す会」(岡研三会長)の直接請求を受け、佐藤清・里庄町長が3町に意見照会していた。これで直接請求の手続きは終了、合併特例法期限内の住民発議による協議会設置はなくなった。
 3町は、回答理由として▽里庄町長と町議会の大半が合併を希望していない▽既に3町による合併協議が進んでおり、新たな協議会設置手続きは特例法期限内の合併に支障を来す――などを挙げている。

11月12日朝刊 
(毎日新聞) - 11月12日17時5分更新

859とはずがたり:2004/11/13(土) 05:46
<長野県>
頑張れ木曽町!

木曽郡
├→木曽福島町、日義村、開田村、三岳村→■木曽町
├→●上松町(単独)
├→●王滝村(単独)
├─楢川村→■塩尻市
├→●南木曽町・●大桑村→2町村協議から単独へ>>423
└─山口村→■中津川市>>160 >>239

新町名は木曽町−−木曽町任意合併協 /長野
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041112-00000025-mailo-l20

 木曽郡中北部の木曽福島町、日義村、開田村、三岳村の4町村による木曽町任意合併協議会が11日発足した。木曽福島町内で初の協議会を開き、新町名を「木曽町」とすることなどを決めた。
 木曽郡中北部では昨年5月、7町村で法定の木曽町合併協議会を設立したが、参加町村の相次ぐ離脱により解散した。9月に改めて住民投票を行い、合併賛成が上回った4町村で協議を再開。「木曽町」発足に向け、再出発した。
11月12日朝刊 
(毎日新聞) - 11月12日16時40分更新

860とはずがたり:2004/11/14(日) 03:09
>>463 >>675
揉めだしたなぁ

正副議長の不信任決議案を可決 「合併、期待裏切った」−−佐伯町臨時議会 /岡山
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041113-00000240-mailo-l33
 ◇「町民の期待裏切った」
 佐伯町と和気町の合併問題に絡み、佐伯町臨時議会は12日、岡正孝議長と幸坂陽子副議長の不信任決議案を賛成多数で可決した。決議案に法的な効力はなく、これを受け失職することにはならない。両氏は辞任する意向はないという。
 決議案は戸川健一議員が、合併協議会の委員だった岡議長、幸坂副議長に対し、「議員の多くの反対があるのを知りながら、何ら議会をまとめようとせず、合併への道へと突き進んだ。また合併協に働きかけて佐伯町の要望を受け入れさせることもせず、町民の期待を大きく裏切った」として提出した。毎日新聞の取材に対し、岡議長は「議会に混乱が生じたことに責任は感じているが、合併問題の結論も出ておらず、今はまだ辞める時期ではない」と話した。
 合併を巡って、佐伯町は9月30日、合併協定書に調印、来年3月1日に新「和気町」となる予定だった。しかし、10月8日、同町議会が合併関連議案を反対多数で否決。再議で可決されない限り、合併は破たんするが、その見通しも立っていない。
 一方、同町の合併推進派の住民でつくる「佐伯町の明日を考える会」が9日、尾〓忠信町長と町議会のリコール(解職請求)のための署名を町選管に提出。町選管の審査、署名簿縦覧を経て、確定すると本請求となり、リコール投票で過半数が賛成すれば町長は失職、議会は解散となる。

11月13日朝刊 
(毎日新聞) - 11月13日17時16分更新

861とはずがたり:2004/11/14(日) 03:16
佐伯町 16票差で「合併」 住民アンケート あす町議会で報告
http://www.sanyo.oni.co.jp/kikaku/gappei/kiji/wake/20040927.html
 
 和気町との合併協定調印を三十日に控えた佐伯町は二十六日、今回の合併協定書に基づく合併の是非を問う住民アンケートの集計を行い、「賛成」が「反対」を十六票上回った。郵送の未到着分が若干あるとみられるが、結果は覆らない見通し。最終結果は二十八日の町議会で報告される。

 町内の全有権者三千四百五十七人(十六日現在)を対象に実施。「合併する」(九百九十票)と「やむを得ず合併する」(二百二十七票)を合わせた合併賛成が千二百十七票(有効投票の47・45%)。「合併しない」(九百二十七票)と「できれば合併しない」(二百七十四票)の合計は千二百一票(同46・82%)だった。「わからない」は百三十四票。回収率は74・20%。

 尾崎忠信町長はアンケート実施に当たり「結果は尊重する」との姿勢を示しており「結果を議会に報告して今後の方向性を協議、決定したい」と話している。佐伯町・和気町合併協議会会長の西崎歳太路和気町長は「佐伯町民は合併の必要性を十分理解し、良識ある判断を下された。今後は新町建設に向け邁(まい)進したい」としている。


和気との信頼回復を 町民理解へ説明も必要 解説

 合併協定調印を目前に控えての異例の住民アンケート。結果はわずかに「合併賛成」が上回ったが、最終段階に至って、なお町民の民意を集約し切れていない実態が浮き彫りとなった。尾崎町長は「結果を尊重する」としており、合併に向けた町民の理解促進へ、さらに説明責任を果たすことが求められる。

 佐伯町・和気町合併協議会は昨年十二月から十三回にわたる協議を既に終了。全会一致といかないまでも、新町建設計画など四十八にわたる協定項目はすべて合意が成立していた。

 協議を終えた段階で突然、尾崎町長が「今回の協定に基づく合併を見送りたい」とする見解を示し、アンケートを実施したことで、和気町との間に亀裂が入ったことも事実。信頼関係を取り戻しながら、新たな町づくりへのスタートラインに立つことが必要だ。

 (小林貴之)
 
(2004年9月27日付)

862とはずがたり:2004/11/14(日) 03:16
佐伯町合併問題 選択迫られる町議 関連議案8日に審議
http://www.sanyo.oni.co.jp/kikaku/gappei/kiji2/wake/20041006141409.html

合併調印を終え、握手を交わす(左から)西崎歳太路和気町長、石井知事、尾崎忠信町長=9月30日、佐伯町

 合併の是非を問う住民アンケートで合併に「賛成」が「反対」を十七票上回った佐伯町。合併相手の和気町と同時に、八日の臨時議会で合併関連議案を審議する。アンケートは民意をほぼ二分する結果となっただけに、十人の町議は重大な選択を迫られている。

 アンケートでは「合併する」(九百九十一票)「やむを得ず合併する」(二百二十七票)を合わせた千二百十八票が賛成票。「合併しない」(九百二十七票)「できれば合併しない」(二百七十四票)の千二百一票が反対票。町内有権者の七割を超える高い回収率だった。

 アンケート実施に当たり、尾崎忠信町長は「今回の協定項目に基づく合併は見送りたい」とする見解を添えたが、「結果は自分の意思と違っても尊重する」と表明した通り、九月三十日に合併協定書に調印。席上で「住民代表の議会に諮り、決定したい」と述べ、最終的な決断を議会に託した。

 調印式前の同二十八日に招集された町議会全員協議会では、尾崎町長は調印する意向を表明。「この結果で調印し、将来に禍根を残さないか」「合併に反対する半数の意見を無視していいのか。見切り発車だ」。町議からは結果に対し、慎重な判断を求める声が相次いだ。


根強い慎重論

 アンケートに踏み切った背景には合併協議をめぐり、意見を集約し切れなかった佐伯町議会内の問題がある。新町建設計画については、議員十人中、六人が「期限を設けず十分な議論が必要」とする意見書を提出した。

 しかし、「他の類似団体と比較して、新町建設計画に問題があるとは思えない」と合併推進の立場を取る町議。合併協議の中では、民間委員から「本当に細かい所まで決めようとすれば、一年や二年で終わるはずがない」と合併慎重派の主張を疑問視する発言さえあった。


否決なら県内初

 十七票差をどう受け止めるのか。「新町建設計画が不十分だという理由で、民意を覆してまで『否決』するのは論拠が弱すぎる」と賛成派のある町議。合併協議会関係者も「本音は“議員の延命策”と住民にとられても仕方ないだろう」と指摘する。

 関係者によると、現段階で町議会内では合併に「反対」の立場を取る議員が多数派を占めるという。ある町幹部は「県内で合併しない町村は財源の裏付けがある地域がほとんど。佐伯町の場合、どんなに無駄を削ったとしても、今の人口規模、町の産業構造をみると、第二の合併時に他市町に吸収されるのは確実だ」と話す。

 県市町村課によると、合併協定書の調印後に議会で合併関連議案を否決すれば県内で初めてのケースになるという。ゴールテープは切れるのか。尾崎町長は民意を尊重し、最終的な判断を町議会に委ねた。十人の議員は町の将来を見据え、信念を持った決断を下す姿勢が求められている。
 (小林貴之)
(2004年10月6日更新)

863とはずがたり:2004/11/14(日) 03:21
<岡山県>
佐伯町・和気町合併協議経緯

>>675 合併 どうなる わがまち 思惑交錯 二手に分かれた法定協 <8>和気地域
>>861 佐伯町 16票差で「合併」 住民アンケート あす町議会で報告(04/9/26)
>>862 佐伯町合併問題 選択迫られる町議 関連議案8日に審議
>>463 佐伯町議会が合併議案否決 (04/10/8)
>>860 正副議長の不信任決議案を可決 「合併、期待裏切った」−−佐伯町臨時議会 /岡山
また議会と町長のリコール運動も。

864とはずがたり:2004/11/14(日) 03:25
<岡山県>倉敷地域

合併の条件・2事業凍結覚書 船穂町長が一転承認
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okayama/news002.htm

 真備、船穂両町との合併問題を話し合う倉敷市議会広域行政調査特別委が十二日開かれ、船穂町の土井博義町長が、町内の柳井原土地区画整理事業と船穂産業団地開発の二事業の凍結を記した合併の条件となる覚書を一転、承認する意向を示したことが明らかになった。冒頭、古市健三市長が両町から協議再開の申し入れがあったこととともに報告した。古市市長によると、土井町長が市役所を訪れ、承認の意向を示したという。
 特別委は、真備町との再開は了承したが、船穂町については「再開は(町から)覚書承認への確約、町長の方針転換についての納得のいく説明などを示してもらうことが条件」との考えで一致した。

 土井町長は、覚書に同意できないとして町長を辞職、出直し選で四選した経緯がある。

 また、法定協で定めた来年三月二十二日の合併期日は「協議が三か月ストップしたため、電算システム統合が間に合わない」として、同年三月末までに、議会議決を経て県に合併申請し、特例法期限内での合併を目指すことになった。
(2004年11月13日)

865とはずがたり:2004/11/14(日) 03:27
<東北・北海道>岩手県

まぁ建設は全て合併特例債でのみ行って,行財政改革に邁進10年後,矢巾・滝沢・雫石・紫波が頭下げて中核市に入れてくれと云わせるよう努力すべきやね。

財政難ペアで中核市 盛岡、玉山 豊かな矢巾は離脱
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news001.htm

 「矢巾町が、うちと玉山村の法定合併協議会に参加しないと決めました」。今月八日の盛岡市議会、谷藤裕明市長がこう報告すると、市議の一人が立ち上がった。「市長、要するに矢巾にふられたんでしょ」

 目指す新時代の県都からの矢巾離脱。予想できた事態とはいえ、市議会も望んだ合併相手に逃げられてショックだった。

 盛岡を核にした合併論議は昨年末、谷藤市長が近隣五町村に任意合併協への参加を呼びかけて本格化した。が、滝沢、雫石、紫波は早々に不参加を表明した。

 矢巾は任意協には名を連ねた。それが法定協結成を前に不参加へとかじを切った。盛岡についていくのは玉山だけになった。

 矢巾の川村光朗町長が法定協不参加を決めたのは、住民アンケートで七割強が現時点での合併に「NO」と答えたから。その多くが理由を「借金の多い盛岡と一緒になればつぶれてしまう」と書いた。

 市民文化ホール建設のための起債など、盛岡の地方債、つまり借金残高は昨年度末で約1360億円。このままでは二〇〇七年度にも、企業なら破産にあたる財政再建団体に転落するしかない。

 対する矢巾は比較的、健全財政を保っている。歳入に占める自主財源の割合は四割(昨年度決算)と、県内五十八市町村中四位の高さ。今後も人口増加が見込まれるし、岩手医大が盛岡から移転して来る計画もある。「町は自立していける。盛岡と合併する動機も魅力もない」。町議の一人はこう言い切るが、無理もない。

 盛岡も行財政構造改革に必死なのだが、矢巾の受け取り方は「削減した支出はそっくり大規模な開発事業に持っていくだけ」(住民説明会での声)と手厳しい。

 盛岡は「合併で三十万人都市になれば中核市に格上げされる」と叫び、二町村を引っ張ってきた。「県から一千を超える事務事業が委譲される中核市は医療や福祉、街づくりなど、手にする権限は広がり、身近な住民サービスの向上が実現できる」(市広域行政推進事務局)というわけだ。

 人口は盛岡二十八万八千、矢巾二万五千、玉山一万四千。矢巾が離脱したものの、玉山が残ったので三十万人都市への望みはつながった。

 それでは玉山は中核市に魅力を感じ、盛岡との法定協設置を決断したのだろうか。実は玉山も〇六年度には財政再建団体となる恐れがあり、懐具合は盛岡より深刻だ。こちらの住民アンケートでは多くが「村単独では行政サービスが困難だから」と合併賛成の理由を挙げた。

 特例法期限内に合併を実現すれば、特例債を最大約180億円まで発行できる点も大きい。また合併後十年間は、地方交付税が合併前の二市村分とほぼ同じ額を国からもらえる。

 もちろん、こうした特例、特に特例債は盛岡にも魅力。八日の盛岡市議会では「期限にこだわらず合併協議を進めるべきでは」という意見も市議から出たが、谷藤市長は「有利な起債を活用するのは市民のため」と従来の自説で返した。(米山 粛彦)

    ■合併特例債■

 合併後の街づくりのための建設事業に発行できる地方債で、対象事業費の95%の額まで発行できる。元利償還の七割を地方交付税で補えるため、自治体の負担は三割で済む。一九九九年の合併特例法一部改正で創設された。

866とはずがたり:2004/11/14(日) 03:35

吉永離脱は町民アンケの結果な和気ね。

吉永のアンケート 「1市4町」過半数 和気郡北部3町研究会
http://www.sanyo.oni.co.jp/kikaku/gappei/kiji/wake/20030823.html

 和気郡北部三町(和気、佐伯、吉永町)の合併研究会は二十二日、三町の住民アンケート結果を公開。「合併すべき」との回答が55・4%を占めたものの、吉永町は備前市と日生町を含めた「一市四町」の組み合わせを選んだ人が過半数を占めた。

 アンケートは十八歳以上の住民の中から、和気町三千五百九十人、佐伯町千百九十六人、吉永町千四百九十五人を無作為抽出。回答率は和気町46・1%、佐伯町47・7%、吉永町47・4%。

 「合併すべき」との回答は和気町53%、佐伯町49%、吉永町66・1%。「合併すべきでない」は和気町15%、佐伯町19・8%、吉永町12・9%。

 合併すべきと答えた人のうち、和気、佐伯町では七割以上が「北部三町」の組み合わせを選択。吉永町は52・2%が「一市四町」を選んだ。

 備前市と和気郡一市四町の研究会は六月に解散している。結果について森敬一吉永町長は「議会とじっくり検討する」とし、北部三町研究会会長の西崎歳太路和気町長は「吉永町の立場を十分理解し、柔軟に協議を進める」と話している。
 
(2003年8月23日付)

867とはずがたり:2004/11/14(日) 03:41
<岡山県>
佐伯町・和気町合併協議経緯

>>675 合併 どうなる わがまち 思惑交錯 二手に分かれた法定協 <8>和気地域
備前(片上/三石)+日生+吉永+和気+佐伯→<備前+日生>+<吉永+和気+佐伯>→<備前(片上/三石)+日生+吉永>+<和気+佐伯>
>岡山市以東の瀬戸内側では唯一の市で、二万八千人の小都市から脱皮を目指したい備前市。一方、計二万二千人の郡北部三町(吉永、佐伯、和気)は老人ホームの運営やし尿・ゴミ処理など、行政上も生活面でも結びつきが強い。
>備前市と日生町は、町民のアンケートで過半数が1市4町を希望した結果を受け(>>866)北部三町の研究会を脱退した吉永町と十月、法定協議会を設置。佐伯町と和気町も今月十九日に発足させ、将来の枠組みが固まった。
>>861 佐伯町 16票差で「合併」 住民アンケート あす町議会で報告(04/9/26)
>>862 佐伯町合併問題 選択迫られる町議 関連議案8日に審議
>>463 佐伯町議会が合併議案否決 (04/10/8)
>>860 正副議長の不信任決議案を可決 「合併、期待裏切った」−−佐伯町臨時議会 /岡山
また議会と町長のリコール運動も。

868とはずがたり:2004/11/14(日) 03:46
<福井県>吉田郡地域

前回の対立の構図はこれ(>>222)

経済政策:
松岡町…積極財政vs行財政改革指向…上志比村

庁舎の位置:
松岡町…人口の半分を占め交通の要衝でもある松岡町にvs地域の中心の永平寺町に…上志比村

庁舎では松岡町の意向が通ったようだが。。

吉田郡合併協小委、本庁舎は松岡町で合意 /福井
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041113-00000212-mailo-l18

 合併を一度断念した福井県吉田郡3町村の第3回任意合併協議会が11日夜、上志比村内であった。合併破談の一因となった庁舎位置問題は、協議会に先立ち開かれた小委員会で本庁舎を松岡町に置くことで合意した。
 小委では、3町村の現庁舎を利用する本庁支所方式を採用し、本庁舎を松岡町、支所を永平寺町、上志比村に置くことで意見がまとまった。結論は協議会に報告されたが、支所機能の充実などの意見で議論を持ち越し、次回以降に正式決定することにした。
 一方、協議会では▽現3町村議計42人の任期は、在任特例を適用し06年7月末まで▽議員定数は、新町誕生後の最初の町議選では20、2回目以降に18に減らす――と決めた。

11月13日朝刊 
(毎日新聞) - 11月13日16時40分更新

869とはずがたり:2004/11/14(日) 03:51
<埼玉県>比企地域
鎌倉幕府でも重きをなした比企氏の根拠地。比企市を大同合併でつくれや!!

○○市
東松山市, 比企郡 吉見町
☆東松山市・吉見町合併協議会(2004/10/31解散)
※法定協議会設置:2003/12/1
※合併予定期日:2005/3/31以前
※新市名公募上位9点:比企,埼玉中央,東比企,市野川,中央,松見(まつみ),武蔵松山,松吉(まつよし),みどり
※新市名候補5点:比企,埼玉中央,東比企,市野川,武州(ぶしゅう)
※比企郡町村での今後の合併協議にて「比企市(ひき市)」が新市名候補になる可能性があるため,当面「比企市」の採用を見送り
※新市役所:現・東松山市役所
※東松山市議会が「合併協議会からの離脱に関する決議案」を可決(9/14)
※2市町での合併を断念,協議会を解散(10/31)

○○市
比企郡 滑川町,嵐山町,小川町,都幾川村,玉川村,秩父郡 東秩父村
☆比企地域3町3村合併協議会(2004/8/31解散)
※研究会設置:2003/7/22
※法定協議会設置:2003/12/1
※合併予定期日:2005/3/31以前
※新市名公募上位10点:比企,西比企,ひき,みどり,槻川,笠山,おおむらさき,山川,西埼玉,武蔵京都
※新市名候補5点:比企,西比企,比企丘陵,みどり,みどり野
※新市名公募1位が同じく「比企(ひき)」であった「東松山市・吉見町合併協議会」とともに,「比企市」を使用しない方向で合意
※新市役所:現・小川町役場
※滑川町の合併の是非を問う住民投票の結果「比企地域6町村(14.8%)」「東松山市を含む広域合併(54.4%)」「合併しない(30.8%)」(2004/7/11)
※滑川町が合併協議から離脱を表明(7/22)
※6町村での合併を断念,協議会を解散(8/31)
※都幾川村,玉川村は2村での合併を検討へ

比企郡 都幾川村,玉川村
★都幾川村・玉川村合併協議会(玉川村ホームページ)(法定)
※比企郡滑川町,嵐山町,小川町,秩父郡東秩父村と6町村で法定協議会「比企地域3町3村合併協議会」設置:2003/12/1→解散:2004/8/31
※2村で法定協議会設置:2004/11/1

都幾川村と玉川村、新設合併に−−協議会が合意 /埼玉
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041113-00000110-mailo-l11
 人口約1万4000人の新町を目指す都幾川村・玉川村合併協議会の初会合が12日、玉川村中央公民館で開かれた。会長に関口定男玉川村長を選出し、合併方式を新設(対等)合併とした。
 また、合併特例債の期限に当たる来年3月末までに県へ合併申請することを決めた。同協議会は今後、新町建設計画と協定項目の方針を両村議会の議決を得ながら決めていく。その後、議員定数などの扱いを協議し、06年3月までに正式合併をめざす。
11月13日朝刊 
(毎日新聞) - 11月13日16時25分更新

870とはずがたり:2004/11/14(日) 06:39
<静岡県>志太地域合併

遂に来たか。。心の何処かで予期してた気がする。

焼津市“離脱” 困惑、憤りの声交錯 藤枝、岡部に衝撃走る 
http://www.shizushin.com/local_politics/20041113000000000008.htm

 戸本隆雄焼津市長が十二日、事実上の志太合併協議会離脱発言を行ったことで藤枝市、岡部町に大きな衝撃が走った。特例法の期限を目前に、既に合併後の新市名称の公募も終えている。「なぜ今になって」と困惑と憤りの声が交錯する。

 藤枝市では、離脱の理由に協議の不調が挙げられていることに不信感を募らす。この日の市議会全協では「原因をすべて藤枝に押しつけている」「言いがかりだ」「協議が煮詰まらない段階で情報が外に流されている」との不満が噴出した。
 松野輝洋市長は「今まで特例法期限内を前提として協議してきたのに、それを覆して『お先にどうぞ』とは理解しがたい」と批判し、「最後まで望みは捨てない」と強調した。藤枝商工会議所もこの日、協議継続を求めるアピールを出した。
 十万都市の藤枝、焼津がぶつかり合う中で、合併成就に腐心してきた岡部町では失望感が強い。永田政治町議は「岡部は藤枝と焼津の接着剤の役割を目指していたが、誠に残念」と肩を落とす。井田久義町長は「期限を設けなければ何年たっても合併はできない。戸本市長の考えは到底承服できない」と不満を隠さなかった。
 焼津市内では戸本市長の意向に評価が分かれる。市議会には「懸命な判断で間違っていない」「立ち止まってじっくり進むべき」とする賛意の一方、「市長の言う理由は枝葉で、根本議論が欠如している」「最後まで話し合いを」と協議継続を求める声が対立する。
 二市一町合併に反対し、市長に翻意を迫っていた焼津水産会は「合併を踏みとどまり焼津市が単独で行くことを支持する」との談話を出した。

http://www.shizushin.com/local_politics/20041113000000000002.htm
焼津市長 期限内の合併困難 2市1町枠から“離脱”

 焼津市の戸本隆雄市長は十二日、会見を開き、志太二市一町(焼津、藤枝、岡部)の合併協議について、「このままやっても十七年三月に間に合わない。藤枝、岡部で先にいってほしい」「(焼津市は)当面、単独で行く」と特例法期限内での成立を断念し、事実上、枠組みから離れる意向を正式に表明した。

 二十一日告示の市長選挙で「市民の審判を仰ぎたい」とし、離脱を市議会に提案する時期には触れなかった。三月の知事申請を前提とした特例法期限内での、他の自治体との合併も「考えていない」と述べた。
 同日の市議会全員協議会でも同様に表明した。藤枝市の土地開発公社や病院の債務、国保税や水道料引き上げの懸念―などを挙げ、「合併後の焼津市民に不利益をもたらす要因になる。調整は不可能に近い」とし、合併特例債の国の扱いの不透明さも加えた。
 五月に二市一町合併を決意した時点とは「状況は変わった。(自らの)判断は間違ってはいない。特例法期限までにやらなければ、と当時は考えた」と会見で答えた。

871とはずがたり:2004/11/14(日) 21:49
<九州・沖縄>佐賀県

やはり此処へ落ち着くか!?がんばれ〜。後は嬉野・塩田・鹿島・太良で藤津市しかない。焼津と藤枝の合併も無くなったし藤津使っても良いでしょう。

杵島市(杵島郡 北方町,大町町,江北町,白石町,福富町,有明町)>>522-523
├→白石町(白石町,福富町,有明町)
└→○○町(北方町,大町町,江北町)→各町単独町制へ
   ↓ └→大町町は江北町へ合併持ちかけ
武雄市(武雄市・杵島郡 北方町,山内町)
   ↑
湯陶里市(武雄市・杵島郡 山内町・藤津郡嬉野町,塩田町)新市名に武雄市反発離脱へ>>293>>653
   └→湯陶里市(嬉野町,塩田町)
       ↑
鹿島市(鹿島市・藤津郡太良町)名称で揉めたが藤津ではなく鹿島に>>288結局合併を断念,鹿島は嬉野や塩田にも声を掛けるが拒否>>718

山内・北方と合併/武雄市長、新枠組み表明
http://mytown.asahi.com/saga/news02.asp?kiji=2842

  武雄市議会の市町村合併特別委員会が12日あり、古庄健介市長が「山内、北方町と合併特例法の適用期限までに県に合併申請を目指す方向を固めた」と、新たな1市2町の合併枠組みを正式に表明した。山内町でもこの日、町議会特別委で同様の枠組みが説明され、北方町も15日の町議会特別委で説明する予定。

  1市2町の合併問題は、県西部1市3町合併協議会(武雄市と山内、嬉野、塩田町)が新市名称問題で破綻(は・たん)後、新たな枠組みとして模索していた。

  5日の非公式会談で3首長が合意したことを受け、古庄市長が8日の特別委で説明を予定していたが、事前説明がなかったとして委員らが反発、説明ができないまま閉会した。9日に予定していた新たな枠組みを決める3首長の正式会議も延期になっていた。

  新たな枠組みを否定する意見はほとんどなかったが、「北方町が入ることで協議が遅れ、期限内に間に合わないリスクがある」などの慎重論も出た。古庄市長は「新市名称は武雄市、事務所は現在の武雄市役所など、北方町から1市3町の協議内容の『丸のみ』という言葉も出たほどで、信頼できる発言だった。今月中に住民説明会を開き理解を得たい」など、合併に強い意欲を見せた。

  山内町は16日から22日までに町内11カ所で住民説明会を予定している。

  北方町の黒岩幸生議長は「町長が上京中で遅れているが、15日に予定している市町村合併特別委で説明を受ける。議会、町民とも新枠組みで理解が得られると思う」と語った。
(11/13)

872とはずがたり:2004/11/14(日) 22:51
<秋田県>能代山本地域合併

能代市or米代市でしょ。ここは。能代の人口がおよそ5万人で新市の人口の半分強を占めるわけだし地域の中心を占めるわけだし能代で良いんではないでしょうか?
まぁ名前で破談するのは避けたいところだが。。

「白神市」撤回へ住民投票求め署名簿
 住民団体、市長に提出
http://mytown.asahi.com/akita/news02.asp?kiji=6405

 能代山本市町村合併協議会(会長、豊沢有兄・能代市長)が決めた新市名「白神市」について、賛否を問う住民投票条例の制定を求める「新市名に民意を反映させる会」の北村斉二・代表幹事らは12日、署名簿と条例案の書面を豊沢市長に渡した。豊沢市長は「法に基づき手続きを進める」と答えた。

 地方自治法によれば、市長は受理翌日から20日以内に、意見を添え条例案を市議会に提出しなければならない。今回の場合、期限は12月2日だが、定例議会が同1日に招集されるので、同議会で審議されることになる。

 一方、市は高校1年以上の年齢の市民約46600人を対象に、住民意向調査を行うことにしており、15日から書面を郵送する。調査には新市名について問う項目もあり、この結果も12月議会に報告される。豊沢市長はこの調査結果を受けて、「議会とともに合併の方向性を出したい」と発言している。このため市議会は住民投票条例案と意向調査結果の両方を審議することになる。

 同会が先月、市選管に提出した署名数約4千人のうち、有効署名は3986人で、直接請求に必要な有権者の50分の1(884人)を大きく上回った。また他の住民団体が市に提出した「白神市」撤回の署名数は約2万人で、そのうち能代市内のものは1万6千人を超した。

(11/13)

873magenta:2004/11/15(月) 00:52
<中部>長野県

末永く幸せに… 塩尻・楢川の“合併披露宴”JCが企画 
http://www.shinmai.co.jp/news/20041114/mm041114sha13022.htm

 〇…末永くお幸せに―。来年四月の塩尻市と木曽郡楢川村の合併を祝う「披露宴」が十三日夜、塩尻市内であった。塩尻青年会議所が「合併への機運を高めたい」と企画。両市村の職員や議員、消防団長ら約八十人が「門出」を祝った。

 〇…塩尻市の男性が新郎、楢川村の女性が新婦となり、手を取り合って入場。小口利幸市長と田中今朝春村長が「仲人」を務めた。

 〇…両市村の地図をかたどった二つのケーキを「ドッキング」させたり、合併経緯を紹介した「生い立ちビデオ」を上映したりと、工夫が盛りだくさん。田中村長は「夫婦で大切なことは、お互いに協力して話し合うこと」とあいさつ。笑いが絶えなかった。

874無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/11/15(月) 21:44
富山・婦中町長、合併議案を異例の「専決処分」
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20041115ia29.htm
 富山市など6市町村との来年4月合併へ向け、富山県婦中町の大島外夫町長は15日、合併関連8議案を専決処分した。

 合併に反対する議長が議会の開会を拒否したためで、総務省によると、合併議案の専決処分は「平成の大合併で初めて」という。

 同町は10月9日、周辺6市町村と合併協定書に調印。大島町長は臨時町議会を同月13日から4度招集したが、柞山数男(ほうさやまかずお)議長が開会宣告を拒否。議会を開けない異常事態が約1か月続いていた。

 15日の会見で大島町長は「(本来は)合併問題の最終決定権は町議会にあるが、やむを得なかった」と説明。これに対し、柞山議長は「憤りを感じる」と述べた。

 町が8月に実施した町民意向調査では、合併「反対」が「賛成」を上回ったが、大島町長は合併協議を推進。一方、町議会では、議長を除くと合併賛成派が反対派を1人上回るため、柞山議長は開会を拒否してきた。

 合併議案の処理について、総務省行政課は「議会の議決を経て行うべきだ」としつつ、専決処分で行うことも可能としている。

875無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/11/15(月) 23:02
市名というものは大きいものなんでしょうかね。

直方市長 2町へ「合併断念」 鞍手、小竹 新市名めぐり亀裂
http://www.nishinippon.co.jp/media/news/news-today/20041115/news003.html

 福岡県小竹町、鞍手町と合併協議を進めていた直方市の向野敏昭市長は十五日午前、鞍手町役場に篠原弥栄町長を訪ね、「十二月の市議会に合併関係の議案は提案できない」などと述べ、二町との合併を断念する意向を正式に伝えた。同日午後には、小竹町の山本康太郎町長にも会い、同様の意向を伝える。

 一市二町は六月に法定合併協議会を設立。既に全協定項目(三十九)を承認している。今月中に合併協定を調印し、十二月の各市町議会で新市を設置する「廃置分合議案」など関連議案を提案することになっていた。

 ところが、法定協で決まった新市名「ゆたか市」に、直方市民や議会から反発が続出。向野市長は九日の市議会全員協議会で「このままでは合併調印はできない」と発言し、慎重な姿勢に転じていた。同市議会も十日、全会一致で「合併反対」を申し合わせている。

 一市二町合併が事実上崩壊したことに、篠原町長は「非常に残念な気持ちだとしか、今は言いようがない」と語った。

876とはずがたり:2004/11/15(月) 23:19
>>874
素晴らしい!専決処分なんて手法が有るんですな。
普通はもっと少額の物とかの出費を決めるイメージですが。。

>>875
残念ですがゆたか市なんてゆー名前の市に住みたくないなぁ。。筑豊市とかもっとそのまま直方市で良かったように思います。
名前ってのは市が実体化する一番のファクターじゃないでしょうかね?

仙北市→角館と田沢湖が名前綱引き。郡名を市名とする
大隅市→鹿屋市が反撥,鹿屋市に。
湯陶里(ゆとり)市→武雄市が反撥離脱。流石にこれじゃあね。。
大崎市→古川市が反撥,協議中
ひらなみ市→住民の不満があがり旧郡名の海津市へ
西近江市→旧郡名の高島市へ
石見銀山市→太田市が難色,協議難航
白神市→白神山地を有する青森県から不満。能代市民からも不満の声あがる。
平泉市→一関市から不満?
丹波市→京都府内の丹波地域から不満。旧郡名の氷上市にすれば良かったのにと思う。
鹿島市→太良町が郡名の藤津市を主張。協議難航し協議破綻

877とはずがたり:2004/11/16(火) 00:02
<広域合併・道州制>

「中国州」設置を 広島県が道州制推進計画
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041115-00000057-kyodo-pol

 広島県は15日、道州制を導入し、中国5県を行政単位とする「中国州」(仮称)の設置を目指す「分権改革推進計画」を発表した。岡山県は四国を含めた「中四国州」を既に提唱しており、中国地方知事会などで道州制をめぐる議論が本格化しそうだ。
 計画によると、5県を廃止して中国州を設置。国の出先機関も統合し、広域的な社会資本の整備や防災、産業振興、環境政策などを実施する。中国地方の経済規模はスウェーデン、ベルギーに匹敵し、新たな行政体を設置することで自立した競争力のある地域づくりを目指す。
 州都について藤田雄山知事は記者会見で「企業などの出先が集積している広島市が最適ではないか」と話した。
 道州制導入に向け、広島県は2009年度までに所管事務の約4割を市町に移管、基盤づくりを進める。県は昨年7月、経済界、専門家などによる審議会を設置。答申に基づき、導入を検討していた。
(共同通信) - 11月15日11時59分更新

878とはずがたり:2004/11/16(火) 00:06
>>875-876
流石にあっぷる市は。。

合併めぐり対立、臨時議会が流会−−板柳町 /青森
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041115-00000108-mailo-l02
 板柳町議会は14日、停滞したままの鶴田町との合併協議を白紙に戻すか、継続するかを決めるため臨時議会を開く予定だったが、白紙派と継続派の対立で議会を開けないまま午後5時になり臨時議会は流会した。
 両町の法定合併協議会は、新市の名前について全体の協議会で4回議論を交わしたが、9月30日を最後に協議が途絶えている。

11月15日朝刊 
(毎日新聞) - 11月15日16時1分更新

政治ニュース - 10月13日(水)3時23分
“命名”で紛糾、平成の大合併 破談、離脱…「知床」「白神」ブランド論争まで
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041013-00000005-san-pol

 国から優遇的な財政支援を受けられる合併特例法の申請期限が半年後の来年三月末に迫る中、合併後の新しい名前をめぐって市町村間のトラブルが各地で相次いでいる。「名は体を表す」とあって住民らのこだわりは強く、合併の破談や協議会からの離脱に発展するケースも少なくない。有名観光地を抱える自治体ではブランド名の利用をめぐる論争も深刻化しており、「平成の大合併」が命名紛争に揺さぶられている。(森口忠)
≪青森といえば≫
 「基幹産業のリンゴをシンボルにして、まちを活性化すべきだ」
 青森県西部のリンゴ産地・板柳町は新市名に「あっぷる市」を強く推す。ところが合併相手の鶴田町は「市庁舎の場所は板柳町に譲ったのだから、名前には現町名のイメージを残したい」と譲らない。不満を募らせた板柳町議会は来年三月に予定していた合併の延期を決め、法定合併協議会は解散の瀬戸際に立たされている。
 合併を機に地域の特産をアピールしたいとの思いは強い。鳥取県の湯梨浜(ゆりはま)町は二十世紀梨や温泉地にあやかった新町名で十月一日、無事誕生した。一方、佐賀県武雄市など四市町の法定協では、それぞれの特産をもとにした造語の「湯陶里(ゆとり)市」に武雄市が反対して離脱を表明。明暗を分ける形になった。
≪観光地ほど≫
 全国に名前が浸透している観光・景勝地を抱える自治体の場合は、ごたごたが起きやすい。
 世界自然遺産候補地の北海道・知床半島。半島の半分を占める羅臼(らうす)町と中標津(なかしべつ)町の法定協は九月中旬、新市名を「東知床市」に決めた。しかし、半島の残り半分を占める斜里町は「共有財産の名を軽々しく使うべきではない」などと異議を唱え、知床半島は一時“分裂状態”に。
 世界自然遺産の白神山地周辺でも摩擦が生じた。秋田県能代市など七市町村が「白神市」と決めたことに対し、青森県深浦町と岩崎村は「両県の財産だから互いに使うべきでない」と新町名候補の一つだった「白神町」を放棄。先走った秋田側に軌道修正を促す。
 岩手県では三町村がスキー場で知られる「八幡平(はちまんたい)市」を採用し、秋田県側が反発。奈良県明日香村の場合は全国の歴史ファンらが「由緒ある地名を消さないで」と反対署名を集め、橿原市などとの法定協から離脱した。
 市町村合併に詳しい中央大の佐々木信夫教授(行政学)は「ブランド志向になるのはやむを得ないが、協議の早い段階で名前を決めないとトラブルが起きやすくなる」と指摘。さらに候補名の公募についても「集まった候補名をどう扱うか明確に決めず、収拾がつかなくなる場合もあり、問題を複雑にしている」として“命名ルール”の必要性を強調している。
(産経新聞) - 10月13日3時23分更新

879とはずがたり:2004/11/16(火) 00:08
<青森県>

名前を期に色んな不満が噴出すると云った方がいいのでしょうか。。

04/10/11 Today's NEWS
板柳と鶴田、合併協議が頓挫
新市名称選定引き金、根底に相互の違和感
http://www.mutusinpou.co.jp/news/04101102.html

 板柳町と鶴田町の合併協議が頓挫している。合併後の新市名称選定をきっかけに、双方が持ち続けていた不信感が一気に表れた形だ。その根底には、住民気質や首長・議会の政治姿勢に対する相互の違和感が潜んでいる。板柳町議会が八日の臨時会で電算システム統合に関する契約案件二件を否決し、二〇〇五年三月二十八日と定めた合併期日延期は決定的となったが、それにとどまらず合併そのものを危ぶむ声も強まっている。

 新市名称は、第一次選定で公募作品の中から十二候補に絞り、その後小委員会で「あっぷる市」「鶴柳市」「津軽富士見市」の三案まで絞ったが一つに決定できず、九月三十日の第七回法定協で両町長に委ねられた。
 その方法を提案したのは鶴田側。板柳側は「住民の代表である議会同士で話し合うべき」と提案し対立した。結局は鶴田の案で決まったものの、板柳側には両町長に委ねたことに対する根強い反発があり、委員らは「われわれは自由闊達(かったつ)に議論して物事を決める。トップダウン式はなじめない」と公言してはばからない。一方、鶴田側は議会も含め、「合併を成し遂げるにはトップが指導力を発揮する場面が必要」と語る。
 双方の委員は、見解の相違は両町長の言動とも密接な関連があるととらえている。板柳町の舘岡一郎町長は、新市名称選定に関する両町長会談について「議会の意向を確認しながら対応したい」としているが、鶴田側は「協調重視の姿勢が混乱を招いた原因の一つ」と批判する。
 一方、板柳側は、もう一つの懸案である字名の決定方法をめぐる協議中、「合併する気があるなら」と前置きして発言した鶴田町の中野・司町長に対し、「強権的」と反発を強めている。
 板柳側はこれらの相違を「まちづくりの価値観にかかわる問題」ととらえ、双方の相違によって行政の施策を決定する合併後の議会運営なども懸念するようになった。委員からは「二町の合併は難しいのではないか」とする声も上がり始めた。
 一方、鶴田側も「板柳はリンゴを前面に押し出したまちづくりを展開しているが、当町もスチューベンでは全国に名をはせている。新市名選定の論議で『あっぷる市』を推す板柳はその事実を考慮しているのか」と譲らない。
 七日に予定されていた第八回会議の開催が見送られて以来、二町でつくる津軽中央地域合併協議会は開催されていない。互いの見解を述べ合う場がない分、両町の委員間の不信感は募っており、合併協議は極めて厳しい状況に立たされている。

880とはずがたり:2004/11/16(火) 00:10
2004年10月10日(日)
市名や字名合意できず 最終局面で不信感/板柳・鶴田
http://www.toonippo.co.jp/tokushuu/gappei/news2004/1010_2.html

 順調に進んでいるとみられてきた板柳町と鶴田町による津軽中央地域合併協議会の話し合いが、最終局面で迷走している。板柳町議会が八日に電算システムの統合にかかわる二議案を否決したことで、合併期日の延期は必至だ。新市の名称に関する協議をきっかけに、これまで水面下でくすぶっていた両町間の不信感が表面化しつつある。

当初から難航危ぐ

 両町は、板柳町の人口が一万六千人余、鶴田町が一万五千人余、コメや果樹を中心とした「似かよったまち同士」(新市将来構想から)。それだけに新市の庁舎をどちらに置くか、新市の名称をどうするかについては、当初から協議の難航が危ぐされていた。

 それでも新市の本庁事務所の位置については、八月の第四回法定協で、事務所は板柳町に置き、分庁方式として鶴田町と行政機能を振り分けることを決めた。鶴田町側が折れる形での決着だった。

 新市の名称は公募した十二の候補から「鶴柳市」「津軽富士見市」「あっぷる市」の三案におおむね絞り込むまでいったが、そこで行き詰まってしまった。

 鶴田町には鶴にこだわりたいとして「鶴柳市」を推す声がある。一方の板柳町が推したのは特産のリンゴにちなんだ「あっぷる市」だった。

 合意が得られないもう一つの協議事項が、字名の取り扱い。鶴田町は旧町名を残したいとして新市名の後に「鶴田町(つるたちょう)」をつけることで意見集約。一方の板柳町は字名に旧町名の板柳町をつけない。

 板柳町側は「鶴田町の名を残すのは将来にわたって境界を残すもの」と主張。一方、鶴田町側では「旧町名を残すかどうかは両町に任せるとしたはず。こちらが板柳の決定を批判しないように、板柳からも批判されたくない」として、受け止め方の違いが顕在化してきた。

レール戻るか不透明

 また、町議会の議員定数が板柳町が一五に対して鶴田町が一六と一人多い。合併後の議会では鶴田町側に主導権を取られるのではないかとの懸念がある。さらに鶴田町の中野堅司町長は当選八回、県町村会長も務めた実績があり、板柳町側には鶴田町側の政治的な発言力に対する警戒感もある。

 協議が停滞し合併そのものの行方さえ危ぶまれる中、あらためて問題点を整理し、両町が話し合いのレールに戻れるかは不透明な情勢だ。

881とはずがたり:2004/11/16(火) 00:20
<埼玉県>熊谷・岡部・大里地域

※熊谷市,深谷市,大里郡 江南町,大里町,妻沼町,岡部町,川本町,花園町,寄居町,江南町と9市町で研究会設置:2002/6月
|↓
|※熊谷市が大里郡 江南町,大里町,妻沼町に合併協議を呼掛け(2003/1/30)法定協議会設置:2003/4/1
|☆熊谷市・大里町・江南町・妻沼町合併協議会
||
|江南町が離脱,合併協議会を解散(2004/5/31解散)
|↓└→●江南町(単独)
|■熊谷市
|2005.10.1熊谷市, 大里郡 大里町,妻沼町
|★熊谷市・大里町・妻沼町合併協議会(法定)

※大里郡寄居町,花園町と5市町で法定協議会「深谷市・岡部町・川本町・花園町・寄居町合併協議会」設置:2003/4/1→解散:2004/5/20
├→■深谷市2006.1.1
| 深谷市, 大里郡 岡部町,川本町
| ★深谷市・岡部町・川本町合併協議会(法定)
|    ↑
|    |住民投票で花園町が深谷との合併を選択(2004/11/14)
└→大里郡 花園町,寄居町(二町で合併を検討)→●寄居町(単独町制へ?)
※花園町長は寄居町との2町での合併に前向き,花園町議会は寄居町を除く4市町での合併に前向き

合併の枠組み問う住民投票、「深谷市含む合併」が最多−−花園町 /埼玉
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041115-00000125-mailo-l11

 花園町の合併の枠組みを問う住民投票が14日あり、即日開票で「深谷市を含む合併」が他の二つの選択肢を上回った。
 選択肢は▽寄居町との合併▽深谷市を含む合併▽合併しない単独町――の三つ。
 当日投票資格者は、20歳以上で1万197人。投票率は76・98%だった。
11月15日朝刊 
(毎日新聞) - 11月15日16時25分更新

882無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/11/16(火) 01:42
>>878-880
林檎市orりんご市ならまだ違和感は小さいと思いますけどね。。
漢字が難しいのが難点ですね。
あっぷる市は、南アルプス市の影響を受けたものですかね。
飲み屋とか連れ込み宿の発想に近いですね。

883とはずがたり:2004/11/16(火) 05:50
<富山県>
まぁ富山県の合併は富山市と砺波市と南砺市が確定した時点で峠を越えた感じ。
あとは射水(此処が纏まると無条件に成功の匂いが)・高岡(まぁ2市町合併で十分か)・黒部(名前黒部市・市庁舎入善で行けないのかね)だが。。

●大島町長は記者会見で「廃置分合など合併関連議案8件について、地方自治法に基づき、町長において専決処分をいたしました」と述べた。
●専決処分は22日の議会全員協議会で報告され、12月定例会に承認案件として提案される。承認されなくても専決処分が優先する

婦中町町長が合併関連議案を専決処分
http://mytown.asahi.com/toyama/news01.asp?kiji=5049

先決処分について記者会見する大島外夫町長
富山地域7市町村の来年4月合併を目指す婦中町の大島外夫町長が15日、合併関連議案を専決処分にしたと発表した。町長はこれまでに4回、臨時議会を招集したが、合併反対派の柞山数男議長が開会を拒否していた。専決処分したことで7市町村すべての合併関連手続きがそろい、今月末にも知事へ合併が申請され、12月定例県議会で審議される見通し。「平成の大合併」で議会の議決を経ずに専決処分で合併が決まるのは初めてという。
 大島町長は記者会見で「廃置分合など合併関連議案8件について、地方自治法に基づき、町長において専決処分をいたしました」と述べた。
 5日に柞山議長に5回目の臨時会招集を打診したものの、開会しないとの考えを示され、専決処分に傾き始めたとした。
 町民意向調査で合併反対が賛成を上回ったことについては「合併に対する説明責任が不十分であったと自戒し、重ねて反省している」とした。
 一方で、合併協定書調印を求める請願が提出され、議会で合併推進決議案が可決されたことなどにも触れ、「三位一体改革など自治体をとりまく今日的な状況を総合的に判断した」と専決処分の理由を説明した。
 このあと、柞山議長が記者会見し、「議会も町民も二分したまま専決したことに憤りを感じ、残念」と述べた。議長が議会を開かなかったことなどを、町長が専決処分した理由に挙げている点についても、「町長は合併反対という意見を否定し、それを議会に責任転嫁した」と批判した。
 町民の融和に努め、共通理解の中で結論を導き出してほしかったと言い、「合併を専決でするのはふさわしくない」などと総務省へメールを送ったことを明かした。
 専決処分は22日の議会全員協議会で報告され、12月定例会に承認案件として提案される。承認されなくても専決処分が優先するといい、来年4月の合併は予定通り進むとみられている。
 今後、7市町村長の連名で知事へ合併申請され、県と総務省の協議を経て県議会12月定例会で審議される。可決後、知事から総務大臣へ届け出、官報告示されて合併が実現する。

(11/16)

884とはずがたり:2004/11/16(火) 06:15
【富山県合併状況】
=富山地域=
■富山市 2005.4.1(合併協定に調印>>469,婦中町>>488>>874>>883)
富山市, 上新川郡 大沢野町,大山町,婦負郡 八尾町,婦中町,山田村,細入村(住民の賛否など>>471)
富山地域合併協議会(法定)
※滑川市,立山町,上市町,舟橋村を含む11市町村で研究会設置:2001/7/5
※立山町で富山市との法定協議会設置を求める住民発議,富山市が(広域合併を視野に)議会付議せず不成立
※富山市が10市町村に準備会設置を申入れ(2002/12/2)
※7市町村で準備会設置:2003/1/8
※●滑川市,●上市町,●舟橋村は単独自治継続へ
※▲立山町は,上市町,舟橋村との3町村での合併を検討

=高岡・砺波・射水地域=
※高岡市, 新湊市, 氷見市, 小矢部市, 西礪波郡 福岡町, 射水郡 小杉町,大門町,下村,大島町と9市町村で研究会設置:2001/12/26
※福岡町は砺波市,小矢部市,東礪波郡,西礪波郡の12市町村で研究会設置:2001/5/23→準備会設置:2002/4/2

□高岡市
高岡市, 西礪波郡 福岡町
高岡市・福岡町合併協議会(法定)
※小矢部市,(2002/12/3),高岡市(2003/3/4)が福岡町に合併協議を申入れ
※福岡町は高岡市,小矢部市に3市町での合併協議を提案(3/19)
※小矢部市は3市町での合併に慎重,福岡町との合併を断念
※2市町で任意協議会設置:2004/1/15
※▲小矢部市,●氷見市は単独市制継続へ

■砺波市 2004.11.1 新設
砺波市, 東礪波郡 庄川町
※2市町で任意協議会設置:2002/12/26
※法定協議会設置:2003/4/1

■南砺市 2004.11.1 新設/市制>>650
東礪波郡 城端町, 平村, 上平村, 利賀村, 井波町, 井口村, 福野町, 西礪波郡 福光町
砺波地域市町村合併協議会
※8町村で任意協設置:2002/12/24.法定協設置:03/4/1
※市役所:福野町役場

□射水市
新湊市, 射水郡 小杉町,大門町,下村,大島町
射水地区広域圏合併協議会(法定)
※研究会設置:2001/11/30 ※準備会設置:03/4/1
※法定協設置:03/5/14「住民発議」
※合併予定期日:2005/11/1を提案
※協議会を休止(2004/3/17〜)小杉町の新湊への反発>>262
※大門町,下村,大島町は射水郡4町村での合併を拒否,小杉町を除く4市町村は,5市町村での合併協議継続の意向,小杉町に合併協議復帰を呼掛け
※小杉町の5市町村での合併の是非を問う住民投票の結果「賛成(52.1%)」「反対(47.9%)」(2004/8/29)
※小杉町議会が「協議会への復帰に同意を求める議案」を可決(10/15)
※協議会を再開(10/25)

=黒部地域=
□黒部市
黒部市, 下新川郡 宇奈月町,入善町,朝日町
☆黒部市・宇奈月町・入善町・朝日町合併協議会(2004/6/21解散)
※魚津市に参加を呼掛け
※魚津市が滑川市に合併協議を申入れ,●滑川市は単独市制継続へ
※▲魚津市は当面の間,単独市制継続へ,今後も滑川市との合併を検討へ
※新市役所の設置位置に黒部市議会が慎重,入善町が合併協議へ当面の間不参加を表明(2003/12/22)
※入善町議会合併問題特別委員会が「4市町の合併協議会から離脱する決議案」を可決(2004/3/15)
※黒部市議会合併推進特別委員会は,新市役所の設置位置(当面の間,現・入善町役場)に同意(3/18)
※入善町が合併協議から離脱を表明(3/19)>>266
※宇奈月町,朝日町は入善町を除く3市町での合併に慎重
※4市町での合併を断念,協議会を解散(6/21)
※協議不調の責任を取って市長が辞職。滑川市以東の広域連携から始めると主張する堀内氏が当選(8/2)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/1194
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/1200-1201
黒部市は4市町での合併協議(再開)を検討へ(11月)>>341

885とはずがたり:2004/11/16(火) 06:27
■合併状況一覧<暫定版>
>>514-516:東北地方30万人都市構想
>>639-640:★青森県の構造
>>747:☆秋田県(合併状況講評の中で)
>>800:★山形県地域構造と合併
――:関東広域合併都市構想
>>763-764:★新潟県市町村合併=基本パターン→現状=
>>884:★富山県合併状況
>>641-642:★福井県の合併状況と県の地域構造
>>622-623:★山梨県下合併構図
>>615:★静岡県合併状況(県東部特集>>625-633)
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/mie.html
★三重県合併協議変遷
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/shiga.html
★滋賀県広域合併の枠組みとその結末
>>590:★京都府市町村合併構図(福知山・宮津特集>>752-761)
>>586-588:★大阪市町村再編構想
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/hyogo.html
★兵庫県市町村合併構図
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/nara.html
★奈良県広域合併の枠組みとその結末
>>613-614:★和歌山県合併進展状況
>>538:山陰地区広域都市圏構想
>>704-705:★鳥取県合併状況
>>785-786:★島根県合併状況
>>539-540:山陽地方広域都市構想
>>684:★岡山県合併状況概観(>>967佐伯町・和気町合併協議経緯)
>>536-537:四国県都合併構想
>>689-694:★愛媛県合併状況
>>541-543:九州地域広域合併構想
――:長崎県(佐世保・松浦郡特集:http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/sasebomatuura.txt)
>>822-823:★宮崎県地域別合併推進状況(>>825-818日南地区)
――:☆鹿児島県(>>728出水地区 >>729川西薩地区 >>741姶良伊佐地区 >>746大隅中央地区 >>798肝属東部)

886とはずがたり:2004/11/16(火) 18:05
<近畿>奈良県 吉野地域

なるほどぉ〜。
>下市町には地理的関係から、両村の出身者が多く

合併を潰した張本人が落選の憂き目を見るのは良いことだ。

それにしても>>846-847のニュアンスとはやや異なるねぇ。
> しかし、下市町、黒滝村、天川村の合併は黒滝村の徳岡順二村長が「天川村との二村合併が望ましい」と発言。下市町とのごみ処理や福祉などの一部事務組合などで業務が異なっていることなどを理由に、黒滝村と天川村の二村での合併の方向で進展。このままでは下市町は単独運営の道を歩まざるをえなくなった。

併し両村の合併協議が本格化する直前の8月の発言だから下市+黒滝+天川合併に与えた影響はどうなんだろ。。

合併協議に前向きな感じの東氏だけに期待。下市+黒滝+天川→下市町でええやん。
>東氏の出陣式には徳岡黒滝村長が祝電を送り激励。来賓者のあいさつでも全員が梶氏の発言に対して遺憾の意を示した。東氏は選挙中「近隣町村と仲良く、合併協議を再開したい」と訴えた。


尾を引いた「お荷物」発言−5選狙った現職敗れる<下市町長選>
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041116-00000006-nara-l29

 任期満了に伴う14日の下市町長選で、現職で五選目を狙った梶道男氏(66)が、知名度の低い新顔の前町議東奈良男氏(61)に大差で破れた。多選批判に加え、梶氏が合併をめぐって隣村の黒滝、天川両村を「お荷物」呼ばわりしたことが最後まで尾を引いたようだ。

 選挙戦は告示日、現職の梶氏の出陣式に隣村の徳岡順二黒滝村長と大西友太郎天川村長が欠席するという異例の出来事で始まった。梶氏はあいさつで、自らの発言をめぐる思わぬ波紋に「軽率な発言を慎む」と反省の弁を口にせざるを得なかった。

 お荷物発言があったのはことし8月、大淀町、下市町、天川村、黒滝村でつくる中吉野広域消防組合の会議に出席。梶氏は、黒滝、天川両村長が同席する席上、両村を「お荷物」と発言した。両村長は激怒し、激しく抗議、会議は一時紛糾した。梶氏は出席していた下市町議員らに促されて謝罪した。

 しかし、その後も両村議会で「お荷物」発言が問題にされた。

 一方、東氏の出陣式には徳岡黒滝村長が祝電を送り激励。来賓者のあいさつでも全員が梶氏の発言に対して遺憾の意を示した。東氏は選挙中「近隣町村と仲良く、合併協議を再開したい」と訴えた。

 下市町には地理的関係から、両村の出身者が多く、町内にも梶氏の発言に対する反発が広がった。梶氏の選挙戦に影を落とした。
(奈良新聞) - 11月16日10時43分更新

887とはずがたり:2004/11/16(火) 18:11
<近畿>和歌山県 伊都地域

町長になったら自分の職を手放すのが惜しくなったか?おい。
花園村+かつらぎ町,九度山町+高野町,高野口町+橋本市の組み合わせはそもそも花園とかつらぎが殆ど飛び地だし歪なんだよねぇ。
そもそも花園村+かつらぎ町+九度山町+高野町が分解したのは何故だ?町名を高野とした以上役所は九度山で充分じゃないか。。

九度山町との合併協から離脱を表明−−高野町議会特別委で後藤町長 /和歌山
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041116-00000238-mailo-l30

 9月の町長選で初当選した高野町の後藤太栄町長(47)は15日の町議会合併調査特別委員会で、西田正弘前町長が進めていた九度山町との合併協議会からの離脱を表明した。後藤町長は「九度山町との合併を推進する」として町長選に出馬しており、委員からは「態度を一変させたのはおかしい」などの声が出た。
 橋本伊都地方の合併協議会は当初6市町村で発足したが、橋本市などが次々に離脱し、今年6月1日、高野、九度山両町で再スタート。同24日の第1回協議会で、新町役場を九度山町に置くことなどを決めた。
 9月5日投開票の町長選は前町議2人が立ち、西田前町長の後継として合併推進を前面に出した相手候補に対し、後藤町長も出馬表明会見で「まず、九度山町と合併したうえで伊都6市町村の合併を目指す」と表明。このため合併問題は争点にならなかったという。
 委員会後の記者会見で後藤町長は「出馬当時、合併には条件整備が必要と言ったが、それは新役場の場所などを指しているつもりだった。九度山町に再考を打診したが、受け入れられそうになかったので単独を選んだ」と述べた。また、町民への説明なしに方向転換したことについて「予算編成時期が迫るなど時間がなかったので、宿坊組合など各種団体の意見を聞き、執行部として決断した。理解を得るために早急に説明会を開きたい」とした。
11月16日朝刊 
(毎日新聞) - 11月16日17時10分更新

888とはずがたり(1/2):2004/11/16(火) 18:30
ちょっと古い記事だが

市町村合併:「合併検討」が半数を超える中、単独自立目指す自治体も 2003/07/14
http://www.mmjp.or.jp/gyoukaku/chiiki/20030714.htm

 総務省は7月3日、都道府県知事が指定する「合併重点支援地域」が391地域、1594市町村で、全3185市町村のうち50.05%を占めたことを明らかとした。全国的にますます合併に向けての動きが加速しているようだ。

 そんななかでも、合併せずに単独自立を目指している自治体もある。

 青森・上北町では7月4日、合併調査特別委員会で町長が中部上北合併協(七戸町、上北町、東北町、天間林村)から離脱する可能性を示した。財政シミュレーションの算定方法などをめぐって、2002年末から同町と3町村の意見が対立対立していた。委員からは、「町村間の信頼関係が保てないなら仕方ない」「枠組みを抜けても町単独では生き残れない」など意見がまとまらず、結論には至らなかった。

 秋田・上小阿仁村では6月23日、拡大行政協力員会議で村長が、合併せず単独自立の意向を表明した。これにより、同村は鷹巣阿仁5町村による任意協(鷹巣町、森吉町、阿仁町、合川町、上下阿仁村)の準備会への不参加を決めた。
 同村は、単独自立を選んだ場合の2009年度までの財政計画を策定。財源不足を補うための基金は2008年度で底を突き、2008年度以降は財産売り払いで財源確保。一方で、歳出は行政改革大綱による徹底した削減に取り組む。退職者の補充を少なくするほか、特別養護老人ホームの民間委託などで、職員数を2009年度までに20%カットする。同村としては、2008年度まで予算編成が可能だが、それ以降は過疎法の延長と、人口1万人未満の小規模町村も重視する合併推進策の方向転換に期待するとのこと。

 山形・金山町では6月5日、最上8市町村(新庄市、金山町、最上町、舟形町、真室川町、大蔵村、鮭川村、戸沢村)の合併問題について、合併町民座談会で町長が7月17日に設置予定の法定協への不参加を表明、「自立した特色のある町づくりを目指すというスタンスで臨みたい」とした。結局、法定協に参加するのは、新庄市と舟形町の2市町のみで、金山町など6町村は法定協に不参加となった。

 栃木・栗山村では6月10日、議会で日光広域5市町村(日光市、今市市、足尾町、藤原町、栗山村)の法定協設置議案を「時期尚早」として否決。ほかの4市町村は可決したが、全議会可決が条件の協議会設置は見送りとなった。

 新潟・関川村では6月25日から7月16日まで9会場で、7月30日設置予定の村上市・岩船郡6市町合併協(村上市、荒川町、神林村、朝日村、山北町、粟島浦村)への不参加を決めた経緯と独立した村づくりについて説明する。村長は、過疎化や行政サービス低下に対する不安や、圏域内での合併についての議論不足などを理由にあげた。

889とはずがたり(2/2):2004/11/16(火) 18:30
>>888-889

 富山・上市町では6月24日、合併問題検討特別委で中新川郡の2町1村での合併検討会(上市町、大山町、舟橋村)への不参加を決めた。合併について町議会で賛否両論がある、行政に関する勉強や意見交換は日ごろの交流の中でも行えることなどが理由。なお、舟橋村も不参加の方針。

 和歌山・橋本市では6月2日、市議会全員協議会で市長が、橋本市・伊都郡5町村(かつらぎ町・高野口町・九度山町・高野町・花園村)合併協からの離脱を表明した。5月に実施した「市民意向調査」の結果、6割が伊都郡5町村との合併に反対したことを受けたもの。
 6月25日に開催した法定協議会で、同協議会は7月31日付で解散、今後は橋本市を除く5町村で合併特例法期限内での合併を目指すこととなった。

 佐賀・玄海町では6月30日、臨時議会で唐津・東松浦合併協(唐津市、浜玉町、厳木町、相知町、肥前町、玄海町、鎮西町、呼子町、七山村、北波多村)から離脱する議案を可決した。住民アンケートの結果が離脱の理由。残る9市町村では、7月7日に開かれた呼子町議会の全員協議会でも、「法定協の解散」を全会一致で選択している。

 長崎・小長井町では6月13日、町議会で県央地区1市5町合併協(諫早市、多良見町、森山町、飯盛町、高来町、小長井町)からの脱退議案を可決。議員の在任特例や地域自治組織の設置などが取り入れられなかったことが原因。
 それでも6月23日には、合併推進を求める住民が「小長井町一市五町合併推進の会」を発足。合併の是非を問う住民投票の実現を求めて署名活動などに取り組むとのこと。

 香川・香川町では合併に慎重な姿勢だが、住民側から町の合併に対する姿勢に反対する動きもみられる。同町ではでは2002年5、6月と2003年2月に、合併のデメリットを強調する冊子を作成し、配布した。ところが、香川町の合併を考える会は町長に冊子作製費500万円の賠償命令を出すよう求める住民訴訟を高松地裁に起こし、7月1日に第1回口頭弁論が行われた。町側も「冊子は町民に合併問題を考えてもらう基礎的資料として発行した。作成費の支払いは適法な公金支出」として争う姿勢を示している。

 大分・津久見市では「単独は最悪の判断」としているが、結果的にほかのの自治体と合併協議を進めることができない状態となっている。同市は6月12日、臼杵市と野津町とは合併特例法の期限内には「合併しない」と表明。だが、6月17日には、合併を望んでいた上浦町から同市との合併を否定された。隣接する弥生町は上浦町とともに、佐伯市・南海部郡法定協(佐伯市、上浦町、弥生町、宇目町、鶴見町、蒲江町、本匠村、直川村、米水津村)に参加しており、津久見市の現状は合併相手を見つけることができない状況となっている。

 長野・下伊那郡西部5村(阿智村、清内路村、浪合村、平谷村、根羽村)では7月9日、合併とは別に、5村が連合して経費削減の研究を進めることを確認した。福祉関連、給料や課税事務の共同事務処理、中学校の統合などで連合して、行政のスリム化を図るのが狙い。(田中潤)

890とはずがたり(2/2):2004/11/16(火) 18:39
>>888-890
その後の経過など。

●秋田・上小阿仁村→単独村制へ。他町村は■北秋田市構成へ。それにしても「2008年度まで予算編成が可能だが、それ以降は過疎法の延長と、人口1万人未満の小規模町村も重視する合併推進策の方向転換に期待するとのこと」とは。。

●山形・金山町→結局新庄+舟形も破談。

●栃木・栗山村→□日光市 2006.3.20 日光市, 今市市, 上都賀郡 足尾町,塩谷郡 栗山村,藤原町。新市役所:現・今市市役所。藤原町で住民投票予定。

●新潟・関川村→村上が離脱。岩船村上地域の合併は暗礁に乗り上げ

●富山・上市町→■大富山成立へ。立山・上市・船橋の各町村は単独へ。立山町は3町村合併を指向するものの他2町村は単独指向

●和歌山・橋本市→残る伊都郡5町村合併は破綻。橋本+高野口,九度山+高野,かつらぎ+花園に分裂したが更に九度山+高野が破談

●佐賀・玄海町→七山村も離脱。■唐津市は無事誕生へ。七山村は唐津市への参加を検討。

●長崎・小長井町→小長井町は再加入申請,■新諫早市成立へ

★県央地区一市五町合併協議会(法定)

●大分・津久見市:臼杵市+野津町の合併は拒否,合併相手と想定していた上浦町は隣接する弥生町とともに、佐伯市・南海部郡法定協(佐伯市、上浦町、弥生町、宇目町、鶴見町、蒲江町、本匠村、直川村、米水津村)に参加,合併相手が見つからずの「最悪の状態」に→※津久見市が臼杵市,野津町に合併協議を申入れ(2004/10/18),津久見市は新「臼杵市」との2006/3/31までの合併を検討へ

●長野・下伊那郡西部5村(阿智村、清内路村、浪合村、平谷村、根羽村)→阿智村(下伊那郡 阿智村,浪合村),根羽村は単独村制継続へ,清内路村は阿智+浪合との合併を検討

891とはずがたり:2004/11/16(火) 18:48
>>887

この辺が4町合併が破談した原因か。
>この一月に、かつらぎ町がおこなった財政シミュレーションでは、高野、九度山、花園と合併した場合、平成32年には、単年度の赤字が30億6025万円にもなり、合併しなかった場合はかつらぎ町の赤字は3億623万円であるという分析です。

これを機会に橋本市(橋本市役所)=橋本+高野口+九度山,高野町=(かつらぎ町役場)かつらぎ+高野+花園という訳には行かないのかな?

http://www.naxnet.or.jp/~w-jcpken/gikai_hokoku/0402/
しかし、合併すればここから逃れられる、市町村の財政の困難が解決するかといえば、そうではありません。ところが、雑賀議員が先日とりあげた県の市町村課が作成した「メモ」には、「財政的に単独は厳しい」(大幅な住民サービス低下と負担増の末、再建団体があり得る)」と結論付け、説明会では、「合併しての現状維持か、単独となり住民サービス・負担が大幅に悪くなった末の再建団体化が問われている」という趣旨の説明が行われています。言うまでもありませんが、合併した場合の地方交付税は、16年目からは一本算定になります。財政が厳しくなるのは合併した自治体の方ではないでしょうか。人件費も決して単純に減りません。たとえば合併先進地のあきる野市、合併前の人件費43億円が、合併調整によって給料が上がり、職員数を減らしているのにもかかわらず7年後でも51億円にと2割増しになっています。職員を減らした分をパートで補うことも影響し物件費がかさみ、これも2割増の37億になっています。篠山市でもへっていないんですね。県内をみても、この一月に、かつらぎ町がおこなった財政シミュレーションでは、高野、九度山、花園と合併した場合、平成32年には、単年度の赤字が30億6025万円にもなり、合併しなかった場合はかつらぎ町の赤字は3億623万円であるという分析です。

892無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/11/16(火) 20:54
>>2の凡例にならうようにします。
<近畿> 兵庫県
浜坂町長が辞職 4月合併不調で引責
http://www.nnn.co.jp/news/news1116.html#11163

 合併後の新町名「温泉町」をめぐって混迷が続いている兵庫県浜坂町の中村政行町長は十五日、町臨時議会後に記者会見を開き、町長を辞職する意向を明らかにし、同日付で田中満穂議長に辞職願を提出した。隣接する温泉町との合併で、臨時議会に再提案した合併関連議案の審議が見送られたことで、目標とする来年四月一日の合併は日程的に不可能になったと判断。「責任を取る」として辞職に踏み切った。新町の名称については、この日の臨時議会で住民の意思を問う住民投票条例制定案が可決された。

 辞職の理由について、中村町長は「(合併議案の議決が得られなかったことで)四月合併が不可能となり、両町民に申し訳ない結果となった。責任を取る」と説明した。後任を選ぶ選挙は来年一月にも行われる見通しで、中村町長は再出馬しない方針を固めている。来月四日付で自動失職する。

 中村町長は同町助役などを経て、九七年四月に初当選。現在二期目で、任期は来年四月十二日。

 議員発議による住民投票条例制定案は、賛成一三、反対四の賛成多数で可決。有権者の過半数以上の投票で成立する住民投票は、新町の名称を現町名以外の新しい名称とすることの是非を問う内容で、十二月十四日以降の日曜日に実施される見通し。同町では、町名問題をめぐって賛否が分かれている。

 温泉町の馬場雅人町長は「(名称は)合併協議会で決定しており、調印まで終えているこの時期の浜坂町議会の不条理な対応は理解に苦しむ。来年四月一日の合併が困難となれば、温泉町は来年度の(単独での)予算編成を進めなければならない。浜坂町の今後の対応を見極めて最終判断することになる」とコメントした。

893とはずがたり:2004/11/17(水) 00:39
【愛知県(三河地区)合併協議】

●豊橋市…単独市制?

豊川市, 宝飯郡 音羽町,一宮町,小坂井町,御津町
☆豊川市・音羽町・一宮町・小坂井町・御津町合併協議会(2004/3/31解散)
法定協設置:2001/11/1「住民発議」
※合併予定期日は2005/2/1
※新市名候補5点:豊川,東三河,宝飯(ほい),穂の国(ほのくに),とよかわ
※新市役所:現・豊川市役所(当面の間)
※蒲郡市に参加を呼掛け
├→●御津町は当面の間,単独町制継続を検討へ
※5市町での合併を断念,協議会を解散(3/31)
↓└→●音羽町,●小坂井町
□豊川市?
豊川市, 宝飯郡 一宮町
※豊川市,一宮町は2市町での合併を検討へ

□○○市
渥美郡 田原町,渥美町,赤羽根町
法定協議会「渥美郡3町合併協議会」
名称を巡る対立等で解散:2002/10/31

■田原市 2003.8.20 編入/市制(渥美郡 田原町,赤羽根町)

■田原市 2005.10.1 編入(田原市 渥美郡 渥美町)
★田原市・渥美町合併協議会(法定)
※田原町,赤羽根町(2町は現・田原市),渥美町の3町の
※渥美町の田原市への編入合併の是非を問う住民投票の結果「賛成(85.1%)」「反対(14.9%)」(04/5/23),渥美町が田原市に合併協議を申入れ(5/24),法定協設置:04/8/16

新城市・北設楽郡・南設楽郡
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/1404-1405

岡崎市, 額田郡 額田町,幸田町
|└→■岡崎市2006.1.1編入(岡崎市,額田郡 額田町)
└―→額田郡●幸田町(蒲郡市や西尾市,幡豆郡などを含めた将来的な広域合併を検討へ)

西尾市, 幡豆郡 一色町,吉良町,幡豆町→協議難航

豊田市, 西加茂郡 藤岡町,小原村,東加茂郡 足助町,下山村,旭町,稲武町
8市町村で研究会設置,三好町の離脱で研究会解散:2003/8/5
|└→豊田市2005.4.1編入(三好町を除く7市町村)
| ★豊田加茂合併協議会(法定)
└―→西加茂郡●三好町

豊明市, 日進市, 愛知郡 東郷町,西加茂郡 三好町
☆尾三2市2町広域行政研究会
※研究会設置(2002/11/20)
※三好町は単独市制施行も検討
※日進市は合併に慎重
※豊明市,日進市,東郷町,愛知郡長久手町でそれぞれ名古屋市との法定協議会設置を求める住民発議,名古屋市が議会付議せず不成立(推)

碧南市, 刈谷市, 安城市, 知立市, 高浜市
☆衣浦東部広域行政圏協議会
☆碧南市ホームページ
※5市で法定協議会設置を求める住民発議,碧南市は協議会設置案を否決し不成立(2002/9/27)他4市は可決
※刈谷市,安城市,知立市の3市での合併協議を検討,知立市は3市での合併に前向き,刈谷市と安城市は慎重

894とはずがたり:2004/11/17(水) 01:01
【愛知県(尾張地区)合併協議】

●名古屋市…海部郡 七宝町,美和町,大治町,西春日井郡 春日町,豊明市,日進市,東郷町,愛知郡長久手町等で名古屋市と合併する若しくは合併求める動きあり。

■一宮市 2005.4.1 編入(一宮市, 尾西市, 葉栗郡 木曽川町)

半田市, 常滑市,東海市,大府市,知多市,知多郡阿久比町,南知多町,美浜町,武豊町東浦町
10市町で研究会「知多地区市町合併研究会」設置:02/4/19

半田市, 常滑市, 知多郡 阿久比町,南知多町,美浜町,武豊町
☆知多南部2市4町広域まちづくり研究会

※常滑市,武豊町は合併特例法期限にとらわれず検討へ
※南知多町,美浜町は2町での合併を検討へ
※半田市,阿久比町は6市町での広域合併に前向き
※阿久比町は半田市との2市町での合併に慎重

東海市, 大府市, 知多市, 知多郡 東浦町>>313
☆知多北部任意合併協議会(任意)
※半田市,常滑市,知多郡南知多町,美浜町,阿久比町,武豊町と10市町で研究会「知多地区市町合併研究会」設置:02/4/19
※4市町で研究会設置:03/2/24
※準備会設置:03/8/1
※任意協議会設置:04/1/9
※合併特例法期限内にとらわれず4市町での合併を検討へ

犬山市, 丹羽郡 扶桑町→断念

江南市, 岩倉市, 丹羽郡 大口町,扶桑町
※大口町は法定協への移行は時期尚早として,合併協から離脱の意向表明(3/1)
※岩倉市は大口町を除く3市町での合併協議に慎重,4市町での合併を断念,協議会を解散(3/31)
※扶桑町は江南市,犬山市に3市町での合併協議を申入れ(3/30〜4/2),江南市は前向き,江南市を含む合併に慎重な犬山市は拒否

■稲沢市 2005.4.1 (稲沢市, 中島郡 祖父江町,平和町)

西春日井郡 西枇杷島町,師勝町,西春町,春日町,清洲町,新川町 >>766 >>551 >>157
☆西春日井6町合併協議会(2003/12/31解散)

○○市
海部郡 七宝町,美和町,大治町
★大治・七宝・美和町合併協議会(法定)
※海部郡甚目寺町を含む4町で研究会設置:2002/5/8
※大治町(03/8/18),七宝町(9/29)が合併協議から離脱
※研究会解散:03/11/20
※3町は名古屋市との合併を検討,研究会「名古屋市との合併研究会」設置:04/4/1
※名古屋市に合併協議を申入れ(04/4/27)
※名古屋市は合併特例法期限にとらわれず検討へ

○○市
海部郡 蟹江町,十四山村,弥富町
☆蟹江町・十四山村・弥富町合併協議会(04/9/21解散)
※海部郡飛島村と4町村で研究会「海部南部ブロック市町村合併研究会」設置:02/6/26
※飛島村が合併協議から離脱(03/5/31),単独村制継続へ

愛西市>>834
2005.4.1海部郡 佐屋町,立田村,八開村,佐織町
★海部西部4町村合併協議会(法定)
※研究会「海部西部ブロック市町村合併広域研究会」設置:01/11/22
※任意協設置:03/4/1
※津島市が参加を申入れ(03/5/30),津島市の申入れを拒否(7/25)
※法定協設置:03/10/1

895とはずがたり:2004/11/17(水) 02:23
【香川県合併(その1)】>>895-896
=県東(大川郡)=
大川郡※引田町,白鳥町,大内町を含む大川郡8町で法定協議会設置を求める住民発議,6町が可決,長尾町,志度町が否決し不成立(1999/5/10〜19)
├→■さぬき市 2002.4.1 大川郡 寒川町, 長尾町, 津田町, 大川町, 志度町
└→■東かがわ市 2003.4.1 大川郡 引田町, 白鳥町, 大内町

=県央(高松市)=
■高松市(高松市, 木田郡 牟礼町,庵治町,香川郡 塩江町,香川町,香南町,綾歌郡 国分寺町)
>>46 >>264 >>276 >>338 >>536 >>830
※香川,香南,塩江の香川郡3町は香南町らが合併を模索したが塩江の反対で挫折。二町で設立の協議も実質的な協議は行われず
↑国分寺町
□○○市(綾歌郡 綾上町,綾南町,国分寺町)
綾歌郡東部3町合併協
水道事業の協議で決裂
└→■○○町(2006.3.21 綾歌郡 綾上町,綾南町)
  ★綾上町・綾南町合併協議会(法定)

=県央(綾歌・仲多度郡)=
※丸亀市,善通寺市, 綾歌郡 綾歌町,飯山町,仲多度郡 多度津町,琴平町,満濃町,仲南町,琴南町と9市町で研究会設置:2002/5/30

※坂出市,宇多津町を含む11市町での法定協議会設置を求める住民発議,丸亀市,宇多津町が可決,9市町が否決し不成立(2002/9/12〜10/3)

├→■丸亀市(2005.3.22 新設 丸亀市, 綾歌郡 綾歌町,飯山町)
│ ★丸亀市・綾歌町・飯山町合併協議会(法定)
├→綾歌郡 ●宇多津町
├→●坂出市
├→●善通寺市
├→仲多度郡 ●多度津町
└→○○市(仲多度郡 琴南町,満濃町,琴平町,仲南町)
☆仲多度南部四町合併協議会(2004/3/31解散)
※4町で研究会設置:03/1/6,法定協設置:03/4/1
※合併予定期日:2005/1〜3月
※新市名候補2点:こんぴら・金毘羅・金比羅,中讃・仲讃(ちゅうさん)
※新市役所:現・満濃町役場
※満濃町が合併協議から離脱を表明(2004/3/4)
※4町での合併を断念,協議会を解散(3/31)
 ↓└→●琴平町:広域合併を視野に入れつつ単独町制継続を表明(6/24)
 ■満濃町?(2006.3.20 仲多度郡 琴南町,満濃町,仲南町)
 ★琴南町・満濃町・仲南町合併協議会
 ※3町での法定協議会設置案を満濃町が否決(04/7/7)→3町が可決(8/9〜13)
 ※法定協設置:04/8/20
 ※新町名は11/20協議会で決定予定
 ※新町役場:現・満濃町役場

896とはずがたり:2004/11/17(水) 02:24
【香川県合併(その2)】>>895-896

=県西部(観音寺・三豊)=
>>296 高瀬町、合併協離脱へ−三豊北部4町 2004年5月1日 09:52
>>300 三野は住民投票へ
>>363 これまでの流れ
>>401 合併賛否問う住民投票15日告示−三野
>>405 詫間と合併賛成多数−三野町住民投票(但し低投票率で結果尊重要件満たさず)
>>709-710 三野町長解職
>>711 三野町長失職、出直し選へ

観音寺市①, 三豊郡 山本町②,大野原町①,豊中町②,豊浜町①,財田町②,高瀬町③,三野町④,詫間町④,仁尾町③ (①+②+③+④)
10市町で法定協議会設置を求める住民発議,高瀬町,詫間町,財田町が否決,他7町が可決(2000/12/14〜22)
※三野町を除く三豊郡8町で研究会設置:2002/4/2→三野町がオブザーバー参加(5/19)→解散:2002/5/31
| ↓
|○○市③
|観音寺市①, 三豊郡 山本町①,大野原町①,豊中町⑤,豊浜町⑤,財田町⑤
|☆観音寺市・山本町・大野原町・豊中町・豊浜町・財田町合併協議会(2004/3/19解散)
|(設置2002/10/1・新市名選考を巡り協議が難航・2004/3/19解散)
| | ↓
| | ■観音寺市①(2005.10.11 新設 観音寺市, 三豊郡 大野原町,豊浜町)
| | ★観音寺市・大野原町・豊浜町合併協議会(法定)
| | ※3市町で研究会設置:04/1/29,法定協設置:04/4/1
| ↓
|②三豊中央合併研究会(豊中、山本、財田町)
||  ↓
|参 ■三豊市(②+③(+④?)三豊郡 高瀬町,山本町,豊中町,仁尾町,財田町)
|加  ↑三豊中央合併協議会(法定)
|申  |
|入 ③高瀬、仁尾両町加入
↓↓  | ┌─→□④三野、詫間は二町での合併を検討
○○市(三豊北部四町③+④:高瀬、三野、詫間、仁尾)
三豊北部四町合併協議会(法定)(設置2003/10/1,休止04/5/28)
三豊中央3町の合併申し入れに高瀬、仁尾両町(③)前向き。結局両町が脱退中央3町へ合流
三野町では詫間との二町合併派と三豊市合流派に二分。合流派のリコールで町長失職,町長選へ。

897とはずがたり:2004/11/17(水) 03:20
<近畿>京都府 福知山地域

大江町の方が危機感が大きいのか。
大江町が万が一離脱したときに備えて準備しておかなくっていいんか,福知山!

町長リコールに必要な署名数超える 大江町 来年1月にも住民投票
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041116-00000063-kyt-l26

 福知山市と三和、夜久野両町との合併をめぐる住民投票条例制定に反対した京都府大江町の伊藤堯夫町長の姿勢を不服として、町長の解職請求(リコール)をめざす住民グループが提出していた署名簿について、町選管は16日、審査の結果、1764人分を有効とした。解職の是非を問う住民投票実施に必要な有権者(9月2日現在、4752人)の3分の1を超えた。縦覧を経て、地方自治法にもとづいて本請求すれば60日以内に住民投票が行われる。
 町長の解職を求めているのは、「三、一四三ふるさと大江を愛するネットワーク」(上野實代表)。今年6月、町有権者の66%に当たる署名を集め、合併についての住民投票条例制定を直接請求したが、町長が反対意見を付けて提案した条例案を町議会で否決された住民を母体とする。
 同グループは、1802人分の署名を提出したが、町内の有権者でないなどの理由で、38人分が無効とされた。署名数は町役場での縦覧(17日−23日)を経て確定する。
(京都新聞) - 11月16日22時4分更新

解職に必要な署名数集まらず 三和町の住民グループ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041116-00000064-kyt-l26

 京都府三和町長の解職請求(リコール)のための署名活動をしていた住民グループは16日、地方自治法による今月13日まで1カ月間の署名活動の結果、署名数が、解職の是非を問う住民投票の請求に必要な有権者の3分の1以上に達しなかったことを発表した。福知山市と夜久野、大江両町との合併に関する住民投票実施に反対した田中敬夫町長の姿勢を不服として、解職をめざしていた。
 署名活動したのは、「住民投票条例制定を求める三和町民ネットワーク」(山内利男代表)。今年7月、町有権者の58%の署名を集め、住民投票条例制定を直接請求したが、町長が反対意見を付け提案した条例案は町議会で否決されたため、リコールをめざしていた。
 この日、田中町長と面談した山内代表らは、署名が必要数に至らなかったことを伝え、「この運動で、合併問題への住民の関心は高まっている」などと述べた。田中町長は「合併に関する説明会などをできるだけ早く実施したい」と答えた。
(京都新聞) - 11月16日22時4分更新

898とはずがたり:2004/11/17(水) 03:37
<中国・四国>高知県

三角関係だらけでややこしい。

須崎市△, 高岡郡 中土佐町▲△,窪川町●▲,檮原町,大野見村▲,東津野村,葉山村, 幡多郡 大正町●,十和村●と9市町村で研究会設置
| ↓
|高岡郡 檮原町,東津野村,葉山村
|※3町村で任意協議会設置:2002/5/31役場の位置を巡って協議が難航,檮原町が離脱。
| ↓ └→高岡郡 檮原町
|■津野町 2005.2.1 高岡郡 東津野村,葉山村

土佐市△←(研究会>断念)→須崎市△─(合併協>断念)→高岡郡中土佐村△▲─(合併協)→高岡郡大野見村▲←(合併協:四万十町)→高岡郡窪川町▲●←(合併協:四万十町)→幡多郡 大正町●,十和村●

△:須崎とそれに絡んだ自治体
▲:大野見とそれに絡んだ自治体
●:大正・十和とそれに絡んだ自治体


「窪川町との合併、是非決定後に協議」−−中土佐町長に大野見村 /高知
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041116-00000300-mailo-l39

 大野見村か、須崎市か、自立かを問う、中土佐町の住民投票の結果から一夜明けた15日、同町の西森英身町長は両市村を訪ね、結果の報告を行った。
 大野見村では、西森町長が住民投票で同村との合併を求める結果が出たことを報告し、合併協議を進めたい意向を伝えた。これに対し大野見村側は、現在別に合併協で協議をしている窪川町との協議を最優先で進め、是非の決定後、協議に入る意向を伝えた。
 一方、須崎市では、西森町長が同市との合併論議を約半年待ってもらったことを詫び、笹岡豊徳市長は「合併協を廃止する方向で協議したい」とした。
 西森町長は「大野見村が必ずうちを向くかどうか分からない。須崎市に待ってもらった以上、今度はこちらが待つことになるが、自立だけは避けたい」と複雑な心境を述べていた。
11月16日朝刊 
(毎日新聞) - 11月16日17時35分更新

899とはずがたり:2004/11/17(水) 04:36
保内は何がそんなに不満なのか??
まぁ方向としては合併のようだし。。

[平成の大合併]八幡浜市・保内町合併協「合併、あくまで3月28日」 /愛媛
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041116-00000290-mailo-l38
 ◇委員の意見まとまる
 八幡浜市・保内町合併協議会が15日、保内町文化会館で開かれ、目標としている「来年3月28日合併」で委員の意見がまとまった。1日の合併協定調印後、保内町議会が合併関連議案の一部を否決したが、あくまでも合併特例法の期限となっている今年度内合併に向けて調整する方針。
 合併協会長の二宮通明・保内町長は「保内町議会が合併関連議案を否決されたことは残念至極。深くおわびしたい。根幹部分(合併すること)は可決されたので、全力で合併を進めたい」と各委員に協力を呼びかけた。
 これに対し、各委員から「(保内町議会の合併関連議案否決は)常識では考えられない。同協議会は何だったのか」「合併するため、八幡浜市議会は保内町議会の言い分を聞き入れてきた。非常に遺憾」などと怒りの声が相次いだ。
11月16日朝刊 
(毎日新聞) - 11月16日17時32分更新

900とはずがたり:2004/11/17(水) 18:08
<九州・沖縄>佐賀県

神埼郡内合併協議破綻>>165
まとめ:
①三田川は自衛隊もありそこそこやっていける。
②神崎市の中心になりそうな神崎駅西の南北の道が三田川を通らない。
http://www.mapion.co.jp/c/f?el=130/22/32.610&amp;scl=500000&amp;size=954,768&amp;uc=1&amp;grp=MapionBB&amp;nl=33/18/25.230
③自衛隊に関して上峰と三田川は関係が深い。

三田川の離脱にはこんな意見も
http://8304.teacup.com/kanzaki/bbs

多分 投稿者:他県在住  投稿日:10月28日(火)18時07分05秒

あくまで私見ですが市庁舎の場所ではないでしょうか?
市庁舎の場所からして将来的に神崎市?内の主要幹線道路(南北方向)が神崎駅西側の
道になりそうです。三田川を全く通らないというのが今回の問題の原因だと思います。
ほとんどの町村がこの幹線道路がかかることから、将来的には幹線道路に沿って商業
が発展することが予測されます。この道路とほぼ平行する川が神崎-三田川間にあるの
で交通の便が相対的に悪くなり発展性が少なくなる可能性があるように思われます。
簡単に言えばニューヨーク(商業)とワシントン(公共)が神埼に集中するような状態です。
三田川の言い分は、ニューヨークはやるからワシントン(=庁舎)はよこせって事でしょう。
こんな状態なら合併せず自衛隊の補助金を自前で使った方がメリットがあるということ
ではないでしょうか?逆に引き止めしている町村も自衛隊の補助金が欲しいだけ??

901とはずがたり:2004/11/17(水) 18:08
<九州・沖縄>佐賀県

http://www.saga-s.co.jp/pub/hodo/gappei/page/others/040611-a.htm
三田川町、東脊振、上峰の「二町一村」で合併目指す
掲載日2004年06月11日
〈三田川町、東脊振、上峰の「二町一村」で合併目指す〉

神埼郡三田川町(江頭正則町長)は十日、市町村合併について同郡東脊振村と三養基郡上峰町との二町一村で進めていく考えを示した。同町は神埼郡六町村の法定協議会離脱後、周辺町村から協議の打診を受けていた。
三田川町に二町村合併を申し出ていた東脊振村の福成千敏村長は特例法期限との兼ね合いを懸念しながら「(二町一村案を)受け入れるかどうか、議会や執行部と慎重に論議し返答したい」と話した。
三町村合併に前向きな姿勢を示していた上峰町の大川紀男町長は「温めてきたものが大躍進した」とし、特例法期限については「ハードルは高いが、事務レベルで準備を進めてきたので時間はある」と答えた。
江頭町長は、合併アンケートで?%が「二町一村」を望んだことや、住民説明会などの意見を参考に「町民の思いは無視できない。特例法期限内は難しいかもしれないが、三者がじっくり腰をすえ、将来を見据えた町づくりに力を尽くしていくことが大事と判断した」と述べた。
(宮崎和、川崎)

http://www.saga-s.co.jp/pub/hodo/gappei/page/kannzaki/030617b.htm
ニュースさがTOP 上峰町、三田川、東脊振との合併打診
掲載日2003年06月17日
〈上峰町、合併は三田川、東脊振と〉

三養基郡上峰町(大川紀男町長)が、隣接する神埼郡三田川町と東脊振村に合併研究会の開催を打診していたことが十六日、分かった。同町は鳥栖市と三養基郡の法定合併協議会に参加していないが、打診先の二町村は神埼郡六町村での合併協議が進展中。新市名や市庁舎の位置など具体的な論議に入っているだけに波紋を広げそうだ。(24面に関連記事)
----------------------------------------
上峰町と三田川町、東脊振村は、佐賀東部中核工業団地や自衛隊目達原駐屯地を通して行政のかかわりが深く、県が進める佐賀東部都市計画区域マスタープランの対象区域とも重なる。この枠組みでの人口は約二万四千人。
鳥栖市と三養基郡五町の任意協には参加したが、上峰町は「議論が不十分」として、基山町とともに法定協には加わらなかった。一九五〇年代の合併論議では、神埼郡派と三養基郡派に分かれて大論争になった経緯がある。
同日の議会一般質問で大川町長は「生活圏が三田川と重なり、下水道など社会資本整備の状況が似通っている」と新枠組みの根拠を説明。「両町村には正式に文書を出した。十二月までに鳥栖三養基地区を含めてどの枠組みがいいか方向性を見いだしたい」と答弁した。
文書は五月中旬に両首長あてに出しており、企画担当者レベルの研究会開催を打診している。大川町長は「可能なら七月にも開催したい」意向だが、打診を受けた側は「時間を貸してほしいと返答した」(三田川町長)「今は参加しづらい」(東脊振村長)と戸惑っている。(梶原)

902とはずがたり:2004/11/17(水) 18:08
<九州・沖縄>佐賀県

3町村合併協、初会合開く−−三田川町、東脊振村、上峰町 /佐賀
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/saga/archive/news/2004/08/04/20040804ddlk41010369000c.html

 「三田川町、東脊振村、上峰町任意合併協議会」の初会合が3日、三田川町であった。8月末まで毎週開き、3町村合併の可否を検討する。

 今年3月に神埼地区合併協議会が廃止後、三養基郡上峰町を含めて郡をまたいだ3町村の枠組みが浮上。東脊振村では三田川町との2町村案が根強かったが、両町から3町村での協議申し入れを受け、7月に合意した。

 会長には福成千敏・東脊振村長を選任。議論の難航が予想される11項目をあらかじめ任意協で協議し、法定協議会への移行を目指す。この日は合併の方式を「対等合併」に決定。合併期日や新町の名称、庁舎の位置、所属する郡などは継続審議となった。
 合併特例法の適用をにらみ、05年3月までに県への申請を目指す。
毎日新聞 2004年8月4日

本庁は三田川町−−上峰町、東脊振村との合併協決定 /佐賀
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/saga/archive/news/2004/08/25/20040825ddlk41010280000c.html

 「三田川町、東脊振村、上峰町任意合併協議会」は24日、合併後の新町では行政機能を現在の3町村に振り分ける分庁方式を採用し、本庁を三田川町役場とすると決めた。

 同協議会ではこれまでに、合併目標は06年3月▽新町の名称は公募▽議員は1年間の在任特例を利用した後、定数18で選挙−−など計9項目を承認した。

 この日は財産・債務の取り扱いを巡り、各町村の基金残高の差から新町に繰り入れる基金額について意見が対立。新町が所属する郡についても、神埼郡にすべきという三田川町、東脊振村と、新郡を設けるべきと主張する上峰町とで折り合わず、ともに継続審議となった。30日の最終会合で再協議し、合併の可否を判断する。
毎日新聞 2004年8月25日

903とはずがたり:2004/11/17(水) 18:09
<九州・沖縄>佐賀県

三田川町・東脊振村・上峰町合併、神埼郡所属で合意−−任意協終了 /佐賀
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/saga/archive/news/2004/09/01/20040901ddlk41010352000c.html

 神埼郡の三田川町、東脊振村と三養基郡の上峰町の3町村でつくる任意合併協議会は30日夜の最終会合で、合併後の新町が所属する郡を神埼郡に決めた。
 協議会は、合併協議項目のうち難航が予想される11項目を先に確認するため、8月中に5回開いた。この日は新郡の創設を要望していた上峰町も、神埼郡に所属することで合意。だが新町に繰り入れる基金額では意見が各町村ばらばらで、予定した11項目すべての合意に至らないまま協議を終えた。
 9月議会に法定協設置議案を提案するかどうかは、各町村が持ち帰って10日ごろまでに判断する。3町村は「(合併特例法)期限までの合併に支障がある場合は、合併可能な枠組みの団体から先に合併する」との確認書を交わしている。
毎日新聞 2004年9月1日

選挙:東脊振村長選 福成村長が再選出馬表明 /佐賀
http://210.173.172.30/chihou/saga/senkyo/news/20040923ddlk41010457000c.html

 ◇「合併など諸問題に責任」

 東脊振村の福成千敏村長(63)は22日、05年2月の任期満了に伴い実施される次期村長選に再選を目指して出馬する意向を表明した。開会中の村議会一般質問で答えた。

 福成村長は「子育て支援策や情報公開条例の制定などソフト面で公約を果たした。五ケ山ダムの水源地域整備計画づくりにも力を注いだ」と1期目を振り返り、「ダムによる地域振興や合併など諸問題への責任がある。理解をいただけるなら村長選にぜひとも挑戦したい」と述べた。

 福成村長は元村職員で建設課長、総務課長などを歴任。01年の村長選で新人同士の一騎打ちを制して初当選した。

 同村は8月、三田川町、上峰町と任意合併協議会を設置したが、基金の持ち寄り額を巡って折り合わず、協議は休止状態。福成村長は「合併特例法の優遇措置を受けられる間に是が非でも合併したい。相手のある問題だが年内には見極めたい」と改めて合併の必要性を説いた。
毎日新聞 2004年9月23日

905とはずがたり:2004/11/17(水) 18:21
<九州・沖縄>佐賀県
肝心の%テージが文字化けしちゃってて判らない・゚・(ノД`)・゚・。

東脊振村、基金面を理由に合併枠組みを離脱 掲載日2004年09月03日
http://www.saga-s.co.jp/pub/hodo/gappei/page/kamimine_nado/040903.htm
〈東脊振村、基金面を理由に合併枠組みを離脱〉

神埼郡東脊振村と議会は二日、同郡三田川町、三養基郡上峰町と協議を進めてきた合併について「基金面から現在の枠組みで法定協議会に移行することは難しい」と判断した。三田川、上峰町は同日、執行部と議会の協議で法定協に移行することを確認したが、東脊振村の離脱で三町村合併は破たんが濃厚となった。

三町村は二〇〇五年三月の合併特例法期限内の合併を目指して八月、任意協議会を設立。五回の協議を重ね、二十項目中十九項目を承認した。

残る基金の持ち寄り額について、東脊振村は標準財政規模の?%、三田川町は?%、上峰町は2%と主張。調整が難航し、必要性でも見解が異なったまま任意協を終了。各町村が持ち帰って検討し、十日に話し合うことになっていた。

東脊振村の執行部と議会の協議では「基金面などから今の枠組みでは難しい」と福成千敏村長が発言。議会も「執行部の意見を尊重したい」(大石依子議長)とした。

三田川町の江頭正則町長は「基金面だけでこの枠組みが壊れるのであれば非常に残念」とし、上峰町の大川紀男町長は「町の姿勢は(二町一村で)変わらない。十日の話し合いの場で努力を続けたい」と話した。
(川崎、宮崎和)

東脊振村など3町村、法定合併協移行を延期 掲載日2004年09月11日
http://www.saga-s.co.jp/pub/hodo/gappei/page/kamimine_nado/040911.htm
〈東脊振村など3町村、法定合併協移行を延期〉

神埼郡三田川町、東脊振村、三養基郡上峰町は十日、法定合併協議会への移行について論議し、基金の持ち寄り額や合併期日で折り合わず、法定協への移行を延期した。

継続審議となっていた基金の持ち寄り額について、三田川町は標準財政基準の?%、東脊振村は?%、上峰町は2%と主張し、平行線のまま。さらに東脊振村が、任意協で合意していた二〇〇六年三月一日の合併期日を〇五年十月に方針転換。議員の一年間の在任特例についても、新町設置日から五十日以内の選挙とすることを提起した。

東脊振村の福成千敏村長は「議会と話し合った結果、従来の計画では住民の理解が得られないと判断した」と説明。今後については「(三町村)合併は必要と考えている。お互いの主張をいかに譲歩していくかだ」と話した。

一方、法定協参加の意思を示した江頭正則三田川町長と大川紀男上峰町長は「三町村とも将来を見据え協議に取り組んでいる。相互理解を深めるためにもさらに踏み込んだ話し合いが必要」と述べた。(宮崎和)

906とはずがたり:2004/11/17(水) 18:25
<九州・沖縄>佐賀県 神埼郡
>>900-906
●神埼市の枠組みでは三田川が中心から外れる可能性が高い。
●上峰町と三田川町、東脊振村は、佐賀東部中核工業団地や自衛隊目達原駐屯地を通して行政のかかわりが深い

●合併に関しては新町に繰り入れる基金額で各町村の折り合いが付かず,協議は休止状態。
●上峰町は「町の姿勢は(二町一村で)変わらない。十日の話し合いの場で努力を続けたい」
●三田川町は「基金面だけでこの枠組みが壊れるのであれば非常に残念」
●東背振は「基金面などから今の枠組みでは難しい」が「合併特例法の期限内には是が非でも合併はしたい」

907とはずがたり:2004/11/17(水) 20:38
<久米郡美咲町合併協議経緯>

久米郡地域合併協議会
(中央町・旭町・柵原町で構成)
迷走する久米郡合併 5町の足並みふぞろい いらだつ周辺自治体、住民
http://www.sanyo.oni.co.jp/kikaku/gappei/kiji/misaki/20031130.html

 県中央部に位置する久米郡五町(旭、中央、久米、柵原、久米南)の合併協議が迷走している。郡内住民の強い要望で五町合併研究会(会長・青野義昭旭町長)が十月十四日に発足。新市発足への可能性が出てきたものの、先行きは不透明。それぞれ隣接する他の地域との合併協議に影響を与える位置にあるだけに、枠組みが定まらない不安定な状態に、住民や周辺自治体はいらだちを募らせている。(千北由紀子)

 平成の大合併がクローズアップされた当初から、五町の足並みは乱れていた。旭町は、落合町など真庭地域(六町村)との合併を選択。久米南町は、共同事業も多い御津郡建部町を選択した。久米、中央両町は津山市。柵原町は勝田郡勝央町を中心とした「枠組み」でスタートした。
 しかし、湯原町の参加をめぐり真庭の協議が“破たん”。真庭郡での新たな枠組みが生まれたことで、旭町は振り出しに戻った。久米南町も、建部町に県南との合併を目指す新町長が誕生し、協議は中断している。
 そんな中、業を煮やした久米郡合併を求める住民グループ「久米郡五町合併町民連絡会議」(三船博之会長)が七月、五町に対し郡内の合併協議会設立を直接請求。久米町を除く四町議会で議案が可決され、法的な権限のない合併研究会の発足にこぎつけ、郡内合併に一歩を踏み出した。

姿勢に違い
 だが、各町の姿勢に微妙な違いが見える。五町合併に最も積極的なのは住民アンケートで圧倒的多数が郡内合併を選択した中央町。津山市を中心とする法定合併協議会に所属するが、元々郡内合併をにらんでいた奥村忠夫町長は「住民の意向に沿うよう最大限努力する」と意欲を見せる。
 一方、久米町は、津山市の合併協議会を第一とする。郡内合併派の住民の声に押され研究会へは参加したものの、「人の流れを考えれば、結びつきが深いのは津山。郡内合併は、研究会で成果が出れば住民投票で民意を問う」と村上稔町長。二十四日には、津山との合併を進める住民の会も発足している。
 柵原町の寒竹謙一朗町長は「現段階ではきちんと協議できる枠組みに入らざるを得ない」と、郡の研究会に入りながら、「勝田町・勝央町・勝北町・美作町・英田町・柵原町任意合併協議会」に加盟、十二月の法定合併協議会移行を目指す。また相手を失った旭町の青野義昭町長は「久米郡は一つ」と方向転換。久米南町の河島建一町長は、研究会には参加したが、明快な意思表示はしていない。

進まない協議
 五町合併研究会は合併期日など基本項目で大まかに合意したものの、なかなか議論が進まないのが現状だ。
 そうした議論を横目で見ながら、久米、中央町が加盟する津山地域合併協議会事務局はいらだちを募らせる。津山市は「加盟か脱退か」の意思表示を十二月中旬までに求めているが、答えはまだ難しい。
 五町合併町民連絡会議の三船会長も「行政がだめなら、住民が頑張るしかない。執行部や議会は、本当に住民の意思をくんでいるのか」と憤る。
 同研究会は今後、研究会から一歩進んだ法定協議会への移行を目指すが、合併特例法の期限は二〇〇五年三月。タイムリミットは刻一刻と近づいている。五町の足並みがふぞろいの中で、どうまとまっていくのか。出口はまだ見えない。
(2003年11月30日付)

908とはずがたり:2004/11/17(水) 20:41
<久米郡地域合併協議開始へ>
郡5町合併に反対 岡山・久米町住民投票 法定協設置ならず
http://www.sanyo.oni.co.jp/kikaku/gappei/kiji/misaki/20040126_1.html
 岡山県久米町で二十五日、久米郡五町による合併協議会(法定)設置の是非を問う住民投票が行われ、即日開票の結果、「反対」が過半数を占め、同町は既に所属している法定の津山地域合併協議会(六市町村)での合併が濃厚となった。合併特例法に基づく住民投票は県内初。
 結果は「反対」が二千八百三十九票(有効投票の63・15%)となり、「賛成」の千六百五十六票を上回った。
 郡内五町での合併が不発に終わったことで、今後、議会で法定協設置を議決している他の四町の去就や、住民投票を直接請求した住民グループの動向が注目される。
 投票者数は四千五百三十六人(男二千百三十八人、女二千三百九十八人)。投票率は71・26%だった。

久米郡合併協議会の設置に関する住民投票結果
=選管最終=
「賛成」 1656
「反対」 2839
  (無効 41)
(2004年1月26日付)

3町合併へ本格始動 久米郡任意合併協議会 中央に事務局設置
http://www.sanyo.oni.co.jp/kikaku/gappei/kiji/misaki/20040211.html
 中央、旭、久米南町による久米郡三町任意合併協議会(会長・青野義昭旭町長)の事務局が十日、中央町役場内に設置され、三町での合併へ向けて本格的なスタートを切った。
 事務局には当面、三町から職員二人を派遣。福祉、教育、産業など多方面にわたって各町のデータをそろえ、協議会に諮る資料を集める。
 三町は三日、三町任意合併協議会を発足。これまで二回の会合を持ち、新設(対等)合併にすること、来年三月末までの早い時期に合併することを承認している。
 三町のうち、中央町は津山市を中心とする津山地域合併協議会(法定)に所属しており、合併の枠組みの期限が十六日に迫っている。久米南町は建部町との法定協に加入しているが、十三日、町議会臨時会を開き、法定協を廃止にする議案を提出する。
 
(2004年2月11日付)

法定協廃止へ 建部、久米南 町議会が可決
http://www.sanyo.oni.co.jp/kikaku/gappei/kiji/misaki/20040214.html

 建部、久米南の両町議会は十三日、それぞれ臨時会を開き、二町の法定合併協議会を二十日付で廃止する議案を可決。昨年十月から休止状態だった同協議会の廃止が正式に決まった。
 建部町議会では、中山正汎町長が「合併の軸足を県南圏域へという町民の意向を尊重する」と提案理由を説明。「住民の理解を得ていない」「単独の間、町の財政が持たない」などの意見があったが、廃止議案を賛成九、反対二で可決した。
 久米南町議会では、河島建一町長が「建部町から協議会中断の表明があり、休止状態が続いている」と提案理由を説明。廃止議案を全会一致で可決した。
 両町は昨年七月に法定協を設置したが、同年八月の建部町長選で県南都市圏との連携を訴えた中山町長が初当選し、同年十月の法定協中断の意向を表明、休止状態となっていた。久米南町は今月三日に中央、旭町と久米郡三町任意合併協議会を設立している。
 中山町長は「他の合併協にすぐ加入ということはないが、行財政改革で町の体力をつけ将来に備える」としている。
 河島町長は「議会と相談しながら久米郡で法定協移行を目指したい」としている。
(2004年2月14日付)

909とはずがたり:2004/11/17(水) 20:43
<久米郡地域への柵原町の加入(04/3)と久米南町の離脱(04/9)>

久米郡協に加入を 柵原町が申し入れ
http://www.sanyo.oni.co.jp/kikaku/gappei/kiji/misaki/20040228.html

 柵原町の寒竹謙一朗町長は二十七日、旭、久米南、中央町でつくる「久米郡地域合併協議会」(法定)会長の奥村忠夫中央町長に、同協議会への加入を申し入れた。
 この日、柵原町議会市町村合併調査特別委員会で、同合併協への参加が全会一致で決定されたため、寒竹町長らが中央町を訪れ、申し入れ書を手渡した。奥村中央町長は「郡内合併を目指していただけに歓迎する。早急に返事したい」とした。
 柵原町はこれまで、「勝田町・勝央町・美作町・英田町・柵原町合併協議会」(会長・西田孝勝央町長)に加盟していたが、美作町が同協議会からの脱会を申し入れ、五町での協議が休止状態にあることから、早急に新たな合併の枠組みを探る必要に迫られていた。
 柵原町が久米郡の協議会に加入を申し入れたことに対し、西田会長は「現段階ではコメントできない。美作町を除く四町で話し合う機会を早急に持ちたい」とした。
(2004年2月28日付)

勝央、英田との合併要望書提出 柵原町長に飯岡地区民
http://www.sanyo.oni.co.jp/kikaku/gappei/kiji/misaki/20040331_2.html
 柵原町飯岡地区の住民グループが二十九日、勝央、英田、柵原の三町での合併を求め、寒竹謙一朗町長に署名を添えて要望書を提出した。
 代表の延原嘉寛さんが「これまでの住民説明会では勝英地域との合併を進めていると聞いていたが、前回の説明会で急に久米郡と言われても納得できない。住民の意思をくんでほしい」と話し、同町の住民投票条例の投票の対象である十八歳以上、六百二人分の署名と要望書を渡した。
 同町は久米郡地域合併協議会に加入。「勝田町・勝央町・美作町・英田町・柵原町合併協議会」は休止状態で、柵原町議会は同協議会の脱会議案を可決している。
(2004年3月31日付)

久米南町が離脱 久米郡地域合併協議会委が方針
http://www.sanyo.oni.co.jp/kikaku/gappei/kiji/misaki/20040925.html
(2004年9月25日付)

合併協離脱で地区報告会 久米南・河島町長
http://www.sanyo.oni.co.jp/kikaku/gappei/kiji2/misaki/20041020134020.html
 中央、旭、柵原の三町と構成する久米郡地域合併協議会からの脱会を決めた久米南町で十八日、協議会脱会に関する地区報告会が始まった。二十一日まで町内四会場で行われ、河島建一町長が脱会に至った経緯などを説明する。
 十八日夜、同町下弓削の町中央公民館で開かれた初の報告会には、弓削地区の住民ら約百二十人が参加。河島町長が「新町建設計画の財政計画策定に当たり、特別会計や来年度以降の継続事業についても情報を示すよう三町に求めたが、思うような回答が得られず、脱会を決めた」と住民に理解を求めた。
 続く質疑では、脱会に反対する住民が「三町との合併を訴えて当選した町長が翻意するのは公約違反」「脱会を決めた今こそ住民投票が必要なのに、町議会は条例案を否決した」などと河島町長や町議会の態度を批判。報告会は予定の二時間を三十分以上オーバーして終了した。
 同町議会は九月二十四日の市町村合併問題特別委員会で、協議会からの脱会方針を決定。三十日に柵原町で開かれた第八回協議会で、河島町長が脱会を正式に表明した。
(2004年10月20日更新)

910とはずがたり:2004/11/17(水) 20:44
<柵原町の残留と美咲町成立へ>

合併協参加継続 意見集約できず 柵原町議会
http://www.sanyo.oni.co.jp/kikaku/gappei/kiji2/misaki/20041014110915.html
 久米郡地域合併協議会からの久米南町の脱会表明を受け、合併協への参加継続を協議している柵原町議会は十三日、市町村合併調査特別委員会を開いたが、前回(六日)に続き、意見集約できなかった。二十五日に三度目の協議を行う。
 全議員と寒竹謙一朗町長らが出席。議員の大半が「町は合併をしなければやっていけない」との見解で一致したが、この日も「白紙に戻して民意を問うべき」といった意見が出て平行線をたどった。
(2004年10月14日更新)

久米郡協への参加継続決める 柵原町議会特別委
http://www.sanyo.oni.co.jp/kikaku/gappei/kiji2/misaki/20041026133211.html

 柵原町議会の市町村合併調査特別委員会は二十五日、久米南町が脱会表明した久米郡地域合併協議会(中央、旭、柵原町)への参加継続について採決、八対五で継続が多数を占め、従来通り久米郡合併推進で決着した。
(2004年10月26日掲載)

http://www.sanyo.oni.co.jp/kikaku/gappei/kiji2/misaki/20041108104942.html
来春に美咲町誕生へ 合併協定書に調印

 久米郡地域(中央、旭、柵原町)の合併協定調印式が六日、中央町原田の町林業センターで開かれた。県内では十四番目。八日に開かれる各町議会の臨時会で議決されれば、二〇〇五年三月二十二日に新町「美咲(みさき)町」が誕生する。
 石井正弘知事の立ち会いで、奥村忠夫中央町長、青野義昭旭町長、寒竹謙一朗柵原町長が協定書に署名、調印。久米郡地域合併協議会長の奥村町長が「夢と幸せが多い、世界に羽ばたく元気な美咲町となるよう、お互いを理解し合い、住民のための地方行政に取り組もう」とあいさつした。
 新町の面積は二三二・一五平方キロ、人口一万七千五百六十二人(二〇〇〇年国勢調査)。本庁は現中央町役場を使用し、三町の庁舎を総合支所、中央町大垪和支所を出張所とする。
 議員定数は、新町設置後五十日以内に行う最初の選挙では、旧町ごとに選挙区を設けて定数一六(中央六、旭四、柵原六)とし、以降は選挙区を設けずに定数一六とする。
 同協議会は今年二月に中央、旭、久米南の三町で設置。三月に柵原町が加わり合併協議を進めてきたが、九月末に久米南町が脱会を表明。今月三日の協議会で三町での合併に向け協議項目を修正した。
(2004年11月7日掲載)

911とはずがたり:2004/11/17(水) 20:55
<久米郡合併・柵原講評>
棚原は津山との合併は拒否>柵原町単独ではやっていけず、合併は避けて通れないが、柵原町は農村。津山市に編入合併するより、近隣の農村と対等合併した方が町づくりを進めやすい」と打ち明ける。(>>666)

町内の三分の二がかつて勝英地域の柵原(>>676)は美作市となる勝英地域か久米郡地域か最後まで迷ったようである。
元々協議が進んでたのは勝英地域であるが,つるんで話しを進めてきた英田・勝央が美作地区合併の主導権を取れずに空中分解,美作町主導で美作市が誕生へ(>>678)。棚原町は英田が結局美作市に参加するなか参加せず,久米郡へ参加を決定する。

棚原の経済は閉山で厳しい様である。

http://www.ne.jp/asahi/mining/japan/yanahara/index.html
Yanahara Mine<柵原鉱山>

柵原鉱山は岡山県東部の山間に位置する鉄鉱山である。硫化鉄を採掘していたが、平成になってから閉山された。 現在はベンガラ工場などが操業しており、「鉄」産業が健在である。しかし鉱山で栄えた町には翳りが見えはじめている。
ここは業務を行っているため立ち入って内部を見学するのは難しいが、片上鉄道柵原駅跡に立てば鉱山施設は目の前である。

しかし,久米郡とは山を隔てていて,しかも久米南町が離脱の後にはろくな道路もなさそうである。横に間延びしていて美咲町の形も良計とは言い難いように思われる。また人口も中央よりやや少ないくらいにもかかわらず役所は中央にもってかれるし・・
http://www.mapion.co.jp/c/f?el=134/00/07.849&amp;scl=250000&amp;size=954,768&amp;uc=1&amp;grp=MapionBB&amp;nl=34/57/39.459

とまれ美咲を選択したようである。今後に注目。

912とはずがたり:2004/11/17(水) 21:13
>>911-912
<久米郡合併・久米南町講評>

久米南(病院運営などが一緒の建部町):吉備中央高原都市構想に参加・建部町などと合併検討(>>676)
久米南町の合併に関する住民投票の結果「久米郡(38.8%)」「建部町(33.0%)」「合併しない(23.8%)」「津山地域(4.3%)」(2003/5/25),御津郡建部町と2町で法定協議会「建部町・久米南町合併協議会」設置:03/7/1

建部町に県南との合併を目指す新町長が誕生し、協議は中断している(>>907)

法定協まで作っていた建部町との合併が暗礁に乗り上げた久米南両町は〈背水の陣〉。久米南町の河島建一町長は「各町とも事情は違うが、何とか郡内での合併を」と三町の動きに期待を寄せる>>676

久米南町は建部町との法定協に加入しているが、法定協を廃止して久米郡合併協議へ望む(>>908)(04/2)

河島町長が「新町建設計画の財政計画策定に当たり、特別会計や来年度以降の継続事業についても情報を示すよう三町に求めたが、思うような回答が得られず、脱会を決めた」と住民に理解を求めた。質疑では、脱会に反対する住民が「三町との合併を訴えて当選した町長が翻意するのは公約違反」「脱会を決めた今こそ住民投票が必要なのに、町議会は条例案を否決した」などと河島町長や町議会の態度を批判。(04/9)

<久米郡旭町・講評>
吉備高原都市構想に参加>>443

落合とつるんで真庭南部や北房との合併を模索。
(落合町は落合を中心に勝山、久世、北房、旭の五町合併が最善と主張>>668 「落合町が唱える五町合併は残りの町村をほったらかしにするもの。人間的にも道徳的にも間違いだ」と人道派?から大顰蹙を受ける)

落合は結局真庭市協議に遅れて参加。旭は参加せず。
※この辺は美作市の英田町・勝央町とよく似ている。

久米郡合併が出来てからは一貫して参加。

<久米郡中央町・講評>
久米郡の中央に位置して役場の立地もゲット。
しかし津山の近傍に位置し,津山との協議に出たり入ったりで落ち着かない。(>>505)
久米郡合併が出来てからは一貫して協議を主導>五町合併に最も積極的なのは住民アンケートで圧倒的多数が郡内合併を選択した中央町(>>907)

913とはずがたり:2004/11/18(木) 01:17
ここで反対派が当選したらどうなるんだ?まぁ保守王国富山で怪しげな市民運動団体候補が当選しないと信じちゃあいるが。

[選挙]大山町長選 新人2人、合併問う−−告示 /富山
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041117-00000217-mailo-l16

 前町長の辞職・死去に伴う富山県大山町長選が16日告示された。前町議の高尾道明氏(41)と、元団体職員の本多秀男氏(54)の無所属新人2人が立候補を届け出た。合併の是非が争点となる。投開票は21日。
 来年4月1日合併で調印し、16日に知事への申請も終えた同町などの富山地域7市町村合併について、高尾氏は「合併賛成」、本多氏は「合併反対」を訴えている。
 合併を推進した清水忠夫前町長は、健康上の理由から先月15日に辞職届を提出、同31日に内臓疾患のため死去した。
 有権者数は15日現在、9254人(男4452人、女4802人)。【藤原崇志】
………………………………………………………………………………………………………
 ◇立候補者(届け出順)
 高尾道明(たかお・みちあき)41 無新
[元]町議▽会社会長[歴]上市高教諭▽日本体育大
 本多秀男(ほんだ・ひでお)54 無新
[元]団体職員[歴]明るい大山町を創る会会長▽富山大

11月17日朝刊 
(毎日新聞) - 11月17日17時1分更新

富山市など7市町村、県に合併を申請−−知事「日本海側の中核都市に」 /富山
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041117-00000215-mailo-l16

 来年4月1日発足を目指す新「富山市」への合併を決めた7市町村が16日、富山県に合併申請書を提出した。森雅志・富山市長ら7市町村の代表が出席し、県庁で石井隆一知事に申請書を手渡した。石井知事は「よくここまで努力された。日本海側を代表する中核都市として発展してほしい」と述べた。【藤原崇志】
 ◇婦中町も参加、足並みそろう
 合併をめぐっては、町議会の流会が続き、唯一合併関連議案が議決されていなかった婦中町で15日、大島外夫町長が議案を専決処分。富山市、大沢野町、大山町、細入村、八尾町、山田村と合わせて7市町村すべてで足並みがそろった。
 申請を受けた県は、12月定例県議会で議決を受けた後、合併を決定。年内に知事が総務省に届け出を行う。来年1月中旬までに、4月1日新市発足が告示される見込み。

11月17日朝刊 
(毎日新聞) - 11月17日17時1分更新

914とはずがたり:2004/11/18(木) 01:18
<東海>三重県

おい,一志め。

一志町議会臨時会、合併議案5対7で否決 自治会連合会長「悪夢のようだ」 /三重
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041117-00000140-mailo-l24

 一志町議会は16日、臨時会を開き、同町や津市など津地区10市町村の合併に関連する5議案のうち4議案を否決した。津地区合併協議会は、今月22日までに各市町村議会での合併議案の議決を求めている。町は22日までに臨時会を開き合併議案を再上程し可決を目指すが、再び否決される可能性が高い。合併の行方が注目される。
 この日の議会では、最初に、10市町村での合併を認める議案について、無記名投票が行われ、賛成5、反対7で否決された。続いて、合併に伴う議会の議員定数、農業委員の任期、地域審議会の設置についての議案も5対7で否決。しかし、合併に伴う財産処分についての議案は6対6の末、議長裁決で可決した。
 合併議案否決が分かると、傍聴席からは大きなため息がもれた。合併を求める要望書を提出していた一志町自治会連合会の佐々木久彦会長(64)は、「悪夢のようだ。住民の意向をくみとってもらえると思った。残念」と話し、足早に去った。
 前山礼三町長は「承認を得られず残念。再び合併議案を上程できるなら、できるだけ早期に上程したい」と話した。中川雅昭議長は「これまで合併を進めてきたのに、土壇場で否決されたのではしょうがない。住民の意向に沿わなかった以上、リコールを求める運動が起きるかも」とあきらめ気味に話した。
 同町議会は、合併協議会で、合併後5年間は予算編成など一定の執行権を与えられる「合併特例区」の導入を主張したが認められなかったため、反発を強めていた。
11月17日朝刊 
(毎日新聞) - 11月17日16時50分更新

915とはずがたり:2004/11/18(木) 01:22
<中国・四国>

倉敷市、船穂町と真備町に個別合併案を提示 /岡山
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041117-00000296-mailo-l33

 ◇船穂町の2事業凍結、説明「不十分」と
 倉敷市、船穂町、真備町の合併問題で、3市町長と各議長、合併問題担当の議会特別委員長が話し合う倉敷地域合併推進首長等会議(9者会議)が16日、同市役所であり、市側から両町それぞれと個別に1市1町の合併協議会設置が提案された。各市町が議会と検討の上、22日の3市町合併協議会で話し合う。
 3市町の合併協議では、船穂町が計画する区画整理と産業団地整備の2事業を新市に引き継ぐかがネックになっている。個別の合併協設置案は、特例法期限内に真備町との合併実現を確保するため提案された。
 土井博義・船穂町長は、合併協での2事業凍結案に反発し町長を辞職。先月4日の出直し選で4選され、今月12日、同市役所を訪れ議会関係者と話し合い、2事業凍結の覚書への調印と、凍結に向けた具体的な対応を文書で示すことを求められた。この日の9者会議で、土井町長から覚書への言及はなく、出された文書についても同市側が「不十分」とした。
11月17日朝刊 
(毎日新聞) - 11月17日18時20分更新

合併結論、灘崎町が来月に先送り−−議会特別委も了承 /岡山
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041117-00000297-mailo-l33

 灘崎町議全員で構成する議会合併調査特別委員会が16日開かれ、岡山市などとの合併について、岡重利町長は「12月末までに何らかの結論を出したい」と決定を先送りした。委員会も了承した。
 また、10月25日〜11月4日に町内7カ所で開いた住民説明会で集めた住民の意見集約の結果も報告された。説明会には有権者の5・5%に当たる715人が参加、うち458人から意見書を回収。「合併に反対で単独」が約2割の90人、「合併に賛成」が半数以上の232人。「賛成」のうち、「岡山市」とが135人で、「玉野市」の34人を上回った。
 岡町長は「データ数が少なすぎる。現時点では(全町規模の住民)アンケートを考えていないが、もう少し時間がほしい。12月か1月には結論を出したい」と話した。若林弘議長らは「1月は遅すぎる。12月中旬には決めるべきだ」と促した。
11月17日朝刊 
(毎日新聞) - 11月17日18時20分更新

916とはずがたり:2004/11/18(木) 01:22
<九州・沖縄>

[市町村合併みやざき]高岡町合併せず、自立方針を表明 /宮崎
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041117-00000186-mailo-l45
 宮崎市と法定合併協議会を設置している高岡町の吉元正憲町長は16日、正式に「合併せず、自立」の方針を発表した。住民説明会の参加者を対象としたアンケート結果も公表。「合併によって過疎化するとの懸念が多いことがわかった」と述べ、方針決定の参考にしたことを明らかにした。
 アンケートには有権者の約15%にあたる1517人が回答。「自主自立すべき」が51・6%と半数を超え、「宮崎市と合併すべき」は28・1%だった。
 また、町議会が9月に条例案を可決した住民投票について、吉元町長は「実施しない」と表明。宮崎市との法定協設置を否決した02年12月の住民投票などに触れ「平穏な町を取り戻したい。実施すると町が再び真っ二つに割れてしまう」と説明した。津村重光・宮崎市長は「常に対等な立場で協議を進め、配慮もしてきた。町長の判断は極めて残念」との談話を出した。

11月17日朝刊 
(毎日新聞) - 11月17日17時20分更新

917とはずがたり:2004/11/18(木) 01:35
<九州・沖縄>鹿児島県

がんばれ,霧島市!!

[迷走・新地図]かごしまの合併 溝辺町住民投票告示 周辺自治体も関心 /鹿児島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041117-00000174-mailo-l46

 ◇投票率70%に運動激化−−「霧島市」への協議に影響?
 合併のあり方を問う溝辺町の住民投票は16日、告示された。合併をめぐって町と議会が対立、迷走して約5カ月。議会側が条例修正で設定した成立要件「投票率70%以上」の高いハードルを超すべく、運動は活発化している。「空港の町」の選択は、県内第2の都市を目指す「霧島市」の協議に影響を及ぼしかねず、周辺自治体の関心も呼んでいる。
 ●ハードル
 「70%」は県内で最も厳しいハードル。同町内の過去の選挙でも、町長選(94年)86・73%、町議選(99年)89・11%と今回のハードルを超しているが、国政選挙では衆院選(03年)64・54%、参院選(04年)66・67%と下回った。約390万円かけて実施しても開票できない可能性もある条件に「厳しすぎる」との批判は尽きない。町議有志は全戸配布したチラシで「阻止するためではない。それだけ重要な案件だから」と反論した。
 ●「1市6町」派
 住民投票に向け、いち早く動いたのは「1市6町」派。協議復帰のために住民投票を直接請求した町の元幹部らを中心に団体を組織し、5日、空港近くに事務所を設置した。住民投票は公職選挙法の罰則が適用されないだけに、告示後もローラー作戦、チラシ配布など精力的に動く。空港の町らしく、広報用の飛行機を飛ばす計画や、一部では期日前投票場への「送迎」サービスも。「投票率さえクリアすれば勝てるはず」と意気込む。
 沈黙してきた商工関係者も「1市6町」を掲げ、運動を展開。16日には総決起集会を主催し、鶴丸明人・国分市長らも招いて気勢を上げた。
 ●「2町」派
 「町議有志」も13日、事務所を構え、「隼人町との2町合併」を訴えている。16日には、隼人町議の応援も得て、街頭遊説を始めた。溝辺町議の一人は「1市6町は広すぎる」と批判。「空港の町同士の合併は自然。頑張れば(期限にも)間に合うはず」としている。
 溝辺の動きに呼応するように隼人町議会も12日、特別委員会で「2町での合併協議会設置」を2票差の賛成多数で「決議」した。溝辺町議有志からの「申し入れ」などを受けた動き。2月、住民投票で「1市6町」が多数を占めた後も、同町議会では合併見直し論がくすぶる。溝辺の住民投票の結果次第では、再び火がつきかねないと周辺自治体なども注目する。
 ●周辺
 隼人町も含む「1市5町」は、来月にも「霧島市」発足に向け、合併調印する予定。溝辺町が住民投票後、協議への「復帰」を決めれば、「1市6町」の枠組みでの最終協議、調印を目指す。いずれも年内調印が目標。
 最終段階での「2町」合併論。溝辺町民にも唐突感は否めないようで、町主催の住民説明会では住民投票の選択肢である「隼人町その他の小さな枠組み」に質問が集中した。是非に対する町側の答弁は「町議の修正で生まれた設問。町長としては全く(2町合併は)考えられない」と完全否定。他の自治体関係者も「2町合併の将来像も示さずに賛否を問うのはおかしい」と町議を批判するなど、火消しに懸命だ。

11月17日朝刊
(毎日新聞) - 11月17日17時20分更新

918とはずがたり:2004/11/18(木) 01:38
<近畿>滋賀県

え,破綻してたの?休止状態だと思ったのに。。まあ実質破談か。首じゃこんな市長。

宮腰健・長浜市長に辞職勧告書を提出−−湖北を考える会 /滋賀
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041117-00000282-mailo-l25

 長浜市の住民で組織する湖北の将来を考える会(児玉秀樹会長)は16日、合併破たんの責任を問う辞職勧告書を宮腰健市長に提出した。同会では、宮腰市長のリコールも辞さないとして準備を始めるという。
 勧告書によると、宮腰市長は「湖北1市9町、対等合併」の合意を無視して編入合併発言を繰り返し、各町の信頼関係を破壊、合併を破たんさせた、としている。
11月17日朝刊 
(毎日新聞) - 11月17日18時16分更新

919とはずがたり:2004/11/18(木) 01:41
<近畿>滋賀県

東近江市に求心力出てきたねぇ。長浜・彦根は見習え。
日野に振られた蒲生が編入申し入れ。愛知郡の残る2町なんかも編入を希望してきたりするのかな?八日市が中心で何が凄いかというと近江八幡や能登川といった東海道線沿線にないのに求心力があると云う点か。

1市4町合併の「東近江市」に、編入申し入れ−−蒲生町 /滋賀
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041117-00000280-mailo-l25

 蒲生町は16日、合併して「東近江市」となる八日市市、五個荘町、永源寺町、愛東町、湖東町の1市4町に、編入合併の申し入れを正式に行った。1市4町側は、行政と議会などで話し合いを持ち、早急に結論を出したいとしている。
 蒲生町は15日、住民の過半数が東近江市への合併を希望しているという合併アンケート結果を、1市4町へ報告。その際、「早急に態度を明らかにしてほしい」と求められた。これを受け、同町議会が16日、全員協議会を開き、民意を尊重して合併を申し入れることを確認。山中寿勇町長と外池文次議長らが、1市4町を改めて訪問した。
 1市4町の法定合併協会長の中村功一・八日市市長は「申し入れは真摯に受け止めている。予測されたとはいえ、戸惑いはあるが、まちづくりは地域住民の意思が大切。早急に結論を出したい」としている。
 既に能登川町が、「東近江市」誕生後の合併を希望。合併特例法の期限も迫っており、八日市市などでは今月末から住民説明会を開き、同町と任意協議に入ろうとしていた。説明会では、蒲生町との合併も議題に入れ、早急に1市6町の任意協を立ち上げたいとしている。

11月17日朝刊 
(毎日新聞) - 11月17日18時16分更新

920とはずがたり:2004/11/18(木) 01:47
<東海>静岡県

小さい町だけに喧嘩もエスカレート?
町長は川根本町へ入れてくれと云って蹴られている。反町長派は島田志向?
とは総研としては町長リコール支持表明出しておこう。

大合併が生んだ悲劇…川根町長の解職是非問う住民投票前にバッシング合戦 /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041117-00000014-mailo-l22

 ◇21日の住民投票前に“バッシング合戦”の様相
 ◇町長とリコール派が各地で説明会−−人口6000余人の小さな町が二分
 川根町長の解職の是非を問う住民投票の投開票が21日に迫る中、「主役」の河野敏郎町長とリコール派の両陣営は町内各地で説明会を開き、町内はさながら“バッシング合戦”の様相になっている。町長が「議員(前職)たちは町長憎しでリコールした」と言えば、リコール派は「町長は事実をねじ曲げている」とやり返し、住民は困惑気味だ。合併問題に端を発し、人口6000人余の小さな町を二分してしまった戦いは「平成の大合併」が生んだ悲劇とも言えそうだ。
 「あらゆる町長提案の施策に反対し、福祉の街作りを阻害している。『諸悪の根源は町長』とリコール運動を起こされ……」。10月23日にあった説明会で、河野町長が配ったペーパーには、リコール推進派の前議員を批判する一文があった。
 河野町長を支持する前議員は「当初、町長派と反町長派の議員は6人ずつだった。ところが2人が寝返った。それ以降、議案は何でもけられるようになった」と語る。象徴として挙げるのが9月議会で提案した大型店対策の商品券。「商品券を要望した商工会の幹部に名を連ねる議員が反対に回った。まったく矛盾している」とこぼした。
 今回のリコール騒動は島田市などとの合併協議から同町が突然、離脱したことが発端とされる。これに反発した島田市は一時、川根町のゴミ焼却を拒否する方針を打ち出す事態になった。河野町長は「私を困らせようと、反町長派の議員が島田市長に頼み込んだ」と強調する。
 同町では、河野町長と反町長派はこれまでも選挙ごとに対立を繰り返してきた。95年の県議選(榛原郡選挙区)では、反町長派が支援する新人がトップ当選し、河野町長の親類にあたる県議(当時)は次点に泣いた。26年ぶりに実施された97年の町長選は、河野町長が今回のリコール運動の中心の工藤重雄・元議長を破って雪辱している。
 町長側の“口撃”にリコール派も「町長の主張は誤りだらけ」と譲らない。リコール運動の背景に遺恨があるとする町長の発言には「ばかげている。真摯な気持ちで署名した町民を侮辱している」と批判を浴びせる。
 河野町長は、同町が経営にかかわっている川根温泉の好調さをアピールするが、リコール派は「町財政への貢献度は年々減る一方」。町財政への貢献度はこの5年間で約5分の1にまで落ち込んでいると反論している。
 同町の今年度の財政力指数(0・28)は県内では4番目の低さ。「川根温泉の経営を立て直さなければ『焼け石にお湯』だ」と皮肉り、陣営が互いに批判しあう文書が町内各地で配布されている。

11月17日朝刊 
(毎日新聞) - 11月17日16時45分更新

921とはずがたり:2004/11/18(木) 02:55
衝撃の国見町の結果http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1038805069/517-518に引き続いて梁川でも住民の審判。

[選挙]梁川町長選 現新3人が立候補 20年ぶり選挙戦−−告示 /福島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041117-00000051-mailo-l07

 ◇6町合併、争点に
 任期満了に伴う梁川町長選が16日、告示された。現職で7選を目指す池田善治氏(82)と、新人で前町議の堀江泰幹氏(64)、新人で元町議の橘典雄氏(55)の無所属3人が立候補し、伊達郡の6町合併を争点に現職と新人2人の三つどもえの選挙戦に入った。同町の町長選は84年以来20年ぶり。
 池田氏は合併協議会で会長を務めてきた実績を強調し、「合併特例法の期限内(来年3月)に6町合併を目指す」と合併推進を訴えている。前町議の堀江氏は「伊達は一つという理念が崩れており、合併協議を白紙に戻して当面は単独で進む」と主張している。急きょ立候補した元町議の橘氏は池田氏と同様に特例法期限内の合併を主張。堀江氏の近くに住んでおり、堀江氏票の獲得も狙う。
 投票は町内8カ所で21日午前7時から午後6時まで。同7時半から同町役場で即日開票され、同9時ごろ大勢が判明する見通し。15日現在の有権者数は1万6937人。【生野由佳】
………………………………………………………………………………………………………
 ◇梁川町長選立候補者
 (届け出順)
 池田善治(いけだ・ぜんじ)82 無現(6)
町長▽県林業協会長[歴]県議会議長▽無線電信講習所
 堀江泰幹(ほりえ・やすもと)64 無新
農業[歴]町議▽町農業委員▽市民団体会長▽梁川高
 橘典雄(たちばな・のりお)55 無新
会社役員▽町商工会理事▽保護司[歴]町議▽保原高

11月17日朝刊 
(毎日新聞) - 11月17日16時16分更新

922杉山真大 </b><font color=#FF0000>(sB4AwhxU)</font><b>:2004/11/18(木) 19:01
>>921
これで堀江候補が当選したら、霊山・国見・梁川と共産党員の首長が占めることになる訳ですね。もっとも共産党の県議がつい最近までいた土地柄だから、固い支持と実績がそれなりにあったと言うことなんでしょうが。
橘候補の立候補もその実「堀江落とし」が目的なのかも。


●堀江町議が出馬表明/梁川町長選
http://www.minyu.co.jp/morning/1114m.html

 任期満了に伴い16日告示、21日投開票で行われる梁川町長選で、同町議の堀江泰幹(やすもと)氏(64)は13日、立候補を表明した。同町長選には、現職で7選を目指す池田善治氏(82)が立候補を表明しており、伊達、国見町長選と同様、合併問題を争点とした現職、新人による一騎打ちが確実な情勢となった。同日記者会見した堀江氏は「合併は町の将来にかかわる重大な問題。伊達6町の合併協議から離脱し、当面は自立の道を歩みたい。町民の暮らしを守る」と急きょ立候補した経緯を述べた。堀江氏は共産党町議だが、同党推薦で立候補する。町議は立候補に伴い自動的に失職する。町議補選は行われない見通し。

[My HP] http://politics.mtcedar.com/
      http://mtcedar.txt-nifty.com/

923とはずがたり:2004/11/18(木) 20:43
<山梨県>
■山梨市 2005.3.22 山梨市, 東山梨郡 牧丘町,三富村
★山梨市・牧丘町・三富村合併協議会(法定)
※準備会設置:2004/10/1※法定協議会設置:2004/10/5

スピード協議だなぁ。

[市町村合併]山梨など3市町村、あす協定書に調印−−まちづくり計画承認 /山梨
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041118-00000045-mailo-l19

 ◇合併法定協で新市まちづくり計画承認
 山梨市、牧丘町、三富村の法定合併協議会は17日、三富村内で第7回会議を開き、新市まちづくり計画を承認した。3市町村は19日に合併協定書に調印する。
 まちづくり計画は新市が目指す将来像を「やすらぎと活力ある快適住環境都市」と掲げ、「自然と歴史的資源を活用した潤いのまちづくり」など五つの基本方針を定めている。
 会議では、新市の市章のデザインを公募で選定することを決めた。募集期間は22日〜12月24日。
11月18日朝刊 
(毎日新聞) - 11月18日16時46分更新

924とはずがたり:2004/11/19(金) 15:51
<三重県>津地域合併

う〜ん,>>914の前に来る記事だが一志抜きで一から始めるのか?
それにしてもギリギリ30万足りないねぇ。

津地区合併協 10市町村が協定書に調印−−06年1月、新「津市」誕生 /三重
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/mie/news/20041109ddlk24010018000c.html
 ◇人口29万人、新津市誕生−−06年1月

 津市、久居市、安芸郡、一志郡の10市町村が参加する津地区合併協議会(会長・近藤康雄津市長)の合併協定書調印式が8日、津市大門のセンターパレスで行われた。胃リンパ腫(しゅ)のため入院していた近藤会長をはじめ、10市町村長が調印式に臨み、合併協定書に署名した。新しい津市の人口は約29万人で、面積は県内の市町村で最大となる約710平方キロとなる。

 近藤会長は、「任意の合併協を立ち上げた02年2月13日以来、1000日目という記念の日に調印できて、うれしい」と、調印式の日程の偶然を喜んだ。これまでの協議を振り返り、美杉村太郎生地区の分村問題、議員定数、合併期日などを例に挙げ、「10市町村という大所帯。合併協議には時間がかかったかもしれないが、大切に時間を使ってきた」と話した。

 調印式では、各市町村議会の代表も立会人として出席したが、一志町の中川雅昭議長だけが欠席した。合併には各市町村議会の議決が必要。前山礼三一志町長は「議会の良識を信じている」と話し、近藤会長も「一志町議会には、合併の必要性は理解してもらっていると思う」と話した。

 津地区の合併は今後、11月中に10市町村議会、12月には県議会が開かれて議決され、05年3月までに総務省へ申請される。合併期日は06年1月1日。
毎日新聞 2004年11月9日

津地区合併 8日調印式 一志議長欠席へ
http://mytown.asahi.com/mie/news02.asp?c=5&amp;kiji=1010
 一志町議会は2日、津地区の合併を巡って全員協議会を開き、中川雅昭議長が8日の調印式を欠席することを決めた。立会人となる議長が欠席することで、なお混乱が続きそうだ。

 一志町議会は10月26日の津地区合併協議会で、合併後も旧町村単位で予算の執行権を認める「合併特例区」の導入を主張。これに対し、協議会は地区ごとに地域の要望をとりまとめる「地域審議会」で対応できるとして取り合わなかった。このため、反発した町議会が多数意見で議長の欠席を決めた。

 調印式後は、各市町村議会で合併に必要な議決を得ることになる。中川議長は「合併に必要な町議会の議決は、かなり難しい情勢になってきたのではないか」と話した。
(11/4)

925とはずがたり:2004/11/20(土) 19:39
<山梨県>>>293
実質的には塩山・山梨・東山梨の話し合い時にカタがついてたってゆーことか?

[市町村合併]来年3月「山梨市」誕生−−山梨市、牧丘町、三富村 /山梨
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041120-00000105-mailo-l19

 ◇3市町村長が協定書に署名
 山梨市、牧丘町、三富村の合併協定調印式が19日、山梨市民会館であり、3市町村長が協定書に署名した。東山梨地域は当初、6市町村で合併を目指したが、二つの枠組みに分裂。山梨市、牧丘町、三富村は05年3月22日に合併し新「山梨市」となる。
 法定合併協議会会長の中村照人・山梨市長は「3市町村は豊かな自然環境に恵まれた地域。やすらぎと活力ある快適住環境都市の実現を目指して努力したい」とあいさつした。
 3市町村は当初、塩山市、勝沼町、大和村を含む6市町村で法定合併協議会を設置したが、新市名の選定方法などで意見が対立し、今年7月に山梨市が法定協を離脱。その後、牧丘町と三富村が山梨市との合併を決め、10月初めに3市町村の法定協を新たに設置し、わずか1カ月半で協議を終えた。今後、県に合併申請書を提出し、県議会の議決などを経て合併が正式決定する。
 新市の面積は290平方キロ。人口は3万9797人(00年国勢調査)。市庁舎は現在の山梨市役所とする。

11月20日朝刊 
(毎日新聞) - 11月20日16時35分更新

926とはずがたり:2004/11/20(土) 19:46
<山梨県>
>>547:峡西地域合併の構図
山梨張りのスピード協議を!

[市町村合併]玉穂町、田富町、豊富村法定協が初会合 /山梨
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041120-00000108-mailo-l19
 ◇来年3月までの合併申請目指す
 玉穂、田富両町と豊富村による法定合併協議会が19日発足、初会合を開いた。来年早々にも、3町村での住民説明会を行った後に合併の是非を問う住民意向調査を実施、来年3月末までの合併申請を目指す。
11月20日朝刊 
(毎日新聞) - 11月20日16時36分更新

927とはずがたり:2004/11/20(土) 19:47
<九州・沖縄>鹿児島県
山梨市ばり(ry
指宿+枕崎+加世田に綺麗に3分割の実現を!

3市町合併協設立で合意−−指宿地区の首長ら /鹿児島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041120-00000179-mailo-l46
 新「指宿市」発足を目指す指宿、山川、開聞3市町の首長と議長らは19日、「指宿地区3市町合併協議会」の設立で合意した。3市町は各議会が関連議案を可決した後、12月20日に合併協議を再開する予定。
 指宿地区では、4市町合併協を構成していた頴娃町が10月、住民投票の合併反対多数を受けて離脱を表明。残る3市町で現行合併特例法での合併に向けた調整を続けていた。
 この日は、新市の議員定数を26人とし、新市発足後の議員選で旧市町ごとの選挙区を設けないことも確認した。

11月20日朝刊 
(毎日新聞) - 11月20日17時50分更新

928とはずがたり:2004/11/21(日) 02:49
<島根県>
素晴らしい。下の記事読んだときにはどうなることかと思ったが。。

新市名は「大田市」/6者協議で合意
http://mytown.asahi.com/shimane/news02.asp?kiji=4709
 新市名称を巡り迷走していた大田市、温泉津町、仁摩町の合併問題で、3市町の首長、議長会議「6者協議会」が19日、温泉津町であり、名称を「大田市」で合意した。「石見銀山市」を求める両町議会に配慮し、石見銀山遺跡が世界文化遺産へ登録された時に「石見銀山市」を検討することを協定に盛り込むことも一致した。

 協議では、合併協会長の熊谷国彦・大田市長が「名称は大田市でお願いしたい。世界文化遺産に登録される状況などをみて、新市名称を再検討する」と提案した。これを受けて、両町議長が、石見銀山市を強く求める住民がいるため、同登録時の市名再検討を協定書に明文化するよう求め、熊谷市長が同意した。

 協議後、温泉津町の小川和邦町長は「新市名を大田市で了承するのは町民に忸怩(じくじ)たる思いがある。再検討の明文化は住民を説得する材料」、仁摩町の池亀貴町長は「未来永劫(えいごう)大田市ではなく、再協議することを大きく受け止めた」と、それぞれ話した。
 
 合意事項は12月5日に温泉津町で予定される法定協議会に提案される。
(11/20)

石見銀山 世界遺産登録に向けさらに前進
http://mytown.asahi.com/shimane/news01.asp?kiji=4707

 石見銀山遺跡の銀山街道と宮ノ前地区の計約3・5ヘクタールが19日、国の文化審議会で国史跡に追加指定するよう答申された。銀山街道は、銀山と銀の積み出し港をつないだ輸送路で、県などは「生産から世界への輸送までをしていた、この地域社会全体が評価された」と位置づけ、世界遺産登録へまた近づいたと喜んでいる。

●街道2ルート

 答申のうち銀山街道は、温泉津町の沖泊へ続く「温泉津沖泊道(ゆのつおきどまりどう)」(約7キロ)と仁摩町の鞆ケ浦(ともがうら)へ続く「鞆ケ浦道」(約4キロ)の2ルート。沿道には石畳や側溝、石の供養塔など古い街並みが残っている。
 
大田市大森町北端にある宮ノ前地区は、発掘調査で、銀の精錬工房跡や鉄製品を生産・加工していた鍛冶屋跡などが確認されている。

●観光に期待
 
 今回の答申で、遺跡のある大田市大森町では、観光客誘致への期待がかかる。町文化財保存会の吉岡寛会長は「銀山街道は銀山と銀の積み出し港を結ぶ重要なもの。国が価値を評価してくれてうれしい」と喜んだ。

 13日にあった鞆ケ浦道を歩く催しには約300人が参加し、盛況だった。吉岡会長は沿道の古寺や民家跡を興味深そうに訪ねる参加者の姿が印象に残っていると言う。「世界遺産に登録された熊野古道など、街道を歩くことがブームだ。石見銀山でも街道を知る深みのある観光を育てたい」
 
 大森観光開発協会の河村政経会長は「石見銀山は一見して価値がわかりにくい。観光客が遺跡を学べる施設が必要だ」と課題も話す。

●残り75ヘクタール
 
 同遺跡は、集落や城跡など14カ所、計約400ヘクタールある。これまでに銀山周囲の銀山柵内(さくのうち)など8カ所計約320ヘクタールが国指定史跡になっている。今回の指定で、残りは銀山柵内の一部や羅漢寺五百羅漢など約75ヘクタールだ。文部科学省は、世界遺産へ推薦するには、すべてが国史跡指定されることを条件にしている。

 県や地元は07年6月の世界遺産登録を目指しており、中村俊郎・県教育委員長は「今回の指定で登録へ向けてまた、一つの山をクリアできた」と評価。地元では来年1月にも、残る部分の指定を申請する予定だ。県は、同6月にはすべてが指定を受け、同7月に世界遺産登録推薦書を文化庁へ出す日程を立てる。澄田信義知事は「地元市町と手続きを進め、登録に前進していきたい」と話している。
(11/20)

929とはずがたり:2004/11/21(日) 02:55
<東北・北海道>宮城県

素晴らしい!

桃生町議会が合併可決 新・石巻市発足へ
http://mytown.asahi.com/miyagi/news02.asp?kiji=6012

  石巻地域7市町の合併問題で、合併関連議案が唯一否決されていた桃生町は19日、臨時議会で廃置分合を含む5議案を再提案し、賛成多数で可決された。一時は広域合併の枠組みが崩れるのではないかとの懸念も出ていたが一転、7市町すべてで合併条件が整った。4月1日の新たな「石巻市」発足に向けて、石巻地域合併協議会は24日、知事に合併申請する。

  この日、午後2時から開かれた同町の臨時議会には、住民ら約100人が傍聴に訪れ、成り行きを見守った。

  平塚義兼町長は、今月10日に否決された合併関連議案を再提案し、「小異を捨てて大同についてほしい」と賛同を求めた。廃置分合議案は記名投票による採決が行われ、賛成13、反対1で可決された。残る4議案も起立採決の結果、賛成多数で可決された。

  同町議会では、町議会での議決前に合併調印に進んだことを「議会軽視」とする批判や、議員報酬など先送りの案件が多いことへの不満が出ていた。これに対し、合併協議会側が、町議会の意向をくんで対応するなどとして理解を求めたことで、態度を軟化させたものとみられる。

  平塚町長は「廃置分合議案も14対0で可決されるものと思っていた。でも、結果として議案すべてが可決されたので良かった」と述べた。

  合併協議会の会長を務める土井喜美夫・石巻市長は「桃生町議会の議決は町民ならず、7市町の17万人住民の将来を見据えた喜ばしい英断だ。心から敬意を表したい」とコメントを発表した。

(11/20)

930とはずがたり:2004/11/21(日) 03:01
<東北・北海道>
鰺ヶ沢との話し合いもしてあげよーよ。
大人数やるのにすっかりびびってしまったのかな?

弘前市長 議員在任特例適用へ
3市町村合併で 破綻踏まえ意向重視
http://mytown.asahi.com/aomori/news02.asp?kiji=7238

 弘前市の金沢隆市長は15日の市議会議員全員協議会で、岩木町と相馬村との合併について、両町村の意向を受け入れ、合併方式は新設とし、議員数は定数62の在任特例を適用する考えを示した。議会の大勢もこれを容認しており、3市町村合併は法定協議会設置に向けて動き出した。

 金沢市長は、破綻(はたん)した津軽南12市町村合併協議の反省を踏まえて、3市町村合併では法定協設置の前に懸案の議員定数と合併方式について大筋の合意を得たいとしていた。

 金沢市長は全員協議会で、「まず、合併を実現させることを第1に取り組みたい」とし、2町村の意向を受け入れる考えを示した。合併方式については「2町村の住民感情を考慮した場合、新設もやむを得ない」と述べ、定数62の在任特例の適用に関しては、12市町村合併時の201人と比べ、議会運営や財政、住民感情の問題をクリアできるとの認識を示した。

 議員からは、人口30万の中核市の実現を掲げた12市町村合併が壊れた後の「合併の大義」に関する質問が出たが、金沢市長から明確な答弁はなかった。在任特例について市民の理解が得られるかの問いには、「合併するかしないかの瀬戸際で、認めないとなれば、合併しないことになる」と述べた。

 金沢市長の説明の後、議会側は合併検討協議会に切り替え対応を協議。町田藤一郎議長が新設・在任特例が多数を占める「議会の空気」を金沢市長に伝えた。これを受けて市は両町村に新設合併・在任特例の受け入れを伝え、法定協設立に向けて調整に入る。

(11/16)

931とはずがたり:2004/11/21(日) 03:13

<東海>岐阜県

まぁまぁやね。これで安八となったら最初に離脱を言い出した安八の思うつぼだ。
これで上石津との合併を模索して離脱した養老や,安八郡3町での合併を希望した輪之内,更には安八が戻ってくれば良いのだが。。
1市4町と云う事は輪之内は離脱はしてないのかな?

[平成合併ぎふ元年]大垣市など1市4町協議、飛び地の墨俣町が参加決定 /岐阜
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041120-00000015-mailo-l21

 墨俣町議会の市町村合併特別委員会が19日開かれ、大垣市など1市4町の合併協議に参加していくことを決めた。同町は直ちに大垣市など関係市町に通知した。両市町などの合併協議からは安八町が離脱しているため墨俣町も飛び地となり、すでに大垣市との合併協議を決めた上石津町とともに二つの飛び地が含まれることになる。
 同特別委員会は10人の町議全員で構成。委員の中からは、安八、輪之内を含めた郡内3町合併を推進すべきだとの意見もあったが、ほとんどの議員が「3町が合併しても市になれない」「市になれない3町合併では墨俣という歴史的な町名がなくなるのでは」「3町では将来展望に財政的不安がある」などの意見が出され、採決の結果8対2で大垣市などとの合併を推進していくことを決めた。これを受け、栗田金一町長は「議会の意向を尊重し、大垣市を含む広域合併協議を継続していく」と表明した。
 関係市町に連絡後、会見した栗田町長は「飛び地合併になるが、財政問題など町の将来を見据え、議会や自治会、各種団体の意見も聞き、大垣市などとの合併の道を選んだ。新市の東の玄関口としてやっていきたい」と語った。この結果、安八、輪之内、墨俣の郡内3町合併はなくなった。
 西濃圏域では当初10市町で中核市を目指したが、安八町が離脱し、残る9市町での新しい枠組みで再スタートを切ろうとしたが、垂井町など3町が住民意向調査の結果で不参加となった。その後、養老町も不参加を表明している。

11月20日朝刊 
(毎日新聞) - 11月20日16時41分更新

932とはずがたり:2004/11/21(日) 03:47
<山梨県>

むむぅ。鰍沢―懸想→増穂―懸想→南アルプス。思われた方はどちらも冷淡。。

増穂町へ合併ラブコール
http://mytown.asahi.com/yamanashi/news01.asp?kiji=8056

  合併をめぐって揺れる増穂町へ鰍沢町の熱意を伝えようと16日夜、鰍沢町の住民が集まり、「増穂町との合併をめざす町民大連合」(小林利雄会長)を発足させた。増穂町では来月5日に鰍沢町との合併の是非を問う住民投票が実施される。それを前に合併実現への思いをアピールし、増穂町民へ働きかけるのがねらい。会場の総合福祉センターには約250人が集まった。

  来賓としてあいさつした石川洋司・鰍沢町長は「増穂町との合併をめざして町民・議会・行政が一丸となって取り組んできた」と説明。「鰍沢町は借財が多いと言われるが、学校の耐震工事など多くの事業が先行している。合併後の特例債はほとんどが増穂町へいく状況と思う。そうしたバランスシートを増穂町の皆さんにも理解していただきたい」と話した。

  区長会や商工会など20以上の団体から役員が選出され、今後、増穂町在住の親族・知人・友人に鰍沢町との合併推進を要請し、住民投票では「賛成に○」と記入してもらうよう働きかける運動を展開するという。

  鰍沢町議会は今年5月、増穂町との2町で法定合併協議会を設置する議案を全会一致で可決。一方の増穂町議会は6月に8対7の小差で可決したが、住民の意向調査では南アルプス市との合併を望む声が多く、河西栄三郎町長は合併協設置を見送ってきた。

(11/18)

933とはずがたり:2004/11/21(日) 03:53
<東北・北海道>岩手県

やっぱ揉めだしたねぇ。。

両磐法定協、新市名称めぐり紛糾
http://mytown.asahi.com/iwate/news02.asp?kiji=6713

  両磐9市町村の法定の「両磐地区合併協議会」(会長・浅井東兵衛一関市長)の8回目の会合が20日、一関市内のホテルで開かれた。しかし、平泉町選出の協議会委員が新市名決定会合の前にとったとされる行動が問題になって紛糾、予定の論議に入らないまま散会した。
  この日の会合では「財産の取り扱い」「新市建設計画について」など5議案が用意されていた。
  しかし、冒頭に、一関市議会選出の委員から「平泉町選出の委員が他の町を訪れ、新市名投票の依頼をし、平泉に決まらなければ会場から退席すると言った、と聞いている。これが事実なら、重大な裏切り行為だ」と述べた。これに対し、平泉町の千葉和男町長は「委員へ投票は依頼したが、退席までは言及していない」と説明した。
  しかし、東磐井郡内町村選出の委員から「事実なら、考えを新たにしたい」「平泉町が組織的に働きかけなかったら、(名称公募で)あんな数は獲得出来ない」という意見も出た。このため、浅井会長は休憩して、9市町村の首長会議を開き、この日の散会を宣言した。会議後、浅井会長は「早急に事実関係の解明に当たり、市町村間のわだかまりをなくし、信頼関係の再構築を図りたい」と話した。
  新市名は合併協委員57人による決選投票で、「平泉」29票、「磐井」28票を得て、1票差で決まった。
(11/20)

934とはずがたり:2004/11/21(日) 03:56
<北陸>福井県

2市の間 揺れる今立(4)
http://mytown.asahi.com/fukui/news02.asp?kiji=4335
 今立町は南北から武生市と鯖江市に挟まれている。
 10月21日、今立町で武生市との合併についての住民説明会が開かれた。住民の関心は「鯖江市との合併はいつになるのか」に集まった。
 辻岡俊三町長は必死の表情で繰り返し説明した。「三つの考えがある。合併しない、武生、鯖江両市と合併する、武生市と合併する。しかし、財政的に合併は避けられず、新しい鯖江市長は当分合併しないと言っている。残る選択肢は武生市との合併しかない」
 町内は2市とそれぞれ関係が深い。
 2000年の調査によると、通勤先は武生市が21%、鯖江市が13%、通学先は武生市が38%、鯖江市が18%、買い物先は武生市が21%、鯖江市が30%といった具合だ。
 町への転入は武生市からが30%、鯖江市からが24%で、転出は武生市へが41%、鯖江市へが27%。
 広域行政組合は、消防や清掃は、武生市などとつくっているが、し尿処理や葬祭は鯖江市などとつくる。介護認定審査会は武生、鯖江両市などと設立している。
 辻岡町長は「2市1町での合併が一番よかった。鯖江市が福井市との合併を模索した結果、やりづらくなった」と打ち明ける。
      ■
 今立町と武生市の法定合併協議会は、10月14日、22項目のうち新市の名称、合併期日、町名・字名の取り扱いの3項目を残して合意した。
 3項目を先送りしたのは協議が行き詰まっているからではない。今立町が「住民への説明会が終わる前に、すべて合意してしまうのはまずい」との意向を武生市に伝えてきたためだ。10月27日に予定していた協議会も、今立町の住民説明会の終了を待ち今月29日に延期されている。
 すでに新市の名称は、「越前市」「越前武生市」「武生市」「南越市」の4候補に絞られた。合併から5年をめどに建設する新庁舎の位置は現・武生市庁舎から北東約3キロの国道8号沿いにする方針だ。武生市庁舎は敷地が狭すぎるとの理由で、今立町寄りの候補地を探してきた。
 武生市内で10月12日に開かれた説明会で、三木勅男市長は、新庁舎の位置について、鯖江市寄りでもあると紹介し、「将来は鯖江市との合併を考えるべきだ。新庁舎の位置は鯖江にとっても都合がいい」と述べた。
 「今立町との合併協議が足踏み状態にあるが」との市民からの質問に対しては、「合併特例債の特典がない合併は急いでも仕方ない。(来年3月の合併特例法)期限内にどうしても合併は進めなければならない」と語気を強めた。
      ■
 今立町が未練を残す鯖江市には、合併に動けない事情がある。合併の是非や相手先をめぐって、市内の意見がほぼ3分されてきたからだ。
 鯖江市内では合併の是非や枠組みをめぐって03年4月に住民投票が実施された。その結果、「福井市など4市町村との合併」が1万4009票、「武生市との合併」が1万3072票、「合併しない」が1万830票と大きく割れた。
 辻嘉右ェ門市長(当時)はこの結果を受けて、福井市などとの合併協議を進めたが破談。「強引に合併を進め、独断で破談させた」として解職請求(リコール)を受け失職した。10月17日の出直し市長選で、「合併は急ぐべきではない」とする前県議の牧野百男氏が当選し、事態は収まったばかり。牧野市長は合併について慎重姿勢を崩していない。
      ■
 10月21日、上中町と三方町の合併協定調印式が開かれ、来年3月に合併して「若狭町」を設立することが本決まりになった。
 上中町内では3月、市民団体が「歴史的に交流が深い小浜市と合併すべきだ」として同市との法定協を設置するよう求める住民発議をし、署名集めをして9月26日の住民投票に持ち込んだ。
 しかし結果は小浜市との合併に反対が3619票で、賛成の1811票の2倍となった。
 調印式で千田千代和・三方町長は「素晴らしいまちづくりができるよう皆さんの協力をお願いしたい」とあいさつ。津田雅司・上中町長は「住民運動があり、心配したが、多くの有権者が三方町を合併相手として支持してくれた。見事合併が成立し、感激もひとしおだ」と述べ、ほっとした表情を見せた。
(11/19)

935とはずがたり:2004/11/21(日) 04:02
<関東・東京>神奈川県

がんばろー

湯河原町との合併協再設置を 署名活動開始
http://mytown.asahi.com/kanagawa/news02.asp?kiji=6162

 8月に合併協議会が解散した真鶴町で、町民が湯河原町との合併協議会を改めて設置するよう求めて、合併特例法に基づく直接請求の署名活動を19日始めた。1カ月以内に有権者の50分の1(155人)以上の署名を集めれば、両町議会で審議されることになる。8月の住民投票で白紙に戻った合併問題が再燃する可能性も出てきた。

  署名活動の代表者になっているのは、元町議ら5人。代表者の一人は「合併は必要。単独では真鶴町の財政は厳しく、行政のサービスが低下する」と理由を説明している。

  真鶴町は昨年9月に湯河原町と合併協議会を設置。新市の名前、水道問題などを協議して、来年1月の合併を目標にほぼ確認が済んでいた。しかし、住民投票の結果、28票差で反対多数となり、合併協議会を解散した。

(11/20)

936無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/11/21(日) 23:05
>>105>>235>>237>>920
リコールが賛3272否1006で成立。
議員も全員交代。
今から(新)島田市には入れてもらえないのかな?

町長の解職成立 川根町住民投票
http://www.shizuokaonline.com/headline/20041021195605.htm
 町長解職の賛否を問う榛原郡川根町の住民投票が21日行われ、即日開票の結果、河野敏郎町長の解職に賛成が過半数を占めた。50日以内に出直し選挙が行われるが、河野町長はリコールが成立した場合は出直し選挙には出馬しない意向を示していた。
 住民投票は近隣市町との合併が不調に終わった責任は町長と議会にあるとして、住民グループが署名活動を展開し、リコールを請求して実施されることになった。平成の大合併をめぐって首長の解職を求める住民投票が実施されたのは県内初。投票は21日午前7時から午後6時まで町内12カ所で行われ、午後7時半から町民文化会館で即日開票された。 投票率は82.17%だった。
 町議会は議員全員が辞職したため住民投票を待たずに出直し町議選が16日に告示され、元職1人、新人9人の10人が無投票で当選した。

937とはずがたり:2004/11/22(月) 00:56
町長も入れ替わるし町議も現職は全員引っ込んだのか!>>936
新しい町議の力関係はどうなってんでしょうかね。
川根本町に入れて貰えないのなら島田に入れて貰えばいいのに。。

938とはずがたり:2004/11/22(月) 12:48
<九州・沖縄>鹿児島県
素晴らしい!!でもまた議会がやいやい言いそうだし1市5町の協議会も平行して継続しとけば?

「1市6町復帰」多数 来月に合併協議再開へ 溝辺町住民投票
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041122-00000010-nnp-l46

 姶良中央地区合併協議会(国分市など一市六町、協議休止中)の枠組みなど合併についての意思を問う溝辺町の住民投票は二十一日、投開票され、一市六町での合併に賛成が四千四百二十二票で最多となった。他の「隼人町その他の小さな枠組み」は九百六十六票、「単独」(合併しない)は二百五十二票で「一市六町」は投票資格者の半数以上となり、投票成立の要件を満たした。

 投票結果を踏まえ、有村久行町長は「住民の判断に従い、一市六町への復帰の手続きを進める」意向。別の姶良中央合併協議会を設置し、協議を進めている一市五町も十二月七日に同町を加えた一市六町での協議を再開し、同十一日に一市六町で合併協定書に調印する予定。

 同町では有村町長が「一市六町復帰」を主張、条例案を直接請求した住民グループや商工団体も賛同したのに対し、六月に同協議会からの離脱を決議した町議会は約七割の議員が「隼人町との二町合併」を訴え、激しい運動を展開していた。

 投票率は83・15%。当日投票資格者数は六千八百十三人(同町選管調べ)。
(西日本新聞) - 11月22日2時21分更新

939とはずがたり:2004/11/22(月) 12:50
野津原中は幸い大分になかったんやね。

合併先に同名校 秘策あり 神崎改めこうざき小 大分・佐賀関 九州初、平仮名に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041113-00000072-nnp-kyu

 来年一月一日に大分市と合併する大分県佐賀関町の神崎(こうざき)小学校(伊藤君代校長、百四十八人)の校名が「こうざき小学校」に変わる。大分市にある神崎(かんざき)小との混乱を避けるため、平仮名にすることで約百三十年続く「こうざき」の校名を守った。九州各県の県教委によると、校名がすべて平仮名の公立小中学校は「こうざき小」が初めて。

 両市町にはそれぞれ「神崎」地区があるが、大分市は「かんざき」、佐賀関町は「こうざき」と、読みが異なる。大分市への編入合併で新市の制度は現大分市に統一されることもあり、佐賀関町側の地名が「本神崎(ほんこうざき)」に変更されることになった。

 校名問題でも、大分市は地名に合わせた「本神崎(ほんこうざき)小」への変更を打診。しかし、地元の神崎(こうざき)区長会(矢野和一会長)が「字数が増え、校歌のメロディーに合わない」「せめて校名に地名を残したい」と猛反発。

 大分市側も「地名と校名が違うと混乱する」として、神崎(かんざき)小の校名変更を拒んだため、協議は難航。結局、同区長会が平仮名名を提案し、半年がかりで合意にこぎつけた。

 一方、幼稚園では、佐賀関町の「神崎(こうざき)幼稚園」を「こうざき幼稚園」に変更。中学校は大分市に「神崎(かんざき)中」がないため「神崎(こうざき)中」のまま存続する。十二月定例市議会で一月一日付での校名変更を正式決定する。

 伊藤校長は「神崎(こうざき)は地域の結束が強い地区。一丸となって頑張ってくれた」と校名存続を歓迎。同校卒業生でもある矢野会長も「歴史のある地名なので、将来に引き継ぎたかった」と、ほっとした表情だった。
(西日本新聞) - 11月22日0時15分更新

940とはずがたり:2004/11/22(月) 20:06
地方自治の本旨に悖る反社会的な活動だ!取り締まるべし。

山口村の越県合併 350人参加し反対宣言 井出氏ら出席し集会−−松本 /長野
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041122-00000048-mailo-l20

 「山口村越県合併問題を考える県民の集い」が21日、松本市内で開かれ、県内外から約350人が参加した。越県合併に反対する塩尻市の市民団体が主催。県出身で直木賞作家の井出孫六氏の講演やパネルディスカッションなどが行われ、「信州人の誇りを売り渡す越県合併を許さない」などとする宣言をまとめた。
 井出氏は「信州と藤村文学」と題して、明治の文豪・島崎藤村と木曽とのつながりについて講演。「『木曽の馬籠』が『美濃の馬籠』になったら困る。この問題を県民全体に知ってもらいたい」と述べた。また松本市の山根二郎弁護士は、市町村合併について定めた地方自治法について「市町村だけでなく、全県的な意思に従わなければならない」との法解釈を紹介した。
 パネルディスカッションでは会場との意見交換が行われ、「山口村の人には踏みとどまって考えてほしい」(上田市、女性)「藤村を知らないので感情移入できない」(長野市、女性)などの発言があった。【反橋希美】
11月22日朝刊 
(毎日新聞) - 11月22日16時40分更新

941とはずがたり:2004/11/22(月) 20:22
<東海>三重県

町民ではなく町職員の為に納得できる合併?
伊勢市長、二見町長は格差つけろ派って事?

伊勢地区合併問題 「協定締結難しい」 小俣町、広報号外きょう全戸配布 /三重
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041122-00000099-mailo-l24

 大詰めを迎えている、伊勢市・二見町・小俣町・御薗村の4市町村の「伊勢地区合併協議会」の次期会合(25日)を控えて小俣町は「今回の合併は当町として納得のいく合併でなければならず、納得いくまで協定を結ぶことは難しいと考えています」との奥野英介同町長の考えを織り込んだ、広報おばた号外・市町村合併特集号を作成した。22日、同町全戸に、新聞折り込みの形で配布する運びで、25日開催の同協議会が注目される。
 号外は、11日に開かれた前回同協議会の協議内容を報告。継続協議となっている「一般職の職員の身分の取り扱い」の同協議会事務局案に、奥野町長と同町議会から修正案が出されたことや、町長案の説明、協議会で出された意見などが掲載されている。
 同協議会では「一般職員の身分」を巡って、「合併特例法の適用が受けられるよう、05年3月末までに議決し、細部は合併後の新体制に委ねるべきだ」とする加藤光徳伊勢市長、辻三千宣二見町長に対して、奥野町長は「合併期日にこだわらず、数値を出して一般職員の給与格差を話し合うべき」、中北隆敏御薗村長は「合併時に職員給与の格差があってはならない」などと意見が分かれていた。
 号外では、奥野町長提案の修正案が認められない場合は、「4市町村合併から離脱」とも取れる内容であり、次期会合前の全戸配布は、職員の身分対策に対する強い姿勢を示す狙いがあるものと見られる。

11月22日朝刊 
(毎日新聞) - 11月22日16時50分更新

942とはずがたり:2004/11/22(月) 20:29
<東北・北海道>福島県伊達地域

まぁ何とか協議続行へ。。

福島・伊達郡法定協 桑折町離脱へ・伊達郡の合併問題、6町議会で「推進」可決−−白紙撤回求め佐藤氏出馬へ /福島>>810-811
国見町に共産党員町長 佐藤氏http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1038805069/517-518
梁川町長選 現新3人が立候補 20年ぶり選挙戦−−告示 /福島>>921-922


[選挙]梁川町長選 池田善治氏、7選果たす−−6町合併推進の訴え浸透 /福島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041122-00000036-mailo-l07

 任期満了に伴う梁川町長選が21日、投開票され、現職の池田善治氏(82)=無所属=が、新人で前町議の堀江泰幹氏(64)と新人で元町議の橘典雄氏(55)=いずれも無所属=を破り、7選を果たした。
 選挙では伊達6町合併の是非が争点となった。池田氏は「合併特例法の期限内(来年3月)に6町合併を目指す」と合併推進を訴え、支持を集めた。堀江氏は「合併協議を白紙に戻して当面は単独で進む」と合併反対を掲げたが浸透せず、橘氏は池田氏と同様に合併推進を訴えたが、池田氏に及ばなかった。
 合併協議会長を務め、6町の中心的立場にある池田氏の当選で、6町合併の路線は維持されたが、14日の国見町長選では合併白紙化を訴えた佐藤力氏が当選しており、「伊達市」誕生までには課題が山積している。当日有権者数は1万6796人。投票率は66・65%だった。
………………………………………………………………………………………………………
 ◇梁川町長選開票結果=選管最終発表
当 6945 池田善治 82 無現
  3727 堀江泰幹 64 無新
   397 橘典雄  55 無新
 (無効126)
 ◇梁川町長略歴
 池田善治(いけだ・ぜんじ)82 無現(7)
町長▽県林業協会長[歴]県議会議長▽無線電信講習所

11月22日朝刊 
(毎日新聞) - 11月22日16時15分更新

943とはずがたり:2004/11/22(月) 20:34
<千葉県>房総地区
>>814
町民が高齢化し,じゃねーよ。頭を80のジジイにやらせようとする合併推進派のミスじゃ。。くそー63票差か。
横瀬幸雄にしとけば良かったんだ。

[選挙]鋸南町長選 白石治和氏、自立訴え3選−−8町村合併協離脱へ /千葉
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041122-00000085-mailo-l12

 町長の辞職に伴う鋸南町長選は21日、投開票が行われた。合併の是非が最大の焦点となり、安房8町村法定合併協議会を離脱し自立したいと訴えた前職の白石治和氏(58)が、合併協の枠組みを守るべきだと主張した元町議会議長の松川省吾氏(79)▽館山市など内房5市町村での合併を求めた不動産業の生貝健二氏(51)=いずれも無所属=を破り、3選を果たした。当日有権者は8652人。投票率は76・83%だった。
 合併協は町長選に先立ち、「(合併反対派の)白石氏が当選した場合、8町村の枠組みから排除する」ことを内部で申し合わせており、今回の結果を受け、町は合併協を離脱することになる。
 当選した白石氏は「町の自立に向け行政改革を積極的に進め、財政を再建したい」と語った。
 一方、松川氏は大多数の町議の支持を得て、選挙戦を優位に進めていたとみられていたが、白石氏の3217票にわずか63票及ばなかった。松川氏の陣営幹部は、敗因について「町民が高齢化し、町の厳しい財政状況に対して『合併』しか選択がないと言っても、よく理解してもらえなかったようだ。『鋸南』という名前が消えることへの不安もあったのかもしれない」と分析した。
 安房地方(鴨川市と天津小湊町)では当初、館山市を含めた1市8町村で合併論議を進めていたが、今年2月、館山市が合併協から脱退。この合併協がいったん解散した後、8月に8町村を新たな枠組みとした合併協を結成、既に新市の名称を「南房総市」と決めている。
………………………………………………………………………………………………………
 ◇鋸南町長選開票結果=選管最終発表
当 3217 白石治和 58 無前
  3154 松川省吾 79 無新
   202 生貝健二 51 無新
 (無効74)
 ◇鋸南町長略歴
白石治和(しらいし・はるかず) 58 無前(3)
 [元]町長[歴]町長2期▽安房町長会副会長▽安房水産高校

11月22日朝刊 
(毎日新聞) - 11月22日16時25分更新

944とはずがたり:2004/11/22(月) 20:57
<北陸>石川県

いずれも合併派か。
能村武資氏(55)会社役員、穴水町との2町合併を推進・前町長派
宮丸冨士雄氏(79)元同町長、同県輪島市などとの合併を主張
新村吉雄氏(79)海事補佐人、同県志賀、富来両町などとの合併

いいとこだよ外浦海岸,富来,能登金剛。。バリバリの自民党の基盤でカネ落としてくの勿体ないけど。

[選挙]門前町長選 3人が立候補へ /石川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041122-00000256-mailo-l17

 合併問題を巡る混乱の収拾を図るため引地捷・前町長が辞職願を提出・失職したのに伴う石川県門前町長選(12月7日告示、同12日投開票)に、21日、前町長と同じく同県穴水町との2町合併を推進する会社役員、能村武資氏(55)が出馬を表明した。また、2町合併に反対して同県輪島市などとの合併を主張する元同町長、宮丸冨士雄氏(79)も出馬の準備を進めている。さらに海事補佐人の新村吉雄氏(79)が、同県志賀、富来両町などとの合併を訴え、立候補を表明している。
 同町長選は、合併の枠組みを巡って、3人による争いになる見通しが強まった。【山中尚登】

11月22日朝刊 
(毎日新聞) - 11月22日17時20分更新

鳳町
2005.3.1鳳至郡 穴水町,門前町
★穴水町・門前町合併協議会(法定)
※法定協議会設置:2003/4/1
※新町名最終候補3点:鳳(おおとり),鳳至(ふげし),鳳南(ほうなん)
※新町名:鳳町(おおとりまち)
※新町の所属郡は「鳳珠郡(ほうすぐん)」の予定(鳳至郡,珠洲郡の2郡を再編し新郡を2005/3/1設置予定)
※輪島市は単独市制継続へ
※門前町議会は合併に慎重
※門前町議会が「穴水町との合併協議の凍結を求める決議案」を可決(2004/5/10)
※門前町議会は合併協議からの離脱や,輪島市を含めた3市町での合併も検討へ
※門前町議会が「合併協議会からの離脱を求める決議案」を可決(8/19)
※穴水町は合併協議の再開を検討,門前町に「新町役場に,現・門前町(当面の間)」などの案を提案(8/30)
※門前町は穴水町との合併の是非を問う住民投票の実施を検討へ

新設志賀町
2005.9.1羽咋郡 富来町,志賀町
★志賀町・富来町合併協議会(法定)
※羽咋市,羽咋郡志雄町,押水町と5市町で研究会設置:2001/6/6
※2町で連絡会設置:2001/11/16
※任意協議会設置:2002/3/25
※法定協議会設置:2003/4/18
※新町名候補5点:志賀,富来(とぎ),志富,志賀富(しかとみ),はまなす
※新町名最終候補2点:志賀,志富(しとみ)
※新町名:志賀町(しかまち)
※新町役場:現・志賀町役場
※合併協定調印式:2004/9/13
※合併関連議案を2町が可決:2004/9/17
※合併関連議案を石川県議会が可決:2004/10/7
※官報告示:2004/11/10
(推) 24,347 (国) 25,396 246.55

945とはずがたり:2004/11/22(月) 21:05
<近畿>和歌山県
ほっ。。高野町に続きこれ以上は毀して欲しくないもんね。
しっかし高速道路も貫通し吉備町はほっといても発展するし3町の真ん中の金屋町に役場置いても良いのにと思わなくもない。
人口は吉備1.4万,金屋9千,清水5千だから2千人程市には足りず。花園村引っ張ってきて有田川市,役所旧金屋町役場ってのはどう?

金屋町住民投票、合併賛成が上回る
http://mytown.asahi.com/wakayama/news02.asp?kiji=2237

 吉備町、清水町との合併の賛否を問う金屋町の住民投票が21日あり、即日開票の結果、合併することに賛成が2970票で、反対の2583票を上回った。合併を進めてきた熊ノ郷健町長は「町民の金屋町の将来を思う気持ちが表れた。合併推進の方向性が確認できた」と話し、29日に開かれる合併協議会で合併推進を報告する。

 当日の有資格者は7785人、投票率は72.00%だった。町条例を制定し、合併の賛否を問う住民投票は8月の古座川町に続いて県内で2例目。

 吉備町・金屋町・清水町の3町による法定合併協議会は今年1月5日に発足。その後、06年1月1日に対等合併し、新町の事務所(役場)は吉備町とすることで合意していた。

 金屋町では、新町の役場の位置をめぐり、住民の不満が募り、町商工会や町職員OB会などが反対運動を展開。9月議会の最終日に議員から緊急動議が出され、住民投票条例案が可決された。

(11/22)

946無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/11/23(火) 10:33
<東北・北海道>北海道日高管内

日高町「飛び地」合併再提案へ 一度否決の門別と 「自立の体力ない」
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&amp;d=20041123&amp;j=0023&amp;k=200411231022

 【日高】日高管内日高町の西尾正町長は二十二日、町議会が十二日に否決した、同管内門別町との飛び地合併に関する法定協議会設置議案を、二十六日の臨時町議会に再提案する方針を決めた。道市町村課によると、一度否決された合併法定協設置議案の再提案は道内で初めて。

 再提案するのは、否決された議案と全く同じ内容。前回は十一人の議員が無記名投票し、反対が賛成を一票上回った。西尾町長は「町に自立の体力はなく、門別町との合併しか生き残りの道はない」と説明している。

 日高町は同管内平取、門別両町と三町で合併協議会を設立したが、合併の枠組みをめぐり住民投票に発展。その後、平取町が自立を決断して離脱したため、結果的に住民投票で最も支持の少なかった門別町との飛び地合併を模索してきた。

947とはずがたり:2004/11/23(火) 15:29
<東北・北海道>北海道・【都市部側が参加(合併)を拒否するケース】
田舎側の住民が合併を望んでるのに都市側が冷淡な場合,ペナルティを考えるかなんかして合併に持っていくインセンティブ設計が必要である。しかもこの場合,南幌町は飛び地だ。長沼が当分の間単独を選んだのに(から?)ねぇ。。
●北広島市・●江別市←南幌町→栗山・由仁
江別市, 石狩郡 新篠津村,空知郡 南幌町
☆江別市・新篠津村合併研究会(江別市ホームページ)
☆江別市・南幌町合併研究会
※研究会設置:2002/11/6
※江別市は合併特例法期限内での合併はせず,単独市制継続へ
※新篠津村は当別町,月形町との合併を検討へ→断念
※南幌町は由仁町,栗山町との合併を検討へ,3町で法定協議会を設置
北広島市, 空知郡 南幌町,夕張郡 長沼町
☆北広島市・南幌町・長沼町合併問題研究会(北広島市ホームページ)
☆長沼町ホームページ
※研究会設置:2003/1/8
※北広島市は合併特例法期限にとらわれず検討へ
※南幌町は由仁町,栗山町と3町での合併を検討へ
※長沼町は当面の間,単独町制継続へ
東さっぽろ市2006.3.1
空知郡 南幌町,夕張郡 由仁町,栗山町
★南空知3町合併協議会(法定)
※由仁町は千歳市,恵庭市,長沼町,早来町,追分町と6市町で研究会設置:2002/6/3
※夕張郡長沼町と4町で研究会設置:2002/7/9
※3町で任意協議会設置:2003/7/30
●大間町←佐井村・風間浦村
●弘前市←鰺ヶ沢町
●南津軽郡←黒石市・碇ヶ関町(財政問題)
●八戸市←田子町・新郷町(2町拒絶で八戸市への信頼感大いに傷つく)
●南アルプス市←増穂町
●川根本町←川根町←島田市(川根本町が都市とは云えないけど。。)
●彦根市←犬上郡
●木津町←相楽郡各町
●富田林市←南河内郡
●白浜町←すさみ町
●山口市←美東町
●四万十市(中村市)←土佐清水市(四万十市構想そのものが瓦解)
●鹿屋市←垂水市(一応垂水が脱退した事になってるが鹿屋が排除した形に)

3町合併決断で説明会 住民に理解求める−−南幌町長 /北海道
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041122-00000027-mailo-hok

 空知管内南幌町の井沢利美町長が、住民投票の結果に反して同管内栗山、由仁両町との合併提案を決めた問題で21日、「市町村合併に関する町長最終決断説明会」が同町農村環境改善センターで開かれた。この問題を巡っては、今回の決断を非難する町民有志が2度目の町長リコール運動を始めたばかりだが、井沢町長は「厳しい財政の中で町民の将来のため、政治生命を賭けて合併を決断した」と理解を求めた。
 この日は約300人が出席。井沢町長は、配布した資料を基に「自立の道も探ったが、町民の大幅な負担増が必要となり、行政サービスも低下する。地方自治は町の振興のためにあり、それが自立では果たせないと判断した」と説明。住民の一部で根強い江別市や北広島市との合併についても「相手側では議論の対象になっておらず、期待と幻想で将来を考えるべきではない」ときっぱり否定した。
 これに対し、出席者からは「町長は住民投票での(賛否の)結果を小差と言っているが、決してそうではない」「町民はすでに『負担増になっても3町合併は反対』と決断した。合併すればこうだ、とか今さら言うのは的外れ」などと反論が続出。一部からは賛成意見も出たが、会場は最後まで「大荒れ」の雰囲気に終始した。
11月22日朝刊 
(毎日新聞) - 11月22日16時0分更新

948とはずがたり:2004/11/23(火) 19:35
ふりかえってみる10

>>23
結局糸貫町は買わなかったんだな。

商業施設進出案が浮上/本巣の都築紡績工場跡地/市難色「環境面で不向き」
http://www.jic-gifu.or.jp/np/g_news/200409/0908.htm#4

 本巣市三橋、都築紡績(名古屋市)の糸貫工場跡地約二六・四ヘクタールの取得に、関西に本社を置く住宅関連会社が名乗りを上げ、県内最大規模の商業施設として開発する計画を本巣市に示していることが七日までに明らかになった。同市と市議会は「道路事情、近隣の商業施設との共存、環境面から不向き」などと進出に難色を示している。

 同跡地については、昨年八月に同紡績が工場を完全閉鎖し、売却先を探していた。合併前の旧糸貫町が、約五・六ヘクタールを下水処理場、廃棄物のストックヤード、幼児園の統合先−の三施設を造るための公共用地として取得する方向で、同紡績と土地単価の交渉を進めていたが、昨年十一月に同紡績が会社更生法を申請。同跡地は管財人の管理下に置かれ、交渉が中断していた。

 同管財人が同紡績の資産の処分を急ぎ、同跡地については、債権回収を進める主取引銀行が取引先に価格提示を募ったところ、住宅関連会社が最良の条件を示し、最優先交渉権を獲得した。

 今年八月以降、市側に切り売りする約五・六ヘクタールの位置や単価の交渉に入るために担当者が三度市役所を訪問。その際、残る約二十一ヘクタールで展開する商業施設の素案を示した。それによると同施設は二十四時間営業で約六千台の駐車場を備える規模という。

 跡地の活用については、旧糸貫町から同紡績に対し、風俗・遊技場は避け、工場の誘致を要望していた経緯がある。市側は住宅関連会社に「本巣縦貫道の渋滞をはじめ未整備な周辺の道路事情、旧町が誘致した商業施設との競合による共倒れが懸念される。近隣に住宅団地や学校もあり、青少年の健全育成への悪影響や、犯罪の増加を招く問題もある」などと、商業施設案には反対の意向を伝えたという。

 また、今月一日の市議会全員協議会では、議会側も市側と統一歩調を取り、商業施設はふさわしくないという意見で一致した。ただ、

市、市議会の意向に法的な拘束力がない上、住宅関連会社の同跡地取得の契約期限は今月末に迫っているとされ、今後の動向が注目される。

《岐阜新聞9月8日付朝刊社会面》

>>55
色々揉めてたけど市名は遠賀・役所は岡垣となったが岡垣・芦屋ともに不満だったか?

新設/市制遠賀市
遠賀郡 芦屋町,水巻町,岡垣町,遠賀町
★芦屋町・水巻町・岡垣町・遠賀町合併協議会(2004/10/31解散予定)(法定)
※任意協議会設置:1999/8/6
※芦屋町が法定協議会不参加へ,任意協議会解散:2001/9/30
※法定協議会設置を求める住民発議
※芦屋町の4町での法定協議会設置の是非を問う住民投票の結果「賛成(52.3%)」「反対(47.7%)」(2003/3/9)
※法定協議会設置:2003/7/1「住民発議」
※合併予定期日:2006/1/1
※新市名:遠賀市(おんがし)
※新市役所:現・岡垣町役場(新庁舎設置までの間)
※合併協定調印式予定:2004/10月頃→中止
※芦屋町は合併に慎重
※岡垣町の合併の是非を問う住民投票の結果「賛成(42.4%)」「反対(57.6%)」(2004/9/5)
※岡垣町が合併協議から離脱を表明(9/15)
※4町での合併を断念,協議会を解散予定(10/31)
(推) 97,642 (国) 97,176 93.10

951とはずがたり:2004/11/23(火) 20:57
【名前で揉めたケース】>>875-876拡充
(都市部側が参加(合併)を拒否するケースは>>497へ)

ひらなみ市→住民の不満があがり旧郡名の海津市へ
西近江市→旧郡名の高島市へ
にかほ市→名前などで象潟町が不満,離脱決議。
仙北市→角館と田沢湖が名前綱引き。郡名を市名とする
八幡平(はちまんたい)市→秋田県側が反発
○○市(橿原・桜井・磯城・高市)→明日香村の場合は全国の歴史ファンらが「由緒ある地名を消さないで」と反対署名を集め、橿原市などとの法定協から離脱した。
湯陶里(ゆとり)市→武雄市が反撥離脱。流石にこれじゃあね。。>>287,>>293
鹿島市→太良町が郡名の藤津市を主張。協議難航し協議破綻>>288
東知床市(羅臼(らうす)町+中標津(なかしべつ)町)←斜里町が反発
比企市:比企郡・東松山市ともに比企市の名は使わない事で合意(その後両協議とも破談へ。なんのこっちゃい)>>869
大隅市→鹿屋市が反撥,鹿屋市に。
丹波市→京都府内の丹波地域から不満。旧郡名の氷上市にすれば良かったのにと思う。
大崎市→古川市が反撥,協議中
白神市→白神山地を有する青森県から不満。能代市民からも不満の声あがる。>>872
平泉市→平泉町の強引な多数派工作に不満>>933
石見銀山市→太田市(石見銀山の世界遺産登録時に名称再検討)>>928
ゆたか市→(直方市が不満,協議離脱へ)
れいめい市→いちき串木野市(ちらん枕崎市といい平仮名漢字混淆はみっともない気が。。)
あっぷる市→板柳と鶴田:市名以外にも不一致点目立つ>>879-880

952とはずがたり:2004/11/23(火) 21:06
【鹿児島県南隅地域・曽於地域合併協議】
<南隅地域>
肝属郡 大根占町,根占町,田代町,佐多町
4町で研究会「南隅地域合併研究会」設置:2001/10/10

肝属地域12市町で研究会「肝属地域市町村合併調査研究会」設置:2002/4/10→解散:2003/1/17 >>798

南隅地域合併協議会
※任意協設置:03/1/22,法定協設置:03/6/27
※合併予定期日:05/2/11
※新町名候補3点:なんぐう,南州(なんしゅう),南大隅
※新町役場:現・大根占町役場

※大根占町が合併協議から離脱を表明(2004/6/15)
※協議会を休止(7/31)
│ |
|※大根占町,田代町は2町での合併を検討へ
| └→●錦江町(2005.3.22 新設 肝属郡 大根占町,田代町)
|  大根占町・田代町合併協議会(法定)
|  ※準備会設置:04/8/3,法定協設置:04/8/10
|  ※新町役場:現・大根占町役場 ※人口:約1万

※根占町,佐多町は2町での合併を検討へ
└──→●南大隅町(2005.3.31 新設 肝属郡 根占町,佐多町)
   南大隅合併協議会(法定)
  ※準備会設置:2004/9/6,法定協設置:2004/9/13
※新町役場:現・根占町役場 ※人口:約1万

<曽於郡>
※曽於郡 大隅町,財部町,末吉町,輝北町,松山町,志布志町,有明町,大崎町と8町で研究会設置:2002/5/1→解散:2003/2/28
|↓└→輝北町→大隅中央地域(鹿屋市)と合併へ>>746>>743
|※大隅町,財部町と2町で任意協議会設置:2003/1/6
|├─※財部町が加入(3/4)
|↓
|曽於北部合併協議会(法定協設置:03/4/11)
|※新市名最終候補5点:曽於,曽於和(そおわ),財大吉(たからだいきち),大曽於(だいそお),南九州
|■曽於市(そおし)(2005.7.1 新設/市制 曽於郡 大隅町,財部町,末吉町)
|※新市役所:現・末吉町役場

※志布志町,有明町,大崎町の3町で法定協議会設置「住民発議」:2003/1/31→解散:2004/3/29

├─※松山町を加えた4町で法定協議会設置:2003/4/1→解散:2004/6/30
├→大崎町は離脱,単独町制へ

★南曽於地区合併協議会(法定)
※法定協議会設置:2004/4/1

■志布志市(2006.1.1 新設/市制 曽於郡 松山町,志布志町,有明町)

953とはずがたり:2004/11/23(火) 23:02
【宮城県合併協議一覧1】
■栗原市 2005.4.1 新設/市制
栗原郡 築館町,若柳町,栗駒町,高清水町,一迫町,瀬峰町,鶯沢町,金成町,志波姫町,花山村
★栗原地域合併協議会(法定)
※10町村で法定協議会設置を求める住民発議,築館町,志波姫町,栗駒町が議会付議,7町村が議会付議せず不成立(1997/11月)
※築館町,志波姫町は2町で研究会設置:1998/6/29→解散:2001/3/27
※栗駒町,金成町は岩手県一関市,西磐井郡,東磐井郡9市町村の研究会にオブザーバー参加:2002/4/
※10町村で研究会設置:2002/8/8
※高清水町を除く9町村で任意協議会設置:2003/2/5
※瀬峰町は古川市を中心とした大崎地域と8市町で任意協議会設置:2003/2/28→瀬峰町が離脱(3/17
※高清水町が加入(4/15)
※法定協設置:2003/7/1
※新市名:栗原市(くりはらし)
※新市役所:現・築館町役場(新庁舎設置までの間)
※合併関連議案を9町村が可決,若柳町が否決:2004/6/25→若柳町が可決:2004/7/26
(推) 81,798 (国) 84,947 804.93

■登米市 2005.4.1 新設/市制
登米郡 迫町,登米町,東和町,中田町,豊里町,米山町,石越町,南方町,本吉郡 津山町
★登米地域合併協議会(法定)
※津山町を除く8町で研究会設置:02/6/10,任意協設置:02/12/6,津山町が加入(03/4/1),法定協設置:2003/4/1
※新市役所に,現・迫町役場(新庁舎設置までの間)
(推) 90,944 (国) 93,769 536.38

□大崎市 2005.4.1 新設
古川市, 志田郡 松山町,三本木町,鹿島台町,玉造郡 岩出山町,鳴子町,遠田郡 田尻町
★大崎地方合併協議会(法定)
※栗原郡瀬峰町と8市町で任意協議会設置:2003/2/28,栗原郡瀬峰町が合併協議から離脱(3/17)→栗原市へ
※法定協議会設置:2003/7/1
※新市名最終候補6点:大崎,おおさき,北宮城,古川,ふるかわ,宮城
※新市名:大崎市(おおさきし)
※新市役所:現・古川市役所(当面の間)
※新庁舎:合併後10年を目途に古川市内に設置へ
※合併協定調印式:2004/8/21
※合併関連議案を5町が可決,三本木町は合併関連議案の内「議員定数議案」を否決(他の議案は可決),古川市が否決:2004/9/1
※古川市長は合併に前向き,古川市議会は合併に慎重
※古川市は新市名の再検討を申入れ
(推) 138,681 (国) 139,313 796.76

※気仙沼市, 本吉郡 本吉町,唐桑町,志津川町,歌津町,津山町と6市町で勉強会設置
※本吉郡 本吉町,唐桑町,志津川町,歌津町,津山町と5町で研究会設置:2002/6/28
├→■気仙沼市 05/3/31以前 新設
| 気仙沼市, 本吉郡 本吉町,唐桑町
| ★気仙沼市・本吉町・唐桑町合併協議会(法定)
| ※3市町で準備会設置:03/2/10,法定協設置:03/5/21
| ※新市役所:現・気仙沼市役所
| ※唐桑町で合併の是非を問う住民投票を実施予定(2004/11月下旬頃)
| (推) 79,818 (国) 82,394 333.37
└→□南三陸町 2005.4.1 新設
  本吉郡 志津川町,歌津町
  ★志津川町・歌津町合併協議会(法定)
  ※2町で研究会設置:03/3/12,準備会設置:03/6/27,法定協設置:03/8/1
  ※新町名:南三陸町(みなみさんりくちょう)
  ※新町役場:現・志津川町役場
  ※合併関連議案を志津川町が可決,歌津町が否決:2004/9/22→歌津町は再提案を検討へ
  ※歌津町議会は合併に慎重,合併予定期日の延期を検討
   (推) 19,189 (国) 19,860 163.73

954とはずがたり:2004/11/23(火) 23:02
【宮城県合併協議一覧2】
□○○市
石巻市, 桃生郡 河北町,雄勝町,河南町,桃生町,北上町,矢本町,鳴瀬町, 牡鹿郡 牡鹿町,女川町(●原発)の10市町で研究会設置
├→■石巻市 2005.4.1
| 石巻市, 桃生郡 河北町,雄勝町,河南町,桃生町,北上町,牡鹿郡 牡鹿町
| ★石巻地域合併協議会(法定)
| ★石巻地区1市5町合併協議会(河北町を除く)<河北町の一時離脱で設立>
| ※牡鹿町を除く6市町で任意協議会設置:2003/2/24,牡鹿町が加入(2003/5/15)
| ※合併関連議案を7市町が可決:2004/11/9〜19,桃生町が否決(11/10)→桃生町が可決(11/19)
├→■東松島市 2005.4.1 新設/市制
| 桃生郡 矢本町,鳴瀬町
|★矢本町・鳴瀬町合併協議会(法定)
|※2町で準備会設置:2003/2/21,法定協設置:2003/4/1
|(推) 43,154 (国) 43,180 101.86
└→●牡鹿郡 女川町

□○○市
塩竈市, 多賀城市, 宮城郡 松島町,七ヶ浜町,利府町,黒川郡 大和町,大郷町,富谷町,大衡村
※研究会設置:2003/2/14
※合併特例法期限内での9市町村での合併を断念,合併特例法期限にとらわれず検討へ
(推) 272,538 (国) 267,121 566.49

■遠田市 2005.4.1 新設/市制
遠田郡 涌谷町,小牛田町,南郷町(遠田郡田尻町は大崎市へ)
★涌谷町・小牛田町・南郷町合併協議会
※準備会設置03/5/6,任意協設置:03/5/16,法定協設置:03/6/26
※新市名:遠田市(とおだし)
※新市役所:現・小牛田町役場
※合併協定調印式予定:2004/12月頃
※合併関連議案を3町は12月頃審議予定
※涌谷町は新市役所の設置位置などに慎重,合併協議の休止を申入れ(2004/6/24),協議会を休止(7/30)
※小牛田町,南郷町は3町での合併協議継続を呼掛け,涌谷町が合併協議への復帰を表明(9/3),協議を再開(9/29)
※涌谷町で合併の是非を問う住民投票を実施予定
(推) 45,374 (国) 46,708 157.14

□加美市
加美郡 中新田町, 小野田町, 宮崎町,色麻町
※4町で研究会設置:98/5/29,任意協設置:01/4/2,法定協「加美郡四町合併協議会」設置:02/2/1
※色麻町は住民意向調査の結果をもとに,合併期日の延期を要請(10/29),協議会を休止(11/1)
|└→●色麻町
└→■加美町 2003.4.1 新設
加美郡 中新田町, 小野田町, 宮崎町
※3町で法定協設置:2002/11/8

955とはずがたり:2004/11/23(火) 23:02
【宮城県合併協議一覧3】

□○○市
名取市, 岩沼市
☆名取市・岩沼市合併問題調査研究会(04/1/21解散)
※名取市で仙台市と2市での法定協議会設置を求める住民発議,仙台市が可決,名取市が否決し不成立(1995/8/25)
※研究会設置:2003/3/13
※名取市,岩沼市は合併特例法期限にとらわれず検討へ,研究会を解散:2004/1/21
(推) 112,018 (国) 108,623 160.78

■あぶくま市 2005.12.1 新設
角田市, 伊具郡 丸森町
★角田市・丸森町合併協議会(法定)
※研究会設置:2003/2/20
※法定協議会設置:2004/2/1
※新市名最終候補5点:あぶくま,伊具(いぐ),仙南,阿武隈,みどり
※新市名:あぶくま市
※新市役所:現・角田市役所
(推) 50,654 (国) 52,222 420.92

■亘理市 新設/市制
亘理郡 亘理町,山元町
★亘理町・山元町合併協議会(法定)
※合併問題調査事務研究会設置:01/10/1,研究会設置:02/11/8,法定協設置:03/7/14
※合併予定期日:2005/3/31以前(詳細は協議会で決定)
※新市名最終候補6点:わたり,亘理,阿武隈,亘山,あぶくま,亘理伊達
※新市名:亘理市(わたりし)
※新市役所:現・亘理町役場(新庁舎設置までの間)
(推) 53,076 (国) 53,307 137.69

柴田郡大河原町,村田町,柴田町,川崎町
|└→●柴田郡川崎町:単独町制継続へ
└→■柴田市 2006.1.1 新設/市制:県南の中心都市として県の出先機関など設置され早くから合併の気運高まってはいた
 柴田郡 大河原町,村田町,柴田町
 ★柴田町・村田町・大河原町合併協議会(法定)
 ※研究会設置:01/5/30,法定協設置:02/12/25
 ※新市役所:現・柴田町役場(新庁舎設置までの間)
 ※3町は合併の是非を問う住民投票を実施予定(2004年)
 (推) 75,893 (国) 75,418 157.40


白石市,刈田郡 蔵王町,七ヶ宿町
|└→●七ヶ宿町:単独町制継続へ
└→□白石蔵王市 新設
白石市, 刈田郡 蔵王町
☆白石市・蔵王町任意合併協議会(任意)(2004/7/31解散)
※刈田郡七ヶ宿町を含む3市町で研究会設置:2003/1/29
※任意協設置:2003/12/24
※合併予定期日:2005/3/31以前
※新市役所:現・白石市役所
※蔵王町の白石市との合併の是非を問う住民意向調査の結果「賛成(14.4%)」「反対(85.6%)」(2004/6月),2市町での合併を断念,協議会を解散(7/31)(推) 53,311 (国) 54,338 439.32

957とはずがたり:2004/11/23(火) 23:14
【宮城県合併協議一覧】>>953-957

広域合併が進展している印象。
但し広域合併故か,各合併毎に不満を持つ自治体が発生する傾向に。

■栗原市 遅れて加入:高清水町 合併議案;若柳町;否決:2004/6/25→可決:2004/7/26
■登米市 遅れて加入:津山町
□大崎市 三本木町が一部を否決,古川市が否決:2004/9/1古川市は新市名の再検討を申入れ
■遠田市 涌谷町は新市役所の設置位置などに不満,合併の是非を問う住民投票を実施予定
■気仙沼市 唐桑町で合併の是非を問う住民投票を実施予定
□南三陸町 歌津町議会は合併に慎重
■石巻市 遅れて加入:牡鹿町 合併議案:桃生町;否決(11/10)→可決(11/19)
●牡鹿郡 女川町
■東松島市
□加美市 色麻町は早期の合併に慎重→加美郡 ■加美町+●色麻町
□○○市(塩竈市, 多賀城市, 宮城郡 松島町,七ヶ浜町,利府町,黒川郡 大和町,大郷町,富谷町,大衡村)
■仙台市(泉市・宮城町等を吸収して政令指定都市へ)
■あぶくま市
■亘理市
■柴田市
●柴田郡川崎町
□白石市,刈田郡 蔵王町,●七ヶ宿町:七ヶ宿が離脱,蔵王も合併に反対。

958とはずがたり:2004/11/24(水) 02:16
【広島県合併協議一覧1】

■広島市>>223 >>539
広島市, 安芸郡 府中町,海田町,熊野町,坂町 佐伯郡 湯来町,宮島町
※府中町は合併に慎重,単独市制施行も視野に検討
※海田町は合併に慎重
※広島市,熊野町の2市町で研究会設置:2001/6/1
※海田町と4市町で勉強会設置:2001/11/12
※熊野町,坂町は呉市との合併や,海田町を含めた3町での合併も検討,
※宮島町が広島市に合併協議を申入れ(2003/10/24)
※宮島町は広島市との合併を断念,廿日市市との合併を検討へ

■廿日市市 2005.11.3 編入
廿日市市, 佐伯郡 大野町,宮島町

※山県郡7町村で研究会設置:2000/11/28
↓(二グループに分裂)
■安芸太田町 2004.10.1 新設 9千人
 山県郡 加計町, 筒賀村, 戸河内町
■北広島町 2005.2.1 新設 2.1万
 山県郡 芸北町,大朝町,千代田町,豊平町
 ※4町で任意協議会設置:2002/4/1

■呉市 2005.3.20 編入
呉市(呉市,下蒲刈町2003.4.1編入,川尻町2004.4.1編入), 安芸郡 音戸町,倉橋町,蒲刈町,豊田郡 安浦町,豊浜町,豊町 (安芸郡 熊野町,坂町;呉との合併も検討)
>>804
「特例市」(人口二十万人以上)の呉市市長は2000年一月,安芸,佐伯,豊田郡の周辺十五町を訪れ、合併を呼び掛けた。総人口三十六万人、都市計画などの権限も持つ「中核市」(同三十万人以上)を目指したいとの意向を伝えた。 これに対し、広域行政事務組合で連携してきた安浦、川尻など周辺八町が応じた。半面、呉市が合併を呼びかけた十五町のうち、江田島、能美など四町は当初から合併による市昇格を目指し別路線。呉、東広島市の双方がラブコールを送った人口二万五千人の黒瀬町は結局、東広島との合併協議会に参加し、残る熊野、坂町も住民アンケートの結果などから慎重姿勢のまま。

■江田島市 2004.11.1 新設/市制
安芸郡 江田島町, 佐伯郡 能美町, 沖美町, 大柿町
※市役所:能美町役場(新庁舎設置までの間)
※能美町が新市名「江田島市」に難色,4町は住民アンケートの実施で合意,結果「賛成(64.7%)」(2003/10/18)

■大崎上島町2003.4.1新設
豊田郡 大崎町, 東野町, 木江町

■東広島市 2005.2.7 編入
東広島市, 賀茂郡 黒瀬町,福富町,豊栄町,河内町,豊田郡 安芸津町 18万人
※東広島市,賀茂郡5町(大和町を含む)で研究会設置:2001/1/19
※安芸津町は竹原市と2市町で研究会設置:2001/6/8
※東広島市,安芸津町の2市町で研究会設置:2001/10/30
※大和町と7市町村で任意協議会設置:2002/8/9
※大和町が合併協議から離脱(2003/5/20),三原市と合併へ

959とはずがたり:2004/11/24(水) 02:16
【広島県合併協議一覧2】

■三原市 2005.3.22 新設
三原市, 賀茂郡 大和町,豊田郡 本郷町,御調郡 久井町
※三原市,本郷町,久井町,豊田郡瀬戸田町の4市町で研究会設置:2001/5/15
※三原市,本郷町,久井町の3市町で任意協議会設置:2002/7/24
※賀茂郡 大和町が東広島地域から参加

□○○市
因島市, 豊田郡 瀬戸田町
★因島市・瀬戸田町合併協議会(2004/11/29解散予定)(法定)
※尾道市,御調郡御調町,向島町と5市町で勉強会設置:2001/1/15
※瀬戸田町は三原市,豊田郡本郷町,御調郡久井町と4市町で研究会設置:2001/5/15
※2市町で研究会設置:2001/9/10→解散:2002/3/10

■尾道市 2005.3.28 編入
尾道市, 御調郡 御調町,向島町 (因島市, 豊田郡瀬戸田町)
※尾道市が因島市,瀬戸田町に合併協議を申入れ(2004/8/20)
※因島市は豊田郡瀬戸田町と2市町で法定協議会「因島市・瀬戸田町合併協議会(住民発議)」設置:2003/10/20→解散予定:2004/11/29

■福山市2003.2.3 編入
福山市, 沼隈郡 内海町,沼隈町(2005.2.1予定) 芦品郡 新市町, 深安郡 神辺町(協議中。神辺町が新設を主張するなど協議は難航?)
※事務レベルによる合併検討:2001/1/4
※法定協議会設置:2002/1/21

□○○町
甲奴郡総領町,甲奴町,上下町 1.1万人
※甲奴郡総領町,甲奴町の2町での研究会に上下町が加入→解散
総領町→庄原市,甲奴町→三次市,上下町→府中市とばらばらに(久米郡美咲町も見習って岡山・津山・真庭・美作に別れたら如何か?)

■府中市 2004.4.1 編入 4.5万人
府中市, 甲奴郡 上下町

■庄原市 2005.3.31 新設
庄原市, 甲奴郡 総領町,比婆郡 西城町,東城町,口和町,高野町,比和町 4.5万人
※総領町をのぞく6市町で研究会設置:2000/12/25
※甲奴郡総領町が加入(2001/6/20)
※東城町が合併協議から離脱(2002/3/8)(東城町は新見など岡山県との関係が深い>>805)
※東城町を除く6市町で法定協議会設置:2002/4/1
※東城町が加入,7市町で法定協議会設置:2003/10/24

■三次市 2004.4.1 新設
三次市, 甲奴郡 甲奴町, 双三郡 君田村, 布野村, 作木村, 吉舎町, 三良坂町, 三和町 6万人
☆三次市・双三郡・甲奴町合併協議会

■安芸高田市 2004.3.1 新設/市制
高田郡 吉田町, 八千代町, 美土里町, 高宮町, 甲田町, 向原町 3.3万人

■世羅町 2004.10.1 新設
世羅郡 甲山町, 世羅町, 世羅西町 1.9万人

■神石高原町 2004.11.5 新設
神石郡 油木町, 神石町, 豊松村, 三和町 1.2万人

960とはずがたり:2004/11/24(水) 02:22
【広島県合併協議一覧】>>958-960
割とスムーズに広域合併が進んだ県。
安芸高田市・世羅町・神石高原町等が全郡で新市町移行。三次・庄原・三原・尾道・福山・東広島・呉等が周辺郡下の町村を順調に合併。また甲奴郡など周辺市に別々に吸収。

広島市はここ数十年来の課題である海田市,府中との合併を果たせていない。

越県合併を模索の領両自治体の対応は別れた。
●大竹市 山口県岩国市や和木町との越県合併を模索。取り敢えず単独
・東城町 新見方面と関係が深いが庄原市へ参加

961とはずがたり:2004/11/24(水) 03:49
【山口県合併協議一覧1】

■下関市 2005.2.13 新設
下関市, 豊浦郡 菊川町,豊田町,豊浦町,豊北町
★下関市・豊浦郡四町合併協議会(法定)
※研究会設置:2003/10/26
※法定協議会設置:2003/3/26
※中核市への移行を検討(2005/10/1目標)

□山口市
山口市, 防府市, 佐波郡 徳地町,吉敷郡 秋穂町,小郡町,阿知須町
★山口県央部合併協議会(休止中)(法定)
※阿武郡美東町が参加を申入れ(2002/7/1),申入れを拒否(11/1)
※研究会設置:2002/8/26
※任意協議会設置:2003/1/6
※阿知須町は宇部市,小野田市などとの合併も検討→山口県央部での合併協議に参加の意向を表明(2003/2/21)
※阿知須町を除く5市町で法定協議会設置:2003/3/1

※新市庁舎の設置位置を巡り協議が難航>>49 >>248 >>255
※協議会を休止(2004/4/26)

※山口市,秋穂町,小郡町,阿知須町は将来的な6市町での合併を視野に,4市町での合併を検討へ
※徳地町は防府市との合併や,防府市を除く山口市など5市町での合併を検討へ
※防府市は徳地町との合併協議(防府市への編入)に前向き
※徳地町は防府市を除く5市町での合併を検討へ
※防府市は単独市制継続へ

■山口市 2005.10.1 新設
山口市, 佐波郡 徳地町,吉敷郡 秋穂町,小郡町,阿知須町
※徳地町を除く4市町で研究会設置:04/6/9,法定協「1市3町」設置:04/7/20
※徳地町が参加を申入れ(8/3),徳地町が加入(8/23),法定協「1市4町」設置:04/8/23

■萩市 2005.3.6 新設
萩市, 阿武郡 (阿武町●:離脱,阿武・須佐・田万川の3町合併指向。3町合併実現せずとも協議に復帰せず),川上村,田万川町(益田との合併なども検討>>803,阿武等3町合併は拒否),むつみ村,須佐町(阿武・須佐・田万川の3町合併指向して一時協議離脱。3町合併破談で萩広域へ協議復帰),旭村,福栄村
巨大議会>>172 阿武・須佐町が離脱へ>>245>>250

□岩国市 新設
岩国市, 玖珂郡 由宇町,玖珂町,本郷村,周東町,錦町,美川町,美和町
★岩国地域合併協議会(玖珂町を除く)(休止中)(法定)
★岩国地域8市町村合併協議会(法定)
※玖珂郡和木町を含む9市町村で研究会を設置:2001/10/16
※懇話会設置:2002/7/2
※和木町,玖珂町が合併協議から離脱(2002/10/25)
※玖珂町を除く7市町村で検討協議会設置:2002/11/12
※法定協議会「岩国地域」設置:2003/4/1
※玖珂町に参加を呼掛け(2004/5/12)
※玖珂町が由宇町,周東町に3町での合併協議を申入れ(5/14),由宇町,周東町は3町での合併協議を拒否(5/19)
※玖珂町が参加を申入れ(6/1,6/15),玖珂町が加入(9/13)
※法定協議会「岩国地域8市町村」設置:2004/9/13
※議員の在任特例の是非を巡り協議が難航(岩国市は設置選挙を,玖珂郡町村は在任特例を要望)
※周東町は合併協議からの離脱や,玖珂郡内での合併も視野に検討へ

962とはずがたり:2004/11/24(水) 03:49

【山口県合併協議一覧2】

※宇部市,美祢市,厚狭郡楠町,美祢郡美東町,秋芳町,吉敷郡阿知須町と8市町で研究会設置:2001/7/9
※美東町が山口県央部6市町での合併協議に参加を申入れ(2002/7/1),県央部は申入れを拒否(11/1)
|└→□秋吉台市?
|美祢市, 美祢郡 美東町,秋芳町
| ★美祢市・美東町・秋芳町合併協議会(法定)
| ※研究会設置:2003/10/27
| ※法定協議会設置:2004/1/9
↓ ※美祢市は新市名候補「秋吉台市」に慎重
※宇部市,小野田市, 厚狭郡 山陽町,楠町,吉敷郡阿知須町と5市町で任意協議会設置:2002/12/27→休止:2003/1/20

■宇部市 2004.11.1 編入
宇部市, 厚狭郡 楠町
■山陽小野田市 2005.3.22 新設
小野田市, 厚狭郡 山陽町
※「小野田市で宇部市,楠町と」:2市町が可決,小野田市が否決
※「宇部市,小野田市,楠町,山陽町(同一請求)」:宇部市,楠町が可決,小野田市,山陽町が否決
※小野田市,山陽町の,宇部市,楠町と4市町での法定協議会設置の是非を問う住民投票の結果,小野田市,山陽町は反対多数(2004/1/18)

■長門市 2005.3.22 新設
長門市, 大津郡 三隅町,日置町,油谷町 4.3万人

□○○市=この辺は昔から政争の地
柳井市, 玖珂郡 大畠町,熊毛郡 田布施町,平生町
※上関町を含む5市町で研究会設置:2001/10/31
※任意協議会設置:2002/6/21
※上関町が合併協議から離脱(2003/2/7),単独町制継続へ

※電算統合費の予算計上時期を巡り,平生町と他3市町との協議が難航
※4市町での合併を事実上断念,協議会を休止(2004/3/3)

柳井市:柳井市+大畠町+田布施町
田布施町:町長:柳井市+大畠町+田布施町 町議会:平生町+田布施町
平生町:平生町+田布施町

※柳井市,大畠町は2市町で法定協議会を設置(5/1)
※田布施町,平生町は2町で研究会を設置(5/1)
※田布施町の合併の是非と枠組みを問う住民投票の結果「柳井市,大畠町(50.2%)」「平生町(43.2%)」「合併しない(6.6%)」(2004/6/20)
※田布施町が柳井市,大畠町に合併協議を申入れ(6/28)
※平生町は4市町での合併協議の再開(復帰)を申入れ(8/2),柳井市は平生町との合併協議再開は困難との意向
※柳井市,大畠町,田布施町は3市町での協議会設置案を可決も,田布施町議会は「合併関連予算」を否決,柳井市と大畠町は可決(8/31),法定協議会の設置を一時見送り
※法定協議会「柳井市・大畠町・田布施町」設置:2004/9/1
※田布施町議会は柳井市,大畠町との合併に慎重,田布施町長は3市町での合併断念を表明(9/3),柳井市,大畠町に合併断念を申入れ(9/6)
※柳井市,大畠町は2市町で合併へ
※田布施町で,田布施町議会に対する解散請求(リコール)の署名活動

■柳井市2005.2.21新設柳井市, 玖珂郡 大畠町

963とはずがたり:2004/11/24(水) 03:55
【山口県合併協議一覧】>>961-963

山口県も県央では防府が加入しなくて30万都市になれなかったが他は概ね順調である。下関・長門・萩(阿武●)などが周辺市町村を吸収。また周南市(下松●)の取り組みも早かった。

■周南市 2003.4.21 新設
徳山市, 新南陽市, 熊毛郡 熊毛町, 都濃郡 鹿野町
☆徳山市・新南陽市・熊毛町・鹿野町合併協議会
※徳山市,新南陽市,下松市の3市で推進協議会設置(熊毛町,鹿野町がオブザーバー参加):1997/7/28
※法定協議会設置:1999/1/29
※熊毛町,鹿野町が加入(1999/6/28)
※下松市が合併協議から離脱(水道料金問題等で)

玖珂市(玖珂郡 由宇町,玖珂町,周東町)と岩国市(岩国市 玖珂郡 本郷村,錦町,美川町,美和町)に別れた方が巧く行く?萩も阿武・須佐・田万川と別れた方がきめ細やかな地方自治が出来たか?強硬な合併論者の俺をしてかく思わしむる程に順調。岩国がなんとか纏まって欲しいところ。

964とはずがたり:2004/11/24(水) 04:46
=山形市合併協議経過(復習)=

>>37 >>427 山形など4市町村合併 編入方式で合意
>>206 山形など2市2町国保財政、合併の障碍に?
>>426 山形など2市2町合併協議妥協を模索 懸案の議員定数で山形市側が譲歩を目指す代わりに、新市の建設計画案や農業委員定数などで上山市など1市2町にも譲歩を求めた(04/9/14-15)
>>428-430 山形市など2市2町合併協議詰め難航 まとめ役となるべき山形市長が土壇場
で迷走していることが混迷に拍車をかけている。参考資料:山形市長選
>>494 定数譲れず破談も 2市2町合併(04/10/17)
>>513 山形など合併市長「期限内」に難色・県の介入で市県双方にしこり・2市2町合併首長ら会議23日で調整/(04/10/18-19)
>>555 山形市などの合併法定協代替安めぐり波乱も(04/10/23)
>>789 2市2町合併 破談へ「議員の身分の扱いで(合併を)おかしくするのは最低。…」(04/11/2)
>>836 2市2町、特例期限内幕引き確認(04/11/9)

山形市議の改選に併せて合併すりゃあいいんじゃない?

971とはずがたり:2004/11/24(水) 16:52
<高知県>
香美市付近
http://www.mapion.co.jp/c/f?el=133/52/50.970&amp;scl=500000&amp;size=954,768&amp;uc=1&amp;grp=MapionBB&amp;nl=33/41/45.270

住民の反対が多い=合併は中止ではなくて,住民の反対が多い=行政の怠慢即ち啓発活動の不足と捉えなくちゃねぇ。。
※合併の是非を問う住民投票(香北町,物部村は意向調査)の結果(2004/8/1)
※土佐山田町:投票率が町条例で定める開票要件(50%以上)に達せず不成立
※香北町:「賛成(38.4%)」「反対(55.4%)」
※物部村:「賛成(36.7%)」「反対(57.8%)」

併し結局は土佐山田主導への反発と云うことか・・。

反対派が過半数、合併白紙化必至−−土佐山田など3町村 /高知
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kochi/news/20040803ddlk39010700000c.html

 土佐山田町、香北町、物部村の3町村による合併問題で、住民の意思を問う土佐山田町の1日の住民投票は、投票率が50%に届かずに開票されなかったものの、香北町、物部村の住民アンケートでは、合併反対派がいずれも55%前後を占めた。住民意思に基づき、合併が白紙に戻ることが必至の状況になった。

 土佐山田町の門脇槙夫町長は41・15%の投票率について、「合併の重要性を住民に説明してきたので、意外で大変残念」と述べた。

 香北町の野島民雄町長は「これだけ反対が多いと、合併は無理。協議会は解散せざるを得ない」と語り、物部村の宗石教道村長も「議会とも協議して今後の方向性を決めたい」と話した。

 一方、住民との意見交換会にも出席した橋本大二郎知事は「結果は地域住民の判断として、率直に受け止める。合併問題は地域の将来にとって重要なテーマで、私自身もこれまで以上に積極的にかかわっていきたい」とのコメントを出した。
毎日新聞 2004年8月3日

こうほく法定協 土佐山田町の姿勢批判
http://www.kochinews.co.jp/gappei/040317gappei1.htm

 香美郡土佐山田町、香北町、物部村による「こうほく法定合併協議会」が16日、土佐山田町の中央公民館で開かれ、香北町の委員らが「土佐山田町議会で対等合併の基本姿勢を否定するような一般質問が出た」などと、暗に土佐山田町側の合併協議に臨む姿勢を批判した。

 この日の法定協は16年度予算に同意した後、委員で香北町議会の竹内俊夫議長が「信頼関係を大切に実りある合併をするよう努力してきたが、このまま協議会を続けていくことは(住民の)皆さんにご迷惑をかける。住民説明会を早々に実施したい」と発言。

 物部村議会の小松青喜議長も「協議を白紙撤回してほしいとの村民の意見が強い。住民説明会をして決める時間は取れないと思う」と、協議会からの離脱さえにおわせる発言をした。

 関係者によると発言の背景には、両町村の一部委員の間に「これまでの合併協議が土佐山田町主導で進んでいる」という不満がくすぶっている▽合併後の議場位置をめぐる3町村の議員間の思惑の相違▽3町村で2月に開催予定だった住民説明会が、前土佐山田町長の入院で延期されたいら立ち―などがあるとみられる。

 土佐山田町の委員からは「突然のことで心外だ」「これまでそんな話は協議会で一度も出てこなかった」など、驚きの声や批判が続出。香北町の委員からも「住民の立場とくい違いがある」との声も出た。

 最終的に法定協副会長の野島民雄・香北町長が「委員の個人的な発言として受け止めてほしい。土佐山田町の新町長が決まり次第、住民説明会を早急に実施できるよう取り組もう」として事態を収拾。香北町、物部村の委員からもそれ以上、強硬な意見は出なかった。

972とはずがたり(1/2):2004/11/24(水) 17:00
<高知県>
×香南・芸西6町村…芸西村と野市町の住民の反対により、法定協が廃止。野市町は人口増など成長軌道にあり、早い段階から合併に消極的だった。芸西村も財政的には安定していた。
×中村市・佐賀町・大方町・西土佐村
×中芸4町村…田野町と安田町の確執。中芸は広域連合での介護保険料統一やごみ焼却場設置など事あるごとに対立してきた。そのたびに、やり玉に挙げられた安田町には「田野町にしてやられた」という思いもあり、合併協議で態度を硬化させていたようだ。
×こうほく3町…物部村と香北町の若者定住施策が合併後、段階的に打ち切られることなどから、住民の間に「山間部が切り捨てられる」との不安や不信が増大。
×宿毛市・大月町・三原村

法定協の運営の問題点を端的に言うと。
C 中芸は安田町、香南・芸西は野市町、こうほくは土佐山田町という一極集中型だったのが崩壊の一因だったように思う。

知事の姿勢も腰が引けている感じだった様だ。

2004年08月31日(火) ●崩壊の連鎖 県内市町村合併
http://www.kochinews.co.jp/gappei/04gappeiHOKAI1.htm
東部の背景 協議会運営が一極集中
 現行合併特例法の期限である来年3月まで1年を切った中で、県内の法定合併協議会の破たんが相次いでいる。住民投票やアンケートを受けての結果だが、香南・芸西6町村、中村市・佐賀町・大方町・西土佐村が6月末で、中芸4町村は7月末でそれぞれ法定協が廃止。香美郡北部のこうほく3町村は8月末で廃止となり、宿毛市・大月町・三原村は9月末で廃止になる予定。一部で新たな枠組みを模索する動きもあるが、これで法定協は10グループ。参加市町村は21と参加率は40%を割り、全国的に見ても低い部類に入る。なぜ法定協崩壊の連鎖が止まらず、今後の展望はどうなのか。担当支社総局の記者が話し合った。
  ■住民を誘導?
 ――法定協崩壊の始まりは4月の芸西村の住民アンケートからだった。
 A 芸西村と野市町の住民の反対により、法定協が廃止になった。同町は人口増など成長軌道にあり、早い段階から合併に消極的だった。赤岡町や吉川村など財政状況の悪い自治体の面倒は見たくないという気持ちも根強かったね。
 B 芸西村も財政的には安定していて、村民は当初から、それほど乗り気ではなかった。協議が進むにつれ「村の充実というより、金(基金)だけ取られるような」状況に見えてしまい、これに嫌気が差した人も多かったようだね。
 D 他の町村では「合併に消極的だった野市町に会の主導権を渡したのが間違いだった」という声もある。野市町側には不退転の決意でやるという気概が乏しかった。
 ――中芸は田野町と安田町の確執めいた部分が最後に顕在化したように見えたが。
 C 4町村間の信頼関係の欠如に尽きる。特に田野町は完全に浮いてしまった。同町は安田町主導の協議会運営が全く信頼できないと公言していたし、反対派の町民らは「安田は基金残高など財政に比較的余裕のある田野の金を当て込んでいる」と疑心暗鬼になっていた。一方、他の町村は「田野は単独自立へと住民を誘導している」と非難。泥沼化した。

973とはずがたり(2/2):2004/11/24(水) 17:00
>>972-973

 ――ただ、中芸は重要な政策決定時に難航する素地があったという話も聞くが。
 C 中芸は広域連合での介護保険料統一やごみ焼却場設置など事あるごとに対立してきた。そのたびに、やり玉に挙げられた安田町には「田野町にしてやられた」という思いもあり、合併協議で態度を硬化させていたようだ。
 ――「こうほく」は順調に協議が進んでいたように見えていたけど。
 E 「土佐山田町主導で協議が進んでいる」との不満がくすぶっていた。加えて物部村と香北町の若者定住施策が合併後、段階的に打ち切られることなどから、住民の間に「山間部が切り捨てられる」との不安や不信が増大。3首長は「合併やむなし」で一致していたが、そうした不安をぬぐい切れなかった。
 B お互いを立て合うところを形として住民にアピールしないと、合併は難しいね。
 ――法定協の運営の問題点を端的に言うと。
 C 中芸は安田町、香南・芸西は野市町、こうほくは土佐山田町という一極集中型だったのが崩壊の一因だったように思う。「あそこの町の思い通りに進められている」という疑念がわいてしまった。
 A 運営の中心となる自治体には非難が向きやすいし、そこから対立も起きる。それを見て住民は「ああ、合併したら、こんなことの繰り返しか」とうんざりしたんじゃないか。
 C 協議会長、幹事長、事務局長などのポストを各町村で割り振っていれば、また違ったと思う。中芸では基金の扱いなど会で一度決めたことへの疑問が後々になって噴き出し、議論し直すかどうかでもめた。
 B 時間が限られてるとはいえ、一度決めたことでも疑念が出れば再協議すればいいのに。くすぶらせたままでは、いいことなど一つもないよ。
  ■大局的な役割を
 ――どの法定協にも県委員が参加している。県の役割については。
 D アドバイザー的存在だが、それを差し引いても発言が少なかったように思う。
 A 当初、橋本大二郎知事が述べていた「住民自身の判断に委ねる」という方針を踏まえてのことだろうと思うが、地元だけではどうしても議論が近視眼的、損得勘定になりがち。大局的な視点に立った役割を積極的に果たしてほしかった。
 D 橋本知事の合併促進に向けた「アクセル発言」が出たころには大勢が決まっていた。ちょっと遅過ぎたね。
 E 橋本知事はこうほく3町村の住民説明会で三位一体改革による危機的な財政状況を十分認識するよう求めた。枠組み崩壊の予想があっただけに首長らの期待も高かったが、最後は「判断は皆さんで」。愛媛県知事のような強力な推進を望む声も少なくなかった。
 A 住民の合併問題への関心を高める点で、もっと県はかかわってほしかった。「合併でも自立でも好きに決めて」というのでは、現実問題として住民はなかなか真剣に考えられないよ。

974とはずがたり(1/2):2004/11/24(水) 17:07
<高知県>
=四万十市=
中村市…中村市は合併協議が始まる前からの決定を踏まえ、当初から「現位置での建て替えは譲れない」と主張。これに対して他の町村は強く反発した。同市のある委員は「出方を間違えた。徐々に説明していけばスムーズに事が運んだのかもしれない」と漏らしていたよ。
佐賀町…佐賀町執行部が、「支所機能の充実など法定協で重要な要求が通らなかった」として、合併反対を強くにじませて住民説明会を開催。

=宿毛市=
大月町…昨春の住民アンケートでは反対32%、賛成19%。昭和38年の合併で周辺部が寂れた経緯もあり、「反対が根強い」とされていたが賛成多数に転じる。財政的に県内ワースト5に入るとされる同町で「財政難。単独自立を選ぶなら相応の覚悟を」という執行部の脅しめいた説明が効いた?三原村…昨年の住民アンケートでは賛成多数だったが,一度も合併を経験しておらず、高齢者を中心に村を残したい気持ちが根強かった。また加えて賛成、反対両派の運動量の違いがあった。一昨年の任意合併協議会の段階で村議会が「幡多広域合併をにらみ、焦る必要はない」と任意協を脱退。以来、反対陣営の動きが続き、民意が形成されていった。それに比べ、賛成陣営の議員の動きは鈍かった。合併の本質的な議論よりも、村長派対反村長派の争いという話も聞いた。

● 2004年09月01(水) ●崩壊の連鎖 県内市町村合併
http://www.kochinews.co.jp/gappei/04gappeiHOKAI2.htm

幡多地域の背景 法定協参加意識に格差
 ■目に見える保証
 ――中村市、大方町、佐賀町、西土佐村による合併は、5月の佐賀町の住民投票で19票の小差ながら反対多数となった。
 F 3月の西土佐村の住民投票で合併賛成が有効投票の65%を占め、これが佐賀町の住民投票にも反映されると予想した関係者も多かった。
 H 当初は「合併やむなし」としていた佐賀町執行部が、「支所機能の充実など法定協で重要な要求が通らなかった」として、合併反対を強くにじませて住民説明会を開催。これが住民の判断に影響したのではないか。
 ――佐賀町の住民投票の翌日に発表された大方町の住民アンケートでも反対多数となった。
 G 新市の庁舎位置問題が尾を引いたのは間違いないだろう。法定協で当時の大方町長は、中村市庁舎の現位置建て替えを主張する同市に対して利便性やコスト、防災対策の面で異論を唱えていたからね。
 F 中村市は合併協議が始まる前からの決定を踏まえ、当初から「現位置での建て替えは譲れない」と主張。これに対して他の町村は強く反発した。同市のある委員は「出方を間違えた。徐々に説明していけばスムーズに事が運んだのかもしれない」と漏らしていたよ。
 H 佐賀町はどういう反応だった。
 F 当時の大方町長が「納得のいくプランを」と最後まで食い下がったが、この問題で“共闘”してきた佐賀町の池本明生町長は最終的には西土佐村の中平正宏村長とともに現位置建て替えを容認する立場をとった。「庁舎問題では譲っても、支所機能の充実だけは譲れない」という思惑もみてとれた。

975とはずがたり(2/2):2004/11/24(水) 17:07
>>974-975

 ――しかし支所についての協議では、総合支所への十分な財源確保を求める佐賀町の主張は通らなかった。
 F 佐賀町の主張に対しては「エゴ丸出しでは合併は成就しない」という批判も。しかし地理的に新市の端となる同町としては、周辺部衰退論に対して、支所機能を充実させることで住民に納得してもらおうとしたんじゃないのかな。
 G 目に見える形での保証を求めたわけだ。
 F ほかに法定合併協議会では庁舎位置、支所機能、保育料などのテーマは協議会の最中に4首長が別室で協議するなどしても話がまとまらず、記名投票の末に方針が決まった。もめる印象が住民心理に影響した面もあったと思う。
 H 中村市は執行部、議会とも合併推進で一致していたが、3町村の法定協参加は、あくまで住民説明の資料作りのためというスタンスだった。佐賀、大方両町の民意が反対となったのは、法定協に臨む姿勢の違いが影響した点もあるのでは。
  ■不信感に拍車
――宿毛市、大月町、三原村の合併も、両町村で8月22日に一斉に行われた住民投票で三原村が反対多数となり白紙となった。
 I 大月町が賛成多数となったのには正直驚いた。昨春の住民アンケートでは反対32%、賛成19%。昭和38年の合併で周辺部が寂れた経緯もあり、「反対が根強い」とされていたからね。財政的に県内ワースト5に入るとされる同町。「財政難。単独自立を選ぶなら相応の覚悟を」という執行部の脅しめいた説明が効いたということか。
 ――一方、三原村は昨年の住民アンケートでは賛成多数だった。なぜ反対多数に逆転したのか。
 H 一度も合併を経験しておらず、高齢者を中心に村を残したい気持ちが根強かったようだ。
 I 加えて賛成、反対両派の運動量の違いがあった。一昨年の任意合併協議会の段階で村議会が「幡多広域合併をにらみ、焦る必要はない」と任意協を脱退。以来、反対陣営の動きが続き、民意が形成されていった。それに比べ、賛成陣営の議員の動きは鈍かった。
 G 合併の本質的な議論よりも、村長派対反村長派の争いという話も聞いた。
 I 大月町では、ある政党の組織票が住民投票で動いた節がある。ただ、住民の中には「普段の選挙と違い、家族の中でもいろいろあるのが住民投票じゃないの」と、議員の動きを冷静に批判する声もあった。
 ――宿毛グループ法定協の協議はどうだった。
 I 一番時間を費やしたのは議員報酬問題。宿毛市の議員は報酬が下がることを頑強に拒んだ。宿毛対大月・三原という構図があったね。
 H 3市町村の執行部は「合併推進」で足並みはそろっていたのかな。
 I 微妙に温度差はあったようだ。宿毛市は「何が何でも合併」の姿勢。この枠組みを逃せば次は幡多広域合併となり、その中心をめぐって中村市と綱引きするのを避けたかった。
 G ところで宿毛グループが庁舎建設問題に触れなかったのは、合併の阻害となる要因をつくりたくなかったから?
 I その側面は強い。ただ、中西清二市長は「新庁舎建設は法定協で触れていないが、早期に検討してほしい課題だ」と市議会や住民説明会で発言。もっともな意見だが、ビジョンがないまま課題を先送りした法定協の在り方も問題だった。

976とはずがたり(1/2):2004/11/24(水) 17:22
<高知県>
香南・芸西6町村(安芸郡 芸西村,香美郡 赤岡町,香我美町,野市町,夜須町,吉川村)
芸西村→自立。夜須町,香我美町,芸西村の組み合わせなら検討の余地有り
赤岡町→香美郡南部5町村(野市拒否で断念)→どんな枠組みでも、とにかく合併したい
香我美町→香美郡南部5町村(野市拒否で断念)→野市抜きの夜須町,香我美町,芸西村との3町村の合併は無い(香我美町も自衛隊の誘致に成功するなど、財政的に増収が見込める)
野市町→単独指向(香美郡南部5町村を拒否)
夜須町→香美郡南部5町村(野市拒否で断念)→夜須町,香我美町,芸西村との3町村の合併に興味
吉川村→香美郡南部5町村(野市拒否で断念)→基本的には合併志向だが一部には「赤岡町とだけの合併は特例債など合併特例法の恩恵狙いが露骨過ぎる」と自重を求める声もある。
=まとめると=(▲:拒否,◎:提案)
芸西村▲ 赤岡町,香我美町,野市町▲,夜須町,吉川村
赤岡町◎,香我美町◎,野市町▲,夜須町◎,吉川村◎
芸西村,香我美町▲,夜須町◎

● 2004年09月03日(金) ●崩壊の連鎖 県内市町村合併
http://www.kochinews.co.jp/gappei/04gappeiHOKAI4.htm

東部の展望 異なる自治体間の事情
  ■動きは定例会後
 ――高知市以東の全市町村は当面、単独自立ということになったけど、それで大丈夫なの。
 A 自治体ごとに状況の違いがある。まず香南・芸西グループ。香美郡南部5町村では、野市町以外の4町村の首長らが5町村での合併を探っていたが、野市町は消極的で、完全に見込みはなくなった。やっぱり野市町は少なからず自立に自信があるからだよ。
 E 野市町は人口増も都市機能の充実も目覚ましいからね。
 B 芸西村は当面、自立しか念頭にない。住民アンケートで合併反対の結果が出たばかりというのが大きいけど、ほかに魅力的な枠組みが見当たらないのも一因。任意合併協議会時代、室戸市を除く安芸郡市8市町村のグループから自ら離脱した経緯もあるしね。
 ――香南の残る4町村に善後策はあるのかい。
 D 夜須町は香我美町、芸西村との3町村の合併に興味があるようだが、香我美町は「野市町抜きの合併は考えられない」というムード。課長級の職員らで財政再建への検討会を立ち上げるなど、自立への取り組みを強めている印象だ。
 B この3町村の合併話なら、芸西村も検討する余地がないとは言えない。村財政に詳しい職員は、「ずっと将来のことまで考えると自立は厳しい」と言っている。ただ、香我美町が抜けるなら可能性はゼロだ。
 A 香我美町も自衛隊の誘致に成功するなど、財政的に増収が見込めるからね。赤岡町と吉川村は?
 D 赤岡町はどんな枠組みでも、とにかく合併したいと言っている。吉川村も基本的には合併志向だが、一部には「赤岡町とだけの合併は特例債など合併特例法の恩恵狙いが露骨過ぎる」と自重を求める声もある。
 B いや、「アメとむち」の理屈で言えば、合併効果は乏しいとはいえ、自立による「むち」から逃れられ、しっかりアメをもらうことができる。2町村合併でも一応の価値はあるかもしれないよ。
 D いずれにしても、9月定例議会での首長の行政報告や一般質問への答弁を通じて、各町村の姿勢が次第に見えてくるだろう。具体的な動きはそれを待ってからということになりそうだ。

977とはずがたり(2/2):2004/11/24(水) 17:23
>>976-977

×中芸4町村(奈半利町,田野町,安田町,北川村)
奈半利町+北川村…先行合併?
田野町…自立
安田町…奈半利+北川に合流?
×こうほく3町…物部村と香北町の二町村でとはなりにくい。
×安芸市…周辺に相手が居ない

  ■2段階のシナリオ
 ――こうほく3町村(土佐山田町、香北町、物部村)は何か動きはあるの。
 E 香北町と物部村の議員の中には両町村での合併を唱える人もいるが、物部村の宗石教道村長は自立の覚悟を決めている感じだ。
 A 3町村の枠組みの中では、香北町と物部村の議会筋は大きな土佐山田町にのみ込まれるという部分で一致して反発する部分もあったけど、1対1となると話は別。小さい自治体同士だと、どうしてもスケールメリットに乏しいからね。
 E 土佐山田町は当面自立を探るしかない状況。保育所の統廃合の検討なども聞こえ始めてきている。
 ――中芸はどう?
 C 離脱した田野町は別として、残る3町村では議会筋などに合併を模索する動きはある。具体的には、まず奈半利町と北川村が合併し、その後で安田町が合流するというシナリオだ。
 A なぜ2段階に分ける必要があるのかな。どうせなら一気にやった方が、手続き的にも早くて住居表示の変更などの混乱も少なくて済む。選挙も何度もやらなくていいから合併に伴うコストも安上がりだと思うけど。
 C 安田町と北川村は山間部で接してはいるが、実際に往来する場合は田野町を挟んだ飛び地。住民の理解を得るには時間がかかりそうだし、「田野町外し」という色合いも強くなるからね。
 B 北川村と奈半利町は、同じ奈半利川流域で深い関係にあるから比較的やりやすいだろう。この2町村は住民アンケートで合併賛成派が50%を超えていたから、民意に沿って合併を進めるという名分が立つ。
 D ただ、枠組みが変われば当然合併の効果は変わる。次の合併協議に対しても住民の過半数が賛成するとは限らない。
 A 本当に実現させるなら前回以上に踏み込んだ説明をしなきゃ理解は得られないだろうね。
 ――田野町は自立でまとまってるのかな。
 C 一部の町民が合併推進を訴えてはいるが、全くと言っていいほど広がってない。反対派が多いというより、合併問題そのものへの関心が町内で薄らいでいる印象だ。
 E 田野町は一応、「合併自体はやらないといけない」と言っていたんじゃなかった?
 C そう。説明会ではその前提で「4町村の枠組みでいいのか考えてほしい」と言ってた。でも、周囲がこんな状況だから別の枠組みを町民に示せるわけがない。
 B 安芸市も似た状況だね。合併したくても相手がいない。一度周りに完全にそっぽを向かれたから、自ら動くわけにもいかない。今はどうやって自立するかで頭がいっぱいだよ。
 A 安芸市にしろ田野町にしろ、国の方針強化など外的要因か何かで東洋町までを含めた県東部の大合併論でも起こらない限り合併は難しいだろうね。こうなったら腹を据えて自立への取り組みを進めるべきだよ。合併に未練を残した行政運営では財政破たんを早めるだけだろうから。

978とはずがたり(1/2):2004/11/24(水) 17:31
<高知県>
四万十市>合併への動きは驚くほど動きが早かった。特例債や国の合併支援プランを使って、中村市は庁舎の建て替え、西土佐村は国道441号の改良という思惑が議会を含めて一致した。背景には、ここで合併しておかないと次の幡多広域での合併の際に中核都市として残れないのでは、という危惧があるようだ。

● 2004年09月04日(土) ● 崩壊の連鎖 県内市町村合併
http://www.kochinews.co.jp/gappei/04gappeiHOKAI5.htm

幡多地域の展望 広域は限りなく不透明
  ■一致した思惑
 ――中村、大方、佐賀、西土佐の4市町村での枠組みは壊れたが、中村市と西土佐村は早々と法定合併協議会を立ち上げ、話が進んでいるね。
 G 5月に佐賀町の住民投票結果が出て間もなく、中村市議の中に西土佐村との合併を進める動きが出た。そして6月議会では、2市村での合併を推進する議員連盟が発足した。
 H 驚くほど動きが早かった。「何が何でも合併特例債が利用できるうちに合併する」と息巻く中村市議もいたよ。
 G 初回の法定協で、来年3月末ごろを合併目標期日とし、新市名を「四万十市」とするなど、住民の関心も高い四つの基本項目を承認。懸案の庁舎問題も本庁舎は中村市役所とし、現位置で建て替えることをすんなり確認したぐらいの素早さだ。
 ――性急過ぎるのではとの声も出ていたが、2市村が合併を急ぐ理由は、やはり特例債事業?
 G その通り。特例債や国の合併支援プランを使って、中村市は庁舎の建て替え、西土佐村は国道441号の改良という思惑が議会を含めて一致した。
 F 県の財政見通しや橋本大二郎知事の「アクセル発言」などを受け、やっと中村市議が本腰を入れ始めたという感じ。
 H その背景には、ここで合併しておかないと次の幡多広域での合併の際に中核都市として残れないのでは、という危ぐがあるようだ。「幡多地域の中核としての地位が宿毛に奪われる」との危機感を持つ市議もいる。
 ――ところで、4市町村の枠組みに対して反対多数となった大方町と佐賀町の現状は?
 G 大方町の議員有志は7月、中村市、西土佐村との合併を目指して議員連盟を設立したが、反対多数の住民アンケート結果の重みや、8月の町長選挙などで実質動けなかった。19日投開票の町議選も控えている。町としての意思統一ができていないのが現状だ。
 F ただ、中村市と西土佐村が来年3月までの合併を目指している現状を考えると、合併を目指すなら大方町は乗り遅れた感があるね。
 ――中村市と西土佐村は大方町の動きをどう見ている?
 G 大方町の下村正直町長は合併推進の立場を表明しているものの、住民投票やアンケートを今後実施する意向で枠組みや内容は明確にしていない。中村市と西土佐村の首長は「それでは来年3月までにはとても間に合わない」とみている。
 H 佐賀町議には、今のところ積極的に合併を求める動きはない。一部住民の間では、大方町との合併を進めようとする動きもあるようだが。
 G 池本明生町長も自立派ではなく、住民投票の直後から一貫して「新たな枠組みを模索する」としているしね。こちらは、大方町の動き次第というところだろうか。
 ――今の流れだと、来年3月までに中村市と西土佐村が合併。それ以降は大方町が新市に合流するか、佐賀町と枠組みを作るかの2パターンが濃厚のようだね。
 H 現実的に考えるとそうなる。ただ、何事もスムーズに行きそうで行かない土地柄だから。

979とはずがたり(2/2):2004/11/24(水) 17:31
>>978-979
宿毛市…枠組み崩壊で最も影響が大きいのではないか。金のかかるプロジェクトが残っている。何より、当て込んでいた特例債事業が消えたわけで、地域経済の冷え込みが懸念される。宿毛市は合併賛成の大月町と合併を目指したいところだが、大月町は微妙だ。柴岡邦男町長はもともと幡多広域合併のビジョンを持っている。議会には自立派、宿毛との合併派もいる。広域派も「一気に」か「段階的に」で意見が分かれているようだ。宿毛市の念頭にもこれまでは幡多広域の「は」の字もなかったが,宿毛市が幡多広域論を前面に出せば、大月町との合併が進むという見方もある。

  ■「は」の字もない?
 ――宿毛グループの見通しは。
 I 枠組み崩壊で最も影響が大きいのは経済規模の大きい宿毛市ではないか。三原村、大月町に比べ、金のかかるプロジェクトが残っている。何より、当て込んでいた特例債事業が消えたわけで、地域経済の冷え込みが懸念される。
 H では宿毛市は合併賛成の大月町と合併を目指すのかな。
 I 宿毛市はそうしたいところだが、大月町は微妙だ。柴岡邦男町長はもともと幡多広域合併のビジョンを持っている。2日開会した9月議会の冒頭で「3市町村は白紙になったが、自立はあり得ない。幡多広域を目指す」と公式に初めて言明した。議会には自立派、宿毛との合併派もいる。広域派も「一気に」か「段階的に」で意見が分かれているようだ。26日投開票の町議選も合併問題が重要な争点の一つになるだろう。
 H 一方、三原村の杉本嘉宏村長は「自立しかない」と言っている。
 I 杉本村長は現段階では「幡多広域合併は不透明で、現実性に乏しい」という見方をしている。宿毛市の念頭にもこれまでは幡多広域の「は」の字もなかった。中村市との主導権争いもしたくないし、一方で特例債が適用される合併特例法期限にも間に合わないから「幡多広域は現実的でない」という意見が多かった。ただ、宿毛市が幡多広域論を前面に出せば、大月町との合併が進むという見方もあるよ。
 F 周辺町村の広域論者には「宿毛、中村は自分の事ばかり考えて幡多全体を考えないのか」という不満が根強い。
 ――中村市、宿毛市の出方と県の手腕が、実現困難といわれる幡多広域合併のポイントか。
 H 土佐清水市も絡んで「幡多再編」が次のテーマになるのだろうか。
 I 中村市と宿毛市がすんなり乗ってくるかは疑問。現状では限りなく不透明としか言えない。
 F 心配なのは、この地域には馬路村や梼原町のように「自立で十分やっていける」と胸を張れる強みを持つ市町村があるのかという点。自立の厳しさはどの首長も十分認識しているのだが…。

980とはずがたり:2004/11/24(水) 17:35
<高知県>
長野県と同じく知事のスタンスは推進ではなく住民の皆様が決めることだったんだな。。

● 2004年5月18日(火) ●
――朝刊――
橋本知事が合併促進へ方針転換 現状では自立困難
http://www.kochinews.co.jp/gappei/040518gappei2.htm

 橋本大二郎知事は17日の庁議で、「(市町村合併は)より強くアクセルを踏む必要がある」と述べ、合併促進に向けて市町村や県民に対する働き掛けを強める考えを示した。県はこれまで「地域住民の自主的な選択が基本」としてきただけに、事実上の方針転換とも言える内容。三位一体改革による地方財政の危機や住民理解が十分でないままの判断などを踏まえた発言とみられ、県政トップの方針転換は今後の県内の合併論議や動向に影響を与える可能性もある。

 橋本知事は庁議で、中央に根強い地方交付税の削減圧力やその流れに沿って地方の「甘え」を指摘するメディアの論調などに言及。「あくまで地域住民の判断に任せるべきだと主張してきたが、事ここに至っては、より強くアクセルを踏むことも必要ではないか」との考えを示した。

 また庁議での発言に関する本紙の取材に対しても「自立で頑張ろうという気持ちを否定するつもりはないが、(自治体が今のままで)自立してやっていくのは難しいだろう。どうにかなるのではという思いは、改めてもらわざるを得ない」と述べた。

 橋本知事は当初から、県議会答弁などを通じて「合併はあくまで住民が自主的に決めること」「県が介入や押し付けはしない」との姿勢を堅持。論議の促進を支援する考えは示してきたものの、地方分権の観点から財政難を理由にした合併に疑義を唱えるなど、必ずしも「積極派」とは言えない立場だった。

 ただ一方では、「県が将来にわたり市町村を財政面で支え続けていくことは極めて厳しい」とも発言し続け、地方交付税などの大幅削減を先行させた16年度の三位一体改革には危機感を表明。

 加えて県内では、芸西村、野市町の住民アンケートや佐賀町の住民投票結果を受けて既存の法定合併協議会の枠組みが相次ぎ破たん。10日には、県が「『適切な判断』に向け、将来を見通した議論を最後まで尽くしてほしい」との緊急コメントを出したが、「住民の関心が低いまま方向性が決まっている」(企画振興部)事態を知事も憂慮したとみられる。

 橋本知事の方針転換を受けて企画振興部は、今後の三位一体改革の影響を想定した市町村財政の資料を作成する考え。このほか住民説明会を実施する市町村に一層の説明責任の徹底を要請するなど、合併に対する住民の理解が深まる方策を検討する。

981とはずがたり(1/2):2004/11/24(水) 17:41
● 2004年10月04日(月) ●
――朝刊――
高知市・春野町の合併協議 「復縁」も視界不良?
http://www.kochinews.co.jp/gappei/041004gappei1.htm

 県都・高知市をめぐる合併事情は、来年1月に合併する土佐郡鏡、土佐山両村との手続きが完了、「第2段階」の吾川郡春野町との協議に焦点が移った。春野町が強く求めた17年3月末の現行特例法期限内の合併実現は高知市側の意向で見送られたが、両首長は将来の合併には前向きな姿勢。今後1―2年を目安に方向性を出す考えだ。ただ、これまでの経過は曲折をたどり、今後も難題が控える。必ずしも視界良好とは言えない両市町の合併問題を整理する。 (政治部・岡林知永、地域報道部・富尾和方)

<経過>特例法期限で温度差

 2市町が合併協議で顔を合わせたのは14年6月。高知市と土佐郡、長岡郡7町村でつくる合併検討協議会に対し、春野町が参加を申し込んだ。

 その後、高知市の市民アンケート結果などを参考に、当時の松尾徹人市長は「高知市・春野町・鏡村・土佐山村」の4市町村での枠組みを選択。4首長は14年12月の定例議会への法定合併協議会設置議案提出で合意した。

 だが、春野町の池上孝雄町長(当時)は同定例会中に一転して自立路線を表明し、これに呼応する形で町議会は同設置議案を大差で否決。松尾市長は「理解できない思いがある。春野との合併協議は当面ない」。直後に3市村で法定協を設置した。

 3市村の協議が順調に進む一方、春野町は揺れ動く。15年2月の町長選で、合併推進派の新人、氏原嗣志氏が当選。同11月には3市村との合併を問う住民投票を実施し、ここでも合併推進派が過半数(有効投票の57%)を制する。1年遅れで“復縁”を要望できる素地を固めた。

 これを受けて、氏原町長は高知市などに法定協参加を申し込み、高知・鏡・土佐山グループが各議会の合併議決を終えた今年6月、高知市との間で事務検討会を設置した。課題整理に当たる一方、特例法期限内の合併を目指すかどうか協議を重ねたが、性急な論議を嫌う市側が難色。松尾市政を受け継いだ岡崎誠也市長は将来的な合併の必要性を認め、当面は事務レベル協議を継続させることで合意した。

 これまでの協議の中で、岡崎市長は「農業振興や土地利用の面でメリットが大きい」と発言。市議会筋でも「県都の責任として受けるべきだ」との声もあり、大筋では合併容認の雰囲気が漂う。一方、合併特例債の活用を前提に早期の協議を目指した春野町側には落胆ムードもあるが、氏原町長は9月定例議会で「任期中(19年3月)の合併を目指す」と方針を示した。

<課題> 環境施設対策焦点に

 両市町の事務検討会は実施事業の違いや合併に向けた課題事項などを洗い出し、大小さまざまな課題が浮かび上がった。

 最大の懸案は、春野町が加入している広域行政の整理。同町は可燃ごみとし尿の処理、消防の3事業を周辺自治体との一部事務組合で共同運営しているが、自前の施設を持つ高知市との合併後は組合に加入し続ける必要性はなくなる。

982とはずがたり(2/2):2004/11/24(水) 17:41
>>981-982
 しかし、既存組合からの脱退は、施設建設の償還計画や処理量計算の見直しで、他の自治体のコスト増につながりかねない問題。二つの事業を春野町と行う土佐市の幹部は「ごみ焼却施設の償還(残り約15億円、春野分が約2億8000万円)は24年度まで残っており、一筋縄で収まる問題ではないだろう」と見通す。

 高知市側からは「合併後の『一市二制度』は避けるべきだ」「高知市で処理可能なものを他の事務組合で処理する二重投資には市民の納得が得られない」との声も聞かれる。

 このほか、春野町役場や地域改善対策の位置付け、億単位の費用が予想される清掃センターの解体(跡地利用)や受け入れ容量が満杯に近づいた最終処分場などの環境施設対策も論議の対象だ。

 受け入れる側の高知市の問題点は、やはり財政再建。職員給料カットや事務事業の見直し方針を打ち出し、経費削減に取り組み始めたが、財政を取り巻く状況は厳しい。

 三位一体改革の影響などで春野町側も財政は厳しいが、自主財源比率が35・7%と県内の町村部では高い部類に入る同町には、歳出の約22・9%に達した扶助費や公債費の増大で硬直化が進む高知市の財政状況を懸念する声も出ている。

 持続可能な地域づくりを 県市町村合併支援室室長に聞く
 14年度後半から本格化した県内の合併論議は、財政支援措置を盛り込んだ合併特例法の期限(17年3月末)を前に物別れに終わるケースが目立つ。各地の法定協に委員として参加してきた県市町村合併支援室の隅田明室長に、現状の受け止め方や今後の自治体を取り巻く状況について聞いた。

 財政と要望のギャップ
 県内には財政力の弱い自治体が多く、特に議論の中で、財政論にウエートがかかったのは仕方ない面がある。それと絡んで特例法期限を強く意識したことで、おぼろげなまちづくり計画しか提示できない地域が多かった。それが住民に戸惑いを与えた感がある。
 大事なのはまちづくり計画にどう夢を描くかだが、現実には財政難で思い切った政策を打てない。住民からは道路などの社会基盤整備の要望が依然として多い。そのギャップを知恵や住民参加で埋め、持続可能なまちをつくることができるか。行政職員を含めた地域住民のさらなる意識改革が必要だ。

 双方にメリット
 17年4月以降に向け、国は5年間の時限立法で新市町村合併特例法を制定した。合併特例債はなくなり、補助金の優先採択など国の財政支援措置は格段に少なくなる見通しだ。議員の在任特例(2年)や地方交付税の算定替えなどは残る。県は合併構想策定の推進や知事の勧告権付与で、役割が大きくなるが、合併を強制することは考えられない。
 県全体の発展のために県都が元気で、いろんな可能性を持った地域であることが必要だ。高知市と春野町の合併は両首長とも前向きだし、都市化が進んだ高知市と広い平野を持ち、農業が盛んな春野町の合併は双方にメリットがある。
 2市町の将来を考えた場合、広域行政の調整は難しそうだ。合併の枠組みと広域行政のズレが生じる地域の扱いは県としても悩ましい。職員の配置や施設建設による起債償還、財産の処分など調整点が数多く、まずは関係自治体で整理してほしい。問題点は何か、話し合う余地がないのか。県としても調整に乗り出す構えはある。

983とはずがたり:2004/11/24(水) 17:46
<高知県>

まぁ本気で単独を選択するのも見識である。

● 2003年02月05日(水) ● ――朝刊――
http://www.kochinews.co.jp/gappei/030205gappei2.htm
馬路村長に聞く 「産業振興に全力」

 市町村合併論議が各地で大詰めを迎える中、17年3月までの合併特例法期限内の合併を捨て、単独自立を決断した安芸郡馬路村。周辺の他市町村の動向と一切関係なく、自ら積極的に自立を選んだのは県内初と言えるケース。決断の決め手や今後の見通しについて、同村の上治堂司村長(48)に聞いた。

 ――自立を決めた要因は。
 「国道55号から遠いという地理的条件、昭和の大合併時の歴史的経緯(安芸市との合併論で揺れたが、単独自立を選択)が大きい。それと、今回の合併論議は財政問題が出発点。合併すれば、あらゆる分野で合理化が進むのは間違いない。今の馬路村は農協や林業、温泉施設などと一体となって振興を図っているが、新自治体ではそこまでの対応は難しいだろうし、地理的に不利な馬路の産業はリストラ対象になりやすい。産業が消えれば人は生活できなくなり、いずれ地域が消える。それはできない話だった」

 ――逆に、合併した方が良いのではと思った点はあったか。
 「財政。首長なら箱物造りなど自分なりの施策を推し進めたいものだが、現状は切り詰めて財政を回すのに精いっぱい。職員の給料も合併した方が高い水準を維持できたかもしれず、申し訳ない思いはある」

 ――自立への取り組みで考えているものは。
 「法定合併協議会に代わる『自立協議会』を15年度早々に立ち上げる。村民や議会、役場、各種団体の代表ら数十人で村が自立していくための施策を協議する機関だ。考えるのは計画ではなく、具体的な方法。決まったことは16年度から少しずつ実行し、自立の自治体が本格的に厳しくなる17年度以降に備えたい。メンバーには村の将来を担う若い人を多く入れたいと思っている」
 「財政面では、役場の効率化は不可避。職員数は退職補充を控える形で徐々に削減することになるだろう。特別職でも、助役が経費節減の思いも込めて6月23日の任期満了を前に3月末で退職したいとのことなので、その後は当面後任を置かず空席でいく。各種団体への補助金も実情を見極めた上で削減していきたい」

 ――住民には行政サービスに対する負担増を心配する声もある。
 「使用料、手数料の中でも、村の施策として抑制している保育料、住宅料などは急激に上げることはしない。だが、水道料やごみ袋価格など全村民が公平に負担している部分では、状況をしっかり説明した上でお願いすることになるだろう」

 ――中芸、安芸で取り組んでいる広域行政は今後どうなるのか。
 「消防業務や、ごみ・し尿処理、介護保険事業など、村だけではできないものであり、今後も続けてお願いしたい。だが、費用負担の割合を決める基準が人口数ならいいが、ほかの自治体との均等負担となれば正直苦しい。各市町村に理解を求めていきたい」

 ――今回の合併論議を振り返り、地方自治に対する国の方向性について思うところは。
 「日本には都会もあれば田舎もあり、それぞれが役割を果たしている。馬路だって、森や水源を守ることで国が進めている環境保全に寄与しているという自負はある。それなのに人口優先で地方を切り捨てるのは国の施策の矛盾ではないか。地方交付税の段階補正廃止論も含め、納得できない」

 ――自立への勝算は。
 「今の段階では交付税削減の行方も分からず、先行きは見えないというのが本音。馬路はユズでもうかっているから自立できると思われるかもしれないが、ユズ一本で生活できる村民なんてほとんどいない。むしろ、魚梁瀬営林署がなくなって産業面は非常に厳しい。しかし、産業を育てることが人の定住につながり、生活しやすい村を築くことにつながる。農協の『ゆずの森』構想の支援、森林関係事業の確保の二点は、今まで以上に力を入れていこうと考えている。幸い、議会も自立という村と同じ結論なので心強く思うし、汗をかいてもらえると期待している。村、議会がそれぞれ努力した上で住民に理解を求め、村全体が力を合わせられれば、道は開けると信じている」

984とはずがたり:2004/11/24(水) 17:49
<高知県>

● 2002年09月29日(日) ● ――朝刊――
合併望む市民 でも手遅れ? 南国市の説明会終了
http://www.kochinews.co.jp/gappei/020929gappei1.htm

 南国市が3夜連続で開いた市町村合併説明会が27日、終わった。香美郡との「大同合併」の議論が進まず、「『単独自立』やむなし」で臨んだ説明会だったが、市民の意見の大半は「市長は合併へもっと汗をかくべきだ」という強い合併待望論と執行部批判。浜田純市長は「合併を望む声は私の想像以上と肌で感じた」と語ったが、状況的には「時、既に遅し」の感が強い。

 今回の説明会は25日から開始。初日は市議以外の出席が1人だったが、2日目は12人、3日目は35人で、2日目以降は比較的多くの発言があった。

 「どうして南国市が取り残されたのか」「熱意を持って協議したのか」

 意見の大半は、同市と香美郡の協議の場から北部3町村が離れた後、香南5町村・芸西村との協議から同市が「離脱」してしまった理由に集中。「香南からのけ者にされたのか」「合併する考えがないのか」との声に、「そうではない。(香南の)議論の成熟を待っている」と市長が答えれば答えるほど、「ならばもっと努力を」と切実な声が続いた。

 読み違え

 今回の説明会に当たっては執行部、議会ともに読み違いがあった。執行部には「合併相手がいない以上『自立やむなし』は理解されるのでは」という楽観論があり、議会内にも「あくまで合併」という強い意見はほとんどなかった。先の市議会特別委員会でも「合併特例債事業も約3割は自前のカネ。結局、後年度の負担が増える」「(財政力の弱い町村との合併は)かえって困る」と、自立を容認する発言が大勢だった。

 しかし、「(市の財政状態が悪く)合併しなければ、公債費負担がピークになる17年度には普通建設事業ができなくなる」という市の財政試算に市民の不安が続出。2日目の説明会では前々回の市長選に出馬し、現在、市地域教育推進協議会長の長野恭二氏(53)が「学校の補修もできなくなる。市長をリコールしたいぐらいだ」と激しく迫る場面もあった。

 2段階合併軸に

 12月議会までに法定協議会設置準備を整えなければ、合併特例法の期限には間に合わない。市長は「私の能力不足もあり…」とこの間の交渉経緯を振り返ったが、現実問題として周辺町村から一切声が掛からず、県の調整も望めない「八方ふさがり」では、もう選択肢を失ったに等しい。

 市は当面、自立を想定した行財政改革とまちづくりの方向性を市民に分かりやすく示しつつ、17年以降の「2段階合併論」に軸足を移すことになるだろう。ただ、市長自らが香南町村をもう一度、体当たりで説得する姿勢を示さない限り、市民の納得はまず得られまい。

 県内各地の議会が活発に動く中、今まで明確な判断を見送り続けてきた市議会特別委の責任も極めて重い。5万人都市でありながら、節目の説明会への出席者が50人に満たない状況には、市民からも「恥ずかしい」の声が上がった。

 周辺町村に対する吸引力にも自治の能力にも欠ける、「副県都」のひ弱さを露呈した3日間だった。

985とはずがたり(1/2):2004/11/24(水) 18:07
<高知県>

● 2003年07月26日(土) ● ――朝刊――
越知町が自立宣言 高吾北法定協を離脱へ
http://www.kochinews.co.jp/gappei/030726gappei1.htm

 高岡郡越知町の吉岡珍正町長は、25日開かれた同町議会の市町村合併に関する調査特別委員会で、佐川町、池川町、吾川村、仁淀村との法定合併協議会「高吾北地域合併協議会」から離脱し、単独自立を目指す方針を表明した。議会の全14議員で構成する同特別委も賛成多数で自立宣言を支持した。同町長は「他の4町村は『合併ありき』で議論が進み、越知町と意識にずれがある」などと離脱理由を説明。29日の同法定協全体会で報告する。同法定協は合併協議をほぼ終えた段階だけに、土壇場での越知町の自立決定は町内外に大きな影響を及ぼしそうだ。

 今後の同法定協の選択肢は、5町村議会で議決した上で解散する▽規約を改正(議会の議決が必要)し、越知町以外の4町村で協議を続ける―などが考えられる。しかし、越知町を除く4町村合併は飛び地となり、いずれも合併協議の根底を揺るがす事態になる。

 同特別委は同日午前9時開会。23日の議員協議会で同法定協の運営方法に対する不満が出されており、同法定協からの離脱も視野に入れて開かれた。

 質疑では「今、法定協からの離脱を決めるのは住民無視だ」「法定協で9月に予定されている住民説明会、意向調査を踏まえた上で判断するべきだ」と離脱に反対する意見が出る中、離脱派の議員は「法定協では越知の意見が無視されている」などと応酬した。

 休憩を挟んだ議論は4時間を超え、議員から考え方をただされた吉岡町長は「合併後は総合支所方式で合意しているが、2年たてば(総合支所をやめて佐川町への)本庁方式とするような提案も出ている。越知町への影響を考えると恐怖を感じる」などとした上で「単独自立を目指したい」と述べた。

 これを受け、同特別委は自立方針について採決。「民意を反映しない採決には賛成できない」などの意見が出たが、賛成8、反対5で支持を決めた。

 県内初の法定協として昨年10月に発足した同法定協はこれまで8回の全体会を開き、17年2月の合併を目指し、市制を施行することなどを決定。29日に提案予定の協議項目が確認されれば、新市名の選考だけが残ることになっていた。

 同法定協の中山博司会長(佐川町長)は「突然の離脱表明で驚いている。今まで紳士的な協議を積み上げてきたのは何だったのか。高吾北の将来を考えた場合、不安が大きい」と話している。

 【写真】越知町議会の特別委で単独自立方針を表明する吉岡珍正町長=中央(越知町役場)

 【解説】 庁舎問題で孤立感 性急な結論に町民反発も

 高岡郡越知町の吉岡珍正町長が25日行った単独自立宣言の背景には、高吾北地域(佐川町、越知町、池川町、吾川村、仁淀村)での合併協議で誘致を目指した中心庁舎位置問題で、他の4町村との間に溝が生じ、孤立感を深めたことがある。しかし、問題視されるのは、主役である住民の考えを聞くことなく、性急に首長と議会だけが決め、住民の選択肢を奪った点。周辺町村に及ぼす影響も計り知れない上、越知町の町民から反発の声も上がっている。

 同地域の総人口は約3万人。その約半分の人口を持つ佐川町と地理的中心の越知町、過疎や高齢化が著しい池川町、吾川村、仁淀村の計5町村で合併協議を進めてきた。

986とはずがたり(2/2):2004/11/24(水) 18:07
>>985-986

 同地域の合併の成否は法定協設置当初から、合併に慎重な発言が目立った越知町の姿勢が鍵になるとみられていた。

 同町の最大目標は中心庁舎の誘致だった。5町村で組織する広域事務組合の関連機関の多くがある同町には、中心庁舎があり人が集まり周辺が潤う―という目に見える形での利益確保の期待があった。

 だが、他の4町村が越知に向ける目は厳しかった。平地が少ない町中心部の状況▽人口は佐川町の約半数の約7400人―などが理由となり、5月末の全体会で佐川町への庁舎設置を採決で決定。この際、越知町の全委員が退席し、4町村との関係に亀裂が生じた。

 ただ、その時点で議員の多くは「中心庁舎が佐川になっても、現在の役場とあまり機能が変わらない総合支所があれば町はなんとかなる」と考えていた。だが、6月末から7月にかけ、法定協小委員会への調整案を協議する幹事会などで、佐川町側が総合支所機能の基本方針について「3年目からは本庁方式に移行する」などと提案したことに議員らが反発。越知町議会では、合併反対の空気が急速に強まった。

 そんな状況下で吉岡町長は自立宣言したが、「首長や議会だけで決めるのではなく、住民が決める」という合併協議の大前提からは程遠かった。

 同町が開いた合併住民説明会は今年2月に一巡しただけ。町民の中には「町は説明責任を果たしていない」とする不信感があるだけに、性急な離脱方針表明は「独断専行」との批判は免れない。

 一方、5町村での合併協議の枠組みの崩壊は、地方交付税削減の影響が大きい吾川、池川、仁淀の3町村にとって死活問題。人口計8000人前後の3町村合併は現実的ではなく、合併特例法期限の17年3月末を見据えると、厳しい状況に追い込まれた。 (佐川支局・岡林知永)

 周辺4町村 突然の決断に困惑 「なぜ今の時期に」

 「まさか」「今、なぜ自立宣言か」――越知町の吉岡珍正町長の単独自立宣言は、同町と法定合併協議会をつくる佐川町、池川町、吾川村、仁淀村へ大きな波紋を投げ掛けている。

 特に深刻に受け止めているのが、仁淀川上流域の3町村。越知町を除いた合併を考えた場合、3町村で合併するか、佐川町との“飛び地”合併ぐらいしか選択肢はない。小規模町村への財政締め付けが予想される中で、各町村長は戸惑いの表情を浮かべた。

 仁淀村の藤村楠正村長は「今、自立の結論を出すとは理解に苦しむ。住民意向調査で反対多数となった場合なら分かるが…。残念の一言に尽きる」と歯ぎしり。吾川村の藤崎富士登村長も「越知町は住民への説明が少なかった。本当に住民の意思を把握した上での結論なのか」と語気を荒らげた。

 24日には5町村長と議会議長が佐川町に集まり、基本項目検討小委員会を開いた。引き続き首長会も開き、9月の住民意向調査について協議したばかり。他町村長は「吉岡町長も建設的に意見を出していた。自立を考えているなんて思いもよらなかった」と口をそろえる。

 この日の傍聴席には20人を超す越知町民らが詰め掛けたが、議会側の対応に批判の目を向ける住民も。「離脱を主張する議員の意見には、今を逃せば離脱できないなど推測が多分にある印象を受けた。あまりに住民の意思をないがしろにした結論の出し方だ」「町長の方針に追従する議会の在り方は、本来の姿ではない」

 さらに、「なぜ今の時期に結論を慌てて出す必要があったのか。リコールなど町政混乱も予想される。そんな結論だけは何とか避けてほしかった」と、今後の町政を憂える声も出ていた。

987とはずがたり:2004/11/24(水) 18:09
<高知県>
● 2003年07月29日(火) ● ――朝刊――
自立宣言の越知町長に聞く 支所論議で不信感
http://www.kochinews.co.jp/gappei/030726gappei1.htm
 高吾北5町村(越知町、佐川町、池川町、吾川村、仁淀村)による法定合併協議会から離脱し、単独自立する方針を25日表明した高岡郡越知町の吉岡珍正町長は、29日の同法定協全体会に報告する。法定協からの離脱表明は県内初。同法定協は17年2月の合併に向けて協議をほぼ終えていただけに、同地域の合併を根底から揺るがす吉岡町長の宣言は、周辺町村などに大きな波紋を投げ掛けている。自立を決めた理由や今後の対応などを吉岡町長に聞いた。(聞き手=佐川支局・岡林知永)

 ――唐突な自立宣言。なぜ今の時期なのか。
 「29日の法定協が実質的に最終の全体会となり、新市名の募集が8月1日から始まる。法定協のスケジュールでは、8月中旬から住民説明会、9月には意向調査とあるが、市名の募集が始まると『もう合併は決まっちゅうがやろう』と思う住民も出てくる。今後、法定協のスケジュールに沿って協議を続けることになると、離脱することは不可能になると判断し、29日までに越知町の結論を出すべきだと考えた」

 ――法定協からの離脱を決めた理由は。
 「最初は『合併ありきではない』と言いながら、最近の協議はほかの4町村が『合併ありき』でまとまり、いつの間にか議論の余地がない状況に思えた。そんな協議会の雰囲気に越知町はついて行けなくなった。また、庁舎問題で合意した総合支所方式について、『3年目からは本庁方式で』との提案が佐川町から出された。22日の法定協小委員会で、総合支所の設置期間は明記しないことが確認されたが、合併前にそんな提案が出ることへの不信感が強くなった。議員にも不満が高まった」

 ――約10カ月間、法定協で論議してきた4町村に対してどんな思いを持っているのか。
 「越知町が自立宣言することで、枠組みがバラバラになることの責任は感じている。特に仁淀川上流域の3町村(池川、吾川、仁淀)に対しては心が痛む。だが、うちの議会の状況を考えると、こうならざるを得ない事情がある。自分としては、高吾北地域の将来のために、越知が中心になれば本当にいいと思っていた。越知は地理的な中心で、佐川よりも上流域の3町村とのかかわりが深い。佐川町に大局的に見ていただければ、こんなことにはならなかったと思う」

 ――自立した場合の見通しはあるのか。
 「町執行部で検討し、一定の見通しはある。だが、合併をしても、しなくても地獄。国の方針が不透明で予測できないことが多いが、普通建設事業費(13年度決算で約12億円)は17年度から大幅に落としていかなければならないだろう。合併特例債については、起債が合併に関する事業に限定され、越知町が望む事業ができるかは不透明で期待しすぎると危険がいっぱいだと考えた」

 ――周囲の反応は。
 「越知町民に説明せずに決めたことに対しては批判の声もある。だが、単独自立決定には『ようやった』『単独で大丈夫なのか』と賛否両論がある。他町村からもさまざまな反応があるが、『あれでえい。もう一度、地に足を着けた合併論議をするべきだ』という声も少なからずあった。私の判断に対し、今後住民から(町長リコールなど)いろいろな動きが起きてもやむを得ない」

 ――町民への説明は行うのか。
 「しかられようが、怒られようが、8月には住民説明会を開き、なぜこんなことになったのか、これまでの協議内容や単独自立の場合の見通しなどを説明する。町民に事実を知らせることが大事で、事実を知らずに、住民運動が起きることは危険を伴う。準備が整えば、早急に説明したい」

988とはずがたり:2004/11/24(水) 18:10
<高知県>越知町離脱>>985-988

● 2003年07月31日(木) ● ――朝刊――
越知町区長 突然の「自立」に不満の声
http://www.kochinews.co.jp/gappei/030731gappei2.htm

 高吾北5町村(佐川町、越知町、池川町、吾川村、仁淀村)による法定合併協議会から離脱し、単独自立する方針を決めた高岡郡越知町の執行部と町議会は30日、同町役場で町内の区長に対する緊急説明会を開き、自立を決めるまでの経過や理由を説明した。区長からは、住民への説明がないままに自立が決まった経過に不満や懸念の声が出た。

 全区長63人のうち48人が出席。吉岡珍正町長や町議会の山橋正男議長ら6人が説明に当たった。

 吉岡町長が「総合支所方式で合意していた支所機能について、『3年目から本庁方式で』との提案が出たことに不安を感じた。また、合併特例債は越知町が望む事業に使うことが難しいことが分かった」などと、同法定協から離脱を決めた理由などを話した。

 質疑では、「住民と合併問題を共有すると言いながら突然、自立宣言をするという決定に町民としてついていけない」「金勘定と感情によって離脱を決めたような気がする」と厳しく指摘する区長もいた。また、これまでの経過を文書で町民へ説明する要望が出され、吉岡町長は「議会とも相談し、要望に応えたい」と話していた。

989とはずがたり:2004/11/24(水) 18:13
<高知県>

日高村は土佐市にも申し入れしてたのか。

● 2003年12月12日(金) ● ――朝刊――
日高村と土佐市の合併 議会協議打ち切る
http://www.kochinews.co.jp/gappei/031212gappei3.htm

 高岡郡日高村議会の市町村合併特別委員会の岡本光男委員長は11日の本会議で、17年3月末の合併特例法期限内の土佐市との合併の可能性を求め、議会レベルで続けていた協議の打ち切りを報告した。

 同村は3月議会で中野益隆村長が単独自立方針を表明したが、議会側が反発。7月、中野村長や森下雅文議長らが土佐市と高吾北グループに協議を申し入れた。高吾北グループは拒否し、土佐市の森田康生市長も実質的に飛び地となる地理的条件の悪さなどを挙げ、提案に難色を示した。しかし、同市議会側は「何の検討もせずに提案を流すべきではない」などとして、執行部側に資料提出を求め、両議会で勉強会などを持っていた。

 岡本委員長によると、11月下旬の会議で日高村側が、合併後5年内に両市村を結ぶトンネル建設事業を開始▽合併後10年間は総合支所方式を採用―などを条件に今後の協議を進めることを提案。これに対し、土佐市側は9日、田村喜郎議長らが同村を訪れ、同トンネル建設は難しい▽特例法期限内の合併を検討するには時間が少ない―などを挙げ、協議継続に難色を示し、同村側も同意したという。

990とはずがたり:2004/11/24(水) 18:22
【高知県合併協議と地域構造=高知地域=】
高知市, 土佐郡 鏡村,土佐山村,吾川郡 春野町,長岡郡本山町●,大豊町,土佐郡土佐町●,大川村●,本川村
※高知市, 土佐郡 鏡村,土佐山村,長岡郡本山町,大豊町,土佐郡土佐町,大川村,本川村
8市町村で勉強会設置:2001/8/28
※8市町村で検討会設置:2002/2月下旬
※吾川郡春野町が加入(6/15)
※「3市村」「春野町と4市町村」「本山町,大豊町,土佐町,大川村,本川村の5町村」「9市町村」の4案を検討へ

■高知市2005.1.1編入
高知市, 土佐郡 鏡村,土佐山村(吾川郡 春野町)
※春野町を含む4市町村での法定協議会設置案を春野町が否決(2002/12/20),鏡村が可決
※春野町で4市町村での法定協議会設置を求める住民発議,3市村は議会付議せず不成立(2003/1/9)
※3市村で法定協議会設置:2003/1/24
※春野町の合併の是非を問う住民投票の結果「3市町村と合併(57.6%)」「合併しない(42.4%)」(2003/11/30)
※春野町が参加を申入れ(12/15)。高知市,春野町は2市町で合併検討会を設置(2004/6/3)
※高知市は春野町との合併特例法期限内での合併を見送り,高知市は合併特例法期限にとらわれず春野町との将来的な合併を検討へ(>>981-982)
×○○町
長岡郡本山町,土佐郡土佐町,大川村
※本山町,土佐町,大川村で3市町での法定協議会設置を求める住民発議,本山町が可決,土佐町,大川村が否決
※土佐町,大川村の3町村での法定協議会設置の是非を問う住民投票の結果(2003/7/27)
※土佐町:「賛成(46.2%)」「反対(53.8%)」
※大川村:「賛成(61.5%)」「反対(38.5%)」
※本山町,大豊町,土佐町,大川村はは単独自治継続へ
長岡郡本山町,土佐郡土佐町,大川村の3町村でも1万人前後。長岡郡大豊町等も含め全て高知市へ合併すべし!
■いの町 2004.10.1 新設
土佐郡 本川村, 吾川郡 伊野町, 吾北村 人口2.8万
☆伊野町・吾北村・本川村合併協議会
※土佐市,吾川郡伊野町,吾北村,春野町,高岡郡日高村の5市町村で勉強会設置:2002/5/30
※春野町が合併協議から離脱(6/6)→高知市との協議へ
※高知地域から本川村が加入(6/26)
※土佐郡本川村,吾川郡伊野町,吾北村の3町村で任意協議会設置:2002/10/1
※高岡郡日高村で3町村との法定協議会設置を求める住民発議,3町村が議会付議せず不成立(2003/2/13)

●土佐市
※土佐市,吾川郡伊野町,吾北村,春野町,高岡郡日高村の5市町村で勉強会設置:2002/5/30
※須崎市は土佐市と2市で勉強会設置:2002/6月下旬

991とはずがたり:2004/11/24(水) 18:22
【高知県合併協議と地域構造=香美・安芸地域=】
=香美地域=
※南国市,安芸郡芸西村,香美郡,土佐山田町,香北町,物部村,赤岡町,香我美町,野市町,夜須町,吉川村と10市町村で検討会設置:2002/4/22

×香美市 2005/4/1 新設/市制
香美郡 土佐山田町,香北町,物部村 人口3万
☆こうほく3町村合併協議会(2004/8/31解散)
※10市町村検討会から土佐山田町,香北町,物部村が離脱(7月),3町村で任意協設置:02/10/22,法定協設置:03/1/8
※新市名最終候補11点:土佐山田,香北(かほく),物部,ものべ,物部川,土佐物部川,こうほく,北香美,香美,夢野,桜香(おうか)
※新市役所:現・土佐山田町役場(新庁舎設置までの間)→新庁舎:合併5年以内を目途に,現・土佐山田町内に設置へ
※合併の是非を問う住民投票(香北町,物部村は意向調査)の結果(2004/8/1)
※土佐山田町:投票率が町条例で定める開票要件(50%以上)に達せず不成立
※香北町:「賛成(38.4%)」「反対(55.4%)」
※物部村:「賛成(36.7%)」「反対(57.8%)」
※香北町,物部村が合併協議から離脱を表明(8/5)
※3町村での合併を断念,協議会を解散(8/31)(>>971>>977)

●南国市:10市町村検討会から離脱(02/8/6),単独市制継続へ(単独市制に市民から批判の声も>>984)
×香南市 2005/3/1 新設/市制
安芸郡 芸西村,香美郡 赤岡町,香我美町,野市町,夜須町,吉川村 3.7万人
☆香南・芸西合併協議会(2004/6/30解散)
※芸西村は安芸市,安芸郡の8市町村で任意協議会設置:2002/8/24→芸西村が離脱(12/4)
※6町村で検討会設置:2002/8/16,任意協設置:02/12/9,法定協設置:03/4/1
※新市名最終候補10点:香南(こうなん,かなん),香芸(こうげい),香南芸西,土佐香南,睦(むつ),六宝(ろっぽう),東高知,香陽,光陽
※新市役場:現・野市町役場
※6町村での合併の是非を問う住民アンケートの結果(2004/4月)
※芸西村:「賛成(23.4%)」「反対(75.3%)」
※野市町:「賛成(41.9%)」「反対(58.2%)」
※野市町,芸西村が合併協議から離脱を表明,芸西村は単独村制継続へ
※6町村での合併を断念,協議会を解散●(6/30)
※赤岡町,香我美町,夜須町,吉川村は野市町との5町村での合併を検討へ,野市町議会は5町村での合併に慎重(>>972 >>976)

=安芸地域=
※安芸市,室戸市,安芸郡 奈半利町,田野町,安田町,北川村,東洋町,馬路村,芸西村と9市町村で研究会設置:2002/2月
※安芸市,東洋町,馬路村,芸西村,奈半利町,田野町,安田町,北川村と8市町村で任意協議会設置:2002/8/24→芸西村(香美地域へ)が離脱(12/4)→解散:2003/1/23

×中芸町 2005/2/1 新設
安芸郡 奈半利町,田野町,安田町,北川村>>977
☆安田町・田野町・奈半利町・北川村合併協議会(2004/7/31解散)
※4町村で任意協議会設置:2003/2/6
※東洋町が参加を申入れ(2/4),東洋町の申入れを拒否(2/10)>>243
※法定協設置:03/4/1
※新町名最終候補5点:中芸,結い(ゆい),清流,慎太郎,美郷(みさと)
※新町名:中芸町(ちゅうげいちょう)
※新町役場:現・田野町役場
※合併協定調印式予定:2004/6/7→延期→協議会解散●(7/31)(>>973 >>977)

●安芸市,●室戸市,●馬路村(>>983)は単独自治継続へ
※室戸市議会は東洋町との合併協議に前向き,室戸市長は慎重
●東洋町:中芸地区合併から拒否。徳島県への越県合併もならず。>>243

992とはずがたり:2004/11/24(水) 18:22
【高知県合併協議と地域構造=高岡吾川地域=】→越知町の我が侭が万死に値する。けど,越知町の支所の死守ぐらいは確約できなかったのかねぇ。。

×○○市 2005/2/1 新設/市制
吾川郡 池川町,吾川村,高岡郡 佐川町,越知町,仁淀村
☆高吾北地域合併協議会(2003/12/31解散)
※検討会設置:02/4/8,法定協設置:02/10/1
※新市役所:現・佐川町役場
※2000年(平成12年)国勢調査時点で合計人口が3万人以上の為市制施行可能
※高岡郡日高村が参加を申入れ,申入れを拒否(2003/7/10)
※越知町が協議会から離脱を表明(7/29),越知町離脱の場合,佐川町と他3町村は飛び地に。越知町が協議会離脱案を可決(8/6)(>>985-988:市庁舎を越知にの期待が裏切られ,綜合支所の存続も危ういため)
※合併協議を休止(8/12)
※越知町で単独町制継続を表明した越知町長の解職請求(リコール)を求める署名活動→町長が辞表を提出(10/13)→辞職(10/22)→再選(11/23)
※越知町を除く4町村で研究会設置:2003/11/4,5町村での合併を目指すことを前提に,飛び地合併も検討へ→断念
※越知町が合併協議から離脱,単独町制継続へ
※5町村での合併を断念,協議会を解散(2003/12/31)
※吾川村で池川町,越知町,仁淀村の4町村での法定協議会設置を求める住民発議,池川町が議会付議せず不成立
※佐川町は日高村と2町での合併を検討へ
※池川町,吾川村,仁淀村の合併の枠組みを問う住民アンケートで,それぞれ「3町村での合併」が最多,3町村での合併を検討へ

■仁淀川町 2005.8.1 新設
吾川郡 池川町,吾川村,高岡郡 仁淀村 人口8千人
★西仁淀合併協議会(法定)
※3町村で法定協議会設置:2004/4/28
※新町名:仁淀川町(によどがわちょう)
※新町役場:現・吾川村役場
※合併協定調印式予定:2004/11/25
※合併関連議案を3町村は12月頃審議予定 (推) 7,646
(国) 8,189
332.96

■佐川町 2005.9.1 新設
高岡郡 佐川町,日高村 人口2万
★佐川町・日高村合併協議会(法定)
※日高村は土佐市,吾川郡伊野町,吾北村,春野町と5市町村で勉強会設置:2002/5/30
※日高村は高吾北地域合併協議にも伊野町・吾北村・本川村合併協議にも土佐市(飛び地)にも断られる。
※佐川町は吾川郡池川町,吾川村,高岡郡越知町,仁淀村と5町村で法定協議会設置:2002/10/1越知町の離脱で解散:2003/12/1
※佐川町が日高村に合併協議を申入れ(2004/2/12),準備会設置:04/4/1
※佐川町の日高村との合併の協議の是非を問う住民アンケートの結果「賛成(49.3%)」「反対(31%)」(2004/6月)
※法定協議会設置:2004/7/1

993とはずがたり:2004/11/24(水) 18:23
【高知県合併協議と地域構造=高岡・幡多地区=】>>898
※須崎市,高岡郡 東津野村,葉山村,中土佐町,窪川町,檮原町,大野見村, 幡多郡 大正町,十和村と9市町村で研究会設置

×黒潮市 2005.3.1 新設
須崎市, 高岡郡 中土佐町
※須崎市は土佐市と2市で勉強会設置:2002/6月下旬
※2市町で任意協設置:02/7/1,法定協設置:03/3/1
※新市役所:現・須崎市役所
※●土佐市は合併を断念,単独市制継続へ

※中土佐町で窪川町,大野見村と3町村での法定協議会設置を求める住民発議,窪川町が議会付議せず不成立
※中土佐町の大野見村との法定協議会設置の是非を問う住民投票の結果「賛成(79.3%)」「反対(20.7%)」(2004/2/22)
※中土佐町は高岡郡大野見村と2町村での合併も検討,法定協を設置
※中土佐町の合併に関する住民投票(04/11/14)の結果中土佐町は大野見村との合併を検討へ>>242
※●須崎市は単独市制継続へ

□中土佐町 2005/3/31以前 新設
高岡郡 中土佐町,大野見村
★中土佐町・大野見村合併協議会(法定)
※中土佐町の大野見村との法定協議会設置の是非を問う住民投票(04/2/22)の結果,法定協設置:04/4/1
※新町役場:現・中土佐町役場
※中土佐町は須崎市と2市村での合併も検討,法定協を設置
※大野見村は高岡郡窪川町と2町村の合併も検討,法定協を設置
※中土佐町の合併に関する住民投票の結果(2004/11/14)
※枠組み:「大野見村(70.5%)」「須崎市(29.5%)」
※中土佐町は大野見村との合併を検討へ。窪川とも協議を進める大野見村での合併に関する住民投票を実施待ち。

□四万十町 2006.3.1 新設
高岡郡 窪川町,大野見村
★窪川町・大野見村合併協議会(法定)
※幡多郡大正町,十和村と4町村で任意協議会設置:2002/4/1→大正町が離脱を表明(12/15)→解散:2003/1/31
※2町村で任意協議会設置:2002/10/1
※大野見村の窪川町との法定協議会設置の是非を問う住民投票(03/7/6)の結果,法定協設置:03/8/8
※窪川町は大正町,十和村と3町村での法定協も設置,大野見村は中土佐町と2町での合併も検討,法定協を設置,大野見村で合併に関する住民投票を実施予定「中土佐町」「窪川町」「合併しない」

□四万十町 2006.3.20 新設
高岡郡 窪川町,幡多郡 大正町,十和村>>197
★窪川町・大正町・十和村合併協議会(法定)
※高岡郡大野見村と4町村で任意協議会設置:2002/4/1→大正町が離脱を表明(12/15)→解散:2003/1/31
※大正町,十和村は幡多郡西土佐村と3町村で任意協議会設置:2002/5/2→西土佐村が離脱,協議会を解散:2003/1/24
※3町村で法定協議会設置:2003/1/23「住民発議」
※窪川町は大野見村と2町村での法定協議会も設置
※大正町で合併の是非を問う住民投票を実施予定(2005/1〜2月頃)

■津野町 2005.2.1 新設
高岡郡 東津野村,葉山村 人口:7千
★葉山村・東津野村合併協議会(法定)
※●檮原町と3町村で任意協議会設置:2002/5/31
※葉山村の合併に関する住民投票の結果「東津野村,檮原町(63.5%)」「須崎市,中土佐町(30.7%)」「合併しない(5.8%)」(03/1/26)
※法定協議会「葉山村・東津野村・檮原町合併協議会」設置:03/3/1
※新町役場の設置位置を巡り協議が難航,3町村での法定協議会を解散:03/9/30
※2村で法定協議会設置:03/10/30
※新町役場:現・葉山村役場

994とはずがたり:2004/11/24(水) 18:23
【高知県合併協議と地域構造=幡多地域=】
中村市・宿毛市・土佐清水市・幡多郡 佐賀町,大方町,西土佐村,大月町,三原村,大正町,十和村(大正と十和は→窪川地区との合併協議)

×○○町
幡多郡 大正町,十和村,西土佐村
※幡多郡 大正町,十和村は高岡郡窪川町,大野見村との4町村の協議を離脱,3町村で任意協設置:2002/5/2→西土佐村が離脱,協議会を解散:2003/1/24

×四万十市 2005/3/22 新設
中村市, 幡多郡 佐賀町,大方町,西土佐村
☆中村・大方・佐賀・西土佐合併協議会(2004/6/30解散)
※西土佐村は幡多郡大正町,十和村と3町村で任意協議会設置:02/5/2→解散:03/1/24
※4市町村で任意協設置:02/5/7,法定協設置:03/2/1
※新市名最終候補3点:四万十,幡多(はた),中村
※新市役所:現・中村市役所
※合併協定調印式予定:2004/5/29→中止
※土佐清水市が参加を申入れ(2002/5/2)→土佐清水市の申入れを拒否(6/5)
※土佐清水市で幡多8市町村での法定協議会設置を求める住民発議,関係全自治体が議会付議せず不成立(2003/3月)
※4市町村での合併の是非を問う住民投票の結果(大方町は住民アンケート)
※西土佐村:「賛成(65.4%)」「反対(34.6%)」(2004/3/21)
※佐賀町:「賛成(49.6%)」「反対(50.4%)」(2004/5/16)
※大方町:「賛成(40.6%)」「反対(42.5%)」「わからない(13.7%)」(2004/5月)
※佐賀町が合併協議から離脱へ
※4市町村での合併を断念,協議会を解散(6/30)
※佐賀町,大方町で2町での法定協議会設置を求める住民発議

■四万十市 2005.4.10
中村市, 幡多郡 西土佐村
★中村市・西土佐村合併協議会(法定)>>978

●土佐清水市
※中村市, 幡多郡 佐賀町,大方町,西土佐村の合併協議に参加申し入れ(02/5/2)→拒否(6/5)
※宿毛市, 幡多郡 大月町,三原村の合併協議に参加を申入れ(02/8/8)→土佐清水市の申入れを拒否(9/2)
※土佐清水市で幡多8市町村での法定協議会設置を求める住民発議,関係全自治体が議会付議せず不成立(2003/3月)
※土佐清水市は合併を断念,単独市制継続へ

×宿毛市 2005/3/1 新設
宿毛市, 幡多郡 大月町,三原村
宿毛市・大月町・三原村合併協議会
※任意協設置:02/7/30※法定協設置:03/7/1
※新市名最終候補2点:幡多(はた),宿毛
※新市役所:現・宿毛市役所
※土佐清水市が参加を申入れ(2002/8/8)→土佐清水市の申入れを拒否(9/2)
※土佐清水市で幡多8市町村での法定協議会設置を求める住民発議,関係全自治体が議会付議せず不成立(2003/3月)
※合併の是非を問う住民投票の結果(2004/8/22)
※大月町:「賛成(51.5%)」「反対(48.5%)」※三原村:「賛成(39.9%)」「反対(60.1%)」
※●三原村は合併協議から離脱へ,単独村制継続を検討へ
※3市町村での合併を断念,協議会を解散(9/30)
※宿毛市は大月町との2市町での合併を検討へ
※●大月町は宿毛市との2市町での合併に慎重,将来的な幡多地域の広域合併を視野に,当面の間,単独町制継続へ (>>979)

995とはずがたり:2004/11/24(水) 18:30
【高知県合併協議と地域構造】>>990-995
高知・市町村合併の動き
http://www.kochinews.co.jp/gappei/gappeiz.htm

いずれの合併も割と早くから協議を重ねているものの,県東部を中心に土壇場になっての破談が目立つ。
また県西部の窪川地区を中心に三角関係が話しをややこしくしている。
高岡郡日高村や土佐清水市,安芸郡東洋町など複数の協議への参加要請が蹴られるケースも目立つなど協議を進めていく上で何かと問題の多い県である。知事の合併に対して腰の引けた態度も問題だったか?(>>980)

http://210.189.163.171/u/tohazugatali/8_1

地域構造的に目標としては
高知市(高知市,いの町,春野町,本山町,土佐町,大川村,大豊町)
香美市(南国市,安芸郡芸西村,香美郡,土佐山田町,香北町,物部村,赤岡町,香我美町,野市町,夜須町,吉川村)
安芸市(安芸市,室戸市,安芸郡 奈半利町,田野町,安田町,北川村,東洋町,馬路村,芸西村)
吾川市(佐川町,越知町,仁淀川町)
黒潮市(須崎市,土佐市)
窪川市(窪川町,大正町,十和村,大野見村,中土佐村,東津野村,葉山村,檮原町)
幡多市(中村市,土佐清水市,宿毛市,佐賀町,大方町,西土佐村,大月町,三原村)
な感じか。

実際問題としては
高知市(高知市,春野町,本山町,土佐町,大川村,大豊町)
いの市(今回合併して今後人口増えて3万以上になったら市制施行できるの?)
香美市(香美郡,土佐山田町,香北町,物部村):若者定住政策の継続等
吾川市(佐川町,越知町,仁淀川町):越知町への支所を残すこと
宿毛市(宿毛市・大月町):将来の幡多合併に努力するとして
窪川町(窪川町,大正町,十和村,大野見村)
黒潮市(須崎市・中土佐村)
あたりは何とかならんかね?

996とはずがたり:2004/11/25(木) 01:25
【石川県合併協議一覧】>>996-997

余り派手さはないが実は堅実に合併協議を進めている印象。金沢・珠洲・輪島・羽咋・小松は周辺町村合併の声が掛からず。

=金沢・石川地域=
□金沢市?
金沢市, 石川郡 野々市町
☆金沢市ホームページ
※金沢市は政令指定都市への移行を視野に合併協議を申入れ
※野々市町で金沢市との法定協議会設置を求める住民発議,金沢市は可決,野々市町は否決し不成立
※●野々市町は単独町制継続へ
(推) 502,918 (国) 502,019 481.33

■白山市 2005.2.1 新設
松任市, 石川郡 美川町,鶴来町,河内村,吉野谷村,鳥越村,尾口村,白峰村 人口11万弱
★松任・石川広域合併協議会(法定)
※松任市,美川町を除く石川郡6町村(鶴来町,河内村,吉野谷村,鳥越村,尾口村,白峰村)で研究会設置:2002/3/7
※松任市が野々市町を含めた石川郡8町村に合併協議を申入れ(7/5)
※野々市町を除く8市町村(松任市,石川郡 美川町,鶴来町,河内村,吉野谷村,鳥越村,尾口村,白峰村
)で準備会設置:2002/12/17
※法定協議会設置:2003/2/13
※新市役所:現・松任市役所

=能美・江沼地域=

●小松市…単独市制

■能美市 2005.2.1 新設/市制
能美郡 根上町,寺井町,辰口町 人口:4.6万
★根上町・寺井町・辰口町合併協議会(法定)
※準備会設置:02/11/1,法定協設置:03/1/1
※新市役所:現・寺井町役場
※合併関連議案を根上町,寺井町が可決:2004/6/9,辰口町は審議未了で散会(8/9)→辰口町が可決(8/13)
※能美郡●川北町は単独町制継続へ

■加賀市 2005.10.1 新設
加賀市, 江沼郡 山中町 人口:7.7万
★加賀市・山中町合併協議会(法定)
※任意協議会設置:2003/7/29
※法定協議会設置:2003/10/21
※新市名最終候補3点:加賀,山中,江沼
※新市役所:現・加賀市役所(当面の間)
(推) 76,816 (国) 78,563 305.99

=河北地域=

■かほく市 2004.3.1 新設/市制
河北郡 高松町, 七塚町, 宇ノ気町 人口3.4万
☆高松町・七塚町・宇ノ気町合併協議会
※法定協議会設置:2002/4/1
※新市名最終候補:あおぞら,かほく,北金沢,さくら,夕美(ゆうび)
※市役所:宇ノ気町役場

※河北郡●津幡町,●内灘町は単独町制?

997とはずがたり:2004/11/25(木) 01:25
=七尾鹿島地域=
■七尾市 2004.10.1 新設(>>29)
七尾市, 鹿島郡 田鶴浜町, 中島町, 能登島町 人口:6.2万
☆七尾・鹿北合併協議会
※法定協議会設置:2002/4/1
※新市役所:七尾市役所

■中能登町 2005.3.1 新設
鹿島郡 鳥屋町,鹿島町,鹿西町 人口:1.9万
★鹿南合併協議会(法定)
※任意協設置:02/9/6,法定協設置:03/4/1
※新町役場:現・鳥屋町役場

=羽咋地域=
※羽咋市,羽咋郡志雄町,押水町と5市町で研究会設置:2001/6/6

●羽咋市
※志雄町,押水町の羽咋市との3市町での法定協議会設置の是非を問う住民投票の結果,志雄町で「反対多数」,協議会設置は見送り(2003/8/3)
※志雄町:「賛成(39.7%)」「反対(60.3%)」
※押水町:「賛成(53.5%)」「反対(46.5%)」
※羽咋市は2町との合併を断念,単独市制継続へ
※3市町での法定協議会設置を求める住民発議(同一請求),羽咋市が可決,志雄町,押水町が否決

■志賀町 2005.9.1 新設
羽咋郡 富来町,志賀町(●原発) 人口2.5万
★志賀町・富来町合併協議会(法定)
※2町で連絡会設置:01/11/16,任意協設置:02/3/25,法定協設置:03/4/18
※新町役場:現・志賀町役場

■宝達志水町 2005.3.1 新設
羽咋郡 志雄町,押水町 人口1.5万
★志雄・押水合併協議会(法定)
※2町で懇談会設置:02/4/22,合併対策室設置:02/10/4,準備会設置:02/12/25,法定協設置:03/4/1
※新町役場:現・志雄町役場

=鳳珠地域=
※新町の所属郡は「鳳珠郡(ほうすぐん)」(鳳至(ふげし)郡,珠洲郡の2郡を再編し新郡を2005/3/1設置予定)
●輪島市
※輪島市は単独市制継続へ

□鳳町 2005.3.1 新設
鳳至郡 穴水町,門前町 人口1.9万
★穴水町・門前町合併協議会(法定)
※法定協設置:03/4/1
※新町名最終候補3点:鳳(おおとり),鳳至(ふげし),鳳南(ほうなん)
※新町名:鳳町(おおとりまち)
※門前町議会は合併に慎重,門前町議会が「穴水町との合併協議の凍結を求める決議案」を可決(04/5/10),門前町議会は合併協議からの離脱や,輪島市を含めた3市町での合併も検討へ。門前町議会が「合併協議会からの離脱を求める決議案」を可決(8/19)
※穴水町は合併協議の再開を検討,門前町に「新町役場に,現・門前町(当面の間)」などの案を提案(8/30)
※門前町は穴水町との合併の是非を問う住民投票の実施を検討へ
※門前町の町長選が合併を争点に(穴水町or輪島市or志賀富来両町)>>944

●珠洲市
※珠洲市が内浦町に合併協議(対等合併)を申入れ,内浦町は拒否

■能登町 2005.3.1 新設
鳳至郡 能都町,柳田村,珠洲郡 内浦町 人口2.2万
★能都町・柳田村・内浦町合併協議会(法定)
※準備会設置:02/9/30,法定協設置:03/1/1
※新町役場:現・能都町役場(新庁舎設置までの間)

998とはずがたり:2004/11/25(木) 02:19
<東北・北海道>秋田県仙北郡

仙北市と大仙市の二市に集約される仙北郡の中で千畑町・六郷町・仙南村からなる美郷町が独自路線なのは何故かはよく判らないが,下の書き方だと仙北東部地区と言う事で太田町や仙北町にも声を掛けたが断られたと云うことか?
>千畑町・六郷町・仙南村の合併協議会は昨年9月24日に町村長、正副議長が仙北東部地区の合併研究会設立について協議し、
>30日には町村長、議会議長が仙北町、太田町に対し研究会への参加を申し入れた。
>同時に町村長、議長が大曲市を訪れ、市から要請があった任意協議会への不参加を伝えた。
>そして10月8日に第1回仙北東部合併研究会を開催、22日には3町村議会議員との意見交換会を開催。

3町村が仙北郡の大同合併に背を向け寄り集まったものの町長選では旧町村の対立が持ち込まれて選挙戦はヒートアップしているようである。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/1464

千畑町・六郷町・仙南村合併協議会設置
仙南村役場で調印式
http://www.kennichi.com/news03/Feb/n030228a.html
04年11月1日合併目指して法定協議会開催(2月28日・金)

 仙北東部合併推進協議会は28日午前8時半から、仙南村役場で法定の「千畑町・六郷町・仙南村合併協議会」設置に向けた調印式を行うと同時に同協議会事務局職員への辞令を交付、午前10時から千畑町役場で「第1回千畑町・六郷町・仙南村合併協議会」を開いた。これによって仙北東部3町村は今後、新設合併を基本とした協議を重ね、04年11月1日の合併を目指して本格的に動きだすことになった。

 協議会の委員は3町村の首長と3町村の議会議長、3町村の議会代表2人、それに3町村がそれぞれに選出した民間の委員3人ずつの9人に学識経験者として県仙北地方部の山口博司部長の22人で構成された。会長は坂本茂弘六郷町長、副会長は藤嶋長右エ門千畑町長(職務代理者)、松田知己仙南村長とした。

(中略)

 千畑町・六郷町・仙南村の合併協議会は昨年9月24日に町村長、正副議長が仙北東部地区の合併研究会設立について協議し、30日には町村長、議会議長が仙北町、太田町に対し研究会への参加を申し入れた。同時に町村長、議長が大曲市を訪れ、市から要請があった任意協議会への不参加を伝えた。そして10月8日に第1回仙北東部合併研究会を開催、22日には3町村議会議員との意見交換会を開催。その上で25日に開いた研究会で任意協議会を設立に向けて協議。11月6日に3町村で「仙北東部合併推進協議会」を設立し、2月5日の第5回協議会で基本方針を決定。19日に千畑町・六郷町・仙南村合併協議会設置議案を提案し、3町村議会が議決していた。

999とはずがたり:2004/11/25(木) 02:23
中部・近畿・中国・四国がほぼ完成へ!

■合併状況一覧<暫定版>
>>514-516:東北地方30万人都市構想
>>639-640:★青森県の構造
>>747:☆秋田県(合併状況講評の中で)
>>953-957:★宮城県合併協議一覧
>>800:★山形県地域構造と合併
――:関東広域合併都市構想
>>763-764:★新潟県市町村合併=基本パターン→現状=
>>884:★富山県合併状況
 >>996-997:★石川県合併協議一覧
>>641-642:★福井県の合併状況と県の地域構造
>>622-623:★山梨県下合併構図
>>615:★静岡県合併状況(県東部特集>>625-633)
>>893-894★愛知県合併協議
(準備中):岐阜県
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/mie.html
★三重県合併協議変遷
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/shiga.html
★滋賀県広域合併の枠組みとその結末
>>590:★京都府市町村合併構図(福知山・宮津特集>>752-761)
>>586-588:★大阪市町村再編構想
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/hyogo.html
★兵庫県市町村合併構図
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/nara.html
★奈良県広域合併の枠組みとその結末
>>613-614:★和歌山県合併進展状況
>>538:山陰地区広域都市圏構想
>>704-705:★鳥取県合併状況
>>785-786:★島根県合併状況
>>539-540:山陽地方広域都市構想
>>684:★岡山県合併状況概観(>>967佐伯町・和気町合併協議経緯,>>907-912久米郡郡内合併)
>>958-960:★広島県合併協議一覧
>>961-963:★山口県合併協議一覧
>>536-537:四国県都合併構想
★徳島県市町村合併:郡部>>421(三好>>464),市部>>536(小松島>>719)
>>895-896:★香川県合併
>>689-694:★愛媛県合併状況
>>990-995:★高知県合併協議と地域構造
>>541-543:九州地域広域合併構想
──:佐賀県(三田川・上峰研究>>900-906)
――:長崎県(佐世保・松浦郡特集:http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/sasebomatuura.txt)
──:大分県
>>822-823:★宮崎県地域別合併推進状況(>>825-818日南地区)
――:☆鹿児島県(>>728出水地区 >>729川西薩地区 >>741姶良伊佐地区 >>746大隅中央地区 >>798肝属東部 >>952南隅地域・曽於郡 ――川辺地区 ――枕崎地区 ――指宿地区 ――鹿児島地区)

=進展度類型別分類=
◆進んでいる:秋田☆・宮城★・新潟★・石川★・山梨★・三重★・兵庫★・島根★・岡山★・広島★・山口★・香川★・愛媛★・大分・鹿児島☆<16県>
◆まあ進んでいる・部分的に進展・進展するも細切れ感有り:青森★・山形★(荘内地区のみ)・富山★(富山・南砺・砺波のみ。といっても後,黒部・射水ぐらいで完結)・福井★(やや細かく合併)・静岡★(富士・沼津・駿東が未)・岐阜(進んではいるが大垣・岐阜・土岐が未)・滋賀★(彦根・長浜が未完成)・奈良★・和歌山★(やや細分化のきらいあり)・鳥取★(鳥取以外は細かく合併)・徳島★・佐賀・熊本(結構すすんでは居るのだが熊本市との合併が進まないので悪印象)<13県>
◆余り進んでいない,余り印象にない:北海道・岩手・福島・茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・東京・神奈川・長野・愛知★・京都★・大阪★・高知★・福岡・長崎・宮崎・沖縄<19道府県>

1000とはずがたり@1000:2004/11/25(木) 02:35
>>999-1000
区切りにちょうど良い書き込みだ。岐阜・大分は近日中に完成させたい。
或る程度合併が進展しないとまとめられないという現実もある。
余りに件数が少ない東京・神奈川をうp

【東京都・神奈川県合併協議】
●特別区(23区)…設置が法律で決まっていて自由に合併は出来ない様である。

■西東京市 2001.1.21 新設
田無市, 保谷市 人口:18万
※田無町(田無市),保谷町(保谷市),小金井町(小金井市),武蔵野市との4市町での合併案や,久留米村(久留米町→東久留米市)との3町村での合併案が浮上(1953〜1963年)
※田無町,保谷町の2町で合併協議会設置:1965年→解散:1965/12月
※2町議会が「市制施行後もなお合併に努力する旨の付帯決議」を採択(1966年)→2町が単独市制施行:1967/1/1

■あきる野市 1995.9.1 新設
秋川市, 西多摩郡 五日市町 人口:8万弱
※日の出町,檜原村と4市町村で研究会設置:1975/2月
※2市町で任意協議会設置:1992/4/8
※法定協議会設置:1994/9/27
※新市名最終候補3点:阿伎留(あきる),秋川五日市,あきる野
※市役所:秋川市役所

□○○市
青梅市, 福生市, 羽村市, あきる野市, 西多摩郡 瑞穂町,日の出町,檜原村,奥多摩町
☆西多摩地域広域行政圏協議会
☆奥多摩町ホームページ
※協議会設置:2002/7/16
※山梨県北都留郡小菅村,丹波山村では,青梅市や奥多摩町との越県合併を望む声も

□湘南市
平塚市, 藤沢市, 高座郡 寒川町,中郡 大磯町,二宮町
☆湘南市研究会(2003/5/26解散)
※研究会設置(茅ヶ崎市がオブザーバー参加):02/1/8
※政令指定都市への移行も視野に検討
※茅ヶ崎市は「湘南市」構想に慎重
※平塚市は「湘南市」構想の検討を休止を表明(03/4/30)
※6市町での合併を断念,研究会を解散(2003/5/26)

□相模原市 編入
相模原市, 津久井郡 城山町,津久井町,相模湖町
☆相模原・津久井地域合併協議会(任意)
※相模湖町,藤野町は東京都八王子市に合併協議を打診,八王子市は特例法期限内での合併は困難として見送り
※津久井郡4町が相模原市に合併協議を申入れ(2003/7/22)
※藤野町が任意協議会に不参加
※城山町,津久井町,相模湖町が相模原市に合併協議を申入れ(2004/1/23)
※準備会設置:04/2/10,任意協設置:04/4/1,法定協設置予定:2004/11〜12月
※城山町:城山町長は実施予定日(11/28)が時期尚早として,町議会に再議(再審議)請求→廃案(9/27),城山町長は合併に慎重
※藤野町が参加を申入れ(8/12)
※4市町協議会とは別に,相模原市と藤野町の2市町での協議会設置を検討へ

○○市
南足柄市, 足柄上郡 中井町,大井町,松田町,山北町,開成町
※協議会設置:2000/3/31
※松田町で6市町での法定協議会設置を求める住民発議,全市町が議会付議せず不成立(2002/10/17)
□湯河原市 2005/1 新設/市制
足柄下郡 真鶴町,湯河原町
☆真鶴町湯河原町合併協議会(2004/9/25解散)
※準備会設置:02/8月,任意協設置:02/9月,法定協設置:03/9/19
※新市役場:現・湯河原町役場
※静岡県熱海市が湯河原町との将来的な越県合併を検討,湯河原町も前向き
※2町での合併を断念,協議会を解散(9/25)その後も合併を模索する動きくすぶる。

1001とはずがたり:2004/11/26(金) 02:40
上石津にふられたぐらいで単独は諦めないんだね。。往生際が悪いがまぁ定数減らして行政改革するのは良い傾向だ。

議員定数8減、21から13に 12月議会に提案−−養老町 /岐阜
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041125-00000136-mailo-l21

 大垣市などとの広域合併に参加しないことを表明した養老町の町議会合併及び行財政改革特別委員会は、このほど開いた協議会で議員定数を現在の21から8減らし13にすることを決めた。12月定例会に議員提案し、可決されれば任期満了(07年4月29日)に伴う次回統一地方選挙から適用される。議員定数は83年までは24だった。
 同町議会の法定定数は26。全町議が参加する同協議会では「法定定数の半数に」との意見が大半を占めた。定数が8削減されると、議員報酬や手当など年間約4000万円の削減につながる。
 同町は、垂井町など3町が大垣市など9市町合併の賛否を問う住民意向調査で反対が多数を占め、新しい合併協議には参加しないことを決めたのを受け、上石津町との郡内合併などの道を探したが、上石津町が大垣市との合併方針を決めるなどで単独の道を歩むことになった。
11月25日朝刊 
(毎日新聞) - 11月25日16時50分更新

1002とはずがたり:2004/11/26(金) 02:41
<徳島県>
三好郡の2分裂が回避されず,三野の飛び地も解消されずですな。

井川・三野町、三好郡東部合併協からの離脱を承認−−三好・三加茂両町議会 /徳島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041125-00000240-mailo-l36

 三好、三加茂両町は24日に臨時議会を開き、三好郡東部の合併協議会から井川、三野両町の離脱を承認する法定協規約変更案をそれぞれ可決した。2町による合併を進める方針を改めて確認したもので、三好、三加茂両町は来月初めに合併協を再開し、新町移行を目指した協議を再開する。
 三好郡東部では昨年3月、4町による法定合併協を設置して協議を進めてきたが、今年9〜10月に井川、三野両町が相次いで離脱を表明。両町は今月10日、同郡西部4町村でつくる法定の「三好西部合併協」に加入し、合併による市制施行を目指している。
 この日の臨時議会では、三好町は全会一致、三加茂町は11対3の賛成多数で規約変更案を可決した。
11月25日朝刊 
(毎日新聞) - 11月25日17時25分更新

1003とはずがたり:2004/11/26(金) 02:42
<福島県>
大人しく合併しとこうよ。。

白河など4市村合併問う住民投票、条例求め署名簿提出−−大信村の住民団体 /福島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041125-00000098-mailo-l07

 白河市、表郷村、大信村、東村の4市村の合併に対し、合併の是非を問う住民投票の実施を目指す大信村の住民グループが24日、同村選挙管理委員会に住民投票条例の制定を求める署名簿を提出した。今後は同選管による審査を経て、住民グループが正式に渡部泰夫村長に署名簿を提出する。村長は意見書を付けて住民投票条例案を村議会に提出することになる。
 1カ月の署名活動で制定請求の条件となる有権者数の50分の1を超える1052人(有権者数の約27・7%)の署名が集まっている。住民グループ代表で同村の農業、小針三奈男氏(52)は「4市村の枠組みに疑問を持っている住民が多く、住民投票で村民の意見を反映させることが必要」と話している。
 一方、東村の住民グループも合併の是非を問う住民投票実施に向けた署名集めを行っており、12月上旬にも同村選管に提出する予定だ。
11月25日朝刊 
(毎日新聞) - 11月25日16時16分更新

1004とはずがたり:2004/11/26(金) 02:45
<福島県>
○○町 新設
南会津郡 田島町,舘岩村,伊南村,南郷村
★田島町・舘岩村・伊南村・南郷村合併協議会(法定)
※南会津郡下郷町,只見町,檜枝岐村と7町村で研究会設置:2002/9/3
※4町村で準備会設置:2002/12/25
※法定協議会設置案を伊南村,南郷村が否決(2003/1/27)
※準備会解散:2003/2/27
※3村が田島町に合併協議(再開)を申入れ(8/27)
※準備会設置:2003/11/28
※法定協議会設置:2004/1/5
※新町名候補6点:会津高原,会津南,会津美山,幸来,南山,南会津
※新町役場:現・田島町役場
※下郷町,只見町,檜枝岐村は単独自治継続へ

南会津4町村合併問う、住民投票条例案を否決−−南郷村議会 /福島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041125-00000099-mailo-l07

 南郷村の臨時議会が24日開かれ、同村と田島町、舘岩村、伊南村の南会津郡4町村での合併の是非を問う住民投票条例制定議案が審議され、賛成2、反対9で否決した。
 条例制定の直接請求をした「住民投票を求める会」南郷支部の酒井陽臣支部長は「住民の意思を表明する機会を閉ざされて極めて残念。今後、村長の解職請求も視野に検討する」と話した。
 条例制定は同会が村の有権者の58・3%の署名を集め請求していた。本名祐雄村長は「厳しい時代を合併という手法で地域をつくりあげることが課題。住民投票で混乱が生じる危惧(きぐ)があり、条例制定の必要性はない」との意見書を付け、村議会に提案していた。

11月25日朝刊 
(毎日新聞) - 11月25日16時16分更新

1005とはずがたり:2004/11/26(金) 03:00
<鹿児島県>
くぅー。。

伊佐地区合併協、菱刈町離脱で休止 /鹿児島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041125-00000097-mailo-l07

 大口市、菱刈町の1市1町でつくる伊佐地区合併協議会は24日、第19回会合で「休止」した。菱刈町議4人が同町議会特別委での離脱「決議」(22日)を報告し、退席したため。同協議会は昨年12月に設置され、来年度末までに「伊佐市」(人口約3万3000人)発足を目指していた。
 菱刈町側に大口市の財政への不安の声があることが町議会決議の背景とされている。同町では、住民が住民投票を直接請求中。神園勝喜町長は29日、臨時町議会で条例案を提案する方針という。

11月25日朝刊 
(毎日新聞) - 11月25日17時50分更新

1006とはずがたり:2004/11/26(金) 03:51
<鹿児島県>祁答院地区
祁答院地区という概念があるのか。。
宮之城が中心になるのかな?
宮之城・鶴田・薩摩→さつま町へ
入来・祁答院→薩摩川内市へ

祁答院町住民投票 わずか83票差「合併」めぐり町二分
−4町派「町への不信なお」、広域派「しこり残らぬよう」
http://373news.com/2000picup_bak/2003/03/picup_20030331_1.htm

 広域合併か、地域のつながりを尊重した合併か−。薩摩東部地区4町の法定合併協議会設置の賛否を問う祁答院町の住民投票は30日、川西薩地区の広域合併側に軍配が上がった。開票結果が出た直後、今村松男町長(58)は顔を赤らめ、「夢のある街づくりを目指したい」と語った。だが、町長の方針に異を唱え続けた住民らは、わずか83票差という結果にあきらめ切れぬ様子で、あらためて町への不満をあらわにした。静かな農村を2分した、合併特例法に基づく県内初の住民投票は、今後しこり解消という課題を残した。
 結果公表後、役場に姿を見せた今村町長は、職員と握手して記者会見場へ。「(4町合併賛成の)1591票の重みを考え、公正公平を欠かないよう慎重に合併論議を進めたい」と心境を語った。「しこりが残らないというのはおかしいが、うまくいくのではないか」と期待感を込め、「しこりを残さないように合併協議会の情報を的確に流したい」と住民へ理解を求めた。

開票結果の報告をする「祁答院の明日を考える会」の木場幹幸代表(左奥)=30日午後10時、祁答院町のJAさつま大村支所
 「祁答院の明日を考える会」が陣取ったJAさつま大村支所に結果の連絡が入った午後9時半すぎ、詰めかけた女性からは悲鳴にも似た声が上がり、約40人の関係者は静まりかえった。
 木場幹幸代表(40)は「残念です」と無念の表情。「住民投票の結果には素直に従おうと思ってきた。だが、町長がウソの情報を流し、結果として町民がそれを信じてしまった。結果は結果として受けとめなければならないが、素直には受け入れられない」。宮之城町から来た農業男性(63)は「祁答院町が入らず宮之城町など3町で合併しても規模が小さすぎて不安。この結果で私たちの今後も大きな影響を受ける」と話していた。
 「勝った」と喜びの声を上げた「祁答院町の未来・大型合併を実現する会」。橋口史人会長(69)も「勝っても50票差だと思っていたのでうれしい。串木野市にも残ってもらって2市4町3村の大型合併を実現できるよう頑張りたい」と述べたが、「しこりを残さない形で合併を進めたい」と町の将来を気遣った。

南日本新聞ニュースピックアップ[2004 02/21 07:49]
祁答院地区5町の合併協求める陳情、宮之城議会が採択
http://373news.com/2000picup_bak/2004/02/picup_20040221_6.htm
 宮之城町議会は20日臨時会を開き、祁答院地区5町(入来、宮之城、鶴田、薩摩、祁答院)の法定合併協議会設置や、宮之城町が鶴田、薩摩の両町とつくる薩摩東部地区合併協議会の日程延期などを求める陳情4件を審議。「多くの町民が5町合併を望んでいる」として、すべて全会一致で採択した。
 同地区では、5町の法定協設置を求め住民発議の同一請求が進行中で、法定協設置議案をいつ付議するかが焦点。今回の陳情採択は、住民の動きに呼応し、今の枠組みと違う新しい合併にかける積極姿勢を、他町議会に示した格好だ。

 会では、陳情を付託した広域合併調査特別委員会の浜田等委員長が「特別委でも祁答院地区での合併が望ましいとして意見は一致しており、これまで入来、祁答院町議会と積極的に情報交換を行ってきた」などと、陳情の趣旨が特別委の方向性と共通することを報告。その後、特別委の決定と同様に全会一致で4件を採択した。
 陳情は1月から2月に町内の通り会代表、同一請求した5町の代表者、祁答院地区で構成する建設業、農協など8団体の代表者らが提出。うち1件には全有権者の7割弱にあたる町民の署名が添えられた。薩摩東部は既に合併協定項目すべての協議を終え、2005年1月11日の合併を目指し、4月に住民説明会、6月に合併調印式の予定。入来町、祁答院町が参加する川薩地区法定合併協議会は19日に調印を終え、3月議会に合併議案を提案する。

1007とはずがたり:2004/11/26(金) 15:23
<福岡県>
んなもん合併して町政刷新していくしかなかろーが。
>二町長が当事者能力を失っている中での強行採決には批判の声も出そうだ。

この3町は田川郡の中でも下田川地域なのか。また新町名福智町の由来は福智山という山に由来するらしい。

方城の由来は↓
http://www.town.hojo.lg.jp/houjyou/reki/yurai.htm
「伊方」>中哀天皇の時代に、熊襲の反乱平定のため、九州に兵を送ったことがあった。 
その時、この里の土民が弓矢に長じているのを聞かされ、召されて先鋒の軍に
加わったが、非常に強かったという。 それから毎年射手五人をだして、国役に
従わせた。 この射手の事を、「射方・イカタ」といった。 これが後に、「イカタの
里」から「伊方」となったという。
「弁城」応永年間永野新九郎貞恒がこの地に城を築いた。その時、日頃信仰していた、
杵島姫の命(弁財天厳島神社)をまつり、居城を弁天城と名付けた。 いまも弁財
天(べんざいてん)という場所がある。のちに土地の人は「天」はおそれおおいと、
弁天城から天をぬいて「弁城」と呼ぶようになった。
「方城」明治二十二年当時の「伊方村」と「弁城村」を合併する時に、伊方の「方」と弁城
の「城」をとり「方城」とした。

それにしても苫田郡富村(ソース失念)といい,幡多郡三原村(>>975:一度も合併を経験しておらず)というし市町村合併を経験して無い他,方城町も結局伊方・弁城の2村合併に過ぎないし,掛川なんかは雨桜+垂木=桜木,各和+高田+吉岡=和田岡,桜木+和田岡=桜ヶ丘と盛んに合併して今の掛川になった事を思うと意外な感じだ。今回の合併でも合併が進まない地域は将来,平成の合併でも合併せずとなって意外に思われるのかな・・?

下田川3町 合併、2町議会可決 落選町長提案の金田など
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041126-00000074-nnp-kyu

 合併協定の調印直後に、合併協議を進めてきた町長が落選し、別の町長が汚職事件で逮捕されるなど混迷が続く福岡県の下田川三町(金田、方城、赤池)で二十六日、金田、方城両町議会が臨時議会を開き、ともに合併関連議案を賛成多数で可決した。二十九日に赤池町議会が可決すれば三町は知事に合併を申請することになるが、二町長が当事者能力を失っている中での強行採決には批判の声も出そうだ。

 金田町議会は、議案に賛成、反対双方の町民約二百人が集まり、物々しい雰囲気の中で採決し六対五で可決。方城町議会も賛成多数で可決した。

 金田町では三町合併が最大争点となった十四日の町長選で、法定合併協議会の会長を務める吉田桃生町長が、合併の在り方を批判した新人に敗れ落選。吉田町長は十二月三日の任期切れ前に臨時議会を招集した。

 残る赤池町は、収賄容疑で町長の水永康雄容疑者が逮捕され首長不在となっているが、二十九日に開く臨時議会で関連議案を提案する。
(西日本新聞) - 11月26日14時29分更新

1008とはずがたり:2004/11/26(金) 15:30
>>1007
http://www.kdo-gappei.jp/a/a_02.html
和田岡+桜木→北小笠村でした。。(桜ヶ丘は中学の名前だ)

また大東町が大浜(=大坂+千浜)+城東(旧城東郡だから?),大須賀が横須賀+大淵というのは子供心にへぇと思ったものです。

1009magenta:2004/11/26(金) 22:08
<北海道>

3町合併、南幌町議会が否決 調印後、道内自治体で初  2004/11/26 14:30
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&amp;d=20041126&amp;j=0023&amp;k=200411262823

【南幌】空知管内南幌町議会は二十六日、同管内栗山、由仁両町と合併し「東さっぽろ市」とする合併関連議案を賛成少数で否決した。「平成の大合併」で、合併協定調印後に議会が関連議案を否決したのは道内で初。三町の合併は困難になった。

 先の住民投票では合併反対が過半数を占めたが、井沢利美町長は「財政難から合併せざるを得ない」として推進の立場を表明、同日の町議会に関連議案を提案した。議案は五件で、無記名による投票で一括採決した結果、賛成五、反対七、無効一となった。

 閉会後、記者会見した井沢町長は、今後の対応について「若干の時間をもらい、考えたい」と述べるにとどまった。

 南幌では、十月末に三町合併の是非を問う住民投票が行われ、有効投票の55・5%が反対した。背景には飛び地となる合併を嫌い、隣接する江別・北広島市との合併を望む住民が多いことがある。

 反対派の住民グループは住民投票後も合併推進を唱える井沢町長に反発し、解職請求(リコール)へ向けて二度目の署名活動を続けている。

1010magenta:2004/11/26(金) 22:09
「ひだか市」、協議を休止  2004/11/26 07:34
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&amp;d=20041126&amp;j=0023&amp;k=200411262543

【静内】日高管内静内、三石、新冠の三町長会議が二十五日、静内町役場で開かれ、三町で構成する日高中部合併協議会を「当面休止する」方針で合意した。

 三町は、同管内初の市である「ひだか市」の誕生を目指してきたが、今月上旬、新冠町が両町に「合併期限の三−五年延期」を要請していた。

 会議では、三町による将来の合併可能性を残した上で、協議を休止。「当面」の範囲について、三町長は三年程度との認識を示した。合意内容は、十二月上旬の同協議会で正式決定する。

 静内、三石両町は年明けにも新たな法定合併協議会を設立する方針で、現行の合併特例法の期限の来年三月までに道知事への合併申請を目指す。

1011とはずがたり:2004/11/27(土) 00:30
<山梨県>
中道町の位置関係↓
http://www.mapion.co.jp/c/f?el=138/34/49.981&amp;scl=250000&amp;size=954,768&amp;uc=1&amp;grp=MapionBB&amp;nl=35/35/08.477

[市町村合併]中道町、笛吹市へ要請続行で一致−−合併問題協議会 /山梨
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041126-00000000-mailo-l19

 ◇中道町長「待って無理なら甲府市」
 笛吹市と合併特例法期限(05年3月末)内の合併を目指す中道町は24日夜、同市から「期限内では困難」と回答されたことを受け、町議や住民らで作る合併問題協議会を開き、12月15日まで同市に申し入れを続けることで意見が一致した。合併が困難となった場合は再度協議会で話し合うことも決めたが、小林玄祥町長は25日、毎日新聞の取材に応じ、「時間の問題もある。笛吹市が無理なら甲府市しかない」と述べた。
 小林町長は24日の会合で「笛吹市とは難しい」との認識を伝えたが、出席者からは「(現笛吹市との合併を求める意見が多かった03年11月の)住民投票は何だったのか」などと、笛吹市と合併を求める意見が続出した。
 小林町長は取材に、自分からは市側に働き掛けをせず町議らの活動を見守る考えだが、最終的には自身の判断を優先し、意向調査などで民意を問うことはないとの意向を示した。
 同じく笛吹市に合併を申し込んだ芦川村は期限内の合併にこだわらない姿勢を見せているが、小林町長は「合併特例債というカンフル剤を飲まなければ地域が元気になれない」と、特例法期限後の合併には否定的な見解だ。
 同町は住民投票の結果を受けて真っ先に甲府市などとの法定協から離脱した経緯がある。小林町長は「合併すること自体が最優先。今までの経過に責任も感じるが、相手もあることで仕方がない。一生懸命やっている」と述べた。
 笛吹市側には「甲府市との天びんに掛けているようでは合併は応じられない」(市議)との声がある一方、甲府市は同町との合併協議に前向きな態度を見せている。
11月26日朝刊 
(毎日新聞) - 11月26日16時35分更新

1012とはずがたり:2004/11/27(土) 00:33
<九州・沖縄>鹿児島県
さて溝辺町議会がちゃんと決議出来るのかね?

[かごしまの合併]「霧島市」来月11日、合併調印へ /鹿児島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041126-00000157-mailo-l46
 ◇溝辺町が協議に復帰
 国分市など「1市6町」でつくる姶良中央地区合併協議会の第29回会合が25日、同市であった。住民投票で「1市6町」が多数を占めた溝辺町が復帰したことを受け、約3カ月半ぶりに「再開」した。「霧島市」発足を目指し、来月11日、合併調印し、年明けすぎに伊藤祐一郎知事に合併申請する予定。
 「霧島市」をめぐっては、溝辺町の一時離脱で協議会が「休止」していた間、「1市5町」で「姶良中央合併協議会」を発足させ、協議を進めていた。来年11月7日の新市発足など「1市5町」で決めた合意事項を、溝辺町はそのまま受け入れる方針。
11月26日朝刊 
(毎日新聞) - 11月26日17時50分更新

1013とはずがたり:2004/11/27(土) 00:36
<東北・北海道>福島県
ひばり野はみっともないから相馬野or相馬原市がいいと思ってたんだけどねぇ。
名付け親大賞はそのままあげたらいいと思うけど。

合併協紛糾し、折衷案「相馬ひばり野」浮上 南相馬の新市名、決着へ /福島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041126-00000134-mailo-l07
 ◇「南相馬」+「ひばり野」=「相馬ひばり野」
 ◇8月の決定取り消し−−「子供たちに変更どう説明」
 新市の名称問題で揺れている南相馬合併協議会が25日、原町市で開かれた。8月21日の協議会で決定した「ひばり野市」に反対する鹿島町委員と、「一度決めたことは実行を」と主張する原町市、小高町委員が対立して審議は紛糾した。結局、折衷案として「相馬ひばり野市」が急浮上し、次回12月9日の協議会でこの“新新市名”に落ち着く見通しとなった。
 8月の協議会では「南相馬市」と「ひばり野市」で最後まで争ったが、「ひばり野市」はわずか3カ月余の命だった。
 南相馬市を希望する鹿島町は、「由緒ある相馬の名称を残すべきだ。農協は相馬キュウリなどを出荷しており、経済界や議会、町民の強い要望だ」と強調した。
 昼食休憩中に民間委員が提案した「相馬ひばり野市」を3市町長が受け入れ、他の委員からも好感触を得たため、協議会で正式に提案した。
 鹿島町の但野安俊議長は「議会もこれでまとめる」と得心顔。協議会長の渡辺一成・原町市長は「相馬の地名と自然豊かなイメージの『ひばり野』が合体した。この線で落ち着いてほしい」と疲れた表情だった。
 ただ、「ひばり野市」には公募者に名付け親大賞を授与し、中学生には作文コンクールも実施している。協議会で小高町のある委員は「名称変更は子供たちに説明がつかない」とあきれていた。【塚本弘毅】

11月26日朝刊 
(毎日新聞) - 11月26日16時16分更新

1014とはずがたり:2004/11/27(土) 00:41
<島根県>
どうせ要求するなら歴史ある邇摩郡の名前残すようによーきゅーせーや。迩摩大田市とか良かったんちゃう?

6者協議の合意「大田市」は無効 市長らに抗議文−−温泉津町の住民団体 /島根
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041126-00000227-mailo-l32
 大田市、温泉津町、仁摩町の合併問題で、3市町の首長、議長でつくる6者協議が、合併後の新市名称を「大田市」にすることで合意したことについて、温泉津町の住民団体「温泉津21世紀会」(内藤淳彦代表)が25日までに、「合意は無効」との抗議文を大田市の熊谷国彦市長ら各首長・議員、合併協議会の全委員の計64人に郵送した。
 抗議文は、「科学的根拠を有していない6者協議合意は無効」とし、3年後に「石見銀山市」を再検討することについては「実効性の乏しいことを現実的なことのように見せる、根拠のあいまいな詐術」、また「邇摩郡の住民は2度の住所変更を強いられ費用の負担がかかる」などと主張。新市名称の選択について「石見銀山市にするか、合併を見送るかの二つに一つ」としている。
 熊谷市長には文書回答を求めているが、同市長は25日の会見で、「抗議はいくらでもある。市民ならともかく、市外者にいちいち回答はしない」と話した。
11月26日朝刊 
(毎日新聞) - 11月26日17時25分更新

1015とはずがたり:2004/11/27(土) 00:44
<山形県>
せめて漢字にしようよ。。

[山形の合併]新市名は「はながさ」−−尾花沢・大石田協議会 /山形
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041126-00000060-mailo-l06

 尾花沢市と大石田町との合併協議会が25日、同市内で開かれ、来年10月に発足予定の新市の名称を「はながさ市」に決めた。また、新市役所の位置は、現尾花沢市役所とすることが了承された。
 新市名称は「花笠市」「最上川市」「はながさ市」「花笠最上川市」の4候補に絞られていた。前回の協議会で、平仮名の「はながさ市」を含め花笠市が多数を占めたため、漢字か平仮名にするかが話し合われ、挙手の結果、9対8で「はながさ市」に決まった。
 また、庁舎は事務機能を分担する分庁方式を採用。総務課など市長部局は「尾花沢庁舎」、議会は「大石田庁舎」に置かれ、窓口業務や相談業務は両庁舎に配置される。
11月26日朝刊 
(毎日新聞) - 11月26日16時10分更新

1016とはずがたり:2004/11/27(土) 00:47
三遠南信連携。熊谷がいるから(水窪出身の飯田高校出)の三遠南信連携に三遠南信道路かと思ってたが,本来交流は深かったのだ。古い地域のつながりが地域興しに一役買って欲しいものだが。。。

三遠南信サミット 57自治体の500人が交流−−飯田 /長野
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041126-00000064-mailo-l20

 「新たな歴史の扉をひらく〜三遠南信からの発信」をテーマに、第12回三遠南信サミットが25日、飯田市内で開かれた。飯田市と下伊那郡17町村、愛知県東部17市町村、静岡県西部22市町村の、県境を接する計57自治体から首長、議会関係者、経済人ら約500人が参加した。
 主催者あいさつで、牧野光朗・飯田市長が「県境を越えてさらに一体的な交流を図りたい」と述べた後、新潟大学助教授の田村秀氏が「地方分権と道州制」をテーマに基調講演。続いて、自治▽環境▽交流――の行政分科会では参加市町村の首長らがそれぞれの取り組みを紹介した。また、経済サミットでは飯田商工会議所副会頭で、多摩川精機社長の萩本範文氏が「南信州地域の産業と地域連携」と題して講演した。
11月26日朝刊 
(毎日新聞) - 11月26日16時40分更新

1017とはずがたり:2004/11/27(土) 00:58
<大分県>
豊後大野市 2005.3.31(三重町、清川村、緒方、朝地、大野町、千歳村、犬飼町)に対して三重町は三重町+千歳村+犬飼町を構想するのだな。新市役所:現・三重町役場なのに。。犬飼は大分市との合併も模索して断られたりしてたが。。

臼杵と野津を結びつけたのは行革への姿勢だったのか。。

[未来を描く]最終盤のおおいた市町村合併 58の花いちもんめ/下 /大分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041126-00000153-mailo-l44
 ◆知事に合併申請書提出も−−住民運動の動き続く
 ◇大野郡5町2村(三重町、清川村、緒方、朝地、大野町、千歳村、犬飼町)
 合併協は調印式を行った20日、同席した広瀬勝貞知事に合併申請書を提出した。
 合併協は03年3月に任意協から移行後も犬飼、朝地町の住民投票とその後の三重町の一時離脱表明などで5カ月間協議が停止。同年12月に協議再開後も、赤字続きの公営おがた総合病院などが新市の財政を圧迫するとして、経営形態をめぐり議論が紛糾した。
 このため、特に三重町内では5町2村での合併に反発する声がなお多い。同町民を中心に千歳村、犬飼町のみとの合併を求める活動があり、現在は町村長が新合併協設置について議会に諮るのを待つ段階。
 背景には「三重町は合併協で孤立し、常に協議で譲歩してきた」という不満も。各町村議会で合併協設置が可決される可能性は低いが、住民グループは「5町2村、2町1村いずれでも、住民の意思を問い互いに納得した方が良い。現状では県に押しつけられたと禍根が残る」と、それぞれ住民投票の実施に向け署名を集める構えだ。
 ◆職員削減などで、市財政やりくり
 ◇別府市
 当初から単独行政。しかし、台所のやりくりには苦慮している。現在、保育園の民営化を進めるほか負担金や補助金、公営施設の使用料の適正化・見直しなどを検討。2010年度までに100人の職員数削減などで支出減を図る。385億5000万円の年間予算規模を守り、住民サービスを保ちたいところだ。
 ◆新「大分市」発足予定 7月、協定書に調印−−来年1月
 ◇大分市、佐賀関町、野津原町
 03年3月に大分市と野津原町(02年に大分郡任意合併協を離脱)、佐賀関町が別々に任意協を設立した。大分市が佐賀関町に町立国保病院の民営化を求め、同町がこれを拒んだため、両市町間の合併協議は同年7月から約4カ月間中断。町長選を経て同町が病院の民営化方針を決めたことから11月に再開した。
 その後、協議は急ピッチで進み4月には3市町の法定協が発足し、7月には合併協定書に調印。05年1月1日、大分市が両町を編入合併して新「大分市」が発足予定。
 ◆臼津合併模索も実現には時間が
 ◇津久見市
 行革姿勢の違いから臼杵市に合併を拒まれ、孤立。10月、職員削減などの行革計画を完成させ、臼杵市と野津町に「新臼杵市」との合併を申し入れた。津久見市は「大きな一歩」と評価するが、野津町は「いろんな交流を深め機が熟せば」と話し、実現にはまだ時間を要しそう。【降旗英峰】
 ◆来年1月1日に、新「臼杵市」発足−−県内トップ
 ◇臼杵市、野津町
 臼杵市と野津町は02年7月、「行革姿勢が共通している」として県が提示した枠組みと異なる任意合併協を設立。
 03年3月に法定協に移行し、今年1月には合併協定書に調印。県内トップを切って05年1月1日に新設合併して新「臼杵市」が発足する予定だ。
 ◆庁舎問題など曲折も 住民団体町長リコール視野に連携−−来年3月の合併困難?
 ◇大分郡(挾間、庄内、湯布院町)
 合併協議会は、61の協定項目のうち「事務組織及び機構の取り扱い」「窓口業務の取り扱い」「新市建設計画」の3項目を除き承認したが、目標の05年3月の合併は難しそう。合併期日を05年10月1日に変更する案を協議中だ。
 協議が遅れた主な要因は新市名「由布市」と事務所の位置を庄内町に置くことの二つを決めるのに時間がかかったこと。特に事務所は、人口が最も多い挾間町▽地理的中央にある庄内町▽知名度の高い湯布院町が、それぞれの特長を主張。今月22日にようやく庄内と決まった。
 しかし庁舎は、新市の機能を分散させる分庁舎方式と、現行の窓口行政サービスを各庁舎で存続させることを基本とする総合支所方式を組み合わせた方式で、部門の配置協議次第ではなお曲折も否定できない。
 また、住民団体の動きも活発。中でも住民投票条例が議会で否決された湯布院町の合併反対住民たちは町長リコールなども視野に入れて連携を図っている。

1018とはずがたり:2004/11/27(土) 00:59
>>1017-1018
 ◆新市名と議員定数巡り、1カ月協議ストップ
 ◇竹田直入(竹田市、荻町、久住町、直入町)
 法定協発足は03年4月。だが、新市名と議員定数などを巡って協議は難航。「竹田市」を推す竹田市と「くじゅう市」を主張する久住町が議員定数の選挙区ごとの配分についても対立し、1月から約1カ月間、合併協の協議がストップした。
 3月、新市名を竹田市とし合併後最初の選挙での議員定数を旧竹田15、旧久住町5、旧直入、荻が各4とすることで決着した。久住町は6月に合併を問う住民投票条例制定を求める直接請求もあったが、町議会が否決。
 ◆財政危機、住民負担増へ−−県内の合併先駆け地区
 ◇佐伯南郡(佐伯市、上浦、弥生町、本匠村、宇目町、直川村、鶴見町、米水津村、蒲江町)
 県の合併推進要綱発表に合わせるよう00年12月、県の先頭を切って任意協議会が発足、昨夏の合併調印もトップ。モデル地区のように言われた。
 しかし、並行して町村で施設建設や情報通信網整備など大型事業が続き、今夏の財政推計で新市は合併後3年で赤字となる財政危機に面していることが判明。
 5月の合併協で「駆け込みと言われる恐れのある事業は見合わせる」と異例の申し合わせをしたが、佐伯市はごみ袋有料化、町村は国保税率アップなどが決定、住民の「合併すれば負担は軽く、サービスは厚く」との期待は打ち砕かれた。
 佐藤佑一・佐伯市長、尾形長一・前蒲江町長が新市長選への出馬を表明。市三役経験者や南郡首長らの名も上がる新市長選は「生き残り策」が最大の争点。
 ◇合併で相次ぐ市長、市議選
 来年2月には早くも市町村合併に伴う新市長選・市議選が始まり、4〜5月は選挙ラッシュとなりそうだ。
 公選法では、市長選は新設合併(対等合併)の場合、また市議選については在任特例を採用しない場合を中心に、それぞれ合併から50日以内に実施される。このため、新設合併をする臼杵市、野津町は市長選を行い、大分市、佐賀関町、野津原町は市議選のみ。
 大分、中津、日田3市長や中津、宇佐、豊後高田の新しい3市議会、現日田市議の合併に伴う市議選はない。
<市町村合併一覧表(県南部)>
地域名         新市名       人口  合併期日
大分・佐賀関・野津原  大分市   454424  1.1
臼杵野津        臼杵市    45486  1.1
佐伯南郡        佐伯市    84449  3.3
大野郡5町2村     豊後大野市  43371  3.31
竹田直入        竹田市    28689  4.1
大分郡3町       由布市    35248  3月を予定
 ※人口は00年の国勢調査の合算。合併期日の月日はいずれも05年。
<05年の市町村合併スケジュール>
1.1     臼杵・野津合併▽大分市・佐賀関・野津原合併
2.13    大分市議選告示
2月19日まで 新臼杵市長選
2.20    大分市議選投票
3.1     中津下毛合併
3.3     佐伯南郡合併
3.22    日田市郡合併
3.31    西高合併▽宇佐両院合併▽大野郡合併
4.1     竹田直入合併
4月21日まで 新佐伯市長選・同市議選投票
5月10日まで 新日田市の郡部のみの市議選投票
5月19日まで 新豊後高田市長選・同市議選、豊後大
        野市長選・同市議選投票
5月20日まで 新竹田市長選・同市議選投票
 ※合併協議の進展によっては、表以外の新市長選・市議選が加わる場合もある。
11月26日朝刊 
(毎日新聞) - 11月26日17時46分更新

1019とはずがたり:2004/11/27(土) 01:45
<岡山県>佐伯・和気合併

がんがんいけ!

リコール投票、来年1月に 合併推進の署名簿縦覧を開始−−佐伯町 /岡山
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041126-00000240-mailo-l33

 佐伯町と和気町の合併が難航している問題で、佐伯町選管は25日、町議会(定数10)解散、町長解職請求(リコール)を求める合併推進派住民から提出された署名簿の縦覧を開始した。1週間後の12月1日までに異議申し立てがなければ本請求・告示を経て、来年1月23日か30日に住民投票が実施される見通し。
 9月の住民アンケートで、合併に「賛成」が「反対」を17票上回ったにもかかわらず、10月8日の臨時町議会で合併関連議案を否決。合併を推進する元議長の安藤勝介氏を代表とする住民グループが異議を唱え、署名を提出した。選管が審査した結果、直接有効署名数は有権者数(3480人、10月6日現在)の3分の1を超え、町議会解散が1946人、町長解職が1819人だった。

11月26日朝刊 
(毎日新聞) - 11月26日17時25分更新

1020とはずがたり:2004/11/27(土) 01:47
<長野県>
ここは今の所巧く行ってるのでしょうかな。。

[自治の行方]新町名は「飯綱町」に−−牟礼・三水村法定合併協 /長野
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041126-00000068-mailo-l20

 牟礼村と三水村の法定合併協議会は25日、牟礼村内で第8回会合を開き、新自治体の名称を「飯綱(いいづな)町」と決めた。
 新自治体の名称は、今月1日から7日までの間、両村の満12歳以上の住民を対象にアンケートを実施。同協議会の名称候補選定小委員会が絞った六つの候補から「飯綱町」が全体の54・61%(5843票)でトップ。「いいづな町」、「飯綱村」などが続く結果だった。法定協では、アンケート結果を尊重。新自治体を「町」とすることに異論は出なかった。
11月26日朝刊 
(毎日新聞) - 11月26日16時40分更新

1021とはずがたり:2004/11/27(土) 23:21
<岐阜県>大垣地域

[平成合併ぎふ元年]輪之内町、不参加決める−−大垣など1市4町 /岐阜
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041127-00000071-mailo-l21

 ◇渡辺町長「冷却期間おいて考える」
 輪之内町議会の全員協議会が26日開かれ、西濃圏域の合併問題で、大垣市など1市4町の合併協議に参加しないことを決めた。同町は直ちに同市に通知した。同時に安八郡内3町合併も白紙に戻すことも決めた。これにより、同町は事実上、単独か安八町との2町合併のどちらかを選ぶことになりそうだ。
 全員協議会には町議15人全員が参加。合併問題特別委員会(7人)から▽1市9町の西濃圏域合併協議会は現状のままとする▽1市4町の新しい合併協議には参加しない▽安八町、墨俣町との3町合併は白紙にする――との協議報告を受け論議したが、議員全員に特段の異議はなく決定した。これを受け、渡辺町長は「西濃圏域での合併を推進してきたが、議会で協議して決められた」と、新しい合併協議に参加しないことを表明した。
 全員協議会後に会見した渡辺町長や森島光明議長らは「これまでは、将来の財政事情を考えれば大垣市などとの広域合併しかないとの意見や、隣町で昔から付き合いのある安八町との合併を、などの意見があったが、きょうはほとんど意見がなかった」と説明。「次々と合併協議から抜ける町が出て、大垣市の対応がどうなるのかわからず、不安になっているのでは。今後のことについては冷却期間を置いて考える」と語った。
 西濃圏域では当初10市町で中核市を目指した。しかし、安八町の離脱に続き、垂井町など3町も住民意向調査を受け、新しい合併協議への不参加を決めた。養老町もその後に不参加を表明し、大垣市との新しい合併協議を決めているのは飛び地の上石津町と墨俣町だけ。残る池田町は12月議会で態度を明らかにする予定。
11月27日朝刊 
(毎日新聞) - 11月27日16時50分更新

1022とはずがたり:2004/11/27(土) 23:26
<東北・北海道>宮城県

歌津町議会を解散しろ!

[’04合併協議・進展・波乱]志津川町、歌津町の合併延期 /宮城
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041127-00000126-mailo-l04

 ◇システム統合間に合わず−−破談の可能性も
 志津川町と歌津町は26日までに、来年4月に予定していた合併を延期する方針を固め、県に「期日通りの合併は困難になった」と伝えた。歌津町議会が合併関連議案を棚上げし、両町の電算システム統合作業が間に合わなくなったため。両町法定合併協議会は今月29日、緊急協議会を開き対応を協議するが、合併調印後に合意内容の変更を余儀なくされる異例の事態となった。
 志津川、歌津両町は昨年8月、法定合併協を設置し、計18回の会合を開催。新町名を「南三陸町」とするなど48項目で合意し9月18日、合併協定書の調印に至った。その間、歌津町議会は「審議が十分に尽くされていない」と合併期日の延期を議決したが、両町は調印を強行した。
 こうした経緯から、同町議会は合併に必要な議案を否決。牧野駿町長が再提出した後は、合併特別委員会に付託したまま委員会を開かず、議案を棚上げするという挙に出ている。
 同町内では、合併推進派の住民グループが有権者の64%に当たる署名を集めるなど反議会の動きも活発だ。しかし、議会側は「12月議会で結論を出したい」と突っぱねたままで、同法定協は「電算システムの統合が時間切れとなり、合併期日を延期せざるを得ない」との判断に追い込まれた。
 合併延期方針について、県市町村課は「合併協から『電算システムも含めて合併準備が整っていない』と報告があった。庁舎の改装や例規、要綱のたぐいも間に合わないということではないか」と話している。
 両町は、今後も合併に向けた協議を続けるが、「期日を延期しても問題は解決できない」(志津川町関係者)との声も上がっており、合併自体が破談する可能性も出てきた。
11月27日朝刊 
(毎日新聞) - 11月27日16時5分更新

1023とはずがたり:2004/11/29(月) 01:36
<北海道>
まぁただでさえ広い北海道ですからねぇ,市制施行のメリットが見えない上に飛び地に知床の使用に文句も付けられちょっと。。別海・標津が抜けたのか。。

東知床市 2005.10.1 新設/市制
標津郡 中標津町,目梨郡 羅臼町
★中標津町・羅臼町合併協議会(法定)
※標津町,別海町と4町で任意協議会設置:2003/6/27→解散:2003/11/30
※中標津町,別海町が合併協議から離脱(2003/11/30)
※2町で法定協議会設置:2003/12/26
※新市名公募上位11点:知床,しれとこ,南知床,はまなす,ゆめの森,道東(どうとう),東知床,北根室,南しれとこ,開陽(かいよう),新知床
※新市名候補7点:知床,海陽,開陽,新知床,はまなす,東知床,南知床
※新市名最終候補3点:新知床,東知床,南知床
※新市名:東知床市(ひがししれとこし)
※新市役所:現・中標津町役場
※合併協定調印式:2004/11/10
※中標津町と羅臼町は飛び地
※標津町,別海町は単独町制継続へ
※標津町の合併の是非を問う住民投票の結果「2町の合併協議に参加する(27.2%)」「合併しない(72.8%)」(2004/6/13)
※斜里町は協議会に「知床」を用いた新市名称の採用に慎重な意向を申入れ(8/23)→斜里町は「東知床市」を容認の意向
※中標津町で2町での合併の是非を問う住民投票を実施予定(2004/11/28)
(推) 30,425 (国) 30,135 1,082.82


北海道の飛び地合併暗礁に 中標津の住民投票で反対多数
http://www.asahi.com/politics/update/1128/010.html

 北海道中標津町が約30キロ離れた羅臼町との「飛び地合併」の可否を問う住民投票が28日にあり、反対が賛成を上回ったため、合併話は暗礁に乗り上げた。両町は10日に合併協定書に調印し、来年10月1日の「東知床市」発足を確認していた。西沢雄一・中標津町長はこれまで「投票結果を尊重する」と表明している。東京23区管内の面積に匹敵する別の町を挟んだ壮大な飛び地合併として注目を集めていた。

(11/28 22:57)

1024とはずがたり:2004/11/29(月) 04:37
<鹿児島県>川辺地域

枕崎市長…枕崎+知覧
02の枕崎市民アンケ…1市4町(枕崎、知覧、坊津、川辺、頴娃)
枕崎を含む川辺地区では2市5町(加世田市,笠沙町,大浦町を含む)での合併へ向けた研究会を設置
枕崎市議会…2市5町
川辺町長…強硬な2市5町派。2市5町では市の地理的中心に?

南日本新聞ニュースピックアップ[2003 06/07 07:35]
市町村合併 枕崎市長「知覧と1市1町で」
−16日から住民説明会
http://373news.com/2000picup_bak/2003/06/picup_20030607_4.htm
 枕崎市の神園征市長は6日、市議会の市町合併調査特別委員会で、「知覧町と1市1町で合併するのが望ましい」との考えをあらためて示した。
 神園市長は、昨年の市民アンケートで1市4町(枕崎、知覧、坊津、川辺、頴娃)を望む意見が半数を超えたことを受け、「1市4町の流れをくむのが1市1町。知覧とも事務レベルで打ち合わせは続けている」と答弁した。
 一方で、枕崎を含む川辺地区では2市5町での合併へ向けた研究会を設置していることから、「最終的には住民が選択すべき」とした。
 枕崎、知覧とも住民アンケートを検討しており、双方とも同時期に行うことで合意している。
 枕崎では、知覧との法定協議会設置を求める住民発議もある。
 枕崎市は、16日から市内24カ所で住民説明会を開催。神園市長が2市5町、1市1町などの枠組みや広域合併について、直接説明する。
 知覧町の霜出勘平町長は1市1町について、「住民説明会、アンケートで選択肢の一つとしたい。民意を尊重する」と話している。

南日本新聞ニュースピックアップ[2003 06/13 07:35]
市町村合併 枕崎市議会、「2市5町」陳情採択
−市長の1市1町とねじれ
http://373news.com/2000picup_bak/2003/06/picup_20030613_5.htm
 枕崎市議会は12日、市町合併調査特別委員会を開き、2市5町による広域合併を要望する陳情を賛成多数で採択した。同特別委は議長を除く議員全員で構成されているため、24日予定の最終本会議でも採択される見通し。
 同市の神園征市長は知覧町と1市1町での合併が望ましいとの考えを表明しており、市長と議会の意見が割れた格好だ。
 陳情は南さつま農協(知覧町)、南薩森林組合(川辺町)からそれぞれ提出された。両団体とも枕崎市、加世田市、川辺郡5町で広域合併したため、行政区域も同じ枠組みを要望する−との内容。
 この日の審査では「合併についてまだ調査すべきだ」などの反対意見も出た。
 枕崎市は16日から市内全域で住民説明会を開催、その後アンケートを予定している。出張中の市長に代わり答弁した中村均光助役は、取材に対し「市長は住民の意向を尊重すると表明している。説明会やアンケートも考慮し最終判断するだろう」と話した。
 合併の枠組みが決まっていない川辺地区2市5町は、7月末までに各市町長が判断することで合意している。

1025とはずがたり:2004/11/29(月) 04:37
<鹿児島県>川辺地域

南日本新聞ニュースピックアップ[2003 07/05 10:36]
市町村合併 枕崎市長「1市3町」発言に川辺町長が抗議文送る
http://373news.com/2000picup_bak/2003/07/picup_20030705_9.htm
東展弘・川辺町長
 川辺町の東展弘町長は4日、枕崎市の神園征市長に対し、川辺を含めた1市3町での合併に言及した市議会での答弁に抗議する申入書を提出した。しかし神園市長は受け取りを拒否した。
 神園市長は3日の市町合併調査特別委員会で、知覧町との1市1町が先行すれば、川辺、坊津両町も加えた1市3町の枠組みもあり得るとの考えを示した。

神園征・枕崎市長
 申入書は「川辺町は2市5町(枕崎市、加世田市、川辺郡5町)を目指しているのに、神園市長は意向を確認せず発言した。不穏当で憤りを禁じ得ない」と抗議、「周囲の市町が混乱するような発言は慎んでほしい」と求めている。
 この日、川辺町職員が枕崎市役所に申入書を持参したが神園市長は出張で不在。同市職員が連絡を取ったところ、市長は受け取らないよう指示したという。
 神園市長は取材に「抗議文と聞いて、抗議を受けるような発言はしていないので受け取らないように言った」とし、「合併では住民アンケートの結果を尊重する」と従来の考えを強調した。
 川辺町は同日、申入書を郵送した。

川辺町民アンケ…枕崎>広域

南日本新聞ニュースピックアップ[2003 07/23 08:44]
市町村合併 知覧町アンケート「1市1町」賛成43%
−「2市5町」は39%
http://373news.com/2000picup_bak/2003/07/picup_20030723_8.htm
 知覧町は22日、合併に関する住民アンケートの結果を発表した。枕崎市と1市1町での合併協議に賛成42.69%、同市と加世田市、川辺郡での「2市5町」は39.46%だった。同町では霜出勘平町長が2市5町を、町議会の過半数が1市1町を支持している。
 調査は6月30日から7月13日まで実施。対象は20歳以上の1万820人で、9956人から回答があった。回収率は92.01%。
 集計によると、ほかの選択肢では「指宿地区へ加入」2.06%、「合併せず」11.87%だった。
 1市1町を選んだ人のうち、枕崎がそれを望まなかった場合、40.24%が2市5町、10.26%が指宿加入、33.53%が合併せず、と回答。
 また、2市5町を選択した人で、1つでも参加しない市町があった場合、71.98%が残りで合併、11.4%が1市1町、1.63%が指宿加入、3.64%が合併せず、と答えた。
 霜出町長は「2つとも過半数に達しておらず、枕崎のアンケート結果をみて判断したい」と話した。
 また、アンケートの開票作業を非公開で行ったことについて同町長は「トラブル防止のため。議員5人に立ち会ってもらい公正を期した」と説明した。

1026とはずがたり:2004/11/29(月) 04:37
<鹿児島県>川辺地域

南日本新聞ニュースピックアップ[2003 08/02 07:42]
合併問題 川辺地区、1市4町で法定協−来月1日めど−枕崎、知覧は不参加
http://373news.com/2000picup_bak/2003/08/picup_20030802_4.htm

 川辺地区2市5町(枕崎、加世田、川辺郡5町)の首長は1日、川辺町役場で枠組みが白紙になっている合併問題を協議した。枕崎市と知覧町が住民意向調査の結果を踏まえ、同枠組みによる法定協議会への不参加を表明。協議終了後、残りの1市4町は9月1日の法定協設置を目指すことを確認した。
 川辺地区市町協議会の臨時会として開いた。知覧町が「議会の意向と住民アンケート結果を尊重しなければならない」と説明。枕崎市は「アンケート結果により1市1町の協議を進める」と述べた。
 1市1町の不参加表明を受け、他の首長は「極めて残念」(川辺町)「広域行政は従来通りの措置をお願いしたい」(笠沙町)などと述べ、今後も協議の余地を残しておくことで一致した。
 各市町は5月末、2市5町での法定協参加を7月末までに最終判断することで合意。同月に実施した住民意向調査で、枕崎市と知覧町は1市1町に賛成する住民が2市5町を上回った。
 同地区では昨年末、南薩西部任意協(加世田、笠沙、大浦、金峰)が金峰町の離脱を受けて解散。今年1月には南薩中央任意協(枕崎(→知覧と2市町で→知覧の脱退で知覧・川辺・頴娃との合併模索?)、川辺(→加世田へ→脱退→枕崎・知覧・頴娃と?)、知覧(→枕崎と→二市町を断念→枕崎・川辺・頴娃と?)、坊津(→加世田と)、頴娃(→指宿へ→脱退→枕崎・知覧・川辺と?))が頴娃町の離脱で解散した。このため2市5町は2月から広域合併に向けた協議を進めてきた。
 2市5町は人口9万1401人、面積533.49平方キロ、1市4町は同5万1198人、同338.56平方キロ(2000年国勢調査)。

 協議会終了後、1市4町(加世田、川辺、坊津、笠沙、大浦)の首長、議長は第1回川辺地区合併協議会設立準備会を開き、法定協規約や予算案を提案する臨時議会を8月20日までに開くことを決めた。準備会会長に東展弘川辺町長、副会長に川野信男加世田市長を選出。事務局は川辺町に置く。
南日本新聞ニュースピックアップ[2004 05/31 07:31]
市町村合併 知覧町議会が住民説明会−2市5町派の批判に対応
http://373news.com/2000picup_bak/2004/05/picup_20040531_4.htm
 知覧町議会は29日夜から合併住民説明会を始めた。枕崎市との1市1町支持が過半数を占める同議会は昨年11月、同一請求のあった川辺地区2市5町での法定合併協議会設置議案を継続審査。2市5町支持の住民から反発が出ており、経過説明のため異例の議会主催となった。
 2市5町派は、同議案の否決を想定し合併特例法に基づく住民投票を目指しているが、継続では身動きが取れない状態。このためビラ、立て看板、街宣で議会批判を強めている。
 説明会は、ちらん夢郷館で開かれ住民約100人が参加、議員は18人のうち12人が出席した。審査経過の説明後、住民から「2市5町での法定協設置を本請求した知覧町民5300人余りの署名をどう認識するか」との質疑があり、議員側は「半強制的な署名収集との情報もあり、本当の民意か審査が必要」「民意は1市1町か2市5町かの2つ。住民主体の選択がいい」と意見が分かれた。

 同議会は今後も各校区で説明会を開く予定。
 枕崎市と知覧町では、枕崎市長と知覧町議会が1市1町を、知覧町長と枕崎市議会が2市5町を支持する複雑な構図。枕崎市の住民投票などを経て4月、1市1町法定協が設置された。

1027とはずがたり:2004/11/29(月) 04:38
<鹿児島県>川辺地域

笠沙町…地域の一番西端。辺境に成ってしまうので再々編には慎重。

南日本新聞ニュースピックアップ[2004 07/16 07:32]
市町村合併 新市事務所、当面は加世田/川辺地区協−再編時、川辺南西部に建設
http://373news.com/2000picup_bak/2004/07/picup_20040716_5.htm
 川辺地区合併協議会(加世田、笠沙、大浦、坊津、川辺)は15日、加世田市で第14回会合を開いた。懸案の新市事務所位置案について、8月の川辺町の住民投票までは継続審議とした先の首長会の合意とは一転、「当面は加世田、再編時は川辺南西部」とすることに決定した。
 同日了承された事務所位置案は(1)当面の間、加世田市役所とする(2)将来、(枕崎市と知覧町を含む)2市5町によるさらなる再編がなされた場合は川辺町南西部に建設する(3)新庁舎の建設場所・時期については新市で5年以内に検討し、決定する−との内容。前回の協議会で提案された小委員会の最終報告では(2)の条項は「川辺町南西部が適地」としていた。
 事務所位置については前回、再編を視野に入れた条項の削除を求める意見が笠沙町の委員から出され、川辺町の委員と対立。首長会に調整が委ねられたが、同会では協議を先送りすることを決めていた。
 同日の会合では首長会の報告に異論が続出。委員から「川辺の住民投票結果によっては協議が白紙になってしまう。協議会として前向きな結論を出すべき」「事務所位置案は大半の委員の理解を得ている」などの意見が出された。このため首長が再度協議し、小委案を一部修正した上で再提案した。
 同協議会をめぐっては、枠組みの賛否を問う川辺町の住民投票が8月8日実施されることになっており、16日から同町内で住民説明会が行われる。

南日本新聞ニュースピックアップ[2004 08/09 14:30]
川辺町住民投票 8割が「1市4町」反対
−法定協離脱決定的に
http://373news.com/2000picup_bak/2004/08/picup_20040809_4.htm
 川辺地区法定合併協議会(加世田、笠沙、大浦、坊津、川辺)の賛否を問う川辺町の住民投票は8日行われ、即日開票の結果、反対票が有効投票総数の8割を占め法定協離脱が決定的となった。
 町民側に大きな賛否の動きはなかったが、町議会の市町合併調査特別委員会(19人)が全会一致で離脱を決議したことなどが影響を与えたとみられる。
 東展弘町長は同日、「町民の明確な意思なので、臨時議会を招集して離脱を諮りたい」とし、今後は「新しい枠組みか単独か、町内で議論を進める」と述べた。正式な離脱は、法定協の各市町議会の議決がないと成立しない。
 住民投票は6月議会で議会が実施を求め、当局が条例を提案した。
 特別委は離脱の理由として、(1)新市名選定で郡名の「川辺」が外された(2)水道、保育料など町民負担増が見込まれる(3)庁舎位置で枕崎、知覧を視野に入れるかどうかで意見が対立している(4)土地開発公社の統合など困難な問題が予想される−などを挙げていた。
 川辺地区法定協は昨年8月発足し、協定項目43のうち37を承認。新市名は「南さつま」、庁舎位置は「当面は加世田。(枕崎、知覧を含めた)2市5町再編時は川辺」と決まっている。
 投票総数は9791票(男4326票、女5465票)。有効9538票、無効253票。投票率は80.03%(男79.17%、女80.72%)だった。

1028とはずがたり:2004/11/29(月) 04:38
<鹿児島県>川辺地域

南日本新聞ニュースピックアップ[2004 09/04 07:19]
市町村合併 川辺離脱が成立/川辺地区協議会−加世田、坊津も議案可決
http://373news.com/2000picup_bak/2004/09/picup_20040904_1.htm
 加世田・坊津両市町議会は3日、川辺町の離脱に伴う川辺地区合併協議会の規約変更を可決した。笠沙・大浦町議会でもすでに可決されており、川辺町の離脱が成立した。
 規約変更は第1条の構成市町から「川辺町」を除くもので、関係市町すべての議会が可決した同日から施行する。
 加世田市議会の定例会では「1市3町での協議継続と受け取られかねない」との反対意見もあったが、賛成多数で可決した。川野信男市長は「説明会では大方の住民が1市3町で核をつくり2市5町へつなげてほしいとの意向だった」と述べた。
 臨時会が開かれた坊津町議会でも賛成多数で可決した。議員が「規約変更は即、継続協議となる危ぐがある」とただしたのに対し、谷上幸男町長は「1市3町とは特に関連はない」。首長間の継続協議確認について「独断せず議会に持ち帰るべきだった」との問いには、「首長として基本姿勢を示した。住民や議会の判断には従う」と答えた。

 また「生活圏は枕崎。枕崎市長と話す気はないか」には、「交通網発達で、生活圏の厳密な見解は違ってくる。枕崎市長とはいつでもどこでも話し合っていきたい」と答弁した。
 川辺町は1市4町の枠組みを問う住民投票で8割が反対したのを受け、協議会からの離脱を表明。同町議会は8月20日の臨時会で離脱議案を可決した。

南日本新聞ニュースピックアップ[2004 10/27 07:23]
市町村合併 「2市5町」否決/知覧町議会特別委 住民投票の有無、焦点に
http://373news.com/2000picup_bak/2004/10/picup_20041027_2.htm
 知覧町議会の合併審査特別委員会は26日、川辺地区2市5町で法定協議会設置を求める議案を賛成少数で否決した。これに対し2市5町の枠組みを支持してきた霜出勘平町長が、合併特例法に基づき2市5町の賛否を問う住民投票を行うかどうかが焦点となりそうだ。
 同委員会は議長を除く全議員で構成しているため、11月2日に開く臨時会でも否決される見通し。霜出町長は、取材に対し「本会議の議決後に対応を決める。ただ議会には、早く結論を出してほしかった」と話した。
 2市5町案は枕崎市、加世田市、川辺郡5町(笠沙、大浦、坊津、知覧、川辺)の議会議長らが昨年11月、住民発議で同一請求した。既に知覧を除く2市4町議会は、同案を可決している。そのため仮に知覧町議会本会議で否決、特例法による住民投票が行われ賛成多数だった場合、2市5町法定協が設置される。
 知覧町議会はこれまで枕崎市との1市1町案を可決、2市5町案は「署名収集が半強制的との情報もあり、本当の民意か調査が必要」と継続審査のままだった。
 知覧町は今年4月、枕崎市と法定協を発足させたが、霜出町長はその後も町議会などで「1市1町の枠組みに利点はない」などと否定的な発言を繰り返している。
 鹿児島県内で特例法による住民投票はこれまで、旧祁答院町や枕崎市など5市町で行われた。
 知覧の隣接町のうち、2市5町を目指していた川辺町は住民投票に基づき川辺地区の法定協を離脱。頴娃町も、同様に指宿地区4市町の法定協からの離脱を表明している。

1029とはずがたり:2004/11/29(月) 04:38

<鹿児島県>川辺地域

電算問題で日置から離脱(>>482(03/10/14初協議)>>707-708(04/9/2協議会休止・住民投票へ)>>533(04/10/20川辺へ参加の可能性も))の金峰町加入へ

南日本新聞ニュースピックアップ[2004 11/03 07:37]
市町村合併 金峰町、1市3町に申し入れ
住民投票受け川辺協へ
http://373news.com/2000picup_bak/2004/11/picup_20041103_5.htm
 金峰町は川辺地区合併協議会(加世田、笠沙、大浦、坊津)参加の賛否を問う住民投票で賛成が8割を占めた結果を受けて大久保誠町長と室屋正和議長が2日、1市3町の首長、議長を訪ね合併協議を申し入れた。
 このうち加世田市では川野信男市長、高倉正文議長が応対。大久保町長は「町民の意向が確認できたので協議に加えていただきたい」とあいさつ、加入申し入れ書を手渡した。川野市長は「できるだけ早く手続きを終えられ、テーブルに着くことを期待している」と述べた。

 1市4町は近く臨時議会を招集。金峰町は法定協の設置議案、1市3町は構成市町の規約変更議案を提案。議決された時点で金峰町の協議会加入が成立する。同町が協議に合流するのは25日の第19回会合からとなる見込み。
 金峰町の住民投票は日置合併協議会の休止後、町長が提案した条例に基づき10月31日に実施された。1市3町との合併に賛成3717票、反対577票だった。

南日本新聞ニュースピックアップ[2004 11/17 07:37]
市町村合併 金峰含む川辺地区協議会発足
1市4町で協議開始へ
http://373news.com/2000picup_bak/2004/11/picup_20041117_7.htm
 川辺地区合併協議会(加世田、笠沙、大浦、坊津)への金峰町の加入について加世田市議会は16日臨時会を開き、構成市町の規約変更議案を賛成多数で可決した。他の3町も同議案を、金峰町は法定協議会設置議案を可決ずみ。関係市町議会のすべての議決が出そろい、同日付で1市4町による協議会が発足した。
 金峰町は25日の第19回会合から協議に加わる。大久保誠金峰町長は「各市町の賛同が得られ感謝している。限られた時間の中、町の実情を十分説明しながら合併実現へともに頑張りたい」とコメント。同協議会会長の川野信男加世田市長は「協議は円滑に進む。広域合併の足がかりとして期待する」と話した。
 同協議会は2003年8月に1市4町で発足したが、川辺町が住民投票の結果を受けて04年9月3日付で離脱した。協定項目43のうち35を承認。新市名は「南さつま」、庁舎位置は「加世田」と提案され、05年3月までの県知事申請を目指す。金峰を含む1市4町の人口(2000年国勢調査)は4万3979人、面積は283.30平方キロメートル。
 金峰町は9月2日に日置5町による協議が休止された後、川辺地区への参加方針を決定。10月31日実施した住民投票で8割の賛成が得られ、1市3町へ合併協議を申し入れていた。

1030とはずがたり:2004/11/29(月) 04:38
<鹿児島県>川辺地域
知覧町長…2市5町派:霜出知覧町長が枕崎の財政状況をたびたび問題視
枕崎市長…1市1町派
知覧町議会…1市1町派
枕崎市議会…2市5町派:1市1町の法定協の設置を否決。住民投票で設置

南日本新聞ニュースピックアップ[2004 11/06 07:42]
市町村合併 知覧・枕崎協が決裂か
庁舎位置小委で知覧4委員退席
http://373news.com/2000picup_bak/2004/11/picup_20041106_7.htm
 枕崎市・知覧町合併協議会の新市事務所位置検討小委員会は5日、枕崎市の南薩地域地場産業振興センターで第10回会合を開いた。審議の途中、知覧の委員5人のうち福元作男助役ら4人が協議不調を理由に退席、両市町は決裂の公算が大きくなった。
 福元助役は取材に対し、「次回9日の協議会で霜出勘平町長も同様の表明をするだろう」と述べ、解散や休止の可能性を示した。一方、小委員長の中村均光枕崎市助役は「委員として責務を果たすべき」と退席を批判した。
 この日は、平行線が続いている庁舎位置を検討。前回中村委員長が提案した「本庁は枕崎、新設地は新市が検討」とする案に加え、知覧町議会の委員が「当面枕崎、新設は知覧」、福元助役が「当面も新設も知覧」とする案をそれぞれ出した。
 中村委員長は「福元案は従来の議論」と批判したのに対し、福元助役は「新市の議員比を考えれば知覧に庁舎ができる保証はない」などと述べ、「このまま協議を続けても無駄」と4人一斉に席を立った。知覧町議の委員は席に残った。
 両市町は、枕崎市長と知覧町議会が1市1町を、知覧町長と枕崎市議会が川辺地区2市5町の枠組みを支持するこう着状態が続いた。今年4月、枕崎の住民投票を受け協議会が発足。だが協議では、霜出町長が枕崎の財政状況をたびたび問題視していた。

南日本新聞ニュースピックアップ[2004 11/10 07:26]
市町村合併 枕崎・知覧協議会 解散へ
町長が動議、投票で決着
http://373news.com/2000picup_bak/2004/11/picup_20041110_6.htm
 枕崎市・知覧町合併協議会は9日、同町民会館で第12回会合を開いた。冒頭、霜出勘平知覧町長が解散動議を提案したため、解散の賛否を問う投票を実施。全委員22人中、賛成18、反対4で解散が決定的となった。
 1市1町を推進してきた会長の神園征枕崎市長は、取材に対し「よりよい地域づくりを目指していただけに残念」とコメント。一方、川辺地区2市5町の枠組みを支持してきた霜出町長は「委員の皆さんが正しい判断をした。これからは広域を模索すべきだろう」と述べ、明暗が分かれた。
 正式な解散は、両市町議会が協議会廃止議案を議決した後となる。
 この日はまず、知覧の委員が退席し混乱した新市事務所位置検討小委員会の報告があった。その後、霜出町長が「庁舎位置の妥協は不可能。財政面でも差がありすぎる。庁舎問題を理由に、互いが傷つく前に解散するのがいい」と発言した。

 委員からは「時期尚早」「庁舎位置の結論を早く」などの意見が出たが、神園会長は「委員の意思を確認する」として、無記名投票による採決に踏み切った。
 1市1町協議会は住民発議で、両市町議会に提案。知覧は可決、枕崎は否決したため合併特例法による住民投票を経て、今年4月発足した。これまで、新市名「ちらん枕崎市」などが決まっていた。

1031とはずがたり:2004/11/29(月) 04:49
南日本新聞ニュースピックアップ[2003 08/02 07:42]
合併問題 川辺地区、1市4町で法定協−来月1日めど−枕崎、知覧は不参加
http://373news.com/2000picup_bak/2003/08/picup_20030802_4.htm

 川辺地区2市5町(枕崎、加世田、川辺郡5町)の首長は1日、川辺町役場で枠組みが白紙になっている合併問題を協議した。枕崎市と知覧町が住民意向調査の結果を踏まえ、同枠組みによる法定協議会への不参加を表明。協議終了後、残りの1市4町は9月1日の法定協設置を目指すことを確認した。
 川辺地区市町協議会の臨時会として開いた。知覧町が「議会の意向と住民アンケート結果を尊重しなければならない」と説明。枕崎市は「アンケート結果により1市1町の協議を進める」と述べた。 1市1町の不参加表明を受け、他の首長は「極めて残念」(川辺町)「広域行政は従来通りの措置をお願いしたい」(笠沙町)などと述べ、今後も協議の余地を残しておくことで一致した。
 各市町は5月末、2市5町での法定協参加を7月末までに最終判断することで合意。同月に実施した住民意向調査で、枕崎市と知覧町は1市1町に賛成する住民が2市5町を上回った。
 同地区では昨年末、南薩西部任意協(加世田、笠沙、大浦、金峰)が金峰町の離脱を受けて解散。今年1月には南薩中央任意協(枕崎、川辺、知覧、坊津、頴娃)が頴娃町の離脱で解散した。このため2市5町は2月から広域合併に向けた協議を進めてきた。
 2市5町は人口9万1401人、面積533.49平方キロ、1市4町は同5万1198人、同338.56平方キロ(2000年国勢調査)。

 協議会終了後、1市4町(加世田、川辺、坊津、笠沙、大浦)の首長、議長は第1回川辺地区合併協議会設立準備会を開き、法定協規約や予算案を提案する臨時議会を8月20日までに開くことを決めた。準備会会長に東展弘川辺町長、副会長に川野信男加世田市長を選出。事務局は川辺町に置く。
南日本新聞ニュースピックアップ[2004 06/17 09:19]
市町村合併 川辺、住民投票条例提案へ−「1市4町」問う
http://373news.com/2000picup_bak/2004/06/picup_20040617_10.htm

 川辺町は16日、加世田市など1市4町で構成している法定合併協議会について、枠組みの賛否を問う住民投票条例の提案を決めた。23日の町議会に上程、可決される見通し。7月に住民説明会を開くため、8月初めに予定している町議会議員選挙と同時に行われる公算が大きい。
 同法定協会長も務める東展弘町長は、住民投票の結果が反対多数なら「新たな枠組みを模索するか単独かだ」と述べ、場合によっては南薩地区の情勢が流動化する可能性も出てきた。
 この日定例議会が開会、市町合併調査特別委員会の上久保貢委員長が「7月中に住民説明会を行い、条例による住民投票を強く要望する」と中間報告した。
 これを受け東町長は助役ら町幹部を集め対応を協議、1市4町に賛成か反対かを問う選択とし、最終本会議での条例提案を決めた。対象は公選法に準じ20歳以上。

 東町長は「7月に町幹部が分担して各地域で住民説明会を開く。合併協議の内容を説明、後は町民が住民投票で判断してほしい」と話した。
 法定協では新市事務所を「当面は加世田」などと提案されている。これに対し、枕崎市と知覧町を加えた2市5町の枠組みを目指す川辺町民からは反発する声が出ていた。

1032とはずがたり:2004/11/29(月) 05:00
<鹿児島県>【川辺地区合併協議経過】>>1024-1032
加世田と枕崎の2極があり紆余曲折を経た。基本的に枕崎中心・広域・加世田中心の3つの指向が重なり合う展開。

※坊津町は枕崎市,川辺郡知覧町,川辺町,揖宿郡頴娃町と5市町で任意協議会設置:2002/4/19→解散:2003/1/23
※日置郡金峰町で加世田市,笠沙町,大浦町と4市町での法定協議会設置を求める住民発議,3市町が議会付議せず不成立→金峰町は日置郡合併へ
※枕崎市,世田市, 川辺郡 笠沙町,大浦町,坊津町,知覧町,川辺町,日置郡金峰町と8市町で研究会設置:2002/6/21
※加世田市,笠沙町,大浦町,金峰町の4市町で任意協議会「南薩西部地区任意合併協議会」設置:2002/11/7→解散:2002/12/24

2003/6の時点で「合併の枠組みが決まっていない川辺地区2市5町は、7月末までに各市町長が判断することで合意している。」>>1024
枕崎市長…枕崎+知覧
02の枕崎市民アンケ…1市4町(枕崎、知覧、坊津、川辺、頴娃)
枕崎市議会…2市5町派
川辺町長…強硬な2市5町派。2市5町では市の地理的中心に?
知覧町議会…1市1町派
知覧町長…2市5町
03の知覧町民アンケ…「1市1町」賛成43%,「2市5町」は39%→知覧枕崎合併へ>>1026
残る1市4町(加世田市, 川辺郡 笠沙町,大浦町,坊津町,川辺町)も法定協立ちあげ>>1031
、「当面は加世田、再編時は川辺南西部」とすることに決定に川辺町は不満>>1027。住民投票へ>>1031,結果離脱>>1027-1028(04 09/04)。
枕崎と知覧の合併協議も難航。知覧側は知覧町内に作れと強硬(町長の意を受けまとめる気がない?),破談>>1030
一方川辺町が離脱した川辺郡+加世田合併協には金峰町が満を持して参加。

結果現在(04/11/29)での構図は
合併
■南さつま市 2005.1.31 新設
加世田市, 川辺郡 笠沙町,大浦町,坊津町,日置郡 金峰町
★川辺地区合併協議会(法定)
単独
●枕崎市,●川辺町(広域指向),●知覧町(町長:広域),●頴娃町(揖宿郡)

枕崎市(枕崎市+川辺町+知覧町+頴娃町)市役所:知覧と川辺の境付近に建設へとか出来ないかな?

南薩市(加世田市,枕崎市,川辺郡 笠沙町,大浦町,坊津町,知覧町,川辺町 日置郡 金峰町,揖宿郡 頴娃町)新市役所川辺町付近が最終型?
)

1033とはずがたり:2004/11/29(月) 05:23
<広域合併>

北東北広域連携、今後の課題探る 秋田でセミナー
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041128-00000003-khk-toh

 青森、岩手、秋田の北東北3県の官民でつくる北東北広域連携推進協議会(賢木新悦会長)は27日、秋田市で活動推進セミナーの全体会を開いた。講演や3県で行われた分科会での議論を踏まえ、今後の連携の在り方を探った。

 3県の会員ら約50人が参加。総務省行政課理事官で、1998年10月から2年間、秋田県矢島町の助役を務めた吉川浩民氏が「広域連携とこれからの地方行政」と題して基調講演した。
 吉川氏は全国の広域連携の事例や道州制議論を紹介し、北東北の広域連携は全国でもトップレベルにあると指摘。「今後の課題は県の統合の必要性について、分かりやすく説明することだろう」と強調した。

 10―11月にかけて開いた計3回の分科会で議論した今後の連携活動案の発表があり、女性の力を活用した農林漁業活性化や、資源循環型社会の形成などを提言した。
 全体会は28日もグループ、全体での各討議が行われる。

(河北新報) - 11月28日7時2分更新

1034無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/11/29(月) 21:41
<近畿>京都府

大江町長リコールで合併協議に壁 先行き混迷 町民の不信感ぬぐえず
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2004112900239&amp;genre=A2&amp;area=K50

 京都府大江町の伊藤堯夫町長の解職について問う住民投票が来年1月28日までに実施となり、1市3町の合併協議にまた一つ、大きな壁が立ちはだかった。合併に対する町民の不信感をぬぐい去ることができなかった行政に加え、町長の進退を問う住民グループ側のリコールで、先行きは混迷している。京都府への合併申請が来年3月末までと迫る中、民意の行方が注目される。

 「合併協議への不信が、この(解職を求める署名の)数字に表れている」。平成の大合併では府内初の解職請求の手続きを終えた住民グループ「三、一四三ふるさと大江を愛するネットワーク」の上野實代表(76)は力を込めた。

 リコールに至ったのは今年6月、有権者の66%の署名を集めて、合併の是非を問う住民投票条例の制定を直接請求したが、町長が反対意見を提出し、条例案が議会で否決されたことがきっかけだ。「合併は誰が決めるのか」。町民と行政、議員の間に生じたずれが、不信感を抱いた住民の直接請求へと発展した。

 住民投票条例やリコール運動は平成の大合併にからみ、ここ数年で年間数十件ある。リコールでは福井県鯖江市や長崎県香焼町、群馬県富士見村などで成立、首長が失職した。

 こうした混乱の原因の一つに、行政側が合併の利点や、協議内容を町民に十分伝えてこなかった、との指摘がある。大江町は鬼伝説を生かした独自のまちづくりを進めており、福知山市への吸収合併は特色がなくなるとの危機感も加わったという。同様に夜久野町や三和町でも、住民投票条例や町長リコールに向けた署名活動が起こった。

 大江町は合併協議会の広報紙を配布し、住民説明会を2回開いたが、住民グループは「町は説明不足。合併する場合としない場合ではどう違うのか、具体的に描いた資料も出していない。合併が国や府からの押しつけの印象を受ける」とする。

 しかし住民グループの行動に、「住民投票条例とリコール請求とは意味合いが違う」などと疑問の声もある。飲食店の店員(44)は「否決したのは議会。なぜ議員へのリコールでないのか?」と首をかしげる。

 また台風23号で大江町は全世帯の4分の1が浸水などの被害を受けた。普段通りの生活に戻れない町民も多い。自宅が床上浸水した無職男性(72)は「今は時期が悪い。ここまでもめたのは、どちらにも責任がある」と言う。

 行政側は合併特例法による財政の優遇措置を受けるために、来年3月までに府への申請を目指している。残された時間はあとわずか。だが台風の影響で法定協議会は11月に開催予定だった2回の会議が延期に。リコールはさらに追い打ちをかける形となった。

 同志社大大学院の新川達郎教授(地方自治論)は「地方分権の受け皿づくりとして進められた平成の大合併だが、現実には自治体の財政事情で流れ込む場合があり、地域の理解を得られないまま進んでいる」と指摘。「住民投票が進む中で、合併協議ができるかは現実的に考えて疑問。投票の結果次第では合併協議の枠組みが変わる」と話す。

1035とはずがたり:2004/11/30(火) 02:01
<北海道>
さっさと決めちゃえ。

遠軽強えぇ。

新設遠軽町
2005.10.1紋別郡 生田原町,遠軽町,丸瀬布町,白滝村
★遠軽地区4町村合併協議会(法定)
☆生田原町ホームページ
※常呂郡佐呂間町,紋別郡上湧別町,湧別町と7町村で研究会設置:2002/6/28
※佐呂間町,上湧別町,湧別町が離脱,研究会解散:2002/12/25
※4町村で任意協議会設置:2003/1/10
※法定協議会設置:2003/5/14
※新町村名最終候補9点:北大雪(きたたいせつ),オホーツク新,北の杜(きたのもり),石北(せきほく),北の王,生田原,遠軽,丸瀬布,白滝(白滝のみ「村」)
※新町名:遠軽町(えんがるちょう)
※新町役場:現・遠軽町役場
※合併協定調印式:2004/11/19
※紋別郡上湧別町で生田原町,遠軽町,丸瀬布町,白滝村と5町村での法定協議会設置を求める住民発議,上湧別町が否決,4町村が可決
※上湧別町の5町村での法定協議会設置の是非を問う住民投票の結果「賛成(38.5%)」「反対(61.5%)」(2004/11/7)
(推) 24,216 (国) 24,844 1,332.32

遠軽町など3町村、合併議案を可決−−丸瀬布町は結論先送り /北海道
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041129-00000018-mailo-hok

 網走管内の遠軽町、生田原町、丸瀬布町、白滝村の4町村議会は28日、臨時の議会を開き、来年10月1日の4町村の合併について審議した。遠軽、生田原、白滝の3町村は賛成多数で合併に関する議案を可決したが、丸瀬布町議会は、総務委員会付託を決め、結論を先送りした。
 合併を議決した3町村は審議した結果、財産処分、議員定数、地域新議会の設置の4議案を賛成多数で可決し、来年10月1日の合併を事実上了承した。しかし、丸瀬布町議会は、町議会が行った有権者を対象にしたアンケートで合併賛成が63・8%だったことを確認し「結論を重く受け止める」としたが、総務委員会付託の緊急動議を可決し、さらに審議することにした。
11月29日朝刊 
(毎日新聞) - 11月29日16時1分更新

1036とはずがたり:2004/11/30(火) 02:08
<山梨県>甲府地域
>>48[市町村合併]「甲府」か「東八代地域」か 住民投票告示−−中道町 /山梨
甲府市と接していない芦川村と上九一色村は、中道町が抜けると“飛び地”となり、4町村合併は空中分解する可能性が高まる。
>>61[市町村合併]「東八」が過半数−−枠組み問う、中道町の住民投票 /山梨
>>156 甲府との北部合併協議了承 上九一色村
>>364 [市町村合併]上九一色村、全村で甲府市と合併−−村長表明、議会側も了承 /山梨
>>1011 市町村合併]中道町、笛吹市へ要請続行で一致−−合併問題協議会 /山梨
 同じく笛吹市に合併を申し込んだ芦川村は期限内の合併にこだわらない姿勢を見せているが、小林町長は「合併特例債というカンフル剤を飲まなければ地域が元気になれない」と、特例法期限後の合併には否定的な見解だ。笛吹市側には「甲府市との天びんに掛けているようでは合併は応じられない」(市議)との声がある一方、甲府市は同町との合併協議に前向きな態度を見せている。

[市町村合併]上九一色村の住民投票、「全村で甲府」にノー /山梨
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041129-00000101-mailo-l19

 ◇新たな方針模索へ
 甲府市との全村合併の是非を問う上九一色村の住民投票は28日行われ、即日開票の結果、「反対」614票で、「賛成」536票を78票上回った。宮島雅展市長が全村合併の要件に挙げる「7割前後の賛成」に及ばず、同市との全村合併は難しくなった。投票率は87・05%。当日の投票資格者数は1351人(男678人、女673人)。
 村が6月に実施した住民意向調査では、全村で甲府市との合併を望む住民が分村合併派を44票差で上回り、村は全村合併の方針を取ってきたが、合併特例法の期限(05年3月)が迫る中、改めて方針を探ることになる。
 全村合併の申し入れに甲府市側の反応は鈍く、成否を巡り村住民に不安も出る中、「北部とは生活圏が異なる」と分村合併を目指す南部住民グループの訴えが、南部住民に浸透した格好だ。全村合併に反対してきた「富士北麓(ろく)町村と合併を望む会」の山田義文会長は、富士河口湖町との合併協議再開を村に求める。
 投票結果を受け、小林実村長は今後の方針を村議会と協議する意向だが、「全村で甲府」を進めてきた村議会の対応が大きな要素となる。再び分村合併を模索する場合は、南部については合併協議がほぼ終了している富士河口湖町が最有力だが、議会は03年12月、同町との合併見直しを求める請願を採択している点が課題となりそうだ。
 村議の中には「村単独での存続」や、甲府市との合併協議再開の可能性も出てきた「中道町の動向を見守るべきだ」との意見もあり、意見集約に時間がかかる可能性もある。
………………………………………………………………………………………………………
 ◇上九一色村住民投票開票結果
 反対 614
 賛成 536
  (無効26)

11月29日朝刊 
(毎日新聞) - 11月29日16時45分更新

1037とはずがたり:2004/11/30(火) 02:14
<近畿>滋賀県
こんな無責任な市町リコールしる!
犬上郡で犬上市つくろうや。愛知郡も入れてもいい。

1市3町の合併を断念 彦根の中島一市長
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041129-00000070-kyt-l25

 滋賀県彦根市の中島一市長は29日、滋賀県多賀町役場で開かれた豊郷、甲良、多賀3町との首長会議で、休止中の1市3町合併協議を「断念する」と表明した。3町長が明らかにした。中島市長は30日の同市議会全員協議会でも同様の態度を示す意向で、3町長は「所信表明は合併協の場でしてもらう約束だった」と反発している。
 3町長によると、中島市長は席上で、開口一番「苦渋の決断ですが、合併を断念します」と話した。先の1市3町首長会議では、合併協を11月中に開く▽市長の所信表明は合併協で行う−の2点で合意していたといい、この日の首長会では「合併協委員や町民の立場はどうなるのか」などと3町長が反発。3時間余り議論を交わしたが、平行線をたどったという。
 中島市長は2月末、同合併協が行った住民意向調査で、彦根市民の50%以上が合併反対を示したことを受け、非公式会合で合併を「断念する」と発言していた。
(京都新聞) - 11月29日23時30分更新

1038とはずがたり:2004/11/30(火) 02:15
<九州・沖縄>宮崎県
んなもん宮崎と合併にきまっとろうが!

[市町村合併みやざき]枠組み問う住民投票、最多は「自立」−−清武町 /宮崎
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041129-00000188-mailo-l45

 ◇町長「結果参考に判断」−−投票率45・56%
 市町村合併の枠組みを問うものとして県内で初めて28日に実施された清武町の住民投票は、投票率が45・56%と5割を超えなかった。投票結果は「合併しない」4701▽「宮崎市・田野町との合併」4000▽「田野町との合併」988――の順。最多の「合併しない」も、投票総数に占める割合は過半数に届かない約48%だった。当日有権者数は2万1372人(男1万348人、女1万1024人)。
 投票結果に法的拘束力はないが、投票率が過半数を超えた場合は、投票者の過半数が選択した結果を「尊重する」とされていた。開票後、会見した一ノ瀬良尚町長は「投票率が低かったのは残念だが、結果を参考に判断したい。ただ『1市2町』も数字がきっ抗しているので、宮崎市、田野町とも協議したい」と述べた。12月定例町議会に合併関連議案を提案するかどうか検討する。
 清武町は住民投票の選択肢となった二つの枠組みで法定合併協議会を設置、協議してきた。住民投票条例は住民グループ「清武町の合併を考える会」が「町民の意思を尊重してほしい」と住民発議。町議会が可決、制定された。
………………………………………………………………………………………………………
 ◆清武町住民投票結果
1市2町 4000票
2町    988票
単独   4701票
(選管最終発表)

11月29日朝刊 
(毎日新聞) - 11月29日17時50分更新

1039とはずがたり:2004/11/30(火) 02:34
<神奈川県>相模原地域
相模湖町は八王子と合併したいんだよな。残り1市3町でががっと行こうや

[選挙]津久井町長選 相模原市と津久井郡4町、合併枠組み崩れる /神奈川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041129-00000057-mailo-l14

 相模原市と津久井郡4町(津久井、城山、相模湖、藤野)との合併の是非を争点とした任期満了に伴う津久井町長選と、相模湖町の住民投票は28日、投開票された。津久井町では合併推進を図る現職の天野望氏(63)が勝って6選を果たしたが、相模湖町では合併反対が多数を占めた。相模湖町は単独町政の道を進み、合併の枠組みが崩れた。来年3月までの1市4町の合併は一気に瓦解し、振り出しに戻った。
 ◇推進の天野氏6選−−津久井町長選
 津久井町長選は午後9時15分から町立中野小体育館で開票の結果、合併推進を図る現職の天野望氏(63)=無所属=が、合併に反対する新人で前町議の栗原大氏(56)=同=を破り、連続6選を果たした。
 天野氏が合併を争点にした16年ぶりの選挙戦を制し、今後、合併の是非を問う住民投票は実施されないため、相模原市などとの合併が決まった。投票率は57・09%。当日有権者数は2万3590人(男1万1908人、女1万1682人)。
 天野氏は3選された92年から3期連続で無投票当選してきた。世代交代が進み、支持層が大きく変わる中、02年から合併問題の住民説明会を延べ150カ所で開催。今回の選挙で町内の8割強にあたる8000世帯を家族と回り、町議10人の支援も受けて支持基盤を固めてきた。
 津久井郡4町でつくる相模湖モーターボート競走事業の収益悪化、地方交付税の削減などから財政事情が窮迫。少子高齢化社会を迎えて国民健康保険や介護保険制度の維持が難しくなり、住民サービスの低下も余儀なくされる実情を訴えてきた。
 栗原氏は相模原市への編入合併に反対して合併協議会から離脱する考えを示し、「単独での町政継続」か「郡内合併」かを問う住民投票の実施を主張した。「住民投票を実施しない住民不在の町政」と多選を批判。合併によって伝統と文化が消滅する危機を訴えてきた。
 地元選出で自民党県議団長を務める榎本与助県議が合併反対の立場からてこ入れし、選挙戦は事実上、「天野町長と榎本県議の対決」の場となった。土建業者ら榎本県議の支持組織が動き、合併批判票の取り込みを図ったが、届かなかった。
 ◇合併反対が多数−−相模湖町住民投票
 相模湖町の住民投票は午後9時10分から町役場で即日開票の結果、「単独での町政継続」の賛成が、相模原市と津久井郡4町との合併を53票上回った。合併推進の溝口正夫町長は合併反対を選択した「結果を尊重する」と述べており、今後は単独町政の道を進む。相模湖町の合併協議からの離脱で、1市4町の合併構想は消滅する。投票率は64・25%。当日の投票資格者数は7799人(男3927人、女3872人)。
 津久井地域での合併の是非を問う住民投票は、今年6月の藤野町に次いで2カ所目だった。しかし、藤野町と違って20歳以上の永住外国籍住民27人を投票資格者から除外した。
 津久井郡4町でつくる相模湖モーターボート競走事業の収益悪化や地方交付税の落ち込みなどで、町財政は03年度からひっ迫。職員給与の引き下げなど経常経費の大幅削減を迫られる状態となっている。
 溝口町長は財政悪化から従来の住民サービスを維持するためにも合併が緊急の課題だと住民に説明してきた。しかし、相模原市との地域間交流の薄さから編入合併への反対が根強く、町長選で新人との票差が189票と小差だったため、住民投票で最終的に合併の是非を問うことになった。
………………………………………………………………………………………………………
 ◇津久井町長選開票結果=選管最終発表
当 7449 天野望 63 無現
  5914 栗原大 56 無新
(無効104)
………………………………………………………………………………………………………
 ◇津久井町長略歴
天野望(あまの・のぞむ)63 無現(6)
 町長▽県下水道公社理事[歴]県町村会長▽酪農学園大
………………………………………………………………………………………………………
 ◇相模湖町の住民投票結果◇
合併に賛成 2455
町政継続  2508
     無効(48)
11月29日朝刊 
(毎日新聞) - 11月29日16時33分更新

1040とはずがたり:2004/11/30(火) 02:35
<千葉県>東金・山武地域

東金市の合併是非住民投票 市住民「市制維持」を選択 /千葉
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041129-00000077-mailo-l12

 山武法定合併協議会に参加している東金市が、他の5町村(成東、九十九里、山武、松尾町、蓮沼村)との合併の是非を問う住民投票が28日、実施された。即日開票の結果、反対票1万7038票、賛成票8615票で反対票が上回った。当日有資格者は4万6687人、投票率は55・36%だった。
 市住民投票条例は「市長や議会は投票結果を尊重する」と規定しており、東金市の合併協離脱が事実上決まった。12月5日に同様の住民投票を実施する山武町の結果を待たずに、合併協は破たんすることになる。
 反対派は、合併に伴う財政優遇措置(特例債)により「市の借金が増え、市民の税負担は重くなる」と訴えていた。賛成派は、山武地域が医師数の少ない「医療過疎」であり、「特例債を利用して救急医療体制の充実に注ぐべきだ」と反論していた。合併実現を目指した志賀直温市長は開票終了後に緊急会見し、「票差は予想以上だった。『東金』の名前が消えることへの抵抗があったのかもしれない」と分析した。
………………………………………………………………………………………………………
 ◇東金市の住民投票結果◇
合併に賛成  8615
合併に反対 17038
    無効(193)

11月29日朝刊 
(毎日新聞) - 11月29日16時25分更新

1042とはずがたり:2004/11/30(火) 02:50
<東北>岩手県

この手の雰囲気になってくると,こりゃ見通しくらいなぁ。。
平泉抜きで気持ちよく磐井市,平泉は衣川と合併でいいのでは?

両磐地区合併名称問題 2回目も対立解消ならず−−来月5日、9首長会議 /岩手
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041129-00000028-mailo-l03

 両磐地区合併の新市名「平泉」決定過程を巡り、平泉町に対する不信感が噴出している問題で、9市町村長と各正副議長が28日、一関市役所で、こう着打開のための2回目の話し合いを行った。しかし対立は解消せず、12月5日に9首長による話し合いが持たれることになった。
 問題は、平泉町の議員が花泉町の議員と懇談した際に「平泉の思い(平泉市への命名)がかなわない場合は、平泉は合併協議会から退席する。その際、花泉も同調してほしい」と依頼したかどうかという点。両町サイドの話は「お願いされた」「していない」と食い違っており、一関市などはこのままでは合併の話は進められないとして協議はストップしたままだ。
 この日の話し合いでは、一関市議会に平泉・花泉問題を提起した議員の証言も加わったが、結局は「言った、言ってない」の堂々巡りに終始。同市の浅井東兵衛市長は「両磐合併は、一つの町が欠けても合併には至らない。(平泉町の)そうした発言が合併協議を壊すことになる。信頼を失っては今後、一緒にやっていけない」と強く信頼回復を求めた。
11月29日朝刊 
(毎日新聞) - 11月29日16時5分更新

1043とはずがたり:2004/11/30(火) 02:50
福知山・東金・遠軽・一関・彦根・宮崎と合併破談や先行き不安を感じさせるニュースが大量に襲ってきてめげるなぁ。。(´・ω・`)

遠軽→是非可決を
福知山→大江町抜きで
山武→東金抜きで(成東・九十九里・蓮沼・松尾で九十九里市かな?九十九里は東金へ,成東・蓮沼・松尾で成東市,山武町は懸案の庁舎建設ってとこか?)
一関→磐井市にして平泉抜きで(若しくは平泉市とする代わりに代わりの磐井派郡部になんか飴を。。公共工事積み増し?)
彦根→彦根抜きで
宮崎→是非宮崎へ

1044とはずがたり:2004/11/30(火) 15:37
<中国・四国>愛媛県
基本のおさらい:きほく町…北宇和郡 広見町,松野町,日吉村 鬼北町…北宇和郡 広見町,日吉村

おお,宇和島vs鬼北で鬼北派の勝利ですか。
宇和島は周辺との合併に手一杯で松野町を省みる余裕はなかったし,松野町は事実上の飛び地になってしまうしこっちの方が良いでしょうね。
ただ,アルコール工場の工場跡地取得問題できほく合併から抜けた(>>702)けどあれはどう解決したのかな?また町議会の構成は?百票かそこらで町議になった連中があーだこーだ文句着けずに着実に合併を推進していきたい。。
きほく町の法定協は休止中(>>692)の様ですし,これを期に迅速な合併協議を。ただし新町名は鬼北が望ましい。。

[選挙]松野町長選/松野町議選 町長に岡武男さん、新町議14人も決まる /愛媛
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041129-00000112-mailo-l38

 合併の枠組みを巡る混乱の責任を取って町長が辞職し、町議会(定数14)も自主解散したことに伴う松野町の出直しダブル選は28日、投開票された。
 新人2人の争いとなった町長選は、広見町と日吉村の鬼北合併を掲げる「松野の今を考える会」前会長の岡武男氏(75)=無所属=が、宇和島市を中心とした合併を主張した前助役の阪本寿明氏(57)=同=を破り、初当選した。当日有権者数は4033人。投票率は町長選が90・43%(前々回93・34%)、町議選も90・43%(前回92・00%)だった。
 町長選は合併の相手先をどこにするかを最大の焦点に、町を二分する激戦を展開。「なんとしてでも町民の願いである鬼北合併に戻すべきである」と訴えた岡氏が、「宇和島市を中心とする広域合併に信念と情熱を持って取り組む」と強調した阪本氏を振り切った。岡氏は「住民投票を実施して鬼北合併への意思を明確にし広見、日吉との合併を進める。民主的な町政の回復に努め、正常化を図る」と公約している。
 新町議14人も決まった。全員無所属。
………………………………………………………………………………………………………
 ◇町長選開票結果=選管最終発表
当 1829 岡武男  75 無新 広見町と日吉村の鬼北合併を掲げる「松野の今を考える会」前会長
  1771 阪本寿明 57 無新 宇和島市を中心とした合併を主張した前助役
 (無効47)
………………………………………………………………………………………………………
 岡武男(おか・たけお)75 無新(1)
 [元]小学校長▽町老人ク連合会副会長▽愛媛師範学校
………………………………………………………………………………………………………
 ◇松野町議選開票結果(定数14―16)=選管最終発表
当 456 山口尊   55 無前
当 351 布久光   68 無新
当 271 杉本喜久子 78 無新
当 266 井上六広  53 無前
当 262 稲田溜   71 無新
当 251 畠山哲   57 無新
当 223 高石登稔  68 無新
当 217 関本五郎  62 無前
当 191 板尾喜雄  66 無前
当 186 光盛暁与  61 無新
当 178 末光光明  54 無前
当 172 岡本幾久夫 68 無前
当 159 岡本吉国  67 無前
当 156 酒井博正  68 無元
  153 関本良夫  56 無前
  101 岡本位津夫 54 無前
11月29日朝刊 
(毎日新聞) - 11月29日17時31分更新

1045とはずがたり:2004/11/30(火) 15:48
<中国・四国>
反対議員はリコールせい!
>一方で合併に反対する町議9人が今月25日、各戸へチラシを配布。
>その中で、▽各町への課の分配問題で、由岐町の意見が反映されていない
>▽町長は市制を目指すと公言していたはず――などと訴え、
>合併に疑問を投げ掛ける動きを見せていた。
ふーむ。海部郡は上灘(由岐町,日和佐町,牟岐町→美海町を目指す。新町役場:現・日和佐町役場)
が1.5万人,下灘(海南町,海部町,宍喰町→海陽町を目指す。新町役場:現・海南町役場)が1.2万人で併せても3万には届かず市にはなれないのだが。。

由岐町の住民投票 日和佐町・牟岐町との合併、「賛成」が「反対」上回る /徳島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041129-00000160-mailo-l36

 ◇12月議会に新町設置提案へ
 05年10月の「美海町」発足を目指し、日和佐、牟岐両町と進める合併の是非を問う由岐町の住民投票は28日投開票され、合併に「賛成」が「反対」を上回った。住民のゴーサインを受け、兵庫賢敏町長は「合併してもしなくても苦しい先行きの中、(住民投票で)町民の覚悟を見据えることができた。引き続き美海町実現に向け、力を尽くしたい」と述べ、12月下旬開会予定の定例町議会に新町設置議案を提案する意向を表明した。ただ、議会には合併に反対する議員も多く、審議の行方が注目される。当日投票資格者数は2987人(男1339人・女1648人、うち未成年者は63人)。投票率は64・21%だった。
 県内で「平成の大合併」を巡る住民投票が実施されたのは宍喰町に次いで2例目だが、合併の是非を直接問うのは初めて。結果に法的拘束力はないが、条例で「町長は結果を尊重しなければならない」と規定している。
 投票所となった同町木岐の木岐公民館など8カ所には朝から、次々と住民が訪れた。投票資格者は87年4月1日以前生まれの町民で、高校生など一部の17歳と18歳以上の未成年も一票を投じた。
 住民投票条例案は、9月27日の町議会で可決。町側はこれまで、人件費などの行政コスト削減やサービス維持などの点で、合併した場合としなかった場合の比較を地域懇談会などで説明し、判断材料を提供してきた。一方で合併に反対する町議9人が今月25日、各戸へチラシを配布。その中で、▽各町への課の分配問題で、由岐町の意見が反映されていない▽町長は市制を目指すと公言していたはず――などと訴え、合併に疑問を投げ掛ける動きを見せていた。
 由岐町にとって次のハードルは12月議会での新町設置議案の審議。今回反対に回った議員9人は全議員(12人)の4分の3にあたり、住民投票結果を受けた態度変更がなければ、議会による否決も予想される。
………………………………………………………………………………………………………
 ◇住民投票開票結果=選管最終発表
合併に賛成 1114
合併に反対  754
     (無効50)

11月29日朝刊 
(毎日新聞) - 11月29日17時25分更新

1046とはずがたり:2004/11/30(火) 16:21
<海部上灘合併>

2004年5月15日付
本庁舎位置で平行線 上灘3町合併協の検討小委
http://www.topics.or.jp/Tokushu/shichouson/2004/0515-1.html

 由岐、日和佐、牟岐の三町でつくる海部郡上灘三町法定合併協議会の新町の事務所位置検討小委員会は十四日、県日和佐合同庁舎で開き、日和佐町か、牟岐町かで難航している本庁舎位置について再協議したが、結論を持ち越した。

 本庁舎位置では、一月に提示された「日和佐町に本庁舎を置く」とする兵庫賢敏会長案を支持する由岐、日和佐両町と、「本庁舎を牟岐町に置き、本庁機能を議会事務局と総務部門に絞る」とする牟岐町の委員が、従来の主張を繰り返し、話し合いは平行線をたどった。

 このため、昨年十二月の確認事項だった<1>本庁となる事務所はできる限り議会事務局と総務部門に絞って配置する<2>課の配置は支所となる二町の意向を十分に配慮する−ことを再確認した。

 その結果、これまで教育委員会を置きたいと主張してきた日和佐町の委員が「議論が前進するためなら調整に応じる」と発言。本庁のスリム化を訴えてきた牟岐町の委員も「(牟岐が)仮に分庁となった場合の課の配置案を次回に出してみたい」とするなど、組織配置の点では歩み寄りもみられた。
2004年6月9日付
分庁方式の組織配置まとまらず 上灘3町合併小委
http://www.topics.or.jp/Tokushu/shichouson/2004/0609.html

 由岐、日和佐、牟岐の三町でつくる海部郡上灘三町法定合併協議会の新町の事務所位置検討小委員会は八日、県日和佐合同庁舎で開き、分庁方式を取る三町への組織配置が牟岐町の議会選出委員から提案されたが、まとまらなかった。

 提案は、仮に日和佐町が本庁舎となった場合を想定。日和佐には総務、会計など四課と議会事務局、由岐町に地域振興、税務保険など四課、牟岐町に住民環境、福祉、保健介護、消防防災など八課と教育委員会を置くとの内容。

 法定協会長の兵庫賢敏由岐町長が一月に提案した案に比べ、由岐町から福祉保健関係部署、日和佐町から教育委員会が移され、牟岐庁舎の機能が強化されている。

 牟岐町の委員は「(同町には)海部病院や図書館、文化センターなど施設が整っており、住民福祉や教育関係に適している」と説明した。

 これに対し、由岐町の委員が「(牟岐の)九課と(由岐の)四課ではあまりに偏っている。一方的で到底受け入れられない」と反発するなど、牟岐町と由岐、日和佐両町の主張は平行線をたどった。

1047とはずがたり:2004/11/30(火) 16:21
<海部上灘合併>

2004年7月21日付
3町合併後の組織配置案報告 由岐・日和佐町議会委
http://www.topics.or.jp/Tokushu/shichouson/2004/0721-4.html

 由岐、日和佐両町議会の町村合併特別委員会は二十日それぞれ開き、海部郡上灘三町法定合併協議会の事務所位置検討小委員会委員長が示した、牟岐町を含めた三町合併後の組織配置案について話し合った。由岐町議会から否定的な意見が多く上がった。

 由岐町議会は、片矢昭文議長が経過説明。委員からは「由岐町が譲りっぱなしでないか」「町民に説明できない」などと反発する声が相次いだ。

 日和佐町議会は、中川誠也委員長が報告。委員から「課の取り合いになって合併の意義を忘れていないか」などの意見が出された。

 合併後の組織配置案は、日和佐町が本庁舎となった場合を想定し、同町に総務、企画財政など五課と議会事務局、由岐町に地域振興、介護保健など四課、牟岐町に住民環境、福祉、消防防災など七課と教育委員会を置くとの内容。

2004年7月23日付
修正案以上の妥協しない 合併後の組織配置で牟岐町議会特別委
http://www.topics.or.jp/Tokushu/shichouson/2004/0723-3.html

 牟岐町議会の市町村合併問題調査検討特別委員会は二十二日、由岐、日和佐両町とつくる海部郡上灘三町法定合併協議会の牟岐町選出委員三人との意見交換会を開いた。法定協の事務所位置検討小委員会委員長が示した合併後の組織配置案に、修正を加えた案以上には妥協しないことを決めた。

 委員長案は、日和佐町が本庁舎になった場合を想定し、同町に総務など五課と議会事務局、由岐町に地域振興課など四課、牟岐町に福祉課など七課と教育委員会を置くとの内容。しかし九日の小委で由岐町の委員から課の数について難色を示す意見が出たことから、十五日に由岐町の兵庫賢敏町長が牟岐町の池内正勝町長に由岐町の建設課と、牟岐町の住民環境課と水道課の二課とを入れ替える修正案を提示。この日、池内町長が委員長案とともに報告した。

 議員からは「修正案以上に課を譲るのは納得できない」などの意見が出て、修正案が最大限の譲歩であることを全員で確認した。

 二十日に開かれた由岐町議会町村合併特別委員会では、委員長案、修正案ともに反対意見が多数を占めている。

1048とはずがたり:2004/11/30(火) 16:21

<海部上灘合併>

2004年8月12日付
上灘3町の組織配置、修正案協議結論出ず 事務所位置検討小委
http://www.topics.or.jp/Tokushu/shichouson/2004/0812-5.html

 由岐、日和佐、牟岐の三町でつくる海部郡上灘三町法定合併協議会の新町の事務所位置検討小委員会は十一日、県日和佐合同庁舎で開き、三町の組織配置案について協議したが、まとまらなかった。

 議題となったのは、前回示された組織配置案の修正案。牟岐町から水道、住民環境の二課を由岐町に移し、由岐町から建設課を牟岐町に移して、日和佐町に総務など五課と議会事務局、由岐町に地域振興など五課、牟岐町に消防防災、福祉など六課と教育委員会を置く内容。

 日和佐、牟岐両町の委員が「不満は残る」としながらも修正案に賛成したのに対し、由岐町の委員が「消防防災課は、緊急時の指揮系統を考えると本庁の日和佐町に置くべきだ」などと従来の主張を繰り返した。牟岐町の委員が「妥協に妥協を重ねてきた。後戻りはできない」と発言するなど、議論が平行線をたどった。

本庁舎は日和佐町に 海部上灘合併「美海町」誕生へ前進
http://www.topics.or.jp/Tokushu/shichouson/2004/1102-1.html

 由岐、日和佐、牟岐の三町でつくる海部郡上灘三町合併協議会の新町の事務所位置検討小委員会は一日、県日和佐合同庁舎で開き、新町「美海町」の本庁舎を日和佐町に置くことを最終結論とした。法定協の全体会議で正式決定されるが、庁舎位置をめぐり、一年半に及び停滞していた協議は大きく前進した。

 今回、同小委員会で確認された行政機構案は、小委員会での議論が硬直していたのを受け、この日までに三町の首長と議長の六者間で調整された事実上の最終案。本庁を日和佐町とし、同町に総務部門四課と消防防災課、議会事務局を配置。支所となる由岐町に地域振興、水産振興、建設、保健介護の四課、牟岐町に農林振興、商工観光、福祉、住宅、税務保健、住民環境、水道の七課を置くことにしている。

 会議には委員十一人全員が出席し、中川誠也委員長が最終案を報告。質疑応答や討議はなく、会議は三十分足らずで終了した。

 中川委員長は閉会のあいさつで「やっと小委の責務を果たすことができた。順調な美海町誕生を祈念したい」と述べた。次回法定協は、八日に日和佐町公民館で開かれる予定。

1049とはずがたり:2004/11/30(火) 16:23
<海部上灘合併>>>1045-1049

対立の構図(>>1046-1048)。由岐町議会を説得するのは大変か。。まぁ根幹は性もない対立なんだけどね。

本庁舎の位置決定過程:牟岐vs日和佐+由岐(>>1046)

課の設置過程:牟岐+日和佐vs由岐(>>1046-1048)
2004年6月仮に日和佐を本庁舎としたときの提案
日和佐(4課+議):総務、会計など四課と議会事務局
由岐(4課):地域振興、税務保険など四課
牟岐(8課+教)町に住民環境、福祉、保健介護、消防防災など八課と教育委員会

牟岐(-1)・日和佐(+1),保険介護:牟→由

2004年7月下旬
日和(5課+議):本庁舎・総務、企画財政など五課と議会事務局…日和佐町議会では委員から「課の取り合いになって合併の意義を忘れていないか」などの意見が出された。
由岐(4課):地域振興、介護保健,建設課など四課…由岐町議会では委員からは「由岐町が譲りっぱなしでないか」「町民に説明できない」などと反発する声が相次いだ。
牟岐(7課+教):住民環境、福祉、消防防災,水道など七課と教育委員会…牟岐町議会は法定協の事務所位置検討小委員会委員長が示した合併後の組織配置案に、修正を加えた案以上には妥協しないことを決めた。
 |
住民環境:牟→由,水道:由→牟
 ↓
=修正案(由岐町の兵庫賢敏町長提案)=
2004年8月12日付
日和(5課+議):総務,企画財政など五課と議会事務局…日和佐町の委員は「不満は残る」としながらも修正案に賛成した
由岐(5課):地域振興,水道、住民環境,介護保健など五課…由岐町の委員は「消防防災課は、緊急時の指揮系統を考えると本庁の日和佐町に置くべきだ」などと従来の主張を繰り返した。
牟岐(6課+教):建設,消防防災、住民環境、福祉など六課と教育委員会…牟岐町の委員は「不満は残る」としながらも修正案に賛成した。また「妥協に妥協を重ねてきた。後戻りはできない」とも発言。
 |
消防:由→日,水道:由→牟,建設:牟→由,税務保険:由→牟
 ↓
=最終案=
2004年11月2日付
日和(4課+議):本庁を置き,総務部門四課と消防防災課、議会事務局を配置
由岐(4課):地域振興、水産振興、建設、保健介護の四課
牟岐(7課+教):農林振興、商工観光、福祉、住宅、税務保健、住民環境、水道の七課

1050とはずがたり:2004/11/30(火) 16:33
http://www.topics.or.jp/Tokushu/shichouson/
【徳島県内 市町村合併 関連ニュース 徳島新聞社】

那賀郡は丹生谷地域ともいうのか。。

1051とはずがたり:2004/11/30(火) 16:46
<板野郡>

2002年5月10日付
郡全体でも前向き 板野郡合併検討協、アンケート結果報告
http://www.topics.or.jp/Tokushu/shichouson/2002/0510.html

 松茂、北島、藍住、板野、上板、吉野、土成の七町でつくる板野郡合併検討協議会(会長・板東正土成町長)の二〇〇二年度総会が九日、板野町犬伏の町文化の館で開かれた。枠組みなど具体的な話は出なかった。

 七町の町長、助役、総務課長ら計三十一人が出席。各町の行財政調査委託費などを盛り込んだ〇二年度予算約五百八十一万円を承認した後、三月に吉野町を除く六町で実施した住民アンケート結果の報告を受けた。

 各町長らは、松茂町以外は合併肯定派が過半数を超えていて、郡全体でも合併に前向きであるという認識で一致した。

 しかし、枠組みなど具体的な話し合いには至らず、吉岡義人上板町長らが「隣接する町との十分な話し合いが必要だ。結果を踏まえ、前向きに働き掛けていきたい」と発言するにとどまった。

2002年9月3日付
板野町が合併検討委設立 各団体代表ら43人初会合
http://www.topics.or.jp/Tokushu/shichouson/2002/0903-3.html

 板野町は二日、町村合併を行政、議会、住民の三者が対等な立場で話し合う検討委員会を設立、町民センターで初会合を開いた。合併の是非や枠組みなどを犬伏正昭町長に提言する。四月に実施された板野郡(吉野町除く)の合併意識調査で、町内回答者の73%が住民の意向を反映した検討を望んだため。

 会合には、検討委メンバーの町長、吉岡輝昭町議会議長、町商工会、婦人会、老人会、PTAなど各団体の代表ら四十三人が出席。委員長に木内邦治町商工会長を選んだ後、意識調査の結果が報告された。本格的な協議は次回からで、提言時期なども話し合う。

 木内委員長は「合併は地域住民の問題。経済活性化など専門的な要素も含んでいるので、是非論から方法、枠組みまで原点に立ち返り検討したい」と話した。

 意識調査は町内約四千八百世帯のうち、約千五百世帯(31%)が回答。60%が合併に関心を持ち、その半数が「合併は必要」と回答。枠組みは板野郡全体を望む人が最も多く「合併は必要」と回答した人の53%を占めた。二番目は松茂、北島、藍住の三町との合併を望む意見で10%だった。

 同町は二〇〇〇年十一月、郡内の職員らが設立した郡合併検討協議会に参加。町議会も今年六月に合併特別委を発足させたが、枠組みなど具体的な論議に及んでいない。

1052とはずがたり:2004/11/30(火) 16:46

<板野郡>

2003年11月5日付
土成に協議の場要望 上板町議会、4町合併の働き掛け強化
http://www.topics.or.jp/Tokushu/shichouson/2003/1105-1.html

 上板町議会の町村合併調査特別委員会が四日開かれ、板野、吉野、土成三町との合併を目指し働き掛けを強める方針を確認した。また土成町議会に対し四町合併に対する考えなどを聞くため協議の場を設けるよう求める文書を五日にも送ることを決めた。吉野、土成両町が阿波、市場両町と目指す「あわ北四町合併構想」にも影響を与えそうだ。

 松田清委員長が、周辺自治体の合併への取り組み状況などを報告。委員からは「あわ北四町には参加せず、板野、吉野、土成との合併を模索すべきだ」「吉野と土成両町の町民の中には、阿波郡ではなく板野郡の自治体との合併を望む意見も多いはず」「法定協は設置されておらず、まだ話し合う余地はある」などの意見が出た。

 このため土成、板野、吉野三町や各議会と積極的に意見交換していくことを決めた。土成町からは十月二十二日に議会合併研究特別委の委員が上板町を訪問し「あわ北四町の合併が白紙になった」と報告を受けた。その際、上板町側が板野郡四町案などを示し考え方などを聞いたのに対し回答がなく、正式に文書で申し入れることにした。

 上板町も議会の動きに協力する方針で、吉岡義人町長は「町民の合併に対する関心は高い。四町での協議を粘り強く求めていきたい」と話している。

2003年11月21日付
定まらぬ土成町の合併構想 「あわ北」か「板野西部」か
http://www.topics.or.jp/Tokushu/shichouson/2003/1121-1.html

 阿波、市場、吉野三町とのあわ北合併構想を持つ土成町が、板野、吉野、土成三町との合併案を示す上板町との協議を同時に進め、周辺自治体を困惑させている。周辺からすれば、土成町が二つの枠組みをてんびんにかけているようにも見え、関係者は「土成の真意が分からない」と対応に苦慮している。

 あわ北構想は昨年十月に白紙に戻った後、二〇〇五年三月末の合併特例法期限が迫ったため、四町長が対応を協議して九月に再浮上した。土成町が当初、九月定例議会か十月中に臨時会を開いて同町議会へ法定協設置議案を提出し、他の三町も足並みをそろえて対応する予定だった。しかし、土成町は「議会との十分な話し合いができていない」などとし、設置議案を提案していない。

 あわ北の動きが鈍る中、十月二十二日に土成、上板両町議会の町村合併に関する特別委員会が意見交換。上板町議会が板野、吉野、土成三町との板野郡西部四町での合併案を示したのに対し、土成町議会は明確な回答を避けたものの、「あわ北は白紙」と伝えた。

 土成町の結論を待っていた阿波、市場、吉野の三町は、土成のあいまいな対応に焦りの色を濃くしている。竹重敦美吉野町長は「あわ北を進めてくれると信じているが、いつまでも待てない。土成町ははっきりした見解を示してほしい」と訴える。

 一方、吉岡義人上板町長も「上板町はあわ北構想が白紙と聞き、板野西部四町の案を示した。土成町は町民感情も考慮し慎重になっているのだろう」としながらも、不安を隠せない。

 土成町はあわ北、板野西部のいずれを選ぶのか。板東正土成町長は「阿波、市場、吉野、上板、板野との六町での枠組みが一番いいと考えているが、特例法の期限が迫っていることもあり、合併ができるところから進めたい」と明確な対応を示していない。

1053とはずがたり(1/2):2004/11/30(火) 16:48
<あわ北>

2003年12月13日付
安どと不満の声交錯 あわ北合併、土成町議会可決
http://www.topics.or.jp/Tokushu/shichouson/2003/1213-2.html

 昨年十月に阿波、市場、吉野三町とのあわ北法定合併協議会の設置議案を否決した土成町議会が十二日、設置の可否を問う住民投票条例案を否決したうえで設置議案を可決し、あわ北合併が動きだすことになった。土成町議会の議決を一年以上、待ち続けた三町関係者は一様にほっとした表情を浮かべた。しかし、住民投票での決着を求めていた住民や、土成町を含めた板野郡西部合併を望む上板町議会からは、不満や失望の声も上がった。

 二〇〇五年三月末の合併特例法期限内に新市を誕生させるには、時間的に今回が最後の機会。竹重敦美吉野町長は「一貫してあわ北合併を望んできただけに、うれしい」と喜びを隠さない。

 「議員に合併に対する理解が得られた結果。合併して良かったと思う町づくりに向けて責任を感じる」と、早くも合併協議に思いをはせるのは安友清阿波町長。小笠原幸市場町長も「特例法の期限まで時間がない中、四町が分裂しないよう協議を重ねたい」と意気込みを述べた。

 一方、土成町を含む板野郡西部の合併を目指している上板町議会の鎌田信隆議長は「土成町議会の判断を受け止めるしかないが、残念な結果。今後はあわ北合併の推移を静観しながら、枠組みを検討したい」と淡々と語った。

 土成町民の中には、あわ北合併の推進派と消極派が混在している。あわ北合併を支持する西條良仁さん(65)=自営業、土成=は「今後、小規模自治体は財政的に苦しくなり、少しでも大きな枠組みの合併が必要。新市で住民サービスの向上が図られることを期待したい」と歓迎した。

 これに対し、あわ北合併の是非を問う住民投票を求めていた出口松三さん(75)=無職、吉田=は傍聴席で審議を見守りながら「議決は民意無視。過去三回の住民アンケートでは、板野郡西部での合併を望む声が少なくなかった。当然、住民投票で枠組みを決めるべきだ」と声を荒らげていた。
2004年2月21日付

あわ北合併協議、異例の早さで進行
http://www.topics.or.jp/Tokushu/shichouson/2004/0221-1.html
 阿波、市場、土成、吉野四町でつくるあわ北合併協議会の協議が異例の早さで進行している。先月の初会合で議員定数と在任特例期間、二回目の十八日には新市の名称や本庁舎位置、合併期日などが決まった。法定協設置からわずか二カ月で主要協議項目のほとんどがまとまるスピードぶり。特例法の期限が一年余に迫っているためだが、住民らからは、合併実現ありきで、住民不在の協議になっていないか危ぐする声が聞かれる。(市場支局・斎藤邦彦)

 同法定協は昨年十二月末に設置。一月十五日の初会合で議員定数のほか、合併期日や本庁舎位置などが事務局原案として提示され、議員定数など二項目を承認。一カ月後の十八日に新市の名称など計七項目を決めた。

 法定協では約三十項目を協議するが、二回目ではや三分の一の項目が決まった。多くの法定協で協議が難航する本庁舎位置では採決となったものの、反対委員の一部意見を取り入れた修正案にして承認した。

 合併実現に向けての迅速協議について、法定協会長の安友清阿波町長は「特例法期限内に合併しないと、政府が進める三位一体改革で地方交付税などが減り、住民の生活環境が悪化する」と説明する。

1054とはずがたり(2/2):2004/11/30(火) 16:48
>>1053続き
 四町は二〇〇二年十月に土成町議会が法定協設置案を否決したため合併構想が一度白紙になった経緯がある。土成町を除く三町はあわ北の枠組みを掲げてきたが、土成町議会には板野郡西部合併を模索する動きがあったため。土成町なくして将来は立ち行かないことから、今度こそ合併を壊したくないとの考えが各町に共通認識としてあるというわけだ。

 このため、土成町をあわ北合併に取り込みたい三町には、争いとなりそうな本庁舎の位置では関係者の間で「土成町が他町に置くのでは脱退する恐れがあることから土成町に置き、他の町は新市名に『阿波』の字を残すことで譲歩しよう」との暗黙の了解があったようだ。

 しかし、特例法の期限が迫り、残り時間が少ないからと、協議に時間を十分かけずに行政主導で事務局案をベースに決めてしまうやり方に委員や住民からは批判が出ている。

 ある法定協委員は「四町が均等に合併効果を上げるための協議であるべきなのに。庁舎位置は採決となったが、法定協は全会一致が原則。合併話を壊したくないため従ったが不満は残る」と言う。

 庁舎位置では、各町議会で検討されていても、利用者となる住民に説明会がないままの協議進行に、「住民の立場に立った合併ができるのか疑問」と厳しい見方をする人も少なくない。

 法定協では、今後、新市のまちづくり計画なども検討される。協議を急いでいる分、住民に理解を得ながら協議を進めていく配慮が求められる。

2004年6月29日付
関係者は安どの表情 一時紛糾の土成、住民に期待と不満
http://www.topics.or.jp/Tokushu/shichouson/2004/0629-2.html

 「夢を持てる阿波市に向け、四町で努力していきたい」「住民の声が無視された」。阿波、市場、土成、吉野四町合併による阿波市の設置が二十八日の四町議会議決で事実上、決まったのを受け、四町関係者は一様にほっとした表情を浮かべた。しかし、住民投票条例案の否決がしこりを残した土成町では、住民投票推進派の住民、町議から、失望や不満の声が上がった。

 午前十時に開会し、阿波市の設置議案が提案された土成町議会。「四町の合併ありきで協議が進んでいる」「新市で調整する項目が多過ぎる」。二十一日に住民団体が直接請求した住民投票条例案が否決されたばかりとあって、住民投票推進派の町議から次々に不満が出される。

 これに対し、板東正町長は「財政的優遇措置のある合併特例法の期限内合併を進めるのは、住民サービスの低下を防ぐため。広域行政を一緒にやっているあわ北の枠組みが現時点でベスト」と反論したが、議場は一時紛糾し、採決は午後に持ち越された。

 採決の結果、阿波市設置議案は賛成多数で可決される。傍聴席では、あわ北合併を望む渋田正夫さん(75)=土成、無職=が「この合併を逃すと町の財政は厳しくなる一方。阿波市で福祉サービスの向上を期待したい」と笑顔を見せたが、住民投票条例案を直接請求した「明日の土成町を考える会」代表の尾池硬さん(69)=吉田、無職=は「住民の意思が届かなかった」と不満を漏らした。

 他の三議会はわずか三十分程度の審議ですんなり阿波市の設置議案を可決した。竹重敦美吉野町長は「いろいろと経緯はあったが、大きな見通しがついた」と素直に喜んだ。小笠原幸市場町長も「七月末から報告会を開き、住民の意見を新市に反映させたい」と意欲を示していた。

 四町議は在任特例で阿波市発足後の二〇〇六年三月末まで市議を務める。阿波町議会の東根善一議長は「これで阿波市誕生への機運も高まった」と喜んでいた。

1055とはずがたり:2004/11/30(火) 16:49
<板野郡>

2004年8月27日付
吉野・土成の脱退を報告 板野郡合併検討協総会
http://www.topics.or.jp/Tokushu/shichouson/2004/0827-1.html

 松茂、北島、藍住、板野、上板、吉野、土成の七町でつくる板野郡合併検討協議会(会長・広瀬憲発松茂町長)の二〇〇四年度総会が二十六日、松茂町広島の町役場で開かれた。阿波、市場両町と合併し、〇五年四月一日に阿波市になる吉野、土成両町の脱退報告があった。

 土成町を除く六町の町長、助役ら二十三人が出席し、吉野、土成両町の脱退による一部規約の変更を承認。残る五町は合併特例法の期限にこだわらず、検討協を存続させることになった。

 〇四年度予算約四十万円を承認した後、近く検討協幹事会や研修会を開くことを決め閉会した。

2004年9月7日付
土成町長選の接戦、合併に影落とす 行政主導に住民の反発も
http://www.topics.or.jp/Tokushu/shichouson/2004/0907-5.html

 現職の板東正氏が小差で三選を果たした五日の土成町長選。合併の枠組みの是非を争点にした今回の選挙では、合併を推進してきた板東氏の主張が一応、承認された形となった。半面、合併の枠組みの見直しを訴える住民が少なくないことも浮き彫りになり、今後のあわ北法定合併協議会の在り方に波紋を投げ掛ける結果となった。

 「合併は住民が悔いのないよう、住民投票で結論を出すべき」と主張し、あわ北四町(土成、吉野、市場、阿波四町)の枠組みに異議を唱える元町議の出口治男氏(62)。住民投票条例制定の署名活動をした土成町の住民団体「明日の土成町を考える会」とともに選挙戦を展開し、現職に迫った。

 合併まで残り六カ月余り。事務手続きは終了し、四町の足並みはそろっている。それだけに、反対票を投じた住民の意思について板東氏は「住民の意見に十分耳を傾け、阿波市の町づくりに反映していきたい」と語る。

 これについて、同合併協の安友清会長(阿波町長)や小笠原幸市場町長も「板東氏への反対票は重く受け止めている」としながら「阿波市民として安心して暮らせるために、住民へ十分な説明を行い合併協議を進める」と推進姿勢は崩さない。

 今後、同合併協は新市の将来構想を策定する重要な時期に差し掛かる。「合併特例が受けられる特例法の期限内合併は、行政サービスの向上に必要」と強調する板東氏と、現合併の枠組みに反対する住民との溝は埋まるのか。さらに「行政主導で民意が反映されていない」との批判に同合併協はどう応えるのか。成り行きが注目される。

1056とはずがたり:2004/11/30(火) 17:01
<あわ北>

2004年1月23日付
あわ北4町新庁舎位置「土成新築」案支持 土成町議会
http://www.topics.or.jp/Tokushu/shichouson/2004/0123-1.html
 土成町議会は二十二日、全員協議会を開き、阿波、市場、土成、吉野四町でつくるあわ北法定合併協議会事務局が十五日の初会合で示した「本庁舎を土成町に新築する」とした原案を支持することでまとまった。市場町議会は本庁舎位置について事務局案に反対する意向で今後、両町で激しい綱引きが起きそうだ。

 全員協議会は非公開で、町議十二人と板東正町長ら計十九人が出席。本庁舎位置については、法定協事務局の原案に異論がなく、全会一致で承認した。

 法定協事務局が初会合で示した合併期日を「二〇〇五年三月末」とする案については、町議から「三月末まで行政の事務手続きのすり合わせが間に合うのか」「三月末にこだわらなくてもいいのでは」との疑問の声も出た。これに対し、法定協委員を務める増田英夫議長が「特例債を受けられる期限を考え、三町と歩調を合わせるべきだ」と主張し、原案を合併期日の目標とすることになった。

 本庁舎を土成町に置く案は、十五日の法定協で市場町議会選出の委員が反対し、継続審議となった。二十日の市場町議会全員協議会では、「新庁舎位置を県道・鳴門池田線沿いの市場、土成両町境」として原案修正を求めることを決めている。

2004年2月19日付
「新市名は阿波市」 本庁舎は土成町、期日は05年3月末
http://www.topics.or.jp/Tokushu/shichouson/2004/0219-1.html

 阿波、市場、土成、吉野の四町でつくるあわ北法定合併協議会が十八日、阿波町役場で開かれ、合併して誕生する新市の名称を「阿波(あわ)市」と決めた。さらに継続協議となっていた合併期日を二〇〇五年三月三十一日、新市の本庁舎位置を土成町の県道・鳴門池田線沿いとした。新市の人口は約四万二千人。

 事務局は一月末まで公募した新市名のうち、応募数が多かった順に「阿波市」「阿波北市」「阿北市」「あわ市」「阿讃市」の五案を提示。「全国的に知名度が高い」「四町それぞれで応募数が一位になった」などとして満場一致で「阿波市」を選んだ。

 本庁舎位置は、土成町に新築するとした事務局案に対し、市場町議会が「同県道沿いの市場、土成両町境」と修正を求めていた。このため事務局が市場町議会の修正要求も踏まえ「土成町の同県道沿いに新築」とする部分修正案を提出。一部委員から反発も出たが、採決の結果、賛成三十一、反対一で承認された。

 合併期日は、前回反対した土成町議会が一月に「二〇〇五年三月末」案を目標と決めたため、全員一致で了承された。

1057とはずがたり:2004/11/30(火) 17:02
<あわあ北>

2004年6月22日付
制定派の住民失望 土成住民投票条例案、本会議で「否決」
http://www.topics.or.jp/Tokushu/shichouson/2004/0622-1.html

 阿波、市場、土成、吉野四町によるあわ北合併の是非を問う住民投票条例案を審議した土成町議会の結論は「否決」だった。二十一日、住民投票の実現を目指して署名集めに奔走した住民ら四人が傍聴した本会議。増田英夫議長が否決を告げた瞬間、傍聴席の住民は深いため息をつき、失望の表情を浮かべた。一方、今後の合併協議に大きな影響を与えかねない条例案だっただけに、合併を推進している四町関係者らは安心した様子だった。

 「本案は否決されました」。二千六百八十三人の署名とともに提出された条例案が退けられると、立ち上がって議員席をのぞき込んでいた住民は厳しい表情に。意見陳述した後、傍聴席で採決を見守った「明日の土成町を考える会」の尾池硬代表(69)=吉田、無職=は座り込み、一言も語らず両手で顔を覆った。

 閉会後、約五十人の署名を集め、反対した議員に賛成するよう依頼したという糸谷文雄さん(80)=同、農業=は「民意を把握して町政をチェックするという議会の役割を果たしていない。多数の署名は行政主導の合併に対する住民の反論なのに、このままでは住民間に禍根を残す」と怒りをあらわにし「本当に失望した」と語気を強めた。

 傍聴席の住民とは対照的に、板東町長はほっとした表情で閉会のあいさつを述べた。

 この日の審議は阿波、市場、吉野三町の関係者や市町村合併を支援する県地域振興局も注目した。あわ北合併協議会事務局や土成町議を通じ否決を知った吉野町議会の後藤耕治議長は「二十五日に四町長が合併協定書に調印、二十八日に四町が臨時会を開いて新市設置議案を審議する予定。これまでの協議が順調なだけに、土成町が抱えていた問題にけじめがついて一安心だ」と語った。

 同振興局の森周一局長は「土成町議会がまちの将来のあるべき姿を十分議論、検討の上で判断されたものと考える。今後、県としてもできるだけの支援をしたい」と話した。


2004年4月21日付
土成の合併住民投票案否決を期待 支援会議で県幹部発言
http://www.topics.or.jp/Tokushu/shichouson/2004/0421-1.html

 「(土成町の合併の是非を問う住民投票条例議案の)否決を期待している」−。二十日の徳島県市町村合併支援本部会議で、森周一地域振興局長からこんな発言があった。県は市町村の「自主的合併」を支援する立場。中立性を欠く発言に不用意との批判も出そう。

 森局長は、会議に出席した飯泉嘉門知事ら県の幹部を前に、各合併協議会の現状を説明。あわ北合併協議会を構成する土成町の町民が始めた住民投票を求める署名集めの動きについて「既に(条例制定請求に必要な)署名数は集まっているようだ」と述べた上で「議会が最終判断をするため、住民投票になるかどうかは分からないが、何とか否決をしていただけるんじゃないかと期待している」と話した。

 森局長の発言に、ある幹部は「市町村合併を側面から支援してきた担当者の思いが強く出たのでは」。合併実現を願うあまり、つい本音が出たのだろうが、軽率のそしりは免れない。

1058とはずがたり:2004/11/30(火) 17:08
<板野郡・阿波郡(あわ北)>>>1051-1058

板野郡合併(松茂町・北島町・藍住町・板野町・上板町・吉野町・土成町)
☆板野郡合併検討協議会 [松茂町・北島町・藍住町・板野町・上板町・吉野町・土成町]
└阿波市参加の二町脱退→☆板野郡合併検討協議会 [松茂町・北島町・藍住町・板野町・上板町]
板野西部合併(板野町・吉野町・土成町・上坂町=上坂がpush)>>1052
あわ北合併(阿波郡 阿波町・市場町, 板野郡 土成町・吉野町=土成町以外がpush)
★あわ北合併協議会(法定)→■阿波市 2005.4.1 新設/市制

板野郡は徳島市近郊で発展していることもあって比較的合併には鷹揚の様だ
>残る五町は合併特例法の期限にこだわらず、検討協を存続させることになった。

土成町は広域が実現すると中心になれて良い(詰まりあわ北+板野西)という構図か。>>1052
>板東正土成町長は「阿波、市場、吉野、上板、板野との六町での枠組みが一番いいと考えているが、特例法の期限が迫っていることもあり、合併ができるところから進めたい」と明確な対応を示していない。

土成町は町内に激しい意見対立があるものの議会を中心にあわ北で押し切った(住民投票条例案を二度否決>>1057(04/6)>>1053(04/11))という感じか。合併事務局の否決期待発言も飛び出すなど(>>1057こんなの軽率でも何でもないと思うが)ヒートアップ気味だったが無事合併へ。
新市役所も土成町内に出来るらしいし文句は無いのでは?(町内の意見二分で有利に?)
将来は板野西部との合併でも市役所として使えればいいのだが。

1059とはずがたり:2004/11/30(火) 17:14
<三好郡>>>1002 >>500 >>464
こういう事情があったのか。
>郡内他町村に比べ、公共下水道や学校設備など社会基盤整備に投資してきた両町は、
>財政的余裕がなく「財政優遇措置が受けられる特例法期限内での合併を目指し、
>町の財政基盤の立て直しを図る」ことが急務。
>特例債を有効活用し、十年間をめどに行財政の効率化を図るため、
>合併を優先させる道を選択することになる。


「東部」2町で確定的 行財政効率化必要な「西部」
http://www.topics.or.jp/Tokushu/shichouson/miyoshi-yureru/

 ■新西部法定協 六町村を合わせた人口は約三万七千人。特例法による市制の要件(人口三万人以上)を満たし、来春の発足が決まっている阿波、美馬両市を含めた徳島県内八市の中で、阿波市に次ぐ七番目になる。面積では、最大の約七百二十一平方キロの新市になる。

 市になることで住民サービスに大きな違いはないが、福祉事務所の設置が義務付けられ、福祉施策は充実するものの支出も増える。スケールメリットが大きい半面、一層の行財政効率化が求められる。

 ■東部法定協 井川、三野の二町が抜けた後の三好、三加茂両町が合併すれば人口約一万六千人。当初の約二万七千人から大きく減少する。面積は約百二十平方キロ。二町離脱を受け、両町議会が全員協議会を開き、特例法期限内に合併できる可能性が高いことなどを理由に「二町での合併」を支持している。

 両町とも、十月中旬からの住民説明会での意見を反映させて最終結論を出す方針だが、西尾大生三好町長の「本当にできる合併」という発言もあり、二町での合併はほぼ確定的だ。

 郡内他町村に比べ、公共下水道や学校設備など社会基盤整備に投資してきた両町は、財政的余裕がなく「財政優遇措置が受けられる特例法期限内での合併を目指し、町の財政基盤の立て直しを図る」ことが急務。特例債を有効活用し、十年間をめどに行財政の効率化を図るため、合併を優先させる道を選択することになる。

 ■行 方 三好、三加茂町は法定協で今後どのような協議を進めるのか正式に示していない。このため、井川、三野の二町は、現段階で東・西法定協に籍を置く状態。合併特例法では、複数法定協への参加制限はなく、問題はない。

 今後三好、三加茂両町がとる方針として有力なのは、東部法定協の規約変更議案を議決するケース。今までの協議を修正するだけで、労力と時間がかからない。東部法定協を解散、二町で新たな法定協を設置するケースもある。

 井川、三野が抜けたと想定し▽三野町にある法定協事務所を三好町内に移動させる▽当初枠組みの四町電算システムの分担金、負担金の清算−など二町間で水面下の調整を図りつつある。

 ■飛び地合併 総務省自治行政局合併推進課によると、全国では現在、青森、岡山県などで飛び地を抱える法定協が十四カ所(十月一日現在)あり、是非について議論がある。
 新西部法定協の枠組みでは、三野町が飛び地となる。そうなると「他の五町村より行政サービスが低下する」「三好、三加茂との合併でいいのでは」など、将来の町づくりに対しての不安や懸念を持つ住民もいる。

1060とはずがたり:2004/11/30(火) 17:16
<三好郡>>>1059-1060 >>1002 >>500 >>464

うーん飛び地の三野町あたりが否決して時間切れの悪夢が。。

「西」協議時間少なく 期限内実現へ結論先送りか
http://www.topics.or.jp/Tokushu/shichouson/miyoshi-yureru/

 ■協定項目

 三好西部法定合併協議会(池田、山城、東祖谷、西祖谷の四町村)では、これまでに全四十四協定項目のうち三十五項目を終了。新加入の井川、三野町は、東部法定協(三野、三好、井川、三加茂の四町)で協議を終えている項目を基に新西部法定協に臨む。十二月末までに四回開き、すり合わせて一部修正する予定。

 特例債を使うためには来年三月までの県知事申請が絶対条件。そのため細部を詰める時間的な余裕はなく、多くの協定項目が「合併までに調整する」と先送りされる可能性が高い。財産の取り扱いや議員任期など、各町村間で思惑が違う項目の協議をいかにスムーズにこなすかがカギとなる。

 東部二町は、協議を終えているため問題はなく、時間的にも十分実現可能。合意した協定項目の基本路線は変わらないが、四町から二町となりスケールメリットは小さくなったため、人件費削減、公共事業の厳選、事務処理の効率化などを強力に進めることが不可欠となる。

 ■議員の在任特例

 西部は議員数が七十五人になる。特例適用は、まだ法定協に提案されていないが、吉野川市よりも十三人も多い。行財政改革を強く打ち出す西部法定協の理念にそぐわず、住民の理解も得られそうにない。

 東部は、在任特例を一年一カ月とすることで合意していた。二町合併になると、四町時よりも行財政改革を強力に進める必要に迫られる。さらに住民からの批判が多かったことと、在任特例使用を強く主張していた三野町が抜けたことなどを考慮に入れ、新町誕生直後に選挙をする方向で調整が進んでいるようだ。

 ■新市町の名称

 西部では七月から住民らを対象に名称を公募していて、十月に最終候補十点を選定し、選考する予定だった。二町加入で市になることに伴い、白紙に戻し十一月中に再公募する方針。当初案では「池田町」が多かったが、市になる場合、大阪・池田市など既に存在する名称は使用できないことになっていて、「池田市」は選択できない。

 東部は既に「東みよし町」に決まっている。井川、三野両町をイメージする町名となっていないこともあり、名称は変更しない方向で決まる公算が大きい。

 ■民 意

 三野町民には、飛び地だけでなく、西部に実質、吸収合併されるのではという不安がある。西部加入を決める際に「民意を聞いてほしい」と住民アンケートを求めたものの、願いを無視されたと感じている人も多い。手続き的な問題に端を発するしこりも根強く、議会も賛否がほぼ半分に分かれている。

 西部の法定協設置議案は可決されたが、今後の新しい法定協での協議次第では、再び亀裂が入る可能性も否定できない。

1061とはずがたり:2004/11/30(火) 17:30
<東海>岐阜
反対多数やったんか。ほんまくずやなぁ,美濃加茂市民・・。
坂祝・富加以外の白川・八百津・川辺・七宗の5町と東白川村で新美濃加茂市でも作ったらどうか?人口要件満たさないかな?

[平成合併ぎふ元年]加茂郡町村会「法定協を残したい」 /岐阜
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041130-00000099-mailo-l21
 ◇美濃加茂市に離脱要求へ
 加茂郡7町村との合併に反対票が多数を占めた美濃加茂市の市民意向調査の結果を受け、加茂郡町村会(会長、赤塚新吾・八百津町長)は29日、可茂総合庁舎で今後の対応などについて話し合った。終了後に会見した赤塚会長は「法定協議会の解散という形をとらずに協議の場は残していきたい」と述べ、法定協を存続させ、今後も合併論議を進めたい意向を示した。このため、来月9日開催予定の合併協会議では、合併協を解散させないよう、美濃加茂市に法定協議会からの離脱を求める。
 加茂郡7町村の一本化については、各町村が持ち帰り、再度協議していく方針。

11月30日朝刊 
(毎日新聞) - 11月30日16時50分更新

平成合併ぎふ元年:新市への思い伝える 加茂郡6町村長、美濃加茂市長に /岐阜
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gifu/news/20041126ddlk21010123000c.html

 ◇新市への熱い思い伝える−−市民意向調査の投開票前に

 加茂郡7町村との合併の賛否を問う美濃加茂市の市民意向調査の投開票(28日)を前に25日、同郡内の町村長が美濃加茂市役所を訪れ、「新市誕生」を願う各町村の熱い思いを川合良樹市長に伝えた。

 公用で参加できなかった白川町を除く八百津、坂祝、富加、川辺、七宗の5町と、東白川村の6町村の町村長。加茂郡町村会長の赤塚新吾・八百津町長が「各町村の気持ちをくみ取って合併できるよう頑張ってください」と話し、「新美濃加茂市を目指したい」とする文書を川合市長に手渡した。

 文書を受けた川合市長は「加茂は一つ。多少の差はあっても、財政が厳しいのは同じ。手をつなぐことで解決していこうと、市民に伝えてきた」と、これまでの合併に向けた思いを説明。「調査結果が反対となった時のことを懸念している」との赤塚町長の問いに対して、川合市長は「合併は避けて通れないが、結果が“ノー”となったら各町村に迷惑をかける。政治的責任は極めて重大と思っている」と話した。

 意向調査は、投票方式で行われ、合併に賛成、反対、どちらともいえないの三者択一。川合良樹市長は「有権者の20%以上の一番多い得票を尊重する」としている。
毎日新聞 2004年11月26日

1062とはずがたり:2004/11/30(火) 17:31
<東海>岐阜県

平成合併ぎふ元年:輪之内町、不参加決める−−大垣など1市4町 /岐阜
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gifu/gattpei/news/20041127ddlk21010078000c.html

 ◇渡辺町長「冷却期間おいて考える」

 輪之内町議会の全員協議会が26日開かれ、西濃圏域の合併問題で、大垣市など1市4町の合併協議に参加しないことを決めた。同町は直ちに同市に通知した。同時に安八郡内3町合併も白紙に戻すことも決めた。これにより、同町は事実上、単独か安八町との2町合併のどちらかを選ぶことになりそうだ。

 全員協議会には町議15人全員が参加。合併問題特別委員会(7人)から▽1市9町の西濃圏域合併協議会は現状のままとする▽1市4町の新しい合併協議には参加しない▽安八町、墨俣町との3町合併は白紙にする−−との協議報告を受け論議したが、議員全員に特段の異議はなく決定した。これを受け、渡辺町長は「西濃圏域での合併を推進してきたが、議会で協議して決められた」と、新しい合併協議に参加しないことを表明した。

 全員協議会後に会見した渡辺町長や森島光明議長らは「これまでは、将来の財政事情を考えれば大垣市などとの広域合併しかないとの意見や、隣町で昔から付き合いのある安八町との合併を、などの意見があったが、きょうはほとんど意見がなかった」と説明。「次々と合併協議から抜ける町が出て、大垣市の対応がどうなるのかわからず、不安になっているのでは。今後のことについては冷却期間を置いて考える」と語った。

 西濃圏域では当初10市町で中核市を目指した。しかし、安八町の離脱に続き、垂井町など3町も住民意向調査を受け、新しい合併協議への不参加を決めた。養老町もその後に不参加を表明し、大垣市との新しい合併協議を決めているのは飛び地の上石津町と墨俣町だけ。残る池田町は12月議会で態度を明らかにする予定。
毎日新聞 2004年11月27日

1063とはずがたり:2004/11/30(火) 22:50
<山梨県>

今回特例法の期限に併せようと無理な合併をした市町村へ参考になりましょう。
それにしても上九一色("かみいくいっしき"ではなく"かみくいしき"なんですな)村は昭和の大合併の時,どんな選択をしたんでしょうか?

[市町村合併]上九一色村、分村合併で意見集約−−議会全員協 /山梨
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041130-00000035-mailo-l19

 ◇住民投票結果尊重−−「全村で甲府」は断念
 甲府市との全村合併の是非を問う上九一色村の住民投票で、「反対」が「賛成」を上回り過半数となった問題で、同村議会は29日、全員協議会を開き対応を協議した。投票結果を尊重して「全村で甲府」は断念し、合併特例法期限(05年3月)内に分村合併を目指すことで意見集約した。
 具体的な合併相手は意見がまとまらず、12月14日に始まる定例議会で方針を決定したい意向だ。
 渡辺力議長は取材に対し「(結果が出た以上)分村という流れが正しいだろう」と話した。議員によると、全協では分村合併の相手として村北部は甲府市が大勢で、南部は富士河口湖町や鳴沢村が挙がったという。【吉見裕都】
 ◇「北部来るなら断る理由ない」−−甲府市長が協議に応じる意向
 甲府市の宮島雅展市長は29日、上九一色村の住民投票の結果について、毎日新聞の取材に「村北部が来るなら断る理由はない」と分村での合併協議に応じる意向を明らかにした。
 宮島市長は同日午前、市役所を訪れた小林実村長から投票結果の経過説明を受けた。小林村長は会談終了後、「全村合併は難しいが、合併は不可欠」と話した。

11月30日朝刊 
(毎日新聞) - 11月30日16時45分更新

1064とはずがたり:2004/11/30(火) 23:09
<九州・沖縄>
あとは首長の政治決断でしょう>清武町では「自立」が最多だったが、「1市2町」も約700票差と拮抗。

[市町村合併みやざき]田野町の住民アンケ結果、宮崎市長「道筋ついた」 /宮崎
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041130-00000163-mailo-l45

 市町村合併を巡る清武町の住民投票と田野町の住民アンケート結果が出たのを受け、宮崎市の津村重光市長は29日、会見し、1市2町の枠組みを望む声が多かった田野町について「合併の道筋ができた。ありがたい」とコメントした。
 清武町では「自立」が最多だったが、「1市2町」も約700票差ときっ抗。津村市長は「住民の多くが合併を望んでいるのは心強い。町が宮崎市との合併を判断してくれるよう期待している」と話した。
 今後、津村市長は両町長と話し合う予定で、清武町の一ノ瀬良尚町長にも合併を申し入れる。法定合併協議会を設置している佐土原町とも協議し、合併関連議案を12月定例会に提案するかどうかを決めるという。

11月30日朝刊 
(毎日新聞) - 11月30日17時50分更新

1065とはずがたり:2004/12/01(水) 01:33
<中国・四国>愛媛県
>>1044
取り敢えず住民投票っしょ。合併特例法の期限切れまで間が無いが・・。

[解説]流れは鬼北合併だが…松野町長に岡氏当選で /愛媛
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041130-00000272-mailo-l38

 広見町と日吉村との鬼北合併か、宇和島市中心の広域合併か――。合併の枠組みを巡る混乱で町長が辞職し、町議会も自主解散した松野町の出直しダブル選は28日投開票され、鬼北合併を掲げた岡武男氏(75)が、わずか58票差で初当選した。“枠組みを問う住民投票”の色彩が強かった選挙戦だが、岡氏の勝因は、町と町議会に対する町民の批判が強かったうえ、「草の根」運動が奏功したため。流れは鬼北合併に向かいそうだが、前途は厳しい。
 松野町は1年前、3町村でつくる法定合併協議会から離脱。その後、町議会と前町長は宇和島市中心の合併の方針を示した。ところが鬼北合併を望む住民グループ「松野の今を考える会」会長だった岡氏らは、合併の相手先を問う住民投票の実施を求め、今月4日に条例制定を町長に直接請求。これが実質的に出直しダブル選につながった。
 当選直後、岡氏は「できるだけ早い時期に住民投票をし、合併を進めたい」と意欲を見せた。立候補表明の会見では「当選したら鬼北合併を進め、できない場合は責任を取る」と明言している。
 解散前の町議会は14人全員が宇和島市中心の合併の方針だったが、改選後は鬼北合併か住民投票実施を望む議員が半数を占めた。これは岡氏にとって追い風と言える。しかし、対立候補の阪本寿明氏(57)が訴えた宇和島市中心の合併を願う声も根強い。
 岡氏は30日に初登庁する。まず公約の住民投票条例を制定し、投票を実施することができるかどうか“踏み絵”となりそうだ。
11月30日朝刊 
(毎日新聞) - 11月30日17時32分更新

1066とはずがたり:2004/12/01(水) 03:05
<北陸>富山県
http://www.mapion.co.jp/c/f?el=137/04/45.163&amp;scl=250000&amp;size=954,768&amp;uc=1&amp;grp=MapionBB&amp;nl=36/43/15.325
射水と新湊と牧野地区
見るからに不格好な牧野地区

是非射水市は新湊市+小杉町を含めた射水全町村+高岡市牧野地区で。歪な合併はかくも長きに亘って禍根を残す例である。

第1部 暮らしと境界見えない壁2003.01.05
http://www.kitanippon.co.jp/pub/hensyu/gappei/jichi/003.html

 住宅街を突き抜け南北に走る市道には、10センチ以上の雪が積もっていた。12月下旬、未明の高岡市牧野地区。エンジン音をとどろかせ、大型除雪車が近付いてきた。しかし、除雪車はそのままUターン。そば屋を営む白木陽子さん(49)の店の前には、わだちを刻んだ雪が残ったままだ。少し時間を置き、別の除雪車が到着。ようやく1本の市道の除雪が完了した。白木さんの店は新湊市との境界にあり「ここが境目って、よく分かるでしょ」と笑った。

 人口約9千人の牧野地区は、新湊市を南北に分断する格好で位置する。新湊市の南部と北部を結ぶ道路は何本もあるが、除雪は2つの市がそれぞれの市域だけを対象に行っている。このため、作業の時間帯がずれれば、道路は“まだら”状態になることも。「一気に済ませた方が効率的なのに」。白木さんは不満げだ。
ちぐはぐな除雪作業
禍根残した昭和の合併
 牧野地区は、戦前から合併の波に洗われ続けた。旧牧野村は昭和15年、新湊町(現新湊市)と合併。2年後には高岡市に編入された。伏木港の一元的な運営を目指した国策による強制合併だった。戦後になり、戦時中に合併させられた市町村を復旧する措置がとられたことから、26年に新湊町、牧野村として高岡市から分立。新湊は市に移行し、牧野村は「発展が望める」と判断して高岡市に復帰、新湊を分断する境界ができた。

 境界は、住民生活にさまざまな弊害をもたらした。道路整備はちぐはぐで、牧野地区に入った途端に道幅が狭くなる。未舗装のままの所もあり、下水道や融雪装置の整備も遅れ気味だった。住民は否応なく「見えない壁」の存在を意識させられた。地区内には新湊市のコミュニティーバスが走っており、牧野校下連合自治会の塩谷隆志会長(66)は「生活圏はもちろん、地理的にも事実上新湊なのだから、もっと連携を図ってほしかった」と漏らす。
§   §   §
 「牧野は辺境にされた」「新湊と合併できなければ、住民は混乱する」。昨年11月末、高岡市が牧野地区で開いた住民説明会では、「牧野をいつまでも“谷間”にしてほしくない」という住民の切実な声に、佐藤孝志高岡市長は「最大限の努力をする」と答えるのが精いっぱいだった。

 人口30万人以上の中核市を目指す高岡市は、高岡広域圏4市町に新湊市を加えた枠組みでの合併を働き掛けてきたが、新湊市は既に射水広域圏で合併を目指す考えを打ち出していた。住民の声は、両市の合併を危ぶむ不安の表れだった。

 12月に入り、分家静男新湊市長は高岡広域圏の首長会議への参加を断った。さらに、射水広域圏の経済界も新湊市と射水郡の合併を求めて活動を活発化させるなど、両市の合併はさらに遠のきつつある。

 「新湊を切り離して将来像は描けない。合併しなければ、牧野独自の道を選ぶこともある」と塩谷会長。「見えない壁」を解消するには、高岡市から分離し、再び新湊に編入する手段も残されている。だが、高岡、新湊両市議会の承認を得るなど、ハードルは限りなく高い。安易な境界設定は将来に禍根を残す。

1067とはずがたり:2004/12/01(水) 03:08
<北陸>富山県
中学校のない村も有るんですねぇ。しかし相撲部のある中学を選択できるというメリットでも有るな。

第1部 暮らしと境界中学校がない(上)2003.01.03
http://www.kitanippon.co.jp/pub/hensyu/gappei/jichi/001.html
 「やっぱり、みんなと一緒がいいんじゃないの」。昨年末、下村小6年の藤本一馬君(12)=下村加茂中部=は、母親の弘美さん(38)の問い掛けに首を横に振った。4月から小杉町の小杉中学校に進む20人の同級生と離れ、富山市呉羽中に通うことにした。大相撲の力士を夢見る一馬君は「相撲部のある呉羽に行きたい」。そんな思いを秘めていた。

 越境入学になるわけではない。村に中学がなく、児童は6年の2学期終了時までに、進学先を呉羽、小杉の2校から選択する。両校とも村中心部から約7キロ。かつては呉羽が多かったが、十数年前から大半の児童が小杉に進んでいる。弘美さんも、息子は小杉に進むと考えていた。1人だけ別の選択をするとは思わず、なじめるかどうか不安があった。しかし、一馬君の決意は固かった。

他市町村に生徒を委託
12歳で進路選択迫る
 村の児童が、12歳で進路選択を迫られるのは、昭和20年代後半の「昭和の大合併」が影を落としている。戦後、市町村が新制中学の維持運営を担うことになり、1学年3学級の中学校1校を持てる「人口8000人」を目安に、自治体の再編が進められた。

 当時の村の人口は約3千人。隣接の新湊市、呉羽、小杉両町から誘いを受けたが、村は独立を守った。この選択が、児童の進学先を二転三転させることにつながった。

 村は22年、周辺3村で組合立の中学校を設置。だが、北部地区の住民が近くの和合中に子どもを通わせるなど、児童の進学先をめぐって村は混乱した。2年後に老田村(現富山市)と組合立射水東部中を設けたが、長くは続かなかった。

 「突然、中学が廃校になり、小杉に転入した。受験を控えて不安でならなかったよ」。当時中学2年だった尾上清逸さん(55)=下村白石、大門町職員=は振り返る。

 29年に老田村が周辺3村と合併し、呉羽町になったためだった。村議会は組合を解消し、単独で射水東部の運営を続ける方針を決めたが、村当局は「財政的に維持は困難」と判断。尾上さんらは37年、小杉など3校に振り分けられた。以来、村の児童は周辺自治体の中学に「委託生」として通学している。
§   §   §
 あれから半世紀。村は再び合併問題に直面している。下村など射水郡4町村か、それとも新湊市を加えた射水広域圏5市町村になるのか―。周辺自治体では枠組みをめぐる議論が熱を帯び、竹内昭英村長も村議会12月定例会で、射水広域圏での合併を目指す考えを明らかにした。

 「合併は村に欠けているものを得るチャンス。中学もその一つだ」。定例会に先立つ住民説明会で、村長はそう繰り返した。ちょうどそのころ、「平成の大合併」をめぐり、人口1万人未満の町村の“切り捨て論”が浮上。村の「中学選択制」は自然な状態とはいえず、村長には「地方自治の役割を果たしていない」との思いが強まっていた。

 一馬君の妹と弟は、下村小の5年と2年に在籍している。「自由に中学を選べるのはありがたい。けど、村に学校があれば悩む必要もないんですけどね」。母親の弘美さんは、小規模村ゆえの限界も感じている。

1068とはずがたり:2004/12/01(水) 03:10
<北陸>富山県

第1部 暮らしと境界長い通学路2003.01.06
http://www.kitanippon.co.jp/pub/hensyu/gappei/jichi/004.html

 宇奈月町の愛本小学校へと続く長い道を、1年生の小森祐輝君(7つ)が歩く。周囲には田んぼが広がり、屋敷林に囲まれた農家が点在している。

 愛本新の自宅から学校までは2.8キロ。祐輝君の足で、50分近くかかる距離だ。途中、自宅から2キロほど離れた同級生の家までは、一緒に登校する児童がいないため母親の亜希子さん(34)が付き添い、祐輝君をせかすようにして歩く。

 「一人で歩かせるのは、かわいそうだから…」と亜希子さんはため息をつく。もっと長い道のりを歩いて通う児童は県内にも大勢いる。ただ亜希子さんがやるせなく思うのには理由がある。自宅から目と鼻の先に、お隣の入善町ひばり野小学校があるからだ。
隣町の学校 すぐそこ
合併論議で校区再編も
 愛本地区は扇状地の扇のかなめにある。中でも愛本新は山のふもとの入善町舟見集落に沿って、きゅう屈な形で長く深く、入善町に食い込んでいる。

 昭和29年の合併で旧愛本村は揺れた。今の宇奈月町をつくる3村の合併が決まったとき、愛本村内では、旧舟見町との合併を望む声も強かった。財政上の損得などから村議会の議決は真っ二つに割れ、最後は議長採決で、現在の枠組みが決まった。まるで舌のように長く伸びた愛本新の形はこのときにできた。

 祐輝君の家はその「舌先」にある。ひばり野小や舟見中を左手に見ながら、遠く離れた学校に通う日々。これまで通学路の側溝に2度落ち、地域の人に助けられて帰宅したこともあり、亜希子さんは「心配が募ります」とわが子に目をやる。風が冷たくなってからは、「冬場だけでも」と父親が、通勤時間を早めて車で学校に送っている。
§   §   §
 町は4つの小学校を1つに統合し、新しい学校を建設する方針を決めている。昨年12月から候補地の検討に入り、順調にいけば開校は平成18年4月。「仮に黒部川を渡った対岸側に学校ができると、児童はさらに遠い道のりを通うことになる。スクールバスを走らせても確実に不便になるでしょう」と愛本小PTA会長の大森崇督さん(48)は表情を曇らせる。

 独立して黒部市などへ出ていく若い世帯、歯止めの利かない少子化…。学年10人に満たないクラスが増えつづける以上、通学の不便を考えても学校統合は避けられない。しかし、同時に合併論議が、大きく動き出している。宇奈月町と、隣接する黒部市、入善、朝日両町の首長は昨年12月、合併に向けた準備会を早い時期に設けることで合意した。あとは滑川市に顔を向ける魚津市が、枠組みに加わるかどうかの結論待ちだ。17年3月の合併特例法の期限をにらんで協議が始まれば、現市町の境界を超えた校区の見直しもいずれ論議しなければならない。

 「歩くと、体が強くなる」「友だちがいる」。自治体に境目があることなど理解できない祐輝君は、遠くの学校に通う理由をそう話し、自宅の窓越しにひばり野小を見やった。亜希子さんは言う。「友だち関係を考えると、祐輝は統合された学校に通うことになる。でも、これから生まれてくる子どもたちは、やっぱり近くの学校に通うのが幸せだと思います」

1069とはずがたり:2004/12/01(水) 03:14
<近畿>
>>1067-1068
http://www.mapion.co.jp/c/f?el=135/41/51.328&amp;scl=70000&amp;size=954,768&amp;uc=1&amp;grp=MapionBB&amp;nl=34/43/35.285
似たような状況がこの四条畷市田原地区にもある。
四条畷市は大阪府だが北田原地区は清滝峠を挟んで生駒山系の向こう側にあり,奈良県生駒市が地理的にも生活圏である。
人口は多いので小中学校は問題ないが府立高校へ通うためには高校は山越えをしなくてはならない。

1070とはずがたり:2004/12/01(水) 03:19
<北陸>富山県
・・・。
>山田村の住民は、自宅から直接救急車を呼ぶことができない。119番すると、村役場につながってしまう。
>村職員が、隣接の婦中、八尾両町のどちらかの消防本部に連絡し、出動を要請する。自前の救急車がない上、細入、舟橋両村のように隣町と業務委託契約を結んでいないためだ。
>両町が要請に応じるのは「人道的な配慮」(婦中町幹部)という。

第1部 暮らしと境界救急車がない2003.01.08
「119番」役場が隣町に要請 合併しても配備困難?
http://www.kitanippon.co.jp/pub/hensyu/gappei/jichi/006.html

 平成10年秋、山田村中村で食料品店を営む小向敏雄さん(55)は、強烈なのどの渇きを覚え、深夜に目を覚ました。顔がこわばり、水がのどを通らない。家族に体の異変を伝えようとしたが、言葉も出てこない。「こりゃ脳梗塞かもしれん」。妻の運転で約7キロ離れた八尾町の病院に向かった。救急車を呼ぼうとは思わなかった。「この方が早く医師の処置が受けられる」。そんな判断が働いた。

 山田村の住民は、自宅から直接救急車を呼ぶことができない。119番すると、村役場につながってしまう。村職員が、隣接の婦中、八尾両町のどちらかの消防本部に連絡し、出動を要請する。自前の救急車がない上、細入、舟橋両村のように隣町と業務委託契約を結んでいないためだ。両町が要請に応じるのは「人道的な配慮」(婦中町幹部)という。
 村の消防団員を務めていた小向さんは、時間ロスの生じる通報体制を知っていた。隣町から救急車の到着を待つのがもどかしい。しかも、村は救急車を出してくれた町に対し、10万円の「謝礼」を支払っている。「村に余計な負担をかけるのも気が引けてねえ」
 こうした思いを抱くのは、小向さんだけではないようだ。村が昨年1月から11月末まで、両町に救急出動を要請したのは21件。人口千人当たりの出動要請件数は約10件で、婦中、八尾両町の半分にとどまる。
 「昭和の大合併」で独立を貫いた村は、過疎債を活用し、下水道などのインフラ整備をいち早く実現。希望世帯にパソコンを配布し「電脳村」として全国に名をはせた。その半面、市町村単位が原則の救急業務は手つかずとなっていた。

 財政負担の重さが理由だった。消防庁の試算では、救急車1台を維持する経費は年間約8千万円。交代要員の人件費を含んでいるものの、車両の更新など、実際の支出はさらに膨らむ。人口約2千人で、県内一自主財源の乏しい村では無理な相談だった。職員に中古の救急車を運転させる案や、隣接2町に働き掛けた救急業務の広域行政化も実を結ばなかった。
 「肝心の役割を果たせず、これでは村が小さ過ぎると言われても仕方ない」。山崎吉一村長は、小村の限界を認める。「だが、それだけで行政のすべてを評価するような最近の風潮はいかがか」とも語る。小さいからこそ実現した施策は数多い、との思いがにじむ。
§   §   §
 村は昨年末、森雅志富山市長が提唱した合併協議会準備会への参加を表明した。富山市と上新川、婦負両郡の6町村が合併すれば、救急業務は一元化され、不便な通報体制は解消される。だが、今も服薬を続ける小向さんは、再び病に襲われても119番するつもりはない。「端っこの村は、どう境界を変えても端っこだよ」
 財政悪化が叫ばれ、全国900の消防本部の再編構想が浮上する中、過疎にあえぐ県境の小村に、救急車が配備される可能性は低い。時間ロスが、やや改善されるだけのことで、今後も、家族や住民同士の助け合いで対処していくのが現実的と思えるからだ。「ただ、便利さに慣れた若い世代はどう感じるか」。小向さんはそれだけが気掛かりだ。

1071とはずがたり:2004/12/01(水) 03:23
<北陸>富山県
素晴らしいね。駅隣接は地鉄の利用促進にも繋がるのではないか?

第1部 暮らしと境界小さな村の決断(上)2003.01.12
人口2,500人で本格図書館 効果を上げる身近な行政
http://www.kitanippon.co.jp/pub/hensyu/gappei/jichi/010.html

 舟橋村立図書館には、週末にもなると、親子連れがひっきりなしに訪れる。書棚のそばでは、母親と子どもが床に座って本を読んでいる。近くに住む主婦の中田恵子さん(35)は、玄関で下足を脱いで入館するのにも慣れた様子だ。「きょうの晩ご飯、何にしようかなって悩んだらここに来るんです。娘は床に寝そべって本を読めるのが気に入ってるみたい」。木造の室内は床暖房で温かい。
 人口2,500人の村の図書館とは思えないほどのにぎわいに、館長の辻沢与三一さん(77)は目を細める。「こんなに利用があるとは考えもしなかった。正直、この村の規模で本格的な図書館をつくるのは難しいと思っていましたから…」
 平成7年のある日、役場村長室。辻沢さんとは滑川商業学校時代の同級生だった松田秀雄村長が切り出した。「図書館をつくるのは村長に就任して以来の夢だ。どう思うかね」
 県図書館協会長だった辻沢さんは、かつて富山市立図書館長を勤めた経験から正直に説明した。住民の3割が利用登録したとしても、人口1万人以上でなければ効率的な運営はできない。事実、市立図書館の15の分館は、1万人以上の小学校区に1つを目安にして置いている。「運営するのは大変でしょう」。だが村長は、図書館をまちづくりの核にするのだと言って譲らなかった。
 村は、富山地方鉄道の舟橋駅舎に図書館を併設させて通勤客らを呼び込むとともに、1つの役割を図書館に期待した。
 村の人口は平成に入るまで1,300人台で停滞し、一時は舟橋小の新入学児童が6人に落ち込んだ。危機感を抱いた村は宅地造成を阻む市街化調整区域の指定除外を実現させ、開発を急いだ。
 村の思惑通り村民の数は年々増えたが、新たな課題も浮かび上がってきた。新旧の住民が顔を合わせる機会が少なく、会話もない。コミュニケーションを図る場が必要だった。村は、村民が自然に足を運べる図書館がふさわしいと考えた。
§   §   §
 「新刊を500冊程度しか購入しないような図書館では、見向きもされない」。辻沢さんの助言を受けて図書館づくりは進み、「下足は脱ぐことにしよう。リラックスするには床暖房がいいなあ」と言う村長の意向も反映された。辻沢さんを館長に迎えて平成10年に開設した図書館は、蔵書3万8千冊、年間の新刊購入4千冊。1人当たりの図書費は2,350円に上り、県内市町村の平均とはケタが一つ違う。
 村民の図書カード登録率は高い地区で7割を超え、平均56パーセントが利用。辻沢さんは「この村は小さな小学校区に、1つの図書館があるようなもの。子どもやお年寄りが歩いて通える距離にあるのが利いている」と言う。
 対照的なのが人口17万人を抱える高岡市だ。市立の図書館は4つあるが、市全体の登録率は8.5パーセント。図書館から離れた地区で、軒並み登録率は下がっている。
 松田村長は昨年末、富山市などとの合併に加わらず、単独を貫く方針を表明した。「小さな村だが、住民に近い行政だからこそ必要な施策を効果的に打ち出せる」。住民が本当に求めるサービスを優先して行うことが、最も無駄がなく効率的という考えだった。

1072とはずがたり:2004/12/01(水) 03:23
>>1071-1072

第1部 暮らしと境界小さな村の決断(下)2003.01.13
自主独立、明確な裏付け 懸念は町村の“切り捨て論”
http://www.kitanippon.co.jp/pub/hensyu/gappei/jichi/011.html
 オープンから4年連続で、舟橋村立図書館は驚くほどの数字をたたき出した。住民1人当たりの貸し出し数で全国1位。13年度の貸し出しは14万9千冊、住民1人当たり62冊に上る。
 村民はこの「全国一」が、数字のマジックから生まれたものだと知っている。データは、貸し出した本の冊数を住民の数で割ったものだ。村民の利用が多いだけでなく、村外から訪れる人が7千人余りもいることが、数字を押し上げている。
 囲碁の本などを目当てに、上市町松和町から訪れた酒井肇さん(57)は「いつも、買い物で富山市に行く途中に寄るんですよ」と言う。図書館に併設された富山地鉄越中舟橋駅を利用する通勤客のほかにも、近隣の富山市や立山、上市町などから大勢の人がマイカーで足を運び、「交流人口」が全国一を支えてきた。
 舟橋村は面積では3.47平方キロと県内で最も小さい自治体だが、県都富山市に接し、立地条件に恵まれている。保育料など他の自治体より安い住民サービスを「売り物」にし、交流人口だけでなく、定着人口を呼び込むのも難しくはない。
 「どうも誤解されがちだ」。金森勝雄助役は苦り切った表情で、「合併しない」と表明した松田秀雄村長の真意を代弁する。「舟橋という名の故郷を無くしたくないという愛村の情は確かに大きいが、合併しないと決めたのは、情緒的な問題だけではないんです」
 民間の宅地開発が進み、平成22年には1千人増の3500人まで人口が伸びると踏んでいる。広い山間部を抱える町村に比べ、小学校区並みのエリアは財政負担が小さく、大規模災害もない。上下水道や道路といったインフラは整備され、ごみ処理や介護保険なども広域圏でまかなっている。当面の課題は小学校の建設や中学校の増改築ぐらいだ。
 「国も財政難だ。地方交付税が何割か減額されるのは覚悟している。だが無駄な投資をせず、必要な事業から優先順位を決めて実施すればいい。収支バランスをとれば、やっていけるんですよ」と金森助役。大きな自治体とは違い、地区ごとの陳情や議員の圧力がなく、効率的に予算を組めるのも村の強みだ。「家庭的なぬくもりのある行政を捨ててまで、合併しようとは思わない。うちも勝ち残りをかけていますから」と強調する。
§   §   §
 「合併しない」と明確に表明している舟橋村が懸念するのは、小さな町村を人口規模の物差しだけで、切り捨てようとしている国の動きだ。人口1万人で線が引かれれば、舟橋村がやがて「自治体ではない」とされてしまう可能性がある。
 地形や面積、歴史など、各自治体の抱える事情はそれぞれ異なる。小規模町村を「行財政の効率が悪い」という理由で、一くくりにするわけにはいかないはずだ。
 自治庁(現総務省)の担当課長として「昭和の大合併」を進めた宮沢弘元法相は「自主独立を貫く気概のある小規模町村に、国は自治権を保証すべきだ」と指摘。「合併のうずに巻き込まれている当の市町村も『泣く子と地頭(国と県)には勝てぬ』とばかりに、損得論だけで論議を進めてはならない」と訴える。
 住民の暮らしに最適な境界を探り当てるには、市町村が自らの役割や機能、歴史風土を問い直す作業が欠かせない。

1073とはずがたり:2004/12/01(水) 03:29
<北陸>富山県
>「商工業の中心地」を自負していた津沢地区
http://www.mapion.co.jp/c/f?el=136/54/00.012&amp;scl=70000&amp;size=954,768&amp;uc=1&amp;grp=MapionBB&amp;nl=36/37/15.932
小矢部砺波Jctが出来て交通の要衝とはなったが別にJctはクルマが出入りできる訳でもないしねぇ。津沢町のままでいれば今頃津沢Jctだっただろうに。

小矢部市=石動町+砺中町(津沢+α?)か。

第2部 巨大化の未来は2つの“中心地”2003.02.08
投資の集中化図れず 尾を引く昭和の合併
http://www.kitanippon.co.jp/pub/hensyu/gappei/jichi/020.html

 津沢商工会の高畠康成事務局長(59)が意味ありげな表情で、1枚の地図を取り出した。小矢部市の津沢地区を中心に、半径5キロの円が描かれている。隣の砺波市や福野町の中心市街地はすっぽりと収まるが、市中心部の石動地区は外にはみ出していた。「津沢の現実を象徴しているようでしょう」と苦笑する。

 かつて「商工業の中心地」を自負していた津沢地区だが、商店街は連続性に乏しい。街路は狭く、車の駐停車も不便なため、モータリゼーションの到来で一気に衰退した。唯一のスーパーも昨年2月に閉店。住民は、大型店ひしめく砺波市で買い物を済ませ、円外の石動地区まで足を運ぶのは少数派だという。
 「津沢の声を無視し、大きくなることだけを追い求めた結果だ」。元津沢地区自治振興会長の河原豊志さん(70)=小矢部市清沢、自営業=は、衰退の原因の一つに「昭和の合併」を挙げる。
 小矢部市は昭和37年、津沢を中心とする砺中町と、石動町が対等合併して誕生した。当時の人口は、砺中1万人、石動2万6千人。地方自治法が定める市制要件の5万人に届かないが、国は「平成の大合併」と同じように特例措置を用意していた。新市町村建設促進法の期限を40年まで5年間延長し、人口要件のハードルを一時的に3万人に下げた。
 早くから市制移行を目指していた石動町は「市制実現のチャンス」ととらえ、期限内の合併へと動き出した。一方の砺中町は、中心部の津沢地区が「行政の中心が石動に移れば、津沢が寂れる」と反発。役場や県庁で反対運動を繰り広げた。
 両町議会が37年に新市発足を決議した後も、津沢住民の運動は激しさを増すばかりだった。打開策として、砺中町議会は津沢地区の砺波市編入を決めたが、既に両町の合併は県議会で議決されていた。事態の収拾は、新市が反対派住民と「津沢の振興を図る」との協定を結ぶまで待たなければならなかった。市制施行から、1年半の月日が流れていた。
§   §   §
 合併をめぐる混乱と紛争は、その後の町づくりにも影を落とした。住民同士に感情的なしこりが残った。商工会は統合できず、県内9市で唯一商工会議所がない。関係者は「どんな会合を開く場合でも、まず両地区の出席者の数合わせを考えてしまう」とこぼす。
 行財政運営も常にバランスが要求された。平成10年制定の「中心市街地活性化法」を受け、大半の自治体は、国の補助事業の対象地区を1つに限定しているのに対し、小矢部市は2地区にせざるを得なかった。2つの“中心地”への分散投資は、高岡や金沢、砺波との都市間競争の遅れにつながった。河原さんは「津沢にも問題があった。しかし明確な将来像を持たないまま、国の言いなりに合併しても繁栄など期待できない」と語る。
 砺波広域圏を除けば、県西部の合併の枠組みは混とんとしている。1月末の小矢部市議会市町村合併対策委員会で大家啓一市長は、福岡町との合併を目指す考えを示唆した。一方の福岡町は、高岡市を含む2市1町での合併を検討している。
 市制施行から40年。自治体としての一体感を醸成できないまま、17年3月の合併特例法の期限にせかされるように、再び巨大化を迫られている。

1074とはずがたり:2004/12/01(水) 03:31
http://www.kitanippon.co.jp/pub/hensyu/gappei/jichi/index.html
【富山の市町村合併 正念場の地方自治】
北日本新聞のこの特集ページは昭和の大合併へ遡っ現状て分析する記事が多くて面白い。

1075とはずがたり:2004/12/02(木) 00:24
<中部>長野県

是非実現したいねぇ>安曇野市

[自治の行方]新市名「安曇野」を提案 次回正式決定−−安曇野地域合併協 /長野
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041201-00000062-mailo-l20

 豊科、穂高、明科の3町と堀金、三郷両村でつくる安曇野地域法定合併協議会の事務局は30日、穂高町内で開かれた会合で、新市名を「安曇野市」とする提案を行った。11月に実施した新市名の意向調査で安曇野市が最多票を獲得したため。次回会合で正式決定する。
 安曇という地名は約1200年前から伝わり、安曇野は全国的に有名。5町村でつくる任意協は今年1月にアンケート調査を行い、新市名候補を回答の多かった4候補に限定。5町村の3万4163世帯を対象に行った意向調査の結果は、「安曇野市」4383票▽「あづみ野市」1610票▽「あずみ野市」947票▽「安曇市」478票だった。
 また同事務局は新市庁舎を、南安曇郡が管理する豊科町の「南安自治会館」に置くことも提案。県内の合併した自治体や協議中の地域で、新自治体庁舎を既存の市町村庁舎以外に置くのは初となる。同会館だけでは手狭なため、庁舎機能の一部を旧町村庁舎にも置くとしている。

12月1日朝刊 
(毎日新聞) - 12月1日16時45分更新

1076とはずがたり:2004/12/02(木) 00:29
<中国・四国>島根県

合併への影響は大丈夫かね?
駅前コミュニティー施設ってくだらないハコモノに終わらなきゃ良いけど。。
悪い例:http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1038805069/541
よい例:>>1071-1072

JR宍道駅前の遊休民有地を取得 図書館、文化ホール計画−−宍道町 /島根
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041201-00000311-mailo-l32

 宍道町は30日までに、同町のJR宍道駅前の遊休民有地を駅前コミュニティー施設建設予定地として取得した。
 取得したのは、合板会社工場跡など約1万800平方メートルで、取得価格は約1億9400万円。整備構想では図書館(室)と公民館機能のほか、400人前後が収容できる文化ホールを併設。
 同町は来年3月、松江市や周辺6町村と合併する予定で、事業実施は新市移行後を見込んでいるが、同計画は新市建設計画に盛り込まれていないため、う余曲折もありそうだ。
12月1日朝刊 
(毎日新聞) - 12月1日18時50分更新

1077とはずがたり:2004/12/02(木) 00:30
<北陸>福井県
武生の名前が消えてしまうのか?

武生市と今立町、来年10月対等合併−−新市名は「越前市」 /福井
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041201-00000217-mailo-l18

 福井県武生市と今立町の合併協議会が29日夜に開かれ、合併後の新市の名称を「越前市」と決め、来年10月1日に対等合併することで合意した。今月13日に両市町は合併の調印をするが、一方で、「合併は拙速過ぎる」として判断を住民投票に求める運動も起きている。
 新市の名称は、公募で寄せられた239点から、「越前市」「越前武生市」「武生市」「南越市」に絞り込み、協議会の委員25人による投票で決めた。両市町は、12月定例議会に合併関連議案を提案し、可決されれば年内にも知事へ「合併申請書」を提出する。
 これに対し、市民グループ「今立町の合併を考える会」(成田位智朗代表)は30日、住民投票を実施するための条例制定請求書を同町に提出した。町は2日にも条例制定に向けて、署名運動を展開できる「代表者請求証明書」を成田会長に交付する見通し。

12月1日朝刊 
(毎日新聞) - 12月1日16時40分更新

1078とはずがたり:2004/12/02(木) 00:33
<東北・北海道>福島県

役所は坂下と柳津で決着が付かなかったのだが第二ラウンドといった感じか?
さて金山・昭和・柳津・会津坂下・湯川はどうするのか?

三島町長、飛び地合併申し入れ−−会津坂下町長に /福島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041201-00000096-mailo-l07

 三島町の斎藤茂樹町長が会津坂下町の竹内〓俊町長に編入による合併を申し入れていることが30日、分かった。竹内町長は「ひとつの方向性として真摯(しんし)に受け止める。前向きに検討するが、町民の考えも聞いていないので方向性は打ち出していない」と述べ、現時点では賛否を明確にしていないが、実現すれば、両町の間にある柳津町を飛び越えての県内初の“飛び地”合併となる。
 両町は柳津町、金山町、昭和村との5町村で合併協議会を設立していたが、町役場の位置問題などで決裂し、9月に合併協を解散した。しかし、地方交付税の減額など財政不安を抱える三島町は「合併は避けられない」との立場で、都市化が比較的進んだ会津坂下町との合併を選択したと見られる。三島町は隣接する柳津町とも合併について協議したが、柳津町は会津坂下町を除いた4町村での合併を検討しており、断念した。
 関係者によると斎藤町長は10日に会津坂下町を訪れ、竹内町長に合併を申し入れた。三島町は合併特例法の適用を受ける来年3月末までの県知事申請を要望しているという。
12月1日朝刊 
(毎日新聞) - 12月1日16時16分更新

1079とはずがたり:2004/12/02(木) 00:39
<北海道>
http://www.mapion.co.jp/html/map/web/admi01b.html
地理的なつながりがやや不格好だが大丈夫かな?

忠類村を編入、新町名は「幕別町」−−合併協 /北海道
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041201-00000116-mailo-hok

 十勝管内幕別町と忠類村の13回目の合併協議会が29日、忠類村内であり、合併方式は幕別町が忠類村を編入する「編入合併」、新町の名称は「幕別町」とすることを決めた。
 合併方式と新町の名称は忠類村側が提案。2町村が対等の立場で協議することや新町の一体感の醸成に努めることなどを合併理念とした上で「編入合併」「幕別町」を選択した。
12月1日朝刊 
(毎日新聞) - 12月1日16時2分更新

1080とはずがたり(1/3):2004/12/02(木) 00:49
<北海道>第一弾

是非中核市にしてあげたい。

[合併・自治のかたち]新函館市、きょう誕生 住民、期待と不安が交錯 /北海道
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041201-00000112-mailo-hok

 平成の大合併としては道内で初めて、函館市と渡島管内東部の戸井町、恵山町、椴法華村、南茅部町の5市町村が1日合併する。4町村を廃止し函
館市に編入、「函館市」となる。支所名に旧町村名が残るが、地名からは4町村は消える。財政の見通しが厳しい市町村が大同団結して生き残るため
体力をアップするのが趣旨だが、住民には期待と不安が交錯する。
 ◇中核市昇格は−−人口30万人以上、微妙
 対外的にも注目されるのが「中核市」への昇格の行方だ。中核市は地方分権を促すため95年に創設、福祉や保健行政など権限の一部が国や道から移譲される仕組み。(1)人口30万人以上(2)面積100平方キロ以上の条件があり、人口条件を満たせるかは微妙だ。人口は5年ごとの国勢調
査で判定、00年国勢調査人口では5市町村で30万5311人。ところが5市町村人口は目減りし、既に30万人を割っている。10月末住民基本台帳人口は30万人まであと263人足りない。次の国勢調査は05年10月、30万人には届かない可能性が大きい。
 市は「今の基準では条件を満たしており、合併後に中核市の指定を受けられるよう要請する」という。中核市になった場合、具体的に担う行政事務は、道に権限がある▽社会福祉法人の設立認可や指導監査▽身障者手帳の交付▽屋外広告物の設置制限など。担当の市人事課は「事務手続きや街づく
りの意思決定も早くなる」と利点を説明。交付金も増えるが事務費や人件費の負担もかかり「差し引き数億円程度のプラスでは」という。むしろ、「ステータス(地位)の向上がメリット」(同課)と話す。道内の中核市は旭川だけだ。
 ◇合併特例債−−公共施設建設に262億円
 合併を推し進めるための特典として国が用意したのが「合併特例債」だ。合併後10年間にわたる公共施設整備に使える地方債(借金)で、対象事業費の財源の95%を特例債に当てることができ、元利償還を国の地方交付税で70%充当する。実質33・5%の負担で事業を行うことができるため、自治体にとっては魅力的な制度だ。
 これに対し、全国市民オンブズマン連絡会議は8月に函館で開いた全国大会で「新たな公共事業を生み出す」と指摘した。連絡会議の全国アンケート調査の集計では99〜03年度の5年間で4474億円の特例債などを使った合併関連事業が行われた。そのうちの67%の3009億円が道路、橋の建設だった。
 函館市は特例債による公共施設の建設事業262億2600万円を見込む。▽水族館(30億円)▽水産・海洋総合研究センター(90億円)▽光
ケーブルの地域情報網▽学校給食センター▽共同教育センター――などを建設計画に盛った。
 ◇地域づくり−−「合併をプラスに」
 新市の誕生と同時に特例債を活用した合併建設計画が動き出す。南茅部商工会の遠山俊一副会長は「やむを得ず合併するが、ピンチをチャンスに変えたい」と意欲的だ。ホテルひろめ荘や町民保養センターの温泉と、豊かな縄文時代の遺跡を背景に「温泉と遺跡を巡る観光ルートを仕掛けていくため、観光客を呼び込む新たな拠点をつくり、交流人口を増やしたい」と話す。函館市街から車で1時間離れた南茅部を活性化する、きっかけとしたい考えだ。
 椴法華村が100%出資する株式会社「椴法華村振興公社」が経営する公設民営の「ホテル恵風」(29室)の西巻勝幸支配人は「合併で行政の壁がなくなり、プラスになる可能性がたくさんある」と分析。「合併で地元が広くなり、5市町村の優れた食材を地元産として使える」からだ。宿泊客の大半が函館市など道南圏で「リラックスしたいときに使う宿」として定着、毎月宿泊する常連客も多い。
 ホテルマン一筋の経験を買われて、8年前の開業時から現場を指揮する。「合併しても地域を大事にしていきたい。このホテルは住民に教えられ、育てられたから」と地元密着で新たな展開を図る。

1081とはずがたり(2/3):2004/12/02(木) 00:50

 ◇財政難が引き金
 道は00年9月に市町村合併推進要綱をまとめ、全道の合併パターンを公表。渡島管内は6通りの組み合わせが示された。漁業を基幹産業とする4町村と、都市基盤が充実した函館市が接近。合併の引き金となったのは、将来の厳しい財政見通しだった。国からの地方交付税が減り、少子高齢化が進む中で5市町村とも収支の悪化は避けられないことが財政シミュレーションで明らかになったからだ。
 8年後の2012年――。仮に合併しないで単独で運営したときの累積赤字は▽函館市14億1300万円▽戸井町23億500万円▽恵山町25億9300万円▽椴法華村21億4500万円▽南茅部町45億6200万円――という数字が突きつけられた。
 各地で合併協議が始まったが、北隣の七飯町・鹿部町など破談も相次ぐ。函館地域がスムーズに進行したのは「5市町村の首長同士の信頼関係が厚かった」(函館市幹部)ことが最大の要因という。井上博司市長は「水産業に力を入れ、自然と温泉を生かした観光にも軸足を置く。合併して良かっ
た、と思われるように取り組みたい」と話す。
………………………………………………………………………………………………………
 ◇一極集中で「文化」懸念−−田村伊知朗・道教大助教授に聞く
 函館市など5市町村の合併は地域にどんな影響を与えるのか。北海道教育大函館校の田村伊知朗助教授(46)=写真、政治学専攻=は「中心へ向かってすべてが集中し、長期的に見れば周辺の政治、文化などが破壊される」と厳しく見る。合併の位置づけ、生かす方策を聞いた。
 ◇「高齢者に優しい街」アピール/観光と公共交通の連携活用を
 ――まず、国策の自治体合併の功罪を。
 地方自治は、背景に住民参加があるが基本は団体の自治だ。大都市や小さな村も地方自治体としては対等です。人口1540人の椴法華村は役場、村長、村議、村立の学校があって一体性が確立されているが、合併によって文化的、政治的な意味でも破壊される。中心へ向かって人口、情報、教育
や経済などあらゆるものが集中していく。直接請求の署名にしても、村であれば有権者の50分の1を集めることができても30万都市では難しい。今後100年を見通すと、子供の数が減り、中学校は統廃合されるのでは。キーワードは「中心への指向」です。顔と顔が見える関係よりも効率が優
先される。
 ――函館市に4町村が編入する今回の合併を命名すると?
 「住民参加の可能性を減少させるための合併」、端的に言えば「一極集中型合併」です。地方自治の本旨に反し、地方自治を骨抜きにする。周辺では過疎化が進み、文化的な一体性も長期にわたって破壊される。
 ――では、街づくりに合併をどう生かせばいいのですか。
 より悪くならないよう、マイナスの副作用をいかに減らすか。その観点で政策を立てる。商業施設や歓楽街は逆に集中させた方が周辺との問題が起きない。また、函館は他都市と比べて社会福祉や病院が充実している。夜間の急病でも東京ではかなり待たされるが、函館では待ち時間がほとんどな
い。高齢者への施策を充実させ、より一層「お年寄りに優しい街」を目指してはどうか。
 ――水族館など合併特例債による事業が計画され、合併の“アメ”とされるが使い道は。
 結局は借金。ドイツでは保守系のキリスト教民主党が「子孫へ借金は残さない」として国債発行をしない考え方だ。地元負担を将来、返せるのか。最大枠まで使うことはない。ハコものではなく、例えば観光と公共交通を結びつけ、路面電車を函館空港へ延伸する。今後は個人・グループ旅行が
もっと増え、空港から電車に乗って西部地区の教会やレトロな赤レンガ倉庫群を観光することが目玉になり得る。信号調整で電車を速くし、延伸で乗客増も見込める。
 ――他にプラス面は。
 旧町村では、しがらみが軽くなり、ものが言いやすくなるかもしれない。NPOなどの市民運動も広がりを見せる可能性はある。

1082とはずがたり(3/3):2004/12/02(木) 00:50
>>1079-1081
………………………………………………………………………………………………………
 ◇5市町村合併までの軌跡
99. 7.16    改正合併特例法が施行
00. 4. 1    地方分権一括法が施行
    9. 5    道が市町村合併推進要綱を発表。渡島管内は6類型を提示する
01. 7. 2    合併を視野に「渡島地域活性化戦略会議」(副支庁長、助役と担当課長)が発足
02.11. 1    国の地方制度調査会専門小委員会が小規模自治体の権限縮小(西尾私案)を提示
03. 1. 6    堀達也知事(当時)が年頭会見で西尾私案を「強制合併に駆り立てる」と批判。独自案作りを示す
    2. 5    5市町村長が初の合併懇談会
    2.17    5市町村が首長会議を開催、合併調査室を函館市役所に設置
    6.27    5市町村首長会議で任意協議会の設置を決める
    7.15    第1回任意合併協議会を開催
    9.30    第1回法定合併協議会を開催
04. 4.23    合併協定に調印、高橋はるみ知事が立ち会う
    6.10〜25 5市町村議会が合併議案を議決
    7.16    4町村長のリーダー格で南茅部町の飯田満前町長が公選法違反容疑で逮捕(1週間後に辞職)
    7.29    同町の出直し町長選で細井徹前助役が当選、最後の町長に
   10. 8    道議会が5市町村の廃置分合(合併)を議決
   11.10    総務省が合併を告示
   11.30    4町村役場が閉庁し行政を廃止
   12. 1    5市町村が合併する

12月1日朝刊 
(毎日新聞) - 12月1日16時2分更新

1083とはずがたり:2004/12/02(木) 00:56
間違えた。。>>1080-1082だ。。

1084とはずがたり:2004/12/03(金) 05:31
道州制論議に慎重姿勢 二井知事会見 三位一体の改革には不満
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041201-00000011-nnp-l35
 [山口] 二井関成知事は三十日の定例会見で、中国地方の他県で先行している道州制論議について「最初に道州制ありき、の論議はいかがなものか。県として意見を申し上げる状況にはない」と慎重姿勢を見せた。国の三位一体改革の結論には、「重要な課題は先送りにし、具体性に欠く部分が多い」と強い不満を表明した。

 中国地方の道州制論議は、岡山県が中国・四国地方を一体化した構想(州都・岡山市)を提唱したのに対し、広島県が中国地方五県で(州都・広島市)と応じ、「枠組み」「州都」をめぐる論争が活発化している。

 これに対し二井知事は「国と州との役割分担をきちんと詰めていかないと、混乱するばかりだ」との認識を示し、「他県との合併という選択肢もあり得る」と語った。県庁内には道州制に関する検討チームがあり、近く中間報告を出す見込み。ただ二井知事は報告について「さまざまな可能性を包含して、メリットとデメリットを比較するだけ」と述べた。

 三位一体の改革では「総理のリーダーシップに期待したが残念な結果だった」とし、「税源移譲や地方交付税をどうするか、水準が明確とはいえない。来年度の県予算編成は、できるところからやるしかない」と厳しい表情で語った。

 一方、知事、副知事ら特別職七人の退職金引き下げについて、「かねてから検討していた。県財政状況は急速に良くなることはないと判断、条例改正案を議会提案することにした」と説明した。
(西日本新聞) - 12月1日2時36分更新

1085とはずがたり:2004/12/03(金) 05:32
三位一体改革 神田知事「地方自治の確立ムリ」−−国の方針を批判 /愛知
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041202-00000002-mailo-l23
 神田真秋知事は1日開会した県議会12月定例会の本会議で、議案説明の際に三位一体の改革に言及し、「改革の根本は歳入、歳出両面で地方の自由度を高め、真の地方分権、地方自治を確立することだ。だが、国の決定内容などをみると、こうした趣旨をほとんど理解していないと判断せざるを得ない。極めて残念だ」と、国がまとめた全体像を批判した。
 神田知事は「3兆円規模の税源移譲のうち8割しか固まっておらず、義務教育費の取り扱いなど肝心なところは先送りされている」と指摘。補助金改革についても「単なる補助金切り捨ても含まれ、国民健康保険では、あまりにも唐突に都道府県負担の導入が決定されるなど、多くの問題が含まれている」とした。そのうえで「21世紀のこの国をどう変えていくかという大きな視点に立ち、改革を少しでも理想の形に近づけるよう最大限の努力をする決意だ」と述べた。

12月2日朝刊 
(毎日新聞) - 12月2日16時45分更新

「極めて残念」 神田知事苦言/三位一体の改革
http://mytown.asahi.com/aichi/news02.asp?kiji=10595
  神田真秋知事は1日に開会した県議会で、議案の提案理由に先だって発言を求め、政府が先月26日に明らかにした国と地方の税財政を見直す「三位一体の改革」の全体像について、「極めて残念な気持ち」と苦言を呈した。

  まず、取り上げたのは、政府が当初3兆円規模とした税源移譲のうち、固まったのが8割にとどまった点。義務教育費の取り扱いや生活保護費負担金の補助率見直し、建設国債が充てられている施設費の取り扱いなどが決まらなかったことについて、「肝心なところは先送りされており、全体像としての評価は慎重にならざるを得ない」と述べた。

  また、補助金改革では、国民健康保険の都道府県負担導入が決まったことを、「医療保険制度改革の議論が進んでいない中で、あまりにも唐突。多くの問題が含まれている」と批判した。

  さらに、政府のこの間の対応について、「改革の根本は、歳入・歳出両面での地方の自由度をより高めることで真の地方分権や地方自治を確立すること。今回の国の決定内容や検討経緯を見ていると、趣旨がほとんど理解されていないと判断せざるを得ない。極めて残念」と厳しい口調で語り、理想の形に向け、議員にも支援を求めた。
(12/2愛知総合)

1086とはずがたり:2004/12/03(金) 05:36
<近畿>滋賀県
ごら目片。ちゃんと合併してやれや。

「合併問題を最優先」と町長 志賀町12月定例会が開会
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041202-00000045-kyt-l25

 滋賀県志賀町の12月定例会が2日、開会した。5億8000万円の一般会計補正予算案や条例改正案など、24議案が提案された。後藤又久町長は所信表明の中で、「(大津市との)合併問題を最優先に取り組みたい」と強調した。
 後藤町長は、国と地方の税財源を見直す「三位一体改革」のもと、行政能力や財政基盤を充実・強化するため、合併特例法期限内の合併が必要とし、「合併の実現は町民の民意」と述べた。
 また、財政状況を改善するため、31項目の使用料や手数料を引き上げる条例改正案を提案した。今年3月策定の「町財政健全化プログラム」に基づく措置で、後藤町長は「大津市との合併を視野に入れ、行政水準の平準化を図ることを念頭に置いた」と話した。
 廃棄物焼却施設問題については、県に対して地質調査の実施を依頼したことを明らかにした。
 一般会計補正予算案は起債の繰り上げ償還5億4500万円など。一般質問は9、10日で、20日に閉会する。
(京都新聞) - 12月2日20時37分更新

市長、合併問題には言及せず 大津市12月定例会が開会
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041202-00000046-kyt-l25
 大津市の12月定例会が2日、開会。6億5000万円の本年度一般会計補正予算案など21議案を提案した。目片信市長は提案理由の中で「(台風23号や新潟県中越地震の)被災地の悲惨な現状を見るにつけ、防災センター機能の必要性をあらためて認識した。さらなる防災対策の充実に努める」と述べた。志賀町との合併問題には言及しなかった。
 市は2005年度の機構改革に伴い、市役所(御陵町)で唯一、耐震構造の新館(7階建て)の1−3階に消防局や新設の総合防災課を一時的に集約する。市長は将来的に、検討段階にある「防災センター」が必要だ、との認識を示した。
 12月議会は9、10、13日に一般質問。14、15日に常任委員会、16日に特別委員会を開く。採決は閉会日の20日。
(京都新聞) - 12月2日20時37分更新

1087とはずがたり:2004/12/03(金) 05:46
<山梨県>
分村で甲府と富士河口湖町がスジなんちゃうのん?富士河口湖町は何故上九一色との合併を嫌がったのかな?

市町村合併]上九一色村の分村合併 鳴沢村長が難色示す /山梨
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041202-00000053-mailo-l19

 ◇富士河口湖町と協議再開も
 甲府市との全村合併の是非を問う上九一色村の住民投票で「反対」が過半数を占め分村合併に方針転換した問題で、小林実村長と渡辺力議長らは1日、鳴沢村の渡辺建一村長を訪れ、上九一色村南部との合併協議を開始する可能性を尋ねた。渡辺村長は「(合併特例法期限が05年3月に迫り)時間的に難しい」との意向を示した。議会は近く合併相手先を再度協議するが、富士河口湖町との合併協議再開の可能性が強まりそうだ。
 渡辺村長は取材に対し「(小林村長らに)議会と相談したいと答えたが、鳴沢村としての考えを聞きたいと言われ、『ゼロからの出発になり、期限内の合併は不可能』と返事をした」と話した。小林村長は「一部議員から『隣の村であるし、投票結果を報告し、合併協議の意向を確認すべきだ』との意見があった」と鳴沢村を訪れた理由を説明した上で、「(渡辺村長の意向を聴き)鳴沢村との協議は無理だと思う」と話した。
 同村は、議会が富士河口湖町との合併見直しを求める請願を採択した後の今年3月にも鳴沢村に合併協議開始を申し入れたが、断られている。
 分村合併で意見集約した11月29日の上九一色村議会全員協議会で、南部の合併相手先に鳴沢村と富士河口湖町が挙がった。同町の小佐野常夫町長は静観の構えだが、一方で、「13日に開会する12月定例町議会で合併協議会設置を決めないと(特例法期限に)間に合わない」との見解を示している。
12月2日朝刊 
(毎日新聞) - 12月2日16時37分更新

1088とはずがたり:2004/12/03(金) 05:48
<長野県>
いい加減にしろや。今度は住民票を軽井沢に移したみたいだし。。

12月2日(木)
越県合併議案 知事、初日提出見送り 議会側厳しい声 
http://www.shinmai.co.jp/news/20041202/mm041202sha49022.htm

 木曽郡山口村が岐阜県中津川市との越県合併を進めていることについて、田中知事は二日午後開会した県会十二月定例会に合併の関連議案を提出しなかった。提案説明で知事は、山口村を含む県境の県民に向けて「一緒に歩みましょう、一緒に踏ん張りましょうと申し上げたく思う」と述べ、あらためて越県合併に反対する姿勢を強調。議会側には「腹蔵なき議論を戦わせていただきたい」と述べた。

 二十日までの県会会期中に、知事が関連議案を追加提出するかどうかは流動的。提出を見送った九月定例会で、県会は議案提出を求める決議を賛成多数で可決している。越県合併に向けては、この十二月県会で議決し、年内に総務大臣に合併申請しないと来年二月十三日の合併期日に間に合わない恐れもある。

 これに対し、加藤出・山口村長は「定例会初日に関連議案が提出されなかったことは非常に残念。会期中に議案提出いただけると信じている」とのコメントを発表した。また、古田芙士県会議長は同日午前に記者会見し「議案提出するよう徹底的に求めていく」と表明。県会内には「知事には提案責任がある」との声が多く、知事の対応に厳しい声が上がるのは必至だ。

 知事は提案説明で、山口村が二月の村民意向調査で賛成が多数を占めた合併を決めたものの、今も合併反対の村民がいる―とし「知事として、相対的に少数派であろうとも、長野県民であり続けたいと願う方々を守らねばならぬ責務がある」と説明。こうした県民を失うと、「信州、信濃が長野県でなくなってしまうことにつながりかねない」と述べた。

 総務省は地方自治法上、関連議案の議員提案も可能との解釈を示している。県議会内では合併期日に間に合わせるため、議員提案の検討が本格化する見通しだ。

 越県合併をめぐっては、岐阜県側は県会九月定例会で関連議案を可決し、既に総務相に合併を申請。長野県議会でも同様に議決し、知事の申請がないと、総務相は合併の承認手続きに入れない。両県は九月、山口村に関係する長野県有財産や債務の引き継ぎに合意している。

 県側はこのほか、瀬良和征教育長(60)を続投含みで教育委員に再任する人事選任案、スペシャルオリンピックス冬季世界大会運営支援の六億円を含む総額二百三十七億千万円余の補正予算案など三十三議案を提出した。

1089とはずがたり:2004/12/03(金) 05:51
石原は注目浴びたいだけだからどーでも良いのだが,山口・愛知と批判続出。>>1084-1085

三位一体改革 石原知事「地方分権実現、ほど遠い」−−全体像批判 /東京
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041202-00000116-mailo-l13
 都議会の第4回定例会が1日開会した。石原慎太郎知事は所信表明で、国が発表した「三位一体改革の全体像」について「地方分権の実現にはほど遠い。3兆円という数字ありきの補助金削減で、これでは明治以来続いてきた旧弊な政治のスキームを根本的に変えることは到底できない」と批判した。
 ◆品川を南の玄関に
 昨年10月、新幹線新駅が開業した品川駅周辺から田町にかけてのエリアについて、石原知事は「地域のポテンシャルが急速に高まっている」として、「広範な市街地の開発を適切に誘導するため、全体構想を策定し、東京の南の玄関口として整備する」と表明した。都、国、港・品川両区と学識経験者で先月、「品川周辺地域都市・居住環境整備基本計画策定委員会」(委員長、黒川洸・筑波大名誉教授)が発足しており、来年度中に基本計画をまとめる。
 ◆医療廃棄物対策
 医療廃棄物は都内で毎日約120トン発生している。06年度に、東京臨海部のスーパーエコタウンに建設中の中間処理施設が稼働すると、そのほぼ全量を処理することが可能になる。不法投棄の防止策として、都は来年度からICタグを活用した医療廃棄物追跡システムのモデル事業に取り組む。病院から排出される医療廃棄物が中間処理施設へ搬入されるまでを追跡するシステムを構築する。
 石原知事は「排出事業者と産廃処理業者に取り組み状況を報告させ、公表するなど、適正処理を促進していく」と述べた。
 ◆産業の振興
 石原知事は「成長が期待される産業分野への支援と人材の育成に取り組んでいく」と述べた。都は05年2月、ナノテクノロジー(超精密技術)に取り組む中小企業を支援する「都ナノテクノロジーセンター」を大田区に設置する方針。アニメ・映像産業振興のため、制作資金や販路開拓の支援にも取り組む意向を示した。
 06年春には公立大学法人「首都大学東京」が運営する「産業技術大学院(仮称)」を新設し、実践的な教育を実施する意向も明らかにした。
 ◆脱法ドラッグ対策
 法規制を受けない「脱法ドラッグ」について、「都独自の対策を講じていく」と述べ、製造・販売・広告を条例で規制するとともに、「ドラッグGメン」を選任し、立ち入り調査権を与える方針も示した。

12月2日朝刊 
(毎日新聞) - 12月2日16時32分更新

1090とはずがたり:2004/12/03(金) 06:25
三位一体改革:知事の7割、否定的 毎日新聞調査
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20041203k0000m010156000c.html

 国と地方の税財政を見直す「三位一体改革」の政府・与党による全体像の決定を受け、毎日新聞は全国の都道府県知事にアンケートを実施した。その結果、否定的な評価を下した知事は32人と回答知事の7割に達し、肯定派は2人に過ぎなかった。評価しない知事に理由を聞いたところ、24人が補助金削減の内容を挙げた。地方の意向尊重を強調する小泉純一郎首相の説明とは裏腹に、地方が強い不満を抱いている実態が、改めて裏付けられた。

 アンケートには47人中45知事が回答。全国知事会長の梶原拓岐阜県知事と28日に知事選で落選した福田昭夫栃木県知事の2人が回答しなかった。

 全体像への評価を聞いたところ「評価する」との回答はなく、「どちらかと言えば評価」も島根県の澄田信義知事、大分県の広瀬勝貞知事だけだった。「あまり評価しない」が27人と最多で、「評価しない」も5人いた。11人は「コメントのしようがない」(安藤忠恕・宮崎県知事)などとして、評価を保留した。

 否定的評価をした32人に最も大きな理由を聞いたところ、補助金削減の内容を挙げた知事が24人と最多で、総額約3兆円の見直し内容への強い不満を反映した。地方への税源移譲は10人で、交付税見直しは4人と少なかった(一部の知事は複数回答)。「税源移譲は(3兆円に達せず)数合わせさえもできていない」(松沢成文・神奈川県知事)など、厳しい論評が目立った。

 今回の決定にあたり首相が指導力を発揮したと思うか、との質問に「発揮した」との回答はなく、「ある程度発揮した」が32人と最多。「発揮したとは思わない」は9人にとどまった。改革の内容を批判しつつも、必ずしも首相批判とは直結していない。

 また、今回、全国知事会など地方6団体が調整に主導的役割を果たしたかを聞いたところ、20人が「果たした」と答え、「ある程度」も含め、8割以上が肯定的に評価。補助金削減で地方案をまとめ国との協議にのぞんだ過程を肯定的に自己評価した。

 「改革を継続すべきか」との問いには27人が「継続すべきだ」と答えたが、「進め方を見直すべきだ」も13人いた(双方を挙げた1人もそれぞれの数に含む)。「抜本的に練り直すべきだ」も東京都の石原慎太郎知事、長野県の田中康夫知事ら3人いた。

 政府・与党は先月26日、改革の全体像として2兆8380億円の補助金見直しや、2兆4160億円の地方への税源移譲を決めている。
毎日新聞 2004年12月3日 3時00分

1091とはずがたり:2004/12/03(金) 20:58
力強いお言葉。取り敢えず3町で木津市目指そうぜ。精華町も京田辺と華田辺市でも目指そう。

「合併期限の目標を定めて、協議したい」 山城町・藤原町長が強調
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041203-00000058-kyt-l26
 京都府山城町の藤原秀夫町長は3日の定例記者会見で、木津、加茂両町との合併問題をめぐり、加茂町が合併に慎重な姿勢を見せている現状に関して、「合併協議の行方は木津町の決断次第」とする見解を示した。
 加茂町が、合併特例法の期限である来年3月末まで時間が残り少ないことを理由に合併に難色を示していることについては「加茂町を交え期限にこだわらずに進めるか、山城と木津の2町で進めるか、これを選択するのは木津町」とした。
 その上で、仮に来年3月で期限を区切らない場合にも「きちんと合併期限の目標を定めて、協議したい」と強調した。
 藤原町長は、あくまで特例法の期限内を目標とする姿勢を変えていないが、現状を踏まえ「早期に合併を実現させたいが、少なくとも任期中(2006年3月)には実現させたい」と述べた。
(京都新聞) - 12月3日20時48分更新

1092とはずがたり:2004/12/04(土) 10:47
<東北・北海道>山形県

議員定数以外で文句はないなら中山町とは合併できる筈だ!
また残る上山と山辺も議員特例+合併特例債で先行合併して改めて新二市で話し合いをすれば宜しい。

山形2市2町 協議打ち切り濃厚 定数など対立解けず
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041204-00000002-khk-toh

 山形、上山、山形県山辺、中山の2市2町の合併協議が、最終局面に入った。議員定数などをめぐる4市町の意見対立を解消できず5日、ほぼ3カ月ぶりに開く法定合併協議会で協議打ち切りを決断する公算が大きい。だが、協議継続を求める法定協委員の抵抗も確実で、交渉の行方は予断を許さない。

 「この先、一体どうなるのか」。1日、山形市役所で開かれた法定協幹事会。5日の法定協での議事項目を決めるために集まったはずが、4市町の助役からはため息が漏れるばかりだった。

 合併協議は主に新市の議員定数で対立。山形市が定数特例の47、ほかの3市町は在任特例の92と譲らず、袋小路に入ったまま。各首長による協議でも方針は決められず、結論を4市町の議員や民間の委員で構成する法定協に丸投げした。

 法定協会長である市川市長は、法定協をいったん休止して冷却期間を置いた後、来年3月末で解散したい考え。同市議会も支援する姿勢だ。
 山形市側の強い姿勢を受け、これまで共同歩調を取ってきた3市町の足並みが乱れてきた。

 中山町議会は3日、山形市が主張する定数特例を容認する方針を賛成多数で可決、法定協を解散した後に単独でも山形市との合併を模索する意思を固めた。斎藤久男町議は「町民の幸せのために合併は必要」と翻意の理由を説明。宇津井弘治町長も議会の方針を尊重している。

 一方、あくまで協議継続を求める声も根強い。阿部実・上山市長は「法定協は休止や解散を議論する場ではない」と反発を強め、遠藤直幸・山辺町長は「合併は山形市が頼んできたから応じた。今さら方向転換はおかしい」と批判する。

 「幕引き」の結論が容易に出せない場合、市川市長には一方的に離脱する選択肢もある。ただ、強硬姿勢は他市町の反発を招き、ごみ処理などで連携する4市町の広域行政の崩壊にもつながりかねない。

(河北新報) - 12月4日7時4分更新

1093とはずがたり:2004/12/04(土) 17:56
<近畿>奈良県

良識溢れる西和市民の方々は合併の意義をよぉくわかってらっしゃるとは思うのだが。。

「西和市」合併是非問う住民投票、あす投開票−−平群・斑鳩・王寺3町 /奈良
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041204-00000211-mailo-l29
 西和7町が目指す「西和市」合併(06年1月予定)の是非を問う平群、斑鳩、王寺3町の住民投票が5日、投開票される。住民投票条例では、各町とも、住民投票の結果を各町長が尊重することになっており、合併賛成、反対両派は各町で主張をまとめたビラを全戸配布したり、街宣活動を行うなど動きを活発化させている。
 西和7町は、住民発議による県内初の法定合併協議会を発足させたが、名称をめぐり住民の間でも依然対立があり、本庁舎設置についても意見が分かれた。このため各町議会は、相次いで住民投票条例を可決していた。
 投票は平群、斑鳩が「賛成」「反対」のいずれかに「○」をつける方式。王寺は「7町の枠組み以外で合併」を加えた三択に「○」をつける。また、平群、斑鳩は投票率が50%に達しない場合は開票せず、王寺は投票率にかかわらず開票する。同日中にも大勢が判明する見込み。
 各町の投開票の時間、場所は次の通り。
 [平群]午前7時〜午後6時。町内14投票所で。開票は町中央公民館で午後8時から。[斑鳩]午前7時〜午後8時。町内13投票所で。開票は町役場会議室で、午後9時から。[斑鳩]午前7時から午後8時。町内9投票所で。開票は王寺アリーナで午後9時15分から。

12月4日朝刊 
(毎日新聞) - 12月4日17時10分更新

1094とはずがたり:2004/12/04(土) 22:08
<山梨県>
頑張れ!中山町議。まぁ北杜市できちゃったんで正直小渕沢1町ぐらいどぉーでも良い感じもするんだけど。。

[選挙]小淵沢町長選 中山町議が立候補表明 /山梨
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041204-00000087-mailo-l19
 任期満了(05年1月27日)に伴う小淵沢町長選(1月11日告示、同16日投開票)に3日、同町議で農業の中山賢一氏(60)が「(合併を巡る)町政の混乱を解決し、北杜市との合併に道筋をつけたい」と立候補を表明した。
 記者会見した中山氏は、「国や県、地域の情勢を正しく見ていない」と町政を批判、「正しい情報を町民に提供し、町民の意向に添った町政を実現したい」と抱負を述べた。また、合併について「8月の住民投票で投票者の6割が合併を望んだ結果を重視し、北杜市との合併を目指す」と述べた。
12月4日朝刊 
(毎日新聞) - 12月4日16時46分更新

1095無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/12/05(日) 12:50
<東北・北海道>岩手県

感情の行き違いならこれも良策か。

両磐地区合併名称問題 平泉町が「お詫び」文書、提出へ /岩手
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041204-00000068-mailo-l03

 両磐地区合併の新市名「平泉」の決定過程を巡り、平泉町に対する不信感が噴出している問題で、同町議会は3日、市町村合併調査特別委員会を開き、5日に開かれる9市町村首長会議の意見交換で、一連の問題についての経過説明と「お詫(わ)び」を文書で提出することを決めた。
 文書では「配慮を欠いた行為で迷惑をかけた」と詫びたうえで「所期の目標に向って努力するので、早急な協議会再開をお願いする」とまとめている【天野典文】

1096無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/12/05(日) 12:52


新市名再考表明の市長、「能代白神」を議会打診 次回法定協で提案へ /秋田
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041203-00000007-mailo-l05

 新市名「白神市」の再考を表明した能代市の豊澤有兄市長は、「白神市」に代わる名称について、「能代白神市」の代替案を市議会各会派に打診していることが2日分かった。理解が得られれば、10日の次回法定協議会で提案する方針。しかし、新市名選考の段階で「新能代」「能代山本」など既存名を含む名前が排除された経緯があり、整合性が問われそうだ。
 新市名代替案については、一部周辺首長にも伝えられている模様だ。
 関係者の話を総合すると、豊澤市長は柴田誠助役ら市幹部を伴って11月29日に会派別に懇談。豊澤市長は、「白神市」支持が1割だった市民意向調査を受け、「『白神市』は市民の理解を得られておらす、再考したい」と述べた上で、「代わりに『能代白神市』としたい」と話したという。
 また、懇談の中で豊澤市長は「能代白神市」とする理由について、「意向調査で『能代市』に愛着を持つ市民の要望と、法定協で決まった『白神市』を尊重しなければならない」と説明したという。【田村彦志】

1097無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/12/05(日) 13:11
↑は<東北・北海道>秋田県

↓は<北陸>富山県

社民、合併専決を批判 連合富山婦中地協総会(北日本12/5)


 連合富山・婦中地域協議会の定期総会が四日、婦中町で開かれた。社民党関係者から富
山地域七市町村合併関連議案の専決処分について批判が相次ぎ、水和同町助役が「苦渋の
決断」に理解を求めた。

 田尻繁県議は「専決処分による合併は全国で唯一。問題をしっかりと受け止め、県議会
で議論していきたい」と述べた。浅岡幸夫婦中町議は専決処分を批判する一方、「来年四
月一日には合併が成立するだろう。従来の婦中の良さをのこせるかどうかがこれからの課
題になる」とした。

 両氏とも合併後の新市議会議員選挙を視野に「(非自民候補が落選した)南砺市議選を
見ても情勢は厳しい。支援をお願いしたい」と訴えた。

 大島町長の代理として出席した水和助役は「町の二十年、三十年先を見越した苦渋の決
断だった。皆さんとは考えが異なるかもしれないが、理解をお願いしたい」と述べた。

1098無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/12/05(日) 13:29
興味深い現象だ。

秩父夜祭・女性曵き子急増 「増えすぎ」当惑の声も
http://www.saitama-np.co.jp/news12/04/18x.htm

 秩父神社の例大祭「秩父夜祭」が二、三日、秩父市内で行われた。参加者は男性だけだった夜祭も、最近は屋台・笠鉾(かさぼこ)などの山車の曳(ひ)き子に女性が急増している。祭りの華となる元気な女性が増えていることを温かく見守る関係者がいる一方で、伝統を守る立場から「女性が増えすぎている」という意見も出ている。
 秩父夜祭では、六つの屋台町会が六台の屋台や笠鉾を曳き回す。祭りを取り仕切る行事や下方、お囃子(はやし)などを執り行うのは、すべて男性。女性は自宅で夜祭を見に来た客を接待することが主な仕事で、「もてなしが忙しくて夜祭を見たことがない」という女性すらいたという。

 しかし、商店街が並ぶ中心市街地の屋台町会は、もともと戸数が少ない上、若者が都心部に移り住み住民の高齢化が進んだ。二日、三日と会社を休んで曳き子を務められる人を確保するのが困難になってきたため、約十年前から女性の曳き子を受け入れ始めた。

 中町では一九九○年に女性曳き子を受け入れた。最初の年は五人だったが、近年になって急増。今年は百三十六人の曳き子のうち、女性が七十一人を占める。上町では百六十四人のうち六十四人を女性枠として募集したところ、百人の応募があったという。

 女性の曳き子の平均年齢は二十代前半。屋台町会在住者のほかに、友人のつてをたどって屋台を出さない町会や他町村から参加する人も多い。中町屋台の曳き子の森前亮子さん(24)は、会社を二日間休んでの参加。地元育ちで祭りにあこがれ、五年前から曳き子を務めている。「一回出て雰囲気を味わっちゃうと、祭りに出ないと寂しくなっちゃう」

 それに対し、中町の祭事部長の小林稔さんは「(女性の受け入れが)無制限というわけにはいかないが、ある程度まではいいのでは。男女同権の時代なので、女の人も楽しめる祭りでいい」。

 一方、中近笠鉾では昨年、女性の曳き子があまりにも多かったため、今年は隣組長か、その縁者が曳く伝統の形に戻した。昨年は「ご奉仕のため」に綱を曳こうとした年配の隣組長が、大勢の若い女性の曳き子に遠慮する場面も見られた。長老格の住民から「女、子どもの祭りじゃないんだ」と苦言も出たという。

 中近笠鉾を擁する中村、近戸町は人口が多く、男性の曳き子に不自由していないこともある。町会によって違いはあるが、夜祭は時代の変化と伝統のはざまに立たされている。

1099無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/12/05(日) 13:43
住んでみたい都市、静岡2位 トップは京都 利便性より自然環境優先
http://www.shizushin.com/local_social/20041205000000000009.htm

 「住んでみたい都市」は京都、静岡、仙台の順―。時事通信社が全国の有識者七百五人を対象に行った調査で、こんな結果が明らかになった。「温暖な気候」「自然環境(のよさ)」など、都市機能よりも自然の豊かさを重視している。
 調査は、行政や教育、マスコミ関係者らを都道府県ごとに十五人ずつ選び、二〇〇四年六月に郵送方式で実施。六百六十四人が回答した。県庁所在市とそれ以外の政令市計四十九市の中から「現住地以外で住みたい都市」を三つ挙げてもらい、トップの都市を選んだ理由も聞いた。
 その結果、「住みたい都市の一番目」が最も多かったのが京都で9・6%。続いて静岡7・8%、仙台7・2%、東京(二十三区)6・6%、福岡6・2%が上位に並んだ。一方、川崎、福井、鳥取、北九州市の四市は皆無だった。
 「住みたい都市の一―三位」のいずれかに京都を挙げた人も全回答者の25・3%と最多。次いで静岡19・7%、横浜15・8%、仙台15・7%、東京と福岡の14・0%がベスト5。
 トップに挙げた都市を選んだ理由(自由回答)は「温暖な気候」「自然環境(のよさ)」が多く、「利便性」よりも、恵まれた自然環境を優先する傾向が強かった。(時事)

1100とはずがたり:2004/12/05(日) 23:49
<長崎県>
他県では議会の我が侭が目立つように思えますが。

首長が合併したくないのでは?
http://mytown.asahi.com/nagasaki/news02.asp?kiji=4376
  3日の県議会一般質問で、破談や離脱の動きが続く県内の市町村合併が話題になった。行政改革のために合併を推進してきた金子原二郎知事は「いま一歩努力すれば良いのに、それをやろうとしない」と嘆き節をもらした。
  11月に川棚町が東彼杵郡3町の合併協から再離脱。西彼中部3町も消防業務で折り合いがつかず破談し、島原半島でも瑞穂町が7町合併から離脱し、来年3月に迫る合併特例法の適用期限を前に空中分解が続いている。
  金子知事は「首長が合併したくないからではないか」と不信感をあらわにした。単独で生き残る道を選んだ自治体についても「小さいながらもやっていこうという努力が、いまひとつ見えない」と批判した。

(12/4)

1101とはずがたり:2004/12/05(日) 23:51
<九州・沖縄>宮崎県

合併 県央部 迫る期限 揺れる町長
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news02.asp?kiji=3929

  合併特例法の期限となる05年3月末まで4カ月を切った。県内には10の法定合併協議会があるが、着実に協議が進むところがある一方、離脱して自立を目指す自治体もある。「合併か自立か」。待ったなしの決断が迫られている県内の合併協の状況を、2回に分けて紹介する。
  宮崎市と清武、田野、高岡、佐土原の4町をめぐる四つの合併協。06年1月1日に、最大で人口39万人、在任特例で当初は議員110人となる新市が誕生する可能性もある。しかし、スケールメリットを強調して合併を推進する宮崎市の思惑通りには、必ずしも進んでいない。

■清武・田野
  「判断に苦しむ」。清武町の一ノ瀬良尚町長を悩ませているのが、11月28日に投開票された住民投票の結果だ。
  「合併しない」を支持する人が約48%と最多だった。しかし投票率、合併反対の支持率ともに過半数を割り込み、町長に投票結果を尊重させる条例の規定には至らなかった。
  これに対し、「宮崎市・田野町との合併」を望む声は約41%で、宮崎市の津村市長は「(『合併しない』と)きっこうしている」とみる。さらに、「田野町との合併」を選んだ町民と合わせると、「合併」支持者は過半数を占める。
  一方、清武町の判断を待つのが田野町だ。全町民を対象にしたアンケート結果で「宮崎市・清武町との合併」が約6割と最多の支持を集めた。しかし、清武町が「合併しない」選択肢を選べば、合併協の枠組みが崩れる。丸目賢一町長は「清武町がはずれれば、違った枠組みも考える」として、宮崎市と1市1町での合併も示唆している。
  清武町の一ノ瀬町長は「6日までに決断する」と表明しており、同日午後、丸目町長、津村市長と相次いで協議し、自身の判断を伝える予定だ。

■高 岡
  高岡町は11月、吉元正憲町長が宮崎市と合併しない方針を表明した。判断の根拠は、町内42カ所の住民説明会に参加した町民のアンケート結果。合併反対が約52%で、合併賛成の約28%を大きく上回ったからだ。
  しかし、説明会に参加してアンケートを提出したのは、有権者の約15%。吉元町長は「合併に関心が高い町民の意見が反映されている」としているが、「意見を聞いた数が少なすぎる」として、合併を求める住民や町議が反感を強めている。
  6日の臨時議会では、宮崎市への編入合併を進めるための議案が、議員発議で提出される。

■佐土原
  四つの協議会で唯一、順調に合併に向かうのが佐土原町だ。戸敷正町長は1日、宮崎市と合併する方針を、町民への最終報告会で改めて示した。町民アンケートの結果は、宮崎市との合併を7割以上が支持。合併の投資余力を同町に多く使うことや、町域を合併特例区とし、町民の意思を反映して区長を選ぶことなども宮崎市に確認した。12月議会中にも合併関連議案を提出する方針だ。
(12/4)

1102とはずがたり:2004/12/06(月) 08:38
<岩手県>
名前如きでひでー話しだなぁ。。

一関など9市町村 法定協解散へ 新市名選定で対立
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041206-00000008-khk-toh

 合併後の新市名選定をめぐる問題で紛糾していた岩手県南の両磐地区9市町村の首長会議が5日、一関市役所で開かれ、「お互いの信頼関係の修復は難しい」として法定合併協議会を解散することを決めた。7日の法定協で正式に結論が出される。

 この問題は、新市名選定の過程で平泉町側が、花泉町側に「平泉市」に決まらなかった場合、一緒に協議会の会場を退席するよう要請した、とされる。他の市町村からは「退席は合併協を壊すこと。信頼が回復されなければ協議は進められない」という意見が多く出された。平泉町側はこの日を含め3度行われた首長会議と、首長・正副議長会議でも要請の事実を否定したが、他の市町村の理解を得られなかった。

 協議会会長の浅井東兵衛一関市長によると、解散は9首長の一致した意見という。浅井市長は「提唱者としては非常に残念。あと一歩というところまで来ていただけに、何とか九つの枠組みを保ちたかった」と話した。

 両磐地区の合併協議は2003年12月、一関、花泉、東山、川崎の4市町村が先行して法定協を設立した。今年4月、合併特例法に基づく住民投票の結果、平泉町が加入。6月には千厩町など4首長が9市町村による法定協の設置を申し入れ、8月に法定協が立ち上がった。

(河北新報) - 12月6日7時2分更新

1103とはずがたり:2004/12/06(月) 08:40
<近畿>奈良県

全然情報が入ってこなかったが一応進んでるんだな。

新村名は「天川黒滝」に-黒滝・天川合併-
http://mytown.asahi.com/nara/news02.asp?kiji=3651
黒滝、天川両村の合併協議会は29日、黒滝村で第3回会議を開き、新村名は「天川黒滝村」、新事務所を天川村役場に置くことを確認した。継続協議になっていた議会定数などについては結論が再び先送りされた。
(11/30)

1104とはずがたり:2004/12/06(月) 08:49
【一関・両磐・平泉地方合併経緯】
こうなったら平泉抜き8市町村で磐井市へ向け直ぐ協議してくれ(悲鳴)

>>854-855
合併迷走 迷える平泉03/9/02-03

>>54
一関地方4市町村合併 法定協設置を議決(一関市,花泉町,川崎村,東山町)03/11/28
>>284
両磐9市町村で協議会 夏めどに設置で合意04/04/09
平泉町と「破談」衣川村長「残念の一言だ」

>>774
一関市議会新市名に一関要望

>>853
市名巡り綱引き過熱 岩手・両磐9市町村法定協04/11/06
新市名は「平泉市」 一関など9市町村04/11/09

>>856
一関地方広域合併の流れ

>>933
両磐法定協、新市名称めぐり紛糾

>>1102
一関など9市町村 法定協解散へ 新市名選定で対立

1105とはずがたり:2004/12/06(月) 20:29
<近畿>奈良県西和市

。。_| ̄|○

河合・上牧・安堵→西大和
平群・三郷→南生駒
で至急善後策を。あかんなぁ王寺町民。。

[王寺][斑鳩]反対 [平群]賛成−住民投票<2004市町村合併>
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041206-00000006-nara-l29

 西和七町(生駒郡四町と王寺、河合、上牧の三町)による合併の是非を問う住民投票は5日、平群、斑鳩、王寺の三町で一斉に投票。平群、斑鳩は投票率が開票条件の50%を上回り、三町とも即日開票された。

 その結果、斑鳩と王寺の二町で反対票が賛成票を上回り、平群町は賛成票が反対票を上回った。この結果を受けて斑鳩町はきょう6日開会の12月定例議会で、王寺町は8日開会の同定例議会でそれぞれ七町による合併を町として反対する判断を下す見通しだ。平群町は、7日開会の同議会で合併賛成の判断を下すとみられる。

 この結果は、26日に実施される上牧町の住民投票に影響しそう。住民投票をしていない三郷、河合、安堵の三町の動きも注目される。

 斑鳩町は、当日投票資格者数2万3025人。投票率は開票条件の50%を超えて62.14%。反対1万1122票、賛成3082票となり、反対が8040票上回った。

 投票率に関わらず開票を行った王寺町では、当日投票資格者数1万8623人。投票率は54.53%で、反対7011票、賛成1976票、七町以外の合併希望1098票となり、七町以外合併希望票を加えると反対が賛成を6133票上回った。

 平群町は、当日投票資格者数1万7696人。投票率は開票条件の50%を超えて57.92%。賛成5701票、反対4460票となり、賛成が1241票上回った。
(奈良新聞) - 12月6日11時11分更新

1106とはずがたり:2004/12/06(月) 20:32
<近畿>奈良県西和市

斑鳩・平泉・明日香大変だねぇ。。
いっそ上牧町+河合町+安堵村+斑鳩町=法隆寺市or斑鳩市は?

「斑鳩」町の名前消せぬ、合併加わらぬ意向
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041206-00000004-yom-soci

 聖徳太子ゆかりの法隆寺など有名文化財を抱える奈良県斑鳩(いかるが)町の小城利重町長は6日、町議会で、周辺6町との合併協議からの離脱を示唆した。

 5日に行われた新市「西和市」への移行の是非を問う住民投票で、「反対」が「賛成」を大きく上回ったため。県内では他に、飛鳥時代(6―7世紀)の文化財を抱える明日香村も、村名を残すために村制維持を表明している。

 同町は周辺6町との合併協議会を昨年3月に設置。2006年1月に新市「西和市」への移行を目指してきた。しかし、5日の住民投票では、「反対」が1万1122票、「賛成」が3082票だった。

 小城町長は町会議で「結果を真摯(しんし)に受け止め、住民の意思を反映した選択をしたい」と述べ、合併に加わらない意向を示した。

 同町は人口2万9000人。町名が日本書紀にも登場し、法隆寺や法輪寺などの古寺をはじめ、金銅製馬具などの副葬品が出土した藤ノ木古墳(6世紀後半)などがあり、年間約65万人が訪れる。
(読売新聞) - 12月6日14時36分更新

1107とはずがたり:2004/12/06(月) 20:33
<宮城県>
頑張れ!

[’04合併協議・進展・波乱]合併住民投票を前に、総決起集会−−湧谷町 /宮城
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041206-00000053-mailo-l04
 ◇「三町合併を実現する会」
 遠田郡3町合併の是非を問う湧谷町住民投票の日程が迫ったのを受け、同町の「三町合併を実現する会」は5日夜、合併実現を目指す総決起集会を開いた。同会によると、同町長、町議会とも先月下旬の住民説明会で、合併に否定的な説明を繰り返したといい、合併推進の住民の間には危機感が強まっている。
12月6日朝刊 
(毎日新聞) - 12月6日16時5分更新

1108とはずがたり:2004/12/06(月) 20:35
<宮城県>
薩摩川内・由利本荘・能代白神・大崎古川市でいいんでわ?

[’04合併協議・進展・波乱]大崎1市6町、市名意向調査など次回検討 /宮城
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041206-00000052-mailo-l04
 ◇市名変更問題、意向調査など次回検討−−大崎1市6町合併協

 大崎1市6町合併協議会は5日、26回目の会合を開き、懸案の市名変更問題について住民意向調査を行うかどうかを含め11日の次回協議で具体的意見を出し合うことにした。意向調査は古川市の住民委員が提案したもので、1市6町全域にわたる無作為抽出で調査するイメージだが、協議会、各市町が市名を変更するかどうか判断する材料になる。
 もう一つの再協議事項である合併期日の延期については「延期やむなし」と確認。次回協議で合併期日をどうするか意見集約する方向で一致した。

12月6日朝刊 
(毎日新聞) - 12月6日16時5分更新

1109とはずがたり:2004/12/06(月) 20:36
<岩手県>
頑張れ!

特例法期限内の合併求めて集会 胆江6市町村の住民団体−−水沢 /岩手
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041206-00000005-mailo-l03

 水沢、江刺両市など胆江6市町村合併を求めて活動する住民団体「胆江6市町村合併期成同盟会」(阿部勝会長)が5日、水沢市内で住民総決起集会を行い、合併特例法期限内の合併推進を訴えた。
 集会には6市町村の住民約400人のほか、地元選出の県議や経済団体、青年団体代表などが出席。阿部会長は「胆江は一つ、というのは住民の総意だ。特例法期限まで時間は少ないが、決して不可能ではない」と話した。
 集会では▽期限内に知事に対し合併申請を行うこと▽年内に任意協議会を発足させること――などを要求する決議文を採択した。
12月6日朝刊 
(毎日新聞) - 12月6日16時5分更新

1110とはずがたり:2004/12/06(月) 20:39
<福島県>東白川郡矢祭町

まぁ自立できりゃいいわな。

合併しない宣言から3年 列絶えぬ「矢祭詣で」福島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041206-00000005-khk-toh

 「合併しない宣言」で知られる福島県矢祭町で、全国各地の自治体や議員による視察が続いている。宣言をした2001年10月以降、現在までに463団体、4795人が訪れた。当初は合併に対する方針を決める判断材料を得るための情報収集が主流だったが、最近は合併協議から離脱した自治体が「自立のため行政改革の参考に」と来るケースが多い。来年1月の予約も2件入っており、「矢祭詣で」は当分衰えそうもない。

 山あいにある人口7000の小さな町への視察は、宣言から19日後に訪れた高知県檮原(ゆずはら)町が皮切り。北海道から沖縄県石垣島まで全国に及ぶ。9割以上が議員で、自治体の首長や職員、中には研究目的の大学生もいた。

 町は、視察の要請は原則的にすべて受け入れる方針で、根本良一町長以下幹部や担当職員が対応。合併特例法の適用期限をにらみ、合併協議を開始するヤマ場の時期となった昨年11月は24団体、263人も訪れた。「町の業務に支障がなかったと言えばうそになるが、何とか乗り切った」と古張允助役。
 今年も82団体、546人が訪れた。目立つのがさまざまな事情で合併離脱をした自治体。北海道標津町もその一つで、町議で総務産業委員長の吉田光一さん(50)が1日来町、今年最後の訪問客となった。

 知床半島の付け根にあり、隣接する羅臼町、中標津町との合併協議を進めてきたが、今年6月、住民投票で反対多数となり、自立の道を歩むことになった。
 人口6200で町職員が218人いる標津町に対し、矢祭町は7000人で81人。吉田さんは「これだけの職員で、行政サービスを低下させないとは想像ができなかった。その仕組みを学びたい」と語った。議会として来年4月までに、町に対し行政改革の提言をする予定という。

 根本町長は「昭和の大合併で、合併の役割は終わった。自立のため知恵を絞って地域づくりをする自治体が増えることが日本のためにもなる」と持論を展開しながらも、「視察に来た人には、『矢祭はこうしている。後は皆さんの判断だ』との姿勢で臨んでいる。偏った判断を押し付けることはしない」と話している。

(河北新報) - 12月6日7時2分更新

1111とはずがたり:2004/12/06(月) 20:58
<山梨県>
南アルプス市は意地悪してないで入れてやれや(゚Д゚;)

【排除の論理の吝嗇自治体】>>897追加:北広島市or江別市(南幌町)・大間町(佐井村・風間浦村)・八戸市(田子村・新郷村)・平賀町等(黒石市・大鰐町)・木津町(相楽郡)・富田林市(南河内郡)・南アルプス市(増穂町)・美濃加茂市(加茂郡)・大津市(志賀町)・彦根市(犬上郡)・鹿屋市(垂水市)・白浜町(すさみ町)・山口市(美東町)・中村市(土佐清水市)


【排除の論理の権力闘争自治体】
おいらせ市(三沢市)・愛西市(津島市)・小城市(多久市)

[市町村合併]「鰍沢町と」に反対多数−−増穂町住民投票 /山梨
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041206-00000027-mailo-l19

 ◇「南アと」の可能性残す
 鰍沢町との合併の是非を問う増穂町の住民投票は5日行われ、即日開票の結果、「反対」4307票で、「賛成」を385票上回った。投票率は75・88%。当日有権者数は18歳以上の町民1万949人(男5330、女5619)だった。
 河西栄三郎町長と小池省三議長は「住民投票の結果を尊重する」と話しており、反対多数となったことで鰍沢町との合併は難しくなった。
 多くの町民が鰍沢町との早期合併より、南アルプス市と合併する可能性を残した方が適策と判断したとみられる。
 同町は昨年11月、南アルプス市に任意合併協議会の設置を申し入れ、今年3月に実施した住民意向調査でも合併相手に南アルプス市を求める住民が鰍沢町を望む町民を上回ったが、同市から5月、「町議会が一本化されていない」などとして任意協設置の凍結を告げられた。
………………………………………………………………………………………………………
 ◇増穂町住民投票開票結果
 反対 4307
 賛成 3922
   無効(79)

12月6日朝刊 
(毎日新聞) - 12月6日16時45分更新

1112とはずがたり:2004/12/06(月) 20:59
<北関東>群馬県

遅れ気味の群馬県もやっとぼちぼちと進み出した。

3町村を編入合併、新「前橋市」スタート 部課長級へ辞令交付 /群馬
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041206-00000106-mailo-l10

 前橋市は5日、大胡、宮城、粕川の3町村を編入合併し、新しい前橋市としてスタートした。この日は、3支所長ら部課長級への辞令交付式やシステム統合の最終チェックなどが行われたが、日曜日で閉庁しているため、静かな船出となった。
 辞令交付式では、高木政夫市長が旧3町村の総務課長に各支所長(参事兼部長級)の辞令を交付するなど合併後の初仕事。支所長らに対し「合併して良かったと市民が思えるように、市民の目線に立ち、新しい時代の風をしっかり受けて職務に当たってほしい。共に頑張りましょう」と心構えを示した。
 日曜日でも住民票の発行業務などを行っている中央通り商店街(千代田町)沿いの「にぎわい課」には、旧大胡町の男女が訪れ「記念に」と新市の住民票を取得。市役所当直にも5、6件ほどの問い合わせの電話があったが、システム統合などにも大きなトラブルや混乱はなかったという。6日は3支所の開所式が行われ、本格的な新市の業務が始まる。
12月6日朝刊 
(毎日新聞) - 12月6日16時21分更新

新市名は「渋川市」 6市町村、12日に合併調印 /群馬
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041206-00000105-mailo-l10

 渋川地区6市町村でつくる法定合併協議会の第4回会合が5日あり、新市の名称が「渋川市」に決まった。この日の協議会では、前回四つに絞った候補の中から名称を決める方法を巡り、協議では結論がでないとして投票とすることに決定。会長の木暮治一渋川市長を含む委員49人による無記名投票が行われた。
 投票結果は▽渋川市25票▽中央市15票▽赤城市5票▽伊香保市4票――となったが、いずれも投票者数の3分の2(33票)に満たなかったため、規約に従い6首長による正副会長会議を開催。「異論もなく全会一致」(木暮会長)で「渋川市」を選んだ。6市町村は12日に合併協定書に調印し、13〜20日に各議会で議決する予定。
12月6日朝刊 
(毎日新聞) - 12月6日16時21分更新

1113とはずがたり:2004/12/06(月) 21:02
<近畿>滋賀県

云ってる側から反応有り。
やっぱ飴は必要じゃねぇ。。湖西道路の無料化!途中トンネルの無料化は?

志賀町との合併協議、慎重姿勢を転換 大津市長 任意合併協設置へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041206-00000028-kyt-l25

 滋賀県志賀町との合併協議について大津市の目片信市長は、6日の定例記者会見で「(市町村合併特例法の)法定期限内で進めることにした」と述べ、「法定期限内の合併は考えていない」としていた従来の慎重姿勢を転換した。本年度中に県に合併を申請し、2006年3月末までの合併を目指す。市長は、湖西道路の無料化や耐震基準を満たしていない市庁舎の移転新築に、合併に伴う国の支援制度を活用することを理由に挙げた。
 会見に先立ち、志賀町の後藤又久町長は同日、「(大津市への)編入合併を基本にした法定期限内の合併」を文書で大津市に要請した。
 目片市長は記者会見で「町長の要望を真摯(しんし)に受け止める。防災への対応も重要で、市民の立場から、かじを切らせていただく。市議会の意思と、志賀町側によほどの混乱がないことを条件に進めたい」と述べた。12月市議会で広域行政特別委員会が設置されれば、12月中に任意合併協議会を設置する。
 志賀町内で反対の強い県の廃棄物焼却施設計画について、合併後には「町長と同じ考えで、代わって市長が正面から受けて立つ。県にも言うべきことは言うが、受け入れる立場だ」と述べた。
 市は現在、市庁舎(本館、別館)の耐震診断を進めており、「建て替えが必要との結果が、近く出る」(目片市長)という。移転新築や防災センター設置費用に、合併特例債(214億円)の一部を充てる方針。
 また湖西道路(坂本北−志賀間、16・7キロ)を国が日本道路公団から買い取り、無料開放する構想の実現に向け、国松善次知事は同日までに、両市町が合併すれば、合併推進債を県負担金に充てる考えを目片市長に伝えている。
(京都新聞) - 12月6日20時27分更新

1114とはずがたり:2004/12/06(月) 21:18
<近畿>奈良県西和市>>1105
投票結果は悪夢だった。。

「西和市」合併住民投票 王寺町・斑鳩町が反対 平群町は賛成 /奈良
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041206-00000258-mailo-l29

 西和7町が目指す「西和市」(06年1月)合併の是非を問う平群、斑鳩、王寺3町の住民投票が5日行われ、王寺町では「反対」が「賛成」・「7町の枠組み以外で合併」を上回り、斑鳩町でも「反対」が「賛成」を上回った。一方、平群町は「賛成」が「反対」を上回った。各町の条例では、町長に投票結果の尊重を求めており、今後、王寺、斑鳩両町が合併協議会から離脱すれば、約1年半続いた合併協議は白紙に戻る。
 当日投票資格者数は平群町1万7696人(投票率57・92%)▽斑鳩町2万3025人(同62・14%)▽王寺町1万8623人(同54・53%)。投票は、平群・斑鳩両町では「賛成」か「反対」の選択肢で、王寺町は「7町の枠組み以外で合併」を加えた三つの選択肢で行われた。
 西和7町は住民発議による県内初の法定合併協議会を発足させ、昨年6月から協議。新市名も公募し、今年6月には協議会委員による投票で、「法隆寺市」など五つの候補から「西和市」が選ばれた。本庁舎を王寺町に、分庁舎を斑鳩町に置くことも決めていた。しかし、斑鳩町が名称へのこわだりをみせたことや、一部の首長が合併に難色を示した。このため、3町は住民投票条例を制定。合併の是非を住民にゆだねる形となった。
 7町は12月定例議会を控えており、投票結果が合併問題の行方にどう影響するのか注目される。
 ◇「投票は夢だった」
 ○…平群、斑鳩、王寺3町で5日あった住民投票は、計118人の永住外国人も投票者名簿に登録された。一時は投票権を日本国籍に限定したものの、その後一転して永住外国人に門戸を開いた斑鳩町。同町神南、会社役員、李海允さん(63)は「前日の晩から、投票整理券を何度も確認したんですよ」。初めての投票で間違いがないよう、何度も日時や投票場所の欄を読み返した。「本当にうれしい。自分の意思で、社会をよくするんだという意気込みで投票に臨みました」。同町龍田西、無職、宋秀男さん(65)は、早朝から投票所に向かい、初めての一票を投じた。「投票は夢だった。戦前生まれの私にとって感無量の経験です」
………………………………………………………………………………………………………
 ■開票結果
 ◇平群町=選管最終発表
賛成   5701
反対   4460
    (無効89)
 ◇斑鳩町=選管最終発表
反対  11122
賛成   3082
   (無効102)
 ◇王寺町=選管最終発表
反対   7011
賛成   1976
他枠組み 1098
    (無効70)

12月6日朝刊 
(毎日新聞) - 12月6日17時10分更新

1115とはずがたり:2004/12/06(月) 21:31
<東海>三重県津地域

見逃してたが何はともあれ良かった。

一志町議会、合併案を可決−−否決から6日間で一転、町民から不信の声も /三重
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/mie/news/20041123ddlk24040289000c.html
 津市など10市町村の合併問題で、今月16日の臨時会で合併関連5議案のうち4議案を否決した一志町議会は22日、再び臨時会を開き、採決の結果、一転して4議案を賛成多数で可決した。同町の最重要課題である合併について、わずか6日間で急転する事態に、町民からは同議会に対する不信の声が上がった。

 同町議会は、合併後5年間一定の自治の執行権が認められる「合併特例区」の導入を主張していたが、認められずに反発。16日の臨時会は、10市町村による新しい津市の設置を求めた「廃置分合」の議案など5議案が上程されたが、うち4議案を否決した。

 再度開かれた22日の臨時会では、これまで合併特例区の導入を強く主張し、合併に反対と見られていた青木秀晃議員が、「これからは住民が、自分の足で立つ時代が来る」と一転して、賛成討論を行った。無記名投票による採決の結果、賛成8、反対4の賛成多数で可決。ほかの3議案も可決された。

 前山礼三町長は「責任を全うすることができた」と話し、中川雅昭議長も「これでほかの9市町村と足並みをそろえることができた」とほっとした様子。合併の要望書を提出していた同町自治会連合会の佐々木久彦会長(64)も、「議員の中でいろいろあったかもしれないが、住民の声を聞いてくれた」と喜んだ。

 だが、6日間で議会の意見が変わったことに、豊田千春議員は「結果はともかく、短期間で意見が変わるなんて、議会が軽く見られる」と残念そう。無記名投票による採決方法についても、住民からは「堂々と名乗って意見を述べよ」との声が上がっていた。

 「前回の投票の際、間違えた者がいる」と明かす議員もいるなど、同町議会の混乱ぶりが浮き彫りとなった。
毎日新聞 2004年11月23日

1116とはずがたり:2004/12/06(月) 21:46
<四国>香川県三豊地区

取り敢えず合併派先送り派が勝ったと云う事?
取り敢えず高瀬町,山本町,豊中町,仁尾町,財田町で粛々と三豊市を目指すべし。
取り敢えずの合併相手詫間はどう出るのかな?

[選挙]三野町長選 解職派・佐藤義憲氏が初当選−−出直し選 /香川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041206-00000226-mailo-l37

 ◇前町長の倉田氏破る−−「まず町政正常化を」
 合併問題を巡る町長リコール成立に伴う三野町の出直し町長選は、5日投開票され、リコールを請求した住民グループらが擁立した新人で前選管委員長の佐藤義憲氏(75)=無所属=が、住民投票で失職した前町長の倉田定宣氏(66)=同=を破り、初当選を果たした。当日有権者数は8004人(男3801人、女4203人)、投票率は72・09%(前回84・89%)だった。
 町政の混乱を憂慮して立候補、初当選を果たした佐藤氏は、同町の事務所で「感情的になっている2町、6町の合併論議より、まず町政の正常化と議会の知恵を借りて経費削減などの行財政改革に取り組む。役場の風通しも悪く、明るい職場にする。合併問題は特例法の期限にこだわらず、落ち着いた段階で町民の判断(アンケート)を基に柔軟に対応する」と抱負を語った。
 同町では、今年6月に保守系議員7人が合併の是非を問う住民投票に必要な臨時議会を倉田氏が招集しないとして、同氏の不信任決議案(否決)を議会に提出して以来、合併の枠組みなどを巡って倉田氏と保守系議員の対立が表面化。
 以降、住民グループを巻き込んで対立はさらにエスカレート。8月には詫間町との合併の賛否を問う住民投票、10月には倉田氏のリコールの賛否を問う住民投票が相次いで実施され、リコールは95票差で成立した。町政は長期間にわたって混乱したため、町民の間からは「不毛の対立で税金の無駄遣い」という批判の声と共に、早急な町政の正常化を求める声が上がっていた。
………………………………………………………………………………………………………
 ◇開票結果(選管最終発表)
当 2978 佐藤義憲 75 無新
  2692 倉田定宣 66 無前
(無効100)
………………………………………………………………………………………………………
 佐藤義憲(さとう・よしのり)75 無新(1)
[元]町選管委員長[歴]国鉄職員▽公民館長▽観音寺一高

12月6日朝刊 
(毎日新聞) - 12月6日17時32分更新

1117magenta:2004/12/06(月) 22:16
中標津、羅臼との合併を断念 西沢町長が表明  2004/12/06 14:10
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&amp;d=20041206&amp;j=0023&amp;k=200412067805

 【中標津】根室管内中標津町の西沢雄一町長は六日、同町役場で記者会見し、同管内羅臼町との合併協議について「(先月実施した)住民投票の結果を重く受け止めざるを得ない。大変残念な結果だ」として、羅臼町との合併を断念する方針を表明した。

 中標津町は十一月二十八日に合併の可否を問う住民投票を行い反対が有効投票総数の60・83%を占めた。合併断念について西沢町長は「合併を強く望んでいた町民や羅臼町民に大変申し訳ない気持ち。合併するしないにかかわらず(羅臼、標津、別海の)近隣三町とは友好な関係を持ちつづける努力をしたい」と話した。

 両町の法定協議会は、今年十一月上旬にすべての合併協議を終え、協定書に調印した。新市の名称は「東知床市」とし、市役所は中標津町に置くことなどを決めていたが、合併断念によって、羅臼町も単独での自立を余儀なくされる。

 羅臼町の脇紀美夫町長は六日「中標津町が決断したことであり、厳粛に受け止めたい。今後のことは早急に議会とも相談して決めたい」とのコメントを発表した。

1118magenta:2004/12/06(月) 22:17
南幌町長が辞意表明 合併議案の議会否決、「使命果たせぬ」  2004/12/06 14:14
 http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&amp;d=20041206&amp;j=0023&amp;k=200412067879

【南幌】空知管内南幌町の井沢利美町長は六日、同町役場で記者会見し、同管内栗山、由仁町との合併案が町議会で否決されたことについて、「責任者として使命を果たせないので、町長を辞任するしかない」と述べ、十七日付で町長を辞任する意向を表明した。再出馬についても「町議会の決定を覆すことになり、町政が混乱する」と否定した。「平成の大合併」頓挫が首長辞任に発展したのは、道内では南幌町が初めて。

 「平成の大合併」では道内第一号として一日、函館市と四町村が合併し新・函館市が誕生したが、今秋以降は合併協議難航が目立ち、破たんも相次いでいる。住民投票を実施する自治体も増えており、住民投票の「合併反対」の意向に反して合併を推進した南幌町長が結果的に辞任せざるを得なくなったことは、今後の他の合併協議や住民投票にも影響しそうだ。

 井沢町長は会見で「合併しなければ町民の負担が増えて行政サービス低下となり、責任者として行政を執行することができない」と辞任の理由を説明した。同町長は現在二期目の途中。

 会見に先立ち井沢町長は六日午前、栗山、由仁の両町長に対し、合併法定協議会からの離脱を伝えた。

 南幌町は栗山、由仁両町との合併の賛否を問う住民投票を十月三十一日に実施し、「合併反対」が過半数を占めた。しかし井沢町長は「合併しなければ財政的に持たず、住民負担が過大になる」などとして合併推進を表明し、合併協定書にも調印。十一月二十六日の町議会で関連議案を提出したが、議会は賛成少数で否決した。井沢町長は議会提案に当たり「政治生命を懸けた決断だ」と述べていた。

 南幌の合併断念により、二○○六年三月の「東さっぽろ市」発足を目指していた三町の合併は白紙に戻る。

1119香川県民:2004/12/06(月) 22:41
>>1116
僅差で佐藤氏が当選ですね。
倉田前町長はどこと無く変わった人で地元では「変わり者」として有名です。

今回の騒動を見てみると、三野町に無線LANを整備したりしていた2代前の安藤元町長を引き摺り下ろして
倉田氏を町長に推した元町会議長派の町議からそっぽを向かれてしまったといった感を受けます。
地元では「優柔不断で変わり者の倉田町長もダメだし、結果的に佐藤氏を推す形となった元議長に近い町議も今ひとつ信用できない。」
「結果的に6町ないし7町合併へと進むかもしれない」
といった空気が流れています。

1120とはずがたり:2004/12/06(月) 22:58
>>1119
地元の空気といった生の情報提供感謝。
消極的選択で取り敢えずヒートアップした町内の対立を鎮めましょう的な結果ですか。
投票率も下がってるのは白けムードもありなんでしょうかね?

1121杉山真大 </b><font color=#FF0000>(sB4AwhxU)</font><b>:2004/12/07(火) 18:12
>>1113
志賀町と言えば元・電脳突破党で、いわゆる「市民派」とも一線を画している「たぬきのくすり屋さん」砂川次郎町議のサイトをちょっと覗いて見ました。

http://www.asahi-net.or.jp/~ph6j-sngw/what_new.html
2004年12月02日 
やはり公共料金値上げは合併のための 持参金 のようである

これだけ合併推進派が砂川に対し激怒するのは、
志賀町の大幅公共料金値上げ案は合併推進のために、
大津市からの提示された合併条件の一つを整えるための、財政健全化を仮面とした
悪政策であるという推測はズボシのようだ (^o^)V 
大津市との合併をスムーズにさすために、大津市より安い志賀町の公共料金値上げをもくろんでいるとみられる、保守派の志政クラブ+公明党議員(浜奥修利議員、坪井由美子議員) は よっぽど 秘密がダイスキのようです

砂川のウエッブサイトでの後藤町長による公共料金値上げ(案) 発表 NO、741 がよほど頭にきたようだ、 
本日の議会運営委員会( 略して: 議運 ) にて、一時間以上を費やしてまで、砂川の情報公開を止める為の
対策を考えていた。(これを世間では、悪あがき、と言う)
NO、745
創価学会の公明党は弱い者の味方であるというのは、昔の話になってしまったようだ。
参照:
2004年12月01日  多数の公共料金値上げについての解析  NO、744
2004年11月26日    公共料金値上げが志賀町民を襲う   NO、741


● 住民の方よりのお話がありました:
砂川さんは、NO、744 で (( 志賀町との合併をいやがる目片大津市長が、合併を断る理由として、「 合併をしたから公共料金が上がったと志賀町住民に思われるのは片腹痛い・・・」  と、 「 合併をしてよね〜〜 」 と大津市役所に日参する合併推進j派の後藤志賀町長や保守議員・公明党議員に対して断りを言っている光景は十分推測想像できる事ですね。))
と言っていますが、それだけでなく。
もし法定合併協議会が立ち上がった時に、大津市住民より公共料金を志賀町の安い料金に合わせよ!! という、意見が出ることを、目片大津市長は大変おそれているのではないのでしょうか。 それをさけるために提示した条件ではないでしょうか。

砂川コメント:
目片大津市長は大変政治基盤が弱く、( 市長選では2位、3位の候補と団子状態で、辛くも当選した ) ので志賀町の住民に恨まれながらの合併をすれば、次回の選挙で当選はおぼつかなくなる、また、住民の方のお話についても合併して大津市の住民に恨まれたくない、という同じくその事につながるのです。
また、目片大津市長の大型産廃ごみ焼却場問題が落着してからでないと合併を考えられない。という条件も同様のことです。

また、
今議会に法定協議会設立の議案が緊急提出されるかもしれませんね。
目の離せないこの12月議会です。

[My HP] http://politics.mtcedar.com/
      http://mtcedar.txt-nifty.com/

1122杉山真大 </b><font color=#FF0000>(sB4AwhxU)</font><b>:2004/12/07(火) 18:17
市町村合併についてですが、よく覗きに行く「明日への道標」でコメントしました。皆さんも一度コメントしてみては如何でしょうか??

http://blog.melma.com/00099352/20041206232817

[My HP] http://politics.mtcedar.com/
      http://mtcedar.txt-nifty.com/

1123とはずがたり:2004/12/07(火) 23:36
<山梨県>
>>1011 >>1036

[市町村合併]上九一色村北部と中道町、セットで協議望ましい−−甲府市長 /山梨
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041207-00000099-mailo-l19

 甲府市との合併問題が焦点となっている上九一色村北部と中道町について、宮島雅展市長は6日の定例議会代表質問で、「村が(合併に向けての)意向を示した時点で、同町の動きも見て議会と協議する」と述べ、村北部と町をセットとした協議再開が望ましいとの考えを示した。宮島市長は取材に対し「別々でも拒まないが、一緒の方が地続きになるし、行政の効率から言っても望ましい」と説明した。
 その上で、宮島市長は同市と同村北部、同町、芦川村の法定協が廃止された経緯を踏まえ「合併特例法期限(05年3月)にはこだわらないが、村や町内をしっかりまとめてほしい」と注文を付けた。
12月7日朝刊 
(毎日新聞) - 12月7日16時41分更新

1124とはずがたり:2004/12/08(水) 01:17
<東北・北海道>
よし!

[合併・自治のかたち]網走管内4町村、来年10月1日合併 /北海道
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041207-00000079-mailo-hok
 ◇丸瀬布町議会も「議決」
 網走管内丸瀬布町の臨時町議会が6日開かれ、遠軽町、生田原町、白滝村との合併関連条例案を賛成5、反対4、白票2で可決した。丸瀬布町を除く3町村は11月28日の臨時議会で合併案を可決しており、4町村の来年10月1日の合併が決まった。近く、道知事に申請する。平成の大合併で、道内では1日に合併した函館市と、すでに知事に申請した渡島管内森・砂原両町に次ぎ、3番目になる。
 枝松泰彦町長は「慎重に審議していただいた。合併に向けて、一生懸命努力したい」と発言した。
12月7日朝刊 
(毎日新聞) - 12月7日16時2分更新

1125とはずがたり:2004/12/08(水) 01:21
<九州・沖縄>宮崎県
良いぞ,宮崎に求心力が出てきた。高岡町長はリコールされてしまえ!頑張れ議会。

[市町村合併みやざき]宮崎市との編入模索−−西都市議会が市長に報告 /宮崎
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041207-00000163-mailo-l45

 西都市議会(定数23)が11月16日に全員協議会を開き、宮崎市との編入合併を模索することを決定し、日野光幸市長に報告していたことが分かった。5日、西都市文化ホールであった合併に関する講演会で黒木正善市議が明らかにした。
 西都市は佐土原町、新富町、西米良村とともに一ツ瀬川任意合併協議会を設置したが、佐土原町が宮崎市との法定協設置を決めたため03年12月に解散した。その後、周辺町村との合併の枠組みづくりを模索したものの、今年10月に新富町から「法定協は設置はしない」との回答があったことから、宮崎市との合併が浮上した。全員協議会では23人中21人が賛成したという。
 黒木市議は「将来の財政状況や人口推移を考えると、このままでは十分な住民サービスは実施できない。(来年3月末の合併特例法期限まで)期間が短く編入合併になるが、道州制も見越した時に宮崎市との合併が望ましいという結論を出した」と話している。

12月7日朝刊 
(毎日新聞) - 12月7日17時50分更新

[市町村合併みやざき]宮崎市との合併案可決−−高岡町議会 /宮崎
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041207-00000162-mailo-l45
 ◇吉元町長「自立方針は不変」−−提案議員側、リコールも検討
 吉元正憲町長が「合併せず自立」の方針を示している高岡町で6日、臨時議会があり、議員発議で提案された宮崎市との合併を求める議案が8対7で可決された。吉元町長は「自立方針に変わりはない」としており、賛成議員側は町長のリコールも辞さない構え。
 議案は合併特例法ではなく、地方自治法に基づく廃置分合(合併)案として提案。このため、原則として合併特例債など優遇措置の対象にはならない。また、町の説明によると、合併申請するには首長にのみ提案権がある「財産処分」についても議決する必要があるという。
 吉元町長は財産処分を「提案しない」と言明しているため、提案議員らは「町長の動きを見ながらリコール準備を進める」と強硬姿勢。合併調査検討特別委(14人)も賛成多数で、県が町長に合併を進めるよう指導・勧告することを求める要請書の提出を決めた。
 これに対し吉元町長は「議会による不信任や住民による解職請求があってもやむを得ない」と、受けて立つ姿勢を鮮明にしている。
 一方、「財産処分」の提案権について総務省市町村課は「地方自治法では原則として『団体意思の決定には議会と首長の双方に提案権がある』と解釈しており、議会にも提案権はある」と説明。更に「合併までに財産処分の協議をまとめれば、合併申請を先行することも法的には可能」との見解を示した。

12月7日朝刊 
(毎日新聞) - 12月7日17時50分更新

1127とはずがたり:2004/12/08(水) 04:50
<埼玉県>

しっかり受けろや川口!はがいいのぉ。。
>川口市は市名問題の経緯から「合併問題は白紙」としており、編入合併を要請されても、すんなり受けるかは微妙だ。

鳩ケ谷市の世帯調査85.6%「賛成」
http://mytown.asahi.com/saitama/news02.asp?c=12&amp;kiji=234

 鳩ケ谷市は15日、合併問題の全世帯意向調査の結果を発表した。川口、蕨両市との3市合併破綻(はたん)を受けての調査だったが、編入されても川口市と合併を望む市民が相当多いことが分かり、名倉隆市長は「川口市との合併実現に努める」とコメントした。

 3市合併は新市の名称が「武南市」となったことに川口市が反発して流れた。蕨市は単独の道を選び、鳩ケ谷市は改めて全世帯の意向を聞いた。

 その結果、6254世帯(回収率27・7%)が回答し、うち6200世帯の回答が有効だった。

 合併に賛成、どちらかといえば賛成を合わせた賛成回答は80・4%だった。枠組みでは85・6%が川口市を選び、合併方式の選択は編入35・2%、新設(対等)13・0%、どちらでもよい48・2%などだった。反対の回答は17・9%で、市名や地域性の喪失などを心配している。

 02年調査でも合併賛成が81%あり、同市は市議会と連携して川口市との合併へ踏み出す意向。川口市は市名問題の経緯から「合併問題は白紙」としており、編入合併を要請されても、すんなり受けるかは微妙だ。


(11/16)

1128とはずがたり:2004/12/08(水) 04:52
<埼玉県>
>>1127
おお,期待してまうど!武南市なんて無骨で締まらない名前よりもキューポラのある川口の方がずっとか良い!
蕨も(http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1038805069/546)続け!

それにしても歴史的因縁やねぇ
>同市は戦前に川口市と合併し、戦後、分離した歴史がある。
>会長に就いた昼間議員の父親は前市長で、分離独立派のリーダーだった。

川口と合併を/鳩ケ谷市議が推進の会設立
http://mytown.asahi.com/saitama/news02.asp?c=12&amp;kiji=237

 鳩ケ谷市議会(定数21)の議員14人が「川口市との合併推進鳩ケ谷市議会議員の会」(会長・昼間英司議員)を設立し、川口市と編入合併に向けて動き出した。

 鳩ケ谷市が15日に発表した市民意向調査の結果では、編入でも川口市との合併を望む市民が多かった。この結果を受け、市議会最大会派の市民クラブと、公明、無所属会派の計14人が合併推進議員の会を立ち上げた。

 同会は市の厳しい財政の現状などから川口市との合併の道を選んだと説明している。人口規模から編入合併とし、合併特例法の適用を念頭に市側と連携して合併機運を盛り上げたいという。近く、設立趣旨を説明するチラシを市民に配る。

 同市は戦前に川口市と合併し、戦後、分離した歴史がある。会長に就いた昼間議員の父親は前市長で、分離独立派のリーダーだった。昼間議員は「もう時代は変わった」と述べている。

(11/18)

1129とはずがたり:2004/12/08(水) 05:01
<埼玉県>
武南に拘って合併毀した蕨の首長なのに?今から頭下げて「川口」市に入れて貰え!

合併問題破綻 蕨市長「進退考えず」
http://mytown.asahi.com/saitama/news02.asp?c=12&amp;kiji=204

 蕨市議会は21日の一般質問で、川口、鳩ケ谷両市との合併破綻(はたん)問題が論議された。小林正議員(社民)と尾崎節子議員(市民ネット21)が田中啓一市長の責任を追及したが、田中市長は「川口市が一方的に脱退した。出処進退は考えていない」と答え、単独で市政を運営していく姿勢を明確にした。

 田中市長は昨年6月の市長選で、「市長をやめるために市長になる」として3市合併の実現後に引退する公約を掲げ、3市合併反対の4人の対立候補を退けて8選を果たした。しかし、市名問題で川口市が離脱して合併は流れた。

 田中市長は「蕨市は最後に住民投票を予定していたのに破綻の原因を川口市がつくってしまった」と責任論を否定。今後は「自己決定・自己責任の原則を基本に創意と工夫で行財政改革に取り組むのが最重要課題だ」と引き続き市政のかじ取りをする意思を示した。

(9/22)

1130とはずがたり:2004/12/08(水) 05:02
<埼玉県>

鳩ケ谷/今後の合併問題で議論
http://mytown.asahi.com/saitama/news02.asp?c=12&amp;kiji=200

 鳩ケ谷市議会一般質問の15日、川口、蕨両市との合併破綻(はたん)問題が論議された。名倉隆市長は今後の合併問題についての市民意識調査の実施を公表しているが、この日も枠組みなど設問内容や実施時期を明確にしなかった。破綻の責任もないとした。

 3市の合併協議は市名が「武南市」と決められたことから川口市が離脱して流れた。名倉市長は合併の方針は変わらないとして改めて市民意識の調査を予定している。

 西脇博議員(公明)は過去の調査では川口市と合併を望む市民が圧倒的に多かったことあげ、「もう合併先は川口しかない」とただした。名倉市長は「有力な相手先」と述べるにとどまり、調査では複数の設問を設けたいとした。

 また、破綻原因については川口市が一方的に離脱したとして責任はないとの見解を示した。

 玉井恵章議員(市民クラブ)は「市長は合併を公約したのに熱意が感じられない。合併協議の市名問題では市長同士の議論が必要だったのでは」と質問。名倉市長は「調整はしなかった。市名で合併が壊れるとは思っていなかった」と答えた。

(9/16)

1131とはずがたり:2004/12/08(水) 05:10
<埼玉県>川口地域
>>1127-1131
川口市…県南の中心都市自負
鳩ヶ谷…戦時中は川口市だった。川口との合併指向が強い
蕨…川口に飲み込まれるのを嫌う。市域は狭い。合併推進派の市長だったが行革で単独乗り切りを図る。
戸田…長らく鉄道もない辺境で工場立地が進み,埼京線の開通で一気に都市化。美女木のJctも戸田市内。事業所を有し財政力が豊か。

結論:是非合併=政令指定都市を目指して欲しい。

1132とはずがたり(1/2):2004/12/08(水) 05:15
<埼玉県>
口惜しすぎる。住民の意見など聞かなくて良いのだ。
>新市名や庁舎の位置というもっとも難問とされる協議項目を解決しながら、賛否を問う住民投票の結果、合併が白紙になるケースが3月以来、相次いでいる。
蕨は取り敢えず戸田市と合併でもすれば?小さすぎる。
こだま市も美里抜きで児玉本庄市きぼんぬ。

上田知事も実は合併にあんまり積極的ではないのか。情けない。あんたを苦しめてる県議会は小さすぎる市のせいで自民党が圧勝してるせいだぞ!

枠組みで解散相次ぐ 住民合意得られず白紙
http://mytown.asahi.com/saitama/news02.asp?c=12&amp;kiji=217

 新市名や庁舎の位置というもっとも難問とされる協議項目を解決しながら、賛否を問う住民投票の結果、合併が白紙になるケースが3月以来、相次いでいる。住民投票で住民の合意が得られて協議が進む枠組みは一つもない。3月中旬には県内90市町村のうち60が法定、任意の合併協に参加していたが、現在は実質34に減った。
 本庄市と児玉郡5町村による「こだま市」は、美里町が4月に住民投票を実施した結果、反対が上回り、合併協から離脱、合併協も解散した。財政難に苦しむ他市町村と異なり、優良企業の工場がある同町は「単独町のままで健全財政を維持できる」と自信を示していた。財政事情の違う自治体間の調整の難しさが浮き彫りになった。
 「鴻巣市か、行田市か」の選択を迫られた吹上町では、町が進める行田市中心ではなく、住民は鴻巣市・川里町との合併を選択。同日投票の町長選でも、鴻巣市との合併を訴えた新顔候補が当選した。
 参院選投票日の7月11日。県東部では、春日部・宮代・杉戸・庄和の1市3町と、吉川・松伏の1市1町がそれぞれ合併の賛否を、県西部では、比企3町3村の枠組みで協議を進めてきた滑川町が枠組み変更を問う住民投票を実施した。
 この結果、宮代町、松伏町で反対票が上回った。特に松伏町では反対が賛成の2倍近くを占めた。滑川町では隣接する東松山市も加えた広域合併を望む意見がもっとも多数を占め、町は合併協から離脱した。この日、住民投票があった三つの枠組みの合併協は、すべて解散した。
 8月には騎西・加須の1市1町がともに賛否を問う投票を同日実施し、騎西町では賛成が多数を占めたが、加須市では反対が上回った。
 9月には久喜・幸手・鷲宮の2市1町が投票を実施し、久喜市で反対が上回り、北川辺・栗橋との3町合併で「東埼玉市」を目指した大利根町も投票の結果、住民理解が得られなかった。

1133とはずがたり(2/2):2004/12/08(水) 05:16
>>1132-1133

 こうした状況から、9月県議会の一般質問では複数の議員が新たな合併支援策を上田清司知事に問いただした。
 上田知事は「国や県の主導ではなく、市町村の自主的な判断に委ねざるを得ない」との従来の見解を重ねて示すにとどまり、合併を担当する県地方分権課も「情報提供や助言をこれまで以上に積極的に行う」と述べ、理解を求めた。
 県は今年度予算で、合併に伴うシステムの整理統合や看板書き換えのための交付金制度として14億6千万円を用意したが、具体的な合併「後押し策」は設けていない。
 同課は「反対の多くは生活圏の変化を嫌うなど、枠組みをめぐるもので、合併自体の否定ではない。今後も新しい枠組みが増えるはずだ」と期待をつなぐ。県内には財政的に余裕のある自治体も多く、「合併は財政再建策というより中核市などへのステップアップ手段ととらえられ、急がれていない」とみている。

協議順調なら90市町村は70に

 現在12法定協の13市14町5村と、1任意協1市1町で協議が続いている。皆野・長瀞2町の任意協は事実上、解消している。加須市・騎西町は6日、両議会で法定協解散を決める予定。
 久喜・幸手・鷲宮の2市1町は5日、3首長が会見して法定協の解散方針を発表、北川辺・大利根・栗橋3町は、この枠組みを維持するかどうかの調整が続いている。この3町も含めて今後、順調に協議が進むと、現在の41市40町9村が40市26町4村に再編される。

「新市名」巡って離脱も  3市法定協 川口、「武南」に反発

 川口、蕨、鳩ケ谷3市の法定合併協議会は9月30日に解散した。引き金は新市名だった。「川口」が採用されないことで川口市が反発して離脱し、中核市を目指した構想は幻に終わった。
 当初は戸田市を含む4市で県内2番目の政令指定都市を目指す構想もあったが、財政力で勝る戸田市が離脱。残る3市は目標を中核市に切り替え、対等の合併協議を進めた。3市法定協は「合併期日は来年5月1日」「新市役所は現在の川口市役所」などと決めた。
 7月、法定協は公募で選んだ六つの新市名の候補を挙げて投票を実施した。「川口市」と「武南市」のどちらかに絞る決選投票にもつれ込んだ結果、公募では過半数の支持を集めた「川口」が3票差で退けられた。
 対等合併のため、法定協の委員数は3市とも同数。蕨市の委員が「武南」で結束したとみられる。人口約47万人、県南の代表的な都市を自負する川口と、対等合併を主張する蕨、鳩ケ谷の思惑がぶつかった。
 川口市民は猛反発し、市役所にはメールや電話で抗議が殺到した。川口商工会議所が実施したアンケートでは「武南に反対」が75%に上った。結局、蕨市が8月に予定していた住民投票を待たずに川口市は撤退した。
 川口市の岡村幸四郎市長は「市民の意思が反映されない合併はするべきではない」と主張し、蕨市の田中啓一市長は「名称問題での離脱は残念」と応酬した。

(10/6)

1134とはずがたり:2004/12/08(水) 05:20
<埼玉県>ふじみ野地域

富士見市・上福岡市・入間郡大井町,三芳町合併による「ふじみ野市」構想が崩れたところ。
ふじみ野崩壊の原因は住民投票での郡部の反対多数。。(゚Д゚;)
※新市名:ふじみ野市(ふじみのし)
※新市役所:現・三芳町役場
※合併の是非を問う住民投票の結果(2003/10/26),上福岡市,大井町は投票率が各市町条例の成立要件(50%以上)を満たさず不成立
※富士見市:「賛成(69.8%)」「反対(30.2%)」
※上福岡市:「賛成(58.2%)」「反対(41.8%)」
※大井町:「賛成(46.6%)」「反対(53.4%)」
※三芳町:「賛成(42.6%)」「反対(57.4%)」
市役所が来る三芳町執行部は何してたんだ?それにしても辺鄙なところに持ってこうとしたもんで。。

上福岡市・大井町 法定協移行を確認
http://mytown.asahi.com/saitama/news02.asp?c=12&amp;kiji=191

 上福岡市・大井町任意合併協議会(会長・武藤博上福岡市長)の第6回会議が11日、上福岡市役所で開かれ、任意協から法定協議会への移行が確認された。今後、両市町議会での議決をへて、正式に法定協が設置される見込みだ。

 会議には武藤市長、副会長の島田行雄大井町長以下24人全員が出席した。移行案は賛成19、反対4(委員長除く)で、運営規定に定められた出席委員3分の2以上の賛成となり可決された。

 採決を前に各委員から意見が述べられ、「移行は時期尚早で根拠がない。具体的論議は任意協でも十分可能だ」などとする反対意見もあった。

 会議を終え、武藤市長は「議論と平行して、合併特例債だけでなく(合併前に活用できる)合併推進債を予算編成に利用して、市民に合併の意義を提示することも必要」と、財政面から市民の賛同を得たい考えを示した。島田町長は「町民もみなさん悩んでいる。さまざまな意思を確認できるよう情報提示し、法定協で議論を尽くしたい」などと方針を述べた。

(9/13)

1135とはずがたり:2004/12/08(水) 05:23
>>1131
<埼玉県>
くー。。一番大事なのは赦しなんじゃないでしょうか?
>新市名「川口市」を主張しながら法定協の決選投票で敗れた川口市には、投票直後に広がった鳩ケ谷市への不信感が残っている。

確かに鳩ヶ谷が川口を推せば今頃川口市が中核市として県議会の関連法案が承認されてた頃か?

様々な影響与え閉幕/川口、蕨、鳩ケ谷市
http://mytown.asahi.com/saitama/news02.asp?c=12&amp;kiji=211

 蕨市議会は28日、川口、鳩ケ谷両市との法定合併協議会を30日で廃止する議決をした。合併を進めてきた田中啓一市長に辞職勧告決議案が出される一幕もあった。川口、鳩ケ谷両市議会はすでに法定協廃止を決めており、合併問題は3市に様々な影響を及ぼしながら30日で閉幕する。

 3市合併は、市名を巡って川口市が離脱して破綻(はたん)した。田中・蕨市長は単独で進む決意を今議会で表明。3市合併に反対・慎重だった議員11人は「市長は意向調査なしに合併協議を進めてきた」として、辞職勧告決議案を出したが、否決された。岡崎春雄議長(自民)にも調整役の責任を問う出処進退決議案が出されたが、これも否決された。

 鳩ケ谷市の名倉隆市長は今後も合併を模索して市民意向調査をする方針だ。有力な合併相手とされる川口市の岡村幸四郎市長は28日の市議会で、「鳩ケ谷市から編入でもよいからと合併を要請されたらどうするか」と問われ、「まったく白紙です」と答えた。

 新市名「川口市」を主張しながら法定協の決選投票で敗れた川口市には、投票直後に広がった鳩ケ谷市への不信感が残っている。

(9/29)

1136とはずがたり:2004/12/08(水) 05:32
<埼玉県>深谷大里地域

民意が深谷にある以上深谷との合併を指向すべきだ>花園町
寄居町は一町だけ八高線沿いにあって高崎線沿線の深谷とは経済圏も違うし,鉄道の要衝でプライドもあるか?

●熊谷市,深谷市,大里郡 花園町,寄居町,岡部町,川本町,大里町,江南町,妻沼町と9市町で研究会設置:2002/6月↓
●深谷市,大里郡 花園町,寄居町,岡部町,川本町
※準備会設置:2003/2/18
※法定協議会設置:2003/4/1
※合併予定期日:2005/3/31以前
※新市名候補6点:大里,埼北(さいほく),花園,ふかや,深谷,みどり
※新市役所:現・深谷市役所(新庁舎設置までの間)
※新庁舎:深谷市仙元山付近に設置へ
※群馬県新田郡尾島町は,利根川右岸(南側)に位置する前小屋地区の,深谷市への編入を検討,尾島町が深谷市に打診
※寄居町が合併協議から離脱を表明→協議会解散:2004/5/20

●深谷市,大里郡 岡部町,川本町(花園町) ●大里郡 寄居町,(花園町)
※花園町の合併に関する住民アンケートの結果「深谷市,岡部町,川本町(34,8%)」「寄居町(30,7%)」「合併しない(26.4%)」(2004/4〜5月)
※花園町長は寄居町との2町での合併に前向き,花園町議会は寄居町を除く4市町での合併に前向き
※寄居町は花園町に,合併方式「新設」,合併予定期日「2006/3月」,新市名「花園市(はなぞのし)」,新市役所「現・寄居町役場」を提案(6/30)
※法定協議会「花園町・寄居町合併協議会」設置予定→協議会設置案を花園町が否決(7/12)→花園町長辞職→無投票で再選(8/17)→協議会設置案を花園町議会が再び否決(9/17)
※花園町の合併に関する住民投票の結果「深谷市を含む合併(47.6%)」「寄居町と合併(46.2%)」「合併しない(6.2%)」(2004/11/14)
※花園町は深谷市,岡部町,川本町との合併を検討へ

深谷市長、「花園いつでも受け入れる」
http://mytown.asahi.com/saitama/news02.asp?c=12&amp;kiji=172

 合併の枠組みを巡り町長と議会が対立している花園町について、深谷市の新井家光市長が20日、深谷、岡部、川本の法定協設置を発表した記者会見で「1市4町の合併協から寄居が抜けただけというのが我々のスタンス。花園が合流を望むならいつでも受け入れる」と述べ、同町を含む1市3町での合併の可能性に言及した。

 新井市長は今後花園が合流する場合の手続きについて「1市2町の合併協はそのまま存続させ、新たに深谷市と花園町の法定合併協を立ち上げることになる」との見通しを示した。現在、前橋市と周辺4町村の合併協議で同様の手法が用いられているという。
(8/21)

1137とはずがたり:2004/12/08(水) 05:43
<埼玉県>北葛飾地域

http://www.manmaruyoyaku.jp/tounanbu/tounanbu.top.htm
埼玉県東南部連絡調整会議
越谷市・草加市・八潮市・三郷市(この前まで三郷町)・吉川市(同じく吉川町)・松伏町

草加・八潮の先行合併も良いが思いきって此処は北葛飾市と行きたい。越谷が一番知名度有るかな?

草加/八潮市との合併協設置案可決
http://mytown.asahi.com/saitama/news02.asp?c=12&amp;kiji=194

 草加市議会は13日、総務文教常任委員会を開き、八潮市との法定合併協議会設置案を6対2の賛成多数で可決した。同委員会で可決されたことで、16日の本会議でも可決する公算が大きくなった。

 討論では、共産党が反対したが、自由市民クラブ、公明党、そうか未来の3会派が賛成した。

 八潮市の住民団体が4月、2326人分の署名を集めて同市に直接請求し、八潮、草加両市が合併協設置案を議会に提案していた。

 八潮市側は多田重美市長が「理想的なまちづくりは2市だけの合併ではできない」と反対の意見を付けて提案。議会も10日の委員会で継続審議とすることを決めている。

 八潮市議会は21日の本会議で正式に採決するが、草加市議会で可決し、八潮市議会が次回否決した場合、合併特例法により、八潮市長は10日以内に合併の是非を問う住民投票の実施を市選管に請求できる。請求がない場合、市民が6分の1の有効署名を集めて住民投票の実施を請求できる。

(9/14)

八潮、草加との合併協設置は継続審議
http://mytown.asahi.com/saitama/news02.asp?c=12&amp;kiji=190

 八潮市議会は10日、総務文教常任委員会を開き、草加市との合併協議会設置案を審議、継続審議とすることを7対1の賛成多数で決めた。正式には21日の本会議で報告された後、採決される。

 委員会では、「すぐに合併するべきだ」と反対意見も出たが、「もう少し時間をかけて慎重に考えるべきだ」などの意見が大半を占めた。

 合併を巡っては、八潮市の住民団体が4月、2326人分の署名を集めて八潮市に直接請求。これを受けて八潮、草加両市が9月議会にそれぞれ設置案を提案した。

 八潮市の多田重美市長は「県東南部5市1町の合併推進を公約に掲げ、市政の運営を託された。理想的なまちづくりを2市だけの合併で進めていくことはできない」などと、合併協設置に反対する意見書を付けて同議会に提案していた。

 一方、草加市議会は13、14両日の総務文教常任委員会で審議する予定だ。
(9/11)

1139とはずがたり:2004/12/08(水) 06:48
<埼玉県>
【埼玉県の合併を巡る4類型】

=中核都市形成合併型=

[1]■さいたま市(大宮・与野・浦和+岩槻★)

[2]◆川口市(仮)(川口・鳩ヶ谷・蕨・戸田)→戸田が抜け残る3者(川口・鳩ヶ谷・蕨)の協議も最終局面市名で崩壊。鳩ヶ谷は川口への編入も考えるが川口は不信感残る。>>1131,>>1135

[3]◆北葛飾市(仮)(越谷市・草加市・八潮市・三郷市・吉川市・松伏町)→中期的課題>>1137(吉川+松伏・八潮+草加など個別案件有り)

[4]◇新座(にいくら)市(仮)(朝霞市, 志木市, 和光市, 新座市)→和光が反対多数で離脱,残る3者(◆朝霞市, 志木市,新座市)の協議も破談

[5]◆ふじみ野市(富士見市・上福岡市・三芳町・大井町)→上福岡市+大井町協議中

[6]◇入間市(仮)(狭山市(2006.1.1狭山市,入間市),飯能市(飯能市,名栗村★),日高市)

=郡市大同合併型=

[7]秩父市秩父郡(秩父市,秩父郡 横瀬町,吉田町,小鹿野町,両神村,大滝村,荒川村)→秩父市(2005.4.1 秩父市,秩父郡吉田町,大滝村,荒川村★),小鹿野町(2005.10.1秩父郡 小鹿野町,両神村☆),長瀞町?(秩父郡 皆野町,長瀞町)

[8/9]熊谷市,深谷市,大里郡>>881(熊谷市,深谷市,大里郡 花園町,寄居町,岡部町,川本町,大里町,江南町,妻沼町)→
[8]熊谷市大里郡(熊谷市,大里町,江南町,妻沼町>江南町が離脱)→熊谷市(2005.10.1熊谷市, 大里郡 大里町,妻沼町☆),大里郡●江南町
[9]深谷市大里郡(深谷市,大里郡 花園町,寄居町,岡部町,川本町>寄居が離脱,花園が迷う)→深谷市(2006.1.1深谷市, 大里郡 岡部町,川本町,花園町☆>>1136),大里郡●寄居町

[10]本庄市児玉郡>>485,>>―美里町が離脱表明→本庄市(本庄市・上里町),神川町?(児玉郡 (児玉町,)神川町,神泉村),●美里町

[11]東松山市比企郡→東松山市(東松山市,吉見町)・比企市(仮)(比企郡 滑川町,嵐山町,小川町,都幾川村,玉川村,秩父郡 東秩父村:>>314,>>869滑川町が合併協議から離脱を表明―(両者共に破談)→○○町(比企郡都幾川村,玉川村☆)

=越郡合併型=

[12]○○市(行田市, 羽生市, 北足立郡 吹上町,北埼玉郡 南河原村)→行田市(行田市・南河原村★)

[13]◆春日部市(春日部市, 南埼玉郡 宮代町,北葛飾郡 杉戸町,庄和町)―杉戸離脱→春日部市(2005.10.1春日部市, 北葛飾郡 庄和町☆)庄和町に合併を目指す動き

[14]東埼玉市(2005.5.1 北埼玉郡 北川辺町,大利根町,北葛飾郡 栗橋町)→大利根町離脱

[15]○○市(坂戸市, 鶴ヶ島市, 入間郡 毛呂山町,越生町,比企郡 鳩山町)

=市規模拡大型=

[16]○○市(上尾市, 桶川市, 北足立郡 伊奈町)

[17]桜宮市(久喜市, 幸手市, 北葛飾郡 鷲宮町)久喜市,幸手市,蓮田市,白岡町,菖蒲町(左記3市町は[18]へ)宮代町,鷲宮町,杉戸町と8市町で研究部会設置→久喜市,鷲宮町で協議開始→2002年幸手市は茨城県 猿島郡 五霞町との協議を解消しての参加→久喜市の住民投票で反対多数,協議休止へ。幸手市,鷲宮町は久喜市との3市町での合併に前向き,合併特例法期限内にとらわれず検討へ→どうせ間に合わないなら◆久喜市+幸手市+北葛飾郡鷲宮町+(茨城県)猿島郡五霞町で行けやゴラ。

[18]彩野市>>314(2005.10.1蓮田市, 南埼玉郡 白岡町,菖蒲町)→住民投票予定(帰納的に否決は明らか。。_| ̄|○)※蓮田市,白岡町は[13]春日部市,岩槻市(→[1]),宮代町,杉戸町,庄和町と7市町で研究部会設置:2001/4月
※蓮田市, 白岡町,菖蒲町は[17]久喜市,幸手市,宮代町,鷲宮町,杉戸町と8市町で研究部会設置:2002年

[19]鴻巣市(2005.9 鴻巣市, 北足立郡 吹上町,北埼玉郡 川里町★)

[20]加須市(加須市, 北埼玉郡 騎西町)→破談

[21]川越市?(川越市, 比企郡 川島町):県下第二の都市名門川越高校擁する川越だけに寧ろ2市町合併でも中核都市形成型か?

★:合併へ
☆:協議順調
■:広域合併実現!
◆:とはお薦め(お気に入り)合併パターン
◇:広域合併構想

1140とはずがたり:2004/12/08(水) 06:53
<埼玉県>
久喜市でよかったんちゃう?
なんでこんなに熱心なのに住民投票なんかしようとしたのかねぇ。莫迦ちゃう?
久喜市(久喜市・幸手市・鷲宮町・五霞町)を目指せ。

住民投票で反対の久喜「市民の考え方に差」
旗振り役の市長落胆
http://mytown.asahi.com/saitama/news02.asp?c=12&amp;kiji=202

 19日の久喜市・幸手市・鷲宮町合併の是非を問う住民投票で、久喜市で反対が上回り、3市町の合併は事実上破綻(はたん)となった。これで県内の合併の是非を問う住民投票は、6カ所ことごとく賛成の足並みがそろわなかったことになる。3市町側の落胆は、大きい。

 同夜、田中暄二・久喜市長、町田英夫・幸手市長、本多健治・鷲宮町長が急きょ、記者会見。田中市長は「自分の選挙以上に運動した」と述べ、敗因については「(合併に対する)市民の千差万別の考え方がこの結果になった」と分析した。

 合併協議では、議員の削減や報酬の据え置きなど後年の負担軽減に力を注ぎ、県内でもモデル的な新市の青写真をつくった。住民投票では、3市町とも選挙の後援会のような組織をつくり、市や議会の幹部は駅立ちや街頭に出て、連日のように合併賛成を訴えた。

 しかし、幸手市、鷲宮町で合併賛成が上回ったのに対し、大型合併を提唱して来た久喜市長のおひざもとで反対が3千票余、賛成を上回った。

 その理由は、スケールメリットより市民生活の行方に関心が向いた、今回の合併のわかりにくさや久喜市とかかわりの薄い新市名など、いくつか考えられる。

 会見で、町田市長は「久喜市、鷲宮町との合併の思いは断ち切れない」と話した。冒頭、町田市長と本多町長にわびた田中市長は涙声だった。

 市民団体の前市長リコール(解職請求)と出直し選挙で登場した町田市長。20日、議会全員協議会で住民投票の結果を報告したが、前市長派の市議らとの確執がさらに激しくなる可能性もある。

(9/21)

1141とはずがたり:2004/12/08(水) 09:08
<埼玉県>
まったく大利根町長は。。最初から嫌がってたんだな。リコール汁!
※合併の是非を問う住民投票(大利根町)・住民意向調査の結果(2004/9月)
※北川辺町:「賛成(60.8%)」「反対(39.2%)」
※大利根町:「賛成(38.1%)」「反対(61.9%)」(2004/9/26)
※栗橋町:「賛成(68.9%)」「反対(31.1%)」
※大利根町長は合併に慎重
※大利根町が合併協議から離脱を表明
※3町での合併を断念,協議会を解散予定(12/31)

大利根町脱退と解散承認/北川辺町など
http://mytown.asahi.com/saitama/news02.asp?c=12&amp;kiji=228

 北川辺町・大利根町・栗橋町合併協議会は27日、3町合併の是非について、北川辺、栗橋両町の住民意向調査でともに賛成が反対を上回り、大利根町の住民投票で反対が賛成を上回った結果を確認し、大利根町長からの脱退申し入れと合併協の解散を承認した。

 協議では、大利根町委員を含め、会長の大利根町の島田徳三町長への非難が相次いだ。合併協の席上で満場一致で承認された新市庁舎の位置や建設時期を理由に、住民投票では「食い違いがあった」と静観したこと、住民投票を実施するかどうか議会総務委に付託したまま実施に走ったことなどが批判の対象になった。

 「会長の責務に反した行為が、この結果を招いた」との問いに対し、島田町長は「不徳の致すところ」とわびたものの、「勝手にやっているわけではない。住民の意見を尊重して町政を進めている」など述べた。

 副会長の斉藤和夫・栗橋町長、倉上皖教・北川辺町長は、腕組みしたまま一言も発言しなかった。大利根町議会は28日、全員協議会を開いて今後の対応を話し合う。

(10/28)

大利根町合併から離脱、3町合併は解散へ
http://mytown.asahi.com/saitama/news02.asp?c=12&amp;kiji=220

 大利根町の島田徳三町長は北川辺、栗橋両町との合併の是非を問う住民投票で、反対が賛成を上回ったのを受け、合併協議会からの脱退を事務局へ文書で届けた。27日の協議会で審議されるが、3町協議会は解散となる見込み。

 事務局は14日、各町助役や担当課長らの幹事会を開き、合併協議会の今後の在り方について協議した上で、本協議会を開く。島田町長の脱退表明は住民投票の結果を尊重したものだが、合併協議会の会長でもある島田町長が住民投票の際、3町合併に疑義を唱えて静観したことに対し、他の2町や大利根町議会の反発が強い。

 大利根町の青木利雄議長は「(町長は脱会について)議会への説明責任を果たしていない。議会は3町議会合併推進協議会と足並みをそろえて行く」と話している。

(10/14)

1142とはずがたり:2004/12/08(水) 19:19
<北海道>
明暗が別れましたね。。
それにしても北海道は特例法の期限に拘らず合併検討が多いのは何故?
広いし住民の合意に時間が掛かると思ってたけど,北海道開発局関連の予算潤沢で余り困ってない?

[合併・自治のかたち]長万部町、黒松内町と合併断念−−法定協あす解散 /北海道
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041208-00000128-mailo-hok
 ◇「まちづくりに違い」−−加藤町長
 後志管内黒松内町との合併問題で、渡島管内長万部町の加藤大明町長は7日、町民対象の説明会で「まちづくりの基本的な考え方の違いを埋めることは困難になった」と述べ、合併を断念する方針を明らかにした。法定合併協議会は9日で解散する。
 両町はこれまでの協議で、本庁舎を黒松内町に置き、町名は長万部町とすることで合意していた。ところが、議会のあり方をめぐり、長万部町が在任特例の適用などを求めたのに対し、黒松内町は在任特例の不適用と選挙区の設置(定数18の場合は長万部10、黒松内8)を主張。合併後、長万部町役場に設置する支所長に助役級の特別職の配置を求める長万部町に対し、黒松内町は管理職を主張するなど、さまざまな対立が生じていた。
12月8日朝刊 
(毎日新聞) - 12月8日16時1分更新

[合併・自治のかたち]檜山北部3町、合併協定に調印 「せたな町」に /北海道
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041208-00000127-mailo-hok
 ◇新町名は「せたな町」−−来年9月、対等で
 檜山管内大成、瀬棚、北檜山町の「檜山北部3町合併協議会」は7日、来年9月に対等合併する合併協定に調印した。新町の名称は「せたな町」となり、北檜山町役場に本庁舎を置く。3町地域をそれぞれ法定の合併特例区とし、地域の事業や予算に権限を持つ仕組みを道内で初めてつくる。合併協定は合併済みの函館市を含めて道内6番目(とは註:函館(合併済み)・北斗・森・遠軽(丸瀬布でちょっと逡巡)・瀬棚・東さっぽろ(南幌議会の同意得られず)・枝幸(調印式予定:2004/12/14))。
 調印式は北檜山町健康センターで行われ、大成町の花田千賀志町長、瀬棚町の平田泰雄町長、北檜山町の内田東一町長と協議会委員が署名した。会長の内田北檜山町長は「豊かで美しい自然と人の触れ合いを大切にするまちづくりに打ち込みたい」とあいさつした。
 合併特例区は合併特例法で認められた制度。大成、瀬棚、北檜山区を合併時から2010年3月まで設置し、各区に区長(特別職)を置く。各区独自のイベントや事業などを区長の裁量で決裁でき、本庁舎から離れた大成、瀬棚の住民にとっては自治の形がある程度残される長所がある。
 町議会議員の身分は在任特例を適用し、07年4月までの議員数は39となる。3町の人口は計1万1251人(11月末現在)。檜山管内では江差町1万330人を抜き、最大の町が誕生する。
12月8日朝刊 
(毎日新聞) - 12月8日16時1分更新

1143とはずがたり:2004/12/08(水) 19:54
<北関東>栃木県

くー。。議会解散じゃ。

<日光合併問題>日光市長辞表提出 広域圏の合併が白紙に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041207-00000144-mai-pol

 栃木県の日光広域圏での合併に関する日光市議会が7日開かれ、真杉瑞夫市長が合併を訴えて辞表を提出した。この後、真杉市長、登坂理平議長が相次いで議場を後にする異例の事態となった。採決の結果、8対8の賛否同数となったが、近嵐藤枝副議長が反対したため否決され、5市町村による広域圏の合併は白紙となった。
(毎日新聞) - 12月7日22時18分更新

1144とはずがたり:2004/12/09(木) 20:46
<北海道>
うーん残念。ニセコなど特徴有る自治体もあるし纏めるのは大変か。

[合併・自治のかたち]羊蹄山ろく5町村法定協が解散−−「結論出せぬ」 /北海道
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041209-00000002-mailo-hok
 ◇「来年3月まで結論出せぬ」
 羊蹄山ろく5町村による法定合併協議会(法定協)が8日、後志管内ニセコ町の町民センターで開かれ、「現行法の期限である05年3月までに結論を出せない」として解散を決めた。
 法定協は03年12月、倶知安、ニセコ、蘭越、真狩、喜茂別の5町村で発足した。これまで12回にわたって協議したが、蘭越町が今年9月、住民アンケートの結果を基に離脱を決めた。このため「4町村で仕切り直しても期限に間に合わない」と合併論議を白紙に戻した。合併新法がスタートする05年4月以降、京極町、留寿都村を含む山ろく7町村がそれぞれ新たな枠組みを模索する。
 法定協議長の伊藤弘・倶知安町長は「合併した場合のシミュレーションを住民に示すという目的を果たせなかったのは残念だ」と話した。
12月9日朝刊 
(毎日新聞) - 12月9日16時1分更新

1145とはずがたり:2004/12/09(木) 20:46
<東北>
順調なんかな?

南会津4町村合併の新町名、「南会津町」に /福島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041209-00000121-mailo-l07

 田島町、舘岩村、伊南村、南郷村の南会津郡の4町村による合併協議会が8日、南郷村で開かれ、新町名を「南会津町」と決めた。合併期日を06年3月20日とする案も示され、次回に協議する。
 公募した新町名には3222通の応募があった。町名候補を選定する小委員会が「南会津町」「会津高原町」「会津南町」「南山町」「会津美山町」「幸来町」の六つに絞った。この日は合併協の委員よる最初の投票で、「南会津町」と「会津高原町」での決選投票となり、23票の「南会津町」が7票の「会津高原町」を退けた。「南会津町」は公募でも488票と最も多かった。

12月9日朝刊 
(毎日新聞) - 12月9日16時16分更新

1146とはずがたり:2004/12/09(木) 20:48
<山梨県>

基本的に歓迎だがなんで今頃賛成派が力を付けてくるのかな?

[市町村合併]小淵沢町議会、北杜と合併を可決 町長「次の町長に委ねる」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041209-00000021-mailo-l19
 小淵沢町12月定例議会は8日開会し、北杜市との合併を求める議員7人が、同市との合併協議会の早期設置を求める議員提案を行い、賛成7、反対6の1票差で可決された。合併反対となった10月の合併問題協議特別委の採決と結果が逆転。鈴木隆一町長は納得せず、「次の町長に委ねたい」と任期中(来年1月27日まで)は設置を申し入れない意向で、来年1月の町長選以降に持ち越しとなった。
 進藤啓太郎議長は、「今回の議決が議会の正式決定」と話し、鈴木町長に北杜市に合併を申し入れるよう働きかける意向。
 一方、「議会の議決を尊重する」としてきた鈴木町長は「賛成派が数の論理で押し切っただけ。議会が決めた『有権者の過半数の賛成』の条件が、住民投票で満たせなかった事実とも矛盾し、到底納得できない」と話した。
 同町は8月の住民投票で賛成が反対を上回ったが、住民投票条例が定めた「有権者の過半数」の条件をクリアしなかった。その後、投票結果を巡って町内で議論となり、議員14人全員で作る合併問題協議特別委員会(名執望委員長)で検討を始めた。
 10月の特別委の採決では賛否同数となり、委員長代理の採決で合併反対となった。その後、11月の臨時議会で、再採決を求める動議が出されたが、進藤議長が認めず、賛成派議員から反発の声が上がっていた。
 北杜市の白倉政司市長は「小淵沢町から正式に合併の申し入れがあれば、市議会や市民と共に、前向きに検討したい」と話した。
12月9日朝刊 
(毎日新聞) - 12月9日16時46分更新

[選挙]小淵沢町長選 鈴木町長は不出馬−−「多選の弊害」理由に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041209-00000022-mailo-l19

 来年1月11日告示(16日投開票)の小淵沢町長選で、去就が注目されていた鈴木隆一町長(64)=3期=は8日の12月定例議会本会議で、「3期12年が(首長の)最長責任期間と肝に銘じてきた。新たな指導者に町政を託したい」と今期限りでの引退を表明した。
 鈴木町長は、本会議冒頭の町政行政報告の中で「小学校校舎、保育園施設の耐震構造化改修や入札制度と行政改革、自己財源の確立などハード、ソフト両面の12年間の実績」を“小さな町の大きな挑戦”と評価。
 その後、町長選に触れ、「今回も多くの支持者から立候補の要請があったが、多選の弊害などを考慮した」と4選不出馬の理由を説明した。
 町長選を巡っては、合併賛成派から町議の中山賢一氏(60)が立候補を表明している。合併反対派も、町長候補の擁立作業に入る。
12月9日朝刊 
(毎日新聞) - 12月9日16時46分更新

1147とはずがたり:2004/12/09(木) 20:49
<山梨県>

[市町村合併]鳴沢村議会に合併協議要請−−上九一色村議長ら
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041209-00000024-mailo-l19
 上九一色村議会の渡辺力議長と小林竹光・合併特別委員長が8日、鳴沢村の渡辺繁樹議長を訪れ、上九一色村南部と鳴沢村との合併協議を求める要望書を提出した。渡辺繁樹議長は「13日開会の鳴沢村12月定例会開会後に議員に諮る」と答えるにとどめた。
 要望書には、上九一色村北部の1議員を除く11議員が署名した。これまで、同村の小林実村長が2度、鳴沢村の渡辺建一村長に合併協議の可否を尋ねたが、渡辺村長はいずれも「合併特例法期限(05年3月)にこだわらなければ別だが、期限内の合併は不可能」との見解を示し、不調に終わっている。
12月9日朝刊 
(毎日新聞) - 12月9日16時46分更新

1148とはずがたり:2004/12/09(木) 20:51
<北陸>富山県
まさか順調にいっちゃってる!?

議員定数など継続協議に−−射水合併協会合
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041209-00000158-mailo-l16

 富山県新湊市など5市町村による射水地区広域圏合併協議会の第18回会合が8日、小杉町役場であった。議員定数や新市役所の位置などについて意見を交わし、継続協議とした。次回は15日、大門町内で開く予定。
 これまでの協議で、議員の在任特例は適用せず、合併後最初の選挙は中選挙区制、その後は1選挙区で実施することを決定。定数について、同協議会の議会・消防小委員会は「法定定数上限の30とする」と決めている。
12月9日朝刊 
(毎日新聞) - 12月9日16時35分更

1149とはずがたり:2004/12/09(木) 21:17
<中国・四国>
岡山県はかくも順調なのにねぇ。。

浅口郡3町合併協、新市名は「浅口市」に−−合併期日は06年3月21日 /岡山
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041209-00000291-mailo-l33
 金光、鴨方、寄島の浅口郡内3町による法定合併協議会(会長、田主智彦・鴨方町長)は8日、合併後の新市名を「浅口市」と決めた。また、合併期日は06年3月21日とし、新市議は合併特例を適用せず、合併後に新市長と新市議の選挙を実施することが提案された。
 新市名は、住民からの応募などを基に専門の小委員会を設置して検討していた。この日、委員会から、最も応募数が多かった浅口市に決まったことが報告され、理由として「浅口は慣れ親しんだ名称で、住民の一体感がある」「続日本紀にも登場する伝統ある名称」などが上げられた。協議会では異論などは出ず、報告の通り決まった。
 新市議の定数は、在任特例、定数特例とも適用せず、また、選挙区も設けず、初回のみ定数24で実施し、次回から20とする提案があり、次回第10回協議会で話し合う。また、一般職員は3町職員をそのまま新市に引き継ぎ、新市で定員適正化計画を策定し、適正化に努める▽給与は合併時に調整し、統一する――などが決まった。
12月9日朝刊 
(毎日新聞) - 12月9日17時16分更新

1150とはずがたり:2004/12/09(木) 21:38
<東北・北海道>

くそー,巧く行ってた秋田県なんだけどねぇ。
せめて米代市とか山本能代市とかは駄目なん?

[69市町村の選択]「白神市」問題 能代市長、代替案は「能代市」に /秋田
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041209-00000140-mailo-l05

 ◇あす法定協で示す−−信頼崩れ破たん確実
 能代山本地域7市町村の合併後の新市名「白神市」を巡る問題で、豊澤有兄・能代市長は8日、次回法定協議会(10日)で示す代替案を「能代市」と決めた。一方で「(法定協で)『白神市』再考が否決された場合は、合併協にとどまることはできない」との考えを示し、周辺6町村長が「白神市」再考を拒否している情勢で、7市町村の協議破たんは確実となった。
 市議会合併特別委で明かした。豊澤市長は「周辺首長から「『白神市』再考を求めるなら、(法定協で)新市名の代替案を示すよう求められており、私としては『能代市』を提案する。(法定協)会長として『白神市』の再考と、代替案を『能代市』にしたことについて、周辺町村、合併事務に携わる職員にも深くお詫びする」と涙を流しながら述べた。
 次回法定協で示す代替案を「能代市」とすることは、賛成19、反対2で了承された。
 会見で豊澤市長は「名称問題は私の『(能代の)冠を捨てる覚悟で(協議に)臨む』とする発言に端を発している」と述べた。次回法定協で再考の提案が否決された場合、合併協会長を辞任する考えについては、名称問題で迷走した責任を取るとの意向と見られる。
 「白神市」を巡っては、青森県の自然保護NPO「白神山地を守る会」ほか、県内の市民団体から、撤回を求める署名簿の提出が相次いだ。また11月の市民意向調査でも「白神市」支持は9%にとどまり、豊澤市長は今月1日の定例議会で再考を表明した。一方で、周辺首長は「新市名は公募で決定されたこと。再考には応じない」と主張し、対立していた。
 再考の意思を示した豊澤市長は当初、市議会に「能代白神市」とする代替案を打診したが、市議会の大勢がこれに反発した。豊澤市長は、最終的に法定協の「既存名排除」の合意を覆す形で、議会で大勢が支持する「能代市」の提案を決めた。
………………………………………………………………………………………………………
 ■解説
 ◇混乱の末、“協議離婚”
 「協議離婚ですかねぇ」。6日の7市町村首長会議で、石井洋佑・山本町長が豊澤有兄・能代市長に、こう発言したという。町村側の最後通告にも見えた。能代市と町村側がこれまで築いてきた信頼関係はもろくも崩れ去った。
 「白神市」再考に加え、代替案を「能代市」とする豊澤市長の表明は、法定協での合意をあからさまに破るもので、同時に7市町村の合併を断念する意思の表明でもあった。町村側には「予想されたこと」と冷静に受け止める向きがあるが、それだけに能代市の対応に失望感を隠せない。
 豊澤市長は会見で「市は自立を迫られることになる」と話したが、11月の住民意向調査では合併容認の声は7割強にものぼった。能代市が信頼関係を踏みにじった責任は重大だが、合併特例法の期限(06年3月)が迫る中、地域の中核都市として協議の可能性を模索する責任を捨ててはいけない。
12月9日朝刊 
(毎日新聞) - 12月9日16時10分更新

1151とはずがたり:2004/12/09(木) 21:41
<山梨県>
塩山とかが消えて甲斐市とか甲州市とかが増えるのはどうなんかなぁ。。

[市町村合併]新市名、全会一致で「甲州市」−−塩山、勝沼町、大和村合併 /山梨
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041209-00000025-mailo-l19

 塩山市、勝沼町、大和村の東山梨地域法定合併協議会は8日、勝沼町内で会議を開き、新市の名称を「甲州市」と決めた。
 新市の名称は11月15〜30日、県内在住者を対象に募集し、3421件の応募が寄せられた。有効応募のうち100件以上の上位五つが公表され、最も多かった「甲州市」は1388件で全体の40・6%を占めた。次いで「武田市」(514件)「峡東市」(196件)「東山梨市」(167件)「フルーツ市」(121件)の順だった。
 委員からは「住民の意思を尊重すれば『甲州市』。全国にもアピールできる名前だ」などの意見が出され、全会一致で「甲州市」と決定した。

12月9日朝刊 
(毎日新聞) - 12月9日16時46分更新

1152名無しさん:2004/12/09(木) 22:28
甲府市、甲斐市、甲州市が並ぶんですか?伊豆市と伊豆の国市もそうですが、ナンセンスですね…

1153無党派さん </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2004/12/09(木) 23:18
駿府市、駿河市、駿州市、駿河の国市・・・みたいなもんか。
武田市ってのは面白かったんだけどなぁ。

1154とはずがたり:2004/12/10(金) 05:42
>>1152
伊豆は伊東市も含めれば甲斐・甲府・甲州の3連コンボと大差ないですね。

まぁ伊豆市は兎も角,伊豆の国市は気持ちが悪い。。

甲斐市は甲府と合併して一元的な行政をするべきだったし,甲州市は塩山じゃ駄目だったんかなぁ。
勝沼も葡萄で有名だから折り合うためには仕方なかったのか。。

武南市[川口市]・白神市[能代市]・平泉市[一関市]・ゆたか市[直方市]・湯陶里市[武雄市]・大崎市[古川市](まだ協議中)と名前だけが原因で破綻した合併協議は数多いので,なんか特徴のない名前が並んでしまうのは仕方がないのかなぁ。。

1155名無しさん:2004/12/11(土) 00:42
新「浜松市」へ合併調印 新「高山市」次ぐ広さ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041210-00000198-kyodo-soci

 静岡県浜松市と周辺11市町村は10日、来年7月1日に合併して新市「浜松市」を発足させる合併協定書に調印した。
 人口は約78万人、面積は約1500平方キロメートルとなり、来年2月に誕生する岐阜県の新「高山市」に次ぐ広さとなる。
 調印したのは浜松、浜北、天竜の3市と舞阪、雄踏、細江、引佐、三ケ日、春野、佐久間、水窪の8町、竜山村の計12市町村。今後、各市町村議会と県議会での議決を経て、2007年4月の政令指定都市移行を目指す。
(共同通信) - 12月10日17時49分更新

1156とはずがたり:2004/12/11(土) 03:08
<東海>静岡県

何が揉めたのかもよく分からないししらんまに離脱してた感じ。

村松・森町長が辞表を提出 合併協離脱の責任取る /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041210-00000096-mailo-l22

 森町の村松藤雄町長は9日、袋井市と浅羽町との合併が実現しなかった問題での責任を取って同町議会議長に辞表を提出した。年内いっぱいは町行政に責任があるとして「12月28日付をもって退職したい」としている。辞表の受理後、50日以内に町長選が実施される。来年1月18日告示、23日投開票の日程が有力とみられている。
 村松町長は「けじめが必要と考えた」と説明し、次期町長選への出馬については「今は白紙状態」として含みを持たせた。

12月10日朝刊 
(毎日新聞) - 12月10日16時50分更新

1157とはずがたり:2004/12/11(土) 03:12
<東海・近畿>←この辺は紀伊だし近畿なイメージも強い。

それにしても紀州製紙があって財政力が豊かな鵜殿が紀宝を丸飲み?
>紀宝町役場は分庁舎として残るが、08年度に町内の井田支所、相野谷支所とともに本庁舎に統合される。

いずれにせよ合併が決まって良かった。

紀宝町と鵜殿村議会、合併可決−−06年1月誕生 /三重
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041210-00000103-mailo-l24

 合併協定の調印をした紀宝町と鵜殿村の定例議会が9日開かれ、合併関連議案が賛成多数でそれぞれ可決された。紀宝町と鵜殿村が合併、新「紀宝町」は06年1月10日、鵜殿村役場を本庁舎に誕生する。
 紀宝町役場は分庁舎として残るが、08年度に町内の井田支所、相野谷支所とともに本庁舎に統合される。
 鵜殿村議会は全12議員が出席。一般質問した5議員のうち3議員が新「紀宝町」に関連して質問した。
 この中で、西田健村長は「新町の役場となる鵜殿村役場を中心に新しい町づくりが始まる。村にとって一番いい(合併の枠組みの)選択になった」と答えた。
 「紀宝町及び鵜殿村の廃置分合」など合併関連4議案は、賛成多数で可決された。
 また、紀宝町議会でも全14議員が出席。合併関連議案が提案され、賛成多数で可決された。

12月10日朝刊 
(毎日新聞) - 12月10日16時56分更新

1158とはずがたり:2004/12/11(土) 03:14
<東北・北海道>

此処も破談の予感が。。。
相馬原市でいいやん。

紛糾に紛糾を重ね…南相馬合併新市名称、住民アンケで再募集へ /福島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041210-00000080-mailo-l07

 新市の名称問題で揺れる南相馬合併協議会が9日、鹿島町で開かれ、前回提案された「相馬ひばり野市」を巡って紛糾した。この結果、原町市、小高町、鹿島町の3市町の全有権者を対象に月内に住民アンケートで名称を再公募することが新たに提案された。この提案を3市町が持ち帰って検討するが、13日に開く次回協議会で合意する可能性が大きくなった。
 アンケートは往復はがきで20歳以上の全有権者に発送し、23日消印有効で回収する。
 「相馬ひばり野市」には、小高町側は当初認める考えを示した。しかし、南相馬市に固執する鹿島町と、アンケートを主張する原町市と3市町が対立し結論が出なかった。3市町の首長と委員が非公式に午後4時過ぎから3時間以上も協議し、アンケート方式にたどり着いた。
12月10日朝刊 
(毎日新聞) - 12月10日16時15分更新

1159とはずがたり:2004/12/11(土) 03:19
<東北・北海道>
・・・。

[69市町村の選択]「白神市」問題 見直し拒絶を再確認−−周辺6町村 /秋田
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041210-00000066-mailo-l05
 ◇能代市周辺6町村議会が方針確認
 新市名「白神市」を巡る問題で、能代市が10日の法定協議会で新市名再考と代替案「能代市」を提案する方針を固めたことを受け、周辺6町村は9日までに議会全員協議会を開き、改めてこれらの提案を拒否する方針を確認した。
 全員協議会では「7市町村による合併を実現する可能性はないのか」(八竜町)との声が聞かれる一方で、「『白神市』見直しには応じられない」(琴丘町)とする声が大勢を占めた。
12月10日朝刊 
(毎日新聞) - 12月10日16時10分更新

1160とはずがたり:2004/12/11(土) 03:21
<中国・四国>
議長は採決に加われないからねぇ。

[平成の大合併]議長選出巡り空転、合併の枠組みで対立−−松野臨時町議会 /愛媛
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041210-00000288-mailo-l38

 合併の枠組みを問う混乱で前町長が辞職、町議会も自主解散し、11月28日に出直しダブル選が行われた松野町の臨時議会が9日、開かれた。議会は議長選出を巡って調整が難航し、空転した。15日に再開する。
 広見町、日吉村との鬼北合併を公約に当選した岡武男町長は「町が単独で歩むことは困難で、合併は避けて通れないが、松野町だけが宇和島市と合併すべきではない。『鬼北合併』の元のサヤに戻し、将来、道州制に移行する時、必要があれば広見、日吉ともども大きな枠組みの合併をすればよい」とあいさつした。
 議長は投票で選ぶことを決めたが、宇和島市を中心とした合併を主張する7議員と、鬼北合併か住民投票実施を望む7議員が互いに固辞し譲らなかった。
12月10日朝刊 
(毎日新聞) - 12月10日18時6分更新

1161とはずがたり:2004/12/11(土) 03:23
<九州・沖縄>
直方もゆたか市で破談しちゃったしもう一遍5市町で云って欲しいとこだったが。。

宮田町長リコール断念 合併反対住民団体 署名必要数に届かず
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041211-00000003-nnp-l40

 昨年二月のダブル住民投票で否定された若宮町との二町合併を進めるのはおかしいとして、宮田町の渡辺豊利町長の解職請求の運動を進めてきた「若宮との合併反対・町長リコール実行委員会」が十日、四千七百七十六人分の署名を集めたものの必要数の有権者の三分の一(五千八百三十人)に届かず、リコールを断念することを明らかにした。

 同町議会は二十二日に合併関連議案を採決予定で、中尾ハギ子代表は「傍聴などで合併に反対していくが、議案が可決されれば一連の取り組みを閉じたい」と述べた。
(西日本新聞) - 12月11日2時22分更新

1162とはずがたり:2004/12/11(土) 03:33
<埼玉県>

これが破談の原因かぁ。。
>5年以内の新市庁舎建設が合併協議で合意できなかった点を挙げて「協議内容に不満があった」と述べ、事実上合併反対の姿勢に態度を変えた。

島田・大利根町長が辞職へ 出直し選は出馬示唆−−議会、合併巡り辞職勧告
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041210-00000037-mailo-l11

 大利根町の島田徳三町長(68)=無所属・3期目=が9日、「一身上の都合」を理由に青木利雄・町議会議長に辞職届を提出した。町議会は11月、島田町長が北川辺町、栗橋町との合併を巡って消極的な姿勢を示したとして辞職勧告を決議していた。町議会は10日に本会議を開いて辞職を認める。出直し町長選は公選法により辞職から50日以内となるため、1月中に行われる。【金沢衛】
 島田町長は「『童謡のふる里』づくりに対する私の思いは今なお強く残っております」とコメントし、出直し選への再出馬を示唆した。また、町長の後援会幹部も「出ることになると思う」と話している。
 辞職届を提出した後に発表したコメントの中で、島田町長は議会の辞職勧告決議を「重く受け止めている」と表明。さらに、3町合併協議会廃止案が11月臨時議会で可決され、栗橋町との2町合併協議会廃止案も12月定例会で可決されたことなどを踏まえて辞職したい、と説明した。
 島田町長は辞職勧告決議を受けた4日後、「引き続き町長として町の発展に全力を傾注していく」と辞職しない意向を表明していた。しかし、大利根町北川辺町衛生施設組合議会が「辞職勧告を受けた管理者のもとでは審議できない」などとして、議員のボイコットで流会になるなど根強い反発が残っていた。
 島田町長に対する議会などの不信感は9月に行われた合併を巡る住民投票で表面化した。
 合併推進を公約にしてきた島田町長が住民投票の直前、5年以内の新市庁舎建設が合併協議で合意できなかった点を挙げて「協議内容に不満があった」と述べ、事実上合併反対の姿勢に態度を変えた。住民投票は反対が5090票と賛成3134票を上回り、町長の後援会幹部らが反対運動にかかわるなどしたこともあって、合併推進派から「町長の言動が住民投票に影響を与えた」と批判された。
 青木議長は町長辞職を受け、「議会の辞職勧告決議など、これまでの経過を含めて熟慮した結果だろう」と話した。

12月10日朝刊 
(毎日新聞) - 12月10日16時25分更新

1163とはずがたり:2004/12/11(土) 23:41
<東北・北海道>
3市町村の新自治体名には伊達は含まれてなかったが,このままだとただで揉めてる伊達郡合併に更なる暗雲が。本家に伊達市の名前は譲って伊達紋別市or伊達大滝市は如何?洞爺市は壮瞥町が抜けると不適だ。。

※伊達市は室蘭市,登別市と3市で検討会設置:2002/5/2
※虻田郡豊浦町,虻田町,洞爺村と6市町村で研究会設置:2002/7/24

伊達市, 有珠郡 大滝村,壮瞥町
★伊達市・壮瞥町・大滝村合併協議会
※3市町村で任意協議会設置:2003/7/28
※法定協議会設置:2003/10/1
※新市名候補11点:洞爺,とうや,西胆振,西いぶり,有珠,うす,北斗(ほくと),内浦,北湘南,長流川,おさるがわ
※新市役所:現・伊達市役所
※3市町村での合併を断念,協議会を解散予定

伊達市・壮瞥町・大滝村、法定合併協解散で合意 /北海道
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041211-00000102-mailo-hok

 伊達市と胆振管内壮瞥町、大滝村でつくる法定合併協議会は10日、協議会を解散することで合意した。合併後に旧市町村ごとに設置する地域自治区の権限や財源をめぐって、審議に時間をかけようとした壮瞥町と、伊達市・大滝村との間で調整がつかなくなったことが理由。伊達市と大滝村は、壮瞥町抜きの飛び地合併の方針を検討している。
 法定合併協議会は昨年10月に設立。3自治体が対等の立場で合併することなどを原則に掲げ、05年3月末までの合併申請を目指して協議してきた。しかし、今年8月以降、議論の進め方をめぐって対立が深まり、10月末以降は協議会は開かれなかった。
12月11日朝刊 
(毎日新聞) - 12月11日16時1分更新

1164とはずがたり:2004/12/11(土) 23:50
<東北・北海道>秋田県

むむぅ。。

[69市町村の選択]井川町議会、合併反対を議決−−町長「8割方、離脱」 /秋田
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041211-00000127-mailo-l05

 ◇町長「8割方、合併協離脱」
 井川町議会は12月定例会最終日の10日、五城目、八郎潟両町との合併の賛否を問う議員発議を採決し、合併賛成5、反対10で「合併反対」を議決した。斎藤正寧・井川町長は「議会の意思は尊重しなければ。8割方、合併協議会から離脱することになるだろう」と述べ、今月中旬にも2町長に離脱の意向を伝える方針。
 先月実施した町民アンケートでは、合併反対が約40%で賛成の26%を超え、約34%が「期限にこだわらず、問題点を解決してから合併すべきだ」と回答した。採決前の討論で、3議員が「アンケート結果を重く受け止めるべきだ」「新町の将来像が見えない」などと合併反対の理由を述べた。
 3町は来年3月末までの合併申請、同10月の「湖東町」発足を目指して協議中だが、▽新町の事務所の位置▽財産の取り扱い――など6項目について合意していない。斎藤町長は「2町が期限にこだわらないと言うなら、改めて議会の意向を問いたい」としている。合併協会長の佐藤邦夫・五城目町長は「井川町長から具体的な説明を聞いてから対応を考えたい」と話した。

12月11日朝刊 
(毎日新聞) - 12月11日16時10分更新

1165とはずがたり:2004/12/11(土) 23:53
<北関東>
求心力ねぇなぁ。

1市2町案否決、合併協を離脱へ−−河内町議会 /栃木
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041211-00000108-mailo-l09

 河内町議会は10日、上三川町が1市3町で構成する宇都宮地域合併協議会(同市、河内町、上河内町)から離脱したことに伴う合併協の枠組みを1市2町に変更する議案を否決し、事実上、協議会から離脱することになった。
 河内町では、昨年4月に合併に関する住民アンケートを実施し、「宇都宮を主体とする複数の合併」が約9割の賛成を得ていたが、議会で上三川町が離脱した後の合併方針の説明が十分でないとの批判の声が相次いだ。玉生勝経町長は、「説明は十分にしてきたつもりだ。このような結果になって残念」と語った。
 宇都宮市をめぐる合併は9月に上三川町が離脱、10月にも高根沢町が別に設けていた同市との合併協の休止を申し出ており、「合併による政令指定都市化」も当面は難しい状況となった。
12月11日朝刊 
(毎日新聞) - 12月11日16時20分更新

1166とはずがたり:2004/12/11(土) 23:58
<北関東>茨城県

※笠間市,東茨城郡内原町,西茨城郡 友部町,岩間町,七山村と5市町村で研究会設置:2001/5月→解散:2002/7月

※笠間市, 西茨城郡 友部町,岩間町の3市町で任意協議会設置:2004/10/1
※笠間市が合併協議から離脱,任意協議会解散:2002/10/21

※友部町,岩間町の2町で任意協設置:2003/8/1,法定協設置:2003/9/24,合併方式を巡り協議が難航(友部町は同町への編入,岩間町は新設を提案),協議会を休止(2004/2/26),2町での合併を断念,協議会を解散(6/30)

※笠間市,友部町,岩間町は3市町での合併協議再開で合意(8/11)
※合併方式:「新設」の方向で検討へ
※笠間市の合併に関する住民(世帯)アンケートの結果(2004/9月)
※合併の是非:「合併は必要(70.9%)」「必要ない(17.3%)」
※枠組み:「3市町(91.7%)」「水戸市など含む(2.8%)」など
※法定協議会設置予定:2004/12月
※笠間市議会は特例法期限内での早期の合併に慎重,笠間市は法定協議会設置案を取り下げ(11/5)→再度取下げ(11/30)→12月議会で審議予定→否決

友部は町だったんだ。。笠間は友部に主導権取られかねずに警戒?

合併協設置議案を否決 特例法適用、期限内は困難に−−笠間市議会 /茨城
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041211-00000081-mailo-l08

 笠間市議会の本会議が10日開かれ、市執行部提案の友部、岩間両町との法定合併協議会設置議案を賛成少数で否決した。磯良史市長は市議会会期中(16日まで)の再提出を見送る方針を決めており、同市が特例法適用期限内に合併することは困難となった。
 本会議終了後記者会見した磯市長は「アンケートでは合併に70・9%も賛成があったにもかかわらず、市議会で否決されたのは残念。今すぐというわけにはいかないが、市民の声などを聞いた上で対処したい」と、将来の合併に含みを残した。
 岩間町の仲田昭一町長は「新しい枠組みによる合併を模索したいが、時間的制約がある」。友部町の川上好孝町長は「議会などとも十分に協議し、検討していきたい」とのコメントを出した。

12月11日朝刊 
(毎日新聞) - 12月11日16時15分更新

1167とはずがたり:2004/12/12(日) 00:07
<東海>静岡県浜松市

市街化区域の農地の宅地並課税は八戸や佐賀でも問題になってましたね。

政令市前提に新「浜松市」へ一歩 知事立ち会い、12首長が協定調印 /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041211-00000028-mailo-l22

 ◇農業などで全国有数の市に−−来年7月
 浜松市など12市町村で作る「天竜川・浜名湖地域合併協議会」の合併協定調印式が10日、石川嘉延知事らが立ち会い浜松市内のホテルで開かれた。各市町村議会や県議会の議決などを経て来年7月に人口約78万6000人(00年国勢調査段階)の県内最大の都市が誕生する。面積や農業生産額では全国一、二を争う新市となる。07年4月の政令指定都市移行を目指すが、合併後の職員数の削減など行財政改革を中心に今後解決すべき課題も残されている。
 式では12市町村長や立会人の石川知事が合併協定書に次々に署名した。その後、合併協会長で浜松市の北脇保之市長が「旧市町村の良さがなくなるとか、中心地ばかりが発展するとの意見もあるが、浜名湖や天竜川などの自然と産業文化が共生する都市を目指す」と抱負を述べた。
 同合併協は、02年10月に環浜名湖政令指定都市構想研究会として発足後、湖西市と新居町が離脱。昨年10月以降、計14回の会合を開いて協議を重ねてきた。この間、浜北市や舞阪町などで住民投票を求める動きが出るなど、同合併協の道のりは決して平たんではなく、課題も残されている。
 合併協の住民意識調査では、新市の行政の進め方について8割以上が「職員削減を促進し行財政のスリム化を」と回答したが、11月に示された「定員適正化計画」によると、合併や政令市移行に伴う業務の増加が原因で現在の12市町村の職員数(6499人)に比べてわずか19人しか減らない。住民や議員にある強い批判を意識し、北脇市長は調印式で「計画よりもさらに減らしていきたい」と述べた。
 また、07年4月に政令市移行を目指す中で、一足先に政令市になる静岡市で大問題となった市街化区域の農地の宅地並み課税が新しい浜松市でも課題となるのは避けられない。12市町村には現在計約140平方キロメートルの農地があるが、市街化区域の農地がどれだけあるかなどはまだ算定できていない。現在の浜松市では約1600戸の農家が対象になるとみられるが、「個々の課税額の増加は調査中」(同市資産税課)で、どのような支援策を取るのかも決まっていない。
 政令市への移行は合併から1年9カ月後という異例の短さだが、新市の課題を十分に見据えた実りある討議が関係者に求められている。

12月11日朝刊 
(毎日新聞) - 12月11日16時50分更新

1168とはずがたり:2004/12/12(日) 00:26
<中国・四国>
編入だとこれ(個別協議)出来るから1町抜けて全部抜けたが無くなって良いんだよなぁ。

「倉敷市・船穂町」「倉敷市・真備町」合併は来年8月1日に−−2法定協 /岡山
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041211-00000230-mailo-l33

 倉敷市と船穂町、真備町の合併問題で、「倉敷市・船穂町」と「同市・真備町」の二つの法定合併協議会が10日、同市役所で開かれ、それぞれ合併期日を来年8月1日と決めた。
 船穂町との合併協設立の条件として、市側が求めていた柳井原土地区画整理組合と町との覚書の解除を受け、市議会は10日、両町とそれぞれ個別の合併協設立の議案を可決した。両町議会は既に同市との合併協設立を可決していた。
 両合併協は、3市町の倉敷地域合併協議会でこれまでに決めた内容をそれぞれ引き継ぐ。個別の2合併協設立に伴い、同地域合併協は休止になった。
 市役所内の合併事務局の入り口には、同地域合併協に加え個別の2合併協の看板が掲げられ、3枚の看板が並んだ。
12月11日朝刊 
(毎日新聞) - 12月11日17時20分更新

1169とはずがたり:2004/12/13(月) 21:01
<神奈川県>
素敵だ!
ホントは越県合併とか容易にしてあげて八王子辺りとくっつきたい所なんでしょうけど。

「民意」覆し合併推進
http://mytown.asahi.com/kanagawa/news01.asp?kiji=6249

  相模原市などとの合併を拒む住民投票結果が多数を占めた相模湖町で9日、町議会合併調査特別委員会が開かれた。溝口正夫町長は投票結果に反し、同市と津久井郡4町(津久井、城山、相模湖、藤野)での合併協議を推進する方針を示した。住民投票の結果に法的拘束力はないが、首長が「民意」とは逆の判断を示すのは異例。合併に反対する町議らは溝口町長の不信任案提出も検討している。

  溝口町長は冒頭、「(53票差の住民投票結果は)五分と五分。単独の道を歩むことは町の将来にとって最良ではない。合併の必要性を理解して欲しい」と述べた。今後3年間で5億3千万円の地方交付税が削減され、財政状況が一段と悪化する可能性に言及。来年1月中旬にかけ、町内各戸を訪問して合併推進に理解を求めることを明らかにした。

  合併反対派の町議らは、結果の「尊重」を義務付けた住民投票の意味などをただした。溝口町長は「結果は重く受け止めるが、住民に説明して合併を進めることが町長としてのつとめだ」と反論した。

  こうした動きを受け、任意合併協議会長の小川勇夫・相模原市長は「今後の動向を注視していきたい」とコメント。合併に慎重な小林正明・城山町長は談話の中で、「禁じ手を使ってまで合併を進める理由があるのか極めて疑問だ」とした。

  住民投票に詳しいジャーナリストの今井一さんは「結果の尊重を義務づけられているのだから、多数を占めた方に従うのは当然だ。結果に反して『信念』を貫きたいのならば、辞職して信を問うべきだろう」と話す。

(12/10)

1170とはずがたり:2004/12/13(月) 21:05
<北関東>群馬県

前橋編入3町村 財調基金大幅取り崩し
http://mytown.asahi.com/gunma/news02.asp?kiji=4063

 前橋市と編入合併した旧大胡町、宮城村、粕川村が合併前、財政調整基金を大幅に取り崩していたことがわかった。大胡町では、02年3月末に12億円近くあった同基金が合併時にはゼロになった。3町村と合併した前橋市からは「想定はしていたが、ここまでとは……」との声も聞かれる。

 旧大胡町の財政調整基金がゼロになったのは、基金を取り崩して大胡東小学校と大胡東幼稚園の校舎、園舎を新築したためだ。生徒、園児数の増加や校舎の老朽化を理由に02年以降に着工を開始、ともに今年4月に新校舎の使用が始まった。

 02、03年度の同町の決算などによると、小学校新築には計約23億円、幼稚園には計約4億円が支出されている。同町の02年度の一般会計当初予算は約59億円なので、かなりの大規模事業だ。

 同町の当時の担当者は、「学校建設は97年ごろから検討されており、合併とは切り離して考えていた」というが、合併がなければ建設は難しかったことも認める。

 旧前橋市の職員は「自分たちが積み立てた基金は地元のために、という気持ちはわかる。でも、スッカラカンで合併とはモラル意識を疑う」と話す。

 旧粕川村の担当者は基金取り崩しの理由について「あえて言えば、粕川村保育園を移転・改築したため。老朽化していたので2億円ほどかかった。ただ、合併とは関係なく改築する予定だった」という。

 旧宮城村の担当者は「うちはこれといったものは造っていない。過去の起債の前倒し償還など、合併に伴う支出が増えたことが影響した」と説明している。

 県の市町村課合併支援室は「今回のケースについては具体的に把握していないが、一般的に言えば、基金を大幅に取り崩して合併するのはいかがなものかという気はする」という。

 元大胡町総務課長で、現在は前橋市大胡支所の小堀貞雄支所長は「必ずしも現金を持っているのがいいともいえないし、財調の残高だけでは判断できない」という。

 同市財政課は「前向きに考えるしかない。今までは今まで、これからはこれからですから」。

★★財政調整基金★★
 税の増収があった場合などに積み立てておいて、財源が不足したときに取り崩す基金。年度間の財源の不均衡を調整する効果がある。自治体にとっては「貯金」のような意味がある。

(12/11)

1171とはずがたり:2004/12/13(月) 21:06

<東北・北海道>宮城県
見通し暗いなぁ。。
市長大崎市のまま議会に諮り,議会が大崎市を認めるしか手はないのか。

「古川市」再協議でも拒否/大崎地方合併協
http://mytown.asahi.com/miyagi/news02.asp?kiji=6108

  古川市など大崎地方7市町の合併問題で、古川市が要請した「大崎市」から「古川市」への市名変更は、事実上不可能になった。11日開かれた大崎地方合併協議会の第27回協議会で、「変更は受け入れられない」という意見が古川市を除く6町の委員の間でほぼ一致した。19日の次回協議会で最終結論を出す方針だが、古川市の佐々木謙次市長は11日の協議会後、市名変更を断念する姿勢を示唆した。

  佐々木市長は「結果として(市名変更に)踏み込めなかった」しながらも「5回にわたり熱心な論議があり、(出直し市長選での)再協議という公約は果たした」と説明。「厳しい結果だが、生き抜くためには、1市6町心を合わせて邁進しなければならない」と述べた。

  市名の再協議は、合併反対が上回った古川市民意向調査や、廃置分合議案が否決された古川市議会の結果を受けて、佐々木市長が再選を果たした10月の出直し市長選の際に公約していた。

  11月に再協議の申し入れを受けた合併協は、既に廃置分合を議決した6町議会への配慮などからこれまで5回の協議会で、いずれも正式議題としないまま議論を進めた。しかし、11日も「決定済みだ」との意見が大勢を占め、古川市側が提案した住民アンケートの検討も打ち切られた。

  協議会副会長でもある鹿島台町の鹿野文永町長は、古川市以外の6町長を代表し「古川市民の声と真摯に受け止め、検討した。努力をくみとっていただき、合併が前進することを望む」とのコメントを読み上げた。

(12/11)

1172とはずがたり:2004/12/13(月) 21:25
<九州・沖縄>福岡県

推進派頑張れってもう他の枠組みは固まりつつあるんちゃうけ?

桂川町 住民投票で議会解散 合併問題絡み 1月、W出直し選
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041213-00000079-nnp-kyu

 周辺自治体との合併協議からの離脱に端を発した福岡県桂川町議会の解散を問う住民投票は十二日、投開票され、解散への賛成票が有効投票の過半数に達し、議会は即日解散した。「平成の大合併」で議会が解散に追い込まれたのは同県内では初めて。

 これを受けて同町選管は十三日、先の谷口裕教氏の町長辞職に伴う町長選と同日の来年一月十一日に告示、十六日に投票の日程で出直し選挙を実施することを決めた。同町議会は住民投票の直前に議員定数を現行の一八から四減することを決めており、定数一四で実施される。

 住民投票の投票率は46・15%(当日有権者一万二千四十五人)で、解散賛成が四千九十七票、反対が千三百九票だった。

 住民投票は、六月に議会の意向を受けた形で町が嘉飯山地区の合併協議から離脱したことが発端。これに反発した町民らが「町議会リコール実行委員会」を組織して解散を直接請求して実現した。

 桂川町は現在、同県飯塚市など周辺自治体の間で進む再編の動きから孤立。「混乱の責任を取る」とした町長辞職に続く議会解散で町政に一カ月以上の空白が生じる。住民投票の結果について、リコール実行委の浜田英嗣代表世話人は「町長辞職など一連の混乱は合併協議からの離脱に起因している。町を変えたいという思いが結果に表れた」と話した。
(西日本新聞) - 12月13日14時52分更新

1173とはずがたり:2004/12/14(火) 05:14
<近畿>奈良県
「西和市」ってゆー名前に夢が無かったんだよなぁ。。
地域を貫く大河から大和川市とか日本を代表する古都から斑鳩市とかだともちっと違ってたんちゃうけ?
大体地域の中心となる王寺が反対多数というのが腹立たしいねぇ。

「西和市」合併の住民投票、中止へ 斑鳩、王寺町の「反対」多数−−上牧 /奈良
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/nara/archive/news/2004/12/08/20041208ddlk29010846000c.html

 ◇杉田町長「単独町制で」

 上牧町の杉田重雄町長は7日、西和7町による合併の是非を問うため、21日告示、26日投開票の予定だった住民投票について、実施しない意向を明らかにした。同町も参加する西和7町合併協議会の事実上の破たんを受けた形で、杉田町長は「歳出を減らし、事業の見直しを行って、単独町制で行くしかない」と話した。

 また同日開かれた12月定例議会では、町長、助役、収入役、教育長の特別職の給与を2%減額する条例案が上程された。給与改定は10年ぶり。特別職の給与は現在、月額で町長82万円、助役69万円、収入役65万円、教育長60万円。条例が可決されれば、合計で年額約66万円の減額となる。

 杉田町長によると、給与減額は今年10月から協議されていた。しかし5日の斑鳩、王寺両町の住民投票で「合併反対」が多数となったため、「投票結果が背中を押した」(杉田町長)形で減額を決めたという。
毎日新聞 2004年12月8日

「西和市」白紙に 斑鳩町、合併協離脱へ−−住民投票で「反対」多数 /奈良
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/nara/archive/news/2004/12/07/20041207ddlk29010697000c.html
 ◇小城町長「町民の意思尊重」

 合併の是非を問う5日の住民投票で「反対」の意思を示した斑鳩町の小城利重町長が6日、西和7町合併協議会から離脱する考えを明らかにした。16日の町議会合併特別委で表明、来月18日の協議会で正式に離脱する。昨年6月から続けられた7町による合併協議は、これで白紙に戻る。

 5日の住民投票では、平群町が「賛成」の意思を示したものの、斑鳩、王寺両町は「反対」が多数を占めた。

 小城町長は、6日開会の定例町議会のあいさつで「62・14%という投票率は合併への強い関心の表れ。住民の意思を尊重した選択をしたい」と述べた。また本会議終了後、「10年、20年後にこの小さな町でよかったと思うようになる」と話し、他の枠組みでの合併についても「こちらから求めることはない」と単独町制維持の姿勢を明確に示した。

 王寺町の植田忠行町長も5日の住民投票の開票終了後「住民の意見を尊重する。議会と相談しながら合併協離脱を考えたい」と話している。
毎日新聞 2004年12月7日

1174とはずがたり:2004/12/14(火) 15:29
<北関東>栃木県
>>1143
辞任撤回は良いからちゃんと議会に可決させろや。
勿論第一義的には議会に責任があるのだし,市民の間から澎湃と議会非難の声が上がってこなけりゃ嘘だ。

合併議案審議もつれで提出の退職願、日光市長が撤回
http://www.asahi.com/politics/update/1213/002.html

 栃木県日光市と周辺市町村との合併議案審議のもつれから退職願を提出後、入院した真杉瑞夫日光市長は12日、市議会議長に退職願撤回を申し出た。市総務課によると、議会やほとんどの自治会長らからの撤回要請にこたえたという。

(12/13 10:35)

1175とはずがたり:2004/12/15(水) 00:06
<北海道>
これで福島の「伊達市」が不透明に。。
近い将来,北海道の伊達市が大同合併して洞爺湖市になり,福島の伊達郡の大同合併が進むことを見越してそれまで我慢して南伊達市とでもしとけばいいのか?

[合併・自治のかたち]伊達市と大滝村、“飛び地合併”目指す /北海道
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041214-00000079-mailo-hok

 ◇法定協設置に合意
 伊達市の菊谷秀吉市長と胆振管内大滝村の渡辺実村長は13日、法定合併協議会設置に合意した。伊達市に大滝村を編入し、新市名は「伊達市」とする。間に壮瞥町を挟んだ“飛び地合併”を目指す。16日に双方の議会の承認を経て22日に第1回協議会を開く。
 菊谷市長と渡辺村長は同日、伊達市役所で記者会見した。編入合併を選ぶ理由について渡辺村長は「来年3月末までの合併申請を目指すには編入合併の方が時間と経費をかけずに済む。旧村は地域自治区になり住民に不利益はない」と話した。
 菊谷市長は「近い将来、より広い合併が必要になる。飛び地はそう遠くないうちに解消される」との見通しを示した。
 伊達市と大滝村、壮瞥町の3市町村は昨年10月、法定合併協議会を設立。新市名を絞り込む寸前まで進んだが、合併後の財源などを巡る意見が合わず、今月10日、解散が決まった。

12月14日朝刊 
(毎日新聞) - 12月14日16時1分更新

1176とはずがたり:2004/12/15(水) 00:47
<山梨県>
千葉で新しい合併かと思った。

[市町村合併]新町名は「市川三郷」−−三珠・市川大門・六郷の3町 /山梨
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041214-00000011-mailo-l19

 ◇来年10月1日
 三珠、市川大門、六郷の3町で作る法定合併協議会は13日、三珠町内で第5回会合を開き、新町名を3町名から取った「市川三郷町」、合併期日は来年10月1日と決めた。今年度中に山本栄彦知事に合併申請する。
 町名の公募には2706通(無効81)があった。7日の小委員会で上位8件に絞られ、この日は委員24人の投票で決めた。市川三郷町は15票、次点は「みさと町」で9票だった。
 合併後の町議の定数は合併特例法の在任特例を1年間適用して44、その後の定数は法定上限の22と決めた。【藤沢宏幸】

12月14日朝刊 
(毎日新聞) - 12月14日16時36分更新

1177とはずがたり:2004/12/15(水) 02:12
<東北>福島県二題

白河市(--新設)白河市, 西白河郡 表郷村,東村,大信村
後から入れて貰った原村が否決して合併が流れたらどうするつもりか?

4市村合併 住民投票求め署名簿−−東村住民が提出 /福島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041214-00000120-mailo-l07

 白河、表郷、大信、東の4市村との合併に対し、東村内で合併の是非を問う住民投票の実施を目指す住民グループは13日、村選管に住民投票条例の制定を求める署名簿を提出した。請求条件となる有権者数の50分の1を超える1477人(有権者数の約32%)の署名が集まった。今後は選管による審査の後に根本暢三村長に署名簿が提出され、村長は意見書を付けて条例制定の議案を村議会にはかる。
 この合併をめぐっては、大信村でも住民グループが住民投票条例制定を求めて署名簿を提出しているほか、表郷村でも署名集めが行われており、近く住民グループが村選管に提出する予定だ。

12月14日朝刊 
(毎日新聞) - 12月14日16時16分更新

ひばり野市(2005.9.26新設)原町市, 相馬郡 鹿島町,小高町(,飯舘村→離脱)
ううう。。やばげな雰囲気が。。市町村合併は首長間でしこりが発生しちゃうとほぼ間違いなく破談してしまうからねぇ。。

住民意向調査で新市名再公募実施が決まる−−南相馬合併協 /福島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041214-00000124-mailo-l07

 新市の名称問題で揺れる南相馬合併協議会が13日、原町市で開かれ、前回提案された往復はがきでの住民意向調査による名称再公募の実施が決まった。公募されるのは「新市にふさわしい名称」で、応募の中から最多の名称を新市名とする。はがきは3市町の全有権者約5万9000人に17日に発送し、23日消印有効で集計した結果を27日の協議会に諮る。
 二転三転した新市名称問題はやっと決着するが、8月に決定した「ひばり野市」を白紙に戻し、ゼロからやり直す異例の事態となった。会長の渡辺一成・原町市長が「最大多数を無条件で認めることを確認したい」と、3度も念押しするほどだった。
12月14日朝刊 
(毎日新聞) - 12月14日16時16分更新

1178とはずがたり:2004/12/15(水) 04:09
<東北・北海道>
相馬原市構想から離脱の飯舘村ですが。

村長の給与30%減額など提案−−飯舘村 /福島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041214-00000125-mailo-l07

 南相馬合併協議会から離脱した飯舘村の菅野典雄村長は13日開会の12月定例議会で、自立計画立案に向けた第一歩として、村長給与の30%減額など特別職給与を大幅に引き下げる条例改正案を提出した。助役と教育長は20%減額し、05年1月から当分の間実施する。
 特別職給与は今年4月から10%削減しているが、厳しい自立計画作成にあたり、菅野村長は「隗(かい)より始めよ」でさらに引き下げたという。
 菅野村長は村議会の所信表明で自立計画に触れ、(1)ハードよりソフト政策重視(2)行財政改革の推進(3)村民との協働作業による行政経費の削減――という3基本方針で作る考えを示した。
12月14日朝刊 
(毎日新聞) - 12月14日16時16分更新

1179とはずがたり:2004/12/15(水) 05:37
<長野県>
ほんと首にしろや,こんな知事。偉いぞ共産党。
康夫のは殆ど小泉レベルの回答だ。

[自治の行方]山口村の越県合併 議論、かみ合わず−−県議会一般質問 /長野
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041214-00000001-mailo-l20

 ◇知事「県民意思、確認できぬ」
 12月県議会は13日、5日間にわたって開かれた一般質問を終えた。焦点の山口村と岐阜県中津川市の越県合併について、議員から多くの質問が出たものの、田中康夫知事は「県民全体の投票を行わなければ、県民の意思は確認できない」などと語り、議論はかみ合わぬまま終わった。
 田中知事は柳田清二議員(県民クラブ)の質問に対し、「私は越県合併にバラ色の未来があるとは思っていない」と述べた。石坂千穂議員(共産党)が「知事の道義上の責任が生じ、政争の具にもなる。犠牲になるのは山口村民」とただしたのに対し、田中知事は「政争が決まっていても、最後まであらがう一人であろうと思う」と語り、知事与党の共産党との対決姿勢をも鮮明にした。
 田中知事は来年2月の合併に遅れが出た場合にも言及。「仮に」と前置きしたうえで、「越県合併が行われない時の、教育問題をはじめとする支障を防ぐためにあらゆる手だてをとる」と話した。石坂議員が、県が両市村を合併重点支援地域に指定したものの、知事が越県合併に反対していることを追及したが、田中知事は「いたらなさを改めるにしくはなし」と述べた。

12月14日朝刊 
(毎日新聞) - 12月14日16時41分更新

1180とはずがたり:2004/12/15(水) 17:00
<東北・北海道>

北海道もそろそろエンジン掛かってきたかな?

[合併・自治のかたち]各地で動き急 厚田村、合併推進の意向 /北海道
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041215-00000069-mailo-hok

 石狩市と石狩管内浜益村との合併問題で、厚田村の牧野健一村長は14日の村議会で「合併による新たなまちづくりを目指したい」と述べ、合併を推進する意向を初めて表明した。
 牧野村長は本会議冒頭の行政報告の中で「厚田村のような小規模自治体が自立を選択しても、財源不足から村民サービスの大幅な低下が見込まれ、その後も明るい兆しが見いだせない」と合併を選択する理由を述べた。この後、住民団体から出された住民投票実施を求める請願を裁決したが、賛成少数で否決した。
 3市村は7月、14回にわたる法定合併協の協議を終了。各市村に合併の判断が委ねられていた。厚田村は10月に村内8会場で住民説明会を開き、「合併」「自立」双方の村の将来像を提示していた。
12月15日朝刊 
(毎日新聞) - 12月15日16時1分更新

[合併・自治のかたち]各地で動き急 枝幸町と歌登町、合併協定に調印 /北海道
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041215-00000068-mailo-hok

 宗谷管内枝幸、歌登両町の合併協定調印式が14日、枝幸町で行われ、荒屋吉雄・枝幸町長、深井信朗・歌登町長が協定書に調印した。
 調印を終えた協議会長の深井町長は「両町民の互いの理解の下、歴史、地理、人的交流の3要素が合併促進の原動力になっている。森と海が調和した新しい町づくりにまい進したい」と話した。
 両町は今年3月、法定合併協を設置、4月に合併方式を「新設合併」と決め、道による「合併重点指定地域」の指定を受けた。同月末、新町事務所位置を現枝幸町役場に決め、9月には新町名を「枝幸町」と決めた。今月7日の第12回協議会ですべての協議事項の合意にこぎ着けた。合併期日は06年3月20日を予定している。
12月15日朝刊 
(毎日新聞) - 12月15日16時1分更新

1181とはずがたり:2004/12/15(水) 17:00
<長野県>
ちゃんとしろ,各会派。>>1179

[自治の行方]山口村の越県合併 県議会側が対応検討−−各会派幹事長 /長野
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041215-00000132-mailo-l20
 田中康夫知事が、山口村と岐阜県中津川市との「越県合併」の関連議案提案を見送っている問題で「トライアルしなの」や「あおぞら」、共産党を除く県議会各会派の幹事長が14日、長野市内で会合を開き、今後の田中知事の答弁などを見極めたうえで、同議案を議員提案するかどうかなどの対応を考えることにした。
 出席した議員によると、会合では各会派の「越県合併」に対する立場などを聞き、今後の対応などを協議。各会派で山口村の合併に対する立場の違いがあることや会派内でも意見の違いがあることから、さらに各会派内で協議を続けることにしたという。
 県議会総務委員会は同日、山口村の越県合併問題で、16日の同委員会に田中知事の出席を求めることを決めた。
12月15日朝刊 
(毎日新聞) - 12月15日16時46分更新

1182とはずがたり:2004/12/15(水) 17:01
<中国・四国>
四万十市ねぇ。「中村」の名前が消えるのはどうも・・・。

中村市と西土佐村、合併協定書に調印−−県内で5番目 /高知
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041214-00000231-mailo-l39

 中村市と西土佐村との合併協定調印式が12日、中村市右山五月町の市立中央公民館で開かれた。平成の大合併での協定書調印は県内で5番目。しかし、西土佐村は、来月に合併の是非を問う住民投票を実施することを決めており、投票の結果によっては合併の成否に影響する。
 両市村は当初、大方、佐賀両町の4市町村で合併を進めていたが、大方、佐賀両町が法定合併協議会を脱退したことから、2市村で新たに法定合併協議会を設置、協議を続けていた。
 調印式には澤田五十六・市長、中平正宏・村長ら約30人が出席。澤田市長が「双方が英知を出していけば新しい市の発展に寄与する」とあいさつ。全44項目の協定を確認し協定書に調印した。来年4月10日に「四万十市」が誕生する。
 新しい市の人口は約3万9000人。市庁舎は現在の中村市役所となる。議員定数は26で、約1年間は在任特例の適用で37人(中村市23人、西土佐村14人)。
 両市村では、12月定例会議に合併関連議案を提出する予定だったが、同村議会が住民投票条例設置議案を可決したことから、住民投票の結果が出てから臨時議会を開くことにしている。
12月14日朝刊 
(毎日新聞) - 12月14日17時25分更新

1183とはずがたり:2004/12/15(水) 17:13
<東海>関・美濃地域

おお,もしかすると歪な形が解消される??

[平成合併ぎふ元年]美濃の「市民の会」、住民投票請求へ /岐阜
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041215-00000002-mailo-l21

 ◇必要署名数集まる
 関市との合併協議会設置の是非を問う美濃市の住民投票に対する直接請求の署名について審査してきた美濃市選管は14日、審査を終了させ、有効署名数を3899人と確定した。有効署名数は選挙人名簿登録者数の6分の1以上で、直接請求に必要な署名数(12月2日現在で3319人)を上回った。署名簿の縦覧は15〜21日まで同市選管事務室で。
 署名簿を提出したのは、同市の住民グループ「関市と合併協議会設置の住民投票を求める美濃市民の会」(武藤助右衛門代表)。今後、同会が住民投票実施の実施請求を行い、合併特例法に基づいて住民投票が実施される。同市は、合併の是非を問う住民投票条例案を9月市議会で可決しており、二つの住民投票が実施されることが確実となった。

12月15日朝刊 
(毎日新聞) - 12月15日16時50分更新

1184とはずがたり:2004/12/15(水) 17:54
<長野県>安曇野地域

新市名は「安曇野市」 5町村合併協で全会一致で決定
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041215-00000002-cnc-l20

 豊科、穂高、三郷、堀金、明科の五町村でつくる安曇野地域合併協議会は十四日、三郷村農村環境改善センターであり、新市の名称は全会一致で「安曇野市」と決まった。読みは「あづみの」、ローマ字表記は「AZUMINO」になった。

 協議会の平林伊三郎会長(穂高町長)は「海人津神(あまつみ)」など語源を重視し、「ず」ではなく、歴史的仮名遣いの「づ」を用いた点に触れ「安曇野市が世界的なブランドとして発展していってほしい」と話した。

 新市の町名、字名は「旧町村名あり大字の字句なし」(例・三郷村温→安曇野市三郷温)としたほか、現在の五町村役場を総合支所とすることになった。

 新市の庁舎は、豊科町を除く四町村がこれまでの「豊科町の南安自治会館に置き、隣接する南安庁舎の空きスペースを間借りする。新庁舎は新市で検討する」との提案を主張したのに対して、豊科町だけ「新庁舎を豊科町内に置くとの文言を明記してほしい」などと主張、再協議となった。 (美細津 仁志)
(中日新聞) - 12月15日11時20分更新

1185とはずがたり:2004/12/15(水) 17:58
<東北・北海道>

おいおい,此処へ来て合併したくないんちゃうやろねぇ。

[’04合併協議・進展・波乱]柴田町議会、「投票率問わず」修正し可決 /宮城
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041215-00000044-mailo-l04

 柴田町議会は14日の定例会で、大河原・村田2町との合併の是非を問う住民投票条例案について、「投票率50%以上」としていた成立要件を「投票率にかかわらず成立する」と修正し採決、可決した。
 3町は来年2月15日告示、同20日投開票の日程で、一斉に住民投票を実施する。

12月15日朝刊 
(毎日新聞) - 12月15日16時5分更新

1186とはずがたり:2004/12/15(水) 17:59
<東北・北海道>
取り敢えず離党しただけ。。かな?

「青森市・浪岡町」の合併案可決 太田県議が自民離党表明−−県会常任委 /青森
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041215-00000036-mailo-l02

 県議会の総務企画常任委員会が14日あり、「青森市と浪岡町の合併案」を賛成多数で可決した。浪岡町では加藤新吉町長の解職を問う住民投票が26日に迫っているため、一部から「採決は時期尚早」との声が上がっていた。南津軽郡選出で浪岡町在住の太田定昭議員も所属会派の自民党に「継続審議」を要請したが押し切られ、同日、離党を表明した。
 常任委員会では、鹿内博議員(無所属)と今博議員(新政会)の2人が「(12月定例会で採決せず)継続審議にするべきだ」と主張した。
 鹿内議員は「浪岡町が県に提出した町議会の議事録は、町議の名前に誤りがあるなど無効」などと訴えた。県市町村振興課は議事録の誤りを認めたものの、「故意の誤りでなく法的にも問題ない」と理解を求めた。
 一方、太田議員は総務企画常任委員会に入っていないため、この日の自民党議員総会で「継続審議」に理解を求めた。しかし、会派は「議案に賛成」を決定。太田議員は「個人的には合併賛成だが、町に住む者としてもっと町民の意見を聞いてからの採決でいいと思った」などと話し、離党を表明した。
 議案は常任委員会を通過したため、16日の本会議でも可決される見通し。

12月15日朝刊 
(毎日新聞) - 12月15日16時1分更新

1187とはずがたり:2004/12/17(金) 01:43
<近畿>京都府宮津与謝地域
枠組み決定!
>>229 野田川離脱
>>752-753 宮津・与謝地域合併協議会の破綻

宮津・加悦・伊根と岩滝・野田川と思ってたが「1市2町と3町に分かれ、協議を進めてきたが、15日まで岩滝町が態度を保留していた」の表現を見ると宮津・伊根・岩滝と岩滝・野田川・加悦の枠組みで岩滝の回答待ちだったのか?

1市1町、3町の枠組みで合併協議 京都北部の5市町が合意
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041215-00000044-kyt-l26
 難航していた京都府の宮津市と与謝郡4町の合併協議で、京都府の呼び掛けに応じて5市町長は15日、宮津市内で会合を開き、1市1町(宮津、伊根)と3町(加悦、岩滝、野田川)で、それぞれ合併協議を進めることに合意した。事実上、宮津与謝地方の合併の枠組みが決まった。
 会合は非公開で、オブザーバーとして参加した府総務部長や出席者によると、各首長が合意したのは、1市1町と3町で、年明けにも具体的な協議に入る▽改正合併特例法の申請期限(来年3月末)に間に合わせる▽合併実現のために府も支援する▽1市4町は今後も連携して地域の諸問題に取り組む−の4点。法定合併協議会の立ち上げ時期は未定という。
 宮津市と与謝郡4町でつくる法定合併協議会は、今年7月末に休止。1市2町と3町に分かれ、協議を進めてきたが、15日まで岩滝町が態度を保留していた。合併申請の期限が迫っていることなどから、府が今回、協議の場を設定した。
(京都新聞) - 12月15日21時47分更新

来月に法定協と岩滝町長が表明 3町合併で方針
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041216-00000005-kyt-l26

 京都府の宮津市と与謝郡4町の合併枠組みが事実上決まった15日、岩滝町の糸井弘志町長は、合併申請の期限が来年3月末に迫っていることから「協議が順調に進めば、遅くとも来年1月中には臨時議会を招集し、3町での法定合併協議会を立ち上げたい」との方針を打ち出した。
 糸井町長は、この日午前に開かれた町議会の市町村合併研究調査特別委員会で「加悦、野田川両町との3町合併協議に専念する」と表明。合併に賛成する住民のうち、6割近くが3町の枠組みを望んでいるという町民アンケートの結果も踏まえ、「3町は野田川という川を中心とした環境が似通っており、ちりめん産業や農業など基幹産業も共通する部分がある」と理由を説明した。
 糸井町長の表明に対して、3町合併を推進していた太田貴美野田川町長は「新しいまちづくりへ大きな一歩を踏み出せたことはうれしい」と話している。
(京都新聞) - 12月16日17時48分更新

伊根町との合併「理解求めたい」 徳田宮津市長 メリットを説明
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041216-00000054-kyt-l26
 京都府宮津市議会は12月定例会本会議を16日再開し、一般質問を行った。15日に、伊根町との1市1町合併に合意したことについて、徳田敏夫市長は「単独ではやっていけない。合併すれば何らかのメリットはある」と理由を説明した。
 今後の見通しについては「近いうちに市内11カ所で市民説明会を開き、理解を求めたい」と話し、「地方自治体を取り巻く現状は厳しいが、社会資本整備など攻めの行政を進めるために、合併申請を来年3月末までに間に合わせたい」と述べた。
(京都新聞) - 12月16日22時34分更新

1188とはずがたり:2004/12/17(金) 02:01
<九州・沖縄>
期限内は無理か?

[かごしまの合併]廃止を議決、事実上解散−−枕崎市・知覧町合併協 /鹿児島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041216-00000225-mailo-l46

 11月から休止していた枕崎市・知覧町合併協議会は14日、両市町議会が合併協の廃止を議決したため、事実上解散した。これで南薩地域は川辺、頴娃町も合わせ、近接する1市3町が現行合併特例法での合併を断念し、当面単独の道を選んだ格好。4市町では今後、新たな合併の枠組みを巡る論議が活発化しそうだ。
 14日の議会では、2市町とも合併協廃止議案を全会一致で可決。枕崎市議会はさらに神園征市長に対して他市町への合併協議申し入れを強く要望する付帯決議も行った。
 同合併協は先月、霜出勘平・知覧町長の動議を受け委員の8割が解散を求めて休止した。霜出町長は8日の町議会で、川辺、頴娃両町と年明けにも合併に向けた話し合いを始める意向を明らかにしている。
12月16日朝刊 
(毎日新聞) - 12月16日17時55分更新

1189とはずがたり:2004/12/17(金) 02:09
<関東・東京>
頼られる中心市はこうでなくっちゃ。
美濃加茂市民・彦根市民・富田林市民・八戸市長なんかはこの度量を見習いたい。

相模原市、45%が合併賛成−−市民1万人アンケート結果発表 /神奈川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041216-00000113-mailo-l14
 相模原市が15日発表した相模原・津久井地域の合併に関する市民アンケートの結果によると、市民の45%は消極的な推進意見も含めて合併に賛成していることが分かった。市民1万人を対象にした調査で、有効回収率は35・8%。
 合併の是非では、「合併するべきである」15・3%、「合併することもやむをえない」30・5%で賛成が5割近い。「合併するべきでない」12・3%、「できれば合併するべきでない」18・8%と、合併反対は3割強。「どちらともいえない」は17・3%だった。
 市が津久井、城山、相模湖の3町と合併協議を進めていることを知っていた人は8割に上り、関心の高さを示した。
 小川勇夫市長は津久井地域との合併を巡り、住民投票を実施しない考えで、このアンケート調査結果が合併の是非の判断材料となる。賛成が5割近くを占めたことで、津久井郡4町(津久井、城山、相模湖、藤野)からの合併要請を受ける市として、今後も合併推進の方向だ。
12月16日朝刊 
(毎日新聞) - 12月16日16時32分更新

1190とはずがたり:2004/12/17(金) 02:21
<沖縄県>
まぁこれまでの協議が順調だったならなんとか間に合うでしょう。

東方市(あがりかた)
2005.3.31島尻郡 玉城村,知念村,佐敷町,与那原町
★佐敷町・知念村・玉城村・与那原町合併協議会
※新市役所:現・玉城村役場(新庁舎設置までの間)
※新庁舎:4町村の地理的中心地域に設置へ
※与那原町は新庁舎の設置位置に難色
※与那原町は協議会の解散を提案(12/14),合併協議から離脱へ
※佐敷町,知念村,玉城村は3町村での合併を検討へ(人口3万人以下のため,新自治体は町制施行へ)

位置はこの辺り。
http://www.mapion.co.jp/c/f?el=127/45/23.850&amp;scl=250000&amp;size=954,768&amp;uc=1&amp;grp=MapionBB&amp;nl=26/11/44.280

新庁舎位置めぐり対立 与那原町が合併協離脱
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041216-00000010-ryu-oki
[南部] 佐敷町、知念村、玉城村、与那原町の合併は、14日の新垣信一与那原町長の事実上の離脱表明で破たんが決定的になった。与那原町は、合併協議を重ねる中で新市のまちづくりなどの面において3町村とのずれの大きさを強調するが、3町村は新庁舎の位置の選定をめぐる対立が大きく、破たんは不可避だったとみる。順調にみえた4町村の合併協は最終局面で解散という結末を迎えることになった。(南部報道部・新垣梨沙)
 協議は8月末に新市の事務所位置の協議が始まって以降、難航。特に、新庁舎の位置選定で与那原町は、前回の協議会で「合併後に選定」の執行部案に反対して、「合併前」の対案を推した佐敷・玉城両首長の姿勢に不信感を高めていた。
 新庁舎をめぐっては、与那原町の中城湾港マリンタウン・プロジェクト(MTP)事業で埋め立てた東浜地区に対する4町村の認識の違いも浮き彫りになる。
 当初から同事業に懸念を示した3町村だったが、同事業を新市で引き継ぐことには同意。しかし、東浜を核にしたまちづくりを目指し、庁舎を誘致して分譲をさらに進めたいと望む与那原町に対し、「新市でMTP事業の債務を引き継ぐのに、庁舎まで持っていくのか」と不満が噴出。与那原町の住民説明会での紛糾にもますます反発を強めた。
 相互不信が増す中、執行部は、新庁舎の位置を「4町村の中心地域」とする案を新たに示したが、これは事実上、新庁舎が佐敷となることから、新垣町長は14日の合併協で町の“総意”として合併協の解散を求めた。
 協議会委員の前津榮健沖国大教授は「庁舎建設を前提に協議しているが、単独での財政が厳しいから合併の道を選んだはずだ」と、4町村の一致点を見いだせなかった合併協に疑問を呈する。
 3町村は、特例法期限内の合併を目指し年内にも合併協を設置する意向。与那原町が離脱することで、MTP事業に対する懸念は払拭される形となり、3町村の合併作業は順調に進むとみる向きもあるが、残された時間は短く、合併の成否は依然不透明だ。
 新垣町長は「合併協議はまちづくりを真剣に考える機会になった」と語るが、今後、単独での厳しい財政の影響を受けるのは住民ということも忘れてはならない。3町村も、限られた時間の中で合併の本来の目的と、住民のための合併がどうあるべきかを真剣に議論する必要がある。
(琉球新報) - 12月16日11時27分更新

1191とはずがたり:2004/12/17(金) 02:24
<広域合併>

http://www5.pref.aomori.jp/zaiseika/8687/cpub.html
1目的 北東北三県の観光振興と交流ネットワークの構築
青森県 東北新幹線鉄道整備事業費負担金
岩手県 交流ネットワーク道路整備事業(県際道路等整備)
秋田県 日本海沿岸東北自動車道整備事業費負担金
2発行額 60億円(青森県20億円、岩手県20億円、秋田県20億円)
3購入できる方 青森県、岩手県、秋田県内に在住又は勤務する個人、同県内に営業拠点等のある法人、団体

「北東北みらい債」販売 本県分20億円、20分で完売 /秋田
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041216-00000003-mailo-l05

 秋田、青森、岩手の北東北3県は15日、共同で発行する地方債「北東北みらい債」の販売を開始した。本県分20億円は秋田、北都両銀行で募集し、午前9時の窓口業務開始から20分で完売する盛況ぶりだった。
 3県で総額60億円だが、同日午後4時現在、残りは6000万円。本県の発行分は、国と地方が税金を投入する新直轄方式で整備する日本海沿岸東北自動車道の事業負担金に充てる。

12月16日朝刊 
(毎日新聞) - 12月16日16時10分更新

1192とはずがたり:2004/12/17(金) 18:07
田舎だし村民を採用したいしで,ありなんじゃないかとも思うが,一般的には好ましくないわなぁ。

徳島の村、職員“世襲” 早期退職の「特典」で合格
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041217-00000058-kyodo-soci

 徳島県西祖谷山村が9月に実施した職員採用1次試験で、合格者5人全員が同村の幹部職員の子供だったことが17日、分かった。幹部職員5人は本年度末で依願退職する予定。中岡幸敬村長は「早期退職の代わりに、子供を職員として採用することになっていた」と“世襲”を認めており、「行政の私物化だ」と批判の声が上がっている。
 この制度は中岡村長の発案。課長級以上の幹部職員に「勧奨退職に応じれば、代わりに子供を採用する」と持ち掛けた。1次試験は9月19日に徳島市内で実施され、6人が受験。幹部職員の子供5人が合格し村外からの受験者1人は不合格となった。現在は作文と面接による2次試験の途中で、最終的な合否は決まっていない。
 中岡村長は「職員の世代交代を進めるためで、不思議でもなんでもない。給料の安い若手と切り替え、人件費を抑制するためだ」と話している。
(共同通信) - 12月17日11時19分更新

1193とはずがたり:2004/12/17(金) 18:10
<東北・北海道>
宮城県大崎古川地域合併

郡部の主張する大崎で押し切れるかな?

「新市名変更は困難」6町長表明 宮城・大崎地方法定協
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041212-00000009-khk-toh

 宮城県大崎地方1市6町(古川市、松山、三本木、鹿島台、岩出山、鳴子、田尻町)の法定合併協議会が11日開かれ、佐々木謙次・古川市長から再協議の申し入れがあった「合併期日(2005年4月1日)の延期」「大崎から古川への新市名変更」について審議した。6町の町長は、文書で新市名の変更は困難との考えを示し、佐々木市長は「次回(19日)の会議で対応を明らかにする」と話した。

 佐々木市長は「1市6町による合併を実現させる思いは変わらない」と強調。法定協からの離脱などを想定していないため、新市名の変更は極めて厳しい状況となった。合併期日の延期は、受け入れられる見通し。

 6町長は文書で「合併協議会の議論を通して、古川市の事情は十分に理解できたが、(新市の名称は)残念ながら変更いたしかねる」との姿勢を伝えた。

 古川市の委員が前回提案した新市名の住民アンケートについては慎重論が相次ぎ、実施しないことになった。

◎新市経済効果290億円 大崎1市6町

 大崎地方1市6町(古川市、松山、三本木、鹿島台、岩出山、鳴子、田尻町)が合併し、環状道路整備などの新市の「一体性事業」に合併特例債を活用した場合、合併地域への経済波及効果が約290億円に達することが、仙台信用金庫(中山智之理事長)の試算で分かった。事業の投資額(計200億円)の1.45倍の効果があり、新たに2000人を超える雇用を創出できるという。

 試算に当たっては、合併特例債のうち200億円を一体性事業に活用、投資したと想定。原材料の調達に伴う第1次波及効果は約56億4700万円、新たな雇用所得が消費に回ることで生まれる第2次波及効果は約33億2700万円とはじき出した。

 これらの間接効果約89億7400万円に、直接効果(投資額)を加えた経済効果は289億7400万円。このうち、生産活動の拡大で生まれる粗付加価値額は約147億1300万円で、松山町の総生産額(約152億円、2001年度)に匹敵する。

 粗付加価値額のうち約81億6700万円が雇用者所得に回り、1市6町の就業者(約7万900人)の3.3%に当たる2346人の雇用創出を見込んだ。
 一体性事業とは、新市が一つにまとまるために必要な事業で、「社会教育複合拠点施設」の整備なども含まれる。

(河北新報) - 12月12日7時3分更新

1194とはずがたり:2004/12/17(金) 18:39
<東北・北海道>
※三島町,金山町,昭和村の3町村で任意協議会設置:2002/4/25
※会津坂下町,柳津町は河沼郡湯川村と3町村で研究会設置:2002/6/4
両沼(?)市
河沼郡 会津坂下町,柳津町,大沼郡 三島町,金山町,昭和村
※5町村で研究会設置:03/7/4,任意協設置:03/10/20,法定協(両沼5町村合併協議会)設置:04/1/27
※新市役所:現・会津坂下町を提案─柳津が猛反発→再検討へ,新市役所の位置を巡り協議が難航→5町村での合併を断念,協議会を解散(9/30)>>424
※柳津町は会津坂下町を除く4町村での合併を検討へ
※三島町は会津坂下町との飛び地合併を検討へ,会津坂下町に合併協議を申入れ(11/10)>>1038,会津坂下町は合併特例法期限内での合併に慎重

飛び地合併、会津坂下町長が断念 三島町長に「3月まで時間ない」 /福島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041217-00000123-mailo-l07

 三島町が会津坂下町に対し、合併特例法が適用される05年3月までに県知事申請する“飛び地合併”を申し入れていた問題で、会津坂下町の竹内〓俊町長が16日、三島町役場を訪れ斎藤茂樹町長と会談し、「町民の民意を反映させるには時間がない」と述べ、今回は合併する考えのないことを伝えた。これに対し斎藤町長は「残念だ。今後町民の負担が厳しくなることを伝えていかなくてはならない」と話した。
 その一方で竹内町長は、「三島町の思いを受け止めながら、町が進めている行財政改革が成功した後、より広域的な合併を考えたい」とも述べ、今回の合併断念が三島町に対する拒絶ではなく、あくまで時間的制約による一時的なものであることを強調した。その上で、「職員、商工業などの交流を図っていくことが必要」と課題を述べた。
 “飛び地合併”は11月10日に三島町が会津坂下町に申し入れたが、会津坂下町議会が「時間が少ないため住民理解が得られず合併は困難」との見解を示していた。
12月17日朝刊 
(毎日新聞) - 12月17日16時15分更新

1195とはずがたり:2004/12/17(金) 19:10
<東海>

頑張れ,良識溢れる合併推進派の皆さん!!

十四山村議会、合併めぐり大揺れ 推進派「辞職勧告」/住民は解散署名 /愛知
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041217-00000070-mailo-l23

 ◆弥富町との合併めぐり大揺れ
 ◇推進派議長らの「辞職勧告」決議/住民は解散署名
 十四山村議会(定数12)が、弥富町への編入合併問題をめぐって揺れている。16日の本会議では、合併に反対する議員らが、推進派の久保文哉議長と浅井葉子副議長に対する議員辞職勧告決議案を緊急動議で提出し、採決の結果可決された。一方、合併を求める住民は議会解散を目指して署名運動を進めており、合併特例法が定める合併申請期限の今年度末まで、両派の綱引きが続きそうだ。
 同村は当初、蟹江町、弥富町との合併を目指したが新市名で折り合いがつかず、今年8月に法定合併協が解散。「合併しないと村の財政がもたない」との危機感を持つ佐野峰夫村長や議員らが、弥富町への編入合併を10月4日の臨時議会に提案した。
 議会は、合併推進派と反対派が同じ6人ずつ。議長は推進派だが投票できず、弥富町との合併協議会を設ける案は賛成少数で否決された。これを受けて合併推進派の住民らは「十四山村議会解散をめざす住民の会」(大谷力治代表)を設立。議会解散の是非を問う住民投票の実施を目指し、法で定める必要数(有権者数の3分の1)を上回る2518人分の署名を集めたという。
 同会は20日に署名簿を選管に提出し、審査と縦覧を経て本請求を行う方針。住民投票で賛成が過半数なら議会は即時解散となり、40日以内に選挙が行われる。
 この日の本会議では、一般質問が終わった午前11時半、反対派議員らが議員辞職勧告決議案を提案。「議長、副議長が住民の会に同調し、議会解散に積極的に参加していることは自らの職責を放棄した行為」と指摘した。
 これに対し正副議長は「議決されても法的拘束力はない。村民らの要望に沿って議員活動をしており、非難される筋合いはない。辞めない」などと応酬。議会は最終日の21日まで休会に入った。
 佐野村長は議会後、議会の混乱について「議員の賛成多数の順序を踏んでやってきたつもり。署名が集まっているが、住民の意向をくみながら村政を進めていきたい」と話した。

12月17日朝刊 
(毎日新聞) - 12月17日16時45分更新

1196とはずがたり:2004/12/17(金) 19:31
>>1195
富山の婦負町見習って議長が辞職,合併反対派に議長職を譲って合併案可決,反対派議長が議会開かなかったら町長の専決とか出来ないのかな??

1198とはずがたり:2004/12/17(金) 20:12
<山梨県>
こうなると見通しくらいなぁ。。
笛吹市にその気がないとハッキリすると甲府市へ舵を切れるのかな?

[市町村合併]「甲府と」に反対相次ぐ 町長は方針変えず−−中道町合併協 /山梨
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041217-00000024-mailo-l19

 中道町の小林玄祥町長は16日夜の合併問題協議会で、町議や各種団体の代表者ら委員約60人に対し、甲府市との合併を目指す方針を伝えた。「(東八代地域との合併意見が多数となった)昨年11月の住民投票の結果と矛盾する」など反対意見が相次いだが、小林町長は、「合併特例債を得ることが町には必要」として、合併特例法の期限(05年3月)内に合併申請を行える可能性が高い甲府市との合併交渉を始める姿勢を崩さなかった。
 一方、同町議会は笛吹市との合併を求める議員が7人、甲府市が5人と、一本化は難しい状況。「まだ笛吹市議会の結論が出ていない」として、同市議会の12月定例会が閉会する21日までに結論を出す方針。小林町長は町議会の結論を待って、正式に甲府市に合併を申し入れる意向だ。
12月17日朝刊 
(毎日新聞) - 12月17日16時36分更新

1199とはずがたり:2004/12/18(土) 04:57
<近畿・東海>
紀北町 2005.10.11
北牟婁郡 紀伊長島町,海山町
★紀伊長島町・海山町合併協議会(法定)
※尾鷲市と3市町で研究会設置
※任意協議会設置:2003/10月
※紀伊長島町の合併の是非を問う住民投票の結果「賛成(56.3%)」「反対(43.7%)」(2003/12/21)
※任意協議会を解散:2004/1/22
※2町で法定協議会設置:2004/4/5
※尾鷲市が合併協議を申入れ,2町が拒否(2004/5/29)
※尾鷲市は合併を断念,単独市制継続へ

愛西+津島・小城+多久同様,尾鷲の参加を紀北二町が拒んだ形か。
長島がやや妥協して合併を急いだ感有り?

合併後の新庁舎、当初は海山町役場 その後、紀伊長島町に−−合併協が協議 /三重
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041217-00000089-mailo-l24

 紀伊長島町・海山町第14回合併協議会(会長・塩谷龍生海山町長)が16日、紀伊長島町の東長島公民館で開かれ、新町庁舎の位置などについて協議した。「合併当初は現在の海山町役場に置き、合併後5年以内に紀伊長島町内の国道42号沿いで、防災性、経済性、利便性のよい適地に定める」との新庁舎位置を承認した。
 4月から協議を続け最後まで決まらなかった新庁舎の位置について承認され、すべての協議を終了。塩谷会長は「時には厳しいやり取りも合ったが、互いの信頼感を失うことなく最後には立派に協議を整えて頂いた。来年11月11日の合併に向け手続き調整をしていきたい」と話した。

12月17日朝刊 
(毎日新聞) - 12月17日16時50分更新

1200とはずがたり:2004/12/18(土) 06:55
<九州・沖縄>宮崎県西諸地域
http://www.knst-gappei.jp/kyougikai/keii/index.htm
☆「西諸地域市町村合併研究会」設置2001/8/6
小林市,えびの市,西諸県郡 高原町,野尻町,須木村

※えびの市の合併に関する住民アンケート(世帯ごと)の結果(2003/7〜8月)
※合併の是非:「賛成(32.7%)」「反対(32.5%)」
※枠組み:「小林市(29%)」「鹿児島県吉松町(21.8%)」「5市町(13.4%)」「小林市,高原町,野尻町(1.4%)」
※えびの市が離脱,任意協議会を解散:2003/10/4

※高原町が法定協議会不参加を表明(2004/1/28)

※高原町を除く小林市,西諸県郡野尻町,須木村の3市町村で準備会設置:2004/1/29

★小林市・野尻町・須木村合併協議会(法定協設置:2004/2/16)
※合併予定期日:2006/3/31以前(詳細は協議会で決定)
※新市名候補5点:西諸,小林,北霧島,北きりしま,こばやし

★小林市・野尻町・須木村・高原町合併協議会(※高原町が加入2004/4/1)

※野尻町議会が「合併に伴う電算システム統合に関する議案」を否決(9/28),協議会を一時休止(9/30)→再び否決(10/26),野尻町が合併協議から離脱,単独町制継続を検討へ
※野尻町の協議会離脱案を3市町村が可決,高原町が否決(11/25〜26),高原町が合併協議から離脱へ
※協議会を休止(12/6)

○○市
小林市, 西諸県郡 須木村
※2市村で法定協議会設置で合意:2004/12月
※協議会設置案を2市村は12/17審議予定
※合併方式:新設
※新市役所:現・小林市役所

[市町村合併みやざき]小林市と須木村、合併協設置で合意 /宮崎
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041217-00000202-mailo-l45

 ◇きょう両議会に提案
 小林市の堀泰一郎市長と須木村の加藤建夫村長は15日、法定合併協議会の設置で合意した。新設(対等)合併することなどを盛り込んだ7項目の確認書に調印。17日、両議会で合併協設置と電算システム統合のための議案を提案する。
 他の確認項目は、来年3月末の合併特例法期限までに合併申請を目指す▽新市庁舎は小林市役所、須木村役場は総合支所とする▽須木村に法人格を持った地域自治組織設置を検討――など。
 2市村は高原、野尻両町とともに合併協を構成してきた。しかし、野尻町の離脱表明に加え、高原町が野尻の離脱議案を否決するなどしたため合併協は休止に。2市村は既に承認された項目は基本的に引き継ぐ方針で、新合併協での協議を迅速に進めたい考えだ。
12月17日朝刊 
(毎日新聞) - 12月17日17時50分更新

1201とはずがたり:2004/12/18(土) 09:37
<中国・四国>香川県

三野町長は一応6町合併推進の立場か。
詫間町は2町合併推進で,鍵となるのは残る4町の動向だねぇ。
下手にこの二町含めて6町の合併そのものが破談に成りかねない危うさのもあるので三豊が先行してそれへの編入という形で協議できないのかね?

三野町・合併問題 佐藤・三野町長「6町合併へ努力」 助役に坪内啓三氏
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041217-00000190-mailo-l37

 ◇坪内啓三氏の助役選任に同意
 町長リコール成立による出直し町長選後、初めての三野町議会が16日開会し、一般質問で合併の在り方を問われた佐藤義憲町長は「豊中、山本、財田、高瀬、仁尾町との6町合併(対等)実現に努力したい。詫間町との合併も選択肢の一つ」と述べた。また、今年4月から空席の助役に、前町監査委員の坪内啓三氏(65)を選任することに同意した。
 現在、住民発議による6町合併協設置を求める意見照会が豊中町など5町長に行われており、回答待ちの状態。同じく住民発議による2町(詫間町)合併協設置を求める意見照会では、詫間町長から議会に付議する連絡が入っており、今後の動向が注目されている。会期は27日まで。

12月17日朝刊 
(毎日新聞) - 12月17日17時32分更新

1202香川県民:2004/12/18(土) 22:12
>>1201
小耳に挟んだ話だと、倉田前町長が町の関連施設の役員に居残るとか居残らないとかでまだ揉めているようです・・・。

行政経験は皆無に等しい佐藤町長ですが限られた期限の中で町の進むべき道を決めて欲しいものですねぇ。

1203とはずがたり:2004/12/19(日) 05:03
もう些末な話しでのいざこざは避けて,町の将来をどうするかを論じて欲しいところですなぁ。
>倉田前町長が町の関連施設の役員に居残るとか居残らないとか

1204とはずがたり:2004/12/19(日) 14:01
<北海道>
七飯町への編入なら名前は責めて観光地でもある大沼で行けなかったんかねぇ。。
人口が全然ちがったのかな?

○○市
亀田郡 七飯町,茅部郡 鹿部町
☆七飯町・鹿部町合併協議会(2004/9/30解散)
※研究会設置:2003/4/1
※任意協議会設置:2003/6/30
※法定協議会設置:2003/9/22
※合併方式:七飯町へ編入
※合併予定期日:2005/2/1
※新市名候補3点:七飯,大沼,ななえ
※新市役所:現・七飯町役場
※新市名を巡り協議が難航(七飯町は「七飯市」,鹿部町は「大沼市」を検討)
※2町での合併を断念,協議会を解散(2004/9/30)

鹿部町長、再選出馬を断念 七飯と合併破談で引責  2004/12/15 16:01
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/backnumber.php3?&amp;d=20041215&amp;j=0023&amp;k=200412152571

 渡島管内鹿部町の松本豊勝町長(64)は十五日までに、任期満了に伴い来年二月一日に告示される、町長選に立候補しない意向を固めた。

 七飯町との合併を模索したが、新自治体の名称などをめぐって両町議会が対立し、破談。不出馬表明はその責任を取ったものだ。十五日午後の町議会で正式に表明する。

 松本町長は北海道新聞社の取材に対し、「合併できなかった責任を取らざるを得ない」と述べた。後継として、川村茂助役(54)に出馬を要請する予定。松本町長は町総務課長、助役などを経て二○○一年に初当選した。

1205とはずがたり:2004/12/20(月) 08:14
税金の無駄が多すぎる。。
交付金長く貰う為に無駄金使った自治体にはそれなりのペナルティを課すべきだ。

<自治体>“短命”首長続々?誕生 合併先送りが理由
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041220-00000011-mai-pol

 合併を控えた自治体で、任期が極端に短い首長が誕生するケースが相次ぎそうだ。来年3月22日に町長が任期満了を迎える宮城県豊里町は2月27日に町長選を実施するが、4月1日に8町と合併して登米(とめ)市に移行するため、新町長の任期はわずか9日間。同県では同様に4月1日に合併して栗原市になる瀬峰町も3月19日任期満了の町長選の実施を決め、新町長在任は12日間となる。財政上のメリットを求めて合併時期をずらしたことが理由で、総務省も困惑している。
 公職選挙法は、任期満了に伴う自治体の首長選は満了前30日以内に実施と定めている。合併の際には、短命の首長が選ばれないよう任期満了前に合併するのが通例。豊里、瀬峰両町も当初は3月中に合併予定だった。
 ところが、今年5月の合併特例法改正で、地方交付税の算定優遇などの合併促進策の期限が05年3月末から1年延長された。交付税優遇は合併年度を含め11年度に及ぶ。両町とも新年度の4月1日に合併すれば優遇期間が1年度分延びるため、延期した。選挙になれば300万〜400万円かかるが、交付税が増額される方が得と考えた。
 総務省選挙課は「選挙をしなくてもいいよう合併するのが基本」と批判的。選挙についても「(在任が短期など)実質的に意味がない場合はやらない選択もある」という。両町選管は「合併前には大きな行事が続く。町長は必要で選挙の価値はある」と説明する。
 一方、在任26日間の町長を来年2月20日に選ぶ大分県緒方町は、3月31日に周辺6町村と合併する。スケジュール上の理由などで3月末が選ばれた。同1月11日に秋田市などと合併する秋田県河辺町は11月14日に町長が急死したが、町長選は行わない。公選法上は来年1月4日までに選挙をする必要があったが「町民が納得しない」と判断した。
(毎日新聞) - 12月20日6時27分更新

1206とはずがたり:2004/12/20(月) 11:19
<東北>宮城県

お願い,古川市議会チャン。

「大崎市」変更せず 合併期日は約1年延期 1市6町法定協
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041220-00000006-khk-toh

 大崎地方1市6町(古川市、松山、三本木、鹿島台、岩出山、鳴子、田尻町)の法定合併協議会は19日、新市の名称は変更せずに「大崎市」のままとすることを承認した上、来年4月1日としていたは2006年3月31日に延期することを決めた。

 法定協は期日延期に伴う今後の日程を提示。53の合併協定項目のうち16項目を再調整した後、来年1月にあらためて1市6町で調印し、各議会の議決を目指すことを確認した。

 名称問題では、佐々木市長が「(変更を求める)気持ちは変わらないが、適切な判断をお願いしたい」と、この日の結論に従う姿勢を表明した。

 委員の佐藤武一郎三本木町長が「市長の決断には敬意を表するが、申し入れすべてに応えることはできない」と理解を求めた。最終的に市名の変更が否決されると、佐々木市長は声を詰まらせながら「未来のため難局をみんなで乗り越えたい」とあいさつした。

 約1年延期する理由としては、(1)電算システム統合など住民サービス提供に万全の対応が図れる(2)地域医療体制の検討などに十分な時間が必要―などがあるという。

 新市名称の変更と合併期日についての再協議は、出直し古川市長選(10月)の公約に掲げた佐々木市長が、11月2日に法定協に申し入れた。

<市民・市議会に理解求める/佐々木・古川市長>
 大崎地方合併協議会に対し、古川市が求めていた新市名の変更は認められなかった。佐々木謙次古川市長に現在の心境や今後の対応について考え方を聞いた。

 ―合併協議会の結論をどう受け止めましたか。
 大変残念であり、(古川市への変更を強く求めていた)古川市民に大変申し訳ない。

 ―出直し市長選で掲げた「市名変更の再協議申し入れ」という公約を果たしたと思いますか。
 果たされていない、という市民の受け止め方もあるだろう。協議会では真剣な議論をしていただいた。議論は平行線のまま終わったが、古川市の事情は理解していただいたと思うし、伝えた意義はあった。

 ―8月の合併調印以前に再協議を申し入れるべきだったとの声もあります。
 当時を振り返ると、市名だけが問題ではなく、合併について根本から理解していただかねばならなかった。

 ―今後の対応は。
 機会をとらえて市民に説明する。6町との間に感情的な問題が発生したという思いもあるので、解消したい。(9月に合併関連議案を否決した)市議会には理解を求めていく以外にない。

◎古川市議会の動向が焦点

 [解説]大崎地方の合併協議で、佐々木謙次古川市長の再協議申し入れ問題が19日、ようやく決着したが、新市名称では「古川市」への変更が否決された。9月に合併関連議案を否決した古川市議会の動向が今後、最大の焦点となる。
 新市名称を変更できないとの結論に達したのは、既に「大崎市」で調印し、6町の議会が合併関連議案をほぼ可決している重みを尊重したため。仮に古川市に変更すると、6町側に及ぼす混乱の大きさは計り知れない。

 今回の再協議申し入れに対し、法定協は出直し市長選にまで至った古川市の事情を考慮。議論の末、期日延期は実現し、申し入れの半分は受け入れる形をつくった。「落としどころはこれしかない」(法定協委員)という結論を導いた。
 果たして、古川市議会はこの結果を受け入れるのかどうか。1市6町の枠組みでの合併について市議会の理解と協力が得られなければ、合併協議は再び迷走するだけだ。時間的な制約がある中、佐々木市長と市議会は重大な責務を負う。
(古川支局・沼田雅佳)

(河北新報) - 12月20日7時3分更新

1207とはずがたり:2004/12/20(月) 11:20
<東北>山形県

しこりがのこっちゃったねぇ。
>土壇場で中山、山辺が相次いで定数特例を容認する方針に転換した
んならこの3市町で急速に3月迄に駆け込み申請行けないのかな?

山形など4市町 合併法定協解散に合意
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041220-00000003-khk-toh

 山形市、上山市、山形県山辺、中山両町の合併協議で、4首長と各議会議長による法定合併協議会正副会長・議長会議が19日、山形市内であり、来年2月28日に合併協を解散することで合意した。人口32万の「南東北の中核都市」建設を目指し、昨年1月に始まり約2年に及んだ協議は破たんした。

 会議では、法定協会長の市川昭男・山形市長が、合併特例法の期限内(来年3月)の合併調印は時間的に無理であるとの理由から、法定協の解散を提案した。

 これに対し、遠藤直幸・山辺町長が協議継続による期限内の調印を強硬に主張。阿部実・上山市長も解散に難色を示した。が、最後は8人全員が法定協解散で合意する文書に署名したという。

 今後は27日の法定協で経過と結論を報告。来年1、2月の各議会臨時会の議決を経て、解散が決まる見通し。

 会議終了後、記者会見した市川市長は「未合意の協定項目が一つでも残るなら、合併はできない。解散は将来に合併の芽を残すための判断だ」と話し、新たな枠組みでの合併協議の可能性に含みを残した。3市町側は会見出席を拒否した。

 合併協議は、新市議会定数をめぐり、定数特例の47を主張する山形と、在任特例の92を求める3市町が対立。土壇場で中山、山辺が相次いで定数特例を容認する方針に転換した。だが、上山は譲らず、新市計画の内容などでも山形の削減方針に反発していた。

 山辺町の遠藤町長は「破たんは互いの信頼関係がなくなったのが原因」と指摘。将来の合併については「当然必要だ」と語った。

(河北新報) - 12月20日7時3分更新

1208とはずがたり:2004/12/20(月) 12:51
<東北>山形県>>1207
此処までしこりが残っちゃうと短時間では修復が不可能か。。

山形市など2市2町合併協解散で合意
http://mytown.asahi.com/yamagata/news02.asp?kiji=6211

  山形市など2市2町の合併問題で19日、4市町の首長と議長らによる会合が同市内で開かれ、来年2月に合併協議会を解散することで合意した。今月27日に予定されている合併協に結果が報告される。議員定数で歩み寄れず、特例法期限内の合併に向けた協議続行は困難との結論になったもので、特例法をテコに「大山形市」立ち上げを目指し、1年10カ月間にも及んだ協議にピリオドが打たれることになった。

 議員定数歩み寄れず

  合併の白紙化で、競馬場跡地問題の処理が白紙に戻る上山市をはじめ、来年度はどの自治体も一段と厳しい予算編成を強いられるのは必至で、一部では市民サービスの低下なども懸念される。山形市などの一部には来年度以降の仕切り直しを求める声があるものの、今回の破綻劇を通して生じたしこりは大きく、楽観は出来ない情勢だ。

  中山、山辺両町はこの日の会合を前に山形市が主張する定数特例(47人)の受け入れを決め、協議継続に望みをつないだ。しかし、会合では定数問題は議論されず、山形市側が冒頭から、特例法期限内の合併には時間が足りないとして、一方的に解散を迫った。山辺町の遠藤直幸町長と上山市の阿部実市長が最後まで協議継続を求めたが、最終的には押し切られ、解散に合意したという。

  このため、会合終了後に予定されていた記者会見を前に1市2町の関係者は一様に厳しい顔で退席して出席を拒否。山形市の市川市長と枝松昭雄議長の2人だけが出席するという異例の幕切れとなった。

  市川市長は会見で、合併協会長として協議をまとめられなかった責任について「目的を達成できなかったことをおわびする。私の力不足で、大変申し訳ない」と述べた。

  今後は、次回合併協に報告後、各市町議会の議決を待って、来年2月末で正式に合併協を解散することになる。

  《解説》自ら「結婚」を申し込んでおきながら、一方的に婚約を解消する−−県内でも合併協議が破局するケースはあったが、今回の山形市のように、中核自治体が自ら協議を投げ出すのは極めて異例で、大きなしこりを残した。

  そもそものボタンの掛け違いは、吉村和夫前市長が、吸収される立場に配慮して1市2町とかわしたとされる「山形市への編入合併と引き換えに、在任特例(92人)を認める」との「約束」をめぐる認識の違いだ。

  山形市では昨年8月に吉村氏が死去し、事情を知る古参議員も多くが引退。在任特例では1市2町出身者が新市議会の過半数を占めることもあり、いつしか市議会は総論は合併賛成としながらも、「大議会は行財政改革に反する」と定数特例(47人)でまとまり、ほかの3市町は「約束が違う」と反発を強めた。

  今後、一段と厳しくなる財政運営を見越して、合併によるスリム化を進め、一時的なコスト増は特例債でカバーしようという「平成の大合併」。

  県庁所在地としての将来像をどう描くかという議論がないまま、議会同士の溝を埋められず、今回の協議は幕を閉じる。

  この日の会合後、山形市以外の3市町はそろって席を立ち、会見に応じなかった。「円満解散」を強調し、今後の合併に含みを残したとしながらも、ぶぜんとした市川市長の表情が、その実態を強く物語っていた。

  市川昭男・山形市長 合併はしなくてはならないと認識しているが、今回は時間的に間に合わなかった。やり方を反省し、ゼロから出直したい。

  阿部実・上山市長 解散は誠に残念で、多くの市民に申し訳なく思う。今後、一層の行財政改革に努め、市勢の発展を図りたい。

  宇津井弘治・中山町長 感情的なすれ違いがあったうえ、議会が原因で合併ができなかった。断腸の思いだ。

  遠藤直幸・山辺町長 まだ時間があるはずだが、(山形市が)受けてくれないなら仕方ない。残念だ。

  高橋和雄・知事 せっかく特例債を活用して大山形市になれる好機だったのに、話がまとまらないなら仕方ない。
(12/20)

1209とはずがたり:2004/12/20(月) 12:59
<九州>宮崎県

>>224 >>819-821

木城町議会 法定協設置案否決
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news02.asp?kiji=3964

 木城町議会は17日、12月定例会本会議で高鍋、新富両町との法定合併協設置議案を賛成少数で否決した。高鍋、新富両町は16、17日に相次いで同議案を可決しており、東児湯地域の合併は枠組みをめぐって混迷を深めている。これら3町での法定協設置を求める住民グループは法定協設置の賛否を問う住民投票の実施に向け、必要な署名活動を年明けにも始める方針だ。

  木城町議会は16日の合併協議会設置審査特別委員会(中竹義一委員長)で法定協設置議案を否決していた。17日の本会議では賛成が4人、反対が9人だった。

  田口晃史町長は「『児湯は一つ』の考えに基づいた決議で妥当だ。やむを得ず自立を選択するが、合併なしに町の活力は生まれない」と閉会後述べ、合併特例法の期限が来年3月で切れた後でも、都農、川南両町を交えた東児湯5町そろっての合併を目指す考えを明らかにした。年明け後、5町の首長、議長の会合を開いて対応を協議したいとしている。

  高鍋町議会は16日に賛成多数で、新富町議会は17日に全会一致で3町による法定協設置議案を可決している。

  高鍋、新富、木城3町による法定協設置を求める直接請求をした「市町村合併を進める会連絡協議会」の松岡信博事務局長(46)=高鍋町=は「5町合併を目指す気持ちは同じだが、期限が迫っている以上、3町枠での法定協を設置して話を進めるべきだ」と話している。

  同連絡協は年明けにも、3町枠の法定協設置を問う住民投票を求めるのに必要な有権者の6分の1以上の署名を集める活動を木城町で始めるという。

  東児湯5町の合併をめぐっては、新富町を除く4町が法定協を設置していたが、枠組みをめぐって協議が紛糾して今年8月に解散。新富町は佐土原町との合併を断念した後、東児湯の法定協入りを模索したが、参加の条件で折り合わず、川越俊宏町長が「自立」を表明した。
(12/18)

1210とはずがたり:2004/12/20(月) 20:20
こんなクソ知事引きずり降ろしてしまえ!!ムカつくなぁ。

越県合併問題:議案の提案見送る方針 田中長野県知事
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20041221k0000m040058000c.html

 長野県の田中康夫知事は定例県議会最終日の20日、同県山口村と岐阜県中津川市の越県合併関連議案について「提出するまでの考えにはまだ至っていない」と述べ、長野県議会への提案を見送る方針を示した。両市村は「平成の大合併」で唯一の越県合併で、来年2月13日の合併予定日に遅れが出ることが濃厚になった。岐阜県は、10月に総務省へ両市村長の署名とともに申請している。

 田中知事は県議会総務委員との協議で、「長野県民として(県歌の)『信濃の国』を歌い続けたい方々を最後の一人まで守るのが知事の責務であろうと思う」と発言した。

 長野県議会は会期延長を視野に入れながら、議員提案を模索している。ただ、議員提案で県議会が関連議案を議決しても、地方自治法は総務相への申請者を知事と定めており、田中知事が申請しない限りは合併は成立しない。越県合併は「昭和の大合併」の1950年代に6件あったが、59年の栃木県菱村と群馬県桐生市で行われて以降は例がない。
毎日新聞 2004年12月20日 19時45分

1211とはずがたり:2004/12/21(火) 07:28
<中国・四国>
>>1045-1049
役場の課の取り合いで揉めに揉めた上灘3町。。もう好きにせい(破談が多くて最近ちょっと投げやり)

上灘3町、合併協定書に調印−−日和佐町で /徳島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041220-00000094-mailo-l36

 来年10月の「美海町」発足を目指す由岐、日和佐、牟岐3町による合併協定書の調印式が19日、日和佐町コミュニティホールであり、3町長が協定書に署名を交わして海部郡上灘3町合併協議会(法定)の合意事項を確認した。22日開会の3町の12月定例議会に新町設置議案が提案される。
 調印式のあいさつで、兵庫賢敏・合併協会長(由岐町長)は「正直申し上げて、3町議会での可決は予断を許さない状況。合併の必要性を理解いただけるよう、引き続き努力したい」と述べた。
 由岐町では、先月28日に同合併の是非を問う住民投票を実施。賛成が約6割を占めたが、投票前に町議12人のうち9人が反対を表明した経緯がある。また、日和佐町でも反対姿勢の町議がいる。
 新町設置議案は牟岐町議会では24日、由岐と日和佐町議会は27日に採決の予定。【中村敦茂】

12月20日朝刊 
(毎日新聞) - 12月20日17時25分更新

1212とはずがたり:2004/12/21(火) 20:08
<九州>大分県
湯布院の地域ブランドは認めるけど,ちゃんと可決しよーね。

由布市発足へ合併協定調印 湯布院町など3町
http://mytown.asahi.com/oita/news01.asp?kiji=5176

  全国的な温泉地・大分県湯布院町と、隣接する庄内、挾間の3町長が19日、合併協定に調印した。来年10月1日の「由布市」発足を目指している。ただ、湯布院町では合併に反対する住民らが佐藤哲紹(てっしょう)町長の解職請求(リコール)に向けた署名活動を始めている。

  3町が合併すると人口約3万5200人の市になるが、湯布院町では由布院温泉の関係者を中心に「由布院のイメージが拡散する」などと反対論が根強く、町長の解職請求に発展。来月8日までに有権者の3分の1以上にあたる約3200人分の署名が集まれば、60日以内に解職の是非を問う住民投票が行われる。


「湯布院」の将来、思い様々

  「全国に誇れる由布市になると信じている」。来年10月の「由布市」誕生に向けて19日、合併協定に調印した挾間、庄内、湯布院の3町長は調印の式典で、国や地方の財政難や少子高齢化を挙げ、合併の意義を強調した。一方、湯布院町で合併に反対し、佐藤哲紹町長の解職請求(リコール)に取り組む住民らは「町民の意向を無視している」と活動への意欲を新たにしていた。

  3町は昨年4月、法定合併協議会を設立。新市の条例上の事務所(市長の常駐場所)の位置などで協議は難航したが、庄内町とすることで合意。11月27日にすべての協議項目で合意に達した。

  挾間町のはさま未来館であった調印式では、佐藤成己・挾間、首藤奉文・庄内、佐藤・湯布院の3町長と特別立会人の広瀬勝貞知事が協定書に署名した。

  解職請求が調印式で話題に上ることはなかったが、佐藤・湯布院町長はあいさつで「この日を迎えるまで本当にいろいろなことがあった」と言葉を詰まらせた。さらに「議会制民主主義が改めて問われている」と発言。式典の終了後「私なりに説明を果たしたから町議会も合併に賛成した。議会が判断したことを認めない人たちの考えは分からない」と述べた。

  一方、調印式が終わった15分後、湯布院町にある3町の合併事務局の前で、リコールの署名活動に取り組む人ら約100人が集会を開き、活動の状況報告や意見交換をした。

  町議会で合併に反対してきた太田洋一郎町議は「まだ合併は決まっていない。30年かけてすばらしい町になった湯布院を最後まで守ろう」。小林華弥子町議は「議会が町民を無視して申し訳ない。一人でも多くの賛同者を得られるよう頑張ろう」と呼びかけた。

  ■合併後の「由布市」のすがた■

 (05年10月1日新設予定)
 面積   約319平方キロ
 人口   約3万5200人
 世帯数  約1万2700戸
 有権者  約3万100人
 市職員数 約390人
 議員定数 26
 特別職報酬 調整中
(12/20)

1213とはずがたり:2004/12/21(火) 20:11
<東海>岐阜県大垣地域

結局こんなんになっちまったか。。

[平成合併ぎふ元年]編入合併を市議会も推進、特別委員会決める /岐阜
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041221-00000115-mailo-l21

 大垣市議会の合併に関する特別委員会が20日開かれ、小川敏市長が表明している上石津、墨俣両町の編入合併を、市議会としても推進していくことを決めた。
 前回委員会で市長から「編入合併の方向で研究会を早々に立ち上げたい」との考えを聞き、各会派が持ち帰って論議。その結果、2町とも飛び地のため、市民にきちんとした説明をとの慎重論や反対の意見も出されたが、賛成多数で編入合併を推進していくことを決めた。

12月21日朝刊 
(毎日新聞) - 12月21日16時50分更新

1214とはずがたり:2004/12/22(水) 23:52
<長野県>
問題ばっかおこすしそろそろ辞め時なんでは?>田中知事

山口村の越県合併 議員発議「苦渋の見切り発車」 県議会、会期を再度延長 /長野
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041222-00000014-mailo-l20

 県議会の各会派代表者会議は21日、山口村の越県合併に関し、5人以上の議員発議で関連議案の提案を了承した。20日の総務委員会空転の原因となった団体意思の確認などに関する総務省見解は、県が未提出のため議運委員長が総務委に示した。一方、強い姿勢で田中康夫知事へ申請を促すために図った委員会発議も、一部の委員や会派の反対で見送られ、議員提案は「苦渋の見切り発車」となった。本会議は再度会期延長の手続きをとった。
 総務委は冒頭、20日夜に2時間以上にも及んだ古田芙士議長のあっせんを経てもなお、総務省見解を提出しない県に批判が飛んだ。石坂千穂委員(共産党)は「議会招集者の知事が資料提供しないのでは、議案を審議できない。資料提供しない権限が知事にあるのか疑問」と発言。その後、古田、宮澤宗弘正副議長が田中知事と協議したが、知事は「県議会が総務省見解を得ているなら、県は出す必要はない」として、平行線のままだった。
 この協議を受け、県議会の各会派代表者が同日昼に対応を練った。委員会発議を求める一部会派が、委員会発議に慎重な総務委員を説得するため、各会派の同意を得たうえでの委員会発議を提案したが、数会派が反対。同日夕に開かれた代表者会議で、萩原清議員(自民党)が議員5人以上による議員提案を行う方針を示し、宮澤敏文委員長を筆頭提出者にした9会派での議員提案を決めた。
 前夜の田中知事との協議が不調に終わった古田議長は21日、平野成基議運委員長を総務省へ派遣。平野委員長は同省大臣官房審議官が示した(1)議員提案は可能(2)県議会の議決により団体意思は確定(3)県議会で議決された場合に知事は申請する義務を負う――の3点を総務委に示した。
 総務委は10月に「議員提案で議決可能」との総務省見解を引き出し、11月には山口村と中津川市を視察。12月県議会中も総務委や議長が知事の意思を確認するなど議員提案に向けた布石を次々と打ってきたが、議会最終日に向かうにつれ、「知事が失職するのでは」「議決は不当と裁判になるのでは」などの慎重意見も県議会内で相次いだ。最終的には、山口村の手続きを尊重すべきとの声や、9月県議会で提案を求めた決議、山口村の手続きなどを踏まえ議員提案に至った。
 ◇「村内に対立残す」−−松本市長が知事を批判
 松本市の菅谷昭市長は21日の会見で山口村の越県合併問題に触れ、「(田中知事が)時間をかけて論議を尽くした山口村の民意よりも、少数派の意向を尊重する姿勢は、村内に賛成派と反対派の深刻な対立を残すのではないか」と話し、知事の対応を批判した。また、批判されても動じない知事の姿勢を「田中康夫流の美学」「神がかり的な思考」などと評したうえで「結果に対する責任は考慮しているのでは」と分析した。
 山口村問題のあおりを受け、松本地域の合併申請の審議も滞っていることについては「きちんと手続きが認可されると思っている。状況を静観している」と語った。
12月22日朝刊 
(毎日新聞) - 12月22日16時45分更新

1215とはずがたり:2004/12/23(木) 00:01
おお,可決したのか。
57人中49人の賛成の重みを考えるのが知事だ。
いい加減にしろ!

<長野県議会>越県合併関連議案を賛成多数で可決
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041222-00000145-mai-pol

 長野県議会は22日、議員提案された同県山口村と岐阜県中津川市の越県合併関連議案を賛成多数で可決した。田中康夫知事が会期中に提案する意思がないことを表明したため、議長を除く57議員のうち49議員が賛同者となって提案していた。
 総務省は地方自治法に基づき「県議会で議決された場合、知事は申請する義務を負う」との見解を示しており、今後は知事が総務相へ申請するかどうかが焦点となる。岐阜県は10月に申請を済ませている。
 合併に反対の姿勢をとっている田中知事は、議会後の会見で「今回の議会の判断には、信州人の一人として極めて切ない思いを抱いている。歴史に耐えうる判断をすべく、しばし熟考したいと思う」などと語り、今後の対応については即答を避けた。
 可決された関連議案は、合併に伴う財産処分や合併申請に関する内容。越県合併は「昭和の大合併」の1950年代に6件あったが、59年に栃木県菱村が群馬県桐生市に編入されて以来は例がない。
 ▽加藤出(いずる)山口村長 歴史的瞬間に立ち会わせてもらった。これから村民一丸となって2月13日にスムーズに新市に移行できるよう準備していきたい。
 ▽大山耕二・中津川市長 長野県議会のみなさまにご理解頂き感謝している。木曽にルーツを持つ山口村の個性を大切にしたまちづくりに取り組みたい。
(毎日新聞) - 12月22日22時2分更新

1216とはずがたり:2004/12/23(木) 00:16
<東海>
甚目寺何でこんなに嫌われちゃってるの?可哀想だ。甚目寺だけ名古屋に入りたくないのか。
名古屋も名古屋でしゅっと入れてやれよなぁ。。

甚目寺町議会、町長不信任案を否決−−合併問題で3町脱退受け /愛知
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041222-00000150-mailo-l23
 甚目寺町議会(定数20)は21日、本会議を開き、議員から提出された野村武町長の不信任決議案の採決を行い、賛成7、反対13の賛成少数で否決した。
 同町は当初、大治、七宝、美和町とともに海部東部4町での合併を目指して研究会を設置。しかし昨年8月以降、大治、七宝、美和の3町が「名古屋市と合併したい」として次々と脱退した。3町は、同市に合併を拒否されると、今年7月に法定合併協議会をつくり、3町による合併を目指している。すでに新市の名称を名西(めいせい)市とすることなどが決まっている。
 甚目寺町議会では、12月議会初日の7日、「町長は合併問題に非常に消極的で不誠実。3町への働きかけの成果も見られない」として、議員から不信任決議案が提出された。

12月22日朝刊 
(毎日新聞) - 12月22日16時55分更新

1217とはずがたり:2004/12/23(木) 00:19

<北海道>
十勝野は兎も角「おおつ」ってのは何だ?

○○町2006.3.1
中川郡 豊頃町,十勝郡 浦幌町
★東十勝2町合併協議会(法定)
※十勝支庁19町村で検討会設置:2002/4/3
※池田町と3町で任意協議会「十勝東部合併協議会」設置:2003/7/30
※新市役所の位置を巡り協議が難航,協議会解散:2004/2/26
※池田町で音更町と2町での法定協議会設置を求める住民発議,音更町が議会付議せず不成立
※2町で準備会設置:2004/6/7

[合併・自治のかたち]浦幌・豊頃合併協、新町の名称は「東十勝町」に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041222-00000032-mailo-hok
 十勝管内浦幌町と豊頃町でつくる「東十勝2町合併協議会」の協議会が21日、浦幌町内であり、新町の名称を「東十勝町」に決めた。
 新町の名称は公募の結果、最終的に残った「ひがしとかち」「おおつ」「とかちの」の3種類の中から協議会の委員26人の投票でひがしとかちを選択。次いで漢字を決めた。
 9月に始まったこれまでの協議では、合併方式を「新設合併」、合併期日を「06年3月1日」とすることなどを決めている。
12月22日朝刊 
(毎日新聞) - 12月22日16時1分更新

1218とはずがたり:2004/12/23(木) 01:30
<北海道>
石勝高原のリゾート地を抱え特急も或る程度停車する占冠に対して南富良野は随分強気だったんだねぇ。
人口でそんなに差があるのか?新町名トマム,町役場南富良野でいいんちゃうけ?富良野の南なんて云う主体性のない名前に拘ることはない。

法定合併協、解散へ/南富良野町と占冠村
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news02.asp?kiji=7958

 上川支庁南富良野町と占冠村の法定合併協議会が22日の協議会で解散を決める見通しとなった。新町名や新庁舎の場所をめぐって話し合いが平行線をたどり、話し合いを続けても結論が出ないとの見方が双方に強まったとみられる。

 22日午後に予定されている法定協では、新町名と新庁舎について、評決を含めて結論を出す予定だったが、双方の関係者の間で「これ以上の話し合いは無理」との意向が強まっており、解散へ向けた協議になる可能性が濃厚だという。

 両町村は5月に合併協を設立し話し合いを続けてきたが、新町名を「南富良野」、新庁舎を「南富良野町役場」とする案に対し、対等合併を望む占冠村側が反発し、協議は難航していた。

 議員定数などほかに話し合うべき議題も協議が進んでおらず、期限となっている今年度内の合併方針決定・申請は難しくなっていた。

(12/22)

1219とはずがたり:2004/12/23(木) 15:20
<中国・四国>岡山県
うーん,此処へ来て。。

岡・灘崎町長、合併申請を拒否、辞職へ−−町議会で岡山市との合併議決後 /岡山
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041222-00000285-mailo-l33

 灘崎町議会は最終日の21日、岡山市、御津町との合併関連4議案を賛成7、反対5の賛成多数で可決した。閉会のあいさつで、岡重利町長は「これ以上町内の混乱を避けるためにも、責任をとりたい」と辞職を表明した。
 閉会後、岡町長は記者団に対し、「13日に合併議案を追加提案後、町民から批判を受け、混乱が生じた。来月中旬に町長をやめる」と述べ、「合併は議決されたが、私は県への合併申請をしない」と言い切った。
 4議案の主な内容は▽岡山市への編入合併▽2町の財産を岡山市に帰属▽2町の区域で定数各1の選挙区を設定▽2町に合併特例区の設置。
 合併を保留し、単独町制を唱えていた岡町長は、岡山市の萩原誠司市長に説得され、合併議案を13日に追加提案。提案理由として「住民説明会では、岡山市との合併の声がやや多かったと認識している。(15人中14人の)区長連名の要望書も出され、町民のほとんどが賛成と認めざるを得ない」と説明した。
 その後、岡町長に多くの町民から、「要望書は区長が住民に相談せず、勝手に出されたもの。まともに受け取るのか」「町長はこれまで単独と言ってきたのに、土壇場でひっくり返ったのは、どういうことか」などと抗議が殺到したという。
 また、岡町長自身も「単独からの方針転換は、町民への裏切りと責任を感じている」と打ち明けた。辞職を考えた時期について、「追加提案した13日の時点で、混乱が生じると予測し、責任を取らなければならないと感じていた」と言い、辞職の批判について、「その声もあると思うが、これ以上、町内を混乱させたくない」と弁明した。
 今後の町政には、「合併申請は新しい町長がやればいい。私は町長選に出馬しない」と述べた。
 一方、合併反対派の「明日の灘崎町をつくる町民の会」(岸下和崇代表)が735人の署名を集め、「合併を急がず、単独での街づくりを願う要望書」を、「市町村合併を考える灘崎町民の会」の赤松敬子町議も129人の署名を集め、岡町長の辞職を求める要望書を提出している。
 同様の合併議案は17日に御津町議会で可決し、岡山市議会も24日に可決する見込み。1市2町は、知事に合併申請し、県議会の議決を経て、来年3月22日の合併を予定している。
12月22日朝刊 
(毎日新聞) - 12月22日17時15分更新

1220とはずがたり:2004/12/24(金) 07:19
<近畿>滋賀県 長浜・湖北地域

長浜の度量の狭さで破談した合併話だがこの6町が纏まれば形にはなる。
高月の日本電気硝子や余呉町の余呉湖等豊富な財産で長浜を見返してやれ!
新市名:湖北・新市役所:旧高月町役場でどうよ?将来は新快速は高月行きになるぞ!長浜通過でも良いくらいだ(笑)

合併申請目指すことで合意 滋賀・湖北6町の町長らが会議
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041223-00000022-kyt-l25

 滋賀県湖北地域の虎姫、湖北、高月、木之本、余呉、西浅井の6町の町長と町議会議長は23日、高月町役場で合併問題を検討する会議を開き、特例法期限内の来年3月末までに、6町合併を県に申請できるよう協議を始めることで合意した。近日中に6町長が、法定合併協議会の設置や県の合併重点支援地域指定の申請などについて話し合う予定。
 北村又郎高月町長が東浅井、伊香両郡8町に呼びかけ、自立のまちづくりを掲げる浅井町と、長浜市との合併指向が強いびわ町を除く6町が参加した。
 会議では、北村町長が「非常に厳しい財政状況のなか、小規模自治体がこのままでよいのか。子供や孫に負担をかけない決断をすべき」とあいさつ。6町合併については「行政として責務を果たすためにも、合併に積極的な自治体が一体となって努力すべき」(畑野佐久郎余呉町長)「国の財政支援策がある特例法期限内に合併することが、湖北に活力を生む」(山内健次虎姫町長)など前向きな意見が相次ぎ、北村町長が「一定の方向性で相互確認できたと思う」と6町合併の推進を言明した。
 湖北地域では、9月に長浜市など1市8町の法定合併協議会設置案を近江町議会が否決し、以後合併の枠組みは白紙状態が続いていた。
(京都新聞) - 12月23日20時19分更新

1221とはずがたり:2004/12/24(金) 14:34
<東海>静岡県

素晴らしい!!!流石やらまいか精神の浜松!!三ヶ日も浜北も無事一緒に浜松市になれていいこんだら。

12市町村議案可決 新「浜松市」誕生へ 天浜合併
http://www.shizushin.com/local_politics/20041223000000000011.htm

 浜北、天竜両市議会は二十二日開いた十二月定例会の最終本会議で、廃置分合など浜松市を含む周辺十一市町村との合併に関連する四議案を可決した。引佐、舞阪両町の議会も同日午前、天竜川・浜名湖地域の広域合併を議決。これで協定を締結した十二市町村すべての議会のゴーサインが出そろい、来年七月一日の新「浜松市」誕生が事実上決まった。県議会での議決、総務大臣の告示を経て正式決定する。
 合併議案は、十五日に浜松など四市町議会が可決。二十一日には、調印式直前に湖西市から合併話を持ちかけられ、議会の判断が注目された三ケ日町でも、約五時間に及ぶ委員会審査の末、本会議で十五人中十四人が天・浜合併を支持した。
 合併協議の流れに反発し、一時は過半数近い議員が合併の是非を問う住民投票の実施に前向きな姿勢を見せた浜北市議会は、市当局が行った市民一万人アンケートで約56%が合併を容認したことで情勢が変化。最終的には賛成十九、反対三の賛成多数で可決した。
 新浜松市は人口七十八万六千人。面積は約千五百十一平方キロメートルで、来年二月に誕生する新「高山市」に次いで全国二位となる見込み。旧市町村のまとまりを重視する「クラスター(ぶどうの房)型」の都市像など、全国に例のない特徴を持つ。

浜松市長「大変うれしい」
 天竜川・浜名湖地域の十二市町村議会における合併関連議案の可決が出そろい、来年七月の新浜松市誕生が確実となったのを受けて、合併協議会会長の北脇保之浜松市長は二十二日、浜松市役所で会見し、「大変うれしい。各議会の議員や市町村長、地域の皆さまのご尽力に心から感謝する」と述べた。今後は合併に向け、組織や人事、電算システム統合などの事務作業を確実に行うとした。
 他地域で合併協議会の解散や離脱が相次ぐ中、天・浜地域が最終的に当初の枠組みを堅持できたことについて、北脇市長は「研究会で十分に研究した上で合併協議会を立ち上げるやり方が良かった」と説明した。「合併協でも十二市町村の対等の精神を大切にし、平等な形で実質的な協議ができたことが、今日(の可決)につながった」と強調した。
 新市誕生まで半年余り。北脇市長は合併までに内部の事務作業を着実に進めるほか、「合併協定書の中身について、あらためて十二市町村の皆さまにお知らせしていく」などと述べた。

1222とはずがたり:2004/12/25(土) 07:11
<九州・沖縄>
けっ。中間市民は重税と北九州市との格差に悩み続けるが良い!合併反対派の市議に呪いあれ!

「住民投票は何だったのか」 中間市議会 合併関連議案を否決
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041225-00000002-nnp-l40

 賛成七、反対十二―。北九州市との合併関連議案が中間市議会本会議で否決された二十四日、反対派住民がバンザイを叫ぶ一方で、賛成派住民は「(賛成が七割だった)住民投票の結果は何だったのか」と肩を落とした。

 同市役所には議決の行方を見定めようと、反対派を中心に約百三十人の市民が訪れたが、傍聴席に入りきれず、約八十人は三階会議室でテレビ中継を見守った。

 合併関連議案が否決されると、傍聴席は拍手と歓声に包まれ、事業の存続が争点の一つとなっていた特定地域開発就労事業に携わる山野文江さん(55)=同市浄花町=は「よかった。これで安心して仕事ができる」と胸をなで下ろしていた。

 会議室で傍聴した主婦(50)は「ほっとした。中間市にも見直すべき点はあるはず。合併論議でできた住民のしこりを取り除き、市民全員で将来を考えるべきだ」と興奮気味に話した。反対派の井上太一市議は「合併ありきの論議も、北九州市側の高圧的な態度にも問題があった」と述べた。

 一方、歳末の買い物客でにぎわう同市中心部では、議会の判断に疑問を投げかける声も聞かれた。同市大根土、店員山口綾子さん(23)は「がっかり。合併した方が、現状よりは良くなると思っていたのに」と話した。

 また同市小田ケ浦の無職、後藤忠さん(62)は「住民投票の結果を尊重してほしかった。議員は何を考えているのか」と語調を強めた。賛成派の植本種実市議は「採決方法を決める投票の結果で、難しいかと思ったが、想像以上に賛否が開いた」と力なく語った。
(西日本新聞) - 12月25日2時22分更新

1223とはずがたり(1/2):2004/12/26(日) 07:54
市町村合併:最終局面迎え 破談も相次ぎ、しこりに
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/jichi/news/20041226k0000m010090000c.html

 「平成の大合併」をめぐり毎日新聞が実施した実態調査は、市町村数の約3分の1が減少する再編劇が最終局面を迎える中、新しい自治体の名前や庁舎の場所などさまざまな要因で「破談」が相次ぎ、地方が混迷を深めている実情を浮き彫りにした。合併をテーマに住民投票が実施されたケースが300を突破したことも大きな特徴となっている。一方、合併自治体の議員の身分を保証する「在任特例」が生んだひずみも、地域で問題化している。

 ◇平泉市、湯陶里市 幻に ”自治体”名めぐりトラブル

 合併協議が不調に終わったケースで象徴的なのが、新しい自治体の名前と新庁舎の場所をめぐる関係市町村の確執だ。自治体名で21件、新庁舎は24件が破談の要因となった。

 岩手県一関市、平泉町などは新市名を「平泉」にするかをめぐる混乱で今月7日、合併協議を白紙に戻した。平泉町議が「平泉市」でなければ協議を退席するよう他町に働きかけたとされる疑惑をめぐり批判が噴出。平泉町側が「お詫び文」を出す騒ぎに発展した。

 世界自然遺産の白神山地にちなみ新市名を「白神市」と決めていた秋田県能代市など7市町村の合併協議も名称問題で混乱している。「山地の多くは青森県にある」との名称批判が自然保護団体や青森側から噴出したためで、能代市が合併協議から離脱を表明した。

 佐賀県武雄市、嬉野町など1市3町の協議は、新市名の「湯陶里(ゆとり)市」の決定をめぐり武雄温泉を抱える武雄市の住民が反発。同市が「武雄市」を新たに申し入れるなど迷走し、9月に協議会を離脱説明した。

 「庁舎」の場所も火種だ。愛知県富山村は、庁舎が移動すると村から車まで1時間半もかかり、雪道の峠を超えるのは無理と村長が判断した。

 町村でも「ブランド」力がある自治体ほど、合併協議は難しく、最終的に「単独」の道を選ぶケースも目立つ。古墳などで知られる奈良・明日香村は全国の歴史ファンから6万人を超える反対署名が集まり、合併を断念。和歌山でも、クジラで知られる太地町が「単独」の生き残りを選んだ。

 合併協議が難航する背景には、財政上の特例措置以外に、自治体側にメリットが見えにくいうえ、利害関係も対立しがちな点がある。福岡県八女市と筑後市は、九州新幹線・船小屋駅の費用負担問題をめぐり、協議が昨年12月に破たん。その後も新たな枠組み(とは註:八女市,筑後市,広川町)で協議を重ねたが、再び決裂した。島根県・隠岐郡の3町村は昨年「離島で合併のメリットが見えない」として法定協の設置を断念。広島県では「マツダ」の本社が置かれ財政基盤が強固な府中町と、広島市の間で合併協議が頓挫した。

1224とはずがたり(2/2):2004/12/26(日) 07:55
>>1223-1224

 ◇特例法住民投票、反対多数が優勢

 合併の是非やパターンをめぐり住民投票が行われたケースは325件に達し、直接民意を聞く手法の定着を示した。このうち、合併特例法に基づき法定協議会設置を問う投票は62自治体で実施されたが賛成多数27に対し、反対多数は35だった。

 合併特例法が定める住民投票は、法定協議会の設置を求める住民発議が議会で否決されても、首長が求めたり、一定の署名を集めれば投票に持ち込め、賛成多数なら議会は可決したとみなされる。鹿児島県の6件を筆頭に群馬、高知県などで各5件実施された。

 条例に基づく住民投票は263件が実施され、「法隆寺」がある奈良県・斑鳩町など86件で投票の結果、合併の動きがストップした。合併の枠組み選択を聞く投票も多いだけに「是非をテーマとする投票では半数程度が合併反対の結果となったのではないか」と総務省はみている。首長のリコール投票でも、合併協議が不調に終わった責任を問われリコールが成立した静岡県・川根町のケースのように、実際は合併がテーマとなった例も多い。

 住民投票の増加と同時に、ハプニングも続出している。長崎県松浦市が昨年11月に計画していた1市5町による合併の枠組みを問う住民投票は、参加自治体が協議から離脱したため、告示後に中止。鳥取県会見町(現在は南部町)では住民投票の請求代表者が町議となり資格を失ったことに町選管も気づかず、請求を受理。その後却下し、請求をやり直した。

 ◇巨大議会、批判強く 自主解散のケースも

 合併する自治体の議員の身分を保証する「在任特例」が改めて問題化している。対等合併の場合は最長2年間、編入の場合は編入先の市町村選挙まで、旧市町村議員がそのまま議員でいられる仕組みだが「議員の保身」との住民批判は強い。住民投票結果を受けて議会が解散したり、合併自体が破談に追い込まれるケースも出てきた。

 新潟県中越地震の被災地・旧広神村役場では24日、魚沼市の12月議会が開会した。被災9日後、旧6町村が合併した人口約4万5000人の市は、在任特例を適用。議員数は、350万人の横浜市(議員定数92)を上回る95人もおり、法定数(26人)をはるかに上回る。在任特例に伴う議員報酬の上乗せ額は1年半で約2億円。被災死者5人、全半壊家屋389棟に及んだ市の復旧の総費用は「最低でも44億円以上」(同市)と見込まれる。同議会は開会初日、月額報酬を2万円減額する議案を可決した。

 総務省によると、99年4月から今年10月1日までに合併した84自治体中、65が議員の在任特例を適用。「広域化した合併自治体に地域の声を反映させる」(魚沼市)のが目的とされるが、巨大議会への批判は強い。

 青森県弘前市など津軽南12市町村は、特例適用で市議が201人まで膨張することに反対する弘前市と、賛成の周辺市町村が対立し、協議会を解散した。4市町村が合併した愛媛県の四国中央市議会は66人の議員数に住民から反対署名が起き、全国で初めて自主解散に踏み切った。在任特例適用で91人と膨れあがった長崎県五島市では、住民の解散請求を受けて来年1月、住民投票が実施される。
毎日新聞 2004年12月26日 3時00分

1225とはずがたり:2004/12/26(日) 07:55
市町村合併:自治体数 05年4月、1850に 本社調査
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20041226k0000m010101000c.html

 地方自治の焦点である市町村合併の実態について、毎日新聞は全国調査を実施した。その結果、現在2927ある市町村数は合併特例措置の当初の期限直後の05年4月時点で約2400に減り、最終期限直後の06年4月には1850程度に減少する見通しであることが分かった。一方ではさまざまな事情から協議が不調に終わるケースも急増しており、市町村を本格再編する「平成の大合併」は、地域社会に大きなしこりを残しそうだ。

 調査は、毎日新聞の取材に各都道府県庁の担当部署の見通しを加味し、12月中旬時点で情勢判断した。その結果、手厚い財政上の優遇を講じる合併特例法の当初の期限の05年3月末までに186地域の717市町村を対象に合併が実現することが、都道府県議会で進む手続きなどから確実な情勢。05年4月1日時点で市町村数は2396と、現在よりも531減少する見通しだ。

 さらに、現在の特例措置の期限である06年3月末までに269地域で812市町村が参加して合併が実現する可能性が高く、同年4月1日時点での市町村数は1850程度にまで減少しそうだ。合併特例法の期限は05年3月末だが「05年3月までに都道府県に申請し、06年3月末までに合併」すれば同法の適用が受けられる延長措置が設けられている。

 都道府県別に見ると、広島、愛媛、大分県が99年4月時点に比べ市町村数が7割減になると見込まれるほか、秋田、新潟など比較的合併の動きが鈍かった東日本にも浸透する傾向をみせている。

 一方で、協議が不調に終わるケースも急増している。合併の前提となる正式な手続きを進める法定協議会から一部の自治体が離脱したり、協議会が解散、休止に追い込まれたケースは285件に達した。うち212件は今年に入ってからで、協議会解散も今年97件が確認されるなど、合併の成否は急速に二分化している。

 「平成の大合併」で、99年4月時点で3229あった自治体数はすでに2927に減少。来春の都道府県への申請期限までには、残る協議会も合併の是非をめぐる結論を迫られる。政府は市町村数を2000未満にすることを現実的目標としているが、今回の調査結果から、実現はほぼ確実な情勢。ただ「最近は破談に終わるケースも多く、大勢はなお読みづらい」という慎重な見方も総務省内にはある。
毎日新聞 2004年12月26日 3時00分

1226とはずがたり:2004/12/26(日) 13:07
<中国・四国>
申請する気ないなら直ぐ辞めろや,岡町長。

御津町・灘崎町の合併関連議案、岡山市議会も可決−−申請へ岡町長説得 /岡山
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041225-00000243-mailo-l33

 岡山市の11月定例議会は24日、御津、灘崎両町との合併関連議案、合併に伴う一般会計8億7700万円の補正予算案や来春から水道料金を平均9・5%値上げする市水道条例改正案など計90議案を可決し、閉会した。
 合併議案を審議した総務委員会の田口裕士委員長が、岡重利灘崎町長が合併申請書にサインしない問題に言及。「町長が合併議案を提案し、議会が審議して可決したので、市当局としては同町の団体意思として確定したとの見解を示している」と報告した。
 反対討論で亀井章市議が「65万人で政令市になれると思い込まされた上での提案、可決。継続審議にするべきだ」と述べたが、採決で合併議案は賛成多数で可決された。
 御津町議会は17日に、灘崎町議会は21日に合併議案を可決。同市は年内に3市町そろって知事への合併申請を目指しているが、岡町長は「単独町制からの方針転換で混乱を招いた」として来月中旬の辞職を表明し、サインを拒否。市は、来年3月22日の期限に間に合わせるため、岡町長への説得を続けている。
12月25日朝刊 
(毎日新聞) - 12月25日17時40分更新

1227とはずがたり:2004/12/26(日) 13:12
<東北・北海道>山形県

こういうケースは町長専決だ!!

合併議案、採決されず
羽黒町議会 議長辞職巡り紛糾
http://mytown.asahi.com/yamagata/news02.asp?kiji=6226

  鶴岡市など6市町村の各議会は22日、合併関連5議案を一斉採決する予定だったが、羽黒町議会で合併反対の山口猛議長が提出した辞職願の取り扱いを巡り紛糾した。他の5市町村議会はいずれも賛成多数で可決した。

  山口議長は22日朝、「一身上の都合」を理由に辞職願を提出。採決の結果、不許可となったが、その後も辞職を求め続けたため、議会は空転し、関連議案は上程されないまま閉会となった。

  羽黒町議会は合併への賛否が拮抗(きっこう)している。山口議長は自ら退き、合併賛成の町議が議長になれば、関連議案が逆転で否決されることを想定したようだ。記者団には「議員に戻り、意思表示したい。関連議案には反対する」と答えた。

  6市町村は27日に知事に合併を申請する予定だったが、羽黒町議会の採決は年明けにずれこむ公算が大きい。
(12/23)

1228とはずがたり:2004/12/26(日) 13:13
<東北・北海道>山形県

山口町議会議長辞職願再提出へ
http://mytown.asahi.com/yamagata/news02.asp?kiji=6233

  羽黒町議会が合併反対の山口猛議長の辞職を巡って紛糾し、鶴岡市などとの合併関連5議案の審議に入れなかった問題で、中村博信町長は24日、審議のための臨時会を28日に招集する告示をした。ただ、山口議長は辞職願を再提出する意向で、実際に議案の審議に入れるかどうかは不透明だ。

  山口議長と議会日程を協議した中村町長は28日の開催を要請したが、議長は合併の是非を問う住民投票を要求。議論がかみ合わず、招集権限を持つ町長が28日と決めた。

  同町議会の合併に対する賛否は9対9の同数で、採決に参加しない議長が誰になるかで関連議案の可否が決まる構図だ。

  このため、山口議長は「開会するつもりはない。合併反対の意思表示をしたい」と述べて辞職願の再提出を示唆しており、紛糾は避けられそうにない情勢だ。

(12/25)

1229とはずがたり:2004/12/26(日) 13:21
<東北・北海道>山形県

三川が抜けて今度は羽黒が文句言い出してその次は三川で合流への動き。。
もうしっちゃかめっちゃか・・。
取り敢えず羽黒と三川抜きで鶴岡市作ってその後編入なりなんなりを考えれば良かろう。

三川町議会解散賛否問い住民投票実施へ
http://mytown.asahi.com/yamagata/news02.asp?kiji=6220
合併離脱問題

  鶴岡市など庄内南部7市町村による合併協議から離脱した三川町で21日、合併推進派の住民が合併関連議案を否決した同町議会の解散を町選管に請求した。これを受けて町選管は請求の受理を告示、60日以内に解散の賛否を問う住民投票が行われる。町選管は近く日程を決めるが、知事選と同じ来年1月23日の投開票となる可能性が高い。

  住民投票で賛成が有効投票総数の過半数となれば議会解散が成立、40日以内に改めて町議選(定数12)が実施される。県内で、議会解散をめぐる住民投票が行われるのは、1954(昭和29)年12月の大高根村(現村山市)以来、50年ぶり。

  請求したのは「三川町市町村合併を進める町民の会」の梅津泉会長ら3人で、議会解散請求書と請求に必要な全有権者(2日現在6332人)の3分の1を大きく上回る3450人分の有効署名簿を前田次郎・町選管委員長に提出した。

  請求後、梅津会長は「(全有権者の)半数以上の署名をいただき、合併に理解を示してくれたと考えている。三川町は財政危機で、自立できる状態でない。合併実現には議会を代えるしかない」と話した。

  一方、解散請求を受けて佐藤均議長が記者会見し、「重く受け止めている」と述べた上で、「議会は新たに『単独のまちづくり』という結論を出し、議員定数の削減などを決めた」とし、自立を目指す考えを示した。
(12/22)

1230とはずがたり:2004/12/26(日) 15:26
<東北・北海道>横手平賀地域
五城目・能代・平賀と離脱相次ぐ。。
おいおい,此処へ来てどうなっちゃったの?秋田県。。

これで簡単に行けるんだね。。
>枠組み変更に伴う合併協規約一部変更案を諮る方針。
お隣山形の鶴岡もこれでささっと合併決めちゃえ。

[69市町村の選択]増田町議会、合併協離脱を可決 住民投票条例案を否決 /秋田
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041225-00000070-mailo-l05

 合併せず自立の方向を選択した増田町は24日、臨時議会を開き、8市町村による横手平鹿合併協議会からの脱退議案を賛成8票、反対6票の賛成多数で可決した。その上で、住民団体「町民の声を聞く会 ひまわり」(加嶋幸子代表)から直接請求があり、石山米男町長が反対意見を付した住民投票条例制定案を同じ2票差で否決した。
 増田町は5月の町民意向調査で約65%が「横手平鹿合併」を選択した結果に従い、法定協に最後に参加。ところが、仕上げとなる市町村廃置分合案が11月8日の臨時議会で否決され、石山町長も「議会の意向を尊重する」として今月17日、町単独で歩む方向を示した。
 採決の後、石山町長は「町民に分かってもらうまで何回も説明するしかない」と述べ、それが政治責任の取り方との認識を示した。これに対し、議会で意見陳述した「ひまわり」代表の加嶋さんは「弱い立場の町民は何も言えない仕組みを町長、議会が作った」と憤った。また、町議との公開討論会を開いた町職員労組の星野博之委員長は「職場集会で今後の対応を協議したい」と話した。
 横手市など7市町村は27日、臨時議会を一斉に開き、枠組み変更に伴う合併協規約一部変更案を諮る方針。
12月25日朝刊 
(毎日新聞) - 12月25日16時10分更新

1231とはずがたり:2004/12/26(日) 15:28
<東北・北海道>秋田県 仙北市関連

ここもやばい匂いがぷんぷんするぞ。。

仙北市庁、田沢湖町に 3町村合併協、投票で決着 /秋田
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041225-00000073-mailo-l05

 田沢湖、角館、西木3町村の合併協議会(新市名は仙北市)が24日、西木村で開かれ、新市の「主たる事務所」の位置を田沢湖町庁舎と決めた。田沢湖と角館が互いに譲らず調整に難航したが、記名投票の結果、有効投票の3分の2以上を「田沢湖」が獲得し、決着した。また、合併期日を3月28日とする案を事務局が提案し、次回協議会で決定する。
 首長を含む合併協委員28人が投票。田沢湖が20票、角館が8票、西木は0票だった。西木村の委員の大半が、田沢湖支持に回ったと見られる。合併後は田沢湖庁舎に市長室や議会、総務部が置かれるが、新庁舎建設まで当面は、現在の3町村役場に行政機能を分散させる分庁方式とする。
 これまでの協議で、西木村の議会委員が「市名で時間を費やしたので、新市庁舎を村に誘致しない」として、国道に近く駐車場が充実する田沢湖町庁舎を推していた。一方、角館町の議会委員は「合併後の中心市街地がどこになるか考慮すべきだ」と反発していた。
12月25日朝刊 
(毎日新聞) - 12月25日16時10分更新

1232とはずがたり:2004/12/26(日) 15:34
<北陸>福井県坂井郡

春坂市の破談>>58>>65を折角乗り越えたと思ったのに。なにもんだこの春江町長は。。

春江・松浦町長が離脱表明、住民アンケで来月結論−−「坂井市」合併協 /福井
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041225-00000265-mailo-l18

 06年3月の「坂井市」発足を目指し合併協議をしている三国、春江、坂井、丸岡の4町が24日に開いた第9回合併協議会で、春江町の松浦豊町長が「協議に参加しない」と事実上の離脱を表明した。しかし、他の委員から慎重な判断を求める意見が相次ぎ、結局、来年1月7日の4町長・議長会までに、同町が住民アンケートを実施するなど意見を集約し結論を出すことで決着した。
 松浦町長は「行財政改革への姿勢などで埋められない溝を感じた」などとしている。一方、同町議会の東野栄治議長は「22日の全員協議会で突然、町長が『合併協議に参加しない』と表明し議会も混乱している。協議継続を希望している議員も多い」と述べるなど、慎重な対応を求める意見が続出した。結局、合併協会長の坂本憲男・三国町長らが提案した「来年1月7日までに春江町としての結論を出す」との意見でまとまった。
12月25日朝刊 
(毎日新聞) - 12月25日17時36分更新

1233とはずがたり:2004/12/26(日) 15:44
<中国・四国>八幡浜市

法定協での合意では議員定数23,18年4月30日迄の在任特例を決めたのか。もう八幡浜はこの内容で可決したんだな。
どっちでもええやん。保内は2年後の厳しい選挙(全市1区)より3ヶ月後の甘い選挙(で任期4年)を「勝ち取りたい」だけだろ。

八幡浜市との合併要望書を提出−−保内町区長会 /愛媛
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041225-00000220-mailo-l38

 合併後の議員定数などを巡って、八幡浜市との合併協議が遅れている問題で、保内町区長会(上甲修二会長)の代表4人が24日、同町議会に上野和重議長を訪問。早期合併を求める要望書を手渡すとともに、「町民は早期合併を望んでいる。議会はいつから民意を無視することになったのか。議員は自分の身分より住民サービスの低下をさせないことが大事だ」などと議会側の対応を厳しく批判した。
 これに対し、上野議長は「われわれとしては自分の身分は自分で勝ち取りたい。議会だけがなぜ批判されるのか。リコールされようが、議員は腹をくくっている」と反論。不快感を示した。
 また、上野議長は、27日開かれる八幡浜市・保内町合併協議会に、町議会の方針である「合併後の定数26」「(保内町の)選挙区を設ける」「在任特例は適用しない」の3点セットを提案することを改めて表明した。

12月25日朝刊 
(毎日新聞) - 12月25日17時5分更新

1234とはずがたり:2004/12/26(日) 16:02
<甲信越>新潟県南魚沼市

一旦は合併協議から離脱した塩沢町ですが南魚沼市に求心力が出てきましたねぇ。
しかも今から3月に間に合わせる野心的な試み。成功を祈る。湯沢は相変わらず単独指向か。

※南魚沼郡塩沢町,湯沢町と4町で研究会設置:2001/4/10
※塩沢町と3町で準備会設置:2001/12/26
※任意協議会設置:2002/1/30
※湯沢町が協議会不参加を表明(2002/6/14)
※塩沢町が合併協議から離脱,任意協議会解散:2003/8/11
※2町で任意協議会設置:2003/8/11

南魚沼市 04.11.1 新設/市制
南魚沼郡 六日町, 大和町
※市役所:六日町役場

一応六日町は大和〜塩沢の真ん中だな。

南魚沼市と塩沢町、合併協を設置 /新潟
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041225-00000096-mailo-l15

 南魚沼市と塩沢町は24日、法律に基づく合併協議会を設置した。来年1月11日に第1回協議会を開き、同3月末までに両議会で廃置分合について決議して県に報告する。同10月1日の合併を目指す。

12月25日朝刊 
(毎日新聞) - 12月25日16時35分更新

1235とはずがたり:2004/12/26(日) 17:18
<北陸>黒部地域

しこりが残っちゃったねぇ。。黒部の申し入れを拒否か。入善と朝日で纏まる気配もないしどうすんだ?入善に役場もってっていいと最終局面でいったんだから入善もへそ曲げるなよなぁ。大人気ない。

いずれにせよ愛本地区の苦悩>>1068は続く訳か。
http://www.mapion.co.jp/c/f?el=137/33/02.392&amp;scl=250000&amp;size=954,768&amp;uc=1&amp;grp=MapionBB&amp;nl=36/52/44.789

黒部「1市3町」を断念
http://mytown.asahi.com/toyama/news02.asp?kiji=5164

  黒部市の堀内康男市長は24日、合併特例法期限の来年3月末までの下新川郡3町との合併を断念し、宇奈月町との1市1町の合併を模索する考えを示した。この日、入善町の米沢政明町長が、堀内市長に1市3町による合併協議の再開を正式に断り、朝日町の魚津龍一町長もすでに、堀内市長に合併協議に応じる考えがないことを伝えていることから、決断した。

  堀内市長は同日の市議会「合併及び行革等特別委員会」で、入善町と朝日町の意向を報告した。特別委も「市長の考え方で進んでほしい」と、宇奈月町との合併を模索する方向を支持した。

  記者会見で堀内市長は「1市3町の枠組みで協議再開に努力してきたが、こういう結果になり残念。特例法期限までの合併を目指すとなれば、宇奈月町との1市1町しかない」と説明した。

  ただ、「限られた時間の中で、お互いに議会や住民の意見を集約できるかどうかが問題。来年1月中に宇奈月町との合併協議の場を設けられなければ、特例法期限までの合併は難しい」との見通しも語った。

  宇奈月町の中谷延之町長は、1市3町での合併協議再開に前向きな姿勢を示していた。しかし、入善、朝日両町長が、協議再開に難色を示していた時点で、朝日新聞社の取材に対し、「議会や町民の間には、1市1町の合併には慎重な声がある。これまで1市3町での合併を視野に入れてきただけに、1市1町となると、もう一度議会や町民の意見を聞かなければならない」と答えていた。

  黒部市など4市町の合併問題は、当面の本庁舎の位置を巡る同市と入善町の確執から、今年6月に法定合併協議会が廃止された。

  当時の黒部市長で合併協会長だった荻野幸和氏がその責任をとって辞職。代わって堀内市長が就任し、特例法期限までの合併を目指し、今月13日に宇奈月町、入善町、朝日町の各町長に1市3町での合併協議の再開を申し入れていた。

(12/25)

1236とはずがたり:2004/12/28(火) 13:17
<東北・北海道>
会津若松市 2005.4.1→延期も 編入
会津若松市, 河沼郡 湯川村(離脱表明),河東町
会津若松市 2004.11.1 編入
会津若松市, 北会津郡 北会津村…会津若松は既に北会津村と合併済み。

協議を離脱した湯川村は河沼郡会津坂下町,柳津町と3町村で研究会設置したことも(2002/6/4)
会津坂下・柳津は大沼郡 三島町,金山町,昭和村との5町村合併を目指すも破談。

編入合併は来年11月1日−−会津若松市、河東町 /福島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041227-00000074-mailo-l07

 会津若松市と河東町の合併協議会が26日、同市であり、湯川村の離脱に伴う規約改正を経て、合併期日を05年11月1日と決めた。編入合併の方式をとり、新市の名称は「会津若松市」、新市役所の位置は現在の市庁舎とした。議員定数や任期についてはまず2市町議会の議長が協議し、その結果を基に議論を進めることを確認した。
12月27日朝刊 
(毎日新聞) - 12月27日16時16分更新

1237とはずがたり:2004/12/28(火) 16:38
<東北・北海道>

ピンとこねーなー。そもそも相馬市がもう既にあるのにねぇ。。

新市名「南相馬市」で決着−−南相馬合併協 /福島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041228-00000039-mailo-l07

 原町市、小高町、鹿島町の南相馬合併協議会が27日、原町市で開かれ、新市名称は再公募で最も多かった「南相馬市」に決まった。8月に決定した「ひばり野市」を覆し、二転三転した異例の名称問題はようやく最終決着した。
 このほか、合併期日や、3市町議員(計57人)に11カ月間の在任特例を適用することなどが承認され、05年3月に知事に合併申請する態勢が整った。新市は06年1月に誕生する。
 往復はがきによる新市名称の公募で、上位3点は、(1)南相馬市8150票(2)原町市6047票(3)ひばり野市1899票――だった。合併協で確認した規定通り、最大得票の南相馬市に満場一致ですんなり決まった。ただ、応募資格者の3市町の有権者5万9531人のうち、応募総数は2万2680人(回収率38%)にとどまり低調だった。

12月28日朝刊 
(毎日新聞) - 12月28日16時15分更新

1238とはずがたり:2004/12/28(火) 16:49
<北陸・甲信越>
長岡地区(>>763の10)
良寛町の枠組みでは住宅造成の白紙は嫌だけど長岡相手なら仕方がないと言う事か・・。

法定合併協離脱決議案を可決−−出雲崎町議会 /新潟
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/niigata/archive/news/2004/07/01/20040701ddlk15010064000c.html←既に残らず

 出雲崎町議会は29日の本会議で、与板町、和島村との法定合併協から離脱する決議案を8対7で可決した。3町村の合併を巡っては、27日に行われた与板町の出直し町長選で、合併推進派の山崎忠弥町長の再選が決まったばかりで、今後の協議に波紋を広げそうだ。

 決議自体には、小林則幸・出雲崎町長に対する法的拘束力はなく、小林町長は「これまでの方針通りに、合併協議を進める」と表明した。

 決議に賛成した議員らは、与板町の江西地区住宅団地造成事業や、和島村の小学校統合計画について「計画変更の見通しがなく、合併後も財政負担を招く」と批判。また基金残高についても、約23億円の出雲崎町に対し、与板町、和島村はともに16億円程度しかなく、「格差が大きすぎる」と反発している。

 町関係者は「合併反対の声が依然根強い与板町への不満ではないか」と話している。
毎日新聞 2004年7月1日

与板町議会、住民投票条例案を賛成多数で可決−−長岡市との合併めぐり /新潟
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/niigata/news/20041204ddlk15010060000c.html

 与板町議会は3日の臨時会で、長岡市と合併するか単独町制を継続するかを問う住民投票条例案を賛成多数で可決した。条例は、議決通知日から50日以内の投票実施を規定している。

 同町と出雲崎町、和島村との法定合併協議会は今年3月、新町名を「良寛町」と決定。来春の合併実現を目指したが、与板町の住宅団地造成事業や和島村の小学校統合事業に対する出雲崎町の不満などが表面化、協議が挫折した。和島村は長岡市への編入合併を選択、出雲崎町は単独町制を継続する方針。

 山崎忠弥町長はこれまで、3町村による合併を推進。これに反発する町民グループが要望していた住民投票の実施を拒否していたが、合併協の破たんを受けて方針を転換、条例案を提出した。
毎日新聞 2004年12月4日

与板町長、長岡市長に合併協議を申し入れ−−住民投票結果受け /新潟
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041228-00000018-mailo-l15

 山崎忠弥・与板町長は27日、森民夫・長岡市長に合併協議の開始を申し入れた。26日の住民投票で同市との合併に賛成する票が82%に達したことを受けた。森市長は「前向きに受けとめる」と回答。既に同市への編入合併を決めている周辺5町村の同意を得れば、来年1月上旬に任意協を開く考えを示した。
 両首長は、合併特例債の適用期限である今年度中を目標に、県に合併申請する方針を確認。山崎町長は、出雲崎町、和島村との合併協議破たんの原因になった住宅団地造成計画を凍結する考えを示し、長岡市との合併協議には盛り込まない意向を明確にした。
12月28日朝刊 
(毎日新聞) - 12月28日16時35分更新

http://www.yoita-net-mirai.com/modules/newbb/viewtopic.php?viewmode=flat&amp;topic_id=104&amp;forum=3
問い合わせ文書より抜粋
引用:
 江西地区住宅用地造成事業については、事業開発の意義必要性は、認識しているものの、私共出雲崎町議会から申し上げた「この事業をいったん凍結し、白紙にする」との本旨は、①開発面積、②買収単価、③開発手法、④事業年次・期間を白紙に戻し、今までの計画(案)を全て新町において、改めて協議スタートすることが絶対条件であることを言っているのであり、貴職におかれては、これを了とされるのかを確認させていただきたい。

回答文書より抜粋
引用:
1.10月1日の会議で申し上げました内容
①3か町村合併は必ずやり遂げなければならない。
②江西地区土地開発事業は、新町において最優先に取り組む事業として新首長、新議会に委ねたい
2.「委ねたい」とは、
これまでの事業計画(案)も含め全て新町において改めて協議をし、事業に取り組んでいただきたい。

1239とはずがたり:2004/12/29(水) 07:59
<東北・北海道>
きわどいなぁ。。

枠組み変更を可決−−合併で横手平鹿7市町村議会 /秋田
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041228-00000097-mailo-l05

 増田町が法定の横手平鹿合併協議会から離脱したことを受け、7市町村は27日、臨時議会を開き、枠組み変更に伴う合併協規約一部変更案(来年1月11日施行)を一斉に可決した。05年10月1日の合併(新市名は横手市)を前提に、現行の合併特例法で支援が受けられる期限となる今年度末、県に合併申請する予定。
 表決は横手市が全員賛成、十文字、山内両町村が賛成多数。平鹿、雄物川、大森、大雄4町村は採決なしで、全会一致可決。このうち山内村は自立派の議長を除き合併派7人、自立派6人の1票差で可決された。
12月28日朝刊 
(毎日新聞) - 12月28日16時10分更新

1240とはずがたり:2004/12/29(水) 12:01
<東北・北海道>
津軽平賀市でええんちゃうか?

新市名決まらず、来月に持ち越し−−平賀町などの合併協 /青森
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041228-00000150-mailo-l02

 平賀、尾上、碇ケ関の3町村の法定合併協議会が27日、碇ケ関村中央公民館で開かれた。新市の名前を決める予定だったが「候補名を町村に持ち帰り協議する必要がある」として、1月14日の次回協議会に持ち越した。
 名称候補選定小委員会が25日までに3回開かれ、新市の名前を「津軽南」「平賀郷」「南津軽」「南津軽野」「津軽ひらか」「平川」の6点に絞ったことが報告され、協議会も6点の中から選ぶことを了承した。協議会は新市の名前を公募し325種の候補が集まっていた。
 この日は「津軽の名を残すべきだ」とする尾上町の委員と、「似たような名が既にある」と暗に「平賀」の入った名を主張する平賀町の委員の間で激論が交わされた。
 3町村は06年1月1日に新設合併する予定。
12月28日朝刊 
(毎日新聞) - 12月28日16時1分更新

1241とはずがたり:2004/12/29(水) 12:02
<甲信越>
丸子がごねなけりゃいいけど。。

新市の名称、「依田窪」に決定−−丸子町など合併 /長野
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041228-00000011-mailo-l20
 丸子町・長門町・武石村・和田村合併協議会は27日、丸子町で開き、新市の名称を「依田窪(よだくぼ)市」に決めた。前回の協議会で絞り込んだ3候補を、32議員が投票で選んだ。その結果「依田窪市」が15票、「丸子市」14票、「美ケ原市」3票で、1票差ながら依田窪市に決まった。
 また合併期日について、06年3月6日が提案された。来年2月中に4町村とも、住民の意向確認を実施し、その結果を受けて合併協定調印、来年度内に知事に申請する。次回協議会は1月17日。

12月28日朝刊 
(毎日新聞) - 12月28日16時45分更新

1242とはずがたり:2004/12/29(水) 12:04
<甲信越>
ふん,だいぶ追いつめられてきたか。
とっとと申請せいや。
大体長野県そのものには旧信濃国以外の合理的根拠など無いのだ。松本県と上田県に分割した方がすっきり来る。

[自治の行方]山口村の越県合併 田中知事、反対住民への対策要請 /長野
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041228-00000009-mailo-l20

 ◇知事が県議長との会談で
 田中康夫知事は27日、古田芙士県議会議長と宮澤敏文・県議会総務委員長と会談し、越県合併に反対する山口村民に何らかの対策を県議会が県へ提案するよう要請した。田中知事は「県民として『信濃の国』を歌うことがかなわなくなる方々へのケアをどうすればいいのか」と語り、県も検討中であることを明らかにした。古田議長は前向きに検討する方針。
 田中知事は会談で、県議会が関連議案可決の根拠とした総務省見解などに関し、「何らかのトラブル等の申し立てがあった場合、県議会や知事でなく、総務省が責任を負うのか」との疑問点を示し、宮澤委員長は「当事者(総務省)が責任を負う」と答えた。総務相への申請時期には、田中知事は加藤出村長の「1月の早い時期の申請なら間に合うのではないか」とした発言を引用する一方、「いたずらに引き延ばす思いはない。ただ、歴史の審判に堪えうる手続きや中身を踏まえた決定にしたく、熟考したい」と語った。
 一方、加藤村長と大山耕二・岐阜県中津川市長はこの日午後、総務省を訪問し、長谷川彰一・合併推進課長らに、田中知事から申請があった場合には、来年2月13日までに手続きを終えるよう要請。長谷川課長は会談終了後、田中知事の申請見送りについて「県の判断は既に終わり、知事に申請するかしないかの裁量はない」としたが、申請時期については「合理的な範囲内であるのではないか」と話した。

12月28日朝刊 
(毎日新聞) - 12月28日16時45分更新

1243とはずがたり:2004/12/29(水) 12:07
<北陸>
ここは輪島+門前+穴水→鳳至市かねぇ。。輪島市は元々鳳至郡なのかな?

鳳町2005.3.1
鳳至郡 穴水町,門前町
★穴水町・門前町合併協議会(2005/1/31解散予定)(法定)
※法定協議会設置:2003/4/1
※新町名最終候補3点:鳳(おおとり),鳳至(ふげし),鳳南(ほうなん)
※新町名:鳳町(おおとりまち)
※新町の所属郡は「鳳珠郡(ほうすぐん)」の予定(鳳至郡,珠洲郡の2郡を再編し新郡を2005/3/1設置予定)
※輪島市は単独市制継続へ
※門前町議会が「穴水町との合併協議の凍結を求める決議案」を可決(2004/5/10)
※門前町議会は合併協議からの離脱や,輪島市を含めた3市町での合併を検討へ
※門前町議会が「合併協議会からの離脱を求める決議案」を可決(8/19)
※穴水町は合併協議の再開を検討,門前町に「新町役場に,現・門前町(当面の間)」などの案を提案(8/30)
※2町での合併を断念,協議会を解散予定(2005/1/31)
※門前町は輪島市,穴水町との3市町や,輪島市との2市町での合併を検討へ(12/12)
※輪島市は合併に前向き
(推) 18,218 (国) 19,417 340.8

合併協の廃止、両議会が議決−−穴水、門前町 /石川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041228-00000108-mailo-l17

 石川県穴水、門前両町の臨時町議会が27日それぞれ開かれ、2町対等合併を目指して昨年4月に設立した両町法定合併協議会の廃止案を議決した。残務処理など行い来年1月末で正式に廃止の予定。県内で合併が成立せずに、法定協議会を廃止するのは初めてのケース。
 今後、両町は同県輪島市を含めた1市2町など、新たな合併の枠組みを目指すことになる。

12月28日朝刊 
(毎日新聞) - 12月28日16時40分更新

1244とはずがたり:2004/12/30(木) 12:44

これも時代の流れか・・。

「マリン文学賞」を廃止−−鳥羽市「存続は財政を圧迫」 /三重
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041229-00000025-mailo-l24

 鳥羽市は28日、海などをテーマに公募していた「マリン文学賞」(小説)の廃止を決めた。11月の審査発表で10回目を終え、一応の区切りがついたうえ、これ以上の存続は財政を圧迫するため、と同市教委関係者は説明している。
 同文学賞は、竹下内閣が全国の自治体に配分した「ふるさと創生基金」(1億円)を活用し、90年に創設された。5回までは毎年、6回からは隔年に実施し、全国から240〜410点の応募があった。大賞作品には賞金100万円を贈り、800冊を出版、図書館はじめ希望者に頒布してきた。
 しかし、出版費用はじめ、有名作家に依頼してきた審査経費などに、毎回約1200万〜2900万円がかかった。これまで10回の総経費は約1億8000万円に達している。

12月29日朝刊 
(毎日新聞) - 12月29日16時55分更新

1245とはずがたり:2004/12/30(木) 12:56
>>1116 [選挙]三野町長選 解職派・佐藤義憲氏が初当選−−出直し選 /香川
>>1119 香川県民さん町長選解説
>>1201 三野町・合併問題 佐藤・三野町長「6町合併へ努力」 助役に坪内啓三氏

[行政議会選挙]三野町が三豊中央合併協への加入を申し入れ /香川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041229-00000230-mailo-l37
 三野町の佐藤義憲町長と谷口順一議長らは28日、三豊中央合併協議会(豊中、山本、財田、高瀬、仁尾町)への加入を同協議会に申し入れた。三野町議会合併問題特別委員会が合流案を議決したのを受けたもので、「加入は町民の願い。不退転の決意で臨む」としている。また、6町合併に向けては、住民発議による合併協設置請求が出され、5町長に議会で付議するか否かの意見を照会していたが、3町長(豊中、山本、財田)から付議しないとの回答があった。1町でも付議しないとの回答があれば手続きは終了するため、住民発議による合併協設置は立ち消えとなった。

12月29日朝刊 
(毎日新聞) - 12月29日17時31分更新

1246とはずがたり:2004/12/30(木) 15:19
<甲信越>山梨県

時間的に見通しくらいねぇ。

[市町村合併]「南部は富士河口湖町と」−−上九一色村長が打診へ /山梨
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041229-00000003-mailo-l19

 上九一色村議会全員協議会は28日、同村富士ケ嶺地区で開かれ、合併問題を協議。同席した小林実村長が「合併特例法期限(05年3月)内の合併には時間がなく、村南部は富士河口湖町との協議を進めたい」として、1月4日に協議再開の打診を行う考えを示した。小佐野常夫富士河口湖町長は取材に「来年1月中旬までに村の方向性が固まれば、合併は可能」と話し、村内の意見が集約されれば協議再開を受け入れる意向。
 小林村長は、11月の住民投票で「全村で甲府」に反対が過半数を占め分村合併に方針が変わってからも、合併相手先は議会の方針に従うとしてきた。しかし、議会の主張する村南部と鳴沢村の協議がいっこうに進まないため、「村議会の理解を求めながら、富士河口湖町との協議を打診していく」として主導権をとった形だ。
 一方、村議会側は、合併協議を要請している鳴沢村の返答を待つべきだとする議員もいて、意見はまとまらなかった。鳴沢村議会は「村民の意向を確認したい」と態度を保留している。

12月29日朝刊 
(毎日新聞) - 12月29日16時46分更新

1247とはずがたり:2004/12/30(木) 23:45
いやー遂に大量合併のこの日ですねぇ。新年どうこうはどうでもよく心待ちにしてました。

<平成の大合併>79市町村が21市町に 1月1日
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041230-00000084-mai-pol

 「平成の大合併」で1月1日に16県で21件の合併があり、計79市町村が13市8町に再編される。新潟県では上越市が周辺13町村を編入合併する。これに伴い全国の市町村数は2927から2869に減少する。
 鳥取県では岸本町と溝口町が合併し、旧国名を冠した「伯耆(ほうき)町」が発足。大分県では「関さば」「関あじ」漁で知られる佐賀関町が他の1町とともに大分市に編入される。1日に誕生する他の11市(編入含む)は次の通り。(カッコ内は関係市町村数)
 青森県十和田市(2市町)▽栃木県那須塩原市(黒磯市など3市町)▽群馬県伊勢崎市(4市町村)▽埼玉県飯能市(2市村)▽長野市(5市町村)▽三重県松阪市(5市町)▽滋賀県高島市(マキノ町など6町村)▽松山市(3市町)▽高知市(3市村)▽佐賀県唐津市(8市町村)▽大分県臼杵市(2市町)
(毎日新聞) - 12月30日21時45分更新

この後も1/4 長崎市(7市町),1/11 秋田市(3市町),亀山市(2市町),南あわじ市(4町),大洲市(4市町村),1/15 山鹿市(5市町),宇城市(5町),1/16 今治市(12市町村),1/17 菊川市(2町),1/21 那珂市(2町),1/24 福津市(2町),1/31 揖斐川町(6町),南さつま市(5市町)と続き合併フェチの俺を断続的に悶絶させてくれる模様。59市町村が13市町になって更に46減るから全国の市町村数は1月末までに2823になるんだな〜。ほーほー。更に2月がまた合併ラッシュで,いそがしそーだ。

1248とはずがたり:2004/12/31(金) 00:23
<甲信越>
これで>>1246と併せて甲府市・中道町・上九一色村の半分が合併という筋道がつかないかな?
中道町議会と上九一色村の分村手続きが厄介だが。。一旦全部甲府にしてからじっくり河口湖なり鳴沢村なりと協議すればいいんではないかい?

[市町村合併]中道町、6割が「甲府と」望む−−住民意向調査 /山梨
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041230-00000062-mailo-l19

 ◇町長「年明けに申し込む」
 中道町は29日、合併の枠組みを問う住民意向調査の集計結果を発表した。「合併特例法期限(05年3月)内に甲府市と合併」が2617人で有効回答の約6割を占め、「単独存続し、いずれ笛吹市と合併」の1787人を830人上回った。
 結果を受け、小林玄祥町長は「町民が期限内に甲府市との合併を望んでいると理解した」と述べ、年明けにも同市に合併を申し込む方針を表明。笛吹市との合併派が多数を占める同町議会の小林正照議長は「意向調査は町が主導してやったこと。(年明けに)全員協議会を開き、調査の方法や結果を検討したい」と厳しい表情で話した。
 一方で、宮島雅展・甲府市長は取材に対し「中道町の多くの人が甲府市を認めてくれた。正式に申し出があれば、議会とも協議して検討したい」と語り、協議に前向きな姿勢を示した。
 調査は、甲府市、笛吹市のいずれかとの合併を選択する二者択一で、今年4月1日時点で18歳以上の町民4510人(永住外国人含む)に用紙を配布。99・05%に当たる4467人が回答し、有効回答4404人。有効回答に占める割合は、「甲府市との合併」が59・42%、「いずれ笛吹市と合併」が40・58%だった。

12月30日朝刊 
(毎日新聞) - 12月30日16時45分更新

1249とはずがたり:2004/12/31(金) 08:41

こんな小さな出費まで削るんやねぇ。

財政難で市が廃止宣告…“逆風”の中「しめ縄市」−−高知・追手筋で始まる /高知
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041230-00000185-mailo-l39

 ◇出店者ら見直し陳情へ
 しめ縄や門松、餅などを売る露店約30店が並ぶ「しめ縄市」が29日、高知市追手筋で始まった。半世紀以上続く年末の風物詩だが、しめ縄市を管理する高知市が今月初旬、財政上の理由から、今年での打ち切りを宣告した。しかし、突然の決定に、出店者らから異論も出ており、出店者有志らが年明けにも、廃止見直しを求めて岡崎誠也市長へ陳情を行うという。
 市産業振興総務課によると、出店料として昨年は約9万円の収入があったが、市職員や警備員の人件費などで約30万円の経費がかかり、約20万円の赤字だった。
 財政難の市は全事業のゼロベースからの見直しを進めており、出店者減少やスーパーなど量販店の進出を勘案し、「(しめ縄市の)市民生活の中での役割は終わった」と廃止を決めた。
 しかし、出店者らからは「スーパーの外国製のしめ縄とはこだわりが違う」「一方的な宣告には納得できない」などの不満が続出。廃止見直しを求める署名活動なども計画している。
 親子三代で出店している高橋尚子さん(47)=高知市薊野北町2=は「手作りの品を求め、毎年来てくれるお客さんもたくさんいます。伝統の火を消したくない」と話している。
 一方、市は「行政が直接かかわる時代は終わったと認識している。出店者が主体的に継続させるのなら話し合いに応ずる」と柔軟な姿勢を見せている。

12月30日朝刊 
(毎日新聞) - 12月30日17時35分更新

1250とはずがたり:2004/12/31(金) 08:47
>>1249

>19地区の自治会長を「行政連絡委員」と呼び、非常勤特別職としてきた。世帯数に応じ年3〜18万円支出する自治会運営費のうちから、報酬も支払われている。
>行政連絡委員について、高知市側は「1市2制度は一体性を欠く」「身分保障までする必要はあるのか」などと難色を示したが、鏡村側の強い要望で「中山間行政連絡委員」として合併後も当面継続することになった。

>高齢化率(65歳以上の割合)は高知市の19・8%に対し、土佐山村は35・2%。同村には民間の介護サービス事業者がおらず、村社会福祉協議会に委託してきた。
>隣接市町村へ通院するお年寄りを車で送迎する外出支援は年間延べ約800人が利用し、村は03年度、社協に補助金など約4200万円を支出した。
>この事業も高知市側は難色を示したが、高知市社協が引き継ぐことにした。

正月編入合併 合併後に不安
http://mytown.asahi.com/kochi/news02.asp?kiji=4040

 高知市に鏡、土佐山両村が1月1日、編入合併する。2村の面積は新市の約45%を占めるが、人口は0・9%。村がなくなって住民自治やサービスの低下を心配する2村に対し、市側は過疎や高齢化が進む中山間地域の拡大によるコスト増に不安を覚えている。
 鏡村では19地区の自治会長を「行政連絡委員」と呼び、非常勤特別職としてきた。世帯数に応じ年3〜18万円支出する自治会運営費のうちから、報酬も支払われている。
 行政連絡委員を4年間務めている吉原地区の会社員下本一則さん(48)は毎月、公民館で総会を開く。約30世帯のほとんどが出席し、「災害時の避難路が必要だ」といった声をまとめる。下本さんは「村民全体で村政を共有しているという実感がもてる」という。
 行政連絡委員について、高知市側は「1市2制度は一体性を欠く」「身分保障までする必要はあるのか」などと難色を示したが、鏡村側の強い要望で「中山間行政連絡委員」として合併後も当面継続することになった。
 川村貞夫村長は「村議もいなくなり、住民の声が埋没する。村民の自治を担保する生命線だ」と制度継続の理由を話す。
     ◆
 各定数10の鏡、土佐山両村議会も消滅し、新市議会の定数は2増えて42となる。この議員失職や業務の圧縮などにより、人件費や議会経費など10年間で35億円の削減が見込まれる。
 一方、税収入が少なく高齢化が進む中山間地域の拡大で、民生費などのコスト増は必至だ。試算されてはいないが、市幹部は「合併特例債など特典を受けても財政的には効率が悪い」と見る。
 高齢化率(65歳以上の割合)は高知市の19・8%に対し、土佐山村は35・2%。同村には民間の介護サービス事業者がおらず、村社会福祉協議会に委託してきた。
 隣接市町村へ通院するお年寄りを車で送迎する外出支援は年間延べ約800人が利用し、村は03年度、社協に補助金など約4200万円を支出した。この事業も高知市側は難色を示したが、高知市社協が引き継ぐことにした。
 合併協定書では、補助金について「従前からの経緯、実情に配慮する」「随時見直しを行う」とある。合併協議会事務局長の中岡豊喜・高知市理事は「それぞれに長い歴史があり、配慮した。だが、今後は見直しも必要だ」という。
 両村にとっては、見直しがいつごろ、どのような方法でなされるかが不安だ。門田博文・土佐山村長は「住民の不安解消に努めたい」と話している。
(12/28)

1251とはずがたり:2004/12/31(金) 09:42
<東北・北海道>青森県

おいおい。。ここは順調でしかも三沢の入れてくれと云うお願いを拒絶して3町でラブラブやった筈やのに・・。

「おいらせ市」白紙に/六戸町が合併協離脱
http://mytown.asahi.com/aomori/news02.asp?kiji=7450
  六戸町は29日、臨時町議会を開き、百石、下田両町との法定合併協議会から離脱することを決めた。残る百石、下田両町が合併しても、市政施行は不可能になり、新市名として決まっていた「おいらせ市」も白紙に戻ることになった。百石、下田両町は年明けに協議し、合併を推進するかどうかを決める方針だ。

  この日の町議会で、吉田豊町長は離脱議案の提案理由について「(合併特例法期限の)来年3月を期限とした協議に限界を感じた。下田、百石両町のことを思えば、我々がこれ以上引き延ばすのは避けなければならない」と説明。新市の財政計画に合併特例債が盛り込まれたことが離脱を決めた最大の理由とした。
  一部町議から「町長は間違った方向にかじを切っている」などの反対意見が出たものの、最終的に賛成12、反対3で離脱議案は可決された。
  閉会後、吉田町長は報道陣に「我々は自己責任をもって進む自治体を目指したい」と強調。町単独の財政状況については「これまでも抑えられるところは抑えてきた。ここ数年は大きな心配はない」と自信をみせた。
  また、漆舘正雄議長は「議会の考えは町長と一緒」と語り、合併協議の中で、議論になっていた新市議選の定数問題などが離脱につながったとの見方を否定した。
  六戸町の離脱を受け、残る2町は下田町役場で記者会見を開いた。百石町の三村正太郎町長は「極めて残念の一言だ」と語り、下田町議会の成田隆議長は「特例債を理由に挙げているが、議員定数にこだわって身の保全だと騒がれるのを避けるために問題をすり替えたとしか思えない」と怒りをあらわにした。
  両町は来月上旬にそれぞれ議会全員協議会を開き、今後の対応を協議する。さらに次回の合併協に吉田町長の出席を促し、離脱を決めた経緯の説明を求めるという。

  <解説>
  3町間の良好な関係から、県内の合併のモデルケースと見られていた合併の枠組みがあっけなく崩壊した。
   六戸町の吉田町長は27日の合併協で、事務局が示した10年で約82億円の合併特例債を見込んだ新市の財政計画案に「特例債に頼る計画は了解できない」と反発。だが、事務局は「財政計画案は事前に3町の内諾を得ていた」と主張し、六戸町の突然の離脱に不信感を募らせている。
   合併協では新市議選をめぐって「定数24、選挙区設置」とする六戸町議会と「定数18、選挙区なし」とする百石、下田両町議会の対立が表面化していた。このため、両町からは「議員の問題を特例債にすり替えた」との見方も出ている。
   国が7割の償還を負担する合併特例債は合併を促す「アメ」といわれ、合併を目指す県内の他の自治体は当然のように財政計画に盛り込んでいる。ただ、借金が増えることに変わりはないため、吉田町長の主張は妥当なものにも見える。
   だが、それならこれまで9回の合併協は何だったのかという疑問は残る。特に吉田町長は率先して3町合併を推進してきたし、新市名まで決まっていた。戸惑うのは合併後の将来設計を示されてきた町民だろう。町長は一連の経緯について、町民に対し早急に説明する義務がある。(志村亮)

(12/30)

1252とはずがたり:2005/01/02(日) 10:09
<東北・北海道>岩手県
>>1104
早くも善後策が動き出す。いいねぇ。

 <6市町村の枠組みに〜一関地方合併協>
 =藤沢、大東、平泉の3町は不参加=
http://www.iwanichi.co.jp/iwanichi01/ryouban_gappei/04_12_28.htm

 一関、花泉、東山、川崎四市町村による一関地方合併協議会(会長・浅井東兵衛一関市長、法定協)の首長が提示した加入条件である申し合わせ事項に対し、未加入の五町村長が二十七日、条件をクリアして加入するかどうかを返答した。その場で「参加したい」と伝えたのは千厩町だけで、藤沢町、大東町、平泉町が現時点で不参加。室根村は返答を同日夜まで保留した後、議会の意向も得て「参加する」と決めた。各首長が示した苦渋の決断だっただけに、住民にも自立か合併かの道が敷かれた。現時点で四に二を加えた六市町村の枠組みがほぼ確定したことになり、拡大・一関地方合併協として十七年一月に議決される見通し。

 両磐九市町村長会議は、同日午前九時半に市役所で非公開で持たれた。一関地方合併協に加入を希望する町村長に二十三日、申し合わせ事項として▽協議済みの協定項目は追認する▽合併時に持ち寄る基金は人口一人当たり最低二万円▽病院、診療所、バス事業は独立採算が取れるよう見直す▽藤沢町の第三セクターと藤沢型農業確立に関する基金は整理した上で加入の申し入れをし、整理する際は町の負担とならないようにする−など全体六項目、加入条件八項目が示され、首長が持ち帰って議会と検討した後、返答の意思表示を同日までとしていた。

 同日の首長会議を終えた後、未加入の五町村長がそろって記者会見した。意思表示について千葉和男平泉町長は「町長選が控えていることと諸般の事情により、回答は留保したいと伝えた」と語り、実質不参加の意思を語った。

 小原伸元大東町長は「二十五日に議員協議会を開き、一人一人から意見を聞いた結果、町としては議員の意思を踏まえ、参加を控えると申し上げた」。佐藤守藤沢町長も「いろいろ町民と考えた結果、合併に向けた協議の場への参加は遠慮することを自らの責任で申し上げた」と不参加を伝えた。

 一方、菊地宏雄千厩町長は「二十三日に議員協議会を開催し、議員の意向も参加となり、正式に参加を申し入れた」と語った。

 小山寛室根村長は「午後に予定している法定協の協議会の推移を見てから本日返答する」と即答を避けた。同日夕には村議会の意向も得て、同村長は「参加する」ことを決めた。

 浅井市長は「参加できかねたところ、決まらないところがあるにしても、両磐は一緒に力を合わせていくことに変わりはない。後から入ってくるところにはドアを閉めず、いつでも入ってきてほしい」と述べた。

 これで新規加入は二町村となり、六市町村による拡大・一関地方合併協が濃厚となった。同地方の合併は九市町村の両磐地区合併協議会が十四日に解散し、休眠していた一関地方合併協を十八日に再開、この四を軸に新たな枠組みを短期間で進める。

 浅井東兵衛一関市長のコメント 全町村の参加が得られなかったことは、誠に残念なことと思っている。しかし、「両磐は一つ」という思いは変わるものではない。今回参加を見送った自治体とも一緒になって、今後も互いの協力の下両磐の地域づくりを進めたいと考えている。一関地方合併協議会に参加の意思表示をしたところとはみんなで手を携え、信頼関係の下に新しいまちづくりに取り組んでいきたい。

 =過半数が参加に賛成〜室根村議会全員協=

 室根村議会(小山謂三議長)の全員協議会は二十七日午後五時から開かれた。同日の首長会議で小山寛村長が一関地方合併協議会への参加について態度を保留したのに伴い、対応を改めて協議した結果、議員十四人中十一人が参加に賛成。これを受けて小山村長は同日夜、一関地方合併協会長の浅井東兵衛一関市長に対し、同合併協に参加する意思を表明した。

 会議は非公開で行われ、小山村長が首長会議の経過を報告した後、意見交換をした。小山村長と小山議長が会議後に明らかにしたところによると、「人口規模からも基礎的自治体としての自立が難しい以上、合併は避けられない」「対等の論議ができる状況なら合併協に参加すべき」などの意見が大勢を占めたという。

 小山村長は「新市名など、根幹にかかわる項目について協議に参加できる感触を得ている。リターンマッチはあり得ないので、信頼関係を大事に前進していきたい」、小山議長は「あくまで対等であるとの保証が得られたので、議会の総意として参加に賛成した」と話していた。

1253とはずがたり:2005/01/02(日) 10:16

>>1252-1253
大東町は町長は合併推進派で、議会が自立でまとまったのだな。

 ◆5首長の返答コメント

 千葉和男平泉町長(不参加) 平泉町は合併問題が出たときから、方向性の議論を長く費やしてきた。それが最後まで町民のコンセンサスという形でまとめきれなかったという思いがする。次の町長に方向性をまとめていただければ、町民のためになろう。

 小原伸元大東町長(不参加) 浅井市長の両磐合併提案に最初に手を挙げた者として、その気持ちに今も変わりはない。自治のありようとして合併は避けられないと考えてきた。今回間に合わなければいずれ将来、議会の理解を得るなど考えていきたい。

 佐藤守藤沢町長(不参加) 合併に向けた新しい協議の場は遠慮することとした。厳しい現実と受け止め、与えられた道の中で地域の歩みを目指す。信頼される努力と地域の連携強化で、これまで通り「両磐自治連合」の中身には変わりないと思っている。

 菊地宏雄千厩町長(参加) 未加入町村そろって参加申し入れがならなかったことは大変残念。九市町村合併が圏域で生き残る道と思うので、できるだけ早く同じ思いの町村に頑張っていただき、新しい市を目指したい。

 小山寛室根村長(参加) 賛成多数でホッとしている。将来、小規模な自治体は相当厳しい試練が予想されることから、新設合併ができる中で合併を目指したい。「意思決定は主体性をもって決断すべき」との意見が大勢を占めた議会に理解頂き、感謝している。一関地方合併協議会では信頼感を損なわないよう心していきたい。

 =新市名は構成住民から公募、合併期日は17年9月20日=

 一関地方合併協議会(会長・浅井東兵衛一関市長、法定協)の第七回協議会は二十七日、一関市役所で開かれ、焦点となっている新市の名称は構成する市町村の地域住民の公募で、上位の中から同協議会で決定することを確認。また、合併期日は十七年九月二十日と決定した。

 午後一時半からの法定協で浅井市長は「新市の名称は時間を取るために最後に繰り下げて協議したい」とあいさつ。提案された十一項目の協定項目を順次協議した。

 焦点となる新市の名称は、各委員が意見交換。▽前回の轍を踏まず、構成市町村の地域住民から公募すべき▽枠組みがまだ決まっていない状況で、どの段階で公募するのか▽これから公募して期限内合併に間に合うのか−などの意見が続出。

 九市町村で構成した両磐地区市町村合併協議会は名称決定で破たんした経過を重視、「即決ではなく、手順を踏むのが筋である」「住民の結束と総参加で決めるべきだ」−など慎重論が大勢を占めた。

 同法定協では、合併構成市町村の地域住民の公募で、上位の中から法定協で最終決定する方法を確認。具体的な応募方法は幹事会で詳細を詰める。行政区長を通じて調査票を配布する方法も提案された。

 同日は合併の期日、特別職の身分の取り扱いなど八項目を可決し、新市の名称、地域審議会の設置、地方税の取り扱いの三項目を継続協議とした。これで二十六項目のうち、十三項目を可決した。

1254とはずがたり:2005/01/02(日) 10:18
>>1252-1254
頑張って欲しい所。まぁ無理に議会が消極的なのに合併協に入って一関地方合併協ががたがたしてもつまらないから無理に入るのも痛し痒し。。

 =大東町民有志が合併促進同盟会を設立=

 大東町が議会の意思を受けて一関地方合併協議会への不参加を決めたことから町内各地区の有志は二十七日会合を持ち、「市町村合併促進同盟会」(日下昭夫会長)を設立した。「住民の意思」として合併協への参加運動を繰り広げるもので、町長、議長に合併促進の陳情、請願を提出するほか、改めて意思決定の場を持ってもらおうと議員に対する臨時議会の招集請求の要請なども行う。日下会長は「(合併協不参加という)議会の意思は住民不在の解釈であり、住民として行動を起こさなければならない」と話している。

 同日は町内六地区の代表者約三十人が集まり、午後二時から同町渋民地内の集会施設で会合を持った。

 日下会長によると、会合では、議員に合併協への参加を求める住民の意思を積極的に訴えるほか、会合に出席した地区代表者の連名で年内に町長に合併促進の陳情、議長に同様の請願を提出することを決めた。

 そのほか、地方自治法一〇一条に基づき、町長に対し臨時議会の招集請求をするよう議員に要請する。町長が合併協不参加の意向を固めた二十五日の議員協議会が、議員が正式な議決権を行使した上での意思表示ではなかったことから、合併について改めて意思表示を求めることが狙い。

 地方自治法一〇一条によると、議員定数の四分の一以上(同町は四人以上)から付議すべき事件を示して臨時議会の招集の請求があった場合、首長は議会を招集しなければならない。

 日下会長は「今回の(合併協不参加という)結果が出てから、方々から黙っているのかという声が出てきた。住民不在の解釈に憤りを感じる」と話し、「選挙の時に合併推進の公約を掲げながら合併に反対した議員もいるので、解職請求の署名運動に向けて準備も整えたい」と話している。

 小原伸元町長は住民団体の設立について、「住民の大方は合併をすべきという判断だと思うので、不安な思いをしていたと思う。そうした動きは無念を払拭したいという純真な気持ちではないか」と話す。

 一関地方合併協は十七年一月中旬に合併の議決を予定しており、日程的に極めて切迫しているが、小原町長は「臨時議会の招集請求が出されれば、議会を招集したい」と話している。

1255とはずがたり:2005/01/02(日) 10:32
<東北・北海道>岩手県両磐地方>>1252-1255
>>856
2003年12月、一関、花泉、東山、川崎の4市町村が先行して★一関地方合併協議会(法定協)を設立
2004年4月、合併特例法に基づく住民投票の結果、平泉町が加入。
2004年6月には大東町,藤沢町,千厩町,室根村の4首長が9市町村による法定協の設置を申し入れ、8月に法定協が立ち上がった。

★両磐地区合併協議会(9市町村)
※法定協議会「両磐地区(9市町村)」設置:2004/8/6
一関市, 西磐井郡 花泉町,平泉町,東磐井郡 大東町,藤沢町,千厩町,東山町,室根村,川崎村

■平泉市 2005.9.20(名称問題:>>779 >>853)
※新市名候補6点:平泉,磐井,一関,いわい,南岩手,南いわて→平泉,磐井,一関
※新市名最終候補2点:平泉,磐井(いわい)
※新市役所:現・一関市役所
※合併協定調印式予定:2004/12/24→平泉市の選定を巡り大混乱>>1042>>1102
※合併関連議案を9市町村は12/27審議予定→流れる
※合併関連議案を岩手県議会は2005/3月審議予定→流れる

休止中だった2003年設置の一関地方合併協議会に新加入の方式をとる。
結局両磐地区合併協の9市町村のうち、合併破談の主役となった第二陣の平泉と一番最後から加入した大東町,藤沢町,千厩町,室根村の内,大東町,藤沢町が不参加の形に。
大東町は議会の反対を受け合併派の町長が参加断念。町民の中から合併推進の運動も
結局は新市名だが、この場合は一関か磐井かで揉めそうだ。。一関が押し切りそうだが。。

1256とはずがたり:2005/01/02(日) 10:41
<東北・北海道>岩手県水沢胆沢地域

六市町村合併…水沢、江刺、前沢、胆沢、衣川、金ヶ崎
五市町村合併…水沢、江刺、前沢、胆沢、衣川

金ヶ崎:三菱製紙の工場もあり財政余裕あり?で合併を急がない。
江刺:北上・江刺・金ヶ崎の合併も研究していた経緯もあって金ヶ崎抜きの合併に慎重。

最終的には江刺抜きの4市町村合併も?
衣川は平泉との合併話再燃はないのか?

2004/12/30
<先行合併へ努力確認〜水沢市議会合併特別委>
http://www.iwanichi.co.jp/iwanichi01/news/mizu/12gatu/news-mizu_30.htm

 水沢市議会市町村合併調査特別委員会(花山雅夫委員長、全二十六議員で構成)は二十九日、全議員が出席して水沢市役所で開かれた。特例法期限内の先行合併で固まりつつある情勢を踏まえ、今後の活動方針として「当面は特例法期限内の五市町村合併を目指す」ことを確認。従来の六市町村合併から方向転換し、先行合併に努力していくことになった。

 同特別委では、先の十二月定例議会の中で、活動基本方針に「六市町村合併を目指す、特例法期限内合併を目指す」を掲げた。高橋光夫市長の理解を得て、高橋市長と高橋松男議長、同特別委の花山委員長の三人が五市町村を訪問し、各首長に伝えて理解を求めた。

 一方、水沢市長の要請に基づき、十五日と二十一日、二十三日の三回、首長会議を開催。金ケ崎町長が特例法期限内合併に参加できない旨を伝え、期限内合併を目指す場合、五市町村に絞られていた。

 この一方、金ケ崎町と北上市との間で課題研究会を組織してきた江刺市が難色を示し、高橋水沢市長と水沢市議会が先行合併への江刺市の参加を求めて要請活動を展開。相原正明江刺市長は二十八日に、同期限内の先行合併要請を受諾することを伝えていた。

 同特別委の中で、高橋市長が経過報告を行い「これまでの経過を考えると、六市町村合併は将来的な課題。期限内を前提にするならば、年内に結論を出さなければならない」とし、水沢、江刺、前沢、胆沢、衣川の五市町村による先行合併に理解を求めた。

 議員からは、新たな枠組みとなる五市町村協議に関し、「スケジュール的に、期限内合併に間に合うのか」との質問があり、高橋市長は「来月の中旬までに法定協議会を立ち上げるスケジュールを組まないと期限内は難しくなる。三十日の首長会議で協議したい」と語った。

 この後、情勢変化を踏まえた同特別委の新たな方針案として、花山委員長が「六市町村合併を目指すが、当面は期限内の五市町村合併を目指す」取り組みを提案。賛成二十二、反対三の賛成多数で承認し、五市町村による先行合併の実現に努力していくことを確認した。

 一方、三十日には水沢市役所で五市町村よる首長会議が予定されている。特例法期限内の先行合併について、最終的な判断を下していくことになり、協議の行方が注目される。

1257とはずがたり:2005/01/04(火) 10:04
<九州・沖縄>鹿児島県

こういう個別議員弾劾の方法があるのか!
しかし実力派町議なんだねぇ。
合併反対派の中間市議や日光市議にも運動おこそ〜。

田之畑町議辞職 住民投票は中止 東串良町
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050103-00000010-nnp-l46

 東串良町の住民から議員解職(リコール)請求されていた前議長の田之畑稔議員(57)が二日付で議員を辞職した。これにより三日告示、二十三日投開票の日程で実施される予定だった解職の是非を問う住民投票は行われなくなった。

 辞職願は先月三十一日、瀬戸口一雄議長(71)に提出し、受理された。瀬戸口議長は二日、同町選挙管理委員会に同議員の辞職を正式に報告。同選管は住民投票事務の中止を決めた。既に有権者に投票所入場整理券を発送しているため、町内の振興会組織を通じ中止を連絡する。

 田之畑議員は「合併特例法の期限内に合併を実現できなかったけじめをつける。住民投票で町を混乱させるわけにはいかない」と話している。

 議員解職請求は高山町、内之浦町との合併に慎重な住民が「(田之畑議員は)住民の多くが望まない二町との合併にこだわり、選択肢を狭めている」として本請求し、受理されていた。
(西日本新聞) - 1月3日2時13分更新

1258とはずがたり:2005/01/04(火) 10:12
<東北・北海道>岩手県
>>1256
二つの市が参加する合併は余程巧くやらないと空中分解することが多い。
大丈夫なんかね?

6:胆江6市町村(水沢,江刺,金ヶ崎,前沢,胆沢,衣川)→金ヶ崎が合併に慎重
5:水沢,江刺,前沢,胆沢,衣川
4:水沢、前沢、胆沢、衣川→破綻
3:北上,江刺,金ヶ崎→議論進まず
2:衣川,平泉→平泉が両磐選択で破綻

<胆江地方市町村合併、苦渋の上「5」選択〜江刺市>
http://www.iwanichi.co.jp/iwanichi01/news/mizu/1gatu/news-mizu_03.htm

 水沢、前沢、胆沢、衣川の4市町村協議破たん後、胆江6市町村合併の可能性を模索した江刺市だったが、合併特例法期限が迫る中で、相原正明市長が決断したのは、金ケ崎町が加わらない5市町村協議参加という苦渋の選択肢だった。

 十六年五月、四市町村が合併協議に着手したことで江刺市は新たな可能性として金ケ崎町、北上市との三市町構想を打ち出し、事務レベルの合併課題研究会を組織して課題抽出などを進めた。しかし四市町村協議崩壊後、市民有志による「胆江六市町村の合併を考える市民の会」の設立など、六市町村志向の動きが表面化。江刺市議会は十二月定例会で胆江大同合併の請願を小差の賛成多数で採択し、一定の意志を示した。

 これを受け相原市長は首長会議で六市町村への努力を求めたが、金ケ崎町は論議に踏み込まず、特例法期限内実現を重視する他四市町村とも溝が深まった。「このままでは胆・江の分断につながりかねない。(協議を)断ると、市民、胆江地区民の理解を得られがたい」。水沢市の要請に、相原市長は五市町村協議に踏み込む。将来の六市町村合併の道筋を自ら閉ざすのを避け、わずかに残る理想への可能性を現実的協議に託す苦渋の決断だった。

 金ケ崎町、北上市に対して「よく説明し理解を求めたい」と力説し、研究会も継続意向を示す相原市長。しかし、研究レベルとはいえ三市町を自ら提案したはずの江刺市がとった今回の行動は、両市町との関係に暗い影を落とすことは必至だ。特に金ケ崎町については「五市町村の枠組みに入ることで信頼関係が失われるのでは」(江刺市議)との懸念が強い。相原市長は「協議の中で合流を限りなく求めていきたい」と今後も最大限の努力姿勢を見せるが、同町との絆を五市町村協議と並行して維持し、将来の合併につなげられるか。情勢は不透明だ。

 五市町村協議の今後にも不安感が残る。特例法期限が三カ月を切った状況で、微妙に思惑が異なる自治体間の信頼感を最後まで維持し、夢のある地域の将来像を描けるかが課題だ。

 市では、住民への説明機会としては一月から二回の説明会と、市内十地区での地区懇談会の実施を予定する。五市町村に理解を示す声もある一方、唐突に浮上した枠組みに市民の戸惑いも多い。また、江刺商工会議所広域合併促進特別委員会が十二月三十日、期限にこだわらない六市町村合併を望むとともに五市町村には否定的な見解を示すなど、新たな動きも出ている。予算議決を求められる市議会の判断とともに今後の住民の意見集約が注目される。

 混迷の末掲げた方向性に課題は山積。未来の道筋にまだまだ光は見えない。

1259片言丸 </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/01/05(水) 00:34
実家でネタを仕入れてきました。

本吉前羽咋市長は氷見市との越県合併を考えていたという噂。
氷見・羽咋ケーブルネット、堂故・本吉の親戚コンビ・・・。(ちょっと胡散臭いです)
しかし、落選のため頓挫ということ。
本吉さん、そもそも石川テレビの報道記者出身で、自民が好きなタイプではないんでしょう。
http://www.rcp.ne.jp/~nakata/html/admin/g_ri-hurextuto3_1.htm
http://www.hokkoku.co.jp/_today/E20041212002.htm
http://www.tokyo-np.co.jp/03seikyoku/news/ishikawa/031029.html
http://www.fitweb.or.jp/~nkgw/nagare.htm

1260とはずがたり:2005/01/05(水) 09:39
>>1259
情報提供感謝
氷見+羽咋だったら氷見が石川県に入ったんですかねぇ。
大昔,氷見と羽咋を結ぶ幻の国鉄未成線(着工はしたものの工事そのものは殆ど手つかずの侭分割民営化を迎え放棄)があったの思い出しますがそんなに関係深いんでしょうかね?

■桑原豊候補(民前) 3区から日本変える
http://www.tokyo-np.co.jp/03seikyoku/news/ishikawa/031029.html
 桑原候補は七尾市小島町の選挙事務所で出陣式に臨み「今こそ政権交代のチャンス。変わらなかった3区から日本を変えたい」と支持者約300人(陣営発表)を前に語気を強めた。

 応援に駆け付けた本吉達也羽咋市長は「責任ある政治、自らの足で立つ政治を桑原さんに求めたい」とエール。金田平夫選対本部長、新進石川の新谷博範県議もマイクを握り、中谷喜和選対事務総長の音頭で「ガンバロー」。七尾市と鹿島郡を中心に街頭演説や個人演説会を繰り広げた。

 公約=日本海を囲む北東アジア地域の平和、繁栄のための機構設立▽税財源を拡充し、地方自治が自立できる財政基盤の確立▽所得補償、セーフガードなどで農林水産業の基礎体力を回復▽能登に国際的な学術ゾーンをつくり交流と学びの地にする。

http://www.fitweb.or.jp/~nkgw/nagare.htm
粟森・前参議院議員も動いていたようですが行動がずれてたんでしょうか?
>7月20日頃粟森・前参議院議員、(2年前の田中秀征氏の時と同様)会場で鳩山氏との会談を申し入れてきたとのこと。協議の上、再度断る。
粟森氏、直接、鳩山氏に架電、会談の約束を取り付ける。
会談場所と時間、部屋代等、「考える会」側で手配。
>7月23日頃粟森氏、今度は「羽咋市長選候補の本吉氏が鳩山氏に代表質問したい」と言っているので、セットしてほしいとのこと。
本吉氏とは部外者を介さずとも親しい人間は呼び掛人の中に何人かいるのに、と思い確認すると「そんなことを頼んだ覚えはない」とのこと。

矢田氏は新進だけじゃなくて民主とも接触を持ってたんですねぇ。
>7月26日3区で立候補予定の矢田氏側たっての要請で、鳩山氏との朝食会。
肌合いの違いを感じる。

1261とはずがたり:2005/01/05(水) 09:47
>>1259-1261
それにしても非自民で動ける市長が合併に絡んで敗退したのは残念。。
因みに栗橋前参院議員氏は石川選出@連合参議院。

選挙:羽咋市長選 本吉達也・羽咋市長が3選出馬表明 /石川
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/ishikawa/senkyo/news/20040312ddlk17010706000c.html←既に流れている
 羽咋市の本吉達也市長(51)=無所属=は11日行われた3月定例議会の代表質問で「ひき続き研さんを積み、市民の幸福のためにこん身の力で貢献したい。そのために審判を仰ぎたい」と、今年10月31日の任期満了に伴う次期市長選への立候補を表明した。本吉市長は民放テレビ局記者を経て96年初当選。00年に無投票で再選を果たし現在2期目。
[曽根田和久]毎日新聞 2004年3月12日

くすぶる『広域合併』
http://www.hokuriku.chunichi.co.jp/kaganoto/gappei/index2-9.shtml
 (押水・雄友二町の)広域合併の相手先だった羽咋市内では「市長は最初から合併する気がなかったのでは」といぶかる声が上がる。羽咋市では“箱物”を中心とした過去の公共事業などのつけが市財政を悪化させている。市民サービスを維持させるため、と市議会は一市二町合併で一本化。市長の本吉達也(51)は、住民投票前に市議長らと二町に広域合併を申し入れた。が、住民投票の結果が出た夜、間髪を入れずに「単独市制」を打ち出した。その後、本吉は「将来、機運が熟せば考えてみたい」と広域合併も視野に入れる姿勢をみせるが、ある市議は「二町との合併協議が不調に終わり、これ以上(合併話は)進まない」と言い切る。

 一方、今秋に予定される任期満了に伴う羽咋市長選を前に、市議の一人は「このままでは羽咋市はどことも合併できず、市の発展に支障を来す」としたうえで、「市長選の争点は合併問題」と見通す。次期市長選をめぐっては、これまで本吉を支えてきた市長派の小倉系市議が一市二町の首長選などで政争を繰り広げる県議の稲村建男(60)=同=系反市長派と派閥を超え、水面下で広域合併を成し遂げられる候補者擁立を模索しているとも伝えられる。

http://ishikawa-tv.com/news_database/0410/200410032116.html#news1
2004年10月3日(日) 21時16分 更新
■羽咋市長に橋中氏初当選
3日投開票が行われた羽咋市長選挙は新人の橋中義憲氏が現職を破り初当選しました。確定票です。当選・橋中義憲氏8645票。本吉達也氏8442票。新人の橋中氏が初当選しました。橋中氏は、去年の住民投票の結果、実現できなかった志雄、押水両町との合併や、さらに両町を含めた羽咋郡内の広域合併に向けて協調と対話で臨みたいと訴えてきました。初当選した橋中氏は、「皆さんの期待を裏切らず、元気で明るい羽咋の町を作っていきたい」と決意を語りました。橋中氏にとっては、今後、周辺の町との合併にこぎつけられるかや、厳しい財政状況の中での市政運営に手腕が問われます。一方、本吉氏は、「新市長には、談合利権型でない町を作って欲しい」と敗戦の弁を述べました。

1262とはずがたり:2005/01/05(水) 10:09
この辺は小倉系vs稲村系(稲村建男・小倉宏眷(いずれも自民))の対立が激しい所なんだな。
中西押水町長…稲村・小倉系→稲村系へ
本吉羽咋市長…小倉系→稲村・小倉が対立候補擁立?

政争の町『町長は説明責任を』
http://www.hokuriku.chunichi.co.jp/kaganoto/gappei/hakui2-1.shtml

 「申し訳ありませんでした」。石川県押水、志雄両町と羽咋市との法定合併協議会設置を問う住民投票から一夜明けた四日午後。投票によって自身が決断した二町合併を“否決”された中西一順押水町長は、かつての上司、杉本勇寿副知事のもとを訪れ、神妙な表情で頭を下げた。
■   ■
 副知事訪問から、七時間前の押水町役場。「一市二町」派との対話をキッパリと否定する中西町長の姿があった。
 「昔からの政争、歴史的なバックグラウンドがある。同志の気持ちも逆なでできない」。これ以上はお手上げとばかりに、「マスコミの皆さん、どうしたらいいか教えてほしい」と続けた。
 中西町長が自嘲気味に語ったその時。住民投票結果の通知を受けるため、同町選管を訪れた一市二町派の北村武雄代表は、記者団に囲まれる町長に目もくれず、帰路を急いだ。「住民投票の結果は、ワンマン町政への批判の表れ。あとは町長がどう判断するかですよ」。
■   ■
 当時、県副出納長の中西町長が初当選したのは一九九四年三月だった。…前町長の急死を受けた町長選となり、稲村建男(自民)、小倉宏眷(同)の両県議系列が一本化して中西町長を担いだ。
 しかし九八年の町長選では、「町長が稲村氏系を鮮明にした」(押水町議)。小倉氏系が擁立した近岡義治町議と、再び町を二分する戦いを演じ、政争の町に逆戻りした。
 今回の住民投票では、その近岡町議を先頭にした一市二町派が「…住民の意見を聞かない町長には従えない」と反旗を翻した。これに対し「二町」派は「結局は町長のリコール狙いだ」と批判。対立はエスカレートし…た。
■   ■
 町長の意志と、民意のねじれが浮き彫りになった押水町内。「二町合併が実現しても、新町長選で必ず対抗馬は立てる」。一市二町派は反発を強め、両派の溝はさらに広がる。

脱・泥仕合『互譲』で将来像示せ
http://www.hokuriku.chunichi.co.jp/kaganoto/gappei/hakui2-2.shtml

 「児童福祉と老人福祉を柱にしたい」。「一市二町」派を大差で退けた志雄町の中野茂一町長は、押水町と共同運営する特別養護老人ホーム「ちどり園」の増設をぶち上げ、二〇〇五年三月に発足する「新町」の街づくりに意欲を示した。
 住民投票の運動中は…抽象的な発言ばかり。「二町」派幹部も「羽咋市にのみ込まれる」と危機感をあおっただけで、二町合併像が語られることはなかった。
■   ■
 羽咋郡市は志賀、富来、志雄、押水の四町と羽咋市の一市四町合併を念頭に、一昨年秋から五首長が定期的に懇談。ところが昨年三月、北部の志賀、富来両町が任意合併協を設置し、離脱した。当初、両町より広域合併に前向きだった志雄、押水両町も「将来の大同団結を考えれば、まず二町合併が得策」(町議)と、方向を転換した。
 一市二町派の押水町議は「もともと、町長と本吉(達也羽咋)市長とは、感情的にわだかまりがあった」。志雄町議の一人も「財政再建路線を突き進む本吉市政と一緒にやれるはずがない」。二町合併は、緊急避難的な意味合いが強い「消極合併」の側面を持っていたというのだ。
 実際、二町派の押水町議でさえ「二町合併がいいのか、すぐに判断はできない」と打ち明け、「先のことは分からない」とも。一市二町のスケールメリットを訴えた志雄町の商工会関係者は…悔しさをにじませる。
■   ■
 毎月一回、定期的に開かれる二町の法定合併協議会は、七日に議論を再開する。過去四回の協議では、新町発足日を二〇〇五年三月一日と決めたが、公募する新町名、新役場の位置など、一市二町派と二町派の双方が、歩み寄らねば解決できない課題は多い。建設計画の策定もこれからだ。
 五日、押水町で勝った一市二町派の代表二人が、批判合戦を展開した相手方の中西一順町長を町役場に訪ね、協力を申し出た。ただ、「押水での勝利は町長批判の現れ」とも言われるだけに、二人は「町長は説明責任を果たしてほしい。でなければ、またけんかになる」とも述べ、今後の町長の姿勢次第でリコールも辞さないと、くぎを刺すことも忘れなかった。
 “泥仕合”とさえ言われ、街づくりの明確なビジョンが示されなかった住民投票。今後、住民本位の青写真を描けるかは、政争によるしこりを乗り越える互譲精神が発揮できるかにかかっている。

1263とはずがたり:2005/01/05(水) 10:14
既に新町は確定しています。

宝達志水町(ほうだつしみずちょう)2005.3.1羽咋郡 志雄町,押水町
★志雄・押水合併協議会(法定)
※羽咋市,羽咋郡志賀町,富来町と5市町で研究会設置:2001/6/6
※2町で懇談会設置:02/4/22,合併対策室設置:02/10/4,準備会設置:02/12/25,法定協設置:03/4/1
※新町役場:現・志雄町役場
※合併関連議案を2町が可決:04/9/17
※合併関連議案を石川県議会が可決:04/10/7
※官報告示:2004/11/10
※志雄町,押水町の羽咋市との3市町での法定協議会設置の是非を問う住民投票の結果,志雄町で「反対多数」,協議会設置は見送り(2003/8/3)
※志雄町:「賛成(39.7%)」「反対(60.3%)」
※押水町:「賛成(53.5%)」「反対(46.5%)」
※羽咋市は2町との合併を断念,単独市制継続へ
※3市町での法定協議会設置を求める住民発議(同一請求),羽咋市が可決,志雄町,押水町が否決
(推) 15,516 (国) 15,891 111.68

くすぶる『広域合併』
http://www.hokuriku.chunichi.co.jp/kaganoto/gappei/index2-9.shtml

 昨年八月、合併特例法に基づき「一市(羽咋市)二町(志雄・押水)合併」と「二町合併」いずれかの枠組みを選択する法定協議会(法定協)の設置を求めた県内初の住民投票が実施された。その結果、押水町は三百八十一票差で法定協の「賛成票」が反対票を上回ったが、志雄町は逆に反対票が多数を占め、法定協の設置に必要な「両町ともに有効投票総数の過半数の賛成票」が得られず、一市二町法定協は不設置に終わった。総務省によると、法定協設置を求めた住民投票は、全国で四十件(一月二十七日現在)行われたが不設置が多数を占めている。

『2町』も予断許さず
羽咋市長選の結果次第?

 住民投票で町内が二分された押水町で、一月に発足した政治団体「新しい町の未来を考える会」代表の寺谷良一(72)は、「住民投票後、志雄町のペースで合併が進んでいる」としたうえで、「町長、反町長両派は町内をまとめるべきだ。広域合併派の意見を聞こうとしない姿勢を町長が取り続けるなら、最終手段としてリコールも辞さない」と町民に呼びかけている。

 かつて押水町長の中西一順(かずよし)(67)の後援会代表も務め、自他ともに認める中西の“親衛隊長”だった。が、「小さくても住民サービスが行き届いたまちづくり」を強調する中西に対し、寺谷は「町の財政は厳しく、羽咋市も含めた一市二町による広域合併が必要」と主張。県議の小倉宏眷(69)=羽咋市・羽咋郡南部選出、自民党=系町議六人の反町長派と同一歩調をとるようになった。

 志雄・押水合併協会長で志雄町長の中野茂一(62)は、住民投票の“後遺症”に揺れる押水町に「今は静かに様子を見守るだけ」と言葉少な。中西は「合併問題は決着済み。新町に向けスタートしているのに後戻りはできない」と一貫した姿勢をとる。
◇    ◇
 広域合併を支持する志雄町の主婦は、押水町の内紛を冷めた目で見ている。「(対等合併では旧首長が失職し、合併日から五十日以内に行われる)新町長選のときに、広域合併を訴える候補を擁立すればいいだけ」。押水町の自営業者も「町長辞任となれば出直し選挙になり、これから一年余の間に新町長選と二回も首長選をすることになる。選挙の諸経費には税金が使われ、多くの町民は賛成するだろうか」と首をかしげる。

 広域合併の相手先だった羽咋市内では「市長は最初から合併する気がなかったのでは」といぶかる声が上がる。羽咋市では“箱物”を中心とした過去の公共事業などのつけが市財政を悪化させている。市民サービスを維持させるため、と市議会は一市二町合併で一本化。市長の本吉達也(51)は、住民投票前に市議長らと二町に広域合併を申し入れた。が、住民投票の結果が出た夜、間髪を入れずに「単独市制」を打ち出した。その後、本吉は「将来、機運が熟せば考えてみたい」と広域合併も視野に入れる姿勢をみせるが、ある市議は「二町との合併協議が不調に終わり、これ以上(合併話は)進まない」と言い切る。

 一方、今秋に予定される任期満了に伴う羽咋市長選を前に、市議の一人は「このままでは羽咋市はどことも合併できず、市の発展に支障を来す」としたうえで、「市長選の争点は合併問題」と見通す。次期市長選をめぐっては、これまで本吉を支えてきた市長派の小倉系市議が一市二町の首長選などで政争を繰り広げる県議の稲村建男(60)=同=系反市長派と派閥を超え、水面下で広域合併を成し遂げられる候補者擁立を模索しているとも伝えられる。

 一年余り先に迫った二町合併は、羽咋市長選をめぐる駆け引きと相まって予断を許さない情勢に。市長選次第では、住民投票で二町合併に傾いた流れが方向転換する様相すらはらんでいる。(山本 義久)

1264とはずがたり:2005/01/05(水) 10:15
<北陸>石川県

>>1259-1263
羽咋市・羽咋郡南部

1265とはずがたり:2005/01/05(水) 10:23
<北陸>石川

能登三郷→能登町2005.3.1鳳至郡 能都町,柳田村,珠洲郡 内浦町
穴水・門前→町役場を門前に譲るとしながらも門前町議会の慎重姿勢を崩すこと出来ず

(1)奥能登 郡域越え「鳳珠」浮上 2002年4月25日掲載
http://www.hokuriku.chunichi.co.jp/kaganoto/gappei/index1-1.shtml

 「5町村で合併協議を始めませんか」−。
 今月15日、金沢市内で門前、穴水、能都、柳田、内浦の5町村による鳳珠(ほうす)郡町村会の首長が顔をそろえた。坂本明会長(穴水町長)の提案で、霧の中にあった奥能登の合併の輪郭が見え始めた。

市制移行時間との戦い
輪島は孤立回避の構え

 奥能登7市町村の財政力指数の平均値(2001年度)は0.245。県内でも特に財政基盤が弱い地域だ。00年の七市町村の人口は約8万9000人、高齢化率(全人口に占める65歳以上の割合)は約32%だが、2025年には人口は約4万4000人と半減し、高齢化率は約44%に高まるという推計もある。先細りする地方交付金、加速する過疎、高齢化で「単独での生き残りは無理」との考えは共通する。

 だが、具体的な組み合わせになると、思惑が入り乱れ、県が示した「人口重視」(関係者)の3つのパターン案は、早い段階で壁にぶつかった。

 例えば、7市町村による「大合併案」。「ベストの組み合わせ」と乗り気だった貝蔵治珠洲市長に対し、梶文秋輪島市長は「面積が広大で行政サービスが低下する」と難色を示した。「珠洲市・内浦町」案は、原発立地問題を抱える珠洲市に対し、内浦町が海洋深層水事業などへの影響を懸念した。

 こうした中、県の「能都町・柳田村」案に内浦町を加えた3町村(通称・能登三郷)が合併を模索。斎場や清掃事業を共同経営し、歴史的な結び付きから「3本の矢」と呼ばれるほど親近感は強い。このため、当初は鳳至郡合併による市制移行を目指した穴水町が、門前町に働き掛け、郡域を越えた鳳珠郡構想が浮上した。

 だが、半島東西両端にまたがる面積は約615平方キロに及び「ウナギの寝床」と、サービス低下を危ぐする声も。今後の議論をめぐっては、三郷関係者が「(中心に位置する)穴水町が新庁舎の位置で色気を出すなら終わり」とけん制する。

 その穴水町と一応は足並みをそろえる門前町だが、議会には「輪島市と穴水町の1市2町が現実的」との意見が根強い。これに呼応するように慎重姿勢だった梶輪島市長も「やるなら最小限の合併」と、孤立回避に乗り出す構えだ。

 「合併すれば人口約4万3000人。奥能登の中核を担える」。動きだした鳳珠郡構想を、県はもろ手を挙げて歓迎する。しかし市制移行の期限は、合併する各自治体の連たん(隣接)要件により、人口3万人と同じ2004年3月(とは註:その後1年延長)。総務省試算によると、手続きに要する期間は22カ月で「まさに時間との戦い」(県地方課)となる。

 「実現したいが、いつ崩れてもおかしくない」(穴水町幹部)。多くの不安材料を抱えて“離陸”した鳳珠郡構想。「住民はまだ外野席にいる」とは鳳至郡内のある町幹部。安定飛行には住民に情報を提供し、理解を求める姿勢が大切だ。

1266とはずがたり:2005/01/05(水) 10:28
<北陸>石川

(3)羽咋郡市 広域薄れ“南北”独歩
http://www.hokuriku.chunichi.co.jp/kaganoto/gappei/index1-3.shtml
 「1市4町は難しいので2町(押水、志雄)でいく。議会からも働き掛けを」。今月上旬、本吉羽咋市長は、川口正雄・市議会合併推進検討特別委員長ら長老市議3氏を市長室に呼び、方向転換の意思を伝え、協力を要請した。
 本吉市長が執着した羽咋郡市1市4町による合併構想は、3月4日の首長レベルの合併懇談会で、協議の休止が決まった。羽咋市への吸収合併に、郡側の抵抗感が強かったからだ。

孤立避け市が方向転換
 休止決定後、北部の志賀、富来両町が3月25日に任意の合併協議会を立ち上げれば、南部の押水、志雄両町議会も同19日に、合併の方向性を探る懇談会を設置。これまで広域圏業務の要を担ってきた羽咋市が、蚊帳の外に置かれてしまった。
 志賀原発の三法交付金や固定資産税で潤う志賀町の細川町長は「羽咋郡市で合併した場合、財政力のある志賀町の負担が大きすぎる。富来町とならわずかで済む」と言い切る。
 合併相手となる富来町の松田町長は「2町でも、1市4町でも損得は同じだが、2町なら進めやすい。地理的にみても志賀町の意向を重視せざるを得ない」と本音を漏らす。
 2町が独自路線に走り出した以上、羽咋市に残された選択肢は志雄、押水両町のみ。本吉市長の協力要請に対し、川口委員長は「6月議会が始まる前に、志雄、押水両町議と羽咋市議の合同懇談会を開きたい」と、連休明けにも全員協議会を開き、市議間の意志統一を図る。

志雄、押水に温度差も
 だが、前途は必ずしも明るくない。「志雄と押水は歴史的につながりが深い。まず、両町議会で議論を深めてほしい」と語るのは中西押水町長。1市2町の合併に踏み出すとしても、まず2町を先行し、羽咋市と“対等”の立場にこだわるようだ。
 もっとも、志雄町の中野町長は「志賀、富来で一つ、羽咋市はそのまま、志雄、押水で一つでは、広域合併の意義がない」と押水町との温度差を指摘する。
 実際、人口規模などで基準額が算定される合併特例債は、1市4町では368億円に上るが、富来、志賀両町が抜けると、半額以下の172億円。志雄、押水両町だけでは70億円にとどまる。
 25日の会見で本吉市長は「少なくとも1市2町で合併する必要がある」と正式に同市郡内の二路線化に言及した。同時に「両町の議論の推移を見守りたい」と吸収を懸念する両町側への配慮も見せた。
 「それぞれの合併後、財政体質が強くなれば、1市4町、中能登2市10町の合併を目指せばよい」(ある町長)。ようやく始まった1市2町の合併論議が挫折すれば、大同団結はあり得ない。

合併構図と特例債
http://img.0bbs.jp/u/tohazugatali/8_11
(http://0bbs.jp/tohazugatali/)

1268とはずがたり:2005/01/05(水) 10:52
>>1267

追い込まれ合併申請/越県合併で、田中知事
http://mytown.asahi.com/nagano/news02.asp?kiji=4995

  田中康夫知事が4日、長野県山口村と岐阜県中津川市の越県合併にゴーサインをだした。昨年9月議会に議案提出を見送ったことから始まった混乱は、市町村からの反発、12月県議会での議員提案による議案可決という異例の事態をたどった。知事は県庁内でも孤立感を深め、「県議会の議決を厳粛に受け止める」以外の選択肢はなくなっていた。

  「呻吟の末、私は県議会における議決を厳粛に受け止め、山口村の越県合併申請を行うことを決意しました」。知事は同日午後の記者会見で用意したコメントを伏し目がちに読み上げた。

  自らの議案提案見送りが招いた混乱についても、「混乱という人もいるかもしれないが、(越県合併問題に対する)県民の議論や認識の深まりには一定以上の寄与があった」と述べて正当化した。

  しかし、知事自ら「議決機関の判断を県民の民意により近いものと考えざるを得なかった」と理由を説明したように、知事は12月議会前から、対議会はもとより、県庁内でも孤立感を強めていた。

  合併議案が、49対7の賛成多数で議決されるなど議会の大勢は「合併やむなし」。さらに、知事の側近と見られている青山篤司出納長が「地域住民の意見を尊重するべきだ」と発言。小林公喜総務部長も「知事には申請義務がある」など答弁し、知事には選択肢はほとんどなかった。

  12月県議会後、急に強調し始めた村民に対する「ケア」策についても、知事は会見で「誠意を持って個別対応させていただく」と述べるにとどまり、具体的内容には言及できなかった。村民に直接今回の方針を説明するかどうかも「未定」という。

      ◇

  知事が総務相に合併申請をする方針を表明したことを受けて、議員提案による合併関連議案の議決をした県議会の古田芙士議長は4日夕、緊急の記者会見を開いた。

  古田議長は、これまでの知事の言動を「村に意向調査などをさせておきながら、直前になって反対を打ち出すのは、知事として許される行為ではない」と批判。知事が会見で「越県合併問題に対する県民議論が深まった」との見方を示したことには、「そうではない」と否定した上で、「知事の不始末を議会側がフォローしただけのこと」と述べた。

  一方、総務省合併推進課は知事会見後の同日午後5時過ぎ、県まちづくり支援室から「知事が総務相に申請をする」との一報を受けた。同課は「申請を受ければ、淡々と手続きを進め、2月13日の合併期日に間に合わせたい」と話した。

  知事の合併申請で「平成の大合併」で初となる越県合併が実現する見通しとなった。同省によると、県境を越えて自治体そのものが編入する合併は、1959年1月に群馬県桐生市と栃木県菱村との合併以降はない。

(1/4)

1269とはずがたり:2005/01/05(水) 11:06
<東海>静岡県 小笠・掛川地区(佐野・城東地区)
では地元に帰って仕入れたネタをこちらも。

袋井は東海道五十三次とは云っても合いの宿(※下記参照)で新興なのに対して遠州森町は遠州一宮を有し小京都とも云われる歴史ある町。江戸時代は古着かなんかの集積地で大いに発展したのだそうだ。
それが公募一位の遠州市は新市の名前から外されるし,森の町立病院は袋井の市立病院に統合されるし(掛川の合併相手の大東・大須賀には町立病院無し)と袋井の一方的な専横が目立ちそれに怒っての離脱だそうな。
せめて遠州市としておいて実態は袋井市にもかかわらず遠州森の復活を匂わせとけば良かったのにねぇ。

大東町長は実は親子で町長なのだそうだが,先代の町長は(高度成長期だったせいか)企業誘致に成功して町を発展させた。そのため,現町長は親と比較されて今ひとつと評されてるそうな。全く田舎ってやつは。。

尚,大東は菊川などを含めた広域合併派だったが菊川と小笠が二町合併を決めたとき,掛川との合併を主張したのは大須賀町長とのこと。

菊川・小笠と掛川はゴミ処理や火葬場等で事務組合を組むので今回の合併話が出たときも当然一緒にやるものだと思ったのだそうな。

森町住民投票・袋井市浅羽町との合併
反対56% 賛成44% 投票率78.2%
森町住民は「合併反対」を選択
http://www.iso-ya.com/topic/topic04_08/tp040830.html
 8月29日、周智郡森町で袋井市、磐田郡浅羽町との合併の賛否を問う住民投票が行われ、反対7204(55.9%)、賛成5683(44.1%)、無効112で合併反対が過半数を超えた。森町の有権者数1万6623人、投票総数1万2999票で投票率は78.2%だった。

 森町の村松藤雄町長は、開票後の記者会見で住民投票の結果を尊重すると発言した。これにより、袋井市、森町、浅羽町の合併は事実上破産した。

 森町議会は8月31日午前9時30分から、合併調査研究特別委員会を開き、今回の住民投票の結果を尊重し、合併関連議案を再審議し、議会としての意向を決める。

調印式後の住民投票

 森町は袋井市、浅羽町の1市2町で平成15年7月に合併協議会を設置した。本年5月17日に開かれた第17回会議で、賛成多数で合併を是とする結論が出され、翌18日には石川県知事が立会人となって調印式が行われた。

 調印式を受けて、袋井市議会、浅羽町議会は賛成多数で、合併を議決したが、森町は継続審議とした。

 森町では、新市名称が公募で多数だった「遠州」ではなく「袋井」に決まったことや、森町病院が袋井市民病院に吸収されることに不安が強まり、住民から合併の賛否を問う住民投票条例制定の発議が出された。森町議会は8月3日に住民投票条例案を可決し、住民投票が実施された。

国の「アメとムチ」

 8月30日付静岡新聞は、「合併ノーの選択は、補助金をちらつかせて合併を推し進める国の『アメとムチ』の施策に屈せず、自力でまちづくりを進めていくという町民の覚悟の表れとも言える」と解説した。

 県内では、東伊豆町に続く二番目の住民投票になった。また、松崎町、西伊豆町、賀茂村の合併協議会が調印式直前に、松崎町で住民投票が実施されることが議決され、これに反発した西伊豆町、賀茂村が合併協から離脱し、合併協議が解散した。

 由比町でも住民投票が行われたが、合併の是非ではなく、合併協議会設置を問うものだった。

(2004年8月30日)

※合いの宿
有松(ありまつ)http://www.mt-fuji.co.jp/JNT/Machinami/Arimatsu.html
東海道五十三次の知立(池鯉鮒・ちりゅう)と鳴海(なるみ)の間の合いの宿(正式に定められた宿場の中間にある宿場)として設けられた町で、それ以前は人家のない淋しい道だったので、街道の安全のために設けたといわれる。しかし、合いの宿では茶店程度なので生計が立たないために、手織り木綿と絞り染めを合わせ、有松絞りとして産業化し、道中の人々に売り、地元の名産となった。その後は尾張藩の保護もあり、問屋が20軒もとなった。今残る町並みは天明4年(1784)の大火後のものである。

池鯉鮒(ちりゅう)←何度見ても漢字遣いいいねぇ。。

1270片言丸 </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/01/05(水) 14:47
<中部(北陸)> 富山県
新黒部駅(仮)ってここなんですよね。北日本では名称として「黒部・宇奈月温泉」駅ってのも候補に挙がってたりして、今後ここを核としてよりつながりが深まりそうな地域。この一市一町ならまとまる気がしますが。
http://w3222.nsk.ne.jp/~otanuki/Shinkansen/HokurikuExt/Asahi_Uozu/Asahi_Uozu0408.html

宇奈月との合併を引き続き模索 黒部市長 (北日本1/5)

 合併問題で揺れた黒部市などでは、市長らが新年からの新たな展開に望みを託した。

 堀内黒部市長は「残された時間は厳しいが、最後まであきらめず、努力していく」と述
べ、宇奈月町との合併を引き続き模索する意向を示した。山本豊一市議会議長も「あきら
めず、全精力を傾けたい」とあいさつした。

 宇奈月町の中谷町長は「議会、住民と相談して対応を決めたい」と述べたものの、議会
との協議日程は決まっていない。

 婦中町の大島町長は「金沢市に匹敵する人口四十二万人の県都が形成される。皆さんの
前途は洋々と開けている」と職員を激励。「町民の先頭に立って合併へまい進してほし
い」と四月一日の新・富山市誕生に向け、意識改革を求めた。

1271とはずがたり:2005/01/06(木) 23:50
<近畿>滋賀

是非!

臨時町議会で合併推進を決議 滋賀県安土町
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050106-00000062-kyt-l25

 安土町の町議会は6日、臨時議会を開き、合併特例法期限内(3月末)に近江八幡市との合併を目指すことを津村孝司町長に求める決議案を、賛成七、反対六の賛成多数で可決した。
 決議は、厳しい財政状況などから行政基盤強化が必要で、歴史的、文化的に生活圏が重なる近江八幡市と早急に合併協議会を立ち上げるべき、としている。
 津村町長は昨年1月、同市との一市一町合併協議開始を提案。同町は3月、住民アンケートを実施したが、回答者の約6割が「当面単独」「単独」を選んだため、特例法期限内での合併を断念した。
 津村町長は「合併特例法期限内での合併の是非は、昨年の住民アンケートで答えが出ており、これから協議を進めるにしても、住民に説明する時間もなく、不可能」と話している。
(京都新聞) - 1月6日23時9分更新

1272とはずがたり:2005/01/06(木) 23:54
<沖縄・岩手>
宮古島市とかには出来ないのかね?宮古市が強硬に反対すればごり押しできない筈だ。
そもそも東京都の府中市も名前変更すべきだ!
まぁ鹿嶋市は鹿島市で良かった気もするしそもそも鹿島市は藤津市の方がよいような気がする。

<2005年1月6日 朝刊 23面>
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200501061300.html#no_4
「宮古市」なぜ同名に/岩手側、4項目の質問状
合併協は変更考えなし

 今年十月の合併を目指す平良市など宮古五市町村合併推進協議会が新市名称を「宮古市」と決めたことに対し、岩手県宮古市は五日、「同一名称にした理由を知りたい」と、同合併協に四項目の質問状を送った。一方、合併協側は「これまでの議論を説明するだけ」と、新市名を変更する考えはない。

 宮古市によると、質問状は熊坂義裕市長名で、同合併協会長の伊志嶺亮平良市長あてに郵送。協議会事務局にファクスも送られた。

 質問は新市名称を「宮古市」とした経緯や、同一名称で混乱が生じないと判断した理由、なぜ事前に岩手側に照会しなかったか、同一名称にした場合のメリットがあれば教えてほしい―の四項目。十四日までの回答を求めている。

 宮古市は「向こうから説明がないので文書で質問することにした。回答を受けて対応を考えたい」としている。

 岩手県側で波紋が広がっていることを受け、昨年十二月末の合併協では「住民にアンケートを取ったほうがいい」などの意見も出たが、「合併協で決めたことは重みがある」との意見が多数を占め、「宮古市」は変更しないことでまとまっている。

 伊志嶺会長は「議論過程をそのまま説明するため、回答書を作っている。岩手に早めに返事したい」と述べた。

1273とはずがたり:2005/01/07(金) 00:52
<東北・北海道>秋田県3題

69市町村の選択:県内合併動向 土壇場で破たんや離脱も /秋田
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050106-00000126-mailo-l05
 国からの交付税削減など厳しい財政状況を背景に県内各地で協議が進む「平成の大合併」。特例法適用のための申請期限を3月に控え、年内に10地域で新市町が誕生する予定だが、土壇場に来て協議が破たん、枠組みが崩れるケースも目立っている。主な地域の動向をまとめた。
 ◇3月に6新市誕生◇
 県内で法定協が設立された14地域のうち、昨年11月に誕生した美郷町のほか8地域で協議事項をすべて終了し、県への合併申請を済ませた。
 このうち3月22日には▽北秋田市▽男鹿市▽潟上市▽由利本荘市▽大仙市▽湯沢市が一斉に誕生する。全地域で議員の在任特例を適用しており、春には初代市長選のみが行われる。一方、由利本荘市は地域自治区と常勤特別職の設置を決め、人選が注目される。
 また、1月11日に秋田市、6月20日に大館市がそれぞれ2町を編入合併する。このほか「にかほ市」は、今月6日に合併期日を決定する予定。
 ◇離脱と不協和音◇
 昨年12月には、協議が暗礁に乗り上げるケースが相次いだ。能代山本7市町村の法定協は、県内外の住民の反対を受けた名称「白神市」を巡って混乱。再考案と代案「能代市」を否決された能代市が離脱した。6町村は枠組み変更での合併か法定協解散、同市に再考を求めるかなどについて、今月中に意見集約する。
 「湖東町」でも、住民アンケートの結果を受けた井川町が法定協を離脱した。残る五城目、八郎潟両町でも、2町合併か自立かを問う住民アンケートを今月上旬にも始める。
 横手平鹿8市町村では、合併協定書の調印後に議会の反対を受けた増田町が離脱。7市町村は枠組みを変更し、来年10月の合併を目指している。
 また「仙北市」では、庁舎位置「田沢湖町」の決定に角館町の委員が反発。名称への不満も渦巻く中、合併の是非を問う住民運動が5日にスタートした。今後の町や議会の対応が注目される。[小倉祥徳]

1月6日朝刊 
(毎日新聞) - 1月6日16時10分更新

角館の苛立ちもよぉー解る。。俺にも合併停滞しても納得できる地域は少しはあるのだな。

69市町村の選択:住民投票の署名で代表者証明書交付−−角館町 /秋田
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050106-00000127-mailo-l05
 角館町は5日、田沢湖町、西木村との合併の是非を問う住民投票の実施を求めている住民団体「明るい町政を考える会」(田口晃会長)に代表者証明書を交付した。6日から署名運動に入り、1カ月以内に有権者数の50分の1(240人)以上が集まれば住民投票条例制定の直接請求を行う。
 同団体は、新市名「仙北市」の決定過程や、新市事務所位置が田沢湖町役場になったことに疑問を呈している。合併協は今年3月28日の合併を検討しているが、直接請求の動きでスケジュールが遅れる可能性が出てきた。[野口武則]

1月6日朝刊 
(毎日新聞) - 1月6日16時10分更新

白神能代市でええやん。

69市町村の選択:「白神市」問題 寺田知事、離脱の能代市長に合併促す /秋田
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050106-00000128-mailo-l05
 ◇知事「名称で離脱、残念」
 寺田典城知事は5日、能代市内であった同市と能代商工会議所の合同新年会で、新市名「白神市」問題で同市が能代山本地域7市町村の法定合併協議会を離脱したことに触れ、「名称のことで合併が実現しないのは残念。まだ(3月末の合併特例法の申請期限まで)間に合う。どこにでも一緒に行くから」と豊澤有兄市長に合併を促した。これに対し、豊澤市長は壇上で「よろしくお願いします」と寺田知事に深々と頭を下げた。
 新年会には地元経済界から約360人が出席した。離脱後、慎重な態度を示している豊澤市長は報道陣に対し、「知事の考えは理解できる。(周辺6町村から)動きがあった時点で議会、市民の声をまとめた上で対応していく」と話した。[田村彦志]
1月6日朝刊 
(毎日新聞) - 1月6日16時10分更新

1274とはずがたり:2005/01/07(金) 00:54
<北陸>

>>1232こう云う事か。。

鯖江抜きの坂井郡全体と合併は如何?

酒井・春江町長「福井市と合併希望」−−会見で表明 /福井
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050106-00000266-mailo-l18

 福井県の坂井郡4町での合併からの離脱を表明した春江町の松浦豊町長が昨年末、福井市の酒井哲夫市長に「福井市との合併を希望する」と伝えていたことが分かった。
 酒井市長が4日の会見で明らかにした。酒井市長は「(福井市との合併は)町長自身の気持ちで、春江町すべてがまとまっているようではないようだ」と説明。そのうえで、「福井市としては、とりあえず4つでスタートしその後は中核市を展望していくという方向で、春江町に限らずそのような声がかかれば、基本的に話し合いはさせていただく」と話した。[樋口岳大]

1月6日朝刊 
(毎日新聞) - 1月6日16時40分更新

1275とはずがたり:2005/01/07(金) 01:14
<中国・四国>
ここは各課の取引で大揉めに揉めたところ。>>1045-1049 >>1211

新町各庁舎課配置巡り「裏取引」 由岐町、合併見直しも−−上灘3町合併協 /徳島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050106-00000222-mailo-l36
 ◇「2町が裏取引」
 今年10月の「美海町」発足を目指す由岐、日和佐、牟岐3町による海部郡上灘3町合併協が5日、牟岐町内であった。日和佐、牟岐両町長が、由岐町や協議会を通さずに新町発足後の各庁舎への課の配置を調整しようとしていたことに対し、兵庫賢敏・由岐町長(協議会会長)は「由岐町をないがしろにした」と不信感を表明。新町設置議案の再提案を「考え直す」とし、離脱も含め合併への対応を見直す意向を示した。
 同合併を巡っては昨年12月、由岐、日和佐の2町議会が新町設置議案を否決(牟岐は可決)。両町長は1月中に同議案を再提案し、可決を目指す方針を示していた。
 近藤和義・日和佐町長は先月、池内正勝・牟岐町長と面談。牟岐庁舎に置くと決まっていた農林振興課について、「農地、林地の多い日和佐町の実情を考え、(人員配置などの)運用面で配慮する」ことを依頼し、同意を得た。12月議会で近藤町長は、この点を説明したうえで、議員に賛成への理解を求めていた。
 この日の協議会では、両町長の合意について、「協議会での決定を勝手に変更する裏取り引き」などと批判が集中。兵庫町長も「残念だが、信頼関係を持ち続けられるか微妙になった。町に持ち帰って対応を検討する」と述べた。[中村敦茂]

1月6日朝刊 
(毎日新聞) - 1月6日17時25分更新

1276とはずがたり:2005/01/07(金) 01:27
<北関東>茨城

そらフカキョンの下妻物語の名を消す訳にはいかんべぇ。
それにしても役所の位置を譲っちゃうとは!一応石毛まで含めれば真ん中か。

4市町村の合併協解散受け、下妻市と千代川村で法定協設置へ /茨城
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050106-00000142-mailo-l08

 4市町村による合併協議が破たんした下妻市と千代川村は5日、今月中に2市村での法定合併協議会を設置する方針を決めた。両市村は、解散した4市町村合併協に参加していた石下町も加えた3市町村による合併を望んでいるが、石下町は新市名称を「下妻」にこだわる下妻市の姿勢に反発している。
 下妻市と千代川村両首長は5日、14日に法定合併協設立の調印式を行い、18日に両議会で議決する方針を確認した。新庁舎は千代川村内に建設することで合意している。千代川村の稲葉本治村長は「合併の規模や交流の深さから下妻市を相手に選んだ」と語った。
 石下、八千代両町を加えた4市町村による合併協は新市名称などを巡って対立し、昨年11月に解散。だが、八千代町を除いた3市町村は、その後も合併する方法を模索していた。

1月6日朝刊 
(毎日新聞) - 1月6日16時15分更新

1277とはずがたり:2005/01/07(金) 20:16
<山梨県>
間に合うのか?

市町村合併:上九一色村議有志、甲府市議長に北部の合併申し入れ /山梨
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050107-00000080-mailo-l19
 上九一色村の村議12人のうち、村北部に住む3人が6日、甲府市議会の森沢幸夫議長と山村雄二副議長を訪れ、同村北部との合併を改めて申し入れた。
 これに対し、森沢議長は、村が市に正式に合併を申し入れた後、28市議で作る市町村合併促進議員協議会などを開いて協議した上で、正式に決める方針を説明。「昨年4月に解散した法定合併協議会で協議を行った経緯があり、流れをほごにすることはない」と話し、村南部の合併方針が定まれば、合併は可能との認識を示した。
1月7日朝刊 
(毎日新聞) - 1月7日16時35分更新

1278とはずがたり:2005/01/07(金) 20:27
<中国・四国>愛媛県
>>1160の続き(>>1065 >>1044 >>702 >>692 >>22)

またも議長選出できず−−松野町議会 /愛媛
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050107-00000261-mailo-l38

 議長選出を巡って空転が続く松野町議会は6日、臨時議会を再開したがまたも議長を選ぶことができなかった。自主解散後に、初の臨時議会が開かれてから1カ月近くも議長選出ができない極めて異常な状態となっている。12日に再開する。
 町議会は1日に旧広見町と日吉村が合併して誕生した鬼北町との合併か住民投票実施を望む与党の7議員と、宇和島市を中心とした合併を主張する野党の7議員で調整がつかず、議長選出は新年に持ち越されていた。これまで6回の臨時議会でも歩み寄りがなく、対立の根深さが浮き彫りとなっている。
1月7日朝刊 
(毎日新聞) - 1月7日18時2分更新

1279とはずがたり:2005/01/07(金) 20:30
<東北・北海道>山形県鶴岡地区
>>1227-1229
どうせゲス根性丸出しで町議に議長にって動いてただけだろーに。みんなに迷惑かけて部長に文句つけるなど図々しいも程がある。

山形の合併:「住民投票条例制定を」 羽黒町民団体が直接請求 /山形
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050107-00000085-mailo-l06

 南庄内6市町村の合併関連議案の審議をめぐり混乱が続く羽黒町に対し、住民グループ「羽黒町の未来をつくる会」(佐藤剛代表)は6日、合併の賛否を問う住民投票条例の制定を求めて直接請求した。
 佐藤代表は「合併賛成派と反対派がきっ抗し、議会が空転している現状の解決策として、町民の意思で合併するかどうかを決めるべきだ」と話し、町や議会が町民の声を聞かずに合併議案を採決した場合は、町長と議会のリコールも検討するとしている。
 町選管によると請求後、審査を経て告示され、1カ月以内に有権者7759人(5日現在)の50分の1にあたる156人以上の署名が集まれば、町長に議会へ条例案提出を求めることが出来る。ただ、知事選期間中は署名収集活動が出来ないため、告示は選挙後になる見通し。
1月7日朝刊 
(毎日新聞) - 1月7日16時10分更新


山形の合併:羽黒町議長の謝罪要求で、鶴岡市部長が陳謝 /山形
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050107-00000086-mailo-l06

 南庄内6市町村の合併関連議案審議中の羽黒町議会で議員に助言を与えたとして、山口猛議長が鶴岡市合併対策室長の佐藤智志総務部長に謝罪を求めていた問題で、佐藤部長は6日、羽黒町役場を訪れ、「ご懸念を与えたことをおわび申し上げる」と陳謝した。
 佐藤部長は、助言をしたとされる行為については否定したものの、議会事務局の電話を使用したことや監査委員室を休憩室に利用したことについては「町職員から勧められた」と話している。
 これを受けて山口議長は7日に議会運営委員会を開き、合併議案を審議する臨時会の日程を協議するという。臨時会は12日に開会される見込み。
1月7日朝刊 
(毎日新聞) - 1月7日16時10分更新

1280とはずがたり:2005/01/07(金) 20:31
<東北・北海道>
象潟町の不満は解消されたのかいな?

新市「にかほ」の合併期日、10月1日に決定−−仁賀保・金浦・象潟合併協 /秋田
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050107-00000113-mailo-l05

 仁賀保、金浦、象潟3町の合併協が6日開かれ、新市「にかほ」の合併期日を10月1日とすることを決めた。また、旧議員の在任特例を7カ月間適用することを確認するなど、ほとんどの協議事項を終了し、特例法期限の3月までの合併申請にめどがついた。
 協議会事務局は期日について、旧町役場への住民総合窓口の設置や、事務事業のすり合わせなどに一定期間が必要と説明した。これで6月2日が任期満了となる金浦町長選の実施も確定した。
 このほか、新市議会は法定数の上限より2減の定数24とすることも確認。在任特例の期間に関しては、民間出身委員から「財政負担の面から1カ月」との意見も出たが、「『議会の意向が無視された』となれば、これまでの協議が水の泡になる可能性がある」などと説得された。

1月7日朝刊 
(毎日新聞) - 1月7日16時10分更新

1281とはずがたり:2005/01/07(金) 20:33
<東北・北海道>
間に合うんだろーねー?やな予感。。

’04合併協議:進展・波乱 気仙沼地域合併、10月1日に延期 /宮城
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050107-00000108-mailo-l04

 気仙沼市と本吉、唐桑両町で作る法定合併協議会(会長・鈴木昇市長)は6日、3市町の合併期日を「今年3月末日まで」から10月1日に半年間遅らせることを決めた。電算システムや事務作業の統合が間に合わないと判断したため。
1月7日朝刊 
(毎日新聞) - 1月7日16時5分更新

1282とはずがたり:2005/01/07(金) 21:26
<関東・東京>

選挙:相模原市長選 共産系団体、大谷直敏氏を支持 /神奈川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050106-00000103-mailo-l14

 23日に投開票の相模原市長選で、共産党の支持母体「平和で豊かな相模原民主市政をつくる会」(中里龍夫代表委員)は5日、今
年3月までの津久井郡4町との合併に反対して立候補を予定する無所属新人で前市収入役の大谷直敏氏(61)の支持を決めた。
 同会は合併問題について「住民合意のない合併は暴挙」と反対を主張。合併の是非を大きな争点とした市長選で独自候補を擁立すれ
ば、合併反対票が分断され、合併推進をとなえて3選を目指す小川勇夫市長(74)に有利になると判断して候補擁立を見送った。
 大谷氏と政策協定は結ばず、「勝手に応援する」(中里氏)との立場だが、あらゆる選挙活動で全面的に支援する方向だ。同会は相
模原民主商工会など16団体(約7000人)で構成。01年の前回市長選では中里氏が立候補し約2万2800票を獲得した。市長
選には今のところ小川市長と大谷氏、無所属新人の一級建築士、長崎克央氏(48)の3人が立候補を予定している。【高橋和夫】

1月6日朝刊 
(毎日新聞) - 1月6日16時31分更新

1283とはずがたり:2005/01/07(金) 21:29
<信越>新潟県岩船地域

強気だねぇ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050106-00000012-mailo-l15
岩船郡5町村との合併推進方針を確認−−村上市議会 /新潟

 岩船郡5町村との合併問題で村上市議会は5日、全員協議会を開き、新市名を住民アンケートで決めることなどを条件に合併を推進していく方針を確認した。
 村上市では、佐藤順市長が昨年11月、法定合併協議会での町村側の対応が一方的と批判し、協議離脱を宣言した。これに対し、合併賛成派の市議は住民投票条例案を提出。一度は可決されたものの、市長が再議に付したため、出席議員の3分の2以上の賛成が得られず、廃案となった。
 しかし、市長派の市議にも合併の必要性を認める声があり、昨年末、反市長派の市議の説得で、20人の市議のうち17人が合併推進で一致。佐藤市長が協議再開の条件として掲げていた「新市名を住民アンケートで決める」「協議会の合意は全会一致を原則とする」など4項目を掲げた決議案を作成し、5町村側にも同様の決議を求めた。
 12月27日に開かれた6市町村の議長副議長会議では、町村側が決議に難色を示したが、この日の全員協議会では合併方針に変更
がないことを確認。今月11日に再度開かれる議長副議長会議に、町村側の意見を取り入れた妥協案を示すことで一致した。
1月6日朝刊 
(毎日新聞) - 1月6日16時35分更新

1284とはずがたり:2005/01/08(土) 00:14
<東北・北海道>青森県 南部地域

八戸との次の合併を睨んだ布陣か>町役場:福地村

名川・南部・福地の新町名は南部町 2004年12月24日(金)
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2004/1224/nto1224_14.asp
 二〇〇六年一月の合併を目指す法定の名川・南部・福地合併協議会(会長・夏坂秀一福地村長)は二十四日、福地村の総合保健福祉センター「ゆとりあ」で第四回協議会を開き、新町名を「南部町(なんぶちょう)」にすることを全会一致で決めた。

 合併協事務局は十一月十二日から今月三日にかけて、三町村の住民を対象に新町の名称を公募。新町名候補選定委員会は十五日、応募総数六百九件のうち、「南部町」「馬淵町(まべちちょう)」「四戸町(しのへちょう)」の三候補に絞り込んでいた。

 同委員会はこの中で(1)住民の応募総数が一番多い(2)南部藩発祥の地であり、歴史の重みを後世に引き継ぎたい(3)歴史遺産が数多くあり、伝統芸能に南部と付くものが多い−などの理由から、「南部町」の名称を推薦。三町村の合併検討委員会も「南部町」で意見集約していた。

 協議会後、夏坂村長は「新町にふさわしく、南部藩発祥の地として重みのある名前と思っている」、工藤祐直名川町長は「広く南部地方を表すという意味で、抵抗はなかった」、二本木憲一南部町長は「南部地域を代表する町として、新しい歴史を築きたい」と話した。

合併期日案を了承/福地村検討委
http://www.toonippo.co.jp/tokushuu/gappei/news2004/1120_3.html
 福地村は十九日、村役場で合併検討委員会を開き、名川町と南部町との第一回法定合併協議会で結論を持ち越した合併の目標期日を事務局案通り「二〇〇六年一月一日」とすることで了承した。二十二日の村議会全員協議会でも了承し、村として意見集約する見通し。

 合併検討委では、第二回協議会に提出予定の案件も協議したが、特に異論は出なかったという。

新町本庁舎は福地に/名川・南部・福地2004年11月27日(土)
http://www.toonippo.co.jp/tokushuu/gappei/news2004/1127_8.html
 法定の名川・南部・福地合併協議会(会長・夏坂秀一福地村長)の第二回協議会が二十六日、名川町中央公民館で行われた。新町の本庁舎は福地村の現庁舎を活用、合併期日は二〇〇六年一月一日とし、議会議員の取り扱いは在任特例を適用、在任期間は〇七年九月までの一年九カ月で、特例期間後の議員定数は二〇とすることなどが承認された。

 本庁舎については福地村、南部町の委員から「八戸市とのかかわりは大きくなる。同市に近い福地村がいい」などと福地村を推す意見が出され、満場一致で承認した。

 在任特例の適用は、首長と議員の双方が同時に失職すれば行政運営に支障が出ることなどを理由とした。特例期間中の定数は四六で、在任特例の期限は〇六年度の新町決算承認後をめどとした。合併後の定数は地方自治法上は二六となるが、行財政改革を考慮し二〇とする。

 ほかに▽特別職は失職▽財産、地方税、一般職員は新町にそのまま引き継ぐ▽農業委員会は〇六年九月までの在任特例後に定数二二とする▽各使用料、手数料は統一▽地域審議会は置かない−など十三項目を承認した。

1285とはずがたり:2005/01/08(土) 00:16
<東北・北海道>青森県 五戸地域

むぅ。。一旦袖にされたから当然と云えば当然だが。。
三戸という選択肢はないのかな?

五戸町長に合併検討要請/新郷 2004年11月17日(水)
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2004/1117/nto1117_8.asp
 新郷村の細川潤八郎村長は十六日、五戸町役場に三浦正名町長を訪ね、両町村の合併を検討する場の設置を要請した。

 会談は非公開で行われた。会談後、取材に対し細川村長は「五戸町と合併を望む住民の声が大きいことを伝え、合併協議を始める前段として合併の話し合いに応じてもらえるよう相談した」と説明。三浦町長は「私一存では申し入れを受けるか受けないか判断できないので議会と相談すると答えた」と話した。

 両町村の合併に関し三浦町長は、九月定例議会で「合併したばかりの町で新たな合併論議は通常考えられない」として、慎重な姿勢を示している。

 新郷村は、合併前の旧五戸町、倉石村を含めた三町村で任意の合併協議会を設置したが、八戸地域の合併へ方針転換し離脱した。五戸町、倉石村は七月一日に合併したが、新郷村は八戸地域の大同合併が実現せず、北紀一県議が五戸町との合併の仲介に乗り出している。

 新郷村では九月の住民説明会で五戸町との合併を望む声が多数出された。また「新郷村の合併を考える会」(高橋満会長)が五戸町との合併の是非を問う住民投票を直接請求するため署名簿を村選管に提出しており、署名簿縦覧が十六日から二十二日までの日程で始まっている。

五戸町議会、新郷との協議応じず2004年11月26日(金)
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2004/1126/nto1126_8.asp

 五戸町議会は二十五日午後、議員全員協議会を開き、十六日に新郷村の細川潤八郎村長から三浦正名町長に対し要請があった両町村の合併を話し合う場を設けないことを決めた。二十六日に三浦俊哉議長が三浦町長に議会の結論として報告する。

 協議会は非公開で行われた。三浦議長は記者会見で要請に応じない理由を「いろいろある。(合併協議会から新郷村が)分かれた後、倉石村と五戸町で合併をまとめ将来に向かっている矢先のことで、話し合う場を設けるべきという議員は一人もいなかった」と説明した。

 三浦町長は「議会の報告を参考にして最終判断する。なるべく早く(細川村長に)回答したい」と話した。

 一方、新郷村議会は同日午前、議員全員協議会で「五戸町の結論も踏まえ合併の方向づけを慎重に進める」との方針を確認している。細川村長は五戸町議会の結論に対し「議会と相談しながら冷静に対応し最善の道を探っていく」と語った。

 新郷村は二〇〇一年に五戸町、倉石村と任意の合併協議会を設置した後、八戸地域での大同合併へ方針転換したが、八戸市が示した合併枠から外され実現しなかった。

 同村では「新郷村の合併を考える会」(高橋満会長)が五戸町との合併の賛否を問う住民投票条例制定の本請求を二十六日に行う予定で、この審議にも影響を与えそう。

1286とはずがたり:2005/01/08(土) 00:24
<東北・北海道>青森県 津軽中央地域

板柳(>>117 >>465 >>514 >>878-880)があれいやこれいや言い過ぎの印象だが

板柳法定協離脱/「鶴田と考え方に違い」2004年11月26日(金)
http://www.toonippo.co.jp/tokushuu/gappei/news2004/1126_1.html

 板柳町は弘前市を中心とした津軽南地域合併協(当時)に加わらず、鶴田町との“小さな合併”を選択したが、それも白紙となった。板柳町は合併が破たんした理由として「鶴田町とは合併の狙いや基本的な考え方、行政の手法に違いがあり、調整がつかない」「鶴田町のトップダウン方式になじめない」などを挙げている。一方、鶴田町側は「新市名は法定協において全会一致で両町長に委ねたのを、舘岡一郎町長は一方的に鶴田の中野〓司町長と話し合えないとした。中野町長や両町の住民へ説明をしていない」という。

 住民の賛同を得て始まった協議だったが、板柳町から住民への説明は、合併がこじれてから一度も行われず、合併協議の白紙撤回は町民に対して事後報告となる。説明責任を果たしたかが問われる。

 板柳町の財政事情は厳しく、合併事務局の任意協時代のシミュレーションによると、このまま推移すれば、単独では二〇〇五年度には早くも歳入不足に陥り、基金を取り崩しても赤字に転落。さらに今後、地方交付税の削減も予想される中で、財政再建団体転落の恐れすらある。

 板柳町の一部には藤崎町、常盤村との合併を志向する声があるが、二町村は法定協をつくり、〇五年三月までの合併を目指しており、板柳町が加わるのは時間的に難しいとみられている。

 板柳町は合併を志向しながら、合併をせずに単独での自治体運営を迫られる可能性がある。町当局と町議会には今後、町民に対し、納得のいく説明が求められる。
(五所川原支局・奈良岡千裕)

「理由が分からない」/鶴田町長、板柳の対応批判2004年11月26日(金)
http://www.toonippo.co.jp/tokushuu/gappei/news2004/1126_2.html
 鶴田町の中野〓司町長と當麻榮一町議会議長、一戸豊町議会市町村合併特別委員長は二十五日、同町役場で記者会見し、中野町長は「99%の項目で合意してゴールも間近と思っていただけに、板柳町の法定協からの離脱は残念」と、無念の表情で語った。

 津軽中央地域合併協が白紙になった理由について、中野町長は「さっぱり分からない。市の名称でも、字の取り扱いでもないのだろう。なぜなら両町長に一任されたのに、一度も話し合いをしようとしないのだから。土俵に上がってこないので、協議もできなかった」と板柳町の対応を批判。

 昨年九月に板柳町から合併を申し込んだ経緯にも触れ、中野町長は「鶴田としては地区説明会を開き、板柳との合併で理解を得ているのに、という思いだ」と話した。

 また當麻議長と一戸特別委委員長も「両町の議長と特別委委員長で合併に努力してきただけに残念」「法定協の会議が持たれないまま離脱に向かった」と、板柳町の対応を批判した。

 同町は、板柳町との合併が白紙になり、また隣接の五所川原市は来年三月に金木町と市浦村と合併することから、合併は事実上不可能とみられるが、中野町長は「ショックで今は何も考えられない。時間をかけて判断したい」と話すにとどまった。

※「〓」は「堅」の「土」が「手」

1287とはずがたり:2005/01/08(土) 00:36
<東北・北海道>青森県 津軽中央地域

平鹿もけちくさいねぇ。

2004年11月27日(土)
合併協参加「壁厚い」/鈴木田舎館村長
http://www.toonippo.co.jp/tokushuu/gappei/news2004/1127_2.html

 26日、県庁に三村申吾知事を訪れた鈴木孝雄田舎館村長は当選のあいさつもそこそこに「3町村に合併の要望書を出そうと思っている。ぜひ県にもアドバイスしていただきたい」と切り出した。法定合併協議会を設置している平賀、尾上、碇ケ関の三町村との合併を公約に掲げて当選した鈴木村長にとって、協議会への参加はまさに悲願だが、三村知事は「どうこう申し上げられないが、合併はあらためて地域を考える機会」などとかわした。鈴木村長は村議会の了承が得られれば、3町村に協議会参加を正式に要望する考え。しかし、外川三千雄平賀町長が協議会に加えないことを表明している上、県の後押しも期待できず「壁は厚い」と記者団にこぼした。

2004年11月30日(火)
4町村枠を再確認/新村長就任後、初の田舎館村議会全員協
http://www.toonippo.co.jp/tokushuu/gappei/news2004/1130_1.html

 田舎館村議会は二十九日、鈴木孝雄村長の就任後初めて議員全員協議会を開き、法定合併協議会を設置している平賀・尾上・碇ケ関の三町村に対し、村として協議会参加を要望することを再確認した。

 田舎館村は八月に中弘南十市町村構想を発表後、広域合併の可能性が消えたため、九月に平賀町など三町村との合併に方針を転換。十月三十日の村長選で、佐藤隆司前村長の合併への取り組みを批判し「三町村との合併を早期に実現する」と訴えた鈴木氏が当選した。

 鈴木村長は全員協で「同じ穀倉地帯であり、平賀とは農協も合併しているので、(公約通り)合併を進めたい」と話し、議会側も村長の方針を認めた。

 ただ、鈴木村長が表明していた三町村に合併協議参加の要望書を提出する案については、まず口頭で要望すべきとの声もあり、意見はまとまらなかった。

1288とはずがたり:2005/01/08(土) 01:07
<新潟県>長岡地区

長岡市2005.4.1
長岡市, 南蒲原郡 中之島町,三島郡 越路町,三島町,古志郡 山古志村,刈羽郡 小国町
(推) 237,790 (国) 237,718 525.89

その他,寺泊・和島にこの与板・栃尾か。目指せ30万!

長岡への合併賛成が82%
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/namazu_i.asp?no=/2004/12/26/2004122624583.html
 長岡市と合併するか単独でいるかを問う三島与板町の住民投票は26日、投開票が行われ、長岡市との合併賛成が3298票、82・06%を占め、単独賛成の721票、17・94%を大幅に上回った。山崎忠弥町長は同日夜、「町民は合併による住民サービスの維持を望んでおり、そのため、長岡市との合併協議を進めたい」との意向を示した。
 同町では三島3町村合併を目指していたが10月末に協議が破たん。住民投票で将来について町民の意思を確認することになった。山崎町長はこの間、方向性を明言せず、住民投票を求めていたグループがビラ入れをしたほかは目立った運動もなく、投票率が6割台にとどまった。

[新潟日報 12月26日(日)]
( 2004-12-26-21:34 )

長岡が栃尾、与板と合併準備
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/namazu_i.asp?no=/2005/01/07/2005010724715.html

 長岡市は7日、栃尾市と三島与板町とそれぞれ合併協議会準備会を開き意見を交換した。合併特例法の期限が3月に迫っているため、法定協設置前の準備で開かれたもので、協定項目や協議方針を確認した。同市では早急に臨時会を開き、両市町との法定協議会設置議案を審議する見通しだ。
 長岡市議会で法定協設置が継続審議になっている栃尾との会合には、同市の馬場潤一郎市長、長岡市の森民夫市長、議会関係者が出席。馬場市長は「土地改良区で配慮してもらいたいことはあるが、6市町村の協定書にそのものには異議がない」と述べ、理解を求めた。

[新潟日報 01月07日(金)]
( 2005-01-07-19:28 )

1289とはずがたり:2005/01/08(土) 01:11
<信越>新潟県津南町など

秋山郷町がなると面白い。自立の鏡たりうる。
新潟県?長野県?

第6回 自 律(2003年02月20日掲載)
http://www.niigata-nippo.co.jp/rensai/n16/n16.html
開拓精神で独立選択
住民と連携 将来を探る

写真=十日町広域圏合併任意協議会の初会合。津南町は不参加を決め、あえて自律の道を探っている=1月25日、中里村

 高速交通ネットワークからも外れた中魚沼「妻有地域」のくに境、津南町が1月、十日町広域圏の合併協議会への不参加を宣言した。県内市町村の九割が合併協議に参加する中、時流にあらがうような選択。決して楽な道のりではない。小林三喜男町長は「町民とともに新たな気持ちで、将来を開拓していきたい。まず自治体が自らを律していく。自立でなく自律宣言だ」と決意を語る。

 津南は典型的な中山間地の町。山あいでは民家が寄り添うように建つ。全国屈指の豪雪地で、高齢化の進行も早い。小林町長は「山の中の福祉は交通の問題もあり難しい。中山間地では合併しても効率なんか上がらない」と力を込める。

 同町では住民が河岸段丘の台地に入り、作物を育ててきた。「開拓」という言葉にはその歴史がにじむ。「合併してもしなくとも苦しい。ならば町民と一緒になって、生活を守っていきたい」と〝開拓精神〟を語る。

   ■   ■

「合併に反対なのではない」と小林町長は言う。しかし、財源移譲もなしに、2005年3月と期限を切ったような合併には疑問を持つ。合併特例法ではさまざまなメリットが盛られたが、国は合併しないことの不利益も強調し始めた。

 中でも地方制度調査会の西尾勝副会長がまとめた「西尾私案」は小規模町村から権限を奪うことになる。

 同町上郷宮野原の島田福一さん(51)は昨夏以来、市町村合併を考える会の世話役として勉強会を重ねてきた。「合併しないですむのならしたくない」と考えていた。だが、西尾私案を既定路線のように感じ、不安を抱き始めている。町の方針に対し、「単独でやっていけるという根拠を示してくれないから不安なんさ」ともらす。

 このような声に、小林町長は「不安はあって当然。それを和らげるのが行政のつとめ」と、将来像を考える自律推進プロジェクトチームを設置する構えだ。

   ■   ■

 津南町と隣接する長野県栄村。同村は水田を守るため、村直営方式で村民も参加して事業費を圧縮する「田直し事業」などユニークな取り組みで全国に知られ、やはり津南町と同様、合併に頼らない村づくりを目指している。この村が掲げるのも「自律」。今月、「住民と行政の協働による村づくり」を提唱する「自律研究報告書」がまとめられた。

 「秋山郷を一つに」と、この両町村の県境を越えた合併論が浮上している。高橋彦芳村長は語る。「可能性はある。だがそのためにはお互いに自立していることが条件だ。それぞれが将来像を描けなければ、合併しても良くはならない」

 自ら地域のあり方を見つめ直し、「自律」した町の姿を描く―。その上で連携の道を探る。財政問題などがクローズアップされるばかりで、忘れられがちな合併の理念が、県境の地で息づいていた。

1290とはずがたり:2005/01/08(土) 02:12
<近畿>奈良県

吉野地区全滅!?

反対、賛成上回る/東吉野合併問題
合併問う東吉野住民アンケート
吉野との合併協解散も
http://mytown.asahi.com/nara/news02.asp?kiji=3738

  吉野町との合併の是非などを問う東吉野村の住民アンケートが6日、同村役場で集計され、「賛成」780票、「反対」1253票、「わからない」129票で、反対が賛成を上回った。今後の同村の方針は、13日に開かれる両町村の合併協議会で示されるとみられるが、アンケート結果を受けて協議会が解散する可能性が高まっている。

  同村などによると、住民アンケートでは、同町との合併の是非や不安点などを尋ねた。先月下旬に各世帯に発送され、今月5日に締め切られた。対象は18歳以上の村民2621人で、2197人から回答があり、有効とされた回答は2162票、無効が35票だった。

  村幹部らは6日、対応を協議し、アンケート結果を分析したうえで慎重に結論を出すことにした。

  両町村の合併協議会は、合併期日を06年1月1日とすることなど40の協定項目を確認し、今月5日に合併調印する予定もあった。しかし、先月の同村の住民説明会で、「民意が反映されていない」などの意見があり、アンケートの実施を約束していた。


(1/7)

1291とはずがたり:2005/01/08(土) 18:29
<東北・北海道>秋田県
ああ,俺の中では折り込み済みだよ。

角館町長が合併協離脱の意向を表明/町議会は11日に協議
http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20050107n

 角館町議会の市町村合併特別委員会(佐々木章委員長、全議員20人で構成)が7日開かれ、太田芳文町長が「合併理念やまちづくりの方向性などについての認識に(田沢湖町、西木村と)大きな隔たりがある。協議を継続することは関係町村に迷惑を掛けるばかりでなく、当町にとっても望ましくない」などと述べ、田沢湖・角館・西木合併協議会から離脱する意向を表明した。単独立町のためのシミュレーションも示した。角館町議会は合併協離脱か3町村の枠組み維持かで意見が二分しており、特別委は判断を留保した。

 太田町長はまた、先月24日の合併協で新市・仙北市の事務所位置を現在の田沢湖町役場とすることを決めたことについて、「(採決で田沢湖町・西木村と角館町という)2対1の構図を目の当たりにした。合併により角館町の形が崩れ、町発展のため努力してきた先人に申し訳ないとの思いを強くした」と話した。

 シミュレーションは職員給与削減や新規事業の中止、継続事業の見直し、補助金全廃などを盛り込んでおり、「同じ苦難の道をたどるならば、そのエネルギーを町の発展に傾けることがベターな選択だと判断した」として議会の理解を求めた。

 同町議会は11日に全員協議会を開き、意思統一を図る方針。太田町長は「議会の判断に従う」としている。

(2005/01/07 21:25)

1293とはずがたり:2005/01/08(土) 20:21
自治新時代 第3部 瀬戸際の合併
「目に見える最大の障害」 浮かび上がる議員エゴ
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/kikaku/050/1.htm

定数巡る対立  
 市川昭男・山形市長は十一日夜、市内のホテルで市議会幹部に囲まれていた。その日の二市二町の首長会議で「新市建設計画で合意できれば、(市議定数の)在任特例を議会に頼んでもいい」と発言したことの〈真意〉を追及されていたのだ。そのさなか、市長の携帯電話が鳴った。高橋知事だった。「議会を説得するそうで。頑張って下さい」と励ます知事に、市川氏は周囲を見やり、申し訳なさそうに答えた。「それは、困難です」――。
 その後、新市建設計画における山形市と他の三市町との隔たりは、知事の仲介で埋まりつつある。だが、合併から次期市議選(二〇〇七年四月)までの議員定数は依然として、「目に見える最大の障害」(高橋知事)だ。
 そもそも、全議員が残る在任特例(定数九二)を提案したのは山形市だった。二〇〇三年夏、吉村和夫・前山形市長は合併方式を巡る対立を打開するため、阿部実・上山市長ら三首長を病床に招いた。「編入を飲んでくれるなら、在任特例でいきたい」。傍らには、吉村氏の遺志を継ぐことになる助役の市川氏もいた。
 在任特例は、山形市への吸収を意味する編入方式を容認した三市町への「見返り」だったことになる。一市二町の議員たちは今も、「当然の権利で、譲れない最後のとりで」と言う。
 が、山形市議会は吉村氏死去をきっかけに、在任特例反対に転じた。山形市議三十八人が全員残留、一市二町で人口に応じて九人を選ぶ定数特例(定数四七)を主張する。表向きの理由は「行財政改革を進める時代に、議員を増やすのはおかしい」。次期市議選まで九十二人全員が残留したら、各議会の報酬を据えおいても、定数特例に比べて約2億円の出費増となる。
 とは言え、合併協事務局の試算によれば、合併の経費削減効果は十六年間で約380億円。目的を行財政改革に絞るなら、合併をしない選択はあり得ない。
 「在任特例は民意を反映しない」という意見もある。前回選での山形市議の最低当選ラインは二千票で、トップ当選した山辺町議より九百票多い。在任特例では旧山形市議(三十八議席)が「少数派」になることもあり、「みんな同じ一議席では納得できない」(社民党市議)となる。
 山辺・中山両町からは「新市発足と同時に議会を解散、法定定数(四六以下)で選挙をすれば」との提案も出たが、山形市は「解散の保証がない」と拒否した。あるベテラン山形市議は、その理由を「一斉選挙では、都市部の票が食われるだけ。一市二町に選挙をさせた後に合併する定数特例の方が、山形市側の取りこぼしは少ない」と明かす。
 議員定数を巡る対立を突き詰めれば、議席にこだわる議員のエゴばかりが浮かび上がる。十二回にわたって開かれた合併協小委員会はヤジの応酬が続き、結論を出せないまま終わった。委員長を務めた柴田洋雄・山形大教授は「陣取り合戦をしているうちは、合併は難しい」と振り返る。
 在任特例 読売新聞の全国調査では、合併後も次の選挙まで全議員が残る在任特例を選択した自治体は六割に上る。一方で、在任特例を選択した香川県東かがわ市と山口県周南市では、住民投票による議会解散に追い込まれた。また、山梨県南アルプス市、愛媛県四国中央市の議会は、住民の批判で自主解散する。

1294とはずがたり:2005/01/08(土) 20:21
「合併しても利益無い」 宙に浮いた“大山形市”公約
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/kikaku/050/2.htm

山形市の“撤退”
 市川昭男・山形市長は八月以降、合併協議にかかわる市幹部を何度も集めた。幹部たちは「もはや撤退しかありません」と懇願。市長は二市二町首長会議を翌日に控えた今月十日、「合併は難しい」と決断した。
 合併を巡る「目に見える最大の壁」が議員定数の問題とすれば、協議が破綻へ進む底流には山形市職員の“計算”が見え隠れする。
 きっかけは、今年三月の上山市議会決議。上山競馬場跡地を市土地開発公社に約44億円で売却することを決めた。山形市議会で「債務の〈飛ばし〉だ」と疑問が上がり、山形市幹部は内情を問い合わせたが、回答は一、二か月待たされた。上山市には「競馬問題は我々に任せて欲しい」との思いがあった。が、国の税財政改革による地方交付税削減などで合併後の債務負担に不安を抱く山形市側には、「なぜ、合併相手に問題を隠そうとするのか」と不満が募った。
 さらに、合併協議の終盤では、「ハコ物」を巡って対立した。合併協発足後に地方交付税が削減され、当初想定した新市での事業規模は、上山市だけで約30億円削らざるを得ない。が、上山市は交流センターなどの整備を「市民との約束」として譲らない。「上山と合併しても山形に利益は無い。できるなら相手にしたくない」。山形市側の不信感は一気に高まった。
 山形市にとって最大のメリットだった合併特例債への魅力も薄らいだ。合併後に山形市が唯一計画していた清掃工場は総事業費約300億円と推計され、特例債なしでは不可能とされた。だが、コスト見直しで約70億円の削減が可能と判明。公設民営のPFI方式も利用すれば、単独事業でも可能となった。山形市の財政担当職員は「確かに特例債は魅力だが、合併による二市二町の債務負担の怖さはそれを上回る」と語る。
 数年後に退職を控えた職員には、切実な問題もあった。上山市と山辺町の退職金積み立てはほぼゼロ。新市は、両市町が脱退することになる退職手当組合に約6億3000万円の清算金を支払う義務を負う可能性さえある。新市発足後の二〇一四年度の退職者は百十四人と、二〇〇三年度の山形市の二倍だ。退職金水準の大幅減は必至。五十歳代の山形市幹部は「職員には、退職金を懸念する声が強く、それが合併回避の考えにつながる」と明かす。
 合併相手のある首長は市川市長の決断を、「やはり市職員OBだ。事務方に理解がある」と皮肉った。市川市長の「必ず合併を実現し、大山形市を建設する」という“政治家としての初公約”は宙に浮いた格好だ。
 今月十五日に県庁を訪れた市川市長に、高橋知事は「合併はあなたの信念ではなかったのか」と詰め寄った。市長は深いため息をつき、黙った。その三日後、市川市長は腸炎と軽い脳こうそくで入院。市は、原因を「長期的なストレスによる」と発表した。

1295とはずがたり:2005/01/08(土) 20:27
<東北・北海道>山形市>>1293-1295

議員定数ばかりクローズアップされた山形市の合併破談(>>1092 >>1207-1208)だがそれ以外にも理由あり。纏めてみる。

●問題点1=山形市の変節
全議員が残る在任特例(定数九二)を提案したのは山形市だった。二〇〇三年夏、吉村和夫・前山形市長は合併方式を巡る対立を打開するため、阿部実・上山市長ら三首長を病床に招いた。「編入を飲んでくれるなら、在任特例でいきたい」。傍らには、吉村氏の遺志を継ぐことになる助役の市川氏もいた。
 在任特例は、山形市への吸収を意味する編入方式を容認した三市町への「見返り」だったことになる。一市二町の議員たちは今も、「当然の権利で、譲れない最後のとりで」と言う。

●問題点2=山形議会のエゴ(確かに一理あるから難しい)
「在任特例は民意を反映しない」という意見もある。前回選での山形市議の最低当選ラインは二千票で、トップ当選した山辺町議より九百票多い。在任特例では旧山形市議(三十八議席)が「少数派」になることもあり、「みんな同じ一議席では納得できない」(社民党市議)となる。
 山辺・中山両町からは「新市発足と同時に議会を解散、法定定数(四六以下)で選挙をすれば」との提案も出たが、山形市は「解散の保証がない」と拒否した。あるベテラン山形市議は、その理由を「一斉選挙では、都市部の票が食われるだけ。一市二町に選挙をさせた後に合併する定数特例の方が、山形市側の取りこぼしは少ない」と明かす。
 議員定数を巡る対立を突き詰めれば、議席にこだわる議員のエゴばかりが浮かび上がる。十二回にわたって開かれた合併協小委員会はヤジの応酬が続き、結論を出せないまま終わった。

●問題点3=山形市役所事務方のエゴ(確かに一理あるから難しい)
上山競馬場跡地を市土地開発公社に約44億円で売却することを決めた。山形市議会で「債務の〈飛ばし〉だ」と疑問が上がり、山形市幹部は内情を問い合わせたが、回答は一、二か月待たされた。
 合併協発足後に地方交付税が削減され、当初想定した新市での事業規模は、上山市だけで約30億円削らざるを得ない。が、上山市は交流センターなどの整備を「市民との約束」として譲らない。「上山と合併しても山形に利益は無い。できるなら相手にしたくない」。
 山形市にとって最大のメリットだった合併特例債への魅力も薄らいだ。合併後に山形市が唯一計画していた清掃工場は総事業費約300億円と推計され、特例債なしでは不可能とされた。だが、コスト見直しで約70億円の削減が可能と判明。公設民営のPFI方式も利用すれば、単独事業でも可能となった。
 山形市の財政担当職員は「確かに特例債は魅力だが、合併による二市二町の債務負担の怖さはそれを上回る」と語る。
 上山市と山辺町の退職金積み立てはほぼゼロ。新市は、両市町が脱退することになる退職手当組合に約6億3000万円の清算金を支払う義務を負う可能性さえある。新市発足後の二〇一四年度の退職者は百十四人と、二〇〇三年度の山形市の二倍だ。退職金水準の大幅減は必至。五十歳代の山形市幹部は「職員には、退職金を懸念する声が強く、それが合併回避の考えにつながる」と明かす。

●講評=県都山形が責任放棄と大顰蹙を買いながらも合併せずを貫いた(貫けた)のは上記のように議会・首長・事務方の思惑の一致があってという事であろうか?リーダーシップのあった吉村市長が亡くなったのも痛い。事務方出身の市川氏はどうしても軽目だし,議会の新旧交代も重なったと不幸が重なったと云えるだろう。最後の方は山形市がどうやって合併を切るかに狂奔してたイメージしかない。。

>>1208
そもそものボタンの掛け違いは、吉村和夫前市長が、吸収される立場に配慮して1市2町とかわしたとされる「山形市への編入合併と引き換えに、在任特例(92人)を認める」との「約束」をめぐる認識の違いだ。
 山形市では昨年8月に吉村氏が死去し、事情を知る古参議員も多くが引退。在任特例では1市2町出身者が新市議会の過半数を占めることもあり、いつしか市議会は総論は合併賛成としながらも、「大議会は行財政改革に反する」と定数特例(47人)でまとまり、ほかの3市町は「約束が違う」と反発を強めた。

1296とはずがたり:2005/01/08(土) 20:42
尾花沢・大石田 最後に難問残す
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/kikaku/050/4.htm

 建築から四十五年がたった尾花沢市役所は、四回の増築を重ねている。階段が入り組み、同じ階でも段差がある迷路のような構造。だが、市人口は約二万二千人と、大石田町の人口約九千人の二倍以上で「利便性」が“強み”だ。
 一方、築十八年の大石田町役場は、市役所にないエレベーターを備え、「障害者や高齢者にも優しい」が売り。耐震性でも優位を誇る。しかし、事務スペースの広さは約八百三十平方メートルで、市役所の三分の二程度。さらに丘陵のふもとに立地し、町長室でも携帯電話の電波は「圏外」だ。

 両庁舎の距離は四キロほどで、合併後も両方の庁舎を活用することは合意済み。「どちらが本庁舎になっても市民生活への影響は小さい」(合併協関係者)というが、両市町の代表は、一歩も引かない構えだ。
 八月三十日の合併協小委員会では、大石田側の委員が「名目だけでも本庁舎としてくれれば納得する。事務機能は全部、尾花沢に持っていってもらって結構」と提案したが、尾花沢側の委員は誰一人として乗る気配はなかった。
 過疎による財政面での先細りを補うため、両市町が合併を決断したのは今年二月。合併形式を「対等」にしたのは、江戸時代の最上川舟運時代からの“ライバル関係”を考えれば、当然の選択だった。公共料金や財産、職員待遇などはほぼ同じ水準。譲り合いが必要な場面もなく、順調に合意を積み重ねた。だが、物理的に割り切れない問題にさしかかった時、「対等」の答えが見つからなくなった。それが新市名と新庁舎の問題だった。

 公募することになった新市名の議論では当初、大石田側が「現市町名を含めて公募すれば、応募数の多さで『尾花沢市』に決まってしまう」と主張。その後、選定は「応募数の多少によらず、協議で決める」と合意した。今月に行われた委員による第一次選定で、現市町名は候補から消えた。双方が名を捨てて譲り合うことで決着した新市名は、来月中旬にも決定する。

 庁舎問題には、市名のような落としどころがない。阿部孝義・大石田町長は九月議会で「合併後、新庁舎を両市町の中間の国道13号以西に建設したい」と答弁した。現在の尾花沢市域だが、「国道13号以西は大石田町の生活圏」という意識がある尾花沢側が猛反発、町長は発言を撤回せざるを得なかった。といっても、合併による財政面での優遇措置があるとはいえ、「直ちに庁舎を建設する余裕はない」(小野紀男・尾花沢市長)のも事実だ。

1297とはずがたり:2005/01/08(土) 20:42
新市名は「はながさ市」−尾花沢・大石田
http://yamagata-np.jp/User/Search/krsearch.php

 尾花沢市・大石田町法定合併協議会が25日、尾花沢市のサルナートで開かれ、新市の名称を「はながさ市」と決めた。また新市の事務所は、現在の尾花沢市役所とし、議会を大石田町役場に置くとする小委員会の報告通りとした。合併後10年間は、新市役所を建設しないとする付帯条件も含めた。

 同協議会は既に▽方式は新設(対等)▽合併期日は来年10月1日―を決めており、名称と事務所位置を加え、基本四項目の協議を終えた。

 新市名称は全国公募で527種類が寄せられ、この中から3回の選定で「花笠市」「最上川市」に絞られていた。

 協議会では、花笠市を支持する声が多いことを確認。以前から出ていた平仮名表記案をめぐり「ソフトな印象が良い」「平仮名にする必要性はなく漢字が良い」との意見に分かれた。採決の結果、9対8で平仮名表記が上回った。

 新市事務所は、両役場に機能を分配する分庁方式を基本に現在の尾花沢市役所とし、議会を大石田町役場に置くことで一致。ただ、新市役所を10年間建てないとする付帯条件について議論となり、尾花沢市議会選出委員は「新市の足かせになる」として市議会で削除すべきだとする意見が多かったことを報告。最終的に協議会長の小野紀男尾花沢市長が、小委報告を尊重することでいいかを尋ねたところ異論は出ず、付帯条件も含めることで決まった。

[解説]大石田側の動き焦点に
 尾花沢市・大石田町法定合併協議会は25日、基本4項目のうち懸案だった新市の名称と事務所の位置について合意し、協議は大きく進展した。だが、合併協議がヤマを越えた一方で、大石田町内では住民投票を求める動きが進んでおり、その動向が今後の焦点となる。

 名称、事務所の位置とも両市町の委員間の意見の隔たりを乗り越えての合意だった。事務所の位置について尾花沢市議の委員は「市議会の主張は通らなかったが、合併を進めるためにやむを得ない」と話した。24の主な協定項目のうち20項目で合意し、4つが残るだけとなった。協議会正副会長の小野紀男尾花沢市長と阿部孝義大石田町長は、ともに「良かった」と安堵した。来月には集落単位の座談会に入る方針だ。

 しかし、この日の協議会で、尾花沢市側の委員が阿部町長に対して、住民投票への署名活動の状況を問う発言があった。大石田の投票次第で“白紙”に戻るのでは―との不安が尾花沢市側の関係者にはある。住民投票に否定的な阿部町長は「住民投票条例請求は権利に基づく行動。淡々と対処する」とする一方で「町議には地域の将来を見据えてほしい」と、住民投票条例案の審議に対して熟考を求めた。

 背景にあるのは「投票結果が合併賛成とは限らない」との思い。住民投票を目指す町民グループは「28日まで署名を集める。25日時点で署名数は(選挙人名簿登録者数の約4割に当たる)3000に達した」としている。条例案の賛否を判断する材料として署名数を参考にしたいとする町議も複数いる。1対1の合併。協議の進展とは裏腹に、尾花沢市側の不安は募っている。
(尾花沢支社・黒田良太)

1298とはずがたり:2005/01/08(土) 20:45
<東北・北海道>山形県はながさ市

>>1296-1298
結局尾花沢が押し切ったんだな。それにしても「はながさ」と云う名前は何とかならなかったんかいな・・

難しいねぇ。
>阿部孝義・大石田町長は九月議会で「合併後、新庁舎を両市町の中間の国道13号以西に建設したい」と答弁した。現在の尾花沢市域だが、「国道13号以西は大石田町の生活圏」という意識がある尾花沢側が猛反発、町長は発言を撤回せざるを得なかった。
>合併形式を「対等」にしたのは、江戸時代の最上川舟運時代からの“ライバル関係”を考えれば、当然の選択だった。

1299とはずがたり:2005/01/08(土) 20:49
<東北・北海道>山形県酒田市

なるほろ〜。酒田の遊佐締めだしには水道代以上の利害が絡んでたんだな。。
>酒田市議は、二番目の人口規模を持つ遊佐町議からの攻勢にさらされることになる。
>さらに、新市長を巡っても、遊佐町からの「すんなり酒田市長、というわけにはいかない」との声を
>漏れ聞いた酒田市側は、「遊佐をいったん外し、後で編入すればいい」とする雰囲気になりつつある。

自治新時代 第3部 瀬戸際の合併
酒田市長「誠意を見せろ」 背景には新市のポスト巡る対立
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/kikaku/050/5.htm

“締め出し”の危機   
 酒田市など一市四町による庄内北部地域合併協議会は九月二十八日、正念場となる首長会議を迎えた。阿部寿一・酒田市長が前日、水道事業で多額の欠損金を抱える遊佐町を、協議から外すこともあることを示唆。対等合併による二〇〇五年三月の新市スタートを控え、枠組みが変わる可能性が出てきたからだ。

 「そんな数字を、一体どうやって町民に説明すればいいんだ」。会議の終盤、小野寺喜一郎・遊佐町長の怒声は、部屋の外にまで響いた。阿部市長の「遊佐町の水道料金を三倍に引き上げなければ、統合時に他の市町と肩を並べられない。遊佐町の誠意をみせろ」とする提案への反応だった。

 遊佐町は、料金収入で賄い切れない水道整備が進んでいたことなどが災いし、今年三月時点で事業会計の累積欠損が約2億7000万円に。さらに、アスベストを含んだ石綿管が総延長三十七キロに上っており、切り替えだけで約6億6000万円が必要になる。

 酒田市は「水道事業は独立採算。費用負担は新市に持ち越さず、料金を値上げして賄うのが筋」と主張。遊佐町は七月に15%の値上げを決断した。だが、酒田市は納得しない。「15%では、水道事業が統合される二〇一一年度時点で約16億円の不足金が出るはず」とする新データを示して大幅値上げを迫っていた。

 酒田市の要求は、一世帯の月平均料金を1万3000円に跳ね上げることを意味する。遊佐町内に漠然とあった「酒田は我々を締め出そうとしている」との疑念は、確信に変わった。

 合併後は議員定数の特例を採用せず、全市域を一選挙区とする市議選を実施する。酒田市議は、二番目の人口規模を持つ遊佐町議からの攻勢にさらされることになる。さらに、新市長を巡っても、遊佐町からの「すんなり酒田市長、というわけにはいかない」との声を漏れ聞いた酒田市側は、「遊佐をいったん外し、後で編入すればいい」とする雰囲気になりつつある。

 遊佐町にとっては、合併協議から外されて「後から編入」となれば、合併後の発言力は大幅に弱まる危機感がある。小野寺町長は「合併の原点に立ち返って、調整できるレベルに持っていかなければ」と必死だ。

 中央大の佐々木信夫教授(地方自治論)は「多少の起債残高や負債をもって合併するのは当然。小異を捨てなければならないのでは」と言うのだが……。

     ◇

 隣の余目・立川両町による庄内中央合併協議会は、思わぬ方向に向かっている。有権者の19%の署名を集めた余目町の住民グループが四日にも、合併の是非を問う住民投票条例の制定を求める直接請求を行う。

 署名活動には、余目町議の半数にあたる十人が賛同していた。議長を除く十九人で採決を行えば、条例案が可決される計算だ。一方で、議員自らが住民投票を求めたことに対し、「議員の責任と権限を放棄する行為ではないか」との声が上がった。活動に参加した町議は「合併することが正解なのか、判断がつきかねる。改めて住民の声を聞きたかった」と語る。

 合併協議は、議会の役割を巡る「そもそも論」を抜け出せずにおり、先行きの不透明感が増している。

 住民投票 重要な行政課題について、住民の意思で可否を決める方法。通常、条例制定が必要。住民が直接請求するためには有権者の五十分の一以上の署名を集めなければならない。首長は意見書を付けて議会に諮り、可決されれば五十日以内に実施される。県内では六月、舟形町が新庄市との合併を巡って実施。「反対」が「賛成」を約二千票上回り、法定合併協議会が解散した。

1300とはずがたり:2005/01/08(土) 20:55
<東北・北海道>山形県鶴岡地域

鶴岡は強気だったもんねぇ>>150
三川ジャスコが出来たから大丈夫という>>462の論調とだいぶ違って怒りと悲壮感が漂ねぇ。
この強気と傲慢が羽黒町の>>1228-1230等の合併への不信を生んでるのだろうねぇ。。

自治新時代 第3部 瀬戸際の合併
憤りが悲観論を圧倒 鶴岡市主導の合併協に反発
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/kikaku/050/6.htm
三川町の“反乱”
 鶴岡市など一市五町一村による庄内南部地区合併協議会は四日、「平成の大合併」では県内で最も早い合併協定書調印を迎える。八日には各市町村議会で合併議案を採決。二〇〇五年十月一日の合併に向けた協議は、まさにゴール目前のはずだった。しかし、ここにきて三川町の離脱が濃厚になってきた。

 三川町議会は八日の臨時議会で、合併議案を否決する見通しだ。「合併に向けて最大の努力をしてきた」と言う阿部誠・三川町長も、「我々の離脱は感情論と言われるかもしれないが、それが悪いとは言えない」と口にするなど、町議会が主導する離脱路線に同調する姿勢を示す。

 阿部町長が語る「感情論」とは、富塚陽一・鶴岡市長の合併協運営に対する反発を指す。富塚市長は〇三年八月、合併後の新市名について、合併協の会合で「鶴岡」を軸に検討すると表明。これに対し、町村議会側は公募を求めた。

 公募派は多数を占め、公募実施のための採決を求めた。だが、富塚市長は「合併協は話し合いの場。採決はなじまない」と取り合わなかった。重要事項はすべて、事前に開く首長参加の運営小委員会で決定された。「鶴岡市」も事実上、小委員会で決まった。

 首長参加の小委員会は、富塚市長が指導力を発揮できる条件がそろっている。四期目の富塚市長に対し、ほかの六首長のうち五人は一期目だ。形式は「新設合併」とはいえ、鶴岡市は人口、財政力とも六町村を圧倒する。

 こうした状況に反発する三川町議会は八月十七日、合併調査特別委で合併協離脱の意見をまとめた。成田光雄委員長は「同調する町が出るはず」と自信を見せた。藤島、羽黒両町の町議とも連携を取り、離脱の動きが広がりを見せれば、「富塚ペース」にくさびを打ち込むことができる、との読みだった。

 だが、富塚市長は「やる気のある自治体だけで合併すれば結構」と動じる様子を見せない。三川町以外の五町村で二〇〇六年度以降に財政赤字が見込まれることも、富塚市長の強気を支えていた。結局、三川町議会の“反乱”は広がりを見せず、三川町は孤立した。

 三川町は、二〇〇九年度以降の六年間で累計約12億円の財政赤字が見込まれ、単独で生き残る道は険しい。だが、町議会を中心にした「ここまで来たら意地もある」という憤りが、悲観論を圧倒している。

 阿部町長は九月二十八日、合併協定書に関する住民説明会の後で「アメとムチで合併に追い込むやり方は誤りだ」と述べた。合併しなければ生き残れない、合併すれば財政的な恩恵を受けられる現在の制度への批判だった。そこには、追い込まれた結果、規模の大きな自治体が主導する合併に追随せざるを得ないことに対する「恨み節」も込められていた。

[財政赤字]人件費や公共事業費などの歳出が、地方税や地方交付税などの歳入を上回ること。「三位一体改革」で地方交付税や補助金の削減が続き、大企業など自主財源が少ない市町村の財政は急速に悪化している。赤字額が標準財政規模の20%以上となると、財政再建団体に指定され、国の管理下に入る。国は、住民負担増、サービス切り下げなどで再建を図る。

1301とはずがたり:2005/01/08(土) 21:02
<東北・北海道>山形県置賜地方
置賜は駄目だねぇ。合併が何一つ決まらん。
上杉家が領有する雄藩米沢藩があったのに廃藩置県で山形県になってから寂れっぱなしな印象。

自治新時代 第3部 瀬戸際の合併
飯豊、権限限定に危機感 「相手探し」は待ったなし
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/kikaku/050/7.htm
 1万割った町民   
 長井、南陽、飯豊、川西の二市二町による合併検討協議会は八月十九日、協議会の解消を決定した。

 協議会を仕掛けた飯豊町の斎藤正三郎町長は、「できれば枠組みを残せないか」「議論だけでも続けてはどうか」と最後まで食い下がった。が、荒井幸昭・南陽市長が「市議全員が反対なもので」と強引に議論を打ち切った。二月の発足から半年、首長会議を三回開いただけの破談だった。

 失意のうちに町へ戻った斎藤町長だが、九月議会で今度は「合併特例新法の期限(二〇一〇年三月末)までに置賜地方全体での合併を目指す」とぶち上げた。

 町の将来をあくまで合併に託そうとする町長に対し、議会からは「四自治体でさえできなかったのに。現実離れしている」という批判が出ている。手塚敏行・合併特別委員長は「自立への努力を促す」と述べ、議会独自の行政改革案をまとめる考えを示した。

 斎藤町長が合併にこだわるのは、町の人口が〇二年十月一日現在で九千二十八人と、置賜地方で唯一、一万人を下回るためだ。

 首相の諮問機関・地方制度調査会(地制調)が〇三年十一月にまとめた答申は、分権の受け皿となる基礎自治体の人口要件を「おおむね一万人以上」と定義づけた。答申を受けた合併特例新法には一万人と明記されなかったものの、知事に、市町村に対する合併協議会の設置勧告権を付与した。総務相は〇五年度中に勧告対象となる自治体の基準を決定するが、総務省幹部は「一万人の要件は入ることになる」と明言する。

 仮に、勧告に従わなかった場合は――。地制調答申の方向を決定づけたとされる、西尾勝副会長(国際基督教大教授)の私案(〇二年七月)では、小規模町村の権限を住民票交付などの窓口業務に限定、大半の業務を県に肩代わりさせることを提案している。

 いわば、一人前の自治体から半人前への“格下げ”だ。現行の合併特例法が合併特例債などアメの大盤振る舞いだったとすれば、従わなかった小規模町村にムチが待っているだろうことは、想像に難くない。

 斎藤町長は「段階補正の見直しで、地方交付税も相当削減された。合併は避けては通れない」と語り、“相手探し”をあきらめる様子はない。

 だが、置賜地方では、合併の枠組みが壊れたのは三回目だ。〇二年に米沢市と川西町の合併法定協設置を求める住民署名が集まったが、川西町議会が設置を否決。〇三年には、米沢、長井、川西の二市一町で任意協を設置したが、長井市議会は法定協設置を否決した。飯豊町は、県議選をめぐる選挙違反事件で町議が全員辞職する混乱のさなかで、これに乗り遅れていた。

 そして、今回の合併検討協議会解消。各自治体は「合併疲れ」の状態だ。合併に積極的だったはずの長井市や川西町も、自立を前提とした財政計画策定が進んでいる。飯豊町に残された時間は、そう多くはない。

1302とはずがたり:2005/01/08(土) 21:16
<東北・北海道>山形県置賜地方
>>1301-1302

米沢市, 長井市, 東置賜郡 川西町
☆置賜(米沢市・長井市・川西町)地域合併検討協議会(任意)(2003/10/1解散)
→長井市が協議会設置案を否決
※米沢市は合併特例法期限にとらわれず検討へ
高畠町,白鷹町,小国町は単独町制継続へ

長井市, 南陽市, 東置賜郡 川西町,西置賜郡 飯豊町
☆長井・南陽・川西・飯豊合併検討協議会(2004/8/19解散)
※川西町長は4市町での合併に慎重,米沢市を含めた置賜地域広域での合併も検討へ
※長井市,飯豊町は4市町での合併に前向き
※南陽市が合併協議から離脱を表明(8/19)

長井+川西+飯豊とか米沢+川西+飯豊は駄目なん?

高畠町,白鷹町,小国町はどぉーして単独でやっていけるんだ?

1303とはずがたり:2005/01/08(土) 21:19
<近畿>京都府
おお,是非推進を!
しかも特例法の期限にとらわれずにって事だな>法定協議会の設置を3月議会に提案する
府最南部の中核都市を目指せ!
和束・南山城・笠置は安楽死!?

合併法定協の設置を議会提案へ
木津、山城、加茂の3町
合併について話し合う3町長(木津町木津・相楽会館)
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2005010700129&amp;genre=A2&amp;area=K20

 京都府木津、山城、加茂町の3町は7日、木津町の相楽会館で開いた合併協議で、法定協議会の設置を3月議会に提案することで一致、合併に向けて本格的に動き出すことになった。

 合併協議の代表者には、3町合併を提唱した河井規子木津町長を選び、事務局を木津町に置くことにした。事務局は今月中に発足させ、法定協設置へ準備を進める方針も決めた。

 藤原秀夫山城町長は「(合併の)是非を問うのではなく、合併を目指した取り組みだ」と強調した。

 協議は、相楽郡内の全7町村長が集まった5日の話し合いで「3町で早期に合併協議する」と決まったのを受けて開催。3町長と府関係者らが出席して非公開で開かれ、終了後に3町長が記者会見した。

 相楽郡の合併をめぐっては、2002年12月に7町村での法定協設置議案を木津町議会が否決した。しかし、昨年9月に「3町合併」を先行させる形での合併を公約に掲げた河井氏が木津町長に当選。河井町長の呼びかけで同11月に2回、府を交えて3町が非公式協議を進めてきた。
 木津町などは、今年3月末が期限の合併特例法を利用した合併を目指していたが、加茂町側が住民説明の時間が十分に取れないことを理由に難色を示していた。

1304とはずがたり:2005/01/08(土) 21:23
<近畿>滋賀県 長浜・湖北地域
>>1220
市役所は高月町役場,新市名は湖北市かねぇ〜?浅井市なんてのもあるかな?←ちょっと御機嫌
取り敢えず時間がない。3月議会で揉めないことを切に祈るばかり。

湖北6町で合併協設置案が可決
3月末までの合併申請目指す
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2005010700146&amp;genre=A2&amp;area=S20

 滋賀県東浅井郡の虎姫、湖北町と伊香郡の高月、木之本、余呉、西浅井の計6町の各町議会は7日、定例議会または臨時議会を開き、法定の湖北地域合併協議会の設置案を可決した。

 これを受け同日、「湖北地域合併協議会」が設置され、北村又郎高月町長が会長に就任した。事務局は高月町役場内に設置。週1回のペースで協議を進め、3月末までの県への合併申請を目指す。初会合は13日に高月町中央公民館で開く。

 町長選のために会期が越年した湖北町は12月定例会、他の5町は臨時会を開いた。協議会設置案は、すべて賛成多数で可決された。

 湖北地域では、2003年7月に長浜市など1市9町で法定合併協議会を設立したが、浅井、近江両町の離脱で破たん。昨年12月、高月町の北村町長の呼びかけに応じた6町で合併を推進することで合意していた。
 3月中に各町議会で合併関連議案を議決後、県知事に申請する。申請手続きを終えれば、1年間は現行合併特例法が適用されることから、正式な合併期日は来年度中になる見込み。合併が実現すれば、面積389・9平方キロ、人口約4万3300人(昨年11月末現在)の新市が誕生する。

1305とはずがたり:2005/01/08(土) 22:56
<近畿>京都府福知山地域

頑張れ伊藤堯夫!合併完遂だ!!

「合併の是非は住民投票で」
由里氏が立候補表明 大江町長選
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2005010400199&amp;genre=A2&amp;area=K50
 京都府の大江町長選(1月18日告示、23日投開票)に、酒卸販売業の由里義和氏(64)が4日、立候補を表明した。由里氏は「(福知山市と三和、夜久野両町との)合併の是非は住民投票で決める」とした。

 記者会見で由里氏は、合併について問う住民投票の実施を求める町有権者の66%の署名が、「代議制民主主義にはなじまないと、(当時の伊藤堯夫町長が反対意見を添えて町議会に条例案を提案し)否決された」ことを立候補の動機にあげた。

 基本目標として▽町民に情報提供した上で、合併についての判断を委ねる▽昨年の台風23号被災者の生活再建支援優先▽町民が主役のまちづくり−を掲げた。

 由里氏は同志社大中退。同町長の解職請求(リコール)を進めた「3143ふるさと大江を愛するネットワーク」の代表委員の1人。同町関。
 リコール投票前に同町長が辞職したのに伴う町長選で、すでに同前町長が立候補表明している。

1306名無しさん:2005/01/09(日) 18:44
最終的には東三河一つに
5市長と4郡町村会長が意見交換
http://www.chunichi.co.jp/00/ach/20050108/lcl_____ach_____005.shtml

 豊橋、豊川、蒲郡、新城、田原の五市長とそれぞれ郡町村会長を務める鳳来、設楽、小坂井、渥美の四町長が七日、豊橋市駅前大通の豊橋グランドホテルで、この地域の将来について意見交換をした。東三河懇話会主催の新春懇談会。企業や行政から約二百五十人が傍聴し、静岡県湖西市の三上元市長も招かれた。市町村合併については現在の合併論議の枠組みの先に広域合併を見据えている市長や町長が多く、愛・地球博(愛知万博)については、国際交流の促進や景気浮揚に期待する声が相次いだ。主な発言は次の通り。 (重村敦、中村禎一郎)

 <市町村合併>

 穂積亮次鳳来町長 今後も国と地方の間で財源と権限をめぐる綱引きが続く。道州制や広域連合は、国の影響を地方がどう遮っていくかがテーマ。合併で山間地の崩壊(過疎化)に拍車がかかる不安はあるが、今回の合併が最終形ではないと考えたい。

 白井孝市田原市長 渥美半島の合併には最終的に約五年かかった。合併は難しいし、エネルギーのいることだが、新しい時代に向かって地域づくりをするために進めてきた。合併で半島に一体感を生み、工業や農業、観光が抱える課題を解決していきたい。

 後藤米治設楽町長 設楽町は津具村と合併しても人口は七千人を割り、富山村と豊根村を合わせても二千人足らず。それでも合併をしないと生き残れない。これ(現在の合併論議)は第一弾。森や水を守るため、次に新城市とも合併し、最終的には東三河が一つにならないと。

 藤田享小坂井町長 一宮町以外の宝飯郡三町では合併の動きは出ていないが、(合併の賛否を問う)一宮町の住民投票の結果は、残りの三町が大きな関心を持っている。

1307とはずがたり:2005/01/10(月) 00:55
>>1306
おお,湖西市もオブザーバーで入ってるんですねぇ。
廃藩置県直後に置かれた旧静岡県(駿河・遠江・三河)にシンパシーを持つ者として三河と遠江の交流を見せられるのは嬉しいです。

大同合併の大風呂敷も結構ですがその前に豊橋+旧渥美,豊川+宝飯,新城+設楽ぐらいでがっちり合併して貰いたいところ。

1308とはずがたり:2005/01/10(月) 13:28
<東北・北海道>秋田県能代山本地区
>>1237 >>1223 >>1159 >>1150
す,素晴らしい!感涙。
でも郡部が面子を捨てて能代を呑めるのかな?そもそも能代があーだこーだ云い出すんちゃうやろねぇ。
山本とか言い出してまたもめるとか?
個人的には三豊・観音寺方式で,能代・峰浜・八森→能代市,二ツ井,山本,琴丘,八竜→山本市(人口3万あるか不明)とかどうかなぁと思ってたんだけど。

秋田・山本6町村「白神市」を白紙撤回 能代と協議望む
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050109-00000006-khk-toh

 新市名「白神市」をめぐり、秋田県能代市が山本郡6町村との法定合併協議会からの離脱を表明した問題で、6町村の首長らは8日、新市名を白紙撤回するとした上で、同市との協議再開について、寺田典城知事に調整を要請した。

 要請は同市内にある県山本地域振興局で行われた。終了後、寺田知事は「新しい名称を模索したいという声をいただいた」と述べ、近く豊沢有兄能代市長に対し、再協議の席に着くことを求める考えを示した。

 6町村のまとめ役である石井洋佑山本町長は「(名称にこだわるよりも)合併の実現を優先した。7市町村で一つになるのがベスト」と話した。「白神市」に代わる名称候補は挙がっていないという。
 7市町村の合併協は現在、能代市の離脱表明を受け中断している。6町村側は20日までに7首長会議を開き、協議再開に向け意見を集約したい考え。

 一方、「白神市」の撤回を求め活動してきた青森市の自然保護団体「白神山地を守る会」の永井雄人代表理事は「合併協議自体は問題視していない。世界自然遺産登録前から白神を名乗ってきたのは青森県側。実態にそぐわない名称を白紙撤回する考えは評価でき、大変良いことだと思う」と話している。

(河北新報) - 1月9日7時3分更新

1309とはずがたり:2005/01/10(月) 18:07
月給を取るだけではなく,利権漁りに精を出し,自民党の集票マシーンとなる地方議員が4万から2万に!これが平成の大合併の何よりのメリットだ。行政改革なんて些末些末〜。

市町村合併で「選挙の年」に 400超す自治体で投票
http://www.asahi.com/politics/update/0110/001.html

 平成の市町村合併がピークを迎える今年は、新たな市や町の首長や議員を選ぶ選挙もラッシュになる。これからの駆け込み合併も含めて400以上の自治体で、市長や町長、議員の選挙が行われる見通しだ。一方、合併で町村が消えるあおりで平成の大合併前には4万人だった町村議は半減し、2万人を割ると予想されている。

 今年になって合併で生まれた22市町のうち、編入合併を除く15市町では、今月下旬から2月中旬にかけて首長選挙が行われる。このうち滋賀県高島市、愛媛県砥部町、佐賀県唐津市と白石町の4市町では、議員選挙とダブルになる。8市町村が合併した唐津市では2月6日に市長選と定数45の市議選が行われる。定数のうち21は特例により、七つの旧町村ごとに3議席ずつ割り振られた選挙区が設置された。このため、「8選挙区で当落を判定しなければいけない前代未聞の選挙」(市選管)になり、準備に大忙しだ。

 合併は編入でなければ首長と議員はすべて失職するため、ダブル選挙になるのが普通だが、残る11市町では議員選挙がない。旧町村の議員が最大で2年間は、引き続き新市町の議員となることができる「在任特例」のためだ。

 4市町村が合併した群馬県伊勢崎市では市長選が23日に行われるが、83人の旧議員らは特例で06年4月まで任期が延長された。議場に入りきれないため、市役所から車で20分の清掃リサイクルセンターの大会議室で本会議を開くことにしており、マンモス議会は来春の選挙で定数34に減るまで続く。

 一方で、議員選挙のたびに、大量の町村議員が消えることになる。新潟県上越市に編入された13町村の議員は、在任特例を選択しなかったため、2月の選挙で192人が一気に18人に減る。

 全国町村議会議長会によると、全国の町村議員は昨年11月現在で約3万3400人で、1年前より約4千人減った。議長会では、1年後には、99年の4万人が半分の2万人を割るのでは、と予想している。

(01/10 08:32)

1310とはずがたり:2005/01/10(月) 21:21
<中国・四国>
「中村」の名前が消えることに納得がいかないのだけどなぁ。
合併債の餌に中村の名を捨てるのかよ?
しかしこれだけ賛否が拮抗してると中村では吸収色が強く出すぎるし仕方がないかねぇ?

西土佐で住民投票 合併賛成上回る
http://mytown.asahi.com/kochi/news02.asp?kiji=4070

 西土佐村民は「四万十市」発足にイエス−−中村市との合併の是非を問う同村の住民投票は9日投開票され、合併に賛成が1383票で、反対の1270票を上回った。同村議会(定数14)は合併賛成派が8人、反対派6人で、12日に臨時議会が開かれ、合併関連条例案が可決される見通しだ。当日の投票資格者は3097人、投票率は86・31%だった。

 賛成する住民らは「合併しなければ生き残れない。この機会を逃すと合併特例債が使えず、地域振興策が実施できない」と訴え、「対等なのは協議まで。人口比で大差のある中村市に、やがてのみ込まれて衰退するだけだ」などとする反対派の主張を退けた。

 同村では昨年3月、中村市・大方町・佐賀町との合併を問う住民投票でも賛成が多数だった。だが、5月の佐賀町の住民投票結果などにより、4市町村の合併協議会は解散した。

 その後、同村と中村市は合併協を設置し、8月から協議していた。
協定項目として、新市を設置する新設合併とする▽合併期日は4月10日▽庁舎位置は現中村市役所▽現西土佐村役場は総合支所として存続▽両市村議会議員が06年4月25日まで在任▽新市議会の定数は26−−などを確認し、12月12日に合併協定書に調印した。

 さらに、同22日には中村市議会が合併関連条例案を可決している。

◆住民投票の結果
 賛 成 1,383
 反 対 1,270
        =確定票

(1/10)

1311とはずがたり:2005/01/11(火) 09:54
<東北・北海道>宮城県
名前で揉めたケースは>>951参照
「湯陶里」は武雄が離脱,残った嬉野などがそのまま使用,「石見銀山」は大田市の意見が通って大田市へ,「白神」は郡部が折れて能代と再協議へ。大崎古川は「大崎」で押し切り「平泉」は一部参加者を縮小して仕切り直しと5者5様だが,合併推進では一致している。あとは古川議会の賢明な判断だな。
「ゆたか」も破談して当然。同じ組み合わせて直方市を目指して欲しいところ。

合併可否問う住民投票条例案 古川市議会が否決
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050111-00000008-khk-toh

 宮城県大崎地方1市6町(古川市、松山、三本木、鹿島台、岩出山、鳴子、田尻町)の合併問題で、古川市議会(定数26、欠員1)は10日、臨時会を開き、議員発議で提出された合併の可否を問う住民投票条例案を賛成少数(賛成11、反対13)で否決した。

 1市6町の法定合併協議会は、各市町が今月中にも合併協定にあらためて調印し、各議会での合併関連議案の議決を目指すスケジュールを確認している。調印は近く行われる見通し。
 佐々木謙次市長は閉会後の記者会見で「出直し市長選(昨年10月)の勝利で合併賛成という市民意思が表れたと思っている。議会には責任を持って賢明な判断をしていただいた」と語った。

 条例案の提出者となった市議は3人で、昨年9月に行われた合併関連議案の議決では反対に回った。
 条例案に賛成の市議は「佐々木市長は新市名変更などの再協議申し入れを出直し市長選の公約にしたが、名称は変わらなかった。そんな中、自分たちの1票で合併への結論を出させてほしいとする市民の声がある」「経費が2000万円ほどかかるが、市の将来を決める意味では決して無駄でない」と主張した。

 条例案に反対の市議は「合併特例法の期限が迫る中、このタイミングで実施すれば6町に対する信頼を損ねる可能性がある」「議員は市民の意見を日常の議員活動の中で受け止めるべきだ」「議会が責任を持って良識ある市民の負託にこたえるべきだ」と訴えた。

 審議は約6時間に及び、一般傍聴席(65席)も一時満席となった。
 古川市議会は昨年9月の臨時会で、合併関連議案を賛成10、反対15で否決している。

(河北新報) - 1月11日7時2分更新

1312とはずがたり:2005/01/11(火) 10:19
<近畿>大阪
議会の定数減らして,市職員の給料減らして,最後に市民の負担増やして,合併が必要なことを市民に納得して貰おうじゃないの。

合併断念の守口 市議会定数削減
http://mytown.asahi.com/osaka/news02.asp?kiji=1074

  守口市議会は17日、議員定数を30から22に大幅に削減し、議員報酬も平均約9%削減する条例案を可決した。また、来年1月から市長ら特別職の退職金を50〜8%、給料月額を30〜20%それぞれ削減する条例改正案も可決。門真市との合併を断念したため、直面する財政難を行革で乗り切る姿勢を市幹部と市議会が示した形だ。

  定数については、提案議員が「議会が率先して行財政改革に取り組む証しとして削減すべきと決断した」と説明。各会派の意見をもとに20〜24の間で調整し、22になったという。次回市議選から実施される。

  議員報酬は来年1月から、正副議長で月8万円、議員は月6万円減額。年間2208万円の経費節減になる見込み。

  特別職の退職金は、市長が50%減の1181万円、助役が40%減の937万円、収入役が20%減の478万円、教育長、水道事業管理者が8%減の438万円になる。給料月額は、すでに市長で15%、他の特別職で10%減額しているが、それぞれ30%と20%に変更。現在よりも年約787万円の節減になるという。

  守口市は03年3月に門真市と法定合併協議会を設置し、05年4月の合併を目指していた。だが今年9月の住民投票で合併反対が多数を占めたため断念。守口市の03年度普通会計決算は実質収支が約8億9千万円の赤字で、07年度にも財政再建団体に転落する可能性があり、11月10日には財政危機対策本部を設置している。

(12/18)

1313とはずがたり:2005/01/12(水) 12:39
<東北・北海道>秋田県

どうせだったら新市名(町名になるのかな)も仙北じゃなくて田沢湖にすればいいね>生保内+西木
仙北郡は大仙市,仙北郡美郷町,田沢湖町,角館町に分かれることになるのか。

今大曲市定数2(無自),仙北郡定数5(無自社自自)だが次は大仙市定数5,仙北郡定数2ぐらいになるのかな?さすれば最低限大仙市(民民社自自),仙北郡(自自)ぐらいに成らないと駄目だね。出来れば仙北郡じゃ自民が良いのだけど流石に無理か。。

町議の過半数が支持/角館町長の合併協離脱表明
http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20050112d

 角館町議会全員協議会が11日開かれ、さる7日の同町議会市町村合併特別委員会で太田芳文町長が田沢湖・角館・西木合併協議会からの離脱を表明したことを受け、対応を協議した。離脱の賛否について議員一人ひとりから意見を聴取した結果、出席議員の過半数が離脱を支持。これを受けて太田町長は12日に田沢湖、西木両町村長に結果を報告するとともに、近く住民説明会を開く考えを示した。

 出席議員18人(2人欠席)中、離脱を支持したのは10人、3町村合併の枠組み維持を主張したのは7人、「3町村の信頼関係を修復できないか、再度確認してから意思を決定するべきだ」として態度を留保したのが1人だった。

 全員協終了後、太田町長は「議会の大多数の理解は得られた」との見解を示した。

 太田町長はまた、合併協からの脱会手続きと並行し、17日から今月いっぱい住民説明会を順次開催したいとし、「離脱を決断するに至った経緯や自立した場合の見通しなどについて住民に説明し、理解を求めたい」と述べた。説明会で自身の考えと住民の意思がかけ離れていると判断した場合、辞職して選挙で信を問いたいとの考えも示した。

(2005/01/12 08:59)

1314とはずがたり:2005/01/12(水) 18:44
西日本=稲作=自民党=平氏=朝廷vs東日本=狩猟=新進党=源氏=幕府の二大地域軸が日本にはある。
合併も西日本の自治体の方が基本的に狭かった可能性も有るのでは?

合併は“西高東低” 市町村減少率
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050112-00000139-kyodo-pol

 「平成の大合併」で、1999年3月末から2004年末までに広島県や愛媛県で市町村数が3分の1近くまで減るなど西日本を中心に市町村の再編が急速に進んだ一方で、山形など3県は合併が一つもないなど、合併の進み具合に“西高東低”の傾向が顕著なことが12日、総務省の調べで分かった。
 しかし、都道府県間で市町村数に大きな開きができ地方分権に不均衡が生じる恐れもあることから、総務省は今後「再編が進んでいない地域に出向いて話を聞くなど、できる限りの支援をする」(合併推進課)考えだ。
(共同通信) - 1月12日18時10分更新

1315とはずがたり:2005/01/12(水) 19:40
<山梨県>
良いですねぇ新市に求心力。

選挙:小淵沢町長選/小淵沢町議補選 町長選、中山賢一氏が無投票初当選
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050112-00000002-mailo-l19

 ◇合併推進の意向
 任期満了に伴う小淵沢町長選と、町議辞職に伴う町議補選(改選数1)は11日告示された。町長選には元町議で農業の新人、中山賢一氏(61)=無所属=以外に届け出がなく、無投票での初当選が決まった。
 鈴木隆一町長は町単独での存続を目指したが、昨年12月議会で多選の弊害などから引退を表明。人選難から対立候補の擁立を見送った。
 中山氏の当選報告会には、北杜市の白倉政司市長も駆けつけた。合併特例法期限内(3月末)の同市との合併を目指す中山氏は「無投票当選は合併賛成の総意。白倉市長にはすぐにでも合併できるよう体制を整えてほしい」とアピールした。報告会後、中山氏は「町民に正しい情報を提供する義務を果たしたい」と抱負を語った。
 ◇町議補選には2新人届け出
 一方、町議補選には合併反対派の主婦、野中真理子氏(46)=無所属=と賛成派の農業、坂本重夫氏(55)=同=の新人2人が立候補した。
 出陣式で野中氏は「健全財政、確かな町づくりを継続していれば町の自立、合併はいつでも可能」と話した。坂本氏は「日常生活圏が拡大し、多種多様な施策実現に合併で対応できる行政組織が必要」と訴えた。
 町議補選の投票は16日午前7時から午後8時まで町内6カ所で行い、同日午後9時から町役場で即日開票される。
 10日現在の有権者数は4935人(男2365、女2570)。[佐野勝]
………………………………………………………………………………………………………
 ◇小淵沢町長略歴
中山賢一(なかやま・けんいち)61無新(1)
 農業[歴]町環境福祉課長▽町議▽県立農業講習所
………………………………………………………………………………………………………
 ◇小淵沢町議補選立候補者(改選数1―2、届け出順)
野中真理子 46 主婦=無新
坂本重夫  55 農業=無新

1月12日朝刊 
(毎日新聞) - 1月12日16時40分更新

1316とはずがたり:2005/01/12(水) 19:44
<長野県>
急げ!

新市名は「飯田市」−−飯田市と2村合併
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050112-00000018-mailo-l20

 飯田市、上村、南信濃村の第2回法定合併協議会は11日、飯田市鼎文化センターで開き、合併方式について飯田市への編入とし、新市名を「飯田市」とすることを正式に決定した。合併期日は(1)9月1日(2)10月1日(3)06年1月1日――の3案について検討することで合意した。
1月12日朝刊 
(毎日新聞) - 1月12日16時45分更新

1317とはずがたり:2005/01/12(水) 19:46
<新潟県>
イプシロンのしこりもあるようですがまぁ大丈夫でしょう。

合併の期日など23項目を承認−−南魚沼市・塩沢町合併協
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050112-00000010-mailo-l15

 第1回南魚沼市・塩沢町合併協議会(会長・井口一郎同市長)が11日開かれ、合併の期日など23項目について協議し、原案通り承認した。
 合併の期日は今年10月1日で、方式は塩沢町の南魚沼市への編入合併とする。10月に行われる初の市議選の定数は、現在の26を4増の30にする。
 一方、塩沢町には、住民の反対で、旧六日町、旧大和町との3町による任意協議会から離脱した経緯がある。
 このため同市の委員から「塩沢町には合併反対の動きがある。この合併がスムーズにゆくか半信半疑だ。町民の意思を確認する住民投票を行う考えがあるか」とただした。
 これに対し、高野武彦町長は「私は、合併を推進して当選した。住民投票をする考えはない」と答え、住民投票なしでも合併を強力に進める姿勢を示した。
1月12日朝刊 
(毎日新聞) - 1月12日16時35分更新

1318とはずがたり:2005/01/12(水) 19:50
郡山・いわきは今回合併無しだが東北の2位3位都市だったのか。
福島市は津(<四日市)・静岡(<浜松)・山口(<下関)以下の県下3位の都市だったわけね。

新「秋田市」が誕生 東北第3の都市に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050112-00000008-khk-toh

 秋田市と秋田県河辺、雄和両町が11日合併し、新「秋田市」が発足した。平成の大合併で、東北の県庁所在地を含む合併が成立したのは初めて。合併後の人口は約33万6000人(2000年国勢調査)で、郡山市の約33万4000人を抜き、仙台、いわき両市に次いで東北第三の都市となる。

 新市の面積は906平方キロで、秋田県内で最も大きい。旧雄和町の秋田空港が含まれることになり、秋田自動車道、秋田港と合わせ、陸海空の交通の要所が県都に集中する。
 合併の方式は秋田市への編入合併で、旧2町役場は市民センターと改称し、窓口業務などを行う。新市議会の定数は42から46となり、旧河辺、雄和両町を選挙区として2人ずつを増員する選挙を行う。選挙日程は12日に開く市選挙管理委員会で決める。

 11日は、秋田市の秋田拠点センター「アルヴェ」で、関係者約600人が出席して記念式典を開き、佐竹敬久市長が「この日を大いなる前進の一歩として後世に評価される日にしたい」とあいさつ。寺田典城知事は「新市が全国の合併のモデルケースとなるよう飛躍してほしい」と祝辞を述べた。

(河北新報) - 1月12日7時2分更新

1320とはずがたり:2005/01/13(木) 03:49
<東海>静岡県
おいおい,由比町議会解散しろや!

静岡市関係の合併協合同会議、地域自治区設置を可決−−由比町議2氏は反対 /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050112-00000078-mailo-l22

 ◇議決得られぬ場合も
 静岡市と蒲原町、同市と由比町の合併協議会の合同会議が11日、静岡市内で開かれ、合併後の由比町に行政事務を分担する地域自治区を設置することなどを可決し議論を終えた。しかし、合併協委員の由比町議2人が地域自治区の権限が小さすぎるとして同案に反対するなど、同町議会には合併に反対する議員が依然多い。同町では住民投票の結果、静岡市との合併協議が始まった経緯があるが、土壇場になって議会で合併関連議案が否決される事態も予想される。
 現在の案では、同市は由比町が所属する清水区役所の業務の範囲内で地域自治区に権限を移譲することを認めているが、同町議会には「区役所の業務だけでは不十分。市役所本庁の事務も移譲してほしい」などと反発する意見が多い。同町議会内では合併反対派も含めて安部庄太郎議長を除く議員10人中6人が同案に反対している。
 同日の合併協での多数決では、望月俊明町長は賛成したが、町議2人が反対に回り当局と議会で意見が分かれた。今回の案に反対した安部議長は会議終了後に「個人的には賛成だが議会の代表として反対した。反対の6人を賛成に変更させることは難しい。今後、廃置分合議案が否決される可能性もある」と述べた。
 また、蒲原町には合併後に清水区役所の出張所と旧町内の市政運営について市長に意見を具申できる地域審議会を設置することが決まった。
1月12日朝刊 
(毎日新聞) - 1月12日16時50分更新

1321とはずがたり:2005/01/13(木) 10:07
<東北・北海道>青森市

早く官報告示せいや!!
前町長派vs木村系+社民+共産の3派連合か。
今更反共攻撃も無いだろうしどうすりゃいいかねぇ。。

青森・浪岡出直し町長選 合併の是非論再燃
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050113-00000003-khk-toh

 青森県浪岡町の加藤新吉前町長(68)は12日会見し、青森市との合併をめぐる自身の解職(リコール)成立、失職に伴う出直し町長選への立候補を正式表明した。2月8日告示、13日投開票の町長選は、既に名乗りを上げた、合併に反対する「住民投票を求める会」事務局長で元町議の古村一雄氏(60)との一騎打ちとなる公算が大きい。合併の是非を争点に、任期わずか1カ月半の「最後の町長のいす」をめぐる第2ラウンドが幕を開ける。

 「合併なくして町民の幸せはない。理解いただきたい」。加藤氏は会見で、合併を推進してきた政治家としての責任をにじませた。
 青森市との合併は昨年、両市町の議会、県議会で可決された。リコールが成立したことによる行政手続き上の影響はなく、総務省の官報告示を待つだけとなっている。

 出直し選で加藤氏が当選すれば、町は残る事務作業を進めることになる。しかし、年末のリコールの是非を問う住民投票では、解職賛成が7000票を超え、反対を3000票近く上回った。町民の多くが「合併ノー」を選択した結果とも受け取れる。
 加藤陣営は、合併の白紙撤回が事実上無理であることや、合併特例債による施設整備の必要性を訴えていくが「戦いは厳しい」(町議)と不安を残す。

 これに対し、古村氏は「わたしが新町長になれば、役割は合併を止めること」と、争点を合併阻止の一点に絞る。
 合併期日は4月1日で新町長の任期は短いが、古村氏が当選すれば、その間に合併の是非を問う住民投票の実施を目指すほか、新「青森市」への事務権限の移譲拒否や合併関連の予算執行の停止、合併準備のための職員派遣の中止など、あらゆる手段を取る構えだ。

 リコール成立で勢いに乗る「求める会」だが、不安材料もある。
 陣営は、木村守男前知事支持派の保守系と古村氏が所属していた社民系のほか、共産系の寄り合い所帯。町では初めて保革が手を組む選挙となる。木村氏に近い町議による立候補の動きを抑え、「自民党支持者の間でも人気が高い」(保守系町議)古村氏擁立を決めた経緯があり、一枚岩になれるかどうかが鍵だ。
 住民投票に続く町長選で、合併をめぐる町民世論はさらに揺れそう。選挙後、町にしこりが残ることは避けられない状況だ。
(河北新報) - 1月13日7時2分更新

1322とはずがたり:2005/01/13(木) 10:10
<近畿>兵庫県淡路地方
まぁ三原主導だからこんなものでしょう。

中央庁舎(旧三原町内)…総務部、議会事務局、選管事務局
緑庁舎…健康福祉部
西淡庁舎…産業振興部、都市整備部、教育部
三原庁舎…市民生活部、農業振興部
南淡庁舎…企画部、上下水道課


南あわじ市誕生 農漁業基盤にまちづくり−−県内4番目の「平成の大合併」

 ◇食がはぐくむ「ふれあい共生の都市」
 三原郡4町が合併して11日、新市「南あわじ市」が発足。三原町市善光寺の市中央庁舎で旧4町関係者ら約100人が出席して開庁式を行い、新市のスタートを祝った。平成の大合併としては、篠山市、養父市、丹波市に次いで県内4番目となる。【登口修】
 任意を含め4年近くに及ぶ合併協議を経て新市誕生にこぎ着けた。新市の基本理念を「食がはぐくむ ふれあい共生の都市(まち)」と位置づけ、一次産業の農漁業を地域の安全・安心確保と雇用、交流の創出の場とし、食(職)、人、まちづくりを目指す。11日現在の人口は5万4790人、世帯数は1万7971戸。
中央庁舎は三原町旧4町役場に分庁舎
 市役所は9部1局33課に分かれ、旧三原郡広域事務組合の建物に中央庁舎を置き、旧4町役場に分庁舎を配置する分庁舎方式。中央庁舎に総務部、議会事務局、選管事務局▽緑庁舎に健康福祉部▽西淡庁舎に産業振興部、都市整備部、教育部▽三原庁舎に市民生活部、農業振興部▽南淡庁舎に企画部、上下水道課を置く。各分庁舎には市民サービスのための総合窓口センターを開設した。
 この日午前7時50分から行われた開庁式では、旧町の4町長が市役所玄関の「南あわじ市中央庁舎」と刻まれた銘板を除幕。旧西淡町長の長江和幸・市長職務執行者が「4町の特徴を生かし、後世に合併して良かったと評価してもらえる高い目標に向かって、夢と希望の持てるまちづくりを目指したい」とあいさつ。西垣嘉夫・淡路県民局長、西村康稔・衆院議員らも加わってテープカットをした。
〔淡路版〕

1月12日朝刊 
(毎日新聞) - 1月12日18時15分更新

1323とはずがたり(1/2):2005/01/13(木) 10:15
<近畿>兵庫県淡路地方

西淡町合併史←合併により消えてしまっている
http://www.town.seidan.hyogo.jp/gappeishi/gappei18.html
立ち上げる平成の大合併ーどんなまちを造るのかー
国の市町村合併推進
−飴と鞭−

 平成12年10月、氷上郡六町が法定合併協議会を立ち上げた。この頃、淡路でも合併論議が高まった。この年、三原郡4町と津名郡6町が、それぞれ合併研究会を設置した。
 国は合併特例法に基いて、平成17年3月までに合併を果たした地方自治体に対しては、地方交付税の上乗せや地域事業債を優先的に配分するなど優遇措置を設け、その一方で、合併しない自治体には地方交付税の削減や権限の縮小など、飴と鞭を使って市町村の合併を強く推進してきた。
 その年の4月、地方分権一括法が施行された。国と地方自治体の関係を中央集権から地方分権に変えていくことで、地方自治体の自立を強く促している。努力して伸びる自治体と、のんびりして伸びない自治体とに分れる自治体競争の時代となった。

根強い4町合併論と三原郡任意合併協議会

 平成13年に入って合併の枠組みをめぐって論争が盛んになってきた。三原郡合併研究会、津名郡合併研究会とも洲本市への働きかけで駆け引きがあったと思われる。
 その洲本市は淡路一市論の立場であったが、3月、津名郡合併研究会の招請に応えて参画し、津名郡・洲本市合併研究会が設置された。
 この情勢をみた三原郡4町は直ちに4月2日、いち速く三原郡任意合併協議会を立ち上げ、第1回の協議会が開かれた。7月号より毎月、各町の広報紙への折り込みにより「合併情報ホットライン−三原郡合併協議会だより」を発行し、郡民への情報発信に努めることになった。この情報紙は、平成14年4月24日、三原郡4町による法定合併協議会の設置に伴い、広報紙「こちら合併情報局です」と衣替えした。

遠のく淡路一市論
法定合併協議会設置

 合併枠組について洲本市には淡路1市論を唱え人が多くいた。インターネットを活用するので淡路1市が最もよいという人もいた。社団法人淡路青年会議所内の淡路1市を実現する会が華々しい組織的・継続的な宣伝活動を開始していた。
 平成13年9月、洲本市は津名郡・洲本市合併研究会から退会した。最終的に淡路1市だと主張洲本市長と、1市6町だけの合併を強く主張する津名郡内の一部の町長との意見の対立が表面化した訳である。
 平成13年10月27日、三原郡任意合併協議会は三原町中央公民館大ホールで、三原郡合併シンポジウム(討論会)が開かれた。
 この公開討論会には任意合併協議会長と各町から1名、女性1名の計6名のパネリストが意見発表をし、約500人が参加した。このシンポジウムは大成功で、法定合併協議会へ大きなステップとなった。
 その後、各地区住民説明会という手順で、平成14年3月、三原郡4町の定例議会において「緑・西淡・三原・南淡合併協議会設置」の議案が議決された。4月1日、いわゆる法定協議会が発足した。

1324とはずがたり(2/2):2005/01/13(木) 10:16
>>1323-1324

中淡路合併構想異変と緑町の事情

 三原郡4町の法定合併協議会が設置される少し前、洲本市と津名町、一宮町、五色町が、近い将来には淡路1市をめざすべきだとして、4市町で「中淡路合併構想」を提唱した。
 緑町では、かねてより三原郡4町合併を主張する人びとと、洲本市と合併するのが良いと考える人びとがあった。平成14年3月、緑町議会に法定協議会の設置が承認されたにもかかわらず、住民の間から町長リコール運動が起きた。町長が辞職し、8月に町長選挙となった。三原郡合併を最善と考える住民団体「光と水と緑の会」が支持する三原郡合併派の前町長と、洲本市を中心とする中淡路合併、淡路一市構想の実現を唱える新人との一騎打ちとなり、激しい選挙戦となった。
 選挙の結果、41票差で新人が当選した。新町長は合併の枠組みについて住民投票条例を制定し、①「三原郡4町と合併をする」、②「洲本市・津名郡3町と合併する」、③「合併しない」の3択方式での住民投票を実施することになった。合併についての住民投票で全国的にも注目された。
 投票日は11月24日と定められた。町長選挙に続く住民投票で緑町民は約90日間、熱い熱い戦いに巻きこまれた。
 住民投票が8日後に迫った11月6日、隣りの五色町長が不祥事件で逮捕された。中淡路合併構想をぶち上げた立役者の失脚で、この構想も淡路一市論も一挙につぶれてしまった。
 緑町住民投票の結果は、三原郡4町合併1975票、洲本市含む4市町合併1776票、合併しない294票となり、199票の差で、8月の町長選と逆の判定が出た。町長は住民投票の結果を尊重し、三原郡四町合併に参画することを表明し、3か年に亘る三原郡4町合併も新市発足に向かって順調に進み出した。新市の名称も「南あわじ市」と決定した。

合併調印とその後

 合併に対する緑町の態度が明確になるまで、合併協議会は足ぶみ状態であったが、平成15年12月6日、三原郡生活文化会館で合併協定調印式が行われ、藤本和弘兵庫県副知事や協議会委員、各町の議員、各種団体役員ら約250名が見守るなか、長江和幸西淡町長、金山和永緑町長、中田勝久三原町長、森紘一南淡町長が合併協定書に調印した。
 新しい「南あわじ市」の発足は平成17年1月11日と決定した。各町とも閉町と新市へ引継ぎ準備が着々と進みだした。
 新市長選挙は50日以内に行われる。合併特例として現在の町会議員が10か月間市会議員となる。市章も決定した。
 庁舎は三原郡生活文化会館が中央庁舎となり、緑庁舎、西淡庁舎、三原庁舎、南淡庁舎の5庁舎となる。緑・西淡・三原・南淡庁舎にはそれぞれ総合窓口が置かれる。

むすび

 平成12年に始った合併論議のなかで、三原郡民は賢明な選択をしたと思われる。三原郡の住民が身近な政府である新しい市をつくるとき、人口の数合わせの合併でなく、100年以上にわたる地域の歴史や地理的条件、生活圏、住民の一体感をふまえた「身丈にあった合併」をしたと思う。これから淡路の3市が協力と競争で発展していくことが期待されている。
 合併協議のなかでの各事項の摺り合わせの難しさを考えると淡路一市論には乗れなかった。大切なことは住民の地域共同社会(コミュニテイ)の一体感である。昭和大合併以後、三原郡が自主合併をめざしてきた実績の上に立ってよい選択をしたのではなかろうか。
平成16年10月

1325とはずがたり:2005/01/13(木) 10:30
<近畿>和歌山県橋本伊都地域
>>887
頑張れ町議会!合併断行だ!!

九度山町との合併で、来月13日に住民投票−−高野町 /和歌山
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050112-00000246-mailo-l30

 高野町は11日、選挙管理委員会を開き、九度山町との合併について町民の意思を問う住民投票の日程を2月8日告示、同13日投票と決めた。
 投票資格者は20歳以上の町民で「九度山町と合併する」「合併しない」のどちらかにマルをする。午前7〜午後8時(町役場以外は午後7時まで)、町内14カ所で投票、午後8時45分から町役場会議室で開票する。昨年12月2日現在の選挙人名簿登録者数は3812人。投票条例で投票率が50%未満の時は開票しないとなっており、合併問題に対する町民の意識が問われることになる。
 同町は02年10月に発足した橋本・伊都6市町村の合併協議会に参加したが、橋本市などが次々に離脱したため昨年6月、九度山町と2町で再出発した。しかし、同9月の町長選で「合併推進」を公約に初当選した後藤太栄町長が11月、合併協からの離脱を表明。町議会は12月、「方針変更するなら町民の意思を問い直すべきだ」と住民投票条例案を議員提案、可決した。
1月12日朝刊 
(毎日新聞) - 1月12日17時5分更新

1326とはずがたり:2005/01/13(木) 10:33
<九州・沖縄>佐賀県
湯陶里じゃ無くなったのは歓迎。
まぁ結局武雄と嬉野の綱引きだったって事だな。

新市名「嬉野」に 嬉野、塩田町 合併期日は継続協議
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050113-00000005-nnp-l41
[佐賀] 嬉野、塩田両町の合併協議会(会長・谷口太一郎嬉野町長)の第三回会合が十二日、嬉野町であり、全会一致で新市の名称を「嬉野市」と決めた。合併の方式は対等合併で、新市の役所の位置ついては現在の塩田町役場とすることになった。

 一般公募していた名称案には三千六十二点(六百四種類)の応募があり、この中から十点に絞り込まれて、この日提案された。委員から「嬉野の名前は全国に知られている」などの意見があり、新市の役所を塩田町内とすることで、名称は「嬉野市」に決まった。

 合併の期日については事務局から来年一月一日の案が出されたが、「十月一日ではどうか」との意見もあり、継続協議となった。

 両町の人口は合計約三万千人で、合併特例法で定めた市制の人口要件(三万人)を満たすことから、昨年十二月八日の第一回会合で、合併自治体は市制とすることを決めていた。
(西日本新聞) - 1月13日2時27分更新

1327とはずがたり:2005/01/13(木) 11:03
<埼玉県>
富士見市は四の五の云わず一緒になりゃいいんだ。
むしろ将来的にはふじみ野市となるのが既定で,その時富士見市内に吸収される印象が出るから不味いのかな?

上福岡・大井 新市名は『ふじみ野市』
富士見市申し入れ届かず
http://www.chunichi.co.jp/00/stm/20050113/lcl_____stm_____001.shtml

 上福岡市と大井町の法定合併協議会は十二日の会合で、十月に発足予定の新市名を「ふじみ野市」とすると決めた。両市町と富士見市、三芳町で構成し、一昨年解散した法定協が採用しようとした市名と同じため、富士見市の浦野清市長が候補から外すように申し入れていたが、賛成多数で選ばれた。

 一般公募で多かった「ふじみ野」「栄」「大福」の三候補の中から、同協議会の二十六委員が投票。有効二十三票のうち一票の「大福」を除きすべて「ふじみ野」だった。

 浦野市長の申し入れでは、(1)富士見市に隣接して似た名称の自治体が誕生すると紛らわしい(2)将来、富士見市と新市の合併構想が浮上した場合、問題となる懸念がある(3)「ふじみ野」の名はもともと二市二町の枠組みでの合併を想定していた−ことなどを理由に名称選考で配慮するよう求めていた。

 しかし、三候補のうち「ふじみ野」は公募の応募総数二千百十八件中千三百十七件(62・2%)を占め、圧倒的に多かったため、法定協では「民意を尊重する」などとして、既定方針通り選考の対象にした。 (堀場 達)

1328とはずがたり:2005/01/13(木) 17:52
<近畿>兵庫県淡路地方

どうでも良いけど急いでくれ。

「洲本五色」が最多/住民アンケート
http://mytown.asahi.com/hyogo/news02.asp?kiji=9994

  五色町は12日、洲本市との合併に関する住民アンケートの結果を議会に公表した。懸案の合併後の市名については、「洲本五色市」を希望する人が全体の3割を超えて最も多く、「洲本市」は3割を切って2位だった。また、同市との合併を求めている人は55・9%と過半数を占めた。

  同町は昨年12月28日から、町内の有権者9185人を対象にアンケート用紙を配布。10日までに全体の52%にあたる4779人から回答を得た。

  市名を問う設問で、「洲本五色市」と回答した人は1646人(34・4%)、「洲本市」は1344人(28・1%)だった。他は「こだわらない」706人(14・8%)▽「わからない」283人(5・9%)▽無回答800人(16・8%)。

  洲本市との合併の賛否を問う設問では、2673人(55・9%)が「賛成」と回答。「反対」も1883人(39・4%)に上った。

  同市との合併に「反対」と答えた人のうち、977人(20・4%)が1町による「単独自立」を求め、661人(13・8%)が津名郡5町合併で4月に発足する「淡路市」との合併を希望した。

  また、合併で重視する項目を聴いた設問では、町の地域特性や主要施策の継承、現在の行政サービス水準の維持を求める意見が多かった。

     *      *     *

  五色町の来馬章雄町長は12日、洲本市との合併問題を審議する町議会の合併特別委員会に出席、合併後の市名を「洲本市」とする従来の方針を堅持する考えを表明した。同日公表された住民アンケートは「洲本五色市」が最多だったが、「こだわらない」などの意見も多く、同町長は「総合的に判断した」と説明。特別委も賛成多数でこの方針を了承した。

  来馬町長は「『こだわらない』という声と、市名は『洲本市』でよいという声を足せば、『洲本五色市』の数を上回る」と説明。

  合併の賛否を問う設問で過半数が洲本市との合併を希望していることや、同市側が現在の市名の存続を強く求めていることを踏まえ、「合併は双方の合意で成り立つ。五色側だけでなく洲本側の民意も尊重すべきだ」と理解を求めた。

  特別委で一部議員は「アンケート結果を尊重し、市名を『洲本五色市』にするよう洲本側と交渉すべきだ」などと反発。しかし「市名よりも、過半数が合併に賛成したことの方が重要だ」などと、合併実現のため「洲本市」の市名を容認する意見が大勢を占めた。

  来馬町長は昨年12月、一時決裂した合併協議の再開で柳実郎・洲本市長と合意した際、合併後の市名を「洲本市」とするとともに、現在の町名を字名に残す考えを明らかにしている。

     *      *     *

  五色町議会の合併特別委員会は12日、洲本市との合併後4カ月間、市町村合併特例法の在任特例を適用する方針を打ち出した。合併後も「台風23号による災害復興を当面見届ける必要がある」というのが理由。洲本市議会は在任特例を適用しない意向で、今後、双方で協議する。

  合併後の議員定数は双方とも、昨年6月の合併協議中断前に確認した22人で調整を進めている。在任特例を適用すれば、両市町の議員計32人が在任期間中に限り、新市議会の議員を務めることになる。
(1/13)

1330とはずがたり:2005/01/13(木) 18:19
<北陸>
輪島市にする代わりに役場を穴水に持ってくかね?

穴水町など3市町長の初会談、合併問題の結論出ず /石川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050113-00000190-mailo-l17

 石川県門前町と同県穴水町による2町合併が白紙になり、新たな合併の枠組みを協議するため、門前町の宮丸冨士雄町長、穴水町の坂本明町長と輪島市の梶文秋市長を加えた3首長の初めての会談が12日、輪島市の奥能登総合事務所で開かれた。輪島市と門前町が3市町合併で合意しているのに対し、坂本・穴水町長は、現在実施している住民アンケートの結果などを参考にして態度を決めたいとしたため、この日、結論は出なかった。
 3者会談は非公開で行われた。輪島市と門前町側はこれまで通り、3市町合併を主張して穴水町に参加を呼びかけた。
 これに対し、坂本・穴水町長は5日から14日までの予定で実施している住民9582人を対象にしたアンケートの結果や、町議会の意向などを基に結論を出したい、と態度を保留した。穴水町は、17日か18日までには結論を出すとしている。
 また、梶・輪島市長は合併した場合、「輪島市」の名前を残したいという希望を述べたという。【山中尚登】

1月13日朝刊 
(毎日新聞) - 1月13日16時40分更新

1331とはずがたり:2005/01/13(木) 18:37
<九州・沖縄>長崎県

★南高北西部三町合併協議会」
吾妻町,愛野町,千々石町の3町で任意協議会設置:2001年
吾妻町,愛野町,千々石町の3町で法定協議会設置:2002/4/1

├※小浜町,南串山町は加津佐町,北有馬町と4町で任意協議会設置:2001/10/12→小浜町,南串山町が離脱(2002/6月)→加津佐町,北有馬町は南島原市への協議へ
※国見町,瑞穂町が加入(7/1)

★南高北西部五町合併協議会(2003/8/31解散)
南高来郡 国見町,瑞穂町,吾妻町,愛野町,千々石町

├※国見町,瑞穂町は有明町と3町で準備会設置:2002/3/29→任意協議会設置:2002/5/1→有明町が離脱(6/4)→解散→有明町は島原市と
※小浜町,南串山町が参加を申入れ(6〜12月に3回),2町の加入に瑞穂町,吾妻町が慎重

雲仙市2005.3.1新設/市制
南高来郡 国見町,瑞穂町,吾妻町,愛野町,千々石町,小浜町,南串山町
★雲仙合併協議会(法定)
※新市役所:現・吾妻町役場(新庁舎設置までの間)
※新庁舎:現・愛野町公民館の位置に設置

※瑞穂町が離脱(町議会が国見町,瑞穂町,吾妻町の3町合併主張,誰からも相手されず)

雲仙市2005.10.11
南高来郡 国見町,吾妻町,愛野町,千々石町,小浜町,南串山町
★新雲仙合併協議会(法定)
※瑞穂町と7町で法定協議会「雲仙合併協議会」設置:2003/9/20→休止:2004/10/9
※合併関連議案を長崎県議会は3月議会で審議予定

国見、瑞穂、吾妻3町との合併を望んでいるのは瑞穂町の議会だけってことだ。
こんなクソ議会とっとと解散汁!

瑞穂町長が辞表提出
http://mytown.asahi.com/nagasaki/news01.asp?kiji=4475

 瑞穂町の吉田良茂町長(72)が12日、「合併問題で町政に混乱を招いた」として議長に退職届を提出した。島原半島北西部の7町合併を目指したが、国見、瑞穂、吾妻3町との合併派が多数を占める町議会から反発を受けた。他の6町が瑞穂町を外して合併することになったことに対する責任を取った形。町長選は2月15日告示、20日投票の町議選と同時に実施される予定だ。

  吉田町長は臨時議会後に発言を求め、「合併をスムーズに解決できなかった。町長としての能力の限界を感じ、責任を取る」と述べた。

  吉田町長は「単独では町財政が破綻(はたん)する」として7町の雲仙合併協議会に加わった。しかし、町民が直接請求した昨年10月の住民投票で3町合併票が7町合併票を大きく上回り、議会も11月、雲仙合併協からの離脱を議決。瑞穂町を除く6町は新雲仙合併協をつくって、12月10日に調印した。

  吉田町長は会見で「町にとって7町合併が最善の道。全地区で住民への説明会も開いたが、説得が不十分だったかもしれない。町長選には出馬しないが、7町合併を進める後継者を擁立したい」と語った。町学校給食センターで職員が給食費を着服した不祥事についても責任を取ると述べた。

  吉田町長は中学校長や県生涯学習課長を経て90年4月に初当選し、現在は4期目。町長選は議長が町選管に町長辞任を通知してから50日以内に実施されるが、今のところ町議選との同時実施が濃厚だ。

吉田・瑞穂町長、辞意を表明 合併協議進まず事態打開へ /長崎
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050113-00000134-mailo-l42

 瑞穂町の吉田良茂町長(72)は12日、辞意を表明した。「合併問題をスムーズに解決できず、町政に混乱を招いた責任を取りたい」というのが理由。7町合併を目指してきた町長と近隣3町での合併を求める議会との間に溝ができており、こう着状態を打開しようと“捨て身”の行動に出た形だ。
 臨時議会閉会後、吉田町長は「無念だが、辞任が風向きを変えるきっかけになれば」と話した。町長辞職で来月20日の町議選は町長選とのダブル選挙となる公算が大きい。
 町は千々石、国見など5町で合併協議を進めたが、小浜、南串山両町の受け入れを巡って議会内で意見が対立。紛糾の末に7町での合併協議が始まったが、昨年10月の町民投票で「3町合併」が「7町合併」を上回り、合併協議は凍結状態に。他の6町は新たな枠組みで合併を進め、3町合併は実質困難。7町復帰への期限も過ぎ「単独」という厳しい選択肢しか残されていなかった。
 吉田町長は90年に初当選し、4期目。
1月13日朝刊 
(毎日新聞) - 1月13日17時20分更新

1332とはずがたり:2005/01/13(木) 18:44
<中国・四国>徳島県

破談になるじゃないらねぇ。

合併を来年3月31日に延期−−海部下灘協
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050113-00000297-mailo-l36

 合併で「海陽町」発足を目指す海南、海部、宍喰3町による海部下灘合併協議会が12日、海部町公民館で開かれ、今年3月1日を目標としていた合併期日を、来年3月31日に延期した。電算システム統合に期間を要することや、事務組織・機構の協議に時間がかかっていることが理由。
1月13日朝刊 
(毎日新聞) - 1月13日17時56分更新

1333とはずがたり:2005/01/13(木) 18:45
<甲信越>山梨県

取り敢えず甲府と合併してから南半分だけ甲府市より分離じゃ駄目なの?このままじゃ時間切れずら

市町村合併:上九一色村南部との合併、鳴沢村が断る /山梨
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050113-00000107-mailo-l19

 上九一色村議会から、同村南部との合併協議の要請を受けていた鳴沢村議会の小林繁樹議長は12日、「上九一色村の執行部と議会がまとまっておらず、話ができる状態ではない」として要請を断った。これで2村の話し合いは決裂し、上九一色村南部の合併協議は、既に小林実村長が打診している富士河口湖町との枠組みで行われる公算が大きくなった。
 一方、同村北部の合併については、同村議会全員協議会が同日、甲府市に13日に合併協議を正式に申し入れることで意見集約した。同村北部と甲府市が、財政面での優遇措置を受けられる合併特例法の適用を受けるには、同法期限(3月末)内の同時期に南部も合併する「分村同時合併」が必要となる。
1月13日朝刊 
(毎日新聞) - 1月13日16時45分更新

1334とはずがたり:2005/01/13(木) 18:51
<東北・北海道>

合併・自治のかたち:留萌南部3市町法定協が解散 /北海道
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050113-00000103-mailo-hok

 ◇「3月末申請、間に合わず」
 留萌市、増毛、小平両町の留萌南部3市町法定合併協議会(会長・長沼憲彦留萌市長)は12日、「3月末の合併申請期限に間に合わない」との理由で解散した。
1月13日朝刊 
(毎日新聞) - 1月13日16時1分更新

1335香川県民:2005/01/13(木) 23:33
いよいよ合併問題が大きく動いてきました。
既存の5町協議会と平行して7町協議会を立ち上げる案のようです。

三野町の加入 検討を開始 三豊中央合併協 
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagawa/news003.htm

合併の枠組みをめぐり三野町が三豊中央合併協議会(豊中、財田、仁尾、高瀬、山本)へ参加したい意向を示している問題で、協議会の五町は十二日、三野町を加えた六町合併協を設置するかどうか、検討を始めた。一方、詫間町は同日、詫間町も含む七町での設置を求める要望書を五町に提出した。

三野町を含む六町での合併協設置には、全町議会の可決が必要。十二日は仁尾町が可決、豊中町は合併問題特別委員会を開いたが、「新たな話し合いを進める時間がない」「大きな枠組みを目指すべきだ」などの意見が集約できず、採決を持ち越した。今週中に全町の意見が出そろう見通し。
詫間町も同日、特別委を開いた。横山忠始町長は要望書で「合併特例法の期限を考えれば参加は不可能と考えていたが、三野町を含む六町を検討するなら、詫間町も含む七町で新設してほしい」としている。

1336とはずがたり:2005/01/14(金) 08:59
>>1335
また三野が揉めて7町協議が破綻,全てがおじゃんの可能性もありますし,平行して協議会立ち上げは合併推進の為には良いですね。
三野・詫間を入れるか入れないかで三豊中央側にコンセンサスは出来てるんでしょうかねぇ?
兎に角急いで欲しいところ。。

1337とはずがたり:2005/01/14(金) 09:00
<中国・四国>鳥取県

鳥取市,太っ腹だねぇ。
>八町村の間では「合併すれば、各町村の起債も市が背負い込むことになる。それなら“持参金”としてある程度、基金を残さないといけないのでは」という雰囲気になったことがあった。しかし、市側からは明確な意思表示はなかった。

鹿野町…岡井、重山、矢原の三地区で、相次いで集会所が建設「鳥取市になれば、補助金はあてにできない。」
市道にはこんな規定があるのか。鳥取市の内規?
>ある町職員は「市道と認定されるには四メートルの道幅が必要。多くの町道は規格に合わず、合併後は集落を縫う枝線などの整備は置き去りにされる恐れがる」と説明。

まぁ云うても特例市だからなぁ。
>山陰唯一の特例市となることで、住宅地区の改良や幹線道路の沿道整備などさまざまな権限が、県から移譲される。

駆け込み事業次々 (5)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tottori/kikaku/021/5.htm
8町村基金取り崩し 

 鹿野町では今年七月から八月にかけて岡井、重山、矢原の三地区で、相次いで集会所が建設された。床面積は九十二―百三十三平方メートルあり、地域住民の活動拠点としての役割が期待されている。

 「鳥取市になれば、補助金はあてにできない。今まで町民に我慢を強いてきたのだから、合併前に基金を使って建設することにした」と町担当者は話す。
   ◇    ◇
 自治体の“貯金”ともいえる各種基金。国の「三位一体」改革による地方交付税の削減で、全国的に基金を一般会計予算に充てる傾向がある。鳥取市に編入合併される八町村も例外ではない。中には、7億3400万円を取り崩した自治体もあるが、使い道はそれだけではない。

 合併に向けた協議が進む中、八町村の間では「合併すれば、各町村の起債も市が背負い込むことになる。それなら“持参金”としてある程度、基金を残さないといけないのでは」という雰囲気になったことがあった。しかし、市側からは明確な意思表示はなかった。
 「それなら、やり残した事業を基金を使ってやってしまおうというムードになった」とある町幹部は打ち明ける。
 鹿野町の集会所もその一例。建物の建設費は計3540万円。うち、約70%が町が積み立ててきた基金を取り崩して捻出した。ほかにも、道路補修工事をしたり、継続事業を前倒しして小学校のグラウンドを整備したりする町村もある。
 こうした動きに対し、住民の中には「地元の建設業者への最後のサービスではないか」と批判する声もあるが、ある町職員は「市道と認定されるには四メートルの道幅が必要。多くの町道は規格に合わず、合併後は集落を縫う枝線などの整備は置き去りにされる恐れがる」と説明。
 国府町の山崎祥次助役は「市になったら、町の事業を100%やってもらえる確約はない。合併前に、町として住民との約束を果たしたかった」と言う。
   ◇    ◇   
 合併協議会事務局が、昨年二月から一年間かけて調べた財政シミュレーションによると、財政を圧迫している人件費は町村長や三役、町村議ら特別職の報酬のほか、選管、監査、農業など各種委員会がゼロになることで年間約9億400万円をカット。事務事業も合理化で1億円を削減、総計で約10億円の余裕が生まれる。
 今年度の当初予算は、市が604億5600万円、八町村の総計が289億9400万円。市は来年度予算編成を来月中旬から始めるが、単純計算すると900億円近い規模になる。「国の交付金削減の方針は変わらないだろうが、人件費の削減や合理化で浮いた分だけ、手厚い住民サービスができるようになる」と市財政課。
 また、人口が二十万人を超え、山陰唯一の特例市となることで、住宅地区の改良や幹線道路の沿道整備などさまざまな権限が、県から移譲される。スケールメリットを生かし、市が掲げる「人が輝き、まちがきらめく 快適・環境都市」を実現できるかどうか――。十一月一日、市は新たなスタートを切ると同時に、多くの課題を背負う。

1338とはずがたり:2005/01/14(金) 09:04
<中国・四国>山口県

一時は不調も伝えられていた(>>961-963)が知らん間に申請に迄漕ぎ着けたんですね。岩国が折れたようで。
※議員の在任特例の是非を巡り協議が難航(岩国市は設置選挙を,玖珂郡町村は在任特例を要望)→在任特例へ

岩国地域合併、項目の協議終了〜来月10日にも知事に申請
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamaguchi/news004.htm

 岩国地域八市町村の合併協議会が十二日、美和町で開かれ、新市建設計画が了承された。これで全二十四の協定項目の協議が終了した。各市町村は住民説明会を行い、二月八日の次回協議会後、合併協定の調印式を行う。同九日に各市町村が臨時議会を開き、合併の議決が得られれば、十日に県知事に申請する見通し。

 この日は、委員が、各市町村議会が新市建設計画をおおむね容認したことなどを報告。一部からは「財源確保はどうするのか」「幹線道路の整備はしっかり取り組んでほしい」といった質問や意見も出されたが、原案通り了承された。

 同協議会事務局によると、住民説明会は今月中旬から始まり、次回協議会で結果などが報告される。

 協定項目の協議終了を受け、同協議会長の井原勝介・岩国市長は「大きな山を越えた感じ」とホッとした様子。住民説明会については、「合併には賛成の声が多い。しっかり説明して、理解を得られるようにしていきたい」と話していた。

1339とはずがたり:2005/01/14(金) 09:05
<東海>岐阜県西濃地方

ほんとは大垣圏が良いけど池田+神戸でも面白いんじゃないか?

ぎふ再編 住民意向調査 池田町23日投票
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gifu/news005.htm

池田町の岡崎和夫町長は十二日、合併に関する住民意向調査を、知事選投票日の二十三日に実施することを明らかにした。

 投票方式で、調査内容は、「大垣市を中心とする合併」、「神戸町との合併」、「単独」の三者択一。十八日告示する。

 町議会は、昨年十二月に西濃圏域合併協議会から離脱することを決めたが、住民団体から意向調査を求める請願が提出されたり、議員提案で出された意向調査実施を求める意見書が可決されたりした動きを受けて、岡崎町長が決断した。

 岡崎町長は「議会、住民の意思は無視できない。結果は尊重する」と述べた。

 一方、大垣市は、上石津、墨俣町との「西濃圏域一市二町合併研究会」の初会合をきょう十三日に開く。

1340とはずがたり:2005/01/14(金) 09:10
<東北・北海道>岩手県両磐地域
>>1252-1255
おお,結局大東町(>>1253-1254)も参加を決めた,と。

3町村加わる 協定書に調印 両磐地域法定協
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news004.htm

 一関市など両磐地域の七市町村長が十二日、同市役所に集まり、一関、花泉、東山、川崎の四市町村で構成されていた法定協に、大東、千厩、室根の三町村を加える協定書に調印した。今後、毎週会合を開き、合併特例法の適用期限の三月末までに合併を知事に申請することを目指す。

 調印後、七市町村長はそろって記者会見した。浅井東兵衛・一関市長は「曲折はあったが、これで枠組みができた。地域のために、何としても期限内に合併を達成しなければならない」と述べた。

 新たに参加する大東の小原伸元町長は「合併推進の署名をした住民の意思がようやく結実した。両磐が一つになる第一歩が築かれた」と喜んだ。同じく千厩の菊地宏雄町長は「前回の法定協の調印は素直にうれしかったが、今回は身が引き締まる思い」、室根の小山寛村長は「再スタートのラインに立てた。以前の論議で学んだことを生かして進めたい」と抱負を語った。

1341とはずがたり:2005/01/14(金) 09:11

<東北・北海道>岩手県胆江地域

ぱぱっとやっちゃって欲しいねぇ。

胆江5市町村 法定協設置議案を可決
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news002.htm

きょう設置、15日に初会合へ
 胆江地方の合併問題で、水沢、江刺、胆沢、前沢、衣川の五市町村議会は十二日、五市町村での法定合併協設置議案を賛成多数で可決した。議決を受け、五市町村はきょう十三日、法定協を設置、十五日には第一回の協議会会合を開く見通し。

 五市町村議会のうち、九月議会で水沢、胆沢、前沢、衣川四市町村の法定協設置議案を否決した水沢市議会では、議員から「岩手競馬の行方など未確定要素もある。なぜ性急に特例法期限内合併を進めるのか」「金ヶ崎町の参加に門戸を開きつつ、建設的な協議を望む」などの意見が出た。

 高橋光夫市長は「それぞれの市町村に事情はあるが、主張すべき点は主張し、譲るところは譲りながら進めていく。特例法の恩恵を生かせるよう力を合わせていきたい」と述べ、採決の結果、賛成二十二、反対三で可決した。

 北上市、金ヶ崎町と合併課題を研究してきた江刺市の議会は賛成十一人で、八人は反対。二人は病気などを理由に欠席した。

 水沢の高橋市長は「議決をいただき感謝している。胆江は行政や民間レベルで様々な交流があり、信頼感は醸成されている。それらを基に協議すれば、期限内合併は十分可能だと思う」とコメントした。

1342とはずがたり:2005/01/14(金) 09:47
<北陸>富山県黒部地域
>>1235 >>1270
1月中に結論って随分悠長な気もするが,1市3町の枠組みでだいぶ協議進んでたから間に合うのかね?
2月に協議3月に申請?

宇奈月町議会 黒部市との1市1町合併 今月中に結論へ
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news008.htm

 宇奈月町議会は十二日、議員協議会を開き、黒部市との一市一町での合併問題を話し合った。協議は非公開で行われ、終了後に記者会見した山本満博議長は「(黒部市の)申し入れを真摯(しんし)に受け止め、今後も協議する」と述べた。

 山本議長によると、議員の間には賛否両論があった。十八日に次回の協議を開き、今月中に議会としての結論をまとめる方針。

 合併推進の立場を取る中谷延之・宇奈月町長は十二日、報道陣に対し、今月中に町内数か所で住民懇談会を開き、町民に合併の必要性を改めて説明したいとの考えを明らかにした。その後、議会に対し、法定合併協議会の設立を議決するよう求める考えという。中谷町長はまた、一市一町の枠組みで、合併特例債を活用するために必要な今年三月までの県への合併申請を目指したいとの考えを示した。

 合併問題を巡っては、入善、朝日町が昨年十二月、黒部市からの合併協議再開申し入れを正式に断ったため、黒部市は一市三町の枠組みの変更を迫られ、宇奈月町との一市一町での合併を検討している。

1343とはずがたり:2005/01/14(金) 09:49
<北陸>富山県高岡地域

「今年中の合併へ努力」 高岡市・福岡町協議会 市長ら時期前倒しへ
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news007.htm

 高岡市・福岡町合併協議会(会長・石沢義文町長)の第十二回会合が十二日、福岡町総合町民センターで開かれた。あいさつに立った石沢町長と橘慶一郎市長はともに「平成十七年中の合併実現に向け努力する」と、合併時期の前倒しに意欲を見せた。これまでの目標は、二〇〇六年三月までだった。

 この日の会合では、職員の処遇の統一など三項目を決めるとともに、新市建設計画案も固まり、県との正式協議に入ることが了承された。新市建設計画は、県との協議を終えた後に決定される予定。また、合併期日に関しては、次回(二月開催予定)に協議決定することも決まった。

 この結果、合併の協議項目で未提案分は、議員定数など新市の議会関係五件のみとなった。

 両議会選出の委員から「『在任特例』や『定数特例』などで意見が分かれ、現段階では調整できず申し訳ない」「職員や市民だけに行革を押しつけるものではない。この次に提案していきたい」などと説明があり、議会関係は次回協議会に提案されることになった。

1344とはずがたり:2005/01/14(金) 10:17
<九州・沖縄>熊本県

ええ話しやねぇ。。うっうっ。・゚・(つД`)・゚・。

合併の優等生新「山鹿市」 成功の陰に「互譲」精神 議員定数、名称で譲歩
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050114-00000007-nnp-l43

 山鹿市と鹿北、菊鹿、鹿本、鹿央町の一市四町が合併して十五日、新「山鹿市」が誕生する。名称や新庁舎の位置、議員定数などをめぐってもめる合併協議会が多い中、一市四町では比較的順調に協議が進み、新市誕生にこぎ着けた。背景にあったのは、事あるごとに強調されてきた互譲の精神だった。

 鹿北町の議長室。中に入ると「互譲」の文字をかたどった置物に目が行く。「訪れる人はこれを見て、協議に大切な精神を理解した」と平井光臣議長(50)。実はこの置物、議員引退のため法定協半ばで去っていった前鹿央町議長の森広行さん(73)が、他の四議長らに贈ったものだ。

 四期務めた森さんは二〇〇三年七月の同町議選に立候補せず引退。法定協の送別会でこの置物を渡した。発泡スチロールを「互譲」の文字に切り抜き、扇形の杉の板に張り付けた手作りだ。

 森さんは議員任期と定数を検討する合併協の小委員会に所属。小委員会は、議員定数に合併特例法を適用せず、法定数の三〇にすることを早々に決めた。「経費削減のための合併で、議員自ら職を捨てなければ住民の理解が得られない」との判断からだが、旧市町ごとの選挙区の定数配分は問題だった。

 人口比で割り当てると山鹿市一六、菊鹿、鹿本町が各四、鹿北、鹿央町各三。町側には「できれば全町同数に」との思いがあり、協議の難航も予想されたが、小委員会で各町の意見を聴いた山鹿市の寺崎勇児議長が譲歩を決断。同市一四、残る四町が四ずつでまとまった。

 法定協スタートから間もなくのこの譲歩が、その後の協議の流れを決定づけた。「山鹿市」と「鹿本市」の二案が浮上した新市名称問題も深刻な対立には至らず、全会一致で一本化。寺崎議長は「全体の調和のため、まずは議会が前向きの姿勢を見せなければならなかった」と振り返る。ただし、三年以内をめどに着工する新市庁舎の候補地決定を新市長に委ねるなど、問題を先送りしている面があるのも事実。「互譲の精神は貴重な財産。これらの問題も乗り切ってくれるはずだ」と森さんは期待している。
(西日本新聞) - 1月14日2時15分更新

1345とはずがたり:2005/01/14(金) 21:29
<中国・四国>八幡浜地域

ほっ。保内町議会の英断には謝意。

保内町、修正案撤回 合併協議、再び軌道へ−−八幡浜市側に折れ /愛媛
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050114-00000184-mailo-l38

 八幡浜市・保内町合併協議会(会長、二宮通明・保内町長)が13日、保内町文化会館で開かれた。昨年11月の合併協定書に盛り込まれながら、その後に保内町議会が否決した「議員の在任を1年1カ月延長」「次の選挙の定数は23」の2点を再検討することで合意した。
 保内町議会側が、昨年末に打ち出した修正案の撤回を申し入れたため。これで、迷走を続けていた合併協議は再び軌道に乗り、予定の「3月28日」での新市誕生の可能性が出てきた。
 保内町議会の上野和重議長は「住民の幸せを願う議会として『小異を捨て、合併協定書に基づくことが大義である』として、『在任特例は適用せず、合併後の定数は26。旧市町に選挙区を設ける』の修正案を撤回することにした」と述べた。
 合併協の後に開かれた同町議員全員協議会では、一部の議員から「1年1カ月延長は、民意ではない」「合併と同時に議会解散を主張したい」との意見も出た。18日の臨時議会で2点についての議案を上程し、採決の予定。
1月14日朝刊 
(毎日新聞) - 1月14日17時25分更新

1346とはずがたり:2005/01/14(金) 21:33
<甲信越>山梨県

市町村合併:「平成の大合併」も大詰め 紆余曲折の末、自治体数半減へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050114-00000000-mailo-l19

 合併特例法の期限(3月31日)を控え、県内の“平成の大合併”は最終盤を迎える。2月13日の上野原市に始まり、山梨市、甲州市、市川三郷町も発足予定で、玉穂、田富、豊富の3町村も法定協議中。これら合併予定の自治体すべてが市町村の枠組みの変更を経たのが大きな特徴。順調に行けば来年度末の市町村数は32と、大合併前の64から半減する。
 ■上野原市
 上野原町と秋山村。合併後の人口は約3万100人(00年国勢調査)。 秋山村は当初、都留市など3市町村とも法定合併協を設置したが、西桂町など離脱に伴い法定協も空中分解。11月に協定書の調印にこぎ着けた。
 ■山梨市
 山梨市、牧丘町、三富村で3月22日に発足。人口は県内7番目となる約4万人(同)。
 3市町村は甲州市として発足する3市町村との法定協から離脱。新市名などを巡る地域間対決の様相も見せ、合併協議の難しさを印象付けた。
 ■市川三郷町
 三珠、市川大門、六郷町で10月1日。人口約1万8800人(同)。新町名は各町から取った。
 3町は当初、増穂、鰍沢の両町を含めた峡南北部5町で合併協議を開始したが、三珠、増穂の両町が離脱したため任意協が廃止。市川大門、六郷の両町の合併要請を受けた三珠町が応じた。
 ■甲州市
 塩山市、勝沼町、大和村で11月1日。人口約3万7000人(同)は県内8番目。
 山梨市となる3市町村の離脱を受け、残る3市町村で法定協を存続。合併期日は果樹産地を抱える事情から、出荷が一段落する11月に決まった。
 ■玉穂などの新市
 人口約3万700人(同)。3町村での枠組みの是非を問う住民意向調査を実施中で、調査結果は26日に公表予定。昭和町や田富町内の住民グループが現在、一度は破たんした昭和、玉穂、田富3町での合併を求めており、合併に向けては流動的な要素もある。
1月14日朝刊 
(毎日新聞) - 1月14日16時35分更新

市町村合併:中道町長と上九一色村長、甲府市長に申し入れ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050114-00000003-mailo-l19
 ◇合併特例法期限内は微妙?
 中道町の小林玄祥町長と上九一色村の小林実村長は13日、甲府市役所に宮島雅展市長を個別に訪れ、合併を申し入れた。宮島市長は「議会と相談し、なるべく早くに協議していきたい」と答え、合併協議の再開に前向きな姿勢を示した。しかし、両町村長が求めた合併特例法期限(3月末)までの合併申請は「長いスパンで考えることが必要」と期限にはこだわらない姿勢を示した。
 市議会は週明けにも、市町村合併促進議員協議会や議員全員協議会を開き、対応を検討する。合併に大半の議員から賛成が得られそうだ。しかし、住民投票(03年11月)の結果を基に合併協議から離脱した中道町の「出戻り」には、「法定協の空中分解を招いた」と反発もあり、流動的な部分も残っている。
 小林町長は13日、宮島市長に対し「再度の申し込みは心が痛く恐縮。誠に厚かましいことだが」と苦笑しながら、合併特例法の期限内の合併申請を要請した。
 一方、小林村長は「紆(う)余曲折もあったが、結局中道町も加わり、“飛び地の村長”と呼ばれることもなくなった」とほっとした様子で、同町の合併申し入れを歓迎した。
1月14日朝刊 
(毎日新聞) - 1月14日16時35分更新

1347とはずがたり:2005/01/15(土) 08:59
<東海>三重県津市
>>1115
こういう経緯があったのね。
まぁ合併の大義の前に町長の首ぐらいいくらでもくれてやれって。
青木秀晃辺りが臆面もなく次期町長?

合併の見返りに辞職願 三重県一志町長
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050114-00000234-kyodo-pol

 来年1月に津市など9市町村との合併を決めた三重県一志町の前山礼三町長は14日、記者会見し、昨年11月に合併関連議案を否決した町議らとの話し合いの中で、議案の審議を進める代わりに、町議会に辞職願を提出していたことを明らかにした。
 前山町長は「合併を成し遂げたいと決意して申し入れた。約束通り今年3月末で町長を辞職したい」と話した。任期満了は9月末だった。
 一志町議会は昨年11月16日の臨時会で関連議案を反対多数で否決。前山町長は反対派議員が占める議会運営委員会に議案の再提出を求めたが拒否された。
 その後、辞職と引き換えに、臨時会を再開することで反対派町議の了承を得たという。同22日の臨時会は一部町議が賛成に転じ、合併関連議案を可決した。
(共同通信) - 1月14日21時7分更新

1348とはずがたり:2005/01/15(土) 09:21
<東北・北海道>青森県弘前地域
>>1240 >>1287
平川は弘前との境を流れる川

2005年1月14日(金)
平賀・尾上・碇ケ関は「平川市」
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2005/0114/nto0114_13.asp

 法定の平賀・尾上・碇ケ関合併協議会は十四日、尾上町生涯学習センターで第六回協議会を開き、二〇〇六年一月一日に発足する新市の名称を「平川(ひらかわ)市」とすることを満場一致で決めた。

 新市の名称は前回協議会で継続審議になり、各町村が「津軽南市」「平賀郷市」「南津軽市」「南津軽野市」「津軽ひらか市」「平川市」の六候補の中から選ぶことになっていた。

 三町村の委員が、それぞれの町村で議会調査特別委員会などを開き「平川市」を選んだことを報告。これを受けて満場一致で市名が決まった。

 また、継続審議になっていた農業委員の定数・任期は(1)合併後一年間は在任特例を適用(2)最初の選挙に限り二選挙区として定数二一(平賀・碇ケ関区域一四、尾上区域七)(3)二回目以降の選挙は定数一八−とすることに決定した。

 このほか、国保平賀病院・国保葛川診療所を新市に引き継ぐことや農林水産関係事業など七項目を承認した。

1349片言丸 </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/01/16(日) 05:08
新市名「下妻」に 合併合意書を締結
http://www.ibaraki-np.co.jp/main/daily01.htm

 下妻市と千代川村は十四日、「合併に関する基本合意書」を締結した。
 合意事項は①新市の名称は下妻市②新庁舎は合併後三年以内に着工し、位置は下妻地方広域事務組合所有地周辺(千代川村内)③新庁舎から国道294号へのアクセス道路を新市建設計画に盛り込む−の三点。
 締結式には、小倉敏雄下妻市長、稲葉本治千代川村長と両市村議会議員、地元県議らが出席した。
 小倉市長と稲葉村長は、それぞれあいさつの中で「自然などの財産を生かしたまちづくりに取り組みたい」、「難局はあると思うが、創造的なまちづくりをしていきたい」などと合併に向けた抱負を述べた。
 今後のスケジュールは十五、十六の両日が下妻市、十六日は千代川村で住民説明会を開催。十八日に両議会で合併協設置議案を審議し、議決後、設立の調印式を行う。二十一日に第一回合併協を開き、合併方式などを協議する予定。

1350とはずがたり:2005/01/16(日) 11:44
<九州・沖縄>沖縄県

うーん余計に残念。
>戦争で分断された2村が元に戻る絶好の機会だと、精力的に進めてきた

合併破たん決定 北中城村が中城村へ申し入れ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050115-00000012-ryu-oki

[中城・北中城] 中城村との合併を検討してきた北中城村の新垣邦男村長は14日、中城村役場に新垣清徳村長を訪ね、両村の合併解消を申し入れた。新垣中城村長は「受け入れざるを得ない」と同意し、1年以上の議論を重ねてきた両村の合併の破たんが決まった。2村は今後、合併協議会の廃止に向けた日程調整に入る。
 新垣北中城村長は合併解消の理由について、慎重派の自身が圧勝した先月の村長選挙を挙げ「村民の合意形成が十分ではない。行財政改革を進め、(村政の)足腰を強めることが先決だ」と説明した。新垣中城村長は「極めて残念だ。戦争で分断された2村が元に戻る絶好の機会だと、精力的に進めてきた」と話した。
(琉球新報) - 1月15日10時44分更新

1351とはずがたり:2005/01/16(日) 17:14
<東北・北海道>秋田県

うーん,間に合うのかな?
もう能代でいっちまおうよ。

「6町村と個別に話し合ってみたい」/合併問題で能代市長
http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20050115c

 能代山本合併協議会(山本町を除く7市町村で構成)を離脱した能代市の豊沢有兄市長は14日、市議会合併特別委員会で発言を求め、「能代市にとって合併は必要。6町村長と直接会い、合併への妥協点を見い出せるか話し合ってみたい」と述べ、合併へ再度取り組むことを表明、議会も了承した。15日から2日間、豊沢市長が6町村長を個別に訪問し、合併の意向を伝えるとともに、新市名称などの課題について協議する。

 豊沢市長の合併参加表明に対し、多くの委員から「住民、議会ともに合併を望んでいる」と、支持する意見が出た。ただ「(再び離脱という)同じことを繰り返さないためにも、新市の名称は『能代市』にこだわらないでほしい」との要望が出た半面、「住民意向調査で6割が支持した『能代市』は尊重されなければいけない」などの発言もあった。

 これに対し、豊沢市長は「合併協を離脱してから町村側と直接会う機会がなかった。町村側が能代市にどのような要求をしているのかを知り、まずは乗り越えるべき課題を把握するのが合併への第一歩」などと述べ、合併協で否決された「能代市」の名称の扱いについては明言を避けた。

(2005/01/15 10:07)

1352とはずがたり:2005/01/16(日) 17:22

<東北・北海道>秋田県

まぁ郡部にしてみれば能代の我が侭を全面的に認めるでは纏まらないわな。。
>3町村長とも「能代市が新市名称を『能代市』とすることにこだわらないとすれば、
>合併協で決定した『白神市』には固執しない」との考えを豊沢市長に示した。
山本町…能代○○市といったごろ合わせは良くない
八竜町…能代○○市などを含めて考えられる範囲で妥協点を見いだしみては
峰浜村…能代市と合併協の双方を立てるには『能代白神市』でいくしかない

最後まで残った米代市は?米代と能代は何か関係があるのかな?

新市名の妥協点探る/能代市長が3町村長と会談
http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20050116b

 能代山本合併協議会(藤里町を除く7市町村で構成)を離脱後、再度合併実現への意欲を示した能代市の豊沢有兄市長は15日、同合併協6町村長への個別訪問を始めた。この日は山本町、八竜町、峰浜村の各役場を訪れ町村長と会談、合併の意向を伝えるとともに、離脱の原因となった新市の名称について妥協点を探った。

 3町村長とも「能代市が新市名称を『能代市』とすることにこだわらないとすれば、合併協で決定した『白神市』には固執しない」との考えを豊沢市長に示した。

 その上で、同合併協会長の石井洋佑山本町長は「能代○○市といったごろ合わせは良くない。合併協が行った公募結果を踏まえ選考するのも一案」と提案したほか、20日までに能代市としての新市名称の妥協案を示すよう要請した。

 佐藤亮一八竜町長は「能代○○市などを含めて考えられる範囲で妥協点を見いだしみては」と語った。芹田正嗣峰浜村長は「能代市と合併協の双方を立てるには『能代白神市』でいくしかない」などの考えを伝えた。

(2005/01/16 09:41)

1353とはずがたり:2005/01/16(日) 22:37
<中国・四国>徳島県

斗え由岐町民!!町政を私物化し壟断する議会の専横を許すな!

阿波再編 由岐町議会3町合併議案再度否決
http://mytown.asahi.com/tokushima/news01.asp?kiji=4664

 日和佐、牟岐両町との合併計画を審議する由岐町臨時議会が14日にあり、町が再提案した合併議案は賛成がなく否決された。同町議会は昨年12月にも合併案を否決している。兵庫賢敏町長は「3町での合併は無理になった。自立をベースに今後の方向を模索したい」と話し、3町で目指していた10月1日の「美海町」発足の計画は事実上振り出しに戻ることになった。

 この日の議会では、兵庫町長が「昨年、否決された際に納得がいく反対理由を聞いていない。住民投票の結果を尊重する立場から再度、議会の審議をお願いする。次世代の批判にも耐えうる決断を」と提案理由を説明。しかし、質疑はなく、「8日の全員協議会で反対を決議した」という反対討論後に採決し、反対10、賛成0で否決された。

 その瞬間、約30人いた傍聴席から「えー」という声が上がった。やりとりを見ていた会社員(60)は「住民投票の結果が無視された。もっと大きな気持ちで考えてほしかった」とがっかり。主婦(65)も「町民を馬鹿にしている。議会解散請求など、何らかの形で立ち上がらないといけない」と憤っていた。

 議員たちは「住民投票は合併ありきの情報提供で実施された」「1町だけのええとこ取りにはついていけない」とそれぞれ主張があり、12月議会では賛成した議員も「職員給与や課の配置問題でこじれてしまった」と説明した。

 兵庫町長は今後の対応について「2町に合併協離脱に向けた協議を申し入れる。その後に離脱を表明することになると思う」と話した。

 3町で最も人口が多く、合併計画の中心だった牟岐町の池内正勝町長は、由岐町議会の結果を聞き、「住民を裏切る結果になり責任を痛感している。町長辞職も含め、住民へのおわびの仕方を考えたい」と自身を責めた。日和佐町の近藤和義町長は「今までの協議の積み重ねは何だったのかと思う。住民投票と反した対応はいかがなものか。議会と協議し、対応を決めたい」と話した。

 飯泉知事の話 合併議案の2度にわたる否決は、由岐町民が住民投票で合併を支持していただけに非常に残念。今後は、由岐町の将来に支障をきたさないよう、住民重視の立場から対処していくことを期待する。

(1/15)

1354とはずがたり:2005/01/16(日) 23:33
<近畿>大阪府堺地域
おう辞めちまえこんな市長。組織力で合併賛成派の市長を頼むぜ議会さんよ。

高石市長辞職 合併巡る対立極まる
http://mytown.asahi.com/osaka/news01.asp?kiji=1084

  高石市の阪口伸六市長が22日、辞職した。堺市との合併反対を掲げて03年4月に初当選した阪口市長は、合併推進派が多数を占める議会と、政策をめぐり当初から対立。議案の否決や取り下げが相次ぎ、極まった形だ。会見した阪口氏は「市民に信を問う」と出直し市長選への出馬を表明。議会からは「予算編成時の辞職は無責任」と批判の声が出ている。辞職に伴う市長選は50日以内に実施される。

  同市は開会中の12月定例市議会に、自主防災組織の消防団の新設など、堺市高石市消防組合の規約変更の議案を提案。21日から徹夜で審議していたが、22日午前、「議会側に事前の説明がなく唐突」「市が説明した消防団員の数が周辺自治体と比べて少ない」などとして、賛成少数で否決された。その直後、阪口市長は議長に辞表を提出。議会は同意した。

  阪口氏は同日午後に記者会見。辞職の理由について、「財政の健全化に向け自立再生を目指し、議会の理解を得るよう努力してきたが、議案の否決が続いた。今回、市民の生命、財産を守る防災の急務の議案も否決されたことを受けて判断した」と説明。その上で、「現状の厳しい議会運営の状況を市民に率直に報告し、信を問いたい」「任期途中の辞職は市民に申し訳ないと痛切に感じている」と話した。

  阪口氏が市長に初当選したのは昨年4月。堺市との合併の是非を問う住民投票と、市長選、市議選のトリプル選で、住民投票では合併反対が多数を占め、市長選でも、合併反対を訴えた阪口氏が合併推進派の現職を破った。

  当選後、公約の市長室をガラス張りにする予算案や、助役の選任案などを提案したが、議会側が否決。市長在任中の約1年8カ月間で、提案した議案のうち否決は8件、取り下げ6件、修正1件を数える。

  現市政に批判的な古賀秀敏市議(第2市民クラブ)は辞職について、「12月議会は現在も継続中で、市民生活にかかわる議案が審議未了のまま。予算編成にも重なり、この時期の辞職は無責任だ」と話した。

(12/23)

1355とはずがたり:2005/01/17(月) 08:32
>>1354
うーん無投票か。。

問われる“市民不在の辞職劇”
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/osaka/news002.htm
高石市長選無投票の公算

 高石市議会の多数野党との対立から先月辞職した阪口伸六・前市長(48)が、「信任投票」と位置づける出直し市長選。立候補予定者説明会が行われた十四日、野党側は姿を見せず、擁立を事実上断念したかたちに。阪口氏にとっても「肩すかし」の状況となり、“市民不在の辞職劇”の意味が、改めて問われそうだ。

 市議十七人中、十人を占める野党側は、二〇〇三年四月に初当選した阪口氏と対立を続け、「市政運営が独善的で、市長として不適任」と、問責決議案提出などの機会をうかがっていた。

 しかし、先月二十二日、消防団新設に絡む消防組合規約の改正案を市議会で否決すると、阪口氏は即座に辞職し、「市民の信を問う」と再出馬を表明した。

 野党会派の公明党関係者は「選挙で勝てる態勢を作るには、十四日がタイムリミット」と話し、他の会派は保守系府議らに白羽の矢を立てたが、候補は決まらなかった。相手は前回、当時の現職市長を約二倍の得票で破った阪口氏。市議時代も四期連続トップ当選を果たすなど根強い人気があるだけに、慎重にならざるをえなかったという。

 支持者らと対話集会を重ねている阪口氏は「相手がいつ出てきてもいいように、選挙戦に備えたい」と気を引き締める。対する野党市議の一人は「売られたけんかは買おう、と努力してきたが、年の瀬の辞職という不意打ちに遭い、短期決戦ではいかんともし難い」と唇をかんだ。

1356とはずがたり(1/2):2005/01/17(月) 08:34
どんな雑誌でしょう?社民党チックな匂いがしますが>月刊『日本の進路』

自主・平和・民主のための広範な国民連合
月刊『日本の進路』2003年8月号
http://www.kokuminrengo.net/2003/200308-local-skgc.htm
75%の市民が合併反対を選択
高石市長  阪口伸六
 四月の統一地方選挙の争点の一つが合併問題であった。大阪の高石市では堺市との合併問題を争点として市長選、合併の是非を問う住民投票が行われ、合併反対を訴えた阪口伸六氏が六党の推薦を受けた現職に大差で勝利。住民投票でも合併反対が約七五%を占めた。新市長の阪口伸六氏に話を伺った。(文責編集部)


――合併問題が大きな争点になった市長選挙を振り返って、市民の選択をどう感じておられますか。

 初登庁のとき全職員にも申しあげましたが、「四月二十七日は、高石市にとっても、地方自治にとっても歴史的な一日」だったと思います。それは地方自治体の存立にかかわる合併という重要な問題について、住民投票という手法で住民自らが町の将来を決定されたことです。約七五%の市民の方々が合併反対を選択された。あわせて市長選では「合併せずに自立再生を」と訴えた私の政策を選択された。
 市長選挙と住民投票で、高石市の今後の方向性がはっきり定まったと感じています。

――昨年三月頃から堺市との合併の動きが活発化したようですが。

 昨年三月の市議会で、「堺市・高石市合併問題研究協議会」が提案され、設立されました。これを契機に行政主導の合併の動きが加速しました。行政サイドからは合併を推進する立場で、いろいろな資料やデータが出されたり、説明会も行われました。行政側は「財政難だから合併するしかない」というのが最大の主張でした。
 一方、市民団体からも、「合併推進」「合併反対」という立場で、いろいろなチラシや資料が出され、合併問題シンポジウム・フォーラム等も開かれました。当時、市議会議員であった私もメリットやデメリット、財政問題などを市政報告の新聞やホームページ等で情報提供を行いました。

――住民投票に対する市民の反応はどうでしたか。

 住民投票と同時に行われた選挙戦(市長選、市議選)でも一番の争点は合併問題でした。
 この期間、住民自身が合併賛成、反対の両方の意見を聞き、学習されたことが重要だったと思います。例えば、あるご年輩の方は推進と反対の両方のチラシやデータを袋に保管しておられ、「住民投票の時にもう一回見ようと思っている」ということでした。住民投票の長所だと思いますが、住民自らが双方の主張を学習され判断されました。住民自治にとって大事なことだと思います。
 私自身は市議会議員を四期つとめましたが、常に市民の皆様の立場に立って活動してきました。市民の皆さんに私自身が活かされてきたと考えています。

――「平成の大合併」が進められるなか、全国各地を回られて調査、研究されたようですが、どんなことを感じられましたか。

 私は市町村合併そのものを否定するつもりはありません。地域の実情をもとにお互いに発展しようという合併、なおかつ住民が賛成されている合併、住民のコンセンサスもきちんと得られた合併は、考えるところがあってもよいと思います。
 しかし、合併特例法には「自主的な市町村合併を促進する」とうたっているのに、合併特例債など財政支援というアメと、地方交付税の削減というムチで、全国の市町村に合併を迫っているのが実際です。
 この合併特例債は、合併後の公共施設の建設事業などを目的にしたものでかなりの巨額になります。合併特例法では、このうち七〇%を国が地方交付税で補てんしてくれ、自治体負担は三〇%となっています。国も地方も大きな借金を抱えて苦労している現在、たとえ三〇%といえども、合併特例債を使って新たな公共事業を実施すれば、子供たちの世代に新たな借金を残すことになります。
 本当の意味での地方分権の推進、地域の実情や住民の合意形成を前提にした地方自治の確立という観点で合併論を考えていくべきだと思います。本当に地方が自立していくことが大事だと思います。

1357とはずがたり(2/2):2005/01/17(月) 08:34

――第二十七次地方制度調査会の中間報告や国が進めている「三位一体の改革」について、どうお考えですか。

 国から地方への補助金の削減、地方交付税の見直し、税源移譲の「三位一体」が議論になっています。地方が自立する上で財源の移譲は重要で、総論としては評価しています。
 ただ、削減する補助金の種類であるとか、地方交付税を削減した場合の影響がどのくらいあるのか、また財源移譲の具体的な試算であるとか、そういうことをきちんと議論すべきだと思います。自立した地方自治体を支援していく形の改革を望むものであって、とりわけ税源移譲は重要です。全国市長会でもいろいろ提言が出されていますが、自由度の高い、なおかつ責任ある財源を地方にいただきたく、それが自治体の自立を促進するキーワードだと思います。中央に依存せず、自立した地方自治体にするためには、この税源移譲が重要なファクターであると思います。

●高石市長選挙の結果
当 22,559 阪口 伸六 新 人
  11,645 寺田 為三 現 職
   (投票率 75.55%)

●堺市との合併の意思を問う住民投票の結果

合併に賛成6,22518.1%
合併はやむを得ない2,6177.6%
合併に反対25,51474.3%
  (投票率 75.56%)

  堺市の人口 79.1万人
  高石市の人口 6.2万人

さかぐち・しんろく
1956年高石市生まれ。1979年同志社大学経済学部卒。1987年から高石市議会議員を4期つとめる。1996年高石青年会議所理事長。2003年4月高石市長に。

1358とはずがたり:2005/01/17(月) 08:39
<近畿>大阪府
>>1354-1358
高槻・藤井寺と非相乗り候補が惜敗しているのに対して高石の結果は明白である。
此処まで民意がハッキリ出ると合併断固推進派の俺としても自立は已むを得ないのかなとも思う。

それにしても相乗りやめぇや>民主党

府内市長選挙開票結果
http://www.minsyu.jp/monthly-minshu/m-20030516-04.html
民主党推薦候補者を掲載

○吹田市
当63,891 阪口 善雄 (無現■)
     =民・自・公・社推薦
 45,758 山口 克也 (無新)
     =共推薦

○藤井寺市
当16,807 井関 和彦 (無現■)
     =民・自・公・由・社・保推薦 
14,799 国下 和男 (無新)

○高槻市
当56,299 奥本  務 (無現■)
     =民・自推薦
 52,391 吉田 康人 (無新)
 18,092 岩城 宏介 (無新)
     =共推薦

○高石市
当22,559 阪口 伸六 (無新■)
 11,645 寺田 為三 (無現)
     =民・自・公・由・社・保推薦

○八尾市
当52,908 柴谷 光謹 (無現■)
     =民・自・保推薦
 29,402 露原 正行 (無新)
 23,016 野沢 倫昭 (無新)
     =共推薦

1359とはずがたり:2005/01/17(月) 08:46
新市長と議会多数派対決の高石市議会
http://www.nnn.co.jp/dainichi/rensai/shoten/shot030617.html

 新市長と市議会多数派との対立が混迷を極めた大阪府高石市議会(定数十七)はこのほど、市長室を移転してガラス張りにする予算(九十八万円)を削った補正予算の修正案が可決され、事態は一段落した。しかし、両者の対立の構図に加え、阪口伸六市長の「誤解を招く発言」がさらに紛糾を呼んだこともあり、両者のしこりは依然として消えないままだ。

 阪口市長は四月末の市長選で、隣接する堺市との合併反対を唱えて初当選した。五月上旬には「財政健全化と行財政改革を断行する見本」として自らの給与を50%カットするなど、特別職給与条例の一部改正について専決処分を断行。これが「議会を軽視している」として、反市長派議員らの反発を買っていた。

 こうした背景を抱えて五月二十日、阪口市長にとって初の定例議会が開会した。

 混乱の発端は最終日の三十日だった。阪口市長が公約に掲げていた“ガラス張り”の市長室づくりの予算九十八万円に対し、議員から「無駄遣い」と反論が噴出。阪口市長は答弁を求められていなかったにもかかわらず「(机の配置など)レイアウトなどについては、再検討の余地がある」と述べたため、予算案の内容そのものが変わる可能性が出てきた。本会議は中断し、六月七日までの会期延長を決めた。

 議会側の対応に「市長いじめでは」との声も上がったが、奥田悦雄副議長(48)は「いくら市民へのリップサービスでも、(案件の内容を)途中で変えられたら困る。ハナの議会できっちりやっとかんと」と、議会の一貫した姿勢の必要性を説く。

 各委員会も開けない事態が続く中、市長と議員の間で調整が進んでいた五月五日には、進まない審議に業を煮やした男性が議員控室に乗り込み、市議を脅す事件が発生。逆に混乱に拍車が掛かり、六日なって会期を七月十七日まで四十一日間再延長することが決まった。

 十一日の本会議では、公明議員が、一般会計補正予算案から市長室の移転に必要な予算を撤回するよう提案。阪口市長はあくまで原案を通すことを主張し、「(市長室の)レイアウトの件では誤解を招く発言があり、申し訳なく思っている」と答弁。市議が「“誤解”の一言で片付けるのか」と反発し、さらに紛糾する場面も見られた。

 結局、翌日に市議らに押し切られた格好で市長室移転にかかる費用を削った補正予算の修正案が可決。事態は一段落を迎え、ひとまず会期内に審議が終了する見通しは立った。

 一方、本会議中に傍聴席の市民から「さっさと(審議を)進めろ」という声も上がった。議会が混乱すれば市民生活にも影響を及ぼしかねないだけに、長引く混迷が市民のいら立ちを募らせる事態を招いている。

1360とはずがたり:2005/01/17(月) 08:58
原水禁に顔を出していると言うことは社民党系と云う事かな?

2004年原水禁国民平和大行進
高石市長 国際署名にサイン
http://www.antiatom.org/daikousin04/html/menu4/2004/20040705111629.html

 行進途中の高石市役所出発集会では、阪口伸六市長が出席して、「非核都市宣言をしている地方自治体として、しっかりと平和をとらえてがんばっていきたい、21世紀を核兵器のない平和な世界に」とあいさつ。阪口市長自らサインした「いま、核兵器の廃絶を」署名を行進団に託しました。市役所を出発した行進に市長も参加、先頭を歩きました。なお同市議会・新妻鎖雄議長からも「署名」がよせられたことが紹介されました。

1361とはずがたり:2005/01/18(火) 09:36
<東北・北海道>福島県南相馬市

小高町の住民投票 「合併賛成」が上回る−−合併の是非を問い
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050117-00000014-mailo-l07

 原町市と鹿島町との合併の是非を問う小高町の住民投票が16日行われ、即日開票の結果、賛成4158票(有効投票数の63・07%)、反対2435票(同36・93%)と賛成票が反対票を大きく上回り、町民は合併を支持した形となった。「住民投票の結果を尊重する」としてきた町と町議会は、週明けにも全員協議会で合併推進を改めて確認し、3月の知事への合併申請を目指す。
 投票は18歳以上の町民を対象とし、「賛成」「反対」いずれかの欄に丸印を記する二者択一方式で実施された。当日の有資格者は1万1184人で投票率は59・29%だった。
 町民の間では、単独では町財政が厳しく行政サービスの低下を招くなどの理由から、「合併やむなし」の意見が大勢だった。今月初旬に開かれた合併に関する住民説明会でも、強い反対意見はほとんど出なかった。議会でも合併反対派は少数で、賛成多数は予想された結果だった。
 住民投票は江井績町長の選挙公約で、新市建設計画が固まった11月に行う予定だったが、飯舘村が合併から離脱し情勢が変わったため期日を延期した。3市町による南相馬合併協議会は昨年末までに全協議事項を承認している。[塚本弘毅]
………………………………………………………………………………………………………
 ◆開票結果◆
賛成 4158(63.07%)
反対 2435(36.93%)
無効   38

1月17日朝刊

1362とはずがたり:2005/01/18(火) 09:38
<東北・北海道>秋田県横手平鹿地域

いいぞ。

69市町村の選択:住民団体、町長リコール視野に新団体結成へ−−増田町
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050117-00000054-mailo-l05

 ◇増田町で住民投票目指した会
 横手平鹿8市町村の一体合併から離脱し、自立を選択した増田町で、合併の是非を問う住民投票実施を目指した女性らの住民団体「町民の声を届ける会 ひまわり」(加嶋幸子代表)の経過報告会が16日、町多目的研修センターであり、石山米男町長の解職請求(リコール)も視野に新たな住民団体を旗揚げする方向が確認された。
 報告会場には多数の住民が詰め掛け、住民投票条例制定案が町議会で否決された経緯などを踏まえ活発に意見交換。「町民の声を押しつぶす議会は、議会の機能を失っている」「町長は議会に委ねると言って、節を曲げた」「この町には民主主義のかけらさえ無い」「(町長、議会を)リコールの方向に持っていく考えはないか」などの発言が相次いだ。
 住民組織結成の「連絡係」になると表明した元会社員、田中斎(ひとし)さん(61)は「個人の意見としては、町長リコールが選択肢の中にある」と言明した上で、「ひまわりの会と連携しながら全町的に皆さんの意見を聞き、早急に方向を決めたい」と話した。[佐藤正伸]

1月17日朝刊 
(毎日新聞) - 1月17日16時10分更新

1363とはずがたり:2005/01/18(火) 09:40
<東北・北海道>宮城県気仙沼地域

良いですねぇ〜。

合併協議:進展・波乱 賛成、大幅に上回る−−唐桑町・住民投票 /宮城
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050117-00000001-mailo-l04

 ◇投票率59・05%
 気仙沼市と本吉町との合併の賛否を問う唐桑町の住民投票は16日、町内12カ所で投票が行われた。同夜7時から町民体育館で開票の結果、合併賛成が3349票、反対837票(無効33票)で賛成票が反対票を大幅に上回った。条例では「投票結果を尊重する」とされていることから町では、合併調印後に議会に提案する「廃置分合」など合併関連議案に投票結果の意見書を添付することにしている。
 この日は、朝から暴風雨警報が出され、一時、町内3カ所の投票所が停電となるあいにくの天候となったが住民の関心は高く、投票率も59・05%だった。当日の有権者数(投票資格者)は7145人。
 合併期日は当初の3月末日から10月1日に修正されている。
 町では「より多くの声を反映したい」として投票資格者の年齢を18歳以上の住民と町内在住1年以上の外国人も対象にした。[石川忠雄]
………………………………………………………………………………………………………
 ◇唐桑町住民投票結果
賛成 3349
反対  837
 (無効33)

1月17日朝刊 
(毎日新聞) - 1月17日16時5分更新

1364とはずがたり:2005/01/18(火) 09:46
<関東・東京>千葉県山武地域

※山武郡大網白里町と7市町村で準備会設置:2002/11/7
※7市町村で任意協議会設置:2002/12/25
※大網白里町が合併協議から離脱(2003/3/31),大網白里町は単独市制施行を検討へ
※蓮沼村は成田市を中心とした合併も検討,法定協議会不参加

※蓮沼村が参加を申入れ(2003/5/12),蓮沼村が加入(5/28)

九十九里市
東金市, 山武郡 九十九里町,成東町,松尾町,山武町,蓮沼村
市役所:現東金市役所

※山武町の庁舎新築計画に他5市町村が慎重,合併協議を一時休止(2004/4/19)
※山武町は合併前の庁舎新築を見送り,合併協議を再開(6/23)
※東金市の住民投票後まで合併協議を休止(10/4〜)
※合併の是非を問う住民投票の結果
※東金市:「賛成(33.6%)」「反対(66.4%)」(2004/11/28)
※山武町:「賛成(55%)」「反対(45%)」(2004/12/5)
※東金市が合併協議から離脱へ

九十九里町は大網白里町(単独市制も検討)との合併を検討

山武市?
山武郡 成東町,松尾町,山武町,蓮沼村

合併任意協、21日に初会合−−山武地域4自治体
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050117-00000128-mailo-l12

 山武地域の4自治体(成東、松尾、山武の3町と蓮沼村)は、第1回合併任意協議会を21日に成東町役場で開く。3月までに県に合併申請をしたい意向だ。
 これまで山武地域では、この4町村と東金市、九十九里町を含めた6市町村で合併を目指し、新市の名称もいったん「九十九里市」に決まった。だが、昨年11月に東金市で行われた合併の是非を問う住民投票で「合併反対」が多数となり、同市が合併法定協議会を離脱。法定協は破たんした。
 これを受け、残る5自治体が合併を目指し、今月8日に協議した。その結果、九十九里町が大網白里町との合併を検討する方向で“離脱”し、4自治体がまとまることになったという。
 4自治体の任意協は今月中にも新市の名称や役所の位置などを決めた上で、2月に法定協を設置する方針。財政上の優遇措置を得られる3月までの合併申請を目指す。新市役所は成東町役場が有力で、新市の人口規模は6万人余(昨年4月)となる。
 成東町の大高和郎町長は「(新たな枠組みについて)住民に意見を伺う時間的余裕はない。住民投票の申請があっても議会が否決し、意見は合併後に反映させたい」と語り、行政主導で合併を早期に実現させたいとの意欲を示した。[森禎行]
1月17日朝刊 
(毎日新聞) - 1月17日16時25分更新

1365とはずがたり:2005/01/18(火) 09:48
<北関東>群馬県

選挙:箕郷町長選 合併推進の秋月保教氏が4選 /群馬
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050117-00000134-mailo-l10

 任期満了に伴う箕郷町長選は16日投開票され、現職の秋月保教氏(57)=無所属=が、新人の元町議会議長、石川敬一氏(65)=同=を破り、4選を果たした。この結果は高崎地域との合併機運を盛り上げ、今月30日投票の群馬町の住民投票にも影響を与えそうだ。当日有権者数は1万5176人(男7447人、女7729人)、投票率は66・37%だった。
 12年ぶりの選挙戦となった今回は高崎市との合併を巡り、合併推進派の秋月氏と、自立を目指す町議や住民グループから推された石川氏の一騎打ちになった。両陣営は町の将来をかけ、激しい集票合戦を繰り広げた。
 秋月氏は3期12年の実績を背景に組織力を固め、財政力のある高崎市との特例法期限内の合併実現を公約に掲げ、広く支持を集めた。秋月氏は「町を建設的に盛り上げようとする町民の声が反映された結果。若い人たちの将来に夢と希望が持てる地域の出発となる」と抱負を述べた。
 石川氏は町執行部の合併推進政策の急な方向転換を批判。選挙中は合併論争は避け、町議6期の経験で教育や福祉の充実、行政のスリム化を訴えたが、及ばなかった。[深谷徹夫]
………………………………………………………………………………………………………
 ◇箕郷町長略歴
秋月保教(あきづき・やすのり) 57 無現(4)
 町長[歴]県曹洞宗青年会会長▽町教育委員▽駒沢大
………………………………………………………………………………………………………
 ◇箕郷町長選開票結果=選管最終発表
当 5817 秋月保教 57 無現
  4128 石川敬一 65 無新
 (無効128)

1月17日朝刊 
(毎日新聞) - 1月17日16時20分更新

1366とはずがたり:2005/01/18(火) 09:55
<近畿>滋賀県彦根犬上地区

新市設立の請願審議で臨時議開会へ 彦根 合併協議破たん受け
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050117-00000035-kyt-l25

 滋賀県彦根市と犬上郡3町(豊郷、甲良、多賀)の合併協議が破たんしたのを受けて、同市などの住民有志5人が17日、編入合併も含めた1市3町による新市設立を求める請願書を谷口典隆市議会議長に提出した。
 請願書では▽1市3町合併協の終息については、緊急課題として1市3町で協議する▽合併新法の勧告を待つまでもなく、新たな論議を始め、彦根市がリーダーシップを発揮する▽編入合併や新設合併について議会や関係自治体との協議調整に努力する−としている。
 同請願の紹介市議ら8人は同日、請願の審議のための臨時議会招集を中島一市長に請求した。定数(28)の4分の1以上に当たるため、臨時議が開かれることになる。
(京都新聞) - 1月17日20時41分更新

1367とはずがたり:2005/01/18(火) 09:56
<近畿>京都府宇治市

むぅ。自公は賛成で民主は慎重なんか。。
そもそも相手は?宇治田原ぐらいしか思い浮かばないんだが。城陽とかもその気?

3日間で6人が合併問題を質問 宇治市議会
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050117-00000019-kyt-l26

 宇治市議会の12月定例会は17日に一般質問を終え、3日間で5会派・6人の議員が市町村合併問題を取り上げた。9月定例会から一転して推進を打ち出す久保田勇市長に対し、推進派の自民・公明、慎重姿勢の民主、批判の共産など主要会派が立場を鮮明にした。
 この日は野党の共産(水谷修議員)が「他市町の借金も抱えると市民の利益につながらない。メリットを述べるだけでなく、デメリットについても情報開示すべき」と批判した。
 一般質問が始まった13日以来、与党会派の自民は「行政権限が広がる中核市を目指すべき」(高橋尚男議員)「相楽東部3町村にも呼び掛けて議論を」(堀明人議員)と主張し、公明も「合併によって広域的で大胆な産業施策が展開できる」(青野仁志議員)と市長に合併推進を促した。
 民主は「住民理解のない合併には賛成できない」(平田研一議員)と慎重姿勢で他の与党会派と一線を画した。「市長に対し是々非々で臨む」とする社会(池内光宏議員)は「いったん破たんした議論を再燃させる理由を示してもらいたい」と疑問を示した。
 これら議員の質問に対する答弁で、久保田市長は「合併することと論議は別で、まず論議することが重要だ。市民レベルで論議する土壌が芽生えてきた」と繰り返した。
(京都新聞) - 1月17日19時21分更新

1368とはずがたり:2005/01/18(火) 10:09
<中国・四国>高知県

素晴らしい票差だが相手先は別れたねぇ。
他町村⇔窪川…大野見⇔中土佐…須崎…土佐
個人的には
中村[中村市]⇔西土佐村…他町村⇔窪川[四万十町]⇔大野見…中土佐⇔須崎[黒潮市]⇔土佐
が良かったが…。

合併の是非問う住民投票、賛成が圧倒的 相手は中土佐町−−大野見村
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050117-00000230-mailo-l39

 ◇相手は「中土佐町」が上回る
 窪川町との合併か、中土佐町との合併か、または単独自立かを問う大野見村の住民投票は16日、投開票が行われた。合併賛成が圧倒的多数で、合併相手は中土佐町が窪川町を上回った。住民投票条例では、28日までに選択された相手との合併に同意できない場合は、同意する相手との合併を優先すると規定。中土佐町は昨年11月の住民投票で、大野見村との合併を望む結果が出ており、中土佐町との合併へ大きく進む見通しとなった。当日有権者数(村内に3カ月以上住む外国人を含む)は1385人(男649人、女736人)。合併の是非を問う投票の投票率は85・20%だった。
 大野見村は03年8月に窪川町と、昨年4月に中土佐町とそれぞれ法定合併協を設置。窪川町とは新町名「四万十町」、中土佐町とは新町名「中土佐町」とすることなどで合意し、いずれも協議を終えていた。[内田幸一]
………………………………………………………………………………………………………
 ◇住民投票開票結果=選管最終発表
賛成 1095
反対   68
(無効 17)
 ◇合併相手は
中土佐町 606
窪川町  547
(無効 26)

1月17日朝刊 
(毎日新聞) - 1月17日17時33分更新

1369とはずがたり:2005/01/18(火) 10:17
<九州・沖縄>沖縄県

大里村と議会が住民と4町村合併で意見交換
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050117-00000004-ryu-oki

 大里村と大里村議会は14日、同村仲間の村農村環境改善センターで市町村合併についての住民との意見交換会を開いた。村民約150人が参加し、屋宜由章村長が強い意欲を示している佐敷町・知念村・玉城村との4町村合併を求める声が相次いだ。屋宜村長は17日に村議会と調整し、最終的な態度を決めるとしている。
 屋宜村長は南風原町との2町村合併に関するこれまでの経緯と、東部3町村と合併特例債を活用できる新しい状況が出ている点を説明。「できる限り合併特例債を活用した新しいまちづくりをするため、合併しなければならない」と強調した。
 合併しない場合の財政状況も説明。(1)2006年11月から助役・収入役を廃し、議員・農業委員を8人に削る(2)退職者は10年度まで不補充、11-14年度は半数を採用(3)05年度から特別職給料を6%、一般職給料を3%、管理職手当や特殊勤務手当、時間外勤務手当などを削る(4)村内団体への補助金を30%減らす-など改革した場合も、06年度に約6600万円、08年度以後は年約4億円前後の赤字を計上し続ける状況を明らかにした。
 一方、東部3町村と合併した場合、国、県から合併特例債など約236億8000万円の支援があることが示された。
 参加者からは、住民投票も含め05年度中に態度を決めたいという南風原の姿勢に不信が噴出。「合併しなかった場合、大里は財政的に自立できない」「明日からでも東部3町村との合併を準備すべきだ」など、3町村との合併を求める声が相次いだ。
※屋宜村長の宜はワカンムリ
(琉球新報) - 1月17日10時56分更新

1370とはずがたり:2005/01/18(火) 23:41
<中国・四国>岡山県

あとは久米南・美咲・赤磐・瀬戸内辺りとも合併,かな?

「政令市の一員に」 岡山市に合併研設置申し入れ−−建部町長ら
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050118-00000313-mailo-l33

 建部町の中山正汎町長らは17日、岡山市役所を訪れ、岡山、御津、灘崎3市町の県南政令市構想に編入する合併研究会の設置を萩原誠司・岡山市長に申し入れた。中山町長が14日の町議会全員協議会に提案し、承認を得たという。
 建部町は久米南町との法定協議会を設置後、03年7月の町長選で、岡山市など県南部での合併を公約に掲げた中山町長が初当選。04年2月に久米南町との法定協を解散した。
 萩原市長は「県南のまちづくりのために、積極的に意思を尊重したい」と受け入れに前向きな姿勢を示した。中山町長は「三位一体の行財政改革の中で合併は避けられない。合併に明るい展望を求めるなら、政令市の一員になることがメリットと考えた」と話した。建部町では05年度初頭に任意協議会を立ち上げる方針。
 建部町が3市町に加わっても人口は約67万3000人で、政令市移行の目安である約70万人に届かない。[野村房代]
1月18日朝刊
(毎日新聞) - 1月18日17時40分更新

1371とはずがたり:2005/01/18(火) 23:52
<中国・四国>岡山県岡山市
>>1370
更に建部と合併したがってた久米南・赤磐との合併がならなかった瀬戸を入れると約2万人強で計は約69万4000人。これはもう政令指定都市オッケーっしょ。

うだうだ云ってる玉野がオッケーすりゃなんの問題もないんじゃがのぉ

http://www.pref.okayama.jp/kikaku/toukei/h12kokuchou/xls/1sousu.xls
瀬戸町14,707人
久米南町6,115

赤磐市43,813人
瀬戸内市39,403人

玉野市69,567人

1372とはずがたり:2005/01/18(火) 23:54
<東北・北海道>福島県伊達地域

霊山町は踏みとどまりましたか。。いそいでくれ。
伊達市は北海道に残りそうだがどうすんだろ?本伊達市とか?

市町村合併:伊達6町、国見町除き新合併協設置−−町長・議長が合意 /福島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050118-00000099-mailo-l07

 伊達6町の合併問題で、梁川町役場で6町長・議長会議が17日開かれ、国見町を除く梁川、保原、伊達、霊山、月舘の5町で新たな法定合併協議会を設置することを決めた。伊達6町合併協議会は無期限に「休止」する。これで国見町は6町による合併協から事実上離脱することが決まった。
 5町は24日に臨時議会を開き、5町合併を進める予算案などを決め、28日にも第1回協議会を開催する見通しだ。合併期日は06年1月1日。池田善治・合併協議会長(梁川町長)は「3月末の合併特例法期限内の合併を目指して伊達市を誕生させる」と話した。
 6町合併協議会は3月末の同法期限内に合併を間に合わせるため、各町に対し合併するかどうかの意向を17日までに固めるよう求めていた。しかし、国見町は昨年11月に合併の白紙撤回を掲げ当選した佐藤力町長は、合併推進派が過半数を占める同町議会と対立関係が続いていた。佐藤町長は同協議会からの離脱議案を12月定例議会と1月臨時議会と続けて提出したが、いずれも否決されていた。
 こうした国見町の混乱状況を考慮して、同協議会は同町の議決が不要な新たな5町による合併協設置を選択した。国見町の佐藤町長は、「当面は自立の道を歩む」と話している。一方、合併推進派の佐藤忠美議長は「他の5町に迷惑はかけられない。やむをえない判断」と受け入れる方針だ。
 一方、国見町と同様に合併の是非を巡り論争が続いていた霊山町は同日朝、町議会全員協議会を開いて合併を進めることを決めた。[生野由佳]

1月18日朝刊
(毎日新聞) - 1月18日20時51分更新

1373とはずがたり:2005/01/19(水) 00:15
<東海>静岡県菊川市

掛川を袖にした両町ですが,暖かく見守っていきましょう。
それでも5万行かないんですね。まぁ早晩達するでしょうけど。

菊川市誕生、人口4万9000人都市に 350人参加し記念式典
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050118-00000007-mailo-l22

 菊川、小笠両町が合併して生まれた菊川市の開市式と市役所開庁式が17日、旧菊川町役場玄関前で開かれ、職員や地元の小中学生ら約350人が新市発足を祝った。新市長が選ばれるまで市長職務執行者となった黒田淳之助・旧小笠町長が「市民一体となって新しい菊川市を発展させていきましょう」とあいさつ。新庁舎となる旧菊川町役場には「菊川市役所」と書いた銘板も設置された。
 菊川市は面積が約94平方キロで、人口約4万9000人。「平成の大合併」ですでに誕生した伊豆市や御前崎市を抜き県内17位の人口規模となる。農業粗生産額が126億円、牧之原台地を中心とする荒茶生産額は71億2000万円に上る一方で製造品出荷額も2100億円を超すなど活力あふれる新市となりそうだ。
 長い歴史を誇る町同士の合併だったことから、一体化が進むかなどが課題となる。初代市長と定数22の市議を選ぶ選挙は23日告示され、30日投開票される。
1月18日朝刊
(毎日新聞) - 1月18日16時50分更新

1374とはずがたり:2005/01/19(水) 00:33
<東北・沖縄>
おや,割とあっさりと。しかし宮古市がどうのこうのではなく,自治省通達で禁止されてんちゃうのん?

岩手県の宮古市議会が「宮古市」容認の方向
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050118-00000018-ryu-oki

 宮古5市町村合併推進協議会(会長・伊志嶺亮平良市長)で決まった新市名称をめぐり岩手県宮古市で反発の声が上がっている問題で、宮古市議会(三上敏議長)が沖縄県での「宮古市」誕生を容認する方向でまとまっていることが18日、分かった。伊志嶺市長は同市議会の姿勢に歓迎を示しつつ「宮古市が認めてくれればそれでいいが、新市名称の住民アンケートは必要。ぜひ実施したい」と述べた。
 名称決定の経緯などを示した同協議会からの回答文について市当局から報告を受けた宮古市議会は17日午後、全員協議会を開催。出席した議員からは「すでに決まったことをどうこう言うのではなく、双方で協調して前向きにやっていくべきだ」「同一名称の宮古工業高校が姉妹校の関係にあるように、市同士で交流していけばいい」など前向きな意見が上がり、反発はなかったという。
 宮古市の熊坂義裕市長が19日まで出張中のため、市当局としての結論は示されていないが、同市は「議員の意見は尊重すべきものだと考えている。今後は合併を進めている田老町・新里村とも相談し、住民の意向を踏まえた上で対応したい」としており、柔軟な態度を示している。
 宮古では、19日開催の同協議会会議で「宮古市」「宮古島市」など4つの名称を対象とした住民アンケート実施について協議することが決まっているが、伊志嶺市長は「宮古市側が容認したとしても民意を示す上でアンケートはぜひ実施したい。どのような名称になっても、今後も友好を深めていきたい」と話した。
(琉球新報) - 1月18日15時27分更新

1375とはずがたり:2005/01/19(水) 00:46
<北陸>石川県
固まったかな?

「1市2町合併」が55%、輪島、門前町と推進−−穴水町 /石川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050118-00000216-mailo-l17

 ◇住民アンケート
 石川県門前町との2町合併が白紙に戻ったことから、新たな合併の枠組みなどについて意見を聴くため穴水町が行った住民アンケート結果が17日、同町議会全員協議会で報告された。結果は、輪島市、門前町を含めた1市2町合併を望む意見が過半数の55・1%を占めた。この結果を基に、穴水町は1市2町合併を進める方針で、18日に輪島、門前、穴水の3首長による会談を行う。
 アンケートは5日〜14日、20歳以上の町民9582人を対象に実施。回収率は76・3%。「1市2町の合併」が55・1%(4030)で最も多かった。次が「新たな枠組み(能登町、七尾市、輪島市・門前町)を早急に考え、3月末までの意思決定を見送る」で、28・7%(2099)。「単独町制」が、15・2%(1118)だった。
1月18日朝刊
(毎日新聞) - 1月18日16時40分更新

1376とはずがたり:2005/01/19(水) 00:49
<甲信越>長野県

相手候補は一体?

平谷村長選 新人の小池正充氏、現職破り初当選 /長野
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050118-00000064-mailo-l20

 任期満了に伴う平谷村長選は16日に投票が行われ、即日開票の結果、無所属新人で前村議の小池正充氏(62)が、無所属現職で再選を目指した塚田明久氏(53)を破り、初当選した。
 小池氏は「03年5月の住民投票で合併賛成が7割を超えたが、いまだに合併相手はなく、村の先行きが見えない」と現村政を批判。「行財政改革を実行し、近隣町村との信頼関係を築いて合併実現に全力を尽くす」と抱負を語った。
 塚田氏は「住民投票の結果を背負って、引き続き合併実現に努める」などと訴えたが、支持を得られなかった。
………………………………………………………………………………………………………
 ◇平谷村長選開票結果=選管最終発表
当 243 小池正充 62 無新
  204 塚田明久 53 無現
 (無効12)
 ◇平谷村長略歴
小池正充(こいけ・まさみつ) 62 無新(1)
 農業[歴]村監査委員▽村議会総務委員長▽下伊那農高

1月18日朝刊
(毎日新聞) - 1月18日16時45分更新

1377とはずがたり:2005/01/19(水) 01:07
<東北・北海道>

69市町村の選択:角館町・合併協正式離脱 知事、3町村自立に懸念 /秋田
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050118-00000051-mailo-l05
 ◇「財政面で行き詰まる」
 角館町の太田芳文町長は17日、田沢湖町、西木村と構成する合併協議会から正式に離脱表明したが、寺田典城知事は同日の定例会見で、「3町村は(財政面で)2、3年で行き詰まってしまうのではないか」と懸念を示した。角館町は19日以降、自立に向けた住民説明会を実施する予定だが、知事は町に対し「(説得に)押しかけざるを得ない」との姿勢を示した。
 県市町村課によると、3町村の04年度末の基金残高見込みは、角館町が2億3600万円、田沢湖町が5億7500万円、西木村が5億1600万円。一方、今年度の取り崩し額は、各町村で4〜7億円に達している。
 寺田知事はこうした指標を示しながら、「角館町は公立病院もあり、大きな行政体。町民が情報を把握しているか不安で、自立するなら数値など入れて示すべきだ」と述べた。
 一方、3町村への今後の説得については「県は合併を推進する立場だが、強権的には出来ない。非常に微妙な問題で、クールに合理的に考えられる時期にしたいが、(特例法の申請期限まで)時間もない。どうすべきか毎日考えている」と語った。
 ◇2町村合併か自立か選択へ−−田沢湖町、西木村
 角館町の太田芳文町長が17日、合併協議会から正式離脱することを報告したことを受け、田沢湖町、西木村は2町村合併か自立か、選択を迫られることになった。合併特例法上では、3月末が県への申請期限になっている。また3町村議会の議決を経て、合併協は解散することになった。
 合併協会長の佐藤清雄・田沢湖町長は「非常に残念で会長として申し訳ない。角館を説得したがだめだった」、田代千代志・西木村長は「協議当初から2町が譲らず、本音で話し合ってこなかったことが原因ではないか。住民アンケートを実施し、2町村合併か自立か判断したい」と話した。
1月18日朝刊
(毎日新聞) - 1月18日20時46分更新

1378とはずがたり:2005/01/19(水) 01:08
<東北・北海道>

市町村合併:能代市が21日市議会で結論−−新市名再考問題 /秋田
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050118-00000049-mailo-l05
 能代山本地域7市町村の合併問題で、能代市は21日の市議会合併特別委で、市として新市名再考問題についての結論を出す方針を決めた。一方、法定協会長の石井洋佑・山本町長はこの日の会見で、豊澤有兄・能代市長に対し、名称問題について21日までに回答するよう一両日中に文書で要請することを明かした。
 能代市が法定協復帰の前提としている名称再考問題について、豊澤市長は15、16の両日、周辺6町村首長と個別に会談し、妥協点を探った。この場で、各首長は新市名「白神市」再考の意思を改めて表明したが、一方で能代市が主張する「能代市」にも難色を示す声が相次いだ。
1月18日朝刊
(毎日新聞) - 1月18日20時46分更新

1379とはずがたり:2005/01/19(水) 19:15
<北関東>群馬県
前途多難だ。。

市町村合併:笠懸町など2町1村、協定書に署名−−06年3月「みどり市」に /群馬
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050119-00000199-mailo-l10

 笠懸町、大間々町、勢多郡東村は18日、笠懸町内で合併調印式を開き、田村確也・笠懸町長、近藤昭次・大間々町長、坂本正幸・東村長が協定書に署名した。3町村はそれぞれ21日に臨時議会を開き、関連議案を可決する予定。
 3町村は新設合併方式で06年3月27日に合併し、人口約5万3000人の「みどり市」となり、新市事務所は当面、現笠懸町役場に置く。しかし、事務所(庁舎)建設問題など多くの懸案があり、笠懸町と大間々町の利害対立が表面化。問題解決は今後に先送りされた。
 会長の田村町長は「基本項目の協議で困難があった」、副会長の坂本村長が「道程は平坦でなかった」、さらに伊藤正雄笠懸町議会議長は「2町1村はベストでもベターでもない。住民に分かりづらいことが多かった」とあいさつし、合併期日までには先送りした事項の円満協議が必要との認識を示した。【塚本英夫】

1月19日朝刊
(毎日新聞) - 1月19日16時55分更新

1380とはずがたり:2005/01/19(水) 19:18
<近畿>奈良県王寺地区
(´・ω・`)

市町村合併:西和合併協、解散決まる 王寺、斑鳩町の住民投票結果が“引導”
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050119-00000231-mailo-l29

 ◇王寺、斑鳩町で反対多数−−1年半の協議実らず
 西和7町の合併協議会は18日、河合町中央公民館で16回目の会合を開き、来月末で協議会を解散することを正式に決定した。先月5日に、平群、王寺、斑鳩の3町であった住民投票で、王寺、斑鳩両町が「7町の枠組みでの合併に反対」が多数となったため。03年6月から約1年半の協議で、合併期日、新市名まで決めていた同合併協議は、消滅することになった。今月下旬から各町議会が合併協議廃止を順次議決。来月28日に県知事へ協議会廃止を届け出る。[曽根田和久]
 既に解散の方向は決まっていただけに、会合は午後2時からわずか10分で終わった。冒頭、協議会長の岡井康徳河合町長が「(王寺、斑鳩の)住民投票の結果を重く見て、苦渋の選択だが、協議は継続できないと判断した」と協議会解散を提案した。
 出席した委員のうち住民発議を行った「21世紀・太子の都(さと)づくり推進協議会」の宇治秀雄理事長が「解散はやむを得ないが、今後も合併は再浮上する可能性がある。これからも住民に必要性を訴えていく」と発言したが、ほかに意見はなく、すんなりと協議会の解散が決まった。
 同協議会は、02年末に宇治氏らが協議会設置を求め各町に署名を提出した住民発議が発端。各町議会は協議会設置を決議し、03年6月から県内初の住民発議による合併協議会として、会合を重ねてきた。これまでに▽新市名は「西和市」▽06年1月合併▽本庁舎は王寺町、分庁舎は斑鳩町――などほとんどの項目で協議が終了していた。しかし、斑鳩など一部の町で自治体の名称への強いこだわりがくすぶり続け、昨年末の住民投票の結果が解散を決定付けた。

1月19日朝刊
(毎日新聞) - 1月19日18時36分更新

1381とはずがたり:2005/01/19(水) 19:19
<近畿>滋賀県長浜・湖北地域

まぁ3市町合併でも形になるわな。

市町村合併:長浜市との合併、今後の対応を協議−−びわ町、浅井町両町議会
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050119-00000187-mailo-l25

 ◇決断迫られる2町
 長浜市からの合併協議申し入れを受けて、びわ町と浅井町は18日、町議会全員協議会を開催、今後の対応を協議した。【野々口義信】
 浅井町は、角川誠町長が、長浜市の申し入れ内容を説明。議会としては、24日に再度、議員による意見交換を行い、結論を導く。浅井町は1市9町合併離脱後、自立の町づくりを進めており、申し入れを受ければ大きな方針転換となる。角川町長は、町民にも事情を説明した上で、議会とも調整し、決断するとしている。
 びわ町では、橋本健町長が申し入れを説明。町議会では、期限内の長浜市との合併推進を支持する意見が大勢を占めている。この日の協議会でも、議員の中から町長の早期決断を求める意見が出た。橋本町長は、21日に開く町の区長会で住民の意見を聴取し、早期に決断するという。

1月19日朝刊
(毎日新聞) - 1月19日16時50分更新

1382とはずがたり:2005/01/19(水) 19:26
<九州・沖縄>熊本県玉名地方

議会が要求している植木町との調査後に玉名地域1市3町を検討と現職は云うものの,特例法の期限まで時間は無いのちゃうの?
玉名地域1市3町(玉名市, 玉名郡 岱明町,横島町,天水町)との合併を推進と新人は云うけれど,南関村が拒否されたのに玉東町が入れて貰える保証あるのん?

選挙:玉東町長選 現職と新人、一騎打ち−−告示、23日投票
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050119-00000145-mailo-l43

 ◇きょうから立会演説会
 玉東町長選は18日告示され、現職で再選を目指す前田移津行氏(54)と新人の会社社長、坂本達宣氏(54)=共に無所属=の2人が立候補を届け出た。両氏は前回選挙でも争い、2度目の対決となるが、今回は合併の方向を巡る対立が最大の争点となっている。
 前田氏は「合併はやる。議会が要求している植木町との調査後でも遅くない。町、議会、町民が一体となってじっくりやっていく」と合併について話し、坂本氏は「町の発展を目指して、玉名地域1市3町との合併を確実なものとするために立候補した」と話している。
 両候補は住民の要望を受けて、町長選では異例ともいえる立会演説会を19日に稲佐公民館▽20日に中央公民館でそれぞれ開く。いずれも午後7時から。
 投票は23日午前7時〜午後7時、町内4カ所であり、午後8時から中央公民館で即日開票される。17日現在の有権者は4723人(男2195人、女2528人)。[西東靖博]
………………………………………………………………………………………………………
 ◇玉東町長選立候補者(届け出順)
前田移津行(まえだ・いつゆき) 54 無現(1)…議会が要求している植木町との調査後に玉名地域1市3町を検討
 町社会福祉協議会長[歴]会社社長▽町議▽玉名工高
坂本達宣(さかもと・たつのぶ) 54 無新…玉名地域1市3町(玉名市, 玉名郡 岱明町,横島町,天水町)との合併を推進
 会社社長▽九州ニュービジネス協地域副委長▽慶大

1月19日朝刊
(毎日新聞) - 1月19日17時8分更新

1383とはずがたり:2005/01/20(木) 10:01
<九州・沖縄>大分県

これ持論でした!!昭和の大合併で消えた地名も沢山ある。これを期に復活すべし!!

【懐かしの町名半世紀ぶり復活 合併機に豊後高田市】「鍛治屋町」など7町
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050120-00000008-nnp-l44
[大分] 豊後高田市は、三月末の真玉、香々地町との合併を機に同市内の「鍛治屋町」「金谷町」などの旧町名をほぼ半世紀ぶりに復活させる。「昔懐かしい地名に戻して」との住民の要望に応えたもので、町並みの整備と併せて「昭和の町」づくりに弾みをつける。

 復活するのは、同市中心部の「鍛治屋町」「是永町」「新町」など七町名。いずれも一九五四(昭和二十九)年、旧豊後高田町と旧田染村が合併する前に使われていた。現在も行政区名として残っているが、住所はすべて「大字高田」となったため「広すぎて番地だけでは場所が分からない」との不満が根強かった。

 昨年五―六月、市が住所表示変更の住民説明会を行った際も「古い地名を使いたい」との要望が相次いだという。

 昭和の町の一角で喫茶店を経営する野崎智子さん(52)は「平成の合併で古い地名が失われつつある中、逆に旧町名を復活させることで、昭和の町が親しみやすくなり、まちづくりにもプラスになる」と話している。同市総務課は「極力、住民の要望に沿ったので喜んでもらえると思う」としている。

 一方、昭和の町を構成する八商店街の一つ、中央通り商店街は旧町名では「横町」だが、「なじみが薄い」との声が多数を占め「中央通」を新町名に決めた。
(西日本新聞) - 1月20日2時33分更新

1384名無しさん:2005/01/20(木) 13:47
アホ、安易、不可解な新自治体名が続々と誕生予定。
「伊豆の国市」「さざなみ町」「ふじみ野市」「彩野市」「北斗市」「北名古屋市」「みどり市」…

市町村合併情報 平成の大合併 <国土地理協会>
http://www.kokudo.or.jp/new/cities/index.html


既に合併してしまった新自治体名のなかでは、
やはり「南アルプス市」「四国中央市」が東西横綱。醜いったらない。

最近の市町村変更 <国土地理協会>
http://www.kokudo.or.jp/new/cities/sub/rireki.htm

13851384:2005/01/20(木) 13:56
とはずがたりさんは超積極的合併推進論者のようだが、
一度下記の本など読んでみてはいかが。

『これでいいのか平成の大合併−理念なき再編を問う』
http://www.commonsonline.co.jp/gappei.HTM

13861384:2005/01/20(木) 14:01
少々古いが、これなども。

市町村合併の言葉と政治(上)
http://www.jichiro.gr.jp/tsuushin/696/696_05.htm
市町村合併の言葉と政治(下)
http://www.jichiro.gr.jp/tsuushin/699/699_02.htm

1387とはずがたり:2005/01/20(木) 18:12
>>1384-1386
「伊豆の国市」「さざなみ町」「ふじみ野市」「彩野市」「北斗市」「みどり市」...醜いし安易ですねぇ。超合併推進論者の俺にしても嫌になってきます。
ただ自分的には「北名古屋市」「南アルプス市」「四国中央市」ぐらいは許せる範囲ですね。
アルプスも今や単語として普通に定着したし(個人的にはアルプスと聞いてヨーロッパではなく日本の山々を思い出す),四国中央は是非とも宇摩市であって欲しかったがまぁあと10年もすれば聞き慣れるのではないか?と思わなくもないです。

情報提供感謝です>>1385-1386。また機会があれば読んでみたいと思いますが。。

個人的には市町村合併には自民党政権を底辺で支える利権漁りを専門とする町議村議の数を減らすと云う意味で大賛成です。都市部の人間は山間部の人間に搾取されてるという基本的な認識なんかもあります。

徹底的に自立した(飽くまで経済的自立が無くては自立とは云えない)自治体が地方切り捨ての中で生まれてきて,その自治を守り抜こうとするならそれはそれで立派なものですし尊敬に値すると思いますが。

1385さんは合併絶対反対論者ですか?市町村合併のどんな点に反対ですか?
今のところ合併によって貴重な自治の実現フィールドが失われているという実感はないです。地域エゴや損得勘定で自立を選択している自治体も多い気がしますが,ポリシーを持ってやってるところはきちんと自立を選択しているような感じですし。

1388とはずがたり:2005/01/20(木) 18:47
<東海>三重県津地域
>>1347
こう来るとは予想だにつかず。
合併が進めばこういうとたばた劇の登場人物も減るわけで…。

一志町の町長辞職問題:前山町長、辞意を撤回「辞表提出、思い違い」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050120-00000014-mailo-l24

 一度否決された津市など9市町村との合併議案の可決を図るため、辞職願を提出していたことが明るみに出た一志町の前山礼三町長は19日、町議会全員協議会後、取材に対し、辞意を撤回する考えを明らかにした。「辞職願問題」については、議会側が「受け取っていない」と存在を否定するなど混乱が続いてきた。町民不在の混乱に住民はあきれ顔だ。[村社拓信]
 全協は非公開で行われ、新年度予算について議論される予定だったが、町長の辞任問題に及んだ。この日の全協でも、辞職願を提出したという前山町長に対し、議会側は「知らない」と両者の意見が対立。このため、中川雅昭議長が「辞表がなかったことにしてもいいか」と出席議員に諮り、特に異論は出なかったという。
 全協後、前山町長は「辞職すれば、町政は混乱する。住民からも続けてほしい、と声も届いている。辞表はなかったとして議員にも同意を得たものと思い、辞意を撤回することにした」と話した。議会側の理解が得られれば、任期が切れる9月以降も、4選を目指し出馬する意向。
 また、前山町長は今月14日の会見で昨年11月19日に辞表を提出していたことを明らかにしたが、この日は「辞表は書いたがどのように扱ったか覚えていない。議会に提出したと思っていたが、私の思い違いだった。住民に納得してもらえないかもしれない。おわびするしかない」と話した。
 前山町長の態度に議員らの反応は、「辞めると言ったのにすぐに辞めないと意見を変えて納得できない」「続投でいいのではないか」など意見が分かれた。
 町の混乱について、役場近くに住む男性(50)は「住民が知らないところで、いろいろ決まっていく。自分たちが選んだ町長や議員とはいえ、良識をもってほしい」とあきれ気味だった。
〔三重版〕

1月20日朝刊
(毎日新聞) - 1月20日16時45分更新

1389とはずがたり:2005/01/20(木) 18:51
<九州・福岡県・佐賀県>
本当は越県合併をしたいところでしょうけど,難しいのかな?
まぁ合併後は福岡県の方が良いのでしょうし佐賀県が嫌がりそうだ。

道州制:鳥栖、基山と小郡の首長が勉強会
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050120-00000189-mailo-l41

 ◇「道州制」の勉強会
 県境を挟んで隣接する鳥栖市、基山町と福岡県小郡市の3首長が19日、都道府県を再編する「道州制」の勉強会を基山町で開いた。
 2市1町(人口計約14万人)は、将来の合併も視野に、県境を越えた広域行政のあり方を国へ提言しようと昨年10月、勉強会を設置。2回目のこの日は、各市町の担当職員約60人を交え、道州制を巡る全国の動きや、九州地方知事会の研究会が昨年10月にまとめた中間報告について検討した。
 3首長の意見交換では「収容人員が異なる各市町の文化施設を、目的に応じて相互利用出来ないか」(田籠勝彦・小郡市長)▽「地場企業への小口融資制度を広域で実施すれば金利を安く出来る」(牟田秀敏・鳥栖市長)▽「2市1町住民による委員会を設立してはどうか」(小森純一・基山町長)――などの提案があった。[小林明子]
1月20日朝刊
(毎日新聞) - 1月20日17時20分更新

1390とはずがたり:2005/01/20(木) 18:59
<中国・四国>高知県幡多・佐川・窪川地域

窪川町が四万十になるのはどうなのかなぁ。窪川町でいいじゃん。
幡多地域は大方+佐賀と中村+西土佐は将来合併すべし。
佐川はこのまま確実に固めていきたい。越知の馬鹿野郎がりだつしなけりゃ今頃吾川郡池川町,吾川村,高岡郡越知町,仁淀村らと佐川市?だったのにね。(吾川郡 池川町,吾川村,高岡郡 仁淀村で仁淀川町,越知は単独。)

市町村合併:佐川町と日高村、合併協定に調印/大方、佐賀町は合併協発足
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050119-00000275-mailo-l39

 合併特例法の期限が迫る中、大方、佐賀両町の法定合併協議会が発足し、両町長が18日、大方町役場で協議書に調印した。一方、法定合併協での協議を終えた佐川町と日高村は18日、合併協定書に調印した。今年9月に新「佐川町」が誕生する見通し。
 大方、佐賀両町は当初、中村市、西土佐村との4市町村での合併協議を進めていたが、昨年6月に破たんした。両町住民が両町での合併を求める請願を提出し、昨年12月の定例議会で両町での法定合併協議会設置議案を賛成多数で可決した。
 法定協は下村正直・大方町長、池本明生・佐賀町長や両議会の議員や学識経験者らで構成。事務局は大方町役場に置き、下村町長が会長を務める。両町合わせた人口は1万4208人(00年の国勢調査)。今後、合併期日、庁舎位置、議員定数などを決める。
 一方、佐川町と日高村の合併協定調印式は佐川町総合文化センターであり、中山博司・佐川町長、中野益隆・日高村長らが協定書に調印した。「平成の大合併」での協定書調印は県内で6番目。
 両町村は昨年7月に法定合併協を設置。対等合併で、本庁舎は現在の佐川町役場に置くことなどで合意した。人口は計2万745人(00年の国勢調査)。両町村議会での議決を経て、県に合併を申請する。[真明薫、内田幸一]
1月19日朝刊
(毎日新聞) - 1月19日19時38分更新

市町村合併:窪川町アンケ、賛成59% 半数が大正町・十和村との枠組み選ぶ /高知
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050119-00000274-mailo-l39

 窪川町は18日、全有権者を対象に実施した合併に関するアンケート結果を発表した。合併賛成が59%に達し、賛成者のうち、大正町、十和村との3町村の合併の枠組みを選んだのが50%で、大野見村との2町村の枠組みを選んだ28%を大きく上回っていた。[内田幸一]
 アンケートは先月下旬、全有権者1万2173人を対象に行い、回答率は53・4%だった。
 合併問題に8割が関心を示し、合併賛成が59%だったのに対し、反対は8%だけだった。
 また、2パターンの合併の枠組みのうち、どちらかを選んだ人に、大正町、大野見、十和両村との4町村での合併の賛否を尋ねた結果、賛成が61%だった。
 窪川町は02年4月、大正、大野見、十和3町村と任意の協議会を設置したが、協議が進まずに解散。その後、二つの枠組み別々に法定合併協を設置し、協議を終えている。
 大野見村では16日の住民投票で、窪川町との合併より中土佐町との合併を求める声が多数を占めていた。また、大正町は、窪川町、十和村との合併の賛否を問う住民投票(25日告示、30日投開票)を実施する。
1月19日朝刊
(毎日新聞) - 1月19日19時38分更新

13911384:2005/01/20(木) 18:59
>>1387
とはずがたりさんの考えはよく分かりました。
私は「北名古屋市」「南アルプス市」「四国中央市」などには特に虫酸が走る思いを抱きます。
伝統的な地名を愛する人間として日本文化の破壊に繋がる珍妙な自治体名は到底許容できるものではありません。
下記の書籍が私の意見を代弁しています。

こんな市名はもういらない!―歴史的・伝統的地名保存マニュアル
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4490204973.html

私は合併絶対反対論者ではありませんが、
感情的にはアホ、安易、不可解な新自治体名にほとほと嫌気が差し、
また理性的に考えた場合においても、
将来的に「貴重な自治の実現フィールドが失われていく」ことを危惧しています。
都市部での合併は必要でしょうが地方部でのあまりに面積の広い自治体の誕生は、
少数意見の更なる切り捨てに繋がりますます過疎化が進むでしょう。
田園や森林を守る人々が更に生活しづらくなることを懸念しています。
ポリシーを持って自立を選ぶ所がハンデを背負うような、
半ば強制的に合併を選ばざるを得ないような国のやり方にも賛成できません。
現状の特例債によるハコモノ建設のオンパレードの問題もあります。
都市部の人間は山間部の人間に搾取され云々という点に関しては、
国政の問題であって一票の格差が是正されるのは当然必要でしょうが、
自治体というものは人口だけでなくある程度面積や生活圏を考慮したうえで、
国や都道府県と対峙できる存在であって欲しいと考えています。
私は人間が生きていくうえで食糧生産・水源涵養・環境保全などの観点から、
農林水産業を重視しその担い手となるべき中山間部を重視しています。
土地改良区やダム、林道建設など無駄な公共事業の問題は改善していくべきでしょうが、
それと市町村合併、首長減らし、議員減らしはイコールとの考えには同意できません。
いずれにせよ「飽くまで経済的自立が無くては自立とは云えない」との考え方は受け入れられません。
私は経済的自立が無くても切り捨てられるべきではない自治体はあると思っております。
あなたのご意見を考えるとこれ以上は平行線と思いますのでこれで終わりにします。

1392とはずがたり:2005/01/20(木) 19:38
>>1391
日本の古くからの地名を同じくこよなく愛する者として珍妙な自治体名には批判的である点については大いに同意できるのですが,ただし地名も移ろいゆくもの。
大阪の梅田ももともとは埋田から来ている様ですし,香川の三豊郡の三豊も三野郡と豊田郡を明治期に合併した際に合成した新しい地名。静岡県の小笠郡も佐野郡(=現掛川市域)と城東郡(=旧小笠郡下)を合併する際に両郡にまたがる山より作り出した郡名です。
我々の責任は今後100年の歴史の重みに耐えられる地名を作り出すこと,そして古い地名をそれが何処を指していたのかきちんと判るように保存して行くことではないでしょうか?そういう意味で青葉台とか緑区とかそういう自治体以外の名前の罪も大きいように思われます。
北名古屋市は将来名古屋市への合併をされればいいと思ってますしそれ程気になりませんね。
むしろ今や京都府の葛野郡や静岡市の安倍郡がどの辺りだったかとかちょっと調べないと判らなくなってしまってますし,区の名前や>>1383の様な大字に古い歴史ある地名を残してもらしいたいものです。

都市部の人間は山間部の人間に搾取され云々という点に関しては1票の格差という観点より一人当たりの国の支出の観点です。
田舎の人が広い家に住み豊かな自然環境に住む一方で都市(地方都市を含む)では渋滞に巻き込まれインフラ不足に喘いでいる訳でして。
更に田舎の方が"多様な意見"は少ないですし現状を見るに或る程度の広域合併は必要不可欠かと。
もちろん「飽くまで経済的自立が無くては自立とは云えない」とは煽りを含んだ言葉でして田舎の様々な機能を考える上で守るべきものも多分にあるでしょうし,それには補助金を与えて保護すべき面もありましょう。
要はバランスの問題で現状は過疎地に異様に手厚すぎるのではないかと思う訳です。過疎化の主因はばらまきへの過剰な依存であって地方の切り捨て策では無いと思ってます。

議論が平行線であると思われたのは残念ですが自分の所感としてはこんな感じです。

1393とはずがたり:2005/01/20(木) 19:41
<東北・北海道>山形県鶴岡市
>>1229 >>1300
素晴らしい。三川町はどうするのかね?

山形の合併:南庄内合併協、新市へ県に申請書−−県内2件目、面積は東北一に /山形
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050120-00000092-mailo-l06

 鶴岡市など6市町村による「南庄内合併協議会」は19日、10月1日の新市発足へ向け、県に合併申請書を提出した。「平成の大合併」での県への申請は県内2件目で、面積は市町村としては東北一となる。
 県庁には合併する6市町村長などが訪れた。専決処分で合併議案を決めた羽黒町の中村博信町長は「町議会で議決いただければよかったが、町の将来や周りの市町村の関係を考え決断した。今後は最大限スムーズにいくように努力したい」と説明。申請書を受け取った金森義弘副知事は「新しい枠組みを作ろうというご労苦に感謝申し上げる」と述べた。
 また同協議会長の富塚陽一鶴岡市長は「こういう変革の時だからこそ市町村の声をもっと聞いてほしい」と地方分権の推進に協力を求めた。
 県市町村課によると、新市の名称は「鶴岡市」。人口14万4897人(昨年12月31日の住民基本台帳ベース)で、県内では山形市に次いで2番目になる見込み。また面積は約1311平方キロとなり、福島県いわき市を抜いて東北一の広さになるという。[大場あい]
1月20日朝刊
(毎日新聞) - 1月20日16時10分更新

1394とはずがたり@自己レス:2005/01/20(木) 19:48
>>1392
>我々の責任は今後100年の歴史の重みに耐えられる地名を作り出すこと,そして古い地名をそれが何処を指していたのかきちんと判るように保存して行くことではないでしょうか?そういう意味で青葉台とか緑区とかそういう自治体以外の名前の罪も大きいように思われます。

追加
また今ある市町村の自治体名が一体どんくらい古い地名を残しているのかという疑問もあります。

新菊川市(>>1373)ももともと菊川町と小笠町でしたが中心市街地をとってみれば堀之内や嶺田ですし,掛川と一緒になる大東・大須賀も「大」浜(大浜は更に「大」坂+千「浜」)+城「東」や横「須賀」+「大」淵です。古い地名は字名として残っている訳で,今ある自治体の名前はそれ程歴史があるものばかりとは云えない訳で,地名を理由に合併を反対するのはどうかなぁとも思います。

1395とはずがたり:2005/01/20(木) 19:51
<北関東>栃木県

日光市議がやけに内向きになってるんちゃうけ。リコールだ!

平成の大合併は今:広域合併、日光市議会に要望−−今市市区長連合会 /栃木
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050120-00000146-mailo-l09

 日光市議会が日光広域圏との合併関連議案などを否決した問題で、今市市区長連合会の早川恒会長と栃木敏夫副会長は19日、日光市議会の登坂理平議長を訪れ、「広域合併に関する日光市議会の議決要請」の要望書を提出した。
 早川会長は「広域合併は隅々までサービスが行き届くか懸念を持っていると言いますが、そのような課題を十分議論し、諸課題の解決に向けて住民の期待に応えるのが議員の役目なのではないかと考えます。住民の意思を尊重した議決を」と要望した。
 提出を受けた登坂議長は「関係地域住民の代表者からの要請であり、議員全員に配布してお知らせします」と答え、同日中に全議員に通知した。[臼井真]
1月20日朝刊
(毎日新聞) - 1月20日16時15分更新

1396とはずがたり:2005/01/20(木) 23:14
<九州・沖縄>福岡県豊築地域

またぞろ変な名前が出てきたぞ。。
豊前市はそもそも宇島なんだから宇島+築城+椎田=豊前で良かったのでは?
と思ったが豊築は豊前市及び築上郡の統合名称としてそれなりに使われているのか?

新市の名称は豊築市 豊前・築城・椎田
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news01.asp?kiji=7616

 豊前市と築城、椎田両町の豊築1市2町合併協議会(会長、釜井健介・豊前市長)は19日、同市で第9回会合を開き、委員の投票で新市の名称を「豊築市(ほうちくし)」と決めた。議員定数・任期は合意に至らなかった。

 新市の名称は昨年11月の1カ月間の募集に、742人が候補292点を寄せた。協議会の委員16人(欠席2人)の1次・2次投票の結果、最多の149人が応募した「豊築市」が選ばれた。

 1市2町の正副議長6人の小委員会に付託した議員定数・任期については、この日までの5回の小委員会でも、在任特例の適用を求める両町と適用を拒む市の主張が平行線をたどり、結論を出せなかった。

 豊前市議会合併問題調査特別委員会の協議後、早急に6回目の小委員会を開くことになったが、結論が来月4日の協議会の第10回会合以降にずれ込むことは必至で、3月末までに県に廃置分合申請ができるか、微妙な情勢になった。

 県への廃置分合申請には合併協議の終了後、3市町の各議会の可決が必要。椎田町は議会前に、来月中に合併をめぐる住民説明会や住民投票を実施したい意向だ。
(1/20)

1397とはずがたり:2005/01/20(木) 23:20
豊築のこれまでの歴史
http://www.city.buzen.fukuoka.jp/new/gappei/history.htm

 明治時代の廃藩置県後、戸籍事務を処理するために各地方に「大小区制」が施行されました。築城郡は8区、上毛郡も8区に分け、この区は以後行政の単位としての性格を強めていきます。

廃藩置県後の県は旧藩を基礎にしていましたが、これは順次統合され、明治9年には下毛、宇佐の2郡が大分県に編入されることで現在の県境が確定しました。

郡が行政の単位とされたのは明治11年の「郡区町村編成法」によります。この時、従来の築城郡と上毛郡を一つにした郡役所が八屋に設置されています。

その後、「明治の大合併(明治22年の市制・町村制施行)」のとき、築城郡角田村・上毛郡山田村・八屋町・宇島町・千束村・三毛門村・黒土村・横武村・合河村・岩屋村が誕生しました(豊前市域)。次いで、明治29年4月1日、築城・上毛郡の2郡が合併して築上郡が誕生、現在に至っています。

 第2次大戦後の昭和24年12月に設置された「地方行政調査委員会議」の勧告を受け、昭和26年7月頃から、町村合併の声が聞かれるようになりました。昭和28年10月1日に「町村合併促進法」が施行され、県が示した築上郡内西部7町村(椎田町他周辺6町村)・中部9町村(八屋町他周辺8町村)・東部5町村(吉富町他4町村)の3ブロック合併案に基づき、「昭和の大合併」が行われ、昭和30年4月に八屋町・角田村・山田村・千束村・三毛門村・黒土村・横武村・合河村・岩屋村の1町8村が合併して豊前市になりました。

http://www.city.buzen.fukuoka.jp/new/gappei/shouwa.htm
昭和の大合併について

▼豊前市は築上郡八屋町、角田村、千束村、三毛門村、山田村、黒土村、横武村、合河村、岩屋村の9か町村を母体にして昭和30年に発足しました。地勢上では築上郡のほぼ中央に位置し、南北方向には求菩提谷を縦貫する豊前・甘木線に沿い、東西方向には国道10号線沿いに発展してきました。新市発足時の豊前市は人口37807、戸数7704戸でした。

昭和24年
国に「地方行政調査委員会議」設置される。
昭和25、26年
「地方行政調査委員会議」2回にわたり、国及び国会に対して行政事務再配分に関する勧告を行う。
県もこれを契機に町村合併による規模の適正化の指導をはじめる。
昭和26年7月ごろ
築上郡内で「合併」の声が聞かれるようになり、町村長会、議長会などで合併問題が具体的に研究されはじめる。
昭和28年4月
県は各地方事務所に対して、町村合併計画案の提出を求める。
昭和28年7月14〜23日
西部8か町村(椎田町ほか7か町村)、中部8か町村(八屋町ほか7か町村)、東部5か町村で郡合併審議会「打合せ会」開催
昭和28年7月25、29日
(築上)郡合併審議会開催
昭和28年9月
「町村合併促進法」公布。
県は4月の合併計画案に基づいて「合併計画第1次試案」を発表
昭和28年10月
同法施行。
県では同法に基づく町村合併を促進するために「福岡県町村合併促進審議会条例」を制定、施行。
昭和28年11月1日
福岡県町村合併促進審議会設置
審議会は築上郡について「3地区案」(第1次試案)をまとめる。内容は、
*東部の吉富、西吉富、南吉富、唐原、友枝の5か町村案
*中部の八屋、三毛門、黒土、千束、横武、山田、角田、合河、岩屋の9か町村案
*西部の椎田、八津田、築城、下城井、葛城、西角田、上城井の7か町村案
昭和29年4月
県が最終的な町村合併計画案を発表。豊前市関係は第1次試案のまま。
昭和29年9月
各町村間の交渉が盛んに行われ、9か町村合併と市制施行へ向けて大きく動き出す。
県は関係9か町村の町村長、議会正副議長の会議を開催し、合併を促進。同会議で9か町村合併と市制施行が決議される。
新市名を「宇島市」とする内容を含む「合併協定」を結ぶ。
新市建設協議会設置。各町村に設置されていた合併委員会は同協議会に集約される。

1398とはずがたり:2005/01/20(木) 23:20

昭和29年10月
県町村合併審議会が最終決定。
この頃、新市名について異論が出始める。
*異論の内容については、市史に以下のように記載されている。
9月19日の会議で決定した合併協定事項のうち、新市名は「宇島市」と称することで合意されていたものの、旧八屋町住民からこの新市の名称について反対の意見が出された。その理由として、昭和10年、旧八屋町と旧宇島町との合併のとき、両町の間で新町名決定について激しく対立、結局「八屋町」と決定した経緯があり、いまさら「宇島市」と称することは感情的に承服できないというものであった。そして、「八屋市」とすることも成行き上困難であろうから、「築上市」と称するよう新市建設協議会に陳情し、八屋町議会にも強く働きかけた。(中略)これに対して、旧宇島町住民も(中略)駅名、港名など宇島の名は古くから広く知られており、新市名としてふさわしいものであること、かつ、一度決定された市名を今更覆す必要がないことなど、「宇島市」固守の態度を強く表明した内容の趣意書を配布した。(中略)
このため旧八屋町と旧宇島町の対立は深刻なものとなった。(中略)(旧八屋町住民は)ついに合併の必要なしとして、旧八屋町の区域を分町することを決定した。
時を同じくして、隣接した旧三毛門村の一部住民にも、分村して築上郡吉富町に合併する動きが起こった。

昭和29年12月20日
八屋町議会、9か町村合併からの離脱を決議。決議書を県の審議会長に提出。県は同決議が関係町村に及ぼす影響を考え、その撤回を勧奨、説得を行う。
昭和29年末
県審議会、30年1月1日新市発足についての県議会提案を見送り、合併時期の延期が決まる。
昭和30年2月15日
八屋町議会、離脱決議撤回を議決。
昭和30年2月19日
千束村、横武村が臨時議会で9か町村合併からの離脱を議決。県に決議書を提出。
昭和30年3月8日
県、千束村、横武村に対して9か町村合併への協力を要請
県、県審議会に宇島市設置案を県議会に提案することの了解を求める。審議会は現状で宇島市を発足させることに反対。
昭和30年3月15,17,18日
県は審議会の答申をまたずに県議会に宇島市発足を提案。4月10日発足を決定。
昭和30年3月
旧八屋町住民から市名については一応「宇島市」とするが現在の議員の在任中に「宇島市」「八屋市」「築上市」のいずれでもない市名に変更すること。これが履行できなかった場合は「八屋市」とすることなどの条件が提示され、新市建設協議会はこれを了承。
新市建設協議会、新市名を「豊前市」と決定。
昭和30年4月10日
宇島市発足
昭和30年4月11日
市制施行後第1回市議会にて市名変更条例が可決される。
昭和30年4月14日
宇島市から豊前市へ市名を変更

1399とはずがたり:2005/01/20(木) 23:23
<九州・沖縄>福岡県豊築地域
>>1396-1399
宇島市に関してはそれなりの歴史というか経緯というか論争があったようです。

つまり八屋と宇島の対立のようです。
豊前市が成立したときには既に宇島と八屋が合併しておりその際より対立するものがあったらしい。
>新市名は「宇島市」と称することで合意されていたものの、旧八屋町住民からこの新市の名称について反対の意見が出された。その理由として、昭和10年、旧八屋町と旧宇島町との合併のとき、両町の間で新町名決定について激しく対立、結局「八屋町」と決定した経緯があり、いまさら「宇島市」と称することは感情的に承服できないというものであった。そして、「八屋市」とすることも成行き上困難であろうから、「築上市」と称するよう新市建設協議会に陳情し、八屋町議会にも強く働きかけた。(中略)これに対して、旧宇島町住民も(中略)駅名、港名など宇島の名は古くから広く知られており、新市名としてふさわしいものであること、かつ、一度決定された市名を今更覆す必要がないことなど、「宇島市」固守の態度を強く表明した内容の趣意書を配布した。

そもそも昭和10年に合併した際,八屋になったのは何故だ?
今再び豊前+築城+椎田=宇島市としたら八屋の住民は怒るのかな?

そして昭和の大合併は結構上からの圧力も大きかったのかな?
築上市では何故行けなかったのだろうか?
また豊前市という曖昧な市名を敢えて残さずとも今回歴史有る「築上」の名を残しても良かったのではないか?

1400とはずがたり:2005/01/20(木) 23:55
<北陸>石川県鳳至地方
>>1330 >>1375
輪島・門前が穴水の咽に匕首を突きつけながらの協議と云う訳っすね。。

市町村合併:輪島市・門前町両議会、「合併協」設置を可決 /石川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050120-00000304-mailo-l17

 石川県輪島市、門前町、穴水町の3市町による対等合併を目指す輪島市と門前町は19日、それぞれ臨時議会を開き、輪島、門前の1市1町による法定合併協議会設置を可決した。20日に門前町内で合併協議会設置に関する調印式を行い、21日には輪島市内に事務所を開く。
 また、穴水町は21日に臨時議会を開き、1市2町による法定合併協議会設置案を提案する。
 これで二つの合併協議会が誕生し、3月末までの知事への申請を目指して並行して協議を進めることになる。
1月20日朝刊
(毎日新聞) - 1月20日19時46分更新

1401とはずがたり:2005/01/21(金) 21:32
◆とは裁定◆
甲府市・甲州市・甲斐市・山梨市どれが県庁所在地でしょうか?ってクイズが出来そうだ。
甲府市→さすがに甲府市のままで
塩山市、勝沼町、大和村→「甲州市」→●塩山市で良いではないか
竜王町など→「甲斐市」→甲府に合併をor釜無市

大仁町等→「伊豆の国市」→沼津+三島と直ぐに合併
修善寺町等→「伊豆市」まぁこれはこれでよいか。
伊東市→伊東市のままで
南伊豆町・東伊豆町→下田市と合併,「下田市」へ

黒磯市など→那須塩原市→●黒磯市で良いではないか。

武生市など→「越前市」→●武生市で良いではないか

中村市など→「四万十市」→●中村市で良いではないか。

黒磯・武生・中村・塩山など市民は合併債に目がくらんで由緒有る市名を簡単に放擲する事無きよう求む。せめて薩摩川内や由利本庄などの知恵に学んで欲しい所。

同じ県内に似た自治体名が続々、平成の大合併で大混乱
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050121-00000305-yom-soci
 「平成の大合併」が進む中、似通った自治体名を選ぶ市町が目立ってきた。

 自治体が対等の立場で合併する場合、新しい名前をつけようとすることが多いが、同じ県内に旧国名や観光地の名前を使った自治体が複数誕生し、区別がつかないとの声が出ている。既存の自治体からクレームがつくケースもあるという。

 今年11月に合併する山梨県の塩山市、勝沼町、大和村は昨年12月、新市名を「甲州市」に決めた。塩山市は「甲州の鎌倉」と呼ばれ、勝沼町は甲州種ワインで知られる。住民公募では「武田市」「フルーツ市」などを抑え、4割が「甲州市」を支持し、合併協議会の委員も全員一致だった。

 しかし、「甲州」は旧国名の「甲斐国」の別称で、同県では昨年9月、甲府市の西隣に「甲斐市」が誕生している。甲州市の合併協のホームページには「県外の人が聞くと、『甲府市があって甲州市があって甲斐市があって、どこが県庁所在地なの』と言われそう」という意見もあったという。

 旧国名で最も競合するのが静岡県の「伊豆」。今年4月には、伊豆長岡町など3町の合併で「伊豆の国市」がお目見えし、昨年4月に南隣にできた「伊豆市」とかち合う。4月には西伊豆町と賀茂村の合併で新「西伊豆町」ができ、既存の「東伊豆町」「南伊豆町」とともに5つの「伊豆」が並ぶ。

 茨城県では、昨年10月、「常陸太田市」の隣に、大宮町など5町村が合併して「常陸大宮市」ができた。栃木県では、「那須町」に加え、「那須塩原市」が今月誕生、10月には「那須烏山市」ができる予定。これまでも南那須、西那須野町があったが、位置関係も分かりづらくなる。

 既存市から、紛らわしいとクレームがつくケースも増えた。

 今年10月の合併を目指す埼玉県の上福岡市と大井町は今月、公募で6割を占めた「ふじみ野市」を新市名に決めたが、隣接する富士見市の市長は「ふじみ野市」を使わないよう求める要望書を出した。沖縄で今年10月に誕生予定の「宮古市」には、岩手県宮古市が反発し、名称決定の理由や経緯を問う質問状を出した。

 自治体の名称に特にルールはないが、総務省では「先行の自治体とよく話し合ってほしい」と話している。

 このほか、「越前」(福井)、「四万十」(高知)は、市名、町名双方で使われる見込み。石川県では「能登町」「中能登町」、兵庫県では「南あわじ市」「淡路市」が近くにできる。
(読売新聞) - 1月21日14時36分更新

1402とはずがたり:2005/01/21(金) 23:06
<東海>三重県桑名市

市町村合併:元町長の「参与」ポスト条例案、上程を取りやめ−−桑名市 /三重
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050121-00000007-mailo-l24

 ◇議員ら「合併趣旨に反する」
 桑名市は20日の市議会臨時会で、合併に伴い失職した旧長島、多度両町長のために新しい「参与」ポストを設ける条例案を上程する予定だったが、急きょ取り下げた。両町長が直前に就任を辞退したことに加え、議会内の反発が強く、上程しても否決される可能性が高いことを考慮したとみられる。水谷元市長は上程撤回を陳謝したが、市議や市民からは、安易に新ポストを設けようとした市長の対応を批判する声が相次いだ。
 上程を予定していた条例案は、合併で失職した鷲野利彦・旧多度町長と平野久克・旧長島町長の2人を特別職の「参与」とし、任期2年で非常勤ながら月額30万円の報酬を支払うという内容だった。
 しかし、条例案に対し、市議や市民から「効率化を目指す合併の趣旨に反する」「旧両町長は新市の役職に就かないと約束していた」など反対の声が強まっていた。この日、水谷市長は臨時会で「19日、旧両町長から参与の就任を辞退したい旨の申し入れがあり、私なりに熟慮した結果、上程を撤回することにした」と経緯を説明するとともに、「皆さまに迷惑をかけ、おわびします。今後、議案の提出はより慎重に行う」と謝罪した。
 同市議会事務局によると、“水谷市政”になってから、上程後に工事請負の契約会社が辞退したため、議案を取り下げた例はあるが、上程前に撤回したのは初めてという。
 今回の事態について、成田正人議員(民主党)は「参与ポストが必要ならば、その理由と役割をきちんとした場で説明すべきだった。それを怠ったのは水谷市長のミスで、お粗末な結末だ」と手厳しい。市内在住の主婦(62)は「個人的には参与の設置理由が不明瞭(りょう)だったので、税金を使ってつまらないことをすると思っていた。しかし、本当にそのポストが市民にとって必要ならば可決へ向けて努力すべきで、撤回は情けない」と話していた。[米田明人]〔三重版〕

1月21日朝刊
(毎日新聞) - 1月21日17時32分更新

1403とはずがたり:2005/01/22(土) 10:19
>>1401
那珂も那須も乱立気味。
http://glin.jp/upd/upd4.html等より

那珂川町 栃木県 2005.10.1 那須郡 馬頭町,小川町
※新町名公募上位11点:那珂川,若鮎(わかあゆ),小馬(こうま),那珂,八溝(やみぞ),那須東,鮎川(あゆかわ),那須那珂,新那珂,まほろば,馬頭小川
※新町名最終候補11点:清川,清郷(きよさと),小馬,那珂川,那珂,那須那珂川,那須那珂,那須東,馬頭小川,東那須,若鮎
那珂市茨城県2005.1.21那珂郡 那珂町, 瓜連町
※新市名公募上位10点:那珂,白鳥(しらとり),那珂瓜連,ひまわり,なか,新那珂,常陸野(ひたちの),那珂瓜,那珂台,なかうりづら
ひたちなか市茨城県1994.11.1那珂湊市, 勝田市
※新市名公募上位3点:勝田・かつた,常陸那珂・ひたちなか,那珂湊・なかみなと

那須烏山市 栃木県 2005.10.1那須郡 南那須町,烏山町
※新市名公募上位10点:那須烏山,鮎の川(あゆのかわ),南烏山,みどり,鮎川,けやき,那珂川(なかがわ),那南(ななん),烏南(うなん),八溝(やみぞ)←近くの山の名前
※新市名最終候補7点:那須烏山,鮎の川,大金←烏山線に駅有り など

那須南市栃木県 協議破談 那須郡 南那須町,烏山町,馬頭町,小川町
※新市名最終候補15点:なかがわ,なか川,那珂川,那須那珂,那須みなみ,那須南,那南,みどり,八溝,やみぞ,那須烏山,那須みどり,みどり野,鮎川,那須やみぞ

栃木県那須塩原市2005.1.1 黒磯市, 那須郡 西那須野町, 塩原町
※那須郡那須町と4市町で研究会設置:2001/6月
※合併研究会設置:2002/9月→解散:2002/12/25
※3市町で法定協議会設置:2003/1/23
※新市名公募上位10点:那須塩原,那須野ヶ原,那須野,なすの,那須,那須野が原,北那須,なすしおばら,那須高原,なす
※新市名最終候補13点:磯野原,北那須,新那須,那須,なす,那須高原,那須塩原,なすしおばら,那須野,なすの,那須野が原,那須野ヶ原,みどり

1404とはずがたり:2005/01/22(土) 21:06
<中国・四国>愛媛県
これで採決の数的には鬼北は不利になってしまった訳だが。。どうするのかな?
住民投票条例を作ってその結果に従うとでもしないと決着つかないだろう。

2005年01月21日(金)
正副議長に鬼北合併派選出 空転続いた松野町議会
http://www.ehime-np.co.jp/daily_news/20050121/news20050121452.html

 合併に絡む出直し町長・町議選後初の議長選をめぐり空転している北宇和郡松野町議会は20日、再び臨時議会を開き、議長に新人の稲田溜氏(71)=無所属=を選出した。副議長も新人の高石登稔氏(69)=同=が就任し、1カ月以上にわたり空席だった正副議長ポストがようやく決まった。
 議長選をめぐっては、宇和島市中心の合併を訴える前職7人と、合併相手先を決める住民投票実施または鬼北合併を望む新人・元職7人が対立。議長は原則議案採決に参加できないため、両派とも自派からの議長送り出しに難色を示していた。

1405とはずがたり:2005/01/22(土) 23:22
<東北・北海道>秋田県
能代市議会のアホー。
能代山本になんの不満があるんじゃい。

「能代山本市」を否決
http://mytown.asahi.com/akita/news02.asp?kiji=6609
 市議会「7市町村」困難か

 能代市議会の合併特別委員会は21日、豊沢有兄市長が提案した新市の名称「能代山本市」を拒否し、既存名も含め再度、名称公募を求める案を賛成多数で決めた。豊沢市長はこの案を同日開かれた正副会長会議に申し入れた。6町村側は検討する方針だが、同会議会長の石井洋佑・山本町長は「7市町村による合併は非常に困難な局面を迎えた」と述べた。

 豊沢市長は同特別委で、合併の必要性を訴えるとともに、名称について、能代、町村側双方の妥協点を探れば、(1)「能代」は残す(2)「白神」は使わない(3)7市町村の一体性を確保する、ということを考慮し、「『能代山本市』を町村側に申し入れたい」と提案した。

 市議らは「12月の合併協に『能代』の再考を求めたが、拒否された。それから1カ月余りしかたっていないのに、合併協復帰のために、なぜ『能代山本』に変更しなければならないのか、市民に説明できない」「第三セクターなどの収支状況や、新市の組織機構が不明確」と、町村側への不満を述べた。

 これらの問題を明らかにすることを条件に、公募を求める案が市議から出た。「能代市」を主張する意見もあり、意見集約のため採決した結果、「能代山本市」案が8、「能代市」案は1で、「公募」案が14と過半数を占めた。

 豊沢市長からこの案を提示された正副会長会議の石井会長は「『能代山本』が示されるものと思っていた」と驚きを隠さず、「これで7市町村の枠組みは難しくなった」と答えた。「町村側の足並みは今のところ乱れていない」とも述べ、6町村での合併を進めていく考えを示した。

 経済界は失望の色を隠せない。能代商工会議所の鈴木肇会頭は「(これで7市町村合併の)機会を逃してしまい、残念だ。若い経済人の夢がこれでしぼむ。能代山本地域の将来のことをもっと考えてほしい」と話した。
(1/22)

1406片言丸 </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/01/23(日) 11:55
<中部>長野県
北沢副代表が知事を批判 民主党新年交歓会 「県政病んでいる」
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/news004.htm

 民主党県連の北沢俊美副代表は二十二日、長野市内で開いた新年交歓会で、山口村の越県合併問題などで混乱を招いた田中知事の対応に触れ、「今の県政は極めて病んでいる。早く自覚して直していくのが賢明だが、そうでなければ県民をあげてもう一度、県政を見直さなければいけない」と批判した。
 また、羽田孜代表は、昨年末までに県内十五の県連支部を発足させたことを踏まえ、「今後は市町村、県議会の議員確保に努力したい」と述べた。

1407とはずがたり:2005/01/24(月) 00:43
<近畿>京都府福知山地域

良し!

伊藤氏、大差で再選 大江町長選
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050123-00000033-kyt-l26

 町長辞職に伴う京都府大江町長選は23日、投開票され、前職の伊藤堯夫氏(73)=無所属、自民・民主・公明推薦=が、酒販会社社長の由里義和氏(64)=無所属=を大差で破り、再選を果たした。
 伊藤氏は国や府とのパイプを強調し、福知山市、三和、夜久野両町との合併協議の推進や、台風23号の災害復旧優先、国保大江病院の民営化などを通じて、「町政の継続」を訴えた。政党をはじめ、町内の各種団体の推薦を受けたほか、地元出身の閣僚や、国会議員、近隣市町の首長の応援も得て、前回とほぼ同数の票を獲得した。
 伊藤氏は、合併問題をめぐって由里氏らの団体の解職請求(リコール)運動を受け昨年末辞職、再選めざし立候補した。
 由里氏は、合併の是非を問う住民投票実施など「町民が主人公のまちづくり」を主張したが、及ばなかった。
 当日有権者4703人。投票率は81・91%で過去最低だった。
 伊藤堯夫氏(いとう・たかお)福知山高卒。1991年から町議3期。議長などを経て、2003年4月、町長に初当選。大江町公庄。
 ▽開票結果(選管最終)
 当2386 伊藤堯夫 無前
   1430 由里義和 無新
(京都新聞) - 1月23日23時11分更新

1408とはずがたり:2005/01/24(月) 11:53
<秋田県>
政府は地域に根ざした風習を圧殺する気か!

マタギ特区きょう申請 秋田・阿仁 どぶろくの提供提案
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050124-00000004-khk-toh

 秋田県阿仁町は24日、町内の温泉施設で、どぶろくを提供する「マタギ特区」を国の構造改革特区第7次募集に申請する。
 町内の第三セクター「マタギの里観光開発」が製造したどぶろくを、同社が運営する温泉施設内で提供できるように提案する。酒米は町内の水田10アールで作ったものを利用し、温泉施設で3200リットルを宿泊客らに提供する計画だという。

 阿仁町は2003年11月、マタギ文化を後世に伝えようと、カモシカの狩猟や自家製酒の製造などを国に提案したが、「不可」とされた。2回目の申請となる今回は、どぶろくだけに限定した。
 提案について町商工観光課は「マタギ文化を残すための取り組みの第一歩となる。今後、狩猟などの緩和も国に求めていきたい」としている。

 マタギは、古くから受け継がれてきた信仰などを守りながら狩猟を行い、自給自足の生活をしてきた。現在、町には猟友会のメンバーが70人ほどいるが、マタギ本来の信仰やしきたりを知る人は年々減少している。

(河北新報) - 1月24日7時2分更新

1409とはずがたり:2005/01/24(月) 20:13
<東海>三重県
町役場も南勢町に来るのに何の不満があるのか!
合併を破談させて両町ともに衰退してしまえ!

南伊勢町 2005.10.1 度会郡 南勢町,南島町
★南勢・南島合併協議会(法定)
※任意協議会設置:2003/8/11
※法定協議会設置:2004/4/27
※新町役場:現・南勢町役場

役場のHPによると河村瑞賢は南島町の出身だそうです。国見鉱山もあり。
南勢町は五ヶ所町等の五ヶ所湾沿いの町村合併により成立。

強いて云えばリアス式海岸で合併による行政投資効率は低下するおそれがあるのかもしれぬ。
しかし特例債で交通を便利にできないものかね?いずれにせよ再提案,可決を希望するものなり。
http://www.town.nansei.mie.jp/image/map/kanban.gif
http://www.ise-ics.co.jp/nantoh/home/tizu/tizu2.html

市町村合併:南勢町議会が否決 南島町側は可決 /三重
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050122-00000014-mailo-l24

 南勢町議会は21日臨時議会を開き、南島町との合併に伴う、新町の設置を県知事に申請する「配置分合」議案を賛成6、反対9で否決した。一方の南島町議会は、合併関連4議案をいずれも賛成多数で可決した。両町は、10月1日に新町「南伊勢町」を誕生させる計画で、既に両町長が調印を終えているだけに、同合併事務局は今後の対応に苦慮している。
 両町は03年8月、任意合併協議会、04年4月、法定の「南勢・南島合併協議会」(会長、稲葉輝喜南島町長)を発足させ、計22回の協議を重ね、新町名を「南伊勢町」と決定。12日には、稲葉町長と川口米人南勢町長が合併協定書に調印したばかり。合併の仕上げとなる最後の場面で、南勢町議会の否決という事態となった。
 議会後の会見で川口町長は「このような結果になって、南島町に申し訳ない。私の不徳のいたすところ。議会への再提出は難しいと思うが検討したい」と話した。一方の稲葉町長は「意外な結果に驚いている。大変な労力でここまでやってきただけに、あきらめるわけにはいかない。川口町長と相談して合併できるよう検討したい」と話した。
 午後には、川口町長が南島町役場を訪れ、稲葉町長と面会。川口町長は「稲葉町長におわびにきた。稲葉町長から『頑張ってほしい』と励まされた。今後は、町議会議長や合併特別委員長らと協議し、元に戻す方策はないか検討したい」と述べた。
 南勢町が昨年末に実施した南島町との合併に対する住民意識調査では、反対が43・3%と多く、賛成は9・1%、仕方ないが22・0%で合併容認は合わせて31・1%だった。反対議員が多かったのはこうした住民意識を反映した結果と受け止められている。[沢木繁夫]〔三重版〕
1月22日朝刊
(毎日新聞) - 1月22日18時20分更新

1410名無しさん:2005/01/24(月) 20:42
>>1409
>合併を破談させて両町ともに衰退してしまえ!
煽り文句にしても酷すぎるのでは。
見ていてちょっと悲しくなりました。

1411名無しさん@常連:2005/01/24(月) 23:56
>>1409-1410
 二番煎じで恐縮ですが、私も1410さんの意見に同感です。もしこの掲示板を愛する人で、両町に関係ある人が見たら、何と思うでしょうか。また、そういうことを考えたことがあるでしょうか。
 実際に私自身、あなたの煽り文句で悲しい思いをした経験があります。それは、日歯連の問題が発覚し、あなたが「よし、歯医者全員、免許取り消しだ!」との旨を述べられたときです。何を隠そう、私の祖父は歯医者で、元会長の診療所のごく近くで開業しています。祖父は、77歳にして現役歯科医です。今日までの50年間、患者さんとの信頼関係を何よりも重んじ、じっくり丁寧に診療してきました。そして、「私は点数計算ができないから」とうそぶいて、1回100円しか取らないのです。長年来てくださる患者さんも少なくなく、そういう方々に、「先生、私が死ぬまで診てくださいよ」と言っていただいているのです。あなたの煽り文句は、そういう祖父の人生を否定しているようで、読んだときは怒りとも悲しみともつかぬ思いが込み上げてきたものです。
 私は、ことあるごとに、あなたの煽りを諌め、「民主主義はアジテーション」というあなたの持論に異議を唱えてきました。あなたのように言論を重んじる人こそ、民主政治において両刃の刀である、もっと言えばナチスを躍進させた「煽り」、言葉の暴力の恐ろしさを忘れないで欲しいと思うからなのです。
 あなたが小泉首相を批判するのも結構、自民党を批判するのも結構です。しかし、もしかしたら同じ立場かもしれない人たちにさえ嫌悪感を与えるような言説は、厳に慎んでいただきたいです。そうでなければ、醜い煽りを繰り返す2ちゃんねらーを批判する資格はないと思います。
 このような場で身内の話などして申し訳ありませんが、これも私がこの掲示板を愛し、管理者であるあなたに感謝しているからこそです。どうぞ、私の思いが届きますよう…

1412とはずがたり:2005/01/25(火) 07:48
>>1410-1411
ご指摘&お諫め感謝であります。不愉快な言動が有ったことを申し訳なく思っています。
最近自分の言動がやや荒んでるなぁとは思ってましたが,(ああまた云ってるなとほっておいてくれる?)一部の常連さんぐらいしか書き込まぬ閑散板ですので好き放題云ってましたが,二人の方々に異口同音の苦情を頂くとなると,案外読者いるのかもしれないですし,自分の煽りが余計に閑散板にしてる可能性もありますし少々控えた方が宜しい様で。

1413杉山真大 </b><font color=#FF0000>(sB4AwhxU)</font><b>:2005/01/25(火) 10:54
<関東・東京>山梨県
「平成の大合併」を見ていると地域の結びつきが殆ど無いところまで一つにまとめてしまっているのが結構ありますからね。
こうなるのが妥当な線でしょ。

上九一色村の「分村合併」確実に
http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20050125it02.htm

 山梨県上九一色村が、村を南北に分けて「分村合併」することが確実になった。

 北部は甲府市・中道町と、南部は富士河口湖町と、それぞれ法定合併協議会を設置する議案が24日の臨時村議会で可決された。「平成の大合併」では初の分村合併となる。オウム真理教が教団施設を造ったことで知れ渡った「上九一色」の名は、今年夏にも消える。

 総面積約86平方キロ、人口約1600人の村は、酪農と富士五湖観光が主な産業だが、御坂山塊と呼ばれる山地で、南北が隔てられ、生活圏も異なっている。

 分村合併論議は2001年に浮上。翌年には、北部は甲府市などと、南部は河口湖町(2003年11月に2村と合併し、富士河口湖町に)などと合併する案でまとまった。

 しかし、富士河口湖町の名称決定が「住民不在」で行われたとする不満や、甲府市とその周辺の合併協議の不調などから、構想はいったん白紙に。その後、昨年11月の住民投票で「甲府市との全村合併」に反対する意見が多く、小林実村長が元の枠組みで分村合併することを決断した。

 合併相手の市町も今月中にそれぞれ臨時議会を開き、同村との法定協設置案を可決する見通し。合併時期は今年夏から秋ごろとみられている。

 分村合併は昭和30年代の合併では各地で行われた。平成に入ってからは、三重県美杉村でも浮上したが、昨年6月、村議会で否決された。

1414とはずがたり:2005/01/26(水) 09:02:54
<東北・北海道>秋田県能代山本地域

くそー,能代市+八森町+峰浜村→能代市,その他→山本市を次善の策として描いてたけど八森町+峰浜村か〜。能代は当面単独?
八戸同様かなり身勝手な中心市との印象をもたらして人望(?)失ったな。。_| ̄|○

能代山本合併協が解散へ/離脱相次ぎ残る4町一致
http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20050126a

 能代山本合併協議会(7市町村で構成)の解散が確実になった。能代市の離脱に続き、八森町と峰浜村が2町村で合併する方針を決めたことを受け、残る4町の町長が25日までに「合併協の解散もやむを得ない」との認識で一致した。26日に開く各首長による合併協正副会長会議で解散の方針を確認。28日の合併協で解散を承認する見通しだ。

 能代山本地域では、全8市町村が参加した合併任意協議会が、藤里町の離脱などで一昨年6月に解散しているだけに、同地域の合併協議は2度目の頓挫(とんざ)という異例の事態となる。

 「解散やむなし」との判断に至った理由について、昨年12月10日の能代市離脱以降、豊沢有兄市長に代わり合併協会長を務める石井洋佑山本町長は「7市町村から3つも抜けることになり、合併協を存続させる大義はなくなった」と述べた。

(2005/01/26 08:32)

1415とはずがたり:2005/01/26(水) 09:25:55
<山梨県>上九一色村
>>1413
そもそもどういう経緯で南と北は合併したの?上九村と一色村か?と疑問に思ってたが,もともと梯・古関(以上北部)・精進・本栖(以上南部)で一つの村だったのか。。
昭和の大合併状況の市町村の集約ぶりは自分の知ってる限り随分凄まじい物だっただけにこういう明治以来の枠組みが残ってる(>>1007田方郡方城町・幡多郡三原村等)のは意外な気がする。
で,本栖湖・精進湖を擁するだけに富士河口湖町という名前に大反発,鳴沢村との合併を指向したという訳か。

http://www.vill.kamikuishiki.yamanashi.jp/introduction/rekishi.html
明治5年八代郡第十一区に編入される。続いて十四ヶ村で組合村となる
明治7年11月上野村、大塚村を分離して上九一色村となる
明治22年7月町村制施行により、梯、古関、精進、本栖の集落をもって上九一色村となる

http://www.fujigoko.tv/viwp/trivia/
オウムで有名になった上九一色村の由来は手工芸品の産地「工一色くいっしき)」と9ヶ村の集合、「九一色九ヶ村」から。

1416とはずがたり:2005/01/26(水) 10:46:37
<東北・北海道>秋田県能代山本地域

山本郡は南部(八竜、山本、琴丘)・東部(二ツ井町・藤里町)・北部(八森町・峰浜村)・(西部:能代市)に分かれる感じか?
4町合併は白神市でいけるのか?

4町での合併を模索/八竜町長が方針示す
http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20050126b

 佐藤亮一八竜町長は25日開かれた議会全員協議会で、山本郡南部3町(八竜、山本、琴丘)と二ツ井町の4町での合併実現に取り組む方針を明らかにした。能代山本合併協議会から能代市が離脱し、八森町と峰浜村が2町村合併方針を表明したのを受け判断した。石井洋佑山本町長、工藤喜久男琴丘町長は4町合併を模索することに同意。丸岡一直二ツ井町長は「議会と十分協議し方針を決めたい」と慎重な姿勢を示している。

 八竜町議会全員協で佐藤町長は「合併協から3市町村が抜けるという事態になり、残る4町は早急な対応を迫られている。単独立町が難しい上、合併特例法適用のための申請期限が3月末に迫り、4町合併実現に向け全力を挙げたい」と述べ、理解を求めた。議員からは賛成意見が多数を占めた。

 佐藤町長は26日の合併協正副会長会議で、他の3町長に合併への取り組みを要請する。

(2005/01/26 08:35)

1417とはずがたり:2005/01/26(水) 11:06:47
<東北・北海道>秋田県能代山本地域

八森町と峰浜村が合併へ/2議会全員協で了承
http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20050125a

 能代山本合併協議会から能代市が離脱したのを受けて6町村が新たな枠組みを模索する中、八森町と峰浜村が、両市町による合併に取り組むことを決めた。加藤和夫八森町長と芹田正嗣峰浜村長が24日、2町村の議会全員協議会に報告、それぞれ了承された。両町村長は26日の合併協正副会長会議で2町村合併の意向を伝える。合併特例法適用の期限である3月末までに知事に合併申請する予定で、残る二ツ井、山本、八竜、琴丘の4町の対応が注目される。

 全員協終了後、加藤町長、芹田村長は2町村での合併を決断した理由として▽能代市が21日に合併協復帰の条件として決めた「新市名称は7市町村で再公募する」という提案は到底受け入れられず、7市町村の枠組みは不可能▽6町村の合併では八森、峰浜両町村が飛び地になってしまい、住民生活に支障が生じる上、地域の一体性を醸成するのが難しい―などと説明。

 その上で、加藤町長は「7市町村で合併できれば最高だったが、そんな状況ではなくなった。単独立町は無理なため、歴史的につながりが深い峰浜村と力を合わせ、小さくてもいい町をつくっていきたい」と語り、芹田村長は「現在の状況からみれば八森町との合併が現実的。小規模合併だが、単独でいくよりはずっとメリットがある。大変な苦労と努力が必要だが、ぜひとも2町村合併を実現させたい」などと述べた。

(2005/01/25 08:09)

1418とはずがたり:2005/01/26(水) 22:20:13
てっきりいわきを抜いて静岡って思ったのだがあれは市の中での話しだったか。

足寄町:全国市町村面積ナンバーワンの座、明け渡しへ 「大合併」進展で /北海道
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050126-00000019-mailo-hok

 ◇「自立」選択で逆転は困難
 十勝管内足寄町が半世紀にわたって誇ってきた日本一広い市区町村の座を、市町村合併で2月1日に誕生する岐阜県の新・高山市に明け渡すことになった。足寄町は周辺2町との合併協議を終えて自立を選択しており、逆転は難しい情勢だ。今後も市町村合併が進めば、面積の順位が大きく変わる可能性がある。[立松敏幸]
 足寄町は1955年、西足寄町と足寄村が合併して生まれた。面積は1408・09平方キロ。しかし、現在の高山市と飛騨地方の2町7村が合併してできる新・高山市の面積は2179・35平方キロもあり、足寄町を一気に抜き去る。
 足寄町は町政要覧などの「面積は全国の市町村中第1位」といった表現を修正する。ただ、町村では依然1位のため、「日本一広いまち」との看板などはそのまま残し、「アピールは続けていく」(町企画観光課)という。一方、高山市の飛騨地域合併協議会事務局は「日本一の広さを観光PRに生かし、知名度アップにつなげたい」と意気込んでいる。
 今年7月1日に静岡県浜松市と周辺11市町村が合併して誕生する予定の新・浜松市は、面積が1511・17平方キロで、こちらも足寄町を上回る。足寄町には及ばないものの、網走管内遠軽町など4町村が10月1日に合併してできる新・遠軽町は1332・32平方キロで、現在3位の根室管内別海町(1320・15平方キロ)を超える。
 巨大な面積になる合併協議はほかにもあり、足寄町企画観光課は「今後も順位は大きく変わるのではないか」とみている。
………………………………………………………………………………………………………
 ◆全国の市町村面積◆
順位    自治体名    面積(平方キロ)
(─) 高山市(岐阜県)  2179.35
(─) 浜松市(静岡県)  1511.17
(1) 足寄町(北海道)  1408.09→陸別町,本別町と合併検討するも単独継続へ
(2) 静岡市(静岡県)  1373.89→由比・蒲原などとも更に合併予定
(─) 遠軽町(北海道)  1332.32
(3) 別海町(北海道)  1320.15
(4) いわき市(福島県) 1231.34
(5) 札幌市(北海道)  1121.12
 ※国土地理院調べ(03年10月現在)。
  静岡市は隣町との境界未定のため参考値。

1月26日朝刊
(毎日新聞) - 1月26日16時1分更新

1419とはずがたり:2005/01/27(木) 00:09:24
<近畿>京都府口丹波地域

「南丹市」なじみ深いと過半数占める 4町法定合併協議会
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050126-00000068-kyt-l26

 2006年1月1日、京都府に南丹市が誕生−。園部、八木、日吉、美山の4町法定合併協議会が26日、京都府園部町小桜町の園部国際交流会館で開かれ、注目が集まる新市名や合併期日が正式に決まった。すべての協定項目を協議し終えたが、合併を巡り美山町で議会解散を求める住民活動が展開されるなど、4町長らは複雑な面持ちものぞかせていた。
 新市名は公募した名称から新市建設計画策定小委員会が選んだ5候補から40人の委員が1票ずつ投票。2回の投票の結果、「南丹市」が23票で過半数を占め、次点で17票の「西京都市」や「京丹波市」「京南丹市」「京口丹市」を抑えた。合併期日は06年1月1日▽新市の本庁の位置を園部町役場−とするなどの項目も決まった。
 各町に置く支所の設置期間については、当初の協定項目に含まれていなかったが、委員から「住民の不安を軽減するため明記すべき」との意見があり、「おおむね10年が望ましい」と盛り込まれた。
 8回にわたった協議会で、50に及ぶすべての協定項目の調整を終えたことになるが、中島三夫美山町長は閉会のあいさつで「美山町では議会解散を求める住民運動が行われている。3月末までに府知事に合併を申請するために精いっぱい努力する」と厳しい表情で述べた。協議会後は「新市発足に向けて、町民に十分な説明を行っていきたい」と足早に立ち去った。
 協議会長の野中一二三園部町長は「一つのヤマ場は超えたが、合併に向けて美山町の動きは無視できない。推移を見守らなければならない」と話した。「南丹市」が支持された理由について、仲村脩日吉町長は「住民になじみのある名前だから」としたうえで、「今後は、地域の発展と幸せを願って、4町で力を合わせて新市誕生まで努めたい」と決意を新たにした。
 岸上吉治八木町長は、合併後に思いをはせ、「それぞれの地域の特色が将来にわたって残り、温かい心の通じ合う新市を目指したい。美山町は住民の思いを受けとめて、合併を進めてほしい」とした。
 今後、4町の合併協定書の調印や各町議会の議決を経て、3月末までに府知事への合併申請を目指す。
(京都新聞) - 1月26日23時32分更新

1420とはずがたり:2005/01/27(木) 01:06:26
<東北・北海道>北見支庁
4町で是認されなきゃならんのか。見通し暗いねぇ。。

市町村合併:是非を問う住民投票、端野・常呂・津別・留辺蘂4町で告示 /北海道
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050126-00000015-mailo-hok

 北見市と網走管内端野町、常呂町、留辺蘂町、津別町の1市4町の合併問題で、4町は25日、合併の是非を問う住民投票を一斉に告示した。端野、津別、留辺蘂3町は1市4町の枠組みでの合併、常呂町は枠組みにとらわれない合併に対する住民の意思を問うもの。投票日は30日。即日開票で、各町の成立要件の投票率(津別町60%、常呂、留辺蘂両町55%、端野町50%)に達すれば開票される。4町の町長、議会は「投票結果を尊重したい」としている。
 一方、北見市も合併の是非を問う1万人対象の住民アンケート、2500人の電話による意向調査を実施、30日夜に公表する。神田孝次市長は議会で「投票結果は合併の判断の参考資料にしたい」と表明している。

1月26日朝刊
(毎日新聞) - 1月26日16時1分更新

1421とはずがたり:2005/01/28(金) 08:17:09
<東北・北海道>秋田県
おお,金浦(及び役所が遠くなる仁賀保)が役所を象潟に譲ったのですな。素晴らしい。
けど新市名の平仮名なのは何とかならんの?象潟に役所譲ったんだからせめて仁賀保にしとくとか出来なかったのか?

http://www.nkk-gappei.jp/3town/mein1.html
沿  革
仁賀保町昭和30年 3月合体平沢町・院内村・小出村
金浦町明治35年 6月町制施行
象潟町昭和30年 3月合体象潟町・上浜村・上郷村

もともと仁賀保町も平沢町・院内村・小出村の合併で出来たみたいだし,羽越本線の仁賀保駅も羽後平沢だったようで仁賀保は自治体名としてはなかった模様。仁賀保町南東部の高原地帯を仁賀保と読んだらしいがその辺が由来のようである。江戸時代の風光明媚な象潟が残ってたらそっちが新市名になって市役所が旧仁賀保町役場となってたかもしねんね。

69市町村の選択:新市名など含む全39項目で合意−−仁賀保など3町法定協 /秋田
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050127-00000058-mailo-l05

 ◇仁賀保、金浦、象潟3町法定協
 仁賀保、金浦、象潟3町の法定合併協議会が26日開かれ、新市町づくり計画の一部変更などを了承した。これで新市名「にかほ」、庁舎位置「象潟」などを含む協議事項全39項目で合意が成立。2月4日に合併調印した後、各町議会での議決を経て、2月上旬にも寺田典城知事に合併申請する。
 名称や庁舎位置に反発した象潟町の一時離脱で、休止状態が約1年間続いた合併協議だが、合併特例法で定める申請期限(3月末)に間に合う見込みとなった。

1月27日朝刊
(毎日新聞) - 1月27日16時10分更新

1422とはずがたり:2005/01/28(金) 08:31:40
<新潟県>長岡地域

寺泊を含めて凄い勢いで合併が進展する長岡の求心力。山形辺りに見習って欲しいところ。
増員選挙を呑めなかった上山(+山形)や中間市(+北九州市)は見習うべし。


市町村合併:栃尾市と与板町合併協、いずれも長岡市への「編入」決定
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050127-00000035-mailo-l15

 長岡、栃尾両市の法定合併協議会の初会合と、長岡市と与板町の法定合併協議会の初会合が26日、長岡市役所で開かれた。いずれも合併方式を長岡市への編入合併とし、新市の名称は「長岡市」、新市役所は現在の同市役所とすることを決めた。議員は定数特例を適用し、合併後の増員選挙で栃尾市から4人、与板町から1人の新市議を選出する。
 合併期日はいずれも2月の法定合併協議会で協議するが、合併特例法の期限となる3月末までに知事への合併申請をすることを確認した。
1月27日朝刊
(毎日新聞) - 1月27日16時36分更新

1423とはずがたり:2005/01/28(金) 08:34:02
<北陸>石川県

穴水とだと役場を門前にしても良いと云われても嫌だった癖に輪島となら随分スムーディやね。
輪島にそんなに求心力があるのか。

市町村合併:名称は「輪島市」に 方式、庁舎など了承−−輪島・門前町合併協
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050127-00000240-mailo-l17

 3市町での合併を目指している石川県輪島市、門前町、穴水町のうち、輪島、門前の1市1町による初の法定合併協議会が26日、輪島市で開かれた。合併方式は「対等」、名称は「輪島市」で、本庁舎は輪島市に置くことなどを了承した。
 合併協議会長の梶文秋・輪島市長や、副会長の宮丸冨士雄・門前町長など26委員が出席。梶市長は「初協議会を開くことができ、感慨深い。時間がないが、『良かった』と思われる合併にしたい」とあいさつした。
 協議項目中、議員定数と任期についてだけは、各議会で協議することにして継続審議とした。
 合併協議会は計5回を予定。今後、並行して穴水を含めた1市2町法定合併協議会も設立することにしている。

1月27日朝刊
(毎日新聞) - 1月27日16時45分更新

1424とはずがたり:2005/01/28(金) 12:07:22
<中国・四国>
>>983
自立を選んだ理由は「国道55号から遠いという地理的条件、昭和の大合併時の歴史的経緯(安芸市との合併論で揺れたが、単独自立を選択)が大きい。それと、今回の合併論議は財政問題が出発点。合併すれば、あらゆる分野で合理化が進むのは間違いない。今の馬路村は農協や林業、温泉施設などと一体となって振興を図っているが、新自治体ではそこまでの対応は難しいだろうし、地理的に不利な馬路の産業はリストラ対象になりやすい。産業が消えれば人は生活できなくなり、いずれ地域が消える。それはできない話だった」だそうである。
馬路村http://www.inforyoma.or.jp/umaji/gaiyou/gaiyou.htmlそのものも馬路地区と魚梁瀬地区が事実上飛び地のようにも見えるがこの辺の合併の時の経緯はどうだったのか?また安芸市とも繋がってはいるが飛び地である。

馬路村議会:議員定数を2減 /高知
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050127-00000301-mailo-l39

 馬路村議会は26日までに、議員定数を二つ減らし、次回選挙(07年1月任期満了)から8とする条例議案を可決した。
1月27日朝刊
(毎日新聞) - 1月27日18時5分更新

1425とはずがたり:2005/01/28(金) 12:12:49
<北陸>富山県射水地区

第5部 新市建設への助走
合併前事業2003.06.04
http://www.kitanippon.co.jp/pub/hensyu/gappei/jichi/056.html

 再編を迫られているのは市町村だけではない。住民の生命と財産を守る「消防」もまた、広域化を目指す。全国にある消防本部の数は今、892。市町村が3千余りあることを考えれば、自治体合併より先行している。「ところが簡単にはいかない事情がありましてね」。総務省消防庁の消防課職員はこぼす。

 「平成の大合併」が進むにつれ、さまざまな課題が浮上してきた。1つはエリアの問題。消防の再編は本来、地形や交通事情に左右される。谷を挟んで向こう側にある住宅密集地を、その地域に近い隣の消防署に任せるといった具合だ。だが、消防の事情だけを考えて市町村合併の枠組みが決まるわけではない。合併後の新しい自治体と広域圏消防本部のエリアに、ズレが生じ始めた。「編入合併した地域だけ管轄が違うとか、一部事務組合の構成が変わってしまう例があるんです」

 消防再編は市町村合併の急展開で、後手に回り始めた。問題はエリアのズレにとどまらない。

納得できる消防体制を 後手に回る広域再編

 「大変悩ましいところです」。5月23日に開かれた小杉町議会合併問題特別委員会。土井由三町長の苦り切った表情が、その問題の難しさを物語った。小杉町など4町村でつくる射水消防組合の庁舎建設計画だ。

 昭和50年に建てられた庁舎は耐震点検で、建て替えか補強の必要があると診断された。通信システムも古く、故障しても交換する部品は中古。平成12年に新築が決まり、計画は順調に進んだ。昨年には用地の取得と造成、実施設計を済ませ、あとは来年度の完成に向けて今秋の着工を待つだけ−のはずだった。

 状況は一変した。新湊市を含めた5市町村による法定合併協議会が発足したからだ。計画を「合併前事業」にする案がここにきて浮上している。

 「悩ましい」のは合併に伴う財政優遇措置。当初計画では、地方債の返済額は8億円を超えた。だが、合併を踏まえれば有利な借金ができる。合併前事業に使う「合併推進債」は事業費の90パーセントに充てられ、半額を地方交付税でまかなえる。返済額は約5億700万円まで減る。合併後に発行する「合併特例債」はさらに有利で、返済は約3億6,600万円になる。

 特別委では慎重な発言が相次いだ。「新湊にも消防本部がある。射水の新しい庁舎は5市町村の中心になるのか」「合併協議で話し合えばいい」「4町村でも話し合いが難航しているのに、協議会で決められるはずがない」。合併前事業に踏み切ることは、事実上の合併を意味する。協議がスタートしたとはいえ、小杉町は「合併が決まったわけではない」という姿勢。枠組みをめぐる住民投票で、半数近くが反対した事実がのしかかる。

 土井町長は「合併した時の消防がどうあるべきかを検討しなければならない」と結論づけた。
 §   §   §
 消防庁は「人口10万人規模に1つ」を目安に、消防本部の再編を進めようとしている。地下街や高層ビルなど建物の構造は複雑になり、テロへの対応にも迫られている。高齢化は進み、救急搬送の件数も右肩上がりだ。県内では昨年1年間で2万6,700件に上り、10年前の1.5倍に増えている。だが、消防本部の大半は職員が50人を切り、消火と救助活動を兼務している例が多い。

 広域化は車両や機材を効果的に配備するほか、人を増やし、救急救命士など高い技術を持つ署員を養成する狙いがある。

 合併を前提に広域消防のあり方を考えるとすれば、射水消防組合の庁舎だけでなく、新湊市消防本部庁舎も視野に入れる必要がある。新湊市も、消防庁舎の建て替え計画を抱えている。昭和40年に建てられた庁舎はやはり老朽化が目立ち、新築は市の総合計画にすでに盛り込まれている。

 分家静男市長は法定協議会で話し合う姿勢を示し、言葉は明快だ。「最小の費用で最大の効果を上げるのが、政治として進むべき道だ。推進債なり特例債を使って、新市でも活用できる庁舎にすればいい」。どんな場で協議するにしろ、庁舎のあり方を深く話し合いたい。納得できる消防体制を住民は求めている。

1426とはずがたり:2005/01/28(金) 12:16:17
<北陸>富山県射水地区

>>1425-1426
合併推進債を利用し前倒しで建設が決まったというわけか。新湊も射水市の中心庁舎と認めたのだな。

■合併推進債で新庁舎建設へ 射水消防組合議会
http://www.kitanippon.co.jp/pub/hensyu/gappei/2003/200310/031001imz01.html

 射水郡4町村でつくる射水消防組合議会9月定例会は30日開き、本年度内に着工予定の同組合新庁舎の建設費に、合併推進債の適用を国に申請する方針を了承した。

 新湊市と行った消防体制についての協議に基づき若干の設計変更を行った後、今年12月をめどに、当初計画の一般財源から推進債に振り替えて申請。本年末か来年初めまでに着工、16年度末までの完成を目指す。

 将来の市町村合併を前提に活用できる推進債は、本体工事など主要部分の90パーセントに適用でき、その中の50パーセントを地方交付税から算入できる有利な起債。県内市町村では、南砺地域でのイントラネット整備に続き2例目。

1427とはずがたり:2005/01/28(金) 12:20:28
<北陸>射水地方
>>1148
ここは小杉が色々文句つけてんだよなぁ。この案では駄目なのか?
>本庁舎を小杉町、議会棟を新湊市に置くとの案に対し、
>これまでの協議では小杉町議会が難色を示すなど、調整が難航。

あと,牧野地区の射水編入も実現したいところ>>1066-1067

消防庁舎は丁度立て替えと合併が重なって巧い具合に行ったようだ>>1425-1426

新湊が結構折れてる気がするものの射水の盟主を自負する小杉が何かとごねてる印象。

市町村合併:「射水市」新庁舎位置まとまらず−−新湊など5市町村合併協 /富山
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050127-00000228-mailo-l16

 富山県新湊市など5市町村による射水地区広域圏合併協議会の第24回会合が26日、大門町内であった。11月に発足予定の「射水市」庁舎の位置を巡り意見がまとまらず、2月9日の会合に結論を先延ばしした。
 本庁舎を小杉町、議会棟を新湊市に置くとの案に対し、これまでの協議では小杉町議会が難色を示すなど、調整が難航。この日も各市町村議会代表者らが非公開で協議したが、一本化には至らなかった。
 会合ではこのほか、合併に関する住民懇談会を来月初旬にかけ、5市町村で開催することを申し合わせた。日程は次の通り(開始時刻はいずれも午後7時)。
 新湊市=31日、JA新湊市民会館▽大島町=2月1日、町社会福祉センター▽下村=2日、村農村環境改善センター▽大門町=3日、町総合会館▽小杉町=4日、町文化ホール

1月27日朝刊
(毎日新聞) - 1月27日16時45分更新

1428とはずがたり:2005/01/28(金) 13:36:57
>>1066
>牧野地区は、戦前から合併の波に洗われ続けた。旧牧野村は昭和15年、新湊町(現新湊市)と合併。2年後には高岡市に編入された。伏木港の一元的な運営を目指した国策による強制合併だった。戦後になり、戦時中に合併させられた市町村を復旧する措置がとられたことから、26年に新湊町、牧野村として高岡市から分立。新湊は市に移行し、牧野村は「発展が望める」と判断して高岡市に復帰、新湊を分断する境界ができた。

京伏合併は戦時下の強制合併というわけではなかったから戦後別れると云うことはなかったのか。
京都─伏見─宇治の山城地域の中心ラインが京伏合併に依る伏見の衰退で重要性が低下したってのはあるのかな?

このページ↓で紹介されたお風呂屋さん行ったこと有り。
確かに伏見の中心市街地は狭い街路がうねうねしていてとても投資が潤沢になされて来たようには見えない。
但し最近は北部が景観などの問題により北部は保存・南部は高度都市機能集積とか云って高速道路造ったり盛んに投資されている。但し旧伏見のど真ん中は竹田街道に象徴されるように場末気分。せめて4車線の都市計画道路を南北にズドンと通せなかったのか?あと出来れば丹波橋通りも4車線ぐらいで東西を貫いて欲しかったところ。

http://www004.upp.so-net.ne.jp/ofuroyasan-teki/fushimi3.html
歴史的に見ると現在の伏見区の大部分は昭和6年に京都市に編入されるのですが、2年間だけ「伏見市」であった時代があります。編入に至った理由は、昭和恐慌の後で財政難が一番の理由ですが、この時歴史、文化、産業で独自のものを持つ伏見市は「京伏合併」と称し対等性を強調したそうです。それ以前の話でも、明治28年に日本で最初の電車が七条から伏見下油掛まで、京都市内より2ヶ月早く走りますが、これも伏見の経済界が京都の経済界と別に独自の動きをしようとしたのを押さえるため伏見に華を持たせたという話もあります。京都市との合併後も、京都市の都市整備が「北高南低」であるとして、伏見人の間にはどうも京都市に対しての恨み辛みが根深く残っているように思います。これを読んで下さっている伏見の方は気を悪くされないで下さい。決して悪口を言っている訳ではなく、伏見は独自の文化、気質を持っているということが言いたいだけですので。伏見以外の方も、伏見を散策されるときはせいぜい地元の方と話してみて下さい。伏見人気質が垣間見られるかもしれませんよ。

1429とはずがたり:2005/01/28(金) 13:40:45
http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/geo/1034002790/
短命な市町村名を挙げれ

2 :名無しさん@お腹いっぱい。:02/10/08 00:17 ID:GP7m1yhJ
存続期間 道府県 消滅名 市制施行日 改称名 改称日
市制施行日のみ 福岡県 福島市 1954年4月1日 八女市 1954年4月1日
市制施行日のみ 茨城県 茨城市 1956年3月31日 北茨城市 1956年3月31日
市制施行日のみ 大阪府 南大阪市 1959年1月15日 羽曳野市 1959年1月15日
市制施行日のみ 大阪府 三島市 1966年11月1日 摂津市 1966年11月1日
市制施行日のみ 大阪府 美陵市 1966年11月1日 藤井寺市 1966年11月1日
市制施行日のみ 東京都 大和市 1970年10月1日 東大和市 1970年10月1日
市制施行日のみ 東京都 久留米市 1970年10月1日 東久留米市 1970年10月1日
市制施行日のみ 東京都 村山市 1970年11月3日 武蔵村山市 1970年11月3日
市制施行日のみ 福岡県 大野市 1972年4月1日 大野城市 1972年4月1日
市制施行日のみ 東京都 秋多市 1972年5月5日 秋川市(現あきる野市) 1972年5月5日
市制施行日のみ 京都府 長岡市 1972年10月1日 長岡京市 1972年10月1日
市制施行日のみ 大阪府 狭山市 1987年10月1日 大阪狭山市 1987年10月1日
市制施行日のみ 北海道 広島市 1996年9月1日 北広島市 1996年9月1日
市制施行日のみ 京都府 田辺市 1997年4月1日 京田辺市 1997年4月1日
4日間 福岡県 宇島市 1955年4月10日 豊前市 1955年4月13日
2か月 徳島県 鳴南市 1947年3月15日 鳴門市 1947年5月15日
2か月半 千葉県 東葛市 1954年9月1日 柏市 1954年11月15日
11か月 青森県 大湊田名部市 1959年9月1日 むつ市 1960年8月1日

38 :名無しさん@お腹いっぱい。:03/03/12 22:24 ID:QbqqMSiZ
>2
わかるものだけ。
大阪府三島郡三島町→三島市、しかし静岡県三島市既存
大阪府南河内郡藤井寺道明寺町→美陵町→美陵市→藤井寺市
東京都東大和市・・・神奈川県大和市既存
東京都東久留米市・・・福岡県久留米市既存
東京都武蔵村山市・・・山形県村山市、東京都東村山市既存
福岡県大野城市・・・福井県大野市既存
京都府長岡京市・・・新潟県長岡市既存
大阪府南河内郡狭山町→狭山市、しかし埼玉県狭山市既存
 郵便局は河内狭山郵便局→大阪狭山郵便局
京都府相楽郡田辺町→田辺市、しかし和歌山県田辺市既存
郵便局は山城田辺郵便局のまま

あと、旧国名を冠した市名の市制施行以前の町名を挙げれ。
新潟県高田市が既存だったのだろう、岩手県陸前高田市、
奈良県大和高田市、大分県豊後高田市とか。

1430とはずがたり:2005/01/28(金) 13:50:20
<東海>愛知県
きしょい。。
流石に温厚で合併推進派の俺でも脳味噌の血管ぶちぎれて憤死してしまいそうである。
みっともない市名ぶら下げてないで早う広域合併せいや。半田市や武豊町との合併を強く推奨。

<雑記帳>「南セントレア市」愛知に誕生へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050127-00000154-mai-soci

 2月17日に開港する中部国際空港(セントレア)のおひざ元、愛知県美浜町と南知多町が合併して「南セントレア市」が誕生することになった。新市施行は来年3月予定で、カタカナ市名は東海3県で初めて。27日の両町合併協議会で、一般公募で選ばれた。「国際交流都市を目指すのに清新なイメージ」と関係者。
(毎日新聞) - 1月27日22時59分更新

1431とはずがたり:2005/01/28(金) 13:54:43
<東海>愛知県
>>1430
流石に本音では合併を忌避したい両町協議委員の住民投票で合併反対多数の結果を導き出すための陰謀であると断ぜざるを得ない。。

新市名は「南セントレア」 新空港にちなみ、戸惑いも
http://www.sankei.co.jp/news/050128/sei059.htm

 来年3月の合併を目指す愛知県美浜町と南知多町の合併協議会は28日までに、新市名を、隣接する同県常滑市に来月開港する中部国際空港の愛称にちなんで「南セントレア市」とすることを決めた。

 同協議会によると、片仮名の自治体は北海道ニセコ町、山梨県南アルプス市と2カ所ある。

 「セントレア」は、中部国際空港会社が商標登録し、商標法上は自治体名に使用することは可能。同社は「愛称が認知されて喜ばしいが、想定していなかったことで戸惑っている」としている。

 「南セントレア」は「国際空港にあやかって世界にアピールできる」と協議会委員による意見集約で決定したが、公募で全国から寄せられた330件の新市名候補に「セントレア」はなかった。

 両町役場には「歴史、文化とつながりのない唐突な名前だ」などと抗議が相次いでおり、2月27日実施の合併の是非を問う住民投票への影響を懸念する声もある。(共同)

(01/28 13:06)

1432とはずがたり:2005/01/28(金) 14:21:05
<東北・北海道>秋田県能代山本地区

能代にはほっといても自分抜きで合併が成立する筈無いとの慢心が多少なりともなかったかどうか?八森と峰浜に嫌われたのは痛いなぁ。八戸市には南郷村がいたけれども。。

能代市が4市町での合併申し入れ/2町は拒否、1町否定的
http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20050128a

 能代山本合併協議会を離脱した後も「合併実現に向けて努力する」との方針を示している能代市の豊沢有兄市長と渡辺芳勝市議会議長は27日、二ツ井町、八森町、峰浜村の3町村に対し、能代山本北部の4市町村による新たな枠組みでの合併協議再開を申し入れた。加藤和夫八森町長と芹田正嗣峰浜村長は申し入れを拒否。丸岡一直二ツ井町長も「新市名称を含め、能代市が考えている合併の具体的な中身が分からない」として否定的な姿勢を示した。

 3町村長と各議会議長らに対し、豊沢市長は「合併協解散が決まったのを受け、市議会の会派代表者会議で今後の対応を協議した結果、市と市議会が一体となって合併実現に努めることを再確認した」と説明。

 その上で「(新市名称も含め)これまでの合併協での協議を白紙にして合併協議に臨みたい」と述べ、合併特例法の適用期限である3月末までに合併申請したい考えを強調した。合併協に参加している山本郡南部3町(琴丘、山本、八竜)を訪問しない理由については「深い意味はないが、(山本郡南部の)合併の可能性があるということで(北部3町村を)訪れた」などと述べた。

 24日に2町村の合併方針を表明している加藤八森町長と、芹田峰浜村長は「なぜ今になって合併要請なのか。能代市の合併協復帰は不可能と判断し、議会と2町村合併の方針を決めたばかり。今さら再考はできない」と反発。

 「これまでの合併協の状況からみて、能代市ときちんと合併を進められるのか疑問」(加藤町長)、「合併協では新市名称も決められなかったのに、3月までどうして合併申請できるのか」(芹田村長)などと批判的な意見が出され、両町村長は能代市の申し入れを席上で拒否した。

 丸岡二ツ井町長も「能代市が新たに目指す合併の中身が白紙状態。これから詰めるというのでは判断できない」として、申し入れには否定的な見解を示した。

 山本郡南部3町が能代市の合併要請対象から除外されたことについて、合併協会長の石井洋佑山本町長は「合併のパートナーとしてふさわしくないと判断したのだろう。これだけ合併への熱意があるのなら、なぜ合併協の場で発揮してくれなかったのか」と、憤りをあらわにしている。

(2005/01/28 08:35)

1433とはずがたり:2005/01/28(金) 15:25:35
<東北・北海道>秋田県能代山本地区

二つ井はやや生活圏が離れるのか…。「能代市が新たに目指す合併の中身が白紙状態。これから詰めるというのでは判断できない」として、申し入れには否定的な見解を示した>>1432とした。丸岡二ツ井町長だが,八森・峰浜みたいなけんもほろろの感じではない。能代が飴持ってきて頭下げたら可能性は未だあるのかな?
生活圏を無視した合併は将来に禍根を残す筈。能代の希望は新市名が「能代」となることぐらいであろうし二つ井の我が侭も聞いて貰えるのではないか?

琴丘町長と議会が4町合併方針に合意/「3町」も視野
http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20050128c

 琴丘町の工藤喜久男町長は27日開かれた議会全員協議会で、山本郡南部3町(八竜、山本、琴丘)と二ツ井町の4町合併を目指すとともに、二ツ井町が加わらなくとも、南部3町での合併実現に取り組む方針を表明し、議会も同意した。

 「4町合併」の方針は、八竜、山本両町が議会全員協議会で確認済み。26日の能代山本合併協議会の正副会長会議で、石井洋佑山本町長が琴丘、二ツ井の両町長に「4町合併の可能性について議会と話し合ってほしい」と要請していた。

 工藤町長は議会全員協議会で「どの町長も能代市との合併は考えていない。(能代市を除く)6町村合併が崩れたら、南部3町での合併を想定していたし、これに二ツ井町が入っても構わないと思う」と述べ、議会の理解を求めた。

 議員らは、二ツ井町を加えることについて「(山林で接するが)生活道路で考えると、飛び地となり不便」などの声もあったが、南部3町だけで合併を決めた場合、二ツ井町が取り残されてしまうことに配慮。「4町の枠組みにしておき、二ツ井町の動向を見守りたい」との意見が多数を占めた。

(2005/01/28 08:40)

1434とはずがたり:2005/01/28(金) 16:19:06
<東海>静岡県 山名地域周辺

浅羽町沿革
http://www.gappei-fa.jp/syokai/asaba.html
 平安時代に藤原氏一門の荘園の一つ「浅羽荘(あさばのしょう)※」として重要な役割を果たしました。浅羽荘の33村は、明治22年、上浅羽村、西浅羽村、東浅羽村、幸浦村、豊浜村に統合。昭和30年3月31日に豊浜村を除いた4つの村が合併し(太田川東岸の豊浜は福田町と合併,更に磐田市へ)、浅羽村が誕生しました。翌昭和31年10月1日に町制を施行し、浅羽町となりました。

※浅羽荘:『国史大辞典』に寄ると長下郡の荘園となっていてしかも特に藤原氏の荘園という記述はない。。

袋井市沿革
http://www.gappei-fa.jp/syokai/fukuroi.html
東海道五十三次の宿場町として栄え、明治22年の市町村制の施行により、山名町が誕生。明治42年に袋井町と改称し、昭和23年から笠西村、久努西村、今井村、三川村、田原村の一部、笠原村の一部と順次合併、昭和33年11月3日袋井市となり、昭和38年1月1日山梨町と合併し、現在の市域となりました。

福田町沿革
http://www.bannan5.jp/profile/profile_frset.html
明治4年(1871)廃藩置県により浜松県、同9年静岡県となり山名郡に属した。
明治22年、市町村制施行により7カ村組合より南島、小島を分離し、5カ村をもって福島村が発足、豊浜村は中野村とあわせて豊浜村とし、大原村は於保村として発足した。
大正15年(1926)、福島村は福田町として町制を施行し、昭和30年、南御厨村の一部を編入、同年豊浜村と合併、昭和32年、於保村の一部を編入し現在の町域となった。

森町沿革
http://www.town.morimachi.shizuoka.jp/kankou/choshi/choshi-28.html
明治憲法体制の成立とともに強力な自治区の造成がめざされた。これが1889(明治22)年の町村制施行であり、三倉村、天方村、森町、一宮村、園田村、飯田村が誕生した。こうして戦前の地方制度の枠組みが決まった。

1435とはずがたり:2005/01/30(日) 00:28:25
<新潟県>岩船地域

財政的には特例債が国の財政圧迫することもないし,村上と岩船の両方の地名が残るし(多分新市名は岩船でしょう),云う事無しやね〜。

市町村合併:法定協廃止の議案提出で一致−−岩船郡5町村 /新潟
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050129-00000016-mailo-l15

 岩船郡5町村の首長と正副議長は28日、村上市内で協議し、村上市が離脱を表明した6市町村の法定合併協議会について各町村議会の3月定例会に廃止議案を提出することで一致した。その後で、5町村による合併研究会を設置し、新たな枠組みでの合併を目指す。
 山北町の大滝平正町長は会見で、「3月の特例法期限に間に合わせるのは難しいが、合併は避けられない。合併新法を見ながら、早期合併を目指したい」と話した。
 4月から施行される新合併特例法は、合併特例債による財政措置はなくなるものの、議員の定数や在任の特例、人口3万人以上で市制施行が可能になるなどの特例が引き継がれる。
1月29日朝刊
(毎日新聞) - 1月29日16時35分更新

1436とはずがたり:2005/01/30(日) 00:45:58
市町村合併:海山町と紀伊長島町、合併協定に調印 /三重
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050129-00000044-mailo-l24

 紀伊長島町と海山町の合併協定調印式が27日、紀伊長島町東長島の町立東長島公民館で行われた。奥山始郎紀伊長島町長と塩谷龍生海山町長が調印書に署名し握手を交わした。
 両町は、10月11日「紀北(きほく)町」として新設合併。当初、新町の事務所は現在の海山町役場に置き、合併後5年以内に新庁舎を紀伊長島町の国道42号沿線で防災面、経済性、利便性、発展性にすぐれた適地に定める。新町の議員定数は22。条例規則や使用料、手数料は合併までに検討し再編する。
 塩谷海山町長は「町民が不安な気持ちで合併を迎えることのないよう更に協議を重ねていきたい」とあいさつ。奥山紀伊長島町長は「慎重に合併が成就できるよう努め、新しい町が素晴らしい町になることを確信している」と語った。〔三重版〕
1月29日朝刊
(毎日新聞) - 1月29日18時1分更新

1437とはずがたり:2005/01/30(日) 00:46:35
市町村合併:赤穂市と上郡町、合併協の継続決まる−−11カ月ぶりに協議会 /兵庫
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050129-00000311-mailo-l28

 約11カ月ぶりとなる赤穂市と上郡町の合併協議会が28日、赤穂市の市民会館で開催され、今後も合併協を継続することが決まった。
 同合併協は、昨年3月、豆田正明・赤穂市長が、相生市とも合併協を設置する上郡町側に一本化を求めたのを最後に開かれていなかった。しかし、同11月、谷口芳紀・相生市長が「現行の合併特例法期限内の合併は不可能」として合併協の解散を通告したのに続き、豆田市長も同様の認識を示し、合併協を開催して今後のあり方を議論する方針を明らかにしていた。一方、上郡町は住民投票を延期、相生市との合併協の解散を議会が決議していた。
 この日、安則眞一町長は「(合併の方向を決める)住民投票は延期されたが、相生市との合併協は事実上の解散で、赤穂市に絞られたと判断している」と、赤穂市との合併協の継続を主張。赤穂市側の委員からは「3月末に県知事へ合併申請することが前提だった。それが崩れたのだから、合併協議を続けるなら設置し直すべき」との意見もあったが、採決の結果、賛成多数で継続が決まった。【若狭幸治】
〔播磨・姫路版〕

1月29日朝刊
(毎日新聞) - 1月29日20時20分更新

1438とはずがたり:2005/01/30(日) 00:48:07
市町村合併:加賀市と山中町、合併協定に調印 /石川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050129-00000262-mailo-l17

 今年10月の合併を予定している石川県加賀市と山中町の合併協定調印式が28日、加賀市市民会館で行われた。合併後の新市名は「加賀市」となる。
 出席した約200人が見守る中、大幸甚・加賀市長と田中實・山中町長が合併協定書に調印した。谷本正憲知事らが祝辞を述べた。
1月29日朝刊
(毎日新聞) - 1月29日17時40分更新

1439とはずがたり:2005/01/30(日) 00:48:46
市町村合併:伊達5町の新合併協、3月末の申請目指す−−在任特例は4カ月 /福島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050129-00000035-mailo-l07

 合併協議から離脱した国見町を除く梁川、保原、伊達、霊山、月舘の伊達郡の5町は28日、月舘町で新たに設置した5町合併協議会の初会合を開いた。冒頭で池田善治・同協議会長(梁川町長)は「新市誕生に向けて全力を挙げる」とあいさつし、3月末の合併特例法の期限内に知事への合併申請を目指すことを強調した。合併期日は06年1月1日。国見町を含む伊達6町合併協議会は無期限に休止した。
 この日の協議会では、新市の議員定数や任期で、5町の町議がそのまま新市の市議となる在任特例を適用し、期間は4カ月とすることや、議員定数を30以内とすることが報告された。また、池田会長など5町の協議会委員を再任することを申し合わせた。次回協議会は2月10日。

1月29日朝刊
(毎日新聞) - 1月29日16時15分更新

1440とはずがたり:2005/01/30(日) 00:49:50
市町村合併:静岡市との合併案可決−−市と由比・蒲原町各合併協 /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050129-00000021-mailo-l22

 静岡市と蒲原町、同市と由比町の合併協議会は28日、同市内で会議を開き、それぞれ合併を賛成多数で可決した。しかし合併協委員になっている2町の町議は4人中3人が反対を表明し、今後予定される各議会での合併議案が可決されるかは不透明な情勢だ。
 同市と蒲原町の合併協では同町の石川豊治副議長が「町民の増税が避けられず反対」と述べたほか、同市と由比町の合併協では安部庄太郎議長ら2人が「合併後にできる地域自治区の権限が不十分とする意見などが議会内に多く賛成は少ない」として反対した。
1月29日朝刊
(毎日新聞) - 1月29日16時50分更新

1441とはずがたり:2005/01/30(日) 00:50:50
みやざき市町村合併:法定協の設置、3市町が可決−−延岡市、北方町、北浦町 /宮崎
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050129-00000125-mailo-l45

 延岡市、北方町、北浦町は28日、それぞれ臨時議会を開き、1市2町による法定合併協議会設置案を可決した。31日に北方町で初の法定協を開き、3月末までの合併申請を目指す。
 3市町はこれまで、北川町を加えた4市町で法定協を構成。北川町が昨年12月、法定協離脱と自立を表明したため、新たな枠組みによる合併を目指していた。
1月29日朝刊
(毎日新聞) - 1月29日17時31分更新

1442とはずがたり:2005/01/30(日) 01:44:04
<中国・四国>高知県

田野が抜けると安田はやや飛び地チックだからなぁ。
是非北川奈半利合併で北川奈半利道路の建設促進で田野町に差をつけよう!
悪いのは安田と云うより田野じゃ。どうも高知県は合併の気運が乏しいねぇ。。

市町村合併:法定協の設置、安田町が否決−−奈半利町、北川村は可決 /高知
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050129-00000223-mailo-l39
 奈半利町、安田町、北川村の3町村は28日、それぞれ臨時議会を開き、3町村による法定合併協議会設置のための条例議案を審議した。奈半利町と北川村は賛成多数で可決したが、安田町では反対多数で否決され、3町村での合併協議は白紙に戻った。
 中芸地区の合併協議では、3町村に田野町を加えた4町村が03年4月に法定協を設置。新町名「中芸町」などで合意したが、田野町の昨年6月の住民アンケートで合併反対が過半数を占め、7月末に法定協を解散した。その後、3町村は、合併の可能性について協議していた。
1月29日朝刊
(毎日新聞) - 1月29日17時10分更新

1443とはずがたり:2005/01/30(日) 13:05:17
<北陸>福井県

どうも春江町長がふらふらしている感じが強い。
古くからの中心丸岡も,港が出来て発展している三国も我慢してるのだから春江一人が思い通りにならないと席を蹴るのは如何か。

緊急報告 合併離脱(上)〜春江の選択〜
http://mytown.asahi.com/fukui/news01.asp?kiji=4519

合併協議会で厳しい表情を見せる各町長ら=27日、春江町ハートピア春江で
 坂井郡4町の合併協議からの離脱を春江町長が正式表明してから一夜明けた28日、他3町は善後策の協議を始めた。合併特例債の発行が認められる3月末の合併申請期限は目前に迫っているが、方向性はまったく見えず、かじを失った船のようだ。この地域は、春江はどこに向かうのか。現状をリポートする。(大宅貴子、上沢博之)


春江町

 27日の合併協議会で、「当面合併せず、単独で行く」と離脱を表明した春江町の松浦豊町長は28日午前8時過ぎに出勤。午前中は老人クラブの新年会に出かけたほかは、いつものように庁舎内で執務した。

 町長室で記者の取材に応じた松浦町長は、現在の心境について「決意表明し、もやもやが晴れた」と述べ、「私は坂井郡とか吉田郡とか、小さい話は嫌いだ。道州制を見据え、嶺北が一体となった50万都市を目指すのが本当だと思う」と語気を強めた。

 町議会はこの日、目立った動きを見せなかった。「考える時間が欲しい」という議員が多く、会議を延期したという。東野栄治議長は「松浦町長に合併協議に戻ってもらうよう説得を続けたい」と話す。町議2人が松浦町長に面会し、意向を探ったが、離脱の意思は固かったという。

 ある町職員は「03年の坂井町との合併破談に始まり、町の方針は二転三転している。何を信じていいのかわからないし、町民にも理解してもらえない。職員としてはついていかざるを得ないが、苦しいですよ」とつぶやく。別の町関係者は離脱の原因について「松浦町長は、合併後の自治体名も本庁舎位置も隣の坂井町にとられることが許せなかったのだろう」と指摘する。

坂井町

 坂井町議会は午前10時から全員協議会、合併推進議員連盟を非公開で順次開き、伊藤平一郎町長から経過報告を受けた。

 協議結果について、岡本正義議長が単独で会見し、「あくまで春江町の参加を待って4町で合併する」「合併特例法期限内に合併申請するため、同時進行で3町の先行合併を準備する」の2案に絞り、他町と協議することを明らかにした。

 全協などでは、住民アンケートで春江町民の6割が4町合併を支持していることや、松浦町長のリコール運動が進んでいるとして、「合併特例法の期限にこだわらず、あくまで4町合併を目指す」との意見が多かったという。

 一方、伊藤町長は町長室で報道陣の質問に対し、「議会に従う」と慎重な口ぶりで語ったが、「春江町長にここまで振り回されるのは腹立たしい」と語るなど不信感もみせた。

三国町

 三国町議会は午後1時半から非公開で全員協議会を開いた。会議後、木下恒則議長が会見し、「特例法期限内の4町合併に向け全力で努力する。春江町を除く3町で合併を目指すなら、4町の法定合併協議会をリセット(解散)してからにすることを確認した」と述べた。

 出席者によると、全協では町側から「ぎりぎりまで春江町の合併参加を待つが、駄目だった時の道筋を決めておかないといけない」との説明があった。これに対し、町議から「4町が駄目なら3町、2町と合併話を進めるのは無理がある」などの意見が相次いだ。

 全協後、坂本憲男町長は「合併は避けられないがどうしていいかわからない。住民説明会や、合併についての住民アンケートも検討している」と話した。

丸岡町

 丸岡町議会は非公開の全員協議会で、午後3時から約2時間にわたって合併問題を話し合った。終了後、釣部勝義議長は「春江町が戻ってくるのを待とうという意見や、3町で進めようという意見などがいろいろ出て、議会としての結論は出なかった」と説明した。2月2日に3町合併をシミュレーションする勉強会を開き、議会としての結論を出すという。

 全協に出席した林田恒正町長は「議会の意見に従いたい」と話した。同町は2月5日から12日まで、町内7カ所で合併についての住民説明会を実施する。
(1/29)

1444とはずがたり:2005/01/31(月) 22:55:29
<埼玉県>
けっ!事実上吸収される側の入間市で賛否が拮抗してるのは心強いが。
狭山市民はもっと中心都市としての自覚を持て(゚Д゚;)

狭山・入間、破談へ ともに反対多数
合併 住民投票アンケート
http://mytown.asahi.com/saitama/news02.asp?kiji=6298

 狭山市と入間市の合併の是非を巡る狭山市の住民投票と入間市のアンケートの集計が30日、あった。狭山市、入間市ともに「反対」が多数を占め、合併は破談になることが事実上、決まった。2月3日に合併協議会を開き、この結果を受けて合併の是非を審議する。

 狭山市の住民投票は18歳以上の市民13万2852人を有資格者に実施。投票者は6万5189人で、投票率は49・16%だった。有効投票のうち、「賛成」が1万9369票、「反対」が4万2681票、「どちらとも言えない」が2877票だった。

 入間市のアンケートは全有権者11万7285人を対象に郵送で実施。回答者は6万6351人で、回答率は56・57%だった。有効回答のうち、「賛成」が2万5514人、「反対」が2万8331人、「どちらともいえない」が7702人だった。

 両市は04年2月に合併協議会を設立。これまでの協議では、06年1月1日に新市を新設、名称は狭山市で、現在の狭山市役所を本庁舎にすることでまとまっていた。

 入間市の木下博市長は「誠に残念な結果。市民の選択を厳粛に受け止める。理解をもらえず深く反省している」とコメントし、狭山市の仲川幸成市長は「非常に残念。市民が判断した結果で、真摯(しんし)に受け止める」とコメントした。

 狭山市住民投票−−−−−−−−−−−−
  入間市との合併 賛成  19.369
             反対  42.681
  どちらともいえない      2.877

 入間市アンケート−−−−−−−−−−−
  狭山市との合併 賛成  25.514
             反対  28.331
  どちらともえいない      7.702
(1/31)

1445とはずがたり:2005/01/31(月) 22:56:53
<中国・四国>高知県
四万十の乱立は好ましくない。中村市と窪川町でええやん。

大正町住民投票 合併賛成 小差で上回る
http://mytown.asahi.com/kochi/news02.asp?kiji=4141

 大正町民は「四万十町」発足にイエス−−窪川町、十和村との合併の是非を問う大正町の住民投票は?日投開票され、合併賛成が1169票で、反対の1139票をわずかに上回った。住民投票条例では町民、町長、町議会は投票結果を尊重しなければならないとされ、協議を終えている3町村合併は来年3月の新町発足に向け大きく前進。合併反対を主張していた福重清町長は辞任の意向を表明した。当日の投票資格者は2620人、投票率は89.05%だった。


 大正町議会(定数12)は合併に賛成、反対の議員が6人ずつで町を二分して論争が展開されてきた。そんな中で、福重町長は「幡多広域合併の実現までは、単独自立して町を守っていきたい」と合併反対の立場を明確にしていたが、賛成派の主張が受け入れられた。

 合併賛成派の住民らは「行政の簡素、合理化を進めて住民負担を減らし、福祉活動に対応するべきだ。特例債事業を生かし地域を活性化させたい」。反対派は「町の自立財政計画通りに補助金の見直し、町有林売却などを行えば単独自立できる」と訴えていた。

 窪川町・大正町・十和村合併協議会はすでに昨年11月、全51の協定項目を確認した。主には、新町を設置する対等合併とする▽新町名称は「四万十町」▽合併期日は06年3月20日▽新町庁舎は窪川町役場に▽大正町、十和村役場は総合支所として存続▽3町村の議員は07年2月10日まで在任||などとなっている。
 
 また、窪川町の住民アンケートでは大正町、十和村との3町村合併を望む住民が50%で最も多く、前田哲生町長が今月21日に合併推進を表明し、同町議会も合併推進決議を賛成多数で可決。十和村でも25日に結果が発表された住民アンケートで3町村合併に賛成が63%で、反対の17%を大幅に上回っていた。


《新市議決まる》高知市議増員選

 高知市への旧鏡、土佐山両村の編入合併に伴う同市議会議員増員選は30日投開票され、鏡、土佐山両選挙区(定数各1)でそれぞれ当選者が決まった。新市議2人はいずれも旧村長が選ばれた。投票率は鏡選挙区が79・28%(当日有権者1395人)、土佐山選挙区が85・38%(同1033人)だった。
 
 両選挙区ともに失職した旧村の村長、議会議員が立候補し、鏡選挙区が3人、土佐山選挙区は4人による激戦だった。

(1/31)

1446とはずがたり:2005/01/31(月) 23:00:04
<中国・四国>

こういう当事者能力を欠いた無責任な議会が解散に追い込まれるのは日本の民主主義のためにも(・∀・)イイ!!

>前回の住民投票の結果は、法的に強制力を持たなかったが、議会は「住民意思を尊重する」と表明していた。にもかかわらず、2カ月後に合併関連予算案を否決した。
>解散に反対する町議は「住民投票の結果を尊重してきたが、予算案が高額だったため否決した。町長が独断で合併を断念した」と反論していた。

合併破綻「議会に責任」/田布施住民投票
http://mytown.asahi.com/yamaguchi/news01.asp?kiji=4974

  前回の住民投票の結果に従わず合併を断念させたとして、田布施町議会(定数16)の解散の賛否を問う住民投票が30日あった。即日開票の結果、解散に賛成する票が反対票を上回り、「不信任」を突きつけられた議会は即日解散した。出直し町議選は定数を現行より2削減した14で、2月22日告示、同27日に投開票される予定だ。
 当日有権者数は1万3590人、投票率は59・35%で、昨年6月の住民投票に比べて10・49ポイント下回った。
  年度内に2度目という異例の住民投票。前回は、合併の枠組みが問われた。町民は隣の柳井市、大畠町との合併を選んだにもかかわらず、議会は合併関連予算を否決し、寺田幹生町長が合併を断念した経緯があった。
  今回は、両市町との合併を支持する町民が中心になった住民団体「田布施の未来をひらく会」が有権者の半数を超える約7600人の署名を集め、直接請求して実現した。
  住民投票の告示後に辞職した町議も活動に加わり、「民意を無視した町議会に合併破綻の責任がある」と訴えていた。
  一方、解散に反対する町議は「住民投票の結果を尊重してきたが、予算案が高額だったため否決した。町長が独断で合併を断念した」と反論していた。

  「田布施の未来をひらく会」の中尾勝治事務局長の話 私たちの思いが町民に通じ、議会不信任の民意が示されたことを喜んでいる。出直し町議選では住民の負託に応えられる候補者を支援していく。
  町議会の戸村紀夫・副議長の話 結果を真摯に受け止めたい。予算の審議など重要な責務があるこの期に解散し、失職することは残念だ。町民の期待にそえず、おわびする。

     開票結果

  議会解散に賛成 6021
         反対 1937
         無効  107
            =確定

 <解説> 「合併破綻の責任は町議会にある」。町民の強い不信感が、議会を解散に追い込んだ。昨年の住民投票で町民が支持した柳井市と大畠町との合併を、断念させた町議会の責任は重い。
  前回の住民投票の結果は、法的に強制力を持たなかったが、議会は「住民意思を尊重する」と表明していた。
 にもかかわらず、2カ月後に合併関連予算案を否決した。結果的に約束をほごにしたことは、今後も各議員に重くのしかかる。来月の出直し町議選で、各候補者は政治姿勢に加え、合併への姿勢も問われるだろう。

 寺田幹生町長は、柳井市と大畠町が2月21日に合併して誕生する新「柳井市」への編入合併を、今年度内にも実現できるよう目指している。一方、議会内からは、性急な編入合併に反発する声が上がっている。
  町は、柳井地域の広域合併が白紙に戻った昨年3月から、混迷を続けてきた。議会解散で町の迷走に終止符を打てるのか。出直し町議選で、民意がまた問われる。 (木村健一)
(1/31)

1447とはずがたり:2005/01/31(月) 23:02:32
<千葉県>
なんで山武市や成東市じゃ駄目なのか?

新市の名称「太平洋市」に…千葉県の4町村合併
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20050131i212.htm

 来年3月27日の合併を目指す千葉県の成東、山武、松尾町と蓮沼村の任意合併協議会は31日、新市の名称を「太平洋市」に決めた。

 太平洋に面しているのは成東町と蓮沼村の九十九里海岸線計約8キロのみで、協議会を傍聴した町民らからは驚きの声が上がり、同協議会副会長の古谷淳・松尾町長は「決してパシフィック・オーシャンの意味ではない。大きな希望を持った平和な市と理解してほしい」と釈明した。

 新市の名称については、「つくも」「上総(かずさ)」「太平洋」「東上総」の4案から、各首長や学識経験者ら協議会委員28人が無記名投票。1回目の投票でいずれも半数を超えなかったため、上位2点で決選投票で行い、「太平洋」が17票で、11票の「上総」を上回った。

 高知県の中野祐介・市町村振興課長は「太平洋は高知県の“財産”でもあるが、使うなとは言えない。名前に負けない立派な市にしてほしい」と話している。
(2005/1/31/20:28)

1448とはずがたり:2005/02/01(火) 18:52:57
<北陸>石川県鳳至地域

輪島は穴水はいると主導権握れなくなるからやなんだな。

市町村合併:1市2町の「合併協」設置議案を否決−−輪島市議会 /石川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050201-00000155-mailo-l17

 3市町合併を目指していた石川県輪島市、穴水町、門前町のうち、輪島市議会が31日に開いた臨時議会で、3市町による法定合併協議会設置の議案を賛成少数で否決した。
 同日午後に予定していた3市町の合併調印式、1日に行う運びだった合併協議会事務局の設置は、ともに中止になった。3市町の合併は再び先行きが不透明になった。
 この日開かれた輪島市議会で起立採決の結果、議長を除く出席議員数18のうち、賛成は9だった。議長が「起立少数」と判断して否決された。
 1市2町の合併をめぐっては、輪島市と門前町が1市1町の法定合併協議会を先行して設置。その後、穴水町を加えた1市2町の法定合併協議会を別に設立し、並行して準備を進めることで合意していた。穴水町議会は既に3市町の協議会設置を可決。門前町議会も31日の臨時議会で同様に可決していた。

2月1日朝刊
(毎日新聞) - 2月1日16時40分更新

1449とはずがたり:2005/02/01(火) 19:06:37
6市と4町、新たに誕生 40市町村再編で1日に
http://www.asahi.com/politics/update/0131/005.html

 「平成の大合併」で1日、全国7府県で計40市町村が再編され、新たに6市、4町が誕生する。10市町村が合併する岐阜県高山市は面積が2179平方キロとなり、静岡市を抜いて日本一広い市になる。香川県や大阪府の面積も上回る。今回の合併で全国の市町村数は2797になる。

 新しい6市と、合併する市町村は次の通り。

 ▽水戸市(茨城県)=水戸市と内原町▽白山市(石川県)=松任、美川、鶴来、河内、吉野谷、鳥越、尾口、白峰の8市町村▽能美市(同)=根上、寺井、辰口の3町▽高山市(岐阜県)=高山、丹生川、清見、荘川、宮、久々野、朝日、高根、国府、上宝の10市町村▽堺市(大阪府)=堺市と美原町▽福山市(広島県)=福山市と沼隈町

(01/31 22:13)

1450とはずがたり:2005/02/01(火) 19:49:28
<中国・四国>山口県柳井地域

町民の意志を最重要視して議会が大人しく合併協議を受け入れるかどうかですな。
町長も合併関連予算の減額などで議会と対話する姿勢が必要かも。

市町村合併やまぐち:田布施町長、編入合併に意欲−−柳井市長らと会談
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050201-00000233-mailo-l35
 ◇住民投票結果受け
 「合併の枠組み」破たんの責任を巡る田布施町の住民投票から一夜明けた31日、寺田幹生町長は町議会解散を受け、柳井市、大畠町の両首長と柳井市役所で会談した。寺田町長は会談後、「新議会の顔ぶれによっては、合併協議の相談に乗ってもらう必要がある」と述べ、新・柳井市(2月21日発足)との編入合併に意欲を示した。
 会談では、寺田町長が住民投票の結果を報告。寺田町長が「可能性があればお願いしたい」と新市との合併を示唆。一方、河内山哲朗市長は「町議選の結果、町の論議を見守りたい」と述べるにとどまった。
 町選管はこの日、議会などに解散通知書を交付。町役場では職員が議員の出席名札を取り外すなどした。町選管は1日に会議を開き、出直し町議選の日程を2月22日告示、27日投開票と決める予定。
 出直し選では、寺田町長の掲げる「編入合併」が大きな争点になる模様。解散請求した住民団体は、合併支持派の前町議や新人を推薦する方針。
2月1日朝刊
(毎日新聞) - 2月1日17時20分更新

1451とはずがたり:2005/02/01(火) 20:07:30
<新潟県>長岡地域

結局9市町村編入合になりそうな勢いですね。満足なり。

市町村合併:来年1月1日に長岡市へ編入合併−−和島村と寺泊町
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050201-00000001-mailo-l15

 長岡市と和島村、同市と寺泊町の合併協議会が31日、それぞれ開かれ、長岡市への編入合併の期日をともに06年1月1日とすることを決めた。
 長岡市は、これとは別に既に周辺5町村の編入合併を決定しており、今年4月1日に新「長岡市」が誕生する。また、栃尾市、与板町とも合併協議を開始している。

2月1日朝刊
(毎日新聞) - 2月1日16時35分更新

1452とはずがたり:2005/02/01(火) 22:30:40
<中国・四国>

微か30票差であるしごねて居座ることもできただろうに,潔い。

市町村合併:住民投票結果受け「町民判断尊重」 反対派の大正町長が辞任表明 /高知
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050201-00000274-mailo-l39
 ◇福重町長が辞任、不出馬を表明
 大正町で30日投開票された住民投票で、窪川町と十和村との合併賛成が反対をわずか30票上回った結果を受け、合併反対派だった福重清町長は記者会見し、「町民の判断を尊重したい」と述べ、3町村による新町「四万十町」が来年3月20日に発足する見通しになった。福重町長はまた、「町を二分する混乱を招き、関係2町村にも迷惑をかけた。私が辞任し、再出馬をしないことで混乱の連鎖を防ぎたい」と述べた。
 福重町長の任期は4月21日までだが、辞任時期については「合併のスケジュールなどを考え、しかるべき時期に」と答えるにとどまり、明確には答えなかった。
 窪川町、大正町、十和村は6日に法定合併協議会を開催した後、10日に合併協定書に調印し、同日、各町村議会で合併関連議案を審議。議案が可決されれば、18日に県へ合併申請するという。
2月1日朝刊
(毎日新聞) - 2月1日17時32分更新

1453とはずがたり:2005/02/01(火) 22:46:19
<東海>岐阜

岐阜・大垣・美濃太田・土岐川(仮称)と広域合併破綻する一方で高山・飛騨・郡上・恵那・中津川と広域合併,海津・本巣・山県・瑞穂・揖斐川と小規模・郡内合併も数多い。落差の大きい県だ。

<新・高山市>日本一広い市が誕生 面積は東京都に匹敵
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050201-00000030-mai-pol

 岐阜県高山市は1日、周辺9町村を編入合併し、新・高山市(市長・土野守現市長)としてスタートした。面積2179平方キロは東京都に匹敵し、日本一広い市となった。これまでの面積日本一の市町村は北海道足寄市町の1408平方キロだった。平成の大合併では同県内10番目の合併。9割が森林で深刻な過疎地も抱えており、将来の人口、財政規模の拡大など多くの課題を抱える一方、自然景観を売り物にする周辺町村の編入で高山市の観光資源は一層豊かとなった。
 新市の人口は約9万7000人。東西約81キロ、南北約55キロ。長野、富山、石川、福井県と接し、長野県境の奥穂高岳(標高3190メートル)や乗鞍岳(標高3026メートル)も含まれる。合併後の地名は旧大野郡の7町村のうち、旧宮村が「高山市一之宮」、旧吉城郡の2町村のうち、旧上宝村の一部が「高山市奥飛騨温泉郷」となり、残りは高山市の後に旧町村名を残す。旧町村役場を支所として、伝統文化や地域の特色を守っていくため各支所に独自の「地域振興特別予算」を設けた。新・高山市の誕生で、飛騨地方は下呂市、飛騨市、白川村との3市1村となる。
(毎日新聞) - 2月1日13時0分更新

1454とはずがたり:2005/02/01(火) 22:50:10
<中部>長野県泰阜村・愛知県十四山村

合併して周りの市町村にこの素晴らしい泰阜方式を広められないのだろうかね?
>泰阜村は、医療費を削減して在宅福祉に財源を回した結果、38%の高齢化率にもかかわらず一人あたり老人医療費は同県内最下位に抑えられている。人件費も、98年度の4億8千万円から04年度当初予算で3億5千万円に減らしたという。

「過疎進む合併 選択できない」/十四山村
長野・泰阜村長
http://mytown.asahi.com/aichi/news02.asp?c=36&amp;kiji=606

  十四山村の弥富町への編入合併に反対する住民団体「十四山村の将来を考える会」(村井修会長)は15日、同村スポーツセンターで集会を開き、村民ら約130人が参加。長野県泰阜村の松島貞治村長が、人口約2200人の同村が合併せずに自立を目指す理由と行財政改革の取り組みをテーマに講演した。

  泰阜村は、医療費を削減して在宅福祉に財源を回した結果、38%の高齢化率にもかかわらず一人あたり老人医療費は同県内最下位に抑えられている。人件費も、98年度の4億8千万円から04年度当初予算で3億5千万円に減らしたという。

  松島村長は「合併で住民サービスがよくなる地域はある。しかし、道路整備もまだ不十分な山村では、過疎が進む合併は選択できない。また、福祉などこれからの行政サービスの中心は、小さな単位の方がよい」と話した。

  十四山村の合併問題を巡っては、賛成派の住民が、反対派多数の村議会解散を求める直接請求をしている。解散の是非を問う住民投票は今月末にも告示される見通し。
(1/16近郊知多版、尾張近郊版、名古屋版)
(1/17)

1455とはずがたり:2005/02/03(木) 09:57:15
<北陸>石川県鳳至郡

ちぇっ。もお好きにしてくれ。

市町村合併:輪島市議会の合併協否決を受け、3市町が対応で混乱 /石川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050202-00000131-mailo-l17

 ◇穴水町は単独町制か
 石川県輪島市議会が31日開いた臨時市議会で、同市と門前町、穴水町の1市2町の法定合併協議会設置議案を否決したことで、一夜明けた1日、3市町では急ぎ、対応の会合が開かれるなど混乱が続いた。
 穴水町では町議会全員協議会を開催。同町では、輪島市議会の判断を受け、単独町制を続ける可能性が高いという。
 また、当初の予定では、1日に3市町の首長が、谷本正憲知事に協力要請する運びだったが、輪島市議会の否決で中止に。谷本知事は「こんなことになり驚いている。人口減少が進む能登ほど合併が必要。これではお金(合併特例による財源)だけをあてにして急いでいるようで、住民からも批判がでるのではないか」と不信感をあらわにした。
 一方、輪島市役所や門前町役場では、「1市1町で合併協議を進めれば、スムーズに3月末までに知事へ申請できる」などと話す職員もいるといい、輪島市議会の否決を歓迎するムードもあるようだった。
 今後、輪島、穴水の1市1町で合併を進めるのか、1市2町での合併を再び復活させるのかは、輪島市議会が鍵を握ることになりそうだ。

2月2日朝刊
(毎日新聞) - 2月2日16時40分更新

1456とはずがたり:2005/02/03(木) 10:24:49
<北陸>石川県

しっかし凄い褒め言葉だねぇ>日本三名山の白山、手取川に日本海と、石川が全国に誇る財産を独り占めにした自治体

議員の数も合併前の100→合併による特例35→最終的な白山市の定数28と御機嫌である。

市町村合併:「白山市」と「能美市」、2市が産声
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050202-00000132-mailo-l17

 石川県松任市と美川、鶴来の2町、河内、吉野谷、鳥越、尾口、白峰の5村の計8市町村が合併した「白山市」と、根上、寺井、辰口の3町が合併した「能美市」が1日、発足した。二つの新市は、谷本正憲知事、森喜朗前首相らを来賓に迎え、それぞれ記念式典を行った。「平成の大合併」による県内の合併は今年に入り、両自治体が初めて。昨年から新しく誕生した自治体は、「かほく市」、新「七尾市」と合わせて4市になる。県内の市町村数は、10市16町1村の計27市町村になった。[山中尚登、森園道子]
 ◆白山市−−1市2町5村合併
 ◇「自然と伝統誇れる故郷に」
 合併後の面積が約755平方キロと、県内最大の広さとなった白山市。人口も11万2244人(1月31日現在)と、金沢市に次いで県内2番目の規模となった。
 同市役所本庁舎(旧松任市役所)で午前8時半から開庁式。「白山市役所」と大書された銘板の除幕の後、新しい市旗が、雪が舞う中を地元の小学生らの手で揚げられた。その後の開市式では、谷本知事や森前首相らがテープカット。式典で市長職務執行者の車幸治・旧鶴来町長が「自然と伝統を生かし、白山市に生まれ育ったことに誇りと愛着を持ち続けられる故郷づくりに取り組む」とあいさつした。
 また、谷本知事は「日本三名山の白山、手取川に日本海と、石川が全国に誇る財産を独り占めにした自治体が誕生した。石川における中核都市として、県発展の原動力を担っていただきたい」と祝辞を述べた。
 またこの日、選挙管理委員会が開かれ、合併に伴う市長選と市議選(定数35)を27日告示、3月6日投開票の日程で行うことを決めた。市議の定数は、旧8市町村の定数合計100から大幅に減り、さらに次回の選挙では28になる。
 ◆能美市−−3町合併
 ◇「九谷焼など生かした町づくりを」
 能美市の開市式は、本庁舎になる旧寺井町役場と寺井社会福祉センターで行われた。能美市長職務執行者の宮本長興・旧辰口町長や関係者が庁舎玄関口でテープカット。続いて、庁舎前に設置された「能美市役所寺井庁舎」と刻まれた石碑の除幕を行った。
 同センターで開かれた式典で、宮本町長が「世界に誇る九谷焼や歴史ある辰口温泉、北陸先端科学技術大学院大を核とするサイエンスパークなど、素晴らしい資源を生かし、住民と企業と行政が一体となって新市をつくりあげたい」とあいさつを述べた。
 同市は人口約4万5000人。面積は83・9平方キロメートル。分庁舎方式を採用し、寺井庁舎は総務・企画部門、根上庁舎は産業建設・教育部門、辰口庁舎は民生・環境・議会部門をそれぞれ受け持つ。
 市議は在任特例を採用したため、現在の任期は今年10月まで。新議員定数は18になる。ただし、合併後初の選挙に限り定数は22。
 また、新市長を選ぶ選挙は50日以内に開かれ、近く正式に決定する。

2月2日朝刊
(毎日新聞) - 2月2日16時40分更新

1457とはずがたり:2005/02/03(木) 11:13:34
<関東・東京>神奈川県相模原津久井地域

参加自治体:相模原市、津久井・城山・相模湖町,藤野町
▲■●相模原市:小川勇夫市長
▲■津久井町:天野望町長
■城山町:小林正明町長…「合併特例法期限の3月末まで」と、期限を切った合併に反対
■▲相模湖町:溝口正夫町長
●藤野町:住民投票で相模原市との合併が多数を占めた。だが、議会は合併に慎重な議員が大多数

藤野町の議会を何とかねじ伏せねば。城山が抜けると飛び地になってしまうのか。。

市町村合併:法定合併協設置で合意−−相模原市、津久井・城山・相模湖町 /神奈川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050202-00000119-mailo-l14

 ◇期限設けず是非含め協議
 相模原・津久井地域の合併問題をめぐり、相模原市の小川勇夫市長と津久井町の天野望町長、城山町の小林正明町長、相模湖町の溝口正夫町長は1日、相模原市役所で首長懇談会を開き、法定合併協議会(法定協)◆設置で合意した。「合併特例法期限の3月末まで」と、期限を切った合併に反対する小林町長の主張を受け入れ、規約には合併の期限を設けず、合併の是非を含めて協議するという条件付きで、1市2町の首長が譲歩して合意にこぎつけた。
 また、この法定協とは別に今後、3月末の合併を目指して相模原市・津久井・相模湖両町▲の1市2町の法定協と、相模原市・藤野町の1市1町の法定協●が設置され、法定協は三つ設置されることになった。三つの法定協は同時進行の形で合併問題を話し合い、3月末合併を目指す。各法定協は3月初旬設置の見通し。
 しかし、小林町長は「法定協で新市建設計画がまとまった後、合併の是非を問う住民投票を実施する」としており、3月末までの合併が決まるかどうかは微妙だ。相模原市と津久井、相模湖町の1市2町の合併協で3月末の合併が決まるのは確定的で、1市3町の法定協が破たんした場合、城山町を除いた先行合併が実現する見通し。
 藤野町は住民投票で相模原市との合併が多数を占めた。だが、議会は合併に慎重な議員が大多数。法定協を設置しても、合併の成否は流動的な状況とみられる。
 小川市長は城山町の法定協参加に「目標(3月末の合併)がはずれたのは残念だが、合併に逆行する動きではない」と、1市4町の合併実現に最後まで努力する考えを示した。
2月2日朝刊
(毎日新聞) - 2月2日16時31分更新

1458とはずがたり:2005/02/03(木) 19:15:51
<中国・四国>高知県香南地域
>>972-973 >>976 >>991
祈るような気持ちで成功を願っておきます。
芸西・野市以外は今でも合併に前向きなんやろか?
これが出来ると県東部全滅の現状からだいぶ見栄えがする。

市町村合併:野市町議会、法定協設置へ議論−−5町村合併で
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050203-00000305-mailo-l39

 野市町議会は2日、議員協議会を開き、赤岡、香我美、夜須3町と吉川村の5町村での合併について、法定合併協議会を設置する方向で議論を進めていくことを確認した。
 香南地域の合併をめぐっては、5町村に芸西村を加えた6町村で03年4月、法定協を設置。新市名「香南市」▽中心庁舎は野市町に設置――などで合意したが、野市町と芸西村の住民アンケートで合併反対が多数を占めたことから、昨年6月に法定協を解散し、議論は白紙に戻った。
 その後、芸西村は自立を表明した一方、野市町の住民有志が先月、香我美町との法定協設置を求め町に対して法的手続きを始めている。
2月3日朝刊
(毎日新聞) - 2月3日17時35分更新

1459とはずがたり:2005/02/03(木) 19:17:14
<山梨県>甲府市

いざとなると結構早く行けるんだねぇ>合併協議

市町村合併:甲府市編入で決定−−甲府・中道町・上九一色村の3市町村法定協 /山梨
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050203-00000000-mailo-l19

 甲府市、中道町、上九一色村の3市町村で作る法定合併協議会は2日、甲府市蓬沢1の県自治会館で第1回会合を開いた。合併方式は甲府市への編入合併で、新市庁舎は現在の甲府市役所とし、両町村に支所を設置することなどが決まった。37の合併協定項目を設定し、うち24項目について事務局案を承認した。今後、議員定数や任期、新市建設計画など残る13項目について協議する。28日に合併調印式に臨む予定だが、住民基本台帳や国民健康保険などの電算システムの統合に約1年かかるため、合併は年明けにずれ込む可能性が高いという。

2月3日朝刊
(毎日新聞) - 2月3日16時45分更新

1460とはずがたり:2005/02/03(木) 19:29:13
<東北・北海道>秋田県能代山本地域

南山本とは山を隔てている為,ここは一つ能代と合併と行きたいところ。
しかし能代に合併された要衝桧山の寂れっぷり(本当は因果が逆で,合併のためではなく国道からも鉄道かも見放されたため能代に吸収されたのだが)なんかをみるとなかなか踏み切れないんでしょうか?二ツ井町はホントは藤里と一緒になりたいとか?

69市町村の選択:合併派、町長解職請求へ 「将来に禍根」−−二ツ井町
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050203-00000077-mailo-l05

 ◇議会解散も「単独立町、将来に禍根」
 町が合併を拒否し、単独立町を表明したのは町の将来に禍根を残す判断などとして、二ツ井町の住民有志でつくる「二ツ井合併を考える会」(小山量三代表、10人)は今月中旬にも丸岡一直町長の解職請求(リコール)と議会解散請求の手続きを行う方針を固めた。
 同会は(1)町長は住民説明会で合併は必要と訴えていたにもかかわらず、説明責任を果たさないまま単独立町を表明した(2)議会が単独立町を支持したことは、住民の意向に反する(3)単独立町では財政上、立ち行かなくなることが懸念される――などと主張している。
 小山代表は「能代市や郡南部3町(琴丘、八竜、山本)の合併協議の申し入れについては住民の声をもっと聞くべきだった」と話している。
 町長リコールと議会解散請求は、有権者の3分の1の署名を町選管に提出後、有効と認められれば、本請求から60日以内に住民投票が実施される。

2月3日朝刊
(毎日新聞) - 2月3日16時10分更新

それぞれ何系でしょ?>明政会(8人)開政クラブ(4人)民政クラブ(3人)

http://www.hokuu.co.jp/2002kiji/12gatu16nitikara.html
●市議会、定数26と28を提案
 能代市議会の議員定数(現行28)を定める条例制定案は、17日の12月定例議会・本会議で2議席削減した「定数26」、現状維持の「同28」の二つの議会議案が提案される。削減案は先に足並みをそろえた明政会(8人)、社会民主連合(4人)、開政クラブ(同)、公明党(1人)に態度を保留していた民政クラブ(3人)も賛成に回る意向を示し、賛成多数で可決される見通しだ。


能代山本8市町村が約3分の1を占めトップ、八森・峰浜、能代・八森・峰浜の順で続いたそうだが,能代山本8市町村が崩れた場合の結果はどうなんだろ?八森・峰浜より能代・八森・峰浜の方が多くなるのではないだろか?

http://www.hokuu.co.jp/2002kiji/12gatu16nitikara.html
●単独存続27%に/峰浜村合併アンケ
 峰浜村は、市町村合併住民意識調査の結果をまとめた。それによると、合併を望んでいたのが49%と半数を割ったもののトップで、合併せずに存続を求めたのは27%だった。合併は30〜60代が多く求め、10〜20代で少なかった。合併する場合のパターンでは能代山本8市町村が約3分の1を占めトップ、八森・峰浜、能代・八森・峰浜の順で続いた。

1461とはずがたり:2005/02/04(金) 16:50:18
<東北・北海道>

合併・自治のかたち:津別町議会委、法定協離脱を了承 3日議会に正式提案 /北海道
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050201-00000127-mailo-hok

 北見市など5市町村の合併の是非を問う網走管内4町の住民投票で唯一反対が上回った津別町は31日、町議会市町村合併問題検討特別委員会を開いた。この中で工藤一義町長は「投票結果を尊重して1市4町の法定協を離脱したい」と述べ、了承された。3日開会の臨時町議会に「オホーツク圏北見地域合併協議会」(会長=神田孝次・北見市長)からの離脱を正式に提案する。一方、北見市、留辺蘂町、端野町、常呂町は2日までに、それぞれ議会を開き、30日の住民投票、市民意向調査の結果を首長が行政報告する。その後合併協で、津別町の離脱後の解散、新設、合併の枠組み変更などが検討される見通し。

2月1日朝刊
(毎日新聞) - 2月1日16時4分更新

1462とはずがたり:2005/02/04(金) 21:48:26
<東北・北海道>秋田県横手平賀地域

なんにせよ凄いね。

誓約書携え「お願い行脚」へ/合併協復帰求め増田町
http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20050203n

 横手平鹿合併協議会(会長・五十嵐忠悦横手市長)への復帰を求めている増田町の町議会全員協議会が3日、開かれた。同町の受け入れに難色を示している7市町村に対し、町議15人全員が「合併議案を絶対多数で可決する」とする誓約書を提出し、あらためて復帰を申し入れることを決めた。4日と7日、町議のほぼ全員が石山米男町長とともに、各市町村に「お願い行脚」する。

 誓約書は、増田町が合併協を離脱したことを7市町村にわびた上で、「町民の大多数が望む横手平鹿一体の合併成就に向け、議員一人ひとりが責任を持って全力を注ぐ。合併議案は絶対多数で可決することを確約する」などという内容。最終的に全会一致で了承。議会で多数派を占め合併に反対してきた自立派町議が“白旗”を揚げた形だ。

 全員協には、入院中などで自立派の2人が欠席。このため、大石康悦議長らが2人を訪ねて署名・押印してもらい、4日までに15人全員の誓約を取り付けるという。誓約書は各首長と各議会あて。
 また赤津正雄副議長は「前議長とともに、民意に反して自立を主導してきた責任を取る」として副議長辞職願を大石康悦議長に提出した。大石議長はこの日は保留したが、次回開催の本会議に合わせ許可するという。

(2005/02/03 20:46)

1463とはずがたり:2005/02/04(金) 21:51:00
<東北・北海道>秋田県能代山本地域

お,能代に求心力か?

能代市との合併問う投票求める/八竜町の住民
http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20050203m

 八竜町の住民2人が3日、能代市との合併の是非を問う住民投票の実施を求め、条例制定請求書と条例案を佐藤亮一町長あてに提出した。能代山本合併協議会の解散を受け、新たに山本郡南部3町(琴丘、山本、八竜)の合併に向け検討が進む中、「能代市との合併を望む声も多いのに、町民の意向を確認しないまま町と議会が3町合併に進むのは納得できない」としている。

 請求書を提出したのは元中学教諭の高橋秀雄さん(75)と元高校教諭の清水与十郎さん(65)。町役場で会見した2人は「能代市とは経済、生活全般で密接なつながりがあり、能代山本7市町村での合併実現を期待していた」「民意を問わないまま南部3町が合併すれば、将来に禍根を残す」などと述べた。

 2人は同日、署名集めのための請求代表者証明書の交付も申請、町は近日中に交付する予定。
(2005/02/03 20:00)

1464とはずがたり:2005/02/05(土) 11:13:07
<東海>愛知県
大体244人で一つの自治体というのは贅沢である。

※新城市,北設楽郡東栄町,設楽町,津具村,豊根村,富山村南設楽郡鳳来町,作手村の8市町村で研究会設置:2002/6/1
├→新城市 2005.10.1 新城市, 南設楽郡 鳳来町,作手村
| ※3市町村で法定協議会設置:2003/7/17

※北設楽郡 東栄町,設楽町,津具村,豊根村,富山村と5町村で任意協議会設置:2003/7/1
※新町役場の位置を巡り協議が難航,任意協議会解散:2003/12/26

├→設楽町2005.10.1北設楽郡 設楽町,津具村※2町村で法定協議会設置:2004/4/13

※北設楽郡 東栄町,豊根村,富山村と3町村で任意協議会設置:2004/5/13→解散:2004/8/31

豊根村2005.11.27北設楽郡 豊根村,富山村
※北設楽郡 豊根村,富山村2村で法定協議会設置:2004/11/10


合併は11月27日/富山村と豊根村
http://mytown.asahi.com/aichi/news02.asp?c=36&amp;kiji=615
  富山村の豊根村への編入合併を話し合う法定合併協議会は、両村の合併期日を11月27日とすることで合意した。3月16日に合併調印式を予定しており、その後、両村議会の議決を経て県知事に合併を申請する。

(1/30三河版)
(1/31)

全国最少・富山村の豊根村編入
「延命」合併 なお道半ば
http://mytown.asahi.com/aichi/news02.asp?c=36&amp;kiji=565

  「独立か」「合併か」。人口224人(10月末現在)と離島を除けば全国最少のミニ村・富山村が選んだ道は、隣接する豊根村への編入合併だった。5日、両村長が法定合併協議会の初会合を16日に開くことを明らかにした。合併特例法の適用期限となる3月末までの合併申請を目指す。合併すれば、人口規模は約1600人。全国最小単位での合併には「延命策に過ぎず、更なる合併が必要」との見方もある。

国・県の財政支援に期待

  「合併せずに単独で頑張れないのか」

  富山村には時々、村外や県外から激励の声が届く。今年1月、「村が合併するまでやりたい」と異例の公約を掲げ無投票で6期目の再選を果たした川上幸男村長(76)も「自分が若ければ、単独を考えた」と、胸中を明かしたことがあった。

  富山村の合併協設置は2年前の奥三河地域8市町村による協議から始まり、任意協を含めて今回が4度目。現行の合併特例法による合併は今回が最後の機会だった。

  村財政は、国の交付税や補助金の削減で圧迫されている。村の03年度一般会計予算は、歳入総額6億8500万円のうち自主財源の村税はわずか3%。これに対し地方交付税は42%。補助金は10%弱も占め、「三位一体」の重圧がのしかかる。

  一方、人口1414人(1日現在)の豊根村も03年度の歳入総額は約26億円。自主財源比率は20〜30%台にとどまる。

  両村が「駆け込み合併」を目指す背景について、豊根村の熊谷卓也村長は「財政的な要因が大きい」。合併特例債の償還の7割に地方交付税が充てられるなど財政支援措置をあてにする。

  しかし、合併しても自主財源が増えるわけではなく、総務省が合併の目的として示した「行財政基盤の強化」という課題の解決には至らない。

  合併を推進する県は「(合併によって)少しでも生き延びていただくしかない」とする一方、「今後、一回り大きな合併を考えてもらいたい」とし、周辺市町村とのさらなる合併構想をちらつかせていた。

(11/6三河版)
(11/8)

1465とはずがたり:2005/02/05(土) 11:35:45
<東海>愛知県海部郡

それにしても名西と愛西と個性の欠片も無い自治体が増えるのはどうかねぇ。
名西は名古屋市編入期成同盟会みたいなものだから将来的には消える地名だからまぁよしで有るが甚目寺を排除したのは甚目寺が名古屋との合併に消極的だから?
愛西は津島市編入断乎拒否連盟みたいなものだからそもそもそのゲリマンダーチックな版図が醜悪。早々に津島と合併して津島市若しくは海部市で良かろう。

七宝の地名存続へ 一部例外も認める
「名西市」住所表記法決定
http://mytown.asahi.com/aichi/news02.asp?c=36&amp;kiji=605

  大治町、七宝町、美和町の法定合併協議会が14日開かれ、新市の住所表記は、新市の名称「名西(めいせい)市」に、現在の住所から旧町名などを削除したものを続けることが決まった。ただし、この方式だと「七宝」の地名が消える七宝町の要望で、例外も認めることになった。同町は一部の地域を「名西市七宝」にするなどの案を検討するという。

  今回決まった方式では、例えば大治町役場の住所は「大治町大字馬島字大門西」から「名西市馬島大門西」となる。

  七宝焼の産地として全国的に知られる七宝町だが、大字や字では「七宝」とつく地域はない。そのため、粂野章町長が「七宝という地名を残したい」と協議会で要望して、ほかの2町選出の委員も了承したという。

  同町は「今後、住民説明会などを通じて町民の意見も聞きながら、どのような形で『七宝』の名を残すかを検討したい」としている。

(1/15尾張近郊版、名古屋版)
(1/17)

1466とはずがたり:2005/02/05(土) 12:19:52
<東北・北海道>秋田県仙北北部

生保内と西木で田沢湖町でいいだろ。主たる事務所を西木というのも小さい西木の過疎を防ぐためにも良いのではないか。

但し生田・神代(神代村)は角館町中心街に近いし夏瀬は田沢湖よりで捻れも。昭和の大合併の経緯が知りたい所。


田沢湖町の誕生
http://www.town.tazawako.akita.jp/01_kaiteki/01_rekishi.html
 昭和31年9月30日、生保内町(28年町制)、田沢村、神代村の三町村が合併して「田沢湖町」が誕生、翌年12月には役場庁舎も落成しました。新しい町の誕生は、交通網整備の大きな弾みとなりました。

3町村の新市名は揉めに揉めて仙北市になったが北浦市とかでも良かったのではないか?,まぁもう遅いけーが。。

角館町と北浦地方の歴史
http://www.town.kakunodate.akita.jp/

みちのくの小京都と呼ばれる角館町は、元和6年(1620)芦名義勝によってつくられ、秋田藩のなかで最も大きな城下町として発展してきました。武家町と町人町に分けられた町並みは、380余年を経た今もほとんど変わらず、まさに歴史の息づいている町です。現在、角館町周辺に伝わる北浦という呼称は、戦国時代末期に出羽国の郡名として登場します。当時は戸沢氏の勢力下にあって仙北北浦郡とも称し、太閤検地の際には豊臣秀吉も「出羽国仙北之内北浦郡」として4万石余りを認知しています。後年、山本郡および仙北郡と改称されますが、その名は北浦地方や前北浦・奥北浦などとして今に残っています。因みに男鹿半島にある北浦村とは、歴史も由来も異なるものです。

関ヶ原後の大名配置により…角館にはかつて会津の雄であった名族芦名義勝(佐竹義宣の弟)が佐竹氏より1万5千石を与えられ居住することになった。芦名義勝は、城下町建設にあたって、義宣の久保田城下建設(現秋田市)と同じ考えのもとに進めるが、城山(古城山)の北東にあった城下を座標軸に180度回転させ現在の角館町を町割りしつくりあげた。芦名氏は3代51年で断絶、後任には佐竹氏一門の筆頭格の佐竹義隣(佐竹北家)が所預として入部し、幕藩体制の終る明治まで佐竹氏の時代が11代213年間続いた。明治22年町村制施行とともに角館町、中川村、雲沢村、白岩村が誕生、昭和30年に4ヶ町村が合併し、現在の角館町が誕生した。

合併新町名に「田沢湖」付す/西木村長、住民に方針示す
http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20050205e

 角館町が田沢湖・角館・西木合併協議会からの離脱を表明したのを受け、田沢湖町との2町村合併を模索している西木村で4日夜、村と村議会合同の住民説明会が始まった。田代千代志村長は田沢湖町との合併に理解を求めるとともに、「新町の名称には両町村が共有する『田沢湖』を付け、分庁方式を前提に主たる事務所の位置を西木村役場としたい」との考えを示した。

 初日は上桧木内地区の紙風船館で行われ、約35人が参加。田代村長と佐藤善宗議長が「自立は困難。3月末の合併申請期限をにらみ、田沢湖町と合併の準備を進めた方がいいという結論に達した」などと述べた。

 説明会はこの日を含め、8日まで計3カ所で行われる。

(2005/02/05 10:20)

1467とはずがたり:2005/02/05(土) 12:32:42
<東北・北海道>秋田県横手平鹿地域
>>1462
空気は冷ややかのようだ。
増田は十文字と合併協議をするなど単独指向が強かったがこの豹変ぶりはいったい何?
こんな無様に頭下げるなら最初から気持ちよく合併推進すりゃあいいのに・・。
まぁこういう場合しこりが残ってうまく行かない場合が多いが(川口と鳩ヶ谷はどうなったのかな),住民を第一義に考えて何とか合併しろや。。

合併復帰へお願い行脚/増田町長ら6町村訪問
http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20050205c

 横手平鹿合併協議会(会長・五十嵐忠悦横手市長、7市町村)への復帰を求めている増田町は4日、町議会議員13人が石山米男町長と共に平鹿郡6町村を回り、合併議案を可決する旨の誓約書を各首長と議長に提出。一同が頭を下げて受け入れに理解を求めた。残る横手市には7日に訪問する。

 入院中などの2人を除く町議13人と石山町長は同日午前8時40分ごろ、マイクロバスで同町役場を出発、十文字町を皮切りに「お願い行脚」を行った。

 訪問先で、大石康悦議長は「大多数の町民が望む合併に、不退転の決意で臨む。議員個々の主義主張はもうない」と理解を求めた。

 こうした対応を評価する首長がいた一方、「誓約書は法的拘束力がなく確約にはならない」「むしろ自立を主導してきた立場の人が政治責任を取るべきだ。このままでは信頼回復には至らない」などと難色を示す首長や議員もおり、増田町の受け入れが容易ではないことをうかがわせた。

(2005/02/05 09:53)

1468とはずがたり:2005/02/07(月) 00:30:14
<九州・沖縄>福岡県久留米市

合併の実現を評価した上で苦言も呈させていただく。
ちょっとはしゃぎ過ぎちゃうか。
>新市議会は旧町議58人に約2年3カ月の在任特例が適用された。
>報酬月額は旧町議が1.5倍になり、旧市議との差が約20万円に縮小。
>「巨大議会」のための臨時本会議場などの整備に1億円を費やした。
>合併特例債を主な財源に、旧4町に体育館など「箱もの」を次々と建設する計画が策定され、
>市債残高の大幅増が見込まれる
議会をまず解散させ,街づくり計画も縮小せよ!
拙速なハコ物作りは補助金を与える日本国の財政に打撃を与えるばかりでなく,公共事業に依存した地域経済を作り上げる弊害が大きすぎる。

新「久留米市」誕生、人口30万人突破 中核市めざす
http://www.asahi.com/politics/update/0205/005.html

 福岡県久留米市に5日、近隣の田主丸、北野、城島、三潴の4町が編入合併し、新「久留米市」が誕生した。人口は1.3倍の約30万6000人となり、08年度に県庁所在地以外で九州初の中核市移行をめざす。市議会の議員数は九州最大の94人となる。同日は合併記念式典が市民会館で開かれた。

 新市は筑後川に沿って東西に長く広がり、面積は旧市の1.8倍の約230平方キロメートル。都市計画など県に近い権限が得られる中核市移行を視野に、九州新幹線駅の10年度開業に向け市街地整備などに取り組む。旧4町には役場の代わりに総合支所を置き、窓口業務のほか施策や予算作りなどに権限を持たせる。

 新市議会は旧町議58人に約2年3カ月の在任特例が適用された。報酬月額は旧町議が1.5倍になり、旧市議との差が約20万円に縮小。「巨大議会」のための臨時本会議場などの整備に1億円を費やした。

 合併特例債を主な財源に、旧4町に体育館など「箱もの」を次々と建設する計画が策定され、市債残高の大幅増が見込まれるなど、新市の抱える課題は多い。

 式典には1市4町の関係者や地元国会議員ら約1300人が出席。江藤守国市長は「地域と心の境界をなくし、市民や議会と一体になって新市の躍進に総力を結集したい」と述べた。

(02/05 12:28)

1469とはずがたり:2005/02/07(月) 00:38:01
<九州・沖縄>福岡県嘉穂郡南部

洒落た名前にするなぁと思ったら(嘉穂郡だし山田市は小さいし嘉穂市になるかと思っていた),嘉穂郡が出来る前の名前なのか!

http://www.vill.houshuyama.fukuoka.jp/~ytaguchi/
第二のふるさと稲築町は「嘉麻市」になります。

嘉穂南部1市3町合併協議会のホームページで、私の第二のふるさと・稲築町が「嘉麻市」になることを、最近知りました。嘉穂南部1市3町とは山田市、嘉穂町、碓井町と稲築町です。我が母校・稲築(現・稲築志耕館)高校の校歌二番には「河原に萌ゆる若草よ よどまぬ流れ嘉麻川の」と歌われています。我々が学んだ校舎のすぐ裏手を「嘉麻峠」の中腹から流れ出た「嘉麻川」が流れていました。この「嘉麻川」はお隣の飯塚市で穂波川と合流し、遠賀川となり、玄界灘に流れ込んでいます。(詳しくは「第二のふるさと 筑豊 〜 私の青春の門・筑豊編 〜」「福岡県立稲築(現・稲築志耕館)高等学校 第11期生還暦同期会」を御覧下さい)
嘉穂南部1市3町合併協議会  http://www.kahonanbu.com/main.htm

新市名称“嘉麻市”に決まる〜山田市など1市3町合併協
http://kyushu.yomiuri.co.jp/nsurf/nsurf40t/nsu40t12/nsu40t1225a.htm
本庁舎は碓井町役場に〜嘉穂南部1市3町合併協提案
http://kyushu.yomiuri.co.jp/nsurf/nsurf40t/nsu40t01/nsu40t0113d.htm

市町村合併情報  http://www3.ocn.ne.jp/~ji7dpi/materials/merger/Area_6.htm

嘉麻郡と穂波郡は明治29年に合併して、嘉麻の「嘉」と穂波の「穂」をとって嘉穂郡になった。それまでは鯰田、川嶋、立岩、栢森、下三緒、上三緒は嘉麻郡に属し、吉北、庄司、中、津嶋、柳橋、目尾、幸袋、川津、片嶋、横田、伊岐須、伊川、飯塚、徳前、薦田(菰田)、花瀬、潤野、八木山、建花寺、蓮台寺、大日寺、明星寺は穂波郡に属していたそうです。
山田市公式ホームページ  http://www.city.yamada.fukuoka.jp/

碓井町役場公式ホームページ  http://www.town.usui.fukuoka.jp/

嘉穂町役場公式ホームページ  http://www.kaho.org/

稲築町役場公式ホームページ  http://www.town.inatsuki.fukuoka.jp/

福岡県嘉穂郡嘉穂町になるまで(嘉穂町屏在住 籾井正己氏)  http://www.kaho.org/f/16-06.htm#tu

山田市の歴史  http://www.city.yamada.fukuoka.jp/yamada/shishi/rekishi.htm

筑前国守として嘉麻郡に赴任した山上憶良は、神亀5(728)年7月21日、稲築町鴨生あたりにあった郡役所で、有名な『子らを思う歌』を含む嘉麻郡三部作を選定したと言われている。
『しろがねも くがねも玉も 何せむに まされる宝 子にしかめやも』(万葉集巻五 山上憶良)

山上憶良万葉歌碑  http://www.chikuho1.com/okuraen/kanamaru.htm

「嘉麻市」のスタートは、2006年3月27日だそうで、この日以降、私の本籍は「嘉麻市」ということになります。本籍は「嘉麻市」になりますが、私は「生まれも育ちも東峰村宝珠山」であります。

1470とはずがたり:2005/02/07(月) 10:01:33
<長野県>上田・依田窪地域

「上田市域」「依田窪」「長門町・和田村」依田窪ってどんな由来の市名だ?

上田市 2006.3.6
上田市, 小県郡 丸子町,真田町,武石村
★上田市・丸子町・真田町・武石村合併協議会(法定)…■

依田窪市 2006.3.6
小県郡 丸子町,長門町,武石村,和田村
★丸子町・長門町・武石村・和田村合併協議会(法定)…◆

長和町 2005.10.1
小県郡 長門町,和田村
★長門町・和田村合併協議会(法定)…▲
☆長門町・武石村・和田村任意合併協議会(任意)(2003/7/31解散)…△

上田市■, 小県郡 丸子町■◆,真田町■,武石村◆■,長門町◆▲,和田村◆▲

新「上田市」へ前進/丸子・真田で住民投票
http://mytown.asahi.com/nagano/news02.asp?kiji=5096

 上田小県地域の合併の枠組みや是非を問う小県郡丸子町と真田町の住民投票が6日、両町で投票された。即日開票の結果、丸子町では「上田市域4市町村」(上田市、丸子町、真田町、武石村)が最も多く、真田町でも上田市域の合併について「必要」が「不必要」を上回った。「依田窪4町村」(丸子町、長門町、武石村、和田村)の枠組みは破綻(はたん)した。新「上田市」の実現は、?日の武石村の住民投票の結果次第だが、同村では合併を望む住民の声が多く、実現に向けて大きく前進したといえる。

 上小地域では、「上田市域」「依田窪」「長門町・和田村」の三つの法定合併協議会が並立しており、今回の住民投票の結果は、同地域の合併の行方を大きく左右するとして注目されていた。

 丸子町の投票資格者は、86年4月1日以前に生まれ、3カ月以上居住する永住外国人を含む町民で、投票日当日の有資格者数は1万9720人。真田町の投票資格者は町内の有権者で、投票日当日の有資格者数は9266人。投票率はそれぞれ68・60%、74・31%だった。

 上田市域は02年12月に任意合併協議会を設置、昨年6月に法定協に移行した。依田窪は住民発議の同一請求により、昨年7月に法定協を設置した。すでに新市名をそれぞれ「上田市」「依田窪市」と決め、06年3月6日の合併を目指している。丸子町は、上田市域と依田窪の両法定協に参加してきた。

 今回の住民投票に向けて、丸子、真田両町は、1月上旬から町内各地で住民説明会や懇談会を開催。また、住民団体も活発な運動を展開した。上田市域では4市町村の合併推進派を糾合した「市町村合併を真剣に考える会」が結成され、丸子町では依田窪での合併を訴える「依田窪合併推進連合」が発足。チラシを配ったり、遊説車を走らせたりして主張を訴えた。
(2/7)

1471とはずがたり:2005/02/07(月) 12:04:01

<北陸>石川県

>>1456
川北町は能美郡だったが能美市に加わらず。
形状からみても白山市に加わるのが自然な形ではないか?白山市は松任が名前で石川郡に配慮(鶴来町以下白山山麓)する一方で市役所を松任に持ってきた感じか?北陸鉄道沿線と北陸本線沿線で地域的に分断されてる感じがする上に,野々市・川北に挟まれてややくびれている。
http://www.mapion.co.jp/html/map/web/admi17.html

石川県
白山市 2005.2.1
松任市, 石川郡 美川町, 鶴来町, 河内村, 吉野谷村, 鳥越村, 尾口村, 白峰村
☆松任・石川広域合併協議会
※松任市,美川町を除く6町村で研究会設置:2002/3/7
※松任市が野々市町を含めた石川郡8町村に合併協議を申入れ(7/5)
※新市名最終候補5点:いしかわ,新石川,手取,手取川,白山
※8市町村で準備会設置:2002/12/17

能美市 2005.2.1
能美郡 根上町, 寺井町, 辰口町
☆根上町・寺井町・辰口町合併協議会
※準備会設置:2002/11/1
※法定協議会設置:2003/1/1
※新市名最終候補2点:能美,手取(てどり)
※新市名:能美市(のみし)
※市役所:寺井町役場
※合併協定調印式:2004/5/22
※能美郡川北町は単独町制継続へ

1472とはずがたり:2005/02/07(月) 12:56:06
<東北・北海道>青森県

この辺の難所というと矢立越えが思い浮かべられるが大釈迦越えもなかなか難所なんですね。
この難所を挟んで青森市と言う事で反対運動にも熱が入ると云うことか。。

貨物列車が雪で立ち往生/特急6本が運休
http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20050207h

 7日午前4時40分ごろ、青森県内のJR奥羽線大釈迦―鶴ケ坂間で上り貨物列車が雪を抱き込み、動けなくなった。

 この影響で同日午前11時現在、特急「いなほ8号」、同7号、特急「かもしか2号」、同3号、臨時特急「かもしか92号」、同91号の計6本が運休した。

(2005/02/07 11:34)

選挙:浪岡町長選 共産党が政策協定、古村一雄氏の推薦決定 /青森
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/aomori/senkyo/news/20050129ddlk02010129000c.html
 共産党津軽地区委員会は28日、加藤新吉前町長(69)の失職に伴う浪岡町長選(2月13日投開票)で、前町議の新人、古村一雄氏(60)=無所属=と政策協定を結び、推薦を決めたと発表した。

 政策協定は(1)住民無視の青森市との合併は白紙撤回する(2)合併は住民投票で決める−−など。

 町長選は加藤前町長と古村氏の一騎打ちの公算が大きいが、千葉浩規・地区委員長は「解職住民投票で多くの町民は『合併ノー』を選択したと判断した。古村氏は住民運動の先頭に立った点や誠実な人柄が評価できる」と話した。
毎日新聞 2005年1月29日

選挙:浪岡町長選 古村一雄前町議を推薦−−社民党県連 /青森
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/aomori/senkyo/news/20050113ddlk02010212000c.html

 社民党県連は12日、常任幹事会を開き、町長解職に伴う浪岡町の出直し町長選(2月8日告示、13日投票)で、前町議、古村一雄氏(60)の推薦を決めた。古村氏は、加藤新吉前町長を解職に追い込んだ「住民投票を求める会」事務局長で、既に出馬表明しており、選挙は両氏の一騎打ちの公算が大きい。

 推薦理由について井上浩県幹事長は「住民投票実現など、直接請求権を活用した『求める会』での活動を評価した」と語った。古村氏は元社民党員。町長選出馬にあたり離党していたが「党員時代に十分な実績があったことも推薦につながった」(井上県幹事長)という。

 社民党の推薦が決まったことに対し古村氏は
「応援はありがたい」と語った。
毎日新聞 2005年1月13日

選挙:浪岡町長選 出直し町長選、加藤新吉氏が立候補表明 /青森
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/aomori/senkyo/news/20050109ddlk02010121000c.html
 ◇「合併に対し町民の理解を」

 青森市との合併を争点にした町長解職の住民投票で失職した浪岡町の加藤新吉前町長(68)が8日、出直し町長選(2月8日告示、13日投票)への立候補を表明した。出馬理由について加藤前町長は「自分は合併に対し責任がある。3月31日までに残された重要課題を解決し、合併に対し町民の理解を得たい」と説明した。

 加藤前町長は、青森市で8日に開かれた佐々木誠造・青森市長の後援会の新年会に出席し、記者団の取材に対し出馬を明言した。「支援団体からの要請も考慮し7日朝に出馬を決めた。12、13日ごろ正式に記者会見を開きたい」と語った。

 出直し町長選には「住民投票を求める会」事務局長で、青森市との合併に抗議し昨年12月に町議を辞職した古村一雄氏(60)がすでに出馬表明しており、両者の一騎打ちとなる公算が大きくなった。
毎日新聞 2005年1月9日

1473とはずがたり:2005/02/07(月) 21:43:02
<中国・四国>徳島県

まーまー。

新・阿南市へ「ゴー」 合併賛成が多数
http://mytown.asahi.com/tokushima/news02.asp?kiji=4721

 阿南市、那賀川町との合併の是非を問う羽ノ浦町の住民投票が6日、町内6カ所であり、同日夜に町福祉センターで即日開票された。その結果、合併賛成票が過半数に達し、新「阿南市」構想に住民の「ゴー」サインが出た。投票対象者数は9808人、投票率は58・84%だった。

 投票結果に拘束力はないが、賛成多数を受けて、数藤善和町長は「町民が自分たちの町の未来に関して意思表示した。この結果を真摯(しんし)に受け止めて、合併を積極的に推進していきたい」と話した。
 
 同町は9日の第9回合併協議会で住民投票の結果を報告。15日以降に阿南市や那賀川町と来年3月の合併を目指した協定書に調印し、3月議会で合併関係議案の議決を求める方針。
 
 同町は昨年9月議会で合併の是非を問う住民投票条例について審議。住民アンケートで合併に対し、賛成が40・3%、反対が38・3%と拮抗(きっこう)したこと、法定委員の数が3市町間で不均衡だったことから、「民意の再確認が必要」と実施を決めた。

 投票は新阿南市発足に賛成か反対か、いずれかの欄に「○」をつける方式で実施した。投票率が50%に達しなかった場合は不成立とし、開票しない予定だった。

 3市町の合併協議会は、04年9月に発足。2月1日まで8回の会合で、阿南市への編入合併▽新市の名称は「阿南市」▽新事務所は現在の阿南市庁舎に置く、などと合意している。
(2/7)

1474とはずがたり:2005/02/07(月) 22:25:15
<東北・北海道>青森県大間地区

おお,大間地区三町村合併へ漸進!?
あくまで一歩前進に過ぎないのだが。町長の後ろ向きな発言何とかならんのかね?
原発誘致で入ってくる金を独り占めしようとは情けない。教育基本法の改正して自分のことばっか考えてないでで地域のために行動する公共心でも涵養したらどうかw

2005年2月7日(月)
3町村合併特別委を設置/大間
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2005/0207/nto0207_16.asp

 大間町議会(定数一六)は七日、臨時議会を開き、風間浦村、佐井村との三町村合併を調査・検討する特別委員会の設置を賛成多数で可決した。合併特例法の期限である今年三月末までにも知事申請をする方向で、検討する。同町議会は昨年九月、風間浦、佐井両村議会が申し入れていた三町村での合併協議について「現時点で必要ない」と公文書で回答したが、四カ月半で方針転換した。

 風間浦、佐井両村議会が一月三十一日、大間町議会に対し、三町村の枠組みでの合併協議を申し入れたことを受けて、あらためて協議した。

 質疑では「原発を含め、将来を考えると三町村の協力は不可欠」などの合併賛成意見と「五十日間で合併をまとめるのは住民を愚弄(ぐろう)する無責任な発言」などの反対意見が拮抗(きっこう)。清水潔議長を除く十五人で採決した結果、賛成九、反対六で設置が決まった。

 議決後、金澤満春町長は、町としては単独で行く姿勢を崩していない考えをあらためて示した。その上で、約五十日間で知事申請を目指す議会の方針について「時間がない中でああいう話をされるのは、ふに落ちない」と話した。

 大間町、風間浦村、佐井村は二〇〇三年二月に三町村での合併を検討することで合意。以後、研究会を設立するなどして検討したが、それぞれが同年夏までにむつ市などとの大同合併を選択した経緯がある。

1475とはずがたり:2005/02/08(火) 12:40:48
<東北・北海道>秋田県横手平賀地域

此処迄したんだから入れてあげようよ。

増田町前議長が議員辞職へ/合併協復帰問題
http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20050208b

 横手平鹿合併協議会(7市町村)への復帰を求めている増田町の議会全員協議会が7日開かれ、合併に反対してきた高橋健一前議長(71)が議員辞職することを表明、大石康悦議長に辞職願を提出した。

 高橋前議長は「民意に反して自立を主導してきた責任を取る」として先月31日に議長を辞職していたが、7市町村からは「町議会からの誓約書提出などの対応を含めても、信頼回復には至っていない」など受け入れに難色を示す声が多く、事態を打開するために議員辞職を決断したものと見られる。7市町村は、7日を期限に増田町に具体的な対応を求めていた。

 高橋前議長は昭和39年に町議初当選以来、連続11期目。辞職願は10日付となっており、大石議長は許可する意向。また、大石議長はこの日、赤津正雄副議長が提出していた副議長辞職願を許可した。
(2005/02/08 08:41)

1476とはずがたり:2005/02/08(火) 13:15:21
<長野県>
このパターンはこじれると間違いなく破談。。
駒ヶ根そのものも行政区画名としては新しい物だし(昭和29年赤穂町は市制を施行し、駒ヶ根市となるhttp://gappeikyou.jp/modules/condition/),山由来の綺麗な地名だし,なんとか駒ヶ根で行って欲しいところ。

赤穂市にしとけば今度すっと駒ヶ根市となったのでしょうけど,播州赤穂があったから止めたのかな?伊那赤穂とかにしとけばねぇ〜。

新市名で意見分かれる 駒ケ根市、飯島町、中川村法定合併協会」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050208-00000002-cnc-l20

[長野県] 駒ケ根市、飯島町、中川村法定合併協議会の新市名称候補選定小委員会は7日、新市名称アンケートの結果を公表した。駒ケ根市では「駒ケ根」が過半数に達した一方、飯島、中川両町村では「伊南」が多数を占め、自治体間での名称に対する考え方の違いが浮き彫りとなった。

 アンケートは1月20日から2月6日まで行われ、6候補から各世帯2点以内を選んだ。回収率は駒ケ根市11・31%(1355世帯)、飯島町15・59%(530世帯)、中川村19・61%(304世帯)だった。

 駒ケ根市では従来通り「駒ケ根」が996票で全体の53・98%に達した。住民からは「名称を変えたくない」といった要望が多かった。

 一方、飯島町で231票(28・87%)、中川村で148票(32・38%)を集めて「伊南」がトップだった。対等合併とは言え、両町村には駒ケ根市に吸収される思いを持つ住民も多く、「駒ケ根だけは避けたい」との思惑が働いた。

 小委員会では結果をどの程度参考、尊重するのか議論し、「合併に亀裂が生じないよう、新市を育てていきたいと思える名称を選ぶべきだ」といった意見が出された。

 堀越幸夫委員長は「各地区の懇談会の関心が高かっただけに回収率が2割にも満たなかったことは意外だった」と話した。この日は結論が出ず10日に再度協議する。

 各市町村の結果は次の通り(数字は票数)。

 ▽駒ケ根市(総数1845、無効16) (1)駒ケ根996(2)伊南226(3)中央アルプス221(4)駒美171(5)美駒138(6)駒ケ岳77

 ▽飯島町(総数800、無効4) (1)伊南231(2)中央アルプス168(3)駒ケ根152(4)美駒123(5)駒美63(6)駒ケ岳59

 ▽中川村(総数457、無効3) (1)伊南148(2)中央アルプス112(3)美駒69(4)駒ケ根67(5)駒ケ岳、駒美29
(中日新聞) - 2月8日11時22分更新

1477とはずがたり:2005/02/08(火) 14:14:20
<北陸>富山県黒部市

よしよし順調だねぇ。

2005 年 02 月 02 日 18:00
黒部市、宇奈月との合併へ動き出す
http://www2.knb.ne.jp/news/20050202_2114.htm

 黒部市議会は合併および行革等特別委員会を開き宇奈月町との合併に向けて協議しました。

 このなかで堀内市長は宇奈月町との合併協議会について今月10日までに設置する方針をあらためて強調し協議会事務局は宇奈月町に置く考えを示しました。 

 これに対して委員からの異論はなく、今後、宇奈月町からの報告を待って今月7日に再度、特別委員会を開くなどして法定合併協議会を設立する方針を確認しました。

 このあと今月10日に予定されている臨時議会に堀内市長が法定合併協議会設立の議案を提出する見通しで、黒部・宇奈月の一市一町合併は本格的に動き出すことになります。

2005 年 02 月 02 日 15:37
宇奈月町議、黒部との合併前進へ
http://www2.knb.ne.jp/news/20050202_2108.htm

 宇奈月町議会は2日、黒部市との1市1町の合併について、今月10日に臨時議会を開いて法定協議会の設置を承認することを全員一致で決めました。
 これは2日の議員協議会で決まったものです。
 2日の協議会では、黒部市との対等合併とし、庁舎は分庁舎方式とする、新しい市の設立時には現在の議員がそのまま残る在任特例を使い、その後の1回目の議員選挙は黒部と宇奈月に分けた中選挙区制とすることなどを宇奈月町議会として要望することを条件に法定合併協議会設立を認めることを申し合わせました。
 また今月10日に招集する予定の臨時議会では、合併特別委員会を設置する方針です。
 宇奈月町議会が法定協議会設置の承認に踏み切ったことで、黒部・宇奈月の一市一町合併は大きく前進することになり、中谷町長は「大きな前進。時間はあまりないが間に合うようにせいいっぱいやっていきたい」などと述べました。

1478とはずがたり:2005/02/08(火) 14:26:17
<北陸>富山県射水市

よし!これで富山県の合併は峠を越えたぞ。
大成功と云って良いのではないか?
新市→富山市・射水市・高岡市・砺波市・南栃市・黒部市(4市町で合併協議中に魚津に参加を呼びかけ)
単独市制→滑川(単独自治継続)・魚津(滑川に合併を呼びかけ)・氷見(単独自治継続)・小矢部(単独自治継続)
単独町村制→朝日町・入善町・立山町(船橋に申し入れ),上市町(単独自治継続),舟橋村(単独自治継続)
あとは朝日と入善はどうなんだろ?

富山県の合併により衰退したといわれてる地区
津沢…小矢部に合併。商業の中心。砺波と小矢部の間
水橋…富山市に合併。富山と滑川の間
あとどっかあったかな?

2005 年 02 月 08 日 11:22
庁舎調整案、新湊議会了承、小杉町議受け入れる
http://www2.knb.ne.jp/news/20050208_2171.htm

 射水地区5つの市町村の合併で最後の協議項目として残っていた合併後の庁舎の位置について新湊市議会は8日、「市長が常駐する場所を小杉町役場に、議会を新湊市役所に置く」とする調整案を全会一致で受け入れることを決めました。

 新湊市議会の市町村合併特別委員会が8日開かれ、合併後、当面分庁方式となる庁舎の位置について「市長が常駐する場所を現在の小杉町役場に議会を現在の新湊市役所に置く」とする調整案について協議しました。

 新湊市議会は、先月からこの調整案に賛成・反対で意見が割れて結論を持ち越してきました。

 8日の委員会では、立野委員長が、「たいへんつらい選択だが、合併を壊すわけにはいかない」と述べて調整案の受け入れを提案し、全会一致で了承されました。

 射水地区では、大門町、大島町、下村の各議会がすでに調整案の支持を決めています。

 一方、小杉町議会も、8日、「市長は小杉町、議会は新湊市に置く」とする調整案を受け入れることを決めました。

 小杉町議会の合併問題特別委員会では、土井町長が、「合併を進めるためには調整案をのむ必要である」と述べて、議会側に協力を求めました。

 議員の中には、「市長が執務する場所と議会が別の庁舎となれば効率的な行政運営ができない」と調整案に反対する意見もありましたが、「民意を反映して進めてきた5市町村の合併を成功させるには調整案を受け入れざるを得ない」という意見が多数を占めました。

 その結果、特別委員会では、小杉町議会がこれまで主張してきた「市長も議会も小杉」という意見を変え、調整案に賛成することを決めました。

 これで9日の合併協議会では調整案が了承される見通しとなりました。

1479とはずがたり:2005/02/08(火) 16:20:53
<奈良県>

結構知事の権限が強くなるんですねぇ。
>4月以降は、知事が合併協議推勧告を出すことが出来、
>その後、勧告に基づいて講じた措置について、
>報告を求めることができるようになるほか、
>合併協議会が設置されていない場合は、設置の勧告もできる。

奈良県だと「西和市」や吉野郡内,宇陀市と曽爾・御杖など勧告して欲しい所があるな。香芝と葛城辺りもどうだ?
実際には,慎重な運用が望まれるであろうし,財政危機に陥る等が発生しないと勧告までは踏み切れないのかな。

県内市町村合併を促進−県が来年度に有識者審議会[2005市町村合併]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050208-00000009-nara-l29
 県は7日、市町村合併の推進を検討するため、有識者による審議会を来年度に設置する方針を明らかにした。合併特例法が本年度末で期限切れとなるのを受けて、合併新法に基づく新たな対応を図る。審議会は、総務大臣が合併推進のための基本指針を策定するのを受けた形で設置する。柿本善也知事は「地方分権が進む中で、仕事の質を落とさないために合併が必要。合併を進めるための検討委員会のようなものを考えている」と話し、県内の市町村合併促進を支援する。

 合併推進審議会は、合併新法の中で県が設置することを定めており、県は国の基本指針に基づき有識者らによる審議会を設置。検討結果を受けて合併の推進に関する構想を策定する。

 ただ現行の合併特例法に関しては、経過措置が講じられ、今年3月末までに申請し、平成18年3月末までに合併する市町村に対しては、同法が適用され財政支援措置も受けられるため、県は現在設置されている合併協議会については引き続き支援、協力を続ける方針。

 4月以降は、知事が合併協議推勧告を出すことが出来、その後、勧告に基づいて講じた措置について、報告を求めることができるようになるほか、合併協議会が設置されていない場合は、設置の勧告もできる。

 県内では、昨年10月1日に当麻町と新庄町が合併して葛城市が誕生。今年4月1日に奈良市と月ケ瀬村、都祁村が、同9月25日には五条市と西吉野村、大塔村がそれぞれ合併する。
(奈良新聞) - 2月8日11時2分更新

1480とはずがたり:2005/02/08(火) 16:52:12
<東北・北海道>福島県

これで市に権限が降りてくると廃県置藩な流れかねぇ。
>4市町が丹羽二本松藩の領内だったことを強調して

市町村合併:二本松など1市3町が合併調印、12月1日に新二本松市誕生
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050208-00000098-mailo-l07

 ◇二本松、安達町、岩代町、東和町
 二本松市と安達、岩代、東和町の1市3町の合併協定が7日、二本松市で調印された。4市町は15日にそれぞれ臨時議会を開いて合併を議決し、3月1日に知事に合併申請する。12月1日に対等合併による新しい「二本松市」が誕生する。
 合併調印式で三保恵一市長は、4市町が丹羽二本松藩の領内だったことを強調して、「歴史的なつながりが深い4市町が合併することで、新二本松市を飛躍させたい」とあいさつした。
 新設される二本松市は人口6万6077人(00年国勢調査)で、面積は約345平方キロ。市庁舎は現在の二本松市役所に置き、安達、岩代、東和町の各役場は新市の支所として活用する。
 4市町の議員計73人は在任特例を適用して06年6月末までそのまま新市の議員となるが、同7月以降は議員定数30に削減する。
 4市町は03年1月に任意合併協議会を設置したが、その年の6月に根本尚美前市長が収賄事件で逮捕され、合併協議が一時中断した。
 8月に当選した三保恵一市長が当初、合併に慎重な姿勢を示したことから合併実現を危ぶむ声も出たが、04年1月に法律に基づく合併協議会の設置にこぎ着けた。直接請求に基づく住民投票を同年9月に行い、合併推進派が過半数を占めたため、三保市長は合併論議を推進してきた。[生野由佳]
2月8日朝刊
(毎日新聞) - 2月8日16時15分更新

1481とはずがたり:2005/02/08(火) 17:26:29
<東海>三重県
>>1409
合併破談が地域の衰退に繋がると議会にご理解いただけたようで。
いいこんだら。河村瑞賢も喜んでる筈。

市町村合併:南勢町議会、南島町との合併を可決 10月の新町誕生に向け前進 /三重
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050208-00000007-mailo-l24

 ◇南島町との合併、一転可決
 南勢町議会は7日臨時議会を開き、先月21日の臨時議会で否決された南島町との合併に伴う関連議案を、賛成多数で可決した。既に稲葉輝喜南島、川口米人南勢両町長が調印を済ませており、10月1日の新町「南伊勢町」の誕生に向け前進した。
 臨時議会の冒頭、川口町長は「町単独の予算編成は非常に厳しい。町の将来を考え、福祉を向上させるためには合併が不可欠。(合併が成立しないと)国の合併支援事業として進めている国道260号の改良工事が遅れる」と南島町との合併を強調。続いて討論が行われ、合併反対派議員が「手元には、何の資料も届いていない。わずか2週間で、考えを変えることは有り得ない」と述べた。しかし、前回反対した議員が「否決したことで、県や各町村に対し、南勢町の信頼を落としてしまった。合併を踏み台にして、若者が元気に暮らせる幸せな町を作りたい。町の(将来)ことを考えた末、合併に賛成する」と述べた。
 採決の結果、廃置分合と財産処分は賛成9、反対6、議員定数と廃置分合の経過措置は賛成8、反対7のいずれも賛成多数で可決した。
 記者会見で川口町長は「否決後の2週間はつらかった。今はホッとしている。合併について、しっかり考えてもらった末の答えだと思う。南島町には申し訳なかった。新町誕生に向けて頑張っていく」と話した。
 両町は、昨年12月24日の合併協議会で、合併協提案を了承、先月12日、両町長が調印した。同21日に臨時議会を開いた結果、南島町議会は、合併関連4議案をいずれも可決したものの、南勢町議会は賛成6、反対9で否決した。三重版〕
2月8日朝刊
(毎日新聞) - 2月8日16時56分更新

1482とはずがたり:2005/02/08(火) 19:36:09
<中国・四国>高知県香美郡南部
>>1458
うっとり。。かっこいいねぇ
>12日、一斉に臨時議会

夜須町議会も在任特例に関しては大所高所に立ったご判断を。

市町村合併:香南5町村、法定協設置へ議案提出−−12日、一斉に臨時議会 /高知
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050208-00000233-mailo-l39

 野市・赤岡・香我美・夜須の各町と吉川村の香南5町村の首長や助役、議長らが7日、野市町で会合を開き、5町村での法定合併協議会設置のため、今月12日にそれぞれ臨時議会を開いて議案を提出することを決めた。
 この日の会合には、県の関係者らを含めた約25人が出席。最初に同1日の会議で野市町の仙頭義寛町長から提案された、職員の給与適正化に務める▽議員の在任特例を使用しない――の2点について協議された。給与については「適正な給与体系に向けて取り組む」ことを確認。在任特例については夜須町は「6カ月間適用してほしい」という意見だったが、残りの4町村が「特例は使わない」との見解を示したことなどから、最終的に「法定協の中で議論する」と結論づけた。
 一方、臨時議会については「5町村で同じ日にした方がよい」との意見が多く、協議の結果、12日に臨時議会を開くことを決めた。
 また、協議会の会長は浜田義秋・赤岡町長が務め、事務局は野市町に設置することも決定。会長に内定した浜田町長は「合併の必要性は全町村が認識している。ぜひ設置議案を成立させたい」と話していた。

2月8日朝刊
(毎日新聞) - 2月8日17時36分更新

1483とはずがたり:2005/02/08(火) 20:13:18
<中国・四国>高知県高知地域

結局高知県が嶺北との合併を拒否した形なのか。松尾@この後県知事選落選め。春野とは期限にとらわれずに協議中のようだ。
嶺北5町村(本山町、大豊町、土佐町、大川村、本川村)は本川村が伊野町との合併を選択した他は単独で取り残されている。まぁ長岡郡大豊町迄高知市ってのは無理があるのかもしれんが,本山町、土佐町,大川村ぐらい迄は救済合併があっても良いのでは?もしくは本山町+大豊町+土佐町+大川村で嶺北町として意地を見せてくれても良い。
南国・土佐山田・長岡でもうひとまとまりの副県都を作ってくれても良い。その際にみっともない南国の名前を消し去って貰えるとまた良いが良い名前ないかな?南国市と香美郡北部で物部川市とか?

http://www.kochinews.co.jp/gappei/020829gappei1.htm
2002年08月29日(木) 朝刊
合併枠組みで高知市長 春野、鏡、土佐山望ましい

 高知市と吾川郡春野町、長岡、土佐両郡の九市町村合併検討協議会の首長会が28日、同市の山内会館で開かれ、松尾徹人市長は合併の枠組みについて、嶺北5町村を含まない春野町と鏡、土佐山両村との「4市町村パターンが望ましい」と述べた。松尾市長が合併の枠組みについて明確に意思を示したのは初めて。同市を含む合併は、同市への「編入」が基本となっていることから、今後、県中央部の合併論議に影響を及ぼすことは必至。

 同協議会は、同市と嶺北5町村(本山町、大豊町、土佐町、大川村、本川村)、鏡、土佐山両村の8市町村▽嶺北5町村のみ▽同市と土佐郡(鏡、土佐山両村)の3市村▽3市村と春野町―の4種類の合併パターンを想定、住民説明用の資料作りなどを行ってきた。

 首長会は、合併特例法の期限(17年3月)を踏まえ、今後の対応を首長レベルで意見交換するために初めて開いた。
 この中で松尾市長は鏡、土佐山両村と春野町の4市町村が過半数を占めた同市のアンケート結果について「市民の率直な生活意識として重みがある」と強調。「嶺北5町村との8市町村は11%ほどで、現段階では厳しいと受け止めざるを得ない」と述べた。
 その上で、市議会の議論なども踏まえ、「相手の意向が前提となるが、総合的に考えると合併の枠組みとしては4市町村パターンが望ましい」との考えを示した。
 一方、春野町の池上孝雄町長は、同町の住民アンケートの結果を受け、「住民の意向は最大限尊重するが、合併を望む住民が46%で半数を超えておらず、判断が悩ましい」とし、12月の法定合併協議会の設置前に任意協議会を同市などと立ち上げ、まちづくりなどの論議を深めることを提案。
 これに対し、松尾市長は「今後のスケジュールを考えると時間的に余裕がない。法定協議会は必ずしも合併をしなければならないというものではなく、離脱もあり得るという前提で合併の詳細な論議をしてもいいのでないか」と答えた。
 松尾市長は、5日に開会する市議会9月定例会の冒頭で、正式に4市町村の枠組みづくりを目指す考えを表明する方針。

 嶺北側に戸惑い、危機感

 「嶺北との合併は厳しい」「4市町村パターンが望ましい」。9市町村合併検討協議会首長会での松尾徹人高知市長の発言に、嶺北側の反応はさまざま。「われわれも決断を迫られている」と進まぬ嶺北の合併論議に危機感を強める一方、「選択肢の一つが消えただけ」との声も聞かれた。
 嶺北5町村から同会に出席した首長は3人(2町村は助役が出席)。
 畑山正親大豊町長は「高知市などと合併資料を作り、それを示して住民アンケートを取ろうとした矢先に『嶺北とはない』と言われたわけで…。アンケート内容なども再検討しなければ」と戸惑いを隠せない様子。
 「5町村の合併への足並みはそろっていない。枠組みなどを早く決める必要がある」とは山中学本川村長。嶺北とは別に仁淀川流域での合併も模索しているが、「私も9月議会で枠組みを表明する」と強調した。
 一方、今西芳彦本山町長は淡々と「高知市とは、まちづくりの視点が違う」。ただ、「本山町の合併論議の進め方に遅れはあった。それを取り戻すよう(住民説明会など早急に)取り組みたい」と語った。
 5町村は9月17日に首長や議会代表らによる会合を開催。合併問題に関する「嶺北の今後」を話し合う。

1484とはずがたり:2005/02/08(火) 20:16:50
<中国・四国>高知県

あれから二年経ってどうなりましたかね?

2003年1月1日(水) 朝刊
大豊町 県内初の自立宣言 畑山正親町長に聞く
http://www.kochinews.co.jp/gappei/030101gappei4.htm

 県内で一番最初に単独自立を打ち出した長岡郡大豊町。面積315平方キロメートル(四国の町村中1位)。高齢化率46%(県内2位)。町の借金(町債)は13年度末で95億円。産業基盤も弱く、合併論議が進む他の自治体からは「自立でやっていけるのか」との声も聞こえる。

 ――自立宣言の背景は。

 「本川村を除く嶺北4町村の面積は約756平方キロメートル。それに対して人口は1万6000人しかいない。22年度には1万3000人。特例債期限の27年度には1万を切る。合併して足腰が強くなるかは大いに疑問だ。

 それに、特例債も借金(元利償還金の70%を交付税措置)。加えて各市町村の借金がある。10年先に交付税がガクッと減った時、果たして成り立つのかどうか。特例債も使えないならアメでもニンジンでもない」

 ――住民投票は考えなかったのか。

 「あちこちでそういう話はあった。しかし、議会や説明会で『アンケートを取って判断する』と言ってきた。回収率は85%。残りは入院など長期不在で、ほとんど100に近い率だ。住民の意思はくみ取れたと思う」

 ――否定派が多かった理由をどう考える?

 「まず高知市などの分離で選択肢が狭まったこと。うちは土佐山田町、南国市とも近く、選択肢がもっとたくさんあれば違った答えが出ていたかもしれない」

 ―賛成派と小差だった。

 「それは感じ方の問題。アンケートを踏まえて決めるということは言い続けてきたし、それに対して町民はきちっと答えてくれたと思う」

 ――今後の課題は。

 「さらなる行政改革。その上で財政健全化も進めなければならない。町の次期振興計画を前倒しで検討している。町長給与は既に15%カットしたし、経費削減の一方で歳入も上げないといけない。公共料金も検討を加える必要があるだろう。自立という選択をしたわけだから、これからは地域に入って行政と町民が共にまちづくりの知恵を出し合いたい」

1485とはずがたり:2005/02/08(火) 20:17:37
<中国・四国>高知県
>>1484-1485

 ――嶺北広域行政の方向性について。

 「町村の負担が追いつかない状況で、スリム化が必要。事業内容も抜本的な見直しが必要だ。本川以外の3町村も合併はやめたわけで、1町村ではできないことを効率的にやっていかないといけない。今後、首長同士の話し合いが必要だ」

 ――1万人以下の自治体は権限縮小されるとの私案が出されている。

 「それはその時のこと。小さい自治体ほど効率が悪いのは事実だが、効率の面だけで合併を推し進めてもいいのか。合併できる所と難しい所とがある。それをきちんと仕分けしないと住民は幸せになれない」

 「合併してもしなくても厳しいわけだが、自立を決めた以上、アメはこない。対処はよっぽど心してかからないと。高齢化も進んでいるが、これはある意味でめでたいこと。元気に年を取るための施策を推進し、皆で一丸となって生きがいの持てる豊かな町づくりを目指したい」

 町民アンケート 説明重ね一定の合意

 合併に対する大豊町の取り組みは早かった。県が13年2月に合併パターンを正式に示す前から全職員を対象に複数回の研修を開始。県が示した合併パターンは(1)高知市や土佐山村、鏡村の3市村(2)嶺北5町村(3)全8市町村―で、大豊町はパターンが示された直後から住民説明会に回った。あまりに早い対応に、一部町民や近隣町村では、「大豊町は合併推進派だ」とのささやきも広がったほどだ。

 昨年8月の町長選挙では合併問題が争点になった。「町民の意見を踏まえ、是非を決断する」とする畑山町長に対し、対立候補は「合併反対」を掲げて善戦した。さらに、町長選直後、高知市の松尾徹人市長が「土佐山、鏡に春野町を加えたパターンが望ましい」と発言。9月には本川村が伊野町、吾北村との方向で協議を進めることを決めた。

 大豊町が行った町民アンケートの結果は、合併否定派(33・45%)が肯定派(30・29%)を若干上回り、11月に行われた4町村の代表者会議で畑山町長は単独自立を表明。残る土佐町、本山町、大川村も「3町村ではメリットなし」と協議を打ち切ることを決めた。

 町民間では「都市と同じやり方で合併はできない」「高知市と飛び地合併したかった」などの声も聞かれたが、「自立に反対の電話は1本もこなかった」と畑山町長。単独自立の場合の詳細な資料も作成し、町民間に一定のコンセンサスが生まれたことも大きい。

 今後は交付税削減に加え、同町の基金は18年度に底を突くとみられている。避けられない痛みにどう対処するか。現実的な課題が迫っている。

1486とはずがたり:2005/02/08(火) 20:26:24
<中国・四国>高知県嶺北地方

2003年7月28日(月) 朝刊
合併住民投票 嶺北法定協 設置認めず
http://www.kochinews.co.jp/gappei/030728gappei1.htm

 嶺北3町村(本山、土佐、大川)の法定合併協議会設置の是非を問う土佐郡土佐町と大川村の住民投票は27日実施され、即日開票の結果、大川村では賛成が有効投票の過半数となったが、土佐町で反対票が過半数となった。複数自治体の同一発議に基づく住民投票では、全自治体で過半数の賛成が必要。このため、3町村での法定協議会は設置されないことが決まった。

 開票は午後8時、土佐町役場と大川村山村開発センターで始まった。8時半すぎ、大川村で賛成票が過半数に達し、最終的には賛成203票、反対127票。有効投票に占める賛成の得票率は61・52%だった。

 土佐町では8時50分、2回目の発表で反対票が過半数となり、最終的に反対1541票、賛成1322票の219票差で決着がついた。賛成の得票率は46・18%。投票率は大川村71・22%、土佐町69・92%で、4月の県議選(大川村78・01%、土佐町82・01%)をいずれも下回った。

 この結果について大川村の合田司郎村長は「結果は厳粛に受け止め、(住民説明などの)対応は今後考える。嶺北の広域行政改革に全力で取り組まねばならない」。土佐町の西村卓士町長は「単独自立で頑張れという現時点の町民の意思の表れと受け止めている。今後も住民サービスの低下につながらないよう健全な財政運営に努めたい」と話している。

 本川村を除く嶺北4町村は昨年11月、大豊町が単独自立の方向性を打ち出し、残る3町村は「メリットなし」として行政レベルでの合併協議を打ち切った。

 これを受け、3町村の住民代表が今年1月、法定協設置を求めて同一発議を起こし3月、3町村の臨時議会で本山町は可決したが、土佐町と大川村は否決した。このため、土佐、大川両町村の住民代表が有権者の6分の1を超える署名を集め、今回の住民投票に至った。

◆嶺北3町村での法定協設置に関する住民投票結果
大川村  賛成  203 反対  127
[メモ]当日有権者数469人。投票者数334人。有効330票。無効4票。投票率71.22%。 (選管最終27日午後8時43分)
土佐町  反対 1,541 賛成 1,322
[メモ]当日有権者数4,142人。投票者数2,896人。有効2,863票。無効33票。投票率69.92%。
(選管最終27日午後9時15分)

1487とはずがたり:2005/02/08(火) 20:27:13
>>1486-1487
<中国・四国>高知県嶺北地方

成る程。こんな背景があったのか。
>さらに背景には、4月の統一地方選で行われた県議選、土佐町長と町議のダブル選挙の構図が色濃く反映された面がある。
>「合併賛成派」は「『新県議・町長』の“野党”」、「合併反対派」は「『新県議・町長』の“与党”」という色分けが少なからず聞かれた。


[解説] 3町村の連携強化を

 今年1月に嶺北3町村の住民代表による同一発議が始まって約7カ月。曲折が続いた嶺北3町村の法定協設置の是非論議は、「設置せず」で決着した。

 今回、町村の枠を超え、住民運動がここまで広がったのはなぜか。住民間に合併に対するメリット、デメリットなど十分な理解が深まっていないにもかかわらず、昨年11月、嶺北3町村の行政レベルで一方的に合併協議が打ち切られたことへの反発だろう。

 住民の不満は署名数の多さを見ても明らかだ。土佐町の法定協設置を求める署名と、大川村の住民投票請求ではいずれも有権者の40%前後の署名が集まっている。住民の間に合併協議の場を求める声が一定あったことは確かだ。

 しかし、土佐町で反対多数となったのは、町民の間に「合併すれば今以上に過疎が進む」と、合併そのものへの反対論が根強かったことの表れだろう。

 さらに背景には、4月の統一地方選で行われた県議選、土佐町長と町議のダブル選挙の構図が色濃く反映された面がある。「合併賛成派」は「『新県議・町長』の“野党”」、「合併反対派」は「『新県議・町長』の“与党”」という色分けが少なからず聞かれた。

 今回の住民投票でも両者のしこりが残っており、“与党グループ”が町長選などでの勝利の勢いを持続、それが法定協設置反対の投票結果につながったとみられる。

 当面、3町村は単独自立の方向に進むことが決まったが、長期的な少子高齢化や人口減、税収増が望めない状況など共通の課題を抱える。特例法期限内(17年3月)の合併はほぼなくなったとはいえ、地方分権の受け皿として一層の連携が必要になってくる。財政難に伴う嶺北広域行政事務組合の行革も急務だ。その点で、今回、3町村の住民が結束して声を上げ、住民間の論議が深まったことは大きな収穫だったと思う。

 一連の住民運動で分かったのは、住民の間に地域の将来を論じたいという切なる思いがあることだ。それだけになおさら、各町村には今後の町、村づくりをどう進めるか、住民のコンセンサスを得るための努力が必要だ。

 同時に、住民主体の自治体づくりへ向けて、住民側も知恵を出し合うことが今まで以上に求められている。
 (嶺北支局・松木 潤)

1488とはずがたり:2005/02/08(火) 20:55:26
<中国・四国>徳島県阿南市
>>1473
>財政的に豊かな阿南市にとってメリットが見えにくい
自分の事しか考えない身勝手な奴らが居るぞ。。
しかし
>昨年の9月議会でも議員提案されたが、反対19、賛成6で否決された
と比べると11人と増えているのか?(反対14賛成11か?)心配ではある。

市町村合併:阿南市議11人、臨時議会の招集請求−−合併問う住民投票審議で
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050208-00000147-mailo-l36

 来年3月までの新「阿南市」発足を目指す阿南市と那賀川、羽ノ浦両町の合併構想を巡り、阿南市議11人が7日、岩浅嘉仁市長に対し、合併の是非を問う住民投票条例案を審議する臨時議会の招集を請求した。地方自治法によると、市長は議員定数の4分の1(同市の場合7人)以上の請求で招集しなければならず、近く臨時議会が開かれることになった。住民投票条例案が可決されるかどうかは微妙だが、審議の行方が注目される。
 久米良久議員が代表して市役所を訪れ、11人連名による請求書を提出した。臨時会では、同議員らが議員提案する予定。
 住民投票条例案は昨年の9月議会でも議員提案されたが、反対19、賛成6で否決された。久米議員は再度提案する理由について、「財政的に豊かな阿南市にとってメリットが見えにくい中、『合併ありき』で急速な議論が進んできた。市民の意識を確かめる必要がある」と説明。また、羽ノ浦町で6日あった住民投票の投票率が6割に満たなかったことにも触れ、「1市2町の合併について、住民の関心が低い。説明が不足している」とも話した。
 3市町の法定協議会は、04年9月に設置。既に、阿南市への編入合併とすることなど50の協定項目で合意。9日の第9回会議で新市の議員定数など残る2項目の協議を終え、15日には合併協定調印式を予定している。

2月8日朝刊
(毎日新聞) - 2月8日17時25分更新

1489とはずがたり:2005/02/08(火) 20:57:49
<中国・四国>徳島県阿波市

そっか人事でも第一勧銀張りの厳密な襷掛けしないと揉めるんだな。。ご苦労なこって。

人事:新「阿波市」の異動内示 /徳島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050208-00000152-mailo-l36

 吉野、土成、市場、阿波の4町合併で4月1日に発足する「阿波市」の人事異動(職員492人)がこのほど、内示された。五つの部長級ポストを吉野、土成、市場の各町1人ずつと阿波町2人に、次長級を吉野、土成、市場の各町2人ずつと阿波町1人とするなど、地域バランスを考慮して幹部職員を配置した。部長級人事は次の通り。
 総務部長(阿波町総務課長)山下紘志郎▽企画部長(土成町総務課長)八坂和男▽市民部長(吉野町総務課長)宮本精二▽健康福祉部長(あわ北合併協議会事務局長)洙田藤男▽産業建設部長(阿波町建設課長)秋山一幸

2月8日朝刊
(毎日新聞) - 2月8日17時25分更新

1490とはずがたり:2005/02/08(火) 21:09:03
<中国・四国>徳島県阿南市
今気付いたが,阿南市って阿南維幾とか苗字にあるから(大分に多いらしい)そういう昔からの地名かと思っていたがただの阿波の南ってゆう地名だったのね。詰まり富岡+橘で阿南とそういう事か。
まぁこれからは富岡+橘+那賀川+羽ノ浦=阿南とこういう事でいいか。

http://www.anh.jp/01_top.html
=阿南市=
 阿南市は、徳島県東部の中央海岸線に位置し、東は紀伊水道、南は太平洋に臨み、 北は那賀川に沿って隣町に接し、西は四国山系の東端に連なる山地と沖積平野からなっています。
 昭和29年から30年にかけて12か町村による合併、編入が行われ、 昭和33年5月、富岡町(旧8か町村)と橘町(旧4か町村)の合併による市制を施行し、現在の市域が形成されました。
=那賀川町=
 那賀川町は、那賀川の河口部に位置し、那賀川によって運ばれた肥沃な大地の上に生まれた町で、平安の昔から開けてきました。
 足利氏が270年間、この地に「阿波公方(→下記参照)」として居を構えたことでも有名です。また、平成5年に国道55号阿南バイパスが完成。徳島県の県都・徳島市とはわずか30分あまりで結ばれ、産業面などで大きな発展が期待されています。
=羽ノ浦町=
 羽ノ浦町の歴史は古く、養老2年(720年)に編纂された「日本書紀」によると、安閑天皇の御代に阿波国に春日部屯倉が置かれたと記されています。
  その位置は、文化12年(1815年)編纂の「阿波志」によれば、「宮倉村葉 浦里」となっており、そこには春日部大明神がまつられていたことも記され、現在も宮倉の地名や、春日の呼称が残されています。
 明治22年10月、中庄・宮倉・古庄・岩脇・古毛の5ケ村が合併して羽ノ浦村となり、大正7年2月に町制を施行し、羽ノ浦町と改められました。
 また昭和29年3月には、明見地区を大野村から編入、現在の羽ノ浦町となりました。

http://rekimin.hp.infoseek.co.jp/gaiyou/kuboryakushi/awakubo_ryakushi.htm
【阿波公方略史】
すげぇ。喜連川氏より本家直系じゃん

1491とはずがたり:2005/02/08(火) 23:42:29
<東北・北海道>青森県むつ市

旧社民党衆議院候補の木下氏が町長へ転身した大畑町。
合併が決まっているので俺は左うちわだが,新市の議員になれるかの瀬戸際だから議員達は必死であろう。
合併を決まった上で新市に批判的な議員を送り込むかどうかの選択が市民に委ねられるのは非常に良いことだ。

2005年2月8日(火)
(上)失職町/地道な運動「風」起こす
http://www.toonippo.co.jp/rensai/ren2005/gappei2/0208.html

 「解散が成立しそうな情勢だ」。六日午後九時半すぎ、大畑町内の旅館で開票の行方を見守っていた町議たちは「賛成多数」の一報に言葉を失った。十数分後には自らの失職が確定したことを知る。いずれも表情は硬く、突き付けられた事実を信じ難い様子だった。

 町議会の在籍議員十七人のうち十四人は解散阻止を目指す議員団を結成、一月十七日の住民投票告示以降、街頭演説や支持者への働き掛けを続けてきた。街宣車を使った街頭演説は八日間にわたり一日二十カ所以上でマイクを握った。

 失職した前議長の服部清三郎氏は「同じ町内で四回は演説したはずだ。チラシも何度も配ったが、結果的には私たちの主張が理解されなかったということだ」と敗因を語り「主張を訴えれば訴えるほど、身分を守ることに躍起になっていると取られたかもしれない」と悔しさをにじませた。

低い投票率「やばい」

 投票率は52.32%と前回町議選(80.60%)を30ポイント近く下回った。「50%そこそこと聞いた時、『やばい』と思った。二千七百という署名を崩すのは容易なことではない」と服部氏は振り返る。議員団は、解散請求の有効署名二千七百人余を解散賛成の「固定票」とみて、署名しなかった町民の投票行動に期待。「投票率60%以上」を合言葉に運動を進めたが、思うように伸びなかった。

「合併決定後」に複雑

 「投票率が低いイコール無関心ということではない。『もう引き返せない』というあきらめの気持ちが大きかったのだと思う」と話すのは解散請求代表者の一人・角本孝夫さん。解散が成立しても三月十四日の合併・新市発足は覆らないことが投票率に影を落としたとみている。

 住民投票を実現し、議会解散という成果を勝ち取った住民側にも笑顔はなかった。請求代表者の一人は「既に合併が決定している。せっかくの結果だけどむなしさが残る」とほろ苦い勝利だったことをうかがわせた。住民有志は昨年七月に最初の署名活動を開始、地道な住民運動を続けてきたが、合併決定前の住民投票ができなかったことへの無念さが残る。

 有志らは議会だけではなく合併を進めた行政の手法を疑問視、昨年十月には、住民投票条例案に反対した木下千代治町長の解職請求を検討している。町民の間からも「合併を進めた行政に対する不満も解散成立の一つの要因」、「町長こそリコールするべきだった」と行政に対する不信感が根強い。

 解散翌日の七日午前、失職した町議たちが次々と町議会に顔を出し、ロッカーの資料を整理していた。ある前町議はつぶやいた。「こういう時は攻める側が強く守る側は弱いものだ。署名期間中はこちらが受け身で一歩も動けなかった」。再出馬する前町議らにとっては、出直し選へ向けて、どう風向きを変えるかが課題となる。

1492とはずがたり:2005/02/09(水) 01:16:57
<東北・北海道>秋田県横手平鹿地域

>>1462 >>1475

増田町受け入れで意見調整へ/横手平鹿7市町村長
http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20050208n

 横手平鹿合併協議会(会長・五十嵐忠悦横手市長)の7市町村長は8日、正副会長会議を開き、合併協復帰を求めている増田町について「(自立を主導してきた前議長の議員辞職表明など)町議会の対応に大きな前進があった」との認識で一致した。9日も引き続き会議を開き、増田町復帰に必要な議案を各議会に諮る方向で意見調整する。

 会議は午前7時半から横手市内のホテルで非公開で行われた。会議終了後、五十嵐会長は「各首長から受け入れに明確な反対意見は出なかった」と話した。

 しかし、各議会には受け入れに強い反対意見もあり、合併協を離脱したことへのけじめや信頼関係の再構築などについて、各首長間で詰め切れていない部分もあるという。

 増田町議会は7市町村の信頼回復のため、合併推進決議を可決した上で、「合併議案を全会一致で可決する」との誓約書に町議15人全員が署名、7市町村に提出済み。合併に反対してきた高橋健一前議長は議員辞職(10日付)を表明している。

(2005/02/08 21:03)

1493とはずがたり:2005/02/09(水) 14:16:14
<東海>愛知県

あたぼー。
素直に南知多市にしとけば良いんだ。
南知多も散文的な地名だが仕方有るまい。
もっと欲を云えば
知多市→朝倉市
東海市→太田川横須賀市
南知多町→内海豊浜町
にそれぞれ改称せよ!w

「セントレア」見直しへ 新市名に抗議殺到で
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050209-00000083-kyodo-soci

 17日開港の中部国際空港の愛称にちなんで、合併後の新市名を「南セントレア市」とすることを決めた愛知県の美浜、南知多両町の合併協議会は9日、抗議が全国から殺到していることを受け、新市名を再協議することを決めた。合併協委員の中では、見直しを求める意見が多い。
 セントレアは英語の「セントラル」(中部)と「エア」(空)を合わせた造語。来年3月20日に予定されている合併で誕生する新市は、同空港がある常滑市の南に隣接する。
 この日午前の協議会では、両町役場に電子メールや電話で「造語は新市名になじまない」「文化や歴史を無視している」といった抗議が500件以上も寄せられ「斬新なイメージ」などの賛成意見はごく少数にとどまったことが報告された。
(共同通信) - 2月9日12時29分更新

1494とはずがたり:2005/02/09(水) 14:21:26
>>1493
いやむしろ
南知多町→師崎内海豊浜町
美浜町→河和野間町
かな。

1495とはずがたり:2005/02/09(水) 22:43:01
<東北・北海道>北海道石狩支庁
古い港町小樽に代わって札幌の外港として発展する石狩市が合併でまた一つレベルを上げます。

合併・自治のかたち:新「石狩市」10月誕生 3市村議会が議案可決
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050209-00000051-mailo-hok

 ◇今月末までに道に申請
 石狩市、石狩管内厚田村、浜益村の各議会は8日、それぞれ臨時会を開き、合併関連議案を可決した。これにより3市村は今月末までに道に合併を申請する予定で、6月の道議会での議決を経て10月1日に新「石狩市」が誕生することとなった。
 石狩市議会では保守系会派や公明党など4会派が「地方分権が進み、少子高齢化にも対応できる」などとメリットを強調し賛成。共産党、市民ネットなど3会派が「住民投票の投票率が開票条件(60%以上)を下回り開票されず、民意を反映していない」などと反対したが、賛成多数で可決した。
 合併により、厚田、浜益両村を廃止し、厚田支所、浜益支所とし、両村は石狩市に編入される。両村議計23人は合併特例法が適用され、石狩市議となるが、任期は現石狩市議(26人)の残りの任期の07年5月までになる。新しい「石狩市」の人口は約6万1000人、面積は約722ヘクタールになる。【小崎学】

2月9日朝刊
(毎日新聞) - 2月9日16時2分更新

1496香川県民:2005/02/11(金) 00:22:14
合併へ向け、もう後の無い正念場。

三豊合併協、7万人規模の新市目指す
http://mytown.asahi.com/kagawa/news02.asp?c=12&amp;kiji=138

 三豊郡の山本、財田、豊中、高瀬、仁尾、三野、詫間の7町による「三豊合併協議会」が10日、設置される。合併特例債など国からの財政的な優遇措置を受けるには、3月末までに県知事への合併申請が必要で、協議は急ピッチで進められる。話がまとまれば、7万人規模の新市が誕生する。

 ●本庁舎どこに
 協議は、三野、詫間を除いた5町による「三豊中央合併協議会」のこれまでの決定をベースに進められる。注目されるのは、本庁舎の位置と議員の数だ。
 本庁舎の位置について、5町の合併協は豊中町に新庁舎の建設を予定。その他の町では現在の役場を職員の4〜5割を残して支所とすることを決めていた。そして、新庁舎完成までは高瀬町役場を本庁舎にするはずだった。だが7町合併では本庁勤務の職員数が300人を超え、高瀬町役場では入りきらなくなる。
 そこで、約360人が働ける豊中町役場を仮庁舎とする案が浮上。新庁舎の建設は当面、財政状況を勘案して期限を設けないものとみられる。
 議員定数は、地方自治法に基づき30人となる見込み。合併後1回目の選挙は各町に議席数を割り当てて実施する予定で、人口比で山本3、財田2、豊中5、高瀬7、仁尾3、三野4、詫間6とすることになりそうだ。

 ●電光石火
 7町の合併話はこれまでにもあったが、各町間の調整がつかず、何度も立ち消えになってきた。今回の合併協誕生は「電光石火だった」と、ある町長は言う。
 転換点は、倉田定宣・前三野町長のリコール成立だった。
 倉田前町長は、合併の枠組みを問う住民アンケートで意見が分かれていることなどを理由に、合併に徹底した慎重姿勢で臨み続けた。このため、昨年5、6月には同町と合併協を組んでいた高瀬、仁尾が離れて山本町らに合流。三野町を介して高瀬町以南と接する詫間町も、「三野町を飛び越えての合併は考えにくい」と静観せざるをえなかった。
 だが倉田前町長が「住民や議会の意向を無視している」などとしてリコールされると、昨年12月28日、三野町は新町長の佐藤義憲町長の下、突如5町の合併協に合流を申し込んだ。それを知った詫間町も「7町での枠組みも考えて」と要望を出した。あきらめられていた7町合併の話が復活した。

 ●サービス維持
 1月17日、7町長が一堂に会した場で、三豊中央合併協の会長を務める大橋良男・山本町長が初めて7町合併を提案した。ぎりぎりになっての枠組み変更に硬い表情の町長もいたが、「地方への補助金が削減される中で、どの町も行政を効率化できる合併が必要だと感じていた」と大橋町長。その後、各町で議会や合併担当者への説得がなされ、わずか11日後の1月28日、7町議会すべてで合併協設置案は可決された。
 「役場が遠くなるのではないか」「財政難は解消されるのか」−−合併に対する住民の不安はつきない。大橋町長は「財政難の中、合併後に行政サービスが今よりよくなることは難しいが、できるだけ現状を維持できるよう7町で考えたい」と話している。

1497とはずがたり:2005/02/11(金) 09:53:47
<東北・北海道>秋田県横手平鹿地域

この時期になると何処も駆け込みで一生懸命だから安心して任せられるねぇ。
失敗は許されないから横手平鹿と云い三豊と云い既存の法定協に平行して法定協をつくって不測の事態に備えるし心強い。

増田町の復帰受け入れる方針決定/横手平鹿合併協正副会長会議
http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20050209m

 横手平鹿合併協議会(会長・五十嵐忠悦横手市長)は9日、7市町村長による正副会長会議を開き、合併協復帰を求めていた増田町を受け入れる方針を決めた。増田町を含む8市町村は15日、一斉に臨時議会を開き、8市町村による新たな合併協の設置案を提案する。横手平鹿地域は再び、郡市一体の合併へ向け動きだした。

 会議終了後に会見した五十嵐会長は、石山米男増田町長の辞意表明について触れ「信頼関係の再構築という点で、各議会で合併協設置案を可決してもらう条件はそろったと思う」と話した。

 また、「(合併の是非を問う)住民投票条例案に対して石山町長が『否決すべし』との意見を付したことなど、町長自身に合併する意思があったかとの疑問が、7市町村側にあった」と述べた。

 会議には石山町長が途中から出席。8市町村長は「増田町は7市町村の協議内容を原則受け入れる」などとした4項目の協定書を取り交わすことで合意した。

 増田町議会が今後、再び合併議案を否決した場合であっても、7市町村が年度内に合併申請できるように、現行の7市町村の合併協を休止の形で存続させると同時に、8市町村の合併協を設置することを確認した。

(2005/02/09 21:16)

1498とはずがたり:2005/02/11(金) 09:55:17
<東北・北海道>秋田県能代山本地域

二ツ井町長、能代市との合併に前向き/町議会は結論持ち越し
http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20050211a

 能代市の豊沢有兄市長は10日、渡辺芳勝市議会議長らとともに二ツ井町役場を訪れ、両市町の合併を申し入れた。丸岡一直二ツ井町長は同日夕、町議会全員協議会で「単独立町を宣言したものの、(単独立町は)住民に相当な不利益を与えることになる。一縷(いちる)の望みがあるとすれば、合併に力を注ぐべきだ」などと述べ、合併に前向きな姿勢を示した。議員からは「急な話であり、状況整理をしてから判断すべきだ」との意見が出て、結論を持ち越した。

 能代市議会全員協で豊沢市長は、8日に佐藤忠県山本地域振興局長、丸岡町長と会談したことを報告。「二ツ井町にも合併の意向があることを確認した。地域の将来を考えれば合併は必要で、もはや二ツ井町との合併しか道はない」と理解を求めた。

 一部の議員からは「住民説明がないまま話が進んでいることに納得できない」との反対意見もあったが、ほとんどの議員が合併を支持。最終的に、市議会の総意として合併を申し入れることで一致した。

 新市名称については「『能代市』を希望するが、協議の中で決めたい」としたほか、「合併協会長は二ツ井から出したい」などと提案している。

 丸岡町長は「3度も要請に来たのは、よほどの決意。名称問題を一歩譲っており、誠意を感じた」などと理解を示している。議員の間では「検討に値する」と賛成の声がある一方、「崩れた信頼関係を修復できるのか疑問」「単独立町を宣言したばかり。すぐに方針変更できるものではない」などの反発も出ている。

(2005/02/11 09:30)

1499とはずがたり:2005/02/11(金) 09:57:07
<東北・北海道>秋田県仙北北部地域

名称:田沢湖市 市役所:旧角館町役場 っちう訳にはいかんのかやぁ?

角館町議会が合併協廃止案を否決/一転、離脱に「待った」
http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20050210g

 角館町臨時議会は10日午前再開、田沢湖・角館・西木合併協議会の廃止案を賛成少数で否決した。太田芳文町長の合併協離脱表明を受け、先月11日に開かれた議会全員協議会では出席議員17人中、10人が離脱を支持していたが、本会議では一転して離脱に待ったをかけた。

 本会議で起立採決の結果、廃止案を賛成9、反対10(定数20、議長を除く)で否決。同町の離脱は3町村合併協で既に承認されており、廃止案が否決されたことで合併協は引き続き「休止」状態となる。

 太田町長は先月下旬の住民説明会で、同案が否決された場合は辞職し、選挙で単独立町の是非について町民に直接信を問う考えを示していた。

 採決前の本会議の質疑で、議員から「合併協廃止案が否決されることがあれば、辞職する意思に変わりはないか」と問われ、太田町長は「その決意に変わりはない」と答えた。

(2005/02/10 10:57)

角館町長が辞意表明/町議会の合併協廃止案否決で
http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20050210h

 角館町の太田芳文町長(57)は、10日午前再開し田沢湖・角館・西木合併協議会の廃止案を賛成少数で否決した同町臨時議会の閉会後の会見で、町長を辞職する考えを明らかにした。

 会見で太田町長は「近日中に議長に辞意を伝える。3町村の合併の枠組み維持は100%不可能と思う」などと述べた。

(2005/02/10 12:14)

1500とはずがたり:2005/02/12(土) 09:38:45
<九州・沖縄>熊本県南阿蘇村

南阿蘇3村合併協議会
http://www.aso.ne.jp/~minamiaso/

村名:白水村
村制施行日:明治22年4月1日
面積:47.89平方キロメートル
人口・世帯数(H15.5.31):4,674人・1,406世帯
合併と旧地名
明治22年の町村制の施行により、両併、白川、吉田、一関、中松の5か村が合併し、「白水村」となった。

村名:久木野村
村制施行日:明治22年4月1日
面積:50.64平方キロメートル
人口・世帯数(H15.5.31):2,685人・801世帯
合併と旧地名
明治22年の町村制の施行により、河陰、久石の2か村が合併し、「久木野村」となった。

村名:長陽村
村制施行日明治22年4月1日
面積:38.77平方キロメートル
人口・世帯数(H15.5.31):5,070人・1,956世帯
合併と旧地名
明治22年の町村制の施行により、河陽、長野、下野の3か村が合併し、「長陽村」となった。その後、昭和31年に当時の菊池郡瀬田村から立野地区を分村編入。

1501とはずがたり:2005/02/12(土) 23:38:08
<新潟県>村上岩船地域
村上or岩船の市名が破綻の原因だと思う。効率的な地方行政の大義の前には些末な問題で破談は残念でならない。このままだと岩船郡5町村の合併が愛西張りのゲリマンダーに。。

ここは内務省..じゃなかった総務省に揉めた場合の新市名のガイドラインを作って貰ったら如何か。
薩摩川内市や由利本庄市が参考になる。中心市名と郡名の双方を残すことが出来る良い策である。
1市5町村以上(郡名+市名)…山本能代市・岩船村上市・児玉本庄市・安房館山市
1市4町村以下(市名)…直方市・武雄市・石岡市(石岡市, 東茨城郡 美野里町,新治郡 玉里村,八郷町)・下妻市(下妻市, 結城郡 八千代町,千代川村,石下町)
但し市が3万人以下の弱小市の場合は郡名…藤津市
複数の市が合併する場合は難しいねぇ…武南なんかじゃなくて川口市で良かったと思うけど
町村が複数の郡に跨る場合は市の名前にするとか…一関市
郡名が伝統有る地名の場合は残したい…猿島・斑鳩・明日香

以上は破綻した枠組みの例。合併が決まったようだが
筑西市→下館市
大仙市→大曲市
常総市→水海道市
にした方が個人的には好み。。

村上市:構造改革室を設置 合併協議から離脱、自立のまちづくり /新潟
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050212-00000001-mailo-l15

 岩船郡5町村との合併協議から離脱した村上市は、自立のまちづくりに向け、このほど構造改革室を設置した。室長に就任した相馬正喜・企画調整課長は、「3月までに市政改革プランを示し、市民の不安を払拭(ふっしょく)したい」と話している。
 村上市は、昨年2月の住民説明会などで、厳しい財政事情を強調し、「自立を選択した場合、毎年8億〜9億の歳入不足が見込まれ、皆さんに耐えていただかなければならなくなる」などと説明してきた。
 町村側との対立などを理由に合併協議を離脱してから、こうした懸念が現実のものになるのではないかとの不安が市民の間に広がっていた。
 構造改革室は、農林水産課、上下水道課など5課の係長以上6人で発足。
 相馬室長は「事業の見直しや経費削減が必要だが、それらを住民と役所が同じ立場で議論できる土俵を作っていきたい」と話している。

2月12日朝刊
(毎日新聞) - 2月12日16時35分更新

1502とはずがたり:2005/02/14(月) 12:57:47
=岐阜圏=
※柳津町は羽島郡川島町,笠松町,岐南町と4町で研究会設置:2001/7/24→解散:2002/10/28
※岐阜市,羽島市,柳津町,武儀郡武芸川町の4市町で研究会設置:2002/8/29
※任意協議会設置(北方町がオブザーバー参加):2002/12/28
※笠松町が加入(2003/2/14)
※岐南町,本巣郡北方町が加入(2/26)
※北方町の合併に関する住民投票の結果「岐阜市など(49.7%)」「本巣郡北部(本巣市)(34.7%)」「合併しない(15.6%)」(2003/2/23)
※岐阜市,羽島市,柳津町,笠松町,北方町の5市町で法定協議会「岐阜広域合併協議会」設置:2003/4/1

岐阜広域合併構想
岐阜市・本巣郡(北方町(離脱))・武儀郡(武芸川町(→関市へ))・羽島市(離脱)・羽島郡(柳津町・岐南町(離脱)・笠松町(離脱))

岐阜広域合併協議会(〜H16.6)
http://www.city.gifu.gifu.jp/g-gappei0/
岐阜市・北方町(離脱)・羽島市(離脱)・羽島郡(柳津町・岐南町(離脱)・笠松町(離脱))

岐阜広域合併協議会(〜H16.8)
http://www.city.gifu.gifu.jp/g-gappei1/
岐阜市・北方町(離脱)・羽島郡(柳津町)

岐阜市・柳津町合併協議会
http://www.city.gifu.gifu.jp/g-gappei/
岐阜市・羽島郡(柳津町)

1503とはずがたり:2005/02/14(月) 12:58:08
=大垣圏=
□大垣市
※大垣市,養老郡,不破郡,安八郡,海津郡の12市町村で研究会設置:2001/5/29

※安八町を除く9市町で研究会設置:2002/7/8→安八町が加入(9/28)
※池田町は揖斐郡8町村での法定協議会にも参加:2002/12/7→池田町離脱で法定協解散03/7
※大垣市,池田町の2市町で法定協議会設置「住民発議」:2002/12/28→西濃圏域広域での合併を検討のため解散:2003/3/31
※オブザーバー参加の関ヶ原町が正式加入(2003/4/1)
||└→■海津市2005.3.28(海津郡 海津町,平田町,南濃町)
|└─→■揖斐川町2005.1.31(揖斐郡)
↓      └→●大野町,●池田町
★西濃圏域合併協議会(2004/11/9解散予定)※9市町村で法定協設置(関ヶ原町はオブザーバー参加):2003/2/13
大垣市 新設
(大垣市, 養老郡 養老町,上石津町,不破郡 垂井町,関ヶ原町,安八郡 神戸町,輪之内町,安八町,墨俣町,揖斐郡 池田町)
※合併予定期日:2006/3/31以前(安八町を除く9市町)
※新市役所:現・大垣市役所
※人口:(推) 301,887 (国) 301,917

※法定協議会設置を求める住民発議:揖斐郡谷汲村・揖斐郡大野町・海津郡南濃町で
(いずれも安八がらみで否決。安八抜きならいけるんちゃうか?もう遅い?)

※垂井町で合併に関する住民投票または住民意向調査の実施を求め,垂井町長に対する解職請求(リコール)の署名活動
※養老町住民意向調査「賛成(58.7%)」「反対(41.3%)」(2004/8/8)
※安八町が合併協議から離脱の意向を表明(8/12),輪之内町,墨俣町との3町での合併を検討へ,輪之内町,墨俣町は西濃圏域での合併協議継続
へ。安八町が協議会離脱案を可決(8/18)。安八町離脱の場合,墨俣町は飛び地に

※10市町での合併を断念,協議会を解散予定(11/9)
※住民意向調査の結果(2004/10/31)
※関ヶ原町:「賛成(40.5%)」「反対(59.5%)」,垂井町:「賛成(32.7%)」「反対(67.3%)」,神戸町:「賛成(43.2%)」「反対
(56.8%)」(いずれも反対多数)
※安八町を除く9市町で法定協議会設置予定:2004/11/9→関ヶ原町,垂井町,神戸町が不参加を表明(11/1),他6市町は枠組みも含め再検討へ

大垣市
養老郡
養老町▲ "大垣市"には不参加
上石津町
不破郡
垂井町▲ "大垣市"には不参加
関ヶ原町▲"大垣市"には不参加
安八郡
神戸町▲ "大垣市"には不参加
輪之内町▲ "大垣市"には不参加
安八町▲ "大垣市"には不参加,輪之内・墨俣に合併を呼びかけ
墨俣町 安八離脱の場合飛び地に。
揖斐郡→揖斐川町
池田町● 揖斐郡合併協議から離脱 ▲"大垣市"には不参加
※池田町の合併に関する住民意向調査の結果「合併しない(47.1%)」「大垣市,上石津町,墨俣町(30.7%)」「神戸町(22.2%)」「合併しない」(2005/1/23)
谷汲村● 揖斐郡合併協議で揖斐川町への参加が確定
大野町● 揖斐郡合併協議から離脱
海津郡→海津市
南濃町● 既に海津市への参加が決定(海津市の内,南濃だけ右岸)

1504とはずがたり:2005/02/14(月) 12:58:26
=加茂郡可児郡広域合併=

※美濃加茂市, 加茂郡 坂祝町,富加町,川辺町,七宗町,八百津町,白川町,東白川村,可児市,可児郡御嵩町,兼山町と11市町村で研究会設置:2001/7/6→解散:2002/5/13
|↓
|■可児市(2005.5.1)
|可児市, 可児郡 兼山町
|└→●可児郡御嵩町

□美濃加茂市(2006.1.10)
美濃加茂市, 加茂郡 坂祝町,富加町,川辺町,七宗町,八百津町,白川町,東白川村
☆美濃加茂市・加茂郡町村合併協議会(2004/12/31解散)
※8市町村で任意協議会設置:2002/8/28
※法定協議会設置:2003/4/1
※合併予定期日:2006/1/10
※新市役所:現・美濃加茂市役所

※合併の是非を問う住民意向調査(投票形式)を実施予定:美濃加茂市04/11/28八百津町04/12/5
※美濃加茂市の合併の是非を問う住民意向調査の結果「賛成(36.4%)」「反対(54%)」「どちらともいえない(9.5%)」(2004/11/28)→美濃加茂の反対で協議会は雲散霧消。美濃加茂市民の中心都市としての自覚が足りぬ。
↓└→●美濃加茂市は合併協議から離脱へ
※美濃加茂市を除く加茂郡7町村での合併を検討へ→7町村合併の場合,富加町,坂祝町は飛び地に→加茂郡7町村での特例法期限内での合併を断念(12/4)
※8市町村での合併を断念,協議会を解散(12/31)

=東濃西部(土岐郡)広域合併=
○○市
多治見市, 瑞浪市, 土岐市, 土岐郡 笠原町
☆東濃西部合併協議会(2004/3/31解散)
※研究会設置:2001/8/10
※多治見市で瑞浪市,可児市,兼山町を含む7市町での法定協議会設置を求める住民発議,瑞浪市,可児市,兼山町,笠原町が議会付議せず不成立(2002/1月)
※準備会設置:2002/4/1
※法定協議会設置:2002/7/1
※合併予定期日:2005/1/11
※新市名公募上位10点:陶都(とうと),織部(おりべ),東濃(とうのう),土岐川,おりべ,多治見,陶濃(とうのう),土岐郡(ときごおり),土岐,東美濃
※新市名候補5点:土岐川,桔梗(ききょう),織部,東濃,陶都
※新市役所:現・多治見市役所(新庁舎設置までの間)
※新庁舎:合併後10年以内に,土岐市土岐津町土岐口地区に設置へ
※4市町の合併の是非と新市名を問う住民意向調査の結果(2004/1/25)
※多治見市:「賛成(35%)」「反対(57.4%)」「わからない(7.5%)」
※瑞浪市:「賛成(26.5%)」「反対(66.8%)」「わからない(6.6%)」
※土岐市:「賛成(30.8%)」「反対(61.5%)」「わからない(7.7%)」
※笠原町:「賛成(67.9%)」「反対(22.2%)」「わからない(9.9%)」
※新市名:東濃(23.1%),陶都(20.3%),織部(16.5%),土岐川(13.5%),桔梗(5.1%)
※4市町での合併を断念,協議会を解散(2004/3/31)
※4市町は他の枠組みや,単独自治継続を検討へ
※多治見市,笠原町は2市町での合併を検討へ
(推) 220,047 (国) 221,321 382.25

■多治見市2006.1.23多治見市, 土岐郡 笠原町
★多治見市・笠原町合併協議会(法定)

1505とはずがたり:2005/02/14(月) 13:01:36

【岐阜県合併協議】=山形と対称的に全郡での合併新市移行が進んでいる。

=岐阜市・羽島郡=
□岐阜市:結局2町合併に止まる。。岐南・笠松ぐらいは参加すべき。>>1502

■各務原市(2004.11.01)各務原市 羽島郡 川島町

=その他岐阜周辺=
■山県市(2003.04.01)山県郡 伊自良村,高富町,美山町

■瑞穂市(2003.05.01)
本巣郡 巣南町,穂積町
└→●本巣郡北方町(岐阜市との協議へ参加,その後離脱)

■本巣市(2004.02.01)本巣郡 根尾村,糸貫町,真正町,本巣町

=東農地域=
□土岐川市?多治見市, 瑞浪市, 土岐市, 土岐郡 笠原町>>1504
└→■多治見市(2006.1)多治見市, 土岐郡 笠原町

■中津川市
中津川市, 恵那郡 坂下町,川上村,加子母村,付知町,福岡町,蛭川村,長野県木曽郡 山口村
※康夫の野郎が長野県議会へ合併議案を提出せずヤキモキしたが無事合併へ。おめ〜。

■恵那市(2004.10.25)恵那市 恵那郡 岩村町,串原村,山岡町,上矢作町,明智町

=中濃地域=
■関市(2005.2.7)関市, 武儀郡 洞戸村,板取村,武芸川町,武儀町,上之保村
└→●美濃市

■可児市(2005.5.1)
可児市, 可児郡 兼山町
└→●可児郡御嵩町

□美濃加茂市(2006.1.10)>>1504
美濃加茂市, 加茂郡 坂祝町,富加町,川辺町,七宗町,八百津町,白川町,東白川村
☆美濃加茂市・加茂郡町村合併協議会(2004/12/31解散)
※美濃加茂市の合併の是非を問う住民意向調査の結果,反対多数で協議会は雲散霧消。美濃加茂市民の中心都市としての自覚が足りぬ。
↓└→●美濃加茂市は合併協議から離脱へ
※美濃加茂市を除く加茂郡7町村での合併を検討もその場合,富加町,坂祝町は飛び地になり結局加茂郡7町村での特例法期限内での合併を断念(12/4)
※8市町村での合併を断念,協議会を解散(12/31)

=西濃地域=
□大垣市:中核市構想は破綻。。>>1503
└→○○市大垣市, 養老郡 上石津町,安八郡 墨俣町
※それぞれ飛び地合併へ。なんのこっちゃい

■海津市(2005.3.28)
海津郡 海津町,平田町,南濃町(平田・南濃で大垣圏域合併の動きも)

■揖斐川町(2005.1.31)
揖斐郡 揖斐川町,谷汲村,春日村,久瀬村,藤橋村,坂内村
│└→池田町→大垣市へ
└─→●大野町

=北濃・飛弾地域=
□高山市(2005.2.1)
高山市, 大野郡 丹生川村,清見村,荘川村,宮村,久々野町,朝日村,高根村,吉城郡 国府町,上宝村
└→●大野郡白川村

■飛弾市(2004.02.01)吉城郡 河合村,宮川村,古川町,神岡町

■下呂市(2004.03.01)益田郡 下呂町,金山町,小坂町,馬瀬村,萩原町

■郡上市(2004.03.01)郡上郡 高鷲村,大和町,白鳥町,八幡町,美並村,明宝村,和良村

凡例:
■…合併で誕生した都市 □…構想で破綻した都市 ●…単独市町村制をとった自治体

1506とはずがたり:2005/02/14(月) 16:23:19
【浪岡町と青森市合併問題】
>>191
 青森市と浪岡町では、中核市への昇格が合併の原動力だ。「日本一の生産量を誇る浪岡町のリンゴで全国に情報発信したい」(佐々木誠造市長)、「空港と港の両方を併せ持つ中核市になれる」(加藤新吉町長)と双方が利点を強調する。

>>486 2004/10/14 調印式
浪岡の合併反対派町民が抗議行動
加藤町長は、二〇〇二年八月から二回、町内三十五カ所で合併に対する住民説明会を実施した後、〇三年四月の住民意向調査の結果を踏まえて、青森市を選択したという自負がある。同会の活動に「何を今さら」という感情が言葉の端々にうかがえる。

>>609
(7)分町−浪岡町若柳地区/「悲願」の常盤編入へ
http://www.toonippo.co.jp/l-rensai/heiseinogappei/20041025.html
 「常盤村への編入は、長年にわたる地区の悲願だった。憲法が保証する文化的な生活が、常盤村と一体化して初めて実現可能になる。『平成の大合併』という好機があったからこそ、行動を起こすことができた」
 浪岡町の南端、若柳地区に住む元高校教諭・千葉要三郎さん(70)は顔をほころばせる。町は青森市と二〇〇五年四月一日の合併を目指しているが、合併が成立すれば、同地区は浪岡町を離れて常盤村に編入される見通しだ。地区住民の「民意」が、町村境界を動かそうとしている。
 若柳地区は常盤村役場から徒歩五分の距離にある。約三十五世帯、百人ほどの住民の大半は同村の出身者だ。近所付き合い、水道、除雪、そして小・中学校の学区など、生活の枠組みの大半を常盤村に依存しており、「いわば常盤村が“母村”」(千葉さん)という。
 同地区がかつて属していた旧女鹿沢村は、「昭和の大合併」で浪岡町と合併した。「青森県市町村合併誌」によれば、合併後になって、同村の一部地域が常盤村への編入を求め、一九五一年三月に住民投票を実施した。しかし賛成票が足りず分町は成らなかった。
 やがて浪岡町内の一体化が進んだが、若柳地区は、町の中心部だけでなく、旧女鹿沢村の中心部とも水田で隔てられている。「住民の間では、常盤ともっと交流を深めたいという話が絶えなかった」と地区会長の白取治郎さん(67)は証言する。
 「進める会」の運動が実を結び、常盤村への編入は浪岡側、常盤側双方の理解を得た。正式な手続きは、青森市との合併成立後になる見込みだ。

>>1186 2004/12/14 県議会審議
「青森市・浪岡町」の合併案可決 太田県議が自民離党表明−−県会常任委 /青森
太田議員は「個人的には合併賛成だが、町に住む者としてもっと町民の意見を聞いてからの採決でいいと思った」などと話し、離党を表明した。

http://glin.jp/upd/aomori.html
※合併関連議案を青森県議会が可決:2004/12/16
※官報告示:2005/1/18

>>1321
青森・浪岡出直し町長選 合併の是非論再燃
これに対し、古村氏は「わたしが新町長になれば、役割は合併を止めること」と、争点を合併阻止の一点に絞る。
 合併期日は4月1日で新町長の任期は短いが、古村氏が当選すれば、その間に合併の是非を問う住民投票の実施を目指すほか、新「青森市」への事務権限の移譲拒否や合併関連の予算執行の停止、合併準備のための職員派遣の中止など、あらゆる手段を取る構えだ。

>>1472
選挙:浪岡町長選 共産党が政策協定、古村一雄氏の推薦決定 /青森
選挙:浪岡町長選 古村一雄前町議を推薦−−社民党県連 /青森

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/1820
古村氏が当選/浪岡出直し町長選

1507とはずがたり:2005/02/14(月) 21:46:33
<近畿>京都府南山城地域

特例法の期限にとらわれない合併協議,素晴らしい。

法定協議会設立の準備会 木津、山城、加茂町が初会合
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050214-00000059-kyt-l26

 合併協議を進める京都府木津、山城、加茂3町の法定協議会設立の準備会が14日、木津町役場で初会合を開いた。各町が3月定例町議会に提案する法定協議会の設置議案と関連の予算案について協議し、方針を固めた。
 準備会には、各町の町長と議長、議会に設けられた合併関連の特別委員会の委員長、助役(山城町は収入役)の委員と職員ら事務局が出席した。
 法定協設置議案については、事務や委員の選任など二十条からなる規約を確認した。各町の2005年度予算案には、それぞれ調査研究や広報の費用として390万円ずつ盛り込むことを決めた。
 法定協設置議案は3月4日、一斉に議会への提案を予定している。河井規子木津町長は「4月には法定協を立ち上げたい」としている。
 これを受けて木津、加茂両町は15日、山城町は16日に各町議会の特別委員会で報告し、意見を聞き、案の修正などの参考にするという。
(京都新聞) - 2月14日21時25分更新

1508杉山真大 </b><font color=#FF0000>(sB4AwhxU)</font><b>:2005/02/15(火) 17:01:19
たぬきの薬屋さんキタ━━━(゚∀゚)━━━!
http://www.asahi-net.or.jp/~ph6j-sngw/

合併協議凍結を申し入れ 志賀町議会の砂川議員
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2005021400195&amp;genre=A2&amp;area=S00

 滋賀県志賀町議会の解散請求の署名数が6594人分に達し、請求に必要な有権者数の3分の1(6069人)を超えたことを受け、同町議会の砂川次郎議員(無所属)は14日、目片信大津市長や後藤又久志賀町長らに両市町の合併協議凍結を申し入れた。

 同町の住民団体は、大津市との合併により、反対の根強い県の廃棄物焼却施設建設計画が進んでしまうとして議会解散で民意を問うことにし、10日、署名簿を町選挙管理委員会に提出した。今後、同選管による審査を経て本請求をすれば、解散の是非を問う住民投票が実施される。

 砂川議員は大津市役所で記者会見し「有権者の多くが議会解散を望んでいる。今後、住民投票や町議選が行われる可能性が高く、民意が明らかになるまでは協議を凍結すべきだ」と話した。
 法定合併協議会事務局の大津市広域行政室は「現時点で議会が解散しているわけではなく、粛々と合併協議を進める」としている。

[My HP] http://politics.mtcedar.com/

1509とはずがたり:2005/02/15(火) 20:35:53
<東北・北海道>

町長・議長とけじめツケさせられましたねぇ。民意の勝利である!

市町村合併で混乱、秋田・増田町長が“けじめ”の辞意
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050215-00000105-yom-soci

 いったん離脱した法定合併協議会への復帰を巡り、“けじめ”を求められた秋田県増田町が、自立派前議長の議員辞職に続き、町長が辞意表明する事態に見舞われている。

 もともと合併賛成派が多数を占める町民は「民意を無視したつけが回った」と冷ややかだ。

 町は昨年5月、合併賛成が65%に達した町民意向調査を受け、横手市など7市町村との合併協加入を決めた。しかし、合併協定調印後の昨年11月、町議会が自立路線を目指すとして合併案を否決。「議会を説得する」としていた石山米男町長も結局、翌12月に合併協離脱を表明した。

 これには町民が猛反発。住民説明会などで町や議会への怒りの声が相次いだ。町が今年1月に再調査したところ、合併賛成は77%に急増し、石山町長は一転、合併協復帰を宣言した。

 手のひらを返した町に、7市町村の怒りは収まらなかった。

 2月に入って町議15人全員が「合併関連議案を全会一致で可決し、背いた議員は辞職」との誓約書を提出した。

 それでも7市町村は納得せず、自立派の中心人物だった前議長が10日付で議員を辞職、前副議長も辞職する意向を固めた。石山町長も9日に辞意を表明し、ようやく7首長から復帰を承認された。14日には町議会が復帰案を可決、16日にも8市町村による合併協が再スタートする運びだ。

 合併協は当初、総定数145に上る議員の在任特例を使わず、定数34による選挙を申し合わせていた。

 町議会は昨年3月に改選したばかりで、ある議員は「(合併に反対したのは)在任期間を延ばしたかったから」と打ち明ける。

 豊かな自然の残る町は、人気漫画「釣りキチ三平」の作者矢口高雄さんの出身地で、三平の生まれ故郷としても知られている。

(読売新聞) - 2月15日13時5分更新

1510とはずがたり:2005/02/15(火) 22:45:37
<近畿>和歌山県

ちぇっこれも民意か。まぁ公共事業費減らして土建屋が困るだけなら良しとするか。。

市町村合併:高野町の住民投票 「合併しない」を選択−−特別委に報告 /和歌山
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050215-00000289-mailo-l30

 ◇きょう、協議へ
 高野町が九度山町との合併の是非を問うた住民投票は13日投票され、即日開票の結果、「合併しない」が1645票で、「する」の1006票を上回った。15日に町議会市町村合併調査研究特別委員会を開いて報告、最終的な方針を決定する。
 当日有資格者3754人のうち2719人が投票、投票率72・43%と住民の関心の高さを示した。無効は68票だった。同町は、合併しない場合は「道路補修費など町単独事業はできるだけ継続するが、新規建設などの国・県補助事業は見直す」などの考え方を示し、04年度には7億3279万円だった普通建設事業費を05年度から5年間は約2億7000万〜4億9000万円と大幅削減するなどの予算推計をしており、厳しい選択となった。
 同町は、後藤太栄町長が昨年11月、それまで進めてきた九度山町との合併協からの離脱を表明、町議会が議員提案で住民投票条例を設置した。条例は「町長及び議会は、住民投票の結果を尊重しなければならない」と定めている。後藤町長は「投票結果を尊重し、町議会特別委に報告し町としての方向を決定願いたい」とのコメントを発表した。【上鶴弘志】

2月15日朝刊
(毎日新聞) - 2月15日17時31分更新

1511とはずがたり:2005/02/15(火) 22:55:32
<東北・北海道>福島県白河地域
住民投票の投票率より回収率の高いアンケートの方を重視すべきやね!

市町村合併:表郷村長「アンケートを重視」 反対多数も推進−−3村住民投票
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050215-00000084-mailo-l07
 白河市との合併の是非を問う住民投票が13日、表郷、東、大信の3村で行われ、即日開票の結果、表郷村では合併反対票が賛成票を上回り、東と大信の両村では合併賛成票が反対票を上回った。しかし、滝田国男・表郷村長は同日、「合併推進の立場に変わりはない」と述べて合併協議を継続する意向を示し、住民投票の結果とは逆に4市村の合併を進める見通しだ。今後は同村議会の対応が焦点となる。[坂本昌信]
4市村長は合併を再確認
 表郷村の住民投票は投票率が67・37%で、合併反対は2040票(53・31%)、賛成は1787票(46・69%)だった。また同村はこの日、住民投票と同じ20歳以上の住民に対して1月に郵送で配布・回収した合併に関するアンケートも開封した。回収率は76・71%で住民投票の投票率より約10ポイント高く、「賛成」と「どちらかといえば賛成」の合計が2238(51・55%)と過半数を占めて住民投票とは正反対の結果だった。「反対」と「どちらかといえば反対」の合計は1765(40・66%)にとどまり、滝田村長は「回答者の多かったアンケート結果を(住民投票より)重視する」と話している。
 今後の対応が注目される表郷村議会は、合併推進派の議員7人が結束しており、合併慎重派の6人を上回っている。同村議会は近く全員協議会を開き、異なる結果となった住民投票とアンケートの取り扱いを協議する。
 これに対し、住民投票の実現で運動を展開した住民団体の近藤国俊代表は「アンケートは気軽な気分で回答した人が多い。住民投票の結果を重視すべきだ」と滝田村長の対応を批判している。
 住民投票の結果を受けて、4市村の首長は白河市内で14日会議し、滝田村長ら3村長が住民投票の結果などを報告した。合併特例法の期限が切れる3月末までに、4市村での合併を知事へ申請することを目指すことを再確認した。17日に合併協議会と合併調印式、25日に各市村で臨時議会を開いて合併関連議案を議決する予定だ。
………………………………………………………………………………………………………
 ◆住民投票開票結果◆
 ◇表郷村
賛成 1787(46.69%)
反対 2040(53.31%)
無効   20
 <確定投票率67.37%>
 ◇東村
賛成 2024(57.99%)
反対 1466(42.01%)
無効   39
 <確定投票率77.07%>
 ◇大信村
賛成 1892(63.68%)
反対 1079(36.32%)
無効   26
 <確定投票率77.00%>
 ※カッコ内は有効投票に対する割合
………………………………………………………………………………………………………
 ◆表郷村のアンケート結果◆
賛成         1751(40.34%)
どちらかといえば賛成  487(11.22%)
反対         1457(33.56%)
どちらかといえば反対  308 (7.10%)
どちらともいえない   338 (7.79%)
無効           34
 (回収率76.71%)

2月15日朝刊
(毎日新聞) - 2月15日16時15分更新

1512とはずがたり:2005/02/15(火) 22:58:58

<東海>静岡県
むぅ。。由比・蒲原・岩淵で庵原市じゃあ駄目なんかねぇ。
清水が静岡に吸収されてやや損させられてる現状を見せつけられてるのか。。

市町村合併:静岡市との合併問う住民投票 1100票差、蒲原町民ノー
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050215-00000049-mailo-l22
 ◇大都市に吸収、懸念根強く
 静岡市との合併の是非を問う蒲原町の住民投票が13日投開票され、合併反対票が賛成票を約1100票上回った。同町は由比町とともに静岡市との合併協議が終わり、すでに協定書にも調印しているが、住民が町の方針に「NO」を突き付ける形になった。「静清合併」で必ずしも満足がいく成果が出ていないことへの懸念などが背景にあるとみられる。隣接する由比町でも合併に慎重な議員が多いとされ、両町と静岡市が推進してきた合併が実現するかは微妙な情勢だ。【増田博樹、吉崎孝一】
 住民投票の投票率は72・41%で50%を超えたため投票が成立した。当日の投票資格者数は1万787人(男5169人、女5618人)だった。
 蒲原町議会は先月「合併に関しては議員が町民の意思を反映していない」などとして町議が住民投票条例案を提案し、可決された。条例は議会が合併関連議案を議決する際、投票結果を参考にするよう定めている。
 合併を推進してきた山崎寛治町長は13日夜の会見で開票結果について「謙虚に受け止めたい」と厳しい表情で話し、反対多数となった理由について「説明期間として2年間は(短くて)ちょっと無理だった」と述べた。一方で「将来を考えると静岡市との合併以外に選択肢はない。今後、議員の説得に努力する」と語り、議案を提出する考えに変わりがないことを強調した。住民投票の条例案を提案した石川豊治議員は「これが町民の声。この結果を踏まえて行動したい」と述べた。
 蒲原町は当初、由比、富士川両町との庵原3町による合併を模索してきたが、協議が「ご破算」となり静岡市との協議に入った。庵原3町で合併協議を再開する可能性は少なく、議会が合併関連議案を否決した場合、町は当面「単独の道」を模索せざるを得なくなる。
 住民が政令市移行を控えた静岡市との合併を否定した背景には、市街化区域内の農家への課税について説明を怠っていたことに象徴される市政運営▽歴史的に結びつきが強い庵原3町による合併が理想的とする考え▽大都市に吸収されることで、町の独自性が奪われることへの懸念――のほかに、蒲原町内は企業が多く財政力指数が99・9%(04年度)と高いことなどがあるとみられる。
 静岡市との合併を推進してきた山崎町長は「単独では財政的に厳しくなることは確実で、将来たちゆかなくなる」などと説明してきたが、町民の理解は得られなかった。 この日の投票結果は、同町とともに静岡市との合併を推進してきた由比町にも影響が出るとみられる。同町の望月俊明町長は「賛否はきっ抗すると思っていたが、予想以上に反対が多かった。一緒に合併協議を進めてきただけに由比町の合併議論にも影響が出るかもしれない。議会の理解を得られるよう努力していく」と語った。合併に慎重な同町議には「否決に向けた追い風になる」との見方が出ている。
 一方、人口約1万3000人の町の住民から合併を拒まれる形となった静岡市では、小嶋善吉市長が「残念な結果。合併が是となるよう議会に期待したい」と語った。市議会では「山崎町長は町内の意見を統一するよう努力すべきだ」などと不満の声も出ている。
………………………………………………………………………………………………………
 ◇蒲原町住民投票の結果
合併反対  4422
  賛成  3323
(無効66)=選管最終発表

2月15日朝刊
(毎日新聞) - 2月15日16時50分更新

1513とはずがたり:2005/02/15(火) 23:29:13
<山梨県>甲府地域

市町村合併:甲府など3市町村法定協、「上九一色」の名称消滅が決定
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050215-00000078-mailo-l19

 ◇オウム事件で有名に
 オウム真理教(アーレフに改称)の事件で全国的に有名になった「上九一色」の名称が消えることが14日、ほぼ確実になった。甲府市、中道町、上九一色村で作る法定合併協議会が同日、新市の町名に、現在の町村名を使わないことを決めたため。同村南部と富士河口湖町の法定協も上九一色の名前は使わない見通しだ。
 同村は当初、住民らからの要望で町名を「上九一色町」とし、現行の大字を下に付けるよう求めたが、甲府市は「今の市内は町名の下に大字はないことで統一されている」と難色を示し、「上九一色古関町」など大字も含めて町名とする代案を示した。同村が再検討し、「市の案では長過ぎる」などと上九一色の名前を使わないことを承諾した。
2月15日朝刊
(毎日新聞) - 2月15日16時40分更新

市町村合併:議員定数、新市で4議席増−−甲府など3市町村法定協
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050215-00000077-mailo-l19

 ◇中道に3、上九一色に1割り振り
 甲府市、中道町、上九一色村の3市町村で作る法定合併協議会は14日、新市の議員定数を現在の甲府市の34から4議席増やし、同町に3議席、同村に1議席を割り振ることを決めた。合併後の人口が20万人を超えると予想され、地方自治法が定める議員定数の上限が34から38に増えるため。
 また、12月の国勢調査で、合併後の人口が20万人を超えない場合は、合併特例法の定数特例を適用して定数を2増の36とし、両町村に1議席ずつを割り振ることも決めた。いずれの場合も、合併後間もなく両町村区域だけで市議選を行い、当選者は現在の甲府市議の任期が満了する07年4月30日まで在任する。編入合併のため、現在の甲府市議は同年の任期満了まで選挙を行わない。
 現行の議員定数は中道町が12、上九一色村も12だが甲府市、同町と合併する北部在住の議員は3でいずれも大幅減となる。
 法定協では、同村議3人から、現在の3市町村議全員が市議として在任する合併特例法の在任特例を使ってほしいと要望があったが、両市町の議員は「財政負担が大きく、住民の理解が得られない」と難色を示した。
2月15日朝刊
(毎日新聞) - 2月15日16時40分更新

1514とはずがたり:2005/02/16(水) 00:07:20
<長野県>駒ヶ根地域
アイター。二番煎じカコワルイ。
駒ヶ根市を至急伊那赤穂市に変えて新市名を駒ヶ根にしなーい。

自治の行方:合併後の新市名、「中央アルプス市」に−−3市町村法定協
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050215-00000116-mailo-l20

 ◇全員一致で決定−−駒ケ根市など3市町村法定協
 駒ケ根市、飯島町、中川村の3市町村法定合併協議会は14日、駒ケ根市役所南庁舎で開かれ、新市の名称を「中央アルプス市」とすることを全員一致で決めた。新市名称候補選定小委員会(委員長、堀越幸夫・飯島町議会議長、12人)が13日の第12回会合で選定、報告したのを原案通り認めた。同協議会長の中原正純駒ケ根市長は「夢のある新市にふさわしい名称が住民に理解され、27日に3市町村一斉に行われる住民投票と住民意向調査では合併の方向性が出てほしい」と述べた。
 同小委では公募結果を基に六つの新市名候補を選び、3市町村全世帯にアンケートした。その結果、駒ケ根1217票▽伊南606票▽中央アルプス501票▽美駒330票▽駒美263票▽駒ケ岳165票――の順になった。これを受けて同小委で2回にわたって話し合い、得票が下位の三つの市名候補と、得票は2位だったものの、「伊那市と紛らわしい」などの理由で伊南が除かれ、駒ケ根と中央アルプスに絞られた。
 どちらを選ぶかについて委員間で意見は分かれたが結局、アンケート3位の中央アルプス市を全員一致で推すことを決めた。選定理由として堀越委員長は「3市町村が対等な立場で合併し、新たなまちづくりを展開していくためには新たな名称が必要であり、(アンケートトップの)『駒ケ根』を超える、全国的にも世界的にも通じる壮大な名称が望まれる」などと説明した。[肥田木良臣]
2月15日朝刊
(毎日新聞) - 2月15日16時46分更新

1515とはずがたり:2005/02/17(木) 12:10:45
<東北・北海道>秋田県能代山本地域

能代が名前でどう譲歩するんだ?

二ツ井町長、能代市との合併方針を表明/住民投票で最終判断
http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20050216k

 単独立町を表明していた丸岡一直二ツ井町長は16日、町議会全員協議会で「能代市との合併に向けて協議を開始したい」と述べ、方針を転換することを明らかにした。併せて、協議開始の前提条件として「2市町合併協の協議結果を踏まえ、町は住民投票によって合併の是非を問う」など、能代市に確認を求める事項を提示した。能代市は、17日の市議会全員協で対応を決める。

 全員協で丸岡町長は「(単独立町を表明した後の)能代市の対応には誠意が感じられるようになり、将来の住民の利益を考えて合併を進める方針を固めた」などと述べた。

 二ツ井町に対しては、能代山本合併協が解散したのと前後して、能代市と山本郡南部3町(琴丘、山本、八竜)がそれぞれ合併を要請。丸岡町長は先月31日の議会全員協で単独立町の方針を表明したが、今月10日に3度目の要請をした豊沢市長が新市名称などで譲歩したことから、能代市との合併に前向きな姿勢を示していた。

(2005/02/16 22:00)

1516とはずがたり:2005/02/17(木) 15:40:56
大宮市復活への手続きと実例
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Gaien/3440/hukkatu/dokuritu.html

市町村分離の法的手続き

「合併してから全然ロクなことないよ。さいたま市なんてやだなー、もとの大宮市の方がまだ良かった。でも市が分離した話なんて聞いたことないし、大宮独立なんて無理でしょ?」と言う大宮市民は多いと思います。でも、諦めちゃいけません。まず地方自治法の規定を見てみましょう。

第7条
1 市町村の廃置分合又は市町村の境界変更は、関係市町村の申請に基き、都道府県知事が当該都道府県の議会の議決を経てこれを定め、直ちにその旨を総務大臣に届け出なければならない。
2 前項の規定により市の廃置分合をしようとするときは、都道府県知事は、あらかじめ総務大臣に協議し、その同意を得なければならない。
3 都道府県の境界にわたる市町村の境界の変更は、関係のある普通地方公共団体の申請に基き、総務大臣がこれを定める。
4 第1項及び前項の場合において財産処分を必要とするときは、関係市町村が協議してこれを定める。
5 第1項、第3項及び前項の申請又は協議については、関係のある普通地方公共団体の議会の議決を経なければならない。
6 第1項の規定による届出を受理したとき、又は第3項の規定による処分をしたときは、総務大臣は、直ちにその旨を告示するとともに、これを国の関係行政機関の長に通知しなければならない。
7 第1項又は第3項の規定による処分は、前項の規定による告示によりその効力を生ずる。

==============================

地方自治法には市町村の廃置分合とありますが、廃と合は合併のこと、置と分は分割のこと。つまり、さいたま市分割の手続きは合併の時と同じで、市議会で議決→県議会で議決→国へ届出です。合併の場合には、地方自治法と合併特例法 の両方が適用され、合併協議会の設置などが義務付けらますが、分割の場合は地方自治法だけ。つまり、市町村の合併よりも分離独立の方が法的手続きはよっぽど簡単なのです。

1517とはずがたり:2005/02/17(木) 15:41:11

北海道早来村から追分村が分離独立したケース

戦後、現行の地方自治法のもとで市町村が分離した実例として、昭和27年に北海道の安平村(現在の早来町)から追分村(現在は追分町)が分離独立したケースを見てみましょう。

昭和27年(1952年)
●1月30日 安平村議会で追分高校設置案を早来側議員が反対し1票差で否決。追分側議員が「分村以外に道はない」と動き始める
●3月3日 議員協議会で大部分の議員が分割に賛成。分割手続きに関する調査を村長・議長らに一任。
●3月24日 議員協議会で住民の意向を調査をするため各地区ごとに懇談会を開くことを決定。
●4月1〜10日 各地区ごとに住民懇談会。
●4月12日、村長・議長らが北海道庁で分割手続きについて打ち合わせ
●4月14日 議員協議会で住民懇談会の結果集計。56%の村民が分割に賛成と確認。
●6月6日 村議会で分割についての特別委員会設置を可決
●6月9日 公聴会を開催。分割賛成10人、反対1人。この結果を受けて特別委員会で分割案を可決。
●6月19日 村議会で分割予定境界線の一部修正を可決
●6月20日 安平村が北海道庁に分割を申請
●6月26日 北海道議会で安平村分割を議決
●7月12日 北海道庁が安平村分割を告示
●7月31日 安平村議会が分割に関する資産・職員の処理案を議決
●8月1日 追分村発足。村長は安平村長が職務代行者として兼任
●8月25日 追分村長・村議会選挙
●9月11日 総理府が8月1日に遡って安平村の分割と追分村の発足を告示

なんと、分離独立の動きが出てから(1月30日)実際に独立(8月1日)するまで、たったの6ヵ月と2日しかかかっていないのです。合併の場合は2つの以上の自治体が協議会で打ち合わせをしながら進めていくので手間がかかりますが、分離独立の場合は1つの自治体内部の話なので、決めたら早いわけですね。

1518とはずがたり:2005/02/17(木) 15:41:29

安平村は苫小牧の北にあり、室蘭本線沿いにあった村です。北側の追分地区は 鉄道の町 と呼ばれた交通の要衝で商業の中心、南側の早来地区は農業地帯ですが役場などがある行政の中心。どちらも人口はほぼ同じでした。村名になった安平地区は、中間にあった小さな集落です。追分→大宮、早来→浦和、安平→与野と置き換えてみると、なんだかさいたま市にソックリ・・・・。

安平村は政府が全国で合併を推し進めた「明治の大合併」の時に、植苗村の一部(追分)と勇払村の一部(早来)が合併してできた村です。しかしその時に村の名前と役場の場所をめぐって追分と早来が激しく対立して紛糾し、結局、村の名前は中間にあった「安平村」にして、役場の場所はとりあえず早来に置き、いずれ安平に移すことに決まりました。ところが早来の住民は役場を移したくなかったし、追分の住民はどうせ移すなら追分にと目論んだので、安平への村役場移転はいつまでも進みませんでした。で、商業地区だった追分の住民は「南部の農地整備なかり進んで、北部の開発は後回しにされてる」と不満を募らせてゆき、村議会は何十年も紛糾が続いていました。役場の場所と村の名前・・・合併でゴタゴタした経緯までなんだかさいたま市にソックリですね・・・。

安平村成立から53年目の昭和27年についに追分村が独立します。分割当時の村長は磯部という人で、戦後、現在の地方自治法が戦後施行されて選挙によって就任した初めての村長でした(戦前の村長は上からの任命)。磯部村長は「両地区の親和」を掲げて当選した人で、「これまでの村政は早来優先ばかりだ」と追分側から不満が高まっていたため、追分に役場の支所を作ったり、助役を2人制にしようとするなど、「格差是正」のために追分の整備を進めました。しかしこれに対して早来側では「ここ数年は追分の整備ばかりが進んでいる」と不満が高まっていきました。

そして追分に高校を作る案が村議会で1票差で否決されると、「追分からの税収で追分の開発をすすめるには独立しないと無理」という感情が高まり、住民の意向調査の結果56%が分割に賛成だったので、ついに追分村が安平村から分離することになります。当時は国策で「昭和の大合併」が進められてた時だけど、敢えてそれに逆らったというわけですね。分離した追分村は翌年に追分町となり発展して行きます。残った南部だけの安平村は翌々年には早来村(今は早来町)と改称しました。つまり、磯部村長としては地域の融和やバランスを考えていたのですが、追分側は「これまでの公共施設の格差を考えたらまだまだ不充分」、早来側は「早来は行政の中心、追分は商業の中心なんだから、公共施設は早来優先が当然のはず」と、よけい不満を煽ってしまったわけですね。

町史などでは分割前について「開村(合併)した際の役場誘致に端を発する両者間の感情的対立がそもそもの発端であり、以来宿命的なものとして村政上のガンになってきたものである」と書かれてますが、合併して50年以上経っても融和は無理だったということですね。村政の主導権をめぐる地域対立も分割してからはおさまって、現在では追分町と早来町は広域連合を組んで共同事業などをやってるようです。

1519とはずがたり:2005/02/17(木) 15:41:45

埼玉県川口市に合併された鳩ケ谷町が復活したケース

戦後の地方自治法の下で市が分割された例では、さいたま市に身近なところで川口市から鳩ヶ谷町(その後鳩ケ谷市)が分離したケースがあります。

●1949年冬 鳩ヶ谷地区分離の動きが具体化しはじめる
●1950年初 分離派が「鳩ヶ谷独立期成同盟会」を設立。署名運動をスタート。分離反対派は「分離反対同志会」を結成して対抗。
●4月14日 分離派が市に分離要求署名を提出。鳩ヶ谷の有権者6704人中3655人が署名。ただし市は890人分の署名は無効だと認定。
●5月2日 川口市議会全員協議会で討議。分離要求者は全体の3分の1だとして分離を拒否。
●5月4日 分離派が住民投票請求を市選管に提出。
●5月10日 新郷地区住民が鳩ヶ谷分離反対の具申書を川口市議会へ提出。
●5月12日 川口市議会が鳩ヶ谷分離に「時勢の推移に逆行する消極退嬰の策」と反対する意見書を可決。
●5月23日 鳩ヶ谷分離の住民投票を告示。川口市議会は分離反対の演説会を開催し、分離派の市民が押しかけて混乱。
●6月4日 鳩ヶ谷地区の住民投票を実施。分離賛成3280、反対2486。
●6月19日 川口市選管が住民投票の結果を埼玉県に報告。
●6月24日 埼玉県が県議会に、川口市から鳩ヶ谷町を分離する議案を提出。分離派や反対派もそれぞれ県議会に9つの請願を提出。
●7月29日 県議会総務委員会が川口・鳩ヶ谷で実地調査。
●8月31日 県議会総務委員会で2対8で鳩ヶ谷分離を否決。しかし県議会本会議では32対24で分離を可決。
●10月31日 川口市議会で鳩ヶ谷町への施設無償譲渡案を可決。
●11月1日 鳩ヶ谷町を設置。町長職務代行者は川口市長が兼任。
●11月26日 鳩ヶ谷町長、町議会選挙を実施。
●12月16日 鳩ヶ谷町長と川口市長が事務引継ぎ。
●1952年3月29日 埼玉県知事立会いの下で、鳩ヶ谷町と川口市が財産処分の協定書に調印。

川口と鳩ヶ谷は1940年に合併したのですが、「合併は住民無視だった」「川口市は合併時の公約を果たしていない」「鳩ヶ谷と川口は都市の性格が違う」などの理由で分離運動が起きました。戦時中に合併した市町村に関しては地方自治法の付則で、旧市町村の住民投票と県議会での議決だけで市町村分離ができたのです。川口市は一貫して分離に反対していましたが、住民投票の結果により分離を認めざるを得なくなりました。ただ川口側が引継ぎ作業に消極的だったので、資産や負債の分割交渉は1年半近くかかったようです。

このほか1948年には戦時中に合併してできた志紀町の町長選で分割派候補が勝利し、もとの志木町と宗岡村(志木市)、水谷村(富士見市)、内間木村(朝霞市)に4分割されました。埼玉県で戦後、市町村が分割されのは他に騎西町や皆野町など6ヵ所あります。

県庁所在地が分割された例では、1949年11月に山口市から小郡町が住民投票で分離したケースがあります。山口県は下関、宇部、徳山、岩国とそこそこの規模の都市が多く、山口県では行政の中心で文教都市の山口と、鉄道の町で産業都市の 小郡を合併させて、県の中枢都市を作ろうと、国や県の肝入りで1944年に合併したのですが(なんかこれまた浦和と大宮みたい・・・)、やがて小郡側から「住民無視だ」と反対運動が起きました。山口県では同時期に徳山市から新南陽市が分離しています。

現行法や各地の実例からみて、さいたま市の分割や大宮市の分離独立は多数の住民の意思があれば、十分可能なのです。

1520とはずがたり:2005/02/17(木) 15:44:20
>>1516-1520
俺の持論とは正反対だが興味深い。。

大宮は浦和に対して圧迫されてるのか?

静岡が清水より力強いのは解るが浦和と大宮だと大宮の方が強いかと思っていた。。

1521とはずがたり:2005/02/17(木) 16:44:25
<東北・北海道>岩手県

>国営農地開発などに巨費を投じた結果、第3セクターの肩代わり返済分を含め、約200億円の債務を抱えるようになった。
>一関市などとの合併に活路を見いだそうとしたが…事実上枠組みから排除された。
むぅ。
藤沢村はこの辺。一関と合併するのは一関市, 西磐井郡 花泉町,東磐井郡 大東町,千厩町,東山町,室根村,川崎村(一関地方合併協議会。新市名は結局:一関。結局新市名平泉市の両磐合併協議会から抜けたのは藤沢村と平泉町…)。平泉は兎も角,藤沢は碇ヶ関や黒石同様はみごにされちゃったのか。。
http://www.mapion.co.jp/html/map/web/admi03.html

合併失敗、町長の給料半額カットで係長並みに (読売新聞)
http://news.www.infoseek.co.jp/top/story.html?q=20050217it05_yomiuri

 岩手県藤沢町が新年度から佐藤守町長の給料を50%削減する方針を固め、3月議会に関係する条例改正案を提出する。

 周辺市町村との合併から外れ、巨額債務を背負いながら単独での生き残りをかけた行革の一つ。可決されると、町長の年収は約420万円になり、部下の係長並みになるという。

 案では町長の給料は月額34万6000円。寒冷地手当などが加わるが、ボーナスは2003年度から全額カットしている。

 町長以外にも、特別職の助役や教育長、正副議長らの給料・報酬を最大20%削減する。さらに2人の助役を1人に減らし、2003年度からの一般職員のボーナス一部削減も継続するなどして、年間1億9000万円を節減する予定。

 町の一般会計は68億円(2003年度決算)だが、国営農地開発などに巨費を投じた結果、第3セクターの肩代わり返済分を含め、約200億円の債務を抱えるようになった。一関市などとの合併に活路を見いだそうとしたが、財政状況の悪化を指摘されるなどして、事実上枠組みから排除された。
[ 2005年2月17日14時32分 ]

1522とはずがたり:2005/02/17(木) 17:16:37
>>1521
岩手県の圃場整備などの問題点
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1038805069/619

1523とはずがたり:2005/02/17(木) 21:24:29
<東北・北海道>最上地域

最上地区は駄目だねぇ。新庄舟形に続き此処も破談で合併ゼロか。。

尾花沢大石田 合併調印を延期
http://mytown.asahi.com/yamagata/news02.asp?kiji=6446

  大石田町での住民投票で尾花沢市との合併反対が多数を占めたことを受けて小野紀男市長と阿部孝義町長は16日会談し、19日に予定していた合併調印式の延期を決めた。合併するかどうかの結論は、それぞれ議会に諮るとしたが、両首長とも「住民投票の結果を尊重する」としている。

  会談後の記者会見で、小野市長は「大石田町側から調印延期の申し入れがあり、了承した」と述べた。阿部町長は「投票結果は反対が1500票も賛成を上回った重みを考え、慎重を期す必要がある」と調印式延期の理由などを説明した。

  合併の扱いについては、両議会で議論してもらって結論を得たいとしており、18日には町議会全員協議会が、21日には市議会特別委員会が開かれる。

  また、小野市長は会見で、16日早朝に市議会の会派代表とも会談したことを明らかにし、「市議の受け止め方も住民投票の前と後では違う」と述べ、白紙化やむなしとの認識を示した。

(2/17)

1524とはずがたり:2005/02/18(金) 02:08:10
<東北・北海道>福島県2題

市町村合併:本宮町と白沢村、法定合併協設置
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050217-00000146-mailo-l07

 本宮町と白沢村は16日、法律に基づく「本宮町・白沢村合併協議会」を設置した。会長には佐藤嘉重・本宮町長、副会長に岡部善宜・白沢村長が選任された。両町村は06年中の合併を目指しており、第1回合併協議会は3月末に予定している。2町村長は県に対して同日、法定合併協議会の設置と、合併の重点支援地区に指定するよう要望書を提出した。
2月17日朝刊
(毎日新聞) - 2月17日16時15分更新

市町村合併:表郷村、合併議案可決の公算
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050217-00000145-mailo-l07

 白河市との合併の是非を問う13日の住民投票で反対票が賛成票を上回った表郷村で16日、村議会全員協議会が開かれ、対応を協議した。しかし、議長を含む反対派7人と賛成派7人の歩み寄りはなく、話し合いは平行線のまま散会し、合併の最終判断は25日の臨時議会に持ち込まれることになった。議長を除けば賛成派が1人多いことから、合併関連議案は可決される公算が大きい。
 住民投票の前に村が行ったアンケートでは合併賛成が多数となり、住民投票とは逆の結果だった。全員協議会ではこのアンケート結果の取り扱いについて激しい議論となり、反対派からは「アンケートは一般的な市町村合併について問うたもの。質問の仕方に重大な問題がある」「議会の議決を経た住民投票を重視すべきだ」などの意見が出た。賛成派からは「アンケートの回収率は、住民投票の投票率よりも高く、村民の意向を最も良く反映している」などの意見が出された。
2月17日朝刊
(毎日新聞) - 2月17日16時15分更新

1525杉山真大 </b><font color=#FF0000>(sB4AwhxU)</font><b>:2005/02/20(日) 10:02:51
<茨城県>
マヂデスカ!?Σ(゚Д゚|||)
「南セントレア」よりなお酷い。

伊奈・谷和原の合併で「つくばみらい」市
http://mytown.asahi.com/ibaraki/news02.asp?kiji=8660

  伊奈町と谷和原村の合併協議会が19日、谷和原村公民館で開かれ、新市の名称を「つくばみらい市」に、庁舎の位置を伊奈町役場に決めた。

  新市の議員定数は20とし、現町村議の任期は在任特例により08年2月末までとした。
(2/20)

1526とはずがたり:2005/02/20(日) 10:13:27
なんと。。
個人的にはつくば周辺全部併せて筑波市を推奨。

1527とはずがたり:2005/02/23(水) 00:14:12
<山梨県>
とは総研は釜無市or峡中市を推すんじゃがのぉ。
どうも何処の合併協議委員どものセンスは駄目駄目だね。まぁ決めるのが減らされる対象者達だからしょんないか。

市町村合併:新市名は「中央市」に絞る−−田富、玉穂、豊富法定協委 /山梨
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050222-00000098-mailo-l19

 田富、玉穂、豊富の3町村で作る法定合併協議会の新市名称選考委員会は21日、新市の名称を「中央市」に絞り込んだ。3町村の住民らから応募のあった名称の一つで、「山梨県の中央に位置すること」が理由。25日の法定協で了承されれば、正式に決定する。
 3941通で1016種類の名称の応募があり、「峡中」が215通で最多、「釜無」が126通でこれに次ぎ、「中央」は110通で6番目だった。同委員会を構成する3町村の首長、議長、地域代表者など15人の委員が9日に開かれた前回の委員会で、1人2票ずつ投票し「中央」の他、「峡中」「国中」「みどり野」「甲陽」「みのり」「梨央」の七つに絞り込んだ。
 この日は全委員が1人1票で投票を行い、「中央」が最多の8票を獲得。「甲陽」(5票)と「梨央」(2票)が続いた。
2月22日朝刊
(毎日新聞) - 2月22日16時36分更新

1528とはずがたり:2005/02/23(水) 00:15:45
<東北・北海道>宮城県

県南の中核都市が出来るかできないかで大きく違ってくる。此処は是非!
なんだかんだで大河原が中心になるんだからさぁ〜。

合併協議:進展・波乱 大河原町長、慎重に検討の姿勢−−住民投票結果受け
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050222-00000084-mailo-l04
 ◇「投票率50%割り賛否きっ抗」
 大河原町の斎清志町長は21日、記者会見し、柴田、村田両町との合併賛否を問う住民投票で、反対が賛成を上回ったことについて「結果は軽くないが、投票率が50%を超えず賛成と反対もきっ抗している。議会の動向などを見ながら誤りのない判断をしたい」と述べ、ただちに合併を白紙に戻さず、慎重に検討する姿勢を示した。22日の3町法定合併協議会の正副会長会議で態度を明らかにする。
 町長はまた、合併反対が賛成を上回った理由について「新市の事務所位置が大きく影響したのではないか」と述べた。同法定協では、新市では当面の間、柴田町役場を本庁舎とすることで合意している。
 ◇「基本的には合併進める方向では」−−浅野知事
 浅野史郎知事は21日、大河原町の住民投票で、合併反対が賛成を上回ったことについて「大河原は当初、合併への動きが強いと感じていた。今もその方向は変わらないと思う」と述べるとともに、「3町の合併への動きを見れば、基本的には(合併を)進める方向ではないか」との見通しを示した。同日の定例記者会見で語った。
2月22日朝刊
(毎日新聞) - 2月22日16時6分更新

1529とはずがたり:2005/02/23(水) 00:17:15
<東北・北海道>福島県

市町村合併:5市町村で関連議案を可決−−新喜多方市へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050222-00000108-mailo-l07

 喜多方市、塩川町、山都町、熱塩加納村、高郷村で21日、それぞれ臨時議会が開かれ、5市町村の廃置分合など合併関連5議案を可決した。5市町村は新喜多方市として合併するため、3月1日に知事に合併申請する。
2月22日朝刊
(毎日新聞) - 2月22日16時16分更新

1530とはずがたり:2005/02/23(水) 00:24:03
<中国・四国>
美祢も秋吉台も綺麗な地名だし迷うねぇ。

市町村合併やまぐち:報酬据え置き、在任特例適用へ−−美祢法定協 /山口
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050222-00000192-mailo-l35

 美祢、美東、秋芳1市2町の法定合併協が21日開かれ、合併後も現在の議員がそのまま在任する在任特例を適用することを決めた。期間は07年4月29日までの1年1カ月で、議員報酬は合併前のまま据え置く。
 新市の名称問題では、投票で選ばれた「秋吉台市」について1市2町で住民意識調査を実施し、調査結果を踏まえて、3月13日の次回協議会で最終的に検討することとなった。

2月22日朝刊
(毎日新聞) - 2月22日17時2分更新

1531とはずがたり:2005/02/23(水) 00:24:11
<九州・沖縄>
まぁまぁ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050222-00000008-nnp-l44
東国東4町合併協 「国東市」で決着 全42項目の協議終了

 国見、国東、武蔵、安岐四町の東国東地域合併協議会(会長・斎藤幹安岐町長)は二十一日、新市名を「国東市」とすることで合意、決着した。

 協議会では「くにさき市」(国見、武蔵、安岐町)と「国東市」(国東町)に割れ、調整が続いていたが、「住民アンケートで多数を占めた」ことなどを理由に国東市と決めた。斎藤会長は「歴史ある漢字を残そうと意見がまとまった。全会一致で決定でき、満足している」とした。

 これで、全四十二項目の協議が終了。今後、各町の三月定例議会で合併関連議案を可決し、三月二十九日に調印し県に合併申請書を提出する。
(西日本新聞) - 2月22日2時47分更新

1532とはずがたり:2005/02/23(水) 00:31:54
<九州・沖縄>宮崎県都城地域

良いですねぇ。ガンガン発展させて20万都市を目指して欲しい。三股と高原・野尻辺りを吸収しないと不可能?

市町村合併:都城市と北諸4町、合併協定書に調印 17万人の新市誕生
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050222-00000212-mailo-l45

 ◇人口17万人、来年に新市誕生
 都城市と山之口、高城、山田、高崎の北諸県郡4町は21日、合併協定書に調印した。県内では宮崎市・佐土原町に続き2番目。初の対等合併で、県知事の決定、総務大臣の告示などを経て来年1月1日、新「都城市」が誕生する。
 新市の規模は人口17万1338人(2月1日現在)、面積653・8平方キロメートル。事務所は現・都城市役所で4町役場は総合支所となるほか、合併後6年間は4町域に合併特例法に基づく地域自治区を設置。新市議会の定数は34とする一方、最初の市議選に限り定数を42とし、各市町域に選挙区を導入することなどが決まっている。
 調印式は都城市のホテルであり、長峯誠市長が「激しい議論もあったからこそ一つとなれた。効率的で高度な、かつ常に温もりを感じる行政を実現したい」とあいさつ。特別立会人の安藤忠恕知事は「南九州の交流拠点となるよう期待したい」と祝った。
 5市町は今月25日に臨時議会を開催。合併議案を可決後、3月10日に知事へ申請する予定。[桐山友一]

 ◆新市の規模
          人口     面積
都城市  13万3056  306.7
山之口町    7072   97.5
高城町   1万2033   94.2
山田町     8377   62.2
高崎町   1万800    93.2
計    17万1338  653.8
(面積は平方キロメートル。人口は1月31日または2月1日現在の現住人口)

2月22日朝刊
(毎日新聞) - 2月22日17時31分更新

1533とはずがたり:2005/02/23(水) 00:35:30
<東北・北海道>
酒田と鶴岡を除いてことごとく破談の山形であるが。。
合併しろず。

当初予算案:6市とも厳しい財政浮き彫りに−−酒田など /山形
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050222-00000063-mailo-l06

 酒田市、上山市など6市の05年度当初予算案が21日、発表された。山形市との合併が破談となった上山市は前年度当初比1割減となるなど、各市とも厳しい財政運営を強いられている。

 ◆酒田市
 一般会計総額は355億6000万円で、前年度比3・6%減。投資事業減少などで3年連続のマイナス予算になった。
 歳入のうち市税収入は118億円(前年比0・9%減)。市民税は法人・個人とも減ったが、住宅新増築などで新規課税が見込まれる固定資産税は1・1%増。主な歳出は▽扶助費=児童扶養手当、生活保護世帯、高齢化による医療費増加で43億800万円(同2・1%増)▽普通建設事業費=学校建設などの大型継続事業が一段落したことで45億6000万円(同18・9%減)など。
 ◆寒河江市
 一般会計総額は131億6000万円で前年当初比2%の減額予算となった。歳入では、市債が38・9%減の6億3490万円で、市税は0・6%増の47億7131万円とわずかに伸びた。歳出では、人件費が30億8038万円で1・1%減少。
 ◆上山市
 一般会計総額は、前年度当初予算比10・3%減の110億6000万円で、過去10年で最小規模となった。歳入では、給食センター整備の完了を受け、市債が58%減の7億3560万円で、財政調整基金などからの繰入金は4億4200万円で13・3%増加し、基金残高は2億3000万円となった。歳出では、投資的経費が42%減の4億8933万円で、公債費が20%減の19億724万円となった。
 ◆村山市
 一般会計総額は108億5000万円で前年度当初比0・7%の増額予算となった。収入役の廃止を3月定例会に提出予定。歳出面を見ると、投資的経費が13%増加の14億5327万円で、公債費は8・7%減の21億493万円。
 ◆尾花沢市
 一般会計は約101億円。04年度当初予算に比べ、7・7%減で、3年連続のマイナス予算となった。歳入は、市税が3%、地方贈与税が17・5%それぞれ増えたものの、厳しい財政運営が続く。前年度比で18%減ったが、財政調整基金など6億2000万円を繰り入れている。歳出では、04年度末で退職者13人の不補充で人件費を削減し、公債費も11・6%減った。
 ◆南陽市
 一般会計総額は3年連続マイナスの118億1400万円となった。主な事業は、新年度に着工を予定している市斎場整備事業3億6000万円など。これまで同市には斎場がなく、ペット用の1基を含む3基の焼却炉を備えた斎場を建設する計画だ。また、部長職を今年度で廃止し、新規採用を抑えるなどして、人件費を約1億1500万円、昨年度比3・5%減額した。05年度末の地方債の残高は186億4600万円、起債制限比率は13%になる見込み。

2月22日朝刊
(毎日新聞) - 2月22日16時10分更新

1534とはずがたり:2005/02/23(水) 00:36:55
<東海>静岡地域

由比の非農民よ,農家の税金逃れに怒れ〜!

市町村合併:賛否同数で議長反対、静岡市との合併否決−−由比町議会 /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050222-00000028-mailo-l22

 ◇町長「合併目指したい」
 ◇蒲原町議会は深夜まで審議
 静岡市との合併に関する議案を審議する由比町の臨時議会が21日開かれ、由比町議会は議案を否決した。同日、蒲原町でも同様の議案を話し合う臨時議会が開かれたが、議長の不信任決議が出されるなど混乱し、審議は深夜まで続いた。
 由比町臨時議会では、望月俊明町長が同市との合併をするための議案などを提案。合併賛成派からは「町は地方交付税に頼った財政で、今後減額が予想されることから単独ではやっていけない」などの意見が出た。一方反対派は「合併後の静岡市がどうなるか見えず、町民に不安が多い」などと主張した。
 採決の結果、賛成5対反対5の同数となり、安部庄太郎議長が「同数では現状維持とするしかない」と反対し、合併関連議案は否決された。望月町長は「合併という行財政改革が理解されず残念。町民の声を認識してくれればこのような結果にならなかったのではないか」と険しい表情で議会の判断に疑問を投げかけた。今後については「当面単独になるが、受け入れてもらえるなら静岡市との合併を目指したい」と述べ、引き続き合併を推進する考えを示した。
 由比町では、昨年4月に実施した同市との合併協議会設置の是非を問う住民投票で賛成多数の結果を受け、3日に両市町の合併協議会間で合併に合意していた。しかし規模の大きな静岡市に吸収される懸念などから、最終的に合併を判断する町議の間に慎重な姿勢も強かった。
 先月3日にも、望月町長が「住民の意思を問いたい」として提出した合併の是非を問う住民投票条例案が反対多数で否決されるなど、合併を推進する望月町長と議会のかい離が目立っていた。また、静岡市の政令市移行後に市街化区域内農地が宅地並みに増税されることに反対する農家が合併反対の署名を提出するなど、町内にも合併に慎重な動きが出て、合併の実現はならなかった。
 一方、蒲原町では臨時議会の冒頭で議事運営に問題があるとして、須藤謙議長の不信任決議案が議員から提出されて可決され、改めて議長選出の議論をするなど混乱が続いた。議長決定後に山崎寛治町長が「将来の蒲原町のため静岡市との合併が必要」として静岡市との合併議案を提出した。
 同町の合併協議では今月13日に投開票された同市との合併の是非を問う住民投票で反対が賛成を約1100票上回り、財政の先行き不安を理由に合併推進を続けてきた山崎町長と町民の考えの違いが露呈した。反対多数となった背景には、結びつきの強い庵原3町間での合併を求める声が根強いことや、工場立地が多く同町の財政力指数が高いことなどがあるとみられる。
 ◇「誠に残念」−−小嶋・静岡市長
 由比町議会での合併議案の否決を受け、静岡市の小嶋善吉市長は同日夜、「地域の一体化や合併に対する不安解消を目指してできる限りの対応を取ってきたが、否決されたことは誠に残念な結果」とコメントを発表した。
2月22日朝刊
(毎日新聞) - 2月22日16時45分更新

1535とはずがたり:2005/02/23(水) 01:07:12
<近畿>兵庫県

市町村合併:住民投票結果、大河内町は難色示す−−神崎郡北部3町の合併
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050222-00000292-mailo-l28
 神崎郡北部3町の合併を焦点に、20日行われた市川、大河内両町の住民投票は、3町合併に厳しい結果が出た。
 大河内、神崎両町は昨年2月に合併協議会を設置。今年1月には、これとは別に、市川町を加えた3町での合併協も発足した。
 市川町の住民投票では、3町で「合併する」が「合併しない」を上回ったが、大河内町の住民投票では「神崎町と2町合併」が投票総数の半数以上を占め、3町での合併に難色を示した。
 この結果を受け、尾〓光雄・市川町長が「大河内町には善処していただきたい」と話す一方、上野英一・大河内町長は「投票結果を尊重して2町による新町建設に尽力したい」としており、3町合併の行方は、今のところ未確定だ。
 大河内町では23日の町議会合併問題調査特別委員会で、住民投票結果について議論される見込み。2町合併協会長の足立理秋・神崎町長は「大河内町の特別委の結果を踏まえ、早急に結論を出したい」と話している。
〔播磨・姫路版〕

2月22日朝刊
(毎日新聞) - 2月22日17時45分更新

※姫路市周辺25市町で研究会設置:2002/4/1
※神崎郡福崎町,香寺町,飾磨郡夢前町と6町で研究会設置:2002/7/30
※福崎町で神崎町,大河内町,市川町と4町での法定協議会設置を求める住民発議(2003/1月)
|↓
|★法定協議会「神崎町・大河内町」設置:2004/2/4
|※合併方式:新設
|※合併予定期日:2005/11/1
|※新町名候補5点:神河,美里,埴岡(はにおか),秀峰(しゅうほう),わかば
|※新町名:●神河町(かみかわちょう)
|※新町役場:現・大河内町役場
||
|※市川町が参加を申入れ(2004/10/18)
|↓
|★法定協議会「神崎町・市川町・大河内町」設置:2005/1/6
|※合併方式:新設
|※合併予定期日:2006/3/27
|※新町名公募終了(住民対象2/10〜2/18)
|※合併に関する住民投票の結果(2005/2/20)
|※大河内町:「神崎町(55.6%)」「神崎町,市川町(26.3%)」「合併しない(18.1%)」
|※市川町:「神崎町,大河内町(53.1%)」「合併しない(46.9%)」
|人口:(推) 27,699(国) 28,312←3町でもぎりぎり市にはなれないんだねぇ
|↓
|住民投票の結果を受け二町合併の方針固まる。
↓|
神崎郡 福崎町,香寺町
※2町で研究会設置:2003/8/13
※香寺町の合併に関する住民アンケート(世帯ごと)の結果「姫路市(42.9%)」「福崎町(39.6%)」「合併しない(17.6%)」(2003/12月)
※法定協議会設置を求める住民発議
※「福崎町で神崎町,大河内町,市川町と」(2003/1月)
※「福崎町で香寺町と」:香寺町が議会付議せず不成立(2003/12/25)
※「福崎町,香寺町(同一請求)」:福崎町が可決,香寺町が否決(2004/5/18)→香寺町で住民投票へ
※香寺町は姫路市,宍粟郡安富町と3市町での合併も検討,法定協議会設置:2004/4/5
※香寺町の福崎町との法定協議会設置の是非を問う住民投票の結果「賛成(53.9%)」「反対(46.1%)」(2004/9/26)
※2町で法定協議会設置:2004/11/5「住民発議」→新設/市制
※香寺町の合併に関する住民投票の結果:「姫路市(48.6%)」「福崎町(46.9%)」「合併しない(4.5%)」(2005/1/16)
※2町での合併を断念,協議会を解散(2/3)
※香寺町は姫路市と合併へ
↓↓
残った福崎町と市川町で合併は如何!?

1536とはずがたり:2005/02/23(水) 20:40:33
<東海>静岡県静岡地域

後は由比町をぎりぎり挟撃して締め上げよう!(笑)

市町村合併:蒲原町議会、合併議案を可決 賛成7・反対4、住民投票を覆す /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050223-00000007-mailo-l22

 静岡市との合併関連議案を審議していた蒲原町議会は21日深夜、議案を可決した。隣接する由比町では町議会が同市との合併関連議案を否決しており、静岡市議会で合併関連議案が可決されれば来年3月に県内初の飛び地合併が実現する。蒲原町では今月13日にあった住民投票で合併反対が賛成を1000票以上も上回っていたが、同議会はこれを覆す判断を下すことになった。
 総務省によると、住民投票の結果を覆して議会が合併を決めた例は「平成の大合併」ではこれまでに1例しかない。
 21日の臨時議会は、山崎寛治町長が合併関連議案を提案。その後、賛成派が「住民投票で反対票が多かったのは、すでに実現不可能になった庵原郡3町による合併を希望する人を反対派が誘導したから」「税収が年々減少し、単独ではやっていけない」、反対派は「市街化区域内農地の宅地並み課税などで町民の負担が増える合併では利益に反する」「住民投票で反対票が多かった結果を重視すべきだ」などと意見を述べた。
 その後、午後11時前から採決に入り、賛成7対反対4で可決した。議会終了後、山崎町長は「議会が頼りだった。長期的目線に立って議決をいただいた」と淡々と語った。住民投票に反する議決だったということもあり、終始厳しい表情のままで「反対票が多かったのは私の説明不足が原因。今後も理解を得られるよう努力する」と述べた。
 議会には合併に慎重な意見も根強かったが、人口約1万3000人の小さな町では住民サービスの質を維持できなくなることなどから賛成が増えたとみられる。
 一方、由比町の望月俊明町長は22日、静岡市の小嶋善吉市長を訪ね、合併関連議案が否決されたことを報告し陳謝した。同日開会した静岡市議会では、小嶋市長が両町との合併関連議案を含む131件の議案を上程。小嶋市長は会見で「蒲原町は大所高所からの判断をしていただけた。由比町の否決は残念」と語った。
2月23日朝刊
(毎日新聞) - 2月23日16時51分更新

1537とはずがたり:2005/02/23(水) 21:26:28
http://www.tctv.ne.jp/mkim/geography/nurie.htm
「平成の大合併」を先取りした近未来の都道府県別・市町村区分図
M.K.の塗り絵

合併マニアの心をくすぐります。実現した新しい市町村の境界を見てにやけてしまふ。。

1538とはずがたり:2005/02/25(金) 10:30:30
<近畿>滋賀県
八日市の旧八日市地域・五個荘・永源寺町の永源寺周辺にそれぞれもとの地名が残るのは大変結構なことだ。

合併見聞録/町名に苦悩の跡
東近江市、42地区で旧自治体名残す
http://mytown.asahi.com/shiga/news02.asp?kiji=4881

  歴史を重んじ、合併前の自治体名を残すか。それとも、旧名をなくすことで新しいまちの一体感を生み出すか。合併に伴うこの難問に、発足したばかりの東近江市が下した結論には、その苦悩の跡がうかがえる。

当初残さぬ方針 住民対応でまちまちに
  東近江市は今月11日、八日市市と永源寺、五個荘、愛東、湖東4町が合併して発足した。
  市域の住居表示をみると、「東近江市」の下に合併前の自治体名が残っている地域と、旧自治体名がつかない地域が共存している。地区数を数えてみると、市域の2割余りの地区で旧自治体名が残っている。
      ◇ 
  昨年秋から合併で誕生した県内の新市をみると、高島市(旧高島町を除く)と甲賀市は旧自治体名を住居表示に残した。理由は市域の広さにあった。両市は自治体としては県内1位、2位の広さがあり、旧町の名称が新市での位置をイメージする手がかりになっている。「高島郡→高島市」「甲賀郡→甲賀市」と、新市の名称が郡の名称を引き継いだこともあり、住民の混乱も少なくて済んだ。
  これに対し、米原市は旧町名を一掃した。担当者は「旧町意識を残さず、新しいまちづくりに踏み出す意味で、なくすことに抵抗は出なかった」と話す。
  東近江市の合併管理室には今、「地区によって旧名を残したり、なくしたりしていて、わかりにくい」という市民の声が多く寄せられている。
      ◇
  合併協議会の歴史を振り返ってみると、事務局は当初、旧自治体名は住居表示につけない方針だった。03年7月の第1回協議会で提案されたが、これに旧五個荘町の委員が強く待ったをかけた。「近江商人の発祥の地でもあり、現在の町名には格別の愛着がある」

  結論が持ち越される間に、旧永源寺町からも残したいという声が上がった。04年春ごろには、八日市市の中心部で開かれた説明会で、「他で旧町名を残せて八日市で残せないのはおかしい」と住民の不満が相次いだ。周辺の自治会長48人の約7割が「八日市」の名称にこだわったことを受け、合併協議を主導した八日市も事務局提案をのめなくなったという。
     ◇
  協議では、こうした各地からの要望を取り入れ、八日市市中心部の15地区▽五個荘町のほぼ全域にあたる24地区▽永源寺町の永源寺周辺の2地区▽愛東町の1地区||の計42地区で旧自治体名を住居表示に残すことになった。協議が始まって1年4カ月がかりの決着だった。
  東近江市の北村定男・合併管理室副主幹は「合併協議で住民の意向を尊重した結果。ややわかりにくく不便な面はあるかもしれないが、(住居表示が決まるまでの)経緯を理解していただければ」と説明している。
  八日市地区自治連合会長の吉田一彦さん(68)は「由緒ある八日市の地名は残すべきだと思っていた。地区によって名称が残らないところも出たが、それぞれの地域の考え方があるのだからやむを得ない」と話している。
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1539とはずがたり:2005/02/25(金) 10:48:20
<東北・北海道>山形県

山形県の合併破談状況は酷いなぁ。一方で庄内は物凄い進み具合だが。。
なんか山形県人の気質とかと関係があるのでしょうか。それとも山形内陸人の最上人・村山人・玉置人の気質かな。

尾花沢との合併 大石田町長が断念
http://mytown.asahi.com/yamagata/news01.asp?kiji=6474

  住民投票で尾花沢市との合併反対が多数を占めたことを受けて、大石田町の阿部孝義町長は23日、町議会全員協議会で「これ以上協議を進めれば町内に混乱を生じさせる恐れもある」などと述べ、合併を断念する考えを表明した。この後、小野紀男市長と会談して考えを伝えた。終了後に会見した小野紀男市長は「合併は白紙に戻ったと理解している」と述べ、「はながさ市」という新市名まで決まっていた協議の破綻(は・たん)が確実になった。

  両首長は24日の合併協議会で、継続断念の意向を正式表明するとみられる。県内で、住民投票の結果を受けて合併協議が白紙に戻るのは、新庄市との合併協議を進めていた舟形町に次ぐもの。これにより、平成の大合併に向けた県内の協議は、3地区で進んでいる庄内地方を除き、最上、村山、置賜の3地方すべて破綻することになり、当面は、各自治体が独自に財政再建を進めながら現状の枠組みで自治体運営を続けることになる。

  阿部町長は全員協で、合併断念の理由について「住民投票で賛否の差は1500票と歴然としている。合併相手の変化も感じたので総合的に判断した」と述べた。合併協議に町民の理解を得られなかったのは「結果として反省する」とし、今後は「数値目標を示し、自立の道を目指す」と理解を求めた。

  これに対して合併賛成派の議員から「合併賛成も2千票あった。簡単に合併断念を決めるべきではない」「町長が合併以外に選択肢がないと説明してきたので合併に賛成した。自立できるのなら最初からそのように話すべきだった」など責任追及の意見が出された。町長は「合併協議は議会の議決を経ている」などとかわした。

  この後、町長が協議断念を申し入れた会談で小野市長は「承りました」と答えたという。市は24日午前に市議会合併特別委を開き、議員の意見を聴いた上で、小野市長が自身の判断を示す。同日午後に行われる合併協議会に両首長が結論を報告し、そのうえで両市町の議会で合併協解散の議決をすることになる。

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1540とはずがたり:2005/02/25(金) 11:13:13
<東北・北海道>岩手県

良く内容は解りませんが,全国のモデルとされるような沢内方式が新自治体にも概ね引き継がれそうで良かったですね〜。更なるリファインと拡充で合併して良かったと湯田・沢内両自治体の住民に喜ばれるように継続願う。

湯田・沢内合併 老人医療費など合意
http://mytown.asahi.com/iwate/news01.asp?kiji=7363

 湯田町と沢内村の法定合併協議会が24日開かれ、継続協議になっていた老人医療費助成制度、新自治体の事務所の位置、建設計画の3項目について合意に達し、議員の定数・任期については結論を次回に持ち越した。難航していた両町村の合併協議は、土壇場にきて大きなヤマを越え、3月下旬の知事への期限内申請は、ほぼ確実な情勢になった。

 建設計画は、合併特例債などを財源に、05年度からの10年間で138億円の事業を行う計画で、この日の協議で論議が終了し、県と細部の調整が行われる。

 新自治体の事務所は湯田町役場に置き、当面、10年間は新築せず、将来の新庁舎の建設方針は、人口や地理的条件を考慮して決めることになった。

 老人医療費の助成制度には異論が出ず、小委員会案で合意した。

 協議に先だち、加藤昭男沢内村長が亡くなったことで空席となった協議会副会長には、村の新田晟訓(まさくに)助役が選ばれた。

 新田助役は協議会終了後、老人医療費の助成制度が継続されたことについて、「加藤さんの遺志が生かされた。また新たな気持ちで、保健、医療、福祉を総合的に結びつけ、お年寄りを元気づけていきたい」と話している。

 《解説》湯田、沢内両町村の24日の法定合併協議会で、沢内村の老人医療費については、無料化制度を廃止する一方で、助成制度としては継続することが決まり、沢内村が45年間守り続けてきた「命を守る村」の理念は、新自治体に継承される見通しになった。沢内村が、助成制度の継続を「村是」として掲げて揺らぐことがなく、加藤昭男村長の急逝も、制度継続に向けて村の求心力を高める結果になった。

 昨年夏まで順調に推移した合併協議は、12月まで足踏みを続けた。60歳以上の老人医療費無料化制度の扱いについて、湯田町側から、財政負担を懸念する声や、助成対象が両町村の医療機関を利用する患者に限られることから、地域外の医療機関を利用する患者との不公平感を指摘する声があったためだ。

 無料化制度は、保健、医療、福祉を三位一体とする「沢内方式」を生み出し、過疎の山村にすぎなかった沢内村を、全国の地域医療のモデルに押し上げた。だが、高齢化社会の進展という環境の変化や、厳しい財政状況から、合併協議を機に、制度の見直しは避けられなかった。

 しかし、村の根幹の政策だった助成制度そのものを廃止するという選択はあり得ず、法定協の民生教育小委員会は「対象を5歳引き上げ、一部自己負担の導入」という案をまとめた。太田祖電(そでん)小委員長は、元沢内村長として制度を推進してきた。法定協副会長で、沢内村長選再選直後の15日に死去した加藤昭男村長は、無料化制度を実現させた当時の深沢晟男(まさお)村長を師と仰いでいた。協議が難航する中で、小委員会案からのさらなる見直しは、合併断念を意味していた。

 湯田町での学習会、沢内病院開設50周年記念式典、沢内村議長で亡くなった北島●男(あきお)氏の追悼式。沢内村は、様々な場で、助成制度の意義を訴え、湯田町の説得を試みた。

 加藤村長の急逝も村の団結力を高めた。加藤村長は先の村長選で合併実現を公約に掲げ、再選後「合併に全力を尽くす。生命尊重という村の理念を継承させたい」と抱負を語っていた。合併実現と、老人医療費助成制度の継続は加藤村長の遺志となった。理念継承のため沢内村は、制度以外の継続協議項目だった将来の役場の位置については柔軟に対応し、制度の継続合意を優先させた。

 (但木汎)
 ※文中の●は日へんに章

 ■沢内村の老人医療費助成制度をめぐる歩み■
 1954年 国保沢内病院開設
   60年 65歳以上の老人に対する国保10割給付
   61年 国保10割給付の対象を60歳以上に引き下げ
   62年 地域包括医療実施計画策定
       乳児の死亡率ゼロを達成
   71年 社会保険を含む全保険加入者に10割給付
   73年 国が老人福祉法で70歳以上の老人医療費無料化
   83年 老人保健法が施行され老人医療費有料化。沢内村は無料化継続
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1541とはずがたり:2005/02/25(金) 11:42:24
http://www.pref.gunma.jp/tihou/gappeiugoki.htm
【群馬県の合併状況:市町村合併の動き】

酷いゲリマンダーや飛び地合併で美しくないが,その次の合併が有ると期待しよう。

大間々市(大間々町・笠懸町・東村:まぁみどり市の事ね)と桐生市は直ぐにでも合併協議を始めるべり。新市役所はわたらせ鉄道と両毛電鉄と東武が集まる運動公園付近に。

みなかみ町(水上町・月夜野町・新治村)も即刻水上町に。月夜野と水上で綱引きがあったのだろうけど,平仮名にして溜飲を下げる月夜野の神経も平仮名にして自治体名が残ったとする水上の神経も理解できない。古くからの上越線の要衝水上に,新幹線の駅ができた(上毛高原)月夜野の妥協の産物か。上毛(高原)町に良くならなかったものだ。

沼田の不格好な形は何だ!?川場と昭和の両村は何してるのか!?

高崎も飛び地合併をすぐさま解消しよう!

なお,Wordじゃなくて一太郎を使用しているのには好感が持てる。

1542とはずがたり:2005/02/25(金) 17:43:32
<関東・東京>相模地域

なんでこんなに大変な自治体からわりかし単独で平然としてる自治体まで様々なんでしょうか。
相模湖ボートの相模湖町みたいになまじ収入があった自治体の方が支出も固定的で困るのでしょうかね。

相模湖町:今年度一般会計の決算見込み、預金残高は197万円 /神奈川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050225-00000092-mailo-l14

 ◇基金崩し対応
 相模原市と合併協議を進める相模湖町の財政が窮迫し、今年度一般会計の決算見込みで家計の貯金にあたる財政調整基金の残高が197万8000円で、ほぼ底を付いた状態であることが分かった。町は05年度当初予算編成で、財調基金を除く義務教育建設費など計6基金の9236万円すべてを取り崩し、特別職と一般職員の人件費を3カ年度続けて大幅に削減して財源を工面した。町が24日に発表した新年度予算で明らかになった。
 町の05年度一般会計当初予算は30億4600万円。87年度当初と同じ規模にまで落ち込んだ。前年度当初比で実質4・2%減で、03年度から連続マイナスの緊縮編成となった。水源地域で企業立地が少なく法人町民税収入が乏しく、相模湖モーターボート競走事業(津久井郡4町の一部事務組合運営)からの収益も激減。地方自治体に国が財源を手当てする地方交付税交付金も大幅に減らされているのが、財政困窮の大きな要因だ。
 04年度当初予算も編成に四苦八苦した。町は昨年11月、合併の是非を問う住民投票を実施。合併推進の溝口正夫町長の意向とは逆に、合併反対が多数を占め、10月に再選されたばかりの溝口町長の信を問う出直し選挙を求める声もあった。だが、財調基金は約400万円しかなく、危急の事態に備えたなけなしのカネを選挙費用に使うわけにはいかず、溝口町長は住民投票結果を覆し合併協議を継続する苦渋の選択を余儀なくされた。
 新年度予算では6基金を取り崩して財源を工面。底を付いた財調基金に、取り崩した基金の余り分約990万円を積み立て、合併に備えた“持参金”を用意した。人件費に三度大なたを振るい、町長、助役、教育長の特別職3人で約1000万円を、一般職員で約4300万円を削減した。
 町長の月給は現在70万5000円。新年度からは期末手当がさらに減り、「全国の市町村長で一番の安月給」(溝口町長)という。溝口町長は「(地方交付税交付金減で)国に締め上げられて、息ができない。苦しい以前の問題。いっそ、国の管理になりたいくらい」とこぼし、「合併の持参金どころか、支度金をもらいたいぐらいだ」とため息をついた。[高橋和夫]

2月25日朝刊
(毎日新聞) - 2月25日16時31分更新

1543とはずがたり:2005/02/26(土) 01:03:54
<東北・北海道>

噴火湾は太平洋だけど瀬戸内海は太平洋じゃないって事なんか。青函海峡は日本海や太平洋ではないのかな?
八雲町は山越郡(長万部など),熊石町は爾志郡(他に乙部町)に現在は所属。

太平洋と日本海に接する町 北海道の2町合併で誕生
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050225-00000181-kyodo-soci

 北海道南部で太平洋側の内浦湾(通称噴火湾)に面した八雲町と、日本海に面した熊石町が25日、合併協定書に調印した。合併期日は10月1日で町名は八雲町。「全国の市町村で初めて太平洋と日本海の双方に接する町」として、新町の郡名「二海(ふたみ)郡」を新たにつくるよう道に要望する方針だ。
 海洋関係に詳しい海上保安庁海洋情報部も「自然地理学上は、内浦湾も太平洋の一部といえる」とお墨付き。山口県下関市や北九州市は日本海と瀬戸内海に接するが、国際水路機関(IHO)の指針に照らし、瀬戸内海は太平洋の一部ではないとしている。
 新町の人口は約2万1000人で面積は約956平方キロ。本庁舎は現在の八雲町役場になる。
(共同通信) - 2月25日17時42分更新

1544とはずがたり:2005/02/26(土) 01:32:48
公務員の給料下げろって話しなら行政改革スレだけど,地域経済にマイナスって話しだとここかなぁ。

公務員:地域給与制度の導入、県経済に大きな打撃−−島澤・秋大助教授が試算 /秋田
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050223-00000122-mailo-l05

 ◇県内総生産54億円低下、自治体にもメリットなし
 人事院が05年度勧告で改正を目指す公務員の地域給与制度が導入されると、本県の県内総生産が0・13%、54億7000万円減少するとの試算を島澤諭・秋田大助教授(経済学)がまとめた。地方では公務員給与の削減が地域経済に及ぼす影響が大きく、島澤助教授は「景気下押し要因となる。民間雇用が増えないまま行政改革で公務員数を減らしても同じ影響が出る」と指摘している。
 また賃金が削減された分は地方交付税が削減となり、自治体に財政的なメリットはないという。
 同制度は、全国を6ブロックに分け、地域ごとに格差のある民間給与水準に公務員給与を合わせる考え方。民間、公務員間で最も格差がある地域を基準に基本給を引き下げる。04年度の人事院調査に当てはめると、北海道・東北ブロックは4・77%で、基本給はこれに合わせて約5%引き下げられることになる。
 例えば東京ではこれに最大20%程度の手当が積み上げられる。県官公労協は05年春闘で同制度の導入阻止を訴えている。
 島澤助教授の試算では、国勢調査、市町村共済組合の平均給料調べなどをもとに、市町村職員の平均賃金31万2100円、県職員は同34万9909人、国職員など同34万円とした。給与の5%削減分は計約160億円。直接、波及効果を合わせると05年度の民間最終消費支出は0・44%、97億5000万円程度減少するという。さらに景況感の悪化で、507人程度の雇用者が減少する。
 島澤助教授は「同制度は地域間の民間給与格差を固定し、拡大する可能性が高い。公務員の給与、人員削減は財政の論理が優先されているが、景気回復しないままに行うと失敗する」話している。【野口武則】

2月23日朝刊
(毎日新聞) - 2月23日16時10分更新

1545とはずがたり:2005/02/26(土) 04:04:07
http://www5.hokkaido-np.co.jp/seiji/2005gappei/hitome/
【北海道新聞:一目で分かる市町村合併】

こうみるとそこそこ進んではいるな。

1546とはずがたり:2005/02/26(土) 10:51:07
<北陸>福井県

迷走してるなぁ。

市町村合併:春江町が一転、三国・丸岡・春江・坂井4町の合併協に参加
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050225-00000263-mailo-l18

 福井県坂井郡の三国、丸岡、春江、坂井4町の合併協議会が24日、坂井町内であり、合併協議へ不参加を表明していた春江町の松浦豊町長ら同町の委員が一転、参加。松浦町長は、小委員会が議員の在任特例を適用しないと決めたことや、他の3町が「あくまで4町合併を進める」と確認したことなどに触れながら、「春江町としても特例法の期限内の4町合併が最善だと思っている」と釈明した。
 「坂井市」本庁舎の位置については、春江町は「利便性などの面から春江町が適当」と要望したが、他の3町は「合併協から一任された4町長の話し合いで、坂井町に決まっている」と主張。春江側の最終判断は持ち越した。
 また、合併後50日以内の市議選(定数30)実施が決まった。[樋口岳大]
2月25日朝刊
(毎日新聞) - 2月25日16時40分更新

1547杉山真大 </b><font color=#FF0000>(sB4AwhxU)</font><b>:2005/02/26(土) 11:34:28
>>1525
当たり前じゃ!

『つくばみらい』なぜ? 批判など80件
http://www.tokyo-np.co.jp/00/ibg/20050226/lcl_____ibg_____002.shtml

 伊奈町と谷和原村の合併協議会で、新市の名称に決まった「つくばみらい」について、住民から役場などに寄せられた批判的意見や問い合わせが約八十件に上ることが二十五日、分かった。

 名称が決まった十九日以降、休み明けの二十一日までに、伊奈町、谷和原村、合併協議会事務局に電子メールや電話で計約二十件の意見があった。内容は「文字数が多い」「『つくば』にあやかるのはどうなのか」「ここは新しい地域ではなく、昔からの伝統がある」など、ほとんどが批判的な意見だったという。

 「つくばみらい」が唐突に出てきたせいか、決定の経緯や理由についての問い合わせもあった。

 二十二日以降も「再考してほしい」などの意見が相次いだ。谷和原村に約五十件、伊奈町に約二十件、事務局に約十件の計約八十件が二十五日までに寄せられ、先月、谷和原村で開かれた住民説明会で「つくばみらい」が得た三十六票を大きく上回る“批判票”が集まった。

 新市名の見直しについて、合併協事務局は「こちらからは動けない」とし、合併協での議論の動向次第としている。伊奈町で二十六日に開催予定の合併協で、名称については議題に上っていないという。 (荒井 六貴)

[My HP] http://politics.mtcedar.com/

1548とはずがたり:2005/02/26(土) 12:05:04
>>1547
今気付いたんですが,筑波急行線の珍妙な駅名「みらい平」にあやかろうという事なんですね。
音威子府(和名の常盤村からアイヌ名の音威子府に)や川中島(駅周辺の行政区画地名が川中島に)の様に(他にもあったように思うが思い出せぬ),駅名が周辺の地名に影響を及ぼすことはあっても駅開業前では駅名が定着してそっちのほうが有名になってもくそもなく苦しかったと云う事でしょうか。

伊奈・谷和原丘陵部地区
http://www.tsukubaexpress-ibaraki.jp/ensen/syo_map/ina_yawara.html

それにしてもおおたかの森・柏の葉キャンパス・柏たなか・みらい平・みどりの,と気持ち悪いこと夥しい。

1549とはずがたり:2005/02/26(土) 12:10:34
因みに中央アルプス市の方は抗議が殺到というニュースをさっぱり聞かないのでめんどくさがりの俺にしては珍しく抗議の声を上げときました。
駒ヶ根という駒ヶ岳の麓という意味の綺麗で包括的な地名があるこっちの方が罪深いように思えます。(宇摩という歴史的・包括的地名があった四国中央市なんかにも云えることだが。。)
ROM専の方なども思い立った方は如何っすか↓
http://gappeikyou.jp/modules/contact/

1550とはずがたり:2005/02/26(土) 16:27:36
(高島町が有るので避けて決定の西近江市を変更した)高島市・(海津町が有るので避けて採用したひらなみ市を変更した)海津市・(難しいけど漢字採用の)匝瑳市の英断を見習え。
員弁市・河北市・南淡路市・芦原市・南部(みなべ)町・薩摩町・伊野町・水上町・瀬棚町・浮羽市・三養基町・霞ヶ浦市・竜野市・満濃町・都幾川町に直ぐにでも変更を。
みどり市・東みよし市はとっとと桐生市と三好市と合併せよ(両者ともに三好市と桐生市を飛び地合併にさせている)。。
陸奥市・埼玉市・筑波市・東香川市・讃岐市辺りはなんかむつ・さいたま・つくば・さぬき等平仮名表記が見慣れちゃった感があるけど。。常陸那珂市・秋留野市は漢字にしても昔の勝田・那珂湊・秋川・五日市が懐かしくなにか違和感あり。どうしましょ。。
かつらぎ町・つるぎ町・うるま市・さくら市・いちき串木野市・ふじみ野市はどうしようか。
以上が30自治体。

2005年02月26日
市町村合併:ひらがなの自治体30に 合併相手の刺激避け
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20050226k0000e010024000c.html

 平成の大合併に伴う新自治体で、名称にひらがなを使う「ひらがな市町」が約30に達する見通しとなった。多くの自治体は「親しみやすさ」を理由に挙げるが、新名称に旧自治体名を残す際、名前が消える合併相手の刺激を避けるなど、摩擦回避の手段として乱用気味になったようだ。

 名称の主要部分をひらがなで構成する自治体を「ひらがな市町」とすると99年の「平成の大合併」以降に誕生したケースは01年の「さいたま市」(埼玉県)、02年の「さぬき市」(香川県)をはじめ11市町。さらに合併が確定したり、主要な協議を終え合併が有力な分も17あり、合計28に達する(市17、町11)。旧市町村や郡の名(石川県かほく市、高知県いの町)や、昔の「国」名や広い地域名(香川県さぬき市、兵庫県南あわじ市)が多い。地名に基づかない「イメージ」派もあり、栃木県氏家町と喜連川町が合併し、来月28日誕生する「さくら市」は桜の名所があるため命名。群馬県笠懸町など3町村は来年春「緑豊かな、美しい街並みの市」との趣旨で「みどり市」をスタートする。

 99年以前の「ひらがな市町」には命名例も茨城県つくば市や東京都あきる野市など11あるが、やはり合併絡みが多かった。ラッシュとなった今回、多くはひらがなにした理由を「新鮮」「やわらかい」などと説明するが、名称は合併協議で意見が衝突しやすい難所。特定の旧市町村名を漢字のまま使うと、名前が残らない他の自治体は「吸収された印象になる」と反発しかねない事情もある。谷川彰英・筑波大大学院教授(地名研究)は「日本の地名は、漢字で伝承されてきた。漢字に込められた情報量は多く、音だけでは意味がない。地名に理解のない人が決めているのではないか。漢字で物事を考えない現代の風潮も影響していると思う」と警告している。[宮田哲]

毎日新聞 2005年2月26日 10時58分

毎日新聞速報から

1551とはずがたり:2005/02/26(土) 18:05:07
<東北・北海道>白河市
規模に不満は残るが県南の中核都市としての最低限の合併は果たしたと云えよう。その点は素直に評価したい。元は推進派だった表郷が最後に揉めたのは何が不満だったのでしょうか。

白河地方=白河市・西白河郡・東白川郡=
白河市,
西白河郡 表郷村,東村,大信村,西郷村,泉崎村,中島村,矢吹町
東白川郡 棚倉町,塙町,鮫川村,矢祭町
|├→矢祭町単独町制宣言
|└→○○市(東白川郡 棚倉町,塙町,鮫川村)人口:3万強
|☆棚倉町・塙町・鮫川村合併協議会(設置:02/7/15〜03/9/30解散)
|※新市役所:現・棚倉町役場
|※合併の是非を問う住民投票の結果(2003/7/13)
|市役所の所在地となる棚倉町で賛成多数の他,塙町では賛否が拮抗するものの反対多数,鮫川村では圧倒的な反対多数。→3町村での合併を断念,協議会を解散(2003/9/30)

※白河市●及び西白河郡表郷村●,大信村●,東村●■,西郷村,泉崎村■,中島村■,矢吹町■と8市町村で研究会設置:2000/9/1
※8市町村で法定協議会設置を求める住民発議,白河市●,表郷村●,大信村●が可決,他5町村が否決し不成立
├→新幹線駅も立地し白河の郊外として発展する西郷は合併協議に不参加。
8市町村で法定協議会設置を求める住民発議に賛成した3市町を核に合併協議へ
├→白河を中心とした合併構想
|白河市(白河市,西白河郡表郷村,大信村,東村)
|白河市●・表郷村●・大信村●・東村●合併協議会(法定)
|※白河市が任意協議会設置を呼掛け(2003/10月)
|※東村を除く3市村で任意協議会設置:2003/12/24,法定協議会設置:2004/6/10
|※東村が参加を申入れ(2004/8/4),東村が加入(9/1)
|└→住民投票の結果などで表郷村議会は紛糾したが結局可決,白河市誕生へ
└→矢吹を中心とした合併構想
西白河郡 東村■,中島村■,矢吹町■
※3町村での合併や,泉崎村■を含めた4町村での合併を検討へ
※矢吹町は3町での合併に前向き
※東村の合併の枠組みを問う住民アンケートの結果「白河市を含む枠組み(53.1%)」「中島村を含む枠組み(25.7%)」「表郷村を含む枠組み(18%)」など(2004/7月)

市町村合併:関連議案、表郷村も可決 4市村、来月中旬に知事申請へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050226-00000119-mailo-l07

 白河市、表郷村、東村、大信村で25日、それぞれ臨時議会が開かれ、合併関連議案を賛成多数で可決した。4市村は合併特例法の期限の3月中旬に知事へ合併申請する。11月7日に新設合併し、平成の大合併では県内で6番目となる予定。新「白河市」は面積305平方キロで、人口約6万6000人になる。
 13日に行われた住民投票で、4市村の合併に対して反対票が多数を占めた表郷村議会は紛糾した。最終的には合併賛成が多数を占めたが、同村の合併参加は村を二分するしこりを残した。
 同村議会では、市町村合併に対して賛成が過半数を占めた1月の住民アンケートの不備や、住民投票の重さを指摘する意見が指摘され、「アンケートは記入者が明確でない」「結果を尊重するとの議決を経て行われた住民投票(の趣旨が)守れないようでは無法地帯になってしまう」――などの意見が合併反対派の議員から出された。滝田国男村長に対する不信任決議案を議題とするかどうか審議する動議が出て否決されるなど、約6時間にわたって紛糾した。
 合併反対の荒井一郎・村議会議長は「議会も住民も真っ二つで、必ず村にしこりは残る」と述べた。一方、滝田村長は「考え方の違いはあるが、市町村合併に対する意見の相違は少ない。理解してもらえる」と述べていた。[坂本昌信]
2月26日朝刊
(毎日新聞) - 2月26日16時15分更新

1552とはずがたり:2005/02/26(土) 18:06:05
<近畿>
西和に続いて宇陀も駄目だったら発狂してしまいます。

市町村合併:合併是非問う住民投票、あす投開票−−大宇陀町
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050226-00000173-mailo-l29

 菟田野、榛原、室生3町村との合併の是非を問う、大宇陀町の住民投票が27日、投開票される。
 投票は午前7時〜午後8時、同9時から町中央公民館で開票される。「賛成」「反対」のいずれかに「○」印を記入する方式。
 町内では、合併賛成派の「宇陀市を実現する会」と、合併反対派の「大宇陀町を守る会」「大宇陀町の未来を考える会」などがビラ配布をしたり、街宣車、集会などでそれぞれの主張を訴えている。22日現在の投票資格者は7231人。
2月26日朝刊
(毎日新聞) - 2月26日17時11分更新

1553とはずがたり:2005/02/26(土) 18:06:56
<北陸>福井県

市町村合併:福井と美山町など3町、合併協定書に調印−−来年2月、新市に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050226-00000188-mailo-l18

 ◇来年2月、新「福井市」に
 来年2月1日に合併して新「福井市」となる福井市、美山町、清水町、越廼村の4市町村長は25日、合併協定書に調印した。
 福井市内であった調印式には、関係者ら約200人が出席。調印後、福井市の酒井哲夫市長は「3町村の歴史、文化を尊重したまちづくりをしていきたい」とあいさつ。美山町の有塚達郎町長は「住民には期待と不安が入り混じっているが、不安は一掃されると信じている」と述べた。
 越廼村の刀禰麒一村長は「村の名が消えてしまうことには一抹の寂しさがあるが、県都福井市としてまい進していきたい」と話し、清水町の斉藤三哲町長は「福井市に3町村が加わることで住民サービスの安定感が高まる」と合併の意義を強調した。
 また、西川一誠知事は「県都の魅力と力強さが県民の自信と誇りにつながる」と期待した。

2月26日朝刊
(毎日新聞) - 2月26日16時40分更新

1554とはずがたり:2005/02/26(土) 18:13:27
<長野県>伊那地方
中央アルプスを名乗る南伊那と対をなす北伊那地域の合併。
名門高遠町の名が消えてしまうのは残念ですがこれも時代の流れでしょう。辰野・箕輪・南箕輪の身の振りは?

市町村合併:新「伊那市」誕生へ 伊那市など3市町村、合併協定書に調印 /長野
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050226-00000085-mailo-l20

 伊那市、高遠町、長谷村による合併調印式が25日、伊那市役所であった。上伊那の中核都市となる人口約7万4000人の新「伊那市」が、対等合併で来年3月31日に誕生することになった。
 3市町村長が協定書に調印した後、固く握手。法定合併協議会長の小坂樫男・伊那市長は「意見のくい違う場面もあったが誠実、真剣な討議でこの場にいたった」、伊東義人・高遠町長は「地域内分権で地域の自主性が発揮できることになり感無量だ」、宮下市蔵・長谷村長は「より良い新市にしたい」と話した。
 上伊那中・北部では03年に6市町村任意協議会(※伊那市・高遠町・辰野町・箕輪町・南箕輪村・長谷村任意合併協議会:辰野町,箕輪町が合併協議から離脱(11/18),単独町制継続へ,南箕輪村は6市町村での合併に慎重2003/12/31解散)が破たん。その後発足した4市町村の合併研究会(※伊那市,高遠町,長谷村,南箕輪村→南箕輪村が脱退)も解散し、昨年9月、3市町村法定協議会が発足した。合併を申し入れたのは高遠町と長谷村側だったが、協議結果は両町村庁舎に総合支所を設けるなど町村に配慮したものとなった。[宮島寛]

2月26日朝刊
(毎日新聞) - 2月26日16時46分更新

1555とはずがたり:2005/02/26(土) 18:34:58
面白い町興しだ。長さ2cmの砂金とはちょっと心揺さぶられるではないか。

信玄の隠し金山で「ゴールドラッシュ」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050226-00000509-yom-soci

 「信玄の隠し金山」があったとされる山梨県南部の富士川支流域で、ちょっとした砂金採りブームが起きている。

 週末になると、首都圏などから多いときで20人近くが詰めかけ、冷水に耐えながら泥をさらう。収穫なしの場合も少なくないが、運がよければ、重さ5グラム、長さ2センチ程度の砂金を手にすることができる。

 川底の土砂をスコップ状の道具で掘る「流し掘り」と呼ばれる方法が主流で、流れに沈めた板に土砂を流し込むと、重い砂金だけが板の上に残る仕組みだ。水温5度以下という冷たい水につかり、ゴム製のズボンをはいた人たちが1日3、4時間の作業を続ける。

 同県身延町立湯之奥金山博物館によると、付近一帯には、湯之奥金山や雨畑(あめはた)金山など、戦国時代に武田信玄が軍資金を確保するために開発した金山跡が散在。17世紀ごろまでにあらかた掘り尽くされたが、残った鉱脈から少量の砂金が富士川支流に流出し、終戦前後まで流域の農民らの生計を支えたという。

 その後は、川をさらう人の姿が散見される程度だったが、同博物館が1年ほど前、観光振興にと砂金採りの講習会を開いたのがきっかけで話題が広まった。

 砂金採りは、北海道十勝地方や新潟県佐渡地方などでも行われているが、富士川支流域の砂金は粒が大きいのが特徴だ。

 慣れない人が挑戦するのは難しいとされるが、毎週末のように訪れるという神奈川県二宮町の会社員、広瀬義朗さん(33)は「流れや川底の傾斜から砂金の埋まっている場所を推理するのが楽しい」と魅力を話している。
(読売新聞) - 2月26日14時38分更新

1556名無しさん:2005/02/26(土) 18:50:47
【見識】何とかしろよ、市町村合併の新市名【皆無】@2ch地方自治知事板より
http://society3.2ch.net/test/read.cgi/mayor/1054713103/l50
>胆江新市名 「奥州市」に
>http://www.iwate-np.co.jp/gappei/g200502/gappei200502255.htm
>合併・自治のかたち:静内、三石町は「新ひだか町」に−−法定協が新町名 /北海道
>http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050225-00000001-mailo-hok
>かごしまの合併:「南さつま市」11月に誕生−−1市4町が協定調印式 /鹿児島
>http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050225-00000210-mailo-l46

まさに見識皆無。

1557名無しさん:2005/02/26(土) 18:56:29
関連スレ

◆ただいま市名募集中◆ Part7@2ch地理学・人類学板
http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/geo/1108222761/l50

1558とはずがたり:2005/02/26(土) 23:28:32
>>1556-1557
情報提供感謝〜。以下記事転載ときます。

1559とはずがたり:2005/02/26(土) 23:29:39
<東北・北海道>岩手県

水沢江刺市や胆沢市ではない訳ね。。

胆江新市名 「奥州市」に
http://www.iwate-np.co.jp/gappei/g200502/gappei200502255.htm

 水沢市・江刺市・前沢町・胆沢町・衣川村合併協議会(会長・高橋光夫水沢市長)の第7回協議会は25日、水沢市内のホテルで開かれ、新市の名称を「奥州市」と決定した。

 新市名称検討小委員会が選考した「みちのく市」「奥州市」「水沢市」「北平泉市」「胆沢城市」の5候補について、高橋会長以外の委員40人(欠席1人)による無記名投票の結果、奥州市21票、水沢市9票、みちのく市4票、胆沢城市4票、北平泉市2票となった。

 1回目の投票で3分の2(27票)以上を獲得した名称がなかったため、上位2点で決選投票。奥州市29票、水沢市11票で奥州市が3分の2以上を得た。

 新市の名称は1月24日から14日まで現市町村名を除いて5市町村民から公募。2395人から569案が寄せられ、新市名称検討小委員会は22日、投票による上位20点に現行の5市町村名を加えた25点から1−3次選考を行い、候補5点を絞った。

1560とはずがたり:2005/02/26(土) 23:31:16
<東北・北海道>北海道

此処は静内でいいっしょ。

合併・自治のかたち:静内、三石町は「新ひだか町」に−−法定協が新町名
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050225-00000001-mailo-hok

 日高管内静内町と三石町は24日、法定合併協議会を三石町で開き、合併後の新町名を「新ひだか町」と決めた。両町は3月20日の住民投票で合併の最終判断を問う。
 新町名は、一般公募から選んだ「新ひだか町」「美駒(みこま)町」「まきば町」「天見(あまみ)町」「拓北町」「弥生町」「大平(たいへい)町」の7点を候補に協議会委員28人が2回の投票で決めた。[真野森作]
2月25日朝刊
(毎日新聞) - 2月25日16時0分更新

1561とはずがたり:2005/02/26(土) 23:37:53
<近畿>滋賀県

おっと,此処まで実現するのか。
>05年2月を目指した秦荘・愛知川町の合併協議も4月以降、中断。愛知川町の総額14億5000万円の公園建設計画に、秦荘町が「合併目前の大型事業」と不信感を募らせた。愛知川町内でも宙に浮いた状態の公園問題が解決しない限り、協議再開は望めそうもない。(>>604)
はどうなったんだ?

市町村合併:来年2月13日に合併日程ずらす−−秦荘町と愛知川町
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050225-00000269-mailo-l25

 秦荘町・愛知川町合併協議会(会長、平元真・愛知川町長)の第6回会合が24日、秦荘町のハーティセンター秦荘であり、当初目標としていた05年2月の合併期日を06年2月13日にずらすことを原案通り承認した。新町まちづくり計画(素案)は継続審議する。
 また、新町の名称候補を「愛荘」「愛知」「愛知川」「愛知秦」「湖央」「秦愛」「秦荘」の七つに絞り、15歳以上の両町の住民(住民基本台帳登録者、特別永住者・永住者で1日現在1万5438人)を対象に3月1〜10日にアンケート調査を実施することを了承した。集計結果を参考に、9回会合で名称を決める。
 協議会は今後、週1回のペースで計4回の会合を持ち、合併特例法の期限内の3月末までに知事に合併申請を出すという。
2月25日朝刊
(毎日新聞) - 2月25日17時1分更新

1562とはずがたり:2005/02/26(土) 23:46:35
<中国・四国>高知県香美郡
香南市だけでなく香北迄!嬉しい悲鳴が止まりません。但し折角なので香南と香北で平仄が合っちゃったりするとお洒落なんですが。土佐山田の方は香美市でしょうかねぇ。

新市名は「香南市」/香南5町村合併協確認
http://mytown.asahi.com/kochi/news02.asp?kiji=4225

 香南5町村(赤岡、野市、香我美、夜須の4町と吉川村)の法定合併協議会(会長=浜田義秋・赤岡町長)が25日、吉川村内であり、新市名を「香南(こうなん)市」とすることなど57項目の協定項目と事務事業について確認した。

 ほかに確認されたのは、合併時期は06年3月1日▽庁舎の位置は野市町西野の現・野市町役場で他の町村役場は支所にする――など。

 新市議会の議員について在任特例は適用しないことは確認したが、定数や選挙区を設けるかなどは、委員でも意見が分かれ、次回の会合で確認することになった。

 次回の協議会は3月4日。建設計画など残り6項目を確認し、全項目の決定をする予定。3月上旬ごろから各町村で住民説明会を開き、同19日の合併協定調印を目指している。
(2/26)

合併協再設置提案へ/土佐山田・香北・物部
http://mytown.asahi.com/kochi/news02.asp?kiji=4224

 合併の可能性を探っていた土佐山田町、香北町と物部村の3町村が25日、同日に香北町の住民が法定合併協議会設置を求める直接請求を本請求したのをきっかけに、3月初めに開かれる各町村の臨時議会にそれぞれ合併協設置議案を提案することを決めた。「香美市」発足をめざしていた3町村は昨年8月に合併協を解散。だが、厳しい財政事情も影響し、合併特例法に基づく財政支援を受けられるよう3月31日までの合併申請をめざし、一気に動き出した。

 3町村は新市名を「香美市」とし、今年2月末の合併を目指していた。だが、昨年8月1日に土佐山田町であった住民投票では投票率が50%に満たず不成立。同日に発表された香北町と物部村の住民アンケートはいずれも合併反対が過半数となり、合併協は解散していた。(>>33 >>354 >>392 >>951 >>973  E 「土佐山田町主導で協議が進んでいる」との不満がくすぶっていた。加えて物部村と香北町の若者定住施策が合併後、段階的に打ち切られることなどから、住民の間に「山間部が切り捨てられる」との不安や不信が増大。3首長は「合併やむなし」で一致していたが、そうした不安をぬぐい切れなかった。)

 だが、今月15日に3町村の幹部や議会関係者と意見交換した橋本知事は「この1年で町村をとりまく状況は大きく変わった。これまでの常識で運営できる状況ではなくなっている」と合併を後押しし、3首長も「合併に向け住民の機運が高まっている」などと話していた。

 25日、香北町中谷の中村良章さん(73)ら住民6人が「町の財政は自立では行き詰まる。合併特例債の期限内に合併してほしい」と、本請求に必要と定められた署名数の10倍以上にあたる1088人の署名を添えて野島民雄町長に提出した。

 本請求を受け、香北町は合併協設置議案を議会に付議するかどうかを土佐山田町、物部村に照会。両町村は付議すると回答し、香北町と物部村では3月2日に、土佐山田町では同4日に臨時議会が開かれることが決まった。3町村議会とも可決すれば、合併協が設置される。

 県市町村合併支援室によると、いったん解散した合併協が同じ枠組みで再設置となれば、県内初めてだという。
(2/26)

1563とはずがたり:2005/02/26(土) 23:53:31
<北関東>茨城県

名を笠間が実を友部が取りましたね。

ニュースBOX:笠間市など3市町合併協が初会合
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050224-00000099-mailo-l08

 笠間市と友部町、岩間町の法定合併協議会の初会合が23日、笠間市内で開かれた。合併協会長に就任した磯良史・笠間市長が、3首長間の事前協議で合意した▽合併方式は新設(対等)▽3月末までに知事に申請し、来年3月31日までに合併する▽新市の名称は「笠間市」とする▽新市庁舎の位置は友部町とする―合併協定基本4項目を提案。全会一致で承認された。

2月24日朝刊
(毎日新聞) - 2月24日16時16分更新

1564とはずがたり:2005/02/26(土) 23:55:45
<北海道>

■2005市町村合併 バックナンバー
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&amp;d=20050226&amp;j=0075&amp;k=200502269484
新町名は「むかわ」 鵡川、穂別法定協  2005/02/26 07:18

[鵡川] 胆振管内鵡川、穂別両町の法定合併協議会は二十五日、鵡川町内で全体協議会を開き、全委員による二度の投票の結果、新町名を「むかわ町」とすることを決め、すべての協議を終えた。両町は来年三月二十七日の合併を目指す。

 事前に選考した「東いぶり」「穂別」「むかわ」「鵡川」の四点から、二十五人の委員が投票した。「むかわ」が最多の十六票となったが、出席委員の三分の二以上とした有効得票数に達しなかったため、上位三点で決選投票を実施。「むかわ」が最多の十九票を集めた。

 同協議会は選考理由を「穂別町民からも多くの応募があり、ひらがなとすることで公平感が確保できる」と説明。会長の山口憲造・鵡川町長は「名称問題で混迷してきた両町にとって、ベターな名前になった」と話している。

1565とはずがたり:2005/02/26(土) 23:56:24
<北海道>

■2005市町村合併 バックナンバー
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&amp;d=20050225&amp;j=0075&amp;k=200502259370
岩見沢、栗沢、北村 法定協が協定書調印  2005/02/25 13:58
[岩見沢] 岩見沢市と空知管内栗沢町、北村による法定合併協議会は二十五日、岩見沢市内で合併協定書の調印式を行った。三月に各市町村議会で合併関連の議案を可決すれば、三月末までに道知事に対する合併申請などの手続きを経て、二○○六年三月二十七日に合併が実現する運びだ。

 合併は岩見沢市に栗沢、北の両町村が編入され、両役場は新市の支所となる。
 両町村の議員二十七人には在任特例が適用され、現在の岩見沢市議(二十八人)の残任期間となる○七年四月まで市議を務める。

1566とはずがたり:2005/02/26(土) 23:57:35
<北海道>
こんなにも規模が違ったのか
>幕別町一八、忠類村二とする定数を設ける。

■2005市町村合併 バックナンバー
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&amp;d=20050225&amp;j=0075&amp;k=200502259371

幕別と忠類、協定書に調印  2005/02/25 13:59
[幕別] 十勝管内幕別町と忠類村は二十五日、幕別町内で合併協定書の調印式を行った。三月に双方の議会が合併に関する議案を可決すれば、三月末までに道知事に合併を申請し、来年二月六日に新しい「幕別町」が誕生する。「平成の大合併」では、十勝管内で合併協議の枠組みが残っているのはこの二町村だけとなっている。

 合併は幕別町に忠類村が編入され、忠類村役場は総合支所となる。在任特例が適用され、現在の忠類村の議員(九人)も、幕別町の議員(二十二人)の残任期間となる二○○七年四月末まで新町の議員を務める。

 合併後最初に行われる一般選挙から定数二○とし、初回に限り旧自治体を単位とする選挙区と、幕別町一八、忠類村二とする定数を設ける。

1567とはずがたり:2005/02/26(土) 23:59:07
<近畿>京都府

新市名称、合併期日など確認 宮津市・伊根町の法定合併協
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2005022600120&amp;genre=A2&amp;area=K60

 京都府宮津市と伊根町でつくる法定合併協議会が26日、宮津市鶴賀の市保健センターで開かれ、新市の名称を「宮津市(みやづし)」、合併の期日を2006年3月1日とすることなどを確認した。

 新市の名称については、今月9日から22日まで、両市町の住民を対象にアイデアを募った結果、812件の応募があった。会合では、1位の宮津市(みやづし、344件)と2位の天橋立市(あまのはしだてし、60件)を対象に協議、全会一致で宮津市とすることに合意した。

 合併の期日については、事務の引き継ぎや新市の暫定予算編成など、合併に向けた準備作業に時間を要することなどから、来年3月1日とした。

 このほか、旧市町の財産と公的施設はすべて新市に引き継ぐことや、新市の市議選選挙区は1つとすることも確認された。これで残る協定項目は、まちづくりの方針や財政計画を盛り込んだ新市建設計画のみとなった。

1568とはずがたり:2005/02/27(日) 12:55:29
<九州>福岡県

漫画ですなぁ〜。まぁ地方自治体なんてこんなものか。この辺は全部豊前市に併合でどうよ?さすれば豊前市の名前が漸く生きてくる。
しっかしその豊前市が築上郡2町と合併して豊築市に(>>1396-1399)。どうせなら築上市にしとけばいいのにね。しかし将来の大同合併の時に豊前市が使えるか。

しかし条例で廃止になったのは前回の改正分?それとも条例そのもの?記事の書き方が悪いね
その大平村も二転三転後隣の新吉富村と合併上毛町として発足のようですが。

“職員救済”条例が姿消す 福岡県大平村議会
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050214-00000061-kyodo-soci

 職員が懲役刑の有罪判決を受けても執行猶予付きなら失職を免れるとする“職員救済”条例がある福岡県大平村で14日、臨時村議会が開かれ、条例改正案が賛成多数で可決された。職員救済条例は誰にも適用されないまま、約1カ月半で姿を消した。
 改正は、救済条例の提案者だった豊永米雄村長(73)が今月受託収賄容疑で逮捕されたことがきっかけ。同村長は辞職願を提出しており、この日の議会で認められた。
 職員救済条例は昨年12月の議会で可決された。それ以前の条例は「執行猶予が付いた禁固刑で情状がある場合」に失職を免れるとなっていたが、懲役刑でも在職できるように変更。村民から「時代に逆行」「村の恥」などと批判の声が高まっていた。
(共同通信) - 2月14日12時33分更新

新設大富町
築上郡 吉富町,新吉富村,大平村
☆築上東部3町村合併協議会(2004/11/12解散)(吉富町ホームページ)
※準備会設置:02/1/15,任意協設置:02/7/3 法定協設置:03/6/27
※合併予定期日:2005/3/31以前
※新町名候補8点:朝路(あさじ),大富(おおとみ)◎,上毛(こうげ),周防(すおう)▲,美里▲,吉富●,新吉富,大平(たいへい)(新町名候補4点▲●◎,新町名最終候補2点●◎,新町名◎)
※新町役場(新庁舎設置までの間)および新庁舎の設置位置を巡り協議が難航,3町村での合併を断念,協議会を解散(11/12)
※新吉富村,大平村は2村での合併を検討へ
人口 約1.5万

新設/町制上毛町
2005.10.11築上郡 新吉富村,大平村
★新吉富村・大平村合併協議会(法定)
※2村で法定協議会設置:2004/11/19
※新町名最終候補3点:上毛,東雲(しののめ),大吉(だいきち)
※新町名:上毛町(こうげまち)
※新町役場:現・新吉富村役場
※合併協定調印式:2005/2/10
※合併関連議案を2村が可決:2005/2/14
人口 約8千人

1569とはずがたり:2005/02/27(日) 13:26:47
<近畿>滋賀県

おい。。泣
住民運動ぐらいでなんだ。強行突破せよ。
財政破綻の責任を住民運動団体はとれるのか!?

合併協議中止を正式表明
湖北6町の町長ら会見
http://www.kenmin-fukui.co.jp/00/sga/20050224/lcl_____sga_____000.shtml

会見する合併協議会長の北村又郎高月町長(右から2人目)ら=高月町役場で

 伊香郡四町と虎姫、湖北両町は二十三日、今年一月から進めてきた合併協議の中止を正式に表明した。近く法定協議会を開いて廃止を決定する。六町は二十四日に合併調印を控えていた。

 湖北、高月、木之本各町で合併是非を問う住民投票を求める直接請求があったり、高月町では、住民投票条例の制定を求める請願が出されるなど住民運動が起こっていた。

 会見した北村又郎高月町長は「民意の熟度が整っていなかった」と、合併に対する住民説明が後手に回っていたことを反省。「六町合併の破たんと判断せざるを得ない」と話した。

 一方、ほかの町長らは「合併しなければやれない町との認識がある」などと話し、「(新たな枠組みも含め)次に向けて(現行合併特例法の)期限内をあきらめずに調整は続けたい」と合併を模索する考えを示した。

 六町による合併協議は、現行の合併特例法期限内の合併に向け一月中旬から法定協議会を発足。これまで六回の協議で新市名を「湖北市」、市役所の位置を高月町役場とするなどすべての協議項目を承認していた。 (冨田 伸生)

1570名無しさん:2005/02/27(日) 21:13:28
こんなウェブサイトがありました。既出だったらすみません。
http://www.glin.jp/index.html

1571杉山真大 </b><font color=#FF0000>(sB4AwhxU)</font><b>:2005/02/28(月) 01:15:03
>>1493
無理矢理変な名前なんてでっち上げるから、お上の魂胆を見透かされたんでしょうね。

南セントレア市めぐり合併問う住民投票、反対が過半数
http://www.asahi.com/politics/update/0227/004.html

 中部国際空港の愛称にちなんだ新市名「南セントレア市」採用を巡って混乱した愛知県美浜町と南知多町で27日、合併の是非を問う住民投票が行われ、市名を決め直す住民アンケートとともに即日開票された。住民投票は、両町で合併反対が過半数を占め、新市名どころか合併が破綻(はたん)した。住民投票の投票率は美浜町が72.79%、南知多町が68.87%だった。

 アンケートは南セントレア市を含め、12候補から選ぶ方式。投票者数は住民投票より14%少なかった。有効数の半数近くが南知多市を挙げ、南セントレア市は9%にとどまった。

 両町長は開票終了後に会見し、「合併は前に進まない」と破綻を認めた。

 両町は来年3月の合併を目指し、1月27日、法定合併協議会の全会一致で南セントレア市採用を決めた。全国公募では「南知多市」が多かったが、美浜町への配慮などから、両町の北側に17日開港した中部空港にちなんだ名前を選んだ。

 しかし公募にはない名前だったうえ、なじみのないカタカナ名に住民が反発。いったん新市名を白紙にしたうえ、両町の住民グループの直接請求で実施が決まっていた住民投票に合わせて住民アンケートも行った。

 名前騒動は合併問題への関心を高める結果となり、行政主導で協議が進んだことに不信感が広がり、「合併反対」の流れができた。

 両町は知多半島南部に位置し、人口は計約4万7000人、面積約85平方キロ。ともに農漁業や観光などが基幹産業だ。セントレア(CENTRAIR)は中部を表す「CENTRAL」と空港を表す「AIRPORT」の合成語。 (02/28 00:29)

[My HP] http://politics.mtcedar.com/

1573杉山真大 </b><font color=#FF0000>(sB4AwhxU)</font><b>:2005/02/28(月) 09:00:50
>>1514
>>1549
こちらも合併が潰れますた。

駒ケ根市など3市町村の合併白紙
http://mytown.asahi.com/nagano/news02.asp?kiji=5152

 駒ケ根市と上伊那郡飯島町、中川村は27日、3市町村の合併の是非を問う住民意向調査や住民投票を一斉に行った。即日開票の結果、投票方式による住民意向調査を実施した駒ケ根市では「反対」が多数を占め、3市町村による合併の枠組みは白紙に戻った。住民投票を実施した中川村では「賛成」が「反対」を上回った。投票方式による住民意向調査を実施した飯島町では開票が深夜まで続いた。

 駒ケ根市は三者択一で「賛成」6094(38・97%)、「反対」8850(56・60%)、「市長・議会にまかせる」693(4・4%)だった。

 中川村は二者択一で、「賛成」1865(51・76%)、「反対」1738(48・24%)だった。

 飯島町は「賛成」「反対」「町長・議会にまかせる」の三者択一で実施され、午後8時50分から開票が進んだ。

 投票資格者は3市町村とも永住外国人を含む18歳以上の住民で、投票率は駒ケ根市が57・45%、飯島町が73・62%、中川村が81・07%だった。

 3市町村は昨年9月に法定合併協議会を設置、これまで12回にわたって協議を続けてきた。合併方式は新設で、合併期日は来年3月31日、新市名は「中央アルプス市」とすることをすでに決め、来月5日の調印を予定していた。
(2/28)

1574とはずがたり:2005/02/28(月) 10:19:46
>>1573
中央アルプスで味噌つけましたねぇ。
寧ろ合併,本音では市長以下(ry

1575名無しさん:2005/02/28(月) 16:14:01
>>1569
>財政破綻の責任を住民運動団体はとれるのか!?
合併に際して住民投票を求めることと、財政破綻とどう関係があるのでしょうか?
なんで、財政破綻の責任を住民運動団体がとらなければならないのでしょうか?
それとも、住民投票で民意を直接問うやり方は認めない主義ということなんでしょうか?

1576杉山真大 </b><font color=#FF0000>(sB4AwhxU)</font><b>:2005/02/28(月) 18:25:07
「こみたま」って何よ!?タマネギの新種かい!?!?(゚Д゚#)

新市名は「小美玉」
http://mytown.asahi.com/ibaraki/news02.asp?kiji=8706

 小川、美野里、玉里3町村の第4回法定合併協議会が27日あり、来年3月27日発足予定の新市(人口約5万5千)の名称を「小美玉市」と決めた。
 公募作品を絞り込んだ「いばらき」「小美玉」「百里」から投票で決定した。小美玉市30票、百里市2票。いばらき市は茨城町への配慮からか0票だった。
 新市建設計画の基本方針や、百里基地対策・民間共用化事業を新市に引き継ぐことなども了承。3月22日に協定書に調印し、各議会の承認を経て3月末までに知事に申請するめどがついた。(2/28)

[My HP] http://politics.mtcedar.com/

1577片言丸 </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/02/28(月) 18:44:03
>>1576
おみたまらしいです

1578とはずがたり:2005/03/01(火) 14:34:54
>>1575
自分は合併推進派の住民投票運動には賛成だが合併反対派の投票には反対という矛盾に満ちたダブルスタンダードですし,>>1569は普段は住民の云う事をまるで聞かない(傾向がある)行政がえらい聞き訳良いやんけという行政への皮肉を込めた激励ですし,正論のご批判には全く反論する事はできません。不快感を与えましたら申し訳なく思ってます。
しかし現在の所,市町村合併の全面的推進を訴えても本質的な問題は余り発生してないように個人的には思えますので,何か問題点,こんな素晴らしい自治をしている地方の小さな自治体が市町村合併の強行に依って不当に潰されて行くという事例が有りましたら是非,地方の自治体などは土木工事しかしていないと思いこんでいる無知な俺にご教授願いたいと思います。

1579とはずがたり:2005/03/01(火) 14:45:28
<北海道>
大空町ねぇ。。女満別は空港があって知名度があるかと思ったが女満別という響きが嫌われたのでしょうか?

合併・自治のかたち:両町村で賛成過半数−−女満別町・東藻琴村の住民投票
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050228-00000014-mailo-hok

 網走管内女満別町と東藻琴村の合併の是非を問う住民投票が27日、両町村であった。女満別、東藻琴両町村ともに「賛成」が半数を上回った。投票率は、女満別町が76・43%、東藻琴村が82・73%で、いずれも開票に必要な投票率=女満別50%、東藻琴60%=を超えた。
 両町村長、議会ともに投票結果を尊重するとしており、06年3月に合併する見通しとなった。新町名は「大空町」。本庁舎は現在の女満別町役場に置く。議員定数は18を予定している。
 両町村で「財政の特例措置を生かした地域再生を願う」賛成派と、「自立の道を生かし故郷を守りたい」とする反対派が対立していた。[水戸和郎]
………………………………………………………………………………………………………
 《女満別・東藻琴開票結果》
       賛成   反対
女満別町 2102 1491
東藻琴村 1401  427

2月28日朝刊
(毎日新聞) - 2月28日16時1分更新

1580とはずがたり:2005/03/01(火) 14:55:13
<北海道>
※伊達市は室蘭市,登別市と3市で検討会設置:2002/5/2
※伊達市, 有珠郡 大滝村,壮瞥町,虻田郡豊浦町,虻田町,洞爺村と6市町村で研究会設置:2002/7/24
│└→伊達市, 有珠郡 大滝村,壮瞥町
|★伊達市・壮瞥町・大滝村合併協議会(解散予定)(法定)任意協設:03/7/28,法定協設:03/10/1
|    ↓└─(離脱)→●壮瞥町
↓ ■伊達市 2006.3.1★伊達市・大滝村合併協議会(法定)※法定協設:04/12/16
洞爺湖町2006.3.27虻田郡 豊浦町,虻田町,洞爺村
★豊浦町・虻田町・洞爺村合併協議会(法定)※研究会設:03/3/5,任意協設:03/10/14,法定協設:04/6/28
※新町名:洞爺湖町(とうやこちょう),新町役場:現・虻田町役場
    ↓└─(離脱)→●豊浦町
■洞爺湖町?虻田郡 虻田町,洞爺村

合併・自治のかたち:住民投票 豊浦町で反対過半数 虻田町、規定率届かず
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050228-00000015-mailo-hok

 ◇虻田町、規定投票率届かず
 胆振管内虻田町、豊浦町、洞爺村の3町村の合併の是非を問う住民投票が27日、虻田町と豊浦町であった。洞爺村は住民投票をしなかった。豊浦町は「反対」が半数を超えた。虻田町の投票率は47・87%で、条例に定められた60%に届かず、町長、議会ともに合併推進を掲げているため、洞爺村との2町村合併を目指すことになる。豊浦町の投票率は61・73%だった。
 合併案によると新町名は「洞爺湖町」。3町村長と議会は合併を推進している。規定に達しなかった虻田町の住民投票結果は「賛成」が半数を超えた。両町とも、28日の町議会合併調査特別委員会で、町の姿勢を最終的に決める。[鈴木勝一]
………………………………………………………………………………………………………
 《豊浦開票結果》
     賛成   反対
豊浦町 808 1725

2月28日朝刊
(毎日新聞) - 2月28日16時1分更新

1581とはずがたり:2005/03/01(火) 15:04:14
<北海道>
端野:石北本線沿い(網走方)
常呂:佐呂間線沿い
留辺蘂:石北本線沿い(遠軽方)
津別:相生線沿い

離脱の津別はちょっと離れてるしね。
それを云ったら常呂もそうだが。。※常呂町は佐呂間町,上湧別町,湧別町の4町で研究会設置:2002/8/5→解散:2003/4/3→サロマ町:2005.10.1常呂郡 佐呂間町,紋別郡 上湧別町,湧別町(湧別町が離脱を検討))
また留辺蘂が加入なら同じくらいの場所で池北線沿いの訓子府などもあるがここは常呂郡 訓子府町,置戸町で協議するも破談の様だ。
またこの辺は海辺から山の中迄常呂郡の様だ。常呂郡野付牛町もでかくなったもんだ。

合併・自治のかたち:北見市など1市3町、協定書に調印
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050228-00000016-mailo-hok

 北見市と網走管内端野、常呂、留辺蘂の1市3町は27日、端野町で合併協定調印式を開き、神田孝次北見市長ら4首長が協定書に署名した。各市町の3月議会の議決を経て、知事に合併を申請する。道議会で可決されれば06年3月5日、面積1428平方キロで全国3番目、道内最大の「新北見市」が誕生する。
 合併協議会には当初、津別町も参加していたが、住民投票の結果、津別町が離脱した。新市の人口は約13万2000人。議員定数は北見25、留辺蘂5、端野、常呂が各3の計36になる。[水戸和郎]

2月28日朝刊
(毎日新聞) - 2月28日16時1分更新

1582とはずがたり:2005/03/01(火) 15:09:48
<東北・北海道>山形県
素晴らしい。民意の勝利である。
どういう段取りになるのでしょか。間に合うのかな?

鶴岡市, 東田川郡 藤島町,羽黒町(合併案否決→町長専決・承認),櫛引町,三川町(合併案否決→離脱→議会で合併反対派惨敗),朝日村,西田川郡 温海町で三川抜きで合併が可決されている。県議会での承認・官報告示を待つばかりのようであるが。。

山形の合併:三川町議選 「合併推進派」全員が当選−−出直し町議選
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050228-00000021-mailo-l06

 ◇過半数の9人、議会運営に弾み
 合併を巡る住民投票で議会が解散した三川町の出直し町議選は27日、投開票が行われた。合併推進派が全員当選を果たし、過半数を取った。今後、合併に向けた議会運営に弾みが付く結果に。当日有権者は6276人、投票率は80・74%。
 今回の選挙は庄内南部の合併議案を否決した町議会を、住民団体「市町村合併を進める町民の会」が解散に追い込んだことによるもので、県内での合併を巡る議会の解散・出直し選挙の実施は1954年12月の旧大高根村(村山市)以来、51年ぶり。
 前職8人▽元職1人▽新人6人の計15人が立候補した選挙の争点は合併の是非。合併賛成の「町民の会」が8人を推薦した。その結果、合併推進派は9人全員が当選、議席の過半数を占めた。合併議案を否決した自立派は3人にとどまった。
 合併推進派が多数勢力を得たことで、同派から議長が選ばれても採決で過半数を占めることになり、合併審議などは優位に進めることが出来る。初議会は3月2日にあり、正副議長が選ばれる。[粕谷昭二]
………………………………………………………………………………………………………
 ◇三川町議選開票結果(定数12―15)
当 484 五十嵐慶一 56 無前
当 411 成田光雄  54 無前
当 359 佐久間修一 56 無元
当 354 梅津泉   72 無新
当 353 菅原誠   54 無新
当 353 須藤栄弘  59 無前
当 343 黒田哲夫  62 無新
当 342 安達茂雄  73 無新
当 340 佐藤政弥  62 共前
当 330 小林茂吉  54 無新
当 325 成田元一  58 無新
当 299 佐藤栄市  50 無前
  289 志田徳久  54 無前
  256 佐藤武夫  56 無前
  185 阿部善矢  55 無前
 =選管最終発表

2月28日朝刊
(毎日新聞) - 2月28日16時10分更新

1583とはずがたり(1/2):2005/03/01(火) 15:20:17
<中国・四国>
民意の勝(ry

選挙:佐伯町長選/佐伯町議選 町長、町議とも合併派がV−−出直し選 /岡山
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050228-00000230-mailo-l33

 ◇リコール結果どおり−−坪井氏「和気との話進める」
 和気町との合併を巡り、全国で初めて町長と町議会のダブルリコール(解職・解散)が成立した佐伯町の出直し選挙が、27日投開票された。町長選は、合併推進を唱えた元町長の坪井迪郎氏(63)=無所属=が、解職された前町長の尾崎忠信氏(57)=同=を破り3選。町議選(定数10)は、合併賛成派が6人当選した。町長、町議会不在という「異常事態」から1カ月余り。選挙結果を受け、同町は合併特例法期限の3月末までの合併申請を目指し、否決していた関連議案の再審議などを急ピッチで進めていく。当日有権者数は3448人(男1598人、女1850人)、投票率は町長選、町議選とも84・74%。[佐藤慶]
 佐伯、和気両町は昨年9月、合併協定に調印した。しかし、佐伯町議会は10月、合併関連議案を反対6、賛成3で否決。住民グループ「佐伯町の明日を考える会」のリコール請求に基づく住民投票が先月23日に行われ、町長解職に賛成1640、反対724、議会解散に賛成1735、反対711でダブルリコールが成立した。
 出直し選で坪井氏は「町の再生のために立ち上がりたい」と出馬。「考える会」は独自候補の擁立を断念、町長選は自主投票としたものの、坪井氏は同会と「合併協議会の決定事項や調印事項を順守する」との覚書を交わし、「合併推進」の姿勢を前面に打ち出した。
 尾崎氏は「和気町への吸収合併であり、佐伯町の福祉は切り捨てられる」と従来の主張を貫いたが、町民の理解を得られなかった。
 また、町議会は合併賛成派が過半数を占め、合併への動きが加速するのは確実となった。
 ◇「熱い思いの結果」スタッフら、うっすらと涙−−坪井氏
 佐伯町矢田の矢田公民館で待機していた坪井陣営。当選確実の一報が入ると大きな歓声と拍手に包まれ、陣営スタッフらは念願の町長返り咲きにうっすらと涙をにじませた。坪井氏は「最高の気分。町民の熱い思いの結果だ」と感激の表情。「和気町との信頼関係を回復させ合併を実現させたい。合併してよかったと思われる町をつくりたい」と抱負を語った。[植田憲尚]
 ◇ため息がもれ、重苦しい雰囲気−−尾崎氏
 尾崎氏の支持者は、同町矢田部の集会所で開票結果を待った。テレビで坪井氏当確が伝えられるとため息がもれ、重苦しい雰囲気に。尾崎氏は「合併の大きな流れを町民の皆さんが感じたのでは。支持者の信頼に応えられず申し訳ない」と沈痛な表情を浮かべた。和気町との合併に関しては、「新町長が判断すること」とコメントを避けた。[傳田賢史]
 ◇「民意が示された、合併へ努力する」−−「考える会」安藤町議
 リコール請求した合併賛成派の住民グループ「佐伯町の明日を考える会」副会長で、町議選でトップ当選を果たした同町佐伯の自営業、安藤勝介さん(60)は自宅で、支持者約70人とバンザイ三唱。「町長選でも町議選でも、合併推進という住民投票の民意が改めて示された。ほかの議員と協力し、速やかに合併できるよう努力したい」と話した。[四谷寛]

1584とはずがたり(2/2):2005/03/01(火) 15:20:49
>>1583-1584

………………………………………………………………………………………………………
 坪井迪郎(つぼい・みちお)63 無元(3)
農業[歴]町議▽町長▽衆院議員秘書▽学習院大
 ◇開票結果=選管最終発表
当 1711 坪井迪郎 63 無元
  1091 尾崎忠信 57 無前
(無効 120)
………………………………………………………………………………………………………
 ◇開票結果
 ◇佐伯町(定数10―12)=選管最終発表
当  423 安藤勝介 60 無元
当  326 幸坂陽子 53 無前
当  273 周藤寛  62 無元
当  249 山本幸正 81 無元
当  241 岡正孝  62 無前
当  232 森広賢生 56 無前
当  216 戸川健一 61 共前
当  203 赤岩明  54 無前
当  193 大口進  67 無前
当  185 横林英利 63 無前
   177 若林守  70 無前
   169 栗尾敬之 58 無前
………………………………………………………………………………………………………
 ■解説
 ◇住民の理解浸透へ正念場
 合併問題に揺れた町の有権者は、坪井氏に合併のかじ取り役を任せた。坪井氏は合併推進派が過半数を占める議会とともに、合併特例法の期限である3月末までの合併申請を目指し、いかに住民に理解を浸透させるか早くも正念場を迎える。
 県内でも合併が急速に進み、従来の78市町村が、3月末には34と半減する。国は「平成の大合併」と地方をせき立てるが、現場では混乱も生じている。その象徴ともいえる佐伯町のダブルリコール成立、出直し選挙。根底には、合併議案を否決した議会と、住民アンケートで小差ながら合併賛成が多数を占めた民意とのかい離があった。
 これは他の自治体にとっても無関係ではない。4月からは合併新法が施行。総務省指針に基づき、都道府県知事が「構想」を策定し、関係市町村にさらに合併を促す。自治体の決断に知事が関与する点で、民意とかけ離れた方向が示される可能性もある。首長と議会は、住民自身が地域の将来像を考えるという合併本来のあり方を常に意識しなければならない。[佐藤慶]
2月28日朝刊
(毎日新聞) - 2月28日17時21分更新

1585とはずがたり:2005/03/01(火) 15:26:15
<中国・四国>島根県

この原因は一体何?まぁ合併特例法のあめが使えなくなるから1ヶ月ぐらい冷却期間おいてから話し合ってくれても良いけど。

市町村合併:期日決まらず 議論紛糾、「年度内」難しく−−仁多・横田協議会
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050228-00000217-mailo-l32
 ◇
 仁多、横田2町の合併協議会が27日、横田町で開かれた。当初、3月31日までとされていた合併期日の協議はまとまらず、両町長を中心に話を詰めるとした。
 今年度中に合併するには、両町の議会での関連議案の議決や合併協定調印を経て3月2日までに知事へ申請する必要があるとされ、年度内の合併はより難しくなった。
 横田町側は「まず3月31日ありきではなく、住民の理解が得られる期日に」との主張を曲げず、これに対し仁多町側は「これまでの協議は3月31日までの期日に基づいてきた」「合併が延びたら、新年度の事業の採択ができない」と主張して議論は紛糾した。
 協議会後の会見で、岩田一郎・仁多町長は「新年度の予算上、町民に合併を延ばすことはできないと説明している」とした。一方の渡部〓吉・横田町長は「合併を壊すことはしない。町民の意見は、3月31日までの合併は無理だという形で集約されているのでは」と話した。[久野洋]
2月28日朝刊
(毎日新聞) - 2月28日17時15分更新

1586とはずがたり:2005/03/01(火) 15:29:37
<九州・沖縄>福岡県

溜め息。。
議員定数などで揉めたらしいが。。市役所を地理的中心の真ん中の椎田に持ってくるとかでは駄目だったのでしょうか?豊前市には三毛や吉富と合併の際は中心となる宇島と云う事にしてさ。

豊築1市2町 椎田町合併断念 協議会解散へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050301-00000081-nnp-kyu

 福岡県豊前市、築城町との合併の賛否を問う住民投票で反対多数となった椎田町の新川久三町長は一日正午すぎ、「熟慮に熟慮を重ねたが、住民投票の結果を尊重し、法定合併協議会の解散動議を出すことにした。可決されれば、本日解散の調印を行う」と表明した。これにより、豊築一市二町合併は破たんした。

 この日は午後三時から豊前市で合併協定調印が行われる予定だったが一転、合併協は解散の見通し。総務省によると、調印式当日に解散が決まった例は全国で初めて。

 二月二十七日に同町で行われた住民投票(投票率56・39%)では反対二九一八、賛成二六一〇で反対が上回った。町長、議会とも「尊重する」と定めている。

 同県内ではこれまで、平成の大合併で話し合った計十三の法定協議会が解散している。
(西日本新聞) - 3月1日14時47分更新

1587とはずがたり:2005/03/01(火) 15:41:13
<中国・四国>山口県

ここでも民意は合併賛成へ。但し柳井が嫌がっているのだそうな。政争で有名な田布施いれたら市政が混乱する!?

選挙:田布施町議選 柳井市との編入合併、賛成派が過半数
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050228-00000205-mailo-l35

 合併破たんの責任を巡り、住民投票で議会解散した田布施町の出直し町議選(定数14)が27日投開票された。今月発足した新・柳井市との「編入合併」が最大の争点で、賛成候補が過半数の10人を占めた。寺田幹生町長は新議会と協議し、編入合併を申し入れる方針。ただ、柳井市側は編入合併に慎重で、合併の実現は微妙な情勢だ。投票率は71・20%。当日有権者数は1万3606人。
 立候補者は前職10、元職1、新人6の計17人。解散請求した住民団体「田布施の未来をひらく会」が推薦した9人を含む計10人が賛成、反対は6人、残る1人が賛否を保留していた。
 町は昨年6月、合併の枠組みを問う住民投票を実施。旧柳井市、旧大畠町との合併支持が多数を占めたが、町議会が合併関連予算を否決。反発した住民団体が解散請求し、先月の住民投票で議会が解散した。合併を巡る投票は2度の住民投票に続き3度目。
 寺田町長は「民意は柳井市との合併。議会と協議し、1日でも早く柳井市に申し入れしたい」と意欲を示し、折中光雄・柳井市長職務執行者は「田布施町の動向を慎重に見守りたい」と述べた。【田原和宏】
………………………………………………………………………………………………………
 ◇町議選開票結果◇
 ◆田布施町(定数14―17)=選管最終発表
当 768 清神清   57 無前
当 760 吉見利彦  73 無元
当 732 石田修一  63 無新
当 731 長信正治  58 無前
当 687 浅原義夫  72 無新
当 660 高川喜彦  64 無前
当 615 西本敦夫  72 無前
当 600 畠中孝   58 無新
当 544 谷村善彦  66 無前
当 537 林山健二  58 無前
当 534 向井恒夫  71 無前
当 526 守田一登  57 無前
当 520 藤山巌   66 無前
当 487 木本睦博  58 無新
  478 国永美恵子 54 共前
  238 岡崎南海子 56 無新
  144 清木健二  60 無新

2月28日朝刊
(毎日新聞) - 2月28日17時25分更新

平生町を含めた迷走っぷりはかくの如し
すっきりと4市町(新柳井の誕生で3市町)合併と行けない物でしょうかね
http://glin.jp/upd/yamaguti.html
☆柳井市・大畠町・田布施町・平生町合併協議会(解散)で合併協議
※電算統合費の予算計上時期を巡り,平生町と他3市町との協議が難航
※4市町での合併を事実上断念,協議会を休止(2004/3/3)
※平生町が田布施町に合併協議を申入れ(3/9)
※柳井市が大畠町,田布施町に合併協議を申入れ(3/11)
※田布施町長は柳井市,大畠町との3市町での合併に前向き,田布施町議会は平生町との2町での合併に前向き
※柳井市,大畠町は2市町で法定協議会を設置(5/1)
※田布施町,平生町は2町で研究会を設置(5/1)
※田布施町の合併に関する住民投票の結果「柳井市,大畠町(50.2%)」「平生町(43.2%)」「合併しない(6.6%)」(2004/6/20)
※田布施町が柳井市,大畠町に合併協議を申入れ(6/28)
※平生町は4市町での合併協議の再開(復帰)を申入れ(8/2),柳井市は平生町との合併協議再開は困難との意向
※柳井市,大畠町,田布施町は3市町での協議会設置案を可決も,田布施町議会は「合併関連予算」を否決,柳井市と大畠町は可決(8/31),法定協議会の設置を一時見送り
※法定協議会「柳井市・大畠町・田布施町」設置:2004/9/1
※田布施町議会は柳井市,大畠町との合併に慎重
※田布施町長は3市町での合併断念を表明(9/3),柳井市,大畠町に合併断念を申入れ(9/6)

1588とはずがたり:2005/03/01(火) 15:43:04
<東海>愛知県

新市名騒動の美浜、南知多の両町に落ち着き戻る
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050301-00000009-cnc-l23

[愛知県] 美浜、南知多両町の合併に「ノー」を突き付けた住民投票から一夜明けた28日、両町は落ち着きを取り戻した。一方、住民投票では反対が圧倒的多数を占めたが、一連の新市名騒動が尾を引き、合併の是非を考える判断材料が置き去りにされたのではと冷静に振り返る声が聞かれた。

 「南セントレア市」騒動以降、電話やメールが相次いだ美浜町役場内の合併協議会事務局は、静かな朝を迎えた。ある職員は「自分たちがやってきた仕事は無になったが、住民が町を考えるきっかけになったのでは」と話した。

 両町内では、「南セントレア市誕生を期待」との文字が入った看板がひと際目を引いた。設置した南知多町山海の旅館経営、榎本国宏さん(52)は「町を大きく変えるチャンスだったのに残念」と語り、4日までに看板を撤去するという。

 唐突な新市名の出現は予想をはるかに上回る反響を呼び、住民に合併問題をじっくり考える冷静さを失わせる結果になった感は否めない。住民の間では「名前が嫌だから合併には反対」とする声も目立った。

 新市名をきっかけに合併問題への関心が高まるにつれ、合併協と民意の距離の遠さが露呈した。

 両町は、財政基盤の弱さの危機感から合併の道を選択した。この日、合併協会長の斎藤宏一町長は「行財政改革という合併の必要性が住民に理解されなかった」と話したが、合併協の進め方のまずさを指摘する声も。

 合併賛成を掲げた「合併を進める会」代表の元町議中野勇さん(69)は「新市名の決め方も最初から住民アンケートを採用すれば良かった。いろいろな面で手法を間違え、住民の意識とかけ離れてしまった」と述べた。

 また、反対派住民グループ「住民投票推進の会」責任者の元教師坂井忠夫さん(79)は「説明会などでは、財政の多少の比較はあったが、合併するしない場合の議論が不十分で、住民はよく分からないまま投票した面はあった」と分析した。
(中日新聞) - 3月1日14時20分更新

1589名無しさん:2005/03/02(水) 00:58:30
 やはり、歴史や伝統のない地名は軽薄感が否めないわけでして、奇をてらわずに「南知多市」とすべきでしたね。
 とはずがたりさんが先に仰ったのと同じことですが、由来が分からなくなるような新地名、平仮名・片仮名地名には違和感が拭えません。西東京市くらいならまだいいですが、県庁所在地が「さいたま市」なんて、酷過ぎます。だいたいあそこは、もとは武蔵国「足立郡」でして、「埼玉郡」は東隣でした(おぼろげな記憶ですが、県庁所在地またはその所属郡名を県名にするはずが、埼玉郡の岩槻に県庁を置けなかったから浦和になったのだったと思われます。岩槻市がさいたま市に吸収合併されることになったのは、因縁ですね)。
 ちなみに、あきる野市ですが、もとは東秋留村と西秋留村があったので、「秋留野市」でいいでしょう。

1590とはずがたり:2005/03/02(水) 11:14:22
足立とか葛飾とか今よりもずっと広大な範囲を指す地名だったようですね。
特に葛飾は粕壁(春日部)辺りから柏等迄含んでた様で。
埼玉も本来,先多摩で,この地名的つながりは東京と埼玉が本来同じ武蔵の国だったことを示しているようです。
因みに足立郡は東京と埼玉に分割されて東京都部は南足立郡埼玉県部は北足立郡になったようです。
http://www.tt.rim.or.jp/%7Eishato/tiri/gun/g-kanto.htm
新座も郡名にも残ってた古い読み方「にいくら」の方が個人的には良いんですが,地名も流転するもの,或る程度は仕方がないのでしょう。

今は秋川駅になってしまいしたが,嘗てはJR五日市線に東秋留と対で西秋留駅がありましたね。。
秋川を堰き止めて田圃造って秋留ですから本来は秋川市の方が流域名の地名としては良かったのかも知れませんけど。。

1591とはずがたり:2005/03/02(水) 11:22:20

稲生さんのウエッブサイト(三重県民さんかと思いきや浜松(先行合併させていただきましたw)市民らしい)
三遠南信等マニアぶりを発揮されている。
http://www3.tokai.or.jp/inou2002/index.htm

消滅する市町村めぐり(1)
http://www3.tokai.or.jp/inou2002/syoumetu/syoumetu-1/syoumetu-1.htm

1592とはずがたり:2005/03/02(水) 11:29:50
<東海>静岡県伊豆北部地区

伊豆の国市はそのみっともなさはかなりのものだが伊豆長岡・韮山・大仁のいずれかを取る訳には行かないのでしょう。現郡名から田方市・旧い郡名から君沢市は如何か?

http://www.ino-gappei.jp/3chou-Iti.htm
地域の沿革(歴史)

 この地域は、古くは伊豆の国と呼ばれ「和名抄」(930〜935年編)によると田方郡を含んで那賀、賀茂の3郡、21郷があったとされています。このうち、伊豆半島北西部の一部は、江戸時代に田方郡から分かれ那賀郡の一部を合わせて君沢郡となっています。
 1868年(明治元年)には韮山県となってそれまで治めていた代官、江川英武が県令となり、その後1871年(明治4年)より足柄県となりましたが、1876年(明治9年)には旧伊豆の国のみ静岡県に併合されました。
 1896年(明治29年)の郡制施行により君沢郡は田方郡に合併されました。その後「明治の大合併」、「昭和の大合併」を経て、現在の姿となりました。

●伊豆長岡町
 明治22年、古奈村・戸沢村・長岡村・天野村・小坂村・長瀬村・墹之上村・花坂村が合併し、村制施行して川西村となる。昭和9年、川西村が単独町制施行し名称変更して伊豆長岡町となる。昭和29年、江間村を編入し、現在に至る。
●韮山町
 明治10年、多田村・山木村・金谷村・土手和田村・瀧山村が合併し韮山町となる。明治22年、韮山町・四日町村・寺家村・長崎村・原木村・中条村・南条村・中村・内中村が合併、村制施行して韮山村となる。昭和37年、韮山村が単独で町制施行して韮山町となり、現在に至る。
●大仁町
 明治22年、田京村・大仁村・吉田村・宗光寺村・守木村・御門村・白山堂村・神島村・三福村が合併し、村制施行して田中村となる。昭和15年、田中村が単独で町制施行し名称変更して大仁町となる。昭和34年、北狩野村(一部)を分割・編入し、現在に至る。

1593とはずがたり:2005/03/02(水) 11:46:16
>>1576-1577
おみたまの由来↓(>>1556のスレより)

860 :名無しさん@お腹いっぱい。:05/03/01 22:21:45 ID:LlHmHj9U
「小美玉」と応募した一人ですがw
この3町村は石岡市が商圏という以外
つながりが薄かったと思うのですが
10年くらい前に「小美玉消防組合(署ではない…)」ができた時
「おみたま」ってかわいいじゃん!と思ってしまったんです。
それだけの理由で3町村の合併を待ち望んでましたw
「百里」は小川の地名だし基地のイメージで
よく思わない人もいるんじゃないでしょうか。


前から,というより近年でしょうか,事務組合でつながりもあったと云う事の様ですな。
こういう合成地名は100年もたてばしっくり来るのかも知れません。。長崎県の小長井町(=小川原浦+長里+井崎)とか長野県の豊科(鳥羽+吉野+新田+成相)みたいに。
ただ合成地名っぽいから元明天皇以来の地名二文字化の流れに則って「臣珠」とでもしといたら何か歴史がありそうとか思われるのかも。

1594とはずがたり:2005/03/02(水) 17:06:09


<東北・北海道>福島県

市町村合併:知事へ合併申請書を提出−−新「二本松市」と新「喜多方市」 /福島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050302-00000086-mailo-l07

 ◇1市3町で合併へ−−新「二本松市」
 12月1日に対等合併して新「二本松市」となる二本松市と安達町、岩代町、東和町の1市3町の首長が1日、県庁を訪れ、佐藤栄佐久知事に合併申請書を提出した。三保恵一・二本松市長は「合併で4市町でさらに発展できるようにしたい」と述べた。
 ◇新「喜多方市」も
 また、来年1月4日に同じく対等合併して新「喜多方市」となる喜多方市、塩川町、山都町、熱塩加納村、高郷村の5市町村も同日、佐藤知事に合併申請書を提出した。合併協議会長の白井英男市長は「新市は広く、東京23区を少し狭くしたぐらいの大きさになる。県には道路整備をお願いしたい」と述べた。
 二つの申請書は6月定例県議会の議決を経て、知事が総務相に届け出る。[生野由佳]

3月2日朝刊
(毎日新聞) - 3月2日16時15分更新

1595とはずがたり:2005/03/02(水) 17:06:22
<東北・北海道>福島県

市町村合併:伊達郡の5町、合併協定に調印 来年1月1日、「伊達市」に /福島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050302-00000085-mailo-l07
 ◇梁川・保原・伊達・霊山・月舘の5町が調印
 新市「伊達市」として来年1月1日の対等合併を目指している伊達郡の梁川、保原、伊達、霊山、月舘の5町は1日、合併協定書に調印した。各町は3月定例町議会で合併を議決したのち、知事に合併申請する。
 新たに誕生する伊達市は人口7万1817人(00年国勢調査)で面積は約265平方キロ。市庁舎は2月に新庁舎が完成した保原町に置く。
 保原町で開かれた調印式で合併協議会長の池田善治・梁川町長は「(合併から)離脱する町があったのは残念だが、十分な行政サービスを受けるためにも合併は時代の要請」と述べた。
 伊達郡の合併論議は03年7月、伊達郡9町による任意の合併協議会でスタート。しかし、同12月の法定協議会移行時に川俣と飯野の2町が抜けた。さらに桑折町が伊達7町合併協から昨年9月に離脱して各町に波紋が広がり、首長選挙を控えていた伊達、梁川、国見の3町で合併の是非を争点に町長選が繰り広げられた。合併の白紙撤回を掲げる佐藤力氏が町長に当選した国見町が今年1月、推進派の町議会を押し切り合併協から事実上離脱。残る5町で別の合併協を発足させる“荒業”で合併にこぎ着けた。
 池田会長は「条件が整った町で先行合併したという認識」と述べ、「将来的には6町、7町での「伊達市」も考えられる」と話した。[生野由佳]

3月2日朝刊
(毎日新聞) - 3月2日16時15分更新

1596とはずがたり:2005/03/02(水) 17:06:33
<東北・北海道>福島県

市町村合併:田村市が発足 町村合併での新市、46年ぶり−−県内8位の人口
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050302-00000084-mailo-l07

 田村地方の滝根町、大越町、都路村、常葉町、船引町が1日、対等合併し、県内11番目の市で人口約4万5000人の「田村市」が誕生した。県内では「平成の大合併」で、会津若松市と北会津村が昨年11月に合併して誕生した新「会津若松市」に次いで2番目の新市発足だが、対等合併で新名称の自治体が発足するのは初めて。町村だけでの市の誕生は二本松市以来46年ぶり。田村市の人口は県内の市で相馬、喜多方、二本松市を抜き、白河市に次ぐ8番目の規模となる。[福沢光一]
 田村市は旧町村がそれぞれ粒となり、全体で一つの房を作る「クラスター」(房の意)方式の町づくりが最大の特徴。旧町村役場は一定の権限を持った「行政局」として住民窓口サービスを提供する。
 新市が誕生したこの日は午前8時から、新しい市役所が旧船引町内に建設されるまで市役所本庁舎が置かれる旧船引町役場で開庁式が行われた。
 市長が決まるまで職務執行者を務める旧滝根町長の博多祐輔氏が「一極集中に陥ることなく、旧5町村の歴史、文化を尊重するクラスター方式で地域づくりをし、発展していく」と決意を述べ、「田村市役所」と書かれた看板を除幕して業務をスタートさせた。博多氏は早速、窓口で住民票を請求し「田村市滝根町……」と記載された住民票を受け取っていた。旧5町村の住所表記は「田村郡」と「大字」がなくなり、「田村市大越町……」「田村市都路町……」などとなる。
 一方、旧町村に機能を分散させる理念から、教育委員会と農業委員会は大越行政局に、市議会議場は常葉行政局に置く。ただ、06年4月まで旧町村議がそのまま新市議となる合併特例法の「在任特例」を適用するため、総市議数は70となり議場に入り切れないことから、暫定的に旧常葉町公民館を使用する。06年5月以降の定数は26となる。

3月2日朝刊
(毎日新聞) - 3月2日16時15分更新

1597とはずがたり:2005/03/02(水) 19:05:21
<東北・北海道>福島県
【福島県の地域構造と合併協議】

=磐城・双葉地方=
●いわき市(36万)[平市,内郷市,磐城市(小名浜),常磐市(湯本),勿来市,石城郡四倉町,遠野町,小川町,好間村,三和村,田人村,川前村,双葉郡久之浜町,大久村]
○双葉市?(7万)[双葉郡 広野町,楢葉町,富岡町,川内村,大熊町,双葉町,浪江町(小高町と合併検討>>71),葛尾村]

=安積・安達地方=
●郡山市(34万)[郡山市,安積12カ町村]
●安達市or本宮市?[安達郡本宮町,白沢村]
●二本松市(6.5万)>>1594[二本松市, 安達郡 安達町,岩代町,東和町]
  安達郡■大玉村,本宮町,白沢村に参加を呼掛け,本宮町,白沢村は2町村での合併を検討へ

=須賀川・岩瀬地方=
●須賀川市(8万)[須賀川市,岩瀬郡 長沼町,岩瀬村]
  岩瀬郡■鏡石町,天栄村:合併特例法期限にとらわれず合併を検討へ

=福島・伊達地方=
●福島市(30万)[福島市,伊達郡川俣町,飯野町]
●伊達市(7万)[伊達郡伊達町,梁川町,保原町(役所),霊山町(>>921,>>1372最後迄議論続く),月舘町]>>1439,>>1595…色々あったが遂に合併の申請へ。こっちが感無量であるが,北海道の伊達市から苦情らしい苦情が殆ど聞かれないのは何故?
  伊達郡■桑折町(>>810-811市役所の誘致ならず),■国見町…単独町政継続,川俣町,飯野町は福島と合併模索

=会津地方=
●会津若松市(13万)[会津若松市,北会津郡北会津村(>>750村の振興事業で市議会側と対立も),河沼郡河東町(>>809幼稚園、小、中学校の統合を柱とする河東学園建設構想の実現を目指している)]
  河沼郡■湯川村(>>809下水道整備など村内の大型インフラ整備がほぼ終わっている)は離脱
●喜多方市(5.8万)>>1594[喜多方市, 耶麻郡 熱塩加納村,塩川町,山都町,高郷村]
  耶麻郡■北塩原村,■西会津町,■磐梯町(>>189会津若松と合併検討),■猪苗代町…単独自治継続へ。北塩原村(>>116)はインフラも整備済みで合併は不要とのこと。また村名改称を検討
○両沼市or奥会津市?[河沼郡会津坂下町,柳津町,大沼郡三島町,金山町,昭和村(三島町は会津坂下に飛び地合併を要請,坂下は住民説明の時間が足りないと拒否>>1078)・(会津坂下町,柳津町,湯川村の合併研究会なども有り)]>>424平場の会津坂下とそれ以外の対立の構図になってしまったようだ。
  大沼郡■会津美里町[大沼郡 会津高田町,会津本郷町,新鶴村]

=南会津地域=
南会津郡■南会津町[南会津郡田島町,舘岩村,伊南村,南郷村]
  南会津郡■下郷町,■只見町,■檜枝岐村

=相馬地方=
○相馬市[中村](4万弱)[相馬市,新地町]
●南相馬市[原町](7.5万)[原町市,相馬郡鹿島町,小高町(浪江町と合併検討)]
  ■飯舘村(>>436:村議会は合併推進,町長は離脱の機会窺う.>>1178:村長給料減らす)

=白川地方=
●白河市(6.6万)[白河市,西白河郡表郷村,東村,大信村]
  西白河郡■西郷村(新幹線駅等裕福),■泉崎村,■矢吹町(矢吹町・泉崎村・東村[白川市へ]での合併を模索)
○東白川市?or棚倉市?(3万)[東白川郡 棚倉町,塙町,鮫川村]
  東白川郡■矢祭町(合併しない宣言で視察者が引きも切らない様子>>1110で一躍自立派の寵児となった感もあるが,行革案は当初白紙で結構ええかげんなものだったらしい>>301)

=石川地域=
○石川市?(5万弱)[石川郡 石川町,玉川村,平田村,浅川町,古殿町(古殿町は東白川郡より移動>>446)]

=田村地域=
●田村市(4.5万)[田村郡 滝根町, 大越町, 都路村, 常葉町, 船引町]>>1596…恰好が逆コの字型だが合併から離脱した小野・三春のせいではなく都地村が双葉郡に突きだしてる恰好だからのようである。むしろ役場の位置が船引とちょっと隅っこにあるようなのは三春や小野が抜けたためか。
  ■小野町,■三春町…単独町政継続

1598とはずがたり:2005/03/02(水) 19:05:47
>>490正誤表

<東北・北海道>福島県←▲
「自立計画」厳しく/合併しない4町村
 県に提出 行政改革に必死

<東北・北海道>秋田県←◎
「自立計画」厳しく/合併しない4町村
 県に提出 行政改革に必死

因みにこの時自立計画提出の4町村は東成瀬村(雄勝郡:湯沢市),上小阿仁村(北秋田郡:北秋田市),大潟村(南秋田郡:男鹿市等),藤里町(山本郡:白神市→3分裂)。後の3町村は羽後町,小坂町,鹿角市。

 羽後町の担当者は「計画を出すつもりはない。盾突くわけではないが、法的根拠がないのに県のお墨付きをもらう理由がない」と突っぱねてる。羽後町長の寺田県政との対決姿勢がここでもはや散見する。
 小坂町は「計画は年内までに提出したい」という考えだ。昨年末、参加していた二つの任意合併協から離脱。今は町民らによる「まちづくり委員会」で、自立後の姿を協議中だ。
 鹿角市は12月をめどに、行革と自立計画を合わせた「行財政運営基本方針」を作っている。同市の一般会計予算は今年度当初で約162億円。これを来年度から5年間で33億円圧縮する。

その後の湖東町(南秋田郡 五城目町,八郎潟町,井川町),仙北市(仙北郡 角館町,田沢湖町,西木村)で単独を選んだ五城目町,八郎潟町,井川町,角館町辺りの自立計画はどうなってるのでしょうかな。

1599とはずがたり:2005/03/03(木) 13:18:55
<北関東>栃木県

紆余曲折があった事を思うに涙が出てくるほど嬉しいっす。新日光に乾杯!
まぁ民意を考えると一旦は否決した議会に問題があるだけなんだが。。

しっかし栃木県も形になってきましたね。宇都宮・栃木・小山・真岡あたりが今一だが。。

新・日光市確実に、合併関連議案を市議会が可決 (読売新聞)
http://news.www.infoseek.co.jp/politics/story.html?q=02yomiuri20050302i412&amp;cat=35

 合併を巡り議会を二分する論争を繰り広げてきた栃木県日光市議会は2日、近隣4市町村との合併関連議案を可決した。

 4市町村はすでに可決しており、対等合併による新・日光市の誕生が確実となった。発足は2006年3月の予定で、人口は約9万5000人となる。

[ 2005年3月2日20時50分 ]

日光市2006.3.20
日光市, 今市市, 上都賀郡 足尾町,塩谷郡 栗山村,藤原町
★日光地区合併協議会(法定)
※研究会設置:2001/12/21
※任意協議会設置:2003/2/17
※法定協議会設置を求める住民発議
※「今市市で5市町村」:4市町が可決,栗山村が否決し不成立(2003/6/10)
※「日光市で足尾町と」:足尾町が議会付議せず不成立(2003/7/16)
※「足尾町で日光市,今市市,藤原町」:3市町が議会付議せず不成立(2003/9/9)
※推進協議会設置:2003/7/18
※日光市が合併協議から離脱(9/9),日光市は足尾町に合併協議を申入れ(2003/9月)
※日光市を除く4市町村で法定協議会設置:2003/10/1
※日光市の合併に関する住民投票:「今市市,足尾町,藤原町,栗山村(65.1%)」「足尾町(2.9%)」「合併しない(32%)」(2003/12/7)の結果を受け日光市が加入(2003/12/22)
※新市名:日光市(にっこうし)
※新市役所:現・今市市役所
※合併協定調印式:2004/12/3
※合併関連議案を4市町村が可決,日光市が否決:2004/12/7
※日光市長は合併に前向き(辞職を表明12/7→辞職を撤回12/12),日光市議会は合併の賛否が拮抗
※日光市は5市町村での合併協議継続を検討へ
※日光市の合併の是非を問う住民投票の結果「賛成(73.9%)」「反対(26.1%)」(2005/2/27)→日光市が可決(2005/3/2)

1600とはずがたり:2005/03/03(木) 13:42:01
【栃木県合併協議状況】

=合併済=
■佐野市2005.2.28[佐野市, 安蘇郡 田沼町, 葛生町]2004/2/27〜3/3合併関連議案を3市町が可決,人口4.5万
■那須塩原市2005.1.1[黒磯市, 那須郡 西那須野町,塩原町,(那須町)]那須町は離脱。合併関連議案を3市町が可決:2004/6/30,人口11万(黒磯6万弱・西那須野4万強・塩原1万弱と西那須野が予想以上に人口多し)

=市町村議会の議決完了=
■日光市2006.3.20[日光市, 今市市, 上都賀郡 足尾町,塩谷郡 栗山村,藤原町]※合併協定調印式:2004/12/3
,合併関連議案を4市町村が可決,日光市が否決:2004/12/7→日光市が可決(2005/3/2),人口9.5万
■大田原市2005.10.1[大田原市, 那須郡 湯津上村,黒羽町]※合併関連議案を3市町村が可決:2004/12/15,人口8万弱。那須塩原などとの次の合併も視野。
●さくら市2005.3.28[塩谷郡 氏家町,喜連川町]※合併協定調印式:2004/7/25,合併関連議案を2町が可決:2004/7/26,合併関連議案を栃木県議会が可決:2004/10/7,官報告示:2004/11/5,人口4万
●那須烏山市2005.10.1[那須郡 南那須町,烏山町]人口3万

=市町村議会の議会の議決待ち=
■鹿沼市2006.1.1[鹿沼市, 上都賀郡 粟野町]※合併協定調印式:2005/2/21,合併関連議案を2市町は3月審議予定,人口10万
■下野市2006.1.10[河内郡 南河内町,下都賀郡 石橋町,国分寺町]※合併協定調印式:2005/3/1,合併関連議案を3町は3/7審議予定,人口6万弱
●那珂川町2005.10.1[那須郡 馬頭町,小川町]※合併協定調印式予定:2005/3/13,人口2万

=構想段階で破談=
◆宇都宮市?--.-.--[宇都宮市12345, 河内郡 上三川町1234(4住民アンケート反対多数→離脱),上河内町12345(4河内町は上三川抜きの合併協議続行に賛成か,将来の宇都宮地域の広域合併に前向き),河内町1234(4河内町は上三川抜きの合併協議続行に反対か),壬生町12(単独町制へ),高根沢町235(3芳賀町と協議の為離脱→2町協議破談→宇都宮と特例法の期限に拘らず協議へ),南河内町2(下野市構想に参加),芳賀郡芳賀町2, 下都賀郡 石橋町12(下野市構想に参加)]1:6市町で研究会設置:2001/6月。2:9市町で勉強会設置:2002/12月。3:5市町で任意協議会設置(03/6/6),高根沢町が合併協議から離脱(03/12)。4:4市町で法定協議会設置:2004/2/1。人口約50万。
◆○○市--.-.--[小山市,足利市]人口24万
◆栃木市--.-.--[栃木市, 上都賀郡 西方町,下都賀郡大平町,藤岡町,岩舟町,都賀町] 6市町で勉強会設置:2002/4/1,6市町での法定協議会設置を求める住民発議は大平町以外議決せず不成立(2003/2月),小山・西方の2町で任意協議会設置:04/6/24,栃木市,西方町は都賀町との3市町での合併も視野に検討へ。都賀町は合併に慎重,西方町は都賀町を除く2市町での合併に慎重,2市町での合併を断念,協議会を解散(9/30)
◆○○市--.-.--[真岡市, 芳賀郡 二宮町,益子町,茂木町,市貝町,(芳賀町)]→▲○○市[真岡市,芳賀郡二宮町]破談。人口14万弱
◆○○市--.-.--[矢板市,塩谷郡塩谷町,(氏家町,喜連川)]氏家町,喜連川町と4市町で協議→破談,▲矢板市,塩谷郡塩谷町2市町での協議→破談。二町での協議→さくら市へ。人口9万
◆みかも市2005/1/1[下都賀郡 大平町,藤岡町,岩舟町]※「みかも」は三毳,他の案に渡良瀬・栃南・下都賀など。新市役所は現・大平町役場(新庁舎設置までの間)を検討,新市庁舎の設置位置を巡り協議が難航,3町での合併を断念,協議会を解散(2004/4/30)人口6.5万。
◆那須南市2005/10/1[那須郡 南那須町,烏山町,馬頭町,小川町]新市役所:当面現・烏山町役場に,新庁舎を4町の中心部付近(烏山町内)に設置で合意するも新庁舎の設置時期などを巡り協議が難航,協議会を休止(9/5),合併断念,協議会解散(10/31)。人口5万→●那須烏山市及び●那珂川町として分立へ

=参考=
http://glin.jp/upd/tochigi.html
http://glin.jp/upd/upx4.html

1601とはずがたり:2005/03/03(木) 22:06:30
「雪国はつらつ条例」姿消す 合併で白紙 新潟・中里村
http://www.asahi.com/politics/update/0225/008.html

 新潟県中里村の「雪国はつらつ条例」が、4月の市町村合併を機に姿を消すことになった。中学公民の教科書に「雪国はつらいよ条例」と誤記されたことから、全国的に有名になった条例。「克雪」にがんばってきた中里村の関係者は「理念は残したい」と話している。

 条例は88年にできた。雪を克服し、利用しつつ、「活力ある村づくりを目指す」とうたい、理念などを13条にまとめた。村民の責務として「雪対策に創意と勇気を持って積極的に参加」し、「他に誇れる雪国づくりに努める」ことを求めている。

 4月1日に十日町市など5市町村で合併。編入合併なら条例は新市に引き継がれるが、新・十日町市は新設合併で、各自治体が制定していた条例はすべていったん白紙に戻る。合併協議の中で中里村は「村民に浸透し、知名度も高い」として存続を訴えていた。

 条例制定後、中里村は村内のスキー場に3万本のろうそくをともす催し「雪原カーニバル」を新設したり、住宅の融雪設備導入を補助したりして「住みよい雪国」を訴えてきた。村出資の観光振興会社「なかさと」の社長でもある山本茂穂村長は「なくなってしまうのは残念です。新市でも精神を引き継ぐような条例をつくってほしいです」と話している。

(02/25 17:16)

16021589:2005/03/03(木) 23:35:21
>>1590
 どうも、お返事遅くなりまして。私も、そのサイトはよく見ますよ。この話の元ネタも、それですから。
 
 余談ですが、江戸は、武蔵国豊島郡と下総国葛飾郡にまたがる町でした。元々は豊島郡の城下町でしたが、度重なる大火で、隅田川の対岸に住民が移り住んで、拓けたようです。隅田川東岸(現在の墨田、江東、葛飾、江戸川各区)がいつ武蔵国に編入されたかは諸説あるようですが、墨田区に「両国」があることは、隅田川が総武国境だった名残です。
 東京特別区部の人口は、平成12年10月1日現在で8134688人ですが、旧郡別に見ると、以下のようになります。
  南豊島郡 1083709人 (旧東京市13区を含む)
  北豊島郡 1927956人
  南葛飾郡 1634291人 (旧東京市本所区・深川区を含む)
  荏原郡  2039980人 (旧北多摩郡砧村・千歳村を含む)
  東多摩郡  831629人
  南足立郡  617123人
 なお、大合併以前の東京市15区のうち四谷区・牛込区が淀橋区と、本所区が向島区と、深川区が城東区と合併したため、旧東京市の人口は出せません。

1603magenta:2005/03/04(金) 00:36:16
<近畿>滋賀県

新市名に「安土八幡市」を提案 近江八幡市・安土町の法定合併協
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050303-00000048-kyt-l25

 滋賀県近江八幡市と安土町の法定合併協議会が3日、同市内のホテルで開かれ、新市名を「安土八幡市」とすることなどが提案された。10日の次回協議会で決める。
 同協議会の新市名称候補選定小委員会が協議した結果、「安土」は、織田信長や安土桃山時代などで全国的に有名▽「近江八幡」の「近江」は、全国の他の「八幡」と区別するためのもので、歴史的・文化的に地域を表すのはあくまで「八幡」−として、「安土八幡市」を新市名候補とすることを全会一致で決定。この日、同協議会で報告、提案された。
 また、新市の町名や字名は、近江八幡市の町名はそのまま新市の町名とし、安土町については、現在の大字を新市の町名とすることや、主要施策や財政計画を盛り込んだ新市まちづくり計画案なども提案された。
(京都新聞) - 3月3日21時11分更新

1604とはずがたり:2005/03/04(金) 12:19:30
>>1603
ここは是非,新市名安土八幡が持論だったところだけに満足っす♪

1605とはずがたり:2005/03/04(金) 12:19:44
<九州・沖縄>鹿児島県奄美地方

龍郷町、法定協不参加へ/大島地区市町村合併
−議会が無記名投票で決定 
http://373news.com/2000picup_bak/2003/05/picup_20030524_7.htm

 奄美大島と喜界島8市町村による任意協議会「大島地区市町村合併準備協議会」に参加している龍郷町は23日、8市町村での合併を事実上見送る方向になった。住民アンケート調査で反対が多数を占め、議会も実質的に法定協議会への不参加を決めた。川畑宏友町長は「合併は住民が決めること」と住民や議会の判断を尊重する考えを示しており、6月2日に名瀬市で開く任意協の首長会で、法定協不参加を正式表明する方針。大島地区の合併論議は8市町村という前提が揺らぎ、波紋を広げそうだ。
 町によると、住民アンケートは町内2408世帯が対象で回収率78%。合併の賛否を分からないなどとした20%を除いた世帯のうち、合併反対が68%で賛成の31%を大きく上回った。反対の主な理由は「住民の声が反映されない」「きめ細かい行政サービスが低下する」だった。
 この日開かれた町議会の市町村合併調査研究特別委員会(委員長・畦町廣和副議長、16人)は法定協参加の可否をめぐって論議、票数を示さないことを条件に無記名投票した結果、参加反対が多数を占めた。同委員会のメンバーは全議員で構成されており、実質的な議会の意思になる。畦町委員長は26日に開く臨時議会で報告する。
 当初から合併に否定的だった川畑町長は「合併してもしなくても財政事情の厳しさは変わらない。(アンケートの結果などから)住民の意思が明確になった」と話している。
 県市町村合併推進室の西中須浩一室長は「龍郷町は大島地区の合併のキーポイントの一つ。町側と合併の必要性などを再度協議したい」と語り、法定協参加を促す努力を続ける考えを示した。
 龍郷町を含む8市町村の任意協議会は助役らをメンバーに昨年11月に発足、法定協への移行は6月がタイムリミットと定め、それぞれ6月議会に法定協設置議案を提出するかどうか6月2日の首長会で最終協議することを決めている。[2003 05/24 07:43]

1606とはずがたり:2005/03/04(金) 12:20:31
<九州・沖縄>鹿児島県奄美地方

瀬戸内住民投票 「6市町村」反対6割
町長、離脱の意向
http://373news.com/2000picup_bak/2004/11/picup_20041122_3.htm

 奄美大島地区合併協議会(名瀬、大和、宇検、瀬戸内、住用、笠利)の枠組みでの合併の是非を問う瀬戸内町の住民投票は21日行われ、即日開票の結果、賛成3128票、反対4563票で、反対が有効票の約6割を占めた。
 義永秀親町長は「住民の正しい判断が示されたことを胸に秘め、町民、議会、町の三者が一体となって試練の嵐を乗り越えていきたい。町民の町おこしへの決意に感謝する」とのコメントを発表、協議会から離脱する意向を示した。

 当日有権者数は9139人(男4312人、女4827人)。20歳以上の町民を対象に行われ、投票総数は8138票(有効7691票、無効447票)で投票率は89.05%だった。6市町村での合併に賛成、反対のいずれかに○をつける二者択一方式。町民、町議会、町長は結果を尊重すると条例で定めている。
 町議会特別委は9月、「6市町村合併は名瀬市への一極集中を招く」などとして法定協離脱を全会一致で確認、義永町長も住民説明会で「町、議会、町民が一体となれば自立できる」との見解を示していた。

 ■合併厳しい結果に
 奄美大島地区合併協議会長の平田隆義名瀬市長の話 住民意思のひとつであり、議会特別委が離脱を決定している状況を加味すると、合併は厳しくなると予想される。残念だ。早急に瀬戸内町長の意見をうかがい、離脱となれば合併協の他町村長と協議し、現在の協議に支障が出ないよう全力を尽くしたい。
[2004 11/22 07:40]

市町村合併 瀬戸内が離脱表明/大島地区協
5市町村で協議継続
http://373news.com/2000picup_bak/2004/11/picup_20041126_4.htm

 瀬戸内町の義永秀親町長は25日、名瀬市であった奄美大島地区合併協議会(名瀬、大和、宇検、瀬戸内、住用、笠利)で「合併反対が多数を占めた住民投票の結果を尊重したい」として、同協議会からの離脱を表明した。残る5市町村長は「合併協規約を改正し、瀬戸内を除く枠組みで協議を継続する」と確認、協議会でも承認された。5市町村で2006年3月までの「奄美市」発足を目指す。

 義永町長は会合の冒頭に住民投票結果を報告。「これからは『合併を望まない』という町民の意思に基づいた町づくりを進めていきたい。合併協のみなさんには迷惑をかけるが了承してほしい」と述べ、同町委員7人全員の辞任を申し入れた。
 この後、会合は瀬戸内町委員を欠席扱いとして続行され、環境衛生事業、福祉関係事業、保健衛生事業など8項目を承認した。次回会合は6市町村議会の議決が必要な規約改正成立後に開催される予定で、商工・観光関係事業の取り扱いなど4項目を話し合う。
 合併協会長を務める平田隆義名瀬市長は「一緒に協議してきた瀬戸内町が抜けるのはさびしい。新しく合併協を立ち上げる時間的余裕がないので、規約改正で何とか乗り切りたい」と話した。
 奄美大島地区合併協議会は04年2月に発足。06年3月末を合併目標に協議を進めてきたが、21日にあった瀬戸内町住民投票では6市町村合併への反対票が約6割を占めた。
[2004 11/26 07:21]

1607とはずがたり:2005/03/04(金) 12:22:40
<九州・沖縄>鹿児島県奄美地方

市町村合併 宇検村、奄美地区協離脱へ
村議会決定
http://373news.com/2000picup_bak/2005/01/picup_20050126_3.htm

 宇検村議会は25日、臨時会を開き、奄美大島地区合併協議会(名瀬市など5市町村)から離脱することを賛成多数で決めた。元山三郎村長は「議会の意思を尊重する」と述べ、離脱の意向を表明した。
 臨時会では市町村合併調査特別委員会の宮原計介委員長が「審議不十分のため、法定協から離脱すべきだとの結論に達した」と報告。これに反対する議員は「合併特例債を生かし村の振興を図るため、現在の枠組みを堅持することが最善」と述べ、賛成の議員は「特例債を理由に急ぐのは駆け込み合併の感がぬぐえない」などと主張した。
 起立採決の結果、賛成8、反対3の賛成多数で委員長報告を了承した。
 元山村長は臨時会後の会見で「商工会や建設業界など直接、村民と接するなかで、5市町村での合併には反対というのが村民の総意と認識している」と、住民投票を行う考えのないことをあらためて強調。「行財政改革や自主財源の確保に努めながら、今後は奄美群島全域での合併を模索したい」との意向を示した。
[2005 01/26 07:29]

市町村合併 宇検村が離脱表明/奄美大島地区協
4市町村、今月中旬までに方針
http://373news.com/2000picup_bak/2005/02/picup_20050201_3.htm

 宇検村の元山三郎村長は31日、名瀬市であった第14回奄美大島地区合併協議会(名瀬、大和、宇検、住用、笠利)で「合併は見送るべきだというのが村民の総意」と述べ、同協議会からの離脱を表明した。
 残る4市町村は2月中旬までに住民の意向など含めて方針を最終決定し、その後、宇検村離脱に伴う協議会規約の変更議案を各議会に諮る。それまで宇検村は欠席扱いとして幹事会や専門部会など協議を続けることを確認した。
 元山村長は村議会が「法定協は審議不十分」として離脱を決めた経緯など説明、「村民の和を大切にした村づくりを進めたい」と述べ、委員とともに退席した。

 協議では、2005年11月7日としていた合併目標期日を「旧市町村が05年度の施策を見届けてから合併した方がいい」などの理由で、06年3月20日に改める案が承認された。地域自治区の設置や市町村建設計画を含め、この日で39の協定項目がすべて承認された。
 協議会会長の平田隆義名瀬市長は「瀬戸内町に続き宇検村の離脱は残念。各自治体に早く方向性を決めてもらい、(予定より1カ月遅い)3月中旬の調印を目指したい」と話した。
[2005 02/01 07:56]

1608とはずがたり:2005/03/04(金) 12:24:14

<九州・沖縄>鹿児島県奄美地方

かごしまの合併:大和村が離脱、3市町村は継続−−奄美合併協
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050303-00000154-mailo-l46
 奄美大島5市町村の奄美大島地区合併協議会が2日、名瀬市であり、住民投票で合併反対が過半数を占めた大和村の永田武光村長が、協議会からの離脱を正式表明した。すでに宇検村が離脱表明しており、残る3市町村は協議継続を確認した。
 永田村長は「合併を望まない村民の意思を尊重したい。村民と一丸となって今後の村づくりに全力を傾注したい」と述べ、同村の委員と退席した。
 その後、名瀬市、住用村、笠利町は合併協議を続けることを確認。10日までに各市町村議会の議決を経て協議会規約を3市町村枠に改正する。協議会会長の平田隆義・名瀬市長は「離脱は残念だが、3市町村で奄美市をスタートさせたい」と話した。[神田和明]
3月3日朝刊
(毎日新聞) - 3月3日17時50分更新

かごしまの合併:「合併を白紙に」 住民団体、笠利町と議会に申し入れ /鹿児島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050303-00000155-mailo-l46
 笠利町の「町の市町村合併を考える会」(昇睦朗代表)は2日、町と町議会に、市町村合併を白紙に戻すことを求める申し入れ書を提出した。
 申し入れ書では、奄美大島地区合併協議会は6市町村から、離脱が相次ぎ3市町村になり、合併の「前提条件が大きく崩れ、さらに町民は飛び地に不安を持っている」などとしている。また、町民の意思を確認する住民投票も要請している。

3月3日朝刊
(毎日新聞) - 3月3日17時50分更新

1609とはずがたり:2005/03/04(金) 12:26:20
<九州・沖縄>鹿児島県奄美地方>>1605-1608

一島での合併は佐渡市,周防大島町,壱岐市,五島市,対馬市,天草市と結構纏まりが良いのに,奄美はごったごったしてますねぇ。。

奄美市
2006.3.20名瀬市, 大島郡 大和村,宇検村,住用村,笠利町
★奄美大島地区合併協議会(法定)
名瀬市, 大島郡 大和村,宇検村,住用村,笠利町,瀬戸内町,龍郷町,喜界町の8市町村で研究会設置:2002/5/21
名瀬市,大島郡の14市町村で研究会設置:2002/5/27→休止:2002/11/12
名瀬市, 大島郡 大和村,宇検村,住用村,笠利町,瀬戸内町,龍郷町,喜界町の8市町村で任意協議会設置:2002/11/11

龍郷町(>>1605住民アンケートで反対多数(賛成25%,反対50%,解らない20%),町長も合併に慎重,議会が不参加を決定),喜界町は単独町制継続へ

名瀬市, 大島郡 大和村,宇検村,住用村,笠利町,瀬戸内町の6市町村で法定協議会設置:2004/2/17

※新市名:奄美市(あまみし)
※新市役所:現・名瀬市役所
※合併協定調印式予定:2005/3月
※笠利町は飛び地
※法定協議会設置を求める住民発議
※「大和村で名瀬市,住用村と」:名瀬市が可決,大和村,住用村が否決し不成立(2004/2/10)
※「龍郷町で7市町村」:6市町村が可決,龍郷町が否決
※瀬戸内町の合併の是非を問う住民投票の結果「賛成(40.7%)」「反対(59.3%)」(2004/11/21),瀬戸内町が合併協議から離脱を表明(11/25),瀬戸内町が離脱(12/17)(>>1606),瀬戸内町は宇検村との合併を検討へ。
※宇検村は早期の合併に慎重,合併協議から離脱を表明(2005/1/31),宇検村では全島での合併を改めて模索へ(>>1607)
※名瀬市,大和村,住用村,笠利町は4市町村で合併協議を継続へ
※大和村の名瀬市,住用村,笠利町との4市町村での合併の是非を問う住民投票の結果「賛成(46.9%)」「反対(53.1%)」(2005/2/27),大和村が合併協議から離脱を表明(3/2),名瀬市,住用村,笠利町は3市町村で合併協議を継続へ。笠利町で合併に不安の声強まる。(>>1608)

奄美振興事業で土木費が潤沢に落ちてるのでしょうかねぇ?

1610とはずがたり:2005/03/04(金) 13:55:26
<東北・北海道>秋田県

またぞろ変な名前が出てきそうだぞ…。
まぁ白神市には諒解でも能代市には頑として反対の山本南部3町だから山本町になるかと思いきやそれも仕方無しか。

全議員に3カ月の在任特例/山本郡南部合併協
http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20050303p
 琴丘、山本、八竜の3町で構成する山本郡南部3町合併協議会(会長・佐藤亮一八竜町長)の第4回会合が3日、琴丘町総合体育館サブアリーナで開かれ、3町の全議員51人に来年3月20日の合併から3カ月の在任特例を適用し、その後の定数を22と決めたほか、新町建設計画など5件を承認した。また、公募した新町名称の中から3点を選び、次回会合で最終決定することにした。

 前回会合では、事務局が各議会の意向を踏まえて提案した「議員定数22」に異論は出なかったが、「3カ月の在任特例適用」には民間委員が強く反発したため、継続審議となっていた。

 また、新町名称の1次選考では、公募で寄せられた500通り(有効総数1195件)の中から応募数が多かった上位10点を対象に、委員18人が単記無記名投票。三種町(みたねちょう)10票、湖北町(こほくちょう)6票、南部三町(なんぶさんちょう)2票となり、この3点で最終選考することになった。

(2005/03/03 21:46)

1611とはずがたり:2005/03/04(金) 20:52:14
<中国・四国>山口県

わろた。あんたが云うな(笑)
>(反対派町議曰く)私ならもめているばかりの町と合併はしたくない

で,柳井がどうしても慎重なのは
①もめているばかりの町と合併はしたくない
②柳井は合併したばかりで市長職務執行者が職務代行中。大胆な決断は下しにくい。
③昨年までの合併協議の経緯を前提とすればスムーズに行くかも知れないが,タイトな日程の中で議決して議員の処遇などを先送りする形になってはスムーズな合併ができないのではと慎重論も強い。

まぁ民意は合併にありなのだし,ちゃちゃっと協議して欲しい。議員定数の取扱も大畠との合併に準じればよいではないか。

市町村合併やまぐち:田布施町が編入合併協議申し入れ−−柳井市は慎重
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050304-00000121-mailo-l35

 ◇実現厳しく
 柳井市との編入合併派が多数を占める田布施町議会は3日の臨時議会で、同市との合併実現を目指す決議案を賛成多数で可決。寺田幹生町長は同日、折中光雄・市長職務執行者に合併協議の申し入れ書を手渡した。しかし、合併特例法の期限が今月末に迫る中、柳井市側の慎重姿勢に変化はなく、合併実現は厳しい見通し。
 町議会では同日、正副議長を除く編入合併派町議8人が編入合併を進める決議案を緊急案件として提出。反発した反対派が一時、議場を退席する場面もあった。審議が付託された合併問題調査研究特別委では、「田布施を身売りするようではいけない」との慎重論もあったが、賛成意見が多数を占め、本会議でも可決された。
 寺田町長は議会終了後、正副議長を含む合併派議員10人と市役所を訪問。「限られた期間だが、早急に合併協議の場を設定していただきたい」と文書で申し入れた。
 折中職務執行者は「議会と相談し、真剣に検討したい」としながらも、「日程的には極めて厳しい」と述べ、従来の見解を崩さなかった。
 柳井市側は週明け早々、市議会合併問題調査特別委で対応を協議する見通し。[田原和宏]
3月4日朝刊
(毎日新聞) - 3月4日17時25分更新

町長「すみやかに協議」 田布施町議選受け '05/3/1
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn05030111.html

 ■反対派、依然リコールを視野
 住民投票で解散した山口県田布施町議選から一夜明けた二月二十八日、当選者十四人が町選管から当選証書を受けた。柳井市への編入合併に賛成する町議十人が、反対の四人を抑え、過半数となった結果から、新しい動きが広がった。

 ◆町長
 寺田幹生町長は「すみやかに合併協議に進みたい」と言い切る。一日には新町議らとの会合を、三日には臨時議会を開き、編入合併推進の意見集約を図る見込み。上旬にも合併申し入れに新・柳井市を訪れるつもりだ。
 二十七日の同市長選の投開票を待って合併議決、知事申請にこぎ着けるため、日程の調整も図るとみられる。
 ◆賛成派町議
 当選証書を受け取った後、長信正治町議は「合併協議を推進してほしいとの民意が見えた」とあらためて強調する。新人の木本睦博町議は「何とか合併できるよう、協力したい」。町議同士で意見調整し、町長との協調態勢を築く構えだ。

 ◆反対派町議
 谷村善彦町議は「編入合併はだめだと訴え続ける」。住民感情が編入合併の賛否で割れているとし、「柳井市が合併に賛同するか疑問。私ならもめているばかりの町と合併はしたくない」
 定数減も加わって旧議会から議席を六も減らした。高川喜彦町議は、もともとの候補者数が賛否で各十人と五人で差があった点から「もう少し立候補者が出ていたら、票差は縮まったはず」と悔しがる。

 ◆住民
 議会解散を求めた住民団体「田布施の未来をひらく会」事務局には、会の推薦を受けた新町議が次々と訪れた。会員らは「合併問題に決着を付けて」などと激励した。
 一方、寺田町長の解職請求を準備している住民団体「The たぶせ」は会合を開いて、「いつでも始められるよう、勉強を続ける」とした。

 ◆柳井市
 合併に伴う新市の市長選直前でもあり、折中光雄・市長職務執行者は今後の展望について「コメントを控える」。
 市議会では、議長経験者が昨年までの合併協議の経緯を前提に、「田布施町が団結するなら合併の方向になるかもしれない」と話す。ただ「心情的には受け入れたいが、タイトな日程で議決して議員の処遇などを先送りする形になってはスムーズな合併ができないのでは」と慎重論も強い。

1612とはずがたり:2005/03/04(金) 21:03:02
<東海>静岡県
議会の反対派の専横を阻止するのは由比町民の一声である。どうなんかねぇ。。

市町村合併:由比町との合併議案、可決の考え−−静岡市長
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050304-00000011-mailo-l22

 由比町との合併問題で、静岡市の小嶋善吉市長は3日、市議会2月定例会に提案した同町との合併関連議案を取り下げず、可決を目指す考えを明らかにした。同町議会は合併関連議案をすでに否決しているが、望月俊明町長があくまで静岡市との合併実現を模索する方針でいることから同市は合併関連議案を可決したうえで同町の動向を見守ることにした。
 小嶋市長は、同町が合併特例法期限の今月中に合併の議決を得られる可能性は残っているとの認識を示し「議会と相談し今、門戸を閉じるべきではないと判断した」と述べた。由比町では、望月町長が提案した同市との合併の是非を問う住民投票条例案が議会で2度否決され、町長と議会の溝が深まっている。[吉崎孝一]
3月4日朝刊
(毎日新聞) - 3月4日16時50分更新

1613とはずがたり:2005/03/05(土) 01:32:01
<山梨県>
しっかしやれば出来るもんですねぇ〜。本格的な分村合併は平成の合併では初めてでしょうか。
新町名は富士五湖町とでもした方が良いのではないか?

市町村合併:富士河口湖町・上九一色村の2町村長が署名−−調印式
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050304-00000135-mailo-l19

 富士河口湖町と上九一色村は3日、同町役場で合併調印式を行い、両町村長が協定書に署名した。今月中に各議会で議決し、県への配置分合申請を経て来年3月1日に新「富士河口湖町」が誕生する。
 式には、県議会開会中の山本栄彦知事代理の石川敏・富士北麓(ろく)東部地域振興局長ら約250人が出席。法定合併協議会会長の小佐野常夫町長は「合併の日を待たずして、同村南部の地域再生を進めたい」と意気込みを語り、同副会長の小林実村長は「合併まで曲折があったが、(両町村は)赤い糸でつながっていた」と振り返った。
 同村南部が同町に編入合併する。新町の合併後の面積は約160平方キロで、河口湖、西湖、精進湖、本栖湖の四つの湖を抱えることになる。人口は約2万4000人。
 分村合併に向け、同村北部は既に甲府市、中道町との合併協定書に調印している。[吉見裕都]
3月4日朝刊
(毎日新聞) - 3月4日16時45分更新

1614とはずがたり:2005/03/05(土) 11:46:16
<近畿>京都府

>上段
加茂町がのんびりしているのが気になるが…。

>下段
考えられ得る宇治の相手は城陽・宇治田原・井手辺りでしょうか。

木津と山城は可決、加茂は24日採決 3町議会が合併協設置案を提案
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050304-00000047-kyt-l26

 合併を目指している京都府木津、加茂、山城3町の議会は4日、3月定例会で一斉に合併協議会を設置する議案を提案、木津と山城の両町議会はいずれも賛成多数で可決し、加茂町議会は、市町村合併特別委員会に付託した。
 木津町議会では、河井規子町長が「住民説明は適切な時期に開きたい」と答弁し、同時に何らかの形で住民の意向調査をすることも示唆した。
 討論では、反対議員が2002年の住民アンケートで約4割が近隣の精華町との合併を希望した結果を示し「合併の進め方が性急」と追及。賛成議員は少子高齢化など厳しさを増す社会情勢を踏まえて「多様化、高度化する諸問題の解決や行政サービス維持へ、広域的なまちづくりが必要」と訴えた。結果は賛成12、反対6で可決した。
 一部の議員からは即日採決を避け、市町村合併特別委員会に付託する動議も出たが否決された。
 一方、山城町議会は、大きな混乱もなく賛成13、反対1で可決した。
 加茂町議会は、18日に市町村合併特別委を開き、最終日の24日に採決を予定している。可決されれば、法定協議会を発足させ、新市基本計画の作成などを協議する。
(京都新聞) - 3月4日21時2分更新

合併推進請願を賛成多数で採択 宇治市議会、枠組みには触れず
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050304-00000046-kyt-l26

 京都府宇治市議会の総務委員会は4日、市町村合併の推進を求める請願を賛成多数で採択した。
 請願は「府南部地域住民のために新たな公的協議機関を設置し、議論を深めて市町村合併の推進に取り組む」ことを求めている。合併の枠組みには触れていない。
 討論では共産の水谷修議員が「合併で財政は一層厳しくなり、行政サービスの水準は低下する。市民と議論のキャッチボールがない」と指摘して反対した。民主の西川博司議員は「市民のコンセンサスを得ながら推進すべき」と賛成の立場を表明したうえで「合併ありきの前提に立ってはならない」と述べた。
 採決では、共産を除く賛成多数で採択することを決めた。
(京都新聞) - 3月4日20時52分更新

1615名無しさん:2005/03/05(土) 11:59:40
>>1613
 「富士五湖町」ですと、山中湖が入っていない以上、「白神市」と似たような問題が起こると思われます。

1616とはずがたり:2005/03/05(土) 12:07:13
>>1615
藤里町が入ってなくてかすりもしてないもしてない白神市と比較して,4/5は含んでいる訳ですから80%は真実だし,現町名では4湖の内,西湖、精進湖、本栖湖が無視されてしまう訳で町名が町の25%しか表現してないとの事で提案させていただきました。富士四湖町という聞き慣れない町名着けるよりはと思いまして。

1617とはずがたり:2005/03/05(土) 12:35:13
<近畿>滋賀県

この辺の話しのようで。地域の実状にあわせて土地の交換などせず編入合併を認めてあげるべきでは?
http://www.mapion.co.jp/c/f?el=136/15/24.546&amp;scl=70000&amp;size=954,768&amp;uc=1&amp;grp=MapionBB&amp;nl=35/09/01.624
合併見聞録/30人投票権、宙に浮く
旧湖東町・秦荘町またぐ集落
http://mytown.asahi.com/shiga/news02.asp?kiji=4912

  合併で東近江市になった旧湖東町に長年住民登録をしていながら、先月あった初の市長選で投票できなかった人たちがいる。住民登録を旧湖東町に残したまま、同市の隣の秦荘町に移り住んでいた人たちだ。合併で自動的に東近江市民となったものの、実際に住んでいないため、公選法上、同市で投票することは認められない。一方で、秦荘町の選挙人名簿に載ることもなく、あらゆる選挙で投票の機会がない異常事態だ。県は居住の実態に合わせて、両市町が対応するよう指導しているのだが……。

  投票できない人たちは、秦荘町香之庄に住む11世帯のうち20歳以上の約30人。東近江市小八木町(旧湖東町小八木)との境をまたいで広がる約110戸の集落の一部だ。

  東近江市湖東支所や住民らによると、以前は旧湖東町内に収まっていた小さな集落が分家などで50年ほど前から秦荘町域にまで広がったという。町境を越えた住民は、集落のまとまりなどを理由に、秦荘町に住民登録せず、旧湖東町で投票し、住民税なども同町に納付する一方、固定資産税は秦荘町に納めていたという。

  ここの住民が旧湖東町の合併構想が持ち上がった02年2月、「合併後も市民として認めてほしい」と同町に要望書を提出したことで問題が表面化。町選管は「実際には町外に住んでおり、選挙人名簿への登録は公選法に違反する可能性がある」として住民との話し合いを始めた。

  03年9月の湖東町議選は、住民らが自ら投票を自粛。その後、町選管が住民の同意を得て同町の選挙人名簿から登録をはずした。このため、同年11月の総選挙、04年7月の参院選、今年2月27日に投開票された初の市長選でも投票することができなかった。一時は、旧湖東町が秦荘町からこの地区を譲り受け、代わりの土地を提供する交換案も出たが、調整が難航して立ち消えになった。

  小八木地区の区長(63)は「初めての市長選なのに一部の地区住民が投票できないというのは残念」と複雑な心境。「湖東町民として長年暮らしてきた事実があり、今さら秦荘町民となるには抵抗が大きいだろう」と話している。

  東近江市は「あくまで法に即した対応が必要だが、単純には割り切れない。いい方法があったら教えてほしい」と頭を抱える。秦荘町側も静観の構えだ。

  総務省選挙課は、「投票を認めるためには、その市町村に住所を有し、住民登録することが条件。実際に生活の本拠がどこにあるのかという判断は各市町の選管にゆだねられているので、コメントする立場にない」としている。

(3/5)

1618とはずがたり:2005/03/05(土) 12:57:56

<宮城県>柴田地区
大河原に国や県の出先機関が集中してるからこそ市役所を柴田町にではなかったのか?
議会には大局に立ったご判断を頂きたい。

新市実現さらに厳しく 大河原町議会議案否決
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2005/03/20050304t11017.htm

廃置分合議案を賛成8、反対11で否決した大河原町議会=3日午後2時35分ごろ
 合併の賛否を問う住民投票で、反対が賛成を2.22ポイント(201票)上回った宮城県大河原町議会は3日、合併関連の廃置分合議案を反対多数で否決した。臨時会への再提案の可能性もまだあるが、1990年代前半から次第に高まった柴田郡3町の合併構想は、さらに厳しい局面を迎えた。

 大河原町議会の質疑では、慎重派の議員から「(3町の)利害対立が鋭くなったことで、住民は合併が困難だと思うようになった」「(住民投票の)201票は大差だ」との意見が出たのに対し、斎清志町長は「住民投票の投票率と賛否の差に基づき、町長と議会の判断があってしかるべきだ」などと答えた。

 討論では反対議員が「住民投票結果は尊重しなければならない。今回の合併は大河原のためにならない」と主張。賛成議員は「低い投票率、201票差という結果を踏まえて、町長は将来を見据えた決断をした」などと訴えた。

 起立採決の結果は賛成8、反対11。住民投票の結果が判明した後、議長を含めた12議員が斎町長に「合併反対」の意思表示をしたが、その全員が反対の姿勢を変えなかった。

 議会終了後、記者会見した斎町長は「議員に説明してきたが、状況は動かなかった。今後は合併協議会の正副会長会議で話し合う。(再提案の)含みも残るが、厳しい」と語った。

 3町合併協議会長の滝口茂・柴田町長は「正副会長会議で斎町長の考えを聞いた上で、対応を協議する。合併協議にかけてきた努力を思えば、慎重に検討する必要がある」と語った。佐藤洋治・村田町長は「今後は(滝口)会長を中心に善後策を協議したい」と話した。

 2月20日に行われた住民投票の結果は、柴田町が賛成67.51%、反対32.49%。村田町が賛成60.69%、反対39.31%。大河原町が賛成48.89%、反対51.11%。大河原町だけが小差で反対が上回ったため、町議会の判断が注目されていた。

◎「意見尊重されぬ」協議の不満背景に

[解説] 合併議案を否決した大河原町議会の判断は表向き、小差で反対が上回った住民投票の結果を、最大限尊重した形に見える。だが、背景には「柴田、村田町の意見が強く出て、大河原の意見が尊重されていないように感じる」(同町議)という、これまでの合併協議に対する不満があった。

 最も不満をもたらしたのが大河原町役場が新市の本庁舎に決まらなかったこと。大河原町には国や県の出先機関が集中していることもあって、町民のほとんどは「本庁舎は大河原」「行政機能は分散させない方が効率的だ」との意見を持っていたが、昨年10月に柴田町役場が当面の本庁舎に決まったことで、町議らの不満も一気に強まった。

 実際、反対した12議員のうち10人は「合併はいずれ必要だが、今回は賛成できない」との立場。昨年10月の大河原町長選では10人全員が合併推進の斎町長を支援したが、採決では反対に回った。

 合併議案は臨時会への再提出の可能性もあるが、2006年1月の3町合併が見送られた場合、各町はさらに厳しい財政状況に直面するのが確実。大河原を例に取ると、一般会計当初予算は60数億円規模だが、数年間はみやぎ県南中核病院(02年8月開院)の負担金が6億―7億円に達するという現実がある。

 3町とも「自立の道は険しい」との見方は多く、新たな枠組みでの合併論が浮上する可能性も高い。
(大河原支局・杉山健太)
2005年03月03日木曜日

1619とはずがたり:2005/03/05(土) 13:07:55
<中国・四国>岡山県倉敷地域

倉敷市 2005.8.1編入
倉敷市, 浅口郡 船穂町,吉備郡 真備町
※倉敷市,船穂町は都窪郡早島町,浅口郡金光町と4市町で研究会設置:02/12/27,真備町が加入(03/2/3)
※早島町議会が「合併しない決議案」を可決(2003/9/25),単独町制継続へ
※倉敷市, 浅口郡 船穂町,吉備郡 真備町の3市町で法定協議会★倉敷地域合併協議会設置:03/10/1
真備町が一時抜けたり,船穂町との協議が中断したりで倉敷市は船穂町,真備町と,それぞれ個別に合併協議へ
法定協「倉敷市・船穂町合併協議会」及び「倉敷市・真備町合併協議会」設置04/12/10,合併協定調印式:05/2/23

委託料の値上げは当然であろうが,高圧的な態度では余計に話しがこじれるばかりだねぇ。。

倉敷ナンバー問題:倉敷市議会の協力要請、断りの回答−−早島町議会 /岡山
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050304-00000293-mailo-l33

 車両のご当地ナンバーとして「倉敷」ナンバー実現のため、倉敷市議会が消防など広域受託業務の撤退をちらつかせて早島町議会に住民アンケート実施など協力を求め圧力をかけた問題で、同町議会は3日までに、「快く応じるのが本意だが、人員、時間にまったく余裕がない」として要請を断る回答をした。
 市議全員が参加する「『倉敷』ナンバー実現を求める市議会議員連盟」は同日、幹事会で同町からの回答を報告、「アンケートは4月11日締め切りで時間がない」として了承した。しかし、市議からは「ナンバー問題とは別に、消防などの広域行政は今後、再検討の必要がある」との意見が出ており、周辺の他の広域消防事務の例に比べて比較的優遇されている同町の消防事務費負担率(現在70%)引き上げなどが今後、検討される可能性がある。[小林一彦]
3月4日朝刊
(毎日新聞) - 3月4日17時20分更新

倉敷ナンバー是非問うアンケート
http://mytown.asahi.com/okayama/news02.asp?kiji=5682

 車の「倉敷ナンバー」導入を目指し、倉敷市の経済界などでつくる「倉敷地域ナンバーを実現させる会」が実施する、導入の賛否を問うアンケートに早島町が未参加だとして、倉敷市議で構成する「『倉敷』ナンバー実現を求める議員連盟」が早島町議会に対し、「広域消防受託事業などを見直す」などと、「圧力」とも受け取れる申入書を出していたことが分かった。早島町議からは反発の声が上がっている。

 アンケートは、倉敷、井笠、高梁、阿新の4地方振興局管内の倉敷市、笠岡市など県西部の19市町村で、自治体の広報紙3月号に用紙を折り込む方式で実施し、締め切りは4月11日。賛成が過半数に達しない市町村は、倉敷ナンバー実現に向けた要望活動に参加できないという。

 申入書は2月23日付で倉敷市議会の正副議長と6市議の連名で、早島町議会議長あてに出された。「備中地域で協力していただけないのは早島町のみとなっており、協力要請に応じない場合、現在行っている広域消防受託事業など倉敷市が側面的支援を行っている事業については、今後見直しを含めて検討させていただくことを申し添える」としている。

 早島町議の一人は「アンケートに反対ではない。消防などの広域行政では倉敷市にお世話になっているが、脅迫的な文言にはあきれ果てる」と不快感を示している。

 倉敷市議会内にも「報復的なひどい文言が入っており、脅しにほかならず、許せない」として申入書に名前を連ねなかった会派もあった。

 真田護・倉敷市議会議長は「何度もお願いしてきたが、協力を得られず申入書を出した。消防の委託料も7割しかもらっておらず、便宜を図っているのに、かたくなな早島の態度は倉敷を余りにも無視している。当たり前のことを言っているだけだ」としている。
(3/3)

1620とはずがたり:2005/03/05(土) 17:28:01
こんな事があったのか
>総務省で開かれた都道府県総務部長会議。「(北海道,岩手県,福島県,群馬県,長野県の)五道県は合併への取り組みが特に遅れている。足並みをそろえてほしい」。総務省の担当者が強く促した。

まぁ去年の段階の話しだし個人的には現状では山形県・高知県なんかも停滞してるように思える。都市近郊だから対象外なのかもしれないが埼玉県・千葉県なんかも。

リーダーシップ 県の姿勢 評価揺れる 国の指摘に不快感
2004年2月17日 掲載
http://www.fukushima-minpo.co.jp/topix/0402tyoson/

 「合併して市に昇格すればどんな業務が加わるのか」「法定協議会に移るために必要な手続きを教えてほしい」。合併特例法の期限まで一年余りとなり、県庁本庁舎二階にある県広域行政グループへの市町村からの問い合わせは日増しに増えている。

 グループをまとめる斎須秀行参事は一カ月ほど前、国から名指しされたことが忘れられない。総務省で開かれた都道府県総務部長会議。「(福島県など)五道県は合併への取り組みが特に遅れている。足並みをそろえてほしい」。総務省の担当者が強く促した。矛先は本県とともに北海道、岩手、群馬、長野に向けられていた。
 県内で法定協議会を結成しているのは四十一市町村で、全九十市町村の半分以下。平成に入って合併した市町村はまだない。国の担当者は、こうした状況を念頭に、県にテコ入れを求めてきた。

 「県は何もしていないわけではない。まして国は市町村が自主的に合併すべき、と言っていたはず」。本県の室井勝総務部長は不快感をあらわにした。

 県は合併を目指す市町村に対し、調査研究費の補助など、さまざまな支援をしてきた。新年度予算案には新たな交付金制度も盛り込んだ。合併しない市町村にも、まちづくりや財政面できめ細かくアドバイスしている。県の担当者には「国の指摘は筋違い」と映る。
 ただ、県の姿勢を消極的と受け止める声も少なくはない。

 合併への動きが一時中断した南会津地方の関係者の一人は「県がまとめ役を買ってくれれば、今ごろ合併していたかもしれない」と振り返る。市町村の自主的な合併は理想だが、広域的な利害や思惑が絡む現実もある。県のリードがあれば、合併は今以上に加速する、というのだ。

 昨年の十二月定例県議会総務委員会。「合併せずに将来的に小さな町村の自治権は守られるのか」。自民党の橋本克也議員(須賀川)がただした。室井総務部長は「小さいから守れない、大きいから守れるというような画一的な考えは持っていない」と切り返した。

 「市町村は合併に対する県の強いリーダーシップを求めている」。県民連合の瓜生信一郎議員(耶麻)も同じように迫った。だが、県側は「地方分権の観点からも合併は地域自らが決めること」とし、議論は平行線をたどった。

 その一方で、県のスタンスを評価する声もある。自立を目指す只見町の小沼昇町長は「市町村の自主性を尊重し、合併しても、しなくても応援しようという県の姿勢を歓迎する」と話す。

 合併問題に県はどこまでかかわるべきか。そして、市町村は県にどこまで期待できるのか。正念場を迎えた中で、県、市町村の「間合い」と「責任」の在り方が問われている。

16211615:2005/03/05(土) 21:43:32
>>1616
なるほど。しかし、主要観光地は、河口湖と山中湖ですからね。25%ということを問題視されるなら、甲斐富士町でどうでしょう。

1622とはずがたり:2005/03/06(日) 05:20:51
<東北・北海道>

第三子に100万円 少子化対策祝い金 福島・矢祭
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050305-00000006-khk-toh

 福島県矢祭町は、第三子以上をもうけた家庭を対象に、新生児1人当たり祝い金など計100万円を支給する方針を決めた。8日開会の3月定例議会に条例案を提案、可決されれば、新年度から実施する。同種の出産奨励金では県内最高額。

 支給対象は、(1)第三子以上の出産前に1年以上町内に住んでいる(2)現に二子以上を養育している(3)三子以上を出産し、かつ3カ月以上養育している―のすべての条件を満たす家庭。

 誕生した年に祝い金50万円を支給。残りの50万円は、健全育成奨励金として、2―11歳までの10年間、5万円ずつを、誕生日の翌月までに支給する。分割支給する理由について、町は「1度に100万円では、子育て以外の費用に充てられる可能性がある。できるだけ目的に沿った使い方をしてもらうため」としている。町を転出する場合はその時点で打ち切られる。

 矢祭町は、2001年10月、全国でいち早く「合併しない宣言」をしたことで知られる。自立のためさまざまな施策に取り組んでいるが、「人口増も不可欠」となる。町の合計特殊出生率(1人の女性が生涯で産む子どもの平均数)は1998―2002年の平均で1.94。県平均(1.62)を0.32ポイント上回り、県内市町村で10番目の高さだが、人口を維持するために必要とされる出生率2.08には及ばない。町が昨年実施したアンケートで、子どもを増やしたくない理由として、「子育てや教育費に費用がかかる」との回答が最も多かったことを受け、対策に乗り出すことにした。

 実施した場合の対象者は現在4、5人いるとしており、取りあえず新年度当初予算案に10人分の祝い金500万円を計上している。

(河北新報) - 3月5日16時45分更新

1623とはずがたり:2005/03/06(日) 05:21:56
<東北・北海道>

第1部 地域からの挑戦 <15>
http://www.fukushima-minpo.co.jp/topix/0501tikara1/000015.html
矢祭の公共料金熱意と効率化で抑制
2005年1月19日 掲載 

介護保険料は全国で8番目の安さ。「合併しない宣言」の矢祭町では財政改革が着々と進む
 八溝山系を望む小高い丘の上に、矢祭町が開発した矢祭ニュータウンがある。
 脇口昌行さん(65)は五年前、田舎暮らしを求めて埼玉県から移り住んだ。驚かされたことがある。公共料金の安さだ。特に介護保険料は周辺の自治体と比べて格差が歴然。「年金生活者にとって、納めるお金が少ないことは本当にありがたい」と笑みがこぼれる。
 公共料金をできる限り安く抑えること。それは「財政の効率化を図り究極の住民サービスを実現する」という根本良一町長(67)の信念だ。
 六十五歳以上のお年寄りが支払う矢祭町の介護保険料は一カ月千九百四十円。国平均の三千二百九十三円を大きく下回り、全国の市町村で八番目の安さだ。
 介護保険料は要介護者・要支援者や近隣の介護保険施設の数などを総合的に勘案し市町村ごとに算出されている。県内では月額二千円台がほとんどで千円台は矢祭町だけ。町内には特別養護老人ホームやデイサービスセンターも完備され要介護者・要支援者を受け入れる態勢も整っている。決して介護サービスの質が低いわけではない。
 全国八番目の秘密は「役場のやる気だ」と担当者は打ち明ける。「介護保険は特別会計となっており、決算が赤字となることを恐れる市町村は少し多めに介護保険料を徴収している」。だが、矢祭町は実際に予想される介護サービスの量を一人ひとりのお年寄りの体の具合など実態に即してきめこまかく算出し、保険料を割り出した。
 簡易水道の料金は十立方メートル当たり千百六十五円で、県平均の千六百六十四円(平成十五年三月三十一日現在)と大きな差がある。二十年以上にわたって値上げをしていない。保育料や小中学校の給食費も全県に向けて胸を張れる低い料金だ。
 町は職員定数削減などを加速させている。こうした努力による財政の健全化が、公共料金の高騰を抑制している。
 ただ、不安もある。町の一般会計予算は地方交付税などの依存財源が70%台後半で推移しており、歳出削減をもくろむ国の動向次第では安定している財政に暗雲が立ち込める懸念も出てくる。
 こうした中、根本町長には次のターゲットが見えてきた。広域行政の財政効率化だ。
 東白川郡内四町村でつくる東白衛生組合への矢祭町の負担金が総務省の算定額と比べ、年間七千万円も多いことが分かった。「経営努力が足りない証拠だ。ほっておけない」と語気を強める根本町長は、負担金圧縮を働き掛ける考えを示す。
 「合併しない宣言」で脚光を浴びた矢祭町。理想とする自治体の完成に向けた挑戦は止まることがない。
=第一部おわり=

1624とはずがたり:2005/03/06(日) 05:54:29
<東北・北海道>

■3 (2005/1/5)
独自の色出したい - 北会津の協動隊
http://www.fukushima-minpo.co.jp/topix/0501tikara1/000003.html
 住民参加組織「北会津地域まちづくり協働隊」ができたのは、年も押し迫った昨年十一月。
北会津村が「平成の大合併」の県内第一号として会津若松市と合併し、村名が消えたのは協働隊ができたのと同じ月だった。
 (市村の一体化が進み)合併を前向きにとらえる住民が多いが、一方で「若松の一地域の住民となった自分たちの古里はどうなっていくのか」といった不安が頭をもたげてきた。特色を生かした地域づくりをしたい会員二十八人…の中からさまざまな提案が生まれている。 「イチゴ、メロン、モモ、リンゴなど北会津産の果物の情報を会津大の最先端のIT技術を使って発信できないか」「体験農業を充実させて新規就農者を呼び込もう」
 「地域型スポーツクラブをつくり住民の健康増進に役立てたい」「花き栽培が盛んなのだから、花にあふれた地域にしたい」
 平日の夜、市北会津支所の三階に明かりがともる。主がいなくなった旧村庁舎内の会議室が協働隊の拠点となっている。仕事を終えた会長の鈴木利栄さん(51)ら会員が三々五々集まり、教育福祉、都市環境、産業経済の三グループに分かれて議論を交わす。活動はすべて手弁当だ。

■4 (2005/1/6)
二人三脚で豊かな街 - 伊達の住宅団地「諏訪野」
http://www.fukushima-minpo.co.jp/topix/0501tikara1/000004.html

人間性を大事にする子育てや自然環境保護の大切さが叫ばれる中、住民と売り主の県住宅生協が二人三脚でつくり上げてきた緑豊かな街に今、脚光が当たり始めた。

 家々は、大人たちの語らいや子どもたちの遊び場となるたくさんのコモン(広場)を中心に配置されている。電線が地中化された街並みには、緑の生け垣が鮮やかに映える。道路は歩行者優先。路面に凹凸を設けるなど車のスピードが出にくい工夫がなされている。
しかし、諏訪野は穏やかな道のりを歩んできたわけではない。和合アヤ子理事長(55)が就任した平成十三年にはバブル崩壊の余波を受け二百八十八区画のうち売れ残りが百八十区画にも上った。
 翌年には、金融機関が生協に対する融資を「不良債権」と判断し、一時、区画販売は禁止された。残った区画が再造成され競売に掛けられる可能性もあった。「団地の行方を思うと暗澹(あんたん)たる思いだった」と和合理事長は振り返る。
 そんな時、和合理事長を勇気付けたのは「諏訪野に殺風景な空き地ができては困る」という住民と造成に協力した行政関係者らのエールだった。ことあるごとに寄せられた励ましの大合唱。相手先にも熱意は伝わり、販売再開がついに認められた。
 昨年夏には東京・銀座にPRコーナーを開設。和合理事長は首都圏にも売り込もうと精力的に講演をこなし、休日返上で販売活動を続けている。現在、一カ月平均五区画のペースで契約が成立するようになり、残りは約百区画にまで減った。

■5 (2005/1/7)
高齢化の街再生へ - 蓬莱団地のNPO
http://www.fukushima-minpo.co.jp/topix/0501tikara1/000005.html
 福島市南部の丘陵地に広がる蓬莱団地。ショッピングセンターの空き店舗を利用してできた「よりみちホール」は買い物途中の住民らが気軽に立ち寄る憩いの場だ。
 全国の古い団地で高齢化が進んでいる。何とか歯止めをかけようと、福島市のNPO法人循環型社会推進センターは団地再生に取り組んでいる。蓬莱団地は最初のモデル地区、ホールは活動拠点だ。
 通院、買い物に便利な市街地に移り住みたいお年寄りと、蓬莱団地にマイホームを求める若い家族を仲立ちするのが活動の中心。中古住宅をリフォームすれば、若い家族でも新築と比べ低価格で入手できる。お年寄りも売買時に要求される建物の解体費用を差し引かれることなく、希望の価格で販売できる。
 センターは県建設産業団体連合会加盟の建築士らによって運営されている。分譲地、住宅などいったん整備された資源を有効に活用し、無駄を省きながらよりよい住環境をつくっていくことを活動の目的に掲げている。

1625とはずがたり:2005/03/06(日) 05:59:09
<東北・北海道>

■7 (2005/1/9)
住民の活力源手づくり - 新地の新地パークゴルフ
http://www.fukushima-minpo.co.jp/topix/0501tikara1/000007.html
 町内をはじめ宮城県内からもお年寄りや家族連れが次々と訪れる新地パークゴルフ場は、名峰・鹿狼山を仰ぐ駒ケ嶺の地にある。町民有志のボランティアで造成、運営されている施設だ。
 建設業者がいた。旅館経営者、電設、水道、板金の業者がいた。十年ほど前、調査費だけかけて共同店舗設立の計画を頓挫させてしまった苦い経験があった。今度は失敗が許されない。森さんは「意地もあったが、みんな純粋に古里おこしに燃えていた」と振り返る。
 建設に向けて結束した十一人のメンバーは運営母体となる企業組合を設立した。用地は、組合副理事長の飯土井繁勝さん(54)が、所有する九千平方メートルの薬草園を無償で貸与。試行錯誤を繰り返しみんなで頭をひねったコースの設計図を基に、建設業者がボランティアで造成した。電設業者から贈られたナイター設備も設置され、パークゴルフ場は、約一年の歳月をかけ、ついに完成した。
 延べ来場者数は、昨年九月のオープンから四カ月間で二千人を突破した。「手弁当」で造られたパークゴルフ場を一目見たいと視察に訪れる商工会関係者も現れた。
 企業組合の設立に協力した県中小企業団体中央会は「地域振興に向け小さな町のマンパワーが結集したユニークな事例だ。マチおこしのモデルケースになる」と絶賛している。
 ただ、課題も山積みだ。利用は有料だが、現在のところ、運営による利益は出ていない。

■9 (2005/1/11)
町民の味広めたい - 浪江の太焼きそば
http://www.fukushima-minpo.co.jp/topix/0501tikara1/000009.html

 めんの太さは通常の二倍以上。もちもちとした食感が実に印象的だ。香ばしい特製ソースの風味とあいまって、一度食べると病み付きになる奥行きある味が、その焼きそばには詰まっている。
 浪江町で広く食べられている太焼きそばは、何十年も前から町民に親しまれてきた古里の味。町内のスーパーマーケットなどには極太、中太の二種類が並び、太焼きそばの売り上げが店全体の七割を占める食堂もあるほど。
 浪江名物・太焼きそばを全国にアピールし、地域おこしを図ろうという取り組みが町民有志によって始まった。
 そばの里として全国的に名をはせた山都町(福島県)には、観光バスがひっきりなしにやってくるという。一方、自分の町には…。「町商工会の一員として何とか浪江をにぎやかにしたい。山都に負けない地域おこしのアイデアはないか」―。悩み抜いた井戸川さんは二年前のある日、本人曰(いわ)く「単純なこと」に気が付いた。
 「山都のそばは町民が普段から食べている日常的な食べ物。喜多方のラーメンもそうだ。ちょっと待てよ、ならば浪江には太焼きそばがあるじゃないか」

 太焼きそばの効果的な売り込み方法や皆に好まれる味付けの開発など課題は多い。だが、井戸川さんは「焼きそばサミットを開催したい。浪江に観光バスが押し寄せるまで頑張る」と夢を膨らませる。“味な挑戦”が続く。

1626とはずがたり:2005/03/06(日) 05:59:24
<東北・北海道>

■10 (2005/1/12)
マチに活気定期開催へ - 会津坂下の直売所
http://www.fukushima-minpo.co.jp/topix/0501tikara1/000010.html

会津坂下町の中心商店街に元気な声が響く。午前十一時半の開店前から、百人を超す買い物客の列ができた。
 お目当ては会津農林高の直売所「会農ふれあいマート」。
 昨年十月から十二月まで月一回、空き店舗を利用した交流施設「ふれあいプラザばんげ」で実験的に開かれ、大好評だった。
 新年度は回数を増やすほか、町商工会も連携した事業を企画し、魅力アップを図る。高校と町商工会が手を取り合って商店街に元気を取り戻す動きが加速する。
 町商工会が管理している「ふれあいプラザばんげ」を舞台に、町商工会と社会学習の場を求める高校が協力して実現した。県会津地方振興局が日ごろ接点のない両者の間に立って、運営の方法や日程などを調整した。
 河沼郡の商業の中心地・会津坂下町では、広い駐車場を持つ大型店が郊外に進出し、地元商店が次々とシャッターを下ろしている。町商工会の会員は六年間で百二十人も減った。町商工会は町と商店街の活性化策を模索しているが、事業内容が固まらない上、資金確保のめどが立たず具体化していない。
 こうした中、高校生との連携事業は、地元商店街に町民の目を向けさせる契機になった。「せっかく来たのだから、他の店にも寄っていこう」。

■12 (2005/1/15)
相乗効果、売り上げ増 - 霊山の商品券
http://www.fukushima-minpo.co.jp/topix/0501tikara1/000012.html

霊山町掛田のメーンストリートに面した洋品店に、雪を払いながら女性客が入ってきた。気に入ったセーターを手に取り「これでお願い」と商品券を差し出す。
 「商品券を使う人が大分増えてきた。街中で買い物する人も多くなった」。女性店員は商品券の効果を肌で感じている。
 町の職員有志ら約百二十人が年二回の賞与で町内の共通商品券を購入している。地元経済のテコ入れに自治体職員らが「身銭を切る」霊山方式は地元経済の活性化に大きな役割を果たすようになった。
 町では、隣接する福島市や保原町への消費者流出が止まらず、商店は厳しい経営を強いられている。町商工会などが「ボーナスの一部で商品券を購入してほしい」と大橋芳啓町長(60)に要請したのは平成十五年の春だった。
 大橋町長は理解を示し、その年の夏の賞与支給に合わせて商品券購入が始まった。職員、特別職、議員らがこぞって協力した。一人当たりの購入額は二、三万円程度だが、善意は力の結集となり、町内の商品券発行額の約20%を占めるまでになっている。
 職員や家族は、使われていなかった家庭にある商品券も合わせて使うようになった。商品券を発行する霊商スタンプ会が、利用できる店を増やしたこともあり、商品券で買い物をする町民も増えるなど相乗効果を生み出している。理美容店などサービス関係の店舗で使う人も出てきた。「食料品店を中心に売り上げ増につながっている」とスタンプ会。
 商品券使用は定着してきた。職員は「学費がかかるようになってきた」「家のローン返済に必要」などさまざまな事情を抱えているが、商店街を少しでも元気づけようと続けている。
 地元経済の疲弊は町の税収減につながる。財政状況が厳しい自治体で働く職員だからこそ、地元で買い物をすることの意味を十分承知している。商品券購入を続ける理由はここにある。
 町商工会なども桜祭りや七夕コンサートを開催し、商店街の魅力アップに努めるようになった。「この機をとらえて消費者を引き止めようと必死だ」と町商工会理事でスタンプ会理事長の佐藤吉彦さん(62)は話す。
 霊山町の取り組みは大きな広がりを見せ、手法をならう自治体も出ている。塙町は十五年冬から冬季、本宮町は昨年夏から年二回、職員らが賞与の一部で地元の商品券を購入するようになった。先進地の霊山町には県内外から視察、問い合わせが相次ぐ。
 「自治体も経済界も厳しい。しかし、こういう時こそ、共に支え合う努力が必要だ」と大橋町長は力を込めた。

1627とはずがたり:2005/03/06(日) 06:03:44
<東北・北海道>

■13 (2005/1/16)
「桃源郷」へ膨らむ夢 - 北塩原(村名改称予定。確かに裏磐梯と云うより黒磯付近にある感じだ。裏磐梯村とか磐梯高原村とでもするのかね?)の保養地協定
http://www.fukushima-minpo.co.jp/topix/0501tikara1/000013.html

北塩原村のスキー場は週末を中心に家族連れや若者たちでにぎわっている。
 ただ、村の観光関係者の心中は穏やかでない。スキー客をはじめ村を訪れる観光客は年々、下降線を描いているからだ。
 そんな村に明るい話題ができた。四月に東京都杉並区立中学校の生徒約八十人が校外学習の一環としてやって来るというのだ。昨年十一月、村と区が結んだ「まるごと保養地協定」が早々に成果を挙げた形だ。村は本県の四分の一に相当する約五十二万の人口を抱える区に照準を合わせた観光戦略に、地域の明日を懸けている。

 協定では村内に区民が宿泊する場合、一泊は一割引き以上、連泊で二割引き以上とする。スキー場などの観光施設は一割引き以上、飲食店や土産物店での買い物は5%引き以上となる。
 村内の約百施設が賛同した。「とても魅力的な“市場”。学校、企業などに働き掛け、誘客を図りたい」と裏磐梯高原ホテル営業課長兼観光課長の内海重正さん(53)。
 裏磐梯高原エリアのホテル六軒でつくる裏磐梯高原教育旅行誘致協議会の会員たちは年末、初めて杉並区内を二日間かけて回った。区教委や中学校、商店会などで美しい大自然、豊富な温泉などをアピールした。村商工会長の吉川一三さん(66)らは約三十個の雪だるまを区内の幼稚園に持参し歓迎を受けた。これからも積極的に足を運び、区民に「北塩原」の良さを知ってもらう。
 積極的なPRが実を結び、区教委は北塩原の自然を満喫する校外学習事業を新年度からスタートさせる。和泉中に入学する一年生約八十人が四月、早稲沢地区の民宿数軒に分宿し四泊五日の日程で滞在する。都会で味わえない農業体験などをしながら「家族」の一員として過ごす。
 村を視察した区教委職員は雄大な自然と村民の熱意に感激している。「生徒の反応がよければ区内の全中学校二十三校で実施できないか検討する」と前向きに話す。
 北塩原村の裏磐梯は本県観光のドル箱。十数年前まで年間約四百万人の観光客が訪れた。長引く不況などの影響で、ここ数年は二百五十―二百八十万人に減っている。税収の約六割を観光関連で占めている村は、協定を観光再生の「切り札」と位置づけている。

■14 (2005/1/17)
「勝ち組」に知恵絞る - 天栄の地域再生計画
http://www.fukushima-minpo.co.jp/topix/0501tikara1/000014.html

 三軒の旅館が雪の中に並ぶ天栄村の岩瀬湯本温泉。八百年の歴史を誇る秘湯にほど近い山あいに高さ三十メートルの鉄塔がそびえる。自然エネルギーの発電施設を整備する村の地域再生計画が本格始動するのに伴って行われている、地熱発電のボーリング設備だ。
 村の構想では、すでに売電を始めている風力をはじめ、地熱、水力、太陽光、雪氷熱などの発電施設を整備し、新たに建設する魚の養殖施設や観光客を受け入れるビジターセンター、温水プールなどに電気を供給していく。村全体を「自然エネルギーの標本箱」としてPRし、グリーンツーリズムなどと絡めて都会からの誘客に努める。
 平成二十三年度まで今後七年間かけて取り組む大規模な事業となるが、村は国の地域再生計画の認定を受けることで補助金獲得の道筋を付けた。地域振興に向けた小さな村の政策立案能力が中央に認められた形だ。

 補助金を受けて整備した施設の目的外転用を認めるほか、目標達成に向け国が財政面も含めた支援を行う地域再生計画は規制緩和による地域経済の活性化を目指す小泉純一郎首相の肝いりで始まった。これまで県内から十三件が認定を受けた。
 天栄村は、地域再生計画に自立の道を選んだ古里の将来を託す。兼子司村長(59)は「地域再生計画という枠組みを活用し、国からいかにアイデアと財政支援を引き出すか。それが今後の地方自治体の課題の一つになるだろう」と予想する。
 村は四月に、農林水産、国土交通、環境各省の関係者を加えたプロジェクトチームを発足させる。国が持つ知識、情報を取り入れながら、全国初という総合的なエコ計画をスタートさせる。

1628とはずがたり:2005/03/06(日) 06:09:44
<東北・北海道>福島県
【福島の力】
福島県は合併が進んでないイメージだが,自立に懸ける努力をする自治体が多いのでしょうかね?

=農業=
■1-2 (2005/1/3-4)
有機農業で住民結集 - 鮫川の集落振興(上) - あすの古里へ10年計画
「桃源郷」へ膨らむ夢 - 鮫川の集落振興(下)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1060165378/205

=住宅・地域=
■3-5 (2005/1/5-7)>>1624
独自の色出したい - 北会津の協動隊
二人三脚で豊かな街 - 伊達の住宅団地「諏訪野」
高齢化の街再生へ - 蓬莱団地のNPO

=中心市街地活性化=>>1626
■10 (2005/1/12)
マチに活気定期開催へ - 会津坂下の直売所
■12 (2005/1/15)
相乗効果、売り上げ増 - 霊山の商品券

=内発型観光産業=>>1625
■7 (2005/1/9)
住民の活力源手づくり - 新地の新地パークゴルフ
■9 (2005/1/11)
町民の味広めたい - 浪江の太焼きそば

=外来型観光産業=>>1627
■13 (2005/1/16)
「桃源郷」へ膨らむ夢 - 北塩原の保養地協定
■14 (2005/1/17)
「勝ち組」に知恵絞る - 天栄の地域再生計画

=教育関連=
■6 (2005/1/8)
廃校ににぎわい再び - 会津高田町のIT教室
http://www.fukushima-minpo.co.jp/topix/0501tikara1/000006.html
■14 (2005/1/17)
「勝ち組」に知恵絞る - 郡山の英語特区
 法律の規制を特例的に取り除く構造改革特区を使った地方自治体の知恵比べも活発になってきた。
 国際化に対応した人材育成を目指す郡山市は、独自に外国人講師を採用し、四月から市内の全小学校五十八校で英語の授業をスタートさせる。カリキュラムも開発し、一、二年生は年間十時間、三―六年生は十五―二十時間の授業を予定している。
 県内の自治体で初めての取り組みで、ゲームや遊びを通じて聞く力と話す力を高める。市教委の担当者は「日本人が持つ英会話の苦手意識を地方から取り除いていきたい」と意気込む。

 内閣官房特区推進室は「地方のアイデア合戦が始まった。勝ち組と負け組に自治体が色分けされる日が来るかもしれない」と分析している。「勝ち組」に残ろうと、どの市町村も必死だ。

=福祉=
■15 (2005/1/19)>>1622-1623
熱意と効率化で抑制 - 矢祭の公共料金+第三子に100万円 少子化対策祝い金

1629とはずがたり:2005/03/07(月) 11:38:44
<東北・北海道>青森県

当然この後に,(新)弘前市[弘前市,中津軽郡岩木町,相馬村;20万にも満たない]・鰺ヶ沢町・平川市・黒石市・田舎館村・大鰐町で第二次合併,(新進)弘前市が出来るんでしょうねぇ!?6市町村なら前回みたいな知っちゃかめっちゃかにはなら無い筈…

合併協定書に調印/10番目の市誕生へ
http://mytown.asahi.com/aomori/news02.asp?kiji=7747

 南津軽郡の平賀町、尾上町、碇ケ関村の合併協定調印式が5日、平賀町の催事場で開かれ、3首長が協定書に調印した。議会の議決や知事への合併申請などを経て、来年1月1日に県内10番目の市となる人口約3万6千人の平川市が誕生する。

 3町村は、弘前市を中心とした津軽南12市町村の合併が壊れたのを受けて、昨年10月末に協議会を設置。合併特例法の期限が切れる3月末を視野に2月末までの4カ月間で9回の会議を開いて新市建設計画などを承認し、合併の協議を終えた。

 調印式で合併協会長の外川三千雄平賀町長は「無事調印式を終え、正直言って感無量。前途は多くの困難があるかもしれず、市民が一体となり英知を結集して明るく住みよい町づくりが必要だ」と述べた。

(3/6)

1630とはずがたり:2005/03/07(月) 13:28:48
<九州・沖縄>
佐世保の男気をみたね。しかし過疎債は何に使うんやろ。。江迎町も入れたげればいいのに。。

この辺は枠組みを使って目まぐるしく変化した所。
小佐々町と佐々町だったら(協議会で決まった)「さざなみ町」じゃなくて(佐々町の主張する)「佐々町」で良かったやろうにね。
この二町の他,江迎町,鹿町町等を含めててんやわんや。
平戸・松浦・佐世保の現存3市と合併するか中間で自立するかその枠組みを巡って二転三転どころか四転五転。
結局
佐世保市(佐世保市・吉井町・世知原町・小佐々町)
平戸市(平戸市,大島村,生月町,田平町)
松浦市(松浦市,福島町,鷹島町)
北松浦郡 鹿町町,江迎町,佐々町
に集約。

鹿町は佐世保と江迎は佐世保・平戸辺りと合併を模索したがこの3町での合併は無いのかな?

合併協議9時間、「全国最速」で調印 佐世保と小佐々町
http://www.asahi.com/politics/update/0305/006.html

 長崎県佐世保市と小佐々(こさざ)町の合併調印式が5日、同市であった。2月18日に合併協議会を設立してから16日間。3回の協議、計9時間で決めた。合併特例法の期限を目前に別の合併話が破れた小佐々町が、市に救いを求めた。総務省合併推進課は「平成の大合併の中でも、おそらく全国最速だろう」と話す。合併期日は来年3月31日。

 小佐々町は人口約7300人の漁業の町。05年度予算は基金12億円の半分近くを取り崩す見込みで、財政は危機的状況だ。隣町との合併協議を2年以上続けたが、新町名を巡って対立し、昨年12月に合併を断念。他の2町との合併が決まっていた佐世保市に今年1月、泣きついた。

 市は当初「時間がない」と渋ったが、方針を転換。光武顕市長は「それぞれ別の合併協で協議した実績があり、短期間での合併も可能と判断した」と説明する。ある市議は「合併しても過疎債が使える小佐々町は魅力的。財政的に先細りの佐世保にも悪い話じゃなかった」。

 「合併は編入方式」「町議は全員失職」など全33項目の話し合いは事務局案に沿って進んだ。小佐々町側の委員が異議を唱える場面はほとんどなかった。

 久保田寛美町長は「行き場のなくなった我々を救ってもらい、本当にありがたい」と話した。 (03/05 23:15)

1631とはずがたり:2005/03/08(火) 17:20:21
>はじめに
市町村合併に批判的な論者のようであるが,中芸広域連合に就いての記述があるので転載。俺のは「広域行政の必要性と広域行政区域の必要性とを同一視する広域行政論=広域行政区域論=市町村合併論」な訳か。

「広域行政と地域間連携」
村上 博(香川大学)
http://matsu.kaze.com/~jichi/jiti-12.htm

はじめに

 新自由主義的な国家再編にとっての課題の1つである市町村合併が、徹底した地方「行革」の実施として、国・県によって強力に推進されている。この市町村合併の理論的特徴は、広域行政の必要性と広域行政区域の必要性とを同一視する広域行政論=広域行政区域論=市町村合併論として展開されていることの中にある。
 この広域行政論には、室井力教授の理論的整理によれば、つぎの問題点がある。広域行政とは本来、住民の社会・経済生活圏の広がり等から、自治体の区域を超える広域的処理が必要と考えられる行政的事務を意味する。したがって広域行政という概念は価値中立的な事務概念である。それに対し、広域行政論は、広域行政をどのような手法によって具体的に処理すべきか、という一定の価値判断にもとづく政策論である。したがって広域行政論=広域行政区域論=市町村合併論は、広域行政=事務・機能の集中と行政区域の拡大=権力の集中という論理的レベルの異なる両者を意図的に混同したものである。したがってこの広域行政論は、特権的公共性論と評価できよう。

1632とはずがたり:2005/03/08(火) 17:20:51
>>1631-1632
<中国・四国>高知県中芸地域

>②中芸広域連合
中芸4町村合併破談の遠因の介護保険料に関する田野町と安田町の対立の遠因に更に国体の体育館建設があるって!?やれやれ。

②中芸広域連合
 中芸広域連合を構成する自治体の区域においては、中芸介護公社が、1996年3月、全国2番目の広域の介護公社として設立された。設立の背景は、1995年国勢調査の中芸地区の高齢化率が27。6%と高く、また以下にみるように、中芸5か町村の人口がいずれも5千人未満であることから、単独の町村でできる福祉サービスの限界をどう克服するかが問われ続けてきたことである。こうした状況の打開策のモデルとして、県のバックアップ体制(人的、財政的な援助)が得られたことも、設立への大きな契機となった。公社が実施しているホームヘルプサービス事業は、従来中芸5か町村単独で行われていたもであるが、公社で一元的に受託することによって、マンパワーの確保と専門能力の向上、サービス提供のための効率化を目指したのである。
 このような介護保険への準備を踏まえて、1998年7月1日に奈半利町(人口4、190人)、田野町(人口3500人)、安田町(人口3、775人)、北川村(人口1、673人)および馬路村(1、274人)の3町2村を構成団体として、高知県内唯一の中芸広域連合が設立された。中芸広域連合は、介護保険制度以外に関する事務も処理するが、介護保険に係る事務はつぎのものである。介護認定審査会の設置および運営、市町村介護保険事業計画の策定、在宅介護支援センターの設置(2000年3月31日追加)である。さらに2002年3月における構成5か町村議会における広域連合の規約変更の可決によって、2003年4月1日から広域連合は懸案の介護保険事業の保険者となることになっている。
 しかし、ここに至るまでには、構成自治体間の調整をめぐって大きな問題を抱えてきた。過去に、介護保険の保険料統一が1町の議会の反対で延期されたことがあった。1999年8月30日の広域連合連合を構成する5町村の執行部で、広域連合が保険者になることおよび介護保険料の一本化に合意した。保険料統一のための規約変更は、構成町村議会の議決が必要であったが、安田町議会が同年9月21日の9月定例会において全会一致で否決した。その理由は、執行部の合意から議会審議までに時間的余裕がなかったこともあるが、国体用体育館の建設問題で過去に食い違いがあり、安田町の議員の間に広域連合のやり方に対する不満が蓄積していたこと、介護保険料が単独で実施するより広域で統一するほうが高くなるため等である。そのため、介護保険料の統一を一旦断念し、当面は各町村が保険者のままでいくことになった。
そして約3年後の今回、中芸5か町村が介護保険事業の一元化に合意した。この理由には、今回を逃したら一元化はできないという瀬戸際の段階にあったこともあるが、前回の失敗を踏まえた構成自治体の地方自治の成熟を見て取ることができよう。中芸広域連合が一度の失敗を乗り越えて、2度目に合意に達した民主主義の過程が評価されなければならい。もし町村合併によって5か町村が1つの自治体になっていれば、この課題は1つの自治体内部の多数決によってスムーズに達成されるかもしれない。しかしそれでは、5か町村が持っていた自治体独自の政策間の調整によって鍛えあげられる住民の権利のより充実した実現の機会は、奪われてしまうであろう。市町村合併による行政課題の迅速な実現は、現在の行政区域によって保障されているそれぞれの地域の独自性とそれにもとづく政策選択を消滅させてしまうことが、改めて確認されなければならない。

1633とはずがたり:2005/03/08(火) 17:21:25
<中国・四国>高知県中芸地区

田野は住民説明会でもネガティブキャンペーンをやっていたようだ。

>>972-973
 ――中芸は田野町と安田町の確執めいた部分が最後に顕在化したように見えたが。
 C 4町村間の信頼関係の欠如に尽きる。特に田野町は完全に浮いてしまった。同町は安田町主導の協議会運営が全く信頼できないと公言していたし、反対派の町民らは「安田は基金残高など財政に比較的余裕のある田野の金を当て込んでいる」と疑心暗鬼になっていた。一方、他の町村は「田野は単独自立へと住民を誘導している」と非難。泥沼化した。
 ――ただ、中芸は重要な政策決定時に難航する素地があったという話も聞くが。
 C 中芸は広域連合での介護保険料統一(>>1632)やごみ焼却場設置など事あるごとに対立してきた。そのたびに、やり玉に挙げられた安田町には「田野町にしてやられた」という思いもあり、合併協議で態度を硬化させていたようだ。


● 2004年7月1日(木) ●
――朝刊――
中芸合併破たんへ 各町村に落胆、批判
http://www.kochinews.co.jp/gappei/040701gappei2.htm

 安芸郡田野町が30日、中芸4町村(田野町、奈半利町、安田町、北川村)で構成する法定合併協議会からの離脱を決めたことで、事実上、合併は破たんした。合併反対派の田野町民らは安堵(あんど)の表情を見せる一方、合併を望んでいた住民や他の3町村からは落胆や、田野町執行部の取り組み姿勢に対する疑問、批判の声も聞こえてくる。町村間に大きな溝が生まれる結果となったことで、今後の広域行政への影響も心配される状況だ。

 田野町の離脱に他の3町村長は、一様に「残念だ」と言葉少な。法定協会長の有岡正幹・安田町長は「合併は地方の喫緊の課題。住民の幸せを真剣に考えて取り組んできたのだが…」。斉藤一孝・奈半利町長、寺尾幸次・北川村長は「民意である以上やむを得ない。厳しい状況だが当面、住民とともに単独自立の方策を考えていかねば」と述べた。

 しかし田野町執行部の取り組みに対し、町内外から批判が続出しているのも事実だ。同町民からは「説明会では合併のデメリットばかりを羅列。自立の場合の負担増などの例示はなく、誤解を招く」「普通建設事業費を1億円にするというが、南海地震対策などをする気はないのか」といった意見も。ほかの3町村の住民からは「田野に庁舎が置かれ、自ずと発展が見込めたはず。自立を強いられ、中芸は嫌でも衰退する。その中で“中芸の大将”を気取って何の意味があるのか」と厳しい声もある。

 ある他町の職員は「やむを得ない事情で行った職員採用や基金の取り崩しについて協議会で事情を説明したのに、住民には十分伝えられず、『合併前の駆け込みで行った。信頼を損なう話』と説明された。あまりにも一方的な情報提供だ」と不信感を募らせる。

 こうした声に対し、合併に反対した田野町民らは強く反発。「協議内容で疑問点があっても取り上げられず、協議会の姿勢は信頼できない」「借金が多く基金の少ない他の町村との合併は財政的にメリットがないのに、他町村はとにかく合併の一点張り。全く誠意がない」と反論。離脱が決定したことに、安堵の表情を見せていた。

 また、決裂の遠因として、中芸広域連合で13年に起こった介護保険事業の一元化見送り、広域ごみ処理施設建設の白紙撤回以来の町村間の亀裂を指摘する声も少なくない。「合併の破たんにより、町村間の溝が一層広がった。今後の広域行政へも影響するのではないか」という懸念も広がっている。

1634とはずがたり:2005/03/08(火) 17:22:05
<中国・四国>高知県中芸地区

広域連合は介護以外にもごみ処理や国体のバレーボールの事務なども担当のようだ。

中 芸 広 域 連 合 規 約
(平成10年5月28日高知県指令10地政第90号) 
変更 平成11年 3月31日 高知県指令10地政第550号
変更 平成12年 3月31日 高知県指令11地政第521号
変更 平成12年12月28日 高知県指令12地政第387号
変更 平成13年 5月23日 高知県指令13地政第97号

(広域連合の名称)
第1条  この広域連合は、中芸広域連合(以下「広域連合」という。)という。

(広域連合を組織する地方公共団体)
第2条  広域連合は、奈半利町、田野町、安田町、北川村及び馬路村(以下「関係町村」という。)をもって組織する。

(広域連合の処理する事務)
第4条  広域連合は、次に掲げる事務を処理する。
(1) 消防及び救急に関する事務
(2) し尿処理に関する事務
(3) 少年の健全な育成指導及び補導に関する事務
(4) 中芸広域体育館の設置、管理及び運営に関する事務
(5) 介護保険制度に係る次に関する事務
・介護認定審査会の設置及び運営
・介護保険事業計画の広域的調整
(6) 在宅介護支援センターの設置及び運営に関する事務
(7) 広域ごみ処理施設(安芸広域市町村圏事務組合で設置するごみ処理施設を除く。)の設置、管理及び運営に関する事務
(8) 関係町村の企業立地に関する事務(構成町村が自ら行うものを除く)
(9) よさこい高知国体バレーボール競技会(成年男女6人制)の準備及び開催に関する事務

(広域連合の作成する広域計画の項目)
第5条  広域連合が作成する広域計画(地方自治法(昭和22年法律第67号)第284条第3項の広域計画をいう。以下同じ。)は、次の項目について記載するものとする。
(1) 消防及び救急に関すること
(2) し尿処理に関すること
(3) 少年の健全な育成指導及び補導に関すること
(4) 中芸広域体育館の設置、管理及び運営に関すること
(5) 介護保険制度に関すること
(6) 在宅介護支援センターの設置及び運営に関すること
(7) ごみ処理の広域化に関すること
(8) 関係町村の企業立地に関すること(構成町村が自ら行うものを除く)
(9) よさこい高知国体バレーボール競技会(成年男女6人制)の準備及び開催に関すること
(10) 広域計画の期間及び改定に関すること

(広域連合の事務所)
第6条  広域連合の事務所は、高知県安芸郡田野町1406の1番地に置く。

1635とはずがたり:2005/03/08(火) 17:23:50
<中国・四国>高知県中芸地区
>>1632-1635
とんとん拍子ですなぁ。最後に議会どんでん返しがなきゃいいけど。
合併しても1万人に満たないし,安田町が事実上の飛び地だしで問題多そうだけど。。
将来的には知事の勧告で少なくとも田野町とは一緒にすべきじゃないかなぁ(勿論新庁舎は奈半利で)。それもで1万1千程度のようだが。。

安芸市,室戸市,安芸郡奈半利町,田野町,安田町,北川村,東洋町,馬路村,芸西村と9市町村で研究会設置:2002/2月
↓(除:安芸市)
安芸市,奈半利町,田野町,安田町,北川村,東洋町,馬路村,芸西村と8市町村で任意協議会設置:2002/8/24→芸西村が離脱(12/4芸西は香南地区と協議へ(その後破談))→解散:2003/1/23

安芸郡 奈半利町,田野町,安田町,北川村の4町村で任意協議会設置:2003/2/6
※東洋町が参加を申入れ(2/4),東洋町の申入れを拒否(2/10)>>243
☆安田町・田野町・奈半利町・北川村合併協議会(2004/7/31解散)
※法定協議会設置:2003/4/1
※合併予定期日:2005/2/1
※新町名:中芸町(ちゅうげいちょう)
※新町役場:現・田野町役場
※合併の是非を問う住民アンケートの結果→田野町:「賛成(26.4%)」「反対(64.4%)」「わからない(9.2%)」(2004/6月),田野町が合併協議から離脱を表明(6/30)
※合併協定調印式予定:2004/6/7→中止

※安芸市,室戸市,馬路村は単独自治継続へ

★安田町・奈半利町・北川村合併協議会(法定)
※協議会設置案を奈半利町,北川村が可決,安田町が否決(2005/1/28)→3町が可決(2/18)
※3町村で法定協議会設置:2005/2/21
※新町名:中芸町(ちゅうげいちょう)
※合併期日:2006.3.20
※新町役場:現・奈半利町役場
※合併協定調印式予定:2005/3/28頃
※安田町は事実上の飛び地
(推) 8,669 (国) 9,153

市町村合併:安田・奈半利・北川3町村の法定協、28日に協定調印式 /高知
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050307-00000171-mailo-l39

 安田町、奈半利町、北川村の3町村の法定合併協議会は5日、協議を終えた。28日に合併協定調印式。今月中の知事への申請を目指す。
 3町村は14日から、合併の是非を問う住民アンケートを開始。25日に各町村が集計し、結果を公表する。協議会によると、アンケートに法的拘束力はないという。
 最終回の協議では、議員の在任特例は当初より約半年短縮して06年10月末までの7カ月間とする▽議員定数は18で、旧安田、旧奈半利両町が各7、旧北川村が4とすることなどを確認。[小川信]3月7日朝刊(毎日新聞) - 3月7日17時35分更新

1636とはずがたり:2005/03/08(火) 20:50:21
<東北・北海道>宮城県

鉄道の要衝で知名度抜群の小牛田の名を捨て犬の糞みたいな名前付けやがって。。
まぁ次の涌谷+美里=遠田市への布石と思えば腹も立つまい。。

しかも小牛田と南郷では結構歪(いびつ)だ。
http://www.mapion.co.jp/c/f?el=141/08/20.175&amp;scl=250000&amp;size=954,768&amp;uc=1&amp;grp=MapionBB&amp;nl=38/29/07.710
同郡内なら涌谷町,交通の流れ的には東北本線沿線の志田郡鹿島台辺りと一緒になった方が良さそうだがこちらは大崎市となる模様。

小牛田・南郷法定協 新町名は美里(みさと)
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2005/03/20050306t11025.htm

 法定の「小牛田町・南郷町合併協議会」は5日、宮城県南郷町で第5回会合を開き、新町名を「美里町(みさとまち)」に決めた。19日に合併調印式を行い、来年1月1日の発足を目指す。

 新町の名称は2町の住民から公募し、711点(359種類)の候補が集まった。委員が投票で6点に絞り込んだ後、決選投票を行い、「美里町」が全17票のうち9票と過半数を獲得した。次点は「遠田町」「小牛田町」で、ともに4票だった。

 公募の段階では「美里町」の応募者が9人おり、「美しい郷里」「やわらかな町名」などが主な考案理由だった。埼玉、和歌山県などに同名の町が存在するが、協議会事務局は「市の場合は同名は避けなければならないが、町は何ら問題ない」と説明している。

 議員定数と任期については、合併時に現議員(定数計34)が解散して選挙を行う本則選挙を採用し、定数(法定上限26)は16、初回選挙だけは激変緩和のため18とする小委員会の結論を承認した。

 2町はこの日ですべての協定項目の協議を終了。12日に最後の協議会を開き、調印式の手順などを確認する。

2005年03月05日土曜日

1637とはずがたり:2005/03/08(火) 21:03:52
<新潟県>岩船地域
中心市の文句で広域合併が四散したケースに八戸・能代等があるがここもそうなりそう。。
岩船郡北部と南部で歪になるから村上抜きの岩船合併は無理があるとして,北岩船+村上で村上市,南岩船で岩船市が宜しいかと思うんだけどどうやらもっと細分化されそうな勢い。。

市町村合併:荒川町長、中条町などとの合併ほのめかす−−町議会
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050307-00000007-mailo-l15

 荒川町の大矢寅三町長は、6日開いた町議会3月定例会で一般質問に対し「(岩船郡6市町村での合併を求めた)住民投票の結果は、現在の法定協が解散したら無効だ」と答え、岩船郡内での合併にこだわらない意向を示した。その上で「任期中には合併したい」と述べて自立(単独町制)を否定し、従来の主張である中条町などとの合併をほのめかした。
 岩船郡6市町村は、村上市が合併協議からの離脱を表明したため、今月18日に法定協廃止議案を各議会に提案する。すべてで可決されれば法定協は廃止となり、残った町村で合併研究会を設立する予定だ。一方、北蒲原郡の中条町と黒川村は、9月に合併し胎内市となる。
 荒川町では、03年の町長選で「中条・黒川との合併」か「自立」を公約とした大矢町長が当選。しかし昨年6月の住民投票では「岩船郡6市町村での合併」が過半数を占めた。[柴田真理子]
3月7日朝刊
(毎日新聞) - 3月7日16時37分更新

1638名無しさん:2005/03/08(火) 23:47:50
>>1631
 市町村合併の目的は、基礎自治体の広域化によりその権限、財源、税源を強化し、もって団体自治を拡大することにあると言えましょう。しかし、合併により市役所・町村役場と住民が遠くなり、団体自治と並ぶ地方自治の重要理念である住民自治に反しかねない、という批判は看過できません。私は基本的に、市町村合併の推進に賛成ですが、やはりこの疑問に答えずして合併の失敗を非難することはできないと思います。
 具体的な解決策ですが、上越市や浜田市のように、自治区制を導入することは、有力な処方箋の一つでしょう。合併をしようとしまいと、住民自治の強化は図られて然るべきです。基礎自治体は、多かれ少なかれ合併を経験している訳ですから、旧町村を自治区として復活させることも考えるべきではないでしょうか。例えば、上越市でも旧上越市部分に「高田区」と「直江津区」を設けるですとかね。

1639とはずがたり:2005/03/09(水) 03:08:14
<九州・沖縄>宮古島地域

市町村合併:新市名「宮古市」を撤回−−沖縄・5市町村合併推進協 /岩手
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050308-00000078-mailo-l03

 ◇住民アンケで「宮古島市」に
 沖縄県平良市など10月1日の合併を目指す法定の同県宮古5市町村合併推進協議会(会長・伊志嶺亮平良市長)事務局は7日開いた首長会議で、新市の名称に関して「宮古島市」が「宮古市」を上回った住民アンケートの結果を報告した。「宮古市」と決めていた同合併推進協は8日、これを撤回して「宮古島市」に正式決定する。
 結果は「宮古島市」の7829人に対し「宮古市」は5366人で、5市町村とも「宮古島市」が多かった。同合併推進協はアンケートで新市名を決定する方針を確認しており「宮古島市」が事実上確定した。
 アンケートの対象は同合併推進協を組織する宮古島の平良市、城辺町、下地町、上野村と伊良部島にある伊良部町の有権者約4万人の半数に当たる2万900人。人口に比例して無作為に抽出し、「宮古市」と「宮古島市」の二者択一式で2月28日〜3月5日に実施、回収率は66・75%だった。
 新市の名称を巡っては同合併推進協が昨年12月15日、「宮古市」と決定。しかし「元祖」を自任する本県の宮古市が「混乱が生じる」として照会状を送るなど反発。同合併推進協は「宮古島市でもいいのでは」といった住民からの再考を求める声が高まったこともあり、アンケート実施に踏み切った。
 ◇「配慮にお礼」
 宮古市の熊坂義裕市長は「正直ほっとした。宮古島市の回答者にはこちらの宮古市に配慮した人が多かったと聞き、お礼を申し上げたい」とコメントした。[鬼山親芳、松藤幸之輔]3月8日朝刊
(毎日新聞) - 3月8日16時5分更新

1640とはずがたり:2005/03/09(水) 03:09:33
<東北・北海道>岩手県

市町村合併:三つの「新市」可決−−県議会総務委
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050308-00000080-mailo-l03

 県議会総務委員会は7日、県に合併申請していた三つの新市の設置議案を可決した。8日の本会議での採決を経て増田寛也知事が決定、総務大臣に届け出る。
 3市は▽宮古市、田老町、新里村による新「宮古市」(合併予定6月6日)▽西根町、安代町、松尾村の「八幡平市」(同9月1日)▽遠野市、宮守村による新「遠野市」(同10月1日)。[苅田伸宏]
3月8日朝刊
(毎日新聞) - 3月8日16時5分更新

1641とはずがたり:2005/03/09(水) 03:10:21
<東北・北海道>岩手県

市町村合併:合併議案を可決−−二戸市と浄法寺町議会
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050308-00000079-mailo-l03

 二戸市と浄法寺町の議会が7日開かれ、両市町の合併関連議案が二戸市では賛成多数、浄法寺町では全会一致でそれぞれ可決された。両市町は14日に増田寛也知事へ合併申請する予定。[林哲平]
3月8日朝刊
(毎日新聞) - 3月8日16時5分更新

1642とはずがたり:2005/03/09(水) 03:14:12
<近畿>滋賀県

東近江市と2町が合併協定調印式 来年元旦発足めざす
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050308-00000062-kyt-l25

 来年1月1日の合併を目指し、滋賀県東近江市と能登川、蒲生両町の合併協定調印式が8日、東近江市八日市東浜町の八日市商工会議所で行われた。合併すれば人口は大津市、草津市に次ぐ約11万7000人、面積は高島市、甲賀市に次ぐ約383平方キロと、ともに県内3番目となる。「平成の大合併」で誕生した市が、さらに合併するのは京滋で初めて。
 調印式には、中村功一東近江市長ら1市2町の首長や法定合併協議会委員、国松善次知事ら約150人が出席。各首長が合併協定書に署名し、中村市長は「新東近江市を、均衡のとれた個性が輝くまちにするため努力したい」と述べた。
 1市2町の合併は昨年11月下旬、東近江市を構成する旧市町と能登川、蒲生の両町で任意合併協議会を設置し、合併方式は東近江市への編入合併とするなどを申し合わせた。東近江市発足後、1日に法定合併協議会を立ち上げ、協議項目を承認した。
 今後1市2町は、3月定例会で合併議案を議決、3月末までに県知事に申請する。
(京都新聞) - 3月8日21時12分更新

1643とはずがたり:2005/03/09(水) 03:33:51
<中国・四国>高知県

野市の反対で前回合併協議が壊れただけに今回のこの議会の行動も不愉快。選良(町議だけど)なんだから自信と責任以て合併を進めな。

破談から復活の香南市・香美市・中芸町に続いて宿毛市も実現か?合併協議の破談が目に付いた高知県も少しは纏まってきたか。。

合併の実現しなかった須崎と安芸は緊縮財政で乗り切りへ。合併失敗が筋肉質の自治体形成に資すればオッケーだが,田舎ともなると公共工事が死守されて住民の暮らしに必要なところばかり削られそうだ。監視が必要であろう。

市町村合併:5町村合併の是非問う住民投票条例案を可決−−野市町議会
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050308-00000174-mailo-l39

 ◇27日に投開票
 野市町議会はこのほど、野市、夜須、香我美、赤岡4町と吉川村の5町村による合併の是非を問う住民投票条例案を賛成多数で可決した。
 町によると、今月22日告示、27日投開票で、合併に「賛成」か「反対」のいずれかに丸をつける方式で実施。投票率が60%以上で住民投票が成立し、60%未満の場合は開票しない。「町長は投票結果を尊重しなければならない」と規定している。
 有権者以外に、3カ月以上町内在住などの条件を満たした外国籍の人(20歳以上)も申請すれば投票できる。
 5町村は法定合併協議会での協議を終え、19日に協定書へ調印する予定。[小川信]
3月8日朝刊(毎日新聞) - 3月8日17時35分更新

市町村合併:宿毛市と大月町合併協が初会合−−今月、県に申請へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050308-00000175-mailo-l39

 宿毛市と大月町による法定合併協議会が発足し、大月町で7日、初会合が開かれた。次回以降に合併期日などを決めた後、合併調印、両市町議会での承認を経て、今月中の県への合併申請を目指す。
 両市町は三原村と3市町村で合併協議を進めていたが、三原村の住民投票で合併反対が上回り、協議は昨年8月に白紙となった。その後、大月町の住民アンケートで賛成が51・34%を占め、両市町が法定協設置に関する議案を賛成多数で可決していた。[真明薫]
3月8日朝刊(毎日新聞) - 3月8日17時35分更新

須崎市:05年度一般会計当初予算案 7.6%減の115億円 /高知
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050308-00000172-mailo-l39
 ◇4年連続マイナス−−自主財源は35億円
 須崎市は7日、115億円の05年度一般会計当初予算案を発表した。前年度比9億5500万円(7・6%)の減額で、4年連続のマイナス予算となった。
 歳入は市税が26億5656万円(前年度比1・9%減)、地方交付税は44億4000万円(同0・2%増)など。自主財源は35億653万円となり、財政調整基金などを取り崩して予算化にこぎつけた。
 主な新規事業は、新住民情報システム導入事業6809万円▽不法投棄しないさせない活動支援事業100万円▽学力向上フロンティア校指定事業80万円▽山の学習支援事業20万円――など。[小川信]
3月8日朝刊(毎日新聞) - 3月8日17時35分更新

安芸市:05年度当初予算案 一般会計は104億円 /高知
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050308-00000173-mailo-l39
 ◇1億7000万円の財源不足−−基金などで補う
 安芸市は104億円の05年度一般会計当初予算案を7日開会の市議会に提案した。前年度比3億6000万円(3・4%)の減額で、4年連続のマイナス予算となった。職員数の削減や給与カットの継続などを進めたが、1億7000万円の財源不足となり、財政調整基金などを取り崩して予算を編成した。
 歳入は市税が16億4620万円(前年度比0・4%減)、地方交付税44億7040万円(同8・3%増)など。自主財源は26億9518万2000円となり、前年度比1億8993万円の減額となった。
 主な事業は、自主防災組織育成補助390万円▽阪神タイガースキャンプ対策844万円▽輸入急増戦略的特別対策事業(新規)5250万円――など。[小川信]
3月8日朝刊
(毎日新聞) - 3月8日17時35分更新

1644とはずがたり:2005/03/09(水) 23:59:55
<九州・沖縄>鹿児島県
>>738-741
おお,破談になったと思ってた県央7万人クラスの都市が実現したら大きいぞ。

市町村合併:「錦江市」発足を問う住民投票が告示−−姶良、蒲生町 /鹿児島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050309-00000154-mailo-l46

 「錦江市」発足の是非を問う姶良町、蒲生町の住民投票は8日、それぞれ告示された。姶良町では「投票率60%以上」との条件があるうえ、賛成、反対それぞれの運動も展開されている。投開票はいずれも13日。3町合併の枠組みだが、加治木町は実施しない。
 <姶良町>
 住民団体が合併賛成を呼びかけ、告示前から街頭宣伝活動を展開する一方、町議有志が反対を呼びかけるチラシを配布するなど賛否を巡る動きは活発化している。また、投票率60%を下回ると不成立となり、開票されない。最近の選挙の投票率は、03年1月の町長選が60・99%▽同年4月の町議選が65・44%▽昨年7月の知事選66・57%。投票率60%をクリアできるかも焦点となりそうだ。
 投票有資格者は、20歳以上の町民(永住外国人含む)で、7日現在、3万5649人(男1万6404人、女1万9245人)。投票は13日午前7時〜午後7時、町内31カ所(うち12カ所は午後6時まで)で。同8時半、町中央公民館で開票される。
 <蒲生町>
 投票有資格者は、18歳以上の町民(永住外国人含む)で、7日現在、6401人(男2899人、女3502人)。投票率などの条件はない。投票は13日午前7時〜午後7時、町内12カ所で。同8時半、町体育館で開票される。[神崎真一]
3月9日朝刊(毎日新聞) - 3月9日17時51分更新

1645とはずがたり:2005/03/10(木) 00:17:35
<九州・沖縄>鹿児島県
【姶良・伊佐地方合併協議構図】

◇国分市,大口市,姶良郡,伊佐郡の14市町で研究会設置:2001/4/19→解散:2002/5/13
||└→◇伊佐市 新設 大口市, 伊佐郡 菱刈町
||  ※新市役所:現・大口市役所
||  ※菱刈町は大口市との2市町での合併に慎重,協議会を休止(11/24)
||  ※菱刈町の大口市との合併の是非を問う住民投票の結果「賛成(47.2%)」「反対(52.8%)」(2004/12/19),菱刈町が合併協議から離脱を表明(12/22),菱刈町は湧水町(栗野町,吉松町)を含む将来的な広域合併を検討へ。
||  ※2市町での合併を断念,協議会廃止案を菱刈町が可決,大口市が否決(2005/1/31)→大口市の否決により解散せず休止
||  ※大口市は菱刈町に合併協議の再開を申入れ(3/7)
||┌→◆湧水町2005.3.22 新設 姶良郡 栗野町,吉松町
||| ※新町役場:現・栗野町役場
||| ※合併協定調印式:2004/9/6
||| ※合併関連議案を2町が可決:2004/9/14
||| ※合併関連議案を鹿児島県議会が可決:2004/12/16
||| ※官報告示:2005/1/26
|※姶良郡栗野町,吉松町を含む9市町で研究会設置:2002/8/1→解散:2002/12/19
|└→◆◆霧島市 新設 国分市, 姶良郡 溝辺町,横川町,牧園町,霧島町,隼人町,福山町
|姶良中央地区合併協議会(休止中)(法定)>>730-736
|※※準備会設置:03/1/15,※法定協設置:03/4/1
|※合併予定期日:2005/2/14
|※隼人町議会が合併協議離脱を求める決議案を可決(2003/9/18)
|※隼人町の協議会からの離脱の是非を問う住民投票の結果(>>730)離脱しないが圧倒的,隼人町は7市町での合併協議を継続へ>>735-736
|※溝辺町議会は合併に慎重,溝辺町長は合併協議継続に前向き>>731-732
|※溝辺町議会が「合併協議会から離脱する決議案」を可決(6/23)
|※7市町での協議会を休止(8/12),溝辺町を除く6市町で準備会設置,法定協設置:04/9/14 >>735
|※溝辺町が合併協議復帰の場合,7市町での合併協議を再開へ
|※溝辺町議会は隼人町との2町での合併を検討へ
|※隼人町議会は溝辺町を除く合併に慎重>>735-736
|※溝辺町の合併に関する住民投票の結果「姶良中央地区7市町(78.4%)」「隼人町などとの小規模合併(17.1%)」「合併しない(4.5%)」(2004/11/21)
|※溝辺町が合併協議に復帰,「姶良中央(6市町)」を休止,「姶良中央地区(7市町)」を再開(11/25)>>938
|※7市町で合併へ,「姶良中央協議会(溝辺町を除く6町)」の廃止案を牧園町が可決(2005/3/3)
|※合併協定調印式:2004/12/11,合併関連議案を7市町が可決:2004/12/21>>1012
|※合併関連議案を鹿児島県議会は3月議会で議決>>1646
└→◆錦江市2005.2.14 新設・市制 姶良郡 加治木町,姶良町,蒲生町 
※姶良町議会合併問題調査特別委員会が「合併協議会からの離脱を求める決議案」を可決(2004/7/6)
※姶良町が合併協議から離脱を表明,協議会を休止(7/20)>>738-740
※姶良町が協議会廃止案を可決(8/12)→姶良町が離脱の場合,加治木町と蒲生町は飛び地に
※加治木町,蒲生町は3町での合併協議継続に前向き
※合併協議を再開(2005/2/8)
※合併予定期日:2005/2/14→2006/3/20に変更
※姶良、蒲生町で住民投票実施

1646とはずがたり:2005/03/10(木) 00:17:55

<九州・沖縄>鹿児島県

県議会:合併5議案など、計19議案を可決 /鹿児島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050309-00000155-mailo-l46
 県議会は8日、本会議を開き、39億8000万円を減額する04年度一般会計補正予算案や、「霧島市」新設など合併5議案など計19議案を可決、成立した。
 合併が議決された新市・町は、以下の通り。
 「日置市」(東市来、伊集院、日吉、吹上町)=5月1日▽「曽於市」(大隅、財部、末吉町)=7月1日▽「肝付町」(内之浦、高山町)=同▽「霧島市」(国分市、溝辺、横川、牧園、霧島、隼人、福山町)=11月7日▽「鹿屋市」(鹿屋市、輝北、串良、吾平町)=06年1月1日。

3月9日朝刊
(毎日新聞) - 3月9日17時51分更新

1647とはずがたり:2005/03/10(木) 01:37:30

地域構造に関してずっと関心を持ってきたが,その一つの方法に天気予報の区分があった。
http://special.goo.ne.jp/default_edit/weather.html

<北海道>
稚内 宗谷地方 (宗谷)
旭川 上川地方 (上川) 留萌地方 (留萌)
札幌 石狩地方 (札幌) 空知地方 (岩見沢) 後志地方 (倶知安)
網走 網走地方 (網走) 北見地方 (北見) 紋別地方 (紋別)
釧路 根室地方 (根室) 釧路地方 (釧路) 十勝地方 (帯広)
室蘭 胆振地方 (室蘭) 日高地方 (浦河)
函館 渡島地方 (函館) 檜山地方 (江差)

<東 北>
青森 津軽 (青森) 下北 (むつ) 三八上北 (八戸)
秋田 沿岸 (秋田) 内陸 (横手)
岩手 内陸 (盛岡) 沿岸北部 (宮古) 沿岸南部 (大船渡)
宮城 東部 (仙台) 西部 (白石)
山形 村山 (山形) 置賜 (米沢) 庄内 (酒田) 最上 (新庄)
福島 中通り (福島) 浜通り (小名浜) 会津 (若松)

<関東/甲信>
茨城 北部 (水戸) 南部 (土浦)
栃木 南部 (宇都宮) 北部 (大田原)
群馬 南部 (前橋) 北部 (水上)
埼玉 南部 (さいたま) 北部 (熊谷) 秩父地方 (秩父)
東京 東京地方 (東京) 伊豆諸島南部 (八丈島) 伊豆諸島北部 (大島) 小笠原諸島 (父島)
千葉 北西部 (千葉) 北東部 (銚子) 南部 (館山)
神奈川 東部 (横浜) 西部 (小田原)
長野 北部 (長野) 中部 (松本) 南部 (飯田)
山梨 中西部 (甲府) 東部富士五湖 (河口湖)

<中部/北陸>
静岡 中部 (静岡) 伊豆 (網代) 東部 (三島) 西部 (浜松)
愛知 西部 (名古屋) 東部 (豊橋)
岐阜 美濃地方 (岐阜) 飛騨地方 (高山)
三重 北中部 (津) 南部 (尾鷲)
新潟 下越 (新潟) 中越 (長岡) 上越 (高田) 佐渡 (相川)
富山 東部 (富山) 西部 (伏木)
石川 加賀 (金沢) 能登 (輪島)
福井 嶺北 (福井) 嶺南 (敦賀)

<近 畿>
滋賀 南部 (大津) 北部 (彦根)
京都 京都北部 (舞鶴) 京都南部 (京都)
大阪 大阪府 (大阪)
兵庫 兵庫南部 (神戸) 兵庫北部 (豊岡)
奈良 北部 (奈良) 南部 (風屋)
和歌山 北部 (和歌山) 南部 (潮岬)

<中国/四国>
岡山 南部 (岡山) 北部 (津山)
広島 南部 (広島) 北部 (庄原)
島根 隠岐 (西郷) 東部 (松江) 西部 (浜田)
鳥取 東部 (鳥取) 中・西部 (米子)
徳島 北部 (徳島) 南部 (日和佐)
香川 香川県 (高松)
愛媛 中予 (松山) 東予 (新居浜) 南予 (宇和島)
高知 中部 (高知) 東部 (室戸) 西部 (足摺)
山口 西部 (下関) 中部 (山口) 東部 (柳井) 北部 (萩)

<九州/沖縄>
福岡 福岡地方 (福岡) 北九州地方 (八幡) 筑豊地方 (飯塚) 筑後地方 (久留米)
大分 中部 (大分) 北部 (中津) 西部 (日田) 南部 (佐伯)
長崎 壱岐・対馬 (厳原) 五島 (福江) 南部 (長崎) 北部 (佐世保)
佐賀 南部 (佐賀) 北部 (伊万里)
熊本 熊本地方 (熊本) 阿蘇地方 (阿蘇乙姫) 天草・芦北地方 (牛深) 球磨地方 (人吉)
宮崎 南部平野部 (宮崎) 北部平野部 (延岡) 南部山沿い (都城) 北部山沿い (高千穂)
鹿児島 種子島地方・屋久島地方 (西之表) 奄美地方 (名瀬) 薩摩地方 (鹿児島) 大隅地方 (鹿屋)
沖縄 本島中南部 (那覇) 本島北部 (名護) 久米島 (久米島) 大東島地方 (南大東島) 宮古島地方 (宮古島) 石垣島地方 (石垣島) 与那国島地方 (与那国島)

1648とはずがたり:2005/03/10(木) 21:24:52
何とかしろよ新市名スレより
http://society3.2ch.net/test/read.cgi/mayor/1054713103/

934 名無しさん@お腹いっぱい。 New! 05/03/06 23:08:34 ID:JHZfsOpA
>920
俺は氏家の人だけど、市名は「喜連川市」で何ら問題なかったと思う。

162 名前: 名もなき下野人 投稿日: 2005/02/27(日) 10:56:49
>134
地名の由来を尊重するなら『喜連川市』で何ら問題なかったということ。
つまり、駅名は『氏家駅』、市名は『喜連川市』。
まぁ、博多駅と福岡市みたいなものだ。

結論は簡単だった、それこそ幼稚園の年少組でもわかる正解が↑コレだった。


935 名無しさん@お腹いっぱい。 New! 05/03/06 23:13:46 ID:JHZfsOpA
>934
つまり、両町とも地名の根拠は河川なんだから「喜連川市」がよかったということ。

喜連川の由来は、荒川を狐川と言っていたから。
氏家の由来は、五行川と鬼怒川の流域を内江(ウヂィ)と言っていたから。

(足利)喜連川氏も(宇都宮)氏家氏も地名由来の苗字。

1649とはずがたり:2005/03/11(金) 04:51:41
<東北・北海道>青森市
>>1506(此迄の経緯)
住民に議会のリコール運動させればいいんちゃうけ?
4/1の合併まで日がないから無理なんか。

浪岡町長、議会の自主解散要請
http://mytown.asahi.com/aomori/news02.asp?kiji=7762

 浪岡町の古村一雄町長は9日開会した3月定例町議会で、青森市との合併をめぐり現職町議が逮捕された買収事件などを踏まえ、議会が自主的に解散するよう求めた。さらに合併に反対する町民の民意を明確に示すための住民投票条例制定案を、会期中に追加提案する方針を改めて示した。

 古村町長は、昨年末の前町長リコール投票を巡って合併推進派の2町議が逮捕された買収事件について、「町民は計り知れない衝撃を受けた。自治意識の高さを自負していたが、一瞬にして水泡に帰した」と述べた。その上で「議員職にしがみつく議会とは最後の対決も辞さない覚悟で臨む。議会が町民に再出発の意思を明確にする責任がある」として、議会に自主解散するよう訴えた。

 古村町長が自ら議会を解散する権限はないが、町長不信任案が可決されるか、信任案が否決された場合に町長は議会を解散することができる。

 また、浪岡町議会が自主的に解散するには、20人の定数のうち、少なくとも15人が出席した上で、12人の賛成が必要になる。議会内には解散の発議をする動きもあるが、逮捕された2町議を除くと合併推進派?人に対して反対派は7人で、成立は難しい状況だ。

 一方、古村町長は住民投票条例制定案について「私と町民の命ともいえるもの。事件の展開と議会での議論の推移を見据えた上で、提案したい」と述べたものの、提出時期については明言しなかった。県警は今回の買収事件について、合併推進派による組織的犯行との見方を強めていることから、古村町長は事件の広がりを見極めた上で、条例制定案を提出する時期を検討しているとの見方も出ている。

 また、近隣市町村と共同して清掃や水道事業などを行う一部事務組合からの脱退手続きのための議案は提出しなかった。青森市との合併に向けて必要な手続きだが、古村町長は「議決しなくても、住民サービスに影響はない」とした。

 こうした古村町長の姿勢に対し、推進派町議10人は議会後、対応を協議し、合併に向けて団結していくことを改めて確認した。

 会期は16日までで、一般質問は14、15日の2日間。
(3/10)

1650とはずがたり:2005/03/11(金) 17:33:40
<近畿>奈良県

おっけ。破綻相次いだ奈良に於いて一陣の光明だ。御杖や曽爾も入れてくれとお頼みよ。

市町村合併:「宇陀市」来年1月誕生へ 大宇陀町など4町村、協定調印式 /奈良
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050311-00000274-mailo-l29

 ◇大宇陀、菟田野、榛原、室生4町村
 大宇陀、菟田野、榛原、室生4町村の合併協定書調印式が10日、約200人が出席して大宇陀町文化会館であった。
 ◇名付け親大賞の笹尾さんら表彰
 芳岡一夫・大宇陀町長、梅〓弘・菟田野町長、前田禎郎・榛原町長、奥本〓・室生村長が、知事代理として出席した西尾哲夫・副知事と4町村議会議長の立ち会いで合併協定書に署名、押印。新市名(宇陀市)の名付け親大賞に選ばれた大宇陀町の笹尾節子さん(72)らが表彰された。
 式では、4町村長が次のように抱負を述べた。
 「農山地を基盤に産業を振興し、若者が定着して住める新市づくりを目指す」(芳岡・大宇陀町長)
 「地方分権、行政改革など厳しい中で住民のニーズに応えていくために合併を選んだ。元気なまちづくりに励む」(梅〓・菟田野町長)
 「宇陀の地域が誇る伝統的歴史・文化遺産と、人々を大切にし、豊かで夢のあるまちにしたい」(前田・榛原町長)
 「地域の特性を大切にし、連携と協調で合併して良かったと評価される立派な市に育てる」(奥本・室生村長)
 4町村は3月議会に、来年1月1日合併を目指しての関連議案を提案。実現すれば、県内では葛城市(昨年10月)、奈良市(今年4月)、五條市(同9月)に続いて4番目の「平成の大合併」参加自治体となる。[稲田敏雄]

3月11日朝刊
(毎日新聞) - 3月11日17時10分更新

市町村合併:「賛成」が「反対」上回る−−大宇陀町、住民投票  /奈良
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050228-00000158-mailo-l29

 ◇投票率66.28%−−推進へ、追い風に
 菟田野、榛原、室生3町村との合併の是非を問う大宇陀町の住民投票が27日、投開票され、「賛成」が「反対」を上回った。同町の投票条例では、町長に投票結果の尊重を求めている。4町村による合併協議会は3月上旬の合併協定書調印を目前にしている。「賛成」という住民の意思表示は、合併推進に追い風となりそうだ。当日の投票資格者は7189人。投票率は66・28%だった。
 同町など4町村は昨年1月の宇陀郡6町村合併協解散後、同9月に新たな枠組みで合併協を設立。合併期日を来年1月1日、新市名を「宇陀市」とするなどで合意していた。ところが同町議会は今月8日、住民団体から直接請求されていた住民投票条例を可決した。
 告示後、合併賛成、反対の両派が有権者への呼びかけを行ってきた。賛成派の「宇陀市を実現する会」の西岡清会長は「合併賛成が正しかったことが示された。他の3町村と団結して、住み良い郷土に育てたい」と喜びを語った。反対派では「大宇陀町の未来を考える会」(藤本勝也会長)と、住民投票条例に賛成した町議8人が協力した「大宇陀町を守る会」(巽安雄会長)が活動した。藤本会長は「主張が受け入れられず残念だ。あせらず論議を重ね、住民の総意を尊重して協議すべきだ」と話した。
 芳岡一夫町長は「投票結果を受け、町議会とも十分に協議しながら今後の対応を考えていく」と話した。【稲田敏雄】
………………………………………………………………………………………………………
 ◇開票結果=選管最終発表
合併賛成 2527
  反対 2180
 (無効 58)

2月28日朝刊
(毎日新聞) - 2月28日17時10分更新

1651とはずがたり:2005/03/11(金) 17:38:43
<北陸>富山県
萌え〜♪後は牧野地区の射水市編入だな。射水高岡市でもいいけど(笑)
これで入善に市役所置いて黒部市ができてりゃ完璧だったのにねぇ。

市町村合併:新湊など5市町村、知事に合併を申請 /富山
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050311-00000252-mailo-l16

 射水市への合併を予定している富山県新湊市、小杉町、大島町、大門町、下村の5市町村が10日、石井隆一知事に合併を申請した。
 県議会の議決などを経て、11月1日に発足する見込み。[渕脇直樹]
3月11日朝刊
(毎日新聞) - 3月11日16時35分更新

1652とはずがたり:2005/03/11(金) 17:41:50
<中国・四国>
美祢で行きましょうや。山陽小野田市は出来れば厚狭市・市役所旧小野田市役所が良かったと思うのだがねぇ。
広域行政の必要性が叫ばれている今,郡名の復権を!

市町村合併:新市名「美祢市」推す意見が56.4%−−住民意識調査結果
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050311-00000164-mailo-l35

 新市の名称を巡り混乱する美祢、美東、秋芳1市2町の合併協事務局は、新市名に関する住民意識調査結果を発表した。「美祢市」を推す意見が全体の56・4%(341人)を占めた。
 調査は2月24日〜3月3日に実施。1市2町の15歳以上の住民各300人計900人を無作為抽出し、はがきで回答を求めた。回答数627人(69・7%)のうち、有効回答604人だった。
 法定協で決まった「秋吉台市」については、反対が67・4%(407人)と過半数を超えた。ふさわしい名称は「美祢市」56・4%(341人)▽「秋吉台市」32・6%(197人)▽「美秋市」6%(36人)――などとなった。この結果を基に13日の次回法定協で再度、名称について検討する。

3月11日朝刊
(毎日新聞) - 3月11日17時25分更新

1653とはずがたり:2005/03/11(金) 18:08:35
<北陸>石川県

結局穴水が排除されちゃった形だね(´・ω・`)

市町村合併:在任特例適用や議員定数決める−−輪島・門前合併協
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050311-00000257-mailo-l17

 石川県輪島市・門前町の第4回法定合併協議会が10日、同町民会館で開かれ、継続協議になっていた議会の議員定数について審議した。初回の選挙に限り、両市町で選挙区を設け、総定数24にし、以後行う選挙で定数をさらに減らす方針を決めた。
 両市町議員の現在の定数は、輪島20、門前14で、合併後は在任特例を適用する。在任特例期間の満了は07年3月末。期間満了に伴う合併後初めての選挙は、それぞれ選挙区を設けて、輪島選挙区17、門前選挙区7の総定数24で行う。次の選挙では定数を減らす方針。
 法定合併協議会の審議は今回でほぼ終わった。今月中に両市町議会が合併の議決を行い、谷本正憲知事への申請を経て、来年2月1日の合併を目指す。[山中尚登]
3月11日朝刊
(毎日新聞) - 3月11日16時40分更新

1654とはずがたり:2005/03/11(金) 18:17:15
<中国・四国>香川県高松地方

高松市 2006.1.10編入
高松市, 木田郡 牟礼町,庵治町,香川郡 香川町,香南町,綾歌郡 国分寺町
高松市,塩江町,香南町,直島町,綾上町,国分寺町の6市町で研究会設置:2002/7/10
香川郡直島町,木田郡三木町は単独町制継続へ
※法定協議会設置「高松市・塩江町合併協議会」設置2003/6/1→2005.9.26先行合併
※法定協議会「高松市・香川町合併協議会」設置:2003/9/1「住民発議」
※法定協議会「高松市・国分寺町合併協議会」設置:2003/12/24「住民発議」
※法定協議会「高松市・牟礼町合併協議会」設置:2004/2/1
※法定協議会「高松市・香南町合併協議会」設置:2004/2/2「住民発議」
※法定協議会「高松市・庵治町合併協議会」設置:2004/6/1
人口40万超

※高松市との法定協議会設置の是非を問う住民投票の結果
香川町:「賛成(6,136票)」「反対(6,134票)」(2003/4/13)
※法定協議会設置を求める住民発議
「香川町で香南町と」:2町が可決,法定協議会設置→協議は一度も開かれず
「塩江町で香川町,香南町と」:香川町が議会付議せず不成立
※高松市との合併の是非を問う住民投票の結果(2005/2/27)
香川町:「賛成(53.8%)」「反対(46.2%)」

市町村合併:香川町議会、高松市との合併議案を可決−−香南町議会も /香川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050311-00000303-mailo-l37

 香川町議会は10日、高松市との合併に関する5議案を賛成多数で可決した。同町は合併を巡り、二度の住民投票、町長選など、住民を二分した論争に終止符を打った。
 本会議での合併に関する記名投票は、賛成11票、反対6票。関連5議案のすべてで賛成・反対討論が行われた。先月27日の住民投票について「投票率は67・39%と低く、33%は民意を表明していないので、判断できない」などの反対派町議の主張に対し、他の町議は賛成討論で「民主主義を否定する議員がいることが恥ずかしい」と批判。岡弘司町長も反対派町議に反論する場面もあった。
 また、香南町議会も同日、本会議を開き、高松市との合併関連5議案を全会一致で可決した。
[内田達也、清水直樹]3月11日朝刊(毎日新聞) - 3月11日17時32分更新

1655とはずがたり:2005/03/11(金) 18:29:32
<東北・北海道>秋田県

新町名は「三種町」に決定/山本郡南部3町合併協
http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20050310m

 琴丘、山本、八竜の3町で構成する山本郡南部3町合併協議会(会長・佐藤亮一八竜町長)の第5回会合は10日、山本町ふさるさと文化館で開き、委員の投票により新町名称を「三種町(みたねちょう)」と決めた。また、大字名には現町名を使用しないことで合意した。

 名称の最終選考は当初、委員による協議によって決定することとし、投票は決着が付かない場合に行うことを決めていた。しかし、委員から出された「(協議でもめるより)投票で決めた方がすっきりする」との提案に全委員が同意した。

 前回会合の1次選考で、約500通りの公募作から絞った「三種町」「湖北町」「南部三町」の3点を対象に委員19人による単記無記名投票を実施。「三種町」10票、「湖北町」9票、「南部三町」0票と、1票差で3町を流れる三種川にちなんだ「三種町」に決定した。

(2005/03/10 21:42)

1656とはずがたり:2005/03/11(金) 22:11:30
<長野県>佐久地方

佐久市2005.4.1
佐久市, 南佐久郡 臼田町,北佐久郡 望月町,浅科村
★佐久市・臼田町・浅科村・望月町合併協議会(法定)
※望月町,浅科村は北佐久郡立科町,北御牧村(現・東御市)と4町村で準備会設置:2002/1/22→研究会設置:2002/2/9→浅科村が離脱(4/12)
※佐久市,北佐久郡御代田町の2市町で勉強会設置:2002/2/28
※佐久市,臼田町の2市町で勉強会設置:2002/3/19
※佐久市,浅科村の2市村で勉強会設置:2002/5/8
※佐久市,臼田町,浅科村の3市町村で準備会設置:2002/7/3
※望月町は立科町と2町で研究会設置:2002/8/20
※佐久市,臼田町,浅科村,御代田町の4市町村で任意協議会設置:2002/8/26
※御代田町が合併協議から離脱(2003/9/26)
※佐久市,望月町の2市町で勉強会設置:2003/10/6
※立科町の合併の是非を問う住民意向調査の結果「合併すべき(30.3%)」「自立すべき(67.5%)」(2003/10月)
※御代田町,立科町は単独町制継続へ
※望月町が任意協議会に加入(12/6)
※臼田町で南佐久郡佐久町,八千穂村と3町村での法定協議会設置を求める住民発議,3町村が否決し不成立(11〜12月)
※法定協議会設置:2003/12/22

1657magenta:2005/03/12(土) 00:11:41
<近畿>京都府

合併関連の5議案を可決 三和町議会
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050311-00000052-kyt-l26

 三和町議会は11日の定例会本会議で、京都府福知山市と夜久野、大江両町との合併関連の5議案を原案通り可決した。1市3町では初めての議会による承認。
 3町を廃して福知山市に編入する配置分合案や、それに伴って町の財産を市に帰属させる財産処分案、新市議会の定数を定数特例を適用し32とするなどの議案。田中敬夫町長が提案し、賛成、反対討論に続いてそれぞれ賛成多数で可決した。
 本会議後、田中町長は「町がなくなるのは寂しいが、選択は間違ってないと考える」と話した。
 福知山市が同様の議案を14日に市議会に提案するほか、夜久野、大江両町も今月下旬までに提案する。
 1市3町はすでに、合併期日を来年1月1日などとする協定書に調印しており、今月末までの府知事への合併申請を目指す。
(京都新聞) - 3月11日21時14分更新

1658とはずがたり:2005/03/12(土) 22:06:00
<近畿>京都府

野田川の反対で崩壊した宮津・与謝合併協だが原因は野田川の主張する行政改革が実行されない危惧からのようだ。>>229 >>752-753 >>1187
地勢的には真ん中の野田川が本庁舎も議会棟も野田川には不要としたのは見識か。

本庁舎は現岩滝町役場で合意 加悦、野田川、岩滝の3町合併協
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050312-00000044-kyt-l26

 京都府の加悦、野田川、岩滝の3町合併協議会は12日、野田川町内で全体会を開いた。協議が難航していた新町の庁舎位置について、新町建設計画策定小委員会で確認した通り、現岩滝町役場に本庁舎を置くことで合意した。
 前回の全体会では、同小委員会での確認事項が報告されたが、一部委員から「建物が新しい加悦町役場に本庁舎を置くべきでは」などの意見が出て、継続審議となっていた。
 この日は、合併協事務局が▽現岩滝町役場を本庁とする▽ほか2町の庁舎を支所とし、本庁機能の一部を置く▽現加悦町役場に議場を置く▽3庁舎に総合窓口を置く−という3町長案をあらためて提案。各委員から異論は出ず、原案通りに確認された。
(京都新聞) - 3月12日21時14分更新

1659とはずがたり:2005/03/12(土) 22:16:29
<長野県>

折角民意が合併と出ているし,合併後の町役場は牟礼村役場に決まってるのに議会の我が侭っぷりはなんだ!?自分らの利権or議席を確保したいだけか?こんな議会はリコール,リコール!!
まぁ合併しても1.3万の弱小自治体であるし,今回の合併を流して,もっと広い枠組みで合併に追い込まれるのを待つのも一案か。

市町村合併:牟礼村議会、住民投票条例案を否決−−三水村合併、議長採決で
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050312-00000028-mailo-l20

 ◇引き続き模索を示唆
 牟礼村議会は11日、8日の議会で合併関連議案が否決されたことを受け、遠山秀吉村長から提案された「牟礼村と三水村の合併に関する住民投票条例案」を否決した。遠山村長は「こういう結果になり残念。住民の意見を再度聞く機会がなくなり困った。ただ合併特例法期限までの県への合併申請は非常に厳しい状況になったと思う」と話したが、引き続き三水村との合併を模索していく考えも示した。
 この日の議会では、遠山村長と高野義文助役が「(昨年7月の)住民投票結果との、ねじれた矛盾を抱えたままの結果で良いとは思わない。民意をもう一度問う必要がある」と、住民投票条例案の提案理由を説明。住民投票賛成派の村議は「村議会と理事者側が話し合いながら(合併協定に)調印した。住民投票をすることで村民も納得するのではないか」と意見を述べた。反対派は「今回の提案は、8日にあった議会での表決権の否定。一度決定した議決を覆すような態度は大変な問題」と村長の姿勢を批判した。最終的には起立採決の結果、賛成7、反対7の同数になり、議長採決で否決した。
 今後の合併の扱いについて遠山村長は「村長選や村議補選もあるので、そのへんの様子もみなければならないと思う。三水村は合併をしようと言ってくれているので、最後まであきらめたくない」と話した。ただ両選挙後の合併関連議案の提案については「まだ分からない。状況を見て考えたい」と述べるにとどめた。
 一方、ともに合併協議を進めてきた小柳伸一・三水村長は「結果はある程度予想していたが残念。合併特例法の期限まで、まだ時間があるので、引き続き見守りたい」と話した。ただ、牟礼村の合併の判断が4月以降にずれ込む場合については「これまで合併特例債の利用を前提にして住民に説明をしてきた。前提が崩れるならば、また住民に信を問う必要がある」と述べ、牟礼村との合併がいったん白紙になる可能性を示唆した。
 牟礼村議会で、三水村の水道事業が問題になっていることについて「法定協で説明し、承認されたものと考えている。水道事業で牟礼村に大きな負担を負わせることはない」と話した。[森有正]

3月12日朝刊
(毎日新聞) - 3月12日16時40分更新

飯綱町
2005.10.1上水内郡 牟礼村,三水村
★牟礼村・三水村合併協議会(法定)
※研究会設置:2002/1/24
※準備会設置:2002/11/1
※任意協議会設置:2002/12/24
※合併の是非を問う住民アンケートの結果(2003/12月)
※牟礼村:「賛成(35.8%)」「反対(44.3%)」「わからない(19%)」
※三水村:「賛成(68.4%)」「反対(14.4%)」「わからない(16.1%)」
※牟礼村の合併に関する住民投票の結果「三水村(48.9%)」「長野市(18.3%)」「合併しない(32.8%)」(2004/7/25)
※法定協議会設置:2004/8/11

※新町名:飯綱町(いいづなまち)
※新町役場:現・牟礼村役場
※合併協定調印式:2005/2/9
※合併関連議案を三水村が可決,牟礼村が否決:2005/3/8
※牟礼村は合併の是非を問う住民投票の実施を検討へ→条例案を町議会が否決(3/11)
※上水内郡信濃町は単独町制継続へ
※牟礼村議会は合併に慎重

1660とはずがたり:2005/03/13(日) 12:50:07
<中国・四国>愛媛県

旧北条市の手厚い住民福利が削られていく?
「学校体育施設などの夜間開放は午後10時まで」は松山が見習っても良かったのではないか?

松山市議会:市教委「修学旅行は1泊2日で」−−北条選挙区議員の質問に答弁
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050312-00000255-mailo-l38

 松山市議会は11日、一般質問があり、旧自治体の教育を巡る対応の違いなどについて質疑があった。
 旧北条市、旧中島町の編入合併後に行われた市議増員選北条選挙区で当選した猪野由紀久議員(自民)が「旧北条市で小学校の修学旅行が2泊3日だったが、松山と同じ1泊2日になるのは残念。行き先も限られ、日程が苦しくなる」「北条では従来、学校体育施設などの夜間開放は午後10時まで。合併で午後9時半までに統一されるのは不便」などと市教委の考えをただした。
 これに対し、市教委の久保浩三事務局長は「修学旅行は集団活動を通じ、決まりなどを学ぶ場。交通事情も良くなり1泊2日で十分」「施設利用は市民サービスの公平性や一体性を考え、旧松山市の制度に一体化した」などと答弁した。[古谷秀綱]3月12日朝刊
(毎日新聞) - 3月12日17時25分更新

1661とはずがたり:2005/03/14(月) 13:55:28
<近畿>京都府宮津与謝地域
ありゃりゃ。。
新宮津市になっても与謝野町よりちさいぐらいだもんなぁ。
与謝郡与謝野町・与謝郡伊根町・宮津市で天橋立市(新庁舎旧岩滝町役場)を目指そう!

住民投票は「合併反対」 伊根町長が辞職へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050314-00000005-kyt-l26

 宮津市との合併の是非を問う京都府伊根町の住民投票は13日投開票され、「合併反対」が「合併賛成」をわずかに上回り、過半数を占めた。住民投票には法的拘束力はないが、合併協議を推し進めてきた向井義昶町長は「住民投票の結果は尊重する」としている。これで宮津市との合併協議がストップし、現行合併特例法が失効する今月末までの府知事への合併申請は事実上困難となった。向井町長は来月にも辞職する方針を表明した。
 「平成の大合併」では府内で初めての合併住民投票は二者択一で行われ、「合併反対」は1050票、「合併賛成」が941票、無効票は18票。「合併反対」の得票率は52・74%だった。当日の投票資格者は、永住外国人を含む20歳以上の町民2504人。
 合併反対派の「愛する伊根町を守る会」の宇治善高代表は「性急な合併協議をいったんストップして、一度、町民に考える機会を、との主張が支持された。住民と行政が協力して町の将来を考えていきたい」と話した。
 一方、向井町長は「住民投票で不信任を受けたからには、辞職する方向で進退を考える」と沈痛な面持ち。時期については「来年度当初予算の成立を見届けてから」との意向を示した。
 伊根町は今年1月に宮津市と法定合併協議会を設置。ほとんどの協議項目を確認している。
(京都新聞) - 3月14日12時35分更新

<近畿>京都府口丹波地域

南丹の新市長は野中かな?
しかし南丹ってまた無機質な地名ですねぇ。。亀岡と合併して桑田市を目指そう!

「南丹市」発足へ調印式 丹波4町の合併協定
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050314-00000003-kyt-l26

 京都府園部、八木、日吉、美山4町の合併協定調印式が13日、園部町の園部国際交流会館で開かれ、4町長が協定書に調印した。平成の大合併では府内5例目。合併期日は2006年1月1日とし、対等合併で「南丹市」発足を目指す。
 式には同協議会長の野中一二三・園部町長、岸上吉治・八木町長、仲村脩・日吉町長、中島三夫・美山町長と、来賓の山田啓二府知事らが出席。野中会長が「農村にいま一度、人が住める環境をつくることが新市最大の課題だ」とあいさつし、4町長と立会人の同協議会の委員らが署名した。
 法定合併協は04年4月発足。今年2月には、合併をめぐる議会対応を不服とする住民らの本請求で美山町議会解散の賛否を問う住民投票も行われたが、賛成票は過半数に達しなかった。
 合併後は新市本庁を現在の園部町役場に置き、各町に支所を設置する予定。人口約3万7000人、面積は約600平方キロメートル。各町議会は3月中にも合併関連議案を議決し、府知事へ合併申請する。
 府内での合併調印は、京丹後市▽京北町を編入合併する京都市▽丹波、瑞穂、和知3町の京丹波町▽福知山市と三和、夜久野、大江3町の福知山市−に次ぎ5例目。
(京都新聞) - 3月14日11時34分更新

1662とはずがたり:2005/03/14(月) 17:18:27
<東北・北海道>秋田県能代山本地域

これで能代・山本地域は能代市(能代市・二ツ井町)山本郡三種町(琴丘町,山本町,八竜町),○○町(八森町,峰浜村),藤里町の4つに別れる事になりますか。
併し二ツ井と能代の合併は住民投票や名称を巡る議会の不満を控えてて不透明だが。。余り期待は持てないのかな?
杉能(さんのう)市の由来は?

能代・二ツ井法定協 新市名は「能代」
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2005/03/20050314t41011.htm

 能代市と秋田県二ツ井町の法定合併協議会は12日、協議会委員による投票の結果、新市名を「能代市」とすることを決定した。

 協議会会長の豊沢有兄能代市長は「能代山本地域の中核としての存在感や、スポーツでの知名度などから能代市としたい」と提案。委員17人による無記名投票を行い、能代市に賛成が16票、反対が1票だった。
 新市名について二ツ井町議会内には「米代市」を推す声もあった。丸岡一直町長は「対等合併となり、能代市には譲ってもらっている。(合併申請まで)時間がない中で成立させなければならず、町民も必ずしも拒まないだろう」と述べた。
 2市町は、能代市と山本郡6町村の法定協が1月末に解散後、2月23日に法定協を設立。合併期日を2006年3月21日とすることなどを決めている。

2005年03月12日土曜日
二ツ井町議会、多数が「米代市」主張 合併協、市名先送り
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/akita/news/20050309ddlk05010196000c.html

 ◇丸岡町長と合意図れず

 能代市と法定合併協議会を構成する二ツ井町で、新市名称をめぐり、丸岡一直町長が「能代」、議会の多数が「米代」を主張し、調整が取れないまま、8日の合併協は名称についての協議を事実上見送った。合併特例法の申請期限は今月末に迫るが、能代市は「能代」を提案する姿勢を崩していない。名称問題の再燃で、協議の行方は予断を許さない状況になった。

 これまでの協議で、名称について(1)両市町の提案で協議(2)会長と委員提案で協議(3)公募−−のいずれかで決めると確認している。二ツ井町は7日の町議会全員協議会で、選考方法について(1)と申し合わせた上で、候補について意見交換。米代市が9人とトップで、次いで能代市7人▽能代二ツ井市と杉能(さんのう)市各1人−−となった。

 これに対し、丸岡町長は全員協議会の席上、「名称より合併を優先させたい」との考えから、「能代」を主張。議員から「議会の意見をどう考えているのか」と反発を受けた。議論は平行線のまま、丸岡町長は「改めて協議する」とした。

 両市町とも協議終了後、住民意向調査などで民意を確認する方針を示しており、名称を含めた実質的協議を15日までに終了する考え。調整に向けて残された期間は1週間と、厳しいタイムスケジュールとなっている。

 能代市の豊澤有兄市長は、昨年11月の市民意向調査や議会の意向を踏まえ、「「協議では『能代』でお願いしていきたい」との考えを示している。[田村彦志]
毎日新聞 2005年3月9日

1663とはずがたり:2005/03/14(月) 17:22:13
<東北・北海道>秋田県

さてどうなりますやら。
いずれにせよ,田沢湖主導は不可避か。

合併訴え前職破る/角館町長選、石黒氏が初当選
http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20050313n

角館町長選開票結果

当 4,843 石黒 直次 64 無新
次 4,134 太田 芳文 57 無前
▽有権者数11,872(男5,441、女6,431)
▽投票者数9,132▽有効8,977▽無効152▽不受理0▽持ち帰り3
▽投票率76・92%(男76・71%、女77・10%)

 町長が任期途中に辞職したことに伴う角館町の出直し町長選挙は13日、町内16カ所で投票が行われ、午後8時から町役場西側庁舎で即日開票された。その結果、新人の石黒直次氏(64)=表町下丁1、無所属=が4843票を獲得、前職の太田芳文氏(57)=田町上丁18、同=を709票差で下し、初当選を果たした。

 石黒氏は田沢湖町、西木村との速やかな合併協議再開を公約に掲げ、「3町村による今月末までの合併申請実現に向け最大限努力したい。周辺町村と夢のあるまちづくりを目指す」などと訴えた。

 投票率は76・92%。13年5月の前回(85・40%)を8・48ポイント下回った。

 石黒氏は当選確定後の13日夜、新町長に就任。合併特例法の適用期限となる今月末までの合併申請に向け、早くも正念場を迎える。

 一方、町議会議員補欠選挙(欠員1)では、合併推進を訴えた新人の辻均氏(57)=八割字八割92、無所属=が当選した。

(2005/03/13 22:31)

1664とはずがたり:2005/03/15(火) 11:50:04
<九州・沖縄>鹿児島県

がっくし。・゚・(つД`)・゚・。

「姶良西部」破たんへ 合併問う住民投票 姶良町不成立、町議会反対
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050315-00000010-nnp-l46

 姶良西部合併協議会(加治木、姶良、蒲生町)の枠組みの賛否を問う姶良、蒲生町の住民投票が十三日に行われ、蒲生町では賛成が過半数を占めたが、姶良町は開票条件としていた投票率60%に達せず、開票されなかった。「平成の大合併」で住民投票が不成立になったのは県内で初めて。

 この結果を受け、姶良町議会は十四日、合併問題調査特別委員会を開き、採決で現行の合併特例法の期限内での合併に反対することを決めた。「不成立は町民の合併反対の意思の表れ」としている。同協議会長の福元久夫町長は十五日に開く協議会で離脱の意思を表明する意向。

 三町は二〇〇三年四月に協議会を設置。合併期日を来年三月二十日、新市名を「錦江市」とすることなど、四十五協定項目に合意し、両町の住民投票で賛成が多数を占めれば、十八日に合併協定調印式を行う予定だった。

 住民投票は賛成、反対のどちらかに「〇」を付ける方式で、姶良町は二十歳以上、蒲生町は十八歳以上を対象に実施。蒲生町は賛成が三千三百五十三人、反対は九百三十五票だった。

 投票率は姶良町52・04%、蒲生町67・64%。当日有資格者数は姶良町三万五千二百五十一人、蒲生町六千三百九十六人。
(西日本新聞) - 3月15日2時21分更新

1665とはずがたり:2005/03/15(火) 13:00:05
<東北・北海道>秋田県横手平鹿地域

県南の中核10万人都市誕生へ。合併推進派の突き上げが激しいが,町内の権力闘争でもあるのかね?議会内の合併慎重派が臍まげなきゃ良いけど。。

郡市一体の新「横手市」誕生へ/横手平鹿、8市町村が再調印
http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20050315a

 横手平鹿8市町村による合併協定調印式が14日、横手市の広域交流センターで行われ、各首長が57項目からなる協定書に署名・押印した。8市町村議会では17、18の両日、合併議案を審議。25日に県に合併申請する予定。10月1日には郡市一体の新「横手市」が誕生する。

 8市町村での調印式は、昨年11月に続き2度目となる。この際には後日、増田、雄物川両町議会で合併議案が否決されたため協定が無効となっていた。

 調印式には、復帰した増田町を含む合併協委員や各議会議員ら約300人が出席。入院中の石山米男増田町長も駆け付け、各首長と特別立会人の寺田典城知事が協定書に署名した。新市の人口は10万9000人(12年国勢調査)で秋田市に次ぐ第2の規模。面積は約694平方キロ。

(2005/03/15 08:30)

増田町長が辞職願提出/合併調印区切りに
http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20050315i

 合併の枠組みなどをめぐり迷走した増田町の石山米男町長(64)は15日朝、同町議会の大石康悦議長に「一身上の都合により4月1日付で町長職を退職したい」とする辞職願を提出、受理された。石山町長が入院先の病院で、大石議長に手渡した。町議会も辞職に同意する意向。

 14日に横手平鹿8市町村による合併協定調印を終えた石山町長は、辞職願提出後、「以前から調印を(責任を取る)区切りと考えていた。こうした形で辞めるのは非常に残念だが、合併をめぐる対応や、引き際がまずく、町民はじめ多くの方々にご迷惑をお掛けしたことを申し訳なく思っている。よりよい合併新市となるよう心から望んでいる」と話した。

 大石議長は15日午前の町議会全員協議会で、辞職願を受理したことを報告。議員から異論はなく、17日の定例議会最終日に同意することを確認した。

 一方、石山町長の解職(リコール)を求め町選管に署名簿を提出している住民団体は、「署名してくれた多くの町民の声に応えたい。町長は辞職願を提出しただけで、まだ辞めてはいない」として、15日中にも石山町長のリコールを本請求する考え。

(2005/03/15 12:03)

議会の自主解散も要求/増田の住民団体、15日に町長リコール本請求
http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20050315c

 増田町選挙管理委員会は14日、住民団体「町政とリコールを考える会」(田中齋代表)が提出していた石山米男町長のリコール(解職請求)署名簿の縦覧を終了。最終的に有効署名数は2577と確定した。本請求に必要な有権者数の3分の1(2410)を上回っており、同会は15日、署名簿の返付を受けてリコールを本請求する予定。

 また同会はこの日、合併協を離脱して混乱を招いた責任は同じだとして、町議会に自主解散を求める勧告書を提出した。

 勧告書では「町議会は関係市町村に『おわび行脚』をしたが、町民には納得できる説明と謝罪がない。議員は保身に執着して町民を無視し続けている。議会を一新すべきだ」と主張している。勧告書に法的拘束力はないが、同会は「勧告に応じない場合は、解散請求の手続きを行う」としている。

(2005/03/15 08:48)

1666とはずがたり:2005/03/15(火) 13:02:15
<東北・北海道>秋田県北仙北地域
>>1663
そりゃあねぇ。。

田沢湖町長が合併に慎重な姿勢/新角館町長と会談、西木村長は前向き
http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20050314f

 13日の出直し町長選で初当選した角館町の石黒直次町長は14日、佐藤清雄田沢湖町長、田代千代志西木村長と相次いで会談、休止中の田沢湖・角館・西木合併協議会の早期再開と、3月末までの合併申請実現に理解を求めた。佐藤町長が「議会や住民との合意形成が必要」として慎重な姿勢を示したのに対し、田代村長は要求に応じる考えを表明。同日午後に開かれた村議会合併特別委員会でも、3町村での合併協議再開に賛同した。

 石黒町長は同日午前、西木村役場で田代村長と会談。先月上旬、合併協の廃止を3町村間で合意したことについて、「(佐藤町長、田代村長が)集まっていただける日を選び、3人で協議再開の手続きを取りたい。できるだけ早い時期にお願いしたい」と要請。

 これに対し、田代村長は「3町村合併協が休止以前に確認した協議事項は有効。3首長が合意し直せば、協議は再開できる」と述べ、前向きな姿勢を示した。

 午後からは田沢湖町役場で3町村合併協会長の佐藤町長と非公開で会談。出席者によると、石黒町長は今月19日に迫った田沢湖・西木合併協の合併調印式について触れ「調印式前に、3町村での協議再開の是非について話し合ってもらえないか」と申し入れたという。

 これについて佐藤町長は会談後、「町長1人の判断で右に行ったり左に行ったりできるわけではない。議会や住民の意思を確認し、西木村とも協議しなければならない」と一定の理解を示しながらも、調印式を延期する考えがないかとの質問には「きょう当選のあいさつを受けた。これから協議する」と答えるにとどまった。

(2005/03/14 20:18)

1667とはずがたり:2005/03/15(火) 22:22:00
<東北・北海道>山形県

ほれ,出ていった三川も増田(>>1665等)もつらい思いしてるぞぉ。
鶴岡から出ていった三川も,酒田に外された遊佐も入れてあげようよ。
また周辺を排除した山形もも一遍考え直してみようよ。

心想山形:三川町合併の行方 出直し、白紙から協議
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050315-00000098-mailo-l06

 出直し選挙で合併賛成議員が多数派(定数12のうち9)になった三川町議会。余勢を駆う議員は早期合併の実現を求め、阿部誠町長も「今月中に南庄内の首長に合併協議会設立を申し入れたい」と話す。一方で同町長は「相手があること。議会の賛成即合併とは簡単に進まない」と、従来からの慎重姿勢を崩さない。議会での論戦などからみた合併の行方は……。[粕谷昭二]
 11日の同町議会一般質問。合併推進を訴えて初当選した黒田哲夫議員は「態度をはっきりさせない町長に対し、町民に不信の声がある。本気で合併するのか」と迫り、阿部町長は「合併するために提案した議案が否決され、鶴岡など6市町村に迷惑をかけた。信頼を回復することから合併を出直したい。その上で新鶴岡市に『1市1町』の協議会設立をお願いする」と応じた。
 合併推進議員は当初、今定例会で旧議会が昨年10月に否決した合併議案を阿部町長に再提案を求め、応じなければ町長不信任案の提出も視野に入れていたが、どちらも見送った。代わりに最終日の17日に「三川町の庄内南部地区市町村合併の促進決議」を議員発議する。議会だけでなく町と一体となって取り組む旨を明文化し、阿部町長に確約させる狙いだ。
 賛成派は「南庄内の首長と会う」とする阿部町長の踏み込んだ発言を評価する。しかし、合併時期になると派内でも「今すぐにも」「南庄内と同じ10月1日に」「遅くても来年3月には」「町民生活の急変を避けるため、じっくり時間を掛けるべきだ」などと意見が分かれる。
 南庄内6市町村の県への合併申請は既に終わり、事務手続き上10月1日の同時合併は出来ない。また、来年3月を視野に入れたとしても新鶴岡市は合併直後の事務調整、さらには新市発足後初の予算編成作業も絡んでくる。同町は南部地区合併協議会に加わってきた実績があるとはいえ、新鶴岡市との合併協議は白紙からのスタート。多くの協議をまとめるにはそれなりの時間が必要だ。
 町議会は今定例会で「市町村合併調査特別委員会」を発足させて望ましい合併の在り方を探るが、町の泣きどころは阿部町長が言う「離脱原因はこちらにあり、合併の条件を三川側から提示出来る状況にない」ことだ。それだけに同町長は「出直し合併は、失った信頼関係を取り戻すことが最重要。出来ることから一歩一歩進める」との言葉に力を込める。
 2年近く主張がかみ合わなかった町と議会の両輪が、ようやく合併実現で一致した。町は、期間はともかく当分の間、自立町政を歩むことになる。この間、町と合併調査特別委には新鶴岡市との協議会設立に向け、6市町村に働き掛けるために何が必要で、何ができるか、じっくり模索することが望まれる。

3月15日朝刊
(毎日新聞) - 3月15日16時10分更新

1668とはずがたり:2005/03/15(火) 22:24:57
<東北・北海道>青森市

【瑕疵】ね。
浪岡もあんまり住民投票ばっかやってると住民に飽きられやしないか?

市町村合併:「青森と浪岡町の合併、慎重な対応を」−−社民党幹事長
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050315-00000001-mailo-l02

 社民党の又市征治幹事長らが14日、青森市役所と県庁を訪れ、青森市と浪岡町の合併に慎重な対応を求めた。
 佐々木誠造市長は「合併は法的に瑕疵なく決まった。(浪岡の自立は)合併後の手続きでやればしこりなくできる」と、合併後の分町手続きに一定の理解を示した。しかし、「合併は規定方針」の姿勢は変えなかった。
 また、蝦名武副知事は、「なぜ県議会に合併議案を提出したのか」との問いに「県としてはルールに従い対応するだけ」と答え、議論は平行線だった。
[太田圭介]
3月15日朝刊(毎日新聞) - 3月15日16時0分更新

市町村合併:浪岡町長、5度目の住民投票条例案を提出
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050315-00000002-mailo-l02

 浪岡町の古村一雄町長は14日、開会中の町議会に青森市との合併の是非を問う住民投票条例案を提出した。合併を巡る住民投票案が提出されたのは5度目。古村町長は「条例案は自分の唯一と言ってもいい公約。ぜひ実現したい」と話している。
[太田圭介]3月15日朝刊
(毎日新聞) - 3月15日16時0分更新

1669とはずがたり:2005/03/15(火) 22:31:09
<東北・北海道>下北地方
「原子力マネーで刃を欠き柄も折れた」か(笑)
大間町も原発マネー独占を当てにして周辺の二村(風間浦村,佐井村)の面倒見ないといってるし,東通村や六ヶ所村は周囲との合併を拒否。
原発マネーは住民の心を貧しくするねぇ。六ヶ所村のかつての貧しさなんかはネットで記事読んだりするとひどかったらしいから気持ちはよく解るんだけど。

市町村合併:新「むつ市」が誕生−−面積最大、3町村を編入
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050315-00000000-mailo-l02

 川内町、大畑町、脇野沢村を編入合併した新「むつ市」が14日、スタートした。新市の面積863・78平方キロは県内最大。人口は6万7022人(00年国勢調査)で、十和田市に続いて5番目となる。「平成の大合併」は、五戸町、十和田市、つがる市に続いて県内4番目。
 新市のスローガンは「『人と自然が輝く やすらぎと活力の大地 陸奥の国』をめざして」。この日は、下北文化会館で合併記念式典があり、市民ら約700人が参加した。
 杉山粛市長は「厳しい船出となるが、よき風に恵まれ希望に満ちた航海になることを心から願う」と式辞。三村申吾知事は「住民と行政が力を合わせ発展するよう期待する」と祝辞を述べた。
 県は00年、下北郡内1市3町4村の枠組みを合併パターンとして示したが、原子力施設建設に伴う交付金などを巡って各自治体の思惑が交錯。結局、まさかりの形の下北が「原子力マネーで刃を欠き柄も折れた」(合併協委員)形となった。
 これまでのむつ市は1959年に旧大湊町と田名部町が合併し、大湊田名部市として誕生。翌60年、全国初のひらがな市名「むつ市」になった。[宮本寛治]
3月15日朝刊
(毎日新聞) - 3月15日16時0分更新

選挙:東通村長選/東通村議補選 越善靖夫氏が3選−−村長選
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050315-00000003-mailo-l02

 任期満了に伴う東通村長選と村議補選(改選数2)は13日投票があり、即日開票の結果、村長選は現職の越善靖夫氏(63)=無所属=が元村議の新人、川端一松氏(56)=同=を破って3選を果たした。
 越善氏は「夢や目標のある村民による村づくり」を掲げ、次世代を担う人づくりなどを公約とし、現職の強みを発揮した。
 無所属新人4人が立候補して激戦だった村議補選(改選数2)は相内祥一氏と坂本寅蔵氏が当選した。
 当日有権者数は6530人(男3337人、女3193人)。投票率は村長選86・29%。村議補選86・25%だった。[宮本寛治]
………………………………………………………………
 ◇東通村長略歴
越善靖夫(えちぜん・やすお) 63 無現(3)
 村長[歴]村建設課長・企画課長・助役▽田名部高
………………………………………………………………
 ◇東通村長選開票結果
 =選管最終発表
当 3345 越善靖夫 63 無現
  2257 川端一松 56 無新
 (無効33)
………………………………………………………………
 ◇東通村議補選開票結果(改選数2―4)
当 1749 相内祥一  50 無新
当 1312 坂本寅蔵  54 無新
  1274 二本柳英雄 28 無新
  1091 川村隆   60 無新
 =選管最終発表
3月15日朝刊
(毎日新聞) - 3月15日16時0分更新

1670とはずがたり:2005/03/16(水) 00:37:46
<千葉県>東金・山武地域

合併は失敗に終わったが,議会の定数が減って議長が落選するなど(←地方議会の議長やりたがるのなんてろくなもんじゃない筈)良い方向に向かってるのかね?

選挙:東金市議選 新議員決まる
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1032422/detail

 任期満了(31日)に伴う東金市議選は13日、投票が行われた。午後9時から東金アリーナで即日開票され、新議員が出そろった。当日有権者数は4万6746人、投票率は65・66%だった。定数22に対し、現職21人、新人7人、元職1人の計29人が立候補。現職16人、新人5人、元職1人が当選した。

 東金市を含めた6市町村の法定合併協議会は昨年11月、同市の住民投票で「合併反対」が多数を占めたことで解散に追い込まれた。これを受け、今回の選挙で候補者の多くは市単独での行財政政策を訴えた。前回の4年前の選挙に比べ定数が4減となり、人口が少ない市周辺部では、議長を含む現職5人が票を伸ばせず落選した。[森禎行]
………………………………………………………………………………………………………
 ◇東金市議選開票結果(定数22―29)
当 1532 中丸悦子  56 公現(2)
当 1499 石崎公一  57 無現(3)
当 1498 佐竹真知子 49 公新(1)
当 1485 宮山博   57 無現(3)
当 1477 布施栄亮  56 公現(2)
当 1296 小倉治夫  57 無新(1)
当 1287 前田京子  41 共新(1)
当 1247 戸田英夫  59 無現(4)
当 1162 今関正美  67 無現(3)
当 1159 石渡徹男  55 無現(3)
当 1153 斉藤利男  58 無現(3)
当 1150 水口剛   56 社現(2)
当 1112 渡辺直樹  54 無現(2)
当 1065 石田明   57 無新(1)
当 1048 早野誠   61 無現(3)
当 1030 田辺博   64 共現(9)
当  985 宍倉敬文  67 無新(1)
当  982 松戸進   57 無現(3)
当  962 塚瀬一夫  54 無元(2)
当  951 山岸恵一  53 無現(5)
当  833 古川克己  58 無現(3)
当  824 大野政広  55 無現(2)
   786 上條敏男  57 無現
   778 鈴木教友  60 無現
   773 深堀義一  55 無現
   686 中村順一  55 無現
   549 菊池弘   65 無現
   472 大浦明美  47 無新
   119 秋山建   60 諸新
 =選管最終発表
2005年03月15日12時22分

1671とはずがたり:2005/03/16(水) 00:56:57
<関東・東京>千葉県

う〜ん,高石市と云い,埼玉県南部の諸都市といい,ちょっと都会の住人はなんか合併というと自分の生活が犯されるような気分になるんでしょうかねぇ。ちょっとはほんとに今の市が土建屋に牛耳られて市民の生活に資しているのか立ち止まって考え直してみよ〜。

酒々井の場合は成田との合併派なんかも居てのこの票差なのかな?

市町村合併:酒々井町住民投票 反対が過半数、合併協解散へ
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1032427/detail

 佐倉市との合併の是非を問う酒々井町の住民投票が13日、投開票され、賛成4016票に対し、反対は6535票で過半数を占めた。綿貫登喜夫町長は14日、「法定合併協議会は解散せざるを得ない」との考えを明らかにした。佐倉市の渡貫博孝市長も同日、「投票結果を尊重し、今後は酒々井町の動向を見守る」との意向を表明しており、2市町の合併は破たんする見通しとなった。

 2市町は昨年10月の法定協設置後、▽佐倉市への「編入合併」▽新市名称は「佐倉市」――などで合意していた。同町議会は16日の全員協議会で、法定協解散についての話し合いをする見込み。また、綿貫町長は19日の法定協で住民投票の結果を報告するという。

 県によると、「平成の大合併」で、合併の是非を問う住民投票で法定協が破たんしたのは県内で3例ある。[内藤絵美]
2005年03月15日12時22分

=参考=成田市

成田市, 香取郡 下総町,大栄町
★成田市・下総町・大栄町合併協議会(法定)
※●成田市,■富里市,●下総町,●大栄町,■多古町,■芝山町,■栄町,■神崎町,栗源町,横芝町を含む10市町で任意協議会「成田地域任意合併検討協議会」設置:2002/12/15
※山武郡松尾町,蓮沼村が加入(2003/1/25)
※松尾町が合併協議から離脱(2003/2/12)
※11市町村での法定協議会設置案を成田市が否決(3/5),任意協議会を解散:2003/3/15

●成田市 2006.3.27 成田市, 香取郡 下総町,大栄町

※■富里市(2004/2月),■栄町(4月),■多古町(5/24),■神崎町(6/11),■芝山町(6/18)が成田市に合併協議を申入れ

※成田市は3市町での合併協議を継続へ

(新)●成田市と■富里市,■多古町,■芝山町,■栄町,■神崎町は早急に合併協議しる!(゚Д゚;)
まともな飛行場すら造れない成田は排除の論理を振りかざすでない。

1672とはずがたり:2005/03/16(水) 07:31:08
<九州・沖縄>宮崎県

西諸2町合併アンケート 町民の意思にずれ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050316-00000009-nnp-l45

 西諸県郡高原町と野尻町の合併をめぐる町民アンケートの集計結果が十五日までに出そろった。野尻町は合併賛成が79・11%を占めたが、高原町は反対が賛成をわずかに上回り、両町の町民の意思がねじれる結果になった。両町は二十五日、各町議会に合併関連議案を同時提案するが、合併成立には両議会の議決が必要。野尻町議会は可決の見込みだが、高原町議会の判断は、アンケートの結果を受けて微妙な情勢になっている。

 アンケートは、いずれも二十歳以上の町民が対象。高原町は郵送、野尻町は説明会で回収するなどの方式で実施した。

 その結果、高原町は回収率83・76%で、合併反対が三千六百六十三人、賛成は三千六百四十一人で、反対が賛成をわずかに二十二人上回った。野尻町は、回収率が32・64%と低かったが、賛成千八百九十四人、反対は四百六十三人で、賛成の意見が圧倒的だった。

 高原町で反対が多かったのは、新町役場の位置を人口が少ない野尻町に定めたことへの反発が大きかったとみられる。また、町内には小林市との合併を望む声も根強く、町は住民説明会で財政面から合併の必要性を訴えたが、十分に浸透しなかったようだ。

 高原町の朝比奈紀行町長は「合併は必要と考えており、残念な結果になった」と感想。そのうえで新役場の位置問題がアンケートに影響したとの見方を示し、「高原町から役場がなくなってしまうという誤った情報が町内に広まった。最終的な判断は、議会に委ねるしかない」と語った。

 一方、二町でつくる法定合併協議会の会長も務める長瀬道大・野尻町長は「高原町のアンケートは予想しなかった結果だが、賛否はほんのわずかの差。両町議員の良識ある判断に期待したい」と述べた。

■「庁舎分散」理解進まず 急造合併に拒否反応も

[解説] 高原町の合併アンケートで反対が多数だった背景には、法定協が掲げた異例の「庁舎分散方式」に対し、町民の理解が不十分だったことが指摘される。

 高原、野尻町はいずれも議会の否決をきっかけに小林市との合併を取りやめ、急きょ今年一月、新法定協を立ち上げた。この中で、協議が難航したのが新町役場の位置。高原町はホールなど公的施設が充実していることから、人口が少ない野尻町は新町役場だけは野尻に置くよう強く要請。これを受け、役場は野尻に置くものの、現在の高原町役場も同格の庁舎として使用する「庁舎分散方式」が打ち出された。

 だが、合併後も同格の庁舎を二つ維持するのは非効率的で、町民には分かりづらい方式だった。法定協でも高原町の委員が、行政効率の観点から「役場を野尻に置くなら、高原から野尻へ一定の業務を移さないと合併の意味がない」と述べるなど苦肉の「分散方式」への理解は十分に進まなかった。

 結局は、現行合併特例法の期限に間に合わせるため、急ごしらえの合併協議を行ったツケが、町民の拒否反応となって表れたとの見方もできる。二十五日の両町議会で片方でも議案が否決されれば当面、両町には単独自立しか道はない。両町長は可決を期待するが、見通しは流動的だ。 (都城支局・鶴丸哲雄)
(西日本新聞) - 3月16日2時20分更新

1673とはずがたり:2005/03/16(水) 19:18:06
<東北・北海道>秋田県田沢湖角館地方

仙北市というのは大仙市辺りにふさわしかったのであって田沢湖(生保内)と角館はどちらも知名度有るし適切な地名は難しいねぇ。田沢湖角館市とか角館田沢市とかどう?

あと市庁舎に就いても>>1231ではこのような方式で合意がなったが議会ぐらい角館に置くとかできないのかね?
>合併後は田沢湖庁舎に市長室や議会、総務部が置かれるが、新庁舎建設まで当面は、現在の3町村役場に行政機能を分散させる分庁方式とする。

角館町長の3町村合併協再開要請で協議/田沢湖町長と西木村長
http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20050315q

 田沢湖町の佐藤清雄町長と西木村の田代千代志村長は15日夜、田沢湖町役場で会談し、14日に角館町の石黒直次町長から田沢湖・角館・西木合併協議会の早期再開を要請されたことを受け、対応を協議。19日に予定されている田沢湖・西木合併協議会の調印式を延期するかどうかなどについて話し合ったという。

 会談の内容は明らかにされていないが、関係者によると、合併、自立両派で二分している角館町議会の動向などについて意見を交わしたもよう。

 調印式を延期するかどうかについては、16日に予定されている角館町議会全員協議会での結果を見極めるとともに、両町村議会と協議した上で結論を出すことにしたという。

(2005/03/15 23:28)

=経緯=
>>1291 角館町長が合併協離脱の意向を表明/町議会は11日に協議
>>1313 町議の過半数が支持/角館町長の合併協離脱表明
>>1466 合併新町名に「田沢湖」付す/西木村長、住民に方針示す
>>1499 角館町議会が合併協廃止案を否決/一転、離脱に「待った」
>>1666 田沢湖町長が合併に慎重な姿勢/新角館町長と会談、西木村長は前向き

1674とはずがたり:2005/03/16(水) 23:09:42
<東北・北海道>宮城県

くー。。口惜しいなぁ。。

市町村合併:「柴田市」幻に 柴田・村田・大河原3町法定協、解散決まる
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050316-00000148-mailo-l04

 柴田、村田、大河原3町の法定合併協議会は15日、正副会長会議を開き、31日付で協議会を解散することを決めた。議会に合併関連議案を否決された大河原町の斎清志町長が「(関連議案を)再提出できる状況ではなく、協議会から離脱せざるを得ない」と説明、柴田、村田の両町長も了承した。これにより、新市「柴田市」の誕生は幻となった。
 会談後、斎町長は断念を決断した理由について「賛成、反対派それぞれと話し合ったが、合併特例法の期限内(3月)の合併を目指せば町政の混乱を招く」と語った。今後3町は、合併協以前に設立した「共同推進事業協議会」などを活用して、新たな協力態勢を模索するという。
 大河原町では、合併推進の町民グループが13日から、合併関連議案の議会への再提出と可決を求める署名活動を始めている。[豊田英夫]3月16日朝刊
(毎日新聞) - 3月16日16時5分更新

1675とはずがたり:2005/03/17(木) 13:28:00
<東北・北海道>青森県

物凄い権力闘争だねぇ。

住民投票案否決5度目 浪岡町議会
http://mytown.asahi.com/aomori/news02.asp?kiji=7795

 浪岡町議会は閉会日の16日、古村一雄町長が青森市との合併の是非を町民に直接問うとして提出した住民投票条例制定案を否決した。条例制定案の否決は今回で5度目。合併推進派は「正式決定済みの合併について、住民投票をする必要はない」と声をそろえた。ただ、推進派の1人が条例制定案賛成に回ったため、採決は賛成8、反対8の同数で議長裁決で否決が決まった。

 古村町長は提案理由について「合併に賛成か反対か、白黒をつけたい。合併が避けられないとしても、町民の意思を明確にしておくことが一番大切だ」と説明した。住民投票で合併反対の意思を明確にしたうえで、合併後の新青森市から旧浪岡町を分離させる流れをつくろうという考えだ。

 反対派の小倉尚裕町議は「町民が自分たちの町の将来を決めるのが当たり前のことだ」と賛成意見を述べた。これに対し、推進派の工藤幸造町議は、加藤前町政が法定合併協や町内会で合併に関する説明会を開いてきた経緯を説明。そのうえで「町民の意見をくみ上げて、議会が賛成して決めた。住民投票だけでしか、民意を確かめられないというわけではない」と反対した。

 ただ、推進派の福士秀雄町議は「リコール投票や出直し町長選の結果は、町民が合併に反対していることを示した」と指摘。条例制定に賛意を示したたため、採決は可否同数となり、議長裁決で住民投票条例制定条例案は否決された。

 一方、この日の否決を受け、古村町長は同制定案を専決処分で成立させる動きを見せたため、推進派町議は会期延長の動議を提出。町長は会期中は専決処分できないため、町長の動きを封じる狙いがある。

 これに対し、反対派町議が「会期延長の理由が不明確」として、議会への出席を拒否。一時議会が開けない状況になったが、地方自治法による議長の出席催告で、議会再開を決定。午後8時半ごろに再開した議会には推進派町議9人だけが出席して、会期を28日まで延長することを決めた。

 住民投票を実施するには、投票5日前に告示する必要があるため、4月1日の合併前に古村町長が専決処分で住民投票の実施を決めることができなくなった。


 ■条例制定案反対の理由は?■

 常田正治町議 将来、必ず行き詰まる町財政を考えて合併を推進してきた。正式決定しており、住民投票で意見を聞く必要ない。

 工藤幸造町議 町は住民説明会などを何度も開いており、民意を無視して進めた合併ではない。

 塚本艶子町議 住民投票は議会制民主主義を補完するものとしては役に立つが、それだけで町民の意思をはかることはできない。

 一戸善正町議 単独で生き残るために町がまとめた財政計画を町民は我慢できるのか。合併の必要性はいずれ分かる。

 佐藤良隆町議 何度出されても賛成はできない。住民投票で合併反対が多くなれば、町をより混乱させてしまうだけだ。
 
 加藤智栄子町議 合併準備を進めていくべきだ。町民は批判的な情報ばかりを反対派から聞いて扇動されてしまっているだけ。

 木村清明町議 リコール投票や出直し町長選で合併に反対する民意は表れたが、合併はすでに決まっている。

 加藤康町議 我々はこれまでも合併を進めてきた。

 福士銀一議長 すでに正式決定済みの合併について、600万円以上の費用をかけて住民から意見を聞く必要はない。

(3/17)

1676とはずがたり:2005/03/17(木) 13:51:31
<新潟県>小千谷地域

塩谷(十二平)地区の合併(http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1036414933/4238)経緯など

http://www.city.ojiya.niigata.jp/50th/s29.html
◆昭和29年
●3月小千谷町、城川村、千田村が合併、市制を施行(3月10日)。
町村合併促進法の適用により新潟県新市第1号として小千谷市が誕生しました。初代市長は位下松五郎氏。なお、新生小千谷市は県下8番目の市で、人口3万3166人、戸数約6,204戸、面積73.06平方キロメートルでスタートしました。
●5月川井村を合併(5月1日)。
●11月(木沢、峠を除く)東山村(木沢・峠は川口町へ)及び六日市村の横渡、浦柄(横渡、浦柄以外の六日市村は長岡市へ)を合併(11月1日)。
◆昭和30年
●1月岩沢村、真人村を合併(1月1日)。
●3月大字鴻巣を三島郡片貝町へ分離(→昭和31年片貝と合併)。
●5月塩谷簡易水道完成。

◆昭和31年
●3月三島郡片貝町を合併(3月31日)。上水道第1期工事完成。西地区全域へ給水(3月31日)。
●9月山本山産業観光道路着工。

◆昭和33年
●11月都市計画事業流雪溝完成。…

http://64.233.179.104/search?q=cache:y2RteWYEqM4J:homepage1.nifty.com/ishato/tiri/sityoson/04tyubu/15_gata22.htm+%E6%A8%AA%E6%B8%A1%E3%80%81%E6%B5%A6%E6%9F%84&amp;hl=ja

1677とはずがたり:2005/03/17(木) 20:52:29
<東北・北海道>【越県合併の勧め】

おい,何故だ!?宮城は県南で巧く行かないなぁ。柴田市ほどのショックはないけど,白石蔵王市・亘理市・阿武隈市と破綻ばかりはそれなりに痛い。。

時期尚早って,今回は合併を見送って,交付金減らされてぎりぎり締め上げられたところでやむなく合併というシナリオ?町長は町財政破綻の責任取れるんだろうねぇ?

次の合併には都道府県の枠を越えた合併が課題にすべきだと思われる。福島県の相馬郡新地町は通勤など仙台指向が強く今回の相馬との合併も見送った。●新地+山元や新地+亘理+山元(新市名亘理・市役所山元)の枠組みなんかも構想したら如何か?他には●高知県安芸郡東洋町と海部下灘地域とか,●庄原市旧東城町域と新見市,●萩市旧田万川町域と益田市とか●佐賀県鳥栖市,三養基郡 基山町,福岡県小郡市, ●埼玉県幸手市と茨城県猿島郡五霞町など。

宮城・亘理町 山元町との合併見送り
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050317-00000008-khk-toh

 宮城県亘理、山元両町の法定合併協議会が16日開かれ、斎藤邦男亘理町長は「時期尚早」として合併見送りを表明し、両町の合併は事実上破談になった。同日示された亘理町の住民意向調査結果で、明確な「賛成」より、「反対」が上回ったことなどを受けた。

 調査は4―13日の期間、両町の20歳以上の住民計4万3447人を対象に実施(回収率は亘理65.5%、山元71.1%)。
 亘理では、「賛成」「どちらかと言えば賛成」の合計が44.5%、「反対」「どちらかと言えば反対」の合計が42.0%、「どちらとも言えない」が13.1%、無効が0.4%だった。

 全体的には賛成が反対を上回ったが、いずれも過半数割れ。しかも、明確な「賛成」が28.2%だったのに対し、「反対」が31.6%だった。
 協議会で斎藤亘理町長は「明確な意思としては反対が賛成を上回った。『どちらとも言えない』は町長に委ねられたとみて、総合的に判断した」と強調。24日の町議会3月定例会最終日に、協議会解散の議案を提案する方針を示した。

 両町は2003年7月に法定合併協議会を設置。新市名は「亘理市」、新設合併で、合併期日は来年1月1日、事務所位置は現亘理町役場とし、分庁方式を採ることなどを決めていた。

(河北新報) - 3月17日7時4分更新

1678とはずがたり:2005/03/17(木) 20:58:51
<山梨県>

市町村合併:配置分合議案可決 富士河口湖町と上九一色村の議会
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/yamanashi/news/20050317ddlk19010066000c.html

 富士河口湖町と上九一色村の各議会で16日、配置分合(合併)議案が可決された。

 同村北部と合併予定の甲府市と中道町の議会も既に配置分合議案を可決、同村の分村合併に係る配置分合議案はすべて可決された。

 同村の配置分合議案は北部と南部を合わせた1議案で出され、賛成7、反対3(欠席1)で可決された。富士河口湖町議会は全会一致で可決した。

 同村が分村合併する2町村と3市町村は、いずれも25日に山本栄彦知事に配置分合申請を行い、来年3月1日に新「富士河口湖町」と新「甲府市」が誕生する。

[吉見裕都]毎日新聞 2005年3月17日

市町村合併:新2自治体の関係首長が知事申請
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/yamanashi/news/20050317ddlk19010067000c.html
 11月1日に合併して甲州市の発足を目指す塩山市、勝沼町、大和村の3市町村長と、10月1日に合併して市川三郷町となる予定の三珠、市川大門、六郷町の3町長らが16日、それぞれ県庁を訪れ、山本栄彦知事に配置分合申請書を提出した。

 「平成の大合併」での申請は市川三郷町が10例目、甲州市が11例目となる。県は6月の定例議会に合併関連議案を提出する予定。議決され知事が合併を決定した後、総務相が告示をすれば合併手続きが完了する。
[藤野基文]毎日新聞 2005年3月17日

市町村合併:3町村長が協定書調印−−玉穂町、田富町、豊富村 /山梨
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/yamanashi/news/20050317ddlk19010065000c.html

 玉穂町、田富町、豊富村の合併調印式が16日、玉穂町下河東の同町生涯学習館で開かれ、3町村長が協定書に調印した。3町村は来年2月20日に合併し、中央市となる。

 式には山本栄彦知事をはじめ、県や3町村の関係者ら約200人が出席。法定合併協議会会長の河西敏郎・玉穂町長が「それぞれの町村の歴史や文化、人材、産業などを最大限に利用し、この地域に生きる素晴らしさと豊かさを実感できる街づくりに励みたい」とあいさつした。

 新市の面積は31・81平方キロ。人口は2万9996人(3月1日現在)。新庁舎を新市の中心部に建設する予定で、当分の間はそれぞれの役場を分庁舎として利用する。
[藤野基文]毎日新聞 2005年3月17日

1679とはずがたり:2005/03/17(木) 21:21:43
<九州・沖縄>長崎県島原地域

島原地域は3市に再編へ。雲仙地域は知事への合併申請迄済んだ段階での復帰である。素晴らしい(←もち快く受け入れた6町側ね)。

「南島原市」誕生へ 雲仙地域合併協
http://www.nagasaki-np.co.jp/news/index.html

 法定の雲仙地域合併協議会(島原半島東南部八町、会長・元山南高加津佐町長)の各町議会は十六日までに、合併関連議案をいずれも可決。来年三月三十一日付の「南島原市」誕生が事実上決まった。

 各町議会は、今月四日の合併調印を受け、三月定例会で廃置分合など合併関連議案を審議。八日の深江、北有馬を皮切りに、十六日の有家で全町議会の議決が出そろった。八町長は来週中にも知事に申請する。

 全町議会の議決を受け、金子知事は「島原半島新時代の幕開けへの大きな一歩となった」とするコメントを発表した。

 「南島原市」は対等合併で、議員定数は特例を利用せず三〇。合併時は現在の西有家町役場に事務所を置き、新市発足後十年以内に有家町内に庁舎を建設する。新市の面積は約百七十平方キロ。人口は、島原半島に誕生する予定の三市の中では最も多い約五万七千人となる。

長崎ニュース - 2月22日(火)17時15分
市町村合併:瑞穂町の復帰決める あす再調印式−−雲仙合併協
http://66.102.7.104/search?q=cache:Glc3WOeRuNQJ:headlines.yahoo.co.jp/hl%3Fa%3D20050222-00000217-mailo-l42
 新雲仙合併協議会を構成する国見や南串山など島原半島北西部6町の町長や議長らは21日、瑞穂町の復帰受け入れを決めた。これを受け、7町による雲仙合併協議会が再開、23日に7町で合併調印▽26日に7町議会で廃置分合議案を決議▽27日に知事に合併申請――することを確認。手続きが順調に進めば10月に「雲仙市」が誕生する。
 瑞穂町では昨年10月の住民投票で近隣との「3町合併」が多数を占め、7町合併を断念した。しかし、3町合併の実現性がなくなったことから、町は方針転換。20日までに選挙で新町長、新町議も決まった。斉藤正次新町長は21日、合併協会長の松浦末利・愛野町長に復帰を申し入れた。
 6町は瑞穂町抜きで新雲仙合併協を発足させ、合併調印も済ませたが、瑞穂の復帰を受け、知事への合併申請を取り下げる。[山崎太郎]
2月22日朝刊
(毎日新聞) - 2月22日17時15分更新

1680とはずがたり:2005/03/17(木) 21:26:17
<東海>三重県

=多気郡・度会郡=
多気郡:「多気町・勢和村(→多気町④)」,明和町,「大台町,宮川村(→大台町③)」,
度会郡:「二見町,小俣町,御薗村(→伊勢市■)」,玉城町,度会町,「南勢町,南島町(→南伊勢町②)」,「大宮町, 紀勢町, 大内山村(→大紀町①)」

※多気郡大台町③,宮川村③,明和町,勢和村④,飯南郡飯南町◆,飯高町◆と6町村で勉強会設置:2001/3/29
※松阪市◆,飯南郡飯南町◆,飯高町◆,多気郡大台町③,宮川村③,多気町④,明和町,勢和村④,一志郡嬉野町◆,三雲町◆と10市町村で検討会設置:2001/11/10
※多気郡多気町④,明和町,勢和村④,大台町③,宮川町③と推進協議会設置:2002/6/18
※多気郡 多気町④,明和町,勢和村④,度会郡 玉城町,度会町の5町村で研究会設置:2002/10/21


◆松阪市:2005.1.1 松阪市, 一志郡 嬉野町, 三雲町, 飯南郡 飯南町, 飯高町
度会郡①大紀町:2005.2.14 新設 度会郡 大宮町, 紀勢町, 大内山村
度会郡②南伊勢町:2005.10.1度会郡 南勢町,南島町
■伊勢市:2005.11.1伊勢市, 度会郡 二見町,小俣町,御薗村
多気郡③多気町:2006.1.1多気郡 多気町,勢和村
多気郡④大台町:2006.1.10多気郡 大台町,宮川村

1681magenta:2005/03/18(金) 19:47:57
<中国・四国>香川県

長年の歴史に幕−中讃1市2町で閉庁式
http://www.shikoku-np.co.jp/news/administration/200503/20050318000316.htm

二十二日に合併して新「丸亀市」となる丸亀、綾歌、飯山の中讃一市二町は十八日、業務終了後にそれぞれの庁舎で閉庁式を行い、長年にわたる歴史に幕を下ろした。

 丸亀市の閉庁式は、慌ただしい残務整理の合間を縫って午後五時から開催。玄関前のポールに掲げていた市旗が降納された後、新井市長が職員ら二百人を前に「合併を丸亀市再生の大いなる第一歩としてとらえ、心機一転、新しい丸亀市の発展に英知をしぼってください」とあいさつした。

 綾歌、飯山町では午後五時十五分から開催。それぞれの町長が職員らに感謝と激励の言葉を贈った。両町役場は新市発足後、支所機能を備えた市民総合センターとして活用される。 (2005年3月18日 17:54)

1682magenta:2005/03/18(金) 19:52:11
>>1681関連

新丸亀市誕生:合併を前に/上 より細やかなサービスを /香川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050317-00000286-mailo-l37

 ◇生活どう変わる、不安も
 丸亀市、綾歌町、飯山町が合併し、22日に新「丸亀市」が発足する。「平成の大合併」以降、県内ではさぬき市、東かがわ市に続く3例目の新市発足となる。中讃の中核都市として、街に再び活気を取り戻すことが出来るか。合併に至るこれまでの経緯を振り返り、新市はどう変わるのかを検証する。【大西岳彦】
 新「丸亀市」の人口は11万25人(今年1月1日時点)で、高松市の33万5888人(同)に次いで県内2番目。面積は111・77平方キロで4番目の広さ。市庁舎はこれまでの丸亀市役所を本庁、綾歌・飯山の各町役場を市民総合センター(支所)にする。
 □1市2町へ
 中讃地域では合併に向けた動きが、以前にもあった。85年ごろからは丸亀市の商工団体などが集まり協議会を発足、2市7町(丸亀・善通寺市、綾歌・飯山町、仲多度郡5町)の合併が模索されたが、運動は盛り上がらずじまい。その後一時、合併論議は下火になっていたが、国の「平成の大合併」の掛け声の下、01年9月には丸亀市が「市町合併調査研究会議」を立ち上げ、報告書で四つの合併パターンを示した。
 02年8月、住民団体が2市7町に坂出市、宇多津町を加えた3市8町の合併協議会設置案の住民発議を行ったが、9市町議会が否決。さらに同10月、2市7町案に片山圭之・丸亀市長(当時)が、「時間的にまとめるのは難しい」と離脱を表明。1市2町の合併論が一気に加速した。
 □議員数
 現在の市町長、議員は新市発足と同時に身分を失う。新市の市長・市議とも、選挙は4月24日投開票を予定。市議は、合併特例法の在任特例や定数特例を適用せず、最初の選挙に限り定数は34。三つの選挙区を設け、現在の丸亀市25、綾歌町4、飯山町5が割り当てられる。その後の選挙は定数を30とし、選挙区は設けない。
 □市民生活
 合併に伴い、市民の生活にも変化を強いられることは少なくない。
 ごみ収集は丸亀市、飯山町が粗大ごみ、可燃・不燃ごみとも無料。一方、綾歌町はそれぞれ有料で回収。合併後は粗大ごみが有料、可燃・不燃ごみは10月1日から有料になる。また、介護保険制度は、第1号被保険者(65歳以上)の保険料が、現行の丸亀市の基準額(月額3100円)に統一される。これにより現行より月当たりの支払い額が綾歌町は400円、飯山町は808円安くなる。
     ◇
 丸亀市は2月に「市民と市役所を結ぶガイドブック」として、「市民便利帳」を1市2町の全世帯に配布した。「合併することは分かるけど、中身はまだよくわからん。本庁まで行くのは、今は車を運転出来るからいいけど、これから先は不安」と、飯山町役場を訪れた女性(56)は話した。新市にこれまで以上の細やかなサービスが求められているのは間違いない。

3月17日朝刊
(毎日新聞) - 3月17日17時32分更新

1683magenta:2005/03/18(金) 19:53:46
新丸亀市誕生:合併を前に/下 教育 足並みそろわぬ学期制 /香川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050318-00000241-mailo-l37

 ◇「新市の教委次第」−−学力伸長目標は一致
 「この合併は対等合併。だから、教育制度も最初から一本化出来ないんです」と丸亀市教委の関係者は話す。
 丸亀市、綾歌町、飯山町が合併しても、4月からの新学期には公立の幼稚園、小中学校で2学期制と3学期制が並立する。現行は丸亀市の幼稚園・小中学校が2学期制、飯山町は幼稚園・小学校が3学期制で中学校は2学期制、綾歌町は幼稚園・小中学校とも3学期制を採っている。合併後も「学期制は当分の間、現在のままとし、随時調整する」とされ、足並みはそろわないままだ。
     ◇
 丸亀市は03年度から県内で初めて2学期制を導入。テストや始業・終業式を減らし、学校5日制の導入により減少した授業時間を確保することなどが狙いだった。
 一方で、2学期制の導入にはもう一つの理由があった。丸亀市教委の富家正徳・教育課長は「丸亀市は横並びで新しいことをしない風土がある。そこで2学期制を導入して、特色ある学校づくりを各校が目指すよう教員の意識改革を促したかった」と話す。2学期制への全国的な流れと丸亀市の動きが偶然一致したという。
 2カ月に1回、各校から市教委に提出される「2学期制実施報告書」。03年度前期夏休み前の報告で、複数の中学からテスト回数への意見が出た。「テストの回数が少ない。範囲が広すぎて最初からあきらめる生徒もいる」
 市教委は当初、テストは年4回を想定していたが、「テストの回数を増やしても構わない」と回答。現在は生徒数が少ない島しょ部を除く市内3中学で、テストは年6回実施している。市教委は「2学期制で問題があれば、一つずつ解決していく。テストの回数は、解決策として『結果的に』3学期制よりも増えた」と説明する。
     ◇
 飯山町は04年度から飯山中で2学期制を実施。前後期の間に5日間の秋休みを取るなど、独自の2学期制を採っている。同町教委の鶴岡靖郎・学校教育課長は「飯山の2学期制は丸亀とは中身が違う。良い取り組みなので残してほしいというのが本音」と話す。
 また、2学期制を採用していない綾歌町の土岐道憲教育長は「3学期制でも学校の努力次第で、2学期制と同じ授業時間を確保出来る」と2学期制には慎重論を唱える。
 これまで、「自分たちの制度が良いと言うのは当然」(各教委)で、合併協議の過程で学期制の話し合いがまとまることはなかった。ただ1市2町の教委は「生徒が混乱せず、落ち着いた環境で学力を伸ばすことが一番の目標」という点では一致、「今後は新市の教委次第」との見解を示す。
     ◇
 丸亀市内の学習塾に通う市立中1年の女子生徒(13)は「3学期制の方がいいと言っている生徒は多い」と話す。また、塾経営の男性は「3学期制は日本の四季と密接な関係にある。2学期制ではリズムが合わない」と指摘する。丸亀市教委の関係者は言う。「行政だけの話し合いで、子どもたちが置き去りにされては本末転倒」。その言葉に偽りがあってはならない。【大西岳彦】

3月18日朝刊
(毎日新聞) - 3月18日17時32分更新

1684とはずがたり:2005/03/18(金) 20:09:38
>>1683
中学の3学期制は1学期,2学期に中間試験があるので5学期制見たいな感じですがテストを6回ともなると却って授業時間が減ってしまうような感じもしますが…。
期末試験が終わった後のだらけた分が無くなるから引き締まるんですかね。
終業式なく夏休みに突入もなんだかしまらない感じですが現場ではどうなのかなぁ。
まぁああいう"式"は大人しくしてなきゃいけなかったから大嫌いだったけど…懐かしいなぁ(´ー`)

1685とはずがたり:2005/03/18(金) 21:48:51
<東北・北海道>浪岡問題
>>1675

住民投票、きょう専決へ 浪岡町長
議会の延長「無効だ」
http://mytown.asahi.com/aomori/news02.asp?kiji=7800

 浪岡町の古村一雄町長は17日、町議会が会期延長を決めたことについて「違法な手続きによるもので無効」として、青森市との合併の賛否を問う住民投票条例制定案を18日に専決処分する方針を明らかにした。

 町議会は最終日の16日、合併推進派の町議9人が休憩中の議会を再開し、28日までの会期延長を決めた。だが、議決は定数20の過半数を満たしていない中で行われており、休憩中に議長が帰宅した町議に行った地方自治法に基づく出席催告も再開直前だった。

 町は「定足数を欠いている上に、催告を受けた議員が出席できる時間の余裕がなく、適法な催告通知書とは認められない」と判断した。一方、推進派の一戸善正町議は「県の見解に基づいて適法と判断し、会期延長を決めた。非常に不思議な対応だ」と話している。
(3/18)

1686とはずがたり:2005/03/19(土) 13:06:02
<東北・北海道>浪岡問題
>>1685

浪岡町長が専決処分 住民投票条例 青森県、違法と指摘
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050319-00000003-khk-toh

 青森市との合併に反対し出直し町長選で当選した青森県浪岡町の古村一雄町長は18日、「青森市との合併の賛否を問う住民投票条例」の制定を専決処分した。しかし、町議会で多数を占める合併推進派町議は「現在、定例会は会期延長中で専決処分は違法で無効」と主張。県も同様の観点から町に違法と指摘し、指導に乗りだした。

 古村町長は「16日夜の会期延長議決は違法で無効。議会は終了した」と、専決処分をした理由を説明。住民投票の目的は「町民の意思確認」とするなど、これまで5回にわたり否決された条例案とは違う内容であり、専決処分は有効だとの認識を示した。

 条例によると、投票資格は20歳以上の町民。5日前までに告示する必要があり、22日告示、27日投開票の日程が想定されている。

 これに対し、県市町村振興課は「地方自治法からみて専決処分できる要件は満たしていない。法律に基づいた対応をしていただきたい」との見解で、助言と指導を続けることにしている。

 同日の県議会総務企画常任委員会では、「仮に浪岡町で住民投票を行い、合併反対が上回った場合、知事は合併白紙に向けた対応をとるべきではないか」との問いに、県企画政策部の中村明義部長は「上回ったとしても法的手続きは完了しており、手続きに影響を及ぼすものでもなく、県として対応することにならない」と答えた。

 一方、浪岡町議会の定例会は会期延長で継続中とする合併推進派の福士銀一議長ら町議9人は18日、本会議に臨んだが、定足数(10)に満たないため、欠席議員に出席の催告をした上で開会。合併手続きについて、地方自治法に基づき調査することを決めた。

 古村町長が事務局長を務める「住民投票を求める会」の海老名徳太郎代表と合併反対派の町議6人は同日、青森市役所に佐々木誠造市長を訪ね、合併の白紙撤回を要請した。佐々木市長は「合併は既に決まったこと」と述べ、撤回する考えがないことをあらためて示した。

(河北新報) - 3月19日7時3分更新

1687とはずがたり:2005/03/20(日) 01:01:09
<東北・北海道>秋田県
どうするんだろうねぇ,単独町制続けちゃって。まぁ合併特例債使って公共工事ラッシュというのも鬱だけど。。

湖東町
南秋田郡 五城目町,八郎潟町,井川町
※井川町の3町での合併の是非を問う住民アンケートの結果「賛成(26%)」「反対(39.3%)」「特例法期限内にとらわれず合併(33.7%)」(2004/11月)
※井川町が合併協議から離脱を表明(12/20),井川町が離脱(12/24)
※五城目町,八郎潟町は2町での合併を検討へ
※八郎潟町の五城目町との合併の是非を問う住民アンケートの結果「賛成(17.8%)」「合併しない(42.4%)」「特例法期限内にとらわれず合併(33.9%)」(2005/1月)
※八郎潟町が合併協議から離脱を表明(1/14)
※3町は単独町制継続へ

公のかたち 合併・自立の「収支」(中)
http://mytown.asahi.com/akita/news01.asp?kiji=6750

役場3階の町立図書館。拡張計画があったが、合併が壊れ、実施のめどはついていない=八郎潟町で
 1月24日に開かれた八郎潟町の臨時議会。五城目・井川両町との合併協議会の廃止条例案が可決された一方で、町のカルチャーセンター建設費約6千万円を盛り込んだ一般会計補正予算案は否決された。「建設場所がよくない」というのが議会の判断だった。

 場所は当初、町中心部の一日市商店街にあったスーパー跡地が有望視されていた。しかし、合併が〓破綻(は・たん)し、町は用地代を節約するため、商店街から離れた町有地に変更していた。土橋多喜夫町長は「合併していれば立地条件のいい場所にしていた」と唇をかんだ。
    ◇   ◆
 五城目町開発公社の取り扱いなどを巡ってこじれ、解散した3町の合併協議会は、今年10月を合併予定としていた。協議会が作成した財政計画では、新町は合併後5年間に少なくとも15億円の地方交付税や国・県からの補助金を見込んでいた。さらに、元本・金利の7割を国が負担する合併特例債は、10年間に約56億円分発行する計画だった。
 新町の向こう10年間のまちづくり計画には、約55億円分の建設事業が描かれていた。八郎潟町関係だけでも、八郎湖岸開発(06〜11年度、10億7千万円)▽庁舎改修(06〜07年度、5千万円)▽図書館建設(08〜09年度、9千万円)▽八郎潟小学校の大規模改造(05〜08年度、6億1千万円)などがあった。
 これらの大半は合併特例債を前提にした事業。合併の目玉だった八郎湖岸開発はめどが立たなくなった。ほかの事業も多くが実施延期になる見込みだ。
 「釣り損なった魚を思っていても仕方がない」。町総務課の職員は自嘲(じ・ちょう)気味に語る。
    ◇   ◆
 8日開会した定例議会に提案された05年度の一般会計予算案は25億8千万円。04年度当初の29億7千万円から13・2%減少した。04年度中に総事業費約27億円の町道中央線の建設が終わり、建設事業費が大きく減ったためだ。
 投資的事業は国体関連施設の整備など県の補助事業のほかは、町道整備(4千万円)などの事業がわずかにあるだけ。カルチャーセンター建設費の計上は見送られた。
 団体向け補助金にもメスを入れた。今年度は60以上の団体に支払っていた補助金7600万円を05年度は1千万円以上削減。財政担当者は2月の予算査定で、町内にただ一人の外国語指導助手の人件費550万円も削減対象に乗せた。550万円は同町の課長級1人分の給料。「町で唯一の外国人の先生をなくすことはできない」と土橋町長の判断で予算は残った。
    ◇   ◆
 自立にかじを切ったのが1月。2月になって委員会を立ち上げて自立計画の作成を始めた。町長ら4役の報酬を下げ、農業委員や消防団の定数を見直す条例案も3月議会に提案した。
 しかし、新年度予算で財政調整基金など基金を2億4200万円取り崩し、一般会計で使える基金は残りわずか1600万円。千田平三郎総務課長は「もう万歳だ。泣いても笑っても次は金出ねえ」と限界感をにじませる。
 自立計画は今月中にまとめ、4月上旬に住民に示す予定だ。
 「事業をやめれば何とか予算は組み続けられるが、それで夢のある町ができるのか。いずれ合併は必要だと思う」
 土橋町長の悩みは深い。
(3/17)

1688とはずがたり:2005/03/20(日) 20:12:05
<東北・北海道>秋田県

新町名「八峰町」 住民「白神」にノー 秋田・八森、峰浜
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050320-00000007-khk-toh

 2006年3月の合併を目指す秋田県八森町と峰浜村の法定合併協議会は19日、新町名を、住民アンケートで最多得票となった「八峰町(はっぽうちょう)」に決めた。選考対象となった5つの候補には「白神町」など、青森県側から反対された「白神」を使った名称が3つあり、選考が注目されていた。

 アンケートは、両町村の中学生以上の住民8675人を対象に9―15日の期間実施。41.9%の3638人が回答(うち無効回答32)した。
 得票率は「八峰町」は41.7%、「森浜町」が24.0%、「白神町」が17.9%、「あきた白神町」が8.7%、「南白神町」が7.7%。「白神」が入った3候補の得票率を合わせても「八峰町」に及ばなかった。

 法定協の芹田正嗣峰浜村長は「(白神を使うことに反対する動きが)少しは影響したかもしれない。住民が決めた名前を大事にし、まちづくりを進めたい」と話した。

 「白神」をめぐっては、能代市と八森、峰浜両町村を含む秋田県山本郡6町村の法定合併協が新市名を「白神市」と決めたが、青森県のNPO法人「白神山地を守る会」などの反対運動を契機に解散。その後設立した八森、峰浜両町村の法定合併協が再び「白神」を含む名称を新町名候補としたため、同法人などが使用しないよう求めていた。

(河北新報) - 3月20日7時5分更新

1689とはずがたり:2005/03/20(日) 20:18:44
<九州・沖縄>宮崎県 【合併特例と排除の論理等に関して】

民意を無視しての議会の専横には腹が立つなぁ。北郷や由比町の事を言っているのだ。
また1自治体の反対で合併が破綻した場合,他の町に非常に迷惑がかかる。その町には交付金を余計に減らし,否決という被害を喰らった自治体へ傾斜配分をするなどの措置が必要では?北郷・美濃加茂・亘理・大河原の事を指しているのだ。
また追い出された自治体にもなんらかの救済策と追い出した自治体へのペナルティも暗黙に必要では?遊佐を追い出した酒田,垂水を追い出した鹿屋,田舎館・大鰐を排除した平川,新郷・田子を追い出した八戸など。

北郷町が議案否決 新「日南市」困難に
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news02.asp?kiji=4212

  県南1市2町の合併関連議案が18日、各議会に提案され、日南市と南郷町は可決したが、北郷町は1票差で否決した。2月27日に北郷、南郷両町で行われた住民投票で合併賛成が上回ったのを受けての提案だったが、住民投票を覆す結果となった。合併特例法期限内での新「日南市」誕生は困難になり、県南の合併問題は土壇場で白紙に戻った。北郷、南郷両町長は自立を宣言した。

  北郷町の採決の結果は賛成6、反対7。03年12月に自立を表明したものの、住民の直接請求によって法廷協を設置していた。植野章一町長は「『町長は住民投票の結果を尊重する』というルール通りに提案したが、最高議決機関である町議会の決定を尊重する。今後は住民サービスの低下を防ぐための行財政改革を進めていく」と語った。

  審議を傍聴した合併を求める住民グループ「北郷を愛する会」の黒木康夫代表は「住民の意思表示になぜ反対するのか、積極的な理由を教えてほしかった」と話し、採決前の質疑や討論で反対議員が1人しか発言しなかったことを批判した。議会の解散や反対した議員のリコール運動を検討するという。

  日南市は24対1の賛成多数で、南郷町は北郷町の否決後に採決され、反対の動きはあったものの討論や質疑もなく「異議なし」の声で満場一致で可決した。日南市の谷口義幸市長は「住民投票の結果が水の泡になってしまい大変残念。今の時点では今後についてコメントできる状況にない」と語った。南郷町の阪元勝久町長は「北郷町議会の判断を受けて、自主自立で頑張っていく」と話した。

  安藤知事は「非常に残念だ。3月末までの残された期間に町当局に(再提案などに)努力していただきたい」と語った。
(3/19)

1690とはずがたり(1/2):2005/03/21(月) 21:18:58
さて,合併ラッシュです。合併情報並びにとはの一口コメント(※と:以下の文章)

http://glin.jp/upd/
「3月19日 市町合併」
●新潟県「糸魚川市(いといがわし)」←糸魚川市、西頸城郡能生町、青海町

「3月20日 市町村合併」
●長野県南佐久郡「佐久穂町(さくほまち)」←南佐久郡佐久町、八千穂村
●広島県「呉市(くれし)」←呉市、安芸郡音戸町、倉橋町、蒲刈町、豊田郡安浦町、豊浜町、豊町※と:中核市を狙ったが安芸津町は東広島に逃げられ江田島は独自に江田島市形成へ。軍都呉もなかなか求心力を維持するのは大変な様で。
●福岡県「うきは市」←浮羽郡吉井町、浮羽町 ※と:浮羽市にしろやゴラァ

「3月21日 市町村合併」
●新潟県「新潟市(にいがたし)」←新潟市、新津市、白根市、豊栄市、中蒲原郡小須戸町、横越町、亀田町、西蒲原郡岩室村、西川町、味方村、潟東村、月潟村、中之口村
※と:政令指定都市が内定。新潟平野にぼてっと拡がる感じの市域であるが新津や白根・豊栄と云った「周辺部」も併せて発展できるかが鍵だ。
●福岡県「柳川市(やながわし)」←柳川市、山門郡大和町、三橋町

「2005年3月22日 予定 市町村合併」
●秋田県「由利本荘市」←本荘市, 由利郡 矢島町,岩城町,由利町,西目町,鳥海町,東由利町,大内町
本荘由利1市7町合併協議会新設 ※と:南西部3町はにかほ市へ
●秋田県「男鹿市」←男鹿市, 南秋田郡 若美町
男鹿市・若美町合併協議会新設
●秋田県「湯沢市」←湯沢市, 雄勝郡 稲川町,雄勝町,皆瀬村
湯沢雄勝合併協議会新設 ※と:羽後町不参加,且つ町長が知事に反旗を翻し知事選出馬。
●秋田県「大仙市」←大曲市, 仙北郡 神岡町,西仙北町,中仙町,協和町,南外村,仙北町,太田町
大曲仙北合併協議会新設 ※と:大仙の名前もねぇ。。また議会もマンモス議会に。
●秋田県「北秋田市」←北秋田郡 鷹巣町,森吉町,阿仁町,合川町
鷹巣阿仁地域合併協議会新設/市制 ※と:上小阿仁村は単独村制選択へ。将来の合併が必要になろう。
●秋田県「潟上市」←南秋田郡 昭和町,飯田川町,天王町
天王町・昭和町・飯田川町合併協議会新設/市制
●茨城県「坂東市」←岩井市, 猿島郡 猿島町
岩井市・猿島町合併協議会・岩井市・猿島町・境町合併協議会(2004/12/22解散) 新設 ※と:将門の根拠地猿島の地名が消えるのはどうかと思うが,将来板東市と堺町で猿島市ではなかろうか。
●茨城県「稲敷市」←稲敷郡 江戸崎町,新利根町,桜川村,東町
江戸崎町・新利根町・桜川村・東町合併協議会新設/市制
●山梨県「山梨市」←山梨市, 東山梨郡 牧丘町,三富村
山梨市・牧丘町・三富村合併協議会新設 ※と:東山梨郡(含塩山市・山梨市)広域合併は破談。塩山一派は甲州市へ

1691とはずがたり(2/2):2005/03/21(月) 21:19:24
>>1690-1691

●鳥取県「倉吉市」←倉吉市, 東伯郡 関金町
倉吉・関金合併協議会 編入 ※と:東伯大合併は実現せず。
●島根県「出雲市」←出雲市, 平田市, 簸川郡 佐田町,多伎町,湖陵町,大社町
出雲地区合併協議会・出雲地区合併協議会(斐川町を含む7市町・2003/12/31解散) 新設 ※と:斐川町離脱
●岡山県「岡山市」←岡山市, 御津郡 御津町,児島郡 灘崎町
県南政令市構想合併協議会・岡山県南政令市構想合併協議会(任意)(玉野市を含む)(解散予定) 編入 ※と:なんとか政令指定都市を。久米南とか瀬戸とか併せても足りないのかな?
●岡山県「総社市」←総社市, 都窪郡 山手村,清音村
総社市・山手村・清音村合併協議会新設
●岡山県「備前市」←備前市, 和気郡 日生町,吉永町
備前市・日生町・吉永町合併協議会 新設 ※と:吉永町が和気・佐伯から離脱して参加。備前・和気地域大同合併で和気市を!
●岡山県久米郡「美咲町」←久米郡 中央町,旭町,柵原町
久米郡地域合併協議会 新設 ※と:なにやら妥協の産物の匂いがぷんぷんするのだが。。久米南町が離脱。津山・美作・吉備高原辺りとのそれそれ合併模索した方がよかったのでは?
●広島県「三原市」←三原市, 賀茂郡 大和町,豊田郡 本郷町,御調郡 久井町
三原市・本郷町・久井町・大和町合併協議会新設 ※と:三原広域圏で纏まった。
●山口県「山陽小野田市」←小野田市, 厚狭郡 山陽町
小野田市・山陽町合併協議会新設 ※と:宇部辺りとの広域合併実現せず。まぁそれは良いんだけど新市名は厚狭市でしょう。。
●山口県「長門市」←長門市, 大津郡 三隅町,日置町,油谷町
長門市・三隅町・日置町・油谷町合併協議会新設
●香川県「丸亀市」←丸亀市, 綾歌郡 綾歌町,飯山町
丸亀市・綾歌町・飯山町合併協議会新設
●福岡県朝倉郡「筑前町」←朝倉郡 三輪町,夜須町
三輪町・夜須町合併協議会新設
●熊本県「菊池市」←菊池市, 菊池郡 七城町,旭志村,泗水町
菊池北部四市町村合併協議会新設
●大分県「日田市」←日田市, 日田郡 前津江村,中津江村,上津江村,大山町,天瀬町
日田市郡合併協議会編入
●鹿児島県薩摩郡「さつま町」←薩摩郡 宮之城町,鶴田町,薩摩町
薩摩東部地区合併協議会新設 ※と:薩摩川内市には加わらず。
●鹿児島県姶良郡「湧水町」←姶良郡 栗野町,吉松町
吉松町・栗野町合併協議会新設
●鹿児島県肝属郡「錦江町」←肝属郡 大根占町,田代町
大根占町・田代町合併協議会新設 ※と:肝属郡 大根占町,根占町,田代町,佐多町に依る南隅地域合併協議会(休止中)に拠る合併協議実現せず。

1692とはずがたり:2005/03/22(火) 14:51:12
<東北・北海道>横手平鹿地域増田町
また増田町か!頭痛いなぁ。。
また増田町も雄勝郡と平鹿郡の境だし色々微妙なんやろねぇ。

合併後の臨時職員の待遇は?/増田町、対応に苦慮
http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20050321b

 増田町は、昨年6月に横手平鹿合併協議会に途中参加した際、合併協を構成する他の7市町村に対し、同町のパート以外の臨時職員を新市の正職員として引き継いでもらうよう打診していた。しかし、他市町村は既に「臨時職員は合併時に任用を打ち切り、必要に応じて再雇用する」と確認済みで、受け入れられなかった経緯がある。

 他市町村からは「臨時職員を正職員並みに待遇し、長期雇用するのは聞いたことがない。お手盛りではないか」と、疑問の声が出ている。

 増田町に対しては、町職員労働組合がパート以外の臨時職員を正職員として採用するなどして地方公務員法に抵触する“違法状態”を解消するよう再三要求していた。「正職員と同様に待遇してきたパート以外の臨時職員に、退職を迫ることはできない。かといって、職員定数を増やすことに、町議会や合併する他市町村の理解が得られるかどうか」と、町当局は対応に苦慮している。

(2005/03/21 09:39)

臨時職員に正職員並みの給与/増田町が独自に要綱、法に抵触
http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20050321a

 増田町が、地方公務員法で定める「最長1年以内」の任用期間を超えて臨時職員を雇用し続け、昭和61年度以降はパート以外の臨時職員の待遇に関する要綱を独自に定め、給料や各種手当などを正職員と同じ基準で支給していたことが20日、分かった。県市町村課は「要綱自体も地方公務員法に抵触する」と指摘。町総務課は独自の要綱が地方公務員法に抵触していることを認めた上で、「(パート以外の)臨時職員は正職員と同様に町の業務遂行に欠かせない人員であり、労働条件改善を目的に要綱を設けた」と説明している。

 パート以外の臨時職員数は現在、20代―50代の男女21人。全職員の約12%に当たる。特養施設や保育所、給食センターの調理員、運転手など現業職に従事している。

 臨時職員の長期雇用について、町総務課は「長年の慣例」とし、昭和30年代から行っているという。

 町は、パート以外の臨時職員の待遇を定めた「定数外職員の給与・服務に関する要綱」を昭和61年度に制定した。「給料は単純労務職(現業職)の正職員の給料表を基準とする。手当は時間外、休日勤務のほか、正職員に支給される手当のうち町長が特に必要と認めるものを支給。手当、給与の支給方法は一般職員の例による」などと規定。実際には町長裁量によって、期末、退職時、住宅などの各種手当も正職員と同レベルで支給し、定期昇給も行われていた。

 毎年4月に町長が任用通知を出して雇用を更新。勤続20年を目安に、無試験で正職員として採用するという暗黙のルールも設けており、これまでに正職員になった人もいる。

(2005/03/21 09:30)

1693香川県民:2005/03/23(水) 11:54:03
先ほど行われた町議会で反対10、賛成5で高松市との合併議案は否決されました。
28日に再度提案し、そこでも否決された場合は高木町長は辞職する構えを見せているようです。

合併議案採決持ち越しに−牟礼町議会
http://www.shikoku-np.co.jp/news/administration/200503/20050323000079.htm

牟礼町議会は二十二日再開した本会議で、高松市との合併関連五議案を審議したが、採決直前になって渡部康一議長が「重要な案件なのでゆっくり討論する必要がある」などとして散会を宣言、採決を持ち越した。この日、傍聴席には早朝から約四十人の住民らが訪れ審議を見守ったが、突然の散会に本会議場は一時騒然となった。本会議は二十三日午前九時半から続開される。

 注目の合併議案は町会議規則に定められている閉会時間の午後五時前までに、賛成派が「高齢化社会に備えるためにも合併は必要」、反対派は「審議が不十分で時期尚早」などとそれぞれ討論。その直後、渡部議長が閉会時間が近づいたとして散会を宣言、退席した。

 審議を見守っていた無職男性(71)は「議論を最後まで尽くさずに散会するのは理解できない」とぶ然とした表情。主婦(57)は「賛成であろうが反対であろうが採決すべきだった」と不満をあらわにした。

 渡部議長は散会後、傍聴席に姿を見せ理解を求めたが、一部町民からは「時間が迫っていたのは分かっていたこと。あまりにも一方的だ」と非難の声が上がった。

 町議会事務局によると、町会議規則で開会は午前九時半から午後五時までと規定。しかし、議長が時間延長を宣言すれば午前零時まで継続が可能としている。

1694とはずがたり:2005/03/23(水) 12:35:27
<中国・四国>香川県高松地域

>>1693
ぐぬぅ。何故でしょうか…。
理由は此処へ来て庵治町との合併が良かったとか議会が言い出してるんですかねぇ?

>>46
> 庵治町では18日の臨時町議会で、牟礼町との合併協議会の設置を求める決議が可決された。
> 両町が地場産業の石材業で深い結びつきを持っていることもあり、決議案を提案した町議は「高松とよりも、2町での合併のほうがメリットは大きい」と話す。庵治町としての結論はまだ出ていないが、町は合併について説明した冊子を今月、全戸に配布している。

1695とはずがたり:2005/03/23(水) 12:45:08
平成の大合併:市区町村2419に 最終的に4割強減少
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20050323k0000m010079000c.html

 地方自治の焦点になっている「平成の大合併」の進展状況について、毎日新聞は全国調査した。99年4月1日に3252だった市町村(東京23区を含む)数は今年4月1日に2419に減り、最終期限直後の06年4月1日には1850程度に再編される見通し。「大合併」の動きが本格化する前の99年度当初の数に対し、全国で4割強の減少率となる。地域別では、広島県の73.2%減をはじめ西日本で合併の進展が目立ち「西高東低」の傾向が明らかになった。

 調査は毎日新聞の全国の取材網を通じ、22日時点での見通しをまとめた。ただ、都道府県への合併申請など正式な手続きが済んでいないケースもあり、来年4月までに一定の変動も予想される。

 市町村合併特例法では、原則として今月末までに都道府県に合併申請し、来年3月末までに合併すれば、合併特例債の発行が認められるなど手厚い財政支援を受けられる。このため、今月末の期限を前に「駆け込み」で合併協議を進めている市町村も多い。05年度中には約980市町村が合併し、300強の新自治体が発足する見込み。逆に、新自治体の名称や財政事情、議員定数、住民投票の結果など、さまざまな理由で「破談」に終わるケースも土壇場に来て目立っている。[まとめ・亀井宏昭]

 ◇西日本中心に11県で減少率60%超

 市町村合併特例法による今月末の申請期限を目前に「平成の大合併」が大詰めを迎えている。22日現在の毎日新聞のまとめでは、来年4月1日までに市町村(東京23区を含む)数は1850程度に再編される見通しだ。99年度当初と比べ、市町村数が半数以下に減るのは21県に上り、全国で4割強の市町村が姿を消す。ただ、地域事情による温度差も大きく、合併が進んだ地域と遅れた地域の格差が広がりそうだ。

 99年度当初から来年4月1日までに減少するとみられる市町村数の99年度当初に対する割合(減少率)を算出したところ、最高は広島県の73.2%。愛媛、長崎などが続き、西日本中心に11県で減少率が60%を超えた。特に中山間地や離島が多く、市町村の規模が小さい中国・四国・九州などの地方で合併が進んでいる。

 一方、減少率が極端に低いのは、ともに合併が1例(いずれも発足済み)しかない東京都や大阪府。神奈川、埼玉、愛知の各県など、大都市圏は総じて合併に消極的だ。市町村の面積が大きい北海道や、県土が多くの島々に分散している沖縄県も、合併が進みにくい状況が浮かび上がった。[まとめ・吉永磨美]

 ◇合併の進ちょく度 全国的にばらつき

 市町村数が2000を切ることが確実になったのを受け、政府は今後「平成の大合併」の第2波をどこまで進めるかの判断を迫られる。合併の進ちょく度に全国的にばらつきが目立つためその対応を迫られるが、新たに適用される合併特例新法で財政支援抜きで都道府県知事主導の合併を進めれば、小規模町村が反発するのは確実。都道府県を抜本再編する「道州制」も含めた地方再編ビジョンを政界が描けるかが今後の展開を左右する。

 政府は「2000割れ」を現実目標としていたため、結果にひとまず安堵(あんど)している。合併する市町村に手厚い財政支援を講じる合併特例法の適用は今月中に都道府県に申請したものまで。来月以降は合併特例新法が5年間適用されるが、財政支援措置はほとんどなく、市町村側の合併への大きな動機付けが消える。

 そこで新法が狙うのは都道府県知事の積極関与だ。具体的には、総務相が基本指針で「自主合併の必要がある」市町村の基準を明示。都道府県はこれに基づき合併すべき市町村名や、組み合わせを盛り込んだ構想を策定する。組み合わせが強制されるわけではないが、知事が合併協議会の設置を勧告した場合は、市町村長は議会に諮らなければならない仕組みだ。麻生太郎総務相は22日の記者会見で「県と協力しながら合併を進めたい。(合併していない町村には)いろいろ感情論もあった」と述べ、財政支援抜きでも合併の一定の進ちょくは可能との見方を示した。

 ただ、都道府県が露骨に関与すれば町村の反発は避けられない。政府・与党内にも「地方への税源移譲など三位一体改革に展望が開けないまま、合併を進めていいのか」との慎重論が出始めている。[宮田哲]

1696とはずがたり:2005/03/23(水) 12:45:41
>>1695-1696

◆市区町村数の減少率◆

  99年度 06年度 減少率(%)
広島 86 23 73.2
愛媛 70 20 71.4
長崎 79 23 70.8
大分 58 18 68.9
新潟112 35 68.7
高知 53 18 66.0
島根 59 21 64.4
岡山 78 29 62.8
秋田 69 27 60.8
山口 56 22 60.7
香川 43 17 60.4
三重 69 29 57.9
岐阜 99 42 57.5
富山 35 15 57.1
山梨 64 29 54.6
石川 41 19 53.6
佐賀 49 23 53.0
兵庫 88 42 52.2→阪神地域以外は広域合併進展
徳島 50 24 52.0
福井 35 17 51.4
鳥取 39 19 51.2→倉吉・米子地区の広域合併は実現せずだが,鳥取地区は広域合併成功
鹿児島 96 49 48.9
茨城 85 44 48.2
滋賀 50 26 48.0→破談は彦根・湖北長浜辺りのみ。草津近辺は小規模合併が目立つ
宮城 71 37 47.8→県南部で破談相次ぐ(柴田・亘理・阿武隈・白石蔵王)
熊本 94 49 47.8→熊本地域が全滅してるが…
群馬 70 39 44.2
静岡 74 42 43.2→小規模合併が多いせいか以外に減らないね。
和歌山 50 30 40.0
青森 67 41 38.8→破談多し。
栃木 49 33 32.6
福島 90 61 32.2
岩手 59 40 32.2
長野120 82 31.6→知事が合併に乗り気ではない
千葉 80 55 31.2
福岡 97 70 27.8
愛知 88 64 27.2
宮崎 44 32 27.2→都城など一定進んだ感はあるのだが。。
埼玉 92 71 22.8
山形 44 35 20.4→村山・置賜・最上全部破談
京都 44 36 18.1
奈良 47 39 17.0→西和・磯城桜井・吉野・橿原高田全部破談
沖縄 53 44 16.9
北海道212 180 15.0
神奈川 37 35 5.41
大阪 44 43 2.27
東京 63 62 1.59
計 3252 1851 43.0

※いずれも4月1日時点(06年度は見通し)。東京23区含む。減少率は99年度当初に対する割合。
毎日新聞 2005年3月22日 19時57分

1697とはずがたり:2005/03/23(水) 12:56:37
<東北・北海道>秋田県

なるほどぉ。
>さらに呼び水として、合併する一市町村当たり上限2億円の交付金制度を県独自に用意

秋田・合併6市 住民の意見どう反映
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2005/03/20050323t41019.htm

 「平成の大合併」が東北で最も進む秋田県で22日、大仙、由利本荘、湯沢、北秋田、男鹿、潟上の新6市が一斉に誕生した。各市とも法定合併協議会での協議は順調に進み、合併推進役を務めてきた県にとって「模範的」な存在。ほぼ市郡単位で市域1000平方キロ超の広域合併も実現し、行財政的なスケールメリットが期待される一方で、都市基盤の整備や地域住民の意見をどう反映していくかが課題となる。

 寺田典城知事は2002年春から精力的に全69市町村を行脚し、首長や住民に行財政の効率化につながる合併の利点と必要性を強調してきた。さらに呼び水として、合併する一市町村当たり上限2億円の交付金制度を県独自に用意するなど、県政の重点課題に位置付け後押ししてきた。

 「広くなる自治体をまとめるため、高速通信などのネットワークをつくってもらいたい」。この日、公務が多忙のためいずれの市の開庁式にも出席しなかった寺田知事は県庁で、新しい地域づくりに期待を寄せた。6市の新事業の展開や合併特例債の具体的な活用法についての検討はこれから本格化する。

 秋田市北部のベッドタウンである潟上市を除く5市は、いずれも人口が減少傾向にある。地域全体の活力を高める都市基盤整備が急務で、新「湯沢市」の後藤市之丞・市長職務執行代理者は「旧湯沢市の活性化に加え、周辺部に目を配る施策が必要」と話し、北秋田市の旧鷹巣町議は「地域の中核病院の建設を早急に進めるべきだ」と主張する。

 また、拡大した行政区域で、住民の声をどう市政に反映させるかも課題となる。6市はそれを名目に議員の在任特例を適用しており、138議員による国内最大の議会となる大仙市議会のある議員は「今まで以上に住民の負託に応えるため、議事運営が大事になる」と気を引き締める。
 県内で最も面積が広い由利本荘市は、特別職の区長を旧市町ごとに置き、区域の重要事項を市長と協議する地域自治区を設置した。ある旧首長は「経費はかかるが、新市に安定感を持たせるために有効だ」と必要性を訴える。

[新市6市の構成旧市町村]大仙市=大曲市、神岡町、西仙北町、中仙町、協和町、仙北町、太田町、南外村▽由利本荘市=本荘市、矢島町、岩城町、由利町、西目町、鳥海町、東由利町、大内町▽湯沢市=湯沢市、稲川町、雄勝町、皆瀬村▽北秋田市=鷹巣町、森吉町、阿仁町、合川町▽男鹿市=男鹿市、若美町▽潟上市=昭和町、飯田川町、天王町


2005年03月22日火曜日

1698とはずがたり:2005/03/23(水) 14:05:25
<中国・四国>徳島県麻植地域

僅か1票差ですか。。まぁ早期の解散には賛成だが,新議席を恒常的に少なくし過ぎるのは如何かと思う。
05年度当初予算の審議を終えた今議会で解散して新議席は24が良かったのではないか?

阿波再編 吉野川市議会 自主解散議案否決
http://mytown.asahi.com/tokushima/news02.asp?kiji=4824

 合併特例によって議員62人が在籍する吉野川市議会は22日の本会議で、12月議会に引き続き再提案された自主解散議案を賛成30、反対31で否決した。同時に、議員定数を次回選挙から22とする条例案が賛成多数で可決された。しかし、特例の適用で来年3月までは現在の定数が継続するため、同市議会の定数問題は、4月24日に投開票される住民投票で解散の賛否を問い、決着をつけることになった。

 自主解散議案は12月議会に引き続き、槙納謙司市議ら21人が提案した。「署名活動で感じた議会に対する市民感情の厳しさを真摯(しんし)に受けとめ、05年度当初予算の審議を終えた今議会で解散するべきだ」としたが、記名投票の結果、可決に必要な出席議員の8割の49には達しなかった。

 槙野市議は「12月定例議会より賛成者は増えたが、残念だ。今後、住民投票に向けて議会解散を訴えていきたい」と話した。

 議会解散(リコール)請求した「市議会解散を求める会」の松本卓可男会長は「リコール請求に対して『解散される正当な理由がない』とする弁明書を可決した時点で、自主解散は無理と思っていた。今後は住民投票で議会解散の賛成者が増えるように呼びかけたい」と話した。

 一方、自主解散に反対する議員らでつくる「自由と民主の会議員団」の川真田博康市議は「在任特例は合併協や旧4町村議会で認められており、否決は当然」としている。

 定数削減については、議会内で定数を「20」とする意見と「24」とがあったが、どちらも過半数の議員の賛同を得られそうにないため、山本牧男議長が調整。全国の人口5万人以下の自治体の議会の平均にあたる「22」で一本化された。

 旧美郷村議からの「定数が減ると美郷から議員を出しにくい」とする反対意見も出たが、賛成多数で可決された。

(3/23)

1699とはずがたり:2005/03/23(水) 19:18:05
>>1696
どうも減り過ぎの感がしてた高知県ですが今の所とはが確認しただけで30自治体にしか再編できず。毎日のミスか?大新聞社といえども信頼しては行けませんねぇ。
http://www.kochinews.co.jp/gappei/gappeiz.htm

30自治体だとすると減少率は56.6%で全然大したこと無い結果に。

以下再編後の自治体は西から
宿毛市
●土佐清水市=周辺から合併を拒否される
●三原村=幡多郡広域合併模索
四万十市(中村市)
黒潮町(土佐佐賀)
四万十町(窪川町)
●須崎市=中土佐に逃げられる
●土佐市
津野町
●木壽原町=津野との合併を拒否
仁淀川町
佐川町
●越知町=仁淀川・佐川との合併を拒否
いの町(伊野町)
春野町=高知との合併模索
高知市←春野町との合併は前向き,
●大川村←高知との合併は?
●土佐町←高知との合併は?
●本山町←高知との合併は?
●大豊町←高知との合併は?
南国市
香美市
香南市
●芸西村
●安芸市
●馬路村
中芸町
●田野町
●室戸市
●東洋町

●:単独自治体(16)

1700とはずがたり:2005/03/24(木) 01:13:58
<北海道>

合併・自治のかたち:道内180市町村に 減少率は15%−−06年3月末
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050323-00000065-mailo-hok
 ◇全国比で、かなり低く
 「平成の大合併」が大詰めを迎えた。全国の市町村数は06年3月末には、大合併前(98年度末)に比べ3割以上減るが、道内の市町村数は180の見込みで、98年度末(212市町村)からの減少率は約15%と全国に比べかなり低くなっている。[笈田直樹]
 道内では22日までに、10地域(27市町村)が知事への合併申請を終えた。20日には日高管内日高町、静内町、三石町、胆振管内穂別町の3地域4町で合併の是非を問う住民投票が実施され、いずれも賛成が過半数を占めた。この結果、申請済みの地域を含め計20地域(48市町村)が年度内に知事に合併申請し、05年度中に合併する見込みとなった。4月1日には渡島管内森、砂原両町が合併し市町村数は207となる。10月1日にようやく200を切り、順調に行けば06年3月末で180になる見通し。
 合併が進む渡島、檜山管内は新・函館市誕生前の計27市町村が05年度中に18市町村になる。一方で後志管内は合併協議会がすべて破談となり、協議会が一つもない状態となるなど、地域間格差も広がっている。
 ◇知事の勧告権に注目
 現行の合併特例法が31日で期限が切れ、4月1日から合併新法が施行される。新法では、知事に合併協議会の設置や協議推進の勧告権が与えられる。高橋はるみ知事は「新法での道の役割を積極的に果たす」と勧告権発動も視野に入れており、今後の動向が注目される。
 合併新法は、都道府県に合併を推進する必要がある市町村を対象に、組み合わせなどを示した合併構想を策定するよう定めている。道は有識者らの意見を聞き、06年4〜5月には策定する方針。00年9月に合併のたたき台として道が示した組み合わせは計90パターン以上に及んだが、合併構想で示すのは道内全域で1パターン。道の担当者は「法律に基づき、各市町村ごとに一つの組み合わせなので、受け止める側にはより強く感じられるかもしれない」と語る。
 また、知事から協議会設置勧告を受けた市町村は、賛否にかかわらず議会に提案しなければならないため、知事の判断が大きな意味を持つ。高橋知事は道議会で「市町村の自主的な合併を推進する考えに変わりはない」と「自主性」を強調する一方で、「地域の実情を踏まえ、合併協議会の設置を勧告することも含め道の役割を積極的に果たす」との考えを示した。
 市町村の一部からは「道に背中を押してほしい」と積極的な関与を求める声が上がる一方で、自立を選択した市町村は道の関与に反対、市町村間での温度差が広がっている。道の担当者は「背中を押してほしいという声は増えている。市町村の厳しい財政事情や合併を模索しながら相手方の反対で頓挫した市町村もあり、今後もこうした声は増えるだろう」と語る。
 ◇「新ひだか町」と「日高町」が調印
 日高管内静内町と三石町は22日、静内町で合併調印式を開き、両町長が「新ひだか町」の協定書に署名した。同管内門別町と日高町も同日、門別町で調印式を開き、飛び地合併による新しい「日高町」へ向けて協定書に署名した。各町議会の議決を経て知事申請を行い、06年3月に二つの新町が誕生する。
 新ひだか町の調印式では、酒井芳秀・静内町長と村井兵作・三石町長が署名した後、がっちり握手を交わした。酒井町長は「合併して良かったと町民が思えるような町づくりをしていきたい」と語った。
 新ひだか町の人口は約2万7800人、新しい日高町は約1万5000人となる。[真野森作]
 ◇栗沢町・北村との合併、岩見沢編入で申請書
 岩見沢市と空知管内栗沢町、北村の合併問題で、渡辺孝一岩見沢市長と栗沢町、北村の各町村長は22日、空知支庁に石川久紀支庁長を訪ね、合併を申請する高橋はるみ知事あての「配置分合申請書」を提出した。合併方式は岩見沢市への編入となる。
 ◇北見と3町も
 また、神田孝次・北見市長と端野、常呂、留辺蘂の各町長も同日、網走支庁に毛利明雄支庁長をを訪ね、合併に関する関係書類を提出した。合併後の面積は道内最大の1427・6平方キロで、全国でも3番目の広さとなる。[山田泰雄、水戸和郎]

1701とはずがたり:2005/03/24(木) 01:15:06
<北海道>
>>1700-1701

………………………………………………………………………………………………………
 ◇05年度中に合併を予定している地域◇(*新は新設合併、編は編入合併)
     合併期日     申請 方式 新名称   参加市町村
 (1)05年 4月 1日  済  新 森町    森町、砂原町
 (2)05年 9月 1日  済  新 せたな町  瀬棚町、大成町、北檜山町→平仮名みっともない・今金離脱
 (3)05年 9月 1日  済  新 士別市   士別市、朝日町
 (4)05年10月 1日  済  編 石狩市   石狩市、厚田村、浜益村
 (5)05年10月 1日  済  新 遠軽町   遠軽町、生田原町、丸瀬布町、白滝村
 (6)05年10月 1日  未  新 八雲町   八雲町、熊石町
 (7)05年10月11日  未  新 釧路市   釧路市、阿寒町、音別町→釧路町離脱
 (8)06年 2月 1日  済  新 北斗市   上磯町、大野町
 (9)06年 2月 6日  済  編 幕別町   幕別町、忠類村
(10)06年 3月 1日  未  新 日高町   日高町、門別町
(11)06年 3月 1日  未  編 伊達市   伊達市、大滝村→壮瞥離脱,伊達と大滝は飛び地
(12)06年 3月 5日  済  新 北見市   北見市、端野町、常呂町、留辺蘂町
(13)06年 3月20日  済  新 枝幸町   枝幸町、歌登町
(14)06年 3月27日  未  新 名寄市   名寄市、風連町 →名寄は風連町・下川町に合併申し入れ
(15)06年 3月27日  済  編 岩見沢市  岩見沢市、栗沢町、北村
(16)06年 3月27日  未  新 安平町   早来町、追分町→厚真町は当分の間単独へ
(17)06年 3月27日  未  新 むかわ町  鵡川町、穂別町→平仮名いかがか。
(18)06年 3月27日  未  新 洞爺湖町  虻田町、洞爺村
(19)06年 3月31日  未  新 大空町   女満別町、東藻琴村→新町名醜悪
(20)06年 3月31日  未  新 新ひだか町 静内町、三石町→平仮名醜悪。新冠と3町でひだか市を予定。新冠がが合併の延期を申し入れ,二町で先行合併。

3月23日朝刊
(毎日新聞) - 3月23日16時1分更新

1702とはずがたり:2005/03/25(金) 12:11:20
<東北・北海道>岩手県

岩手・胆江5市町村 期限内合併へ再始動
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050325-00000004-khk-toh

 合併への対応が注目されていた岩手県胆沢町を含む水沢市などの胆江5市町村の首長は24日、水沢市役所で会談し、28日に合併調印式を行うとともに、30日には関連議案を各議会に一斉提出することを決めた。
 5市町村の合併は、胆沢町議会が特例法期限内合併に慎重な対応を求める請願を今月16日に採択したことから足踏み状態が続いていたが、今月末の知事申請に向けて再び動き出した。

 会談では胆沢町の後藤完町長が、合併調印に参加し関連議案を町議会に提出する意向を表明。他の4首長も了承した。
 会談後の会見で後藤町長は「議会が採択した請願は重く受け止めているが、住民の意見や近隣市町村の思いなどを考え、調印すべきだと判断した。(合併関連議案提出で)議会に最終判断を委ねる」と語った。
 法定協会長の高橋光夫水沢市長は「(一斉)議決への道が開かれた。時間はかかったが、いい結果が出るよう努力していきたい」と強調した。

(河北新報) - 3月25日7時4分更新

1703杉山真大 </b><font color=#FF0000>(sB4AwhxU)</font><b>:2005/03/25(金) 21:10:29
<茨城県>
いい加減「小貝市」で決めましょーよ。水海道が抜けた現状で「みらい」なんて未練たらたらですよー。

●「つくばみらい市」は珍市名ワースト1? 「もっとふさわしい名前が…」
http://www.joyo-net.com/honbun.html#kijid

伊奈町と谷和原村が合併して誕生する「つくばみらい市」にはもっとふさわしい名称があるのではないかーと、両町村の有志が二十七日午後一時から、伊奈町福田の同町中央公民館で、「新市名を考える集会」を開く。地名研究家で「正しい地名復興運動」世話人の楠原佑介さんが、同運動発起人の一人の桜井澄夫さん(横浜歴史文庫主宰)とともに駆け付け、代案などを提示する予定。

楠原さんは愛知県の南セントレア市、千葉県の太平洋市が消えた現在、つくばみらい市は新市域を表現する新市名として不適格で、「平成の大合併」で誕生した珍市名の中でもワースト1になりかねない代物と酷評している。

集会では、「つくばみらい」の非を指摘するだけでなく、歴史的伝統的地名群の中から、ふさわしい代案を既に複数用意しているという。

楠原さんは「茨城県は常陸風土記の舞台。風土記とそこに記された古地名群は人類共通の文化遺産だ。つくばみらいはその価値を損なう」などと訴えている。

集会世話人の深浦二三枝さんは「『つくばみらい』に反対というわけではないが、もっとふさわしい名称があるのではないか。それを集まった人とともに考えたい」と語った。

新市名称は(1)みらい(2)みらい平(3)南つくば(4)小貝(5)筑波みらい―の五候補の中から選定する方針だったが、二月十九日の合併協で谷和原村側が村議会特別委員会が全会一致で決めたとして「つくばみらい」を提案。投票で九対九の同数だったが、町村長間で話し合い、「つくばみらい」と決めた経緯がある。

1704とはずがたり:2005/03/26(土) 03:07:50
<北関東>茨城県

なにげに合併結構進展の茨城県です。

坂東市、稲敷市が誕生
http://mytown.asahi.com/ibaraki/news02.asp?kiji=8799

 22日、新設合併で二つの市が誕生した。岩井市と猿島町が「坂東(ばんどう)市」、江戸崎町、新利根町、桜川村、東町が「稲敷市」となった。両市で開かれた開庁式では、関係者が新たな地域として発展することを誓った。28日には筑西(ちくせい)、かすみがうら、新・取手の3市がスタートする。

■坂東市 圏央道ICに期待

 坂東市の開庁式は本庁舎となる岩井庁舎、分庁舎の猿島庁舎でそれぞれあった。新市長が決まるまで市長職務執行者を務める野口正夫・旧猿島町長は「首都圏中央連絡自動車道(圏央道)や国道354号バイパスなどの整備が見込まれ、この地域は人・物・情報の一大拠点となる。関東を代表するような力強い都市として発展していきたい」と述べた。

 議員は合併特例法の在任特例を適用し、旧2市町議36人が市議となる。30、31両日に初の議会を開き、正副議長などを決める予定。

 新市の期待は、市内に建設予定の圏央道インターチェンジに集まっている。接続する幹線道路を整備し、周辺へ工場などを誘致することで、産業の拠点と位置づける。8月のつくばエクスプレス(TX)開業後は、市内と駅を結ぶコミュニティーバス運行も検討中だ。

 地域の基幹産業は農業。産・学・官と消費者を連携させる「地域農業戦略会議」(仮称)を発足させ、新たな農産物の開発や、流通・販売の刷新などを進める。

 ここ数年、人口は減少傾向だが、10年後の目標人口を7万人(2月1日現在の常住人口は5万7794人)と見込む。首都50キロ圏内の市として、人が移り住む魅力ある街づくりができるかどうかが課題だ。

■稲敷市 各庁舎に総合窓口課 

 稲敷市の開庁式は、本庁舎になる旧江戸崎町役場と、分庁舎になる3旧町村役場ごとにあり、真新しい看板の除幕式をした。市長職務執行者の坂本允・旧東町長は東庁舎前で、「元気、熱気、勇気、やる気の稲敷市として地域発展の夢を実現させたい」と述べた。

 職員数は526人で、今後の10年間で100人を削減する予定だ。

 同市は各庁舎ごとに総合窓口課を設置。総務部は本庁舎に置き、新利根庁舎に保健福祉部と教育委員会、桜川庁舎に市民生活部、東庁舎に産業建設部、議会、農業委事務局を置く。

 市議会は4月4日に初議会を開き、正副議長や常任委員会メンバーなどを決める予定。議員定数は26だが、合併特例法の在任特例を適用し、06年12月21日まで、旧4町村議66人がそのまま市議となる。議場に入りきれないため、旧東町の会議室を使用する。

 新市は県南有数の米どころとして知られる純農村地帯。だが、核となる江戸崎地区の地盤沈下が著しく、高齢化、人口減少化が進む。一方、欽ちゃん球団の進出など明るい材料もあり、どのように活用して活性化につなげるかが課題となる。

 新市役所の代表電話は本庁舎、分庁舎とも029・892・2000に統一される。


(3/23)

1705とはずがたり:2005/03/26(土) 03:12:18
<東北・北海道>青森県青森地域

地方議会を減らす市町村合併推進の根拠に利権まみれの地方議員を徹底的に批判・非難・揶揄・讒謗・誹謗して来た俺ですが,此処浪岡は徹底的に俺の持論を揺さぶるので困ってます。
合併後速やかに浪岡地区の旧町議を刷新する必要がありそうですね。

浪岡町議さらに2人逮捕 リコール買収容疑
http://mytown.asahi.com/aomori/news02.asp?kiji=7823

 青森市との合併にからむ町長リコール投票での浪岡町議による買収事件で、県警は23日、新たに合併推進派町議の2容疑者を地方自治法違反の疑いで逮捕した。一方、町役場では、推進派町議が議会を開こうとしたのに対し、議会はすでに閉会済みを主張する古村一雄町長が議場閉鎖を宣言。推進派議員との協議で小競り合いを繰り広げるなど、町の混乱はさらに深まっている。

 県警捜査2課と浪岡署は23日、いずれも同町議の一戸善正容疑者(54)=同町吉野田=と、常田正治容疑者(77)=同町女鹿沢=を地方自治法違反(公職選挙法の買収・被買収を準用)の疑いで逮捕した。合併推進派町議の逮捕は5人となった。

 調べでは、一戸容疑者は昨年11月上旬、小笠原恒雄容疑者=同法違反容疑で逮捕=と共謀し、加藤新吉前町長のリコール反対票のとりまとめなどの報酬として、葛西丈徳容疑者=同法違反容疑で逮捕=に現金10万円と、常田容疑者に渡すための10万円の計20万円を渡した疑い。また、同月中旬、小笠原容疑者と共謀し、別の町議2人にもそれぞれ10万円を渡そうとした疑い。

 常田容疑者は同月上旬、一戸、小笠原、葛西容疑者が共謀して渡した10万円を受け取った疑い。

 一戸容疑者は23日朝、朝日新聞の取材に対し、買収事件について「私は関係ありません」と関与を否定していた。

(3/24)

1706とはずがたり:2005/03/26(土) 12:37:21
<東北・北海道>青森県
>>1705
速やかにリコール活動しる!!そっか,過疎の市町村との合併ではこんなに貰えないもんねぇ。

逮捕5町議、新市議へ 報酬倍増に批判の声 青森・浪岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050326-00000002-khk-toh

 青森市との合併を争点に青森県浪岡町で昨年12月に行われた町長解職請求(リコール)の住民投票をめぐり、合併推進派の町議5人が買収などの疑いで逮捕された。いまだに5人から辞職の申し出はなく、4月1日の合併後、そのまま新市議になる公算が大きい。新市議がもらう議員報酬は現在の倍以上。議会に出席しないまま最初の報酬を得る可能性もあり、合併相手の青森市議会からも辞職を求める声が上がっている。

 新市議の報酬は、浪岡町議時代の月額22万9000円から51万5000円に倍増する。現青森市議の63万3000円には及ばないものの、八戸市(58万3000円)と合併後も報酬を変えない南郷村のケース(22万5000円)などと比べると、報酬増が際立つ。

 議員は禁固刑以上が確定しないうちは失職せずに身分が保障され、報酬も支給される。4月21日が最初の支給だが、合併を推進する青森市議会の与党市議の中にも「与えた影響は甚大。けじめをつけるべきだ」と辞職を強く求める意見もある。

 合併推進の立場を取る浪岡町議会の福士銀一議長は「(辞職は)個々の問題。私から働き掛けるようなことはない」と静観の構え。合併反対派で辞職勧告を求める動きはあるものの、空転する町議会で決議に至るかは流動的だ。

 このため、青森市議会では「(買収は)許せない行為で、浪岡でできないなら新議会で辞職勧告を決議するべきだ」(市議)との声も上がっている。
 新市は議員の在任特例を選択し、任期は2006年11月25日まで。

(河北新報) - 3月26日7時4分更新

1707とはずがたり:2005/03/26(土) 13:47:30
<東北・北海道>宮城県

"小牛田"が消えて"遠田"になるのは非常に歓迎できたが"美里"になるのには我慢ならん。
こんなのevolutionでもなんでもない。退化じゃ!
しっかし大崎との次の一手も取り沙汰されてるのか。。(大崎と美里・涌谷辺りで将来できる新々)大崎市が古川・小牛田の2極で発展できれば良いんだけど。(いわきになった平や新山口になった小郡の轍は踏まれないことを祈る。)

「宮城県美里町」誕生へ 小牛田・南郷両議会、関連議案可決
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2005/03/20050326t11026.htm

 小牛田、南郷町議会は25日、臨時会を開き、廃置分合議案をはじめとする2町合併の関連4議案をすべて原案通り可決した。2006年1月1日の「美里町」誕生が確実になった。

 両町は19日に合併協定書に調印した。関連議案可決を受けて28日、浅野史郎知事に合併申請書を提出する。浅野知事は6月定例県議会に廃置分合議案を提出する見通しで、議決を経て総務相に合併を届け出る。総務相は7月にも合併を告示し、新町誕生が正式に決まる。

 小牛田町議会では「2町の合併協議は不十分だ」などの強い反対意見も出されたが、採決の結果、4議案はいずれも賛成12、反対4の賛成多数で可決された。南郷町議会は4議案とも賛成12、反対2で可決した。

 法定協会長の佐々木功悦小牛田町長は「当初目指した合併とは違う形になったが、現行の特例法期限内の合併が果たせて感無量だ」と話し、佐々木千新南郷町長は「意義深い可決をいただき感謝している」と述べた。

 両町は当初、涌谷町との3町合併で「遠田市」を目指したが、昨年12月の住民投票で合併反対が賛成を上回った涌谷町が離脱し、3町の協議会は解散。新たに2町で協議し、新合併協設置から1カ月半の早さで合併議案可決にこぎつけた。
 2町の人口は2月末現在、2万7072人。面積は75.06平方キロ。

<地域の思い結実 浅野史郎知事の話>
 幾多の困難に直面しながらも、新しいまちづくりに向けた地域の強い思いが「合併関連議案の可決」という形で実を結んだものであり、合併実現に目指してきた多くの方々のご努力に敬意を表したい。

◎否めぬ拙速さ さらに議論を

<解説> 小牛田、南郷町の合併がようやく決まった。涌谷町を加えた3町合併による「遠田市」構想破たんを受け、あくまで特例法期限内の合併申請を目指す両町の熱意が実った。だが、単純には喜べないのが実情だ。

 合併の狙いの一つはスケールメリットを生かした行政運営にある。新町の人口は市への昇格要件の3万人に届かず、面積は隣にできる「大崎市」の約10分の1でしかない。財政基盤は大きく変わらず、物足りなさを指摘する住民は多い。

 佐々木功悦小牛田町長は自ら「分権の受け皿としては、十分とは言い難い」と、近い将来に大崎市などとさらに合併する可能性を指摘している。しかし、2町合併が特例法の恩恵を受けるための単なる“通過点”なら、新町のまちづくりの意義は薄れてしまう。

 協議会はわずか1カ月で56の全協定項目を決めた。3町による協議の下地があったとはいえ、特例法期限に間に合わせようと協議を急いだ側面は否めない。住民に2町合併の意義を浸透させる時間も少なかった。

 曲折をたどった末のゴールだけに、地域発展につながる幅広い合併効果が生まれるよう、なお議論を深める必要がある。
(小牛田支局・成田浩二)

(河北新報) - 3月26日7時4分更新

1708とはずがたり:2005/03/27(日) 03:03:48
<九州・沖縄>宮崎県
くそー。しっかしこれで比較的早い時期に小林市に救済合併が決まったような物ではあるな。

みやざき市町村合併:高原町議会、野尻町との合併白紙−−関連議案を否決
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050326-00000134-mailo-l45

 高原町議会は25日、野尻町と合併する関連議案を賛成6、反対9の反対多数で否決した。協定書に調印し「西諸町」となるはずだった2町の合併は、土壇場で白紙に戻った。野尻町議会は同日、同議案を可決した。[桐山友一]
 2町は今年1月に合併協議会を設置。3月末の合併特例法期限内の合併を目指し、協議を続けてきた。その中では、新町の事務所を現・野尻町役場とする一方、高原町役場も同等の機能を持つ庁舎とする「分散方式」を導入。高原町側の委員に希望が多かった「西諸町」を新町の名称とするなど、人口規模がほぼ等しい両町に配慮する形での議論も目立った。
 しかしこの日、高原町議会の反対討論では「新町の事務所の位置が野尻では、高原町は衰退する」「2町での合併は何のメリットもない」などのほか、町民アンケートで合併反対が賛成をわずかに上回ったことを指摘する意見も。約50の傍聴席はいっぱいとなり、役場内の別室に議会の模様を映すプロジェクターが置かれるなど、町民の関心の高さをうかがわせた。
 朝比奈紀行町長は「本当に残念。もう少し将来の高原のあるべき姿を論じてほしかった」と苦渋の表情。合併議案の再提案については「時間がない」と否定的で、町の今後は「自立しかない。今まで行政改革を進めてきたが、さらなる大ナタが必要だ」と述べた。一方、野尻町の長瀬道大町長は「残念の一言に尽きる。自立を選択せざるを得ないが、いばらの道となる」と顔を紅潮させた。

3月26日朝刊
(毎日新聞) - 3月26日18時35分更新

1709とはずがたり:2005/03/27(日) 03:15:42
<東北・北海道>岩手県

そら広域合併の方がええわいな・・。しっかし町長の首を取ってどうするつもりか?新町長自派からだして広域合併に道筋をつけたいのか?九戸久慈市でも出来たら良いねぇ。

※久慈市②③◆, 九戸郡 山形村②③◆,種市町●大野村●,野田村①③■下閉伊郡普代村①■と6市町村で研究会設置
※久慈市が5町村に任意協議会設置を申入れ(2003/11/26),種市町が大野村に合併協議を申入れ(2003/11/25)
①※野田村,普代村の2村で任意協議会設置:2004/1/9
②※久慈市,山形村の2市村で任意協議会設置:2004/1/30
※野田村は普代村との合併を断念,2村での任意協議会解散:2004/6/8
※野田村が②に参加を申入れ(6/8),野田村が加入(6/28)
③※法定協議会「久慈市・山形村・野田村」設置:2004/7/27
※野田村議会が久慈市との合併に反対し,合併協議から離脱を表明(10/4),3市町村での合併を断念,協議会を解散(10/31)

◆久慈市, 九戸郡 山形村で久慈市・山形村合併協議会(法定)久慈市2006.3.6
●九戸郡 種市町,大野村洋野町2006.1.1
※大野村の合併の枠組みを問う住民投票の結果「種市町(58.8%)」「久慈市(41.2%)」(2004/5/30)
※2町村で任意協議会設置:2004/6/10
■野田村は普代村との合併を検討へ,普代村は野田村との合併に慎重


市町村合併:種市町との合併、大野村議会が一転可決 村長の辞意で4人賛成に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050326-00000099-mailo-l03

 大野村の臨時村議会が25日開かれ、再提案された種市町との廃置分合(合併)関連5議案を賛成多数で可決した。同村議会は2月7日に同議案を6対7の賛成少数で否決したが、再提案に際し佐々木祥吉村長が31日付で辞職する意向を表明。久慈市などとの広域合併を目指し佐々木村長と対立、前回の採決で種市町との合併に反対した4議員が賛成に回り、10対3の賛成多数となった。佐々木村長の辞職も議会は同意した。2町村は28日に知事に合併申請する。
 臨時議会では3人が賛成討論をしたが、反対討論はなかった。議会後の会見で佐々木村長は「(久慈市などとの)合併派の議員には勇気ある選択をしていただいた」と述べた。辞職の理由は「再提案のための政治的判断。こう着状態を解きほぐすための一つの手段だった」と話した。22日の議会全員協議会で辞職の意向を伝えたという。5月の連休明けにも予想される村長選への出馬は「(村民の強い意向があれば)考えざるをえないのでは」と明言を避けた。
 村議会ではこれまで種市町との合併を求める6人と久慈市などとの合併を推す7人の対立が続いた。可決について臨時議会を傍聴した50代の男性は「住民の意向を反映した当然の結果」と話した。しかし村長の辞職という合併論議以外の理由で決着したことについて60代の男性は「これまでの種市か、久慈広域かという議論はなんだったのか。村長の首をかけるようなやり方は筋が通らない」と疑問を投げかけた。
 前回の反対から賛成に回った村議の1人は「広域合併を支持する持論は変わらない。だが村長の政治姿勢は評価していて、今回は花道を飾らせたいという気持ちから賛成した」と話した。
 議会後、佐々木村長らは種市町役場を訪れ、玉沢修町長らに議案可決を報告した。玉沢町長は「私だけでなく町民すべても喜んでいると思う。(辞職は)村民のために身をていしたすごい決断だったと思う」と語った。[林哲平]3月26日朝刊
(毎日新聞) - 3月26日16時51分更新

1710とはずがたり:2005/03/27(日) 03:17:53
<中国・四国>高知県

ぐぅ。。仁淀川との合併を矢張り望むのか?
仁淀川・越知・佐川・日高で吾川市を。
若しくはいの・日高で伊野市を

市町村合併:佐川町、合併協廃止議案を提案へ /高知
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050326-00000238-mailo-l39

 新「佐川町」の合併の是非を問う20日の佐川町と日高村の住民投票で、佐川町で反対が賛成を上回ったことを受け、佐川町は25日の町議会全員協議会で、法定合併協廃止に関する議案を29日の臨時議会に提出することを説明した。[内田幸一]3月26日朝刊
(毎日新聞) - 3月26日18時20分更新

1711とはずがたり:2005/03/27(日) 03:19:00
<中国・四国>高知県中芸地区

問題は議会のみだな・・

市町村合併:合併住民アンケ、北川村で反対上回る 安田、奈半利両町賛成7割
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050326-00000236-mailo-l39

 ◇協定調印、議会日程変えず
 安田、奈半利両町と北川村は25日、合併に関する住民アンケート結果を公表した。安田と奈半利は賛成が大きく上回ったが、北川村では過半数に達しなかったものの、反対が賛成をわずかに上回った。アンケートに拘束力はなく、3町村は予定通り28日に合併協定書に調印し、29日の臨時議会で合併関連議案を提出することを確認したが、可決されるかは微妙だ。
 アンケートは14〜17日、3町村計7736人に配布し、回答があった6928人分(回収率89・6%)を集計した。
 町村別の結果は、安田町が「賛成」「どちらかと言えば賛成」が計70・47%、「反対」「どちらかと言えば反対」が計18・18%。奈半利町は賛成派68・66%、反対派19・34%。しかし、北川村は賛成派42・97%、反対派48・44%となった。
 アンケート結果を受け、3町村の首長は会談。北川村で「わからない」との回答が8・59%あったことから、「最終的判断は各議会に預けられる」と判断した。
 法定合併協議会会長の斉藤一孝・奈半利町長は「結果は真摯(しんし)に受け止めるが、厳しい財政況などを考えると、合併は避けて通れない」と話し、手続きを進める考えを示した。[小川信]
3月26日朝刊
(毎日新聞) - 3月26日18時20分更新

1712とはずがたり:2005/03/27(日) 03:21:48
<中国・四国>香川県高松地域

いけいけぇ〜!

市町村合併:4町議の解職請求書、選管に提出−−牟礼町の住民グループ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050326-00000257-mailo-l37

 ◇「高松との合併を実現させる会」
 牟礼町議会が高松市との合併議案を否決したことに関し、牟礼町の住民グループ「高松市との合併を実現させる会」(岡岩雄会長)が25日、同町議4人の解職請求(リコール)書を同町選管に提出した。同町選管で審査後、証明書が発行され、来週にも署名活動が始まる。議員のリコールが実現すれば、1962年の町発足以来初となる。
 記者会見した岡会長は、「民意を無視し、自分たちで署名した合併協定書を自ら否定。さらに合併関連議案の採決を無記名投票にして、責任を回避するなど卑劣だ」と反対派議員を厳しく批判した。同町選管によると、リコールには、1カ月以内に有権者の3分の1の署名を集め、住民投票で過半数の賛成を得ることが必要。同町の有権者は1万4770人(2日現在)。
[内田達也]3月26日朝刊(毎日新聞) - 3月26日18時16分更新

1713とはずがたり:2005/03/27(日) 03:32:22
<山梨県>
中央市は如何か・・。
北杜市もどうかと思うが,小淵沢を入れてあげる姿勢は佳し。南アルプス市は増穂町を嫌がらずに入れてやれや!(゚Д゚;)
あと甲府市・甲斐市・中央市は甲府広域合併して新市役所は甲斐市内に建設とかどう?中央と甲斐の名前を消せるのが一番のメリット。甲府市の市役所がぼろくなって立て替えが必要になった時がチャンスか。
山梨市・甲州市も合併して新市役所は旧塩山市内,だな。

市町村合併:新「北杜市」が調印式 特例法期限内で最後−−北杜市と小淵沢町
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050326-00000014-mailo-l19

 来年3月15日に合併して新「北杜市」となる北杜市と小淵沢町の合併協定調印式が25日、白倉政司市長、中山賢一町長、両市町議会議長ら関係者約200人が出席し、同市須玉町農村総合交流ターミナルで行われた。平成の大合併で、合併特例法期限内の合併は県内で最後となる。
 両市町長が合併期日や編入合併など36項目の協定書に調印した。新「北杜市」は面積が602・89平方キロと県内で最も広く、人口は5万329人(3月1日現在)で6番目となる。
 調印後、法定合併協議会長の白倉市長は「今年2月7日に合併協を設置以来、全力で考え、全力で走り短期間で36項目の協定の合意にこぎつけ、万感の思いで調印した。両市町は歴史や地理的に心は一体」とあいさつした。
 特別立会人の山本栄彦知事も「県の西の玄関口にふさわしい人と自然が躍動する環境創造都市を実現してほしい」と祝辞を述べた。
 調印式後、北杜市と小淵沢町議会は、それぞれ配置分合(合併)議案を賛成多数で議決した。[佐野勝]
3月26日朝刊(毎日新聞) - 3月26日17時31分更新

市町村合併:7市町村長が廃置分合を申請 3市町となる予定、期限前に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050326-00000015-mailo-l19

 合併特例法に基づく合併申請の期限(31日)を前に25日、来年2〜3月に甲府市、富士河口湖町、中央市の3市町となる予定の7市町村長が相次いで県庁を訪れ、山本栄彦知事に廃置分合(合併)の申請書を提出した。28日には、来年3月15日に発足予定の北杜、小淵沢の両市町長が申請して県内最後となる。
 平成の大合併で県内の合併申請は、02年10月の旧南部、富沢町(現南部町)で始まり、28日に予定する北杜市と小淵沢町の新「北杜市」を含め15件。03年2月には64市町村あったのが、06年4月には29市町村に半減する。
 この日は午後1時半から▽甲府市となる3市町村(甲府市、中道町、上九一色村)▽富士河口湖町となる2町村(富士河口湖町、上九一色村)▽中央市となる3町村(玉穂、田富町、豊富村)の計7市町村長が、それぞれ申請に訪れた。
 20分ずつ、計3回応対した山本知事は「最近は合併で本当に大変だった。合併する1組に対し、少なくとも(調印式、合併申請などで)4日間が公務で取られるのだから」と冗談を言い、合併の大詰めに感慨もひときわの様子だった。
[宇都宮裕一]3月26日朝刊(毎日新聞) - 3月26日17時31分更新

1714とはずがたり:2005/03/27(日) 03:35:14
<九州・沖縄>宮崎県

反対した町議はどう責任取るのかね?
まぁここは合併を否決して,総務省に補助金減らされて町ぼろぼろにされて不利な状況で結局合併を強行されて怨嗟の的になればいいんでしょうけど。

やざき市町村合併:北郷町、29日合併再審議−−臨時議会
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050326-00000133-mailo-l45

 北郷町の植野章一町長は25日、日南市と南郷町との合併関連議案を再審議する臨時議会を29日午後1時半から開くことを決め、告示した。議案は18日に否決されたのと同じ内容の5件だが、議員発議のため議員が提案する形になる。
 日南市と南郷町の議会は合併関連議案を既に可決しており、可決されれば1市2町は直ちに知事に合併を申請する。否決の場合、少なくとも31日に期限切れが迫った現行合併特例法の下での申請はなくなる。
 北郷町議会は18日の本会議で、6対7の賛成少数で合併関連議案を否決。合併推進の議員4人が再審議のための臨時議会を植野町長に請求していた。[木元六男]
3月26日朝刊
(毎日新聞) - 3月26日18時36分更新

1715杉山真大 </b><font color=#FF0000>(sB4AwhxU)</font><b>:2005/03/27(日) 09:38:45
>>1705
地方議員(議会)が減ったところで利権が減る訳では無いし、むしろ組織力の力技に頼らないと議員になれなくなる傾向が強まるきらいがあるのですよね。
地方議員に利権目当ての土建屋がいっぱいいる現状は自分もイヤですけど、それで貴重な住民の代弁者まで減らすのは本末転倒な気がしますね。

[My HP] http://politics.mtcedar.com/

1716とはずがたり:2005/03/27(日) 11:40:06
>>1715
地方議会に利権は無くならないからこそ総定数を減らした方が良いと思ってます。
また都市部では組織系候補が市民派候補にばたばたと破れる時代。一方で田舎はいまだ共産党と云うだけで村八分にされる。
となると「貴重な代弁者を減らすのが本末転倒」と云うほどのことはないと思ってます。そもそも貴重な代弁者などみんな顔見知りの人口数百の村で存在し得るのか?っちゅう訳です。
ただし(>>1698などでも主張しているように)行きすぎた議員定数には同様な観点から俺も反対です。

1717とはずがたり:2005/03/27(日) 12:11:20
<中国・四国>
野市,頼むm(__)m

市町村合併:野市町、合併の是非問う住民投票−−あす投開票 /高知
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050326-00000239-mailo-l39

 赤岡、香我美、夜須3町と吉川村との合併の是非を問う野市町の住民投票は27日、投開票される。
 野市町を含む5町村は、新市名「香南市」▽合併期日06年3月1日――などの合併協定書に19日に調印している。
 投票は5町村による合併に「賛成」「反対」のいずれかに「〇」を付ける方式。投票率が60%未満なら開票しない。
 投票は27日午前7時〜午後8時、町内13カ所で行われ、午後9時半から町役場3階会議室で開票。午後11時までには結果が判明する見込み。
 外国人を含め投票資格を持つ人(21日現在)は1万3868人(男6534人、女7334人)。[袴田貴行]3月26日朝刊
(毎日新聞) - 3月26日18時20分更新

1718とはずがたり:2005/03/27(日) 12:33:52
<北陸>石川県鳳至郡

ものの見事な穴水外しでしたが。。
能登は珠洲市(珠洲市・能登町:新市役所:旧能登町役場),輪島市(新輪島市・穴水町:新市役所:輪島市)更にに分けるとかどうよ?七尾線は穴水迄広軌化電化して大阪から北陸新幹線経由で直通特急,穴水から門前・輪島・宇出津・飯田へ直通特急に合わせて連絡急行バスを運行。
穴水は町役所も自治体名も失う代わりに奥能登への玄関口としての地位を確立って感じでどう?

市町村合併:輪島市と門前町、合併協定に調印
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050326-00000179-mailo-l17

 来年2月の合併を目指す石川県輪島市と門前町による1市1町の法定合併協議会は25日、同市で合併協定書の調印式を行った。
 式には梶文秋・輪島市長と宮丸冨士雄・門前町長、谷本正憲県知事らが出席。両市町長が協定書に押印した。29日には両市町で臨時議会を開いて合併の決議を行い、今月中に県に申請をする。
 同合併を巡っては、門前と穴水町との2町合併や、輪島市を含めた1市2町合併といった枠組みが浮上するなど、曲折があった。
 一連の「平成の大合併」で、両市町の合併は県内最後になる。
[山中尚登]3月26日朝刊
(毎日新聞) - 3月26日17時25分更新

1719とはずがたり:2005/03/29(火) 12:12:13
<近畿>滋賀県
大津・長浜ともに間に合わせてきましたねぇ。
特に志賀町は産廃問題を抱え揉めるかと思ったが案外すんなりと。。ただ町議会解散選挙でどうなるか‥。。
返す返すも湖北市の断念が残念。ここと彦根が合併すればほぼ完成型なのに。。

大津市への編入合併案を可決 志賀町議会 30日に合併申請へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050328-00000035-kyt-l25

 滋賀県の志賀町議会は28日の臨時議会で、大津市への編入合併案を可決した。29日に開かれる大津市の臨時市議会を経て、30日に目片信大津市長と後藤又久町長が、国松善次知事に合併申請する予定。
 後藤町長は「大津市との早期の合併が町民の将来に向けての最善の道。2万3000人の幸せを考え、承認をお願いしたい」と提案した。出席した議員14人のうち、自民党系、公明党の議員ら8人が賛成した。共産党などの6人は反対した。また合併後、町域の議員定数を3にするなどの3議案も賛成多数で可決した。
 一方、同町選挙管理委員会は同日、合併に反対する住民グループが直接請求した町議会解散の是非を問う住民投票を、5月2日告示、22日投開票と決めた。有効投票の過半数が解散に賛成すれば、議会は即日解散し、翌日から40日以内に町議選が行われる。
(京都新聞) - 3月28日21時17分更新

「長浜市」へ、合併関連4議案を可決 びわ町議会 議員定数など
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050328-00000034-kyt-l25

 滋賀県のびわ町議会は28日、臨時議会を開き、長浜市、浅井町との1市2町合併の関連議案4件をすべて全会一致で可決した。他の2市町はすでに可決している。
 可決されたのは、2006年2月13日に1市2町を廃止して新市「長浜市」を設置▽財産はすべて新市に引き継ぐ▽合併後も3市町の議員(計47人)は06年7月末まで在任▽市議会の定数は初回の選挙のみ28、以降は24とする−の4件。
 1市2町は、30日に県知事に合併申請する予定。
(京都新聞) - 3月28日21時7分更新

1720とはずがたり:2005/03/29(火) 12:28:50
<中国・四国>高知県香南市

おお,まずは第一関門突破。野市町議会は大丈夫やろうねぇ。

市町村合併:野市町の住民投票、開票せず 町長「議案は提出する」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050328-00000247-mailo-l39

 ◇投票率60%未満で
 赤岡、香我美、夜須3町と吉川村との合併の是非を問う野市町の住民投票が27日、実施された。しかし、投票率が57・05%と投票成立条件の60%に届かず、開票されなかった。
 仙頭義寛町長は記者会見し、「残念な結果だ。しかし、これまでの説明で、合併に対する町民理解を、ある程度は得られていると思うので、議会に関連議案を提出する。夢のある『香南市』をつくりたい」と語った。
 外国人を含む当日の有資格者数は1万3830人(男6514人、女7316人)だった。
 野市町を含む5町村に芸西村を加えた6町村は03年4月、法定合併協議会を設置。しかし、野市町と芸西村の住民アンケートで合併反対が多数を占めたため、昨年6月に法定協を解散した。
 芸西村を除く5町村が2月に法定協を再設置し、新市名「香南市」▽合併期日06年3月1日――などの内容の合併協定書に19日に調印していた。[袴田貴行]
3月28日朝刊
(毎日新聞) - 3月28日17時36分更新

1721とはずがたり:2005/03/29(火) 12:48:18
<北海道>胆振支庁

さて次の伊達市と壮瞥町との合併はいつぅ〜?
市に中心駅は伊達紋別だし,新市名は伊達壮瞥でいいんちゃう?

合併・自治のかたち:未来のまちへ/4 飛び地の行方
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050328-00000100-mailo-hok
 ◇双方に「両刃の剣」
 胆振支庁を訪れた大滝村の渡辺実村長は、浅黒く日焼けした顔に終始穏やかな笑みを浮かべていた。合併特例法期限が1週間後に迫った24日。菊谷秀吉・伊達市長と合併申請書を野村昌信支庁長に手渡した渡辺村長は熱を込めて語る。「明治維新後初めて、地方自治体が分権社会に踏み出す第一歩だ」
 大滝村は直線距離で約15キロ離れた伊達市と飛び地合併する。間にある壮瞥町が合併協議会を抜けたためだ。伊達市に編入され、「大滝村」の名は消えるが、渡辺村長に暗さはない。大きな仕事を成し遂げた男の満足感がそこにあった。
  ×  ×  ×
 「ピーク時に16億円あった地方交付税は4億円減った。このまま合併しなければ、北海道の直轄地になるしか道はない」
 合併協議会設置を議論した03年9月の臨時議会で、渡辺村長は村の危機をこう力説した。人口約2000人の大滝村は高齢化率38・8%と、全道1位の石狩管内浜益村とほとんど変わらない。北湯沢地区の温泉を中心とする観光業以外に目立った産業はなく、自主財源に乏しい。小泉純一郎首相が進める三位一体改革は、交付税頼みの同村の財政を直撃した。
 「国や道が権限を村に移譲しても40人余りしかいない村職員では対応しきれない。合併は不可欠だ」。危機感を募らせた渡辺村長は、伊達市、壮瞥町との合併に動く。3首長とも「広域合併は必要」との認識では一致したが、合併前に旧自治体の権限を明確にしたい壮瞥町と、合併を急ぐ伊達市・大滝村が激しく対立。「由緒ある伊達市の名前を捨てるな」という市民の動きも壮瞥町を逆なでにして、合併協議会は昨年12月に解散した。
  ×  ×  ×
 大滝村に残されたのは、自立の道と、伊達市との飛び地合併。渡辺村長は迷わず合併を選択する。編入合併で“名”を捨てても、財源・権限移譲の“実”を取る決心をした。
 2月5日の住民説明会は、急な開催にかかわらず、100人の村民が詰めかけた。菊谷市長は「大滝の産業が発展するよう努力する」と約束し、渡辺村長も「これからは国でなく自治体が権限を持たなくてはならない」と主張した。これを機に飛び地合併を受け入れる意識が村民に徐々に浸透した。3月中旬、農業・林業従事者の集会で農家の男性にかけられた言葉が渡辺村長は忘れられない。「村の名前が無くなるのは寂しいけど、村長の言い分がよく分かったよ」
  ×  ×  ×
 大滝村と伊達市をつなぐ交通機関は1日8往復のバスだけだ。現在は大滝村の70歳以上の高齢者には無料パスが与えられ、通学にかかる料金も村が補助しているが、大人運賃は片道1000円弱かかる。菊谷市長は「このバス路線は片道100円で乗れるよう補助しようと考えている。伊達と大滝の人が一体感を感じられるようにしたい」と語る。
 合併特例債が使えるとはいえ、伊達市の財政は決して豊かではない。大滝村への“投資”が市の財政の足を引っ張ることになりかねない。大滝村にとっても伊達市への求心力が高まれば、地域社会そのものが“崩壊”する可能性がある。飛び地合併は双方にとって「両刃の剣」でもある。[鈴木勝一]=つづく
3月28日朝刊(毎日新聞) - 3月28日16時1分更新

1722とはずがたり:2005/03/30(水) 00:22:07
<北海道>胆振支庁

へぇ>両町はかつて「安平村」だったことから、新町名は「安平町」になる。
と思ったら前に書き込んでいた>>1517-1518。こん時は分村は簡単ですよってページの紹介でしたが,皮肉なことに再合併を選んだんですねぇ。

>>1701 途中で1町村が離脱と云う例が多いような気が。。
(2)05年09月01日 済 新 せたな町  瀬棚町、大成町、北檜山町→今金町離脱
(6)05年10月01日 未 新 八雲町   八雲町、熊石町→今金町離脱
(7)05年10月11日 未 新 釧路市   釧路市,阿寒町,音別町→釧路町離脱
(10)06年03月01日 未 新 日高町   日高町、門別町→平取町離脱
(11)06年03月01日 未 編 伊達市   伊達市、大滝村→壮瞥離脱,伊達と大滝は飛び地
(12)06年03月05日 済 新 北見市   北見市,端野町,常呂町,留辺蘂町→津別町離脱
(14)06年03月27日 未 新 名寄市   名寄市、風連町→名寄の申し入れに下川町は応じず
(16)06年03月27日 未 新 安平町   早来町、追分町→厚真町は当分の間単独
(18)06年03月27日 未 新 洞爺湖町  虻田町、洞爺村→豊浦町離脱
(20)06年03月31日 未 新 新ひだか町 静内町、三石町→新冠村離脱
合併が実現する20の内10がこのパターンだ。

市町村合併:安平町へ合併申請−−早来・追分町
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050329-00000051-mailo-hok

 胆振管内早来町と追分町は28日、胆振支庁に合併の申請を提出した。道議会の議決を経て06年3月27日に新町が誕生する。両町はかつて「安平村」だったことから、新町名は「安平町」になる。[板垣博之]
3月29日朝刊
(毎日新聞) - 3月29日16時1分更新

市町村合併:虻田町と洞爺村、合併協定書調印−−あす申請へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050329-00000049-mailo-hok
 胆振管内虻田町と洞爺村は28日、合併協定書に調印した。29日に両町村議会の議決を経て、30日に知事に申請する。新町名は「洞爺湖町」で、人口は約1万700人。06年3月27日に新町に移行する。
 当初は豊浦町を含むめて3町村で合併を進めていたが、同町は住民投票で合併反対が多数を占めたため、離脱した。
[板垣博之]3月29日朝刊
(毎日新聞) - 3月29日16時1分更新

1723とはずがたり:2005/03/30(水) 00:34:02
<東北>青森地域

浪岡町議会、本会議開けず
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2005/0317/nto0317_18.asp

 十六日夜に合併推進派の野党町議九人だけで会期延長を決めた浪岡町議会三月定例会は十七日、買収事件で逮捕・送検された三議員が欠席していることに加え、合併反対派の与党議員ら八人が欠席したため、定足数(定数二〇の半数以上)に達せず、同日の会議は流会になった。古村一雄町長ら理事者側も欠席した。同議会は十八日も会議を予定している。

 定例会は午後一時半から再開する予定だった。しかし、議会事務局職員全員が休暇を取った上、福士銀一議長の協力要請を、会期延長を無効とする古村町長が拒否したため、再開の手続きが取れなかった。

 野党側は記者会見し、一戸善正町議が「違法性はないとする県の見解を事前に得て、会期を延長した」と正当性を主張。会期を二十八日までとしたことについては、合併に伴う一切の事務調査のため−と述べるにとどまり、明確な理由は説明しなかった。また、「職員全体に議会に協力してはならないという通達を出した古村町長のやり方はおかしい」と痛烈に批判した。

 これに対して、古村町長は会見で「町議三人が逮捕されながら、野党は何のために会期延長を図ったのか理解できない」と反論した。

 また、与党が十七日の会議を欠席した理由について、与党会派の海老名鉄芳町議は「出席議員が過半数を満たさない中で会期延長を決めたことは、ルール違反。与党では議会が十六日で終わったと認識している」と述べた。

1724とはずがたり:2005/03/30(水) 00:45:53
<東海>静岡県

新市になることはもう決まってるんだよねぇ。よゆー。
http://www.tenhama-wa.jp/pdf/kuwari/kuwari.pdf
A区(中央区?)…浜松市中央部
B区(南区?)…浜松市南部
C区(東区?)…浜松市東部
D区(浜北区?)…浜北市
E区(浜名区?)…浜松市西部・雄踏・舞阪地区
F区(引佐区?)…浜松市北部・引佐郡部
J区(天竜区?)…天竜市・周智郡・磐田郡

市町村合併:区役所の場所持ち越し 双方譲らず−−天竜川・浜名湖地域合併協
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050329-00000030-mailo-l22

 ◇来月の臨時会合へ
 浜松市など12市町村で作る天竜川・浜名湖地域合併協議会は28日、第17回目の会合を同市内で開いた。合併後5年間で新市職員数の約1割にあたる650人を減らす定員適正化計画などが承認されたが、もめている政令市移行後の区役所の場所については反対意見が相次ぎ、結論は来月開く臨時の会合に持ち越すこととなった。
 問題となっているのは、同市西部と雄踏・舞阪両町が入るE区と、同市北部と細江町など引佐郡の3町が入るF区の区役所。E区では事務局が雄踏町の堀出前地域に新庁舎を建設する案を示しているが、99年完成の庁舎を持つ舞阪町などが反発している。またF区では細江町役場庁舎を区役所とする案に対し、引佐町や同市北部の住民などが反対しており、これまで案の取り消しを求めて住民約3500人分の署名も提出されている。
 会合では、舞阪町側から「合併の目的は行財政改革。西の端だから駄目では到底納得できない」と声が上がる一方、雄踏町の鈴木正人町長が「舞阪町役場は地震が起きれば津波を確実にかぶる。絶対の自信が持てるのか」と強い調子で述べるなど、双方一歩も譲らない構えを見せた。
 平行線の続く議論に議長の北脇保之同市市長が多数決による採決を求める一幕もあったが、「このままではしこりが残る」とする意見が大勢を占め、来月に臨時の会合を開くことになった。結論が先送りされたことについて、北脇市長は「行革も大事だが、それが唯一の判断基準ではない。次回は会合前に委員同士で議論が深まることを期待したい」とやや疲れた表情を見せた。
[稲生陽]3月29日朝刊(毎日新聞) - 3月29日16時51分更新

1725とはずがたり:2005/03/30(水) 00:49:38
<中国・四国>山口県美祢地域

ここも新市名で揉めたんだよねぇ。

市町村合併やまぐち:美祢法定協が正式休止に /山口
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050329-00000261-mailo-l35

 美祢、美東、秋芳1市2町の法定合併協議会は28日、各市町の首長が協議書を交わし、正式に休止となった。
3月29日朝刊
(毎日新聞) - 3月29日17時26分更新

1726とはずがたり:2005/03/31(木) 06:14:41
<東北>岩手県胆沢江刺地域

良識或る町民の大勝利だ!!!

胆沢町議会可決 市町村合併議案 奥州市へ
http://mytown.asahi.com/iwate/news02.asp?kiji=7632

胆江5市町村の合併特例法期限内の合併に反対する趣旨の請願を採択していた胆沢町議会で30日、合併関連議案が提案され、小差ながら可決した。他の4市町村議会でもそれぞれ合併議案が可決され、行方が危ぶまれていた胆江地方の広域合併が事実上実現。「奥州市」が生まれることになった。

  胆沢町議会の討論では、合併慎重派の議員が「合併後の新市の姿が見えてこない」「町民のサービスと負担はどうなるのか」などと反対意見を述べた。

  これに対し、賛成派議員からは「財政が年々厳しくなる我が町にとって、今回の合併が地域再生への絶好の機会だ」「多数の町民は期限内合併を望んでいる」といった意見がでた。

  起立採決では、賛成10、反対8でかろうじて賛成が上回った。問題の請願の採択では賛成していた3人が、この日の採決では「合併賛成」に回った。

  可決を受けて、後藤完町長は「今後は、町民への説明が重要になる。関係市町村には、これからもよろしくお願いしたい」と語った。

  菅原信雄議長は「基本的に請願採択と今回の議案の採決は別物と思っていた。今後も町民の本当の声を聞く努力をする」と話していた。

  法定協会長の高橋光夫・水沢市長は「合併で一番大切な5市町村の『心』が一致したことに、ほっとしている」と話していた。

[解説] 胆沢町議会が、胆江地方5市町村の合併特例法期限内の合併に反対する趣旨の請願を採択したことで、合併協議の成果は泡と消えるかに見えた。それを逆転、合併を実現させたのは、町民たちの「常識」だったと言える。

  胆沢町議会の反対派議員の主張は、一見「正当」に見えた。「合併論議の時間が少なかった」「難しい問題を先送りしている」などなど。しかしよく考えれば、それらは「反対のための反対」にも見えた。

  法定合併協議会の協議時間が残されていないことは、初めからわかっており、問題の先送りもある程度はやむを得ない状況だったからだ。全員が納得いくまで議論していたら、少なくとも1年はかかっただろう。

  本会議の日程を急きょ前倒しての請願採択も、町民たちには「非常識」な行動に映った。特例法期限まで持ち時間なしの状態で、胆沢町が合併から脱退すれば、すべてがゼロに戻ってしまうからだ。請願に賛成した町議たちには、町民や他の市町村の願いが見えていなかったのではないか。

  これには、おとなしい胆沢町民たちも怒った。約550人が合併推進の町民総決起大会を開いて、反対の意思を示した。合併の賛成署名も約4600人と町民全体の4分の1を越え、「合併はみんなの問題だ」と印象づけた。

  今回の「逆転劇」は、「おかしいことはおかしいと言おうよ」という町の人々の気持ちが、町議会を動かしたものだといえる。町民が、それを実感出来たのなら、今回の「合併迷走劇」も良い経験だったといえる。

 (斎藤信夫)

(3/31)

1727とはずがたり:2005/03/31(木) 06:17:22
<中国・四国>高知県中芸地域

北川の突如の裏切り我が侭で補助金減らされて財政難に苦しむであろう安田・奈半利が可哀想だ。胆沢町議会はちゃんと決断したぞ。まぁ一度は潰れた香南市が出来たし良しとするか。

市町村合併:北川村議会が否決、3町村合併は白紙に−−安田・奈半利は可決
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050330-00000305-mailo-l39

 来年3月を目標に対等合併する協定書に調印していた安田町、奈半利町、北川村の各議会が29日に開かれ、合併関連議案が提案された。安田、奈半利両町議会では可決されたが、今月中旬に行われた住民アンケートで合併反対が多数を占めた北川村議会では否決され、3町村の合併は白紙に戻った。
 3町村は今年2月、法定合併協議会を設置し、合併は3町村の対等合併とする▽新町名は「中芸町」とし合併期日は来年3月20日▽新町の本庁舎は奈半利町に置く――などを決め、同28日に3町村の首長が合併協定書に調印していた。
 法定合併協議会会長の斉藤一孝・奈半利町長は「残念の一言に尽きる。中山間地域の住民などに広域行政に対する不安があったのだろう」と話した。
 一方、来年3月の合併で「香南市」となる赤岡、香我美、野市、夜須の4町と吉川村の各議会もこの日、合併関連議案が提出され、各議会とも可決した。5町村の首長が30日に県庁を訪れ、橋本大二郎知事に合併の申請を行う。[袴田貴行]
3月30日朝刊
(毎日新聞) - 3月30日17時36分更新

1728とはずがたり:2005/03/31(木) 06:20:10
合併協議が済んだら法定協議会は解散するので,積み残した課題は準備会で話し合うのだな。

福智町準備会発足へ 金田町長も「合併に努力」 下田川3町
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050331-00000003-nnp-l40

[筑豊] 来年三月に合併して福智町になることが確実になった下田川三町(赤池、金田、方城)は三十日、合併に向けた最終調整を進める「福智町準備会」を四月に発足させることを決めた。法定合併協は同日で解散した。

 席上、合併に反対してきた金田町の大島道人町長が「合併に向けて努力したい」とあいさつ。初めての出席となった赤池町の浦田弘二町長も「ほかの二町長と手をとっていきたい」と述べ、今後は三町が協力することを確認した。

 準備会の会長には白石博文方城町長が就任する。事務局は金田町役場に置き、新町の事務事業の調整などを進める。
(西日本新聞) - 3月31日2時14分更新

市町村合併:7市町村で準備会設立 9月に「一関市」目指す /岩手
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050330-00000071-mailo-l03

 9月20日に新「一関市」として合併を目指す一関市、花泉、大東、千厩、東山の4町、室根、川崎の2村の7首長は29日、一関市役所で合併準備会の設立会議を開き、設置協定書に調印した。合併を円滑に進めるための準備会で4月1日から運営される。会長に浅井東兵衛・一関市長が、副会長に松川誠・東山町長が選ばれた。事務所は市役所内に置き職員は一関から6人、他町村から各1人の12人で構成される。【天野典文】

3月30日朝刊
(毎日新聞) - 3月30日16時5分更新

1729とはずがたり:2005/03/31(木) 06:31:33
<東北>岩手県
=成立した合併:13地域=
大船渡市2001.11.15大船渡市, 気仙郡 三陸町 編入
盛岡市2006.1.10盛岡市, 岩手郡 玉山村→矢巾町,雫石町,滝沢村,紫波町は盛岡との合併を見送り
宮古市2005.6.6宮古市, 下閉伊郡 田老町,新里村→田野畑村が将来の宮古地区広域合併を検討
奥州市2006.2.20水沢市, 江刺市, 胆沢郡 前沢町,胆沢町,衣川村
花巻市2006.1.1花巻市, 稗貫郡 大迫町,石鳥谷町,和賀郡 東和町
久慈市2006.3.6久慈市, 九戸郡 山形村→野田村が離脱,普代との合併を希望
遠野市2005.10.1遠野市, 上閉伊郡 宮守村
一関市2005.9.20一関市, 西磐井郡 花泉町,東磐井郡 大東町,千厩町,東山町,室根村,川崎村→藤沢・千厩・平泉を排除
二戸市2006.1.1二戸市, 二戸郡 浄法寺町→九戸村が合併協議から離脱
八幡平市2005.9.1岩手郡 西根町,松尾村,安代町
西和賀町2005.11.1和賀郡 湯田町,沢内村
洋野町2006.1.1九戸郡 種市町,大野村→大野村は久慈広域圏も検討

=成立しなかった主な合併=
○○市北上市, 江刺市, 胆沢郡 金ヶ崎町→江刺は奥州市へ
○○市釜石市, 上閉伊郡 大槌町
○○町 岩手郡 葛巻町,岩手町
○○町胆沢郡 衣川村,西磐井郡 平泉町

市町村合併:湯田町議会と沢内村議会、関連議案を可決 きょう、知事に申請へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050330-00000072-mailo-l03

 11月の西和賀町誕生を目指し29日、廃置分合(合併)関連議案を湯田町議会が11対2の賛成多数、沢内村議会が全会一致でそれぞれ可決した。両町村の首長は30日、増田寛也知事に合併申請する。
 湯田町議会では「小規模自治体同士の合併は未来がない」などの反対意見が出た。だが合併しなければ財政上立ち行かないとの意見が大勢を占めた。法定合併協議会長の細井洋行町長は「沢内村の加藤(昭男)前村長の急逝や長い間協議会が開けないなど、いろいろなことがあった。新町では地域特性を生かした産業振興を図る」と話した。
 両町村の法定合併協議会は昨年1月に発足。新設(対等)合併▽現在の湯田町役場を新庁舎にする▽議員定数は16だが、18カ月間の在任特例を適用する――などで合意した。[林哲平]

3月30日朝刊
(毎日新聞) - 3月30日16時5分更新

1730とはずがたり:2005/03/31(木) 12:45:08
<東北・北海道>秋田県

小坂は同和鉱業がある限り大丈夫だろうが,鹿角市は大丈夫なんやろか?

鹿角、小坂の自立方針を尊重/県が検討結果伝える
http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20050331e

 県は30日、鹿角市の「行財政運営基本方針」と、小坂町の「まちづくり推進計画(自立計画)」の検討結果を両市町に伝えた。いずれも「市民に対する著しいサービスの低下を招くことはない」とし、合併せずに自立の道を歩む両市町の方針を尊重した。

 鹿角市の基本方針(17―21年度)では、市税の徴収率向上のほか、施設使用料の減免規定の見直しなどによって、5カ年で計5億円の増収を見込む。歳入不足に対しては各種の基金(17年度末の残高見込みは計21億円余)で補う。

 さらに事業や公的施設の廃止、委託などにより、6億円余の歳出削減目標を掲げ、基金の取り崩し幅の圧縮を図る。

 小坂町の計画(17―26年度)では、10年間で地方交付税(臨時財政対策債含む)が32・6%減少すると見込み、10年間は職員を補充せず、人件費を27・5%削減する。大規模単独事業の終了に伴い、投資的経費を6・3%抑制する。

(2005/03/31 09:10)

1731とはずがたり:2005/03/31(木) 12:51:26
<北陸>富山県

まぁまぁ。入善・朝日はどうするのかね?
M.K.の塗り絵↓さんの所より
http://www.tctv.ne.jp/mkim/geography/image/TOYAMA.GIF

結局,上記2町村に船橋村・立山村・上市町以外の町村は合併により市制移行。
単独市制選択は,魚津・滑川・小矢部・氷見の4市か。

魚津(→滑川との合併希望・黒部から合併懸想)
滑川・船橋・上市(→富山との合併話しあるも単独選択)
小矢部(→高岡広域圏?・福岡町に懸想するも福岡町は高岡選ぶ)
氷見(→高岡広域圏?)
入善・朝日(→黒部などとの合併破談)

市町村合併:黒部市長と宇奈月町長、知事に申請
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050330-00000280-mailo-l16

 新「黒部市」への合併を予定している富山県黒部市の堀内康男市長と宇奈月町の中谷延之町長が29日、石井隆一知事に合併を申請した。県議会の議決などを経て、来年3月31日に新「黒部市」が発足する。[藤原崇志]3月30日朝刊(毎日新聞) - 3月30日16時36分更新

1732とはずがたり:2005/03/31(木) 13:04:20
<近畿>滋賀県

合併を選択しなかったor出来なかったのは町村は以下の12町村
湖北地域:東浅井郡 虎姫町,湖北町,伊香郡 高月町,木之本町,余呉町,西浅井町
彦根地域:犬上郡 豊郷町,甲良町,多賀町
蒲生郡:竜王町,日野町

犬上郡は犬上町or多賀町として新設合併または彦根市に編入を,また湖北地域は湖北市として新設・市制施行または長浜市と合併を。特に湖北市は市町村の削減効果も大きい。住民の反対でぽしゃっただけなので説明会を開くなどねばり強く合併を実現していきたい。

単独市制継続が,草津市・栗東市・守山市の3市。
将来的には草津・栗東・守山・湖南・野洲で琵琶湖市とか?

4グループが知事に合併申請 大津、長浜など10市町
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050331-00000004-cnc-l25

[滋賀県] 合併特例法の期限切れが目前に迫った30日、大津市や長浜市など4つの合併を目指す計10市町の首長が、県庁を訪れ、国松善次知事に合併申請を行った。

 知事への申請は同法適用の条件になっていることから、財政上の優遇措置などを受けるため、申請が相次いだ。今後は県議会議決や総務大臣告示などを経て、それぞれ新しい自治体へ移行する。これまでに申請済みの自治体を合わせると、来年3月末時点で、県内は13市13町となる。

 この日、合併申請したのは、大津市と志賀町(合併後は大津市)、東近江市と能登川町、蒲生町(同東近江市)、長浜市と浅井町、びわ町(同長浜市)、愛東町と秦荘町(同愛荘町)の4グループ。大津市の目片信市長や長浜市の宮腰健市長ら4人が、国松知事へ合併申請書を手渡した。

 国松知事は「苦労して(合併して)良かったと言われるように、精いっぱいやってもらいたい。県も支援していく」などと激励した。 (宇佐美尚)
(中日新聞) - 3月31日10時51分更新

1733とはずがたり:2005/03/31(木) 13:07:16

10万以上新たに5市 東北の新自治体人口ランキング
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050331-00000008-khk-toh

 「西高東低」とされた市町村合併だが、東北でも市町村合併特例法の経過措置期間に入る新年度を前に、ほとんどの合併協議会が合併申請手続きを完了。「平成の大合併」後の新しい東北の自治体の姿が見えてきた。

 すべての合併協議が成立した場合の東北の人口ランキングは表の通り。人口10万以上の自治体は大崎、奥州、新・一関、新・花巻、新・横手の5市が加わって14都市から19都市に増える。
 合併によって人口が30万人を超える新・青森市と新・盛岡市は、新たに中核市の資格要件を満たすことになり、県からの権限移譲も進む。

 東北の県庁所在市で中核市以上の人口要件を満たしていないのは、2市2町による協議が破たんした山形市と、現行特例法の適用期限内での合併が困難となった福島市だけ。「合併の成否が自治体運営の権限拡大に直結する」(総務省)という実態を浮き彫りにした。

 このほか、東北における市町村合併のさきがけとなった北上市(岩手)、9町が合併して1日に発足する登米市(宮城)、22日に誕生したばかりの由利本荘市、大仙市(秋田)などが9万人台。合併によるスケールメリットを生かして新たな10万都市を目指す。

 一方、人口約6800人の福島県矢祭町は「合併しない宣言」をし、同様に自立の道を探る自治体も少なくない。三位一体改革の影響で、今後も地方交付税の削減が予想される中、これらの小規模自治体は経常経費の削減などで生き残りを図ろうとしている。

◎「地域の関心高まった」各県評価

 東北の「平成の大合併」で、各県は市町村間の調整役として奔走した。順調に進んだ県もあれば、相次いで破たんに追い込まれた県もある。ただ、各県担当者は「合併の数だけが問題ではない」「市町村の在り方を真剣に議論した意義は大きい」と評価、総括している。

 秋田県は来年3月末までに25市町村に集約され、東北で最も市町村が少ない県となる。合併を強力に推進した寺田典城知事は「25市町村となるのは地方行政の革命のようなもの。市町村長や議会、地域住民はものすごいエネルギーを発揮した」と強調する。

 宮城県では現在の69市町村が36市町村へとほぼ半減する一方、破談となった法定合併協議会もあった。足達雅英県市町村課長は「合併市町村の数の多少では評価できないが、破談となった理由がよく分からないケースもあった」と、地域間の認識の落差や感情的な摩擦を解消する難しさを指摘する。

 市町村数が59から35となる岩手県は、2、3の自治体による小規模な合併が多いのが特徴。全体的に出遅れた合併論議を性急に進めた結果、議会の反発を招くなどして合併特例法の期限直前まで混乱するケースが目立った。増田寛也知事は「各地域で曲折はあったが、自分たちで地域の将来像を議論したのは大変貴重な経験だ」と話す。

 青森県は67市町村を11―17自治体に再編する合併パターンを策定したが、40市町村にとどまる見通し。県市町村振興課は「県のパターンはたたき台にすぎず、地元の事情が尊重された結果の表れ」と冷静に解釈。三村申吾知事は「全国で中位程度のレベルと受け止めている」と言う。

 現在の44市町村から35市町村となる山形県。合併数が3件と少ないように見えるが、県市町村課は「222市町村が44市町村に収れんされた昭和の大合併で、既に適正規模となった市町村が多い」と説明する。

 61市町村となる福島県。県広域行政グループの斎須秀行参事は「数字が多いか少ないかは別にして、市町村の努力の成果は表れたと思っている。合併論議を通し、住民が市町村行政に関心を持ったことも大きな成果だ」と話している。

(河北新報) - 3月31日7時5分更新

1734とはずがたり:2005/03/31(木) 13:14:09
平成の大合併 東北で66新市町 特例法申請きょう期限
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050331-00000013-khk-toh

 現行の市町村合併特例法が31日に期限を迎えるのを前に、河北新報社は30日、東北6県の合併進行状況をまとめた。合併によって財政上の優遇措置を受けるには、きょう31日までに県に申請手続きを終えた上、来年3月末までに新自治体を発足させなければならない。東北で特例法に基づく新市町は合わせて66に上る。多くの合併協議会は新年度に合併期日を設定しており、1999年4月の特例法施行で始まった「平成の大合併」は大詰めの1年を迎える。

 きょう31日に青森では新・八戸市、新・深浦町、新・七戸町、新・東北町が誕生。新年度がスタートするあす4月1日には青森の新・青森市、宮城の新・石巻市、登米市、栗原市、東松島市、福島の新・須賀川市が発足する。

 特例法が施行される直前の99年3月に400あった東北の市町村は、この6年間で20%減少し、4月1日時点で319にまで再編される。
 特例法の経過措置期間となる4月以降には自治体の再編が一層加速。来年3月には東北の市町村数は99年3月と比べ42%減の232になる。

 市町村数の変化を各県別に見ると、今月中旬に大仙市など6つの新市が一気に誕生した秋田は減少率が39%で、自治体再編が最も進んでいる。1日に10町村合併による栗原市などが発足する宮城は減少率37%。これに対して山形は、現時点で合併事例はゼロ。岩手は01年11月の大船渡市と三陸町による合併だけとなっている。

 ただ、既に申請手続きを終えた合併協も多く、最終的には自治体の減少率は青森40%、岩手41%、宮城49%、秋田64%、山形20%、福島32%になる見込み。

 全国では現在、500を超える法定協が設置されており、特例法の経過措置が切れる来年3月末には、全国の市町村数は1800前後にまで再編されるとみられる。1日には、合併特例債などの財政支援措置を廃止した「新合併特例法」が施行される。

(河北新報) - 3月31日7時5分更新

1735とはずがたり:2005/03/31(木) 13:22:45
<中国・四国>島根県

政争の名所にならなきゃ良いけど>奥出雲町

市町村合併:あす、「新・松江市」と「奥出雲町」誕生
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050330-00000196-mailo-l32

 「新・松江市」と「奥出雲町」が31日、新たに誕生する。松江市と八束郡7町村が合併する新・松江市は人口19万5345人、7万4502世帯(2月28日現在)で県内最大。面積は530平方キロで、22日に合併した出雲市に次いで4番目の広さになる。仁多町と横田町の合併で発足する奥出雲町は人口1万6432人、5068世帯(1月末現在)。二つの旧庁舎を並立させて行政を進める。【酒造唯、久野洋】
 ◇人口は19万5345人 広さ、県内4番目−−新・松江市
 新・松江市への歩みは99年、松江市と八束郡計9市町村の合併を目指した「松江・八束広域行政研究協議会」の設立から始まった。しかし、02年10月に東出雲町が離脱し、その後の住民投票でも合併への不参加が決まった。このため同11月に8市町村で法定協議会を設立した。昨年3月、8市町村の首長が合併協定書に調印した。
 合併に伴い、八束郡各町の住所表記は「松江市鹿島町」のように旧町名が続き、八雲村は「松江市八雲町」となる。また現行の地名のうち、恵曇町(鹿島町)と林村(玉湯町)だけは町と村を除き、松江市鹿島町恵曇▽松江市玉湯町林となる。
 行政サービスは、ほぼ現・松江市のものに統一される。ごみ袋の値段は30リットル入り1枚15〜16円(現行の最高は玉湯町の1枚138円)▽住民票のコピーの発行手数料は1枚300円▽健康診断の基本料金は20歳以上で個別2000円――など。
 本庁は現・松江市役所とし、八束郡7町村の役場は支所となる。東出雲町を加えた9市町村でごみ処理や消防を行ってきた松江地区広域行政組合が松江市に編入され、新市の職員数は本庁1574人、支所205人の計1779人。本庁の改組や職員増に伴い、本館裏に5階建ての西棟を新設した。正式な市組織の発足は6月1日を予定し、6月末日までの一般会計予算は353億3555万円。
 31日は午前8時から現・松江市役所で、午前9時から各支所でそれぞれ開庁式がある。
 ◇人口は1万6432人 二旧庁舎を並立−−「奥出雲町」
 奥出雲町では31日午前8時から横田庁舎、午前9時から仁多庁舎でそれぞれ開庁式があり、仁多、横田の旧町長や浜崎正英・町長職務執行者らが新町の発足を祝う。
 仁多、横田両町は03年1月に任意合併協、同年4月に法定合併協を結成して合併協議を進めてきたが、庁舎の場所や町名を巡っての話し合いは難航を極めた。その結果、、県内の合併協では最後まで協議を続け、年度内の合併では期限ぎりぎりの今月7日になってようやく合併を申請した。
 奥出雲町の庁舎は旧町の役場を「横田庁舎」「仁多庁舎」として使う。総務、財政などは仁多、産業や農林振興などは横田に、町長室は両庁舎に置かれる。
 新町初の町長選は4月26日告示、5月1日投開票の予定。合併協会長の岩田一郎・仁多町長(79)は「長い間町長を務め、後進に譲るべきだと思っているが、町内からは『職務執行者(就任)を受けるな』という声が強かった」として出馬に含みを持たせている。渡部広吉・横田町長(65)も出馬、不出馬ともに表明していないものの、「職務執行者は岩田町長にやってもらいたかった」としている。同じ日に定数22の町議選もあり、今回のみ旧町ごとに定数11の選挙区を設ける。

3月30日朝刊
(毎日新聞) - 3月30日17時16分更新

1736とはずがたり:2005/03/31(木) 13:36:24
<東海>静岡県 【伊豆下田賀茂地方】

◆下田市, 賀茂郡南伊豆町,東伊豆町,河津町,松崎町,西伊豆町,賀茂村と7市町村で検討会「賀茂地区合併検討委員会」設置:2002/5/29
 |└→●東伊豆町の合併に関する住民投票の結果「合併しない(67.1%)」「伊東市(26%)」「河津町(6.9%)」(2003/2/2),東伊豆町が合併協議から離脱(2/6),単独町制継続へ
 ↓
(下田市,賀茂郡南伊豆町,河津町,松崎町,西伊豆町,賀茂村の6町村)
 |
松崎町,西伊豆町,賀茂村が合併協議から離脱,委員会を解散:2003/3/31
 |└→◆西伊豆町(賀茂郡 松崎町,西伊豆町,賀茂村)☆西豆3町村合併協議会(2004/9/30解散)
 | ※新町役場:現・松崎町役場→松崎町が住民投票検討→西伊豆・賀茂が反撥協議離脱
 |   ↓ └→●松崎町は単独町制継続
 ↓ ■西伊豆町2005.4.1賀茂郡 西伊豆町,賀茂村,西伊豆町・賀茂村合併協議会(法定)
(下田市,賀茂郡南伊豆町,河津町の3町村)
 ↓
◆河津町と3町で任意協議会設置:2003/4/1
☆下田市・河津町・南伊豆町合併協議会(設置:2003/10/6)
河津町が合併協議から離脱(2004/1/31),単独町制継続へ→法定協解散:2004/1/31
 ├→●賀茂郡河津町
 ↓
◆下田市, 賀茂郡 南伊豆町2市町で任意協議会設置:2004/5/12
☆下田市・南伊豆町任意合併協議会(任意)
※法定協議会設置案を下田市が可決(2004/6/4),南伊豆町が否決(6/10)
※下田市,南伊豆町長は2市町での合併協議に前向き・南伊豆町議会が合併に反対。
※南伊豆町で下田市との2市町での法定協議会設置を求める住民発議,下田市が可決,南伊豆町が否決
※南伊豆町の法定協議会設置の是非を問う住民投票の結果「賛成(39.6%)」「反対(60.4%)」(2004/10/17)
※2市町での合併を断念,下田市,南伊豆町は単独自治継続へ。南伊豆で議会と町長の対立が激化↓。

市町村合併:南伊豆町長が辞職 議会と合併めぐり対立、予算案否決など受け
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050330-00000014-mailo-l22

 岩田篤・南伊豆町長は29日、4月15日付の辞職願を提出、臨時議会で承認された。議会が町長辞職を町選管に通知してから50日以内に選挙が行われる。
 岩田町長は3月定例会で新年度一般会計予算案を否決され、辞職勧告決議案を受けていた。当初は辞職を否定していたが、議員から「辞職しなければ予算修正審議に応じない」との声が出たため、辞職に至った。
 町長と議会は、下田市との合併をめぐり対立が深まっていた。岩田町長は「合併の難しさを痛感している。財政再建に対する手法の相違も埋まらなかった」と話し、次期町長選出馬については「今は白紙」と含みを持たせた。
 予算案は町長の辞職表明後の常任委員会で審議された修正案が、全会一致で可決された。[中村隆]

3月30日朝刊
(毎日新聞) - 3月30日16時51分更新

1737とはずがたり:2005/03/31(木) 13:39:14
<中国・四国>鳥取県鳥取地域

鳥取との合併断乎拒絶に続き,文化・まちづくり課と子育て支援課の設置を拒否するなど,智頭町議会は自分らの土建費用のお手盛りを続けたいだけに過ぎぬ!議会解散汁!

智頭町議会:暫定予算を計上へ 機構改革実施も見送る−−来月から2カ月間
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050330-00000182-mailo-l31

 3月定例議会で05年度当初予算案を否決された智頭町は29日、4月から2カ月間の暫定予算を組むことを明らかにした。事業費などを除いた義務的経費を計上した暫定的措置で、同町は2カ月以内に臨時議会を開き、本予算の可決を目指す。同じく同議会で否決された機構改革の実施も見送った。
 財政難から緊縮型となった当初予算案は、同議会で町議から反対意見が続出して否決。当面必要となる最小限の義務的経費のみを計上した暫定予算を組むか、当初案を臨時議会で再審議するか選択を迫られていたが、町長権限による専決処分で暫定予算を選択した。これにより、当面の間、町が実施予定の事業は実施できない。
 一方、現行の5課から7課にする機構改革について、同議会では「スリム化を進める行財政改革に反する」などとして否決。今後、再提案しても否決される可能性が高いことから、文化・まちづくり課と子育て支援課の新設を断念した。
 暫定予算を選択した理由について、同町は「年度末が迫っており、当初予算案が可決される見込みがないため」としている。[田辺佑介]
3月30日朝刊
(毎日新聞) - 3月30日17時16分更新

1738とはずがたり:2005/03/31(木) 13:42:59
<近畿>京都府

宮津と伊根の破綻が残念だがあとは無事実現しましたねぇ。
京都府の懸案は,木津市@木津+加茂+山城,宮津市@上述,乙訓市,宇城地域,華田辺市@京田辺+精華と云った所か。

京都府内の市町3組が合併を申請 首長らが山田啓二知事に手渡す
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050330-00000024-kyt-l26

 来年度の合併を目指す京都府内の市町3組が30日、府に合併を申請した。合併特例法の期限が3月末に切れるため、この日に集中しての申請となった。各市町の首長らが山田啓二知事に合併申請書を手渡し、新たなまちづくりに向けて抱負を語った。
 合併を申請したのは2006年1月1日に「福知山市」への編入合併を目指す三和、夜久野、大江町と福知山市、同日に「南丹市」となる予定の園部、八木、日吉、美山町、06年3月1日に「与謝野町」発足を予定している加悦、岩滝、野田川町の3組。
 申請書を知事に提出した高日音彦福知山市長は「住民サービスの拠点となる支所をしっかり構築したい」。野中一二三園部町長は「合併特例債の活用で情報化を進め、高齢者にも安心感あるまちづくりを進める」、太田貴美野田川町長は「宮津市や伊根町とも引き続き連携し、まちづくりに取り組む」と述べた。
 山田知事は「将来発展できるよう、府として全力で支援したい」と強調した。
 府内では昨年4月に京丹後市が発足。4月1日には京北町が京都市に編入合併される。10月11日に京丹波町になる予定の丹波、瑞穂、和知町は2月に合併を申請、府議会の議決を経て知事が合併を決定している。
(京都新聞) - 3月31日12時47分更新

1739とはずがたり:2005/03/31(木) 15:03:08
「3月31日 市町村合併・新郡設置」
http://glin.jp/upd/

青森県「八戸市(はちのへし)」←八戸市、三戸郡南郷村
青森県「西津軽郡 深浦町(ふかうらまち)」←西津軽郡深浦町、岩崎村
青森県「上北郡 七戸町(しちのへまち)」←上北郡七戸町、天間林村
青森県「上北郡 東北町(とうほくまち)」←上北郡上北町、東北町
=以上青森県新自治体区域
http://kgy999.com/amezo_img/tohazugatali/1270005031324/1171405033156.gif
福井県「三方上中郡 若狭町(わかさちょう)」←三方郡三方町、遠敷郡上中町
※「町村合併と新郡設置」←若狭郡三方上中町の間違えちゃうのん
鳥取県「米子市(よなごし)」←米子市、西伯郡淀江町
鳥取県「八頭郡 八頭町(やずちょう)」←八頭郡郡家町、船岡町、八東町
島根県「松江市(まつえし)」←松江市、八束郡鹿島町、島根町、美保関町、八雲村、玉湯町、宍道町、八束町
島根県「仁多郡 奥出雲町(おくいずもちょう)」←仁多郡仁多町、横田町
=以上島根県新自治体区域
http://kgy999.com/amezo_img/tohazugatali/1270005031324/1561405033156.gif
岡山県「新見市(にいみし)」←新見市、阿哲郡大佐町、神郷町、哲多町、哲西町
岡山県「真庭市(まにわし)」←上房郡北房町、真庭郡勝山町、落合町、湯原町、久世町、美甘村、川上村、八束村、中和村
※個人的に期待の新市
岡山県「美作市(みまさかし)」←勝田郡勝田町、英田郡大原町、東粟倉村、美作町、作東町、英田町
=以上岡山県新自治体区域
http://kgy999.com/amezo_img/tohazugatali/1270005031324/1401405033157.gif
広島県「庄原市(しょうばらし)」←庄原市、甲奴郡総領町、比婆郡西城町、東城町、口和町、高野町、比和町
=以上広島県新自治体区域
http://kgy999.com/amezo_img/tohazugatali/1270005031324/1281405033158.gif
大分県「豊後高田市(ぶんごたかだし)」←豊後高田市、西国東郡真玉町、香々地町
大分県「宇佐市(うさし)」←宇佐市、宇佐郡院内町、安心院町
大分県「豊後大野市(ぶんごおおのし)」←大野郡三重町、清川村、緒方町、朝地町、大野町、千歳村、犬飼町
=以上大分県自治体区域
http://kgy999.com/amezo_img/tohazugatali/1270005031324/1571405033158.gif
鹿児島県「肝属郡 南大隅町(みなみおおすみちょう)」←肝属郡根占町、佐多町

1740とはずがたり:2005/03/31(木) 17:05:18
<長野県>
200年かそこらの地名が無くなるのは仕方がないが,更級が無くなるのは淋しいねぇ。

自治の行方:県内の合併事情 市町村、120から81に−−12地名消滅も
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050331-00000098-mailo-l20

 ◇更埴、北御牧…12地名消滅も
 財政優遇措置が受けられる合併特例法の期限が31日で切れる。県内では03年9月誕生の千曲市を皮切りに12市町村が合併。今年4月以降も44市町村が合併し“平成の大合併”前後で県の市町村数は120から81と3分の2に減る見込みだ。県内の合併事情をまとめた。【反橋希美】
 ◆“民意”で19協議会が破たん
 県の市町村の減少率は全国平均から見て低めだ。県市町村課によると、協議がまとまらず解散した合併協議会は12任意協(合併研究会を含む)、7法定協の計19協議会。ほとんどは、住民投票や意向調査の結果によるものだ。
 平成の大合併で県内で行われた住民投票は26回、住民意向調査やアンケートは70回以上に及ぶ。意向調査で「ノー」を出されても協議を続け、再度“お伺い”を立てた自治体も多く、中条村と野沢温泉村は結果が変わらず破たん。穂高町では一転して賛成が上回り、「安曇野市」実現へ進んだ。
 住民投票で協議が破たんした自治体職員は「十分説明したが、感情で判断された」と漏らす。関西学院大の小西砂千夫教授(財政学)は「普段から役所と住民との信頼関係が築けていれば、合併協議はスムーズにいくはず。協議の段階で急に情報提供しても、理解を得るのは難しい」と話す。
 ◆1300年の歴史……「更級」消える
 合併で、地名が住所表記から消える地域がある。「更埴(市)」や「北御牧(村)」など12市町村名は、新住所では表記せず大字などでも同じ名称は残らない。また旧大岡村が長野市に編入され更級郡が消滅、1300年の歴史を持つ「更級」もなくなった。
 市町村名を残すかどうかについて、新「上田市」など「住民の関心が高い」としてアンケートをとる地域もあるが、議論にならなかった地域も。残さない地域は「表記が長くなる」「支所名などで残る」「新しい地名で愛着がない」などの意見が多かったようだ。逆に開田村が「木曽町開田高原」、木曽漆器で知られる楢川村平沢地区が「塩尻市木曽平沢」とするなど、観光資源をPRしようと、新地名を付ける地域もある。
 ◆進む住民自治組織の設置
 合併するほとんどの地域は住民の声を行政に反映させ、自治の推進を図るために住民自治組織を新しく設置する。合併済みや合併予定の18市町村のうち、10市町で特例法などによる「地域審議会」や「地域自治区」を置き、4市町では新条例を設けて独自の組織を設置する予定。
 地域審議会などについては、住民の関心が高まらなかったり、活動内容について模索段階の地域が多く「要望団体にならないか不安」(中信地方の自治体職員)などの声もある中、「安曇野市」の5町村住民が「行政と住民の協働を目指す」NPOを設置するなどの動きもある。一方、阿智村では、簡単な道路補修などは住民が行うなど「自治会制度」が既に確立。制度を編入する浪合地区に広げる予定だ。
………………………………………………………………………………………………………
 ◇住所表記からなくなる旧市町村名◇
市町村名       地名発祥の時期と主な由来
更埴   1959年 埴科郡と更級郡の町村が合併
東部   1956年 小県郡の東部に位置する
北御牧  1889年 皇室の牧場(御牧)の北に位置する
八千穂  1956年 千曲川をはさみ畑八村と穂積村が合併
四賀   1955年 4村が「めでたく」合併
楢川   1889年 奈良井村と贄川村が合併
本城   1889年 城跡が多い
浅科   1955年 浅間山と蓼科山を臨む土地
豊田   1953年 豊井村と永田村が合併
三水   1889年 芋川、倉井、普光寺の3用水が水源
長門   1956年 長久保新町、長窪古町、大門村が合併
木曽福島 1967年 福島町に木曽を冠した
 ※新「上田市」の丸子町、真田町、武石村は未定

3月31日朝刊
(毎日新聞) - 3月31日16時46分更新

1741とはずがたり:2005/04/01(金) 04:39:39
<近畿>京都府
【期限を迎えて】
昨日(3/31)を以て合併特例法による財政支援の期限が切れた。この1年余り夢中で追いかけてきた市町村合併がの協議・申請が一段落をすることを意味しているため感慨深くこの日を迎えた。諦め掛けたが土壇場で復活した香南・香美・奥州,矢張り駄目だった中芸など,最後の最後まで合併ウォッチャーをハラハラドキドキ愉しませてくれたことを感謝したい。
そんな失ったドラマにやや感傷的になっている時にこのニュースは眼に留まった。我がお膝元京都府は木津相楽地域での合併協議である。ああ,まだ全てが終わった訳じゃないんだな,と。まだドラマは続いてるんだと,また前向きにに市町村合併観察を続けろと木津・加茂・山城の合併協は俺に伝えたかったのか?3町の合併の成就を願ってやまない。

1日に法定合併協
http://mytown.asahi.com/kyoto/news02.asp?kiji=4582
木津・加茂・山城 会長に木津町長
  木津、加茂、山城の3町合併のための法定協議会の設立に向けた準備会は29日、4月1日に法定協議会を発足させることで合意した。3町長は「これからが正念場」と話し、説明会などを開いて住民の理解を求めていく考えを明らかにした。

  法定協の事務局は木津町役場内に置く。会長には河井規子・木津町長、副会長には難波久士・加茂町長、藤原秀夫・山城町長が就任する。委員は3町長のほか、各町の議会議長、助役、学識経験者ら26人で構成する。事務局職員は木津町3人、加茂、山城町各2人、府からの派遣2人の9人。

  4月1日に事務所開きをする。会議は2カ月に1回開催、第1回は5月中旬に開かれる予定。

  この日、3町長は記者会見し、河井・木津町長は「各町の特色に配慮しながら、住民にとってよかったと思えるまちづくりをしたい」、難波・加茂町長は「住民にきちんと説明し、情報を公開して理解を求めていきたい」、藤原・山城町長は「住民の批判を受けないように、住民の総意に基づいて合併をまとめていきたい」などと、今後に向けての抱負を語った。
(3/30)

1742とはずがたり:2005/04/01(金) 04:45:37
<中国・四国>高松地域

庵治町、高松市との合併議案再提案へ
http://mytown.asahi.com/kagawa/news02.asp?kiji=7244

  23日の定例議会で高松市との合併関連議案を否決した庵治町議会は、31日に臨時議会を開き、同議案を再び審議することを決めた。可決されれば、合併特例法が最終期限と定める同日中に合併を申請する方針。隣接する牟礼町はすでに同議案を否決したが、庵治町は土壇場で、期限内の「飛び地合併」の可能性を探ることになった。
  29日に開かれた議会全員協議会で、梶河正孝町長が「期限内の合併の道を探りたい」と、臨時議会への再提案について説明、了承された。
  高松市との合併をめぐっては、隣接する牟礼町議会が23日、高松市との合併を否決したことから、同日の庵治町議会では単独合併によって高松市の「飛び地」となることを嫌った議員が反対に回り、反対6、賛成5で否決されていた。だが牟礼町が28日に再審議を決めたことから、動向を見守ってきた。
  28日、牟礼町は再び合併を否決したが、辞職願を提出した高木英一・牟礼町長が「出直し選挙」に出馬を表明。選挙結果によっては牟礼町と高松市との合併が早期に実現する可能性も出てきた。「優遇措置の受けられる期限内の合併を目指したい」(梶河町長)と、再び議会に判断を求めることにしたという。
  23日の議会で合併議案に反対した町議のなかには、「高松市の飛び地になるのは短期間になる可能性もある。庵治町が単独で生き残るのは難しい」と話す議員もいる。
(3/30)

高松市との合併議案一転可決-庵治町
2005年3月31日 17:40
http://www.shikoku-np.co.jp/news/administration/200503/20050331000308.htm

 庵治町議会は三十一日、臨時議会を開き、梶河正孝町長が八日前に否決された高松市との合併関連五議案を再提案、賛成多数で一転可決した。高松市議会は既に同議案を可決しており、両市町の合併は現行特例法の期限最終日で実現した。両市町は牟礼町を挟んだ県内では初の飛び地合併となる。来年一月十日の合併に向け、高松市と協定書を調印した五町のうち、合併議案を可決したのは香川、香南、国分寺町に次ぎ四町目。九月に合併する塩江町を含めると新市の人口は約三十九万八千人、面積は約三百六十平方キロとなる。

 同町議会は、隣接する牟礼町議会が高松市との合併議案を否決したことから、二十三日の三月定例議会では「隣の牟礼町を飛び越えての合併は困難」などとして否決した。しかし、牟礼町の出直し町長選の動向や現行特例法での優遇措置などを背景に再審議した結果、飛び地合併やむなしと結論づけた。

 総務省などによると、飛び地合併は群馬県桐生市、岐阜県大垣市などで行われているものの全国的にみても数例程度という。

 臨時議会で再提案理由説明に立った梶河町長は、「飛び地合併は避けたいとして否決となった案件だが、二度否決した牟礼町は今後も高松市を合併の対象とする方向が明確になった」とした上で、「これ以上、牟礼町に追従することは住民にとって良い方向とはならない」と強調した。

 討論で賛成議員が「アンケートで示された民意を尊重したい。ひっ迫する町財政、子供たちの将来を考えると合併の道しかない」と訴え、反対議員は「大きな町が住民にとって幸せとは思わない。小さくても血の通った町であるべきだ」などと主張した。

 採決は、関連五議案のうち一議案を記名投票で行い、前回反対した四人が賛成に回り、賛成九、反対二で一転可決した。残る四議案は一括して起立採決で可決した。

 閉会後、梶河町長は「議会は住民を第一に考え選択してくれた。当分、牟礼町とは連携できないが、近い将来はともに歩めるはずだ」と話した。

 庵治町は、昨年二月の住民アンケート結果に基づき高松市との合併協議会を設置。今年二月に協議を終え合併協定書の調印を済ませていたが、三月定例会では賛成五、反対六で否決していた。

1743とはずがたり:2005/04/01(金) 04:46:59
<中国・四国>岡山県

3月31日、3つの市誕生
http://mytown.asahi.com/okayama/news02.asp?kiji=5804

 「平成の大合併」で31日、県内に新たに三つの市が誕生し、各市で開庁式などが予定されている。阿新地域5市町が対等合併した新「新見市」、真庭郡などの9町村が一つになった「真庭市」、勝英地域6町村による「美作市」で、県内の市町村数は34となる。県内の合併は一段落するが、来年までに予定されている合併が順調に進むと、市町村の数は合併が始まる前の78から、最終的に30を切る見通しだ。

住民主体の町づくりへ/新見市

 阿新地域5市町が合併してつくる新しい新見市は、午前8時から本庁舎(旧新見市役所)や旧4町の各支局で開所式を行い、テープカットをして新市の発足を祝う。

 県北西部に位置し、西は広島県、北は鳥取県に接する。面積は793平方キロで県全体の11%を占める。人口は3万7219人(2月末現在)。合併と同時に新市の「憲法」となるまちづくり条例を施行し、住民主体のまちづくりを目指す。

 市長選と市議選(定数24)は4月17日告示、24日投開票の予定。市長選は、旧新見市長の石垣正夫氏(64)と旧大佐町長の梅田和男氏(53)が立候補を準備。市議選は旧市町単位の選挙区で争われる。旧新見市は02年のダブル選で全国で初めて電子投票を実施したが、今回は準備期間の不足などを理由に自書式で実施される。

広さ県内最大828平方キロ/真庭市

 真庭地域の9町村でつくる真庭市では、午前8時15分から市役所が置かれる旧勝山町役場前で開庁式をする。旧町村ごとの各支局でも同様の式典があり、午前8時半の花火を合図に本庁と9支局は一斉に市役所業務に入る予定だ。

 新市の人口は5万4381人(2月末現在)。面積は828平方キロとなり、県内最大となった。最北の蒜山地域と南端の落合・北房地域では、「3〜5度は気温が違う」といわれるほど気候・風土に差がある。広大な地域をそれぞれの特性を生かしながら一つにまとめ上げることが当面の最大の課題といえる。

 合併に伴う市長選と市議選(総定数40)は17日告示、24日投開票の予定。市長選には、旧勝山町長の浅野実氏(65)と真庭郡選出の前県議の井手紘一郎氏(65)が立候補を表明している。

気候、個性の違いどうまとめるか/美作市

 勝英地域の6町村でつくる美作市の開庁式は、午前7時半から、市役所となる旧美作町役場前で、旧町村長らも出席して開かれる。総合支所となる旧町村役場でも式典がある。

 新市の人口は3万4201人(1月31日現在)、面積は430平方キロ。兵庫県に接する南北に長い地形で、冷え込みの厳しい旧東粟倉村から、太陽光発電に力を入れていた温暖な旧英田町まで、個性の違いの大きい地域をいかにまとめあげるかが大きな課題だ。財政難に苦しんできた旧町村も少なくなく、今後の財政運営も深刻な宿題といえる。

 合併に伴う市長選と市議選(総定数26)は17日告示、24日投開票の予定。市長選には旧美作町長の宮本俊朗氏(61)が立候補の意向を表明している。

 ◇31日に合併して誕生する新市(かっこ内は構成する旧市町村)
新見市(新見市・大佐町・神郷町・哲多町・哲西町)
真庭市(北房町・勝山町・落合町・湯原町・久世町・美甘村・川上村・八束村・中和村)
美作市(勝田町・大原町・東粟倉村・美作町・作東町・英田町)
(3/31)

1744とはずがたり:2005/04/01(金) 04:51:08
<東海>愛知県
☆西尾市・幡豆郡3町任意合併協議会(任意)
※幡豆郡3町(一色町,吉良町,幡豆町)で研究会設置:2002/7/24
※4市町で研究会設置:2003/2/18
※任意協議会設置:2003/8/28
※合併方式を巡り協議が難航(西尾市は同市への編入,幡豆郡3町は新設を要望)
※4市町での合併を断念,協議会を解散:2004/1/16

人口16万の新西尾市実現を!名前を西尾市とする代わりに新設にすりゃあええんちゃうか?

http://mytown.asahi.com/aichi/news02.asp?c=36&amp;kiji=642
西尾市、合併に意欲/本田市長施政方針
幡豆郡3町と再び

  西尾市の3月定例市議会が28日、開会した。本田忠彦市長は施政方針演説で一色、幡豆、吉良の幡豆郡3町との合併について、「タイミングを逸しないように、次に向けての話し合いの場を持ちたい」とし、昨年1月の任意協議会解散後、初めて合併への意欲を示した。

  西尾市と幡豆郡3町は、03年8月、合併特例法の期限である今年3月末の合併を目指し、任意協議会を発足。しかし、昨年1月、合併方式などを巡って紛糾し、幡豆町を除く1市2町が「時期尚早だった」などとし協議会を解散した。

  本田市長はこの日の演説で「多くの市民から、最後まで十分な議論もできないままに不完全燃焼で終わったと、不満を聞いている」とし、「この解散を次に進むステップにしなければならない。幡豆郡3町とは歴史的にも比較的自然な形での合併が可能だ」と述べた。

  合併の枠組みについては「旧来の形にとらわれることなく、1市3町を核としながらも、それを拡大した新たな枠組みについて前向きに議論したい」とも話した。

(3/1三河版)(3/1)

1745とはずがたり:2005/04/01(金) 04:55:11
<東北・北海道>青森市

はい,おわり。
浪岡じゃなくて東津軽郡では中核市の人口定足数満たすの無理やったんかいな?

浪岡町議会 自然流会、歴史に幕
合併推進派12人欠席 反対派議案、封じる形に
http://mytown.asahi.com/aomori/news02.asp?kiji=7852

 浪岡町議会は29日、臨時議会に合併推進派の町議が出席せず、定数(20)の半数以上に達しなかったため流会となった。当初は推進派も出席する予定だったが、この日は前町長リコール投票をめぐる買収事件にからみ、県警が一部の推進派町議にさらに説明を求めたことなどから、推進派は出席できる町議の頭数がそろわず、反対派より少なくなる事態に。推進派は流会にすることにより、反対派が提出する構えだった合併取り消し議案の可決を封じた形だ。(村田悟)

 青森市との合併を目前に控えた浪岡町では、合併まで3日に迫ったこの日も混乱は収まらなかった。古村一雄町長は流会が決まった後に記者会見し、「事実上最後の議会が定足数未満のため自然流会というかたちで終わりを告げたことは無念の一言です」と語った。

 臨時議会では青森市との合併を取り消す議案に加え、合併準備のために必要な一部事務組合からの脱退手続きや規約変更などの9議案も提出される予定だった。この9議案は推進派が採決を要請していた。

 合併回避をめざす古村町長は9議案の提出を当初は拒否していたが、合併回避が法的に不可能であることから「住民生活が混乱するのを防ぐ」として議案提出に踏み切る考えだった。古村町長は9議案を30日に専決処分する方針だ。

 臨時議会は午前9時からの予定だった。出席したのは反対派の町議7人と、推進派だが住民投票条例制定案には賛成した1人の計8人。議長ら推進派7人が欠席した。

 反対派町議が出す構えをみせていた合併取り消し議案は、可決されても4月1日の合併を取り消すことにはならない。だが、可決されれば町議会として合併に反対の意思を正式に示すことになり、推進派は合併後に旧浪岡町を分離・独立させる機運を高める恐れになると懸念し、「そんなものは通せるわけがない」と反発していた。

 議長を除けば両派は7人ずつ。推進派が1人でも欠けると、反対派は議案をすべて可決できる状態で、この日の流会は「合併取り消し議案を否決できないため、出席しなかったのではないか」(反対派町議)とみられている。

 反対派は推進派の佐藤良隆町議を呼び出して出席を要請した。28日の記者会見で佐藤町議が「(臨時議会に)出席する方向で検討している」との考えを示していたためだ。だが、佐藤町議は29日、役場には姿を見せたものの結局は出席しなかった。

 町議会事務局によると、推進派町議たちはこの日朝になって体調不良などを理由に欠席を連絡してきたという。

(3/30)

1746とはずがたり:2005/04/01(金) 04:59:24

<東北・北海道>秋田県

ここも滑り込みセーフ。何とか間に合うもんだねぇ。
此で仙北の名前が残るのだから大仙市は大曲市にしてもいいんちゃうかなぁ。
寧ろ美郷町が仙北郡として残るのだから仙北市じゃなくて田沢湖市。新市役所角館でも良かったかも。

仙北市へ3町村議会が合併議案を可決
 県へあす合併申請
http://mytown.asahi.com/akita/news02.asp?kiji=6787
 田沢湖、角館、西木の3町村が合併し、9月に「仙北市」となる議案が29日、各議会で審議された。西木村議会は全会一致で可決し、田沢湖、角館の両町議会も賛成多数で可決した。3首長は31日に県へ合併申請する。

 一方、並行して進めていた田沢湖・西木合併協は、3町村での合併申請後、2町村長の協議と両町村議会の議決を経て廃止される見込み。

(3/30)

1747とはずがたり:2005/04/01(金) 05:20:03
<北関東>群馬県

群馬県都市順位
(0.東毛市:40万=太田市+桐生市+みどり市)
1.前橋市(35万弱)
2.高崎市(30万超)
3.太田市(21万)
4.伊勢崎市(21万)
5.桐生市(13万+みどり市:5万)

太田市合併枠組み
☆東毛地域合併協議会(解散)
※①太田市,新田郡①尾島町,①新田町,①藪塚本町,邑楽郡千代田町,大泉町,邑楽町の7市町で懇談会設置:2000/8月
※6市町村で任意協議会設置(邑楽町はオブザーバー参加):2002/5/29
※大泉町(12/26),千代田町(12/27)が合併協議から離脱
 |
(①太田市,新田郡①尾島町,①新田町,①藪塚本町)
 ↓
※③桐生市,新田郡②笠懸町が加入(2003/2/13)
※4市町で法定協議会設置:2003/9/1
※合併予定期日:2005/1月
※新市名公募中止(公募中断時点上位3点:東毛(とうもう),わたらせ,東群馬)
※新市役所:現・太田市役所
 ↓
※新里村③,黒保根村③(2003/9/12),藪塚本町①,東村②(10/2),大間々町②,笠懸町②(10/6)が参加を申入れ
※新里村③,黒保根村③(10/16),藪塚本町①,東村②(11/7)がオブザーバー参加
※桐生市③,藪塚本町①,笠懸町②,大間々町②,新里村③,黒保根村③,東村②は,太田市①,尾島町①,新田町①と10市町村での合併を目指すことで合意(11/12)
※太田市①,尾島町①,新田町①は藪塚本町①を含めた5市町での合併,桐生市は10市町村での合併を提案,枠組みを巡り協議が難航
※笠懸町②の競艇事業の廃止および協議会参加の是非を問う住民投票の結果「賛成(46.4%)」「反対(53.6%)」(2003/11/30)
※太田市①と桐生市③を中心とした枠組みで,それぞれ特例法期限内に先行合併し,将来的な広域合併を目指すことで合意(12/6)
※協議会を休止(2003/12/6)→解散
 ↓
①太田市,尾島町,新田町は藪塚本町と4市町で合併:2005/3/28
②笠懸町,大間々町,東村は3町村で合併へ
③桐生市,新里村,黒保根村は3市村で合併へ

新「太田市」が誕生
http://mytown.asahi.com/gunma/news01.asp?kiji=4310

 太田市、尾島町、新田町、薮塚本町の1市3町が28日、合併して新しい太田市が誕生した。平成の大合併は県内5例目。人口は約21万7千人で、1月に誕生した新・伊勢崎市の約20万7千人を上回り前橋市、高崎市に次ぐ3番目の規模となった。

 この日、本庁の太田市役所で開かれた開庁式で、市長職務執行者の山崎昭・前新田町長が「新市の将来像である『個性が輝く生活文化都市』に向け、市民のみなさまと協力しながら、生まれてよかった、住んでよかった太田市を目指したい」とあいさつし、「合併を祝う桜はまだかいな」と自作の句で締めくくった。この後、3町の旧役場で、それぞれ総合支所となる開所式があった。

 太田市を軸にした合併協議は変遷を重ね、多難な道のりだった。00年8月の1市6町による懇談会から始まり、02年5月に1市5町の任意協を立ち上げたが、その後、離脱や加入を繰り返し、枠組みがめまぐるしく変わった。03年12月に太田、尾島、新田の3市町が法定協を設置、これに薮塚本町が04年2月に加入して現在の市域が固まった。

 新「太田市」の面積は約176平方キロメートル。約8万世帯が暮らす。議員は73人となり、2年間の在任特例後に定数38になる。新市の工業製品出荷額は約1兆7千億円で県内1位、農業産出額は約216億円で同2位、年間商品販売額は約6586億円で同3位。
(3/29)

1748とはずがたり:2005/04/01(金) 11:38:21
<北陸>福井県坂井地区

春江町が4町合併協に正式復帰
坂井市誕生へ大きく前進
http://66.102.7.104/search?q=cache:D5WlFofOGqMJ:www.chunichi.co.jp/00/fki/20050304/lcl_____fki_____000.shtml
 坂井郡四町の町長・議長会が三日、坂井町役場で開かれ、合併協議からの“離脱”を表明していた春江町の松浦豊町長が四町合併協議に復帰することを正式に申し入れ、了承された。昨年末から混迷していた四町合併は、春江町の復帰により、合併特例法の期限となっている三月末までの合併申請が可能になった。「坂井市」の誕生に向け、十日に開く合併協議会では調印式の日程などを決める見通し。 (川口 信夫)

 町長・議長会には、県外での会議に出席した坂井町議会の岡本正義議長を除く七人が出席。松浦町長は「(主張してきた春江町への)庁舎設置はかなわなかったが、庁舎問題にこだわらず、町益、住民の幸せのために特例債適用期限内での四町合併を実現させたいとの思いから、今後は四町が一緒になって合併に向けて進んでいきたい」と述べ、新市の坂井庁舎を了承した上で合併協議に復帰することを表明した。

 これを受け、四町長会長を務める三国町の坂本憲男町長は「心から歓迎したい」と応じた。ほかの町長や議長からも異論は出なかった。

 十日の合併協では、合併協定項目四十五件を盛り込んだ合併協定書や調印式、合併関連議案に関して協議する予定。四町は今後、それぞれの町で住民説明会を開き、経緯などを報告する。調印式は十七日を候補に、西川一誠知事らの日程調整に入った。

 調印式の後、四町の町長は臨時議会を招集、合併関連議案を提案する。議案が可決されれば、今月末までに合併申請書を西川知事に提出する。スケジュールが順調に進めば、四町は来年三月二十日に対等合併し「坂井市」として新たな一歩を踏み出す。
............................
4町住民から歓迎の声

 三国、丸岡、春江、坂井の4町合併問題は3日、春江町の松浦豊町長が町長・議長会で合併協議への復帰を表明したことで、各町の町長や議長は一様に安どの表情を浮かべた。4町の住民からも歓迎の声が多く聞かれた。 (川口 信夫)

 合併問題をこじれさせる原因を作った松浦町長は「住民に行財政改革や合併への関心を持ってもらったし、合併特例債適用期限内での合併も可能となり、結果よし、としている」と述べた。責任問題には「混乱させた責任はあり、迷惑をかけたと思っているが身を引くつもりはない。合併が実現するように努めることが責任を果たすことだ。必ず調印する」とした。

 春江町の復帰に合併協会長で三国町の坂本憲男町長は「これで責任を果たせた」、丸岡町の林田恒正町長は「うれしい」、坂井町の伊藤平一郎町長は「合併に向けて走っていきたい」と素直に喜んだ。

 一方、三国町の男性会社員(44)は「ほかの町が四町の枠組み堅持の姿勢を貫いた粘りの勝利」と指摘。丸岡町の織物業の女性(42)は「市になるのが待ち遠しい」、坂井町の農業の女性(52)も「春坂市の破たんも含めて、春江町には何回も裏切られてきた。今回は期待してもよいと思う」と期待を寄せた。

 半面、春江町の男性団体職員(35)は「町民のことを思って軌道修正したというより、リコール運動が背景にあっての翻意ではないのか」と、松浦町長への不信感をあらわにした。
............................
町長のリコール、手続き予定通り
推進春江町民の会

 春江町の松浦豊町長が合併協議への復帰を表明したことで、松浦町長に対するリコール(解職請求)を進めている「坂井郡四町合併推進春江町民の会」の坪田忠右エ門会長は三日、「遅きに逸した感はあるが、協議に復帰したことは評価する」としながらも、「調印をした上で、町政を混乱させた責任をとって辞職してほしい。そうでなければリコールの手続きは予定通り進める」との考えを示した。 (本田 優子)

1749とはずがたり:2005/04/01(金) 11:43:45
<北陸>福井県

(新)永平寺町も(新)坂井市も一波乱あったので感慨もひとしお

市町村合併:特例法適用期限の前日に、“滑り込み申請”3件
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050331-00000270-mailo-l18

 来年3月末までの合併を目指す坂井郡4町と吉田郡3町村、大飯町・名田庄村が、現行合併特例法の適用期限(今月末)前の30日、それぞれ合併(廃置分合)を西川一誠知事に申請した。これで県内すべての合併協議が終了したことになり、市町村数は「平成の大合併」前の35市町村から来年4月には17市町に半減することになる。
 坂井郡4町(三国、丸岡、春江、坂井町)は来年3月20日に「坂井市」▽吉田郡3町村(松岡、永平寺両町と上志比村)は同2月13日に新「永平寺町」▽大飯町・名田庄村は同3月3日に「おおい町」――にそれぞれ合併の予定。
 現行合併特例法は、今月末までの県への申請と来年3月末までの合併が期限。これを過ぎると合併特例債による財政支援が受けられなくなるため、今回の滑り込み申請となった。[兵頭和行]

3月31日朝刊
(毎日新聞) - 3月31日16時40分更新

1750とはずがたり:2005/04/01(金) 14:41:10
<近畿>滋賀県湖北地域
うーん,残念。長浜や湖北が一体となった合併を目指してたのもこういう試みがあったからなんですねぇ。
また合併特例債を使って湖西線や北陸本線の直流化事業を行うスキームもあったが長浜を除いた湖北地区の合併破談は返す返すも残念。

将来的には米原市・長浜市・湖北市に集約されることを強く希望するもの也。

湖北自治体の統一広報企画 合併やマンネリ、3月号で終了
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050331-00000031-kyt-l25
3月号で連載が終わった広報紙の統一企画「こほくにとーまれ」

 1995年から滋賀県湖北地域の1市12町(現在は2市9町)の各広報紙上で統一企画として連載してきた「こほくにとーまれ」が、3月号の121回で終了した。各市町の広報担当者でつくる県広報協会湖北支部は「合併で市町の枠組みが変わったのを契機に見直した」としている。
 湖北地域では住民の交流が多いことなどから、広域的な情報提供を目指して企画された。月ごとに自治体が持ち回りで担当し、各広報紙に同じ原稿を掲載。歴史的な名所の紹介やまちづくり活動などが取り上げられてきた。
 しかし、米原市の発足など合併による自治体数の減少や、記事のマンネリ化のほか、住民からは「地元ニュースを優先すべきだ」との声もあった。2月下旬に書面で評決したところ、全自治体が打ち切りに賛成した。杉野吉一支部長は「統一企画はいったん終了するが、今後も特別な話題は他紙にも連携して掲載したい」と話している。
(京都新聞) - 3月31日19時38分更新

1751とはずがたり:2005/04/01(金) 16:32:20
<関東・東京>千葉県

市町村合併:優遇期限迫り「駆け込み」−−「香取」「山武」「いすみ」3市
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050331-00000147-mailo-l12

 ◇首長ら知事に合併申請
 合併による「香取市」「山武(さんむ)市」「いすみ市」誕生を目指すそれぞれの自治体の首長らが30日、堂本暁子知事に合併申請をした。99年以降の「平成の大合併」としては県内9〜11例目。合併特例法上の優遇措置を受けるには31日が申請期限となっており、「駆け込み」で合併にこぎ着けた形だ。
 ◆香取市
 佐原市と山田、栗源、小見川の3町が06年3月27日に対等合併する。人口は9万943人(00年国勢調査)で、面積約262平方キロは県内4番目。法定合併協議会会長の高岡顕尚・山田町長は「合併なくして地域の発展なし、という気持ちで取り組みたい」と決意を述べた。
 ◆山武市
 成東、山武、松尾3町と蓮沼村が06年3月27日に対等合併する。人口6万614人(同)、面積約146平方キロ。新市名は当初の「太平洋市」が住民らから猛反発を受け、変更された。法定協会長の大高和郎・成東町長は「申請の喜びを新市建設のエネルギーとし、心を緩めず頑張りたい」とあいさつした。
 ◆いすみ市
 夷隅、大原、岬の3町が今年12月5日に対等合併する。人口4万2835人(同)、面積約157平方キロ。大多喜町、御宿町を含む5町での協議が昨年7月に破たん後、3町での合併にこぎ着けた。法定協会長の久我洋・夷隅町長は「2度目で何とか合併にたどり着けた。12月に向け準備に努力していきたい」と話した。
[吉岡宏二]3月31日朝刊
(毎日新聞) - 3月31日16時25分更新

市町村合併:酒々井町との法定合併協の廃止案を可決−−佐倉市議会
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050331-00000148-mailo-l12

 佐倉市議会は30日の臨時議会で、酒々井町との法定合併協議会廃止案を全会一致で可決した。同町の住民投票で合併反対が過半数を占めたことを受けたもので、29日には同町臨時議会が、可否同数のうえ議長採決で廃止案を可決している。
[内藤絵美]3月31日朝刊
(毎日新聞) - 3月31日16時25分更新

1752とはずがたり:2005/04/01(金) 16:34:52
<関東・東京>千葉県

=実現済=
◆野田市03.6.6 編入野田市, 東葛飾郡 関宿町
野田市・関宿町合併協議会
◆鴨川市05.2.11 新設鴨川市, 安房郡 天津小湊町
◆柏市05.3.28編入柏市, 東葛飾郡 沼南町
柏市・沼南町合併協議会

=決定=
◆香取市06.3.27佐原市, 香取郡 小見川町,山田町,栗源町
香取地域合併協議会(法定)
◆成田市06.3.27成田市, 香取郡 下総町,大栄町
※※●富里市(2004/2月),●栄町(4月),●多古町(5/24),●神崎町(6/11),●芝山町(6/18)が成田市に合併協議を申入れ,成田市は3市町での合併協議を継続へ。
◆匝瑳市06.1.23八日市場市, 匝瑳郡 野栄町
◆旭市05.7.1旭市, 香取郡 干潟町,海上郡 海上町,飯岡町
◆横芝光町2006.3.27匝瑳郡 光町,山武郡 横芝町=所属は山武郡
◆山武市2006.3.27山武郡 成東町,山武町,蓮沼村,松尾町
◆いすみ市(ii)2005.12.5夷隅郡 夷隅町,大原町,岬町→夷隅市がいいと思うのだが。。
◆南房総市2006.3.20安房郡 富浦町,富山町,三芳村,白浜町,千倉町,丸山町,和田町→館山市
※館山市,鋸南町と9市町村で法定協議会「館山・安房9市町村合併協議会」設置:2003/4/1→解散:2004/4/30
※和田町を除き,鋸南町を含む7町村で検討会設置:2004/5/31
※和田町の鴨川市との合併の是非を問う住民投票の結果反対多数(2004/7/11),同町加入(7/19)
※鋸南町と7町村で法定協議会「安房8町村」設置:2004/8/9
※鋸南町長は8町村での合併に慎重,鋸南町議会は合併協議継続に前向き,鋸南町が合併協議から離脱,単独町制継続へ

=主な破談=
◇千葉市 編入千葉市, ●四街道市
千葉市・四街道市合併協議会(2004/6/30解散)
※四街道市域に「四街道区(よつかいどうく)」を設置
※住民投票の結果を受け2市での合併を断念,協議会を解散(6/30)
◇長生市--.--.-- ●茂原市, 長生郡 ●一宮町,●睦沢町,●長生村,●白子町,●長柄町,●長南町
◇九十九里市--.--.--●東金市, 山武郡 ●九十九里町,成東町,山武町,蓮沼村,松尾町
山武地域合併協議会(2005/1/31解散)
※東金市の住民投票で破綻→成東が中心となって山武市へ
◇夷隅地域
・外房市--.--.--●勝浦市, 夷隅郡 大多喜町,夷隅町,御宿町,大原町,岬町
夷隅郡市合併協議会(2003/10/31解散)→大原が中心となっていすみ市(i)へ
・いすみ市(i)--.--.--夷隅郡 ●大多喜町,夷隅町,●御宿町,大原町,岬町
※新市役所:現・大原町役場(当面の間)
※大多喜町議会は,大多喜町内への新庁舎設置を要望
※法定協議会設置案を大多喜町が否決(2004/7/8),他4町は可決
◇北総市--.--.--●印西市, ●白井市, 印旛郡 ●印旛村,●本埜村
※新市役所:現・印西市役所
※白井市は合併協議から離脱へ,単独市制継続へ,4市村での合併を断念,協議会を解散(8/31)
※本埜村は印西市,印旛村との3市村での合併を検討へ
※5町での合併を断念,協議会を解散(2004/7/31)→大多喜・御宿を除いた枠組みへ移行
◇南房総市or館山市--.--.--●館山市, 安房郡 富浦町,富山町,●鋸南町,三芳村,白浜町,千倉町,丸山町,和田町
館山・安房9市町村合併協議会(2004/4/30解散)→新市名称を巡って対立解散へ。
◇○○市--.--.--●木更津市, ●君津市, ●富津市, ●袖ヶ浦市
※4市で法定協議会設置を求める住民発議(同一請求),3市が可決,袖ヶ浦市が否決し不成立

1753とはずがたり:2005/04/01(金) 16:46:26
<関東・東京>千葉県
>>1752追加

=破談=
○○市--.--.--銚子市, 香取郡 東庄町
☆銚子市・東庄町合併協議会(2005/3/25解散)
※銚子市が東庄町に合併協議を申入れ(2003/6/30)
※東庄町が銚子市に合併協議中止を申入れ(2005/1/20)
※2市町での合併を断念,協議会を解散(2005/3/25)

1754とはずがたり:2005/04/01(金) 18:44:21
<東北・北海道>青森市域

>>1745

合併と格闘時間切れ 青森・浪岡町長民意貫き最後の1日
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050401-00000005-khk-toh
 青森市との合併(4月1日)に抵抗し続けた浪岡町の古村一雄町長は31日、合併白紙撤回を実現できないまま、46日の任期を終えた。合併推進派が多数だった町議会とのねじれの中で、公約だった合併の可否を問う住民投票を実施。合併反対の住民が多いことを証明して見せたが、法的に確定した合併の壁は、ついに崩せず。浪岡町長の「ラストデー」は、動と静が交錯した。

■午前8時25分
 役場に登庁。初対面の新青森市長選立候補予定者があいさつにくるハプニングがあった。「今度の合併は中核市になるためだけが目的だ」と持論を展開。その後、シルバー人材センターの会合に出席するなど、淡々と公務をこなした。

■午後1時30分
 県庁で三村申吾知事と佐々木誠造青森市長という「宿敵」と対峙(たいじ)した。3人で握手する場面もあったが、その目は笑っていなかった。報道陣約40人が囲む中、三村知事には、重い宿題を出した。
 「合併するかしないか、住民が選択できなかったことが大きな問題。議会だけが選択する権限を持つのか。地方分権の中で、民意のくみ上げ方をどうするのか教えていただきたい」と。
 会談後は、いったん合併後に浪岡町を分離する「分町」運動を続けると表明。「わたしも知事も市長も、この浪岡の問題に悩み、苦しみ続ける」

■午後4時30分
 役場大会議室で最後のあいさつ。町議が5人逮捕される買収事件などに触れ、「無念の一言に尽きる。必ず浪岡の分離独立を期す覚悟」と語った。自身で至る所に書き込みを加えた原稿を読んだ時間は、約10分間。悔しさがにじんでいた。

■午後7時30分
 町中央公民館で開かれた住民投票を求める会で自らの町政を報告。「県議会はなぜ合併議決を待ってくれなかったのか…」。最後は言葉が詰まった。

(河北新報) - 4月1日7時5分更新

1755とはずがたり:2005/04/01(金) 19:17:17
<近畿>兵庫県

新「豊岡市」「朝来市」「香美町」今日誕生
http://mytown.asahi.com/hyogo/news02.asp?kiji=10324

新「豊岡市」と「朝来市」、「香美町」が1日、誕生する。今回、計13市町の合併で、但馬地域は3市3町の新時代に入る。とりわけ、豊岡市は城崎温泉や出石そば、神鍋高原、但東シルクロード、竹野海岸を抱え込んで魅力を増す。だが、どこも大幅な借金を抱えているうえ、行財政改革や台風23号からの復興など課題は多い。新市町の横顔を紹介する。

 ■新「豊岡市」
 面積697.6平方キロ(県内1位)、人口9万2644人(同12位)、世帯数3万904世帯(同13位)。借金にあたる市債残高は約1300億円(04年度末)に対し、貯金の財政調整基金(財調)は25億円。
 豊岡市と城崎郡3町(日高、城崎、竹野)、出石郡2町(出石、但東)が合併。人口規模で北近畿最大の京都府舞鶴市の9万3千人とほぼ並ぶ。中核の旧豊岡市に本庁が置かれる。日本一の出荷量を誇るかばん産業が盛んなほか、9月には国の特別天然記念物コウノトリの放鳥が計画されており、キャッチフレーズは「未来創造 豊かな自然と文化を活かしたやすらぎのまち」だ。
 城崎温泉や皿そばで有名な出石などを意識して、まちづくり計画は「温泉や食の知名度を最大限に活かす」とうたう。
 しかし、台風23号で円山川と出石川で堤防が破堤するなどの深刻な被害を受けて、新市建設計画では05年度の投資的経費は10億円の予定だったが大幅に減額、数年は新規事業が抑制されそうだ。

 ■朝来市
 面積402.9平方キロ(県内6位)、人口3万5947人(同26位)、世帯数1万1852世帯(同28位)。市債残高533億9千万円(04年度末見込み)に対し、財調は34億3千万円。
 朝来郡4町(生野、山東、朝来、和田山)が合併。兵庫県のほぼ中央に位置し、北の豊岡市と南の姫路市を結ぶ交通拠点。面積の4分の3が森林という自然を生かしたまちづくりを目指し「人と緑 心ふれあう交流のまち」をキャッチフレーズとする。
 旧和田山町が新市の人口の半数を占める。同町の竹田城や生野町の生野銀山などの歴史的文化遺産があり、各町が設置していたケーブルテレビは新市が運営する。
 台風23号で風雨による大規模な倒木被害が出ており、復旧事業が急がれるほか、少子高齢化対策などの課題を持つ。

 ■香美町
 面積369平方キロ(県内8位)、人口2万2806人(同33位)、世帯数6897世帯(同35位)。町債残高は496億6千万円(04年度末見込み)で、財調は5億5千万円。
 美方、村岡、香住の3町が合併。新町の将来像は「美しい山・川・海 人が躍動する 交流と共生のまち」。町域は標高千メートル級の山地に囲まれた内陸部から日本海に面した平野部に及ぶ。交通網の充実をはじめ行財政基盤の強化などの課題を持ち、新町まちづくり計画は、旧3町の最重点課題である健康増進施設整備(美方町)、高齢者福祉施設整備(村岡町)、本庁舎建設(香住町)を盛り込む。
 また、香住地域を海と恵み体験・交流ゾーン、美方地域を健康・福祉と都市交流促進ゾーン、村岡地域を教育文化・保健医療と農林業振興ゾーンと位置づけ、本庁舎への組織の集中を避けた。

 (注: 人口、世帯数は05年2月28日現在の住民基本台帳による)
(4/1)

1756とはずがたり:2005/04/01(金) 20:15:38
<九州・沖縄>沖縄県

おお,ノォーマークだったが11万都市誕生とは!

うるま市きょう誕生 人口11万5千、県内3番目
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050401-00000001-ryu-oki

 具志川市、石川市、勝連町、与那城町の四市町が対等合併して1日、うるま市が誕生する。うるま市の人口は11万5106人(2004年3月末現在)となり、那覇市、沖縄市に次いで県内3番目の規模となる。
 3月31日、四市町の各役所では閉庁式が開かれ各首長らは「うるま市になっても前向きに頑張ってほしい」と職員らを激励、歴史のある自治体がなくなることに、名残を惜しんでいた。
 うるま市の新市長が決まるまで、蔵當眞徳勝連町長が職務執行者となる。市長選挙は合併から50日以内に行わなければならないが、5月15日実施が濃厚な情勢。議会は4市町の全議員がうるま市の議員となるため、総勢86人の県内最大規模の議会となる。
 1日は午前10時から旧具志川市の市役所庁舎でうるま市開庁式が開かれるほか、うるま署に名称変更する具志川署でも午前8時半から看板掲示式が行われる。
(琉球新報) - 4月1日10時40分更新

1757とはずがたり:2005/04/01(金) 20:26:22
<九州・沖縄>鹿児島県

おお,リコールしるしる!!

市町村合併:上屋久町議のリコール運動が本格化−−議案の3度否決うけ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050401-00000098-mailo-l46

 屋久島2町合併に賛成の住民投票結果に反し、議会が合併議案を3度否決した上屋久町では、反対した町議8人のリコール(解職請求)運動が本格化しそうだ。
 合併賛成派の町民グループは3月22日、リコールの署名集めに必要な代表者証明書を町選管から交付された。1カ月以内に8人それぞれについて有権者の3分の1(1871人)以上の署名が集まれば、町選管による審査、縦覧の後、本請求。それから60日以内に解職を問う住民投票が行われる。実施時期は7月上旬ごろになる見通し。

4月1日朝刊
(毎日新聞) - 4月1日17時50分更新

根占町と佐多町が合併、南大隅町が発足−−開庁式
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050401-00000099-mailo-l46

 根占、佐多町の合併による南大隅町が31日誕生し、本庁となる旧根占町役場で開庁式があった。
 南大隅町は人口1万469人(3月25日現在)。旧佐多町役場は支所になる。議員定数は18だが、初回選挙(4月19日告示、24日投開票)に限り、旧町単位の選挙区(根占12、佐多6)を設ける。
 玄関前で行われた式には職員ら約100人が出席。町長職務執行者の内山豊己・旧佐多町長が「町民の期待に応えるため正確でスピーディーな仕事に努めてほしい」と職員に訓示した。この後、町名の銘板を除幕し、テープカットで新町誕生を祝った。【新開良一】

4月1日朝刊
(毎日新聞) - 4月1日17時50分更新

1758とはずがたり:2005/04/02(土) 00:22:34
<中国・四国>広島県

庄原と東城の2極型都市を造れるかどうかが鍵だな。

市町村合併:新・庄原市スタート 面積は西日本最大、行政サービス低下懸念も
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050401-00000275-mailo-l34

 庄原市と比婆郡5町(西城、東城、口和、高野、比和)、総領町が合併して31日、新・庄原市が誕生した。人口は4万4400人ほどだが、面積は1246平方キロと西日本一の広さで、県の総面積8475平方キロの14・7%を占める。「げんきとやすらぎのさとやま文化都市」として祝賀ムードで出発したが、広域化に伴う行政サービス低下を心配する声もある。
 市庁舎となった庄原市役所玄関前での開市・開庁式には、関係者ら約200人が出席。市長職務執行者の盛谷強・前口和町長(79)が「合併までには障害もあったが、職員や議員、市民一丸となって、合併して良かったと思える古里づくりを目指そう」とあいさつ。旧首長らが新市本庁舎プレートを除幕した。
 合併で、本庁は5部5局23課になり、現庁舎だけでは手狭なため、農林振興、都市整備、下水道3課が県備北地域事務所庄原分庁舎へ、商工観光課がウツミ屋証券ビルへ、建設課が地域改良事業団体連合会ビルへ分散。旧6町役場は支所となる。
 新市発足で、総領町稲草の主婦(58)は「時代の流れでしょうが、甲奴郡3町が分散したのはさみしい。行政サービスの低下も心配です」。高野町和南原の農業の男性(63)は「議員が9人から2人に激減し、議会内での力関係が弱まるのでは。周辺部にも公平な行政執行を」と話していた。[小原勝]
4月1日朝刊
(毎日新聞) - 4月1日17時20分更新

選挙:庄原市長選/庄原市議選 10日に告示 /広島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050401-00000276-mailo-l34

 庄原市選管委は31日、合併に伴う市長、市議(定数33)ダブル選の日程を4月10日告示、同17日投開票と正式に決めた。
 全市区の市長選に立候補を予定しているのは、前庄原市長の滝口季彦氏(63)=無所属=だけ。今のところ他に動きはなく、無投票当選の公算が大きい。
 市議選は、旧7自治体ごとに行われる。庄原市区(定数13)に17人▽西城町区(同4人)に8人▽東城町区(同7人)に9人▽口和町区(同3人)に6人▽比和町区(同2人)に4人▽高野町区(同2人)に2人▽総領町区(同2人)に6人――の計52人が立候補を予定。高野町区を除き、激戦は必至の情勢だ。[小原勝]
4月1日朝刊
(毎日新聞) - 4月1日17時20分更新

1759とはずがたり:2005/04/02(土) 00:24:26
<中国・四国>島根県

むぅ原発立地の鹿島町はちゃんと合併を選んだんですな。

市町村合併:新・松江市が発足 「山陰をリードする中核都市」目指す
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050401-00000182-mailo-l32

 旧松江市と八束郡旧7町村が31日合併し、新たな県都、新・松江市が発足した。人口は19万6726人(2月末現在)で、県人口の26%。面積は4番目に広い約530平方キロ。県内総生産の約3割を占める政治、経済、文化の中心都市として、「山陰をリードする中核都市」づくりを目指す。[酒造唯]

 ■開庁式
 ◇夢と希望の街づくりスタート
 午前8時から本庁(旧松江市役所)玄関前であった開庁式では、旧8市町村の首長や市職員ら約500人が出席。市長職務執行者に就任した門脇康雄・旧八束町長が「新市は生活利便性と自然環境の良さを兼ね備えた都市。20年後、30年後も住民が夢と希望を抱ける街づくりのスタートができた」とあいさつ。松尾秀孝副知事と2人でくす玉を割り、新たな県都の誕生を祝った。
 本庁は通常通り午前8時半から業務を開始。県立島根女子短大に入学した長女(18)の転入手続きに来た宮崎市の会社員、守部正人さん(51)は「(松江市は)人柄が良く親切な人が多いと聞いている。住みやすい町になってくれれば」と話していた。
 ■新市組織
 ◇原発立地、6月に安全対策室設置
 新・松江市はこの日、6月1日までの暫定組織も発足。旧松江市と八束郡8町村の消防業務などを担ってきた松江地区広域行政組合が新市の組織に編入され、308人が異動した。介護保険業務は介護保険課、ごみ処理やリサイクルは環境政策課、消防は消防本部が担当。市全体の職員数は1779人となった。
 また、中国電力島根原発のある鹿島町が合併し、原発立地都市となったため、本庁の防災・交通対策室(8人)が安全対策を担うことになった。6月1日からは原発専属の内室として、数人規模の「原子力安全対策室」が設けられる。また、旧鹿島町役場の原子力対策室も3人体制で鹿島支所内に引き継がれた。
 同日午後には新築された5階建ての本館西棟への引越し作業も開始。本格的な引っ越しは2、3両日にする。
 ■課題
 ◇少子高齢化や財政難…「合併メリット」政策にどう反映
 新市の建設計画に、生活環境都市▽産業交流都市▽教育文化都市の3本柱を掲げ、新たな街づくりに臨む松江市。だが、少子高齢化や財政難など課題は山積している。
 00年に19万9289人(国勢調査調べ)だった人口は01年をピークに減少に転じ、2月28日現在の推計人口は19万6726人。都市計画などの権限が県から移譲される「特例市」の条件の20万人には届かない。
 03年度末の地財ショックの影響で、04年度には1市7町村で計19億円の交付税が減額された。00年度に約106億円あった基金は04年度で約53億円とほぼ半減し、財政の健全度を示す起債制限比率は04年度で14・5%と、危険水域の15%に近づいている。
 また、「竹島の日」条例の影響で韓国からの観光客の減少が予想され、「国際文化観光都市」としての1000万人誘客構想にも逆風が吹いた格好となっている。
 新たな街づくりが成功するかどうかは、合併した各地域の一体化や行政の効率化など、「合併メリット」を生かし、どのような政策を打ち出せるかにかかっている。
 ■選挙と人事など
 ◇市長・市議ダブル選、24日投開票
 新・松江市の選挙管理委員会が31日開かれ、市長・市議ダブル選の選挙日程が、17日告示、24日投開票と決まった。市議選は旧8市町村ごとに選挙区が設けられ、定数は松江が34、旧八束郡7町村がそれぞれ2の計48。投票時間は午前7時〜午後8時までで、各選挙区ごとに開票される。市長選は旧・松江市長の松浦正敬氏(57)=無所属=と、旧・宍道町長の川島光雅氏(55)=無所属=が出馬を表明。市議選には計64人が立候補を予定している。
 また、山本弘正教育長、吉川通彦教育委員長、今村貞夫市立病院長がいずれも旧松江市から引き継ぐ形で就任した。

4月1日朝刊
(毎日新聞) - 4月1日17時15分更新

1760とはずがたり:2005/04/02(土) 00:28:50
<北関東>茨城県

がんばれ合併推進派町民!
しかし,タイミング逃しちゃったのかねぇ…。

市町村合併:竜ケ崎市・利根町の法定合併協、解散を決める
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050401-00000071-mailo-l08

 ◇利根町民、町長リコール請求へ
 竜ケ崎市・利根町法定合併協議会(会長、原田英生・流通経済大教授)が31日開かれ、協議会の解散が決まった。迷走を続けた合併問題は、特例法適用期限最終日に終結を迎えることになり、合併推進派の利根町住民は近く、遠山務町長解職請求へ踏み切る方針。
 合併は住民発議で始まり、03年12月に合併協を設置。新市名や合併方式(編入)、合併期日など基本4項目を決めたが、昨年9月の第9回協議会の延期要請が遠山町長から出された以降も、特例債は両市町で等配分、合併協会長の解任など次々と要求。昨年末には一時休止も求めた。
 さらに、遠山町長は町議会議決や町職員労組、町民約9000人の署名など合併実現を求める要望・声明にも無視、協議会の出席を拒み続けたため、串田武久市長は3月14日、「遠山町長には合併する意思がないと判断せざるを得ない」として協議会断念を表明した。
 解散が承認された後、串田市長は「民意を大切に、将来の展望を思うと残念。今後はそれぞれ単独の道を歩むことになるが、厳しい財政の中、健全な街づくりに努めていきたい」と語った。[宍戸喜四郎]

4月1日朝刊
(毎日新聞) - 4月1日16時15分更新

1761とはずがたり:2005/04/02(土) 00:32:21
<中国・四国>高松地域

期待してた庵治町も高松と合併を決めたし新合併特例法下での合併第一号実現か?

選挙:牟礼町長選 投開票は24日 /香川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050401-00000307-mailo-l37
 牟礼町選管は31日、高木英一町長の辞職に伴う出直し町長選を4月19日告示、同24日投開票の日程で行うことを決めた。
 同町議会で、合併関連議案を二度にわたり否決されたため、高木町長は辞職届を提出。同町長選に再出馬する予定で、再選された場合、財政面の優遇措置がない合併新法に基づき、来年1月10日の高松市との合併を推進する構え。3月2日現在の有権者数は1万4770人。立候補予定者説明会は5日午後2時から同役場で。[内田達也]
4月1日朝刊
(毎日新聞) - 4月1日17時25分更新

1762とはずがたり:2005/04/02(土) 01:56:59
<沖縄県>宮古島地域

島に賛否渦巻く 伊良部町議会自衛隊誘致決議
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050317-00000014-ryu-oki

[宮古] 緊急動議で提案された下地島空港への自衛隊誘致要請決議案を伊良部町議会(友利浩一議長)が賛成多数で可決した16日、宮古では「議会の暴挙」と批判する声や、「地域の発展につながる」と歓迎する声が聞かれた。誘致反対を訴える団体は、17日に緊急抗議集会の開催を計画するなど、同空港の軍事利用が現実味を帯びてきたことに危機感を強めている。
 2月末に浜川健町長と町議会あてに自衛隊誘致要請文を提出、今回の件を表面化させた町商工会の奥浜幸雄会長は「議員たちがしっかりと調査をし、認識を深めてくれたことが可決につながった。今後の地域活性化が期待できる」と手放しで喜んだ。
 これに対し、宮古地区労の小禄雅夫事務局長は「(昨年11月の)郡民総決起大会の趣旨を理解していなかったとしか言いようがない」と切り捨て「自衛隊が下地島空港に来るということは米軍も来ることになりかねず、危機感を持っている」と述べた。
 「下地島空港の自衛隊利用で民間航空会社が撤退し従業員97人が職を失う」と町長と町議会に誘致反対を要請した下地島空港施設労働組合の福島正晴執行委員長は「住民に十分な説明もなく採決したのは議会の暴挙。今後も生活基盤を守るため反対活動を続けていく」と憤った。
 伊良部町に住む60代の女性は「島の人口も増えるし活用次第で島の活性化にもつながる。ただ自衛隊が来ることで空港が軍事使用されないか不安。住民にも危険が及ぶかもしれない。やはり誘致には反対だ」と複雑な心境をのぞかせた。また同町の50代の男性は「米軍ヘリが給油目的で空港に着陸するのも許せないのに、自衛隊が島に来ると空港が軍事利用されるのではないか。絶対に反対。自衛隊の誘致に反対する住民は多いと思う」と話した。
 宮古地区労は17日午後5時に平良市役所前で緊急抗議集会を開催する予定。また「下地島空港の軍事利用に反対する宮古郡民の会」(星野勉世話人)が20日午後2時から伊志嶺亮平良市長らも参加して抗議集会を開く。
(琉球新報) - 3月17日10時45分更新

1763とはずがたり:2005/04/02(土) 02:00:31
<沖縄県>宮古島地域

2005年3月18日(金) 夕刊 1面
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200503181700_01.html
伊良部合併を離脱/町議会が承認否決
反対多数「独自で自立図る」

 平良市など宮古五市町村の合併について、伊良部町議会(友利浩一議長、十八人)は十八日午前、合併の承認に関する議案を反対多数で否決、離脱することになった。反対した町議の多くは五市町村の枠組みを「吸収合併だ」と批判。下地島空港への自衛隊駐留誘致に絡めた振興策に期待する町独自で自立を図りたい考えを示している。平良、城辺、下地、上野の四市町村議会は同日午前、いずれも合併承認を可決、三月末の合併特例法の期限に向け、同日夕にも首長や議長らで会議を開き、四市町村での枠組みで動くとみられる。

 伊良部町の浜川健町長は「振興策の中身も分からない。米軍絡みの金を受け入れて自立しようとする動きは、理解できない」と、県の頭越しに県管理の下地島空港への自衛隊駐留誘致を決議し、合併離脱を決めた議会を強く批判した。

 これまでの姿勢を覆し合併に反対した町議は「ぎりぎりまで考えたが今の枠組みは吸収合併だ。自衛隊を誘致して伊良部町は自立していこうと考えた。自衛隊は専守防衛で軍隊ではない。米軍の使用は断じて認めない」と話した。

 自衛隊を誘致して合併を離脱しようとする伊良部町議会の動きには宮古圏域の全体でも批判が広まっている。下地島空港で働く従業員の労組も反対を表明しており、この日の議会は約三十人が傍聴した。

 宮古の合併をめぐっては三年間の紆余曲折を経て、各首長が十五日に合併協定に調印。各議会で承認されれば県への合併申請などを経て十月一日に「宮古島市」が誕生する段取りになっていた。

 伊良部町議会は自衛隊誘致の要請を十六日に賛成九、反対八の賛成多数で可決。この日に否決された合併に関する議案では、町議の一部が入れ替わったが、一つの議案が九対八で否決された。

1764とはずがたり:2005/04/02(土) 02:02:51
<沖縄県>宮古島地域

政治
曲折経て無事申請 宮古5市町村、知事に提出
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-888-storytopic-3.html

 ことし10月1日に合併して「宮古島市」となる平良市、城辺町、下地町、上野村、伊良部町の5市町村長は31日午後、県庁を訪れ、稲嶺恵一知事に合併申請書を提出した。今後、県は総務省に「市制施行協議」を提出し、県議会六月定例会での議決、知事決定を受け、総務相の告示を待ち、新市が誕生する。宮古圏域の合併は一時、伊良部町議会の自衛隊誘致決議、合併離脱など波乱含みの展開だっただけに、申請書を受理した稲嶺知事は「曲折があったが5市町村が一致した合併に敬意を表したい」と述べた。
 合併推進協議会の伊志嶺亮会長(平良市長)は「心配をかけたが5市町村での合併がまとまった」と報告し、申請書を手交した。
 稲嶺知事は「宮古は将来、伊良部架橋で一本につながる。互いに長所を生かして発展してほしい。県も支援していく」と述べた。伊良部町については「(浜川健伊良部町長を)大変心配したが、きょうは、にこやかな顔になっている」と話し、出席者に拍手を呼びかける場面もあった。
 申請後、浜川町長は「大変うれしい。宮古は団結してパワーを発揮する。(下地島空港周辺)残地の有効活用を新市建設計画に盛り込み、取り組むよう要望したい」と述べた。

(4/1 10:54)

1765とはずがたり:2005/04/02(土) 02:03:52
<沖縄県>宮古島地域

合併直前に“駆け込み採用”18人 平良市
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050330-00000024-ryu-oki

[平良] 今年10月の五市町村合併を控え、平良市(伊志嶺亮市長)が2005年度採用試験合格者21人のうち18人を4月1日から採用することを決めたことが分かり、残る四町村から合併直前の駆け込み採用とも取れる大量採用に反発の声が上がっている。
 また、同市は新年度予算に今回採用の幼稚園・保育所教諭5人分を除いた13人分の給与を計上しておらず、総額は5000万円以上となる見込み。合併を前にした新たな歳出増となれば、四町村からの反発がさらに大きくなることが予想される。
 伊志嶺市長らは30日午前、この問題への対応を協議。同日午後の5市町村合併推進協議会までに3人減の15人採用の方針を示し、理解を求めることを決めたが、31日の県への合併申請を前に新たな火種を抱えた状況になっている。
 平良市の職員定数は本来411人だが、厳しい財政状況から管理定数を399人に設定し、現在の職員数は392人。3月末の退職予定者は12人で、うち9人が定年退職。この数字に新規採用者を加えると、管理定数内の398人となる。
 しかし、新年度の職員採用については一月の首長会議で「定年退職者については予算計上しない」との方針を確認しており、実際の平良市の許容数は390人で、新規採用者を加えると8人多くなる。29日の合併協幹事会でもこの点が指摘され、残る四町村から不満の声が上がった。
 対応を協議した平良市の下地学助役は「新規採用18人のうち5人は幼稚園と保育所の教諭で、首長会議で合併後の採用が可能となっているので問題ない。残る一般職員については、5人では職務に支障を来すので10人採用とし、4町村には15人採用で理解を求めたい」と説明した。
(琉球新報) - 3月30日15時9分更新

1766とはずがたり:2005/04/02(土) 02:05:49
<沖縄県>沖縄本島

新2市町誕生へ 関係首長らが県に合併申請
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050330-00000011-ryu-oki

 二〇〇六年一月の合併を目指す東風平町・具志頭村と佐敷町・知念村・玉城村・大里村の各首長は二十九日、県庁で嘉数昇明副知事を訪ね、合併申請書を提出した。県議会六月定例会での議決、知事決定を受け、総務相の告示を待ち、来年一月には「八重瀬(やえせ)町」と「南城(なんじょう)市」が誕生する。
 金城榮幸東風平町長は合併協定調印式に至るまでの経緯を説明し、嘉数副知事に申請書を手交。
 嘉数副知事は「新町誕生は沖縄全体の発展につながる。喜びの日を迎えるために力を合わせていきたい」と述べた。
 古謝景春知念村長は「住民の幸せのために一丸となって取り組んできた」とあいさつし、申請書を提出した。
 嘉数副知事は「歴史の重みを感じる申請。南部の中核市としての発展が期待されており、南部東道路の整備事業など県としてもしっかり協力していきたい」と述べた。
(琉球新報) - 3月30日10時46分更新

1767名無しさん@そいがらて:2005/04/02(土) 02:27:08
<新潟>

初カキコ。新長岡市は4月1日にスタートした。小千谷市も震災後に
合併をめぐる声があるが公に主張することは出来ない状況。特に議員や
市職員に合併を提言すると自分たちの住んでいる地域の復興が後回しに
なることを恐れてる。そもそも自立を決断した一昨年秋も市民へは合併
のデメリットしか公表されてない。

 だから自由に書き込める小千谷市の掲示板は議論が白熱。他地域の
方の意見も聞きたいです。どなたか客観的な意見を書き込んで下さい。

http://www.city.ojiya.niigata.jp/bbs1/index.html

長岡市の合併協議会の質問コーナーにも小千谷市の意見が多数あり

http://www.city.nagaoka.niigata.jp/gappei/nagaoka/

1768とはずがたり:2005/04/02(土) 03:23:50
初めまして。情報提供感謝です。両リンク先,読ませていただきました。地域の市民の方々が真剣に自治について論争しているのは心強い物です。
地域の事情に疎いので客観的な意見というのはなかなか難しいのですが(ただの無知と紙一重ですし)また何かあれば書き込みさせていただきます。そいがらてさんも幣掲示板を以後宜しくお願いします。

長岡は明治維新の時,奥羽越列藩同盟に所属して明治政府に睨まれたせいか新潟に越後の中心を奪われてしまい衰退してしまいましたねぇ。
新潟県は長岡藩と新発田藩の二大基軸で現新潟は長岡藩の外港新潟港と新発田藩の外港沼垂港に別れた小さな町に過ぎなかったのに今では政令指定都市(予定)です。
そういう意味でも長岡を応援して居るんですが,栃尾や三島辺りまで長岡と合併する流れになり長岡の求心力には心強い物を感じています。

長岡に併呑されることを拒否する小千谷の姿勢もそれなりに評価できるとは思いますが,同じく魚沼との合併を拒否した川口ともども,市民生活に資する将来の地方自治設計がどの様なものになるか注視しています。

1769新潟中越地区生まれ:2005/04/02(土) 10:02:59
>>1768
新潟市、長岡市など新潟県の地図も変わりつつあります。驚きです。

小千谷市の掲示板は中越震災のときに参照しましたが誰でも意見が書ける
公共の掲示板としては珍しいもの。ただ合併については一部の方しか書き
込んでないようです。逆に小千谷市では合併話しはタブーと友人より聞いて
います。だから無記名の掲示板で議論が行われるのかも。

確かに震災前は財政豊かで且小千谷縮や錦鯉など伝統文化のある地域。
自立を望む声が本心と思いますが現実はどうなんでしょうね。財政の悪化
や市の将来像が市民へ公開されてないから無関心の方が多いのでは?
帰省したときに読んだ地元紙でも小千谷はあまり話題になっていません。
半ば小千谷の経済圏であった小国や山古志が長岡市になったことで
初めて影響を気付くのではないでしょうか?

何れにせよ震災からの1日も早い復興を祈ります。私も実家が被害を
受けたので時々地元へ帰っています(今は関東在住です)。

1770新潟中越地区生まれ:2005/04/02(土) 10:06:48
続けて失礼します。合併特例法は失効したとの書込みが小千谷市の
掲示板にありましたが失効でなく名称か内容が変わっただけかと
思います。何がどのように変わったかお分かりの方、教えて頂けますか?
リンクなど参照できる箇所があれば併せてお願いします。

小千谷市の掲示板にも書込みアドバイスしてやりたいですね。長岡が分権
方式をとってることなど誰も知らないようです。

1771名無しさん:2005/04/02(土) 13:27:23
>>1767,>>1769-1770
 ご実家が被害に遭ったとのこと、謹んでお見舞い申し上げます。

 さて、合併特例法の話ですが、旧特例法(市町村の合併の特例に関する法律)は3月31日をもって失効し、新特例法(市町村の合併の特例等に関する法律案)が4月1日に施行されています。一部改正や全部改正であれば名称変更なのですが、今回は時限立法である旧法が失効し、新たな時限立法がなされていますので、全く別の法律なのです。

1772片言丸 </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/04/02(土) 14:30:04
>>1770
あたらしい法律の特徴として、
・合併特例債廃止
・合併を促す勧告権(たとえば協議会設置について)を知事に与える ※勧告対象の目安は「一万人未満」が検討されている

ということなどがあって、今後は、これまで進展してきた合併の勢いを生かして、地域のつながりを重視して都道府県の力をサポートに使って合併を円満に進めようと、そういうことかと。
とりあえず気のきかないお役所のページを貼っておきます・・・。
http://www.soumu.go.jp/gapei/gapei.html

1773片言丸 </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/04/02(土) 14:42:47
気の利いた答えじゃないので、答えなおし。
これから協議会を作っても合併特例債(合併に伴って借金できて、あとから3割だけ返せばいい)が起債できなくなるので、一丁やってみるかという感じでは合併協議しづらくなるんですね。
そのお金がなければ合併できないということもありませんが、財政的なことがそもそもの合併理由として大きいですから、放っておけば新規合併が進みにくくなりますね。

1774とはずがたり:2005/04/02(土) 17:47:59
なるほど,小千谷市は錦鯉や小千谷縮み等の産業を有し独自の地位を築いていたんですねぇ。
順当に行けば小国や山古志などが小千谷市との合併を選んだ筈なのにと云うのが多くの小千谷市民の思いなんでしょうか。

解説感謝です>>1771-1773
改正法ではなくて新しい法律なんですねぇ。
しかし自治体にとっての法律の実効上の違いとしては財政特例措置がなくなっただけで,議会の在任特例なんかはそのまま残っているという認識なんですが,合併したら交付金とか5年間は減らされないって云う措置も無くなっちゃったんですかね?
合併を奨めるためにはあれくらい残しておいても良かった様に思うんですが。総務省は今後は鞭だけで,交付金ガンガン減らして,もう一段の合併に追い込むのでしょうか?

1775とはずがたり:2005/04/02(土) 17:49:29
<近畿>滋賀県

なんと知らぬ間に破綻してたんですねぇ。。安土八幡は良い市名で期待してたんだけどなぁ

滋賀ニュース - 3月18日(金)17時2分
市町村合併:安土町の合併断念巡り紛糾−−近江八幡との法定協
http://66.102.7.104/search?q=cache:QW3r0lPWXe0J:headlines.yahoo.co.jp/hl%3Fa%3D20050318-00000225-mailo-l25

 第6回近江八幡市・安土町合併協議会が17日夜、近江八幡市内のホテルで開かれ、合併反対が6割を超えた安土町の合併住民アンケートの結果と、今後の取り組みについて協議。前日に津村孝司・安土町長が合併断念を発表したことから、アンケートを実施したことや町長が合併に熱心でなかったことを指摘して紛糾した。
 協議に先立ち、津村町長がアンケート結果の報告を希望したが、予定していた協議を先行。すべての合併協議の終了後、アンケート結果の報告があった。津村町長は合併断念の意向を伝えたが、全委員から町長のリーダーシップを非難する声が上がった。安土町の委員の中には土下座して、「こんな結果になり申し訳ない」と謝る人も出た。
 協議の結果、合併断念について、町長、議長の連名で文書を提出してもらうことになった。
[斎藤和夫]3月18日朝刊
(毎日新聞) - 3月18日17時2分更新

1776片言丸 </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/04/02(土) 19:15:13
>>1774
それは「合併算定替」というらしいんですが、合併前の交付金10割保障期間が、旧法の10年→新法の5年になるようです。
ただ、その期間経過後に本来的な交付金額に戻すための漸減期間は変わらず5年間ということです。

1777新潟中越地区生まれ:2005/04/02(土) 22:20:24
>>1774
改正法の解説ありがとうございます。中越では見附市や川口町など
被災地でも自立している市町村が小千谷以外にもあります。震度7を
記録した川口町は詳しくは分かりませんが見附市は独自に自立の町
作りを目指しています。震災被害も小千谷や長岡ほどではありません。

小千谷の方の本音は「震災さえなければ・・」でしょう。大手電気メーカー
も縮小で税収減。寧ろ合併したい報告へ傾きつつあると思います。

小千谷市は独自の地位を築いていたとは言え通勤・通学など長岡市との
結びつきも強いです。一方で旧長岡市南部は買い物や公共施設の利用は
長岡市街より近い小千谷市を利用してるとのこと。私も掲示板を拝見
しましたが過去に遡ると様々な書込みがあり何が本当の情報か分かり
ません。市が(不利な)情報を十分公表してなかったことが今更ながら
問題視されてますね。

1778新潟中越地区生まれ:2005/04/02(土) 22:24:39
1777の6行目の訂正  報告→方向

1779名無しさん:2005/04/02(土) 23:16:25
 市町村合併自体は、個々の自治体の基礎体力を付け、自立性を高め、もって地方自治の発展に資するという大義名分があると思います。しかし、反対論を見ると、それがあまり理解されていないのではないか、という気もしますね。

1780とはずがたり:2005/04/04(月) 02:58:46
>>1777
なるほど。小千谷の情報報告感謝です。
震災の復興事業には激甚災害指定で随分と国の補助も受けれるようですし,大きいのは三洋電機の被災でしょうかねぇ。
小千谷の独自の地位は確保しながらも,旧小国町や山古志村を含め,小千谷と長岡との市民の生活レベルでの融合が進んでいるようですね。
情報に関しては小千谷の議員や市役所の職員の方が市民の意識よりも遅れてるって感じでしょうか?
>市が(不利な)情報を十分公表してなかったことが今更ながら問題視されてます

1781とはずがたり:2005/04/04(月) 11:52:51
<近畿>奈良県

合併推進派の俺から見ると惨敗・大敗の奈良県吉野地区だが合併推進勢力は未だ残存しているのだな。
候補統一して欲しいねぇ。

町議ら複数出馬か−4町村合併が争点[大淀町長選]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050404-00000008-nara-l29

 任期満了に伴う大淀町長選は、5月1日の投票まで残り1カ月を切ったが、これまでに出馬を正式表明した候補予定者がない状態が続いている。その一方、先月25日に行われた町の選挙説明会には5陣営が出席。吉野町からも有力町議が出馬の意欲を見せるなど、情勢は混迷の度を深めている。ただ、各陣営は町村合併の推進を訴える勢力と反対する勢力に大きく分かれており、選挙は、あらためて合併問題が争点となりそうだ。
(奈良新聞) - 4月4日11時30分更新

1782とはずがたり:2005/04/04(月) 12:06:31
>>1776
解説感謝です。一応,合併の飴(らしきもの)が残ってはいるんですねぇ。

今のところの新特例法下の合併を模索する動き

高松市+牟礼町
木津・加茂・山城
吉野郡
静岡市+由比町
水戸市+茨城町
長野市+中条村
佐賀市,川副町,東与賀町,久保田町
名古屋市,七宝町,美和町,大治町,豊明市,日進市,東郷町,長久手町
東海市,大府市,知多市,東浦町http://www.chitahokubu-gappei.jp/

1783とはずがたり:2005/04/05(火) 23:17:33
<近畿>京都府

がんばれぇ〜

木津、加茂、山城が
法定合併協議会を発足
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2005040100182&amp;genre=A2&amp;area=K20

 木津、加茂、山城の三町は1日、法定合併協議会を発足させ、木津町役場で事務所開きを行った。府内で9番目の法定協となり、府南部では初めて。合併が成立すれば、人口約6万3000人の新市が誕生することになる。

 名称は「木津町・加茂町・山城町合併協議会」。各町長や議長、学識経験者など計26人で構成する。会長に河井規子木津町長、副会長に難波久士加茂町長と藤原秀夫山城町長が就任した。

 事務所開きでは、河井町長が事務局勤務となる三町と府の職員計9人に、辞令を交付し、「住民に十分な説明をし、理解を得られるよう努力していく。合併成立は相楽郡の今後の発展につながる第一歩と考え、全力で取り組みたい」と述べた。

 続いて河井町長と難波町長、藤原町長の3人が事務局の看板を設置し、合併成立に向け思いを新たにした。

 三町は方式を対等新設合併とし、いずれは郡七町村全体の合併を目指すことで合意している。2月に法定協設置の準備会を立ち上げ、4回の協議を開いてきた。
 5月中旬に初会合を予定しており、当面は書類作成や先進地の視察などを行う。

1784とはずがたり:2005/04/05(火) 23:45:53
<東北・北海道>青森県

大体大間町に中心地としての気概がないのがいかん!
そんなことでは原発立地の交付金まみれになって自治力衰退してしまうど!

2005年3月12日(土)
むつとの法定協設置求め署名へ/風間浦の住民
http://www.toonippo.co.jp/tokushuu/gappei/news2005/0312_5.html

 風間浦村の住民が、合併特例法が定める住民発議制度に基づき、同村に対し、むつ市との法定合併協議会設置を求め、署名活動に乗り出すことになった。

 署名活動は、同村易国間の則田忠雄さん(78)が請求代表者となって行う。則田さんが十一日、請求代表者証明書交付申請書に合併協議会設置請求書を添えて横浜力村長に提出した。証明書が交付されると署名収集が可能になり、有権者の五十分の一の署名が集まれば、村長が議会に法定協設置の可否を諮ることになる。

 則田さんは「村にとっては三町村合併より、むつ市と合併する方が財政的によく将来への展望がある」と話している。

 風間浦村、大間町、佐井村では三町村合併を目指す住民が既に、三町村による法定協設置を求め住民発議の手続きを進めている。風間浦村では、むつ市との合併を求める住民と、三町村合併を求める住民が、別々に署名活動を行うことになる。

1785とはずがたり:2005/04/05(火) 23:52:30
<東北・北海道>福島県

○○市
福島市, 伊達郡 川俣町,飯野町
★福島市・川俣町・飯野町合併協議会(法定)http://www.gappei-fki.jp/
※川俣町,飯野町は伊達郡9町で任意協議会設置:2003/7/4→川俣町,飯野町が離脱(2003/12/15)
※飯野町(2003/12/4),川俣町(2004/3/26)が福島市に合併協議を申入れ
※法定協議会設置:2004/9/1「住民発議」
※合併予定期日:2007/1月以降(詳細は協議会で決定)
※合併特例法期限にとらわれず,合併新法による合併を視野に検討へ

○○市
安達郡 本宮町,白沢村
★本宮町・白沢村合併協議会(法定)
※任意協議会設置:2004/1/16
※法定協議会設置:2005/2/16
※合併予定期日:合併特例法期限にとらわれず,合併新法による合併を視野に検討へ
※新市名公募予定
※新市役所:現・本宮町役場
(推) 31,170 (国) 31,541 87.94

1786とはずがたり:2005/04/06(水) 00:41:30
<北関東>

○○市
水戸市, 東茨城郡 茨城町
※茨城町は水戸市との合併を検討へ
※茨城町が水戸市に合併協議を申入れ,水戸市は前向き(2004/5/12)
※茨城町は2007年頃の合併を視野に検討へ
(推) 298,999 (国) 296,858 339.09

宇都宮市広域都市圏
宇都宮市①②③④⑤⑥
=河内郡=
上三川町①②③④→将来の宇都宮との合併に前向き
上河内町①②③④→将来的な宇都宮との合併を検討
河内町 ①②③④→将来的な宇都宮との合併を検討
南河内町②⑧→下野市
=塩谷郡=
高根沢町②③⑤⑥⑦将来的な宇都宮との合併を検討
=下都賀郡=
壬生町①②→単独町制継続へ
石橋町①②⑧→下野市
国分寺町⑧→下野市
=芳賀郡=
芳賀町②⑦→芳賀真岡地域合併協から離脱

※宇都宮市,上三川町,上河内町,河内町,壬生町,石橋町と①6市町で研究会設置:2001/6月
※宇都宮市,上三川町,上河内町,河内町,壬生町,石橋町,南河内町,高根沢町,芳賀町と②9市町で勉強会設置:2002/12月

※高根沢町と③5市町で任意協議会設置:2003/6/6,※高根沢町が合併協議から離脱(2003/12月)
※宇都宮市, 河内郡 上三川町,上河内町,河内町,④4市町で法定協議会設置:2004/2/1,合併協定調印式予定:2004/8/12→中止。協議会を解散(2005/1/31)
上三川町:合併の是非を問う住民アンケートの結果「賛成(27.2%)」「反対(66.2%)」(2004/8月)で合併協議から離脱を表明(9/13)
宇都宮市:上河内町,河内町との3市町での合併協議継続に前向き
上河内町:上三川町の協議会離脱案を可決(12/9〜12/19)→上河内町は特例法期限内での合併を断念(12/15),上河内町は将来的な宇都宮市を中心とした合併を検討へ
河内町:上三川町の協議会離脱案を否決(12/9〜12/19)→協議から離脱へ。河内町で宇都宮市との合併の是非を問う住民投票を実施予定「宇都宮市と合併」「合併しない」(2005/4/17)

⑥★宇都宮市・高根沢町合併協議会(休止中)(法定)
高根沢町と宇都宮市は法定協議会設置:2004/5/17「住民発議」※高根沢町が宇都宮市に合併協議の休止を申入れ,協議会を休止(10/14),高根沢町は合併特例法期限内にとらわれず,合併新法のもとでの宇都宮市との将来的な合併を検討へ
⑦高根沢町は芳賀郡芳賀町と2町での法定協議会も設置→2町での合併を断念,2町での協議会を解散(2004/7/31)

⑧:下野市2006.1.10河内郡 南河内町,下都賀郡 石橋町,国分寺町
★南河内町・石橋町・国分寺町合併協議会(法定)

○○市
高崎市, 群馬郡 榛名町
★高崎市・榛名町合併協議会(榛名町ホームページ)(法定)
※榛名町の高崎地域での合併の是非を問う住民投票の結果「賛成(49.7%)」「反対(50.3%)(2004/7/11)
※2市町で法定協議会設置「住民発議」:設置日調整中
※榛名町長は高崎市との合併に慎重,榛名町議会は合併を検討
※高崎市は群馬郡倉渕村,箕郷町,群馬町,多野郡新町と合併予定:2006/1/23

東毛地域
「東毛地域合併協議会」:桐生市,太田市,新田郡尾島町,新田町と4市町で法定協議会
みどり市(勢多郡 東村,新田郡 笠懸町,山田郡 大間々町)※3町村は桐生市を中心とした合併に慎重,桐生広域圏との将来的な広域合併を視野に検討へ
太田市(太田市, 新田郡 尾島町, 新田町, 藪塚本町)桐生広域圏との将来的な広域合併も視野に検討へ
桐生市(2005.6.13桐生市, 勢多郡 新里村,黒保根村)桐生・太田広域圏との将来的な広域合併も視野に検討へ

1787とはずがたり:2005/04/06(水) 01:15:24

<九州・沖縄>宮崎県日南地域

みやざき市町村合併:
県南の合併、崩壊 北郷町の推進派住民、リコールの動き
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/miyazaki/news/20050330ddlk45010496000c.html

 北郷町議会が29日、日南市、南郷町との合併関連議案を1票差で再び否決したため、県南の合併枠組みは崩壊した。これを受け、合併推進派の住民グループ「北郷を愛する会」のメンバーは反対した7議員のリコールの手続きに入った。30日にも署名活動を始める。一方、反対した7議員は町内で集会を開き、自立を訴えた。[谷本仁美、木元六男]

 臨時会の傍聴席には日南市や南郷町も含む約100人が詰めかけた。傍聴席が足りず、議席近くの床に座る人も出た。

 合併関連議案の再審議を発議した鈴木教夫議員が合併賛成が過半数を占めた2月の住民投票に触れ「投票の結果を覆すことは民主主義の破壊につながりかねない」と提案理由を説明。質疑、討論では「住民の直接判断の結果を無視できるのか」、「合併すれば北郷が寂れる。小さくても生きる道はある」と賛成、反対それぞれの議員が激しく持論をぶった。採決の結果、前回と同じ構図の賛成6、反対7で否決となった。

 閉会後、「北郷を愛する会」の高田義正事務局長は「住民の意思を反映した住民投票を無視した。民主主義はどこにいったのか」と憤った。植野章一町長は「議会がルールに従って決めたことで私がうんぬんできない」とコメントを避けた。

 同日は1市2町でつくる法定合併協議会も廃止された。会長の谷口義幸・日南市長は「大変残念な結果。厳しく、困難な道となるが自立した自治体を目指して市政運営を進める」と話した。
毎日新聞 2005年3月30日

1788とはずがたり:2005/04/06(水) 01:15:44

<九州・沖縄>宮崎県日南地域
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news02.asp?kiji=4241

町長の解職請求へ 北郷町
  県南1市2町の合併関連議案が2度にわたって町議会に否決された北郷町の住民グループ「北郷を愛する会」は31日、植野章一町長と議案に反対した町議7人の解職請求(リコール)の手続きに入った。

  有権者の3分の1(3月2日現在1429人)以上の署名を1カ月以内に集めれば、解職の是非を問う住民投票が行われる。

  町選管に出した解職請求書は「町長は『町民が主役』と言ってきたが、合併協定書調印の翌日、議会に対し『今でも自立でいきたい』と発言、(合併議案の)提案者として努力をしなかった」とした。

  植野町長は「合併問題には法に従い、誠意を持って進めてきた。請求の趣旨については内容を見ていないので何とも言えない」と話した。

  町議7人については、臨時議会で議案が否決された先月29日に解職手続きを始めていたが、書類に不備があったため手続きをし直した。
(4/1)

1789とはずがたり:2005/04/06(水) 01:16:18

<九州・沖縄>宮崎県日南地域

みやざき市町村合併:
リコールで混乱の北郷町 推進・反対両派が署名収集 /宮崎
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/miyazaki/news/20050405ddlk45010404000c.html

 ◇町長、指導力欠如の指摘も

 合併問題のもつれから首長と14議員全員を対象にした解職(リコール)合戦が起こっている北郷町では、合併推進、反対両派が15人の解職請求に向け、署名収集を始めた。両派から植野章一町長のリーダーシップ欠如を指摘する声も出ている。[甲斐喜雄、中尾祐児]

 40人が署名を集める合併推進派の「北郷を愛する会」は2日午後から回り始めた。元国家公務員の男性(68)は、50人分を集めたという。しかし、「町内だけでなく、自分の住む地区も分裂した」と嘆く。「今後、神楽や運動会など協力してやらないといけないのに、これじゃ、署名を集めるだけ、自分の首をしめているようで苦しい」と胸の内を話した。

 一方、反対派の「北郷町を守る町民の会」は4日、ようやく署名収集を開始。70人が署名を集める。会社社長の男性(45)は「昭和の合併でも、吸収合併された方は過疎化が進んだ」と知人を説得。「賛成派に署名していても、こっちにも書いてもらい、無効にすればいい」と混乱など顧みる余裕はない様子だ。

 両派に共通するのは「混乱の元は、自ら住民投票条例を作り、投票結果を尊重しなかった町長が悪い」ということ。

 町長の後援会幹部(46)も「混乱を収拾するには町長、議員全員がともに総辞職して、それぞれの出直し選挙で信を問うしかない」と話す。

 ◇「自立」の方向、知事が残念

 日南市、南郷町との合併議案を北郷町議会が否決した問題で安藤忠恕知事は4日、定例会見で「住民投票の結果と異なる『自立』の方向を出されたのは残念」と述べた。合併新法に基づき、知事が合併協議会設置を勧告できることについて「住民の声が強ければ、勧告もありうる」と積極的な姿勢を示した。
毎日新聞 2005年4月5日

1790とはずがたり:2005/04/06(水) 01:17:23
<九州・沖縄>宮崎県日南地域

順序としては>>1788>>1789の間ですな

北郷町で合併賛成派議員にも解職請求
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news02.asp?kiji=4244

  日南市と北郷、南郷両町の合併議案を北郷町議会が2度にわたって否決し、合併が白紙になったのを受け、合併に反対する住民グループ「北郷町を守る会」のメンバー2人が1日、賛成派の議員6人と議長の解職請求(リコール)の手続きをした。反対派議員7人については3月31日、合併賛成の住民グループが解職請求の手続きを済ませており、これで全議員の解職請求が出される異常事態となった。

  解職請求したのは「守る会」の土建業河野浩一さん(40)ら。解職請求書で「合併推進派議員の再度の(合併)議案上程は、町世論をいたずらに混乱させた」などと主張。河野さんとともに書類を提出した土建業倉中通春さん(45)は「賛成も反対も改めて仕切り直しした方がいい」と請求理由を説明した。

  合併反対派、賛成派の双方の解職請求はいずれも1日に告示された。署名活動期間は今月末まで。有権者の3分の1(3月2日現在で1429人)以上の賛同が得られれば、解職の是非を問う住民投票が行われる。
(4/2)

1791とはずがたり:2005/04/06(水) 01:24:31
<九州・沖縄>宮崎県

■宮崎市06.1.1宮崎市, 宮崎郡 田野町,佐土原町,東諸県郡 高岡町 36万都市
※●新富町が宮崎市に合併協議(研究会の設置)を申入れ(9/9)
※宮崎市は特例法期限内での新富町との合併に慎重
※●合併に関する住民投票(清武町)の結果(2004/11/28)
※清武町:「合併しない(48.5%)」「宮崎市,田野町(41.3%)」「田野町(10.2%)」
※清武町が単独町制継続を表明(12/7),単独町制継続へ
※●西都市議会は宮崎市との合併を検討へ

■都城市06.1.1都城市, 北諸県郡 山之口町,高城町,山田町,高崎町 人口は約17万1千人で鹿児島市、宮崎市に次いで南九州第3の都市に
★都城北諸合併協議会(法定)
●三股町が離脱

■延岡市06.2.20延岡市, 東臼杵郡 北方町,北浦町 人口13万
★延岡市・北方町・北浦町合併協議会(法定)
☆延岡市・北方町・北浦町・北川町合併協議会(2005/3/15解散)
北川町が離脱

財政支援が受けられなくなると云う記述は「合併算定替(>>1776)」が或る限り不正確だ。猛省を促したい。
>4月1日から5年間施行される合併新法では…自治体側は合併による財政支援が受けられなくなる。

県内の枠組み確定
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news02.asp?kiji=4239

  「平成の大合併」による県内の枠組みが確定した。31日の合併特例法期限内に知事に合併申請した市町村は19。来年、6市町となって生まれ変わり、県内の自治体は44から7割の31に減る。

  新「宮崎市」は自立を表明した高岡町長がリコールで失職、1市3町での合併にぎりぎりで滑り込んだ。市議の任期に町議の任期を合わせる在任特例を利用するため、合併後1年4カ月、総勢93人の巨大議会になる。

  3町は独自の予算を地域の事業に活用できる合併特例区を置く。特例債などの投資配分が課題となる。

  人口13万人を超える都城市と人口4万人弱の4町が対等合併する新「都城市」。人口は約17万1千人で鹿児島市、宮崎市に次いで南九州第3の都市になる。住民代表らでつくる協議会と特別職の区長を置く地域自治区を旧町域に置く。

  新「延岡市」は北川町が昨年12月に自立を表明して離脱、1市2町の合併となった。日向市に編入合併される東郷町は8月の町議選で定数を14から8に削減したうえで、在任特例の適用を受ける。

  3村が合併して「町」になる美郷(み・さと)町は、本庁舎を西郷村役場に置くが、人口約7千人の規模などから過疎地域の指定は続く。過疎債と合併特例債を併用して新町の基盤整備を図る。

  小林市は人口比が17対1の須木村と対等合併したうえ、在任特例で11人の村議を受け入れる。

  両市町との枠組みから離脱して野尻町との合併を試みた高原町は、住民アンケートで合併反対が多数を占めた。野尻町役場を本庁舎とすることに議会でも反対の声が上がり、関連議案を否決した。

  日南市を核とした合併は住民投票で合併賛成が多数を占めた北郷町の議会が関連議案を2度にわたり否決。南郷町を含む1市2町が合併協定書に調印しながら、合併できなかった。

  4月1日から5年間施行される合併新法では、知事が合併協設置を勧告できる一方、自治体側は合併による財政支援が受けられなくなる。
(3/31)

1792とはずがたり:2005/04/06(水) 03:19:05
http://www3.ocn.ne.jp/~ksmdi/gappei.html
市町村合併問題(宮城・古川地区)

鹿島台町の人で大崎合併に批判的なようだ。

1793とはずがたり:2005/04/06(水) 03:25:15
>>1792
読めば読むほど中身に賛同したくなる。
鹿島台には大崎市に埋もれず頑張って欲しいですねぇ。

1794名無しさん:2005/04/06(水) 21:29:32
>>1728
浦田弘二町長のお母様がお亡くなりになったそうです。

1795とはずがたり:2005/04/06(水) 23:11:58

http://ww82.tiki.ne.jp/~eichan66/gap/gappei.htm
http://ww82.tiki.ne.jp/~eichan66/index.html
西予市の合併ネタなどを野村町の視点から

1796とはずがたり:2005/04/06(水) 23:20:39
>>1794
結局合併反対派の金田町長も既成事実の前に合併容認に転じたようですね。
また浦田赤池町長は前町長が収賄で捕まったのの後任町長のようですね。
(関連レス>>1007)

1797とはずがたり:2005/04/08(金) 18:58:56
【過疎地域自立促進特別措置法】
なんと,特例債よりも有利な過疎債なんてのがあるんですねぇ。
「過疎地域自立促進特別措置法」は名前を見るからに時限立法っぽいが期限はいつまでなんでしょうかね?

人口21万で過疎指定!大合併「特措法」で誕生
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050408-00000406-yom-soci

 平成の大合併で人口が膨らんだのに、新たに「過疎地域」に指定される新市が相次いでいる。

 中には人口10万人を超える市もあり、有利な「過疎債」を発行できると歓迎するが、人口が少ないのに指定を受けられないケースも。過疎地域の指定条件を疑問視する声も出ている。

 「過疎地域自立促進特別措置法」は、過疎地域だった旧市町村の「人口が新市の人口の3分の1以上」または「面積が2分の1以上」を占めるなどの条件を満たせば、合併後の新市町村を過疎地域とみなしている。

 過疎地域に指定されると、学校校舎や保育所を建設する際の国庫補助の割合が高まるほか、事業費の70%を地方交付税で賄える「過疎債」を発行できる。合併した市町村にすれば、交付税措置が約66%の「合併特例債」よりも魅力的だ。

 2004年までは人口7万2000人の新潟県佐渡市が日本一大きな過疎地域だったが、今年1月、14市町村が合併して誕生した同県の新・上越市が日本一となった。人口は13万人から21万人へと大幅に増えたが、過疎地域だった旧9町村の面積が新市の面積972平方キロの半分以上を占めたためだ。

 4月に7市町が合併し、人口が12万人から17万人となった宮城県の新・石巻市も過疎地域に指定された。人口は県内2位を誇るが、面積の半分以上が、過疎地域の旧4町だった。

 上越、石巻両市は財政難に苦しんできただけに、「財政面では助かる」と歓迎するが、「企業誘致の際には、イメージ上、あまり表に出せない」(石巻市)とも。

 総務省によると、現在人口10万人以上で、過疎地域に指定されているのは2市だけだが、同様のケースは増えそうだ。

 岩手県では今年9月、一関市など7市町村が合併する新・一関市(人口約13万人)が過疎地域になる一方、来年1月に二戸市と過疎地域の浄法寺町が合併する新・二戸市(同約3万人)は指定されない見込み。現在の二戸市の方が、浄法寺町より面積も人口も大きいためだ。

 小原豊明・二戸市長は「過疎と位置付けられてもいいので財政的な優遇が欲しい。都市整備が進まない地域の実態をよく見て決めてくれる制度ならばいいのに」と首をかしげるが、総務省過疎対策室は「あくまで法律の基準に従って決めるだけ」と話している。
(読売新聞) - 4月8日15時15分更新

1798とはずがたり:2005/04/08(金) 23:33:43
>>1780
阪神淡路大震災のような財政支援をも前提とした特別立法を国に要求したが
K内閣が現行法の範囲内でと流してしまったから財源的にはキツイと思う。
激甚災害は昨年の台風でも多くの自治体が指定されたけど地震は自治体全体が
被害を受けるから激甚指定でも賄え切れないのでしょうね。
震度7の川口町は過疎地に指定されてるけど同じく財政は厳しいらしい。
小千谷市の掲示板に「名を取るか実を取るか・・」と長岡との合併に賛同した
意見があったけど個人的には合併した方が地域の将来性があると思う。長岡も
被災してるから財源厳しいのかな?

1799とはずがたり@本物:2005/04/08(金) 23:39:43
>>1798
どちら様ですかな?
管理人の名を騙るとはなかなか大胆な・・。

1800杉山真大 </b><font color=#FF0000>(sB4AwhxU)</font><b>:2005/04/09(土) 00:54:58
>>1799
そう言えば、何故トリップつけないんですか?トリップつければ本物か否かは一目瞭然な筈なのに・・・・・

1801とはずがたり:2005/04/09(土) 03:37:12
>>1800
今まで別に騙られて困ったって事はありませんし,あったとしても本人かどうかはレスの内容で判断して貰えばいいですしね。
トリップは何となく殺伐としてて気が進まないって感じです。

1802とはずがたり:2005/04/09(土) 12:04:25
<東北・北海道>宮城県

さてどこまで単独でやれますやら。住民は議会が自分らの利権のために合併を阻止したツケを払わされないかしっかり監督する必要がありますね。
>本吉町は、2月に町議会が合併関連議案を2度否決したことを受けて、合併協議を離脱した。

新年度予算全面見直し 合併破たんで宮城県本吉町
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050409-00000003-khk-toh

 気仙沼市、唐桑町との合併が破たんした本吉町は、2005年度予算案の全面的な見直しを迫られている。3月までに組んだ予算案は、今年10月1日までの1市2町の合併を前提に立てられたためだ。町は長期財政見通しや事業実施計画を早急に練った上で、5月中に予算案を組み直し、6月定例議会に諮ることにしている。

 当初組んだ予算案は一般会計44億8400万円、投資的経費は6億1700万円。合併を想定して新市建設計画案の中に盛り込んだ事業分をすべて計上した。
 しかし、予算案は合併特例債を見込んで財源を組んだもので、白紙に戻さざるを得なくなった。

 町が以前に行った財政試算によると、新市建設計画案に盛り込んだ事業を、すべて「単独」の町として実施する場合、10年間で18億円の自主財源を生み出す必要がある。

 試算はあくまで参考材料だが、今後は(1)経費削減のための行財政改革を進めながら、5年程度のスパンの長期財政見通しを立てる(2)それに基づき3年間の事業実施計画を立てるーとしている。
 実施計画を基に05年度予算を組むことになり、ハード、ソフト事業すべてに見直しを伴うという。

 町企画財政課は「まずは健全財政の維持が前提。その上で住民ニーズの高い事業など優先度を決めて、限られた予算を張り付けていく」と話している。
 町当局と議会はそれぞれ、行財政改革推進本部や特別委員会を設置。人件費カットや議員定数の削減など、経費削減に向けた今後の進め方を検討している。
 本吉町は、2月に町議会が合併関連議案を2度否決したことを受けて、合併協議を離脱した。

(河北新報) - 4月9日7時4分更新

1803とはずがたり:2005/04/09(土) 12:07:05
<東北・北海道>青森県

五戸町は倉石村との合併でこれ以上の合併でゴタゴタしたくないって印象かと思ってたが,離脱した細川村長への不信感も強かったのかな?

青森県新郷の住民団体 村長解職を本請求
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050409-00000005-khk-toh

 青森県新郷村が合併できないのは細川潤八郎村長の責任だとして、村内の住民団体「新郷村を愛する会」(小笠原敏弥会長)は8日、村選挙管理委員会に細川村長の解職を本請求した。
 60日以内に解職の賛否を問う住民投票が行われ、賛成が過半数を占めれば村長は失職する。投票は5月下旬が有力。

 細川村長は「村長として重く受け止める。対応は支持者と相談して来週中に決める。辞職も選択肢の一つ」と今後の進退に含みを持たせた。
 会は2月15日から署名活動を始め、解職請求(リコール)に必要な有権者の3分の1(974人)を上回る1064人分の署名を集めた。
 会の小坂英雄事務局長(71)は「村長には住民投票を待たず、辞職してもらいたい」と話した。

 新郷村は五戸町などとの任意合併協から離脱し、八戸との広域合併を目指したが、昨年8月に枠組みから除外され、再び五戸との合併を模索。しかし、五戸町内に細川村長への批判が根強く、協議にも入れなかった。

(河北新報) - 4月9日7時4分更新

1804とはずがたり:2005/04/10(日) 00:14:25
市町村名から「大正」ついに消滅…平成の大合併で
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050409-00000104-yom-pol

 市町村名に大正の年号を唯一残していた高知県大正町が来年3月、隣接する窪川町、十和村と合併し、「四万十町」になる。

 戦後の「昭和の大合併」では「明治」という市町村がなくなったが、「平成の大合併」では「大正」が姿を消す。

 大正町は四万十川上流の山あいの町で、人口3600人。1914年(大正3年)、東上山村から大正村に改称され、47年に町制施行された。

 今回の合併に対し、前町長は反対だったが、住民が合併を求めて署名活動を展開。議会も全会一致で合併を可決した。

 年号を冠した市町村は、1889年(明治22年)の市町村制施行に伴う「明治の大合併」を機に相次いで生まれ、「明治村」が24できた。その後、大正時代に「大正村」が8、昭和時代には「昭和町」「昭和村」が計15誕生した。

 しかし、昭和の大合併で市町村名から「明治」が消えたほか、「大正」「昭和」も減り、1972年からは「大正」が1、「昭和」が4つだけに。さらに、秋田県昭和町が3月、2町と合併して潟上市となったため、「昭和」も福島県昭和村、山梨県昭和町、群馬県昭和村の3つとなった。

 一方、「平成」は大正町の合併協議で、新町名の候補に上ったが実現せず、全国でも「平成」を冠した自治体は誕生していない。
(読売新聞) - 4月9日12時23分更新

1805とはずがたり:2005/04/12(火) 11:44:26
<中国・四国>高松地方

頼むぞ!庵治町も高松への合併を決め,相手が居ないんだし。

牟礼町長選 合併反対派町議が出馬へ
http://mytown.asahi.com/kagawa/news02.asp?kiji=7277

 高松市との合併を議会が否決したことに伴う牟礼町の出直し町長選で、町議の牟礼浩子氏(64)が11日、立候補を表明した。牟礼氏は「合併の機は熟していない。自立した町として単独で進むべきだ」と合併反対を訴えており、合併推進を掲げて再出馬を表明している高木英一町長(55)と真っ向から争うことになりそうだ。

 牟礼氏は95年4月に町議に初当選し、3期目。03年5月から1年間は副議長を務めた。高松市との合併議案を再否決した3月28日の臨時議会では、合併に反対した10人の町議の一人。

 牟礼氏は11日記者会見し、「小さな自治体を選択した議会の否決も尊重されるべき民意。立候補して住民の考えを問いたい」と立候補の理由を説明。「特例法の期限が終わった今、自立した新しい街づくりに進むべき時」として、今後の町政のあり方について「議員定数や報酬の削減、事業の見直しを進め、教育、福祉など地域に必要なものに重点を置きたい」と語った。

 牟礼町長選は19日告示、24日に投開票が行われる。

(4/12)

1806水泡 まつ太朗:2005/04/12(火) 12:00:29
>>1805
 庵治町&高松市の飛び地合併が非常に気になります。個人的には飛び地の方が
面白そうなような・・・(オイオイ)。
 それにしても牟礼町町議で牟礼浩子氏とは、中々因果な物を感じます。

1807とはずがたり:2005/04/13(水) 00:02:21
<北関東>栃木県宇都宮市

投票が成立しなかったら賛成と見なすべきだ!!

焦点は投票率/河内町の住民投票
http://mytown.asahi.com/tochigi/news02.asp?kiji=4606

 宇都宮市との合併の是非を問う河内町の住民投票が12日、告示された。投票率が50%以上となるか否かが焦点となりそうだ。過去のアンケートや情勢などから、賛成票が多数を占める公算が大きいが、投票率50%未満ならば住民投票は成立せず、開票も行われない。賛成派は「反対なら、反対票を投じて欲しい。とにかく投票に行って欲しい」と呼びかける。反対派は「投票に行かない」と話し、投票を不成立にしたい考えだ。投票は17日に行われる。(峯俊一平)

 投票は「宇都宮市との合併」か「単独で町政を継続する」かを問う。町の住民投票条例は投票率が50%未満なら開票を行わないと定めている。

 過去の選挙での町内の投票率をみると、「50%」は微妙な数字であることが分かる。現職と前宇都宮市長が立候補した昨年の知事選の投票率は49・97%。03年9月の町議選は51・47%、02年5月の町長選は57・62%だった。過去5年間の最高は00年6月の衆院選(小選挙区)で59・01%、最低は03年4月の県議選で39・70%だ。

 町はこれまでに住民に対し合併の是非を問うアンケートを2回行い、いずれも「宇都宮市を含む合併」への賛成が過半数を占めてきた。有権者の半数に当たる1万4千人を対象に03年4月に行った調査では、回答した6936人のうち合併賛成が4904人(71%)を占めた。このうち「宇都宮市を主体とする複数市町の合併」を4342人が選んだ。こうした経過から「開票されると賛成票が上回る」と賛成、反対両派は考えている。

 宇都宮市との合併に賛成する住民団体「河内町の将来を考える会」の手塚照夫代表(66)は「投票率70%以上を目指したい」と話す。同会は投票を呼びかけるチラシ3万2千枚以上を印刷し、会員123人が住民に配っている。12日の告示日からは広報車で町内を回り、投票を呼びかける予定だ。手塚代表は「町の行く末を考えることなので、有権者の責任を果たして欲しい」と棄権にくぎを刺す。

 町単独の町政の継続を主張する「河内町の合併を真剣に考える会」の会長・横田弘町議(61)は、合併特例債の発行など財政的措置が少ない今後の合併について「メリットがない」と主張する。同会は「住民投票に行っても何の意味もありません」と呼びかけるチラシ1万6千枚を住民に配った。その他に運動をする予定はなく、12日も目立った動きはなさそうだ。横田会長は「(投票に)行けば投票率が上がる。反対なら行かない方がいいよと声を掛けている」と話し、自分自身も棄権する方針だという。


(4/11)

1808とはずがたり:2005/04/13(水) 14:27:31
<近畿>大阪府

こんな市長飼っとくこたぁない。さっさと堺市と合併して政令指定都市の一翼を担え!!

大阪・和泉市長を逮捕へ 競売入札妨害容疑で大阪地検
2005年04月13日13時34分
http://www.asahi.com/national/update/0413/OSK200504130017.html?t5

 大阪府和泉市の発注する駐車場整備工事の指名競争入札に絡み、稲田順三市長(64)が入札情報を業者側に漏らした疑いが強まり、大阪地検特捜部は13日午前、競売入札妨害の疑いで稲田市長に任意同行を求めて取り調べを始めた。元助役の池辺功(63)、同市の建設会社「竹内建設」会長の竹内務(76)の両被告=別の競売入札妨害罪で起訴=ら4人からも同容疑で事情を聴いており、いずれも容疑が固まり次第、逮捕する。

 調べによると、稲田市長は、一昨年5月に市が入札を実施した同市小野町甲の「いずみ霊園駐車場等整備工事」の価格を池辺被告に漏らし、池辺被告が竹内建設に価格を流した疑いがもたれている。稲田市長は情報が業者側に漏れるのを認識していた疑いがあるという。

 同工事の指名競争入札には竹内建設など9業者が参加したが、結局、竹内建設が落札し、1億4700万円で請け負った。

 池辺被告と竹内被告は3月、いずみ霊園に併設された市運営の葬祭場の葬祭業務の委託をめぐって入札情報を特定の業者に漏らすなどしたとして、特捜部に競売入札妨害容疑で逮捕、同罪で起訴されている。

 稲田市長は市職員の出身。人事課長や企画室長、市長公室理事などを務め、95年に無投票で市長に初当選した。現在3期目。

 竹内被告は長年、地元の公共工事を仕切ってきた「実力者」とされる。竹内建設が04年5月までの2年間で元請けとして受注した和泉市の公共工事は計39件にのぼる。特捜部は稲田市長と竹内被告との結びつきについても追及する。

1809水泡 まつ太朗:2005/04/13(水) 21:19:15
80万人なんだから合併無しでも政令都市になるはずなのに・・・。orz<堺市

1810とはずがたり:2005/04/13(水) 21:47:46
>>1809
80万では合併無しでは政令指定認められず,高石など周辺市にそっぽ向かれた堺市は美原町に貢ぎまくりで漸く合併に成功したようです。

>どなたかお詳しい方
そういえば新特例法下では合併による政令指定都市の要件緩和って続いてるんですかね?
岡山や熊本,沼津なんかが対象に成ってくると思われますが。

1811杉山真大 </b><font color=#FF0000>(sB4AwhxU)</font><b>:2005/04/13(水) 23:31:35
奈良の首長選挙では毎度お馴染みの辻山@月光仮面。ここんとこ合併推進を公約に選挙に出てますね。勝手連的に応援してみては?>とは様

選挙:十津川村長選 現・新2人の争い /奈良
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/nara/senkyo/news/20050413ddlk29010584000
c.html
 任期満了に伴う十津川村長選は12日、告示され、再選を目指す現職の更谷慈禧氏(58)=無所属=と新人の辻山清氏(60)=諸派=が立候補した。更谷氏は公明党県本部と自民党村支部が推薦。両党は前回、更谷氏の対立候補を支援した。

 更谷氏は「4年間、自主独立を目指した。自然、温泉を生かし農林、観光、福祉が一体の日本の古里を築きたい」、辻山氏は「十津川は合併せず自主自立の道を選択したが、村民の意思が反映されておらず住民投票で是非を問うべきだ」と主張している。

 投票は17日午前7時〜午後6時(第1投票区は午後7時まで)、36投票所で。午後8時、村住民ホールで即日開票される。11日現在の有権者数は3929人。【栗栖健】

………………………………………………………………………………………………………

 ◇立候補者(届け出順)
 更谷慈禧(さらたに・よしき)58 無現(1) 林業▽県林業基金理事[歴]JC理事長▽助役▽大阪工大
 辻山清(つじやま・きよし)60 諸新 村政見張番代表[歴]運送会社役員▽奈良商工高中退

[My HP] http://politics.mtcedar.com/

1812杉山真大 </b><font color=#FF0000>(sB4AwhxU)</font><b>:2005/04/13(水) 23:34:13
>>1811
おっと、 http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/senkyo/news/20050413ddlk29010584000c.html ね。

1813とはずがたり:2005/04/13(水) 23:40:16
>>1811-1812
おお,反自公で合併賛成とあらばとは総研勝手に推薦候補としてなんの問題もないですね。
ちょっとネタキャラチックなのが気になりますけど。
前回自公が推した対立候補は現職で今回はもう引退済みでしょうか。。

1814杉山真大 </b><font color=#FF0000>(sB4AwhxU)</font><b>:2005/04/13(水) 23:45:30
>>1811-1812
ぅぉぉぉ。 http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/nara/senkyo/news/20050413ddlk29010584000c.html だったよ。 orz

1815とはずがたり:2005/04/14(木) 00:08:17
<東北・北海道>山形地域

血の滲む努力で財政危機を緩和した後には,気持ちよく山形周辺の広域合併を推進したいところである。

財政難:耐用年数過ぎた消防ホース売り出す 山形・上山市
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20050414k0000m040020000c.html

 財政難にあえぐ山形県上山市は、耐用年数が過ぎて不用になった消防ホース約240本の販売を始めた。価格は1本800円で、約半分はすでに売却先が決まっているという。

 同市は、山形市などとの法定合併協議会が今年2月に解散して合併が破たん。財政難から今年度から5年間で約23億円の経費削減が必要とされ、阿部実市長も「このままだと財政再建準用団体に転落するおそれがある」と言うほどの危機的状況。すでに収入役廃止や特別職手当の削減などを実施している。

 消防ホースは長さ約15メートルで、同市役所に設置していたもの。処分するのに1本800円かかるため、「どうせなら市民に有効活用してもらおう」と売却を決めた。ホースに穴を開け、水を流して道路などの雪を溶かしたり、農業用水の散布などに使われる。

 同市では、年間約500万円かかる庁舎清掃の業者委託を4日からやめ、終業後の職員が交代でトイレなどを清掃。あの手この手で経費削減を図っている。ホース売却が火の車の財政の“消火”に一役買えるかどうか。[辻本貴洋]
毎日新聞 2005年4月13日 18時45分

1816とはずがたり:2005/04/14(木) 02:49:19
<北関東>栃木県

■境界線変更やむなし 永野地区分町問題で鹿沼市長
http://www.shimotsuke.co.jp/hensyu/news/050413/news_7.html

 粟野町永野地区の栃木市への分町問題について、鹿沼市の阿部和夫市長は十二日、下野新聞社の取材に対し「地区の総意が栃木市であれば、境界線変更もやむを得ない」との考えを初めて示した。さらに同市と粟野町が合併する来年一月一日以降、問題について日向野義幸栃木市長と十分協議する意向を示した。
 永野地区の分町問題では先月、日向野市長と湯沢隆夫町長が協議。六月県議会の議決を経て鹿沼市と町の合併が事実上決定した後、町の責任で地区の意向調査を実施し、地区の総意が栃木市への分町編入を望むなら、新市に協議の場を設けるよう町が鹿沼市に申し入れを行うことで合意している。

 阿部市長はこれまで「協議が引き継がれた時点で検討したい」と述べるにとどまり、分町問題に対する考えを示していなかった。

 阿部市長は取材に対し「あくまでも地区の総意が栃木市となった場合」と前置きした上で、「地区の意向調査の結果は真摯(しんし)に受け止め、町から申し入れがあれば栃木市長と十分協議し、前向きに検討したい」とした。

1817とはずがたり:2005/04/14(木) 20:37:14
<近畿>滋賀県彦根地域

あっほやなぁ,彦根市民。市長もリーダーシップが足りない。

[岐路]彦根市の課題〈上〉/合併破綻
http://mytown.asahi.com/shiga/news01.asp?kiji=5050

中島一市長は合併協議会の看板を下ろし、1市3町の合併構想に区切りをつけた=先月31日、彦根市役所で
特例債の恩恵露と消え

  彦根市長選が17日告示、24日に投開票される。近隣の豊郷、甲良、多賀3町との合併が昨年11月に破綻(は・たん)し、中島一市長が4選に立候補しないなかで、市の新たなかじ取り役が求められている。市は再び合併を模索し始めるのか――。岐路に立たされた市が抱える課題を2回に分けて探る。

  3月31日夕刻。中島市長は、市役所4階の合併協議会事務局に向かい、2年7カ月もの間、事務局入り口に掲げられていた「彦根市・豊郷町・甲良町・多賀町合併協議会」の木製の看板を下ろした。

  中島市長は昨年11月30日、3町との合併断念を表明した。断念の理由として「市民全体のコンセンサスを得たとは言えない状況で、市民の間に混乱と対立を招きかねない」と説明した。

  住民の「意向」は揺れ続け、そのたびに中島市長も一喜一憂した。合併協議会が04年2月に18歳以上の全住民を対象に実施した意向調査では、市民の54・5%が合併に反対した。「翌月の合併協議会の席上、中島市長が合併断念を表明しようとして、隣にいた協議会副会長らに発言を抑え込まれた」と明かす市議もいる。

  市が同年7〜10月の懇談会参加者約1200人を対象にしたアンケートでは、賛成が反対を上回った。中島市長は会見で「市民も勉強して判断するようになってきた」と喜んだが、それもつかの間。経済界有志が同年8〜9月に実施した市民アンケートでは、「どことも合併しない」とする回答が約6割に上り、同年10月の市議会保守系会派のアンケートでは、回答者の約8割が合併に反対した。
 
  対象者数や調査方法は異なってはいたが、最後まで根強い反対論が多いことは誰の目にも明らかだった。

  中島市長は昨年12月14日の市議会で、4選に立候補しないと表明した。合併断念の責任を問われると「不本意であり、力不足だった」と率直に話したが、同時に「合併問題だけが(立候補断念の)決断の理由ではない」と強調した。

◆   ◆   ◆

 「広域可燃ごみ処理施設施設事業」(05〜11年度、事業費50億円)
 「新市中央図書館整備事業」(11〜12年度、同32億5千万円)
  解散した合併協議会の資料には、新市が合併特例債を発行して着手する予定の25の事業(事業費総額307億円)が挙げられていた。このうち約200億円は地方交付税の形で、国が負担する。そんな甘い構想は合併断念とともに露と消えた。「特例債の恩恵で着手できる事業をもっと啓発に使うべきだった」と悔やむ合併推進派の市議もいる。

  合併特例法は3月末に期限切れを迎え、国はさらに合併を促そうと4月1日に合併新法を施行した。知事が合併推進構想を定め、市町村に対して合併を勧告することができるようになったが、新法には、特例債のような財政支援のメリットは盛り込まれていない。市は市民一人当たり113万円にもなる総額1247億円の公債費残高と直面し続けなければならない。

  大橋松行・県立大学人間文化学部助教授(政治社会学)は「特例債の恩恵をこうむろうと、これまでは行政主導で合併が急がれてきた感は否めない。しかし、そのメリットがなくなった今こそ、厳しい財政状況をふまえたうえで、住民が主役となった合併論議が必要となっている」と話す。

(4/14)

1818水泡 まつ太朗:2005/04/15(金) 00:48:56
>>1811-1814
 一方辻山氏は同時に「政治団体・合併反対派」代表でもありまして、単に
「住民の選択肢として出馬し、無投票を防ぐ」という事で余り当選には拘って
ない様でつ。てか当選後いきなり政策転換などされたら・・・。
 しかも893系右翼団体「大日本菊水会」青年隊長だった頃には立てこもり
事件など結構ヘヴィーな事もやってるのでちとコワヒでつ。orz

1819とはずがたり:2005/04/15(金) 01:34:04
>>1818
おお,流石諸無研水泡殿。情報提供感謝であります。
しっかしこんな輩だとなんの効力もないとは総研としても流石に推薦はできないっすねぇ。
まぁ反自公の観点から弱支持ぐらいか。

1820とはずがたり:2005/04/19(火) 01:11:43
<東海>静岡県

あんま評価できない石川知事なんだけどこういう強権的なところが好き(はあと

「勧告の可能性高い」 合併で飛び地の由比町 知事
http://www.shizushin.com/feature/gappei/kiji2/20050316000000000012.htm

 石川嘉延知事は15日の定例会見で、静岡市と蒲原町の合併が実現した場合、由比町が両市町に挟まれる形になることについて、「知事の勧告権の対象になりうるという予想は十分につく」と述べ、4月に施行される合併新法に基づき、合併を勧告する可能性が高いことを指摘した。
 石川知事は「合併促進の大きな狙いの1つは1万人未満の町村の解消」とし、「(人口約7800人の)由比町の場合は飛び地である上、町村の規模からしても勧告の基準に当てはまる」と説明した。
 一方、静岡市と蒲原町の合併実現によって、「由比町が合併問題についてどう判断するか、町民の動きに変化が出てくるか、関心を寄せている」と述べ、「由比町の態度決定が(1市2町の)合併の方向に大きく動くと想像している」と期待感を示した。

1821とはずがたり:2005/04/20(水) 03:16:55
<東海>知多地域

3市1町合併構想は特例法期限切れ後も未だ生きてるのか!しかし会長が後ろ向きではねぇ。。
ここで30万都市「知多市」市役所「旧東海市役所」市の代表駅「大府」でどうだい?

東海市…太田川・横須賀
大府市
知多市…朝倉
東浦町


○○市
東海市, 大府市, 知多市, 知多郡 東浦町
☆知多北部任意合併協議会(任意)
※半田市,常滑市,知多郡南知多町,美浜町,阿久比町,武豊町と10市町で研究会「知多地区市町合併研究会」設置:2002/4/19
※4市町で研究会設置:2003/2/24
※準備会設置:2003/8/1
※任意協議会設置:2004/1/9
※合併特例法期限内にとらわれず4市町での合併を検討へ
(推) 311,263 (国) 300,898
153.55

東海市長選候補者の横顔
http://mytown.asahi.com/aichi/news02.asp?kiji=11523

  17日告示された東海市長選には、現職の鈴木淳雄氏(59)=自民、民主、公明、社民推薦=と、新顔で元新日鉄社員の平田哲彦氏(62)=共産推薦=の無所属2人が立候補している。2人の主張と横顔を紹介する。
(届け出順)

財政の健全化 アピール

鈴木 淳雄氏(59)  無 現

  市企画部長を最後に市役所を退職し、初当選して4年。財政の健全化と自主財源の確保を大きなテーマに掲げてきた。

  4年で市の負債を120億削減。浅山新田地区の企業団地には、自ら売り込みに全国を回って70社を誘致した。中部国際空港の開港や伊勢湾岸道の開通という追い風もあり、「周りに比べても市のポテンシャルは高い」と意気込む。

  南知多町出身。上京していた学生時代、知多市出身の故久野忠治衆院議員の事務所に出入り。仕事をするなら行政か政治と志し、東海市の前身の旧上野町役場に入った。郷土出身の学者、細井平洲(へいしゅう)を全国に売り出そうと、縁のある山形県米沢市などと開いたサミットが印象深いという。

  周辺2市1町との合併協議では協議会長を務めるが、合併には慎重な姿勢。だが、「次世代に借金を残さないのが今の責任。将来の街づくりを元気なうちに検討するべきだ」と力を込める。


合併、街づくりに逆効果
平田 哲彦氏(62)  無 新
(略)

1822とはずがたり:2005/04/20(水) 16:46:17
<新潟県>長岡地域

情緒的に山古志を残すよりも山古志の由来ともなった古志郡の古志を残した方がより適切だと思うんだけど。

長岡市:「山古志」の名前復活 復興地域委員会で市長が言明 /新潟
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050420-00000016-mailo-l15

 長岡市の復興計画策定について、旧山古志村住民の意見を聞く地域委員会の第1回会合が19日、同市新陽の仮設住宅内で開かれた。
 地域委員の青木幸七さん(68)らが「出来たら山古志という冠を残してもらいたい」と要望。森民夫市長は「皆さんの総意であれば、変えていきたいと思う。皆さんが帰る前に出来れば」と答え、合併後、「古志」となっている地名を「山古志」に戻すと言明した。[野崎勲]
4月20日朝刊
(毎日新聞) - 4月20日16時36分更新

1823とはずがたり:2005/04/21(木) 10:50:45
<東北・北海道>
個人的には合併推進ながら基本的には奈良岡氏を応援。住民投票で分町なんかさせられるんかね?また議会がうんというのか?まぁ議会の反対で実現しなかったと云えば良いのか。。

「合併」VS「分町」旧浪岡町真っ二つ 青森市長選
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2005/04/20050418t21019.htm

 17日告示された青森市長選は、合併に揺れた旧浪岡町の問題を引きずったまま選挙戦に突入した。旧町内はいまだに青森市との合併(今月1日)に賛否が割れ、対立の溝は根深い。合併に対し推進、慎重姿勢を打ち出す候補は早速、浪岡地区に繰り出し、合併論議が選挙戦初日から全開した。

 「ここで負けたら、浪岡が元に戻るのは不可能だ」。合併の白紙撤回を求めた元町長の古村一雄さんは17日午前、浪岡地区に駆けつけた無所属新人で元青森市議の奈良岡央候補を迎え、訴えた。

 奈良岡候補は「(当選後の)住民投票で(浪岡を元通り分離する)分町すべきとの結論が出れば、速やかに手続きを進める」と約束。支援者からは「(対立候補は)合併政策をごり押ししてきた」と批判の声が上がった。

 一方、無所属で元青森市長4期の佐々木誠造候補は、合併を進めてきた責任を強調。「もう一回、『離婚(分町)』させるという人に加担したら、まちが壊れる」と奈良岡候補をけん制した。

 2月の出直し町長選で古村さんに敗れた合併推進派の加藤新吉元町長は「合併に反対している場合でない。大青森市誕生のため頑張る時」とエールを送った。

 浪岡地区の有権者は約1万7000人と旧青森市(約24万人)の14分の1にすぎないが、2月に行われた出直し浪岡町長選の投票率は70%を超え、「選挙への関心が高く、確実な票を見込める」(佐々木候補選対幹部)などと各陣営は重視している。

 ◇青森市長選立候補者
奈良岡央 48 会社役員 無新
佐々木誠造 72 元青森市長 無新(自・公推)
中村康一 54 大学生 無新


2005年04月18日月曜日

1824とはずがたり:2005/04/22(金) 22:15:33
<東海>愛知県

新弥富市に向けて乾杯!

弥富町議会:法定協設置案を可決、十四山村との合併本格始動−−臨時議会
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050422-00000001-mailo-l23

 弥富町議会は21日、臨時議会を開き、十四山村との法定合併協議会設置議案を賛成多数で可決した。両町村の合併を巡っては、十四山村議会が昨年10月に弥富町との同協議会設置議案を否決、議会が解散するなど迷走していたが、今月18日に同村臨時議会で同議案を可決しており、合併に向けてようやく本格的に始動することにとなった。
 両町村による法定合併協議会は5月1日に発足し、今後新市名などについて協議していく。
 両町村は当初、蟹江町と3町村で合併を進めていたが、新市名で合意できず昨年8月に法定協を解散した。その後、十四山村が弥富町に合併を申し入れ、2町村の首長らで合意していたものの、十四山村議会が同議案を否決。このため弥富町は急きょ議案を取り下げ、合併問題は棚上げ状態になっていた。
 十四山村は今年3月に出直し村議選を行い、合併賛成派の議員が多数当選。18日の同村臨時議会では賛成7、反対4で同議案を可決した。[大島有美子]
4月22日朝刊
(毎日新聞) - 4月22日16時56分更新

1825とはずがたり:2005/04/22(金) 23:50:57
<九州・沖縄>熊本県

うーん,どうなんだろ。すんなり行くとは思えないけど。。

くまもと平成の大合併:富合町との法定協設置の請求書提出−−城南町の住民
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050422-00000148-mailo-l43

 市町村合併で単独路線を歩む城南町の住民団体が21日、町民973人分の署名を添えて、住民発議による富合町との法定合併協議会の設置を求める請求をした。
 請求したのは住民団体「明日の城南町を考える会」で、奥村寿礼代表ら4人が町役場を訪れ、藤本司助役に署名簿と請求書を手渡した。有権者の50分の1(3月2日現在で317人)を上回っており、小林佳之町長は近く村崎秀・富合町長に対して議会に設置議案を付議するかどうか意見照会する。両町長が付議し、両町議会が可決すれば法定合併協議会が設置される。

4月22日朝刊
(毎日新聞) - 4月22日17時46分更新

1826とはずがたり:2005/04/23(土) 00:12:16
<中国・四国>
解っちゃいたけどバラ色の合併なんてどこにもないんだなぁ。

誕生した伊予市で W選に寄せて <上>
http://mytown.asahi.com/ehime/news01.asp?kiji=4765
独自の事業 困難に  旧中山・双海町

福祉機器の無料設置/夕焼けコンサート
「特別扱いできない」

  伊予市中山地域事務所(旧中山町役場) 近くに住む宮岡節子さん(76) はこの夏、家の中で立って動けるか不安を感じている。毎年暑くなると、ひざが痛み、ひとりで歩くのが難しくなる。

  これまでは、旧中山町役場から無料で貸し出される歩行器を使っていた。昨夏には、町の手すり取り付け事業を利用し、自宅の階段や風呂場に手すりを無料で取り付けてもらった。
  これらは、「福祉のまち」 を掲げていた旧中山町が95年から続けてきた独自の制度。歩行が難しい人らを対象に、手すりの無料取り付けや歩行器などの福祉機器の無料貸し出しをしてきた。昨年度は35人が手すりを取り付けた。
  しかし、今月1日の合併で、旧中山町だけの独自事業を継続させることは難しくなった。今後は介護保険制度の範囲内でのサービスしか受けられなくなる。「一地域だけ特別扱いはできない」 というのがその理由だ。
  宮岡さんが昨年借りた歩行器も、今後は有料になる。家を改築した際の新たな手すりの取り付けも、もちろん有料になる。宮岡さんは「高くつくなら、不自由な生活を続けるしかないかも」 という。
  一方、海岸から眺める夕日が「日本の夕日百選」 にも選ばれた旧双海町。これまで、夕日を生かしたまちづくりを進めてきた。
  毎年8月には「夕焼け音楽祭」、 9月には「夕焼けプラットホームコンサート」 など、様々なイベントを開いてきた。JR下灘駅で開くプラットホームコンサートは、県内外から毎年2千人の観客が集まる人気イベントだ。
  しかし、合併によって、これまで通りのイベントが出来るかどうか分からなくなった。合併前までイベント事業を担当していた地域振興課は、産業建設課に組み込まれてイベントに専念することができなくなった。双海町時代の暫定予算で、6月までのイベントは開く予定だが、それ以降は全くの白紙状態だ。
  旧伊予市、旧中山町との合併協議に携わった旧双海町の職員は「独自事業の継続を訴えたが、ほかの自治体関係者から双海だけに予算を割くわけにはいかない、との声が大勢を占めた」 と振り返る。この職員は「みんなが楽しみにしているから、なんとか続けたいのだが」 と話した。
×   ×
  旧伊予市と旧中山町、旧双海町の合併後初の市長選と市議選が24日に投票される。旧自治体の特性を残しながら、市街地をどのように活性化させるか。新市の課題を取材した。
(4/21)

1827とはずがたり:2005/04/23(土) 00:12:27
<中国・四国>

誕生した伊予市で W選に寄せて <下>
中核施設「町家」に賛否  旧伊予市
http://mytown.asahi.com/ehime/news01.asp?kiji=4770
旧市街地商店街 客足取り戻すには
「歴史」生かす動きも

  「20年前、旧伊予市は市役所の前を通る国道378号を軸に商店が立ち並び、活気があった」。 市商工会議所職員は振り返る。 80年代に入り、東側を通る国道56号沿いに、大型スーパーなどの郊外店が立ち並ぶようになり、客足は旧市街地の商店街から客足が減っていった。

 旧伊予市が中心市街地活性化計画を策定した00年8月、旧市街地である同市灘町、湊町の商店街にあった145店の商店のうち、25店が空き店舗だった。

 旧市が、商店街の起死回生策として昨年4月、JR伊予市駅前にオープンさせたのが「手作り交流市場 町家」だ。 同市が第三セクターの「まちづくり郡中」 に運営を委託。 飲食店や雑貨店など10店のテナントのほか、農家から取り寄せた野菜が並ぶ特産品売り場がある。 「中心市街地をつなぐ商店街への人の流れを引き出す」 のがねらいだ。

 特産品売り場には、当初見込んでいた年間約12万人を大きく上回る約14万人が訪れた。 まちづくり郡中の石田美多嘉社長は「初年度にしては順調だった」 と話す。

 しかし、「商店街に人の流れを生み出すはずだった町家が結果的に裏目に出ている」 との声もある。

 市商工会議所がオープンから半年後、町家ができる前と後の、伊予市駅周辺と周辺商店街の車や歩行者の通行量を調べたところ、駅前では以前より2割増えた。

 それに対し、国道378号を挟んで西側の商店街では歩行者数が2割減り、更に北側にある伊予鉄郡中駅前の広場通り商店街では、6割以下に減った。 商店街に60年前からある青果店の2代目店主(63) は「町家ができてから、売り上げが3分の1に落ち込んでいる」 と、ため息をつく。

 こうした状況の中、海側にある灘町みなみ商店街では、江戸時代に町年寄として灘町周辺を拓(ひら) いた宮内家の数寄屋風造りの邸宅を保存、活用する「歴史を生かしたまちづくり」 に取り組んでいる。

 99年には、地元住民や大学教授らで「灘町・宮内邸を守る会」 を立ち上げ、宮内邸の見学会や、灘町の歴史をまとめたガイドブック「郡中町家物語」を発刊した。 2月には、宮内邸を指定文化財登録の申請を市教育委員会に出した。

 同会の門田真一事務局長(52) は「様々な声があるが、町家が駅周辺に人を集めているのは事実。 せっかくのチャンスを生かしていきたい」 と話している。
(4/22)

1828とはずがたり:2005/04/24(日) 11:54:45
<東海>浜松市

新居町との合併後に舞阪町役場への移転を検討するという文言を入れとけばいいんでないかい?
流石に舞阪町は西の端だ。

新浜松市E区役所 雄踏に新設の原案再提出へ 天竜川・浜名湖合併協幹事会
http://www.shizushin.com/local_politics/20050423000000000012.htm

「利便性を優先」

 天竜川・浜名湖地域合併協議会の幹事会が22日、舞阪町の町民センターで開かれ、議論となっている新浜松市の政令指定都市移行後の区役所の位置については、事務局が提案した原案をそのまま再提案することを決めた。幹事会には12市町村の助役が出席して協議し、全会一致で提出議案を決定。しかし、舞阪町は「E区(雄踏、舞阪町と浜松市の一部)については賛成できない」との姿勢をあらためて表明したという。

 住民の利便性を優先する立場から雄踏町内への区役所新設とした事務局原案と、行革推進の立場から既存の舞阪町役場の利用を求める意見が対立したE区の区役所問題。29日の合併協では最終結論を出すことを申し合わせている。
 今回の舞阪町の反対表明により、当日は天・浜合併協で初の採決に至る可能性も残されたことになる。
 幹事会後に会見した合併協事務局によると、区役所の位置に関する事務局案は雄踏、舞阪の二候補地について事務局が作成した比較検討資料も含め、基本的にはそのまま合併協に提案することとした。
 ただ、比較検討資料の中に記載した旧役場の余裕スペースの活用案は、E区に限らず全区の適用とするほか、交通利便性の資料の一部を修正するという。
 焦点となっている採決の可能性について、事務局側は「当日の議論次第で、全く分からない」としている。

「出来レース」と批判 舞阪町
 22日の天竜川・浜名湖地域合併協幹事会で、雄踏町内への区役所新設が合併協に再提案されることが決まったことを受け、舞阪町関係者からは「幹事会で決まった案は、雄踏新設に持って行くための出来レースの材料」と批判の声が上がった。
 合併協初の採決になる可能性について、伊藤賢太郎舞阪町長は「採決は避けたいという思いはあるが、これからの流れでどうなるか分からない」と語った。
 舞阪町役場の面積不足を指摘する意見に対して、同町関係者は「ほかの政令市と比較しただけで、根拠が薄い。区役所の性格が不透明なので、舞阪町役場を当分の間使って、理想の区役所像を探ったらどうか」とする考えを示した。
 河合和弘町議長は「町役場の有効利用だけを29日の合併協で訴える」としているが、関係者の間には「しこりを残していいことはない」という考えも根強い。

1829名無しさん:2005/04/24(日) 13:28:28
三島イラネ

1830とはずがたり:2005/04/25(月) 19:46:40
<中国・四国>香川県

議会め,この結果受けてちゃんと今度は承認しろよ。

選挙:牟礼町長選 高木英一氏が再選−−高松との合併の流れ強まる
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050425-00000164-mailo-l37

 高松市との合併議案否決をめぐる前町長の辞職に伴う牟礼町の出直し町長選は24日、投開票が行われ、前町長の高木英一氏(55)=無所属=が新人で前町議の牟礼浩子氏(64)=同=を破り、再選を決めた。高木氏の当選で、同町は高松市との来年1月10日合併への流れが強まる見通し。当日有権者数は1万4504人(男6914人、女7590人)、投票率は69・57%(前回75・44%)だった。
 高木氏は3月議会で合併関連議案を否決され、即時に辞職。反対派町議を「代案なき反対だ」と激しく批判した。また、高齢化が急速に進む同町では「合併しても苦しいが、しなければさらに苦しい」と強く訴え、反対派や無関心層にも浸透。庵治町議や県議の応援を得るなどして、終始選挙戦をリードした。
 同町大町の事務所で高木氏は「子どもや孫のため、将来の負担の少ない町づくりを選んでほしいとの私の主張が受け入れられた。来年1月10日の合併に参加できるよう、もう一度高松市と話し合っていく」と抱負を述べた。[内田達也]
………………………………………………………………………………………………………
 ■視点
 ◇住民、高齢化に不安感
 高木氏が町長に再選された背景には、急速に高齢化する住民自身の将来への不安があった。昭和40年代に建設された団地などに住む、今後退職を迎える団塊の世代などは、高松市出身者が多く合併への抵抗感は少ない。行政との密接なつながりを持たないため、反対派の「経費節減で単独自治体を維持したい」という主張は最後まで浸透しなかった。
 高木氏は選挙戦中、「合併は、しても苦しいが、しなければもっと苦しい」と繰り返した。高松市との合併で、すべてが解決すると楽観できるはずもなく、先行きは不透明だ。
 とはいえ、前回町長選(03年4月)、住民投票(03年11月)、そして今回の三度にわたって、住民は合併に「ゴーサイン」を出した。議会が民意を尊重するのはもちろん、住民自身も次世代に過大な負担を先送りしないよう建設的な努力をしていく責務がある。[内田達也]
………………………………………………………………………………………………………
 ◇開票結果=選管最終発表
当 6190 高木英一 55 無前
  3814 牟礼浩子 64 無新
………………………………………………………………………………………………………
 ◇牟礼町長略歴
高木英一(たかぎ・えいいち) 55 無前(2)
 前町長[歴]会社社長▽PTA会長▽商工会理事▽中央大

4月25日朝刊
(毎日新聞) - 4月25日17時30分更新

1831とはずがたり:2005/04/25(月) 19:47:19
>>1829
??静岡県の三島?それとも大阪府?

1832とはずがたり:2005/04/26(火) 01:07:05
<中国・四国>岡山県

久米南・瀬戸・吉備中央・美咲ぐらいまで拡大すればいいのかな?
まぁ玉野市が合併にオッケー出せば一瞬なんだけど。

岡山市:政令市構想研で、建部町と初会合−−きょう
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050425-00000264-mailo-l33

 政令市移行を目指す岡山市は、建部町との合併を協議する「県南政令市構想研究会」を設立すると発表した。今秋の岡山国体後の編入合併を目指すが、財政上の優遇措置のある合併特例法は適用されない。
 25日に市役所で、市民に公開して初会合を開く予定。同市から萩原誠司市長と井口義也助役、天野勝昭理事、同町から中山正汎町長と森清隆昭助役、延江泰男・総務税務課長が出席する。
 中山町長は03年7月、同市との合併を公約に掲げ当選。今年1月に萩原市長を訪ねて「合併は避けられない。政令市の一員になりたい」と述べ、合併協議を申し入れた。
 岡山市の人口は約66万4900人。同町の約7000人を加えても、政令市の要件である70万人には届かない。[山本芳博]
4月25日朝刊
(毎日新聞) - 4月25日17時20分更新

1833とはずがたり:2005/04/26(火) 01:17:00
<北関東>群馬県

がんばれ,合併派!町長リコールせよ。

市町村合併:榛名町の住民団体、1万人署名簿提出 高崎との合併、再投票求め
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050423-00000071-mailo-l10

 榛名町の住民団体「榛名の将来を考える会」(富沢素行会長)は22日、高崎市との合併の賛否を問う住民投票条例制定を求める署名簿を町選管に提出した。署名は1万135人分で、有権者数(3月2日現在、1万8091人)の過半数を超え、前回住民投票の反対票(6415票)を大幅に上回る。しかし、石井清一町長は「前回の住民投票結果を尊重する」と町の自立を主張する。
 同町は昨年7月の高崎地域との合併を問う住民投票で、反対が85票差で賛成を上回った。その後、住民発議に基づき町議会は高崎市との法定協議会設置案を可決したが、石井町長は法定協の参加を拒否。町執行部と合併推進を目指す議会との溝が埋まらないままだ。
 このため、同会は前回の住民投票後、周囲市町村との合併を巡る社会情勢が大きく進展し、町民の民意も変化したとして、再度の住民投票を求める署名活動を展開した。同会は「町長は現在の住民の意思を十分くみ取ってほしい」と訴える。
 今後、署名簿の審査や縦覧期間を経た後に本請求が行われる。これを受けた町長は町議会を招集し、条例案を提出する。過半数で可決された場合、町長は異議申し立ての再議に付すことができる。再議では出席議員の3分の2以上の可決が必要。現在、町議会は合併推進する議員10人で、自立派議員7人の構図だ。[深谷徹夫]

4月23日朝刊
(毎日新聞) - 4月23日16時20分更新

1834とはずがたり:2005/04/26(火) 01:17:22
<東海>静岡県

2市3町は最低ラインじゃゴラァ。

市町村合併:「合併は1市3町が最善」−−小池・三島市長 /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050423-00000037-mailo-l22

 三島市の小池政臣市長は22日、先に清水町の平井弥一郎町長が意見を求めた沼津市、三島市、清水町、函南町の2市2町による法定合併協議会の設置案について「市議会に付議するが、1市3町(三島市、清水、函南、長泉町)の合併が最善」との考えを示した。
 小池市長は、市民意識調査で、▽人口20万人以下の都市を望む声が70%を超えた▽JR三島駅北口の再開発で長泉町と連携が必要だが長泉町が入っていないなどの理由から、2市2町の合併は「三島市の目指す方向ではない」とした。[鈴木英世]
4月23日朝刊
(毎日新聞) - 4月23日16時45分更新

1835とはずがたり:2005/04/26(火) 01:24:58
<九州・沖縄>

深江町議会:住民投票で解散決まる /長崎
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050418-00000261-mailo-l42
 深江町議会(定数14)の解散の是非を問う住民投票は17日投開票され、賛成が1848票で反対の1438票を上回り、解散が決まった。5月22日に選挙が実施される。当日有権者数は6505人、投票率は51・08%。
 解散は同町の農業、北尾和敏さん(69)らが、有権者2493人の署名を添えて町選管に直接請求していた。北尾さんは解散について「町民の議会不信が表れた結果」と語った。
 深江町は他の島原半島南部7町と合併し、来年3月に「南島原市」となることが事実上決まっている。北尾さんらは合併の枠組みを巡り「8町での合併」か「隣の島原市との合併」かを問う住民投票の実施を求め、議会に条例制定を直接請求した。しかし昨年12月の臨時議会で否決されたため「民意を問おうとしない議会は住民代表に値しない」と解散を請求した。
 8町の合併協事務局によると、解散後の町議選で8町合併反対派が議会の多数を占めても、他の7町が同調しない限り法的に8町合併を覆すことはできないという。[山崎太郎]
4月18日朝刊
(毎日新聞) - 4月18日17時41分更新

1836とはずがたり:2005/04/26(火) 01:26:09
<九州・沖縄>

熊本は後何人掻き集めれば政令指定都市になれるんや?

くまもと平成の大合併:富合町「熊本市と合併視野」 「1市1町」協議へ /熊本
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050420-00000138-mailo-l43

 ◇宇土市とは合併協解散
 宇土市との合併協議会の解散を受け、富合町の村崎秀町長は19日、熊本市を訪れ「(合併を視野に入れた)1市1町の協議」を開くよう幸山政史市長に申し入れた。幸山市長は「まずは勉強会の立ち上げから始めたい」と受け入れる方針を示し、両市町は合併に向けて本格的な一歩を踏み出した。
 村崎町長は3月にも同様の申し入れをしたが、富合町は宇土市との合併の是非を問う住民投票を控えており、幸山市長は「投票の結果を待った上で判断したい」と答えを留保。住民投票の結果、宇土市との合併に反対票が過半数を占め、両市町の合併協議会は3月末で解散していた。
 幸山市長は申し入れに対し、「(富合町の)住民のみなさんが高い関心を持って町の方向性を示された」としたうえで、「近隣の自治体とは機会があれば(合併)協議をしたいと思っており、申し入れはありがたい。まずは互いの課題を話し合う勉強会から始め、段階的に話を進めていきたい」と述べた。
 「勉強会」の立ち上げ時期などは今のところ未定だが、村崎町長は「住民や議会の理解を得ながら、まずは局長や課長レベルの話し合いから始めたい。来年内の合併を目標に進めたい」と話している。[新里啓一]
4月20日朝刊
(毎日新聞) - 4月20日17時46分更新

1837とはずがたり:2005/04/26(火) 23:03:40
<東海>愛知県(笑)

三重県の横暴を許すな!越県合併を認めよ!!!

市町村合併:初当選の木曽岬町長、合併しない方針を白紙へ 越県論議が浮上 /三重
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050426-00000021-mailo-l24

 木曽岬町長選に初当選した元助役、平野勲氏(61)に25日、当選証書が渡された。争点だった合併の是非について、平野氏は合併しないという方針を白紙に戻し、住民投票も含め町民の意見を聞いて判断する考えだ。合併の相手先として桑名市や陸続きの愛知県弥富町を挙げており、半世紀ぶりに越県合併論議がクローズアップされそうだ。
 平野氏は選挙戦で「町民全員の意向を確認し、合併するかどうか決めたい」と訴えた。当選し「単独行政も含め、長所短所を検討し、住民に示したうえで意向を確認したい。個人的には財政面などを考慮し、桑名市か弥富町と合併するべきだと思うが、町民が単独町政を望むのであれば従う」と民意尊重を強調した。
 町では、木曽岬村時代の54年、弥富町との間で合併協議が始まり、住民の間で賛成派と反対派に二分して争われた経緯がある。56年9月に村議会で合併を決議し、同12月には愛知県議会でも決議。しかし、三重県議会が猛反発して満場一致で「合併を認めない」と決議した。結局、国が58年に合併を認めないことを裁定し、59年に伊勢湾台風で村民の1割が亡くなる大被害に見舞われたため、越境合併論議どころではなくなってしまった。
 今後、仮に弥富町との合併が具体化した場合、町内の木曽岬干拓地(約335ヘクタール)の取り扱いが焦点になる。現在は三重県所有で、町が愛知県に編入されたとしても、三重県が所有権を放棄することは考えにくい。この点、平野氏は「干拓地だけ三重県所有のまま、町が弥富町と合併することは考えていない」と言う。【米田明人】
〔三重版〕

4月26日朝刊
(毎日新聞) - 4月26日16時55分更新

1838magenta:2005/04/27(水) 01:13:05
<中国・四国>
元首長「横滑り」9割 中国5県25市長選
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn05042631.html

■新設合併 11市で元議員と絡む

 「平成の大合併」に伴い、三月末までに新設合併で誕生した中国地方二十五市の市長選は、二十四日投開票の八市長選で終わった。初代市長二十五人のうち、合併前の元首長から「横滑り」をしたケースは約九割の二十三人に上る。一緒に合併協議を進めた元首長同士の対決などの接戦もあった一方で、無投票による当選も八人となっている。

 二〇〇三年五月の周南市長選以降、投票が行われて当選した初代市長は十七人。二十四日に投開票のあった三原市が元市長と元市議会議長の一騎打ち、三月二十七日投開票の下関市は元市長と元県議二人の三つどもえになるなど、元首長と元議員が絡む構図が十一市と目立った。

 また、四市は合併前までの元首長同士が争う構図に。旧市町間の人口差を背景に、松江市は元松江市長が元宍道町長を、新見市は元新見市長が元大佐町長を破った。一方、備前市は元日生町長が元備前市長に、赤磐市は元吉井町長が元山陽町長にそれぞれ競り勝ち、人口の少ない旧町の元首長が制する「逆転現象」も起きた。

 選挙戦になった十七市長選の平均投票率は69・64%。最高は、合併までの元市長と市長経験者が五年前とほぼ同じ構図の接戦を演じた長門市長選の87・53%。最低は元市長、無所属、諸派の三新人が立った米子市長選の44・89%だった。

 無投票当選したのは安芸高田、庄原、光、柳井、萩、美作、雲南、出雲の八市長で二十五人の新設市長の約三割に及ぶ。全員が合併前の構成市町の元首長からの「横滑り」。新たな市のスタートに当たり、有権者は新リーダーを選ぶ一票を行使できなかった。

 合併後のまちづくりの方向性を最大の争点に展開された各市長選。総社市では、市民団体が地方の政権公約である「ローカル・マニフェスト型」の公開討論会を二人の立候補予定者に提案するなど、新しい試みもあった。

1839magenta:2005/04/27(水) 01:15:16
<九州・沖縄>
深層:ニュースの現場から 西都・吹山ダム建設見直し /宮崎
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050426-00000218-mailo-l45

◇住民「意見反映して」−−見えない建設メリット
 洪水調節(治水)と水道用水の供給(利水)を主な目的として計画された西都市の吹山ダムについて、県は3月、建設見直しを決めた。利水事業に加わっていた佐土原町が中止を判断したためだが、治水の目的は残っている。40年前の水害を機に検討されたダム建設を今、進める必要があるのか。ダム建設の是非について近く、関係者による話し合いが行われる。【関谷俊介】
 1966年に一ツ瀬川がはんらんし、流域の1000棟以上が浸水した。69年度に県が調査を開始、92年度に国がダム建設を認可した。県河川課によると、ダム建設は一ツ瀬川の支流、南川上流に予定され、高さ82メートル、長さ195メートル。総貯水量580万立方メートル。現在、県が所有するダムと比べても最大級の規模となる。
 ■治水は必要か
 06年1月に宮崎市と合併する佐土原町は、同市の水道水が利用できると判断。2月に利水事業の中止案を県公共事業評価委員会に提出し、評価委は中止が適当とした。総事業費128億円の一部を負担する同町が計画から抜けたことで、残る治水目的について(1)ダムを建設する(2)河川改修する(3)洪水時に一時的に水をためる遊水池を造る――などを地元住民や学識経験者で近く検討する。
 ここ10年間(94〜03年)の一ツ瀬川水系の浸水家屋被害(棟数)は▽95年=床下1▽96年=床上下2▽97年=床上下29▽99年=床下4▽01年=床下1(国土交通省河川局「水害統計」から)。だが、吹山ダムの洪水防御区域外の被害も含まれ、同区域のみの水害調査は実施されていない。
 ■住民の疑問
 2月10日、県は建設地近くの住民に見直しを伝えた。だが、説明会場で県が示した河川法改正(97年)の資料が住民の反感を買った。
 改正後は、整備計画に「住民の意見を反映させる」ことが盛り込まれていたからだ。「吹山ダムを考える会」の幸(ゆき)安一会長(63)は「改正時点で伝えず、どうして今になって、この資料を出したのか」と疑問を抱く。
 同会は3年前、県が工事用道路建設に伴い保安林を伐採するため、地元の同意を求めてきた際に結成された。会は「自然を大切にしよう」と、今も同意していない。03年には県に「計画時と現在では地域環境の変化、社会的ニーズの変化があり見直しも必要。まず、河川の改修を行いその後ダム建設を考える」という要望書を提出した。しかし、県の回答はない。
 南川沿いに暮らす幸さんによると、66年の水害は、林道を造る際に出た土砂を業者が谷に投げ入れていたために川床が高くなり、その結果、大きな被害をもたらしたという。それを踏まえて、「ダムありき」ではなく、川床の掘削など整備の必要性を訴えている。
 ■貴重な自然も
 ダム建設の代償として、壊される自然がある。水源確保のための水源かん養保安林は約42ヘクタールが伐採されるかダムに水没する。93年度の県の環境調査では貴重な植物(日本自然保護協会など発行「わが国における保護上重要な植物種の現状」に掲載)が5種あることが分かった。絶滅危ぐ種のクマタカも98〜04年度の計約100日間の調査で430回の飛翔(ひしょう)が確認された。
 今月4日の定例会見で、安藤忠恕知事は吹山ダム建設について、一般論として「人工構造物は最小限にすべき。ただ、それじゃ許されない場合もある」との見解を示した。今後の協議では、地元の意見を尊重する仕組みを作り、ダム建設や他の方法による治水効果の詳細なデータを提示することが求められる。現状では、建設メリットは見えてこない。

4月26日朝刊
(毎日新聞) - 4月26日17時50分更新

1840magenta:2005/04/27(水) 01:17:00
<中国・四国>
兎追いし:第4部 離脱/1 大差 ボールは再び議会側に /香川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050426-00000148-mailo-l37

「予想外の票差で驚いている。2年間の論議を経て、民意は合併に向けてより大きく傾いたということだと思う」
 高松市との合併関連議案否決をめぐる出直し牟礼町長選から一夜明けた25日、高木英一町長はしみじみと述べた。2376票差。対立候補で前町議の牟礼浩子氏の人気や反対派9町議の結束で、接戦も予想されていたため、高木町長自身も思っていなかった「民意」の大きさだった。
 来年1月10日に、高松市との合併が確定している香川、国分寺両町は、2月末に二度目の住民投票を実施、賛成が反対を大きく上回り、反対派の多かった町議会は民意に従った。いずれも一度目の住民投票結果より賛成と反対の票差が大きくなった。合併協議会の席で議員らが高松市への敵意をむき出しにしたり、別の枠組みでの合併協と掛け持ちをしたことが、かえって住民の反感を買ったとも言える。
 「高松市との信頼関係を維持するために、来年1月10日の合併は譲れない。議会の理解をいただけるよう誠心誠意、話し合っていく」と高木町長は強調する。合併特例債を前提とした建設計画の見直しなど、8月ごろまでに高松市との合併協議会再設置が必要。しかし、それよりもまず、議会の同意を得たいのが高木町長の気持ちだ。票差が大きく開いたところで、議会で否決されれば、合併はできない。ボールは議会側に投げ返された。
 「この票差ですから『民意』なんでしょう。個人的には議会と町長がいつまでもけんかしていたらいけないとは思う」
 反対派のある町議は関係修復への期待を口にした。しかし、別の町議は「正義が通らない。町長側の宣伝に乗ったマスコミ報道も問題だ」と気色ばむなど、すぐに「合併賛成」に転じるかは不透明だ。
 「民意を尊重するために、今こそ議会のわだかまりの空気を一掃しなければならない」。渡部康一議長は、早期に全員協議会などを開き、賛成、反対派議員の融和を図りたい考えを示す。今月末で議会の各委員会の任期が切れ、それに伴い合併調査特別委員会の委員も変わる。反対派の主張していた「牟礼町側は、高松市の言いなりだ」という誤解を解くのが議長の責務という。「今度こそ絶対失敗はできない」。賛成派陣営での勝利を味わう余裕もなく、表情を引き締めた。
     ◇
 合併特例法の期限は3月末で切れ、県内の合併の枠組みは、ほぼ決まった。「究極の行政改革」と言われる合併は、住民負担を減らし、持続可能な行政サービスの整備が本来の目的。しかし、合併協議やその周辺では、既得権保護で、住民そっちのけの不毛な争いも少なくなかった。最終の第4部では、合併から離脱する動きの背景に迫った。【内田達也】

4月26日朝刊
(毎日新聞) - 4月26日17時32分更新

1841水泡 まつ太朗:2005/04/27(水) 13:25:09
>>1826-1827
旧町のみならず全市について無料化や地域イヴェント自由化を出来る様にすれば
万事解決。1番サーヴィスが充実している自治体の政策を広域化できるのが合併
の唯一のメリット。

1842とはずがたり:2005/04/27(水) 18:02:52
<中国・四国>徳島県

行革を求める市民の勝利である!

マンモス市議会、「リストラ選挙」実施へ 徳島・吉野川
2005年04月25日01時55分
http://www.asahi.com/politics/update/0425/004.html

 合併で県議会(定数42)を超える「マンモス議会」となった徳島県の吉野川市議会の解散請求(リコール)の是非を問う住民投票が24日、投開票され、賛成が反対を上回ってリコールが成立した。議会は即日解散し、議員60人は失職した。40日以内に新定数22で出直す「リストラ選挙」が実施される。当日有権者は3万8283人、投票率は49.42%だった。

 リコールに必要な有権者の3分の1を大きく上回る約2万1000人の署名を集めた市民グループ「市議会解散を求める会」のメンバーたちは24日夜、同市鴨島町の開票所に集まり、リコール成立が確実になると歓声を上げた。会長の元高校教諭、松本卓可男さん(67)は「民意を無視しつづけた市議会を、住民の力で解散させることができた」と喜んだ。

 開票所には、解散に反対する市議らが1月に結成した「自由と民主の会議員団」(32人)の川真田博康代表も足を運んだ。結果について、川真田代表は「新市のすみずみに目を行き届かせるために、合併特例法の在任特例を適用したと説明したが、理解が得られなかった。出直し選に立候補するかどうかはまだ決めていない」と語った。

 同市は昨年10月に4町村が合併して発足。在任特例で旧町村議62人(うち2人は発足後に辞職)がそのまま市議になり、県議会の約1.5倍にふくれあがった。

 これに対し、「合併の目的である財政の効率化に反する」と批判する市民らが同12月、「市議会解散を求める会」を結成し、リコールのための署名を集めた。市議会では、この動きに呼応した一部の市議が2度にわたって自主解散決議案を提出したが、いずれも否決された。

1843とはずがたり:2005/04/29(金) 01:03:54
秋田に比べて人口減少県のイメージは少ないんですが。。
>減少率は長崎県と同じ21%で、秋田県の23・2%に次ぎ全国で2番目。

県人口:150万人割れ なじみの呼称使えない?−−48年以降初めて /山口
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050428-00000186-mailo-l35

 県の4月1日現在の推計人口が149万5494人となり、終戦直後から維持してきた150万人の大台を初めて割ったことが県の人口移動統計調査で分かった。県人口は近年、毎年4000〜6000人ずつ減り続け、全国でも高率の減少が見込まれる。地元でなじみのある「150万県民」の呼称も、使えなくなる可能性もある。[佐藤丈一]
 県の人口は1948年に150万5532人となり、県となって初めて150万人を突破した。高度経済成長期にあたる58年の162万2909人がピークとなった。85年以降は一貫して減少傾向となっている。
 国立社会保障・人口問題研究所は00年国勢調査の結果を踏まえた将来人口を推計。それによると、2030年の県人口は00年より32万人減の120万7000人と予測する。減少率は長崎県と同じ21%で、秋田県の23・2%に次ぎ全国で2番目。
 「山口県の人口構成と就業者構造」などの著書がある貞木展生・山口大名誉教授は「県経済の要となる第2次産業が近年、雇用を吸収できず、若いころ県外に出た人が以前ほど地元に戻らない。他県より出産可能な女性の人口も少なく、今後も減り続けるだろう」と話している。

4月28日朝刊
(毎日新聞) - 4月28日17時25分更新

1844とはずがたり:2005/05/01(日) 15:28:46
そもそも新宮市在住者が田辺市役所に勤めるというのがねぇ。。
元本宮町にでも務めてたんでしょか?
まぁNTTの広域配置換えで紀伊田辺から和歌山市内迄特急で通勤とかいう話を聞いたこともあるしね。

新・田辺市、近畿最大に 広さゆえに問題も
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050430-00000119-kyodo-soci

 和歌山県田辺市や中辺路町など5市町村が合併して1日、新「田辺市」が誕生。新市は面積1027平方キロで、近畿の市では京都市を抜いて最大になるが、広さゆえに生じる問題点も少なくない。
 田辺市によると、新市の人口は約8万6000人だが、このうち約7万人は面積で約10分の1の旧田辺市。残る4町村は過疎地域で、市とはいえ過疎地域に指定される公算が大きいという。
 職員の通勤エリアも拡大する。新庁舎の田辺市役所は、東西約60キロに及ぶ新市の西端。100キロ近く離れた三重県境の新宮市から通勤する職員は、車で2時間以上かかる計算だ。このため市は通勤手当の規定を変更、上限を設けず距離に合わせて支給するという。
(共同通信) - 4月30日16時52分更新

1845とはずがたり:2005/05/02(月) 18:25:46
<近畿>和歌山県

確かに本宮が新宮ではなくて田辺を選択したのは意外だった。

新「田辺市」が発足
http://mytown.asahi.com/wakayama/news01.asp?kiji=2521

新「田辺市」の発足で、幹部らに辞令が交付された=同市役所で
 5市町村の合併による新「田辺市」が1日、発足した。新市の庁舎となる旧田辺市役所で、午前8時から部課長級に辞令が交付された。午後には選挙管理委員会の会合も開かれ、新市の市長選、市議選の日程が正式に決まった。開庁式は2日午前8時から開かれる。
 
 部課長級への辞令交付式では、新市の市長職務執行者となっている脇中孝・旧田辺市長が新しい職務の大切さを訴え、145人の一人ひとりに「がんばって下さい」と辞令を手渡した。
 
 新市の市長選と市議選の日程は、15日告示、22日投・開票と正式に決まった。市議選は今回だけは旧自治体ごとの5選挙区に分かれ、定数は計30に。開票は、市長選と市議選の田辺選挙区は市内のホテル施設で午後9時半から、市議選の他の4選挙区は午後8時から旧4町村でそれぞれ実施される。

 道路整備が広げた合併の枠組み

 新田辺市がスタートした。従来の経済、生活、文化圏域を超えた、1市3郡に及ぶ広域合併であることが大きな特徴だ。
 
 新市に合併した旧5市町村は、中心となる田辺市に加え、本宮町が東牟婁郡、大塔村と中辺路町が西牟婁郡、龍神村が日高郡にそれぞれ所属していた。地理的には、これら4町村の「扇の要」の位置に旧田辺市がある。旧田辺市は会津川、中辺路町と大塔村は富田川と日置川、本宮町は熊野川、龍神村は日高川の流域に沿っており、川を通して育まれた歴史や文化も異なる。
 
 こうした背景もあり、県が当初示した田辺広域市町村圏の合併の基本パターンには、田辺市と日高郡、西牟婁郡の計9町村が含まれていたものの、東牟婁郡の本宮町は除外されていた。田辺市を加えた10市町村は、病院などの広域行政で手を携えてきた経緯もある。
 
 旧田辺市の市長として今回の合併を進めてきた脇中孝氏も「本宮町が加わり、予想外の広がりとなった」と話す。
 
 本宮町が田辺圏域への合流を決断した経緯をみると、同町と田辺側を結ぶ国道311号の改修が99年までに完成し、片道約1時間に短縮されたことが大きいという。旧本宮町長の泉正徳氏も「国道の改修がなければ、田辺との合併はなかっただろう」と言う。
 
 旧田辺市は、旧本宮町の温泉群や熊野本宮大社などを訪れる観光客の玄関口になっている。旧田辺市の医療機関にも通いやすくなっている。道路の整備が、新たな枠組みの合併につながった。
(小田敏幸)

3町村合併 日高川町も

 川辺、中津、美山の3町村が合併した「日高川町」が1日、スタートした。
 
 新庁舎となった旧川辺町役場で午前9時半から開庁式があった。町長職務執行者の池本功・旧美山村長が「日高川町役場」と書かれた新銘板を除幕し、「合併が住民福祉の向上に成果をもたらすよう理解と協力を」とあいさつした。玄関上の新町章は、デザインした大成中学2年の新谷弥生さん(13)が除幕した。
 
 このあと、選挙管理委員会が開かれ、町長選の日程を24日告示、29日投票と正式決定した。
 この町長選では、笹朝一・旧中津村長(69)と阪本信夫・旧川辺町長(66)が立候補を表明している。
(5/2)

1846とはずがたり:2005/05/04(水) 11:27:00
【現在始動中の合併への動き1-05.05.05Ver-】

【福島県】
福島市?
福島市, 伊達郡 川俣町,飯野町
★福島市・川俣町・飯野町合併協議会(法定)http://www.gappei-fki.jp/
※法定協議会設置:2004/9/1「住民発議」
※合併予定期日:2007/1月以降(詳細は協議会で決定)
※合併特例法期限にとらわれず,合併新法による合併を視野に検討へ

○○市
相馬市, 相馬郡 新地町
☆相馬市・新地町任意合併協議会(任意,2004/8/3設置,解散予定)
※2市町での特例法期限内での合併を断念,協議会を解散予定
※新地町で合併に関する住民アンケートを実施予定(4月以降),住民アンケートの結果次第で,2市町での合併を再検討へ

○○市
安達郡 本宮町,白沢村
★本宮町・白沢村合併協議会(法定)http://www.town.motomiya.fukushima.jp/ms-gappei/
※合併予定期日:合併特例法期限にとらわれず,合併新法による合併を視野に検討へ
※新市役所:現・本宮町役場

【茨城県】
水戸市?
水戸市, 東茨城郡 茨城町
※茨城町が水戸市に合併協議を申入れ,水戸市は前向き(2004/5/12)
※茨城町は2007年度中(茨城町議会は2007年秋頃)の合併を視野に検討へ

【山梨県】
南アルプス市?
南アルプス市, 南巨摩郡 増穂町
○○町
南巨摩郡 増穂町,鰍沢町
※増穂町が南アルプス市に合併協議を申入れ(2003/11/27)
※増穂町長は南アルプス市との合併に前向き,増穂町議会は鰍沢町との合併も検討
※南アルプス市は増穂町に,当面の間,合併協議凍結を申入れ(5/24)
※増穂町は鰍沢町と2町で法定協議会設置を住民発議,協議会設置案を2町が可決(2004/5〜6月)→2町での合併協議に増穂町長が慎重,協議会設置日未定
※増穂町は南アルプス市との将来的な合併を視野に,当面の間,単独町制継続へ

笛吹市?
笛吹市, 東八代郡 芦川村
※中道町(2004/2/2),芦川村(5/6)が6町村(現・笛吹市)に合併協議を申入れ
※中道町,芦川村が笛吹市に合併協議を申入れ(10/20・11/19)
※笛吹市は特例法期限内での合併に慎重
※中道町は笛吹市との合併を断念(12月),甲府市との合併を検討へ
※笛吹市は芦川村との合併を検討へ(2005/3月)

【岐阜県】
○○市
加茂郡 坂祝町,富加町,川辺町,七宗町,八百津町,白川町,東白川村
※加茂郡7町村での合併の場合,富加町,坂祝町は飛び地に
※加茂郡7町村での合併特例法期限内での合併を断念(12/4)
※美濃加茂市を除く7町村で研究会設置:2005/2月
※将来的な合併も視野に枠組みを含め検討へ


【静岡県】
静岡市
静岡市,庵原郡由比町
由比町が合併特例法期限内での合併関連議案を否決
知事が合併勧告を示唆

○○市
沼津市・三島市・清水町・函南町
※清水町で沼津市,三島市,函南町と4市町での法定協議会設置を求める住民発議,沼津市,三島市,函南町は議会付議,4市町は2005/5〜6月頃審議予定
※任意協議会設置予定:2006年頃
※2013年頃を目途とした政令指定都市への移行を視野に検討へ
三島市は長泉が入っていない点に不満

1847とはずがたり:2005/05/04(水) 11:27:14

【現在始動中の合併への動き2-05.05.05Ver-】

【愛知県】
○○市
西尾市, 幡豆郡 一色町,吉良町,幡豆町
※4市町での合併を断念,協議会を解散:2004/1/16
※西尾市は幡豆郡3町や広域での将来的な合併を視野に検討へ(2005/2月)

弥富市?
海部郡 十四山村,弥富町
★十四山村・弥富町合併協議会(仮称)(法定)

【京都府】
○○市
相楽郡 山城町,木津町,加茂町
★木津町・加茂町・山城町合併協議会(法定)

【岡山県】
○○市
岡山市, 御津郡 建部町
☆県南政令市構想研究会

【香川県】
高松市
高松市,木田郡牟礼町
※合併関連議案を牟礼町が否決(3/22)
※牟礼町長は合併に前向き,牟礼町議会は合併に慎重
※牟礼町で合併関連議案を否決した議員に対する解職請求(リコール)の署名活動(3/25〜)
※合併関連議案を牟礼町が再度否決(3/28)
※牟礼町長が辞職願いを提出(3/28)
※牟礼町長選で合併推進の意向の現職候補が当選(4/24)

【高知県】
高知市?
高知市, 吾川郡 春野町
※法定協議会設置予定:2005/9〜10月頃までに
※合併方式:「高知市への編入」を基本に検討へ

【福岡県】
北九州市
北九州市, 中間市
☆北九州市・中間市合併協議会(2005/3/31解散)
※現・中間市域に:中間区(なかまく)を設置へ
※合併関連議案を中間市が否決:2004/12/24
※2市での合併を断念,協議会を解散(2005/3/31)
※中間市で合併関連議案を否決した中間市議会に対する解散請求(リコール)の署名活動(4/7〜)

直方市?
直方市, 鞍手郡 小竹町,鞍手町
※直方市は新市名「ゆたか市」に難色,合併協議から離脱へ
※3市町で法定協議会設置を求める住民発議(同一請求),直方市,小竹町が可決,鞍手町が否決(2/28)
※鞍手町は首長発議による協議会設置案の提案を2市町に申入れ,小竹町は前向き(3/3〜4)
※直方市,鞍手町は合併特例法期限内での3市町での合併を断念(3/9〜11)
※3市町は将来的な合併も視野に検討へ

【熊本県】
熊本市?
熊本市,下益城郡富合町

【宮崎県】
日南市
日南市, 南那珂郡 北郷町,南郷町
※合併関連議案を日南市,南郷町が可決,北郷町が否決:2005/3/18
※合併関連議案を北郷町が再度否決(3/29)
※北郷町で3件の町長や議員に対する解職請求(リコール)の署名活動
※「合併賛成の意向の住民による,合併関連議案を否決した議員(7名)に対する」(3/29〜)
※「合併賛成の意向の住民による,北郷町長に対する」(3/31〜)
※「合併反対の意向の住民による,合併関連議案を可決した議員と,町議会議長(計7名)に対する」(4/1〜)
※3市町での合併を断念,協議会を解散予定(5/31頃)
※串間市で4市町での法定協議会設置を求める住民発議,日南市,北郷町,南郷町が議会付議(5〜6月頃,4市町で審議予定)

1848とはずがたり:2005/05/05(木) 20:50:19
>>1847追加

【佐賀県】
佐賀市?
佐賀市(2005.10.1合併:佐賀市, 佐賀郡 諸富町,大和町,富士町,神埼郡 三瀬村),佐賀郡川副町,東与賀町,久保田町
※佐賀市は5市町村での合併成立後に川副町,東与賀町,久保田町との合併協議を検討へ

1849とはずがたり:2005/05/06(金) 14:25:32
>>1846-1849追加
【大分県】

○○市
臼杵市(臼杵市・野津町),津久見市
2004/10/18津久見市が臼杵市,野津町に合併協議を申入れ,12/7津久見市は合併特例法期限内での合併を断念,津久見市は新・臼杵市との将来的な合併を検討へ

1850とはずがたり:2005/05/07(土) 02:31:47
【佐賀県】
○○町
吉野ヶ里町(2006.3.1神埼郡 三田川町,東脊振村),三養基郡上峰町
※三田川町,東脊振村は2町村での特例法期限内での先行合併を検討へ,上峰町に2町村先行合併後の合併協議を提案(12/9)
※上峰町は3町村での合併協議継続を要望
※上峰町議会が三田川町,東脊振村に「3町村での合併協議の再考」を要望(12/15)
※3町村での合併協議を休止
※三田川町,東脊振村は2町村で合併へ

1851とはずがたり:2005/05/09(月) 21:13:28

元々は山五十川で山五十川と戸沢で山戸のようであるが・・

地名問い「住民投票」 温海
http://mytown.asahi.com/yamagata/news01.asp?kiji=6809

地元の小学生らが立会人を務める中、投票する住民=温海町山五十川で

合併後は「山五十川」?「山戸」?

 10月の市町村合併で新「鶴岡市」となる温海町山五十川(やま・いら・がわ)地区で8日、新市発足後の地名を問う住民投票があった。今の「山五十川」のままか、旧村名の「山戸」か。法的拘束力はないが「山戸」が多数になれば、自治会では町に変更を要請するという。

 山五十川地区は町北部の山あいにある182戸約650人の集落。1875年に蕨野村と実俣村が合併してできた山五十川村に由来する。「山五十川歌舞伎」でも知られるが「下流の五十川地区の山側にあるからと、当時の村幹部が安易に決めたのでは。伝統的な名前ではない」と三浦喜和男・自治会長。読みづらい上に五十川地区と間違えられやすく、反感を持つ住民も少なくない。

 「山戸」は山五十川村が1884年の合併で一時、温海村となった後、同地区と東隣の戸沢地区が「山戸村」として分村した時の名で「山戸能」でも知られる。

 昭和の合併で温海町になる1954年まで約60年間使われた。高齢者を中心になじみ深く、小学校や郵便局、農協支所など、山五十川以上に多く使われている。

 「山戸を残したい」との声も多く、二者択一の投票で決めることにした。「有権者」は小学1年生以上の約600人で、308人が投票した。開票は9日の予定。
(5/9)

1852とはずがたり:2005/05/10(火) 11:20:52
<広域合併>
取り敢えず府県の合併を!
北東北州?…青森県・岩手県・秋田県(州都:盛岡市)
宮城県…宮城県・山形県(県都:仙台市)
北陸道…富山県・石川県・福井県嶺北(道都:金沢市)
京都府…京都府・滋賀県・福井県嶺南(府都:京都市[京都市+大津市合併])
岡山県…岡山県・鳥取県(県都:岡山市)←津山市でもいい
広島県…広島県・島根県(県都:広島市)←三次市でもいい
南海道…四国4県(道都:高松?or松山?or四国中央??)

知事の相互訪問/一国一城の発想を捨てよう
http://www.kahoku.co.jp/shasetsu/2005/05/20050510s01.htm

 山形県の斎藤弘知事が4月1日に宮城県の浅野史郎知事と会談したのを皮切りに、新潟を含む東北6県知事への「行脚」を続けている。
 県境にとらわれない経済活動や人的交流が東北でも年々活発になっており、知事同士のパートナーシップをてこに行政レベルでも連携を強化していく必要がある。

 「広域経済圏の形成」を公約に掲げ、1月に当選した斎藤知事は宮城県との関係を重視。県都同士が隣接し、一時間圏で結ばれる地理的特性に着目して「仙台市を宮城、山形両県の共有地域に」と踏み込んだ発言をしている。

 浅野知事との会談では、仙台空港アクセス鉄道への山形側からの出資について、忌憚(きたん)のない意見を交わし、今後もトップ会談を継続していくことで一致した。

 大統領的権限を持つとされる知事は「一国一城のあるじ」として、強い影響力を行使してきた。1890年の府県制施行以来、基本的な区画が変わっていないこともあって、知事の役割と関心は専ら「国内」に向けられてきた。

 だが、地方分権一括法の施行を機に、志を同じくする知事たちが県境を超えてスクラムを組み始めた。浅野・宮城、増田寛也・岩手、橋本大二郎・高知ら「改革派」と称される知事たちはユニークな提言、政策を積極的に発信。こうした活動は、全国知事会を「闘う知事会」に変貌(へんぼう)させる原動力にもなった。

 一方で、全国の知事たちは各地域で隣県との連合志向も強めている。北東北3県知事は1997年のサミットを契機に手を携え、2010年までの「県合体」を打ち出すまでに関係を深化させた。北海道を含む4道県の知事が相互訪問し、職員に講演する「リレートップセミナー」は3年目に入った。

 中四国州、関西州、中部州、越の国(北陸)など広域連携を模索する動きが加速しているのは、各知事が地方分権の有力な主体としてブロック(圏)を重視し始めたことの証左にほかならない。

 今後は単なる善隣友好関係にとどまらず、具体的なテーマ設定を通じて連携に厚みと広がりを持たせ、成果を「圏民」に見える形で提示していくことが重要だ。

 人口減少時代の行政運営、農水産物の販路拡大、中心市街地の空洞化問題、観光の共同プロモーションなど、東北の知事たちがひざ詰めで協議すべきテーマは多い。

 これまでも、北海道東北地方知事会や北海道東北自治協議会などの場で、知事同士が親交を深める場面はあったが、会の基本的な性格は東北の要望を国に伝達する「陳情機関」にとどまっていた。

 全国知事会の機能強化が叫ばれているが、事情は東北にあっても同じだろう。知事同士が気軽に隣県を訪ね、意見を交わす。そんな繰り返しから、新しい東北像が浮かび上がってくるはずだ。

2005年05月09日月曜日

1853とはずがたり:2005/05/13(金) 00:02:07
<近畿>和歌山県田辺市

広域合併が実現しただけに気になります,田辺市。

新市誕生/田辺市長選を前に (上)
http://mytown.asahi.com/wakayama/news01.asp?kiji=2538
駐車場に変わった県信の跡地。多くの雇用が失われた=田辺市湊で

新市誕生/田辺市長選を前に

(上)雇用  

 紀南の中核の市、旧田辺市。これまで「商都」といわれてきたが、その活力は失われつつある。

 旧田辺市街地の衣料店主(63)は、5市町村が合併した新市の最大の課題を「雇用を増やすこと」という。「働いて賃金をもらう人が増えれば、消費も拡大してまちの発展につながる」と期待する。

 衣料店主は、高校を卒業して2年目に商売を始めた。当時、田辺の町は、製材とぼたんづくりが産業の中心で地域経済をリードしていた。

 市史によると、1960年当時、製材を中心とする木材木製品の事業所は65軒で従業員946人、ボタンは八十数軒で約5千人とされ、まちを活気づけていた。

 それが市の調査で00年には、製材は18社、ボタンは9社に落ち込んだ。いまは出荷額で約219億円(01年県統計)に達する梅加工が何とか市の経済を支える形になっている。

 交通網の発達も、商店にとってはプラスにはなっていないという。大阪まで特急で約2時間。高速道路も96年春に御坊市へ、03年末には今のみなべ町まで延びた。交通が便利になって大型店などが入り込む一方、地元消費者は大都市に繰り出す。

 衣料店主は「かつては大阪まで列車で4時間かけて仕入れに出かけた。交通の不便さが、外からの資本流入を防ぎ、商売に幸いした」と話す。

 市街地の別の食品店経営者(57)は、御坊市まで高速道路がつながった当時の光景を忘れない。「紀南へ向かって荷物を積んだトラックがいっぱいやって来るのに、大阪へ向かうのはほとんどなかった」

 07年度を最終年とする第3次田辺市総合計画は、「地場の産業構造の強化で雇用機会の拡大をはかる」としている。しかし、長びく不況や経営の見直しなどが重なり雇用確保は難しさがつのるばかりだ。

 90年代末には、田辺を発祥の地とする阪和銀行と県商工信用組合が破綻(はたん)などで相次ぎ姿を消し、雇用の多くが失われた。またNTTの田辺支店が和歌山支店への統合で廃止になった。同支店には最大で約400人が勤務していたこともあるという。

 企業誘致はどうか。98年に来た光ファイバーケーブル接続端子加工の会社は、従業員をパートを含めて当初の11人からいま98人に増やし、雇用効果の大きさを示した。しかし、用地や材料、製品輸送のコスト高などが敬遠されるのか、この数年で進出企業は数えるほどだ。

 雇用につながるあらゆる方策をさぐり、具体的な雇用対策を進めていくことが、これから問われる。

 新しい田辺市の市長、市議選が15日告示される。新市の課題を探った。
(小田敏幸)
(5/12)

1854とはずがたり:2005/05/15(日) 09:21:30
<中国・四国>山口県

新市名は厚狭市?小野田市?厚狭小野田市?

山陽小野田市:市章公募を中断 市長公約の「新市名」、アンケート結果で判断 /山口
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050514-00000098-mailo-l35

 山陽小野田市は、合併に伴い進めていた新しい市章の一般公募を中断した。すでに約350点の作品が届いており、突然の中断に関係職員らは困惑している。
 同市は今年3月に、旧小野田市と旧山陽町が合併して新市として誕生した。ところが、4月の市長選で現市長の白井博文氏(67)が新市名の見直しなどを公約に掲げて当選。就任後の会見で、新市の名称を問う住民アンケートを実施すると表明した。今回の中断は公約に沿った措置とみられるが、公募は4月1日から市広報や全国情報誌などで告知されている。
 住民アンケートは、来月1〜15日まで旧両市町の住民各1000人を対象に実施される。「このままでよい」「変更したい」かを尋ね、仮に「変更」が過半数を占めることになれば、応募された全作品は無駄になりそうだ。白井市長は「変更になれば一人一人におわびして納得してもらいたい」と話しているという。
 しかし、職員の中には「アンケート対象の住民が両市町で平等に各1000人というのは、人口比率からもおかしいのでは」と疑問の声もある。さらに、マークなどの制作を手掛ける男性デザイナー(50)は「市章は歴史や文化を調べて時間をかけてデザインするもの。中断は製作者の努力を踏みにじる行為で応募者は納得しないと思う」と話している。[後藤俊介]

5月14日朝刊
(毎日新聞) - 5月14日17時10分更新

1855とはずがたり:2005/05/15(日) 10:29:48
>>1853
紀伊田辺から栗栖川へは今では珍しくなったJRの路線バスが走っている。栗栖川から先へは民営バスに既に移管されている。ここは一つ,くろしおオーシャンアローと接続して紀伊田辺―本宮間に特急バスでも運行したいところ。近鉄特急と連絡しての南紀縦貫ルートの特急バス(大和八木―新宮)もまだ残ってるし,この辺のルートと結びつけて売り込めないでしょうかね?

新市誕生/田辺市長選を前に(下)
http://mytown.asahi.com/wakayama/news01.asp?kiji=2540
新市誕生/田辺市長選を前に

(下)観光  

 新田辺市には、熊野古道、熊野本宮大社の世界遺産や温泉地などの観光資源が集積する。「観光は農業など他産業のすべてにかかわっていてすそ野が広い」とし、新市の建設計画は、観光を地域経済を支える産業戦略の大きな柱に位置づけている。
 
 旧田辺市街地に、人口や商業、大病院などが集中するのに対し、観光資源は旧町村に多く点在している。合併による広域化の利点は「それぞれの観光地で足りないものを補い合っていけることだ」と本宮町観光協会の栗栖敬和会長は指摘する。
 
 建設計画が掲げる20項目の施策には、自然や世界遺産の登録物件をはじめとする観光資源の保全、観光協会の連携、バス路線や運行の見直しなどによる域内移動の利便化などが掲げられている。そうした一方で指摘される課題は、景観や周辺自然などの環境保全、集中する観光客のトイレ対策、若手語り部の育成などだ。
 
 市観光振興課は「性質の違う市町村が一つになった。これまでは、自分の地域だけをアリの目で見てきたが、これからは施策や課題を鳥の目で見渡し、青写真をつくっていく必要がある」という。
 
 旧市町村ごとに設置されている観光協会の合併もこれからの課題。観光協会は、それぞれの地域で、観光パンフレットの作製や観光案内、旅館の紹介などにあたっている。運営の仕方は、財団法人もあるほか、自主財源があったりなかったりまちまちだ。
 
 4月末に就任した田辺観光協会の多田稔子会長は「差がありすぎ、すぐに合併というのは難しい」という。当面は、地域での活動を続けながら、合併の時をはかることになりそうだ。
 
 新市の玄関口であるJR紀伊田辺駅前の南紀田辺観光案内センター。2年前から田辺観光ボランティアガイドの会(畑上守世会長、約40人)が案内活動をしている。窓口に立っての実感がいくつかある。
 
 その一つは熊野古道に向かうバス便の不便さだという。2社が一日十数便を運行しているが、列車との接続がうまくゆかず、「観光客を失望させるような事態が起きることもあり、気をもむ」と会員の一人。
 
 旧市内のガイドでは、市街地にもっと魅力的な観光資源がほしいとの思いも募る。高速道路が田辺市まで伸びてくると、旧市街地内を通らずに白浜や熊野古道に入ることができるようになるため、市街地に観光客が来なくなることが懸念されという。空洞化が進みそうなまちの行く末をどう考えるか、会員の思いは切実になってきている。
(終わり)

(5/13)

1856とはずがたり:2005/05/18(水) 21:39:11
<中部・准近畿>三重県

今ならまだ合併を止められるのか?まぁ川口氏には圧倒的大差で勝利してもらわねば・・。

選挙:南勢町長選 川口米人氏と太田久幸氏が立候補−−告示 /三重
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050518-00000021-mailo-l24

 南島町との合併を巡り、解職請求(リコール)の動きを受け町長が辞職したことに伴う南勢町長選は、17日告示された。町長選には前町長の川口米人氏(65)=無所属=と、元町議で新人の太田久幸氏(58)=無所属=の2人が立候補を届け出た。
 川口氏は午前8時45分から同町五ケ所浦の選挙事務所で出陣式。「南島町との合併がいかに必要かを訴えていく。住民投票の代わりに町長選で皆さんの審議をいただきたい」などと第一声を上げた。
 太田氏は午前8時40分から同町五ケ所浦の選挙事務所で出陣式を行い、「南島町との合併には反対。町政のすべての面で町民の意見を大切にし、誠実な町政を目指す」など訴えた。
 投票は22日午前7時から午後7時まで、同町内13カ所で行われ、午後8時半から同町役場3階会議室で開票される。16日現在の選挙人登録者数は8703人(男4077人、女4626人)。[木村文彦]
………………………………………………………………………………………………………
 ◇南勢町長選立候補者(届け出順)
川口米人(かわぐち・よねと) 65 無元(2)
 行政書士[歴]町農林課長▽町総務課長▽伊勢高
太田久幸(おおた・ひさゆき) 58 無新
 [元]町議▽生花販売業[歴]町観光協会副会長▽南勢高
〔三重版〕

5月18日朝刊
(毎日新聞) - 5月18日16時57分更新

1857magenta:2005/05/19(木) 00:45:01
<九州>宮崎県
深層:ニュースの現場から 揺れる北郷町 合併破たん→リコール合戦 /宮崎
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050518-00000140-mailo-l45

◇町民はしらけムード−−住民投票、そして出直し選へ
 合併破たん後に合併推進、合併反対両派の解職請求(リコール)合戦に発展している北郷町。日南市と南郷町との合併調印直後「あくまでも私の考えはこの町の自立だ」と発言した植野章一町長。法定合併協議会設置の段階から徹底的に反対を続けた反対派7町議。合併をあきらめきれない推進派住民グループと賛成派7町議。3者の駆け引きがし烈を極める一方、町民にはしらけたムードが漂っている。【甲斐喜雄】
 ■感情の激突
 「民意に反した人(町長と反対派町議)にお灸(きゅう)をすえたい」(推進派住民グループ「北郷を愛する会」の高田義正事務局長)
 「冗談じゃない。一方的にやられてたまるか」(反対派の国貞章町議)
 リコール合戦は、この2人のリーダーによって発せられた、この言葉が発端になった。
 推進派住民らは2回も住民投票で合併意思を確認したにもかかわらず、反対派町議によっていとも簡単に最後に否決されたことを恨む。
 反対派町議は「議会が住民投票の結果を否定したからといって法に触れるのでもないし、反対したからといって議員を辞めさせられてはかなわない」という言い分。
 ともに感情が前面に出てくる。
 ■町長は漁夫の利
 推進派住民が町長リコールに向けて署名活動に入った4月初め、後援会などを頻繁に開いていた植野町長周辺の動きは、ここに来て目立たない。
 同じように合併を巡り町長解職と議会解散運動が起きている長崎県佐々町では、町長が「再選挙で信を問う」と18日付の辞職願を提出。全町議15人も責任を取り同日付で議会を解散するという。
 植野町長に今のところ、その動きはない。しかし、自立の町長と同じ立場の反対派町議の言動に変化がみられた。
 2日の全員協議会。反対派町議は「自ら作った条例で実施した住民投票の結果を尊重しなかった町長の責任は重い。本来ならば辞職の道を選んでほしい」としつつも「賛成派の動きによっては町長支持もあり得る」と表明したのだ。
 賛成派は、反対派が持ち掛けた議会自主解散に乗らず「住民投票を無視した町長はあくまでも辞任に追いやる」。議会の混乱に乗じた「漁夫の利」は許さないという訳だ。賛成派は出直し町長選には候補を絞り擁立準備を進めている。
 ■町民は冷めた目
 同町選挙管理委員会は3日から20人態勢で、署名簿の審査を続けている。重複署名や住所、氏名などに誤りがないかを厳密にチェックする。22日には終了の予定だ。
 審査に携わる職員の時間外手当や住民投票の投開票事務などに通常選挙の2倍以上の経費が掛かる。さらにリコールが成立した場合、町長選挙や町議の補欠選挙の経費が必要になる。これらの経費の割に「出直し選挙でも議会構成は変わらないのでは」と、冷めた目で見る町民も多い。
 賛成、反対両派の署名に応じたという男性(46)は「こんな感情むき出しのリコールは結局、町に何の役にも立たないよ」と嘆く。
 ◇ひとこと
 合併は重要な問題。同じ町民なのだから感情的にならず、とことん話し合うべきだ。町長は指導力を発揮して、まとめ役になってもらいたい。
………………………………………………………………………………………………………
 ◇北郷町を巡る合併の動き◇
03年 2月 日南・串間2市と南郷町との任意合併協議会設置
   12月 串間市が自立を表明、北郷・南郷両町も追随
04年 4月 日南・南郷・北郷の3市町住民が求めた法定協議会設置議案を北郷町議会だけが否決
    7月 3市町の法定協設置の是非を問う住民投票で賛成多数。8月に設置
05年 2月 合併の賛否を問う住民投票で賛成が上回る
    3月 9日に合併調印。18、29両日の議会で合併議案を1票差で否決
    5月 推進、反対両派の住民が町長と全14町議の解職請求(リコール)に必要な署名を提出

5月18日朝刊
(毎日新聞) - 5月18日17時45分更新

1858とはずがたり:2005/05/19(木) 10:07:21
>>1857
情報提供感謝です。
飫肥・吾田・油津・北郷・南郷で日南市。いいと思うんですけどねぇ。
南郷は西武の撤退で揺れている。北郷は独立の気概が強い様だ。
民意は合併にあったのだから,しかも南郷と日南の合併まで結果的に邪魔した北郷反対派の行動は万死に値する,反対派町議町長は大人しくリコールを受け容れ辞職すべし!!

1859とはずがたり:2005/05/19(木) 22:02:44
<近畿>京都府

まだ合併の話題を出来る喜び。
こんな条件が有るんですね
>合併新法にある普通交付税の優遇措置を現段階で最長の9年間受けられるメリットを生かすため「遅くとも07年3月末までに合併する

法定合併協議会が初会合 木津、加茂、山城3町
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050519-00000050-kyt-l26

 合併を目指す京都府の木津、加茂、山城3町は19日、第1回法定合併協議会を木津町の町中央交流会館で開いた。合併は対等とし、2007年3月末までを目標とすることを決めた。
 合併協は3町の町長や議員、学識経験者、府職員ら26人で構成。25人が出席したこの日は冒頭、会長の河井規子木津町長が「互いの損得にとらわれず、信頼関係を基本に、3町それぞれの歴史や文化、特性、資源を生かしたまちづくりへ慎重審議を進めたい」とあいさつした。
 続いて今後の運営規定や小委員会の設置など6項目を協議した。五項目は決定したが、会議後に資料などの情報公開を定める運営要領については、委員から協議内容の事前公開を求める声が上がり、継続審議とした。
 合併方式は対等な「新設合併」に全会一致で合意した。合併期日は、合併協議が全国平均で2年近くかかることを考慮。合併新法にある普通交付税の優遇措置を現段階で最長の9年間受けられるメリットを生かすため「遅くとも07年3月末までに合併する」とした。
 このほか基本理念や今後に協議、調整していく27の合併協定項目を決定し、新市基本計画、新市の名称、庁舎の位置−の3項目は小委員会に付託した。
 次回は7月13日に加茂町で開催する。
(京都新聞) - 5月19日21時38分更新

1860とはずがたり:2005/05/22(日) 11:19:01
阿智村は浪合村と合併して(新)阿智村へ。阿智は清内路を入れてやれよなぁ。。この辺は小さな自治体が犇めいていて地図上でも見栄えが悪い。

命を守れないような合併ではね>北山村
越県合併をして三重県へ行くべきかねぇ。

1000人未満でも合併せず 残った「村」なぜ
http://www.asahi.com/politics/update/0522/001.html
2005年05月22日00時57分

 平成の大合併で、村が急速に消えていく。市町村数は06年3月までに半数近くに減る見通しで、村だけをみると568から198に。そんな中、合併していない人口千人未満の村がある。その事情は――。

 総務省によると、人口千人未満(昨年3月末時点)で、いまも周辺自治体との合併が決まっていない村は22。

 ●急患搬送

 和歌山県北山村が、新宮市、熊野川町との合併を断念したのは、身近に救急車が確保できる見通しが立たなかったからだ。いま、急患が出ると、役場に置いてある「患者搬送車」を手の空いた職員が運転し、約40分離れた三重県内の病院に運んでいる。

 北山村は救急車の配備を求めたが、合併協議の中で示されたのは約40分離れた熊野川町の救急車を活用する案だった。これだと病院に運ぶまで計80分かかる。

 昨年、「搬送車」が出動したのは心筋梗塞(こうそく)など21件。今年4月には鎌で足を切って血が止まらなかった女性を運んだ。「合併で生命が守れなくなるなら、このままでいる方がいい」と担当者は言う。

 ●移住懸念

 東京都に属する青ケ島村、利島村、御蔵島村、三宅村では、今のところ合併話はない。日本最少の青ケ島村の職員は「八丈小島の二の舞いはごめんだ」という。

 八丈小島の二つの村は1955年までに八丈本島と合併、八丈町になった。しかし、道路や港湾整備が進まず、逆に医療機関などが整っている本島への移住が進んだ。35年に約220人だった人口は減り、69年に全島民が八丈島に集団移転して無人島になった。

 ●相手が「ノー」

 長野県の南、中央アルプスのふもとにある清内路(せいないじ)村は、合併を持ちかけた阿智村から断られた。理由は「赤字の村との合併は村民の理解が得られない」(阿智村長)から。阿智村は南隣の浪合村との合併を決めた。

 清内路村の新年度予算約8億円のうち、村税の割合は4.2%。給与カットは村長と議員が20%、職員10%。名物の手作り花火の補助金140万円は、村の窮状を知った村民から返上する申し出があった。削れるものはみな削った。

 清内路村の桜井久江村長は「村政立て直しが実現した時に合併を申し入れたい」と阿智村長には伝えているが、申し入れの見通しは立たない。

1861とはずがたり:2005/05/22(日) 11:29:05
<長野県>下伊那地方

清内路はちょっとお洒落な名前だが由来は何なんでしょうか?明治初期には合併を分離を繰り返しているようですな。
山本という地名は中央道沿いの飯田市内にあるがコレか?平川はどの辺なんでしょ?

●清内路村歴史
http://www.seinaiji.jp/rekishi/rekishi.html
明治維新前は徳川氏の直領(天領)で、美濃の国久々里代官千村平右エ門の支配下にありました。明治元年名古屋藩取締となり、同2年には伊那県直轄になっています。明治8年には隣接する村と合併して米川村となりましたが、明治13年に独立しています。
明治18年山本村他4ケ村と合併した後明治22年に分離し、平成元年には村政100年を迎えています。

http://www.achi-namiai-gappei.com/mura/index.html
●阿智村歴史
平安初期に編纂された旧事本紀にもこの地域一帯を「阿智」と呼ぶ記述がある。また延喜式には東山道の道筋の中に阿智駅が載っている。このように古くからこの一帯を、あらゆる面で通称化されている「阿智」をもって昭和31年の三村合併後の新村名とした。

●浪合村歴史
文書によると「並合村」とも書かれており、南北朝の頃後醍醐天皇の皇孫尹良親王戦死の地として、そのゆかりの地名も伝えられている。  明治8年隣村平谷村と合併したがその後更に分村、合併を繰り返し昭和9年4月1日分村が許可され、波合村を廃し、浪合村、平谷村となり現在に至っている。

●平谷(ひらや)村
http://www.iidanet.or.jp/hiraya/0reki.html
 平谷がいつ開かれたかなどについては文献がなく、謎に包まれていますが、京都の真言宗の古刹、理性院の厳助法師が天文2年(1533)に飯田からの帰り、「比良屋」に立ち寄ったとする文献が、平谷が文献に登場する最初です。
 武田信玄によって三河進出のための軍用道路として開発された伊那街道沿いの平谷には、平谷宿が生まれました。
 信玄は、支配下の伊那軍の諸士が東海の勢力と通ずるのを警戒し、各地に関所を設置しました。平谷には滝之沢御関所(とっぱせの関)が設置されました。とっぱせとはいわば「突端瀬」で、山が川にせりだした一番端っこという意味です。同じく信玄によって築かれた滝之沢城とともに、平谷に残る戦国時代の遺跡です。

 中馬(ちゅうま)の始まりは、江戸時代、八王子周辺の百姓が自家の野菜や穀物を馬で運び出し、その帰りに塩や魚などを持ち帰り、馬稼ぎをした習慣が各地に伝わったものとされています。その習慣が運搬業として各地に定着し、特に甲州・信州では「中馬」と呼ばれるようになりました。中馬の呼称の由来は定かではありませんが、「賃馬」「中通い馬」「中買馬」などから来ているといわれます。農閑期の百姓の副業として始まったもので、江戸後期〜明治にかけてもっとも盛んに行われました。
 中馬は信州全域で行われていましたが、特に伊那谷は中馬のメインストリートでした。木曽を通る中山道は参勤交代など幕府の目的に使われることが多くいろいろ面倒であったのに対して、伊那谷を通る脇往還(脇街道)であった伊那街道はそういう面倒も少ないために、中馬が栄えたとされます。
 信州から外へは、米穀類・紙・たばこ・酒など、外から信州へは塩・茶・魚・繰綿などが運搬されました(道路によって荷物は違う)。
 中馬は、他地域に比べ遅れていた伊那谷に商品経済をもたらし、都市の発展、さらに養蚕など農業・工業と相関的に発展していきましたが、汽車・自動車など近代的な交通手段の発達に伴い、衰退していきました。

1862とはずがたり:2005/05/22(日) 16:35:01
我が掲示板の中だけでも大事にとっときましょ。別に行政区画名に採用されなかったからと云って地名が消えてしまう訳でもないんだし。

名前の消えた町
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news02.asp?c=5&amp;kiji=2650

 隠れキリシタンの里、断崖(だんがい)の上から見渡す青い海、その果てに沈む夕日――。遠藤周作の小説「沈黙」の舞台、長崎県外海(そとめ)町と聞くと、そんないくつかのイメージが折り重なって迫ってくる。

 長崎を知る人にとって、特別なイメージ喚起力をもつ地名だった。

 その「外海」という地名がこの世から消えて4カ月と少し。いまだに釈然としない。

 合併が盛んな長崎県でも旧町名を大字などにして残す例が大半。だが、長崎市と合併した外海や三和、5町合併で新上五島町になった新魚目などの町名はなくなった。

 地名はその土地のイメージを作り、存在や歴史を主張し、外の世界へと発信する道具でもある。

 行政を効率化し、財政破綻(はたん)を避けるための「平成の大合併」はいいが、地域の個性が見えにくくなったのではないか。消えた地名がその象徴にならないよう願うだけだ。

 外海の遠藤周作文学館の現住所は長崎市東出津町(ひがししつまち)。「外海の夕日」ならぬ「長崎市東出津町の夕日」と聞いて、同館から眺めた大海原に沈むあの夕日を思い浮かべる日は、当分来そうにない。

(野上 隆生)

(5/16)

1863とはずがたり:2005/05/22(日) 21:09:23
<近畿>京都府

住民投票は合併には賛成だけど精華町が入っていないのが反対だとか,3町のみの合併ならいいけど将来の和束だの南山城だのまで含めた合併の突破口になるかもしれないから反対だのを全部一緒くたに賛成・反対に色分けしてしまうことになる。見識ある議員の(当然合併賛成のw)判断を放棄するものであり,住民の意見を聞くという聞こえの良さに騙されては行けない。

住民の声反映へ懇談会 木津、加茂、山城3町の合併問題で
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050522-00000036-kyt-l26

相楽3町の合併について考える懇談会(木津町・西部交流会館)
 
 京都府木津、加茂、山城3町の合併について、住民の立場から考える懇談会が22日に木津町相楽の西部交流会館で開かれた。
 3町による法定合併協議が始まったのを受けて、法定協設置に反対し、住民投票の実施を訴えている木津町議会の「共産」「KAI」両会派の6議員が、21日夜に続いて開いた。
 席上、高味孝之議員(KAI)は「6議員は合併の是非については考えが異なるが、住民の声を反映させる必要がある、という点で一致している」と述べた。4人の参加者からは3町の枠組みについて「生活圏が同じ精華町が加わっていないのはおかしい」「相楽7町村の将来像が見えない」などの疑問や「合併の是非を判断する材料を示してほしい」という注文が出た。
(京都新聞) - 5月22日20時49分更新

1864杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2005/05/23(月) 17:52:35
>>1856
残念ながら反対派が僅差で勝利しました。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/2074

[My HP] http://politics.mtcedar.com/
      http://mtcedar.txt-nifty.com/

1865とはずがたり:2005/05/23(月) 18:01:50
>>1864
南勢町民は徹底して合併反対ですなぁ。。
前回の合併で五ヶ所に1極集中した禍根が残ってるのか,前回の合併で五ヶ所が周辺集落に配慮する余り不利益を被ったのかどっちなんでしょうかね・・。

1866とはずがたり:2005/05/23(月) 18:04:07
<近畿>滋賀県大津市

こちらは合併賛成派の意向が通った模様。。

2005年05月22日(日)
政治志賀町住民投票結果、町議会解散成立ならず
http://www.bbc-tv.co.jp/cgi-local/user/houdou/news/news_today.cgi

志賀町議会の解散の是非を問う住民投票が、きのう行われ即日開票の結果、議会解散に反対する票が過半数を占め、議会解散は成立しませんでした。志賀町議会の解散の是非を問う住民投票は、県が志賀町内で進めている廃棄物焼却施設建設に反対する住民団体が大津市との合併で「施設の建設が容認される」と大津市との合併を進める志賀町議会の解散の是非を問う住民投票を求める署名を集め実施されました。この住民投票を巡っては町議会の解散を求める「住民投票と志賀町議会の解散を求める会」と大津市との合併推進を訴え、議会の解散反対を訴えてきた「議会解散に反対の会」が、町を2分して、争われてきました。即日開票の結果「反対が6千469票、賛成が5千493票で、反対が過半数を占め町議会の解散は成立しませんでした。なお、住民投票の投票率は67・44パーセントでした。

1867とはずがたり:2005/05/25(水) 10:59:32
くそー,俺もいきてぇなぁ>沖の鳥島

石原知事が沖ノ鳥島視察 自ら潜水、海中調査も
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050520-00000134-kyodo-soci

石原慎太郎東京都知事が20日、日本最南端の沖ノ鳥島(東京都小笠原村)を視察した。周辺が日本の排他的経済水域(EEZ)であることを強調するため、島の管理状況や活用法を調べるのが目的。都知事の沖ノ鳥島視察は初めて。
 石原知事はチャーターした客船からボートに乗り移り、環礁内にある東小島に上陸。「日の丸」を掲げ、笑顔を見せた。その後、漁業振興に向け、ボートからシマアジの稚魚を放流。自らシュノーケルを着けて潜水し、海中の様子を調査した。
 都は漁礁や海洋温度差を利用した発電所を設置する方針で、大学教授らも同行した。小笠原島漁協は、都の支援を受けて4月から周辺で漁業活動を開始。この日放流されたシマアジの稚魚は約10万匹に上った。

1868とはずがたり:2005/05/26(木) 00:27:01

北上のタウン誌 四半世紀の歴史に幕
http://mytown.asahi.com/iwate/news01.asp?kiji=7986
「街・きたかみ」最終号を校正する編集者たち
 北上市のタウン誌「街・きたかみ」が、28日に最終の217号を発行し、四半世紀を超える歴史に幕を閉じる。79年2月の創刊以来、年8回の発行で、北上市や周辺地域の民俗芸能を掘り起こすなど、文化を柱にしたユニークな編集方針を貫いてきた。しかし、会員店や広告が減り続け、編集長の加藤俊夫さんの急逝で力尽きた。関係者は、北上市の文化をはぐくみ、文化人の交流の場にもなった、タウン誌の最後を惜しんでいる。
 最終217号の表紙の写真は、市内の保育園児たちの笑顔になった。子供たちの成長を願いつつ、若い世代で、タウン誌を再刊させてほしい。そんな編集室の願いを込めたものだ。
 最終号は、3月19日に73歳で亡くなった加藤さんをしのぶ内容にもなっている。毎号の柱になっている座談会では、「開園84年、その課題」として、桜の名所、展勝地を取り上げた。加藤さんが展勝地を愛し、開園時の精神を受け継ごうと、意を注いでいたからだ。
 また市内各界から寄せられた加藤さんへの追悼文が収録されている。加藤さんは、前回216号の編集後記で、肝臓がんで死期が近いことを打ち明け、死の直前まで原稿の推敲を重ねていた。皆が、伝統芸能に傾倒し、エネルギッシュだった加藤さんを悼んだ。
 「街・きたかみ」は「北上市と西和賀地方の自然や文化を紹介するミニコミ誌」として年8回発行。姉妹紙の季刊誌「ダ・ダ・スコ」は、96年の全国タウン誌フェスティバルで奨励賞を受賞するなど、両誌ともに高い評価を受けていた。
 しかし、景気後退の影響を受け、一時、200店を超えていた会員店は現在90店にまで落ち込んだ。広告も減った。ページを52㌻から48㌻、44㌻と減らして存続をはかってきたが、最近は、人件費が支出できない状況だったという。200号で終わる予定を、加藤さんが押しとどめ継続してきた。加藤さんの急逝後、関係者が話し合い、「廃刊ではない終刊」を決めた。
 「街・きたかみ」について、前北上市長の高橋盛吉さんは「北上で誇れるもので残念だ。今後、再刊されたにしても、加藤さんの伝統芸能にかけた情熱を引き継げる人は出ないだろう」と話す。また、加藤さんの友人で、最終号をまとめた詩人の斎藤彰吾さんは「タウン誌は単なる街を紹介する内容を超えていた。北上の自由闊達な市民精神の担い手だった」と振り返った。
(5/25)

1869とはずがたり:2005/05/26(木) 10:12:35

<広域合併>奄美・沖縄

おお,薩摩藩に奪われた奄美の琉球返還についても語ってますが(個人的には賛成),それが一時実現した戦後の占領期には本州と切り離されてかえって困窮もしたようです。しかし両者ともに大日本連邦内での支分国として琉球自治州を形成するのなら何の問題も出ないのでは?
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1074159913/77-78n

「琉球自治州の会」発足 沖縄の九州統合「NO」 道州制見据え
http://www.nishinippon.co.jp/media/news/news-today/20050518/morning_news011.html

 地方分権の一環として議論が進む道州制について、沖縄県内の学者や弁護士などの市民有志二十四人が「琉球自治州の会」を結成し、十七日、同県庁で記者会見した。「沖縄の九州州への統合を阻止する」のが最大の狙いで、今後、シンポジウム開催や小冊子の作成で、県民運動を広げていくという。

 同会は、沖縄の歴史、文化、伝統が独自性を保ってきたことから、九州州となれば「琉球文化圏の一体感が制度的になくなっていく」と主張。さらに米軍基地問題についても「九州州を通してしか物が言えなくなる恐れがあり、基地の固定化につながる」と、道州制移行時の単独自治州を求めている。

 また奄美大島圏(鹿児島県)も文化的な結びつきが強いことから、統合を呼び掛けるという。

 来年二月までに、自治州基本法や経済的自立の方策など自治州の将来像をまとめる方針。事務局長の大村博さん(63)は「いまの憲法改正論議では、日本の伝統文化が強調されつつあるが、その異議という思いもある。日本の多様な文化を守るためにも、県民議論を深めたい」と話している。

1870とはずがたり:2005/05/28(土) 13:07:34
<旧紀伊国は殆ど近畿>三重県

つまり議会の定数を減らす単独町制派の町長派が更に減りかねないと云うことで文句を付けたと云う事かな?
熊野市なり紀宝町なりまたはその両者と合併した方がええんちゃうかなぁ。

定数5減、一転廃案 御浜町議会
http://mytown.asahi.com/mie/news01.asp?kiji=7322

 現行の15から10への議員定数削減をめぐり、御浜町議会で27日、8日前に可決されたばかりの条例改正案が一転、退けられた。議員側が発議した大胆な改革に、「急激すぎる」と北裏公教町長が再議を求めたところ、採決の結果は賛成8、反対7。賛成が上回ったものの、成立に必要な出席議員の3分の2には満たなかったため、廃案に追い込まれた。

 3分の1にあたる議員を減らす改正案は19日、臨時会で議員提案され、賛否同数の末、議長裁決で可決されていた。しかし、北裏町長は「定数を5も減らすことはあまりに急激すぎる」と再議するよう求めた。

 27日の臨時会では、条例改正案を提案・賛同した議員らが再議の中で、北裏町長に激しく詰め寄った。「単独の道を歩む町の行政サービスを維持するため、議員自らが削減を提案したことをどう思うのか」「10人という数はともかく、削減する方向には賛成なのか」

 これに対し、北裏町長は「年間1800万円程度の金が浮くことはありがたいが、町民の声を吸い上げるには10人では不十分」などと応じた。今後、削減を進めるべきかは明言しなかった。

 終了後、記者会見に臨んだ提案者側の議員らは「(町長の対応は)全国的にもきわめて異例だ」と語気を強めた。

 合併の是非を大きな争点に、同町では1月末、北裏町長の解職の是非を問う住民投票があり、わずか28票差で解職請求(リコール)が不成立に終わった。その後、北裏町長は単独町制を維持する方針をより鮮明にしている。


経費削減策示せ

 三重大人文学部・児玉克哉教授の話 単独町という痛みを伴う決定を下したのだから、経費削減は避けて通れない。議員の定数削減はある意味で、痛みの象徴とも言える。町と議会は、定数削減に相当する経費削減の青写真を町民に示す必要がある。



単独町制 深まらぬ理解

 《解説》経費削減につなげようと、議員自らが示した「改革案」だったが、行財政改革の旗振り役であるはずの町長に「待った」をかけられた形だ。

 リコールなど一連の経緯の中で、議会は反町長派8、町長派7とほぼ真っ二つに割れている。そのため、昨年10月、合併の是非を問う住民投票条例案が再議の末に廃案になったのと同じような事態が繰り返された。

 投資的経費などを除く町の財政収支の見通し(05〜15年度)では、06年度から2億円以上の歳入不足が続き、07年度には基金が底をついて2億5千万円の赤字に陥る。15年度には27億円の累積赤字を抱える計算だ。

 それも、04年度と同じ行政サービスを提供しつつ、新規事業を一切しないというのが前提になる。家計にたとえると、最低限の生活費をやり繰りできるかどうかで精いっぱいで、住宅や車のローンはとても組める状況にない。

 確かに議員定数を5減しても、財政が大幅に改善されるわけではない。しかし、「一家の主」である町政トップの姿勢が後ろ向きとの印象を与えるようでは、単独町制という選択肢への理解も進まない。
(山内明)
(5/28)

1871香川県民 ◆kpMeYXRY3Y:2005/05/30(月) 01:01:38
カテゴリーはここで大丈夫でしょうか?

関東地方の地下に第4のプレートか  地震想定見直しも
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20050521/eve_____sya_____011.shtml

陸側のプレートの下に、フィリピン海、太平洋という二つのプレート(岩板)が沈み込んで複雑な構造を作っている関東地方の地下に、もう一つ新たな「プレート」が存在するとの研究結果を、産業技術総合研究所活断層研究センター(茨城県つくば市)の遠田晋次主任研究員がまとめた。

 今後、首都直下で起きる地震の想定も見直しを迫られる可能性もある。二十二日から千葉市で始まる地球惑星科学関連学会合同大会で発表する。

 現在は、フィリピン海プレートは相模トラフで陸側のプレート下に北方向に沈み込み、関東地方の地下では日本列島東の太平洋側から沈み込む太平洋プレートの上に乗り上げ、北は群馬県の赤城山付近の地下まで延びていると考えられている。

 遠田研究員は、一九七九−二〇〇四年に関東地方の地下深さ二百キロより浅いところで起きたマグニチュード(M)2・0以上の地震約十五万個のデータから、三次元で震源の分布を再現。プレートの形状を分析した。

 その結果、フィリピン海プレートは東京湾直下付近までしかなく、その先に延びていると考えられていたプレートは、実は独立のブロックで、地下のプレートは部分的に四層になっているとみられることが分かった。ブロックは太平洋プレートの破片とみられ、約百キロ四方、厚さは約二十五キロになる。

 関東地方はその複雑な地下構造で、世界有数の地震地帯となっている。ブロックの存在が確認されれば、地下構造は一層複雑になり、フィリピン海プレートが一枚だとの前提で想定されている首都圏直下地震の震源の位置や発生メカニズムが見直しを迫られる可能性も出てくる。

 遠田研究員は「プレートの構造など地震発生の仕組みを根本的に検討し直す必要がある」と話している。

1872とはずがたり:2005/05/30(月) 01:21:55
情報提供感謝です。
地震はちょっとスレ違いですが宇宙スレに貼り付けてます。
転記しときます

1873とはずがたり:2005/06/01(水) 21:48:19
<長野県>木曽地方

一旦財政再建団体に転落してから再起を期して合併ってのが良いんではないかねぇ?

王滝村、財政再建団体へ瀬戸際
http://mytown.asahi.com/nagano/news02.asp?kiji=5428

 木曽郡王滝村が財政再建団体への転落の縁に立っている。村営スキー場の債務償還のめどが立たず、村長が「非常事態」を宣言し、県もようやく「転落後」の支援策の検討に入った。しかし、村内は村議会のリコール運動が起きるなど混乱の一途。転落後の村作りについて住民が話し合うこともなく、村の再建計画は見えて来ない。(伊藤景子、鈴木逸弘)

 「村は平成18年(06年)度にはいわゆる財政再建団体へと転落します」。30日夜、王滝村の公民館に集まった約200人の村民を前に、小林正美村長(67)は「財政非常事態宣言」を読み上げた。
 村営おんたけスキー場の長期債務は現時点で約19億円だ。村は貯金にあたる基金を取り崩して、その返済にあててきたが、基金自体が今度末に底をつく。県などによると、06年度の債務返済後に5億円超の財政赤字が発生し、赤字額は再建団体転落ラインの2億円を超えるのが決定的という。
 村は財政危機からの脱出を合併に懸けた。だが、昨年10月、郡内5町村で進めていた合併協議からは、村営スキー場の累積債務を理由に追い出された。ある自治体幹部は「最大の理由はぬるま湯に浸ったような王滝村の体質だ」と手厳しい。
小林村長が財政危機を訴えた30日の集会で、ある県職員は「こうなることは、5年も前から分かっていたのに」とつぶやいた。
 県はスキー場の欠損金が増えた01年から、再三、王滝村に村営スキー場の経営見直しを迫った。だが、村は委員会で見直しを検討したものの、村営でのスキー場経営を続けた。スキー場の債務は雪だるま式に膨れあがった。
 県は、財政再建団体への転落の危機が強まったことから、今年4月に財政再建を支援する特別チーム「王滝村地域再生プロジェクト」を設立。村の職員と県市町村課の職員などが共同で、行財政の運営健全化改革を作る方針だ。再建団体に転落後は、村の独自事業に制限がかけられるが、前倒して行うことで、村の独自色を残しながら再建計画を進めるという。
 チームの一員でもある林宏行コモンズ・地域政策チームリーダーは「再建団体への転落が避けられない。立て直しに向けて、一刻も早く取り組むしかない」と話す。
 しかし、村内には新たな火種も生まれた。再建団体転落への危機を招いた一因は、周辺町村との合併をまとめられなかった村議会にあるとして、住民グループ「王滝村の自立を考える村民の会」(稗田薫会長)がリコール運動を始めたためだ。31日までに有権者の3分の1を超える約320の署名を集めた。
 「村長と議会は合併しか道はない、と言い続けてきながらそれができなかった。再建団体としてやり直すなら、新しいリーダーシップが必要」と稗田会長。同会が3月に実施した村民意識調査では、村長と議会がやり直し選挙をすべきだとする意見が大半を占めた。
 ある県幹部は「今は未曽有の危機。村民が一丸となって当たるべきなのに、ここまで村政への不信が強いとは」と困惑する。
 王滝村のような小規模な市町村では、債務返済にあえぐ自治体は少なくない。
 県によると、03年度時点で、標準財政規模(地方交付税と市町村税などの総額)に対し、自治体が借金できるゆとりを示す「起債制限比率」が最も高いのは、北安曇郡八坂村の17・4%だ。同村は財政面で自立は困難と判断、大町市への編入合併を決めた。
 一方、住民と協力して自立を目指す自治体もある。起債制限比率が県内4位の木曽郡南木曽町は、大桑村との合併が破綻(は・たん)し自立を選んだ。町は住民が主体で財政的な視点から町づくりを考える「自立推進委員会」を立ち上げ、住民が中心となって町の財政、事務事業の見直しを始めているという。

(6/1)

1874とはずがたり:2005/06/02(木) 21:34:36
<東海>愛知県

よし,此で決まりだな。

市町村合併:新市名称は「弥富市」に−−弥富町・十四山村協議会 /愛知
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050602-00000035-mailo-l23

 弥富町・十四山村合併協議会(会長・川瀬輝夫弥富町長)は1日までに、新市の名称を「弥富市」に、市役所の位置を現在の弥富町役場とすることを決めた。議員定数や任期についても話し合ったが、次回(17日)へ継続協議となった。[井上章]
6月2日朝刊
(毎日新聞) - 6月2日16時55分更新

1875とはずがたり:2005/06/02(木) 23:39:42
<中国・四国>山口県

この辺は政争の町
結局実現したのは柳井と大畠の合併のみ。
田布施と平生は単独町制継続継続へ

柳井市・大畠町・田布施町・平生町合併協議会(解散)
柳井市・大畠町・田布施町合併協議会(解散)
柳井市・大畠町合併協議会→2005.2.21柳井市 新設 柳井市, 玖珂郡 大畠町

(新)柳井市・田布施町・平生町で合併協議を!

議長不信任を決議/合併失敗で平生町議会
http://mytown.asahi.com/yamaguchi/news02.asp?kiji=5431

  柳井市など周辺自治体との合併が実現しなかった平生町の町議会は1日、「議会の長として責任がある」などとして、平岡正一議長に対する不信任決議案を賛成多数で可決した。決議に法的拘束力はなく、平岡議長は辞職しない意向を示した。一方、川本健吾副議長は辞職願を提出して退任したが、この日の副議長選で再任された。

  決議案はこの日あった臨時議会で、川本副議長を含む6人の議員から動議として出された。提案理由には、旧柳井市、旧大畠町、田布施町と進めていた合併が成就しなかった責任のほかに、今年1月に元副議長の辞職願を議会にはからず平岡議長が許可したことをあげた。
 決議案は賛成9、反対2、退席2の賛成多数で可決された。

  平岡議長は「残りの任期を全うしたい。決議は事実として真摯(しんし)に受け止める」などとして、辞職しない考えを示した。

(6/2)

1876とはずがたり:2005/06/03(金) 00:17:29
黒磯対大田原の対立とかあるのか。

大田原は「ノーネクタイ」にノー
http://mytown.asahi.com/tochigi/news02.asp?kiji=4682

 衣替えの1日、国会や中央省庁などが率先してノー上着、ノーネクタイの「クールビズ」衣装に切り替えたのに対し、県北の2市は大田原がネクタイ、那須塩原がノーネクタイと、対応が分かれた。

 大田原市は千保一夫市長が「ノーネクタイはノー」の考え。「ルーズスタイルが心のルーズさにつながらないか? 積極的に取り組めない。当面は上着とネクタイをし、それが仕事着だ。もうしばらく、形と心の問題を検討したい」と説明する。

 一方、那須塩原市は旧黒磯市時代の01年から夏はノーネクタイ可。合併後も受け継ぎ、こちらは「省エネ」優先という。何かと対抗する両市の差がここにも。

 宇都宮地方気象台によると、1日、宇都宮市内では午後3時に28・9度の最高気温を記録した。宇都宮中央女子高校3年の森本朋果さん(18)は「夏服を着ると気分が明るくなる」と話していた。

(6/2)

1877とはずがたり:2005/06/05(日) 03:50:57
<北海道>

北海道は合併協議の破談が相次いだから道の責任は重大である。

合併・自治のかたち:組み合わせ構想策定へ支援会議−−道、年内に素案 /北海道
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050604-00000145-mailo-hok

 4月の合併新法施行を受け、道は3日、市町村合併の組み合わせを示す合併構想策定に向けた「北海道市町村合併支援本部会議」(本部長・高橋はるみ知事)を開いた。道は年内に合併構想の素案を作成、06年度早期に公表する。
 会議は、本庁と14支庁、東京事務所をテレビ会議でつないで行われ、山本邦彦副知事のほか、各部長、支庁長らが出席。山本副知事は「人口減少や高齢化で地域経済は縮小する。道の将来を見据えながら構想を策定し、必要な役割を積極的に果たす」と語った。また原田淳志総務部長は「市町村財政は今後さらに厳しくなる。危機感を持ってもらうよう、各支庁が取り組んでほしい」と述べた。
 合併新法で、都道府県は「市町村合併推進構想」を策定し、合併推進の必要性、合併する市町村の組み合わせ、都道府県の役割などを示すよう定めている。また、知事には市町村に対し、合併協議会の設置や協議推進の勧告権が与えられるなど権限が強化された。[丸山博]
6月4日朝刊
(毎日新聞) - 6月4日16時1分更新

函館市:10月から中核市に指定 道内2番目、700件の行政事務移譲 /北海道
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050604-00000144-mailo-hok

 政府は3日の閣議で、函館市と山口県下関市を10月1日から中核市に指定すると決めた。函館市は、道内で旭川に次いで2番目の中核市となり、道から約700件の行政事務が移譲される。
 函館市によると、移譲される権限は身体障害者手帳の交付、老人ホームや保育園などを運営する社会福祉法人や社会福祉施設の設置認可・指導監査、ばい煙発生施設などの設置届け出など。
 事務処理が市役所だけで完結するため、認可や交付までの日数も短くなる。
 中核市になるための要件は、国勢調査人口30万人以上。市は昨年12月1日に周辺の渡島管内戸井町、恵山町、南茅部町、椴法華村の旧4町村を編入合併し、直近の00年国勢調査人口が30万5311人となった。
 井上博司市長は「地方分権時代にあって多くの権限が移譲され、市民サービス向上につながる」との談話を発表した。[安味伸一]
6月4日朝刊
(毎日新聞) - 6月4日16時1分更新

1878とはずがたり:2005/06/05(日) 03:56:36
<関東・東京>
住民の目は八王子等東京へ向いているのかね?
>町議会では反対派が多数を占め、相模原市との生活圏の違いから町民の間でも反対の声が根強い。

選挙:藤野町長選 単独町政公約に、中村氏が出馬表明 /神奈川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050604-00000235-mailo-l14

 任期満了に伴う藤野町長選(7月10日投開票)で3日、元町企画課長で新人の中村賢一氏(53)=無所属=が、単独での町政継続を公約に掲げて立候補を表明した。合併推進派からは前町議で新人の鈴木謙仁氏(56)=無所属=が既に立候補を表明。合併の是非に決着をつける審判の場として町を二分しての一騎打ちの戦いとなりそうだ。
 中村氏は相模原市などとの合併をめぐり企画課長だった昨年初め、町単独でやっていけるとの自立ビジョンを作成。町が合併の方向に傾く中、昨年3月に勇退した。昨年6月の住民投票で合併賛成が多かったが、町議会では反対派が多数を占め、相模原市との生活圏の違いから町民の間でも反対の声が根強い。
 中村氏が勝てば、相模原市との合併協議は破たんし、鈴木氏が勝てば、07年度中の合併を目指して協議が進む。中村氏は出馬会見で「住民による地域づくりを進め、町の魅力と潜在能力を掘り起こしたい」と話した。
[高橋和夫]6月4日朝刊
(毎日新聞) - 6月4日16時45分更新

1879とはずがたり:2005/06/08(水) 00:46:47
<北関東>茨城

読売は全く持って不親切だねぇ。すぐ記事消しちまいやがる。

434 名無しさん@お腹いっぱい。 New! 2005/06/03(金) 17:37:23 ID:o1zaBDnS
今朝の新聞に今後の市町村合併について知事からのコメントが載っていました。

五霞町含む県西地域「広域合併検討を」知事
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news006.htm

内容によると県による合併介入の第一号は五霞町と境町みたいです。

435 名無しさん@お腹いっぱい。 New! 2005/06/04(土) 16:08:14 ID:mtk4DBQm
五霞と境に繋がりは薄いだろ
まだ五霞→古河、境→坂東で介入したほうがマシ
それよりも利根町とか河内町どうにかしろよ

1880とはずがたり:2005/06/09(木) 01:51:48
<広域合併>

道州制で研究会設置、四国知事会議
http://mytown.asahi.com/kagawa/news01.asp?kiji=7404

 四国知事会議が7日、香川県直島町で開かれ、道州制について話し合う研究会の設置などを決めた。

 道州制については、愛媛県の加戸守行知事が「将来を見据えて、真剣に前向きに研究する機関が必要だ」と提案。これに対して高知県の橋本大二郎知事は「システムは変わらず、サイズだけ変わるのでは意味がない」、徳島県の飯泉嘉門知事は「県民が理解しやすいようにメリット、デメリットを積み上げるべきだ」、香川県の真鍋武紀知事は「都道府県合併では意味がない」などと述べたが、検討の必要性では一致。担当部長と若手ら少人数による研究会を設置することを決めた。

 近い将来発生のおそれが指摘されている東南海・南海地震の協力体制については、被害想定をもとに、どの地域から何人の医師や消防署員を派遣するかなど具体的な検討を進めることにした。三位一体改革で税源移譲を確実に実施することなどを求めた緊急アピールも採択した。

 また「四国アイランドリーグ」を盛り上げようと、活躍した選手に各県の特産品を贈る検討をすることにした。

(6/8)

1881とはずがたり:2005/06/09(木) 21:55:53
<北陸>福井県嶺南

まぁそのうち全部若狭市or嶺南市になるんだから,さ。

市町村合併:新「おおい町」所属の新しい郡、設けず−−名田庄村・下中村長 /福井
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050609-00000204-mailo-l18
 福井県大飯町と名田庄村の合併で来年3月に誕生する「おおい町」の所属する郡について、名田庄村の下中昭治村長は8日、新郡設置を断念する考えを明らかにした。
 同村であった合併協議会後のあいさつで、下中村長は「村をイメージできる郡名になるよう、(新郡設置を)関係先と協議したが不発に終わった」と説明した。
 遠敷郡に所属する同村では、新町名が「おおい町」と決まったため、村民から新郡を設置し、郡名に村のイメージを残すよう求める意見が多かった。しかし、大飯町とともに大飯郡を構成する高浜町が新郡設置に反対する考えを示したことなどから断念に至った。
 県は、新町を大飯郡に所属させる方向で調整している。
[川口裕之]6月9日朝刊
(毎日新聞) - 6月9日16時41分更新

1882とはずがたり:2005/06/10(金) 11:56:30
<広域合併>

都道府県 人口(万人)

東京   1240
○大阪圏 1129 (大阪・奈良・和歌山)
―――定数5ライン下限――――
―――定数3ライン上限――――
大阪    881
神奈川   873
―――定数4ライン下限――――
愛知    719
埼玉    705
千葉    604
●福岡圏  593 (福岡・佐賀)
―――定数2ライン上限――――
北海道   564
兵庫    559
福岡    506
◆四国圏  408 (徳島・香川・愛媛・高知)
◇京滋圏  401 (京都・滋賀)
◇北東北  400 (秋田・青森・岩手)
静岡    380
●広島圏  363 (広島・島根)
◇仙山圏  359 (宮城・山形)
―――定数3ライン下限―――――
◆北陸圏  311 (石川・富山・福井)
○甲信圏  300 (長野・山梨)
茨城    299
広島    288<
京都    264<
●岡山圏  261 (岡山・鳥取)
◇紀和圏  248 (奈良・和歌山)
新潟    245
◇東九州  239 (大分・宮崎)
宮城    237
●肥前圏  237 (長崎・佐賀)
長野    221<
岐阜    211
福島    211
――――定数1ライン上限――――
群馬    203
栃木    201
岡山    200
――――定数2ライン下限――――
三重    186
熊本    185
鹿児島   177
山口    150
長崎    150<
愛媛    148<
青森    145<
奈良    143
岩手    139<
滋賀    137<
沖縄    136
◇山陰圏  136 (鳥取・島根)
山形    122<
大分    122<
――定数0ライン(合併の薦め:推奨)―――
(石川    118)
秋田    116<
宮崎    116<
(富山    112)
和歌山   105→大阪・奈良
(香川    102)
――定数0ライン(合併の薦め:主張)―――
山梨     89→神奈川or東京or長野or静岡
佐賀     87→福岡or長崎
(福井     83)
(徳島     81)
(高知     80)
(島根     75→鳥取or広島)
(鳥取     61→島根or岡山)
―定数1ライン下限(都道府県の原則)―

1883とはずがたり:2005/06/13(月) 02:12:25
<南関東>神奈川県

ほっ。。あとは飛び地合併の解消だが。。

住民投票で「解散反対」上回る…神奈川・相模湖町議会 (読売新聞)
http://news.www.infoseek.co.jp/top/story.html?q=20050612i513_yomiuri

 町の合併問題を巡り、神奈川県相模湖町議会(定数12)の解散の是非を問う住民投票が12日、行われた。

 同夜の開票の結果、解散に「反対」が2896票で、「賛成」の2391票を上回った。当日有権者数は7732人。投票率は69・34%だった。

 住民投票を直接請求した合併反対派は町長の解職請求に向けた運動も起こす構えを見せている。

 同町では昨年11月、相模原市など1市4町合併の是非を問う住民投票が行われ、「単独町政継続」支持が「1市4町合併」支持を53票上回った。しかし、溝口正夫町長は「結果は五分五分」として合併を推進し、議会の過半数もこれを支持した。溝口町長は昨年10月に再選され、1年間は解職請求できないため、合併反対派は町長決定を追認した形の議会に照準を定め、解散を直接請求していた。

 来年3月20日が期日の合併は、相模湖町を含む1市2町による「飛び地合併」となり、1市2町の各議会の議決を経て、3月末に知事への申請が行われた。

[ 2005年6月12日22時57分 ]

1884とはずがたり:2005/06/16(木) 02:09:24
<東北・北海道>青森県
おお,此処迄漕ぎ着けたか!と思ったら偉い嫌々な提案だなぁ。議会に否決してくれと云わんばかりだ。。_| ̄|○

2005年6月7日(火)
北通り3町村合併協設置案を提出/大間町議会
http://www.toonippo.co.jp/tokushuu/gappei/news2005/0607_3.html

 大間町議会の六月定例会は六日開会、金澤満春町長が同町、風間浦村、佐井村による「北通り三町村合併協議会」設置議案を提出した。三町村の住民による住民発議を受けたもので八日に採決が行われる見通し。十日開会の佐井村議会、十三日開会の風間浦村議会でも同一議案が提出される。

 また、法定協議会負担金二百九十万六千円を盛り込んだ二〇〇五年度一般会計補正予算案も提出した。

 六日午後に開いた合併調査検討特別委員会では、町側が三町村合併を想定した財政試算と法定協規約案を説明した。

 財政試算は(1)議員定数は二二(2)収入役は置かない(3)職員数を一四年度までに百五十五人に削減する―などを前提に積算した。〇六年度から単年度赤字となり、一〇年度には累積赤字約十億一千万円に達し財政再建団体に転落する見通し。大間原発の固定資産税が入る一三年度には黒字に転換する。

 一方、町単独を想定した財政試算では、〇六、〇七年度と〇九―一二年度に単年度赤字となり、一二年度には累積赤字を計上するが、財政再建団体には転落しない見通し。

1885とはずがたり:2005/06/16(木) 21:04:32
<山梨県>都留地区

西桂離脱で論議素通り 合併協2カ月で解散
http://mytown.asahi.com/yamanashi/news01.asp?c=13&amp;kiji=374
発議の住民ら「住民無視」と憤り

都留市、西桂町、秋山村、道志村の4市町村法定合併協議会が合併論議をしないまま、解散した。昨年11月末の発足からわずか2カ月。住民が設置を発議し、住民投票でようやく実現した合併協だったが、西桂町が早々と離脱を表明。住民と行政の思惑がかみ合わなかった。発議した関係者は「新市計画を示し、合併の是非を全住民に聞いてほしかった」と言っている。
(竹田 和敏)

「合併の長所と短所を議論しないで、脱会するのか」

  1月22日の第2回合併協。西桂町の前田勝弘町長が「アンケートで4市町村の合併の枠組みを選んだ町民は非常に少ない。離脱に理解を願いたい」と切り出すと、西桂町の委員席から声が上がった。

 ●2千人超す署名

  発言の主は都留青年会議所元理事長の西間庭(にし・ま・にわ)準さん(41)。理事長だった02年10月に「行政の動きを待っていたら、合併の話し合いが進まない」と、都留を中心とした4市町村の合併協設置を住民発議した。署名グループ「新しいまちを創造する会」の西桂町の請求代表者も兼ねた。発議に必要な有権者の50分の1の4倍、計2千数百人の署名を集めた。

  上野原町との合併協設置を選んだ秋山村議会だけが発議案を否決したが、反発した村民が住民投票に持ち込んだ。過半数の賛成を獲得し、署名活動から1年がかりで合併協議の場を誕生させた。

  ところが、直後に西桂町の前田町長が住民アンケートを実施し、「6割を超す合併反対」や「道志、秋山両村は地理的に遠く、合併のメリットはない」と主張して離脱を表明してしまった。「住民が苦労して実現した合併協をそんな理由で壊されてたまるか」。西間庭さんの怒りが爆発した。

 ●幻の160億円

  合併協事務局は、国の財政支援措置として4市町村のまちづくり事業で160億円近い合併特例債が発行できると試算。財政難の都留市などには魅力的な財源だった。

  都留市委員などからも「離脱による解散は残念でならない」という意見が相次ぎ、紛糾したが、事前に首長同士が解散に合意した経緯を覆せなかった。西間庭さんは「行政側が住民の意思をいかに無視するかがよくわかった」と話す。

  4市町村議会は30日までに合併協解散を議決、手続きを終えた。西桂町議会の議決を見届けた前田町長は「都留市だけが相手なら参加したかもしれないが、町は施設を建て終え、特例債は不要だ。合併反対の住民の意思を無視できない」と西間庭さんに反論する。

 ●協議継続に期待

  県東部は、秋山村と上野原町の合併協が新市将来構想案をもとに住民説明会を終了。2月に合併の是非を問う住民意向調査を実施予定で、1年後の合併を目標にヤマ場を迎える。だが、大月市、丹波山村、小菅村など他の自治体は合併相手を見つけ出せないでいる。

  道志村は「人口2千人の村ではもう限界」と、都留市に協議の継続を打診中だ。西間庭さんらと住民発議した「創造する会」会長で合併協の道志村選出委員だった長田富也さん(61)は「私たちが合併協を設置したから両市村が次の段階に進める」。住民自らがともした「残り火」の今後に期待している。
(2/2)

1886とはずがたり:2005/06/16(木) 21:04:50

<山梨県>都留地区

山梨日日新聞:2004年03月19日
都留、道志が任意合併協を設置
「来年3月までに判断」
http://www.fujisan-net.jp/news_main.php?news_num=1743

 都留市と道志村は十八日、二市村の任意合併協議会を設置、同市役所で初会合を開いた。対等合併を念頭に協議を進めていく方針で、任意協事務局は「夏ごろまでに法定協への移行を目指し、来年三月までに合併の是非を判断したい」としている。両市村での協議があらためて始動したことで、曲折を繰り返した県東部地域の合併をめぐる動きは今後、「都留・道志」「上野原・秋山」の二つの枠組みの論議の行方が焦点となる。

 第一回会合には都留、道志両市村の任意協委員三十人が出席。会長に小林義光市長、副会長に佐藤卓司村長を選任した。小林市長は「合併特例法の期限を考えると、これが合併協議のラストチャンス。財政難や多様化する住民ニーズに的確に対応できる自治システムが確立できるかどうか議論してもらいたい」とあいさつ。事務局は同市役所内に設置し、両首長が市役所玄関に任意協の看板を掲げた。

 両市村の人口は、都留市が約三万三千人、道志村が二千百人余りで十五倍以上の開きがあるが、小林市長は「対等合併を念頭に置いて議論を進める」と明言した。西桂町民アンケートで合併反対意見が多数を占め、両市村と西桂町、秋山村との四市町村法定協が具体的な協議に入れないまま解散した経緯もあることから、「合併協での協議で新市計画ができた段階で、合併について住民に判断を仰ぐ」ことで両首長の意見も一致した。

 四月二十日に道志村長選、同村議選が告示となるため、第二回会合は五月以降予定している。

 県東部地域は昨年度から本年度にかけて、大月市が都留市、上野原町に対し呼び掛けた任意協設置案が宙に浮き、都留市などの四市町村法定協が発足から二カ月で解散するなど枠組みが確定しない状況が続いていた。しかし、上野原、秋山両町村の法定協が既に合併の期日を来年二月十三日に設定。都留、道志の任意協も設置されたことで「合併枠組みをめぐって方向性が絞られつつある」との見方も出ている。

 一方、大月市は現行の合併特例法期限内の合併断念を宣言。西桂町は単独存続を視野に、財政シミュレーションなどを行っている。

山梨日日新聞:2004年02月04日

1887とはずがたり:2005/06/16(木) 21:05:10
<山梨県>都留地区

上野原との合併協議推進
秋山村長、理解求める
http://www.fujisan-net.jp/news_main.php?news_num=1552

 秋山村は二日夜、YLO会館で市町村合併懇談会を開いた。都留、西桂、秋山、道志の四市町村法定合併協議会の解散を報告し、井上清村長が今後は上野原町との合併に向けて協議を進めることに理解を求めた。

 住民からは同町との合併推進を受け入れる意見が多かったが、都留、道志両市村との三市村での合併協議を望む意見もあった。

 会議には住民約百二十人が出席。井上村長は「都留市など四市町村法定協は西桂町の離脱で解散し、白紙となった」とした上で「今後の課題は上野原町との合併協議をどのように進めていくかの一点にしぼられた」と述べた。

 出席者からは「合併特例法期限内(二○○五年三月)に合併し、特例債で道路整備を進めてほしい」「対等合併はありがたい」などと上野原町との合併に好意的な意見が相次いだ。

 「都留、秋山、道志三市村での合併協議は考えていないのか」との質問もあり、井上村長は「今から協議を開始しても特例法の期限に間に合わないため、考えていない」と答えた。

 秋山村は昨年四月、上野原町と法定協を設置。合併目標時期を来年二月とするなど協議を進めてきたが、住民発議に基づく昨年九月の住民投票で四市町村法定協の設置を決めるなど、合併の枠組みをめぐって混乱が続いてきた。

1888とはずがたり:2005/06/16(木) 21:05:31

<山梨県>都留地区

都留市の共産党議員(小林 よしたか氏)の意見↓

http://www11.plala.or.jp/mtcastle/2003/no742.html
本音で語った道志村の議員

 これまで議会で「合併協議会では合併のメリット・デメリット、合併の是非を含めて論議する」と説明されてきたが、経過を聞くとなんら論議されていない。合併の手順が論議されているだけだ。しかも、合併後の新市の姿をバラ色に描いたパンフレットを全市に配り、その後で市民の意向を聞くという。賛成が増えるのは当たり前だ。公正でない。
私は合併には反対だ。道志村では役場が最大の雇用の場だ。そのまわりに十二人の議員がいる。役場に関係して生活をしている人がいる。役場がなくなったら若い人の働く場がなくなる。道志の湯、道の駅、七里太鼓、民宿など、元の都留市が世話をやききれるか。道志川沿いの高齢者の住む地域は都留市にとって重荷になるだけだ。
合併は両市村にとって大きな禍根を残すことになる。絶対にすべきではない。  

新聞報道のこともあって、私の声は大きくなりました。道志村の議員がどう反応するかと思っていたのですが、意外にもうなずいて聞いていました。休憩時間にその理由が分かりました。「同じ気持です。まわりの人に同じ話をしています」と話しかけてきたのです。

トンネルはできない
 休憩後の懇談会で、「トンネルの可否が合併を左右する」という村長のコメント、村議の発言について質疑がありました。私は「今のトンネルの開通式で乾杯の音頭をとったから記憶にあるが、あのトンネルは民意を反映しなかったために失敗した。これが最大の教訓だ。しかし作ってわずか十四年、補助事業にはならない。幻想を持つべきではないし、ふりまくべきではない」と強調しました。
研修会のあと、懇親会が開かれました。道志の議員との懇親会は私にとって初めてのことでした。ところが、私の席に道志の議員が次々とお酌に来ました。そして「今日はありがとうございました。九死に一生、地獄で仏でした」「私たちは(議長を除いて)みな一期生だから、どう発言していいか分からなかった。小林さんが代弁してくれた」などとお礼を言われました。そして「都留市では市民も議員も関心が低いかもしれないが、私たちにとっては村の存亡にかかわる大問題。いま色々調べている」と、この間の奮闘ぶりを語りました。熱心に語るので私は飲みも喰いもできず、帰って即席ラーメンを食べました。

トンネル
http://www.mapion.co.jp/c/f?uc=1&amp;grp=MapionBB&amp;nl=35/30/12.758&amp;el=138/58/19.046&amp;scl=250000&amp;size=954,768
割と最近に新しいの低い規格で作っちゃったのか??

1889とはずがたり:2005/06/16(木) 21:14:02
<山梨県>都留地方

まぁ合併失敗の責任を取って辞職やね。しかし都留市もトンネルぐらい造れなかったのかねぇ。
日本中で無駄なというか過剰な設備でトンネル出来てるってのに。。まぁ2000人の村に新しいトンネルは無駄か?

市町村合併:合併不成立の責任取り、道志村長が辞職へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050616-00000028-mailo-l19

 都留市との合併を巡り賛否が二分し住民投票で単独存続を決めた道志村で、合併推進の立場だった佐藤卓司村長(75)が15日記者会見し、「合併がうまくいかなかった責任を取る」として任期を3年近く残して辞職する意向を明らかにした。20日開会の6月定例村議会で改めて辞意を表明し、最終日の24日に30日付の辞表を提出するという。
 6月定例議会に行財政改革を進める複数の条例改正案を提出する予定で、佐藤村長は「単独存続の道筋が付けられ、村民に責任が果たせた」と、この時期での表明となったという。
 佐藤村長は村議を経て88年に村長に初当選。昨年4月には4期目の当選を果たした。
 昨年3月には都留市と任意合併推進協議会を設置したが、村内では賛否が分かれ、昨年10月に合併の是非を確認する意向調査、今年2月には是非を問う住民投票が村内で行われるなど混乱が続いた。住民投票の際には、佐藤村長自ら財政の厳しさをあげ合併賛成を訴えるチラシを配るなどしたが、反対(棄権含む)が賛成を280票上回り、単独存続が決まった。
 単独存続を訴えた住民グループ「道志村明日を創る会」の佐藤太志会長(79)は「合併推進の“失政”の責任を取れと言い続けてきた。5月下旬にはリコールも辞さないと訴えた」と話した。
 村によると、行財政改革のための条例改正案には、村長と収入役、教育長の報酬16%削減や課長級の管理職手当の半減、職員旅費の日当の削減などが盛り込まれる予定で、年間約1500万円の削減となる見通し。
 佐藤村長が辞職した場合、村選挙管理委員会に通知された翌日から50日以内に出直し村長選を行うことになる。
[吉見裕都]6月16日朝刊(毎日新聞) - 6月16日16時41分更新

1890とはずがたり:2005/06/16(木) 21:35:45
<山梨県>都留地方
【越県合併の要望:小菅村,丹波山村+東京都青梅市や奥多摩町・道志村+横浜市】

2001/10/2大月市,都留市,道志村,小菅村,丹波山村,秋山村(現上野原市),上野原町(現上野原市)と7市町村で研究会「東部広域圏の将来像に関する調査研究会」設置
小菅村,丹波山村の合併に関する住民アンケートの結果,東京都青梅市や奥多摩町との越県合併を望む意見が,小菅村で約6割,丹波山村で約8
2002/12月大月市が都留市,上野原町に任意協議会設置を申入れ
 上野原町,秋山村は2町村で合併→上野原市
 都留市,道志村は2市村での合併を検討へ→断念
 大月市は合併特例法期限内での合併を断念,単独市制継続へ
2003/9/21秋山村の都留市,西桂町,道志村との法定協議会設置の是非を問う住民投票の結果「賛成(52.1%)」「反対(47.9%)」
2003/11/18西桂町,秋山村と4市町村で法定協議会「都留市・西桂町・道志村・秋山村合併協議会」設置「住民発議」
 西桂町が合併協議から離脱,単独町制継続へ
 秋山村が合併協議から離脱,上野原町と2町村で合併へ
2004/1/314市町村での法定協議会を解散
2004/2/2(>>1885) 西桂離脱で論議素通り 合併協2カ月で解散 発議の住民ら「住民無視」と憤り
2004/2/21(>>238)上野原・秋山 合併肯定派が過半数 両町村の住民意向調査
2004/3/18(>>1886)都留、道志が任意合併協を設置「来年3月までに判断」
 神奈川県横浜市の水道水源地として関わりが深い道志村では,横浜市との越県合併を求める声あり,道志村で神奈川県横浜市との法定協議会設置を求める住民発議,横浜市は越県飛び地合併は困難として議会付議せず不成立
 道志村は都留市との2市村を結ぶトンネル建設を要望→建設は困難
2004/03(>>254) 「自主独立の道進む」 特例法適用を断念−−大月市定例議会
同市は、水道企業団などを共同経営する県東部の都留市、上野原町、道志、秋山、丹波山、小菅村との計7市町村が合併しての10万人都市構想を提唱していた
2004/7/10(>>375)トンネル建設、合併の条件に−−任意協で道志村長
2004/10月道志村の都留市との合併の是非を問う住民意向調査の結果「都留市との合併を進める(45.3%)」「進めない(54.7%)」進めないが過半数を占めたが道志村長は法定協議会参加(合併協議継続)に前向き
10/29道志村で合併協議継続に賛否両論,協議会を休止
2004/11/5(>>790) 道志村長が都留との合併協任意合併協議会で法定協議会への移行に反対した同村選出の4人の委員に対し辞任を求める
11/25協議会を再開→新市名:都留市(つるし),新市役所:現・都留市役所
12/62市村での法定協議会設置案を都留市が可決,道志村が否決
12/202市村での合併を断念,協議会を解散
2005/2/20道志村の都留市との合併の是非を問う住民投票の結果「賛成(52%)→全投票資格者の41.9%」「反対(48%)」(村条例に規定された「投票資格者の過半数」に賛成票が達せず反対多数との扱いに)←なんて非民主的な!
05/6/30(>>1889) 合併不成立の責任取り、道志村長が辞職へ

1891とはずがたり:2005/06/16(木) 22:33:47
<東北・北海道>

おお,無事進展!

>4月の新合併特例法施行後、法定協が設置されるのは東北で初めて、全国では5番目となる。
大間とあと何処だ?蟹江・木津ぐらいしかおもいつかんぞ?

風間浦村…むつ市との合併派と拮抗抗
大間町…単独指向強い
佐井村…大間指向強い?


青森・北通り 3町村法定協設置へ 風間浦村議会も可決
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2005/06/20050615t21005.htm

 青森県風間浦村議会は14日、大間町、佐井村との北通り3町村による法定合併協議会設置議案の採決を行い、賛成6、反対5の賛成多数で可決した。住民発議による同一請求を受けた3町村すべての議会が可決する結果となり、法定協設置が決まった。4月の新合併特例法施行後、法定協が設置されるのは東北で初めて、全国では5番目となる。

 風間浦村では、むつ市との合併を求める別の住民請求も行われており、村が同市に対して法定協設置議案の提出を求めている。横浜力村長は同市との合併を志向し、設置議案の提出に当たり3町村合併反対の意見を付議した。
 加えて、大間町と風間浦村の両議会は、3町村合併の賛成派と反対派がほぼ拮抗(きっこう)している。大間町では、大間原発立地に伴う財源を見込んで町単独を求める声も根強く、法定協での議論は曲折が予想される。

 14日の審議では、3町村合併派が「歴史的つながりから北通りの枠組みが最善」と述べたのに対し、むつ市との合併派は「3町村合併では、近い将来、財政再建団体に転落する」と反論した。
 可決を受け、横浜村長は「住民発議の結果であり、議会の決定は尊重する」と述べたが、一方で「広域合併を求める考えは変わらない。選択肢は残されており、むつ市は住民の思いを受け止めてほしい」と語った。

 風間浦村議会の結果について、むつ市の杉山粛市長は「設置議案を提出しにくくなったのは確かだが、議会と相談して慎重に対応したい」と話している。
 むつ下北地域では当初、むつ市を中心とした9市町村の枠組みによる合併を模索したが、原発計画を持つ東通村、大間町の相次ぐ離脱などで挫折。今年3月、川内、大畑、脇野沢の3町村がむつ市に編入合併するにとどまった。

 大間、風間浦、佐井の3町村合併を求める住民らは、住民発議に必要な有権者の50分の1以上の署名を集め、法定協の設置を3町村それぞれに本請求。法律に基づき3町村議会が設置議案を相次いで採決した。

2005年06月14日火曜日

1892とはずがたり:2005/06/16(木) 22:43:51
<中国・四国>香川県

http://www.shikoku-np.co.jp/feature/saihen/area/12/
高松市・牟礼町合併協議会

2005年6月
◆ 16日に設置案上程 牟礼町方針 猶予なく即日採決 高松市との合併協議会2005/06/14
◆ 併推進決議を可決 牟礼町議会 全会一致 協議再び再開2005/06/08
◆ 合併推進決議案 期日削除し再提案 牟礼町、7日に臨時議会2005/06/04

2005年5月
◆ 合併推進決議が廃案 可否同数、議長裁決せず 牟礼町臨時議会2005/05/31
◆ 合併早期実現を 牟礼町に緊急アピール 香川経済同友会2005/05/31
◆ 合併推進決議目指す 牟礼町が30日に臨時議会2005/05/28

2005年4月
◆ 1月合併へ決意 「議員の説得に全力」 牟礼・高木町長初登庁2005/04/28
◆ 牟礼町仲間入りに努力 高木町長再選受け 高松市長2005/04/27
◆ 合併に向け合意を 「推進」の民意確認 牟礼町長選受け知事会見2005/04/26
◆ 牟礼町出直し町長選で再選・高木英一氏に聞く 合併実現へ議員と対話2005/04/26
◆ 合併復活へ第一歩 高松、庵治両首長に安堵感2005/04/25
◆ 合併推進の高木氏再選 投票率69・57% 牟礼氏に2300票差 牟礼町出直し町長選2005/04/25
◆ 舌戦23日限り 両陣営、相次ぎ決起大会 牟礼出直し町長選2005/04/23
◆ 前職、新人の一騎打ち 「合併か単独か」が争点に 牟礼町で直し町長選告示2005/04/20
◆ 牟礼氏が出馬表明 「合併反対」で全面対決へ 牟礼町の出直し町長選2005/04/12
◆ 1陣営のみ出席 出直し町長選説明会 牟礼2005/04/06
◆ 早期合併が望ましい 知事、牟礼町議会否決で見解2005/04/05
◆ 4月24日に投開票 出直し町長選日程決まる 牟礼町2005/04/01

2005年3月
◆ 住民団体に証明書 合併議案否決 リコールは一時休止 牟礼町選管2005/03/30
◆ 住民参加の下で早急に議論を 真鍋知事2005/03/29
◆ やっぱり変わらない 傍聴席は静かな反応 牟礼町議会合併再否決2005/03/29
◆ 牟礼町議会が再否決 高松市との合併議案 高木町長辞表提出「住民に信問う」2005/03/29

1893とはずがたり:2005/06/16(木) 22:50:57
>>1891
蟹江じゃなくて弥富だ。あとは熊本と富合とかか。
あと一つ。高松と牟礼かと思ったが未だみたいだし。。

1894magenta:2005/06/16(木) 23:46:46
<近畿>滋賀県

共産党市議団が補正予算案に賛成 大津 「局面が変わった」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050616-00000057-kyt-l25

 16日開かれた大津市議会の6月定例会総務常任委員会で、共産党市議団が、志賀町との合併に伴って電算システムを変更するための本年度一般会計補正予算案に賛成した。これまでは「住民合意のない合併には反対」との立場を取ってきたが、議案への賛成で「合併賛成」に転換したとも受け取れる。同市議団は「現実に合併が決まり、局面が変わった」と説明している。
 志賀町との合併をめぐり、同市議団は一貫して反対の立場を取ってきた。3月の臨時市議会では合併を認める議案に反対し、合併問題などを争点に実施された志賀町議会の解散の是非を問う住民投票でも、合併反対を鮮明していた党所属町議を支援し、町議会の解散を求めていた。
 しかし、住民投票は合併推進派が勝利し、5月20日の総務省告示で合併手続きが完了したため、両市町では、合併に向けた動きが一気に加速している。
 共産党市議団の塚本正弘幹事長は、合併関連補正予算案に関し「市議団で賛成、反対の議論はあった」と言い、「合併が現実に決まり、決着がついた。もろ手を挙げて賛成ではないが、今後、合併をどう住民利益につなげるかが、戦いの重点になる」と賛成に回った理由を話している。
 党県委員会は「党としては基本的に合併に反対の立場だが、住民の多くが賛成している場合などは現実的な対応もあり得る」としている。
(京都新聞) - 6月16日21時6分更新

1895magenta:2005/06/16(木) 23:52:00
新見市:公用車4台を売却 合併で不要に−−市民が落札、自家用に /岡山
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050616-00000203-mailo-l33

 新見市との合併で不要になった旧町長らの公用車(トヨタ・クラウン)4台が15日、同市新見の山村開発センターで一般競争入札にかけられ、市民が18万〜77万円で落札した。いずれも自家用車として使うという。
 2500CCで一番人気の哲西町長車(取得価額350万円、96年式、走行距離7万2913キロ)には5人が入札。35万8000円で落札した同町畑木の妹尾観光会長、妹尾生男さん(69)は「同級生の深井正町長が乗っていたもので、うれしい」と話した。
 他はいずれも3000CC。4人が入札した最も新しい神郷町長車(取得価額401万円、99年式、走行距離6万41キロ)は予定価額が高く、3回目で大佐永富の自動車販売会社経営、池田浩之さん(42)が77万円で落札。「やったという感じ」と大喜びだった。
 大佐町長車(取得価額345万円、93年式、走行距離13万1187キロ)は哲西町上神代の簡易郵便局長、田枝敏さん(代理)が23万6800円で、新見市長が使っていた予備車(取得価額450万円、96年式、走行距離15万4961キロ)は同市菅生の団体職員、長尾憲司さん(37)が18万3319円で落札した。【山本芳博】

6月16日朝刊
(毎日新聞) - 6月16日17時21分更新

1896magenta:2005/06/16(木) 23:52:48
今治市:公用車売却 合併で余った6台、入札申し込み開始 /愛媛
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050616-00000315-mailo-l38

 合併で不要になった今治市の黒塗り公用車の一般競争入札の申し込みが15日、始まった。7月11日まで受け付け、同月22日に入札を実施する。
 同市は、西日本最大の12市町村合併で今年1月に発足。首長や議長が使っていた「黒塗り」を一度に10台も所有することになり、全体の維持費だけでも年間約100万円はかかることになった。そこで市は車検切れの1台を廃車にする一方、最新型の3台を残し、残った6台を売却することにした。
 入札対象の6台は、合併前の6町で町長や町議会議長用として使われていたトヨタクラウンや日産セドリック。走行距離は約3万キロメートル〜9万8000キロメートル。予定価格が最も安いのは、旧玉川町のクラウン(92年式)で1万円。最も高額なのは、旧宮窪町のクラウン(01年式)で194万円。市役所朝倉支所で7月4日〜10日、6台を展示する。
 入札には市外在住者も参加できる。申し込み者は入札保証金として、契約希望金額の5%以上を前納する。問い合わせは、同市契約課(0898・36・1560)。【小林祥晃】

6月16日朝刊
(毎日新聞) - 6月16日17時31分更新

1897magenta:2005/06/16(木) 23:54:13
>>1895>>1896
公用車売却の話題2連発です。

1898とはずがたり:2005/06/17(金) 12:24:13
公用車と並んで減らせそうな費用がこの議員視察では無かろうか?
山内村は横手との合併が決まっている。せめて京都市に吸収された旧京北町や奈良市に吸収された旧都祁村ぐらい視察してくりゃいいのにねぇ。
しかしこの辺は空港使うとなると花巻空港が近いんですねー。

奈良・京都への行政視察、実は「観光」/山内村議会
http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20050617a

 山内村議会議員が議会研修(行政視察)として今月13日から2泊3日の日程で奈良、京都を巡り、すべての行程を「観光」に充てていたことが16日、分かった。研修のタイトルは「世界遺産奈良大和路と京都名所めぐり」。費用の精算はまだ済んでいないが、旅費として議員1人当たり5万円、計60万円が予算計上されている。樋渡哲男議長は「気の緩みがあった。反省している」と平謝りだ。

 村議会事務局と樋渡議長によると、議員14人のうち、日程の都合がつかなかった2人を除く12人が参加。議会事務局長と旅行代理店の添乗員が同行した。行き先は議員の話し合いで決め、行程は代理店任せだったという。

 初日は花巻空港から大阪入りした後、高松塚古墳や飛鳥寺などを見学。2日目は法隆寺、東大寺、平城京跡など、3日目は金閣寺や清水寺などを訪ねた。相手先のある研修はなく、研修目的も特に設けていなかった。

 宿泊先での飲酒のほか、昼食時にビールを飲んだ議員もいたという。奈良、京都での移動には貸し切りバスを利用し、花巻空港へは村役場のバスで往復していた。

(2005/06/17 08:26)

1899とはずがたり:2005/06/19(日) 01:40:32
笑>今回の収穫は、幹部全員が4日間も庁舎を離れても、市の業務に影響がなかったこと。幹部は必要ないということか

全国最多マンモス市議会 一般質問でぐったり 由利本荘
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2005/06/20050618t41029.htm
 1市7町の合併に伴い、全国の地方議会で最多の127人の議員がいる秋田県由利本荘市議会の6月定例会一般質問が17日、終わった。4日間の質問者は実に41人。質問内容が重なるケースが多く、質問する市議も答弁する市幹部も、質疑応答の“マラソン”にくたくたの様子だった。

 3月に発足した同市の議会は、在任特例の適用で10月末まで旧市町の全議員が市議。市庁舎の議場に収まりきらないため、旧西目町の公民館講堂を仮議場にしている。初の定例会一般質問となった今回は、議員1人当たりの持ち時間を、答弁を含め40分に制限した。

 だが、まだ会派がなく、互いの質問内容を調整していないため、「新市の予算」「農業・観光振興」など、似たような質問が続いた。最終日に登壇した議員も「既に出た質問をしてしまった」と残念そう。ただ「9月定例会までに会派をつくることになるのではないか」と言う。

 一方、答弁に追われた柳田弘市長も「旧市(本荘市)時代は定例会での一般質問は6人程度だった。疲れた」。ある市幹部は「今回の収穫は、幹部全員が4日間も庁舎を離れても、市の業務に影響がなかったこと。幹部は必要ないということか」と苦笑いしていた。

2005年06月17日金曜日

1900とはずがたり(1/2):2005/06/19(日) 02:06:01
<東海>静岡県浜松市

いやーいよいよですねぇ。

2005.6.16
合併後の身の振り方は?
11市町村の特別職と教育長にアンケート
http://www.chunichi-tokai.co.jp/merger/0506/merger_197.shtml

 浜松市に周辺十一市町村が七月一日に編入合併する天竜川・浜名湖地域合併では、十一市町村の首長ら特別職が今月三十日付で失職する。選挙に出る人、役所に再就職する人、勇退する人…。失職後の予定を中日新聞東海本社が調べたところ、さまざまな身の振り方が分かった。

 失職するのは十一市町村の首長、助役、収入役の特別職に教育長を加えた四十三人(三ケ日町の収入役は不在)。

 このうち浜松市議の増員選挙(七月十七日告示、二十四日投開票)への立候補を予定しているのは、細江町の伊東真英町長(54)、三ケ日町の鈴木浩太郎町長(58)、引佐町の長山芳正町長(65)、春野町の伊藤晋一郎町長(66)の四人。出馬理由は「支持者の要請」などと説明している。

 「六十歳未満で新市への雇用を希望する人には配慮する」という合併協議の確認に基づいて採用を希望した人は四人。細江町の長山久幸助役(56)は市監査事務局参事、舞阪町の石津利之収入役(57)が舞阪総合事務所長、浜北市の村松右教育長(59)が天竜川・浜名湖地区総合教育センター館長、龍山村の野田和秀教育長(55)が天竜教育事務所龍山分室長にそれぞれ七月一日、就任する。

 このほか永田清・引佐町収入役(62)は、いなさ自然休養村公社理事長に、大平枚男・佐久間町助役(62)は町民参加型NPO「がんばらまいか佐久間」の理事長に就く。片桐滋人・龍山村収入役(54)は、家業の林業に従事して生計を立てる。

 さらに勇退を明言している二十三人のうち長谷川正栄・浜北市長(59)と内山勝・龍山村長(68)が「地域を見守りたい」などと無報酬の地域協議会委員就任に意欲を示している。まだ態度を明らかにしていないがほかにも数人が同委員に就任する見込み。「働く意欲はあるが未定」などと回答した人は八人だった。

氏名 ・ 役職 ・ 年齢   合併後は? 「一言コメント」
浜北市
長谷川正栄・市 長59地域協議会委員
村松 恒久・助 役60未定「町づくりの一翼を担う仕事を」
今村 貞夫・収入役65未定「働く意欲はある」
村松  右・教育長59総合教育センター館長

天竜市
中谷 良作・市 長73勇退「健康のため農作業をしたい」
杉山 洋一・助 役62勇退「読書と体を鍛える時間を持ちたい」
内山  等・収入役64勇退「お茶づくりなどをしていく」
野尻  護・教育長62未定「マラソン、ボート、旅行を存分に」

1901とはずがたり(2/2):2005/06/19(日) 02:06:27
>>1900-1901

雄踏町
鈴木 正人・町 長52未定
高橋 正治・助 役62勇退「しばらくゆっくりしたい」
飯田 洋一・収入役61勇退「何もやりません」
中村 秋男・教育長58勇退「家庭で農業に従事する」

舞阪町
伊藤賢太郎・町 長72勇退「仕事を一切辞め、のんびりしたい」
竹中 稔雄・助 役65勇退「本来なら7年前に退職。もう満足」
石津 利之・収入役57舞阪総合事務所長
野寄 浩司・教育長68勇退「悠々自適の生活を送る」

細江町
伊東 真英・町 長54浜松市議選出馬
長山 久幸・助 役56浜松市監査委参事
高山 博次・収入役61勇退「ボランティアで町のために何かを」
名倉 正雄・教育長70勇退

三ケ日町
鈴木浩太郎・町 長58浜松市議選出馬
二橋 久雄・助 役73勇退「仕事は楽しんだ。浜松へ戻る」
永田 和史・教育長61勇退

引佐町
長山 芳正・町 長65浜松市議選出馬
大谷 義房・助 役61勇退「農業でものんびりやりたい」
永田  清・収入役62自然休養村理事長
柴田 宏祐・教育長63勇退「今は何も考えていない」

佐久間町
小原侃之輔・町 長69未定「地方自治や経営相談の仕事を」
大平 枚男・助 役62町民NPO理事長
佐々木信季・収入役62勇退「しばらく無になって今後考える」
奥留 規夫・教育長65勇退「農業に従事したい」

水窪町
天野 勝郎・町 長64未定「何らかの仕事はしたい」
米山  勲・助 役62勇退「畑仕事や地域協力をしたい」
安藤 重司・収入役63勇退「引退して農作業したい」
村木 勝一・教育長63勇退「今までの出会いを大切にしていく」

春野町
伊藤晋一郎・町 長66浜松市議選出馬
清水 光靖・助 役69勇退「地域のお手伝いをしたい」
太向 忠和・収入役60未定「働く意欲はある」
片桐 達介・教育長60勇退「自治会などで地域奉仕を」

龍山村
内山  勝・村 長68地域協議会委員
山口 克久・助 役62未定「何か仕事はしたい」
片桐 滋人・収入役54家業の林業に専念
野田 和秀・教育長55教育事務所分室長

1902とはずがたり:2005/06/19(日) 02:07:43
<東海>静岡県浜松市
急げ新居町!バスに乗り遅れるなかれ

2005.6.11
新居町議会 合併問題で町長答弁
http://www.chunichi-tokai.co.jp/merger/0506/merger_186.shtml
浜松を推進、湖西も視野

 新居町議会は十日、定例会を開会。斎場式場棟建築工事の請負契約(一億千五百五十万円)など十六議案を原案通り可決。石原純夫、杉山勇、石川猛、中村博行(無所属)荻野利明(共産)太田サヨ(公明)片山元宏、太田慎一(無所属)の八氏が合併問題などについて一般質問し、閉会した。

 合併に関する答弁で古橋武司町長は、浜松市との合併推進の立場は変わらないとしたものの、湖西市との合併についても「浜松がいいか湖西がいいか、議会とも勉強したい」と、従来に比べ柔軟な姿勢を示した。 (山口耕司)

 一般質問と答弁の主な内容は次の通り。

 石原氏 浜松市との合併の取り組みは。

 町長 浜松市との合併を進めるタイミングは新市が誕生するこの時期から。議会とともに勉強する場を設けてほしい。

 杉山氏 都市計画道路「浜名線」の着工見通しと土地の有効利用は。

 町長 早期開通に向け努力し、買収した土地の管理方法も検討する。

 石川氏 合併についての住民投票や湖西市との合併の考えは。

 町長 議会と協議を重ね、湖西市との合併についても資料を出したい。その後、住民に広報、説明会や意向調査などをしたい。住民投票は現時点では考えていない。

 中村氏 広域施設組合の負担割合をどうする。

 町長 負担割合は湖西市64%、新居町36%で、市長と町長で協議する場を設けるのが先決。

 荻野氏 浜松市といつまでに合併を目指しているのか。

 町長 現時点では無理だが、新浜松市が政令指定都市に移行する十九年春までに仲間入りしたい。今後、浜松、湖西市についてどちらへ行くべきかも考えたい。

 太田サ氏 公共の公園的な共同墓地建設を。

 町長 建設場所、規模、使用料、維持・管理など検討課題が多く、じっくり検討したい。

 片山氏 財政支出の合理化をどう進めるか。

 町長 本年度中に住民サービスの見直し、行財政計画策定など全体的な事業を見直しを進めており、財政支出の合理化につながる。

 太田慎氏 新浜松市誕生後、合併協設置議案を提案する考えは。

 町長 浜松、湖西市、新居町の財政、行政サービスなどの比較などを住民や議会に提示。議会と町民の理解が得られた後、合併協設置を提案する。

1903とはずがたり:2005/06/20(月) 23:12:32
<東北・北海道>青森県 五戸地域
>>1285
五戸町長に合併検討要請/新郷 2004年11月17日(水)
五戸町議会、新郷との協議応じず 2004年11月26日(金)
>>1803
青森県新郷の住民団体 村長解職を本請求→この後辞職

当 1208 須藤良美  65 無新←実質上の細川後継
   895 木村弥太郎 84 無元←細川のリコール運動した合併派勢力が擁立。ちょい高齢。。
   419 高橋満   53 無新

五戸急進合併が負けて主流派が引き続いて主体的交渉派に衣替えして村政与党の座を維持って感じか。
本筋と関係ないけど戸来ってこの辺の地名なんですねぇ。

青森新郷村長選 元村長と前助役も出馬
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/backnum/news/2005/05/20050520t21012.htm

 合併問題で解職請求(リコール)を受けた細川潤八郎村長の辞職に伴う青森県新郷村長選(24日告示、29日投票)で、元村長の木村弥太郎氏(84)と、前助役の須藤良美氏(65)が19日までに、それぞれ無所属で立候補する意向を表明した。

 細川前村長は立候補しない見通しで、既に出馬表明している商店経営の高橋満氏(53)を含め、計3人の争いとなる公算が大きくなった。
 木村氏は18日夜の決起集会で「今までの村政を清算して、新しい新郷村を作る。まずは近隣町村と仲良くし、五戸町との広域行政を復活させたい」と述べた。リコール活動を展開した住民団体が支持母体となる。

 木村氏は旧戸来村(現新郷村)の収入役、助役などを経て、1971年から新郷村長を連続6期務めた。

 須藤氏は19日に記者会見し、「私は細川前村長の後継者ではない」と強調した上で、「五戸町との対話を深めたい」と合併を再度模索する考えを示した。村議14人中、細川前村長を支持した11人が支援に回るという。
 須藤氏は60年、新郷村役場に入り、産業課長、総務課長などを歴任、95年から助役。19日付で退職した。
2005年05月20日金曜日

選挙:新郷村長選 須藤良美氏が初当選 「行財政改革を進める」 /青森
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/aomori/senkyo/news/20050530ddlk02010003000c.html

 前村長の辞職に伴う新郷村長選は29日投開票があり、即日開票の結果、新人で元助役、須藤良美氏(65)が、元職の木村弥太郎氏(84)と新人で酒店経営、高橋満氏(53)を破り初当選した。当日有権者数は2875人(男1402人、女1473人)。投票率は88・07%だった。

 須藤氏は、助役としての実績を強調。「農業の発展や行財政改革を推進し、村の難局を乗り切りたい」と訴え支持を広げた。木村氏は、五戸広域事務組合の復活や国道などの交通網整備を主張し、高橋氏は、村の再生に関する問題を討議、立案する「新郷村再生委員会」(仮称)の設置などを公約に挙げたが、及ばなかった。[田村彰子]
 ◇新郷村長選開票結果=選管最終発表
当 1208 須藤良美  65 無新
   895 木村弥太郎 84 無元
   419 高橋満   53 無新
 (無効10)
 ◇新郷村長略歴
 須藤良美(すとう・よしみ) 65 無新(1)
[元]助役[歴]村課長▽村長職務代理者▽県立農業講習所
毎日新聞 2005年5月30日

http://society3.2ch.net/test/read.cgi/mayor/1058316301/
青森◆新郷村長選挙はどうなる◆ローカル

1904とはずがたり:2005/06/20(月) 23:38:37
<東北・北海道>糖部地方

こっちも合併反対派か・・。
おいらせ市構想には難点が二つあって,まず奥入瀬じゃなくて平仮名でおいらせがちょいとみっともない。二点目に,一戸から九戸まで四戸以外ずらりと並ぶ戸の中で六戸だけぽっと消えてしまう訳にはいかないって事だ。

選挙:六戸町長選 出直し選、辞職の吉田豊氏が4選 「ある程度の信頼得た」 /青森
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/aomori/senkyo/news/20050614ddlk02010241000c.html

 六戸町の出直し町長選は12日投開票があり、自身の解職の是非を問う住民投票を巡り町長を辞職した吉田豊氏(55)が、元町長、苫米地繁雄氏(60)を破り4選を果たした。当日有権者数は8852人(男4260人、女4592人)。投票率は83・21%だった。

 吉田氏は「(住民投票のもとになった)合併協議からの離脱について、ある程度(町民から)信頼してもらったという結果だと思う。厳しい状況のなか、行財政を整えながらやっていきたい。合併推進派にも、理解されるよう努力していく」と抱負を語った。

 苫米地氏は「おいらせ市実現町民会議」の支持を受け、公約に「下田、百石両町との合併」を挙げたが及ばなかった。[田村彰子]
………………………………………………………………………………………………………
 ◇六戸町長選開票結果=選管最終発表
当 4237 吉田豊   55 無元
  3053 苫米地繁雄 60 無元
 (無効75)
………………………………………………………………………………………………………
 ◇六戸町長略歴
吉田豊(よしだ・ゆたか) 55 無元(4)
 [元]町長[歴]町議▽県市町村職員退職手当組合長▽東農大
毎日新聞 2005年6月14日

1905とはずがたり:2005/06/20(月) 23:41:20
>>1903-1904

一戸;馬淵川の上流の小河川の合流点
二戸;安比川と馬淵川との合流点
三戸;熊原川と馬淵川との合流点
四戸(浅水);浅水川流域
五戸;五戸川流域
六戸;奥入瀬川流域
七戸;七戸川流域
八戸;馬淵川と新井田川の下流
九戸;新井田川の上流
十戸(遠野);遠野地方?

http://www.hi-net.ne.jp/~ma/h2.html
へ(戸)のふしぎ

これら戸(へ)の市町村うち一戸町・二戸市・九戸村は岩手県に入り、三戸町・四戸(浅水)・五戸町・六戸町・七戸町・八戸市は青森県に入ります。もともとは同じ生活圏にありましたが、戊辰の役で南部藩が負けた方に入りましたので、薩長政府は無惨にも戸(へ)の真ん中に県境を引いてしまったのです。
岩手県の 遠野市はむかし十戸(とおのへ)とも言われていたそうですので、この戸(へ)の10番目の仲間とみてよさそうです。

◇「戸」の言われ
http://www.town.rokunohe.aomori.jp/html/he.htm

 この地域特有の一から九まである「戸」のつく地名(現在四戸はない)は、その起源が平安時代とも鎌倉時代ともいわれ、しかも馬と関係がある。
 一説には、弘仁年間(810〜824年)、文室綿麻呂 (ふんやのわたまろ)が蝦夷平定後、この地に残した守備兵の駐屯地(柵子)から発展した村落に由来するという。
 一戸から七戸までがほぼ一日の行程間隔に並んでいることや、一郷を形成する戸主に戸番をつけ、これが柵子を置くときも適用されたとみられることが根拠になっている。
 これに対し、鎌倉説は、源頼朝が牧馬政策の必要性から糖部群を置き、多くのご家人を地頭に任命したことに始まるとする。その一人、南部氏は馬産地の甲斐出身で、牧の経営に手腕を発揮したという。南部氏は、糖部群を九つの部(戸)に分け、一部(戸)ごとに七つの村と一つの牧場を置き、九戸を東西南北四つの門に分属させた(九ヶ部四門の制)といわれてきたが、最近では、九戸と四門が併存していたという説が有力である。

南部と津軽
http://www.hi-net.ne.jp/~ma/nan-tuga.html
青森県は江戸時代二つの藩に分かれておりました。
東の太平洋側は南部藩に、西の日本海側は津軽藩になっておりました。

境目は陸奥湾から始まって、野辺地町と平内町の間をとおって、十和田湖にいたっております。

津軽藩は青森県だけですが、南部藩はさらに岩手県の北上市と遠野市の南から北全部と秋田県の鹿角市周辺もふくんでおります。

南部光行が源頼朝から糠部5郡を戦功の賞として拝領してから今年(平成10年)で809年がたちます。
そして、津軽為信が豊臣秀吉から津軽3郡の本領安堵朱印状をうけてから408年経過しました。
明治4年に廃藩置県が施行されてからでも127年になります。

これだけの時間的な空間をおいてもいまなお南部と津軽の対立感情がいまなおくすぶっております。

http://www.youtree.com/about/index.html
八戸地域について

1906とはずがたり:2005/06/22(水) 12:44:00
<北関東>群馬県

上毛電鉄の客が少しは増えると良いんだけど

桐生市:「必要な物だけ吟味して」 合併関連の30事業発表−−大沢市長会見 /群馬
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1226455/detail

 桐生市の大沢善隆市長は21日、合併した今後10年間の重点事業として▽全小中学校の耐震構造化▽「生徒1人にパソコン1台」普及▽新里支所の複合施設化など「新里・黒保根地区に配慮した住民生活重視型」――の合併に関連する30事業を発表した。合併特例債の起債限度額286億円に対し、約3割に当たる91億円を予算化する。大沢市長は「必要な物だけを吟味して行う」とし、今後も限度額にはこだわらない方針。

 また、新里・黒保根地区寄りにある桐生運動公園(同市相生町3)に、上毛電鉄の新駅を建設(06年度予算で事業費約1億8000万円)、市中心地にあった保健業務を行う「保健センター」を建設(06、07年度予算で同約12億円)することなどを明らかにした。

 関係者によると、上毛電鉄の新駅名称は公募せず、「新運動公園駅」「南運動公園駅」「上毛運動公園駅」などを候補に検討している。[塚本英夫]
2005年06月22日11時40分

1907とはずがたり:2005/06/22(水) 13:39:03

<北関東>群馬県

伊勢崎市 新設 伊勢崎市, 佐波郡 赤堀町, 東村, 境町で合併 佐波郡で残るは玉村町のみ

佐波郡の内,玉村町だけは合併に加わらず。高崎,前橋,伊勢崎の真ん中という地の利を生かしたい所か?
こういうケースでは周辺の合併で合併市が拒否した町村へ経費の引き上げなどで嫌がらせをする,というか信頼関係を無くしてドライな関係に移行しようとするケースも聞くが,本当に離脱されると予算が減ってしまって実は困るというケースですね。高崎市が委託を受けるかどうかが何も書かれてないが関係を深めることが出来るし一種の玉村争奪戦の様相を呈したのか?

伊勢崎もまた元の額提示するならなんで増額案の根拠は何だったのかって事になるわな。

玉村町の消防事業委託問題:伊勢崎市に委託継続へ 合併前と“同じ形”に /群馬
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1226454/detail
 ◇合併前と“同じ形”に収まる

 玉村町の消防事業委託問題で、同町は21日、伊勢崎市に来年度以降も委託を継続する意向を伝えた。22日に貫井孝道町長が同市役所を訪れて矢内一雄市長と会談し、正式決定する見通し。伊勢崎市か高崎市かで揺れた消防事業委託問題は、旧伊勢崎市など4市町村合併前と“同じ形”に収まることで決着した。

 21日の町議会全員協議会で貫井町長が町議に説明し、直後に矢内市長に電話で伝えた。矢内市長は「相互の信頼関係が保たれてよかった。双方の議会にもご苦労頂き、最善の結果になりました」とコメントした。

 消防委託問題を巡っては、同町は今年1月、4市町村合併で伊勢崎佐波広域市町村圏整備振興組合が解散したことに伴い、消防事業を新伊勢崎市に委託。しかし委託料が合併前の約3億5000万円から約5億円に増額したことなどを理由に、06年度以降の委託先を高崎市に変更する方針を示した。

 こうした事態を受けて伊勢崎市は5月下旬、委託料を合併前の約3億5000万円に減額する譲歩案を提示したが、町は高崎市との契約を目指していた。

 これに対し町消防団や女性防火クラブは▽伊勢崎市とのこれまでの緊密な関係▽サービスの低下――などを理由に伊勢崎市との委託継続を主張。意見書などを町に提出していた。[伊澤拓也]

1908とはずがたり:2005/06/23(木) 23:25:40
<中国・四国>厚狭地方

厚狭市きぼーん。まぁ小野田市も捨てがたいけど。
日本最大のセメントメーカーも小野田の名前外しちゃったしねぇ。
新幹線が厚狭駅な内は小野田市でも良いとするかね?小郡駅がのぞみ停車をネタに脅迫されて新山口なったのはどうかと思う。。

子供の頃,町の癖に新幹線止まってるぅ!と友達との間で大顰蹙だった米原と小郡だがどちらも市になっちゃいましたねぇ。その内浦佐だの上毛高原だの町駄目なんていってられなくなったし,高校の頃にはおらが市にも新幹線とまる様になったけど。

山陽小野田市:新市の名称で部会を設置 /山口
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050623-00000215-mailo-l35

 山陽小野田市は22日、市民に新市の名称について意見を求めた「市の名称アンケート」の結果を受けて、「市の名称部会」を設置すると発表した。8月上旬設置し、委員を公募する。
 同アンケートは、4月の市長選で新市の名称見直しなどを掲げ当選した白井博文市長の公約の一つ。今月1日〜15日、旧市町の住民各1000人を対象に実施された。市によると、回答した1259人のうち「再検討してほしい」が644人と過半数を超えた。「このままでいい」は604人だった。このため、市は市民が市政に参加する「まちづくり市民会議」の一環として、部会を設けることにした。
 白井市長は「各方面への影響が大きく、何が何でも名称を変えるつもりはない」と述べた上で、「不満の声があるので、民意を確かめるため調査をした。市民の代表らに議論してもらい、最終的には住民投票を視野に入れた協議が必要」と話している。

6月23日朝刊
(毎日新聞) - 6月23日17時26分更新

1911とはずがたり:2005/06/25(土) 01:44:53
<東海>知多地区

うぉ。知多[朝倉]・東海[横須賀・太田川]・大府・東浦との合併話しは皆結構本気で進めてるのか!!
新市名は知多かねぇ?こりゃ加藤氏に徹底的に勝ってもらわなかんがね。。

選挙:知多市長選 歯科医の服部貞夫氏、立候補を表明 /愛知
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050624-00000000-mailo-l23

 任期満了に伴う知多市長選(9月18日告示・同25日投開票)に、同市巽が丘の歯科医師、服部貞夫氏(65)が23日、立候補すると表明した。同市長選には、現職の加藤功氏が再選を目指すことを表明しており、出馬宣言は服部氏が2人目となる。
 無所属で立候補する。服部氏は、元市議や同市三役のOBらから要請され、立候補を決めたと言う。「現在の知多市政は、愛知万博開催や中部国際空港開港などを生かし切れておらず、以前より衰退している」と今の市政を批判する。市長退職金の半減、第3子からの補助金50万円支給、東海市、大府市などとの3市1町の合併に反対――などを公約に掲げている。[黒尾透]
6月24日朝刊
(毎日新聞) - 6月24日16時56分更新

1912とはずがたり:2005/06/25(土) 01:51:51
>>1911
ほほぅ。任意協の段階ですか。30万都市に成るんですな。
衣浦市(?)とかも見てみたいがこちらは動きがないようだ。

http://glin.jp/upd/updp.cgi#aichi
東海市, 大府市, 知多市, 知多郡 東浦町
推計人口 311,263人 国勢調査 300,898人
協議会名称等☆知多北部任意合併協議会(任意)
協議状況・経過等
2002/4/19半田市,常滑市,知多郡南知多町,美浜町,阿久比町,武豊町と10市町で研究会「知多地区市町合併研究会」設置
2003/2/244市町で研究会設置
2003/8/1準備会設置
2004/1/9任意協議会設置
 合併特例法期限内にとらわれず4市町での合併を検討へ

http://glin.jp/upd/updb.cgi#aichi
碧南市, 刈谷市, 安城市, 知立市, 高浜市
衣浦東部広域行政圏協議会

2002/9/275市で法定協議会設置を求める住民発議,4市が可決,碧南市が否決し不成立
 刈谷市,安城市,知立市の3市での合併協議を検討,知立市は3市での合併に前向き,刈谷市,安城市は慎重

半田市, 常滑市, 知多郡 阿久比町,南知多町,美浜町,武豊町
知多南部2市4町広域まちづくり研究会

半田市,阿久比町は6市町での広域合併に前向き
 常滑市,武豊町は合併特例法期限にとらわれず検討へ
 南知多町,美浜町は2町での合併を検討へ→断念

1913とはずがたり:2005/06/28(火) 12:41:54
<近畿>奈良県

お,合併指導発動か?念頭に置いてるのは何処かなぁ。。

小さい町村は合併へ−県会一般質問
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050628-00000009-nara-l29

 県議会(米田忠則議長)の6月定例会は27日再開し、田中美智子(共産)、高柳忠夫(民主)、中辻寿喜(自民)、飯田正(同)の四県議が一般質問を行った。柿本善也知事は、市町村合併について「特に小さな規模の町村は、幅広い行財政基盤を維持するために合併が必要」とし、小規模自治体の合併支援を進める姿勢を示した。また上森健広福祉部長は、県内23市町村で、介護保険の計画額を上回る給付になっていることを明らかにした。
(奈良新聞) - 6月28日10時42分更新

奈良県推計人口(平成15年12月1日現在)
http://www.naraken.co.jp/benri/jinkou.html
山辺郡 計11.387←添上郡は?
▲月ヶ瀬村1.911→奈良市
▲都祁村6.687→奈良市
山添村4.700

生駒郡
安堵町8.287→西和市構想破談

磯城郡 計 49.949
川西町9.117→中和地区合併構想破談・桜井磯城合併協議破談
三宅町7.787→中和地区合併構想破談・桜井磯城合併協議破談
田原本町33.045→中和地区合併構想破談・桜井磯城合併協議破談

宇陀郡
曽爾村2.294→曽爾御杖合併協議破談
御杖村2.472→曽爾御杖合併協議破談

高市郡 計 14.595
高取町8.006→中和地区合併構想破談→橿原市へ特例法内での合併を申し入れるも実現せず
明日香村6.589→中和地区合併構想破談

吉野郡 計 58.854
吉野町10.547→吉野市合併構想破→吉野上北山東吉野任意合併協議破談(上北山離脱)→吉野町東吉野村合併協議破談
大淀町20.306→吉野市合併構離脱(これをきっかけに破談)
下市町8.098→吉野市合併構想破→天川黒滝へ合併を働きかけ
黒滝村1.103→吉野市合併構想破・天川黒滝村破談
▲西吉野村3.662→五條市
天川村1.909→吉野市合併構想破・天川黒滝村破談
野迫川村770→五條市から離脱(和歌山県に接する野迫川村では、生活圏として関わりの深い和歌山県の高野町との越県合併との声も野迫川村中心部からだと、高野町のほうが近いですし、数少ないバス路線も高野町に向かう路線しかありません。http://www.glin.jp/arc/arc.cgi?N=175)
▲大塔村771→五條市
十津川村4.650→吉野市合併構想破
下北山村1.235→吉野市合併構想破
上北山村861→吉野市合併構想破
川上村2.280→吉野市合併構想破
東吉野村2.662→宇陀地区合併協議離脱(アンケ)・吉野市合併構想破談・吉野町東吉野村合併協議破談(東吉野村のアンケ)

1914とはずがたり:2005/06/28(火) 13:08:51
<近畿>奈良県
>>1913
先ずは野迫川村なんかな?是非県が率先して越県合併を促進して欲しいねぇ。

奈良県内「市町村合併」の動き  03. 8. 1〜05.4.06
http://www.mahoroba.ne.jp/~kiyohiko/ugoki.htm

◆ 吉野郡7町村合併協議会(法定) 設置 H15.3.24 H16.3.31解散
(吉野町、大淀町、下市町、黒滝村、天川村、下北山村、上北山村、東吉野村)
〇 大淀町会の町村合併問題特別委員会が9月11日開かれ、本会議で提案されていた吉野郡7町村との合併の是非を問う住民投票条例案を賛成多数で可決した。16日本会議でも可決された。
〇 下北山村の9月定例議会は9月19日開会し、吉野郡7町村との合併の是非を問う住民投票条例案を全会一致で可決した。投票資格は永住外国人を含む18歳以上の村民。選択肢は吉野郡7町村と「合併」「合併しない」のいずれか。
〇 吉野郡8町村合併協議会(会長・森勝彦大淀町長)の第7回会議が10月16日、下市町で開かれ、合併した際の新市名称を「吉野市」とすることを決めた。
〇 合併を協議会は03年12月、新市建設計画に関する基本方針などをまとめた啓発資料「吉野郡8町村合併協議会だより臨時号」を作成、各町村に配布したが、大淀町だけが住民に配布せず、廃棄していたことが分かった。議員の反対もあり、町長の判断で配布されず、焼却されたという。
〇 吉野郡8町村合併協議会に参加する大淀町と下北山村で、合併の是非を問う住民投票が04年1月20日告示、25日投票された。大淀町では合併に反対が6708票、賛成が4087票で反対が賛成を大きく上回った。投票率は66.68%。下北山村では、合併に反対が710票、賛成が250票と大差で合併反対を選択した。投票率は84.18%。

〇 吉野郡8町村合併協議会は、2月19日、第10回協議会を開き、大淀町と下北山村が正式に脱会を表明し、認められた。これを受け、3月2日、吉野郡8町村合併協議会の廃止(31日付)を決めた。

吉野郡

〇 川上村は、平成17年度以降の10ヶ年を期間とする第4次村総合計画の策定に向け、広く一般から提言や意見を募集している。町村合併をしない行政運営を行うため「持続可能な村づくり」を念頭に観光や産業振興、若者定住、子育て、環境などを計画の柱とする方針。(10月)
〇 下市町長は、5月19日同町の町村合併検討協議会で、「町単独運営で行く」と市町村合併に対する姿勢を表明した。
○ 初当選した東下市町長は、11月29日、初登庁し「町長選は実質的に、合併の賛否を問う住民投票だった」として、まず「天川、黒滝両村へ合併を働きかける」ことを明らかにした。

その他

○ 高取町は8月12日までに、町として単独で存続することを断念、隣接する橿原市への編入(吸収)合併を目指す方針を固めた。財政難が理由で、同日、筒井良盛町長が町議会の市町村合併検討特別委員会(中垣宗久委員長)で理解を求めた。同委員会は筒井町長に協議を一任、午後、議長と副議長が同市議会を訪れてこの日の結果を伝えた。
〇 橿原市の安曽田市長は10月1日、高取町から打診があった合併協議について、同町が進める「たかとり健幸の森」の計画凍結などを条件として提示したことを明らかにした。また、合併特例債の対象となる来年3月までの議決についても、現実的に不可能との見通しを示した。 
 高取町の筒井町長は「合併特例債が使えないなら合併しない」としており、本格協議の可能性は極めて低くなった。
○ 橿原市と高取町の合併問題で、「合併問題を考える橿原市民の会」(谷弥兵衛会長)は10月5日、「行政水準の格差が大きく負担増となる」などを理由に反対の申し入れ書を安曽田豊市長と井上龍将・市議会議長に提出した。
○ 3月に五條市、西吉野、大塔両村との合併協議から離脱した野迫川村について、柿本知事は9月16日の会見で「村単独でいくのは難しい。村の自主性だけで(合併の有無を)決めてしまうわけにはいかない」と述べ、同村が合併しなかった場合、県が合併を促進させる方針を示した。

1915とはずがたり:2005/06/28(火) 13:16:35
<九州・沖縄>長崎県

大瀬…単独派
関……行政改革推進=主体的合併派
草野…佐世保との即時合併派

選挙:佐々町長選/佐々町議選 出直し選、関氏が初当選 /長崎
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050627-00000136-mailo-l42

 大瀬康政・前町長(65)の辞職に伴う出直し佐々町長選は26日、投開票され、新人で元町議会議長の関耕二氏(64)が、大瀬氏と、新人で元警視庁警察官の草野浄治氏(56)=いずれも無所属=を破り、初当選した。当日有権者数は1万807人、投票率は74・08%だった。
 関氏は「町の財政状況が厳しく合併を避けることはできないが、小佐々との合併破たんで佐々の信頼は地に落ちた。向こう10年の町の基本計画を作り、行財政改革に取り組んで信頼を回復し『合併したい』と思ってもらえる町をつくりたい」と抱負を述べた。
 同町は小佐々町と法定合併協を作ったが、新町名などを巡ってこじれ破たん。今年4月、町民グループが「合併を破談させたのは町長と町議の責任」として大瀬町長(当時)の解職と、町議会解散の是非を問う住民投票実施を求める署名を町選管に提出した。それを受けて大瀬町長と町議全員が辞職した。
 合併せず単独での町政運営は十分可能とした大瀬氏と、佐世保市との即時合併を訴えた草野氏は及ばなかった。[倉岡一樹]
 ◇深夜に新議員誕生−−佐々町議選
 全議員の辞職に伴う佐々町議選(定数13)も26日投開票され、深夜にかけて新議員が次々と誕生した。投票率は72・60%だった。

 関耕二(せき・こうじ)64 無新(1)
農業▽町農業委員[歴]町副議長・議長▽北松南高

6月27日朝刊
(毎日新聞) - 6月27日17時46分更新

1916とはずがたり:2005/06/29(水) 11:09:36
<東北・北海道>青森県

市町村合併 旧浪岡町、告示せず 国と県、事情確認へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050629-00000004-khk-toh

 青森市との合併(4月1日)をめぐり揺れた旧浪岡町が、町議会による合併関連議案の議決後、町として合併を告示していなかったことが分かり、青森市議会や県議会で取り上げられた。市議会では28日、事実解明のため超党派市議が求めた100条委員会の設置決議案が否決されたが、国や県は今後確認する必要があるとの姿勢。総務省は取材に「(自治体が告示しなかった例は)聞いたことがない」としている。

 浪岡町は昨年10月26日の町議会で合併関連議案を可決。議員は在任特例を用いることなどが決まった。合併特例法では在任特例などについて「議会の議決を経るものとし、協議が成立したときは、直ちにその内容を告示しなければならない」と定めている。しかし、町は協議内容などを告示しなかった。一方、旧青森市は同日の議案可決の3日後、告示した。

 このため合併反対派の旧町議を含めた現市議が「町で告示されなかったことで、協議内容の効力が発動されず、議員の身分も失いかねない」などとして、市議会6月定例会で100条委の設置による原因解明を求めていた。しかし定例会最終日の28日の採決で、設置は賛成少数で否決された。

 青森市はこの点に関し、定例会の中で「合併特例法では、告示による効力発生を規定していない。広報誌などで一般に知らせているため告示の目的を達成している」とし、告示がなくても問題はなかったとの見解を示していた。
 一方、28日の県議会総務企画常任委員会ではこの問題について「告示がないのは法令違反ではないか」とただされ、県市町村振興課が「告示が効力の要件になるかどうか検討する必要がある。国に確認する必要がある」との立場を示した。

 総務省市町村課は「どこの合併市町村も告示をしていて、前例を聞いたことがない。県に事情を聴くなどして内容を確認したい。ただ(1月の)総務大臣告示があり、合併が無効になることはない」としている。

(河北新報) - 6月29日7時5分更新

1918とはずがたり:2005/07/01(金) 13:06:01
<長野県>【村民総会】
なにやら揉めてるなぁ。。スキー場問題を発端とした財政赤字が発端。人口1000未満の町村は常勤の議員により構成される議会を置けないとでもすれば良いんではないか?

王滝村議会:閉会 議員定数削減案、反対多数で否決
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050630-00000044-mailo-l20

 王滝村の定例村議会は29日、本会議を開き、議員発議による議員定数を現行の10から6に削減する条例案を反対多数で否決し、閉会した。また一部議員が自主解散決議案を緊急動議で提案しようとしたが、議長代理の副議長が一方的に閉会を宣言。提案した小谷洋子議員はこれを不服として辞職願を提出した。
 小谷議員は「(住民団体実施の)村民アンケートで8割が議会の出直し選を求めた段階で、議会は解散すべきだった」と話した。一方、定数削減の条例案は、「節約のために議員を減らすのはおかしい」「6人は少なすぎる」などの否定的な意見が出ていた。
 今定例会には、議会の代わりに村の全有権者で構成する「村民総会」を設置する条例案も議員提案されたが、「現実的でない」などとして否決された。
[反橋希美]6月30日朝刊
(毎日新聞) - 6月30日16時45分更新

王滝村が突きつける直接民主主義の挑戦
http://www.yorozubp.com/0506/050625.htm
2005年06月25日(土)
萬晩報主宰 伴 武澄

 長野県南相木村の色平さんから「長野県木曽郡で直接民主主義実現へ」という刺激的なメールをもらった。23日の王滝村の村議会で「議員定数削減」と「村民総会設置」の二つの条例案が提出されたという。

 市町村合併で100人を超える議員を抱えるようになった自治体がいくつも出現した。そんな矛盾に真っ向から問題提起した王滝村の人々の勇気に拍手を送りたい。

 以前の萬晩報に書いたこともあると思うが、日本のマスコミの限界はこうした小さくもきらりと光るニュースが県境を越えないところにある。

 総会設置条例案は、町村議会を置かずに、有権者の『総会』を設けることができるとした地方自治法94条の規定に基づく。信濃毎日新聞によると「条例案は、村民総会は18歳以上の全村民を構成員とし、定例会を年1回開催、半数以上を定足数とし、報酬は支給しない」。

 まず日本の地方自治法にそんな規定があったことに新鮮な驚きがあった。六法全書を取り出して地方自治法を読んでみるとあるある。「町村は議会を置かず、選挙権を有する者の総会を設けることができる」のだ。

 過去に住民総会を設けた村はあるそうだが、もちろん現在はない。そもそも小さく貧しい村で「生業としての議員」が必要なのか疑問だ。人件費だけの問題ではない。選挙にだってお金がかかる。小さな共同体で行政と議会という二つの機能が不可欠とは思えない。

 王滝村は平成の市町村合併で近隣町村と合併できず、村営スキー場関連の多額債務を抱えて財政再建団体への転落も予想される状況なのだそうだ。村議会の今回の提案は、「定数を削減せず、チェック機能も果たしていない」として、住民グループが村議会解散を請求していることに対する危機感の表れでもある。

 民主主義における議会はもともと、イングランド王へのチェック機能からスタートした。その後、法律や条令を提案する機能を付加された。議会が本来の機能を果たしていないという住民の不満はなにも日本だけのものではないと思う。

 平成十三年十一月二十七日の衆院総務委員会でおもしろいやりとりがあった。
http://www.shugiin.go.jp/itdb_kaigiroku.nsf/html/kaigiroku/009415320011127012.htm
 社会民主党の重野安正氏が市町村合併に関して直接民主主義と間接民主主義の問題に対して片山虎之助総務大臣に質問しているので参考にしてほしい。

 どうやら「住民総会」は明治憲法下で多くあったため、戦後の地方自治体にも残さざるを得なかった制度だったらしい。

 この総務委員会のやりとりの最後に片山大臣はおもしろいことを言っている。「ITがずっと進みまして、インターネット、オンライン時代になるんですよ。そういうことになるときに、市町村の住民の意思を直接聞いてみよう、そういう制度ができれば、町村総会は形を変えて生まれ変わってくる、私はこう思います」。

 戦後、日本は間接民主主義を旨としてきたが、本来、民主主義は直接住民の意思を問うところからスタートした。平成の市町村合併では多くの自治体が「レファレンダム(住民投票)」を行った。これはまさしく住民総会の「変形」いな「原型」なのである。

1919とはずがたり:2005/07/01(金) 13:23:29
<東海>静岡県

いや〜めでたい。農業生産額は全国2位ってのが意外ですねぇ。1位は何処だ?帯広市とか?新潟市かな?

新「浜松市」が誕生 人口79万人、政令市目指す
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050701-00000052-kyodo-pol
 静岡県浜松市と周辺11市町村が1日に合併し、人口約79万人、面積約1500平方キロの新「浜松市」が誕生した。
 人口は静岡市(約71万人)を超え、2007年4月を目標に県内で2市目の政令指定都市移行を目指す。面積は、全国の市町村の中で岐阜県高山市に次ぐ広さとなった。
 合併したのは浜松、浜北、天竜の3市と舞阪、雄踏、細江、引佐、三ケ日、春野、佐久間、水窪の8町、竜山村の計12市町村。
 新市の農業生産額は全国2位(2002年度)で、市西部に浜名湖、旧浜松市内には自動車や楽器のメーカーの本社や工場が多くあり、自然と産業の調和ある都市づくりが課題。政令市移行後は市を7区に分割し、区役所を設置することが内定している。
(共同通信) - 7月1日9時5分更新

1920とはずがたり:2005/07/01(金) 14:11:21
<東北・北海道>山形県

あす「庄内町」誕生
http://mytown.asahi.com/yamagata/news01.asp?kiji=7047
余目立川「平成の大合併」1号

 余目、立川の2町が7月1日、合併して「庄内町」が誕生する。内陸部を中心に各地で合併協議が頓挫した県内では、「平成の大合併」の第1号になる。庄内町の人口は約2万5千人で、町としては高畠町(約2万7千人)に次ぐ規模。多くの自治体が合併を見送ったなか、同町の今後に注目が集まりそうだ。

 庄内町長選は7月26日告示、31日投開票の予定だ。3月議会で原田真樹・余目町長(52)が立候補を表明した。原田氏以外に立候補の動きはなく、無投票の公算が大きい。

 原田氏は29日の記者会見で「日本一住みやすく住み続けたい町を目指したい」と話した。新町長就任までの間は清野義勝・立川町長が新町の町長職務執行者を務める。

 議員は在任特例を適用、合併後1年間、現在の余目町議20人と立川町議16人の計36人がそのまま新町議を務め、1年後に定数20で選挙を行う。

 庄内町役場は現・余目町役場で、現・立川町役場は立川支所となる。組織は2町で19あった課を13課(議会事務局や教委も含む)に縮小する。財政面では、約300人いる職員は採用抑制などで10年後に約50人減らし、特別職や議員も含め約3億3千万円分の人件費を削減する予定。一方、合併特例債などを活用し、合併後10年間は毎年度10億円前後の投資的経費を見込む。

 2町は30日夕方、それぞれ閉庁式を開き、50年間の両町の歴史を閉じる。開庁式は7月1日午前7時半から新町役場で。同日早朝には旧2町の職員6人が新町旗などを手に月山山頂に登り、開山祭に参加。新町の安全と発展を祈願する。

 合併をめぐって、2町は当初、鶴岡市などの「庄内南部」と酒田市などの「庄内北部」の二つの枠組みによる任意合併協議会に参加した。しかし、鶴岡とは歴史的なつながりが深い一方、酒田とはごみや消防などの広域行政や経済的な関係も強く、いずれかを選べば不具合が生じるとして、合併の前提となる法定協議会への移行を前に双方から離脱。2町で合併を目指すことになった。

 港町・酒田と城下町・鶴岡の長年にわたる主導権争いで発展を遂げてきた庄内では、市町村合併で10月に新「鶴岡市」、11月に新「酒田市」が発足、現在の14市町村から2市3町に再編される。
(6/30)

1921とはずがたり:2005/07/05(火) 04:45:38
<関東・東京>相模原

選挙:藤野町長選 合併是非、決着へ 新人、町二分−−あす告示 /神奈川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050704-00000162-mailo-l14

 ◇一騎打ちの激戦か
 任期満了に伴う藤野町長選は5日告示、10日投開票される。相模原市との合併を争点に賛否両派が激突し、結果で合併の是非に決着がつく。町の将来を方向付ける審判の場として町を二分しての激戦模様だ。
 立候補を予定しているのは元町議の鈴木謙仁氏(56)と、元町企画課長の中村賢一氏(53)の無所属2新人。鈴木氏は合併推進を、中村氏は単独での町政継続を公約に掲げる。
 合併問題で町は大きく揺れ動いてきた。03年7月、津久井郡4町(藤野、津久井、城山、相模湖)で相模原市に合併を申し入れた。だが、町議会は03年暮れに合併協議に反対。住民の直接請求による昨年6月の住民投票では賛成が多かった。倉田知昭町長(77)は「民意尊重」と改めて合併協議を要請。07年度中の合併が方向付けられた。
 相模原市との生活圏の違いからくる戸惑いと古里への強い愛着心、将来生活への不安に揺らぐ住民の心情を映し出しての二転三転だった。鈴木氏はもともと合併に慎重だったが、立場を変えて引退する倉田町長の後継に名乗りを上げた。中村氏は企画課長として、町単独でやっていけるとの自立ビジョンを作成。町が合併の方向に傾く中、昨年3月に勇退した。
 中村氏が勝てば、相模原市との合併は破たんする。鈴木氏が勝てば、とりあえず合併に向かう。しかし、町議会で合併反対派が多数を占めるため、土壇場で否決される公算が大きい。選挙結果は、合併に反対して小林正明町長が「自立宣言」をした城山町にも大きな影響を与えるとみられる。
 町議補選(改選数1)も同時に告示される。開票は10日午後9時10分から町役場であり、同11時過ぎに大勢判明の見込み。6月2日現在の有権者数は8536人(男4274人、女4262人)。[高橋和夫]

7月4日朝刊
(毎日新聞) - 7月4日16時31分更新

1922とはずがたり:2005/07/06(水) 19:34:00
<長野県>松本地域

とは総研では太田氏を推薦します。沼田市・愛西市と並んで不格好な松本市の形が解消されるチャンスである。出来れば朝日村,山形村も続いて欲しい。

選挙:波田町長選/波田町議補選 2新人の一騎打ち 合併問題を最大争点に /長野
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050706-00000037-mailo-l20

 ◇町議補選には2人
 任期満了に伴う波田町長選と町議補選(改選数1)は5日、告示された。町長選には、いずれも無所属新人の前町中央公民館長、波多腰英文氏(61)と、前町議の太田典男氏(61)の2人が立候補を届け出た。周辺市町村との合併について波多腰氏は当面の自立堅持を、太田氏は自立方針の再検討を表明しており、合併問題が最大の争点になりそうだ。
 同町は昨年実施の住民投票で、松本市など周辺市町村との合併反対が賛成票をきん差で上回った経緯がある。波多腰氏は「住民投票の結果を尊重すべきだ」と主張。住民負担が目立つ自立計画の再検討を挙げ、町長の報酬削減などを訴える。太田氏は「負担増の自立より合併を望む声が大きくなった」とし、厳しい財政状況の情報公開と合併研究の推進を掲げる。
 町議補選には、共産元職と無所属新人の2人が立候補した。投開票は10日。4日現在の有権者数は1万1886人(男5723人、女6163人)。[反橋希美]
 ◇波田町長選立候補者(届け出順)
 波多腰英文(はたこし・ひでふみ) 61 無新
[元]町中央公民館長[歴]大学講師▽会社員▽工学院大
 太田典男(おおた・のりお) 61 無新
農業▽町農業委員[歴]農協部会長▽町議▽松本深志高
 ◇波田町議補選立候補者(改選数1―2、届け出順)
草間敏雄 63 [元]会社員 共元
百瀬禎省 69 [元]教員  無新

7月6日朝刊
(毎日新聞) - 7月6日16時46分更新

(新)松本市 2005年04月01日 編入
松本市●, 東筑摩郡 四賀村●, 南安曇郡 奈川村●, 安曇村●, 梓川村●

安曇野市 2005.10.1新設/市制
東筑摩郡 明科町☆,南安曇郡 豊科町☆,穂高町☆,三郷村☆,堀金村☆

2002/3/29四賀村●が松本市に合併協議を申入れ
2002/4/23奈川村●,安曇村●,梓川村●は南安曇郡豊科町☆,穂高町☆,三郷村☆,堀金村☆と7町村で研究会「南安曇郡町村会合併研究会」設置
2002/5/25松本市●,四賀村●の2市村で任意協議会「松本市・四賀村任意合併協議会」設置
2002/7/5・2003/1/9松本市●が波田町,山形村,奈川村●,安曇村●,梓川村●に合併協議を申入れ
2/17松本市●が三郷村☆に合併協議を申入れ
2003/4/15松本市●,奈川村●,安曇村●,梓川村●,波田町の5市町村で研究会設置
2003/7/1松本市●,四賀村●の2市村で法定協議会「松本市・四賀村」設置
2003/7/25四賀村を除く5市町村で任意協議会設置
7/30三郷村☆が松本市からの合併協議の申入れを拒否
 合併の是非を問う住民投票の結果(梓川村は住民アンケート)
2004/6/27波田町:「賛成(46.3%)」「反対(53.7%)」
6/28波田町が合併協議から離脱を表明
6月梓川村:「賛成(44.9%)」「反対(43%)」
7/11奈川村:「賛成(67.1%)」「反対(32.9%)」
7/13波田町が合併協議から離脱
 東筑摩郡波田町,朝日村,山形村は単独村制継続へ
2004/10/4四賀村を除く4市村で法定協議会「松本西部(4市村)」設置
新市名:松本市(まつもとし)
 市役所:松本市役所
2004/10/25合併協定調印式:2協議会とも
2004/10/28合併関連議案を5市村が可決
2004/12/22合併関連議案を長野県議会が可決
2005/1/24官報告示
2005/4/1合併

1923とはずがたり:2005/07/06(水) 19:42:13
<近畿>京都府

園部への1極集中を避けるために良い知恵だと思います。

「南丹市社協」本所は日吉町に 会長は麻田・八木町社協会長
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050706-00000043-kyt-l26

 京都府の園部、八木、日吉、美山の4町の合併に伴い、2006年1月4日に「南丹市社会福祉協議会」を発足させる4町の社会福祉協議会は6日、園部町上本町の町中央公民館で開いた第5回合併協議会で、合併後の本所を日吉町に置くほか、南丹市社協の会長に麻田勝司・八木町社協会長(67)を選ぶことなどを承認した。同合併協は、8日に八木町で合併契約書の調印式を行う。
 協議会には、定数20人のうち、17人が出席した。6月の第3回協議会で意見がまとまらず、4町社協の会長協議に一任されていた本所所在地について、麻田合併協会長が日吉町社協を南丹市社協の本所とする案を提示。出席者全員の賛成で承認した。
 日吉町に置く理由として麻田会長は、「南丹市の中心に位置し、JR日吉駅からも近い。合併を機に空室ができる隣の町庁舎が活用できる」としている。
 また、南丹市社協の副会長には、園部町社協の中川圭一会長(62)、日吉町社協の湯浅満男会長(70)、美山町社協の山内三郎会長(74)の3人を選んだ。
(京都新聞) - 7月6日19時12分更新

1924とはずがたり:2005/07/06(水) 21:08:33
<九州・沖縄>宮崎県南那珂地方

一貫して住民の多数派は合併推進派である。独立に固執する議員町長くびにして合併ごり押ししましょうや。
町長を推進派にすげ替える。合併反対派の町議を全員首にして補選で推進派を当選させる。

北郷町長は自立派・住民投票で法定協設置を決定 >>825
北郷町が議案否決>>1689
住民投票で合併賛成が上回ったのを受けての提案だったが、住民投票を覆す結果となった。
県南の合併、崩壊 北郷町の推進派住民、リコールの動き>>1787
町長の解職請求へ 北郷町>>1788
揺れる北郷町 合併破たん→リコール合戦>>1857-1858

北郷町:町長が辞職へ 申し出書を議長に提出−−議会解散が焦点に /宮崎
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050706-00000140-mailo-l45

 日南市との合併破たん後、14人の議員全員と共に8月21日に解職投票が予定されている北郷町の植野章一町長(73)が5日、今月31日付で辞職する申し出書を鬼束暢議長(65)に提出した。次の出直し町長選挙に出るかどうかについては「コメントを避けたい」と発言した。
 植野町長は6月22日の議会で、自分の辞職と引き換えに議会解散を求めており、7日に開かれる臨時議会で合併反対派議員が用意している議会解散決議案の行方に焦点が移った。歴代議長経験者ら4人は5日、連名で議会解散要求書を鬼束議長に提出した。
 植野町長は記者会見で「今回の一連の問題で、町民の間に恨みや憎しみを招いた。これ以上町政を混乱させてはならないと考え、辞職を決断した」と話した。
 植野町長は22日の一般質問で「(解職投票の)金も1300万円いる。この出費を避けるためにも、私も辞めます。みなさんも辞めましょうや。リコールによるのではなく、選挙による洗礼を受けるよう高度な判断をお願いしたい」と答弁していた。[甲斐喜雄]
7月6日朝刊
(毎日新聞) - 7月6日17時51分更新

1925とはずがたり:2005/07/10(日) 21:11:38
<東北・北海道>岩手県

市町村合併:地域自治区長は助役程度の権限 一関市準備会、区の在り方検討 /岩手
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050709-00000050-mailo-l03
 9月20日に合併を目指す両磐7市町村の首長で構成する一関市合併準備会が8日、同市役所で開かれた。同市以外の6町村に設置する地域自治区の在り方について話し合われ、特別職となる区長の権限などが決まった。
 区長は常勤で任期2年。当該自治区にかかわるものに限り、助役の専決権と同程度の権限が与えられる。議会には出席しない。ほかに当該自治区にかかわる事務長(部長級)を置くことも決まった。[天野典文]
7月9日朝刊
(毎日新聞) - 7月9日16時6分更新

1926とはずがたり:2005/07/10(日) 21:32:32
<北関東>
頑張れ良識ある桐生合併推進町民!
近藤大間々町長のコメントは滅茶苦茶だ。有権者の1/3もの人が反対してるのに殆ど賛成と言い切るセンスも怖いが,そもそも全国の良識ある市町村合併ファンがみどり市に深刻な懸念を表明してるんだYO!

市町村合併:大間々町「桐生合併を実現する会」、解職請求署名で町長に抗議文 /群馬
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050708-00000000-mailo-l10

 桐生市との合併を求める大間々町の住民団体「桐生合併を実現する会」の藤澤敏孝会長は7日、近藤昭次町長あての抗議文を同町に提出した。近藤町長が一部報道機関に「自分で解職請求署名簿を閲覧し、署名した本人に(連絡を取って)確かめたい」などと述べた▽町議を含む町長の後援会員らが縦覧書類の署名者欄などをメモして電話をしている――として、「民主主義を冒とくする」という内容。
 これに対し近藤町長は「(みどり市合併構想に)ほとんどの住民は反対しているとは考えない。民主的に議会で最終的に決めたのは2町1村合併だ。反対しているのは(有権者数の)3分の1に過ぎない。暴挙に出ているのは向こう(実現する会)」などとコメントした。[塚本英夫]
7月8日朝刊
(毎日新聞) - 7月8日16時20分更新

1927とはずがたり:2005/07/10(日) 23:39:16
<関東・東京>
あとは議会をどうやって叩きつぶすか,だが。

神奈川県藤野町長選、合併推進派の鈴木氏が初当選
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050710-00000114-yom-pol

 神奈川県藤野町の町長選と町議補選(欠員1)は10日、投開票が行われた。いずれも同県相模原市との合併の是非が争点となったが、新人同士の一騎打ちとなった町長選では、合併推進派の前町議、鈴木謙仁氏(56)(無所属)が、合併反対派の前町企画課長、中村賢一氏(53)(同)を破り、初当選した。

 同町議会は合併反対・慎重派が過半数を占めているが、推進派の鈴木氏が当選したことで、2007年3月を目標とした合併協議は当面続く見通しとなった。

 町長選の投票率は78・48%(前回74・31%)。
(読売新聞) - 7月10日22時56分更新

1928とはずがたり:2005/07/16(土) 02:12:07
<中国・四国>
ここは由岐・日和佐・牟岐町で,美海町を形成しようとしたが役所の課の配置で揉めに揉めて結局合併議案を由岐・日和佐が否決し協議破談。この二町で美波町で合意,合併関連議案を徳島県議会が可決しあとは総務省の官報告示を待つばかり。

阿波再編 日和佐町長リコールへ
http://mytown.asahi.com/tokushima/news02.asp?kiji=5093

 由岐町との2町合併を巡って、近藤和義町長のリコール(解職請求)運動を展開している「日和佐町を良くする会」(村上茂樹代表)は14日、リコールのために集めた1738人の署名簿を町選管に提出した。署名した住民が外部に知れないよう、情報漏れに注意し、公正な審査と厳重な取り扱いするよう求めた申入書も手渡した。

 同会は6月10日から7月10日までの署名運動で、リコールに必要な有権者の3分の1(1573人)を上回る署名を集めた。村上代表は「日和佐の町名を残したいという住民の思い、現町政に対する不満などがこの署名に結集した。新しい町長誕生までこの運動を続ける」と話した。

 町選管によると、署名簿は20日以内に審査し、7日間の縦覧を経て、有効署名が確定すれば、「良くする会」がリコールを本請求する。それから60日以内に住民投票を実施し、賛成が過半数になれば町長は失職する。
(7/15)

1929とはずがたり:2005/07/16(土) 14:08:19
<九州・沖縄>北九州地域

市民が望みながらも自分らの首が飛ぶ北九州市との合併を潰して置いて何をいっとるんか,中間市議どもは。

要項配布後に採用中止 中間市 「財政難」市議指摘受け
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050716-00000072-nnp-kyu

 福岡県中間市が本年度に予定していた職員採用を、消防職二人を除いて急きょ中止したことが十六日、分かった。八日から募集要項の配布を始めていたが、十三日に市議から「財政難なのに現時点で必要ない」と指摘され、中止を決定。市のホームページで訂正し、既に要項を配布した大学や専門学校などに、おわびの文書を送った。

 同市によると、本年度は一般事務職五人、土木技術職二人、消防職二人の計九人を採用するとして、要項の配布を開始。十日発行の市広報に概要を掲載し、八月八日に受け付けを開始する予定だった。しかし、七月十三日に開かれた市と保守系市議の懇談会で、議員側から「(二十二日に就任する)新市長を中心に行財政改革の基本路線を定めてから、採用を検討するべきだ」「いかに人件費を削減するかが重要で、採用が数年間なくても影響はない」と中止を求める声が出たという。

 同市によると、職員採用は近年、隔年で実施。一般事務職は本年度以降の十年間で約百九十人が退職する見込みで、今回の採用について「定期的に採用していかねば年齢構成が極端になり問題が出る」と説明していた。
(西日本新聞) - 7月16日13時41分更新

1930とはずがたり:2005/07/16(土) 14:50:08
おい,これは大問題だぞ。寧ろ合併で公文書を管理する余裕が出てこないと駄目だ。

「平成の大合併」余波、貴重な地方公文書が散逸の危機
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050716-00000105-yom-pol

 地域の歴史や住民の生活を中央の文書以上に生々しく残している地方の公文書が、「平成の大合併」などの影響で散逸したり、廃棄されたりする懸念が広がっている。

 国立公文書館(菊池光興館長)が実施した調査で、すでに廃棄事例が明らかになっており、同館では貴重な記録の保存徹底を全国の市町村に呼びかけている。

 公文書館法は、公文書の保存や利用に関し、地方自治体に適切な措置を講じる責任があると定めている。地方の公文書には、江戸時代に三宅島に島流しにあった罪人の名簿(東京都公文書館)や、戦時中に受け入れた学童疎開の記録(長野県松本市文書館)など、歴史的価値の高い資料も多いためだ。

 ところが、国立公文書館が今年5月、1999年4月から2005年1月までの合併で誕生した135の市町を対象にアンケートを実施したところ、回答を寄せた110自治体のうち約半数の56自治体が合併時に公文書の一部を廃棄していた。廃棄された文書の詳細は調べていないが、このうち3自治体は「担当者の判断で廃棄した」と説明しているという。

 自治体の保存意識の薄さに危機感を強めた国立公文書館は「合併市町村では合併事務が膨大で、公文書保存まで気が回らないケースもある」と見て、全国公文書館長会議などを通じて市町村に保存を働きかけるよう促している。また、総務省に対しても、「合併市町村で保存の取り組みが十分でない。適切な措置を要請する」とする文書を送付した。同省もこれを受けて全都道府県に通知を出し、市町村に公文書保存を呼びかけるよう求めている。「平成の大合併」で、市町村数は06年3月末には1822となり、今年度だけでも600近く減ることになる。
(読売新聞) - 7月16日14時38分更新

1932とはずがたり:2005/07/17(日) 09:14:13
<九州・沖縄>宮崎県南那珂地方
>>1924続き

選挙:北郷町長選 倉岡町議が出馬へ /宮崎
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050716-00000292-mailo-l45
 北郷町の植野章一町長(73)の辞職に伴う出直し町長選(8月21日投票)に、合併推進派の倉岡清美町議(67)が15日、立候補する意向を表明した。
 倉岡議員は12日に開かれた合併推進派の住民集会で出馬を要請され、15日までに出馬の意向を固めた。19日に辞表を議長に出す。99年3月に町職員を定年退職、同4月の町議選に出馬して初当選。現在2期目。
 植野町長は5日に辞表(31日付)を提出しているが、出直し選に出馬するかどうかはコメントを避けている。
7月16日朝刊
(毎日新聞) - 7月16日17時50分更新

1933とはずがたり:2005/07/19(火) 21:11:57
<東北・北海道>宮城県

築館が栗原市の中心なんだな。。他の町には図書館もなかったのか・・。
合併して図書館が幅広く使われるようになったら素晴らしいことだ。司書ぐらい増員せよ!

栗原市図書館 増職員足りぬ 合併効果で課題浮上
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050719-00000001-khk-toh

 10町村の合併で4月に宮城県栗原市が誕生し、旧築館町立図書館から移行した栗原市立図書館で、本の貸し出し人数や登録者数が急増している。利用者が市全体に広がったのが理由。ただ、利用者が増えたとはいえ、正職員司書はたった1人しかいないなど、市立図書館が抱える課題は多い。

 栗原市立図書館の蔵書は約8万冊。合併前の築館町立図書館では、築館町民か、町内に通学・通勤する人しか本を借りられなかったが、合併後は、栗原市民に対象が広がった。

 本を借りる際の利用登録者に登録した人は、04年度は年間668人だったのが、本年度は6月末まで1126人に増加。3カ月間で既に前年度の1.7倍に達した。

 貸し出し人数も6月末までに9213人で、前年同時期に比べ約2倍に上る。市立図書館は「築館地区以外の利用者が増えたため」という。貸し出した約3万3000冊余りのうち築館地区の市民は約56%、そのほかが40%以上を占めた。

 利用者が増える一方で、課題に上っているのが人手不足だ。正職員は館長を含め5人(うち司書は1人)で、ほかに嘱託職員司書が2人。本の発注など正職員司書が1人でこなす作業が多く、担当者は「1人では仕事が回らない」と話す。

 また、築館地区以外でのサービス充実も欠かせない。栗原市は人口8万2000人余り、面積は仙台市より広く県内最大だが、図書館は築館地区の市立図書館だけ。旧町村の公民館などに図書室があるものの、貸し出し冊数は人口1人当たり年間1冊にも満たない所が大部分で、機能していないのが実情だという。

 市民からは「市立図書館に遠い人が検索や照会、予約などをできるように、それぞれの図書室と図書館をネットワークで結ぶなどのシステムを作ってほしい」との声が出ている。

(河北新報) - 7月19日7時5分更新

1934とはずがたり:2005/07/19(火) 21:19:33
<北関東>群馬県

頑張れ,合併推進派!!多数の町民の切実な思いを踏みにじる町長のリコールが是非とも必要だな。

市町村合併:住民投票条例案が再議で否決、廃案に−−榛名町議会 /群馬
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050716-00000049-mailo-l10

 ◇高崎市との合併問う条例案、廃案に
 榛名町議会は15日、11日の臨時議会で可決した議員提案による高崎市と合併について町民の意思を問う住民投票条例案を一転、賛成少数で否決し、廃案とした。
 同案の可決には、石井清一町長から再度の異議を申し立てる再議書が提出されたことで、出席議員の3分の2の賛成が必要だった。議会構成は合併推進の議員10人、自立派議員7人で、可決には12人以上の賛成を必要とした。無記名投票の結果、これまで通り賛成10、反対7で、賛成が12に達せず否決された。
 町長の解職請求(リコール)運動を開始した「榛名の将来を考える会」代表者の1人、嶋方菊司さん(76)は「否決は何とも残念。大多数の町民の意思は合併にあり、粛々とリコール運動に突き進んでいく」と話した。[深谷徹夫]
7月16日朝刊
(毎日新聞) - 7月16日16時21分更新

榛名町:石井町長、解職請求へ 代表者証明書の交付申請−−「考える会」 /群馬
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050715-00000140-mailo-l10

 高崎市との合併をめぐって混迷が続く榛名町で、住民グループ「榛名の将来を考える会」(富沢素行会長)は14日、石井清一町長を解職請求するため、町選管に代表者証明書の交付申請をした。証明書の交付後は、本請求に必要な有権者の3分の1(6026人)以上の署名活動に入る。同会は「解職請求は町政策の方向転換ができる最後のチャンス」と訴える。
 請求は「石井町長は住民の直接請求による住民条例制定を再議の拒否権で廃案とした。直接請求による有効署名9402人の声を無視した拒否権の行使は、民意を踏みにじる暴挙。議会の議決や町民の意思を無視する町長に町政を委ねることはできない」としている。
 町議会は、議員提案による高崎市との合併を問う住民投票条例案を賛成多数で可決したが、石井町長から再度の議決を求める再議書が提出され、15日の臨時議会で審議する。その前日の解職請求代表者証明書の交付申請について同会は「15日の議会で町長をはじめ、議員の決意を確認するため」といい、議決を見守る方針だ。
 石井町長は「町50年の歴史で初の解職請求だが、再議は首長に認められる制度。昨年の住民投票結果を尊重するが、自分の思いが届かず再度の住民投票を求める住民との見解の相違と思う」と話した。[深谷徹夫]
7月15日朝刊
(毎日新聞) - 7月15日16時21分更新

1935とはずがたり:2005/07/22(金) 19:08:55
<九州・沖縄>

合併反対派がリコールされたんなら補選で合併反対派勢力が激減することは確実。
議会解散はいらないんちゃうかなぁ。

かごしまの合併:上屋久町、議会解散の是非問う住民投票へ /鹿児島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050722-00000243-mailo-l46

 ◇有効署名数1/3超える
 上屋久町の合併不成立をめぐる混乱に対し、町民が町議会解散を求めた住民投票請求で、同町選挙管理委員会は21日、臨時委員会で有効署名数が有権者の3分の1を超していることを確認した。議会解散の是非を問う住民投票は8月中に告示され、9月にも実施される見通し。
 同町では、合併反対派町議8人の解職(リコール)を問う住民投票も実施が決まっていたが、8人はそれぞれ辞職したため、実施されない。一方、辞職に伴う町議補選(改選数8)は8月16日告示、21日投票の予定。議会解散の是非を問う住民投票はこの補選後になる見通しで、解散の民意が示されれば、次は出直し町議選。合併不成立の責任をめぐる“選挙”が続くことになる。
 選管によると、議会解散の是非を問う住民投票請求の署名は1日に2442人分が提出され、うち2191人分が有効だった。6月1日現在の有権者数は5614人。22日から28日まで、署名簿を一般に公開する縦覧手続きをした後、署名提出者が住民投票を本請求する。[神崎真一]

7月22日朝刊
(毎日新聞) - 7月22日17時51分更新

1936とはずがたり:2005/07/23(土) 02:58:47
松戸も尼も面積用件で合併を促進することは出来なかったか。。けど中核市は認めたげるわけね〜

中核市指定の面積要件廃止へ 地制調委員会
http://www.asahi.com/politics/update/0722/010.html
2005年07月22日22時07分

 政府の地方制度調査会の専門小委員会は22日、中核市に指定するための面積要件を廃止し、人口が30万人以上ならば指定できるとする方向で合意した。総務省は来年の通常国会にも地方自治法の改正案を提出する。

 中核市は95年に初めて指定され、保健所設置の権限などが県から移される。現在の指定要件は(1)人口30万人以上(2)人口50万人未満の場合は、100平方キロメートル以上の面積が必要、とされていた。

 総務省によると、人口30万人以上50万人未満で、面積100平方キロメートル未満の市は「平成の大合併」が一段落する来年3月末の時点で、兵庫県尼崎市、千葉県松戸市など13市の見通し。

1937とはずがたり:2005/07/28(木) 21:53:00
<山梨県>
おほっ,ここも発動か!?
奈良県:>>1479 >>1913-1914
静岡県(由比):>>1820
宮崎県(日南):>>1789

市町村合併:新法に対応、県が推進審発足 「1万人未満」対象に枠組み提示へ /山梨
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050728-00000049-mailo-l19

 ◇来月、自治体意向調査を実施
 県の積極的関与を促す新合併特例法(合併新法)施行に伴い、県市町村合併推進審議会(会長・北大路信郷明大大学院教授)が27日発足し、合併の予定がない人口1万人未満の10町村を主な対象に、合併の枠組みを示した「構想」を策定する方針を決めた。今年度末までに廃止される11町村を除く27市町村に合併の必要性や望ましい相手を尋ねるアンケートを8月に行い、各自治体の意向も構想に反映させる。
 国が示した市町村合併についての指針では、合併の必要がある市町村として「おおむね1万人未満」など3パターンが示され、都道府県に対しては可能な限り今年度中に構想を作るよう求めている。県内で人口1万人未満の町村(00年国勢調査)は▽忍野村▽山中湖村▽西桂町▽鰍沢町▽鳴沢村▽道志村▽早川町▽小菅村▽丹波山村▽芦川村。
 審議会では、県内の自治体数が「平成の大合併」前の64から29に減る06年3月時点でも、県内1自治体当たりの人口は約3万人と全国で3番目に少なく、規模拡大を求める国の意向を満たさないと報告された。1万人未満の10町村については▽高齢化率が高く過疎化が進む▽交付税に依存し財政が厳しい▽住民サービスの充実に向けた専門職員を配置できない――などの課題が示され、合併を推進する必要があるとの見解で一致した。
 8月の調査は、10町村を含む未合併の16自治体に加え、既に合併した11自治体も対象にする。
 審議会は年内にも答申をまとめ、県が年度内に構想を策定する。山本栄彦知事は構想で示された自治体に対して合併協議会の設置を勧告することができる。[藤沢宏幸]
7月28日朝刊
(毎日新聞) - 7月28日16時46分更新

1938とはずがたり:2005/07/28(木) 21:55:06
<山梨県>>>1937-1938
現況(M.K.の塗り絵さんより)
http://www.tctv.ne.jp/mkim/geography/image/YAMANASHI.GIF

町村名(所属郡名)→希望合併先・交渉破綻枠組み等
▽忍野村(南都留郡)▽山中湖村(南都留郡)→富士吉田市
●富士吉田市,西桂町,忍野村,山中湖村,鳴沢村,上九一色村と河口湖町, 勝山村, 足和田村3町村の計9市町村で研究会「富士北麓市町村合併研究会」設置→3町村のみ合併
▽西桂町(南都留郡)→富士吉田市or都留市
●富士吉田市,西桂町,忍野村,山中湖村,鳴沢村,上九一色村と河口湖町, 勝山村, 足和田村3町村の計9市町村で研究会「富士北麓市町村合併研究会」設置→3町村のみ合併
●都留市 南都留郡 西桂町 道志村 秋山村で合併協議→破談。秋山村は上野原町と合併へ。
▽鰍沢町(南巨摩郡)→増穂町(→南アルプス市)
[増穂町市町村合併推進課]
http://www.town.masuho.yamanashi.jp/kakuka/gappei/gappei(hikaku).htm
●西八代郡 市川大門町,六郷町,南巨摩郡 鰍沢町,(三珠町,増穂町)→破談→市川大門町,六郷町,三珠町は3町で合併へ
●増穂町は南アルプス市との合併を検討へ,南アルプス市は難色を示す。
●六郷町,鰍沢町は2町での合併を検討へ→2町を結ぶ道路がないため事実上の飛び地→合併を断念
●鰍沢町が増穂町に合併協議を申入れ,増穂町は南アルプスとの合併を望み申入れを拒否→増穂町,鰍沢町で2町での法定協議会設置を求める住民発議(同一請求),2町が可決,法定協議会を設置(設置日調整中)
▽鳴沢村(南都留郡)→富士河口湖町or富士吉田市
▽道志村(南都留郡)→都留市or横浜市
●2001〜2003頃:神奈川県横浜市の水道水源地として関わりが深い道志村では,横浜市との越県合併を求める声あり。横浜市は越県飛び地合併は困難としてそれ以上の進展はせず。
●都留市と合併協議:2市村を結ぶトンネル建設を要望→建設は困難→道志村が法定協設置を拒否。
●2005/2/20道志村の都留市との合併の是非を問う住民投票の結果「賛成(52%)→全投票資格者の41.9%」「反対(48%)」(村条例に規定された「投票資格者の過半数」に賛成票が達せず反対多数との扱いに)
▽早川町(南巨摩郡)→身延町
●西八代郡六郷町,南巨摩郡早川町と西八代郡 下部町, 南巨摩郡 中富町, 身延町の3町の計5町で研究会「峡南中部5町合併研究会」設置→3町で合併。三珠町は市川大門と合併へ。
▽小菅村(北都留郡)▽丹波山村(北都留郡)→大月市or青梅市
●大月市, 都留市 北都留郡 上野原町 小菅村, 丹波山村 南都留郡 道志村 秋山村で広域圏の将来に関する調査研究会
●小菅村,丹波山村の合併に関する住民アンケートの結果,東京都青梅市や奥多摩町との越県合併を望む意見が,小菅村で約6割,丹波山村で約8割
▽芦川村(東八代郡)→笛吹市or甲府市
●甲府市, 東八代郡 中道町,芦川村,西八代郡 上九一色村(北部)→中道町,芦川村は笛吹市との合併を望んで破談。→笛吹市は特例法内での中道町,芦川村との合併に慎重→結局甲府市,東八代郡中道町,西八代郡上九一色村(北部)は合併
●芦川村は尚も笛吹市との合併を希望

これで昭和町以外は全部合併を経験することになる。そして町域として残るのは昭和・市川三郷・富士河口湖(富士河口湖22.5+上九一色(南部)1.6+鳴沢3.1でも3万行かず)・身延・南部・増穂1.3+鰍沢0.4。

1939とはずがたり:2005/07/30(土) 04:20:14
<北関東>茨城県

=筑波郡西部・結城郡=
●水海道市・筑波郡
2004/3/1水海道市と3市町村で準備会設置
2004/4/153市町村で法定協議会「水海道市・伊奈町・谷和原村合併協議会」設置
2005/1/17水海道市が合併協議から離脱を表明(水海道市は執行部、議会ともに、当分の間は従来の施設の有効活用が妥当であろうと、水海道市の市庁舎 を本庁舎として使用するのが良いのではないかと主張して来ました。しかし、伊奈町、谷和原村では、新庁舎 はあくまで谷和原村に建設、また、新庁舎建設までの暫定期間も水海道市庁舎を本庁舎にすることを認めず、 谷和原村役場の本庁舎決定(12月27日の法定協)となった訳であります。http://www1.ocn.ne.jp/~akita-hp/Aisatu/Aisatu.htm)
●下妻市・結城郡
2001/4/13千代川村は結城郡八千代町,石下町と3町村で研究会「結城郡町村会合併問題研究会」設置
2003/8/12八千代町,石下町と4市町村で任意協議会設置
2003/9/124市町村で法定協議会設置
2004/12/314市町村での法定協議会を解散(「下妻」の名を残すかどうかで折り合えず)


■下妻市, 結城郡 千代川村
2005/1/182市村で法定協議会設置
新市役所:現・下妻市議会(新庁舎設置までの間)
新庁舎:合併後3年以内をめどに現・下妻地方広域事務組合所有地周辺(千代川村)に設置(着工)へ
■常総市
2005/1/24水海道市, 結城郡 石下町2市町で法定協議会設置
 合併方式:水海道市に編入
 新市名:常総市(じょうそうし)
 新市役所:現・水海道市役所
■つくばみらい市
2005/2/7筑波郡 伊奈町,谷和原村2町村で法定協議会設置
つくばみらい市→恐ろしい名前だ・・。

1940とはずがたり:2005/08/02(火) 03:52:35

<北関東>茨城県
統一地方選と市町村合併

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1080148012/105n-106

●水戸市 編入2005.2.1 水戸市, 東茨城郡 内原町→茨城町との合併推進も。またひたちなか等70万人都市構想も
●城里町 新設2005.2.1 東茨城郡 常北町, 桂村, 西茨城郡 七会村 新町は東茨城郡所属←七会村では笠間市との合併を主張する動きも。更に将来は水戸との合併も。
●那珂市 編入/市制2005.1.21 那珂郡 那珂町, 瓜連町
●常陸太田市 編入2004.12.1 常陸太田市, 久慈郡 金砂郷町, 水府村, 里美村
●常陸大宮市 編入/改称/市制2004.10.16 東茨城郡 御前山村, 那珂郡 大宮町, 山方町, 美和村, 緒川村 ←太子町は単独。山方町で太子町との合併を模索する動きも
●笠間市 新設2006.3.19 笠間市, 西茨城郡 友部町,岩間町
●土浦市 編入2006.2.20 土浦市, 新治郡 新治村
●かすみがうら市 新設/市制2005.3.28 新治郡 霞ヶ浦町, 千代田町
●稲敷市 新設/市制2005.3.22 稲敷郡 江戸崎町, 新利根町, 桜川村, 東町←美浦村が合併協議から離脱

1941とはずがたり:2005/08/02(火) 07:52:59

<長崎県宇久町議会>町長の給与を99%カット 3カ月
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050802-00000008-mai-soci&amp;kz=soci

 長崎県宇久町議会は1日、田中稔町長の給与を99%カットする条例改正案を全会一致で可決した。町長の給与72万5200円が今月から3カ月間、月額7252円になる。固定資産税の徴収ミスが発覚しており、議案は田中町長自ら「固定資産税の過剰徴収の責任を取るため」に発案。県民税・町民税(月額5万円)と町職員共済組合の負担金(同1万円)の計6万円を納めるとマイナスになってしまうが、町長は議会で「貯蓄を取り崩して生活していく」と決意を語った。 
 同町では先月、97〜05年度に町内の家屋約3000棟のうち少なくとも2850棟で、算定ミスに気付かず固定資産税を取りすぎていたことが発覚。還付額は算定中だが「億に及ぶ可能性がある」(田中町長)といい「町民に申し訳ない。自分たちの身を切って還付金の原資にしたい」と給与カットに踏み切った。地方自治法の規定では首長給与の100%カットはできないため、町長は72万5200円の月給を99%カットする。
 また、同日の町議会では今月から助役30%、収入役20%(ともに3カ月)、町議10%(6カ月)の減給も可決。更に課長級職員の給与の10%自主返納(2カ月)も申し合わせた。しかし、ねん出できるのは約550万円で、還付総額には大幅に足りない見通しだ。 離島の宇久町は、来年4月1日に約60キロ離れた同県佐世保市と合併する。総務相の告示も済んでいるが、佐世保市議会には「だまされた。合併に伴う条例改正案を否決すべきだ」という声も出ている。[倉岡一樹、川名壮志]
(毎日新聞) - 8月2日1時14分更新

1942とはずがたり:2005/08/02(火) 21:25:18

<中国・四国>

宇和島は9万都市か〜。この辺としては結構でかくなるな。今治も11万人都市から合併で18万都市へ。松山も人口47万から50万都市へ。結構愛媛県は人がいるね〜。人口が少ないイメージの松江はどんな感じになったんだろ・・。
仁淀川町はもう一段の合併が避けられませんな。

市町村合併:新「宇和島市」スタート 市役所で開庁式 /愛媛
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050802-00000167-mailo-l38

 ◇旧4市町首長職員ら200人出席
 宇和島市と吉田町、三間町、津島町の4市町が合併して新「宇和島市」が1日、誕生した。午前8時から新宇和島市役所玄関で行われた開庁式には、旧4市町の首長や職員ら約200人が出席。市長職務執行者の太宰仁三・旧三間町長が「南予の中核都市づくりを目指し、更なる発展を」と式辞を述べた。新しい市旗が掲げられ、旧首長らがテープカットして新市の発足を祝った。
 新宇和島市は約469平方キロ、人口が県内6番目の約9万2000人。本庁のほか旧3町にそれぞれ支所を置く。[川上展弘]
8月2日朝刊
(毎日新聞) - 8月2日17時31分更新

市町村合併:「仁淀川町」が誕生 職員ら100人、新町の門出祝う /高知
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050802-00000187-mailo-l39

 池川町と吾川、仁淀両村が合併した「仁淀川町」が1日、誕生した。開庁式が午前8時から、旧吾川村役場であった。町職員ら約100人が出席し、新しい町の門出を祝った。
 開庁式では町長職務執行者の藤村楠正・旧仁淀村長が「住民全体の和が大切。職員も和をもって業務にあたってほしい」とあいさつ。庁舎の新たな看板が除幕され、地元保育園児らが風船を飛ばし、合併を祝った。新町は333平方キロ、人口は7804人(7月末現在)。平成の大合併は県内で5番目で、これで県内の市町村数は45となった。
 また、この日は町選挙管理委員会が開かれ、新町の町長選を23日告示、28日投開票と決めた。[内田幸一]
8月2日朝刊
(毎日新聞) - 8月2日17時36分更新

1943とはずがたり:2005/08/02(火) 21:33:44

<中国・四国>山陰地方松江地域

松江市・八束郡の合併構想パンフ。
環状道路網はなかなか意欲的だっけど無理無理感ありだなぁ。。
またその後合併協議から離脱した東出雲村が入ってるレアものだ。
http://www.gappei-my8.jp/07koho/panf_pdf/panf.pdf
離脱に伴い東出雲へ通じる放射道路は削除,環状道路は東出雲村を通る計画のままの様だ。
http://www.gappei-my8.jp/05new_town/05-1image.htm

ええと人口はと。。

1944とはずがたり:2005/08/02(火) 21:36:20
<中国・四国>
>>1943
合併後の人口は20万か〜。

島根ワイド : 松江市が保健所業務の移譲要望
ttp://www.sanin-chuo.co.jp/news/modules/news/103640004.html

 合併で人口が約20万人となった松江市が、権限強化の第1弾として、保健予防や環境衛生といった行政サービスを担う保健所業務の移譲を島根県に求めている。県も移譲に前向きだが、医師や専門職の確保が課題となりそうだ。

 保健所は、健康づくりから感染症対策、食中毒防止、難病対策、狂犬病予防まで幅広い。設置権限は、行政基盤が確立した都道府県や政令指定都市、人口30万人以上の中核市にしか認められていない。

 要件を満たさない松江市は、人口20万人でも保健所業務が担えるよう、独自に「県版中核市制度」を提唱。合併を控えた昨年度から、県に権限移譲を求めて協議を重ねており、県も積極的な姿勢を示している。

 同市の松浦正敬市長は11日、知事要望で「困難な課題はあるがやりたい」と保健所の権限移譲を要望。澄田信義知事も「一分野と言わず、総合的な保健所運営の実施主体になってほしい」と、支援を約束した。

 ただ、すべての権限を一度に移譲すると、現行の県松江保健所が管轄する東出雲町や安来市の扱いや専門職の確保が課題になるため、当面は健康づくりや母子保健など市でも担える業務を段階的に移譲していく方針だ。

('05/07/12 山陰中央新報)

1945とはずがたり:2005/08/03(水) 15:52:38
素晴らしい。

大阪・堺市、来年4月政令市に=全国15番目、麻生総務相が表明
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050803-00000042-jij-pol

 麻生太郎総務相は3日、大阪府堺市の木原敬介市長と会談し、同市を政令指定都市に指定する意向を表明した。秋に政令を改正し、2006年4月1日に政令市に移行する見通しだ。今年4月に政令市となった静岡市に次いで15番目の政令市となる。 
(時事通信) - 8月3日13時2分更新

1946とはずがたり:2005/08/04(木) 23:27:25
>>1945とのニュアンスの違いにやや違和感。
そもそも十分資格のある堺市が政府の勝手な決定に一喜一憂させられるのは無意味でばかばかしいの一言に尽きる。堺市に尻尾振らせて喜んでいる官僚や政治家の意味のない無様な恰好が見えてくるだけだ。

堺の指定市移行問題 総務省、前向き発言
http://mytown.asahi.com/osaka/news02.asp?kiji=1441

 堺市が、来年4月1日の政令指定都市移行の実現に向けて、また一歩前進した。木原敬介市長らが3日、上京して総務省に要望書を提出し、国の判断を仰ぐため、地元自治体として最終の手続きをすませた。要件を満たしていると判断されれば今秋にも閣議決定される。市長らは麻生総務相の言葉から好感触を得たという。

 この日は、木原市長や三輪和夫副知事らが同省を訪れた。要望後に会見した木原市長によると、麻生総務相は合併の特例措置により、人口で堺市(約83万人)を下回る静岡市(約71万人)が今年4月に指定市となった例を挙げ、「(移行は)来年4月1日と理解している。大阪では、大阪市に次いで二つ目の指定市となりますね」と、指定に前向きと受け取れる発言をしたという。

 木原市長は「総務相は堺のことをよく知っており、実務的な話はなかったが、移行について理解ある言葉があった。市一丸となって準備を進めたい」と語った。

(8/4)

1947とはずがたり:2005/08/05(金) 05:46:35
<東北・北海道>秋田県

未だ話し合ってるんですなぁ。まぁ此処は新町も1万人以下だし能代とその内合併の筈・・。

分庁方式による組織・機構案を提示/八森町峰浜村合併協議会
http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20050804n

 八森町峰浜村合併協議会(会長・芹田正嗣峰浜村長)の第10回会合が4日、峰浜村コミュニティーセンター・峰栄館で開かれ、来年3月に発足する新町「八峰町」の組織・機構などについて協議した。事務局は「新庁舎建設に伴う財政負担や住民感情などを考えると、既存の両町村役場を有効活用する分庁方式が最も現実的」として分庁方式による組織・機構案を提示、理解を求めた。

 事務局案によると、本庁舎となる八森町役場には町長、助役、収入役の三役と総務、企画財政、税務、町民サービス、産業振興、建設の6課、収入役室を配置。峰浜村役場には管財、福祉、健康推進、農業振興、上下水道、町民サービスの6課と農業委員会事務局を置く。議会と教育委員会は、八森町文化交流施設・ファガス内に配置する方針。

(2005/08/04 22:39)

1949荷主研究者:2005/08/13(土) 03:15:48

http://www.chunichi.co.jp/00/siz/20050401/lcl_____siz_____000.shtml
2005.04.01 中日新聞 静岡
政令市静岡が誕生 全国14番目、面積は最大

 静岡市が一日、中核市から政令指定都市に移行した。二〇〇三年四月に移行したさいたま市に次いで十四番目の政令市。旧静岡、清水両市が対等合併して〇三年四月に発足した現在の静岡市は、人口が七十一万千二百十三人(二月二十八日現在)で最少、面積は千三百七十四平方キロメートルで最大の政令市となった。

 これに伴い一日、葵(あおい)区(旧静岡市北部、人口約二十六万人)と駿河区(同南部、人口約二十一万人)、清水区(旧清水市、人口約二十四万人)の三行政区が設置された。

 静岡県が所管していた国・県道や河川の管理、児童相談所の設置、NPOの設立認証など千四百十八件の行政権限が静岡市に移管。市は二〇〇五年度当初予算に、政令市関連事業分の経費として二百六十八億六千万円を計上した。

 南アルプスから駿河湾までを擁する、豊かな自然と高度な都市機能の共生を特性とし、首都−中京圏の間で存在感のある拠点都市を目指す。一方で、政令市移行で〇六年度から市街化区域農地課税が宅地並みに引き上げられることから強く反発している農家への対応など課題もある。

 静岡市が政令市になるのは、政府が〇一年度に打ち出した合併支援プラン(政令市の人口要件を七十万程度に緩和)の適用第一号。合併後の同市は、行政区割りや事務移譲に関する県との協議などを進めて昨年四月、小嶋善吉市長が政令市移行を国に正式要望した。総務省が都市機能や行財政能力などを総合的に検討し、昨年十月閣議決定。今後政令市を目指す浜松市や新潟市、堺市(大阪府)などの先駆けとなった。

1950とはずがたり:2005/08/19(金) 21:19:05
<近畿>兵庫県姫路市

Yaeh!めっちゃ合併〜♪ドッキドキ!合併債w

新姫路市誕生へ あややもお祝い
http://mytown.asahi.com/hyogo/news02.asp?kiji=10922

 姫路市と家島、夢前、香寺、安富の4町が来年3月に合併するのを記念した「イベントウイーク」が20日、同市出身の人気アイドル松浦亜弥さんのコンサートを皮切りに始まる。姫路城三の丸広場の特設ステージを会場に、市民グループのステージや郷土芸能などのイベントが続く。28日まで。
 松浦さんのコンサートは20日午後6時半から。加護亜依さんと辻希美さんのユニット「W(ダブルユー)」、「メロン記念日」も出演。当日券(6300円)を午後1時から姫路城大手門前で販売する。
 22〜26日午後4〜6時半は「市民たそがれコンサート」。合併する1市4町の38団体・個人が、クラシック、コーラス、吹奏楽、ダンスなど様々なジャンルのステージを披露する。
 27日午後6時からは、同市の大塩天満宮の獅子舞、香寺町の犬飼獅子舞などの郷土芸能のステージ。最終日の28日午前10時〜午後9時は、三の丸広場を含めた市内6会場で「第6回ひめじ良さ恋まつり」があり、計52団体がパレードやステージでの演舞を繰り広げる。
 問い合わせは市観光企画課(0792・87・3652)へ。
(8/19)

1951小説吉田学校読者:2005/08/20(土) 17:24:29
尼崎市長もきて一緒にWあややとか・・・まさかね。

1952とはずがたり:2005/08/21(日) 01:25:07
<東海>

後は由比の強制合併じゃあ!!

市町村合併:静岡市と蒲原町、すり合わせ作業の9割以上が終了 /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050820-00000024-mailo-l22

 合併を予定している静岡市と蒲原町は19日、第2回静岡市・蒲原町事務事業調整本部会議を開き、すり合わせの進ちょく状況などが報告された。
 同日開かれた会議には、市の松田秀夫助役ら両市町合わせて約40人が出席。町と市のすり合わせ作業は約1200件のうち9割以上が終了していることが報告された。また、町制度の方が手厚い奨学金などについて、町から激変緩和のための具体案が出された。
 蒲原町では、今年2月の住民投票で「反対」が約6割を占めたが、同月の町議会で合併を可決。前町長が辞職し、先月反対派の石川豊治町長が当選した。石川町長は18日に開かれた町議会全員協議会で、「白紙撤回を模索する」などと述べ、9月定例会後に町議会の可決が法的に正当性があるか弁護士に調べてもらうことも明らかにした。
 一方、静岡市の松田助役は19日の会議冒頭で、「来年3月31日の合併は決定しているので、これまで通り粛々と着実に進めていきたい」と淡々と述べた。[大楽眞衣子]

8月20日朝刊
(毎日新聞) - 8月20日16時51分更新

1953とはずがたり:2005/08/22(月) 12:49:07
<九州・沖縄>
日南・那珂は一つの心意気で頼む。日南や南郷が今更っていって嫌がるんちゃうやろねぇ。

北郷町長選 新町長に倉岡氏 合併推進「町政刷新に全力」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050822-00000009-nnp-l45

[宮崎] 日南市や南郷町との合併問題で町が二分した北郷町の町長辞職に伴う出直し町長選が二十一日、投開票され、新人で合併推進派の前町議、倉岡清美氏(67)=無所属=が、新人で自立派の前町議会議長、鬼束暢氏(65)=無所属=を破り初当選した。倉岡氏は「町政刷新に全力を注ぐ」と抱負を述べた。

 倉岡氏は、自然環境を生かした町の再開発や、農畜産業の活性化、行財政改革を公約に掲げて選挙戦を展開。「合併したときにお荷物にならないよう町の発展に取り組むべきだ」と訴えた。

 鬼束氏は、公民館活動の推進や少人数教育を訴えたが及ばなかった。

 同町では、議会が合併に関する議案を二度否決。合併破たんをきっかけに、住民が町長と全町議十四人のリコールを起こすなど混乱、一日に議会が自主解散していた。

 投票率は87・60%。当日有権者数は、四千二百四十三人(町選管調べ)。

■北郷町長選当選者

倉岡清美(くらおかきよみ) 67 無新(1)
自治公民館役員(町議会副議長、町企画課長)郷之原乙、日南農林高

■北郷町長選最終得票

当 二四九六 倉岡清美 無新
  一一五九 鬼束 暢 無新
(西日本新聞) - 8月22日2時6分更新

1954とはずがたり:2005/08/23(火) 02:18:51

<九州・沖縄>宮崎県

選挙:北川町長選 2新人の一騎打ちか−−あす告示 /宮崎
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050822-00000182-mailo-l45

 延岡市などとの合併に絡んで町長が辞職したことに伴う出直し北川町長選は23日、告示される。これまでに元町税務課長、染矢俊一氏(64)=無所属=と元町助役、柳田正幸氏(66)=同=の両新人が立候補を表明、2人の一騎打ちの公算が大きい。
 前町長の盛武義美氏(72)が延岡市、北浦、北方両町との合併を見送り、自立の道を選択したことから、合併推進派住民が町長の解職請求(リコール)をし、解職の是非を問う住民投票に持ち込んだため、盛武氏が辞職した。
 立候補の受け付けは午前8時半〜午後5時、町多目的研修集会施設で。投票は28日、町内13カ所であり、町民体育館で即日開票される。有権者数は3855人(男1796人、女2059人)=6月1日現在。

8月22日朝刊
(毎日新聞) - 8月22日17時50分更新

1955とはずがたり:2005/08/23(火) 02:27:15
<東海>岐阜県加茂郡

合併という選択をしる!
▽NPO役員の柘植宏一氏(51)…合併反対・反川合市政
▽酒造会社役員の渡辺直由氏(60)…栄一元衆院議員息
▽衣料品販売業の三宅稔氏(64)…市民の目線で合併する。土日も市役所の窓口を開ける方針

選挙:美濃加茂市長選/美濃加茂市議補選 「合併」争点に熱い舌戦 /岐阜
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050822-00000051-mailo-l21

 ◇市議補選に3人
 任期満了(9月10日)に伴う美濃加茂市長選(定数1)と同市議補選(改選数2)が21日告示され、市長選には無所属新人3人、市議補選にはいずれも無所属の新人2人と元職1人が立候補を届け出、ともに選挙戦となった。両選挙とも28日投開票される
 市長選に立候補したのは▽NPO役員の柘植宏一氏(51)▽酒造会社役員の渡辺直由氏(60)▽衣料品販売業の三宅稔氏(64)の3人。昨年11月の市民意向調査で白紙となった加茂郡7町村との合併などが争点。
 出陣式で柘植氏は「合併問題では、これまで反対してきたスタンスは変わらない。美濃加茂の構造改革、役所を変えて市民との連携の形を変えていくのが最大最終の目標。役所が変われば前向きに市民と協働できる。(他候補が言う)川合市政の継承は役所政治をつなげるということで何も変わらない」と訴えた。
 渡辺氏は「父(栄一・元衆議院議員)が申していたように、私自身も『信なくば立たず』の言葉を肝に銘じて市長選を立派に戦っていきたい。最後の28日までご支援よろしくお願いします。皆さんの心の結集が一番大事だと思っている。その先頭に立つべく私は頑張っていく所存です」と訴えた。
 また三宅氏は「合併問題は昨年の意向調査で決まった『認めない』ということを真摯(しんし)に受け止めながら、市民の目線で合併するのが私の信条。これからの美濃加茂のために合併はどうあるべきか語り合っていきたい。土日も窓口を開ける方針で、行政は市民にサービスするということが大事だ」と訴えた。
 同市は30日公示の衆院選の岐阜4区に含まれ、同区を地盤とする衆院選立候補予定者らが各陣営の出陣式に顔を出して激励のあいさつをした。
 20日現在の選挙人名簿登録者数は3万7816人(男1万8556人、女1万9260人)。[宮田正和、佐野裕]
………………………………………………………………………………………………………
 ◇美濃加茂市長選、3氏立候補(届け出順)
柘植宏一(つげひろいち) 51 無新
 NPO副理事長▽美濃加茂国際交流協会理事▽コミュニティ政策学会員[歴]市議▽早大
渡辺直由(わたなべなおよし) 60 無新
 酒造会社役員[歴]太田小PTA会長▽美濃加茂商工会議所副会頭▽県教育委員長▽慶大
三宅稔(みやけみのる) 64 無新
 衣料品販売業▽市サッカー協会長[歴]市連合PTA会長▽美濃加茂商工会議所商工部長▽加茂高
………………………………………………………………………………………………………
 ◇美濃加茂市議補選立候補者(改選数2―3、届け出順)
前田孝  63 農業    無新
佐合廣和 54 食品販売業 無新
岸一夫  61 縫製業   無元(1)

8月22日朝刊
(毎日新聞) - 8月22日16時51分更新

1956とはずがたり:2005/08/25(木) 17:31:59
<北陸・信越>新潟県

新潟市:区割り、中之口は8区に−−行政区画審、答申案まとまる /新潟
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050825-00000201-mailo-l15

 政令指定都市への移行に必要な区割りについて協議する新潟市の行政区画審議会(会長・長谷川彰新潟大学長)の第8回会合が24日、市内で開かれ、答申案をまとめた。30日に市長に答申する。
 審議会は、4月に市長からの諮問を受け、行政区画の編成と区役所の位置について審議してきた。6月の会合で市域を8区に分ける原案を作成、市内各地で開催した住民説明会での意見を反映させ、答申案をまとめた。
 答申案では、原案で6区に入っていた中之口地区を、住民説明会で希望が多かった8区に変更した。また、2区と3、4区、3区と4区の区画線を修正した。
 区役所の位置については、1区・豊栄支所▽2区・中地区事務所▽3区・市役所本庁舎▽4区・亀田支所▽5区・新津支所▽6区・白根支所▽7区・坂井輪地区事務所▽8区・巻町役場――とした原案を踏襲した。
 長谷川会長は「政令市の将来ビジョンと住民の意見を、バランスよく取り入れることができた」と話した。
[北上田剛]
8月25日朝刊
(毎日新聞) - 8月25日16時37分更新

1957とはずがたり:2005/08/26(金) 01:05:47
<九州・沖縄>

くまもと平成の大合併:年度内に合併構想 県市町村推進審、初会合で確認 /熊本
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050825-00000276-mailo-l43

 新合併特例法に基づき合併推進構想をまとめるための県市町村合併推進審議会(会長・潮谷義子知事、16人)の初会合が24日、県庁であった。今年度をめどに構想をまとめることを確認した。
 財政特例措置などを盛り込んだ旧合併特例法の下、県内で今年度中に48市町村にまで合併が進む。新法は人口1万人未満の町村の合併推進を目指しており、県知事が合併を勧告することもできる。
 県内の1万人未満の町村は16。潮谷知事は「16団体のうち10団体が高齢化率30%以上。国も財政難の中、合併を通し活力ある県づくりをどう進めるかが問われている」とあいさつ。「十分な情報を提供し住民に責任をもって選択してもらう自主合併を大事にしたい」と現段階では勧告は想定していない考えを示した。
 合併構想は今後の合併の組み合わせ案も盛り込む。政令市を目指しながら合併が難航している熊本市などがあり作業は容易ではない。[山田宏太郎]
8月25日朝刊
(毎日新聞) - 8月25日17時58分更新

1958とはずがたり:2005/08/27(土) 14:29:33

<中国・四国>高松市

合併実現(やっとだけど)キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!
(・∀・)イイ!!

市町村合併:高松市・牟礼町合併協、きょう調印 /香川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050826-00000250-mailo-l37

 高松市と牟礼町は25日、高松市で合併協議会の第2回会議を開き、議会の定数など55項目についてすべて合意、合併協定書の内容を決定した。06年1月10日に合併する予定。これで同市と周辺5町が足並みをそろえて合併することになる。両市町長は26日、同市役所で協定書に調印する。
 この日の協議で、合併後の牟礼町分の議員定数を2と定め、住所について牟礼町の字名は現行通りにすることなどで合意した。
 調印後は、両市町の9月議会でそれぞれ議決後、知事に合併を申請。県議会の議決を経て知事は合併を決定、総務相に届け出る。[田畑知之]
8月26日朝刊
(毎日新聞) - 8月26日17時34分更新

1959名外しさん:2005/08/30(火) 00:31:10
んーと
<全国>

で・・・。
んなに、ムリして無くさなくてもいいべェ?

名称変更が縁の切れ目 「平成の大合併」友好都市次々と解消

http://www.sankei.co.jp/news/050829/sha059.htm

 全国で進む「平成の大合併」が、自治体同士の友好交流にも影響を与えている。大阪府枚方市が友好都市提携している香川県塩江(しおのえ)町が9月に高松市に編入されるため、提携は解消。また、同府大東市が「大東」の名を持つ全国4市町で開催していた“サミット”も、他の3町の名前が合併によって変わったため、今年からサミットが取りやめになり、自らは合併にかかわらなかった自治体にも思わぬ余波が広がっている。

 枚方市と塩江町は昭和62年に友好都市となった。40万人の住民を抱え、遊園地やショッピングモールなどがある枚方と、人口わずか3500人の自然豊かな温泉の町・塩江というそれぞれの特性を生かし、夏休みには小学生の体験ツアーを企画して1年おきに相互を訪問。秋には枚方で塩江の物産展が開かれるなど交流を深めてきた。

 しかし、塩江町と高松市は、合併協議の中で、高松が友好提携している彦根市(滋賀県)などとの関係は継続する一方、塩江と枚方の提携は解消することで合意。高松は塩江のほか、来年1月にはさらに4町とも合併することになっており、「すべての友好都市と交流を続けることは難しい」(関係者)と結論づけられたためという。

 提携は塩江が存続している今月いっぱいで終了。ただ、11月の枚方での物産展は、予定どおり実施される。

 枚方市文化観光課は「相手の町がなくなるため、自治体同士の関係ではなくなるが、地方との交流は貴重。長年にわたって築いてきた関係を生かし、今後も交流を続けられるよう高松市と交渉したい」と何らかの形での交流継続を検討している。

 一方、大東市は同じ名前を持つ岩手県大東町(9月に一関市と合併)、静岡県大東町(現・掛川市)、島根県大東町(現・雲南市)の3町と、「大東サミット」を昭和61年に初めて開催。以降も毎年、4市町の持ち回りでサミットを開き、首長と議会議長らが集まって、それぞれのまちの課題について協議してきた。

 また、毎年秋に大東市で開かれていた市民まつりで、3町の特産品が販売されていたほか、スポーツなどを通じて住民同士の交流も深められてきた。

 しかし、3町はいずれも合併し、大東の名前が消えることから、この名物「サミット」も昨夏に同市で開かれた第19回を最後に解散となった。

 大東市企画調整課は「長年培ってきた交流が途切れたのは残念。サミットの根拠となった名前が変わる以上、解散はしかたがないが、住民レベルの交流が続くことを願っている」と話している。


【2005/08/29 大阪夕刊から】

(08/29 15:54)

1960とはずがたり:2005/09/01(木) 02:06:12

<九州・沖縄>
この辺はややこしすぎ。。

久留米・小郡・浮羽・朝倉・八女(市・郡)・大川等が入り組んでごちゃごちゃしている。
実現した久留米市は細長くて歪だし,浮羽市は平仮名表記,朝倉郡の東峰村は合併後も(確か)人口1万に満たない。

上陽町が八女市に合併申し入れ
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news02.asp?c=40&amp;kiji=60

 上陽町の牛嶋剛町長や小川健之・町議会議長らが26日、八女市の野田国義市長を訪れ、合併を申し入れた。野田市長は「前向きに考えたい」としている。

 同町は02年8月、①久留米市などとの任意合併協議会と、②八女市など旧八女郡の任意合併協の両方に参加。03年2月の臨時議会に久留米市などとの法定合併協設置案を提案したが、否決された。一方、③八女市は昨年、筑後市、広川町と任意合併協を発足させたが不調に終わった。④今年2月には広川町に合併特例法期限内の合併を申し入れたものの断られた。人口は八女市が約3万9千人、上陽町が約4千人。
(7/28)

12日合併申し入れ 八女郡4町村が八女市に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050812-00000004-nnp-l40
[筑後] 八女郡四町村(黒木町、立花町、星野村、矢部村)の各首長は十二日、八女市に合併協議を申し入れる。

 同市との合併をめぐっては、上陽町が七月下旬に先行して申し入れを行い、両市町は、町側を編入する方式とすることや地域審議会は設置しないなど八項目で合意。月内に法定合併協議会を設置する方針で、他の自治体に対しては、この八項目を合併協参加の条件としている。四町村はそれには触れない形で、独自の申し入れを行う意向という。

 八項目に触れない理由について、四町村長の一人は「八女市から詳しい内容を知らされないままで、判断できなかった」と説明。八女、上陽両市町の協議の場への追加参加という形ではなく、新たな枠組みを提案する形で申し入れる考え。

 ただ、同市側は、八項目の受け入れが合併協参加の前提条件という方針を変えていない。四町村側は、財政の厳しさを踏まえ「合併は必要」との立場だが、「八項目を認めると、合併協には参加できても、独自の意見を言えなくなる恐れがある」と警戒している。

 十二日以降の折衝次第だが、八女市を軸とした合併問題の行方は、依然流動的といえそうだ。
(西日本新聞) - 8月12日2時4分更新

1961とはずがたり:2005/09/01(木) 02:47:06
合併へ財政支援継続 新プラン決定 政令市要件緩和も 政府
http://www.nishinippon.co.jp/media/news/news-today/morning_news018.html

 政府の市町村合併支援本部(本部長・麻生太郎総務相)は三十一日、合併新法下の市町村再編を対象とする「新市町村合併支援プラン」を決定した。合併に伴うまちづくり事業に対し、一定の財政支援を継続する方針を明記。政令指定都市の指定も、引き続き人口要件を弾力的に運用する措置を盛り込んだ。

 支援プランは「地方分権のため、引き続き自主的合併を推進する必要がある」と強調。旧合併特例法に基づく合併特例債などの優遇措置は、今年四月の新法移行に伴い廃止されたが、地方側の要望を踏まえ、新プランでも財政支援をメニューに加えた。具体的な内容は有利な条件の地方債などを含め、年末に決定する。

 人口百万人がめどの政令市の指定要件は、熊本市とその周辺市町村との合併などをにらみ、弾力的運用の継続を決めた。総務省合併推進課は「七十万人程度に緩和される」と説明している。

 また、合併市町村の人材育成支援も新たに導入。道路など社会基盤整備の優先採択など関係省庁の支援策については旧支援プランを踏襲する。

1964とはずがたり:2005/09/07(水) 11:13:09
<近畿>兵庫県

市町村合併:上郡町と合併協議、来月にも再開へ−−赤穂市 /兵庫
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050825-00000128-mailo-l28

 赤穂市議会の合併特別委員会が24日開かれ、上郡町との合併協議再開を確認した。次回の合併協議会は早ければ9月にも開かれる。豆田正明市長が上郡町から再開要請があったと説明。新設合併で新市の名称は「赤穂市」▽市役所本庁舎は現在の赤穂市役所▽相生市との合併協議は今後進める意向がない――と上郡町が確約したことから、再開のめどが立ったと判断、委員会も了承した。
 両市町は03年11月に法定合併協を設置。今年1月28日までに計5回の会合を開いた。しかし、新市の名称などを巡って協議は度々中断。前回の合併協で協議の継続を確認したが、豆田市長は4月の市議選後、市議会の理解を得て再開したい意向を示していた。一方、同町と合併協を設置している相生市は昨年末、合併協の凍結を同町に通告している。[新井隆一]〔播磨・姫路版〕

8月25日朝刊
(毎日新聞) - 8月25日17時9分更新

1965とはずがたり:2005/09/12(月) 12:27:55
<中国・四国>

市町村合併:高知市と春野町、法定協設置議案を9月定例議会に提案へ /高知
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050908-00000148-mailo-l39

 春野町の氏原嗣志町長が7日、高知市役所を訪れ、岡崎誠也市長と会談し、両市町が合併に向け、法定合併協設置議案を9月定例議会に提出することを確認した。紆余(うよ)曲折を経てきた両市町の合併問題は、大きく前進した。
 両市町の合併問題を巡っては02年9月、高知、春野、土佐山、鏡の各市町村長が法定合併協設置議案を各市町村議会に提出することで合意。しかし、同年12月、春野町の池上孝雄町長(当時)が一転して自立論を表明し、設置議案は否決されて合併は白紙に戻った。しかし、03年2月の町長選で、合併問題の継続審議を訴えた現在の氏原嗣志町長が初当選。その後、合併の是非を問う住民投票で賛成派が上回り、04年6月には「高知市・春野町合併事務検討会」が設置され、事務レベルで協議が続けられてきた。
 岡崎市長は「四国の都市間競争に生き残るためにも春野町との合併は必要」と強調。氏原町長は「ようやくここまで来た。合併の必要性を町民らに理解してもらえるよう、これからも責任を持って説得を続けていきたい」と応じた。

9月8日朝刊
(毎日新聞) - 9月8日17時47分更新

1966とはずがたり:2005/09/12(月) 12:29:19
<東北・北海道>

市町村合併:北通り3町村、町名・庁舎は「大間」−−合併協が了承 /青森
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050910-00000093-mailo-l02

 大間町と佐井、風間浦の両村による「北通り3町村合併協議会」(会長、金沢満春・同町長)の3回目の会合が9日、同町総合開発センターで開かれた。合併方式や期日など基本4項目は(1)大間町への編入合併(2)合併期日は来年10月1日(3)新町名称は「大間町」(4)事務所は現大間町役場――と、事務局案通り了承された。
 議員の身分については、3町村の議員計40人の在任特例(07年4月まで)とすることが了承されたが、合併後に行われる一般選挙の定数をめぐって意見が分かれた。また、合併後の住民要望に応えるために1回目の選挙に限り、旧町村ごとに選挙区を設けるべきだとの意見も出され、結論は次回の協議会に持ち越された。[松沢康]
9月10日朝刊
(毎日新聞) - 9月10日16時0分更新

1967とはずがたり:2005/09/23(金) 00:26:14
<近畿>

県:「合併推進構想」作成へ 新法施行で知事の権限を強化 /和歌山
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050922-00000189-mailo-l30

 市町村の合併の特例等に関する法律(合併新法)の施行に伴い、県が合併推進に向けた取り組みを始めた。既に合併した市町も含む新たな合併の枠組みなどの「合併推進構想」を今年中に作成する。この構想に基づく合併協議会の設置勧告など、積極的な役割を果たす方針だ。
 4月の合併新法施行に伴い、総務省は合併推進構想を作成するよう各都道府県に通知。県は7月、合併推進審議会(会長=小田章・和歌山大学長)を設置するなど、構想作成に乗り出した。
 構想は、合併の枠組みを1種類のみ示す予定。県合併推進室によると、和歌山県の場合は、既に合併が成立した12市町も、枠組みに組み込むこともあり得るのが特徴だ。「未合併の市町村だけでは、合併先が限られてしまう」(同室)ためという。
 一方、合併推進審議会は県市長・町村会や県市・町村議会議長会の各会長ら10人で構成。8〜12月に4回会議を開き、県は審議会の答申を受けて今年中の構想作成を目指す。県も未合併の18市町村に対し、合併意向調査を進めている。
 合併新法は、知事が合併協議会の設置を勧告した場合、対象市町村に対して合併協設置案の議会提出を義務付けるなど、知事の権限を強化した。このため、県内の各市町村でも「知事の勧告は簡単には拒否できない」として、審議会の動向に注目が集まっている。御坊市議会の合併問題調査特別委は21日、近く開かれる第2回審議会までに県担当者に説明を求める方針を決めた。[朝日弘行]

9月22日朝刊
(毎日新聞) - 9月22日17時10分更新

1969とはずがたり:2005/10/01(土) 15:59:50

「10月1日 市町村合併」

北海道「石狩市(いしかりし)」←石狩市 厚田郡厚田村 浜益郡浜益村
北海道「二海郡 八雲町(やくもちょう)」←山越郡八雲町 爾志郡熊石町
北海道「紋別郡 遠軽町(えんがるちょう)」←紋別郡生田原町 遠軽町 丸瀬布町 白滝村
岩手県「遠野市(とおのし)」←遠野市 上閉伊郡宮守村
宮城県「本吉郡 南三陸町(みなみさんりくちょう)」←本吉郡志津川町 歌津町
秋田県「横手市(よこてし)」←横手市 平鹿郡増田町 平鹿町 雄物川町 大森町 十文字町 山内村 大雄村
秋田県「にかほ市」←由利郡仁賀保町 金浦町 象潟町
山形県「鶴岡市(つるおかし)」←鶴岡市 東田川郡藤島町 羽黒町 櫛引町 朝日村 西田川郡温海町
福島県「大沼郡 会津美里町(あいづみさとまち)」←大沼郡会津高田町 会津本郷町 新鶴村
茨城県「石岡市(いしおかし)」←石岡市 新治郡八郷町
茨城県「桜川市(さくらがわし)」←西茨城郡岩瀬町 真壁郡真壁町 大和村
栃木県「大田原市(おおたわらし)」←大田原市 那須郡湯津上村 黒羽町
栃木県「那須烏山市(なすからすやまし)」←那須郡南那須町 烏山町
栃木県「那須郡 那珂川町(なかがわまち)」←那須郡馬頭町 小川町
群馬県「利根郡 みなかみ町(みなかみまち)」←利根郡月夜野町 水上町 新治村
埼玉県「熊谷市(くまがやし)」←熊谷市 大里郡大里町 妻沼町
埼玉県「春日部市(かすかべし)」←春日部市 北葛飾郡庄和町
埼玉県「鴻巣市(こうのすし)」←鴻巣市 北足立郡吹上町 北埼玉郡川里町
埼玉県「ふじみ野市(ふじみのし)」←上福岡市 入間郡大井町
埼玉県「秩父郡 小鹿野町(おがのまち)」←秩父郡小鹿野町 両神村
新潟県「南魚沼市(みなみうおぬまし)」←南魚沼市 南魚沼郡塩沢町
石川県「加賀市(かがし)」←加賀市 江沼郡山中町
福井県「越前市(えちぜんし)」←武生市 今立郡今立町
山梨県「西八代郡 市川三郷町(いちかわみさとちょう)」←西八代郡三珠町 市川大門町 六郷町
長野県「飯田市(いいだし)」←飯田市 下伊那郡上村 南信濃村
長野県「小県郡 長和町(ながわまち)」←小県郡長門町 和田村
長野県「安曇野市(あづみのし)」←東筑摩郡明科町 南安曇郡豊科町 穂高町 三郷村 堀金村
長野県「上水内郡 飯綱町(いいづなまち)」←上水内郡牟礼村 三水村
愛知県「新城市(しんしろし)」←新城市 南設楽郡鳳来町 作手村
愛知県「田原市(たはらし)」←田原市 渥美郡渥美町
愛知県「北設楽郡 設楽町(したらちょう)」←北設楽郡設楽町 津具村
三重県「度会郡 南伊勢町(みなみいせちょう)」←度会郡南勢町 南島町
滋賀県「米原市(まいばらし)」←米原市 坂田郡近江町
兵庫県「たつの市」←龍野市、揖保郡新宮町 揖保川町 御津町
兵庫県「西脇市(にしわきし)」←西脇市 多可郡黒田庄町
兵庫県「佐用郡 佐用町(さようちょう)」←佐用郡佐用町 上月町 南光町 三日月町
兵庫県「美方郡 新温泉町(しんおんせんちょう)」←美方郡浜坂町 温泉町
和歌山県「新宮市(しんぐうし)」←新宮市 東牟婁郡熊野川町
和歌山県「伊都郡 かつらぎ町(かつらぎちょう)」←伊都郡かつらぎ町 花園村
鳥取県「東伯郡 北栄町(ほくえいちょう)」←東伯郡北条町 大栄町
島根県「浜田市(はまだし)」←浜田市 那賀郡金城町 旭町 弥栄村 三隅町
島根県「大田市(おおだし)」←大田市 邇摩郡温泉津町 仁摩町
島根県「鹿足郡 吉賀町(よしかちょう)」←鹿足郡柿木村 六日市町
山口県「山口市(やまぐちし)」←山口市 佐波郡徳地町 吉敷郡秋穂町 小郡町 阿知須町
佐賀県「佐賀市(さがし)」←佐賀市 佐賀郡諸富町 大和町 富士町 神埼郡三瀬村
長崎県「平戸市(ひらどし)」←平戸市 北松浦郡大島村 生月町 田平町
熊本県「八代郡 氷川町(ひかわちょう)」←八代郡竜北町 宮原町
大分県「杵築市(きつきし)」←杵築市 西国東郡大田村 速見郡山香町
大分県「由布市(ゆふし)」←大分郡挾間町 庄内町 湯布院町
沖縄県「宮古島市(みやこじまし)」←平良市 宮古郡城辺町 下地町 上野村 伊良部町

1970とはずがたり:2005/10/01(土) 16:00:54
>>1968-1970
【2005年10月1日付・市町村合併】

1971とはずがたり:2005/10/09(日) 09:10:23
<九州>福岡県

2005/10/02
法定協が再スタート 瀬高、高田、山川3町 合併成就へ決意新たに
http://www.nishinippon.co.jp/media/news/news-today/20051002/ariake.html

 瀬高、高田、山川三町の法定合併協議会が一日に設置され、高田町議会の反対で昨年九月末に一度は破たんした合併協議が、同じ三町という枠組みで一年ぶりに再スタートを切った。関係者らは一様に安堵(あんど)の様子を浮かべながら、「今度こそは合併実現を」と決意を新たにしていた。

 この日、法定協の事務局が置かれる瀬高町小川の旧山門三池郡自治会館には関係者約二十人が出席、開所式が行われた。

 鬼丸岳城瀬高町長、前原健治高田町長、松尾文雄山川町長が協議書にそれぞれ署名した後、事務所入り口に「瀬高町・山川町・高田町合併協議会」と書かれた看板が、三町長の手で掛けられた。

 法定協の会長に決まった鬼丸町長が「前回は懸命の事務作業、協議も実らなかった。今回は必ず成就させる」と、力強くあいさつすると、二人の町長も決意の表情をにじませた。

 瀬高町長と同町議の任期が二〇〇七年一月末に切れることから、三町はそれまでの合併成立を目指している。そのためには来年三月までに、新市の基本計画を策定し各町議会の議決を得たいとしている。

 同日決まった法定協のメンバーも二十人中十二人が前回法定協と同じ顔触れで、合併協議のスムーズな進展を狙っている。法定協の初会合は十二日に行われる予定。

西日本新聞 The Nishinippon WEB
財政健全化など課題山積 瀬高、山川、高田3町合併 法定協1日発足.
http://www.google.com/search?hs=N5N&amp;hl=ja&amp;c2coff=1&amp;client=opera&amp;rls=ja&amp;q=%E7%80%AC%E9%AB%98%E7%94%BA%E3%80%80%E5%B1%B1%E5%B7%9D%E7%94%BA%E3%80%80%E9%AB%98%E7%94%B0%E7%94%BA&amp;btnG=Google+%E6%A4%9C%E7%B4%A2&amp;lr=
瀬高町、山川町、高田町の三町法定合併協議会が十月一日、発足する。一度、合併を目指
しながら、高田町議会の反対によって法定協が解散して一年。 二〇〇七年一月の合併実現に向けて再スタートを切る三町の合併協議の課題を探る。 ...... 自治体の財政力を判断する財政力指数は、瀬高町が0・42、高田町0・35、山川町0・25。 ...

1972とはずがたり:2005/10/10(月) 18:18:31
<北関東>
石毛町+水海道市→常総市:常陸と下総(上総?)で常総なんだから市名としてはキモイ系だけど今更ひっくり返らない政治課題で町長選するのはどうかな。。

◆合併協議構図
  ┌→●下妻市(下妻市・千代川村)
○結城郡八千代町,千代川村,石下町+下妻市(破談)→●八千代町(単独町制)
  ├→●常総市(水海道市・石下町)
○水海道市は筑波郡伊奈町,谷和原村(破談)
  └→●つくばみらい市(伊奈町・谷和原村)

合併前に町長選?住民投票告示 石下
http://mytown.asahi.com/ibaraki/news02.asp?kiji=9610

 石下町の飯塚富雄町長に対する解職請求(リコール)の是非を問う住民投票が10日、告示される。投開票は30日だが、同町は来年1月1日、水海道市に編入合併し、町長は失職することがすでに決まっている。町選管は対応をまだ決めていないが、リコールが成立すれば、合併間際に町長選が行われる可能性もある。9月2日現在の有権者数は1万9095人。

 リコールの発端は合併問題。「町長の独断で決まり、住民不在の合併だった」などとして、住民団体「石下町長リコール推進町民会議」が7772人分の署名を集め、請求した。同会議代表の水野昇町議は「住民説明は決定の後だった。合併の長所、短所も示していない」と主張する。

 これに対して、飯塚町長は「住民には、説明会や町の広報などで十分説明してきている」と反論する。

 リコールが成立した場合、公職選挙法に基づき、50日以内に選挙を行う必要がある。町選管は「町長選への対応はまだ決めていない」として、全国に似た事例がないかどうかを県選管に問い合わせている。県選管は「選挙をするかどうかは、基本的には町の判断」と話す。

 町選管によると、仮に町長選になった場合、800万〜900万円の費用がかかる見込みという。

 県選管によると、秋田県の旧河辺町は合併の約2カ月前に町長が亡くなったが、選挙は行わず、助役が職務を代行した。一方、合併直前に町長の任期が満了となった宮城県の旧豊里町や旧瀬峰町では選挙を実施するなど、自治体によって判断が分かれているという。

(10/9)

1973とはずがたり:2005/10/15(土) 09:34:31

<東海>愛知県
素晴らしい。案外順調に決まったねぇ〜。

[市町村合併あいち]
弥富町と十四山村 合併調印
首長、亀裂克服へ抱負
http://64.233.167.104/search?q=cache:XlBwFSLx_ccJ:mytown.asahi.com/aichi/news01.asp%3Fc%3D36%26kiji%3D671

 弥富町と十四山村の合併協定調印式が6日、同町総合社会教育センター中央公民館ホールで、特別立会人の神田真秋知事を始め関係者ら110人が見守る中であった。順調にいけば、来年4月1日に人口4万3千人余の「弥富市」が誕生する。住民投票条例制定の直接請求に見られるような地域の亀裂など課題も残されている。

 調印式では川瀬輝夫弥富町長と佐野峰夫十四山村長が緊張した面持ちで合併協定書に調印。次いで神田知事が特別立会人として署名。舞台中央で3人が握手し、両町村長の表情がやっと緩んだ。

 川瀬町長は「厳しい財政状況の中で多様化する行政ニーズに対応するためには合併はどうしても必要。住みよいまちづくりに最大の努力を尽くしたい」とあいさつした。

 「合併調印には感慨深い思いがある」と合併交渉の過程で村議会の法定合併協設置案否決とリコール解散を経た佐野村長。「住民に住んでよかった、合併してよかったと思われる行政を進めたい」

 神田知事は「合併新法下で県内初の合併協議」を強調。「注目を集めた合併協議。4月までに課題を克服してすばらしい(新市の)出発の日を迎えていただきたい」と述べた。

 式典の後、両町村長が記者会見に臨み、改めて「一日も早く立派な新市になるように、4月までに住民の意向を十分採り入れ調整していきたい」と抱負を語った。

 今後の合併問題については川瀬町長が「水面下では三重県木曽岬町との越県合併の話も出ているようだが、今は十四山村との合併を固めることに全力を注いでいる。蟹江町から合併の再協議の申し出があれば拒否はしないけど、当分の間は具体的な動きはできない」と説明した。

(10/7近郊知多版、尾張近郊版、名古屋版)
(10/7)

1974とはずがたり:2005/10/17(月) 09:44:11
(新)古河市は(旧)総和町の影響力が何でこんな強いの?
新市名案「こが市」は古河市の意向が通ったが,新市役所は旧総和町役場で新市長も総和町長か。。

茨城・古河市長に白戸氏が初当選〈16日の市長選〉
http://www.asahi.com/politics/update/1017/004.html
2005年10月17日08時13分

 釧路市(北海道)伊東良孝氏(56)=無新、自・公推薦、旧釧路市長、無投票で初当選。(11日に釧路市、阿寒町、音別町が合併・新市誕生後初の選挙)

 遠野市(岩手県)本田敏秋氏(58)=無新、旧遠野市長、無投票で初当選。(1日に遠野市、宮守村が合併・新市誕生後初の選挙)

 鶴岡市(山形県)富塚陽一氏(74)=無新、自・民・公推薦、旧鶴岡市長、無投票で初当選。(1日に鶴岡市、藤島町、羽黒町、櫛引町、温海町、朝日村が合併・新市誕生後初の選挙)

 古河市(茨城県)白戸仲久氏(63)=無新、自推薦、旧総和町長、初当選。旧古河市長の小久保忠男氏(59)=無新=、元旧総和町長の菅谷憲一郎氏(53)=無新=を破る。投票率は60.44%。(9月12日に古河市、総和町、三和町が合併・新市誕生後初の選挙)

 玉野市(岡山県)黒田晋氏(42)=無新、元市議、初当選。元県議の福田通雅氏(65)=無新=、4選を目指した山根敬則氏(67)=無現=を破る。投票率は66.36%。

 浜田市(島根県)宇津徹男氏(62)=無新、自・公推薦、旧浜田市長、無投票で初当選。(1日に浜田市、金城町、旭町、弥栄村、三隅町が合併・新市誕生後初の選挙)

 前原市(福岡県)松本嶺男氏(61)=無新、自・公推薦、前県企画振興部長、初当選。元信託銀行理事の北畠猛氏(60)=無新=、前市長の河野正雄氏(57)=無前=を破る。投票率は54.74%。

 杵築市(大分県)八坂恭介氏(60)=無新、旧杵築市長、無投票で初当選。(1日に杵築市、山香町、大田村が合併・新市誕生後初の選挙)

1975とはずがたり:2005/11/06(日) 11:04:48
「平成の大合併」功罪を検証へ、総務省が研究会
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051106-00000502-yom-pol

 総務省は、「平成の大合併」として進めた市町村合併の「功」と「罪」を検証し、今後の課題や合併推進策を探る研究会を発足させる。

 有識者と地方自治体関係者をメンバーとして、9日に初会合を開き、来年3月に報告書をまとめる予定だ。

 市町村合併は、今年3月末まで施行された旧合併特例法で、特例債などの促進策により進められた。1999年3月末に3232だった全国の市町村数は、来年3月末には1821に減る見込みだ。

 合併後の問題点としては、同じ規模の自治体に比べて職員数が多かったり、似た文化施設を数多く抱えていたりして、行政コストの削減など合併効果が出ていない事例が指摘されている。

 逆に、窓口が減ったことで行政サービスの低下を指摘される自治体もある。
(読売新聞) - 11月6日10時39分更新

1976とはずがたり:2005/11/06(日) 11:16:00
<九州・沖縄>福岡県
瀬高市でええんちゃうかと思うけど。住民思いを踏みにじった高田町議会の住民のリコール実現まことに敬服に値する。

みやま市新設/市制2007.1.0
http://glin.jp/upd/updp.cgi#fukuoka

2002/11/18柳川市,山門郡大和町,三橋町と6市町で任意協議会「柳川山門三池任意合併協議会」設置
2003/3/206市町の任意協議会を解散
2003/5/13町で法定協議会「瀬高町・山川町・高田町合併協議会」設置。合併方式:新設
2005/3/22合併予定期日:旧・協議会
 新市名公募上位10点:三山,山門,高瀬山,南筑後,みやま,ひみこ,有明,瀬高山,筑南,瀬高
 新市名候補点:三山,山門,筑南,福南(ふくなん),瀬高(せたか),邪馬台(やまたい),卑弥呼(ひみこ),矢部川(やべがわ),立花(たちばな),緑山(みどりやま)
 新市名最終候補3点:三山(みやま),山門(やまと),筑南(ちくなん)
 新市名:みやま市(旧・協議会)
 新市役所:現・瀬高町役場(旧・協議会)
2004/6/27合併協定調印式
2004/7/9合併関連議案を瀬高町,山川町が可決,高田町が否決
8/12高田町が再び否決
2004/9/303町での合併を断念,協議会を解散
 高田町長は3町での早期合併に前向き,高田町議会は合併に慎重
10〜11月高田町の3町での特例法期限内の合併の是非を問う住民アンケートの結果「賛成(66.4%)」「反対(33.6%)」
 合併協議の再開(法定協議会設置)を検討へ
11/253町での法定協議会設置案を高田町が否決
 3町は当面の間,単独町制継続へ
 高田町で合併推進を求める住民による,法定協議会設置案を否決した高田町議会に対する解散請求(リコール)の署名活動
2005/6/5高田町議会の解散の是非を問う住民投票の結果「解散に賛成(82.3%)」「解散に反対(17.7%)」→解散請求成立,町議会解散
7/10高田町議選で3町合併に賛成の議員が多数に
 高田町は瀬高町,山川町との合併協議再開を検討へ
8/22高田町が瀬高町,山川町に合併協議(法定協議会の設置)を申入れ,瀬高町,山川町は前向き
 合併協議を再開へ
9/1〜7法定協議会設置案を3町が可決
2005/10/1法定協議会設置
2007/1月合併予定期日:詳細は協議会で決定
 新市名:みやま市
 新市役所:現・瀬高町役場を提案
11/4協議会公式HP開設

<沿革>
http://www.setaka-yamakawa-takata.jp/introduction/tisei_kanko.html

=瀬高町=
明治22年の市制町村制の施行により2町6村が誕生し、明治34年上瀬高町・下瀬高町が合体合併し瀬高町誕生しました。明治40年瀬高町・本郷村・小川村・川副村・緑村の一部が合体合併。昭和31年瀬高町に東山村を編入し瀬高町が誕生。現在に至っています。

=山川町=
明治40年1月1日、万里小路村、富原村、竹海村及び緑村の一部が合併し山川村を設置しました。昭和34年4月10日山門郡山川村と三池郡高田町との境界変更に伴い、元の竹海村(大字竹飯、大字海津)が高田町へ分村。昭和44年4月1日新しき時代感覚と建設的意欲を高め、村勢の飛躍的発展を図る意味において、町制を実施し現在に至っています。

=高田町=
明治22年の市町村制により、岩田村、二川村、江浦村、飯江村、開村、竹海村の6か村が成立。明治40年竹海村は山川村の一部となり、昭和6年岩田村、二川村、江浦村の3か村が合併して高田村が成立しました。昭和17年高田村、飯江村、開村の3か村が合併して高田村となり、昭和33年高田村が町制施行して高田町が成立しました。昭和34年山川村竹海地区を編入し、昭和47年昭和開を加え、現在に至っています。

<人口>
http://www.setaka-yamakawa-takata.jp/introduction/data_population1.html
項目瀬高町山川町高田町3町
人口昭和50年27,155 6,347 18,255 51,757
昭和55年27,219 6,412 17,782 51,413
昭和60年27,519 6,324 17,766 51,609
平成2年26,633 6,318 17,053 50,004
平成7年25,768 6,122 16,038 47,928
平成12年24,916 5,711 15,081 45,708

1977とはずがたり:2005/11/06(日) 12:30:45
<九州・沖縄>宮崎県延岡地区>>1954

■北川リコール投票あす告示 両派とも候補者擁立
2005年6月26日
http://72.14.203.104/search?q=cache:0IzzGrRsEz0J:www.the-miyanichi.co.jp/special/heisei/kenhoku16.html

 延岡市、北方、北浦町と合併せずに自立の方針を表明した盛武義美北川町長の解職請求(リコール)の是非を問う住民投票は27日告示される。

 盛武町長はリコール投票回避へ、既に後援会会合で辞意を表明。25日には次期町長選に向けて、後継と目される元町助役で福祉施設施設長柳田正幸氏(66)=川内名=が立候補を表明した。

 合併推進派も既に元町課長で会社社長染矢俊一氏(64)を擁立。7月17日のリコール投票実施の可能性は薄まり、合併を争点に町長選が行われる公算が大きくなった。

 盛武町長は十八日に辞意を表明したが、二十五日現在、議長に辞職を申し出ていない。宮崎日日新聞社の取材に対し盛武町長は「公式に話せない」としながらも辞意は否定しなかった。「町長、県町村会副会長として果たすべき公務がある」と述べ、七月一日付で行う大規模な機構改革などを視野に入れ、リコール投票告示後の七月上旬まで町長職にとどまることを示唆した。

 地方自治法によると、市町村長は退職の二十日前までに議長へ申し出なければならないが、議会の同意を得たときはその期日(二十日)前までに退職できる。今回の場合、リコール投票告示後に盛武町長が議長へ辞職を申し出て、臨時議会で同意を得られれば、投票日前に辞職が成立。投票は実施されないことになる。

 公職選挙法では、辞職に伴う町長選は、辞職の申し出が議長から町選管に通知された後、五十日以内に行うことになっている。

 次期町長選に立候補の意向を明らかにした柳田氏は同町出身で、一九六四(昭和三十九)年、旧北川村役場入り。北川町建設課長を経て九一年から約三年半、助役を務めた。

 「町内が対立と混迷を深める現状では町の発展はない。合併を否定するものではないが、現在の状況を平常の姿に戻すことが先決で、私の務め」と述べた。

 合併に端を発した町内の対立は「地区内の活動がしにくくなった」と言う声が漏れるほどのピリピリムード。五十代女性は「合併推進派と自立派の間ではあいさつ程度の会話を交わすくらいで、意識的に合併の話には立ち入らないようにしている。(次期町長選は)合併を争点にしなければならない選挙。早く結論を出したい」と混乱に終止符が打たれることを望む。

リコールをめぐる動き

2004年 4月28日  北川町が、延岡市、北方、北浦町合併協へ加入
     12月15日  町議会で盛武義美町長が「財政の見直しを進めることで、自立も可能」との方針を表明
     12月20日  議員提出の合併の是非を問う住民投票条例制定案を町議会が否決

2005年 1月17日  合併推進派住民の直接請求を受けた合併の是非を問う住民投票条例制定案を町議会が否決
      2月26日  延岡市、北方、北浦町が合併協定に調印
      3月10日  合併推進派住民が、盛武町長の解職請求(リコール)を目指し手続きを開始
      3月15日  1市3町の合併協が廃止
      5月18日  合併推進派住民が盛武町長の解職を本請求
      6月18日  盛武町長が後援会会合で、支援者に辞任する意思を伝える

1978とはずがたり:2005/11/06(日) 12:31:40
<九州・沖縄>宮崎県延岡地区>>1977-1978

選挙:北川町長選 合併巡り、2新人激戦−−あす投開票 /宮崎
http://72.14.203.104/search?q=cache:EPov7pd7kBoJ:www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/chihou/archive/news/2005/08/27/20050827ddlk45010517000c.html

 合併問題に絡み、町長が辞職したことに伴う出直し北川町長選は28日投票、即日開票される。

 町長選には元町助役、柳田正幸氏(66)=無所属=と元町税務課長、染矢俊一氏(64)=同=の新人2人が立候補。延岡市などとの合併か自立かを争点に町を二分する激しい選挙戦を繰り広げている。

 投票は午前7時〜午後7時(祝子川地区のみ1時間繰り上げ)、町内13カ所で。午後8時から町民体育館で開票される。午後9時過ぎには新町長が決まる見込み。有権者数は3832人(男1786人、女2046人)=22日現在。

 ◇北川町長選立候補者(届け出順)
柳田正幸(やなぎた・まさゆき)66 無新
 農業[歴]町建設課長・助役▽特養ホーム施設長▽富島高
染矢俊一(そめや・しゅんいち)64 無新
 農林業[歴]町税務課長▽介護用品販売会社役員▽富島高
毎日新聞 2005年8月27日

http://www.town.kitagawa.miyazaki.jp/gaiyo/soshiki.htm
町  長染 矢 俊  一 ←選挙結果は見つからなかったが合併推進派が当選!
http://www.town.kitagawa.miyazaki.jp/tyouhou/17nen/11gatu/05.html
10月1日合併推進室設置

1979とはずがたり:2005/11/06(日) 17:02:25
<東北・北海道>山形県庄内南部

三川町との合併が最重要課題ちゃうのん!!

2005年(年) 10月26日(水)
http://www.shonai-nippo.co.jp/cgi/0/ad_vw.cgi
建設計画見直しへ 富塚市長、初登庁し意向

 合併で誕生した新「鶴岡市」の初代市長に就任した富塚陽一氏(74)が24日、初登庁した。記者会見で富塚氏は新市建設計画について触れ、事業縮小の意向を示した。

 富塚氏は午後1時に登庁。市役所1階で花束を贈られ、職員に拍手で出迎えられた。市青年センターで行われた職員訓辞では、約200人の幹部職員に対し「世の中は変わっている。変革の実態を調べ分析し、的確に判断して制度、政策をどう適用させていくか。地域が一体的に融合するよう努力してほしい」と訓示した。

 この後の記者会見で、建設計画について富塚氏は「合併特例債発行の国の査定は厳しくなるだろうし、当初みていた財源が取れるか分からない。議会と協議しなければならないが、建設計画を見直し、事業を抑制しなければならない」との考えを示した。助役人事は「11月の臨時議会に提案する。収入役は助役兼任も検討して判断する。広域的な諸行政に対応するため、業務状態をみながら非常勤顧問制も検討したい」と述べた。
 また、三川町との合併については「前向きに検討していくが、まずは新市を軌道に乗せることが重要。2006年度途中から07年度になる」との見方を示した。

1980とはずがたり:2005/11/08(火) 01:26:37
<九州・沖縄>佐賀市周辺

久保田町、新佐賀市との合併賛否問う住民アンケート実施へ
掲載日2005年06月24日
http://www.saga-s.co.jp/pub/hodo/gappei/page/saga4/050624-b.htm
〈久保田町、新佐賀市との合併賛否問う住民アンケート実施へ〉

 10月に誕生する新佐賀市との合併を模索する佐賀郡久保田町は24日から、全世帯2,500戸を対象に、合併の賛否を問う住民アンケートを実施する。合併協議から離脱して以来、初めてのアンケート調査で、賛成が上回った場合、新市移行後にあらためて合併を申し入れる方針。

 同町は、4月の全員協議会で町執行部と議会が足並みをそろえて新佐賀市との合併を目指すことを確認。町内30カ所で住民説明会を開き、逼迫(ひっぱく)する財政状況や合併するため条件を示しながら、理解を求めてきた。

 アンケート項目は?タ説明会への参加、不参加?チ新佐賀市との合併の賛否?ツ新佐賀市との合併反対の場合、希望する市町はどこかの3つ。7月8日までに回収し、結果を基に合併申請するかどうかを判断する。

  川副綾男町長は、町民の同意が得られた場合、「まずは東与賀町、川副町と協議する。南部3三町での申請が難しいときは、単独での申し入れも検討したい」と話した。(首藤)

佐賀市との合併に77.6%の世帯が賛成!
http://www.town.kubota.saga.jp/wadai/2005.7.19gattpeiannke-to.html
市町村合併アンケート結果
世帯数2,448世帯  回収世帯 2,001世帯  回収率 81.7%

県立病院移転 久保田町、誘致に名乗り 知事、佐賀市外も視野に 05/09/27
http://www.nishinippon.co.jp/media/news/news-today/20050927/saga.html

 県立病院好生館の移転改築問題で、川副綾男・久保田町長らが二十六日、移転候補地に同町を加えるよう求める要望書を県庁で古川康知事に手渡した。佐賀市が「どんどんどんの森」の市有地を県に提供しないと表明した後、誘致に名乗りを上げたのは同町が初めて。これに関連して、古川知事は同日の県議会で、佐賀市内での移転が困難な場合、市外への移転も検討する考えを示した。

 町によると、病院用地は嘉瀬川沿いの農地九ヘクタール。国道207号や国道444号に近いなど交通の利便性が高いとしている。県は移転先を佐賀市内としているが、川副町長は「久保田町は将来的に佐賀市との合併を望んでおり、久保田町イコール佐賀市と考えてもらいたい。町民あげて(誘致を)頑張っていきたい」と語った。

 これに対して古川知事は「移転は地元の理解や熱意がなければ実現しないことを痛感している」と述べた。

 県立病院について、佐賀市は現地での改築案やJR佐賀駅南への移転案を提案。しかし、古川知事は県議会一般質問で「(両案が難しい場合)他の候補地も検討しなければならない」と述べ、佐賀市以外の市町も含めて移転地を選定する可能性に言及した。

県立病院移転 川副町も誘致名乗り 2005/10/04
http://www.nishinippon.co.jp/media/news/news-today/20051004/saga.html

 移転計画が白紙に戻った県立病院好生館(佐賀市水ケ江)について、江口善己・川副町長らが三日、古川康知事に同町内への移転を求める要望書を提出した。古川知事は会談で「移転先は佐賀市が基本と言ってきたが、合併で広がったこともあり、佐賀市とその周辺と理解している」と説明。佐賀市以外に移転する可能性に含みを持たせた。

 誘致には、久保田町、小城市が名乗りを上げており、川副町は三件目。川副町では町長や農漁業団体役員、区長会会長などで「病院誘致推進委員会」をつくり、誘致に関する要望書を一日に決議。その中で「川副町はアクセスが極めて良く、将来的な施設増設にも対応できる広大な敷地の確保が可能」とアピールしている。

 古川知事は既存の医療機関との連携などから、移転先は佐賀市としてきたが、この日は厳密に旧佐賀市に限定しているわけではないと説明。「どんどんどんの森」をめぐり、意思疎通がうまくいかなかった旧佐賀市を意識してか「地元自治体といいコミュニケーションが取れないと、いい病院にはならない」などと述べた。

1981とはずがたり:2005/11/14(月) 10:41:43
<北関東>栃木県

栃木市編入「総意」ならず 粟野町住民投票
http://mytown.asahi.com/tochigi/news01.asp?kiji=4820

 粟野町の永野地区を境界変更で分町し、栃木市に編入することの賛否を同地区住民に確認する住民投票が13日に行われ、「賛成」票は有効票の53・40%を占めたものの、3分の2には達しなかった。住民投票条例に定められた「総意」は得られなかったことになる。投票率は88・77%、当日有権者数は1300人。

≪栃木市編入について≫
  賛成  613
  反対  535
     =確定票

 粟野町は来年1月1日に鹿沼市に編入合併されることになっている。永野地区の住民の間からは、鹿沼市ではなく、永野地区と隣り合わせの栃木市への編入を求める声が出ていた。

 このため、粟野町長と栃木市長が3月18日に協議。「永野地区の総意が栃木市との分町編入を希望するとなったときには、新市が協議の場を設けるよう町は鹿沼市に申し入れる」ことで合意した。

 13日、永野地区の5カ所で投票され、同日午後7時20分から1時間かけて町農村環境改善センターで開票された。住民投票条例は「有効投票の3分の2以上をもって総意とみなす」と定めているが、結局、「総意」は形成されなかった。

 粟野町の湯沢隆夫町長は「鹿沼市との合併の趣旨が理解された。住民一人一人が結果を尊重し、粟野4地域が一体となって新たな地域づくりにまいしんされることを期待する」と話した。

 鹿沼市の阿部和夫市長は「粟野町が進めてきた鹿沼市との合併について一定の理解が得られた」「永野地区住民と特性を生かした街づくりを進め、後世の人たちに鹿沼市と合併してよかったと言われるようにしたい」というコメントを出した。

 栃木市の日向野義幸市長は「非常に残念な結果ですが、古くからの結びつきの強い地域である永野地区の皆さまとは、今後も今まで以上の交流を続けて友好な関係を築いていきたい」とコメントした。

 「分町に反対する会」の日向野三樹会長(72)は「短い運動期間でよくこれほどの票が出た。選挙は選挙としてしこりを残さず鹿沼市と合併していきたい」と語った。

「栃木市との合併を推進する会」代表の一人、石井康文さん(68)は「信じられない。票はもっと伸びると思っていた。結果は真摯(しんし)に受け止める。今後は地域に溝ができないように協力して地域づくりをしていきたい」と話した。


(11/13)

1982とはずがたり:2005/11/16(水) 01:18:49
<北関東>群馬県高崎市
誰を対立候補に持ってくるかだなぁ。

榛名町 石井町長、来年4日辞職
http://mytown.asahi.com/gunma/news02.asp?kiji=4826

 高崎市との合併にからみ、榛名町の住民団体「榛名の将来を考える会」から解職請求を出された石井清一町長は14日、飯島敏明・町議会議長に12月4日をもって辞めるという退職申し出書を提出するとともに、改めて出直し町長選に立候補する意向を明らかにした。考える会も近く候補者を擁立する予定で、町長解職運動は、合併の是非を争点とする町長選で決着をつけることになりそうだ。

 町長選は来年1月3日までに投開票される。近く選管が日程を決める。町長解職の賛否を問う住民投票は12月5日告示、25日投開票の日程だったが、石井町長が辞職した時点でなくなる。

 石井町長は14日の会見で、「解職の住民投票は、告示から投票まで20日間と長く町が混迷し、町民の溝を深める。辞めて町長選で信を問いたい」と辞職の理由を述べ、町長選に立候補する意向を表明。「混乱を収拾して町の方向を定める責任がある」と述べた。町の秋の行事が一段落する時期を辞職の日に選んだという。

 石井町長は91年に初当選し、現在4期目。出直し町長選で仮に現職町長が当選した場合、任期は残任期間の07年4月27日までの約1年4カ月になる。

 考える会の富沢素行会長は「町長の辞表提出は事実上のリコール成立と認識している」とコメントを出し、町長候補者の擁立を決めて15日夜にも会見を開く予定だ。

 昨年7月の住民投票では「合併に反対」が85票上回った。住民投票の結果を根拠に石井町長が自立を表明し、合併推進派が多数を占める議会との対立が続いている。

 石井町長の考え方とは異なり、高崎市との合併を推進する飯島議長は「町長選が合併か否かを問う最後の機会になる」などと述べた。

 町長選となると、町議補選(被選挙数3)もあわせて実施される。

(11/15)

1983とはずがたり:2005/11/21(月) 12:41:49
<関東>埼玉県

●久喜市・幸手市・北葛飾郡鷲宮町:☆久喜市・幸手市・鷲宮町合併協議会(桜宮市:2004/11/30解散)・幸手市編入は茨城県 猿島郡 五霞町を編入して幸手市構想あるも桜宮協議を優先して解散:幸手市・五霞町合併協議会(2004/1/31解散)
●蓮田市・南埼玉郡白岡町,菖蒲町:☆蓮田市・白岡町・菖蒲町合併協議会(彩野市:2005/3/31解散)
●栗橋町:東埼玉まちづくり合併協議会(栗橋町・大利根町)(2004/12/31解散),北川辺町・大利根町・栗橋町合併協議会(東埼玉市・2004/12/31解散)
●宮代町・杉戸町:☆春日部市・宮代町・杉戸町・庄和町合併協議会(2004/9/30解散)

市町村合併:利根南部3市6町、合併に向け会合継続 首長の大半は歓迎 /埼玉
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051119-00000084-mailo-l11

 ◇県議仲介で「考える会」
 県東部地域で住民投票により合併が破たんした市町でつくる「利根南部都市圏3市6町の合併を考える会」が18日、久喜市内で開かれた。久喜、蓮田、幸手の3市と栗橋、鷲宮、菖蒲、白岡、宮代、杉戸の6町の首長と議会議長らが出席し、9市町による合併の可能性を探るため会合を継続することを決めた。
 9市町を選挙区とする6人の県議が呼びかけた。9市町では、四つの枠組みで合併協議が進んだが、一部住民投票の反対でいずれも白紙になった。合併をめぐる協議はほぼ1年ぶりとなり、発起人代表の遠藤俊作県議は「合併機運の盛り上がりを感じているが、いったん破たんした市町の首長が改めて合併を言い出しづらい事情もあり、県議が仲人役を買って出た」と述べた。そのうえで、9市町40万人の中核市をめざし、合併協議再開に向け、意見交換することを提案した。
 首長の大半は合併検討を歓迎している。いずれも合併が破たんした経緯から「住民の合意形成を前提に、慎重に勇気を持って進めたい」(久喜市長)、「今度は失敗は許されない」(鷲宮町長)、「過去の教訓を生かさないとならない」(栗橋町長)など前向きな意向を示した。ただ住民投票で合併反対が上回った蓮田市の樋口暁子市長は「単独の行政運営に向けて対応している。慎重に受け止めて考えたい」と消極姿勢を示した。
 県は合併新法に基づく合併構想の策定を進めており、来年3月までに新たな合併の組み合わせを示す。当面、考える会は9市町の意向などを県の合併パターンに反映させるよう求めていく。[金沢衛]
11月19日朝刊
(毎日新聞) - 11月19日16時25分更新

1984とはずがたり:2005/11/21(月) 12:47:20
<関東>埼玉県
>>1983-1984

宮代・庄和は春日部との合併でも良いのではないか?
また合併に後ろ向きな蓮田は抜いて,久喜を中心に五霞町を入れて合併しよう!!
ただ間違っても彩野だの桜宮だの訳のわからん地名をつけて悦に入って欲しくないですな。協議会の名前からして利根川市とかになんのかね?

2001/5/14岩槻市,蓮田市,白岡町,春日部市,南埼玉郡 宮代町,北葛飾郡 杉戸町,庄和町の7市町村で「東部中央都市連絡協議会」内に研究部会設置
2001/5/17宮代町,杉戸町は久喜市,蓮田市,幸手市,白岡町,菖蒲町,鷲宮町と8市町の「田園都市づくり協議会」内に研究部会設置
2003/4/1春日部市, 南埼玉郡 宮代町,北葛飾郡 杉戸町,庄和町の4市町で法定協議会設置
2004/7/11合併の是非を問う住民投票の結果宮代町で反対多数,宮代町は単独町制継続へ
7/21杉戸町は宮代町との2町での合併を検討へ,宮代町に合併協議を申入れ
 春日部市,庄和町は杉戸町との3市町での合併を検討へ
9/28杉戸町議会が住民アンケートの結果を踏みにじって「春日部市,庄和町との3市町での合併協議会設置を求める請願」を不採択
2004/9/304市町での合併を断念,協議会を解散

1985とはずがたり:2005/11/24(木) 00:57:58
<東北・北海道>青森県

嫌がってた大間町だけどちゃんと合併協議進んでるみたいで結構。

2005年11月5日(土)
町名・字名を了承/北通り3町村合併協
http://www.toonippo.co.jp/tokushuu/gappei/news2005/1105_2.html

 大間町、風間浦村、佐井村でつくる「北通り三町村合併協議会」は四日、大間町勤労青少年ホームで第七回会議を開いた。町名・字名の取り扱いなど五つの協議事項について話し合い、事務局提示の調整方針案を原案通り了承した。

 町名・字名については(1)大間町の大字、字の区域と名称は現行通り(2)風間浦村、佐井村については表記の中に両村名を残さず大字、字の区域と名称は現行通りとし「大間町」を冠する。

 また事務局側が新たに二項目の調整方針案を提示、二十八日の次回会議で実質協議を行うことにした。このうち農業委員会委員の定数・任期については「新町に一つの農業委員会を設置する」「風間浦村、佐井村の農業委員については、大間町農業委員の残任期間に限り在任特例を適用する」「在任特例適用後の最初の選挙では、選挙による委員の定数を一四とする」としている。

1986とはずがたり:2005/11/24(木) 01:34:23
<東海>三重県

合併反対派の旧南勢町長太田氏無事(?)落選。

選挙:南伊勢町長選 2町合併により、旧両町長の一騎打ち /三重
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/chihou/archive/news/2005/11/09/20051109ddlk24010059000c.html

 南勢、南島の旧両町の合併で誕生した南伊勢町の町長選が8日告示され、旧南島町長の稲葉輝喜氏(69)=無所属=と、旧南勢町長の太田久幸氏(58)=同=の2氏が届け出た。13日に投票、即日開票される。

 稲葉氏は、同町船越の選挙事務所で午前9時から出陣式。「行財政改革をしっかり進め、住民に負担をかけず、サービスの向上を目指す。1次産業を守っていく」などと、第一声を上げた。

 太田氏は午前9時から同町五ケ所浦の選挙事務所で出陣式を行い、「医療の充実と福祉介護など、住民主体の街づくりを進める。何よりも大事なのは、財政をしっかり守ることだ」と訴えた。

 投票は13日午前7時から午後7時まで、町内29カ所で行われ、同9時から同町船越の南勢中学校体育館で開票される。7日現在の選挙人登録者数は1万5326人(男7140人、女8186人)。[木村文彦]

………………………………………………………………………………………………………

 ◇南伊勢町長選立候補者(届け出順)

稲葉輝喜(いなば・てるき)  69 無新 

 [元]南島町長[歴]南島西中P会長▽建設会社社長▽吉津中

太田久幸(おおた・ひさゆき) 58 無新 

 [元]南勢町長▽町商工会理事[歴]五ケ所中P会長▽南勢高

〔三重版〕毎日新聞 2005年11月9日

選挙:南伊勢町長選 稲葉氏が当選 /三重
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051114-00000002-mailo-l24

 旧南勢・南島町の合併に伴う南伊勢町長選は13日投票、即日開票の結果、旧南島町長の稲葉輝喜氏(69)=無所属=が、旧南勢町長の太田久幸氏(58)=同=を破り、初当選を果たした。当日有権者数は1万5234人、投票率は84・73%だった。
 稲葉氏の事務所では「当確」の知らせが入ると、集まった大勢の支持者から大きな拍手と歓声が沸き起こった。
 稲葉氏は南伊勢町が誕生した1日に立候補を表明。告示後は個人演説会などで「合併して良かったと町民が実感できる地域の特性を生かした町づくりを目指す。行政のスリム化を図り、医療・介護施設の拡充に努める。地震や津波などの災害に備え、避難所や緊急医療体制を整備する」などと訴え、支持を広げた。【木村文彦】
………………………………………………………………………………………………………
 ◇南伊勢町長選開票結果=選管最終発表
 当 7197 稲葉輝喜 69 無新
   5603 太田久幸 58 無新
 (無効108)
………………………………………………………………………………………………………
 ◇南伊勢町長略歴
稲葉輝喜(いなば・てるき) 69 無新(1)
 [元]南島町長[歴]南島西中P会長▽建設会社社長▽吉津中

〔三重版〕11月14日朝刊(毎日新聞) - 11月14日16時55分更新

1988とはずがたり:2005/12/15(木) 11:43:52

<近畿>京都府

宇治+城陽+宇治田原+井手→大宇治市を目指そう!!

市町村合併、19日に積極的論議を 宇治市長、井手町長の発言受け
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051213-00000043-kyt-l26
 京都府宇治市の久保田勇市長は13日の市議会一般質問で、市町村合併について「19日に(城陽市と井手、宇治田原の両町を合わせた)2市2町が集まった際には、積極的に論議を深めたい」と述べた。
 井手町の汐見明男町長が12日の同町議会で「2市2町の首長が19日集まる」と話したのを受けて答弁した。
 9月の城陽市長選の前後、同市の橋本昭男市長と意見交換したり、相談を持ちかけられたことを紹介。選挙後に相談を持ちかけられ、「2市2町で協議を開始すべき」との思いを伝えたことを明らかにした。さらに、八幡、京田辺両市と久御山町を含めた7市町の首長が話し合った際には自分から呼び掛けた経緯を踏まえ「『今回は橋本市長から2市2町(の枠組み)で呼びかけては』と意見を申し上げた」とも述べた。
 同じ木津川右岸にある久御山町については「町民の意識調査の結果から、同レベルでの協議を呼びかけるのは困難では」との見方を示した。
(京都新聞) - 12月13日21時9分更新

1989とはずがたり:2005/12/15(木) 11:49:40
<山梨県>

笛吹市新庁舎問題:建設地、議員の反対相次ぐ 市長「問題ない」−−市議会 /山梨
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051214-00000134-mailo-l19
 笛吹市が市役所新庁舎建設地を暫定本庁舎の旧石和町役場と決定したことについて、13日の市議会一般質問で議員から反対意見が相次いだ。荻野正直市長は改めて現在地での建設を急ぐ考えを強調した。
 議員からは「現在地は水害の危険があり防災拠点としての機能が発揮できるか」と安全性を疑問視する質問が出された。荻野市長は「現在の建築技術で安全な庁舎を作りたい。いざという時は消防本部が拠点になりうる」と答え、問題はないとの認識を示した。
 また、「議会の多数が反対しており、慎重に取り組むべきだ」との意見に対し市長は「経費節減をスムーズにするためには現在の分庁舎方式でなく、一つに集まることが効率的。あるべき事務体制にするためには早く庁舎を作った方がいい」と述べた。[新井敦]
12月14日朝刊
(毎日新聞) - 12月14日16時45分更新

1990とはずがたり:2005/12/15(木) 11:50:05

<東海>静岡県 沼津・三島地域

沼津・三島・長泉・清水・函南・韮山(伊豆の国)で早く一緒になれ!!

清水町のごみ・し尿処理委託:三島市、「し尿処理」を受け入れ 文書で回答 /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051214-00000035-mailo-l22
 ◇来年4月から3年間
 清水町のし尿処理受け入れについて三島市は13日、06年4月から3年間受け入れることを決め、同町に回答した。沼津市との合併協議のこじれから受け入れ先がなくなっていた清水町のごみ・し尿処理は、函南町のごみ処理受け入れに続き、し尿処理も解決し、町民生活へ影響が出る事態は回避された。
 同日、三島市役所を訪れた平井弥一郎町長に小池政臣市長が文書を手渡して回答。受け入れ条件は、▽期間は06年4月1日から09年3月31日まで▽年間5548トン(04年度に清水町が沼津市に委託したのと同量)を上限とすることなど。1日あたりの搬入量などは今後、協議する。また、衛生プラント周辺の北沢町内会から同日、「期限は3年間との約束を守るため、清水町のし尿処理施策の進ちょく状況について定期的に報告すること」などの要望が三島市に出された。
 平井町長は「3万1000人の町民は、市長、議員、(衛生プラントの)周辺住民の皆さんに感謝している。三島市と良い関係を続けられるよう全力を尽くしたい」と話した。ごみ・し尿処理とも3年間の期間限定のため、それ以降の処理方法が課題となるが、平井町長は「4月以降、施設が作れるか否かも含め検討しなくてはならない」と述べた。[鈴木英世]

12月14日朝刊
(毎日新聞) - 12月14日16時50分更新

1991とはずがたり:2005/12/15(木) 11:50:20
<東海>静岡県 浜松地域

どっちにつくか難しいねぇ。

市町村合併:新居町の13町議ら、町民に向け説明会 /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051214-00000036-mailo-l22
 合併で揺れる新居町で、湖西市との合併や単独での存続を主張する町議ら13人が13日、町民向け説明会を開き、約140人が詰め掛けた。
 町議らは「今浜松に行っても言いなりになるだけ。無条件降伏と同じ」と浜松市との合併を目指す町長の方針を批判し、「歴史・文化を守る話し合いができる湖西がいい」とした。将来的に考えられる浜松市・磐田市との合併については「その時7〜8万の人口がないと意見が通らない。湖西市とひとつの町を作る必要がある」と話した。
 この問題では古橋武司町長が先月、町の広報に浜松市に重点を置いた記事を掲載し、議会内で批判が上がった。町議らは20日に発行する議会広報で、町議16人のそれぞれの意見を掲載して対抗することを明かした。[稲生陽]
12月14日朝刊
(毎日新聞) - 12月14日16時50分更新

1992とはずがたり:2005/12/18(日) 04:02:47
<近畿>京都府

府南部の中核都市の中心になるんだ。余分なことガタガタする必要なし!!

合併の是非問う住民投票を 木津で「実現する会」が発足
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051217-00000046-kyt-l26

 木津、加茂、山城3町が進める合併について、是非を問う住民投票が必要だとして、京都府木津町の住民や議員でつくる「みんなで住民投票を実現する会」が17日発足し、同町の町中央公民館で初会合を開いた。住民投票条例制定の直接請求をするため、来年1月下旬から約1カ月間、署名活動をする予定。
 3町のうち、加茂町は合併協定への調印前に住民への意向調査をする方針で、山城町は来年3月下旬に予定する町長選が賛否を問う場にもなりうる。実現する会は「木津町だけが住民の意思が問われない」として、直接請求に踏み切る。
 地方自治法に基づく直接請求は町内有権者数の50分の1以上の署名でできるが、実現する会は約3分の1に当たる1万人を目標とする。この日は、約50人が出席し目標や運営方針などの申し合わせを確認。当初の代表として、梅花女子大元教授の田中康夫さん(65)ら6人を選んだ。
 木津町の住民投票をめぐっては、今年の6月議会に「実現する会」にかかわる6議員が条例案を提案したが、現在も継続審議中。9月議会には条例案の採決を求める請願も出されたが、採決要求は不採択となった。今月21日に開催の同町議会市町村合併特別委員会で一定の方向が示される可能性がある。
(京都新聞) - 12月17日19時39分更新

1993とはずがたり:2005/12/18(日) 04:55:12
<長野県>
飯盛氏をとは総研では熱烈推薦。

2002/4/3東筑摩郡麻績村と4村で研究会設置
2002/6/64村で任意協議会「本城村・坂北村・麻績村・坂井村任意合併協議会」設置
2003/10/244村で法定協議会設置
 新自治体名候補5点:四阿屋,聖高原,信州聖,筑北,筑摩(ちくま)
 新自治体名候補3点:四阿屋(あずまや),筑北(ちくほく),聖(ひじり)
 新自治体名住民アンケートの結果
 新自治体名:「筑北(42.4%)」「聖(41.5%)」「四阿屋(16%)」
 町制または村制:「町制(55.5%)」「村制(44.5%)」
 新町名:筑北町(ちくほくまち)を選定
 新町役場:現・麻績村役場を選定
2004/9/12麻績村が合併協議から離脱を表明
10/7協議会を休止
10月坂井村の麻績村を除く3村での合併協議継続を問う住民意向調査の結果「賛成(56.1%)」「反対(35.1%)」「わからない(8.8%)」
11/22麻績村が離脱
 麻績村を除く3村で合併協議を継続へ
 麻績村の離脱により新村名,新村役場を再検討へ(新自治体は村制へ)
 新村名候補5点:あずまや,坂本,筑北(ちくほく),美里,瑞穂(みずほ)
 新村名を問う住民アンケートの結果:「筑北(36.9%)」「あずまや(18.7%)」「美里(18.7%)」「瑞穂(14.7%)」「坂本(11%)」
 新村名:筑北村(ちくほくむら)
 村役場:坂北村役場
2005/3/15合併協定調印式
2005/3/15合併関連議案を3村が可決
2005/7/11合併関連議案を長野県議会が可決
2005/8/12官報告示
2005/10/1東筑摩郡 本城村, 坂北村, 坂井村合併で筑北村新設。(人口6049人←少なすぎ)

選挙:麻績村長選 あす投開票 /長野
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051217-00000102-mailo-l20
 任期満了に伴う麻績村長選は18日に投票が行われ、午後8時40分から村役場で即日開票される。立候補した新人で元村収入役の飯森文治氏(56)=無所属=と、現職で再選を目指す依田政人氏(68)=同=が、筑北地域の合併協議会から村が離脱した経緯の是非などを争点に、激しい一騎打ちを繰り広げている。
 飯森氏は「自立への方向転換は村民の納得もなく、筑北地域との信頼関係を失った」と批判。合併も視野に入れた筑北村との協調を訴えている。一方、依田氏は「確実に自立計画を軌道に乗せるのが私の役目」とし、若者の定住促進のための村道整備や子育て支援策などを打ち出している。
 12日現在の有権者数は2834人(男1315人、女1519人)。[反橋希美]
………………………………………………………………………………………………………
 ◇麻績村長選立候補者(届け出順)
飯森文治(いいもり・ふみはる) 56 無新
 [元]村収入役[歴]村建設課長・教育長▽東農大
依田政人(よだ・まさと) 68 無現(1)
 村長[歴]村消防副団長▽村助役▽松商学園高

12月17日朝刊
(毎日新聞) - 12月17日16時45分更新

1994とはずがたり:2005/12/18(日) 04:57:54
<東海>
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!

市町村合併:島田市を訪れ、合併申し入れ−−川根町長 /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051217-00000029-mailo-l22

 川根町の又平琢己町長は16日、島田市を訪れて桜井勝郎市長と面会し、両市町での合併協議の開始を申し入れた。桜井市長も協議開始に前向きな姿勢を示した。両市町は来春以降に合併協議会の準備会を設置する方針で、早ければ07年中にも合併が実現する。
 同町は島田市(当時は旧島田市と旧金谷町)との合併協議から離脱した経緯がある。その後、離脱当時の町長のリコール(解職請求)が成立し、新しく当選した又平町長が合併先を模索していた。[小林慎]

12月17日朝刊
(毎日新聞) - 12月17日16時50分更新

1995とはずがたり:2005/12/18(日) 05:05:46
<東海>愛知県

ゆけ←南条君風に

音羽町議会が豊川市との合併協議を求める決議を採択
http://www.tonichi.net/articledetail.php?artid=10572

議会を終えてテレビなどの取材に応じる宇都野町長
 音羽町議会は16日、再開した12月議会で「豊川市との合併協議を求める決議」を採択した。宇都野武町長が、週明けにも同市の中野市長を訪ねて議決したことを報告し、合併協議への道を開きたいとしている。

 同日は、午前9時30分から一般質問を行い、引き続き、合併特別調査委員会(関森安次委員長)の調査結果報告、同合併協議を求める決議や条例の一部改正などを審議、すべての日程を終えて閉会した。

 一般質問では、木村武志(新志・公明)、二村良子(大成)、柴田久仁夫(同)、小早川一之(同)らが、合併を含めた今後の町の方向性について宇都野町長にただした。

 宇都野町長は、「以前から合併の必要性を述べてきた。合併相手は住民生活の密着度が高く、広域事務組合でごみ処理や消防でつながりが深い豊川市」と述べ、議会と歩調を合わせながら進めたい意向を明言した。

 採択した同合併協議を求める決議では、「小規模自治体ではより効率的な行財政運営の早期確立が課題。人口1万人未満の音羽町では、基礎自治体の役割を果たすことは困難である」とし、歴史・生活・広域行政・合併後の自治体規模などを考えて「豊川市との合併が最適」と結論付けている。

 同町を含む宝飯郡4町と同市の1市4町合併協議は、1昨年2月の住民意向調査などで御津町と一宮町が、住民過半数が合併に反対意見だったために破たんした。

 その後、一宮町が現在の合併特例法期間中の合併を進め、編入合併方式で来年2月1日に合併する。このため、残り3町の動向に注目が集まっており、小坂井町は09年までに民意を聞いて合併の方向性を決めたいとし、御津町も合併新法を検討し、合併について検討する意向のようだ。

 宇都野町長は、議会を終えて「御津、小坂井とも合併について話し合ってきたのでこの決議について報告する。私たちは、一歩前へ出たので両町と一緒に合併を進めにくい」と話した。

 同問題調査委員会では、基礎人口10万人以上の同市を合併相手とし、編入合併方式で07(平成19)年4月を合併目標に合併協議を進める―などについてまとめている。

(2005-12-17)

1996とはずがたり:2005/12/18(日) 05:08:44
<東海>

由比は「静岡市と」 南伊豆地区、1市5町
http://www.shizushin.com/local_politics/20051215000000000081.htm

 県の市町村合併推進審議会・作業部会(部会長・坂本光司静岡文化芸大教授)は15日、人口1万5000人未満の町を対象にした5地域の合併の枠組みについて協議した。この結果、南伊豆地区の1市5町、由比町と静岡市のそれぞれの合併の方向性を打ち出したが、芝川、岡部、川根、川根本町については周辺市町の意向確認が必要として結論を持ち越した。
 作業部会は、委員が対象10町の町長に対して行った意向調査結果を基に協議した。南伊豆地区について、委員が「温度差はあるが、将来的に1市5町の合併を考えている意向だった」と指摘。地域の一体性や長期的な行財政効率などの点から、下田市と東伊豆、河津、南伊豆、松崎、西伊豆町の「1市5町の枠組みが適当」とすることで一致した。
 由比町については静岡市との「1市1町」の組み合わせとするものの、「一度、合併協議が破たんした地域でもあるため、進め方に配慮が必要」と慎重さを強調する意見があった。
 一方、芝川町は「富士宮市と一体性がある」と確認したものの、「富士市、富士川町も含めて考える必要がある」との意見もあった。岡部町については「合併の必要性がある」としたが、組み合わせについては「これまでの経緯を踏まえると、現時点では結論は出せない」とするにとどまった。川根、川根本町も「組み合わせの対象として重要になる島田市の意向も欠かせない」として意向調査を行った上で協議することにした。

「賀茂は1つ」に地元複雑 新枠組み慎重論も
http://www.shizushin.com/local_politics/20051216000000000009.htm

 県の市町村合併推進審議会・作業部会が15日、人口1万5000人未満の町を含む五地域について合併の枠組みを協議し、南伊豆地区は1市5町、静庵地区は由比町と静岡市とする部会案をまとめ、このほかの地区は結論を持ち越した。自主的な合併が基本としながらも、新法は県が作成する合併推進構想の対象市町に対し、知事の勧告権を持たせている。平成の大合併の第2幕に向け、対象市町は複雑な反応を見せた。
 南伊豆地区は当初目指した「賀茂は1つ」の枠組みの形が再び示された。下田市の石井直樹市長は「合併に至らなかった経緯を踏まえ、各町長と慎重に意見を交わしたい」と受け止める。実現の条件として、桜井泰次河津町長は「各市町の徹底的な行財政改革が必要」と指摘し、「医療や交通インフラ整備など、県の支援策がどこまで盛り込まれるかも重要」と強調した。
 一方、住民投票で単独を選んだ東伊豆と南伊豆町。片野武東伊豆町長は「一気に実現するとは考えにくい」と述べ、再度の住民投票を行う必要性も示唆。鈴木史鶴哉南伊豆町長も「住民投票時と枠組みが違うとは言え、慎重に取り組まなければならない」と語る。
 賀茂郡内で唯一合併した西伊豆町は対象に含まれたことに困惑を隠せない。「次の合併を考えている住民は皆無。なぜこんなに苦しい立場に追いやられるのか」と藤井安彦町長。ただ、「人口減も予想され、取り残されるのは怖い」と苦しい心情を吐露した。
 一度は破たんした組み合わせとなる静岡市と由比町。小嶋善吉市長は「由比側から話があれば圏域の仲間としてあらためて話に乗る気持ちはある。『こちらからどうぞ』という話ではない」と述べた。望月俊明町長は「同じ静庵圏域にある町の状況から見て予測の範囲」としながらも、これまでの経緯を踏まえて「町民への説明や合併の条件、時期などについて県の配慮が必要になる」と慎重な姿勢を示した。

1997とはずがたり:2005/12/18(日) 05:15:40
<北関東>群馬県

松井田町長 合併撤回を断念
安中市と協議
http://www.tokyo-np.co.jp/00/gnm/20051211/lcl_____gnm_____002.shtml
 安中市との合併撤回を求めていた松井田町の宮下初太郎町長は九日の町定例議会本会議で、撤回を断念することを表明した。法的に撤回不可能な中、市との協議で、町役場に設置される新市支所の機能が拡充される見通しとなったことなどから判断した。

 宮下町長は一般質問に、「努力してもできることとできないことがある。今後は合併に向けて努力しなければならない」などと答弁した。

 十月の住民意向調査で回答の七割が合併反対だった結果を受け、宮下町長は総務省と県に撤回を要望。「撤回不可能」の回答を受け、「町民の意思と合併協議の進ちょく状況をみて最終的に判断する」としていた。

 両市町の助役ら幹部で組織する合併協議会幹事会で支所の権限について協議し、地方自治法上の「支所」とすることで合意した。これまでも名称は支所だったが、法定の支所とすることで、所管する行政事務や決裁権を拡充。支所長(部長級)が六課を指揮する。合併協に報告し決定する。

 宮下町長は取材に対して、「撤回する手だてがない。支所についての話し合いが整ったことで、反対住民も理解してくれるのではないか」と話した。 (石井 宏昌)

1998とはずがたり:2005/12/18(日) 05:16:18
<北関東>栃木県

平仮名ってのがネック基隘路だったなぁ

■ 各町の思惑入り乱れる 岩舟町で合併論議
http://www.shimotsuke.co.jp/hensyu/news/051217/news_10.html
 大平、岩舟、藤岡各町の住民代表から市町村合併について意見を聞く県の「地域懇談会」が十六日、岩舟町の遊楽々(ゆらら)館で開かれた。合併の枠組みについてさまざまな意見が出たが、各町の思惑が入り乱れ、合併論議の難しさをあらためて見せつけた。

 懇談会には県合併推進審議会の岩崎修会長と舩田真理子会長代理のほか、自治会や商工会、農家などの各団体から各町五人ずつが出席した。

 三町は法定合併協議会で新市の名称を「みかも市」に決めながら、新市庁舎の建設場所などをめぐって対立、二〇〇四年三月に解散した経緯がある。出席者からは三町合併の破たんを惜しむ声や、合併を急がず住民への説明や情報公開に時間をかけるべきとの意見が出された。

1999とはずがたり:2005/12/18(日) 05:19:33

<南関東>
相模原は頑張っている。政令指定都市にしてあげるべきだ。

07年3月11日合併
相模原と藤野法定協で合意
http://www.tokyo-np.co.jp/00/kgw/20051205/lcl_____kgw_____008.shtml
 相模原市と藤野町の法定合併協議会が四日、相模原市内であり、合併期日を二〇〇七年三月十一日とすることで合意した。また合併後の同年四月、統一地方選に合わせ旧藤野町を選挙区とする市議会議員選挙(定数1)を行うことも決めた。同法定協では、これまでに来年三月三十一日までに県知事に合併申請することは決まっていたが、実際の合併期日は決まっていなかった。

 両市町とも来年の三月議会に議案を提案し、いずれも可決されれば県知事に申請。その後、県議会で可決されれば、総務大臣への申請を経て合併となる。 (井上 靖史)

合併の是非は住民が判定
住民投票は2006年2月26日、町長の解職請求も同時期の公算
http://www.townnews.co.jp/020area_page/01_thu/12_kenh/2005_4/12_08/kenh_top1.html

 城山町の合併を巡る動きが活発化している。小林正明城山町長は、相模原市を始めとした合併の賛否を問う住民投票を2006年の2月26日に行うことを決定。

 一方合併推進を求める住民グループ「みんなで合併を実現する会(中里州克代表)」が、小林町長のリコールの署名運動を12月18日まで展開。これまで、城山町内有権者(19186人)の3分の1にあたる6396人を超える6988人の署名が集まり、本請求ができることが確実な状況となり、住民投票と同時期での投票が行われる可能性も出てきている。

 相模原市と津久井町・相模湖町の1市2町合併が2006年の3月20日に正式に決まる中、城山町では2004年12月定例会で住民投票条例を成立。住民投票は、2006年3月までに町長が実施日を定めることとし、相模原市、津久井・相模湖町(藤野町を加えた場合も含む)との合併の賛否を問う内容で、投票率が半数を超えない場合は開票されないことになっている。

 そんな中、小林町長は住民投票を行う条件として
(1)ゴミ問題の解決
(2)自立に向けたまちづくりビジョンの作成
(3)相模原市との合併協議会の見通しの解決
以上の3つの問題が解決してからという方針を示していた。

 小林町長は「合併問題については、期限を決めずに協議を行い、最終判断は住民にあるというのが私の公約です。住民投票も諸条件に見通しが付いたので実施します」とコメント。町長のリコール運動に対しては「町民に与えられた権利なので結果は尊重しますが、小さな町だからこそ出来る権利だと思います」と話している。

1万票目指し町長解職請求の署名運動を18日まで展開

 一方、みんなで合併を実現する会では、町長のリコールを求める署名運動を11月18日から開始。1万票の署名を目指し、城山町役場そばに事務所を構え、街頭、訪問などの運動を展開。12月4日時点で6988人分の署名を集め、法廷署名数を超えているため、本請求ができるのが確実な状況になっている。

 中里州克代表は、小林町長が7月に相模原市と津久井・相模湖町との合併協議会副会長を辞職して、協議が休止状態にされている点を指摘。「住民投票だけ実施しても、合併協議会再開の見通しはなく、再び町の混乱となります。解職請求が確実な情勢となった結果は、町長交代こそが合併実現への唯一の選択であることが、町民に理解された結果であると思っています。出直し町長選で合併問題に決着をつけたい」と話している。

2000とはずがたり:2005/12/18(日) 05:22:23
<中国・四国>
岡山も頑張ってる。政令指定都市にしてあげるべきだ

瀬戸町・岡山市との合併協設置へ 
12/9 18:12
http://www.rnc.co.jp/news/news.asp?nwnbr=2005120906
岡山県の瀬戸町議会は今日岡山市との法定合併協議会設置を賛成多数で可決しました。
瀬戸町の12月定例議会は最終日の今日岡山市との合併協議会設置について採決を行いました。
裁決に先立った討論では是非をめぐり活発な意見が飛び交いました。
しかし採決の結果、10対5の賛成多数で法定協議会の設置が可決されました。
瀬戸町では合併相手などをめぐって町の方針が二転三転してきましたが今日の設置可決により岡山市との合併に大きく踏み出したことになります。
しかし住民への説明など抱える課題は多く、合併問題はこれからが正念場です。

合併問題で住民投票求め署名簿提出 
12/5 18:10
http://www.rnc.co.jp/news/news.asp?nwnbr=2005120503
岡山市との合併を進めている瀬戸町で、きょう住民グループが合併について住民の意思を問うべきだとして住民投票を求める署名簿を町の選挙管理委員会に提出しました。
住民投票を求める署名簿を提出したのは、住民グループ「瀬戸町を愛する会」です。
住民投票条例案の請求に必要な有権者数の50分の1以上の224人を大きく上回る1185人分の署名簿を町選挙管理委員会に提出しました。
瀬戸町は、岡山市や赤磐郡との合併をめぐり、二転三転していて、いったんは単独の道を選択したものの岡山市との合併に向けた議案をこの12月定例町議会に提案する方針です。
きょう提出された署名簿は、選管が審査した後、異議の申し立てがなければ、来年1月にも住民投票に向けた本請求ができることになります。

2001とはずがたり:2005/12/18(日) 05:25:48
<南関東>山梨県

2005 年 11 月 27 日(日曜日)
■ 笛吹市と芦川村の合併 来年8月1日に
http://navimaru.jp/topic/topic0511.htm

 笛吹市議会は25日、全員協議会を開き、同市と芦川村との任意合併協議会を来年1月に設置、3月に法定合併協議会に移行し、合併期日を8月1日とした市執行部案を全会一致で了承した。これを受け荻野正直市長は12月定例市議会で、合併協議に入ることを正式表明する。

 全市議30人のほか、荻野市長や市幹部も出席。市が、旧町村単位に設置した地域審議会の答申内容などを説明し、具体的な合併協議の進め方の案を市議会に提示した。市議から異論は出ず、全会一致で決まった。

 市執行部案は3月上旬に法定協に移行後、4月上旬に芦川村で住民説明会を開催。4月下旬に合併協定書の調印、5月上旬の廃置分合申請を経て、8月1日の合併を目指している。準備などの関係で8月の合併が困難な場合は、10月1日に先延ばしする。

 任意協の名称案は「笛吹市・芦川村合併協議会」で、メンバーは両市村の首長や議長など各十人。下部組織として幹事会、専門部会、分科会の3組織を設ける。法定協のメンバーは任意協のメンバーが引き継ぐ。

 市は12月定例市議会に合併関連の補正予算案を提出する方針。(山梨日日新聞 朝刊ヘッドライン)

2002とはずがたり:2005/12/18(日) 05:33:08
<九州・沖縄>
さくっと行こう

合併協休止の屋久島2町 来年1月にも再開
県推進審がヒアリング
http://www.373news.com/2000picup/2005/11/picup_20051122_7.htm
 鹿児島県市町村合併推進審議会(会長・辰村吉康鹿児島大学法文学部教授)の第2回会合は21日、県庁であり、新合併特例法の「市町村合併推進構想」で示す合併枠組みを検討するため市町村ヒアリングを始めた。屋久町の日高十七郎町長は、休止状態の上屋久町との合併協議会について1月にも再開させる意向を明らかにした。
 日高町長は「上屋久町から14日付で合併協の早期再開を求める文書をもらった。来年1月1日付で(合併協議会への職員派遣など)しかるべき人事を行い、再開を図りたい」と述べた。
 日高町長に先立ち、聞き取りを受けた上屋久町の矢野勝已町長も「屋久町に文書で合併協議会再開を要請している」と説明。屋久町との廃置分合(合併)議案が議会で否決されるなど8カ月間混乱した経緯を踏まえて「合併反対の意見も十分吸い上げ、きっちり協議していきたい」との考えを示した。
 同日の審議会では、対象となる県内15市町のうち、7町に合併の意向などを聞いた。沖永良部や徳之島の町長は、将来的には1島1町の合併が望ましいとしながらも、現状は本庁舎位置の問題などの歩み寄りが困難との実情も報告した。22日は、残る8市町から意見を聴く。

2003とはずがたり:2005/12/18(日) 05:34:39
<九州・沖縄>

さくさくっといこう

「鹿児島市と合併を」蒲生町長が意向表明
http://www.373news.com/2000picup/2005/11/picup_20051122_8.htm
 蒲生町の晋哲哉町長は21日の県市町村合併推進審議会で、「鹿児島市との合併実現に向けて努力したい」との意向を表明した。
 同審議会に合わせて実施した今月の住民アンケートで望ましい合併の枠組みが「鹿児島市」の46.79%と最も多かった結果を踏まえた意見で、新合併特例法期限の2010年3月末を見据えて「09年ごろまでにはお願いしたい。今後鹿児島市や市議会に陳情する」と述べた。
 合併の枠組みとしては鹿児島市に続いて加治木・姶良・蒲生の「姶良西部3町」が41.81%と多かった。晋町長は「圧倒的に多い方がいいが、一つに絞ると鹿児島市になる」と説明。実現性については「いきなり来年とはいわない。鹿児島市にとっても(蒲生町の)大クスは価値ある観光資源といえる。一生懸命お願いするしかない」と述べた。

2004とはずがたり:2005/12/18(日) 05:35:34
<北関東>茨城

07年合併実現目指す
水戸市・茨城町初の協議会
http://www.tokyo-np.co.jp/00/ibg/20051206/lcl_____ibg_____001.shtml
 水戸市と茨城町は五日、水戸市役所で合併に向けた任意協議会となる「水戸市・茨城町合併検討協議会」の初会合を開いた。合併の問題点や課題を話し合い、協議が進展すれば法定協議会を設立。合併調印に向け正式協議に入り、二〇〇七年中の合併を目指す。

 両市町の合併は、昨年五月、茨城町が水戸市に事務協議に入ることを申し入れ、研究会の形で始まった。協議会はこれを発展させたもので、両首長や助役、議長や議員らで構成されている。合併が実現すれば、水戸市にとっては今年二月の内原町に次ぐ合併となる。

 初会合では、協議会会長の加藤浩一水戸市長が「水戸市と茨城町は生活圏も一体で、協議会を設立することになった。合併協議を円満に進めていきたい」とあいさつ。副会長の佐藤順一茨城町長も「合併は時代の流れ。合併の申し入れ以降、議論を積み上げてきた。これからも粉骨砕身、努力したい」と話した。

 続いて、事務局が協議会の規定や予算、市町村合併の一連の手続きなどを報告し、承認された。次回は二十六日に開く。 (秦 淳哉)

2005とはずがたり:2005/12/18(日) 05:36:38
<東北・北海道>宮城県

■合併推進盛り込む2005.12.06
本吉町
長総・実施計画まとまる/
http://www.sanriku-kahoku.com/news/2005_12/k/051206k-zissi.html

 本吉町議会全員協議会が五日開かれ、町が「新世紀・はまなすプラン」(第三次長期総合計画)の二〇〇六−〇八年度三年間の実施計画を示した。実施計画には、新合併特例法に基づく新・気仙沼市との合併推進や幼稚園、保育園の授業料、保育料の第三子以降無料化、町産業審議会の新設、協同のまちづくり推進に向けた新たな助成制度創設などを盛り込んだ。

 町は新年度予算編成に反映させるため、毎年、はまなすプランの事業(次年度から三年間)を見直した実施計画を策定している。今回の計画は、気仙沼市、唐桑町との合併破たんを受けて、今年五月に策定した〇五−〇七年度三年間の実施計画(前計画)、財政計画を基本に、九月に就任した森琢男町長の新たな施策も盛り込んで新年度から三年間の計画を策定した。

 新規事業では、森町長の選挙公約でもあった町長任期内の新・気仙沼市との合併推進を明文化した。前計画で値上げ予定だった幼稚園授業料は、少子化対策と子育て支援充実のため据え置き、保育所保育料とともに、第三子以降は無料とする新たな方針を盛り込んだ。

 産業振興策としては、産業、消費者、行政で構成する「仮称・町産業振興審議会」を設置し、基幹産業である一次産業の活性化と一−三次産業の総合産業化を推進する。

 高齢者の生きがいづくり事業としては、「シルバー人材センター」を開設する。町民との協同のまちづくり推進事業では、振興会のコミュニティー活動を一層推進するほか、「もとよし元気発掘事業」助成制度を創設し、まちづくり団体の組織化・活性化を進める。さらに、テーマを設定した町長らによる出前講座、少人数懇談会も積極的に開催する。

 財政計画では、一般財源を除いた歳入歳出の収支で毎年度赤字が生じる見込みであることから、職員の給与3パーセント削減、昇給停止などの人件費削減、町有林の主伐面積増加などで財源確保を図る。

2006とはずがたり:2005/12/18(日) 05:41:44
<近畿>
吉野郡全部纏めて吉野市〜♪
西和市構想地域全部纏めて斑鳩市〜!!
橿原・畝傍・高市・明日香纏めて飛鳥市〜☆
たのんまつ。

知事、合併促進に前向き-人口1万人未満の町村
http://www.nara-shimbun.com/n_all/051208/all051208d.shtml

   柿本善也知事は7日、県議会の一般質問に答え、市町村合併について「人口1万人未満の小規模町村の解消は重要な課題」とする考えをあらためて示し、合併促進に前向きに取り組む姿勢を明らかにした。

(2005.12.8 奈良新聞)

2007とはずがたり:2005/12/18(日) 05:48:57
<九州・沖縄>鹿児島県

南日本新聞ニュースピックアップ[2005 11/29 07:26]
頴娃、知覧、川辺 来月26日任意合併協設置
3町長表明
http://www.373news.com/2000picup/2005/11/picup_20051129_4.htm

 頴娃、知覧、川辺3町長は28日、各町議会の全員協議会で、12月26日に任意合併協議会を設置することで合意したと表明した。
 山内廣行頴娃町長、霜出勘平知覧町長、東展弘川辺町長の了承事項として報告した。ほかに(1)合併時期は2007年10月から12月を目標(2)任意協の各町委員は町長、助役、議会議長、議長の指名した人の4人(3)事務局は2006年1月4日、知覧町に設置(4)任意協は大きな課題を先行協議(5)法定協議会には2006年夏ごろ移行−などの内容。
 任意協は予算が伴うため議会の議決が必要だが、3町議会はいずれも9月定例会で、3町合併を求める陳情を採択している。3町長は1月の川辺町長選後、合併を視野に入れた会合を開始。2007年度中の合併を目標とすることで合意していた。
 3町はもともと枕崎、旧坊津を含めた1市4町で任意協を構成。解散後、川辺は川辺地区(旧加世田、旧笠沙、旧大浦、旧坊津、川辺)、頴娃は指宿地区(指宿、山川、頴娃、開聞)、知覧は枕崎と1市1町のそれぞれ法定協に参加したが、離脱や廃止で再び単独に戻っている。

2008とはずがたり:2005/12/18(日) 06:00:07
<中国・四国>
その後どうなったのだろ

合併出直し2町議選告示 山口'05/11/16
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200511160037.html
 ■12人無投票当選 秋芳
 ■20日投票 阿武

 山口県秋芳町と阿武町で十五日、ともに市町村合併問題がきっかけとなった町議会の解散に伴う出直し町議選が告示された。法定合併協議会が休止した責任を問う住民投票による即日解散を受けた秋芳町議選は、定数と同じ十二人が立候補し、無投票当選が決まった。単独町制を選択したけじめとして自主解散した阿武町議会は、定数八に対し十人が立候補した。二十日投開票される。

 定数が四減の十二となった秋芳町議選には無所属の前職五人、共産の前職一人、無所属新人六人の十二人が立候補した。

 このうち、住民投票を請求した住民団体「秋芳の未来をひらく会」が、新人四人を擁立。町議会の解散に賛成した前職の四人全員も立候補した。

 一方、美祢市、美東町との合併協議の継続に反対した前職十二人のうち十人が、「(住民投票で議会解散を求めた)民意に反する」などとして立候補を取りやめた。

 無投票で新議員が決まったため、合併協議の再開や枠組みについての論戦はなく、町議会としての方向はなお流動的だ。

 阿武町議選には、いずれも無所属の前職六人、元職二人、新人二人の計十人が立った。単独町制維持へ向けた行財政改革の進め方などが争点となりそうだ。(西山文男、永山啓一)

2009とはずがたり:2005/12/18(日) 13:35:50
<東北・北海道>
北海道は広いから或る程度合併が進まないのもやむを得ない部分があるよね。
後志市とか十勝市とか面白そう。。

合併志向24% 6割「広域連携で」 道町村会調査  2005/12/18 07:55
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&amp;d=20051218&amp;j=0023&amp;k=200512181565

 道町村会は17日までに、今後の市町村再編論議のたたき台とする「地域主権社会における町村のあり方のグランドデザイン」をまとめ、道に提出した。現行の162町村のうち、「合併」を志向するのは39町村(24%)に上る一方、「広域連携」志向は101町村(62%)を占め、早急な合併に慎重な姿勢の町村が目立った。道が策定中の合併推進構想にも大きな影響を与えそうだ。

 グランドデザインは「町村の将来は、自らの責任のもとに決定する」という基本理念の下、各町村に今後のあり方を「合併」「広域連携」「単独」の中から選択してもらい、取りまとめた。

 選択した形態は、合併新法の期限である本年度から五年間以内の実現を目指す。ただし議会や地域住民に諮った内容ではなく、町村名の公表は控えた。広域連携は、地方自治法に基づく広域連合制度などを想定している。

 合併志向の内訳は「すぐにも合併」が十七町村、「当面単独で、今後合併を検討」が二十二町村。このうち、協議先が未定なのは、それぞれ十町村と十四町村だった。

 広域連携志向は「当面単独で、今後は広域連携を目指す」が四十七町村。ただ、残りの五十四町村は「当面は広域連携だが、今後合併を検討」とし、将来的な合併は避けられないと考える町村が多いことが浮き彫りとなった。

 単独志向は六町村で4%。町村会は「すでに今後の合併が決まっており、再合併は避けたいという町村」と説明している。「未定」としたのは十六町村で10%。このほか、地区町村会ごとには「当面、広域連携で十年以内に十勝一市を目指す」(十勝)、「管内十九町村で広域連合を設置し、将来の後志市を見据える」(後志)などの案が盛り込まれた。

 町村会の南原一晴常務理事は「町村長は厳しい判断を迫られた。知事は同じ政治家として町村の自主判断を重く受け止め、構想に反映してほしい」と話している。

2010とはずがたり:2005/12/18(日) 20:31:39
<関東・東京>
いいねぇ〜。埼玉県の大宮と浦和で横浜的な位置づけになったのだから蕨なんかも併せて川崎的な町を目指せ!
埼玉市……大宮・浦和・与野・岩槻
川口市……川口・鳩ヶ谷・蕨・戸田
葛飾市……越谷・草加・八潮・三郷・吉川・松伏
春日部市…春日部・庄和・杉と・宮代
久喜市……久喜・白岡・幸手・五霞
新座(くら)市…新座・朝霞・和光・志木
富士見市…富士見・上福岡・大井・三芳
川越市……川越・川島
狭山市……狭山・入間

『合併協議再開目指す』
鳩ケ谷市長 川口市と来年10月までに
http://72.14.203.104/search?q=cache:EmrrFznHSzgJ:www.tokyo-np.co.jp/00/stm/20051125/lcl_____stm_____004.shtml

 鳩ケ谷市の名倉隆市長は二十四日、川口市との合併について「次の市長選が行われる来年十月までに合併協議を始めたい」と述べ、任期中に合併の道筋を付けたい考えを明らかにした。

 名倉市長は今月二日、岡村幸四郎川口市長に合併の再検討を申し入れたが、岡村市長は回答を保留。川口市側は、川口分のし尿処理を引き受ける環境センターの整備▽県市町村職員退職手当組合の脱退時に見込まれる六億円強のコスト解消▽両市にまたがる芝川架橋の建設費用負担−などを合併協議の前提として求めている。

 名倉市長は「合併にはすべての課題をクリアしなくてはならない」と話し、新年度予算案にも解決策を盛り込む決意を示した。次期市長選出馬についての態度は明らかにしなかった。

 両市の合併については、蕨市を含む三市で協議が進んでいたが、新市名などをめぐりまとまらずに破たんした経緯がある。 (安藤 恭子)

2011とはずがたり:2005/12/18(日) 20:36:20
<近畿>滋賀県大津市

和迩地区民よ立ち上がれ!笑

志賀の名 合併後も残して
町営施設 「和迩」変更に異論
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2005112500048&amp;genre=A2&amp;area=S10

 来年3月に大津市に編入合併される滋賀県志賀町で、市側が提示した合併に伴う町営施設の名称変更案に、町議や町民から異論が出ている。志賀町民体育館など5カ所の施設名の冠を「志賀」から「和迩」に改める市の合併関連議案について、市側は「すでに市内に志賀と付く地域があり、紛らわしい」と説明する。町議たちは「50年の歴史がある志賀の名前を残すべきだ」と主張し、12月市議会に提案予定の同議案の修正を求める動きも出ている。

 町議が名称変更に異を唱えているのは▽町民体育館▽町民ホール▽町民グラウンド▽町立図書館▽町保健センター−の5施設。いずれも冠に「志賀」が付くが、議案では「和迩」に変更し、体育館を和迩市民体育館、町民ホールを和迩文化センターなどと改める。

 市合併準備室は、市内の滋賀学区に志賀小や志賀幼稚園などがあることから「紛らわしい。町営施設は和迩地区に集中しているので、その名称をとった。志賀町とも相談して決めた」とし、名称変更のための施設設置条例改正案を用意している。

 これに対し、町議の1人は「合併で志賀町が消える。せめて公営施設だけでも『志賀』を残してほしいというのが町民の思いだ。市内に同じ名前があっても混乱はしない」と訴え、町民の男性は「施設名が和迩ばかりでは、小松や比良など他の地区の住民が納得しない。志賀だからバランスがとれる」と話す。
 議案を審議する大津市議からも「志賀町民の意見を十分聞く必要がある」との声も出ており、両市町の合併をめぐって、思わぬ「余波」で議論を呼びそうだ。

2012とはずがたり:2005/12/18(日) 20:45:48
<中国・四国>徳島市

積極的………小松島市,勝浦郡上勝町,勝浦郡勝浦町,名東郡佐那河内村
困惑・慎重…名西郡神山町,板野郡五町
反対…………名西郡石井町

まぁいいこんだら。取り敢えずは徳島市+小松島市+名東郡+勝浦郡で合併しるぅ〜!

近隣市町村に波紋広がる 原・徳島市長の中核市構想
http://www.topics.or.jp/News/news2005120802.html

 徳島市の原秀樹市長が六日の市議会で打ち上げた人口四十万人規模の中核市構想。小松島市など財政状況の悪い市町を中心に歓迎の声が上がる一方、自立を目指す自治体は慎重な姿勢を示す。合併相手に想定される近隣市町村に七日、波紋が広がった。

 ◇小松島市◇ 二〇〇三年に実施した市民アンケートでは、徳島市との合併が望ましいとする回答が最も多く、徳島市に対して勉強会の設置などを求めてきた。これまで具体的な動きが見られなかっただけに、稲田米昭市長は「徳島市の今後の取り組みに期待したい」と熱い視線を向ける。

 徳島市との合併を街の再生につなげたいという声も根強い。稲田市長は「県勢発展のためにも、東部地域の拠点都市づくりは重要」と、中核市の意義を強調した。

 ◇勝浦郡◇ 徳島市を中心とした大規模合併の検討に前向きな考えを示していた上勝町の笠松和市町長は「素晴らしい考え方だと思う」と、原市長の姿勢を評価。一方で「合併してどんな市にするのか、将来像をどう描くのかが大切。合併はあくまでも手段であり目標ではない」とくぎを刺す。

 勝浦町の川口幸一町長も「(原市長の方針には)おおむね賛成」としたうえで「今後、住民や議会などと前向きに話し合っていきたい」と述べた。

 ◇名西郡◇ 「合併しない」と宣言している石井町の坂東忠之町長は「あくまで徳島市の構想であり、本町が自立していくという方針に変わりはない」と言う。町議会や住民から合併を求める動きもなく、「今の段階では何とも言えない」。

 神山町の後藤正和町長は「構想は素晴らしく、市側から接触があれば検討する」としながらも、「市民の間に合併への機運が盛り上がっているのだろうか」と冷静に状況を見守っている。

 ◇名東郡◇ 佐那河内村の松尾肇村長は「四十万人規模という具体的な数字を上げ、一歩踏み込んだ発言」と好意的に受け止める。昨年の住民アンケートでは73%の住民が徳島市との合併を希望した。「市の構想には、ぜひとも参画させてほしい」と前向きだ。

 ◇板野郡◇ 郡内五町の首長は「突然の話で、すぐには対応はできない」と、一様に困惑している。郡内では年に一、二回、板野郡合併検討協議会が開かれているものの、具体的な取り組みは見られない。徳島市との合併話は想定外だったようだ。

 北島町の山田昌弘町長は「将来的に広域合併は避けては通れない」と話す。ただ、財政状況が悪い市町村が合併しても問題を先送りするだけ、と冷ややか。自立した行政運営を目指す松茂町の広瀬憲発町長は「是非は即答できない。検討会があれば参加する」、藍住町の石川智能町長も「まずは自立に向け頑張る」と慎重な姿勢。

 板野町の中島勝町長は「まずは郡内の話し合いが先決」。「十五万人以上の合併が理想」という上板町の吉岡義人町長も、近隣町との協調を優先。「板野郡合併検討協議会で議論したい」と急ぐ様子はなかった。

2013とはずがたり:2005/12/18(日) 20:59:27
<東北・北海道>岩手県両磐地域

>現在、人件費削減や事業凍結などの行財政改革を断行し、隣接する一関市との合併を急いでいる。
身を削ってがんばってんだから入れてやれ>一関市

人口1万人割れ 財政再建中の藤沢町
http://www.iwate-np.co.jp/news/y2005/m12/d06/NippoNews_11.html

 藤沢町は国勢調査(10月1日現在)の県速報値で人口9904人となり、1955年の町制施行以来初めて人口1万人を割った。財政難で自主再建中の同町にとって、人口などを基に算定される地方交付税交付金の削減につながり、逆風となる。佐藤守町長は「国が言う人口1万人の基礎的自治体を外れたといえる。自治の再構築を急ぎたい」と市町村合併への取り組みを促進させる。

 藤沢町の人口は「昭和の大合併」で誕生した55年の約1万6000人をピークに年々減少。国勢調査上、過去10年間で8・6%減り、今年12月1日の住民基本台帳人口は9986人となった。

 「当町は鉄道も主要幹線道路もない過疎地域。全国的な少子高齢化による自然減が大きな要因だ」。佐藤町長は分析する。

 国勢調査は地方交付税交付金や議員定数、各種政策の基礎として利用される数値。特に同町のような過疎地域の自治体にとって、人口減に伴う地方交付税の削減は最も懸念される事態だ。

 同町の地方交付税は2004年度決算時、2000年度の町財政計画に比べ、約7億9000万円削減されたという。今回の調査結果の影響額について、町財政課は「あくまでも推定だが、単純計算で約3000万円程度の減少が見込まれる」とみている。

 同町は両磐地方の合併協議で、第3セクター整理などの条件をクリアできず外れたが、町の総債務約170億円(05年度末見込み)の償還がヤマ場を迎え、財政は窮迫している。

 現在、人件費削減や事業凍結などの行財政改革を断行し、隣接する一関市との合併を急いでいる。

 佐藤町長は「1万人未満の自治体は、一つの行政単位を形成できないという厳しい現実に直面している」と小規模自治体の現状を代弁。「地方財政はますます厳しさを増す中で、基礎的自治体を構築するためには合併は避けて通れない」と強調している。

2014とはずがたり:2005/12/18(日) 21:13:03
<中国・四国>
玉野なんかいらへんくなんにゃな>(岡山市・建部町・瀬戸町の)1市2町の合併が実現した場合の人口は、10月末現在で69万1026人で、70万人程度とされる政令市移行の人口要件にあと一歩となります。

あとは久米南町と,吉備中央町+自然増かな。おめでとう!なったも同然だ!!

岡山市、法定協設置議案11月議会に提案へ [2005年11月21日(月)]
http://www.okanichi.co.jp/contents/past/2005y/11/FM051121A.htm

岡山市は21日、御津郡建部町、赤磐郡瀬戸町と法定合併協議会を設置する議案を28日開会の11月定例市議会に提案すると発表しました。

これで当面、1市2町で政令指定都市を目指す枠組みが固まりました。

名称は「岡山県南政令市構想(岡山市・建部町・瀬戸町)合併協議会」で、委員は各市町の首長、正副議長、住民代表と共通委員らです。

岡山市に事務局が置かれ、高谷茂男市長は「合併については公約通り政令市を目指してやっていく。できる限り人口70万人に乗せていきたい」としています。

1市2町の合併が実現した場合の人口は、10月末現在で69万1026人で、70万人程度とされる政令市移行の人口要件にあと一歩となります。

2015とはずがたり:2005/12/18(日) 21:17:01
地名"関"がきえちまうがそれはいいんかいな?

大分市議会「佐賀関」復活を可決 住民「活動実り、うれしい」
http://www.oita-press.co.jp/read/read.cgi?2005=12=15=800982=yukan

 大分市議会は十二月定例会最終日の十五日、大分市と旧佐賀関町の合併で消えた「佐賀関」の地名を復活させる議案を全会一致で可決した。来年四月一日から大字「関」が「佐賀関」に変わり、住民の要望が実現する。

 旧佐賀関町は今年一月に大分市と合併。旧町では「佐賀関」が大字になかったため、新市の地名から消えた。地元の住民らは「佐賀関の地名の存続を望む会」(岡本喜七郎会長)をつくり、市や市議会に「佐賀関」の地名復活を働き掛けてきた。

 議案(字の名称の変更について)の可決を受けて、県が公示。市は三月定例市議会に字名変更に伴う支所の設置条例案など十六件を提案する。

 大分市関は千五百九十八戸・三千七百八十六人(十一月末現在)。佐賀関港や日鉱金属佐賀関製錬所がある旧町の中心部。

 岡本会長は「昨年から取り組んできた活動が実り、とにかくうれしい。佐賀関の地名復活はわたしたちの考えを理解し、応援してくれた皆さんのおかげです」と喜んでいる。

[2005年12月15日12:59]

2016とはずがたり:2005/12/18(日) 21:30:22
<北陸>石川県鳳至郡

新輪島市と穴水との合併が進むのか?

穴水町・坂本町長が立候補断念 (04日)
http://www.hab.co.jp/headline/news0000050747.html

来年1月に行われる石川県穴水町の町長選挙で現職の坂本明町長が、4日午後、立候補を断念することを明らかにしました。坂本町長は、4日夕方、記者会見し、「信じられないことが起こった。苦渋の選択で、町長選挙への立候補を断念した。」と述べ、町長選挙への立候補断念を明らかにしました。坂本町長は58歳、1986年に初当選し、現在5期目です。今年3月には、平成の大合併をめぐり、輪島市・門前町との協議が失敗に終わり、単独町制を余儀なくされていました。坂本町長は9月に立候補を表明しましたが、先月、地元の商工会長が合併推進を掲げ、立候補を表明。後援会も幹部の一部が支持に回るなど、分裂状態となっていました。坂本町長は「合併を成就できなかった責任も感じている」とも話し、選挙事情に加え、合併失敗の責任をとり、断念したとの見方が強まっています。(18:29)

2017とはずがたり:2005/12/18(日) 23:41:49

<近畿>滋賀県東近江地域

能登川はJR西の誇る韋駄天新快速も止まる地の利を生かせず合併で主導権握れませんでしたねぇ。
一方で東海道線が止まりもしないまた東海道(1号線)とも北陸道(8号線)ども無関係だった八日市は市名こそ東近江と譲った形だが凄い求心力だ。

63年の歩み、「東近江市」に継承誓う 能登川町が閉庁記念式典
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051218-00000026-kyt-l25

 来年1月1日に滋賀県東近江市などと合併する能登川町の閉町記念式典が18日、同町躰光寺のやわらぎホールであり、町民ら約250人が、63年間の町の歴史を振り返るとともに、東近江市としての飛躍を誓った。
 同町は1942年、神崎郡の五峰、八幡、能登川、伊庭、栗見の五村が合併し発足した。今年3月に東近江市、蒲生町との一市二町で合併調印を行った。
 式典で、宇賀武町長は「能登川町のまちづくりを東近江市へ引き継ぎ、安心して暮らせるまちとして飛躍することを願います」と式辞を述べた。続いて、地域振興に貢献した48人の町民と四団体に、表彰状や感謝状が贈られた。
 この後、町の歩みを振り返るビデオが上映されたほか、同町の小、中学校の児童や生徒が、能登川町の思い出を書いた作文を発表した。
(京都新聞) - 12月18日19時59分更新

2018とはずがたり:2005/12/20(火) 17:17:52
<九州・沖縄>熊本市

〔朝刊早採り〕熊本市組織改編 来年度、合併実現に体制強化
ttp://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20051219200020&cid=main

 熊本市は十九日、来年度の組織改編の方針を明らかにした。近隣自治体との合併実現などに向けた体制強化をするため、広域行政推進部門を拡充。JR熊本駅前東A地区に整備する「図書・情報センター(仮称)」の検討組織も設ける。

 広域行政推進部門の拡充は、下益城郡富合町と合併協議が進んでいることや、政令指定都市実現に向けた取り組みを進めるため。合併の情報収集や調査分析、政令指定都市制度の研究などを行う現行の「広域行政推進課」(八人)の体制を強化する。

 このほど基本計画素案がまとまった熊本駅前の「図書・情報センター(仮称)」については、企画部門に専門部署を設けて整備内容を検討、調整する。

 また、北部総合支所内に北部土木センターを新設。現在の東、西土木センターを道路部内に再編し、道路行政の一元化を進める。下水道部門では公営企業会計への移行に伴う組織改編などを行う計画。

 市行政経営課は「今回は局の再編は行わず、現行の条例の枠組みで対応可能」としている。(中山智雄)

2019とはずがたり:2005/12/21(水) 10:00:38
<北関東>群馬県

ああ,合併推進の良識溢れる住民の意思が十二分に選挙結果に反映されることを切にきぼんぬ。
総務省は来年の榛名町の交付金をぎりぎり締め上げて合併せずの決断が如何に不利な,ものかをきちんと示してやれ!!

合併争点に榛名町長選告示
http://www.tokyo-np.co.jp/00/gnm/20051221/lcl_____gnm_____002.shtml

 高崎市との合併をめぐる混乱で町長が辞職したことに伴う榛名町長選は二十日、告示され、町長リコール運動を進めた住民団体の会長で新人の富沢素行氏(64)=無所属=と、五選を目指す石井清一氏(66)=同=が立候補した。合併問題を争点に、早期実現を訴える富沢氏と、「自立」を打ち出す石井氏の一騎打ちとなった。併せて行われる町議補選(被選挙数三)には元職二人、新人二人の無所属四人が出馬した。

 富沢氏は午前九時半ごろ、同町中里見の選挙事務所前で第一声。住民団体メンバーら支持者を前に、「選挙準備は万端整い、後は決戦あるのみ」と声を張り上げた。「目的は高崎との早期合併。遅くとも来年秋の実現を目指す」と訴え、選挙カーに乗り込んだ。

 石井氏も午前九時ごろ、選挙事務所前で「町長を決めるだけでなく、町が存続するか消滅するか瀬戸際の選挙」と第一声。「町民は昨年の住民投票で合併しないことを選択した。町民の意思を大切にし、榛名を今後も存続させるべく全力で戦う」と力を込めた。

 榛名町は昨年七月の住民投票で八十五票差で合併反対が多数となった。石井氏は自立表明し、合併推進派が多数の議会と対立。合併を求める住民団体のリコールを受け辞職し、「町民に信を問う」と立候補した。富沢氏は住民団体の支援を受け、「今回が合併実現の最後の機会」と出馬した。

 町議補選は合併推進、自立両派が、それぞれ元職一人、新人一人を擁立し、町長選の両陣営と連動して運動している。

 投票は二十五日、町内十三カ所で行われ、同夜八時四十五分から町体育館で即日開票される。有権者数は十九日現在で一万八千百二十人。 (石井 宏昌)

 ◇榛名町議補選立候補者
(被選挙数3)=届け出順
田島 三夫 48 農  業 無新
小坂 桂子 48 管理栄養士 無元
後閑 太一 52 畜 産 業 無元
須田  功 62 農  業 無新

2020とはずがたり:2005/12/21(水) 10:27:13
<近畿>京都府

あ〜ん,中核市宇治市。。かっちょええよええよぉ〜(;´Д`)ハアハア

以下の枠組み切にきぼんぬ

八幡+久御山→久世市
長岡京+向日+山崎→乙訓市
京田辺+精華→華田辺市
木津+加茂+山城+笠置+和束+南山城→木津市
宮津+伊根+与謝野→天橋立市
京都+大津→京都市
京都+滋賀+福井県嶺南地方→京都府

任意協を来春設立へ
合併へ向け宇治市など4市町
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2005122000080&amp;genre=A2&amp;area=K00

 京都府宇治市と城陽市、井手町、宇治田原町の4市町の首長が19日夜、城陽市役所で市町合併について意見交換し、4市町による合併実現に向け、2006年4月の任意協議会設立を目指す方針を申し合わせた。これまで近隣7市町や5市町で合併を模索してきたが、この4市町で合併に向け動き出した。

 意見交換は橋本昭男城陽市長を呼び掛け人に、久保田勇宇治市長、汐見明男井手町長、奥田光治宇治田原町長が出席し、非公開で行われた。

 橋本市長によると、2006年に入ったら再度4人が集まり、事務局体制などを決める▽最終的には、中核市(人口30万人)を目指す−などの方針で一致した。

 橋本市長は「2市2町は新たな枠組みなので、住民にも理解を求めていかなければならない」としたうえで「法定協については、任意協で議論し、進むべきとなったらその時に考える」と語った。

 府南部の合併をめぐっては、今回の4市町に久御山町と木津川左岸の八幡市と京田辺市を加えた7市町が2002年10月、任意協議会を立ち上げたが、3カ月後に解散。今年2−3月には宇治市長の呼び掛けで約2年ぶりに再度集まり、木津川右岸の5市町での合併協議を模索したが、久御山町が消極姿勢を示し、白紙に戻っていた。
 4市町の人口は計29万241人(2005年国勢調査)。

2021とはずがたり:2005/12/22(木) 13:31:26

<中国・四国>岡山市

久米南町と併せて70万だ!といったけど人口6000人か。ぎりぎりやねぇ。。
http://www.town.kumenan.okayama.jp/profile/profile.html

イーオンだのサンマルクだの進研ゼミだの結構企業集積してるんだよねぇ,岡山は。
岡山市+倉敷市+都窪村で広島や仙台よりもおおきいんやろうねぇ。広島はマツダがあるものの中枢性の一部を岡山に取られてるし,仙台は産業資本の集積がないのが決定的な恨みだね。

岡山市が合併協設置を議決 
12/21 18:22
http://www.rnc.co.jp/news/news.asp?nwnbr=2005122104

政令市への移行を目指している岡山市が、きょう、あらたに、建部町、瀬戸町との法定合併協議会の設置を決めました。
岡山市と建部町、瀬戸町との法定合併協議会の設置は、きょう開かれた岡山市議会で議決されたものです。
合併協議会は、年内にも初会合を開くことにしていて、今後、新しい市の基本計画や合併の期日などを話し合います。
今年3月に、灘崎町、御津町と合併した岡山市の人口は現在、67万4600人余り。
さらに建部町、瀬戸町の人口を合わせると、69万6000人余りとなり、政令市の目安とされている70万人に迫ることになります。

2022とはずがたり:2005/12/23(金) 11:09:30
<近畿>奈良県

良いんじゃない?こういうの。別にしては駄目って事はないんやねぇ。
姫路も区という地名を付けてるところがあるねぇ。

元日合併・宇陀市は政令指定都市風-旧町村名を「区」で残す
http://www.nara-shimbun.com/n_soc/051222/soc051222a.shtml

   宇陀郡4町村が合併し、来月1日に誕生する宇陀市は地名に旧町村名を残した。市役所所在地なら、「宇陀市榛原区萩原」のように旧町村名に区を付け、一見、政令指定都市のような表記に変わる。昨年10月、同じ対等合併で誕生した葛城市は新庄、当麻の旧町名を残さなかった。それぞれの地域の地理的条件や歴史から、合併後の住所表記も多様だ。

(2005.12.22 奈良新聞)

2023とはずがたり:2005/12/26(月) 01:01:46
<北関東>群馬県
>>2019
おっしゃキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!
合併推進派の良識溢れる大勝利だ!!!
補選での議会構成大丈夫だらねぇ。

2005年選挙 開票結果
http://www.raijin.com/senkyo2005/1225/1225.htm
(注意:得票数などの数値は各選管の資料に基づいています)

榛名町長選(12月25日投開票)
候補者(届出順)年齢職 業 所属 得票数
富沢 素行  64  採卵養鶏業 無新  7,956 ←当選・合併推進派
石井 清一 66 農林業 無前 5,665
開票率100%
※当日有権者数は17,950人  ※投票率は76・52%
※投票総数13,735票、有効13,621票、無効112票、持ち帰り2票

榛名町議補選(定数3) 12月25日投開票 開票率100%
候補者(届出順)年齢職 業所属得票数
田島 三夫48農業無新 3,573 
小坂 桂子48管理栄養士 無前 3,296 
後閑 太一 52畜産業無前 3,976 
須田  功 62農業無新 2,045 
※当日有権者数は17,950人  ※投票率は76.50%
※投票総数13,732票、有効12,890票、無効842票、持ち帰り0票

2024とはずがたり:2005/12/27(火) 17:23:46
<中国・四国>香川県小豆島地域

小豆島市実現を!

=地図=
http://www.mapion.co.jp/c/f?uc=1&amp;grp=all&amp;nl=34/29/22.113&amp;el=134/15/15.366&amp;scl=250000&amp;bid=Mlink

=経緯=
1998/12/25小豆郡 内海町,土庄町,池田町で研究会設置
2001/4/1法定協議会「(旧)小豆郡3町合併協議会」設置「住民発議」
2002/10月合併の是非を問う住民アンケートの結果(3町合計)「賛成(31.5%)」「反対(59.5%)」
 内海町:「賛成(33.4%)」「反対(59.5%)」
 土庄町:「賛成(23.7%)」「反対(65.8%)」
 池田町:「賛成(51.9%)」「反対(39.3%)」
2002/11/303町での合併を断念,協議会を解散
 合併協議を再開へ
2004/2/1法定協議会設置
 新市名公募予定(全国公募)
 新市役所:現・池田町役場または現・小豆地区広域行政事務組合(土庄町)の2案(ともに新庁舎設置までの間)を検討
6/9新市役所の設置位置を巡り協議が難航,協議会を休止
 内海町,池田町が合併協議から離脱へ
7/27土庄町は新市役所(新庁舎設置までの間の仮庁舎)の位置に条件付同意へ,土庄町が合併協議の再開を要請
 内海町,池田町は3町での合併を視野に,2町での合併も検討へ
 内海町,池田町の2町で法定協議会を設置:2004/8/1
2005/3/313町での合併を断念,協議会を解散
 内海町,池田町は2町で合併へ→小豆島町
 土庄町は単独町制継続へ

土庄町長選・岡田元県議が初当選
http://www.rnc.co.jp/news/news.asp?nwnbr=2005122602
12/26 11:51
任期満了にともなう小豆島の土庄町長選挙はきのう投票が行われ、新人で元県議会議員の岡田好平さんが初めての当選を果たしました。
土庄町長選挙はきのう投票が行われ即日開票の結果新人で元県議会議員の岡田好平さん71歳が現職の三木佑二郎さんをおよそ200票差で破り初めての当選を果たしました。
また岡田さんは行財政改革を進めるため合併問題を最重要課題の一つと位置づけ小豆島のほかの2つの町との信頼関係を取り戻したいと抱負を述べました。

2025とはずがたり:2005/12/27(火) 18:21:29
<九州・沖縄>宮崎県

此処迄苦労して合併しても未だ7000人か・・。

椎葉http://www.vill.shiiba.miyazaki.jp/

諸塚http://www.vill.morotsuka.miyazaki.jp/01home_f.htm

美郷(西郷・南郷・北郷より)

日向(東郷含む)
ぐらいの合併が必要なんではないか?

みやざき市町村合併:対等合併の西郷、南郷、北郷3村「平等に扱うのが大変」 /宮崎
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051227-00000171-mailo-l45

 ◇助役は3人も
 東臼杵郡内の西郷、南郷、北郷3村が合併し、誕生する美郷(みさと)町。人口や面積の規模もほぼ同じ3村の対等合併だが、合併直前の今も「合併後3年以内にまとめる」などの調整項目が100近く残る。02年10月から合併について約3年、話し合いを続けてきた3村。背景には「対等な関係」ならではの難しさがあるようだ。
 3村の婦人会や老人クラブ、商工会などの各種団体の規模はほとんど同じだが、細かな運営方法が異なる。各村で盛んな自治公民館活動も区長の業務内容に差がある。将来的には一本化が必要なため、時間をかけて「妥協点」を探るしかない。農業委員会も3年かけて統合を進めるという。
 また、町役場は3村の真ん中に位置する西郷村に置き、旧3村域すべてに総合支所を設置する。旧村域の地域自治区長が助役を兼任するため、助役は計3人に。「無駄」と指摘されかねないが、対等合併とは言っても住民側のサービス低下の懸念払しょくにも応えなければならない。
 合併協議会の関係者は「平等に扱うのが大変。住民を理解させるための『必要な無駄』なんです」。「必要な無駄」は、小さな3村の間で折り合いを付ける、苦肉の策なのだ。
 2月には町長選があり、新たなリーダーが決まる。「対等な関係」を築き、「必要な無駄」を省く手腕が問われる。[谷本仁美]
………………………………………………………………………………………………………
 ◇美郷町
 約449平方キロメートル▽7192人(2月1日現在)=南郷村、西郷村、北郷村

12月27日朝刊
(毎日新聞) - 12月27日17時50分更新

2026とはずがたり:2005/12/28(水) 09:48:17
<北関東>栃木県

いいですねぇ〜。
河内郡 上三川町,上河内町,塩谷郡 高根沢町なんかもはよぉ〜⊂(^ω^)⊃

■ 07年3月の合併目指す 宇都宮市、河内町
https://newtrading.etrade.ne.jp/ETGate/?_ControlID=WPLEThmR001Control&amp;_PageID=DefaultPID&amp;_DataStoreID=DSWPLEThmR001Control&amp;_ActionID=DefaultAID&amp;getFlg=on

 宇都宮市と河内町の合併について、佐藤栄一市長は二十七日、同町役場で玉生勝経町長と会談し、合併を目指して正式に協議することを確認した。佐藤市長は「二〇〇七年三月末までの合併を目途としたい」と述べた上で、遅くとも合併の半年前までには法定合併協議会を設置する見通しを示した。前回の宇都宮地域合併協議会廃止から約一年が経過し、両市町の合併協議が事実上再スタートした。

 玉生町長は十一月上旬、同市に〇七年三月末までの合併を申し入れた。これを受けて佐藤市長は、市議会などと対応策を協議。同町との合併の話し合いを進めることにした。

 市執行部は「二度と同じ間違いを犯せない」と慎重な姿勢を見せていたが、町執行部と連携して協議を進めていく計画。今回の会談では具体的なスケジュールは話されなかったが、来年一月以降、協議の進め方や法定協の設置時期について詰めていくことを確認した。

2027とはずがたり:2005/12/31(土) 17:56:10
<東北・北海道>青森県北通り

大間町長は男じゃねーヽ(`0´)/

青森・北通り3町村法定協 合併への温度差露呈
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2005/12/20051229t21010.htm

 青森県大間町、風間浦村、佐井村の北通り3町村合併を目指す法定協議会で、会長を務める金沢満春・大間町長が県のアンケートに「合併の必要なし」と回答したことが波紋を呼んでいる。7月の初会合から約半年。来年10月の合併に向けて協議は淡々と進んできたが、合併の是非をめぐる「同床異夢」の不安が再燃した格好だ。

 発端は、青森県が11月、合併していない県内23市町村の首長を対象に実施した意向調査。金沢町長が「合併の必要なし」と回答したことが、今月26日の法定協でやり玉に上がった。

 「苦労して協議を進める中で『単独』とはどういうことか」「何のための協議会か」「住民を動揺させる発言は控えるべきだ」

 委員の相次ぐ批判に、金沢町長は「首長としての考え方を示した。会長としては趣旨にのっとって粛々と進める」と理解を求めたが、委員から「調印する気持ちはあるのか」と詰め寄られる場面もあった。

 3町村では、以前から金沢町長が「町単独」、横浜力・風間浦村長が「むつ市との合併」を志向しているが、首長の思惑とは別に、3町村の住民からはそれぞれ合併を求める要望が出された経緯がある。法定協では合併期日や方式など重要案件もスムーズに審議されてきたが、くすぶり続けていた不安が今回、再び浮き彫りとなった。

 一方、佐井村の委員は一様に沈黙している。ある委員は「ようやくここまで来た。これで合併問題をこじらせるわけにはいかない」と語り、むつ市を中心とした下北地方大同合併の破談など、紆余(うよ)曲折を経てこぎ着けた法定協の成就に腐心している。


2005年12月28日水曜日

2028とはずがたり:2006/01/01(日) 01:49:08

<九州・沖縄>熊本

熊本が九州の州都というのは当然。持論でもあります。
郵政局のほか農政局も熊本にあるらしい(にぬけん情報)参考:http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1046080617/1037

道州制 「熊本を九州の州都に」 県が戦略会議を設立
http://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20051231200005&amp;cid=main

 県は三十日、将来の道州制移行をにらみ、来春にも地元経済界と一体となった「くまもと戦略会議」(仮称)を設立する方針を明らかにした。九州での熊本県の特性や役割を明確化、長期的視点に立った県の戦略を練り、熊本を九州の“州都”へ結び付けたい考えだ。

 戦略会議は、県幹部と熊本経済同友会の若手メンバーを中心に十〜二十人程度を予定。両者の協議が整い、県の〇六年度予算が成立し次第、四月にも発足させる考え。

 県は、すでに(1)農業・食(2)産業(3)アクセス(交通・雇用)(4)住環境(5)教育、の五分野で、九州七県での熊本県の強さや弱点、位置付けなどを検証する事業を九州経済調査協会(福岡市)と共同でスタート。熊本経済同友会が所属する九州経済同友会も、道州制移行に向けた調査を本格化させている。

 戦略会議は、これらの調査結果を基に議論を進め、「九州各県の地理的特徴やインフラ配置、産業構造などのバランスを考えた上で、熊本県独自の地域づくり戦略を構築していく」(県総合政策局)方針だ。

 道州制に関しては、政府の地方制度調査会が来年二月に、小泉純一郎首相に答申する予定。答申には都道府県を廃止し、道州と市町村の二層制とすることなどが盛り込まれる見通しで、来春から本格的な検討が始まるとみられている。(毛利聖一)

2029とはずがたり:2006/01/01(日) 09:32:00
<東北・北海道>南部地方

明治政府の弾圧策による南部藩分断にも関わらず,八戸に本社を置くデーリー東北新社が青森県南と岩手県北をを一纏めてに取り扱っているのは素晴らしい!!

新設合併の南部・洋野・二戸 新3市町1日誕生(2005/12/31)
http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2005/12/31/new05123101.htm

 「平成の大合併」により、青森県南と岩手県北にあす一月一日、三市町が新たに誕生する。スタートを切るのは名川町と南部町、福地村による新「南部町(なんぶちょう)」、種市町と大野村による「洋野町(ひろのちょう)」、二戸市と浄法寺町による新「二戸市」で、ともに新設合併。合併から五十日以内に首長選が実施され、新たなかじ取り役も決まる。
 新「南部町」は三町村合わせて人口二万千五百五十三人(二〇〇五年国勢調査速報値)となり、五戸町の二万百三十八人(同)を抜いて三戸郡内では最大の町村となる。面積は一五三・二一平方キロメートルで、青森県全土の1・65%を占める。
 三町村の基幹産業は農業と共通する。特に、名川町を中心に果樹の栽培が盛んで、従来から行われているグリーンツーリズムなど農業観光の振興にさらに拍車が掛かりそうだ。また、福地村には八戸市のベッドタウンとしての機能もある。町長職務執行者は二本木憲一・現南部町長が務める。
 「洋野町」の人口は一万九千五百二十四人(同)。面積は三〇三・二〇平方キロメートルで、岩手県土に占める割合は2・0%となる。
 両町村は古くからヤマセによる冷害に悩まされてきたが、種市町で水産業のほかシイタケ栽培、大野村では酪農、木工業と地勢を生かした特色ある産業を発展させてきた。合併により、大きな相乗効果が期待される。
 新「二戸市」は人口三万千四百八十人(同)で、岩手県内十四市のうち十一番目の規模。面積は四二〇・三一平方キロメートルとなり、県全体の2・75%に当たる。
 両市町とも農業が主産業で、二戸市では野菜類やブロイラーのほか、近年では雑穀の生産振興や特産品開発に力を入れる。浄法寺町は国内有数の葉タバコ産地として知られる。市長職務執行者には清川明彬浄法寺町長が就く。
 また、津軽地方でも同日、平賀町と尾上町、碇ケ関村が合併し、県内十番目の市となる人口三万五千三百三十八人(同)の平川市が誕生する。

2030とはずがたり:2006/01/01(日) 09:44:31
<中国・四国>香川県

ほぼ完成型の香川県内合併。
三木町はこのまま単独で行くのか?土庄町と小豆島町との合併は?あとは綾川も小さめだし,まんのう町と琴平町が合併して琴平市(旧満濃町役場に新市役所)とか如何?

「平成大合併」総仕上げ 三豊市1日発足
http://www.shikoku-np.co.jp/news/administration/200512/20051231000116.htm
2005年12月31日 15:47

 香川県内、八市九町体制へ―。一月一日、高瀬、山本、三野、豊中、詫間、仁尾、財田の三豊郡七町が合併し、「三豊市」が発足。十日には、庵治、牟礼、香川、香南、国分寺の周辺五町を編入合併した人口約四十二万人の新「高松市」が誕生する。さらに三月二十日には、琴南、満濃、仲南の三町で「まんのう町」、同二十一日に内海、池田両町による「小豆町」と、綾上、綾南両町で「綾川町」が相次いで生まれる。これで県内の「平成の大合併」は完了、紆余(うよ)曲折を経て昭和の五市三十八町体制から八市九町に再編される。
 
 香川県内では、二〇〇二年四月のさぬき市を皮切りに、〇三年四月の東かがわ市、〇五年三月の丸亀市、昨年九月に先行合併した旧塩江町を含む高松市、十月の観音寺市が既に合併済み。全国的に広がった行財政改革のうねりの中、大半の自治体が合併を選択した。一方、三木、土庄、直島、宇多津、多度津、琴平の六町は単独での生き残りを模索している。
 
 三豊市は、荘内半島から徳島県境まで南北に長く、面積は高松市に次いで香川県内二位の広さを持つ二二二・六六平方キロ。人口は七万千百七十八人(二〇〇五年国勢調査)で、高松、丸亀市に次いで三位の規模となる。
 
 市役所は当面、旧豊中町役場を充て、同役場を含む各旧町役場に支所を置く。出張所を設けるのは粟島や志々島、荘内浦島(同市詫間町大浜)。旧高瀬町役場には教育委員会も設置する。
 
 初代首長を選ぶ二月十二日の市長選までは、代理となる市長職務執行者に旧仁尾町長の山地宏氏が選任されている。

 一日は午前九時から市役所で開市式を行い、職務引き継ぎの後、「三豊市役所」と描かれた銘板の除幕やテープカットなどで新市発足を祝う。窓口業務は四日から開始。四日には業務開始前に市役所や各支所単位で開庁式も行う。

 県都・高松市の変ぼうは著しい。香川県民の二・四人に一人が高松市民となり、面積も約三百七十五平方メートルに倍増。瀬戸内海から讃岐山脈までを一つの行政区域とし、県土の二割を占めるマンモス都市に生まれ変わる。
 
 一月十日には各町役場を衣替えする五支所で開所式があるほか、市制施行記念日の二月十五日には一市六町の合併記念式典を開催。二月十二日には合併町から新たな市議を選ぶ市議増員選も予定されている。
 
 「まんのう町」は人口約二万人、「小豆島町」は約一万七千人、「綾川町」は約二万六千人。スケールメリットを生かした行政サービスが期待されている。

2031とはずがたり:2006/01/01(日) 20:49:13
<近畿>京都府

新「福知山市」と「南丹市」誕生
市町合併で1日発足
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2005123100054&amp;genre=A2&amp;area=K50

 市町合併で1日、京都府福知山市と三和・夜久野・大江の3町による新「福知山市」と、園部・八木・日吉・美山の4町による「南丹市」が誕生した。新「福知山市」は福知山市に周辺3町が編入した。新市の人口は約8万2000人、市域は552平方キロと京都府内で3番目の規模。「北近畿の都」を目指し、地域特性を生かしたまちづくりを展開する。本庁舎は福知山市役所で旧3町に支所を置く。

 50日以内に旧3町ごとに市議2人を選出する増員選(定数6)を実施。市長と現市議26人はそのまま在任する。

 4町の対等合併で発足した「南丹市」は府内で14番目の市となり、人口は約3万6000人。市域は滋賀、福井、大阪、兵庫の4府県に接し、面積は約616平方キロと京都市に次いで広い。市街地から農山村部まで地域の様相も異なり、「緩やかな合併」をまちづくりの基本に据えている。
 市役所本庁舎は旧園部町役場に置き、旧4町に各支所を設置。市長選と市議選(定数26)は2月中旬に実施予定で、最初の市議選に限り、旧町単位に定数を設ける。

南丹市誕生 “緩やかな合併”を
4町の多様性、生かせるか
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006010100056&amp;genre=A2&amp;area=K40

 京都府園部、八木、日吉、美山の4町が合併して1月1日、「南丹市」が誕生した。京丹後市、京丹波町に続き、府内で3番目の「対等合併」だが、4町の自然環境や人口、財政規模、産業構造など地域性が大きく違うのが特徴。こうした点を長所として新市のまちづくりにどう生かすのかが課題となっている。

 「合併効果を最大限、発揮するには急ぎ過ぎずゆっくりと、力を合わせて進まなくては」。昨年11月21日、園部町の園部国際交流会館であった最後の合併協議会で、会長の野中一二三園部町長は締めくくりに、「緩やかな合併」を強調した。

 南丹市は、京都府中央部で滋賀、福井、大阪、兵庫の4府県に接し、面積は約616平方キロ。京都市を除く府内13市中、最大市域となる。

 ■財政格差は倍近く

 北部の日吉、美山町は第一次産業の割合が高く農林業が基盤。一方、南部の園部、八木町は宅地化が進み、第2、3次産業の割合が高い都市的性格を持つ。人口は、園部町約1万6000人、他の3町が約5000−8000人台。財政規模は、本年度当初予算で美山、日吉の約70億円に対し、園部町は約130億円と倍近い。

 このため、合併までには、紆余(うよ)曲折もあった。美山町では「町の独自性が失われる」などの意見から、合併の是非をめぐり町議会解散の賛否を問う京滋初の住民投票を今年2月に実施。解散否決となったが、各町の思いの差が浮かび上がった。

 合併協議でも、林業への補助金や介護保険関連のサービスなど、地域特性の違いによる施策の差をどう調整するのかが中心議題となった。合併協委員の1人は「各町の実情に配慮し、一地域だけで継続した施策もある」と説明する。

 ■市議選で各町に定数

 新市では、格差を埋める配慮が随所に見える。市役所本庁舎は園部町に置くが、当面は同町を含む4町に支所を設置する。また、人口差を考慮し、来年2月と見込まれる最初の市議選(定数26)に限って各町ごとに議員定数を設定。人口規模に応じた市議が選出されるようにした。さらに、広い市域での情報格差解消を狙い合併特例債約60億円を活用し、2009年度の利用開始を目標にケーブルテレビ網も整備する。市議会の中継や双方向性を活用した高齢者の通報システムなどを取り入れる。

 一方、4町に共通するのが少子・高齢化の進行だ。このため、新市では若者の定住対策を最重要施策に掲げ、▽高校卒業までの医療費助成制度▽最高30万円(第3子)の出産祝い金支給制度−など独自の子育て支援策を打ち出している。

 しかし、少子高齢化対策など重点施策の充実の一方で、支所の設置や各町に配慮した施策を継続させることには、「合併の狙いである財政健全化の点から、さらに効率化が必要」(合併協委員)との意見もあり、これらの調整が新市発足後の課題となりそうだ。
 新市建設計画では市域を、4町の特色を基盤に▽森林共生▽農業▽観光・レクリエーション▽市街地−の4ゾーンに分け整備することにしている。4町合併協事務局は「地域性の差は豊かな自然や生活、文化の一端であり、こうした個性こそ新市活性化の大きな力」としている。国の3位一体改革などで財源確保の厳しさが増す中、各地域の特性を生かして新市をどうつくっていくのか、合併の真価が問われる。

2032とはずがたり:2006/01/04(水) 07:29:40
<北関東>群馬県

おーじょーぎわわりぃなぁ。。しっかし反対派も徹底抗戦。大丈夫やろねぇ。。
今の内に関連条例全部可決してまえばどうや?

議会解散問う 住民投票告示
榛名町、22日投開票
http://www.chunichi.co.jp/00/gnm/20060103/lcl_____gnm_____004.shtml

 榛名町住民の町議会解散請求に基づき、議会解散の是非を問う住民投票が二日、告示された。二十二日に投票され、町体育館で即日開票される。

 投票は解散に「賛成」か「反対」を記入する。有効投票の過半数が賛成すると、議会は即日解散し、四十日以内に町議選(定数二〇)が行われる。有権者数は十二月十九日現在で一万八千百二十人。

 高崎市との合併推進派が多数を占める議会に対し、自立・合併慎重派の住民団体メンバーが七千百九十四人分の署名簿を添え、町選管に議会解散を請求していた。

 合併をめぐっては、石井清一前町長の辞職に伴う町長選が先月二十五日に行われ、早期合併を訴えた富沢素行氏が、自立を掲げた石井氏を破って当選。富沢町長は高崎市の松浦幸雄市長と、合併協議会を早期開催することで合意している。 (石井 宏昌)

2033とはずがたり:2006/01/04(水) 21:03:14
<九州・沖縄>鹿児島県大隅地方

●大崎町では、四日に投開票された町長選で、現職の東靖弘氏が「町民・議会との合意形成を図りながら合併を推進したい」と訴え当選。
●垂水市と東串良町も「合併」の選択肢を捨てておらず

▲垂水市は鹿屋市との合併から財政状況を理由に外されるが,垂水と鹿屋の主導権争いの一面も。
▲大崎は志布志・有明(いずれも現志布志市)との合併協議が不調。
▲東串良町は肝属郡 串良町, 内之浦町, 高山町(串良町は鹿屋市・内之浦町, 高山町は2005.07.01に肝付町)との合併協議が破談

来月1日 新鹿屋市と志布志市誕生 大隅半島4市5町に 一連の合併は一段落
http://news.goo.ne.jp/news/nishinippon/chiiki/20051229/20051229_local_KA_001-nnp.html?C=S
2005年12月29日 (木)

 来月一日、新「鹿屋市」(鹿屋市と輝北、串良、吾平の三町が合併)と志布志市(松山、志布志、有明の三町が合併)が誕生する。これにより大隅半島の自治体数は今年三月の二市十七町から四市五町に減り、市町村合併は一段落する。

 鹿屋市は合併で人口約十万六千人となり、鹿児島市、霧島市に次ぐ県内第三位の都市になる。畜産などの第一次産業を基幹産業にしつつ、南九州や大隅半島の拠点都市を目指す。志布志湾に面した志布志市の人口は約三万六千人。コンテナ取扱量で九州第三位を誇る国際物流港の志布志港と、後背の農業地域を生かした地域づくりをする。

 今回の「平成の大合併」で、合併しなかった自治体は垂水市と大崎、東串良の二町。大崎町では、四日に投開票された町長選で、現職の東靖弘氏が「町民・議会との合意形成を図りながら合併を推進したい」と訴え当選。垂水市と東串良町も「合併」の選択肢を捨てておらず、市町村合併の第二幕に向けて、今後の動向が注目される。

 新市の開庁式は、志布志市が一月一日午前九時半から、同市役所(旧有明町役場)で、新「鹿屋市」が四日午後二時から、同市役所である。

2034とはずがたり:2006/01/05(木) 12:11:51
<九州・沖縄>長崎県

まだ人口こんなもんか。。しかも21年前(1985年?)にはもっと居たのか。

■琴海町が長崎市と合併 市の人口45万人を超す
http://www.nagasaki-np.co.jp/news2/01.html

 長崎市は四日、西彼琴海町と合併した。昨年一月の旧西彼六町(香焼、伊王島、高島、野母崎、外海、三和)の編入に続いて市域を拡大、新しい「県都」として新年のスタートを切った。

 「平成の大合併」では県内十三例目。県内の自治体数は十二市二十町となった。今回の合併で、同市の面積は合併前の一・二倍の四〇六・三平方キロメートルに広がり、人口は約四十五万五千八百人。同市の人口は二十一年ぶりに四十五万人を超した。

 四日午前、長崎市議会議場で事務引き継ぎ式などがあり、旧琴海町役場に設置された「行政センター」所長に伊藤市長が辞令を交付。岩永照男・旧琴海町長も出席し、旧町の資産や懸案事項などをまとめた書類を市に引き継いだ。

 岩永旧町長は「時代の流れの中で自分たちが選んだ道。勇気を持って新しい時代に踏み出すスタートの年、長崎市の一員として一体感を育てたい」と述べた。伊藤市長も「旧琴海町の人のつながりや歴史、風土、今日までの歩みをしっかり受け止め、連携を深めたい」と自然を生かしたまちづくりを進める決意を示した。

 午後からは琴海行政センターで開所式があった。

 合併に伴う長崎市議の琴海選挙区増員選(定数1)は二十九日告示、二月五日に投開票される。

2035とはずがたり:2006/01/05(木) 13:18:03
<東北・北海道>北海道

南幌は
東さっぽろ市新設/市制空知郡 南幌町,夕張郡 由仁町,栗山町
構想が破綻。まぁ長沼町が離脱しちゃって南幌町は飛び地やったしね・・

その他の南幌がらみの合併協議
2002/11/6南幌町は江別市と2市町で研究会「江別市・南幌町合併研究会」設置
2003/1/8南幌町は北広島市,長沼町と3市町で研究会「北広島市・南幌町・長沼町合併問題研究会」設置
2003/6/8空知郡南幌町,長沼町, 夕張郡由仁町,栗山町と4町で懇話会「南空知近隣4町8者懇話会」設置

南幌町との合併協議会の設置を請求 江別の市民有志  2006/01/05 08:53
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&amp;d=20060105&amp;j=0023&amp;k=200601044929

[江別] 江別市民有志でつくる「南幌町と交流する江別市民の会」は四日、新合併特例法に基づき、隣接する空知管内南幌町との合併協議会の設置を求める請求を小川公人市長に行った。市は来週にも、南幌町に対して協議会設置に関する意見照会を行う。

 同会は昨年十−十一月、住民交流の深さなどを理由に「(江別と南幌の)両自治体は合併すべきだ」として、合併協設置請求に必要となる、有権者の五十分の一を上回る二千十三人の有効署名を集めた。

 同法によると、江別市からの意見照会を受け、三好富士夫南幌町長は三カ月以内に同町議会に合併協の設置を諮るかどうかを決める。諮ると決めた場合、小川市長も決定通知から二カ月以内に態度を決定。両議会が合併協設置を最終判断する。

2036とはずがたり:2006/01/07(土) 19:00:15
<中国・四国>山口県防府・佐波地域

良いですねぇ〜。少なくとも阿東町とは直ぐにでも協議を始めよ!
防府市内に新市役所置くか新市名を防府市としないと纏まらないだろうなぁ。山口の名前は駅名や県名に残るのだから山口の名に拘泥するこたぁない!
参考レス
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/2358

「30万県都実現に道筋」 山口市長選 防府市、阿東町と合併を
http://news.goo.ne.jp/news/nishinippon/chiiki/20051115/20051115_local_Y_001-nnp.html
2005年11月15日 (火)

 県央部一市四町の合併による新「山口市」発足に伴う同市長選で初当選した旧山口市元助役で新人の渡辺純忠氏(60)=無所属=が、当選から一夜明けた十四日、同市役所で会見。「人口三十万人の県都をつくり上げる。防府市、阿東町に合併への理解を得て、任期中に確実なめどをつける」と一期目の抱負を語った。

 渡辺氏は、合併による三十万人中核都市の実現への道筋をつけることを最大の公約として選挙戦を展開。これを受け「すべての施策を防府市と阿東町と合併できるように展開していく」とした。

 合併を目指す具体策として、合併後の両市町の地域づくりを目的とする基金の設置などを提唱したが、合併申し入れなどの日程は「早い時期がいいが、しばらくは山口市議会などの協力を取り付け、準備を進める」と述べるにとどめた。

 新市の地域づくりでは、街灯整備など市民生活に密着した都市基盤整備を進めると同時に、合併協議で申し合わせた新市建設計画に基づいた地域振興策の実行を約束。「周辺部には十分な配慮をしていく」とした。さらに雇用の場としての起業を促進するため財政支援制度を拡充する考えを表明した。

 新山口駅北口地区の再開発問題については、三十万人中核都市の実現と県全体の玄関口の発展という二重の視点による計画策定の必要性を強調。企業の集積で福岡、広島を結ぶビジョンを掲げ「県全体に浮揚につながる思い切った投資が必要」との認識を示した。

 また、行財政改革の一環として助役は一人とし、十二月定例市議会に人事案を提案する考えを明らかにした。

2037とはずがたり:2006/01/08(日) 00:36:50
<東北・北海道>青森県

こんな村早く弘前市に吸収されてしまえ。地方自治体は土建屋が食い物に出来るから合併を忌避してるだけじゃろ。

西目屋村長辞任「違法性認識せず」
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000000601070005
2006年01月07日

■前山氏、虚偽住所で釈明

 弘前市内に自宅がありながら、西目屋村に住民登録し、村長選を含む各種選挙で選挙権を行使していたとして、前山誠一村長が6日、辞職を表明した。前山村長は、村内の有権者の1割近い百人余りが同様のケースと話しており、村の選挙管理体制が問われそうだ。

 三上義信・前村議ら4人が昨年4月、公選法違反などで前山村長を青森地検弘前支部に告発。前山村長は昨年末、2度、検察から事情を聴かれていた。

 告発状などによると、前山村長は、82年に弘前市内に自宅を新築し、生活の本拠にしていながら、村内から弘前市内への転出届を出さなかった。99年10月、村内の住所での居住実態がないとして役場が住民登録を削除したが、その翌日に、村内の別の住所に転入届を出したという。三上さんは「役場が、違法行為を黙認していたとしか考えられない」と指摘する。

 前山村長は6日の記者会見で、こうした違法行為については認識がなかったと釈明。村内には、多い時期で200人、現在も100人余りが村外に住んでいながら、村内に住民票を置き、選挙権を行使していると述べた。
 村を二分する激しい選挙戦が、多数の“幽霊住民”につながっているのではないか、との指摘は否定。「行政を預かる身として、率先して好ましくない状況を改善すべく辞職を決意した」と述べた。

2038とはずがたり:2006/01/08(日) 00:42:38
<北関東>茨城県

今年は6市誕生 県内の市町村合併
http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000000601070001
2006年01月07日

 県内の市町村合併は、昨年、今年と本格化し、04年4月1日の22市44町17村から、今年3月末には32市10町2村になる。昨年は14の新しい自治体が誕生、今年も1日の常総市、新・下妻市の誕生をはじめとして、3月末までに6市が発足する。

 6市はいずれも、知事への申請、県議会での議決を経て総務大臣が告示しており、合併が決まっている。昨年3月末までに知事へ申請し、今年3月末までに合併すれば、これまでの合併特例法が適用され、合併特例債の起債が認められたり、合併がなかったと仮定して算定した普通交付税額が保証されたりなど、財政的に優遇されるからだ。昨年8月以降に合併した新市は、いずれもこの規定を使っている。

 昨年の合併を巡る動きでは、住民投票で合併の是非を問う動きが目立った。

 旧玉造町では、昨年1月、小川町との合併協議会設置を求める住民が、合併特例法に基づく住民投票を求め、実現させた。投票でも過半数を占めたが、町は協議を進めていた旧麻生、旧北浦両町との協議を優先した。

 河内町では2月、合併を求める住民団体が、「合併に積極的に取り組んでこなかった」との理由で野高貴雄町長の解職を署名簿とともに請求。4月にあった解職の是非を問う住民投票では、解職賛成が過半数を占め町長は失職したが、その後の町長選で野高氏が再び当選した。

 一方、美浦村では1月、阿見町との合併の是非を問う住民投票が実施された。反対が過半数を占めたため、合併はご破算になった。

 今後は、昨年4月に施行された合併新法の規定に基づいて設置された県市町村合併推進審議会が、合併の構想についての意見を知事に出し、県が合併の組み合わせなどを盛り込んだ構想を策定していく。

2039とはずがたり:2006/01/08(日) 14:22:33
<中国・四国>山口県

11月20日に議会解散に伴う町議会選挙が行われたらしいが結果はどうだったんでしょうか?

山口県の合併はあと
美祢市…美祢市・美祢郡 秋芳町 美東町
山口市…山口市・阿武郡 阿東町・防府市?
萩市…萩市・阿武郡 阿武町
厚狭市…山陽小野田市(市名改称)
周南市…周南市・下松市
?…熊毛郡 田布施町 平生町 上関町
で完成だな。

議会解散、本請求へ 秋芳町'05/8/24
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200508240015.html

 山口県秋芳町議会の解散を求め、住民団体「秋芳の未来をひらく会」(山中佳子会長)が町選管へ提出していた署名簿の七日間の縦覧が二十三日、終わった。異議申し立てはなく、ひらく会は二十五日にも本請求に踏み切る。

 有効署名数は二千五百四十一人。本請求に必要な有権者の三分の一にあたる、法定数千七百九十二人を大幅に上回っている。本請求の翌日から六十日以内に解散の是非を問う住民投票が行われる。

 ひらく会は、美祢市、秋芳、美東町の美祢圏域一市二町の合併協議を休止させたのは、町議会が民意を受け止めなかった結果だとして、解散を求める署名を開始。七月二十九日に署名簿を町選管に提出していた。


議会解散へ要望書 山口県秋芳'05/6/15
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200506150037.html

 山口県秋芳町の住民団体「秋芳の未来をひらく会」のメンバー九人が十四日、美祢市、美東町との一市二町の合併が破たんしたのは、町議会が民意を無視した結果だとして、自主解散を求める要望書を提出した。

 メンバーのうち、法定合併協議会委員で学習塾経営の山中佳子会長(49)と、杉山博史事務局長(73)の二人が町議会の議長室を訪れ、嶋崎博議長に文書を手渡した。

 山中会長は「町財政は厳しく、合併を避けて通れない」としたうえで、「議会は町民の利益を無視し、既得権の主張と他市町の批判ばかりをした。住民代表としての役割を果たさなかった責任は大きい」と指摘した。

 同会は六月の定例会で自主解散の結論が出ない場合、解散を求めて直接請求の署名活動を始める考えでいる。

 嶋崎議長は「真摯(しんし)に受け止め、全議員に諮りたい」と答え、十五日の議会運営委員会に報告する考えを示した。

 美祢圏一市二町の合併協議は、秋芳町の厳しい財政事情を美祢市側が指摘したことや新市の名称をめぐって紛糾。旧合併特例法の期限切れ直前の三月二十八日、協議の休止が決まった。

2040とはずがたり:2006/01/08(日) 14:44:17
<東北・北海道>岩手県

中核都市後も合併推進 盛岡市長
http://www.iwate-np.co.jp/gappei/g200601/gappei200601071.htm

 盛岡市の谷藤裕明市長は玉山村との合併直前の6日、岩手日報社のインタビューに対し、50万人都市構想の実現について「中核市移行後に4町村(矢巾、紫波、雫石町、滝沢村)に声を掛けたい」と、積極姿勢を示した。合併後の重点施策は地域間競争を勝ち抜く「選ばれるまちづくり」を挙げ、玉山地域に「市北部の拠点」を形成して定住人口の拡大を図る考えも明らかにした。(聞き手は吉田誠一報道部長) 

 盛岡市は10日、玉山村との編入合併により、人口が中核市要件の30万人を超す。2008年4月までの移行を目指している。

 谷藤市長は自身が掲げる50万人都市構想について「玉山村との合併を近隣の皆さんも注目していると思う。一つの成功事例として流れを見てもらい、機運が高まれば大きなうねりになる」と語り、今回の合併を新たな広域行政推進に向けた一歩とする考えを示した。

 新たな合併協議の相手は「基本ベースは盛岡広域圏が一つになること」と矢巾、紫波、雫石、滝沢の4町村を挙げた。協議開始スケジュールについては「首長の改選期などそれぞれの事情もある。中核市移行後にタイミングが出てくるだろう。最初の経緯から考えて、呼び掛けるとすれば(4町村)一緒だ」と特定町村と段階的に進める考えはないことを強調した。

 今回の合併後の市政については「平成の大合併で地域間競争が激しくなる。選ばれるまちづくりが必要で北東北の要の県庁所在地として全国に発信力のある街にしたい」と述べた。

 特に玉山地域について「石川啄木の生誕地、岩洞湖などの観光資源を活用して市全体の発展につながる施策を展開したい」とし、定住促進のため「渋民、好摩など駅周辺を中心に居住環境の整備を進めたい」と述べた。

2041とはずがたり:2006/01/12(木) 07:56:30
<中国・四国>香川県

高松は松山を追撃せなかんしねぇ〜。今回両隣とも大同合併して高松・さぬき両市に囲まれる形となった三木町では町域が広くて合併すると消防体制が縮小されるなどの理由で独立を保ったとのこと。

新高松市が発足−周辺5町を編入
http://www.shikoku-np.co.jp/news/administration/200601/20060110000441.htm
2006年1月10日 20:07

 香川県高松市は十日、庵治、牟礼、香川、香南、国分寺の周辺五町を編入合併し、新「高松市」が発足した。旧町役場から衣替えした五支所では開所式があり、新たな住民サービスの拠点のオープンを祝うとともに、人口四十二万を擁する新生県都のさらなる飛躍を誓った。今回の合併で県内の市町は八市十三町に再編された。

 新市の人口は四十二万三百八十八人に増え、県民の二・四人に一人が高松市民となる。面積は県土の二割を占める三七五・〇九平方キロに拡大。瀬戸内海から讃岐山脈までを市域とし、海、街、山の多彩な表情を持つ巨大県都が誕生した。

 県都の合併は、昨年九月に先行合併した旧塩江町を含めた一市六町が個別に協議を進め、牟礼町以外の五町は旧合併特例法下での合併を決定。牟礼町は議会の反対でいったん協議を仕切り直し、財政的な優遇措置が縮小される合併新法下での合併となった。

 この日、五支所では順次、増田市長が市職員となる旧町職員らに辞令を交付したほか、市、旧町関係者らが出席して開所式を開催。増田市長は「合併はゴールでなく、新しい歴史をつくるスタート。地域の特性を生かしたまちづくりを進めたい」とあいさつし、支所の開所を祝う記念幕を除幕した。

 同日夕には、市役所に増田市長と旧五町長が集まり、旧町から市への事務引き継ぎを実施。各旧町長が事務引き継ぎ書を増田市長に手渡し、各町の歴史に静かに別れを告げるとともに旧町域の発展を新市に託した。

 また、同日付で旧五町域ごとに、まちづくりを協議する地域審議会が発足。各地区十五人(庵治は十四人)の委員が委嘱を受けた。

 市は二月十五日の市制施行記念日に、サンポートホール高松で合併記念式典を開く。

四国の中枢拠点都市として期待
 真鍋知事の話 これまでの高松市に各町の自然や歴史、文化、産業が加わることで、さらに豊かで個性ある都市になると期待している。各地域の特性を最大限に生かした町づくりを進め、魅力あふれる県都として、また、四国の中枢拠点都市として大きく飛躍してほしい。県としては町づくりが円滑に進むようできる限り支援し、今後も高松市との連携を強めていきたい。

「大合併」ついに結実−新高松市発足
http://www.shikoku-np.co.jp/news/administration/200601/20060111000105.htm
2006年1月11日 09:33

 四十二万県都、始動―。高松市が周辺五町を編入合併し、十日、新「高松市」が産声を上げた。合併協議開始から二年半。繰り返された住民投票、揺れた枠組み、そして調印の白紙撤回…。幾多の困難にぶつかりながら、県都の「平成の大合併」はついに実を結んだ。この日から市になった五町。町民は市民、町職員は市職員となり、町役場から呼び名を変えた支所で晴れ晴れしい表情を見せ、「最後の町長」たちは事務引き継ぎで町のかじ取り役としての仕事を終えた。「にぎわいと活力あふれるまちへ」。旧町からバトンを引き継いだ新市のリーダーは「州都」を見据えた。…(以下略)

合併で住民生活は・・・
http://www.rnc.co.jp/news/news.asp?nwnbr=2006011012
1/10 18:19
ところで今回の合併は5つの町が高松市に編入される形となっているため住民サービスなどは基本的に高松市と同じになります。
今日から高松市民となった人たちのくらしはどのように変わるのでしょうか。
1.ゴミの分け方・出し方
ゴミの分け方は2年後に旧高松市のやり方に統一されることになっており当面はこれまで通りの出し方で大丈夫です。また、旧香南町など3つの地域では「資源ゴミ」の回収は有料でしたが今後は無料となります。
2.子育て
高松市の公立保育所の保育料は平均で月2万円です。しかし、旧庵治町では1万4千円牟礼町では1万7千円などとなっており高松市にあわせると家計への負担は大きくなります。また、放課後の児童預かりも香川町など3つの地域ではこれまで無料でしたが今後は有料となります。しかし、その一方で預かり時間が延長されたり乳児保育や病後児保育など様々な面でサービスが充実します。
3.水道
水道料金は一般的な家庭でみた場合高松市で2835円ですが合併した5町は全て3千円を上回っています。
高松市にあわせることで料金はこれまでよりも安くなる計算ですが場合によっては高くなる事もあります。

2042とはずがたり:2006/01/12(木) 10:11:44
<東海>静岡県浜松地域

町長…浜松市<政令指定都市> 町議会…湖西市<スズキの工場で豊か>

議員は自分らの議席が守られ易そうな湖西に,町長は自分の身分が遇されそうな浜松っていう構図かな?
いずれにせよ合併は避けられないと云う認識なら大いに結構であるが。。

合併問う 町民有志が公開質問状 新居町
http://www.shizushin.com/local_politics/20060111000000000075.htm

 新居町の合併を考え、合併先選択のための住民投票実施目指す町民有志組織「合併問題町民会議」(中山芳久会長)は11日、古橋武司町長と町議会に合併に関する考えを問う公開質問状を提出した。
 質問状では、合併先を決めるための住民投票実施を要請し、合併の時期、方法を尋ねている。20日までの回答を求めた。
 浜松市との合併を目指す古橋町長と大半の議員が湖西市との合併を推進する町議会の対立は、解消のめどが立っていないため、町民有志組織が公開質問状を提出した。
 古橋町長は合併先を決めるための住民投票実施の方針を示している。町長も議会も住民に対する説明会をそれぞれ計画しているが、別々に開催する予定。

2043とはずがたり:2006/01/14(土) 09:07:13
<北関東>群馬県

そら当然やろ。

榛名町に無料交流バス運行へ
合併方針変更で高崎市が一転?
http://www.chunichi.co.jp/00/gnm/20060113/lcl_____gnm_____003.shtml

 高崎市は十二日、榛名町に十七日から無料交流バスを停車すると発表した。同市と合併する四町村には同様の無料バスを運行しているが、榛名町には「民間の乗り合いバス路線と競合し、無料では業者の営業を圧迫する」として停車していなかった。

 無料交流バスの運行を始めた一昨年十二月当時、榛名町は石井清一前町長が合併しない方針を表明していたが、昨年十二月の町長選で、早期合併を掲げた富沢素行町長が当選。高崎市と今秋の合併実現に向け、合併協議会開催で合意している。

 榛名町の合併をめぐる方針変更に呼応するかのような決定だが、市交通地域安全課は「榛名町からの要請で決定した。民間の乗り合いバス事業者の理解が得られた」と説明している。

 無料交流バスは、市町村住民の交流や理解を深めてもらうことが目的。榛名町には、市と倉渕村をつなぐ既存ルートを利用し、町内二カ所に停車する。毎日午前と午後にそれぞれ一往復する。 (石井 宏昌)

2044とはずがたり:2006/01/14(土) 09:08:32

<中国・四国>徳島県

海部地区はもめ事ばっかやなぁ〜。

協議平行線、継続審議に 合併協、海南の幼保施設改築事業
http://www.topics.or.jp/Tokushu/shichouson/2006/0113-1.html

 海南、海部、宍喰三町でつくる海部下灘法定合併協議会は十二日、海南町役場で開き、同町が計画中の統合幼保施設改築事業の妥当性について再度協議した。前回会合を全員欠席した同町委員も交えて話し合ったがまとまらず、継続審議することにした。

 前回会合で海部、宍喰両町委員が「(学校教育事業の)施設整備計画は新町で調整する」とする合併協定書に抵触するとし、海南町への見解を求める申し入れ書を出していた。これに対する回答を、法定協会長の浜皓三海部町長が紹介。

 しかし「事業は、一九九六年から住民との対話を進め取り組んでいる。合併協議でも部会などで説明している」などの内容だったため海部、宍喰両町委員が反発。「誰が見ても協定書に抵触している」「合併協議で事業の説明は一度もない」などと主張した。海南町の委員も「協定書には抵触していない」と述べるなど、議論は平行線をたどった。

 事業は、少子化や施設の老朽化を理由に海南町内の二幼稚園と三保育所をそれぞれ統合、国の補助を受け、新町で新施設を建設するという内容。同町は二月、県からヒアリングを受ける予定。

2045とはずがたり:2006/01/14(土) 09:38:37
<東海>静岡県

ええのぉ〜。島田市+川根本町・岡部+藤枝+焼津・新居+浜松or湖西・富士+富士宮・三島+沼津+伊豆の国+函南+長泉+清水・森+掛川or袋井or磐田とか実現せいへんの

合併枠組み5案まとまる 県推進審作業部会
http://www.shizushin.com/local_politics/20060113000000000079.htm

 県市町村合併推進審議会の作業部会(部会長・坂本光司静岡文化芸術大教授)は13日、県の合併推進構想に盛り込む枠組みについて、「富士宮市と芝川町」「富士市と富士川町」「島田市と川根町」の3つの組み合わせ案をまとめた。17日の審議会に諮る。
 審議会は既に賀茂地区の1市5町、静岡市と由比町の2つの組み合わせを了承している。この日の作業部会では、岡部町と川根本町の2町を除き、対象とした人口1万5000人未満の小規模自治体の合併先の協議を終えた。
 富士地区については「大所高所からみれば2市2町が理想」としながらも、生活圏や行政サービスの一体性、合併新法の期限内の実現可能性などの観点から、各1市1町の枠組みとすることで一致した。
 島田・川根地区については、島田市と川根町の合併協議が始まることもあって、川根本町の位置づけに議論が集中した。合併旧法の下で昨年9月に合併したばかりの川根本町は対象から外すことを了承。第1段階として「島田市と川根町」の合併を目指すべきとし、川根本町については将来的な合併の方向とすることでまとまった。
 この結果、2月に提出する答申案には小規模自治体の合併の方向として5つの組み合わせを盛り込むことにとどめることになった。岡部町を含む志太地域の扱いと、小規模自治体とは別の「生活圏の一体地域」「中核市を目指す地域」の2つのテーマについては平成18年度の早い時期に協議し、第2弾として答申する。

2047とはずがたり:2006/01/15(日) 08:54:33
<東北・北海道>山形県

素晴らしい〜。議案を否決して皆に迷惑を掛けた三川町議会の解散前のメンバーのうち合併反対派は全員頭丸めよ♪

2006年(平成18年) 1月15日(日)
鶴岡市に合併申し入れ 方式「編入やむなし」 協議会設立は新年度以降
http://www.shonai-nippo.co.jp/cgi/0/ad_vw.cgi?p=dy:2006:1:15

 三川町の阿部誠町長は13日、同町役場で記者会見し、富塚陽一鶴岡市長に新市との合併を正式に申し入れたことを明らかにした。

 阿部町長は会見で「11日午後、富塚市長に口頭で合併の申し入れを行った。富塚市長からは『これまで合併を協議した経緯もあり、今までの信頼関係も十分にある。今後、合併協議を進めていく』と理解を得た」と話した。

 この時期に申し入れをしたことについて「昨年12月の町定例議会の一般質問で、町議の『鶴岡市に合併申し入れをするのはいつごろか』という質問に対して『年明け早々に』と答えた経緯があった」と語った。

 合併時期の見直しについては、「正式な時期まではその場で話していない。今後、協議の中で進めていきたい」と明言を避け、その前段となる協議会組織の設立については「新市も本町も3月まで新年度予算編成がある。新市としても早めに地域の一体感を出したいと考えており、それぞれの住民にもきめ細やかな説明が必要。協議会設立などは相手があることなので、新年度がスタートしてから状況を見ながら進めたい」と話した。

 また、合併方式は「新設合併になれば両市町の首長を含め特別職が辞めなければならない。そんな迷惑はかけられない。編入となるのはやむをえない」との見解を示した。町議会に対しては「本日(13日)午前中、行政懇談会の席上で報告した。一番初めに議会へ報告する必要があると判断した」と語った。

 同町は一昨年10月、庄内南部7市町村の合併協定書に調印したが、町議会が合併関連議案を否決、庄内南部地区合併協議会から離脱した。その後、合併を望む町民たちが議会に反発し、昨年1月の住民投票で町議会解散請求が成立、2月の出直し町議選で合併賛成派が圧勝した。阿部町長は、昨年3月定例議会の所信表明で「できるだけ早期の合併を進めていく」という意思を表示していた。

2048とはずがたり:2006/01/16(月) 08:33:27
<近畿>京都府

住民の反対が強いかのように報道するのは非常に遺憾であるなぁ。
声なき大衆は合併による行政の効率化を願ってるぞ。小さな町じゃないと街づくりが出来ない等という行政依存型の態度だから街が衰退するんだYO!

「もっと時間かけ協議を」
3町合併、加茂で住民の集い
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006011500042&amp;genre=A2&amp;area=K20

 京都府南部にある、木津、加茂、山城3町の合併について考える住民の集いが14日、加茂町里の町文化センターで開かれた=写真。「もっと時間をかけて協議すべき」などの意見が出た。

 3町は2007年3月までの合併を目指し、法定合併協議会で協議を進めている。集いは住民団体「さわやかな加茂町をつくる会」主催で、3回目の今回は町民ら約40人が参加した。

 集いでは、法定協の内容などが報告され、京都自治体問題研究所理事の谷上晴彦氏が合併の課題などを説明。「合併すれば行政のリストラができると言われるが、地域のまちづくりにはつながらない」と指摘した。

 会場からは「法定協では委員の発言や議論が少ない」「合併にビジョンや夢がなく、財政上の数字合わせに過ぎない」などの声が上がった。
 最後に、同会の松石弘代表が「住民自身につながる問題であり、いろんな立場の人がもっと声を上げてほしい」と強調した。

2049杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2006/01/16(月) 16:05:41
安易に合併に走らず小規模ながらも頑張っている自治体に拍手を送りたい。

小規模を強調し閉幕 ミニ自治体フォーラム
http://www.asahi.com/politics/update/0115/009.html
2006年01月15日23時38分

 全国183自治体の首長や職員ら約1200人が集まって、福島県矢祭町で開催された「全国小さくても輝く自治体フォーラム」(自治体問題研究所主催)は15日、「小規模自治体こそが新しい自治・分権の時代を切り拓(ひら)く」とするアピールをまとめ、閉会した。

[My HP] http://politics.mtcedar.com/
      http://mtcedar.txt-nifty.com/

2050とはずがたり:2006/01/18(水) 11:48:16
<東北・北海道>青森県

2006年1月17日(火)
(青森)県が合併8市町に職員派遣へ
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2006/0117/nto0117_2.asp

 県は十六日、二〇〇六年度から、合併した八市町に職員を派遣することを決めた。県が合併自治体に対して人的支援をするのは初めてで、職員の給与は県が負担する。派遣期間は二、三年で、新市町の要請に基づき、街づくりや農業分野などで支援していく。

 職員派遣制度は、新市町の街づくりの青写真となる建設計画の着実な実施と自治能力を高めることが狙い。県が昨年十二月、合併済み、または今年三月までに合併を予定している十七自治体を対象に職員派遣の希望を募ったところ、約半数の八市町が申し込んだ。

 県は希望通りに八戸、十和田、つがる、平川の四市と外ケ浜、東北、南部、おいらせの四町に職員を一人ずつ派遣する。派遣職員の業務は新市町の要請に基づいて決定。地域の特性を生かした分野や地域の一体感を図るための業務が目立った。ほとんどの市町は三十代の比較的若い世代の人材を求めている。

 派遣職員の給与は通常、派遣を受けた市町村の負担となるが、この制度では時間外勤務手当などを除いて県負担となる。

 県は十六日から、派遣職員の庁内公募を開始した。県人事課は「合併市町の支援に意欲のある職員を派遣したいため」と説明する。

2051とはずがたり:2006/01/20(金) 10:08:02
<東海>愛知県三河国

宝飯郡3町とは音羽町・御津町・小坂井町
豊橋じゃなくて豊川が合併対象なんですねぇ〜。小坂井なんてどっちでもええような気がしますが

「合併推進」で県が宝飯3町の第2回住民懇談会
http://www.tonichi.net/articledetail.php?artid=10862

 愛知県総務部市町村課市町村合併支援室は、19日午前10時30分から御津町中央公民館で第2回地域懇談会を開いた。

 県は合併新法のもとで人口1万人前後の県下自治体を対象に合併推進構想を進めることになっており、同日のほか、24日に音羽町、26日に小坂井町で第2回同懇談会を開く。

 会場の御津町中央公民館では、住民代表12人と傍聴に多くの住民が参加、同支援室の担当者から「地方分権時代の行政運営を行うには1万人前後の自治体では職員の層が薄い。規模の拡大で本当に住民サービスが必要な人にも手が届くようにしたい」と合併を進める説明を受けた。

 これに対し、住民代表から「合併を進める理由は聞いた。だが、合併しない場合に県は、補助金などさまざまな支援をどうするのか」「合併して広域化すると小回りの利かない状況が生まれる」「合併先の豊川市の財政は、将来も大丈夫なのか」と県の対応、合併後の新市の現状について質問が相次いだ。

 県の担当者は、補助金などは離島や山間地など特別な地域でない限り特例はないとし「御津町は、特例対象外」と説明、合併しない場合は財政的な支援は減少するとした。

 合併して広域化したり、合併先の財政状況については「医療では、豊川市が新市民病院建設を進めている。これまでもそうだが、赤字は豊川市民が負担し、周辺町民は利用するだけ。財政状況への不安もあるが、相互依存関係にならざるを得ない」と一体的地域の現状理解を求めた。

(2006-01-20)

2052とはずがたり:2006/01/20(金) 10:13:43
<東海>愛知県
>>2051

愛知県の主な市の人口はこんな感じ。

名古屋市…220万
豊田市…41万
豊橋市…37万←
一宮市…37万
岡崎市…35万
春日井市…29万
安城市…17万
小牧市…14万
刈谷市…14万
稲沢市…13万
瀬戸市…13万
豊川市…12万←
半田市…11万
以下略

豊橋はこれ以上大きくなるインセンティブがないのか?
こうやって見ると東海市・知多市・大府市はちいせぇ。合併を!

●南知多市(仮):半田市, 常滑市, 知多郡 阿久比町,南知多町,美浜町,武豊町…27万
2004/12/26阿久比町の半田市との法定協議会設置の是非を問う住民投票の結果「賛成(28.8%)」「反対(71.2%)」→半田市,阿久比町は6市町での広域合併に前向き
2005/1/1南知多町,美浜町の2町で法定協議会「美浜町・南知多町合併協議会」設置,常滑市,武豊町は合併特例法期限にとらわれず検討へ
2005/3/31新市名案「南セントレア」等への反撥もあり南知多町,美浜町の2町の法定協議会を解散
※ちょっと議論が纏まりそうにないかな・・。

●北知多市(仮):東海市(横須賀), 大府市, 知多市(朝倉), 知多郡 東浦町…31万
知多北部任意合併協 http://www.chitahokubu-gappei.jp/

●碧海市(仮):碧南市, 刈谷市, 安城市, 知立市, 高浜市
2002/9/275市で法定協議会設置を求める住民発議,4市が可決,碧南市が否決し不成立
 刈谷市,安城市,知立市の3市での合併協議を検討,知立市は3市での合併に前向き,刈谷市,安城市は慎重

2053とはずがたり:2006/01/20(金) 10:22:53

<近畿>京都府

与謝郡大同合併して「天橋立市」が良かったんだけどねぇ。市役所は岩滝町役場(詰まり与謝野町役場)か?
併し伊根町議会め,リコールくらちまうぞ〜
2001/6/11伊根町,加悦町,岩滝町,野田川町,峰山町,大宮町,網野町,丹後町,弥栄町,久美浜町と10町で研究会「市町村合併問題研究会」設置の経験もあるし京丹後市と合併とかもどうよ?

合併請願書を不採択
伊根町議会
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006011900177&amp;genre=A2&amp;area=K60

 京都府伊根町議会は19日、本会議を再開し、宮津市との合併問題特別委員会に付託していた「宮津市との合併実現を求める請願書」を審査した。採決の結果、1595人分の署名を添えた同請願書は不採択となった。

 同日までに請願書を不採択とした同委員会の審査報告の後、賛成・反対の立場から討論が行われた。

 反対の議員からは「昨年3月の住民投票で(合併反対の)町民の意思が示されており、請願を認めると新たな混乱を招く」「宮津市の財政状況も厳しく、合併で問題が解決するわけではない」などの意見が出された。一方、賛成の議員からは「有権者の65%を超える署名数を重んじるべきだ」「中期財政見通しによる再建は(交付税の減少額など)不確定要素が多く、単独運営は困難」などの声があった。

 この後、採決が行われ、賛成4、反対7で不採択となった。

 請願書を提出した「伊根町の未来を拓(ひら)く会」の上辻康一会長(68)は「これだけの署名がありながら簡単に否決されて悔しい。再度検討してほしい」と話している。
 また、同町との合併協議が休止している宮津市の徳田敏夫市長は「合併が必要との考え方には変わりはなく、(不採択の)結果は残念」と話している。

2054とはずがたり:2006/01/20(金) 10:40:24
<東北・北海道>青森県

平成合併で南部、七戸など4市町過疎地域へ(2006/01/19)
http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2006/01/19/new06011902.htm

 「平成の大合併」の進展が、青森県内の過疎地域を拡大させる結果となっている。市町村のエリアが広がったことで人口減少率が過疎の指定要件を満たしたり、特例措置により合併しても旧来の過疎地域が維持されたりするケースがあるためで、新「南部町」や新「七戸町」などが過疎地域となった。各自治体は過疎地域指定による財政や税制の優遇措置の有効な活用に知恵を絞っている。
 
 過疎地域の指定は「過疎地域自立促進特別措置法(二〇〇〇―〇九年度)」に基づくもの。人口減少で活力の低下が懸念されるエリアの活性化を図るのが狙いだ。
 「過疎地域」の主な指定要件は、人口減少率の高さと財政力指数の低さ。指定により公共施設整備の国庫補助率かさ上げや過疎債の運用などの優遇措置が認められる。
 特に過疎債は事業に100%充当でき、うち七割が国から地方交付税として算入される。合併市町村が利用できる合併特例債は地方交付税の措置が七割だが、充当率が95%で最初に5%の自己資金が必要になり、過疎債の方が有利な面がある。
 合併に伴い、過疎地が新市町の全域に拡大したのは南部、七戸、五所川原、つがるの四市町。南部町は旧名川町のみが過疎地だったが、旧南部、旧福地の両町村に拡大した形。七戸町は旧天間林村が従前の過疎地域で、新たに旧七戸町が加わった格好だ。
 優遇措置を活用するには、各市町村議会が過疎計画を承認することが必要。一月一日に合併した南部町は町議会三月定例会に計画を提案する見通し。同町は「財政や税制上の優遇措置を活用したい。ただ、有利な過疎債も借金には変わりないので事業内容を吟味して使いたい」としている。
 また、合併を促進するため、新自治体が過疎地域の指定要件から外れる場合でも、特例として従前から過疎の旧市町村はそのまま過疎地と見なされる。八戸市の南郷区、五戸町の倉石地区などがこれに該当する。
 このほか、外ケ浜、深浦、中泊の三町は合併前の全町村が過疎地域だったため、新町も全域が過疎地域。一方、合併していない市町村の中で、過疎地域に指定されているのは田子町や新郷村、横浜町など十一町村ある。

2055とはずがたり:2006/01/20(金) 10:42:37
<東北・北海道>岩手県南

いやぁ黒沢尻・和賀・江釣子といった地名が使われなくなるのはやや勿体ない。

北上市内の3商工団体 合併協定調印
http://www.iwate-np.co.jp/economy/e200601/e0601192.html

 4月1日合併を目指す北上商工会議所、和賀町商工会、江釣子商工会の3団体は18日、北上市内のホテルで合併調印を行った。

 3団体の役員ら約30人が出席。伊藤彬北上市長、菊池秀一北上地方振興局長が立ち会い、中村好雄北上商工会議所会頭、高橋高志和賀町商工会長、高橋祥元江釣子商工会長が協定書を取り交わし調印した。

 調印を終えた中村会頭は「北上市の合併から15年目にして3団体が1つになる。信頼と相互理解をキーワードに、地域経済の発展に取り組んでいきたい」とあいさつ。

 高橋和賀町商工会長は「互いの意見を十分に交換し、地域活性化に一層努力したい」と述べ、高橋江釣子商工会長は「会員の信頼を縦糸に、一人一人の会員を横糸にして、一歩一歩着実に進んでいく」と語った。

 伊藤市長、菊池局長が祝辞を述べた。

 3商工団体の現在の会員数は北上商工会議所が1800人、和賀町商工会は280人、江釣子商工会は235人。現状のままで合併すると、新北上商工会議所の会員数は2315人で、県内では盛岡商工会議所(4250人)に次ぐ2番目の規模となる。

 4月1日合併後、同月下旬に臨時総会を開き、新会頭らの役員人事を決める予定だ。

2056とはずがたり:2006/01/20(金) 10:45:26
<北関東>栃木県宇都宮市

上河内はなにしてるんだ?
上三川はなんだか北関東道のICも出来たし強気な感じ・・。

合併推進室を設置
宇都宮市
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tcg/20060120/lcl_____tcg_____000.shtml

 宇都宮市は十九日、庁内に合併推進室を設置し、河内町との合併に向けた事務レベルでの協議を始めた。両市町などの合併構想は昨年一月、いったん白紙に戻ったが、河内町が住民投票を受け再度、合併を同市に申し込んだため。来年三月の合併を目標としている。

 推進室のメンバーは、河内町職員一人を含む計五人。前回の協議内容を洗い直し、生かせるものとそうでないものとを整理する。その上で、法定合併協議会の設置や、新市の基本計画策定に向けた準備を行う。

 当初は両市町のほか上三川、上河内の一市三町が合併する予定で、一昨年二月に合併協が設置された。だが上三川町が同年九月に離脱したことをきっかけに、残る二町も断念。昨年一月には合併協が廃止された。

 河内町は同年四月、宇都宮市との合併の是非を問う住民投票を実施。賛成が上回ったため、玉生勝経町長が再度の合併検討を同市に申し入れ、時期は来年三月としたいとの意向を示した。昨年暮れには同町長と佐藤栄一市長との話し合いがもたれ、協議を始めることが固まった。

 ただ、佐藤市長は今月四日の新春会見で、同町との合併の可能性について、「二度と失敗できないので、合併できるかどうかの見極めは相当先になる」と慎重な構えを見せている。合併推進室の見通しでは、来年三月に合併するとすれば、遅くとも今年七月までには合併協を設置する必要があるという。 (大杉 はるか)

2057とはずがたり:2006/01/20(金) 11:21:41

<近畿>兵庫県淡路島

淡路一市を目指していた中淡合併協(洲本市・五色町・津名町・一宮町)は三原郡の緑町が住民投票で郡内合併に破れ,更に五色町長の逮捕で瓦解といった感じか?
離脱した津名、一宮町は淡路・北淡・東浦各町と合併,淡路市へ。
新市役所は津名町生穂新島地内へ。http://www.mapion.co.jp/c/f?uc=1&amp;grp=all&amp;nl=34/28/52.422&amp;el=134/56/16.769&amp;scl=500000&amp;bid=Mlink

「合併しない」に予想以上の294票
2002/11/25
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sougou/021125ke84700.html

 緑町の将来像を占う開票の行方に、各住民団体の関係者らが熱い視線を送る中、“勝負”は夏の町長選同様、最後までもつれた。

 午後十時十分、「三原郡四町での合併」の最多得票が確定すると、この枠組みを支持する住民たちから一斉に大きな拍手が沸き起こった。

 支持団体「光と水と緑の会」の山本芳弘代表は「他の三町と長年築いてきたきずなを再確認できたのが勝因」。八月の町長選で敗れた柳田登前町長も駆けつけ、喜びの輪に加わった。

 これに対し、「洲本市を含む広域合併」を支持した「市町合併を考える会」は、町長選の時とは打って変わって重苦しいムードに包まれた。関係者は「なぜ、こんな結果になったのか。全く分からない」と繰り返すばかりだった。

 一方、住民投票で新たに加わった第三の選択肢「合併しない」は二百九十四票と、予想以上の票数を獲得した。二つの合併枠組みの得票差百九十九を上回っており、投票結果に少なからず影響を及ぼしたようだ。

 「合併しないで住みよい緑町をめざす会」の坂本保直代表は、「合併が本当に必要なのかどうか、住民に考えてもらう機会になった」と意義を強調した。

津名、一宮町が脱会意向 中淡合併協
2002/12/06
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sougou/021206ke86410.html

 洲本市と津名郡の津名、五色、一宮町でつくる“中淡”合併協議会について、津名、一宮の両町が五日までに、脱会の意向を固めたことが分かった。両町は今後、同郡の北部三町(淡路、東浦、北淡)が郡内六町合併を目指して先月立ち上げた三町合併協に参画するものとみられ、残った洲本市と五色町の動向が注目される。

 この日開かれた五色町議会運営委員会で、山口一紀・同町助役が明らかにしたもので、議員らによると、関係市町の首長(同助役は町長逮捕のため代理出席)が四日夕、集まって協議した際、津名、一宮両町の町長が脱会の意向を示したという。

 両町長は神戸新聞社の取材にコメントを差し控えているが、山口助役は同委員会で「おそらく(津名郡の)北部三町(の動きに)に合流するのだろう」との見方を示した。

 また、中川啓一・洲本市長も「“中淡”合併協は、淡路一市を目指して立ち上げた協議会。その可能性が消えた以上、仕方がない。北部三町と合流するのなら、こちらが口を挟むことではない」と述べた。

 “中淡”合併協は今年二月、一宮町を除く一市二町で発足。四月に一宮町も加わり、「淡路一市」を目指して協議を進めていた。

 しかし、先月十六日にメンバーの五色町長の砂尾治容疑者(60)が偽計入札妨害の疑いで逮捕され、月一回の定例会が中断。直後の三原郡緑町の住民投票でも「三原郡四町合併」支持が上回ったことから、「淡路一市」の可能性が消えた。

 このため、不在の五色町長を除く“中淡”合併協の各市町長らは、相次いで協議会の見直しに言及していた。
広田小・中校区存続へ 洲本市と緑町が合意
2003/03/01
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sougou/030301ke98460.html

 緑町と洲本市で管理する小中学校組合が、行政合併後も引き続き残ることが二十八日、明らかになった。今後、運営方法など細部について協議を重ね、「三原郡四町」と「洲本市・五色町」の新市同士による組合で、現在の広田小・中学校区を存続させることになる。

 この日の同組合議会で、管理者の金山和永・緑町長が明言した。両市町による「衛生」「山林」の一部事務組合についても、合併特例法に基づいて、規約改正をして存続させる見通し。

 議会の冒頭で金山町長は、緑町が郡合併へ向かった経緯などを説明しながら、「現在も(洲本と)協議中だが、学校組合を残すという基本的な部分で合意した」と述べた。一般質問でも「校区存続を望む声は強い。将来の“淡路一市”を目指す上でも、組合を残すことが望ましい」とした。

 保護者や校区住民に対しては、説明会や広報誌などを通して理解を求めていくという。金山町長は「洲本市の校区自由化の論議も見据えながら、事務協議を続けていきたい。子どもたちは安心して学校に通ってほしい」と話していた。

2058片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/01/21(土) 21:16:25
<東北・北海道> 北海道

「江別と合併を」 南幌町民が請求  2006/01/21 08:00
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&amp;d=20060121&amp;j=0023&amp;k=200601218791

 【南幌】空知管内南幌町の住民グループ「豊かな明日を創(つく)る住民の会」(近藤長一郎代表)は二十日、新合併特例法に基づき、隣接する江別市との合併協議会設置を求める請求を南幌町長に対して行った。

 同会は請求に必要な有権者数の五十分の一を大きく上回る千三百四十六人の署名を集めた。請求を受け南幌町の三好富士夫町長は、近く江別市の小川公人市長に対し、合併協議会設置について議会に提案するかどうかの意見を求める。新合併特例法は九十日以内に回答するよう定めている。両市町合併をめぐっては江別側住民グループも四日、江別市長に同様の請求をしており、今後は両首長の判断に委ねられる。

2059とはずがたり:2006/01/22(日) 09:39:31
<東海>静岡県

おお,芝川町長らう゛〜☆☆
富士宮は富士に主導権握られるの嫌なんだろうけど,富士と富士川の意向はどうなんだろ?

合併関連ニュース
住民投票実施を示唆 2市2町の枠組み推進 芝川町長
http://www.shizushin.com/feature/gappei/kiji2/20060121000000000016.htm

 芝川町の臼井進町長は20日会見し、富士地区の合併問題について、「住民の合併への関心は高い。住民の判断に立脚し、自らの判断は後にしたい」と述べ、町民に合併の是非や枠組みを問う住民投票の実施を示唆した。
 2月の町議会全員協議会で基本的な考え方を説明した上で、具体的な手法や実施時期を検討するとみられる。臼井町長は「住民に丁寧に現状などを説明し、夢と希望を持てる判断をしてもらいたい」とも述べ、事前に町民向け説明会を開催する見通しも示した。
 県市町村合併推進審議会は将来の富士、富士宮市、富士川、芝川町の2市2町による合併を前提に、「富士宮市と芝川町」、「富士市と富士川町」を枠組みとする答申素案をまとめている。臼井町長は「2市2町はハードルが高いと言っていてはいつになっても始まらない。現実的に踏み出すべきだと思っている」と述べ、2市2町の枠組みで合併協議を推進するべきとの立場を強調した。

2060とはずがたり:2006/01/23(月) 00:38:40
<東海>静岡県

こんあ変な町長を飼ってるようでは。。
賀茂郡合併を推進せよ!

静岡県東伊豆町長を逮捕 疑惑逃れで虚偽公文書作成
http://news.goo.ne.jp/news/kyodo/shakai/20060122/20060122a4140.html
2006年 1月22日 (日) 21:45

 静岡県警捜査2課などは22日、公共事業をめぐる疑惑の追及を逃れる目的で虚偽の公文書を作成したとして、虚偽公文書作成、同行使の疑いで、同県東伊豆町長の片野武容疑者(65)=同町奈良本=ら3人を逮捕した。

ほかに逮捕されたのは、同町総務課長小沢正幸(58)=同町稲取=と総務課検査係主事斎藤匠(42)=同町稲取=の両容疑者。3人とも容疑を認めているという。

調べでは、3人は昨年10月上旬、公共事業の入札に関する予定価格表などについて虚偽の文書を作成し、同月下旬、町議会に提出した疑い。

昨年9月の同町議会で、この入札をめぐる不正を追及する決議が議決されていた。

2061とはずがたり:2006/01/23(月) 01:07:21
<九州・沖縄>鹿児島県

合併推進派圧勝!

瀬戸口嘉昭(65)無新①…元加世田市教育長…3町との合併を前面に打ち出す。「南薩で最小の自治体となっていいのか。合併こそ改革だ」と主張。「合併の瀬戸口」として支持拡大を図っている。
神園  征(62)無現1…枕崎市長……「合併は住民意向を尊重、争点ではない。地域力をつけるのが先決だ」と訴えている。
上釜 明久(66)無新…元県議(枕崎市)…頴娃、知覧、川辺3町との合併を実現し、「旧坊津町(加世田市等と合併現南さつま市)と連携、将来は南薩15万都市を」と強調

http://373news.com/senkyo/new-senkyo/custom.cgi
南日本新聞 2006/01/22
■速報[枕崎市長選]瀬戸口氏が初当選
 任期満了に伴う枕崎市長選挙は、22日投開票が行われ、新人で元加世田市教育長の瀬戸口嘉昭氏(65)=無所属=が、現職で2期目を目指した神園征氏(62)=同=と、新人で元鹿児島県議会議員の上釜明久氏(66)=同=の2人を破り初当選を決めた。

 当日有権者数は2万960人(男9408人、女1万1552人)。投票者総数は1万5264人(有効1万5140、無効124)、投票率は72.82%で、前回76.52%を3.70ポイント下回った。

◇枕崎市長選開票結果(22日午後9時40分、選管最終)
当 7,654 瀬戸口嘉昭(65) 無新1
  6,718 神園  征(62) 無現1
    768 上釜 明久(66) 無新

南日本新聞 2006/01/21
■[枕崎市長選]あす投票
 任期満了に伴う枕崎市長選挙の投票は、22日午前7時から午後6時まで20カ所(うち6カ所は午後5時まで)で行われ、午後7時半から枕崎小学校体育館で即日開票する。午後10時ごろには当落が判明する見通し。
 立候補しているのは、元鹿児島県議会議員の上釜明久氏(66)、元加世田市教育長の瀬戸口嘉昭氏(65)の新人2人と、現職で2期目を目指す神園征氏(62)の計3人で、いずれも無所属。
 上釜氏は、頴娃、知覧、川辺3町との合併を実現し、「旧坊津町と連携、将来は南薩15万都市を」と強調。過去の県議選で得た基礎票に、さらに上積みを目指す。
 瀬戸口氏も、3町との合併を前面に打ち出す。「南薩で最小の自治体となっていいのか。合併こそ改革だ」と主張。「合併の瀬戸口」として支持拡大を図っている。
 神園氏は、行財政改革の継続を強調。「真の改革ができるのはだれか」と問い、「合併は住民意向を尊重、争点ではない。地域力をつけるのが先決だ」と訴えている。
 各候補とも終盤は、有権者が集中する市街地の票掘り起こしに力を注いでいる。
 期日前投票は21日午前8時半から午後8時まで、市役所で行われている。
 有権者数は14日現在、2万1118人(男9493人、女1万1625人)。

http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Poplar/5755/c2003-kagoshima.htm
◇鹿児島県議会議員選挙(2003年4月13日)
◇枕崎市(定数1)
当 7937 上野新作(自現、68歳、四選)
  4348 上釜明久(無元、63歳)

2062とはずがたり:2006/01/24(火) 11:02:01
<近畿>京都府木津

小規模な自治体に巣くう怪しげな業者を排除し,重複を省いて人とカネを福祉に回す,そういう市町村合併でありたい。ニュータウンの人たちも80%は合併に賛成して居るみたいだし。声だけでかい反対派に潰されてはならない!

合併の是非問う住民投票実現へ
木津 署名1174人分に
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006012300174&amp;genre=A2&amp;area=K20

 京都府木津町の住民や議員の有志でつくる「みんなで住民投票を実現する会」はこのほど、同町が加茂、山城両町と協議を進める合併の是非を問う住民投票条例制定の直接請求に伴い、町内の有権者から集めている署名数を中間集計した。21日現在で1174人分に上っており、直接請求に最低限必要な約600人分を超えるのはほぼ確実となった。

 署名活動は今月14日から始め、今回は初の中間集計。2月13日までの予定で集める署名は、町に提出後、町選管が選挙人名簿に登録されているか、重複していないかなどの審査を経て人数が確定する。地方自治法に基づく直接請求には、木津町の有権者数(昨年12月2日現在で2万9832人)の50分の1にあたる597人分が必要だが、中間集計通りなら現時点ですでに超えていることになる。
 署名を集められる受任者も122人に上る。同会は「始めて間もない日数でこれだけ集まり、大きな手応えを感じる。さらに署名の輪を広げたい」としている。

合併協議の白紙撤回など要望
木津 ニュータウンで反対8割に
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006012300177&amp;genre=A2&amp;area=K20

 京都府木津町の住民グループ「木津民(みん)の会」の足立忠代表らは23日、同町役場を訪問し、河井規子町長に加茂、山城両町と進める合併協議の白紙撤回などを要望した。
 町内のニュータウンで同会が実施したアンケート調査(約4000戸対象、回収率23%)で、3町合併の枠組みに対する合併反対が約8割に上ったことから、昨年12月にも文書で河井町長に白紙撤回を要求している。この日は合併問題に加え、小学校の登下校でのバス送迎実施や産業振興に向けて住民を加えたプロジェクトチームの結成などを要望した。

2063とはずがたり:2006/01/24(火) 17:13:17
<東海>岐阜県東濃

笠原は一度多治見と合併した事あったのか・・。

土岐郡合併は多治見+笠原でおわっちまったが,将来は少なくとも土岐+瑞浪=土岐瑞浪,更に土岐瑞浪+(新)多治見=(新)土岐を目指してくれ〜。

新・多治見市が誕生 編入・笠原庁舎で開所式
http://www.chunichi.co.jp/00/gif/20060124/lcl_____gif_____003.shtml

 多治見市に笠原町が編入合併し、新「多治見市」が二十三日、誕生した。旧町役場を活用した市役所笠原庁舎、笠原振興事務所の開所式などがあった。「平成の大合併」による合併では、県内十六番目。記念式典は二十九日、市産業文化センターで開かれる。

 新市の人口は、十一万七千六百三十九人(一月一日現在)、面積は九一・二四平方キロ。開所式では、笠原町の桜井咲千子さん(笠原小六)と多治見市の佐藤大樹さん(滝呂小六)の二人が、新市誕生を宣言。新庁舎の看板除幕があり、西寺雅也市長から、水野隆夫元町長に、新住所が記された住民票が交付された。

 市町は、一九五一年に一度合併した経緯があり行政や生活圏でのつながりがもともと深い。だが旧町民の中には、制度変更や、心情的にも身近だった町役場がなくなることに戸惑いの声もある。

 また、合併しても、共通の地場産業である窯業の低迷や少子高齢化など、地域の活力という大きな課題が横たわり、西寺雅也市長は「社会基盤や市街地の核形成など不十分。合併特例債などを利用して、地域のために全力を尽くしていかねば」と述べた。

 市町は土岐市、瑞浪市と合併協議を進めたが、二〇〇四年一月の住民意向調査の結果、破たん。唯一、賛成が多かった町は、多治見市へ単独で合併協議を申し入れた。 (内田 由紀子)

2064とはずがたり:2006/01/25(水) 09:00:44
<中国・四国>岡山県

里庄は自主独立の気概が強いんですかねぇ。町長選挙が住民投票みたいなものだったんだから小野氏が出なかったらどうなってたんだろ。。

●里庄町長選「合併せず当面単独」の大内氏当選 [2006年01月23日(月)]
http://www.okanichi.co.jp/contents/past/2006y/01/FM060123B.htm

任期満了に伴う浅口郡里庄町長選挙は22日投票が行われ、即日開票の結果、2291票を獲得した学習塾経営の大内恒章氏・55歳が、会社員の高田卓司氏と会社役員の小野浩史氏を破り初当選しました。

いずれも町議経験のある無所属新人3人による選挙は、合併へのスタンスが争点となり「当面は合併せず自立で進む」と訴えた大内氏が接戦を制しました。

大内氏は当選後「合併が争点となったが、町民一人ひとりの良識を信じていた。下水道や運動公園の整備など公約を地道に進め、合併については当面、単独、自立でやっていく」と述べました。

今選挙は、当面の単独町政維持を決めた佐藤清町長が今期限りでの引退を表明し、大内氏は「佐藤路線」を継承する形で出馬。

合併推進の立場の高田氏、住民の意思を問うとした小野氏と三つどもえの選挙戦となり、3氏とも2千票以上を獲得する大接戦となりました。

得票数は拮抗しているだけに、大内氏が今後どのような町政を進めていくかが注目されます。

2065とはずがたり:2006/01/25(水) 09:03:05
<東北・北海道>青森県

大間町長のreluctantぶりはなかなかのものだが,反対派を説得するにはこういうスタンスの方が良いのかもしれない・・。

青森北通り合併 財政再建団体は回避
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2006/01/20060125t21005.htm

 青森県大間町、風間浦村、佐井村の北通り3町村合併を目指す法定合併協議会が24日開かれ、合併した場合の2006年度から16年度までの財政計画を試算した報告書が示された。各種基金の取り崩しや電源三法交付金のソフト事業充当、人件費削減などにより財政再建団体への転落を回避する内容となっている。

 報告書によると、合併初年度の06年度から09年度までと、12年度は実質赤字となるが、財政調整基金の取り崩しで収支を均衡。大間原発(今年8月着工予定)の固定資産税(約50億円)が入る13年度以降は実質でも黒字となり、16年度には約93億円の累積黒字を見込んでいる。

 3町村の合併研究会は昨年5月、仮に3町村が合併しても、10年度から12年度まで財政再建団体に転落すると試算していた。法定協の議論で議員定数の削減や職員採用の抑制、新規事業の見直しが盛り込まれたことで、大きく転換する結果となった。

 法定協会長を務める大間町の金沢満春町長は合併せずに町単独行政を維持する方針を打ち出しており、「かなりの切り詰めであり、実質は決して黒字ではない」と慎重な姿勢を強調した。しかし、財政再建団体転落は合併反対派の論拠の一つだっただけに、今後の議論に影響する可能性もある。

2006年01月24日火曜日

2066とはずがたり:2006/01/25(水) 09:05:05

<東北・北海道>山形県

ぶらぼーな案だ。でもなんで酒田市と遊佐町の合併が含まれていないの?

35市町村を9団体に再編 山形県が合併構想提示
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2006/01/20060125t51004.htm

 山形県は24日、県市町村合併推進審議会を開き、県内市町村の合併組み合わせパターンを盛り込んだ「合併推進構想」の事務局案を示した。現行の35市町村を9団体に再編する案で、山形市については上山、天童の2市、山辺、中山の2町と合併、人口38万人の中核市に移行する―との組み合わせを示した。

 事務局案は表の通り。村山地方は、現行の14市町を3団体に再編。山形市など3市2町、寒河江市など1市3町、東根市など3市2町を統合する。山形市など3市2町が中核市に移行すると、保健所設置の権限が県から委譲され、保健・医療・福祉が一体となったサービスを提供できるようになる。

 最上地方は8市町村を、置賜地方は8市町を各1団体に統合。置賜地方はこの場合、面積が東北で最大の鶴岡市(1311.49平方キロ)を上回る2495.5平方キロとなり、人口約23万8000人の特例市に移行する。庄内地方は、鶴岡市と三川町が合併し、5団体から4団体への再編を提案した。

 県は本年度中に構想を策定、「やまがた夢未来合併支援本部」を設置し、合併を支援する。
 総務省は各都道府県に対し、知事権限を強化した新市町村合併特例法に基づく「平成の大合併第2弾」のたたき台となる合併推進構想の策定を求めている。

<山形県の市町村統合案>
●山形3市2町=山形市、上山市、天童市、山辺町、中山町
●西・北村山3市2町=村山市、東根市、尾花沢市、河北町、大石田町
●西村山1市3町=寒河江市、西川町、朝日町、大江町
●最上1市4町3村=新庄市、金山町、最上町、舟形町、真室川町、大蔵村、鮭川村、戸沢村
●南庄内1市1町=鶴岡市、三川町
●置賜3市5町=米沢市、南陽市、長井市、高畠町、川西町、小国町、白鷹町、飯豊町

2006年01月24日火曜日

2067とはずがたり:2006/01/25(水) 09:36:01
<南関東>千葉県

旧匝瑳郡1市2町の合併は新市名を巡って破談だそうだが,八日市場が結局譲ったんだし光町も戻ってくれば?と思ったが,光町は山武郡横芝町との合併を選択,しかも所属郡は山武郡へ移ることにした様だ。組合とか郡をまたぐ合併は面倒なことが多いが大丈夫か?また山武郡は大網白里町,九十九里町以外は山武市になり,山武地方は2市3町体制となる。

新市『匝瑳』が誕生
八日市場市野栄町合併 本庁舎などで開庁式
http://www.tokyo-np.co.jp/00/cba/20060124/lcl_____cba_____002.shtml

 八日市場市と野栄町が合併(対等)して二十三日、新市「匝瑳(そうさ)市」が誕生した。旧八日市場市役所に設置された匝瑳市役所など二カ所で同日朝、開庁式が行われ、職員らが新市発足を祝った。新市の面積は約一〇一・八平方キロで、人口は約四万二千人。

 旧八日市場市役所が匝瑳市役所の本庁舎となり、旧野栄町役場は「野栄総合支所」になった。

 本庁舎の開庁式では、伊藤正勝・市長職務執行者(前野栄町長)が「生活環境や福祉が充実した、多彩な魅力を持つ、活力ある匝瑳市を市民の皆さまとともに創造していきたい」とあいさつ。行木勲・前八日市場市議会議長と及川重良・前野栄町議会議長もそれぞれ祝辞を述べた。

 市長選は二月十九日に告示、二十六日に投開票される。現在までに、前八日市場市長の江波戸辰夫氏(77)が出馬表明している。

 両市町の合併をめぐっては、二〇〇三年に始まった一市二町による合併協議が破たん。光町を除く一市一町の合併となった。

 「平成の大合併」では県内六例目の合併。県内市町村数は七十一(三十四市三十二町五村)となった。 (宮尾 幹成)

http://www.shiosai.squares.net/yokaichiba.html
八日市場駅

八日市場市と野栄町・光町は2003年4月に「八日市場市・光町・野栄町合併協議会」を設置し、2005年3月までの合併実現に向けて協議が進められてきたが、市名問題等で八日市場市と光・野栄両町が対立し、光町が合併協議からの離脱を表明、3市町の枠組みにおける合併協議は破綻した。その後、八日市場市と野栄町は2市町で合併協議を進める事で合意し、2004年8月に「八日市場市・野栄町合併協議会」を設置、合併特例期限内の合併実現に向け協議を進めてきた。その結果、2006年1月23日付で「匝瑳(そうさ)市」が誕生することが決定した。

「八日市場」の地名の由来は、江戸時代に毎月8日に市が開かれていた事によるが、1889年の町村制施行で旧・八日市場村は「匝瑳郡福岡町イ」(現・匝瑳市八日市場イ)となり、一旦は「八日市場」の地名が消滅した。しかし福岡町イに開業した当駅が最初から「八日市場」を名乗る等、実際には「八日市場」が使われ続けた。結局福岡町は1915年に「八日市場町」に改称し、2006年の「匝瑳市」誕生まで続いた。匝瑳市誕生に際し、「イ」〜「ホ」の大字名が「八日市場イ」〜「八日市場ホ」に変更され「八日市場」の地名は残った。

http://www.shiosai.squares.net/yokoshiba.html
横芝駅

駅周辺自治体の合併については、横芝町と蓮沼村は成田空港周辺地域の合併協議に参加していたが、2003年3月に合併協議自体が白紙に戻っている。このため蓮沼村は成田地域合併を断念し、2003年5月に他の山武地域5市町も参加する「山武地域合併協議会」に加入、2005年3月までの合併実現に向け協議が進められてきたが、2004年11月28日に東金市で実施された「1市4町1村の合併の是非を問う住民投票」で「反対」多数となったため、6市町村による合併協議は白紙に戻った。このため成東町・山武町・蓮沼村・松尾町の4町村は2005年2月に「山武中央合併協議会」を設置、合併特例期限内の合併実現に向け急ピッチで合併協議を進めてきた。その結果、2006年3月27日付で「山武(さんむ)市」が誕生することが決定した。

一方、光町では八日市場市や野栄町ととも2003年4月に「八日市場市・光町・野栄町合併協議会」を設置し、2005年3月までの合併実現に向けて協議が進められてきたが、市名問題等で八日市場市と光・野栄両町が対立し、光町が合併協議から離脱した。光町と横芝町は2004年5月に「横芝町・光町合併協議会」を設置し、合併特例期限内の合併実現に向けて協議を進めてきた。その結果、2006年3月27日付で「山武郡横芝光(よこしばひかり)町」が誕生することが決定した。

http://www.sanbukouiki-chiba.jp/
山武郡市広域行政組合
当圏域は、213,000人の人口を擁し、東に九十九里浜、北に新東京国際空港、西に千葉県の政治・経済の中心である千葉市に接した1市7町1村から構成される圏域です。
 昭和46年に当組合発足以来、山武圏域の均衡ある発展のために業務を推進してまいりました。

2068小説吉田学校読者:2006/01/25(水) 23:18:56
>>2067
これ、元周辺に住んでいた者として解説いたしますと、八日市場と野栄はほぼ一体と見ていいです。共通項はナガラミ。この2つは問題ない。
(合併したら、事故を誘発してるとしか思えない旧国道の狭隘をどうにか整理して欲しい)
光町ですが、将来的に横芝と合併すると超長期的に芝山鉄道延伸の恩恵(つまり成田の恩恵)を受けるんじゃないかとの思惑もあるんです。
実際、成田周辺市町村は航空貨物会社倉庫、陸運倉庫が結構ありますから、税収も見込みあり、山武市参加なら光町の債務もパーとこういうことです。
まあ、どっちにしろ、佐倉以東の鉄壁の自民ベルトは市町村合併でも不滅でしょう。もう辟易します。

芝山鉄道、延伸できればいいですね。できないと思いますが。
芝山鉄道延伸構想
http://www.mercury.sannet.ne.jp/bal-jaz/ModelGallery/TK-Shibayama/Rireki.html

銚子くんだりまでいってみようという酔狂の方は、これにもぜひ乗ってください。外川で愛を叫ぶも良し。
銚子電鉄 「銚子電鉄の、陰の主役 濡れ煎餅と観音鯛焼き」
http://homepage3.nifty.com/ohanahan/02-5-choshi1.html

2069とはずがたり:2006/01/25(水) 23:54:58
解説感謝です。成田空港の求心力たるやこの辺の裏手にも及んでるんですなぁ。
ぶっちゃけ芝山鉄道何処まで延伸されるんでしょうか?芝山中心部迄は兎も角松尾とか迄可能性あるんですかねぇ?
でもナガラミ??

あと市町村合併で現行の市部1議席で自民党独占+郡部複数議席でも自民独占が,市部複数で自民独占破る+郡部自民独占でも議席すくねーし勝手にすれば?になる事を期待してるんですけど・・。

2070とはずがたり:2006/01/26(木) 09:24:40
<東北・北海道>北海道
>>2035 >>2058
道のお墨付きがないと何もできんのか!?
まぁお墨付きが有れば協議するっちてんだから全体合併構想に含まれるのは当然でしかも合併は成立したも同然だなぁ。

江別との合併協、設置の提案せず 南幌町長  2006/01/26 08:26
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&amp;d=20060126&amp;j=0023&amp;k=200601260011

[南幌] 江別市と空知管内南幌町の合併を求める住民の直接請求により、合併協議会設置について判断を求められていた南幌町の三好富士夫町長は二十五日、合併協設置を町議会に提案しないことを表明した。近く江別市側に回答する。

 三好町長は北海道新聞の取材に対し、江別市側と話し合った上で独自に判断したとし、「合併協議は、(今年五月以降に)道が策定する全体の合併構想を元に進めるべきだ」と述べた。また道に対し、今回の住民請求の動きを踏まえて合併構想を策定するよう求める意向を示した。

 直接請求は新合併特例法に基づき、両市町の住民グループから別々に出された。南幌町長に対しては、江別側住民の請求を受けた江別市長が同法に基づき、合併協設置を提案するかどうか意見を求めていた。

 南幌町長も南幌側住民の請求に伴い、江別市長に同様に意見照会をしている。

2071とはずがたり:2006/01/26(木) 09:50:09

<九州・沖縄>宮崎県都城市

なるほどねぇ。
>宮崎、鹿児島両県の空港や港までのアクセスが良い点を重視し、南九州で十件以上の候補地の中から選んだ。九州の中では鳥栖市に次ぎ注目されている地域
>現在、整備が進む都城―志布志地域高規格道路が全線開通すれば、鹿児島県志布志港までの所要時間が30分短縮され、利便性が増す。

[4] 都城市<上> 地の利生かし発展期待
http://www.the-miyanichi.co.jp/special/new-renaissance/index.html#04
2006年1月7日

  宮崎自動車道都城インターチェンジ(IC)に隣接する都城市高木工業団地。昨年9月、工場を開設したヨコレイ都城物流センターの古川富蔵所長は「宮崎、鹿児島両県の空港や港までのアクセスが良い点を重視し、南九州で十件以上の候補地の中から選んだ。九州の中では鳥栖市に次ぎ注目されている地域」と立地の理由を説明。9月には隣接地に第二工場が完工する。

 旧高城町内にも都城ICの北部数キロ圏内に、三つの工業団地が存在。昨年までに14企業が進出し、都城北諸圏域に約900人の新たな雇用を生んだ。担当した職員は「市になり、知名度はさらに高まる」と合併効果に期待する。

 古くから交通の要衝として発展してきた都城市。現在、整備が進む都城―志布志地域高規格道路が全線開通すれば、鹿児島県志布志港までの所要時間が30分短縮され、利便性が増す。

    ■   ■   ■

 都城市北諸県郡医師会は、医師会病院を都城IC付近へ移転新設させる構想を持つ。同病院は現在、鹿児島県境に近い市南部にあり築20年。移設すると多くの住民の利便性が高まり、高度な治療が必要となる三次医療に対応できる県立宮崎病院や、宮崎大医学部付属病院への搬送が円滑になるためだ。

 新市の「医療・救急体制の充実」は重点施策の一つ。来月5日投票の市長選に出馬を表明している二氏は、いずれも「新しい医療ゾーンの整備」をマニフェストに掲げる。市と医師会の協議は新年度から本格化する。

    ■   ■   ■

 会社にとって即戦力の技術者を輩出し、例年700から800の企業から求人のある独立行政法人・都城工業高等専門学校。昨年度就職した93人のうち、都城市内の企業に進んだのは六人だけだった。機械工学科の豊廣利信助教授(43)は「学生は最先端の企業に入ってスキルアップしたいという向上心を持っている。受け皿づくりのためにも、大手の会社や勢いのある企業に都城に来てほしい」と積極的な企業誘致の必要性を訴える。

 市中心部で祭り振興会会長を務める会社社長、川本翰治さん(58)は「誘致するのであれば、畜産に関連した研究機関など都城の基幹産業や特色を生かしてほしい。企業も地域も相乗的に発展するだろうし、何より地域の独自性が強まる」と話す。

 新都城市は人口約17万人、面積約653平方キロメートル。南九州第三の規模を誇る都市として、地の利を生かした「南九州の広域交流拠点都市」を目指す。

 市役所は16部百課12室の1743人体制になり、都城北諸圏域トップ“企業”となる。地方都市間の競争も活発になる中、地の利を生かすためには、民間に負けない情報収集力や機動力が求められている。

2072とはずがたり:2006/01/26(木) 10:46:47
<九州・沖縄>熊本県玉名地域

2000/6/26荒尾市,玉名市,玉名郡の10市町で研究会「荒尾・玉名地域広域行政研究会」設置
2001/4/1010市町で研究会「荒尾・玉名地域市町村合併問題研究会」設置
2002/3/25荒尾市,長洲町を除く8市町で任意協議会「玉名地域一市七町合併推進協議会」設置(長洲町はオブザーバー参加)
5/8長洲町が正式加入
11/11○横島町,天水町,◆玉東町が合併協議から離脱,3町での合併を検討へ
2003/1/1玉名市,岱明町,菊水町,三加和町,南関町,長洲町の6市町で法定協議会「玉名地域一市五町合併協議会」設置
2003/2/1○横島町,天水町,玉東町は3町での合併を断念,合併協議に復帰
2004/10/79市町での合併協議を休止
  菊水町,三加和町は2町での合併を検討へ,南関町に参加を呼掛け
 南関町は単独町制継続へ
2004/11/1南関町が玉名市を中心とする合併協議へ参加を申入れ
 南関町は合併を断念,単独町制継続へ
2004/11/2★4市町で準備会「玉名地域一市三町合併準備会」設置
2004/11/20★法定協議会設置
 新市名:玉名市(たまなし)
 市役所:玉名市役所
2004/12/14●南関町に断られた菊水町,三加和町は2町で準備会設置
2004/12/23●菊水町,三加和町の2町で法定協議会設置
 新町名候補5点:和水,菊和(きくわ),緑水(りょくすい),彩野(あやの),夢民の里(むーみんのさと)
 新町名:和水町(なごみまち)→むーみんのとかなごみとかどうだろーね。。
 新町役場:現・菊水町役場
2005/2/23★合併協定調印式
2005/2/28★合併関連議案を4市町が可決
2005/3/4●合併協定調印式
2005/3/17●合併関連議案を2町が可決
2005/3/31玉名市,玉名郡9市町の法定協議会を解散
2005/6/30●★合併関連議案を熊本県議会が可決
2005/7/21●★官報告示(玉名市・和水町)
2005/12/16 島津玉名市長 ◆玉東町と合併協議の意向示すhttp://kumanichi.com/feature/gappei/

結局2市8町→2市4町へ。更に大牟田+荒尾+南関とか駄目なの??
玉名市(玉名・岱明・横島・天水)
荒尾市
長洲町
和水町(菊水・三加和)
玉東町(横島・天水との協議不調で最近玉名に誘われた)
南関町(和水を断って玉名に断られる)

2073とはずがたり:2006/01/26(木) 17:14:54
【進行中の合併協議など】
今可能性が高い合併協議達。
あと100自治体ぐらいはかるーく減らして貰わねば。

新しい特例法の枠組みでは高松市へ編入された牟礼町が既にある。

http://glin.jp/upd/03uy.cgi?F=1

更#都道府県新自治体名合併方式等合併対象自治体名 その他協議進行度
2006年4月1日 予定
1愛知県弥富市編入/市制海部郡 十四山村,弥富町 2006/1/23 官報告示

2006年10月1日 予定
1青森県大間町編入下北郡 大間町,風間浦村,佐井村
2福岡県八女市編入八女市, 八女郡 上陽町 2006/1/20 合併関連議案を各市町議会で可決」

2007年1月1日 予定
1福島県本宮市新設/市制安達郡 本宮町,白沢村

2007年1月29日 予定
1福岡県みやま市新設/市制山門郡 瀬高町,山川町,三池郡 高田町

2007年3月11日 予定
1神奈川県相模原市編入相模原市, 津久井郡 藤野町

2007年3月31日 予定
1鹿児島県○○町新設大島郡 天城町,伊仙町

時期未定
  福島県福島市編入福島市, 伊達郡 川俣町,飯野町
  山形県鶴岡市?編入?鶴岡市, 東田川郡 三川町
  茨城県 水戸市? 編入? 水戸市 東茨城郡茨城町
  栃木県 宇都宮市? 編入? 宇都宮市, 河内郡 河内町
  群馬県高崎市?編入?高崎市, 群馬郡 榛名町
  山梨県 笛吹市 編入 笛吹市, 東八代郡 芦川村
  静岡県 島田市? 編入?島田市, 榛原郡 川根町
  京都府 宇治市? 新設? 宇治市, 城陽市, 綴喜郡 井手町,宇治田原町
京都府 木津市?新設/市制相楽郡 山城町,木津町,加茂町
兵庫県 赤穂市新設赤穂市, 赤穂郡 上郡町
岡山県岡山市?編入?岡山市, 御津郡 建部町,赤磐郡 瀬戸町
高知県高知市?編入高知市, 吾川郡 春野町
福岡県 八女市? 編入?八女市, 八女郡 黒木町,立花町,矢部村,星野村
熊本県熊本市?編入?熊本市, 下益城郡 富合町

2074とはずがたり:2006/01/26(木) 17:28:44
<九州・沖縄>宮崎県

どの候補者も北川町との合併を主張している。心強い。

延岡市長選候補者アンケート
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000000601240004
2006年01月24日

戸田 行徳氏(61)無新

 ◆立候補の動機
 7期27年間の議員活動を通じて市行政をくまなく勉強してきた。議員であるが故に歯がゆいところや、私ならこうすると思うところも多々あった。「地元の市長を」との声に背中を押された。

 ◆独自色の施策
 乳幼児への医療費助成期間を現行の「0〜3歳」から「0〜6歳」に広げる。学校、家庭、地域が一体となった教育振興と、地域ぐるみで事件や事故の防止に努める。

 ◆合併後のまちづくり
 北川町とも早期合併し、各地域と十分論議して取り組む。


桜井 哲雄氏(70)無現

 ◆立候補の動機
 東九州の交流拠点都市づくりに引き続き取り組み、ワンステップ上の元気な延岡づくりを推進する。合併協議会の長として先導的立場にあったため、新たなまちづくりを成功させる責務がある。

 ◆最も訴えたい点
 九州保健福祉大を生かしたまちづくりや大規模複合団地「クレアパーク延岡」の建設、アスリートタウンはじめ地元の特性を生かした地域づくりを進め、全国から人、物、情報が集まる交流拠点都市の実現を目指す。

 ◆独自色の施策
 市全域へのケーブルテレビ網の整備やアヅマヤ跡地の活用を含む中心市街地の活性化、スポーツ施設の整備と歴史民俗資料館の建設。これまでに170人、年額12億円の人件費を削減したが、今後も100人以上、年額10億円の削減を目指す。

 ◆合併後のまちづくり
 北川町を含めた1市3町の合併が自然な姿。住民の心を一つに、それぞれの地域特性を大切にしながら取り組みたい。


首藤 正治氏(50)無新

 ◆立候補の動機
  市民の目線と経営感覚で、まちづくりの本丸の市政に携わり、元気な延岡を復活させたい。

 ◆独自色の施策
 インターネットや延岡版タウンミーティングなどを通じて積極的な情報公開と情報発信に努めるほか、市政への意見を広く募る「パブリック・コメント制度」を設ける。「お仕着せの自治」から「真の地方自治」へ転換するため、市の各種審議会や協議会への委員を公募する。

 ◆合併後のまちづくり
 北川町との合併も早期に実施する。さらに周辺自治体と大同団結して特例市(20万都市)の指定を受ける。都市基盤を整備し、東九州の中核都市を目指す。

小田 忠良氏(56)無新

 ◆立候補の動機
 後継者不足の農林水産業、空き店舗が増える商店街、中小企業の倒産など、延岡は危機的状況にある。活力を生むための行政手腕が求められる。市が九州保健福祉大の薬学部新設に20億円の財政支援をしたことは違法ではなくとも、不当であることには違いない。支援が正しかったのか、市民の審判を仰ぐ。

 ◆合併後のまちづくり
 北川町とは早期に合併すべきだ。均衡ある発展と農林水産業の後継者育成のため、山間地や漁港に実習訓練所を設ける。遠隔地からの通勤通学や交通弱者のため、「市民バス」を運行する。

清水 光氏(71)無新

 ◆立候補の動機
 人口減少、税収減、児童の学力低下、シャッターを下ろした商店街など、今の延岡市はやせ細った枯れ枝のように見る影もない。在任16年の前市長、同12年の現職の市政は一体何だったのか。両市長にのみ責任転嫁するつもりはないが、見過ごせなかった。

 ◆合併後のまちづくり
 北川町とも早期合併し、各町の特色を生かして活路を見いだす。

2075とはずがたり:2006/01/28(土) 08:36:23
<関東・東京>埼玉県

(・∀・)イイ!!

2006年1月27日(金)
熊谷市と合併協議へ
江南町、30日に申し入れ
http://www.saitama-np.co.jp/news01/27/02p.htm

 大里郡江南町議会は二十六日の臨時議会で、熊谷市との合併協議会の設置を求める決議をした。福田征芳町長が三十日、熊谷市の富岡清市長に協議開始を申し入れる。

 二〇〇四年三月の住民投票で熊谷、大里、妻沼の旧三市町との枠組みから離脱したが、厳しい財政運営を迫られ、単独行政は困難と判断した。富岡市長も受け入れる意向で、両市町は三月議会に合併協設置を提案する見通し。

 決議は議員十二人が提案。投票結果は賛成十三票、反対三票(無効票、白票なし)だった。

 福田町長は「賛成者が多く、安堵(あんど)した」と話した。「住民投票の当時と比べ町民意識は変わっている」とし、二回目の住民投票は行わない考え。昨年六月には、熊谷市との早期合併を求める署名(五千百八十八人分、十八歳以上町民の過半数)が提出されている。

 同町は〇四年十二月にまとめた行革プランの実行に取り組むが、福田町長は「地方交付税の大幅削減が見込まれ、小さな自治体は到底やっていけない」と話した。

 合併期日は来年一月〜三月を目指し、編入(吸収)合併とみられる。富岡市長も「決議を重く受け止めたい」と話し、前向きな姿勢を示した。

 実現すれば、特例市の要件を満たす県北初の二十万都市が誕生する。

 この日の本会議で、広田信也議員は「歳入が落ち込む中で環境、福祉など重要課題に取り組むには今まで以上に経費が必要で、基金と町債に頼らざるを得ない。環境の変化は住民も感じている」と提案理由を説明。

 一方、田中孝則議員は反対の立場から「住民投票から二年足らずでは町を取り巻く情勢は基本的に変わっていない。(決議は)住民の意思に反しており、再び住民投票で意見を聞くべき」と討論を行った。

“復活”は県内初

 県によると、住民投票で合併を反対された市町村が合併協議を復活させるのは県内で初めて。全国でも珍しいという。

 県内では〇一年五月、上尾市が合併問題で全国初となる住民投票条例を制定。同七月の投票で反対票が過半数となり、さいたま市との協議が白紙に戻ったのをはじめ、和光市(〇三年四月)南埼玉郡宮代町(〇四年七月)久喜市(同九月)など、住民投票を受け合併を断念する例が相次いだ。

 県市町村合併推進審議会は昨年の会長試案で、県内を二十市に分割する枠組みを示しており、熊谷市と江南町の組み合わせはこれに一致。両市町の動きは、他地域が協議を再開する“呼び水”になる可能性もある。

2077とはずがたり:2006/01/28(土) 08:39:23
<九州・沖縄>鹿児島県

(・∀・)イイ!!

[2006 01/27 07:25]
市町村合併 屋久島協が再開
9カ月ぶり、推進で合意
http://www.373news.com/2000picup/2006/01/picup_20060127_3.htm

 昨年4月27日を最後に休止していた屋久島地区合併協議会が26日、上屋久町小瀬田の屋久島クリーンセンターで9カ月ぶりに再開された。
 昨年3月、合併議案を否決した上屋久町議会の構成が、住民投票による議会解散などを経て合併推進多数に変わったためで、32回目となったこの日の協議会では、「合併の可否を含む」という文言を削除するなど規約の一部変更の報告があり、合併を目指して協議することを申し合わせた。
 事務局から合併新法の概要や、今後の協議の進め方についての説明があり、意見交換した。
 委員からは「合併するのなら交付税の算定が有利なうちに合併すべき」という意見が大勢を占めた。また、「昨年3月に合意した50の協定項目を踏まえれば、これまでほど時間はかからないはず」などの意見もあった。
 次回は、2月9日に開き、合併の目標期日について協議する。

2078とはずがたり:2006/01/28(土) 08:52:13
<東海>愛知県

ふうむ。奥三河市から東三河市へ,か〜。
東三河市=豊橋市+豊川市(豊川市・宝飯郡)+奥三河市(新城市+北設楽郡)+田原市
かねえ〜

流域一体の協力を切望、奥三河4首長囲み新春懇談会
http://www.tonichi.net/articledetail.php?artid=10935
新春懇談会で4市町村長が合併後の奥三河を語る

 奥三河ビジョンフォーラム(田村幹洋理事長)の奥三河4市町村長を囲む新春懇談会は26日夜、新城観光ホテルで開き、「奥三河のゆくえ」をテーマに現状と今後の方向性、ダムや道路の建設による地域発展の可能性を探った。

 田村理事長は「この1年で大きな変化があった。昨春は8人の市町村長出席だった。今年は4人と半減したが、奥三河元年になるのかと思う」とあいさつ、さっそくパネルディスカッションに入った。

 テーマは「奥三河のゆくえ」で、新城市、東栄町、設楽町、豊根村の4市町村の現状と方向性、広域連携のあり方と第二東名自動車道・三遠南信自動車道・設楽ダムの域内3大国家プロジェクトの活用―の3つの小テーマで討論した。

 現状と方向性では、奥三河中心都市の穂積亮次新城市長が「新年度予算編成に入るが、早くも大変厳しい財政運営を迫られる」と述べ、合併による行政改革などの効果が出ないうちに財源不足の大きな壁が立ちはだかっている。

 合併特例債を使っての消防防災センター建設は決定しているが、マニフェストに掲げた新市庁舎建設は「見直しもあり得る」と慎重姿勢。さらに、奥三河基幹病院の市民病院再建にメドをつけたものの、産婦人科の休診に直面しており、新市建設理念である「希望都市しんしろ」の第1歩は重たいものになっているようだ。

 加藤和年設楽町長は「人口減少に歯止めがかからない。都市部との格差は拡大するばかりだ。小泉竹中二人三脚内閣が進める政策で小規模市町村はきしんでいる。県も広域化政策で県事務所の都市集中への流れが心配。豊橋へ集中すれば奥三河は沈没だ」と過疎と高齢化の急速な進展に危機感を募らせている。

 熊谷卓也豊根村長は「合併特例法期限内合併を目指した結果、日本一のミニ合併だった。昨年暮れに飯田へ通じる国道の新トンネルができた。歴代村長が約束してきた都市へ1時間が、県外の飯田市で実現した」と皮肉な現実を紹介した。

 森田昭夫東栄町長は「唯一、合併しなかった。合併は、行政改革なのでいずれは合併すると思う。合併できなかった理由は、道路。風雨などで通行止めになる。隣接自治体との距離が遠い」と奥三河合併のアキレスけんを指摘した。

 今後の奥三河の方向性については、4市町村長ともに「道州制への移行が、予想以上に急速だ。奥三河市から東三河市への段階合併が現実的。医療、教育、福祉のどの部分を考えても流域一体の協力がないと不可能」とさらなる合併を抜きにした自治体運営はない―との認識で一致した。

 当面の奥三河全体の広域連携について穂積市長は、4市町村が財源を有効に使うため重複事業を調整する「政策連合」を形成して乗り切ることを提案した。

 観光を中心にした産業分野では、設楽ダムにできるダム湖を観光資源化、域内観光資源の連携を図って活性化につなげることが重要とし、第二東名、三遠南信自動車道の鳳来インターチェンジが、域外からのアクセスを増やすことに大きな期待を寄せた。

(2006-01-28)

2079小説吉田学校読者:2006/01/28(土) 09:15:55
>>2069
残念ながら、佐倉以東の総武線沿線においては定数を増やしても自民系が取るだけです。
それくらい自民が強い。ていうか、談合体質が根付いています。ここらへんは。
松下政経塾とかいっても、屁の河童であります。(実際、総選挙では谷田川元は空港関係者中心の選挙戦でした)

そして、参院の定数1増なら、ラス1を公明と自民2人目(おそらく保守系無所属)で取り合うことになるでしょう。

2080とはずがたり:2006/01/28(土) 10:59:15
>>2079
まぁ市部で1議席を自民ががちがちで取るよりは2人目を自民公認と保守系自民公認漏れが争って公認漏れが議席を獲得するってことは考えられますしそれだけでも変化にはなります。
勿論自民しか取らなくても現状より強化されるわけではないですし,将来へ向けての非自民系議席獲得の可能性は比べものにならないほど高くなると思いますし。

2081とはずがたり:2006/01/28(土) 10:59:52
追伸
郡部の議席の市部への移動が起きるだけですので定数そのものが増える訳ではないでしょうから

2082とはずがたり:2006/01/28(土) 11:00:04
<南関東・東京>神奈川県

合併期日 新市名 方式構成自治体
2006.03.20相模原市編入相模原市, 津久井郡 津久井町,相模湖町
2007.03.11相模原市編入相模原市, 津久井郡 藤野町

後は城山町だが。。

相模原市と藤野町
合併協定書に調印
http://www.chunichi.co.jp/00/kgw/20060127/lcl_____kgw_____002.shtml
 相模原市の小川勇夫市長と藤野町の鈴木謙仁町長が二十六日、相模原市内で合併協定書に調印した。今後、両市町は三月定例議会に合併議案を提出し、いずれも可決されれば三月末までに知事に合併を申請。来年三月十一日の合併を予定している。

 合併協議は二〇〇三年七月、藤野町が同じ津久井郡の津久井町などとともに申し入れ、研究が始まった。その後、同年十二月に町議会の意向などで藤野町が離脱。だが、〇四年六月に同町が行った住民投票で「合併賛成」が多数を占め、昨年四月から法定協議会を設けて話し合ってきた。

 紆余(うよ)曲折を経て調印にこぎつけたことについて、小川市長は「これから両住民の良いところを認め合って、時間はかかっても、しっかりと街づくりを進めたい」などと述べた。鈴木町長は「新相模原市の北の玄関口にふさわしい街づくりを進める」などと話した。 (井上 靖史)

=相模原地域合併経緯=
2002/9月山梨県上野原町が藤野町に合併協議を申入れ,藤野町は現時点での越県合併に慎重
 藤野町,相模湖町が東京都八王子市に合併協議を打診,八王子市は特例法期限内での合併は困難として見送り
2003/7/8相模原市,津久井郡城山町,津久井町,相模湖町,藤野町と5市町で研究部会「相模原市・津久井郡4町等広域行政連絡会議市町村合併に関する研究部会」設置
7/22津久井郡4町が相模原市に合併協議を申入れ
2004/1/23城山町,津久井町,相模湖町が相模原市に合併協議を申入れ
2004/2/10相模原市は城山町,津久井町,相模湖町と4市町で準備会設置→藤野町が任意協議会に不参加へ
2004/4/14市町で任意協議会設置
 津久井郡4町での法定協議会設置を求める住民発議,相模湖町,藤野町が可決,城山町,津久井町が否決し不成立
2004/6/27藤野町の合併の是非を問う住民投票の結果「賛成(62.4%)」「反対(37.6%)」
8/12藤野町が参加を申入れ
9/27城山町の合併の是非を問う住民投票→城山町長は実施予定日(11/28)が時期尚早として,町議会に再議(再審議)請求→廃案
2004/11/28相模湖町の5市町での合併の是非を問う住民投票の結果「賛成(49.5%)」「反対(50.5%)」
12/9相模湖町長が合併協議継続を表明
2005/1/31津久井町,相模湖町,藤野町が相模原市に法定協議会設置を申入れ
 城山町長は合併特例法期限内での早期の合併や,城山町を除く3市町での先行合併協議に難色
 3市町での先行合併を検討へ
2005/2/15相模原市は津久井町,相模湖町と3市町で法定協議会「相模原市・津久井町・相模湖町合併協議会」設置
2005/4/1相模原市は城山町,津久井町,相模湖町と4市町で法定協議会「相模原・津久井地域合併協議会」設置「住民発議」
★「相模原市・津久井町・相模湖町合併協議会」の協議結果
 相模原市と津久井町,相模湖町は飛び地に
 新市名:相模原市(さがみはらし)
 新市役所:現・相模原市役所
2005/3/15合併協定調印式
2005/3/23〜29合併関連議案を3市町が可決
2005/4/1城山町と4市町で法定協議会「相模原・津久井地域合併協議会」設置「住民発議」
2005/4/1相模原市,藤野町の2市町で法定協議会「相模原市・藤野町合併協議会」設置
 藤野町議会は合併に慎重
 相模湖町で合併に慎重な住民による,相模湖町議会に対する解散請求(リコール)の署名活動
6/12相模湖町の町議会の解散の是非を問う住民投票の結果「解散に賛成(45.2%)」「解散に反対(54.8%)」→解散請求不成立
7/10藤野町長選で合併推進を検討の候補が当選
★「相模原市・藤野町合併協議会」の協議結果
 新市名:相模原市(さがみはらし)
 新市役所:現・相模原市役所
2005/7/11合併関連議案を神奈川県議会が可決
2005/8/12相模原市へ津久井町,相模湖町の編入合併の官報告示
2006/1/26相模原市・藤野町の2市町が合併協定調印式
 合併関連議案を2市町が審議予定:2006/3月議会
2006/3/20相模原市は津久井町,相模湖町と合併予定

2083とはずがたり:2006/01/29(日) 05:38:07
<近畿>京都府

是非実現して欲しいですねぇ・・

合併実現に向け意思統一
宇治市長ら4市町長が会議
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006012800126&amp;genre=A2&amp;area=K20

 市町合併をめざす京都府宇治市と城陽市、宇治田原町、井手町の首長が28日、宇治市役所で2回目の会議を開き、4月中に設置する任意協議会に住民代表にも加わってもらい、新市の基本構想を示した上で、住民意向調査を行う方針で合意した。

 久保田勇宇治市長、橋本昭男城陽市長、奥田光治宇治田原町長、汐見明男井手町長が出席。各市町の事務担当者も一時、同席した。

 会議では、4月中に「宇治・城陽・宇治田原・井手合併任意協議会」(仮称)を設置し、新都市建設の基本構想案を策定する▽全国で2市が合併した先行事例を調査する▽住民意向調査を実施し、その結果を踏まえて法定協の設置を検討する−の点で合意した。

 基本構想案には、人口30万人以上が要件の中核市を目指す方針を盛り込む。4市町の人口は計約29万人だが、土地利用の見直しなどで人口増を図るとしている。

 任意協のメンバーは、自治体ごとに首長と市町議会議長、市民代表2人を出し、学識経験者2人と府職員を含めた計19人とする。市民代表は商工や福祉などの分野から幅広く選考する。

 事務局は宇治市に置き、事務局長は宇治市職員、次長は城陽市職員が担当する。

 会見した久保田市長は「今回は首長間の意見が一致し、合併のラストチャンス。なんとしても成功させたい」と話した。
 この4市町の首長は昨年12月19日に城陽市役所で初めて集まり、今年4月に任意協を設置する意向を申し合わせていた。2002年10月には、4市町を含む7市町が任意協を立ち上げたものの、翌年1月に解散している。

2084とはずがたり:2006/01/29(日) 05:43:14
<近畿>京都府相楽郡

木津ら3町に排除された3町村だが,合併ではなくで連携か。。まぁ3町村で行政の統合が進めば自然と合併の話しも出てくるだろうが。

行政事務 連携で合意
笠置・和束・南山城3町村
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006012700224&amp;genre=A2&amp;area=K20

 行政事務の共同化で行財政コスト削減を狙う京都府笠置、和束、南山城の3町村の広域業務連携で27日、3町村の首長と議長らが笠置町内で会合を開いた。連携業務に関する協議会設置や広報誌の共同発行、教育委員会の共同設置などについて合意した。

 主な合意は、今後の広域業務の調整や推進を担う協議会を2006年度に入る4月1日付で発足させることを決めた。協議会の事務局は、3町村などからの計4人で構成し笠置町役場に置く。

 また3町村で1本化した広報誌を4月から毎月発行する▽06年度中に町村教委を共同設置する▽06年度から3年間は新職員の採用を控え、この間に3町村の職員を計20人削減することも決定した。

 今回の協議を受け、3町村では、2月号の広報誌に各自治体の抱える財政面での課題や今後の取り組みを掲載し、住民の理解を求めていく。

 3町村は、日常の行政事務の連携による支出の抑制を狙いに、昨年7月から各町村の助役と府地方課長らが協議を重ねてきた。今月25日に事務レベルでの最終確認を終えていた。
 協議後に記者会見した3町村の首長は「連携してできる業務から臨機応変にやっていきたい」「府には協議会のまとめ役になるような職員の派遣を3町村で要請したい」などと強調した。

2085とはずがたり:2006/01/29(日) 05:43:42

<近畿>京都府相楽郡

木津市ではなく山城市の流れか?以外にも木津町民に木津へのこだわりが少ないのかな?加茂町の人が加茂の名前が無くなるのは淋しいみたいなことかいてたが,加茂なんて地名は京都の神社の荘園だった全国にある地名だし木津でええやんと思うんだけどね。。

最多は「山城」、「京山城」「木津川」続く
新市名称 募集の結果
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006012700149&amp;genre=A2&amp;area=K20

 京都府木津、加茂、山城3町合併協議会の新市名称検討小委員会が27日、木津町の町東部交流会館であり、合併で誕生する新市の名称募集の結果が公表された。最多は「山城」で、「京山城」「木津川」などが続いた。同委員会で今後、候補を5つ程度に絞り、3月以降の合併協で決定する。

 名称募集は昨年11月1日から12月10日まで、郵送や公共施設に置いた応募箱へのはがき投かんなどで実施し、町内外から4358件が集まった。

 名称は694種類あり、トップの「山城」は889件で20・4%を占めた。「京山城」が773件(17・7%)で続いた。ほかに100件以上を集めたのは「木津川」246件(5・6%)、「南京都」228件(5・2%)、「恭仁京」169件(3・9%)、「相楽」の106件(2・4%)。このほか「泉川」「京南」「木津」「木の津」などの名称も目立った。
 応募状況の地域別では木津町から988件、加茂町は696件、山城町は724件で3町合計の2408件は全体の55・3%。3町を除く府内からは588件(13・5%)だった。

2086とはずがたり:2006/01/29(日) 05:47:15

<東北・北海道>青森県弘前地域

米沢初雄(57)…前村総務課長・弘前との合併推進派
関 和典(38)…村議会議長・村議1人・「村を良くする会」・木村系村議・自立派

西目屋村長選で関和典氏が出馬表明
村議会副議長、既に出馬表明の米沢氏と一騎打ちの公算
http://www.mutusinpou.co.jp/news/06012804.html

 西目屋村の前山誠一前村長の辞職に伴う同村長選(二月二十一日告示、同二十六日投開票)に二十七日、同村議会副議長の関和典氏(38)が出馬することを表明した。公約として津軽ダム建設と地域活性化を連携させた施策の推進などを掲げた。市町村合併については「住民投票の結果を尊重する」と、当面は村単独の村政運営を志向した。同村長選は前村総務課長の米沢初雄氏(57)が既に出馬表明しており、両氏による一騎打ちの公算が強まった。

 会見には後援会長の前山秋雄村議会議長と村議一人、村民でつくる「村を良くする会」の三浦敬二代表が同席した。
 関氏は「村の混乱した状況を建て直すために決意した。正常な状況に村を戻したい」とし、津軽ダム早期完成や白神山地の観光振興など七つの公約を掲げた。
 一方、米沢氏が公約の第一に掲げた弘前市などとの市町村合併については「(合併反対票が上回った)住民投票の結果を踏まえ、行財政改革を推進してきたことは事実。村民が自らの考えを示した住民投票を最大限尊重する」と早期の合併を否定する考えを示した。
 関氏は同村出身で青山学院大文学部卒。木村守男衆院議員(当時)公設第二秘書、木村太郎衆院議員地元秘書などを経て村議二期目。二〇〇三年から村議会副議長。

2087とはずがたり:2006/01/29(日) 05:55:34

<東北・北海道>青森県弘前地域

米沢初雄(57)…前村総務課長・弘前との合併推進派 =とは総研(勝手に)推薦
関 和典(38)…村議会議長・村議1人・「村を良くする会」・木村系村議・自立派

西目屋村長選で関和典氏が出馬表明
村議会副議長、既に出馬表明の米沢氏と一騎打ちの公算
http://www.mutusinpou.co.jp/news/06012804.html

 西目屋村の前山誠一前村長の辞職に伴う同村長選(二月二十一日告示、同二十六日投開票)に二十七日、同村議会副議長の関和典氏(38)が出馬することを表明した。公約として津軽ダム建設と地域活性化を連携させた施策の推進などを掲げた。市町村合併については「住民投票の結果を尊重する」と、当面は村単独の村政運営を志向した。同村長選は前村総務課長の米沢初雄氏(57)が既に出馬表明しており、両氏による一騎打ちの公算が強まった。

 会見には後援会長の前山秋雄村議会議長と村議一人、村民でつくる「村を良くする会」の三浦敬二代表が同席した。
 関氏は「村の混乱した状況を建て直すために決意した。正常な状況に村を戻したい」とし、津軽ダム早期完成や白神山地の観光振興など七つの公約を掲げた。
 一方、米沢氏が公約の第一に掲げた弘前市などとの市町村合併については「(合併反対票が上回った)住民投票の結果を踏まえ、行財政改革を推進してきたことは事実。村民が自らの考えを示した住民投票を最大限尊重する」と早期の合併を否定する考えを示した。
 関氏は同村出身で青山学院大文学部卒。木村守男衆院議員(当時)公設第二秘書、木村太郎衆院議員地元秘書などを経て村議二期目。二〇〇三年から村議会副議長。

2088杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2006/01/30(月) 21:56:53
何かこの辺りって安易に東京のディベロッパーやプランナーに頼み込んだバブル期の乱開発を彷彿とさせますなぁ・・・・・バブルから何を学んだんだろう?

ホリエモンに夢託したが… 逮捕で地方「がっくり」
http://www.asahi.com/national/update/0130/TKY200601300202.html
2006年01月30日17時07分

 前ライブドア社長、堀江貴文容疑者は派手な行動で注目を集め事業を拡大した。その行動力と斬新な発想で地方を元気にして欲しいと、前社長には全国各地からお呼びがかかった。しかし証券取引法違反容疑での逮捕で、ホリエモンに託した夢は急速にしぼんだ。

 東京都港区の特殊法人、地方競馬全国協会(地全協)に26日、自治体などでつくる全国公営競馬主催者協議会(全主協)やライブドアの担当者らが集まった。

 ライブドア側は不祥事を謝罪。高知、笠松(岐阜県)、名古屋の各地方競馬の馬券をインターネットで売る事業に向けた検討作業を、一時中断することで合意した。「馬券にかかわる者には高い倫理性が必要」との理由からだ。

 堀江前社長は競走馬ホリエモンなどを所有し、競馬好きで知られる。04年11月にライブドアは高知競馬との提携に合意。笠松、名古屋も同調し、地全協と全主協を窓口役に、システムの仕様や決済方法など事業の枠組みを検討してきた。

 インターネットの利便性に加え、堀江前社長の参入を起爆剤にファンを開拓する。将来は他の地方も……。経営難にあえぐ地方競馬界が描いた筋書きは、主人公の逮捕であっけなく破綻(は・たん)した。

 高知県競馬組合の井上健一管理者は「事件の影響は想像がつかない」。地全協幹部は「わらにもすがる思いだった地方競馬界のショックは大きい」と代弁する。

      ◇

 島根県浜田市などでつくる実行委員会は21、22日に「大いに食を語るin浜田」という行事を計画していた。堀江前社長らを招き、地元で水揚げされるアジやカレイ、ノドグロ(アカムツ)を食べて語ってもらう催しや、干物工場の視察などを予定していた。

 ところが、直前の16日、ライブドアが家宅捜索を受け、宇津徹男市長は17日に延期を決断した。逮捕を受けて、市は中止に傾いている。

 特別な縁があったわけではない。特産の魚を首都圏の消費者にPRする方法を考えていた市と県の担当者が、ライブドアのサイトの「ホリエモンのうまいもん巡り」というコーナーに注目した。「売れっ子の堀江さんのサイトなら、見る人が多いだろう」と昨秋、市の担当者らが上京して協力を取り付けた。

 「急にのし上がった人とは分かっていたが、逮捕されるなんて」。江木弘・市水産課長はPR作戦の練り直しを迫られている。

      ◇

 堀江前社長は04年のプロ野球参入問題で一躍脚光を浴びた。東北6県で公式戦を開催する構想に地元の期待は膨らんだ。その時の提携協議をきっかけに、ケーブルテレビ山形は堀江前社長と親密な関係を築いた。

 昨年10月に開かれた山形国際ムービーフェスティバルで、堀江前社長は選考委員を務めた。同局の関連会社の映画館では、ライブドアの関連会社が500円で映画を楽しめる事業を始めた。

 事件を受け、今年のフェスティバルへの参加辞退を伝えてきた。今のところ他の事業提携は維持する方向だ。ケーブルテレビ山形の吉村和文専務は「堀江氏のいないライブドアは何ができるか、見極めたい」と話す。

[My HP] http://politics.mtcedar.com/
      http://professorgiko.fc2web.com/
      http://mtcedar.txt-nifty.com/

2089とはずがたり:2006/01/31(火) 05:37:20
<北関東>栃木県

壬生町長が河内町長選へ出馬かと思ったよ。。
しかし合併を無事まとめ上げて欲しいところ。
壬生町も合併検討しなくて良いのかね?

■ 玉生町長が河内町長選出馬へ 合併実現を主眼
http://www.shimotsuke.co.jp/hensyu/news/060131/news_8.html

 六月八日の任期満了に伴う河内町長選で、玉生勝経(かつつね)町長(64)=同町中岡本=は三十日、下野新聞社の取材に対し、同町長選に立候補する意向を明らかにした。玉生町長は「宇都宮市との合併をやり遂げるのが責務と考えている。町の発展につながる合併を目指したい」と話した。

 玉生町長は二期目の政策として、住民などから要望が多い道路など生活基盤の整備や福祉の充実などを挙げた。また高齢者や障害者が利用できる温泉施設整備も「十分に協議検討したい」と前向きな考えを示した。

 玉生町長は宇都宮高から東北大経済学部を卒業し中堅ゼネコンに勤務。二〇〇二年五月の町長選に立候補し初当選し現在一期目。

 同町と宇都宮市は、二〇〇七年三月までの合併を目途に協議を再開。現実すれば、次期町長は約十カ月で失職する公算が大きい。

2090とはずがたり:2006/01/31(火) 07:30:21
<北陸>福井県

被編入3町村併せても1万7千人程だったのかぁ。。

あす新「福井市」誕生
3町村編入、人口は26万9147人に
http://www.chunichi.co.jp/00/fki/20060131/lcl_____fki_____002.shtml

 二〇〇一年から福井市が取り組んだ市町村合併が、あす二月一日に実現する。当初、鯖江市と美山町、清水町、越廼村の五市町村で人口三十万人の中核市実現を目指したが、鯖江市が〇四年に離脱。〇五年二月に三町村の編入合併という形で協定にこぎ着けた。

 この合併で福井市は、人口が二十五万二千二百二十四人から二十六万九千百四十七人に、面積が約三百四十平方キロメートルから約五百三十六平方キロメートルになる。議員定数は、各町村から一人ずつ増えて三九となるが、〇七年の市議選で現在の三六に戻される。

 編入後の旧三町村には地域審議会が置かれ、各地域の住民の声を反映していく。

2091とはずがたり:2006/02/01(水) 10:18:50
<近畿>和歌山県

日高地区の合併協議の経緯
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/gappei/wakayama.html#hidaka

御坊と由良が前向きなのか。。

二次合併で
管内5市町(未合併)案を承認
http://www1.ocn.ne.jp/~ks-press/060130.html

 第4回県市町村合併推進審議会が30日、13市3町に再編する二次合併の組み合わせを承認、木村知事に合併推進構想案を報告した。管内は未合併の御坊、由良、日高、美浜、印南の5市町合併を提示したが、日高、美浜、印南3町は早期合併に消極的で難航するのは必至。知事がいつ協議会設置勧告に踏み切るかが大きな焦点になる。

 組み合わせは、未合併市町村を対象に同一の川沿いなど地理的・文化的なまとまりの生活圏、一次合併協議の経緯などをふまえて6つ提示。管内は日高川町を含めた6市町合併の可能性もあったが、5市町合併に落ち着いた。上坊県市町村課長は「まず御坊市を中心とした未合併の5市町合併を検討してもらい(日高川町を含めた)将来像は地域で考えてほしい」と述べた。
 5市町合併で「都市機能を有する地域と豊かな自然環境を有する地域が一体となってまちづくりを進められる」とし(1)行財政基盤の強化を図れる(2)生活圏域に対応した広域的かつ計画的な各種行政施策の展開(3)日高港を活用した他地域交流の活発化(4)農業・漁業・観光をはじめとする地域産業の振興−の合併効果を挙げている。
 県のヒアリングで御坊市、由良町が広域合併に積極的だが、残りの3町は財政や住民サービスの格差、住民感情などから早期合併に消極的。中でも日高、美浜両町は「(当面の)合併は考えていない」と否定。日高町は「住民投票を視野にいれる必要もある」との見解も示しており、自主的に合併協議に入るのは難しい。
 審議会で委員から「未合併の市町村に限るのはどうか。広域行政をいうなら町はなくしてすべて市にする姿勢がほしい」「残った日高川町、みなべ町、紀美野町はどうするのか。第三次合併が必要になり、もう少し先を見越した構想が必要」などの意見も出され、意見は知事報告に付け加えることで構想案を承認した。
 構想案は新合併特例法に伴う国の基本指針にもとづき(1)自主的な市町村の合併推進に関する基本的事項(2)対象市町村の現況と将来見通し(3)対象市町村の組み合わせ(4)自主的な市町村の合併推進に必要な措置−をまとめている。県が今年度中に策定し、これにもとづき新合併特例法期限内(平成22年度末)の合併推進を図る。
 管内以外の組み合わせは▽橋本市、かつらぎ町、九度山町、高野町▽有田市、湯浅町、広川町、有田川町▽田辺市、上富田町▽白浜町、すさみ町▽新宮市、那智勝浦町、太地町、古座川町、北山村、串本町−を提示。県下市町村数は今年4月で30市町村になるが、構想案の組み合わせが実現すれば13市町に再編される。

2092とはずがたり:2006/02/02(木) 04:33:27
こんな制度が有るんですねぇ。

http://ja.wikipedia.org/wiki/彩の国中核都市

彩の国中核都市(さいのくにちゅうかくとし)とは、埼玉県が制定した「彩の国分権モデル市町村」4種類のうちの1つ。指定された都市は、3箇年で中核市に準ずる事務の移譲を県から受けるが、中核市や特例市といった国の制度とは異なる、県独自の制度である。

1999年(平成11年)3月の埼玉県分権推進計画によって創設された。2004年(平成16年)12月には新たに埼玉県権限移譲方針が策定され、移譲事務の新設・規制緩和や、指定要件(人口)の引き下げなどが行われた。なお、人口要件に満たない市町村はまちづくり分権自治体として一部の事務を移譲することができる。

指定要件
人口 15万人程度以上

※面積などの要件は特にない。埼玉県権限移譲方針の策定以前は人口20万人以上が要件であった。

指定されている都市
所沢市 - 1999年(平成11年)10月指定、 人口336,081人、 特例市
越谷市 - 1999年(平成11年)10月6日指定、 人口315,782人、 特例市
春日部市 - 2000年(平成12年)10月指定、 人口238,499人
上尾市 - 2000年(平成12年)10月指定、 人口220,223人
草加市 - 2000年(平成12年)10月10日指定、 人口236,268人、 特例市
川口市 - 2001年(平成13年)指定、 人口479,986人、 特例市

指定されていないが要件を満たしている都市
さいたま市 - 人口1,176,269人、 政令指定都市であり既により多くの権限を委譲されている
川越市 - 人口333,765人、 中核市であり既により多くの権限を委譲されている
熊谷市 - 人口191,109人
狭山市 - 人口158,096人
新座市 - 人口153,305人

※人口は平成17年国勢調査の「要計表による人口」(速報値)による。

2093とはずがたり:2006/02/02(木) 07:04:01
<東海>静岡県志太地域

藤枝市議 22/24
岡部町議 13/14
焼津市議 13/26
大井川町議 5/16


議員連盟1日発足 合併への機運盛り上げ 志太2市2町
http://www.shizushin.com/feature/gappei/kiji2/20060127000000000017.htm

 志太2市2町(藤枝市、焼津市、大井川町、岡部町)の議員有志でつくる「志太2市2町合併推進議員連盟」の準備会は26日、藤枝市役所で会合を開き、2月1日に焼津市文化センターで議員連盟の発足式を開くことを決めた。志太合併協議会の解散から1年余りを経て、議員が旗振り役となり、2市2町合併への再スタートを目指す。
 議員連盟には、藤枝市議会からは共産党と病気療養中の1人を除く22人、岡部町議会からは共産党を除く13人が名を連ねる。一方、焼津市議会からは開政会、公明党、新政会の13人、大井川町議会からは5人が参加した。藤枝市・志太郡、焼津市選出の県議5人のうち4人も賛意を表明している。
 この日の準備会では、規約や役員、今後の活動方針を決めた。会長には小柳津治男氏(藤枝市)、副会長には増田円次郎氏(焼津市)を選出。今後は2市2町の首長に合併協議の再開を要請するほか、住民への広報活動や今回参加していない議員への呼び掛けなどを行うという。
 志太地域では、平成15年9月に2市2町の合併協議会が発足したが、同年12月に大井川町が離脱。2市1町で協議を続けたものの、16年12月に焼津市も離脱したため、合併協議会は解散した。
 小柳津会長は「行政主導だった前回の失敗の反省を生かし、2市2町の議員が力を合わせ、合併への機運を盛り上げていきたい」と決意を述べた。(2006/01/27)

2094とはずがたり:2006/02/02(木) 07:04:57
<東海>静岡県

「今は周辺市町を注視」 静岡、蒲原首長会談受け 由比町長
http://www.shizushin.com/feature/gappei/kiji2/20060131000000000021.htm

 望月俊明由比町長は30日、同日開かれた静岡市と蒲原町の両首長による会談で、由比町と同市の合併に関連する話が出ていることに対し、「飛び地合併の解消に向けた蒲原町長の発言については一定の理解をしている」としつつも、「現在は県による合併指導や周辺市町の様子などを注視しながら町づくりを進めていく時期」という考えを示した。
 望月町長は蒲原町について「今後も同じ静庵圏域の中で変わらぬ連携を図ることが重要」とした上で、同市との合併については「新法期限内での成立を視野に入れるべきだと考えているが、これまでの経緯を踏まえ、合併に対する町内の意識醸成を図ることが欠かせない」などと述べた。
 同町では昨年2月と3月の2回、同市との合併に関連する廃置分合議案が提出されたが、いずれも町議会で否決されている。

合併白紙撤回活動を休止 蒲原町長、議会に態度表明 由比町に再協議要請
http://www.shizushin.com/feature/gappei/kiji2/20060201000000000018.htm

 石川豊治蒲原町長は31日、町議会全員協議会で住民意向調査の結果を受けた態度表明を行い、静岡市との合併の白紙撤回に向けた活動を休止することを明言すると共に、今後由比町に同市との合併についての再協議を要請していく意向を表明した。
 石川町長は「合併すべき」「仕方がない」と答えた計64・5%の回答者が合併を容認しているという認識を示した上で、「『仕方がない』の答えには、合併で町内を二分した争いはもうやめようという町民の考えもあると思う」と説明。これまでの活動に対して「白紙撤回に向けて協力、支持してくれた方々におわびしたい」と述べた。
 また、合併反対の意見が約35・5%に達し、中でも飛び地合併を不安視する町民の声が多いことに触れながら、「残された2カ月間の使命として、以前から庵原郡としての一体性がある由比町に静岡市との合併の再協議をお願いしていく」という方針を議会に報告した。
 住民意向調査の結果を受け、同市との合併を反対していた議員たちも、「民意をくみ取り、飛び地合併解消に向け努力したい」「消極的な賛成をした人の多くは合併反対だと思うが、今後は町民にとって優位となる交渉をしたい」などの考えを述べ、大半が合併容認の立場を表明した。賛成派議員からは当局に対し、町長の意向を広く町民に伝えるビラの配布やミニ集会の開催要望などが出された。
 そのほか石川町長は2月1日から、町庁舎に取り付けられた合併期日を告示するカウントダウン電光掲示板を再開する意向も示した。

2095とはずがたり:2006/02/02(木) 07:08:36
<東海>静岡県伊豆地方

伊豆市への合併などが出てくるのかな?
西伊豆の伊豆南部との合併への忌避感は強い。
東伊豆町も伊東との合併を選択したりして。。

「住民の声聞く猶予を」 西伊豆町議会が県審議会の合併答申素案協議
http://www.shizushin.com/feature/gappei/kiji2/20060128084246.htm

 西伊豆町議会が24日、全員協議会を開き、17日に県市町村合併推進審議会答申素案で示された、同町を含む賀茂地区1市5町の合併枠組み案について、対応を話し合った。
 県は素案発表と同時に、3月下旬の同審議会合併構想の発表後は、構想の枠組みから1町でも離脱すると合併後も国、県の優遇は受けられない、とする方針を示している。
 藤井安彦町長は「合併から離脱するなら3月までに意思を示さないと他市町に迷惑が掛かる、と県に早い判断を迫られている」と説明し、「合併したから当面は財政面で保証されているが、今回の大合併に当町だけ取り残されると将来が不安。議会、住民の意見を聞きたい」と述べた。
 町議は議長を除く全員が意見を述べ、将来的な合併の必要性はほぼ認めながらも、「町民は買い物も病院も伊豆市に通う。伊豆南部を中心とした町づくりに当町のメリットはない」「言われるままに早急な判断をすべきでない」などの理由で、13人中12人が合併反対の意思を示した。
 さらに「住民の意見を聞く時間が必要」として合併参加、不参加の判断について、県に時間的猶予を求めていく、との方針で一致した。

2096とはずがたり:2006/02/02(木) 12:18:17
<近畿>和歌山県日高地区

御坊・由良…積極的
御坊市長:「...日高川町が含まれなかったのが残念だが...」
由良町長:「広域合併でより強固な自治体をつくり、未来に向かってまちづくりに取り組むのが理想。」

印南…前向き
印南町長:「一度も合併に消極的と言ったことはない。(二次合併では)論議に参加すると言っている。早期合併が難しいと言ったのは(5市町)全体として難しいと言うことだ」

美浜・日高…慎重
日高町長:コメントを控えた。広域合併は「将来的に必要」としながらも現状は「2度の合併協議の不調から行財政全般の見直しを行い、重点施策・事業を特定することで当分の間は単独行政を維持できるとの結論を導き出した」として単独町政を推進する立場を強調。
美浜町長:広域合併は必要としながらも「一次合併が破たんしてまだ1年半しか経ってなく、単独町政のレールを敷いたばかり。早期合併は難しい」

取り敢えず御坊+由良+印南で二次合併,(新)御坊+日高川+日高+美浜で三次合併って感じでどうよ?

二次合併で
関係5市町長の見解聞く
http://www1.ocn.ne.jp/~ks-press/060131.html

 県市町村合併推進審議会が30日に提示した二次合併の組み合わせで、管内の関係5市町長に見解や今後の対応を聞いた。御坊市、由良町は推進、印南町は前向きに取り組む意向を示したのに対し、日高町、美浜町は早期合併に慎重な姿勢を崩していない。ただ、知事勧告が出れば無視できないとみられ、県のリーダーシップが大きな鍵を握っている。
 
 柏木征夫御坊市長は「以前から御坊広域圏での広域合併推進を提案してきた。日高川町が含まれなかったのが残念だが、それに近い案が示されたことは評価できる。当初の広域合併よりも規模は小さくなったものの、5市町合併ならスケールメリットも期待できる」と、積極的に推進する考えを示した。
 中井勤由良町長も「御坊市を中心とした広域合併でより強固な自治体をつくり、未来に向かってまちづくりに取り組むのが理想。10年、20年先を見据えれば合併は必要で、県が正式に構想を策定すれば、議会とも相談しながら5市町合併の方向で取り組みたい」と、御坊市同様に推進の立場を明確にした。
 久保井始印南町長は「一度も合併に消極的と言ったことはない。(二次合併では)論議に参加すると言っている。早期合併が難しいと言ったのは(5市町)全体として難しいと言うことだ」と述べた上で「内なる充実(インフラ整備)はある程度めどが立った。枠組みが示された以上は議会、町民の意見を聞きながら前向きに取り組みたい」と明言した。
 中善夫日高町長は「県から詳細な説明を受けてからでないと今後のことを言明するのは軽率」とコメントを控えた。広域合併は「将来的に必要」としながらも現状は「2度の合併協議の不調から行財政全般の見直しを行い、重点施策・事業を特定することで当分の間は単独行政を維持できるとの結論を導き出した」として単独町政を推進する立場を強調。今後の対応は「議会と相談しながら誤りのない対応をしたい」と述べるにとどまった。
 入江勉美浜町長は将来の広域合併は必要としながらも「一次合併が破たんしてまだ1年半しか経ってなく、単独町政のレールを敷いたばかり。早期合併は難しい」と述べた。今後の対応は「構想が示された以上は議論しないといけないが、協議会を設置するかどうかは今の時点で答えられない。近く議会と相談し、住民の意見も聞きながら対応を考えたい」と慎重な姿勢。
 合併に向けた検討課題として財政や住民サービスの格差、住民感情の高いハードルがあり、法期限内(平成21年度末)の合併は難しいとの見方が多い。日高、美浜両町が当面は単独町政でいくことを明確にしている以上、自主的な協議会設置は難しく、難航が予想される。一方で知事勧告が出れば検討する余地も残しており、県の役割に期待する声は大きい。

2097とはずがたり:2006/02/02(木) 22:48:28
>>2012
<中国・四国>徳島県

徳島中核市40万人構想。

「人口40万人規模は不可欠」 徳島市長、中核市構想で強調
http://www.topics.or.jp/Old_news/n05120708.html

 徳島市の原秀樹市長は六日の市議会本会議で、近隣市町村との合併で実現を目指している中核市構想に触れ、道州制をにらみ四国東部地域の拠点都市としての役割が果たせるよう、人口四十万人規模の中核市移行を念頭に置いていることを明らかにした。

 金村工(朋友会)笠井国利(自民党)両氏の質問に答えた。原市長は、松山市など四国の他の県都(いずれも中核市)の人口規模を例に挙げて「徳島市が真の中核市として全国に発信していくためには、人口四十万人規模は不可欠」と強調。「地方分権が進む中、四国東部地域の発展と徳島県全体の利益を考えながら、大所高所から中核市実現を目指していきたい」と意欲を見せた。

 四十万人規模とした根拠については「隣接する市町村すべてとの合併が実現すれば、四十二万人になる」とし、構想の実現に向けて部長級の幹部職員でつくる庁内組織の設置を検討していることも明らかにした。

 原市長はさらに、中核市をにらんだ市町村合併について「損得合併ではなく、県全体の発展につながる戦略的な合併にする必要がある」と指摘。実現には「近隣市町村の理解が欠かせない」とした上で「できる限り早く徳島市の考えを関係市町村に伝え、意見を聞く機会を持ちたい」と述べた。

2098とはずがたり:2006/02/02(木) 23:20:49
<中国・四国>徳島県

宍喰町有林問題で県調停 第2部<1>
「問題先送り」案ずる声も
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokushima/kikaku/013/4.htm

 「異議、なし」
 来年三月の「海陽町」発足をにらみ、二十三日に開かれた海南、海部、宍喰三町の合併協議会。町同士の言い分が衝突した宍喰町有林の取り扱いをめぐり、県が示した調停案に、首長や町議ら二十一人の委員全員が賛同した。

 現行ルールの改定を望む宍喰町に「勝手な提案」と海南町が拒絶。昨夏に問題が表面化して以来、三町間で最大の障害となっていたテーマだった。県の仲立ちで一応の決着がつき、協議は文字通り〈山〉を越えたようにもみえるが、「決着を先送りしたに過ぎない」と案ずる声も漏れる。
     ◇
 天に向かって、スギやヒノキが伸びる宍喰町の町有林。約三千二百二十ヘクタールの広さは甲子園球場の八百倍以上、四国で最大という。大正時代、町内の十地区と当時の宍喰村が協定し、山林を同村に寄付する見返りに、立木で得た収益の半額は地区の公共事業に充てると決めた。

 現在は、全体のうち九百十一ヘクタールについて木を一回切り出した際にだけ収益が生まれ、その半額を地区の公共事業に利用。二回目以降の伐採で生じた収益は町に帰属している。宍喰町は合併を機に、このルールを「全町有林を対象に拡大、収益の半分は新町の基金に積み立てて、残りは旧宍喰町の公共事業に充てたい」と提案した。

 この申し出に「借金や財産、土地などすべてを新町に持ち寄るのが基本」と海南町が反発。「旧三町の間で不公平感が広がってしまう」(海南町議)という指摘に、宍喰町の担当者は「現在の木の平均樹齢は約四十年。伐採するのは早くても二十年先で、今すぐ、収益につながるわけではない」と説明する。
     ◇
 「一度切り出した後に植えた木の収益の帰属については、合併後、有識者会議を設置して決める」

 一連の合併協議で県が調停に乗り出したのは初めて。合併支援チームは「懸案の協定項目が承認されてよかった。合併に向けて、引き続き努力してほしい」と満足そう。当の平岡建彦・宍喰町長も「互いの妥協点を見いだせた。合併へ大きな前進だ」と評価した。

 しかし、協議会の終了後、委員の中には「問題を後回しにしただけ」と冷ややかな反応も。半年以上を費やして着地点が見いだせなかった難題が、県が介入した直後の会合で一気に決着。ある町議は「どこも財政が苦しく、単独ではやっていけない。合併するには県の提案をのむしかない」とつぶやいた。

 もともと、来月一日には新町となるはずだった三つの町。電算システムの統合で一年延期となったが、ようやく解決した海部小の校舎問題も含め、当初の日程のままでは、合併は〈破談〉になっていただろう。

 三年前、合併協議会の設置をめぐって、全国初の住民投票が施行された宍喰町。賛成票が70%近くを占めた。

 当時、「宍喰の明日を考える会」で事務局長を務めた松浦秀之さん(46)がいう。「三町が一つになることが合併の第一義。『旧〇〇町』という縄張り感覚でなく、海陽町の将来を見据えてほしい」
      ◇
 来月一日、県内で六つ目の市となる美馬市、そして那賀町、つるぎ町が新しく誕生する。大きなヤマ場を迎える〈平成の大合併〉は、順調に進んだケースばかりではない。町同士の綱引きや疎外感に包まれる村、あえて単独存立を選んだ町……。それぞれの「思惑」をたどる。

2099とはずがたり:2006/02/02(木) 23:21:16
<中国・四国>徳島県

過疎進む木沢、一宇 第2部<2>
将来像に希望の明かり
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokushima/kikaku/013/5.htm

「慣れ親しんだ郷土と永遠に決別しなければなりません」
 今月二十日、木沢村内の公民館で行われた「閉村式」。中東利延村長(69)が、言葉をかみしめるようにあいさつ文を読み上げた。会場には、地元青年団や高齢者ら村民百二十人も列席。来月一日に鷲敷、相生、上那賀町、木頭村と合併し、「那賀町」となる村の〈最期〉を見守った。

 一九五五年四月、二つの村の合併で誕生した木沢村。それから五十年。同じ合併で、今度は自分の村が姿を消すことになる。村が発足した日から役場に勤め、歩みをともにしてきた村長。涙を浮かべ、「歴史民俗資料館に永久保存します」と村の旗を漆箱に収めた。
      ◇
 剣山をはさんで、木沢村と背中合わせに位置する一宇村。巨樹がそびえる村で生まれ、昨年夏、家業のたばこ店をたたんだという男性がいう。「こんなにさびれるなんて……」。今年八十三歳。「子ども時分には、夢にも思わなんだな」と遠くを見つめた。

 軒先でタバコ葉を乾燥させる農家が点在し、朝六時には一番乗りの客が店にやってきた。そんな時代もあった。今では、七百軒を数えた農家は面影もなく、戦後まもなくに八千人いた人口は千四百人ほどに。半数が六十五歳を超え、高齢化率は県内で最高だ。

 「つるぎ町」と名を変えるにあたり、合併協議会が実施したアンケートでは、村民の三人に二人が「中心部が栄え、周辺部は取り残される」と不安を訴えた。同じ質問でも、本庁舎が座る貞光町は三割、そうめんなどの地場産業がある半田町は二人に一人どまり。疎外感の差が鮮明になった。

 合併特例法では、住民の声の〈受け皿〉として「地域審議会」の設置を定めている。美馬郡の合併協議会でも議論されたが、委員らが「新町の一体感の欠如につながる」と指摘。住民の代弁者である議員任期が在任特例で一年九か月延長されることもあり、設置は見送られた。

 立ち消えになった審議会の代わりにと、「みんなで描いた将来像を新町に引き継ぎたい」と切上悦男村長(59)が村民に村の未来の姿を語ってもらう「将来構想策定委員会」を設置。「巨樹をもっとPRしよう」「スキー場もある」。若い人からも活発な声が続いたことに「合併しても、ふるさとに変わりはない」。少し安心したように、村長は話した。
      ◇
 昨年続いた台風来襲で、老夫婦が土砂に流されるなど、被害が相次いだ木沢村。半年がたった今も、十三世帯が仮設住宅で暮らす。台風の余波で、合併協議も延期を重ねたが、他地区のような波乱もなく、十一月には調印を終えた。

 「五十年で一区切り。終わりではなく、新しい始まりなんです」と二十四歳の青年団メンバー。新町の総合支所として残る村役場の入り口には、「那賀町役場木沢支所」と書かれた真新しい看板が、〈その日〉を待っている。

2100とはずがたり:2006/02/02(木) 23:21:40
<中国・四国>徳島県

勝浦郡上勝町…ゴミゼロ宣言で町作り
那賀郡羽ノ浦町
海部郡由岐町…町職員の給料が高い一方で基金残高は少ない

破たんした協議会 第2部<3>
課の配置、ゴミ問題・・・
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokushima/kikaku/013/6.htm

 「もう一度、二町で(合併を)やり直せないか」
 一月二十六日の昼下がり、由岐、日和佐の両町議ほぼ全員が、日和佐の公民館に顔をそろえた。由岐、日和佐、牟岐の三町が「美海町」として三月に合併することを目指しながら、新町の「課」の配置で対立。それまで順調だった協議会は土壇場で空中分解した。破談から数えて五日。〈復縁〉の話し合いが始まろうとしていた。

 由岐町では、昨年秋の住民投票で「合併賛成」が大きく上回った。これに対し、議会は新町設置議案を二度も否決し、協議会からも脱退。しかし、話し合いの場がなくなった後、「これ以上、民意を裏切るのは、どうか」。町議の間では、そんな声が日増しに強くなっていたという。
      ◇
 「ゴミの三十四分別が『ゴミゼロ』につながるんです」
 上勝町にある集会所。神戸大で環境問題を学ぶ大学生で、町の臨時職員の松岡夏子さん(23)が、集まった住民に語りかけた。「ゴミゼロの考えがこの町で受け入れられないと全国には広がらないから」と口ぶりに熱がこもる。

 松岡さんが役場のメンバーに加わったのは、昨年八月。町が進める「ゼロウェイスト」(ゴミゼロ)の理念を全国に紹介するNPOの設立が決まり、その職員募集に応募。全国でただ一人選ばれた。今は、その準備に走り回る毎日。「徳島の山奥から、何かを発信したくて」

 今春、産声を上げる自治体と同様、上勝町も二年前まで、小松島市、那賀川、羽ノ浦、勝浦町と合併のための協議を進めていた。しかし、八か月で破たん。つまずきの一因は「ゴミ」だった。

 新市でゴミ処理をするか、隣の阿南市と行うか。大きな課題となった。急先鋒(せんぽう)は羽ノ浦町。阿南市との合併を望む声が多かったこともあり、この問題をきっかけに不満が噴出した。羽ノ浦町の脱退で協議会は消滅。合併協の破たんは、県内初だった。「結局、各地域が抱えるハンデを調整できなかった」。上勝町の笠松和市町長は振り返る。

 別の四市町が二つの組で合併を模索する中、上勝町は「単独存立」を選んだ。かねてから目玉事業としていたゴミ問題。二〇二〇年には焼却したり埋め立てしたりするゴミをゼロにする――。協議会解散の数か月後には、独自施策として「ゼロウェイスト宣言」を打ち出し、合併との決別を決めた。

 人口はこの四十五年間で三分の一になり、高齢化も速い。財政をはじめ、将来への不安の声もあるが、笠松町長は「窓口事務は誰がやっても同じだが、地域づくりは違う。今の合併は地域をよくする手段とは思えない。自分たちの地域は自分たちで守るしかない」
      ◇
 「相手があれば、もちろん合併したいが……」。牟岐町の池内正勝町長は由岐、日和佐両町は合併する、との見通しを示したうえで、苦り切ったように言葉を継いだ。「今は単独存立しか、選択肢がない」

 もとをただせば、牟岐町に置くことが決まっていた新町の「農林振興課」をめぐって、日和佐町長が「『人員配置では、日和佐さんに配慮する』と言われた」と打ち明けたことが、亀裂の始まりだった。

 しかし、牟岐町は三町の中で職員給与が最も高いが、町の貯金にあたる基金残高は2億円足らずと最低。「給与格差や財政状況を考えると、牟岐とできない」と由岐町議。町では、日和佐町との合併の是非を問う住民アンケートを終え、二十八日にも結果がまとまる。

 合併をめぐる二度目の“住民投票”。「賛成が多数を占めた場合、今度こそ、民意を尊重したい」(兵庫賢敏・由岐町長)としている。

2101とはずがたり:2006/02/02(木) 23:22:08

<中国・四国>徳島県

三好郡池田町,山城町,東祖谷山村,西祖谷山村,三野町,井川町,三好町,三加茂町

├→池田町,山城町,東祖谷山村,西祖谷山村
|                  ↓
|    池田町,山城町,東祖谷山村,西祖谷山村,三野町,井川町→●三好市
|                  ↑
│                三野町,井川町
└→三野町,井川町,三好町,三加茂町┴→三好郡 三好町,三加茂町─→●三好郡東みよし町

“遠距離恋愛”の損得<4>
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokushima/kikaku/013/7.htm

 協議が順調なら、来春には「三好市」「東みよし町」と分かれる三好郡の八町村。県西部のある県議事務所では、早くも三好市の初代市長選が話題に上る。「東みよし町を通る時は、マイクの音を下げなあかんのかな」「三野町専用に選挙カーを用意するってのもな……」

 同じ市内でありながら、他の五町村から離れた〈飛び地〉となる三野町。市長選の選挙区は、三好、三加茂町でスタートする「東みよし町」をまたぐ。三野町役場から、新市の本庁舎となる池田町役場まで約十六キロ。このうち約七キロは「東みよし町」の三好町を通らなければならない。
      ◇
 「交通、通信網が発達した現代。飛び地のデメリットなんてありません」と三野町の竹重義博町長が力を込める。「飛び地になった説明を」という住民の要望で臨んだ会合だったが、会場では、トップの熱弁に首をかしげる姿が少なくなかった。

 七十歳を超えた男性もその一人。長女は三野町内の病院に勤務。三好市に引き継がれるという病院の存続が気がかりだ。「財政、行政サービス、人の流れ……。すべてが池田中心になるはず。『陸の孤島』になってしまうで」と。

 総務省によると、平成の大合併で飛び地の導入を検討しているのは、北海道や鹿児島県など十五例。担当者は「昭和の大合併でも飛び地はあった。国が(飛び地を)不利に扱うことはない」という。

 だが、岡山県は昨年五月、飛び地合併を視野に入れていた勝央町と英田町の協議会に「効率的な行政運営ができるかどうか疑問。重点支援地域には指定できない」と通告。やむなく、英田町は「苦渋の決断」として他の枠組みを選んだ。
      ◇
 三野町が西部合併協への加入を決めたのは、昨年十月。それまでの枠組みを飛び出したことについて、町は積極的に説明会を開かなかった。ある町議は「飛び地の事例を研究する時間すらなく、デメリットも満足に把握していない」。今月には、残り五町村との調印、首長たちは笑顔を見せ、がっちりと握手を交わした。

 合併するなら「町」よりも「市」。財政格差を理由にした井川町の離脱。町が、あえて「いびつ」な形を選んだ舞台裏には、そんな理由が見え隠れするが、ある町議は「特例債の期限を基準にした駆け込み決定。これから、どう影響するか」と顔を曇らせる。

 三好郡の八町村は三年前、合併特例債の期限を見据えて、協議を開始。しかし、各首長の主張がまとまらずに、四町村と四町、六町村と二町と、離合集散を重ねた。そして、ようやく定まった六町村では、新市の名称をめぐって、池田町議会が紛糾。丸三年を費やした話し合いだったが、足並みは、最後までそろわなかった。
      ◇
 「ようやく、ここまで来ることができた。郡全体の合併に向けて、大きなワンステップになる」。今月十四日。合併協議会で会長を務める俵徹太郎・池田町長は飯泉知事への申請を済ませて、安堵の表情を浮かべた。

 結婚を引き合いに出されることの多い市町村合併で、「飛び地」は言わば、遠距離恋愛。「離れているからこそ、成就する」のか、それとも「遠くの親戚(しんせき)より、近くの他人」となるか。

 県内八つ目となるはずの新市発足まで、あと一年。「将来は、二市町が一つに」という声も上がる中、自治体や住民の間に生じた〈きしみ〉をどう解消していくのか。首長たちの手腕が問われている。

2102とはずがたり:2006/02/02(木) 23:22:31
<中国・四国>徳島県

「非合理的」批判の声も<5>
「とりあえず出発するしか」
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokushima/kikaku/013/8.htm

 戸籍や住民票の申請に訪れた住民らが順番を待つ吉野川市役所の1階ロビー。午後1時になると、「ゴロゴロ」とスーツケースを引きずる大きな音が響きわたる。
 音の主は、同市シルバー人材センターの松浦隆さん(61)と同僚の木内延樹さん(67)。両脇に抱えながら、重そうに運ぶスーツケースには、書類がぎっしりつまる。新しい市になった時、合併前の旧4町村に「課」を分散する分庁舎方式を導入した同市ならではの、4つの役場の間を行き交う〈飛脚便〉だ。

 手際よく軽ワゴン車にケースを積み込むと、2人は次の庁舎に。万一の事故などを想定して、車のドアの鍵は運転中でもロックしたまま。「新しい市のために役に立つことができる。本当にうれしい」。そう誇らし気に語る。
      ◇
 平成の大合併の県内第1号として、昨年10月に誕生した吉野川市。華々しい門出を飾りはしたものの、旧町村ごとに据え置きとなった住民サービスをはじめ、市民からの批判を受けることが少なくないという。「合併はしたけれど……」。市民、そして、市職員の間にも合併効果を疑問視する声が聞かれる。

 中でも、やり玉に挙げられるのが分庁舎方式。職員を対象に、市が1〜2月に実施した調査では、分庁舎制の導入で、「事務事業が合理化されてない」とみる声が42・7%。「合理化された」(7・3%)を大きく上回った。

 分庁舎方式は、合併協議で何度も俎上に上り、「新庁舎を建てるには多額の費用がかかる」ことを理由に導入が決まった。本庁舎を旧鴨島町に置く代わりに、旧山川町は教育、旧川島町は福祉、旧美郷村は林業――とすみ分けて、「地域の均衡ある発展」を重視して配分した。が、逆に事業部門が分散。職員の業務に支障をもたらす原因になった。

 例えば、市道の舗装工事。水道管の敷設工事が予定されている場合では、道路を受け持つ川島庁舎の管理課と、山川庁舎の水道課が協議しなければならない。図面なしでは具体的な打ち合わせができず、担当者が車で数十分も走って相手の庁舎に来ることになる。

 建設部は、鴨島と川島の2か所に課が分割されており、緊急の決裁を受け取るために2庁舎を行き来することも多い。決して円滑にはいかず、ベテラン職員も「合併前は階段を下りるだけで済んだのに」
      ◇
 とかく合併協議では、それぞれが「わが町」への思いを先行させがち。こだわりは、合併が実現した後にも、尾を引く危険性をはらんでいる。

 旧山川町の総務課長として合併の準備に携わった武田彰仁・市企画財政部長は「『わが町のいいところを残したい』と考えて協議を重ねたが、実際に働き始めると、凸凹があるのに気づいた」と認める。

 1日に誕生する美馬市。山あいにある木屋平村役場は総合支所として活用されるが、脇、穴吹、美馬の3町役場には、各課が振り分けられる〈分庁舎方式〉を採用した。美馬町役場は「美馬庁舎」となり、新市の教育委員会、経済部、水道部などが置かれる。

 新しい市の企画財政課長に就任する美馬町の西前清美・総務企画課長(53)は、本庁舎がある穴吹町役場での勤務が決まった。「大なり小なりロスは生まれるはず。不安はつきないが、弱音も吐けない。とりあえず、出発するしかない」。自分に言い聞かせるように話した。
(第2部おわり)
(この連載は田上秀樹、諏訪部敦、二谷小百合、冨野洋平が担当しました)

2103とはずがたり:2006/02/03(金) 10:20:42
<中国・四国>徳島県

最近(>>2097-2104)ちょっと熱い徳島県。
合併しなかった14市町村市町村の動向。

徳島市,名西郡神山町,名東郡佐那河内村,勝浦郡勝浦町,小松島市(5)…徳島を中心とする合併>>2097
鳴門市(1)…鳴門市と板野郡での合併
板野郡北島町,藍住町,板野町,上板町(4)…板野郡内での合併
板野郡松茂町,石井町(2)…合併必要なし(>>2100それぞれ徳島近郊で発展しつつある)
勝浦郡上勝町(1)…当面単独(当面は独自の町作りで行く>>2100)
海部郡牟岐町(1)…合併したいが破談の経緯もあり当分は無理?

> 板野郡五町の多く
この書き方が今一不明だ

10市町村「合併必要」 未定の県内14自治体、慎重姿勢は3町
http://www.topics.or.jp/News/news2006020205.html

 昨年三月までに合併が決まらなかった徳島県内の十四市町村のうち、人口四十万人以上の中核市を目指している徳島市など十市町村は今後合併が必要とし、「必要ない」「当面自立」などの慎重姿勢は三町にとどまっている。一日の県市町村合併推進審議会で県が報告したアンケート結果で分かった。審議会ではこの結果なども参考にしながら、二〇〇六年度中に合併の組み合わせ案をまとめ、知事に答申する。

 調査は県が昨年九、十月に実施。合併の是非や好ましい枠組み、県の合併構想に対する意見・要望などをまとめた。

 合併が必要とする十市町村が、合併に期待するものは<1>行財政基盤の充実・強化<2>行政効率の向上<3>住民サービスの向上・安定的供給<4>地域の資源や特性を生かしたまちづくり−が上位四つ。

 一方、「合併する必要はない」とした石井町は、バランスのとれたまちづくりが進んでいるためだとし、「どちらかといえば必要ない」とする松茂町は、町民の意向や住民密着型のまちづくりが行えることを理由とした。「分からない」と答えた上勝町は、当面は単独でいくが、合併も検討するとしている。

 合併の組み合わせでは、小松島市と勝浦、神山両町、佐那河内村は、徳島市との合併を希望。鳴門市が板野郡五町との合併を示した一方、板野郡五町の多くは郡内での合併を望んでいる。

 県の合併構想に対する要望や意見では「市町村の自主性を十分尊重してほしい」「戦略的合併を検討する上での情報提供や財政・人的支援」「地域のことは地域でできる権限を持つ組織と財源確保ができるようにしてほしい」などが多かった。

2104とはずがたり:2006/02/03(金) 11:05:06
<中国・四国>徳島県海部上灘地区

合併巡り由岐、日和佐町議会が迷走
民意に反し「新町案」否決
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokushima/kikaku/014/6.htm

 〈平成の大合併〉により、県内でも今春、新しい自治体が次々と産声を上げる。県西部の「美馬市」「つるぎ町」、南部の「那賀町」、県央部の「阿波市」。阿南市や小松島市を軸とする組み合わせでも話し合いが順調のようだ。そんな中、牟岐町との三町で、十月の「美海町」発足に向け協議を重ねてきた由岐、日和佐町議会が新町設置議案を否決した。由岐町では、是非を問う住民投票で過半数が「賛成」を示したばかり。「民意」に反する議会の結論に、枠組み自体が見直される可能性も出てきた。土壇場にさしかかっての足踏み。〈迷走〉の経緯と見通しをたどる。(田上秀樹)

 「将来の町づくりを真剣に考えてほしい」

 八日夜、由岐町役場近くの公民館で開かれた町と住民との話し合い。わが町のゆくえを案ずる町内会長ら約五十人を前に、兵庫賢敏町長が、五日の法定協議会でのやりとりを報告した。分庁制とする新町で、牟岐支所に置かれる農林振興課をめぐり、日和佐町と牟岐町の間で〈取引〉があった――などとする内容だ。

 町長とともに、助役や議会で賛否を投じた議員七人も出席。「由岐町抜きでの話し合いがあったようだ」。苦り切って話す首長の胸中とは裏腹に、住民らは「課が一つ減ることで、私たちにどんな利益、不利益があるのか」「住民投票での民意を尊重すべきだ」と声を荒らげた。

 昨年末の議会で、新町設置議案が四―七で否決された由岐町議会。「NO」としたある町議は「この三町では、財政基盤の強化や行政効率化に結びつかない」と理由を説明する。

 その財政事情はどうか。三町の職員一人の年間給与は牟岐町の約402万円に対し、最少の由岐町で約350万円と「給与格差」は50万円以上。財政の健全さを示す経常収支比率も牟岐町の96・4%など、三町とも財政健全化計画の策定が必要な90%を超える。国の「三位一体改革」で地方交付税の削減も見込まれ、自主財源の乏しい各町で、一段と厳しい台所事情となるのは必至。「財政基盤が弱い町が一緒になっても、新しい活力は期待できない」と単独存立を提唱する町議もいる。

 しかし、土壇場で「反対」を唱えた議員らの本音は、別のところにもありそうだ。

 由岐町は当初、阿南市をパートナーに合併を模索した。兵庫町長が「市制を目指したい」「阿南市の動向がカギ」などと発言。町議が阿南市に足を運んだが、阿南市側は「(税制措置の優遇や議員の任期延長など)『アメ』を考えたような安易な合併は必要ない」と回答。阿南市との合併はあえなく消滅し、二〇〇三年二月、三町での法定協議会が発足した。

 ところが、昨年十一月の住民投票告示後になって、三町での合併に異議を唱える町議が全戸にビラを配布。「従来の発言通り、市制実現を目指し、努力するのがリーダーの役割」と訴えた。法定協のスタートから約二年。この間、新町の本庁舎位置や課の配置で三町の〈エゴ〉がぶつかったことが実力行使の背景にあったようだ。

 由岐町と同じく、「反対」が上回った日和佐町議会でも同じような声が上がった。「農業従事者が一番多い日和佐に農林振興課がない」「十五年、二十年後の新町財政の試算を示されていない」。昨年末の議会では、「課の配置や給与格差を調整すべき」と、新町設置議案の継続審議を求める動議が提出されたが、否決された。

 民意との〈ねじれ〉について由岐町は「住民投票の重みを尊重したい」(兵庫町長)として、十四日の臨時議会で新町設置議案を再提案するが、議会は「由岐を抜きにして協議された」(片矢昭文議長)と不快感を示し、可決の見通しは立ってない。十三日に全員協議会を開く日和佐町議会でも「由岐町の成り行きを見守る」(町議)としており、結論は見えないままだ。

 こうした動きに、住民らは「議会は『反対のための反対』をしているだけ。単独存立なら、明確なビジョンを示すべき」「他の二町と協議中の阿南市とは、望めない」と冷ややかだ。一昨年の秋。後に「吉野川市」となる旧麻植郡四町村のうち、鴨島町議会が合併議案を否決した際、飯泉知事は「住民重視の立場から議論を進めてもらいたい」と述べた。

 合併特例法の適用期限は三月末。残された時間は少ない。自治体のプライドや感情論に左右されない冷静な判断。そして、住民の目線に立った〈未来図〉こそが求められているのではないか。

2105とはずがたり:2006/02/03(金) 11:05:49
<中国・四国>徳島県海部上灘地区

食い違い 議会に民意反映されず
http://www.topics.or.jp/Tokushu/shichouson/miumi/main.html
庁舎位置で3町間に溝

 由岐町議会が合併関連議案を否決した瞬間、傍聴していた住民の表情に失望や怒りの色が浮かんだ。同町では十一月、今回の合併の是非を問う住民投票が実施され、投票率64・21%、賛成59・64%という結果を基に、住民の間には合併推進が民意であるという意識があったためだ。

 ■傍聴者ため息

 にもかかわらず、反対議員は「合併しても財政基盤の強化や行政効率化は望めない」「三町職員の給与格差を是正する努力が見られない」。住民投票についても「町の情報提供が分かりづらかった」「投票条例に不備があった」などと主張した。

 賛成議員の「少子高齢化が進み、自主財源の乏しい町の将来展望に立った場合、住民投票の結果を尊重すべきだ」との意見と終始、かみ合わなかった。こうした事態は二十四日の一般質問でもあり「投票率六割のうち、賛成票を入れたのが六割だ。投票を棄権した人と反対票を足せば、賛成の声より多く、投票結果は民意といえない」と言い出す議員もいて、傍聴者からはため息がもれた。

 ■くすぶる不満

 こうした背景には、法定協での協議が最後までこじれた経緯がある。三町は各町議会の議決を得て二〇〇三年二月に法定協を設置。しかし当初から、新町の庁舎問題が浮上。本庁舎位置をめぐり、三町の中間に位置する日和佐町と、海部郡の中間にある牟岐町との間で激しい綱引きが続いた。次第に、日和佐本庁を主張する由岐、日和佐両町と、自町設置を望む牟岐町との間に、感情的な溝が生まれた。

 一年六カ月にも及び停滞した協議を決着させるため、三町の首長と議長が集まり、日和佐を本庁とし、課の分配で牟岐町を優遇する調整案を決めた。その後、協議は急進展。今月十九日、三町が合併協定の調印を済ませ、二十四日には牟岐町議会が三町の先陣を切って「美海町」設置を可決した。しかし由岐、日和佐両町議会内でくすぶっていた牟岐町への「課をとりすぎだ」などの不満や、三町合併そのものの先行きへの警戒感が収まることはなかった。

2106とはずがたり:2006/02/03(金) 11:06:24
<中国・四国>徳島県海部上灘地区

由岐・日和佐町の駆け込み合併調印 住民「特典目当て」と批判
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokushima/kikaku/020/1.htm

 来年3月末に「美波町」として合併することになった由岐、日和佐両町に対し、住民から「国の特典目当ての駆け込み合併」などと批判が起きている。牟岐町を加えた3町合併を目指した前回協議が破たんした直後、わずか1か月足らずで成立した〈スピード調印〉。いつのまにか進んでいた合併協議に、「民意とは言えない」「町長をリコールすべき」という声も聞こえ始めている。

     (田上 秀樹)

◆説明会に不満噴出◆

 「新町名が決まった経緯がわからない」――。3月26、27両日、日和佐町公民館で開かれた住民説明会で、参加した町民らから不満が噴出した。合併協議会は新町名について両町の計3297世帯の住民を対象にアンケートを実施したが、「約2割が無効回答で、民意とは言えない」などとやり玉に挙がったのだ。説明にあたった町幹部らは、経緯の説明を繰り返すばかりだった。

 「平成の大合併」で両町は2003年2月、牟岐町を加えた3町で「美海町」発足を目指して合併協議をスタートした。由岐町では住民投票で過半数が「合併に賛成」とし、合併協定に調印したにもかかわらず、町議会が「この3町では行政の効率化に結びつかない」などとして、新町設置議案を否決。日和佐町も合併協議会からの離脱を決め、3町がそれぞれ単独での存立を目指すと思われた。

 ところが一転、由岐、日和佐両町は、牟岐町を外した2町だけの合併を狙い、3月4日に協議会を設置。同28日には合併調印式を済ませ、翌日には飯泉知事へ合併を申請する異例の速さで話し合いをまとめた。合併特例法の「特典」が得られるタイムリミットの3月末にぎりぎり滑り込んだ格好だった。

◆水面下で話し合い◆

  実は、3町の合併協議が事実上破綻した直後の1月下旬、由岐、日和佐両町議のほぼ全員が、日和佐町の公民館に集まり、「復縁」を目指して水面下での話し合いを始めていた。参加した由岐町議は「民意を裏切る形で、議会が2度も新町設置議案を否決し、町民に申し訳が立たないと思った」という。

 協議会発足後は、両町長と議会主導で協議が行われ、しかも開いたのは2回だけ。新町名が「美波町」に決まった後、日和佐町民の反発が強まり、民間から選んだ協議会委員2人が辞任したが、それでも合併事務局では「特例法期限内での知事申請を目指す目標が達成できて、スムーズに進んだと思っている」とする。

◆公開質問状を提出◆

 これに対して町内の商店主や主婦ら約60人は先月中旬、住民団体「日和佐を良くする会」を結成し、2町合併の根拠や財政見通しなどを問う公開質問状を近藤和義町長に提出。「ウミガメと薬王寺がある札所として『日和佐』の名前を残してほしい」と、全町民の約6割に当たる3118人分の署名を集めた。今月19日には、町公民館での住民集会も計画している。

 同会代表で、町内で旅館を営む村上茂樹さん(53)(同町奥河内)は「合併特例債頼みの合併にしか思えず、町民無視もはなはだしい」と強い口調だ。

 住民が納得しない「スピード結婚」が果たして長続きするだろうか。次代にしこりを残さないためにも、両町は住民に対する説明責任を果たす必要がある。

2107とはずがたり:2006/02/03(金) 11:21:32
<中国・四国>徳島県海部上灘合併

(最終案迄の経緯は>>1049にも)
>>1046
本庁舎位置で平行線 上灘3町合併協の検討小委(2004/5/15)
一月に提示された「日和佐町に本庁舎を置く」とする兵庫賢敏会長案を支持する由岐、日和佐両町と、「本庁舎を牟岐町に置き、本庁機能を議会事務局と総務部門に絞る」とする牟岐町の委員が、従来の主張を繰り返し、話し合いは平行線をたどった。
>>1046
分庁方式の組織配置まとまらず 上灘3町合併小委(2004/6/9)
提案は、仮に日和佐町が本庁舎となった場合を想定。日和佐には総務、会計など四課と議会事務局、由岐町に地域振興、税務保険など四課、牟岐町に住民環境、福祉、保健介護、消防防災など八課と教育委員会を置くとの内容。
 法定協会長の兵庫賢敏由岐町長が一月に提案した案に比べ、牟岐庁舎の機能が強化されている。
 これに対し、由岐町の委員が反発するなど、牟岐町と由岐、日和佐両町の主張は平行線をたどった。
>>1047
3町合併後の組織配置案報告 由岐・日和佐町議会委(2004/7/21)
修正案以上の妥協しない 合併後の組織配置で牟岐町議会特別委(2004/7/23)
>>1048
上灘3町の組織配置、修正案協議結論出ず 事務所位置検討小委(2004/8/12)
日和佐、牟岐両町の委員が「不満は残る」としながらも修正案に賛成したのに対し、由岐町の委員が「消防防災課は、緊急時の指揮系統を考えると本庁の日和佐町に置くべきだ」などと従来の主張を繰り返した。
>>1048
本庁舎は日和佐町に 海部上灘合併「美海町」誕生へ前進(2004/11/2)
本庁を日和佐町とし、同町に総務部門四課と消防防災課、議会事務局を配置。支所となる由岐町に地域振興、水産振興、建設、保健介護の四課、牟岐町に農林振興、商工観光、福祉、住宅、税務保健、住民環境、水道の七課を置くことにしている。
>>1045
由岐町の住民投票 日和佐町・牟岐町との合併、「賛成」が「反対」上回る(2004/11/28)
>>2111
上灘3町、合併協定書に調印−−日和佐町で(2004/12/19)
>>1353
阿波再編 由岐町議会3町合併議案再度否決(2004/1/15)
>>2104
合併巡り由岐、日和佐町議会が迷走 民意に反し「新町案」否決(2005/1)
>>2105
食い違い  議会に民意反映されず 庁舎位置で3町間に溝
>>2106
由岐・日和佐町の駆け込み合併調印 住民「特典目当て」と批判(2005/3)

大体美海町,美波町,海陽町と気持ち悪い名前が多すぎるんだよ。
海部郡下灘町,海部郡上灘町でええやん。将来は海部市で。

2108とはずがたり:2006/02/03(金) 12:35:34
<近畿>京都府木津地域

おいおい,こういうのって反対の結果とか出易いんだよなぁ。。。

合併の是非で住民意向調査
加茂町「投票方式」で実施へ
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006020200208&amp;genre=A2&amp;area=K20

 京都府加茂町は2日までに、木津、山城両町との合併の是非を問う住民意向調査を「投票方式」で実施することを決めた。対象は町内に住民登録する18歳以上で外国籍の人も含む約1万3800人。実施要領では「町長は意向調査の結果を尊重する」と明記しており、事実上の住民投票となる。

 同町によると、投票日は3町の合併協議会が合併協定書をまとめた後、町長が調印するまでとし、今年3月から5月にかけての日曜を想定している。投票用紙では合併に賛成なら「○」、反対なら「×」と書く。投票所は選挙時と同じく小学校や町役場など町内8カ所に設置し、町保健福祉センターで即日開票する予定。

 ただ、投票率に当たる「回収率」が50%未満の場合、開票はしない。また、実施要領では「賛成と反対の割合の差が5ポイント未満なら、町長が結果について判断できる」としており、一定の裁量も設けた。期日前や郵送による投票もある。

 難波久士町長は1日夜に町内で開かれた住民懇談会で「回収率が50%未満では民意の掌握が難しいと思う。だが、意向調査で反対が大幅に上回る結果が出たら、わたしは町議会に合併の提案はしない」と宣言した。
 3町合併をめぐり、住民に是非を問うことにしたのは加茂町が初めて。

2109とはずがたり:2006/02/04(土) 11:33:15
<東海>静岡県

なんか議員が保身のために町長のやることにいちゃもんつけてるだけのような気がするぞ。
最終局面で投票してどうすんの?町民の望む方とまず協議しないと。どっちの市長も合併したいって言えば駄目とは言わないんだからさぁ。

新居の合併先決める住民投票 「議会だより」で批判
http://www.shizushin.com/local_politics/20060203000000000019.htm

 新居町議会は3日に発行する議会だよりで、古橋武司町長が実施を目指す合併先を決める住民投票について「本当に合併できるのか担保のない状況。相手先を一方的に選択することになる」と批判した。
 町議会は合併先を決める住民投票をめぐり、意見がニ分しているが、町議会公認の広報紙で批判の姿勢を明確にすることになり、3月定例会の住民投票条例採決でも影響を与えそうだ。
 広報紙は住民投票のタイミングについて「合併協議会での協議終了後」を挙げた。合併協議会で決めた合併条件「合併協定書」に調印すべきかどうか、「住民に最終判断してもらうことができる」として、合併の相手先の同意がない段階での住民投票実施に疑問を投げかけた。さらに「実施のタイミングと条例の内容について、慎重かつ十分な審議が必要」と見解を示した。
 古橋町長は住民投票の選択肢として、浜松、湖西市、単独を挙げている。

2110とはずがたり:2006/02/04(土) 11:34:44
<東北・北海道>福島県

涙ぐましいが,無駄な交際費を削るってのはいいことですね。

町長の交際費を廃止へ 合併しない宣言の矢祭町
http://www.chugoku-np.co.jp/NewsPack/CN2006020301003113_Politics.html

 合併しない宣言をして自立した町づくりを進める福島県矢祭町(根本良一町長)は3日までに、2006年度予算から町長の交際費を廃止する方針を決めた。3月の町議会に提案する。 矢祭町は「経費削減と支出の透明性を高めるためで、全国でも珍しいのではないか」としている。 町によると、05年度の町長交際費は180万円。議員や民生委員などへの香典(1人5000円程度)や行政関係団体の会合での食糧費に使われていた。今後は町予算から支出する香典は廃止し、町長が個人的に公職選挙法で認められる範囲内で支払うという。食糧費は関係団体を担当する課の予算から支出する。 削減分は保育料や給食費の減額など少子化対策に充てる予定という。
First upload: 2月3日21時50分

2111とはずがたり:2006/02/04(土) 11:42:08
<東海>静岡県志太地域

そもそも大井川町の意向が全く伝わってこないんじゃが,大井川町にその気はあるのん??
あーだこーだ言わずに2市2町でいっとくべし。ぼやぼやしてると岡部が静岡を選択しちゃうかもしれない(どっかで町長が急ぐなら大きな都市(=静岡)に編入合併もあるみたいなこといってた)し。。

まあ藤枝市(=藤枝市+岡部町)+焼津市(=焼津市+大井川町)=志太市でも良いとは思うけど,二度手間だ。

「1市1町」初の言及 焼津市長 段階的合併も視野
http://www.shizushin.com/local_politics/20060203000000000018.htm

 焼津、藤枝、大井川、岡部4市町の志太合併について戸本隆雄焼津市長は2日の定例会見で、「段階を追うことも視野に入れていかなければ」「2市2町でいければいいが、そうでなければ、1市1町ということもあるだろう」と1市1町の枠組みの可能性に初めて言及した。
 紆余(うよ)曲折を経ている志太合併で戸本市長はこれまで、「1市1町(での合併)はない」と言明していた。今回の発言は、焼津市の合併協離脱から1年余りを経る中で、枠組みの考え方が従来とは変化していることを示唆している。
 2市2町枠の早期合併を目指す4市町の議員らが1日に「志太2市2町合併推進議員連盟」を発足させ、焼津市からも市議の半数に当たる13人が加盟した。同連盟があくまで2市2町枠の早期合併を志向する場合には、戸本市長の“段階容認論”と相いれない点が生じるが、「見解が違うということ。平行線に終わっても仕方ない」(同市長)としている。
 市内には、2市2町合併推進論のほかに、一部業界団体などが志向する大井川町との1市1町合併論もあり、枠組みのコンセンサスは得られていない。
 今後の進め方について同市長は「機が熟せば自治会、商工会議所などと会合を持ち、意見聴取したい。ムードが盛り上がれば4人(の首長)でよく話し合いたい」とした。同市長によると、焼津市の離脱で志太合併が破綻した後、合併を議題にして4首長が会合を持ったことはないという。

2112とはずがたり:2006/02/04(土) 12:16:05
<九州・沖縄>宮崎県
大胆ですねぇ〜。何処まで実現するかだな。
合併後の地図は画像掲示板の方を参照されたし。

市町村合併:県内を10自治体に 合併推進構想素案を発表−−県審議会 /宮崎
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060203-00000161-mailo-l45

 県は2日、県内を10市町にまとめる「県市町村合併推進構想」(仮称)の素案を明らかにした。昨年4月に施行された合併新法に基づいた構想で「平成の大合併」をさらに進めていく。県のホームページなどを通じ、市民の意見を聞くパブリックコメントも6日から1カ月間実施し、今年度中に最終案をまとめる。
 素案は学識者や首長らでつくる県市町村合併推進審議会で示された。委員からは「合併したばかりで(次の合併を検討するのは)現実的でない」「地域が寂れるのが不安」といった意見が出た。
 枠組みは次の通り。
 高千穂・日之影・五ケ瀬町▽北川町、延岡市▽日向市、門川・美郷町、諸塚・椎葉村▽西都市、西米良村▽高鍋・新富・木城・川南・都農町▽宮崎市、清武町▽国富・綾町▽都城市、三股町▽小林・えびの市、高原・野尻町▽日南・串間市、北郷・南郷町。[谷本仁美]
2月3日朝刊
(毎日新聞) - 2月3日13時1分更新

合併推進 県内10市町へ 県が構想の素案を公表 2010年までに
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060203-00000009-nnp-l45

 昨年四月に施行された合併新法に基づき、市町村合併推進構想の策定作業を進める県は二日、新法期限の二〇一〇年三月までに進める合併の組み合わせとして、県内自治体を十市町とする素案を公表した。六日から一カ月間、素案に対する県民の意見を聞くなどして検討し、三月末までに構想を決定する方針。

 県内では、昨年三月までの旧合併特例法で、四十四市町村から三十一市町村(今年三月末時点)になる。国の方針を受け、県はさらなる合併を働き掛けていく考え。

 素案は、八市二町(高千穂町・日之影町・五ケ瀬町、国富町・綾町の二地域は、合併後人口が三万人未満のため町)。

 県は今後の人口減少を見越し、(1)人口一万二千人未満の町村(2)生活圏域の一体性が認められる市町村―を基準に、地域の歴史的・文化的つながり、これまでの合併に向けた取り組み状況を考慮してまとめたという。

 将来の望ましい姿として、さらに、延岡地域と西臼杵郡▽児湯郡と西都市地域▽宮崎市と東諸県郡―で合併し、県内が七市となる姿も示し
た。

 素案は、この日開いた県市町村合併推進審議会(会長=浜野祟好・宮崎公立大学長、十四人)に提示。素案については了承したが、委員からは「合併は必要。県の合併パターンを早急に地域に示し、議論を深める必要がある」という賛成意見の一方、「合併したからといって、高齢者や少子化対策がうまくいくとは思えない。山間部の位置付けをどう考えているのか」などの質問が出た。
(西日本新聞) - 2月3日2時19分更新

2113とはずがたり:2006/02/04(土) 12:24:07
<北陸>石川県

特に目新しい話題はないが一応貼り付け。

市町村合併:県内、19市町に再編 すべて対等合併 /石川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060202-00000251-mailo-l17

 1日に新「輪島市」がスタートし、一連の県内の「平成の大合併」はひとまず終了した。「輪島市」は新たに誕生した10番目の自治体となる。これで石川県は41市町村が19市町に再編された。
 県内には、04年2月以前、8市27町6村の計41市町村があった。04年3月1日に、高松、七塚、宇ノ気の3町が合併して「かほく市」が誕生。これを手始めに、新「七尾市」、「能美市」「白山市」「宝達志水町」「中能登町」「能登町」、新「加賀市」、新「志賀町」が相次いでスタート。新「輪島市」の誕生で、10市9町の計19市町になった。
 合併の形式は「吸収」と「対等」があるが、県内はいずれも対等合併。旧市町村の法人格は消滅し、新しい市町が始まる形をとっている。七尾市と加賀市、志賀町、輪島市は、合併前と同じ名前だが、新しい市がスタートしたことになる。
 この再編で、県内に六つあった「村」が消えた。白山ろく周辺の5村は白山市に、奥能登の柳田村は能登町となった。
 また、郡の再編もあった。珠洲郡だった内浦町が、鳳至郡の柳田村、能都町と合併し、能登町となった。両郡は統合され、能登町と穴水町をエリアとする「鳳珠郡」が誕生した。
 県内の合併は比較的スムーズに進んだが、失敗したケースも。穴水町と門前町は法定合併協議会を設立。05年3月に合併して「鳳町」となることまで決まっていたが、門前町内で輪島市との合併を目指す動きが強まって頓挫。単独町制を続けることになった穴水町でも、1月の町長選で改めて合併を推進するとした候補が当選しており、今後新たな合併話が持ち上がる可能性もある。[池内敬芳]
………………………………………………………………………………………………………
 ◇新市町名(旧市町村名)
珠洲市※
輪島市(輪島市、門前町)
能登町(能都町、柳田村、内浦町)
穴水町※…合併を目指す候補が当選(想定相手は輪島市か?)
志賀町(志賀町、富来町)
七尾市(七尾市、田鶴浜町、中島町、能登島町)
中能登町(鳥屋町、鹿島町、鹿西町)
羽咋市※
宝達志水町(志雄町、押水町)
かほく市(高松町、七塚町、宇ノ気町)
津幡町※
内灘町※
金沢市※…政令市を目指すも合併相手居らず
野々市町※
白山市(松任市、美川町、鶴来町、河内村、吉野谷村、鳥越村、尾口村、白峰村)
川北町※
能美市(根上町、寺井町、辰口町)
小松市※
加賀市(加賀市、山中町)
 ※は、合併しなかった市町

2月2日朝刊
(毎日新聞) - 2月2日15時0分更新

2114とはずがたり:2006/02/04(土) 12:30:34
<北関東>群馬県

市町村合併:高崎市と榛名町、10月めどに−−第1回法定協は来月8日 /群馬
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060128-00000043-mailo-l10

 高崎市と榛名町の合併協議に向けた打ち合わせ会議が27日、同市役所で開かれ、第1回法定合併協議会と合併協設置会議を2月8日開催と決めた。県内最大の34万人都市を目指し、10月をめどに合併を実現する方針。
 法定協の設置は高崎市が04年7月23日、榛名町が同8月11日に議決。その協議規約が存続しているため、両市町代表による事前協議はスムーズに運び、正式に法定協の設置を決めた。
 第1回法定協では今後の具体的な協議項目や日程を決める。法定協設置会議では首長同士による正副会長の役員人選や経費負担などを決定、両首長の法定協設置に関する協議書の署名がある。
 松浦幸雄市長は「榛名町との協議が本決まりになって良かった。理想的な市の姿になり、一体感の醸成にもつながる」などとコメントした。[深谷徹夫]

1月28日朝刊
(毎日新聞) - 1月28日16時21分更新

2115とはずがたり:2006/02/04(土) 12:33:14
<中国・四国>岡山県

まぁこれは解ってた事>新市名は「岡山市」
巧く行くと来年の1月には合併実現かな??>一番早い瀬戸町長の任期満了が来年の1月23日
瀬戸町民はいらんことせんで良し!

みにニュース:新市名は「岡山市」 /岡山
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060127-00000257-mailo-l33

 岡山市と建部、瀬戸両町でつくる第2回県南政令市構想合併協議会が26日、建部町で開かれ、合併後の新市の名称を「岡山市」とし、市庁舎も現行通りとすることを決めた。合併期日は決まらなかったが、一番早い瀬戸町長の任期満了が来年の1月23日であることや、電算事務の統合に半年かかることなどが報告された。

1月27日朝刊
(毎日新聞) - 1月27日17時20分更新

市町村合併:住民投票求め、有効署名1476人−−瀬戸町選管告示 /岡山
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060125-00000246-mailo-l33

 住民グループ「瀬戸町を愛する会」(井本丈夫会長)が、岡山市、建部町との合併の是非を問う住民投票の実施を求めて再提出した署名簿について、瀬戸町選管は24日、有効1476人、無効54人と告示した。法定数(有権者の50分の1=244人・12月2日現在)を満たしており、縦覧期間内(25〜31日)に異議がなければ本請求される。

1月25日朝刊
(毎日新聞) - 1月25日17時20分更新

2116とはずがたり:2006/02/04(土) 12:36:20
<関東・東京>埼玉県

市町村合併:熊谷市との合併協設置決議、江南町議会が可決 /埼玉
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060127-00000105-mailo-l11

 ◇07年3月までに編入めざす
 江南町議会は26日、臨時議会を開き、熊谷市との合併協議会の設置決議を賛成多数(賛成13、反対3)で可決した。これを受けて、福田征芳町長は3月の定例議会に議案を提出して同協議会を設置し、07年3月までの編入合併をめざす考えを表明した。福田町長は30日にも熊谷市長らを訪れ、合併協設置を求める。
 同町の合併をめぐっては03年、旧熊谷市など1市3町の合併協に加わったが、04年3月の住民投票で合併反対票が賛成票を上回り、同合併協から脱退した。しかし、05年6月には合併に賛成する住民らが住民投票の資格を持つ1万87人の半数を超える5188人分の署名を同町長に提出していた。
 住民投票の再度実施については福田町長は「署名が住民投票の有資格者の半数を超えており、必要ないと考えている」とした。熊谷市の富岡清市長は「江南町議会の強い意思が感じられる。重く受け止めたい」と話した。[山崎征克]
1月27日朝刊
(毎日新聞) - 1月27日16時26分更新

2117とはずがたり:2006/02/04(土) 12:41:59
<北陸>石川県

能登島はあんな狭くて人もろくに住んでないような島のくせに橋が二本も掛かっていて非常に優遇されている。その上税金まで安いとはなにごとか?!ふざけて居る。能登島だけ先行して0.1%上げて何が悪い。もっと絞れるだけ搾り取っても可笑しくない筈である!

2006年1月26日更新
合併時の約束どこへ 能登島地区 七尾市が固定資産税率上げ案 地域審委員が反発
http://www.hokkoku.co.jp/_today/H20060126003.htm

 七尾市の合併に際して四市町で交わされた合併協定書に、能登島地区は五年間1・4% に据え置くことが明記されている固定資産税率をめぐり、同市は二十五日、引き上げを盛 り込んだ「行財政改革プラン案」を能登島地区地域審議会に示した。席上、財政難を理由 に理解を求める市側に対し、地区代表の委員は「一度決めた協定は尊重すべき」などと反 発。合併後一年あまりで浮上した協定項目の見直しに総務省も「全国でも例がない」と困 惑している。

 市が示した案では、二〇〇七年度から能登島地区の税率1・4%を他の三地区(七尾、 田鶴浜、中島)と同じ1・5%に引き上げ、〇八年度以降には一律1・6%に引き上げる 。実施されれば、〇七年度で約九百十万円の増収となる見込み。市内で異なる税率を統一 する内容だが、実現には合併協定項目の見直しが必要となる。

 能登島地区は合併以前、旧能登島町時代から他の旧三市町より低い1・4%の税率だっ た。合併協議では、〇八年度まで現状のまま据え置くことで合意し、谷本正憲知事立ち会 いのもと〇三年十一月に合併協定書を調印した経緯がある。

 能登島地区地域審議会で市側は、「三位一体改革で予期せぬ九億円の歳入減があった」 と説明、税率引き上げの二年前倒しを求めた。これに対し、地元委員側は「調印から二年 あまりで、予期せぬ事態に陥るとは理解できない。見通しが甘かったのか」などと反論。 「財政難なら他地区も同時に0・1%税率を上げるのはどうか。能登島の優遇は変わらず 、納得できる住民も多い」との提案も出された。さらには、「簡単に変更できるのなら、 合併協定書の意味がない」と合併協定項目の見直し自体に疑問を投げ掛ける意見さえ出た 。

 総務省によると、合併協定書の拘束力を明確に定めた法律はないが、「内容は原則、尊 重されるべき。仮に変更するなら、地域住民との十分な話し合いが必要だ」(同省自治行 政局市町村課)としている。

 審議会に出席した中畠三雄助役は「協定書の順守はわれわれも心得ている。委員の意見 を参考に、理解が得られるよう努力する」と話した。

 このほか、審議会では▽軽自動車税の引き上げ▽下水道使用料の引き上げ▽全期前納報 奨金の廃止―の三項目が示され、委員は大筋で認めた。

 市は審議会での意見や市民アンケート結果を反映させ、来月中に行財政改革プランを正 式決定する。

2118とはずがたり:2006/02/04(土) 12:42:34
<東北・北海道>福島県

安達太良山は安達郡からきてるんですねえ。今更ながら気付いた。

市町村合併:来年合併目指す2町村、新市名は「本宮」 /福島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060127-00000091-mailo-l07

 来年1月1日に対等合併する方向で協議中の本宮町と白沢村の合併協議会が25日、本宮町内で開かれ、新市の名称を「本宮市」とすることを決めた。両町村民から新市の名称を公募し、約2000人が応募した。事前に絞り込んだ「本宮市」「あだたら市」「あぶくま市」「北郡山市」「宮沢市」の五つから、37人の委員が投票した。その結果、過半数の23票を得た「本宮市」が新市の名称に決まった。[西嶋正法]

1月27日朝刊
(毎日新聞) - 1月27日16時16分更新

2119とはずがたり:2006/02/04(土) 12:46:06
<東北・北海道>秋田県

いちびり藤里の単独町制もしゃらくさいが,その後は7市町村で話は進んでいたのであって,現実には白神市という新市名に能代が反撥したのがでかいのではn?

消防組合:能代山本地区の8市町村、3組合を統合へ 合併破たんも効率化狙う /秋田
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060125-00000084-mailo-l05

 能代山本地区8市町村にある三つの消防組合が3月1日付で統合し、広域化される。関連議案が24日の能代市議会で可決されたのに続き、近く各町村議会でも議決し、消防一元化にゴーサインが出される見通し。8市町村による合併は破たんしたものの、消防では「組織拡大による効率化」を図ることになった。
 構想によると、能代・八森・峰浜3市町村、二ツ井・藤里2町、琴丘・山本・八竜3町がそれぞれ独自につくる3消防組合を2月末で解散し、統合後の消防と救急業務については、既存の能代山本広域市町村圏組合が引き継ぐ。本部は能代市に置き、4署2分署3出張所体制とする。職員定数は219人。
 同市町村圏組合は、昨年4月の組合理事会で消防と救急業務の一元化を目指すことで合意したのを受け、自治体の合併の有無にかかわらず、消防の広域化について検討を進めている。8市町村の合併構想は当初、「全市町村参加」を条件に協議が行われたが、藤里町が単独立町を表明したのをきっかけに破たんした。[田村彦志]
1月25日朝刊
(毎日新聞) - 1月25日16時10分更新

2121とはずがたり:2006/02/04(土) 13:06:02
<東海>静岡県

2市2町の枠組みを推進して行くべき県が何やってんの??

市町村合併:富士地区合併審、2市1町枠で 富士川町不在に疑問の声  /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060204-00000022-mailo-l22

 2市2町の合併枠組みが浮上している富士地区で、富士川町を除いた富士市・富士宮市・芝川町の2市1町の有識者らによる「第1回富士地区広域市町村圏計画審議会」が3日、富士市役所で開かれた。同地区では先月、県の諮問機関が「富士市と富士川町」「富士宮市と芝川町」の合併を推進する答申素案をまとめており、対象自治体であるはずの富士川町不在の開催に委員からは疑問の声も上がった。
 同審議会は1972年に設立された諮問機関。2市1町の枠組みは設立時に県が制定したが、30年以上経ち合併推進地域が変化した現在もこの枠組みは変更されていない。
 審議会の冒頭、同協議会会長の鈴木尚・富士市長が委員21人に委嘱状を交付した後、審議を開始。県の素案の発表直後との事情もあり、委員からは「今後、富士川町とどう調整していくのか」などの質問が相次いだが、3地区が連携を深めていくことを確認して終了した。[賀川智子]
2月4日朝刊
(毎日新聞) - 2月4日12時0分更新

2122とはずがたり:2006/02/04(土) 13:20:18
<東北・北海道>岩手県

中核都市後も合併推進 盛岡市長
ttp://www.iwate-np.co.jp/news/y2006/m01/d07/NippoNews_5.html

 盛岡市の谷藤裕明市長は玉山村との合併直前の6日、岩手日報社のインタビューに対し、50万人都市構想の実現について「中核市移行後に4町村(矢巾、紫波、雫石町、滝沢村)に声を掛けたい」と、積極姿勢を示した。合併後の重点施策は地域間競争を勝ち抜く「選ばれるまちづくり」を挙げ、玉山地域に「市北部の拠点」を形成して定住人口の拡大を図る考えも明らかにした。(聞き手は吉田誠一報道部長) 

盛岡市は10日、玉山村との編入合併により、人口が中核市要件の30万人を超す。2008年4月までの移行を目指している。

 谷藤市長は自身が掲げる50万人都市構想について「玉山村との合併を近隣の皆さんも注目していると思う。一つの成功事例として流れを見てもらい、機運が高まれば大きなうねりになる」と語り、今回の合併を新たな広域行政推進に向けた一歩とする考えを示した。
 新たな合併協議の相手は「基本ベースは盛岡広域圏が一つになること」と矢巾、紫波、雫石、滝沢の4町村を挙げた。協議開始スケジュールについては「首長の改選期などそれぞれの事情もある。中核市移行後にタイミングが出てくるだろう。最初の経緯から考えて、呼び掛けるとすれば(4町村)一緒だ」と特定町村と段階的に進める考えはないことを強調した。
 今回の合併後の市政については「平成の大合併で地域間競争が激しくなる。選ばれるまちづくりが必要で北東北の要の県庁所在地として全国に発信力のある街にしたい」と述べた。
 特に玉山地域について「石川啄木の生誕地、岩洞湖などの観光資源を活用して市全体の発展につながる施策を展開したい」とし、定住促進のため「渋民、好摩など駅周辺を中心に居住環境の整備を進めたい」と述べた。

2123とはずがたり:2006/02/04(土) 13:26:59
<九州・沖縄>鹿児島県

南日本新聞ニュースピックアップ[2005 12/03 07:31]
http://373news.com/2000picup/2005/12/picup_20051203_4.htm
新合併法対象市町村 鹿県が新支援プラン
年度内策定へ/一体感図る施策重点
 鹿児島県は2日、新合併特例法下で合併する市町村を対象に、新たな支援プランを2005年度末までに策定する方針を明らかにした。中心部への道路整備など合併市町村の一体感を図るための施策を重点的に支援する。同日の県議会代表質問で自民党の永田憲太郎議員(鹿児島市区)の質問に伊藤祐一郎知事が答えた。
 伊藤知事は、県の支援プラン策定について「現在、財政支援、人的支援、事業支援のそれぞれを検討中」とした上で、一体感を図る支援の必要性を強調した。合併構成自治体をつなぐ道路の整備、交流施設の整備といったハード事業のほか、交流イベントなどソフト事業も支援対象とする見込み。
 県市町村合併推進室によると、旧法下では合併特例交付金の対象だった合併前の電算システム統合経費などが新支援プランからは外れ、支援規模が縮小される。さらに、新法下による06年度以降の合併は、05年度までの旧法下では合併に至らなかった地域で、市町村間の感情的な対立解消などが課題となっているため、県は一体感をつくり出せるよう従来の支援プランとは視点を変えた。
 同日の代表質問で、境勉総務部長は旧法下での合併特例交付金の交付状況を説明。03、04年度に交付した額は15億7000万円で、交付最終年度となる09年度までに計117億円になる見通しを明らかにした。
 旧法下での特例交付金は1合併につき5億円から10億円で、合併前の電算システム統合経費や庁舎改築費など各種ハード事業に利用できる。

2124とはずがたり:2006/02/04(土) 14:48:01
<東北・北海道>青森県

●野辺地+平内+横浜+六ヶ所←六ヶ所村の意向が鍵だな。。平内は青森との合併を選択する可能性もある。。
●弘前+大鰐+西目屋+鰺ヶ沢←西目屋は村長選が注目,鰺ヶ沢は最近弘前と合併したいって声が聞こえてこないけどうなっているのかな?
●五戸+新郷←五戸が嫌がっているのが鍵

2005年12月21日(水)
未合併21首長が「合併必要」
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2005/1221/nto1221_7.asp

 県は二十日、旧合併特例法下で合併が行われなかった二十三市町村の首長を対象に十一月に実施した合併に関する意向調査の結果を公表した。町長が交代する階上町を除いた二十二市町村のうち、「合併は必要」「合併検討は必要」と答えたのは二十一市町村に上った。地方分権の進展や厳しい財政事情を背景に、温度差はあるものの合併は避けて通れないとの認識が首長に浸透していることが浮き彫りになった。大間町は近隣三町村で法定協議会を設置しているが、調査で同町だけが「必要ない」と回答した。

 意向調査結果は同日、青森市で開かれた第二回県合併推進審議会で示した。県は本年度をめどに合併推進構想を策定し、合併の動きが出てきた地域から段階的に構想に追加する。調査結果は構想づくりの参考にする。

 「合併(検討)は必要」と回答した自治体のうち、合併(検討)時期は「可能な限り速やかに」が五町村、「新合併特例法の期限(二〇〇九年度)までがめど」が八町村、「一〇年度以降」が七市町村だった。

 また、合併(検討)する範囲について「生活圏のつながりの深い近隣同士」と答えたのは十二町村で、六割に上った。このうち新郷村は五戸町を、野辺地町は平内、横浜、六ケ所の三町村を、横浜町は野辺地、六ケ所の二町村を、大鰐町は弘前市を合併相手に考えている。

2125とはずがたり:2006/02/04(土) 14:53:11
<東北・北海道>

合併構想素案を提示 県の推進審議会
http://ga-cha-ra-ba.com/gazoulink.php?s=entertainer&amp;url=tohazugatali/1110605062512/1440505121855.jpg&amp;gsrv=gacharaba2.sakura.ne.jp
を受けての県内各町村の反応

"押しつけ"波紋 県の枠組み素案
ttp://www.iwate-np.co.jp/news/y2005/m11/d29/NippoNews_9.html

 県が公表した新たな合併の枠組みの素案が、市町村に波紋を広げている。県南の一部を除いて一層の広域合併が必要−とする提示に、当面の自立を目指す市町村長らは「合併は市町村の判断を尊重してほしい」と県主導の展開を警戒する。一方、県は「押しつけ」を否定しながらも、厳しい財政状況から、どの市町村も合併の検討は不可避との立場。合併新法1年目の現時点で、新たな合併論議が今後どう進展するかは不透明だ。
 市町村長からは「ひとからげで結論を出さないでほしい」(鈴木清紀平泉町長)、「合併論議には膨大なエネルギーがいる。宮古広域圏は次の論議ができる状況でない」(沼崎喜一山田町長)「素案の性格付けが分からない」(上机莞治田野畑村長)など、県へのけん制も含んだ発言が相次いだ。
 枠組み自体の評価に触れる首長はほとんどなく、専ら出たのはその前の「入り口論」。市町村側には▽枠組みを出す時期が早すぎる▽合併したばかりの自治体も対象にするのはどうか▽合併の緊急度の高い自治体に絞って示すべきでは−などの思いがあり、その先に進む雰囲気は生まれなかった。
 これに対し、県市町村課の野本祐二総括課長は、一定の理解を示しながらも「市町村の財政状況が今後さらに厳しくなることは間違いない。どの市町村も合併という命綱は持っていた方が良い」とあくまで合併検討の必要性を説く。
 今回の素案では、県北や沿岸は現在の広域生活圏をそのまま枠組みとした一方、花北、胆江地区などに新たな提示はなかった。県は県南も「合併検討の対象外ではない」と説明するが、2005年度の合併で10万都市が並ぶ形に再編成される県南地区の次のグランドデザインをどう描くかは、県が簡単に線引きできるようなものではない−というのが実態のようだ。
 県市町村合併推進審議会(会長・斎藤俊明県立大教授)は、素案をたたき台に市町村の意向も踏まえ、来年1月をめどに増田知事に答申。知事は年度内に新たな合併の構想を決定する。「新法下での動きが急すぎる」との声にも、県は「合併の議論を始めたい自治体もある」とし、日程に沿って作業を進める考えだ。
 増田知事は先の定例会見で「今回も当然、市町村の自主性を大事に合併を考えていく」との原則を強調した。とはいえ、最近の知事の合併に対する発言は以前より積極的なトーンに微妙に変わりつつあり、今後の展開が注目される。

2126小説吉田学校読者:2006/02/04(土) 19:00:09
>>2118
もはや「安達」の名前なく、「あだたら市」だったら「安多多羅市」「阿多多羅市」の方が良かったなあ。

「あれが阿多多羅山、あのひかるのが阿武隈川」「安多多羅山の山の上に 毎日出てゐる青い空が 智恵子のほんとの空だといふ」
ちなみに東京には高尾にいくまで山がない。ごらん智恵子、あの光るのが六本木ヒルズ、あの濁ってるのが隅田川。

2127杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2006/02/04(土) 19:32:31
<北関東>茨城県
常澄・内原と続いて今度は茨城町か。
旧市街地の寂れ様を置き去りに規模だけ追っていやしないか?


水戸・茨城両市町議会 法定協設置案を可決
http://www.ibaraki-np.co.jp/main/daily03.htm

 水戸市と茨城町の両議会は三日、それぞれ臨時議会を開き、両市町の合併について具体的な話し合いを進める合併協議会(法定協)設置案を審議し、共に賛成多数で可決した。
 同協議会は六日に設置し、第一回法定協を十七日にも同市役所で開く方向で調整を進める。
 水戸市議会で、加藤浩一市長は「茨城町は水戸市との結びつきが強く、生活圏が一体化していることから、一体的なまちづくりをすべき背景にあるものと認識している」などと提案理由を説明した。
 議案質疑で、中庭次男氏(日本共産党水戸市議会議員団)が住民説明会や住民投票の実施について質問した。
 これに対し、皆川義光市長公室長は広域合併を位置づけた市第五次総合計画の策定時に行った住民説明会やパブリックコメント、市議会での議決などを挙げ、「民意は十分に反映される」と実施予定はないとする考えを示した。
 討論で、岩清水昌子氏(同議員団)は「住民の声を聞かず、十分な審議を行っていない」と反対討論し、内藤丈男氏(創政会)は「市の五十万都市構想に賛同する」などと賛成討論した。
 また、茨城町議会の討論で、磯部光雄氏(共産)は「十分な論議が尽くされたとはいえない」と反対討論を行った。
 両市町議会の議決を受け、両市長は任意協(委員六十二人)と同規模の委員で構成する法定協を立ち上げ、合併について具体的な協議を進める。合併期日や合併建設計画、同町長と同町議らの合併後の身分などの協定項目が議論の中心になるとみられる。
 両市町は二〇〇七年中に合併を実現させる方針を掲げ、特に同町は〇七年三月の合併を目指す意向を示している。

[My HP] http://politics.mtcedar.com/
      http://professorgiko.fc2web.com/
      http://mtcedar.txt-nifty.com/

2128とはずがたり:2006/02/04(土) 23:34:56
<近畿>和歌山県

まぁこれが現実ですね〜。ここから何かが産まれるのかそのまま滅び行くのか,住民に命運は委ねられている。
莫大なカネ垂れ流して山村を維持できなくなってきたのが今の日本であるのだ。

新田辺市誕生から半年
合併の影響じわり
職員や公用車減少 行政局周辺ひっそり
http://www.agara.co.jp/DAILY/20051118/20051118_001.html
[2005年11月18日付掲載記事]
 新しい田辺市が誕生して半年が過ぎた。大塔、中辺路、本宮、龍神の山村の旧4町村では、飲食店や自動車整備業者などが役場職員や公用車の減少で影響を受けている。「閉店するところもあるかもしれない。過疎化がさらに進む」と商店主らは嘆いている。

 合併で旧町村の役場庁舎は「行政局」になり、職員数が合併前より少なくても3分の2、多ければ半分に減った。

 影響が目立つのは行政局近くの飲食店。中辺路行政局近くの食堂では「多くの若手職員が本庁に移ったし、年配の職員も辞めたりして、来てくれる職員は半分以下に減った。ここ数年、土木事業者の来店も減った。今は夫婦2人だけ食べていければよいが、もし子育てをしなければならない時だったら大変だっただろう」と店主が話す。

 会議や会合などが減ったのも影響している。龍神行政局近くの飲食店は「合併前は役場の会合などで団体に弁当を出前していたが、今はほとんどなくなった。役場に出入りする人も少なくなり、客は3分の1に減った」。本宮行政局近くの喫茶店も、合併後まとまった弁当や飲み物の注文がまったくないという。

 行政局で使う公用車の数も合併前に比べてそれぞれ2〜3割減ったことで、旧町村内の自動車整備業者が影響を受けている。1台7万〜20万円かかる車検が減ったのが大きいという。

 旧大塔村内の自動車整備会社には、公用車の車検の依頼が年間十数台あったが、合併後はまだ数台しかないという。「なんとも言えないが、(役場からの受注は)半数以下になるのではないだろうか」と心配する。

 旧本宮町では、合併で田辺市に転居した職員も多く、本宮行政局近くの自動車整備業者は「過疎化が進む町では役場職員の存在は大きい。自家用車の修理の台数も減るのではないだろうか」と話す。

 電器店も影響を受けている。電器など物品の購入は合併前、町内で競争見積もりするか、業者を順番に替えていくかだったが、合併後は全市での競争見積もりになった。

 旧大塔村内の電器店は「小さな店は安さでは競争できないので、参加していない」。旧本宮町内の電器店は「合併してから落札したことはない」。来客も減っており、旧龍神村内の電器店は「写真の現像も受けているが、役場からの仕事はほとんどなくなった」と嘆く。

2129とはずがたり:2006/02/04(土) 23:37:32
<中国・四国>愛媛県

未だやってんのか。。

市町村合併:松野町長「宇和島中心は不承知」 議長らと話し合い平行線 /愛媛
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060124-00000198-mailo-l38

 合併を巡って混迷が続く松野町で、町議会が「宇和島市中心のより大きな合併」との方向性を確認し、14人の全議員名で先月28日、岡武男町長に伝えていたことが分かった。これを受けて23日、岡町長、土居一誠助役と山口尊議長、関本五郎副議長の4人が協議。山口議長が「議会の意見を尊重してほしい」と迫ったのに対し、岡町長は「宇和島(市中心の)方向は納得、承知できない」と答え、話し合いは平行線で終わった。
 町議会は、理事者側から大筋で合併方向を検討してほしいとの要請で、12月16日の合併問題などを審議する行財政徹底改革対策調査特別委員会(井上六広委員長、7人)で宇和島市中心の方向性をまとめた。同28日の全員協議会は全会一致でこの方向性を確認した。
 松野町では、合併先を巡る混乱で一昨年11月に町長、町議の出直しダブル選が行われ、鬼北地方の3町村(当時)での合併を掲げた岡町長が初当選。町議は宇和島市との合併を訴える議員と、鬼北合併か住民投票を主張する議員が7人ずつ当選した。当初鬼北合併を主張していた町議の一人は「大きな合併がよさそうと思うようになった」と説明する。
 山口議長は「要請を受けて全員で確認したことが町長に受け入れられずきわめて残念だ」とコメント、岡町長は「議会には再度議論してほしい」と話した。[川上展弘]
1月24日朝刊
(毎日新聞) - 1月24日17時31分更新

2130とはずがたり:2006/02/04(土) 23:43:10
>>2126
こんなページみつけました。。なにやら浅間山と原ポリネシア語にこだわった怪しげなページですが。

http://www.iris.dti.ne.jp/~muken/intro2.htm
この安達太良山も、名前からすると「あさまやま」の仲間なのです。

 この山は、福島県中北部の二本松市、安達郡大玉村、郡山市、耶麻郡猪苗代町の境にあり、磐梯朝日国立公園の中にあります。飯豊別(いいでわけ)神が宿る霊山とされ、南麓の本宮(もとみや)町に安達太良神社があります。

 「安達太良」の名は、寛平9(897)年の文献に「安達峰(あだたみね)」としてみえ、『万葉集』では「安太多良ケ峰」、「安達太良山」、「阿多多羅山」と、そのほか「乳首山」(『家世実記』)、「二本松岳」(『相生集』)、「岳山」などと記されています。会津側では「東(あずま)岳」(『新編会津風土記』)、「沼尻山」、「硫黄山」と別称が多くあります。

 山名の由来については、いろいろな説が入り乱れています。

(ア) 「安達郡の最高峰、すなわち太郎」で、安達太郎が約されて「アタタラ」になつたとする説があります。なお、吉田東伍は「原名はアタタなり、故に安達の文字を仮りる」(『大日本地名辞書』)ともいっています。また、

(イ) 「アダ(ア)」は、「アチ(彼方)」の転訛で、「タラ」は「タカラ(高いの意)」から「彼方の高い山」という説、

(ウ) 「アダチ」は「アダ(断崖)・チ(接尾語)」という説、

(エ) 「アダチ」は「ア(接頭語)・タチ(台地)」という説、

(オ) 「アダチ」は「ア(上)・タリオ(垂尾)」という説、

(カ) 「アタタラ」は「ア(上)・タタラ(製鉄の溶鉱炉)」という説、

(キ) 「アタタ」はアイヌ語の「アタタ(乳首)(安達太良山の山頂の一番のピークを乳首山と呼んでいます)」という説、

(ク) 「アタタラ」はアイヌ語の「ア、タッタル(我ら、踊り踊りする(山または祭場))」(大友幸男『日本縦断アイヌ語地名散歩』三一書房、平成七年)という説などがあります。

 この「アタタラ」は、マオリ語の、

  「アタ・タラ」、ATA-TARA(ata=how horrible!;tara=peaks of all kinds)、「なんと恐ろしい峰よ!」

の転訛と解します。原ポリネシア語の「アサ」が日本語に入って浅間山の「あさ」になつたわけですが、その後にS音がT音に変化して「あた」となったものです。

 このS音とT音の変化の関係は、日本語では数多く一般に見られます。たとえば、日本語の「○○さん」が幼児語では「○○ちゃん」となりますし、江戸っ子は「真っ直(す)ぐ」と言えなくて「真っ直(つ)ぐ」と言いますし、「私」のことを「あっし」と言ったり、「あっち」と言ったりするように、S音が容易にT音に変化するのです。この逆に、T音がS音に変化することもあります。

 ちなみに、江戸っ子は「ヒ」と「シ」の発音が区別できなくて、「朝日新聞」を「あさしひんぶん」と言ったりします。これはまさに原ポリネシア語のS音とハワイ語のH音の関係によく似ています。

 そしてこの名のとおり、安達太良山は歴史上ひんぱんに噴火活動を繰り返している恐ろしい活火山です。明治33年にも大噴火を起こしてじつに77名もの死者を出していますし、平成9年にも山頂付近で火山性有毒ガスによって登山者が死亡しています。

 このように名前も実体も、安達太良山は浅間山の仲間なのです。

2131とはずがたり:2006/02/04(土) 23:45:13
<九州・沖縄>鹿児島県

南日本新聞ニュースピックアップ[2005 11/10 07:10]
天城・伊仙 07年3月31日合併へ
新事務所位置は継続協議
http://373news.com/2000picup/2005/11/picup_20051110_2.htm

 天城、伊仙の2町でつくる徳之島地区合併協議会(会長・吉岡光一天城町長)は9日、天城町役場で20回目の会合を開いた。新町事務所位置候補地選定小委員会などの開催報告を受けた後、各専門部による財産の取り扱いや環境対策事業など調整協定項目4件を承認、水道事業1件を保留とした。
 新町事務所位置についての報告は、(1)新事務所位置は名称と並行して協議した方がいい(2)新事務所は2町いずれかの庁舎に決定しなければならず、時間をかけて協議する(3)新事務所は広さや施設の新しさから現天城町庁舎がいい−などの意見が出たとの内容。
 保留とされた水道事業については、「合併後の水道事業をどうするのか。伊仙町並みに調整するのがいいのかどうか。具体的な計画を明示すべき」として、水道部会での再審議が求められた。
 その他で、事務局側から、事務作業の進め方に支障があるとして、(1)「2007年3月を『メド』に合併する」という表現はあいまい(2)新町名称の募集期間を早急に決めるべき(3)新事務所位置について方向を明確にーとの問題提起があり、協議の結果、(1)については「07年3月31日に合併」、(2)については「12月いっぱいを募集期間とし、小委員会の審議を待ち、来年2月の協議会で決める」とした。(3)の新事務所位置については「各町民の心情的な面もあり、慎重に」と保留とした。
 協議のなかで、委員の中から「2町枠での合併に対し、2町長の態度を明確にしてほしい」との要望が出され、大久保明伊仙町長は「徳之島町側が3町枠での合併協に参加したいとの意向があれば、その方がいい」、吉岡町長も「徳之島町も単独ではやってはいけない状況になる。合併新法の期限内に3町合併ができたらいい」などと見解を述べた。

2132とはずがたり:2006/02/04(土) 23:46:20
<九州・沖縄>鹿児島県
日置郡はまだいいよな,新市名で残ったのだから。

南日本新聞ニュースピックアップ[2005 11/08 07:35]
市町村合併 金峰合併し日置郡消滅
http://373news.com/2000picup/2005/11/picup_20051108_5.htm

 日置郡で唯一残っていた旧金峰町が新設合併で南さつま市になったことで7日、日置郡が消滅した。県内では「平成の大合併」で12市町が誕生したが、郡が消滅したのは初めて。県内の郡は11になった。
 県合併推進室によると、日置郡の名称は古代からあるとされる。鹿児島県は1879(明治12)年の郡区町村編制法の施行で郡区画や郡役所位置が定められ、日置郡と阿多郡、甑島郡の3郡共同の役所が日置郡市来郷湊村になった。合併前の日置郡8町になったのは、1960年という。
 金峰を除く旧7町は、すでに合併。松元、郡山が鹿児島市に、東市来、伊集院、日吉、吹上が日置市に、市来がいちき串木野市に加わった。
 県内では、さつま町の薩摩郡と菱刈町の伊佐郡が1郡1町。来年3月までの合併で、大崎町の曽於郡、頴娃町の揖宿郡、新「長島町」の出水郡が1郡1町になる。
 これらの合併に伴って郡の区域が激変することから、県内では県議会議員の選挙区の見直しや、県の出先機関の見直しの検討が進められている。

2133とはずがたり:2006/02/04(土) 23:52:20
<中国・四国>香川県

三木町に住む知り合いに尋ねたところ,消防の体制とかが不備になるから合併をしなかったとのことだったが。。案外合併の気運が出てくるのもはやいかもしれん。。

大川と共同運営断念−三木町消防業務
http://www.shikoku-np.co.jp/news/administration/200510/20051022000082.htm
2005年10月22日 09:11

 石原收三木町長は二十一日、運営方法の行方が不透明だった町の消防業務について、大川広域行政組合との共同運営を断念し、高松市に業務委託する方針を固めた。共同運営は単独運営よりも経費負担が大きくなる一方、「市に業務を委託しても町の意見が運営に反映される確信を得た」(石原町長)ことから、これまで難色を示していた業務委託へ方針転換した。

 同日開かれた町議会の議員全員協議会で方針を表明、議会の了承を得た。週明けにも市に業務委託を申し入れ、協議が整えば、新高松市が発足する来年一月十日から新しい運営形態に移行する。

 町が加入する讃岐地区広域消防組合は、同町以外の四町が高松市と合併するのを機に離脱することから、三木町だけを残して自然消滅する。そこで、市は町に業務受託を申し出たが、石原町長は「委託すれば町の意見が運営に反映されない」と受け入れず、東かがわ、さぬき両市でつくる大川広域との共同運営を模索していた。

 しかし、町の試算で、共同運営した場合の年間経費は約三億六千三百万円で、単独運営の約三億五千九百万円よりも割高な上、近い将来、老朽化した大川広域の消防施設の更新費も必要なことが分かった。一方、業務委託については、市と協議する中で「今後、市と信頼関係をもって調整を進めれば、委託しても町の意見が運営に反映される確信を得た」(石原町長)ため、これまでの姿勢を軟化させた。

 町の方針転換に対し、冨永典郎市消防局長は「町の要望は、すでに業務受託する他町と同様、可能な限り受け入れる。町の正式な申し入れがあれば、来年一月十日に間に合うよう準備を進めたい」としている。

2134とはずがたり:2006/02/04(土) 23:56:30
<九州・沖縄>鹿児島県

伊佐市,錦江市復活か?
>大崎町の曽於郡、頴娃町の揖宿郡、新「長島町」の出水郡が1郡1町になる。(>>2132)
この辺は如何なんざんしょ?頴娃町は合併協作ってるけども。。

南日本新聞ニュースピックアップ[2005 10/14 07:45]
鹿県合併推進審が初会合 検討対象に6地域15市町
http://373news.com/2000picup/2005/10/picup_20051014_7.htm

 鹿児島県市町村合併推進審議会の初会合が13日、県庁で開かれ、新合併特例法に基づく「市町村合併推進構想」で示す合併枠組みの検討対象として、6地域の15市町を決めた。
 構想の対象となるのは、大口市・菱刈町、加治木町・姶良町・蒲生町、西之表市・中種子町・南種子町、上屋久町・屋久町、徳之島町・天城町・伊仙町、和泊町・知名町。
 11月21、22の両日開く会合で、15市町の首長から、合併に対する基本姿勢や新法下での合併の意向などについて聞き取りを行う。その後構想案をまとめ、県民へのパブリックコメント(意見公募)を経て、来年3月までに決定する。
 県当局は対象となる市町村について、生活圏域を踏まえた行政区域の形成が望ましい地域か、おおむね1万人未満の小規模な市町村とした上で、(1)旧合併特例法下で合併した市町村の一体性確立を優先(2)奄美・離島は1島1自治体を目指す−考え方を示した。
 県内で旧法の期限内に知事申請しなかったのは31市町村。このうち構想で、具体的な枠組みを示さないが合併の必要を認める地域は、今後の課題や将来展望を示す。
 会議に先立って12委員が任命され、会長に辰村吉康鹿児島大学法文学部教授を決めた。
 他の委員は次の通り(敬称略)。
 石窪奈穂美(消費生活アドバイザー)井上章三(県町村会会長)岩坪恵美子(鹿児島おかみさん会会長)江藤孝(志学館大学法学部長)大川畑のり恵(県青少年団体連絡協議会監事)大西洋逸(県商工会議所連合会会長)重信千代乃(とびっきりまちづくり塾代表)出口能美(連合鹿児島会長)中釜靖子(いぶすき農協理事)森博幸(県市長会会長)森山知己(霧島青年会議所理事長)

2135とはずがたり:2006/02/05(日) 00:00:45
<九州・沖縄>鹿児島県

南日本新聞ニュースピックアップ[2005 09/28 07:28]
出水地域合併「新市町と阿久根で」/伊藤知事
中核的都市を期待
http://373news.com/2000picup/2005/09/picup_20050928_5.htm

 鹿児島県の伊藤祐一郎知事は27日、出水地域の将来的な合併について、来年3月に誕生する新「出水市」と新「長島町」に阿久根市を加えた「3市町による人口10万人程度の中核的な都市の実現を期待する」と述べた。同日の県議会一般質問で、自民党の小幡兼興議員(出水市区)の質問に答えた。
 3市町の枠組みによる合併の必要性について伊藤知事は、合併協議当初の段階で、歴史的・地理的つながりに加え、住民の日常生活圏や広域行政面でのつながりを踏まえて、阿久根、出水、野田、高尾野、東、長島の2市4町の枠組みが検討されていたことを挙げた。
 3市町合併の時期については、新「出水市」、新「長島町」の一体性がなるべく早く確立され、その後できるだけ早い段階が望ましいとの認識を示した。
 新「出水市」は出水市、野田町、高尾野町の1市2町、新「長島町」は東町、長島町の2町で合併予定。阿久根市は当面単独での自治体運営が見込まれている。
 伊藤知事は本年度中に策定する「市町村合併推進構想」で、具体的な枠組みを提示できない市町村については「今後の課題や将来展望を示す」と述べていた。

2136小説吉田学校読者:2006/02/05(日) 08:06:18
>>2127
水戸は茨城より大洗を合併した方がいいんじゃないの?海にも達するし(かなりいい加減な考察)
規模だけ追うのはいかんね。茨城は市町村合併盛んだけど。
>>2130
「安達太郎説」と「アタタ=(アイヌ語)乳首」説が有力です。地元福島では。
昔は、安達太良=乳首 阿武隈=母乳 などとすごい説を学校で習ったんだけどね。
紅葉もスキー(粗末だけど)も登山も温泉も文学散歩も楽しめちゃうのは福島では安達太良くらいですぞ。

2137とはずがたり:2006/02/05(日) 12:34:07
<中国・四国>山陰

鳥取県は県が余り合併に乗り気ではないのか・・。
まぁ鳥取で市町村合併が進んだら政令都市以下の鳥取県に存在意義も存在価値もなくなるもんなぁ・・。
ちょっとがっかりだぞ,片山。

総務省が合併指針、山陰両県は構想策定に苦慮
ttp://www.sanin-chuo.co.jp/news/modules/news/102717006.html

 総務省は31日、新市町村合併特例法に基づき、3月末までに合併が決まらなかった地域を対象に引き続き合併を推進するための基本指針を示した。新たな合併の組み合わせを示す「構想」を都道府県がまとめるよう求めているが、山陰両県では全市町村が合併協議に加わった上で合併・単独を選択しており、構想づくりに苦慮しそうだ。

 指針では新たに都道府県がまとめる構想について、具体的な組み合わせとして(1)生活圏が同じ地域(2)行政権限が強くなる政令指定都市や中核市、特例市を目指す(3)人口1万人未満―の3つのケースを挙げた。審議会の設置も求めている。

 ただ、山陰両県は合併が進んだ地域。前年度までに全市町村が任意か法定の合併協議会に参加して合併か単独かを判断した。新たに合併を促す構想策定に、どのような姿勢で臨むのかを決めかねているのが実情だ。

 島根県では、川本町と隠岐島前の西ノ島町、海士町、知夫村は1万人未満だが、離島の島前3町村は「地理的条件を考慮する」との例外規定があり、川本町も周辺市町がすべて合併済みだ。

 大国羊一・島根県市町村合併支援室長は「指針の内容と県内の実情を踏まえ、検討していく」と、市町村の考えや他県の動向を見極めながら白紙から慎重に検討する考えを示している。

 鳥取県では、単独を選択した九市町村のうち人口1万人未満が若桜、智頭、三朝、日吉津、日南、日野、江府の七町村を数えるが、同県は市町村の自主性を重視する立場から構想策定に消極的。

 亀井雅議・鳥取県市町村振興課長は「各町村とも自立へ向けて取り組みを始めたばかり。審議会を設置する状況にないのではないか」と、現段階で構想の取りまとめを急がない考えだ。

('05/06/01)

2138とはずがたり:2006/02/06(月) 02:05:16

<北陸・甲信越>長野県

合併を拒絶した南箕輪村。頑張ってるね〜。

2006年01月03日火曜日
行政・政治 : 南箕輪村・大泉川南宅地 来月6日、先着順で分譲
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=2247
更新:2006-1-5 6:00

 南箕輪村土地開発公社は、同村田畑に造成した住宅用地の分譲を、2月6日から始める。全25区画のうち、募集対象は24区画。先着順で受け付ける。

 分譲地の場所は、県道伊那箕輪線(春日街道)大泉川南信号交差点から東へ500メートル、国道153号からは大芝入口信号交差点から西へ1キロの、村道6号沿い。中央、南アルプスの山々が一望できる場所で、役場や小中学校にも近い。

 1区画あたりの面積は約260―460平方メートル。分譲価格は658万6000―1147万3000円(諸費用除く)。唯一、村道6号北側に造成した区画第25番だけは約700平方メートルと広く、価格は1834万5000円。

 申し込み資格は、自己が居住する家(店舗併用住宅も可)を建てる人で、分譲決定から5日以内に売買契約を締結し、契約日から1カ月以内に代金を完納できる人。居住後は行政区(田畑区)に加入する。土地代のほか印紙代、所有権移転登記の登録免許税も支払う。後日、上水道加入金、下水道受益者負担金も必要。

 受け付けは、2月6日午前8時半から、同村土地開発公社事務局の村役場産業課窓口。あらかじめ必要事項を記入した分譲申込書と、住民票の謄本(家族全員の載っているもの)1通を提出する。郵送は不可。問い合わせは事務局の役場産業課(電話0265・72・2104内線152)へ。

2139とはずがたり:2006/02/06(月) 15:15:36
<北関東>栃木県

可能性があるのは宇都宮市+河内町とあと何処かな??

■ 合併自治体に2億円 県の支援方針固まる
http://www.shimotsuke.co.jp/hensyu/news/060206/news_4.html

 市町村合併を推進する県は五日までに、新年度以降の合併市町村に対し、合併支援交付金二億円の交付などを柱とする支援方針を固めた。三月二十日の新日光市の誕生で県内の「平成の大合併」は一段落するが、交付金は新年度以降も合併を促すための財政優遇措置。二億円は二市町村による合併の場合で、三市町村以上なら一つ増えるごとに一億円を追加する。

 本年度末までの合併市町村には、旧合併特例法で「合併特例債」などの優遇措置があるほか、県も五億円(二市町村の場合。三市町村以上は一つ増えるごとに一億円追加)の「合併特別交付金」を交付。財政的に合併を促してきた。

 しかし昨年四月の合併新法施行で、特例債は消滅。県も、本年度以降合併を申請した市町村に対する優遇措置は講じていなかった。

 国は今月、五年間の時限立法である新法下での、合併市町村に対する財政措置を公表。この中に、特例債よりは劣るものの通常の起債よりは有利な「合併推進債」を盛り込んだ。こうした流れに合わせ、県も合併特別交付金よりは減額した支援交付金などの施策を固めた。

2140とはずがたり:2006/02/07(火) 05:49:45
<九州・沖縄>佐賀県

結局は佐賀と福岡が合併するのが一番ええのよ。
参院選の定数是正にも,広域行政にも,鳥栖,小郡あたりの合併にも。。

8日新佐賀市誕生記念フォーラム 隣接3市の連携策論議 講演やパネル討議
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060207-00000005-nnp-l41

 新・佐賀市の地域づくりや隣接の福岡、福岡県大川両市との広域連携策などを探る新市誕生記念フォーラム「がんばらんば佐賀・どう描く新市ビジョン」が八日、佐賀市日の出の市文化会館で開かれる。秀島敏行佐賀市長、山崎広太郎福岡市長、植木光治大川市長らが初めて顔を合わせ、九州北部の縦軸広域連携などについて論議を深める。

 西日本新聞社、サガテレビなどでつくる記念フォーラム実行委員会の主催。午後一時半に開演、竹下輝和九州大学大学院教授(都市計画)が「市町村合併後の地域力と地域のかたち」のテーマで基調講演する。竹下教授は広域合併と同時に校区単位の地域コミュニティーづくりの必要性を強調、佐賀市浮揚のアイデアも提案する予定。

 パネル討議は二部構成。第一部は「新市の魅力を探る」を主題に竹下教授、秀島市長、指山弘養佐賀商工会議所会頭と旧五市町村の代表者五人が加わり、新市浮揚策や地域融合の課題について語り合う。特に合併のメリットをどんな形で肉付けするかの論議が注目点だ。

 「広域連携の在り方」を演題にした第二部は三市長と竹下教授、指山会頭が企業誘致や広域観光ルート設定などの連携策を探る。隣接三市の首長が佐賀市を中心にする縦軸連携の具体像をどう描くかがポイントとなる。両部とも進行役は村田勝重西日本新聞社佐賀総局長が務める。

 参加無料。定員は約四百人。当日聴講も可能。問い合わせは西新広佐賀=0952(29)4155へ。

 旧五市町村代表のパネリストは次の通り。 (順不同)

 溝上泰弘氏(株式会社ミズ社長)▽本間雄治氏(ロイヤルパークアルカディアリゾート調査役)▽小野善隆氏(道の駅「そよかぜ館」代表理事)▽山口勝也氏(ボランティア団体「こだまの富士倶楽部(くらぶ)」代表)▽小野寺睦氏(養鶏家)

■「佐賀弁」の歌を披露 ヒーマンさん プレイベント参加

 佐賀弁の歌で人気急上昇中のラジオパーソナリティー、ヒーマンさんが八日の記念フォーラム「がんばらんば佐賀」の会場で、佐賀弁の歌二曲を特別に披露する。

 ヒーマンさんは昨秋、CD「がばい佐賀弁」を発売したところ、佐賀、福岡両県などで大きな反響を呼んでいる。ヒーマンさんは「佐賀を元気にしたい」とプレイベント参加を快諾した。

 開演前の午後一時十分から「なた〜て音頭」「どがしこでんサンバ」を披露。バックダンサー「はがくれバッキーズ」の女性三人も加わる。会場ではCDの即売会もある。
(西日本新聞) - 2月7日2時23分更新

2141とはずがたり:2006/02/07(火) 12:38:49
<九州・沖縄>鹿児島県

>>2134続報
蒲生町が一つの焦点ではあるな。鹿児島市へ合併でも良かろうに。

蒲生町……鹿児島との合併を支持する声も強い
姶良町……加治木町の財政問題に関して合併協議離脱>>738-741
加治木町…運動公園の用地の負債有り(19億円)

南日本新聞ニュースピックアップ[2006 02/07 07:39]
鹿県合併構想案を了承/県推進審議会
あす知事に意見書
http://www.373news.com/2000picup/2006/02/picup_20060207_4.htm

 鹿児島県市町村合併推進審議会(会長・辰村吉康鹿児島大学法文学部教授)は6日、第5回会合を開き、県が新合併特例法に基づき、昨年12月に示した県市町村合併推進構想案を了承した。辰村会長は8日、伊藤祐一郎知事に審議結果を報告。知事の合併協議会設置勧告では関係市町村や審議会の意見を踏まえることを求める意見書も提出する。
 県は報告を受け、21日開会の3月定例県議会をへて、3月末に構想を正式決定する。
 県が構想案で示した望ましい合併の組み合わせは、姶良西部3町(加治木、姶良、蒲生)をはじめ大口と菱刈の1市1町、種子島(西之表市、中種子町、南種子町)、屋久島(上屋久町、屋久町)、徳之島(徳之島町、天城町、伊仙町)、沖永良部島(和泊町、知名町)の6地区。そのほか6地区12市町村については将来の合併に向け協議の必要性を示している。
 会合で県当局は、県民から寄せられた構想案への意見を説明。15件のうち10件が組み合わせに肯定的意見だった。一方で「姶良西部3町の案は、鹿児島市との合併を求める意見が多かった蒲生町の住民アンケート結果が尊重されていない」「菱刈町は住民投票で大口市との合併に反対しており、合併の押しつけ」との否定意見もあった。
 検討中の新合併支援プランについては、新法下で合併した自治体のソフト事業の財政支援も盛り込む考えを示した。
 姶良西部3町を含む構想案了承について、辰村会長は「蒲生町の住民アンケートは鹿児島市との合併、3町合併を求める意見がきん差だった。3町は合併協議をしてきた経緯もあり、もう一度努力してもらいたいと判断した」と話した。

2142とはずがたり:2006/02/08(水) 02:37:30
<中国・四国>高知県

合併を選んだ東川・畑山の悲惨な現状と独立を選んだ馬路村の見識。

【高知県における昭和の大合併を振り返る】
http://ha2.seikyou.ne.jp/home/jimonken/gappei.pdf

2143とはずがたり:2006/02/08(水) 10:41:54
<甲信越>山梨県

市町村合併の第二幕
(市町村合併と広域行政の関係は無視できるか−3)
2005年07月28日
http://www.geocities.jp/yyreview/edt030709.htm

2005年10月26日・第3回市町村合併審議会(10月25日開催)で構想案、県内7市に統合(産経新聞、山梨日日新聞、朝日新聞、毎日新聞、読売新聞)
合併新法期限(2010年3月末)までに審議会の組み合わせ提案は、
・「昭和町、甲府市」あるいは「昭和町、中央市」
・「増穂町、鰍沢町」
・「早川町、身延町」
・「富士吉田市、忍野村、山中湖村、西桂町」
・「鳴沢村、富士河口湖町」
・「都留市、道志村、西桂町」
・「大月市、小菅村、丹波山村」
第4回の審議会で関係市町村の意見を聞く。

将来的な構想として「中核市」「峡東市」「峡南市」「峡北市」「富士五湖市」「東部広域市」(いずれも仮称)の6つに再編+南アルプス市を合わせた計7つ

2144とはずがたり:2006/02/08(水) 10:46:28
<関東・東京>千葉県

市町村合併 合併新法で第2ステージへ
http://mytown.asahi.com/chiba/news.php?k_id=12000000601290001
2006年01月29日

 「平成の大合併」で県内の市町村は3月末までに、80から56に再編される。市町村の決断で3割減ったが、これで一段落とはいきそうもない。次は県主導で、新たな合併が動き出しそうな気配だ。背景にあるのは時限立法「合併新法」(05年4月から5年間)で、市町村に合併協議を促す知事の権限が大きくなった。県の意気込みを受け、市町村長は将来を見据えた決断と指導力が問われる。 (神元敦司)

 ■駆け込み合併■

 99年の合併特例法改正を機に進んだ「平成の大合併」で、県内第一号は03年6月の野田市による関宿町の編入合併。その後の1年半余はなかったが、05年2月の鴨川市・天津小湊町の新設(対等)合併以降、すでに五つの合併が成立した。3月末までにさらに五つある。

 05〜06年で合併が進んだのは、改正合併特例法に盛り込まれた財政上の優遇措置などを市町村が当て込んだためだ。市町村にとって最大の利点は合併特例債。06年3月末までに合併すれば、借金の約7割を国が手当てしてくれる。

 ■第2ステージ■

 優遇措置が期限切れする4月以降、今度は「合併新法」による新たな段階を迎える。強化された知事の権限を背景に、県は「本来あるべき最終的な自治の形」に落ち着かせたいという。

 県がもくろむ次の合併は、合併目前まで議論しながら土壇場で実現しなかった市町村や人口1万人未満の小規模町村の再編、中核市・政令指定市への移行などだ。
 県は05年12月から1月下旬にかけ、「平成の大合併」で合併対象にならなかった県内45市町村を対象に、合併動向を聞き取り調査した。

 県は05年11月、有識者らによる「県市町村合併推進審議会」(会長、森田朗・東大公共政策大学院長)を立ち上げていている。推進審議会は県調査結果などを基に、今秋をめどに「市町村合併推進構想」をまとめる。新たな自治体の枠組みが示されることになる。

 ■自治体も次意識■

 自治体側の動きや発言も出始めている。長柄町、鋸南町、神崎町の各議会は最近、勉強会をしたいと県に伝えてきた。県は人口の少ない町村には、消防、水道、ごみ処理などの一部事務組合の再編・統合にも取り組むよう指導している。
 藤代孝七・船橋市長は政令指定市移行への検討について言及。千葉光行・市川市長も指定市を目指す方向の考えを示している。根本崇・野田市長は、鎌ケ谷、松戸、流山、柏、我孫子、野田の東葛6市合併構想を掲げている。

 ■知事の権限行使■

 合併新法に財政上の優遇措置がないため、市町村からは「知事の熱意と相当の覚悟」を求める声が聞かれる。

 これに対し、堂本暁子知事は05年11月、推進審議会のあいさつで、「県が今後どう発展するかは、これからの合併次第だ」としたうえで、市町村への合併勧告は、押しつけたり引っ張りすぎたりしない程度に行使する考えを示した。

 猿田寿男・県地域振興担当部長は「自治体を合併するように誘導はできない。あくまで住民に近い市町村の意欲とリーダーシップ(指導力)が前提だ」としている。

2145とはずがたり:2006/02/08(水) 10:56:12
<近畿>和歌山県

「今後10年間は単独で行革を進め、現在の行政水準を維持できる」と回答した6町
町名__審議会合併先_町の意向
上富田_田辺市____
印南__御坊・日高__合併を否定する訳ではない
日高__御坊・日高__合併には慎重
美浜__御坊・日高__合併には慎重
高野__橋本・伊都__合併破談したばかり
岩出__市制施行___市制施行

「単独では厳しい」
上富田などの財政見通し
県の合併推進審議会
2005年12月21日付掲載記事
http://www.agara.co.jp/DAILY/20051221/20051221_001.html

 2009年度末の新特例法期限内の合併構想を検討する県市町村合併推進審議会が19日、和歌山市内で開かれた。県の調査に「当面は単独で行政を維持できる」と答えた上富田町や印南町などについて、原邦彰県総務部長は「合併しなければ住民サービスのカットや増税が避けられないだろう」と厳しい見方を示した。

 この日は、旧法下で合併しなかった18市町村の合併の意向や財政状況の調査結果が議題となった。

 県の調査で「今後10年間は単独で行革を進め、現在の行政水準を維持できる」と答えたのは上富田、印南、日高、美浜、高野、岩出の6町。09年度の財政見通しで、財源が最も不足することになる上富田町は、公共工事などに充てる投資的経費を59%、すさみ町は84%削減する、としている。

 原部長は、投資的経費の大幅な削減について「『ほとんどハード事業はやらない』という非現実的なことをしても、今後地方交付税が減らされると厳しいことに変わりはない」と指摘。「合併しないなら、この見通しを住民に示した上で、住民サービスをカットするか、増税するかを説明しなければいけない」とし、単独の市町村のほとんどが合併を避けられない情勢だと述べた。

 県市町村課は、18日に国が示した約1兆3100億円に上る来年度の合併支援策を説明した。旧法下の合併特例債に代わって、新法下でも合併に伴う公共事業への財政支援が盛り込まれている。

 審議会委員の山田五良・町村会長は「新法下で合併する『後発組』も、旧法と似通った措置をしてあげてほしい。投資的経費がこのままの現状では、住民の方が承知しないだろう」と国や県の財政支援を求めた。

 審議会では来年3月までに、合併済みの市町村も含めた広域圏を単位に、合併枠組み構想案をつくる方針を再確認した。

2147とはずがたり:2006/02/08(水) 11:24:47
【合併推進室設置状況】

三十道府県が審議会を設置済
北海道,青森,岩手,宮城,山形,栃木,茨城,埼玉,千葉,神奈川,山梨,愛知,静岡,滋賀,大阪,奈良,和歌山,岡山,山口,徳島,愛媛,高知,福岡,熊本,宮崎,鹿児島(26確認)

十七都(府)県が未設置
東京,長野(設置するつもりはない),香川(来年設置)(3確認)

不明
秋田,福島,群馬,新潟,富山。石川,福井,岐阜,三重,京都,兵庫,鳥取,島根,広島,佐賀,長崎,大分,沖縄(18未確認)

(香川)県が来年度、合併推進審議会を設置
http://www.shikoku-np.co.jp/news/administration/200602/20060207000141.htm
2006年2月7日 09:46

 香川県は六日、合併新法に基づく市町合併推進審議会を来年度に設置する方針を明らかにした。県は同審議会の意見を聞きながら、旧法下での合併を見送った小規模自治体の解消や生活圏を反映した行政区域づくりを目的に、新しい県合併構想を策定する。

 同日の定例会見で真鍋知事が説明した。同審議会は学識経験者や市町長などで構成。二月定例県議会に設置条例議案を上程する。

 合併新法は五年間の時限立法として二〇〇五年四月に施行。都道府県は小規模市町などの合併パターンを盛り込んだ合併推進構想を策定し、構想に基づく合併協議会の設置や合併協議推進の勧告ができる。

 県自治振興課は「県全域の合併パターンを策定した旧法と異なり、一部地域を対象とできるのが特徴。当面、新法下での合併で全国第一号となった高松市と旧牟礼町を含む合併推進構想の策定を目指す」としている。

 同課によると、新法の施行に伴い、〇五年度中に三十道府県が審議会を設置済み。合併推進構想の対象となった市町は、旧市町間道路の整備や電算システムの統合、庁舎整備などの事業について、交付税措置を伴う合併推進債を発行できる。

2148とはずがたり:2006/02/08(水) 11:32:42
<九州・沖縄>熊本県

(1)熊本市及び周辺
(2)荒尾・玉名
(3)阿蘇
(4)水俣・芦北
(5)人吉・球磨
(6)天草
の6ブロックか。。

市町村合併 「人口1万人未満で推進」 審議会長が試案
http://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20060201200004&amp;cid=main

 県市町村合併推進審議会の中川義朗会長(熊本大法科大学院教授)は三十一日、人口がおおむね一万人未満の二十町村の合併推進と、熊本都市圏など県内を六ブロックに分けた広域合併の必要性を並記した試案をまとめ、同審議会に示した。

 中川会長は「各市町村には(合併に対する)温度差があり、現段階で明確な組み合わせを示すのは難しい」として、具体的な枠組みは示さなかった。

 審議会は、会長試案をたたき台に市町村の意見も聞き、二月下旬の次回会合を経て潮谷義子知事に答申する。県はこれを受け、合併推進基本構想を策定するが、「平成の大合併」後の新たな市町村モデルが提示される可能性は低くなった。

 会長試案は、二〇〇五年三月に期限が切れた旧合併特例法下で未合併の阿蘇郡産山村や球磨郡五木村など、人口がおおむね一万人未満の二十町村を明記。「将来的に基礎的自治体の役割を担うことが難しい」として合併を促した。また、県内を(1)熊本市及び周辺(2)荒尾・玉名(3)阿蘇(4)水俣・芦北(5)人吉・球磨(6)天草の六ブロックに分けた広域合併を提起した。

 また、政令指定都市移行を目指す熊本市と、政令市に不可欠な周辺自治体との合併については、周辺十五市町村が参加して発足した「熊本都市圏及び政令市についての研究会」の状況を踏まえる、との表現にとどめた。

 審議会には、幸山政史・県市長会長や荒木泰臣・県町村会長、各種団体の代表十四人が出席し、一部非公開であった。

 委員からは県の合併推進策について、知事の強力なリーダーシップを求める意見などが出たものの、試案に関して特に異論はなかったという。(毛利聖一)

2149とはずがたり:2006/02/08(水) 16:26:19
<東海>静岡県

生活圏域を踏まえた行政区域形成
▽熱海・伊東・伊豆・伊豆の国
▽御殿場・小山
▽袋井・森
▽磐田・浜松・湖西・新居

中核市を目指す地域
▽函南・三島・清水・長泉・沼津・裾野

組み合わせ検討開始 9町の意向調査へ 県合併推進審作業部会
http://www.shizushin.com/feature/gappei/kiji2/20051122092225.htm

 県市町村合併推進審議会の作業部会(部会長・坂本光司静岡文化芸術大教授)が17日、県庁で開かれた。合併推進構想対象市町の組み合わせの検討に入り、人口1万5000人未満の町を対象に各町長への意向調査を実施することを決めた。
 意向調査は11月末に町長選がある松崎町を除く9町で行う。合併新法の期限内に合併する意向の有無や、希望する組み合わせ、合併するために期待する支援策とともに、合併の意向がない場合はその理由などを聞く。調査結果は12月の次回会合に報告する。
 坂本部会長は、合併の組み合わせを検討していくために、生活圏域を踏まえた行政区域形成を▽熱海・伊東・伊豆・伊豆の国▽御殿場・小山▽袋井・森▽磐田・浜松・湖西・新居とし、中核市を目指す地域として▽函南・三島・清水・長泉・沼津・裾野とする案を示し、了承された。
 部会では、委員らが1万5000人未満の町を含む広域圏域ごとに分けて協議し、「富士川町を富士市の圏域に含むことで、芝川町も入れた枠組みにつながる」「政令市の静岡市に挟まれる由比町は静岡市(との合併)の方向で考えるべき」などの考えが示された。
 一方、南伊豆や志太地区などについては、「一度破たんした組み合わせの中で検討して大丈夫か」「長期的な視点の組み合わせを考えた上で、基礎的自治体の在り方を議論するべき」との意見もあった。
 構想は審議会が来年2月に知事に答申する。御前崎、菊川、掛川の3市は合併して間もないことなどから、今回の構想対象から外される。

合併枠組み5地区素案 県審議会、2月答申 「富士宮・芝川」など
http://www.shizushin.com/feature/gappei/kiji2/20060118000000000010.htm

 県市町村合併推進審議会(会長・大坪檀静岡産業大学長)が17日、県庁で開かれ、人口1万5000人未満の小規模自治体を中心にした5地区の合併の枠組みを盛り込んだ答申素案をまとめた。18日から素案を県ホームページに掲載するなどして県民の意見を募集した上で、2月下旬に石川嘉延知事に答申する。答申を受け、県は3月下旬に合併推進構想を策定、公表する。
 答申素案は県内市町の現況と将来見通し、自主的な合併の進め方、構想対象の組み合わせなど5項目で構成。組み合わせは▽南伊豆(下田市、東伊豆、河津、南伊豆、松崎、西伊豆町)▽富士宮・芝川▽静庵(静岡市、由比町)▽島田・川根▽富士・富士川―の5地区を示した。
 知事の勧告の取り扱いは、県が調整役を務めても協議が進まない場合、「(勧告などの)活用についても検討する必要がある」とした。
 協議では、委員から「理想の合併に向かうための強い仕組みが必要」「知事の勧告権の根拠となる構想。理想を示した上での現実路線が大切」などの意見があった。県の支援策については「県民に分かりやすい言葉で説明に努めてほしい」「新法では国の特例債がなくなった。県が旧法同様の交付金などを用意すれば、スムーズに協議が進む」などの要望が挙がった。
 審議会はさらに、生活圏の一体化と中核市を目指す計7地区について市町の組み合わせの審議を続け、8月ごろに2次答申を打ち出す予定。

2150とはずがたり:2006/02/08(水) 20:12:44

<九州・沖縄>福岡県

09年度末に単年度収支実質赤字★
09年度末に財調基金の枯渇▲

大牟田…★▲:既に財政危機
八女……★▲:上陽と合併協議進展。更に八女郡広域合併も
直方………▲:直方市+鞍手町+小竹町合併協議破談
田川……★▲:田川市+田川郡,田川市+糸田・川崎等破談
前原……★▲:糸島郡合併破談
古賀……★▲:古賀市+糟屋郡合併構想有り
川崎……★…:田川市+田川郡,田川市+糸田・川崎等破談
糸田………▲:田川市+田川郡,田川市+糸田・川崎等破談
小竹………▲:直方市+鞍手町+小竹町合併協議破談
鞍手………▲:直方市+鞍手町+小竹町合併協議破談
新宮………▲:古賀市+糟屋郡合併構想有り
久山………▲:古賀市+糟屋郡合併構想有り
桂川………▲:飯塚・嘉麻両合併にも加わらず

県内52市町村の財政見通し:09年度末、前原・古賀両市は赤字に−−県試算 /福岡
http://www.google.com/search?q=cache:iZ6kQ5g3H1oJ:news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1659703/detail

 ◇財政調整基金も枯渇

 県は23日開いた県市町村合併推進審議会で、合併予定(今年度末)のない県内52市町村(両政令市除く)の財政状況の将来見通しを公表した。今後の地方交付税カットなどを想定して試算した結果、09年度末に6市町で単年度実質収支が赤字、12市町で財政調整基金が枯渇する見通しとなっている。

 県地方課によると、試算では07年度から地方交付税が毎年5%減と設定。各市町村が人件費削減など歳出削減対策も考慮した上で、昨年6月時点で計算した。04年度末で単年度実質収支が赤字で、財政調整基金が枯渇しているのは大牟田市。

 試算によると、09年度末に単年度収支が赤字になる団体は大牟田▽田川▽八女▽前原▽古賀▽川崎の5市1町。財調基金の枯渇は大牟田▽八女▽直方▽田川▽前原▽古賀の6市と糸田▽小竹▽鞍手▽新宮▽久山▽桂川の6町。

 地方課は「かなり厳しい条件での試算だが、各市町村には今後のあり方を考える検討材料にしてほしい。試算以後、さらに歳出削減策を検討している自治体もあり、今回の結果はあくまで見通し」としている。[井本義親]〔福岡都市圏版〕

2151とはずがたり:2006/02/11(土) 20:02:32
<中国・四国>岡山県

>あらためて県が枠組みを決めて合併を促すのでなく、自発的に合併を希望する市町村の意思を尊重しながら構想を策定する構え。
岡山県は十分合併進んじゃったもんねぇ。

岡山県合併推進審が初会合 岡山県の支援プラン了承
http://www.sanyo.oni.co.jp/34news/2006/02/10/20060210085044.html

 昨年4月施行の市町村合併特例法(合併新法)に基づき岡山県が設置した「市町村合併推進審議会」の初会合が9日、県庁であり、新年度以降に合併する市町村を対象とした合併構想のあり方と、県が財政面などで合併市町村を支援するプランの骨子が了承された。支援プランは年度内の正式決定を目指す。

 合併新法は、都道府県に市町村合併の枠組み、目指すべき姿、支援策などを盛り込んだ合併構想の策定を求めており、国の支援措置も都道府県構想を前提にすることになっている。

 岡山県は、あらためて県が枠組みを決めて合併を促すのでなく、自発的に合併を希望する市町村の意思を尊重しながら構想を策定する構え。審議会では、当面、法定協議会を立ち上げている岡山市と建部、瀬戸町を対象にした構想を作成し、合併を目指す市町村が出てくれば順次、対象に加える方針が説明された。

(2006年2月10日掲載)

2152とはずがたり:2006/02/11(土) 20:04:42
<近畿>京都府

土建屋上がりでも合併推進派なら許す!

藤原氏が6選出馬表明
山城町長選
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006021000198&amp;genre=A2&amp;area=K20

 京都府山城町の藤原秀夫町長(65)は10日、任期満了に伴う同町長選(3月14日告示、同19日投開票)に、6選を目指して無所属で立候補することを表明した。10日開会の定例町議会本会議で明らかにした。同町長選への立候補表明は藤原町長が初めて。

 藤原町長は本会議冒頭のあいさつで「町の最重要課題である木津、加茂両町との3町合併実現に向け、再度立候補させていただく」と述べた。

 その後の会見でも「合併を1年後に控え、ここで自分が辞めることは適切ではない。合併をスムーズに成功させ、これからの基礎的自治体の役割を果たす準備を進めたい」と強調した。
 藤原町長は大阪工業大卒。建設会社社長を経て1986年の初当選以降、連続5期目。相楽郡町村会長。同町綺田。

2153とはずがたり:2006/02/12(日) 02:19:26
<近畿>京都府

加茂の中心部(大字里,北,駅東)だけ加茂の地名を残せばええやん。
地図⇒http://www.mapion.co.jp/c/f?uc=1&amp;grp=all&amp;nl=34/44/55.446&amp;el=135/52/09.070&amp;scl=25000&amp;bid=Mlink

旧町名使用 結論先送り 木津など3町の合併協 住所表記めぐり
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060209-00000050-kyt-l26

 京都府木津、加茂、山城3町の法定合併協議会が9日、木津町の町中央交流会館であった。住所表記について合併で誕生する新市名の後に旧町名は残さないとの案が示されたが、賛否をめぐり委員の意見が割れ、次回への継続協議となった。
 提案した合併協事務局は旧町名を使用しない理由を「住所表記が簡潔になる」と説明。しかし委員からは「住民感情や地域確認の面から残してもいいのでは」との声が上がり、加茂町の議員は「議会では町名を残してほしいとの意見が圧倒的」と訴えた。
 一方、「新市の一体性を心がけるべきだ。若い人はできる限り簡潔な住所表記を望む人が多い」と案に賛同する意見も出たほか、3町で最も人口の少ない山城町の藤原秀夫町長は「新市名称の募集では『山城市』が一番多い。もしも山城市となり、山城町という名称も残ると、中心地との印象につながらないか」との懸念を述べた。
 このため、次回以降の継続協議となったが、名称をめぐる合併協議の難しさが浮き彫りとなった。
 このほか3町で異なる国民健康保険税は合併後から約1年後の2008年4月から一元化とし、上下水道料金は「合併後できる限り早い時期に審議会を設置し統合する」と決まった。水道料金統合の時期に関して、合併協事務局は「合併後最低2年はかかる」とした。
 都市計画税は最も税率の低い木津町の0・15%に統一し、関西学研都市内の研究施設に対する特例措置も新市に引き継ぐことを承認した。次回は3月8日に山城町のアスピアやましろで開く。
(京都新聞) - 2月9日20時29分更新

2154とはずがたり:2006/02/12(日) 02:22:14
<東北・北海道>山形県

長井市…置賜は一つに前向き?
高畑町…公共交通事業の存続に懸念?

山形の合併:知事、改めて支援の姿勢−−置賜地方の首長らと懇談  /山形
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060208-00000046-mailo-l06

 置賜地方の首長・県議と知事の懇談会が7日、山形市で開かれ、斎藤弘知事は「県が示した市町村合併の枠組みはあくまでたたき台。現時点でいい案だと思っている」と合併を支援していく姿勢を改めて示した。
 会合では、長井市の目黒栄樹市長が「県が置賜は一つという案を示してくれたので、合併について話し合う場を設けてほしい」と質問し、斎藤知事は「財政的、人的支援は惜しまない」と述べた。また、高畠町の渡部章町長が「町営バスの代わりにデマンド型乗合タクシー事業を試行している。地域交通に支援を」と要望。斎藤知事は「赤字路線のバス支援は、一市町村より複数市町村にまたがる路線バスを厚めにしたい。そうすれば、市町村合併にもつながる」と述べた。[辻本貴洋]2月8日朝刊
(毎日新聞) - 2月8日11時2分更新

2155とはずがたり:2006/02/12(日) 02:25:22
<甲信越>山梨県

どうでもいいがこのみっともない新市名の市がみっともない談合事件の舞台とならんことを祈る。

市町村合併:20日誕生の「中央市」 職務執行者、選出また先送り /山梨
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060208-00000015-mailo-l19
 ◇豊富村長、体調不良で欠席
 「中央市」を目指す田富、玉穂、豊富の3町村は7日、最後となる第7回法定協議会を開き、合併に関するすべての協議を終えた。新市は20日に誕生する。法定協に先立ち、市長職務執行者の選出が協議される見通しだったが、村発注の公共工事を巡り談合事件が起きた豊富村の萩原幸男村長が体調不良を理由に欠席し、選出はまたも先送りとなった。
 豊富村によると、この日午前7時半ごろ、萩原村長の家族から電話で休むとの連絡があったという。萩原村長は6日も同様の理由で役場を休んだ。
 新市の職務執行者を巡っては、当初は1月25日に3町村長が議会運営調整会議を開いて協議する予定だったが、萩原村長が欠席したため延期になっていた。
 平成の大合併で誕生した県内11市町の首長は、いずれも新市町の首長選に不出馬の旧町村長から選ばれている。中央市長選には山口敦司田富町長と田中久雄元同町教育長が既に出馬を表明しているが、玉穂町の河西敏郎町長と萩原村長は態度を明らかにしていない。
 法定協会長の河西町長は法定協終了後、報道陣に「いろんな問題が出ていて話し合いができなかった。近日中には(3首長が)話し合いを持てる状況を作りたい」と苦渋の表情で話した。
 合併協では委員から職務執行者についての質問は出なかった。[中村有花]2月8日朝刊
(毎日新聞) - 2月8日11時1分更新

市町村合併:職務執行者に河西氏 20日誕生の「中央市」 /山梨
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060210-00000035-mailo-l19
 ◇3町村会議で合意「新市長誕生まで全う」
 玉穂、田富、豊富の3町村が合併して20日に誕生する「中央市」の市長職務執行者に9日、法定合併協会会長の河西敏郎玉穂町長(56)に決まった。同日朝、萩原幸男豊富村長(72)から河西町長に「職務執行者を務めてほしい」と直接連絡があり、急きょ3町村で合併協運営調整会議を開き、山口敦司田富町長(59)も合意した。
 会議は玉穂町役場で開かれ、飯室孝行合併協事務局長と河西町長、山口町長、村発注の公共工事を巡る談合事件が起きた豊富村は萩原村長に代わって曽根哲哉助役が出席して行われた。
 会議に先立ち曽根助役から「2町にいろいろご迷惑をおかけしました」と謝罪があったが、萩原村長が欠席したことについての説明はなく、両町長も問いたださなかったという。
 市長選には山口町長と田中久雄田富町元教育長(58)の2人が出馬の意向を明らかにしている。
 河西町長は「山口さんが中央市長選に出馬表明をしていて、豊富村があの状態なら(市長職務執行者を)やるしかないと思った。合併協の会長として頑張ってきたので責任がある。新市長が誕生するまで職務を全うしたい」と話した。
 新市の市長職務執行者を巡っては、萩原村長が欠席で3首長そろっての協議ができず、先送りになっていた。[中村有花、沢田勇]2月10日朝刊
(毎日新聞) - 2月10日11時1分更新

2156とはずがたり:2006/02/12(日) 02:28:17

<甲信越>山梨県

まだ法定協にも移行してなかったのね。庁舎を何処へ建てるか等の政治的バランスの微妙な時期にちゃんとバランスを換え兼ねない合併を決断する笛吹市にエールを。

市町村合併:笛吹市と芦川村、法定協移行−−来月 /山梨
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060208-00000017-mailo-l19

 笛吹市と芦川村の任意合併協議会は7日、笛吹市内で第2回会議を開き、法定合併協に移行することを決めた。21日の両市村議会での議決を経て、3月に法定協に移行する。
 会議では事務局が新市基本計画素案について説明した。基本計画は、04年の6町村合併で作成した新市建設計画の内容を変えずに、芦川村に関する部分を加えるものになる。[新井敦]2月8日朝刊
(毎日新聞) - 2月8日11時1分更新

2157とはずがたり:2006/02/12(日) 02:51:45
<東海>静岡県

なんとか合併先を一つに絞り込んで欲しいところです。。

市町村合併:合併先めぐり4者が説明会−−12日に新居町 /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060207-00000001-mailo-l22

 合併先をめぐって揺れる新居町で、それぞれ異なる合併先を主張している町長や町議らから意見を聞く説明会が12日午前9時50分から、同町商工会館(同町新居)で開かれる。同町商工会青年部の主催で参加無料。
 説明会では、浜松市との合併を訴える古橋武司町長と町議の代表、湖西市を主張する町議代表、さらに町単独での存続を主張する町議代表の4者がそれぞれ説明する。
 商工会青年部は「これまで町長と議会が別々に開いた説明会は平日で、仕事の関係で参加できなかった。当日は質問時間も十分あるのでぜひ参加してほしい」と話している。
 問い合わせは同商工会(053・594・0634)。[稲生陽]
2月7日朝刊
(毎日新聞) - 2月7日11時0分更新

2158とはずがたり:2006/02/12(日) 02:57:58
<東海>静岡県

似たケースの群馬+高崎,庵治+高松は合併推進派町長の誕生で事態は進展したが,由比ははかばかしくないねぇ。

市町村合併:石川・蒲原町長、再審議申し入れ 望月由比町長「意に沿えない」 /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060207-00000000-mailo-l22

 静岡市との合併推進を正式表明した石川豊治蒲原町長は6日、望月俊明由比町長を訪れ、合併についての再審議を申し入れた。望月町長は「現段階では意に沿えない」と、これまで通り、単独行政の立場を変えない意向を示した。
 会談は由比町長室内で、両町長と幹部ら4人により非公開で約20分間行われた。会談後の会見で石川町長は、合併容認派が多数を占めた住民アンケートの結果を望月町長に示し、飛び地合併解消のため由比町に再審議を要請したことを説明。今後について「引き続き、町議会も含めた合併推進に向けての働きかけをしたい」と話した。
 一方、望月町長は「今は生き残りをかけ単独行政のまちづくりを進めている最中。将来的には大きな自治体が望ましいが、住民の意識を一つにした上で、段階的に方向を決めたい」と話し、今後は住民との話し合いを重ね、合併新法の期限が切れる09年度までには合併の道筋を立てて行くことを示した。由比町では昨年2月と3月の2回、議会で同市との合併に関する議案が提出されたが、いずれも否決されている。【賀川智子】

2月7日朝刊
(毎日新聞) - 2月7日11時0分更新

2159とはずがたり:2006/02/12(日) 11:23:12
<東海>静岡県
>>2060
合併しない東伊豆町を語ろう!
http://shizu.0000.jp/read.php/izu/1080025490/
東伊豆を牛耳ってるのは稲川でも一つ大きな集落は熱川なんだな。で,北部の方は伊東との合併をなんて意見もちらほら。

ワンマン失墜:東伊豆町長逮捕 片野容疑者、入札文書偽造で起訴 /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060211-00000106-mailo-l22
 ◇前課長らは処分保留
 東伊豆町の入札文書偽造事件で地検沼津支部は10日、町長の片野武容疑者(65)=同町奈良本=を虚偽公文書作成・同行使罪で地裁沼津支部に起訴した。虚偽の公文書作成を指示された前町総務課長、小沢正幸容疑者(58)と町総務課主査、斎藤匠容疑者(42)の2人は処分保留で釈放した。
 起訴状によると、片野被告は同町奈良本の熱川桜山整備事業測量設計業務委託の指名競争入札で、最低制限価格を設定していたのに、この価格設定がなかったとする公文書の作成を考え、小沢課長と斎藤主査と共謀して、最低制限価格を削除したりした予定価格表と入札成績書を各1通作成させ、商工観光課に備え付けさせた。
 この入札は03年6月、5社が参加して行われ、「日本ユニシステム」(東京都)が最低制限価格と同額の440万円で落札した。日本ユニシステムより安い価格を提示した業者は最低制限価格を下回ったため「失格」となった。
 この事業には椅子の台数変更など不自然な点があったため、町議会は関連の公文書の開示などを要求していた。
 片野被告の辞職願は8日、議長に届いたが町議会は14日、臨時会を開いて町長の辞職を正式決定する。また小沢前課長は8日に退職願を提出し、9日付で退職となった。[渡辺明博]2月11日朝刊
(毎日新聞) - 2月11日14時1分更新

2160とはずがたり:2006/02/12(日) 16:23:15
<北関東>茨城県

武平が批判した失敗したお見合いってのは常総市=水海道市+伊奈町+谷和原村の事か?しかしそれではさやあてにならんわな。。坂東市=岩井市+猿島町+境町がキシローの地元が反対して失敗して岩井市+猿島町となった事を云ってるのか?どっちにせよ坂東と常総の名は使われたわけだよな。。常総って市名はほんと,どうかとおもうが。

常総市が誕生式典
合併めぐり有力者さやあても
http://www.tokyo-np.co.jp/00/ibg/20060209/lcl_____ibg_____003.shtml

 旧水海道市と旧石下町が合併して一月一日に発足した常総市の誕生記念式典が八日、市民会館であった。約七百人が出席する祝福ムードの中、合併をめぐり、有力者らがさやあてを演じた。

 式典には“犬猿の仲”と言われる中村喜四郎衆院議員と自民党の山口武平県連会長が同席。中村氏が、今回の合併について「都市化への一過程」と切り出し、昨年末の国勢調査速報で、県人口が減った原因を「都市化が遅れているから」と指摘。このため「土浦やつくばなど隣接地域と大きなスクラムを組んでほしい」と、次の合併構想をぶち上げた。

 これに対し、山口氏は「水海道はお見合いがうまくいかなかったが、仲人が悪い。石下と恋愛結婚(合併)をして、自然体で良かった」と、皮肉を交えながら、今回の合併を評価。「水海道という名前の方が良かったかもしれないが…」と述べ、会場の笑いを誘った。

 直後に登壇した地元選出の飯野重男県議は「石下にもいいところがいっぱいあります」と、しきりにアピールしていた。 (小沢 伸介)

2161とはずがたり:2006/02/12(日) 17:07:08
<広域合併><東海・甲信越>長野県/岐阜県

次はもっと本格的に越県合併を実現せねば。
<佐賀>鳥栖+<福岡>小郡
<佐賀>佐賀+<福岡>柳川
<大分>中津+<福岡>上毛
<福岡>大牟田+<熊本>荒尾
<山口>岩国+<広島>和木
<徳島>海陽+<高知>東洋
<東京>どこでもええから?+<山梨>丹波山村・小菅村
<神奈川>横浜+<山梨>道志村←中世や近世の領土っぽくて実現したらおもろいやん
<宮城>気仙沼+<岩手>陸前高田
<茨城>五霞+<埼玉>幸手
<福島>新地+<宮城>亘理・山下

<広島>東城+<岡山>新見,<山口>田万川+<島根>益田,<神奈川>藤野,相模湖+<東京>八王子なんかは特例法の期限の壁で実現しなかったけぇが。

旧山口村住民「便利に」
中津川市との越県合併 あす1周年
http://www.chunichi.co.jp/00/gif/20060212/lcl_____gif_____001.shtml

 中津川市が旧長野県山口村と越県合併して、13日で1年になる。劇的な変化はみられないが、旧山口村の人たちも新生活になじんできた。大山耕二市長は「新市の広さと多様性を実感した1年」と振り返った。(山本 哲正)

 合併賛成派だった「馬籠を愛する会」のメンバーを中心とする旧山口村住民約四十人は十三日、「山口・馬籠を愛する会」として善光寺参りをしがてら長野県庁に萩原清議長らを訪ねる。

 会員の一人、建設業原真理人さん(54)は「県道の雪かきや融雪剤の散布が、岐阜になって行き届くようになったと感じる。合併して良かったなと思っており、お礼の報告をしたい。田中康夫知事にも会ってくれるなら会いたい」と話している。

 馬籠宿で飲食店を経営する男性は「税務など行政面で木曽福島に一時間かけて出ていたのが、二十分で済むようになった」と喜ぶ。神坂・馬籠地域では、昭和の大合併で一九五八年に旧神坂村が分村し神坂小が二つに分かれた苦い経験をしていることから「両地区の子どもたちが再び同じ学校に通えるようになった」とし、まだ残る当時からのしこりが将来的に消えることを期待していた。

 大山市長は「成否を評価するのはまだ早い。十年単位で、合併しなかった市町村と比較したい」と強調。旧町村部で育ててきた個性を認め合い、さらに力を寄せ合って活力とする理念「多様性のなかの統一」を行政目標として掲げ「合併して良かったと言える中津川市をつくっていきたい」とした。

2162とはずがたり:2006/02/12(日) 17:10:49
<東北・北海道>山形県
>>2154
この温度差はなに!?

山形の合併:知事、「合併」には支援厚く 県と町村の温度差浮き彫り /山形
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060211-00000021-mailo-l06

 県町村会総会が10日開かれ、斎藤弘知事は「合併推進の町村には財政、人的支援をし、そうでない町村とは支援を変えていきたい」との意向を示した。だが、出席した21町村長からはほとんど発言がなく、県と各町村との合併に対する温度差が浮き彫りとなった。
 県内の合併を巡っては1月、「県市町村合併推進審議会」が7市2町の9自治体に再編する合併構想案を提案。斎藤知事は「人口30万人の中核市になれば、保健所などの権限を委譲できる。スケールメリットで、職員数も減らせる。この案をたたき台に議論してほしい」などと説明した。
 これに対し、上田郁雄大江町長は「協議会離脱や解散した自治体も多いが、そういうところはどう進めるのか」と質問。斎藤知事は「過去の教訓も学びつつ、もう一度ゼロベースでやってみるべきだ。町村長が胸襟を開いて話し合ってほしい」と応じた。上田町長以外に質問はなく、協議はわずか30分で終了した。
 総会後、ある首長は「合併したくても出来ないのが現状なのに、県の提案ではこれまでと同じ」とあきらめ顔だった。[辻本貴洋]2月11日朝刊
(毎日新聞) - 2月11日13時5分更新

2163とはずがたり:2006/02/13(月) 11:22:00
<東海>静岡県

三ヶ日に色目使ってたのはしってたけぇが,新居町にもお誘いしてたのか〜。
>市長自らが新居町との合併の意思を表明している湖西市
まあ浜松だって全然問題なく表明してくれると思うよ〜。
まぁここらでどっかと合併しとかないと浜松と合併しろと県からの圧力もきつくなる一方だしねぇ。

町長と議会側が初めて同席 新居町の合併住民説明会
http://www.shizushin.com/local_politics/20060212153554.htm

 合併先を巡って町長と議会が対立している新居町で12日、町長と議会側が初めて同席した合併住民説明会が町商工開館で開かれた。これまでの住民説明会は町長、議会が個別に開催したが、論点が明確にならず分かりにくいと、町商工会が町長と町議代表を集めて開いた。

 浜松市との合併を支持する古橋武司町長が「町の財政が危ぶまれる中、政令指定都市を目指す浜松市と合併することが急務」と強調したのに対し、湖西市との合併を支持する議会側は「市長自らが新居町との合併の意思を表明している湖西市と合併するのが町民にとって将来のためになる」などと反論した。

 質疑応答では「合併するにせよ、合併しないにせよはっきりとした方向性を早く明らかにしてほしい」という意見が町民から相次いだ。

2164とはずがたり:2006/02/13(月) 13:00:57
<近畿>滋賀県
合併ったって,あとは湖北市と彦根市+犬上郡,安土八幡市,草津市+栗東市+守山市+湖南市ぐらいちゃうのん?

今後の市町合併 枠組み検討
大津市で審議会の初会合
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2005122700217&amp;genre=A2&amp;area=S00

 滋賀県内の市町合併をさらに進めるための枠組みを検討する県市町合併推進審議会の初会合が27日、大津市の県公館で開かれた。来年10月までに計7回の会合を重ねて構想をまとめ、国松善次知事に答申する。

 学識者やNPO法人(特定非営利活動法人)の理事ら11人が出席し、会長に同志社大の真山達志教授を選んだ。国松知事は「50市町村から来年3月末には13市13町になるが、(一層の合併推進について)議論してもらいたい」とあいさつした。
 審議会は新合併特例法の施行を受けて、県が設置した。生活圏を共有する市町をはじめ、合併後に中核市や特例市を目指す市町、おおむね人口1万人未満の町などを対象に、合併の枠組みを提案する。知事は審議会の答申を受けて構想を策定し、対象市町に合併協議会の設置や合併協議の推進を勧告する。

2165とはずがたり:2006/02/14(火) 10:19:02
<北関東>茨城県

在任特例を餌に議会の尻を叩いて合併させて,その後は市民の力を結集して巨大議会批判で解散運動。いやぁ素晴らしいっすね。

賛成多数で議会解散
城里町住民投票
http://www.chunichi.co.jp/00/ibg/20060214/lcl_____ibg_____001.shtml

 合併による在任特例を適用した町議会の解散の是非を問う城里町の住民投票が十二日、町内三十一カ所で行われた。即日開票の結果、賛成八一一一票、反対一三〇五票で、賛成が過半数を大きく上回り、議会は同日解散された。投票率は51・36%だった。当日有権者数は一万八千六百二十六人。城里町選管は十三日、出直し町議選(定数一八)を三月七日告示、同十二日投票と決めた。

 合併による在任特例を理由とした議会の解散は県内で初めて。

 同町は昨年二月、常北、桂、七会の三町村が合併して誕生。旧三町村の議員四十二人(うち一人は辞職)に二年間の在任特例を適用した。

 これに対し、住民団体「城里町を良くする会」(河亦博代表)が、財政難を理由に、議会の解散を求めて署名活動を展開。昨年十二月、七千十二人分の署名を添えて本請求していた。

 住民側は「赤字財政となっている町の現状をかんがみれば、一刻も早い改善が不可欠」と、議会解散で議員削減を図るよう主張。新定数に移行すれば、年間一億円以上の経費削減につながるとしている。

 一方、議会側は「在任特例は合併協議会で二年間と決めたもので、任期中は重要な役割を担っている」などと、議会解散に反対していた。

 議会解散を受け、河亦代表は「たくさんの町民が改革を考え、支持してくれたことを感謝している。経済性を重視するための合併で、議員任期が延びることは問題がある」と話した。 (秦 淳哉)

◆住民投票結果
賛 成 8,111
反 対 1,305
無 効  150

2166とはずがたり:2006/02/14(火) 10:33:09
<東海>静岡県

新居町合併住民投票 「永住外国人にも」 町長方針
http://www.shizushin.com/local_politics/20060213000000000027.htm

 合併問題をめぐり、町長と議会が対立している新居町で12日、古橋武司町長と町議会議員が初めて合同で合併に関する住民説明会を開いた。古橋町長が実施を目指す合併先を決める住民投票について「通常の選挙と同様に20歳以上の有権者にしたい。永住外国人の方にも投票権を与えたい」と考えを示した。
 古橋町長は公約である浜松市との合併が実現できない場合の対応方法についても町民から説明を求められた。古橋町長は「就任以来2年間、負託に応えられず、不徳の至り」とした上で、「浜松市との合併はできないことは絶対ないと信じる。合併は平成19年春より1年も2年も遅れることはあり得ない」と述べ、態度は明確にしなかった。
 合併問題の前提となった財政問題に対応するための行政改革については「町の財政事情を考慮すると、職員の給与カットなどをしなければならない時期」と述べたが、具体的な数字、ほかの施策は示さなかった。

2167とはずがたり:2006/02/14(火) 10:36:24
<東海>静岡県

やたら慎重な戸本市長。反対意見があったとか云って離脱してたが,職失いそうなおまいが一番いやだったんだな?!
うだうだいうてると首とってまうど〜

早期合併に慎重姿勢 焼津市長
http://www.shizushin.com/local_politics/20060214000000000028.htm

 志太2市2町の市町議53人でつくる合併推進議員連盟は13日、戸本隆雄焼津市長を訪ね、志太4市町合併を実現させるための協議再開を求めた。戸本市長は「ゼロエミッション事業などに見通しをつけることで次の展開ができる」と地域にまたがる課題解決に意欲を示したものの、早期の4市町合併について慎重な姿勢を見せた。
 議員連盟の13人と県議3人が焼津市役所で戸本市長と会談した。同市長は会談後、「現実問題として、2市2町が直ちに合併することは難しい。少しずつ前進させたい」と語った。
 同議連は7日に藤枝、岡部、大井川の3首町を訪ね、今回の戸本市長への申し入れで訪問を一巡させた。4首長の反応はさまざまだが、同議連は「あくまで2市2町合併を実現させたいとの思いは変わらない。これでよいのかと市民に問いかけたい」と近く独自の広報紙を出し、市民に呼び掛ける。
 戸本市長はこれまで、4市町が直ちに合併するのでなく、焼津市と大井川町、藤枝市と岡部町との1市1町合併を段階的に進めることも視野に入れる姿勢を示している。

2168とはずがたり:2006/02/15(水) 10:43:36
<東海>静岡県

2市2町をいれずに何をしたいのかよくわからん。。
>「芝川町と富士宮市」、「芝川町と富士市・富士川町」の2択

2択で合併住民投票へ  芝川町長
http://www.shizushin.com/local_politics/20060215000000000017.htm

 芝川町の臼井進町長は14日の町議会全員協議会で、富士地域の合併の枠組みについて、「芝川町と富士宮市」、「芝川町と富士市・富士川町」の2択を示し、今秋にも住民投票を実施する考えを示した。
 出席者によると、同町は4月から8月上旬にかけ、町内の45カ所前後で町職員による合併の住民説明会を開催。その上で町長自らが合併の是非を判断して町議会に諮り、合併の推進が決まれば、2択による住民投票を行うとしている。
 富士地域の合併では、県市町村合併審議会が将来的な富士、富士宮市、芝川、富士川町の2市2町の合併に向け、合併新法内の実現性から、「富士宮市と芝川町」と「富士市と富士川町」の枠組みの答申案を策定している。
 臼井町長は1月の会見で、「2市2町はハードルが高いと言っていてはいつになっても始まらない。現実的に踏み出すべきだと思っている」と述べ、2市2町の枠組みで合併協議を推進するべきとの立場を強調していたが、今回示した住民投票の選択肢には含めなかった。

2169とはずがたり:2006/02/15(水) 15:25:42
<北関東>茨城県

将来の20万人都市構想という名の単独町制を選んだと言う事?
どんな構想かね?>20万都市構想
古河+坂東+境+結城+下妻+八千代+常総+筑西ぐらい?

選挙:境町長選 野村康雄氏が再選果たす 「合併前に財政再建」 /茨城
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060214-00000093-mailo-l08

 任期満了に伴う境町長選は12日、投開票が行われ、現職の野村康雄氏(60)=無所属=が、前町議会議長の中村治雄氏(66)=同=を破って再選を果たした。当日有権者は2万1406人で、投票率は64・13%だった。記録がある1963年以降、最低の投票率。
 野村氏は再選後「これまでの4年間の反省を踏まえ、2期目は住民のみなさんの声を聞き、町政運営にあたっていきたい」と述べた。さらに「今後、3年間は行財政改革に努め、住民サービスの低下をさせないとともに教育、福祉政策の充実を図っていきたい」と抱負を語った。合併問題は「可能性は探るが、現実的に出来る環境になく、まずは財政の再建に努める」と話した。[河部修志]
………………………………………………………………………………………………………
 ■解説
 ◇火種残し単独町政へ
 今回の選挙では、04年9月の住民投票で合併が成立しなかったことで、首長のリーダーシップが問われた。町長選では町議13人のうち過半数の7人が中村氏を支持しており、野村氏にとって火種は残ったままだ。
 合併問題に関し、野村氏は20万都市構想を打ち出し、3年かけて財政の立て直しを図ると主張。中村氏は早期合併を主張しただけに、裏を返せば町民は合併に反対したともとれる。野村氏が言うように次なる合併を目指すにしても当面は単独町政は避けられない状況で、財政の健全化は必須。将来展望を切り開くためには、残ったしこりをどう取り除くのかが、一番の課題だろう。[河部修志]
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 ◇境町長選開票結果=選管最終発表
当 7682 野村康雄 60 無現
  5807 中村治雄 66 無新
(無効238)
 ◇境町長略歴
野村康雄(のむら・やすお) 60 無現(2)
 町長▽郡町村会長[歴]町議6期・議長▽都立向島工高
2月14日朝刊
(毎日新聞) - 2月14日11時3分更新

2170とはずがたり:2006/02/16(木) 22:34:23
<関東・甲信越>山梨県

市町村合併:県推進審、9パターンを知事答申 厳しい財政、7町村は早急に /山梨
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060215-00000084-mailo-l19

 ◇7町村は「早急」に
 県市町村合併推進審議会(会長・北大路信郷明大大学院教授)は14日、平成の大合併では予定がない12町村の合併相手を示した9パターンを山本栄彦知事に答申し、うち7町村には厳しい財政事情などを理由に早急な合併を求めた。増穂町や西桂町には一度は破たんした相手と、単独存続を望む早川町にも合併を促した。県は答申を参考に合併構想を作成し、必要に応じて合併勧告も行う意向だが、増穂町や早川町は答申に否定的な考えで、県の思惑通りに合併が進むかは不透明だ。
 答申で「早期に合併すべき」とされたのは、7町村が関係する五つの組み合わせ。単独存続を模索する早川町は財源確保などの努力を評価しつつも財政の現状は厳しく、合併の緊急性は極めて高いとされた。素案の段階で富士吉田市との組み合わせなど複数案が示された西桂町は県議選の選挙区が同一であることなどから都留市、道志村の3市町村との組み合わせとなった。
 一方、「情勢をみて構想に盛り込む」とされたのは、5町村が関係する4パターン。昭和町は甲府市と中央市(20日誕生予定)との2案が示された。「いずれと合併しても合併効果が期待され、現時点で特定するのは困難」と一つに絞らず、2案がそのまま記載された。小菅と丹波山の両村は両村一体となっての合併が望ましいとされたが、隣接する上野原、大月、甲州市の三つの選択肢が想定され、調整する時間が必要と判断した。
 答申について、鰍沢町との組み合わせを示された増穂町の河西栄三郎町長は取材に「住民投票で鰍沢と合併しないと決めた経緯もあり合併は難しい」との見解。早川町の辻一幸町長も「謙虚に受け止めるが合併は住民が決めること。単独存続の考えは変わらない」と話した。[鷲頭彰子]
………………………………………………………………………………………………………
 ◆合併新法下の組み合わせ(審議会答申)
 ◇早期に実現すべき組み合わせ
<芦川村>+笛吹市
<増穂町>+<鰍沢町>
<早川町>+身延町
<鳴沢村>+富士河口湖町
<道志村>+<西桂町>+都留市
 ◇情勢をみて構想の対象とする組み合わせ
<昭和町>+甲府市か中央市
<忍野村>+<山中湖村>+富士吉田市
<小菅村>+<丹波山村>+隣接する市
 *<>は合併の予定がない12町村。中央市は20日に誕生予定

2月15日朝刊
(毎日新聞) - 2月15日12時1分更新

2171とはずがたり:2006/02/17(金) 02:12:28
<近畿・中国>兵庫県・鳥取県

こんな構想があったとは。。
小さすぎる鳥取県を豊岡・但馬地方の編入で対処するってのも面白いと思ふ。。

温泉町が鳥取県側にラブコール 但馬北西部の合併
2001/06/21
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sougou/010621ke11580.html

 兵庫県美方郡温泉町の馬場雅人町長は二十日、検討している美方郡四町と城崎郡香住町の五町合併が不調に終わった場合、鳥取県岩美郡(岩美、国府町、福部村)、鳥取市などと合併する構想を明らかにした。

 同日の町議会で、馬場町長は「合併に県域の壁は不要」「(五町合併が成立しない場合は)美方郡浜坂町、鳥取県岩美郡と連携し、鳥取市との合併の可能性を探る」などと述べた。

 また、非公式な席で、片山善博鳥取県知事から「拒むものではない」との回答を得たことも明らかにした。

 但馬北西部の合併問題では、昨年六月、美方郡町村会・議長会が、合併問題の勉強会に隣接する香住町の参加を促したが、「時期尚早」と断られた。同郡の人口が約二万八千人で、香住町(約一万四千人)が加われば、市制に昇格できる三万人を上回ることが背景にある。

 香住町は美方郡と付くか、豊岡市、城崎、出石郡と付くか、年内に結論を出したい意向。一方、浜坂町の中村政行町長は同日の町議会で、「現段階では五町合併が妥当」と述べた。

 総務省自治行政局によると、県をまたぐ合併は一九五九年、群馬県桐生市が栃木県足利郡菱村を編入して以来、例がない。

2172杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2006/02/17(金) 15:20:32
<北関東>茨城県

これからも合併が必要とアンケートに答えた面々は何のビジョンも戦略も無しに規模拡大を追っているだけと思われ

33首長「将来合併必要」 県内首長意向調査
http://www.ibaraki-np.co.jp/main/daily02.htm

 県内全市町村長を対象にした市町村合併に関する意向調査で、全体の七割超の三十三首長が将来的に他の市町村との合併が必要と考えていることが十六日、分かった。全体の約八割の首長が財政上の理由などから現在の行政水準を将来的に維持していくのは難しいと回答。合併が必要とする理由でも「財政基盤の強化」が最多だった。(20面に全市町村長の回答一覧)
 調査は本県の「合併構想」策定に絡んで、県が県内全四十四市町村長(今年三月末現在)を対象に書面回答方式で先月実施(今後合併発足する新・土浦、新・笠間、つくばみらい、小美玉の四市は関係首長が協議し回答)。調査結果は、水戸市内で同日開かれた県合併推進審議会(委員長・関正夫県経営者協会長、委員十八人)に報告された。
 「将来に向けて合併が必要と思うか」との質問に対しては十六市町長が「必要」、十七市町村長が「どちらかといえば必要」と回答し、全体の七割超の首長が将来的な合併の必要性を認めた。ただ、合併の時期について「現行の合併新法の期限内(二〇〇九年度まで)」と回答したのはこのうちの八首長だけで、大半は合併については二〇一〇年度以降の「中長期的な課題」と位置付けている。
 合併が必要な理由の最多は「財政基盤の強化」で、二十七首長が挙げた。次いで、多かった理由は▽住民サービスの安定的な供給(二十首長)▽中核市、特定市などへの志向(十五首長)−など(複数回答)。
 これに対し、合併について「必要ない」「どちらかといえば必要ない」と回答したのは九市村長。ただ、このうちの東海村長を除く八人は〇四年以降発足の合併新市の市長だった。
 また、「将来(今後十年程度)も現在の行政水準を維持していくことは可能か」との質問に対しては四十四市町村長のうち十七首長が「難しい」、十七首長が「どちらかといえば難しい」と回答。全体の八割近くの首長が行政サービスの先行きに厳しい見方を示した。理由では「少子高齢化などによる財政負担の増加」「住民ニーズの高度化・多様化」が多かった。

[My HP] http://politics.mtcedar.com/
      http://professorgiko.fc2web.com/
      http://mtcedar.txt-nifty.com/

2173とはずがたり:2006/02/18(土) 00:47:37
<中国・四国>愛媛県

新居町とここは早く合併先を決めてくれ。

取材帳:合併問題を巡り混迷を深めている松野町で… /愛媛
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060215-00000315-mailo-l38

 合併問題を巡り混迷を深めている松野町で、いずれも元町長、助役、収入役、教育長と町議ОBで作る「松和会」(38人)が9日、岡武男・町長、山口尊・町議会議長に「宇和島市と合併すべきである」と文書で要請した▲7日に開かれた総会では「合併の方向性は早急に決定し、態度を決めなければ町は行き詰まる」「住民の意向を確かめる必要があり、現段階の結論は早計である」などの意見が出たが、出席した24人のうち20人が同市との合併に賛成したという▲合併問題で町長が辞職し、町議会も自主解散して出直しダブル選が行われてから、はや1年2カ月余り。この間の議論が無駄だったとは思いたくないが、厳しい財政状況を考えるといつまでもこんな状態を続けていいわけがない。一番迷惑するのは町民である。[川上展弘]
2月15日朝刊
(毎日新聞) - 2月15日16時0分更新

2174とはずがたり:2006/02/18(土) 00:51:40
<東北・北海道>青森県

2006年2月15日(水)
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2006/0215/nto0215_7.asp
県合併審 北通り3町村長と会合へ

 県市町村合併推進審議会(会長・末永洋一青森大総合研究所長)は十四日、青森市の青森グランドホテルで第三回会議を開き、実質審議を終えた法定の下北郡北通り合併協議会を構成する大間、風間浦、佐井の三町村長と意見交換する方針を決めた。合併の組み合わせを示す合併推進構想を作成するための一環で、合併に対して温度差がある三町村長の意向を確認するのが主な目的だ。

 同日から具体的協議に入った審議会では、同合併協が作成した財政計画を含む新町基本計画について意見を出し合った。複数の委員から原発立地を見込んだ計画に懸念の声が上がったが、「下北郡の活性化を考えればむつ市に加えて、もう一つの核が必要」「自治体の基礎体力をつけるべき」などと、三町村での合併を求める声が相次いだ。

 このため、末永会長が審議会としての意見を知事に報告する前段として、三町村長に審議会での議論を伝え、意見を聞く機会を設けることを提案、了承された。

北通り3町村合併で各首長に意向確認へ(2006/02/15)
http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2006/02/15/new06021502.htm

 青森県市町村合併推進審議会(会長・末永洋一青森大総合研究所長)は十四日、青森市で第三回会合を開き、三月上旬までに、合併協議が大詰めを迎えている北通り三町村(大間、風間浦、佐井)の首長に直接、意向確認することを決めた。同時に、「三町村による合併が望ましい」との意見が大勢を占めたこの日の審議内容も伝え、三首長と意見交換する。

 北通り三町村では、三月下旬の合併協定書調印、臨時議会での関連議案議決を予定するが、大間町長が合併に反対するなど、先行きは依然、不透明。審議会の行動が合併協議の行方にどのような影響を与えるのか、予断を許さない状況だ。
 会合では、北通り三町村合併協議会がまとめた新町基本計画案の内容を審議。下北全体の地域バランスや持続可能な財政運営の観点から「三町村による合併が望ましい」との意見がほとんどで、「原発頼みではない基礎財政力が求められる」「新町基本計画案は住民に分かりやすく公平に説明すべきだ」との発言もあった。
 三首長には末永会長が面会し、県職員も同行する予定。微妙な時期だけに、一部の委員からは慎重な対応を求める声も上がったが、末永会長は「今回の意見交換は合併を強制するものではない」と話している。
 審議会では、三首長の意向や合併協議の進展状況などもにらみ、三町村による合併の是非を検討、合併推進構想に盛り込むかどうか決める方針。
 この日の会合では、首長が速やかな合併を希望する新郷、田舎館両村について、次回会合から望ましい合併の枠組みの検討に入ることを申し合わせた。
 新郷村長は五戸町との合併を志向しているが、委員からは三戸町との合併や田子町も含めた組み合わせも検討すべき、との意見が出た。



N

2175とはずがたり:2006/02/18(土) 00:53:42
<九州・沖縄>鹿児島県

一番揉めそうなのは役場の位置だが大丈夫やろうねぇ?

南日本新聞ニュースピックアップ[2006 02/15 07:29]
市町村合併 町名は「屋久島町」/屋久協で了承
http://373news.com/2000picup/2006/02/picup_20060215_4.htm

 第33回屋久島地区合併協議会が14日、上屋久町小瀬田のクリーンセンターであり、上屋久、屋久両町の新設合併(対等合併)とすること、町名を「屋久島町」とすることを了承した。
 合併目標年月日については、2007年3月31日、同10月1日、08年3月31日の3案が提案されたが、「地方交付税の算定が1年でも有利なうちに」という意見と、「事務作業がかなり厳しいし、住民説明を丁寧にする必要がある」という意見に分かれ、結論は次回に持ち越された。
 「事務局のスタッフを増員できないのか」などといった意見も出された。両町の町長とも「事務局の増員など合併に向けての対応はしなければならないだろう」と述べた。
 次回の28日は、合併目標年月日などについて協議する。

2176とはずがたり:2006/02/18(土) 00:56:13
<中国・四国>高知県

いやーこれも大胆な案ですなぁ〜。

高知ニュース - 2月15日(水)13時1分
市町村合併:県構想、望ましいのは6自治体 来月最終案、今秋答申−−審議会 /高知
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060215-00000166-mailo-l39

 今後の県内の合併構想をまとめる県市町村合併推進審議会が14日、高知市であり、2020年から30年にかけての望ましい自治体数をテーマに協議があり、六つの自治体に分けるとの意見が多数を占めた。県市町村合併支援室によると、来月に開かれる次回の審議会で最終案をまとめる予定。その後、合併の過程について審議し、今秋にも審議結果を知事に答申する。[内田幸一]

 将来に向けて、望ましい自治体のイメージは住民による地域コミュニティーの維持▽住民との協働▽地域と学校▽アクセスの確保――などが大切な視点と指摘。10〜15年を新たな自治体作りに着手する時期とした。
 その上で、具体的な市町村の組み合わせについて協議があり、道州制を見据え、県内を一つまたは三つの自治体に集約するなどの意見も出たが、「バランスの取れた広域行政を進められる」などから6自治体とする意見が多数を占めた。
   ◇   ◇
 県が提案した県内を6自治体にした場合の区分け案は次の通り。
 (1)芸西村、安芸市以東(2)南国市と香美郡(3)高知市、春野町、土佐郡、長岡郡(4)土佐市、春野町を除く吾川郡、日高村、越知町、佐川町(5)須崎市、梼原町、中土佐町、津野町、窪川町、大正町、十和村(6)佐賀町、大方町、四万十市以西

2月15日朝刊
(毎日新聞) - 2月15日13時1分更新

2177とはずがたり:2006/02/18(土) 01:09:24
<近畿>京都府

木津川市とか恭仁京市とかがいいんじゃないかい?南山城市なら兎も角山城市ってのはどうかなぁ。
住民投票なんかいらねー。。

新市の名称5候補決定 木津、加茂、山城の3町合併協小委
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060217-00000049-kyt-l26

 木津、加茂、山城の3町合併協議会の新市名称検討小委員会が17日、京都府木津町の東部交流会館で開かれ、全国公募した名称案の中から「木津川」「京山城」「恭仁京(くにきょう)」「南京都」「山城」の5点を名称候補として決定した。3月8日の合併協に提案する。
 名称公募で集まった案の中から、同小委の委員7人が前もって5点ずつ(うち1人は4点)を一次選定。選定した委員の数では、「山城」と「京山城」が6人、「木津川」が5人、「南京都」「恭仁京」が4人で、上から5番目までを名称候補として決めた。
 ほかに「相楽」(2人)「木の津」(1人)などもあったが、候補となった5点が公募段階でも上位五つに上っており、同小委の審議はスムーズに運んだ。公募での応募数に左右されないよう、提案は五十音順にすることも確認した。
 名称候補は3月8日の次回合併協に提案されるものの、ごみ収集運搬の方法や新市の市議の定数など、他の合併協定項目も議論されるため、住民の最大関心事のひとつでもある名称の決定まで進むかどうかは微妙な情勢だ。
(京都新聞) - 2月17日22時9分更新

町長に住民投票実施申し入れ 合併是非で木津の「実現する会」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060217-00000048-kyt-l26

 合併の是非を問うための住民投票条例制定の直接請求に取り組む京都府木津町の「みんなで住民投票を実現する会」のメンバー10人が17日、木津町役場を訪れ、河井規子町長と西岡努議長に住民投票の実施を申し入れた。
 同会は直接請求に向け、町内有権者の約3分の1にあたる1万191人分の署名を集め、16日に町選管へ提出している。署名簿の審査などが済む3月中旬には本請求となり、3月定例議会で条例案が採決される予定。
 同会の代表の1人、藤河鋭起さん(65)は町長ら2人それぞれに「1万191人の熱い思いをくみ取ってほしい」と述べ、他のメンバーも「大事なことは自分たちで決めたいという住民は多い」などと話した。
 河井町長は「人口減や高齢化など、日本の将来を考え、今の合併を進めている」と説明し、「署名の思いは真摯(しんし)に受け止め、熟慮し決断したい」と話した。西岡議長は「議会運営の手続きに沿って慎重に審議したい」と述べた。
(京都新聞) - 2月17日20時29分更新

2178とはずがたり:2006/02/18(土) 18:05:08
<北陸・甲信越>長野県

こんなとこにも飛び地があったなんて気付きませんでした。前回の合併時にも色々ドラマがあったんだろうねぇ。新湊・高岡の牧野地区のように結局は歪な恰好は将来に禍根を残すのだが。。
http://www.mapion.co.jp/c/f?uc=1&amp;grp=MapionBBold&amp;nl=36/09/16.375&amp;el=138/29/38.065&amp;scl=70000&amp;size=954,768

市町村合併:飛び地「岩水区」解消へ−−佐久市と佐久穂町が協議 /長野
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060217-00000057-mailo-l20
 佐久穂町にある佐久市の飛び地「岩水区」の解消に向けて協議する、両市町の第1回「行政区問題研究会」が16日、三浦大助・佐久市長、佐々木定男・佐久穂町長らが出席して佐久市内で開かれた。
 岩水区は1月31日現在、51世帯153人。1957(昭和32)年の旧臼田町誕生後の分町運動で、周辺地域が旧佐久町に編入したため、59年に臼田町の飛び地となり、昨年の佐久市合併でそのまま同市の飛び地となっている。合併前のアンケートで岩水区を佐久町に編入する意見が8割を占めたが、今年になって住民の中から、両市町の大合併による飛び地解消を求める動きが起こっている。
 研究会は、岩水区民の生活の不都合、飛び地解消のため、住民サービスなどの資料を提供し、住民の意向を把握していく。
 三浦市長は「これまでの大変な経過があって現在に至っている。住民の意向を聞いて対応していきたい」と言い、佐々木町長は「大合併につながるものではないが住民にとって一番いい道を研究したい」と語った。[藤澤正和]
2月17日朝刊
(毎日新聞) - 2月17日13時1分更新

2179とはずがたり:2006/02/18(土) 18:09:57
<北関東>茨城県

水戸市は比較的小さな町で巨大化願望が強そうだな。。
高萩+北茨城,利根町+河内町+龍ケ崎市,五霞+幸手市+栗橋町位は直ぐにでも合併できないのかね?

8市町が合併を検討
10年3月末まで 順調な水戸市と茨城町
http://www.tokyo-np.co.jp/00/ibg/20060217/lcl_____ibg_____000.shtml

 水戸市など八市町が、新合併特例法の期限となる二〇一〇年三月末までに新たな合併を検討していることが十六日、県のアンケートで明らかになった。ただ、同市と茨城町以外、お互いの思惑が一致している市町村はなく、県は四月から合併推進に向けた“仲人役”を務める方針だ。

 合併を検討していると回答したのは、今月初めに法定協議会を設置した水戸、茨城両市町のほか、北茨城市、守谷市、境町、五霞町、利根町、河内町。水戸市以外は「平成の大合併」で合併していない。

 水戸市と茨城町は、十七日に法定協議会の初会合を開くなど、話し合いは順調に進んでおり、来年四月をめどに合併する見通しだ。

 坂東市誕生の際に合併を見送った境町は、あらためて坂東市や古河市と、埼玉県幸手市との越境合併が破談になった五霞町も古河市などとの広域合併を希望している。だが、坂東、古河両市は「合併は不要」と回答。五霞町は、合併希望相手に幸手市と埼玉県栗橋町も挙げているが、現在の幸手市長は市長選で合併反対を掲げて当選した経緯がある。

 また、北茨城市は日立、高萩両市との合併案を示したが、日立市は合併に否定的。高萩市も「合併は必要だが新法期間中は無理」と一線を画している。利根町、河内町が希望する龍ケ崎市も「合併は必要だが時期は不明」としている。

 このほか、県は新法期限切れ後の将来的な合併構想も調査した。水戸市の「五十万人都市構想」やつくば市、土浦市を中心とした県南地域の大合併などに関係する二十九市町村が「中長期的には合併は必要」としている。

2180とはずがたり:2006/02/19(日) 12:32:37
<南関東・東京>神奈川県

う〜ん,ややこしいなぁ。。

住民うんざり2週連続投票
リコール合併是非
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20060218/eve_____sya_____003.shtml

 市町村合併をめぐり、神奈川県城山町が二週続けて住民投票を行う異例の事態となっている。十九日に合併慎重派の小林正明町長(58)についてリコール(解職請求)の賛否を問う投票、二十六日には合併の是非を問う投票と続く。“二回方式”には、町民から「小さな町なのにばかげている。経費節減のため同日投票にできなかったか」と批判があるが、町は「想定外の事態による苦渋の選択」と強調する。

 小林町長は昨年十一月下旬、かねて選挙公約に掲げていた合併に関する住民投票を今年二月に行うと発表した。一方、合併推進派の町民は今年一月に「勝手な行動で町を孤立させた」と同町長をリコール。こちらも二月の投票となった。

 町選管は当初、同日投票を検討したが、思わぬ障害があった。「二つの投票は有権者が違う。一番大きな違いは永住外国人です」(町選管)

 リコール投票は公選法に準じ二十歳以上の日本人に投票資格を認める。一方、町独自の「合併住民投票条例」では、町内に三カ月以上暮らす永住外国人にも投票資格がある。約六十人の対象外国人は、合併をめぐっては投票できるが、リコール投票はできないのだ。

 加えて、居住要件もネックとなった。リコール投票は地方自治法の施行令に従い年四回作成される「定時登録」の選挙人名簿を活用、対象は昨年九月一日時点の居住者となる。合併住民投票は、公選法に準じて告示前日から起算し三カ月以上前から住む人が対象。昨年十一月二十日以前からの住民が投票でき、三カ月余の違いがある。

 町選管は、投票所ごとにカーテンで仕切り、一度に実施することも検討したという。しかし「会場の混乱や投開票への信頼を損なうことも予想されたので断念しました」(担当職員)。

 二回分の投開票にかかる経費は約千二百万円。一度に実施できれば人件費など約二百万円が節減できるはずだった。

 最も心配されるのは投票率の低迷だ。特に一週間後の合併住民投票は50%に満たない場合、無効になってしまう。実際、同町の主婦(28)は「普段の選挙でも行かないことがあるのに二週続けてなんて」と面倒臭そうに話し、投票に消極的だ。

 「同じ時期に、有権者が異なる住民投票が重なるなんて、まったくの想定外でした」。予期せぬドタバタ劇に、選管も困惑を隠せない様子だ。

 ◆メモ <城山町と合併をめぐる動き>

 城山町は神奈川県北部に位置し人口約2万3300人、有権者数は約1万9100人。城山町を取り囲む相模原市、津久井町、相模湖町は今年3月、“飛び地”合併によって新相模原市として発足する。

2181とはずがたり:2006/02/20(月) 11:01:38
<南関東>神奈川県

おお,意外にも?リコール成立。合併に向けて意外に市民は前向きなのか?

推進派『合併へ前進』
城山町長リコール成立
http://www.tokyo-np.co.jp/00/kgw/20060220/lcl_____kgw_____000.shtml

 相模原市などとの合併に慎重な城山町長に、町民が突きつけた判断は「ノー」だった。十九日に行われた小林正明町長(58)に対するリコール(解職請求)投票は「解職に賛成」が多数を占めた。県内で首長のリコールが成立したのは、一九五一年の南足柄町(当時)以来二例目。リコールした合併推進派の町民グループは、二十六日に行われる“第2ラウンド”の合併住民投票に向けて気勢を上げる一方、町長擁護派も巻き返しを誓った。合併の是非を問う住民投票は二十一日に告示される。 (井上 靖史)

 リコール投票の当日有権者数は、一万八千七百九(男九千四百七、女九千三百二)人。投票者は一万千七百五十一(男五千六百五十四、女六千九十七)人、投票率は62・81%だった。

 小林町長の失職により五十日以内に町長選が実施されるが、町長が不在の間は、大塚寛助役が職務代理者となって町政のかじ取りを行う。

 町長罷免を成し遂げた合併推進派の町民グループ「みんなで合併を実現する会」(中里州克、野村靖共同代表)は先月三十日の告示後、懸命の運動で町民の支持拡大に努めてきた。

 町議九人が運動の先頭に立ち「住民発議で設立された相模原市などとの法定合併協議会を勝手に退席して休止に追いやり、町を孤立させた責任は重い。小林町長を替えない限り、合併は実現しない」などと訴え、町民に広く浸透した。

 一方、小林町長を擁護する町民グループも「正しく明るい城山町をつくる会」(遠藤浩良会長)を結成。町議七人が中心となり「小林町長は、合併は慎重に議論し最終的には住民投票を行って決めるとの公約に従ってきた。リコールは町の腐敗一掃・町政刷新に努める町長への追放行為だ」などと訴えたが、及ばなかった。

 町長擁護派の事務所で会見した小林町長は淡々とした表情で「結果は冷静に受け止めている。公約に従ってやってきたつもりだが、町民に浸透しきれない部分があったかもしれない」と感想を述べた。出直し町長選への出馬については「今の段階ではなんとも言えない」とした。

 また、二十一日に告示される合併住民投票については「(自立を理想とする政治理念に基づき)なんらかの活動をしていく」と語った。

 一方リコールを成功させた「みんなで合併を実現する会」共同代表の中里さんは「ほっとした。合併を望む住民が多かった結果だと思う。今度は二十六日の住民投票に多くの人に行ってもらえるよう活動をしたい」と話した。

解説 うわべの『公約』に失望

小林正明町長に「不信任」が突きつけられた背景には、町民の期待通りに公約が実現されなかったことが挙げられる。町の最大の関心事とも言える合併問題をめぐり、公約の住民投票が合併特例法期限(二〇〇五年三月末)内に実施されなかったことで、町民の心は一気に離れていった。

 〇四年六月の町長選で小林町長は「合併は、じっくりと町民の声を聞いた上、住民投票を行って決める」と訴えた。

 だが実際には町議会で早期実施を促されても「自立した場合の将来の見通しの作成中だ。合併と自立を対等に比較できる状況になってからやる」などと、先延ばしとも思える対応を続けた。

 二十六日に控えた住民投票も、リコール運動が始まった後の昨年十一月に実施を決めたものだけに、町民に不信感を抱かせることになった。

 合併問題を別にすると小林町長は、前町長時代に問題となった下水道料金の徴収漏れや、特定業者と町の密接な関係について改善を進めており、功績として評価される。だが「町政刷新」の功績よりも合併問題で町民に与えた失望感の方が大きく、町民の信任を取り戻すことはできなかった。

 今後の焦点は二十六日の合併住民投票に移る。懸念されるのは投票率の低迷だ。町を二分してきた問題だが、かりに投票率が50%に届かないようだと、開票すら行われないことになる。

 町民にとっては長い間待たされた住民投票である。将来の町の進路を左右する岐路であり、町民には悔いのない一票を投じてほしい。 (井上 靖史)

◇城山町住民投票
解職賛成  6,760
  反対  4,893
  無効     98
  全票終了

(メモ)城山町 県北部に位置し、人口約2万3300人。面積は19.9平方キロメートル。東京都心から約45キロ、横浜市中心部から約35キロの距離にあり、都市近郊のベッドタウンになっている。町の中央から南西に流れる相模川を、城山ダムでせき止めてできた津久井湖や城山湖が有名。

2182とはずがたり:2006/02/20(月) 11:24:30
<北関東>栃木県

対象地区:
①宇都宮地区:宇都宮市、上河内町、河内町.
②栃木地区:栃木市、西方町、 大平町、藤岡町、岩舟町、都賀町.
③芳賀地区:真岡市、二宮町、益子町、茂木町、市貝 町、芳賀町
http://www.pref.tochigi.jp/menu/press/p_17d/d110700_00000085.html
http://www.pref.tochigi.jp/chihou/gappei/01/shingikaikekka02.pdf

合併『関心ある』76%
県推進審が住民アンケート
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tcg/20060219/lcl_____tcg_____000.shtml

 県の市町村合併推進審議会が宇都宮、栃木、芳賀の計三地区の住民を対象に実施したアンケート調査の結果をまとめた。回収率は35・6%ながら、合併に「関心がある」と回答した人は76%。合併を検討する必要性については、宇都宮市や芳賀町など財政力のある自治体と、そうでない自治体との間で差が出ている。 (大杉 はるか)

 調査は、県内で合併が進まなかった宇都宮(一市二町)、栃木(一市五町)、芳賀(一市五町)の計十五市町在住の五千人を無作為抽出し、県が昨年アンケート用紙を送付した。回答数は千七百八十一人。

 それによると、合併した場合、道路などのインフラ整備や福祉など行政サービス、財政状況が「良くなる」と回答した人は二−三割。「変わらない」が四−五割で最も多く、「悪くなる」は一−二割だった。合併検討の必要性については、「積極的に検討」が25・3%、「必要なし」が17・9%だった。市町村別では、宇都宮市、大平町、芳賀町で「必要なし」が三割を超えた。宇都宮市との合併検討に入っている河内町は「積極的に検討」が五割近くあった。

 昨年度から施行された合併新法に伴う県の合併推進構想は、三月中に策定される。

2183とはずがたり:2006/02/20(月) 14:04:56
<東北・北海道>岩手県

高橋氏が出馬ですか>奥州市長選

市町村合併:奥州市、20日に誕生 人口は13万余人、県内2位 /岩手
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060218-00000118-mailo-l03

 5市町村新設合併による「奥州市」が20日誕生する。奥州市となるのは水沢市と江刺市、前沢町、胆沢町、衣川村。人口13万174人(05年国勢調査速報値)で、一関市や花巻市、北上市を抜き、盛岡市に次ぐ県内第2位の都市が生まれる。
 ●滑り込み決着
 この枠組みは(1)5市町村から衣川村を除いた4市町(2)5市町村に金ケ崎町を加えた6市町村(3)5市町村から江刺市を除いた4市町村――と大きく揺れ動いた。固まったかと思われた(3)の枠組みは04年9月に水沢市議会が合併協議会設置を否決。05年1月に現在の枠組みで協議会を改めて設置した。合併特例法の期限に間に合わせるため2カ月間で協議を整え、3月30日に5市町村が臨時議会で合併議案を可決、翌31日に知事に申請するというドタバタで期限の年度末に滑り込んだ。
 ●狙いは効率化
 新市将来構想は、合併の効果として▽行政サービスの充実▽住民の利便性の向上▽広域的なまちづくりの展開▽行財政の合理化・効率化――の4点を挙げる。また留意点として▽効果的な行政サービスの提供▽地域間格差の是正▽住民の意向の把握と反映▽地域の歴史や文化の継承と発展――を指摘する。少子高齢化が進み税収が減る一方で福祉への需要が高まることなどから、合併による行財政の効率化を図らなければ現在の行政サービスが維持出来ないのが短期間に合併を急いだ背景だ。
 ●自治区を設置
 奥州市では合併特例法に基づく「地域自治区」が16年3月31日まで設けられる。現在の5市町村の区域がそのまま5地域自治区の区域で自治区の名前は現在の市町村名。5市町村の庁舎が地域自治区の事務所である総合支所になる。現在の水沢市役所は奥州市役所と水沢総合支所を兼ねる。また10年3月31日までは市長が選んだ区長が自治区に置かれる。区長は助役に次ぐ権限を持つ。自治区には自治区内に関することを審議し市長に意見を述べる地域協議会も設置される。協議会の定数はそれぞれ20人。
 ●市長、市議選
 ◇来月19日投開票
 市長選と市議選は3月12日告示、19日投開票。投票時間は衣川区が午後6時まで、他4区が午後7時まで。
 市長選には水沢市長の高橋光夫氏(60)▽江刺市長の相原正明氏(57)▽元衆院議員の高橋嘉信氏(52)の無所属3氏が立候補を表明している。
 市議選は今回だけ選挙区が設けられ、定数は▽水沢区17▽江刺区10▽前沢区5▽胆沢区6▽衣川区3の計41。立候補予定者説明会には▽水沢区23▽江刺区18▽前沢区10▽胆沢区11▽衣川区7の計69の陣営が出席した。次回から定数は34になる。[石川宏]
2月18日朝刊
(毎日新聞) - 2月18日14時1分更新

2184とはずがたり:2006/02/20(月) 19:29:28
<北関東>栃木県

現職町長は合併派でないのん??

宇都宮との合併推進派出馬へ 河内町長選
http://www.shimotsuke.co.jp/hensyu/news/060217/news_8.html

 六月八日の任期満了に伴う河内町長選で、無職手塚照夫氏(67)=同町下田原=は十六日、下野新聞社の取材に対し、同町長選に立候補する意向を明らかにした。手塚氏は住民団体「河内町の将来を考える会」の代表。同会の会合が同日夜に開かれ、メンバーに対しても表明した。

 同会は昨年、宇都宮市との合併を目指して住民運動を展開。この結果、住民投票が実施され、投票者の約85%が合併を支持した経緯がある。

 手塚氏は「投票してくれた人の希望をかなえるのが最後の務め。町民や議会と連携を図りながら、町の発展につながる合併を実現したい」と話した。また合併実現までの政策として、生活基盤の整備や住民サービスの維持などを挙げた。

2185とはずがたり:2006/02/21(火) 11:01:48
<東北・北海道>青森県

なーんか単独派が優勢やねぇ。。ちゅうか新聞の書き方が単独派に肩入れしてる感じだ。。

2006/02/20 Today's NEWS
西目屋村長選21日告示、合併など争点に
2人が立候補表明、激しい論戦予想される
http://www.mutusinpou.co.jp/news/06022006.html

 前村長の辞職に伴う西目屋村長選は二十一日告示、二十六日に投票が行われる。立候補を表明しているのは、ともに新人で村議会副議長の関和典氏(38)、前村総務課長の米沢初雄氏(57)の二人。今のところほかに立候補の動きはなく、両氏による一騎打ちが確実視されている。弘前市との早期の合併を公約の第一に掲げる米沢氏に対し、関氏は早期合併は事実上無理として当面単独の村政運営を主張。合併の是非が大きな争点となる中、長く続く村政与野党の対立構図も持ち込まれた選挙戦は激しい論戦が予想され、告示とともに終盤に突入する。

 関氏は前山誠一前村長の後継指名を受け、与党村議四人が支援。米沢氏が西川時夫元村長と野党村議四人の支援を受けることから、合併の是非とともに前山村政の継承か刷新かも大きな争点となる。
 関氏は「次に合併の動きが出るまでは、白神山地や津軽ダムなど村の財産を活用し村政運営を図るべき」と主張。木村太郎衆院議員らが総決起大会に出席するなど国政、県政とのパイプの太さをアピールし、若者との対話集会を行うなど政策提案に重点を置いて総力戦を展開している。
 「少子高齢化に伴う村の過疎化、財政危機を解決するため合併が必要」と主張する米沢氏は、派閥解消も公約に加え「村のことは村民の手で」を合言葉に派閥色を薄める作戦を展開し、各地でミニ集会を重ねてきた。二十日には総決起大会を開き、その勢いを駆って選挙戦に突入する。
 立候補の受け付けは二十一日午前八時三十分から午後五時まで、村役場二階会議室で。また同じ日程で村議会議員の補欠選挙(定数一)も併せて行われる。

2186とはずがたり:2006/02/22(水) 02:23:07
<東北・北海道>北海道

北海道特例か。。

特区法案の調整難航 北海道モデルの道州制 今国会提出危ぶむ声
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060221-00000018-nnp-kyu

 北海道をモデルにした道州制特区推進法案(仮称)の調整が政府・与党内で始まり、注目を浴びている。地方分権の先行ケースとして法案成立が期待される中、霞が関は大幅な権限移譲に抵抗、公共事業の補助率かさ上げなど「北海道特例」の存廃をめぐっても賛否が交錯し、今国会提出を危ぶむ声もある。法案の行方は全国的な道州制議論にも影響しそうだ。

 道州制特区は二〇〇三年、小泉純一郎首相が道側に検討を要請。道が〇四年、権限移譲や補助金簡素化などを求める特区推進プランを政府に提案し、構想が本格化した。

 既得権にこだわる中央省庁はこれに強く抵抗。議論は思うように進まなかったが、「政治主導で改革の総仕上げを図る」(桜田義孝・内閣府副大臣)として、自民党の道州制推進議員連盟が今月一日、法案の試案をまとめ、議論が進み始めた。

 試案は国道の管理、職業紹介など国の権限十九項目の移譲を提唱。「特例」については経過措置として「現行通り」とし、財源確保にこだわる道側に配慮。高橋はるみ北海道知事も「基本的な認識は一致した」と、大筋で理解を示した。これを受け、同党道州制調査会の北海道道州制検討小委員会が週一、二回ペースで審議を急いでいる。

 しかし「特例」継続について、道外の議員から「特区になればやめるのが筋。(北海道も)他県なみの義務と責任を負うべきだ」と反対論が浮上。道内議員から「手厚い保護がなくなれば(公共事業への依存度が高い道内が)耐えられる自信がない」との声も上がり、調整はついていない。

 議連の権限移譲案についても、官僚側が抵抗。道幹部は「まだゼロ回答の状態」と明かす。地元経済界には、特区に伴う公共事業の大幅縮小への懸念が根強いという。

 政府内では「与党内で賛否が割れている現状で法案をまとめ上げるのは難しく、今国会には間に合わない」(総務省幹部)という見方もある。

 道州制導入をめぐっては、政府の地方制度調査会が地方分権に向け「適当」とする答申をまとめる予定。全国知事会はその本格導入に先立つ「特区」が「将来のモデルケースになる」(麻生渡会長)と推進法案の中身に注目しており、地方分権の推進、北海道の自立につながる立法を政府・与党に働き掛ける構えだ。
(西日本新聞) - 2月21日2時19分更新

2187とはずがたり:2006/02/22(水) 03:21:59
<中国・四国>愛媛県

伊方町は2005.04.01に西宇和郡 伊方町, 瀬戸町, 三崎町の3町の合併で新設された。新町名,新町役場,新町長とも旧伊方町を継承したのは原発マネーのお陰か。また町長選挙も伊方町から二人出馬。旧伊方町長を破った旧伊方町助役が今回逮捕。
告示:http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/seiji/2005ehime.html#3
結果:http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/seiji/2005ehime.html#ikata

収賄:伊方町長逮捕 収入役が職員に訓示 きょう町議会、全員協で対応協議 /愛媛
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060221-00000279-mailo-l38

 伊方町長の畑中芳久容疑者(57)が町発注の公共工事をめぐり現金約100万円を受け取ったとして収賄容疑で逮捕されたことを受けて20日、同町役場で一般の職員を対象とする臨時の朝礼が開かれた。清水博義・助役(58)が顧問弁護士との協議で不在だったため、井田芳生・収入役(61)が職員約100人に対して「町長が逮捕されるという全く予想できない事態になった。職員一丸となって町民のために頑張ってほしい」などと訓示。職員らは硬い表情で聴き入った。その後、課長級以上の幹部職員25人が今後の行政運営について話し合った。町議会は21日に臨時の全員協議会を開き、今後の対応について協議する予定。[門田修一、高瀬浩平、古谷秀綱]

 ◆入札への関与は
 20日午後、清水助役は記者会見し、同町の入札制度などについて説明したが、指名競争入札に参加する業者を選ぶ際の畑中容疑者の関与について「なかったと記憶している」などとあいまいな説明に終始した。
 同町では清水助役を委員長とし、課長級職員ら計12人で構成する「町指名業者選定審査委員会」が競争入札に参加する業者を選び、町長が最終決定する。「畑中容疑者が委員会が選定した業者を除外したり、追加したりするよう指示をしたことがあるか」との質問に対しても、清水助役は「あまり記憶にない」と断定的な答えを避けた。
 同町は工事技術や信頼性、過去に町と契約した実績などについて審査し、公共工事の競争入札に参加する業者を決めている。ある地元建設業者は「(贈賄側の)四葉建設は町の大きな公共工事を請け負った実績がほとんどない」と証言している。この点について清水助役は「技術や安全性については見ているが、過去の実績についてはほとんど委員会では審査しない。担当課が把握しておくこと」と説明。さらに「私は(合併前の)旧瀬戸町の出身。(旧伊方町内の)四葉建設は名前も知らない」と話した。
 清水助役によると、畑中容疑者は現金の授受について「祝い金としてもらった。自宅の玄関で押し問答になり『受け取れない』と言ったが(業者が)置いていった」などと話していたという。

 ◆オープンを前に
 四葉建設社長の松田尚久容疑者(58)は伊方町発注の「瀬戸短期滞在型宿泊施設」(同町大久)の新築工事を落札するためにわいろを贈った疑いが強まっている。施設は都会に住む人向けの農業体験の拠点として町が計画。約11ヘクタールに木造平屋建てと2階建てのログハウス計10棟を建設中。最大150人が宿泊できる。今年3月末に完成、4月に仮オープンする予定。昨年10月の指名競争入札で、四葉建設は2棟分の工事について3900万円で落札した。

 ◆プルサーマルへの影響は
 伊方町長の逮捕で、同町内の伊方原発3号機(加圧水型、出力89万キロワット)のプルサーマル計画を推進中の四国電力や県にも困惑の声が上がっている。
 近藤啓・県原子力安全推進監は「地元の意向は(計画の)大きなポイント。町長は取りまとめの中心なので、影響がないとは言い切れないかもしれない」と戸惑った様子。「県としては淡々と見守るしかない」と語った。また四国電力広報室(松山市)は「計画の当事者の立場ではコメントできないが、今後も粛々と地元のご理解を得ていく」と話している。
 プルサーマル計画は四国電力が04年4月、国に対し安全審査を申請。現在は原子力安全委員会が2次審査中。答申後に経産大臣が原子炉設置変更許可を行い、最終的に知事と同町の事前了解を待って計画に着手する。

2月21日朝刊
(毎日新聞) - 2月21日17時1分更新

2188とはずがたり:2006/02/22(水) 10:53:00
<東北・北海道>青森県

全く合併への動きが見えなかったと思ってたが,やはり三戸郡の中心として3町合併を思い描いていたのだな。南部が名川らと合併して南部町になったが田子は相手が居なくて迷走している。この時点では田子と合併しても良さそうな感じなのに,田子も三戸も両町の合併の話しを出さないのは何故だ?

2002年2月23日(土)
合併協議、田子も八戸地域参加へ
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2002/0223/nto0223_7.html

 三戸、田子、南部町の町長、正副議長は二十二日、三戸町役場で市町村合併に関する懇談会を開いた。南部町に続き田子町も八戸地域の任意合併協議会に参加する意向を明らかにした。中村隆一田子町長、二本木憲一南部町長は来週中に八戸市の中村寿文市長を訪ね、正式に考えを伝える。三戸町の久慈豊町長は、町内に三戸地域での合併を望む声が多いことから、八戸地域の協議に加わらない考えを表明した。

 非公開での懇談後、三町長が記者会見した。説明によると、三戸町は三町で任意の合併協議会を組織したい−との考えを示した。これに対し南部町は(1)三町で八戸地域の任意協に加わりたい(2)できない場合は、先に八戸地域の協議に加わる−との意向。田子町は、二町の組み合わせになるのであれば、八戸地域の協議に加わらざるを得ない−との考えを明確にした。結果的に三戸地域四町のうち、田子、名川、南部町が八戸地域の協議に加わることになった。

 中村田子町長は「大きくなったからといって良くなるか悪くなるかは分かりません。でも任意協に入って、その枠の中で見極めたい」と述べた。既に議会側と八戸地域の合併協に加わる方向で考えが一致している二本木南部町長は「少子高齢化が進む町の将来を考えた場合、小さい枠組みでは厳しいと考えた」と、財政などを理由に挙げた。

 一方、久慈三戸町長は「(三戸町が)一つ残る残らないに限らず、能力を出し切って町民が努力をすれば幸せな町づくりはできると思う」と、小さな枠組みでの地域づくりに意欲を見せた。

 懇談結果について八戸市の中村市長は「南部、田子町の判断に敬意を表する。正式な申し入れが近々くると思うので(任意協を構成する)四町村長と相談して正式に(参加を)決定したい」と歓迎の意向を表した。

2189とはずがたり:2006/02/22(水) 10:57:56
<東北・北海道>青森県・秋田県

岩崎村は結局深浦町との合併を選択。

2001年10月17日(水)
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2001/1017/nto1017_9.html
岩崎村が県境越えて合併を模索

 秋田県の能代市と山本郡の「第二回合併勉強会」が十六日、能代市の能代山本広域交流センターで開かれ、岩崎村がオブザーバーとして出席、「経済圏、生活圏は能代市。合併の一つの選択肢として勉強していきたい」と述べ、越境合併の考えをアピールした。

 勉強会には能代市、山本郡琴丘町、二ツ井町、八森町、山本町、藤里町、八竜町、峰浜村の八市町村の担当課長十六人と、岩崎村の菊池雄司企画課長ら二人が出席した。

 合併に向けた取り組みを報告する中で、菊池課長は「今月中に住民を対象にしたアンケート調査を行う」と述べた上で「昭和の大合併時も、合併するなら秋田県という声があった。秋田県との合併問題は過去から引き継いだ考え方。よりよい合併の姿を模索していきたい」と意欲をみせた。

 この後、事務局が、能代山本郡八市町村による合併と、岩崎村を含めた合併それぞれのケースにおける国、県の財政的支援制度や合併特例債などの試算を示した。

 岩崎村の勉強会参加について、八森町の岡田辰雄総務課長は「岩崎村は隣接しており、昔からつながりが深い。合併に向けて同じ席につくのは大賛成」、能代市の平川賢悦企画政策課長は「ラブコールを受けたからには真剣に考えていく必要がある」と話している。

 第三回勉強会は十一月二十六日の予定。

2190とはずがたり:2006/02/22(水) 13:40:27
<東海>愛知県

問題は新市名だよなぁ〜。すんなり知多市や北知多市でいくのか?他には南名古屋市,南愛知市とか?

市町村合併:3月議会に各市町、法定協設置提案へ−−知多北部任意協 /愛知
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060217-00000022-mailo-l23

 知多北部任意合併協議会(東海、大府、知多市と東浦町)が16日、知多市緑町の市勤労文化会館で開かれ、法定合併協議会設置を各市町の3月議会に提案することを決めた。
 前回の協議会で、60%を超す市・町民が「法定協を設置、議論をさらに進める」ことに賛成した住民意識調査の結果が報告され、この日は各市町が法定協設置の態度を決めるため、関係住民や議員ら約90人が傍聴した。
 会議では、大府市の委員から「法定協で議論してもいいとの意見が多いが、集約できていない団体もある」などの声もあったが、法定協設置への手続きを進めることで一致。この後、各首長が集まり、3月議会に法定協設置議案と予算案を提出することを確認した。
 4市町はいずれも地方交付税の不交付団体。各首長は「地方分権が始まり、少子高齢化の問題がある。財政に余裕のある今だからこそ、いいまちづくりができるかを住民と一緒に考えたい」と法定協設置の意義を強調した。[林幹洋]
2月17日朝刊
(毎日新聞) - 2月17日12時0分更新

2191とはずがたり:2006/02/22(水) 13:53:17
<中国・四国>高知県安芸地方
安芸市は今回の合併で求心力がなかったのはこのせいか?
芸西村は香美方面との合併を志向し(結局単独),安芸郡 奈半利町,田野町,安田町,北川村は中芸町へ動いたが田野が離脱して破談。

2006年02月16日
安芸市起債制限比率20%突破 市債残高230億円
http://www.kochinews.co.jp/0602/060216headline06.htm#shimen6

 安芸市の16年度決算がこのほど確定し、同年度末の起債制限比率が20・6%と県内9市の中で初めて20%を超えたことが分かった。20%を超えると一般単独事業で地方債の発行ができなくなるなど厳しい行政運営を余儀なくされ、同市は「普通建設事業費を抑え市債発行額も減らしてきたが…。20%以下になるよう経費削減に取り組む」としている。

 起債制限比率は、地方債発行の許可制限に関する指標。標準的な財政規模に占める公債費(災害復旧など特別な公債費を除く)の割合で、過去3年間の平均値が20%を超えると、市道の新設や公共施設(学校を除く)の耐震化といった一般単独事業の起債(借金)ができなくなる。

 同市は14年の時点で、16年度末の起債制限比率が20%を超えることを予測。このため、普通建設事業費を約35億7000万円(14年度決算)から約19億9000万円(16年度決算)にまで削った。

 併せて市債の発行額も約24億6000万円(14年度決算)から約12億3000万円(16年度決算)に半減。起債する際は7割が交付税で措置される有利な過疎債を活用するなど、市の負担軽減を図ってきた。

 しかし国の三位一体改革で歳入が減る中、ごめん・なはり線安芸駅前広場整備の借入額(14年に約3億3800万円)の元金償還が16年度から始まるなど「大型事業の償還の“波”が来た」(同市財政担当者)ことで公債費が一気に増えた。

 同市の16年度決算での市債残高は約230億円。単純計算で市民1人当たりの借金は約110万円となる。

 17年度当初の公債費は約27億円だが、今後は市単独では起債を伴う大型事業の予定はほとんどなく、公債費は20年度の28億円台をピークに減少。23年度末には起債制限比率も20%を下回ると予測している。県市町村振興課も「安芸市のこれまでの行財政改革によって4、5年で公債費はがくっと落ちると思う」とみている。

 松本憲治市長は「今までの借金が足かせになっている面があるが、今は起債も抑えており今後、財政事情がさらに悪くなるわけではない。職員削減などに努めてきたが、今後も財政健全化と借金体質からの脱却を進めていく」と話している。

2192とはずがたり:2006/02/22(水) 14:12:43

<北関東>群馬県
村民の心は前橋にある。とっとと合併すべし。

富士見村
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AF%8C%E5%A3%AB%E8%A6%8B%E6%9D%91
歴史・沿革
明治22年に、赤城南面の田島、引田、横室、原之郷、小沢新田、時沢、小暮、皆沢新田、漆窪、石井、市之木場、山口、米野の13村が合併。これらの村から南に富士山が見ることができ、「富士見十三州」と呼ばれていたことにちなみ富士見村と名付けられた。

行政
星野好考村長(2003年就任) 昭和25年生 勢多農林高校卒

前橋市、前橋広域圏との合併破談

2001年夏に新潟県にて行われた、前橋広域圏5市町村(前橋市・大胡町・宮城村・粕川村・富士見村)の首長による会合(いわゆる「弥彦会談」)にて「合併特例法期限内に熟度の高まった所から順次合併」という方針が出され、富士見村を含む前橋地域合併が動き出した。

弥彦会談では、実質的には4町村が「前橋市に編入」ということで大筋合意していたが、富士見村議会から待ったがかかる形となり、2002年に前橋広域圏の任意合併協議会が開催されるも参加しなかった。当時の関口村長が議会の圧力もあり自立を表明。このため、村長は住民によるリコールで失職する。

このリコールにより村民から「前橋市との合併」という民意の意思表示が成されたにもかかわらず、その後就任した星野村長は当初「中立」というスタンスを取り、再度、住民投票という形で民意を問うこととなった。結果、合併賛成が63%となり、ここでようやく前橋市との1市1村で法定合併協議会を設置する。他の町村との合併協議会に加わらなかったのは、この時点で未だに議会が合併に難色を示し先行きが不透明な為、他の町村に迷惑をかけない為である。

前橋市と大胡・宮城・粕川の各町村の合併協議は順調に進み、2003年秋に合併調印。この1町2村は2004年12月5日に前橋市に吸収合併された。そして、前橋・富士見の合併協議も2004年夏に「2005年5月1日前橋市に吸収合併」で決着、調印された。しかし、その後富士見村議会が民意を無視して合併に反対。2度出された合併議案を共に否決し、星野村長は「自立」を表明した。

合併破談後、前橋広域圏行政の消滅に伴い、消防など一部行政を前橋市へ事務委託しようとしたが前橋市が一方的な合併破棄を理由に難色を示し、結局県などの仲裁により委託を取り付けた。その後、合併協議会は解散し合併調印も取り消された。

これらにより、現在富士見村民は、広域圏行政下で優遇されていた前橋市営斎場利用料や市立工科大学入学料をはじめとする優遇措置を廃止され、前橋市立図書館の利用も市内に通勤、通学する村民以外は原則不可とされた。

また10年間の投資的事業費が合併時の70億円に対して、合併しない場合130億円見込めることが自立の論拠の一つとされたが、実際には2005年度の投資的経費は計画の半額であり、議会は紛糾している。

2193とはずがたり:2006/02/22(水) 14:18:38
<中国・四国>岡山県

市町村合併:是非問う住民投票条例案を否決−−瀬戸町議会 /岡山
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060221-00000288-mailo-l33

 「合併は町が独断で決めている」などとして、瀬戸町の住民グループが求めた合併の是非を問う住民投票条例制定について、同町議会は20日、賛成4、反対10の賛成少数で条例案を否決した。
 土井堅郎町長は「制定すべきでない」とする反対の意見書を付けて条例案を議会に提出。合併問題を協議する特別委員会や本会議では、議員から「町民の意思によって合併の是非を決めるべき」「町長と議会の意見は分かれておらず、住民投票は必要ない」など賛否両論が出された。
 閉会後、土井町長は「岡山市との連携は町にとっても将来的に大きな発展につながる」と語り、住民グループ「瀬戸町を愛する会」の井本丈夫会長は「極めて残念。(会としての対応も)町長、議会のリコールに必然的に発展していくと思う」と話した。[佐藤慶]
2月21日朝刊
(毎日新聞) - 2月21日17時1分更新

2194とはずがたり:2006/02/23(木) 12:40:40
<近畿>和歌山県

2次合併
「地方交付税動向が鍵」
単独市町村への対応で知事
http://www.agara.co.jp/DAILY/20060223/20060223_002.html
2006年2月23日付掲載記事

 県の2次合併構想に盛り込まれた単独市町村への対応をめぐって、木村良樹知事は21日、「国の地方交付税の動向が大きく絡む問題で、まだはっきりしない面がある。市町村の行革の努力を見極めたい」と述べた。国が年内に打ち出す交付税削減の見通しと、市町村側が近く提出する行革計画が焦点となりそうだ。

 木村知事はこの日の会見で「国から地方に入ってくる金(地方交付税)が下げ止まりなのか、まだ下がるのか、今は予見できない」と性急な合併推進を避け、交付税の今後の動向を見守る姿勢を示した。

 法で強化された県の合併推進の役割を再確認する一方、単独を目指す市町村についても「全国的に『小さくてもきらりと光る』自治体への扱いが、はっきり出ていない。県内でそういう町があれば、先進的なやり方を前向きに紹介し、自助努力を助けていくということも大事だ」と述べた。

 しかし、単独市町村の行政改革など「自助努力」の現状については「危機感を持って努力しているとは思う。しかし、果たしてずっとやっていけるかどうか。県が見極める必要がある」とした。

 県市町村課は合併しなかった市町村に対し、3月中に今後5年間の「集中改革プラン」を提出するよう求めている。職員や公共事業の削減などの行革計画と財政見通しを同課がチェックし、合併が必要かどうかを「見極める」ことになる。

 既に市町村側が示した計画の一部について、原邦彰・総務部長は合併推進審議会で「合併しなければ住民サービス削減や増税が避けられない」と厳しい見方を示している。

 もう一つの焦点となる地方交付税の動向は、遅くとも国の地方財政対策の大枠がまとまる12月までに明らかになる。

 原総務部長は「国の歳出削減論議の中で、2007年度以降は交付税の削減が本格化するのではないか」とみている。

2195とはずがたり:2006/02/24(金) 20:27:36
<近畿>京都府

行け!乙訓市だ!!

合併問題研究へ専任職員を配置
乙訓地域分科会が新年度から
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006022300052&amp;genre=A2&amp;area=K30

 乙訓2市1町の合併問題などを研究する京都南部地域行政改革推進会議乙訓地域分科会(会長・河原崎進大山崎町長)は2006年度、各市町から職員を1人ずつ任命して合併問題専任の事務局を設置する。大山崎町役場の旧庁舎に事務所を構え、各市町の事務事業の違いなどを調査して、住民に情報提供する。

 分科会は02年1月に発足。2市1町の首長と府山城広域振興局副局長で構成し、合併を含めた今後の行政運営を協議している。具体的な事業は府と市町の職員4人でつくる幹事会が担い、これまで広報紙の発行や、シンポジウムの開催などに取り組んできた。

 05年度は、住民に詳細な情報を提供して合併論議が高まるよう、調整項目を洗い出す計画だった。しかし、約2000項目と膨大な量になるだけに、通常業務と併任している現在の幹事会で対応するのは難しかった。

 このため06年4月から幹事会とは別に、2市1町の職員が集まって事務局を設ける。3人の事務局員のほか、乙訓市町会の北條恒夫事務局長が事務局長を兼任する。年度内に全事務事業を調べて資料を作成し、広報紙も発行する予定。
 各市町は06年度一般会計当初予算案で、事務所経費などの運営費として、計800万円を分担して計上する。

2196とはずがたり:2006/02/24(金) 20:32:20
<東海>静岡県

要するに富士か富士宮かの選択をさせたいってことね。

「2択」重ねて表明 合併めぐる住民投票 芝川町長
http://www.shizushin.com/local_politics/20060223000000000013.htm

 富士地域の合併の枠組みをめぐり、芝川町の臼井進町長は22日の会見で、「芝川町と富士宮市」、「芝川町と富士市・富士川町」の2択による住民投票を実施する考えをあらためて表明した。合併の是非や枠組みについての自らの考えは「住民の意思を主軸に動きを進めたい」として、言及を避けた。
 同町は18年度当初から約3カ月をかけ、50町内会を対象に町職員による住民説明会を開催する。その上で町長が町民の意向を踏まえて合併の是非を判断。町議会に諮り、合併の推進が決まれば、2択による住民投票を行いたいとしている。臼井町長は14日の議会全員協議会で、こうした方針を説明している。
 住民投票を2択とする理由について、臼井町長は「富士宮市には清々しないと感じられるかもしれないが、町民の生の声を聞き、どうしても白黒をはっきりさせる上で(2択が)必要と思った」と述べた。

2197とはずがたり:2006/02/24(金) 20:34:12
<東海>静岡県

市町合併推進で答申 県審議会が知事に
http://www.shizushin.com/local_politics/20060224201517.htm

 県内市町の合併のあり方を検討していた県合併推進審議会(大坪檀会長)は24日、未合併地区に関する答申を石川嘉延知事に行った。厳しい財政が見込まれる人口1万5000人以下の町が残る地区と、既に生活圏が一体化している地区の合わせて5地区について「早急に合併すべき」と、具体的な枠組みを示した。

 まず、下田市、東伊豆町、河津町、南伊豆町、松崎町、西伊豆町の1市5町、富士宮市と芝川町の1市1町、そして生活圏が一体となっている富士市と富士川町の1市1町を挙げ、さらに富士市、富士宮市、芝川町、富士川町の2市2町での取り組みも期待した。

 静岡市と蒲原町の3月末合併に続き、由比町の合併も提言した。また、島田市と川根町の合併、さらに市町発足後も人口1万人未満にとどまる川根本町も加えた取り組みも期待した。

 審議会は今後、志太地区など生活圏が一体の6地区と中核市を目指して検討すべき東部についても審議していく。

2198とはずがたり:2006/02/25(土) 11:31:00
<東海>静岡県
>>2197-2198

対象市町5組など答申 県合併推進審議会
http://www.shizushin.com/local_politics/20060225000000000021.htm

 県市町村合併推進審議会(会長・大坪檀静岡産業大学長)は24日、県庁に石川嘉延知事を訪ね、合併構想対象市町の5つの組み合わせなどを盛り込んだ「自主的な市町の合併の推進に関する答申」を提出した。県は答申に基づき3月中に合併推進構想を策定し、公表する。
 答申には組み合わせとして「下田市、東伊豆、河津、南伊豆、松崎、西伊豆町」「静岡市、由比町」「富士宮市、芝川町」「島田市、川根町」「富士市、富士川町」を示した。北駿や志太、榛南など7地区については意向調査を実施するなど審議を続け、あらためて答申を行うとしている。
 大坪会長は「県民の立場に立って何が1番良い形なのか、いろいろな角度から意見を述べた」と説明し、「県の支援策として盛り込んだ住民の相互交流への支援や、分かりやすい広報活動に取り組んでほしい」と要請。石川知事は「合併すべきという方向で関心が高まっている地域もある。どう仕上げていくのかが求められる」と述べた。
 合併効果として、石川知事は「行政区域には情報や認識のバリアがあったが、合併でバリアが外れて共有化が一気に進んだ」と指摘。事例の1つとしてプルサーマル計画を挙げ、対象自治体が合併で広がり、「範囲が拡大することで(住民の)理解がより徹底できる」と語った。

2199とはずがたり:2006/02/26(日) 14:15:16
<東北・北海道>福島県

まだ合併の是非をとか云ってる段階なの?

福島、川俣、飯野の3首長 合併後の将来像を意見交換
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2006/02/20060226t71007.htm

 法定合併協議会を設けている福島市と川俣、飯野両町の合併を考えるシンポジウムが25日、福島市の福島テルサで開かれ、3市町の首長と住民が、合併の是非や自治体の将来像などについて意見を交わした。

 住民を代表し、飯野町商工会の宗形政則副会長が「合併すれば3市町の住民の交流が深まり、地域経済を活性化できる」と合併への期待を表明。

 福島市の瀬戸孝則市長は「大きな自治体になっても、各地域の実情に沿った施策は必要。行政サービスを低下させないよう、合併について考えていきたい」と述べた。

 福島大経済経営学類の清水修二教授は「合併特例債がなくなったことが、3市町の合併には、かえって好都合だ。財政だけにとらわれず、街づくりについて、真剣に考えることができる。しっかりと協議を重ねてほしい」と要望した。

 福島市と飯野、川俣両町は2004年9月、住民の直接請求を受け、法定合併協議会を設置した。06年度中にも、合併の是非について結論を出す方針だ。

2006年02月25日土曜日

2200とはずがたり:2006/02/26(日) 14:26:35
<近畿>京都府

合併に際する特例はどうなってんだ?合併は議会のご機嫌をとりつつやってかねばならないからなぁ。。

合併特別委で 議員定数協議
山城、加茂両町会
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006022500074&amp;genre=A2&amp;area=K20

 京都府山城、加茂の両町議会は24日、木津町を含めた3町合併に関する特別委員会をそれぞれ開き、合併後に誕生する新市の議員定数について協議した。3町の法定合併協議会に、各町議会から委員として出ている議員計9人による協議が28日に控えており、事前に意向を調査した。

 山城町は既に22日の町議会町村合併特別委で、定数30が9人、26が4人、26−28が1人との考えが示されており、この日の議論であらためて再確認した。
 加茂町議会の市町村合併特別委には14議員が出席。欠席の2議員が同委に伝えた分を加えると、定数30−21まで幅があった。最多は26の5人、続いて30が3人、「委員に任せる」も3人いた。

2201とはずがたり:2006/02/27(月) 01:35:56
<東海>静岡県浜名地域

市町村合併:住民投票案、5月に3択で−−新居町 /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060225-00000016-mailo-l22

 合併先を巡って揺れる新居町は24日の議会運営委員会で、3月3日の定例会に提案する予算や住民投票条例などの議案を説明した。採決は最終日の3月24日の見通し。
 古橋武司町長が主張する住民投票条例案では、投票日は案の可決・条例施行から60日以内の日曜日とし、選択肢を「浜松市」「湖西市」「単独」の3択とした。投票資格は同町に3カ月以上住んでいる外国人を含む20歳以上の町民。町長や議会などは、投票結果を尊重しなければならないとした。古橋町長は取材に「可決されれば5月上旬にも実施したい。町民の意見を尊重したい」と話した。
 また石川猛町議の議員発議で、次回選挙から町議会の定数16人を12人に削減し、委員会の定数も削減するよう求める条例改正案も提案される。同町では22日、町民らが746人分の署名と一緒に定数削減を求めて住民請求しているが、案が可決されれば無効となる。[稲生陽]
2月25日朝刊
(毎日新聞) - 2月25日12時0分更新

2202とはずがたり(1/2):2006/02/27(月) 01:37:00
<東海>静岡県

静岡ニュース - 2月25日(土)12時0分
市町村合併:県推進審議会、5地区の合併答申 実現性には不透明感 /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060225-00000014-mailo-l22

 ◇新法でうまみ減少
 合併新法に基づき県内市町の合併を検討している県市町村合併推進審議会の大坪檀会長は24日、南伊豆1市5町など5地区の合併が適当とする答申を石川嘉延知事に提出した。県は答申を基に年度内に合併構想を策定しさらなる合併を推進する。ただ、中には旧法下で不調に終わった市町もあるうえ、新法では合併のうまみも減っており、県の思惑通りに進むかどうかは不透明だ。[中村隆、増田博樹、小林慎、賀川智子]

 答申は県に対して、5地区の合併推進のほか、関係市町への情報提供や人的、財政的支援を求めている。石川知事は「合併実現に向け、新年度から関係市町と協議を進めたい」と述べた。
 審議会は合併の組み合わせ検討に当たり、大きく三つある地区割りのうち「人口1万5000人以下の町を含む地区」を優先した。昨年10月に同審議会に示された財政試算で、人口3万人未満の12の交付団体のうち11団体が08年度前後に赤字になる見通しとなり、小規模自治体ほど財政がひっ迫し緊急性があると判断したためだ。
 審議会はさらに、組み合わせの判断には慎重な検討が必要として、本来は予定になかった委員による関係首長の意見聴取に時間をかけた。このため、残る志太地区など六つの「生活圏の一体化した地区」、東部の「中核市を目指す必要がある地区」については先送りし、8月までの早い時期に第2弾として答申をまとめることになった。
 県内の「平成の大合併」は3月末の静岡市と蒲原町の合併で完了する。今回の答申は、昨年4月施行の合併新法に基づいて県が合併“第2幕”を目指すために策定する合併構想のたたき台となる。
 新法では議員定数など旧法の特例措置は残ったが、交付税の優遇期間が短縮されたほか、大きな特典だった合併特例債も廃止され、旧法に比べうまみは減った。それでも合併を推進しやすいよう、県が合併協議会設置を勧告した場合、市町長は協議会設置を議会に付議するよう義務付けるなど、県の権限が強められている。
 県の権限強化については、「県に背中を押してほしい」と賛同する声がある一方で、「県に脅されている感じだ」「以前に破談しており、県が言ってもやり直しは困難」との意見もある。県は合併構想の策定にあたり、幅広い関係者の疑問を解消するだけの説得力ある内容を示す必要があるといえそうだ。

2203とはずがたり(2/2):2006/02/27(月) 01:37:25
>>2202-2203

 ◇再編、取り組みに温度差−−対象5地区の現状
 県の合併推進審議会の答申で合併が適当とされた5地区では、合併に向けたさまざまな取り組みが進んでおり、既に答申の組み合わせ通りにトップが合意した市町もある。一方で、関係首長が逮捕されたり、答申とは別の枠組みを視野に入れた動きを示す自治体もある。現状をまとめた。
 ■南伊豆1市5町=下田市、東伊豆・河津・南伊豆・松崎・西伊豆町
 合併が必要との認識は高まっているものの、6市町がかかわるだけに温度差や不確定要素がある。昨年4月に合併したばかりの藤井安彦・西伊豆町長は1月、「6市町案は性急、時間が欲しい」と県に要望。また、強硬に合併に反対した片野武・前東伊豆町長が逮捕後に辞職、3月末に決まる新町長が合併にどのような姿勢で臨むかも不明だ。
 県などの支援についても関心が強い。石井直樹・下田市長、桜井泰次・河津町長は先月、「伊豆半島の東・西海岸を結ぶ横断道建設などの支援が必要」と見解を表明している。
 ■静岡市、由比町
 由比町は昨年2月と3月の2回、議会で同市との合併議案が否決され、現在も単独行政の立場。今月6日に石川豊治・蒲原町長が望月俊明・由比町長を訪れ、合併再審議を申し入れた際も、望月町長は「段階的に方向を決めたい」と話すにとどまった。
 しかし、住民との話し合いを重ねた結果、新法期限である09年度までには合併の道筋をつけることを示している。一方、静岡市は「誠意は尽くしてきた」(小嶋善吉市長)として、当分、働きかけはしない姿勢だ。
 ■富士宮市、芝川町
 臼井進・芝川町長は22日、同町役場で会見した際に、合併については議会で合併の是非を問う判断を仰いだ上で「是」となった場合は、「富士宮市と芝川町」「富士市・富士川町と芝川町」の2択の住民投票を年内に実施する意向を示した。臼井町長は「議会で合併が否となった場合は単独の道を考える」としている。一方、富士宮市は5年間の財政長期健全化計画を1月末に策定したばかりで、当面単独行政の道を考えている。
 ■島田市、川根町
 島田市と川根町は答申通り合併に向けた準備が進む見通しだ。既に又平琢己町長が合併協議の開始を桜井勝郎市長に申し入れており、両市町は来年度に合併協議会の準備会を設立、早ければ07年中にも合併が実現するとみられる。
 同町は当初、旧島田市、旧金谷町との1市2町での合併を目指し、協議を進めていた。ところが、当時の河野敏郎町長が03年8月に協議からの離脱を表明。これを受け、旧島田と旧金谷は両市町だけで昨年5月に合併し、新・島田市が誕生した。
 一方、川根町では04年11月に河野町長のリコール(解職請求)が成立、又平町長の下で出直しを図っていた。
 ■富士市、富士川町
 富士川町の坪内伸浩町長は、昨年12月の町議会一般質問で「合併相手は住民の多くが望む富士市」と明言。「新法期限内には合併を成立させたい」と述べ、年度内には合併に向け具体的な動きに入ることを示した。さらに同月実施された富士市長選の鈴木尚市長の応援演説でも坪内町長は「ぜひ一緒にやっていきたい」と再度ラブコールを送っている。一方、鈴木富士市長は市長当選後、「将来は2市2町が一緒になるべきだ」と広域合併を示唆したが、富士川町との合併については明言していない。

2月25日朝刊
(毎日新聞) - 2月25日12時0分更新

2204とはずがたり:2006/02/27(月) 02:16:16
<東海>静岡県
>>2201-2004
静岡県各地の情勢・意向

新居町…浜松合併派の町長と湖西合併派の議会で揺れている。県は磐田から湖西迄全部合併させたがっているようだが。。町長の提案で住民投票条例が議会に提案されたが,議会は反対しているので可決は予断を許さない

下田・伊豆南部1市5町…合併に強硬に反対した東伊豆町長が汚職してる等地方自治体の合併反対の声が利権擁護であることが如実に証明されたが,下田に6市町を纏めるだけの求心力があるかは疑問。西伊豆はかなり批判的。伊豆市との関係が深いとの声も>>2095

富士地区2市2町…富士宮市は単独志向。富士市長は2市2町を志向。富士川町長は富士市との合併を志向。芝川町長は2市2町と云いつつも富士市との合併を志向。県は1市1町*2の意向

静岡市,由比町…ここはもう合併するしかないのだが,全回袖にされた静岡市から積極的に動く気はないとのこと。そらそうや。由比町長は住民との話し合いを重ねた結果、新法期限である09年度までには合併の道筋をつけることを示しているそうだが問題は町議会だ。リコール運動が勃発するでもないし,静岡県民は温厚だねぇ。。

六つの「生活圏の一体化した地区」って何処だ?志太2市2町と「▽熱海・伊東・伊豆・伊豆の国▽御殿場・小山▽袋井・森▽磐田・浜松・湖西・新居」(>>2149)とあと1箇所。

2205とはずがたり:2006/02/27(月) 19:55:15
<近畿>滋賀県

むう。。広域合併推進派市民はどっちにいれたらいんだ?角川氏かな?

3候補雨中の第一声
長浜市長選が告示
http://www.chunichi.co.jp/00/sga/20060227/lcl_____sga_____000.shtml

 旧長浜市、浅井町、びわ町の合併に伴う新・長浜市長選が二十六日告示され、いずれも無所属で元浅井町長の角川誠氏(70)、旧長浜市の元市長川島信也氏(69)、前市長宮腰健氏(67)が立候補。三人による七日間の選挙戦に入った。雨の中、出陣式で第一声を上げた各候補は選挙カーで市内を巡り、有権者に支持を求める声が響いた。新市の町づくりへの姿勢が争点の市長選は、三月五日に審判が下る。 (小池 豊徳、冨田 伸生、島 将之)

(届け出順)
...................................................................
子ども、お年寄り大切に
角川 誠候補(70)無新

(元)浅井町長・全国簡易水道協議会副会長・県町村会監事・県議・町教育長・教諭▽龍谷大▽郷野町

 湖北地域の将来に向け「(今回の合併が)落ち着いたら、周りの町にも入ってもらい大きな長浜市を目指したい」と、さらなる合併にも意欲を示した。また、新市庁舎について「皆さんの負担をかけずに建設したい」と前向きな姿勢を見せた。

...................................................................
湖北の信頼回復へ全力
川島 信也候補(69)無新

(元)旧長浜市長・県市長会副会長・国鉄本社経営計画室主幹・ニューヨーク国鉄事務所次長▽東大▽神照町

 「この二年数カ月で長浜市は行政が停滞し、合併で湖北の信頼関係は切り裂かれた。びわ、浅井と一体となって前進するため、もう一度市長をやらなくてはいけない」と決意を述べた。市政に対して「執行権のある市長がだらしなく、議会は荒廃している」と批判した。

...................................................................
合併を遂げた実績強調
宮腰 健候補(67)無新

(元)旧長浜市長・近畿市長会理事・県国際協会理事・川崎食品産業社長・川重監査役▽東大▽三ツ矢元町

 紺色のスーツ姿で登壇し、「時計の針を(旧市長選に当選した)二年四カ月前に戻してはならない」と第一声。合併成就にかかわってきた実績を強調し「『合併してよかった』と言われる市政を目指す」と力強く語った。

 「私に課せられた最大の課題」として、新市の町づくりを担っていく意欲を見せながら「旧一市二町が一体となって、豊かで輝かしい市を作り上げる」と訴えた。

2206とはずがたり:2006/02/28(火) 10:52:27
<南関東・東京>神奈川県

民主主義の勝利だ!

『賛成』7割占める
合併問題、事実上の決着
http://www.chunichi.co.jp/00/kgw/20060227/lcl_____kgw_____000.shtml

 「やったー」「これが民意」。二十六日、合併の賛否を問う住民投票が行われた城山町では「賛成多数」の結果に、合併推進派の町民から歓喜の声がこだました。一週間前のリコール投票に続く二連勝で、しかも七割を超える圧倒的多数の賛成票。合併問題に事実上終止符を打つ賛同を得た。周辺自治体の首長も、結果を歓迎するコメントを寄せた。 (井上 靖史)

 成立要件として投票率が過半数に達するかどうかが注目されたが、51・65%でかろうじて成立した。当日有権者数は一万八千九百六十九人。投票者は九千七百九十九人。

 「合併賛成」が多数を占めた背景には、多くの町民が相模原市の橋本駅周辺を最寄り駅や商業圏としている地域事情があったとみられる。

 開票結果を受け、合併推進派の町民グループ「みんなで合併を実現する会」共同代表の中里州克さんは町役場近くの事務所で会見した。

 「二週連続の投票だけに投票率低下が懸念されたが、ハードルを越えたことに安堵(あんど)した」とホッとした表情。結果については「町民は合併を明確に選択した。町の混乱に終止符を打ち来年三月の合併を目指し、町民一体となって合併後の地域づくりに踏み出すときだ」と声を弾ませた。

 小林正明前町長のリコール成立を受けて来月十九日に行われる町長選についても中里さんは「合併推進派町長を誕生させるため早期に候補者擁立の準備を始める。会から一本化する形で候補者を出したい。争点は合併一本でいく」と述べた。

 一方、慎重派グループの「正しく明るい城山町をつくる会」会長の遠藤浩良さんは“連敗”という結果に「われわれの力が及ばず町民に主張が届かなかった。多くは合併を望んでいるという結果が示されたわけですから、その結果を真摯(しんし)に受け止めたい」と感想を述べた。今後については「名前の通り、正しく明るい町をつくるよう活動したい」と話し、町長選への候補者擁立については「それも検討したい」と淡々と話した。

 住民投票は、相模原市、津久井町、相模湖町(情勢次第で藤野町も)との合併を争点に行われた。町条例により投票資格者は二十歳以上の日本人男女と永住外国人。投票率が50%未満ならば不成立として開票されないことになっており、この日の悪天候による低投票率が心配されたが、辛うじて半数を超えた。

■開票結果
 ◇城山町住民投票
合併賛成  7,115票
合併反対  2,642票
無効      42票
 全票終了

2207とはずがたり:2006/02/28(火) 11:00:27
<東北・北海道>青森県
>>2037 >>2086-2087 >>2185
こんなところは村外に済む連中が拠ってたかって国から金を引き出し公共事業の利権を漁る場としての機能しかないんじゃねーの。とっとと弘前に合併されてしまえ。

青森・西目屋村長選 関氏当選 居住実態問題で敵失?
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2006/02/20060228t21017.htm

 前村長の辞職に伴う青森県西目屋村長選は26日、前村議の関和典氏(39)が元村総務課長の米沢初雄氏(57)を160票差で破り、初当選した。異様な雰囲気の中で行われた人口約1600の小さな村の選挙は接戦の予想を覆し、過去3回の村長選では最も差が開いた。

 「圧勝。その上の言葉があるならそれに近い結果」。選挙事務所で当選の報を受けた関氏は、顔を紅潮させた。726票対566票。予想外の大差に「政治風土を改めて派閥解消に向かいたい」と意気込んだ。

 村は選挙のたびに公選法違反者を出す土地柄。今回も前山誠一前村長の後継指名を受けた関氏と、前回村長選で前山氏に110票差で敗れた西川時夫元村長派の米沢氏の支持層が村を二分した。

 表向きの争点は弘前市との合併の是非だが、前山氏辞職のきっかけになった「村への居住実態」をめぐる暗闘も続いた。
 前山氏は1月、弘前市に住んでいるのに03年の村長選などで投票したとして、弘前簡裁から罰金30万円、公民権停止4年の略式命令を受け、辞任した。捜査の端緒は、前山村政に反対する村民の告発で、後継の関氏も同様の告発を受けた。

 関氏は02年から弘前市に住宅を借り、事情聴取を受けた事実も認めたが、「弘前と西目屋の自宅を行き来していた」と、村内に居住実態がないとの指摘は否定した。
 居住実態問題は村全体を巻き込み、47人が告示直前に投票資格を失った。米沢氏陣営は村長選告示の21日、関氏を含む23人も「居住実態なし」と申し立てたが、村選管が棄却した。

 「村民や支持者を混乱させたくなかった」と投票しなかった関氏は、大差の理由を「対立陣営とされる支持者からも握手を求められた。相手側の選挙戦術に疑問を持った人が多かったのではないか」と分析する。
 一方、米沢氏の支持者は「異常だ」と大敗を受け止めがたい様子。米沢氏派村議の1人は「居住実態の問題はまだ解決していない」と、引き続き議会で追及する構えだ。

2006年02月27日月曜日

2208とはずがたり:2006/02/28(火) 11:02:32
<東北・北海道>北海道

一体なんで津軽半島より北では飛び地合併が多いのかね?

新「伊達市」「日高町」 合併であす誕生  2006/02/28 08:48
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&amp;d=20060228&amp;j=0023&amp;k=200602287885

[伊達、門別] 伊達市と胆振管内大滝村、日高管内門別町と日高町が三月一日、それぞれ合併し、新「伊達市」と新「日高町」が誕生する。「平成の大合併」では道内十一、十二番目で、胆振、日高各管内ではいずれも初の合併。新自治体はともに、道内では釧路市に続く飛び地となる。

 新「伊達市」は伊達市が大滝村を編入する。旧大滝村区域を十年間、地域自治区「大滝区」とし、担当助役を設置する。本庁は現伊達市役所で、大滝村役場は「大滝総合支所」となる。九人の大滝村議には在任特例を適用、伊達市議二十一人(欠員一)と合わせて来年四月の統一地方選まで市議は三十人となる。統一地方選で予定されている合併後最初の市議選の定数は二二で、旧伊達市一八、旧大滝村四の選挙区を設ける。

 新「日高町」は二町の対等合併で、現門別町役場に本庁、日高町役場に「日高総合支所」を置く。合併後初回と二回目の町議選は選挙区を設置し、議員定数は旧門別町一六、旧日高町六の計二二。初の町議選は四月九日を予定している。

 昨年十二月の国勢調査速報による人口は、新「伊達市」が三万七千六十七人、新「日高町」は一万四千七百二十九人。

2209とはずがたり:2006/02/28(火) 11:03:39
<東北・北海道>青森県

めでたさも中くらいなり小規模合併

新「弘前市」誕生 新設合併で人口18万9000人(2006/02/27)
http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2006/02/27/new06022704.htm

 弘前、岩木、相馬の三市町村が二十七日新設合併し、新・弘前市が誕生した。
 新市の人口は十八万九千五十人(二〇〇五年国勢調査速報値)。津軽地方の拠点都市として「自然とともに生きる豊かな産業・文化都市」の実現を目指す。
 「平成の大合併」における合併としては県内十六番目。県内は四十一市町村に再編された。
 当初、この三市町村を含む十二市町村が「津軽南地域市町村合併法定協議会」を構成し、合併協議を行ったが整わず、結局、同協議会は廃止。
 その後の〇四年十二月に法定の「弘前・岩木・相馬市町村合併協議会」が設置され、〇五年三月に合併協定を結んだ。
 本庁は旧弘前市役所になる。旧弘前市の市長・金沢隆氏が、新市長が選挙で決まるまで職務執行者を務める。
 新市長選は四月九日告示、十六日投票の予定。

2210とはずがたり:2006/03/02(木) 11:36:41
<東北・北海道>

ほんとこいつらにとって行政はカネが降ってくる箱でしかないんだ。はよ弘前に合併されちまえ。

選挙:西目屋村長選 初当選・関氏も弘前に住居−−村議時代 /青森
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060228-00000127-mailo-l02

 ◇「実態は村内居住」
 26日の西目屋村長選で初当選した関和典氏(39)が村議時代、弘前市内に住居を構えていたことがわかった。同市に住んでいる前村長が03年村長選で投票したとして公選法違反(無資格投票)に問われ辞職したのに伴う今回の村長選だっただけに、波紋が広がっている。
 関氏は「実家と弘前市内の家を往来していたが、居住実態は村内にある」と釈明。26日の村長選・村議補選には「村民に混乱を与えたくない」として、妻も含め投票しなかったという。
 関氏の説明によると、「親族間の問題で家族に危険が及ぶ可能性があった」ことを理由に02〜06年、弘前市内のアパートなどに妻と長男、長女を住まわせていた。居住地に関して青森地検弘前支部の事情聴取も受けたが、事情を説明した。関氏は、03年4月の村長選と04年8月の村議解職投票で投票したと認めた上で「投票資格はあった」としている。前村長辞職後の1月下旬ごろ「家族も村内に転居した」という。
 公選法は市区町村議の立候補資格について「同一市区町村の区域内に3カ月以上住所を有すること」と規定している。関氏は04年3月村議会で居住実態の有無が問題視され、辞職勧告決議を受けたが「全員協議会で『実際に住んでいるのは村内』と説明済み」と話している。村議時代の被選挙権にも問題はないとしている。[太田圭介]
2月28日朝刊
(毎日新聞) - 2月28日12時1分更新

2211とはずがたり:2006/03/02(木) 11:38:56
<東海>
なんや全回の広域合併協議は全然だったのに西伊豆も含め全然弱いのぉ>1市5町の6首長、賛意示す
まぁ西伊豆がこの合併のアキレス腱であることは間違いないが。。>合併直後の新たな合併は大変だ。5年間はほしい

市町合併第2幕・静岡:南伊豆地区1市5町の6首長、賛意示す/静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060228-00000035-mailo-l22

 ◇県、下田で意見交換−−実施時期には温度差
 県賀茂地域支援局(渡辺清局長)は27日、下田市で南伊豆地区1市5町の合併に関する説明・意見交換会を開いた。出席した1市5町の首長は合併に対しておおむね賛意を示したが、時期をめぐって慎重な意見も出たほか、合併にあたっては県の積極的な支援を求める声も出た。[中村隆]
 会合は、24日に県の審議会が同地区の合併が適当などとした答申を提出したことを受けて開かれた。話し合いは、4月に各市町の助役をメンバーとする「合併調査委員会」を設け、来年3月に法定合併協議会を設立する方向で進められた。
 会合では、石井直樹・下田市長が「税収減や高齢化などを考慮すれば、答申は広域合併の好機」と述べ、調査委の設置を提案。また、深沢進・松崎町長も「広域合併は私の公約。積極的に推進したい」と明言するなど積極的な姿勢をみせた。
 一方、慎重な姿勢を示したのが昨年4月に旧賀茂村と合併したばかりの西伊豆町。藤井安彦町長は「合併そのものに反対しているわけではない」と強調しながらも、「合併直後の新たな合併は大変だ。5年間はほしい」と訴え、調査委などへの参加も即答を避けた。枠組みについても「西伊豆を除く5市町の合併後の参加も考えられる」との見解を示した。
 また、南伊豆・東伊豆町は過去に合併の是非を問う住民投票で単独の道を選択したが、当時の投票結果にはこだわらず再検討する意向を示した。
 南伊豆町の鈴木史鶴哉町長は「過去の住民投票は下田市との合併を前提にしたもの。1市5町という新たな枠組みについては何らかの形で改めて住民の意思を確かめたい」。また、現職町長が逮捕・起訴され辞職した東伊豆町の太田俊彦助役も「投票後に町の行財政に変化があった。新町長に経過を報告し住民にも説明して行きたい」と述べた。
 河津町の桜井泰次町長は「答申を厳粛に受け止め、合併に際しては県の大きな支援を条件にしたい」と話した。渡辺局長は「西伊豆抜きの合併は考えられない。合併を進める上で、地域の課題である東・西海岸を結ぶ道路の整備や、広域消防、医療の充実を国や県に要請する事が適切」とコメント。関係首長が協議を進めるよう伝えた。
2月28日朝刊
(毎日新聞) - 2月28日11時1分更新

2212とはずがたり:2006/03/02(木) 11:39:18

<九州・沖縄>熊本県

2006年3月1日 20:46
自主合併 20町村に促す 審議会が基本構想
http://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20060301200016&amp;cid=main

第一次となる合併推進基本構想をまとめた県市町村合併推進審議会=県庁
 県市町村合併推進審議会(会長、中川義朗・熊本大法科大学院教授)は一日、おおむね人口一万人未満で未合併の二十町村について早期の自主合併を促す一方、熊本市の政令指定都市移行や県内を六圏域に分けた広域合併の必要性などを盛り込んだ「第一次県市町村合併推進基本構想」をまとめた。市町村合併への県の積極的役割を求める意見書を付けて九日、潮谷義子知事に提出する。

 構想は、各市町村の行政運営や財政状況、人口見通しを分析した上で、自立性や生活圏域を重視した基礎自治体の整備が必要と総括。
 未合併の二十町村について「単独での行政運営には限界がある」として、早期の自主合併を促した。

 熊本都市圏については、一〇年度末の九州新幹線鹿児島ルートの全線完成で都市間競争が激化すると予測。「県内経済や県土全域の発展には熊本市の政令市移行が不可欠」と明記し、熊本市と周辺市町村でつくる将来ビジョン策定に県の参画を求めた。

 新たな市町村の枠組みについては(1)熊本市及び周辺(2)荒尾・玉名(3)阿蘇(4)水俣・芦北(5)人吉・球磨(6)天草〜六圏域での広域合併の方向性を示すにとどめ、市町村名を挙げた具体的な合併パターン提示は見送った。

 また、合併推進のため新市町村合併特例法(〇六〜〇九年度)で与えられた知事の勧告権にも触れ、「関係市町村や審議会の意見を踏まえ、適切な対応に努める」よう求めた。

 県は、同構想を基に来年度、各市町村説明会や住民アンケートなどを実施する。(毛利聖一)

2213とはずがたり:2006/03/02(木) 20:02:27
<東北・北海道>青森県

大間町長を何とかしろ・・

平成の大合併第一幕終了/県内40市町村に(2006/03/01)
http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2006/03/01/new06030103.htm

 一日の百石、下田両町の合併によるおいらせ町誕生で、青森県内では旧合併特例法に基づく「平成の大合併」の第一幕が終了し、自治体は合併前の六十七市町村から四十市町村に再編された。市町村の減少率は、全国平均を3・3ポイント下回る40・3%で、都道府県では二十九位となった。
 旧法下で新たに誕生したのは十七市町。二〇〇四年七月の五戸町(旧五戸町、旧倉石村)を皮切りに、〇四年度中に十二市町、経過措置期間の〇五年度に五市町が誕生した。
 市町村数は、市が二増の十、町が十二減の二十二、村が十七減の八に再編。人口一万人未満の自治体は合併前が三十六と過半数を占めていたが、合併後は十二に減った。ただ、全市町村に占める割合は30・0%と、全国平均を3・2ポイント上回る。
 〇五年国勢調査速報によると、人口が最も多いのは青森市の三十一万千四百九十二人。町ではおいらせ町が二万四千百七十八人、村は六ケ所村が一万千四百二人と最多。四十市町村中、最も少ないのは西目屋村の千五百九十九人。面積では、むつ市が八六三・七八平方キロと最大で、最小は田舎館村の二二・三一平方キロ。一平方キロ当たりの人口密度は八戸市が八百十五人と最も多い。
 平成の大合併の第二幕となる新合併特例法では現在、北通り三町村(大間、風間浦、佐井)が法定協議会を設置して十月一日の合併を予定するものの、大間町長が合併反対の立場で、予断を許さない状況。
 県は合併推進構想を策定し人口一万人未満の十二町村を対象に合併を促進させたい考えだが、新法の期限である一〇年度までにどの程度、再編が進むかは不透明な情勢だ。

2214とはずがたり:2006/03/03(金) 08:13:45
<九州・沖縄>鹿児島県

[2006 03/02 07:22]
市町村合併 枕崎受け入れ見送り/南薩3町協
http://www.373news.com/2000picup/2006/03/picup_20060302_6.htm

 南薩3町任意合併協議会(頴娃、知覧、川辺)は1日、知覧町役場で第3回会合を開き、枕崎市の参加受け入れについて見送ることを決めた。3町長は会合後、同市を訪ね、瀬戸口嘉昭市長に結果を報告した。
 瀬戸口市長は取材に対し「今後とも参加を強く要望していく。1市3町合併はあきらめない」と話した。
 会合は前回同様、枕崎受け入れの議案の審査だけを非公開とした。終了後に会見した霜出勘平会長(知覧町長)は「3町での合併協議を最優先する」と述べ、(1)3町は昨年2月から共同で行財政改革に取り組み、電算同一システムも今年4月から稼働(2)各町議会いずれも3町合併を求める陳情を採択−などを理由に挙げた。
 霜出会長と副会長の山内廣行頴娃町長、東展弘川辺町長は枕崎市役所で、瀬戸口市長に回答文書を手渡した。霜出会長が「任意協は3町で進める。ただ扉は開けておく」と話すと、同市長は「(枕崎参加を)ご判断いただきたかった」と応じた。
 瀬戸口市長は1月22日の市長選挙で、3町との合併協議を公約に掲げ初当選。2月1日、任意協への参加申し入れを行っていた。

 ■結果報告に表情硬く/枕崎市長
 「枕崎市の参加見送り」が決まった1日の南薩3町任意合併協議会。3町長は結果報告のため、同市役所に瀬戸口嘉昭市長を訪ねたが、会談は重苦しい空気が漂った。
 「いい返事を持ってくればよかったのですが」。霜出勘平会長(知覧町長)が口火を切ると、瀬戸口市長は渡された文書に目を落とし、表情が固まった。
 霜出会長は「今後枕崎と話をするためにも、まずは3町でまとまるのが先。申し訳ありません」と頭を下げる。断続的に室内は無言となり、静まり返った。4人が同席したのは、わずか10分間程度だった。

2215とはずがたり:2006/03/04(土) 11:09:17
<東北・北海道>青森県

五戸,三戸,八戸が相手候補だ(った)が,八戸は広域合併に消極的で破談に,五戸も合併したばかりで乗り気薄。三戸町+田子町+新郷村=三戸市とかどうよ?人口要件は満たさへんか・・

「合併進めるべき」新郷議会が村長に申し入れ(2006/03/03)
http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2006/03/03/new06030303.htm

 新郷村議会は二日、議員全員協議会を開き、村の今後の方向性について「市町村合併を進めるべきだ」との意見を集約し、横田幸穂議長らが同日、須藤良美村長に申し入れた。須藤村長は「村議会が合併の必要性を認めてくれたのは大きな前進」とした上で、早急に住民説明会とアンケートを実施して村民の意思を確認する考えを示した。
 
 須藤村長は二月二十四日に、村議会に対し村の合併対応についての協議を要請。村議会は数回にわたり協議会を開いて検討を重ねてきた。
 須藤村長は、五戸町との合併実現を公約に掲げて昨年六月に村長に初当選したが、今回の村議会の意見集約では合併の相手先を明示していない。
 申し入れで横田議長は「合併を避けては通れないという結論に至った。住民の考えを十分吸い上げて、慎重に村の方向性を定めてほしい」と要請。須藤村長は「村と村議会で歩調を合わせて進めたい」と述べた。
 村は、四月中に村内四地区で住民説明会を開催し、村の財政状況を説明した上で合併対応について意見を聞く方針で、五月中にはアンケートを実施、結果を取りまとめたい考えだ。
 市町村合併への対応で新郷村には、五戸地方の任意協議会を離脱して八戸市を中心とした広域合併を目指したが、実現にはこぎつけなかった経緯がある。このため村議の間ではこれまで、村単独による“自立論”も根強く残っていた。

2216とはずがたり:2006/03/04(土) 11:15:35
<九州・沖縄>熊本県

そんな予断を許さない状況なんだ。。

富合町、熊本市との合併協設置の条例案を提案へ
http://210.128.247.29/newsfile/view_news.php?id=8167

3月9日開会予定の下益城郡富合町の定例議会に執行部側が熊本市との合併協議会を設置するための条例案を提案することがきょう明らかになった。これはきょう開かれた富合町の議会運営委員会と全員協議会の中で執行部側が明らかにしたもの。富合町の村崎秀町長は「次の議会に条例案を必ず提案する」と話していて、仮に議会が条例案を可決すれば熊本市との合併論議が一気に加速することになる。しかし議会の中には「熊本市との合併は町民の理解を得られていない」などとして合併に反対する意見も根強くあり条例案が可決されるかどうかは不透明。
2006-03-03 21:45:33

2217とはずがたり:2006/03/04(土) 11:33:16
<東海>静岡県

むむう。沼津抜きか。長泉は町勢が好調でちょいと強気過ぎやわな。

「函南、清水との合併研究」 長泉とは困難と判断 三島市長
http://www.shizushin.com/local_politics/20060303000000000011.htm

 三島市の小池政臣市長は2日、三島市、函南町、清水町による1市2町での合併の可能性について調査、研究を進めていくことを明らかにした。小池市長は、長泉町を含めた「1市3町」の枠組みが望ましいとしていたが、当面は長泉町との合併協議は難しい―と判断。条件付きながら初めて1市2町の枠組みに触れた。
 市議会2月定例会で、露木友和氏(公明党)が「当面は長泉町を除いた1市2町に真摯(しんし)に取り組むべきではないか」と質問した。
 小池市長は「1市3町が望ましいが、長泉町については町長選挙での現町長の公約もあり、1期目4年間での合併協議は難しい」とした。
 その上で「当面は長泉町を抜いた1市2町での合併の可能性について調査研究を進めていきたい」と答弁した。

2218とはずがたり:2006/03/04(土) 11:38:38
<近畿>京都府

合併後、初の予算案を発表
京丹波町 3月定例会に提案
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006030300152&amp;genre=A2&amp;area=K40

 京都府京丹波町は3日、一般会計100億2800万円と16特別会計を含む総額199億6500万円の2006年度当初予算案を発表した。一般会計は、旧丹波、瑞穂、和知3町の05年度一般会計当初予算合計額より、人件費減などから約15%(17億8700万円)減少。旧町の事業を縮小しながらも大半を継続する一方、全町にケーブルテレビ(CATV)を普及するための調査費など新規事業にも配慮している。6日開会の3月定例会に提案する。

 ■緊急度の高い分野に重点配分

 昨年10月の旧3町(丹波、瑞穂、和知)の合併後、初めて示された京丹波町の2006年度当初予算案。松原茂樹町長は今回の予算編成に「旧3町の基本路線を大切にしながらも合併特例措置が切れる10年後に備え、体力を蓄えておく必要がある」とし、「福祉、交通など緊急度の高い分野に重点配分した」としている。

 主な新規事業では、旧瑞穂町のほぼ全世帯に普及しているCATV網を全町域へ広げるための調査費に320万円▽4月から運行を開始する町営バスの運営費やバスの新規購入に3650万円▽住民参画のまちづくり推進のため、自治組織などへの助成制度検討調査費に110万円▽町総合計画の策定に680万円−などを組んだ。

 このほか、4月から町内のNPO法人(特定非営利活動法人)など4団体が行う福祉有償運送の運賃補助に900万円を計上。旧瑞穂、和知両町の全小中校に防犯カメラを設置する費用に220万円を盛り込んだ。

 鳥インフルエンザ対策として町内養鶏農家への防鳥ネット設置に伴う補助などの150万円や、、除雪車1台を購入する除雪対策費の600万円も目立つ。

 一方、主な継続事業では、子育て支援策が特徴で、5−20万円を支給する出産祝い金に750万円▽中学生までの医療費の一部を支給する「すこやか子育て医療費助成事業」に3300万円を計上。乳幼児の発達相談のため、臨床心理士らの専門スタッフが行う回数を増やし、その費用に150万円を充てた。
 また、町道2路線の拡幅工事に4億9900万円▽都市公園(同町須知)の整備工事に4500万円▽町営三ノ宮住宅の建設に8800万円▽畑川ダムに関連する対策に4300万円−などのハード事業も組んだ。

2219とはずがたり:2006/03/04(土) 11:40:58
<東海>静岡県

おお,志太地方こりゃ藤枝市と焼津市の1市1町による2市へ再編される流れやね。岡部が静岡とか選ぶと藤枝が浮いてまうけど・・

焼津市と合併が「最適」 大井川町長、再び意欲
http://www.shizushin.com/feature/gappei/kiji2/20060304000000000030.htm

 大井川町の池谷薫町長は3日、合併問題について「合併新法の期限である平成22年3月31日までには合併する必要がある」としたうえで「相互信頼関係がある『150号基軸』が最適」と、焼津市との合併に再び意欲を示した。同日開会した町議会3月定例会の施政方針で明らかにした。
 池谷町長は「理想の合併は政令指定都市となることだが、住民の意識が熟しておらず時期尚早。そのプロセスとして新法期限内で段階的な合併を行うべき」との持論を展開。焼津市との合併を志向する理由として「小さな町に圧力をかけたり、見下すような姿勢がなく、手を差し伸べてくれた」「行政、自治会、産業界も密接不可分な関係にあり、気質の相似性、利害の一致、津波対策などの共通課題も多い」などを挙げた。
 志太2市2町合併協議会から離脱した後の平成16年3月にも「150号基軸による合併」を提唱したが、焼津市は藤枝市、岡部町との合併協設置に踏み切った(同年12月に破たん)ため、町単独を選択した経緯がある。今年2月には「私の任期中(平成20年6月まで)は合併はしない」と明言していた。
 議会散会後の取材では「任期中に合併協を設置することはない。それまでに議会などで議論を盛り上げてほしい」と説明した。また、大井川港で一般ごみと産業廃棄物ごみ一括処理構想の県ゼロエミッション事業については「広域連合以外の方式では受け入れることはできない」とし、「広域連合でいくことになった場合は地元の理解をいただくための努力を誠心誠意いたしたい」と述べた。

2220とはずがたり:2006/03/04(土) 11:43:44
<東海>静岡県

「合併参加も視野」 賀茂1市5町枠組み 期限考慮し検討 西伊豆町長
http://www.shizushin.com/feature/gappei/kiji2/20060303000000000042.htm

 西伊豆町の藤井安彦町長は2日の定例会見で、県の合併推進構想が示すとみられる賀茂1市5町合併について「前回合併の意義を検証し、新町の見通しを調べるために、2年ほど時間がほしい。その後住民の意向を聞き参加、不参加を決める。21年度末の合併に間に合わせるつもりもある」と述べ、同枠組みの合併について参加の是非を含め、検討に入る考えを明らかにした。
 藤井町長は「住民に意見を聞かずに参加の是非は答えられないし、現状では合併協設立の議決は難しい」とした上で、「当町のために他市町への県、国の支援が無くなるのは困る。合併新法の期限となる21年度に間に合うよう調査、住民説明を進める」と、調査を始める意思を示した。
 ただ、「前回県の意向通り合併に成功した町として、住民が望むような合併ができるよう求める権利はあるのではないか」と、同枠組みありきの進め方に疑問を呈し、期限を考慮しつつも住民が自由な選択ができるような環境を求めた。

市町合併枠組み、19日にも方向性 賀茂地区で勉強会 県が見通し示す
http://www.shizushin.com/feature/gappei/kiji2/20051205093431.htm

 下田市で1日に開かれた賀茂地区6市町の商工会長、観光協会長らの市町村合併勉強会で、講師を務めた渡辺清県賀茂地域支援局長は県市町村合併推進審議会が検討している小規模自治体の合併の枠組み(組み合わせ)について、15日の作業部会を経て19日の次回審議会の場で方向性が出るとの見通しを示した。
 審議会は来年3月までに県に答申するが、中間時点の案として枠組みを示す。それに先立ち、作業部会委員が賀茂地区の市町長から合併の意向を聴くことになっている。
 渡辺局長は答申後について、「県の合併推進構想は3月中にまとまる。関係する市町議会で6月や9月定例会ごろまでに合併協設置の動きがない場合、知事が勧告するのではないか」と述べた。
 勉強会では、萩原聡治下田商議所会頭が「6市町合併を目指し、地域課題の解決を図るべき」と提案。出席者は合併の必要性は認めつつ、「4月に合併したばかり。すぐ次とは性急すぎる」(鈴木康夫賀茂村商工会長)、「首長が考えを決めた上で経済団体が協力する形を取るべき」(土屋賢一河津町商工会長)などと意見を述べた。
 県側は6市町が合併して8万人規模の市となると、議員が50人ほど減るほか、市町の特別職、職員の減により、年間約6億円の歳出減につながるとの試算も紹介した。

2221とはずがたり:2006/03/04(土) 11:45:04
<東海>静岡県

「富士市との合併主眼」 富士宮市長が認識示す
http://www.shizushin.com/feature/gappei/kiji2/20060224000000000046.htm

 富士宮市の小室直義市長は23日の市議会2月定例会で、富士地域の合併問題について、「合併は富士市とどうするかを主眼に考えている」との認識を示した。その上で、「富士市との合併の議論があったときに、対等合併なのか、吸収合併なのかが1番、自分自身の考えなければならないところ」と述べた。渡辺佳正氏(共産)の一般質問に答えた。
 小室市長はさらに、「将来のために自立しておかないと、(富士市と)対等な立場で土俵に登って相撲も取れない」と述べ、このほど示した財政健全化計画に基づいて財政再建を進める必要性を強調した。県の合併推進審議会が芝川町との枠組みを示していることについては「芝川町がどうするのかが分からない以上、受け答えのしようがない」と述べた。

2222とはずがたり:2006/03/04(土) 11:50:08
<九州・沖縄>福岡県

どうもこの辺はなんかあれだよなぁ

福岡・赤池町長 議会否決の小学校建設議案 合併理由に専決処分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060228-00000024-nnp-kyu

 三月六日に隣接二町と合併する福岡県赤池町の浦田弘二町長は二十七日、町議会が否決した小学校の建て替え議案を「議会を招集する時間がない」として専決処分したことを明らかにした。合併期日が迫っていることを理由にした専決処分は地方自治法や合併特例法も想定しておらず、議会一部から「強引すぎる」と反発の声が出ている。

 専決処分したのは、一九七一年に建設され、傷みが激しいとされる市場小の建て替え関連六議案。総事業費は約十四億円で、工事の指名入札を終え、着工予定という。

 議案は、浦田町長が今月二十四日の臨時議会に提案したが、「合併前の駆け込み事業」「いい校舎を造るには合併後に検討した方がいい」などと反対意見が相次ぎ、七対八の賛成少数で否決された。

 背景には、合併で誕生する「福智町」の町長選をめぐる水面下の争いがあるとされ、議案に反対した町議は「議会の意見に耳を貸さない専決処分は問題」と反発。これに対し浦田町長は「民意の99%は私の方針に賛成」としている。
(西日本新聞) - 2月28日2時18分更新

2223とはずがたり:2006/03/04(土) 19:35:37

<北関東>群馬県

地図から消える群馬名物「東村」、平成の大合併で
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060304-00000212-yom-soci

 全国でも珍しい同一県内の同名自治体だった群馬県の「東(あずま)村」が3月27日、合併ですべてなくなる。

 1950年代までは県内に五つあったが、昭和、平成の大合併の波間に消える。五つの東村の誕生は1889年(明治22年)。市制町村制の施行で、群馬、利根、勢多、吾妻、佐波の各郡に生まれた。

 命名が相次いだ理由として、群馬地名研究会が指摘するのが、日本武尊(やまとたけるのみこと)の伝説。日本書紀では日本武尊が東征の帰路、今の群馬県内の峠で「アズマハヤ(わが妻よ)」とつぶやき、妻をいとおしんだとされる。「東は『日いずる所』を意味する。明るく上昇するイメージも重ねたのだろう」という。

 しかし、昭和の大合併で群馬、利根郡の東村は、それぞれ前橋市、利根村(現沼田市)となり消滅。昨年1月に佐波郡東村が伊勢崎市となり、今年3月27日には勢多郡東村が周辺2町との合併でみどり市に、吾妻郡東村が吾妻町との合併で東吾妻町になる。

 事情を知るマスコミは郡名で区別してきたが、テレビの旅番組などが「東村」と紹介すると、別の村に問い合わせ電話があることもしばしば。勢多郡東村にある詩画作家星野富弘さんの美術館を訪れようとした観光客が、「見つからない」と、赤城山を挟んで約50キロ西の吾妻郡東村の役場に駆け込んで来たこともあったという。

 残っていた三つの東村は88年に姉妹村を提携、親交を深めてきた。しかし、合併話から姉妹村は解消し、今後の交流は今のところ計画がない。
(読売新聞) - 3月4日15時44分更新

2224杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2006/03/04(土) 19:38:36
<北関東>群馬県
群馬県東村が3つあると言うのは地理マニアなら半ば常識だったと思っていたが、その昔は5つもあったんだ・・・・・

地図から消える群馬名物「東村」、平成の大合併で
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060304i212.htm

 全国でも珍しい同一県内の同名自治体だった群馬県の「東(あずま)村」が3月27日、合併ですべてなくなる。

 1950年代までは県内に五つあったが、昭和、平成の大合併の波間に消える。五つの東村の誕生は1889年(明治22年)。市制町村制の施行で、群馬、利根、勢多、吾妻、佐波の各郡に生まれた。

 命名が相次いだ理由として、群馬地名研究会が指摘するのが、日本武尊(やまとたけるのみこと)の伝説。日本書紀では日本武尊が東征の帰路、今の群馬県内の峠で「アズマハヤ(わが妻よ)」とつぶやき、妻をいとおしんだとされる。「東は『日いずる所』を意味する。明るく上昇するイメージも重ねたのだろう」という。

 しかし、昭和の大合併で群馬、利根郡の東村は、それぞれ前橋市、利根村(現沼田市)となり消滅。昨年1月に佐波郡東村が伊勢崎市となり、今年3月27日には勢多郡東村が周辺2町との合併でみどり市に、吾妻郡東村が吾妻町との合併で東吾妻町になる。

 事情を知るマスコミは郡名で区別してきたが、テレビの旅番組などが「東村」と紹介すると、別の村に問い合わせ電話があることもしばしば。勢多郡東村にある詩画作家星野富弘さんの美術館を訪れようとした観光客が、「見つからない」と、赤城山を挟んで約50キロ西の吾妻郡東村の役場に駆け込んで来たこともあったという。

 残っていた三つの東村は88年に姉妹村を提携、親交を深めてきた。しかし、合併話から姉妹村は解消し、今後の交流は今のところ計画がない。
(2006年3月4日15時37分 読売新聞)

[My HP] http://politics.mtcedar.com/
      http://professorgiko.fc2web.com/
      http://mtcedar.txt-nifty.com/

2225杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2006/03/04(土) 19:46:03
ぅゎ、かぶった。orz

[My HP] http://politics.mtcedar.com/
      http://professorgiko.fc2web.com/
      http://mtcedar.txt-nifty.com/

2226とはずがたり:2006/03/04(土) 19:47:12
<東北・北海道>

しっかし反対にも関わらず此処迄ちゃんと協議してきた町長偉いね。

市町村合併:北通り3町村合併判断へ 住民説明会始まる−−大間町 /青森
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060304-00000043-mailo-l02

 大間町、風間浦村、佐井村の北通り3町村の合併に関する住民説明会が2日から大間町を皮切りに始まった。住民に協議内容を伝えることで3首長が合併の是非を最終判断することになる。
 大間町材木地区で2日行われた説明会には住民約30人が集まった。町は新町基本計画の概要と町単独の場合の財政計画を説明した。合併、単独いずれも財政再建団体にはならないことを示した。
 金沢満春町長は、住民から考えを聞かれ「町長選立候補を決意した時から町単独を公約としてきた。気持ちは変わっていない」としながら、住民発議で協議会が発足した経緯から「合併を推進した人の思いをくまないといけない」と慎重な姿勢を示した。このほか、住民からは「合併しなかった時の国や県の支援にデメリットがあるのでは」「単独の場合、隣村から大間原発に関連した協力が得られるのか」などの質問があった。
 住民説明会は今後、大間町で6〜8日、風間浦村で3〜7日、佐井村で6〜8日、それぞれ実施される。[松沢康]
3月4日朝刊
(毎日新聞) - 3月4日13時1分更新

2227とはずがたり:2006/03/04(土) 19:49:20
>>2225
コメント書いてないんで後で俺の方消しときま

2228とはずがたり:2006/03/04(土) 19:49:47
<関東・東京>

市町村合併:江南町議会、熊谷市との合併協設置議案を可決 /埼玉
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060304-00000063-mailo-l11
 江南町議会は3日、熊谷市・江南町合併協議会の設置についての議案を賛成多数で可決した。議会後、記者会見した福田征芳町長は「(合併に向けて)一つの過程が過ぎた。熊谷市の意向もあるが、今後も町として一生懸命やらないといけない」と述べた。
 熊谷市は3月議会中に同町との合併協設置についての議案を提出する予定。[山崎征克]
3月4日朝刊
(毎日新聞) - 3月4日13時1分更新

2229とはずがたり:2006/03/04(土) 19:50:28
<東海>

高校の時古橋先生とかいたけどこの辺の人なんかな

市町村合併:新居町議会、住民投票条例案を上程 /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060304-00000014-mailo-l22
 合併先を巡って揺れる新居町議会の定例会が3日開会し、住民投票条例案などが上程された。同条例案は24日の採決に先立ち、町議全員からなる13日の特別委員会で採決される見通し。また議員発議された議会定数を減らす条例改正案は賛成多数で即日可決された。
 住民投票条例案には町議らの間で否定的な声もあり、否決される可能性もある。一方、同日夕には町民らが投票実施を求める1630人分の署名を古橋武司町長に提出。古橋町長は「案を否決するなら、議会側から町民の意向を聞く代案を出す必要がある」と話した。 [稲生陽]
3月4日朝刊
(毎日新聞) - 3月4日12時1分更新

2230とはずがたり:2006/03/04(土) 19:50:45
<近畿>京都府

住民投票条例案を撤回 木津町議会
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060303-00000054-kyt-l26

 木津町議会は3日の定例会本会議で、議員提案されていた加茂、山城両町との合併の是非を問う住民投票条例案について、全会一致で撤回を認めた。ほぼ同じ内容の条例案が、住民の直接請求によって開会中の定例会に提案される見通しとなったため、提案議員が撤回を求めた。
 同条例案を昨年6月に提案したのは会派「KAI」の所属議員で、同会派と共産党の計五議員が賛同。市町村合併特別委員会に付託されたが、これまでに3度継続審議となっていた。
 今年2月には町内の住民団体が同様の条例案を直接請求するため、有権者1万191人分の署名を集めたとして町選管に提出。本請求に必要な数を大きく超えており、河井規子町長が意見を付け3月定例会に提案することが確実な情勢となっている。提案議員側はこの動きを受けて昨年12月にも撤回を申し出ていたが、その時は反対多数で認められなかった。
(京都新聞) - 3月3日22時29分更新

一般会計が大幅に減少 加茂町・06年度当初予算案を発表
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060303-00000054-kyt-l26

 京都府加茂町は3日、一般会計50億7300万円、10特別会計と上水道事業会計も合わせた総額94億500万円の2006年度当初予算案を発表した。一般会計は保育所建設で増額となった前年度当初に比べ、10・2%減と大幅に減少。総額も同7・2%減と7年ぶりに100億円台を割った。10日開会の3月定例町議会に提案する。
 一般会計の歳出では、いづみ保育所の建て替えが完了したため、普通建設費が同66・7%減となり予算規模縮小に大きく貢献。ほかにも職員削減で人件費が同4・5%減、各種団体への補助金1割カットで補助費等が同4・4%減となった。
 主な新規事業は、学校関連で、恭仁小の水洗トイレ化3300万円、小中学校の門扉ドアホン設置55万円。少子化対策として、放課後児童クラブを町青少年センターから加茂小内に移して定員を拡大する事業3600万円、合併の是非を問う住民意向調査費120万円など。
 歳入では、町税を同2・5%増と見込むものの、地方交付税は同1・2%減と計上。大規模事業は控えたが全体の歳入不足は解消されず、基金繰入金5億1400万円(前年度当初比8・5減)のうち、貯金にあたる財政調整基金から2億400万円(同37・8%増)を充当した。同基金の残高は2億8000万円になる。
(京都新聞) - 3月3日22時29分更新

2231とはずがたり:2006/03/04(土) 19:51:51
<東北・北海道>北海道

名前消えるカーリングの町 代表選手育てた常呂町
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060303-00000213-kyodo-soci

 トリノ五輪で熱戦を繰り広げたカーリング女子日本代表の小野寺歩(27)、林弓枝(27)、本橋麻里(19)の3選手の地元、北海道常呂町が5日、北見市などとの合併で名前が消える。
 「カーリングの町」として知られ、これまで人口わずか約4900人で9人もの五輪選手を生んだ町で、五輪期間中“町最後の代表”の活躍に沸き立った町民らに寂しさが漂っている。
 小野寺選手らの里帰りの際には報告会が予定されているが、国内大会に出場するため日程が決まっていない。常呂カーリング協会の松平斉之会長(46)は「横断幕も(新市名の)北見市に書き換えなければ…。仕方がない」と話した。
(共同通信) - 3月3日18時11分更新

2232とはずがたり:2006/03/04(土) 19:54:06
<中国・四国>

将来的には福山市と合併とかどうであろう?
>福山地区は、生活圏としてつながっている。ほぼ100%の住民が福山地区との合区を望んでいる
何処と合併させられそうなんだろ?庄原?府中?

市町村合併:県議選合区で、神石高原町長らが陳情 「福山市・沼隈郡区に」/広島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060303-00000307-mailo-l34

 市町村合併に伴って県議会の議員定数・選挙区調査特別委員会が検討中の県議定数や選挙区割りの変更で、神石高原町の牧野雄光町長らが2日、県議会を訪れ、神石郡・甲奴郡選挙区(定数1)の合区先を福山市・沼隈郡選挙区(定数9)とするよう新田篤実・県議会議長らに陳情した。
 牧野町長らは「福山地区は、生活圏としてつながっている。ほぼ100%の住民が福山地区との合区を望んでいる」と述べた。新田議長は「趣旨はわかった。(同特別委員会で)十分議論して結論を出したい」と答えた。陳情後、牧野町長は「中山間地域の声を伝える県議を減らしたくないが、合区はやむを得ない。地元住民の声を尊重してほしい」と話した。[吉川雄策]
3月3日朝刊
(毎日新聞) - 3月3日17時1分更新

2233とはずがたり:2006/03/04(土) 19:58:36
<南関東・東京>

ホントは生活圏など考えると八王子と合併したかったんかねぇ。出来ればそっちの方が望ましかったような気がするが・・。

市町村合併:藤野町議会、相模原市との合併案を可決 来年3月、正式決定 /神奈川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060303-00000129-mailo-l14

 藤野町議会は2日、相模原市と07年3月11日に合併する配置分合議案を賛成8、反対5の賛成多数で可決した。今年1月の法定合併協議会(法定協)で鈴木謙仁町長と、同市の小川勇夫市長が合併協定に調印しており、2日の議決で正式に合併が決まった。
 同町は津久井郡4町(津久井、城山、相模湖、藤野)の中でも、同市と生活圏が異なる。健全財政で町政を運営し、廃校となった小学校を拠点にまちおこしに取り組んでいることもあり、町民の間に合併反対論が根強い。議会でも賛成・反対派の勢力が拮抗(きっこう)。合併協定に調印したものの、城山町の動向によっては藤野町の合併破綻(はたん)も懸念されていた。
 城山町では先月19日、合併に慎重な小林正明前町長が解職(リコール)投票で失職。同26日の合併を問う住民投票でも合併賛成が多かった。この合併推進派の連勝が藤野町議会の合併議決に決定的な影響を与えた。小林前町長が続投し、住民投票でも合併賛成が少数にとどまれば、単独での町政継続の方向となり、藤野町も自立の道を進む可能性があった。
 津久井郡4町は当初、4町とも足並みをそろえて同市と合併する方向だった。だが、藤野町議会は03年12月、1市4町でつくる任意合併法定協議会(任意協)の設立予算案を反対多数で否決した。合併推進派住民はこれに反発して合併を問う住民投票の実施に動き、04年6月の住民投票で合併賛成が多数となった。
 これを受けて倉田知昭前町長は05年4月、同市との法定協を設置した。倉田前町長の引退による同7月の町長選で、合併推進派の鈴木氏が反対派候補に勝って新町長に就任し、合併の流れをつくった。相模原と津久井、相模湖の1市2町は今月20日に合併。藤野町は1年遅れで新しい相模原市と合併する。[高橋和夫]
3月3日朝刊
(毎日新聞) - 3月3日13時2分更新

2234とはずがたり:2006/03/04(土) 20:04:11
<近畿>

白良浜は周参見の合併を拒み,橋本は伊都広域合併に失敗しての合併

市町村合併:橋本市と白浜町が誕生 /和歌山
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060302-00000273-mailo-l30

 合併特例法期限内の申請に基づき、県内では最後の合併となった新しい橋本市と白浜町が1日誕生し、開庁式が行われた。これで04年9月まで50あった県内の市町村は30になった。
 ◇東の玄関口へ飛躍誓う−−橋本市
 橋本市と高野口町の合併に伴う開庁式は同市東家の市役所で行われた。
 式典には、辻本仁至・市長職務執行者(前高野口町長)や職員、市民ら約150人が出席。辻本職務執行者が「合併協発足から2年間、さまざまなことがあり、感慨深い。新・橋本市が県の東の玄関口としてますます発展すると信じています」とあいさつ。旧高野口町役場の同市高野口出張所でも開所式があった。
 橋本市と伊都郡では02年10月、6市町村で法定合併協が発足。03年6〜7月に同市と高野口町が相次いで離脱、両市町の合併を表明した。かつらぎ町が花園村を編入合併、高野町は単独町制の道を選んだ。
 橋本市選管は1日、合併した旧橋本、高野口両市町の選管委員8人の中から新委員4人を互選。合併で両首長が失職したことに伴う市長選を26日告示、4月2日投票と決めた。7日午後2時、市教育文化会館で立候補予定者説明会を開く。木下善之前市長(70)が立候補を表明している。[上鶴弘志]
 ◇海・川・温泉、魅力倍増−−白浜町
 白浜町は旧白浜町と旧日置川町が合併して発足。本庁となった白浜町役場で開庁式があった。
 町長職務執行者の前義郎・旧日置川町長(73)が「良質の温泉と素晴らしい景観を持つ白浜と、清流と森と海が織りなす日置川の合併で、特色と魅力ある町が誕生した」などとあいさつ。同町役場日置川事務所の旧日置川町役場では銘板を除幕した。
 旧両町は加盟していた田辺広域合併協議会を脱退。04年5月に2町で合併協を設置し、調整を重ねた。
 白浜町選管は1日、合併に伴う町長選、町議選(定数20)を21日告示、26日投開票と決めた。
 届け出は町長選、町議選とも午前8時半〜午後5時、白浜会館で。町議選の定数は18だが、今回に限り20とし、選挙区制(白浜選挙区14、日置川同6)で行う。
 投票は36カ所で午前7時〜午後8時(一部繰り上げ)。開票は町長選、町議選白浜選挙区が午後9時半から同会館であり、町長選は午後11時ごろ、町議選は27日午前0時ごろ結了の見込み。町議選日置川選挙区は午後8時半から日置川拠点公民館で開票され、午後10時半ごろ結了の見込み。[吉野茂毅]
3月2日朝刊
(毎日新聞) - 3月2日15時1分更新

2235とはずがたり:2006/03/04(土) 20:14:43
<九州・沖縄>鹿児島県

むぅ,此処迄徳之島にお誘いかけてんのにねえ

南日本新聞ニュースピックアップ[2006 02/22 07:37]
市町村合併 新町名は「天城伊仙」/徳之島協
http://373news.com/2000picup/2006/02/picup_20060222_7.htm
事務所位置、結論持ち越す

 天城、伊仙の2町でつくる徳之島地区合併協議会は21日、伊仙町中央公民館で23回目の会合を開き、新町名称を「天城伊仙町」とすることを全会一致で決めた。しかし、新町事務所位置は、「県が示す『1島1町』の方針に対し、同協議会を離脱した徳之島町がどう対応するか。その出方を見極めた上で判断すべきだ」との意見が大勢を占め、5月まで協議会を休会することを決めた。
 事務所位置については、「いま位置を決めてしまえば、徳之島町が協議会に戻ることが難しくなる。可能な限り3町合併という好ましい姿を追求すべき」という意見が続出し、「徳之島町が協議会に戻る意思がないと分かった場合は、事務所位置は天城町でもいい」などの意見も出た。
 最終的には、来年3月の天城町と伊仙町の合併スケジュールにこだわらず、徳之島町長を含めた3町長での話し合いを5月まで進めていくこととした。徳之島町の協議会復帰の可能性として、「3月の徳之島町議会議員選挙で、新しく3町合併への動きがでてくるのでは」という観測が、複数の委員から出された。
 新町の名称に関しては、「徳之島」の文字が入った名称は現徳之島町と混同され、混乱を招くとして「天城伊仙町」に決まった。名付け親大賞には千葉県在住の岡田真樹さんに決まった。
 次回は5月、天城町役場で開く。

2236とはずがたり:2006/03/04(土) 20:30:48
<東海>岐阜県

へぇ
>「昭和の大合併」で1957年にも大垣市への編入合併を議会で議決し、県に申請したが、当時は「飛び地」が認められずに却下された歴史がある。

墨俣町:面積、日本最小に 大垣との合併控え、26日間の限定記録 /岐阜
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060303-00000022-mailo-l21

 ◇高知・赤岡町“消滅”で、日本最小に
 ◇面積わずか3.39平方キロ
 墨俣町が1日、日本一面積が狭いミニ自治体となった。これまで最小の高知県赤岡町が同日、合併に伴い消滅したためだ。しかし墨俣町も今月27日には大垣市と合併するので、わずか26日間の限定日本一。
 大垣市や墨俣町などによると、同町は面積3・39平方キロ、人口は2月1日現在4675人。旧赤岡町は面積1・64平方キロで、周辺5町村が合併して香南市となった。墨俣町が大垣市と飛び地合併すると、富山県舟橋村(面積3・47平方キロ)が最小の自治体となる。
 墨俣町はかつて美濃路の宿場町として栄えた。豊臣秀吉の出世物語で知られる一夜城が町のシンボルとなっている。1897(明治30)年に二ツ木村など3村を合併し、現在の町域になった。「昭和の大合併」で1957年にも大垣市への編入合併を議会で議決し、県に申請したが、当時は「飛び地」が認められずに却下された歴史がある。
 栗田金一町長は「わずか26日間のことで、町の歴史も新市に引き継いでいくので特に感想はない」と話した。[子林光和]
3月3日朝刊
(毎日新聞) - 3月3日11時0分更新

2237とはずがたり:2006/03/05(日) 05:19:18
<九州・沖縄>沖縄県

何でこんな古い記事が今頃配信されるんだ?

<2005年3月15日 朝刊20面>
http://www.okinawatimes.co.jp/spe/jiti20050315.html
自治のあした―市町村合併リポート(83)

第9部・覚悟
中城村
建て替え財源窮迫
問われる村長の力量

 「北中城村の一方的とも思える合併解消の申し入れは、極めて残念」「合併破綻の責任は十中八九、北中城にある」

 二月二十四日の中城村議会の臨時会で、新垣清徳村長は北中城村への不信感を率直に口にした。

 戦前は一つの村であり、県内では最も順調に合併が実現すると思われていた両村だったが、昨年夏から北中城村で合併に反対する声が噴出。同十二月の北中城村長選で、慎重姿勢の新垣邦男氏が合併推進の二候補を大差で破ったことで、合併解消が事実上決まった。

 臨時会で、新垣中城村長は合併協議の存続を訴える議員に対し、「事実と異なる中城の財政状況を示した資料が北中城で出回り、北中城村長選に利用された。合併の前提となる信頼関係は既に損なわれている」と断言。中城村側からも、決別を宣言する格好となった。

四苦八苦

 昨年夏、北中城村内で合併反対の声が広まったのは「合併しても住民負担は増え、投資は中城に集中する」という懸念が、村職員や村議などにあったからだ。

 実際、中城村には建て替えを迫られた公共施設が多く存在する。中城村は二〇〇五年度、老朽化した学校給食共同調理場の建て替え事業を行う。合併すれば、合併特例債を活用した事業になるはずだった。

 それが、合併破綻で、建て替え事業費約三億二千万円を工面するため、村は財政調整基金や減債基金を取り崩した上、他の目的基金を運用。そのため、基金残高は三千万円となった。

 さらに、退職者十一人の不補充や収入役を廃止するほか、一部公共施設の清掃業務を職員が担い、来客用のお茶も廃止し、何とか〇五年度予算案を作り上げた。

発電所頼み

 〇六年度以降の財政計画が見えない中、新垣中城村長が期待を掛けるのは、〇七年度から着工する「吉の浦火力発電所」だ。「着工に伴い、村には電源立地地域対策交付金が入る」と力を込める。しかし、これは目的交付金であって、一般財源にはならない。

 一〇年に火力発電所の一号機が稼働すれば、固定資産税などの一般財源は増える。問題は、そこまで持ちこたえられるかどうか。職員と議会、村民が一丸となって財政危機を乗り越えるためには、村長のリーダーシップが今一番求められている。

 村は歳出を抑えるため、課の統廃合や職員、議会などの定数見直し、保育所の統廃合や給食調理事務の運営方法などを「村行財政検討委員会」に答申する方針だ。(市町村合併取材班・磯野直)

 この連載は月―水曜日に掲載します。

 意見や感想は、電話098(860)3555(午前10時から午後5時)、ファクスは098(860)3486(終日)、メールはgappei@okinawatimes.co.jp

2238とはずがたり:2006/03/05(日) 13:49:30
<広域合併>

道州制導入、27知事が賛成 本社調査
http://www.asahi.com/politics/update/0305/001.html
2006年03月05日01時17分

 都道府県を廃止し、さらに広域な道州を置く道州制の導入について、朝日新聞社は47都道府県知事にアンケートを実施した。過半数の27人は導入に賛成したが、福島、兵庫両県知事が明確に反対、18人は「どちらともいえない」などとして賛否を保留した。また、「道州制実現の最大の障害は、権限や財源移譲に抵抗する中央省庁だと思うか」との問いには、導入への賛否を保留した知事を含め25人が「そう思う」と答え、国への警戒感が浮き彫りになった。

 首相の諮問機関である地方制度調査会が2月28日、「道州制の導入が適当」と小泉首相に答申したのを受け、アンケート用紙を配布。4日までに全知事から回答を得た。

 賛成の理由では「地方への権限や税財源の移譲を通じて地方分権を進めることができる」(山口)、「市町村合併が進めば、現在の都道府県では狭くなる」(茨城)、「広域的に取り組むべき課題が多く生じてきている」(岩手)などの意見が多かった。

 ただ、多くは「120年間維持された都道府県制度の見直しにあたっては、その必要性などに国民的議論を尽くすべきだ」(大分)などの条件をつけている。

 賛成の知事に導入時期のメドを聞いたところ、10年後が8人で最多。「財政危機を考えると急ぐべきだ」とする秋田が5年後、「10〜20年後くらいの時間軸が必要」とする鹿児島が20年後と回答。ほかは「答えられない」か無回答だった。

 反対の2知事は「道州制のみが広域的課題に対応可能な制度ではない。一部の大都市への集中など新たな不均衡を生む可能性がある」(福島)、「都道府県は国からの権限移譲の受け皿として十分な実績と能力を持っている」(兵庫)などの理由を挙げた。

 判断留保の理由は「一気に道州に改編するほど国民的な議論が高まっていない」(静岡)、「目的や国民にもたらすメリットや課題が不明確」(福井)など時期尚早論が大半だった。

 道州制が導入されれば、国の役割は外交、安全保障、金融などの分野に限定される。ほかの仕事は道州に移し、さらに現在は都道府県が担う仕事の大半を市町村が受け持つことになるが、出発点は「小さな中央政府」の実現だ。

 それだけに、大半の知事は国と地方の税財源を見直す三位一体改革で省庁が地方への権限や税財源移譲に強く抵抗した例を挙げ、「国が権限を手放す気があるのか、はなはだ疑問だ」(三重)と回答。導入賛成派からも「地方分権推進という理念を実現する道州制でなければ意味がない」(徳島)との声が多く寄せられた。

 また、地方制度調査会答申が9、11、13の道州に分ける区割り3案を例示したことには、「道州制の理念や仕組みを議論するのが先決だ」(高知)、「区割り議論を先行させるべきでない」(千葉)との警戒感が強かった。

2239とはずがたり:2006/03/06(月) 12:12:08

<中国・四国>鳥取県

鳥大地域学部が「湯梨浜町合併」アンケート
http://www.nnn.co.jp/tokusyu/kikaku/060305.html
2006/03/05の紙面より

 合併によって誕生した鳥取県湯梨浜町について、合併前と比べ生活が「不便になった」と感じる住民は三割にのぼり、「合併してよかった」と感じる住民は一割にとどまっていることが、鳥取大学地域学部地域政策学科が同町民を対象に行ったアンケート調査で分かった。調査結果は五日午後一時から、同町長瀬のハワイアロハホールで行う地域調査実習成果報告会の中で発表する。


「よかった」わずか1割
「不便」3割 旧泊村では41%も
調査は、羽合、東郷、泊の旧三町村が合併して一年が経過した昨年十、十一月、同科の二回生が一年間、湯梨浜町をテーマに決め、住民参画や地域福祉、産業などについてグループに分かれて行った。アンケートは十八−七十九歳の三千人を対象に実施。回収率は35%だった。

 それによると、合併したことを住民がどう感じているかを問う質問では、「合併してよかった」は10%、「よかったとは思わないが合併したという実感はある」37%、「特に感じることはない」46%と、合併効果を住民が享受していないことがうかがえる。

 その理由として「イベントの会場が本庁舎近くの施設に集中するため、足が遠のき参加しにくくなった」「合併した途端、町民と行政が離れてきた気がする」「ハワイという町名が消えた」など、分庁方式の弊害や役場との距離感が生まれたことを挙げている人が多い。

 合併前と比べ、生活が「便利になった(便利になったことが不便になったことより多い)」はわずか6%。「不便になった(不便になったことが便利になったことより多い)」は32%。なかでも旧泊村では41%が不便になったと回答している。

 町内の観光文化施設について、利用してみて不満を感じた施設は「ハワイゆーたうん」「中国庭園・燕趙園」「ゆアシス東郷・龍鳳閣」の順で、施設のあり方や利活用についても一石を投じている。

 同地域学部の藤田安一副学部長は「湯梨浜町は小規模合併であり、合併もスムーズにできたのでこの結果は意外だった。住民は合併で良くなると期待していたが、逆に不便になることの方が目立ったことによる結果ではないか」とみている。

2240とはずがたり:2006/03/06(月) 12:21:30
<九州・沖縄>鹿児島県

ここは姶良町,加治木町,蒲生町で錦江市で話が進んでいたが,姶良町議会が加治木町の負債に反撥して>>783離脱決議,町長も追認して>>739破談。住民投票でも不調で旧法下の合併を断念>>1644>>1664
新法下の県の合併審議会で錦江市構想が復活する>>2134も蒲生町は鹿児島市との合併を希望する>>2141など不透明感も強い。しかし自殺する程なんかね?

鹿児島県姶良町長が自宅で自殺…合併の不調で悩み
http://www.sanspo.com/shakai/top/sha200603/sha2006030612.html

5日午後5時すぎ、鹿児島県姶良(あいら)町の福元久夫町長(57)宅で、町長がネクタイで首をつって死んでいるのを帰宅した妻が発見。遺書などはないが加治木署は自殺として調べている。家族の話では自治体合併の不調で悩んでいたという。福元町長は11年1月に初当選して2期目。

2241とはずがたり:2006/03/07(火) 06:35:15
<中国・四国>徳島県徳島市

40万はちょいときついよね。計画断念の為のハードルでないことを祈る

2006年3月6日
▼ 合併目指し新計画
http://www.jrt.co.jp/news/scripts/newscont.asp?NewsId=8266

きょう開会した徳島市議会で原市長は、周辺市町村との 合併を進めることを前提にした新たな計画づくりに着手することを初めて明らかにしました。

開会日のきょうは、新年度の一般会計当初予算案など51の議案が提出されたあと、原秀樹市長が所信表明をおこないました。原市長は、 周辺の市町村と合併して人口40万人規模の『中核市』を作るため、その構想の指針とする新しい総合計画を策定する 方針を初めて明らかにしました。

「新時代における徳島都市圏の確かな形を築く中核市構想の推進など本市を発展させるため 今後のまちづくりの指針を示す 新たな総合計画の策定に 着手いたしたい」

計画は、基本構想、基本計画、そして行動計画の3本立てで、来年度策定し、さ来年度から10年間の計画にする予定です。

立案のために企画政策局を新設し、公募による市民会議を設けることにしています。

2242とはずがたり:2006/03/07(火) 08:51:07

<北陸・甲信越>長野県

上田市の合併を記念して。青木村が合併を拒絶したのはこんな訳だったのね〜

平成の大合併 むらの選択
■1■岐路に立つ  
進むも引くも不安…
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/kikaku/048/1.htm

 「昭和の大合併」も一段落していた一九七三年。当時、川西村長だった井沢二三(ふたみ)さん(75)が、上田市との合併を決断したのは、それなりの理由があった。上田市は川西村の編入で、十万都市となる。水道水を分けてもらうなど関係も深く、熱心に誘われていた。

 しかし、五年で後悔することになった。合併の条件として上田市に約束させたはずの小学校の存続が、ほごにされたのだ。住民は、統合撤回を求めて提訴したが、覆ることはなかった。

 井沢さんは「そんな簡単にひっくり返されるとは思わなかった。信じていたのに」と今も悔しがる。

     ◇

 それから約三十年。旧川西村役場は支所となり、三十二人いた職員は、三人に減った。新たな公共施設はほとんど建っていない。

 一方、隣の青木村は、学校や美術館、温泉施設などを次々と建て、村の基盤を整えた。村商工会の下形豪会長(73)は「川西の住民にうらやましがられている」と話す。

 「上田と合併すると、川西のようになる」――。村民には、そんな不安がある。青木村が二年前に行った住民アンケートでは合併反対が45%を占め、賛成の26%を上回った。宮原毅村長も、少ない人件費などを背景に、自立の方向を模索。「大きな市と合併すると、きめ細かい行政ができなくなる」と慎重姿勢だ。

     ◇

 同じ上田市を生活圏とする武石村は、同市など四市町村でつくる任意合併協議会に参加し、青木村とは正反対の道を進んでいる。

 歳入の四割を占める地方交付税は新年度、一割以上減る。起債(借金)の償還(返済)は次年度からピークを迎え、以後七年間、交付税に匹敵する額が毎年、借金返済に消える。農業集落排水(下水道)、学校改築など、大型事業のツケが回ってくる。合併しなければ、上下水道などの村民負担は二・五倍に増える。

 下村聖村長は「うちのような自主財源のない村はやっていけない。(規模の大きい)上田市との合併がベストの選択」と語る。

 住民には「吸収」への不安が根強いが、上田市が合併後の旧町村に導入を検討している分権組織を挙げ、「昭和の大合併の時のように地域が取り残されることはない」と自信を見せた。

     ◇

 時の首長同士で交わした「約束」の行く末は十年、二十年先でないと分からない。といって、自立を叫んでみても、財政が立ち行かなくなるのは目に見えている。ただ、選択の「分かれ道」だけが目前に迫る。

 井沢さんは、旧川西村の小泉地区にある小さなポストに、思い出がある。村長就任直後、七十歳代のおばあさんから、「ポストが遠く、孫に手紙を出すのが大変」と便りをもらった。すぐ郵政局に陳情し、ポストは三か月後に立った。

 「大きな市では、そんなささやかな願いは、市長まで届かない。行政は目の行き届く範囲がいい」

 井沢さんはそう言って、ポストを優しく見つめた。

   ◇   ◇

 来年三月末の特例法期限内を見据えた「平成の大合併」が、正念場を迎えている。山に囲まれた自治体が多く、一体感が生まれにくいなどの事情で、他県より合併協議が遅れているとされる本県でも、自立か合併かの最終判断を迫られる場面が増えてきた。それぞれの村の選択を追った。

<メモ>

 県内の村 「昭和の大合併」以前は三百以上あったが、現在は六十七に減った。それでも、新潟県の三十三村の二倍以上で、全国最多。このうち、法定または任意の合併協議会には五日現在、三十九村が参加している。市町村数は百十八で、北海道の二百十二に次いで二番目に多い。

2243とはずがたり:2006/03/07(火) 09:12:40
<北陸・甲信越>長野県

新たなまちづくり 合併4市町村の課題(上)安曇野市(10月4日)
安曇野市 観光立地  ブランド・資源 どう活用?
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/kikaku/059/8.htm

 「また来ます」「とても良い所ですね」――。JR穂高駅前の観光案内所には、帰り際に、こんな言葉をかけていく旅行客が少なくない。案内員の女性は「何度も来てくれる人も多くて。合併したから、穂高以外の地域も案内できるようにならないと」と笑う。

 北アルプスのふもとに広がる、緑と水に恵まれた田園地帯。大王わさび農場や常念岳、約5万本のアヤメが咲き誇る明科地区のあやめ公園、国営アルプスあづみの公園など、自然を生かした観光地が多い。また、碌山美術館や豊科近代美術館に加え、ガラス工芸や陶芸の工房も多数点在し、自然と文化の街と言えそうだ。

 旧穂高町に続き、安曇野市で商工観光課長を務める太田清秋さんは「これまで、町役場に『安曇野とはどの地域を指すのか』という問い合わせが来ることも多かったが、市の名前になったことで、PRしやすくなった」と話す。

 旧三郷村でペンションを経営する佐野洋志さん(43)も、「三郷が安曇野の一部と思っていない人もいたが、合併で、安曇野の一員として認知してもらえる」と、観光客の増加に期待をかける。

 県によると、2004年の旧5町村の主な観光地を訪れたのは合計約240万人。1994年は約145万人で、順調に増えている。しかし、軽井沢には年間700万人以上が、上高地がある旧安曇村を編入した松本市には年間500万人が集まる。全国ブランドの「安曇野」とはいえ、県内には、もっと観光客が集まる名所がある。

 旧穂高町のペンション19軒が加盟する安曇野ペンション協議会理事長の岡本亘さん(50)は「宿泊数は、十数年前の半分近くに減った。観光客が来ても泊まらずに通過している」と分析する。以前は、白馬や乗鞍高原へ向かう観光客が、安曇野に泊まることも多かったが、交通網の整備で、東京などから日帰りが容易になったことも大きい。

 旅行会社大手「近畿日本ツーリスト」の担当者によると、安曇野は、わさび田や美術館の人気は高いが、松本や乗鞍などを回る中で、立ち寄って施設見学する形にとどまり、「宿泊の希望は、白骨など有名な温泉地に集まる」という。

 周辺の“ライバル”に勝つには、点在する多くの観光施設を結び、滞在型観光へ転換する戦略が必要だ。

 市が、観光の柱と考えているのが農業体験だ。穂高のわさび、三郷のリンゴなど各地に特産物があり、稲作も盛ん。農産物の収穫や加工の体験を通じ、自然に触れ合ってもらう狙いだ。

 太田さんは「安曇野に来る人は、自然を求めている。道祖神めぐりや美術館などを組み合わせ、滞在型観光のメニューをつくりたい」と意気込んでいる。しかし、農業体験を柱にするとしても、観光客を受け入れる農家探しや宿泊施設との連携、観光施設間の移動手段の整備など、体制づくりは、これからだ。

 安曇野というブランド力と豊富な資源をどう生かすか――。新市の船出は、難しい課題を背負っている。

     ◇

 「平成の大合併」で(2005年10月)1日、安曇野市、新・飯田市、飯綱町、長和町の4自治体が発足した。それぞれの課題を地域事情に照らして検証する。

2244とはずがたり:2006/03/07(火) 09:12:52

<北陸・甲信越>長野県

新たなまちづくり 合併4市町村の課題 (中)新・飯田市(10月5日)
防災・観光道路に不安
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/kikaku/059/9.htm

上村、南信濃両地区には三遠南信道の早期完成を願う看板があちこちに立つ(南信濃地区で)
 合併まで1か月を切った9月4日、飯田市は旧上村と旧南信濃村と合同で、東海地震などを想定した防災訓練を実施した。飯田市から、村役場に食料や毛布を車で送る訓練を行い、旧上村まで約40分、旧南信濃村まで約1時間で届いた。

 だが、「実際に地震が起きたら、車で来るのは難しいのでは……」。旧上村職員として、この訓練を担当した飯田市職員の野牧広さんは不安を漏らした。

 両地区は、合併前の飯田市と地図上は接するが、道路上は、喬木村を経て国道152号を南下するか、天竜村などを経て国道418号を北上しないと行き来できない事実上の“飛び地”だ。

 山間地を通るこのルートには、車1台分の幅しかないトンネルや、落石の恐れがある場所もあり、市交通防災課は「災害時は道路が寸断され、孤立集落になる恐れもある」と指摘する。

 もともと旧2村と飯田市は、喬木村を含む4自治体で合併協議をしていたが、同村は昨年行った住民投票で自立の道を選んで離脱。財政力の弱い旧2村は、“飛び地”のハンデを承知の上で合併に踏み切った。

 地理的なハンデと道路事情の悪さは、新飯田市の観光面でも課題となる。

 新市は、両地区を活性化させる計画として、南アルプスの自然を生かした観光資源の活用を掲げる。標高約1000メートルの急斜面に民家が点在する上村地区の集落「下栗の里」や、両地区に伝わる奇祭「霜月祭り」など観光資源は豊富だ。

 しかし、同じ市になっても、観光地をスムーズに回れるわけではない。カーブが続く狭い山道で、市中心部から両地区に着くまでに車に酔う人もいるという。

 南隣の静岡県からの交通の便も良くない。市の公社が運営する南信濃地区の温泉施設「かぐらの湯」は、年間10万人が訪れる観光拠点だが、公社事務局長の高梨洋一さんは「冬は地元客以外は来づらい」と話す。

 国道152号は静岡県境を越える「青崩(あおくずれ)峠」で途切れ、細い迂回(うかい)路を通るしかなく、冬は凍結して危険だ。昨年度、8月に約1万4000人だった利用者は、2月は5000人弱だった。

 こうした防災面や観光面の課題克服のため、関係者が期待を寄せるのが「三遠南信自動車道」の建設だ。

 三遠南信道は、飯田市の中央道と静岡県浜松市の東名道を結ぶ約100キロの自動車専用道。同市付近では当面、新道路建設と国道152号の改良を組み合わせて開通を目指す。両地区に隣接する喬木村と浜松市水窪町にはインターチェンジができ、災害時の緊急ルートとして役立ち、観光客の交通も便利になりそうだ。

 野牧さんは「耐震性が高く、崖崩れが起きても影響は少ないだろう」と話し、高梨さんも「冬の利用者も増える」と力を込める。

 ただ、開通はかなり先だ。国交省飯田国道事務所は「目標は15年後」という。牧野光朗市長は1日の合併記念式典で「悲願の三遠南信道早期開通に力を注ぎたい」と述べたが、それまで両地区はハンデを抱えながら、防災や地域活性化といった課題と向き合うことになる。

2245とはずがたり:2006/03/07(火) 09:13:04

<北陸・甲信越>長野県

新たなまちづくり 合併4町村の課題(下)長和町・飯綱町(10月6日)
自立への模索 立ちはだかる財政難
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/kikaku/059/10.htm

2村の「組合立」から「町立」に変わった飯綱病院。経営安定化は新町の大きな課題となった
 「『いこい』の増築事業が新町の年次計画に入っていないのではないか」

 合併を4日後に控え、協議会を解散する形式的な会合になるはずだった9月27日の長門町・和田村合併協議会。突然、1人の委員から新町の財政見通しを不安視する声が上がり、事務局側は答えに窮した。

 「いこい」とは、長和町が、武石村と一部事務組合方式で運営する老人保健施設。50あるベッドはほぼ満床状態で、将来の増床は避けられない。だが、増築で必要となる3〜4億円は、新町の新規事業に入っておらず、財政推計に反映されていなかったのだ。

 長和町を含む依田窪地域は、4町村がそれぞれ2つの枠組みで合併協議を進めるなど、混迷を極めた。結局、丸子町と武石村が上田市側との合併を選択。残る2町村での新設合併となった。

 だが、長和町は人口約7600人。総務省が、新合併特例法の基本指針で、合併を促す目安とした人口規模、1万人を下回る。町税は約7億円。そのほぼ4倍の29億円余りの地方交付税に歳入を頼らざるを得ないが、交付税は、合併特例で優遇されても、減少が予想される。これに対し、65歳以上人口は3割を超え、県平均を大きく上回るなど財政需要は高まる一方だ。

 羽田健一郎・旧和田村長ら旧町村の関係者は「財政的に厳しくとも、元気ある長和町にしたい」と口をそろえるが、歳入面をどう工面していくのかが、新町の大きな課題となる。

     ◇

 中学校や病院、下水道など、8会計で共同事業を営む牟礼、三水両村の合併は「内縁関係の2村が、正式に籍を入れたようなもの」(役場関係者)。だが、新生・飯綱町も、財政の厳しさは似たり寄ったりだ。

 町税は10億円余り。財政推計では、当面優遇されるはずの交付税も、10年先には今年度より6億円減って25億円になる。合併により、特別職給与と議員報酬で年8000万円のカットを見込んでも、本年度着手する予定だった中学校の改築事業は4年後に先延ばしされた。

 特に負担が大きいのが、5年前に36億円かけて増改築した町立飯綱病院。今後も毎年1〜2億円の債務返済が続く。「合併で自治体が構造改革するのと同様、病院も独立採算を目標に、経営安定化を目指さなければならない」と北山昌明院長。定員に満たない医師の確保とともに、経営スリム化の努力は欠かせない。

 一方で、飯綱が町名となったことに伴うPR効果に期待を寄せる町民も多い。近隣の戸隠、鬼無里が合併で自治体名を無くしたのとは対照的に、飯綱東高原など、観光地を効果的に売り込む機会はぐんと増えるからだ。

 スキー場、ゴルフ場、温泉施設などを営む第3セクター、飯綱リゾート開発の才門正男社長は「町名と一体化して、このすばらしい場所を売り込むことができる」と期待を込める。

 合併は、身の丈に合った行政を進める転機になったのと同時に、マチの財産を外にアピールするカンフル剤ともなっている。
     ◇
この企画は、山下寛人、千歳誠祥、服部牧夫、溝口徹が担当しました。

2246とはずがたり:2006/03/07(火) 09:13:19

<北陸・甲信越>長野県

市町村議定数 合併、財政難で3分の1減に(6月12日)
計1290、「ひとけた議会」も5村
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/kikaku/059/4.htm
 県内の市町村議会議員の総定数は、「平成の大合併」や財政難に伴う定数見直しで、2003年4月の統一地方選終了後の1934から、約3分の1減って1290になる見通しであることが、読売新聞長野支局の5月末現在のまとめで分かった。まだ多くの市町村が削減を検討中で、総数はさらに減少が見込まれる。定数を10未満に抑える村も5つに上るなど、自治体の姿は様変わりしつつある。

 すでに削減した自治体に加え、5月末時点で合併協議会や各議会で将来の削減数を決めている自治体について、定数を集計した。

 定数が大きく減る最大の要因は、合併に伴う失職だ。合併済み、または今後合併予定の自治体だけに限っても、合併特例で増員される期間が終了した後の総定数は、合併前に比べて508減る計算となる=表=。

 4町村を編入した長野市は、計96だった定数が増員期間終了後には42に、4村を編入した松本市も計88から同じく34に減少する。特例を使わなかった佐久市など4市町村は、合併で計77から34に減った。5町村の合併で10月に誕生する「安曇野市」でも、計84の定数が28と3分の1になる。

 一方、自立を選んだり、合併できなかったりした市町村も、大半が財政難から思い切った定数削減に踏み切っている。清内路村は昨年、10から9に減らしたが、6月定例議会でさらに3つ減らし、県内最少の6となる。ほかにも、野沢温泉、南牧、麻績、売木の各村が8に削減。計5村が、定数10未満の「ひとけた議会」となる。南箕輪村は、07年の改選時に定数を一気に6減らして10にする。人口規模に応じて地方自治法が定める定数の上限22に比べると、半分以下だ。上松町も自立を決めた後、法定上限の18を大きく下回る10とした。

 4度目の合併論議が不調に終わった諏訪地方では、茅野市が23から県内の市で最少の18に削減。同じく23の諏訪市は、これを下回る15に減らす条例案が6月定例議会で可決の見通しだ。

 こうした削減一辺倒の動きに対し、一部議会では「あまり減らすと民意が反映されにくくなる」と慎重論も出始めている。

 ◆合併前と後の議員定数の変化

 ○合併済み
 千曲市56→24  東御市36→22 長野市96→42  山口村12→0 佐久穂町30→18 松本市88→34 佐久市77→34  塩尻市36→24 中野市39→22

 ○06年3月までに合併

 飯田市47→27  安曇野市84→28 飯綱町32→18  長和町22→14 筑北村36→12  木曽町50→18 大町市42→18  阿智村24→14 上田市80→34  伊那市50→26

 合計 937→429

2247とはずがたり:2006/03/07(火) 09:14:00

<近畿>和歌山県

「小さな合併」選択<上> 
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/wakayama/kikaku/044/1.htm

50年の歴史を閉じる南部川村。美しい歌声と勇壮な太鼓の演奏は新町へのプロローグ(南部川村で)
 十月一日、県中部の国内有数のウメの産地、南部町と南部川村が合併し、人口一万五千人近い「みなべ町」が誕生する。今月十八日、南部川村の閉村記念式典で、山田五良村長(74)は続々とつめかける出席者とあいさつを交わしながら、半世紀前の合併劇を思い起こしていた。

 当時、県中部では南部町と岩代、上南部、高城、清川四村の合併構想が進んでいた。が、五町村が一つになる合併は直前に立ち消えた。代わりに国道42号沿いの沿岸部に近い南部町と岩代村が合併して南部町に、山間部の上南部、高城、清川の三村が南部川村になった。

 「私は上南部村の総務課職員として合併業務にまい進していたので、最終的に五町村が二つに分かれた時はがっくりしました。真相はよく分かりませんが、地理的な影響が大きかったのでしょう」と山田村長は振り返る。
■   □

 南部町、南部川村の住民の多くが歓迎する合併。ただ、ここへたどり着くまでにはう余曲折があった。

 二〇〇二年四月、両町村は、田辺市や上富田町などの計十市町村が参加した田辺広域任意合併協議会に加盟した。しかし、両町村とも「このままでは、人口規模で優る田辺市などの陰に埋もれてしまう」と危機感を募らせた。

 南部町は二か月後に離脱。町が実施した住民アンケートで「南部川村との合併」を望む声が圧倒的に多かったためだ。当時の山崎繁雄町長(72)は、青年団役員らと懇談を重ねた。南部川村も「市町村合併研究会」を作り、「南部町との小さな合併が良い」との答申を得た。

 両町村は合併協議会を〇三年十一月に設立。協議は進み、昨年十二月、山崎前町長と、山田村長とが合併に調印した。県内の市町村合併は実に四十年ぶり。平成では第一号だ。木村良樹知事も「合併のモデルケースにしたい」と評した。

 合併協設置からわずか約一年余りで調印にまでこぎつけたケースは珍しい。ただ、国民健康保険税の差はどう解決するのか。水道の形態も南部町は上水道、南部川村は簡易水道と異なり、今後、水道料金問題も新たに浮上しそうだ。新町誕生の経過と、新たな課題を探ってみた。

2248とはずがたり:2006/03/07(火) 09:14:28

<近畿>和歌山県

少子化対策は国が補助をすべきではないか?

人件費で7500万円  <中>
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/wakayama/kikaku/044/2.htm

 「合併の大きなメリットは人件費の抑制。議員特例を適用するなど、もってのほかだ」。山崎繁雄・前南部町長(72)は、そう言い切った。

 その言葉通り、新町は特例を適用せず、全議員が今月末で“バッジ”を外す。ともに二年余りの任期を残すが、「新しい町ができるのに、議員だけが旧態依然という訳にはいかない」。議会の総意として、スムーズに決まった。

 報酬や手当についても、三役や議員、農業委らは、両町村の「いずれか低い方」を採用する。〈痛みは分かち合う〉の精神を貫いた格好だ。

 現在、南部町長の報酬は月額74万円だが、南部川村長に合わせ、2万円の減額になる。同町の助役、収入役や議員らもそろってダウン。これにより、「人件費は年間で約7500万円節約出来る」(南部川村総務課)と試算する。

■   □

 合併協議会では、新町の来年度予算を80億7400万円と試算した。両町村の今年度当初予算の総額を約2億円上回る。物件費の切り詰めなどの効果が、すぐには出ないからだ。

 「予算が膨らんでは、合併の意味がないのでは」との声もあるが、「人件費などが減る分、住民に還元する費用は増えるはず」(協議会事務局)と説明。

 とはいえ、その具体策については明言できないままだ。

 水道料金も解決できていない。南部町は上水道が整備されているが、南部川村は簡易水道のまま。料金体系が全く異なるため、当面は元の料金体系を続ける。合併協議会は「三年ほどの猶予期間を置いて統一していきたい」と言うが、南部川村の住民らは「料金アップは日々の生活に直接響いてくる」と不安がっている。

 さらに、同村で行っていた「赤ちゃん誕生祝い金」(第三子30万円、第四子80万円)は廃止。南部町の妊婦を対象にした「医療費個人負担分補助制度」もなくなる。

 町村側は「将来的には、国の次世代支援制度の中で配慮していく」としているが、住民にとって、当面の恩恵がなくなることに変わりはない。

 ほかにも、すでに学校給食を実施している南部川村に対し、南部町は設備が整っていないため実施に踏み切れない。合併に伴う課題解決までには、まだ時間がかかりそうだ。

2249とはずがたり:2006/03/07(火) 09:14:42

<近畿>和歌山県

ITや交通整備促進 <下>
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/wakayama/kikaku/044/3.htm

 みなべ町となる南部川村と南部町は今年に入り、合併を見据えて布石を打った。
 その一つが南部町の光ファイバーによる情報社会への対応だ。九月議会で2億円の予算案を可決した。
 旧町村の役場をはじめ、公民館、保健センター、各小中学校などほとんどの公共施設を相互に光ファイバーで結び、密度の濃い情報をしかも大量に送れるようにする。
 最も期待されるのが防災面。津波情報が発令された際、消防団員が海岸へ足を運ぶ前に、海の様子が海岸沿いに設置されたカメラを通じ、各公共施設で確認できる。町の防災担当者は「これで迅速な避難情報を住民に流すことができる」と話す。
 防災面だけではない。学校や公民館で、子どもたちやお年寄りらは、地域の歴史に関する資料や文化財を音声入りの動画で自由に見ることができる。

 南部川村でも、同村東神野川の自然林など百三十一ヘクタールを3億円で購入する予定だ。中心部は「合併記念三里峰ふれあい公園」として整備する。周辺は広葉樹などの森林公園にし、散策コースなどを設ける。
 植樹は南部町のとくに漁業関係者への参加を呼びかける。「海の環境を守るには、森林保護が大切だという意識を持ってもらえる」と村の担当者は期待する。
 合併後、住民の交流を促すための交通手段も重要だ。合併協議会では、コミュニティーバスの導入について、必要な予算や現在の公共交通利用状況、バス利用者数の予測などを検討してきた。

 その結果、コミュニティーバス運行委員会(仮称)を設けて審議する傍ら、試験運行するよう提言している。
■   □

 昨年十二月七日の合併調印式。立会人として同席した木村知事はこう評した。

 「円滑に合併が進んだのは、隣同士だし、梅という共通の土壌があるからやと言う人もいる。けど、そんな簡単なもんやない。海の町と山の村では事情も違うし難しい面がいっぱいあったはず」

 合併を見越し、両町村は確かな足取りで動き出した。明日、いよいよの全国一の梅生産量(年間三万千トン)を誇る町が生まれる。

おわり
(この連載は御坊通信部 竹内文雄が担当しました)
2003 ファイル わかやま

2250とはずがたり:2006/03/07(火) 09:15:11

<近畿>和歌山県

 合併の行方(紀北・紀中)<9>
難関クリアへ正念場
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/wakayama/kikaku/033/9.htm

 橋本・伊都地方は昨年十月、六市町村の法定合併協議会を設置したが、橋本市が今年六月、市民意向調査で反対が多いことから離脱し七月に同会は解散。その後、高野口町が同市との合併を申し入れたが、両市町とも合併委は解散。他のかつらぎ、九度山、高野、花園の三町一村は改めて法定協議会を設置し審議中。北村翼市長は十二月議会に高野口との法定協設置を提案したが反対多数で否決され、辞職表明。同町の辻本仁至町長も「行動を共にする」と辞職を示唆した。



 那賀郡は、岩出を除く五町(打田、那賀、粉河、貴志川、桃山)で昨年四月、任意の検討協議会を設置したが、一月末に打田町が不参加を表明、六月に解散。しかし十二月になり、打田町が五町での合併推進を決めたため、再び五町合併の動きが活発になってきた。

 打田町は当初、根来公士町長が単独の意向を示していたが、町議会の特別委で、合併推進が多数を占め、一転、再び五町合併を目指し、四町に呼びかけた。粉河、那賀の両町は二町での合併に向けて、十一月、法定協を設立、貴志川町と桃山町は二町での任意協設立を進めたが、町長会で、五町合併推進が決定。各町は年明けにも議会に諮り、法定協設置に向けて動き出す。

 岩出町は、昨年十二月、中芝正幸町長が単独市制の方針を打ち出し、今年四月には町長公室内に市制移行準備室が設置されている。



 海南市と下津町が法定協を発足させたのは五月一日。七回開いた協議会は、互いが対等な立場で行う「新設合併」に職員給与や議員報酬が二倍にもなる格差が微妙な影を落とす。

 野上、美里両町は今月十六日法定協を設置。野上町が貴志川町との合併も模索していたため、合併研設立も十月と遅かったが「元々人的交流も多くトントン拍子に進むだろう」(関係者)。「言い分が違うこともある。だからこそ知恵を出し合い相互扶助の精神で取り組まなければ」。法定協設置の際、段木晃・美里町長はそう訓示した。

 一市五町での広域合併が昨年八月末、ご破算になった有田地方。有田市、湯浅、広川両町は七月十五日法定協を発足させた。県内最悪の昨年度経常収支比率の有田市など、厳しい財政状況で調整が続く。吉備、金屋、清水三町は年明け一月五日の任意から法定協への移行案が今月二十四日までに各町議会で承認された。



 日高地方の十一市町村では、南部町と南部川村が十二月七日、県知事を迎え来年十月の新「みなべ町」誕生へ正式に合併調印。県内トップとなる。職員給与、所有財産処分などを譲り合ったことで、交渉は順調に推移。しかし、本当の課題は、水道、保育料の価格差など生活に直結する項目でどう折り合うかにかかる。

 このほか、川辺など三町村と美浜など海岸筋三町がともに法定協議会を設立したが、まだ、正式な時期は未決定。御坊市は、孤立無援の状態。印南町は「時期尚早」とどことも加わらないなど、多様な対応ぶり。田辺圏域に加わる龍神村は「名前が埋没するのでは」と不安の声も出ている。

 各首長に説明責任が問われるのは言うまでもない。合併特例法の期限を見すえ、政治決断の正念場が迫っている。(曽我一豊、梅村恵実加、田岡寛久、竹内文雄)=終わり

2251とはずがたり:2006/03/07(火) 23:18:16
<北陸・甲信越>長野県

【下條村:①建設資材支給事業②合併処理浄化槽③人員削減】
ここは自立へのモデルケースとなりうる。①は俺も高く評価。

平成の大合併 むらの選択
■2■自立の模索 
経費節減へ意識改革
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/kikaku/048/2.htm

 「けがぁせんように」。二月七日朝、小雪が舞う下条村阿知原地区。地区の土木委員長・井村文人さん(71)が注意を促す中、村道の舗装工事が始まった。ゴム手袋、長靴姿の十八人の大半は、電器店主、元教諭、農家など道路工事とは無縁の住民たちだ。

 延べ約三百メートルの坂道は、昼過ぎまでに舗装できた。区長の福島成浩さん(62)は「自分で造った道だと愛着がわく。クレームもつけられないしね」と笑顔で額の汗をぬぐった。

     ◇

 「合併の前にやるべきことはたくさんある」。それが、伊藤喜平村長の口癖だ。要望の多い小規模な土木工事など、「できることは住民にやってもらう」と一九九二年に始めた「建設資材支給事業」もその一つ。

 村は申請を受けて資材を提供するだけ。阿知原地区の舗装では、生コンクリート代の七十八万円だけで人件費はゼロ。「業者に発注したら、低く見積もっても四倍はかかる」(建設係)という工事だった。

 この事業には申請が毎年約八十件もあるが、事業費は年間二千万円以内に収まる。「何でも村に頼ろうとする住民意識が、大きく変わった」(同係)という。

 全国の町村が我先にと手をつけた下水道事業も同村は実施せず、負担の少ない合併処理浄化槽を選んだ。普及率は96%に達し、下水道で四十五億円を見積もっていた生活排水事業費は、六億三千万円に収まった。

 さらに、一九九六年に五十三人いた職員を四十二人に減らし、人件費は同規模町村の六割になった。自主財源は少ないが、地方交付税が三割減っても、二十年先まで、基金を積み立てるほどの余裕があるという。

 そんな数字にも後押しされ、二月に行った住民アンケートでは、自立を望む人は73・6%に上った。

     ◇

 同じく自立を打ち出したことで知られる泰阜村の松島貞治村長には、応援の手紙のほか、「地方交付税で食べさせてもらっているのに、何を言うか」といった心ない手紙もやってくる。

 悔しいが、それが現実でもある。歳入の50%を交付税で占める。松島村長は「交付税が減るとやっていけない」と、自ちょう気味に話す。

 他の村と同様に、下条村ほどの経費節減を進めてきたわけではない。人口は約二千百人で下条村の半分なのに、人件費は同水準。県の「自律支援策」では財政の厳しさは補えない。

 思い描くのは、村長や職員の給与の大幅削減や、議員の出席日報酬制など「聖域を設けず、根本から自治体の姿を見直す」改革だ。

 松島村長は、近年にない厳しい予算査定を終えた二月上旬、村が財政再建団体に転落した一九六〇年代のことを思い出した。

 「わら半紙一枚使うにも名前を書かなければならなかった。でも、それなりにやれたんだ。過疎の村から役場が無くなったら地盤沈下のスピードが速まる。仕事を福祉だけに限定してでも、役場を残したい」

 いばらの道を歩む覚悟はもうできている。

 <メモ>

 県の自律支援プラン 専門分野での人的支援や事務の受託、広域連合の充実・強化支援などが柱。新年度から財政支援策として、へき地など条件不利地域を持つ市町村を対象に、集落創生交付金制度を設ける。しかし、交付総額は二億円。小規模町村からは「財源不足を補充するには程遠い」との不満も出ている。

2252とはずがたり:2006/03/07(火) 23:20:42
<北陸・甲信越>長野県

平成の大合併 むらの選択
■3■県境の村 
生活圏越県の悩み
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/kikaku/048/3.htm

 カーブが続く幅の狭い国道を下ると、スクールバスは、すぐに県境を越えて新潟県に入った。同県津南町役場のそばを経由し、栄村役場近くまで約五十分、三十キロ余り。村立栄中学校の山田晃君(三年)と山田裕樹君(二年)の通学路は、ほとんどが新潟県内だ。

 温泉地として有名な秋山郷は、冬場は県内ルートが閉鎖され、事実上、新潟県をまたいだ飛び地となる。栄中のバスは、通年で県境越えルートを走るが、二人にとって日常のこと。この日も、見慣れた新潟の風景の中を学校に向かった。

     ◇

 秋山郷の栄村住民は、約三百五十人。津南町役場方面に通じる国道405号の新潟県側で雪崩が起きれば、孤立する。救急車は同町から。買い物は町を越えて同県十日町市方面へ向かう。同じ生活圏を持つ“運命共同体”。あるのは行政上の境だけだ。

 栄村が昨年三月に行ったアンケートで、秋山郷の住民の65%が、仮の合併相手として津南町を選んだ。村議で民宿経営の福原和人さん(41)は「合併と言ってもすんなりとはいかない地域だが、津南町とは、県境を乗り越えた関係を続けてきた」と、結果を当然と受け止めている。

 高橋彦芳村長が、一月に自立宣言した理由の一端も、秋山郷にある。

 「今でも行政が十分に行き届いていない。飯山市などと合併すると、いっそう届きにくくなる」

 とはいえ、財政は窮迫し、「自立」の先行きは不透明だ。村の試算では、五年間で一般会計を現在の三十億円から十億円減らしても、福祉や除雪などの水準を保つには、増税や水道・バス料金の引き上げなど、村民負担が必至という。スキー場造成、役場庁舎建設などの借金がずしりと響く。

 しかし、県内で合併を模索したのでは、秋山郷の住民が納得せず、村の分裂は避けられない。高橋村長が「身近な存在」と語る津南町と「接近」する素地は、既にできている。

     ◇

 「財政は厳しい。ただ、県境の壁は厚い。合併するには困難な地域なんだ」

 本県最南端に位置し、愛知、岐阜両県と接する根羽村。二月に開かれた自立プラン「ネバーギブアップ宣言」の説明会で、小木曽亮弌(りょういち)村長が懸命に主張すると、住民は「今は無理せんでええ」と理解を示した。

 県内では、人口が千人に満たない平谷村や売木村と隣接するが、合併しても、財政力は強化できそうもない。「自立」は必然的に検討せざるを得なかった。

 一方、愛知県の一部は、国道153号を通じた通勤圏。歴史・風土も似通う。県境を挟んで接する稲武町は、財政力の豊かな工業都市・豊田市と合併協議を続けている。一年余り後には、豊田市の隣村になる可能性が高い。

 小木曽村長は「村の財産は92%を占める森林。信州の森林であり続けることに、存在価値がある」と、豊田市への合併協議申し入れには慎重だが、「道州制になったら、水の流れる方向(愛知側)に行く可能性はある」と含みを残す。

 山口村に続き、越県合併が具体化する日は、そう遠くないのかもしれない。

 越県合併 一九五九年、栃木県菱村が群馬県桐生市に編入されて以来、行われていない。山口村が来年二月、岐阜県中津川市に編入される予定で、四十六年ぶりに実現する見通し。本県は、全国の都道府県で最も多い八県と県境を接している。

 <メモ>

 越県合併 一九五九年、栃木県菱村が群馬県桐生市に編入されて以来、行われていない。山口村が来年二月、岐阜県中津川市に編入される予定で、四十六年ぶりに実現する見通し。本県は、全国の都道府県で最も多い八県と県境を接している。

2253とはずがたり:2006/03/07(火) 23:34:14

<北陸・甲信越>長野県

鬼無里村小牧地区http://www.mapion.co.jp/c/f?uc=1&amp;grp=all&amp;nl=36/42/43.252&amp;el=138/01/01.778&amp;scl=70000&amp;bid=Mlink

平成の大合併 むらの選択
■4■村落の“市民” 
行政水準の低下懸念
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/kikaku/048/4.htm

 長野市の降雪がわずか三センチだった二月二十七日、鬼無里村小牧地区では、夜明け前から小型の除雪車がフル稼働していた。役場のある村中心部から、さらに約七キロの山間部。深夜から降り続いた雪は、朝までに二十五センチに達した。

 「ありがたいわぁ」。同地区で独り暮らしする徳嵩(とくたけ)おつねさん(75)は、庭の雪かきをしながら、自宅前まで除雪してくれる村に感謝を込めた。隣の集落から約一キロの「どん詰まり」。隣家が昨年五月に転居し、集落の三軒で住人は徳嵩さんだけになった。村道が雪で閉ざされると、陸の孤島に一人、取り残される。

 村が長野市に編入合併されることは、役場職員から聞かされた。「除雪は変わらないって言われたけど、こんな端まで、やってくれるのかね」

     ◇

 特別豪雪地帯の鬼無里村では、冬場の除雪は、住民生活の足を確保する優先度の高い行政サービスだ。

 一方の長野市は、豪雪地帯の飯綱地区以外では、年に数度の除雪で済む。鬼無里村は村道の約四割、枝道まで除雪対象だが、長野市は幹線道路を中心に市道の約二割が対象。一人当たりの除雪費は昨年度、同市で六百円だったが、村では五十倍の約三万円に上る。

 長野市が快晴でも、鬼無里村は大雪ということも珍しくない。山を隔てた「見えない地域」に、これまでと変わらず、除雪費が配分されるのか。風間俊宣村長は「地域審議会や(旧町村に一定の権限を残す)分権組織で確保される。サービスは低下しない」と何度も村民を訪ね、説明を繰り返している。

2254とはずがたり:2006/03/07(火) 23:34:49

<北陸・甲信越>長野県

奈川村
2002年9月奈川村の合併に関する住民アンケート(世帯対象および高校生3分の1対象)の結果
 合併の是非:「賛成・どちらかといえば賛成(38.2%)」「なんともいえない(33.7%)」
 枠組み:「松本市,波田町,山形村,梓川村,安曇村(58.3%)」「南安曇郡7町村(15.3%)」「松本広域圏19市町村(1.3%)」
10/9梓川村,奈川村,安曇村が南安曇郡7町村の合併協議に不参加を表明
12/14奈川村長は合併に慎重,単独村制継続を検討,奈川村議会は合併協議参加を検討
2003/1/9松本市が波田町,山形村,奈川村,安曇村,梓川村に合併協議を申入れ
3/25奈川村,安曇村,梓川村,波田町が松本市に合併協議への参加を申入れ
2003/4/15松本市,奈川村,安曇村,梓川村が波田町と5市町村で研究会「松本西部任意合併研究会」設置
2003/7/25松本市,奈川村,安曇村,梓川村は波田町と5市町村で任意協議会「松本西部任意合併協議会」設置
7/30三郷村が松本市からの合併協議の申入れを拒否
2004/5〜6月梓川村の合併に関する住民アンケートの結果「賛成(19.9%)」「どちらかというと賛成(25%)」「どちらかというと反対(20.1%)」「反対(23%)」「議会の決定に委ねる(12.1%)」
6/27波田町の合併の是非を問う住民投票の結果「賛成(46.3%)」「反対(53.7%)」
6/28波田町が合併協議から離脱を表明
7/11奈川村の合併の是非を問う住民投票の結果「賛成(67.1%)」「反対(32.9%)」

村長は辞めたんかね??

■4■村落の“市民” 
行政水準の低下懸念
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/kikaku/048/4.htm

 風間村長が長野市との合併を決めたのは「体力あるうちに長野市になった方が村民のため」という信念による。しかし、同じ“辺境”の奈川村・勝山吉一村長は、逆の信念に基づき、松本市など五町村でつくり、同市へ編入する流れにある松本西部任意合併協議会を欠席し続けている。

 「議会の要請で研究を始めただけ。自立したいと考えているのに、出席するのはどうか」と思うからだ。

 松本市から約四十キロ。トンネルを幾つも通り抜けた山間部に位置する。人口は千人強で、同市の二百分の一。考えた末、「村の意思が市政に反映されるとは思えない。同じ苦労をするのなら、自分たちでやっていく方が充実感を持てる」と結論を出した。

 合併すれば、行政が広域化し、現在のサービスが維持できなくなるという不安がある。保健師は村に二人常駐しているが、松本市の「基準」に従うと、隣の安曇村と掛け持ちで一人配置されるのがやっとだ。

 長野市同様、松本市が提案している分権組織にも、勝山村長は「“領土”を増やすために、アメを用意している。いずれは市の『基準』になる」と手厳しい。

 法定協議会に移行する前に、住民投票で合併の是非を問う考えだが、そこで村民が「合併」を選択したら――。勝山村長は「これだよ」と首に手刀を当て、職を辞するしぐさを見せた。

 <メモ>

 分権型合併 旧市町村の歴史、文化などに配慮し、合併後も一定の権限を残す手法。諏訪地域の合併論議で登場したほか、長野や松本、上田、飯田などの拠点都市が、周辺町村との合併協議の中で提唱している。法人格を持たせたり、予算執行権を与えたりするなどの試みの導入も各地で検討されている。

2255とはずがたり:2006/03/07(火) 23:43:54
<北陸・甲信越>長野県

この辺が今後どうなるか注目である

■5■700人の村 
財政の見通し立たず
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/kikaku/048/5.htm

 「村議が情報をくれたおかげで、お年寄りが働く場ができた。小さな村だけど、みんな村のことを真剣に考えてくれている」

 人口わずか七百十四人。売木村の村松直人村長は誇らし気に話した。

 入居企業が撤退し、約二年間空いていた工場に一月下旬、再び明かりがともった。情報をもとに村長が交渉し、飯田市の会社を誘致、組み立て作業が行われている。工場は一九七〇年代、過疎対策の企業誘致のため村が建てたものだ。

 雇用された二十人は平均年齢六十八歳、最高齢は七十四歳。過疎と高齢化が進む中、雇用の場が確保されたことはありがたい。

 「単純な作業だから、根気強いお年寄り向きですね」。四十歳代の最年少従業員は、そう言って笑った。

     ◇

 売木村は一九四八年、旧豊村から分村した。同時に分村し、それまで同じ村だった和合村は、五七年の合併で阿南町の一部となった。分村当時は同規模だった旧和合村の人口は現在、約三百人。売木村の四割程度に減っている。

 役場の存在が地域の浮沈を左右した――。旧和合村との比較でよく言われたものだが、いよいよ売木村も限界が近づいてきた。

 高齢化率はここ十五年間で30%から42%に高まった。地方交付税は新年度、約一割減って五億円強になる。一方、自主財源となる村税は、年間六千七百万円。交付税がこれ以上減り続けると、「見通しが立たない」(村松村長)という。

 にもかかわらず、来年三月末の特例法期限内の合併は、見送る覚悟だ。昨秋、阿南町、天竜村との合併を検討したが、財政運営に明るい見通しがなく、あきらめざるを得なかった。

 「中心になる町村がないと合併はうまくいかない」。村松村長は厳しい表情で語った。

     ◇

 人口七百六十七人の清内路村は、村税が県内最少の約三千万円。五億円余りの交付税が今後削減されるのは確実だが、原満征村長は、望んでいた飯田市と下伊那郡の計十八市町村の合併が成立せず、「やむなく自立組」の一人となった。

 本音はもともと「自立」だった。一番の理由は、独自文化の保存。村内の諏訪神社秋季祭に毎年奉納される仕掛け花火は、二百七十年余りの歴史を持つ県指定の無形民俗文化財。「役場がなくなると、伝承できるのか」と不安が先に立つ。

 「霜月まつり」で有名な上村(人口七百五十一人)の山崎昭文村長が「まつりは飯田市民としてでもやっていける」と、同市など一市二村と合併協議を続けているのとは対照的だ。

 清内路村は、村内の「保存会」と「有志会」に七十万円ずつ補助し、火薬類取締法の免許更新手続きの窓口になるなど、物心両面で花火を支えてきた。製造免許を持つ村民は約八十人。村長自身、その一人でもある。

 「自立が極めて難しいことは分かっているが、村の文化を守るため、いけるところまでやってみようかと思う」。原村長は、開き直ったように話した。

<メモ>

 人口千人以下の自治体 二〇〇〇年国勢調査では、国内に一町四十九村あり、県内では売木村、清内路村、上村のほか、平谷村、浪合村の五村。すべて下伊那郡。山に囲まれ、一体感が生じにくいなどの理由から、上村以外は合併協議会に参加していない。同郡町村会は、中学校、国保・介護保険の広域運営など自立支援策を打ち出している。

2256とはずがたり:2006/03/07(火) 23:52:43
<北陸・甲信越>長野県

平成の大合併 むらの選択
■6■過疎“同志”
 効果少ない縁組
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/kikaku/048/6.htm

 二月下旬、「中条村の合併を考える会」の下条孝夫さん(51)は、自宅のパソコンで計算してみて、出てきた数字に驚いた。

 同村と信州新町、小川村を合わせた西山地域で合併すると、高齢化率は40%になる。「平成の大合併」を見越したランキングで、県内で五番目に高かった。

 「こんなに上位とは思わなかった。地方交付税が減ると、頼りになるのは自主財源。だが、三町村にはそれがない。合併しても十年もたないのではないか」

     ◇

 中条村が一昨年末に行ったアンケートでは、住民の44%が合併協議の相手として「長野市」を選んだ。長野市が絡む他の組み合わせを含めると、67%。ところが、同村が合併協議を始めたのは「西山」だった。

 宮島和彦村長は「長野市からは、両方の合併協議の掛け持ちは駄目だと言われた」と理由を語る。そして「長野市と合併したら、住民の声は届きにくくなる」と持論を加えた。

 しかし、合併で明るい未来が見えるわけではない。三町村は、いずれも過疎地域。合計人口は約一万二千五百人。同規模の町と比べると、町村税は大幅に少ない。大きく上回っているのは、今後も削減が必至な交付税と、借金だけだ。

 さらなる難問は、同規模の町の倍以上となる職員数だ。首長や議員は三分の一に減るが、職員はリストラできない。合併までに各町村で一割減らし、合併後も退職者の補充を少なくするが、計算上、合併から十五年たっても、同規模の町の今の水準すら下回れない。

 そんな状況を織り込んだ上で、宮島村長は「次の一手」を心に秘めている。

 「将来、道州制が導入され、長野市が政令指定都市を目指す時期が来るはず。それまでは顔の見える範囲でやりたい」。つまり、西山地域の合併は、将来の長野市との合併を見据えた「第一段階」と位置づけているというのだ。

 「それなら、同じ生活圏の長野市と最初から合併した方がいい」。下条さんはそう考えている。

     ◇

 「小さい村同士が一緒になっても人口は減る。歳出を抑えるため、行財政改革が欠かせない」。東筑摩郡北部(筑北)地域四村の合併協議会長、山田一栄・坂井村長は、そう話す。

 坂井村から麻績(おみ)、坂北両村を抜けて本城村まで、車で十数分。山と田畑が続く光景に村境は感じられない。住民の反対も少なく、合併協議は村長同士の話し合いですんなり決まった。

 試算では、合併に伴う十五年間の経費削減効果は、行政経費と人件費で計約百三十億円。しかし、四村の人口は計約九千六百人で、首相の諮問機関・地方制度調査会が、地方分権の受け皿と認める人口の最低ライン「一万人」に達しない。村税の少なさ、職員の多さなどは西山地域と同じだ。

 依田政人・麻績村長にはそんな状況がもどかしい。「広域圏の松本市と合併しても個性のない地域になってしまう。かと言って、四村で合併しても自立と同じくらい厳しい……」

 過疎地域 人口減少率や高齢化率が高く、財政力の弱い市町村。総務省が指定する。過疎債発行などの財政優遇措置が受けられる。県内では四十七町村が指定され、うち三十町村が法定または任意の合併協議会に参加している。過疎指定のない市町村と合併しても「地域指定」は残る。

2257とはずがたり:2006/03/07(火) 23:53:01
<北陸・甲信越>長野県

平成の大合併 むらの選択
■7■スキー王国 
運営・債務で混迷
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/kikaku/048/7.htm

 大手電機メーカーの開発技術者だった岩本研一さん(51)が、長年の夢だったペンションを建て、木島平村に移り住んだのは、一九九五年十二月のことだ。

 著名なスキー場の近くで土地を探したが、めぼしい所には既に建物があった。そんな折、木島平スキー場の分譲地が目に止まった。「日本の田舎の風景がある」と気に入り、第二の人生を始めることにした。周辺のペンションには、同じように、県外から脱サラした仲間が大勢やってきた。

 その後、スキー人気の低下で宿泊客は減り、収入も減ったが、生活は充実し、村への愛着は人一倍強い。だから、村が飯山市、野沢温泉村と合併協議をするのは、当初から反対だった。

 「木島平という村に来たのであって、大きな行政単位に来たわけではない。木島平はスキー場が小さく、経営が苦しくなっても合併新市は助けてくれない」

 木島平村は今月十一日、両市村と設けた合併問題研究会からの離脱を決めた。第三セクターが運営する木島平スキー場の完全民営化を飯山市から求められたが、同意できなかった。

 三市村にはそれぞれスキー場がある。飯山市は四つつとも民間スキー場であるため、公営や三セクのスキー場が新市に持ち込まれるのは不公平としている。

 村営スキー場がある野沢温泉村は「国際経験豊かな人材に恵まれ、長年培ったブランド力がある」(高橋善造村長)と民営化を了承した。だが、木島平村は「生き残る可能性があるのにつぶすことになる」(柳沢万寿雄村長)と、三セク継続にこだわった。運営に村の支援が欠かせないとの判断だった。

 両村のスキー場は、規模や知名度で違いが大きい。リフトは、木島平の九基に対し、野沢温泉は二十四基。利用客数も木島平は四分の一以下。利用者が減る中、赤字を補てんし、債務支払いを猶予するなど、村に寄りかかった経営が続く。

 それでも、スキー場は百人以上の雇用を生み出す村民の生活源。「債務の穴埋めは無駄な支出ではない」と柳沢村長は言い切った。

     ◇

 「ある金を全部出して、借金を整理してほしい」。二月下旬の木曽町合併協議会で、委員が強い口調で詰め寄った。やり玉にあがったのは、二十七億円余の債務を抱えた王滝村の村営おんたけスキー場だった。

 参加七町村のうち、五町村がそれぞれスキー場の運営に携わる。合併後の新しい町が引き継ぐには負担が重い。この日は王滝村が、支払いの滞った三年分の債務も、継承したいと主張。スキー場のない町村から「常識外だ」と厳しい意見が出た。

 おんたけスキー場の利用者は、最盛期の三分の一以下。木曽郡西端という立地条件も災いし、赤字は膨らむ一方だ。村は本年度、一億八千万円を補てん。新年度は債務処理の「足し」にと、一般職員の給与を一部削減するが、工面できるのは八百万円程度。財政難で、億単位の借金を返す手だては見つからない。

 「自立は不可能。住民に地獄の道を選択させられない」と、小林正美村長は村議会で繰り返すが、苦しい台所事情は“縁談”の席でも障害になりつつある。

<メモ>

 県内のスキー場 県観光協会のまとめでは、百七か所あり、五か所は本年度の営業を休止した。最近十年間でほとんど増減はないが、利用者数は一九九二年の約二千百万人をピークに減少傾向が続き、昨年度は約千五十万人に半減した。公営は、全体の約二割を占める。

2258とはずがたり:2006/03/07(火) 23:53:46
<北陸・甲信越>長野県

□5□ “弱者”切り捨て
債務縮小 条件満たせず
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/kikaku/054/6.htm

「木曽はひとつ」を合言葉に協議を始めた7町村長だったが、現実は厳しかった(昨年5月、法定協議会の初会合で)
 十月二十九日は、王滝村にとって、村史に残るつらい決断の日となった。

 合併の是非を問う住民投票や住民意向調査で賛成多数となった木曽郡中北部の五町村長が、日義村に集まった。だが、冒頭に小林正美・王滝村長は、協議不参加を切り出さなければならなかった。「条件はクリアできない。残念だが、協議会に参加させてもらうことはできない」。

 三岳村の下野戸豊村長は「隣村として切ない。何とかならかったのかと今でも思っている」と同情したが、それが小林村長に対する惜別の言葉となった。

     ◇

 七町村でまとまったかに見えた木曽郡中北部の合併協議は、木祖村と上松町が住民意向調査で反対多数となり、離脱。来年三月末の合併特例法期限内の申請に間に合わせるため、残る五町村でぎりぎりの調整が図られた。最後に障害となったのは、王滝村が営む「おんたけスキー場」の債務だった。

 同スキー場の債務は約22億円。七町村の協議では、基金を取り崩して約13億5000万円に縮小した上で、新町に持ち込むことで合意していた。しかし、構成町村が減り、王滝村は協議参加の条件として、さらなる債務の縮小と民営化、七十人いる村職員の半減を突きつけられた。一町村当たりの負債額が大きくなり、合併しても3億円程度の歳入不足がしばらく続くという試算が出たためだ。

 「排除するつもりはなかったが、合併して赤字になるのでは住民の理解を得られない」。木曽福島町の田中勝己町長は、苦渋の選択だったことを強調する。

 地方交付税に依存する人口約千百人の村が、有り金すべてを出しても、10億円以上の負債が残る。職員の半減も短期間で結論は出せなかった。「条件のクリアは不可能と申し入れたが、押し切られた」。小林村長は悔しさをにじませた。

     ◇

 王滝村が村民の約86%の賛成を得ながら、合併協議から「切り捨て」られたことは、財政基盤の弱い過疎地域での新設合併の難しさを改めて浮き彫りにした。

 木祖村の栗屋徳也村長は「協議を重ねるうちに地域エゴが出てきた。譲り合い、我慢し合うという姿勢が見えてこなかった。村内でも、他町村の借金も背負うことに理解が得られなった」と分析する。

 木祖村は、味噌川ダムの固定資産税もあり、郡内でも財政力が大きい。上松町でも、自分の町にない不採算のスキー場をいくつも抱えることに、当初から懸念の声があった。

 法定協議会の委員として合併協議を見守ってきた木祖村の沢頭修自さん(71)は「将来展望が抽象的で見えにくかった。協議では、自分の町村の主張ばかりが目立った」と振り返った。

 将来像の構築より、財政面での試算が優先されがちな「平成の大合併」の負の部分が、「弱者切り捨て」の悲劇を招いた。

 王滝村は、基幹産業の一つでもあるスキー場を残す道筋を自力で探る一方で、合併効果を引き出すことができなかったことにより、今以上に厳しい財政運営を迫られることになる。そんな村にも、国の交付税削減という「ムチ」は、容赦なく襲いかかる。

2259とはずがたり:2006/03/07(火) 23:54:28

<北陸・甲信越>長野県

平成の大合併 むらの選択
■8■その後の平谷 
交渉相手見つからず
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/kikaku/048/8.htm

住民投票で一票を投じる中学生 (2003年5月11日、平谷村役場で)
 昨年五月の合併の是非を問う住民投票で、全国で初めて投票資格を中学生にまで広げた平谷村。「賛成七割」の結果が出た一か月後、平谷中一年の女子生徒は、こんな作文を書いた。

 「村は合併に向けて進んでいくのだと思いますが、合併しても、この自然の多い平谷の良いところが残ることを望みます」

 「投票権を持ったことで村のことを考える大事な機会になりました。私たちも、最後まで責任を持って村の将来を考えていかなければならないと思います」

 それから十か月。村の合併相手は、見つかっていない。周辺の村は交渉の席につかないばかりか、「何の調整もなく混乱を招いた」と平谷村に反感を抱いた。

 住民の意思が宙に浮いたままの事態にも、塚田明久村長は「下伊那郡西部五村で共通の財政見通しを立てるところまで進んだ」と前向きだが、来年三月末の特例法期限内の合併は絶望的な状況にある。

 「来年に間に合わなくても、やがて合併しなければならない日が来る。それまでは細々とやっていくしかない」。そんな思いで望みをつないでいる。

     ◇

 平谷村の今月一日現在の人口は六百三人。県内で最も少ないが、村は、減っていくのを、ただ手をこまぬいてきたわけではない。

 過疎が進んだ同村は一九七六年、入村者支援制度を創設し、山村暮らしを望む若い夫婦を全国に募集し始めた。村営住宅を低家賃で提供、支度金として夫婦に二十万円、子供がいれば十万円の補助金を出した。

 八五年にはスキー場を開設し、第三セクターで雇用を創出。五百八十八人だった人口は、六百人台に増えた。九三年には、再び五百六十二人に減ったが、今度は温泉施設で働く場をつくり、関西などから新規入村者を受け入れた。二〇〇一年には、人口は六百七十二人に回復していた。

 しかし、入村者支援制度も、財政難のため昨年度で終了。人口は減少に転じ、歯止めをかける手だては見つかっていない。

     ◇

 住民投票に参加した平谷中の生徒は二十四人いた。一人が転校して現在は二十三人が在校している。今春卒業するのは十二人で、入学生は四人。差し引き八人減る計算だったが、生徒はさらに三人減って十二人になる見通しだ。村には高校がなく、子供が飯田市や阿智村の高校に進学することを見込んで、転居する家族が増えているのだ。

 作文を書いた女子生徒も今春、転校する。一、二年生は新年度、計六人となり、同じ学級で授業する「複式」になる。関係者からは「近隣の村の中学校との統廃合問題が具体化するのは時間の問題」との声が聞こえている。

 若者は名古屋市などで就職し、村には戻らない。住宅地では、空き家がめっきり増えた。村内では最近二年間、出生児はいない。

 「このままじゃあ、自然消滅だな」。車も人もまばらな住宅地で、自営業の男性(81)は嘆いた。合併する、しないにかかわらず、村そのものが存続の危機に直面している。

<メモ>

 平谷村の住民投票 合併の賛否を巡って昨年五月十一日、県内で初めて行われた。投票資格を中学生にまで広げたことで全国的に注目された。有効投票の74%が「合併する」を選択したが、合併相手を想定しなかったため、その手法を疑問視する声もあった。

2260とはずがたり:2006/03/08(水) 11:38:19
<甲信越>長野県
>>2256

>「将来、道州制が導入され、長野市が政令指定都市を目指す時期が来るはず。それまでは顔の見える範囲でやりたい」。つまり、西山地域の合併は、将来の長野市との合併を見据えた「第一段階」と位置づけているというのだ。
信州西山町構想は一番長野寄りの中条が長野を志向して破談したという認識だったが,西山志向の村長ですらこうなら西山合併が破談した現在まとめて長野へ合併という流れも出てくるかもしれんな。。

>東筑摩郡北部(筑北)地域四村
新自治体役場の設置も決まっていた麻績村が離脱,3村合併へ

2001/2/22本城村,坂北村,坂井村,麻績村は4村での合併を検討へ
2002/4/3麻績村と4村で研究会「任意合併協議会設立研究会」設置
2002/6/64村で任意協議会「本城村・坂北村・麻績村・坂井村任意合併協議会」設置
2003/10/244村で法定協議会設置
 新自治体名候補5点:四阿屋,聖高原,信州聖,筑北,筑摩(ちくま)
 新自治体名候補3点:四阿屋(あずまや),筑北(ちくほく),聖(ひじり)
 新自治体名住民アンケートの結果
 新自治体名:「筑北(42.4%)」「聖(41.5%)」「四阿屋(16%)」
 町制または村制:「町制(55.5%)」「村制(44.5%)」
 新町名:筑北町(ちくほくまち)を選定
 新町役場:現・麻績村役場を選定
2004/9/12麻績村は財政問題などで合併に慎重,合併協議から離脱を表明
10/7協議会を休止
10月坂井村の麻績村を除く3村での合併協議継続を問う住民アンケートの結果「賛成(56.1%)」「反対(35.1%)」「わからない(8.8%)」
11/22麻績村が離脱
 麻績村を除く3村で合併協議を継続へ
 麻績村の離脱により新村名,新村役場を再検討へ(新自治体は村制へ)
 新村名候補5点:あずまや,坂本,筑北(ちくほく),美里,瑞穂(みずほ)
 新村名を問う住民アンケートの結果:「筑北(36.9%)」「あずまや(18.7%)」「美里(18.7%)」「瑞穂(14.7%)」「坂本(11%)」
 新村名:筑北村(ちくほくむら)
 村役場:坂北村役場
2005/3/15合併協定調印式
2005/3/15合併関連議案を3村が可決
2005/7/11合併関連議案を長野県議会が可決
2005/8/12官報告示

2261とはずがたり:2006/03/08(水) 11:38:38
<南関東・東京>神奈川県

住民投票の会の代表でも事務局長でもいいから出馬させよ!う〜ん。合併でなくなる町の町長等誰もやりたくないのか・・。

選挙:城山町長選 候補決まらず、予定者説明会 /神奈川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060307-00000135-mailo-l14

 城山町の小林正明前町長の失職に伴う出直し町長選(19日投票)が迫る中、合併推進派、反対派とも候補擁立に向けた調整が難航、出馬の顔ぶれが決まらないまま6日に町選管の立候補予定者説明会が開かれた。互いに相手の出方を模様眺めし、14日の告示直前までもつれそうな様相だ。
 相模原市との合併を巡って、合併に慎重な小林前町長は先月19日の解職(リコール)投票で失職。同26日の合併を問う住民投票では大差で賛成が多数を占めた。町長選は合併問題に決着をつける最終ラウンドとなる。[高橋和夫]
3月7日朝刊
(毎日新聞) - 3月7日13時2分更新

2262とはずがたり:2006/03/08(水) 11:50:28
<近畿>京都府

住民投票条例制定の本請求確実に
合併協議めぐり木津町選管
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006030700202&amp;genre=A2&amp;area=K20

 京都府木津町の選挙管理委員会は7日、同町と加茂、山城両町との合併協議をめぐり、木津町の住民と一部議員でつくる「みんなで住民投票を実現する会」が提出した合併の是非を問う住民投票条例制定の直接請求に伴う署名について、有効署名数を9623人分とする審査結果を公表した。

 同会は2月16日に有権者1万191人分の署名を提出したが、同町選管はうち568人分について、重複や他の署名と筆跡が同じで自署とは認められない−などの理由で無効とした。
 3月8日から14日まで同町役場総務課で署名簿を縦覧、期間中に異議の申し出がなければ有効署名数が確定する。条例制定の直接請求に必要な町内有権者(3月1日現在で3万141人)の50分の1、603人分は大幅に超えており、本請求は確実な見通し。

2263とはずがたり:2006/03/08(水) 14:27:22
<北陸・甲信越>長野県

平成の大合併 むらの選択
■9■木曽ブランド
観光PRへ期待感
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/kikaku/048/9.htm

 「木曽は全国どこでも通用するブランドです。協議会は木曽町を推奨します」

 昨年七月、木曽郡中北部七町村でつくる木曽町合併協議会が、地域内の全世帯に配った新町名の公募用紙には、公募なのに「推薦文」が添えられていた。

 名称を巡る協議は、合併の障壁になることも珍しくないが、同地域では公募の結果、予想通り「木曽町」が約九割を占め、すんなりと新町名が「承認」された。

 「木曽町」は総面積約千百平方キロ。合併協議中の枠組みでは、県内最大だ。「広すぎて一体感がない」ことが主な原因で合併が破談となった上伊那郡北部六市町村(総面積約九百六十平方キロ)を上回る広さだが、独特の一体感がある。

     ◇

 七町村が「木曽」にこだわったのは、地域を全国にPRする、格好の材料になるという思惑からだ。旧中山道の情緒豊かな宿場町が面影を残し、全国から大勢の観光客が訪れる。

 木曽郡では当初、全十一町村による「木曽市」構想が浮上したが、楢川村と山口村がぞれぞれ郡外の自治体との合併協議を選択。南木曽町と大桑村は「面積が広すぎて、住民の声が行政に届かない」として、木曽南部任意合併協議会を設置、十一町村は四つの枠組みに分かれた。南部任意協も、合併後の新しい町の名称を公募する予定だ。

 木曽谷の北の玄関口、奈良井宿で知られる楢川村の田中今朝春(けさはる)村長は、「木曽市」構想を振り返り、「『木曽市』は響きが良く、PRには最適と思った」と話すが、住民アンケートの結果を尊重、塩尻市との合併協議を進める決断をした。

 「生活圏を重視しなければならない。行政区域が違っても、歴史や伝統は埋没しない」と田中村長。漆器店を営む荻村博久・村観光協会長も「合併で塩尻漆器になるのかと言われるが、木曽漆器は不変」と言う。

 馬籠(まごめ)宿を抱える山口村も二月の村民意向調査で、岐阜県中津川市との越県合併が信任された。生活圏を優先した結果だった。

 前馬籠観光協会長の安藤幹夫さん(55)は、木曽が醸し出す集客力を認めながらも、行政の枠組みにこだわらない。「関西の客は岐阜の多治見、関東の客は駒ヶ根辺りも木曽と思っている。私たちが思うより、漠然としたものです」。

     ◇

 奈良井宿、馬籠宿という代表的な観光地が木曽郡からはずれることについて、木曽町合併協議会長の田中勝已・木曽福島町長は「それぞれの住民が決めること。痛手は少なからずあるが、仕方がない」と語る。

 木曽郡の観光客数はピーク時の一九九六年に約六百三十万人を数えたが、二〇〇二年には約五百六十万人に減った。知名度があっても、黙ったままで人が訪れる時代ではなくなった。

 「木曽町」を核に、官民一体で観光PRが進むのでは、と関係者は期待を寄せるが、木曽観光連盟の三沢昌孝事業係長は「これからは木曽が一つにまとまっても苦しい。上高地など他の観光地と一緒にアピールしていかなければ」と話す。

 木曽町への期待の大きさは、観光で暮らす住民の危機感の裏返しでもある。

<メモ>

 木曽郡内の合併 十一町村が四つの枠組みに分かれて協議中。郡外の自治体と協議を進める楢川村、山口村のほか、郡中北部の七町村(木曽福島、上松の二町と木祖、日義、開田、三岳、王滝の五村)は「木曽町」を目指して法定合併協議会で、大桑村と南木曽町は任意合併協議会で、それぞれ話し合いを続けている。

2264とはずがたり:2006/03/08(水) 14:28:30
<近畿>奈良県

生活圏か吉野ブランドかって事やったんですな。木曽ブランド→>>2263
宇陀市東吉野町とかにすれば良かったんちゃうのん?


吉野郡か 合併 宇陀郡か 東吉野村「決断」に注目
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nara/kikaku/019/18.htm

市町村合併の枠組みで生活圏か行政区域かの選択を迫られている東吉野村(写真は同村役場)
 吉野郡か、それとも宇陀郡か――。霊峰・高見山のふもとに位置する東吉野村が合併のパートナーを巡って揺れている。行政区域が吉野郡だが、生活圏としては宇陀郡との結びつきが強いという特殊な立地で、すでに吉野郡との合併話が進んでいるが、枠組みを選ぶ村民アンケート調査では、「宇陀」が「吉野」を大きく上回った。村は枠組みの発表を十七日に予定しており、その「決断」に注目が集まっている。(川本 和義)

 同村は県の中東部、三重との県境に位置し、人口は約二千九百人。吉野郡に属するが、道路網などは榛原町や大宇陀町など宇陀郡とのとのつながりが深い。保健所や税務関係は吉野区域で、警察、法務局、県の土木事務所などは宇陀区域と、入り組んでいる。

 昨年七月、同村は吉野郡中東部の三町五村で構成する任意の町村合併検討協議会(会長=森勝彦大淀町長)に設立当初から参加。しかし村民から「宇陀地区との合併も検討すべき」との意見もあり、村が昨年暮れ十八歳以上の村民を対象に、合併の是非や枠組みについてアンケートを実施した。

 その結果、「合併が必要」と回答した人のうち、宇陀地区への編入を希望したのは57・2%と吉野地区の38・7%を大きく上回った。村の幹部は「アンケート結果が村民の総意とは言えないにせよ、目安としてのインパクトはある」と指摘する。

 松山健治村長は「合併については住民の意思を尊重する」としており、アンケート結果通りなら宇陀地区との枠組みが優先される。しかし、アンケート結果が公表されて以来、日増しに「吉野との枠組み」を唱える声が聞かれるようになってきた。

東吉野村の基幹産業の林業には<吉野>という名のブランドが欠かせない
 その一番の理由は、〈吉野ブランド〉。村の基幹産業である林業に従事する人たちから、「吉野と合併するのが自然な流れ」と主張する声が聞こえてきた。上嶋庄右衛門・村森林組合長は「行政が決めることですが、やはり〈吉野〉という言葉には響きがあります」と、全国有数の銘木の産地のレッテルにこだわる。

 また建設業界もここに来て吉野との枠組みを主張。建設業協会東吉野の幹部、冨田武夫さんは「高見川が吉野川へ注ぐように、やはり吉野郡との枠組みが自然では。仕事上のメリットも多い」と指摘する。

 さらに、同村は一九八二年から吉野町と川上村との間で消防やごみ処理、斎場、福祉施設などを運営する「広域行政組合」を設立しており、宇陀地区との枠組みになった場合、債務返済などの複雑さを指摘する。

 一方、宇陀地区との枠組みを支持する人たちは、「榛原や宇陀は我々の生活圏であり、吉野と違って住民が常に行き来している。子供たちの教育や合併後の将来性も大きく異なり、先を見越した選択が必要では」と説く。
 村は十七日に上北山村で開かれる吉野郡の検討協議会で、町村合併検討委員会(威徳猛委員長)で決めた結果を表明する。村の将来を決めるまでには、村当局のぎりぎりの苦悩が続きそうだ。

2265とはずがたり:2006/03/08(水) 14:29:43
<近畿>奈良県

なんで大淀町だけ発展してるんだ?

合併是非 活発な活動 
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nara/kikaku/019/47.htm

 吉野郡八町村合併協議会(会長=森勝彦大淀町長)の中核を担う大淀町。古くから吉野地方の玄関口として栄えた町が、合併の是非を問う住民投票を二十五日に控え、熱気を帯びている。昨秋から合併推進派と反対派が活発な広報活動を展開。二十日の告示日には双方が支援者を集めて一般選挙並みの出陣式を行ったり、街宣車が早朝から〈賛成〉〈反対〉を訴えながら行き交ったり。町は住民投票一色だ。(川本 和義)

 同町の人口は二万九百四十七人(昨年末現在)で、過疎化にあえぐ吉野郡内では唯一増加。他町村とは税収も大きく異なる。町内には一昨年夏、「合併すれば住民サービスが低下して財政赤字に陥る」などとして「反対」を呼びかける住民グループが発足した。

 議会でも八町村で構成する合併の枠組みや、先走る合併論議に異議を唱える議員が多く、昨年の九月議会で合併の是非を問う住民投票条例案を全会一致で可決した。

 それまでは傍観していた合併推進派も「このままでは合併話がご破算になる」と積極的に活動を開始。このころから町内に「これ以上ムダな税金払えません」や「三町五村で吉野市を」などと書いた立て看板が頻繁に見かけられるようになった。

 住民も日増しに合併問題を口にするようになり、十七日の「住民投票を成功させる住民の会」主催の立会演説会には約八百人が出席。「広域エリアではこれまでのような住民サービスは不可能。財政悪化をもたらし地域を滅ぼす」「長期的な展望が大事。単独では将来的に財政破たんを招く」などの主張の応酬を真剣に聞き入っていた。

 そんなさなか、合併協議会が発行した「合併だより(臨時号)」を同町だけ住民に配布せず、焼却するという〈事件〉が起きた。推進派が「知る権利を無視した行為」と町を糾弾。森町長は「今後も広報する意思はない」としたが、推進派グループが作成した臨時号の復刻版を森町長が自ら住民に配布。今度は反対派から「公務員法に抵触する」との声も。

 同協議会では新市の庁舎を現大淀町役場に置くことを承認するなど、合併は同町を軸に進められている。そんな中での住民投票だけに他の七町村も投票結果を注目する。もし、大淀町が協議会から抜ければ、残りの町村の人口は約二万八千四百人で〈市〉への昇格は難しい。

 残りの町村幹部の意見も分かれる。「大淀町の動向にかかわらず合併する」とする同協議会副会長の福井良盟・吉野町長や「枠組みの再編や協議会の解散も視野に入れなければ」と見る下市町議なども。合併協議会の会合では、他町村の委員から「大淀町の動向がわからない段階で審議しても無意味」とする意見が出て、今月の定例会は早々と中止となった。

 様々な思惑の中で行われる住民投票。町の将来を決める大切な選択だ。投票率が50%を下回った場合は成立しない。合併の是非はともかく、一人でも多く投票に行ってもらいたい。

2266とはずがたり:2006/03/09(木) 03:04:45
<北陸>石川県

情報交差点いしかわ
公共施設統廃合
http://hokuriku.yomiuri.co.jp/hoksub1/isikawa/ho_s1_06020201.htm

 県内の「平成の大合併」は1日の新・輪島市誕生で一応完了し、41市町村から19市町に再編された。行財政運営の効率化、地方分権の受け皿づくりなどが目的だが、合併後の住民生活や行政にはどのような変化、効果があったのか各地の現場で探ってみた。

行財政効率化に効果 「住民合意」共通の課題

 「同じ市内で、目の前に学校があるのに通えないなんて」。2005年2月に1市2町5村による合併で誕生した白山市。合併協議の中で白山ろく旧5村の小中学校を統廃合することで合意したが、旧吉野谷村の僧職、吉峯教範さん(42)は、その方法に強い不満を感じている。

 吉峯さんは幼いころ、「村が違うから」という理由だけで、自宅から2キロと一番近い鳥越小学校(旧鳥越村)ではなく、5キロ離れた吉野谷小学校に通うことに疑問を感じていた。2児の父親となり、通学バスに子どもらを乗せるようになったころ、合併協議で小中学校統合の話が持ち上がったことを知った。「当然、同じ市だから最も近い学校に通える」と思い、冬場の交通事故の心配などから解放されると喜んだ。

 だが、統廃合の対象となったのは、「吉野谷、尾口、白峰」の3村だけで、「鳥越、河内」の2村は対象外だった。元吉野谷村長の林繁市議は「子どもの数が急減している3村に比べ、鳥越は切羽詰まっていない。5村で調整しようとすればまとまる話もまとまらなかった」と説明するが、協議内容は住民に「全く知らされていなかった」(吉峯さん)。

 市は、尾口小中学校(旧尾口村)の位置に新小中学校を建設する方針を固めたが、新小中学校は、吉峯さん宅から10キロ先とさらに遠くなる。吉峯さんは昨年9月、吉野谷小中学校のPTA会長として、方針を撤回するよう要望書を提出したが、市は「合併協議での合意事項を覆す訳にはいかない」と応じる姿勢を見せていない。

 合併後の行財政効率化という点で効果が大きいとされる公共施設の統廃合。そこでは住民合意が最大の課題となる。

 04年10月に1市3町の合併で誕生した七尾市は、武道館や相撲場などの体育関連施設だけでも35施設を抱え、人口が2倍近い小松市の29施設を上回る。市が昨年10月に行った市民アンケートでは、小中学校や保育園などの統廃合を求める市民が3割を超え、市も「施設の統廃合は急務」(市財政課)としている。

 海沿いの小さな集落にある南大呑保育園(七尾市黒崎町)。園児数(20人)の減少と建物老朽化を理由に何度となく統合話が持ち上がっていたが、その度に住民は「過疎に拍車がかかる」と反対してきた。それが、合併後、市は「保育園は19施設を10施設に再編する」との方針を打ち出し、南大呑保育園も統合に向けた流れが一気に加速してきた。

 同保育園に近い花園町の井上正・町会長(62)は不安を隠せない。「まず廃止ありきの議論ではなく、地域の事情や声をくみ上げていくプロセスを大事にしてほしい」と祈るように話した。

(2006年2月2日 読売新聞)

2267とはずがたり:2006/03/09(木) 03:08:35
<北陸・甲信越>長野県

■10■住民投票 
民意問い将来の決定を
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/kikaku/048/10.htm

 「村が無くなるかどうかの問題なんだ。村長や議会でなくて、我々村民に決めさせてほしい」
 三月九日夜、中条村の公民館で開かれた「中条村の合併を考える会」と村議十一人の懇談会。会のメンバーは、村議側に声を荒らげた。

 中条村は信州新町、小川村と合併協議を続けている。この日、同会は、合併の枠組みを問う住民投票条例の制定を求め、宮島和彦村長に署名簿を提出した後、村議との懇談会を行ったが、出てきたのは、住民側の怒りの声ばかりだった。

 「多くの村民は、長野市が生活圏と考えている。合併した理由を後に子供に聞かれた時、今のままでは答えられない」

 「住民の意思をくまないで、何のための議員か。誰もが納得できるルールで、住民の意思を確かめてもらいたい」

 詰め寄る村民に、村議は言葉少なだった。

     ◇

 合併の是非を問う住民投票は昨年来、市町村の進路を決める最終手段として、県内各地で導入が進んだ。

 昨年五月、他に先駆けて住民投票に踏み切った平谷村の塚田明久村長は「村長としてどう動くか、裏付けがほしかった。住民投票を行うことで、行動に一貫性を持つことができた」とその意義を強調する。

 昨年十一月、長野市との合併の是非を住民投票で決めた大平嘉久雄・大岡村長は「村長自身の考え方も示しながら、村民に決めてもらうのがいい」と話す。合併反対派の運動は、投票で「賛成多数」が明確になって以降、静まったという。

 岐阜県中津川市との越県合併を目指す山口村の加藤出村長も、合併を争点とした昨年四月の村長選で信任を受けながら、住民投票と同じ手法の「意向調査」で村民に最終判断を求めた。

 これに対し、坂井村の山田一栄村長は「住民投票は責任逃れ。負託を受けた村長が判断すべき。自分で判断できないからやること」と一刀両断。住民の意思を問わずに、長野市との合併協議を進める鬼無里村の風間俊宣村長も「住民投票は、説明責任が果たされていないと、危険な結果を生むこともある」と指摘する。

     ◇

 昨年十二月、信州新町や中条村との合併の是非を問う住民投票条例の制定を小川村に直接請求した「小川村の明日を模索する会」の大西輝昭さん(58)は、批判の矛先を条例案を否決した議会だけでなく、鎌倉晨弥村長にも向ける。

 鎌倉村長は、同案提出時に「条例案は、合併するしないの二者択一式。選べない人、行政や議会に委ねたい人もいる。合併の是非は村民意向調査(アンケート)に基づき、議会が決定すべき」として、制定不要とする意見書を出した。

 大西さんは「合併は、ほかと比べものにならないくらい大きな問題。しっかり民意を問い、判断しないと、将来に禍根を残す。行政と住民は信頼関係がないと、合併した後もうまくいかない」と断言している。

 合併特例法の期限まで、残り一年余り。それぞれの村は、民意とのはざまで難しい選択を迫られている。

       (おわり)

 この連載は、溝口徹、大沢帝治が担当しました。

◆合併の是非を問う住民投票

 県内では、昨年五月に平谷村が実施した後、山ノ内町、箕輪町、大岡村、富士見町、下諏訪町が行った。山口村は今年二月、事実上の住民投票となる「意向調査」を実施。奈川村が七月ごろの投票を目指し、条例を制定。喬木村も、三月定例村議会に条例案を提出した。

2268とはずがたり:2006/03/09(木) 03:10:28
<北陸・甲信越>長野県

平成の大合併 「自立」を探る
□4□ 意識のかい離 
財政難、住民理解進まず
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/kikaku/054/5.htm

 「まだまだ役場依存ということなのだろう」。十一日夜、朝日村で開かれた住民懇談会を終え、上条照夫村長は苦笑いを浮かべた。

 懇談会の主目的は、自立計画の見直しに伴う新たな財政見通しの説明だった。しかし、懇談会では、そうした将来的な問題への質疑は一切なかった。替わって出たのは、今にかかわるゴミ有料化、保育園廃止など、身近なことへの要望・批判だった。

 「村に依存せず、できることは自分たちでやっていく『協働』が自立の基本。でも、住民負担がもっと増えたら(役場への不満は)こんなものでは済まないだろう」。上条村長はそうつぶやいて会場を後にした。

     ◇

 朝日村は二〇〇二年十一月、合併「反対」が多数を占めたアンケート結果を踏まえ、自立を決めた。「塩尻市や松本市と一緒になると、村民の意見は反映されにくい。同じ厳しいのであれば、自分たちでやっていきたい」(上条村長)というのが理由だった。

 昨年十二月、自立計画を策定。地方交付税の削減を見据え、人件費のカット、各種補助金の廃止などを打ち出した。しかし、計画は初年度からつまずいた。不足財源を補う臨時財政対策債の削減方針を国が示したためだ。黒字基調だった財政計画は、見直し後、大幅な歳入不足に陥った。

 検討中だった保育園の統廃合は一年間前倒しし、今年度から実施された。廃止保育園の園児の親(37)は「子供を育てる環境も整えられず、負担が増えるくらいなら、自立の意味がない」と厳しい口調で話す。

 ある役場関係者は「自立すれば現状が維持できると考える住民も少なくない」とこぼす。負担の増加に対して住民は素早く反応するが、財政事情は容易に理解されないという現実が、何度説明を重ねても、もたげてくる。「住民協働」による自立の村づくりは、道半ばの状態にある。

     ◇

 財政問題を巡る役場と住民の意識のかい離は、十月三十一日に信州新町、中条村との合併の賛否を問う住民投票を実施した小川村でも見られた。鎌倉晨弥村長は、「反対」が六割を占めるという予期せぬ結果に「ショックだ。絶対(賛成で)行けると思っていたのに」と困惑を隠さない。

 同村は、村民の医療、福祉、介護情報を一元管理する包括医療の先進村。鎌倉村長が、三町村での合併を推進してきたのは、それを守るためでもあった。

 包括医療は「広くなるほど情報を一元化できず、維持が難しい」(村住民福祉課)。一方で、財源を地方交付税に依存し、高齢化率40%以上の村では、自立の財政的な裏付けが示せず、山間部の町村での合併が現実的と思えた。

 役場は「最良の策」を示したつもりだったが、村民の選択は「ノー」だった。ある村幹部は「包括医療を維持してほしい思いが『反対』という結果に出たのでは。財政問題は村民にわかってもらえない」と嘆く。

 鎌倉村長は「もっと時間があれば、理解されたかもしれない」と住民投票を振り返った。今後は、住民負担も視野に入れた自立の試算を示し、時間をかけて村民と対話を続ける考えだ。

2269とはずがたり:2006/03/09(木) 03:12:26
<北陸・甲信越>長野県

平成の大合併 「自立」を探る
□1□ 一億円のプール
「駆け込み」事業で亀裂
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/kikaku/054/1.htm

 のどかな農村風景に囲まれた本城村の本城小学校で、ショベルカーがせわしく土を運んでいた。老朽化に伴うプールの新設工事は六月に着工。繊維強化プラスチックに覆われた真新しいプールは完成間近だ。

 「何で合併の前年にやらなきゃならないのか」。

 十月上旬、麻績(おみ)村の住民懇談会で、依田政人村長は、このプール建設をやり玉に上げた。東筑摩郡北部の本城、坂北、坂井の三村との法定協議会からの離脱を表明して、約一か月たっていた。

 総工費は約1億1700万円。七割以上を借金で賄い、合併自治体が返済する。依田村長にはこれが合併前の「駆け込み事業」に映った。昨年までに四村で協議した財政見通しでは示されてなかったからだ。

     ◇

 四村は、行政、地形・風土が密接で、住民の間でも「合併に障害はない」とされてきた。二年以上かけて協議をほぼ終え、調印を翌月に控えた時に、依田村長が突然、協議会離脱を発表した。他の三村長が「寝耳に水」と驚き、反発したのも無理はなかった。

 依田村長は、離脱の理由の一つに財政問題を挙げている。麻績村の財政は比較的健全で、一般財源に占める借金の割合を示す公債費比率は県内の市町村で三番目に低い8・6%。一方の本城村は21・9%でワースト五位だ。

 しかし、そうした財政格差も、合併協議で織り込み済みだった。依田村長が離脱に踏み切ったのは、他村で財政健全化の努力が見えにくかったほか、本城村などで「駆け込み」と思える事業があり、不信感を抱いたからだ。依田村長は「合併しても(自らを律する)自律という姿勢でやってきたはずではなかったか」と悔しがった。

 これに対し、一之瀬守・本城村長は「プール建設にはPTAの強い要請があった。老朽化し、必要に迫られていた」と説明する。今年度、村道整備などで積極型予算を組んだ青柳修三・坂北村長も「財政を悪くして、しわ寄せを麻績に負わせようなんて考えは全くなかった」と話す。

 しかし、新町名でも麻績村の主張は通らず、同村の観光事業への財政負担の継続も認められなかった。離脱の意思は決定的となった。

     ◇

 自立を目指す町村は、どこも緊縮予算を強いられ、事業を切り詰めている。一方、合併を決めた町村には、「駆け込み」と見える事業が少なくない。来年一月、長野市に編入される大岡村では、事前協議もなく約2000万円の補正予算が組まれ、温泉施設で露天風呂の建設が進む。

 裁量のあるうちに自分の町や村に予算を振り向けたい――。大きい市への編入合併では、そうした思いは、市側が大目に見る余地もあるが、小さい町村同士の新設合併では、信頼関係を損ねる原因となりかねない。

 麻績村は一九五六年、旧麻績村と日向村との新設合併で誕生した。旧麻績村職員だった桐山松生さん(87)は「駆け込みのような事業で、不信感が生まれるようなことは無かった」と振り返る。

 麻績を除く三村は合併協議継続を確認したが、感情的なしこりが残る中、麻績村がそこに加わるにはしばらく時間が必要と、桐山さんは考える。

2270とはずがたり:2006/03/09(木) 03:14:58
<北陸・甲信越>長野県

平成の大合併 「自立」を探る
□3□ 役場のジレンマ
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/kikaku/054/4.htm

 止まる電車は一、二時間に一本。県の南端、天竜村のJR平岡駅に、人の波ができる日はあまりない。

 一日の乗降客が約百人というこの小さな駅に、村が約5億円をかけて四階建ての宿泊施設「竜泉閣」を併設したのは二〇〇一年のことだ。雇用確保と、温泉などへの観光客誘致が目的だったが、村が年1000万円以上補助しても、運営する第三セクター「竜泉閣」の累積赤字は、三年間で2580万円に達した。

 吉沢幸久・副支配人(40)は「従業員のボーナスは無し。ぎりぎりまで切り詰めている」と苦境を語る。

 それでも、周囲の風当たりは厳しい。村の将来計画を立案する村長の諮問機関「村民会議」でも、竜泉閣に批判が集中した。

 「母屋(役場)がおかゆをすすって、離れ(三セク)ですき焼きを食べているのではないか」

     ◇

 天竜村の税収は、約2億8000万円。それだけでは約4億円の人件費すら賄えない。約12億円の地方交付税が、頼みの綱だ。その大幅な削減が進む中、村は昨年九月、近隣の阿南町と売木村に合併協議を申し入れた。しかし、三町村の真ん中に位置し中核と期待した阿南町が三月、町民の理解が得られなかったことを理由に自立を選択し、構想は立ち消えとなった。

 静岡、愛知県境に接し、山に囲まれた天竜村は、ほかに頼れる市町村がない。約九十人いる職員を十年間で約四十人減らすなど、歳出削減を柱とした自立計画を策定したが、それでも、村財政は〇六―一二年度、最大で年1億4600万円の歳入不足となる。

 産業の柱が無く、六十五歳以上人口が県内一の48・3%(四月一日現在)の村では、新たな歳入確保は難しい。歳出削減こそが村存続のかぎを握るが、竜泉閣への支援に変更はなかった。先に勇退した秦正・前村長は「三セクは村民雇用の場。簡単に見直しは出来なかった」と苦しい胸の内を明かす。

 曲がりくねった細い道ばかりで、飯田市まで車で一時間以上かかる同村では、村民が就職先を求めて村外へ転居する例もある。

 竜泉閣の従業員は十四人。若い村民には、貴重な働き口だ。支援を断ち、民営化を進めると、合理化は必至とみられるが、吉沢副支配人は「リストラされると、従業員は行くところがない」と話す。

     ◇

 秦前村長からバトンを受け継いだ大平巌村長も「財政のために人が出ていっては元も子もない。民営化はしばらく様子を見たい」と、民営化には慎重姿勢を崩さない。当面は、新たな観光ルートの開発など、産業振興策に力点を置く考えだ。

 しかし、不採算の三セクを放置すると、累積赤字は雪だるま式に膨らむ。たまりたまった「隠れた借金」を返すのは、「親会社」の村、つまりは村民だ。

 採算性を慎重に見極めずに、村主導で始まった事業に対し、村が「親方日の丸体質」からの脱却を訴えても、おのずと限界がある。

 大平村長は「どうしても駄目なら、民営化ということも…」と不安をのぞかせた。自立以外の選択肢を奪われ、守るべき“聖域”に足を踏み入れざるを得ない所まで、村は追いつめられている。

2271とはずがたり:2006/03/09(木) 03:17:48
<北陸・甲信越>長野県

平成の大合併 「自立」を探る
□6□ “見えない”境界線
広域行政 課題広がる
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/kikaku/054/7.htm

開通を来年度に控えた国道361号「権兵衛トンネル」(南箕輪村で)
 南箕輪村の南部、伊那市に隣接する沢尻地区で進んでいる下水道の本管埋設工事は、国から見ても本来あるべき姿でなかった。

 三年前の計画時、国土交通省から、伊那市側で計画している本管と近かったため、「共同利用した方がいい」と指導された。しかし、伊那市側の本管は埋設済みで、流量増加に耐えられないと分かり、村側にも、本管を埋設することになったという。

 今なお「行政の境界がなければ、効率化できた」というのが、両市村の担当課の一致した見方だ。

     ◇

 南箕輪村は、西側山間部に、面積のほぼ半分を占める飛び地を抱えるが、居住地は東側の平野部だけに集中している。境界の大部分は、半島が突き出るような形で伊那市と接しており、生活圏は一体化している。

 一度は自立を選んだ山口一男村長が三月、伊那市など三市町村の呼びかけに応じ、再び合併協議に参加したのは「地元住民でも地図がないと分からない」と言われるほど複雑な境界線を解消し「まちづくりを一体的に行いたい」という思いがあったからだ。

 住民説明会では、地方交付税削減による住民負担の増加も指摘した。しかし、七月の住民投票で、村民は再び自立の道を選んだ。

 同村は、精密機械などの工場が数多く立地し、県内有数の財政力を持つ。人口増加率も高い。工場に勤める若い従業員が多いため、六十五歳以上の人口は17%と県内最少だ。村民は、安い保育料などの恩恵に預かっている。

 住民団体「南箕輪自立の研究会」の山崎清美会長(74)は「努力すれば何とかなると思った」と話す。そうした意識が、住民投票で合併「反対」が六割を占める結果に表れた。

 しかし、広域行政では、伊那市に依存する部分が多い。村内に消防署がなく、消防車の出動は住民組織の消防団頼み。救急車は伊那市からやってくる。「応分の負担」はしているが、単独で処理できない広域的な課題は、年々増えている。

     ◇

 加えて、飛び地の山間部で来年度、木曽谷と伊那谷を結ぶ国道361号「権兵衛トンネル」が開通し、新たな課題も浮上する。

 トンネル開通で、岐阜県の飛騨高山地方から首都圏に向かうルートは、中央道塩尻インターから、伊那インターに取って代わり、約一時間短縮される。周辺市町村の関係者は「新たな物流、観光の動脈路」と期待を寄せる。しかし、田園地帯が続くこの地域も、境界線が入り組み、基盤整備は一筋縄ではいかない。

 国道と伊那インターを結ぶ約二キロの広域農道は、村が維持管理しているが、舗装が薄いなど、国道や県道の規格に劣る。開通後にトラックなどの交通量が増えれば、多額の維持費が予想されるが、「村が単独で工面するには負担が大きい」(村建設課)という。

 「自立が孤立であってはいけない」。山口村長は住民投票の結果を尊重する姿勢を示しつつも、自らの胸に、そうくぎを刺した。

2272とはずがたり:2006/03/09(木) 03:18:53

<北陸・甲信越>長野県

平成の大合併 「自立」を探る
□2□ 昭和の遺恨  
民意尊重 残された教訓
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/kikaku/054/3.htm

 「分市誓約の家」。裏返すとそんな文字が現れる木の札は、宮田村の古い家の玄関先に、今もわずかに残っている。同村が町制施行した直後の一九五四年、周辺三町村と断行された合併で駒ヶ根市が誕生したことに住民が猛反発し、ほぼ全戸に配布したものだ。二年後、村が同市から「分市」した後は、裏返して屋号札として使われていた。

 宮田住民の抵抗はすさまじかった。駒ヶ根市誌によると、住民は「分市貫徹町民大会」を開いて分離脱退を決議、絶縁宣言をして市に通告した。支所には「役場」の看板をかけ、徴税も町長名で行うなどの強硬手段に出たという。

 貴重な資料と思い、木札を保存していたという元公務員の男性(80)は「当時は親類の家にも行けないくらい、分市派の監視がきつかった」と振り返る。

     ◇

 「表札で地域を色分けするなんて、二度としたくない」。そう語る矢田義太郎村長(73)も、当時は村青年会長として分市運動を先導した一人だ。くしくも、「平成の大合併」で、駒ヶ根市、飯島町、中川村と持ち上がった合併協議で、村の将来について決断を迫られる側となった。

 しかし、今回も選んだ道は「自立」だった。

 任意協議会から離脱する引き金となったのは、昨年十二月の住民意向調査。合併賛成が二割、反対は七割だった。その数字が示すように、村民の合併への拒絶反応は今も根強いが、矢田村長は、過去の教訓から、合併は「行政主導で突っ走ってはいけない」との思いで進めてきたという。

 一昨年のアンケート調査で、合併反対が圧倒的だったにもかかわらず、任意協に参加したのも、情報提供を望む村民の声を尊重したためだ。

 「高度成長期と違って自立は厳しいが、一度決まれば、結束する気質が村にある」と矢田村長。「自立」はいまだ手探り状態だが、しこりを残さないよう住民の意思を尊重したことだけは、間違ってなかったと確信している。

     ◇

 宮田村の住民は、町民から市民、更に村民へと立場を変えたが、岡谷市長地(おさち)の中川光男さん(77)も、合併と「分市」により、村民から市民、更に町民へと住所が変わった経験を持つ。

 旧長地村は一九五七年、岡谷市に編入されたが、下諏訪町との合併を求める二地区が分市運動を展開し、翌年の住民投票を受けて、同町になるよう境界が変更された。

 下諏訪町の「社東町区誌」によると、分市派と反対派が宣伝車で走り回るなど地区内は騒然とし、宮田村同様、各戸に「分市誓約の家」の紙が張られたという。

 当時、岡谷市への全村合併維持を唱え、分市反対運動を展開した中川さんは、自宅の窓ガラスを割られるなどの嫌がらせを受けたという。「千枚通しで刺されたような痛みがあった」と中川さん。対立のしこりから、八年後に約一キロ離れた岡谷市側に家を建て、転居。再び市民となった。

 諏訪地域の合併論議は、四度目の今回も、失敗に終わった。「昭和」のころから、湖周での合併を望んできた中川さんは「昔の話はもう時効。機が熟した今こそ、しがらみを捨てて合併を論ずるべきなのではないか」と悔しがった。

2273とはずがたり:2006/03/09(木) 03:21:20
<北陸・甲信越>長野県

平成の大合併 「自立」を探る
□7□ 求心力欠く街
商圏縮小、“縁談”進まず
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/kikaku/054/8.htm

 県内の市で唯一、平成の大合併で「蚊帳の外」にいた市がある。浅間山のふもとに位置する小諸市だ。

 二〇〇二年九月、当時の小林俊弘市長が「当面は合併を考えない」と自立宣言した。だが、議会では「孤立の道をたどる羽目になった」と嘆く発言が目立った。隣接市町村は、既に同市を除いた枠組みで合併協議を始め、自立以外の選択肢はなかったからだ。

 東部町・北御牧村(現東御市)は市制施行を目指して協議に入り、佐久市と御代田町、浅科村も話し合いの席についていた。

 「どことも合併できなかったマイナスイメージで幕を引くのでなく、小諸らしさを追及し、独自の道を選んだと宣言してほしい」

 市議会ではそんな悲壮な意見まで飛び出した。

     ◇

 隣接町村が合併協議に入る前に実施したアンケートでは、合併の相手先に小諸市を選んだ住民は少なかった。浅科村や旧北御牧村では二割弱。行政上のつながりが深い御代田町でも、約三割にとどまった。

 御代田町や浅科村の住民が、合併協議の相手として佐久市に親近感を覚えた理由は、ここ数年で人の流れが大きく変化したことにある。転機となったのは、一九九七年の長野新幹線の開業だった。

 長野新幹線は、軽井沢駅から、小諸市をかわすように南側にカーブし、佐久平駅を経由する。

 小諸市に買い物に訪れる人の数を示す「商圏人口」は、開業を機に三分の一以下に下落。市内の二つの大型店は、相次いで閉店し、駅前の人通りも三分の一に減った。商店街は週末でも人影がまばらだ。

 対照的に、佐久平駅周辺に大型店ができた佐久市は、商圏人口が二割増えた。御代田町は協議から離脱したものの、同市は来年四月、臼田町、望月町、浅科村と合併し、県内五つ目の十万都市となる。周辺地域を引きつける佐久市の求心力は強まるばかりだ。

     ◇

 とはいえ、地方交付税頼みの小規模町村と違い、小諸市は合併を急ぐ必要性があったわけでもない。市の試算では、交付税削減などで歳入不足は予想されても、人件費カットや事業見直しなどで乗り切れるという。小林前市長は「財政は健全で、差し迫った必要性がなかった」と合併に消極的だった理由を語る。

 一方で、四月に就任した芹沢勤市長は「浅間山ろくの自治体は歴史風土で関係が深い」と合併を視野に入れた連携には前向きだ。

 軽井沢町と御代田町でつくる共同事業検討会に七月から参加。浅間山噴火対策やしなの鉄道活性化など、四十三項目にわたる連携を協議している。ただし、両町はともに自立を選択しており、合併協議の機運は熟していない。

 小諸市は、文豪・島崎藤村が若き日に過ごしたまちとして知られる。藤村記念館のある市営の「懐古園」に、全国のファンが集う。

 藤村が縁で姉妹都市になった山口村が来年二月、岐阜県中津川市に編入合併された後には、小諸市が、藤村の足跡をたどる県内唯一の拠点となる。その時、再び「信州・小諸」にスポットライトが当たるのかもしれない。

2274とはずがたり:2006/03/09(木) 03:23:39
<北陸・甲信越>長野県 <東海>岐阜県 どっちかゆうと旧筑摩県

平成の大合併 「自立」を探る
□8□ 合併先進県・岐阜
県の姿勢 協議に影響
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/kikaku/054/9.htm

 「面積は日本一。東京都とほぼ同じですね」。岐阜県高山市の土野守市長は、市長室に掲げられた衛星写真を誇らしげに指さした。赤線で囲まれた新・高山市の境界は、東は長野、西は石川、福井県、北の一部は富山県とも接していた。

 飛騨高山の中心都市・高山市は来年二月一日、周辺九町村を編入合併する。人口約九万七千人ながら、面積約二千百八十平方キロの巨大都市となる。木曽郡十一町村の一・三倍、飯田市など飯伊十八市町村もすっぽりと入る広さだ。

 だが、「周辺部」の町村側に異論はなかった。本県と同じ山間部の「合併困難地域」を抱えているのに、同市周辺では、なぜ合併協議が順調に進んだのか。

     ◇

 合併論議は当初、二十市町村で始まった。そこから南部五町村と北部四町村がそれぞれ市制施行を目指して分離。さらに、生活圏が富山県に近い白川村が自立を表明し、十市町村での協議となった。

 町村側が「編入」を受け入れた理由は「地方交付税が減るとやっていけない」という共通認識にある。

 市中心部から約四十キロ離れた高根村の中井勉村長は「サービスは低下するだろうが、やむを得ない。時の流れを無視できない」と話す。同様に市から車で約一時間かかる荘川村の益戸美次村長も「交付税が減らされると、借金を返し、人件費を賄うので精いっぱい。サービス維持の財政的な裏付けがない」と述べた。

 高山市が、合併特例で新市に余計に配分される交付税の半分を各町村に振り向ける総額約5億6000万円(初年度試算)の「特別予算」枠を設けたことも、歓迎された。

 合併の是非を問う住民投票を求める動きも、町村では起きなかった。そして、「合併は規定路線」というそうした意識を醸成するのに大きな役割を果たしたのが、県だったという。

     ◇

 岐阜県では、県が示した合併パターンが各地の合併協議の契機となったほか、県が、早くから市町村に出向いて説明会を開き、国の交付税削減方針や道州制を見据えた自治体の規模拡大の必要性などを訴えた。

 県の姿勢は「長い物に巻かれてしまう保守的な県民性」(土野市長)に浸透。高山市で署名運動を展開し、住民投票を請求したが否決された「住民投票を求める会」の沢田雅一代表(63)は「県がつくった合併ありきの雰囲気を覆せなかった」と振り返る。

 長野では恒常的に行われている住民投票にも、首長の多くは懐疑的だ。益戸・荘川村長は「財政見通しなどを理解できない住民がいる中で、民意に問うのは責任逃れになってしまう」と指摘する。土野市長も「将来像まで考えて投票してもらえない」と言い切った。

 住民投票を否定的に扱う岐阜県では、合併協議の破談は少ない。市町村数は四十を切り、当初の四割以下となる見通しだ。一方の本県では最大見積もっても市町村数は八十を切る程度。多くの枠組みは、住民投票で崩れた。知事は「小さくても輝く自治体」を奨励し、町村の自立方針をたたえている。姿勢の違いが、各地の合併協議に大きな影響を及ぼしている。

 「厳しくとも自前でやっていく方が幸せ」と自立を選択した判断が正しかったのか。答えはすぐに見つからないが、国と県の方針が割れる中で、県内町村の不安は、尽きることがない。(おわり)

     ◇

 この連載は、溝口徹、大沢帝治、千歳誠祥、服部牧夫が担当しました。

2275とはずがたり:2006/03/09(木) 03:26:03
<北陸・甲信越>長野県

政令指定都市だなんて寝言いっとらんで合併はやくしてやれい。

試される自治
県都の課題・長野市長選に向けて(下)合併の行方(10月20日)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/kikaku/059/13.htm

◆政令市移行、見えぬ展望

 「合併を前進させるために署名運動でもやったらどうかとも言われるが、村長自らやるというのもおかしな話。筵旗(むしろばた)を持って市役所に押しかけるわけにもいかないしね」

 2004年10月に実施した住民投票で「長野市と合併」が多数を占め、近隣2町村との合併構想が破談となった中条村。宮島和彦村長は、長野市との早期協議入りを求める議会や住民の突き上げと、同市の慎重な対応との板挟みに触れ、複雑な表情を見せた。

 豊野町など4町村を編入合併し、新生・長野市がスタートした直後の今年1月下旬、鷲沢正一市長に面会し、投票結果を報告した。しかし、当初「職員同士で研究会を立ち上げたい」と前向きだった鷲沢市長も、その後は「賛成、反対がわずかな差で、本当に長野市との合併を望んでいるかは読めない」と発言が後退。合併協議申し入れは、住民投票から丸1年を迎えた今も、実現していない。

     ◇

 長野市が、新たな合併協議入りに慎重な態度を取る背景には「旧4町村と一体化の努力をしている最中なので、2回目をやる話にはなりにくい」(鷲沢市長)という事情もある。

 新市の建設計画は緒に就いたばかり。今年度も約18億円の合併関連予算を組んだ。旧鬼無里村長の風間俊宣市議は「道路整備など、よくやってくれている。合併を進めた村長という責任もあり、約束が守られているか、今後もしっかり見届けたい」と話す。

 そうした新たな財政需要が高まる中で、市税はピークの97年度に比べて約80億円も減少。国と地方の税財政を見直す三位一体改革が進み、財政状況は悪化の一途をたどっている。減少傾向にあった市債残高(借金)は、合併で200億円以上増えて00年の水準に逆戻り。一方の基金(貯金)の引き継ぎはゼロだった。

 「財政力の弱い町村部を今すぐ抱え込む余裕があるのか、財政見通しをしっかりと見極める必要がある」と指摘する声が、市の内部からも聞こえている。

     ◇

 とはいえ、人口が横ばいとなる中、市が掲げる政令指定都市移行という目標には、合併に伴う人口の増加は不可欠だという現実がある。

 隣県の新潟市や浜松市は合併で人口80万人を超え、政令市移行への準備が整った。長野市は合併で市域は1・8倍に広がったが、人口は5%しか増えず約38万人。政令市移行には、千曲市や須坂市を含む長野広域連合の11市町村(約57万人)、北信広域連合を加えた17市町村(約67万人)による大合併が前提となるが、機運が高まっているのは中条村などの近隣町村ばかりだ。

 酒井登助役は「町村部には、水源かん養力など、お金に換算できない財産がある」と財政面だけでは計ることができない小規模町村編入の意義を強調。新合併特例法の期限となる10年3月末までの編入合併第2弾に言及する。だが、道州制導入や富山、金沢への北陸新幹線の延長など、将来の環境変化を見据えた「大長野市」の長期構想までは、まだ描き切れていない。

2276とはずがたり:2006/03/09(木) 03:42:20
<近畿>奈良県

結局吉野地区の合併は全滅だった訳だが・・。

県南部合併一気に加速
「西尾私案」に揺れる市町村 小規模自治体強制編入など「押しつけ」に不満の村も
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nara/kikaku/019/13.htm

 県面積の半分以上を占める南部の各市町村が、合併問題を巡って揺れている。きっかけは、首相の諮問機関「地方制度調査会」の西尾勝副会長が示した「今後の基礎的自治体のあり方について」という「西尾私案」。一定の人口規模未満の町村の事務は、都道府県が肩代わりするなどの内容に、「これでは自治体がつぶされてしまう」と危機感を強めているのだ。合併特例法の期限まで二年余り。消極的だった町村の合併への動きが一気に加速してきた。(川本 和義)

 昨年十一月一日に公表された西尾私案によると、合併によって地方分権を担う「基礎的自治体」の再編成を強力に推進。二〇〇五年四月までに合併特例法に基づく市町村合併に応じない小規模自治体は、▽近郊の自治体に強制的に編入する「内部団体移行」▽窓口サービスなどを除いた事務を都道府県に処理を義務づける「事務配分特例」を行うなどとしている。その場合、首長と議会は置くが、議員を原則無給、助役や収入役などを置かない、などを検討するとしている。

 私案に対しては、全国の自治体が強く反発し、全国町村会は「人口規模の少ない町村を切り捨てるという横暴極まりなき論旨。絶対容認できない」との意見書を提出している。

 しかし一方で危機感が生まれ、県南部では合併推進が加速化してきた。

 同地域で合併構想があるのは大淀、吉野、下市、黒滝、天川、上北山、下北山、東吉野の吉野郡中東部の三町五村と、五條市、西吉野、大塔の一市二村による二つの枠組み。

 このうち、「広域で自治体の機能が果たせるのか」などと「他町村見合い」だった郡中東部の任意の「町村合併検討協議会」(会長・森勝彦大淀町長)は、二月十七日までに臨時議会で議会決議を取り付け、三月中に法定協議会を発足させることを確認した。〈検討〉から〈合併〉に向けて動き出したことになる。

 当初「メリットがない」として参加を見合わせていた下北山村が西尾私案の内容にあわて、昨年十二月、合併協議会に参加を表明した。しかし実際には、同村の「合併に関する調査委員長」の山本敏三村議(54)が「あまりにも一方的。人口数で拘束するのは本来の合併に趣旨にそぐわない」と述べるなど、〈押しつけの合併〉に不満をあらわにする。

 昨年十二月二十六日には、五條市と西吉野、大塔の両村も急きょ、任意の合併協議会を発足させた。「地方自治体を国につぶされては困るという思いで踏み切りました」と、榎信晴・五條市長は苦渋の選択を強いられた胸の内を明かす。

 他地域と比べ出遅れ感が大きいが、協議会規約や啓発活動などを確認したり、合併重点地域の指定を取り付けたり、急ピッチで準備を進めた。今月十七日に第二回会合を決定し、一気に四月一日の法定協議会発足への移行を目指す。

 しかし県南部でも、川上、十津川、野迫川の三村は合併協議に加わっていない。川上村は「デメリット部分が多すぎ、合併されるとへき地部はますます取り残される」として、独自の道を目指す方針を今も続けている。

 県南部は基幹産業の林業の不振で過疎化、高齢化が進み、どこも財政事情は厳しい。〈廃村〉の危機が現実化する中、苦しい選択を強いられる自治体だが、将来を決めるために残された時間は、あとわずかだ。

 ◆合併特例法 市町村合併推進のため、二〇〇五年三月末までに合併した市町村を地方交付税の配分やインフラ整備の支援などで優遇する時限立法。合併についての住民投票制度なども盛り込んでいる。

2277とはずがたり:2006/03/09(木) 03:49:55
<近畿>奈良県
>>2264
2003/5/25東吉野村の合併の枠組みを問う住民投票の結果「吉野地区(58.8%)」「宇陀地区(41.2%)」
7/4東吉野村が吉野郡 吉野町,大淀町,下市町,黒滝村,天川村,下北山村,上北山村に依る合併協議へ加入

迫る将来への“分岐点”
東吉野村「合併」25日に住民投票 「吉野」「宇陀」どちらに しこり残さぬ努力必要
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nara/kikaku/019/26.htm

 「吉野」のブランドを残すか、生活圏が近い「宇陀」か――。合併の相手先を決める東吉野村の住民投票の投票が二十五日に迫った。市町村合併で住民投票が実施されるのは県内で初めて。村は投票資格を十八歳以上にしたうえで、永住外国人にも広げ、合併相手の財政状況などを網羅した冊子を全戸に配布した。人口約二千九百人、高見山の山懐に抱かれた小さな山村の将来を決める大きな分岐点を迎える。(川本和義)

 選択肢は二つ。北側の榛原、大宇陀、菟田野、室生、御杖、曽爾の宇陀郡三町三村に加わるか、南西側の大淀、吉野、下市、黒滝、天川、上北山、下北山と合併するかだ。

 当初、村は吉野郡との任意の合併協議会に加わりながら、昨年十二月のアンケートの結果、宇陀郡との合併に方針変更した。しかし、その後、住民から反対運動が広がり、今回の住民投票となった。

 これまで住民運動などには全く縁のなかった村が、合併問題に関しては二分するほどに発展した背景には、入り組んだ地域性がある。吉野郡に属しながら、交通の便は榛原、大宇陀町の方がずっといい。保健所や税務署は吉野、警察や法務局は宇陀だ。

 村では吉野郡を支持する「愛するかい東吉野」のメンバーが活発な活動を展開する一方、宇陀郡を支持するグループも水面下で投票運動を展開している。

 村内でも榛原町に近い高見地区では宇陀郡支持が目立つ。素材業を営む男性(66)は「宇陀郡と合併しても東吉野の銘木というブランドはなくならない。将来のことを考えれば、中和に属する宇陀郡のほうがメリットがあるのでは」という。

 逆に村西部の高見川沿いの人たちは吉野郡支持が多く、男性(48)は「村の基幹産業は林業で、やはり吉野というブランドは必要。仕事上のつき合いや教育、福祉関係なども吉野とのつながりが深く、生活圏と行政域は別です」ときっぱり。

 もちろん、料理旅館を営む男性(78)のように、「伝統から言うと吉野、生活からいうと宇陀になりますが、双方とも一長一短。枠組みの良し悪しは十年先でないと分からないのでは」と選択に迷っている人も多い。

 住民投票に法的な拘束力はないが、松山健治村長は「結果を村民の意思と受け止め、最大限尊重する」と、投票結果を今後の合併相手とすることを明言、役場幹部も「結果に従ってもらわないと分村論議にも発展しかねない」とする。

 今回の住民投票を、村は「将来の命運をかけた意義ある投票」と位置づけ、「一人でも多くの投票を」と呼びかけている。村人同士の対立や行政離れを招き、責任問題に発展しかねない要素もある。村民一人ひとりが、しっかりと村の未来を見すえ、投票結果を重んじるとともに、しこりを残さない努力が必要となるだろう。

2278とはずがたり:2006/03/09(木) 04:56:23
<中国・四国>山陰

頑なに鳥取との合併を拒絶した智頭町議会だが。。

智頭の1/0村おこし運動
http://mytown.asahi.com/tottori/news.php?k_id=32000000603080003
2006年03月08日

 集落の住民自らが計画して活性化を進める、智頭町の「1/0(ゼロ分のイチ)村おこし運動」の発表会がこのほど、同町であった。それぞれの取り組みが紹介され、「確実な成果があった」と住民は手応えを実感していた。最初の97年度から参加した集落は06年度が運動の最終年度。積み重ねを集落経営にどうつなげていくかが課題となっている。

 発表会は年に一度。この日は15集落が約10分間、パソコンやビデオを使って活動を報告。みそを販売できるようにと住民で味噌(みそ)醸造許可や食品衛生管理の資格をとった早瀬集落。サツマイモに似た「ヤーコン」を原料に、お茶や漬けものの販売をした奥西集落。芦津(あしづ)集落は、地元の米を使い、地酒「芦津の夢」を造った。

 目に見える成果も上がっている。早瀬、早野、五月田、奥西の4集落が地元特産品を販売する「いざなぎ市場」。初年度(01年度)の売り上げは約30万円だったのが、05年度には約2・6倍の約77万5千円まで伸びた。

 大阪府堺市のいずみ生活協同組合と、田植えや芋掘りを通じた交流を10年以上続けてきた新田集落は、農水省などの主催で都市と農村の交流を表彰する第3回「オーライ! ニッポン大賞」の審査委員会長賞に選ばれた。

 1/0運動は参加した年から10年間で終わり、町からの補助金(10年で300万円)もなくなる。06年度で終了するのは7集落。発表の中では「活動は継続していきたい」という声もあった。

 運動のアドバイザー、杉万俊夫・京都大学教授(社会学)は「10年がたち、今後を考える時期に来ている。活動で得たものを振り返り、周りにどう伝えるかを話し合う中で次の方針も見えてくるのではないか」と話している。

2279とはずがたり:2006/03/09(木) 11:55:46
<東海>静岡県

大井川はパートナーの1つ 焼津市長
http://www.shizushin.com/local_politics/20060308000000000029.htm

 焼津市議会2月定例会は7日、一般質問を行い、5氏が登壇した。志太合併について1市1町枠も選択肢の1つとする戸本隆雄市長は「『町』とは、具体的に大井川町だと明らかにすべきでは」との質問に、「枠組みの中では大井川町はパートナーの1つ」と答え、断定しなかった。
 岡部町を含めた1市2町枠の可能性については、「岡部町の今後の枠組みの判断に注視している」と含みを持たせた。
 市議26人のうち半数の13人が2市2町合併推進議連に加わり、早期の2市2町合併を訴えている。2市2町合併派の市議からは「1市1町枠を言う理由が分からない」「2市2町合併の機運を盛り上げる努力はしないのか」と異議を唱える質問が続いたが、市長は「それぞれの自治体に温度差があり、1つのテーブルに着くことは出来ない」「2市2町での合併は現状では困難」と繰り返し、相違を鮮明にした。
 このほか、戸本市長は公民館の改修について経過年数などから、直近では大富公民館に着手する予定を明らかにした。

2280とはずがたり:2006/03/09(木) 11:55:56

<東海>静岡県

新居町長が不出馬表明 次期町長選
http://www.shizushin.com/local_politics/20060308000000000029.htm

 新居町の古橋武司町長は8日午前、町議会3月定例会の平成18年度一般会計予算案に関する質疑の中で、次期町長選について「2期目はない。任期の中で合併に持って行きたい」と述べた。
 古橋町長の任期は19年12月23日までで、次期町長選について言及したのは初めて。
 浜松市との合併を目指す古橋町長は、合併先を決める住民投票条例案を同定例会に提出している。合併に向け、行政改革を推進するしていく考えを示し、「できましたら収入役をなくすべきだと考え、検討している」と述べた。

2281とはずがたり:2006/03/09(木) 11:59:55
<東北・北海道>岩手県

涙ぐましいねぇ〜。

藤沢町議会:議員期末手当、全額削減 財政危機で条例案を提出 /岩手
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060307-00000066-mailo-l03

 多額の債務を抱え財政危機に陥っている藤沢町は、7日に開会する3月定例議会に、議員の期末手当を全額削減、助役と教育長の給料を05年度当初比30%削減、議員定数を18から10へ削減するため、それぞれの条例改正案を提案する。ある程度の財政再建を進め一関市との合併が実現しなければ、07年度にも財政再建団体に転落することも懸念される。
 04年の両磐地区の合併協議で同町は、国営農地開発の負担や第三セクターの赤字などによる債務193億円の整理が合併の条件とされ、合併の枠組みから外された。債務は05年度末見込みでも約170億円ある。町は町長の月額給料を50%削減、34万6000円とし、期末手当も全額削減した。議員の期末手当も03年から50%削減、報酬も05年4月から10%削減するなど人件費抑制に努めた。また第三セクターは民間委託など整理を進めている。[天野典文]
3月7日朝刊
(毎日新聞) - 3月7日13時1分更新

2283とはずがたり:2006/03/09(木) 17:20:06
<東北・北海道>岩手県

む〜ん,注目ですなぁ

岩手・金ケ崎町長選 隣接2市、合併念頭に熱視線
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2006/03/20060309t31012.htm

 任期満了に伴う岩手県金ケ崎町長選は7日告示され、いずれも無所属新人の前町助役高橋由一氏(59)と行政書士及川暉久氏(63)が12日の投開票に向けて激戦を展開している。同町は「平成の大合併」に加わらず当面の自立を選択したが、関東自動車工業岩手工場など優良企業を抱える町とあって、南隣の奥州市と北隣の北上市は将来の合併を念頭に熱い視線を送る。「結果は合併論議にも影響する」と町長選の行方を注目している。

 金ケ崎町は、広域行政で実績のある旧水沢市、旧江刺市など胆江地方6市町村の中で唯一、2月20日発足の奥州市に加わらなかった。今回4期で引退する高橋紀雄町長(69)が、財政力の弱い旧水沢市などとの合併ではなく、工業集積と人口増が進む北上市との連携を志向したためだった。

 北上市とは、旧江刺市も含めた3市町合併を目指し、助役レベルでの合併研究会設置まで進んだが、旧江刺市が奥州市参加を決めたことで解散。金ケ崎の選択は単独町制維持に落ち着いた。

 関自工岩手工場などを抱える同町は、2004年の工業製造品出荷額が3857億円と初めて県内首位になった。昨年11月には同工場が年30万台の増産体制に入った。今後も一層の躍進が見込まれることから、周辺自治体は「ぜひ将来の合併相手に」と高い関心を寄せている。

 奥州市は、金ケ崎町長選投票日の12日に市長選が告示される。3人の立候補予定者はいずれも町側の理解を前提に、「1年以内に合併協議を開始する」(相原正明・元江刺市長)、「『胆江は一つ』の目標に向かって呼び掛けていく」(高橋光夫・元水沢市長)、「あらゆる人脈を使ってアプローチする」(高橋嘉信・元衆院議員)と、合併協議に乗り出す意欲を強く示している。

 一方、北上市の伊藤彬市長も「金ケ崎町と北上市は、関自工の増産を核とする自動車産業集積の中心。今まで以上に両者のタイアップが必要になる。将来的に金ケ崎町が合併の候補であることに変わりはなく、やがては両市町で新しいまちづくりに向けた議論をする時が来る」と語る。

 町長選では、及川、高橋由一両候補とも「最終的には住民の合意形成が大切」とだけ語り、合併問題を積極的には取り上げていない。
 ただ、及川氏は胆江6市町村合併を求める住民運動にかかわった経緯があり、奥州市との合併に理解を示す立場。高橋由一氏は高橋紀雄町長の後継指名候補として現町政継続を基本にしており、早期の合併には否定的な考えを示している。


2006年03月08日水曜日

2284とはずがたり:2006/03/10(金) 02:47:00
<近畿>滋賀県

なんでこう云うの弾力的に行けないのかね?

建築特例廃止めぐり苦慮 志賀町の「認定団地」制度 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060308-00000001-kyt-l25

 市街化調整区域であっても、土地所有者の住居に限って建築を認める滋賀県の「認定団地」制度を利用してきた志賀町が、大津市との合併で制度を活用できないことになり、対応に苦慮している。同制度のない大津市が、3年間の猶予を経て制度を廃止すれば、住宅を建てられなくなるケースも出てくるためだ。
 市街化調整区域は、農家のほか、土地を10年以上所有しているなどの要件を満たさない限り、住宅を建てられない。県は、規制を緩和する認定団地制度を設け、土地所有が10年未満でも、所有者が住むことなどを条件に住宅の建築を認めている。
 県内には、認定団地が39ある。志賀町内が最も多く、北比良や南小松など22団地(計約200ヘクタール)が認定されている。同町が2003年度に行った調査では、町内の認定団地の区画は計約5200に上り、うち4割が空き区画だった。
 志賀町を20日に編入合併する大津市は、同制度を3年間継続した後、廃止する方針だ。市は、この間に認定団地エリアを見直し、住宅を建てられる市街化区への変更を行う予定だが、すべての団地の変更は難しく、3年後には、住宅を建てられなくなる団地が出てくると想定される。
 志賀町や合併後の大津市は、インターネットや立て看板で制度変更を周知し、制度が継続される3年間に土地を活用するように求めていく。町建設監理課は「住宅が建てられないと、困る人も出てくる。所有者には京阪神の人も多いので、早く制度変更を知らせ、理解を求めたい」としている。
(京都新聞) - 3月8日12時39分更新

2285とはずがたり:2006/03/10(金) 02:59:21
<東海>三重県

あれだけ合併しても30万に津は届かないか。もう津の周りに余ってる自治体はない。
四日市は殆ど巧く行かなかったのに楠との合併で30万に到達。鈴鹿も単独市制。まぁ津もその内30万には届くやろうけど。

鈴鹿市:人口20万人超す /三重
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060307-00000020-mailo-l24

 鈴鹿市の人口が6日、20万人を超えた。鈴鹿市は1942年12月、2町12村が合併し、県下7番目の市(人口約5万2000人)として誕生。以来64年で20万人に到達した。人口は県内で四日市市(約31万人)、津市(約29万人)に次いで多い。
 この日、20万人目の出生届をした同市平田本町、会社員、一尾将之さん(34)に川岸光男市長から花束や記念品が贈られた。
[中島幸男]〔三重版〕3月7日朝刊
(毎日新聞) - 3月7日12時1分更新

2286とはずがたり:2006/03/11(土) 05:02:11
<九州・沖縄>熊本県

熊本市の政令指定都市へ一点突破全面展開だ!

富合町 熊本市との合併協設置案提出 3月議会
http://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20060309200013&amp;cid=main

 下益城郡富合町は九日、開会した三月定例議会に、熊本市との合併協議会(法定協)設置案を提出。二〇〇六年度一般会計当初予算案に、協議会負担金として七百四十九万円を盛り込んだ。

 村崎秀町長は提案理由を「国や県は人口一万人未満の自治体の合併を強力に進めており、合併は避けて通れない。進むべき道は熊本市との合併と確信している」と説明した。

 また、同町長は合併問題に関する一般質問への答弁で、「町の財政はひっ迫しており、〇八年度には三億五千万円の歳入が不足する。熊本市の財政規模は大きく、三億円程度の赤字は負担してくれる」と述べた。

 定例議会は最終日の十六日午後一時半から本会議を開き、採決する。

 富合町は宇土市と合併協議を進めていたが、二〇〇五年三月の住民投票で反対が多数を占めたことを受け、法定協を解散。同年五月、村崎町長の呼び掛けで熊本市と合併に関する「合同研究会」を設置し、報告書をまとめた。(森本修代)

2287とはずがたり:2006/03/11(土) 05:03:24
<東海>愛知県

いいっすねぇ〜

音羽町議会開会、豊川市との合併を正式に申し入れへ
http://www.tonichi.net/articledetail.php?artid=11336

 音羽町議会の第1回定例会は、9日午前9時30分から開会、会期を23日までの15日間とした。10日は9氏が一般質問する。

 宇都野武町長は、新年度予算大綱説明で「第4次行政改革大綱で改革を鋭意実施、新旧施策の見直しを図り、継続を基本に緊縮型で編成した」と厳しい財政下での予算について述べた。

 同町議会は、昨年の12月議会で「豊川市との合併を求める決議」を可決し、同市に伝えているが、このほど開かれた第2回愛知県市町村合併推進審議会で審議会長から、「豊川市との合併が適切と考えていると伝えること」と指示が出された。

 このため、宇都野町長は「近日中に豊川市に正式な合併協議を申し入れする段階に入る」と説明、同町議会と協調を図りながら合併推進する意向を表明した。

(2006-03-10)

2288とはずがたり:2006/03/11(土) 05:07:29
<東北・北海道>岩手県

さて,藤沢町がどれだけリストラを進められらたかって事なんじゃが・・。平泉も将来的には一関に入るのかな?名前は磐井市とかはもう無いのかな〜?

一関市との合併 06年度に協議を 藤沢町長答弁
http://www.iwate-np.co.jp/gappei/g200603/gappei200603091.htm

 2006年度中の一関市との合併を目指している藤沢町の佐藤守町長は8日開かれた町議会3月定例会で一般質問に答え、「06年度早々に合併協議を申し入れる」と表明した。この発言を受け、浅井東兵衛市長は岩手日報社の取材に対し「藤沢町の説明を受けた上で対応を検討したい」と述べた。
 佐藤町長は答弁で、国レベルで多額の債務負担軽減策を検討していることなどを示した上で、「内なる条件整備の進行状況を踏まえ、06年度早々に合併協議を申し入れる」と言明。合併時期について、来年1月に町長任期満了になることから「その範囲の中で合併の姿を見たい。(合併が)駄目な場合は政治責任となる」と述べた。
同町は04年の両磐合併協議で、独自の農地施策に関する第三セクターの整理などの合併条件をクリアできず、合併できなかった。しかし財政危機が深刻化し、単独町制は困難な状況。現在、自主再建に取り組みながら編入合併も視野に入れ早期合併を目指している。
 佐藤町長の発言について、浅井市長は「両磐は一つという考えに変わりはない。藤沢町の状況をよく聞いてから対応を検討したい」と述べた。平泉町の鈴木清紀町長は「08年に見込まれる世界遺産登録は『平泉町』として受けたい」と当面は単独の方針を打ち出しており、一関市と藤沢町の合併が進むか注目される。

2289名無しさん:2006/03/11(土) 10:55:31
http://www.nichibun.ac.jp/YoukaiCard/2360330.shtml

2290とはずがたり:2006/03/11(土) 11:44:03
<東北・北海道>

むう,予断を許さないなぁ。。こんな反対派首長が此処迄協議を続けるってのが初めてのケースだから今後の展開が読めない・・。大体こういう場面で「原発立地に伴う基盤整備が実現しないまま、隣の面倒まで見ることはできない」ってのは非常に強力な意見。

青森・北通り3町村合併 首長間に思惑の差
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2006/03/20060310t21010.htm

 青森県大間町、風間浦村、佐井村の北通り3町村合併問題で、各町村主催の住民説明会が9日までに終了した。24日の合併協定調印式を前に、16日には調印の意思を確認する3首長会談が予定されている。だが、町村長の思惑の差は解消されず、合併に至るかどうかは不透明な状況だ。

 合併を望まず町単独の方針を示してきた金沢満春大間町長は、町内6カ所の説明会でも「単独は町長選に立候補して以来の公約。思いは今も変わっていない」と持論を展開。その上で「住民の声を踏まえ判断する」との姿勢を見せた。

 7日の説明会では、浅見恒吉前町長が「原発立地に伴う基盤整備が実現しないまま、隣の面倒まで見ることはできない」と援護、一部住民から拍手が起こった。半面「北通りは運命共同体。団結するべきだ」「原発計画に協力を得られなくなる」との声も少なくない。

 行政、議会とも合併を推進する佐井村では悲観的な空気が漂う。「本当に合併できるのか」という住民の不安に対し、太田健一村長は「北通りの歴史を踏まえ、大間町長がいい方向で決断することを期待するしかない」と述べるにとどまった。

 議会や住民にむつ市との合併を求める声が根強く残る風間浦村の横浜力村長は、「最低限、首長の意思が一つにならないと合併は難しい」と、判断に含みを持たせる。

 16日の3首長会談では、協定調印と各町村臨時議会への関連議案付議について、最終的な意思確認が行われる。8日夜の最後の説明会終了後、金沢町長は「決断を求められる時まで熟慮したい」と話していた。

2006年03月09日木曜日

2291とはずがたり:2006/03/11(土) 12:56:01
<中国・四国>愛媛県

ここもねぇ・・。

2006/03/11(土)
合併で混迷の松野町 助役が辞意
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20060311/news20060311034.html

 合併問題で混迷している北宇和郡松野町の土居一誠助役(66)は10日、「合併という大きな展望が開かれない今、助役であることに意味がない。助役職を返上したい」などとして、同日開かれた3月定例議会で辞意を表明した。
 今月末までに辞職願を岡武男町長に提出するという。
 土居助役は昨年10月就任し、2009年10月までの任期。同町では、03年末の旧広見町と日吉村でつくる合併協議会から離脱して以降、合併の枠組みが決まらず混乱。04年11月に岡町長が鬼北合併と住民投票を掲げ初当選してからも町議会内部、町議会と町長の意見がまとまっていなかった。
 同助役は当初予算の総括を説明後、辞意を表明した。

2292とはずがたり:2006/03/12(日) 02:43:39
<近畿>京都府

長岡京市に続いて恭仁京市も出来たら京都市は平安京市と名前かえなあかんなぁ〜

3町合併、07年3月12日と決定 木津、加茂、山城の法定合併協
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060308-00000056-kyt-l26

 京都府木津、加茂、山城3町の法定合併協議会が8日、山城町のアスピアやましろで開かれ、合併の期日を提案通り2007年3月12日と決定した。期日確定により、合併で誕生する新市の市長選と市議選は、同年春の統一地方選に合わせて実施される見通し。
 合併期日については、合併特例法による地方交付税の優遇措置がより長く受けられる07年3月末までが前提条件だった。合併協は、合併後50日以内に実施される市長選と市議選が統一地方選に合わせて実施でき、選挙への住民の関心を高めるメリットなどに期待して期日を選定した。
 このほか、新市の議員定数は提案通り26に決定した。新市の人口は約6万5000人で、地方自治法の規定による上限数30から4減となる。3町の議員定数は現在合計50(欠員1)で、ほぼ半減することになる。
 新市の名称については候補となる「木津川」「京山城」「恭仁京(くにきょう)」「南京都」「山城」(50音順)を提案した。最終回になるとみられる4月12日の合併協で全会一致で決定できない場合、無記名投票によって候補5点からまず第1次で上位2点を選び、第2次投票で得票数の多い方を名称に決める方針だ。
(京都新聞) - 3月8日22時29分更新

2293とはずがたり:2006/03/12(日) 02:59:30
<北関東>栃木県

市町村合併:県の素案明らかに 宇都宮・栃木・芳賀地区の三組、推進委提示へ /栃木
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060311-00000140-mailo-l09
 ◇宇都宮市、上河内町、河内町/栃木市、西方町、都賀町/真岡市、二宮町
 ◇15日の推進委に提示へ
 県が「県市町村合併推進審議会」に提示する「県市町村合併推進構想」(素案)が10日、明らかになった。素案は宇都宮地区で「宇都宮市、上河内町、河内町」、栃木地区で「栃木市、西方町、都賀町」、芳賀地区で「真岡市、二宮町」の三つの組み合わせを示している。15日に開かれる審議会で、素案を説明する予定だ。
 県は宇都宮地区(宇都宮市、上河内町、河内町)、栃木地区(栃木市、西方町、大平町、岩舟町、藤岡町、都賀町)、芳賀地区(真岡市、二宮町、益子町、茂木町、市貝町、芳賀町)からそれぞれ組み合わせを選ぶ方針を示していた。同合併推進構想は基本的考え方を(1)小規模な市町村の行財政基盤の強化を図る(2)合併協議の状況など機運醸成を踏まえた組み合わせ――とした。
 西方、上河内両町はいずれも人口1万人未満で、県は両町をそれぞれ含んだ組み合わせを検討してきた。芳賀地区は、二宮町の町民に対するアンケートで約45%が「真岡市と二宮町」を合併の組み合わせとして答えた。また、益子、茂木両町は首長選を控えていることから、「真岡市と二宮町」の組み合わせを選定したとみられる。
 同構想は審議会で協議するが、県は当面合併協議会の設置勧告はしない方針だ。合併する場合に2市町村で2億円、3市町村以上なら一つ増えるごとに1億円を追加して合併支援交付金を出すことで、合併を促進する。
[南恵太]3月11日朝刊(毎日新聞) - 3月11日16時2分更新

2294とはずがたり:2006/03/12(日) 03:02:09
<九州・沖縄>沖縄県

2006年3月8日(水) 朝刊 2面
渡名喜・粟国も合併協議前向き/県市町村審議会
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200603081300_07.html

 県市町村合併促進審議会(新垣雄久会長)は七日、県から諮問のあった九つの新たな市町村合併の組み合わせを含む構想案を審議、了承した。素案段階で指摘された「那覇市グループ」(那覇市・南風原町・与那原町・座間味村・渡嘉敷村)に渡名喜、粟国の両村を加えるべきとの意見を取り入れた。十七日にも稲嶺恵一知事に答申する。

 構想は知事に合併協議を促す「勧告権」などを与えた新市町村合併特例法(二〇〇五年四月施行)に基づき、住民の生活圏の実態や首長、県民アンケートを踏まえて作成した。

 事務局によると、合併構想について渡名喜、粟国の両村は「現在約五百人の人口が二十年後には半減することが予想される。合併構想に入り協議したい」(渡名喜村)、「できれば単独でいきたいが、財政問題などを考えれば合併が現実的」(粟国村)とし、協議に加わる意向を示しているという。

 委員からは自主的な合併推進を前提に「県側が財政支援も含め積極的にかかわり、内発的な住民議論を促すことが重要」「構想から外れた離島町村についても、今後の方向性を考えていく必要がある」などの意見があり、答申に反映させる。

 残り八つの合併組み合わせは、二月の素案通り「国頭村・大宜味村・東村」(小規模町村一体型)、「名護市・本部町・今帰仁村」(生活圏域一体型)、「金武町・宜野座村」(同)、「伊平屋村・伊是名村」(本島近接離島一体型)、「北谷町・嘉手納町・読谷村」(行政権能充実型)、「宜野湾市・中城村・北中城村」(同)、「浦添市・西原町」(同)、「石垣市・竹富町」(群島型離島一体型)。

2295とはずがたり:2006/03/12(日) 12:38:30
<九州・沖縄>鹿児島県

大崎町……曽於郡所属。曽於郡は志布志市(松山町, 志布志町, 有明町)と曽於市(大隅町, 財部町, 末吉町)に別れたが旧曽於郡内での合併を模索?広域合併なのか,志布志市への吸収合併なのか?鹿屋でも良いのか?
東串良町…肝属郡所属。郡内の串良町, 吾平町は鹿屋市と合併。南部は合併で錦江町・肝付町。大崎町との合併を目指す。

ソースは拾えなかったが
2006/2/22東串良町議会が「大崎町との合併推進の決議案」を可決
だったのだそうな。

曽於郡と肝属郡と郡が違うとはいえ肝属郡の輝北町は曽於郡の串良などと鹿屋と合併しているのだが。

南日本新聞ニュースピックアップ
[2006 03/11 08:01]
大崎町長、東串良と合併「難しい」
町議会特別委で言及/「大きな枠組みで」
http://www.373news.com/2000picup/2006/03/picup_20060311_5.htm

 大崎町議会は10日、合併問題調査特別委員会を開いた。東串良町議会が大崎町との合併を推進する決議を可決していることについて、大崎町の東靖弘町長は「東串良町と大崎町の1対1の合併については、推進する状況にないと判断している」との考えを明らかにした。
 東串良町議会は先月22日、大崎町との合併協議会設置の是非を問う住民投票条例と推進決議を可決。住民投票は4月11日告示、同16日投票の日程で行われることなっている。
 委員会で東町長は、東串良町の住民投票条例について「新聞報道で知った」とした上で、「異なる郡域など厚い壁があり実現は難しい。新合併特例法期間内での合併がさらに進んでいく状況から県内町村の数はますます減少、類似団体も少なくなっている。私としては、もっと大きな枠組みで合併すべきと考えている」などとした。
 特別委はこの後、東串良町議会の決議に対し、大崎町議会としての意思表示をすべきかどうかで意見が分かれ、同日中の結論には至らなかった。

2296とはずがたり:2006/03/12(日) 13:55:04
<東北・北海道>福島県浜通り

原村→原ノ町→原町市の名前が消えちゃったのはちょいと淋しい。ひばり野なんてゆう珍奇な名前にしようとするから。。

南相馬市/収入役廃止を提案へ
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000000603100002
2006年03月10日

 南相馬市の渡辺一成市長は9日、収入役を廃止する条例案を近く市議会に提案することを、小林一成議長を通じて議会会派代表者会議で明らかにした。助役選任案とともに、28日の市議会最終日での追加提案を目指している。

 旧原町市長の渡辺市長は、1月にあった、初の南相馬市長選で「旧小高町と旧鹿島町の町長と連携して新市の建設を進めたい」と、当選後には両氏とともに特別職3役を構成したいとの意思を表明してきた。

 当選後の先月、会派代表者会議に、江井績・旧小高町長を助役に、中野一徳・旧鹿島町長を収入役に、それぞれ選任する案を示した。しかし、議会側では「お手盛り人事だ」「人件費削減のために収入役は不要だ」「一方が助役で他は収入役では、対等合併とは言えない」など、反対する声が多数を占めた。

 渡辺市長は9日の市議会本会議で一般質問に答え、江井、中野両氏の人事は「白紙に戻す。両氏には、すでにその考えを伝えた」と答弁した。収入役の廃止条例案は、本会議後に代表者会議で伝えられた。

 渡辺市長は新たな助役人事を進めているが、議会内では、県職員の派遣を求めているとの見方が有力だ。開会中の市議会の最終日までに、人選ができるかどうかはまだ分からない。

2297とはずがたり:2006/03/12(日) 23:23:33
<近畿>京都府

単独で木津市狙えるなぁ。

人口4万人を突破 木津 府内の町村で25年ぶり
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060309-00000035-kyt-l26

 京都府木津町は9日、町の人口が4万人を突破した、と発表した。府内の町村で人口4万人を超えたのは、1981年の旧田辺町(現京田辺市)以来で25年ぶり。木津町は関西文化学術研究都市の建設に伴うニュータウン開発が人口増に拍車をかけている。
 旧木津町と旧相楽村が合併し、現在の木津町となった51年当時は約1万人規模。町西部で学研都市開発が本格化し始めた80年代以降に人口は急増し、88年8月に2万人、97年11月に3万人を突破した。その後、新たに町南部の学研都市・木津南地区などの開発が始まった影響もあり人口増が続く。昨年の国勢調査(速報値)に基づく過去5年間の増加率も府内自治体で第2位の16・2%を記録した。
 4万人目となったのは、同町州見台の会社員川☆祐二さん(35)の長女彩菜ちゃんで、今年2月28日に誕生した。町役場を1人で訪れ、出生届を提出した川☆さんは、河井規子町長と西岡努議長から彩菜ちゃんあての認定証書と花束などを受け取った。
 川☆さんは「娘が大きくなったら、この日のことを伝えてあげたい」と話し、河井町長は「人口4万人達成はたいへんうれしく思います」とコメントした。
 ☆は「やまへん」に「立」「可」
(京都新聞) - 3月9日22時49分更新

2298とはずがたり:2006/03/13(月) 13:43:41
<東北・北海道>岩手県

市町村合併構想案の説明会 「気仙は一つ」を議論
不安、疑問の声も多く
http://www.tohkaishimpo.com/scripts/index_main.cgi?mode=kiji_zoom&amp;cd=nws1298

 県がまとめた「自主的な市町村の合併の推進に関する構想案」に関する気仙地域説明会が十日夜、大船渡市猪川町の大船渡地区合同庁舎で開かれた。案では大船渡市、陸前高田市、住田町による広域合併がパターンとして示されており、県は行財政基盤の強化などから、必要性を説明。出席者からは気仙での人口減が急速に進む中で、合併以後の不安を示す声が出たほか、「自立」の方針を示している市町への対応などについて意見が寄せられた。
 今後の市町村合併のあり方について協議を続けていた県市町村合併推進審議会(会長・斉藤俊明県立大学教授、十人)は、先月二十日に増田寛也県知事に対して答申つ四月から施行される合併新法に基づき、県はこの答申などをもとに構想案をまとめ、県民から広く意見を聞こうと地域説明会を実施することになった。
 説明会は県内各地で予定されているが、気仙地区での開催は宮古、久慈両地区と並びトップの開催。三市町の職員、地域住民ら約三十人が出席した。
 冒頭、廣田淳大船渡地方振興局長は「広域行政の流れがある中で、最終的にはどのような合併が望ましいか地域に選択していただき、本当に良い選択肢を考えてもらいたい」とあいさつ。説明は県地域振興部市町村課の野本祐二総括課長が行った。
 野本課長は地方分権の進展や広域的な行政への対応、国や地方自治体が厳しい財政運営にある現状にふれ、行財政基盤の充実・強化の必要性を強調。とくに県北、沿岸で人口減少や少子高齢化の問題が急速に進むことから、行政サービス水準の低下や地域経済活力衰退の恐れがあることを説明した。
 構想対象市町村については生活圏域や機能強化、おおむね人口一万人未満の市町を対象とする視点から、気仙広域を含む県内八つの組み合わせを示した。「合併が是か非かではなく、この三つの市町でどういったまちづくりができるか議論を深め、具体的な将来の姿を思い浮かべてもらいたい」と述べた。
 意見交換では、出席者から「“税源弱者”の三市町が集まり、人口も十万人に届かない。緩和措置が終わった後に単独市でいられるか疑問。夢を語れるものが見えてこない」「合併しても将来的には五万数千人となり、真に豊かな地域となるのか不安もある」といった声が寄せられた。
 これに対し野本課長は「この地域がどうなりたいのかを議論し、発信してもらいたい。人口規模だけで決めるのではなく、住民生活の密接なつながり、一体感をもとに進める方向性がいいのでは、と考えている」と説明。廣田局長も「釜石や県南との選択は次のステップとして考えられなくはないが、当面の措置として二市一町の枠組みを示している」と述べた。
 また、「大船渡が三陸町と合併した際の特例債の負担が回ってきて、陸前高田、住田にメリットはない」として反対を示す発言や、「自立」を表明している市町に県からの支援を要請する声も。
 野本課長は各地域の自主的な判断、議論の必要性を示した上で、「(地方交付税など)移転財源もある中で、『自立』を言い切るには難しい部分もある」と答えた。
 県では、構想案についてパブリック・コメントを実施。素案は大船渡地区合同庁舎内の県行政情報サブセンターで閲覧できる。意見は住所、氏名を明記(匿名はその旨記載)し、電子メールやFAX、郵送で応募を。様式は自由。締め切りは四月五日(水)。
 問い合わせは同課(電話019・629・5230)へ。意見の宛先次の通り。
 ▽郵送=〒020―8570(住所不要)県地域振興部市町村課▽FAX=019・629・5244▽電子メール=
FA0052@pref.iwate.jp

2299とはずがたり:2006/03/14(火) 01:38:24
<東海>愛知県

北名古屋市の名前を安易だと批判してる奴が居るが西春だって同じくらい安易だ。別に消えて惜しい名前ではない。師勝はどうなんでしょうか?歴史的由来とかあるのかな?

西春町が100年の歴史閉じる
合併で「北名古屋市」に
http://www.chunichi.co.jp/00/ach/20060313/lcl_____ach_____003.shtml

 西春町は、二十日に師勝町と合併して北名古屋市となるのを前に十二日、閉町式を西春町文化勤労会館で開き、百年の歴史の幕引きをした。

 西春町は一九〇六(明治三十九)年、九之坪、上十箇、下十箇の三村の合併で生まれた西春村が前身。六三(昭和三十八)年、人口増により町制を施行した。

 式典には三百人が出席。町制施行当時のパレードを記録した映像や節目の写真などで町の歩みが紹介された。太田考則町長は「住民の創意による街づくりを推進してきた西春町の魅力や個性を引き継ぎ、北名古屋市の発展に尽力することを誓いたい」とあいさつした。

 太田町長と大島治雅議長が、掲げられていた町旗を降ろし、式典を締めくくった。 (稲田 雅文)

2300とはずがたり:2006/03/14(火) 01:46:47
<東海>愛知県
>>2299
こう云う時はWikiが便利やねぇ。豊山の由来まで載ってる。。豊場+青山なんか。
似た感じに
豊島+能勢=豊能(豊中は豊島の真ん中という意味だったか?同様に隣の川西は猪名川の西か?)
三野+豊田=三豊
がある。どっちも郡名やけど。

また春日井が春日井を名乗って如何にも春日井はあそこが感じがするけど,本来は西春日井と東春日井の片割れだったのにと云うのと似た地名に,葛飾・足立・諏訪等沢山ある。

http://ja.wikipedia.org/wiki/師勝町

沿革
1906年7月16日:西春日井郡訓原村、鹿田村、六ツ師村及び熊之庄村が合併、師勝村として発足。
1961年4月1日:町制施行し師勝町となる。
1963年9月1日:西春日井郡北里村のうち大字薬師寺の区域を編入。
2004年4月15日:師勝町・西春町合併協議会発足。
2005年2月2日:師勝町・西春町合併協定調印。
2006年3月20日:「北名古屋市」発足予定。

地名の由来は、小牧・長久手の戦いにおいて、徳川家康が長老に地名を尋ねたところ「志勝村」と答えたためと言われている。しかしながら、現在師勝町公式HPにその命名の由来の記載はなく、明治39年に師勝村が、鹿田村、六ツ師村などの新設合併で誕生していることから、それ以前に師勝村の名称は確認できない。小牧・長久手合戦および徳川家康という著名なものにあやかろうという創作ではないか。

ちなみに、同じ西春日井郡の西春町・春日町は、西春日井から命名、春日井市も東春日井郡(春日井郡)から、豊山町は豊場と青山の合成地名。

2301とはずがたり:2006/03/14(火) 13:05:04
<九州・沖縄>熊本県

合併法定協 熊本市が富合町との設置を追加提案へ 
http://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20060313200028&amp;cid=main

 幸山政史熊本市長は十三日の市議会議会運営委員会で、下益城郡富合町との合併協議会(法定協)設置案について、同町議会での可決を前提に、開会中の定例市議会に追加提案する意向を明らかにした。同議会運営委は休会の予定だった十七日に本会議を召集することを決めた。

 設置議案が上程されれば、二〇〇三年二月の富合、城南町との法定協設置議案以来(富合町は継続審査の末、廃案。城南町は可決)となる。

 富合町は九日開会した定例議会に熊本市との合併協議会設置案を提出。最終日の十六日に採決する。
 幸山市長は「(富合町議会で)可決されたら速やかに議案を追加提案したい」と発言。自民党の委員からも「可決したら、十七日に本会議を召集してほしい」との要望があり、了承された。

 十七日に議案の付託が認められれば、二十二日に「政令指定都市実現に関する特別委員会」(江藤正行委員長)を開き、審議する。(田端美華)

2302とはずがたり:2006/03/14(火) 13:08:42
<東海>静岡県

新居町の合併住民投票条例案 議会特別委が否決
http://www.shizushin.com/local_politics/20060313000000000061.htm

 新居町の合併先を決める住民投票条例案を審議する町議会の合併問題調査研究特別委員会(前田広志委員長)が13日午前開かれ、反対12、賛成3で条例案を否決した。
 24日の本会議でも採決が行われるが、特別委員会の採決には委員長を除く全議員が参加しているため、否決される公算が大きい。
 古橋武司町長は「非常に残念」と述べた。本会議で否決された場合については「その時はその時で考えるが、今は言えない」と述べた。一方で、再度、条例案を提出する意向を示唆した。
 古橋町長は浜松市との合併実現を目指しているが、大半が湖西市との合併を支持する町議会との溝を埋めることができなかった。議員の大半は「町長は議員から意見を聞いていない。議論をしてくれといっても、議論をしてくれない」と批判した。

2303とはずがたり:2006/03/14(火) 13:11:54
<広域合併><東海>静岡県

>地方制度調査会(地制調)がこのほど、まとめた道州制のあり方に関する答申。その区域例で静岡県は、「各府省の地方支分部局の管轄区域」などに準拠して全国を九つに分けると、愛知、三重、岐阜、福井、石川5県と一緒に「中部」
富山・長野・新潟は中部ではないのか?福井は近畿やろ。。

静岡県=中部?東海?
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000000603140004
2006年03月14日

 静岡県は「中部」か「東海」か――。首相の諮問機関である地方制度調査会(地制調)がこのほど、まとめた道州制のあり方に関する答申。その区域例で静岡県は、「各府省の地方支分部局の管轄区域」などに準拠して全国を九つに分けると、愛知、三重、岐阜、福井、石川5県と一緒に「中部」。「社会経済的あるいは歴史的に一の区域とみなされることも多い四国及び北陸を設け」て、11または13に分けると、愛知、三重、岐阜3県とともに「東海」と、区分された。

 2月28日の県議会2月定例会で、道州制について問われた石川嘉延知事は「答申を契機に関心と議論が深まることを期待するが、制度化するまで煮詰まるか、冷めた感じで見ている」などと述べた。

 その上で、「都道府県の区域を分断しない形で導入した場合、(東西に長い)静岡県などでは違和感を感じる地域も出てくるなど、強行した場合、良い地方制度になるか疑問」などとした。また47都道府県を合併で半数ぐらいに集約することを目指して静岡県が提案している「政令県構想」も含め、議論が進むことを期待するとの姿勢も見せた。

 地制調が着目した「各府省の地方支分部局」によると、静岡県は農水省では「関東農政局」(首都圏1都3県に北関東3県、山梨、長野両県を加えた1都9県)の管轄だ。ところが国交省では、「中部運輸局」(愛知、三重、岐阜に福井県を加えた5県)などとバラバラ。電力や鉄道なども県中部で会社が分かれるなど、複雑な状況もある。

 県調整室は、答申の影響について、「『区域例』として組み合わせは示しているものの、肝心の税源移譲や地方交付税の話などは具体的なものがなく、現段階では、人、金も含めてシミュレーションすら難しい」などとしている。

2305とはずがたり:2006/03/16(木) 02:50:39
<九州・沖縄>熊本県

そんなやべえの?

議会解散求め署名運動へ 合併求める富合町住民 「創る会」手続き
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060314-00000007-nnp-l43

 熊本市との合併を求める富合町の住民グループ「あかるい富合を創(つく)る会」(桑野国男代表)は十三日、議会が合併をめぐり、機能不全に陥っているなどとして、町議会解散請求のための署名運動に向けた手続きを同町選挙管理委員会に対して行った。

 同町議会は二〇〇三年十二月、宇土市との合併を前提とした廃置分合議案を否決し、昨年九月には城南町との法定協設置議案を否決。いずれも賛成六、反対七だった。

 こうした状態を踏まえ、桑野さんらは「議会の膠着(こうちゃく)状態の解消は解散請求しかない」と十二日、同会を結成、解散請求手続きの開始に踏み切った。

 この日、選管に提出した請求代表証明申請書では請求理由を「議会は数年のわだかまりのため、議論が進まず『住民不在・地域無視』の機能不全となっている」としている。

 地方自治法によると、

署名活動は同会に請求代表者証明書が交付され、選管告示後に可能となる。告示後、一カ月以内に有権者の三分の一以上の署名が集まれば、六十日以内に議会解散の賛否を問う住民投票が実施され、賛成が過半数となれば議会は解散する。同町選管によると、証明書交付には数日かかるという。

 熊本市との法定合併協議(法定協)設置議案は三月定例町議会(十六日閉会)に提案されており、同会の桑野代表は「(法定協設置議案の)採決までに議員同士が建設的な議論をして、富合の将来を考えて判断してほしい」と話している。
(西日本新聞) - 3月14日2時14分更新

2306とはずがたり:2006/03/16(木) 02:55:12
<九州・沖縄>佐賀県

これはきっついのぉ。。
>特に頭が痛いのが、生活保護費や児童扶養手当。
>これまで旧町村分は県の負担だったが、合併後はともに市負担に変わった。

県から市へ財源降ろせないのか?

見聞考:県内の「平成大合併」 依然厳しい財政事情 /佐賀
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060312-00000115-mailo-l41

 ◇なるか行財政のスリム化
 「平成の大合併」により、4年前まで3200以上あった全国の市町村数は今月末で約1800まで減少する。県内でも05年1月以降、新自治体が続々と誕生。長く続いた7市37町5村の枠組みが今月20日には10市13町に再編され、人件費抑制をはじめとする行財政のスリム化が期待される。だが、合併に伴う新たな経費が必要なケースもあり、将来の展望は決してバラ色ではない。高齢化の進行による社会保障費の自然増や「団塊の世代」の退職金などへの対応も強いられ、厳しいやりくりが続く。[宮本尚慶、遠藤雅彦]

 19・4億円。佐賀市は06年度一般会計当初予算案の公表に際し、衝撃的な数値を発表した。昨年10月の合併に伴う諸経費や事業費が、合併効果で削減できた額を差し引いても、これだけかかるという。
 特に頭が痛いのが、生活保護費や児童扶養手当。これまで旧町村分は県の負担だったが、合併後はともに市負担に変わった。この二つだけで、増額分は5・3億円に上る。一足先に合併した唐津市はさらに深刻。旧7町村の生活保護費だけで、05年度負担額が11億円にも達した。国は生活保護の国庫補助率引き下げを模索しており、「痛み」は今後尾を引く可能性がある。
 こうした事情も反映し、合併初年度の各市の一般会計予算額の対前年比は、佐賀市3%増▽唐津市13%増▽小城市4%増▽嬉野市10%増――と、軒並み膨れた。佐賀市の財政担当者は「どうにか前年と同額程度に抑えたかったが、合併協議(での取り決め)を踏まえると、削れない事業もある」と嘆いた。

 ■庁舎問題
 「本当に宝の持ち腐れですよ」。合併で武雄市役所の支所となった旧北方町役場を眺めながら、地元在住の女性(70)がため息をつく。96年に完成した3階建て庁舎。約8億円の建設費をかけ、見た目にもまだ新しい。ところが、合併後は市民サービスの窓口となる1階を除き、庁内には静けさが漂う。92年完成の旧山内町役場も同じだ。
 一方、市役所本庁は築40年で、バリアフリーにも未対応。今後、最上階までのエレベーターの設置など、数千万円規模の改築が計画されている。市関係者は異口同音に「本庁と支所が逆なら良かった」と話す。
 また、白石町役場(旧有明町役場)は、合併前と比べて勤務する職員が約80人から約180人に急増し、手狭になった。合併協議では「新庁舎が出来るまでの、当面の本庁」とされ、新庁舎の位置や建設期を巡る議論が活発化している。
 財政難の中で、さらなる「箱もの」への出費には反発の声も強い。だが、片渕弘晃・白石町長は「町の真ん中に役場が出来れば、支所は要らなくなり、長い目で見て経費を抑えられるという考え方もある」と、建設に前向きな姿勢を示す。

 ■村は消滅
 合併特例法に基づく県内の「平成の大合併」は20日の神埼市(神埼、千代田町と脊振村が合併)の誕生で一段落する。
 合併前に五つあった村(脊振、東脊振、三瀬、七山、北波多)はすべてなくなり、県内から「村」が消える。県内最後の村となった脊振では、12日午前10時から村勤労者体育館で閉村式を行う。

3月12日朝刊
(毎日新聞) - 3月12日15時0分更新

2307とはずがたり:2006/03/16(木) 02:57:46
<東北・北海道>

なんでこんなに山形県の庄内以外は合併をいやがってんだ?

深層山形:県提示の合併案 戸惑う市町村、先行き見えず /山形
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060312-00000073-mailo-l06

 県が示した県内を7市2町に再編する市町村合併案を巡り、県と市町村の温度差が目立っている。斎藤弘知事は、2月10日の県町村会と同24日の県市長会で、同案を説明したが、各市町村の反応は今ひとつ。県内には庄内の3市町で合併成立後、合併に向けた動きがほとんどなく、斎藤知事自らが乗り出した合併構想案の見通しは不透明だ。[辻本貴洋]

 ◇互いに破たんの痛み癒えぬ中…
 「昨年破たんしたのに、同じ組み合わせで話し合うことは難しいとひしひしと感じた」――。県市長会出席後に、記者に囲まれた斎藤知事から、思わず弱気な発言が口をついた。斎藤知事は「合併を成立させ苦労した自治体には、財政、人的支援をしていく」と「アメ」を示し、「県の示した組み合わせをたたき台に、議論を進めてほしい」と訴えた。
 だが、“合併に失敗した”各市長からは「難しい割り切れなさがある」(阿部実・上山市長)、「住民投票の結果、合併見送りとなった。この構想でまとめるのは難しい」(小野紀男・尾花沢市長)と厳しい意見が相次いだ。同様の説明を受けた県町村会に至っては、「合併しない町づくり」を掲げる上田郁雄・大江町長からしか質問がなく、他の町村長はみな口をつぐんだ。
 会合後、ある首長は「合併する自治体しか支援しないなんて、みんな腹を立てている。国から言われて案を出しているだけなのが見え見えだ」と憤りを見せた。
   ◇   ◇
 県内では、特例債などの恩恵が受けられる前の合併特例法期限内の合併が、庄内町、鶴岡市、酒田市の3市町にとどまった。山形市など2市2町をはじめ、尾花沢市、寒河江市、米沢市、長井市、新庄市と、各地域の中核となる市で相次いで合併協議会が解散した。
 県が示した合併案は、これまで破たんした協議会の組み合わせを避ける形で、▽山形3市2町▽西村山1市3町▽西・北村山3市2町▽最上8市町村▽置賜3市5町▽南庄内1市1町の6通り。だが、この中で具体的な話が進んでいるのは鶴岡市と三川町の南庄内1市1町の合併だけ。他は「話し合う予定すらない」との意見が漏れる。
   ◇   ◇
 前の合併特例法期限の05年3月までの間、県内のほとんどの市町村が合併協議会に参加し、合併破たんを経験した。その痛みが癒えない中で、示された組み合わせ案に市町村からは戸惑いが広がっている。
 一方の県は、3月10日の県議会予算特別委員会で岡村健司総務部長が「強権的には進めないが、市町村長の話し合いの場の設定に取り組みたい」と積極姿勢を示しつつ、「あくまでどういう顔ぶれで話し合うかはそれぞれの自治体がリーダーシップをもってやって下さい」(斎藤知事)と各自治体の「自主性」を強調する。
 財政状況が厳しさを増す中、各自治体とも合併話は避けて通れない。だが、互いに痛みを負った状態で、誰が音頭を取って合併を進めるのかが見えず、県の合併推進策には暗雲が立ちこめている。

3月12日朝刊
(毎日新聞) - 3月12日13時1分更新

2308とはずがたり:2006/03/16(木) 03:34:25
<東北・北海道>青森県

<中> 市町村合併  結束力強い近隣3町
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/2455
(2002/12/15)

 三沢市の場合、六戸町、百石町、下田町との一市三町の組み合わせが県の示した合併パターンだ。同市は、この県パターンを軸にした取り組みを前提に掲げ、合併の方向性を見いだそうとしている。
 今年三月、議会に合併特別委員会が発足した。庁内的には二○○○年度に総務部、企画部で立ち上げた市町村合併検討委員会を強化、拡充。この夏から助役をトップに十四人の委員、三十五人の作業部員による新たな態勢で調査、研究をスタートさせた。
 だが、市側が「合併はあくまでも相手があっての話」というように、相手となる六戸、百石、下田三町の三沢市に対する反応は鈍い。話し合いは決して進んでいるとはいえず、協議の場さえ設けられていないのが現状だ。
 合併は少子・高齢化の進展や生活圏の広域化、さらには地方分権の推進、国・地方自治体の厳しい財政状況などを踏まえた取り組み。とは言え、それぞれの町、村が培ってきた文化、風習を抜きにして考えることはできない。
 奥入瀬川流域で同一文化圏を共有してきた六戸、百石、下田三町はその意味で結束力が強い。
 一九九二年に「ASO(アクション・サンシャイン・おいらせ)」を立ち上げ、既に三町によるイベントの共同開催や職員の交流を行っている。
 今年五月には合併問題の話し合いの場として「ASO合併研究協議会」を設置した。
 三沢市側から見れば、いろいろな面で三町協議が優先され、必死の“ラブコール”も、なかなか届きにくい環境だ。
 今月三日の三沢市議会合併特別委員会。非公開で行われた会議の後、羽立隆委員長は「今後も話し合いを継続していきたい」と、三町との合併にこだわりを見せた。
 同委員会は、今年三月の定例議会で発足して以来、三町に対し積極的なアプローチを試みてきた。それぞれの議会を通し、任意合併協設置を提案したのもその一つ。
 結果として六戸町が来年四月の議員改選後に検討、百石町が合併を想定した行財政シミュレーション結果を踏まえ来年三月にも判断、下田町は設置要請を拒否した。
 下田町の拒否理由は「ASO合併協が年度内に方向性を示す。その結論を優先したい」「三沢市側と協議を続けても進展はない、というのが町議会の総意」。同市は「県パターンを軸としながらも、周辺市町村の動向を注視。合併の機会を逸することのないよう取り組む」としている。その対応が問われる。

2309とはずがたり:2006/03/16(木) 12:29:43
<東北・北海道>青森県
はらはら

北通り3町村合併で副知事、県方針を説明(2006/03/15)
http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2006/03/15/new06031502.htm

 各首長による最終判断が十六日に迫っている大間、風間浦、佐井の北通り三町村合併問題で、青森県の蝦名武副知事は十四日、大間町の金澤満春町長と風間浦村の横浜力村長をそれぞれ訪ね、「医療体制や漁業、経済など生活圏のつながりがある」などとして、三町村合併が望ましい―との県の考えを伝えた。
 
 今月三日には、県市町村合併推進協議会の末永洋一会長、十三日には県市町村振興課の平沢克俊課長が地元を訪問し、県側の市町村合併推進の考え方を伝えている。今回はそれに続き、蝦名副知事が直接、合併に対して積極的な推進姿勢を示していない二首長に対し、説明に当たった。
 会談は両町村役場で非公開で行われた。会談後、蝦名副知事は「金澤町長からは大間を愛する熱い心を感じた。横浜村長は三町村の心が一つになれば、合併してもいいとの考えのようだ」などと感想を述べたが、合併の実現性に関しては「甘くない」との見方を示した。
 今回の蝦名副知事の訪問に対し、金澤町長は「(合併への)〝説得〟とは受け止めていない。話は理解できるが、それがすべてではない」とコメント。横浜村長は「県は北通りの均衡ある発展を心配してくれていると思う。慎重に判断したい」と語った。
 蝦名副知事は「合併は(県が強制するものでなく)地元の住民が判断することだが、県の熱意は相当伝わったのではないか」と話した。
 三町村の合併については、十六日に三首長が会談して最終判断を下す予定。このうち、金澤町長は、同日開催の町議会全員協議会で、今回の合併に対して意見表明する見通しだ。

2310とはずがたり:2006/03/16(木) 12:47:04
<南関東・東京>神奈川県

どちらも合併推進を掲げるのはよいことだ。小田急の相模原乗り入れ,京王の津久井乗り入れなど国は最大限面倒を見よう♪
とは総研では八木大二郎氏を勝手に推薦。

城山町長選告示
『合併』掲げ2新人舌戦
http://www.tokyo-np.co.jp/00/kgw/20060315/lcl_____kgw_____003.shtml

 合併に慎重な町長がリコール(解職請求)成立で失職したことに伴う城山町長選が十四日告示され、ともに元町議で無所属新人の、元町職員八木大二郎氏(42)と、司法書士小儀(こぎ)晃氏(48)が立候補を届け出た。両氏とも相模原市との合併推進を公約に掲げており、合併成立までの政策などが争点になる。十九日に投開票される。十三日現在の有権者数は一万九千二百三十五人(男九千六百八十一人、女九千五百五十四人)。

 合併推進派として活動してきた八木氏は、出陣式で「来年三月に藤野町と同時の合併を実現してみせる」と強調。小川勇夫相模原市長や溝口正夫相模湖町長も駆け付け、応援演説した。合併問題以外の公約としては、横山スポーツ広場(約二ヘクタール)の買い上げや、収入役の廃止、福祉NPO(民間非営利団体)の設立などを挙げている。

 小儀氏は合併慎重派だったが、「住民投票で合併賛成の民意が示された」として「来年三月の合併を目指す」と方針を変更。出陣式では「中学校給食など城山の良い点は合併後も残してもらえるよう合併協議会で訴えていく」と主張。約一億三千万円ある町の「ふるさと創生資金」の活用なども訴えた。榎本与助県議らが応援に駆け付けた。 (井上 靖史)

2311とはずがたり:2006/03/16(木) 14:52:35
<東北・北海道>岩手県

⑥「後遺症」残る大東
懸念増す地域対立
求められる行政指導力
http://www.iwate-np.co.jp/gappei/gappeikikaku/g-kousatu/g-kousatu2.html#6

 県内市町村数の変遷を見ると、1889(明治22)年以前は646村あった自治体数は「明治の大合併」で241市町村に減少。1950−60年代の「昭和の大合併」で63市町村に再編され、現在の市町村区域が出来上がった。

 昭和の大合併は、市町村の行財政基盤を確立した点で評価はされたが、国や都道府県が半ば強制的に推進した側面もある。地域住民の意向を反映しない合併は、旧自治体単位での地域対立というしこりも残した。この「合併後遺症」は町村部の議論に今も影を落とす。

 「特に年配者はアレルギーを引きずっているだろう。最近は沈静化したが、当時は地域対立というより闘争とも言える激しさだった」。大東町議会の三浦芳一議長は振り返る。

 同町は55年に大原、摺沢両町と興田、猿沢、渋民の3村が合併して町制施行した。だが役場庁舎の位置などをめぐり地域対立が激化。合併後も対立の構図は収まらず、公共施設整備の綱引きや町当局と議会による紛糾劇が恒常化してきた。

 そんな同町でも、厳しい財政見通しを背景に合併論議が始動した。一関市を中心に設置予定の任意協議会に参加する方針も固めた。しかし論議は、一度は消えかけたしこりが浮かび出した。

 ある町議は「地域によって温度差があるのは確か。かつてのように地域感情が前面に出る論議にしてはいけない」と懸念。三浦議長も「しこりが消えかけたのに、再び合併となれば相当のエネルギーが必要」と話す。

 こうした懸念は他市町村でも聞くが、地域対立が合併で緩和された例もある。昨年、大船渡市に編入合併された旧三陸町地域がそうだ。

 旧町は綾里、越喜来、吉浜の3村が合併し誕生したが、旧村単位での対立が続いた。公共施設をめぐる綱引きの調整がつかず、類似施設の乱立を招き財政悪化に陥った。

 地域的な対立は合併施行まで続いたが、最近は感情的対立が影を潜め、旧町地域の発展へ歩調を合わせる意識も芽生えつつある。合併効果の1つと言える。

 大東町の論議は議会内の見解の相違もあり、住民レベルまで下りていないのが実情。合併の是非はともかく、感情的な「後遺症」のために地域の未来を考える機会を逃すのは大きな損失だ。

 地域全体で1つの町づくりを語る視点で論議を始めたい。そのためには小原伸元町長をはじめ町当局と議会が方向性を確認し合い、リーダーシップを発揮する姿勢が求められる。

2312とはずがたり:2006/03/17(金) 14:15:20
<東海>愛知県
うげ。。
自民党市議全員首にせなかんて。
自分らの公共工事利権を失うのを恐れてるんだて。

法定合併協設置議案を否決
大府市議会総務委
http://www.chunichi.co.jp/00/ach/20060317/lcl_____ach_____002.shtml

 知多北部三市一町(東海、大府、知多、東浦)の法定合併協設置議案が、十六日の大府市議会総務委員会で否決となった。二年余りにわたる任意合併協議会での話し合い、住民意向調査の結果を踏まえ、三市一町の議会で提案(東海市は可決)された法定協議会移行に“赤信号”がともった。 (松本 芳孝)

 総務委は自民クラブ四人、市民クラブ二人(うち一人は委員長)、共産一人で構成。委員長を除く採決で、六人のうち賛成は市民クの一人だけだった。

 討論では、共産、自民クの二人が反対意見を表明。共産は「住民意識調査結果を法定協移行に向けて、(任意合併協議会は)恣意(しい)的にとらえた。次のステップに進んではならない」。自民クラブの議員は「合併は否定していないが、あくまでも最後の手段。体力もあり、健康な大府の場合は時期尚早」と語った。

 賛成討論は市民クの一人が行い、「住民意識調査の結果を受け止め、自分のことを考えずに市民のために何ができるかを考えるべきだ」と訴えた。

 同市議会の会派構成は自民ク十一人、市民ク六人、共産三人、公明二人となっている。市民クは合併に積極的で、共産は本会議採決で反対姿勢を明確にしている。

 委員会後、最大会派の自民クの深谷直史会長は「(本会議で)会派が割れることはない」と語った。

 自らを支える与党三党のうち二つが割れた形の久野孝保市長は「意識調査の結果、法定協に進むべきだと上程したのに残念」としながらも「住民意識調査、市議会の議決双方を受け止め、良いまちづくりを進めていきたい」と話すにとどまった。

 大府市議会総務委員会での否決を、他の二市一町の首長は「委員会採決であり、本会議での最終結果を見守りたい」と口をそろえた。

2313とはずがたり:2006/03/17(金) 14:18:25
<東北・北海道>青森県

貧乏な近隣と合併したら自分の町が迷惑ってのは我が侭で自分勝手でえげつないけど,住民には解りやすいからなぁ。。
自分は反対だけど住民投票の結果には従うって姿勢はそれなりに評価できるけど,反対多数の自信ありなんやろか??

マグロの青森・大間町、合併問い住民投票へ
http://www.asahi.com/politics/update/0316/007.html
2006年03月16日21時29分

 マグロの一本釣りで有名な青森県大間町の金沢満春町長は16日、町議会全員協議会で、隣接する2村と合併をしない、と表明した。これを受けて、合併推進を求める町議が出した住民投票条例案が賛成多数で可決され、合併の是非を問う住民投票が実施されることになった。

 町は昨年6月、合併特例法に基づく住民発議によって、隣接する風間浦、佐井両村との合併協議会を設置。合併日は今年10月1日、新町名は「大間」とすることなどを決めていた。

 一方、金沢町長は、Jパワー(電源開発)が同町に計画している大間原発により多額の交付金や固定資産税が見込めることから「町単独の方が財政的には安定する」と、合併に否定的な考えを示していた。

 住民投票は早ければ4月下旬にも実施される。金沢町長は「住民投票の結果は尊重する」との考えを示した。

2314とはずがたり:2006/03/21(火) 17:46:48
でるでるNEWS
http://glin.jp/upd/

「3月21日 市町村合併」
秋田県「能代市(のしろし)」←能代市、山本郡二ツ井町
岡山県「浅口市(あさくちし)」←浅口郡金光町、鴨方町、寄島町
香川県「小豆郡 小豆島町(しょうどしまちょう)」←小豆郡内海町、池田町
香川県「綾歌郡 綾川町(あやがわちょう)」←綾歌郡綾上町、綾南町

「3月20日 市町村合併」
北海道「枝幸郡 枝幸町(えさしちょう)」←枝幸郡枝幸町、歌登町
秋田県「山本郡 三種町(みたねちょう)」←山本郡琴丘町、山本町、八竜町
福島県「南会津郡 南会津町(みなみあいづまち)」←南会津郡田島町、舘岩村、伊南村、南郷村
栃木県「日光市(にっこうし)」←日光市、今市市、上都賀郡足尾町、塩谷郡栗山村、藤原町
千葉県「南房総市(みなみぼうそうし)」←安房郡富浦町、富山町、三芳村、白浜町、千倉町、丸山町、和田町
神奈川県「相模原市(さがみはらし)」←相模原市、津久井郡津久井町、相模湖町
新潟県「燕市(つばめし)」←燕市、西蒲原郡分水町、吉田町
福井県「坂井市(さかいし)」←坂井郡三国町、丸岡町、春江町、坂井町
愛知県「北名古屋市(きたなごやし)」←西春日井郡師勝町、西春町
滋賀県「大津市(おおつし)」←大津市、滋賀郡志賀町
兵庫県「加東市(かとうし)」←加東郡社町、滝野町、東条町
山口県「岩国市(いわくにし)」←岩国市、玖珂郡由宇町、玖珂町、本郷村、周東町、錦町、美川町、美和町
徳島県「阿南市(あなんし)」←阿南市、那賀郡那賀川町、羽ノ浦町
香川県「仲多度郡 まんのう町(まんのうちょう)」←仲多度郡琴南町、満濃町、仲南町
高知県「高岡郡 四万十町(しまんとちょう)」←高岡郡窪川町、幡多郡大正町、十和村
高知県「幡多郡 黒潮町(くろしおちょう)」←幡多郡佐賀町、大方町
福岡県「朝倉市(あさくらし)」←甘木市、朝倉郡杷木町、朝倉町
福岡県「京都郡 みやこ町(みやこまち)」←京都郡犀川町、勝山町、豊津町
佐賀県「神埼市(かんざきし)」←神埼郡神埼町、千代田町、脊振村
宮崎県「小林市(こばやしし)」←小林市、西諸県郡須木村
鹿児島県「奄美市(あまみし)」←名瀬市、大島郡住用村、笠利町
鹿児島県「出水郡 長島町(ながしまちょう)」←出水郡東町、長島町

「3月19日 市町合併」
茨城県「笠間市(かさまし)」←笠間市、西茨城郡友部町、岩間町

「3月18日 市町合併」
群馬県「安中市(あんなかし)」←安中市、碓氷郡松井田町

「3月17日 官報告示(市制施行)」
和歌山県「岩出市(いわでし)」←那賀郡岩出町

「3月16日 法定協議会設置案」
熊本県富合町(3/16否決)、熊本市(富合町の否決により時期未定)←くそー>>2305

「3月15日 法定協議会設置案」
愛知県東海市(3/15可決)、東浦町(3/22審議予定)、大府市(3/23審議予定)、知多市(3/24審議予定)←大府市は委員会で法定協設置否決。。>>2312

「3月14日 合併関連議案」
福岡県「みやま市」←山門郡瀬高町(3/14可決)、山川町(3/14可決)、三池郡高田町(3/24審議予定)

「3月3日 法定協議会設置案」
埼玉県江南町(3/3可決)、熊谷市(3/20審議予定)

2315とはずがたり:2006/03/21(火) 19:43:14
<東北・北海道>

市町村合併:南会津町が誕生 県内自治体61に /福島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060321-00000070-mailo-l07

 田島町、舘岩村、伊南村、南郷村の4町村が対等合併した「南会津町」が20日誕生した。
 新町は886・52平方キロといわき市に次ぐ県内2番目の面積となる。04年11月の会津若松市と旧北会津村との合併以降、県内自治体は90から今回の合併で61まで減った。
 南会津町の人口は1万9817人(2月1日現在)で、新役場は旧田島町役場。この日は、新町名の庁舎看板の除幕が行われ、旧4町村長と看板を書いた田島中学校2年の弓田智瑛さんが新しい看板を披露した=写真。
 また、町選挙管理委員会は、町長選を4月25日告示、同30日投開票の日程で行うことを決めた。旧田島町長の湯田芳博氏(55)、元野岩鉄道常務取締役の渡部雅俊氏(62)、元県議の芳賀一太氏(59)の3人が出馬を表明している。[町田徳丈]
3月21日朝刊
(毎日新聞) - 3月21日13時1分更新

2316とはずがたり:2006/03/21(火) 19:46:18
<東海>
>>2299-2300

市町村合併:北名古屋市が誕生 師勝、西春両町が合併−−人口7万8790人 /愛知
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060321-00000000-mailo-l23

 師勝、西春両町の合併で「北名古屋市」が誕生した20日、市役所(旧西春町役場)で開庁式が開かれ、自治会代表者ら約80人が出席して新市の門出を祝った。
 北名古屋市は、面積18・37平方キロメートル、人口7万8790人(1日現在)。新設方式による合併で、課に代わるグループ(G)制を採用した。市役所機能は旧西春町役場(西庁舎)と旧師勝町役場(東庁舎)に分割して運用。西庁舎に市長室や行政Gなどを、東庁舎には議会、教育Gなどを置く。市民の利用が多い市民Gは両庁舎に設ける。
 この日は市役所で午前8時から開庁式が開かれた。市長職務執行者の太田考則・旧西春町長は「合併は新しい街づくりのスタート。安全で安心して暮らせる新市づくりに協力を」と訴えた。

3月21日朝刊
(毎日新聞) - 3月21日12時1分更新

2317とはずがたり:2006/03/21(火) 19:47:54
<九州・沖縄>鹿児島県・宮崎県

宮崎県西部の記事も同等に扱っていて良い。

南日本新聞ニュースピックアップ[2006 03/20 14:27]
奄美市と新「長島町」が誕生 県内49市町村に
各役所で開庁式
http://373news.com/2000picup/2006/03/picup_20060320_9.htm

 「奄美市」(名瀬、住用、笠利)と新「長島町」(東、長島)が20日、新設(対等)合併で誕生した。市役所と役場で開庁式などのセレモニーがあり、新市町のスタートを祝った。「平成の大合併」としては県内17番目で、旧合併特例法適用では最後の合併。18市町の誕生により県内の市町村数は大合併前の96から49になった。
 「奄美市」の開庁式は午前7時45分から、本庁が置かれた奄美市名瀬幸町の旧名瀬市役所前であった。
 旧3市町村の首長らが銘板を除幕。市長職務執行者の朝山毅旧笠利町長が「少子高齢化の進行などでより質の高い住民サービスが求められている。3市町村の速やかな一体化、均衡ある発展に向け、さまざま地域が培ってきた歴史や伝統、文化を礎に各地域の個性を発揮できるようにしたい」と式辞を述べた。
 来賓の伊藤祐一郎知事は「癒やしに対する資源など、他地域にはない魅力と特性に恵まれており、さらなる飛躍発展が期待されている」などとあいさつ。テープカットやくす玉割りで新市誕生を祝った。旧役場に設置された住用、笠利総合支所でも銘板除幕式が行われた。
 奄美市役所では式典後、旧3市町村長の住民票を発行し業務が開始された。
 「奄美市」の人口は4万9592人(2005年国勢調査速報値)。面積は306.07平方キロメートル。◇
 分庁方式を取る新「長島町」の開庁式は、時間をずらして長島町役場(旧東町役場)と指江庁舎(旧長島町役場)の2カ所での開催。長島町役場では課長級の辞令交付後、午前7時すぎから庁舎玄関前駐車場で、旧東町長の川添健氏、旧長島町長の島崎親雄氏らが出席して式が行われた。
 町長職務執行者の島崎氏は職員約80人を前に「長島は歴史と文化、伝統のある地域。住民と行政が手を携え、知恵と工夫で協働の町づくりを目指していきたい」とあいさつ。来賓の脇田稔副知事は「『自然の恵みの中で人と産業が躍動する元気なまち長島』を目指し、合併してよかったと思える町づくりを実現して」と伊藤祐一郎知事の祝辞を代読した。
 この後、旧2町の町長らが指江庁舎に移動。午前8時10分から役場と同様の式をした。
 新「長島町」の人口は1万2548人(3月19日現在)。面積は116.15平方キロメートル。

 ■新「小林市」が誕生
 新設合併による新「小林市」(小林、須木)が、20日誕生し、市役所本庁(旧小林市役所)や須木庁舎(旧須木村役場)の玄関前で開庁式があった。
 本庁の式には、県議や市議、旧市村の特別職ら約150人が出席。市長職務執行者の加藤建夫旧須木村長は「新市としての船出を迎え、感慨深い。市民の期待に応えるため、大胆な行財政改革に取り組み、1市1村の歴史や文化、伝統を大切にしながら、暮らしてよかったと実感できるまちづくりを進めていく」と式辞を述べた。
 須木庁舎では、新たに制定された市旗の掲揚に続き、庁舎看板を除幕。旧村の特別職や保育園児らによるテープカット、くす玉割りで新市誕生を祝った。
 新「小林市」の人口は4万1198人(3月1日現在)で、面積は474.23平方キロメートル。

2318とはずがたり:2006/03/21(火) 19:51:01
<近畿>兵庫県

加東と加西は加古川の西と東かと思ってたが元々賀茂郡で其れが加東郡と加西郡に別れたそうだ
けど,なんかあんま良い名前とも思えないんだが・・。

加東市が発足 中核都市へ発展誓う
2006/03/20
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000009559.shtml

 兵庫県内二十九番目の市となる「加東市」が二十日、加東郡三町(社、滝野、東条)の合併で誕生した。旧三町役場を使った各分庁舎で開庁式が開かれ、住民や職員らが「北播磨の中核都市」としての発展を誓った。

 旧合併特例法を基に国が進める「平成の大合併」では、県内最後の新設市。二十七日に予定されている姫路市と周辺四町(夢前、家島、香寺、安富)の編入合併で、県内は「二十九市十二町」に再編される。

 社庁舎の開庁式では、旧三町会の議長らが「加東市役所」と書かれた銘板を除幕。小池敏・市長職務執行者が「合併してよかった、と後世に評価されるよう、行政と住民が協力して新しいまちづくりを進めていきましょう」とあいさつ。午前八時半、各分庁舎に設けた窓口センターで、住民票発行などの業務を始めた。

(和田和也)

加東市きょう誕生 県内最後の新設市
2006/03/20
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000009396.shtml

 兵庫県加東郡社、滝野、東条町が二十日に合併し、「加東市」が誕生する。旧合併特例法を基に国が進める「平成の大合併」では、周辺四町を編入合併する姫路市を残し、県内最後の新設市。県内は二十九市十六町に再編される。

 新市は人口約四万人、面積約百五十七平方キロメートル。市長職務執行者は小池敏・旧東条町長が務める。旧社、滝野、東条町役場を分庁舎として使用、市長室や総務、企画部などは社庁舎に置く。議会は定数二〇とし、三町の現職町議計四十三人(欠員一)が在任特例で新市議を務めた後、十月末をめどに市議選を行う。

 三町は二〇〇三年四月、法定合併協を設置。計二十八回開いた協議会は、合併期日をめぐって一時混乱したが、〇五年一月に合併に調印した。

 新市長選は四月二十三日告示、同三十日投開票で予定され、旧社町の高橋修一町長(57)と旧滝野町の山本廣一町長(64)が立候補を表明している。(和田和也)

2319とはずがたり:2006/03/21(火) 19:58:38
<南関東・東京>千葉県

ここは館山との合併協議が不調に終わった。また鋸南町も参加せず。

『南房総市』が誕生 7町村合併
http://www.tokyo-np.co.jp/00/cba/20060321/lcl_____cba_____002.shtml

 安房郡の七町村(富浦町、富山町、三芳村、白浜町、千倉町、丸山町、和田町)が合併して二十日、「南房総市」が誕生した。同市は県内で三十五番目の市で、面積は五番目の広さとなる。人口は四万五千八百十二人。

 同市は旧富浦町役場を本庁舎とし、八部三十三課一室を設置。旧町村ごとに計六支所を設ける。職員数は七百四人で、本年度一般会計の暫定予算は約四十七億九千八百万円。

 同日朝に本庁舎前で行われた開市式で旧富浦町長の遠藤一郎・南房総市長職務執行者は、旧町村から集まった職員約百七十人に、互いに握手するよう指示。「一刻も早く強力なチームワークをつくって」と強調し、「和、柔軟な発想、親切の三点を心掛けてほしい」と訴えた。遠藤市長職務執行者は新市長が誕生するまでの約一カ月間、市政を担う。「旧町村間でぎくしゃくしない下地を完成させてから新市長に引き継ぎたい」と話している。

 新市発足に伴い、市長選と市議選(定数二五)が四月十六日に告示、同二十三日に投開票される。市議選は旧町村単位で定数(千倉町七、他の六町村三)を設ける。 (岡村 淳司)

2320とはずがたり:2006/03/21(火) 21:39:37
<中国・四国>高知県

この辺は四万十川と黒潮しかないんかね?

須崎市,窪川町,大正町,十和村,中土佐町,檮原町,東津野村,葉山村,大野見村と9市町村で研究会「高幡広域行政研究会」設置97/11→窪川町,大正町,十和村,大野見村→大正町,十和村,西土佐村+窪川町,大野見村+黒潮市[須崎市,中土佐町]→四万十市[中村市,西土佐村]+四万十町[窪川町,大正町,十和村]+中土佐町[中土佐町,大野見村]
幡多広域→中村市,西土佐村,佐賀町,大方町→四万十市[中村市,西土佐村]+黒潮町[佐賀町, 大方町]

2006年03月20日
黒潮、四万十町が発足 県内の合併は一段落
http://www.kochinews.co.jp/0603/060320evening01.htm

 合併新町「四万十町」(旧高岡郡窪川町、旧幡多郡大正町、旧十和村)と「黒潮町」(旧幡多郡大方町、旧佐賀町)が20日発足。それぞれ本庁舎などで開庁式が行われ、新町のスタートを祝った。本県では旧合併特例法の下での合併はこれですべて終わり、しばらくの間、35市町村(11市、18町、6村)の体制が続くことになる。

 四万十町は人口2万527人(17年国勢調査要計表値)、面積642平方キロで、県内最大の広さ。本庁舎は旧窪川町役場で、大正、十和の旧2町村役場はそれぞれ総合支所となる。行政機構は町長部局が本庁10課、5事務局、1室と教育委員会。大正総合支所が3課と診療所。十和総合支所が3課と医療福祉センター。職員は368人。

 本庁の開庁式は午前8時から行われ、新町の幹部職員ら約100人が出席。町長職務執行者の酒井節夫・旧十和村長が「合併の効果を最大限に引き出し、行財政の効率化に努め、住民の要望に沿って地域発展を目指していかねばならない。旧3町村が心を一つにして新町の素地づくりに努力したい」とあいさつ。庁舎銘板の除幕やくす玉を割って、新町発足を祝った。

 黒潮町は人口1万3437人(17年国勢調査要計表値)で、面積は188平方キロ。旧大方町役場に本庁を置いた上で、旧両町役場に総合支所を設置。行政機構は町長部局が本庁1課、大方6課1室、佐賀5課1室の計12課2室。職員は241人。

 本庁のある大方庁舎の開庁式は午前8時15分から行われ、職員ら約100人が出席。町長職務執行者の池本明生・旧佐賀町長が「自然、産業、文化の魅力を生かし、住民と行政が協働しながら元気で個性と温かみがある町づくりを目指したい」とあいさつ。テープカットと庁舎銘板の除幕、くす玉割りを行って門出を祝った。

 両町長選来月23日投開票

 四万十町と黒潮町で20日、それぞれ最初の選挙管理委員会が開かれた。新町発足に伴う両町長選挙はともに4月18日告示、同23日投票で即日開票と決まった。

 四万十町長選にはこれまでに、旧窪川町長の前田哲生氏(68)と、旧窪川町の前町議会議員、山脇陳男氏(58)=五十音順=が立候補の意向を表明している。四万十町議会議員は在任特例により、旧3町村の議員計42人が19年2月10日まで在任する。その後の定数は26。

 黒潮町長選にはこれまでに、旧大方町議の酒井公順氏(64)と旧大方町長の下村正直氏(56)、旧佐賀町伊与喜の森林作業員、藤井元洋氏(55)=五十音順=が立候補の意向を表明している。黒潮町議会議員は在任特例により、旧2町の議員計27人が19年4月30日まで在任する。その後の定数は20。

2321とはずがたり:2006/03/22(水) 10:43:43
<中国・四国>香川県

せめて漢字に出来なかったのか?>満濃

まんのう町20日発足 「大合併」終了へ
http://www.shikoku-np.co.jp/news/administration/200603/20060320000084.htm
2006年3月20日 09:29

 「平成の大合併」が終了へ―。二十日、琴南、満濃、仲南の三町が合併し「まんのう町」が誕生。二十一日には内海、池田両町による「小豆島町」と、綾上、綾南両町の「綾川町」が相次いで生まれる。これで旧合併特例法を適用した香川県内の「平成の大合併」は、いったん終了。県内市町は、二〇〇二年四月のさぬき市発足前の五市三十八町から八市九町に再編され、減少率は60・5%に達する。

 まんのう、小豆島、綾川の三町は、いずれも過去に別の町を含めた合併協議会を設置していたが、協議の物別れや別の市との合併を求める住民投票などで解散。〇四年に最終的な協議会を設置して、今回の合併に至った。合併後のそれぞれの人口(〇五年国勢調査速報値)は、まんのう町が一万九千九百八人、小豆島町が一万七千二百五十七人、綾川町が二万五千六百二十九人。

 旧合併特例法の下での県内合併第一号は、二〇〇二年四月に大川郡西部五町がまとまって誕生したさぬき市。〇三年四月には、同郡東部三町が東かがわ市に移行し、全国でも合併先進県として注目された。

 しかし、その後は合併の是非や枠組みをめぐって議論が難航。香川町、国分寺町で二度の住民投票が行われたり、合併協議会の解散、議会の反対などが相次ぎ、新しい市の誕生は、〇五年三月発足の丸亀市まで、二年近くなかった。

 〇五年度は、高松市に周辺六町が編入合併。〇五年九月に先行合併した塩江に続いて、〇六年一月に五町が合併した。
 このほか、〇五年十月の観音寺市、〇六年一月の三豊市に続いて、まんのう町、小豆島町、綾川町の誕生に至った。

 一方、三木、土庄、直島、宇多津、多度津、琴平の六町は、単独での生き残りを模索。県は新合併特例法に基づく市町合併推進審議会を〇六年度に設置。旧法下での合併を見送った小規模自治体の解消などを目的に、新しい合併構想を策定する。

2322とはずがたり:2006/03/22(水) 11:56:51
<九州・沖縄>熊本県

三角迄行って来ましたが,なんか牛深の祭りのポスターが貼ってましたなぁ。
それにしても合併期日の決定に祭りの日程ぐらい考えてやって欲しいねぇ。

牛深ハイヤ、GW…合併後の選挙日程に苦心 熊本・天草
http://www.asahi.com/politics/update/0318/003.html
2006年03月18日10時11分

 熊本県の西天草2市8町の合併で27日に発足する「天草市」。合併後50日以内に、市長選と市議選(定数30)が実施される。新市発足の日に開く選挙管理委員会で日程が決まるが、西端の牛深地域の一大祭り「牛深ハイヤ」などが絡み、担当者は日程調整に頭を悩ませている。

 関係者の間では当初、合併後の準備期間を考慮し、4月16日告示、同23日投票の日程が妥当とみられていた。だが、「告示日が『牛深ハイヤ』に重なる。それでは公平性が保たれない」と、牛深市選管が注文を付けた。

 牛深ハイヤは、各地のハイヤ節の源流ともいわれる。毎年4月の第3土、日曜(金曜に前夜祭)に催される祭りでは、市中心部を通行止めにし、多くの市民らが踊り歩く。同市選管は「牛深出身の候補者は、告示日の地元あいさつを自粛せざるを得なくなる」という。

 告示日を1週間遅らせて4月30日投票にした場合、今年は黄金週間2日目。4年後の改選は4月中旬が見込まれ、改選ごとにハイヤ祭りと重なる心配があるという。

 黄金週間後の5月実施も検討したが、合併予定のもう一つの市、本渡市の選管は「新市の6月議会の準備に必要な日数が確保できそうもない」。

 投票日を祭りから1週間早めて4月2日告示、同9日投票にした場合、363カ所のポスター掲示場設置や投・開票場の準備が間に合いそうにないという。

2323とはずがたり:2006/03/23(木) 09:22:13
<南関東・東京>神奈川県

>相模原市は都心のベッドタウンとして発展し、昼間の人口流出が少なくない。要件のうち「拠点性」は大きなネックになりそうだ。市の統計によると、拠点性や「にぎわい度」の物差しとされる年間商品販売額や、商業従業者数などは既存の政令市との差も大きい

>同じ七十万人でも昨年四月、全国十四番目の政令市となった静岡市は、年間商品販売額などで他の政令市に見劣りしない。人口の要件も、周辺の島田市や焼津市などと合併を模索中で、今後、百万人近く増える可能性を考慮されたという。

>現在、新潟市と静岡県浜松市が来年四月の政令市移行を目指し、総務大臣に要望している。ほかにも長野、金沢、岡山、熊本の各市も準備を進めている。

新『相模原市』 政令市への高い壁
http://www.chunichi.co.jp/00/kgw/20060323/lcl_____kgw_____003.shtml

 津久井、相模湖両町と合併して二十日に誕生した新相模原市。来春には藤野、城山両町も合流する可能性が高く、人口は七十万人を超える見通しだ。人口は政令市の静岡市と肩を並べ「相模原もいよいよ…」との声も聞かれる。だが実現までには曲折が予想される。

 「政令市へのステップ」。小川勇夫市長は合併議論の際、包み隠さず、そう口にしてきた。「すぐにとは言わないが、いつでもなれるような能力を備えておきたい」と意欲をみせてきた。

 政令市のメリットは、都道府県から権限と財源を委譲され、多様な市民ニーズに迅速に対応できることだ。市のイメージアップにつながり、地域経済の活性化や観光振興への相乗効果がある。

 政令市になる条件は、地方自治法で「人口五十万人以上」の要件しかない。だが総務省によると「実質的には百万人規模」が必要とされ、次の要件が加わる。

 それは(1)他政令市に比べ遜色(そんしょく)ない「地域の拠点・中心的地位」を備える(2)国や県から委譲される事務を行う十分な行財政能力がある(3)政令市への移行を県も市民も望んでいる−などだ。

 相模原市は都心のベッドタウンとして発展し、昼間の人口流出が少なくない。要件のうち「拠点性」は大きなネックになりそうだ。市の統計によると、拠点性や「にぎわい度」の物差しとされる年間商品販売額や、商業従業者数などは既存の政令市との差も大きい=表。

 同じ七十万人でも昨年四月、全国十四番目の政令市となった静岡市は、年間商品販売額などで他の政令市に見劣りしない。人口の要件も、周辺の島田市や焼津市などと合併を模索中で、今後、百万人近く増える可能性を考慮されたという。

 相模原市が政令市になるには、市への“集客性”を高めていけるかが課題となる。

 現在、新潟市と静岡県浜松市が来年四月の政令市移行を目指し、総務大臣に要望している。ほかにも長野、金沢、岡山、熊本の各市も準備を進めている。

  (井上 靖史)

2324とはずがたり:2006/03/23(木) 09:25:34
<東海>岐阜県

美濃加茂市議会リコール!!少なくとも交付金とかはぎゅーぎゅーに締め上げろ!そんなの貰ってないぐらいに豊かなんかな?

合併協設置案を否決
美濃加茂市議会議運委
http://www.chunichi.co.jp/00/gif/20060323/lcl_____gif_____002.shtml

 美濃加茂市議会は二十二日、議会運営委員会を開き、住民発議による同市と加茂郡七町村の法定合併協議会の設置議案を全会一致で否決した。二十四日の本会議で採決される見通し。

 議運審査では、一昨年十一月の市民意向調査で、同市と七町村の合併に反対する市民が賛成を上回った経緯を踏まえ、「意向調査の結果を尊重すべきだ」「一市七町村の合併の枠組みを一度白紙に戻した方が、今後合併の議論がしやすい」などの意見が優勢となった。

 美濃加茂市と七町村の合併については、合併特例法に基づき、同市内の会社役員が昨年八月、法定協設置請求の署名簿を添えて本請求。同市と七町村の各議会に設置議案が付議され、昨年十二月の定例会で七町村の各議会はすべて可決、同市議会だけが継続審査としていた。

 加茂郡町村会長の今井良博白川町長は「各町村議会とも、(合併協を)設置するとの結論を出していただけに残念。今後も、加茂郡町村としては引き続き合併について研究を重ねていく」と話している。 (井上 昇治)

2325とはずがたり:2006/03/23(木) 09:28:01
<九州・沖縄>鹿児島県

[2006 03/23 07:33]
合併協設置、東串良町長「住民投票は実施困難」
大崎町長消極姿勢で
http://www.373news.com/2000picup/2006/03/picup_20060323_4.htm

 東串良町の奥園拓夫町長は22日の町議会本会議で、大崎町との合併協議会設置の是非を問う4月16日の住民投票について、「大崎との合併の見通しを考えると、今のまま住民投票をした場合、財政的に責任を感じる」と述べ、実施は難しいとの認識を示した。
 大崎町の東靖弘町長が大崎町議会の委員会で「東串良と一対一の合併は推進する状況にない」との見解を示したことを受けた質問に対する答弁。
 奥園町長は、東串良町議会での住民投票条例、大崎との合併推進決議の可決について「議会と執行部が協議した結果」としながらも、「住民が望む枠組みを再検討したい」と述べ、住民投票を実施するかどうかを含めて町議会と協議する考えを示した。
 この日の本会議では、議員が「(住民投票は)両町のトップ同士で話を進めてから取り組むべき。実施を休止しては」「住民が、隣接1市2町のいずれとの合併を望んでいるかを確認するのが先決。今は住民投票でなく、アンケート調査などで十分では」などとただした。
 議会後、奥園町長は「合併を急がねばならない考えに変わりはない」と話した。

2326とはずがたり:2006/03/23(木) 11:06:28
<東海>静岡県

南伊豆地区の西伊豆町,富士宮・富士地区の芝川辺りが不透明か。由比も嫌がってるが,まぁこれはね〜。

のこる7地区は志太2市2町,榛北(川根本町+島田),榛南(吉田町),北駿(小山・御殿場など),新居町,森町としてあと1箇所何処だ?

合併推進構想に5地域 県、支援プランも決定
http://www.shizushin.com/local_politics/20060323000000000010.htm

 県市町村合併推進本部(本部長・石川嘉延知事)は22日、合併新法に基づき、合併の組み合わせなどを盛り込んだ県市町村合併推進構想と、合併市町に対して県が行う新県市町村合併支援プランを決めた。
 合併推進市町の組み合わせは人口1万5000人未満の町などが対象で、▽南伊豆地区(下田市、東伊豆、河津、南伊豆、松崎、西伊豆町)▽富士宮・芝川地区(富士宮市、芝川町)▽静庵地区(静岡市、由比町)▽島田・川根地区(島田市、川根町)▽富士・富士川地区(富士市、富士川町)の5地域。北駿や志太、榛南など7地域については県市町村合併推進審議会の再答申を待って、構想に盛り込む。
 支援プランの対象は原則的に、構想の枠組みに含まれる市町。地域課題に対応して個別に財政支援を行うほか、県職員の派遣、国の支援策に合わせた道路関係事業など計32項目を示した。一方、合併する市町数に合わせて交付した特別交付金などこれまでに実施してきた8項目の支援策は削除した。
 構想は県市町村合併審議会の答申を受けて策定した。4月から対象市町を中心にシンポジウムなどを開き、住民に合併の必要性を説明していく。

2327とはずがたり:2006/03/23(木) 11:08:42
<近畿>
おお,川島市長は湖北一体合併派!?

川島・長浜市長:1市2町合併「一貫性ない」と批判 「でたらめ」発言で答弁 /滋賀
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060321-00000164-mailo-l25

 長浜市の川島信也市長は20日、市議会本会議で、長浜市、浅井町、びわ町の1市2町が合併したことについて「でたらめ合併だ」と批判した。
 川崎宗夫議員(今浜会)が代表質問で「川島市長誕生は1市2町の合併が無かったらありえない。この合併についてたびたび『でたらめ合併』と発言している。どこがでたらめなのか」と市長の真意をただした。
 これに対し、川島市長は、発言したことを認めた上で、「でたらめというよりは、今回の合併ができた過程において、首尾一貫性がない。湖北はひとつという理念をもとに、東浅井郡を割ったことを考えると、そういう言葉があてはまる」と答弁した。[野々口義信]
3月21日朝刊
(毎日新聞) - 3月21日16時1分更新

2328とはずがたり:2006/03/23(木) 11:11:14
<北関東>

議会も自分らが民意を踏みにじって利権にしがみついているだけの存在と解っているじゃあないか!
>町長不信任案をめぐっては、議会は否決を採択し予算案に対する姿勢と異なった。関係者によると、同案が可決されて町長が議会解散に踏み切った場合、合併反対の議員が町議選で合併賛否の勢力逆転を懸念したため、と分析している。

吉井町議会:合併是非問う住民投票関連、予算案を否決 町長信任は議決 /群馬
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060321-00000092-mailo-l10

 吉井町議会は20日、3月定例会本会議で、斎藤軍雄(いさお)町長が提出した高崎市との合併の是非を問う住民投票関連予算を盛り込んだ新年度一般会計予算案をめぐり紛糾し、反対17、賛成2の反対多数で否決した。その後、反対議員が町長不信任決議案を動議したが、賛成が2票にとどまり「町長信任」と議決され、予算案否決と矛盾を生む事態となった。
 吉井町は「平成の大合併」で2度の住民投票を実施している。斎藤町長は▽過去の住民投票は高崎地域の枠組みが固まっていなかった▽昨年5月に合併を掲げて当選した――などを理由に「改めて住民の意見を聞きたい」と住民投票実施の意向を表明した。
 本会議の予算案に対する討論で、合併反対の議員から「自立は既に決まったこと」との反対討論が相次いだ。自立に向けた施策不足や敬老祝い金の削減、窓口手数料の値上げなどに批判が相次ぎ予算案は否決された。
 斎藤町長は会見で、22日に議会側と話し合い予算案の修正には応じる姿勢を見せたが「住民投票の実施は譲れない」と述べた。
 町長不信任案をめぐっては、議会は否決を採択し予算案に対する姿勢と異なった。関係者によると、同案が可決されて町長が議会解散に踏み切った場合、合併反対の議員が町議選で合併賛否の勢力逆転を懸念したため、と分析している。[花野井誠]
3月21日朝刊
(毎日新聞) - 3月21日14時1分更新

2329とはずがたり:2006/03/23(木) 11:20:21
<東北・北海道>

さて,あとは交付金の激減でどう市町村が悲鳴をあげますやら。

山形の合併:県が支援本部設立 合併決定で3000万円交付 /山形
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060321-00000063-mailo-l06

 ◇協議会に年300万円交付
 県は20日、「やまがた夢未来合併支援本部」(本部長・斎藤弘知事)をつくり、合併協議会に年300万円、合併が決まった市町村に3000万円交付する支援策を発表した。いずれも既に合併した市町村への支援策に比べ少額となった。
 県は、民間委員らによる「県市町村合併推進審議会」(会長・柴田洋雄山形大理事)の協議を受け、県内を7市2町に再編する「県市町村合併推進構想」を策定。合併への取り組みの熟度が高まっている地域を「やまがた夢未来合併支援地域」に指定し、(1)道路や農道などへの重点的支援(2)財政的支援(3)人的支援――を掲げた。ただ、前の合併特例法下では、協議会へ500万円、各市町村へ5000万円を交付したが、「先行して合併した所へのバランス」という理由で支援額は目減りした。また、合併機運の醸成のために庄内地方を除く3ブロックで説明会を開催し、審議会委員などの派遣をする。
 斎藤知事は「具体的に合併の功罪を示しながら、総合支庁で各市町村と協力して進めてほしい」と語った。[辻本貴洋]
3月21日朝刊
(毎日新聞) - 3月21日13時1分更新

2330とはずがたり:2006/03/23(木) 11:30:47
<近畿>京都府

よくやった規子!

合併協議をめぐり、否定の意見書
木津町・河井規子町長が会議提案
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006032200199&amp;genre=A2&amp;area=K20

 木津、加茂、山城3町の合併協議をめぐり、京都府木津町の河井規子町長は22日、町内の住民団体から地方自治法に基づき直接請求された合併の是非を問う住民投票条例案について、定例町議会の本会議で「条例を制定するまでの必要はない」と否定する意見書を付けて提案した。

 条例案は住民と一部町議でつくる「みんなで住民投票を実現する会」が今月16日、有権者9623人分の署名を付けて制定を請求。署名数が町内有権者(3月2日現在で3万141人)の3分の1近くの多数に上っており、同法の規定で提案の際に必要となる河井町長の意見書の内容が注目されていた。

 河井町長は意見書の中で、合併の是非について「(3町から選出された委員で構成する)合併協議会において十分な審議を行い、その結果を踏まえて、代表民主主義の基本原則にのっとり、議会の権限と責任において議決されるべき」と、住民投票の必要がないと考える理由を説明した。

 一方、直接請求に対しては「貴重な運動の結果であり、その熱い思いを真摯(しんし)に受け止める」と配慮する表現を加えた。

 本会議終了後、河井町長は「署名活動が始まった1月中旬ごろから長い間真剣に悩み、一時は住民投票実施の意見に傾いた」とし、「しかし町広報誌などを通しても合併に関する正しい情報がなかなか住民に届かず、その状況で判断してもらうのは難しい。しこりや不満が残る不安はあるが、(合併で誕生する)新市が発展することで、時間がかかっても分かってもらえるようにしていきたい」と述べた。

 同会側は意見書に対し、「署名した町民の願いを踏みにじるもの」「町民の代表の町長としては失格だ」とのコメントを発表。請求代表者で、24日に町議会で意見陳述に臨む同会の藤河鋭起(66)、田中康夫(66)両代表はそれぞれ「あくまで行政の主体は町民だ」「町がまとまるには住民投票が最善」と話し、今後も議会に理解を求めていく考えを示した。
 町議会(議員19人)では、直接請求の運動にかかわった6人を除いて住民投票に否定的な議員が多く、河井町長の意見書により、30日の採決でも条例案は否決の公算が大きくなっている。

2331とはずがたり:2006/03/23(木) 16:35:48
<中国・四国>岡山県

「浅口市」が誕生/人口3万7337人
http://mytown.asahi.com/okayama/news.php?k_id=34000000603220004
2006年03月22日

 浅口郡の金光、鴨方、寄島町が対等合併し、21日、県内で15番目の市、人口3万7337人の浅口市が誕生した。同日朝、旧鴨方町役場の浅口市役所で、課長以上の50人が集まって開庁式を開き、市長職務執行者の片山均・前金光町長らが「アサ」の文字をデザインした市旗を掲揚した。

 片山職務執行者は開庁式で「将来大きく発展が期待される地域だが、決してへいたんな道ではない。行政と市民が一体となり、3町の垣根を取り払って立ち向かっていきたい」と述べた。

 66・46平方メートルと、県内の市で一番狭い市域に、県立高校1校、私立高校2校があり、片山職務執行者は「学園都市、文化活動の盛んな地域。10歳未満の子どもの医療費を無料にしている市は、浅口だけ」と胸を張った。

 市長部局は企画財政、生活環境、健康福祉、産業建設、上下水道の5部、15課で構成し、旧金光、寄島町役場は総合支所になる。住民票や印鑑証明の交付などはこれまで通り、本支所でできる。


 この日、市選挙管理委員会が開かれ、市長、市議選の日程を、4月16日告示、23日投票と正式に決めた。今月24日午後1時半から、市健康福祉センターで立候補説明会がある。

2332とはずがたり:2006/03/24(金) 09:47:51
<北関東>栃木

栃木市と小山市の合併など頓挫もええとこなんちゃうの?一時期は県庁も置かれた栃木市だが日本鉄道(東北本線)も小山を通るし衰退気味だったりするのかね?

■ 栃木地区は記載せず 市町村合併構想案
http://www.shimotsuke.co.jp/hensyu/news/060324/news_10.html

 県市町村合併推進審議会(岩崎修会長)は二十三日、県が前回示した合併構想素案から栃木地区の具体的な組み合わせの記載を削除した構想案を了承し、福田富一知事に答申した。構想案は栃木地区について「行財政基盤強化のため合併を推進する必要があり、引き続き検討していく」とし、新年度以降の審議で具体的組み合わせに踏み込むとの姿勢を明確にした。

 答申を受け、県は年度内に構想を策定する。合併新法下で県が合併を促すため初めて策定する構想には、宇都宮市・上河内町・河内町の一市二町と、真岡市と二宮町の一市一町の組み合わせが盛り込まれることが確定した。

 県が前回の審議会に示した素案には、栃木地区一市五町のうち栃木市・西方町・都賀町の一市二町で合併を促すとの組み合わせも含まれていた。

 ただ、栃木市は小山市との法定合併協議会が休止中ながらあるほか、西方町の住民アンケートでは鹿沼市との合併を望む声が最も多かったことなどから疑問を投げ掛ける声が続出。答申を控えたこの日の審議でも「まずは二町で進めてはどうか」との意見が出された。

2333とはずがたり:2006/03/24(金) 12:58:45
<北関東>群馬県

利権屋の巣窟,吉井町議会を(ry

吉井町 住民投票費を削除
議会
http://www.tokyo-np.co.jp/00/gnm/20060323/lcl_____gnm_____001.shtml

 吉井町の新年度一般会計当初予算案が町三月定例議会で否決された問題で、町執行部は二十二日、合併の是非を問う住民投票費を削除した修正予算案を議会に提案、賛成多数で可決された。

 吉井町の新年度予算案をめぐっては、高崎市との合併の是非を問う三回目の住民投票費が計上されたことに、議会多数を占める自立派町議が反発。二十日の本会議で賛成二、反対十七で否決された。

 定例議会最終日の二十二日、町は住民投票の費用九百五十万円を減額し、総額七十六億四百五十万円に修正した予算案を提案。住民投票条例案の提出も取り下げた。

 斎藤軍雄町長は予算原案が否決された当初、住民投票費の削除に難色を示していたが、「合併の住民投票が必要という考えは変わらないが、新年度の事業執行を考慮する中で、議会の意向も受け入れざるを得ない」と説明した。 (石井 宏昌)

2334とはずがたり:2006/03/24(金) 13:43:20
<中国・四国>

県南に8万人クラスの県下第二都市が出来るのは徳島県にとっても良いことである。

市町村合併:活力ある、新「阿南市」に 人口8万人、県内2位に−−開庁式 /徳島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060321-00000203-mailo-l36

 ◇くす玉割り、門出祝う
 阿南市と那賀川、羽ノ浦両町が合併し、新「阿南市」が20日、誕生した。今月末に一段落する「平成の大合併」では県内唯一の編入合併。新市の人口は鳴門市を上回る8万90人(1月1日現在)となり、徳島市に次ぐ県内第2の規模となった。
 市役所本庁舎前では午前8時から開庁式が開かれ、同市と旧2町の関係者ら約140人が出席した。岩浅嘉仁市長は「『活力あふれ、豊かな心でふれあう阿南』の実現に向けて市民のみなさんと協働し、英知を出し合い、創意工夫を凝らして行動・実践していきたい」などとあいさつ。臣永正廣・旧那賀川町長や数藤善和・旧羽ノ浦町長らとともにくす玉を割って新市の門出を祝った。
 本庁舎での開庁式の後、那賀川、羽ノ浦の旧町役場でも支所開所式があり、支所名が書かれた銘板が除幕され、支所としての業務をスタートさせた。新市の面積は、県内で4番目に広い約280平方キロメートル。
 今回の合併で、県内の市町村数は27(8市18町1村)となった。[小野沢健一]
3月21日朝刊
(毎日新聞) - 3月21日16時2分更新

2335とはずがたり:2006/03/24(金) 14:30:49
【県庁所在地と県下第二の都市】
>>2332-2334
それにしても群馬は中心都市高崎から中心から外れた前橋へ県庁が移されその両者が発展するいい形の県になったのではあるまいか。
栃木や石川の県庁がそのまま栃木や石川にあったらどうなっていたことかと想像するのも楽しい。県内の1極集中が緩和されてより広域に都市機能が分散できたのではないか?

三重,静岡,福島などはそれぞれ津,静岡,福島よりも四日市,浜松,郡山と云った県庁所在地を人口や工業生産額で凌駕する都市が存在している。

2336とはずがたり:2006/03/25(土) 11:55:31

<東北・北海道>山形県

山形市議が依怙地になって潰した合併ではあるが,上山市も痛みを伴う改革している(職員給与の一律6%削減だけでは弱いかな?市議定数削減とかしたのか?)のだし再び合併してはどうか?

上山・競馬場跡地 合併破談、清算計画狂う
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2006/03/20060325t51011.htm

 山形県上山市が2003年11月に廃止した「かみのやま競馬」の跡地17.4ヘクタールが、遊休地化している。しかも、土地をいったん市の外郭団体に売却したのに、高値で買い戻すという迷走ぶり。競馬事業に伴う負債を周辺市町との合併によって清算する―という当初のシナリオが崩れたためで、土地利用計画も一から練り直しを迫られている。市は「ほかに方法がない」と理解を求めているが、買い戻しに伴う市の負担増は約3億円。納税者には分かりづらい経過をたどっている。

 競馬場跡地は上山市が03年度、営業を続ける場外馬券場を除き、市土地開発公社に43億8500万円で売却した。
 名目上は「宅地造成などの開発事業」だったが、実際の狙いは約22億円まで膨れ上がった競馬事業の負債処理や、失職した競馬関係者への見舞金などに充てるための資金調達だった。公社は購入費用として金融機関の協調融資を受け、市は債務保証した。

 その際、同市が借金返済の当てにしたのが合併構想だった。当時、山形市など周辺3市町と合併協議が進められており、土地は合併特例債を使って新市が買い戻すことで一致。山形県も合併推進の立場から、土地の半分を取得する意向を示していた。

 ところが、合併協議は議員定数などで折り合いがつかず、昨年2月に破たん。当初のもくろみは大きく外れた。公社所有のまま土地が「塩漬け」となることを問題視する国や県の意向もあり、自力で後始末することになった。

 市は本年度補正予算案に、「公共用地取得事業特別会計」の新設を盛り込んだ。跡地を09年度まで5回に分けて購入する計画だが、総購入額は利子が上乗せされ、売却価格より2億8500万円高い46億7000万円に。手始めに補正予算に6億7000万円、06年度当初予算案にも6億2400万円を計上した。

 本年度に市財政を23億円改善する財政健全化計画がスタートし、職員給与の一律6%削減など歳出抑制に努めている上山市。市財政課は「買い戻しは健全化計画に織り込み済み」と、市財政への影響を否定するが、肝心の土地利用計画が相変わらず明確になっていない。

 取得後は「10年度から4カ年で多目的公園として整備する」(財政課)としながらも、一方でまとまった償還資金が得られる民間への売却も推進するという。

 市議会の大勢はこうした市の方針を容認する考えだが、市議の一人は「納税者にすれば『何をやっているんだ』ということになるだろう。市は売却先の当てや跡地活用の道筋を、しっかり市民に説明すべきだ」と注文している。

2006年03月25日土曜日

2337とはずがたり:2006/03/25(土) 18:47:44
<東海>

大府の利権団体自民党市議団を糾弾せよ!
次善の策は
大府市[大府市+東浦町],知多市[知多市+東海市]or知多市[知多市+東海市+東浦町]
か。
いずれにせよ残念無念・・。

市町村合併:知多4市町法定協設置、大府市議会で否決 合併白紙へ /愛知
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060324-00000000-mailo-l23

 ◇知多市長も撤回へ
 知多北部3市1町の合併を考える法定合併協議会設置案が23日、大府市議会で否決され、2年余りにわたった合併論議に終止符が打たれた。
 同市議会は16日の総務委員会で設置案が否決され、この日の本会議が注目されていた。採決では議員21人中、公明の2人が退席、賛成は市民クラブの6人にとどまり、自民クラブ10人と共産3人が反対に回り、賛成少数で否決となった。
 久野孝保大府市長は「住民意識調査結果を受け、議案を提出したが、残念ながら否決となった。この意味をしっかり受けとめ、法定協への移行は断念する」と話した。
 残る自治体のうち、東海市と東浦町は既に法定協設置を議会で可決。知多市は24日に議決を予定していたが、加藤功知多市長は「設置要件が満たされなくなった」と、この日、設置案の撤回を議長に申し入れた。加藤市長は「住民の期待に応える得る、街づくりができると期待していたので残念」とコメント、井村徳光東浦町長も「将来の行政課題を共有できず、非常に残念」と話した。
 任意合併協議会は31日付で解散する予定。[林幹洋、井崎憲]
3月24日朝刊
(毎日新聞) - 3月24日11時1分更新

2338とはずがたり:2006/03/25(土) 18:50:23
<北関東>
大間々よりも笠懸の方が元気なのか?いずれにせよ早く桐生と合併やね

みどり市誕生:12番目の市の課題/上 大きな産業基盤なし /群馬
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060323-00000056-mailo-l10
 ◇財政が最大の懸念
 笠懸町、大間々町、勢多郡東村が新設合併し、県内で12番目の市となる「みどり市」が27日、桐生広域圏に誕生する。人口は約5万3400人。隣接する桐生市を飛び地にして誕生する新市は大きな産業基盤がなく、懸案の多くを合併後に引き継ぐ。次世代に「豊かで住みよいまち」を残せるのか、そうした危惧(きぐ)の声を解消できるかが課題だ。【塚本英夫】
 桐生広域圏では02年3月、桐生市の大沢善隆市長が「1市3町3村による大同合併」を提唱した。しかし、当時の他の首長らは「最終的には一緒になるべきだ」としながらも、桐生市主導となるのを嫌い、提案を断った。曲折の末、旧黒保根、旧新里の2村が桐生市に編入合併され、藪塚本町は新「太田市」の新設合併に加わった。
 笠懸、大間々両町で、合併の枠組みをめぐる住民投票が行われた際は、桐生市との合併を望む声が多かったが、議会多数派の可決を得て3町村による新しい市の道を選んだ。
 だが、みどり市民となる人たちに、合併について聞くと、否定的な意見も少なくない。
 「日常的な付き合いがあった隣村(旧黒保根村)とも別れ、独りぼっちになったよう。余計に過疎化しなければいいが」(東村の40代男性会社員)。「高齢者が多い東地域や大間々地域に予算が回り、笠懸地域の教育予算が減らされるのでは」(笠懸町の30代主婦)、「名称も庁舎所在地もみんな笠懸に“持って行かれた”気がする」(大間々町の50代公務員)。
 早くも、新市誕生後の「地域間格差、地域間競争の火種」が見え隠れする。
    ◇   ◇
 新市の最大の懸念は財政問題だ。山間部の東村は人口の3人に1人が65歳以上。高齢化、過疎化に見舞われている。栃木県・旧足尾町(現日光市)からの銅に加え養蚕や林・薪炭業で繁栄した大間々町も往年の輝きを失って久しい。唯一人口が増えている笠懸町も、主産業が農業で、安定的で成長を期待できる税収源は見当たらない。
 合併協議でも、財政問題は再三指摘されてきた。笠懸町議会の伊藤正雄議長らは「新市の事業計画に財政計画が伴っていない。重要問題の多くが先送りになって住民には不安が満ちている」と、新市の懸念材料として財政基盤の弱さを挙げた。新市の庁舎建設問題、笠懸町が町南部に建設計画を進めていた新しい体育施設の建設も「合併協議の中で論じられていない」などとして、事実上凍結されたままだ。

3月23日朝刊
(毎日新聞) - 3月23日12時1分更新

2339とはずがたり:2006/03/25(土) 21:53:37
<東海>
どっちでもいいだけえが町民の合併への気持ちが醒めちゃうのがこわいら。住民の意向を第一に決めて貰いたいやぁ。

市町村合併:新居町議会、町長辞職勧告案を可決 町長、辞職しない意向示す /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060325-00000023-mailo-l22

 合併先を巡り町長と対立する新居町議会は24日、古橋武司町長への辞職勧告を賛成10反対5、の賛成多数で決議した。町長・議会とも辞職して町民に判断を委ねたいとの古橋町長の発言に応えたものだが、古橋町長は「(議会解散権のある)不信任決議でなくて残念。議会と同時に辞職できる道を議長と相談したい」と述べ、議会が解散しなければ辞職しない考えを示した。
 議会の4分の3以上の賛成で可決できる不信任決議では、可決されれば首長は辞職するか10日以内に議会を解散しなければならない。しかし今回、決議案の賛成者が議長を含む11人と、4分の3に満たなかったため、強制力のない辞職勧告にとどまった。
 議会は同日午前、古橋町長の提出した合併を問う住民投票条例案を否決。古橋町長は次回以降に修正案を出すとした一方、不信任が決議されれば議会解散と自らの辞職で、住民投票に代わり「町民の信を問える」とした。また議会が条例案を否決しながら、解散の可能性の高い不信任決議案を出さないことを「議員の保身」と批判した。
 本会議では、古橋町長が町長報酬の2割削減を報酬審議会に提案する意向を示したほか、県から出向中の佐藤一彦助役の帰任が発表された。助役の後任は未定。[稲生陽]
3月25日朝刊
(毎日新聞) - 3月25日12時0分更新

2340とはずがたり:2006/03/25(土) 22:04:55
<南関東・東京>
お相手候補は誰になるんだ?鎌ヶ谷or浦安or船橋or松戸?
船橋だと編入になるし,東京に隣接する浦安は鼻息荒いんじゃないかなぁ。鎌ヶ谷や松戸は都市圏が違うかな?

政令指定都市:市川市議が検討懇を発足 近隣市との合併視野に /千葉
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060325-00000148-mailo-l12

 市川市議による「市川市政令指定都市検討議員懇話会」(芝田康雄会長)が24日、発足した。近隣市との合併を視野に入れながら、政令市の現地視察などを通じて調査、検討を進める。
 芝田会長によると、会は議員42人中39人が参加し、共産党を除く7会派の代表が役員となって運営する。
 政令市への移行について、千葉光行市長は昨年12月定例議会で「検討し、行動をとらせてもらいたい」と積極姿勢を示している。隣接する船橋市でも、先月20日に同趣旨の議員懇親会が設立されている。
[神足俊輔]
3月25日朝刊
(毎日新聞) - 3月25日13時2分更新

2341とはずがたり:2006/03/25(土) 22:12:54
<首都圏><南関東・東京>

長生郡は(上)埴生郡と長柄郡が合併して出来た郡。こんな歴史の無い名前の自治体を名乗りなおかつ,村の癖に何故にしてこんな強気??>長生村

2004/9/24茂原市議会が「協議会からの離脱を求める決議案」を可決
2004/10/1茂原市が合併協議から離脱を表明
2004/10/12茂原市が長柄町,長南町に合併協議を申入れ,茂原市の申入れを長柄町,長南町が拒否

茂原市が主導権を握りたいと云うのもあるか。茂原の名前が消えて長生市となるとの決定もあれだった?

市町村合併:長生郡市の合併協議再開 県提示の枠組みにとらわれず /千葉
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060325-00000151-mailo-l12

 長生郡市の市町村長・議会議長合同会議が24日、長生郡市広域市町村圏組合であり、04年12月に一度破たんした郡市内の合併協議が再開した。
 7市町村の首長と議長が出席。会議では、県が示す「郡市内一体で」という枠組みにとらわれず、市町村同士がそれぞれ協議を進めるべきだとの意見が大勢を占めた。結論は出さず、5月に再度会議を開いて協議の進め方を決めることにした。
 茂原市の石井常雄市長は会議で「7市町村一体の合併が、一番条件がいいと考えるが、財政を立て直すためにも合併を実現させる必要があり、(市町村が個別に協議する)段階的な合併もやむを得ない」との考えを示した。一方、長生村の石井俊雄村長は唯一「うちから合併話を持ちかけることはない」と、明確に合併を拒否した。[寺田剛]
3月25日朝刊
(毎日新聞) - 3月25日13時1分更新

2342とはずがたり:2006/03/25(土) 22:15:54
【<首都圏>】
今まで
<(南)関東・東京>…東京・神奈川・千葉
<関東・東京>…埼玉
<いろいろ>…山梨
などで来たけど<首都圏>に統一したいと思う。やや遅きに逸した感がありますが・・。

2343とはずがたり:2006/03/25(土) 22:26:58
<北関東>

みどり市誕生:12番目の市の課題/下 「桐生競艇」の存在 /群馬
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060325-00000112-mailo-l10

 ◇過度の依存に心配の声
 みどり市の財政問題と密接にかかわるのが「桐生競艇」(笠懸町阿左美)の存在だ。みどり市となる笠懸町、大間々町、勢多郡東村が、桐生市とたもとを分かった原因の一つも同競艇といえる。
 同競艇は1956年に桐生市が事業を開始。57年には地元笠懸町が大間々町、藪塚本町と「阿左美水園」を組織して始めた。同競艇の笠懸町への繰入金は累計で150億円に上り、「地域財政と経済効果に大きく貢献してきた」(町幹部)。
 桐生市へは累計で1242億円を繰り入れたが、同市は赤字化したため04年度に競艇事業を撤退する道を選んだ。同市は多額の補償金を同競艇の施設会社から要求され、訴訟に発展している。
 阿左美水園も売り上げが下落したため、04年度からは舟券売り上げを民間委託方式にした。それでも、競艇場がある笠懸町には大きな競艇関連収入があり、合併後はみどり市にもたらされる。
 新年度一般会計当初予算案を約158億円としたみどり市には競艇収入、地代、固定資産税などで総額9億円を上回る収入が特別会計に入る見通しだ。安定収入源に乏しい市には貴重であり、過度に依存してしまうおそれのある「もろ刃の剣」の財源だ。依存を心配する声は合併協議会でも聞かれた。
   ◇   ◇
 3町村の「対等」を求めて新設合併したみどり市にはさまざまな弊害も浮上している。市役所の「分庁方式」がその一つだ。事実上、本庁となるのは笠懸庁舎。市長室に、総務、民生、経済の各部と競艇事業局が置かれる。大間々庁舎には都市計画部と市議会議場、市教委が配置され、東庁舎には観光政策部を置く。さらに水道庁舎は大間々町内にと、新市の諸機能が4拠点に分散される。
 東庁舎から笠懸庁舎までは約20キロあり、決裁書類が庁舎を何カ所も回されるケースも出てくる。時間や人件費などで当面はコスト増になりそうだ。
 地域間格差と住民感情も問題化してきた。笠懸町の人口は約2万8000人と新市人口の約53%を占める。地理的に中心となる大間々町は約40%。新市民の声を前回紹介したが、古い歴史と伝統を誇る同町民には、合併後のイニシアチブを旧笠懸町にとられるという不満の声が小さくない。
 「異質の風土を持つ3町村が“核のない”合併をする。力を合わせて難しい転換期を乗り越えよう」。今月17日の合併協で笠懸町幹部は、合併後のかじ取りの難しさを暗示しながら協調をこう訴えた。[塚本英夫]
3月25日朝刊
(毎日新聞) - 3月25日13時1分更新

2344小説吉田学校読者:2006/03/25(土) 22:55:10
<首都圏><南関東・東京>
>>2340
貼ろうと思っていたら、もう貼られていた。

ということで、市川+浦安だとかなり効率化します。あそこらへん。
でも、3市ともかなり「旧市民」のエゴが対立しておりまして、絵に描いた餅になりますか。
浦安の埋立地のマンション整備がある程度終わらないと具体化は難しいんじゃないんでしょうか?
学校や病院もある程度作っていかないといけませんので・・

あと、船橋は中核市でありながら、市役所に何を望むといった感じのもう救い難いお役所体質(課がたくさんありすぎ)で、どこも合併協力したがらないと思います。

2345とはずがたり:2006/03/27(月) 21:57:52
西高東低は自民党の強かった西日本(日本の地域類型のうち弥生型)の利権型地方議員の激減を意味する。めっちゃ将来が楽しみである。一方で主戦場での都市部でのイメージ選挙の比重は今後とも高くなろう。

平成の大合併 全国市町村、7年間で4割減少 課題はスリム化
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060327-00000005-san-pol

 「平成の大合併」は三月末、旧合併特例法の適用切れで国の手厚い財政支援がなくなり、大きな節目を迎える。全国の市町村は千八百二十一に再編され、大合併が始まった七年前の三千二百三十二から四割強も減少。一方で合併で肥大化した新市などのスリム化が当面の課題だ。四月以降は、昨春施行の新合併特例法の下で名実ともに再編は「第二幕」へと移るが、新法で知事に認められた市町村への“合併勧告”の発動には難しい面もあり、スピードダウンは避けられそうにない。
 ≪西高東低≫
 旧特例法は、昨年三月末までに申請し、今月三十一日までに発足する合併自治体に適用される。三十一日には八道県・四十市町村の駆け込み合併で十二市町が誕生。この結果、旧特例法施行直前の十一年三月末と比べて町は半分以下の八百四十六、村は三分の一程度の百九十八に減る。
 市町村数の減少率が七割を超す広島や愛媛、長崎など西日本で合併が進んだのに対し、北海道や東北、関東では五割超が一県にとどまり、再編は「西高東低」の傾向が強い。また、東京や神奈川、大阪など大都市圏
地域の低調さも際立った。
 一橋大学大学院法学研究科の辻琢也教授(地方自治論)は(1)財政基盤の強弱の差(2)西日本での小規模町村の多さ(3)知事や都道府県の積極性の違い−を要因に挙げる。
 村は以前からゼロだった兵庫、香川に加えて栃木、静岡、三重、愛媛など十一県で新たに消滅。富山は域内の市町村数が十五と全国最少となった。一方、福島県矢祭町など合併せずに生き残りを模索する動きもある。
 首長など三役や議員の数もそれぞれ約三割減る。総務省の推計によると、十五年四月に約九千五百人いた三役は三年後の今春には約五千九百人に、約五万六千五百人いた議員は約三万八千九
百人となり、年間の経費削減効果は合わせて約千二百億円にのぼるという。
 ≪市名で騒動も≫
 名前をめぐるトラブルも目立った。秋田で生まれかけた「白神市」に対し、世界遺産の白神山地を秋田と共有する青森が反発。中部国際空港の愛称にあやかった愛知の「南セントレア市」も批判を浴び、いずれも合
併の枠組み自体が崩れた。
 ひらがなのほか、南アルプス市(山梨)や南魚沼市(新潟)など観光、特産品を意識した名前も相次いだ。群馬では二つある東(あずま)村が今月二十七日に消え、郡違いで一時は県内に五つあった東村が昭和、平成の両大合併を通じてゼロとなる。
 旧特例法のアメの一つが、合併後も議員を一定期間続けられる在任特例。秋田県の大仙市議は都議会(定数一二七)を超える百三十六人に膨れるなど、各地でマンモス議会が生まれ、住民から「スリム化に逆行する」との批判が相次いだ。
 ≪新法効果は?≫
 新合併特例法は、合併特例債などの優遇策を大幅に縮小。人口一万人未満の市町村を対象とする合併構想の策定を都道府県に委ね、合併協議会の設置を市町村に勧告できる権限を知事が持った。総務省は「再編の進捗(しんちょく)状況は地域でバラつきがあり、新法でさらに推進したい」とする。
 ただ、辻教授は新法について「財政優遇が見込めなくては、規模の小さい自治体の財政が窮乏化しても、吸収する側の自治体が受け入れを嫌がり、都道府県も説得できないのではないか」と実効性を疑問視する。
 さらに道州制の議論が具体性を帯び、都道府県の枠組みを超えた再編を模索する新たな動きも並行しており、市町村合併のテンポは緩やかにならざるを得ない状況だ。
(産経新聞) - 3月27日2時40分更新

2346とはずがたり:2006/03/28(火) 01:18:16

<北陸・甲信越>

新津と沼垂の地名ぐらいは大事にして欲しかったね。由来は何だい秋葉区ってのは?

新潟市行政区画審:政令市区名答申へ 意向調査結果を反映 /新潟
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060325-00000049-mailo-l15

 政令指定都市移行後の新潟市の区名を検討する「行政区画審議会」(会長=長谷川彰・新潟大学長)は24日、市内で最終会合を開き、市民を対象とした意向調査で最も支持を集めた区名を市長に答申することを全会一致で決めた。政令市移行の政令公布後、市議会の承認を経て正式決定する。
 市長に答申される区名は、1区・北▽2区・東▽3区・中央▽4区・江南▽5区・秋葉▽6区・南▽7区・西▽8区・西蒲。意向調査には約3万4500通が寄せられ、審議会内に設置された区名検討委員会が一度は外した東西南北など方位の区名が、いずれも採用された。
 審議会は、市民から公募した区名案を踏まえ、昨年10月から8回にわたって議論を重ねた。だが、旧市町村名や方位を区名に採用する是非を巡って選定が難航。中でも、「新津」の名を区名に残そうとする旧新津市と、それに反発する旧小須戸町の5区で、両者の意見が対立し、結局、両者間の話し合いでは決着がつかなかった。
 選ばれた区名は、28日に市長に答申される予定。長谷川会長は「5区での経緯は残念だったが、結果的に整合性がとれた親しみが持てる名前に落ち着いた」と話した。[北上田剛]
………………………………………………………………………………………………………
 ◇政令市区名
1区 北
2区 東
3区 中央
4区 江南
5区 秋葉
6区 南
7区 西
8区 西蒲

3月25日朝刊
(毎日新聞) - 3月25日12時1分更新

2347とはずがたり:2006/03/28(火) 10:27:44
<近畿>兵庫県

県内合併、各地で曲折たどる
2006/03/27
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000011760.shtml

 兵庫県内の「平成の大合併」は、合併の是非や枠組みをめぐり曲折をたどった。新市町の名称、役所の位置などが“火種”となり、協議が破たんするケースも。民意を直接問う住民投票は通算十四回に上る。まちの将来を見据え、それぞれの地域が揺れ動いた。

 西脇市と多可郡は当初、一市四町合併を目指したが、黒田庄町だけが西脇市と合併し、三町は多可町として発足した。香美町と新温泉町も五町合併の協議がまとまらず分裂。淡路島内の旧一市十町は、「淡路一市構想」を抱えながらも枠組みが二転三転、最終的に三市に落ち着いた。

 名称は最大のハードルのひとつ。郡単位の合併が多かったためか、佐用町、養父市、朝来市、宍粟市など郡名をそのまま使うケースが目立った。香美町や神河町は旧郡市町の名前から一文字ずつ取った「合体型」。全国的にも多く誕生した平仮名は、たつの市と南あわじ市で使われた。

 外部から“物言い”がついた事例も。丹波市は、隣接する篠山市や京都府内から「丹波は地域全体を表す」と不満の声が上がった。淡路市も島内の他地域から批判された。浜坂町と温泉町は紛糾した末、「合併後、検討する」という文書を交わしてようやく新温泉町に決まった。

 住民投票は、二〇〇二年十一月の三原郡緑町を皮切りに、合併の枠組みや是非を問う投票が十二回、特例法に基づき協議会設置についての投票が二回行われた。南光町、三日月町、香寺町は二度実施した。県市町振興課は「住民の意思を直接問う手法として、かなり多く活用された」と話している。(徳永恭子)

新・姫路市が発足 4町編入、29市12町に
2006/03/27
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000011760.shtml

 姫路市は二十七日、兵庫県飾磨郡家島、夢前、神崎郡香寺、宍粟郡安富の四町を編入合併し、新「姫路市」が発足した。今月末が期限の旧合併特例法に基づく県内市町合併は全十九組が完了。一九九九年四月の篠山市発足から始まった「平成の大合併」は一段落した。篠山以前の二十一市七十町から二十九市十二町に再編され、市町数の減少率は54・9%となり、全国平均43・7%を上回った。今後は合併による財政効果や住民サービスのあり方が問われる。

 編入合併は昨年十月、美嚢郡吉川町が三木市に編入されたのに続き、県内二例目。

 姫路の合併協議は、政令指定市への昇格を目指す姫路市の主導で進んだ。新市の人口は約五十三万六千人(二〇〇五年国勢調査速報値)。面積は、合併前の二倍の五百三十四平方キロメートルで、豊岡市、宍粟市、神戸市に次ぐ広さとなった。

 姫路市役所を本庁舎とし、四町役場に地域事務所を設置。新市建設計画などに意見を述べる地域審議会も置く。

 四町の議員は失職し、夢前と香寺を各「二」、家島と安富を各「一」とする定数特例を適用した選挙を今後、二回実施する。その間の定数は四九。初回は四月三十日、旧四町だけで姫路市議増員選を行う。

 十年以内に使える特例債は、最大四百九十六億円の借り入れを見込み、防災センターの建設などに充てる。

 県内では、全国のトップランナーでもあった篠山市発足以降、各地で合併協議が進み、〇四-〇五年に新市町の誕生が相次いだ。市町数の減少率は全国十四位。

 合併新法では、都道府県が人口一万人未満の市町村に対し、合併構想を策定の上、合併を勧告できる。兵庫の場合は、全国で茨城と二県しかない「一万人未満ゼロ県」で、兵庫県は勧告の必要性はないとしている。

 一方、旧法適用の期限に間に合わなかったが、赤穂市と赤穂郡上郡町は協議を続行。県市町振興課は「できる限り、財政支援が受けられるようにしたい」と話している。

2348とはずがたり:2006/03/29(水) 00:11:32
<九州・沖縄>沖縄県

こう云うのは数年の移行期間か特例で措置継続が良いんじゃないのかなぁ。。

合併宮古5→1 県立看護大・町村長推薦枠
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060327-00000016-ryu-oki

[宮古]県立看護大学(上田礼子学長)が実施する入学希望者選抜方法の一つに特定町村長が推薦する「地域推薦」があるが、宮古地区では特定町村に指定されていた旧4町村が合併して宮古島市となったため、2006年度からこれまでの5枠が多良間村の1枠に減少している。制度を利用してきた地元の教育関係者からは「離島地域の子供たちのために推薦枠を維持してほしい」との声が上がっている。

 県立看護大の地域推薦は、県が地域保健法に基づいて策定した「県保健師等人材確保計画」に従って実施しているもので、保健師確保が困難な離島「町村」が対象。同大の06年度特別選抜学生募集要項では、町村長の推薦枠が認められる特定町村として県内20の離島町村が指定され、宮古地区では旧平良市を除く5町村が該当していた。
 宮古地区ではこれまで、宮古高校や伊良部高校がこの制度を活用。学校長が推薦する一般推薦枠と地域推薦枠とで学生を同大に送り出してきた。ところが、昨年10月の市町村合併で旧4町村が廃止されたことから、一度に宮古地区の4枠が消滅。先島高等学校教育振興会(会長・仲間博之宮古高校校長)が昨年9月に同大に継続を要請したが、状況は変わらなかった。
 同大の担当者は「市町村合併によって市になったため、制度上やむを得ない」と説明。県福祉保健部医務・国保課も「宮古島市となったので保健師の人材確保は可能。ほかにも推薦枠が必要な町村がある」としている。
 宮古高校からは今回、多良間村長の推薦を得て一人が合格。仲間校長は「大学に対し、せめて1年でも旧町村の推薦枠数を継続してほしいと要請したがかなわなかった。離島地域の子供たちにとってこの制度は必要」と強調。地元の教育関係者からは「合併して市になったといっても、離島地域であることに変わりはない」などの声も上がっている。
 宮古島市の久貝勝盛教育長は「市教委が管轄外の県立高校の事案にどこまでかかわることができるのかという問題はあるが、宮古の子供たちのためになるのならば、高校側から要望があれば市としても対応したい」と話している。
(琉球新報) - 3月27日16時2分更新

2349とはずがたり:2006/03/29(水) 11:13:46
<東海>愛知県

小坂井と御津が反対多数だったのか。音羽も何故一宮と一緒に合併できなかったのか?
まあ音羽が合併を選択していいこんだら。

音羽町が豊川市に合併協議正式申し入れ
http://www.tonichi.net/articledetail.php?artid=11525

 音羽町の宇都野武町長と牧野敏雄町議長ら行政と議会関係者は、28日午後1時30分から豊川市議会と中野勝之市長に「合併協議を進めたい」と正式に申し入れた。

 同町は、一昨年3月に行った旧一宮町を含む宝飯郡4町と豊川市との1市4町合併協議での住民意識調査で53・56%の住民が合併に賛成したが、2町で住民の「合併反対」意見が上回り、同合併協議は破たんした。

 このため、住民が自主的に合併問題に取り組む「音羽町住民懇話会」を昨年5月に組織、同年8月には「先の住民意識調査での合併賛成の意思を踏まえて合併を積極的に推進する」との立場を決定した。

 同町議会も同住民懇話会の意思を受けて、合併問題調査特別委員会を設置、昨年12月議会で「豊川市との合併協議を求める決議」を採択、同市に伝えていた。

 今年に入って県主導による合併に関しての住民説明会が同町で開かれ、県と国の合併推進姿勢が明確になったのと国の三位一体改革で同町財政推計の大幅な下方修正を余儀なくされるなど合併以外の選択肢がなくなった。

 同市議会の滝下充生議長と松本松次郎副議長を訪ねた宇都野町長、前岨健朗助役と牧野町議長、関森保次町副議長らは「住民、議会、行政が一体になった意見集約ができた。合併への強い意思を伝えたい。正式な合併協議の早期実現を申し入れる」と述べ、文書を手渡した。

 滝下議長は「議員に伝えて話し合いたい」と同町の合併協議申し入れに前向きに回答した。

 引き続き、宇都野町長、牧野町議長らは、中野市長を訪ねて合併協議の正式な申し入れを行った。中野市長は「合併協議の話し合いをしましょう。ただし、原則は豊川市にあわせていただく」と答え、合併協議開始を受諾した。

 中野市長は「合併の時期がいつになるかは分からない」としながらも「市民各層、議会とも話し合い、音羽町の皆さんとも話し合っていきたい」と当面の対応を話した。

 合併協議申し入れを終えて宇都野町長は「合併という扉の前に立ったところだ。これからが正念場」、牧野町議長は「今、正式に申し入れを終えてほっとしている。やっと、動き出したな―という感じだ」と感想を述べた。

(2006-03-29)

2350とはずがたり:2006/03/29(水) 15:57:55
<北関東>茨城県

>龍ケ崎市や境町など七市町村では、合併協議会を設置したが、住民の理解が得られず合併を断念。
>北茨城市、高萩市、結城市など周辺との話し合いがうまくいかずに断念したケース
>新合併特例法の期限(二〇一〇年三月末)までの合併を検討しているのは北茨城市や守谷市など八市町だけ。
●龍ヶ崎市…利根町と龍ヶ崎市の合併は迷走気味。前町長が合併反対派で時期を逃した感,大。更に牛久市(龍ヶ崎市が懸想)や河内町(利根町が懸想)等も絡んでしっちゃかめっちゃか。
●北茨城市・高萩市……日立市,十王町,北茨城市,高萩市と4市町で研究会「県北臨海地域広域行政研究会」設置
●結城市…筑西市(当時は下館市, 真壁郡 関城町, 明野町, 協和町),結城市,桜川市(当時は真壁町,大和村,岩瀬町)の8市町村で研究会「筑西広域8市町村合併研究会」設置
●守谷市……隣の伊奈・谷和原はつくばみらい市に。

合併件数全国トップ
85市町村が44市町村に再編
http://www.chunichi.co.jp/00/ibg/20060328/lcl_____ibg_____001.shtml

 県内の平成の大合併は、二〇〇一年四月に潮来、牛堀両町の合併による潮来市の誕生以降、六十六市町村が二十五市町にまとまった。合併件数は全国トップだが、市町村の減少数は十一位にとどまり、政令指定都市、中核市へ移行可能な大規模な合併もなかった。

 龍ケ崎市や境町など七市町村では、合併協議会を設置したが、住民の理解が得られず合併を断念。合併協議会を設立しなかった十市町村は、東海村などのように、もともと合併に否定的な自治体と、北茨城市、高萩市、結城市など周辺との話し合いがうまくいかずに断念したケースに分かれている。

 全国的には一九九九年三月末に三千二百三十二あった市町村が千八百二十二まで減ったが、国は今後も合併を推進する方針。県も来年三月までに新しい合併構想を策定する。市町村の大半も財政的な理由で新たな合併を検討しており、県が今年一月に行った調査でも、三十三市町村が「合併は必要」としている。

 ただ、ほとんどの市町村が合併時期を「中長期的な課題」としており、新合併特例法の期限(二〇一〇年三月末)までの合併を検討しているのは北茨城市や守谷市など八市町だけ。すでに法定合併協議会を設置した水戸市と茨城町以外は、希望する合併相手との意見が合わないなど、実現には多くの課題が残っている。 (佐久間 光紀)

2351とはずがたり:2006/03/29(水) 16:34:39
<東海>
大統領型首相が(なんだか肯定的な文脈で)云われて久しいが,内務官僚型県知事石川もなかなかよw

合併協設置勧告で石川知事 「地元動向見極めて」
http://www.shizushin.com/local_politics/20060328000000000016.htm

 石川嘉延知事は27日の定例会見で、新合併特例法に盛り込まれた知事による合併協議会設置の勧告について、「どういうタイミングでやるかは、まだ決まっていない」と述べ、「(県の合併推進構想の)それぞれの地域で合併に向けた動きが出ている。もう少し情勢を見極めたい」と地元市町の動向を見た上で判断する考えを示した。
 未合併の市町の動向について「必ずしも県が打ち出した枠組みと同じというわけではない」としながらも、「今までとは違って合併するという方向で動きが出ているところが随分ある」と指摘した。
 今月末の静岡市と蒲原町の合併で飛び地となる由比町については「構想では飛び地のままでは芳しくないとの観点で合併を進めたいとしている。飛び地は暫定的な状態ではないかと期待している」と述べた。
 全国市民オンブズマン連絡会議による情報公開度ランキングで、本県が事実上の最下位となったことについては「オンブズマンの方々が関心を持っている分野のランキング」と指摘した上で、「本県は新公共経営の手法で県の施策やコスト、達成度を検証しやすい形で納税者や県民に公開し、その分野では全国のトップを走っている」とし、幅広い分野で評価すべきとの考えを示した。
 県野球協議会が県営草薙球場の改築を求めて署名運動を始めたことについては、署名の趣旨に賛同するとしながらも、「都市公園としての規制と県の財政状況の2つの問題があり、ハードルは高い」と述べた。

2352とはずがたり:2006/03/29(水) 21:29:20
<近畿>兵庫県

県内合併自治体 特例債発行は上限額の1割
2006/03/28
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000012380.shtml

 「平成の大合併」の誘導策として、合併自治体に認められる地方債「合併特例債」の発行予定額が、兵庫県では二〇〇六年度の見込みを含めて限度額の11・5%にとどまっていることが二十七日、神戸新聞社の調べで分かった。返済の七割は国が地方交付税で補てんする仕組みだが、自治体財政の悪化に加え、三位一体改革に伴う交付税削減への懸念などから慎重な出足となっている。

 一九九九年四月に合併した篠山市以降、二十七日に四町を編入した姫路市まで、十四市五町を対象にアンケートを実施した。それによると、発行可能額の計約三千九百五十三億円に対し、〇六年度の予算計上額を含めた発行予定額は、「未定」とした洲本、加東市を除く十七市町で計四百五十四億八千万円だった。

 実際の発行額では、篠山市の百八十三億円(限度額の92・9%)が最多。しかし、償還に充てる〇六年度の公債費が五十億円を突破し、財政を圧迫している。一方、〇四年度に合併した養父、丹波、南あわじの三市は〇六年度の見込みも含めて限度額の6-18%しか活用していない。

 今後、全額発行を予定と答えたのは、朝来市とたつの市だけだった。

 特例債の使い道は、広域ごみ処理場の整備、学校改築など合併前からの懸案事業に充てる計画が目立つが、事業の先送りや優先順位の検討など、今後、特例債事業を見直す動きも出てきそうだ。

 合併特例債 旧合併特例法に基づき、2005年3月末までに知事に合併を申請した自治体が、人口規模などに応じて合併後10年間発行できる地方債。事業費の95%まで発行可能で、新庁舎などの建設事業と、地域振興基金の造成などに使える。

2353とはずがたり:2006/03/30(木) 02:19:22
<近畿>兵庫県

あと17万か,遠いなぁ。
たつの市,佐用町,宍粟市,神崎郡,太子町とか集めても駄目?相生迄加えればなんとかか?

政令市への道険しく 要件70万人満たせず
2006/03/27
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000011765.shtml

 二十七日誕生した新「姫路市」は、当初、政令市への昇格を目指す姫路市の呼び掛けで合併協議が始まった。結果は、周辺四町(兵庫県飾磨郡家島、夢前、神崎郡香寺、宍粟郡安富)を編入。新市の人口は約五十三万六千人で、国が「平成の大合併」推進のため緩和した政令市の要件「七十万人」には及ばなかった。姫路市は「まず、合併の成果をアピールすること。政令市はそれから」としているが、“悲願”をかなえる道筋は見えていない。

 旧合併特例法下で政令市を目指す動きは全国で目立ち、緩和要件は、静岡市(合併時七十一万人)と堺市(同八十三万人)で適用された。姫路市は二〇〇二年十月、隣接の全四市八町(当時)に合併協議を持ち掛けたが、加古川市や高砂市に「時機にない」と断られた経緯がある。

 政令市になれば、地方交付税や道路整備関連の財源が増え、保健福祉や教育などの事務が県から移譲される。

 旧特例法は今月末が期限で、国は合併新法下で要件緩和を継続するか方針を示していないが、姫路市は「今後、合併により人口七十万人を目指す他市との連携も模索したい」と話す。

 一方、新姫路市の面積は従来のほぼ二倍に拡大。山間部や離島を抱えることになり、一体感の確保やバランスのとれた発展が問われる。

 編入された四町の公共料金や行政サービスの大半は姫路市の基準に統一されるが、今後は、行財政改革と並行してサービス水準をどう維持していくかが課題となる。

 〇七年度から中播消防事務組合(神崎郡神河、市川、福崎町)の業務を引き継ぎ、県内最大エリアを管轄する消防体制の整備も急務だ。(佐々木道哉)

2354とはずがたり:2006/03/30(木) 12:19:48
<九州・沖縄>沖縄県

<2006年3月29日 朝刊 2面>
しのび寄る破綻―「三位一体」の正体(6)
http://www.okinawatimes.co.jp/spe/hatan20060329.html
ゆらぐ合併の大義
財政にらみ事業見直し
 「厳しい財政状況にもかかわらず、ハード事業の大盤振る舞いばかり。事業と財政計画の見直しは急務だ」―。うるま市議会の一般質問で、ある議員は強い口調で執行部に詰め寄った。

 昨年四月、四市町が合併して誕生したうるま市。県内三番目の人口規模を誇って華々しく船出したが、財政状況は二年目にして深刻な状況に陥っている。

 二〇〇六年度予算案は、不足分の十一億円を基金から取り崩して編成。基金残高の総額は約十四億円で、このままでは二年を待たず完全に底をつく。

 特に、国保の累積赤字は十億円以上に膨らんでおり、市は国保税の引き上げを議会に提案している。

 市議会は与野党問わず、知念恒男市長の財政運営を批判。

 「あれもこれもやりますと、全部にいい顔をしている時ではない。しっかり現状を把握して方向性を出し、市民を説得するべきだ」と手厳しい。

「均衡」うたう

 旧四市町の「均衡ある発展」をうたい、合併前に作られた新市建設計画。市街地再開発や福祉センター建設、旧四市町を結ぶ道路やコミュニティーバスなど、大型ハード事業の名称が総花的に並ぶ。

 〇六年からは、これまで県が負担していた二町の福祉サービスを市が負担。身近で均一なサービスの供給が始まる。さらに児童手当の拡充や、生活保護世帯の増加など、福祉面の負担も増えた。

 ハード、ソフトの事業を遂行するため、予算は二年連続で増加。新年度予算案は、合併前に立てた財政計画より四十七億円超過した。

 合併前、合併協議会長だった知念市長は「サービスは高いところに、負担は低いところに」を約束してきた。さらに旧具志川市への「吸収」を危惧する石川市、与那城町、勝連町も自らの事業の継続を強く主張。

 合併協では「新市で調整する」と多くの事項が先送りされ、十分な協議が尽くされなかった。合併協の委員は「本来なら見送るべき事業も採択された。大ざっぱな見通しのまま公約通りサービスを上げたことによるあおりだ」とみる。

首長の決断

 「財政悪化は予想以上。大幅に事業を見直し、踏み込んだ策を取らなくてはいけない」。議会で答弁した知念市長は険しい表情で語り、こう続けた。「計画が甘かったと批判されても仕方ない。事業に優先順位を付け、合併特例債を使わない勇気も必要だ」

 市は今後十年間で職員三百人を削減するほか、市有財産の活用で歳出を削減する方針。ただ、緊急に解決すべき課題は山積するが具体案はまだない。

 破綻目前の財政状況を前に、揺らぐ合併の大義。知念市長は新市の将来を見据えた難しい判断を迫られている。(財政危機取材班・大濱照美)

[ことば]

 うるま市の国保増税 単年度赤字6億円余りを抱えた市は、2006年4月分からの保険税の税率を引き上げる条例を市議会に提案。年間1億5000万円の増収を見込む。可決されれば4人家族の場合、年額5000円以上の負担増となる見込み。

 毎週月―木曜日に掲載

ご意見・提言を募ります

Eメール zaisei@okinawatimes.co.jp
ファクス 098(860)3482

2355とはずがたり:2006/03/30(木) 12:22:51
<東北・北海道>青森県

五戸が一度振った癖に今更なにさって態度だからなぁ。。
度量を見せて欲しいねぇ。

2006年3月29日(水)
新郷村が五戸町との合併協議検討
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2006/0329/nto0329_4.asp

 新郷村が五戸町へ合併協議を申し入れる準備を進めている。村は四月に住民説明会を開くとともにアンケート調査を行い、住民の意向を反映した形で、早ければ六、七月ごろまでの申し入れを検討している。

 同村はかつて、五戸地方合併協議会を離脱し八戸市との合併を目指したが“破談”となり、住民から、五戸町との合併を求める声がわき起こった経緯がある。

 そんな中、前村長辞職に伴う昨年五月の村長選挙で元助役の須藤良美氏が当選。公約に掲げた五戸町との合併を最大の政治課題に挙げ、一時途切れるなどした同町の斎場や健診センターの村民の利用を、五戸町の協力で従来のように復活させた。また「相手がいること」と慎重な姿勢ながら、合併へ向けた環境づくりとして各種会合で財政の厳しさを説明、「合併は避けて通れない問題。合併するなら歴史、文化を共有する五戸川流域の五戸町」と訴えてきた。

 三月議会では「単独の道を選んではどうか」との一般質問に、須藤村長はあらためて五戸町との合併方針を強調。村議会は合併相手を明確にしなかったものの議員全員協議会で合併の方針を確認した。

 これを受け村では四月中に村内四カ所で住民説明会を開き村の財政状況や五戸町との合併方針を説明し住民の意向を聞くほか、全戸対象に合併相手に関するアンケートを行う。

2356とはずがたり:2006/03/30(木) 12:45:05
<近畿>滋賀県

合併は頑なに反対かと思ってたけどそうでもないのね,栗東市民。
守山+草津+栗東+湖南で琵琶湖市とかかなぁ。市庁舎は守山と栗東の市役所の中間ぐらいに新設すると市の中心だからそこに建設する代わりに市名は草津市とかかな?

6割超す市民が合併に関心
栗東市が合併意識調査
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006032900170&amp;genre=A2&amp;area=S10

 滋賀県栗東市は29日、市民を対象に実施した市町村合併に関する意識調査の結果を公表した。6割を超す市民が合併に関心を示す一方で、合併後の行政サービスについて不安感があり、合併の時期には慎重な人が多いことが分かった。

 合併に対する市民の関心度や、意向を把握するためアンケート調査した。昨年11月、無作為に選んだ市内在住の20歳以上の男女3000人に郵送し、1288人から回答を得た。

 調査報告書によると、合併の関心度について「大いに関心がある」(22・6%)と、「どちらかといえば関心がある」(42・2%)を合わせ、64・8%が関心があると答えた。合併で期待されることは「教育、医療・福祉の充実など、より高度で専門的な行政施策の展開」(49・8%)、「人件費の削減や重点的な公共投資により、財政基盤が強化される」(39・0%)などが多かった。

 一方、懸念されることは「合併相手の市に合わせ、行政サービスが低下したり、公共料金が高くなったりしないか」(75・5%)、「市域が広がるため、きめ細やかな住民サービスが受けられなくなる」(38・4%)などが目立った。

 合併の検討についても、「進めるべきだ」と「時期をみて進めるべきだ」が合わせて47・9%だったのに対し、「進めるべきでない」と「分からない」の計が51・3%になるなど、合併後のまちづくりに不安を抱き、合併に慎重な市民の姿が浮き彫りになった。
 市合併推進室は「今後、市民へのきめ細かな情報提供を徹底したい」としている。調査結果は市のホームページで公表している。

2357とはずがたり:2006/03/31(金) 17:58:05
<九州・沖縄>佐賀県

いや〜ん,折り込み済みとは云えうれし〜わ〜(はあと

佐賀市との合併 「07年度早期に」 佐賀郡3町長 来月、研究会設置
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060331-00000005-nnp-l41

川副綾男・久保田町長と石丸義弘・東与賀町長、江口善己・川副町長が三十日、秀島敏行・佐賀市長を訪問し、佐賀郡三町と同市の合併について「二〇〇七年度のできるだけ早い時期に三町同時に(佐賀市と)合併しようと確認した」と報告した。四月に四市町の職員(佐賀市三人、三町各一人)による研究会を設置し、合併に向けた課題を事務的に検討する。

 三町はかつて、旧佐賀市、旧諸富、大和、富士町と一市六町で合併協議していた。だが都市計画区域の線引き時期や、土地改良区の農家負担金徴収の有無などで折り合わず、〇三年十二月に協議から離脱。秀島市長は昨年十月の市長選で「三町との合併」を公約し、今年一月、三町長に合併協議開始を打診していた。

 研究会では、合併に向けた課題や方式(対等か吸収か)、時期、電算一元化などを話し合う。

 秀島市長は三町長に「議会とも協議しながら、さらなる合併に向けて進みたい」と答えた。
(西日本新聞) - 3月31日2時15分更新

2358とはずがたり:2006/03/31(金) 18:00:57
<中国・四国>

秋芳町の町議会・町長が合併賛成派になったと言う事と,新市名に美祢市と云う名前を飲むという事は別なの?ここが解決しないことにはなかなかねぇ。。

市町村合併:秋芳町、1市2町合併協を再開へ 有権者アンケで賛成過半数 /山口
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060330-00000265-mailo-l35

 秋芳町は、休止中の美祢市、美東町との1市2町合併協議会を再開する方針を決めた。今月13〜20日に同町の全有権者を対象にアンケートを行った結果、協議を再開するよう求める意見が過半数を占めたため。
 調査は有権者5234人を対象に往復はがきを送付。3766人(72%)から回答があり、賛成が2839人、反対は833人、無効94人だった。これを受け、町は町議会合併問題調査特別委員会を開き、合併協議再開の方針を確認した。
 合併協は、新市の名称や財政問題を巡って混乱が続き、秋芳町議会で合併反対派が多数を占めたため、昨年3月に上利礼昭・秋芳町長が休止を申し入れた。同8月には協議休止に反発した市民団体が町議会の解散を町選管に請求し、住民投票を実施。議会解散に賛成が過半数を占めた。その後に行われた出直し町議選では合併推進派が多数を占めた。[住田里花]
3月30日朝刊
(毎日新聞) - 3月30日16時2分更新

2359とはずがたり:2006/03/31(金) 18:09:23
<東海>

おいおい何?このさばさばした悔いなしって感じの首長達の態度は??
直ぐに大府を排除して協議を続行しん!!

市町村合併:知多北部任意合併協、解散 /愛知
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060330-00000057-mailo-l23

 知多北部任意合併協議会(東海、知多、大府市と東浦町)が29日、東海市役所で開かれ、31日付で同協議会を解散することを決めた。
 同協議会は、04年1月に発足。住民参加と情報公開を2本柱に、新市都市ビジョンの策定、住民意識調査などを行ってきた。住民意識調査では、全体の約6割が「法定合併協議会でさらに検討すべきだ」と答えたため、各市町で3月議会に法定合併協設置議案を提出した。しかし、大府市で否決されたため、枠組みが崩れ解散となった。
 会議では、大府市の久野孝保市長が「今後も広域行政などで協力したい」と述べた。また、同協議会会長の鈴木淳雄・東海市長は「この経験、知識が今後のまちづくりに生かされると確信している」と話した。[林幹洋]
3月30日朝刊
(毎日新聞) - 3月30日11時2分更新

2360とはずがたり:2006/03/31(金) 18:33:14
<首都圏><南関東>

市町村合併:城山町、相模原市と協議−−来月中にも法定協設置 /神奈川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060331-00000136-mailo-l14

 城山町の八木大二郎町長は30日、相模原市の小川勇夫市長に合併協議を申し入れ、藤野町が同市と合併する来年3月11日を目標に同町も合併協議を進めることで合意した。4月中にも法定合併協議会(法定協)を設置。両議会とも6月に合併議案を議決する見通し。法定協がスムーズに進めば、既に合併した津久井、相模湖両町の後を追い来年3月には藤野、城山両町の合併が実現する。
 城山町は昨年7月、小林正明前町長が相模原、津久井、相模湖、城山の1市3町法定協の副会長を辞職した。この法定協は廃止となり、相模原、津久井、相模湖の1市2町が今月20日に先行合併した。
 小林前町長の解職投票による失職後の出直し町長で当選した八木町長は、合併協議の合意で「大きな山を乗り越えてきただけにホッとしている」と話した。小川市長は「回り道をしたがひと山越えて安心した」と述べ、来年3月の合併実現を期待した。[高橋和夫]
3月31日朝刊
(毎日新聞) - 3月31日13時11分更新

2361杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2006/04/01(土) 18:06:56
「自治体格差」の実態
(ゲンダイネット - 04月01日 15:15)

 定年でリタイアしたらマイホームを売り払い、田舎に移住したい――こんな夢を抱く中高年が増えている。しかし、移住先はよくよく考えて選んだ方がいい。豊かな自然に囲まれてのんびり暮らせるように見えても、多くの地方自治体の財政は大赤字。すでに財政が破綻してしまったり、破綻寸前という自治体も少なくない。

 地方自治に詳しいジャーナリストの葉上太郎氏がこう言う。

「国から地方への税源移譲が進むにつれ、自治体の財政状態に大きな差が出て、住民サービス格差がハッキリしてきます。竹中総務大臣らが主張する自治体破産のための法整備が進めば、格差拡大に拍車がかかるでしょう。そのことを頭に入れて移住先を考えないと後で後悔することになります」


●長野県王滝村の悲劇

「のんびりと田舎暮らしを楽しむつもりで移住しても、無給で工事現場で働かされるということになりかねませんよ」

 自嘲(じちょう)気味にこう話すのは、財政難にあえぐ長野県王滝村の住民だ。この村はバブル期に20億円かけて造成した村営スキー場の財政負担が重くのしかかり、4年後には企業の倒産にあたる「財政再建団体」への転落が確実視されている。これを避けるため、今後10年間は超ケチケチ財政を強いられるのだ。

「村に唯一の診療所の歯科は維持費がかかり過ぎるので休診となり、歯痛の人は20キロ離れた県立病院に行ってもらうしかありません。公園や道路の拡幅や新設予算はゼロ。道路の維持費も年間200万円程度しかない。これでは材料は確保できても、工事費は出ない。村の職員と住民ボランティアで補修工事を行うしかないでしょう」(同村企画財政課)

 これを特殊例だと思ったら大間違いだ。実は04年度決算で赤字に陥った地方自治体は全国で26。市町村合併で表に出なかったものを入れればその数倍はある。

 では、定年移住で泣かないためには地方自治体のどんな点に注意すればいいのか。


■人口規模

 一定水準の住民サービスを維持するにはそれなりの人口が必要だ。中央大学教授の佐々木信夫氏(地方自治)がこう言う。

「私の試算では、しっかりした消防体制には10万人、ダイオキシンが発生しない清掃工場には10万〜30万人、ある程度満足できる介護サービスを受けるには20万〜30万人、500床のベッド数を持つ病院経営には20万人の人口規模が必要です」


■公共料金の値段

 水道代や介護保険、国民健康保険の保険料などは自治体によって違う。例えば、一般家庭の1カ月間の平均的な上・下水道使用量の20立方メートルで比較すると、静岡県沼津市は2710円だが、福島県郡山市は6143円。1年間で4万円の差になる。

「これという水源のない郡山市は、ダムの建設費やそこから水を引くための経費がかかる。その差が水道料金に出るのです」(葉上氏)


■老齢人口比率

 この比率が高いと自治体の財政が逼迫(ひっぱく)するばかりか、村そのものがなくなる可能性がある。ある研究によれば、65歳以上の住民がそのエリアで半数以上を占めると、互いに支え合ったり共有地などを管理する機能が果たせなくなり、集落そのものが消滅してしまうという。


■住民1人当たりの借金額

 地方債など自治体が抱える借金を人口で割った住民1人当たりの実質負債額は、04年度で最少の愛知県小牧市の3万6000円に対して兵庫県淡路市は120万円超。30倍以上の開きだ。

「この金額が高い自治体の住民サービスは確実に低下していきます」(葉上氏)

【2006年3月29日掲載】

[My HP] http://politics.mtcedar.com/
      http://professorgiko.fc2web.com/
      http://mtcedar.txt-nifty.com/

2363とはずがたり:2006/04/02(日) 23:47:27
<甲信越>長野県

行政・政治 : 諏訪広域連合 機能見直しなど提言
更新:2006-3-30 6:04
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=3108

 諏訪広域連合(連合長・山田勝文諏訪市長)が今年度、広域連携のあり方について研究した「諏訪広域活力創生研究事業」の報告書が29日までにまとまった。広域連合の機能の見直しや一部事務組合の整理・統合、共同処理が有効な事務事業など提言は多岐にわたる。今後の広域連合や6市町村の取り組みに反映させる。

 同事業は、合併協議の破たんで市町村の自立が課題となる中、効率的で活力ある地域づくりを進めていくため、広域連携の可能性を探る目的で実施。6市町村の広域担当課長らでつくる研究部会を設置し、課題の洗い出しを進めるとともに、研究・分析を専門の研究機関に委託した。

 広域連合については、基本的に事務事業の主たる責任を市町村に置いた現状のままとするか、市町村の事務についても共同処理することにより広域連合の役割を拡充するか―の2つの考え方を提起。どこまで展開していくか6市町村で検討し、見解を一致させることが重要とした。

 さらに事務局は6市町村の行政相互の連絡・調整や民間の広域的な公益活動の窓口機能を事実上果たし、広域行政のセンター的役割の期待もあると分析。これらに対応する態勢と機能の充実が必要とし、「諏訪広域政策センター」(仮称)の設立も提言した。

 一部事務組合については、効率的な行政運営の観点から統合・一元化が望ましいと指摘。諏訪地域にはごみ処理、火葬場、し尿処理など6組合があるが、いわゆる「迷惑施設」の統廃合は難しいことから、人事や予算、経理など管理業務を一部事務組合から広域連合に移管することが考えられるとした。

 広域的な事務事業の方向性では、市町村税徴収業務の共同処理を提案。近年、滞納整理を共同処理するケースが増えているが、背景には市町村に徴税に関する専門職員がおらず、定期的な人事異動もあってノウハウの蓄積が進まないことがあるという。今後、三位一体改革などで自治体への税源移譲も見込まれることから、滞納整理事務を広域連合で共同処理すべきだとしている。

 報告書ではこのほか、広域消防の問題、製造業・観光の振興、地域情報化の展望などについても取り上げている。

2364とはずがたり:2006/04/03(月) 00:18:01
<東北・北海道>

曲折…古川市が新市名に反撥

市町村合併:大崎市、きょう誕生 古川市など1市6町合併 /宮城
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060331-00000028-mailo-l04

 大崎地域の古川市と松山、三本木、鹿島台、岩出山、鳴子、田尻の1市6町合併で31日、大崎市が発足する。人口は約14万人で仙台、石巻の両市に次ぎ県内3番目。面積は796平方キロで2位。農業を軸に自然、文化、観光を生かした県北の中核都市を目指す。
 大崎は、伊達氏以前に大崎氏が治めた地域の呼称。市名は公募し、曲折を経て決まった。医療の柱となる「大崎市民病院」の建設地選定が当面の課題。費用は数百億円と見込まれる。本庁舎は旧古川市役所に、議会は三本木、教育委員会は岩出山の両分庁舎に配置。旧市町ごとに総合支所を設けた。
 市長、市議の両選挙は、31日の選挙管理委員会で日程が決まる。議会の特例定数は53で、旧市町単位の小選挙区制。
 各市町では30日、それぞれの庁舎で閉庁式を行い、市、町旗を降納。31日午前8時から開庁式を行う。
 気仙沼市と唐桑町の合併による新気仙沼市も31日発足する。[小原博人]
3月31日朝刊
(毎日新聞) - 3月31日13時8分更新

2365とはずがたり:2006/04/03(月) 03:09:14
<九州・沖縄>長崎県

来春の地方選後!?佐世保市は何をぬるいことをいっとるんじゃい・・。

鹿町町、正式に要望書 佐世保市との合併協議
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/gappei/kiji/2006/030401.html

[佐世保] 北松鹿町町の宮田町長が、佐世保市への編入合併に向けた協議を同市や市議会に文書で申し入れていたことが三日分かった。市は三月定例市議会後、町側と事務レベルの調整を進める考え。

 同町は北松浦一市五町合併協議会の解散後、近隣町での合併を模索したが実現せず、昨年一月、町民アンケートを踏まえ同市への編入合併を目指すことを決定。同七月、編入合併を公約に掲げた宮田町長が無投票再選した。

 佐世保市にはこれまで非公式に編入合併の意向を伝えてきたが、今月三十一日に合併する同市と宇久、小佐々両町の準備作業に一定のめどがついたことなどから、先月十五日、宮田町長らが同市の野口日朗助役に正式に要望書を手渡した。

 要望書では▽鹿町町には佐世保市への通勤・通学者が多い▽町民が買い物などを通じて同市を身近に感じている―として「合併協議は市民の理解を得られるよう誠心誠意努力したい」としている。

 市は当面、周辺町との合併について本格的協議には移らず、来年春の統一地方選後に具体化させる方針。野口助役は申し入れに対し「今すぐ合併とはいかないが、まず事務レベルで電算システム統一などの問題点について協議を進めたい」とし、要望書を提出した宮田町長は「(編入合併は)町長として最大の政治課題。大きな一歩を踏み出せたと思う。市の意向や意思を聞き、一歩一歩実現に向けて頑張りたい」と話している。

2006年3月4日長崎新聞掲載

佐世保市に編入合併申し入れへ 鹿町町
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/gappei/kiji/2005/012602.html
[江迎] 北松鹿町町は二十五日、町幹部と全町議でつくる合併調査研究会を開き、佐世保市に編入合併を申し入れることを全会一致で決めた。申し入れ時期について、宮田町長は「四月の佐世保市と吉井、世知原町の合併や、同市と小佐々町との合併準備作業に迷惑を掛けないよう慎重に判断したい」としている。

 研究会で町側は、全世帯を対象に今月実施した合併枠組みを問う緊急アンケートの結果を報告。千十一戸(全体の49・34%)から回答があり、合併相手として江迎、小佐々との三町が36・71%で最も多く、佐世保市編入(31・45%)、小佐々と二町(10・22%)、江迎と二町(10・12%)、その他(7・24%)、平戸市編入(4・26%)の順だったことを説明した。

 しかし、最多だった「三町合併」は、既に小佐々町が佐世保市、江迎町が平戸市などとの合併に向けた準備を進めていることから実現不可能で、研究会では二番目に多かった「佐世保市編入」を選択した形となった。

 鹿町町は「佐世保市への通勤、通学が多く、経済的、文化的な結びつきも強い。道路網の整備で距離的にも近くなり、町民の選択はごく自然のものだと考えられる」としている。

 同町は北松浦一市五町合併協解散後、近隣町での合併を模索したが実現しなかった。

2005年1月26日長崎新聞掲載

2366とはずがたり:2006/04/03(月) 03:14:57

<九州・沖縄>大分県

臼杵よ度量を見せよ。一緒に北海部郡だった仲ではないか。

臼杵市に合併要請 津久見市
http://www.oita-press.co.jp/read/read.cgi?2005=06=29=934285=chokan

 市町村合併に取り残された形となっている津久見市の吉本幸司市長は二十八日、合併の相手と想定している臼杵市の後藤国利市長に合併を申し入れた。後藤市長は、「議会と相談して一カ月以内に返答する」と答えた。

 津久見市が申し入れするのは約八カ月ぶりで、新臼杵市になって初めて。吉本市長、池見耕治市議会議長らが臼杵市役所を訪れた。吉本市長は、新合併特例法の期限である二〇一〇年までの合併を目指し、任意合併協議会を設立するための準備会の開催などを求めた。後藤市長は「いきなり法定協や任意協などの形ではなく」と前置きし、「任意協設置の可能性を探る場を持つかどうか、市議会と検討する」と答えた。

 申し入れ後の記者会見で、吉本市長は「今回の申し入れで合併に向け、大きく前進した。津久見市は、今の状況下では、合併しなければやっていけない。行革を合併に結び付けようと真剣に取り組んでいる」。

 一方、後藤市長は「津久見市の行革が着々と進んでいることを評価しているし、立場もよく分かる。ただ、今回の申し入れで、合併に向け大きく前進というわけではない。いま、合併して心の中から納得し、良かったといえる新臼杵市にしなければならない」と、それぞれコメントした。

[2005年06月29日10:12]

「早期合併は難しい」 津久見市の要請に返答 臼杵市
http://www.oita-press.co.jp/read/read.cgi?2005=07=27=489834=chokan

 津久見市から合併の申し入れを受けている臼杵市の後藤国利市長は二十六日、津久見市役所を訪れ、吉本幸司市長に「合併協議は、議会の意向が大切なので来年四月の臼杵市議選以降に」と返答。早期合併を目指す津久見市に対し、従来の合併に対する慎重な姿勢を崩さなかった。

 吉本市長が六月二十八日、臼杵市へ合併に対する申し入れをしたことを受けて返答した。

 津久見市役所で開いた記者会見で後藤市長は、将来の合併に対し理解を示しながらも、「四月まで合併問題の協議に入りたくないとの議会の意向もあるので、議会と合併の話をすることはない。合併は、新合併特例法の期限内(二〇一〇年)にやるのが最適。来年四月以降も一、二年で合併するのは難しい」と説明。

 吉本市長は「十月くらいには、任意合併協議会を立ち上げたいとの気持ちがあった。思ったよりも先延ばしされたと思う。来年四月までは、お互いの研究や合併への理解を得るための交流などをしたい」と話した。

[2005年07月27日10:16]

2367とはずがたり:2006/04/03(月) 03:21:25
<九州・沖縄>福岡県

吉富町民は大分県中津への越県合併を望む声も多いそうで

豊前市、吉富町 合併勉強会を開催 両首長ら「前向きにじっくりと」
http://www.nishinippon.co.jp/media/news/news-today/20060113/keitiku.html

 豊前市と吉富町の初めての「合併に関する勉強会」が12日、吉富町広津の吉富フォーユー会館で開かれた。両市町の首長ら執行部と幹部職員が参加。釜井健介豊前市長、中家一吉富町長とも「前向きにじっくり取り組みたい」とし、勉強会の継続を確認し合った。

 豊前市は築上町になった旧椎田町、旧築城町との合併が破たんし、一方の吉富町も上毛町になった旧新吉富村、旧大平村との合併がつぶれた経緯がある。勉強会の開催は豊前市側から持ちかけ、両市町合併への道を探ることになった。

 勉強会の冒頭に、釜井市長が「両市町は消防や清掃事業などで長い付き合いがあるが、まずはお互いがさらに知り合うために勉強をしよう」と話し、中家町長も「これまでも協力しながらやってきた。互いの意向を聞きながらやっていきたい」とあいさつした。

 初回の勉強会では、県地方課の高田則好合併支援室長と米倉秀之課長補佐が講師を務め、合併新法や地方財政について説明。「合併は、早いほど有利になることが多い」と述べた。勉強会は来月上旬に二回目を開き、国や県の合併支援プランなどについて学ぶ予定。

2368とはずがたり:2006/04/03(月) 15:02:08
まぁ一理ある。豊能郡・三豊郡・海草郡etc全部明治時代になってできた合成の地域名・行政区画名で大した歴史があるわけではない。嘉穂郡の一部が郡合併前の地名嘉麻市を名乗ったのには感動した。

しかし阿賀野川とか剣山とか太田川とか知らないのだろうね,このページの著者は。

しかし南セントレアと中央アルプスはそれぞれ南知多,駒ヶ根でええやん。
実現した市名では伊豆の国市・さくら市・みどり市あたりがなんじゃそら。

歴史的価値のある地名
http://homepage2.nifty.com/hat-nif/tokaido/ichirizuka/column184.htm

2369とはずがたり:2006/04/04(火) 00:36:23
<近畿><東海>三重県

反対派が強かった南伊勢町合併だが既成事実化は進んでいる様で。反対を行ってた連中(>>1409>>1481>>1856>>1864>>1986)はどうしてるのか?

南勢、南島の観光協合併
きょう、南伊勢町協会が発足
http://www.chunichi.co.jp/00/mie/20060401/lcl_____mie_____005.shtml

 南勢町、南島町両観光協会の合併協定書調印式が三十一日、南伊勢町役場南勢庁舎で開かれた。四月一日に「南伊勢町観光協会」が発足する。

 式では南勢町観光協会の寺田順会長と南島町観光協会の橋本純会長、立会人の稲葉輝喜町長や両協会の理事らが、合併協定書に署名、押印。稲葉町長が「新しい感覚で観光業に力を入れ、しっかりがんばっていただきたい」と祝辞を述べた。

 両観光協会は昨年十月一日の合併による同町の誕生後、合併協議を進め、対等合併することで同意した。

 両観光協会の会員数は南勢町が六十八人、南島町が五十一人。

  (小柳津 心介)

2370とはずがたり:2006/04/04(火) 00:53:01
<首都圏><甲信越>山梨県

この可愛くない新市名を変えるという候補を推薦したいが・・。田富が中心なんかな?JR貨物マニアとしては東花輪と云われた方がピンとくる。

昭和町が合併協議から離脱,東八代郡から豊富村が参加して中央市を形成。

新市名最終候補7点:中央,甲陽,国中,梨央,峡中,みどり野,みのり
市役所:田富町役場

峡中とかで良かったんじゃないの?

中央市長選が告示 「初代」かけ2氏激突
http://mytown.asahi.com/yamanashi/news.php?k_id=20000000604030007
2006年04月03日

 中央市の市長選が2日告示され、旧田富町の元教育長、田中久雄氏(58)と前町長の山口敦司氏(59)=いずれも無所属=の2氏が立候補を届け出た。新市のかじ取り役を決める初の市長選は旧田富町出身者による一騎打ちとなった。両氏は旧町内で開いた出陣式で決意を語り、小雨の中、選挙カーで遊説に繰り出した。9日に投開票される。選挙人名簿登録者数は1日現在で2万3621人。

 田中氏は午前9時、同市東花輪の飲食店駐車場で開いた出陣式で、「市民の声が市政に届くようにパブリックコメント制度を導入して、市民参加型の行政を目指したい」と訴えた。また、教育長を務めた実績から、教育問題についての取り組みを強調。集まった約1500人の支持者らに見送られながら、旧田富町の住宅街を中心に、選挙カーで遊説した。

 山口氏は午前10時、同市西花輪の事務所前で、「市民は豊かな生活文化都市、クリーンな政治や文化、教育の高揚を望んでいる。その願いを胸に、新市づくりに邁進(まい・しん)していきたい」と約1400人の支持者らを前に第一声をあげた。福祉の街づくりを訴えようと、手話通訳や高齢者が座るイスも用意。また、杉村太蔵衆院議員らも駆けつけ、会場を沸かせた。

 投票は9日午前7時から午後8時まで市内12カ所で行われ、午後9時半から田富市民体育館で即日開票される。

 中央市は田富・玉穂・豊富の3町村が合併して2月に誕生。合併直前に旧豊富村長が収賄容疑で逮捕されるなど、多難な船出となった。旧玉穂町でも98年、町発注工事を巡る汚職事件で町長が逮捕されており、入札制度改革なども新市の課題に挙げられている。

2371とはずがたり:2006/04/04(火) 02:19:09
ちょっと意外な事実

川根本町が隣接している自治体
静岡県
 静岡市
 浜松市
 榛原郡川根町
長野県
 飯田市
以上。

へぇへぇ〜

2372名無しさん:2006/04/04(火) 06:23:28
四国一個でオハイオ州なんてどうでしょう

2373とはずがたり:2006/04/04(火) 15:28:42
<東海>静岡県川根地区
>>2371

榛原郡(遠江国)と志太郡(駿河国)の境,従って遠江と駿河の境は,ずっと北迄大井川だったようである。
併し昭和の大合併で越国合併の結果
志太郡東川根村+榛原郡上川根村→榛原郡本川根町
志太郡徳山村+榛原郡中川根村→榛原郡中川根村→榛原郡中川根町
となって榛原従って遠江が拡大し,志太従って駿河が縮小した。

然るに平成の合併では
榛原郡本川根町+榛原郡中川根町→榛原郡川根本町
榛原郡下川根村+志太郡伊久身村+志太郡笹間村→榛原郡川根町+島田市
そして更に
榛原郡川根町+島田市→島田市(協議中)
榛原郡川根本町+島田市→島田市(将来的には)
こうして昭和の大合併で遠江の榛原郡化した川根地方だが平成の合併では駿河の志太郡・島田市化しそうな川根地方である。

2374とはずがたり:2006/04/05(水) 02:36:12
<東北・北海道>

光と影・市町村合併:喜多方“過疎市”の挑戦/上 過疎債の活用に期待 /福島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060402-00000107-mailo-l07

 ◇財政事情悪化に不安も
 旧5市町村が合併してスタートを切った喜多方市。過疎地域自立促進特別措置法に基づき全域が「みなし過疎地」に指定された県内唯一の市だ。“過疎”を背負いながら、観光産業に活路を見いだす市の課題を探る。
 「いままでなかった発想ができる。条件が合えば、旧市の償還金に活用できる」。旧喜多方市役所出身の田中幸悦総合政策部長は期待を隠さない。
 新市全域が過疎指定された喜多方市は、過疎対策事業債(過疎債)を活用できる可能性が出てきた。新市の中核となる旧喜多方市と塩川町は過疎地域ではなかったが、山都町、熱塩加納村、高郷村は過疎指定を受けていた。合併による特例で、過疎地域の人口が新自治体の3分の1以上、面積が半分以上という「みなし過疎」要件を満たした。過疎債は償還の7割を地方交付税で賄える。66・5%の合併特例債より「条件が良い」と注目している。
 同じ会津地方の北塩原村は雄国山ろくの開拓事業費の返済に過疎債を利用して、5540万円を一括償還した。これまで特定の目的にしか使えなかった過疎債が、債務返済にも充当できるようになったのを受けた措置だ。村は「小さな自治体にとって数千万円規模でも返済に使えるのは大きい」と過疎債のありがたみを実感している。
 過疎地に指定されていた旧3町村計で、年間約2億5000万円の過疎債を受けていた。白井英男市長も「日中(にっちゅう)ダムの償還金など年間4億〜5億円の債務負担があり、過疎債の対象となれば、負担が軽減される」と期待し、国県との協議に入る。
 しかし、過疎債だけで市の財政事情が好転すると見込めるほど、財政事情は甘くはない。
 「面積が3・7倍、人口1・5倍。過疎の大きな町ができるだけでは」。ある市議は巨大過疎市への不安を隠さない。旧市の市債残高は97年度の368億円から04年度には283億円に減ったが、財政基盤の弱い町村部との合併で財政事情が悪化する懸念もある。白井市長は初代市長に就任直後から「このままの状態では歳出が超過し、借金ができなくなる事態も考えられる。合併して赤字団体に陥ってはならない。特別職や市職員の待遇についても考えなくてはならない」と給与削減もほのめかす。
 そんな中、活性化に向けて期待されるのが観光だ。いま流行のグリーン・ツーリズムは喜多方でも話題の中心だ。市によると、04年の交流人口は4858人。99年からの延べ人数は1万8545人で、経済波及効果は1億1700万円になる。「これからまだまだ伸びる」と市農林課は太鼓判を押す。
 グリーン・ツーリズムにも増して力を入れるのが滞在型市民農園「クラインガルデン(小さな庭)」だ。同課は「グリーン・ツーリズムもどこかで行き詰まるかもしれない。だから次の策も必要」と、シニア層の2地域居住に向けて検討会を作って準備を進めている。
 市の観光施設に勤める男性(53)は「東京の客は『田舎の新鮮な空気を吸うのが好き』と言ってやってくる。過疎といっても名前だけで特にこだわらないけど、売りにしていけばいいんじゃないの」と話す。過疎市の可能性を見いだす作業も始まっている。

4月2日朝刊
(毎日新聞) - 4月2日12時2分更新

2375とはずがたり:2006/04/05(水) 04:17:05
<東海>愛知県

知多+東海+東浦頼むっ!!m(__)m
>大府市の久野孝保市長は…(合併協議破談を)淡々と報告。今後について「今以上に無駄をそぎ落とし合理化を進める」としたうえで「当面は現在の区域の中で伝統ある歴史と文化を生かし、人口9万5千人を目標に自立し続けられる地方自治体を目指す」と述べた。
>東海市では鈴木淳雄市長が「…残念だ」と破談を報告。さらに「この2年3カ月の協議内容は十分今後の市政に反映できる。…」と(語った)

合併巡り、首長抱負
http://mytown.asahi.com/aichi/news.php?k_id=24000000604040002
2006年04月04日

 新年度が実質的に始まった3日、各市町村では新入職員を迎え、首長が抱負を述べた。合併を終えたばかりの市や破談が決まった市では、職員に意識改革を促す発言が目立った。

〜1期生に期待/破談「自立目指す」〜

 3月に誕生したばかりの北名古屋市は、合併後最初の市長選の投開票を今月23日に控え、市長不在で新年度を迎えた。新規採用者以外は3月20日の合併時に辞令を受けており、この日の辞令交付式は新規採用の13人が対象。市長職務代理者の阿部久邇夫・行政部長は「師勝でも西春でもない、北名古屋市の第1期採用者に期待している」とあいさつした。

 本格的に市政が動き出すのは新市長が決まってから。阿部部長も「今あることを淡々とやっている。早く市長がほしい」と話した。

 昨年7月に合併した清須市の加藤静治市長は、辞令交付式で「今年度は総合計画を策定するので、協力してやっていこう」と職員に呼びかけた。

 一方、知多北部3市1町の合併協議が破談になった大府市の久野孝保市長は、職員への訓示で「3月定例市議会で法定協議会へ進まない選択をした」と淡々と報告。今後について「今以上に無駄をそぎ落とし合理化を進める」としたうえで「当面は現在の区域の中で伝統ある歴史と文化を生かし、人口9万5千人を目標に自立し続けられる地方自治体を目指す」と述べた。

 東海市では鈴木淳雄市長が「将来を見据えたまちづくりのため合併に取り組んだが、残念だ」と破談を報告。さらに「この2年3カ月の協議内容は十分今後の市政に反映できる。少子高齢化など課題は多いが、管理職の皆さんが先頭に立って対処してほしい」と激励した。

〜田原市長「渥美一体の年」〜

 昨年10月、旧渥美町を編入合併した田原市では、白井孝市市長が辞令伝達式で職員ら約120人を前に訓示を述べた。新年度を「渥美半島が一体となった地域づくりを始める最初の年」と位置づけ、職員らに「その第1歩として、心に残る年となるよう業務に励んで欲しい」と述べた。

 今年1月に額田町と合併した岡崎市では、職員約250人に異動通知書が交付された。交付式で柴田紘一市長は「合併後最初の定期異動です。これまでと同様に、市民の信頼に応えるべく全力をあげてください」とあいさつした。

 2月に一宮町と合併した豊川市の中野勝之市長は、約300人の職員に「夢を持って仕事をしてもらいたい」と激励し、「住民が住みたい町になるよういかに実践していくのかは市役所の仕事だ」と話した。

 豊橋市では早川勝市長が会見し、「(今年8月の)市制施行100周年に向かって、前進していきたい」と抱負を述べた。東三河全体の市町村をまとめる構想もある合併については「次の動きが出るまで時間が必要。広域連携において、中心都市としての役割を果たしたい」と話した。

(4/4愛知各版共通)

2376とはずがたり:2006/04/05(水) 13:05:12
<東海>静岡県

富士川町も遂に合併の機運が熟してきたか?

「富士市と合併」86% 富士川町民2000人調査
http://www.shizushin.com/local_politics/20060404000000000064.htm

 富士川町は4日午前、町の重要課題とする合併問題に関連し、富士市との合併の是非を問う住民アンケートの集計結果を公表した。同市との合併に「賛成」する意見は86・32%に達し、「反対」は12・82%、無効0・86%だった。
 結果を受けて坪内伸浩富士川町長は「回収率が高く、町民の多くが合併問題に関心がある」とした上で、「大多数が富士市との合併を賛成した結果は、今後の活動の弾みになる。早期の合併協設置に向けて最善の努力をしたい」と述べた。鈴木尚富士市長は「結果を真摯(しんし)に受け止めて、市民に説明しながら両市町の将来を考えていきたい」と語った。
 アンケートは町内に在住する20歳以上の約1万4000人から無作為抽出した男女2000人を対象に3月14―28日にかけて実施し、1506人(75・30%)が回答した。
 合併新法に基づいて県が策定した合併推進構想では、県内5地域の組み合わせの中に富士川町と富士市の合併の必要性も盛り込まれている。町は13―28日にかけて町内11会場で説明会を開き、県の構想や合併アンケートの結果、町の行財政改革などについて住民と意見交換する。
 両市町の合併協議は平成16年5月、2種類の住民投票条例案を町議会が双方とも否決し、住民有志が提出した合併協設置議案も町議会の結論が出なかったため、同年6月に富士市側が議案を付議せずに協議を終了した経緯がある。

2377とはずがたり:2006/04/05(水) 13:22:41
<九州・沖縄>福岡県

ゆたか市は新市名が駄目だったから失敗もやむなしだったけど新市名を直方にしてやり直したいところ。小竹の方が財政的に苦しく合併の気運は高まってる?取り敢えず小竹+直方で(新)直方市を新設,その後,財政的に息詰まれば鞍手を編入という段取りで良いだろう。
合併の進んだ鞍手地域や嘉穂地域の合併を云うよりは寧ろ糸島地域や糟屋地域の合併の方が急務ではないかな??

鞍手、嘉穂、田川 「旧郡単位で合併推進を」 県審議会が知事に答申
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/fukuoka/chikuho/20060331/20060331_001.shtml

<筑豊> 県市町村合併推進審議会が、三十日に麻生渡知事に提出した合併推進構想に関する答申で、「旧鞍手郡」(二市二町)、「旧嘉穂郡」(二市一町)、「旧田川郡」(一市六町一村)の筑豊三地区が「合併推進が望まれる地域」に挙げられた。いずれも旧合併特例法下で、大合併が実現できなかった地域。しかも宮若市や飯塚市など四市町が紆(う)余(よ)曲(きよく)折(せつ)を経て誕生したばかりで、地元には賛同の声と困惑の表情が交錯した。

 人口一万人未満の大任町、赤村を抱える田川地区。伊藤信勝・田川市長は「行政組織のスリム化、財政の効率的運用を進めるためにも自治体再編は必然だ。相手もあるが、五年後をめどに実現できるようにしたい」と答申案を前向きに評価。合併に伴う町長選が真っ最中の福智町でも、四十代男性は「新町の規模は小さく、財政再建のために、もう一度合併が必要では」との見方を示した。

 一方、筑豊唯一の村として残る赤村では、七十代男性が「田川が一つになれば、赤村は存在感を失う。村内には『苦労しても、村は残したい』という声が多いだろう」と、合併慎重論が根強い村民の思いを代弁した。

 既に合併後の新市長も誕生した宮若市。有吉哲信市長は「まずは足腰の強い自治体を目指す。国の財政優遇措置もあり、今後十年間は合併のことは考えていない」と答申案に消極的。ある市議も「トヨタ自動車九州などの従業員の多くが宗像市に住んでいる。直鞍地区(旧鞍手郡)の合併は生活実態にそぐわない」と案を批判した。

 鞍手町古門の農業男性(67)は直方市、鞍手町、小竹町の一市二町合併が破たんした経緯を振り返り「直方市とはしこりがあるので合併は難しいのではないか」。小竹町区長会の勝野和秋会長は「小竹町は財政的に厳しく、相手を選べる立場にない。答申案は歓迎だ」と話した。

 旧嘉穂郡で唯一、合併から取り残された桂川町は審議会から“名指し”で合併推進が望まれるとされた。前田説生町長は「答申は理解できる。しかし桂川町は合併協議から離脱した経緯があり、しばらく時期を見たい。今は、将来の合併に向けて、二市一町それぞれが行財政改革を進めるときだと思う」と語った。=2006/03/31付 西日本新聞朝刊=

2378とはずがたり:2006/04/05(水) 13:23:59
<東海>
由比を含めても73万か。面積でも負けちゃうなんて浜松には勝てない静岡であるねぇ。

市町村合併:静岡市と旧蒲原町、県内初の飛び地合併−−期待と不安交錯 /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060401-00000021-mailo-l22

 県内最後の「平成の大合併」として31日付で静岡市に編入合併した蒲原町の旧役場(同市清水区蒲原新田)で同日、「清水区役所蒲原支所」開所式が行われ、同市と旧蒲原町の関係者ら約100人が集まった。曲折を経た県内初の飛び地合併は旧蒲原町民にとって期待と不安の入り交じる中での船出となった。
 同町の合併をめぐっては合併決定後、反対派住民にリコール請求された推進派の山崎寛治町長が任期途中で辞職。その後当選した反対派の石川豊治町長も、年末に実施した全世帯対象の住民アンケートで「合併容認」が多数を占めた結果を受け、1月末に合併推進の立場に一転するなど町政は二転三転した。
 開所式で小嶋善吉市長は「蒲原の方の暮らしがより便利になったと実感してもらえるよう最大限努力したい」とあいさつ。その後、小嶋市長らによる看板の除幕や31日付で静岡市職員となった旧蒲原町職員への辞令交付などが行われた。
 旧蒲原町議の男性(55)は「政令市の一員となれてうれしい。旧静岡の方と交流の場を増やし一体感を高めたい」と話した。一方、旧町民の無職の女性(80)は「静岡市民になった実感はない。離れた町でどれだけ暮らしがよくなるか心配」と話した。
 総務省などによると、全国で合併特例法以後に誕生した飛び地合併は静岡を含め14自治体。合併により静岡市の人口は72万2982人(2月28日現在)、面積は1388・74平方キロとなり、いずれも県内では浜松市に次ぎ2番目の規模という。[賀川智子]
4月1日朝刊
(毎日新聞) - 4月1日12時1分更新

2379とはずがたり:2006/04/05(水) 13:34:39
<近畿>
>市制施行の目玉事業として、同市根来に建設された市立岩出図書館もオープン
図書館は必ずしも町にはないものなのか。舟橋村の図書館は利用者が多くて有名だけど。

市町村合併:岩出市が誕生、県内9番目 「活力あるまち実現へ」 /和歌山
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060402-00000135-mailo-l30

 ◇人口5万1283人
 旧岩出町の市制施行に伴い、岩出市が1日発足した。昨年11月に合併で発足した紀の川市に次いで、県内9番目の市になる。1日現在の人口は5万1283人。
 旧岩出町は1956年、4町村と小倉村の一部が合併して誕生。当時の人口は約1万3000人だったが、和歌山市や大阪府のベッドタウンとして人口が増加した。町は02年に単独で市制施行を目指すことを表明。昨秋の国勢調査で5万人を超え、要件を満たした。
 同市西野の市役所(旧町役場)であった開市式には職員や市民らが出席。中芝正幸市長が「単に呼び方が変わるのではなく、責務も大きくなる。決意を新たに活力あふれるまちの実現に取り組んでいく」とあいさつ。前硲健作・県那賀振興局長が「岩出が発展し、県全体をけん引してもらいたい」と祝辞を述べた。
 市制施行の目玉事業として、同市根来に建設された市立岩出図書館もオープン。待ちかねた多くの市民が、早速読書を楽しんだ。また、根来公園墓地などの公共施設合同完成式や、市民総合体育館での記念式典もあった。[水津聡子]
4月2日朝刊
(毎日新聞) - 4月2日13時1分更新

2380とはずがたり:2006/04/05(水) 14:00:24
<甲信越>

ぶらぼ〜,太田町長。松本市は早く応えてあげて欲しい

市町村合併:波田町長、松本市との合併推進表明 /長野
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/nagano/news/20060401ddlk20010209000c.html

 波田町の太田典男町長は31日、初の定例会見を行い、「松本市との合併に向けた活動を進めていきたい」と表明した。同町は04年6月の住民投票で、同市など周辺市町村との合併に「反対」が「賛成」を小差で上回った。だが、翌05年7月には「合併推進」を掲げる太田町長が初当選した。

 太田町長は合併について「町民の合意形成と合併相手(の承諾)の二つのハードルを乗り越えなければならない」と説明。町は今後、合併に関する勉強会などを発足させ、町民の認識を深めて合意形成を図るという。

 相手の松本市については「松本地域でのより良いまちづくりを考えれば、(同市が)新松本市の道を選択することを確信している」と述べた。[藤原章博]
毎日新聞 2006年4月1日

2382とはずがたり:2006/04/05(水) 15:20:52
<中国・四国>岡山県

笠岡諸島 移住ラッシュ/5家族17人
http://mytown.asahi.com/okayama/news.php?k_id=34000000604050001
2006年04月05日

 笠岡市の笠岡諸島にこの春、県外から移り住む人たちが増えている。すでに5家族、17人が島に移住を決めた。家賃など生活費が安いうえ、自然豊かで子どもの教育環境にも恵まれていることなどが理由で、児童生徒の増加で教員を増やした小中学校もある。(青木耕治)

 2月に大阪市内から家族3人で白石島に引っ越ししてきた渡辺久志さん(52)。6年前から船舶管理会社を営んでいたが、不渡り手形をつかまされ会社をたたんだ。妻の美穂子さん(45)、長男の大輝君(5)と一緒に故郷の宮崎県の山村に移り住むことにした。

 荷物を送り出す間際になって、テレビで笠岡諸島の空き家対策事業のことを知り、笠岡市に連絡。2月2日に島の物件を訪れてすぐに決断した。引っ越しラベルを急きょ「白石島行き」に切り替え、同6日に移住。家賃2万3千円の島の一軒家暮らしを始めた。

 井戸水を使うので、「高いお米でなくても、ごはんがおいしくて」と久志さん。大阪育ちの美穂子さんは「島の生活がこんなに便利とは思わなかった。診療所やスーパーがあるし、船便も多い」と喜び、「大阪ではこどもに注意することばかりだったのに、ここでは自由に遊べる」と付け加えた。久志さんは落ち着いたら、再び会社を立ち上げる計画だ。

 笠岡諸島ではこのほか真鍋島に、広島県福山市の小中学生5人を含む一家6人が移住を終え、東京から中学生2人を含む一家4人も5日に引っ越ししてくる。北木島にも札幌市から夫婦が3月に移住してきた。このため、真鍋小、真鍋中はそれぞれ教員を1人ずつ増やした。

 島おこしグループの島づくり海社が1月から3月にかけて計6回実施した空き家巡りツアーには、全国から88人が参加し、島暮らしへの関心は高い。島づくり海社の鳴本浩二代表(51)は「高齢者でも歓迎だが、何か島に貢献できるような職をもって移住していただければ」と期待している。

2383とはずがたり:2006/04/05(水) 17:31:55
<東海>

弥富市,良いですねぇ〜。何よりその響きが良い♪

市町村合併:弥富市の誕生祝う 開庁式に140人 /愛知
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060402-00000072-mailo-l23

 弥富町へ十四山村が編入合併した「弥富市」で1日、市庁舎となった旧同町役場前で開庁式が開かれた。住民代表ら約140人が出席し、市役所銘板の序幕やテープカット、くす球を割って県下35番目の新市誕生を祝った。川瀬輝夫市長(旧同町町長)は「少子高齢化、地方分権、情報化など地方自治体の使命は重い。合併を生かして困難を乗り越え、美しい水と緑の町、交流拠点都市の実現に努力したい」と決意を述べた。
 同市は合併と同時に福祉課から介護高齢課を、議会事務局から監査事務局をそれぞれ分離独立させた。市長部局、建設、産業、教育など主要部門は本庁舎に置く。旧十四山村の住民サービスを低下させないため、十四山支所(旧同村役場)に窓口業務の地域市民課と市民福祉課を新設した。
 合併をめぐっては、昨年、旧両町村の住民から合併の是非を問う住民投票を求める直接請求が相次いで出された経緯(いずれも否決)もあり、「難産」の末の新市誕生だった。市民からは「いま一つ合併のメリットがわからない。合併してよかったと実感できるよう、早く目に見える形で示してほしい」(旧十四山村の48歳男性)との声も聞かれた。[花井武人]
4月2日朝刊
(毎日新聞) - 4月2日12時2分更新

2384とはずがたり:2006/04/07(金) 05:01:17

<近畿>
11市というと
①奈良市
②生駒市
③大和郡山市
④天理市
⑤斑鳩市(西和地域)
⑥宇陀市
⑦桜井市(磯城地域)
⑧明日香市(橿原地区)
⑨葛城市(御所・高田など)
⑩五條市
⑪吉野市
といった感じかな??

県が11市構想を策定−市町村合併
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060404-00000009-nara-l29

 県は3日、県内39市町村を合併で11市に再編する「市町村合併構想」を発表した。県市町村合併推進審議会の答申内容に沿って先月30日付で策定。今後、関係市町村に示していく。柿本善也知事は「策定した合併構想の枠組みは、一番現実的な案ではないか」と説明。その上で「(合併を進めるために)勧告は的確な時期を判断して行いたい」と積極的な姿勢を示した。
(奈良新聞) - 4月4日11時34分更新

2386とはずがたり:2006/04/07(金) 18:24:10

<中国・四国>愛媛県

そういえばここは吉野生と松丸で松野かΣ(゚Д゚;)
ここと新居町が合併先で揉めてる双璧。

取材帳:合併の相手先を巡って町長と町議会が対立… /愛媛
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060404-00000248-mailo-l38

 合併の相手先を巡って町長と町議会が対立、にっちもさっちも行かなくなっている松野町。06年度一般会計当初予算案の否決で、町はやむなく今月から6月までの8億1200万円の暫定予算を専決処分、急場をしのぐことになった▲町幹部によると、当初予算案の否決は旧吉野生村と松丸町が1955年に合併して同町になって以来、初めてではないかと言う。予算案の審議途中で町議の1人は自嘲(じちょう)気味に「意地の張り合い」と苦笑していた▲3月末で退職した3人の課長が3月定例町議会最終日に、お別れのあいさつをした。そのうちの1人は「1日も早く正常な状況に戻ることを願っている」と切望した。しかし、対立はさらに深刻になっているように映る。いつまでもこんな状態を続けると迷惑するのは町民である。[川上展弘]
4月4日朝刊
(毎日新聞) - 4月4日15時2分更新

2387とはずがたり:2006/04/08(土) 14:14:56
<中国・四国>岡山県

建部は選挙区作らないと一人も当選できない,瀬戸は選挙区作らないと二人ぐらい当選できるとそう睨んだんだ?
しかし両町併せて28人居る町議を2人に出来るんだな。合併って素晴らしい。

合併後の議員選に2方式 岡山市'06/4/7
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200604070093.html

 ▽建部は選挙区、瀬戸は設定なし

 来年一月二十二日までの岡山県建部、瀬戸町の編入合併に向け法定協議を進めている岡山市は、合併後の来年春の市議選で、建部町には定数特例による選挙区(定数一)を設け、瀬戸町は選挙区を設定せずに選挙を実施する案をまとめた。十日に建部町内である次回法定協に提案する。

 同市によると、「平成の大合併」で同時に合併した自治体が異なる方法で議員選挙をしたケースはなく、実施されれば全国初という。

 三月末にあった前回の法定協で、事務局の岡山市側が新市町村合併特例法などに基づく議員の任期や定数について説明。合併から岡山市議の任期満了(来年四月末)まで六カ月を切る場合は公選法の規定で増員選ができない▽定数特例を適用すれば両町選挙区とも定数一になる―などとして、両町に意見を求めた。

 これに対し人口約六千五百人の建部町は「定数特例の適用」を求め、約一万五千人の瀬戸町は「岡山市議と同じ選挙区で選挙を」と要望した。市は「法令には抵触しない」とし、両町の意向に沿った案をまとめた。

 現在の岡山市議会の定数は、昨年三月に編入した旧御津、灘崎選挙区の各一を合わせて五十四。建部町議会の定数は十二、瀬戸町議会は十六となっている。(加納優)

2388とはずがたり(1/2):2006/04/08(土) 14:27:51
<中国・四国>山口県
秋吉台市も全国に通じるなかなか良い名前だけに迷うよね。美祢市も今はあそこが美祢みたいな顔してるけど元々美祢は郡名で今の美祢駅も吉則という名前で美祢は地場の地名ではない。多分元々大嶺だったのかな?まぁ美祢の地名が消えるのもどうかと思うし美祢市でまとまりそうな現状で良かったか。。

美祢市、美東・秋芳町 合併協議が再開
http://mytown.asahi.com/yamaguchi/news.php?k_id=36000000604070004
2006年04月07日

  美祢市と美東、秋芳両町は6日、約1年ぶりとなる法定合併協議会を美祢市内で再開し、次回から本格的な協議に入ることを申し合わせた。次回は5月の予定。今後、合意していない新市名と財政計画の2案件のほか、休止中に期日が過ぎたり、適用法律が変わったりしたものを再確認する。


  開会のあいさつで倉増卓雄・美東町長は「回り道したが、美祢のご英断と秋芳のご努力に感謝している」と述べた。上利礼昭・秋芳町長も「美祢と美東の理解で再開できてうれしい。早期に合併できるよう協力をお願いしたい」と話した。

  閉会後、法定協会長の小竹伸夫・美祢市長は「ほっとしている。新市名は小委員会で練ってもらった後、協議会に諮ることになる。心配はしていない」と語った。

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◆ 財政深刻 道一つ / 住民意向調査も後押し ◆

  美祢市と美東、秋芳両町の合併協議会が6日再開した。主張した新市の名称「秋吉台市」が通らなかった秋芳町議会側が「美祢市との信頼関係がない」と合併反対を唱え、昨年3月に協議が休止。以来、町は住民投票→リコール成立・議会解散→住民意向調査を経て、再び合併へと歩み寄った。その背景には、にっちもさっちも行かなくなった財政事情がある。
    (吉野伸英)

◇ 次期市長、問われる手腕 ◇
  「これで大丈夫」「完璧(かんぺき)だ」。合併協議会再開の是非を問う秋芳町の住民意向調査。町議たちは、3月24日に町役場で行われた集計作業を見守りながら、安心した表情を浮かべた。全有権者を対象にしたはがきによる調査(回収率72%)で、賛成が4分の3を占め、上利礼昭町長は「心配していたが、賛成が有権者の半数を超えた。合併は避けて通れず、皆さんに理解された」と語った。

2389とはずがたり(2/2):2006/04/08(土) 14:28:30
<中国・四国>山口県
>>2388-2389

  町側は、2月の住民説明会でも「合併せざるを得ない」と訴えた。それほど町の財政危機は深刻化している。

  歳入全体に占める市税や公共施設使用料などの自前の財源の比率・自主財源比率は、04年度決算で27・4%。残りを交付税や国庫支出金で賄うため、国の交付税削減は直撃した。

  一般財源が人件費や公債費など経常的に支出する費用にどれだけの割合で使われているかを示す経常収支比率は105・4%。臨時財政対策債と減税補填(ほてん)債を得てなんとか100%を下回ったが、なければ一般企業でいう、収入よりも支出が多い「経常赤字」の状態だ。

  秋芳洞にピーク時で年200万人の観光客が訪れていた70年代、町は観光施設建設に力を入れ、職員を増やした。観光客が3分の1まで落ちた現在、そのツケが重くのしかかる。町の職員の平均年齢(04年4月現在)は49歳。同時期の県内町村平均より7歳高い。

  町は今年度、町長らの給与を一部カットし、利用減が続く町営国民宿舎「秋吉台若竹山荘」を9月末で閉鎖する。累積赤字は1億2590万円(04年度末現在)に達していた。

  財政の厳しさは美東町も同じ。「現行では07年度予算から編成不可能」と住民に説明し、倉増卓雄町長は「最後の単独町政の年」と言い切る。同町も町長や助役の給与カットや管理職手当の50%削減、退職者6人の補充なしなど厳しいやりくりを続けている。

    ■

  合併協議会では今後、新市の名称と財政計画を決める必要がある。かつてもめた市名については、市議や町議の間では「もうもめるような事態は招かない」という声が多く、「美祢市」でまとまる模様だ。

  2町に比べるとまだ財政力がある美祢市では、9日に市長選が告示される。立候補を予定している2氏は、合併後の青写真をどう描いているのか。当選後はリーダーとして、手腕が問われることになる。

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◆ 美祢市、美東・秋芳両町の合併問題の経緯 ◆

04年1月 1市2町の法定合併協議会が発足
   6月 合併協で秋芳町の財政状況を巡り紛糾
05年2月 新市名で「秋吉台市」が賛成多数となり、美祢市側が反発
   3月 3市町の合併協議が休止
   6月 秋芳町の住民団体が町議会のリコール運動を開始
  10月 同町の住民投票でリコールが成立、議会解散
  11月 同町議選、無投票で合併賛成派が多数に
06年1月 県市町合併推進審議会の聴取に3首長が「合併協議会再開」で一致
   3月 秋芳町の意向調査で1市2町合併協議会再開が賛成多数
 4月6日 合併協議会再開

2390とはずがたり:2006/04/08(土) 14:32:20
<中国・四国>高知県

う〜ん,ここの合併は急拵えだったもんねぇ。観光協会ぐらい合併してアピール力高めてもええんでは?

合併の先に 香南市の課題(中)
http://mytown.asahi.com/kochi/news.php?k_id=40000000604070003
2006年04月07日

 「赤岡町どろめ祭り おらんくへきてみいや!」

 30日に香南市赤岡町で開催される祭りのポスターが市内全域に張られている。例年、1万人ほどが訪れる旧赤岡町最大のイベントだ。

 「なんで赤岡町なが」「合併したから、香南市赤岡町の間違いじゃないが」。市役所本庁舎(旧野市町役場)1階の市民掲示板前で、ポスターを見ていた年配の女性2人の会話が聞こえてきた。

 主催する土佐赤岡どろめ観光協会会長で、市長職務執行者の浜田義秋・旧赤岡町長(73)は「香南市発足後初の一大イベントとして、『香南市』という名をつけて市が主催すべきだったが、ドタバタの合併で受け入れる準備が整わなかった」と残念がる。今年も地元の商工会や漁協関係者、住民らが総出で準備、運営にあたる。

    ■

 県立のいち動物公園(旧野市町)や絵金蔵(旧赤岡町)などの施設のほか、旧香我美町のみかん狩り、旧夜須町や吉川村のマリンスポーツなど、市内の観光資源は豊富だ。空の玄関口である高知龍馬空港からは車で10〜20分ほどと近い。市商工水産課の宮田稔久課長補佐(48)は「市内に散らばる観光資源を線で結び、面としてPRできれば一大観光都市になる可能性は十分ある」と指摘する。

 しかし、観光施設や観光客の動向などの把握、市の観光パンフレット作成などはできていないといい、PR体制が整っていないために観光振興戦略を練れないのが現状だという。

 観光行政を一線で支える常設の観光協会は旧野市町と香我美町、夜須町だけにある。旧町の観光協会をまとめて市観光協会を発足させるめどは立っていない。合併前の5町村の協議で、合併後1年間は催しの見直しをせずに従来の枠組みを保ち、見直しも含めて検討は07年度以降にしていくことで合意している。

    ■

 合計6600発の花火が今夏、市内4カ所で例年通り打ち上げられる予定だ。7月30日の旧野市町、8月12日の旧吉川村、13日の旧香我美町、15日の旧夜須町という日程で、旧赤岡町を中心とした半径4キロの範囲で、合併前とほぼ同じ規模で行い、夜空を彩る。

 05年の花火打ち上げ費用は4カ所で計約970万円にのぼり、広告や旧町村の補助金で賄った。だが、厳しい財政事情から「来年以降は見直されるだろう」と市商工水産課はみている。宮田課長補佐は「ただ、みんな自分の地域の花火大会は残したいとの思いは強く、頭が痛い」

2391とはずがたり:2006/04/08(土) 21:46:38
<近畿>京都府

既成事実は次々と出来つつありますも肝腎の市民の声はどうなんでしょうか?
今度のアンケの結果が気になりまする
社協は一自治体一協議会か〜。

3町の社協合併協議会が初会合 木津・加茂・山城 予算案など承認
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060405-00000037-kyt-l26

 来年3月の新市発足を目指す京都府木津、加茂、山城3町の合併協議に伴い、同時に合併する必要がある3町の社会福祉協議会で構成する合併協議会が5日発足し、木津町の同町老人福祉センターで第1回会合を開いた。3町合併に絡んで、公共的団体の合併協が設けられたのは初めて。
 社会福祉法によると、同一市町村に複数の社協は置けない。3町の社協は今年2月に合併検討準備会を立ち上げ、それぞれの理事会と評議員会で合併協議の同意を得て、この日を迎えた。
 合併協の委員には、3町社協の役員や事務局長、各町の担当課長など計21人が就任。会合では、合併協会長に木津町社協の高味稔会長を選出した後、会議運営要領案や本年度の予算案などを承認した。
 続いて合併の方式や新社会福祉協議会の名称、事務所の位置や各事業の取り扱いなど計17の協議項目案や今後のスケジュール案も提案され、次回以降に審議することになった。
(京都新聞) - 4月5日23時29分更新

2392とはずがたり:2006/04/08(土) 21:50:10
<東海>
>>2376
いいこんだら

市町村合併:鈴木・富士市長、前向き姿勢−−富士川町の住民アンケ受け /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060406-00000008-mailo-l22

 富士市との合併賛成が9割近くに上った富士川町の住民アンケート結果を受け鈴木尚・富士市長は5日の定例会見で「今後は(5月実施の)町長選の結果も注視し、新たなまちづくりについての説明を進めたい」と改めて合併に前向きな姿勢を示した。
 鈴木市長は、2年前に同町から求められた合併協議会設置議案を同市議会に付議しなかった判断については「当時は富士川町議会の状況を見て(合併が)難しいと判断した。今回は前回と違うとの印象を持っている」と話した。両市町では04年1月に合併問題連絡会が発足したが、その後富士川町議会で実施された全員協議会では合併についての結論が出ず、同年6月、鈴木市長は富士川町長から求められていた議会付議を行わない結論を出していた。[賀川智子]
4月6日朝刊
(毎日新聞) - 4月6日11時1分更新

2393とはずがたり:2006/04/08(土) 21:52:17
<東海>
東部はねぇ〜。。長泉・清水両町が鍵だな。

市町村合併:第2幕、課題は東部地区 平成の大合併、8月にも答申 /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060406-00000007-mailo-l22

 「平成の大合併」は旧合併特例法の期限切れとなる3月末で一段落した。県内は74市町村から42市町に再編され、減少率は全国平均(43・7%)とほぼ同じ43・2%。静岡、浜松という二つの政令市が誕生することになり、中・西部では文字通り「地域の核」が誕生した。一方、県東部は「難産」続き。県は新合併特例法に基づく「合併第2幕」で引き続き東部地区を中心に合併を推進する考えだが、東部の自治体の多くは経済的基盤が安定しており、合併に緊急性を感じていないため、どこまで県の思惑通りに進むかは未知数だ。
 旧法では、2003年4月の静岡、清水両市を皮切りに、3月31日の静岡市と蒲原町まで15の合併が成立し、市町村は21市49町4村から23市19町に整理された。人口約70万人を抱える静岡市は昨年4月に政令市に移行。県内最大の80万人都市・浜松市も来年4月に県内二つ目の政令市となる。「第2幕」では、残された財政基盤の弱い小さな自治体に加え、ほとんど手つかずの東部地区が課題になる。
 小さな自治体については、県市町村合併推進審議会の答申を受け県が3月に合併推進構想を策定。「緊急性が高い」と判断した5地区を具体的に指定した。
 審議会は8月にも答申第2弾を出し、新たな地域を示す予定だ。東部の「核作り」や、中部に残された藤枝・焼津・岡部・大井川の2市2町、相手先を巡り迷走気味の新居町などが検討対象になるとみられる。
 県の最大の関心は東部だ。政令市を目指せる大都市を作りたいのが本音だが、企業の税収や観光などで潤う自治体が多い東部では実現性は低い。
地方自治に詳しい三橋良士明・静岡大人文学部教授は「あくまで地元の意向を優先するのが大前提。小さな自治体を無理やりくっつけるのではなく、残った小さな自治体をサポートするのも県の大事な役割だ」と話している。[鈴木直]4月6日朝刊
(毎日新聞) - 4月6日11時1分更新

2394とはずがたり:2006/04/08(土) 21:54:16
<九州・沖縄>

西都の複数の合併先って何処だ?宮崎市と合併したがってるのかね??

市町村合併:県構想をたたき台に「論議を」−−知事が見解示す /宮崎
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060405-00000167-mailo-l45

 県が3月に決定した県内の31市町村を10自治体に再編する合併推進構想について、安藤忠恕知事は4日、「これをたたき台として、論議を巻き起こしてほしい」と見解を述べた。
 知事は会見で、構想について「絶対の組み合わせではない」と前置きし、来春に統一地方選を控えるため「希望としては、今年くらいに議論してほしい。または、統一地方選後に協議の場を持ってもらいたい」との考えを示した。
 県の構想については、町村会から「合併の効果などが十分に検証されないままの発表は拙速だ」、西都市からは「複数の枠組みを示してほしい」など反発の声が上がっている。【関谷俊介】

4月5日朝刊
(毎日新聞) - 4月5日13時1分更新

2395とはずがたり:2006/04/09(日) 02:37:20
<中国・四国>高知県

合併の先に 香南市の課題(下)
http://mytown.asahi.com/kochi/news.php?k_id=40000000604080004
2006年04月08日

 合併で旧野市町役場が香南市役所となり、残る旧4町村役場は支所になった。夜須支所の職員数は旧夜須町役場時代とほぼ同じ45人だが、内訳が一変。教育委員会の職員が36人を占める。

 市役所にすべての課を収容できず、建て替えるまでは「分庁方式」を採用し、一部の課や委員会が支所に入った。

 合併協議では、事業費約26億円で北庁舎を壊して5階建ての建物を新築し、本庁舎は耐震補強を施す構想だったが、様子が少し変わってきた。

 市役所2階で執務する浜田義秋・市長職務執行者(旧赤岡町長)は「役所前の道路の渋滞がものすごい。これがネックになり計画がくつがえることもありうる」と新築工事ができなくなる可能性を示し、市財政課は「事業費の規模見直しは必要になると思う」という。

    ■

 ほかにも大規模事業が目白押しだ。消防本部の建て替え21億円▽香南ケーブルテレビの設備整備12億円▽防災行政無線の再構築5億円――。だが、国の三位一体改革による地方交付税の削減が暗い影を落とす。

 市財政課の安井士郎課長は「こんなに三位一体改革の締め付けが厳しいとは思わなかった」と嘆く。

 05年3月に合併協議会がまとめた「香南5町村まちづくり計画」では、新市の06年度歳入規模を173億円、うち地方交付税が約4割の68億円と見積もった。1年後、交付税はそれよりも4億円以上も下回る見込みだ。

 合併関連事業費の95%までは合併特例債でまかなえる。元利償還金の7割を地方交付税を使って返済できるため、市町村の持ち出しは少ない。その合併特例債の発行も1年前には165億円を見込んだが、「交付税が減って持ち出し分も積み重なるときつい」といい、数十億円規模で減らさざるを得ない。

 さらに、旧5町村から引き継いだ借金である地方債は計278億円で、06年度の歳入規模の1・6倍に相当する。借金返済にあてる公債費は06年度、33億円にのぼる見通しで、普通建設事業費や災害復旧事業費などの投資的経費に匹敵する大きな負担だ。

    ■

 安井課長は「事業の絞り込みは進めなければならない。だが、これだけのまとまった金(合併特例債)で、まちづくりができるおそらく最後のチャンスでもある。新首長を含めてかじ取りの責任は重い」と話す。
(この連載は橋本新之介、石山英明が担当しました)

2396とはずがたり:2006/04/09(日) 02:38:35

<中国・四国>高知県

上…防災
中…観光>>2390
下…役所>>2395

合併の先に 香南市の課題(上)
http://mytown.asahi.com/kochi/news.php?k_id=40000000604060002
2006年04月06日

 旧野市、香我美、夜須、赤岡の4町と旧吉川村が合併し3月1日に誕生した香南市。新しい市長と市議会議員を決める選挙が9日に告示され、16日に投開票される。市は人口増加が期待できる数少ない地域として県内の注目を集めるが、南海地震対策や庁舎の建て替え、厳しい財政状況など問題は山積みだ。旧5町村ごとに住民意識の差もあり、まとめ役となる新首長の手腕が問われる。合併まもない香南市の課題を追った。

 香南市夜須町坪井にあり、土佐湾を望む観音山(標高27メートル)の山頂に、高さ約1・5メートルの津波記念碑が地域を見守るように立っている。

 95段の石段を登ると、山頂には直径30メートル近い円形の広場が広がる。1854年の安政南海地震のとき、住民数百人が避難して押し寄せる津波から逃れた。津波記念碑はその経験を今に伝える。

 「南海地震で真っ先につぶれるのはここだ。震度5でも危ない」。旧赤岡町にある市消防本部で光明院正臣(まさとみ)消防長はそう嘆いた。

 鉄筋2階建ての同本部は70年にできた。窓のすき間から雨が入り込み、壁にはひびの跡が残る。通報を受けたり、消防団に指令を出したりする指令台は機器の耐用年数が過ぎてしまった。

 光明院消防長は「早く建て替えてもらわないことには、地域の防災拠点とはなりえない」。

 不安は消防本部だけにとどまらない。

 住民に災害情報を伝える防災行政無線・有線の設備は、野市町を除く4町村で合併前に整えられていた。合併後、情報は市役所から有線でつないだ旧町村役場を経由して住民に届く仕組みになった。だが、地震で有線が切断される恐れがあり、さらにそもそも設備のない野市町の住民には情報を伝えられない。

 消防本部の建て替えと防災行政無線の再構築は、旧5町村長による合併前の協議でも課題となったが、中身や工事開始時期は未定だ。岩本課長は「ほかの事業や財政との兼ね合いもある。結局、新市長と議会の考え方しだいだ」。

2397とはずがたり:2006/04/09(日) 13:37:33
<東北・北海道>北海道網走管内

遠軽の横暴である。ひでぇ話しだ

文学賞、合併で消滅 オホーツク文学館短歌賞・俳句賞 新遠軽町が中止決定
2006/04/09 07:42
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&amp;d=20060409&amp;j=0022&amp;k=200604098494

<遠軽>網走管内遠軽町は八日までに、オホーツク文学館短歌賞・俳句賞を本年度から取りやめることを決めた。同町は旧・遠軽、生田原など四町村が合併して昨年十月一日に誕生したが、短歌賞・俳句賞は旧生田原町が取り組んできた「文学のまちづくり」の顔ともいえる事業。生田原の関係者は「合併で『文学のまち』が消される」と危機感を募らせている。

 オホーツク文学館は「文学のまち・生田原」の拠点施設として一九九三年、JR生田原駅、生田原町図書館との複合施設として開業。オホーツクに縁のある作家の自筆原稿や書籍など五百点を展示し、九五年から昨年九月まで、遠軽高出身の童話作家加藤多一さん(71)=空知管内長沼町在住=が館長を務めた。

 短歌賞・俳句賞は加藤さんの人脈を生かして九七年に創設。昨年まで九回を重ね、毎年、道内外から小中学生を含む八百−一千人の応募が集まる道内有数の文学賞に成長した。表彰式を兼ねた文学フォーラムは毎回、百人を超すアマチュア歌人、俳人が参加。生田原町が補助金を実行委に拠出する形で運営、昨年度の補助金は三十八万円。

 取りやめの理由について、遠軽町教委は「新町発足に伴う事業見直し・選択で検討した結果、短歌賞・俳句賞は町民の参加が少なく町全体の事業としての平等性が低いうえ、将来の継続が見込めない」と説明する。

 生田原地区では、加藤さんの退職が決まった時点から短歌賞・俳句賞の存続を危ぶむ声は強かった。加藤さんは館長時代、町の嘱託職員で、毎月一週間ほど生田原を訪れ、文学館で読書会などを開いていた。しかし新・遠軽町が「嘱託職員は月十七日以上勤務する」という旧・遠軽町の規定を適用することになったため、九月末で退職した。文学館はその後、読書会を休止している。

 合併前まで生田原町長だった林照雄・遠軽町議は「短歌賞・俳句賞は、文学のまちづくりをハコものだけでなくソフト面で進めようと取り組んできた。地域と相談もなく一方的に打ち切るのでは、地域が育てた『文学のまち』は消えてしまう。合併は、旧町村の伝統文化を継承することになっていたはず」と憤っている。

2398とはずがたり:2006/04/09(日) 14:19:00
<北陸・信越>
こういうのはちゃんと作ってあげないと波田町とかの合併にも響く。

松本・四賀直結道路整備問題:建設の是非は12日に方向性−−菅谷市長 /長野
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060406-00000043-mailo-l20

 松本市街地と同市四賀地区(旧四賀村)を結ぶ「松本・四賀直結道路」建設問題で、菅谷昭市長は5日の会見で、建設の是非の判断について「市議会の議員協議会が開かれる12日に、一定の方向性を出す」と述べた。一方、四賀地域審議会の中島学会長(旧四賀村長)は同日、改めて建設を求める意見書を市長あてに提出した。
 総事業費約80億円とされる同道路は、昨年4月に周辺4村が同市と合併した際の要望事業の中で最大規模。建設の是非をめぐり市民の意見が割れているが、市の諮問機関「市民意向確認研究会」は3月23日、市民アンケート結果などを基に「建設すべきではないと解釈する」と結論付けた報告書を市長に提出した。[武田博仁]
4月6日朝刊
(毎日新聞) - 4月6日11時2分更新

2399とはずがたり:2006/04/10(月) 18:38:52

<北関東>

選挙:益子町長選/益子町議補選 町長選・4新人が届け出−−告示 /栃木
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060405-00000099-mailo-l09

 ◇財政再建、観光など争点
 任期満了に伴う益子町長選は4日告示され、新人4人(無所属3人、共産1人)が立候補を届け出た。財政再建や益子焼を軸にした観光振興、定住人口増加策などが争点となりそうだ。投票は9日で、即日開票される。
 立候補したのは▽陶器販売会社社長、大塚朋之(40)=無所属▽陶芸家、団野真人(29)=共産▽陶器製造販売会社社長、長谷川次夫(56)=無所属▽ゴルフ場経営会社役員、岩崎秀樹(42)=無所属、自民・公明推薦=の4氏。
 今期で引退する平野良和町長は大塚氏の支援を表明し、岩崎氏は町議会の半数以上の支持を得ている。長谷川氏も農家や陶芸関係者に浸透を図っており、3人による保守票の奪い合いが予想される。団野氏は都市部からの移住者ら新興層を中心に支持拡大を狙う。
 同町によると、町財政は経常収支比率が93・1%(04年度)と「健全ライン」とされる80%を大きく上回り、ひっ迫状態にある。地方交付税の減額の割合に対し、税収が伸びないのが要因。「焼き物修行」などのための町外からの移住者も減少傾向で、町内での観光客の経済消費も冷え込みが続いている。
 町長選と同じ日程で実施される町議補選(改選数1)も4日告示され、いずれも無所属の新人1人、元職1人の2人が立候補した。
 3日現在の有権者数は2万358人(男1万93人、女1万265人)。[吉井理記]
………………………………………………………………………………………………………
 ◇益子町長選立候補者
 (届け出順)
大塚朋之(おおつか・ともゆき) 40 無新
 会社社長▽組合理事長[歴]商工会部長▽明治大
団野真人(だんの・まさと) 29 共新
 陶芸家▽党芳賀郡市委員[歴]陶芸家見習い▽上矢部高
長谷川次夫(はせがわ・つぎお) 56 無新
 陶器販売会社社長[歴]自動車販売会社員▽専修大
岩崎秀樹(いわさき・ひでき) 42 無新
 会社役員[歴]消防団部長▽青年会議所理事長▽中央大
………………………………………………………………………………………………………
 ◇益子町議補選立候補者(改選数1―2、届け出順)
諸田秀之 43 商店経営 無新
大関光  75 製陶業  無元

4月5日朝刊(毎日新聞) - 4月5日12時0分更新

2400とはずがたり:2006/04/10(月) 18:39:53
<北関東>栃木県
>>2399-2400
市町村合併への対応はどうなんだろ?

■ 大塚氏初当選、益子町長選 岩崎氏、善戦及ばず
http://www.shimotsuke.co.jp/hensyu/news/hot/news_1.html

 任期満了に伴う益子町長選は9日投票が行われ、即日開票の結果、大塚朋之氏(40)が新人4人による激しい選挙戦を制し、初当選した。投票率は75.00%で、前回(2002年)の48・98%を26.02ポイント上回った。

 現職平野良和町長が大塚氏支持を表明。商工会青年部を中心に消防団、お祭りの仲間らが結成した「ましこ新時代を創る会」が、市民運動的手法で支援の輪を広げた。これが、これまで政治に関心がなかった無党派層や、新興住宅街の住民にアピールした。また、自民票のほか、自主投票としていた民主の票も取り込み、有権者に幅広く浸透した。

 自民、公明両党と、農業団体を束ねる興農政治連盟の推薦を受けた岩崎氏は、岩崎信県議が全面的にバックアップ。自民系町議14人、公明系町議一人の分厚い支援を得て、万全の組織で臨んだが、出遅れが響き、組織が上滑りした格好だ。

 長谷川氏は、「特定勢力のしがらみがない」と訴え、組織に頼らない草の根運動を展開したが届かなかった。

 共産公認の団野氏は、同級大型公共事業の見直しや町長報酬の半減などを訴えたが及ばなかった。

◇益子町長選(選管確定=午後10時55分)

当 6,278  大塚 朋之  40 無新=前町長・商工会・市民運動的手法
  5,779  岩崎 秀樹  42 無新=自公系町議・農業団体
  2,555  長谷川 次夫 56 無新=草の根
    337  団野 真人  29 共新

2401とはずがたり:2006/04/10(月) 18:43:19
<北関東>栃木県
>>2400の前にこれ入れようと思って忘れた。

行革や合併で舌戦
益子町長選あす投開票
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tcg/20060408/lcl_____tcg_____004.shtml

 任期満了に伴う益子町長選と同町議補選(被選挙数一)は九日、町内十四カ所で投票が行われ、同日午後九時から益子町民会館で即日開票される。

 町長選には会社役員の大塚朋之氏(40)=無所属=、陶芸家の団野真人氏(29)=共産=、会社役員の長谷川次夫氏(56)=無所属=、会社役員の岩崎秀樹氏(42)=同、自民、公明推薦=の新人四人が立候補。行財政改革や合併に対する取り組みなどを争点に激しい選挙戦を展開している。また、町議補選は無所属の新人と元職の一騎打ち。

 有権者は二万三百五十八人(三日現在)。

  (福原 康哲)

◇益子町議補選立候補者

 (被選挙数1−2)=届け出順

諸田 秀之43 会社役員 無新

大関  光75 製 陶 業 無元

2402とはずがたり:2006/04/12(水) 05:08:40
<東北・北海道>
こういう献身的な行動も原発マネーを独占したいちうどす黒い地域エゴ的な言動の方が住民の心を動かすんだ予なぁ・・

市町村合併:合併「実現する会」発足 推進派町議ら40人出席−−大間町 /青森
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060409-00000020-mailo-l02

 北通り3町村の合併の是非を問う住民投票条例が大間町で30日に投票(25日告示)が実施されるのを前に町民有志が8日、「3ケ町村合併を実現する会」(中島隆代表)を旗揚げ、事務所開きを行った。
 事務所開きには、合併法定協議会設置の住民発議をした町民代表や合併推進派の町議9人ら約40人が出席した。中島代表は「大間、佐井、風間浦の3町村は三位一体であり、運命共同体。地理的にも歴史的にも一つであるという思いを胸に運動を進めていきたい」と話した。
 実現する会は今後、町内で住民説明会を開いたり、合併後の町の姿を解説したビラなどを配り、アピールしていく。[松沢康]
4月9日朝刊
(毎日新聞) - 4月9日12時1分更新

2403とはずがたり:2006/04/12(水) 05:18:52
<東北・北海道>青森県

けっ。交付金がつんがつん減らすべし

2006年4月10日(月)
大間住民投票控え合併反対する会
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2006/0410/nto0410_1.asp

 大間町、風間浦村、佐井村による北通り三町村合併の是非を問う大間町の住民投票(二十五日告示・三十日投票)へ向け、合併反対派の町民らが九日、「合併に反対する会」(浅見恒吉会長)を結成した。

 九日夜、金澤満春町長の後援会が大間町内で開催、約百五十人が出席した町政報告会で「合併に反対する会を作るべきだ」との声が上がったため、報告会終了後に会を結成した。会長には元町長の浅見氏を選んだ。

 浅見会長は「大間町のこれからを皆さんとともにつくっていくため、この合併には絶対反対したい」と述べ、住民説明会や街頭演説を行う考えを示した。

2404とはずがたり:2006/04/12(水) 18:01:20
<九州・沖縄>
どうしようもない議会の解散は既に既定路線だ。
あとは合併派が如何に町議選できっちり候補者を立てて合併派で過半数を握るかである。頑張って欲しい。
合併賛成派が熊本か宇土かで揉めるとかはないよねぇ??

富合町:議会解散請求へ、署名が半数上回る勢い−−住民グループ /熊本
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060409-00000169-mailo-l43

 熊本市や宇土市との合併論議がこう着状態となっている富合町で、議会解散請求の手続きを進めている住民グループが8日、必要な有権者数の3分の1(2223人)を超す署名が集まったと発表した。14日の署名収集期間まで集め、その後町選管に署名簿を提出する。
 グループは「あかるい富合を創(つく)る会」(桑野國男代表)。先月13日から署名集めを始め、少なくとも2450人分が集まった。有権者の過半数の3335人も上回りそうな勢いといい、過半数を確保すれば議会に自主解散を申し入れる方針だ。
 町議会は03年12月に宇土市との廃置分合決議案を否決。今年3月には熊本市との法定合併協議会の設置案も否決した。賛否がきっ抗しいずれも1票差だった。創る会は「議会内のわだかまりで議論が前に進まず機能不全状態。このままでは住民の幸福と地域発展に悪影響を与えかねない」として解散請求を決めた。
 署名簿が提出されれば20日以内に選管が審査。有効署名が必要数を満たせば署名簿の縦覧(7日以内)を経て本請求後、60日以内に住民投票が実施される。住民投票で過半数の賛成があれば議会解散となる。[山田宏太郎]4月9日朝刊
(毎日新聞) - 4月9日13時1分更新

2405とはずがたり:2006/04/12(水) 18:03:38
<中国・四国>

下松とかとの合併は暫く実現しないのかねぇ??

やまぐち見聞録:周南市3周年 目立つ身近な負担増 /山口
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060409-00000179-mailo-l35

 ◇新市の「顔」には積極予算
 県内のトップを切り、「平成の大合併」で誕生した周南市が21日、3周年を迎える。旧自治体から引き継いだ合併協定項目103項目のうち既に8割以上が統一され、新市の青写真「市まちづくり総合計画」に基づき、徳山駅前整備事業も今年度本格始動する。一方、昨年度、ごみの有料化や上下水道料の値上げ方針が相次いで出されるなど、市民から「合併効果を実感できない」と不満の声も。身近なサービスはどうなるのか、検証した。[鈴木美穂]
 ◆「顔づくり」に重点 市は06年度当初予算で「『市まちづくり総合計画』に掲げた事業の着実な推進」などを重点施策に掲げた。一般会計は2年ぶりに好転、合併後初めて普通建設事業費に78億円を盛る「積極予算」(河村和登市長)を打ち出した。旧市町の継続事業に配慮した予算配分から「新市の顔づくり」に軸足を移したことを強く印象づけた。
 新年度初の3日の会見で河村市長は開口一番、駅前整備にふれた。駅南口エスカレーターの設置やエレベーターの新設など駅関連予算は5億7800万円に上り「目に見える合併効果」を期待する市民の声に応えた。
 旧徳山市民にとって駅前整備は「悲願」だが、周辺住民の思いはまた別。新南陽の男性(63)は「周辺部の税金を徳山が使う。結局私らは損してばかり」と憤る。
 ◆上下水道料値上げへ
 さらに住民が怒るのは、次々に出る身近なサービスの値上げ方針。1日、旧市町でばらばらだった下水道料金が一本化、農業・漁業集落排水を含め平均15・56%値上げされた。1カ月の汚水排水量が25立方メートルの一般家庭(4人)の値上げ率は、徳山約15%▽新南陽約21%▽熊毛約11%▽鹿野約17%。新南陽は実に2割超の負担増だ。
 さらに、旧徳山市、旧新南陽市で異なる上水道料金を「徳山方式」で統一するよう「市水道事業経営審議会」が3月に答申。答申は現行で約17%割安の“新南陽料金”を徳山並みに引き上げることを意味した。
 04年度決算によると、徳山水道事業は約6400万円の黒字で、新南陽水道事業の赤字約3800万円を補っている状態。審議会は「経営や水の安定供給から値上げは避けられない」と判断。同時に、事業の民間委託を含め抜本的な経営改善策を水道局側に求めた。
 「合併すればより良いサービスが受けられると期待していたのに」(60代主婦)と不快感をあらわにする住民がいる一方、「新市の一体感が持てない中で地域エゴと思われたら困る」(30代自営業者)と複雑な胸中の人も。水道局は07年度の制度統一を目指すという。
 ◆ごみも有料化?
 「市ごみ対策推進審議会」が3月にまとめた答申案に、排出量に応じた手数料をごみ袋の料金に上乗せする有料化案が盛られた。また、ごみの分別徹底のため、熊毛、鹿野地区が合併前から導入しているごみ袋への記名を検討するよう付帯意見を付けた。熊毛地区の女性(73)は「徳山に何でも合わせるのでなく、それぞれの良いところを取り入れたらいい」と話す。
 21日、市役所前庭では「市民憲章碑」が除幕される。工業地帯や山間部など地理的・歴史的に異なる旧市町が「自然と産業が調和した市」(市民憲章前文)をどう実現していくか、注目される。

4月9日朝刊
(毎日新聞) - 4月9日13時1分更新

2406とはずがたり:2006/04/12(水) 18:06:34
<東北・北海道>
広域合併とイオンと連合が好きな俺はどっちを推薦したら良いんだ??
ただ広域合併を破綻させたのは新市名を受け入れなかった保守系市議というのは同感である。ここを広く宣伝すべし。ただし白神市よりは能代市の方が良かったとは思うけど。

現場から:能代市長選告示まで1週間 「現職」対前参院議員の争い /秋田
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060409-00000046-mailo-l05

 ◇前回と同じ構図、前哨戦過熱
 能代市と二ツ井町の合併に伴う新能代市長選(16日告示、23日投開票)の告示まであと1週間。旧能代市長の豊沢有兄氏(62)と前自民党参院議員の斉藤滋宣氏(53)の2人=ともに無所属=が立候補を表明、両陣営は短期決戦に向け、活動を本格化させている。選挙戦の背景や構図を探った。【田村彦志】
 両市町合併前の05年12月の能代市議会で出馬を表明した豊沢氏は「合併はゴールではない。新しいまちづくりのスタートだ」と続投に意欲を示した。これに対し斉藤氏は、2月に地元旧二ツ井町で開かれた後援会で、「融和と調和の取れた新市建設には、『住民による行政』が必要だ」と訴え、立候補を表明した。
 今回の市長選は、激戦だった前回(03年4月)をほうふつさせる構図。新人三つどもえの前回は、元県議で保守層を支持基盤とする能登祐一氏(60)と、草の根型の豊沢氏が事実上の一騎打ちを演じ、豊沢氏が2100票余の差で初当選した。
 この時、1万4800票余を得票した能登氏の後援会は今回、斉藤氏を推薦。自民党県連顧問で同党推薦候補の斉藤氏は、衆院党県第2選挙区支部長候補と言われながら、2月の出馬会見で「国政には戻らない」と宣言した。
 斉藤氏を市長選候補に浮上させたのは、前回市長選で能登氏を擁立した旧能代市の若手経済人や保守系市議ら。市名問題で破たんした旧能代市と周辺6町村の合併や、東能代地区への大手スーパー「イオン」の進出問題にリーダーシップを求める市議らが、口説いた。
 前回同様、連合秋田の推薦を受ける豊沢陣営は「戦う顔は変わったが、構図は前回と同じだ」としたうえで、「広域合併の崩壊は、市名の譲歩案さえも受け入れなかった保守系市議らの責任。郊外型の大型店は飽和状態。イオン進出に反対し、市街地商店街の活性化を図る必要がある」と訴える。
 斉藤陣営は「広域合併を視野に入れ、行政を進める。イオン進出の是非について判断するにはもっと情報が必要。まずイオン側と協議する機会を」と慎重な姿勢だ。
 両陣営の戦いに埋没した丸岡一直・旧二ツ井町長が不出馬を表明したことも豊沢、斉藤両氏の前哨戦を過熱させている。   ◇   ◇
 事件、行政、暮らし……。あらゆるニュースの取材現場から記者がリポートする「現場から」を毎週日曜日に掲載します。

4月9日朝刊
(毎日新聞) - 4月9日12時2分更新

2407とはずがたり:2006/04/14(金) 22:16:07
<首都圏>埼玉県

川口もいい加減オッケーしてあげようよ

2006年4月13日(木)
名倉氏5選出馬へ
鳩ケ谷市長選
http://www.saitama-np.co.jp/news04/13/05p.html

 鳩ケ谷市の名倉隆市長(60)は十二日、市役所で会見し、任期満了(十月二十六日)に伴い、今年秋に行われる市長選に五選目指して出馬することを正式に表明した。

 会見で名倉市長は「今後四年間で課題をすべて成就させるつもりで努力し、身を粉にして働くべきと思っている」などと述べた。

 前回、同市長は川口、蕨両市との合併推進を公約に掲げて戦い、合併には慎重な保守系候補との一騎打ちを制し、四選を果たした。しかし三市合併が破たん、その後の川口との二市合併問題も暗礁に乗り上げている。

2408とはずがたり:2006/04/15(土) 11:23:09
<近畿>
ほんと頼むでぇ。山城市よりは木津川市の方が良かったし後は加茂町の結果を祈るような気持ちで待つばかり

市町村合併:相楽郡3町、新市名は「木津川市」 53協定項目すべて決定 /京都
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060413-00000227-mailo-l26

 大詰めを迎えた木津・加茂・山城の相楽郡3町の合併協議会(法定協)の8回目会合が12日、木津町内であり、全委員26人による決選投票の結果、新市の名称は「木津川(きづがわ)」に決まった。これで来年3月12日の合併に向けて、53協定項目すべてが決定した。
 名称は、公募の中から新市名称検討小委員会が選定し、協議会に提案した5点について協議。3町内外から公募された4358件の意見の中では「山城」が一番多く、3町からの意見に限ると「木津川」が最多だった。
 名称の決定に伴い、住民の愛着や地域性などを考慮し、加茂・山城両町名をそれぞれの現在の大字の前に付けて残すほか、この両町に合併後5年間、地域審議会を置くことも決まった。[新宮達]
4月13日朝刊(毎日新聞) - 4月13日15時2分更新

新市名「木津川市」に決まる 木津、加茂、山城3町法定合併協
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060412-00000060-kyt-l26

 京都府南部の木津、加茂、山城3町による法定合併協議会が12日、木津町で開かれ、合併で誕生する新しい市の名称を「木津川(きづがわ)市」に決めた。合併期日は来年3月12日。合併が実現すれば、「平成の大合併」では宇治市以南で初めてとなる。
 「木津川市」は人口約6万4000人(今年3月現在)で、面積約85平方キロ。3町の合併後、府内は15市10町1村となる。人口規模は9番目、面積は11番目だが、山城地域で最も広い。
 木津町中央交流会館での合併協では、委員26人が投票で「木津川」「京山城」「恭仁(くに)京」「南京都」「山城」の候補5点から上位2点を選んだ。続いて2回目の投票(棄権1)で木津川が15票、山城が10票となり、「木津川市」に決定した。
 今後は3町長による合併協定書への調印や各町議会、6月府議会での議決などを経て合併が正式決定される。ただ、今月30日に加茂町で合併の是非を問う住民意向調査も控えており、成立に向けたハードルは残る。
(京都新聞) - 4月12日22時49分更新

2409とはずがたり:2006/04/15(土) 11:26:09
<中国・四国>
町長は宇和島との合併派だったように記憶してるが合併慎重派やったん?

市町村合併:町長のリコール求め署名運動へ 松野町で住民グループ結成 /愛媛
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060409-00000225-mailo-l38

 合併の相手先を巡って混迷を続けている松野町で住民グループが7日夜、「甦(よみがえ)れ!松野住民の会」を結成した。会の代表は同町豊岡、農業、山下恵太郎さん(80)ら3人。同会は岡武男町長のリコール(解職請求)を求める署名運動をすることを決めた。
 町コミュニティーセンターでの結成総会には約150人の町民が参加。山下さんが「このままでは町は沈没する。強硬な手段をとらないと(現状を)打開できない」と呼び掛け、「合併問題の解決を積極的に図ろうとしない岡町長の責任は極めて重大」としてリコールすることを決議した。[川上展弘]4月9日朝刊
(毎日新聞) - 4月9日15時1分更新

2410とはずがたり:2006/04/15(土) 11:28:57
<首都圏>
う〜む,ご機嫌♪是非政令指定都市化を!中枢性が足りないと云うがどうすりゃ良いかねぇ?
銀行か大企業の本店ぐらい欲しいところ。

市町村合併:相模原市と城山町、法定合併協を設置 藤野町と同時合併目指す /神奈川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060413-00000079-mailo-l14

 相模原市と城山町は12日、法定合併協議会を設置した。同市と藤野町が合併する来年3月11日の同時合併を目指す。実現すれば、先月20日に先行合併した旧津久井、旧相模湖両町を含めた津久井郡4町すべてと同市とのの合併が実現し、新市は人口約71万人となる。
 第1回法定協は今月下旬に開かれる予定。藤野町との合併に歩調を合わせるためには、相模原市、城山町とも6月議会で合併議案を議決する必要があり、駆け足協議となる。合併には住民基本台帳などデータ処理の費用がかかるが、同時合併の場合、別々の時期の合併と比べて事務処理費用を3億円以上削減でき、8億〜9億円となる見込み。[高橋和夫]
4月13日朝刊
(毎日新聞) - 4月13日11時4分更新

2411とはずがたり:2006/04/15(土) 11:44:03
<東海>静岡県

住民投票を拒否する町議が湖西市派なのは浜松市と比べて小さい湖西市と合併なら身分が保障されると思ってるからだ。全員首にせい!

全町議が「町長不支持」 ダブル出直し選も 新居
http://www.shizushin.com/local_politics/20060408000000000041.htm

 合併問題を巡り、古橋武司新居町長と対立している町議会は7日、町役場で議員懇談会を開き、16人の議員全員が古橋町長の政治姿勢について不支持の考えでまとまった。懇談会後、中嶋正夫町議会議長と前田広志副議長は古橋町長に辞職を迫り、古橋町長は全議員が辞めることを条件に「辞める意思はある」と述べた。全議員が辞職しなくても13人の議員が同意すれば、議会の解散に関する特例法に基づき、解散が可能になるため、町長、町議会がそろって出直し選挙になる可能性が出てきた。
 町議会は近日中に再度、議員懇談会を開き、議員の辞意を確認する。全議員が同調すれば、古橋町長と全議員が辞職する見込み。古橋町長は辞職した場合、「町長選に出る」と断言している。
 中嶋議長は「町長の行政能力に問題がある」と厳しく指摘。前田副議長も古橋町長が町政混迷の原因であることを指摘し、「空白をだれが作ったか理解していない」と批判した。古橋町長は議会の批判に対し、「何も悪いことをしたわけではない。自分だけの責任ではない」と反論している。
 3月24日、町議会は町長に対し、辞職勧告を決議したが、5人の議員が反対していた。しかし、古橋町長は4月7日まで、議会との対立を解消するため、具体的な行動を取らなかったことなどが原因で、全員が不支持となる事態になった。※

合併協設置住民発議の署名 規定数を上回る
 新居町と浜松市の合併協議会設置を住民発議で請求するため、同町新居の中本好勇さんと同町中之郷の片山清子さんらが集めている署名の数が500人に達し、規定数273人(有権者数の50分の1)を上回っていることが7日、分かった。
 関係者によると、予想以上のペースで署名が集まっているという。署名目標数は1000人。新居町では、古橋武司町長と町議会が対立し、進退問題が起きているが、署名は予定通り進めるという。

2412とはずがたり:2006/04/18(火) 01:27:20
<北関東>茨城県

(新)笠間市の新市役所は旧友部町役場で,立候補3人中二人が前友部町長と元友部町議であり,これですっかり友部町主導ですなぁ。山口は自民党県議で(旧)笠間出身。若いのに県議を4期も勤めてるし友部が割れて流石に有利か?

◇ 笠間市(定数1) 無投票
[当] 山口伸樹(自現、44歳、四選)

無所属3氏が立候補
笠間市で初代市長選告示
http://www.chunichi.co.jp/00/ibg/20060417/lcl_____ibg_____004.shtml

 笠間市、友部町、岩間町の新設合併で先月十九日に誕生した新「笠間市」の初代市長選が十六日告示され、前友部町長の川上好孝氏(59)、元同町議の会社役員村上典男氏(46)、前県議の社会福祉法人理事長山口伸樹氏(47)の無所属新人三人が立候補を届け出た。

 各陣営では同日午前、選挙事務所などで出陣式を行った。小雨が降るあいにくの天気だったが、いずれも二千人を超える支持者が集まった。

 川上氏は午前十時、旧友部町内の選挙事務所で出陣式。町長二期八年の実績を強調し「合併を進めた責任者の一人として、新市の将来を見届ける必要がある。夢がある笠間をつくる責任がある」と訴えた。

 村上氏は午前十時半、JR友部駅近くで出陣式。「従来型の政治か、市民中心の政治に変革するかが最大の争点。豊かさと誇りが持てる新しい笠間市の歴史を皆さんとともにつくっていきたい」と必勝を誓った。

 山口氏は午前十時、旧笠間市内の選挙事務所で出陣式。「半年間の街頭演説で、心が通った政治の必要性をあらためて感じた」とあいさつ。「合併直後で難しい点も多いが、理念を持って取り組んでいく」と訴えた。

 投票は二十三日午前七時から午後六時まで、市内五十二カ所で行われ、午後七時半から市役所隣の市立友部公民館で即日開票される。

 大勢判明は午後十時半の見通し。有権者数は六万六千二百二十八人(十五日現在)。 (佐久間 光紀)

2413とはずがたり:2006/04/18(火) 01:32:40

<東海>静岡県

枠組みを変えてでもってのは藤枝との2市町合併の事を指すのかそれとも静岡との合併をも視野に入れてるのかちょいと気になる。

岡部町長に井田氏 5選 無投票、4回連続
http://www.shizushin.com/local_politics/20060412000000000012.htm

 任期満了に伴う岡部町長選は11日午後5時で立候補の届け出を締め切り、現職の井田久義氏(69)=無所属=が無投票で5選を果たした。井田氏は4回連続の無投票当選。
 志太合併の破たんで、財政的に苦境に立たされる中、井田氏は「枠組みを変えてでも合併」「行財政改革の断行」を訴え、豊富な経験をアピールして町内の幅広い支持を集めた。告示直前に対立候補を模索する動きもあったが、政策的な違いはなく、擁立に至らなかった。
 同町のJA大井川岡部支店の事務所には多くの支援者が詰め掛け、井田氏は「早期の合併を成就したいという私の決心を多くの町民に理解していただいた結果だと思う。責任の重さを認識し、誠心誠意努力したい」と述べた。

岡部町新町長の略歴
 井田 久義氏(いだ・ひさよし)岡部町出身。東京農大卒。会社勤務、農業従事の後、昭和55年に県議に初当選。平成2年に3期目の途中で県議を辞職して町長選に出馬し、初当選した。岡部町三輪。

2414とはずがたり:2006/04/18(火) 01:36:04
<東海>静岡県

低投票率で負ける程共産党の組織は弱っているのか?
今回の市議は合併を巡る大事な時期の任期となるのだが。

藤枝新市議24人決まる 共産2議席失う
http://www.shizushin.com/local_politics/20060417000000000012.htm

 任期満了に伴う藤枝市議選(定数24)は16日、投票が行われた。即日開票の結果、新市議24人が決まった。共産が2議席を失った。投票率は過去最低だった前回をさらに3・49ポイント下回る60・21%にとどまった。
 当選者の内訳は現職18人、新人6人。党派別では無所属21人、公明2人、共産1人。臼井郁夫氏(無現)、西原明美氏(無新)は地域を確実にまとめ3000票の大台に乗せて上位当選を果たした。
 現有の3議席から候補者を2人に絞った公明は、牧田五郎氏(現)らが厚い支持基盤を生かして、上位当選で議席を確保した。
 一方、共産は8回当選のベテラン杉森十志雄氏(現)ら2人が落選。組織票を各候補に分散できなかったほか、地域での得票も伸びなかった。

2415とはずがたり:2006/04/18(火) 01:43:59
<近畿>京都府

おお,「互いに今後も合併に向けて努力することを確認した」のか

宮津 徳田市長辞任へ 健康不安、任期残し
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060415-00000005-kyt-l26

 京都府宮津市の徳田敏夫市長(80)が健康不安などを理由に、任期を2年余り残して辞職する意向であることが14日、分かった。同日、支援者らに辞意を伝えた。5月中に市議会議長に辞職願を出すとみられる。(28面に解説)
 徳田市長は1984年に初当選し、現在6期目。京都府内の現職市長としては最多の当選回数で、最高齢となっている。
 これまでから泌尿器系の疾患で度々入院しており、健康面に不安を感じたことが辞職を決めた1番の理由という。
 そのほか、5年間で約60億円の財源不足を解消するための宮津市行政改革大綱を策定した▽伊根町との合併協議会は廃止されたが、互いに今後も合併に向けて努力することを確認した−ことなど、懸案に一定の結論を出したことも、辞職を決めた一因とみられる。
 新市長を決める選挙は、辞職が市議会で承認された後、市選管に通知されて50日以内に行われる。
 任期満了に伴う同市議選(6月25日告示、7月2日投開票)とダブル選挙になる可能性が高まった。
(京都新聞) - 4月15日10時29分更新

2416とはずがたり:2006/04/18(火) 01:48:02
<東海>三重県

日本では犯罪率と成長率は逆相関?

平成の大合併:裕福な川越、安心面では下位 津・多気は合併で財政力低下 /三重
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060414-00000022-mailo-l24

 ◇再編29市町データランク−−百五経済研まとめ
 百五経済研究所(津市)は、「平成の大合併」で再編された県内29市町の人口や財政、安心・安全度を比較したランキングをまとめた。このうち、有力企業を抱え、合併しなかった川越町は“財政の裕福度”が目立つ一方、安心・安全度では下位にとどまっている。【田中功一】
 ランキングは、公的機関が発表している旧69市町村の統計データを合併再編後の29市町に当てはめ、独自に集計。人口増減率や工業製品出荷額、税収、犯罪率など13項目に分けて順位付けした。
 中部電力川越火力発電所を抱える川越町は、00年から5年間の人口増加率と、00年時と比較した2030年時の予想人口増加率が共に1位。また、歳入総額に占める地方税収入の割合も県平均の35・4%を超える68・8%で1位となり、裕福度が際立っている。しかし、人口1000人当たりの犯罪率(刑法犯検挙件数)は22位、人口1000人当たりの医師数は24位、延長保育の実施率(04年)は12位と、安心・安全面では下位に低迷している。同様の傾向は、シャープが進出した亀山市など、北勢地域の市町に多くみられる。
 逆に、5年間の人口増加率と2030年時の予想人口増加率が最下位(29位)で、地方税収入割合も28位の南伊勢町は、犯罪率が最も少ない町になっている。
 また、地方税収入割合をみると、シャープが進出している多気町が合併前(旧多気町)の50・7%から合併後35・5%に、旧10市町村が合併した津市も合併前(旧津市)の47・0%から34・5%にそれぞれ財政力が大幅に低下している。
………………………………………………………………………………………………………
 ◇2030年人口増減率(2000年比推計値)
  県平均=10.2%減
 ▼ベスト5         ▼ワースト5
(1)川越町 14.6%増 (1)南伊勢町 47.0%減
(2)玉城町  8.9%増 (2)尾鷲市  46.1%減
(3)名張市  7.7%増 (3)鳥羽市  41.3%減
(4)菰野町  6.9%増 (4)紀北町  41.3%減
(5)鈴鹿市  1.4%増 (5)大紀町  39.0%減
 ◇収入総額に占める地方税収入割合(04年度)
   県平均=35.4%
 ▼ベスト5         ▼ワースト5
(1)川越町  68.8% (1)大紀町   8.0%
(2)四日市市 52.3% (2)南伊勢町  9.6%
(3)鈴鹿市  50.1% (3)大台町  11.5%
(4)朝日町  49.4% (4)紀北町  12.1%
(5)玉城町  44.4% (5)熊野市  13.5%
 ◇人口1000人当たりの刑法犯検挙件数(03年)
   県平均= 4.8件
 ▼ベスト5        ▼ワースト5
(1)南伊勢町 0.7件 (1)伊賀市  6.4件
(2)度会町  0.8件 (2)四日市市 5.8件
(3)木曽岬町 1.4件 (3)鈴鹿市  5.6件
(4)御浜町  1.6件 (4)松阪市  5.3件
(5)多気町  1.6件 (5)名張市  5.3件
〔三重版〕

4月14日朝刊
(毎日新聞) - 4月14日11時1分更新

2417とはずがたり:2006/04/18(火) 02:15:36
<首都圏>千葉県

成田はけちけちせんと広域合併せよ!

一番広域の合併協議は
成田市, 富里市, 印旛郡 栄町, 香取郡 下総町, 神崎町, 大栄町, 栗源町, 多古町, 山武郡 蓮沼村, 横芝町, 芝山町, 松尾町
の12市町村。(2002/12/15蓮沼村・松尾町を除く10市町で任意協議会設置)

成田市:成田市,大栄町,下総町が合併→成田市
富里市
印旛郡
 栄町
香取郡
 下総町:成田市,大栄町,下総町が合併→成田市
 神崎町
 大栄町:成田市,大栄町,下総町が合併→成田市
 栗源町:佐原市,山田町,小見川町と合併→香取市
 多古町:06/4成田との合併推進派が当選
山武郡
 蓮沼村:成東町,山武町,松尾町と合併→山武市
 横芝町:匝瑳郡光町と合併→横芝光町
 芝山町
 松尾町:成田への編入方式に反撥離脱→成東町,山武町,蓮沼村と合併→山武市

2003/3/5〜1411市町村での法定協議会設置案を下総町,神崎町,栗源町が可決,成田市が否決,7市町村が成田市の否決により議案撤回または未提案


多古町長に新顔菅沢氏 11票差で現職破る
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/2502

 菅沢氏は、近隣の成田市との早期合併などを訴えてきた。町議らの支援を受け、土井、所両氏を退けた。

2418とはずがたり:2006/04/18(火) 23:44:21
<近畿>京都市

ますます盛ん「ふるさと公社」
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006041700050&amp;genre=A2&amp;area=K1H
旧京北町、京都市と合併1年

ふるさと公社が管理する京都市右京区京北の宇津峡公園。地域のイベント開催も支える(9日、さくらふぇすた)

 旧京北町が京都市右京区に編入合併して1年。行政窓口が町役場から右京区役所京北出張所などに移行した一方で、合併前に発足した財団法人「きょうと京北ふるさと公社」(上弓削町)は、都市部との交流や地域生活の「便利屋」として業務内容が広がっている。

 同公社は2002年、農林業の担い手を確保しようと、同町などが計3000万円を出資して設立された。合併後も存続し、約230人の働き手が登録されていて、地域住民から作業の要請があれば、その内容にふさわしい人材を有料であっせんする。

 田畑や森林の所有者が都市部へ転出したり、高齢になって管理できなくなったときに、依頼を受けて代行し、荒廃を防ぐのが本来の仕事。しかし、高齢者らから自宅の雪下ろし、ハチの巣除去、年賀状代筆、さらには墓の代参まで注文が舞い込む。05年4月から今年3月まで1年間の依頼は約660件で、延べ約3600人を派遣し、取扱高は4000万円近くになった。

 合併前は町営だったふるさとバス(7路線、計約95キロ)と、通学バス4台の運行も引き継いだ。また、合併後は地域のPRセンターとなっている「ウッディー京北」(周山町)や、宇津峡公園(下宇津町)の管理運営を同公社が行っている。
 最近は、都市部の住民から京北に家を借りたい、という相談が増えている。庄康彦・同公社理事長は「京都市になって、京北の情報が都市部に多く流れるようになったことも一因では。公社は、行政のように政策を立てて実行する組織ではないが、高齢化とともに日常生活を補助する作業依頼は増えそう」と、話している。

2419とはずがたり:2006/04/18(火) 23:51:54
<北陸・信越>新潟県岩船地区

とは総研では早期合併派の佐藤渡氏を推薦します。

選挙:村上市長選 候補はこんな人/新潟
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060418-00000098-mailo-l15

 任期満了に伴う村上市長選が告示され、元農協組合長で新人、佐藤度(わたる)さん(51)と再選を目指す現職、佐藤順さん(60)の無所属2人が立候補を届け出た。合併問題を争点に火花を散らす2人の素顔を紹介する。[柴田真理子、前谷宏](届け出順)
 ◇早期合併目指し出馬−−佐藤度さん(51)=無新
 岩船郡5町村との早期合併を第一目標に掲げる。「現職市長は合併を進める必要があると訴えたのに協議を離脱する時、住民の意見を聞こうとしなかった」と批判する。昨年夏から早期合併を目指す市民団体「新しい村上をつくる会」の会長として住民の生の声を聞いてきた。「合併について、市長選で問うべきだ。現職市長の対立軸が必要」と出馬を決意した。
 95年から5年半、市教育委員を務めた。「自分の子供時代と家庭、学校環境が変わった」と実感。公約に教育予算を重点配分し、他市町村から子供を呼べるような特色ある教育推進を掲げる。「合併すれば名産、名所などが増える」と期待。「『健康』をテーマに勉強会も催し、リフレッシュできるような観光事業を行いたい」と話す。
 市内の農家の長男。農業を継ごうと旧県立興農館高に入学したが、退学。翌年県立新潟高に入学し、「勉強に打ち込んで上を目指す」と東北大法学部に入学した。市役所に勤めたが「財務課で数字ばかりの毎日がむなしくなって」1年半で退職。ラーメンの出前、幼稚園バスの運転手など30種類近い仕事を経験した。以後、農業に従事し、農協理事などを務めた。
 趣味は山登りやバイクなど。「農業も同じで汗をかくのが好きなんです」
 ◇財政基盤強めて合併−−佐藤順さん(60)=無現(1)
 「4年間、市役所改革、観光振興など種をまいてきた。市民のために実らせたい」と再選出馬を決意。財政健全化、防災に強い町づくり、産業振興などを目指す。今年度から5年間の「むらかみ再生計画」の実施を掲げる。
 04年9月、「岩船郡5町村との対立構図から脱却できず、協議を進められない」と突然、合併協議をやめ、波紋を呼んだ。ただ「合併はそれぞれが財政基盤を強めてから」が持論。「選挙が終わった時点から合併協議を進めていく」と語る。
 市内で生まれ、父親の転勤で埼玉県で育った。専門学校で放送技術を学んだものの「東京のラッシュアワーは嫌だ」とUターン。地元企業で水道や井戸の工事に励んだ。農協に勤務後、週刊誌にヒントを得て、32歳ではんこをつくる印刷業へと転身した。37歳で市議になるが、辞職して会社に専念し、息子に引き継いだ。4年前「政治の体質を変えたい」と元市長の対抗馬として出馬した。
 「民間は軽自動車で動ける。行政はトレーラー。切り返しをしないと簡単には動かない」と4年間を振り返る。「歴史、祭りなど村上はいい所ばかり」と城下町らしい町づくり、付加価値の高い米の販売などロマンを語る。「行政は夢を持たなきゃいけない。夢は必ず現実になる」と目を輝かせた。
4月18日朝刊
(毎日新聞) - 4月18日12時7分更新

2420とはずがたり:2006/04/18(火) 23:56:15
<東海>
全員合併派で宜しいのかな?

選挙:東白川村長選/東白川村議選 きょう告示 /岐阜
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060418-00000014-mailo-l21

 前村長の死去に伴う東白川村長選と、村長選と同日選にするため自主解散した村議選(定数7)が、18日告示される。
 村長選には、今のところ前村議の製茶会社役員、安江真一氏(66)以外に立候補を表明している人はおらず、無投票になる公算が大きい。村議選は定数を12から5減して実施されるが、前村議6人と新人1人が立候補を予定しているだけで、こちらも無投票になりそう。【小林哲夫】

4月18日朝刊
(毎日新聞) - 4月18日12時5分更新

2421とはずがたり:2006/04/19(水) 00:15:19
<近畿>奈良県

合併新構想低い関心-県が39市町村に説明会
http://www.nara-shimbun.com/n_all/060414/all060414a.shtml

 県は13日、橿原市大久保町の県市町村会館で、先月末に策定した市町村合併新構想の説明会を開いた。県内39市町村の助役や担当者ら約100人が出席。ただ出席者から質問はほとんどなく、同構想に対する関心の低さをうかがわせる結果となった。川端修県総務部次長は「6月ごろまでに、ブロック別の説明会を考えている」としている。

(2006.4.14 奈良新聞)

2422とはずがたり:2006/04/19(水) 11:38:18
<東北・北海道>青森県

頑張れ合併推進派

原発効果活用で対立 大間町合併問う住民投票25日告示
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2006/04/20060419t21024.htm

住民投票条例案について、石戸副議長(左)の提案理由説明を聞く金沢町長=3月16日、大間町議会
 青森県大間町、風間浦村、佐井村の北通り3町村合併の賛否を問う大間町の住民投票(30日投開票)は、25日の告示まで1週間を切った。合併賛成派と町単独を望む反対派が相次いで組織を結成し、町を二分する激しい前哨戦を展開。新合併特例法下で東北第一号となった法定合併協議は原子力発電所誘致後の地域づくりをめぐる対立から異例の展開をたどっている。(むつ支局・村上浩康)

<町長が単独判断>
 合併派町議9人が中心の「三ケ町村合併を実現する会」(中島隆代表)は8日の発足以来、4カ所での住民説明会を終えた。合併を望む風間浦、佐井両村議も駆けつけ、選挙さながらの態勢だ。
 一方、金沢満春町長の後援会を中心に町議7人が参加する単独派は、9日に「合併に反対する会」を結成、会長に浅見恒吉前町長を据えた。ミニ集会を開くなど、やや出遅れながら「町長選と同じ覚悟」(清水潔・町議会議長)と力が入る。

 昨年6月、住民発議に伴う法定協の設置以降、表立った対立を見せなかった両派。だが協定調印直前の今年3月、金沢町長が町単独維持の最終判断を決定、反発した合併派町議が住民投票条例を成立させたことで、対立は一気に過熱した。
 議論の中心は、電源開発が計画する大間原発(8月着工、2012年3月運転開始予定)に伴う財政効果だ。

<「共同体」を強調>
 浅見会長は「誘致から30年、町の将来のため原発に理解を求めてきた」と語り、金沢町長も「メリットを十分に生かし、次世代に伝えなければならない」と主張。漁業者を中心に根強い「原発効果は単独で」との声を背景に、計約400億円に上る固定資産税などを活用した基盤整備促進に意欲を示す。

 対する合併派は「3町村は運命共同体」(中島代表)「単独では効果を食いつぶすだけ。合併推進債や両村の過疎債などを活用して基盤整備ができる」(石戸秀雄副議長)と反論。人口1万人未満の市町村に合併を促す国の指針を挙げ「合併すれば1万2000人。国策に逆らえば将来はむつ市に吸収される」と危機感を訴える。

<泥沼化を不安視>
 さらに、原発操業開始前に事業者と隣村が結ぶ予定の安全協定が、問題を複雑化させる。金沢町長は「合併と原発は別問題」と原発への影響を避けたい考えだが、合併派は「両村の協力がなければ原発計画は進められない」と主張する。
 さらに両村も「合併が駄目になれば、将来的に両村の住民感情にしこりが残るかもしれない」(佐井村の川岸一彦議長)と単独派をけん制。単独派からは「原発を盾にした恫喝(どうかつ)」(大間町議)と反発の声が上がる。

 肝心の住民投票後の行方も不透明だ。投票結果には法的拘束力がなく、金沢町長は「尊重はするが、結果を見ないと判断できない」と含みのある発言。一部には「合併賛成が過半数を占めても、町長の考えは変わらない」「合併派は町長リコールに打って出る」などの憶測も流れる。
 ある町民は「結果がどちらに転んでも、簡単には終わらない」と語り、問題の泥沼化を不安視している。

2006年04月18日火曜日

2423とはずがたり:2006/04/19(水) 11:43:28
<首都圏>埼玉県

どっちにせよ本庄との合併は避けられない情勢か。

2006年4月18日(火)
注目は本庄との合併協議
上里町長に関根氏再選
http://www.saitama-np.co.jp/news04/18/11l.html

 任期満了に伴う上里町長選と同町議選(定数一四)は十六日、投開票が行われ、町長選は現職の関根孝道氏(67)=無所属、自民推薦=が、新人で前町議の内山英明氏(61)=無所属=を退け、再選を果たした。

 十六人が立候補した町議選は、同夜遅く、新議員十四人の顔ぶれが決まった。共産が一議席を失った。(一部地域既報)

・・・・・・・・・・
◇上里町長選開票結果(選管最終)
当 9724 関根 孝道 67 無現(自民推薦)
  6158 内山 英明 61 無新

・・・・・・・・・・

関根 孝道氏

 〈略歴〉〔1〕農業〔2〕上里町議(三期)、上里町長(一期)、児玉郡町村会長〔3〕児玉農業高校(現児玉白楊高校)〔4〕上里町〔5〕上里町三町

 〈公約〉〔1〕協働のまちづくり〔2〕安心・安全都市〔3〕のびのび・しっかり子育てサポート〔4〕元気と魅力のあるまち〔5〕広域合併推進
略歴は〔1〕職業または肩書〔2〕経歴〔3〕最終学歴〔4〕出身地〔5〕現住所の順

・・・・・・・・・・

<解説>現職と新人で争われた町長選は、組織力の差で現職の関根孝道氏が勝り、新人内山英明氏を退けて再選を果たした。関根氏は「二期目へ向けての重要課題の一つは広域合併。一年以内に本庄市との合併協議会を設置したい」と、これまでより踏み込んだ発言をした。

 本庄市と上里町は昔から生活圏が同じで、結びつきが強い。給食センターも共有。そんな中、合併協議の申し入れは本庄市側からあり、関根氏は一昨年十二月、町長の立場で「時期尚早」と断った経緯がある。

 当時、議長だった内山氏は、「関根町長の“慎重論”にはついていけないものがある」と反発したいきさつもあり、今回、町長選に挑んだ。

 関根氏、内山氏は、ともに「広域合併」を理想とするが、本庄市との合併では内山氏が「三年以内に合併したい」と強くアピールしていた。関根氏の「一年以内に合併協議」は、政策の変化とも言えなくはない。

 関根氏の出陣式で来賓諸氏からは「二期目の任期中に合併のカタをつけなきゃだめだ」「今回は上里町最後の町長を選ぶ選挙だ」など、合併を促す声が多かった。

 合併問題のほか、給食センターの建て替え問題、上里パーキングエリアを活用したハイウェイオアシス事業の具現化など、二期目への課題は山積している。

2424とはずがたり:2006/04/19(水) 19:51:55
<広域合併>
北陸の解体か?新潟を関東に組み入れたいだけちゃうの?
福井は近畿地方,これは譲れないな〜。
新潟が関東なら長野も関東でしょう。変に東京志向の強い富山も関東になるのでは?となると関東が肥大化しすぎか・・。石川だけ中部ってのもねぇ。。
中・四国の中心は岡山になるのか?

「関東に日本海側を」 両海洋型の区割り有力 国土審議会
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060419-00000000-jsn-ind

 関東地方に日本海側ができる可能性がでてきた。

 国土形成計画法に基づいて、日本の新たな区割りの方法について審議している国土審議会圏域部会は4月19日、7回目の会合を開き、全圏域に両海洋を持たせる案など具体的な区割り案について、自治体や経済団体の意見を基に検討を行った。審議の結果をベースに、日本の新たな区割りが誕生する。

 今回の審議で有力になったのは、「両海洋型」の区割り案。現行の関東地方に新潟県を組み入れ1つの圏域とし、北陸地方3県を愛知など中部地方と合体させ1つの圏域とする、更に中国地方と四国地方を1つの圏域にする。東北・近畿・九州の各地方を含め、全ての圏域で日本海側と太平洋側を持たせる。委員のほとんどが、この案に賛同している状況だ。

 北陸地方など規模の小さい圏域を解消し、各圏域の経済力と自立性を高めるねらいがある。

 ただ、都道府県などの自治体や全国の経済団体にヒアリングした結果では、現行の区割りの方法をそのまま維持すべきとの意見や、態度を明確にしない意見が多く、両海洋型に賛同するものはわずか。今後、両海洋型の区割りを進めるには、実際に計画を立て実行する地方の納得をどのように得るかが重要となる。
(住宅新報) - 4月19日18時14分更新

2425とはずがたり:2006/04/19(水) 19:56:52
<東北・北海道>

市長らう゛ぅ〜ヽ(´ー`)/

市町村合併:三川町と合併協設置へ 富塚・鶴岡市長、6月議会で提案 /山形
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060414-00000107-mailo-l06

 鶴岡市の富塚陽一市長は13日の定例記者会見で、6月定例議会に三川町との合併協議会設置関連議案を提案する考えを示した。市長は「既に事務レベルで協議項目を詰めている。9月議会が難しければ臨時議会で合併協定調印を議決、県に申請し、12月県議会で審議してもらいたい」と語った。
 合併時期については「来年2月をめどにしたい」とし、合併後に三川地区の市議選挙を実施し、三川にも参加してもらって07年度予算を審議し、改めて新市のスタートを切りたいとの考えを示した。[粕谷昭二]
4月14日朝刊
(毎日新聞) - 4月14日12時3分更新

2426片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/04/20(木) 08:47:38
>>2346
<北陸・甲信越>

「秋葉区」名に異論続出
2006年04月16日
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000000604170002

 新潟市の篠田昭市長と新津地区住民との「語る会」が15日、同市の新津武道館であった。「政令指定都市に向けて」がテーマだったが、住民アンケートで「新津区」が多くを占めながらも、答申で「秋葉区」とされた5区(新津、小須戸)の区名について、厳しい意見が噴出した。

 同区名をめぐっては、「新津区」を主張する新津と、小須戸が対立したため、区名を検討する行政区画審議会が旧市町村名を区名投票の候補としないことを決め、3月末、同地区を「秋葉区」とするよう篠田市長に答申した。新津側は、「新津区」に変更を求める署名運動を始めている。

 語る会は旧新津市民ら約80人が参加した。篠田市長は「多くの方にご理解を頂きたい」などと述べ、答申を尊重する考えを示した。しかし、納得しない参加者から「住民投票をすべきだ」との意見も出た。

 また「5区の区名は、残念ながら地域住民の誰も望んでいない」「住民の声を反映すると言いながら、言っていることとやっていることが違う」といった批判もあった。

2427片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/04/20(木) 08:53:13
>>2424
え、ここで決まったらこの呼び名で統一されるんですかね?
ほんとに新潟を関東地方ってよぶことになるのだったらなんかすごいですね。
確かに、新潟は北陸地方としては中途半端な立場にいる県であり、道州制での扱いも微妙になっていますが。

2429とはずがたり:2006/04/21(金) 21:01:34
<首都圏>群馬県

甘楽富岡,藤岡吉井,高崎安中などの実現に期待大

第二幕の序章になるか
さらなる合併論議も 
http://www.chunichi.co.jp/00/gnm/20060420/lcl_____gnm_____000.shtml

 市長選告示を十一日後に控えた今月五日、みどり市の笠懸野文化ホールで、立候補予定者三人を集めた地元JC主催の公開討論会が開かれた。「広域圏合併後のまちづくりを説明したい」。予定者の一人はこう切り出し、討論会のテーマにはなかった桐生市との合併構想を持ち出した。

 旧大間々、笠懸、勢多・東の三町村合併で誕生したみどり市は、隣接の桐生市を東西に分断。旧桐生、新里、黒保根三市村が合併した桐生市は、みどり市を挟み、市域が離れた「飛び地」が生じた。

 桐生市が撤退した競艇事業への対応が、広域圏分断の大きな流れをつくったが、ここに来て、二市による「広域圏合併」が市長選の争点の一つになりつつある。

 公開討論会で、ほかの二人の予定者は「桐生市との広域的連携」を強調するにとどまり、二市合併の是非について談論風発とはならなかった。だが、将来的な合併には前向きな発言もあった。

 自治体関係者の一人は「平成の大合併で全国的に市町村の再編が進み、住民の間でも、以前より合併へのアレルギーが少なくなったのではないか」と分析。桐生市の飛び地や、みどり市の非効率な市役所「分庁方式」など、合併が生んだ同地域の“ひずみ”に対する市民の素朴な疑問が、さらなる再編を求める声の底流にありそうだ。

 こうした動きは桐生広域圏だけにとどまらない。富岡市でも甘楽富岡広域圏の合併が市長選後の課題に浮上しそうだ。

 旧富岡市と妙義町の合併で誕生した富岡市だが、当初の構想は広域圏五市町村の枠組み。下仁田町と南牧村が二町村合併を打ち出し、その後、甘楽町も「自立」を表明して離脱した。

 しかし、下仁田町は住民投票で南牧村との合併反対が多数を占め、町長が辞職。町長選で、広域圏合併を掲げた岡田常夫氏が当選し、旧富岡市などに合併を呼び掛けた経緯がある。

 岡田町長は「新市長が決まれば(合併に向け)働き掛ける」と明言する。「特別職の報酬や職員の手当削減などを行っているが限界。税収が落ち込み、交付税も削減され、このままでは財政が破たんする」とし、「今回決まる市長は単に富岡の市長ではなく、将来の甘楽富岡広域の市長」と熱い視線を送る。

 藤岡市では、隣接の吉井町で高崎市との合併を模索する動きが再燃しつつある。同じ広域圏の藤岡市との合併を求める動きは目立っていないが、町内には「合併するなら藤岡と」との意見も根強い。安中市でも、合併前のアンケートでは高崎市との合併を求める意見が少なくなかった。

 合併後初の首長・議員選が多くを占める今回の“ミニ統一地方選”が、「平成の大合併第二幕」の序章となるかもしれない。

 (この企画は石井宏昌、藤原哲也が担当しました)

2430とはずがたり:2006/04/21(金) 23:33:43
<首都圏>
うるうる・・滂沱

市町村合併:笛吹市と芦川村が調印 8月1日を目標に−−新法施行後、初めて /山梨
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060419-00000071-mailo-l19

 笛吹市と芦川村の合併協定調印式が18日、笛吹市石和町のスコレーセンターであり、荻野正直・笛吹市長と野沢今朝幸・芦川村長が協定書に署名した。合併目標期日は今年8月1日で、芦川村が編入される。県内48市町村が合併した「平成の大合併」が終わり、4月から新法が施行されて初の合併となる。
 両市村の法定合併協議会の萩野市長は「芦川村とは東八代広域圏で互いに手を携えてきた」などとあいさつ。昨年3月に芦川村が笛吹市に合併協議会設立の要望書を提出して始まった合併協議が、円滑に進んできたことを強調した。新笛吹市の課題として、財政問題などを挙げた。
 山本栄彦知事も特別立会人として調印式に出席、「県の事業を実施することで、新笛吹市を支援する」などと述べた。
 新笛吹市の面積は約202平方キロ、人口は7万3057人(02年国勢調査)で、新市役所は「当分の間、暫定的に」現在の笛吹市役所とし、芦川村役場は支所になる。
 法定協は今年3月1日に発足、今月14日まで3回開き、合併関連の計27項目の協議を終えている。
 調印を記念して財団法人山梨総合研究所の早川源専務理事の講演「新時代の笛吹市を磨く」もあった。[富田洋一]
4月19日朝刊
(毎日新聞) - 4月19日11時3分更新

2431とはずがたり:2006/04/22(土) 11:30:34
<東北・北海道>岩手県

新たな合併に温度差 3首長座談会
http://www.iwate-np.co.jp/news/y2006/m04/d22/NippoNews_2.html

岩手日報社は21日、合併して誕生した洋野町の水上信宏町長、奥州市の相原正明市長、新「久慈市」の山内隆文市長を盛岡市の本社に招き、吉田誠一報道部長の司会で座談会を開いた。隣接市町村とのさらなる合併について相原市長は「金ケ崎町民の理解と合意を前提に推進する。平泉町についても検討を開始したい」と意欲を示した。山内市長も久慈広域4市町村について「合併がベストと考えている」と前向きな姿勢を示したが、水上町長は「今は新町の発展に全力を上げる。時期尚早」と語り、温度差を見せた。
新しい地域づくりについて3市町長は「合併した両地域(旧種市町、大野村)の特徴を生かし、基盤整備を進めたい」(水上町長)、「旧5市町村の均衡ある発展を目指し、盛岡に準ずる副県都構想を進める」(相原市長)、「人が輝き、地域コミュニティーが輝く新市づくりを進めていく」(山内市長)と決意を述べた。
隣接市町村との新たな合併、連携について相原市長は「私が選挙のマニフェストで訴えた通り、金ケ崎町とは町民の理解と合意を前提に進めていきたい。平泉町に関しても検討していきたい」とあらためて持論を展開した。
山内市長は、一部事務組合など久慈広域4市町村(久慈市、洋野町、普代村、野田村)の共同事務を挙げた上で「すべての事務を一つの自治体で行った方が地域住民の負担が少ない。基本的には合併が最良だと思っている」と強調した。
水上町長は「ようやく合併がまとまったときに、県の新たな方針(合併推進構想)が出る。合併は住民意思が第一義。行財政基盤の強化を図り、新町発展に努めたい」と述べた上で「(新たな合併は)時期尚早だ」と慎重姿勢を見せた。
道州制論議について相原市長は「平成の大合併はヤマを越えた。次は都道府県制の見直しが必要だ。東北州でいいと思う」とし、水上町長も「合併により、自治体の規模が大きくなる。北東北3県、東北6県(の道州制)を探る時期だ」との見解を明らかにした。
これに対し、山内市長は「道州制を議論する前提に基礎的自治体をどうするかという議論が深められていない。基礎的自治体や国がどうあるべきかを議論しないと、単に県境を取り払っただけで権限の移譲も進まないのではないか」との視点を示した。

2432とはずがたり:2006/04/23(日) 15:05:15
設置しない13都県って東京・富山・佐賀と残り10県って何処だ??
富山・広島・佐賀・愛媛・大分等は2幕が殆ど必要ない位に合併が進んだからねぇ。わざわざ多量の税金かけて審議会等つくらんでもええし。一方,東京など殆ど合併が進まなかったにも拘わらず審議会を設置しないらしい。裕福な自治体が多くて動きが顕在化しないのかもしれないが,都心3区の合併ぐらい果たせや,石原。(23区の再編は特別法の改正が必要だったかもしれないけど)

「大合併」第2幕動き鈍く 構想策定25道府県のみ 13都県が審議会設置せず
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/20060422/20060422_014.shtml

 全国の都道府県のうち、新たな市町村合併の組み合わせを示す「構想」を策定したのは、宮城、鹿児島など12県で、予定を含めても構想を策定するのは25道府県にとどまることが22日、共同通信社の調査で分かった。

 構想を検討するための有識者らによる審議会は、34道府県(予定を含む)で設置されるが、13都県は既に合併が進んだことなどから設置しない方針だ。

 昨年4月施行の新合併特例法に基づき総務省は今年3月末をめどに、全都道府県に対して審議会を置いて市町村に議論を促すための構想づくりを求めたが、各都道府県の反応は鈍く、「平成の大合併」第2幕の多難ぶりをうかがわせた。

 策定済みの12県の構想をみると、県内の全市町村を対象にした宮崎は31市町村を10に再編。合併が遅れていた埼玉県は、さいたま市を除く70市町村を11に統合する案を示した。山形、奈良もほぼ全県地域を対象にし、市町村数の減少率も高い。

 和歌山、沖縄などは旧特例法の下で合併した地域を除くなどして構想の対象を限定。

 審議会を設置する34道府県のうち、秋田など9県は構想を策定するかどうか未定。「審議会で策定の是非を協議」(兵庫)などとしている。

 審議会を設置しない13都県は、理由として「県内の合併は一段落した」(富山)「旧特例法の下で十分に議論した」(佐賀)などを挙げた。
=2006/04/23付 西日本新聞朝刊=
2006年04月22日23時41分

2433とはずがたり:2006/04/23(日) 15:18:15
<東海>静岡県

町長が押され気味か?どっちゃでもいいけぇが兎に角いそいでや。

新居町長の合併町民説明 湖西市議が疑問提起 広域施設組合議会
http://www.shizushin.com/feature/gappei/kiji2/20060329000000000036.htm

 湖西市・新居町広域施設組合議会一般質問で28日、浜松市との合併を目指す古橋武司町長の合併町民説明の内容について、湖西市議から疑問の声が上がった。湖西市の関係者が公的な場で、古橋町長の合併施策に対し、批判するのは異例。
 古橋町長は広報紙などで、浜松市との合併を目指す理由を説明してきたが、同市の池田好郎議員は「湖西はだめだ、だめだという内容で、怒り心頭」と批判した。古橋町長は「議員のおっしゃる通り。慎重に考えてまいりたい」と述べ、説明方法が不十分だったことを認めた。
 古橋町長は広報紙で、組合が運営する衛生プラント、消防、病院について、新居町の負担金が増え、大変な状態になることを指摘しているが、池田議員は「湖西市から見ると、疑問が多々ある」と述べ、古橋町長の説明に対して、異論を唱えた。

「町議会解散なら辞職」だったはずが…  新居町長が前言撤回
「不信任案採決待つ」
http://www.shizushin.com/feature/gappei/kiji2/20060414000000000013.htm

 新居町議会3月定例会などで「町議会が辞めれば、自分も辞める」と繰り返し発言していた古橋武司町長が13日、発言を翻し、町議会による不信任案の採決を待つことを表明した。古橋町長が議会での公的発言を正当な理由なく撤回したことを問題視した町議会は、不信任案の議決を視野に、議会内の調整を始めた。
 合併問題をきっかけに、町議会は「町長としてのリーダーシップの欠如と著しい議会軽視」を指摘。3月24日には賛成10、反対5で辞職勧告を決議した。
 古橋町長は「私もあなたたち(議員)も一緒に、町民に信を問うたほうがいい」として、町議全員の辞職を促し、自分も辞める姿勢を明確にしていた。
 13日に古橋町長の発言を受けた町議会は、解散に必要な13人を1人上回る14人の同意を取り付け、古橋町長の辞職を条件に解散することに合意した。
 町議会が古橋町長に解散の意思を伝え、古橋町長の辞職を求めたところ、「(制度について)不勉強だった。議会が辞めれば、自分も辞めなければならないと考えていた。不信任が可決されれば、理由を勉強し、それから進退を考える」として、これまでの発言を撤回して辞職を拒否した。
 中嶋正夫議長は「不信任を出せる人員は確保している。今月中に不信任を出すかどうか結論を出したい」と述べた。
 古橋町長は町議会3月定例会などでの発言を取り消す理由について「(深く考えず)単純に考えていた」と説明した。さらに町広報紙で「平成19年4月に浜松市との合併を目指す」と明言していたことについても「遅れると思う」として同時期の合併を事実上、断念した。
 町議は「簡単に発言を覆す姿勢には、あきれて、びっくりしたとしか言いようがない」などと古橋町長の政治姿勢を批判した。
 不信任案が可決された場合、町長は10日以内に解散か失職を選ぶ。解散した場合は、選挙後初めての議会で、不信任案を過半数で議決でき、町長は失職する。

2434とはずがたり:2006/04/24(月) 13:00:47
<九州・沖縄>
(・∀・)イイ!!
線引き問題では八戸から階上が離脱している。今回もじっくり話し合って気持ちよく合併して欲しいね。

市町村合併:任意合併協6月末にも 佐賀市と佐賀郡3町、3町編入提案へ /佐賀
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060422-00000178-mailo-l41

 ◇3町首長会議
 1市3町合併に乗り出した佐賀市と川副、東与賀、久保田3町の首長会議が21日、同市役所であった。各市町の6月議会を経た上で、任意の合併協議会を6月末か7月に設置し、3町の編入合併を任意協に提案することを申し合わせた。
 会議は非公開。終了後に会見した秀島敏行市長によると、任意協は4市町の設置予算案の議会可決がそろい次第、設置する。任意協で合意すれば、法定協に進むことになる。秀島市長は会議の冒頭に「1市6町の時の話も聞いているが、無理をせず、意思疎通を図りながら進めたい」とあいさつした。
 3町は02年8月から旧佐賀市など1市6町の法定協に参加したが、都市計画の線引きなどで他市町と折り合わず、03年末に法定協が解散。3町を除く1市3町1村が昨年10月、合併して新・佐賀市が誕生した。
 新市長選で当選した秀島市長が今年1月、改めて3町側に合併協議を要請。首長4人は3月30日、市役所で会談して「07年度の早い時期での合併を目指す」と確認していた。[姜弘修]
4月22日朝刊
(毎日新聞) - 4月22日14時1分更新

2435とはずがたり:2006/04/24(月) 13:43:32
<東海>

こうなったら選挙で白黒着けるしかないっしょ。

新居町:町議14人、不信任案提出へ 古橋町長の辞表提出条件に /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060422-00000001-mailo-l22

 新居町の古橋武司町長から自身の不信任案提出を求められていた同町議会の14議員は21日、町長の辞表提出を条件に不信任案提出に応じることを決めた。中嶋正夫議長が来週中にも古橋町長に伝える。古橋町長が求めに応じた場合は、議会と町長の出直し選挙となる。
 この日は議員16人中、合併を巡り町長と対立する14人が集まり対応を協議。不信任案を提出して可決した場合、町長が議会の解散か自身の辞職かを判断するため、辞表提出を条件に不信任案を提出することになった。
 また新居町の住民有志は同日、浜松市との合併協議会設置を求めて集めた署名1276人分を町選挙管理委員会に提出した。選管が審査し有権者の50分の1以上あれば、新居町が浜松市長に合併協設置を請求するが、それ以前に出直し選挙が決まる可能性もある。[望月和美、竹地広憲]
4月22日朝刊
(毎日新聞) - 4月22日12時1分更新

2436とはずがたり:2006/04/26(水) 12:30:37
<首都圏>埼玉県
おお,なんと。
長瀞・皆野は割と早い段階で秩父地域の合併協議から離脱。

2006年4月25日(火)
合併と行革に努力
石木戸皆野町長が初登庁
http://www.saitama-np.co.jp/news04/25/29l.html

 先ごろ行われた皆野町長選で初当選を飾った石木戸道也町長が二十四日、役場に初登庁をした。

 午前八時三十分、石木戸町長が役場に到着すると、庁舎前で支持者や職員ら約二百人が新町長を出迎え。石木戸町長は支持者の一人一人と握手を交わした。支持者から花束を贈られると、満面の笑みを浮かべた。

 そのあと、役場の会議室に職員を集めて就任のあいさつ。意識改革などを訴えた。

 石木戸町長は「(秩父市との)合併と行財政改革に精いっぱい努力したい」と抱負を語った。合併については「秩父市に打診をしてから、町民懇談会を開きたい」と話した。

2437とはずがたり:2006/04/26(水) 15:32:30
<北関東>栃木県

結城も栃木も残したい地名ではあるが大同合併は難しいのかな?

■ 栃木市と合併、研究会再開へ 小山市議ら
http://www.shimotsuke.co.jp/hensyu/news/060426/news_12.html

[小山] 市選出の県議五人と市議の懇談会が二十五日開かれ、休止となっている栃木市との法定合併協議会の再開を念頭に、小山市議会の合併問題研究会の活動を再開させることを確認した。

 懇談会は今回で二度目。「情報を共有化したい」として、県議団から市議会に呼び掛けて実現した。前回は中核都市づくりについて話し合い、今回は栃木市と合併した場合の小山市の損得について、県議団の作成した資料を基に話し合った。

 県議団は「宇都宮市に対抗できる都市を県南に造るには小山、栃木両市の合併が不可欠」との立場。一方、市議会は合併について総論は賛成ながら、議員間にかなりの温度差がある。懇談会では市議から「なぜ相手が栃木市なのか」「野木町や結城市とも話を進めるべきだ」などの意見が出た。

2438とはずがたり:2006/04/26(水) 15:49:18
<東北・北海道>
住民の意識は醸成されてきてるぞ

■本吉と合併 75パーセント望む2006.04.26
気仙沼市長選 本紙世論調査
旧来の枠組みを支持/
http://www.sanriku-kahoku.com/news/2006_04/k/060426k-yoron.html

 河北新報社は二十三、二十四の二日間、気仙沼市の有権者を対象に、同市長選(三十日投票)についての世論調査を実施した。その際、支持する候補、市の課題などのほかに、自治体合併について二つの質問をして回答を得た。それによると、昨年合併協議を離脱した本吉町について、「気仙沼市と合併した方がよい」と考えている人が七割を超えたことが分かった。

 【気仙沼市は将来、さらに周辺の町などと合併すべきか】

 「合併した方がよい」が52・3パーセントと過半数に達した。「今のままでよい」と答えた人も43・5パーセントいた。

 より広域的な合併を望みたいが、誕生したばかりの新市がきちんと運営されるのを優先させるべきだという、有権者の考えが読みとれる。

 男女別では、合併推進を望んでいるのは男64・1パーセント、女41・7パーセント、逆に消極的な人は男31・9パーセント、女54・0パーセントで、男性の方が合併推進を支持している。

 年代別では、二十代、三十代が合併に消極的な人が多いが、四十代以上では合併推進派が年代が上がるごとに増えている。

 職業別では、合併推進派が多いのは農林漁業(61・7パーセント)をはじめ、管理職、専業主婦など。逆に商工サービス業、自由業、学生などは現状維持を望む傾向にある。
 旧市町別では、旧気仙沼市では合併推進が52・1パーセント、現状維持は44・0パーセント、旧唐桑町では合併推進が53・6パーセント、現状維持は41・2パーセントだった。

 【本吉町は旧気仙沼市、旧唐桑町との合併から離脱したが、本吉町は今後どのように進むべきか】

 「気仙沼市と合併すべき」と答えた人が74・6パーセントと四分の三近くになった。「本吉町のまま存続する」は20・1パーセントだった。破たんしたとはいえ、「旧気仙沼市・旧唐桑町・本吉町」という枠組みによる合併を望んでいる人が多いようだ。

 男女別では、「気仙沼市と合併すべき」とした人は男78・0パーセント、女71・5パーセント。やや男性が多かった。

 「気仙沼市と合併すべき」はすべての年代で半数を超えた。三十代は55・5パーセントで最低だったが、五十代以上は80パーセントを超えている。

 職業別では、現業職が81・6パーセントで一番高く、管理職78・3パーセント、農林漁業が75・8パーセント、事務・技術職71・2パーセントと続く。低かったのは学生が40・0パーセント、自由業58・5パーセント。

 旧市町別では、違いが見られた。旧気仙沼市内の回答者のうち、「本吉町は気仙沼市と合併すべき」と答えたのは77・0パーセント、「本吉は単独で存続すべき」は18・6パーセント。旧唐桑町では「気仙沼市との合併」が62・4パーセント、「単独存続」が27・9パーセントだった。

 旧気仙沼市の人は「マザーシティー」として、本吉町に門戸を開いて規模の大きさを求める考えが強かったようだ。これに対し、規模の大きな旧市と一緒になった旧唐桑町では、新市が唐桑にも目を配った均衡ある行政運営をするかどうかについて不安があり、「本吉と気仙沼との合併」に対しやや慎重な姿勢を見せたと考えられる。

2439とはずがたり:2006/04/28(金) 11:05:08
<東北・北海道>青森県

風間浦は合併できればむつでも良いという姿勢。

北通り3町村合併 首長の対応は三者三様(2006/04/27)
http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2006/04/27/new06042702.htm

 「北通り三町村」合併の是非をめぐり、三十日投票が行われる大間町の住民投票。合併の当事者である同町、佐井村、風間浦村の各首長はこれまで温度差のあった合併への取り組みと同様に、反対、賛成、中立―と三者三様の対応を見せている。
 単独運営方針を示す大間町の金澤満春町長。告示前日の二十四日夜に行われた合併反対派「合併に反対する会」の総決起大会に出席し、支援者らに自らの思いを伝えた。この中では「(就任以来)この一年、町長としての仕事ができていない」と、合併推進に回った野党町議たちへ怒りを爆発させる場面も。
 翌二十五日の公開討論会でも「原発誘致で自立できる町づくりをしたい」と終始一貫した態度を崩さなかった。
 これに対し、合併を目指す佐井村の太田健一村長は、村議十二人全員とともに賛成派を〝側面支援〟する。
 二十日に行われた賛成派「三ケ町村合併を実現する会」の総決起集会に出席して連携をアピール。公開討論会は公務で出席できなかったものの、代理出席の奥本好勝助役に手紙を託し、「三町村は運命共同体。苦楽を共にしたい」と金澤町長の“英断”を切望した。
 一方、風間浦村の横浜力村長は、大間町が合意すれば合併に応じるとの姿勢で、住民投票には「中立」の立場。公開討論会に招待されたが、「大間町政への干渉になる」と参加を断った。「無理に割り込むことはしたくない。今は慎重に見守りたい」と話している。

2440とはずがたり:2006/04/28(金) 13:27:06
<東北・北海道>岩手県両磐地区

合併に向け調査要請 藤沢町長が
http://www.iwate-np.co.jp/news/y2006/m04/d25/NippoNews_6.html

 一関市との合併を見据え「合併条件」を整備している藤沢町の佐藤守町長が、早期の合併協議を目指し、今月中旬に浅井東兵衛市長と非公式に会談したことが24日分かった。岩手日報社の取材に対し、佐藤町長は「合併協議の前段として、合併条件整備や財務状況の調査を申し入れた。理解が深まれば、正式に合併を申し入れたい」と述べ、浅井市長は「藤沢町の条件整理の状況を把握した上で、対応を検討する」としている。
 会談は市役所で行われ、佐藤町長が浅井市長に対し、2004年12月末の両磐市町村の合併再編時に示された第3セクターの全面整理などの「合併条件」の整備状況や、財務状況などについて、市側の理解を深めるための調査を申し入れたという。
 浅井市長は「(調査の)申し入れは受けた。私は合併について両磐は一つという考えに変わりはない。ただ、合併して間もない一関市の新年度が始まったばかりという事情もあり、(藤沢町から要請を受けた)調査などを進めた上で検討する」としている。
 藤沢町は、04年12月に両磐9市町村の合併協議が破たんした後、合併再編時に「合併条件」をクリアできず、参加を見送った経緯がある。このため、05年度から大ナタの行財政改革を断行。総債務176億円(05年度末現在)の圧縮に努め、合併の障害となった第3セクターも今年3月末までに全5社を整理した。
 町は現在、国営農地開発事業負担金の軽減を国に求めているほか、同農地への新規経営体の参入などを進めている。

2441とはずがたり:2006/04/28(金) 13:31:39

<北陸・信越>新潟県
郡名の岩船の名も捨てがたいけど,村上市内の岩船町にその名を残すのみになるのかな・・。
ともあれ,合併推進派の当選に祝意。しかし肝腎の郡部が果たして納得のするのかな?

村上市:佐藤市長、公約実現に動き 岩船郡5町村と合併協議再開へ /新潟
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060425-00000064-mailo-l15

 村上市長選で初当選した元農協組合長、佐藤度さん(51)は、当選から一夜明けた24日、報道陣に「岩船郡との合併を1年から1年半のうちに成し遂げたい」と話し、合併の早期実現に意欲を示した。
 佐藤さんは、同市役所で当選証書を受け取った後、取材に応じ、「(来月8日の)就任後、すぐに関係町村の首長に会い、合併協議を再開する」と明らかにした。
 合併協議が決裂する原因となった新市名問題については「村上市が地域のリーダーになれば、その名前も受け入れられるはず。それが自分の仕事だし、他の町村長も名前にはこだわらないと言っている」と述べ、「村上市」が新市名になる見通しを示した。
 合併の枠組みについては「関川村を除く岩船郡5町村との合併が基本的な考え方」と話したが、荒川町の大矢寅三町長は村上・岩船地域の合併に慎重姿勢を示しており、今後も議論が続くとみられる。[前谷宏]

2442とはずがたり:2006/04/28(金) 13:34:22
<東海>
更なる合併推進派の民主推薦候補当選か〜。素晴らしい。

北名古屋市:初当選の長瀬市長、一夜明け初登庁「市民の期待で圧勝」 /愛知
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060425-00000000-mailo-l23

 市長選での初当選から一夜明けた24日朝、北名古屋市の長瀬保市長は、市長室のある同市役所西庁舎(旧西春町役場)に初登庁した。長瀬市長は記者会見で「新たな気持ちで朝を迎えました」と感想を語った。
 この日午前8時半過ぎ、長瀬市長は上下グレイの背広姿で初登庁。玄関前で女性職員から花束を受け取り、市長バッジを胸につけてもらうと、集まった職員から大きな拍手が起こった。
 当選証書授与式の後、記者会見が開かれた。長瀬市長は「市民の期待感が、圧勝という結果につながったと思う。旧2町で一体感のある市民意識をはぐくみたい」と話し、具体的施策として巡回バスの整備や、市を東西に分断する名鉄犬山線の高架化を挙げた。
 また、選挙戦で主張した福祉政策については「(市民の中で)奉仕・献身的な精神を高めるとともに、障害を持った人も外出できるような取り組みがしたい」と話した。【桜井平】
 ◇「将来は名古屋圏」−−更なる合併視野に
 旧師勝・西春町の合併で誕生した北名古屋市の将来像はどうなるのか。旧師勝町長から同市長に初当選した長瀬保市長(65)は、新市の将来について「300万名古屋都市圏に編入される」としており、近隣市町との更なる合併への動きにも注目が集まりそうだ。
 旧師勝・西春2町を含む旧西春日井郡7町は当初、合併協議会を組織し一体化を模索していたが方向性の違いから分裂した経緯がある。旧新川、西枇杷島、清洲の3町は05年7月に合併し清須市が誕生。今年3月発足した北名古屋市では、既に上下水道とごみ処理、消防の3事業を隣の豊山町と共同運営しており“次の合併”への抵抗感は小さい。
 長瀬氏は旧西春町での高い知名度に加え、民主党の推薦を得て圧勝した。「旧西春日井郡7町を再編成し、名古屋市の新しい区にするべき時が来る」と構想を膨らませており、大合併を視野に新市のかじ取りが始まった。[桜井平]
4月25日朝刊
(毎日新聞) - 4月25日11時1分更新

2443とはずがたり:2006/04/29(土) 14:10:06
<東北・北海道>岩手県

市町村合併 県が新推進構想を決定
http://www.iwate-np.co.jp/news/y2006/m04/d28/NippoNews_13.html

 県は28日、県庁で市町村合併推進支援本部会議(本部長・増田知事)を開き、新たに8つの合併枠組み例を盛り込んだ合併推進構想を決定した。併せて合併市町村を対象にした新しい支援プランも決めた。

 合併新法期限(2010年3月末)を見据えながら県内でも新たな合併論議がスタートするが、旧合併特例法のような手厚い財政支援は見込めず、曲折も予想される。

 同構想は人口10万人程度の都市が並ぶ花巻、北上、奥州などの県南地域を除き、県内を8つの枠組みに再編する例を示した。具体的には盛岡広域圏(盛岡市、雫石町、滝沢村、紫波町、矢巾町)、一関広域圏(一関市、平泉町、藤沢町)、久慈広域圏(久慈市、普代村、洋野町、野田村)など。

 新支援プランは、合併新法下で合併する市町村を対象に国や県の支援策を盛り込んだ。具体的には合併に関する調査研究、県から市町村への権限移譲、まちづくり事業に対する財政支援―など。

 増田知事は同会議で「県内は旧合併特例法下で35市町村に再編されたが、合併を希望しながらできなかった市町村や行財政運営が大変な小規模町村がある。今後の在り方を考える必要がある」と強調した。

 県は昨年8月に県市町村合併推進審議会を設置し今年2月に合併推進構想案を増田知事に答申。県民意見聴取(パブリックコメント)を実施した。

2444とはずがたり:2006/04/29(土) 15:03:33

<中国・四国>岡山県

つてき〜。これで玉野市も用済みって事ね。
>現岡山市の人口増加から、早ければ07年にも政令市指定の人口要件となる70万人を突破する見通し。
久米南町とかもとっとと編入してってのはどぉ?

岡山市、建部、瀬戸町 合併協議を終了 政令市実現へ弾み
http://www.sanyo.oni.co.jp/sanyonews/2006/04/28/2006042808215793005.html

 岡山市と岡山県建部、瀬戸町による法定の岡山県南政令市構想合併協議会が27日、瀬戸町内であり、合併期日を来年1月22日とすることなどを承認、すべての協議を終えた。3市町はそれぞれ6月定例議会に合併関連議案を提案する。

 「平成の大合併」で、岡山市にとっては昨年3月に御津、灘崎町を編入したのに続く第2弾となる。財政上の優遇措置を縮小した新合併特例法施行(4月)後の合併は県内で初めて。

 同市は県内初の政令指定都市を目指しており、合併が実現すれば、新市の人口は約69万6000人(2005年国勢調査速報値)。現岡山市の人口増加から、早ければ07年にも政令市指定の人口要件となる70万人を突破する見通し。
(2006年4月28日掲載)

2445とはずがたり:2006/04/29(土) 15:20:40
<中国・四国>

選挙:山口市議選/萩市議選 地域間で議員数に格差 調整、バランス施策課題 /山口
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060427-00000147-mailo-l35

 ◇山口・萩市議選結果
 23日投開票された山口、萩両市議選は合併後、初めてとあって、いずれも多数の候補者が激戦を繰り広げた。選挙結果はこの後の市政や課題にどう影響するのか、探った。[住田里花、浜野真吾]

 定数34に対し、53人が乱立した山口市議選。地域別の当選者は▽旧山口市26人▽旧小郡町4人▽旧秋穂町1人▽旧阿知須町1人▽旧徳地町2人。旧山口市が圧倒的多数を占めたが、割合では旧山口市が有権者約4100人に議員1人、旧小郡町が約4300人に1人でほぼ同じ。旧徳地町では約3400人に1人と高く、旧秋穂町は約6600人に1人、旧阿知須町が約7100人に1人と低くなった。
 地区別の投票率は▽旧山口市52・08%▽旧小郡町54・11%▽旧秋穂町71・21%▽旧阿知須町66・53%▽旧徳地町70・93%。すべてで直近の議員選を下回った。特に旧阿知須町では98年の町議選の際の86・58%が66・53%と急降下した。事前に候補者を絞り込んだため、候補が出ない地域の関心が薄かったためとみられる。
 渡辺純忠市長は24日の定例会見で「旧4町すべてから議員が出てよかった」と語った。しかし、議員数の割合から、旧山口市中心の市政運営は避けられないのではとの不安を訴える周辺住民は少なくない。
 旧秋穂町の農業男性(59)は「コミュニティーバスの路線拡大を要望しているが、地区の議員がいなければ声が届かなくなる」と不安を漏らす。旧小郡町の自営業の男性(48)は「小郡町時代は他市町より安い値段で公共サービスを受けてきた。価格の調整はこれからが本番だが、こうした大切な時期に地域の議員数が減ったので、調整がうまくいくか心配だ」と話す。
 ◇旧むつみ村の当選ゼロ
 定数30を45人が争う乱戦だった萩市議選。旧1市6町村の合併後、初の選挙で注目された焦点の一つは、各地域がバランスのとれた振興策を推進するため、地元から何人の議員を出すことができるか、だった。
 旧萩市の当選ラインは700票以上、旧町村部は200票前後と大きな開きがあった。周辺地域の候補者が選挙戦を勝ち抜くには候補の絞り込みと調整が不可欠だった。
 結果は好対照だった。候補を絞り込めなかった旧須佐町は6人が出馬し、わずか1人しか当選しなかった。旧むつみ村は3人が出馬したが全員が落選するなど共倒れとなった。
 一方、旧川上村と旧旭村はそれぞれ、2人と1人に立候補者を絞り込み、いずれも当選した。旧福栄村と旧田万川町も絞り込みが奏功、2議席ずつを確保した。旧須佐町、旧むつみ村ともに立候補者の得票総数から見れば、それぞれ4、2議席の確保は可能だった。
 旧萩市は観光中心、周辺地域は農林水産と主産業がまったく違う。さらに県土の11%を占める広域圏だけに住民間の交流もこれまで以上に必要だ。新議員には行政と一体になって、バランスのとれた地域づくりが期待されている。
4月27日朝刊
(毎日新聞) - 4月27日13時2分更新

2446とはずがたり:2006/04/29(土) 17:43:26
<近畿>奈良県2題

<上>宇陀市は曽爾・御杖との合併が課題。県は更に桜井との合併も模索

<下>川上村は大滝ダムで潤うため合併せず。けっ。

「地域推薦」で重圧−宇陀・旧室生村の選挙活動
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060426-00000003-nara-l29

 3町1村が合併して誕生した宇陀市で、初の市議選が23日に行われた。合併前の55議席が、22議席に絞られる厳しい選挙となったが、最も人口が少ない旧室生村では、地域推薦という形で候補者を絞った選挙戦を展開、みごと5人全員の当選を果たした。ただ住民の中からは「候補者をじっくり見極めて投票したいのに、選挙事務所に足を運んで応援しろという圧力がひどかった」と、行き過ぎた選挙対策に疑問を投げかける声も聞かれている。
(奈良新聞) - 4月26日11時46分更新

補欠選挙回避の動き−北谷村議辞職届撤回で川上村会
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060426-00000009-nara-l29

 業務上横領容疑で逮捕された川上村の北谷武志村議(56)=無所属、三期目=の辞職問題で、同村議会の対応が不透明さを増している。北谷村議が今年1月に郵送で提出した辞職届は本人の物と確認されたが、その後に同議員が翻意を表明。辞職に伴う補欠選挙を回避したい議会の思惑も見え隠れし、議会が辞職届の撤回を認めれば、村民の反発も出そうだ。
(奈良新聞) - 4月26日11時46分更新

大滝ダム
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jdf/Dambinran/binran/All/All_1579.html

後南朝の歴史が
___川上村は、後醍醐天皇から発する後南朝最後の自天親王とその弟の忠義王の歴史が残るところ。忠義王は川上村神之谷に御所をおいていた。長禄元年12月2日、大雪のなか、二人は赤松家臣団に殺害された。南朝を擁護する川上郷民は追走、反撃して、首級と神璽を取り返したという。両皇子の御首は川上村神之谷にある金剛寺に手厚く埋葬された。自天親王が即位した2月5日には、今も毎年、金剛寺で朝拝式が厳粛に行われる。
生まれ変わった川上村
___地元の川上村は後南朝の史跡を残し、また日本三大人工美林で有名な吉野杉の主産地。観光を柱とした村づくりを目指す。ダム建設による移転に伴って平成2年に新しい村の官庁街が誕生。ダムを望む地に村営ホテルが建った。役場職員自らが皿洗いなどしてホテルを運営するという素人集団による営業。平成7年度には温泉宿泊施設として「五色湯」もオープン。木工センター、トントン工作館など木工の里かわかみとしての拠点施設も。

2447とはずがたり:2006/04/29(土) 17:52:01
<北陸・信越>長野県南佐久地域

古いニュースであるが。。

2003/1/10川上村が小海町,北相木村,南相木村,南牧村に合併検討を提案
2004/1/9南相木村が5町村での任意協議会設置を提案,小海町,北相木村,川上村は前向き,南牧村は川上村との2村での合併や単独村制継続を検討
2004/3/5川上村が南牧村に合併協議を申入れ。南牧村は単独村制継続も視野に2村での合併も検討へ,5町村での合併を断念
2004/4/12準備会「川上村・南牧村合併協議準備会」設置
2004/6/11南相木村は小海町,北相木村との合併を検討へ
2004/7/14川上村・南牧村で任意協議会設置
2004/8/23町村は合併特例法期限内での合併を断念,期限にとらわれず検討へ
2004/11/212村の合併の是非を問う住民アンケートの結果
 川上村:「賛成(38.6%)」「反対(40.7%)」「村長・議会に任せる(20.7%)」
 南牧村:「賛成(12.8%)」「反対(87.2%)」
2006/3/31以前合併予定期日
 新村名公募予定(法定協議会移行後)
 新村役場:現・川上村役場(新庁舎設置までの間)
 新庁舎:合併後3〜5年を目途に,国道141号線沿いに設置へ(新設または既存施設の利用のいずれかは今後検討)
2004/11/30川上村・南牧村2村での合併を断念,協議会を解散
2005/03/20佐久穂町 新設 南佐久郡 佐久町, 八千穂村
2005/04/01佐久市 新設 佐久市, 南佐久郡 臼田町, 北佐久郡 望月町, 浅科村

合併で川上村が試案提示 旧町村も権限や財産 南佐久南部会合で
http://www.shinmai.co.jp/gappei/200301/03011105.htm

 南佐久郡川上村は十日、小海町で開いた同郡南部五町村の会合に、独自に検討した合併方式「川上試案」を示した。合併後も旧町村単位に、権限と財産をある程度維持できる内容。出席者からは「主な業務は旧単位に行うため調整も簡単ではないか」と賛同の声も出た。今後各議会や住民に説明する方針。

 会合には小海町、川上村、南牧村、南相木村、北相木村の五町村の町村長、議長らが出席した。

 試案の主な内容は▽旧町村単位に「地域局」を置き、福祉や土木建設、窓口業務、ごみ処理などを行う▽地域局ごとに行政施策を協議する「住民会議」を設置▽本庁には議会を置く▽本庁は予算配分、税財政、教育など全体的な業務を行い、地域局の調整機能を果たす▽旧町村の積立基金は新自治体に一定額を拠出し、残りは地域局ごとに活用する―など。

 試案について県市町村課まちづくり支援室は「選挙や課税、予算執行権などについて具体的に検討する必要があるが、地域局を置くこと自体は法的に可能」としている。

 五町村の中では、東京電力が村内に発電用ダムを建設中の南相木村が、将来、年十数億円の固定資産税収を見込めるため合併に慎重。試案は、地域の権限と財産をある程度残すことで、こう着状態の合併論議を前進させる狙い。依田吉郎南相木村長は「村に持ち帰って検討したい」と述べた。
(2003年1月11日 信濃毎日新聞掲載)

2448とはずがたり:2006/04/30(日) 12:35:22
<首都圏>

鳴沢村は全く合併の気配が感じられなかったが遂に見えてきたか?
先ずは富士河口湖町と合併し,その後富士吉田市等と広域合併が視野に入っているという事か。
で,鳴沢村は農業が主要な産業で観光中心の河口湖町とは毛色が違う,いっそのこと中期的に富士五湖市の実現迄独立を守りたいという事か。

市町村合併:鳴沢村議会に合併調査研究会 /山梨
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060427-00000063-mailo-l19

 鳴沢村議会は同村議全12人が参加する非公式の「合併調査研究会」を26日までに設置し、市町村合併構想への取り組みを始めた。これまで合併についてほとんど協議がなかったが、3月23日に県市町村合併推進本部が「県市町村合併推進構想」を決定、合併問題が現実味を帯びてきたのを受けてのもの。
 県は、理想的な将来像とする7市統合構想を掲げており、同村の地域では同村と富士吉田市、富士河口湖町、忍野村、山中湖村を合併した「富士五湖市」が見据えられている。同村と富士河口湖町の合併はその第一歩に位置付けられていると見られるが、村議の中には「鳴沢村は農業、富士河口湖町は観光で、主幹産業が異なり合併はうまくいかないのでは」という反対意見が強いという。
 渡辺建一村長は、すでに消防、保健所、火葬場など、地域住民を支える行政サービスの一部を、県の合併構想の最終段階にある「富士五湖市」に西桂町を合わせた富士五湖広域行政事務組合で行っていることを指摘。「広域行政は現在でも行っている。合併するなら徐々に段階を踏むのではなく、富士五湖市にする方が良い」と話している。[藤野基文]
4月27日朝刊
(毎日新聞) - 4月27日12時3分更新

2449とはずがたり:2006/04/30(日) 13:02:11
<九州・沖縄>

八女市(の中心市街地)はもともと(筑後)福島。更に本来の八女地域である八女郡 黒木町,立花町,矢部村,星野村との合併協議も控えている。こっちも実現したいねぇ

福岡・八女市の合併告示=総務省
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060425-00000095-jij-pol

 総務省は25日、10月1日に福岡県八女市へ同県上陽町を編入して新たに誕生する「八女市」の合併を、26日付の官報で告示すると発表した。昨年4月施行の合併新法に基づく市町村合併は、高松市(1月10日)、愛知県弥富市(4月1日)に次いで3例目。これにより市町村数は、10月1日時点で1819となる。 
(時事通信) - 4月25日17時1分更新

2450とはずがたり:2006/04/30(日) 13:49:44
【市町村数今後の推移予定】

2006年4月1日
<1820>

2006年8月1日
山梨県笛吹市編入笛吹市, 東八代郡 芦川村
<1819>

2006年10月1日
群馬県高崎市編入高崎市, 群馬郡 榛名町
福岡県八女市編入八女市, 八女郡 上陽町
<1817>(大間町が成立すると1815)

2007年1月1日
福島県本宮市新設/市制安達郡 本宮町,白沢村
<1816>(同1814)

2007年1月22日
岡山県岡山市編入岡山市, 御津郡 建部町,赤磐郡 瀬戸町
2007年1月29日
福岡県みやま市新設/市制山門郡 瀬高町,山川町,三池郡 高田町
<1812>(同1810)

2007年3月11日
神奈川県相模原市編入相模原市, 津久井郡 藤野町
<1812>(同1810)(更に城山町の合併も実現すると1809)

2007年4月1日
木津川市(相楽郡 山城町,木津町,加茂町;07/3/12予定),屋久島町(熊毛郡 上屋久町,屋久町;03/3/31予定),天城伊仙町(大島郡 天城町,伊仙町;03/3/31予定)が実現すると
<1812〜1805>

2451とはずがたり:2006/04/30(日) 14:12:07
<近畿>京都府

05年の9月の城陽市長選を受けて12月に4首長が集まり(>>1988),その結果この春の任意協設置を合意(>>2020>>2083)
が4月中の任意協設立は遅れてるのかな。心配である・・。。

府南部4市町合併協議へ 住民に長所・短所示せ南部支社・日下田 貴政
http://www.kyoto-np.co.jp/kp/rensai/syuzainote/2005/050715.html

 「平成の大合併」とはこれまで無縁だった京都府南部で、宇治市と城陽市、宇治田原町、井手町の4市町が合併協議に向けて動き始めた。近隣7市町や5市町で枠組みを模索してきた結果だ。城陽市長選が終わる9月以降に具体化しそうだが、合併した場合の長所と短所を、住民に示すことが必要だ。


  44から28へ。昨年3月と来年3月の府内自治体数を比較すれば、地図は大幅に塗り変わるだろう。だが、市町村合併が進むのは京都市以北の地域ばかり。府南部で法定協議会を設置しているのは木津、加茂、山城の3町だけで、2007年3月までの合併を目指す。

6月に状況急展開
 宇治市、城陽市、宇治田原町、井手町の4市町に八幡市と京田辺市、久御山町を加えた7市町は、合併の枠組みを探り続けてきた。02年10月に設置した任意協議会は、翌03年1月に解散。今年2月、久保田勇・宇治市長の呼びかけで約2年ぶりに首長が集まったが、各市町の温度差が浮き彫りとなる。「木津川右岸5市町で仕切り直す」という久保田市長の思いはかなわず、3月に再び白紙に戻っていた。

 それが6月に入って状況が変わった。宇治田原町の奥田光治町長が「合併は宇治市、城陽市、宇治田原町、井手町で先行させたい」と提案。慎重派とされていた城陽市の橋本昭男市長が、9月の市長選を見据え、「城陽は地理的に府南部の中心地。合併協議に参加していく」と前向き姿勢に転じた。

 今月13日、市長選に再選を目指して立候補を表明した橋本市長は「近隣市町と協議を進めたい」と述べた。

 4市町での協議が始まれば、2つの市が参加する府内初の例になる。宇治市は人口規模と知名度で突出するが、地理的には北端に位置する。南隣の城陽市も8万2000人を擁し、単独市での生き残りを望む住民もいる。

 合併の狙いに、国の財政難や少子高齢化による税収の落ち込みを見越した行財政基盤の強化があるのは言うまでもない。全国ブランド「宇治茶」の産地一体化のメリットも唱えられる。宇治市の生産量はわずかで、宇治田原町など他市町に茶畑が多く広がっているからだ。

 一部には、城陽市の懸案となっている山砂利採取跡地問題の解決と結びつける向きもある。宇治市の市街地にある自衛隊駐屯地を採取跡地に移転させ、駐屯地跡を再開発するとのもくろみだ。だが、実現見通しの根拠は示されていない。

具体性欠く将来像
 「中核市」を目指す構想もある。中核市は人口30万人以上が条件で、保健所設置が可能になり、都市計画に関する権限が持てる。だが、現時点では4市町合わせても約29万2000人だ。いずれにしろ、合併後の将来像は見えていない。

 6月中旬。城陽市で市町村合併をテーマにした勉強会が開かれた。「合併について市民はほとんど知らない」「市民主導型でないと、いいまちづくりはできない」。市担当者の説明に対し、参加した青年会議所のメンバーはそれぞれの思いを口にした。

 これまでの合併論議は、首長や議員間の駆け引きの範囲だった。本当に行財政改革につながるのか。大きな自治体に住民の意向は反映されるのか。合併の是非について、まずは城陽市長選での論戦を期待したい。
[京都新聞 2005年7月15日掲載]

2452とはずがたり:2006/05/01(月) 01:11:52
<東北・北海道>青森県

やれやれ。後は国による大間町の締め付けじゃ。。ぎりぎりやったれヽ(`Д´)ノ

2006年4月30日(日)
大間住民投票は「合併反対」多数
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2006/0430/nto0430_13.asp

合併反対2,217
合併賛成1,331
無効20
▽投票資格者数5,097
▽投票者数3,568
▽投票率70.00%
 大間町、風間浦村、佐井村による北通り三町村合併の是非を問う、大間町の住民投票が三十日行われ、即日開票の結果、合併反対が二千二百十七票で、賛成の千三百三十一票を八百八十六票上回った。有効投票数からみた得票率は、反対62.49%、賛成37.51%。投票率は70.00%だった。

 大間町議会は一日午前、町村合併に関する特別委員会を開き、投票結果について協議する。

2453とはずがたり:2006/05/01(月) 01:13:48
<九州・沖縄>

町議会議員も全員刷新して気持ちよく政令指定都市熊本を目指そう♪

市町村合併:協議を申し入れ−−熊本市に富合町長 /熊本
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060428-00000208-mailo-l43

 富合町の村崎秀町長が27日、町区長会長と共に熊本市役所を訪れ、幸山政史市長に合併を前提とした協議の場の設置を申し入れた。同町議会は3月に同市との法定合併協議会設置を否決。これに対して、住民グループが合併に反対する議会の解散を求めて手続きを進めるなど、町内は合併を巡り混とんとした状況が続いていた。合併協議への転機になるか、注目される。
 村崎町長と幸山市長は、両市町の職員で構成した合同研究会が、単純な政策の比較に終わったという見方で一致。幸山市長は「議会とも相談して検討し、申し入れに対し、できるだけ早く返答したい」と前向きに答えた。「協議の場」の形態は決まっていないが、住民も参加者にするなど、合同研究会よりも幅の広い組織となりそう。
 村崎町長は「合併のメリット、デメリットを精査した上で、住民に理解を求めたい。踏み込んだ話し合いをしたい」と話した。[谷本仁美]
4月28日朝刊
(毎日新聞) - 4月28日15時1分更新

2455とはずがたり:2006/05/01(月) 01:34:56
<東北・北海道>
>>2452
。・゚・(つД`)・゚・。

青森・大間、住民投票は合併反対 原発生かし独自町政に
2006年04月30日21時29分
http://www.asahi.com/politics/update/0430/008.html

 本州最北端の町、青森県大間町で30日、隣接する風間浦、佐井両村との合併の是非を問う住民投票があり、即日開票の結果、合併反対が2217票で有効投票の62%を占めた。賛成は1331票だった。金沢満春町長は、Jパワーが計画している大間原発による多額の交付金や固定資産税を生かした町独自の行政運営を目指しており、合併協議は解消される見通しとなった。

 投票資格者数は5097人、投票率は70.00%だった。住民投票に法的拘束力はないが、条例は「町長、議会は住民投票の結果を尊重する」と定めている。投票の結果を受け、金沢町長は「合併しない」との姿勢を堅持する考えだ。

 大間町など3町村は昨年6月、住民発議により合併協議会を設置。今年2月に、新町名は「大間」、合併の日は10月1日、などとする協定書をまとめた。ところが、金沢町長が協定書への調印を拒否したため、合併を推進する議員らが3月に住民投票条例案を議会に提案し、可決された。

2456とはずがたり:2006/05/02(火) 03:54:18
<近畿>京都府

ちょっと後味悪いけど勝利宣言!!

投票率50%割れ 開票せず
加茂町合併「住民投票」
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006050100036&amp;genre=A2&amp;area=K20

 投票方式で近隣2町との合併の是非を問う京都府加茂町の住民意向調査は30日に実施されたが、投票率が開票の条件だった50%に満たない48・91%にとどまり、開票されずに終了した。合併を推進してきた難波久士町長は会見で「合併の是非は町長と議会に委ねられた」と話し、5月中旬に予定される木津、山城両町との合併協定書の調印に臨む考えを示した。

 今回の意向調査は事実上の「住民投票」と位置づけられ、3町合併の成否がかかっていた。「平成の大合併」で合併の是非を問う住民投票としては、府内では昨年3月の伊根町に続く2例目として注目された。

 調査対象者は加茂町内の18歳以上で、在住外国人を含む1万3799人。投票者数は6749人で、町が開票条件として定めた半数以上の参加には151人分足りなかった。

 投票日が迫るにつれて町内では賛成、反対の双方が街頭での訴えを強めたが、意向調査への理解がなお浸透しなかったことに加え、消極的賛成派が投票に参加しなかったのが50%割れにつながったとみられる。

 難波町長は「多くの住民の参加を得られなかったことは非常に残念」としたうえで「ルールとしてあらかじめ決めていた。住民意向を聞くとの基本は貫いた」と述べた。

 一方、合併反対派の住民団体「さわやかな加茂町をつくる会」は「町は投票呼び掛けの努力が足りなかった。開票されずに終わったのは残念だ」としている。
 茂町を含む3町の法定合併協議会は昨年4月に発足。合併期日は来年3月12日、合併で誕生する新市の名称は「木津川市」とするなど全協定項目が決まっている。

市町村合併:相楽3町合併問う 住民意向調査、あす加茂町で /京都
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060429-00000149-mailo-l26

 木津、山城両町と合併協議を進めてきた加茂町で、合併の是非を問う投票形式の住民意向調査が30日行われる。難波久士町長は「結果を尊重する」と明言しており、注目される。
 調査は外国人を含む18歳以上の町民約1万3800人が対象。合併の賛否を二者択一の○×式で記述する。
 当日投票は午前8時半〜午後5時に町内8カ所で実施。午後6時から町保健福祉センターで開票するが、回収率が50%未満の場合は開票しない。賛成多数か、反対が多くても票差が5%未満の場合、難波町長は合併協定書に調印することを明らかにしている。
 3町は05年4月に法定協議会を設置。新設合併で新市名は「木津川市」、本庁舎を現木津町役場に置くことなどが決まっている。[新宮達]
4月29日朝刊
(毎日新聞) - 4月29日15時1分更新

2457とはずがたり:2006/05/02(火) 03:58:03
<中国・四国>

いや〜ん,こっちも進んでるぅ♪

市町村合併:高知市と春野町、合併目標は08年1月−−協議会が承認 /高知
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060429-00000161-mailo-l39

 高知市と春野町の第6回合併協議会(会長・岡崎誠也高知市長)が28日、同町内であり、合併の目標を08年1月とすることが承認された。また、議員定数は合併特例法の定数特例を利用。同市議会の定数42に、同町で定数2の選挙区を設ける案も承認。具体的な合併期日の目標が決まったことで、合併は大きく前進した。
 合併形態は春野町が高知市に編入され、名称は高知市となることが既に決まっている。
 同町で不適正墓地使用問題が浮上し、合併期日はこれまで決まらなかったが、解決のめどがついたと判断された。また、市議定数は、同市議員の任期満了まで春野町に選挙区を設置するが、任期満了後は同町の有権者数は1万3000人を超え、2人以上の議員を選出する可能性が高いことから特例は継続しない。氏原嗣志町長は「合併期日の目標が決まり安心している。墓地問題は責任を持って解決したい」と話した。[米山淳]
4月29日朝刊
(毎日新聞) - 4月29日16時0分更新

2458とはずがたり:2006/05/02(火) 08:59:26
<東海>静岡県

もう浜松でいいっしょ。。

浜松市との合併協設置 必要署名数を突破 新居町
http://www.shizushin.com/local_politics/20060501000000000071.htm

 浜松市との合併協議会設置を目指して、新居町民が合併特例法に基づき、町選挙管理委員会(加藤三男委員長)に署名1276人分を提出したことを受け、町選挙管理委員会が1日、町役場で署名の最終審査を行った。有効署名数は1225人で、有権者数の9%。必要数273人(3月2日現在の有権者数1万3601人の50分の1)を上回った。
 町内の有権者は5月2日から8日まで、町役場で縦覧できる。受付時間は午前8時半から午後5時までで、期間内は無休。印鑑などは不要。
 縦覧終了後、請求代表者が合併協議会設置を新居町長に求める。町長は浜松市長に議会に付議するかどうか意見を照会。浜松市長は90日以内に回答する。市長が付議を決めると市議会、新居町議会で採決が行われる。

2459とはずがたり:2006/05/02(火) 12:05:14
<首都圏>

都留市には東桂地区がある。

市町村合併:市町村対象に説明会−−県が「推進構想」受け /山梨
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060429-00000000-mailo-l19

 県市町村課は28日、県内の全29市町村を対象とした合併についての説明会を開いた。3月に発表した市町村合併推進構想を受けたもので、鳴沢村を除く28市町村が参加した。一部からは県の構想に示された合併の枠組みを疑問視する質問が出されたが、県は構想の変更には基本的に応じない構えで、今後、構想に沿った合併促進は難航することも予想される。
 構想で都留市、道志村と09年度までに合併すべきだとされた西桂町の担当者が、消防も富士吉田市など富士北麓(ろく)地域の5市町村とともに行っていることを挙げ、「町の生活圏はむしろ富士吉田市に近い。県がまとめた合併構想の枠組みは変えられないのか」と質問。県は「審議会の結論に基づき構想を決めた経緯がある。原則として再度、審議会で検討することが必要」と変更に難色を示した。[宇都宮裕一]

4月29日朝刊
(毎日新聞) - 4月29日12時0分更新

2460とはずがたり:2006/05/03(水) 18:47:07
<近畿>奈良県

「吉野市」構想瓦解は>>846-847。大淀が主犯(>>2265)
>天川村、黒滝村の合併協議会も「下市町、大淀町との合併を」など、黒滝村議会からの声が上がり、解散となった。
天川黒滝という村名に後ろ側になる黒滝から不満があがったと聞いていたが,もうちょっとまともな理由だったか?
下市は天川・黒滝との合併を模索(>>886)
下市の町長交代劇(2004年)を併せて下市・天川・黒滝・東吉野と首長の交代があったがその後も合併は巧く行ってないねぇ・・。

地域この1年(2005年)
吉 野 郡 東 部
http://www.nara-shimbun.com/special/chiiki05/yoshino_east.html
 (吉野町、大淀町、下市町、黒滝村、天川村、下北山村、上北山村、川上村、東吉野村)
 吉野郡東部は、市町村合併協議の解散や選挙に負われた1年だった。
 吉野郡東部8町村の合併協議会が解散してから約1年。一昨年から吉野町と東吉野村、天川村と黒滝村が、新たな枠組みで町村合併を模索。いずれの合併協議会も、昨年末まで協議項目のほとんどを確認し、新たな合併町村が誕生するのが間近まで迫った。
 一方で、各町村の住民や議会などから「住民不在の合併協議」「時期尚早」など合併反対の声がくすぶり、東吉野村では、昨年末に合併の是非を問う住民アンケートを全戸に配布。吉野町との2町村合併に関して、反対票が賛成票を大きく上回り、合併協議会を解散。天川村、黒滝村の合併協議会も「下市町、大淀町との合併を」など、黒滝村議会からの声が上がり、解散となった。
 合併協議の破たんにより、各町村の情勢も一変。村長選に出馬を表明していた東吉野村の松山健治村長、天川村の大西友太郎村長が住民アンケートや合併協議会解散の責任を取り、出馬を辞退。黒滝村の徳岡順二村長は、合併協議会の解散を受けて辞職した。 
 今年行われた各町村長選では、東吉野村長選で河井重一氏、天川村長選で車谷重高氏、大淀町長選挙で森下征夫氏、黒滝村長選で辻村源四郎氏の4人がいずれも初当選を果たした。 
 吉野郡東部8カ町村合併協議会の解散以後、下市町の東奈良男町長を含む5人の町村長が交代。首長に新たな顔ぶれがそろい、吉野郡東部9町村はさまざまな思惑の中、最善の方策に向け、新しい動きが活発化する。

2461とはずがたり:2006/05/03(水) 21:50:50
<北陸・信越>

>市町村合併については「…自分の任期中にはない」と改めて否定した。
誰か合併推進で立てよ(`Д´)

選挙:朝日町長選 魚津氏、6期目に意欲−−出馬会見 /富山
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060503-00000171-mailo-l16

 任期満了に伴う朝日町長選(16日告示、21日投開票)に無所属で出馬を予定している現町長の魚津龍一氏(59)が2日、同町役場で記者会見し、6期目に意欲を見せた。
 魚津氏は町商工会理事、町議1期を務め、86年町長選で初当選し、5期目。今回は自民、公明の推薦を受けて立候補する。
 記者会見で魚津氏は、自治振興会の組織化、農業振興、広域観光を含めた都市との交流などを公約に掲げ「6期目のかじ取りを託してほしい」と訴えた。市町村合併については「財政負担は増えるが、自分の任期中にはない」と改めて否定した。
 同町長選には、魚津氏のほかに立候補の動きはなく、無投票の公算が大きい。[青山郁子]
5月3日朝刊
(毎日新聞) - 5月3日16時1分更新

2462とはずがたり:2006/05/04(木) 00:33:05
<東北・北海道>岩手県

積極的…県・大船渡市
消極的…陸前高田市・住田町

合併機運民間から 大船渡振興局
http://www.iwate-np.co.jp/news/y2006/m05/d02/NippoNews_10.html

 大船渡地方振興局(広田淳局長)は、大船渡、陸前高田、住田の管内2市1町の合併問題を主要テーマに民間団体との意見交換会を開いている。5月末まで各分野の団体ごとに10回の会合を持つ。首長間では依然として温度差がある合併論議を、民間レベルで盛り上げようとの狙いがある。今後、広域行政に関する2市1町の事務レベル研究会の設立も視野に入れており、「気仙合併」に向けた本格論議に発展するか注目される。
 意見交換会は広田局長の呼び掛けで4月中旬から始まった。振興局が合併を主要テーマに据えたのは初めて。これまでに商工団体や青年会議所などと4回の会合を持ち、連休明けからは農協や医師会、婦人団体、地域づくり団体などと意見交換する。管内の延べ100人以上の各界代表が参加する見通しだ。
 会合では本年度の振興局の経営方針の説明に続き、通勤・通学、医療など密接な関係にある2市1町の現状や、合併協議の推移、合併による経費削減メリットなどを説明。参加者から率直な意見を募っている。
 商工団体との意見交換では、大船渡のメンバーが早期合併を求めたのに対し、陸前高田、住田からは消極的意見が大勢を占めたが、「合併に関する説明をこれまで聞いたことがなかった」との声もあった。
 若手企業家の多い青年会議所との会合では大船渡、陸前高田双方から「情報が少なすぎる」「もっと具体的なシミュレーションを示してほしい」などの意見が出た。
 これまでの合併協議は、大船渡市の甘竹勝郎市長の「気仙は一つ」との掛け声の下、5年前に旧三陸町と先行合併。第2弾として陸前高田、住田との合併を目指している。
 これに対して、陸前高田市の中里長門市長と住田町の多田欣一町長は一貫して「当面自立」との姿勢。県の合併構想でも2市1町の枠組みが示されているが、首長間の意見の隔たりを反映してか、議会や民間レベルでも合併に関する具体的な議論は行われていない。
 広田局長は「住民は漠然とした不安が大きいのが実情だろう。われわれと2市1町が一緒になって判断材料となる客観的な資料を作り、提供することが必要だ」と語る。
 意見交換会では、参加者に対し合併に関するアンケートも実施。同振興局は今後の会合での議論や、アンケート結果を見極めた上で、広域行政に関する事務レベル研究会の設立を2市1町に働き掛ける方針だ。
 甘竹大船渡市長も「大船渡が出しゃばっては進まない。3者が対等の立場で話し合うことが必要で、県の指導を仰ぎたい」との考え。県主導の協議の行方に注目が集まる。

2463とはずがたり:2006/05/05(金) 10:54:42
<東海>静岡県

おし,いけぇ〜。名称は志太市だ!新市役所は西焼津駅付近が良いんではないだろうか?

「1市1町は分裂招く」 焼津市長発言に推進派反発
http://www.shizushin.com/local_politics/20060504000000000031.htm

 志太2市2町(焼津、藤枝、大井川、岡部)の合併について、戸本隆雄焼津市長が2日の会見で、枠組みを狭めた1市1町の合併が現実的との見方を示したのに対し、2市2町枠での早期合併の必要を訴え続けている同市の議員らが「藤枝市抜きでの『志太は1つ』はありえない」「志太地域に決定的な溝を刻むことになる」などと強く反発している。
 焼津市議の半数が加盟する2市2町合併推進議員連盟の増田円次郎焼津分会代表(同市議)は「焼津市が合併から離脱したこと自体、大井川町と密約があったのではと疑われるほどの異常な行動。(合併が成らず)財政的に苦しい岡部町を厳しい状況に追い込んだ焼津市長は非を認め、2市2町合併を努力すべき」と批判し、八木健次県議(焼津市)は「志太全体でスケールメリットを考えるべきで、1市1町はとても容認できるものではない。志太の分裂を招き、感情的な禍根を残す」と憤る。
 焼津市長が会見で1市1町合併に言及した2日の夜、同議連焼津支部は焼津市文化センターで元静岡市長の河合代悟さんを招いた講演会を開いていた。来場者は約500人。河合さんは「自治体がいったん合併すれば、組織の一体化に相当の年月とエネルギーが必要になる。(段階的合併は)効率が悪い」と説いた。

2464とはずがたり:2006/05/05(金) 11:13:29
<九州・沖縄>鹿児島県

あとは新市名だが。。

南薩3町任意合併協 「議員定数24」を提案
本庁舎は知覧で合意
http://www.373news.com/2000picup/2006/05/picup_20060503_6.htm

 南薩3町任意合併協議会(頴娃、知覧、川辺)の事務局は2日の第6回会合で、新市の議員定数について24とし、合併後最初の選挙に限り旧町ごとに選挙区を設け、定数配分をそれぞれ8とする案を提出した。本庁舎を知覧町役場とし、各役場を総合支所などとする事務局案を原案通り決定。今夏移行予定の法定協議会で正式に決める。
 議員定数は行財政改革の観点から特例を適用せず、人口規模で26まで認められるところを24とした。選挙区を設ける初回の定数配分は、人口を基に計算した結果、同数となった。
 現在の議員定数は頴娃20、知覧18、川辺16(来年12月1日の合併目標期日までに任期満了となる頴娃、知覧は次期選挙から各14)。
 住民負担に関する議案も提出された。上水道使用料は合併5年後から段階的に統一、下水道の農業集落排水使用料は5年後をめどに知覧に統一する。各種検診の料金は原則安い町に統一。ごみ処理、し尿処理、火葬は一部事務組合の再編状況をみて調整する。医療や介護の保険料、保育料は次回提案される。

2465とはずがたり:2006/05/05(金) 12:16:06
<東海>静岡県
>>2463
ちっ。

合併「当面は1市1町」 慎重に最終判断 焼津市長
http://www.shizushin.com/local_politics/20060503000000000041.htm

 志太2市2町(焼津、藤枝、大井川、岡部)の合併の枠組みについて、戸本隆雄焼津市長は2日の定例記者会見で、「当面の情勢の中では、1市1町で進めるしかないだろう。合併新法の期限内で、できればよいと思う」と、大井川町と焼津市との段階的な1市1町合併への意向があることを示唆した。
 ただ、岡部町長選と藤枝市議選が行われたばかりなのを受け、「(合併について)岡部と藤枝がどう相談して考えを固めるか、どのような変化になるのか、心配しながら、気にしている」とし、「(各市町が)今までずっと悩み苦しんできた。そっち(藤枝と岡部)はそっちでやれ、こっち(焼津と大井川)はこっちでやる、とは言えない」と、今後の他市町の動向を踏まえ、慎重に最終的な判断をする姿勢を強調した。
 4市町の議員の多くでつくる議員連盟が2市2町枠での早期合併を主張しているが、戸本市長は「1市1町で合併したからと言って、未来永劫(えいごう)に2市2町の合併ができないとは考えていない」と、段階的な合併論を唱えている。

2466とはずがたり:2006/05/07(日) 10:45:31
<東北・北海道>岩手県

大船渡市長選まで半年 4選選出馬が濃厚に
一部に無競争の観測も
http://www.tohkaishimpo.com/scripts/index_main.cgi?mode=kiji_zoom&amp;cd=nws1448

 十二月二日の任期満了に伴う大船渡市長選まで、およそ半年となった。現職の甘竹勝郎氏(62)=盛町=は現在三期目。次期市長選への態度は表明していないものの、新たに策定した総合発展計画後期基本計画の推進や気仙広域合併の実現に強い意欲を示しており、四選出馬が濃厚だ。当面の焦点は対抗馬擁立の動きだが、今のとごろ具体化していない。県議会の議員定数見直しに絡む大船渡選挙区の定数削減問題の行方など、市長選をめぐる情勢には不透明な部分もあるが、市内に強固な支持基盤を持つ民主党の小沢一郎氏が党代表に就任したことによる政治的な影響も指摘されており、一部に「無競争の可能性も」との観測が流れ始めている。
 次期大船渡市長選は、今年、気仙で行われる唯一の選挙。昭和二十七年の市制施行から数えると通算十六回目で、三陸町との合併後は二回目となる。市選管はまだ日程を決めていないが、過去の選挙日程から十一月後半に執行される見通し。
 現職の甘竹氏は、平成六年の市長選に市議を辞して立候補し、当時現職の白木沢桂氏を破って初当選。前々回、前回は元市議・細川武人氏=末崎町=との一騎打ちを制し、連続当選を果たした。
 これまでの市政運営では、大船渡港湾整備、三陸縦貫道整備、鷹生ダム建設の三大プロジェクトなど基盤整備に重点を置いた活力倍増施策を推進し、平成十三年には選挙の公約に掲げた気仙広域合併のうち旧三陸町との“先行合併”を実現。一昨年二月、新たな政策「四大ビジョン」を打ち出し、これに基づく幸福倍増施策の展開に意を注いでいる。
 次期市長選に向け、甘竹氏の後援会(今野雄吾会長)は今年二月に拡大役員会を開催し、四選出馬を本人に要請。
  この際、甘竹氏は「遺族会や連合など他の支援団体とも協議を深めたい」と明言を避けたが、本紙の取材に対して「合併建設計画、市総合発展計画後期基本計画を策定した首長として、これを着実に前進させていく責任がある」などと話している。
 選挙公約の気仙広域合併にも強い意欲を示していることからも四選出馬はほぼ確実な情勢で、前回と同じ六月定例市議会で正式出馬表明するのではないか、とみられている。
 これに対し、新人の動きはこれまで表面化していないが、有力な対抗馬候補の名前は何人か取り沙汰されている。
 その中で、今後の動向が特に注目されているのは民主党県議で前県議会議長の藤原良信氏(54)=日頃市町。次期市長選について同氏は直接的なコメントを控えているが、市政の刷新を求める支持者内には「藤原氏を市長に」という待望論がある。
 ただ、本県四区選出代議士で市内政界に大きな影響力を持つ小沢氏が民主党代表に就任したことで、党県連で幹事長という要職に就いている藤原氏の周辺環境も変化。
 今年九月の代表選での再選が確実視されている小沢代表のもと、県議会での過半数獲得と知事選勝利を目指す来春の統一地方選や来夏の参院選に陣頭指揮を執らなければならない立場にあり、市内の党支持者からは「重要選挙で必勝を期す党に欠かせない人材。他への転身は難しい状況ではないか」との見方も出ている。
 藤原氏とともに有力な市長候補の一人として以前から名前が上がっている無所属県議の田村誠氏(57)=赤崎町=については、大船渡選挙区の定数を削減する内容を含んだ県議会の議員定数間題にも絡み、「市長選という選択肢もあるのではないか」という声が聞かれる。
 しかし、県議会第三会派「政和・社民クラブ」の代表を務める同氏はかねて、自民・民主の二大政党の流れの中で幅広い選択肢の必要性を強調しており、現時点で市長選への転身は検討していない模様。
 一方、自民党大船渡市支部は、市長選に対する民主党サイドの出方など諸情勢を見極めたうえで党としての対応を検討していく方針。同支部長で、昨年の衆院選に自民党公認で立候補した橋本英教氏(38)=赤崎町=は次期衆院選候補予定者となる岩手第三選挙区支部長に就任する見通しで、「国政を目指す考えに変わりはない」と話している。
 また、共産党気仙地区委員会は「三期目の甘竹市政を精査し、分析する必要がある。(政策面で協力関係にある)市政をよくする会などとも検討を深めていく」という段階で、具体的な対応方針は決定していない。
 こうした状況から、有権者の一部では無競争の可能性もささやかれ始めているが、選挙本番まではまだ半年もある。県議会の議員定数間題が決着していないことなどからも今後の情勢は流動的で、甘竹市政に批判的な勢力や政党組織から対抗馬擁立を模索する動きが出てくるかどうかが最大の焦点となっている。

2006年05月07日付 1面

2467とはずがたり:2006/05/08(月) 13:27:43
<近畿>京都府

順調ですねぇ〜。満足っす。
住民アンケートの結果を知りたい気がするけどまぁこれは微妙な問題も孕むしいらんのちゃう?
賛成派は投票に行かないという行動を取ったかも知れないし。

20日に合併調印式 木津、加茂、山城の3町
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060503-00000011-kyt-l26

 京都府木津、加茂、山城3町の合併協議会は2日、合併協定書への調印式を20日午前10時から木津町の町中央交流会館で開催することを明らかにした。
 調印後は、今月下旬に3町の議会が一斉に合併関連議案を採決する。いずれも可決されれば府知事に申請、6月定例府議会で審議される見通し。
 調印式では経過報告の後、3町長が合併協定書に調印する。山田啓二府知事や協議会委員などを含め出席者は約100人で、一般参観者用に約50席を設ける。
 3町の合併協議では、合併期日は来年3月12日、合併で誕生する新市の名称は「木津川(きづがわ)市」と決定している。
(京都新聞) - 5月3日11時9分更新

未開票の投票用紙 公開求める 加茂、住民意向調査 男性が開示請求
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060502-00000059-kyt-l26

 投票方式で近隣2町との合併の是非を問うために実施されたが、投票率が50%の開票条件を満たさなかった京都府加茂町の住民意向調査をめぐり、町内の男性が2日、未開票の投票用紙の公開を求めて開示請求した。
 男性はNPO法人(特定非営利活動法人)「行政監視機構」の片山泰造代表理事(68)。住民意向調査は4月30日にあり、投票率は開票条件に満たない48・91%だった。町は2日までにシュレッダーで切断しており、今後焼却するという。
 片山さんは「調査が成立しておらず、(合併推進の)結論が変わらないだろうから、結果は公表すべきだ」と話している。
(京都新聞) - 5月2日21時9分更新

2468とはずがたり:2006/05/08(月) 18:13:23
<東北・北海道>北海道

おお,大胆な構想だ。
「新市名は新千歳でいい」と迄云ってしまうとは「苫小牧の経済人の一人」は苫小牧の知名度を舐めとる!
併し札幌に隣接する恵庭・千歳を引き入れるには必要なのかもね。

苫小牧、千歳、恵庭、大合併構想が浮上
月内に委員会発足 経済界、企業誘致に狙い
2006/05/08 07:13

http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&amp;d=20060508&amp;j=0023&amp;k=200605075772
<苫小牧> 苫小牧市の経済界を中心に、苫小牧、千歳、恵庭の三市を軸にした「道央新都市」を目指す大合併構想が浮上した。実現すれば人口は軽く三十万人を突破し、政令指定都市に準じた権限を持つ「中核市」の要件を満たすほか、一つの市が新千歳空港と苫小牧港という空と海の玄関を備えることになる。三市の商工会議所で連携の動きも活発になり、今月下旬には、まず経済界をまとめるため具体的な方策を探る委員会を発足させる。(苫小牧報道部 拝原稔、合津和之)

■中核市

 「苫小牧、千歳、恵庭の三市と東胆振の四町(安平、厚真、白老、むかわ)で合併し、道内第二の都市を目指したい」。大型連休を目前に控えた苫小牧市内のオフィスで、苫小牧商工会議所の藤田博章会頭は、こう言い切った。

 七市町が合併すれば、総人口は三十七万人を超え、三十六万人の旭川を上回る全道二位に。三市だけでも三十三万人を超え、函館を抜いて道内三位の都市になり、いずれにしろ中核市の要件である「人口三十万人以上」を満たす。中核市は、秋田や長野、熊本など県庁所在地が多く、知名度が飛躍的に上がり、社会福祉法人の認可権限など行政の裁量も大きくなる。

 函館は昨年十月、旭川に続いて道内二番目の中核市の指定を受けた。函館商工会議所の古川雅章専務理事は、中核市指定を機にメガバンクの法人営業所が進出したことを引き合いに、「経済効果がある」と指摘する。

 新千歳空港と、北日本一の取扱貨物量を誇る苫小牧港を有する新市が誕生すれば、物流の優位性は向上。本州にない広大な敷地を準備できる強みもいっそう生きる。

 苫小牧、千歳、恵庭の三商工会議所は、これまで定期的に情報交換を行ってきたが、今後さらに連携を深めることで合意。構想実現に向け具体的な方策を探るための委員会を今月下旬にもスタートさせ、まず経済界の意思統一を目指す。

 恵庭商工会議所の村本隆二会頭は「札幌一極集中が進む中で、三地区がこれからも発展していくには、経済的に手を組む必要がある」、千歳商工会議所の広重孝徳会頭も「できる限り協力したい」と呼吸を合わせる。

■空と海

 トヨタ自動車北海道の狩野耕社長は「政令指定都市以外で大きな港と空港を一緒に持てるマチはない」と賛同。苫小牧の経済人の一人は「甲子園での駒大苫小牧高の活躍で少しは知られるようになったが、苫小牧の知名度はまだまだ。合併新市は、空港名と同じ『新千歳市』でいい」と具体的な新市名まで披露する。

 道内政界にも「空港と港が一体のマチができれば、札幌に代わって北海道の中心になれるくらいの潜在能力が生まれる」(鳩山由紀夫民主党幹事長)との声が上がっている。

 ただ、これら積極論に対し、行政は慎重な姿勢を崩さない。苫小牧市の桜井忠市長は「経済界の動きに敬意を表するが、行政としては慎重にならざるを得ない」という。理由としては、石狩、胆振の支庁の枠を超えた大がかりな合併構想であることや、工業都市の苫小牧と自衛隊のマチのイメージが強い千歳や恵庭が簡単に一緒になることは難しい、などの見方が強い。

 大合併構想を実現するカギは、まずは経済界が熱意を持って議論を重ね、行政や住民をどう巻き込んでいけるかだ。

2469とはずがたり:2006/05/08(月) 18:19:01
<中国・四国>徳島県

自分の地盤が激変する県議の評判が悪いようで。

徳島県内のニュース(5月7日付)
県内首長、平成の大合併を「評価」75% 本社調査、県議は54%
http://www.topics.or.jp/News/news2006050706.html

 徳島新聞社は、徳島県内の市町村数がこの二年間で五十から二十四に半減した「平成の大合併」について、全市町村長(職務執行者二人を含む)と県議三十九人(体調不良の一人を除く)に四月下旬、アンケート調査した。市町村長の75%が「評価する」「ある程度評価する」と答え、79・2%が「今後も合併を進めるべきだ」としたのに対し、県議では「評価する」「ある程度評価」が53・9%にとどまり、市町村長より冷ややかにみている。(%は小数点第二位を四捨五入しており、合計が100%にならない場合もある)

 評価の内訳は、市町村長では「評価する」(20・8%)「ある程度評価する」(54・2%)が全体の四分の三を占め、「あまり評価しない」は20・8%、「評価しない」はゼロだった。県議では「評価する」(10・3%)「ある程度評価する」(43・6%)が半数程度なのに対し、「あまり評価しない」(23・1%)「評価しない」(15・4%)も半数近くあり、合併にやや慎重な姿勢がみてとれる。

 合併を評価する理由(自由回答)は「スケールメリットを生かして行財政を効率化できる」(市町村長九人、県議四人)が最も多く、「人口減少社会への対策として必要」(市町村長二人)との指摘も。

 評価しない理由は「国主導で住民のコンセンサスのない合併だった」(県議七人)「財政難を理由にしたものであり、合併後のビジョンが見えない」(市町村長二人、県議一人)など。ある市町村長からは「もう一度合併して十万人規模にしないと、面積ばかりが広がって中身がない」との意見も出された。

 「市町村合併を今後も進めるべきかどうか」では、「進めるべきだ」が市町村長で79・2%と圧倒的に多く、県議は51・3%。「進めるべきでない」は市町村長の16・7%に対し、県議は38・5%と倍以上に上った。自由意見として「市町村長に任せるべきだ」(市町村長、県議各一人)「自主合併と言えども、もっと県としての方針や枠組みを打ち出すべきだった」(市町村長二人)との指摘もあった。

2470とはずがたり:2006/05/09(火) 03:15:51
<東北・北海道>秋田県

俺は合併至上主義者を自ら以て任じているが,此処迄ちゃんと具体策を作って気合い入れて頑張ろうという自治体を住民を寧ろ応援する。

インタビュー/合併せず自立を目指す上小阿仁村長 北林 孝市さん
http://www13.plala.or.jp/news21/back/0407_interview.html

○合併せず単独村として自立の道を選んだ理由は。
 「平成14年に知事による合併トークが始まり、村内でも合併の検討会や集落座談会を始めました。しかしなぜ合併が必要なのか、どうメリットがあるのか、わかりませんでした。平成15年に住民にアンケート調査をしたところ合併する必要があると回答したのが35.4%、必要がないと回答したのが36.8%、わからないが27.7%で合併に賛成と反対が拮抗し、合併しないという意見がわずかに上回りました。村議会合併調査特別委は、16回行い『合併せず単独村で行こう』という結論になりました。また鷹巣阿仁5か町村の合併検討委には当村も参加しましたが、必要性の議論よりもまず合併ありきが先行し検討委から抜けました。その後、単独村を選択するということで村民による『将来構想百人委員会』を設置しその要綱を元に自立計画を策定しました。今までも過去に合併の機会はありましたが、明治22年に村がつくられて以降、118年間単独村を続けてきました。過去における市町村合併を見ると合併した中心部は栄えても遠距離の過疎の山間部は寂れています。この現状を見る限り、我が村が合併した場合、置き去りにされ、疎外されてしまうという危惧がありました。自立するのは厳しく困難も伴いますが、今まで続いてきた村の良さを失わないために皆で守りつづけていこうと。戦後、営林署職員が750人も働いていたことがあるのがこの村。先覚者が築いてくれた2千ヘクタールの村有林や基金の財産を活用しながら努力し頑張り続けたいと」。

○独立村としてどんな努力を。
 「16年4月から平成26年3月末まで10年間の自立計画を策定しました。具体的には議員の定数を15年に14人から12人に、18年にはさらに8人に削減し報酬も縮減しました。また特別職では、収入役を廃止しました。役場の職員数も10年間で20%縮減することにし、5課から3課へ統配合したほか退職者の半分だけ補充することにしました。実際15年からは補充していません。管理職手当も20%縮減しました。公債費は低利率への借り換えを行い縮減を図っています。物件費も20%削減をめざしています。細かいところでは予算書などの製本の外注を止めてコピーにしました。住民サービスは低下しないようにしながらできる限り節約を図っています。しかし国からの地方交付税は12年に18億7千万円あったものの、17年には14億円まで減少してしまいました。収入減に経費縮減が追いつかないことから財源確保のため、基金の積み崩しのほか、自主財源として伐期に達している村有林を売り払い10年間で13億円の収入を得ることにしています」。

○国の対応について。
 「国の″三位一体″の改革は、地方への補助金を削減しながら、逆に地方への税源移譲は後手になっています。地方は苦しくなるばかりで、日本の未来はどうなっていくのか疑問です。地方をないがしろにした都市集中型の政策では農林業が崩壊していくことになり、地方にもっと光を当て、地方に人が住めるような施策を国に訴えて参りたい」。

○今後について。
 「2つあった保育園は18年4月から1つに、2つある小学校も19年4月から小中併設校になります。また村有林等の伐採残材と製材業者から発生する木片廃棄物をペレット化し、油に代わる新しい燃料としてその普及をめざしています。特産開発野外試作センターでは他にできない野菜づくりの研究をしています。業務の外部委託も推進することにしています」。

○好きな言葉は。
 「福沢諭吉の『天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず』」。

2471とはずがたり:2006/05/10(水) 02:05:25
<東海>静岡県

「志太2市2町合併推進を」 議員連盟が知事に要望
http://www.shizushin.com/local_politics/20060509000000000020.htm

 志太2市2町合併推進議員連盟(会長・小柳津治男藤枝市議)は8日、県庁を訪れ、2市2町合併に向けて、県の指導を求める要望書を石川嘉延知事に提出した。
 要望書を提出したのは2市2町の市町議11人、藤枝市・志太郡と焼津市選出の県議4人。要望書では、「志太地域のさらなる発展のために、市町村規模の拡大による自治能力向上は不可欠」「東名新インター建設など山積する問題解決のためには、2市2町の1本化が最良」と訴え、県に対して「適切な指導と助言」を求めた。
 小柳津会長は「志太地域の半数以上の議員が2市2町合併を求めていることを考慮し、地域性を重視した判断をお願いしたい」と要望した。八木健次県議(焼津市)は「県が『2市2町』を打ち出してもらえれば、世論の流れも大きく変わってくる。志太の未来のために、県は判断をしてほしい」と訴えた。
 石川知事は「理想を言えば2市2町」としながらも「最終的にどうするのか、まだ時間もあるので、地域の皆さんで話し合って判断してほしい」と話した。
 志太地域では、藤枝市長が2市2町合併を主張し、2市2町の市町議と県議57人が合併推進議員連盟を結成しているのに対して、焼津市長と大井川町長が1市1町による合併、岡部町長は「2市2町合併に時間がかかるなら1市1町もありうる」と条件付き1市1町を主張している。4市町の温度差が際立つ中で、8月に予定されている県市町村合併推進審議会の答申と県の勧告に注目が集まっている。

2472とはずがたり:2006/05/10(水) 02:06:12
<東海>静岡県

新居町議有志 湖西との合併勉強会設立申し入れ
http://www.shizushin.com/local_politics/20060509000000000015.htm

 新居町の合併問題に関連し、町議会議員有志(16議員中14人)の代表者3人が8日、湖西市議会に、新居町と湖西市の合併に関する勉強会設立を申し入れた。
 町議会側は中嶋正夫議長、前田広志副議長、馬場衛議員。市議会側は二橋益良議長ら4人が出席した。市議会が全員協議会に諮った後、設立の可否が決まる。町議会側は「前向きな話が出てくると確信している」と述べた。
 町議会有志の申し入れについて、湖西市の三上元市長は「市議会と町議会の動きを見守りたい」としているが、これまで、新居町との合併について肯定的な考えを示している。
 今後の争点は町議会と古橋武司町長の進退問題。町議会有志は湖西市議会との合併に関する交渉の端緒を開いたため、新体制となる町議会に合併問題の進展を委ねる可能性がある。その場合、解散を見込んで、古橋町長の不信任案を提出する手法が有力視される。

2473とはずがたり:2006/05/10(水) 11:27:43
<東海>静岡県

なんかふらふらしてる印象になってきたなぁ>芝川町長

合併相手「富士宮市」に絞る 芝川町長 
http://www.shizushin.com/local_politics/20060510000000000014.htm

 芝川町の臼井進町長は9日までに、合併に向けた住民投票について、「富士宮市」「富士市・富士川町」の2択で相手先を問うとしていたこれまでの方針を軌道修正し、相手先を「富士宮市」に絞り、合併の是非を問う考えを示した。臼井町長は同日、静岡新聞社の取材に対し、「(相手先の)選択肢を町民に与えないのは心残りだが、富士宮市との合併の是非について、選択の機会が残されている」とのコメントを出した。
 町議会は県市町村合併推進構想に沿って合併に取り組むよう、臼井町長に申し入れていた。今回の軌道修正は臼井町長が議会の意思に従って当初の方針を取り下げた格好。同構想では、富士市、富士川町も含めた将来的な2市2町の合併を前提に、ステップとして富士宮市との合併を推進すべきとしている。

2474とはずがたり:2006/05/10(水) 19:20:55
<東北・北海道>北海道

ニュースワイド2006:平成の大合併 消えた町村名 /北海道
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1043561199/n285-287

2475とはずがたり:2006/05/12(金) 11:04:38
<中国・四国>山口県

新市名は防府市で(新)山口市と合併でええんちゃうのん?山口市が納得行かぬかもしれぬが山口は県名になってるしねぇ〜。

防府市長選、合併の賛否が争点 '06/5/12
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200605120014.html
▽21日告示、激しい前哨戦

 任期満了に伴う防府市長選は二十一日告示、二十八日投開票される。立候補を表明しているのは、三選を目指す無所属現職の松浦正人氏(63)、無所属新人で元自治省官僚の陶山具史氏(53)の二人。新・山口市との合併協議が決裂して初の市長選となり、松浦氏は単独市制の継続を主張、陶山氏は「合併は市民の意思を尊重して進める」と唱える。両者の訴えに力点の違いはあるものの、合併の賛否などを軸に支持層が分かれ、激しい前哨戦を繰り広げている。(岩崎秀史、山下悟史)

 「私も一時期は中核都市を目指したが、それは二年前に終わった話。合併ばかりに、うつつを抜かすわけにはいかない」。松浦氏は連日開く市政報告会で、単独市制を貫く方針を強調する。

 防府市と旧山口市、小郡町など山口県央部二市四町の合併協議は、二〇〇四年四月に決裂した。新市名は山口市に決まり、本庁舎は十年後をめどに小郡町とする案に防府市が反発。法定合併協議会は休止となった。

 協議の決裂後、松浦氏は効率的な行財政運営、県勢浮揚を理由に合併の必要性を認めながらも「市民の利益にならない合併はしない」と慎重な姿勢を取り続けた。それが今月に入り、「再選されたら任期中は合併しない」と明言し始めた。松浦氏は「単独でやっていける自信が出てきた。市民も反対の声が根強い」と説明する。

 自信の背景は、二〇〇一年度に着手した行財政改革だ。人件費の削減、市債残高の減少などをアピール。「財政難の山口市と違い、足腰の強い基盤ができつつある。防府は県央で存在感を示し、生き残っていける」と、訴えの重点を合併問題に置き、上下水道整備や市街地活性化なども説く。

 一方の陶山氏。「今は合併のメリット、デメリットについて正確な情報が伝わっておらず、市民は是非を判断できる状態にない」と強調。合併の賛否は明らかにせず、市民と協議したうえでの意見を尊重する構えだ。

 ただ、陶山氏は「今、市政の最大の課題は合併でなく、元気のない防府をいかに活性化させるかだ」と主張。企業誘致や福祉、子育て支援の充実、観光振興などを中心に訴えている。

 その陶山氏に、合併推進派が支持に回っている。県央合併の推進を公約に掲げた二人の争いとなった前回、松浦氏を推薦した自民党県連。今回は陶山氏に転じた。連合山口も同じく方向転換し、陶山氏は中核都市実現に向けた努力を政策協定で約束した。

 自民党県連の幹部は「地方分権が進み、都市間競争が激しくなる。人口三十万人規模の中核都市をつくるのは重要課題だ。松浦市長には裏切られた。合併実現へ期待の持てる候補を応援する」と明かす。陶山氏の立候補表明は今年一月。県議、市議らとのあいさつ回り、ミニ集会を繰り返し、知名度アップに力を入れる。

 前回は松浦氏を推薦した公明党県本部は対応を検討中だが、合併問題への姿勢から、少なくとも松浦氏推薦は見送る見通し。両氏から推薦依頼を受けていない民主党県連は自主投票を決め、共産党県委員会、社民党県連合も同様になりそうだ。

 「単独市制の継続」か「市の活性化」か―。主たる争点がかみ合っていない中、合併問題をめぐる対応の相違は顕著に浮かび上がっている。

2476とはずがたり:2006/05/13(土) 09:49:21
<東北・北海道>青森県

おし,大間原発への邪魔を徹底的にしたれ!俺は佐井村を応援する

青森・北通り3町村の合併破談 佐井村に募る孤立感
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2006/05/20060513t21022.htm

 青森県佐井村が孤立感にさいなまれている。約3年間模索してきた大間町、風間浦村との北通り3町村合併が、先日の大間町の住民投票により、土壇場で崩壊したためだ。今から下北地方の中心・むつ市へ編入するのは、当面は難しい状況。村議会は、大間原子力発電所計画の立地協力を盾に、大間町に“報復”も辞さない構え。事業者の電源開発に対しても態度を硬化させている。(むつ支局・村上浩康)

 「原発ができまいが関係ない。村にメリットはない」「信頼関係がなくなった」「安全協定がなければ運転できないことを認識しているのか」
 10日の村議会原発対策特別委員会。出席した電発大間原子力推進本部の林耕四郎現地本部長に、議員たちは容赦なく声を荒らげた。原発耐震指針改定に伴い、8月に予定されていた着工の延期を念頭に「急がなくていい。(計画を)2年ぐらい延ばせばいい」との発言も飛んだ。

 原発運転開始前に隣接自治体と事業者が結ぶ安全協定について、林本部長は4月の大間原発3町村協議会で「隣接とは締結しない事例もある」と説明。これが同30日、合併の是非を問う大間町の住民投票で、単独町制維持を訴えた金沢満春町長を援護する結果になった―というのが、佐井村の議員たちの怒りの理由だ。

 背景には孤立感がある。3町村は2003年、むつ市を中心とした8市町村の任意協議会に参加する一方、3町村の研究会も設置。二つの枠組みを探る中、佐井村議会はいち早く、8市町村選択を全会一致で決定した。

 ところが、大間町が原発効果を背景に法定協を離脱すると、議員定数などをめぐりむつ市に不信感を募らせていた村は、またも全会一致で8市町村の枠組みから離脱。しかし、3町村合併は大間町が拒否したことで水泡に帰し、村は結局取り残された。
 人口約2800人の村は、早ければ2008年にも財政再建団体に転落する厳しい財政状況で、合併は不可避の課題だ。

 ただ、半ば“けんか別れ”したむつ市は「佐井村は遠くて遠い関係」(杉山粛市長)と素っ気なく、太田健一佐井村長は「今は言える状況にない。当面は単独運営せざるを得ない」と語るのが精いっぱい。風間浦村が「むつ市への編入も選択肢」(横浜力村長)と、早くも次の枠組みを視野に入れるのとは対照的だ。

 合併問題を報告する9日の住民説明会では「恥をかいてでも、むつ市に頭を下げるべきだ」との意見や、合併に失敗した議会の責任を問う声が上がった。
 議会内では、原発3町村協議会からの離脱、安全協定不同意―などの“報復策”が「風間浦村と連携すれば大間町のダメージは大きい」と、真剣に議論される状態。やり場のない怒りの矛先が、合併破談の原因となった原発計画に向かうことで、混乱は泥沼化の様相を呈しつつある。

[北通り3町村合併問題]大間、風間浦、佐井の3町村住民の同一請求による住民発議を受け、昨年6月に法定協議会が発足。今年10月の新「大間町」発足を目指したが、協定調印直前の3月、金沢満春大間町長が単独町制維持を最終判断。反発した合併推進派が住民投票条例を成立させたものの、4月30日の投票の結果、合併反対が賛成を上回り、枠組みは崩壊。法定協は今月31日付で解散される見通し。

2006年05月12日金曜日

青森・大間原発の着工延期へ 耐震指針見直し対応
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1081280165/137

2477とはずがたり:2006/05/13(土) 10:51:13
<東北・北海道>青森県

佐井+大間
風間浦+むつ
田子+三戸
新郷+五戸
田舎館+平川+黒石+弘前
あたりが順当なんじゃないかなぁ

市町村合併推進審議会が組み合わせ策定検討(2006/05/13)
http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2006/05/13/new06051303.htm

 青森県市町村合併推進審議会(会長・末永洋一青森大総合研究所長)は十二日の第四回会合で、三戸町、田子町それぞれ個別の合併組み合わせを検討することを申し合わせた。現在協議中の新郷村、田舎舘村の組み合わせを取りまとめ次第、検討作業に着手する方針。一方、大間町、風間浦村、佐井村による「北通り三町村」合併については、法定合併協議会が解散する見通しを受け、当面、動向を見守ることとなった。
 
 同審議会は、人口一万人未満や飛び地の町村、近い将来に人口一万人を割り込みそうな町村を対象に、合併組み合わせを示すこととしている。七月以降、財政推計などの資料の精査に取り掛かり、三戸、田子両町長の意見を聞いた上で組み合わせをまとめる運びだ。
 三戸町の久慈豊町長は従来から「自立したまちづくり」を唱えている。取材に対し、「合併に反対ではない。話し合いの声が掛かるなら、いつでも受ける」と柔軟な姿勢を強調した。
 また、田子町の松橋良則町長も「合併が必要と考える町民は多い。周辺市町村との合併議論で、当町にさまざまな指摘が出されたが、自助努力を続けていけば機運が高まると思う」と話した。
 会議ではこのほか、北通り三町村による法定合併協が解散する見通しが示された。今後は、むつ市との合併を志向する風間浦村の動きなどを見極めた上で、構想策定に取り掛かる。
 また、新郷村については、五戸町、八戸市とのそれぞれの組み合わせパターンを作成。六月に予定する次回審議会で財政見通しなどを比較し、客観的に望ましい組み合わせを検討する。田舎舘村に関しては、末永会長が五月中に同村長や弘前、平川、黒石市長と意見交換した後、組み合わせを話し合うこととした。

2478とはずがたり:2006/05/14(日) 01:13:52
<首都圏>
>>2459

市町村合併:西桂町長「富士吉田市と一体性」 県構想見直し求める /山梨
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060511-00000064-mailo-l19

 ◇都留市など相手
 西桂町は10日、県から今後の市町村合併推進構想について説明を受けた。前田勝弘町長は、構想で同町が4年後までに都留市、道志村との合併を提示されたことに対し「単独存続を目指すが、合併する場合も富士吉田市と地域的な一体性が強く納得できない」と見直しを求めた。議会とも協議しながら住民意識調査も視野に、県に構想見直しを働き掛ける方針。
 構想で、同町は将来的には大月、上野原市など6市村と合併し東部広域市(仮称)となることを勧められ、その一次構想として県内を18市町にまとめる案の中で▽歴史的なつながりが深い▽県立高校の学区が同一▽商圏は都留市が中心――などの理由から都留市、道志村との合併を提示された。この日の説明で、県は「構想を見直す予定はない」として同町の主張とかみ合わないままに終わった。
 同町は「時代の流れで合併がやむを得ないならば『富士五湖市』(富士吉田市など5市町村)との合併を望む」とし▽現在も5市町村に同町を加えた富士五湖広域行政事務組合で消防、火葬場、保健所など行政サービスの一部を行っている▽富士吉田市や富士河口湖町の高校への進学者が最も多い▽商圏、通勤圏は富士吉田市が1位――などを独自に分析している。
 前田町長は「富士五湖市の発足に向け議論する研究会が近く立ち上がると聞いている。西桂町もそのメンバーとして協議に加わりたい」と話した。[藤野基文]
5月11日朝刊
(毎日新聞) - 5月11日11時2分更新

2479とはずがたり:2006/05/14(日) 01:31:45
<北関東>
つ・て・き(はあと

市町村合併:高崎市と榛名町、協定に調印 県内一の人口に−−10月編入へ /群馬
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060509-00000071-mailo-l10

 高崎市と榛名町の合併調印式が8日、同市内で開かれ、松浦幸雄市長と富沢素行町長が協定書に署名した。両市町は12日の臨時議会で廃置分合など合併関連8議案を可決する見通しで、15日に知事申請し、10月1日の編入合併を目指す。
 調印式には市町議ら関係者約220人が出席。松浦市長は「高崎地域が一つになることは行政基盤の強化につながり、各地域の多種多様な資源を有効活用して均衡ある地域の発展に努める」とあいさつ。富沢町長は「榛名町の合併は他の旧群馬郡町村より9カ月遅れたが、住民運動の成果として大いに誇りに思う」と述べた。
 10月の合併で新市の人口は34万人を超え、県内一となる。議会に在任特例が適用され、榛名町議20人は来年4月まで新市議を務める。新市の市議数は113人となり、県内一のマンモス議会となる。また、この合併により倉渕地域との飛び地状態が解消される。
 榛名町は04年7月の合併の是非を問う住民投票後に、町長と町議会に対するリコール運動が起き、1年半にわたって混迷したが、昨年12月の出直し町長選で、合併推進派の富沢町長が誕生し、高崎市との合併協議が一気に加速した。第1回合併協議会を2月に開いてから計5回のスピード協議で、この日の調印式を迎えた。[深谷徹夫]5月9日朝刊
(毎日新聞) - 5月9日13時1分更新

2480とはずがたり:2006/05/14(日) 10:58:12
<東海>三重県松阪・紀勢

この二択だと松阪かねぇ?個人的には渡会市を目指して欲しいが無理か・・。
http://www.mapion.co.jp/html/map/web/admi24.html

「松阪か伊勢と合併」強調
明和町長選 木戸口氏4選出馬へ
http://www.chunichi.co.jp/00/mie/20060514/lcl_____mie_____000.shtml

 明和町の木戸口真澄町長(71)=無所属、三期目=は十三日、任期満了(十二月十一日)により、秋に予定される次期町長選に立候補する意向を明らかにした。同町は“平成の大合併”で周辺市町との合併が不調に終わっており、木戸口町長は「一度失敗した合併を、自分の責任でやり遂げたい」と語った。六月の町定例議会で正式表明する。

 この日、本紙のインタビューに答えた。合併相手の候補としては「町と町の合併はないだろう」とした上で、松阪市と伊勢市の名を挙げ「次の任期中に道筋を付け、町長としての集大成にしたい」と強い決意をみせた。

 四選を目指すことを決意したのは今月上旬。元町職員などが立候補へ向けての動きをみせる中、「もう一期を」という支持者らの強い声に後押しされたという。

 明和町は、多気町、勢和村、玉城町、度会町による任意合併協議会に参加したが、同協議会は二〇〇三年末に解散。その後、多気町、勢和村が合併した以外は“単独”の道を選び、厳しい財政運営などに苦慮している。

 木戸口町長は「死力を尽くして、明和町というたいまつの火を次代へつなぎたい」と、生き残りをかけて再度、合併を実現させる意欲を示した。 (永山陽平)

2481とはずがたり:2006/05/14(日) 11:06:06
<東海>静岡県

合併構想を不安視 芝川の説明会意見続出
http://www.shizushin.com/local_politics/20060514000000000040.htm

 芝川町の「くれいどる芝楽」で12日夜行われた県の市町村合併推進構想の説明会は約200人の町民が出席し、県の担当者らの説明に熱心に耳を傾けた。会場からは20分間の質疑の予定時間を過ぎ、次々と意見や質問が飛び出した。
 「富士宮市は合併構想の通りに芝川町を受け入れてくれるのか」と不安視する声には、県合併推進室の山崎章二室長が「まずは芝川町自らが富士宮市に合併の意思表示をすることが重要」と回答。「県としても富士宮市に働き掛けて構想を実現したい」と支援する考えを強調した。
 このほか、「芝川町と富士宮市の“貧乏同士”が一緒になってどうなるのか」との疑問には、県市町村合併推進審議会作業部会長の坂本光司静岡文化芸術大教授が「富士宮市の財政力は県内の市町では平均レベル。合併してやっていくには問題ない」と説明した。
 「合併の必要性はよく分かったが、富士宮市に合併を申し込んでおいて白紙撤回した経過は何だったのか」と同町の過去の対応をあらためて批判する声も上がり、会場の臼井進町長に発言を求める一幕もあった。

2482とはずがたり:2006/05/14(日) 11:28:33
<東海>愛知県・尾張

「一宮市議会を定数38に」
市民団体が直接請求を準備
http://www.chunichi.co.jp/00/ach/20060513/lcl_____ach_____006.shtml

 旧尾西市、旧木曽川町と合併した一宮市で、市議会が次回市議選に限って定数を44、以降は40とする条例を定めたことに対し、元合併協議会委員らでつくる市民団体「市議会議員定数是正・市民の会」が「多すぎる」として定数を38とする条例改正を市長に直接請求するための署名活動の準備を始めた。既に一宮市町会長連区代表者連絡協議会や一宮地域女性団体連絡会が協力を決めるなど、急速に動きが広がっている。 (宮崎仁美)

 同市は2005年4月の合併時に在任特例を適用し、次の市議選まで旧3市町の全議員がそのまま留任する。このため一宮市の人口規模(約38万人)での地方自治法が定める上限は46だが、現在は市議76人(欠員2)と、県内市町村では名古屋市を上回る最大の議員数となっている。

 この状況に関し、市民からは定数を38−40程度とするよう、相次いで陳情や要望が出された。これを受け市議会は2月に臨時会を開催。次回選挙は旧市町ごとに選挙区を設けて定数44で行い、その次以降は選挙区なしで40とする条例を可決していた。

 市民の会の佐野豪男代表(65)=同市杉山=は「合併時に特例を認めて多大な経費をかけたのに、さらに次の選挙も44では、さらなる財政的負担が強いられる」と憤り、「議員1人当たりの年間経費は約1000万円もかかる。行政改革で市民に痛みを求めるなら、議員自ら襟を正すのが筋ではないか」として、一宮市の規模や県内他市の例から「定数は38程度が適正」と主張している。

 市選挙管理委員会によると、条例改正の直接請求には有権者の50分の1以上の有効署名を集める必要がある。3月時点の有権者は29万7388人のため、5948人以上の有効署名を集めれば直接請求できる。請求が成立すれば、市長は議会を召集し、条例改正が審議される。

 市民の会は、9月議会に間に合わせるため6月中旬から署名を始める予定。佐野さんは「納得がいかないという声をよく耳にするが、仕方がないとあきらめている人が多い。議会での適切な審議を求めるためにも、なるべくたくさんの署名を集めたい」と、多くの協力を呼び掛けている。

2483とはずがたり:2006/05/14(日) 11:30:53
<首都圏>
まぁ良いこんだら。

宇井・香取市長:区長は任命せず−−選挙戦で公約 /千葉
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060509-00000113-mailo-l12

 ◇報酬年3200万円
 先月30日に初当選した宇井成一香取市長は8日の記者会見で、特別職の区長を任命しない方針を明らかにした。
 区長は同市誕生前の1市3町(旧佐原市、旧小見川町、旧栗源町、旧山田町)の合併協議会で、地域間不均衡を是正するために自治区制度とともに導入することが決まり、条例に盛り込まれた。事務責任者である「区事務所長」(部長職)とは別に置かれる4人の区長に支払う報酬は年約3200万円にも及ぶことから、「市町村合併の本来の目的である行財政のスリム化に逆行する」との批判があり、宇井市長も選挙戦で区長を任命しないことを公約に掲げていた。[柳澤一男]
5月9日朝刊
(毎日新聞) - 5月9日13時3分更新

2484とはずがたり:2006/05/14(日) 11:40:06
<東北・北海道>北海道

白糠は釧路との合併協議から離脱しましたが。。

2006年05月14日
自治体の枠越え「合併」
http://www.news-kushiro.jp/news/20060514/200605146.html

[釧路市音別、白糠] 少子化で公式試合に出場するための単独チームを作れないことなどから、「釧路市音別町サッカースポーツ少年団」がこのほど、白糠町の「白糠小学校サッカー少年団」に合同チーム編成の申し入れをし、新たなサッカーチーム「FCフォルテ」が誕生した。市町村の枠を超えたチーム編成は珍しく、14日に同チームでは初となる公式試合に臨み、浜中町の霧多布FCと対戦する。

2485とはずがたり:2006/05/14(日) 14:27:54
<広域合併><東北・北海道>

奥羽越蝦夷列藩同盟だべ♪

ほくとう戦略会議と改組/北海道・東北21世紀構想推進会議
http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20060513d

 東北6県と北海道、新潟県の知事、経済団体の代表で構成する「北海道・東北21世紀構想推進会議」の総会が12日、東京・平河町の砂防会館で開かれた。

 同会議を「北海道・東北未来戦略会議(ほくとう戦略会議)」と改組し、今後、知事ら構成団体の長で地域の発展戦略を立案する「ほくとうトップセミナー」を定期的に開催することなどを決めた。新会長には寺田典城知事を選出した。

 北海道・東北21世紀構想推進会議は平成4年、21世紀を見据えた北海道、東北地方の開発整備構想を策定、推進することなどを目的に発足。既に21世紀を迎え、同会議が提言した「北東国土軸」構想も国の施策に反映されたことなどから、今回の改組となった。

(2006/05/13 10:19)

2486とはずがたり:2006/05/15(月) 09:39:55

<北陸・信越>新潟県
>>2419 >>2441
合併推進派の新市長は稲葉の強力な支援を受けた候補だったか。

燕、村上両市長決まる
http://72.14.203.104/search?q=cache:5E9Oh47BeNkJ:mytown.asahi.com/niigata/news.php%3Fk_id%3D16000000604240005
2006年04月24日

 燕、村上両市長選が23日、投開票された。合併後のまちづくりのあり方を争った燕市長選は、旧分水町長の小林清氏(69)が初当選し、新市の初代市長となった。岩船郡との合併問題が争点だった村上市長選は、新顔の農業佐藤度氏(51)が当選した。当日有権者数は燕市が6万7760人、村上市が2万4584人。投票率は燕市が70・81%、村上市が75・59%だった。

■燕市長に小林氏 旧分水町長 3氏の争い制す■
 接戦の末、新・燕市の初代市長に選ばれた小林氏。「これからの市町村間競争を生き抜くまちづくりを目指す」と訴え、着実に票を伸ばした。

 「個性ある3市町の合併を軌道に乗せるには、強いリーダーシップを持った市長が必要」と呼びかけた。三条市との合併問題で、態度を変えるなどした高橋氏との違いをアピールした。争点の新庁舎建設問題については、「市民公募による建設検討委員会を設け、慎重に話し合う」としている。

 選挙戦では、地元の分水地区の票をいち早くまとめた。知名度が低く、苦戦が予想された燕、吉田両地区では、連夜ミニ集会を開いた。第3子誕生に総額100万円の祝い金の支給や、地域密着型の特別養護老人ホームの建設などを訴えて、支持を取り付けた。

 高橋氏は、合併特例債を利用した新庁舎や産業ミュージアムの建設を掲げ、地元産業界を中心に支持を集めた。しかし、吉田、分水両地区での票が伸びなかった。草の根選挙を展開し、主に女性票を集めた斎藤氏は出遅れを取り戻せなかった。

■村上市長選 新顔佐藤度氏が当選■
 村上市長選は23日に投開票され、無所属新顔で自民党推薦の農業佐藤度氏(51)が、現職で再選をめざした佐藤順氏(60)を破り、初当選した。激しい一騎打ちだったが、自民支持層を中心に保守層を手堅くまとめ、同市を地盤とする稲葉大和衆院議員の強い支援も受けた佐藤度氏が、佐藤順氏を上回る勢いで選挙戦を制した。

 佐藤度氏は同市を中心とした岩船郡4町村との早期合併の実現を訴えた。選挙戦最終日には、稲葉氏自ら選挙カーに乗り込む力の入れようだった。当選を決めた佐藤度氏は「まず4町村と合併し、残る岩船郡の荒川町と関川村にも参加を呼びかけたい。合併問題でこじれた関係を友情と信頼で取り戻し、新しい未来ある県北を皆さんと一緒につくりましょう」と抱負を述べた。

 佐藤順氏は「1期目で種をまいた。2期目で市民の皆さんに実をお返ししたい」と続投を訴えた。合併問題では、「市が進める行財政計画に賛同した町村と個別に話し合い、市が核となる合併を目指す」と訴えたが、届かなかった。

2487とはずがたり:2006/05/16(火) 07:44:48
<首都圏>

市町村合併:西桂町加え「6市町村で研究会」−−富士吉田市長が考え /山梨
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060512-00000044-mailo-l19

 富士吉田市の萱沼俊夫市長は11日、県の合併構想の「富士五湖市」に西桂町を加えた6市町村で「富士北麓(ろく)地域市町村合併研究会」を発足させる考えを明らかにした。定例会見で萱沼市長は「市町村合併推進構想(の枠組み)に執着し、西桂町は富士五湖市に含まれないと主張し続ける県の考えは理解に苦しむ。西桂町と先行合併し、富士五湖市を目指す方法もあると考える」と話した。
 西桂町を研究会に加えることについては「以前から東部広域事務組合として消防やごみ処理などの地域住民サービスを共同で運営しており、合併が自然」と説明。まず事務担当者レベルで5月中にも会議を開くため、日程調整を急ぐ。同研究会は00年、県富士北麓・東部地域振興局が事務局として発足したが、02年ごろから活動停止状態。今年度の県の組織改革で同振興局が廃止されたのを機に、同市に事務局が移っていた。[藤野基文]
5月12日朝刊
(毎日新聞) - 5月12日12時2分更新

2488とはずがたり:2006/05/16(火) 09:48:36

<九州・沖縄>鹿児島

菱刈が合併反対多数だったのは金鉱山でもあるからかね?

南日本新聞ニュースピックアップ[2006 05/11 07:50]
菱刈の住民グループ 「大口と合併協設置を」 
住民発議へ署名簿提出
http://373news.com/2000picup/2006/05/picup_20060511_7.htm

菱刈町選挙管理委員会の福留常夫委員長(右)に署名簿を手渡す大橋晋代表=10日、菱刈町役場
 菱刈町の住民グループ「伊佐を良くする会」(大橋晋代表)は10日、大口市との法定合併協議会設置を求める住民発議に向けた有権者476人分の署名簿を、町選挙管理委員会(福留常夫委員長)に提出した。
 署名活動は4月19日から10日間実施。法定協の設置請求は、同町の有権者数(3月1日時点で8131人)の50分の1(同163人)の署名があればできる。
 今後は選管が署名簿を審査、縦覧される。有効な署名が必要数を満たしていれば同会は早ければ5月中にも神園勝喜町長に法定協設置を本請求する。請求後、神園町長は隈元新大口市長に議会に付議するかどうか意見を求める。
 大橋代表は「大口との合併が破たんしてから1年が過ぎた。財政的に体力があるうちの合併を望む声も多い。新合併特例法のもとで合併できるかどうかもわからないなか、できるだけ早く道筋をつけてほしいという声を集めた」と話した。
 大口、菱刈1市1町による法定の伊佐地区合併協議会は2003年12月発足。06年3月の「伊佐市」誕生を目指し話し合いを重ねたが、04年12月に行われた菱刈町の住民投票で反対票が賛成票を上回ったことから、町側は合併協離脱を表明。05年5月、大口、菱刈両議会で合併協廃止議案が可決されて廃止となっていた。

2489とはずがたり:2006/05/16(火) 09:50:04
<近畿>京都府

ヽ(゚∀゚)ノ

市町村合併:木津・加茂・山城3町、20日に協定調印実施−−法定協で確認
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060511-00000310-mailo-l26

 来年3月12日の合併に向けた木津・加茂・山城3町合併協議会(法定協)の9回目会合が10日、加茂町内であり、合併協定調印式を20日に行うことを確認した。調印後、3町は今月中に臨時議会を開き、合併議案を提案する。
 この日の会合では、合併協会長の諮問を受けて新市の特別職の報酬額などを検討する「新市特別職報酬等審議会」(委員6人)と、市章候補の募集や検討などをする「新市市章候補検討小委員会」(同)を設置することが決まった。[新宮達]
5月11日朝刊
(毎日新聞) - 5月11日17時1分更新

2490とはずがたり:2006/05/16(火) 10:08:15
<東北・北海道>

浪岡とかなり無理な合併を強行したのはこのせい。

青森を中核市に=政府
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060515-00000079-jij-pol

 政府は15日の事務次官会議で、青森市を中核市に指定する政令を内定した。16日の閣議で決定し、10月1日に施行する。中核市は人口30万人以上が要件で、都道府県から一部の事務が移譲される。これにより中核市は全国で37になる。 
(時事通信) - 5月15日15時1分更新

2491とはずがたり:2006/05/16(火) 20:20:33
<九州・沖縄>大分県

むぅ偉そうだなぁ臼杵・・

市町村合併:臼杵市、津久見市にバランスシート要求
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060512-00000176-mailo-l44

 臼杵市の後藤国利市長は11日の臨時市議会で、合併要請を受けていた津久見市に、自治体版バランスシート(貸借対照表)などの作成を求めたことを明らかにし、「真剣に合併の議論を始めたい」と述べた。
 バランスシートは、ある時点での資産と負債を対照的に示し、財政状態を明らかにする報告書。後藤市長は合併協議の基礎資料にするため今月初め、吉本幸司・津久見市長に作成を求めたという。後藤市長は昨年7月、津久見市との合併について「正式な合併協議は、臼杵市議選後にしたい」と話していた。
 この日は、市議選後初の本会議で、議長に武生博明氏(60)、副議長に大嶋薫氏(54)をそれぞれ選出した。[小畑英介]
5月12日朝刊
(毎日新聞) - 5月12日15時1分更新

2492とはずがたり:2006/05/16(火) 21:01:07
<中国・四国>徳島県

徳島市:中核市実現協議へ 9市町村と東部懇話会を設置
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060516-00000278-mailo-l36

 徳島市は近隣9市町村と行政課題などについて話し合う徳島東部地域市町村長懇話会を設置する。原秀樹市長が11日の記者会見で明らかにした。原市長は徳島市を人口40万人程度の中核市にする構想を表明しており、懇話会で中核市実現に向けた課題を協議する。
 懇話会に参加するのは徳島市、小松島市、勝浦町、上勝町、佐那河内村、石井町、神山町、松茂町、北島町、藍住町の県東部10市町村。少子・高齢化▽廃棄物処理▽生活基盤整備▽行財政運営▽地域産業、経済、観光行政――などのテーマを想定している。
 原市長が4月下旬に各首長に参加を要請して承諾を得た。7月にも第1回会合を開催する。原市長は「合併が前提という訳ではなく、意見の違いは当然ある。各市町村がお互いに知り合うことが第一で、新時代にふさわしい都市の形をともに考えたい」と話している。
[小野沢健一]5月16日朝刊
(毎日新聞) - 5月16日17時4分更新

2493とはずがたり:2006/05/17(水) 10:39:54
<中国・四国><広域合併>

素晴らしい。流石片山氏だ!

鳥取県知事、島根県と合併「あっていい」
http://www.nikkansports.com/general/f-gn-tp0-20060516-32916.html

 鳥取県の片山善博知事は16日、参院行政改革特別委員会が鳥取市で開いた地方公聴会に公述人として出席し、道州制に絡み「国の押し付けでなく地域の将来を自主的に話し合った上なら、島根県との合併はあってもいい」と述べた。

 知事は、「平成の大合併」や道州制についての保坂三蔵参院議員の質問に答える形で「合併は損得勘定や財政難を理由に進んだ。道州制も規模ばかり考えず、『自分たちのことは自分たちで決める』という地方自治の原点に立ち返るべきだ」と批判。

 「せめて隣県の島根と合併する考えはないか」と問われ、合併もあり得るとの考えを示した。

[2006年5月16日19時53分]

2494とはずがたり:2006/05/17(水) 16:41:53
<首都圏>
いいねぇ〜♪名前をどうすんだ??東葛市?
合併からは切り離して検討等無意味な事云ってる場合じゃないね。

政令指定都市:野田・我孫子・柏・流山・松戸・鎌ケ谷の6市、研究会を発足 /千葉
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060513-00000119-mailo-l12

 ◇実現すれば千葉市上回る大都市に
 野田、我孫子、柏、流山、松戸、鎌ケ谷6市で構成する「東葛広域行政連絡協議会」が政令指定都市の研究会を発足させることが12日、明らかになった。政令市への移行に関しては6市に温度差があるため、当面は合併を前提とせず、研究会の位置付けにする。将来的に6市が合併することになれば、県都・千葉市(約93万人)を大きく上回る人口約139万人の大都市が誕生することになる。[南恵太]
 ◇当面は合併前提とせず
 政令市の研究会は、8日、6市長と市議会議長(一部代理)が参加して、我孫子市役所で開いた総会で合意した。研究会の要綱を定め、各市の部長クラスで研究会を作り、その下にワーキンググループを設置して2年がかりで報告書をまとめる予定だ。
 総務省行政課によると、政令市になる法的条件は人口50万人以上だが、実際には人口100万人以上または将来100万人を超えることが見込める自治体が指定されている。政令市に指定されれば、児童相談所の設置、国道、県道の管理、都市計画の事務権限などが都道府県から移譲される。これに伴う財政需要の増大に対応し、地方交付税が増額され、地方譲与税などの割増しされる他、宝くじの発行も可能となる。
 同協議会は66年3月に、広域的な課題について研究するために、6市と旧関宿、旧沼南の2町で設立された。03年3月には「広域連携のあり方に関する調査報告書」をまとめ、当時の6市2町で合併した場合、244人の議員が約3分の1に、特別職のうち4役34人が6人に削減されるなどの人員削減効果なども試算していた。
 6市合併が現実のものとなれば、関東では横浜市に次ぐ人口規模となるが、実際の合併に関しては、積極派と消極派に隔たりもあり、ある市の関係者は「政令市の研究を進めることと、合併問題は切り離している」と話している。

5月13日朝刊
(毎日新聞) - 5月13日13時4分更新

2495とはずがたり:2006/05/17(水) 19:31:49
<首都圏>埼玉県

ふじみ野市と富士見市ははよぉ合併して富士見野市に!

ふじみ野市:サービスセンターが完成−−東武東上線・上福岡駅前
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060508-00000094-mailo-l11

 ◇商業ビルを15億円で買い取り
 ふじみ野市の東武東上線上福岡駅西口前に建設していた市サービスセンターが完成した。都市再生機構が再開発した商業ビル「ココネ上福岡」のビルの一部を、市が合併特例債を利用して約15億3800万円で買い取った。
 市役所出張所▽ボランティア団体などの市民活動支援センター▽音楽発表会や講演会に利用できる多目的ホール▽24時間自転車が置ける駐輪場▽育児中の親をサポートする子育てふれあい広場(9月から利用)――の5施設からなる。
 このほどあった開所式では、島田行雄市長が「西口地域の発展に寄与することが期待される」と式辞を述べ、メーンエントランスでテープカットした。[藤川敏久]
5月8日朝刊
(毎日新聞) - 5月8日13時2分更新

2496とはずがたり:2006/05/18(木) 07:38:50
<東海>静岡県
(・∀・)イイニィ!!
けど,もうちょっと前倒し出来んだ?

20年4月合併目指す 島田市、川根町 首長合意
http://www.shizushin.com/local_politics/20060517000000000067.htm

 県市町村合併推進本部が合併新法に基づき、人口1万5000人以下の自治体などを対象にまとめた合併構想で推進5地域の1つに盛り込まれた島田市、川根町の桜井勝郎市長と又平琢己町長が17日午前、島田市役所で会談し、平成20年4月1日に合併する方向で具体的な協議を進めることで合意した。
 終了後に会見した両首長は「20年4月1日の合併を目指す。合併方式は編入合併とする」と明言し、その上で(1)合併準備会を7月に設置し、事務のすり合わせに入る(2)法定合併協議会の設置議案は両市町議会12月定例会に提案し、来年2月に第1回協議会を開く(3)来年9月の市町議会で合併を議決し、県議会12月定例会での議決を目指す―との具体的スケジュールを明らかにした。
 又平町長は「過去の経緯で町民に不安を与えたが、今日このテーブルにつくことができ感無量」と述べ、桜井市長は「大井川流域の発展のため、この合併が必要と判断した。編入合併ではあるが、対等の精神で進めたい」と強調した。
 又平町長は23日から町内10地区で住民懇談会を開き、町民に経緯と今後の展望を説明する考えを示した。

2497とはずがたり:2006/05/20(土) 15:41:18
<東北・北海道>岩手県

これ,国策で合併を推進してる癖に酷くないか?磐城や北九州や大阪の中心市街地は平や小倉や梅田の一つってことかい?
多極分散型の国土は多極型の市街地構造を!千厩の中心市街地が小名浜や八幡や難波といった地位にに遠く及ばず補助に値しないというならそうちゃんと云うべし。

合併新市の中心市街地1つだけ 一関
http://www.iwate-np.co.jp/news/y2006/m05/d17/NippoNews_11.html

一関市千厩町中心部にある国登録有形文化財の千厩酒のくら交流施設(旧横屋酒造)の保存活用事業について、国の中心市街地活性化事業補助金が不採択になったことで、中小企業庁は「合併新市である一関市の中心市街地として、千厩町を考えない」と判断したことが分かった。中心市街地の在り方をめぐり、他の合併新市の活性化策に波紋を広げる可能性もある。
不採択の主な理由について、同庁経営支援部商業課は岩手日報社の取材に対し「中心市街地は原則、1市町村に1つ。一関市の中心市街地は、同市千厩町とは考えない」と回答した。
この事業は、中小企業庁の戦略的中心市街地中小商業等活性化支援事業費補助金。国が事業費の3分の2を補助し、中心市街地活性化を図る地域を支援する。
同施設を管理運営する市の第三セクターで、TMO(タウンマネジメント機関)の千厩まちづくり会社(北田文人社長)が3月、事業費4500万円の事業を申請したが、不採択となった。
同施設の保存活用は、昨年9月の両磐7市町村合併前に計画され、合併時に策定した新市建設計画(10カ年)にも計上された。同社は6月にも中心市街地にかかわらない別の補助事業(2分の1補助)の導入を目指すが、規模縮小を余儀なくされそうだ。
旧千厩町長の菊地宏雄市千厩地域自治区長は「合併で地域の特性が否定されるのは、格差を生む。ほかの地域でも納得できる話ではないはずだ」と疑問を呈している。

2498とはずがたり:2006/05/20(土) 22:44:09
<九州・沖縄>熊本県

がんがれ〜ヽ(゚∀゚)ノ
議会が法定協設置を否定したけど大丈夫かね。

熊本市・富合町 合併準備協が初会合 法定協設置へ 年内に町づくり構想
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/kumamoto/20060520/20060520_001.shtml

 合併を目指す熊本市と富合町は19日、任意合併協議会に当たる「熊本市・富合町合併準備協議会」(会長・幸山政史市長)を設立し、第1回協議会を同市役所で開いた。年内に合併後の基本的な町づくりの構想をまとめ、法定合併協議会設置に向けた足掛かりにしたい考えだ。

 協議会委員は、両市町の首長、助役に加え、住民代表として自治会や農業団体、商工会のメンバーら計12人。協議会の下に事務取りまとめの幹事会を置き、両市町の職員でつくる10の作業部会を設けている。各部会はそれぞれの専門的な事項について調査・検討する。

 この日の第1回協議会では、幸山市長が「合併後どのような町になるか方向性を示し、住民に理解を深めてもらいたい」とあいさつ。村崎秀(ひいず)町長は「合併して熊本市の政令市昇格に先鞭(せんべん)をつけたい。財政が厳しいので熊本市に協力いただき町の発展を目指したい」と語った。

=2006/05/20付 西日本新聞朝刊=

2499とはずがたり:2006/05/21(日) 14:57:56
<東北・北海道>岩手県

門馬地区の盛岡市への分村合併きぼん

合併懇談会22日から開催 川井村
http://www.iwate-np.co.jp/news/y2006/m05/d21/NippoNews_1.html

 川井村は22日から村内6地区で、合併に関する懇談会を開く。県が4月28日に決定した合併推進構想で、同村を含む宮古・下閉伊地区5市町村の枠組み例が示されたのを機に、「合併は必要」との村の基本的な考えを村民に示す。
 懇談会には道又邦彦村長と村幹部が出席。同村と宮古市、山田町、岩泉町、田野畑村の枠組み例を示した県の構想や、村の2006年度から5年間の財政見通しなどを説明、村民と意見交換する。
 門馬地区では盛岡市と合併を目指す住民の運動が続いており、あらためて要望が出そうだ。
 道又村長は「私自身は合併はしなければならないと考えていることを村民に話す機会にしたい」としている。
 日程と会場は次の通り(いずれも午後7時から)。
 ▽22日 門馬地区(生活改善センター)▽23日 川内地区(地区公民館)▽24日 箱石地区(老人福祉センター)▽25日 江繋地区(地区公民館)▽26日 小国地区(集落センター)▽30日 川井地区(開発センター)

2500とはずがたり:2006/05/22(月) 11:14:26
<中国・四国>山口県

連合と自民が擁立した候補が合併派。
新市名:山口市,新市役所:旧小郡町っていう県央中核市構想では乗れないって云う防府の気持ちは良く解るのだが。。

防府市長選告示 現職、新人が一騎打ち 県央合併是非最大の争点
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/yamaguchi/20060522/20060522_002.shtml

 任期満了に伴う防府市長選は21日告示され、3選を目指す現職の松浦正人氏(63)=無所属=と、新人で元下関市副市長の陶山具史(すやまともふみ)氏(53)=無所属、自民推薦=の2人が立候補を届け出た。

 今回の選挙は、旧山口市など2市4町の合併協議が決裂した後の初の市長選で、30万人の県央中核都市づくりをにらんだ山口市との合併の是非が最大の争点。行財政改革や中心市街地の再開発、企業誘致、歴史遺産を生かしたまちづくりなどもめぐって、7日間の論戦がスタートした。28日投開票される。

 松浦氏の出陣式は同市千日2丁目の選挙事務所前であり、約700人が集まった。友人の元西鉄ライオンズ監督稲尾和久氏も駆け付け「松浦さんはスポーツ精神があふれ、うそのない人。もう一度市長に送り出してほしい」とエール。松浦氏は「2期8年、行財政改革に努め、財政基盤の強固な市ができた。名前も本庁舎の位置も捨てるメリットのない合併がどうしてできるのか」と単独市継続の必要性を訴えた。

 陶山氏は、同市東松崎町の選挙事務所前に約1200人を集めて第一声。自民党県連や連合山口などの全面支援を受けており、山本茂樹後援会長が「新しい防府をつくろうをモットーに、熱き情熱と強き信念を基に圧勝しよう」と呼び掛けた。陶山氏は「仕事の重みをひしひしと感じ、重大な決意を持って新しい防府をつくる覚悟だ。市民に正しい情報を提供し、意見を聞きながら合併を考える」と強調した。
=2006/05/22付 西日本新聞朝刊=

2501とはずがたり:2006/05/22(月) 15:05:55
<首都圏>埼玉県

合併に後ろ向きだった樋口氏(>>1983>>1984)であるが,合併は争点に成らなかったのであろうか?

選挙:蓮田市長選 中野和信氏が初当選 2400票差、女性市長消える /埼玉
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060522-00000061-mailo-l11

 任期満了に伴う蓮田市長選は21日投開票され、前市議で新人の中野和信氏(60)=無所属=が、現職の樋口暁子氏(61)=同、前市議で新人の山口浩治氏(53)=同=を破り、初当選した。同市では樋口氏と議会の対立が表面化しており、有権者は「市政の安定」を求め、新市長に議会出身者を選択した。樋口氏は県内唯一の女性市長だったが、2期で終わった。
 同市黒浜の中野氏の選挙事務所に「当確」の知らせが入ると、多くの支持者から歓声が上がった。中野氏は「子供、生活弱者を優先する政治を推進する蓮田に再生する」と抱負を語った。
 同市では保守系議員らが樋口市政に反発し、3月議会では06年度予算案が否決された。中野氏は選挙戦で樋口氏を「市政を停滞させ議会を混乱させた」と激しく批判。「行政経験を生かし未来が見える街に変える」と蓮田再生プランを掲げ、支持を広げた。
 樋口氏は「市民主役のクリーンな政治を発展させる」と、山口氏は「若さと行動力で活力ある街に改革する」と訴えたが、及ばなかった。
 当日有権者は5万2011人(男2万5913人、女2万6098人)。投票率は55・52%(前回59・68%)だった。[栗原一郎]

 ◇開票結果
 =選管最終発表
当 13916 中野和信 60 無新
  11518 樋口暁子 61 無現
   3203 山口浩治 53 無新
 (無効239)

2006年5月15日(月)
現職と2前市議の争い
蓮田市長選が告示
http://www.saitama-np.co.jp/news05/15/02p.html

 任期満了に伴う蓮田市長選挙が十四日告示され、無所属新人で前市議の中野和信氏(60)、無所属新人で前市議の山口浩治氏(53)、無所属現職で三選を目指す樋口暁子氏(61)の三人が立候補を届け出た。県内唯一の女性市長の市政継続か、転換かを主な争点に選挙戦がスタートした。投票は二十一日午前七時から午後八時まで市内十八カ所で行われ、午後九時から市総合市民体育館で即日開票される。

 中野候補は同市黒浜の選挙事務所で第一声。「国、県、隣接市町村との連携、議会との対立解消、市職員との融和が課題。公平で将来の見通しを持たない現市政の流れを止めたい」と訴えた。

 山口候補は同市椿山の事務所で出陣式。「私は民間出身の新住民。これからの市政は民間の新しい発想が必要。蓮田の遅れを取り戻し、活性化して魅力と特色ある街にしたい」と訴えた。

 樋口候補は同市蓮田の事務所で第一声。「談合を見つけるために努力するなどクリーンで清潔な市政を続けてきた。市民の力を結集し、市民が主役のまちづくりを進めたい」と訴えた。

 有権者数は十三日現在、五万三千四十二人(男二万六千四百五十五人、女二万六千五百八十七人)。

中野和信候補←当選
 〈略歴〉〔1〕法律事務所事務長、行政書士〔2〕市議会議員、蓮田市都市整備部長、教育部長〔3〕法政大学〔4〕蓮田市

山口浩治候補
 〈略歴〉〔1〕無職〔2〕市議会議員、キャラクター会社企画販売〔3〕横浜商科大学〔4〕青森県

樋口暁子候補
 〈略歴〉〔1〕蓮田市長〔2〕市食生活改善推進員協議会会長〔3〕浦和第一女子高校〔4〕蓮田市

※略歴は〔1〕職業または肩書〔2〕経歴〔3〕出身校〔4〕出身地

□2002年5月19日実施の蓮田市長選挙(埼玉県)開票結果 投票率59.68%
当 11339 樋口暁子(無現、57歳、再選)
  11129 中野和信(無新、56歳)
   5382 石川勝夫(無元、64歳
   2889 山口 隆(無新、共推薦、52歳)

2502とはずがたり:2006/05/22(月) 18:09:28

<中国・四国>高知県

3つ…高知・宿毛+中村+清水・安芸
6つ…高知・須崎・宿毛+中村+清水・南国+香南・安芸+1

市町村合併:3または6の広域自治体に−−県合併推進審が将来像素案 /高知
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060517-00000163-mailo-l39

 ◇2020〜30年に市町村大規模再編想定−−委員「財政や道州制もにらみ論議を」
 新合併特例法に基づいた今後の市町村合併のあり方を協議する知事の諮問機関「県市町村合併推進審議会」(根小田渡会長)の第8回会合が16日、高知市で開かれた。これまでの審議内容をまとめた市町村の将来像の素案が根小田会長から示され、活発な意見が交わされた。【袴田貴行】
 素案では、大規模再編の具体的時期として、高齢化率が30%を超えてやや安定化する2020〜30年を想定。また、安定した行財政運営を可能にするためには、市町村を三つか六つの広域自治体に再編する必要があると指摘した。
 そのほか、▽「地域力」「住民力」を生かし、行政に依存しない生き方の模索▽広域化には限界がある教育、医療、保健などの対人サービスの仕組み作りの検討▽中央依存の地域振興策からの脱却と、地域の経済基盤強化のための方策作り――などの重要性にも触れた。
 委員からは「再編時期は人口動態だけではなく、財政収支構造の変化や道州制の動きなどもにらんだ上での論議が望ましい」「社会福祉や地域の風土、文化の維持といった行政のスリム化だけでは対応出来ない問題についても考える必要がある」との意見が出ていた。
 同審議会では今後、市町村長と意見交換しながら、▽自治体内分権のあり方▽事務組合や広域連合制度の活用など、直ちに合併を選択出来ないケースの検討――などにつき、地域の実情を踏まえて議論を進める。今秋にも審議結果を知事に答申する予定。

5月17日朝刊
(毎日新聞) - 5月17日15時1分更新

2503とはずがたり:2006/05/23(火) 10:58:38
<東北・北海道>北海道

道内市町村60前後に 道が再合併構想 現状の3分の1  2006/05/23 07:10
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&amp;d=20060523&amp;j=0023&amp;k=200605230131

 道は二十二日、「平成の大合併」で百八十となった道内市町村をさらに三分の一の六十前後に再編する「市町村合併推進構想」の骨格を固めた。構想に強制力は無く、最終的には市町村の自主性が尊重されるが、道として「議会・住民論議のたたき台」(地域主権局)を示し、関係市町村に合併を検討するよう促すのが狙い。道は市町村の要請があれば、合併の仲介や、協議が膠着(こうちゃく)状態に陥った場合の調停に乗り出すことも考えている。

 構想は、昨年四月施行の新合併特例法に基づくもので、六月二日の道市町村合併推進審議会に提示し、具体的な組み合わせ案も発表する。

 これまでの「平成の大合併」でも合併せず、今回の道の構想からも組み合わせの対象外となったのは札幌、千歳、恵庭、室蘭、登別、小樽、根室の七市のみ。道内の市町村合併の進ちょく度が全国でも最低レベルにとどまっていることから道の構想は大胆な内容となった。

 構想で示す市町村合併の組み合わせは、基本的には住民の日常生活圏や経済圏などに基づく「市町村の結びつきの分析結果」(今年二月公表)を基礎に、住民が適切な行政サービスを受けることができる最小規模として「最少人口三万人程度」でグループ化した。道内の広大な面積にも配慮し、車での役場間の移動時間が八十分を超える場合は一部で三万人に満たない組み合わせも含めた。

 合併特例債などの財政優遇措置が盛り込まれた旧合併特例法(今年三月末で終了)に基づき、道内では二○○四年の新・函館市を皮切りに合併が進み、二百十二市町村が今年三月末までに百八十市町村となった。道は新たに誕生した二十一市町に対しては、再合併の意向を聞き取り調査し今回の合併構想に反映した。今のところ、再合併を望まないとしている十前後の市町については、構想の対象外とする方向だ。

 市町村合併を後押しするため昨年四月に施行した新合併特例法の残された期限が残り四年を切る中、道は今回の構想をてこに市町村議会や住民レベルの議論を深めるよう促す方針。

2504とはずがたり:2006/05/23(火) 15:39:42
<九州・沖縄>
佐賀の合併相手として福岡と長崎が考えられるが一つの参考資料として・・。

佐賀と長崎のトヨタ系販売会社合併
http://kyushu.yomiuri.co.jp/keizai/ke_06051803.htm

 佐賀トヨタ自動車(佐賀市)と長崎トヨタ自動車(長崎市)は17日、来月1日付で対等合併し、西九州トヨタ自動車としてスタートすると発表した。

 存続会社は佐賀トヨタ。新会社の資本金は2億円で、佐賀市に本社を置く。2社合わせた従業員381人と、佐賀10店舗、長崎12店舗の現行体制は維持する。

 トヨタの販売ネットワークは各県単位が原則だが、両社が昭和自動車グループに属していることもあり、今回の合併が実現した。

2505とはずがたり:2006/05/23(火) 15:43:45
<九州・沖縄><中国・四国>
山口の合併相手として福岡と広島が考えられるが一つの参考資料として・・。

九経連・中経連の関門連携委が初会合…特別市構想も提起
http://kyushu.yomiuri.co.jp/keizai/ke_06052301.htm

初会合であいさつする鎌田・九経連会長(左)(下関市内で)

 九州・山口経済連合会と中国経済連合会が共同で関門地域の発展の方策を協議する「関門連携委員会」(委員長・福田浩一山口銀行頭取)が22日発足し、山口県下関市内のホテルで初会合を開いた。

 岡野バルブ製造、宇部興産など地元の23社・団体が参加。末吉興一・北九州市長、江島潔・下関市長も出席した。冒頭、中国経連の高須司登会長は「関門の連携で両地域が相乗効果を発揮できるよう期待している」とあいさつ。九経連の鎌田迪貞会長も「関門地域の関係は緊密化している。第2関門橋の建設など両地域の交通インフラの整備にも取り組んでほしい」と期待を表明した。

 会合では、末吉市長が、下関市と北九州市を合併し、「1県1市」の新しい県を創設する「関門特別市」構想を提起。海峡都市のシンガポールやイスタンブールなどをイメージしており、両市の市立大学の連携などと合わせ、議論を深めていくことを申し合わせた。

 今後、年に1、2回会合を開き、観光や社会資本整備、教育、産業振興などについて議論、提言する。委員会は、九経連が中国経連の意向を受け入れて8月にも団体名から「山口」を外すことを受け、両連合会の連携を深める目的で設置した。

 両市は1958年に関門国道トンネルで結ばれ、73年には関門橋も開通した。両市長は87年から2005年までに8回のトップ会談を重ねているほか、01年に海峡沿岸の景観を守る「関門景観条例」をともに施行するなど結びつきが深い。

2506とはずがたり:2006/05/23(火) 19:13:35
<近畿>和歌山県
おお,合併の気運高まってきた??
まずは御坊,由良,印南で合併してまえば?と思ったが,それでは由良は日高を挟んで飛び地になってまうのね。。

5市町議会で懇話会開催
二次合併の意見、情報交換
http://www1.ocn.ne.jp/~ks-press/060523.html

 22日の御坊市議会市町村合併問題調査特別委員会で、中野武一委員長が由良、日高、美浜、印南の4町議会議長に二次合併についての懇話会開催を提案し、賛同を得たことを報告した。早ければ6月初旬に開き、5市町議会の正副議長、同特別委員会の正副委員長が集まり、現状や今後の取り組みなどを意見・情報交換する。
 
 中野委員長が4月28日、5月2日、9日に4町議会をそれぞれ訪れ、議長と面談。「6月議会までに懇話会を開き、情報交換をしようと提案し、賛同が得られた」と報告、委員の了承を得た。中野委員長は4町の議長とも将来の二次合併の必要性は理解、認識しているが、県が示した平成21年度末までの合併には疑問視している町もあり、難しいとの見解を示した。
 一次合併で由良・日高・美浜の3町合併、由良・日高の2町が破たんし、日高、美浜両町が当面は単独行政を進める方針を打ち出しているほか、今年秋の日高町長選、来年2月に美浜町長選を控えていることから中野委員長は「合併に向けた話し合いではない。あくまでも意見、情報交換の場。それぞれの市町の現状や問題点などを話そうというのが趣旨だ」と強調した。
 懇話会は1回で終わらせるのではなく、定期的に開くことも提案する考えを示した。市議会特別委員会は平成14年に管内町村議会を個別に回り、意見交換したことがあるが、関係正副議長らが一堂に会するのは今回が初めて。
 県が今年2月に策定した市町村合併推進構想で管内は未合併の5市町合併を提案。二次合併に御坊、由良は積極的、印南が前向き、日高、美浜が消極的と温度差があり、行政レベルの協議は進んでいない。具体的に動き出すのは日高、美浜両町長選が終わる来年3月以降と見られ、それまでは助役で構成する日高地方市町村合併研究会で新合併特例法や県の構想を勉強するなどの案が出ている。

2507とはずがたり:2006/05/24(水) 11:58:04
<東海>静岡県

合併枠組みの賀茂6市町 助役が初会合
http://www.shizushin.com/local_politics/20060524000000000015.htm

 県の合併推進構想で合併の枠組みとして示された賀茂地区1市5町の助役による「南伊豆地区合併調査委員会」の初会合が23日、下田市内で開かれた。会長に渡辺優下田市助役を選出したほか、合併に必要な調査研究、検討を行うため、月に1回程度のペースで同委の会合を持つことなどを確認した。
 初会合は非公開で行われ、1市5町の助役6人全員と、県の担当者がオブザーバーとして出席した。西伊豆町の浅賀克巳助役からは「西伊豆は1年前に合併したばかりということを、ぜひ配慮してほしい」との発言があったという。
 今後は、各自治体の財政や行政サービスの状況などをまとめた基礎資料の作成や、事務事業のすり合わせ事項の洗い出しなどを進めることになる。次回会合は6月中旬ごろの見通し。

2508とはずがたり:2006/05/24(水) 14:36:29
<東海>静岡県

志太、中遠から検討 合併推進県作業部会
http://www.shizushin.com/local_politics/20060524000000000014.htm

 県市町村合併推進審議会は26日から、本年度の作業部会(部会長・坂本光司静岡文芸大教授)をスタートさせる。 審議対象は生活圏が一体化している7地域で、前年度の答申では結論を持ち越していた。作業部会は志太(焼津、藤枝市、岡部、大井川町)、中遠(磐田、袋井市、森町)の2地域から審議を始める。
 審議会は8月末までに7地域の合併構想案を取りまとめ、県市町村合併推進本部に答申する予定。
 26日の作業部会は午前10時から正午までで、県庁で。一般の傍聴もできる。定員は30人。傍聴希望者は会議開始20分前から受け付ける。定員を超えた場合は抽選とする。
 問い合わせは県合併推進室[電054(221)3649]へ。

2509とはずがたり:2006/05/24(水) 14:50:19
<東北・北海道>青森県
ヽ(`Д´)ノ

2006年5月23日(火)
北通り3町村 合併協廃止届を提出
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2006/0523/nto0523_11.asp

 大間町、風間浦村、佐井村は二十三日、北通り三町村合併協議会の廃止届を三町村長連名で県に提出した。三町村合併の是非を問い四月三十日に行われた大間町の住民投票で「合併反対」が多数となったことを受けたもので、合併協廃止に関する手続きはこれで終了、三十一日付で廃止となる。

 知事あての廃止届は、二十二日付で合併協廃止議案を可決した三町村議会の議決書、合併協廃止に関する三町村長の協議書とともに提出された。

 同協議会は住民発議を受けて二〇〇五年六月に発足した。今年十月一日の合併を目指して三町村が協議を重ねてきたが、発足から一年足らずで合併の枠組みが崩壊する。

2510とはずがたり:2006/05/24(水) 14:53:06
<近畿>京都府

こんなスムーズに決まったのになんで旧法下で巧く行かなかったんだ?

市町村合併:「木津川市」に向け合併協定に調印−−木津・加茂・山城3町
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060521-00000194-mailo-l26
 木津・加茂・山城3町の合併調印式が20日、木津町内で開かれ、3町長が協定書に署名した。協定が結ばれたのは、「平成の大合併」では府内7例目で、府南部では初めて。3町は25日の臨時議会で合併関連議案を提案する。その後の知事申請などを経て、来年3月12日に新市「木津川市」の誕生を目指す。
 調印式には、山田啓二知事や合併協議会委員ら関係者約90人が出席。協議会会長の河井規子・木津町長は「分権型社会や少子高齢化に即応しうる自治体の構築に向け努力する。『合併してよかった』と実感していただけるよう努力したい」と述べた。山田知事は、今後も人口増加が見込まれる地域であることを挙げ、「希望を持った未来に向かって確実に進展できる合併」とはなむけの言葉を贈った。[新宮達]
5月21日朝刊
(毎日新聞) - 5月21日15時1分更新

2511とはずがたり:2006/05/24(水) 14:53:38
<中国・四国>岡山県

こんなスムーズに決まったのになんで旧法下で巧く行かなかったんだ?

市町村合併:岡山市と建部・瀬戸両町、政令市目指し調印 人口69万人超す
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060522-00000234-mailo-l33

 政令指定都市を目指す岡山市と建部、瀬戸両町の合併調印式が21日、同市今2の県市町村振興センターであった。合併期日は来年1月22日。人口は69万6026人(05年国勢調査)となる。政令市の人口は70万人が目安とされる。
 法定合併協議会は昨年12月に設置。4月27日に新市基本計画などを定めて協議を終えた。この日は高谷茂男市長と中山正汎(まさひろ)・建部町長、土井堅郎・瀬戸町長が、石井正弘知事と合併協の岡崎彬会長(岡山商工会議所会頭)、3市町議会議長らの立ち会いで協定書に調印した。
 高谷市長は「政令市、中四国の中枢都市を目指すことは県全体の発展にもなる」とあいさつ。中山町長は「住環境に魅力がある地域として新岡山市に参画したい」、土井町長は「安全・安心、住んでよかったと思っていただける町づくりを考えている」と、それぞれ新市への期待を述べた。
 3市町は合併関連議案を6月定例議会に提案して議決。その後、県議会の議決などを経て総務相へ届け出る。[植田憲尚]
5月22日朝刊
(毎日新聞) - 5月22日16時2分更新

2512とはずがたり:2006/05/25(木) 13:25:33
<東海>静岡県

市町村合併:北脇・浜松市長が難色 古橋・新居町長の合併協設置要請に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060523-00000049-mailo-l22

 合併先を巡り町議と対立が続く新居町の古橋武司町長は22日、浜松市役所に北脇保之市長を訪ね、町民発議を受けての合併協設置を市議会に付議するよう改めて求めた。北脇市長は難色を示した。
 古橋町長は9日にも同市に合併協設置を求める文書を提出したが、市長が不在だったため再訪した。市長と直接面会し「議会と協議を続けて2年半になるが、歩み寄れない。住民の要請を重く見てほしい」と伝えた。
 これに対し北脇市長は同席した報道陣の質問に「町長と議会の方向性が食い違っている現状が変わらなければ、市議会の理解を得るのは難しい」と答え、町内が一致しなければ市議会には諮らない考えを示した。合併協設置の要求は町民署名を基にしているため、10日から90日以内に町に回答する義務がある。このため6月定例会の会期中に最終結論を出すという。
 北脇市長に「まず町議と協議するなど努力してほしい」と指摘された古橋町長は「今からでも個々(の町議)にあたる」と話した。
 一方、湖西市との合併を主張している反対派の町議14人は、町長の辞表提出を条件に不信任案を提出する構えだったが、古橋町長が辞表提出を拒否しているため辞表なしで不信任案を提出する方針を決めた。提出時期は今後検討するという。[望月和美]
5月23日朝刊
(毎日新聞) - 5月23日11時2分更新

2513とはずがたり:2006/05/26(金) 13:26:40

<東海>静岡県

榛原郡川根町[榛原郡下川根村(家山)+志太郡伊久身村]+島田市[榛原郡金谷町+島田市(志太郡島田町)]=島田市

町長が合併の日程説明 川根で懇談会がスタート
http://www.shizushin.com/local_politics/20060525000000000050.htm

 川根町の本年度町政懇談会が23日夜、同町家山の北部集会所を皮切りに始まった。又平琢己町長は平成20年4月1日を目標に島田市と協議を進めることになった合併について、これまでの経緯や今後の日程などを説明した。
 北部町内会の約40人が参加した。又平町長は「川根町の将来などを総合的に考えて編入合併とした」と説明した上で、「合併を川根地域の特徴を生かせる町づくりの手段として、協議を進めていきたい」と理解を求めた。
 質疑応答では、町民は合併後について「市営バスは川根地域まで運行されるのか」「川根温泉はどんな形で利用、運営されていくのか」などと質問した。懇談会は6月8日まで、町内10地区で開かれる。

2514とはずがたり:2006/05/26(金) 13:27:34

<東海>静岡県

6月定例会に住民投票条例案提出せず 新居町長
http://www.shizushin.com/local_politics/20060526000000000015.htm

 新居町の古橋武司町長は25日、6月9日に開かれる町議会定例会で、合併先を決める住民投票条例案を提出しないことを明らかにした。同条例案は3月定例会で否決されたが、古橋町長はこれまで修正して再提出する意向を示していた。
 古橋町長は浜松市との合併協議会設置を求める住民発議が出ていることを理由として挙げ、「短期間で大量に集まった署名を尊重したい」と述べた。同市の北脇保之市長は「町が1本化しないと浜松から動くのは難しい」と述べ、事実上、合併協議会設置に難色を示している。
 古橋町長は「主権在民で、町民に問うべき。住民投票で合併問題はすっきりする」として、住民投票条例案を町議会3月定例会に提出したが、賛成3、反対12で否決された。古橋町長は「6月に再提出したい。選択肢などは修正する」と述べていた。

2515とはずがたり:2006/05/26(金) 13:38:40
<九州・沖縄>鹿児島県

伊佐市構想が破綻したがそれと同じ枠組みだけに難しいんじゃないかな?
いっそ霧島市は?とも思ったが霧島との合併を回避した湧水町が間にあるのか。。湧水と合併はないのかな?

[2006 05/26 07:31]
菱刈の住民団体、大口と法定合併協本請求
町は市に意見求める
http://www.373news.com/2000picup/2006/05/picup_20060526_6.htm

 菱刈町の住民グループ「伊佐を良くする会」(大橋晋代表)は25日、大口市との法定合併協議会設置を神園勝喜町長に本請求した。大橋代表が町役場で、署名簿を添えた設置請求書を神園町長に手渡した。
 町は同日、大口市の隈元新市長に対し、協議会設置を議会に付議するか否かの意見を求める文書を届けた。市が付議すると答えれば両市町の議会で審議される。市が付議しない場合は、町も見送る。
 大橋代表らが集めた署名を町選管が審査した結果、有効数は459人分で、住民発議に必要な町有権者数の50分の1(163人)を満たした。
 請求後、大橋代表は「来年3月末までには県に合併申請ができるよう、早急に準備してほしい」と話した。
 神園町長は「大口市との間では、新合併特例法期限(2010年3月末)内の合併を目指す取り組みを4月から始めた。住民発議の扱いと並行して、任意協議会から入るかどうかも含めたルール作りの話し合いを粛々と進めていく」と説明した。

2516とはずがたり:2006/05/27(土) 17:27:30

<東北・北海道>岩手県

分村是非の溝埋まらず 川井で合併懇
http://www.iwate-np.co.jp/gappei/g200605/gappei200605251.htm

 川井村の「合併に関する地区懇談会」は22日夜、門馬地区を皮切りに始まった。村側は、県が合併推進構想で示した宮古・下閉伊地区5市町村(宮古市、山田町、岩泉町、田野畑村、川井村)の枠組みに加わる意向を説明。分村による盛岡市との合併運動を展開する同地区の住民団体の主張とは平行線をたどった。懇談会は30日まで村内6地区で開催するほか、今後、合併に関する住民意向調査を実施する予定で、村の針路を定める方針だ。
 門馬地区の懇談会は、門馬地区生活改善センターで開かれ、住民約50人、村からは道又邦彦村長らが出席した。
 道又村長はあいさつで「財政などの諸条件から合併は避けられない」と従来の姿勢をあらためて強調。「枠組みは宮古・下閉伊地域と考えている。できる限り村内の共通認識を持ちながら進めていく」と述べた。
 村は、県の合併推進構想や今後5年間の村の財政見通しなどを説明し▽県の示した組み合わせでの合併を目指す▽分村合併はしない−との基本的考え方を提示した。
 今後の大まかな手順として、宮古市など他の4市町村などとの協議やアンケートによる住民の意向調査などを踏まえて合併の方向性を決める方針も示した。しかし、具体的な合併時期については明示しなかった。
 住民側からは、分村による盛岡市との合併運動を展開している門馬の明日を考える会の去石雄喜代表が「考える会の実施したアンケートで門馬地区の約8割の世帯が盛岡市との分村合併を望んでいる。門馬の意向を十分心に留めていただきたい」と要望。道又村長は「人情論を超えた形で判断したい。村全体でどういう合併をすべきかを考えていく」と述べるにとどまった。
 同村の財政状況見通しは、2006年度から10年度までの5年間で、地方交付税の減少などにより累計6億5913万5000円の財源不足を予測。経費節減のほか、現在約15億円ある財政調整基金などの取り崩しも検討するとしている。

2517とはずがたり:2006/05/27(土) 17:33:46
>>2516
人情論を超えた形で判断したいなら分村やろヽ(`Д´)ノ

2518とはずがたり:2006/05/28(日) 12:22:44
<九州・沖縄>熊本県

九州の地理的中心はやっぱ熊本だよな。

市町村合併:「九州の拠点」へ、熊本を政令市に 県が推進構想を公表
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2011725/detail

 県はこのほど、新合併特例法を受けてまとめた「市町村合併推進構想」を公表した。熊本都市圏を「九州の拠点」とするためには熊本市の政令市移行が必要として、周辺の富合、嘉島、甲佐の各町や西原村との合併の検討を提言している。

 財政特例措置などを盛り込んだ旧合併特例法に基づき、県内の市町村は合併が進み、自治体数は00年3月の94市町村から現在は48市町村に減少した。10年3月を期限としている新法では、さらに人口1万人未満の町村の合併推進を目指している。

 今回の県の推進構想は、学識者らによる県市町村合併推進審議会の意見を受け策定した。国の三位一体改革で今後、地方交付税の一層の削減が予想され、高齢化も進む中、市町村の財政が一層厳しくなると分析。新法に従い1万人未満の町村の合併を提案している。具体的な市町村の組み合わせは、現状では流動的な要素が多いとして、引き続き検討を続ける。

 熊本市と周辺市町村では、富合、嘉島両町と西原村が人口1万人未満。今後人口の増加が見込まれるものの、高齢化などで行財政基盤の維持が難しくなることも予想されると指摘。政令市移行を視野に、甲佐町も含めた具体的な合併の検討が望まれる、としている。[山田宏太郎]
2006年05月27日15時08分

2519とはずがたり:2006/05/28(日) 12:27:52
<東海>静岡県

自主独立の気概が強い袋井が磐田に合併されるのを潔しとするかねぇ??

志太、中遠を審議 県合併推進審作業部会
http://www.shizushin.com/local_politics/20060527000000000015.htm

 県市町村合併推進審議会は26日、本年度の第1回作業部会(部会長・坂本光司静岡文化芸術大教授)を県庁で開き、前年度の答申で結論を持ち越していた7地域のうち志太(焼津、藤枝市、岡部、大井川町)、中遠(磐田、袋井市、森町)の2地域について審議した。
 委員が各対象自治体の市町長を訪ねて行った意向調査の結果を報告。志太地域については「2市2町」のほか、藤枝と岡部、焼津と大井川のそれぞれ「1市1町」の枠組みを求める意向があることが報告された。
 委員からは「各市町長とも合併新法の期限の平成22年3月末までに再度、合併を目指したい意向は強まっている」「志太地域の県議や市議、町議は2市2町合併に対する支持の方が目立つ」「合併協が1度破たんした経緯があるだけに慎重な対応が必要」「実現の可能性の高いものを優先したらどうか」などの意見が出た。
 一方、中遠地域については磐田、袋井市、森町の各市町長とも今後の合併に対する考えに相違があることが報告された。ただ、委員からは袋井、森の「1市1町」による合併推進が今後も求められるとの意見が相次いだ。
 作業部会は次回会合で志太、中遠の2地域の枠組みを決め、残る西部、熱海・伊東・田方、北駿、榛南、東部の5地域の協議に移る予定。これを受け、審議会が8月末までに7地域全体の合併構想案を取りまとめ、県市町村合併推進本部(本部長・石川嘉延知事)に答申する。

2520とはずがたり:2006/05/28(日) 12:29:27
<東北・北海道>北海道

なんで釧路町はこんなに強気なのかな??

新法下での合併は困難 釧路管内町村会  2006/05/26 08:08
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&amp;d=20060526&amp;j=0023&amp;k=200605251036

[釧路] 釧路管内七町村でつくる釧路管内町村会の菅原澄会長(釧路町長)は二十五日、釧路市内で開かれた道議会道州制問題等調査特別委員会との意見交換会で、「合併新法(二○○五−○九年度)下で短期的に、合併議論を持ち出すのは大変困難な状況だ」と述べ、当面合併する状況にはないとの考えを示した。

 六月二日に公表が予定される道の市町村合併推進構想に先んじた形で、今後の道の合併推進にも影響を与えそうだ。

 会合には釧路市を含む同管内八市町村の首長が出席した。菅原町長は「合併について(管内町村で)三回協議してきた」と述べた上で、同町村会の方針として明らかにした。

2521とはずがたり:2006/05/28(日) 12:35:54
<東海>静岡県

神久呂の神は神ケ谷or神原,久は大久保でええんだけど呂は??

旧神久呂村が合併半世紀 公民館で記念式典 浜松
http://www.shizushin.com/local_west/20060527000000000027.htm

 旧神久呂村が浜松市に合併して51年目を記念する地元自治会関係者の集まりが26日、同市神久呂公民館で開かれた。昭和の大合併で神ケ谷、大久保、西山、神原の市内4町に再編された同地区は、人口が約5700人から約1万1700人に倍増した。来賓の北脇保之市長は「平成の大合併の先例だ」と同地区の発展を祝った。
 神久呂地区は昭和30年の合併後、三方原用水を利用した農地開発や工業団地の開設とともに宅地化が進み、世帯数も約1000戸から4倍の約4000戸に増えた。「神久呂懇話会」と名付けて会を主催した実行委員長の和久田悟朗元自治会連合会長(大久保町)は「住民が協力して問題を解決し、バランスよい発展ができた」とあいさつした。
 合併50周年の昨年は公民館が改修中で、記念事業は今年に回した。新装なった館の前では記念にハナミズキを北脇市長と植樹した。

2522とはずがたり:2006/05/28(日) 21:12:45
<東北・北海道>北海道

市町村合併「道案こだわらず」 高橋知事、自発的協議を重視  2006/05/25 07:12
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&amp;d=20060525&amp;j=0023&amp;k=200605250693

 道は二十四日、道内自治体の合併推進をめぐって、道市長会(会長・上野晃登別市長)と意見交換会を行った。高橋はるみ知事は「地方交付税の縮減など厳しい環境下の生き残り策だけでなく、中長期的に地域発展を考える前向きな合併も進める」と強調。六月二日公表予定の「道市町村合併推進構想」で示す組み合わせ案にこだわらず、自発的な合併を積極的に支援する方針を表明した。

 知事は、道の具体的な役割に関し「強制や干渉ととられない範囲で気持ちをこめてアドバイスしていきたい」と述べ、個別の協議で仲介・調停役を果たす意向を示した。

 これに対し、上野会長は今年三月末までに道内百五十七の市町村が合併協議会に参加しながら、大半の協議が破たんした点を指摘。一部自治体が多額の負債を抱えることが障害となった点にも触れ「大きな負債を抱える市町村に対し、合併前でも組織改革、スリム化を進めるよう指導すべきだ」と要望した。

 また、複数の自治体が事業ごとに協力する「広域連合」については、市長会側が「合併に比べ行政のスリム化が不十分だ」と否定的な見解を表明。知事は「広域連合の良い点、悪い点の情報提供に努めたい」と述べた。

2523とはずがたり:2006/05/28(日) 21:20:35
<近畿>和歌山県

消えゆく花火大会
財政難や合併で
旧日置川・すさみ・串本も
2006年5月25日付掲載記事
http://www.agara.co.jp/DAILY/20060525/20060525_001.html

 紀南地方で花火大会が消えつつある。今年、旧日置川町の花火大会が中止となり、すさみ町でもなくなる見通し。串本町の串本まつりの花火大会も計画されていない。財政難や合併が主な理由だが、住民らは「夏の大イベントとして花火大会は一番盛り上がるのに寂しい」と残念がっている。

 毎年7月の日置川まつりで行ってきた旧日置川町の花火大会は財政的に運営が厳しいことから、町や観光協会でつくる実行委員会が、白浜町との合併(今年3月)を前に中止を決めた。一応は「休止」の形だが、今後復活の見通しは薄い。白浜町日置川事務所地域振興課は「白浜町内で花火大会が3回もあると多すぎる。協賛金を集めるのも厳しくなっていた」と話す。

 花火大会は1999年の南紀熊野体験博をきっかけに始まった。事業費は約340万円で、町からの補助は約200万円だった。

 すさみ町の花火大会も今年からなくなる見通し。町観光協会が26日開催の総会で決める方針を固めた。

 毎年8月、精霊流しと合わせて開催してきた。事業費の約200万円は、すべて事業者や個人からの協賛金で賄ってきた。協会は「不況で協賛金を集めるのが困難になった」と説明する。

 昨年4月に合併した旧串本町は串本まつり、旧古座町は河内祭で花火大会を開いてきた。それぞれ、町や観光協会などでつくる実行委員会が主催していた。

 観光地である旧串本町の花火大会は規模は大きく、事業費は約1400万円。旧古座町の事業費は約300万円。このうち町からの補助は旧串本が300万円、旧古座が100万円だった。新町は1年ごとどちらか交互に補助金を出す方針を決め、本年度は旧古座町の花火大会に150万円を予算付けした。

 このため旧串本町の串本まつり実行委員会は今年、花火大会を計画していない。正式には6月上旬に会合を開いて、協議する予定。

 町観光課は「財政的に厳しい今、2つの花火大会に補助金を出すのはどうかと考えた」と話す。

 紀南地方ではこのほか那智勝浦町が昨年から、旧南部川村も合併後の昨年から実施していない。

 田辺市は昨年から、夏の花火大会を中止し10月の弁慶まつりで規模を縮小して開いている。事業費は約750万円。

2524とはずがたり:2006/05/29(月) 01:34:44
<首都圏>栃木県

(・∀・)イイ!!

市町村合併:宇都宮市長、河内町との合併「新町長と協議」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060526-00000154-mailo-l09

 宇都宮市の佐藤栄一市長は25日の定例会見で、21日の町長選で、合併推進派の手塚照夫氏(67)が初当選した河内町との合併問題について「来年3月までの合併実現は時間的にタイトだが、今後とも新町長と(合併に向けて)協議したい」との意向を明らかにした。
 県は、河内町だけでなく、上河内町を含めた1市2町での合併案を提示しており、佐藤市長は「手塚氏とは22日の選挙翌日に会い『今後ともよろしく』とあいさつした。具体的なスケジュールは固まっていないが、3市町の首長らでの話し合いも検討したい」と述べた。
 宇都宮市と河内町は、6月の合併協議会設置を目指し、同市が作った合併準備室に河内町側が職員を派遣、調整を続けている。[吉井理記]
5月26日朝刊
(毎日新聞) - 5月26日14時0分更新

2525とはずがたり:2006/05/29(月) 01:36:34
<九州・沖縄>
合併した市町村も勿論しなかった市町村の必死の取り組みを見習うべきやね。

九州地区自立町村ネット:組織改革を報告−−宮崎で総会 /宮崎
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060526-00000286-mailo-l45

 九州地区自立町村ネットワーク(会長・前田穣・綾町長)の今年度総会が宮崎市で開催された。市町村合併せず、自立を目指す九州・沖縄の加盟50町村のうち42町村の町村長らが出席した。
 ネットワークは昨年8月に設立し、総会は2回目。今回は「組織機構改革」「住民との協働策」など5分科会の活動報告があった。
 県内からは、三股町が旧課・係を廃止して大課制を導入。「人事異動がスムーズになり、業務も少人数で対応できるようになった」と報告。高千穂町は、廃止路線バスの代替に町直営の「ふれあいバス」を運行している事例を紹介した。また、講師として「合併しない宣言」をしている福島県矢祭町の根本良一町長が講演した。
 閉会後、前田町長は取材に「『合併新法は拙速だ』という町村の声は強い。まだ、旧法下での市町村合併の検証も出来ていない」と国や県の合併推進の姿勢を批判した。

5月26日朝刊
(毎日新聞) - 5月26日17時3分更新

2526とはずがたり:2006/05/30(火) 02:14:05
<近畿>京都府

ここは加茂町が揉めるかと思ってたらあっさり決まってホッ(゚∀゚)

市町村合併:木津・加茂・山城の各町議会で可決 「木津川市」来月府に申請へ /京都
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060526-00000195-mailo-l26

 来年3月12日の合併を目指す木津、加茂、山城の3町は25日、それぞれ臨時議会を開き、3町の廃置分合やこれに伴う財産処分など合併関連5議案をいずれも賛成多数で可決した。3町長は6月2日、3町を廃して「木津川(きづがわ)市」の設置を知事に申請する。
 またこの議決で、合併後の旧加茂・旧山城両町に地域審議会を設けることが決まった。審議会は合併から5年間設置され、新市の基本計画の進ちょくや地域振興施策などを審議し、市長に意見を述べることができる。委員はそれぞれ10人以内で合併後に市長が委嘱する。[新宮達]
5月26日朝刊
(毎日新聞) - 5月26日16時0分更新

2527とはずがたり:2006/05/30(火) 10:55:56
破綻しそうなサミットが破綻を免れたみたいな記事の題名だが,自治体破綻回避の為のサミットが開かれたってゆうことやね。

高市…橿原に断られる
西粟倉…周囲との合併に参加せず
日野…米子周辺広域合併実現せず
川本…美郷町(邑智郡 邑智町, 大和村)との合併協議から離脱
三朝…倉吉周辺合併が破綻
あと1自治体何処だ?

サミット:破たん回避へ 単独存続の全国6町村首長ら、決意語る−−日野町 /鳥取
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060526-00000232-mailo-l31

 合併せずに単独存続を選び、財政難に直面している鳥取、島根、奈良、岡山県の6町村長が25日、日野町の町文化センターで「小規模町村破たん回避サミット」を開いた。自治体再生策を探る会合で、町村長は次々と苦労話を披露。助言者の片山善博知事は「皆さんの元気な発言を聞いてうれしい」と激励した。
 6町村の人口は1700〜7900人で、標準財政規模は9億7700万〜24億4700万円。
 会場は、県内外からの約350人で満席。コーディネーター役の景山享弘・日野町長が「基礎体力を超える借金をしたのが日野町の財政危機の原因」と自ら議論の口火を切った。
 各町村長は▽「町財政は04年度から赤字。覚悟を決めて役場を変えるほかない」(奈良県高取町)▽「助役、収入役をなくし、課長は半減させ、115年続く村政を存続」(岡山県西粟倉村)▽「音楽ホール建設が大きな負担」(島根県川本町)▽「今、日本の仕組みが崩れそうだが、わが町が地図から消えるわけにはいかない」(三朝町)など、悲壮な決意や取り組みが語られた。[小松原弘人]
5月26日朝刊
(毎日新聞) - 5月26日17時1分更新

2528とはずがたり:2006/05/30(火) 11:00:38
<九州・沖縄>佐賀県

>>2357 >>2434

市町村合併:任意協開催、7月上旬に−−佐賀1市3町の首長会議
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060525-00000291-mailo-l41

 佐賀、川副、東与賀、久保田の1市3町の合併について話し合う首長会議が24日、佐賀市役所で開かれた。1回目の任意合併協議会は各市町が6月議会を終了した後、7月上旬に開かれることになった。合併の期日や新市の名称、市役所の設置場所などについて協議される。
 この日の会議では、統合される3町の電算システムの整備に1年〜1年半の期間が掛かり、計約8000万円の費用が必要との見通しが明らかにされた。

5月25日朝刊
(毎日新聞) - 5月25日17時1分更新

2529とはずがたり:2006/05/30(火) 17:01:04
<九州・沖縄>鹿児島県

おお,「大口市との間では、新合併特例法期限(2010年3月末)内の合併を目指す取り組みを4月から始めた」のか!ヽ(゚∀゚)ノ

菱刈の住民団体、大口と法定合併協本請求
町は市に意見求める
http://373news.com/2000picup/2006/05/picup_20060526_6.htm

 菱刈町の住民グループ「伊佐を良くする会」(大橋晋代表)は25日、大口市との法定合併協議会設置を神園勝喜町長に本請求した。大橋代表が町役場で、署名簿を添えた設置請求書を神園町長に手渡した。
 町は同日、大口市の隈元新市長に対し、協議会設置を議会に付議するか否かの意見を求める文書を届けた。市が付議すると答えれば両市町の議会で審議される。市が付議しない場合は、町も見送る。
 大橋代表らが集めた署名を町選管が審査した結果、有効数は459人分で、住民発議に必要な町有権者数の50分の1(163人)を満たした。
 請求後、大橋代表は「来年3月末までには県に合併申請ができるよう、早急に準備してほしい」と話した。
 神園町長は「大口市との間では、新合併特例法期限(2010年3月末)内の合併を目指す取り組みを4月から始めた。住民発議の扱いと並行して、任意協議会から入るかどうかも含めたルール作りの話し合いを粛々と進めていく」と説明した。

2530とはずがたり:2006/05/30(火) 17:06:41
>>2527
あと1カ所は鳥取県若桜町でした

2001/5/11 鳥取市,岩美郡,八頭郡,気高郡の15市町村で研究会「鳥取県東部地域における市町村合併に係る研究会」設置
2002/7/16 八頭郡若桜町,智頭町,河原町,用瀬町,佐治村と8町村で研究会「八頭郡枠組み協議会」設置
2002/11/5 研究会を「八頭郡枠組み協議会」解散
2002/12/24 若桜町と4町で準備会「八頭東部任意合併協議会設立に向けた準備会」設置
2003/1/1 若桜町と4町で任意協議会「八頭東部任意合併協議会」設置
2003/3/1 若桜町と4町で法定協議会「八頭東部合併協議会」を設置
2004/3/12 若桜町が合併協議から離脱を表明
3/24 「八頭東部合併協議会」を休止
2004/5/20 3町で法定協議会設置 →●2005年03月31日八頭町新設
8/12 若桜町が4町の協議会からの離脱案を可決
2004/8/31 法定協議会「八頭東部合併協議会」を解散
  若桜町は単独町制継続へ


破たん回避へ小規模町村サミット'06/5/26
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200605260020.html

 財政危機に直面する自治体の自立と展望を探る「小規模町村破たん回避サミット」が二十五日、鳥取県日野町であった。平成の大合併で単独町村制維持を選択した五町村長によるパネル討議があり、県内外の自治体関係者ら約三百五十人が存続の道を考えた。

 パネル討議は、岡山県西粟倉村の道上正寿村長と、島根県川本町の樋口忠三、鳥取県三朝町の吉田秀光、同県若桜町の小林昌司、奈良県高取町の筒井良盛の四町長の計五人がパネリスト、日野町の景山享弘町長がコーディネーターを務めた。

 生き残り策と交付税改革が焦点となり、道上村長は「(交付税が)削減されても自由度の高まるような調整機能がほしい」と注文。樋口町長は「町の誇れるものを探し交流人口を増やせないだろうか」と投げ掛けた。

 このほか「住民サービスをしなければ町は残るが、農地などは維持できなくなる」「交付税は少なくとも向こう三年の見通しを示してもらわないと自立は困難」など国への不満も続出した。

 最後に、鳥取県の片山善博知事が「町村が健康づくりをやるのは医療費対策として意味がある。病気が少なくなれば国保財政が良くなる」「ごみの分別徹底も、数年後には良い結果が出るはず」など身近にできる取り組み案を紹介し、締めくくった。

 (土井誠一)

2531とはずがたり:2006/05/30(火) 17:12:07
<九州・沖縄>鹿児島県

特集・時々刻々―進む合併 自治体半減

鹿県 離島再協議の動き
http://373news.com/_kikaku/gappei/060101/han.htm#01

 昨年は、まず3月22日にさつま町や湧水町、錦江町が誕生。その後も南大隅町や日置市、曽於市、肝付町、いちき串木野市、霧島市、南さつま市が相次いで生まれた。県内の市町村数は、薩摩川内市と新「鹿児島市」がスタートした一昨年と比べると、83市町村から61市町村に減少した。
 今月1日の新「鹿屋市」(鹿屋、輝北、串良、吾平)や新「指宿市」(指宿、山川、開聞)、「志布志市」(松山、志布志、有明)の発足で54市町村。本年度中に新「出水市」(出水、野田、高尾野=合併期日3月13日)、「奄美市」(名瀬、住用、笠利=同3月20日)、新「長島町」(東、長島=同3月20日)が誕生して49市町村になる。
 
□  □

 一方で2005年3月末の旧合併特例法下で合併申請しなかった31市町村の中には、法定合併協議会の廃止や協議再開など新たな動きも進む。
 昨年2月には種子島2町合併協議会(中種子、南種子)が解散。同じく3月末は姶良西部合併協議会(加治木、姶良、蒲生)、5月は伊佐地区合併協議会(大口、菱刈)が廃止された。3月には奄美大島地区合併協議会から宇検、大和両村が離脱した。
 昨年2月に徳之島地区合併協議会(徳之島、天城、伊仙)から徳之島町が離脱したが、残る2町で協議を継続。新法下で07年3月の合併を目指すスケジュール案を承認した。単独姿勢を示してきた龍郷町も、昨年10月の田畑茂光氏の町長就任で合併論議は仕切り直しに。休止中だった沖永良部島合併協議会(和泊、知名)は、幹事会を開くなど約1年ぶりとなる協議会再開へ向けた動きがみられる。
 屋久島地区合併協議会(上屋久、屋久)は、昨年2月の合併の是非を問う住民投票で両町とも合併に賛成したが、上屋久町議会が廃置分合(合併)議案を3度否決。旧法下で合併できずに協議会も休止状態だったが、9月の上屋久町議会解散を問う住民投票が成立して即日解散。出直し選では合併賛成派が多数を占めた。12月定例会で両町議会は協議会規約の一部変更を可決し、1月にも合併を前提とした協議を再開する見通しだ。
 また、頴娃、知覧、川辺の3町は昨年2月、3町で行財政改革検討委員会を発足。07年度中の合併を目指して、先月26日に任意合併協議会を設置した。蒲生町の晋哲哉町長は昨年11月に鹿児島市との合併の意向を表明したが、鹿児島市の森博幸市長は12月定例会で早期実現に否定的な見解を示している。

2532とはずがたり:2006/05/30(火) 17:12:21

<九州・沖縄>鹿児島県
特集・時々刻々―進む合併 自治体半減

鹿県が推進構想案
大口・菱刈など6地区
http://373news.com/_kikaku/gappei/060101/han.htm#02

 新合併特例法に基づき、鹿児島県が昨年12月22日に発表した県市町村合併推進構想案では、6地区(15市町)を望ましい合併の組み合わせとして示した。
  姶良西部3町(加治木、姶良、蒲生)や大口と菱刈の1市1町、種子島(西之表市、中種子町、南種子町)、屋久島(上屋久町、屋久町)、徳之島(徳之島町、天城町、伊仙町)、沖永良部島(和泊町、知名町)で、新法期限(2010年3月末)内の合併を要望している。
  姶良西部3町は、晋哲哉蒲生町長が昨年11月に鹿児島市との合併を目指す意向を表明しているが、県は「(3町は 新合併特例法に基づき、鹿児島県が昨年12月22日に発表した県市町村合併推進構想案では、6地区(15市町)を望ましい合併の組み合わせとして示した。
  姶良西部3町(加治木、姶良、蒲生)や大口と菱刈の1市1町、種子島(西之表市、中種子町、南種子町)、屋久島(上屋久町、屋久町)、徳之島(徳之島町、天城町、伊仙町)、沖永良部島(和泊町、知名町)で、新法期限(2010年3月末)内の合併を要望している。
  姶良西部3町は、晋哲哉蒲生町長が昨年11月に鹿児島市との合併を目指す意向を表明しているが、県は「(3町は)旧法下で法定合併協議会を設置し、全協定項目の協議を終了。蒲生は人口1万人未満で、3町は日常生活や広域行政で結びついている」と合併の必要性を指摘。他の5地区についても、(1)旧法下で法定合併協や任意合併協で協議をした(2)人口1万人未満の自治体がある(3)日常生活や広域行政の結びつきを考えると、新たな行政区域形成が望ましい−との理由を挙げた。
  構想案では、将来の合併に向け近隣自治体と協議の必要性があるとして6地区12市町村も示した。具体的には(1)頴娃、知覧、川辺の3町は合併推進の取り組み中だが、枕崎市との合併も視野にさらなる検討を(2)阿久根市は新「出水市」と新「長島町」との合併で、人口10万人程度を(3)垂水市、大崎町、東串良町はそれぞれ、旧法下での合併協議や隣接自治体との一体性に配慮した十分な検討を(4)大和、宇検、瀬戸内、龍郷の4町村は、「奄美市」の飛び地解消の観点からも、将来的には1島1自治体を−としている。
  三島村など4町村は地理的条件から構想案の対象外とした。
  県は、県民からの意見を募集し、2月の合併審議会などをへて3月下旬に構想を決める方針だが、各地の論議によっては曲折も予想される。

2533名無しさん:2006/05/30(火) 20:54:20
<九州・沖縄>鹿児島県

前向きな休止であることを祈る。

市町村合併 「徳之島協」当分休止/天城・伊仙
徳之島町の対応注視
http://www.373news.com/2000picup/2006/05/picup_20060530_5.htm

 天城、伊仙の2町でつくる徳之島地区合併協議会は29日、伊仙町中央公民館で25回目の会合を開き、当分の間同協議会を休止することが承認された。徳之島町を含めた3町合併が望ましいとの意見が大勢を占め、同町の対応を見極めることで一致した。
 協議会では委員から「県が推進する『1島1町』の方針に対する、徳之島町の対応が決まるまで協議会を休止する」との動議が出された。委員からは「休止期間を決めるべき」「徳之島町が参加しやすいように協議会を解散してはどうか」などの意見が出された。
 意見に対し、同協議会会長の吉岡光一天城町長は「徳之島町の方向を確認するまで」、副会長の大久保明伊仙町長は「徳之島町議会の議決を待ってから」などと回答した。
 質疑応答の結果、(1)協議会は当分の間休止する(2)事務局は必要最低限の人員を残し、町役場からの出向は解除する(3)事務を遂行するために必要な経費を残し、予算を専決処分で処理する3案が承認された。
 徳之島3町は当初、3町で合併協議を進めていたが、昨年の住民投票を経て徳之島町が離脱。残る2町で協議を継続していた。

2534とはずがたり:2006/05/30(火) 21:05:27
<東海>愛知県三河
>>2349
まぁまぁ。まさか此処は町長が慎重派??

豊川市との合併求め請願
小坂井の住民グループ
http://www.chunichi.co.jp/00/ach/20060526/lcl_____ach_____001.shtml

 小坂井町の住民グループ「豊川市との合併を求める会」(高橋進会長)が二十五日、町民約四千六百人の署名を添えて「豊川市との合併を求める請願書」を町議会に提出した。佐藤日出夫議長は「慎重に審議する」と受理し、六月定例町議会から審議に入る。 (後田隆)

 求める会は町議選直前の四月半ば、町議経験者らを中心に設立。町の財政難や少子高齢化に加え、同じ宝飯郡の音羽町が豊川市に合併協議を申し入れたことから「早急に合併の声を上げないと小坂井町が取り残される」として、請願書提出に向け活動を始めた。

 署名は「町議選で合併推進の町議が多数を占め、住民からも後押ししたい」と今月十一日から、賛同者ら約五十人が町内在住の成人を対象に集めた。当初の目標だった三千人を大きく上回り、高橋会長は「短期間にこれだけ多くの賛同が得られたのは予想以上だった。町民の合併への期待は大きい」と話している。

 町議会側は今月中に議会運営委員会を開き、特別委員会を設置するかどうかなど請願書審議の手順を決める。早ければ、九月定例町議会で採否が諮られる。

2535とはずがたり:2006/05/30(火) 21:08:46
<中国・四国>山口県

二井知事 県央合併「4年間ない」 山口市長は協議維持へ
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/yamaguchi/20060530/20060530_001.shtml

 防府市長選で単独市制を訴えた松浦正人氏が大差で3選を果たしたことを受け、山口市の渡辺純忠市長は29日、「2期8年の市政運営の実績、中でも行政改革への不断の取り組みが多くの市民に評価された」と述べた。

 県央部の合併協議については「防府市との話し合いのハードルは高くなったが、福岡、広島の大都市圏に挟まれた山口県が埋没しないためには、県央部に足腰の強い中核都市建設が必要なことは、松浦さんも十分認識されている」と強調。「防府市民が納得するよう十分意見交換を続け、合併協議を働き掛けていきたい」との意向を示した。

 また、二井関成知事は同日、防府市と山口市の合併は「4年間はないと思う」と述べた。報道陣の質問に答えた。二井知事は「県としては中長期的に県央合併が必要とみている」と、人口30万人規模の中核都市が県央部に必要であるという認識を示した。

 =2006/05/30付 西日本新聞朝刊=

2536とはずがたり:2006/05/31(水) 12:57:03
<中国・四国>岡山県

示すったって岡山市だけではねぇ・・。

合併新法に基づく県の構想素案示す 
5/30 17:32
http://www.rnc.co.jp/news/news.asp?nwnbr=2006053004

合併新法に基づいて市町村合併を支援する岡山県の推進構想案がきょう示されました。
これは今日開かれた市町村合併推進審議会で岡山県が示したものです。
平成の大合併で岡山県は、県内78市町村が29に再編され全国的に見ても進展していますが去年施行された合併新法にあわせた取り組みをさらに進めるため推進構想案を作成しました。
県の推進構想案では合併対象と位置づける市町村は、必要に応じて段階的に追加することにしていますが当面は、来年1月に合併を予定している岡山市・建部町・瀬戸町のひと組だけがその対象になります。
岡山県では、この案をもとに8月末には、最終的な推進構想をまとめたいとしています。

2537とはずがたり:2006/05/31(水) 12:59:07
<九州・沖縄>佐賀県

何やってんだ佐賀県知事は?
>知事は県が音頭を取って合併を推進する姿勢は取らず、今のところ合併推進構想は持っていない。

市町村合併:佐賀市と3町、県が推進構想を策定へ−−知事方針
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060527-00000154-mailo-l41

 佐賀市と川副、東与賀、久保田町の合併問題で、1市3町の首長4人は26日、古川康知事を訪ねて県市町村合併推進構想を策定するよう要望した。古川知事は「合併がスムーズにいくよう対応したい」と前向きな姿勢を示し、県議会6月定例会にも、構想を策定するために必要な条例案を提出する方針を示した。
 要望書では、合併に伴う電算システムの整備に多額の費用が掛かるため、国の合併推進債を利用する考えを表明した。しかし支援の対象は、県の合併推進構想に位置づけられた市町村に限定されるため、佐賀市と3町を対象地域とした合併推進構想を早急に策定するよう求めた。
 知事は県が音頭を取って合併を推進する姿勢は取らず、今のところ合併推進構想は持っていない。

5月27日朝刊
(毎日新聞) - 5月27日13時2分更新

2538とはずがたり:2006/06/01(木) 00:48:35
<北陸・信越>新潟県

「山古志」の名復活 住民要望に応え長岡市が町名変更へ
http://www.asahi.com/national/update/0526/TKY200605250374.html
2006年05月26日07時15分

 新潟県中越地震の被災地、旧山古志村。長岡市との合併で「山」が消え「長岡市古志」となったが、地元住民の強い要望で9月に「山古志」という地名が復活する見通しになった。

 震災で旧山古志村は約2160人の全村避難を余儀なくされた。いまも約1630人が仮設住宅で暮らす。

 「『山』は格好が悪いので取ろう」――。合併協議の際に地元から上がったこんな声を背景に、旧山古志村は「長岡市古志」になった。ところが、住民代表らは今年5月初め、「長岡市山古志」への変更を求める要望書を市に出した。

 「全国的な知名度を得たうえ、帰村と復興を目標としている住民にとって心のよりどころとなる」というのが理由だ。

 森民夫市長も理解を示し、6月市議会に町名変更の議案を提出する。

2539とはずがたり:2006/06/01(木) 00:50:17
<東海>静岡県

市長が前向き発言 湖西市議、新居町議 意見交換
http://www.shizushin.com/local_politics/20060531000000000028.htm

 湖西市議会議員11人と新居町議会議員14人が30日、市役所で合併に関する意見交換会を行い、2市町の合併交渉の端緒を開いた。三上元市長は意見交換会であいさつをした後、「話し合いをするのはいいこと。これからも気軽に来てほしい。合併を視野に話し合いが進んでいくと思う」と前向きな姿勢を示した。二橋益良市議会議長は「(町長と議会が)1本化した暁には、本格的に歩調を合わせたい。湖西と新居が合併しても、財政の健全性を保つことができる」と肯定的な発言をした。
 市議会側は、議長、副議長、常任委員会委員長、特別委員会委員長らが出席。町議会側は湖西市との合併を支持する議員が参加したが、浜松市との合併を推進する2人の議員は欠席した。
 意見交換会では効率的な自治体運営を考え、8万人程度の人口規模が望ましいとする意見が出され、行財政改革、企業誘致の必要性、下水道事業・ごみ処理の現状と課題などについて話し合った。

2540とはずがたり:2006/06/05(月) 12:38:52
<中国・四国>鳥取県

米子の将来像不鮮明 野坂市政、厳しい評価
http://www.nnn.co.jp/news/060604/20060604001.html

 米子市は二〇〇五年三月末の合併から一年余を経過した。合併後初の市議選も告示を今月十八日に控える。この時期をとらえ、新日本海新聞社は、現職市議と同市議選に立候補予定の新人を対象にアンケートを実施し、野坂康夫市長の合併後の市政運営への評価を聞いた。回答は、将来都市像とそれを実現する方策の不鮮明さなどを指摘、総じて厳しい評価内容となった。

 アンケートは現職市議四十七人と立候補予定新人十三人の計六十人を対象に実施し、五十五人から回答を得た。

 慢性的に収支不足を生む財政構造に悩む米子市は、現在、行財政改革に本腰を入れ始め、一方で新市まちづくりに着手した段階にある。アンケートへの回答で、この行財政改革への姿勢や個別施策の学童保育拡充などにプラス評価があった。

 しかし、「米子の将来に希望が持てるような市政運営が期待できない」など、野坂市長にとっては厳しい評価が相次いだ。特に将来都市像とそれを実現するための具体的な方策、施策の力点の置き方の不鮮明さ、野坂カラー不足に強い不満が示された。首長としての「独創性」「英断」不足の指摘もあった。

 重い景気回復の足取りを背景に米子市に停滞感が漂う中、その閉塞(へいそく)感打破へのビジョンや施策、リーダーシップを市政に求める期待と、堅実・実務型の野坂市政とのギャップが浮き彫りになったかたちだ。

2541とはずがたり:2006/06/06(火) 09:37:24
<首都圏>神奈川県
合併は必要としているのはどこの首長だ?

7割以上『合併は必要』
県が調査 小規模市町村ほど顕著
http://www.chunichi.co.jp/00/kgw/20060529/lcl_____kgw_____000.shtml

 市町村合併問題で、県は政令市の横浜、川崎両市を除く三十三市町村の首長と議員を対象に行ったアンケート結果をまとめた。議員の回答からは規模が小さい自治体ほど、合併の必要性を感じている傾向が浮き彫りになった。

 調査は郵送で実施。四月二十日に発送し、今月十日現在で回収した分を集計した。回収率は首長は三十三人中二十四人(72%)、議員は七百四十二人中二百七十七人(37%)。六月十三日まで回収を続け、最終的にとりまとめる。

 今回の集計では、「合併の検討の必要性」について議員二百六十三人が回答。「今すぐに必要」が七十人(27%)、「近い将来必要が生じる」が百二十人(45%)で、七割強が検討の必要性を肯定する意見だった。反対に「将来的にも必要ない」は七十三人(28%)だった。

 二百六十三人の議員を自治体の規模でみると、中核市(人口三十万人以上)と特例市(同二十万人以上)は計六十九人おり、このうち「必要ない」が三十四人でほぼ半数を占めた。

 一般市は七十五人で、「必要ない」は二十六人(35%)にとどまり、「今すぐに必要」が十八人(24%)、「近い将来」が三十一人(41%)で、“必要派”が六割を超えている。町村は百十九人で、「今すぐ」が四十人(34%)、「近い将来」が六十六人(55%)に上り、九割近くが必要性を認めていた。

 財政状況への危機感も自治体の規模との相関関係がみられた。

 今後十年間の財政見通しについての設問には、議員二百七十五人が回答しているが、「現在とあまり変わらない」としたのは、中核市・特例市の七十人中二十人(29%)、一般市七十八人中十九人(24%)、町村百二十七人中二十人(16%)。町村では「厳しくなる」「大幅に厳しくなる」とする回答が八割を超えていた。

 また首長では「合併の検討の必要性」に答えた二十人のうち、「今すぐに」が二人(10%)、「近い将来に生じる」が十三人(65%)で、合わせて七割以上が必要性を感じていた。財政状況は回答した二十四人のうち、「厳しくなる」が十八人(75%)、「大幅に厳しくなる」が五人(21%)で、悲観的な見通しが多かった。 

  (原昌志)

2542とはずがたり:2006/06/06(火) 16:47:24
<東北・北海道>青森県

「自立」の行方原発頼み 単独町制選んだ青森・大間町
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060602-00000002-khk-toh

 本州最北の自治体、青森県大間町が風間浦村、佐井村との北通り3町村合併を目指した法定協議会が、同町の離脱に伴い5月31日付で解散した。原子力発電所計画による財政効果を背景に、単独町制維持を選択した同町。自立した町づくりに向け、原発の着工延期や原子力政策の行方など不透明感も抱える中での“ひとり旅”となる。(むつ支局・村上浩康)


<町民との約束>
 「就任以来思い描いてきた政策に、ようやく本腰を入れて取り組める」
 法定協解散に当たって、金沢満春町長(56)は安堵(あんど)と意欲に満ちた表情でこう語った。2004年12月の就任から約1年半。合併か単独かで町を二分した住民投票を経て、単独町制維持を勝ち取った。

 電源開発の大間原発立地に伴う財政効果は、24年度までで電源立地地域対策交付金約72億6000万円、固定資産税395億円。労働者の流入や地元業者の受注も含め、最果ての町の自立という「町民との30年来の約束」(金沢町長)を果たすには、欠かせない条件だ。

 青森県内では東通村、六ケ所村がやはり自立の道を歩むが、原発や核燃施設を抱える自治体が財政の豊かさゆえに合併しない道を歩むケースは全国でも少なくない。

 「町が単独で進む道筋がついた。後は若い人に譲りたい」と語るのは、佐賀県玄海町の寺田司町長(70)。同町は九州電力玄海原発4基を抱え、3月には3号機のプルサーマル計画実施に事前了解。寺田氏は7月の町長選に出馬せず、引退する意向を表明している。

 同町は03年6月に唐津市など1市9町村の法定協を離脱、単独の道を選んだ。150億円に上る基金を合併後の旧町に重点配分するよう求めたことに、他市町村が難色を示したためだ。

<将来は合併も>
 寺田氏は「原発との共存で『佐賀のチベット』と呼ばれた町の基盤整備が進んだ。今後も上下水道整備などを着実に進め、後世に引き継ぐ」と説明する。ただ、こうも語る。「将来、合併は避けて通れない。地方交付税の交付団体になった時が一つの目安だろう」

 一方の大間町。今後は原発財源を生かし、農業・漁業の基盤整備や教育環境の充実に取り組む。老朽化に伴う新庁舎建設も、運転開始翌年の13年度に始まる。金沢町長は「次の世代は合併の道を見いだすかもしれないが、それまでに町の基盤を確立することが自分の使命」と力を込める。

<増設は不透明>
 ただ、頼みの大間原発は国の耐震指針見直しに伴い、8月予定の着工延期が余儀なくされた。12年3月の運転開始がずれ込めば、町財政に大きなダメージとなる。町内では「振興には2号機、3号機が不可欠」(町議)と早くも増設誘致が取りざたされるが、電力需要が伸び悩む中、実現は不透明だ。

 原発と自治体運営の在り方に詳しい福島大経済経営学類の清水修二教授(57)=財政学=は、中国電力島根原発を抱えながら松江市などとの合併を選んだ島根県旧鹿島町の例を挙げ、こう語る。「原発は地域の長期的発展には結び付いていない。原発依存で一蓮托生(いちれんたくしょう)でなく、将来を見越した町づくりが必要だ」

(河北新報) - 6月2日7時4分更新

2543とはずがたり:2006/06/07(水) 03:44:38
<東海>静岡県

市町村合併:清水町、沼津市との合併協廃止へ−−6月議会で
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060528-00000007-mailo-l22

 清水町は6月定例議会に、沼津市との1市1町合併を目的に1966年に設置した「沼津市・清水町合併協議会」を廃止する議案を提出する。
 提案理由は「合併協は68年以降1度も開かれていない。昨年8月の助役間協議で廃止は基本的に合意された」としている。沼津市は「合併協廃止議案だけでなく、ごみ・し尿処理業務委託の協定廃止議案を同時に提出すべきだ」としている。[浜中慎哉]
5月28日朝刊
(毎日新聞) - 5月28日12時1分更新

2544とはずがたり:2006/06/07(水) 03:45:39
<東北・北海道>山形県

市町村合併:来年2月、三川町と合併目指す−−富塚・鶴岡市長
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060601-00000047-mailo-l06

 鶴岡市の富塚陽一市長は31日の定例記者会見で三川町との合併に触れ、6月議会に合併協議会設置議案を提案、7月早々に初協議会を開く考えを示した。同町も6月議会に同議案を提案する。
 富塚市長は「07年度予算は、三川選出の議員にも加わってもらって審議したい。来年2月の合併にこぎつけるため6月中に委員のメンバーを決め、9月いっぱいで協議事項を合意したい」などと述べた。[粕谷昭二]
6月1日朝刊
(毎日新聞) - 6月1日12時1分更新

2545とはずがたり:2006/06/07(水) 03:47:05
<首都圏>山梨県

市町村合併:富士北麓「研究会」、4年ぶり一堂に事務担当者が会議
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060527-00000048-mailo-l19

 ◇道志参加も了承
 富士北麓(ろく)地域6市町村で合併の可能性について研究する「富士北麓市町村合併研究会」の事務担当者会議が26日、富士吉田市内で開かれた。3月に県の合併推進構想が発表されたのを機に、新市誕生の現実味が帯びてきたとしたとして研究会再開に向け4年ぶりに6市町村が一堂に会した。
 また、県構想では県東部6市町村との合併を推奨された道志村が「富士北麓地域との合併を中心に考えていきたい」と参加を求め、了承された。
 同研究会は00年に発足したが、富士北麓地域のうち西部3町村(現富士河口湖町)が先行合併を表明した02年から休眠状態だった。
 この日の会議では、富士吉田市と富士河口湖町を除く西桂町と山中湖、忍野、鳴沢村の4町村が「当面は単独存続を貫きたい」との意向を表明。事務局の同市は、各市町村の首長と議長が集まって合併に向けての協議を早期に再開したい意向だが、しばらくは年4回ほど事務担当者間で、単独と合併のどちらが住民福祉にふさわしいかの勉強会を続けていくことを確認した。
 一方、同地域には属さず、県の合併構想で都留、大月、上野原市など県東部7市町村での広域合併を推奨されている道志村は研究会への参加を希望していたが同日、6市町村の事務担当者の間で了承された。同村は、買い物や通勤、通学圏が都留市よりも富士北麓地域が中心で、都留市との合併が05年に白紙になっている経緯を理由に挙げた。[藤野基文]
5月27日朝刊
(毎日新聞) - 5月27日12時2分更新

2546とはずがたり:2006/06/07(水) 03:48:10

<東海>静岡県

前回は富士川町議会が潰したんだな。

市町村合併:実現へ強い意思? 坪内・富士川町長、鈴木・富士市長を訪問  /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060531-00000016-mailo-l22

 28日投開票の富士川町長選で3選を果たした坪内伸浩町長は30日、富士市役所を訪れ、鈴木尚市長に当選のあいさつをした。両市町では、2年前に坪内町長側から合併話を持ちかけながら町議会の賛成が得られず頓挫した経緯がある。坪内町長は合併推進を主張して3選を果たしており、この日の訪問は合併実現への強い意思を示す意味もあるとみられる。
 会談では選挙戦の話題に終始したが、鈴木市長は会談後、「合併を意識しての訪問と思う」との認識を示し、「(現職の坪内氏の3選で)合併への動きは加速するのではないか」と述べた。
 坪内町長は「2年前とは情勢が変わっている。(町長選で示された)町民の意思を議員は認識しているだろう」と述べ、協議進展に期待感を示した。[鈴木直]
5月31日朝刊
(毎日新聞) - 5月31日12時0分更新

2547とはずがたり:2006/06/07(水) 03:49:38
<東北・北海道>山形県

>>2544

2006年6月1日 木曜日
鶴岡と三川の合併協設置案、ともに6月議会提案へ
http://yamagata-np.jp/kiji/200606/01/news05009.html

 鶴岡市の富塚陽一市長は31日の定例記者会見で、三川町との合併に関する法定協議会の設置案を、市議会6月定例会最終日に提出する方針を示した。一方、三川町も12日に開会予定の町議会6月定例会に、同じく設置条例を提案する。

 鶴岡市議会定例会は6−23日の予定。富塚市長は「鶴岡市としては受け身の立場なので、(合併を)強制するつもりはない。三川町の動向を見守りたい」とし、最終日に同議案を提出するという。

 三川町議会定例会は12−14日に予定しており、最終日の14日に一足早く議案を採決する。両市町で可決されれば、6月中に委員を選任し、7月初めに協議会を開催する予定。

 富塚市長は4月の定例会見で私案として、市議会6月定例会に法定協議会の設置案を提出し、秋までに内容を詰め、合併協定書に調印。市議会9月定例会か臨時会に関連議案を諮り、来年2月1日の合併を目指す考えを明らかにしている。

2548とはずがたり:2006/06/07(水) 03:51:02
<中国・四国>山口県

米軍受け入れも旧市部と旧郡部の亀裂が表面化したし更にこれに追い打ちではねぇ。。

支所建設費計上せず 岩国市'06/6/1
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200606010008.html

 ▽合併4町村 当て外れ

 旧岩国市と合併した玖珂郡四町村の総合支所庁舎の新築・移転計画が宙に浮いている。現支所は老朽化した旧役場で、合併前に各町村が予算措置を要望していたが、合併後の二〇〇六年度当初予算案に計上されなかった。井原勝介市長は「財政状況が厳しく、優先順位をつけた」と説明する。三町村は合併前に、新支所の建設に向けた土地の購入など建て替え事業に着手しており、地元では「周辺部の切り捨てだ」と不満の声が上がっている。(清水大慈)

 計画があるのは錦、美川、玖珂、本郷町の総合支所。庁舎は築約六十年から四十年で、雨漏りや耐震性の問題などを抱える。合併特例債も見込んで、計約八億円の予算措置を求めていた。

 錦町の計画では、錦川を挟んだ現庁舎の対岸に、来年度にも木造二階延べ約千五百平方メートルの新庁舎を建てる。総事業費は約六億円。昨年度までに約一億円をかけて約四千五百平方メートルの敷地を買収し、設計も終えた。建設用材の一部として、町内で調達したヒノキを製材し、市内の倉庫に保管している。

 寺本隆宏元錦町長は「建設費五億円のうち、三億円は錦町で確保し、新市に引き継いだ。合併前の早い段階から首長会議などでお願いし、新市の負担も軽くしたのに…」。錦町出身の松江和男市議も「引き継いだ財源はどうなるのか。六月の定例会でただしたい」と憤る。

 美川町は約二億七千万円をかけて、廃校になった旧河山小を改築。本年度中に移転する計画だった。合併前に約一千万円で設計も終えている。田中英雄元美川町長は「県などの指導で合併特例債適用のため、事業の推進を待ったのだが…」と肩を落とす。

 本郷村は新庁舎のイメージ図が完成。玖珂町は、一部建て替えの設計費を本年度予算に盛り込むよう要望していた。

 井原市長は「将来も建て替えないわけではない」と言うが、建設時期は明らかにしない。美川町のある市議は「四カ所すべては難しいかもしれないが、一カ所も予算計上しないのはおかしい」と指摘。別の市議も「市長は新市の一体化を呼び掛けながら、これでは地域格差が広がるばかり」と反発している。

2549とはずがたり:2006/06/07(水) 03:52:11
<近畿>奈良県

吉野地区は贅沢云ってられないと思われるが・・。

県構想に厳しい指摘−県が南和で意見交換会<市町村合併>
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060602-00000009-nara-l29

 県は1日、吉野町上市の町中央公民館で、今年3月末に策定した市町村合併構想について、意見を求める南和地区の意見交換会を開いた。県内を3ブロックに分けて行う最初の会合で、南和地区12市町村の町村長や町村議長ら24人が出席。これまでに繰り返された合併協議会廃止を踏まえ、厳しい意見を出し合った。
(奈良新聞) - 6月2日11時24分更新

2550とはずがたり:2006/06/07(水) 04:26:11
<東海>静岡県

追跡・静岡:新居町、合併問題で迷走
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060530-00000031-mailo-l22
 ◇「浜松市派」の町長は妥協せず/「湖西市派」の町議は決戦準備
 合併の相手先を巡り迷走を続ける新居町で、反町長派議員が町長への不信任案提出に動き始めた。浜松市との合併を掲げ当選した古橋武司町長と湖西市派議員14人は互いに譲らず、長引く混迷に町職員からも町長の指導力不足を指摘する声が出始めている。町議会(定数16)の多数を占める湖西市派は、不信任案提出の時期を6月下旬から7月上旬の間で調整に入った。これに対し古橋町長は議会解散で応じる構えだ。真夏の決戦に向け、両者の動きは激しさを増している。[望月和美]
 ◆「機」を逸した
 「町長は『機が熟すのを待つ』と言うばかり。あの時決断して進めていれば事態は変わっていた」。ある町職員が振り返るのは04年1月。古橋町長は浜松市との合併を公約に掲げ就任早々、全16議員に浜松市との合併の意思を確認した。結果は8対8の同数で、反対派の議長を除くと8対7。強行して議会に諮れば、合併協参加へ一歩進むこともできた。
 新居町の合併離脱後、12市町村による「新浜松市」作りは着々と進んだ。後から参加しても合併の利点は小さいため、次第に湖西市派が優勢となり、2対14の圧倒的な差がついてしまった。
 湖西市派の議員は「病院や消防など生活圏は湖西市と同じ。浜松市に比べほぼ対等にものが言える」と主張。古橋町長は「政令市・浜松市の西の玄関口として、関所を核とした街づくりをすればいい」と繰り返す。
 混乱の発端は03年。当時、「環浜名湖構想」が打ち出され、旧浜松市など14市町村が合併に向け協議を進めていた。ところが同年5月、湖西市が「財政状況の悪い自治体と一緒になりたくない」と離脱。同市と関係の深い新居町も約3カ月後、湖西市の後を追うように合併の枠組みから離れた。
 同年11月の町長選では片山氏に反発した浜松市派の議員が現・古橋町長を擁立。古橋町長は僅差で初当選した。
 ◆「7」巡る攻防
 古橋町長は進退を明言せず、湖西市派町議の不信任案提出を受け、議会を解散する姿勢を見せる。湖西市派は不信任案を提出の時期を慎重に模索しており、目下の課題は湖西市派の頭を誰にするか。中嶋正夫議長は「決まり次第できるだけ早く手は打つ」と話す。解散後の町議選は7月下旬から8月上旬を想定している。解散後の新議会が再び不信任案を可決すれば町長は自動的に失職する。不信任案可決のハードルは7議席で、この数を巡る攻防が展開されることになる。

5月30日朝刊
(毎日新聞) - 5月30日12時2分更新

2551とはずがたり:2006/06/07(水) 04:35:36
<東北・北海道>北海道

市町村合併:道内59自治体再編構想原案/その1 不透明な進展
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060603-00000063-mailo-hok

 ◇加速化もくろむ道−−市町村に協議疲れも
 道内を59自治体に再編する構想原案が2日、道から示されたことで、対象となる市町村にはさまざまな思惑が広がった。道内の合併進ちょく度は全国44位と遅れており、道は議論の加速化をもくろむ。しかし旧合併特例法下での協議疲れや財政優遇措置などの恩恵が少ない中で合併が進展するかどうかは不透明だ。[田中泰義、横田愛、有田浩子]
 ◆破談の町に同提案
 昨年1月の住民投票で「合併反対」が半数を超え、法定協議会を離脱した釧路管内白糠町には釧路市、釧路町、鶴居村との同じ組み合わせが再び示された。棚野孝夫・白糠町長は「想定の範囲内だが、自立したまちづくりを目指し、今年を元年として出発したばかり。すぐ同じテーブルには着けない」と戸惑う。
 棚野町長には道の姿勢がこれまでと同じに映る。「果たしてこれで合併が進むのか疑問だ。住民が望む合併を進めるのならば、面積や人口だけでなくどういう地域にしたいのか、ビジョンを示すべきだ」
 やはり法定協が不調で解散し、奥尻町は加わったものの「上ノ国、厚沢部、乙部町」との同じ組み合わせとなった檜山管内江差町の担当者も「一度破談しており、それぞれの町が動くのは難しい」と困惑気味。道が「接着剤」としてどんなイニシアチブをとっていくかを見極める構えだ。
 ◆思惑さまざま
 高橋はるみ知事との懇談で合併推進の姿勢を示した道市長会。市長が副会長を務める江別市は当別町、新篠津村、北広島市との組み合わせ。人口は20万人を超え、より多くの権限移譲が可能になる特例市の要件を満たす。担当者は「特例市は魅力。この案を真摯(しんし)に受け止める」としながらも「市民に説明し、声を聞かなければならない。他の3市町村の考えも聞いてみたい」。一方、北広島市は「合併は捨てないが、当分単独でいきたい」と静観する。
 室蘭市との組み合わせが示された登別市は「地域のさまざまな事情に応じた合併であるべきだ。構想を参考に将来のまちづくりや合併議論を深めたい」と受け止める。
 ◆歓迎する自治体
 富良野市、上川管内中富良野、上富良野、南富良野、占冠の5市町村は将来展望通りの組み合わせとなった。5市町村で構成する「自治のかたち検討プロジェクトチーム(PT)」は今年3月末、将来一つの行政区域となることを前提に、既に合併や広域連合など四つの選択肢を示した報告書をまとめている。PTの中心の富良野市は構想原案を「生活圏に即しており妥当な結果」と評価。7月にも5市町村長が本格的な議論に入る方針だ。
 5市町村は道の構想を待ちながら、住民説明会を開くなど地域への情報提供に力を入れてきた。構想で5市町村が1地域とされたことで、今後の協議に「ゴーサイン」が出た形だ。

6月3日朝刊
(毎日新聞) - 6月3日13時1分更新

2552とはずがたり:2006/06/07(水) 04:37:41
<東北・北海道>北海道

市町村合併:道内59自治体再編構想原案/その2止 暮らしに変化少なく
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060603-00000065-mailo-hok

 ◇針路決めた自治体は
 旧合併特例法の下で道内212市町村は今年3月末までに180に再編された。厳しい財政事情を背景に多くの自治体が効率的な行政運営や行政サービス向上を目指し、合併や連携を模索した。それぞれの針路を選んだ自治体の今を探った。
 ◆多数の権限確保
 日高管内静内、三石両町の合併で3月31日に誕生した新ひだか町。人口は町として4番目に大きい約2万7000人。4月に道から移譲を受けた権限は101件で旭川市の105件に次いで多い。多くは事業者向けの許可や登録業務などで、7月から始めるパスポート発給を除くと、住民に身近な項目は少ない。
 町の担当者は「合併で職員を新たな業務に回す余力が生まれている。今後、福祉など住民の利便性向上につながる権限移譲を道に提案したい」と前向きだ。【笈田直樹】
 ◆飛び地
 伊達市と旧胆振管内大滝村は3月1日に飛び地合併した。互いの中心部は、合併を離脱した同管内壮瞥町を縦断し車で約40分の距離にある。
 約1500人が住む旧大滝村は同市大滝区、村役場は総合支所に衣替え。支所職員は村時代の51人から44人に減った。しかし、総務、福祉、経済、建設の4課を維持し、区担当助役も置いた。ほぼ完結した組織で従来通りの住民サービスを支える。佐々木剛支所長は「飛び地ゆえの苦労や変化は特にない」と受け止める。【大谷津統一】
 ◆広域連合踏み台に
 後志管内では三つの合併協議会が立ち上がったが、住民の反対などで実現しなかった。それでも後志町村会は来年4月、全19町村で業務の一部を一元化、広域連合を発足させ、10年後に「後志市」の誕生を目指している。
 現在、準備委員会は税の徴収事務や国民健康保険制度など13項目で一本化作業を進めている。同委員会の淀谷融事務局長は「住民の反対があっただけに、すぐ合併といかない。だが、高齢化で自治体の負担は増す。効率的な行政運営に合併は避けられず、広域連合を踏み台にする」と話す。[和田浩幸]

2553とはずがたり:2006/06/07(水) 04:39:28
<東北・北海道>北海道

 ◇構想対象市町村の組み合わせ案
支庁名                                      人口   面積(平方キロ)
石狩     1 江別市  当別町   新篠津村   北広島市       209,975   807.06
渡島・檜山  2 函館市  七飯町   鹿部町               327,547 1,004.93
       3 松前町  福島町   知内町    木古内町        27,490   898.86
       4 江差町  上ノ国町  厚沢部町   乙部町   奥尻町   29,783 1,423.10
       5 長万部町 今金町   八雲町                33,604 1,834.87
後志     6 島牧村  寿都町   黒松内町   蘭越町   ニセコ町  46,653 2,441.61
         真狩村  留寿都   村喜茂別町  京極町   倶知安町
       7 共和町  岩内町   泊村     神恵内村        26,358   605.66
       8 積丹町  古平町   仁木町    余市町   赤井川村  34,889 1,015.25
空知     9 三笠市  月形町   美唄市                45,782   731.08
      10 南幌町  由仁町   長沼町    栗山町   夕張市   55,796 1,350.75
      11 砂川市  歌志内市  奈井江町   上砂川町  浦臼町   39,313   363.72
      12 滝川市  新十津川町 雨竜町                56,548   802.35
      13 芦別市  赤平市                      33,299   994.90
      14 深川市  妹背牛町  秩父別町   北竜町   沼田町   41,154 1,834.10
         幌加内町
上川    15 旭川市  鷹栖町   東神楽町   当麻町   比布町  411,498 3,471.09
         愛別町  上川町   東川町    美瑛町
      16 士別市  和寒町   剣淵町                31,598 1,475.32
      17 名寄市  下川町   美深町    音威子府村 中川町   44,459 2,722.08
      18 富良野市 上富良野町 中富良野町  南富良野町 占冠村   47,901 2,183.68
留萌    19 留萌市  増毛町   小平町                36,799 1,294.24
      20 苫前町  羽幌町   初山別村               14,454 1,207.01
      21 遠別町  天塩町   幌延町                10,235 1,518.44

2554とはずがたり:2006/06/07(水) 04:39:48
<東北・北海道>北海道
>>2551-2554

宗谷    22 稚内市  豊富町   猿払村                49,385 1,871.47
      23 浜頓別町 中頓別町  枝幸町                16,680 1,915.76
      24 礼文町  利尻町   利尻富士町               9,600   263.48
網走    25 北見市  置戸町   訓子府町   美幌町   津別町  167,970 3,300.95
      26 網走市  斜里町   清里町    小清水町        66,254 1,897.66
      27 上湧別町 湧別町   佐呂間町               17,151   909.50
      28 紋別市  滝上町   興部町    西興部村  雄武町   41,317 2,903.41
胆振    29 苫小牧市 白老町   厚真町               198,743 1,391.74
      30 伊達市  壮瞥町   豊浦町                45,311   882.86
      31 室蘭市  登別市                     151,507   292.76
日高    32 日高町  平取町                      20,903 1,735.84
      33 新冠町  新ひだか町                    33,298 1,733.61
      34 浦河町  様似町   えりも町               27,202 1,342.47
十勝    35 帯広市  音更町   芽室町    中札内村  更別村  238,649 2,068.08
      36 大樹町  広尾町                      14,731 1,412.52
      37 士幌町  上士幌町  新得町    清水町   鹿追町   35,562 2,822.23
      38 池田町  豊頃町   浦幌町                17,993 1,638.07
      39 本別町  足寄町   陸別町                20,343 2,408.89
釧路    40 釧路市  釧路町   白糠町    鶴居村        225,392 2,960.90
      41 厚岸町  浜中町                      18,532 1,162.50
      42 標茶町  弟子屈町                     17,959 1,873.94
根室    43 別海町  中標津町  標津町    羅臼町         52,849 3,027.43
 *人口は昨年10月1日現在

6月3日朝刊
(毎日新聞) - 6月3日13時1分更新

2555とはずがたり:2006/06/07(水) 10:17:18
<九州・沖縄>熊本県

揺れる富合町 住民が議会に要望書
http://210.128.247.29/newsfile/view_news.php?id=9015

熊本市との合併問題から解散請求が出されている下益城郡富合町の町議会。議会の5日の弁明に対し住民グループが要望書を提出した。要望を行った住民グループは、言葉だけではなく行動を示してほしいと訴え、今週中の回答を求めている。富合町議会は、周辺の宇土市や城南町、そして、熊本市との合併にむけた法定協議会の設置案を相次いで否決、これについて『議会は合併論議をできる状態ではない』と住民たちが解散を求め、7月住民投票が行われることになっている。そんな中で、5日議会が可決した弁明書では『町民とともに町の将来像や合併問題の方向性を再度検討する機会をつくる』と書かれていた。これについて『あかるい富合を創る会』では議長宛の要望書を提出した。要望書では議員14人とそれぞれの合併ビジョンを持つ住民の代表を交えた『富合町民合併問題検討会』を設置し、住民に公開することなどを求めている。創る会では、住民投票の告示前までの回答を求めている。
2006-06-06 19:22:17

2556とはずがたり:2006/06/07(水) 14:35:50
相模原市が政令指定都市?

それでどうするのでしょう。どうなるのでしょう。
市町村合併は方便が多すぎるのではないでしょうか。
サービスは低下するし、結局、景気や少子高齢化を見越して、
余剰金を積むなどの財政運営を怠った方々が進めているだけです。

2557とはずがたり:2006/06/07(水) 14:36:04
相模原市が政令指定都市?

それでどうするのでしょう。どうなるのでしょう。
市町村合併は方便が多すぎるのではないでしょうか。
サービスは低下するし、結局、景気や少子高齢化を見越して、
余剰金を積むなどの財政運営を怠った方々が進めているだけです。

2558とはずがたり@管理人:2006/06/07(水) 15:24:51
>>2556-2557
誰っすか??>とはずがたり

個人的には利権漁りしかしてない自民党系地方議員を減らせるなら良しと考えております。

2559とはずがたり:2006/06/07(水) 15:41:19
<中国・四国>高知県

嶺北地方…大豊町(山間地の住民生活を考えると、スケールメリットで解決できない問題がある)・本山町(地域ごとに住民のニーズも違う。今は各自治体が行財政改革に努力する時期だ)・土佐町(住民投票の結果独立を選んだ)・大川村(合併が地方交付税削減の手段になっていると批判)

2006年06月06日
嶺北4首長合併に消極的 県推進審と意見交換会
http://www.kochinews.co.jp/0606/060606headline05.htm

 県市町村合併推進審議会(会長=根小田渡・高知大人文学部長)は5日、長岡郡大豊町高須の町農工センターで、同町、本山町、土佐町、大川村の4首長と市町村合併問題について意見交換。4首長からは「合併は国の財政難を地方に押し付けるだけだ」などと、現時点では合併に消極的な意見が相次いだ。

 同審議会は昨年10月の設置以来、長期的視点で見た望ましい基礎自治体などについて協議。県内各地域の状況を議論の参考にするため、首長との意見交換会を企画。第1回目に嶺北を訪れた。

 嶺北は当初、高知市や春野町など9市町村で合併問題を検討していた。しかし高知市が周辺4市町村での合併に方針転換し、旧本川村は伊野グループと合併、大豊町が単独自立を宣言するなどして、合併が実現しなかった経緯がある。

 意見交換会には4町村の首長と、根小田会長ら委員7人、事務局の県職員2人が出席。4首長が合併に対する考え方、自立の場合の対応などについて意見を述べた。

 岩崎憲郎・大豊町長は「大豊町が高知市と合併すれば高齢化率は下がるが、山間地の住民生活を考えると、スケールメリットで解決できない問題がある」。

 西村卓士・土佐町長は「住民投票の結果、自立を選んだ。執行部、議会はそれを尊重する立場であり、現時点では議論する状況ではない」。

 合田司郎・大川村長は、合併が国の地方交付税削減の手段になっていると批判し「合併に賛成も反対もしないが『何のための合併か』を、きちんと示してほしい」。

 今西芳彦・本山町長も「合併する、しないは住民が選択すべき問題で、地域ごとに住民のニーズも違う。今は各自治体が行財政改革に努力する時期だ」。過疎、高齢化、財政難が深刻な4町村だが、合併には消極的な意見が多かった。

 委員からは「現実に人口減、高齢化が進む以上、従来の行政単位では乗り越えられない。自助努力でどこまでカバーできるのか」などの意見が出ていた。

 意見交換会は7月末までに高岡、幡多、東部の3地区でも開かれる予定。

2560とはずがたり:2006/06/08(木) 17:30:00
<近畿>京都府

(´ー`)

市町村合併:「木津川市」へ申請 木津・加茂・山城町、廃置分合を知事に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060603-00000163-mailo-l26

 来年3月12日に合併し「木津川市」を設置する予定の木津・加茂・山城3町の首長が2日、現在の町を廃止し新しい市を設置する廃置分合の申請書を山田啓二知事に提出した。府によると、廃置分合申請はいわゆる「平成の大合併」では府内7例目で、府南部では初めて。合併特例債のない「新合併特例法」に基づく申請は府内初となる。
 木津町の河井規子町長ら首長3人のほか、地元府議ら約10人が府庁を訪問。河井町長が山田知事に申請書を手渡した。「この合併は相楽の将来がかかっている。『合併してよかった』というものにしなければ」と決意表明する同町長に、知事は「府南部の核となる市をつくって」と激励した。
 府によると、府議会が申請内容を審理し、議会議決をふまえて知事が総務相へ届け出を行い、総務相が告示すれば新しい「木津川市」が誕生する。3町の合併で、府内の自治体は15市10町1村となる。[小川信]
6月3日朝刊
(毎日新聞) - 6月3日15時1分更新

2561とはずがたり:2006/06/11(日) 14:49:36
<東海>静岡県

合併には「意思統一が大事」 静岡市長
http://www.shizushin.com/local_politics/20060610000000000054.htm

 望月俊明由比町長が町議会に平成21年3月末までの静岡市との合併を目指す意向を示したことについて、小嶋善吉市長は9日の定例会見で、「町民、(町)執行部、特に(町)議会が一致して合併に臨む意識がぜひとも必要」と発言するにとどめた。
 小嶋市長は「両市町の合併協議については2年前に両市町で法定合併協議会を設置して、合併協定書の締結まで至った。静岡市議会で合併議案の可決をみた後、由比町議会で否決という結果になった」と、これまでの経緯を振り返った。その上で、新たに合併協議を再開し、その合併を成功させるためには、「首長と議会の意思の統一が不可欠」との認識を示した。
 これまでに、望月町長から正式な話がないことも明らかにし、「合併については首長の意思が1番大事かもしれないが、最終的に自治体としての意思を決定するのは議会。望月町長にお会いしたら、(両者の)意思統一がなければうまくいかないと申し上げたい」と話した。

2562とはずがたり:2006/06/11(日) 15:34:35
<東北・北海道>青森県

2006年6月10日(土)
田舎館との合併に距離/黒石 平川
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2006/0610/nto0610_4.asp

 県市町村合併推進審議会の末永洋一会長が九日、外川三千雄平川市長と鳴海広道黒石市長を個別に訪ね、隣接する田舎館村との合併の可能性について意見交換した。外川市長は、同村の総意と財政見通しが不明確なことを理由に現状での合併検討には消極的な姿勢を示し、鳴海市長は合併相手を考える状況にないことを末永会長に伝えた。

 非公開での意見交換後、外川市長は、二〇〇四年七月に旧津軽平賀農協と旧田舎館村農協の合併で津軽みなみ農協が発足した経緯を背景に「農協が合併しているので(田舎館村との)合併は考えていかなければならない」との認識を示した半面「村民、議会を含めた村全体の意向が見えてこない。また、村の財政状況がどうなのかが気掛かり」と述べ、合併の協議は時期尚早であることを示唆した。

 一方、財政再建を最優先課題とする鳴海市長は「合併は必要だが、今のところ具体的な考えはない」と言い、末永会長には「審議会では大いに議論してほしい」と要望した。

2563とはずがたり:2006/06/11(日) 15:58:19
<東海>静岡県

新居町長「いい感触」 浜松市の合併協設置
http://www.shizushin.com/local_politics/20060610000000000025.htm

 新居町の古橋武司町長は9日、町議会6月定例会一般質問で、浜松市との合併協議会設置に関して、北脇保之市長が市議会に付議する可能性について「私なりにいい感触を得ている」と自信を示した。発言が揺れ動き、注目を集めている進退問題は「浜松市に合併協議会設置について照会している段階。現時点での辞職の回答は控えさせていただく」と述べた。
 一方、北脇市長と古橋町長の会談に同席した町職員は一般質問の答弁の中で、北脇市長から否定的な発言を受けたと説明し、町当局の中で見解の食い違いが見られた。
 古橋町長は、町政を混乱させている責任を問われたが、「議員が(合併先は)浜松市だと言えば、解決する」と自分に責任がないことを強調した。さらに「町長は私。不信任が出れば(議会を)解散する」と述べ、町議会との対決を解消することができなかった。古橋町長は議会後、不信任可決の場合について「私の権利なので議会は解散する。次のことは支持者と相談する」と加えた。

2564とはずがたり:2006/06/13(火) 09:42:44
<九州・沖縄>熊本県

TKU NEWS Topic
News-No.20060612-3
富合町議会の解散の賛否問う住民投票告示
http://210.128.247.29/newsfile/view_news.php?id=9056

下益城郡富合町の町議会の解散の賛否を問う住民投票が12日、告示された。投票日は7月2日。富合町議会は周辺の宇土市、城南町、熊本市との合併のための法定協議会設置案を相次いで否決し、住民グループが「町議会は合併についてまともな議論ができない状態」などとして、議会の解散請求を行なっていた。告示日の12日は午前8時半に職員が役場前に住民投票を告知する紙を張り出した。投票は7月2日に行われ、即日開票される。この住民投票をめぐっては解散請求の本請求の際、有権者の過半数を超える3682人の署名が添えられていて、これに対し議会が「合併について住民不在、地域無視との誤解を生じたことは遺憾」「町民とともに再度検討の場を設けたい」という弁明書を提出、再度、具体的な検討会の設置を求めた住民に対し、議会は検討会設置の意向を示している。
2006-06-12 13:05:29

2565とはずがたり:2006/06/15(木) 03:16:33
<東海>愛知県

三谷と蒲形と西之郡と塩津と形原と大塚と..合併が進んでしまったからなぁ。

無力感漂う、蒲郡市の合併論議
http://www.tonichi.net/articledetail.php?artid=12294

 音羽町や小坂井町、御津町など周辺市町で市町村合併への動きが活発化する中、孤立感を深めた蒲郡市であきらめにも似た無力感が漂っている。市民からは「このままでは取り残される」として、市による前進的な対応を求める声も上がっている。

 金原久雄市長は13日、開会中の市議会6月議会で合併への取り組みについて見解を求められ、「(市財政は)10年は大丈夫とはいい切れないが、当分はいいのでは」と、当面の財政運営で財政問題をクリアできる見通しを示した。市長に先立って答弁した草次英夫総務部長は、具体的な検討について「(住民の)機運が高まれば」と消極発言に終始した。

 質問したのは鎌田篤司氏(新政ク)。「新地方分権一括法の導入で不交付団体となったりさらなる財政悪化で再建団体へ転落する恐れがある中で、合併について真剣に考えるべき」と持論を展開した。

 金原市長はさらに、「合併についてはじっくり考えていくが、(東三河構想を唱えている)早川勝豊橋市長が決断すれば、もろ手をあげて賛成する。早川市長にリーダーシップを発揮してもらいたい」と、豊橋市に追随する従来の考え方を繰り返した。

 5年前の住民意向調査で合併相手として最適とされた御津町でのアンケートでは、町民のかかわりがもっとも強いのは豊川市という結果が出ており、深谷泰範町長も同市と合併する方向での発言が目立っている。

 意向調査で次に多かった幸田町についても、岡崎市との協議が進んでいるとされ、目立った動きのない蒲郡市にとっては孤立無援の状態に置かれている。

 活動が広域化している地元経済界も、隣接する市町との行政合併には関心がなく、「環三河湾」構想や東西三河全域の統合などを提言している。

(2006-06-14)

2566とはずがたり:2006/06/15(木) 08:55:49
<東海>愛知県

おいおい,吸収して地域の中核になる方の首長が積極的にならずにどうすんじゃい!

豊川市議会一般質問、新たな合併に市長慎重
http://www.tonichi.net/articledetail.php?artid=12307

 豊川市議会第2回定例会は、14日午前10時から開会、一般質問が行われた。質問は7氏が史跡国分寺整備方針、IT社会の情報セキュリティー対策、高額医療費負担問題、サマージャンボ宝くじ収益金配分問題、合併問題などについてただした。

 同日質問したのは、川上陽子氏(信政会)、米谷俊子氏(豊清会)、中村直巳氏(新風会)、牧田千枝子氏(市民クラブ)、今泉淳乙氏(信政会)、安間寛子氏(日本共産党豊川市議団)、野中泰志氏(信政会)氏。

 川上氏は「国分尼寺は史跡公園として整備されたが、同じ文化財の国分寺は地元の理解で順次公有化されているが、草が生い茂った状況。今後の整備基本構想はあるのか」とただした。

 米谷氏は、音羽、小坂井、御津3町の同市への合併の動きに関連して合併にかかる費用で大きな割合を占める電算システム統合経費について質問した。

 市側は「旧一宮町との合併では、約9億1400万円かかった。3町と合併の場合、現段階で算定は難しい」との答弁にとどまった。

 今泉氏は「今年3月に音羽町からの合併協議申し入れに始まり、小坂井町で合併署名活動、豊橋市での東三河市論と続いている。新たな合併については」と考えをただした。

 中野勝之市長は「3町との合併を進めるとなると時間がかかる。議会と歩調を合わせていく。合併の門戸は開けている」と安易に合併を進められない姿勢をみせた。

 市側は「一宮町と合併してまだ5カ月。(合併については)旧一宮町民に理解を得るのが先」と答え、音羽町からの合併協議申し入れについては「6月中に合併の情報収集、調査に関する研究を行う組織を立ち上げる。この調査研究を進めながら議会と歩調を合わせて対応する」と答えた。

(2006-06-15)

2567とはずがたり:2006/06/15(木) 08:56:55
<首都圏>栃木県

すばらしい!

宇都宮市・河内町との合併
上河内町、協議申し入れ
http://www.chunichi.co.jp/00/tcg/20060615/lcl_____tcg_____001.shtml

 上河内町の手塚順一町長は十四日、宇都宮市、河内町との合併に向けた正式協議を始める意向を示し、両市町に申し入れた。昨年一月に、いったん白紙となった一市二町の合併協議が、再び動き出すことになった。宇都宮市側は「遅くとも七月には法定合併協議会を設置したい」としている。

 上河内町は五月二十二日、十八歳以上の町民を対象にアンケートを実施。回収率は61%で、71%の町民が合併に賛成した。手塚町長はこの結果を受け、「早急に協議を始めたい」と述べた。ただ、学校の統廃合を受けて町が走らせている代替バスの継続などについて、「前回協議で宇都宮市から理解が得られた点も、今回はどうなるか分からない」と発言。「(アンケートで)賛成が七割とは意外と少ない」「議会も『慎重に協議するように』と言っている」などと述べ、協議次第では単独の道もあり得ることを示唆した。

 もともとは宇都宮、河内、上河内、上三川の一市三町の枠組みで二〇〇四年二月、合併協議がスタートした。だが財政状況の良い上三川が同年九月に離脱。これを受け同十二月、合併枠組みの変更を問う議案が残り二町の議会にかけられ、上河内は可決したものの、河内が否決。上河内は、河内が抜けると“飛び地”となってしまうため断念した。だが河内は、住民投票の結果を受け、今年一月に宇都宮市との事前協議を始めていた。 (大杉はるか)

2568とはずがたり:2006/06/16(金) 23:39:03
<九州・沖縄>長崎県

県が合併推進審を新設 未実施の自治体対象
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/gappei/kiji/2006/061601.html

 県は七月、昨年四月施行された合併新法に基づき「県市町合併推進審議会」を新たに設置する。学識経験者、商工業者、合併市町の首長、住民代表ら委員十二人が「平成の大合併」以降の合併の進め方や枠組みなどを幅広く話し合い、県に答申するという。

 対象となるのは未合併自治体。任意、法定合併協を組織しながら、曲折を経て合併に至らなかった北松、東彼、西彼地区の九町も含まれる。審議会は合併の可能性を探るため、自治体の組み合わせや合併実現に向け必要な施策、支援策などについて意見を交わす。県は審議会の答申を基に合併推進構想を策定する。

 県市町振興課は「審議会の人選を進めている段階で、どういった論議になるかまだ分からないが、未合併自治体の状況や過去の経緯、住民の声を十分反映していきたい」としている。

 本県の自治体は合併で七十九市町村が二十三市町へと再編された。


2006年6月16日長崎新聞掲載

2569とはずがたり:2006/06/18(日) 00:39:56
<東北・北海道>青森県

2006年6月17日(土)
田舎館村長「合併交渉は平川と」
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2006/0617/nto0617_4.asp

 田舎館村の鈴木孝雄村長は十六日、村役場で記者会見し、合併交渉の相手を平川市だけに絞り、六月定例議会が終了した後、同市に申し入れることを明らかにした。

 同村は県市町村合併推進審議会の重点対象になり、末永洋一会長が五、六月に同村と弘前市、黒石市、平川市を訪れ、首長と意見交換。三市とも同村との合併に消極的姿勢を示していた。

 鈴木村長は同日、議員全員協議会に村の合併方針を諮り、全議員の了承を得た。鈴木村長は会見で「平川市との合併は私の選挙公約で、農協同士は既に合併している。新合併特例法の期限(二〇一〇年三月)まで時間的な制約があり、早く合併相手を一本に絞るべきと判断した」と語り、今後、住民懇談会を順次開催するとした。

 一方、平川市の外川三千雄市長は取材に対し「合併して五カ月しかたっておらず、街づくりでやらなければならないことが山積している。個人的には、田舎館村との二次合併は時期尚早だと考えている。ただ、申し入れがあれば、当然議会と協議する」と消極的な姿勢を示した。

2570とはずがたり:2006/06/18(日) 20:24:26

<東海>静岡県

「合併、支援策見て判断」 東伊豆町長が施政方針
http://www.shizushin.com/local_politics/20060615000000000041.htm

 太田長八東伊豆町長は14日開会した町議会6月定例会で施政方針演説を行った。市町合併について「避けて通れない重要案件。国、県の支援策も見ながら判断したい」との認識を示すとともに、「少子高齢化社会への対応や近い将来の合併を踏まえ、町民と協働で町づくりを進めたい」との姿勢を強調した。
 前町長の辞職に伴い3月末に就任した太田町長には、初の定例会。施政方針では「合併への対応」をはじめ、「町民の声が届く町政」「景観の保全と環境対策」「少子高齢化、福祉への対応」など6項目を基本姿勢として掲げた。
 県が合併構想で同町を含む「賀茂1市5町」の枠組みを提示したことについては、関係市町間で温度差がある点を指摘。助役による合併調査委員会や庁内での検討を基に、「住民への情報提供を徹底し、住民代表である議会と十分協議した後に最良の方向を選択したい」と述べた。一般質問の答弁では「合併について自分の腹は決まっているが、今は言える段階ではない」とした。
 同定例会の会期は16日までの3日間。初日の一般質問では4人が財政健全化への対応、町立熱川、双葉幼稚園の統合・整備問題などについて町政をただした。

2571とはずがたり:2006/06/18(日) 20:24:47
<東海>静岡県

東部5市4町「都市づくり研究会」 再開へ
http://www.shizushin.com/local_politics/20060615000000000064.htm

 県東部の5市4町(沼津、三島、裾野、御殿場、伊豆の国、函南、清水、長泉、小山)の首長と議長で構成する「東部広域都市づくり研究会」(会長・斎藤衛沼津市長)が21日、約2年4カ月ぶりに沼津市内で開かれることになった。
 平成15年6月の研究会で「10年後の政令指定都市実現」を合意してから約3年。呼び掛けた斎藤市長は「構成自治体の合併やメンバーの変更、県の合併推進構想策定などがあり、研究会の趣旨を確認する必要がある」としている。再開される研究会は、これまでの経過を再確認し、政令市事務調査会の在り方などを議題とする方針だ。
 研究会は、生活圏の広がりに対応する行政サービス提供や行財政の効率化などを目的として11年11月に設立。同年度に2回、12―15年度に各4回ずつ開催した。
 合併をめぐる「合意」があったのは15年6月の研究会。当時の4市6町1村が(1)おおむね10年後の政令市実現を目指す(2)実現可能な範囲で段階的合併を推進する―などで一致した。事務レベルの政令市事務調査会を設置し、住民への啓発活動などを検討してきた。
 ところが、16年2月を最後に開催がストップ。以来、構成自治体の中では沼津市と旧戸田村、田方郡北部旧3町の2つの合併が実現したものの、政令市実現に向けての話し合いは進んでいない。斎藤市長は「合併協議に相当な事務量があり、研究会の開催が難しかった」と説明。「休眠していたわけではない。(2つの合併は)段階的合併の表れ」としている。

2572とはずがたり:2006/06/18(日) 20:26:22
<東海>静岡県

「藤枝市と合併推進」 20年度目標 岡部町長
http://www.shizushin.com/local_politics/20060613000000000073.htm

 岡部町の井田久義町長は13日、町議会6月定例会一般質問の答弁で、藤枝市との合併を推進する方針を正式に表明した。合併の時期は「相手方の考えもあるが、平成20年度を目標に協議を進めていきたい」とした。
 井田町長は「志太2市2町(藤枝市、焼津市、大井川町、岡部町)合併を目指して調整を行ってきたが、合併新法の期限内の実現は厳しいと判断した」と志太地域の合併問題の現状を話し、「枠組みを小さくしても合併を推進する。その相手先は正式に藤枝市と表明したい」と述べた。
 今後、正式に文書で藤枝市に申し入れを行い、県にも考えを伝えるという。現在、志太地域の合併について審議を行っている県市町村合併推進審議会に対しても「実現可能な枠組みで検討してもらいたい」と要望した。

議論を見守りたい
 松野輝洋藤枝市長の話 審議会の議論をもう少し見守り、市議会ともよく相談して今後の対応を判断したい。2市2町合併が理想という考えは変わらない。

2573とはずがたり:2006/06/18(日) 20:26:45

<東海>静岡県

大井川町との合併意向 焼津市長が正式表明
http://www.shizushin.com/local_politics/20060615000000000055.htm

 焼津市の戸本隆雄市長は15日開かれた市議会6月定例会の一般質問で、合併について「大井川町との枠組みで進めていきたい」と1市1町での合併を目指していく意向を正式に表明した。
 戸本市長は両市町の海岸線を持つ地理や、食品など産業の類似性を挙げ、「港湾や水産など地域資源を活用する企業が集まる街づくりが可能」などと理由を挙げた。
 「できるだけ早く大井川町と協議したい」とし、合併時期は新法の期限内を模索する。法定合併協設置は両市町議会の議決が要るが、議案提出の時期は触れなかった。
 焼津市議会では、藤枝、岡部を含む2市2町の早期合併を主張する市議がほぼ半数を占め、市長と対立している。来年2月に市議選が控えることから、合併協設置の議案上程は弾力的に対応するとみられる。
 池谷薫大井川町長は14日の町議会で6月中にも同市に合併を申し入れるとし、早急な準備会の設置を求めている。
 戸本市長は、大井川町の離脱後に2市1町合併協議が最終局面を迎えた平成16年11月、「当面は単独でいく」と突如、脱退を表明した。

大井川町長が焼津市と1市1町合併の意向表明
http://www.shizushin.com/local_politics/20060614200041

 大井川町の池谷薫町長は14日の町議会で、焼津市に1市1町の合併申し入れをする方針を明らかにした。議員の質問に答えた池谷町長は、「合併は信頼関係、立地条件の相似性を最低限の条件に、財政的自立を目指せる1市1町しかない」とし、焼津市には今月中にも文書で正式に申し入れることを明らかにした。

 合併の時期については、合併新法期限内の2010年3月までを目指し、準備会を立ち上げたいという。これに対し、焼津市の戸本隆雄市長は「前向きに受け、市議会をはじめ各方面にも相談していきたい」とコメントした。

 藤枝市、焼津市、大井川町、岡部町の志太地域は、2市2町による合併構想が浮かんでは消えした。しかし、岡部町長が13日、藤枝市との1市1町合併を目指す意向を表明したのに続き、大井川町長は焼津市との1市1町合併を表明したことで、同地域の合併を審議している県の合併推進審議会の結論にも影響を与えそうだ。

2574とはずがたり:2006/06/18(日) 20:42:31
<首都圏>埼玉県

市町村合併:高田・川島町長、川越市長に協議を申し入れ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060615-00000073-mailo-l11

 川島町の高田康男町長は14日までに、川越市の舟橋功一市長に同市との合併協議を申し入れた。住民意識調査で回答者の約7割が川越市との合併が最も望ましいと回答したことなどが理由だが、舟橋市長は回答書で「基本的には広域合併を考え、事務レベルで研究している」として両市町のみの合併には消極的な姿勢を示した。
 舟橋市長は以前から、川越市の政令指定都市への移行を視野に入れた広域合併を目指す意向を表明している。また、県は今年3月、川越市や川島町に坂戸市や鶴ケ島市などを加えた3市4町の枠組みでの合併構想を発表している。[小泉大士]
6月15日朝刊
(毎日新聞) - 6月15日12時2分更新

2575とはずがたり:2006/06/18(日) 20:54:28
<東北・北海道>青森県

五戸は度量を見せて入れたげ。

市町村合併:新郷村合併調査、半数が「必要」 「五戸町と」は9割
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060607-00000028-mailo-l02

 新郷村は6日、合併に関する住民アンケートの結果を発表し、半数近くが「合併の必要性がある」と回答し、その中で合併先を「五戸町」と答えた住民が9割に達したことが分かった。同日開催の村議会全員協議会に報告した。結果を受けて須藤良美村長は「議会の判断をあおぎながら、村民の付託に応えるよう今後の方向性を考えていきたい」と述べた。
 アンケートは20歳以上の住民2862人を対象に先月実施し、2264人から回収した。回収率は79・4%だった。
 合併の「必要性がある」と答えた人は1109人(49%)で、「必要性がない」は17%、「わからない」は29%だった。1109人のうち997人が合併先を「五戸町」と答えた。
 新郷村の合併をめぐっては、旧五戸町、倉石村と進めていた協議を02年10月に離脱。八戸市など8市町村での合併協議に移ったが、まとまらないまま八戸地域合併協は解散した。その後、04年7月に誕生した新五戸町に再度協議を申し入れ、断られている。
 こうした経緯から、昨年2月には住民から村長解職請求運動が起こり、細川潤八郎前村長が辞職。出直し選挙で、五戸町との合併を掲げた前助役の須藤村長が当選した。須藤村長は「こちらが迷惑をかけた。合併は相手先があり、理解してもらわないといけない」と話した。[長沢晴美]
6月7日朝刊
(毎日新聞) - 6月7日11時2分更新

2576とはずがたり:2006/06/18(日) 20:55:51
茅野氏が責任取って出馬すべし

茅野實氏:田中知事に異例の意見広告 本日付地元紙で「退場」求める /長野
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060615-00000043-mailo-l20

 ◇茅野氏「目覚まし時計を止めましょう」
 鳴りやまぬ「目覚まし時計」をもう止めましょう――。田中康夫知事の「生みの親」で、元八十二銀行頭取の茅野實氏(73)=県環境保全協会会長=が、信濃毎日新聞に田中知事を批判する意見広告を掲載することが14日、分かった。県民に田中知事の“退場”を呼びかける内容で、15日朝刊に掲載される。こうした意見広告が知事選告示を間近に控えたこの時期に掲載されるのは極めて異例だ。[川崎桂吾]
 茅野氏は00年知事選で田中知事を擁立した立役者の一人で、知事を「民主主義の目覚まし時計」と評した。しかし、その後は県政運営などをめぐり知事と対立。05年3月には知事後援会である「しなやか会」を退会している。
 意見広告は茅野氏の個人名で掲載される。内容は田中知事が「利権集団との癒着を断ち切ったのは見事」と評価。一方で02年の出直し選以降、「何をやっても許されるというような言動が目立ち始めた」と指摘。泰阜村への住民票移転問題が、見限るきっかけになったことを明かした。
 その上で「公私の区別なく自分のやりたいことをやり、意に添わない人を切り捨てる行動から、どうして真の県民益が得られましょうか」と指摘。「組織を動かして改革を実行するリーダーが必要。鳴りっぱなしの目覚まし時計を県民の力で止めたいのです」と呼び掛けている。
 県政を巡る意見広告では以前、山口村の越県合併問題で文化人らが「合併反対」の立場で掲載。今年3月には知事選グループ「けやきの会」も広告を出しているが、いずれも団体名での掲載。内容も特定の個人を対象にしたものではなかった。
 茅野氏は取材に対して「田中知事を擁立した経緯があり、私が本気で田中県政に反対しているか、疑問に思う人がいた。意見広告を出すことで、はっきりとさせたかった」と話した。

6月15日朝刊
(毎日新聞) - 6月15日12時1分更新

2577とはずがたり:2006/06/18(日) 21:04:14
<東海>静岡県

首長と議員“ねじれ”も 志太地域の合併枠 「2市2町」と「1市1町」×2
http://www.shizushin.com/feature/gappei/kiji2/20060616000000000043.htm

 戸本隆雄焼津市長が15日、大井川町との合併を目指すと正式に表明し、合併協議が紆余(うよ)曲折を経ている志太の4首長の現時点の考えが出そろった。「2市2町が理想」の松野輝洋藤枝市長に対し、ほか3人は「焼津と大井川」「藤枝と岡部」。首長間は1市1町派が多数になったが、焼津市議会で市議の半数が「2市2町」を訴えるなど、“ねじれ”も依然として残ったままとなっている。
 井田久義岡部町長が13日、池谷薫大井川町長が14日、焼津市長が15日―と日替わりで意向を示した。合併枠を審議中の県市町村合併推進審議会に、「県にもしんしゃくしていただけると思う」(焼津市長)と既成事実をアピールしている。
 しかし、4市町の全議員79人中、半数以上が「2市2町」を訴える議員連盟に加わる。各議員の態度に温度差はあるものの、首長間の「1対3」の色分けが議員間には必ずしも当てはまらない。
 市町別にみて、最も対立がきっこうしている焼津市議会は来年2月に市議選を迎える。合併を争点とする思惑が交錯し、選挙に向けた波乱含みの展開も予想される。
 県の審議会の議論が注視される一方、「仮に答申が2市2町でも1市1町合併が不可能なわけではない」の声も聞こえ始め、議論は収れんする方向には至っていない。

「住民惑わす」 合併議連、強く反発
 大井川町長と焼津市長が相次いで1市1町合併を表明したことに対して、志太2市2町合併推進議員連盟は強く反発している。
 小柳津治男会長(藤枝市議)は「大井川町長は『任期中は合併しない』と言ったのに、舌の根も乾かぬうちに『焼津と今すぐにでも合併協議を始めたい』とは、住民を惑わし愚弄(ぐろう)する行為だ。焼津市長も自分で壊しておきながら『2市2町合併は困難』と言うのは理解できない」と憤った。
 増田円次郎副会長(焼津市議)は「1市1町合併は志太の分裂を望む人たちの間違った考え」と批判した。
 議連は「県審議会の答申が出るまでは、2市2町合併の必要性を訴えていく」という方針を確認し、加盟市町議の結束を呼び掛ける。7月中旬以降、2市2町合併を支持する各種団体や一般住民に参加を呼び掛け、総決起大会を開くという。

2578とはずがたり:2006/06/18(日) 21:06:32
<東海>静岡県

町民署名3000人超す 「湖西市との合併支持」 新居
http://www.shizushin.com/feature/gappei/kiji2/20060616000000000009.htm

 湖西市との合併を目指す新居町議会14人のグループ「政策研究会」が集めた同市との合併を支持する町民の署名が3000人を上回ることが15日、分かった。同会は有権者2000人以上を目標に署名活動をしていたが、大幅に上回った。
 地域の一体性、湖西市の雇用の多さ、子育て支援の充実などを理由に、湖西市との合併を支持する意見が多かったという。署名は20日まで続ける見込み。署名に法的根拠はないが、署名数などを古橋武司町長、湖西市議会の二橋益良議長に報告し、湖西市との合併を支持する町民数を示す。
 一方、浜松市との合併を求める住民有志は合併特例法に基づき、1225人分の署名を集め、同市との合併協議会設置を目指している。現在、古橋町長は北脇保之市長に議会に付議するかどうか意見照会をしている。

新居町長「いい感触」 町職員は否定的見解 浜松市の合併協設置
http://www.shizushin.com/feature/gappei/kiji2/20060610000000000025.htm

 新居町の古橋武司町長は9日、町議会6月定例会一般質問で、浜松市との合併協議会設置に関して、北脇保之市長が市議会に付議する可能性について「私なりにいい感触を得ている」と自信を示した。発言が揺れ動き、注目を集めている進退問題は「浜松市に合併協議会設置について照会している段階。現時点での辞職の回答は控えさせていただく」と述べた。
 一方、北脇市長と古橋町長の会談に同席した町職員は一般質問の答弁の中で、北脇市長から否定的な発言を受けたと説明し、町当局の中で見解の食い違いが見られた。
 古橋町長は、町政を混乱させている責任を問われたが、「議員が(合併先は)浜松市だと言えば、解決する」と自分に責任がないことを強調した。さらに「町長は私。不信任が出れば(議会を)解散する」と述べ、町議会との対決を解消することができなかった。古橋町長は議会後、不信任可決の場合について「私の権利なので議会は解散する。次のことは支持者と相談する」と加えた。

湖西との合併目指し7日から署名活動 新居町議14人
http://www.shizushin.com/feature/gappei/kiji2/20060606000000000014.htm

 湖西市との合併を目指す新居町議会議員14人のグループ「政策研究会」は7日から2週間、湖西市との合併を支持する町民数を示すため、署名活動を行う。町内有権者2000人以上が目標。署名数は古橋武司町長と湖西市議会の二橋益良議長に報告する。
 町議会議員16人中14人と町民有志が署名活動を行い、15日に中間集計をする。署名用紙には、湖西市との合併を支持する理由として、▽住民の声が届きやすい行政になること▽企業誘致促進が期待され、雇用拡大が期待できること▽経済的、地理的、人的に深いかかわりがあること▽病院、消防運営などを長年共同で行っていること―などを挙げている。

2579とはずがたり:2006/06/18(日) 21:38:50
<首都圏>山梨県

市町村合併:鰍沢町との法定協設置、要望受理しない方針−−増穂町長
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060613-00000051-mailo-l19
 ◇議会答弁「消滅文書出ている」
 増穂町の河西栄三郎町長は12日の6月定例会一般質問で、議会の市町村合併特別委員会が賛成多数で可決した鰍沢町との法定合併協議会設置を町に求める要望書を受理しない方針を示した。小池省三議長は15日の議会閉会までに要望書を提出する方針で、議会側の反発が予想される。
 04年3月に行われた町の住民意向調査で南アルプス市との合併を望む声が鰍沢町を上回り、同年12月に行われた鰍沢町との合併の是非を問う住民投票でも合併反対が賛成を上回った。
 河西町長は一般質問で、鰍沢町との合併に賛成の町議から、鰍沢町との法定協議会の設置の要望書について問われ「住民投票の結果と、04年12月に増穂町議会が鰍沢町議会に対し、鰍沢町との合併は消滅したという内容の文書を提出していることから法定協の設置は無理だと考えています」と答弁した。
 町長の発言を受け、小池議長は議会終了後の取材に「町長が要望書を受理しなかった場合の対応は、議会として全員協議会などの中で検討していきたい」と話した。
 河西町長は毎日新聞の取材に対し、「鰍沢町との法定協を設置すれば民意を裏切ることになる」と話した。[沢田勇]
6月13日朝刊
(毎日新聞) - 6月13日12時3分更新

市町村合併:住民投票で反対多数、増穂町長に町議会「鰍沢町と法定協を」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060610-00000099-mailo-l19

 ◇県構想に基づき要請へ
 増穂町議会の市町村合併特別委員会は9日、県が発表した今後の合併の枠組みを示す「市町村合併推進構想」に基づき、鰍沢町との法定合併協議会設置を求める要請書を河西栄三郎町長に提出することを決めた。小池省三議長は開会中の6月定例会に提出する方針だが、04年の住民投票で鰍沢町との合併に反対が多数を占めており、河西町長が設置に応じるかは微妙な情勢。
 同町議会は04年6月定例会で鰍沢町との法定協設置案を賛成多数で可決したが、同年12月に行った鰍沢町との合併是非を問う住民投票で反対が賛成を上回り、南アルプス市との合併を求める声も根強く、設置は先送りされたままになっている。
 この日の委員会で、法定協設置の要請は委員長を除く全議員による採決の結果、「南アルプス市との合併は難しく、単独存続では財政が厳しい」などとする賛成が9で、「住民投票で反対の結果が出ている」などの反対の6を上回った。
 県の構想では、「増穂町と鰍沢町が将来的に合併するのが望ましい」としているが、河西町長は5月の町政懇談会で県の枠組みに難色を示した。[沢田勇]
6月10日朝刊
(毎日新聞) - 6月10日15時1分更新

2580とはずがたり:2006/06/19(月) 10:51:20
<東北・北海道>北海道

小樽市を丸々含んでても10万しかいかへんの??

合併ゼロの後志管内 19町村、広域連合に挑戦 「できることから連携」2006/06/19 07:07
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&amp;d=20060619&amp;j=0023&amp;k=200606187898

 後志管内の全十九町村が来年四月を目標に、十以上の事務分野を共同処理する総合的な広域連合の結成準備を進めている。人口約十万八千人、面積は滋賀県に匹敵する壮大な広域連合で、将来は「後志市(仮称)」への衣替えも視野に入れる。合言葉は「できるところから連携」。道が今月公表した合併推進構想を横目でにらみながら「平成の大合併」が全く進まなかった“合併ゼロ地域”が始めた独自の挑戦だ。

 「現状のまま何もやらないわけにはいかない」。後志広域連合準備委員会の淀谷融事務局長が参加町村の危機感を代弁する。地方交付税の大幅削減、人口減少、少子高齢化…市町村をめぐる環境は深刻になる一方だ。

■最大公約数

 かといって合併だけに活路を見いだすのは容易ではない。後志は羊蹄山麓(さんろく)五町村の法定合併協議会が二○○四年に破たん。各地の任意合併協議会や合併研究会も議論が進展せずに終わり行き詰まっていた。

 「近くの町を見るとアラばかり気になる。それなら鳥の目で広く後志全体をとらえ、みんなで地域づくりを考えよう、と」。後志町村会会長の宮谷内留雄蘭越町長は検討の動機をこう語る。合併か自立かの二者択一ではない第三の選択肢。「みんなが乗れる最大公約数」が広域連合だった。

 広域連合は地方自治法に定められた特別地方公共団体。市町村が事務を共同処理して効率化を図り、権限移譲の受け皿にもなる。全国には介護保険、廃棄物など個別事務を処理する連合が多いが、後志は複数の事務を束ねた「総合性」に力点を置いているのが特徴だ。

■二兎を追う

 各町村が計三千七百万円を出し合い今年四月発足した準備委員会は、広域連合で扱う事務十三項目をまとめた。特に「税の徴収」「国民健康保険」など五つは重点項目とし「来年四月に実現可能な項目から始め、少しずつ拡大していく」(事務局)という。また中長期的に実現を目指す項目として「廃棄物の収集、処理」「学校給食センター」など八つを盛り込んだ。

 後志の狙いの一つは自治の多様化だ。広域連合の連携と同時に個別の合併協議も否定しない。道の合併構想は管内を三分割する組み合わせを示したが、広域連合の協議が地域内の一体感を熟成させ「自然と合併に進むかもしれない」との思惑もある。菅原章嗣喜茂別町長は「合併と連合の二兎(にと)を追う」と公言する。

 広域連合は道からの権限移譲の受け皿にもなる。分権が進んで連合の事務が拡大していけば「いずれ後志支庁はいらなくなる」(町幹部)。

■難しい調整

 ただ実現までには乗り越えるべき課題も多い。「町村会の役員だけが真剣で、振り向くと、だれも付いて来なかったというのだけはやめてくださいよ」。四月二十六日、後志町村長会議で宮谷内会長がくぎを刺した。

 後志町村会は広域連合実現の合意をあえて町村長全員の挙手で四度も確認した。それでも「合併したくない町がその理由付けに動いているだけ。本当にできるのか」(ある町長)と冷めた声もある。十九町村もの利害調整の難しさもある。

 広域連合の事務処理がどれだけコスト削減につながるのか疑問の声も少なくない。短期的には初期投資の負担増ばかりが目立つ恐れもある。推進派は「目に見える成果を早めに出したい」と意気込むが、今後も曲折はありそうだ。

2581とはずがたり:2006/06/20(火) 10:45:43
<北関東>栃木県

前回の合併案を否決した議会は全員腹きって町民に詫びろ

市町村合併:上河内町の住民アンケ、賛成71% 手塚町長「前向きに」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060615-00000115-mailo-l09

 宇都宮市、河内町、上河内町の合併が望ましいとした県の「市町村合併推進構想」を受け、上河内町が合併の是非について住民アンケートをした結果、賛成が71%に達したことが14日、分かった。結果を受け、手塚順一町長は「結果を厳粛に受け止め、合併に向けて前向きに取り組んでいく」と話し、同日、宇都宮市と河内町に協議の申し入れをした。
 アンケートは先月22日〜今月10日、同町在住の18歳以上の住民全員8135人(回収率61%)を対象に行った。県の構想である1市2町の合併について、賛成3545人(71%)、反対1403人(28%)、無効18人(0・3%)だった。
 1市2町の合併協議は、04年12月に同町議会で可決した後、河内町議会の否決によって破たんした経緯がある。手塚町長は会見で、「前回協議のような特例債はなく、代替バス運行費や都市計画など課題案件は新たにすり合わせが必要」と話し、前河内町長と宇都宮市との間で決められた07年3月の合併期日については「法定協議会で決めるはずのものが、独り歩きしている」と指摘、性急な協議をけん制した。[田後真里]
6月15日朝刊

2582とはずがたり:2006/06/23(金) 10:41:23

<東北・北海道>岩手県

奥州ってのは元々奥州藤原氏を意識してるよなぁ〜

平泉町との合併に意欲 奥州市長
http://www.iwate-np.co.jp/news/y2006/m06/d23/NippoNews_4.html

 一関市の県南広域振興局一関総合支局で22日開かれた増田知事と市町村長との個別対話で、奥州市の相原正明市長は合併について、同じ胆江地方の金ケ崎町に加え、両磐地方の平泉町との合併にも意欲を示した。「奥州平泉市のイメージで進めたい」と明言したものの、増田知事は「県としては平泉町は両磐地方との合併を考えている」と従来の方針を強調した。
 相原市長は、金ケ崎町について「新合併特例法の2009年度までに住民合意を得ることができるのではないかと思う。首長には非公式で伝えてある」と言明。
 平泉町については「歴史的に密接している。平泉町民の選択だが、『奥州平泉市』のイメージで(合併を)進めたい。簡単ではないが、方針は明確にしておく」と述べた。
 これを受け、増田知事は「平泉町は世界遺産登録(08年度)までは合併に触れない方針。県として、今の段階では平泉町は一関市との枠組みを考えている。従来の構想の立場にあり、変更は考えてない」と述べた。
 この日、一関総合支局での対話は金ケ崎町、奥州市、藤沢町、平泉町、一関市の順に行われた。入院中の平泉町の鈴木清紀町長は欠席し、金ケ崎町の高橋由一町長、一関市の浅井東兵衛市長は合併問題には触れなかった。
 一関市との合併を目指す藤沢町の佐藤守町長は「厳しい状況は承知しているが、最善の努力をする。県にも力添えをいただきたい」と切望。増田知事は「財政状況などオープンにして、話し合いを進めてほしい。難しい問題もあるが、(両磐で)藤沢だけが別というのは本来の形ではない。支援するところは支援する」とエールを送った。

2583とはずがたり:2006/06/23(金) 11:12:10
<広域合併>

新潟県は東北圏域に
2006年 6月22日 (木)
http://news.goo.ne.jp/news/niigata/chiiki/20060622/2006062232328-niigata.html?fr=rk

 全国総合開発計画(全総)に代わり、国土利用の将来像を示す国土形成計画のブロック版「広域地方計画」の区域割りを検討していた国土審議会圏域部会は21日、本県を全総と同じ東北圏域とするなど、全国を8圏域に分けることが妥当とする報告をまとめた。本県については圏域とは別に、群馬、栃木、茨城、福島の4県との連携も進めるべきだとし、本県が要望していた複数圏域への所属を事実上認めた形となった。
 区域割りは政令にまとめ、7月上旬にも閣議決定する見通し。その後、圏域ごとにつくる協議会で計画に盛り込む具体的なインフラ整備事業などの検討に入る。

2584とはずがたり:2006/06/24(土) 06:47:11
<中国・四国>広島県

たった人口3万か!
岩国+和木+大竹で20万都市を

スクランブル:単独市制を選んだ大竹市の課題 税収の10倍近い借金 /広島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060621-00000281-mailo-l34

 「平成の大合併」のなか、あえて単独市制を維持する道を選んだ大竹市。25日投開票の同市長選では、県境の工業都市の将来像が問われている。山積する課題を探った。[宇城昇、吉川雄策]
 ◇大願寺山造成事業やごみ固形燃料化施設建設…
 ◇地方債など残高、05年度末490億円−−岩国基地騒音に懸念
 ◇広島西医療センター分娩取り扱い中止、緊急時に不安解消出来ず
 大竹市は戦後、石油化学コンビナートとともに発展した。60年代半ば、4万人に迫った人口は産業構造の転換などで減り続け、現在は3万人をわずかに超えるにとどまる。
 小さいながらも「臨海工業都市」という特色が合併を阻んだ。旧大野、宮島両町との合併協議は、廿日市市を両町が選び頓挫。道州制をにらみ、工業地帯の連続性がある山口県岩国市との合併を目指す意見もあるが、県境のハードルは高い。
 自ら将来を切り開く選択をしたが、財政再建が重くのしかかる。同市小方地区の山林。広島市民球場9個半にも相当する更地が広がる。88年度に基本計画に着手した「大願寺山宅地造成事業」。県の大竹工業団地造成事業に伴い沿岸部を埋め立てる土砂を切り出し、跡地を宅地にしようとした。だが、市は「宅地需要が見込めない」として昨年度、同事業を工業団地の造成に転換した。
 地方債で投資した130億円が回収できるか。「地盤が固く耐震性があり、山陽道大竹インターチェンジも近い」。市は宣伝するが、購入企業のめどは立っていない。
 市内の企業が景気回復の追い風を受けたことなどで、05年度の税収は過去最高の約50億円。大竹商工会議所の幹部は「大竹には発展する力がある」と言うが、ごみ固形燃料化施設建設や大願寺山造成事業などで、地方債などの残高は05年度末で490億円に達した。財政力指数は県内14市でトップだが、税収の10倍近い借金があっては財政再建は簡単ではない。
 市は98年度に41億円だった人件費を06年度は29億円に圧縮。県などの同意を得て、当初10年だった大願寺山事業の返済期間を30年に延長した。それでも市職員からは「財政再建団体に転落する危機感が常にある」との声が漏れる。
 難題はまだある。昨年7月、国立病院機構・広島西医療センターが分娩の取り扱いをやめ、出産できる病院が市内になくなった。廿日市市や岩国市の病院まで行かねばならない。「緊急時の不安もあり、医師会などと歩調を合わせて再開を要望している」(市保健医療課)と言うが、産科医不足は全国的な問題。再開の見通しはない。
 在日米軍再編による岩国基地の機能強化では、市は騒音などへの懸念から「市民の安全が確保できない」と白紙撤回を求める姿勢で一貫している。だが、閣議決定された現在、国との話し合いは進展がない状況だ。

6月21日朝刊
(毎日新聞) - 6月22日15時1分更新

2585とはずがたり:2006/06/25(日) 01:09:55
<東海>静岡県

新居町議会 町長不信任案28日採決
http://www.shizushin.com/local_politics/20060624000000000012

 新居町の合併問題をめぐって、町長と議会の対立が続いていることを受け、古橋武司町長に対する不信任案を採決するため、新居町議会臨時会が28日に開かれることが23日、決まった。古橋町長は22日夜、町内で開かれた「町長を囲む会」で、「議会を解散することは簡単にできない。不信任案が出れば、解散できる」と発言しているため、議会の解散は必至の情勢。古橋町長自身は進退を明らかにしていない。
 臨時会に町議会議員16人全員が出席した場合、不信任は12人以上で成立する。成立した場合、町長は10日以内(7月8日まで)に議会を解散するかどうか判断する。解散しない場合、町長は失職することになる。県自治行政室によると、昭和62年以降、県内で首長の不信任案が可決された事例はない。平成6年3月、静岡市議会で不信任案が提出されたが、否決されているという。
 町長が議会を解散した場合、町議選の投票日は8月6日か13日が予想される。議会を解散した後、町長も辞職し、町長選と町議選のダブル選挙になる可能性もある。
 町議会は昨年12月から、不信任案を提出するタイミングを探ってきた。浜松市が新居町との合併協議会設置の議案を市議会に付議しないことや、議員有志グループ「政策研究会」が湖西市との合併を求める町民数を調べるため署名活動を行ったところ、4300人以上の署名が集まったことから、今回、不信任案を提出することになった。

2586とはずがたり:2006/06/26(月) 17:59:46
<東海>静岡県

「2市2町」で住民発議 志太地域議連が方針
http://www.shizushin.com/local_politics/20060625000000000010

 志太2市2町合併推進議員連盟(会長・小柳津治男藤枝市議)は24日夜、藤枝市生涯学習センターで理事会を開き、2市2町(藤枝市、焼津市、大井川町、岡部町)で連携して、合併協議会の設置を求める住民発議を行うことを決めた。
 28日に再度理事会を開いて、2市2町それぞれの請求代表者を決定し、県に申請する。7月中旬にも署名活動を始める方針。
 小柳津会長は「志太2市2町合併への住民のより一層の理解をいただき、首長と住民の意見が違うということをはっきりさせたい」と述べ、「住民主体の活動となるので、議連としては全面的にバックアップしていきたい」と話した。
 住民発議は住民主導での合併推進のため、新合併特例法に定められた制度。合併を目指す各自治体で有権者の50分の1の署名が集まれば、各首長は議会に付議しなければならない。否決された場合は再度有権者の6分の1の署名で、住民投票実施を直接請求できる。
 志太地域では、岡部町長が藤枝市との合併、大井川町長と焼津市長が1市1町合併の推進を表明している一方、藤枝市長は2市2町合併を主張している。

2587とはずがたり:2006/06/26(月) 18:03:39
<東北・北海道>北海道

合併・自治のかたち:首長に根強い不満 「過疎化さらに拍車」−−アンケ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060623-00000063-mailo-hok

 ◇地域の実情、反映されず−−本社アンケート
 「生活実感とかけ離れている」「過疎化がさらに進む」――。全国に比べて遅れの目立った道内の市町村合併。毎日新聞が実施したアンケートの各首長の自由記述からは、役場の機能が特定地区に集中して集落が崩壊し過疎化に拍車がかかることへの懸念や、道の構想が地域の実情を反映していないことへの不満の根強さが浮かび上がる。【田中泰義】
 ◆「パズルのよう」
 道の合併構想は、合併する自治体間の移動時間80分、人口3万人を基本にしている。上川管内中川町は「パズルのようだ。3万人になっても過疎問題は解消されない」と合併効果を疑問視する。
 このほか、「住民の生活実感とかけ離れている。これで合併しても将来的に安定と発展は期待できない」(十勝管内豊頃町)「合併は国や道から押し付けられるものではなく、財政難を理由に行うものではない。住民と一緒に自治の形を作り上げる」(十勝管内陸別町)など、冷ややかな見方をする自治体も少なくない。
 ◆住民自治は?
 地方分権を目指す合併がかえって過疎化を促すという不安も小規模自治体を中心に目立つ。
 網走管内美幌町は「ある程度の自治体規模を目指す場合、集中化による集落崩壊をどう防ぎ、住民自治をどう守るかが課題になる」と指摘。網走管内滝上町は「都市重視政策であってはならない。山村に住む人があって自然が守られ、食料供給を支える」と地域の役割を考慮するよう求めた。
 釧路管内浜中町は「合併は夢を持てるものでなければならないが、過疎化が進むことへの不安が大きい。財政の好転も期待できない」と合併に前向きになれない理由を説明する。
 ◆財政基盤強化の手段
 留萌管内苫前町は「歳入の60%近くを占める地方交付税の動向で行政運営が左右される。単独でいることは難しい」と合併を希望する。後志管内黒松内町は「現在の財政を考えると合併は避けられない」と道の合併構想を支持した。
 一方、空知管内幌加内町は「単独では行政運営ができない時の選択肢」と合併に前向きだが、「道の構想にとらわれない」と付け加えた。網走管内上湧別町も「国も地方も厳しい財政であり、地方分権の受け皿として合併を進めるべきだ」と合併推進の姿勢を見せるが、「道の構想が地域事情を反映しているのかどうかは疑問」とした。
 ◆課題は自治体間の財政格差
 砂川市は道に「合併の障害となる市町村間の財政格差に対する支援措置をしてほしい」と注文する。釧路管内弟子屈町も同様の意見だった。
 財政再建団体の申請を決めた夕張市は「行財政正常化対策が軌道に乗るまでは合併協議に移れない」と回答していた。

2588とはずがたり:2006/06/26(月) 18:04:08
<東北・北海道>北海道
>>2587-2588

 ◇アンケートの質問と回答◇
 (1)道が策定した構想に基づき合併協議を始める意向
ある                 56(35.0)
ない                 94(58.8)
検討中                10( 6.3)
 (2)<「ある」と答えた団体に>協議開始はいつ頃を目指すか
すぐにでも               9(16.1)
年内                 14(25.0)
来年以降で新法期限内の協議終了目指す  9(16.1)
来年以降で新法期限にこだわらず    21(37.5)
未定                  3( 5.4)
 (3)<「ない」と答えた団体に>道の組み合わせ以外で合併協議を始める意向
ある                 13(13.8)
ない                 80(85.1)
未定                  1( 1.1)
 (4)<(3)で「ない」と答えた団体に>合併以外で検討している方法
広域連携               51(63.8)
単独                 17(21.3)
その他                12(15.0)
 (5)協議に道の後押しは必要か
積極的後押し望む           26(16.3)
場合により望む            88(55.0)
望まない               39(24.4)
未回答                 7( 3.8)
 (6)<「積極的」「場合により」望むとした団体に>知事は勧告もすべきか
すべき                 6( 5.3)
場合によりやむを得ず         42(36.8)
すべきでない             66(57.9)
 (7)合併協議で最も難航が予想される点(複数回答)
自治体で異なる制度の統合       15
住民機運の醸成            80
新まちの名称              2
庁舎の位置              11
議員の身分の取り扱い          5
過去のしこり解消           42
財政状況               33
その他                11
 (8)将来の適正な道内市町村の数
10未満                0
10以上50未満            7
50以上100未満          44
100以上150未満         22
現状維持               38
未回答                49
 ※数字は市町村数、カッコ内は%

6月23日朝刊
(毎日新聞) - 6月23日12時2分更新

2589匿名:2006/06/27(火) 22:12:43
この中の某スレの関係者です。新聞の内容と自分の意見だけで、実態がわかってないようですね。新聞・テレビなどマスコミの情報を間に受けすぎかと思います。
もう少し自分で直接関係者に話を聞くなどするべきでは?
ちなみに豊川市長の姿勢は新聞みてわかる通り実際もだいぶ横柄なものですけどね。周辺の市町村からは人気がないようです。オレも嫌いだし

2590匿名:2006/06/27(火) 22:13:41
この中の某スレの関係者です。新聞の内容と自分の意見だけで、実態がわかってないようですね。新聞・テレビなどマスコミの情報を間に受けすぎかと思います。
もう少し自分で直接関係者に話を聞くなどするべきでは?
ちなみに豊川市長の姿勢は新聞みてわかる通り実際もだいぶ横柄なものですけどね。周辺の市町村からは人気がないようです。オレも嫌いだし

2591とはずがたり:2006/06/27(火) 23:12:22
>実態がわかってない
知り合いも居ない地方都市の実態などネット上でのニュースを検索する以外に蒐集のしようがないですので・・。
(豊川には後輩が一人居りますが合併等に興味はないだろうなぁ・・。)
知っている実情などありましたら是非ご教授下されば幸いかとm(__)m

2592とはずがたり:2006/06/28(水) 13:50:19
<九州・沖縄>宮崎県

いいっすねぇ〜。

北川町合併問題 延岡市、確認事項を提示 協議が本格化へ
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/miyazaki/20060628/20060628_002.shtml

 延岡市は27日、同市と旧北浦、旧北方の1市2町との法定合併協議会(法定協)から離脱し、自立の道を歩んでいる北川町に対して、合併協議に入る前の確認事項を提示した。北川町は今年4月、延岡市に対して本年度中の合併を要望しており、提示を受けた同町は、28日の町議会合併調査特別委員会に報告したうえで、同市に回答する方針。両者の合併協議が本格化する可能性が強まった。

 確認事項は、両者が事務レベルで合併協議を行うために必要な最小限の取り決め事項。(1)合併方式は北川町を廃止し、延岡市に編入する「編入合併」(2)新市の名称は「延岡市」(3)合併前に基金の取り崩しを行わないこと―など9項目。

 提示は、北川町役場であり、延岡市の甲斐享(ゆき)博(ひろ)企画課長が同町の江藤修一助役に手渡した。江藤助役は「町議会と相談して、できる限り早く返事したい」と答えた。

 染矢俊一町長は「1日も早く法定協議会が設置され、円滑な合併協議が行われて、早期に合併が実現できるよう努力したい」とのコメントを出した。

 北川町は2004年12月、当時の盛武義美町長が「自立」を表明し、法定協を離脱。一方、盛武町長が町政の混乱を理由に辞職したことに伴う町長選(05年8月施行)で、合併推進派の染矢氏が当選。染矢町長は今年4月末、首藤正治市長に対して、本年度中の合併を要望していた。
 =2006/06/28付 西日本新聞朝刊=

2593とはずがたり:2006/06/29(木) 01:04:56
<中国・四国>岡山県

岡山市議会が2町編入合併を可決'06/6/27
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200606270161.html
 ▽建部・瀬戸町編入70万都市目指す

 岡山市議会は二十六日の本会議で、来年一月二十二日に岡山県建部、瀬戸町を編入合併するための関連四議案を可決した。両町議会もそれぞれ関連議案を可決済み。一市二町は、政令市への移行を視野に入れた七十万人都市の発足を目指し、最終の手続きを進める。

 現在、中核市の岡山市と両町は昨年十二月、法定の合併協議会を設置。今年五月二十一日、合併協定に調印した。今月二十七日に知事に申請し、県議会の議決などを経て総務相告示を受ける。岡山県では新市町村合併特例法に基づく最初のケースで、実現すれば県内は十五市十町二村となる。

 「平成の大合併」で岡山市は昨年三月、御津、灘崎町を編入した。建部、瀬戸町と合併すれば人口は六十九万六千二十六人(二〇〇五年国勢調査速報値)となり、政令市移行の目安とされる「七十万人」をほぼクリアする。(内藤俊男)

2594とはずがたり:2006/06/29(木) 01:05:26
<東海>静岡県

賀茂地区合併協「設置期限は来秋」 県局長見通し
http://www.shizushin.com/local_east/20060628000000000036

 斉藤民夫県賀茂地域支援局長は27日、県が合併構想で枠組みとして提示した賀茂地区1市5町の合併協議会設置時期について「来年秋ごろがタイムリミットになる」との見方をあらためて示した。下田商議所(萩原聰治会頭)が同地区の経済団体代表に呼び掛けて下田市内で開いた市町村合併勉強会での発言。
 斉藤支援局長は構成団体が6市町と多いことを理由に「協議期間が2年から2年半はかかる」との見通しを示した。その上で、合併新法期限の平成22年3月から逆算した場合に「来年9月から12月が設置の目安となる」と述べた。
 さらに、合併協設置の動きが鈍い際には、来年秋以前にも「同法に基づく合併協議会設置の知事勧告」が出される可能性についても言及。勧告が出た場合、市町長は設置について議会に付議し、議会が否決すれば、「住民投票を実施することになる」などと説明した。
 斉藤支援局長は少子高齢化に伴う税収減と福祉需要など支出の増加、地方分権に対応した行政基盤強化の必要性、国と地方の財政状況の悪化などを指摘し、「県は賀茂1市5町について合併が必要な地域と判断している。難しい課題とは思うが、県としてもできる限りの支援をしたい」と強調し、理解を求めた。

2595とはずがたり:2006/06/29(木) 22:43:51
<東北・北海道>岩手県

合併論議動き加速 沿岸各地で勉強会
http://www.iwate-np.co.jp/news/y2006/m06/d25/NippoNews_9.html

 県市町村課によると、宮古地域は、宮古地方振興局が26日、管内5市町村の行政連絡会議で首長らに事務レベル勉強会の設置を提案。合意が得られれば、7月に勉強会を設立する。
 釜石地域は、釜石地方振興局が7月4日に大槌町、同6日に釜石市で同構想の住民勉強会を開催。9月以降に住民意識調査を計画している。
 久慈地域は、久慈地方振興局が7月以降、野田、普代両村でセミナーを開催予定。二戸地域でも二戸地方振興局が検討会の立ち上げを検討中だ。気仙地域の広域行政等研究会は大船渡、陸前高田、住田3市町と大船渡地方振興局の企画担当職員が合併の効果や課題、地域の将来像などを話し合う。
 県は合併推進構想で、花巻市、北上市、奥州市など人口10万人規模の都市が並ぶ県南部を除き、新合併特例法期限(2010年3月末)までに盛岡(5市町村)、八幡平(3市町)、両磐(3市町)、気仙(3市町)、釜石(2市町)、宮古(5市町村)、久慈(4市町村)、二戸(4市町村)の8地域で合併の枠組みを示した。
 05年3月末期限の旧合併特例法下で県内は35市町村に再編されたが、財政状況など地域の正確な情報が周知されず、住民に誤解や不信が生じたり論議自体がなされない地域もあった。
 県の構想について、県内には評価する声がある一方「当面自立」を選択した首長らは静観、旧合併特例法下で合併した市町は「新市の道筋をつけるのが最優先」と慎重姿勢を見せるなど、温度差があり、県は構想策定後、全市町村長と意見交換し対応を検討している。
 県市町村課の浦上哲朗総括課長は「合併新法期限を考えると、これから来年度にかけてが合併論議のかぎになる。地方交付税が大幅に削減されているが、財政論議だけでなく、地域の街づくりや産業振興について幅広く議論していきたい」と説明する。

2596片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/06/30(金) 01:40:23
政策の当否は論ずることができませんが、動き方だけ見ると異様に場当たり的な感じが。
こんな事態は方法しだいで避けることができたのでは。

<東海>静岡県

新居町長の不信任可決賛成13、反対2町長、進退明言避ける
県内首長 可決は1955年以来
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/news001.htm

 合併の相手先を巡り町長と議会の対立が続いている新居町は28日、臨時議会を開き、古橋武司町長への不信任案を賛成13、反対2の賛成多数で可決した。古橋町長は、地方自治法に基づき10日以内に議会を解散できるが、解散しない場合には失職する。今後の対応について、古橋町長は「支持者と相談してから」としてなお明言を避けている。

 県自治行政室によると、県内で首長に対する不信任案が可決されたのは、1955年に当時の小笠郡中村(現掛川市)での事例にさかのぼる。94年3月には、静岡市議会で不信任案が提出されたが、否決された。

 新居町長の不信任案は13議員が連名で提出。馬場衛氏は「合併問題で、町民と議会はその場しのぎに変化する町長の発言に振り回されてきた。町政を正常化しようとする意思が感じられず、かじ取りを任せられない」などと提案理由を述べた。

 同法によると、首長の不信任決議は定数の3分の2以上が出席し、その4分の3以上の賛成で成立する。同町議会は定数16だが、採決前に1人が退席し、15人で起立採決した。

 中嶋正夫議長は「時期はちょっと遅かったかと思うが、町長が言っていた通りにした。我々は解散させられても、新しい町づくりに決意を固めている。不信任決議は町民のために当然のことだった」と話した。

 今回の不信任を受け、29日から7月8日までの10日間に古橋町長が議会の解散を決めると、議会事務局から町選管に通知され、その翌日から40日以内に町議選が行われる。今のところ、投票日は8月6日または13日と予想される。

 さらに、町長も辞職した場合には、ダブル選挙となる可能性もある。

 一方、古橋町長が今回辞職しなくても、改選後の初議会で、再び不信任案が可決されると、町長は自動的に失職。町長が辞職か失職した場合、50日以内に選挙が行われることになる。

合併相手巡り町議会と対立

 浜松市との合併を求める古橋町長と、湖西市を合併相手としたい町議会の対立は、ついに町長不信任に発展した。

 古橋町長は昨年秋、湖西市との合併推進を決めた町議会に対し、「町民に意思を問いたい」として合併先の選択を問う住民投票を実施する意向を示し、3月議会に条例制定案を提出した。これを否決された町長は「否決は町長不信任と同じ」と発言。議会側は辞職勧告を決議した。

 古橋町長は「議会が辞めれば私も辞める」としていたが、議会側が「町長が議会解散と同時に辞職するなら、解散に同意する」と16人のうち14人が署名した「確認書」を手に辞職を迫ると、「正式に不信任を出さないと辞めない」と前言を翻した。

 町長は「勉強不足だった。議会が辞めれば、自分も辞めなければならないと思っていた」と辞職を拒否し、その後は「不信任が出たら考える」と述べてきた。

 今回、議会側は、浜松市が合併協議会の設置議案を「市議会に付議しない」と決めたことや、湖西市との合併を探る議員有志の研究会が、湖西市との合併を求める町民の数を知ろうと行った署名で4300人以上(20日時点)が集まったことを契機に不信任案の提出に踏み切った。
(2006年6月29日 読売新聞)

2597とはずがたり:2006/07/02(日) 12:27:07
<東北・北海道>岩手県

一関合併9月までに方向性 藤沢町長
http://www.iwate-np.co.jp/gappei/g200607/gappei200607011.htm

 一関市との合併を目指す藤沢町の佐藤守町長は30日、岩手日報社の取材に「9月までに(本協議入りの)方向性を定めたい」として、同市への「編入合併」を求めていく意向だ。合併初年度の基礎固めを優先課題とする同市との早期合併は厳しい見通しもあるが、来年1月任期満了となる町長選をにらみ政治責任を強調し、背水の陣で臨む。

 佐藤町長が「9月」に言及したのは、本年度内の合併成就を前提とした発言。9月に本格協議入り、両市町の議会の合併議決、12月県議会の議決、来春の官報公示を経て合併―というスケジュールを想定したものだ。

 町は合併成就に向け、これまでに同町の財政状況を明確にするため、市に調査を申し入れ、両市町の事務レベル協議が2回行われたが、市側は「まだ、十分な精査に至っていない状況」(市幹部)。浅井東兵衛市長も「判断できる段階まで至っていない」としている。

 同町の合併の足かせになっている主因は多額債務と国営開発農地問題だ。総債務は約176億円。町は債務償還のピークを軽減するため、償還期間を延ばし、債務を借り換えする「平準化」に取り組んでいる。

 藤沢町内では来年1月の任期満了に伴う町長選と合併を絡めた議論も出始めた。佐藤町長は「合併と任期は関係ない。任期までに合併の道筋をつけられるかどうかにかかわらず、政治責任はとる」と強調。町長選と合併の関連を否定しつつも、合併実現を最大の町政課題とする姿勢を前面に出す。

2598とはずがたり:2006/07/02(日) 12:27:51
<北陸・信越>新潟県

合併派にも一定の支持??

津南町長選、小林氏が5選
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/index.asp?id=2006062532379

 任期満了に伴う津南町長選は25日投票が行われ、即日開票の結果、現職の小林三喜男氏(72)=無所属=が、いずれも無所属新人で元町職員の滝沢元一郎氏(55)、前町議の島田福一氏(54)の2氏を破り、5選を果たした。
 合併を選択しなかった町の将来をめぐり、町政の継続か変革かを争った今回町長選。町長4期の実績を背景に組織戦を展開した小林氏は、次点の滝沢氏にわずか33票差まで詰め寄られたが競り勝った。

[新潟日報 06月25日(日)]

2599とはずがたり:2006/07/02(日) 12:28:11
<九州・沖縄>

佐賀市と佐賀郡3町が任意合併協設置
http://www.saga-s.co.jp/view.php?pageId=1036&amp;blockId=61610&amp;newsMode=article

 佐賀市と佐賀郡川副、東与賀、久保田町の首長会議が29日、佐賀市役所であり、任意合併協議会を設置する協議書に署名した。2007年度の「早い時期」を目指していた合併時期は、秀島敏行市長が「来年度半ば以降になりそうだ」との認識を示した。

 合併時期については、これまでの首長会議で「07年度のできるだけ早い時期」と合意。ただ市町間の電算システム統合に1年以上の期間を要するため、会議後に秀島市長は「電算にどうしても時間がかかり、(目標より)遅れるのではないか」と話した。

 任意合併協議会(会長・秀島市長)は、市町代表の8人ずつと共通委員2人の計34人で構成。7月11日に初会合を開き、8月半ばまでに計3回を予定している。各市町の住民説明会を経て、9月定例議会に法定合併協議会設置関連の議案を提案したい考え。

 協議事項は49項目あり、小委員会に付託して論議する。かつて1市6町の合併枠組みの破たん要因となった都市計画の線引き時期、土地改良事業に伴う農家負担金や上水道の料金格差など重要項目は初回会合で提案する。
06月30日更新

2600とはずがたり:2006/07/02(日) 21:23:46
<東海>静岡県

なんか町長がごたごたの原因にされてしまった観があるが,町民の選択が浜松なら議会は大人しく従うべきである。

選挙:新居町長選 中嶋正夫前議長が出馬へ 浜松市派、湖西市派が対決 /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060702-00000087-mailo-l22

 6月30日に解散した新居町議会の中嶋正夫前議長は1日、8月6日に実施が見込まれる町長選へ出馬する方針を固めた。浜松市との合併を目指す古橋武司町長も辞職後に再出馬する意向を示しており、浜松市派と湖西市派が対決する町長選の構図が固まった。
 湖西市との合併を目指す中嶋氏は「合併先は最終的には町民が判断することだ」と述べ、町民に選択肢を示すために出馬を決意したと説明。「大きな浜松市に吸収されるのではなく、(湖西市と)浜名湖西岸地域で一つのまとまった市になれば存在感を保てる」と話している。後援会に相談したうえで来週にも正式に出馬を表明するという。
 同町は合併の相手を巡り町長と議会の多数派が対立。古橋町長の不信任決議を受けて町長は30日に議会を解散。同時に、町長も辞職申し出書を提出している。【望月和美】

7月2日朝刊
(毎日新聞) - 7月2日13時3分更新

2601とはずがたり:2006/07/03(月) 10:03:00
<九州・沖縄>佐賀県

県民体育大会から「郡」枠組み消える 合併で「一郡一町」4カ所誕生 市町対抗に一本化
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/saga/20060703/20060703_002.shtml

 市町村合併に伴い、今秋で59回目を迎える恒例の県民体育大会から「郡」という枠組みが消えることになった。これまでは郡ごとの得点と、市の得点とを競う「市郡対抗の部」と、「町村対抗の部」の2部制だったが、合併で「一郡一町」が4カ所も生まれたため「市町対抗」方式に一本化する。

 県教委体育保健課によると、現在の2部制になったのは1965年の第18回大会で、41年ぶりの改革となる。49市町村だった2004年末までは「15市郡対抗」「42町村対抗」で行われていた。

 しかし、今年3月に県内は23市町となり、合併しなかった東松浦郡玄海町と藤津郡太良町、合併した西松浦郡有田町、神埼郡吉野ケ里町の「一郡一町」が誕生。「郡」の実態がなくなったうえ、人口約7000人の東松浦郡(玄海町)から、約4万5000人の杵島郡(白石、江北、大町町)まで各郡の人口格差が拡大した。

 そこで大会実行委員会は、合併に先立つ04年7月から検討委員会を発足させて協議。その過程では、佐賀市が人口20万人を超えることから「10市対抗」と「13町対抗」に市と町を分けるアイデアも出たが、「県の大会で市町が全く競わないのは疑問」という意見などが上がり「23市町対抗」にまとまったという。

 昨年の市郡対抗では、佐賀市が8年連続45回目の総合優勝を飾った。

 また、今年からは国体の夏季・秋季大会が一本化され、9月30日から10月10日まで行われる。このため、日程が重ならないよう、県民体育大会の開催日をこれまでの10月の「第1土日」から「第3土日」に変更。今年の大会は、10月21―22日に多久、小城両市で開催される。
=2006/07/03付 西日本新聞朝刊=

2602とはずがたり:2006/07/03(月) 10:04:35
<九州・沖縄>熊本県

良識ある町民の皆さんのおかげだ。次は合併派候補のの擁立だが。。

熊本・富合町 合併議案を3度否決 住民投票で議会が解散
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/20060703/20060703_003.shtml

 合併協議の混乱を背景に、熊本県富合町の町議会解散の是非を問う住民投票が2日投開票され、解散賛成票が過半数に達した。町議会は即日解散し、40日以内に出直し町議選(定数10)が行われる。賛成は2991票、反対は1105票。投票率は62.39%、当日有権者数は6663人(町選管調べ)。

 富合町議会は周辺市町との合併関連議案を過去3度否決した。これに対し、合併を推進する住民グループが「議会は町の将来像について何ら建設的な議論をしていない」などとして、議会解散の直接請求をした。

 熊本県で直接請求に基づく住民投票で議会が解散したのは1966年の阿蘇町(現阿蘇市)以来。

 =2006/07/03付 西日本新聞朝刊=
2006年07月03日00時13分

2603とはずがたり:2006/07/03(月) 15:22:22
<北関東>茨城県

合併は進展した上で,住民の自治意識も高まるし,利権固守の地方駄目議員も減らせるし云う事無しやね

在任特例の2市議会が解散
2006/07/02 23:01
http://www.kobe-np.co.jp/kyodonews/news/0000063739.shtml

 茨城県常陸太田市と常陸大宮市の両市議会で、合併後の在任特例を適用し議員数が増加したことが財政を圧迫しているとして、住民らが請求した議会解散の是非を問う住民投票が2日、行われた。即日開票の結果、両市とも賛成が圧倒的多数を占め、両市議会は地方自治法に基づき即時解散。40日以内に、ともに新定数26で出直し選挙が実施される。

 常陸太田市は賛成2万5007票、反対977票で投票率は52・44%。常陸大宮市では賛成2万1674票、反対1299票。投票率は58・79%だった。

 常陸太田市は2004年12月、周辺3町村を編入合併し、在任特例で旧市町村議計68人がそのまま市議となった。常陸大宮市は同年10月、大宮町など5町村が対等合併し誕生。同様に5町村議計75人が市議となった。

議会解散求め住民投票実施
2006/07/02 18:18
http://www.kobe-np.co.jp/kyodonews/news/0000063668.shtml

 茨城県常陸太田市と常陸大宮市の両市議会で、合併後の在任特例を適用し議員数が増加したことが、財政を圧迫しているとして、住民らが請求した議会解散の是非を問う住民投票が2日、行われた。大勢判明は両市とも同日深夜の見通し。

 賛成が多数を占めた場合、両市議会は即時解散し40日以内に、ともに新定数26で出直し選挙が実施される。

 常陸太田市は2004年12月、周辺3町村を編入合併し、在任特例で旧市町村議計68人がそのまま市議となった。常陸大宮市は同年10月、大宮町など5町村が対等合併し誕生。同様に5町村議計75人が市議となった。

2604とはずがたり:2006/07/04(火) 11:06:30
<東海>愛知県

素晴らしい。御津なんかは豊川よりも東海道線で直結してる豊橋との関係が深そうだけど,豊川に求心力ですねぇ〜。

御津町長選挙、深谷氏4選
http://www.tonichi.net/articledetail.php?artid=12485

 御津町長選挙は2日、投開票が行われ、現職の深谷泰範候補(56)が4選を果たした。選挙は現職の深谷氏と前町議で新人の鈴木尹成候補(66)の2人で争われた。

 深谷氏は「合併は避けて通れない」と合併推進の持論を展開、町民も合併を選択した格好だ。深谷氏の当選で豊川市に合併協議を申し入れている音羽町、合併を検討している小坂井町の足並みがそろい、同市への合併に向けた動きが加速するとみられる。

 今回の町長選挙は、深谷町長の任期満了に伴って6月27日に告示された。過去2回の選挙が無投票だったことから、鈴木候補が、告示日直前になって町議を辞職、立候補したことで12年ぶりの選挙戦に入った。

 投票率は、55・38%で前回の94(平成6)年の74・84%を大きく下回ったが、12年ぶりの選挙戦でもあり、比較は難しい。開票作業は、2日午後9時から同町中央公民館で行われた。当日有権者は、男5251人、女5600人の計1万851人だった。

 当 深谷泰範 4197票
   鈴木尹成 1668票

 午後10時30分結了

(2006-07-03)

2605とはずがたり:2006/07/04(火) 15:57:36
<北関東>茨城県
>>2603
複数の自治体による大型合併は合併の比較的進んだ茨城県はもう少しなので大丈夫でしょう。
気になるのはかすみがうら市の形がゲリマンダリックなことぐらいだ。あと関係ないけどひたちなかとつくばみらいとかすみがうらとつくばと市の名前に平仮名が多いのも醜悪。

「今後の合併への影響心配」
2市議会解散で知事
http://www.tokyo-np.co.jp/00/ibg/20060704/lcl_____ibg_____003.shtml

 橋本昌知事は三日の記者会見で、二日の住民投票の結果、常陸太田、常陸大宮両市議会が解散したことについて、「今後も合併を進めてもらいたいというのが一番基本にあるので、どう影響するかが心配」と述べた。

 橋本知事は、解散前の両市議会について「議員がすごく多くなっている感じはある。ただ、一時的に議員が多くなっても長期的には合併で議員、職員ともに大幅に減らせる」と指摘。

 合併特例法の議員の在任特例については「議員の身分をある程度保証することで合併がうまく進むようにとの趣旨も含まれている」と、理解を示した。 (佐久間光紀)

2606とはずがたり:2006/07/04(火) 16:06:20
<東北・北海道>青森県
>>2562>>2569
平川は大鰐を排除して誕生した市であり,兎角人間性(市性?)がちいせえ。
田舎館ぐらい入れてやれ。もっとも,地域的には田舎館と黒石の方が隣接している観はあるので,田舎館が財政難の黒石を忌避しているだけのような気もするが・・。

2006年6月30日(金)
田舎館 平川に来年4月の合併要請
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2006/0630/nto0630_17.asp

 田舎館村の鈴木孝雄村長は三十日、平川市役所を訪れ、外川三千雄市長に、二〇〇七年四月の合併を目標にした合併協議会の設立を要請した。これに対し、外川市長は七月に開催予定の議員全員協議会で検討した上で返答することを伝えた。

 話し合いには田舎館村から鈴木村長、阿部潤司議長ら、平川市から外川市長、大川喜代治議長らがそれぞれ出席し、非公開で行われた。

 出席者によると、田舎館村側は(1)〇七年に行われる二市村議会の議員選挙を一度に済ませられる利点を考慮し、〇七年四月一日の合併を希望(2)合併方式は新設・編入のどちらでも良い(3)〇七年七月の市議選(定数二四=平賀一四、尾上七、碇ケ関三)で、田舎館村の定数は五または六でもやむを得ない−などと説明。平川市側は、七月の市議会臨時議会後の議員全員協で意見を集約、外川市長が最終的に判断して返答する−などと答えた。

 終了後、鈴木村長は「いい感触だった」と話したが、外川市長は「合併したばかりで市の課題は山積しており、申し入れに困惑している。田舎館村の財政状況も気になる」と語り、両者の間に温度差があることを示唆した。

2607とはずがたり:2006/07/04(火) 16:09:36
<中国・四国>高知県

2006年07月03日
都市と田園が一体に 高知市と春野町がシンポジウム
http://www.kochinews.co.jp/0607/060703headline06.htm

 高知市と吾川郡春野町の法定合併協議会(会長=岡崎誠也高知市長)は2日、同市内でシンポジウムを開き、同法定協の委員や同町の農業関係者ら5人が、それぞれの立場から都市部と中山間、田園地帯が一体となった新市のまちづくりの在り方について意見交換。岡崎市長は1日2万食が提供される市内の学校給食などに「いかに地元のものを使うか道筋を付けていきたい」と述べた。

 高知市と春野町の合併協議は平成20年1月の合併期日に向けて大詰めの段階を迎えており、同日のシンポジウムでは、地域で必要とする食材の域内生産を促す“地消地産”のシステムづくりなどを盛り込んだ「新市まちづくり計画」案に沿って討論した。

 パネルディスカッションで高知春野農協の関係者や県市町村合併推進審議会委員らが、民泊を活用した交流人口の拡大などを提言。旧鏡・土佐山村の林業に加え、県内有数の施設園芸地域である同町が合併することになれば「一次産品の宝庫になる。一次産業をどう活性化していくかが合併に課せられた命題だ」などと述べた。

 パネルディスカッションに先立って行われた基調講演では、PHP総合研究所研究部長で、市町村合併など地域政策が専門の荒田英知氏が、合併で自治体の枠組みが大きくなる中で「小さな地域の個性を生かす工夫は十分ではない」とし、合併の成否は「住民力」に懸かっていると強調した。

2608とはずがたり:2006/07/04(火) 16:11:27
<東海>愛知県三河地方

対立候補は自立ではなくて豊橋派だけどそれ程強くないと言うどっちつかずな感じだったのか。。

合併推進を再宣言
御津町長選4選の深谷氏抱負
http://www.chunichi.co.jp/00/ach/20060703/lcl_____ach_____005.shtml

 現職と新人の一騎打ちとなった御津町長選で4選を果たした現職深谷泰範氏(56)は2日夜、同町西方日暮の選挙事務所で支援者と喜びを分かち合った。

 午後10時、「当選」を確信した深谷氏が事務所に現れると同時に、選対幹部が「大差がついた」と叫んだ。事務所を埋めた支援者から一斉に拍手と歓声が沸き上がった。

 笑顔の深谷氏は、噴き出す汗を手でぬぐいながら「皆さんのご支援のおかげ。これで合併をどのように進めるかが分かった」と話し、合併推進を再び宣言。「教育福祉、産業振興について3期の経験を生かしながら頑張ります」と決意を述べた。

 今回の選挙には、町議の鈴木尹成(ただしげ)氏が、告示4日前の23日に急きょ、3期目途中で辞職して出馬。当初無投票とみられていただけに、選挙戦に突入しても「町民は無投票との意識に引きずられた」(鈴木氏)といい、告示後も「有権者から選挙戦の緊迫した手応えが伝わってこない」(深谷氏)状況だった。

 御津町では、同じ宝飯郡の音羽町や小坂井町で合併協議が進み、合併の賛否が問われる選挙でもあった。深谷氏は「豊川市との合併が自然な流れ」と強調。一方の鈴木氏は「豊橋市を中心に」が持論だったが、明確に訴えなかったため議論がかみ合わず、有権者の関心の低さにつながった。

 (原 誠司)

2609とはずがたり:2006/07/04(火) 16:14:07
<中国・四国>愛媛県

新居町同様枠組みで揉めて合併が決まらない事例。此処迄際どいと住民投票のようなもので問題一点に絞った住民投票で純粋に多数決取った方が良さそうではある

2006/07/04(火)付
松野町長リコール  民意をすっきり問い直す機会に
http://www.ehime-np.co.jp/rensai/shasetsu/ren017200607045912.html

 合併先をめぐる対立から町政の混迷が続く北宇和郡松野町できのう、岡武男町長の解職請求(リコール)の是非を問う住民投票が告示された。首長の解職をめぐる住民投票は県内初だ。
 全国的にも「合併先進県」といえる本県にあって、伊予郡松前町とともに単独で残ったのが松野町だ。しかし、財政事情をみる限りいつまでも先延ばしできる状況にはない。
 二〇〇四年度の公債費比率は18・3%と、警戒ラインとされる15%を上回る。財源の半分以上を頼る地方交付税はさらに先細りが予想される。財源不足を補うため毎年約一億円を取り崩している財政調整基金は、〇六年度末には残高が約二億円にまで減る見込みという。
 単独自治体での経営は難しくなりつつある。それを誰より知るはずの町長と議会の対立で論議が滞り、針路を見いだせないのは異常事態というほかない。
 余波が町政全般に及ぶのも看過できない。三月には助役が辞職、本年度一般会計当初予算案も議会がいったん否決した。岡町長の公約だった合併の相手先を決める住民投票条例案は、議会側の抵抗で何度も立ち消えになっている。
 地域の将来を展望できない町民の不安は計り知れない。合併候補の自治体やその住民が不信感を持ってもおかしくない。
 町長、議会とも責任は大きいが、ここまでこじれた以上、民意をすっきり問い直すべきだ。大事なのは結果を踏まえて速やかに針路を決めることだろう。
 鬼北町となった旧広見町、日吉村との「きほく合併協議会」を〇三年十一月に離脱した松野町では、そのほぼ半年後、町議会が一転して宇和島市を中心とする合併に参加する方針を打ち出し、町も同調した。
 これに対し鬼北合併をめざす町民グループが住民投票条例の制定を直接請求。議会は自主解散、町長も辞職した。町民グループ会長だったのが岡町長だ。
 しかし、出直し町長選での票差はわずか五十八票というきわどさで、町議選では宇和島市を中心とする合併推進派と、岡町長の掲げる住民投票や鬼北合併を支持する議員が七議席ずつを分け合った。完全に二分された民意が混迷の根っこにあり、それが問題を難しくしている。
 リコールは直接的には町長の政治姿勢を問うものだが、合併の枠組みとも当然連動する。
 振り返れば鬼北合併からの離脱時も宇和島市との合併に転換した際も、町民からは説明不足との批判が聞かれた。今回の住民投票を非難の応酬におとしめず、町の将来像を示し合って議論を深める好機にするべきだ。
 二十三日の投開票で解職賛成が有効投票数の過半数となれば出直し町長選が行われる。リコール署名者は有権者数の約54%を占め、予断を許さない。
 最も懸念されるのは町政の停滞がなお続く事態だ。知事による合併協議会の設置勧告も視野に入ってこようが、そうなれば町としての自治能力が問われずにはおかない。そのことも肝に銘じた対応が求められる。

2610とはずがたり:2006/07/05(水) 00:08:12
<首都圏>埼玉県

利根南部3市6町>>1983-1984はどうなったの??

市町村合併:杉戸町が合併新法学ぶ集会 200人以上の町民参加
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060702-00000034-mailo-l11

 杉戸町のすぎとピアで1日、合併新法を学ぶ町民大集会があり、200人以上の町民が参加した。春日部市との合併を実現する会(野口勝久会長)が主催した。青木信之・総務省財務調査課長は「合併は未来のまちづくりで、合併の是非は住民の総意が必要」とあいさつ。土屋品子衆院議員は「当初の1市3町合併は実現しなかったが、中核都市は新春日部市にとって魅力だ」などと合併賛成派の町民を激励した。野口会長は「再び合併に向け、宮代町を含んだ中核都市づくりのうねりを作ろう」などと訴えた。
 05年10月に旧庄和町と合併した春日部市は当初、杉戸、宮代町を含めた1市3町合併を目指していた。04年7月の住民投票で、宮代町で反対票が賛成を上回り、合併協議がご破算に。直後に杉戸町が宮代町に合併検討を要請するなどで混乱し、結局、両町は合併特例法期限内の合併ができなくなった経緯がある。[栗原一郎]
7月2日朝刊
(毎日新聞) - 7月2日13時1分更新

2611とはずがたり:2006/07/05(水) 00:14:09
<九州・沖縄>佐賀県

上峰町は自衛隊を巡って三田川と関係が深く東背振村を含めて合併協議を進めたが>>900-903,東背振が嫌がってか破談>>905してしまった。
当初計画のあった神埼市構想から外れた三田川など吉野ヶ里町>>165だが,神埼からまだラブコールを受けてたりするのか。。もう一段の合併に発展する可能性有りか?

市町村合併:大川・上峰町長、勉強会設置を提案−−吉野ケ里町長に /佐賀
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060701-00000171-mailo-l41

 上峰町の大川紀男町長は30日、吉野ケ里町役場を訪れ、同町との合併に向けた勉強会の設置を江頭正則町長に提案した。
 上峰町は、吉野ケ里町が合併する前の三田川町、東脊振村との合併を目指していたが、不調に終わった経緯がある。大川町長は「(合併という)百年の大計を実現させたい」と呼びかけた。
 これに対し、江頭町長は「神埼市や、みやき町などからも(合併の)ラブコールをいただいている。タイミングをみたい」と慎重な姿勢を示した。江頭町長は、勉強会を設置するかどうかについて、今後、時間をかけて検討するという。

7月1日朝刊
(毎日新聞) - 7月1日15時0分更新

2612とはずがたり:2006/07/06(木) 01:31:59
<首都圏>埼玉県

2006年7月4日(火)
元県職員木下氏が立候補を表明
鳩ケ谷市長選
http://www.saitama-np.co.jp/news07/04/03p.html

 任期満了に伴い、十月十五日告示される鳩ケ谷市長選に、元県公社理事長の木下達則氏(58)=鳩ケ谷市坂下町=が三日、市役所の議員控室で記者会見、無所属での立候補を表明した。

 木下氏は、栃木県那須塩原市出身。中央大学卒。県人事課、企業局総務課、地方課、岩槻市助役、県土地政策課長、まちづくり支援課長、前土屋知事特別秘書、県人事委員会事務局長などを歴任、市長選出馬のため、先月三十日付で県下水道公社理事長を退職した。

 木下氏は「市民の利益、変革のチャンスを自ら摘み取っている」と現市政を批判、「これまでの経験を少しでも役立てられれば」とし、合併問題については「最大限の努力をして四年間で川口市との合併を実現したい」と述べた。

 同市長選には五選を目指す現職の名倉隆市長(60)=無所属=と元教員の吹上早苗氏(57)=無所属=が既に出馬表明している。

2613とはずがたり:2006/07/07(金) 21:38:56
<東北・北海道>岩手県

広域行政研究会が発足 振興局と気仙2市1町で
効率性、合併を議論
http://www.tohkaishimpo.com/scripts/index_main.cgi?mode=kiji_zoom&amp;cd=nws1607

 県大船渡地方振興局と気仙二市一町の部課長レベルによる気仙地域広域行政等研究会が、二十九日に設置された。気仙地域の効率的な行政サービスのあり方を協議し、地域課題の解決策として市町村合併についても調査、研究を重ねるのが目的。初回の会合では、地域の現状や課題を出し合う今後の調査スケジュール、設置要綱などを確認した。
 大船渡市の猪川地区公民館で開かれた初回の会合には、振興局、気仙二市一町の部課長級による研究会メンバーら約二十人が出席。冒頭、振興局の廣田淳局長は「これからの気仙の発展、産業振興に向けて夢が描けるような議論になるように期待しています」とあいさつした。
 協議では研究会の設置要綱と組織について確認。了承された要綱によると、研究会は振興局と三市町の広域行政担当部課長らで組織し、気仙地域の効率的な行政サービスのあり方、市町村合併について調査・研究するのが目的。研究会内には検討事項の協議、調整を行う調査部会も設け、各機関の広域行政担当者がメンバーを務める。
 今後のスケジュールや調査部会における検討内容についても協議。地域の現状、課題についての研修、調査の進ちょく状況を見ながら、中間・最終報告の取りまとめやシンポジウム開催などを進めることで一致した。
 八月上旬から本格的に始動する調査部会の検討内容は▽地域の現況▽大船渡市と三陸町合併のメリット、デメリット▽各地域の現状と課題▽合併の効果、懸念事項の検討▽将来に向けての課題と地域における合併の必要性▽新しいまちづくりの方向―を盛り込んだ。
 出席したメンバーはそれぞれが地域の実情を示すデータを持ち寄りながら、将来の新しいまちづくりの方向性を探ることを確認。一方で、陸前高田市、住田町のメンバーから「合併ありきの研究会ではない」として、事務局を務める振興局側に設置要項や検討内容における表現の一部修正、最終報告を取りまとめる予定時期を現時点で設けないよう求める発言もあった。
 研究会の会長を務める振興局の宇部眞一企画総務部長は「まずはきちんと現状分析を行い、課題を解決する手段として合併という方法もあるかどうかを調査、研究していきたい。二市一町の関係者が同じ場に集まるこの機会を大事にして、気仙にとっていいものを示したい」と話している。
 会合の中では、県地域振興部市町村課の八重樫典彦主幹兼行政・市町村合併担当課長による「市町村合併の背景と効果について」と題した講演も行われた。これまでの全国的な市町村合併の推進状況に触れながら、全国の六割を超える市町村が合併を選択する背景などを説明。研究会に関しては「近くに市町があっても知らないこともある。まずはお互いがどんなまちか知ることから始めては」などと述べた。
 研究会、同調査部会の構成メンバー次の通り。
<気仙地域広域行政等研究会>宇部眞一(大船渡地方振興局企画総務部長)互野健正(大船渡市企画政策部長)伊藤光高(陸前高田市企画部長)小泉きく子(住田町町づくり推進課長)
 ◆同調査部会=藤田徹(大船渡地方振興局企画総務部企画振興課長、部会長)佐々木伸介(大船渡市企画政策部企画調整課長)山口清人(同部活力推進課長)新沼辰男(同総務部総務課長)千田哲志(同部財政課長)
 菅野利尚(陸前高田市企画部企画政策課課長補佐)須賀佐重喜(同部行革推進室長)細川文規(総務部財政課長)
 佐藤英司(住田町町づくり推進課課長補佐)中里学(同)横澤広幸(同財政係長)

2614とはずがたり:2006/07/08(土) 10:33:59
<九州・沖縄>鹿児島県

南日本新聞ニュースピックアップ[2006 07/06 07:59]
南薩三町任意合併協 枕崎の参加を再拒否
法定協設置、議会提案へ
http://www.373news.com/2000picup/2006/07/picup_20060706_5.htm

 南薩三町任意合併協議会(頴娃、知覧、川辺)は5日の第9回会合で、枕崎市から要請があった法定合併協議会参加への事前協議について拒否することを決め、枕崎市に伝えた。
 枕崎の参加見送りを1度決めていることや、任意協で合意した事項について住民説明会を終えたことなどが理由。
 会合では3町の議会に提案する法定協の設置議案を原案通り可決。これを受け、霜出勘平会長(知覧町長)が「3町の合併協議を最優先することへの同意と判断し、事前協議については見送る」と述べ、全会一致で承認した。

 終了後、記者会見した霜出会長は「3町が合併してからでも枕崎と話し合いはできる。住民説明会も終わり、これをまたゼロからというのは難しい」と話した。
 一方、瀬戸口嘉昭枕崎市長は「誠に残念」と語り、今後の方針について「国の動きなどを考えると単独は厳しい。行財政改革を徹底し、任期中に合併ができるよう努力したい。(合併相手は)今後の展開を見極めながら判断する」と話した。
 瀬戸口市長は3町との合併を公約にしており、当選直後の2月に続き、3町の法定協移行を前にした6月下旬、事前協議を申し入れていた。

2615とはずがたり:2006/07/09(日) 13:27:32
<東北・北海道>岩手県

さて平泉の名を残すことに積極的で合併を壊してしまった町長だが,どういう影響がありますでしょうか?

鈴木清紀平泉町長が死去
http://www.iwate-np.co.jp/news/y2006/m07/d07/NippoNews_14.html
2006年7月7日

 平泉町の鈴木清紀町長は7日午前9時55分、盛岡市内の病院で死去した。62歳。平泉町出身。鈴木町長は6月18日、盛岡市内で体調を崩し、同市内の病院に入院していた。火葬、葬儀の日程は未定。
 鈴木町長は1970年に県職員となり、商工労働観光部長などを務め2002年に退職。いわて産業振興センター専務理事から05年1月の平泉町長選に立候補し、無投票で当選した。
 平泉町は04年、一関地区の合併協議に参加したものの、新市の名称問題などから協議を離脱。鈴木町長は「世界遺産登録が決まる08年までは当面自立を目指す」という方針で、町の行財政改革に努力していた。
 現職町長の死去に伴い、平泉町選挙管理委員会は50日以内に町長選の期日を決める。今のところ8月下旬になる公算が大きい。

2616とはずがたり:2006/07/09(日) 15:14:06
<東北・北海道>秋田県

地方点描:合併効果[秋田支局]
http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.Column.chihou?newsid=20060708ay

 「合併前には見かけなかった人たちが訪れるようになった」―。かつて旧河辺町役場に勤務し、秋田市との合併後は河辺市民センターに勤めている職員が話した。

 職員によると、御所野や御野場に住む市民が、住民票や印鑑証明などの取得手続きに訪れることが多くなったのだという。「距離的には市役所本庁が近いかもしれないが、センターに来る方が時間的には短縮できるのではないか。何より信号が少ない。御所野にある大型ショッピングセンターで買い物したついでに、という市民も多い」と加えた。雄和市民センターも同様で、合併後は四ツ小屋や豊岩から手続きに訪れる市民が増えている。

 市役所本庁の窓口は平日でも多くの市民が訪れており、駐車スペースを求めて行列ができることがままある。異動期には、窓口が市民であふれ、市側が臨時の駐車場を設けて対応している。

 一方、河辺、雄和の両市民センターは、窓口業務で混雑することはほとんどない。駐車場がゆったりしており、駐車で頭を悩まさずに済むことも、利用者増につながっているようだ。

 中でも“穴場”的に利用されているのが雄和市民センター岩見三内連絡所。こちらは温泉や山菜採りに行ったついでに市民が立ち寄っている。旧市内からの道路が整備されたことも大きな要因で、太平地区住民の利用も多い。市長選や衆院選など選挙期間中は、同連絡所で期日前投票をしていくケースが目立ったという。

 合併から1年半が経過。「合併のメリットが感じられない」との声をよく聞くが、行政の施策とは別に、市民レベルでは、徐々にではあるが、着実に合併が浸透してきている。

(2006/07/08 10:59)

2617とはずがたり:2006/07/09(日) 18:20:58
<九州・沖縄>熊本県

ここは熊本市の政令指定都市化への突破口である!

市町村合併:熊本市との合併推進 住民投票結果受け、富合町長が意欲示す /熊本
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060704-00000188-mailo-l43

 2日の住民投票で町議会解散が決まった富合町で、8月11日までに出直し選挙が実施されることになった。周辺市町との合併をめぐる議案を3件続けて否決した議会に、町民が厳しい審判を下した形となり、熊本市と任意の合併協議を始めている村崎秀町長は合併の実現に向け、改めて強い意欲を示した。
 合併問題を巡る「議会の混乱」に端を発した住民投票は、賛成2991票、反対1105票のトリプルスコアで解散が決まった。朽木信哉元議長は3日「議会としての一致した結論が出せず、将来に対する不安と議会への信頼を損ねたことが今回の投票の結果」とする談話を発表した。
 一方、住民発議した「あかるい富合を創(つく)る会」の桑野国男代表は2日夜、事務所で「当然の数字が出た」と開票結果を歓迎。事務所でメンバーと共に祝杯を挙げていた村崎町長も「熊本市との合併に向けて、私が取り組んできたことは間違いではなかった。法定合併協議会を設置し、住民に理解を求めたい」と話した。
 熊本市との間には既に任意合併協が設置され、初会合を終えている。幸山政史市長は「今回の投票結果にかかわらず、任意協は着実に進めたい」との談話を発表した。
 出直し町議選の立候補の顔ぶれも合併の行方に影響を与えるとみられ、今後の動きが注目される。[谷本仁美]7月4日朝刊
(毎日新聞) - 7月4日16時1分更新

2618とはずがたり:2006/07/09(日) 18:23:25

<近畿>京都府

いいですねぇ〜。
京都市内でどうも開発が遅れた伏見区も分離して参加したらどうやw
旧伏見の中心市街地区はごみごしててどうしようもない。

市町村合併:宇治市・城陽市・宇治田原町・井手町、任意協が10日設立
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060704-00000252-mailo-l26

 宇治市と城陽市、宇治田原町、井手町の合併について話し合う第1回の任意協議会が10日午前10時から、宇治市役所で開催される。2市2町の首長らが出席する。府南部では02年、他に京田辺市、八幡市、久御山町を含む7市町の任意協で合併を議論したが、03年に解散。05年にも5市町での合併を模索したが合意に至らなかった経緯があり、今回の推移が注目される。
 今年1月、2市2町の首長が集まって、合併に向けて協議することで合意していた。当初、任意協設立は4月めどだったが、首長の日程調整で7月にずれこんだという。
 今後、合併に関する住民意向調査などを実施したうえで、今年度中に法定協議会に移行するかどうかを決めるという。第1回となる10日は、任意協の規約作りや役員選出を協議する予定。[三野雅弘]
7月4日朝刊
(毎日新聞) - 7月4日17時1分更新

2619とはずがたり:2006/07/10(月) 00:15:05
<東海>静岡県

合併協設置 富士川町長申し入れ 富士市長は同意 
http://www.shizushin.com/local_politics/20060705000000000010

 富士川町の坪内伸浩町長と石川文彦町議会議長は4日、富士市役所を訪れ、鈴木尚富士市長に「合併に関する協議の場」設置を連名で申し入れた。鈴木市長は同意し、年内に合併協設置議案を市議会に提出する考えを明らかにした。坪内町長は、3月の住民アンケート調査で町民の意向が明確になったとした上で「富士市との合併により住民福祉の向上と安定を目指す」などとした文書を鈴木市長に手渡した。
 申し入れ後の記者会見で、鈴木市長は合併協設置に向けた具体的な日程の言及は避けたが、9月下旬から10月にかけて市内24地区で説明会を開催する意向を示した。「編入合併を考えた場合、富士市よりも富士川町側に影響が大きい」と初めて合併方式にも触れた。
 坪内町長は「議会、行政、住民の総意として意思表示させていただいた」として、両市町の合併論議が同町内の意見の相違で白紙となった2年前の状況との違いを強調した。
 坪内町長と石川議長は同日、富士市議会に対しても協力を要請した。

2620とはずがたり:2006/07/10(月) 00:39:19
<首都圏>埼玉県

現職は合併賛成ではないのか??

2006年7月4日(火)
元県職員木下氏が立候補を表明
鳩ケ谷市長選
http://www.saitama-np.co.jp/news07/04/03p.html

 任期満了に伴い、十月十五日告示される鳩ケ谷市長選に、元県公社理事長の木下達則氏(58)=鳩ケ谷市坂下町=が三日、市役所の議員控室で記者会見、無所属での立候補を表明した。

 木下氏は、栃木県那須塩原市出身。中央大学卒。県人事課、企業局総務課、地方課、岩槻市助役、県土地政策課長、まちづくり支援課長、前土屋知事特別秘書、県人事委員会事務局長などを歴任、市長選出馬のため、先月三十日付で県下水道公社理事長を退職した。

 木下氏は「市民の利益、変革のチャンスを自ら摘み取っている」と現市政を批判、「これまでの経験を少しでも役立てられれば」とし、合併問題については「最大限の努力をして四年間で川口市との合併を実現したい」と述べた。

 同市長選には五選を目指す現職の名倉隆市長(60)=無所属=と元教員の吹上早苗氏(57)=無所属=が既に出馬表明している。

2621とはずがたり:2006/07/10(月) 10:22:51
<中国・四国>高知県

合併を,巡る住民投票になるか?

2006年07月09日
中平氏が出馬表明 18日告示の大月町長選
http://www.kochinews.co.jp/0607/060709headline05.htm

 任期満了に伴う幡多郡大月町長選挙(18日告示、23日投開票)に、新人で自営業の中平和雄氏(55)=弘見=が8日、立候補する意向を表明した。同町長選への出馬表明は現職で3期目を目指す柴岡邦男氏(56)に次いで2人目。

 中平氏は取材に対し、「宿毛市との合併住民アンケートで賛成派が多かったにもかかわらず、町議会は宿毛市との合併議案を否決した。多くの町民から『このままでは納得できん』『2期連続で無投票はいかん』との訴えを受け、立候補を決意した」と出馬の動機を説明。

 一次産業振興をベースにした地域活性化や、就労の場創出を重点課題に掲げ「最重要課題の合併についても各地区の意見を聞く。対話を重視した町民主体の町政を実現したい」と意欲を示した。

 中平氏は高知市出身で、兵庫県の西宮高校中退。設計会社勤務を経て、同町で土木コンサルタントを開業。自民党大月町支部事務局長、「大月町の合併を推進する会」事務局長を務めた。地域活性化団体の総務局長。

2622とはずがたり:2006/07/10(月) 23:57:50
<中国・四国>山口県

阿東町が可哀想だ。防府との駆け引きの材料に使うことなく早めにいれてあげよ!

市町村合併:「防府市との合併、当面見合わせ」−−渡辺・山口市長 /山口
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060630-00000175-mailo-l35

 渡辺純忠・山口市長は29日、定例の記者会見で、防府市との合併について「(防府市への)合併協議の申し入れは当面の間、見合わせたい」と述べた。
 渡辺市長は「防府市を含む30万中核都市の建設が必要との考えは変わらない」とした上で、「当面は、新山口駅のターミナルパーク構想を中心とした街づくりを進めていくしかない」と話した。協議開始のめどについては「特筆すべき時期は見当たらない」と述べるにとどまった。
 阿東町との先行合併については「あくまでも2市1町での合併実現を目指したい。段階的な合併は考えていない」と語った。5月の防府市長選で、単独市政を公約とする松浦正人市長が大勝し、合併協議の開始が難しい状況となっている。

6月30日朝刊
(毎日新聞) - 6月30日14時1分更新

2623とはずがたり:2006/07/11(火) 23:51:04
<東海>静岡県

過去を乗り越え合併へ 島田市・川根町 「対等の気持ちで」一体感ある市を目指す
http://www.shizushin.com/feature/gappei/kiji2/20060521120150.htm

 島田市の桜井勝郎市長と川根町の又平琢己町長が17日、平成20年4月の合併を目標に、具体的な協議に入ることで合意した。川根町が当時の1市2町の合併枠組みから離脱したことで両市町の関係が悪化した経緯があるが、財政状況が厳しい川根町の強い意向を島田市が受け入れ、過去のいきさつを乗り越えて合併協議の席につくことになった。

 「町民にいろんな不安を与えたが、双方の信頼関係を構築しながら今日に至った。10万人弱と6000人。人口の差はあるが、川根町の特性を生かしつつ、一体感のある市にしてほしい」。桜井市長との会談を終えた又平町長は、過去3年の経過を踏まえて今後の合併協議についてこう言及した。
 合併の方式は川根町全域を島田市に編入する「編入合併」となる。桜井市長は「事務手続きなどの関係で編入合併を前提とした協議になるが吸収ということではない。対等の気持ちで進める」と川根町民の心情を考慮して慎重に言葉を選んだ。
 昨年12月に又平町長が桜井市長に合併協議を申し入れた後、今年3月に県市町村合併推進本部が合併推進地域に「島田市・川根町」など5地域を対象としたことも後押しした。
 川根町議会は昨年12月の時点で島田市との合併の方向をおおむね了承している。島田市議会も「市財政にどんな影響を及ぼすのか研究する必要がある」(市議の1人)という声はあるが、「大井川流域の発展を大局的にみるべきだ、との考えが多い」(大池幸男議長)といい、一部を除いて表だった反対の意見は出ていない。

※<島田市と川根町の合併に関する経過>
 ▼H15年2月
 島田市、金谷町、川根町が合併協議会準備会を設置
 ▼8月
 川根町の河野敏郎町長が1市2町の枠組み離脱を表明。準備会は月末に解散
 ▼12月
 島田市と金谷町が1市1町で合併協議会を発足
 ▼16年11月
 合併問題のこじれに端を発した河野町長のリコールが成立
 ▼12月
 川根町の出直し町長選で又平琢己氏が無投票当選
 ▼17年5月
 5日に島田市と金谷町が合併し、新「島田市」誕生
 ▼12月
 又平町長が町議会で島田市との合併推進の考えを表明。又平町長は島田市の桜井勝郎市長に合併協議を申し入れ
 ▼18年3月
 県市町村合併推進本部が「島田市・川根町」など5地域を合併推進地域に
 ▼5月
 島田市長と川根町長が20年4月合併の方針で合意

<今後の合併協議スケジュール>(現時点の見通し)

 ▼18年7月
 合併準備会を設置。事務一元化などの準備作業に着手
 ▼12月
 両市町議会に法定合併協議会設置議案を上程
 ▼19年2月
 第1回合併協議会。協議会は8月まで5回程度開催
 ▼9月
 両市町議会で合併の議決
 ▼12月
 県議会で島田市・川根町の合併議案を議決
 ▼20年4月
 1日に川根町が島田市に編入する形で合併

2624とはずがたり:2006/07/11(火) 23:51:21
<東海>静岡県

市町村合併:島田市と川根町、準備会が第1回会合
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060706-00000022-mailo-l22

 08年4月1日の合併を目指す島田市と川根町は5日、「島田市・川根町合併準備会」を設置し、島田市役所で第1回会合を開いた。準備会では事務事業のすり合わせや両市町議会に提出する法定合併協議会設置議案を作り、来年2月の法定合併協設置を目指す。
 準備会では両市町の事務事業1802事業中、605が島田市のみ、85が川根町のみで行っていることが報告された。今後、事務方が島田市のサービス水準を維持▽行政格差が生じないようにするなどの方針で調整する。準備会会長の桜井勝郎市長は「スケジュール通りに合併できると思っている」と話し、又平琢己町長も「着実に作業が進むことを期待し、それができると確信している」と述べた。[鈴木英世]7月6日朝刊
(毎日新聞) - 7月6日11時0分更新

合併準備会を設置 来年2月、法定協開催へ 島田市・川根町
http://www.shizushin.com/feature/gappei/kiji2/20060706000000000020.htm

 平成20年4月1日の合併を目指すことで合意している島田市と川根町は5日、合併準備会を設置した。島田市役所で開いた初会合で、桜井勝郎市長と又平琢己町長が準備会設立趣意書を交わし、来年2月に法定合併協議会の第1回を開くなど今後のスケジュールを確認した。
 準備会は会長に桜井市長、副会長に又平町長を選出した。住民の理解促進のために8月22日に県と共催で住民説明会を開き、8月と10月に経過を知らせるチラシを全戸配布する。準備会は11月までに3回、法定合併協議会は来年2月から7月までに5回開く計画を了承した。
 合併方式は川根町全域が島田市に入る「編入」とすることで合意していて、事務一元化に関して(1)原則として島田市の制度に統一する(2)川根町の住民サービスや住民負担に急激な変化が見込まれる場合は段階的調整に配慮する(3)川根町にだけ存在する事項は地域特性に配慮し、個々に判断する―の基本方針が示された。
 桜井市長は「(合併の)話が決まってから川根町とはコミュニケーションを取ってきた。この合併は避けて通れない。議会の理解もいただけると思う」と述べた。
 又平町長は「編入合併ではあるが、同じ目線で進めると言ってくれる島田市に感謝している」とし、地名に「川根町」を残すことや、茶業など産業の振興、各種団体の取り扱いの3点に対する島田市の特段の配慮を要望した。

島田市 川根町 7月5日、合併準備会設置
http://www.shizushin.com/feature/gappei/kiji2/20060627000000000055

 島田市と川根町は26日、両市町の合併の準備を進めるため、「島田市・川根町合併準備会」を7月5日に設置すると発表した。
 第1回準備会は島田市役所で開く。島田市から桜井勝郎市長はじめ助役、収入役、教育長、企画部長、総務部長が出席し、川根町からは又平琢己町長はじめ助役、教育長、企画課長、総務課長が出席の予定。両首長が準備会設立趣意書に署名後、正副会長選出、今後の準備会のスケジュールなどの協議などを行う。
 両首長は5月の会談で、平成20年4月1日に合併する方向で協議を進めることで合意した。合併準備会での事務すり合わせを経て、来年2月に法定合併協議会の第1回を開くスケジュールが示されている。

2625とはずがたり:2006/07/12(水) 05:39:10
<東北・北海道>宮城県

県南2市7町(白石市・蔵王町・七ヶ宿町・柴田町・大河原町・村田町・川崎町・角田市・丸森町)合併なんて出来るんかね?
「角田、大河原、村田との1市3町による合併の早期実現」公約など結構魅力的に思えるのだが・・

宮城・柴田町長選 現職滝口氏が再選
http://72.14.235.104/search?q=cache:ubHee1A66JYJ:www.kahoku.co.jp/news/2006/07/20060709t11033.htm+

 任期満了に伴う宮城県柴田町長選は9日投票が行われ、即日開票の結果、無所属現職の滝口茂氏(55)が、無所属新人の前町議舟山彰氏(49)を破り、再選を果たした。

 選挙戦で滝口氏は1期4年の実績を強調した上で、住民との協働によるクリーンで公正な町政運営を主張。将来的な仙南2市7町による合併を念頭に置き、具体的事業と実施年限を明記したローカル・マニフェスト(自治体首長の公約集)で政策立案能力をアピールした。

 舟山氏は角田、大河原、村田との1市3町による合併の早期実現を徹底的に訴え、過半数の町議が支援したが、有権者の関心は高まらず、現職の厚い壁に阻まれた。
 当日の有権者数は3万1338人。投票率は56.72%で、2002年の前回町長選(68.16%)を11.44ポイント下回った。

 ◇柴田町長選開票結果(選管最終)
当10,064 滝口茂 無現(2)
  7,499 舟山彰 無新

 <滝口茂(たきぐち・しげる)>55 無現(2)
町長(県地域振興課長)柴田町、東北学院大

2006年07月09日日曜日

2626とはずがたり:2006/07/13(木) 14:18:16
<北陸・信越>福井県
産廃に反対で単独町制を貫いた池田町であるが,ダムは受け入れちゃったようで。
産廃は生活保護とかしてくれないけどダムは手厚いからねぇ・・・。

足羽川ダム建設:池田町受け入れ 過疎のまち「苦渋の決断」−−杉本町長
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060708-00000307-mailo-l18

 ◇国や県に振興策要請へ
 足羽川ダム受け入れを7日表明した福井県池田町の杉本博文町長は、会見で終始硬い表情を崩さなかった。平成の大合併にも一線を画し、単独での生き残りを模索する同町にとって、ダムによる集落水没は過疎化に拍車をかけかねない「苦渋の決断」となった。【兵頭和行】
 杉本町長は「不安を抱える水没地域の生活再建、過疎化に拍車をかけかねない池田町への振興策については国、県に連携してもらい、誠実に対応していただきたい」と話し、国や県に地域振興などへの協力を要請する方針を明らかにした。10日に県庁を訪れ、西川一誠知事に正式回答する。
 同町が水没地区など町内7カ所で説明会を開催したところ、住民からは生活再建への不安や過疎化への影響を心配する声が強かったという。移転などの補償はダム計画が進行する中で予算化され、雇用問題などの生活再建や地域振興は水源地対策特別措置法に基づき県が地域整備計画を作成することになるが、いずれも地元のダム受け入れが前提。受け入れ後でないと具体化しない。しかも、福井豪雨で流域住民のダムへの関心が高まり、同町に「いたずらに引き伸ばせない」との切迫感を与え、限られた時間の中、具体的な担保のない中で受け入れに追い込まれた形だった。
 水没するのは、旧下池田村の千代谷、大本、金見谷の3集落計約50世帯。金見谷の男性(79)は「ダム計画浮上から40年間も中ぶらりんの状態で、不安定な気持ちだったが、やっと将来設計が描ける。移転先で思ったような暮らしができるかどうかわからないが、夢が持てる」とダム受け入れにすっきりとした表情を浮かべた。

7月8日朝刊
(毎日新聞) - 7月12日14時9分更新

2627とはずがたり:2006/07/13(木) 14:33:43
<九州・沖縄>佐賀県

編入だとか佐賀市だとかは別に何のニュースでもなく,問題は都市計画法の網掛けとか都市計画税だとかその辺だよな。。

市町村合併:佐賀市と3町の合併期日「来年10月1日」任意協に提案へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060708-00000147-mailo-l41

 ◇11日の任意協に
 佐賀市と佐賀郡3町の1市3町合併について同市は7日、第1回任意合併協議会(11日)に合併期日として「07年10月1日」を提案することを明らかにした。7日の市議会合併問題特別委員会で示し、了承された。
 任意協は首長、議長と各市町の住民代表ら計34人で構成し、49項目について協議する。合併期日のほかに、合併方式は3町の編入合併▽新市名称は「佐賀市」▽新市役所の位置は現在の市庁舎――が提案される。[姜弘修]
7月8日朝刊
(毎日新聞) - 7月8日13時2分更新

2628とはずがたり:2006/07/13(木) 15:00:21
<東北・北海道>岩手県・宮城県

両磐・気仙・登米・栗原広域連携だ!

広域連携の進展期す 一関市長説明
http://www.iwate-np.co.jp/news/y2006/m07/d07/NippoNews_5.html

 岩手県南、宮城県北の11市町は6日、岩手・宮城県際市町災害時相互応援協定を締結した。市町村合併で構成団体が変わったことに伴う実質的な再締結。中心的役割を果たした一関市の浅井東兵衛市長は「広域的地域形成の視座を築き、地方分権の道筋を示すもの」と言明、同協定を礎にした幅広い広域連携に意欲を示した。
 締結自治体は岩手県側が一関市、平泉町、藤沢町、大船渡市、陸前高田市、住田町の6市町。宮城県側は気仙沼市、南三陸町、本吉町、栗原市、登米市の5市町。
 一関市役所で行われた締結式で、一関市を除く10市町が事前に調印した協定書に浅井市長が調印し、各市町の代表者が締結確認署名した。
 浅井市長は「県境を越えた相互応援協定は誠に意義深い。効果的に運用したい」とした上で、歴史的、経済的な結びつきを強調。「さらに交流を深め、地域活性化につながることを願う」と呼び掛けた。
 災害応援にとどまらない広域連携を目指す浅井市長の発言に対し、宮城県の一部首長から「道州制の第一歩」と同調する声も聞かれた。
 同協定は、災害発生時に被災者救出や応急措置支援、生活物資の供給などで相互応援する内容。締結日から発効した。2000年7月に37市町村で同様の協定を結んだが、合併で構成市町が変更。新たに消防組織法、国民保護法に基づく応援内容を加えた。
 締結11市町は総人口48万5632人(05年国勢調査速報値)、面積は4048・03平方キロで長崎県とほぼ同じ広さだ。11市町のうち5市町が昨年度合併した自治体で、現段階ではそれぞれの地域づくりが最優先だが、将来的な道州制論議の中で今後の動向が注目される。

2629とはずがたり:2006/07/15(土) 11:01:55
<東北・北海道>青森県

威張ってて嫌われてた野辺地だが横浜町が遂に秋波?なのは進展だけど,野辺地+横浜+六ヶ所の組み合わせなら横浜が真ん中だけど,核関連施設の誘致で鼻息の荒い六ヶ所村が合併に応じる可能性は現時点では測度0。

県合併推進審議会「新郷と五戸」の枠組み示す(2006/07/15)
http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2006/07/15/new06071505.htm

 青森県市町村合併推進審議会(会長・末永洋一青森大総合研究所長)は十四日、青森市で開いた第五回会合で、合併の組み合わせとして新郷村と五戸町、田舎館村と平川市が望ましいとの方向性を示した。県はこれを受け、八月下旬に予定される次回審議会に、新郷村と五戸町、田舎館村と平川市の枠組みを盛り込んだ県の合併推進構想素案を提示。早ければ今年秋にも同構想が策定される見通しだ。
 審議会は、県が未合併市町村の首長を対象としたアンケートで「速やかな合併が必要」と回答した新郷村、田舎館村の合併の組み合わせについて協議を進めてきた。
 新郷村が六月に公表した住民アンケートの結果によると、五割が「合併が必要」と回答。このうち九割が望ましい合併の相手先として五戸町を挙げた。これを受け、会合では、新郷村の合併の組み合わせとして五戸町に絞って審議した。
 事務局の県が、新郷村と五戸町の合併により十二億千万円の経費削減効果が見込まれると説明。委員からは「かつて合併協議会を離脱した新郷村に対する反発もあると思うが、五戸町と新郷村は住民生活圏が一体で、合併による観光面のメリットも見込まれる」などの声が上がり、両町村による合併が望ましいとの結論で一致した。
 このほか、横浜町の野坂充町長が野辺地町、六ケ所村との合併を進めたい―との意向を示したことを受け、「審議会で北部上北地域も議論すべきだ」との意見も出た。

2630とはずがたり:2006/07/15(土) 11:04:23
<九州・沖縄>熊本県

町長派が合併推進ってことだよね。新人3人の色分けはどうなんだ??
合併推進派住民は票割りとかしないと共倒れてまうに。。

2006年7月11日 19時
出直し富合町議選 説明会に12陣営出席
http://www.kab.co.jp/db/asp/KabNewsDetail.asp?hizuke=2006/7/11&amp;group=4&amp;id=4

 住民投票の結果を受け解散した、富合町議会の出直し選挙が7月30日に実施されるのを前に、立候補予定者を対象にした説明会が7月11日開かれました。
説明会には、立候補を予定している前職9人、新人3人のあわせて12陣営が出席しました。富合町議会の定数はこれまで14でしたが、今回から4議席削減され、10議席で争われます。解散した議会は、合併をめぐる意見が7対7で対立し、二分した状態が続いていたことから、今回の選挙は合併を含めた将来の町づくりが争点になると見られます。富合町議選は7月25日告示、7月30日投開票です。
説明会に出席した前職の陣営のうち、いわゆる町長派は5人、反町長派は4人でした。これまでは7対7で対立していましたので、これらの勢力がどうなるのかも注目されます。

2632とはずがたり:2006/07/16(日) 08:06:50
<九州・沖縄>鹿児島県

順調ですなぁ。あとは新市名だが。南九州市みたいな派手なのはやめて欲しいが,3町を包括するような更に歴史的由来もあるいい地名あるのでしょうか?

[2006 07/15 07:25]
市町村合併 南薩3町、法定協設置へ
頴娃町議会可決/来年12月合併目指す
http://www.373news.com/2000picup/2006/07/picup_20060715_1.htm

 頴娃町議会は14日、臨時会を開き、川辺、知覧町との南薩三町合併協議会(法定協議会)設置議案を可決した。川辺、知覧の2町議会は、12日の臨時会で同議案を可決しており、これで3町の枠組みによる法定協議会設置が決まった。新協議会は8月1日発足を予定、来年12月の合併を目指す。
 現在の任意合併協議会は2005年12月に設立。新市について(1)本庁舎は現在の知覧町役場とし総合支所方式を採用(2)議員定数を24とし、最初の選挙に限り旧町ごとの選挙区(定数各8)を設ける(3)名称は全国から公募−などで合意した。新協議会のメンバーを26日に決め、7月末に解散する。
 この日の頴娃町議会では、新協議会の負担金487万1000円を含む本年度の一般会計補正予算(3108万9000円追加、総額68億5546万8000円)も可決した。

2633とはずがたり:2006/07/16(日) 08:15:52
<東海>静岡県

山梨,飯田,と来ると何処のことか解らないであろうが,更に円田,各和,吉岡,高田と続くと掛川と森と袋井の隣接地域一体の事と解る。我が親戚もこの辺に散らばっており,森と掛川の人の交流も一体であり,森と袋井のみが一体とされるのはなんか納得がいかない。そもそも掛川の人も森の人も袋井が新興であると感じており,袋井の人はその辺に反撥があるのかもしれない。

『森と袋井』合併望ましい 県合併推進審作業部会
http://www.chunichi.co.jp/00/siz/20060715/lcl_____siz_____001.shtml

 県内市町の具体的な合併組み合わせを検討する県市町村合併推進審議会の作業部会(部会長・坂本光司静岡文化芸術大教授)は十四日、県庁で第二回会合を開いた。中東遠地域で唯一、合併に加わっていない森町については、生活圏が一致している袋井市との合併が望ましいと結論づけた。 (小松田健一)

 結論を受けて、審議会は県に答申するかを審議する。知事は答申を受けた場合、合併構想をつくり、市町長に合併協議会の設置を勧告できる。

 森町は袋井市との合併協議が破たんし、二〇〇四年八月の住民投票で自立の道を選んだ経緯もあるが、委員からは「極めて一体性が強い地域で、袋井市との組み合わせ以外に考えられない」など、全員が合併の必要性について一致した。

 各市町の思惑が異なっている志太地区の四市町(焼津市、藤枝市、岡部町、大井川町)については結論を先送りし、当面は地元の動きを見守ることを決めた。

 同地区では、焼津市長と大井川町長が一市一町の合併を進める意向を表明する一方、住民有志が二市二町の合併協議会設置を求める住民発議の手続きを始めるなど、動きが活発になっている。委員からは「この時点で部会が結論を出せば、自主的な合併の妨げになる」といった意見が出た。坂本部会長は、状況次第では部会で結論を出さず、審議会に判断を委ねる考えも示した。

 合併先をめぐる町長と議会の対立で町政が混乱している新居町は、八月六日に投開票される町長選と町議選の結果を見てから、具体的な対応を検討するとした。

2634とはずがたり:2006/07/18(火) 22:13:53
<首都圏>埼玉県

市町村合併:熊谷市と江南町、協定書に調印 /埼玉
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060714-00000071-mailo-l11

 来年2月13日に合併する熊谷市と江南町の合併調印式が13日、熊谷市の商工会館であり、富岡清・熊谷市長と福田征芳・江南町長が協定書に調印した。熊谷市が江南町を編入する形で、合併後の市の名や市役所の位置は現行の熊谷市となる。
 昨年4月に施行された合併新法のもとでは県内初の合併であり、また、合併協議が進められているのも県内で両市町だけだった。合併で熊谷市は人口20万人を超え、地方分権一括法で定める特例市の要件を満たし、県から一部業務権限の委譲を受けられる。今後、臨時の両市町議会での議決を経て、27日に知事に申請される見通し。
 富岡市長は「自立都市を目指す上で大きく前進できる。自然の恵みと都市の調和が取れた市となる。新たな街づくりにまい進したい」、福田町長は「江南町の自然環境や人材は熊谷市の発展に大きく寄与するものだ。熊谷市は高い求心力を持つ県北の核になる」とあいさつした。[浅野翔太郎]
7月14日朝刊
(毎日新聞) - 7月14日12時3分更新

2635とはずがたり:2006/07/18(火) 22:16:31
<東北・北海道>岩手県

釜石の方が積極的なのか・・。

進むか住民論議 釜石、大槌の合併
http://www.iwate-np.co.jp/news/y2006/m07/d14/NippoNews_6.html

 釜石地方振興局(海野伸局長)は、釜石市と大槌町の合併推進に向けた取り組みを今月から本格化させた。釜石市と大槌町で上旬に意見交換会をそれぞれ開催。町当局が「当面自立」を掲げる大槌町では、合併の賛否とは別に地域の将来への不安を語る参加者も多かった。行政レベルでは進展が見られない両市町の合併協議だが、住民意識の高まりで論議が形成される可能性もある。
 意見交換会は4日に大槌町で、6日に釜石市で開催。振興局が人口減少予測や内陸部との所得格差などを説明し、今後は国や県の財政状況から市町への財政支援が減り、行政サービスの維持が難しくなる見通しを示した。
 住民ら約80人が参加した大槌会場では、参加者から合併した場合の人口の増減の予測や予算規模などに関する質問が出たほか、「合併のイメージが分からない」「今後も自立するために不足している部分、自立の場合に考えられる県の支援などを示してほしい」など判断材料を求める声が相次いだ。
 さらに、「合併すると(公共施設などを)すべて釜石に持って行かれる気がする」との心配や「地域の活性化には少子化への対応や医療の充実が先だ」という意見、「県の構想は当面自立という町の方針を無視している」と批判も出た。
 釜石会場の参加者は約40人で、大槌町に比べて発言は少なかった。
 釜石市は2003年、合併を視野に同町に協議を申し入れたが、同町は「町民が消極的」との理由で断り自立を掲げた。
 県は今年4月に新しい合併推進構想をまとめ、従来通り釜石市と大槌町との合併枠組みを提示。「市、町が住民と一緒に考えないと進まない」と両市町の自主性を尊重しつつも論議を促す構えだ。
 大槌町安渡の団体職員阿部加代子さん(26)は「地域性が違うので一緒になっても合わないのでは。生活、文化などの面では合併に反対。町や振興局にはメリット、デメリットを分かりやすく説明してほしい」と判断材料の提供を求める。
 昨年、両市町の住民で結成した「大槌と釜石の合併を考える会」の千葉新市会長(65)=大槌町本町=は「意見交換会で、合併がどういうものか理解していない人が多いと感じた。町の経済が疲弊してからでは取り返しがつかない。町民が合併をどう考えているかを知り、町と町民が話し合わなければならない」と早い段階での議論の必要性を強調する。
 同振興局は今後、自治会や企業、団体単位での意見交換会も開く予定で、住民アンケートも実施する。海野局長は「(両市町の住民は)全く無関心ではないと感じた。議論する土俵ができたので、方向が見えてくるだろう」と住民主体の論議の展開を見守る。

2636とはずがたり:2006/07/19(水) 17:01:13
<東北・北海道>青森県

2006年7月19日(水)
田舎館との合併は時期尚早/平川
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2006/0719/nto0719_7.asp

 平川市議会は十八日、議員全員協議会を開き、田舎館村から要請された二〇〇七年四月の合併は時期尚早とする意見をまとめた。外川三千雄市長も事務的に無理との認識を示し、来年の二市村合併は困難な見通しとなった。

 全員協は非公開で行われ、終了後、大川喜代治議長と外川市長が会見した。大川議長は「合併して六カ月余りで市の基盤ができていない状態であり田舎館村との合併を急がない方がいいという意見が多かった」と説明した。

 外川市長は「(五日に開いた)部長会議で来年四月の合併は事務的に無理と結論が出た。また、田舎館村は第三セクターに損失補償しており、合併後に赤字になった場合、市が責任を取ることになる」と合併に消極的な姿勢を示した。

2637とはずがたり:2006/07/20(木) 01:55:35
<北関東>栃木県
>>2631
詰まり新市では市役所の支所を旧両町役場に置くがその支所長を給料の高い特別職にはしないと云うことか。

市町村合併:3市町議会、総定数50案で合意 特別職では2町議会反発
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060715-00000010-mailo-l09

 来年3月の合併を目指す、宇都宮、河内、上河内3市町の議会は14日、前日の協議で合意できなかった議員定数と選挙区割について、河内側の主張していた宇都宮45、河内4、上河内1の総定数50とする案で合意した。上河内側は、定数49で1選挙区とする案を主張していたが、同日夜の同町議会で開いた協議で譲歩を決め、物別れという事態は回避された。
 一方で、13日の首長会談で合意していた地域自治制度など17項目については、特別職を両町に置かないなどとする3市町の首長の合意に対し、両町議会から強い反発が出ており、24日の合併法定協議会設置までに再び、協議が難航することも予想される。[塙和也]
7月15日朝刊
(毎日新聞) - 7月15日12時1分更新

2638とはずがたり:2006/07/21(金) 10:35:09
<東海・信越>岐阜県・長野県

<ぎふ国境物語>中津川(中)
村を二分 昭和の合併
http://www.chunichi.co.jp/00/gif/20060712/lcl_____gif_____000.shtml

 長野県山口村が中津川市へ越県合併した2005(平成17)年2月からさかのぼることほぼ半世紀。1958(昭和33)年10月、文豪島崎藤村を生み『夜明け前』の舞台となった中山道の馬籠宿を有する長野県神坂村は、分村した。馬籠など3地区は同県山口村に、湯舟沢地区は中津川市へ編入合併となった。

 戦後、米国の税制調査団が打ち出した「シャウプ勧告」に基づき、48年に「町村合併促進法」が施行。「地方公共団体は人口8000人以上」の目的を達成するため、合併政策が本格化していた。

 神坂村の場合、米の供出問題が合併への大きな推進力となった。

 政府は食糧難対策として、米の供出を農村に求めた。神坂村は郡内の他の町村に比べて米の収穫が良かったため、高い供出割り当てが強いられ、農民はその“納税”に苦しむことになる。しかし、隣県の東濃地方は米の多収穫地帯のために特定の町村に割り当てが集中することはなかった。「木曽にいる限り、過酷な供出割り当てから逃れられない」。合併待望論は農民から沸き起こった。

 人口2700人の小さな村は、生活圏がほぼ一致する中津川市への越県合併を57年3月の臨時議会で議決した。

 しかし、長野県は「藤村の出生地を他県に渡すことはできない」などの理由で国会議員を巻き込んだ反対運動を展開。村内は、合併の賛否の対立が激しくなり、親子、夫婦でさえ反目する姿も見られた。そして、賛成派が中津川市民を巻き込んだ1800人規模の集会を開けば、長野県警は300人もの警察官を動員するなど緊張は高まった。

 馬籠脇本陣史料館の蜂谷保館長(83)は「神坂村は自民党支持者が多く、党長野県連は総力を挙げ合併を阻止しようとしていた」と振り返る。

 総理大臣の諮問機関である中央審議会が「合併は是」とする答申を出すなどしたが、同年9月に当時の岸信介首相は「分村」とする裁定を下す。

 新たな県境は、住民の分裂を深めた。長野側に残った子どもたちのうち賛成派の児童は、中津川市立となった神坂小学校に越県入学。反対派の児童は、村内に学校ができるまで、馬籠宿や寺での“寺子屋授業”を約1年も余儀なくされた。

 さらに、国が示した県境とは別に長野県が岐阜側に約2・6平方キロ食い込んだ県境を定めるという事態も。2本の県境に挟まれた十数戸は、両県のいずれに属するかが不明となった。国選での二重投票事件という珍現象も生んだ。この“重複問題”は1966(昭和41)年8月まで続いた。

 昭和の合併時に高校生だった馬籠地区の60代男性は「当時大人たちは集団狂乱のような状態だった。隣近所でもあいさつもしない人も出てきた。あんなことはもうこりごり」と話し、「前回の教訓もあり、今回の合併は比較的冷静にみんな対処していた。利口になったんです」と笑った。

 (石川 徹也)

 <平成の越県合併> 中津川市へ越県合併した長野県旧山口村は、00年度に将来の財政事情から「中津川市への合併」を視野に入れた活動を開始。03年4月に賛成派の加藤出氏(現中津川市議)が村長選で3選を果たし、合併が大勢に。04年9月、長野県の田中康夫知事は合併議案の同県議会提案見送りを表明して紛糾したが、同12月に県議会が議員提案して全国初の越県合併にこぎつけた。

2639とはずがたり:2006/07/21(金) 23:37:30
<東北・北海道>青森県

2006年7月20日(木)
「来年4月の合併は無理」平川市
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2006/0720/nto0720_14.asp

 平川市は二十日、田舎館村に対し、同村が要請していた二〇〇七年四月の合併はできないと伝えた。ただ、〇七年七月の市議会改選後に状況が変わる可能性もあるとして、合併の可能性が完全に消え去ったわけではないことを強調した。

 協議は村役場で非公開で行われ、同市から小野幸満助役、小田桐信勝副議長ら、同村から鈴木孝雄村長、阿部潤司議長らが出席した。

2640とはずがたり:2006/07/22(土) 02:09:27
<東北・北海道>福島県

市町村合併:本宮町と白沢村、合併協定に調印
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060715-00000084-mailo-l07

 本宮町と白沢村の合併協定調印式が14日、本宮町矢来の「サンライズもとみや」で行われた。両町村の臨時議会で、合併関連議案が可決されれば、8月上旬に知事に合併申請し、来年1月1日に県内13番目の市として「本宮市」が誕生する。昨年4月に施行された合併新法のもとでの新設(対等)合併としては、全国初となる見込み。
 式では、本宮町の佐藤嘉重町長と白沢村の岡部善宜村長が、合併協定書に調印した。両町村の臨時議会は26日に開かれる。合併後は、人口3万1367人(05年10月1日現在)、面積87・94平方キロ。本庁舎は現在の本宮町役場で、白沢村役場は総合支所となる。[松本惇]
7月15日朝刊
(毎日新聞) - 7月15日13時3分更新

2641とはずがたり:2006/07/22(土) 02:10:42
<東海>静岡県

市町村合併:中遠地区、袋井市と森町で−−県合併審作業部会、枠組みで合意
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060715-00000049-mailo-l22

 県市町村合併推進審議会は14日、県庁で作業部会を開き、中遠地区の新たな合併の枠組みを「袋井市・森町」の1市1町とすることで合意した。秋にも県の合併推進構想に追加される見通しとなった。合併方針を巡り地元で意見の割れている志太地区については、住民発議による法定合併協議会設置に向けた動きなどをみたうえで、改めて検討することとした。
 中遠地区では04年に旧袋井と浅羽、森の1市2町の合併協議から森町が離脱。1市1町で新袋井市となった経緯がある。しかし「両市町は行政、交流、文化圏が同一」など1市1町での合併を進めるべきだとの認識で5人の委員が一致した。
 一方、志太地区では、2市2町(焼津市、藤枝市、岡部町、大井川町)の住民が法定合併協設置のための署名活動に着手したことから、住民の意向を尊重する意見が大勢を占めた。署名活動は今月下旬から1カ月間行われる見通しで、この結果を見て判断する方針。
 西部地区では来月6日に町長選と町議選を実施する新居町について、新町長の意向を聞き検討することとした。[鈴木直]
7月15日朝刊
(毎日新聞) - 7月15日13時2分更新

2642とはずがたり:2006/07/22(土) 20:51:36

長崎県のちょっと前のニュース。数レス投下開始

<九州・沖縄>長崎県

大村市との合併協「反対」 東彼杵町、住民投票で過半数
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/gappei/kiji/2002/121001.html

[東彼] 大村市との法定合併協議会(法定協)設置の是非を問う東彼東彼杵町の住民投票は八日投開票が行われ、反対三千四百四十四票、賛成二千八百三十九票で反対票が有効投票の過半数を占めた。この結果、合併特例法の規定で大村市との法定協設置は見送られた。同町は既に、同じ東彼杵郡内の川棚、波佐見両町との法定協を設置しており、これまで町を二分してきた合併論議が決着、「東彼三町」の枠組みで合併協議が進むことになる。

 三月に改正された同法に基づき、議会で否決された法定協設置の是非を問う住民投票は県内初。全国でも徳島県宍喰町、宮崎県高岡町に次いで三例目だが、既に法定協参加が決定している自治体で、別の法定協設置を問うケースは初めて。

 東彼杵町は三月、川棚、波佐見両町と任意合併協議会を設置。東彼三町の枠組みによる合併を前提に協議していたが、「住民の意向が反映されていない」として東彼杵町の住民が反発。「東彼杵町・大村市合併推進会」(金井忠信代表)を設立して法定協設置を町に直接請求した。この動きに対して東彼三町の合併を支持する住民も「東彼三町合併推進会」(山田亀久男会長)を発足。東彼三町による法定協設置を直接請求した。

 二つの住民グループの直接請求を受け、東彼杵町議会は八月三十日の臨時会で二つの法定協設置議案を審議。「大村市」を賛成八、反対八、白票一(会議規則で白票は反対扱い)で否決、「東彼三町」を賛成一〇、反対七で可決した。

 しかし、大村市議会が九月定例会で東彼杵町との法定協設置議案を可決したため、大村推進会が住民投票を求める署名活動を開始。住民投票の実施請求に必要な有権者数の六分の一を上回る約三千人分の署名を集めて町に本請求し、今回の住民投票が実現した。

 投票結果は九日、町選管から池田優・東彼杵町長に報告され、役場前の掲示板に告示された。池田町長は「法の定めに従って公正に行われた住民投票の結果を尊重する。今後は町民の融和を図りながら東彼三町の合併実現に向けて努力したい」と話した。

 当日有権者数は七千六百十五人(男三千五百四十七、女四千六十八)、投票率は83・26%(男81・79、女84・54)=町選管調べ。

3町合併に全力を

 金子知事の話 今後は東彼杵町民が一つになり、東彼三町の合併協議に全力を注いでいただきたい。早い時期に合併が実現するよう心から期待している。

2002年12月10日長崎新聞掲載

2643とはずがたり:2006/07/22(土) 20:51:58
<九州・沖縄>長崎県

川棚町離脱
財政不安/どうなる住民サービス
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/gappei/kikaku7/01.html
<1>
 「地方の借金はこの十年で二倍になった。合併新自治体のまちづくり財源として特例的に起債が認められる合併特例債は、地方の借金体質を助長させるだけだ」

 そう考える東彼川棚町の竹村一義町長は、十月に突然、波佐見、東彼杵両町との法定合併協議会から離脱を表明した。「地味にやっていく慎重さが必要」。住民への離脱説明会では”倹約の必要性”を説いた。

 「理想的な合併モデル」(県関係者)に見えた東彼三町の枠組みの思わぬ破たん。合併を推し進める県当局の衝撃は大きい。

 「平成の大合併」は、台所事情が苦しい地方の財政基盤の強化に有効な選択肢とされてきた。昨年度の県内七十九市町村の普通会計決算によると、歳入構成比で最も大きいのは地方交付税の28・7%。次いで地方税20・2%、地方債12・9%、国庫支出金12・2%―と補助金、起債に依存しているのが現状だ。

 そんな状況下、川棚町だけが特別な存在ではない。町民一人当たりで、地方債残高は約四十一万円、行政経費は約四十四万円と、「借金もしっかりあるし、コストも掛かっている」(町民)。竹村町長も「この先ずっとやっていける状況にはない」と認める。だが「今回の合併は他の二町のために行う事業が多く、川棚にとっては住民サービス低下につながる」と強調する。

 これに対し他の二町や県は激しく反論する。「ピント外れの論理。合併は地方分権の受け皿づくりであり、合併しなかったらそれこそ住民サービスは低下する」―と。

 離脱表明後、川棚町議会での議論は盛り上がらず、町議それぞれの態度表明もあいまいなまま約二カ月がたつ。住民から「川棚町は、結論を遅らせることで期限内の合併をさせないつもりではないのか」との声も上がる。

 こう着状態にいら立つ波佐見町の一瀬政太町長は言う。「地方交付税が減る中、単独町のコスト削減には限界がある。合併して集約すべきを集約し、効率のいい行政に向けて行財政改革を進めておかないと、今後どこも立ちゆかない」

 県内の昨年度の地方交付税(市町村計)は、ピークだった二〇〇〇年度に比べ約二百二十億円減った。国の交付税特別会計は実質パンク状態ともいわれる。削減が続けば現行の行政サービス維持は難しくなる。単独で進む自治体も例外なく、さらなる経費の切り詰めが待ち受ける。

 村下晃県地域振興部理事は「川棚町は今の交付税の仕組みが続くという前提に立っているのではないか。そんな甘い予測は命取りになる」と指摘し、単独ならば相当の覚悟が必要とみる。

 離脱の理由に財政不安を挙げた川棚町。住民説明会で竹村町長は「行財政運営の見直しを進める」と語るが、具体的な施策については多くを語らない。

▼メモ
 2002年11月に東彼杵、川棚、波佐見3町で法定合併協議会を設立。計12回の会合で名称を「東そのぎ市」、新市事務所は川棚町―など39項目(全44項目)を確認。今年10月、竹村一義川棚町長が「新しい町づくりに期待が持てない」と離脱を表明した。

2003年12月17日長崎新聞掲載

2644とはずがたり:2006/07/22(土) 20:59:09
<九州・沖縄>長崎県

右往左往した田平町>>51 >>1630 http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/sasebomatuura.txt


田平町に不信感 青写真を描き得るか
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/gappei/kikaku5/03.html

 住民投票の結果を受け、北松浦一市五町の枠組みからの離脱を決めた北松田平町議会の十九日の臨時会。「住民投票の投開票前に町長が行った住民への説明は公平さを欠いていた」。松浦市との合併を推進してきた議員は、住民説明会での山崎雄士町長の言動に不快感をあらわにした。

 「この合併では町は寂れる」「自分は反対の立場だ」。これらの発言は、町内二十九カ所で開いた説明会で山崎町長自身が述べたものだ。

 「公平性は保った」と強調する町長だが、一年以上協議を重ねてきた一市五町合併協の他の首長らは「信頼感を損なう行為」と山崎町長の姿勢を強く批判する。周辺自治体の田平町不信は、同町の今後の合併の行方を左右しかねない。

 今後の対応について山崎町長は(1)平戸市方面との合併(2)江迎、鹿町との三町合併(3)単独生き残り―が考えられると、住民に説明する。しかし、松浦市などと合併協議を継続する方向の松田弘明江迎町長、宮田安猶鹿町町長は、「三町合併は現段階では難しい」と口をそろえる。

 両町は、かつて三町合併を申し入れ、田平町に「小さな枠組みは考えていない」と断られた経緯がある。加えて、北松浦一市五町で合併協議を進めてきた両町にとって、調印を目前に離脱した田平町との合併には腰が引けるからだ。

 もう一方の候補に上る平戸市。田平町議会は昨年、同市などとの合併方針をいったん決定したが、その後の住民アンケートで七割が松浦市などとの合併を望んでいるとして山崎町長が方向転換した経緯がある。

 白浜信平戸市長は「過去の経緯を含め町の真意がつかめない。あらためて住民の総意をくみ上げ、離脱後の方向性を打ち出してほしい」と注文を付ける。

 山崎町長はまだ、今後の態度を明確にしていない。町議や住民には「町長の本音は単独生き残り」「いや三町合併だ」「平戸との可能性が高い」などと憶測が飛び交い、今後の行方に暗雲が立ち込める。

 住民投票という民意を受け止め、離脱を決めた町長と町議会。だがこの先、青写真を描き得るのか。住民投票を中止する松浦市を含め、一市五町の混迷はしばらく続きそうだ。

(松浦支局・佐藤烈、江迎支局・古池基行が担当しました)

2003年11月20日長崎新聞掲載

2645とはずがたり:2006/07/22(土) 21:12:17
<九州・沖縄>長崎県

2004年
1/18小長井町の合併の是非を問う住民投票の結果「すぐに合併(62.7%)」「いずれ合併(23.7%)」「反対(13.6%)」
1/31小長井町長が辞職
2/24小長井町長選で合併推進の候補が(無投票)当選
3/2小長井町が協議会への再加入を申入れ
3/25小長井町が再加入

届かぬ民意/住民投票に活路求める<2>
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/gappei/kikaku7/02.html

 「町が単独でやっていくのは難しい。新法で合併といっても、合併は相手があってできること。自分のことだけを考えてもうまくいかない」。十日夜、北高小長井町の公民館で開かれた同町一市五町合併推進の会(小溝太会長)の懇談会。訪れた住民を前に、メンバーの一人が法定の県央地区合併協議会から離脱した町の対応を批判した。

 六月中旬、古賀忠臣町長が提案した脱退議案を議会が可決。同町は合併協議会から離脱した。「地域の民意をより反映させるために議員の在任特例を主張し、地域自治組織の設置を協議会で求めたが、受け入れられなかった」というのが理由だった。

 同町や議会は「一市五町の枠組みの合併では周辺部に位置する町が寂れることになり、公共料金の住民負担も重くなる」などと強調、脱退への理解を住民に求めた。

 さらに、地方制度調査会の答申で、二〇〇五年四月以降の合併について地域自治組織の設置など新たな方向が示された点を挙げ、古賀町長は「合併は地域の文化、歴史や伝統を大切にするものでなくてはならない。地域の自治、良さを法律で認めようという新法での合併が望ましい」との考えを示した。

 これに対し、「住民を無視した議決」と脱退に反対する町民が結成した冒頭の合併推進の会。一市五町の合併の是非を問う住民投票条例の制定を求め、署名活動を展開。有権者の三分の一以上の約二千人分を集め、九月初めに請求した。

 「町長や議員は表向き地域のためと言うが、自らの保身が目的ではないのか」と指摘。住民投票の実施は決まったが、同会が六十日以内で提案した実施期限が九十日以内と修正されたことにも「先送りによる時間稼ぎ」との不信感が募る。

 同会は二十日ごろまで懇談会を町内の計十カ所で開催。合併が避けて通れない状況を説明、合併特例債による財政援助が〇五年四月以降はなくなることを例に挙げ、「先延ばししても条件は厳しくなるばかり」と訴える。
 一方、脱退支持派の町民は今月上旬、同町の将来を考える住民の会(神尾正幸会長)を結成。発起人には商工会や漁協など各種団体の役員が名を連ねた。「一市五町の合併では住民に重い負担と不便、不安をもたらす」と指摘する。

 合併問題をめぐって大きく揺れる小長井町。地域の将来を熟慮した上で決断しようと独自の道を模索する考え方と、周辺の市町との関係も含めて現実的な対応を求める意見の溝は深い。

▼メモ
 県央地区1市5町合併協議会(当時)で、議員の取り扱いの論議が佳境を迎えていた6月13日、小長井町議会は脱退議案を可決。協議会に復帰すべきかどうかを問う住民投票は来年1月18日までに実施されるが、日程はまだ示されていない。

2003年12月18日長崎新聞掲載

2646とはずがたり:2006/07/22(土) 21:13:39
<九州・沖縄>長崎県

小値賀町脱退離島の苦悩/課題山積 見えない利点<3>
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/gappei/kikaku7/03.html

 「町づくりには住民の意思が尊重されなければならない。単独で生き残る思いに変わりはない」。九月十七日の北松小値賀町議会。議員の一般質問に答えた山田憲道町長は、佐世保市などとの合併問題に対する自らの思いを、苦渋の表情で語った。

 小値賀町は佐世保市の西約七十キロに浮かぶ十七の小離島群。約三千六百人が暮らす。消防などの広域行政のほか、交通アクセスや買い物などの面で、わずか南に位置する上五島地区より佐世保市との結び付きが強い。

 だが、同町は十月、佐世保市と宇久町の一市二町でつくる任意合併協議会を離脱した。

 任意協が今年一月にまとめた中間報告書は、一市二町で合併した場合▽宇久、小値賀両町で計八十七人の役場職員の減員が必要▽定期航路維持のための国や県の補助が減り、新たな負担が発生する▽慢性的な医師不足の悩みを合併新市が抱え込む―など、さまざまな課題を浮き彫りにした。

 一市二町で小値賀町の占める人口は約1・4%。厳しい財政状況下、合併後の予算配分の行方は未知数で、現在の規模の予算が住民のために使われる保証はない。さらに、予算の使途を自ら決める“自治権”すら失う。合併のもたらす利点がほとんど見えないことが任意協離脱の背景にある。

 一方で、国の交付税削減など将来の財政不安が現実として迫り、住民には「本当に単独でやっていけるのか」との不安も渦巻く。合併を求める住民らは「小値賀の合併を考える会」を発足させ、町への合併協設置請求の手続きを進めている。

 佐世保市との合併を進める宇久町の田中稔町長は「町単独では必ず立ち行かなくなる。小値賀町は法定協まで立ち上げて話し合いを続けるべきだった」と話す。

 こうした流れを踏まえ、小値賀町は歳入の約半分を占める交付税支給額が、二〇〇二年度の約二十億八千万円から一四年度には約37%減の約十三億円に減ると想定。町の借金に当たる公債費の返済が〇五年度をピークに減ることや現在の現金・基金計約十九億円を有効運用。職員数を現在の九十八人から十六人減らし、事業の民間委託や徹底的な経費削減で難局を乗り切る構えだ。

 「合併するも地獄、せずとも地獄。ならば、小さくとも自らの手で町づくりができる単独生き残りが住民のためになる」。山田町長の決意は固い。

▼メモ
 今春の統一地方選で実施された町長選で、合併反対派が推した山田憲道氏が初当選。町側は単独での財政計画を取りまとめ、10月11日までに町内14カ所で説明会を開催。同月下旬、佐世保・宇久・小値賀任意合併協議会から離脱した。

2003年12月19日長崎新聞掲載

2647とはずがたり:2006/07/22(土) 21:15:28
<九州・沖縄>長崎県

佐々谷は結局佐々町を除いて佐世保市に編入。

吉井町長辞職枠組み選択/「本土」での難しさ象徴<4>
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/gappei/kikaku7/04.html

 「問題を解決しないまま辞めることをおわびしたい」。市町村合併問題をめぐる混乱が、町長の辞職劇にまで発展した北松吉井町。上林宏前町長は今年九月の辞職会見の席で、事態を収拾できなかった無念さをにじませた。

 同町の合併論議は、合併相手を佐世保市にするか、近隣町の佐々谷(佐々、小佐々、吉井、世知原)とするかで町を二分。上林氏は、佐々谷派がわずかの差で勝利した一度目の住民投票を基に、その作業を進めた。

 しかし、上林氏の佐々谷合併に反対する住民グループは、町長解職(リコール)請求運動を展開し、事態収拾のために町長が提案した二度目の住民投票の実施も議会が否決。上林氏は「打つ手がなくなった」などとして辞職に追い込まれた。

 佐世保市合併派は、介護保険料や水道料などの住民負担が軽くなり、保育料は平均的家庭で年四万円以上軽減されるなどと、財政基盤強化による利点を強調。一方、佐々谷派は財政面よりもむしろ、地域のつながりを重視。「財政状況の厳しさは国も県も佐世保市も同じ。それなら、行政が身近で住民の声が届きやすい合併をすべきだ」と訴え、小さな合併のメリットを主張する。

 過熱する論戦は、行政側の情報提供の少なさも手伝い、感情的な対立をもたらした。「どちらを選んでいいかさっぱり分からない。町と議会はリーダーシップを発揮し、混乱を収拾させてほしい」。不毛の中傷論議に嫌気が差した住民も多かった。

 十月の出直し町長選は、佐世保市合併派の和田隆氏と佐々谷派の対立候補の一騎打ち。枠組み選択の住民投票の様相も加わり、和田氏が激戦を制した。和田新町長は「(人口約二十四万人の佐世保市に対し)佐々谷(四町で約三万二千人)では地方分権の受け皿として人口規模が小さすぎ、財政的に立ちゆかなくなる」とし、公約通り佐世保市との合併を進める。

 吉井町の混乱は、地理的に限定された離島と違い、枠組みの選択が可能な「本土合併」の難しさを象徴する。同町は今秋、佐世保市との合併協議を再開する一方、佐々谷三町合併協からの離脱を決めた。合併の方向性は定まったかにみえるが、佐々谷合併にこだわる住民グループが世知原町との合併を目指す新たな動きもあり、混乱の火種はくすぶり続ける。

 「住民の幸せとは何か」。明確な解答を見いだせないまま、吉井町の苦悩は続く。

▼メモ
 合併の枠組みを争点にした10月19日の町長選で、佐世保市との合併を公約に掲げた和田町長が、93票差で対立候補を破り初当選。これを受け、佐々、小佐々、吉井の各町議会は19日までに、佐々谷3町合併協議会の廃止議案をいずれも可決、25日付で解散する。吉井町は世知原町とともに佐世保市への編入合併の作業を進める。

2003年12月20日長崎新聞掲載

2648とはずがたり:2006/07/22(土) 21:17:30
<九州・沖縄>長崎県
長崎県は合併が進んだ県だが,県の強力な後押しも結構効いたか?
●県は一九九九年、全国の都道府県で最も早く市町村合併推進室を設置。表向きは「市町村の自主的判断」としながらも、実際はさまざまな形で市町村に一定規模の合併を迫ってきた。
●三原(口之津)町長も南有馬町との二町合併を目指したが、「規模が小さい」とみる県は合併重点支援地域の指定を保留。事実上、枠組みの変更を求めた。

合併混迷 揺れる枠組み
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/gappei/index.html
1、川棚町離脱 >>2643
2、小長井町離脱>>2645
3、小値賀町脱退 >>2646
4、吉井町長辞職 >>2647
5、民意尊重
6、離脱連鎖(完)
(2003年12月17日〜12月22日)

迫る期限/不安置き去り 結論急ぐ県<6完>
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/gappei/kikaku7/06.html

 今月一日、県庁の特別応接室。南高口之津、南有馬の二町を加え八町で再スタートした雲仙地域合併協議会の町長らが顔をそろえた。県に支援を求める町長らに金子知事は「ここ(島原半島南部)は(法定協設置が)難産だったからあとは大丈夫でしょう」。懇談は和やかな雰囲気で終始した。しかし、県庁を後にする三原松朗口之津町長の顔に笑顔はなかった。「合併を進めたい県のプレッシャーは強いよ。でも合併できるかどうか分からんさ」

 県は一九九九年、全国の都道府県で最も早く市町村合併推進室を設置。表向きは「市町村の自主的判断」としながらも、実際はさまざまな形で市町村に一定規模の合併を迫ってきた。三原町長も南有馬町との二町合併を目指したが、「規模が小さい」とみる県は合併重点支援地域の指定を保留。事実上、枠組みの変更を求めた。

 二〇〇二年度の市町村の普通会計決算によると、合併協議会から離脱を決めた北高小長井、北松小値賀、田平の三町は、町職員らの人件費が町の税収額を上回る。小値賀町は税収一億七千万円で、人件費は六億一千万円。田平町は五億二千万円の税収に対し、人件費が六億二千万円といった具合だ。

 さらに国の三位一体の改革が実施されれば、税源移譲に伴う税収の増額よりも国の補助金削減額が大きくなる。その差額は県内七十九市町村合わせて約二百八億円(県試算)にも上り、県には「将来の自治体運営のため合併は避けて通れない」と映る。

 手厚い財政措置という“飴(あめ)”を見せながら、〇五年三月末の合併特例法の期限までに合併を求める国や県。各地の合併議論は、予想されるさまざまな不安を払しょくできないまま結論を急いだ。

 そして、この不安は論議が佳境に入る段階で増幅し、合併協議からの離脱という形で次々に表面化した。「先を焦って終点がどこか分からない始発列車に乗る必要はない。行き先がはっきりしてから二番列車に乗ればいい」。小長井町の古賀忠臣町長の言葉は県にも向けられている。

 タイムリミットが刻一刻と迫る中、相次ぐ市町村の“造反”に県はいら立ちを募らせる。横田修一郎地域振興部長は「アクセルを踏むよう助言はできても、強引に引っ張ることはできない」と話す。

(報道部・西村伸明、里崎尚子、諫早支局・三浦祐二、江迎支局・古池基行、東彼支局・豊竹健二、上五島支局・五反田克彦が担当しました)

▼メモ
 県内79市町村のうち96・2%に当たる76市町村が法定もしくは任意の合併協議会を設置している。このうち、北松田平町は、町議会で北松浦1市5町合併協からの離脱を可決、東彼川棚町も東彼3町合併協からの離脱を表明している。県は76市町村のうち、14地域71市町村を合併重点支援地域に指定している。

2003年12月22日長崎新聞掲載

2649とはずがたり:2006/07/22(土) 21:21:44
<九州・沖縄>長崎県佐々町

合併の破綻が批判されて町長が交代したのだから佐世保との早期合併派は惨敗してる様だが,寧ろ関氏こそ慎重なる合併推進派でしかも周囲に合併先は佐世保しか残ってないのだし佐世保との新法下での合併を目指しながら進んで行くことになろう。

関氏が初当選
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/2005/saza.html

 ◇佐々町長選開票結果
(選管最終)
当4,197 関  耕二 64 無新
 3,009 大瀬康政 65 無前
  637 草野淨治 56 無新
[江迎] 町長と全町議の辞職に伴う北松佐々町の出直し町長選と町議選は二十六日投開票され、町長選は小佐々町との合併破たんで失った信頼回復を訴えた新人で元町議の関耕二氏(64)=無所属=が、町単独での行政運営を主張した前町長の大瀬康政氏(65)=同=と、佐世保市との早期合併の実現を目指した新人で農業の草野淨治氏(56)=同=を破り初当選した。

 関氏は告示前から各地区で囲む会を開き、告示後も個人演説会などで町を取り巻く状況や将来の財政見通し、地域振興策などを力説、支持を訴えた。町の元助役や元収入役らがそろって推薦したのをはじめ、元衆院議員らの応援も受け、大瀬、草野両氏を退けた。

 また、定数を一六から一三に削減して実施された町議選は、辞職した前職十一人と元職一人、新人一人が当選した。

 佐々町は小佐々町との合併協議を進めたが破たん。これを受け先月十七日、大瀬氏は「単独の町政運営を選んだことについて住民の信を問いたい」として町長を辞め、同時に町議全員も「町政運営の正常化を早期に図りたい」と辞職していた。

 当日有権者数は一万八百七人(男四千九百四十八、女五千八百五十九)、投票率は町長選、町議選とも74・08%(男71・65、女76・14)だった=町選管調べ=。

民間投入し財政改革

 関 耕二氏の話  失った町内外の信頼回復に努める。民間を投入して行財政改革を進め、他自治体から佐々と合併したいと思ってもらえるような町づくりを進めたい。

<略歴>  農業委員(議長、町PTA連合会長、県立北松南高同窓会長)県立北松南高卒、当選1回

2650とはずがたり:2006/07/22(土) 21:27:28
<九州・沖縄>長崎県
>>2642-2650
>合併に至らなかった自治体

佐々町・江迎町・鹿町町…様々な枠組み(平戸・松浦・佐世保・佐々谷)が乱れ飛んだ地区。最終的に江迎は平戸地区との合併を申し入れるも時間が無く断念,その後佐世保との合併派の町長が当選。鹿町も佐世保に合併を申し入れ。佐々も合併協議破綻時の町長が落選。

小値賀町…似た境遇の宇久は佐世保へ合併を選択

波佐見町・川棚町・東彼杵町…3町で東そのぎ市の予定が,川棚町が反対で瓦解。東彼杵町は大村市との合併構想もあった。

長与町・時津町…西彼町,多良見町等が加入を検討した事もあるが,長与町・時津町・琴海町の3町で合併協議。協議は長崎市の妨害(合併後に新市で消防本部を立ち上げるまでの期間,現行通り長崎市への消防救急業務の委託継続を長崎市に要望,長崎市は消防救急業務は合併新市の固有の事務として拒否)等に拠って破談。琴海町は長崎市と単独で合併へ。

市町村合併
今後の市町合併を協議 県推進審議会が初会合
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/gappei/kiji/2006/072201.html

 昨年四月施行の合併新法に基づき県が設置した「県市町合併推進審議会」(委員長・横道清孝政策研究大学院大学教授)の初会合が二十一日、長崎市大黒町のホテルニュー長崎であった。

 委員は学識経験者や合併市町の首長、経済労働関係者、住民団体の代表ら十二人。県内七十九市町村が二十三市町に再編された「平成の大合併」以降の合併の進め方や枠組みなどを話し合い、県に答申する。県は答申を踏まえ、「合併推進構想」を策定する。

 金子知事は「さまざまな経過をたどり合併に至らなかった自治体もあるが、単独の町の財政は厳しい。国が思い切った改革を進めようとする動きもあり、ますます大変になる。合併推進に県としてどんなバックアップができるか、どんな施策が必要か審議してほしい」とあいさつ。委員に委嘱状を手渡した。

 事務局の県市町振興課が合併新法の概要と基本指針、合併特例法下での全国、本県の市町村合併の推進状況などを説明。当面の審議対象になる未合併地域について「来春の統一地方選後に合併の動きが活発化するものと考える。その動きに応じて合併推進構想を策定したい」と見通しを示した。委員からは「合併特例債の使い道の例は」「既に合併したところは論議の対象にしないのか」などの質問があった。

 第二回会合は十月ごろ開く予定。

2006年7月22日長崎新聞掲載

2651とはずがたり:2006/07/23(日) 02:38:44
<九州・沖縄>佐賀県
>>2627
>解散の要因となった「都市計画」「土地改良事業の農家負担」など6項目
協議の内容は此に尽きるな

市町村合併:1市3町が初の任意協、来年10月1日で合意 新市名は佐賀市に /佐賀
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060712-00000261-mailo-l41

 佐賀市と川副、東与賀、久保田3町の第1回任意合併協議会が11日、佐賀市であり、07年10月1日の合併で合意した。また、新市の名称を「佐賀市」、新市役所を現在の市庁舎とすることを承認した。任意協はあと2回開かれる予定。
 旧佐賀市と3町はいったん1市6町の枠組みで合併を目指したが、3町と他市町が合意できず、03年末に解散。今回の任意協では、解散の要因となった「都市計画」「土地改良事業の農家負担」など6項目について、小委員会で調整を図ることにしている。
 小委員会にかける項目のうち、議員の定数・任期については、特例措置なし(定数38)の場合と定数、在任特例を適用する場合の計5パターンが示された。特例なしの財政節減効果は10年間で16億4300万円。特例を手厚くするほど効果は小さくなり、県庁所在市の編入合併では、定数特例の適用が多いことが報告された。[姜弘修]
7月12日朝刊
(毎日新聞) - 7月12日16時1分更新

2652とはずがたり:2006/07/23(日) 02:41:24
<近畿>奈良県

裁量なのか。

都市計画税を回避−合併新市の宇陀と葛城
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060711-00000008-nara-l29

 市町村合併で誕生した新市の宇陀市と葛城市は、平成19年度以降も、都市計画税を徴収しない公算が大きいことが10日、分かった。同税は市町村の裁量で導入を決定でき、都市計画事業の費用に充当する目的税。県内の市部では香芝市を除く9市および4町が課税し、県内合計で年間約93億円分の財源につながっている。

 都市計画法に基づく市街化区域内の土地や建物の所有者が納税義務者。自治体の自主財源の一部を構成するが、これまでの市町村合併の協議においては、国が「高い行政サービス、低い住民負担」などの非現実的な理想を提唱し、俎上(そじょう)にはあまり乗らなかった。
(奈良新聞) - 7月11日11時14分更新

2653とはずがたり:2006/07/23(日) 09:18:20
<北関東>茨城県

「解散の住民投票やめて」 在任特例の市議が提訴
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060713-00000231-kyodo-soci

 3町村が合併した茨城県桜川市の議員数が多すぎるとして、住民の直接請求で市議会解散の是非を問う住民投票が決まったのに対し、解散に反対する今井房之助議長ら市議8人が13日までに、市選挙管理委員会に住民投票実施の事務作業を差し止めるよう求め水戸地裁に提訴した。
 合併後も一定期間、議員資格を失わない在任特例をめぐっては、地方自治法に基づく住民投票で議会が解散に追い込まれる例が各地で相次いでいる。総務省合併推進課によると、住民投票の阻止を狙って議会側が提訴するのは極めて異例という。
 市議らの代理人弁護士によると、3町村の合併協議会で在任特例の適用が了承され、市議としての任期が来年9月末まで保障されており、市議らは「合併後の政治状況に変化がないのに、解散を求めるのはおかしい」と主張しているという。
(共同通信) - 7月13日23時24分更新

2654とはずがたり:2006/07/23(日) 12:14:57
<中国・四国>山口県

広域合併にあらずんば合併にあらずか!?(゚Д゚;)やるねぇ・・
>対象は下関、山口、萩、岩国、長門、周南の六市と周防大島町。柳井、光市など二自治体が合併した四市は外した。
柳井,光,宇部,山陽小野田もこれに奮起し更なる合併に邁進すべし。美祢の3市町合併は大丈夫だよね。
ex. 厚狭市=宇部市+山陽小野田市,柳井市=柳井市+平生町,光市=光市+田布施町

「大合併」7首長と懇談 山口知事'06/7/22
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200607220047.html

 山口県は、三自治体以上の広域合併で誕生した県内七市町の首長と二井関成知事との懇談会「やまぐち夢づくりミーティング2006」を二十五日、周南市の県周南総合庁舎で開く。「平成の大合併」による市町の広域化を受け、「一体感のあるまちづくり」「権限移譲の推進」をテーマに意見交換する。

 対象は下関、山口、萩、岩国、長門、周南の六市と周防大島町。柳井、光市など二自治体が合併した四市は外した。

 懇談会では、中山間地域、中心市街地の振興が焦点となりそう。県は、行政改革の主要な課題の一つとしている権限移譲について方針を説明し、理解を求める。いずれも知事とフリートークで進める。

 県は、知事が首長、住民代表と懇談する「21世紀パワーアップサミット」を一九九七年度から年四カ所で開催。八圏域を二年で一回りする形で、二〇〇三年度まで続けたが、合併の進展に伴って休止した。

 県地域政策課は「新たな形で今回の懇談会を継続させていきたい」としている。(西山文男)

2655とはずがたり:2006/07/23(日) 14:08:49
<九州・沖縄>熊本県

実現すりゃ文句なしに政令指定都市だがね。

熊本都市圏及び政令指定都市についての研究会
http://www.city.kumamoto.kumamoto.jp/Content/web/asp/kiji_detail.asp?LS=109&amp;ID=3108&amp;pg=1&amp;sort=0

参加自治体:熊本市, 宇土市, 宇城市, 合志市, 下益城郡 富合町,玉名郡 玉東町(途中迄オブザーバー参加),鹿本郡 植木町,菊池郡 大津町,菊陽町,阿蘇郡 西原村,上益城郡 御船町,嘉島町,益城町,甲佐町,山都町←すげえ

推定人口: 1,024,596

会長に幸山政史熊本市長、副会長に田口信夫宇土市長、荒木泰臣嘉島町長

2656とはずがたり:2006/07/24(月) 11:11:38
<九州・沖縄>宮崎県

合併反対派の鈴木氏が当選したとはいえその得票は1/3強と云ったところ。

鈴木氏が再選 串間市長選
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/20060724/20060724_005.shtml

 任期満了に伴う宮崎県串間市長選は、23日投開票され、現職の鈴木重格氏(67)=無所属=が、新人で元串間市議の福添忠義氏(63)=無所属=と新人で前串間市教育長の岩下斌彦氏(60)=無所属=を破って、再選を果たした。

 選挙戦は周辺の1市2町(日南市、南郷町、北郷町)との合併問題が争点。鈴木氏は「合併反対」を公約に掲げ、職員削減など行財政改革の実施による市政の継続を訴えて、幅広い支持を集めた。

 福添氏は「市民参加の協議会で議論し、住民投票を実施」と中立的立場で主張を展開、「合併推進」の岩下氏は第1次産業の活性化などを訴えたが、ともに鈴木氏に及ばなかった。

 投票率は80.79%。当日有権者数は、1万8702人(市選管調べ)。

■串間市長選 (開票終了)
当 鈴木 重格 無 現     5,630
  福添 忠義 無 新     4,870
  岩下 斌彦 無 新     4,475

鈴木重格(すずきしげのり) 67無現(2) 
農業(宮崎県議会副議長、県監査委員、串間市議)南方、福島高

 =2006/07/24付 西日本新聞朝刊=
2006年07月24日01時00分

2657とはずがたり:2006/07/24(月) 15:16:05
<東北・北海道>秋田県

湖東町構想(五城目・八郎潟・井川)

元々地域の中心であった五城目(現八郎潟駅は元々五城目駅を名乗る。五城目警察暑は周辺地域を含めた潟上市、五城目町、八郎潟町、井川町及び大潟村 の1市3町1村を管轄)であったが鉄道の経路から離れたせいもあってか次第に低迷傾向にあり,求心力が足りない様である。

http://ja.wikipedia.org/wiki/南秋田郡

八郎潟町、五城目町、井川町は当初3町で合併し『湖東町』を誕生させる予定だったが、井川町の自立を表明後、八郎潟町もアンケートで自立を支持する住民が多数を占めたため、五城目町も自立やむなきに至り、昭和の大合併以来の悲願であった湖東3町の合併は自然消滅した。

三町間で合意に至らなかった主な協定項目
http://www.cs.town.gojome.akita.jp/gojome/yakuba/gyosei_gapei.htm

新町の事務所の位置

 本庁・支所方式が提案され本庁は五城目町と想定して協議を進めてきました。
 しかし、支所となる八郎潟町・井川町の住民サービス低下が懸念されるため、支所の権限(権限を持つ支所長を置くなど)を検討する必要があるとの意見が出され継続協議となりました。

財産と債務の取り扱い

 五城目町開発公社に関する意見がいろいろ出されたことから、財産と債務の取り扱いと切り離して協議することとしました。
 財産と債務の取り扱いについてはおおむね確認されましたが、平成16年11月末における町税の徴収状況について説明してほしいなどとする意見があり、継続して協議することとなりました。

一般職の職員の身分の取り扱い

 五城目町の正職員・臨時職員数が類似団体と比較して多いとの意見が協議会で出されました。
 比較された類似団体の職員数は、人口、産業構造を基準としており、面積は一切考慮されていません。
▼類似団体の平均総面積 79.56km2
▼五城目町の総面積   約252km2
 町土の広い五城目町にとって、現状を考えると、職員数は決して多いものではありませんが、二町の意見などを聞き、その中で職員数の削減を図っていくことで協議を進めてきました。
 そして、五城目町では職員削減計画を協議会に提出しましたが、井川町から理解を得られず、さらなる削減計画を示すべきとされ、新たな計画を準備しましたが井川町が離脱を表明したことから協議を進めることができませんでした。

開発公社の取り扱い

 町開発公社では、町の政策を推進していくための土地の先行取得を行い、買った当時の価格で1億3,400万円分を保有しています。
 八郎潟町・井川町に町で保有している土地は多数ありますが、公社が存在せず、当町のような形で土地を保有していないことから、さまざまな質問や意見が出されました。
 また、町の公共施設(五城館・赤倉山荘・悠紀の国五城目など)の管理は、年間約7,100万円で開発公社に委託をしています。
 公共施設は町が建設し、町直営で管理運営をしていましたが、管理に人件費が高くつくことなどから、開発公社に委託していました。
 協議会では、土地取引部門も含め、公社を改善、改革すべきとの意見が出され、当町では両町の意見を聞き、「恋地山荘とスキー場とリバーサイド磯ノ目の管理委託を廃止し、町直営にする」、「45人いる職員を35人に削減する」とした経営改善計画を提出するとともに、12月議会で公社が保有する土地を町で購入することを決定しました。しかし、公社は解散すべきであるなどの意見が出され継続協議となりました。

2658とはずがたり:2006/07/24(月) 17:53:03
<北関東>茨城県→この辺は首都圏とした方が適切かも

合併推進派が当選した模様。

選挙:利根町長選 前職、新人の2人が届け出−−告示 /茨城
http://64.233.167.104/search?q=cache:4v43o3wdwgAJ:headlines.yahoo.co.jp/hl%3Fa%3D20050720-00000125-mailo-l08

 利根町の町長辞職に伴う出直し町長選が19日告示され、住民投票実施直前に辞職した前町長、遠山務氏(54)と、町長解職請求した住民団体が擁立する新人の前町議、井原正光氏(63)の2人が立候補を届け出た。いずれも無所属で、前職、新人の一騎打ちとなった。
 遠山氏は午前10時から同町四季の丘の事務所で出陣式。集まった支持者らを前に「行財政改革がやりやすい30万都市の実現を目指すとともに、福祉や教育、少子化問題などにも取り組みたい」と支持を訴えた。
 井原氏は午前10時、同町横須賀の選挙事務所で「新しい利根町を創る住民の会」メンバーや支持者を集めて出陣式。前町長を批判したうえで「来年度内に(竜ケ崎市との)合併を実現させたい」と強調、支持を求めた。
 投票は24日、町内13カ所で行われ、同日午後8時50分から町役場1階多目的ホールで即日開票される。有権者数は1万5991人(18日現在)。[宍戸喜四郎]
………………………………………………………………………………………………………
 ◇利根町長選立候補者(届け出順)
 遠山務(とおやま・つとむ)  54 無前(2)
金物販売業▽町社福協会長[歴]町議▽町長▽土浦日大高
 井原正光(いはら・まさみつ) 63 無新
農業[歴]町経済課長▽町農業委員▽町議▽竜ケ崎一高

7月20日朝刊
(毎日新聞) - 7月20日16時15分更新

2659とはずがたり:2006/07/24(月) 22:58:41
<東北・北海道>北海道

全国首長アンケート 「合併さらに」3割 全国で2番目の低水準 道内  2006/07/24 06:56
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&amp;d=20060724&amp;j=0023&amp;k=200607247519

 全国市町村長に対する共同通信アンケートで「市町村合併をさらに進めるべきだ」と答えた割合は、道内に限れば29%にとどまり、全国平均の48%を大きく下回った。これは鳥取県に次いで全国二番目の低水準。道は現在の百八十市町村を五十九に再編する構想を進めているが、道内自治体の合併機運は盛り上がりを欠き、「平成の大合併・第二幕」の前途多難ぶりが浮かび上がった。

 今年三月までの「平成の大合併」に対する評価も、道内では「評価しない」「あまり評価しない」が計35%(六十三市町村)と、全国平均の計21%に比べ、合併に否定的な見方が多かった。

 具体的な取り組みについて「周辺自治体と協議したがまとまらなかった」と答える自治体が全国で三番目に高い64%に達し、合併問題に関する「協議疲れ」も見え隠れする。

 一方、道州制導入の是非に関しても賛成は62%と、全国平均の67%より低く、高橋はるみ知事が「道州制特区推進法案を通じて道州制の先兵役を果たす」と意欲的な割には、物足りない数字だった。

 地域経済の今後の見通しについて「悪くなる」「どちらかといえば悪くなる」と答えた割合は計83%と全国で最も高く、道内景気の回復の遅れを象徴する結果となった。

 自治体の存続について不安を感じている割合は98%で、「少子高齢化による人口流出」「地方交付税の削減」を理由として挙げる自治体が目立った。

2660とはずがたり:2006/07/24(月) 22:59:24
<東海>静岡県

規模拡大「必要」8割 県内市町長合併アンケート
http://www.shizushin.com/local_politics/20060724000000000007

 静岡新聞社が共同通信社の全国首長アンケート(5―6月実施)の一環として県内42の全市町長に自治体の将来像を尋ねたところ、8割が合併による規模拡大が必要と考えていることが明らかになった。「現状が適当な規模」の回答は5人に1人。「東部にも政令市が必要か」の問いには半数を超える58%が「必要」と答え、将来的に“県内3政令市”の構図を描く市町長が多いことも分かった。
 平成の大合併で県内の市町村数は74から42に再編された。引き続き、合併新法の下で島田市・川根町など第2幕の作業が動き出している。アンケート結果からは、急激な少子高齢化や地方財政のひっ迫で、多くの市町長がさらなる合併が避けられないとの認識を持っていることが浮き彫りになった。
 将来の自治体規模の質問には40市町長が具体的に回答した。「中核市(30万人以上)を目指して合併した方がよい」は4人に1人の10市町。このうち、志太地域は大井川町が「政令市を目指して」としたほかは藤枝、焼津市、岡部町がそろって「中核市」と答えた。
 「人口10万人超まで増やすため合併した方がよい」が8市町、「政令市」6市町、「人口を2倍程度まで増やす」5市、「1・5倍程度」1市、「5倍程度」1町。賀茂地区は南伊豆町が「現状が適当」とし、下田市が「2倍程度」、西伊豆町が「5倍程度」とともに約5万人を想定した以外は、東伊豆、河津、松崎町がいずれも「10万人超」と同じだった。
 「現状が適当」の回答は9市町(22%)で、東部・伊豆地域が6市町を占めた。川根本町は「しばらくの間、10年」とただし書きを付けた。
 一方、政令市についての質問では、回答した38市町のうち、「東部にも必要」と答えたのは22と最も多かった。「中・西部の2つで十分」は14、「1県に2政令市は多すぎる」は伊豆地区の2町だった。
 「概ね10年後をめどに政令市を目指す」ことで合意している「東部広域都市づくり研究会」を構成する5市4町(沼津、三島、裾野、御殿場、伊豆の国市、函南、清水、長泉、小山町)のうち、「東部にも必要」と答えたのは、御殿場市と函南、小山町を除く4市2町と全体の3分の2を占めた。

2661とはずがたり:2006/07/24(月) 23:38:30
<東海>静岡県

高齢だし散々ゴタゴタしたんだから親戚に云われたぐらいで翻意するなよなー。
浜松派が分裂では湖西派が勝利は間違いないなぁ。。

新居町長選・公開討論会 3氏「将来像」熱く
http://www.shizushin.com/local_politics/20060724000000000011

 合併先が争点の新居町長選に立候補を表明している前町長古橋武司氏(76)=浜松市との合併推進=、前町議会議長中嶋正夫氏(67)=湖西市との合併推進=、前町議片山元宏氏(64)=浜松市との合併推進=の公開討論会(浜名湖青年会議所主催)が23日、町民センターで行われ、立候補予定者3人は町の将来像などについて持論を述べた。
 中嶋氏は「湖西市の制度を継承、拡充し、子育て支援、企業誘致、高齢者福祉施策を進めていく。工業のまち湖西と文化のまち新居を融合させ、新しい街を作りたい」と主張した。
 片山氏は「観光開発に力を入れていく。オリーブの木を植え、オリーブの町にしたい。浸食の進む海岸、松くい虫被害が目立つ松林の復元も行いたい」、古橋氏は「南浜名湖をリゾート地として開発したい。体育館の耐震化、温水プールの修理も進めていく」と将来像を語った。
 行政改革の手法として片山氏は「町長の給与減額、補助金の見直し」、中嶋氏は「町営施設の見直し」を挙げ、古橋氏は「合併が究極の行財政改革」と述べるにとどまった。※

「浜松派」一本化、不調か
 合併先が争点になっている新居町長選で、浜松市との合併推進を掲げた前町長古橋武司氏(76)と前町議片山元宏氏(64)の一本化に向けた動きが水面下で続いていたが、両候補とも公開討論会に出席し、出馬の意思を一般町民に示したことで、不調に終わる公算が大きくなった。
 古橋氏は20日、支援者の1人に「(浜松派が)勝つために立候補を辞める」と伝え、一本化が成立すると見られていたが、古橋氏はその日のうちに翻意。片山氏は古橋氏が一本化に応じる可能性があると考え、22日にも面談したが、かなわなかった。
 関係者によると、古橋氏は親族から、「ここで引けば、ひきょうだ。降りてはいけない」と激励を受けたことを背景に1度は取りやめようとした立候補を再度、決意したという。片山氏は「自分が当選したら、古橋氏の協力を得て、合併に向けて進んでいきたい」と協調を呼び掛けていた。
 一方、湖西市との合併推進を掲げる中嶋正夫氏(67)は、自動車関連の有力企業に協力を要請した。中学時代の同級生、中小製造業などに働きかけ、支持層拡大に努めている。

2662とはずがたり:2006/07/25(火) 10:00:42
<中国・四国>愛媛県

結局,硬直した状況は動かず・・。

2006/07/24(月)
松野町長、リコール結果受け町職員に抱負
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20060724/news20060724003.html

 北宇和郡松野町長解職請求(リコール)投票から一夜明けた24日、続投が決まった岡武男町長が登庁。町職員会で「介護や環境など広域の問題が多く鬼北合併を元のさやに戻すべきと思っており、町民に納得してもらった上で進めていきたい」と抱負を述べた。
 職員約70人が出席した。岡町長は「混迷した合併問題を解決するのは並大抵のことではないが、成し遂げたい」と決意を表明。「(リコールに賛成した)約1500人の中には宇和島合併を要望する声もあり、どうしても決まらなければ最後の手段として住民投票をやらざるを得ないだろう」との考えを示した。
 最後に「行政として大事なことは住民サービスの向上であり、皆さんの力を借りてやっていきたい」と締めくくった。

2663とはずがたり:2006/07/25(火) 12:19:37
<東北・北海道>秋田県

24人が自治体存続に不安/県内市町村長、全国アンケート
http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20060724b

 少子高齢化や厳しい財政事情を背景に、全国の市区町村長の91%が自治体の存続に不安を感じていることが23日、共同通信社が秋田魁新報社など加盟新聞社と協力して行ったアンケートで分かった。

 本県では寺田典城知事と全25市町村長が回答した。寺田知事と24市町村長(96・0%)が自治体の存続に不安を感じているほか、小泉内閣による構造改革の影響として「どちらかといえば悪い方向」と答えた市町村長が19人(76%)に上り、三位一体改革も寺田知事と22市町村長(88・0%)が「評価しない」「あまり評価しない」と回答。将来に不安を抱く本県自治体の実情を浮き彫りにした。

 本県69市町村が25市町村に再編された合併については、寺田知事と22市町村長(88・0%)が「評価」「ある程度評価」と肯定的に答えた。

(2006/07/24 09:02)

2664とはずがたり:2006/07/25(火) 17:34:59
<九州・沖縄>福岡県

夫れ楽浪海中倭人有り。分かれて百余国を為す・・(前漢書地理志)
合併後の新市名は前回の協議でも決まった様に前原市ではなく魏志倭人伝の伊都国以来の伝統の名前,糸島市と行きたい。

そう思って調べたら「(伊都国は)かつては、怡土郡と志摩郡に分かれていたので、そのうちの怡土郡にあたる。」という文章に行き当たった。
http://72.14.235.104/search?q=cache:l_N1m9aQQGUJ:www.yoshinogari.jp/ym/pages/topics/index.html
志摩郡が今の志摩町となるわけか。この辺も地名に歴史が溢れていて興味深いねぇ。

市町村合併:3首長の合併協議合意、住民懇で経緯説明−−志摩町長 /福岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060722-00000202-mailo-l40

 前原市と志摩、二丈両町の3首長による合併協議の合意を受け、志摩町の末崎亨町長は町内4校区の住民懇談会で、一度白紙になった合併の再協議に入る理由などの説明を始めた。
 末崎町長は19日夜の住民懇談会で「70億円あった町の(一般会計)予算は今は50億円。人件費や補助金を減らさざるを得ない状況で、あらゆる道を探らないと住民に申し訳ないため、3者で合併協議を始めようということになった」と話した。
 3首長の合意は、各議会の了解を取り付けたうえで来年4月の統一地方選まで協議を続け、選挙後には法定合併協議会の設置など具体的協議に入るというもの。前原市議会は大半が合併協議に異論がないとみられる。両町議会も全員協議会で「3首長が勉強会をするのはやむを得ない」との姿勢を見せている。[竹田定倫]
〔福岡都市圏版〕
7月22日朝刊
(毎日新聞) - 7月22日16時1分更新

2665とはずがたり:2006/07/25(火) 17:42:36
<北関東>栃木県

議会が定数減を呑んだのに特別職で猛反発したのは,これがないと町長が市議増員選に出て当選してしまうから?

市町村合併:宇都宮合併 3市町の首長・議長、法定協設置覚書に調印
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060720-00000063-mailo-l09

 ◇市役所で
 来年3月の合併を目指す宇都宮、河内、上河内の3市町の首長と議長は19日、法定合併協議会の設置に向けた覚書を宇都宮市役所で調印した。覚書にはそれぞれ、契約事務など行政上の14項目や、新市議員定数を50とする協定が盛り込まれた。今後は各議会で24日に法定協の設置を議決。今月末に第1回会合が開かれる予定だ。【塙和也、田後真里】
 覚書の調印にあたっては、13日に3首長が合意に達していた「特別職は置かない」という文言が、急きょ「常勤の特別職は、設置しない」に修正された。議員定数が大幅に削減される両町議会が「地域の声が反映されない恐れがある」と首長合意に反発したため、18日に宇都宮市側が譲歩した形だ。佐藤栄一市長は「特別職については譲歩したわけではない。両町の意見を尊重し、法定協の中で詰めていく」と述べ依然、今後の協議に含みを残したが、同市の諏訪利夫議長は「2町の要望によって、特別職設置も有り得るという修正案に落ち着いた」と語った。
 また、今回の合併協議では不透明な手法が目立った。本来、法定協の場で公開により議論されるべき合併の基本方針までも、3首長による非公開協議で「共通理解」として合意、事実上の基本方針となった。法定協の段階で破たんした、前回04年協議のてつを踏みたくない意向が反映された。
 同じ中核市から政令指定都市を目指した、静岡市や新潟市が平成の大合併ですでに政令市化、または政令市化する予定なのに比べ、宇都宮は出遅れた。2年前の合併協議破たんも含め今回の宇都宮市側の譲歩は、県都・宇都宮の乏しい求心力を改めて浮き彫りにした。

7月20日朝刊
(毎日新聞) - 7月20日11時2分更新

2666とはずがたり:2006/07/25(火) 17:45:10
<東北・北海道>青森県

市町村合併:平川市と田舎館村が会談 来春の合併、断念
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060721-00000035-mailo-l02

 田舎館村が平川市に来年4月の市村合併を求めていた問題で、平川市の小野幸満助役らが20日、田舎館村役場を訪れ、鈴木孝雄村長らと会談した。市側は「来年4月合併に向けた協議開始は時期尚早で困難」との見解を示し、鈴木村長も同意した。両者は「合併を完全に断念したのではない。今後も話し合いは続ける」としている。
 会談には、市側から小野助役と小田桐信勝副議長ら、村側から鈴木村長と阿部潤司議長らが出席した。会談後、小野助役は「平川市は新市建設に向け、市総合計画策定会議を立ち上げたばかり。村側には『時期尚早』との考えを理解していただいた」と述べた。鈴木村長は「村の財政状況など、市側から問い合わせがあれば、今後も説明していきたい」としている。[太田圭介]
7月21日朝刊
(毎日新聞) - 7月21日12時1分更新

2667とはずがたり:2006/07/25(火) 17:51:18
<北関東><首都圏>群馬県・埼玉県

市町村合併:群馬県太田市南前小屋地区、深谷市へ編入求め両市議会に請願提出
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060725-00000071-mailo-l11

 利根川を挟んで深谷市側に飛び地として残る群馬県太田市南前小屋地区が深谷市への編入合併を求めて24日までに両市議会に請願を提出した。両市は今月中旬から編入に向けて事務レベルの協議に入っており、請願に対する議会の意向を受けて協議を本格化させる。
 同地区は利根川右岸に位置する約18ヘクタールで、36世帯150人が居住。太田市の行政サービスを受けているが、群馬県とは利根川に隔てられて実質的な生活圏は地続きの埼玉県にあり、1950年から小中学生は深谷市の学校に通学するなど同市への依存度が高い。
 同地区の石川幹夫区長によると、04年に住民の意向調査を行い7割の編入賛成が得られ、さらに話し合いを進めて残る反対者も最終的には了解し、住民一致で編入を決めたという。請願は当時、地区が属していた群馬県尾島町議会に提出されて採択されたが、同町が太田市と合併したため、今回あらためて両市への請願となった。
 編入に向けては事前協議を経て両市議会、両県議会の合併議決を経て総務相に申請する。県境をまたいだ行政地区の一部編入合併は例が少なく、両県を含めて4者による行政財産の権利調整など煩雑な事前協議が想定されるため実現には「3年程度かかる」(太田市総務課)と見込んでいる。[金沢衛]

7月25日朝刊
(毎日新聞) - 7月25日13時2分更新

2668とはずがたり:2006/07/27(木) 20:29:13
<九州・沖縄>宮崎県

市町村合併:延岡市との法定合併協設置を可決−−北川町議会
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060725-00000200-mailo-l45

 北川町議会は24日、臨時会を開き、延岡市との法定合併協議会を設置する議案を可決した。延岡市も31日に臨時会を開き、同じ議案を可決する見通しで、8月中にも第1回法定協が開かれる。
 来年3月末までの合併を目指す。また、北川町議(14人)が合併と同時に失職し、同4月の市議選は北方、北浦の旧両町も合わせた新市全域で行うよう調整される見込み。

7月25日朝刊
(毎日新聞) - 7月25日15時1分更新

2669とはずがたり:2006/07/27(木) 20:36:10
<北関東>栃木県

>>2665

市町村合併:宇都宮など1市2町の臨時議会、法定合併協の設置案を可決
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060725-00000050-mailo-l09

 来年3月までの合併を目指す宇都宮市、上河内町、河内町は24日、それぞれ臨時議会を開き、1市2町の法定合併協議会設置案を可決した。31日に第1回法定協が開かれる予定。
 設置案は、宇都宮市と上河内町が全会一致で可決。一方、河内町では1人が反対、1人が退席したが、賛成多数で可決した。
 法定協は首長、議長や学識経験者など計25人からなる。合併市町村基本計画や地域自治制度などの協議を詰め、10月には合併議案を議決し、11月に県への申請を目指す。
 協議の内容は、新聞に折り込まれる合併協議会だより(仮称)や各市町のホームページで公開される。[田後真里]7月25日朝刊
(毎日新聞) - 7月25日12時1分更新

2670とはずがたり:2006/07/27(木) 22:15:23
<近畿>大阪府

岬町、千早赤阪村 合併しないと再建団体 大阪府“宣告”
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060726-00000018-san-pol

 市町村合併にからみ、大阪府が初めて実施した府内各市町村の将来の財政状況試算で、現在人口2万人未満でさらに減少が見込まれる町村が今後10年以内に合併しない場合、その後数年で財政再建団体に転落するとの予測が出たことが26日、わかった。岬町と千早赤阪村がこの条件に当てはまる。府による事実上の“合併宣告”ともいえるが、両町村とも過去に合併の道を模索しながら実現できなかった経緯があり、「合併しようにも、相手がなければ合併できない」と当惑している。
 「大阪府市町村合併推進審議会」(会長・宮本勝浩関西大学大学院教授)の中間まとめで示された。人口減が予想される29市町村について、10年後までの歳入と歳出の予想をもとに、市町村財政に及ぼす影響を試算した。
 このうち特に人口が少ない2万人未満の自治体で、今後10年で人口減が予測されるのは、岬町と千早赤阪村。田尻町も同様だが、関西国際空港関連の税収が見込まれることから人口減でも健全財政を維持できるとみられる。
 3町村の減少率は平均で25%。人口減が財政に及ぼす影響を単純計算すると、少子高齢化のため児童福祉費などの出費は減るものの、高齢者福祉費は減らず歳出減はほとんど見込めない。
 一方、人口減による個人住民税などの収入減で歳入は減り、赤字財政のまま合併や大胆な財政改革をしなければ、数年後には財政再建団体に転落する可能性が濃厚という。
 大阪府内で、平成になって行われた合併は昨年の堺市と美原町の1件だけ。審議会では、自治体規模は20万〜30万人が最も効率的とし、合併推進の考えを示した。
 府市町村課は「あくまでも試算で、対象の町村を名指ししたものではないが、非現実的な話ではない」としている。
 財政再建団体転落のケースは最近では福岡県旧赤池町が平成4年に指定されたのに続き、北海道夕張市が指定申請をすることを決めた。
     ◇
<用語解説>財政再建団体
 民間企業の倒産に当たる状態で、自治体の標準財政規模に占める赤字額が都道府県で5%、市町村で20%を超えた場合、自治体自身で赤字が解消できなくなり、国の管理下で財政再建を進める。再建団体になると、保育料の減免・延長保育がなくなるなど自治体独自で行ってきたサービスが縮小、廃止され、公共料金も値上げされる。また、道路や下水道などの都市基盤整備は、基本的に災害復旧工事以外はできなくなる。地方財政再建促進特別措置法ができた昭和30年から現在まで、財政再建団体に指定された自治体は884ある。
(産経新聞) - 7月26日15時32分更新

2671とはずがたり:2006/07/29(土) 10:50:13
<東北・北海道>青森県

村の総意ではないとごねれそうな数字ではあるね。村議会もなにやら腰が引けてるし・・。

2006年7月28日(金)
新郷村が五戸町に合併協議要請へ
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2006/0728/nto0728_5.asp

 合併の方向性について検討を重ねていた新郷村議会は二十七日、議員全員協議会を開き、五戸町に合併協議を申し入れるのが得策と判断、須藤良美村長に報告した。これを受け、須藤村長は早ければ八月上旬にも同町に対して合併協議を申し入れる意向を示した。

 「平成の大合併」で同村は前村長時代、五戸地方合併協議会に参加したものの、八戸地域との合併に方針転換し協議会を離脱。八戸地域との協議も不調に終わったため、五戸町に再度協議を要請したが拒否された経緯がある。

 昨年五月に初当選した須藤村長は五戸町との合併を公約に掲げ、今年二月に村議会に合併について判断するよう要請。住民懇談会(四月)、住民アンケート(五月)などを実施し、住民の意向の把握に努めてきた。

 合併を検討する村議会全員協(非公開)は今回で八回目。横田幸穗議長によると、村民の49%が「合併は必要」と答え、このうち90%が五戸町との合併を希望−とのアンケート結果を踏まえて検討を重ねた。

 その結果、意見を書く欄に「合併やむなしの場合は五戸町」など、数字に表れない部分でも五戸町との合併を望む声が多いことを議会として重要視した。

2672とはずがたり:2006/07/30(日) 09:43:11
<首都圏>埼玉県

2006年7月29日(土)
寄居町長選、30日投開票
http://www.saitama-np.co.jp/news07/29/04p.html
◇寄居町長選立候補者(届け出順)
津久井幹雄67町長無現(自民、連合埼玉推薦)
島田 誠48無職無新
吉田正美54町議無新←比企秩父広域合併推進派

 任期満了に伴う大里郡寄居町長選は三十日、投票が行われる。合併が不調に終わり単独行政となった町の将来像と、二〇一〇年稼働予定のホンダ新工場の受け入れ策が争点。開票は同日午後九時から町立総合体育館で行われ、大勢判明は午後十時半ごろの見込み。

 立候補しているのは、四選を目指す現職の津久井幹雄氏(67)=自民、連合埼玉推薦=、新人で元熊谷市職員の島田誠氏(48)、新人で前町議の吉田正美氏(54)のいずれも無所属の三人。

 津久井候補は、ホンダ誘致に成功した実績をアピール。「世界に冠たるホンダの恩恵を受けながら全国のモデルになる町にしたい」と乳幼児医療の拡大など福祉の町づくりを前面に掲げる。

 島田候補は、熊谷市職員として培った行政経験がセールスポイント。誘致効果について「ホンダに要請するとか約束するというものではない」とし、町が積極的に政策誘導する必要を訴える。

 吉田候補は「ホンダが来れば地域に一体感が生まれる」と比企郡、秩父郡に及ぶ「県西北部十万人都市構想」を主張。新工場の本格稼働までに、物流支援のための幹線道路建設も打ち出す。

 有権者数は二十四日現在、三万四百一人(男一万五千百人、女一万五千三百一人)。

2673とはずがたり:2006/07/30(日) 09:47:41
<東北・北海道>青森県

>>2671

「五戸町と合併協議を」新郷村議会が意見集約(2006/07/28)
http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2006/07/28/new06072801.htm

 新郷村議会は二十七日、議員全員協議会を開き、村の市町村合併対応について「五戸町に合併協議を申し入れるべきだ」と意見集約、須藤良美村長に伝えた。須藤村長は「大変ありがたい判断だ」として、八月上旬にも同町に合併協議を申し入れる考えを示した。
 須藤村長は二月に村議会に対して合併対応の協議を要請。以来、村議会は八回にわたって協議会を開催してきた。この間、村は合併に関して住民アンケートを実施し、住民の約五割が「合併の必要性がある」と回答、そのうち九割が望ましい合併相手として五戸町を挙げていた。
 非公開で行われた協議会終了後、横田幸穂議長は「アンケート結果も考えた上で、将来の村づくりのために、五戸町に合併協議をお願いしたい」と、意見集約したことを明らかにした。
 市町村合併への対応で新郷村は、五戸地方の任意協議会を離脱して八戸市を中心とした広域合併を目指したが、実現に至らなかった。その後二〇〇四年十一月、前村長が五戸町に対し合併の再協議を要請。三浦正名町長と町議会が、信頼関係が持てない―など三点の理由を挙げて要請を断った経緯がある。
 横田議長は、過去の経緯について「頭を下げるべきところは下げてお願いするしかない」と、合併協議要請には“低姿勢”で臨む考えを示した。
 新郷村の要請を受け、五戸町側では旧倉石村との合併に伴うまちづくり計画を優先すべきか、五戸地方全体の地域づくりに取り組むべきかで、議論が二分することも予想される。

2674とはずがたり:2006/07/30(日) 11:42:32
<東北・北海道>岩手県

藤沢町長選まで半年 合併動向が焦点
http://www.iwate-np.co.jp/news/y2006/m07/d27/NippoNews_11.html

 来年1月27日に任期満了となる藤沢町長選まで半年となった。去就が注目される7期目の現職佐藤守氏(73)は「一関市との合併が最大の課題。任期内に合併の道筋をつけたい。できなければ政治責任となる」とし、勇退の可能性も示唆している。町内は選挙戦に向けた具体的な動きはなく、合併の動向が焦点となっている。
 佐藤氏は、中学教諭などを経て1972年に同町助役に就任。79年の町長選で初当選した。住民自治の推進、福祉のまちづくり、国営農地開発事業の導入などで力強いリーダーシップを発揮し、新人との一騎打ちを制した91年の選挙戦を除き、6回の無投票当選を果たした。
 市町村合併を7期目の公約に掲げた佐藤氏は「誰が町長となろうが、生活の広域化に伴った自治再編は不可避。最後の力を振り絞って、自治再編を成し遂げたい。遅くとも12月議会までに方向性を見いだしたい」としている。
 同市との合併を目指す同町は財政状況などを明確にするため、4月中旬に同市に調査を申し入れ。両市町の事務レベル協議が3回行われたが、現段階では合併環境が整うまでには至っていない。
 町内は「選挙よりも、合併の動向が最大の関心事」との見方が大勢。財政事情が厳しい中、合併か単独町制継続かなどの争点を明確にした選挙戦に臨む動きは具体化しておらず、選挙の行方は合併の動向が鍵を握りそうだ。
 6月2日現在の有権者数は8240人(男4034人、女4206人)。

2675とはずがたり:2006/07/31(月) 12:49:05
<九州・沖縄>熊本県

熊本派勝利か!単独派はどこいっちゃったんだよ?
しかし落選が宇土派の1人と言う事は宇土派は最初から過半数を取る気はなかったという事か。と言う事は事実上単独派?
あとは愛媛の松野町と静岡の新居町だ。

富合町出直し町議選 新議員10人決まる
http://www.kab.co.jp/db/asp/KabNewsDetail.asp?hizuke=2006/7/31&amp;group=4&amp;id=1

 住民投票の結果、解散した富合町議会の出直し選挙が7月30日行われ、新しい議員10人が決まりました。
内訳は、前職7人、新人3人で、投票率は82・43パーセントでした。今回の選挙は、合併問題をめぐりこう着状態が続いていた議会を批判して、住民グループが解散を請求。住民投票の結果、解散したことから行われたもので、合併問題が争点となりました。10人のうち、合併の相手を熊本市とするのは6人、宇土市とするのは4人ですが、議会や町民による合併検討委員会が設置されたこともあり、検討委員会を存続させて、議論を尽くすべきとの声もあがっています。一方、町長は議会の同意を得ずに、熊本市と合併準備協議会を設置していますが、今回、熊本市派が過半数を越えたことで、すすめやすくなるとみられます。

出直し富合町議選 「熊本市と合併」過半数
http://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20060730200018&amp;cid=main

 住民投票で解散となった下益城郡富合町の出直し町議会議員選挙は三十日投開票され、新議員十人が決まった。争点となった合併問題では、相手に熊本市を望むとした議員は六人、宇土市とした議員は四人で、熊本市派が優勢となった。投票率は82・43%で、前回二〇〇三年四月の88・56%を6・13ポイント下回った。

 定数が今回から四減となり、元職八人、新人三人の十一人が立候補。うち、熊本市派は六人、宇土市は五人で、宇土市派の一人が落選した。

 町議会(旧定数一四)は、合併をめぐり七対七で対立し、周辺二市一町との合併関連議案すべてを、議長を除いた六対七で否決した。

 このため、住民グループ「あかるい富合を創る会」(桑野國男代表)が五月、「議会が対立したままで、前向きの議論ができない」として議会解散を請求。解散の賛否を問う投票が七月二日にあり、賛成が多数を占め、議会は即日解散した。

 当日有権者数は六千五百九十人(男三千三十二人、女三千五百五十八人)。(森本修代)

◇富合町議選開票結果(定数10−立候補者11)=選管最終
当 644 村崎 博則 63 無新
当 580 米原 靖雄 67 無元
当 530 改原 明博 56 無元
当 519 菊池 博志 42 無元
当 510 高濱 光洋 47 無新
当 486 朽木 信哉 60 無元
当 455 小山 一美 64 無元
当 439 松永  隆 44 無元
当 434 野口ミナ子 64 無新
当 424 内藤 信博 43 無元
  343 大橋 賢二 65 無元

2676とはずがたり:2006/08/02(水) 13:39:07
<東海>静岡県

片方の出馬辞退でしこりも残るかもしれないし,両市町に亘っての工業団地も出来るみたいだし,湖西派が勝つのかなぁ??

中嶋、古橋2氏の一騎打ち 新居町長選
http://www.shizushin.com/local_politics/20060801000000000063

 浜松市か湖西市か、合併先をめぐる対立で町議会が解散、町長が辞職した新居町で1日、町長選・町議選が告示された。立候補の届け出は午後5時に締め切られ、町長選は、2氏による一騎打ちの選挙戦となった。届け出をしたのは、湖西市との合併を主張する新人の前町議会議長中嶋正夫氏(67)=無所属、同町浜名1057=と、浜松市との合併を掲げる前町長の古橋武司氏(76)=無所属、同町新居3358=。町議選(定数12)は前職12氏、新人2氏が届け出た。両選挙とも5日間の選挙戦に入った。

 古橋氏は自分に対する不信任案可決に伴い、6月30日、議会を解散。7月19日付で辞職した。古橋氏、中嶋氏に続いて、浜松市との合併を目指す片山元宏前町議が町長選出馬の意向を表明したが、31日に取りやめ、“浜松派”の候補は古橋氏1人になった。
 投票は6日、町内8カ所の投票所で行い、同日午後9時から町民センターで即日開票する。

 7月31日現在の選挙人名簿登録者数は1万3583人(男6769人、女6814人)。※

湖西と合併、企業誘致 中嶋候補
 中嶋正夫候補は午前10時から、新居町浜名の選挙事務所で出陣式を行った。地元県議らから激励を受けた中嶋候補は「皆さんと共に新しいまちづくりをしたい」と湖西市との合併を訴えた。さらに「湖西市と一緒になり、子育て支援はすぐに実行したい。企業誘致を大切にして、雇用の場を設ける。無料福祉バスを運行していく」と住民サービス向上を強調した。

「浜松」1本化を感謝 古橋候補
 古橋武司候補は午前9時半、出陣式に臨んだ。古橋候補は「浜松市との合併派は2人だったが、片山元宏前町議と話し合いができ、1本化できた。片山さんに対し、感謝したい」と述べた。また「どんなことがあっても、浜松市と合併できるようにしたい。支援してほしい」と訴えた。支援者とともに「頑張ろう」を三唱し、選挙戦をスタートさせた。

湖西、新居境界 160ヘクタールの工業団地計画
http://www.shizushin.com/local_politics/20060801000000000013.htm

 浜名湖西岸の湖西市山口地区と新居町内山地区の約160ヘクタールを対象にした、工業団地を造成する構想が浮上し、7月下旬、湖西市内の関係地権者14人が発起人会を設置した。事業費は約200億円を見込み、自動車関連工場などの誘致を図る。湖西市は支援する方針という。
 事業の仮称は浜名湖西岸土地区画整理事業。用地は新幹線南側で現在、山林、原野、農地などになっている。地権者は約430人。組合方式による区画整理の手法で造成し、約5年後の完成を目指す。
 計画では、工業用施設用地は全体面積の約7割。敷地内の道路は8―16メートルで、南北、東西に幹線道路を設ける。水害を防ぐため、大型調整池を設ける。今のところ、特定企業の進出予定はないという。
 14人は9月ごろ、組合設立準備委員会を設置する予定だが、市街化調整区域のため、湖西市、新居町が市街化区域に変更する必要がある。
 環境アセスメント、埋蔵文化財の調査なども求められる。

片山元町議、出馬取りやめ 新居町長選
http://www.shizushin.com/local_politics/20060731201713.htm

 1日の告示を控えた新居町長選挙で、当初立候補を予定していた前町議会議員の片山元宏氏が出馬を辞退した。この結果、浜松市との合併を主張する候補は古橋前町長に一本化された。浜松市との合併を掲げる前町議会議員の片山元宏氏は31日夕方、「浜松市派の票が割れ目的が達成できないことから、古橋前町長と話し合いをし、出馬辞退を決めた」という。新居町長選挙には、浜松市との合併を掲げる古橋武司前町長と、湖西市との合併を進める中嶋正夫前町議会議長が立候補の意思を示し、合併を巡る一騎打ちの選挙戦となる見通し。

2677とはずがたり:2006/08/02(水) 13:44:20
<中国・四国>山口県

>支援プランは、県が構想で示した枠組みが対象
山口市に早く入れて貰いたがっている阿東町が可哀想だ。合併新市名は防府市でどうや?

>9市に統合
新山口・新周南・新宇部・新美祢・長門・新岩国・下関・新萩・新柳井って所か

山口県が新合併構想を策定'06/8/1
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200608010037.html
▽22市町→9市に統合、支援プランも

 二〇〇九年度末の合併特例法の期限をにらみ、山口県は三十一日、市町の新たな合併構想と支援するプランを策定した。新市の基本計画を策定する法定合併協議会(法定協)の運営で、構成する市町の一自治体あたり二千五百万円の助成などを盛り込んでいる。

 支援プランは、県が構想で示した枠組みが対象。財政面では、助成に加えて、電算システムの統合など基盤整備の事業には、上限を設けない無利子の貸し付けをする。人材面では、法定協に県職員を派遣する。

 合併構想では、現行の二十二市町を九市に統合する。山口市・防府市・阿東町の枠組みで人口三十万人以上の中核市を目指し、周南市・下松市・光市と、宇部市・山陽小野田市は人口二十万人を超える特例市とする。

 〇四年度末までの旧合併特例法のもとでは、県は三市町村以上の新市建設計画の事業に、広域合併支援特別交付金として計五十八億八千万円を支出した。(西山文男)

2678とはずがたり:2006/08/02(水) 18:21:43
<東海>静岡県・岐阜県

まぁ当然こういうことになりますわな。。

「大合併」で地価明暗 本庁機能の有無を反映
http://www.asahi.com/housing/news/TKY200608010190.html
2006年08月01日

 14年ぶりに全国平均が上昇に転じた06年分の路線価。地方では下落傾向が続くものの、一部では回復の兆しが見えてきた。しかし、「平成の大合併」で生まれた地方都市では、本庁機能を集めた側と、失った側で旧自治体の路線価も明暗が分かれた。

◆静岡市

 03年に旧静岡市と旧清水市が合併して誕生した新「静岡市」。昨年4月には政令指定都市に移行し、本庁機能はほぼ静岡に集約された。静岡―清水間はJRで約10分という近さもあり、経済の静岡集中が目立つ。

 静岡駅前の紺屋町では14年ぶりに路線価が上昇した。

 石畳が続く商店街では昼休み、カフェに若者たちが並ぶ。清水から買い物に来ていた主婦(57)は「ここは品ぞろえがいい。地元で買うのは日用品ぐらい」。

 今年3月には西武百貨店が撤退したが、すぐに若者向けファッションビルを全国展開する「パルコ」(東京)が出店を決めた。同社は政令指定都市に出店を進めており、これも「合併効果」と言えそうだ。来夏には駅前再開発で、25階建てのビル建設も始まる。

 一方の旧清水市。JR清水駅前の路線価は下げ幅が前年の8.9%から4.9%に縮小したものの、14年連続下落となった。大型衣料品店があった駅前商店街の真ん中では14階建てのマンションの建設が進む。「もう物販だけでは厳しい」。商店街の理事はこぼす。

◆岐阜県飛騨市

 かつて「鉱山の町」で栄えた岐阜県飛騨市神岡町。04年2月、旧古川町など3町村との合併で旧神岡町役場が振興事務所となり、職員が約50人と半減した。警察署も交番に姿を変えた。

 旧役場周辺では合併後、路線価が下落に転じ、今年も3〜4%落ち込んだ。居酒屋を営む男性(64)は「役所の懇親会などが減り、売り上げが25%も落ちた」とため息をついた。

 一方、市庁舎を構えた同市古川町。庁舎周辺の路線価は合併後もほぼ横ばいだ。庁舎職員は約40人増え、約130人に。市営文化施設がこの6月にオープンし、図書館などが入る複合施設も3年後に完成する。

 都市行政に詳しい深貝哲郎・不動産鑑定士は「本庁舎を置く都市は行政機能の一極集中で活性化されるが、周辺都市は反動で地盤沈下しがちだ。地域格差を防ぐには、官民一体で周辺の集客の仕組みを考える必要があるだろう」と話す。

2679とはずがたり:2006/08/02(水) 18:35:51
<近畿>兵庫県

昭和の大合併(2003/01/04)
破れた 神戸編入の夢
http://www.kobe-np.co.jp/chiiki/rensai/0301miki/02.html

 美嚢郡は五十年前、消滅していたかもしれなかった。

 中吉川、奥吉川、北谷の三村が合併して一九五五(昭和三十)年七月、吉川町が誕生した。その前後、周辺の村や町は、「寄らば大樹の陰」の思いから、神戸市との合併を模索していた。生まれたばかりの吉川町も例外ではなかった。
 ◇       ◇       ◇
 合併前夜の奥吉川村(現在の東吉川小学校区)。最後の村長、故沢井利市氏は「大神戸」への編入をもくろんだ。しかし、村民の暮らしは三田に向いていた。当時、進学は三田、三木、社の高校を選ぶことができ、登下校時のバスは、有馬高校や三田学園に通学する生徒であふれた。主婦らはバスか自転車に乗り、三田の中心街まで買い物に通ったという。県の出先機関の福祉事務所や土木事務所、保健所なども三田にあった。

 その中で浮上した神戸市との合併案。当時、北谷青年学校(現上吉川小学校)教員だった山田茂さん(91)=吉川町毘沙門=は「むしろ、三田との合併を目指す方が自然な成り行きだったかもしれない。それでも、村民の神戸市に対するあこがれは強かった」と振り返る。しかし、淡河地区の神戸編入が具体化するにつれ、「神戸市民」となる夢はついえた。
 ◇       ◇       ◇
 戦後間もなく始まった「昭和の大合併」。一町九村の美嚢郡では五四(昭和二十九)年、三木町や口吉川村など五町村が集まり三木市を発足させた。郡内には「取り残される」という危機感が一気に広がったという。

 淡河、上淡河の二村は五七(同三十三)年に淡河村としてまとまり、神戸との合併を目指す。残る三村が吉川町を立ち上げたが、町制施行後も、神戸市との合併の模索は続いた。新町発足早々の五五年、神戸との合併に向けた調査を始め、町会内に「神戸市合併特別委員会」を設置した。

 最初の町議選で当選し、一期務めた戸田武明さん(89)=同町有安=は「淡河村に後れをとった」と残念がる。

 五八年、淡河村の編入で、現在の神戸市の形が出来上がった。陳情のため、神戸市会に何度も足を運んでいた戸田さんは「吉川町の編入は、ほとんど決まりかけていた。しかし県は、神戸が大きくなり過ぎるのを嫌がっていた」と、当時の情勢を振り返る。こうして「美嚢郡吉川町」は残ることになった。

 同特別委は、荒田文郎さん(82)=同町実楽=が七〇年、町議に初当選した時もまだ残っていた。「さすがに休眠状態で、合併に向けた活動なんかしていなかった」と笑う。

 伊丹市からみなぎ台に移り住んで六年になる会社員男性(40)は言う。「これまでの歴史から、合併するなら三木がいいのかもしれない。でも、美嚢の名をなくしてしまっていいのでしょうか」

2680とはずがたり:2006/08/02(水) 18:36:09
<近畿>兵庫県

財政の優等生(2003/01/07)
酒米、ゴルフ場が寄与
http://www.kobe-np.co.jp/chiiki/rensai/0301miki/03.html 

 岩波勉町長が「合併するなら三木」と発言した直後に開かれた町会十二月定例会の一般質問。ある町議は、二〇〇五年三月末の特例法期限にこだわる町長への疑念をぶつけた。

 香下利忠助役を座長とする町合併研究会は報告書の中で、町の貯金である財政調整基金が最悪の場合、二〇〇七年度にほぼ底をつく―と試算した。「もはや是非を論じているときではない」。同助役の発言は、この危機感に根差している。

 総務財政課の上北隆昭課長は「酒離れが進んで、特産の山田錦は需要が減り、価格も下降気味。不況でゴルフ場客の伸びも期待できない。この上、交付税まで減額されては…」と頭を抱える。

 町財政を支えてきたのは、各地区が灘五郷などの酒蔵ごとに山田錦を卸す契約を結ぶ「ムラ米」制度。農家は安定した収入を得、町も一定の税収を見込むことができた。一方、一九九〇年代のバブル期には、六つのゴルフ場が相次ぎ開業。ゴルフ場の総面積は町の23%を占めるまでになった。固定資産税に加え、上下水道収入、ゴルフ場利用税など町に多大な潤いをもたらした。

 九〇年、西奥ダム(同町西奥)のほとりに、ゴルフ場開発計画が持ち上がった。町は、開発業者から受けた保証金約十八億五千万円の利息分で、同ダムを水源とする南部八地域のため、青野ダム(三田市)の県水を購入。この保証金を繰り入れた水資源開発等施設整備基金(水資源基金)は、ピークの九三年には約二十三億九千万円に達した。

 さらに九四年には、新興住宅地「みなぎ台」の入居も始まった。開発業者からの公共施設整備負担金十八億五千万円を活用。幼稚園、小学校、公共下水道が完成し、保育所や中学校、給食センターの整備も終えた。〇一年度末で公共施設整備基金(公共基金)は約十二億六千万円に上る。

 しかし、町南部の給水コストが、不況の影響で水資源基金の利息分だけではまかなえなくなり、五年前から毎年、五千万円前後を切り崩している。公共基金も、〇六年の兵庫国体に向けたテニスコート整備のため今後、約六億三千万円を取り崩すことになる。

2681とはずがたり:2006/08/02(水) 18:36:28

<近畿>兵庫県

町民の思い(2003/01/08)
冷静さの中 賛否半ば
http://www.kobe-np.co.jp/chiiki/rensai/0301miki/04.html

 一気に現実味を帯びてきた吉川町の合併。他の自治体を見ると、すんなり法定合併協議会の設置にこぎ着けるケースは少ない。「賛成」「反対」それぞれの思惑を込め、町民の議論が百出するのが通例だが、町企画調整課によると、これまで町民からの問い合わせや意見は二件だけ。藤田均課長は「町民はどない思ってるんやろ」と首をかしげる。住民は、合併をどう考えているのだろうか。

 「高校時代まで過ごしたふるさと『吉川』の名前を残してほしい」と話すのは、東吉川地区の実家に帰省中の男子大学生。「子どものころから見てきた風景と吉川町は一体」と、合併には消極的だ。中吉川地区の七十代無職男性も「合併には国の強引さを感じる。一町存続の道を、もっとよく考えてほしい」と、町に再考を促す。

 一方“合併待望論”も目立つ。三田市から嫁いできた上吉川地区の三十代主婦は「合併は各地で進んでおり、ようやく吉川でも本格化し始めたという感じ。小さな郡では不安で、大きな市と一緒になった方がいい」と言い切った。東吉川地区の七十代農業男性も「若者にとって、大きな都市の方が活躍の場が広がるはず」と、合併に夢を託す。同地区の五十代主婦は「町というと片田舎のイメージがつきまとい、就職試験でも市部に住む人が優遇されるという話を聞いた。早く市になった方がいい」と強調した。

 どこと合併するか―になると、意見はさまざまだ。神戸に通勤するみなぎ台の三十代会社員は「交通の便がよい三田と合併してほしい」と願う。一方で、「補助金制度や税金など、合併に伴い、これまでの暮らしが変化すると思うと、不安もある。これから勉強したい」と話す。

 病院に勤める東吉川地区の六十代女性は「買い物によく行く三田がいい」としながらも、「行政上の付き合いから、結局は三木との合併になるのでは…」。同地区の自営業男性(51)は、地域的なつながりから、神戸市との合併が望ましいと思っている。しかし、「町のホームページを見ると、合併パターンには神戸市も東条町もない。町長が三木やて言うんやから、もう決まってるんやろ」とあきらめ顔だ。

 中吉川地区の四十代自営業男性は「どことくっついても一緒」と、合併そのものにあまり関心がない様子だ。

2682とはずがたり:2006/08/02(水) 18:36:51

<近畿>兵庫県

「三田市」と82パーセント 合併で吉川・みなぎ台
2003/03/05
http://www.kobe-np.co.jp/chiiki/miki/030305lb7140.html

 吉川町の合併問題をめぐり、みなぎ台地区の五つの自治会でつくる「みなぎ台五自治会連絡協議会」が二月中旬に実施したアンケート調査の結果が四日、明らかになった。八割の住民が三田との合併を希望した。

 中学生以上の千六百六十九人を対象に十六―二十二日の七日間、合併を前提とした調査を実施。合併先として三木か三田いずれかを選ぶ方法で、回収率は90・5%だった。

 調査で三田市を選んだのは回答者の81・9%に当たる千二百三十九人。一方、三木市は18%の二百七十二人だった。合併に関して住民の意向を問う大規模なアンケート結果が出るのは初めて。

 同協議会は結果などを既に町議会に提出しており、「合併先がどちらになるにせよ、どういう経緯で決まるのか、住民にわかりやすく公開してほしい」と要望。今後の動向を見守るという。

 同地区は一九九五年から入居が始まった新興住宅地で、町全体の四分の一にあたる約六百六十世帯、二千四百四十四人が住んでいる。

「三田市とは行わず」 吉川町会合併調査特別委
2003/05/22
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sougou/030522ke109480.html

 合併先が三木市か三田市かで意見が分かれていた美嚢郡吉川町議会は二十一日、合併調査特別委員会(永塩崇委員長)を開き、三田市に合併を打診しないことを賛成多数で決めた。昨年末から議会を二分して繰り広げられた論議の行方は、三木市を合併相手として決着する可能性が高まった。

 特別委は十四人の議員全員が参加。十四回目となるこの日は「三田市とは合併しない」という提案を、賛成七、反対五(欠席一、委員長除く)で可決した。

 前回までとは異なり非公開で開かれ、次回も二十七日午前九時から非公開で開催する予定。三木市との合併について協議される見通し。

「三木との合併前進」 吉川町長選
2004/02/10
http://www.kobe-np.co.jp/chiiki/miki04/0210lb10720.html

 十二年ぶりとなった吉川町長選は八日、投開票され、現職の岩波勉氏(60)=無所属、大畑=が、新人で会社役員の石田久子氏(62)=同、渡瀬=を制し、四選を果たした。岩波氏の得票は投票数の約七割に達し、同氏が進める三木市との合併路線が信任された形となった。投票率は前回を20ポイント近く下回る67・18%だった。

 同町長選は、合併の総仕上げを目指す岩波氏が昨年十二月に出馬表明。無投票四選かと思われたが、三日の告示直前になって合併の白紙撤回を訴える石田氏が立候補の意向を示した。両氏は合併を唯一の争点にした選挙戦を、五日間にわたって展開した。

 一方、石田さんは「合併について住民に考えてもらう機会をつくれてよかった。私に投じられた千四百票余りは、合併に対する住民の不安感の表れ。そういう声があることを、今後の合併協議でも忘れないでほしい」と語った。

2683とはずがたり:2006/08/02(水) 18:37:12

<近畿>兵庫県

吉川選挙区「定数3」を採用 町会特別委
2004/10/14
http://www.kobe-np.co.jp/chiiki/miki04/1014lb13170.html

 三木市との合併後の議員の任期について論議している吉川町議会の合併調査特別委員会は十二日夜、「吉川選挙区」を三議席とする「定数特例」の採用方針を決めた。現職十四人全員が新市議として残る「在任特例」を求める議員と、定数特例を支持する議員グループが激しく対立。四時間に及ぶ議論の末、午後十一時になって採決に持ち込まれ、七対五のきん差で決着した。

 三木市議会はすでに、定数特例の採用を決めている。町議会の決着で、合併協議会で年内に正式決定される見通しとなった。来年十月の合併から五十日以内に、定数三の「吉川選挙区」のみで市議選を実施することになる。

 議員の任期に関する同特別委の話し合いは六、八日に続いて三回目。田中修身委員長は「後世にしこりを残さないためにも、全員が納得して結論に至りたい」と呼び掛けた。

 定数特例派は「合併で町長、助役や一部の嘱託職員は職を失うなどの痛みが伴う中、議員だけが恩恵を受けていいのか」「目先の任期だけでなく、広い視野で十年先の町づくりを考えるべき」と主張した。

 一方、在任特例派は「新市に吉川の声を届けるには、三人の議員では少な過ぎる」と繰り返した。

 結局、双方の溝は最後まで埋まらず、定数特例の是非が採決され、賛成七、反対五、欠席一(委員長を除く)で、同特例の採用を決めた。合併先をめぐり三木か三田かで揺れた一年前と同様に、町議会を二分し、しこりを残す結果となった。

合併議案小差で可決 吉川町会
2005/02/22
http://www.kobe-np.co.jp/chiiki/miki05/0222lb14580.html

 三木市と吉川町の合併協定調印を受け、吉川町議会は二十一日、臨時会を開き、同町を廃止して三木市に編入する廃置分合案など、合併関連三議案を可決した。ただ、採決の結果は賛成七、反対六のきん差。合併賛成派と反対派の溝は最後まで埋まらず、永塩崇議長の不信任案が提出(否決)されるなど混乱した。

 可決したのは廃置分合案のほか、吉川の財産を三木に引き継ぐ財産処分案、吉川町域だけで新市の議員選挙(定数三)をする定数特例と農業委員(八人)の在任期間特例を認める議案の三件。

 合併後の吉川地区に地域審議会の導入を求め、現行の枠組みに反対する「創夢会」の六人はいずれの議案にも反対。永塩議長を除く十三人で採決し、きん差で可決した。

 六人は、永塩議長が昨年十二月の合併協議会で、議会の要望だった地域審議会の設置を求めなかったとして不信任案を提出。七対六で否決された。

2684とはずがたり:2006/08/02(水) 18:39:06
<近畿>兵庫県
>>2679-2684
美嚢郡吉川町
昭和の合併では神戸との合併を模索するも神戸市の肥大化に難色を示す県の意向もあり断念した。
平成の合併では三田との関係が深まっていたが,行政とのつながりで三木との合併を選択。

2685とはずがたり:2006/08/04(金) 16:05:58
<首都圏・甲信越>山梨県

増穂町は南アルプス市との合併を望んでいたが袖にされて困っていた。鰍沢は増穂との合併には前向きなんでしょうか?
身延町+南部町+早川町+鰍沢町で身延市,南アルプス市+増穂町で南アルプス市の方が良い気もするが。

市町村合併:鰍沢と法定協早期設置を 増穂町議会特別委、町長に回答書提出へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060731-00000072-mailo-l19

 増穂町議会は30日、市町村合併特別委員会を開き、合併を巡る状況が変化しているとして鰍沢町との法定合併協議会を早急に設置すべきだとする回答書を河西栄三郎町長に提出する方針を決めた。同町議会は6月、法定協設置を求める要請書を河西町長に提出したが、鰍沢町との合併反対が賛成を上回った04年12月の住民投票結果に反するなどとして、河西町長が議会の見解を求めていた。
 小池省三議長は前回の同委(24日)で(1)県が合併推進構想を発表するなど住民投票から1年半で情勢が変化した(2)鰍沢町との合併が消滅したとの文書を町議会が送ったのは、その時点では当然のことだった――とする回答書の議長案を提出。鰍沢町との合併反対派の6町議に対し、代案の提出を求めたが、反対派は「法定協設置は住民投票の結果で事実上否決されている。要請書は撤回すべきだ」として期限のこの日までに提出しなかった。
 このため、この日の同委で議長案の採決が行われた。反対派の6町議は「民意を無視した採決には応じられない」として退席しようとしたため反対とみなされ、議長案は賛成9反対6の賛成多数で採択された。[沢田勇]
7月31日朝刊
(毎日新聞) - 7月31日12時1分更新

2686とはずがたり:2006/08/05(土) 19:59:50
<九州・沖縄>鹿児島県

最後の組み合わせとはこれ如何に・・
それにしても後300項目も調整が必要なんやねぇ。

市町村合併 南薩3町が法定協設置
頴娃、知覧、川辺/町長「最後の枠組み」
http://www.373news.com/2000picup/2006/08/picup_20060802_7.htm

 来年12月の合併を目指す頴娃、知覧、川辺の3町は1日、地方自治法に基づく南薩三町合併協議会(会長・霜出勘平知覧町長)を設置、協議の場を任意から法定の協議会に格上げした。
 事務局を置く知覧町役場で、3町の町長や議長らが出席して発足会があった。終了後、記者会見した3町長は「素晴らしい組み合わせ」「最後の枠組みとの思いで町民の理解を得たい」「住民のための合併を目指す」と抱負を語った。
 法定協の委員は行政、議会、住民の代表計24人。17日から原則3週間に1回、えい中央温泉、知覧保健センター、川辺町文化会館の順に持ち回りで開催し、年末までに住民生活に直結する300余りの事項を調整する。順調にいけば年明けに行う住民説明会、住民アンケートを経て3月に合併協定に調印する。
 3町は昨年12月に任意協議会を設置し、庁舎位置など主要11項目と新市の将来像について先行協議してきた。法定協の設置はそれぞれ2度目となる。

2687とはずがたり:2006/08/05(土) 20:44:00
<九州・沖縄>宮崎県
>>2592 北川町合併問題 延岡市、確認事項を提示 協議が本格化 06/6/28
>>2668 延岡市との法定合併協設置を可決−−北川町議会 06/7/25

新市名は延岡市で確定的。合併期日は3/31以前か。

延岡市、北川町が法定協 合併第2幕で県内初
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060801-00000015-nnp-l45

 延岡市議会の臨時会が31日開かれ、同市との合併を望む北川町との法定合併協議会(法定協)を設置する議案を全会一致で可決、「延岡市・北川町合併協議会」の設置が決まった。昨年4月に施行された合併新法(新特例法)下における「平成の大合併」第2幕で、県内で法定協が設置されるのは初めて。

 北川町は24日の臨時議会で、同様に法定協設置を決定。本来は法定協設置後に、合併方式や新市の名称など合併協議を行う際の必要最小限事項を確認するが、同町は本年度中の合併を要望しており、同市が6月に確認事項を提示している。

 総務省によると、合併協議中か合併を間近に控えている法定協は、全国で17法定協(7月1日現在)。延岡市と北川町は、旧特例法下でも一時、法定協を設置していたこともあり、今後の合併協議は加速するとみられる。

 また、県は、新法期限の2010年3月までに県内を現在の31市町村から10市町とする合併構想を今年3月に策定。延岡市と北川町は、同一ブロックで組み合わせた。

 県市町村合併支援室の橋口貴至室長は「構想に沿う形で協議会が設立され、各自治体への影響も大きいだろう。地域間の議論をさらに深めてもらいたい」と話している。

 =2006/08/01付 西日本新聞朝刊=
(西日本新聞) - 8月1日10時8分更新

2688とはずがたり:2006/08/05(土) 20:52:10
<首都圏>山梨県

忘れてたけど8/1,(新)笛吹市誕生。
http://www.mapion.co.jp/html/map/web/admi19.html

(旧)笛吹市(東山梨郡 春日居町, 東八代郡 石和町, 御坂町, 一宮町, 八代町, 境川村;2004/10/12)+東八代郡芦川村

そんな訳で図書館も6つもある。。
http://library.city.fuefuki.yamanashi.jp/

2689とはずがたり:2006/08/05(土) 21:17:04
<北陸・甲信越>新潟県

この結果合併推進派が当選。
結局新市名はどうするのかね?岩船も村上も捨てがたい。。

(1)村上・岩船 (06/4/19)
合併巡り主導権争い 市長選で激しい論争再燃
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/niigata/kikaku/100/1.htm

 現職と新人が立候補した村上市長選は、合併の是非を最大の争点に市を二分する激戦となっている。告示された16日、新人候補の佐藤度(わたる)氏(51)の出陣式には、山北町、神林、朝日、粟島浦村の首長4人が顔をそろえ、「村上市と岩船郡が合併するには新しいリーダーが必要だ」と繰り返した。

村上市長選の候補者の第一声に耳を傾ける有権者。市民の判断が周辺町村の行方も左右する(今月16日)
 岩船郡6町村のうち、自立の道を選んだのは関川村だけ。残る5町村は村上市との合併を模索する。2009年度に過疎債が廃止されれば、山北町や朝日村は厳しい財政難に直面する。粟島浦村も離島向けの優遇策が頼りだが、いつまで続くかわからない。過疎と財政難に苦しむ町村にとって、村上市との合併は最後の生き残り策といえる。
                    ◎
 地域的な結びつきが強い村上市と岩船郡は2002年4月、合併に向けて任意協議会を設置した。会長は当時の村上市長だったが、直後に佐藤順氏(60)が市長に当選すると、会長ポストは神林村長の手に渡った。主導権争いの始まりでもあった。

 03年7月、離脱した関川村を除く6市町村で法定協議会が設置され、佐藤順氏が会長に就任。新市の建設計画が次々と決まり、合併協議は順調に進んだ。

 ところが、新市名の決定方法を巡って再び対立が表面化した。公募をもとに絞り込まれた候補は「村上」「岩船」「いわふね」の3案。町村側は市町村ごとに5人いる法定協委員による投票を主張したが、村上市は「委員投票になれば岩船かいわふねに決まる可能性が大」として反発し、住民アンケートで決める方法を提案した。

 結局、双方とも譲らず、村上市は04年9月に法定協を離脱。事実上、法定協休止が決まった。
                      ◎
 合併協議はこれで完全についえたかにみえたが、村上市内にも合併推進の声は根強く残った。佐藤度氏を会長とする市民団体「新しい村上をつくる会」は、合併の是非を住民投票で決めるよう求める署名を集め、有権者の半数を超える約1万3000人に達した。勢いを得た反市長派の市議らに推され、佐藤度氏は05年11月に出馬を表明。合併論争は一気に再燃した。

 この間、周辺町村は村上抜きでの合併を模索。荒川町を除く4町村は「合併研究会」を設置した。村上が抜けると、神林村は村上市を挟んで“飛び地”となり、粟島へのフェリーが発着する岩船港も同市にある。「やはり合併には村上が不可欠」との思いを強めるだけだった。

 1年前に施行された合併新法■は、かつての合併特例法に比べうまみは少ないが、周辺の4町村長は今選挙を「最後のチャンス到来」とみる。朝日村の鈴木源左衛門村長は「村上市なくして合併は難しい。しこりの残る現職ではなく、新しいリーダーを」と息巻く。自民党県連も支援に回った。

 村上市議会(定数22)も真っ二つに分かれる。補選で当選した2人を除くと、市長派8人、反市長派10人、共産党2人。共産党が市長側に回ったことで、対決姿勢はさらに強まった。
                       ◎
 6市町村による法定協の再開を公約に掲げる佐藤度氏。対する佐藤順氏は「合併以前に行財政改革を進めるべき。その上で村上市の考え方を尊重してくれる町村と話し合いたい」と訴え、個別の町村の編入合併も視野に入れる。

 市長選の行方が、村上市だけでなく周辺町村の将来も左右することは間違いない。投開票は23日。
(戸田雄)

■合併新法 2005年3月に期限が切れた市町村合併特例法(旧合併特例法)に代わり、5年間の時限立法で同年4月に施行された。旧法には合併特例債による財政支援措置があったが、新法では廃止。また合併後10年間保証された旧市町村分の地方交付税は、段階的に5年間に短縮され、早く合併するほど優遇期間が長くなる。合併をさらに促すため、知事が市町村に合併協議会の設置を勧告できるようにした。

2690とはずがたり:2006/08/06(日) 09:35:44
<東海>静岡県

この辺はもう<首都圏>の括りでもよさげだけど。取り敢えず3市3町でがつんと合併すべし。新市名は沼津という訳にはいかないかなぁ。。

市町村合併:沼津など3市3町に 東部地区枠組みで合意−−県推進審作業部会 /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060801-00000056-mailo-l22

 県市町村合併推進審議会の作業部会は31日、県庁で会合を開き、東部地区の合併の枠組みについて、沼津・三島・裾野・長泉・函南・清水の3市3町とすることで合意した。8月中旬に予定されている同審議会に作業部会案として提案する。同地区は中核市として東部の拠点となることが期待されているが、各市町の思惑は異なり、足並みはそろっていない。
 作業部会では、同地区の合併機運の低調さから合併新法の期限内(10年3月)の実現性に懸念が示されたが、「県土全体の均衡ある発展に不可欠」などの意見が大勢を占めた。
 同地区では、3市3町に御殿場市、伊豆の国市、小山町を加えた5市4町でつくる「東部広域都市づくり研究会」が6月に2年4カ月ぶりに開催され、「13年度をめどに政令指定都市づくりを目指す」ことを確認した。しかし、政令市までの道のりについては、「段階的合併を経て政令市へ」と考える沼津市と、「一気に政令市へ」と主張する三島市で考えに隔たりがある。[鈴木直]
8月1日朝刊
(毎日新聞) - 8月1日11時1分更新

2691名無しさん:2006/08/08(火) 09:44:28
<東海>静岡県
こちらに貼るのが良いでしょうか?

新居町長に中嶋氏 湖西と合併推進
http://www.chunichi.co.jp/00/siz/20060807/lcl_____siz_____005.shtml
浜松市か湖西市か、合併相手先を最大の争点にした新居町長選と町議選は六日、
投票が行われた。即日開票の結果、町長選では無所属新人で湖西市との合併推進を
訴える前町議長の中嶋正夫氏(67)が、浜松市との合併を主張する無所属前職の
古橋武司氏(76)を大差で破り、初当選を果たした。町議選(定数一二)は前職十一人と
新人一人が当選を果たし、湖西派が十人と多数を占めた。

合併絡みでは全国初のケースとなるダブル選で、合併先を選ぶ事実上の住民投票と
注目を集めた町長選。有権者の五割以上が中嶋氏に投票したことで、新居町は湖西市
との合併に向け、新たなスタートを切った。

当日有権者数は一万三千四百八人。町長選の投票率は町議とのダブル選への関心が
高く、一年八カ月前の前回選に比べ、8・54ポイント高い77・31%だった。町議選も同じ
77・31%で前回選を4・19ポイント上回った。

2692名無しさん:2006/08/08(火) 09:44:56
 ◇新居町長選確定得票
当 7,183 中嶋正夫67 無新<1>
   2,856 古橋武司76 無前

 ◇新居町長選当選者
中嶋正夫(なかじままさお) 67  無新<1>
(元)町議長・新居小中PTA会長・町消防団長▽浜名

 ◇新居町議選確定得票 (一二…14)
当 1,135 馬場   衛60 無前
当 1,090 太田  サヨ60 公前
当 1,080 荻野 利明52 共前
当 1,033 片山 元宏64 無前
当   783 飯田 重義67 無前
当   746 中本 好勇68 無新
当   712 中村 博行65 無前
当   625 近藤   旭64 無前
当   609 杉山   勇67 無前
当   589 永田   進56 無前
当   512 太田 慎一71 無前
当   507 石川   猛68 無前
     403 大川哲二郎68 無新
     341 石原 純夫70 無前

2693とはずがたり:2006/08/08(火) 09:49:26
<東海>静岡県
>>2692-2693
おお,有り難うございます。
湖西派圧勝ですね。ああ,ごたごたすればしかたないが,浜松vs湖西の形ではなく古橋氏の批判という形に持ち込めた時点で湖西派の勝ちだったような気がします。
浜松派の住民も結構いたと思うんだけど。浜松市と合併した自治体の不満でも伝わったか?
いずれにせよ此で湖西との合併が決まったようなものだし取り敢えず歓迎。

2694とはずがたり:2006/08/08(火) 11:02:32
<北関東>茨城県
>>2653

桜川市議会:解散の是非問う住民投票が告示 有権者どう判断 /茨城
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060801-00000098-mailo-l08

 桜川市議会の解散の是非を問う住民投票が31日、告示された。投票は20日午前7時から午後6時まで市内40カ所で実施され、午後8時から同市羽田の大和ふれあいセンターで開票される。有効投票の過半数の賛成が得られれば市議会は解散され、40日以内に市議選(定数26)がある。期日前投票は1日から19日まで同市役所岩瀬庁舎と真壁庁舎、大和中央公民館の3カ所で実施される。有権者数は4万11人(6月2日現在)。
 同市選管は市民団体「桜川市民の声」の解散請求の要旨と市議会の弁明書を3庁舎と投票所の計42カ所に張り出した。
 同市は昨年10月、3町村の合併で誕生。合併特例法の在任特例を適用し、合併時の議員45人(現在は在職議員は23人)が07年9月末まで在任する。これに対して「桜川市民の声」は「人口や財政規模などから議員の数が多過ぎる」と有権者の3分の1を超える有効署名1万9370人を添えて本請求し、受理された。
 市議会は「合法的に議員の身分は保障されているのに解散請求は議員の身分を不安定にし、議会運営の円滑さを欠く」などとする弁明書を可決、解散反対を主張した。[小林昭雄]
8月1日朝刊
(毎日新聞) - 8月1日13時2分更新

2695とはずがたり(1/3):2006/08/08(火) 11:06:33
<首都圏>埼玉県

ちょいと古い記事だが

特集・腐り切った川島町
カネまみれ選挙、逼迫した財政、理念なき町政
http://www.gyouseinews.com/local_administration/jul2005/003.html
「古き時代のムラ意識」を脱するには
「川越との合併」に活路を見出すしかないのか

 昨年末、本紙に寄せられた読者の声は印象的であった。一部を引用してみよう。

「私は川島に一年半前引っ越して来ました。かなりカルチャーショックで何か無いかと貴紙のインターネット・ウェブページにたどり着きました。ページを読ませて頂き特殊な、ある意味部落的な風習が今なおあるのだと実感させられました。私の自治会では入会が強制され入会金なるものを払わされ、驚く事にその自治会費にはすべての任意の募金寄付金が強制的に取られています 川島中学校の寄付金すら入っており、またあるべきことか神道をも強要されておりあきれるばかりです」。

 町議選違反、農業委員一般選挙の不正疑惑……本紙もこれまで数回にわたり、埼玉県比企郡川島町をめぐる汚泥を白日の下に晒してきた。近代社会にありうべからざる前近代ムラ的論理が作用するなかに、島村治作氏や山口泰明代議士の姿がそこかしこに見える。

 その川島町で目下、後戻りできない力で動き出しているのが川越市との合併計画だ。

 舟橋ファミリーが牛耳る官製談合シティー、伏魔殿川越市。中核市でありながら、行政執行者たちの民度の低さは特筆に値すると本紙は認識しているが、そんな川越市との合併に胸ときめかせる川島町民の「現状打破」への衝動を、切実につづった文章がある。

「特定非営利活動法人川島まちづくり研究会」で、合併賛成派を自認する内野淑子氏はこう述べている。

「小さな目盛りの物差しを振りかざし『前例がないから』を口癖のようにして旧態依然を好み新風を嫌う。老人のみならず脈々と伝播され続けてきた現実。川の向こう、橋の向こうには我々には見た事も聞いた事もない価値観がある。ならばその人達と共に生きる道を選びたい」(同研究会ウェブサイト・合併に関する基本見解より)
「川越」に吸収合併を望む川島町民が7割

 埼玉県のほぼ中央に位置する比企郡川島町。農業を中心とする、この人口約2万3千人の町がいま、静かな注目を集めている。

 理由の一つは首都圏中央連絡自動車道(圏央道)のインターチェンジ建設予定であり、もう一つは隣接する川越市との間に持ち上がっている合併の計画である。

 2005年3月末の合併特例法期限切れを前に、全国の地方自治体で新市・新町の誕生、合併調印が相次いだ。いわゆる「平成の大合併」である。だが川越市はこれまで一度も合併協議をしていない。平成15年(03年)に念願の中核市に移行し、予算を30億円近く、また行政事務を2500項目増やす大事業を終えたばかりの川越市は、次の目標を「政令指定都市」に据えている。

2696とはずがたり(2/3):2006/08/08(火) 11:06:59

 政令指定都市への条件の一つは50万人以上の人口を擁することである。現在すでに川越市の人口は約33万人。所沢市より約2千人多い、県下唯一の中核市がもつ求心力は強い。自動車のご当地ナンバー「川越」についてのアンケート結果によれば、川越市を含む周辺4市2町の住民の7割が、現在ある「所沢」より「川越」を支持した。

 川島町でも同様だ。同町は比企郡に割り当てられた、いわゆる「熊谷」ナンバーの地域なのだが、川島住民の9割は「川越」ナンバーを希望しているという。

 川越の名は、一種のブランド的な響きにさえなりつつあるのだ。合併特例法期限に拘らない舟橋市長がかねてより公言する合併の条件とは「川越の名を消さないこと」である。

 そうしたなか、川島町では町民2000人に対する「川島町市町村合併に関する住民意識調査」で、7割の町民が合併に賛成し、さらにその7割が希望する合併相手として川越市を挙げた。この結果を踏まえて今年の2月、川島町の高田康男町長が川越市の舟橋功一市長を訪ねた。

 だが合併計画に向けての高田町長の動きは鈍かった。そもそも川島町の下水道や道路、商業のレベルは川越市の水準とは大きな開きがあり、また比企地域で進んでいた広域合併協議にも加わらなかった。のみならず、川島町議会や農業委員会関係者の中には、合併に反対を唱える向きもある。

 町民の7割が望んでいるという川越市との合併。では、「3割」といわれる反対派の意見とは……。

議員数が減る、火葬場が来る……
合併反対派の「被害妄想」

「まず町議の中で見られる、合併への反対意見で代表的なものは『議員の数が減る』ことだろうね」

 川島町に詳しい人物は語る。

「特に共産党はそうだよ。自分たちの職域が狭められることを懸念しているんだ。川島町の場合、町会議員になるには最低400票でいい。だが川越市議となるとレベルが違う。最低2000票は必要になる。川島だけで小選挙区制をやるにしても、そんなのは最初の一回だけ。二度目からは川越市と一緒にやらざるを得ないだろうね」

 一部の町民にも合併に対し根強い反対意見があるという。

「要するに『好ましくない施設』が移動してくることを心配しているんだよ。川越市の火葬場、焼却場、汚水処理場が川島町に来るのではないか、と案じている町民は確実にいる」

 昭和30年のいわゆる「川越市大合併」(芳野村・古谷村・南古谷村・高階村・福原村・大東村・霞ヶ関村・名細村・山田村の合併)に伴い、川越市にそれまであった小規模な火葬場が姿を消したという。現在、川越市には斎場が二ヶ所(川越市斎場、川越市市民聖苑やすらぎのさと)あるのだが、どちらも慢性的に順番待ち状態。さらに本紙過去号でも詳述した『ごみ焼却炉問題』がある。

 川越市に現在稼働中である二ヶ所の焼却炉のうち、東側焼却炉は操業開始から19年、西側は26年を経過している。焼却炉の老朽化は深刻だ。しかし読者諸氏もご存じの通り鯨井地区に建設されるはずだった「新清掃センター」計画は、元助役の逮捕をきっかけに凍結したままである。

2697とはずがたり(3/3):2006/08/08(火) 11:07:42
>>2695-2697

 今年6月、舟橋市長は焼却炉建設の大きな問題であった機種選定について「競争入札しかないと考えている。9月議会で新しい方針を示したい」と、大手鉄鋼メーカーと随意契約する方向で検討していた庁内「建設検討委員会」の方針を白紙に戻す考えを表明した。もちろん、建設予定地をも白紙に戻すアナウンスはなされていない。だがこうした「好まれざる施設」、はっきり言えば迷惑施設を「お荷物的に川島町に持ち込まれるのではないか」と懸念する町民が存在することは理解できる。

 だが理解はできるものの、多分に被害妄想的な感覚であることは否めない。いくら迷惑施設とはいえ合併後、あたかも川越市の威力の下、川島町に無理やり作られる……などということはあり得ないからだ。

「合併反対派3割」の内訳は
「泰明・町長・川島町職員」??

 合併反対派の「反対理由」はこれだけではない。別の川島町消息筋が指摘する。

「川越市の課長クラス以上の職員はほとんど大卒だが、川島町はほぼ高卒。合併した暁には川島町側の課長ポストが消えてしまうんだ。現在課長で、課長のまま定年を迎えたいと考える職員にとっては、合併ってのは迷惑な話なんだよ。実際『われわれが定年を迎えるまで合併の話は持ち出さないでほしい』と考える川島町職員は多い」

 それだけではない。反対派の中には山口泰明衆議院議員もいるという。

「そもそもなぜ合併問題がなかなか進まないのか。反対派には(山口)泰明も一枚噛んでいるんだよ。なぜなら川越と合併してしまうと、泰明が川島で押さえている七千〜八千票が減る。なかでも特に手堅い四千票が減ってしまう……これが一つの理由だ。ナンバープレートの問題だってそうだろう?川島町は現在、熊谷ナンバーだ。電話番号は川越、消防も川越……ナンバープレートだって川越がいい、というのは町民の自然な意識だよ。国土交通省も『新たな地域名表示ナンバープレートの導入についての要綱』を昨年の11月に出したじゃないか。国交省に話を通せばすぐに川越ナンバーが現実化して、川島町も組み入れられるはずなのに、そうはならない。なぜか?国土交通常任委員会理事に、山口泰明議員がいるからだよ」

 埼玉県には「大宮」「熊谷」「春日部」「所沢」の4種類のナンバープレートがある。川越市を中心とするいわゆる「埼玉県川越都市圏」の7市町(川越市、坂戸市、鶴ヶ島市、日高市、川島町、毛呂山町、越生町)は、川島町を除いて「所沢」ナンバーだ。

 自動車のナンバープレート統一を合併に先行させるべきだ、という意見は多い。

「ナンバー統一がそのまま合併に向ける勢いを加速するからだ。だからナンバー統一は『国交省との絡みで出来ない』と言い訳しているんだよ」

 取材に応じてくれた別の人物は、憶測を踏まえつつこう語る。

「川島町に本社を置く県下有数の建設会社に島村工業がある。島村工業は測量会社や不動産などをも幅広く手がけているため、町内の建設や不動産関係の情報を真っ先に掴んでくる。もともと山口泰明の父親が島村工業と手を組んで、建設現場の廃棄物を川島町に売っては利益を町長と山分けしていた、って話だが、そういう『繋がり』は未だに生きているという噂だ。つまり川島町の課長クラス職員と町長、それに山口泰明代議士の三者の利益は『合併させない』ことで一致しているんだ」

2698とはずがたり:2006/08/09(水) 00:36:41
<九州・沖縄>宮崎県

市町村合併:小林市との合併協設置を 高原町住民が署名簿を提出
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060801-00000315-mailo-l45

 高原町の住民グループ「早期合併をすすめる会」の前原淳一代表(54)らは31日、小林市との法定合併協議会設置を求め、384人の署名簿を町選管に提出した。
 町選管は20日以内に署名簿を審査し、1週間縦覧。有効署名数が法定数(有権者9254人の50分の1=186人)を満たしていることが確認されれば、住民は日高光浩町長に法定協設置を本請求する。
 前原代表は「財政に余力があるうちに、少しでも早く合併すべきだ」と述べ、年度内の合併を目指している。合併方法については「編入しかない」との見通しを示した。小林市は3月20日に旧須木村と合併したばかり。
 高原町は西諸地域4市町村、野尻町との合併協議がいずれも破たんし、曲折の末に自立を選択した。日高町長は「本請求があった時点でコメントする」としている。

8月1日朝刊
(毎日新聞) - 8月1日18時1分更新

2699とはずがたり:2006/08/09(水) 21:33:39
<東北・北海道>青森県

2006年8月8日(火)
新郷が五戸に合併協議申し入れ
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2006/20060808190714.asp

 新郷村の須藤良美村長は八日、五戸町役場を訪れ、三浦正名町長に合併協議を申し入れた。これに対し、三浦町長は今月中に町議会議員全員協議会を開いて、対応を話し合う意向を示した。

 両首長によると懇談では、須藤村長が、前村長時代の「平成の大合併」の際、五戸地方の協議会に参加しながら八戸地域に方針転換して協議会を離脱した経緯に触れ「町には過去に大変ご迷惑を掛けた」と陳謝。その上で「五戸川を通じて歴史・文化を共有してきたつながりを大事にしながら、合併協議を前向きに検討していただきたい」と要請した。

 要請に対して、三浦町長は過去のいきさつを踏まえ「町議の間でもさまざまな意見がある」と、村に対する感情的なしこりがあることなどを説明。「協議を受けるか受けないか判断するのは簡単ではない。議会と相談しながら対応を決めるが、いつまでに回答するという約束はできない」と述べた。

2700とはずがたり:2006/08/09(水) 21:38:12
<東海>静岡県

合併協設置 富士川町長申し入れ 富士市長は同意
http://www.shizushin.com/feature/gappei/kiji2/20060705000000000010

 富士川町の坪内伸浩町長と石川文彦町議会議長は4日、富士市役所を訪れ、鈴木尚富士市長に「合併に関する協議の場」設置を連名で申し入れた。鈴木市長は同意し、年内に合併協設置議案を市議会に提出する考えを明らかにした。坪内町長は、3月の住民アンケート調査で町民の意向が明確になったとした上で「富士市との合併により住民福祉の向上と安定を目指す」などとした文書を鈴木市長に手渡した。
 申し入れ後の記者会見で、鈴木市長は合併協設置に向けた具体的な日程の言及は避けたが、9月下旬から10月にかけて市内24地区で説明会を開催する意向を示した。「編入合併を考えた場合、富士市よりも富士川町側に影響が大きい」と初めて合併方式にも触れた。
 坪内町長は「議会、行政、住民の総意として意思表示させていただいた」として、両市町の合併論議が同町内の意見の相違で白紙となった2年前の状況との違いを強調した。
 坪内町長と石川議長は同日、富士市議会に対しても協力を要請した。

合併協設置へ8日、初の準備会 富士市と富士川町
http://www.shizushin.com/feature/gappei/kiji2/20060729000000000027

 富士市と富士川町は8月8日、合併協議会設置に向けた事務的な協議を行うための初の「富士市・富士川町合併協議会設立準備会」を同市役所で開く。両市町から5人ほどずつ出席する予定。今後は毎月1回、準備会を開催し、3回程度で終える見通し。
 両市町の合併については今月4日、坪内伸浩町長らが同市を訪れ、鈴木尚市長に「合併に関する協議の場」設置を申し入れ、鈴木市長はこれを了承した。鈴木市長、坪内町長とも年内に合併協設置議案を議会に提出する意向を示している。

合併協設立へ準備会 富士・富士川
http://www.shizushin.com/feature/gappei/kiji2/20060809000000000017.htm
「編入」方式念頭に方針検討

 富士市と富士川町の合併協議会設立に向けた初の準備会が8日、富士市役所で開かれた。準備会の設置要項を了承したほか、合併に向けた基本的な考え方について事務局が説明し、意見交換した。次回準備会は9月6日。3回目は10月を予定し、全3回程度で終了する見通し。
 準備会には富士市から6人、富士川町から5人が出席した。会長に常盤勝利富士市助役が就任したほか、協議事項では、合併協を設立する際の事務所の場所や名称、また「協議会だより」の経費負担などを検討した。また合併に際しては、両市町の行政水準を維持することや行政格差が生じないよう一体的まちづくりを進めることなどを事務局案として示した。合併方式については、富士市への「編入」を念頭に3回目あたりに準備会としての方針を出す見込み。
 準備会は、坪内伸浩富士川町長が7月4日、鈴木尚富士市長に「合併に関する協議の場」設置を申し入れたことで開催した。鈴木市長、坪内町長とも年内に合併協設置議案を議会に提出する意向を示している。

2701とはずがたり:2006/08/09(水) 21:47:22
<東海>静岡県
>>2691-2693
新市名「浜名湖市」とか良いね。三ヶ日とかもあんま浜松市に冷遇されるとこっちに入れば良かったとか思うかも。

[合併の行方 新居町長・町議選を終えて](上)「湖西」へじわり始動 「融和、対等」の声も
http://www.shizushin.com/feature/gappei/kiji2/20060808000000000091.htm

 合併先を最大の争点にした新居町長選は湖西市との合併を掲げた中嶋正夫氏(67)が初当選し、町議選も「湖西市派」が12人中9人を占めた。湖西市との今後の合併の行方と課題を探った。
 中嶋氏が圧勝したことで、湖西市側からは7日、合併を歓迎する踏み込んだ発言が目立った。
 「新居町の意向がはっきりした。打診や要望が来たら迅速に答える義務がある」。三上元市長(61)は“ラブコール”する新居がどんな町なのかを、市の来月の広報で情報提供し、自治会向け説明会の開催も検討することを明らかにした。
 「湖西の名前にこだわらず、障害はあまりないと思っている」とも述べ、市議会議員の任期が終わる来年4月を合併時期の1つのめどに掲げ始めた。
 人口5万人に満たない湖西にとって、6万人都市になるのは1つのメリット。同市議会の二橋益良議長(57)も「吸収合併すると住民感情がもつれる。住民の心をつかむには対等合併」と現実論を口にした。
 今後は両市町民の合意形成や具体的な意見交換の中身、合併時期が焦点。大差が付いたとはいえ、浜松市との合併を主張した古橋武司前町長(76)は2800余の票を獲得した。湖西との合併ありきの早急な展開は、新たなしこりを生む懸念も残る。
 町議選でトップ当選した馬場衛町議(60)は「湖西への主張をどうしていくかはこれから」とし、合併時の約束事をどうまとめて、取り付けるかを課題に挙げる。
 湖西市議会の改選期までに合併協議をまとめたい思惑もあるが、一部市議には「時間的に窮屈」という声も漏れる。合併した場合の新市名も「浜名湖市」「湖西市」など複数案が浮上し出した。
 議長経験者の佐々木伸康市議(52)は「まだ市民に説明していない段階。住民投票やアンケートで信を問うべきで来年4月は無理。新居と合併し市の財政は大丈夫なのか」とくぎを刺し、市民の意向に配慮する。
 新居町総務課によると、本年度末の町債務総残高見込みは約100億円と一般会計予算額の倍以上。どう返済し、債務を抑えていくかも議論の余地がある。
 町民との意見交換会開催を検討している中嶋新町長が、今後どのような形で湖西市との合併協議を具体的に進めるのか。町民への説明責任も問われる。

2702とはずがたり:2006/08/09(水) 21:47:41
<東海>静岡県

新居町の高コスト体質は競艇からの上がりを計算に入れてしまってたからか?

[合併の行方 新居町長・町議選を終えて](下)老朽化する公共施設 行革内容の提示急務
http://www.shizushin.com/feature/gappei/kiji2/20060809000000000053.htm

 築30年がたち、耐震強度も不十分と判明したのに、補強や新築のめどが立たない。年間8万人もの町民らが利用する「町民体育館」(新居町浜名)の置かれた状況は深刻だ。
 耐震工事の必要性は以前から町内で議論されているが、厳しい財政事情が影を落とし続け、正式な方針決定がされていない。
 「町民温水プール」(同)は“温水”プールなのに冬場は泳げなくなった。昨年10月、水を温めるボイラーなどが修理不能となり、夏場だけしか泳げないプールになっている。
 新居町の財政は、大きな収入源だった浜名湖競艇からの収入がピーク時は十数億円あったが、近年は数千万円規模に激減している。本年度は1億3000万円まで上がる見込みだが、ピーク時の1割程度。町の一般会計当初予算額も4年連続で前年比マイナス予算となった。
 新居町は人口規模の割に公共施設が多く、維持管理費がかかる特徴がある。ここ数年、補修や改修、新築の是非を議論する時期に来ている。
 町はこれまで長期未利用の町有地の処分など行財政改革に努めているが、行革を町民に説明した町の広報(ことし3月号)を見ても、抜本的な内容は乏しい。
 村越紀夫町商工会長(69)は「合併はいいと思うが、しっかり町の足腰を鍛え、職員も意識改革すべき」と指摘。湖西市商工会の大塚隆三会長(76)も「町の財政が悪化したから合併、では筋が通らない。体質改革してから協議する必要がある」と町の自助努力の必要性を訴える。
 湖西市の職員からも「来年4月の合併は事務的に無理」(20代男性)「もっと慎重に協議すべき」(50代男性)という本音が漏れる。
 合併について、首長や一部議会関係者の発言が先行気味だが、住民からは「現時点で合併の賛否の考えはない。なぜ合併するのか、長所短所も説明してほしい」(湖西市新所原の30代男性)、「身近なサービスを受けるには合併しない方がいいようにも思う。合併の必要性をきちんと知りたい」(新居町新居の50代女性)という声が聞かれる。
 中嶋正夫町長(67)は選挙戦で一層の行革の必要性を強調し、できることから着手していく姿勢を鮮明にしている。行革施策の具体的な実行や、合併で住民が痛みを伴う内容説明も求められる。

「湖西と合併、町民望む」 新居町長 市長に就任あいさつ 浜松市長にも
http://www.shizushin.com/feature/gappei/kiji2/20060808000000000079.htm

 湖西市との合併を掲げ当選した新居町の中嶋正夫町長が8日、湖西、浜松両市役所を訪れ、三上元湖西市長、北脇保之浜松市長に就任のあいさつをした。
 湖西市役所では、中嶋町長は三上市長に「町民の気持ちが選挙の票に表れた。町民が将来、湖西市と一緒になるのを当然と受け止めているということ」と“ラブコール”を送り、「また相談に上がります」と合併に向け交渉を始めていく意欲を示した。
 面談後、三上市長は「新居町から合併について正式な申し込みがあると推論している。申し込みを受け、情報を公開し、新居との合併についてどう思うか、市民、議会に語りかけていきたい。市として合併について公式見解が必要になると思う」と述べた。
 北脇市長に対して中嶋町長は「いろいろご心配かけました。行政の立て直しなどご指導いただきたい。特に地震対策の連携も進めたい」とあいさつ。北脇市長は「隣の市として引き続きいい関係を築きたい」と述べた。

2703とはずがたり:2006/08/10(木) 10:13:29
<九州・沖縄>鹿児島県

大口、菱刈議会 法定協設置を可決
住民発議受け再スタート
http://www.373news.com/2000picup/2006/08/picup_20060810_5.htm

 大口市議会と菱刈町議会は9日、それぞれ臨時会を開き、菱刈町の住民グループが直接請求していた1市1町の法定合併協議会設置について可決した。今後、両市町で第1回会合の日程などを話し合う。
 両市町は旧合併特例法の優遇措置を受けられる2005年3月末までの合併申請を目指した経緯があり、今回の法定協設置決定は、1市1町合併に向けた再スタートとなる。
 両市町議会とも同日議案を上程。大口市議会は本会議で賛成多数で可決した。
 菱刈町議会では合併対策調査特別委員会にいったん付託され、法定協設置請求代表者の大橋晋さんを呼んであらためて意見を求めた。議員の間からは「1市1町の先に広域合併を」「今は災害復旧を優先させたほうがいいのでは」などの意見が出された。
 その後、全員協議会で意見を調整。再開した委員会では全会一致で原案通り可決。本会議でも全会一致で可決した。
 両市町は旧合併特例法下での合併申請を目指したが、04年12月、菱刈町の住民投票で反対票が上回ったため法定協の協議を休止し、05年5月に廃止した。
 菱刈町の住民グループは5月末、法定協設置を神園勝喜町長に本請求。大口市の隈元新市長が市議会に付議する意向を表明したことを受け、両市町議会が開かれた。

2704とはずがたり:2006/08/10(木) 10:14:30
<東北・北海道>青森県

新郷村が五戸町に市町村合併協議開始を要請(2006/08/09)
http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2006/08/09/new06080901.htm

 新郷村の須藤良美村長と村議会正副議長は八日、五戸町役場に三浦正名町長らを訪ね、市町村合併の協議開始を要請した。非公開での会談では、須藤村長が「これまでの村の合併対応で五戸町に大変ご迷惑をかけた。町、町議会、住民におわびしたい」と陳謝。三浦町長は、今月中に町議会に議員全員協議会を開き協議を求める方針を示したが、村への回答時期については保留したという。
 会談には、新郷村側から須藤村長、村議会の横田幸穂議長、東利昭副議長が、五戸町側からは三浦町長、町議会の三浦俊哉議長、鈴木繁男副議長が出席。須藤村長が三浦町長に対し、「市町村合併に関する協議の申し入れ」と題した要請文を手渡した後、非公開で四十分ほど会談した。
 終了後、取材に応じた須藤村長は、「五戸川の流れを壊さずに合併を前向きに検討するよう心からお願いした」と語った。さらに、合併に関して村側から条件は提示しなかった―とした上で、「議員定数や村有財産の取り扱いの問題などが出るかもしれないが、すべては合併協議のテーブルに着いた時に判断すべきだ」と述べ、協議機関の設置を優先したい考えを示した。
 要請を受けた三浦町長は「新郷村とは過去の経緯があるので簡単には判断できない。町の対応はまだ白紙だ」と語った。
 さらに、「町議会には今月中に議員全員協議会を開いて対応を協議してもらうが、一回でまとまるかは分からない。村側には『いつまでに回答する、ということは約束できない』と伝えた」として、要請に対する判断に時間を要する可能性を示唆した。

2705とはずがたり:2006/08/10(木) 10:19:51
<東北・北海道>山形県

合併しないとしてきた現職が敗退

高畠町長に寒河江氏・2016票差、現職渡部氏を破る
http://www.yamagata-np.jp/の記事検索より。2006/04/17付け

 任期満了に伴う高畠町長選は16日投票が行われ、即日開票の結果、前県議の寒河江信氏(57)=高畠=が、現職の渡部章氏(57)=糠野目=に約2000票の大差をつけて初当選した。投票率は78.91%で、2002年に行われた前回選挙の77.29%を1.62ポイント上回った。

 寒河江氏は去年12月の出馬表明後、ただちに各地で座談会を開いて町財政の抜本的な改革の必要性などを強調。自民党と公明党から推薦を取り付け、町商工会幹部、建設業者などから幅広く支持を集めるなど、万全の態勢で選挙戦に挑んだ。大票田の地元高畠地区で渡部氏を引き離したほか、和田、亀岡両地区でも支持を広げて票の上積みに成功した。

 渡部氏は、後援会を基盤に草の根運動を展開。市町村合併をしない自主自立のまちづくりを訴え、地元の糠野目地区は固めたものの、高畠地区で票が伸び悩んだ。

 寒河江氏は当選決定後、高畠地区の選挙事務所に集まった大勢の支持者を前に「皆さんの支えがあったからこそ当選できた。しっかりとした町のビジョンを示し、課題を解決していきたい」と抱負を語った。

[開票結果](選管最終)
当 寒河江 信 無新 9,240
  渡部  章 無現 7,224

[当選者略歴]
((1)現職(2)最終学歴(3)主な経歴)
寒河江信(さがえ・まこと) 57 無新
(1)旅館業(2)一橋商高(3)町陸上競技協会長、町体協副会長。県議1期、町議3期。当1

2706とはずがたり:2006/08/10(木) 10:22:05
<東北・北海道>山形県

寒河江氏は合併も模索すべしと主張

渡部氏を寒河江氏追う、高畠地区の攻防鍵−高畠町長選
http://www.yamagata-np.jp/の記事検索より。2006/04/14付け

 任期満了に伴う高畠町長選は、投票日の16日まであと2日と迫った。再選を目指す渡部章氏(57)=糠野目=が現職の強みを生かしてわずかにリードし、新人で前県議の寒河江信氏(57)=高畠=が激しく追い上げている。現職と前県議という町の“顔”同士の一騎打ちとあって、選挙戦は日を追うごとに加熱しており、最後まで予断を許さない状況だ。

 渡部氏は、政党の推薦に頼らない「町民党」を掲げ、後援会「未来をひらく町民の会」を基盤に草の根運動を展開している。出足こそ寒河江氏に遅れを取ったが、町議6人と後援会女性部などが機動力を生かして巻き返し、高齢者や女性を中心に支持を拡大。地元の糠野目地区では圧倒的な優位を保っている。2002年の前回選挙で優勢だった和田地区で寒河江氏の浸透を許しているのが懸念材料だ。

 寒河江氏は自民党と公明党の推薦を取り付け、町議15人や町商工会幹部、建設業者らの支持を得て分厚い布陣を敷く。去年12月の出馬表明後、直ちに各地区で座談会を開催。最大の票田である地元の高畠地区に加え、二井宿地区で支持を広げている。組織体制は渡部氏を上回るが、各町議の支援態勢にはかなりの濃淡がある。典型的な動員戦術を展開しているだけに、末端の有権者への浸透に不安を残す。

 政策面では、渡部氏が自主自立のまちづくりを訴えているのに対し、寒河江氏は市町村合併を模索すべきだと主張。合併に関する考えの相違を有権者がどのように判断するのか注目される。地域的には大票田の高畠地区での攻防が勝敗の鍵を握ることになりそうだ。

 知名度の高い両氏の戦いに町民の関心は高く、投票率は前回の77.29%を上回る80%前後となるものとみられる。10日現在の有権者数は21,237人(男10,217人、女11,020人)。

[町長選立候補者](届け出順)
渡部  章 57 町 長 無現
寒河江 信 57 旅館業 無新

2707とはずがたり:2006/08/10(木) 10:47:02
<東北・北海道>山形県
>>2162>>2066辺りの関連記事

最上地区の合併の気運は高まっているのではないか?新庄+舟形+大蔵+鮭川+戸沢じゃ駄目か?

県の合併案に県内市町村長12人が「賛成」
http://www.yamagata-np.jp/の記事検索より。2006/02/02付け

 市町村合併に関し、県が県内4ブロック単位に市町村の組み合わせなどを盛り込んだ「推進構想」案(中間報告)を示したことを受け、山形新聞は県内32市町村長に緊急アンケートを実施し、組み合わせ案に対する考えや将来の合併への認識を聞いた。その結果、12人が「賛成」で、2人が「反対」。「現時点では判断がつかない」が18人と最も多く、首長の戸惑いや複雑な胸中が読み取れた。

 県案への「賛成」の理由は「生活圏などを考えると自然な組み合わせ」「将来の行政サービスの維持向上を考えれば最も妥当」など。「反対」は「人口10万人規模を目指す構想を」「合併協議会解散の原因究明が先決」とした。「現時点では判断がつかない」は「住民の意向が反映されていない」「当面は自立を目指す」ことなどを理由に挙げている。

 調査の対象は、旧市町村合併特例法が適用された昨年、合併した酒田市、鶴岡市、庄内町を除いた32人の市町村長。

 県は先に開かれた第4回県市町村合併推進審議会(会長・柴田洋雄山形大理事)に、村山地域は天童市を含む山形市周辺3市2町を1市とするなど計3市で構成、最上地区は8市町村、置賜地区は8市町をそれぞれ1市とし、庄内地域は鶴岡市と三川町の南庄内を1つとする案を示した。今後、市町村や県民から意見を聞いた上で、年度内に「推進構想」を策定する。

反対…寒河江市・大江町
賛成…新庄,上ノ山,長井,山辺,中山,舟形,大蔵,鮭川,戸沢,飯豊,三川(鶴岡と合併決定済み),遊佐(合併構想に含まれていない)
現時点で判断がつかない…高畠町を含むそれ以外の市町村

2708とはずがたり:2006/08/10(木) 14:09:07
<東北・北海道>山形県
>>2707
>「反対」は「人口10万人規模を目指す構想を」「合併協議会解散の原因究明が先決」
反対は寒河江と大江の2市町しかないので,この2研の反対理由はどちらかが寒河江で,どちらかが大江。
この2市町はいずれも西村山となっている。この枠組みにどの自治体を入れると10万人になるのかな?
おそらく大江が「人口10万人規模を目指す構想を」で寒河江が「合併協議会解散の原因究明が先決」ではなかろうか?寒河江が10万人規模を目指すと寒河江が主導権握れなくなるかもしれぬし,合併協議会解散に関わってたのは早くに離脱した大江ではなく寧ろ寒河江。

=寒河江市・西川町・朝日町・大江町・河北町の合併の経緯=
1999年河北町の合併に関する住民アンケートの結果「寒河江市(38.8%)」「東根市(34.2%)」
2001/11/22西村山郡大江町,河北町と5市町で研究会「西村山広域行政圏市町合併調査研究委員会」設置
2002/9月河北町の合併に関する住民アンケート(住民3千人対象)の結果
 合併の是非:「必要(20.1%)」「どちらかといえば必要(25.2%)」「どちらかといえば必要ない(15.6%)」「必要ない(20.2%)」「どちらともいえない(18%)」
 枠組み:「天童市,東根市(38.3%)」「寒河江市,西川町,朝日町,大江町(33%)」「天童市,東根市,村山市(21.7%)」「その他(6.4%)」
2003/2/28大江町,河北町が合併協議不参加を表明
 大江町は単独町制継続へ
 河北町は単独町制継続や,天童市,東根市との合併を検討へ→実現せず
2003/5/153市町で準備会「寒河江市・西川町・朝日町任意合併協議会設立準備会」設置
2003/7/1任意協議会設置
 朝日町は事実上の飛び地
2004/3月3市町での合併の是非を問う住民アンケートの結果
 西川町:「賛成(27.8%)」「反対(70.4%)」
 朝日町:「賛成・どちらかというと賛成(28.1%)」「反対・どちらかというと反対(55.8%)」「わからない(16.1%)」
2005/3/31以前合併予定期日
 新市名公募予定
 新市役所:現・寒河江市役所
2004/5/13西川町が合併を断念
 西川町,朝日町は単独町制継続や,大江町,河北町を含めた広域合併を視野に検討へ
2004/5/293市町での合併を断念,協議会を解散

2709とはずがたり:2006/08/10(木) 14:12:54
<東北・北海道>山形県

ちょいと古い記事だが

川西町長が2市1町に合併協議呼び掛け
ttp://www.yamagata-np.jp/の記事検索より。2003/01/18

 川西町の高橋和男町長は17日、町議会の合併問題に関する検討特別委員会で、今後の進め方として、合併に前向きな長井市、飯豊町、米沢市に呼び掛け、来月中にも話し合いの場を設けたい、との意向を示した。先に行われた首長レベルの意見交換を踏まえた対応で、町内できょう18日からスタートする座談会で町民に説明する。

 記者会見で高橋町長は「5市町と接する川西町の地理的条件、さらには広域的な枠組みで合併の必要性を訴えてきた経過から、話し合いの場は川西町から呼び掛けていく」と強調。合意が得られた自治体で任意協議会へと進み、遅くとも6月議会に法定協議会設置関連議案を提案し、合併特例法期限の2005年3月までに間に合わせたいとの考えだ。

 首長レベルの協議は今月14日の置賜広域事務組合理事会に引き続き行われた。高橋町長の説明によると、川西町が「まずは話し合いの場が必要」と提案。長井市は「話し合いの場を設けることには同調する。東と西に分かれるのではなく、置賜全体で」、飯豊町は「市町間の話し合いの場は必要」、米沢市は「前から推進の立場。置賜でも必要」と前向きな意見が示された。

 半面、南陽市は「アンケート結果から、合併特例法期限の2005年3月までにまとめ上げるのは間に合わない」、白鷹町は「05年3月まで合併の考えはないと公表している」と回答。高畠町、小国町はともに、アンケートを実施し、方向性を定める意向を示したという。

=米沢・置賜地区=
2001/8月長井市は小国町,白鷹町,飯豊町との4市町での合併を検討へ
2002/6月川西町の合併に関する住民アンケート(世帯対象)の結果
 合併の是非:「必要(50.6%)」「必要ない(26.8%)」「わからない(20.4%)」
 枠組み:「米沢市(34.9%)」「米沢市,南陽市,高畠町(23.8%)」「置賜地方8市町(9.8%)」「米沢市,高畠町(6.2%)」「南陽市,高畠町(4.4%)」「高畠町(4.2%)」「米沢市,南陽市(2.4%)」「南陽市(1.4%)」「南陽市,長井市,飯豊町(1.2%)」「その他(11.6%)」
6/25米沢市,川西町で2市町での法定協議会設置を求める住民発議,米沢市が可決,川西町が否決し不成立
12/2白鷹町が単独町制継続を表明
2003/1/14川西町が置賜地方での合併協議を提案,米沢市,長井市,飯豊町が参加に前向き
2月米沢市,長井市,川西町,飯豊町の4市町での合併を検討へ
2月高畠町の合併に関する住民アンケートの結果「必要ない(51%)」
6/6高畠町が単独町制継続を表明
6/19飯豊町が(選挙違反事件に伴い)町議総辞職のため任意協議会不参加を表明,町議選後の参加を検討へ
2003/6/293市町で任意協議会設置
 合併方式:「新設」を基本に検討へ
2005/3/31以前合併予定期日
9/22〜25法定協議会設置案を米沢市,川西町が可決,長井市が否決
2003/10/13市町での合併を断念,協議会を解散
 長井市,川西町は南陽市,飯豊町と4市町での合併を検討へ→断念
2004/3月米沢市の合併に関する住民アンケートの結果
 合併の是非:「必要(43.7%)」「必要ない(41.7%)」「わからない(13.5%)」
 枠組み:「南陽市,高畠町,川西町(40.3%)」「置賜地方8市町(19.8%)」「高畠町,川西町(16.9%)」など
 米沢市は合併特例法期限にとらわれず検討へ

2710とはずがたり:2006/08/10(木) 14:42:58
<東北・北海道>山形県

検証・出直し県議補選西置賜郡区(下)
山形新聞2003/10/01

 県議選西置賜郡区の補欠選挙は、前飯豊町企画課長の小池克敏氏(59)=小国町白子沢=の勝利に終わった。今後は、白鷹町と飯豊・小国両町に分かれた地域間競争で生じたしこりをどう修復し、市町村合併やまちづくり、産業振興と雇用の確保など、諸課題に取り組むかに焦点が移った。

 県内各市町村のうち、最大面積で、東京23区がすっぽり入る県境の町小国。常時、通行できる道路が国道113号しかなく、交通事故一つ起きても寸断される環境であるとし、町は以前から代替ルートの整備を関係機関に強く要望してきた。

 小野精一町長は「豪雪や水害などの災害時でも車の通行を確保できる道路をと、今年も新潟山形南部連絡道路(地域高規格道路)や国道113号、新潟県朝日町と結ばれる町道長沢三面線などの整備促進を国や県に要望した。西置賜は、道路整備ですら今からという実態だ。今後も実現に向け、粘り強く運動していきたい」と語る。

 南北に長く、福島県とも接する飯豊町。ここも道路整備が遅れている。基幹産業となる農業の振興も大きな課題だ。特に、就農者の高齢化が進んでいることから、都市部からのUターンや、Iターンで新規に就農を希望する人を積極的に受け入れ、農地を提供してきた。

 斎藤正三郎町長は「若い世代が加わることで、農業の未来が描けるようになり、活性化につながる。現在、新規就農者向けの住宅が不足しており、町の住宅政策の一環として雇用促進住宅などの活用を図りたい」と話す。

 3町のうち、一番北側で、面積が狭い白鷹町。鮎貝地区で進めている新たなまちづくりの中で、目玉となる県の男女共同参画センター分館(仮称)の建設について、町は、県に対し、財源や運営面などで支援を求めている。

 橋本光記町長は「念願の国道348号は整備を終えた。今後は、男女共同参画センター分館を整備し、県内外に情報を発信していきたい」と、実現に力を込める。

 このほか、3町には、県の高校再編整備計画の中で地元県立高の存続や、市町村合併、置賜エリア30分構想など、共通課題が多くある。長井・西置賜が一丸となり、解決策を探る姿勢が求められている。

 小池氏は、単なる県とのパイプ役ではなく、地域づくりのアイデアを提供する立場でもありたいとの考えを述べた上で、「今回は西置賜の全住民に選ばれたと思っており、長い行政経験を生かし、3町個々と3町共通の課題に真剣に取り組みたい。そのためにも、選挙のしこりを早期に修復し、地域のニーズをあらためて把握したい」と、新たな出発点に立ったことを強調している。
(この企画は長井支社・石井剛が担当しました)

2711とはずがたり:2006/08/10(木) 14:44:02
<東北・北海道>山形県

05年までの合併なし・小国町長が議会報告
山形新聞2003/05/27

 小国町の小野精一町長は26日、合併特例法の期限となる2005年3月末までの市町村合併は行わないとの基本方針を、町議会に示した。

 この日開かれた町議会全員協議会で報告した。小野町長は、合併しない理由について(1)町民の多くは、早急な合併を望んでいない(2)合併によって中長期的に安定した財政環境を維持できるとは限らない(3)国が進める新たな地方行財政制度の方針が不透明(4)集落機能の維持や、過疎化の防止のため、行政区域を広げない方が望ましい(5)計画的で総合的なまちづくりを推進することで、自治体としての機能を維持できる―など7点を挙げた。

 今後の町財政の見通しとしては、「税収や、地方交付税の減少が見込まれる中で、現在のまちづくり構想を見直し、徹底した経費の節減と、事業の優先順位の確立などを行う」と話した。

 また「これからも合併に関する検討は進め、近隣市町との議論も行う。同時に、国の動向を見定めていく」と、05年3月末以降の合併を否定しない方向性も示した。

 小国町は去年5月、市町村合併課題研究会(委員長・加藤春雄助役)を設置。町内で座談会を開いたほか、今年1月に18歳以上の住民全員を対象にしたアンケートを行った。置賜地区では、去年12月、白鷹町が同様の基本方針を示している。

2712とはずがたり:2006/08/10(木) 14:48:37
<東北・北海道>山形県置賜地区

●米沢市…元々合併に積極的。旧法の期限に拘らず模索
●南陽市…元々合併に消極的?
●長井市…元々合併に積極的だった。置賜の広域合併に市長は賛成>>2707(06/02)
●飯豊町…米沢市, 長井市, 東置賜郡 川西町との合併協議に県議選を巡る選挙違反事件に伴い町議総辞職>>2710のため任意協議会不参加を表明,町議選後の参加を検討へ(参加表明前に協議破談)(03/06) 長井、南陽、飯豊、川西の二市二町による合併検討協議を仕掛けるも失敗。斎藤町長は全置賜合併をぶちあげ。町議会は冷ややか(04/08)
●川西町…町長は米沢市を含めた置賜地域広域(合併に前向きな米沢・長井・飯豊・川西)での合併も検討へ(03/01)>>2709
●高畠町…単独町制継続を表明(03/06)合併推進派町長が当選(06/05)>>2705-2706
●白鷹町…単独町制継続を表明(02/12)
●小国町…単独町制継続を表明(03/05)>>2711

米沢市,川西町…法定協議会設置を求める住民発議,米沢市が可決,川西町が否決し不成立(02/06)
米沢市, 長井市, 東置賜郡 川西町…長井市議会の反対で破綻(03/10)
長井市, 南陽市, 東置賜郡 川西町,西置賜郡 飯豊町…南陽市が合併協議から離脱を表明し破綻(04/08)


米沢,長井,川西,飯豊,高畠で合併とかどうだ?
米沢+長井+川西+飯豊と南陽+高畠とかどうだ?

2713とはずがたり:2006/08/10(木) 20:07:44
<北関東>群馬県

市町村合併:榛名山地区、分割へ 合併後の住所表示、新町名は大字名に /群馬
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060802-00000119-mailo-l10

 10月に高崎市と合併する榛名町は、合併後の住所表示で「榛名町」を使わず、大字名をそのまま各町名とする方針を固めた。例えば、現在、役場のある「榛名町大字下室田」は、合併後「高崎市下室田町」とする。ただ、観光地として広く知られる「大字榛名山」地区は、榛名湖周辺を「高崎市榛名湖町」とし、榛名神社から下部地域を「高崎市榛名山町」とする分割表示となる。新町名は高崎市議会9月定例会での議決を経て正式決定する。
 2町名の分割表示は地元からの要望に応えた措置。町観光協会榛名湖支部など地元4団体が「榛名湖の知名度アップと地域活性化のためになる」として、3月に新住所に「『榛名湖』を入れたい」と、町に要望していた。榛名山地区の総会では一部に異論はあったが、最終的に町名の分割表示に合意した。富沢素行町長は「榛名湖のイメージを町名に表す斬新な考えで法的に問題はない。将来、榛名山一帯は新高崎市の観光の象徴になる」としている。
 町名の区割りは「榛名湖町」となるのが榛名湖畔周辺と滝ノ平の7地区。「榛名山町」が同神社門前の社家町、小田原など15地区。鹿野宏・区長協議会長は「榛名湖町は観光地としてPRするのにふさわしく、今後の観光開発の活性化につながる」と歓迎の意向だ。
 合併後の新町名については、3月の住民アンケートで「榛名町を町名に残す」とした回答が約7割を占めていた。しかし、町は「新市の速やかな一体感醸成にも、簡便な表記がいい」などとして、大字名のみを町名とする考えを示している。[深谷徹夫]8月2日朝刊
(毎日新聞) - 8月2日12時6分更新

2714杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2006/08/10(木) 21:51:43
だから止めろと言ったのに・・・・・

●「みらい平」実は登録商標、県もうっかり使用
権利持つ会社が無償譲渡の意向
http://www.joyo-net.com/honbun.html#kijic

つくばエクスプレス(TX)の駅名になっている「みらい平」の名称が、実は、つくば市のIT技術開発会社「つくばマルチメディア」(つくば市、小田部文彦社長)が所有する登録商標であることが九日、分かった。

同社は駅名が決まる一年前の二〇〇二年九月に、不動産情報提供の分野で「みらい平」を商標登録した。現在同駅周辺ではすでに不動産会社などが「みらい平」の名称をあちこちで使っており、県も昨年暮れからうっかり使用していたほど。

同社は、今になって権利を主張しても地域開発に影響が出る恐れがあるとして、同日記者会見し、県に商標を無償で譲渡すると発表した。

譲渡を受ける県は、今後の権利について「みらい平地区を宣伝していかなくてはならない立場なので、まちづくりに役立つよう誰でも自由に使ってもらって『みらい平』を全国に宣伝してほしい」と話している。書類作成の手続きが整い次第、できるだけ早く譲渡を受けたいとしている。

「みらい平」の名称は、〇一年一月十八日、TX沿線地域全体が「みらい平・いちさと」と名付けられたのが最初。同社は五日後の二十三日に不動産の分野で商標登録を出願、一年半後の〇二年九月に商標として認められた。

登録期間は十年間で二〇一二年九月まで。駅名として使用する分には問題ないが、不動産と情報通信分野で使用すると権利の侵害になるという。

同社は、県内のTX沿線の不動産情報を提供するインターネットポータルサイトの商品名にする計画だった。一方、駅名に決定してからは「みらい平」はTX沿線全体を指す名称ではなく、同駅周辺地区の名称として世間に定着してしまい、ポータルサイトの商品名には適さなくなったという。

TX開通後、同駅周辺には「みらい平」の名称を用いた不動産情報があふれ、県も昨年暮れから「みらい平」の名称を使用して、県内のTX沿線では最初となる一戸建て住宅団地「陽光台」の販売を開始した。県は登録商標であることを「うかつにも知らなかった」としている。

多くが登録商標であることを知らずに使用していると見られ、現時点で改めて権利を主張した場合、同駅周辺の開発に影響が出ると見られることから、県に無償譲渡することにしたと小田部社長は話している。

[My HP] http://politics.mtcedar.com/
      http://professorgiko.fc2web.com/
      http://mtcedar.txt-nifty.com/

2715とはずがたり:2006/08/11(金) 01:23:41
<東北・北海道>北海道

頑張れ,夕張。

「夕張商人」の意地です メロンの上に特大ソフトクリーム  2006/08/10 09:12
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&amp;d=20060810&amp;j=0025&amp;k=200608102188

<夕張> 財政再建団体入りを決めた夕張市にある生鮮食品店「夕張あきんど屋」(同市清水沢)が「夕張商人」の意地を見せようと、夕張メロンを使った特大ソフトクリームの販売を始めた。

 メロンのハーフカットの上に通常の一・五倍のソフトクリームがのり、名付けて「おおばんぶるまい」。八百円で、果物の王様・夕張メロンと牛乳たっぷりのソフトが味わえる。

 二十日までの期間限定品。諸沢彰一店長は「観光・夕張の底力を示したい」とクリームが溶けるほど意気込む。

2716とはずがたり:2006/08/11(金) 12:09:56
<東海>静岡県

中嶋新居町長が知事訪問 湖西と合併、町民の意思
http://www.shizushin.com/local_politics/20060810000000000038

 湖西市との合併を公約に掲げ初当選した新居町の中嶋正夫町長が9日、県庁に石川嘉延知事を訪ね、就任のあいさつをした。
 中嶋町長は「選挙を通じて、町民が湖西市と一緒になろうと思っている気持ちを強く感じた」と振り返った上で、「行政改革を進めながら合併を進めていきたい。町を立て直し、きちんとした形で次の世代に渡していく責任を感じている」と抱負を語った。
 石川知事は「選挙の結果が町民の正式な意思。町長選、町議選が同時に行われたことも意義がある。(合併の枠組みを審議中の)県市町村合併推進審議会の審議にも影響を与えることになると思う」と述べた。

2717とはずがたり:2006/08/11(金) 12:10:55
<東海>静岡県

志太合併「2市2町」署名 各市町で50分の1突破
http://www.shizushin.com/local_politics/20060811000000000015.htm

 志太2市2町合併推進議員連盟(会長・小柳津治男藤枝市議)の理事会が10日夜、藤枝市役所で開かれた。2市2町の合併協議会設置を求める住民発議の署名活動について、各市町とも請求に必要な有権者の50分の1を超える署名が集まったことが報告された。
 報告によると、署名数(かっこ内は有権者の50分の1の数)は、焼津市が1万1500人(1919人)、藤枝市が9900人(2110人)、大井川町が1000人(376人)、岡部町が220人(210人)。
 合併新法に定められた署名期間は25日までだが、17日に県市町村合併推進審議会が予定されているため、署名活動は15日で打ち切り、16日に最終的な署名数を発表する。22日に各市町の選管に提出するという。

2718とはずがたり:2006/08/11(金) 12:16:37
<東海>静岡県

河津は合併が前提となっているな。

河津町長に桜井氏6選 投票率82・76% 新人2氏振り切る
2006/04/17
http://www.shizushin.com/feature/chihousenkyo/20060417000000000014.htm

 任期満了に伴う河津町長選は16日、投票が行われ、即日開票の結果、無所属で現職の桜井泰次氏(71)=同町梨本=が2619票を獲得し、連続6回目の当選を果たした。
 桜井氏は抜群の知名度と、町内各地区の組織基盤を生かして選挙戦を優勢に進め、多選批判を前面に押し出した無所属新人で前町議の土屋粂太郎氏(66)=同町見高=、相馬宏行氏(46)=同町川津筏場=の追い上げを振り切った。町村長の六選は県内で4人目。投票率は82・76%で、平成14年4月の前回(84・73%)を1・97ポイント下回った。
 6選を決めた桜井氏は事務所に詰め掛けた支援者らに「多選批判もあったが、皆さんの努力のおかげで勝つことができた」と感謝の意を示した。6期目に向けて「20年間築き上げた経験、人脈を生かし、行財政改革、賀茂地区1市5町合併構想などの重要課題に取り組む。町民が合併してよかったと思えるように頑張りたい」と力強く述べた。

河津町長選開票結果
当 2,619 桜井 泰次 71 無現
  1,795 土屋粂太郎 66 無新
  1,348 相馬 宏行 46 無新
 
河津町長の略歴
 桜井 泰次氏(さくらい・たいじ) 昭和9年、河津町生まれ。日本大卒。33年に株式会社桜井入社。41年から町議(当選5回)。61年の町長選で初当選。県町村会長、賀茂郡社会福祉協議会長、町観光協会長などを歴任した。梨本
 
賀茂合併対応けん引力期待
 多選への風当たりが全国的に強まる中、桜井氏が県内町村長の“最長不倒”と並ぶ6選を果たしたのは、町民が桜井氏の経験に基づくけん引力に期待した結果と言える。
 その象徴が、今回選の争点であり期限が3年11カ月後に迫った賀茂1市5町合併への対応だ。少子高齢化の加速や交付税制度の見直しなどで、人口約8300人の同町が行政サービスを維持するのは困難になる。ここで行財政基盤強化のための合併にかじを切るとすれば、合併協議で関係市町長と対等に渡り合え、国や県に支援の注文を付けられる「桜井氏の経験」が必要と多くの町民が判断した。
 ただ、新人2人の合計得票を見れば、桜井町政を批判する声が顕在化したのも事実。町の将来の方向性が決まる重要な時期だけに、政策決定の透明度を高め、いかに町民の理解を確保するかが大きな課題となりそうだ。(下田支局・内山元志)

2719とはずがたり:2006/08/11(金) 17:32:07
<東海>岐阜県

産廃不法投棄が原因で合併協議が破綻してたが。。

ミサワホーム東海に岐阜市が措置命令 産廃撤去求める
2006年08月11日12時32分
http://www.asahi.com/national/update/0811/NGY200608110007.html

 岐阜市椿洞の産業廃棄物の不法投棄事件で、市は11日、同市の中間処理業者「善商」に産廃の処理を委託した住宅メーカー「ミサワホーム東海」(名古屋市千種区)に、排出した産廃を撤去するよう措置命令を出したと発表した。この問題での排出業者への措置命令は初めて。

 市によると、同社は99年1月〜04年2月、岐阜県内の運搬収集業者を通じ、木くずや紙くずなど住宅解体時に出た産廃1610トンの処理を善商に委託。その際、運搬収集業者との間で結んだ契約書に不備があり、廃棄物処理法違反にあたるとした。

2720とはずがたり:2006/08/13(日) 02:55:51
<九州・沖縄>宮崎県
>>2698
野尻と高原はかなり迷走してる。。

2001/8/6 えびの市,小林市,須木村と5市町村で研究会「西諸地域市町村合併研究会」設置
2002/10/24 えびの市,小林市,須木村と5市町村で準備会「西諸地域市町村任意合併協議会設立準備委員会」設置
2003/1/9 えびの市,小林市,須木村と5市町村で任意協議会「西諸地域市町村任意合併協議会」設置
7〜8月えびの市の合併に関する住民アンケート(世帯対象)の結果
 合併の是非:「賛成(32.7%)」「反対(32.5%)」
 枠組み:「小林市(29%)」「鹿児島県吉松町(21.8%)」「小林市,高原町,野尻町,須木村(13.4%)」「小林市,高原町,野尻町(1.4%)」
10/4 えびの市が合併協議から離脱を表明
2003/10/4 任意協議会「西諸地域市町村任意合併協議会」を解散
12/5 高原町,野尻町は須木村との3町村での合併,須木村は小林市,高原町,野尻町との4市町村での合併を検討へ
2004/1/20 野尻町は小林市を含む合併を検討へ
1/28 高原町が単独町制継続を表明
2004/1/29 野尻町は小林市,須木村と3市町村で準備会「小林市・野尻町・須木村合併協議会設立準備委員会」設置
2004/2/16 野尻町は小林市,須木村と3市町村で法定協議会「小林市・野尻町・須木村合併協議会」設置
2月 高原町で小林市,野尻町,須木村と4市町村での法定協議会設置を求める住民発議
2/26 高原町は合併協議への参加を検討へ
2/27 高原町が参加を申入れ
4/1 高原町が加入
9/28 野尻町議会が「合併に伴う電算システム統合に関する議案」を否決
9/30 野尻町議会の「電算システム関連議案」の否決を巡り協議が難航,協議会を一時休止
10/26 野尻町が「合併に伴う電算システム統合に関する議案」を再び否決
10/29 野尻町が合併協議から離脱を申入れ
11/19 小林市,須木村,高原町は3市町村での合併を検討へ
2004/11/22 高原町は小林市,須木村と3市町村で準備会「小林市・須木村・高原町合併協議会準備委員会」設置
11/25〜26 野尻町の協議会離脱案を3市町村が可決,高原町が否決
11/25 高原町が合併協議から離脱を表明
2004/12/6 法定協議会「小林市・野尻町・須木村・高原町合併協議会」を休止
12/16〜17 高原町,野尻町は2町での合併を検討へ
2005/1/11 2町で法定協議会設置
3月合併の是非を問う住民アンケートの結果
 高原町:「賛成(49.8%)」「反対(50.2%)」
 野尻町:「賛成(80.4%)」「反対(19.6%)」
 高原町西広原区,上広原区,下広原区で,小林市への編入(境界変更)を求める動き
3/16〜24 西広原区,上広原区,下広原区の住民が高原町と小林市に陳情書を提出
2006/3/20 合併予定期日
 新町名最終候補3点:東霧島・東きりしま(ひがしきりしま),西諸,あけぼの
 新町名:西諸町(にしもろちょう)
 新町役場:現・野尻町役場
2005/3/18 合併協定調印式
2005/3/25 合併関連議案を野尻町が可決,高原町が否決
2005/3/31 2町での合併を断念,協議会を解散
 高原町,野尻町は単独町制継続へ
2006/8 高原町で小林市との合併協設置を求める住民請求

野尻町は小林市を含む合併を指向するも野尻町議会は小林市を含む合併に反対
高原町は当初単独町制指向,高原町議会は野尻町が抜けた形での小林市との合併に反対
高原町は野尻との二町合併に賛否拮抗。特に小林市への編入を求める地域がある。

2721とはずがたり:2006/08/17(木) 19:04:25
<東北・北海道>青森県

市町村合併:風間浦村合併問題 行政懇で村長表明「むつ市への編入目指す」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060809-00000029-mailo-l02

 風間浦村の横浜力村長は7日、中央公民館で開かれた行政懇談会で、むつ市への編入合併を目指すことを表明した。同村の合併問題は、4月の大間町の住民投票の結果を受けて、大間町、佐井村との3町村での合併がご破算になっていた。
 村民を対象にした行政懇談会は、大間町の住民投票以降では初の開催。村民からは合併についての質問が相次いだ。横浜村長は「財政的にみても8割が依存財源。合併は避けて通れないという認識は行政も議会も村民も理解している」と合併の推進を表明した。
 横浜村長は従来の主張であるむつ市との合併を目指していた。懇談会では具体的な相手を明言しなかったが、その後の会見で「新たな枠組みは、むつ市。ただ、相手のあることなので相談して進めたい。時期は遅くとも来年度中に成就させたい」と述べた。[松沢康]
8月9日朝刊
(毎日新聞) - 8月9日13時1分更新

2722とはずがたり:2006/08/17(木) 19:06:57
<東北・北海道>青森県

市町村合併:新郷村、五戸町に協議を要請
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060809-00000028-mailo-l02

 新郷村の須藤良美村長は8日、過去に町村合併の協議を打ち切った経緯がある五戸町の三浦正名町長を訪ね、改めて協議を要請した。三浦町長は「議会に相談して対応する」と述べるにとどまり、回答時期についても明言を避けた。町議会は今月中にも全員協議会を開いて対応を検討する。
 新郷村は、旧五戸町、旧倉石村との合併協議を02年10月に離脱し、八戸市などとの広域合併協議に移ったが、実現しなかった。その後誕生した新五戸町に再度協議を申し入れたが、04年11月、町議会が「信頼関係がない」などと拒否したため断られた。新郷村では村長の解職請求運動が起こって前村長が辞職。出直し選挙で当選した須藤村長のもとで実施した村民アンケートでは、49%が「合併が必要」とし、うち90%が相手先を「五戸町」と回答した。[長沢晴美]
8月9日朝刊
(毎日新聞) - 8月9日13時1分更新

2723とはずがたり:2006/08/17(木) 19:09:15
<首都圏><甲信越>山梨県

増穂町長は南アルプス市指向が強いが,南アルプスは冷淡。
鰍沢町は増穂町指向が強いが増穂町が冷淡。
難しいね。

市町村合併:鰍沢町の3町議、法定協設置を要請−−増穂町長に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060809-00000098-mailo-l19

 鰍沢町議会の芦沢武美議長ら3町議は8日、増穂町役場に河西栄三郎町長を訪れ、両町による法定合併協議会設置を求める要請書を提出した。河西町長は明確な回答をしなかったが、取材に「住民投票で(鰍沢町との合併に)反対多数となった町民の意思をくんでもらわなければ困る」と法定協設置に難色を示した。
 要請書は「地域的、歴史的、行政上の一体性があり、既に両町議会が法定協設置の議決をしている」などと理由を記している。合併を巡っては増穂町議会も「両町の合併を促す県構想が出され、(住民投票当時と)状況が変わった」など鰍沢町との法定協設置を求めている。[吉見裕都]
8月9日朝刊
(毎日新聞) - 8月9日13時4分更新

2724とはずがたり:2006/08/17(木) 19:20:38
<北関東>茨城県

>同市は昨年2月に旧内原町を編入合併し、現在は茨城町と合併協議を進めている
合併協議は5月を最後に中断しているようにも見える↓のじゃが。。
水戸市茨城町合併協議会
http://m-i-gappei.com/keika/index.html
議事録読むとウェブへのうpが遅いなどと云う発言も見れるので順調に進んでいってると解釈しよう。。

水戸市議会:定数3減の30、条例改正案を可決
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060809-00000105-mailo-l08

 水戸市議会は8日、臨時議会を開き、現在33の議員定数を30に減らす議員定数条例改正案を賛成多数で可決した。
 同市は昨年2月に旧内原町を編入合併し、現在は茨城町と合併協議を進めている。県内では市町村合併の際、議員の在任特例を適用するケースが多く、合併後に議員数が増えた議会に対し解散の是非を問う住民投票が相次いでいる。このため水戸市議会は5月に定数等調査特別委員会を設置して、議員定数の削減を検討していた。
 また、今回の条例改正案には来年4月に予定される市議選に限り、旧水戸市(議員定数28)と旧内原町(同2)で選挙区を分け、別々に選挙を行うことも盛り込まれた。[土屋渓]
8月9日朝刊
(毎日新聞) - 8月9日13時6分更新

2725とはずがたり:2006/08/17(木) 19:23:00
<東海>静岡県

湖西は市長の交代があったが,それが合併の是非と絡む可能性があるのか・・

市町村合併:新居町長「町民7000人、合併望む」 湖西市訪問、意思伝える
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060809-00000001-mailo-l22

 出直しの新居町長選で初当選した中嶋正夫・新町長が8日、合併を目指す湖西市の三上元・市長を訪れ、「町民約7000人が湖西との合併を望んでいたことが分かった」と選挙結果を報告。改めて合併への意思を伝えた。三上市長も「(前町長と町議会の)2年半の議論は無駄ではなかった。町民が出した結論だろう」と歓迎する意向を示した。今後、両市町は合併に向け協議を始めるが、市議らには「簡単にはいかない」との声もあり、先行きはまだ不透明のようだ。
 中嶋町長は落選した古橋武司前町長の得票を踏まえ、「(前町長の票が)約2800票もあったので、町民とよく話し合った上で、またあいさつにうかがう」と述べた。
 三上市長は開票日の6日夜、中嶋氏の選挙事務所を訪れ「新居町との合併に障害はない。今度は早急に我々が姿勢を表さなければならない」「来年4月までの合併も可能」と前向きに語った。合併の形態についても「人口は3対1程度で、編入ではなく、対等合併になるのでは」との考えまで示していた。同市の二橋益良議長も駆けつけ「議会内には以前から新居町との合併はやぶさかではないという雰囲気はあった」と後押しした。
 しかし、湖西市議の1人は「合併についての議論は全くゼロの状態」とけん制する。今後、合併後の議席数で利害の対立も予想される。来年4月の市議選では既に3議席減が予定され、合併すればさらに新居町からの侵食で落選の可能性が大きくなる。こうした事情に、新居町職員も「市議会がまとまらず拒否されれば、町はどこへ向かえばいいのか」と既に不安を口にしている。
 この日、中嶋町長は浜松市も訪れ、北脇保之市長に「今後も大きな自治体としてご指導を」とあいさつ。北脇市長は「町にとって方向性が出たのは良いこと。浜名湖を取り囲む自治体同士で連携したい」と応えた。
 浜松市議の中には、湖西の山本昌寛・前市長が単独路線を掲げ合併しなかったことの影響を挙げ「前市長を支持し自立すると決めた市議は、財政的にかなりの負担となる新居町との合併を簡単に受け入れられない」と指摘する声もある。[望月和美]
8月9日朝刊
(毎日新聞) - 8月9日12時1分更新

2726とはずがたり:2006/08/17(木) 19:24:31
<東海>静岡県

副議長に共産か。珍しかないかやぁ??

新居町ダブル選後、初の議会 中嶋町長、合併へ決意
http://www.shizushin.com/feature/gappei/kiji2/20060817000000000062.htm

 新居町長選・町議選後初めての町議会臨時会が17日開かれた。あいさつに立った中嶋正夫町長は「(前町長が在任した)2年半の長い間、町民の皆さんに大変心配をかけた。1つのけじめを付け、議会がスタートする」と合併問題をめぐって、町長と町議会が対立し、町政が混迷したことをわびた。
 また「湖西市との合併は、当然のことと確信している。浜松市との合併を望む町民がいることを忘れず、対話していく」と強調した。
 議長、副議長の選出を行い、議長に杉山勇氏(67)=無所属=、副議長に荻野利明氏(52)=共産=が決まった。

2727とはずがたり:2006/08/17(木) 21:34:27
<北関東>茨城県

05/04/01 市町村合併:竜ケ崎市・利根町の法定合併協、解散を決める>>1760
05/07/20 選挙:利根町長選 前職、新人の2人が届け出−−告示 /茨城>>2658
05/07/25 利根町長に井原氏 前職・遠山氏破り初当選
06/02/17 8市町が合併を検討 10年3月末まで>>2179

2005年7月25日
●利根町長に井原氏
前職・遠山氏破り初当選
http://joyo-net.com/kako/2005/honbun050725.html

利根町の町長辞職に伴う出直し町長選は二十四日、町内十三カ所で投票が行われ、午後八時五十分から町役場で即日開票の結果、新人で前町議の井原正光氏=無所属=が、辞職した前町長の遠山務氏=同=を破り、初当選した。当日有権者数は一万五千七百四十七人で、投票率は72・94%だった。

遠山氏は民意に反して龍ケ崎市との合併協議を破談させたとして、合併推進派の住民団体「新しい利根町を創る住民の会」から解職請求(リコール)された。リコールの住民投票前に辞職したため、住民投票が見送られ出直し選が実施された。

井原氏は住民の会が今月二日に擁立を決めた。財政破たんの危機にある町財政の再建を図り、二〇〇七年度までに龍ケ崎市との合併実現を目指す方針を掲げ、町政の変革を訴えた。

遠山氏に対するリコールには、ニュータウン住民を中心に有権者の半数に当たる七千六百人以上が署名した。これらの有権者が井原氏を支持したのが大きな勝因となった。

遠山氏は「町民にデメリットが多すぎるため、合併に反対した」と自己の正当性を主張。一〇年までに龍ケ崎市や牛久市など周辺市町村を含めた三十万人都市の広域合併構想を掲げ、支持拡大を狙った。

しかし、これまでの合併協議をめぐる混乱の原因を作った遠山氏の不可解な行動に対し、有権者の不信感は大きく、受け入れられなかった。

井原氏は横須賀地区の選挙事務所で、「町民の期待にこたえ、生活向上を図った上で、必ず合併を実現させたい」と抱負を語った。

2728町民:2006/08/18(金) 00:30:48
私は福島県南会津町の某会社に勤めています。今年3月に4町村が合併して新町となりました。
町長選は3候補が立候補しましたが、前田島町長の湯田氏が当選されました。
馬鹿な会社の上役からの呼びかけ(圧力とまでは言えませんが)により、私共従業員も
湯田氏に投票いたしました。私たち町民の生活が少しでも良くなればと思っての投票でした
が・・・
投票日前と後では町長自身ガラリと人物が変わってしまったようです。
お偉い町長様のおかげで私自身、リストラや会社倒産の不安に日々苛まれることになってしまいました。
表では良いことを言っていても所詮こんなものでしょうか。
次回の投票では絶対に現町長には投票しません。自身の見る目が無かったことを非常に後悔しています。

管理者の方、この書き込みが不適切な内容でしたら消去して下さい。

2729とはずがたり@管理人:2006/08/18(金) 00:39:47
初めまして。ちくり,不平不満大歓迎ですよ。
それにしても,元々田島町長で公職にあった訳だし当選後そんなに変わるものなんでしょうか??
選挙の時はバラ色のこといっときながら選挙が終わると急に云うことが変わって財政支出を絞りに絞ったりしたんでしょうか?

<東北・北海道>福島県

●南会津町長選25日告示
http://www.minyu.co.jp/morning/0604gatsu/0424m.html
 町村合併で3月20日に誕生した南会津町の町長選挙は25日告示、30日投票で行われる。同町長選にはいずれも無所属で元田島町長の湯田芳博氏(55)、元野岩鉄道常務の渡部雅俊氏(62)、元県議の芳賀一太氏(59)の3人が立候補を表明しており、三つどもえの選挙戦となる公算が大きい。立候補の届け出受け付けは、25日午前8時30分から午後5時まで同町役場で行われる。同町の有権者数は3月20日現在、1万6386人(男7889人、女8497人)。

福島・南会津町が誕生 県内で2番目の広さ
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/backnum/news/2006/03/20060321t61037.htm

 福島県田島町、舘岩村、伊南村、南郷村の新設合併による「南会津町」が20日、発足した。
 南会津町は人口(2月1日現在)1万9817人、面積は約886平方キロで、県内ではいわき市に次ぎ2番目の広さとなった。旧田島町役場を本庁舎とし、旧三村役場にそれぞれ総合支所を置く。

 町長選(4月25日告示、30日投開票)には、元田島町長の湯田芳博氏(55)、元野岩鉄道常務の渡部雅俊氏(62)、元県議の芳賀一太氏(59)の3人が立候補を表明している。
 新町長が決まるまでの職務執行者は星光芳元舘岩村長が務める。議員計51人は07年4月30日までは在任特例を適用。その後は定数22となる。

2006年03月21日火曜日

2730とはずがたり:2006/08/18(金) 16:47:00
<九州・沖縄>長崎県

●鹿町も佐世保と合併の意向だが,佐世保が協議は07年の統一地方選後としてる様だ>>2365
●残る佐々町も行革を進めつつ合併協議破談で失われた信頼回復を訴えた関氏が当選。合併も視野に入っているようだが当然相手は佐世保市と言う事になろう>>2649
●離島では小値賀町が似たような境遇の宇久町が佐世保との合併を選択したものの単独を目指す方針>>2646

江迎町が佐世保との合併でアンケート
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/gappei/kiji/2006/081701.html

[江迎] 佐世保市との合併を目指す北松江迎町は、町民を対象に同市との合併に関するアンケートを十六日に開始した。十八歳以上(五千十九人)が対象。二十八日締め切り、九月上旬ごろまでに結果をまとめる。同町は「町の将来を考えたときに大きな意味を持つアンケート。町民の気持ちを形にして同市に伝えたい」としている。

 同町は二〇〇四年三月の北松浦一市五町合併協解散後、周辺町や平戸市などとの合併を模索したが実現に至らなかった。

 昨年十月の町長選で、佐世保市との合併を訴えた亀山町長が当選。町議会も市町村合併・行財政改革調査特別委員会を設置し、同市との合併実現に向け協議を進めている。

 アンケートでは、厳しい財政状況や地方分権時代への対応などの課題を挙げ「財政規模の大きい同市との合併が必要。町民の意思を確認後、正式に申し込みをしたいと考えている」と説明。同市との合併については「大いに賛成」「賛成」「反対」「わからない」の選択肢を設けた。

 同町は七月十五日から町内約二十カ所で住民説明会を実施、同市との合併の必要性について説明した。

2006年8月17日長崎新聞掲載

2731とはずがたり:2006/08/18(金) 18:06:11
<北関東>栃木県
>>2669
LRTは河内,上河内と関係ある所走るのかね??

市町村合併:宇都宮など3市町、合併協で新市素案 /栃木
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060811-00000035-mailo-l09

 来年3月に合併を予定している宇都宮、河内、上河内3市町による「宇都宮地域合併協議会」の第2回会合が10日、同市役所で開かれた。一般職の身分の取り扱いなど16議案が可決され、新市の都市計画の基本となる「合併市町村基本計画」の素案も明らかにされた。
 計画案には、06〜16年度までをメドとした、合併前後の新市の目標や統計などが盛り込まれた。新市の総人口は15年に約51万2800人のピークを迎えた後に、減少すると試算。さらに東京から約100キロの近さにあり、県の中央に位置する好立地を生かした北関東屈指の工業、商業圏の振興を目指すことや、LRT(新交通システム)などの公共交通の充実も明記された。[塙和也]
8月11日朝刊
(毎日新聞) - 8月11日12時1分更新

2732とはずがたり:2006/08/18(金) 18:08:30
<東北・北海道>福島県
>>2199

市町村合併:08年7月1日合併で合意−−福島市・川俣町・飯野町協議会
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060812-00000082-mailo-l07

 福島市・川俣町・飯野町合併協議会の小委員会が11日、福島市内で開かれ、合併期日は08年7月1日で合意した。31日の合併協議会で正式に承認される見込み。
 また、この日は合併協議会も行われ、合併後に川俣町と飯野町に選挙区を設けて行う増員選挙の議員定数を川俣町3、飯野町1とすることが確認された。[松本惇]
8月12日朝刊
(毎日新聞) - 8月12日13時2分更新

2733とはずがたり:2006/08/18(金) 22:21:03
<東海>静岡県

遠州森町危うし。。
富士地域については1市1町,志太地域については2市2町を推進するのはどうなの??
志太郡下には本来島田も入ってたと思うんだけど

■市町村合併の枠組み案を提示 (08月17日 19:54)
http://www.tv-sdt.co.jp/scripts/news/news3+.php?seq=8982

「県市町村合併推進審議会」の今年度初会合で、2地区の市町の組み合わせについて、素案が了承されました。素案では、「生活圏が一体化している地区」として、袋井市と森町を、また「中核市を目指すべき地区」として、沼津市、三島市、裾野市、函南町、清水町、長泉町の組合せを提示しています。また、志太地区については意見が分かれ、2市2町の組み合わせが望ましいとしながらも、1市1町の形も含め、審議に諮ることになりました。

2734とはずがたり:2006/08/19(土) 17:07:11

<東北・北海道>青森県

五戸町議会をリコールだ!!ヽ(`Д´)ノ

新郷からの合併協議要請に五戸議会は否定的(2006/08/19)
http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2006/08/19/new06081903.htm

 五戸町議会は十八日、議員全員協議会を開き、新郷村からの市町村合併協議要請に関して議論した。会議は非公開で行われたが、議員からは否定的な意見が多く出されたもようだ。会議終了後、取材に応じた三浦俊哉議長は「議論をまとめるには時間がかかるとみている」と話し、諾否判断をめぐる町議会での議論は長期化するとの見通しを示した。
 今回の全員協は、村から合併協議要請を受けてから初めての開催。三浦正名町長が村からの要請内容を報告した上で議論に入った。
 議員の話を総合すると、会議では七議員が意見を述べた。そのうち多くの議員が、歴史的に深い交流を重ねている町と村が五戸地域として一体となる考え方に理解を示しながらも、村が二〇〇二年に旧倉石村を含む三町村での任意協議会を離脱した経緯を挙げて、村議会が当時の体制と変わっていないことを指摘したという。
 また、村が実施した住民アンケートで合併を望む住民の割合が49%だったことに触れ、大多数の住民が希望するまで協議開始を見合わせるべきだ―とする意見が出たという。
 会議終了後、三浦議長は「議員間では過去の経緯に関する思いが強いようだが、『その経緯を踏まえた上であらためて要請に来た事情をくみ取るべきだ』という意見もあった」と語った。
 また三浦町長は、「さまざまな意見が出たが、予想していた範囲内ではあった。今はとにかく、議論がまとまる状況ではないと思う」とし、当面は町議会の議論の行方を見守る考えを示唆した。

2735とはずがたり:2006/08/19(土) 17:24:53
<東海>静岡県

「東部3市3町」「袋井・森」合併枠組み案を了承
http://www.shizushin.com/local_politics/20060818000000000007

 県市町村合併推進審議会(会長・大坪檀静岡産業大学長)は17日、東部地域(沼津、三島、裾野市、函南、清水、長泉町)の3市3町と、中遠地域(袋井市、森町)の1市1町の枠組みの合併が必要とした作業部会(部会長・坂本光司静岡文化芸術大教授)の素案を全会一致で了承した。
 志太地域(藤枝、焼津市、岡部、大井川町)については、坂本部会長が「2市2町の組み合わせが望ましい姿の1つという点では一致したが、合併新法の期限内の実現可能性、審議会の役割、首長の意向の取り扱いで大きく2つの考え方に分かれた」と報告し、2市2町と、藤枝市・岡部町、焼津市・大井川町の1市1町のそれぞれの考え方の論点整理のみを提出。枠組みについては、次回に審議することになった。
 委員からは東部地域の枠組みについて「将来的に県東部に政令指定都市を誕生させる上でも、まず地域の結びつきが強い市町の合併を積極的に進めるべき」や「中核市を目指した合併を検討する必要がある」などの意見があり、3市3町の枠組みを妥当とした。
 袋井市、森町については「過去に合併協議会が破たんした経緯はあるものの、森町と袋井市の関わりは相互に1番強く、生活圏の一体化などから合併は必要」との意見が相次いだ。
 同審議会は2月に南伊豆地域1市5町など5地域の合併の枠組みを答申。今回の二地域については秋にも石川嘉延知事に第二次分として答申する。

県市町村合併推進審議会の答申状況

▼答申に基づき県の構想に盛り込み済みの5地域
南伊豆:下田市,賀茂郡5町
富士宮・芝川
静庵:静岡市,由比町
富士・富士川

▼合併枠組みの答申を了承した2地域
中遠:袋井市,森町
東部:沼津市,三島市,裾野市,函南町,清水町,長泉町

▼今後,枠組みを検討する5地域
志太:焼津市,藤枝市,岡部町,大井川町←1市1町vs2市2町で対立
西部:浜松市,磐田市,湖西市,新居町←新居町と湖西市は独自に2市町合併に進むものと思われるが・・
熱海・伊東・田方:熱海市,伊東市,伊豆市,伊豆の国市
北駿:御殿場市,小山町
榛南:牧ノ原市,吉田町

2736とはずがたり:2006/08/19(土) 21:45:59
<九州・沖縄>佐賀県

玄海町は原発があるので唐津市との合併を拒否。県とのパイプを重視したか?

玄海町:新助役に県職員の今村盛史氏 /佐賀
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060819-00000227-mailo-l41

 玄海町は18日、臨時議会を開き、助役に県職員の今村盛史氏(44)を全会一致で選任した。町が助役を外部から迎えるのは初めて。
 今村氏は86年に県職員に採用され、農業振興課から市町村課行政担当係長などを経て、佐賀中部保健福祉事務所企画経営課長を務めていた。今村氏は「地域になじむよう努力して住民福祉に努めたい」とあいさつした。
8月19日朝刊
(毎日新聞) - 8月19日17時1分更新

2737とはずがたり:2006/08/19(土) 23:24:17
<広域>岐阜県

これは詰まり松本が県都だった筑摩県の一部だった飛弾と,美濃からなる岐阜県が合併してから130年経ったといってるのか?
飛弾にとってはどっちが良かったのか?野麦峠も安房峠も難所だから筑摩県のままでも岐阜の方が近い感じがしてたのかねぇ。。
長野県(県北+頚城),筑摩県,愛知県(美濃・尾張),静岡県(三河・遠州・駿河)の方が良かった気もする。

飛騨美濃合併130周年をPR
多治見の県総合庁舎に吹き流し
http://www.chunichi.co.jp/00/gif/20060819/lcl_____gif_____014.shtml

 21日の「飛騨美濃合併130周年」の記念日を前に、多治見市の県東濃西部総合庁舎にPR用の吹き流しがお目見えした。

 吹き流しは長さ3メートル、幅60センチ。県内では同庁舎のほか、恵那総合庁舎にも設置されている。

 東濃西部総合庁舎周辺には虎渓山永保寺があり、観光客へのアピールにはぴったりの場所。

 設置した県東濃振興局振興課は「吹き流しには130年の歴史を振り返るとともに、ふるさとの良さを再発見するきっかけになれば、との期待を込めた」と話していた。 (田村あずみ)

2738とはずがたり:2006/08/20(日) 23:38:42
<東海>静岡県

岡部町は2市2町でも1市1町でもいいから早く合併したいと云った感じか?

市町村合併:志太2市2町の法定協請求署名、各市町で温度差も
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060817-00000022-mailo-l22

 ◇請求必要数超えたが、成立確実は藤枝だけ
 志太2市2町(藤枝・焼津市、大井川・岡部町)の法定合併協議会設置を求める署名活動をしている住民代表は16日、藤枝市役所で記者会見し、全市町で必要署名数(有権者数の50分の1)を超えたと発表した。焼津市の住民代表、伊東久善さん(79)は「2市2町合併を求める声が相当数あると感じた」と運動の成果を強調した。しかし集まった署名数には各市町で温度差があり、今後、合併に向け民意をどう盛り上げていくかが試される結果となった。[鈴木英世、鈴木直]
 署名数は藤枝市1万7844人(必要数2110人)▽焼津市1万3868人(同1939人)▽大井川町1454人(同376人)▽岡部町312人(同210人)。「(17日開催予定の)県市町村合併推進審議会に民意を示す目的が達成できた」として、住民代表は期限まで10日を残し署名活動を終了した。22日に各市町選挙管理委員会に署名簿を提出する。精査のうえ規定数を超えれば合併協設置案が各市町議会で審議される。
 ただ、合併協設置議案成立が確実なのは藤枝市だけだ。否決されれば住民投票の請求手続きに持ち込めるが、同日の会見では「住民投票に持ち込みたい」との考えを示した焼津市と大井川町の住民代表に対し、岡部町の代表が「議会の対応を見て検討したい」と明言を避けるなど足並みの乱れもみられた。
 今回の署名の状況について、ある県幹部は「『2市2町が民意』というには弱い。合併審も判断に苦しむだろう」と話している。

8月17日朝刊
(毎日新聞) - 8月17日11時1分更新

2739とはずがたり:2006/08/21(月) 10:06:12
<首都圏>埼玉県比企地域
2003
1月 東松山市,秩父郡東秩父村,比企郡の10市町村で研究会設置
3月 滑川町,嵐山町,小川町,都幾川村,玉川村,東秩父村と8市町村で任意協議会「比企地域任意合併協議会」設置(2003/05解散)
7/22 6町村で研究会「比企地域3町3村合併研究会」設置(2003/12/1 法定協議会設置,
12/1 東松山市と吉見町の2市町で法定協議会設置(2004/9/14東松山市議会が「合併協議会からの離脱に関する決議案」を可決)
2004
7/11 滑川町の合併の是非を問う住民投票の結果「比企地域6町村(14.8%)」「東松山市を含む広域合併(54.4%)」「合併しない(30.8%)」
7/22 滑川町が合併協議から離脱を表明
7/28 滑川町議会が「東松山市を含む比企広域の合併推進」決議案を可決
8/9滑川町が東松山市に比企地域広域での合併協議を申入れ
8/31 6町村での合併を断念,協議会を解散
11/1 都幾川村, 玉川村の2村で法定協議会設置
12/13 東松山市は滑川町の合併協議申入れを拒否,2市町は将来的な比企地域広域での合併を視野に検討へ
2006
02月01日 都幾川村, 玉川村の2村合併でときがわ町誕生

東松山市議会が利権を貪って合併に反対してるんだな。これで少なくとも東秩父,滑川,吉見などは東松山との合併に前向きだと云うことが解った。嵐山や小川も入れて鎌倉時代には有力だった比企氏縁の地から比企市と行きたい。

市町村合併:東秩父村「東松山市と飛び地合併」 本格議論、来春以降に /埼玉
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060819-00000063-mailo-l11
 ◇村長が申し入れ
 東秩父村の礒田博安村長が、小川、嵐山、滑川3町をまたいで、東松山市の坂本祐之輔市長に飛び地合併を持ち掛けていたことが18日分かった。村単独の運営に危機感を募らせたもので、実現すれば飛び地合併は県内初となる。一方、財政面などから東松山市議会には慎重な意見があり、議論が本格化するのは来春の統一地方選以降になりそうだ。[橋本利昭、小泉大士]
 礒田村長によると、トップ会談は今月11日の比企広域市町村圏組合の正副管理者会議後に行われ、礒田村長が「(合併を)これから検討していただきたい」と口頭で申し入れたという。合併の具体的な構想には言及しなかったが、東秩父村側は3月に議会の了解を取り付けており、来年3月など早い時期の合併を望んでいる。合併方法は東松山市への編入(吸収)合併を想定している。
 だが、東松山市側には複雑な事情がある。坂本市長はこれまでの記者会見などで、飛び地合併に理解を示す発言をしているが、議会内に財政負担を懸念する声や、一昨年の吉見町との合併が失敗していることから慎重な意見もある。
 東秩父村と東松山市を含む比企地域では約3年前、当時の8市町村の合併が破たんし、その後も6町村、東秩父村と小川町の合併協議などが失敗した。東秩父村と東松山市の間にある小川、嵐山、滑川町を含む合併構想も成功しなかった。今回の飛び地合併は、東秩父村が3町を飛び越え、財政力のある東松山市に白羽の矢を立てた形だ。
 礒田村長は、毎日新聞の取材に「村の財政はだいぶ引き締めているので、合併は緊急を要するほどではないが、村の人口を考えると、将来は合併を考えないとやっていけない」と話した。一方、東松山市の福田實(みのる)助役は「今の段階ではコメントできない」としている。
8月19日朝刊
(毎日新聞) - 8月19日14時1分更新

2740とはずがたり:2006/08/21(月) 15:33:19
<北関東>茨城県

反対の千票余りは現職市議22人に対して1議席辺り50票。この辺が地方議員利権のコアな部分に与れる人数か?まぁあんま決めつけは良くないけど・・

桜川市議会の解散成立
住民投票で賛成過半数
http://www.tokyo-np.co.jp/00/ibg/20060821/lcl_____ibg_____000.shtml

 桜川市で二十日、市議会の解散の是非を問う住民投票が行われ、即日開票の結果、賛成票が有効投票の過半数を占め、市議会は同日解散された。当日有権者数は三万九千三百五十四人、投票者数は一万九千六百四十三人で、投票率は49・91%だった。合併特例法の在任特例を適用した議会が、住民投票で解散となったのは県内で四例目。解散翌日から四十日以内に新しい定数二六で出直し選挙が行われる。 (中西公一)

 同市は昨年十月、岩瀬、真壁、大和の三町村が合併し誕生。旧町村議四十七人は在任特例で、そのまま市議となり、来年九月末まで任期が延長された。

 これに対し、市民団体「桜川市民の声」(中島市郎代表)は今年四月、「議員四十五人(当時)は多い。定数を上回る議員に二年間で約一億八千万円の報酬が支払われ、合併の趣旨である行財政の効率化に逆行する」などと解散を求め、署名を開始。六月に一万九千三百七十人分の署名を添え、解散を請求した。自主的に辞職する議員が相次ぎ、二十二人まで減少した。

 市議会は「合法的に市議の地位が保障されている」などとする解散反対の弁明書を提出。六、七月に議員提案された自主解散決議案を二度にわたり否決した。

 また、今井房之助議長ら市議八人は七月、市選管に住民投票事務作業の差し止めを求め仮処分申請したが、水戸地裁は却下の決定をした。

 解散成立を受け中島代表は「市民みんなが不満を持っていた。市議は自主解散しないなど、自分の正当性ばかりを考え、市民の不満を理解していなかった」と強調した。

 一方、今井議長は「予想していて驚きはない。しょうがない。住民の声を真摯(しんし)に受け止め、今後は市の発展を陰ながら応援していきたい」とコメントした。

開票結果

賛 成 18,280
反 対 1,055
 (無効308)
 全票終了

2741とはずがたり:2006/08/21(月) 15:35:31
<北関東>栃木県

真岡・二宮 住民らの自主的合併を
説明会で県が必要性訴え
http://www.chunichi.co.jp/00/tcg/20060821/lcl_____tcg_____000.shtml

 合併新法に基づき県が策定した構想で、合併の枠組みが示された真岡市と二宮町について、県は二十日、二宮町の町民会館で、住民を対象とした説明会を行い、約四百五十人が参加した。

 県からは三月に策定された合併推進構想の内容が示され、「合併新法の下での合併協議が望ましい」とされた真岡市、二宮町の合併の必要性と行財政の効率化が説明された。

 合併推進構想などによると、二宮町は高齢化率が約23%と県内平均(19%)を上回るほか、財政力指数も〇・四六九と県平均の〇・四九を下回る。生活圏が重なる真岡市との合併による行財政基盤の強化が早急の課題とされている。

 県は、新法に基づいた合併協議会設置の勧告は当面行わない考えを示し「住民らの自主的な合併を進めてほしい」と呼びかけた。

 また、説明会には、総務省から合併推進課の瀬脇一・課長補佐も出席し、望ましい市町村のあり方について講演。瀬脇課長補佐は地方分権を進める上で、地方自治体の合併による行財政改革が欠かせない現状を指摘し、「地方自治の主たるプレーヤーは市町村になってほしい。県はそのサポート役を」と訴えた。

 説明会の後には住民との意見交換会も行われ、真岡市民から財政力格差を懸念する声が出たほか、二宮町民からは合併が頓挫した過去を挙げ「県はスムーズな合併ができるよう仲裁のような形で間に入ってほしい」とする要望も出された。 (杉藤貴浩)

2742とはずがたり:2006/08/21(月) 15:37:33
<東海>岐阜県

岐阜県高山市長に土野氏
無投票4選
http://www.chunichi.co.jp/00/sei/20060821/mng_____sei_____000.shtml

 任期満了(9月3日)による岐阜県高山市長選は20日告示され、無所属で現職の土野守氏(69)=自民、公明推薦=以外に立候補の届け出はなく、土野氏が無投票で4選を果たした。同市長選での無投票当選は1987年以来、19年ぶり。

 土野氏は旧自治省大臣官房参事官などを歴任し、1994年に高山市長に初当選した。福祉の向上や地域活性化に取り組んできた。昨年2月1日、周辺9町村が編入合併して誕生した新「高山市」の“初代”市長となった。

 市長選では、共産陣営が当初、対立候補を立てる構えを見せていたが擁立を断念し、土野氏が無投票当選を果たした。

◆1日で旧9町村巡る 選挙カー270キロ走破

 市町村合併で「日本一広い市」となった岐阜県高山市で20日告示された合併後初の市長選は、現職の土野守さん(69)が無投票で4選を果たした。届け出から8時間半だけの選挙活動で土野さんは選挙カーで市内全域を巡回し、走行距離は名古屋−箱根間に匹敵する270キロに達した。

 昨年2月1日に周辺9町村を編入合併して誕生した新「高山市」。面積は約16倍の2177平方キロに拡大し、東京都の面積に匹敵する全国一広い市となった。

 無投票の公算が大きいとみられていた今回の市長選だが、土野さんの陣営は「顔がなじまれていない旧町村部を、1日ですべて回りたい」と強行日程を組んだ。

 選挙カーは午前9時に市中心部に構えた選挙事務所を出発。いくつも峠を越えながら、旧9町村に設けた支所などで演説した。運転は2人が交代して行い、昼食は走行中の車の中で取った。

 最後となった旧国府町の会場で演説が終わったのは、選挙活動が終わる午後5時のわずか10分前。選対の都竹勝幹事長(61)は「疲れた。うまくいってホッとした」と笑顔。運転手を務めた瀬上直樹さん(47)は「こんなの1週間もやれないよ」と無投票になったことを喜んだ。街宣中、難所となっている峠道の改良を支持者から要望される場面もあったという土野さん。「個々の道路事情は改善したが、全体をつなぐ環状道路が必要だと感じた」と、あらためて市域の広さを実感した様子だった。

2743とはずがたり:2006/08/21(月) 17:22:42
<東北・北海道>岩手県

>甘竹氏は6月議会で陸前高田市、住田町との気仙広域合併の実現などを掲げ、正式に出馬表明した
合併推進派か。民主・自民どっち系でもないのかね?

現職独走の様相か 大船渡市長選
http://www.iwate-np.co.jp/news/y2006/m08/d17/NippoNews_5.html

 大船渡市長選は11月19日告示まで3カ月余りとなったが、立候補を表明しているのは4選を目指す現職の甘竹勝郎氏(62)以外になく、同氏の独走状態が続いている。有力候補と目されていた県議の不出馬を受けて、一部で対抗馬擁立を模索する動きもあるが具体化していない。経済界を中心に「市を二分した争いは避けたい」との思惑もあり、1980年以来、26年ぶりの無投票との観測も出始めた。
 甘竹氏は6月議会で陸前高田市、住田町との気仙広域合併の実現などを掲げ、正式に出馬表明した。既に市内に18ある後援会の支部役員会を終え、今後は各地で市政報告会を計画する。3期12年の実績を柱に着々と態勢を固めつつある。
 今野雄吾後援会長は「油断はできない。どんな候補が出てもいいよう引き締めたい」と語る。
 甘竹氏への対抗馬擁立は進んでいない。
 出馬が取りざたされていた大船渡選挙区の県議藤原良信氏(55)=民主・県民会議=が7月に市長選不出馬を表明。前回甘竹氏を支持した藤原氏だが「不出馬イコール甘竹氏支持ではない」とも話し、一気に候補擁立の動きが出るかにみえた。
 しかし、藤原氏を支持する市議会最大会派、さんりく21(志田丈司会長)を中心とした擁立工作は、複数の市議の名前が浮上しているものの調整はつかないまま。「8月末ごろまでに決まらなければあきらめざるを得ない」(同会派幹部)との方針だ。
 甘竹、藤原両氏の後援会はこれまで経済界を中心に有力後援者が一体的に運動してきた。「あえて対立候補を立てて市を二分するのは避けるべきだ」(藤原後援会幹部)との思惑も働いている。
 一方、自民党は「県議選の候補者選びに全力を注ぎたい」(橋本英教・同党岩手3区支部長)として、市長選の候補擁立は見送る方針。前々回、前回と甘竹氏と一騎打ちした元市議の細川武人氏(70)も出馬の構えはなく、同氏を担いだ元市議らも静観の状態だ。<
 これに対し、市民の間には市政に新しい風を期待する声があるのも事実で、甘竹氏は前々回(得票率55%)、前回(同52%)とも必ずしも一方的な勝利ではない。今選挙で気仙合併の実現を掲げる同氏だが、5年前に旧合併特例法下で県内トップを切って行った旧三陸町との合併に評価を下す重要な選挙でもある。
 同市三陸町越喜来の喫茶店経営平田栄夫さん(68)は「合併でハード整備は進んでいるがソフトは十分なのか。大船渡の将来のためにも政策を戦わせる選挙をしてほしい」と期待している。

2744とはずがたり:2006/08/21(月) 18:35:18
<東海>三重県

このブログの作者は伊勢市寄りで,松阪が17万で伊勢が13万だから人口で負けた伊勢が合併を推進したがるだろうとしているが,あと一寸で20万に到達する松阪がより積極的なアプローチを掛けてくる可能性は十分にあると思う。松阪の商圏に含まれるが,市外局番は伊勢市,また伊勢神宮と一体の斎宮の存在もある等町は人口こそ2万と多いがどっちにつくかは案外難しいのかも。

明和町の将来
http://meiwatota.exblog.jp/2616875/

1.明和町は何故平成の大合併に参加できなかったのか?
(1)当初の4町の合併の考え方と挫折の原因
①明和町は他の3町と比較すると、大工場が少なく工業誘致に積極的でなかったツケがあること。
②玉城町、小俣町は度会郡でありもともと伊勢市と近かった。(住民にも伊勢市との合併を希望している者が多かった。)多気町は多気郡の中心地であり伊勢よりは松阪の商圏の一部である。そこへ行くと明和町はもともと町としての体裁を持っていないこと、伊勢と松阪の商圏もところにより(明星、大淀は伊勢、斎宮、御糸は松阪)分かれていること。
③田丸、相可は城、郡代があり昔から中心として栄えていた。等々から玉城町、小俣町、明和町の3町合併であったら何とかなったのではなかろうか。宮川と櫛田川の間で1市をつくることは戦略としてベターであったと思われる。
(2)5町村の合併の考え方と挫折の原因
①小俣町が伊勢との合併に踏み切り、当初の4町合併構想から外れたことにより玉城町の足元がぐらついたこと。
②玉城町が二の足を踏む中、多気町は明和町と合併すると人口的に明和町に中心を持って行かれることに躊躇したこと。
③多気町、玉城町とも町財政は明和町より優位であるが、人口的には劣勢であること。等々から大儀が無くなって、それぞれの町のエゴが見え隠れすることとなった。

以上からひとつの市に収斂させることは非常に困難な状況を呈するに至ったと思われる。

多気町・明和町・勢和村・玉城町・度会町任意合併協議会
http://www.town.watarai.mie.jp/gappei/hp/index.html

区分単位多気町明和町勢和村玉城町度会町全体
住民基本台帳人口(H13.3.31現在)人10,84522,8625,47314,5369,44363,159
住民基本台帳人口(H14.3.31現在)人10,93422,9865,42414,6489,46063,452
人口(平成7年国勢調査)人10,22621,8535,41813,3139,07759,887

人口が一番多いのは明和町(三和町[大淀村,下御糸村,上御糸村]+斎明村[斎宮村,明星村])だが,5町村の形からしてこの構想で明和町に中心が来るとは考えられないな。。

2745とはずがたり:2006/08/22(火) 23:05:56
<東海>静岡県

平成二十五年迄に政令指定都市を目指すことで合意出来て何故今直ぐ合併する事に合意出来ないのか?

沼津市長基本的には歓迎 「3市3町」合併枠組み案
http://www.shizushin.com/local_politics/20060822000000000033

 沼津市の斎藤衛市長は21日の定例会見で、県市町村合併推進審議会が示した三島、裾野市、函南、清水、長泉町との「3市3町」による合併の枠組み案について、「政令指定都市を目指す中での段階的な取り組みの1つになる」と述べ、基本的には歓迎する意向を示した。
 斎藤市長は「沼津市と旧戸田村の合併や(田方郡北部3町が合併した)伊豆の国市も1つの段階だった。『3市3町』も段階的なものの1つ」と述べた。
 また、三島市の小池正臣市長がこれまでに沼津市を除いた枠組みを提示したことについて、政令市を目指す方向性は一致しているとした上で、「沼津と匹敵するくらいの規模になって、対等に合併したいとの考えを持っているのではないか」との見方を示した。
 3市3町に伊豆の国、御殿場市、小山町を加えた5市4町の首長、議長で組織し、斎藤市長が会長を務める「東部広域都市づくり研究会」は、平成25年をめどに政令指定都市実現を目指すことで合意している。

2746とはずがたり:2006/08/24(木) 03:29:48
<北陸・甲信越>長野県

波田町が松本と合併すれば,現松本市の歪さも少しは解消されるね。山形村,朝日村が松本市との合併を決めると尚良し

8月19日(土)
波田町長、合併必要性訴え全戸を訪問へ 10月から
http://www.shinmai.co.jp/news/20060819/mm060819sha2022.htm

 東筑摩郡波田町の太田典男町長は18日夜、町内で開いた住民対象の「合併学習会」で、松本市との合併推進に理解を得るため、10月から町内約5000の全戸を訪問する考えを示した。町は6月上旬からこの日までに計7回の学習会を開いたが「都合が悪くて参加できなかった人がいるので、自分で回ることにした」(同町長)と説明している。

 全戸訪問は昼間行う計画。期間など細部は今後詰めるという。同町中央公民館で開いた18日の学習会には約90人が参加。全戸訪問の狙いをただす質問はあったが、特に反対意見は出なかった。町は「公務の1つで政治活動ではないので、公職選挙法で禁じられている戸別訪問には当たらない」(原田憲一助役)としている。

 町は合併の必要性を訴える漫画冊子も作成し、町長が各戸を訪ねる際に配る計画。9月5日開会の町議会定例会に関係補正予算案を提出する。また、9月8日から11月上旬までの日程で、全26の地区ごとに住民対象の説明会も開く予定だ。

 同町は人口約1万5000人。2004年6月の住民投票で「合併反対」が53・7%となり、松本市などとの任意合併協議会から離脱したが、昨年7月の町長選では「合併推進」を主張した太田氏が自立路線の継続を掲げた対立候補を1000票余差で破り、当選していた。

2747とはずがたり:2006/08/24(木) 03:55:26
<北陸・甲信越>長野県木曽地方

Wikiより。康夫は感情的な反撥をしてたが,木曽郡の帰属なんて結構曖昧ですな。
そもそも木曽郡は新しい名前で1960年代末迄西筑摩郡という名前だったそうな。併し西筑摩といういかにも信濃っぽい名前とは裏腹に,奈良井薮原間にある鳥井峠以西の木曽地方が筑摩郡入りしたのは中世以降(現塩尻市に入っている木曽郡楢川村は元々筑摩郡所属という訳か)でそれ以前は美濃国恵那郡所属だったそうだ。
しかも美濃国から分離された後も,尾張藩と松本藩の境目は贄川と云うから旧楢川村内。木曽郡が丸ごと岐阜県移管申請出しても文句は出せないんじゃないの??

木曽郡(きそぐん)は、長野県の郡。人口34,759人、面積1,546.26km2。(2005年11月1日)

中世以降、美濃国恵那郡の一部から信濃国筑摩郡の一部となった。木曽地域の信濃編入以前は鳥居峠が信濃と美濃の国境であった。

江戸時代は尾張藩領に属し、贄川関所が松本藩との境界であった。

1968年5月1日に西筑摩郡(にしちくまぐん)から改称した。

2748小説吉田学校読者:2006/08/25(金) 19:09:30
<北陸・甲信越>
>>2747
「木曽路は山の中である」。
これを「ここからは木曽路なので山の中である」と読むか「ここは木曽路なので山の中である」と読むかでこれが信州編入反対、ひいては維新への不信を書いたとする説もあるくらいでして・・・

2749とはずがたり:2006/08/26(土) 03:12:11
<東北・北海道>山形県

こういう宮内とか赤湯の地域への愛着は大事だと思いますね。小さく南陽市と成ってしまったので地域対立とかに矮小化されてしまっている。基礎自治体を置賜地方全体にすれば良いんではないかと思う。
その場合新市は米沢市になると思うがその基礎的自治組織として赤湯区とか宮内区とか作ればよい。

合併が映し出すまちづくり:/2 南陽市 39年後も「しこり」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060823-00000035-mailo-l06

 ◇難しさ経験、慎重な市民
 盆の帰省客がピークを迎えた今月14日夕、南陽市のJR赤湯駅西口広場で、市民ら約1000人が長さ552メートル、重さ2トンの綱を引き合う大綱引き大会があった。同市の夏の風物詩となった「南陽夏の陣2006」のメーンイベントで、今年が9回目。市民らは市北部が中心になった「玄武陣」と南部で構成する「朱雀陣」の二手に分かれ、1回30秒の3本勝負で力を競った。結果は玄武陣が勝ち、対戦成績を4勝4敗1分けの五分とした。
 同市は1967年に宮内、赤湯の両町と和郷村が合併して誕生した。「平成の大合併」前では県内で最も新しい市だ。しかし、熊野大社の門前町として栄えた旧宮内町(北部)と、温泉街の旧赤湯町(南部)は昔から地域意識が根強く、市制発足後も住民間の「しこり」が残った。合併から15年もたって完成した現在の市役所が旧両町のほぼ真ん中に位置しているのも、両地域の「綱引き」の結果だと言われている。
 「夏の陣」は「市民の心の垣根を超え、市全体が一つになるイベントをしたい」と、市商工会の若手らが中心になって企画した。平吹秀敏・市商工会企業支援課長は「当初は旧町村単位で行う祭りと重なって人集めができないとか、(大綱引き大会が)地域間のしこりを助長させるなどの意見もあった」と振り返る。それでも続けることで、綱引きを目当てに帰省する人が増えたという。「今の若い人は地域意識が薄いので、何とも思っていないのでは」と話す。
 その一方で、しこりの根深さを指摘する人もいる。ある市職員は「庁内にはいまだに赤湯と宮内の同窓組織が残っている。赤湯地域に引っ越した宮内地域出身者の子供が、地区別運動会で赤湯側から出場しても、自分は宮内側を応援するくらいだ」と打ち明ける。同市には合併から39年が過ぎても、市民が心底から一つになれない現実がある。
 そのような地域事情で、市民は合併をどのように考えているのだろうか。
 市は合併論議が高まってきた02年10月に、20歳以上の市民2000人を対象に市民意識調査(回収率78・1%)を実施した。それによると、合併の必要性について肯定的、否定的な回答をした人はそれぞれ43%と同じ割合だった。また、否定的な回答のうち、理由として「地域間対立ができる」と答えた割合が27%と決して少ない数字とは言えず、3町村との「合併後遺症」が依然、尾を引いていることを裏付けた。
 調査から4年近くが経過した現在でも、市民の意識に大きな変化はみられない。宮内地域の商店主は「市の財政を自立させるためにも将来的には合併は必要だ。でも今すぐでなくてもいいだろう」と暗に不安を口にする。「一つになることの難しさ」を経験した市民は、さらなる合併により慎重になっている。[湯浅聖一]
8月23日朝刊
(毎日新聞) - 8月23日12時1分更新

2750とはずがたり:2006/08/26(土) 03:20:12
>>2748
どういうことでしょうか??

2751小説吉田学校読者:2006/08/26(土) 10:10:35
>>2750
「木曽路は山の中である」は、おなじみ島崎藤村の「夜明け前」の一節ですが
「ここからは木曽路なので、ここからは山の中である」と読むと、「何と言おうと、馬籠は岐阜である」と
「ここは木曽路なので、ここは山の中である」と読むと、「馬籠は木曽でよい」と読める・・・というまるで「邪馬台国自由が丘論」「町田を神奈川編入論」みたいな学説があるんですねえ。こういう奇説は好き。

2752とはずがたり:2006/08/29(火) 12:15:14
<東海>静岡県

御殿場と裾野で特例市の人口要件満たすのか!

東部合併 裾野市は2市2町 市長、意向示す
http://www.shizushin.com/local_politics/20060829000000000014

 大橋俊二裾野市長は28日、市議会9月定例会本会議で、東部地域の合併の枠組みに対する裾野市としての基本的立場について、「御殿場市、小山町、長泉町との2市2町で特例市を目指す」との考えを明らかにした。杉本和男氏(五竜クラブ)の代表質問に答えた。
 県市町村合併推進審議会が示した3市3町(沼津、三島、裾野、清水、長泉、函南)の枠組みを受けての発言で、審議会が枠組みから外した御殿場市、小山町との関係を強調した。
 大橋市長は「まず、御殿場市、小山町、長泉町との2市2町で合併を行い、とりあえず特例市としての体力増強を図った後にさらに政令市を目指すことを考えたい」と述べた。

2753とはずがたり:2006/08/29(火) 16:34:21
<中国・四国>岡山県真庭地方
真島郡(勝山・落合等)+大庭郡(久世等)で真庭郡。新庄村を除く真庭郡と上房郡北房町(阿賀郡から上房郡へ編入。阿賀郡は新見市などを含む地域だが北房町となった村以外は哲多郡と一緒になって阿哲郡,阿哲郡は新見市と合併して新見市)で真庭市。
真庭とは聞き慣れない日本語地名だが真島と大庭が合併したのだな。真庭郡所属だった旧町村は旧真島郡と旧大庭に跨って形成されているケースが多い。真庭(真島と大庭)の合併は合理的だったようだ。旧真島郡落合町の旧落合町から久米郡旭町への編入がある。

新庄村は旧真島郡所属。合併しないは大前提で選挙が行われたんだな。人口1000余人。有権者は860余人。票差11票ってのはどんなものかね?投票総数834。11票差とすると432と411では計算が合わないので無効票・白票があったか。

新庄村長選 笹野氏 小差で初当選
対話掲げ支持拡大
http://www.sanyo.oni.co.jp/sanyonews/2006/08/28/2006082810353293007.html

 任期満了に伴う新庄村長選は27日、投票、即日開票され、元村産業建設課長で無所属新人の笹野寛氏(54)が、五選を目指した同現職の小倉博俊氏(58)を11票差で破り、初当選した。

 午後7時20分、新庄小学校近くの選挙事務所で「当選」の一報を受けた笹野氏は、支持者らとともに笑顔で万歳。「誰かに何かを任せる村づくりから、私たちがつくりだす村づくりへ。その出発点にしたい」と抱負を語った。

 8年ぶりの選挙戦は“平成の大合併”を見送った同村の今後の村づくりの在り方を争点に、激しい一騎打ちになった。両者とも単独村制維持を主張したが、笹野氏は「有権者の意識とかけ離れてしまった行政を引き戻す」と対話の村政を掲げ、支持を拡大した。

 小倉氏は4期16年の実績とこれまでの経験を踏まえた新たな村づくりの必要性をアピールしたが、及ばなかった。

 投票者数は868人(男397人、女471人)。投票率は96・12%(男96・36%、女95・93%)で、選挙戦となった8年前の94・51%を上回った。

(2006年8月28日掲載)

2754とはずがたり:2006/08/29(火) 20:33:45
<中国・四国>高知県

大体窪川という素晴らしい地名を捨てて四万十なんていうイメージに媚びた気持ち悪い地名にするからあかんねん。中村も同様。この辺全部合併して幡多市とでもすべし。(旧窪川町と新四万十町は高岡郡だが,四万十町を形成する大正町・十和村は幡多郡)

四万十町議会解散請求
http://www.rkc-kochi.co.jp/cgi-bin/news/newsheadline.cgi?date_now=20060828&amp;cont=1&amp;mobile=&amp;from=

合併後の議員数が多すぎると議会の解散を求める四万十町の住民グループが、有権者の過半数をこえる署名を集め、今日、選挙管理委員会に提出した。四万十町は、今年3月、旧窪川・大正・十和の3つの町村が合併して発足、「在任特例」を適用した議員の数は41人で、任期は来年2月10日までとなっている。四万十町の住民グループは「町財政の厳しい状況を考慮し、定数26の体制で町民の生活向上に努めるべきだ」として署名を集めた。署名は、20日以内の審査と1週間の縦覧を経て有権者の3分の1以上の有効署名が確定すれば、本請求が行なわれて60日以内に住民投票となる。

2755とはずがたり:2006/08/30(水) 01:50:33
<北陸・信越>新潟県

こんな小さな町だったとは!>人口5428人=8月1日現在

川口町住民「長岡と合併」希望5割超
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000000608290005
2006年08月29日

 財政難を理由に近隣3市のいずれかとの合併をめざす川口町(人口5428人=8月1日現在)は28日、住民に対する意向調査の結果を公表した。合併の相手先は「長岡市」が約29%、「小千谷市と共に長岡市」が約27%で、最終的に長岡市との合併を望む声が5割を超えた。岡村譲町長は「結果を踏まえ判断したい」と述べたが、長岡市のみと合併すれば飛び地になる。一方、隣接する小千谷市とは、かつて合併交渉が破談となった間柄。それぞれに心中は複雑だ。
          ◇◆
 調査は11日から25日まで、18歳以上の町民4611人にはがきを配って行われ、約82%にあたる3797人から回答を得た。「町として自立は困難」と説明したうえで、編入(吸収)合併の相手先として「魚沼市(人口約4万3700人)」「小千谷市(同約4万300人)」「長岡市(同約28万2900人)」「小千谷市と共に長岡市」の四つの選択肢を提示。長岡市以外の結果は、「魚沼市」が約19%、「小千谷市」が約22%だった。

 町議会の全員協議会への説明後、記者会見した岡村町長は「ある程度想定していた結果。町民は適正な判断をしたと思う」と評価。

 小千谷市とセットでの長岡市への合併希望が2番目に多かったことについては、「これまで同じ生活圏だった住民が、小千谷と一緒に動きたいという意向の表れだろう」と分析した。

 負債を抱え、財政調整基金も08年度予算編成で底をつくとされる同町は、合併の目標期日を「08年中」と掲げる。今後は、9月にも町議会特別委員会を開いて意見を聞き、その上で最終的に判断をして、相手自治体に申し入れたいという。
          ◇◆
 意向調査の結果を受け、川口町の岡村町長は同日、交渉相手となる長岡、小千谷両市を訪れ、結果を報告した。

 最も合併希望が多かった長岡市では、森民夫市長が「川口町民の意思は理解した。検討の俎上(そじょう)に載せたい」と述べた。

 もともと40万人都市構想を掲げる森市長は「いつでも門戸を開いている」と歓迎の意向。しかし、川口町単独で編入すると、小千谷市をはさんで飛び地になる。また、11月には小千谷市長選が予定されており、「議会や市民の意見を聴き、問題を一つひとつ解決していく必要がある」と態度は明確にしなかった。

 小差で2番目に多かった「セットで長岡市へ合併」の相手方に指名された小千谷市とは、03年に「時期尚早」として1市1町の合併交渉が破談になった経緯がある。

 同市の関広一市長は岡村町長との面談後、記者団に「小千谷はこういう事態を想定し、『当分の間の自立』を選んだ。影響はそんなにない」と過去のしこりを否定。「あとは川口町長と町議会特別委員会の皆さんがどう判断されるかにかかっている」と述べた。

 今後、川口町から合併を申し込まれた場合には、「議会とよく相談し、いろいろな団体や市民の皆さんの意見も聴きながら、早い機会に回答しなければいけないと思う」と話した。

2756とはずがたり:2006/08/30(水) 22:57:56
<東北・北海道>山形県

合併が映し出すまちづくり:/5 戸沢村 「国保」発祥の地も
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060826-00000101-mailo-l06
 ◇過疎化進み課題が山積
 山の間を縫うように流れる角川(つのかわ)の沿岸に広がる戸沢村角川地区。7月現在で304世帯、1092人が生活し、その約4割の431人が60歳以上の高齢者だ。
 合併前の旧角川村だった1936年4月。へき地で医師がおらず、窮乏を極め医者に掛かることが出来なかった村では、全村民が参加する「保険組合」を作った。2年後の38年に国が「国民健康保険組合法」を実施すると、村組合が直ちに認可され、「日本で最初の国民健康保険事業」となった。
 それから70年が経過し、地区内には空き家も目立ち、過疎が進んでいる。戸沢村全体でも人口は5915人(05年)と合併した1955年当時より、5000人以上減少した。国保事業は、高齢化とともに退職者が加入する割合が増加し、非就業者や低所得者の割合が高くなり、収支状況が悪化。同村は、真室川町、鮭川村、金山町の最上地区3町村と合同で国保事業を実施する「最上地区広域連合」の設立許可を7月に県から受けた。
 こうした動きに角川地区の農家、大山義徳さん(78)は「国保発祥の地としては、国保事業が村だけで支えられなくなったことは非常に残念」と寂しさをにじませる。
   ◇   ◇
 広域連合を構成する4町村は、国保の他に、老人保健医療、母子家庭などの医療給付に関する事務処理の共同化も検討している。しかし、市町村合併については消極的だ。
 03年2月設置の新庄市を中心とした8市町村による任意合併協議会は、「メリットがない」「行政のサービスが低下する」などの理由で、舟形町を除く6町村が離脱。法定協に残った舟形町も、住民投票の結果「自立」の道を選択した。
 一方で、同地域は「消防」や「ごみ処理」などの事業については、約30年前から8市町村による「最上広域市町村圏事務組合」を設置し、共同運営している。自治体として独立を保ちつつ、事業の共同化を進めることで合併以外の道を模索する。
   ◇   ◇
 来年4月からの業務開始に向け、広域連合には課題が山積している。特に、保険料の年額は4町村で最大1万7000円の開きがある。給付水準の平準化や収納率の調整が一番の問題だ。国保の安定運営に必要とされる被保険者の人数は3000人だが、鮭川村2530人、戸沢村2736人、金山町3187人、真室川町4219人(06年3月現在)と下回る町村も多い。大山さんは「安心して住み続けるには仕方ない。先祖が築いた村です。高齢者が安心して生活するにはここしかないですからね」と、一定の理解は示す。
 国保など破たんの危機にある分野は、共同で運営せざるを得ない状況になっている最上地域の市町村。「将来は合併やむなし」の結論で一致し、県の構想も後押しするが、合併に向けた具体的な動きは今のところ全くない。[米川康]=つづく
8月26日朝刊
(毎日新聞) - 8月26日13時2分更新

2757とはずがたり:2006/08/30(水) 23:27:18
<北関東>茨城県
>>2724
やはり合併協議が中断してたか。

市町村合併:時期、来年12月 水戸市、茨城町の要望受け入れへ /茨城
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060830-00000133-mailo-l08

 水戸市の加藤浩一市長は29日の会見で、合併協議を進めている茨城町との合併時期について、来年12月とする町側の要望を受け入れる方針を示した。
 町側は当初、来年4月に予定される統一地方選前の来年2月に水戸市への編入合併を希望していたが、合併に伴う町議の身分などについて町の調整が難航。5月以降、合併協議が中断したため、8月に茨城町の佐藤順一町長が合併時期を来年12月に変更する要望を加藤市長に伝えた。
 要望を受けた加藤市長は会見で、「町議の身分を含め茨城町の考えをまとめるように要請した。町の方針がまとまってから合併協議を再開したい」と述べた。[土屋渓]
8月30日朝刊
(毎日新聞) - 8月30日14時0分更新

2758とはずがたり:2006/08/30(水) 23:50:34
<北陸・甲信越>長野県
>>2746

市町村合併:「住民アンケで判断したい」−−松本市との合併推進で波田町長 /長野
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060830-00000092-mailo-l20

 松本市との合併を推進している波田町の太田典男町長は29日、「合併説明会終了後に行う住民アンケートの結果を踏まえて判断したい」と述べた。住民アンケートで、合併賛成が反対を上回れば、松本市に合併協議を申し入れるという。
 同町は6月から合併に関する説明会を開始。10月からは太田町長が町内全戸を訪問し、町長自らが合併を分かりやすく説明した漫画などを配布することで、合併への理解を深めてほしいとしている。
 各地区での説明会終了後、住民アンケートを実施。20歳以上の町民約1万2000人を対象に、11月下旬から用紙を郵送して、年内には回収するという。太田町長は「合併については町民の声を聞いて、判断したい」と話している。[藤原章博]
8月30日朝刊
(毎日新聞) - 8月30日13時3分更新

2759とはずがたり:2006/08/31(木) 20:46:47
新潟、浜松が政令市へ=来年4月1日に−竹中総務相表明 (時事通信)
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/city_planning/story/060831jijiX421/

 竹中平蔵総務相は31日、総務省内で静岡県浜松市の北脇保之市長、新潟市の篠田昭市長と相次いで会談し、両市を来年4月1日に政令指定都市とする意向を表明した。10月にも政令を改正する方針。政令市の指定は今年4月の堺市に続くもので、これにより政令市は全国で17市となる。

 昨年に周辺13市町村と合併した新潟市は人口が約81万4000人で、面積が約730平方キロ。静岡県西部に位置する浜松市は、昨年に11市町村と合併したことで人口が約80万4000人、面積が約1500平方キロとなっている。

 政令指定都市になると、児童相談所の設置や公立小中学校教職員の任免など、都道府県と同様の事務を担うことができる。 

[時事通信社]
[ 2006年8月31日17時1分 ]

2760とはずがたり:2006/09/01(金) 00:37:23
<首都圏・東山>山梨県

市町村合併:甲州市と丹波山村、合併目指し協議 両首長が合意
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060827-00000046-mailo-l19

 田辺篤・甲州市長と岡部政幸・丹波山村長は今後、両市村の枠組みで合併を目指して話し合っていく方針で合意した。25日、同市役所で両市村長が会談した。
 同市などによると、近く両市村議会に方針を伝え、両市村民の意見を聞くなどして、検討を進める。合併協議会の設置時期は未定という。
 県が3月に示した市町村合併推進構想では、丹波山、小菅両村をセットにして同市や大月、上野原市のいずれかとの合併を示していた。今回の合意で、丹波山村は単独で甲州市との合併を目指すことになった。丹波山、小菅両村は隣接する東京都奥多摩町との合併を模索していたが、不調に終わった経緯がある。
 会談では岡部村長が田辺市長に両市村での合併を求め、田辺市長が受け入れたという。人口比などから同市への編入合併になるとみられる。
 合併によって、同市は都と県境で接することになり、観光面で有利になる可能性があり、同村は財政が強化できる。また、両市村には都の水源涵養(かんよう)林があり、新たな活用策が期待される。一方、同村は水源涵養林があることで都から下水道整備の補助を受けており、合併が実現すれば、それらの整理が必要となる。[富田洋一]
8月27日朝刊
(毎日新聞) - 8月27日13時1分更新

2761とはずがたり:2006/09/02(土) 02:00:48
<近畿>京都府

五月蠅いやいヽ(`Д´)ノ
確かに共産党潰しの一環としての市町村合併という側面もあるから反対されるのは仕方がないけど

合併が抱える問題点考える 宇治で学習会、京丹後市の事例報告
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060826-00000034-kyt-l26

 京都府宇治市、城陽市、井手町、宇治田原町による任意合併協議会が発足したのを受け、宇治市内で26日、学習会「合併で暮らしはどうなった」が開催された。「平成の大合併」では府内初の合併例となった京丹後市からの事例報告があり、参加した市民ら約60人は具体的な話を通して合併が抱える問題点について考えた。
 合併反対の立場で活動する宇治市の市民グループ「合併問題を考える宇治の会」と市職員労組が主催。「実際の市町村合併について市民に知ってもらおう」と企画した。両者主催の学習会は初めてで、今後も月1回程度のペースで続けるという。
 学習会は市職員会館(宇治市宇治)で開かれた。報告に立った京丹後市の共産市議は合併前に立てた市の財政計画と大きく異なる現在の数字を示し、合併後の厳しい市の姿を紹介。国が借金の3分の2を負担するため合併の利点とされた合併特例債も、危機的な財政の中で見込み通りに使えていないと述べた。
 さらに合併で廃止か縮小された旧町の住民サービスの例を多数挙げ、「合併前の話とは裏腹に、子宝祝い金の減額や体育施設利用の有料化など、サービスは主に低い方に合わせる結果となった」と訴えた。
 また同席した京丹後市職員労組の幹部は「合併問題は、あらためて自治や自分たちのまちについて考える機会になる」とし、議論の大切さを訴えた。
(京都新聞) - 8月26日20時49分更新

2762とはずがたり:2006/09/02(土) 02:01:48
<九州・沖縄>福岡県

市町村合併:糸島3首長が初の研究会
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060826-00000285-mailo-l40

 合併推進で合意している松本嶺男・前原市長と末崎亨・志摩町長、筒井秀来・二丈町長の3首長が25日、合併研究会の初会合を開き、今年度は4項目について研究することを申し合わせた。
 初会合には、3市町の助役や企画・財政担当者、県合併支援室の担当者も出席。申し合わせたのは、(1)新合併特例法の内容確認(2)1市2町合併推進の課題整理(3)2年前に白紙となった合併協議での協定項目、新市建設計画の内容点検(4)3自治体の行財政改革の進行状況、財政計画のすり合わせ――の4項目。
 糸島地区市町長協議会長の松本市長は「今年度中に4回程度会合を開き、最終的にはまとめを作る予定」と話している。
〔福岡都市圏版〕
8月26日朝刊
(毎日新聞) - 8月26日18時1分更新

2763とはずがたり:2006/09/02(土) 02:38:34
<東海>
東海は三重は四日市や鈴鹿迄,静岡も遠州は東海である。せめて政令指定都市浜松市長も呼ぼうよ

東海3県1市知事市長会議:岐阜で開催 /愛知
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060901-00000035-mailo-l23

 愛知、岐阜、三重3県の知事と名古屋市長が広域的な行政課題について協議する東海3県1市知事市長会議が31日、岐阜県関市で開かれ、企業が外国人労働者を適正に雇用する体制作りに向け、企業の社会的役割などを定めた「憲章」を制定することを確認した。自治体だけでなく、経済団体などにも呼びかけて共同で作業を進める。
 東海地方では製造業の現場で働く外国人労働者が多い一方で、製造業者に労働者を派遣する人材派遣業者などが不法就労や健康保険・年金保険未加入といった問題を放置しているケースも後を絶たないことから、憲章の制定で企業側の意識改革を図る。[武本光政]
9月1日朝刊
(毎日新聞) - 9月1日13時2分更新

2764とはずがたり:2006/09/02(土) 02:44:26
<九州・沖縄>宮崎県

ここは日南市+北郷町+南郷町でいいでしょう。「県南4市町枠こだわらず」ってのは県もそう思ってると云うことだろ?

>南郷町は態度を不鮮明にしている
南郷も出来れば串間が一緒だと新市の重心が南郷に近づいて嬉しいのか

市町村合併:県が構想説明 「県南4市町枠こだわらず」 /宮崎
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060901-00000313-mailo-l45

 県は31日、日南市の県総合庁舎で日南市、串間市、北郷町、南郷町の合併問題担当の課長クラスに対して、今年3月に示した県の合併構想の初の地域説明会を開いた。合併機運を盛り上げるためで、今後、旧合併特例法で合併が不調に終わった児湯地区や西臼杵地区でも同様の説明会を開く予定。また、28日には日南市で住民を対象にした初の説明会も開く。
 この日の説明会では、県市町村合併支援室の田代啓二主幹が「県は2市2町の枠組みを示したが、合併の主体はあくまでも市町村。必ずしも県の枠組みにとらわれる必要はない」と県の立場を説明。現在進められている延岡市と北川町、高原町と小林市の合併の進ちょく状況などを報告した。
 これに対し、主に日南市の担当者から「旧法で合併した市町村の合併効果を示すデータなどをそろえてほしい」などの要望が出された。
 県南4市町は旧法でも合併話があったが、串間市が法定合併協議会を結成する段階で離脱。1市2町の合併も成立寸前で北郷町が離反して破談になった。現在、日南市と北郷町が合併に前向きで、串間市は7月の市長選の結果、再び自立を選択。南郷町は態度を不鮮明にしている。新合併特例法の期限は10年3月末。[塩満温]
9月1日朝刊
(毎日新聞) - 9月1日20時1分更新

2765とはずがたり:2006/09/02(土) 02:48:19
<北陸・信越>新潟県

ひでぇ村長だが,慎重派が当選されても困るねぇ

選挙:粟島浦村長選 前候補、再び出馬の意向 5選目指す現職と因縁対決
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060901-00000009-mailo-l15

 任期満了に伴い10日に投開票される粟島浦村長選で、無所属新人で元村職員、本保建男氏(52)が立候補する意向であることが31日、明らかになった。同選には無所属現職の神丸保男村長(77)も5選を目指して出馬を表明しており、最高裁まで選挙の無効を争った「因縁」の対決が再現される可能性が高くなった。
 本保氏は01年1月の村長選告示日に、立候補に必要な戸籍抄本を取ろうとしたが、村が祝日を理由に交付を拒否し、立候補の届け出ができず、神丸村長の無投票当選が決まった。本保氏は選挙の無効を求め、東京高裁に提訴。同高裁は02年1月、神丸村長の立候補妨害を認定、最高裁も同7月、県選管の上告を棄却し、選挙の無効が確定した。02年9月に出直し選挙が行われ、神丸村長が14票差で本保氏に競り勝った。
 本保氏は「現政権の流れを変えて、活気を取り戻したかった」と立候補の理由を語り、村上市と同村など岩船郡4町村が進めている合併協議については「合併後に(離島の)住民の声が届けられるようになるのか検討したい」と慎重な姿勢を示した。
 一方、神丸村長は「島には自主財源もなく、このままではやっていけない。来年度中の合併を成就できるよう全力を尽くすと訴えるだけだ」と話した。
 同村長選は5日に告示され、10日に投開票される。6月2日現在の有権者数は311人(男149人、女162人)。[前谷宏]
9月1日朝刊
(毎日新聞) - 9月1日12時0分更新

2766とはずがたり:2006/09/04(月) 00:28:30
<北陸・信越>新潟県

議会側が準備の整わない内に町長に選挙に打って出られるのを阻止したわけだな。
荒川町は村上市・岩船郡との合併協議から離脱。その後同協議は破談。
最近再び村上市・岩船郡の合併話が持ち上がってきたが荒川町長は胎内市との合併を検討,荒川町議会は村上市,岩船郡での合併を検討で対立。

荒川町議会:大矢町長、来月13日辞職 「31日付」を否決 /新潟
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060831-00000035-mailo-l15

 荒川町議会は30日、辞表を提出した大矢寅三町長が31日付で辞職する議案を反対多数で否決した。地方自治法では、自治体の首長が辞表提出後20日以内に辞職する場合、議会の同意が必要としており、議案の否決で大矢町長の辞職は辞表を提出した25日から20日後の来月13日付となることが決まった。
 大矢町長は25日、市町村合併を巡って「町民の判断を問いたい」と31日付の辞表を提出していた。しかし、町議会の多数派を占める反町長グループが「首長として法の定める20日間は責任を果たすべきだ」と31日付の辞職に同意しなかった。
 大矢町長の辞表提出は28日付で選挙管理委員会に通知されており、町長選は公選法に基づいて通知から50日以内の10月半ばになる見通し。関係者によると、大矢町長は再出馬に前向きとみられており、町議グループも内部から対抗馬を擁立する方針を決めているという。[前谷宏]

8月31日朝刊
(毎日新聞) - 8月31日11時3分更新

2768とはずがたり:2006/09/04(月) 13:53:48
<北陸・信越>長野県

さて,どうなりますやら。対象は飯山市,下高井郡野沢温泉村,木島平村,上水内郡栄村であるな。問題は新市名。とりわけ観光地だけにねぇ。但しこの前みたいに飯山野沢温泉市みたいなのは願い下げだ。こういう場合包括地名として適切な川の名前から取って千曲川市とかになるんだけど,千曲市ができちゃったもんねぇ。。ちょっとずれるけど信濃川市とかw
新県知事はどうせ利権まみれの仕事するんやろうけど合併ぐらい推進してくれるんやろねぇ。

<北信>周辺3村との合併に意欲
飯山市長当選の石田氏
http://www.chunichi.co.jp/00/ngn/20060904/lcl_____ngn_____003.shtml

 3日に告示された飯山市長選で無投票当選した新人の石田正人氏(73)=照里、無所属=は「市は大変な状況に置かれている。うれしいとは決して言えない」と厳しい表情で話した。

 田中康夫前知事が国への計画申請を凍結したごみ処理施設の新築、県内19市の中で最も高い公債費比率が示す苦しい財政状況、北陸新幹線開通に向けた周辺整備など、山積した課題に「私自身が火中のクリを拾うことになるとは、つい最近まで思っていなかった」と打ち明けた。

 石田氏は、一度破たんした周辺3村との合併について「一人よりも複数の方が力が出る。それぞれの首長とよく話をしたい」と意欲を見せ「市民の話をよく聞いて、混乱を招かない市政を」と抱負を語った。
(遠藤康訓)

2769とはずがたり:2006/09/04(月) 18:27:33
<東北・北海道>青森県

核関連施設で豊か,且つ昔は貧しくて貧乏村扱いされた六ヶ所村が合併を選択するとは思えないがどうなのかな?

市町村合併:横浜町・野辺地町・六ケ所村3町村に、意向確認へ−−県推進審
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060831-00000098-mailo-l02

 合併特例新法に基づく県市町村合併推進審議会(会長、末永洋一・青森大教授)の会合が30日、青森市内であり、新たに横浜町・野辺地町・六ケ所村の北部上北郡3町村長に対し、合併の意向を確認することを決めた。県市町村合併推進本部(本部長・三村申吾知事)が24日に決めた県合併推進構想素案の田舎館村・平川市と新郷村・五戸町に次ぐ枠組みとして、10月の会合に提示したい考え。
 審議会は県内の人口1万人未満の12町村のうち、田舎館、新郷両村以外では横浜町の合併に対する機運が高いと判断。末永会長と事務局の県が3町村長に意向を聴き、意見交換したうえで次回会合で議論する。
 また審議会は、県の素案で「合併特例新法の期限(09年度)にこだわらず、将来的に望ましい合併の枠組み」として示された6広域市町村圏について、「他のパターンもありうる」と明記するよう修正を求めた。県は9月の間、素案に対する県民の意見(パブリック・コメント)を募集し、審議会の修正意見も反映させたうえで、10月にも構想を決定する。[長谷川典義]
8月31日朝刊
(毎日新聞) - 8月31日13時1分更新

2770名無しさん:2006/09/04(月) 19:16:03
>>2765
ちなみに前回の粟島浦村長選(出直し選挙)は島を二分した
超高投票率の激戦が繰り広げられました。

http://www.niigata-nippo.co.jp/senkyotoku/senkyo03cho.html
粟島浦村長選(9月15日)投票率99.11%
 当 171 神丸 保男 73 (無前)(4)
  157 本保 建男 48 (無新)

2771とはずがたり:2006/09/04(月) 22:21:21
>>2770
情報提供感謝です。
投票率が99.11%で有効投票が328票と言う事は無効票が無いとして有権者が331人って所でしょうか。3人投票しなかったor出来なかった人がいるということでしょうか。
20人程有権者が減っているのは過疎が進展してるということか。

2772とはずがたり:2006/09/04(月) 22:26:57
<東北・北海道>山形県

合併が映し出すまちづくり:/7 旧羽黒町 「門前町」伝統守る
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060831-00000049-mailo-l06

 ◇独自性の生かし方が課題
 鶴岡市羽黒町の日本を代表する信仰の山「出羽三山」。参拝信者を受け入れる32軒が加盟する「羽黒宿坊組合」は、それぞれが全国各地に得意先の講中(同門宗派の組織)を持っていて、山岳信仰を昔から活力の源としてきた。昨年10月に鶴岡市と周辺5町村が合併した際、他の櫛引、藤島、温海各町、朝日村の旧町村名が新鶴岡市の住所表記からなくなった中で、「町全体が羽黒山の門前町。現在の町名は存続させるべきだ」として「羽黒町」の名前が残ったのはその表れだ。
 時代とともに信者は減ってきているが、真田英幸組合長は「信者たちは『合併と関係なく出羽三山は羽黒町にある』と考えている。信仰が観光の核になってきたので、先祖から受け継いできた伝統を守る意味では、町名が残った意義は大きい」と話す。
   ◇   ◇
 04年12月、旧羽黒町議会の合併審議はもめた。議員数が賛否互角で、合併関連議案は常に1票差で可決される際どさ。当時議長だった山口猛さん(58)が、議長を辞して反対票を投じようとした行動も、混乱に拍車をかけた。3度の臨時会でも合併議案が可決されず、中村博信町長(当時)が合併議案を専決処分した強行策も異例だった。
 住民投票条例を制定すべきだったとの考えは今も変わらないという山口さんは「広い地域に市議3人では、住民の声が行政に届かない。今後は、羽黒庁舎の職員が住民の声を隅々まで聞き、住民の理解と協力を得ることが地域の振興には欠かせない」と指摘する。
 賛否両論渦巻く中で合併した羽黒町。住所表記に「町」名を残したことに、旧町議の一人は「合併反対で頑張ったかいがあった」と話す。一方、合併相手の富塚陽一鶴岡市長は「これまでの東田川郡羽黒町の東田川郡を鶴岡市に変えていただくだけでいい」と合併しても“羽黒町”が残ることを強調し、両者「痛み分け」の色がにじみ出た。
   ◇   ◇
 羽黒の知名度を今後にどう生かすのか。地元で取り組む活動に、県が04年度に世界遺産育成候補地に選定した出羽三山世界遺産育成シンポジウムがある。
 同シンポジウム実行委員会の斎藤一会長(58)は「世界遺産を目指してさまざまな活動を展開する。取り組みの過程と熱意を、活性化につなげていくことが大事だ」と、攻めの姿勢を示す。地元の30代、40代が中心となって、歴史遺産と自然景観の維持復元に取り組むNPO法人「出羽三山応援隊・蜂鼓山(はちこやま)社中」などの活動にも希望を託す。
 その一方で、羽黒山頂でみやげ物店を営む斎藤会長は、今までは受け身でも羽黒の存在感を示すことができていたが、旅行形態が団体から個人に変化する中で、存在感が薄れていくことに危機感も感じている。
 「出羽三山1400年の歴史を考えれば、『羽黒町』の名が残ったのは自然の流れ」と多くの旧町民が口にする。しかし、「鶴岡市」として歩んでいく今後も、どのようにして地域づくりに結び付け、独自性を守っていくのか。試行錯誤が続いている。[粕谷昭二]=つづく

8月31日朝刊
(毎日新聞) - 8月31日12時1分更新

2773とはずがたり:2006/09/05(火) 02:01:46
<近畿・北陸>福井県嶺南

原発のある豊かな町に入れて貰った訳だからね。あと原発立地で落ちるカネが福井県を潤す構図も納得が行かない。原発が迷惑施設であるなら嶺南を中心に使われるべきであり,大野とか芦原とかに使われるなら,舞鶴とか綾部とか高島に使われるべきである。

『融和』の峠、道険し
郡越え合併、おおい町誕生から半年
助役2人制 混迷の末、ようやく1人 「行き来、面倒」いまだ
http://www.kenmin-fukui.co.jp/00/fki/20060903/lcl_____fki_____010.shtml

改良が急務の県道坂本高浜線石山坂峠
http://www.mapion.co.jp/c/f?uc=1&amp;grp=Air&amp;nl=35/25/36.937&amp;el=135/34/44.412&amp;scl=70000&amp;coco=35/25/36.937,135/34/44.412

 大飯郡大飯町と遠敷(おにゅう)郡名田庄村が合併して、九月三日でちょうど半年。合併協議会で決まった助役二人制が五月の臨時議会で否決され、新生「おおい町」は波乱含みで推移した。合併以来不在だった助役は、一人だけだが一日に就任。しかし、大飯、名田庄両地域の融和など課題は山積だ。 (白山泉)
◇県道の改良急務

 旧名田庄村役場は名田庄総合事務所となり、教育委員会名田庄事務局、総務管理課、郷づくり室、住民サービス室が置かれている。旧大飯町役場に置かれた本庁との行き来は、小浜市経由の国道162号か、山を越える県道坂本高浜線の二通り。どちらを利用しても約二十五キロ、車で片道三十分はかかる。

 県道の難所は石山坂峠。細くくねった道は見通しが悪く、急坂で対向車とすれ違うのは一苦労だ。積雪する冬場は通れたものではない。第一期の改良工事が二〇〇九年度の完成を目指して進んでおり、全体の四割を残す用地の買収交渉がカギになる。

 郷づくり室や住民サービス室には決裁権がなく、本庁で決裁を受けなければならない。本庁に用のある職員が書類を運ぶ方法に半年たって慣れてきたという声もあるが、面倒だと顔をしかめる職員もいる。
◇下水道格差続く

 上水道は合併時に加入金が統一され両地域の格差はわずかだが、下水道料金は合併前のまま。大飯地域と名田庄地域では依然隔たりがある。ひと月に三十立方メートルの下水を流した四人家族の世帯の場合、使用量で料金を決める大飯地域では月約三千円だが、世帯ごとの基本料金に世帯の人数分を加算する名田庄地域では月約四千五百円だ。

 この格差は、経営が安定したところで設置する予定の料金制度の委員会で討議し、〇九年度の解消を目指す。それには〇七度予算には委員会の費用を盛り込まなければならないが、委員会設置の見通しは今のところ立っていない。

 一方で、合併時に両町村でひと月最大一万三千円の差があった保育料は、〇七年度には五千円の差に縮小し、〇八年度に統一する見込みだ。
◇一朝一夕には…

 名田庄地域では本庁が遠くなり、「自分たちの声が峠の向こう側に届くのかどうか」という不安があるという。「おおい町民になった実感がない」という名田庄地域の住民の声も。両地域の住民の融和はまだこれから。時岡忍町長は「町政の座談会などを開いて、両地域の住民と対話を深めたい」と話す。

2774とはずがたり:2006/09/05(火) 09:50:14
<東北・北海道>青森県

中長期的に望ましい合併の枠組み
 構成市町村  人口
①青森市,平内町,今別町,蓮田村,外ヶ浜町   340,408
②弘前市,黒石市,平川市,西目屋村,藤崎町,大鰐町,田舎館村,板柳町 317,618
③八戸市,おいらせ町,三戸町,五戸町,田子町,南部町,階上町,新郷村 348,180
④五所川原市,つがる市,鰺ヶ沢町,深浦町,中泊町,鶴田町   155,247
⑤十和田市,三沢市,野辺地町,七戸町,六戸町,横浜町,東北町,六ヶ所村 191,421
⑥むつ市,大間町,東通村,風間浦村,佐井村   83,754
(人口:2005年国勢調査速報値)

2006年8月25日(金)
中長期で6自治体に/県合併構想
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2006/20060825090517.asp

 県市町村合併推進本部(本部長・三村申吾知事)は二十四日、県庁内で会議を開き、新合併特例法に基づく県合併推進構想素案を決定した。地方分権に対応した行財政改革をより進めるため、中長期的に望ましい合併の枠組みとして、現在の四十市町村を広域市町村圏を基本に六自治体とする方向性を示した。また、新法の期限である二〇〇九年度までの合併を推進する地域として「平川市・田舎館村」「五戸町・新郷村」を明示した。昨年四月の新法施行後、県が具体的な合併の組み合わせを示したのは初めてで、県内において「平成の大合併」の第二幕が始まる。

 県は素案を三十日に開催する市町村合併推進審議会に示し、協議した上で、九月一日から一カ月間県民の意見募集を行い、早ければ十月にも構想を決定する。

 県が素案で「市町村の望ましい姿」として、県内を六つの自治体とする考えを示したことで、〇〇年に制定した県合併推進要綱で掲げた十一自治体とする目標を事実上修正した形。六つの枠組みは(1)生活圏の一体性(2)広域連合や一部事務組合など広域行政の状況(3)効率的な財政運営が可能と考えられる人口規模−などを考慮して区分した。

 六自治体のうち青森、弘前、八戸の三地域は人口が三十万人を超え、中核市の要件を満たす。人口が十万人を切るのはむつ地域だけ。県は六自治体への再編を目指す時期は示さなかった。

2006/08/31 Today's NEWS
県合併構想素案を了承/県審議会
再編に別パターンも
http://www.mutusinpou.co.jp/news/06083103.html

 県市町村合併推進審議会(会長・末永洋一青森大学総合研究所長)は30日、合併新法期限内(2010年3月末)までの合併を目指す組み合わせとして「平川市と田舎館村」「五戸町と新郷村」を盛り込む県構想素案を大筋で了承した。一方、将来的に「望ましい姿」として新たに打ち出した県内六ブロック(広域市町村圏)の枠組みについては、別パターンでの再編に余地を残すよう記述の修正を要請。また次回以降、人口1万人未満の町村の合併可能性を検討する方針を決めた。

 県は素案について、9月1日から30日間のパブリックコメントを実施し、10月中にも開く県合併推進本部で、同法に基づく県市町村合併推進構想として正式に策定する見通し。県としての合併支援策も構想策定に併せてまとめる。
 県は24日にまとめた構想素案の中で、「市町村がより望ましい基礎自治体になるための体制」として(1)生活圏の一体性(2)広域行政(3)規模の確保(4)持続可能な均衡発展―の観点から、1969―71年に設置され、共同でごみし尿処理や介護認定審査会などの行政事務に当たる広域市町村圏を提示していた。
 青森市内で30日に開かれた第6回審議会には7委員が出席。素案の審議では、6広域市町村圏への再編案に対し、過去に合併に向かったおいらせ町と六戸町、鶴田町と板柳町が再協議に入れば“越境”となることから異論があった。委員の福島弘芳つがる市長も「合併後間もなく、行財政改革の過程。急げば逆に失敗を招くのでは」と疑問を呈した。
 県側は「新法期限内に合併を目指す圏域ではない。いずれの合併も否定しない」(市町村振興課)と応じ、広域市町村圏によらない枠組みにも触れることを決めた。
 また審議会では、1万人未満の町村で合併の動きがある地域について、順次枠組みを検討する方針を了承。横浜町が六ケ所村と野辺地町の3町村合併に意欲を示しているため、末永会長が9月中にも3首長と会談して意向を確認し、次回会合に報告する。

厳しい行財政運営・人口1万人未満の12町村
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1038805069/1003-1004n

2775とはずがたり:2006/09/07(木) 01:46:56
<中国・四国>高知県

なんだ??>墓地問題

市町村合併:高知市長「まだ墓地問題ある」 春野との合併議案、今議会見送り
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060906-00000203-mailo-l39

 高知市は春野町との合併について、関連議案の9月定例議会の提出を見送ることを明らかにした。5日、記者会見した岡崎誠也市長は「まだ墓地問題が残っている」と指摘、墓地問題解決後の12月議会に提出する考えを示した。
 同町の墓地問題は、民有地の墓地が1カ所あることから、10月中旬までに町名義になるよう変更を目指している。岡崎市長は「事務手続きの移行期間に1年は必要。合併目標が08年1月なので、12月議会が議案提出のリミット」と話した。
 また、西武デパート跡地再開発に関しては、6500万円の予算案を提出予定。再開発ビルは大阪市の不動産会社「オーナーズブレーン」が整備し、総工費47億円で08年秋ごろオープンを計画。市は県や国とともにエレベーターやホールなどの共用部分の工事費9億円を補助する方針で、今年度は設計費を補助する。
 さらに、高橋正道・元助役の後任人事については、「現在協議中でできるだけ早く決めたい」と述べたものの、具体的な時期は明言を避けた。9月議会は12日開会し、27日まで。[米山淳]
9月6日朝刊
(毎日新聞) - 9月6日16時1分更新

2776とはずがたり:2006/09/07(木) 02:30:47
<九州・沖縄>宮崎県

注目ですなぁ

三股町長選 16年ぶり三つどもえ
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000000609060003
2006年09月06日

  三股町長選は5日告示され、3選をめざす現職の桑畑和男氏(75)、元町長の山元勝博氏(67)、前町議会議長の山中則夫氏(56)=いずれも無所属=が立候補を届け出た。町長選は一騎打ちが過去3回続いており、三つどもえは90年9月以来、16年ぶり。同町議補選(被選挙数1)も同日告示され、唯一届け出た無所属の元職が無投票当選を果たした。

  町長選の主な争点は、隣接する都城市との合併の是非だ。

  桑畑氏は03年末、三股町など5町と同市の合併協議を離れ、自立の方針を表明。一方で行財政改革に取り組む。山元氏は同市との合併を最大の公約に掲げる。「財政基盤の強化が必要。合併で各種支援も活用できる」と話した。山中氏は「自立のまま行財政改革に努め、合併の機運が高まれば柔軟に対応する」と語り、世代交代も訴えた。

  投票は10日午前7時〜午後6時、町内11カ所で。同夜7時から町立文化会館で開票される。4日現在の町の有権者数は1万9231人。

2777とはずがたり:2006/09/07(木) 12:38:40
<首都圏>埼玉県比企地域
>>2739

2006年9月6日(水)
東松山市に合併を打診
東秩父村
http://www.saitama-np.co.jp/news09/06/06p.html

 坂本祐之輔東松山市長は五日、定例会見で秩父郡東秩父村から合併の申し入れがあったことを明らかにした。

 坂本市長によると、八月十一日、比企広域市町村圏組合の会合後、礒田博安村長と若林全助役が市役所を訪れ、市長と福田実助役に口頭で合併を申し入れたという。

 坂本市長は東秩父村との合併に対し、「シミュレーションをしてから内容を議会に提示し議員と協議を進めたい。合併するかしないかは数年かけて検討したい」と慎重な姿勢を見せた。

 東松山市はこれまでに二度、東秩父村は三度、それぞれ合併話が破たんしている。

2778とはずがたり:2006/09/07(木) 12:42:48
<首都圏>春日部地域

市町村合併:杉戸町が合併新法学ぶ集会 200人以上の町民参加>>2610

2006年9月6日(水)
杉戸町長選に野口氏出馬表明
測量会社社長
http://www.saitama-np.co.jp/news09/06/08p.html

 来年四月二十九日に任期満了を迎える北葛飾郡杉戸町長選で、測量会社社長の野口勝久氏(65)は五日、春日部市内で会見し、同町長選に出馬することを表明した。

 野口氏は、杉戸町の「春日部市との合併を実現する会」の会長。「春日部市との合併が杉戸町住民の繁栄の道。一日も早い合併の実現で活力ある安心、安全のまちづくりを進めたい」と抱負を述べた。

 同町長選には町議会議員の斎藤正雄氏(67)が四月に出馬表明しており、野口氏で二人目。

 現職の小川伊七町長(65)は公式に出馬の意思を明らかにしていない。

2779とはずがたり:2006/09/07(木) 13:14:27
<九州・沖縄>鹿児島県

南薩3町合併後の新市の名称が気になるねぇ。南薩市とかになるのかねぇ?加世田市+川辺郡(除:知覧・川辺)+日置郡金峰町が南さつま市になっちまったからちょっと被るが。

市町村合併 南薩3町を構想に追加/鹿県推進審
11月にも正式決定
http://www.373news.com/2000picup/2006/09/picup_20060906_7.htm

 鹿児島県市町村合併推進審議会(会長・辰村吉康志学館大学法学部長)が5日、県庁であり、県が3月発表した第1次市町村合併推進構想に南薩3町(頴娃・知覧・川辺)を加えた第2次案を了承した。パブリックコメントを経て、11月中にも県が正式決定する。
 合併推進構想は、大口・菱刈、加治木・姶良・蒲生など離島を含む6地域の組み合わせを示しており、今回、法定合併協へ移行した南薩3町を構想対象に追加。これに伴い、「組み合わせを示さなかった市町村の課題や将来展望」の中に含まれていた南薩3町と枕崎市の項目を、枕崎市だけの内容に改めた。
 審議会では、南薩3町との合併を模索していた枕崎市の今後を懸念する質問も出されたが、県当局は「当面は行財政改革に取り組んでもらい、将来の近隣自治体の動向をみて合併を考えてもらいたい」と答えた。
 県当局はこのほか、合併推進構想6地域の動向について「来年3月の合併が決まった屋久島2町以外は大きな進展がない」と説明した。

 ■当初通り来年12月目標 南薩三町協、次回決定へ
 南薩三町合併協議会(頴娃、知覧、川辺)は5日、第2回会合を知覧町保健センターで開いた。再検討していた合併目標期日は当初の来年12月1日とすることで調整、次回決定する見込み。
 合併期日は現在の法定協議会に移る前、来年12月1日で基本合意していた。前回会合で「12月案」に対し、新市発足後の選挙が年明け早々になるため見直しを求める意見があり、再提案されることになった。
 この日の会合で事務局が来年11月3日とする案を提出したところ、協議時間の短縮を懸念する委員から前倒しに難色を示す意見が続出。「12月案」でも12月23日に選挙が可能なことが判明し、期日変更は混乱を招くとして、当初案に戻された。
 現在の3町の郡・町名を使わない新市の名称議案や、知覧町役場を本庁舎とし各役場を総合支所とする庁舎位置の議案は原案通り可決した。新市の名称は10月から公募、12月に決定する。募集要領は近く決める。

2780とはずがたり:2006/09/07(木) 19:05:41
<東北・北海道>山形県山形市
こんな経緯があった訳か。
> 山形市は、1943〜56年に20村と次々に合併し、面積は旧市の17倍にふくれあがった。その名残を残すのは「市街地」と「地区」の2種類に分かれた公民館だ。
> 市内20カ所の地区公民館は、合併20村のかつての村役場に合併間もなく「支所」として設置された。…住民票交付などもでき…地区に住む約2万5000人の拠点として重宝されている…
> 一方の旧市街地の8カ所にある市街地公民館は、合併以前からあった中央公民館以外は、合併から20年後の76年から整備された。公民館の二つの呼び名は、昭和の大合併から50年経過しても変わらず、特に旧市街地は「周辺地域ばかり優先的に開発された」との思いが残った。

合併が映し出すまちづくり:/8止 山形市 見えないメリット
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060901-00000063-mailo-l06
 ◇生き残りへ対策必要
 「関心がないし、何が私たちにプラスになるのかもよく分からない」――。山形市の七日町商店街で買い物をしていた同市漆山の主婦(55)は、05年2月の山形、上山、山辺、中山2市2町法定協議会破たんについて感想を漏らした。市民の間には「残念だ」とする意見があった一方で、合併そのものに興味を示さないものも多かった。
 同市にとって、周辺市町との合併は悲願だったはずだった。84年に当時の金沢忠雄市長が「50万人都市構想」を表明。金沢市長が周辺市町を訪問し、その後の市長も頻繁に働き掛けた。他市町から「山形市に頼まれた合併」と表現されたゆえんだ。だが、県内で破たんした合併協議会の多くは「大自治体に吸収される」と懸念した小自治体側の反対が多かった中で、同協議会は山形市の反対で解散した。同市が合併に魅力を見いだせなかったのはなぜなのか。
   ◇   ◇
 山形市は、1943〜56年に20村と次々に合併し、面積は旧市の17倍にふくれあがった。その名残を残すのは「市街地」と「地区」の2種類に分かれた公民館だ。
 市内20カ所の地区公民館は、合併20村のかつての村役場に合併間もなく「支所」として設置された。市南東部の滝山公民館もその一つだ。武田一夫館長(74)は「1日に50人くらいは利用する。住民票交付などもでき、老若男女問わず、地区に住む約2万5000人の拠点として重宝されている」と話す。
 一方の旧市街地の8カ所にある市街地公民館は、合併以前からあった中央公民館以外は、合併から20年後の76年から整備された。公民館の二つの呼び名は、昭和の大合併から50年経過しても変わらず、特に旧市街地は「周辺地域ばかり優先的に開発された」との思いが残った。
 1市2町との合併協議でも、合併が周辺開発偏重になり、山形市にメリットをもたらさない懸念が示された。さらに、上山市の競馬場問題をはじめ、合併相手の「負の部分」ばかり取りざたされ、マイナスイメージが先行した。山形市内在住の会社員男性(55)は「規模が大きくなる効果はあるかもしれないが、身近なレベルで特に変わりがあるのか分からない」と合併に疑念を示す。
   ◇   ◇
 山形市の人口25万6012人(05年)は、合併した新鶴岡市14万2384人よりも11万人多い。「財政が厳しさを増す中で、市町村合併を進めれば効率化が進む」という平成の大合併のメリットは、受け入れ側の山形市にとっては魅力の少ないものだった。
 だが一方で、山形市は東北6県の県庁所在地の中では最も小さく、隣には、人口100万人を超す政令指定都市・仙台市がある。同市との間を約1時間で結ぶ1日70往復のバスが走り、商業地の地盤沈下をもたらしている。
 道州制が視野に入る中で「県内最大自治体」の山形市も、生き残りに向けた対策が必要なことに変わりはない。[辻本貴洋、釣田祐喜]=おわり
9月1日朝刊
(毎日新聞) - 9月1日13時2分更新

2781とはずがたり:2006/09/07(木) 19:21:05
これもちょっと前(2006年春頃)の記事。痛烈な批判の様にも読めるが情に訴える下らん記事だ,小泉のこと持ち上げてるような書き方もあるし。
構わず更に合併前の半減1600を目指したい>合併は3200余あった市町村が今春1821に減る。

地方 対 国/何より住民の支持をバネに
http://www.kahoku.co.jp/shasetsu/2006/01/20060104s01.htm

 地方の明日はどんなだろう。
 昨年は平成の市町村合併と、国と地方の税・財政を見直す三位一体改革という地方行政の再編運動に一段落がついた。
 合併は3200余あった市町村が今春1821に減る。
 三位一体は国の補助金4兆円削減と地方への3兆円の税源移譲にこぎ着けた。
 「ともに大きな成果だ」と小泉純一郎首相は改革の実績として誇るが、冷めた見方が多い。
 まず数字合わせだ―との声。
 典型は三位一体の仕上げ方だ。首相が「(全額移譲の)地方意見を尊重する」と述べた義務教育費国庫負担金の中学校分8500億円は、補助率2分の1を3分の1に下げ、小学校分と併せて総額を整えた。
 地方の自主性獲得が本質なのに、問題を金額にすり替えて文部科学省の関与権を残した。
 次はツケ回しだ―との批判。
 例は受給世帯100万超、総額2兆5000億円の生活保護費。国の大きな仕事だが負担増が続くので、厚生労働省は9000億円余を地方に移す案を持ち出した。
 結局これは国・地方とも福祉論より懐勘定で争う醜態をさらしただけで、先送りとなった。
 合併では深夜ラジオで聞いた投書の訴えを例にあげたい。
 「新市名は都会風で夏はいいと思ったが、雪一色のぽつんとした情景に返ると前よりいっそうさみしいです」と言うのだ。
 雪深い今冬、雪下ろしで老人が埋まる事故が多い。投書の嘆きは辺地を見限る合併の実情と重なる気がして、心にしみた。
 合併も三位一体も国内総生産(GDP)の1.5倍超、800兆円近い債務を抱えて首が回らない国が「もう面倒はみられない。地方は地方でやっていくように」との開き直りだ―とわたしたちは指摘してきた。
 しかし日本経済は分配するパイを大きくし続ける活力を失い、少子高齢化などで諸制度の維持可能性が問われる今、改革が避けられないことも事実だ。
 だから「地方のことは地方に」との首相の主張は、地方分権の新たな理念も感じさせた。
 それがなぜ数字合わせや負担の押し付け合いに落ちたろう。
 地方行政も国と同様、上から住民に施策を下す体質だから無理念の権限・財源争奪戦となり、押し戻された結果だと思う。
 この流れでは、次に来る地方交付税削減と公共事業や道路財源をさらに削る改革推進の過程で、地方ははっきり「抵抗勢力」に色分けされよう。
 そんなことではないはずだ。
 地方分権は国・地方を行き詰まらせた画一的官僚統治に代え、地方の自主権を心棒とする新しい「国のかたち」の理念だ。
 それには何より、下から行政需要をくみ上げる姿勢が基本になる。
 ここ10年来、教育、災害復興、産業創成などの分野で改革派首長らが実績を上げ、国が見習う流れを生んだのはその成果だ。
 例えば「抵抗勢力」の代表の公共事業でも、真に必要をくみ上げた施策なら住民は支持し、国民も納得するようになろう。
 地方の大事は即国の大事だ。
 実践でそれを示す中に、明日への道筋が見えてくると思う。

2782とはずがたり:2006/09/08(金) 22:16:19
<東北・北海道>山形県

また余分なことを・・

合併−住民投票求める署名簿提出・三川町の住民組織
http://yamagata-np.jp/kiji/200609/04/news05936.html

 鶴岡市と三川町の合併の是非を問うため、中学生以上による住民投票条例制定を求める三川町の住民グループは4日、賛同する町民の署名簿を町選挙管理委員会に提出した。

 条例制定を直接請求するためには、地方自治法に基づき有権者(9月2日現在、6366人)の50分の1(128人)以上の署名が必要。「三川町の鶴岡市への編入合併の是非を考える会」の志田徳久代表ら4人が請求代表者となり、8月1日から今月1日まで署名活動を行った。志田代表は、2863人分の署名を集めた、としている。

 署名簿は、町選管が20日以内に審査した後、7日間縦覧される。法定数を満たしていれば、請求代表者は5日以内に条例案を町長に本請求できる。町長は20日以内に議会を招集し、意見書を付けて条例案を提出。本会議で採決される。

 志田代表は「住民投票で合併の是非を決めたいという町民の期待が大きい」と語った。一方、阿部誠町長は取材に対し、「選管の審査などが完了していないため、現時点でコメントできない」としている。

2783とはずがたり:2006/09/08(金) 23:39:33
<北関東>栃木県

市町村合併:「自治センター」と住民の協議会設置−−宇都宮地域合併協 /栃木
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060902-00000111-mailo-l09

 ◇地域自治制度素案も明らかに
 宇都宮、河内、上河内3市町による「宇都宮地域合併協議会」の第3回会合が1日、同市役所で開かれた。議員定数や任期の取り扱いなど16議案が可決され、「地域自治制度」の素案も明らかにされた。
 素案によると、地域自治制度の基本的な枠組みとして、合併後の各旧町に行政機関「地域自治センター」と、住民の代表で構成する「地域自治協議会」を設置。両者が連携し、地域の課題に対応するとした。
 地域自治センターは地方自治法に基づく「支所」の位置付けで、センター長には本庁の部長級の職が置かれる。また、地域自治協議会は任期2年、20人以内の議員で構成し、街作りに関する審議や提案をする。
 河内、上河内両町議会から要望が出ていた特別職設置については、小委員会で検討中で、次回28日の協議会で最終案が提出される見込み。[田後真里]
9月2日朝刊
(毎日新聞) - 9月2日14時1分更新

2784とはずがたり:2006/09/09(土) 16:46:06
<北関東>茨城県

取り敢えず議席に固執する茨城町議全員リコールすべし。で,合併推進派で過半数を取れ。
まぁ取り敢えず合併特例使用してもええんちゃうの?良識溢れる市民が茨城で流行中の議会リコール運動してくれるさ。

ニュースプリズム:水戸市と茨城町の合併難航 協議再開のめど立たず /茨城
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060905-00000000-mailo-l08
 ◇「定数」「在任」特例巡り攻防
 水戸市と茨城町の合併協議が5月末以降、3カ月以上中断している。合併時期や合併に伴う議員の身分について茨城町側の調整が遅れているためで、協議再開のめどは立っていない。合併交渉が難航する背景を探った。[土屋渓]
 ■協議打ち切り
 「ただ今の提案については私どもで持ち帰り、次回の協議会で結論をつけたい」。5月29日、水戸市役所で開かれた第5回合併協議会。進行役の加藤浩一水戸市長が、合併時期や新市の名称など重要な合併協定項目の話し合いを持ちかけると、茨城町の委員は一方的に協議を打ち切った。それ以降、今日まで協議は開かれていない。
 茨城町側は合併協議会が始まる以前の昨年から、町議の任期(来年12月20日)近くの来秋ごろの合併を目指していたが、佐藤順一町長は今年に入ったころから、茨城町長選や水戸市議選が行われる来年4月の統一地方選の前に合併する方針を打ち出した。ところが、5月になっても茨城町議らの間で合併後の議員の身分などの意見がまとまらず、合併協議会は大事なところで中断を余儀なくされた。
 ■選挙方法
 茨城町側は議論を重ね、8月11日に、来年2月合併▽町議は市議選まで在任特例を適用▽市議選は旧茨城町に選挙区を設けないで実施――とする内容の要望書を水戸市側に提出した。しかし、水戸市議会は、茨城町が要望書を提出する4日前の同月7日に、来年4月の市議選に限って昨年2月に合併した旧内原町に選挙区(定数2)を設ける議案を可決した。
 「選挙区を設けるのは旧内原町議の当選者を2人だけに限定するため。茨城町に対しても同じことをするのではないか」。市側の唐突な動きに茨城町議らは不信感を募らせ、選挙方法や合併後の身分などについて調整がまとまらなくなった。
 こうした中、茨城町側は来年2月の合併は日程的にも困難と判断し、8月11日の要望を撤回。結局当初の目標通り来年12月の合併案を7日後の18日に市側に再度要望する事態になった。水戸市の「50万都市構想」を掲げ合併に前向きな加藤市長は、8月29日の会見では12月合併に前向きな姿勢を見せた。
 ■議員の身分
 それでも合併協議会の再開のめどは立たない。茨城町幹部は「ネックは茨城町議の身分」と指摘する。茨城町議で市町村合併調査特別委の大和義明委員長は、「来年12月の合併では定数特例を適用したい」と語る。定数特例を使うと旧茨城町に定数を設けて来年12月に選挙を行うことになる。
 だが、定数は水戸市との人口比率で現在の22から4に減るため、定数特例ではなく、市民から批判の多い在任特例や市の参与(特別職)就任を望む意見も出かねない状況という。在任特例を適用すると茨城町議は全員、11年の市議選まで在任することになる。
 18日以降、茨城町側の話し合いは進展していない。町議会は9月の定例議会後に特別委員会を開き、合併問題について意思決定を図るとみられるが、うまく調整できるかは不透明だ。「水戸市も茨城町も議員が身分への執着をなくせば合併なんてすぐまとまるのに」。水戸市議の一人はため息交じりに話した。

9月5日朝刊
(毎日新聞) - 9月5日11時0分更新

2785とはずがたり:2006/09/09(土) 16:58:54
<北関東>群馬県

ここは桐生と合併しないとどうしようもないぞ。

みどり市:「広域調整室」新設 近隣市との課題に対応−−来月 /群馬
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060905-00000025-mailo-l10

 みどり市の石原条市長は4日の記者会見で、市総務部内に「広域調整室」を10月1日付で新設すると発表した。市長特命で、隣接する桐生市や近隣市との課題など対応策を検討する。課長を含めて2〜3人体勢で発足。4月の市長選で公約に掲げていた。滞納税対策と秘書業務を担当する課の新設も検討している。
 また、みどり市笠懸町阿左美に建設予定の新体育施設の設計費3780万円を予算計上することも明らかにした。総工費約16億円で、08年をめどに完成を目指す。旧笠懸町が建設を計画していたが、予定地が大間々町や東町(旧勢多郡東村)から遠く、合併協議では結論が出ていなかった。[塚本英夫]
9月5日朝刊
(毎日新聞) - 9月5日12時1分更新

2786とはずがたり:2006/09/09(土) 17:01:12
<北関東>群馬県

富岡はしのごいわずに合併すべし。南牧村も合併しい

市町村合併:下仁田町の住民団体「富岡市との合併協を」 町選管に請求書
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060905-00000027-mailo-l10

 ◇署名添え町選管に請求書
 下仁田町の住民団体「下仁田町を考える会」(吉田貞雄会長)は4日、348人分の署名を添えた富岡市との合併を求める合併協議会設置請求書を同町選挙管理委員会に提出した。
 住民団体は、8月24日に岡田常夫町長が岩井賢太郎・富岡市長に編入合併を申し入れたのを受け、29〜31日に署名集めを行った。同町の2日現在の有権者数は8934人で、住民発議に必要な有権者の50分の1は約180人。町選管による署名簿などの審査手続きを短期間で終了させるため、署名収集期間を3日間にしたとしている。
 同町は03年に富岡市、甘楽町、妙義町、南牧村と合併協議を始めたが、町村間の思惑の違いから協議は破綻。富岡市は今年3月、妙義町と合併した。下仁田町と南牧村との合併を目指した前町長のリコール(解職請求)に伴う04年12月の町長選で、岡田町長は富岡市との合併を公約し当選した経緯がある。
 住民団体と面談した岡田町長は「町、議会、住民が一体になった。住民が自分たちの思いでまちづくりをしていく。その思いを富岡市に届けたい」と述べた。[畑広志]
9月5日朝刊
(毎日新聞) - 9月5日12時1分更新

2787片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/09/09(土) 18:13:40
<東北>青森県・岩手県

八戸市、岩手に編入? 市長に質問
http://www.iwate-np.co.jp/news/y2006/m09/d09/NippoNews_11.html

 開会中の八戸市議会定例会で12日に行われる一般質問で、野党会派議員が「八戸市の岩手県への編入の可能性」について小林真市長の見解をただす。質問の背景には「津軽重視」に見える青森県政に対する八戸市民の不満も見え隠れしており、小林市長の答弁に注目が集まる。

 質問するのは、政風クラブの寺地則行議員。八戸市と久慈市、二戸市などによる3圏域連携懇談会が7月に発足し、県境を超えた観光振興策などへ動きだした状況を踏まえ、小林市長の岩手県とのスタンスをあらためて引き出す狙いだ。

 小林市長は昨年11月の就任以来、岩手県北町村との越境合併について「合併で県境が壁になるとは思わないが、岩手を対象には考えていない」などと発言してきた。ただ、3圏域連携墾談会の立ち上げに中心的な役割を果たした経緯もある。

 八戸市では、旧八戸市民病院跡地への県芸術パーク建設計画が県の財政難で宙に浮いたまま。市は、苦肉の暫定利用策として多目的広場を整備中だ。屋内スケート場建設や、八戸市民病院へのドクターヘリ配備要望も実を結んでいない。

 寺地議員は「青森県は津軽地方を優遇し八戸市には冷淡で、県に対する市民感情は良くない。岩手の方が心情的にも近い。八戸市民のためを思い、アクションを起こすべきだと判断した」と質問の趣旨を語る。

 これまでも市議会で「岩手県北との合併を目指すべきだ」との議員発言もなされてきた。道州制論議が活発化する中、小林市長の答弁に市民の耳目が注がれる。

2788とはずがたり:2006/09/09(土) 19:24:50
良いですねぇ,明治政府に分断された旧南部藩の再統合を!下北地方はどういう心境なのだろう?

2789とはずがたり:2006/09/11(月) 01:39:07
<九州・沖縄>鹿児島県

菱刈が広域でやるったってお相手は何処よ?湧水か?さつまか?

南日本新聞ニュースピックアップ[2006 09/02 07:41]
http://373news.com/2000picup/2006/09/picup_20060902_8.htm
中旬にも事務局開設 大口・菱刈の伊佐地区協

 大口市と菱刈町の1市1町合併に向けた取り組みが進み出した。早ければ9月中旬にも「伊佐地区合併協議会」事務局に職員が配置される見通し。合併を目前に一度破たんした経緯があるだけに、再開への動きは慎重だ。
 大口市は1日付で、合併協事務局出向を意図する企画調整課関係3人の人事異動を発表した。同日、菱刈町側も3人に協議会出向を内示した。
 両市町から半々ずつの協議会委員28人が決まる来週以降には、両首長、両議長の四者協議を開き、会長、副会長の選任や、事務局スタートの日取りなどを決める。9月中旬から下旬にかけ、実質的な事務所開きとなるとみられる。
 もともと両市町は旧合併特例法下での合併申請を目指した。だが2004年12月、菱刈町の住民投票で反対が上回ったため協議を休止。05年5月、法定協は廃止された。その後、06年3月に鹿児島県が定めた新たな「市町村合併推進構想」に大口、菱刈の枠組みが含まれ、両市町の合併構想が再び浮上した。
 行政間で任意合併協から始める動きもあったが、菱刈町の住民グループが5月、法定協設置を神園勝喜町長に本請求。結果として法定協の設置時期を早めた。
 前回の破たんを踏まえ、両行政、議会関係者の間には互いが本当に合併を求めているか、いまだ腹を探り合っている面がある。法定協設置議案が8月9日に可決されながら事務局設置の動きは鈍かった。菱刈町議会には1市1町の枠を越える広域合併を求める声もある。合併時期は今後の協議の焦点で先行きは不透明だ。
 だが菱刈の役場関係者は「反対も含めいろんな意見があるのは事実だが菱刈としては今回は合併をやる、というスタンスで臨む」と話し、大口側は「前回は互いの説明不足が誤解につながった部分もあった。合併を前提に、言いたいことを言い合い理解を求めたい」という。どちらも「1市1町の枠組みが今後破たんしたらもう3度目はない」という認識は共通している。

2790とはずがたり:2006/09/11(月) 11:56:10
<中国・四国>山口県

市名から何から何まで美祢が押し切る気だな。。町議会が臍を曲げなきゃ良いけど。。

新美祢市、08年3月21日合併'06/9/11
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200609110024.html

 美祢市と山口県秋芳、美東町の1市2町でつくる法定合併協議会が9日、秋芳町の岩永公民館であり、合併期日を2008年3月21日、新市名を「美祢市」とすることが決まった。委員39人が出席。合併期日について、前回協議で、2町が厳しい財政状況などを理由に07年3月を主張。電算システムの統合などで時間がかかるとして、08年3月を主張していた美祢市との調整が進められていたが、美祢市案で最終合意した。

2791とはずがたり:2006/09/11(月) 12:08:42
<中国・四国>山口県
>>2790
なぁ〜んか熱気が感じられませんなぁ。

新市名は「美祢市」に/3市町の合併協合意
http://mytown.asahi.com/yamaguchi/news.php?k_id=36000000609110001
2006年09月10日

  美祢市と美東、秋芳両町の合併を協議してきた「合併協議会」は9日、協議紛糾の原因となっていた新市名を「美祢市」と決めた。協議は約1年間の中断を経たが、ようやく実現に向けて最大の課題を乗り越えた。旧合併特例法に基づく「平成の大合併」で22市町になった県内だが、08年3月21日に新・美祢市が誕生すると、新法では最初の合併になる。

  新市名を巡っては、05年2月、合併協で「秋吉台市」が賛成多数となったが、美祢市側が反発。続けて1市2町の住民各300人を対象にした意識調査を実施したところ、67・4%が秋吉台市に「賛同しない」と答えたうえ、新市名は56・4%が「美祢市」を挙げた。このため、協議の中断に追い込まれた。

  この日の合併協では、この調査結果を尊重し、事務局が「美祢市」を提案し、全会一致で了承された。

  合併期日は、美祢市側が市役所や議会の電算システム統合に要する時間を考慮して「08年3月」を主張。これに対して、美東、秋芳両町側は早期合併に向け「07年3月」を提示していたが、この日、最終的には「08年」で合意した。

  合併協は04年1月に設置した後、05年3月からは休止。今年4月に協議を再開したが、すでに2年半が経過している。会長を務める小竹伸夫・美祢市長は会合後、「(互いに)納得するには時間が必要だった。これから軌道に乗る」と語った。

  今後の主な協議事項では、3市町の議員が合併後もそのまま市議として残る「在任特例」の取り扱いは、協議会の小委員会に付託されている。

  新市基本計画も未決定で、07年3月に合併申請書を県に提出できるよう、練り直している。今年12月には住民説明会の開催を予定し、事務局は「日程的には厳しいが、努力したい」と話した。

2792とはずがたり:2006/09/11(月) 21:04:01
<九州・沖縄>熊本県

市町村合併:富合町の保育料や国保税率、熊本市に段階的統一−−合併準備協
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060905-00000296-mailo-l43

 熊本市と富合町の第3回合併準備協議会が4日、熊本市役所であった。前回に引き続き、住民生活にかかわりが深く、両市町で制度や内容が異なる事項を中心に協議した。次回日程は未定だが、年内に開催し、各項目の方針について取りまとめたい考え。
 両市町は、保育料の基準表が大幅に違うほか、介護保険料や国保税率などは富合町がやや低い水準となっている。このため、移行期間を設けて段階的に熊本市の水準に統一する方針が示された。また、町が独自に取り組んでいるチャイルドシート貸し出しや小中一貫教育、隣の城南町職員らと作っている営農連絡協議会などは継続する。
 区長制度など一部については、近い将来に設置を目指す法定合併協議会へ議論を持ち越した。
 熊本市では自治会ごとに補助金を支給しているが、富合町は区長にあたる行政連絡員を嘱託とし、報酬も支払っている。熊本市で実施している自治会への統一を模索しているが、地域のコミュニティーづくりに影響を与える可能性もあり、村崎秀町長は「区長手当が減額されないか、心配だ」などと述べた。[谷本仁美]
9月5日朝刊
(毎日新聞) - 9月5日19時3分更新

2793とはずがたり:2006/09/12(火) 02:24:43
<首都圏>山梨県

市町村合併:鰍沢町長、法定協議会の早期設置を求める 増穂町長は難色示す
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060907-00000050-mailo-l19

 鰍沢町の石川洋司町長は6日、同町役場で開かれた町議会の市町村合併特別委員会で、今月4日に増穂町の河西栄三郎町長と会談し法定合併協議会の早期設置を求めたことを明らかにした。河西町長は「(鰍沢町との合併には反対とした)住民投票の結果が出ている」と言葉少なに話し、合併協設置に難色を示した。
 石川町長によると、合併協の設置を両町議会が議決していることや県が合併推進構想の中で「両町は早期に合併すべきだ」としていることを挙げ、「まず合併協を設置したい」と河西町長に要望した。石川町長は委員会終了後、「議会の議決は住民投票よりも重大だと思う」と話し、合併協設置に向け河西町長と引き続き協議したい考えを示した。
 河西町長は取材に「話し合いには応じるが、民意を尊重するという主張を変えるつもりはない」と話した。
 この日の委員会では他に、両町長や両町議会の正副議長などを交えた会合を開くことなどを近く増穂町に申し入れることや、合併に関する両町の現在の状況を県に説明することなどを確認した。[沢田勇]
9月7日朝刊
(毎日新聞) - 9月7日11時0分更新

2794とはずがたり:2006/09/12(火) 12:59:40
<九州・沖縄>鹿児島県

こんな小さな島で事務所の位置ぐらいと思ったが結構広い島なのかねぇ??
http://www.mapion.co.jp/c/f?uc=1&amp;grp=Air&amp;nl=27/45/43.183&amp;el=128/59/32.569&amp;scl=500000&amp;coco=27/45/43.183,128/59/32.569

新町名は平仮名なんかにせずに徳之島町で良い。徳之島は昔から亀津,天城,伊仙に別れており,天城から別れた東天城と亀津が合併して徳之島町になったそうだ。
http://www.tokunoshima-town.org/index.php?oid=3&amp;dtype=1000&amp;pid=4
天城+伊仙+徳之島という足し算ではなく天城+伊仙+亀津=徳之島と考えたい。まあ亀津に役場を置くのが基本なんじゃないかねぇ。

市町村合併 協議会解散を提案へ/天城・伊仙
徳之島と3町協設置前提
http://www.373news.com/2000picup/2006/09/picup_20060912_9.htm

 鹿児島県と徳之島3町による「市町村合併に関する意見交換会」が11日、天城町役場であった。現在合併協議会を構成している天城、伊仙の両町は、徳之島を含む3町協議会を新たに立ち上げるという前提で協議会を解散する意向であることを明らかにした。今月開会する定例町議会にそれぞれ議案を提案する方針。これに対し、徳之島町は2町協議会が解散した場合、3町協議会設置を検討する考えを示した。
 3町が新たな協議会設置の方針で一致すれば、協議会設置議案が12月定例町議会にも提案される見通し。
 意見交換会は、県が推進する「1島1町」の実現に向けて各町の取り組み状況を確認するために開催した。県側担当者、各町長、町担当者の10人が出席。現状報告と今後の対応について質疑が行われた。
 県総務部市町村課合併・分権推進室の新川龍郎室長は(1)(現在休止中の)天城、伊仙の2町でつくる協議会の取り扱い(2)各町の行財政改革への取り組み状況(3)3町が合併した場合の事務所位置の3点について意見を求めた。
 行財政改革について3町は、事務事業と組織機構の見直し、定員管理の適正化、職員と特別職の給与の適正化に努めてきた実績を報告。事務所位置については、これまでの協議会が休止に至った大きな理由であり、手順を踏みながら町民の理解が得られるよう進めることで一致した。
 徳之島3町は当初、3町で合併協議を進めていたが、昨年の住民投票を経て徳之島町が離脱。残る2町で協議を継続していたが、5月の協議会で休止を決めていた。

2795とはずがたり:2006/09/12(火) 13:12:08
<九州・沖縄>長崎県

合併派新人破れる

一瀬氏3選果たす 東彼波佐見町長選
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20060912/02.shtml

 任期満了に伴う東彼波佐見町長選は十日、町内六カ所で投票が行われ、即日開票の結果、現職の一瀬政太氏(62)=無所属=が、新人で前町議の中村與弘氏(58)=無所属=を約千三百票差で破り三選を果たした。

 前々回の一九九八年と同じ顔触れとなった選挙戦は、町を二分する激戦を展開。一瀬氏は「自立、共生する町づくり」を基本理念に、行財政改革の徹底や企業誘致、地場産業の振興、合併は「当分単独」などを訴え、二期八年の現職の強みと保守地盤の底力を生かして手堅く票を集めた。

 中村氏は町政刷新と合併の必要性を草の根で訴えたが及ばなかった。

 当日有権者数は一万二千百八十人(男五千六百三十二、女六千五百四十八)、投票率は74・84%(男72・96、女76・47)だった=町選管調べ=。

2796とはずがたり:2006/09/12(火) 13:14:38
<東北・北海道>青森県

まぁ多少混むのは仕方がないね。あんま混むようだったらその他の曜日を50回にするとか必要かも。

2006/09/11 Today's NEWS
合併効果で旧相馬の御所温泉にぎわう/弘前
65歳以上交付の無料入館証 新市民に対象が拡大
http://www.mutusinpou.co.jp/news/06091102.html

 弘前市五所の御所温泉(旧相馬村、現同市相馬老人福祉センター)が、合併効果でにぎわっている。要因は、これまで旧相馬村民の65歳以上の住民に交付されていた無料入館証(年間最大104回)が、新弘前市民の65歳以上に交付対象が拡大されたこと。温泉従業員は「入館者増はうれしいが、あまり込み過ぎるのも…」と困惑気味に話した。

 御所温泉は1979年に旧相馬村営の施設としてオープン。当時から毎週木曜日を65歳以上は入館無料とするなど、村民や周辺住民の憩いの場となっていた。
 現在、無料入館証は65歳以上の弘前市民に交付され、年間で毎週木曜日分(44回)と、そのほかの曜日分(60回)の合わせて104回無料で入館できる。
 合併後、弘前市役所、広報ひろさきなどで無料入館証の広報を行い、市役所、相馬庁舎、岩木庁舎で交付申請の受け付けを開始。温泉に隣接する相馬庁舎は、合併後すぐの3月には1日10人から15人の申請があり「非常に忙しかった」(健康福祉課職員)と振り返った。
 同市福祉総務課のまとめによると、8月までに1944人に無料入館証が交付され、1カ月当たりの平均入館者は合併前が約8千人、合併後は1万1千人と約3千人増えた。
 弘前市城東から来館した男性(80)は「申請は市役所で行った。無料で入浴できる施設があるのはいいこと。やはり無料というのが大きい」、旧岩木町の兼平から来た男性(70)は「お湯がいい。話し相手もできるし、車で遠くから来るかいがある」と笑顔。
 一方、旧相馬村民の中には「込み合うことが多く、ゆっくりできない」「知っている人ばかりだったが、知らない人が増えた」と、旧3市町村民の融和という理想とは裏腹に、寂しげな表情を浮かべる人もいた。
 施設によると、1日当たり平均300―500人が利用している。弘前市金属町の女性(70)は「弘前や岩木地区にも、こういうところを造れば込まなくて済むのに」と、風呂上がりのビールを飲みながら話した。

2797とはずがたり:2006/09/12(火) 13:24:17
<九州・沖縄>沖縄県

西表島は竹富町という名前なのね。竹富島から来てるのか?竹富町役場は石垣市にあるようだ。今では議会の過半数を握る西表島が町成立当初は主導権を発揮できなかったかな?
http://www.mapion.co.jp/html/map/web/admi47.html
http://www.mapion.co.jp/c/f?uc=1&amp;grp=Air&amp;nl=24/19/00.578&amp;el=124/00/01.325&amp;scl=1000000&amp;coco=24/19/00.578,124/00/01.325
こんなに近いと石垣と西表を橋でつないだり出来そうだねぇ。

西表島8人当選、合併厳しい状況 竹富町議選結果
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-17124-storytopic-3.html

[竹富] 竹富町議選(定数12)の開票作業は11日午後、石垣市商工会館で行われた。17人が立候補し、現職10人、新人1人、前職1人が当選。現職3人が落選した。投票率は89・82%で、前回を3・39ポイント下回り、初めて90%を切って過去最低となった。
 議会の可否で実現が決まる石垣市との合併問題については、反対の意向が強い西表島から8人が選出され過半数を占めたため、合併実現は引き続き厳しい状況となった。
 現職がいなかった黒島は、候補者を前回の2人から1人に絞ったが、落選。候補者2人の波照間島からは現職1人が当選、1人が落選した。6人が立候補した西表島西部からは新人1人、前職1人を含む4人が当選、西表島東部からは現職4人が当選した。

(9/12 9:37)

2798とはずがたり:2006/09/12(火) 13:32:01
<近畿>和歌山県

紀州新聞(配布地域は御坊市・田辺市(一部),日高郡印南町・日高川町・日高町・由良町・美浜町,
みなべ町=此が文中の管内だと思われ)

県内未合併17町村で
地域自治研究会発足へ
http://www1.ocn.ne.jp/~ks-press/060912.html

 県内の未合併町村が10月中旬に県地域自治研究会を発足させる。厳しい財政状況の中で「地域での自治」を基本に今後の課題や展望などを調査研究することを目的とし、管内の4町も入会の見通しだが、合併への取り組みも含めて具体的な方向性がはっきりしないため「とりあえず参加する」との考えで、未合併17町村が共同歩調をとれるは流動的だ。
 11日の日高郡町村会で意見交換。中井勤由良町長は「合併推進か、反対かが分からないが、呼びかけがあったのでとりあえず入会する。話を聞いて意にそわないと判断すれば脱会も考える」。入江勉美浜町長、久保井始印南町長も「みんなが入るなら入るが、何を勉強するのかまったく分からない」と述べた。基本的には町村会で結論は出さず、各町で判断することにした。中善夫日高町長は公務で欠席。
 研究会は任意団体で奥田貢北山村長、伏木建湯浅町長、後藤太栄高野町長が発起人となり、管内の美浜、日高、由良、印南4町を含む未合併の14町村に参加を呼びかけている。10月中旬に第1回研究会を開き、規約や役員、事業計画などを決める。
「地域での自治」を基に三位一体改革を徹底して取り組み、各地域が独自の地域経営の中から私たちが多様になり、そこから県全体に「新しいまちづくり」を広げる−とし、研究会や講演会開催、まちづくりに関する研究調査、連絡紙発行に取り組む方針。

2799とはずがたり:2006/09/12(火) 16:19:05
<首都圏>埼玉県

ちょっと古い記事だが,花園町長と寄居町長はお互いの合併に前向きだった。花園町の周囲は寄居町に囲まれてるもんねぇ。。花園町はその後深谷と合併。花園+寄居で寄居市を見たかったなぁ。

花園町「1市3町」目指す
http://mytown.asahi.com/saitama/news.php?k_id=11000179999990464
2004年11月16日
町長「住民投票結果に従う」

 14日の花園町の合併の枠組みを問う住民投票で、「深谷市を含む合併」が多数を占めたことを受けて、柳雅己町長は「住民投票の結果に従う」と表明。合併の枠組みで揺れた花園町が深谷市、岡部町、川本町の1市2町との合併を目指すことになった。

 同町では、寄居町との合併を推進してきた柳町長は、深谷市などとの合併を求める議員が多数派を占める議会と対立。このため、柳町長は今年8月にいったん町長を辞職して出馬した出直し町長選で無投票で再選されたが、その後も議会との対立が続き、住民投票とともに行われた14日の町長選で柳町長は3選を果たした。

 投票結果を受けて、柳町長は15日未明、同町長選の祝勝会後に会見し、「住民投票の結果に従う」と表明した。議会の多数派も1市2町との合併を求めていることから、今後、深谷市などと法定協の立ち上げに向けた協議が始まる見通しだ。

 1市2町側も「花園町の意思を尊重する」としており、新井家光・深谷市長は「町民の意思を重く受け止めている。花園町から合併の申し出があれば、協議したい」とのコメントを発表。1市2町の首長は16日、深谷市内で今月開催する法定合併協の打ち合わせを予定しており、花園町との合併の方式なども議題に上ると見られる。

 一方、寄居町の津久井幹雄町長は「寄居町は結婚相手に花園町を選び、良い町づくりをしようと考えに考えてきただけに大変残念だ」と述べ、悔しさをにじませた。

2800とはずがたり:2006/09/12(火) 16:24:00
<首都圏>埼玉県
>>2672
寄居町では花園との合併は成らなかった>>2799が選挙戦は48歳の新人に追い上げられながらも辛勝。比企広域合併派は大敗

選挙:寄居町長選 津久井幹雄氏が4選 2新人破る /埼玉
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/chihou/archive/news/2006/07/31/20060731ddlk11010061000c.html
 任期満了に伴う寄居町長選は30日、投開票され、現職の津久井幹雄氏(67)=自民推薦=が、ともに無所属新人で前熊谷市職員の島田誠氏(48)、前町議の吉田正美氏(54)を破り、4選を果たした。投票率は61・21%(前回53・44%)だった。当日有権者数は2万9950人(男1万4850人、女1万5100人)。

 津久井氏は10年に同町に進出するホンダの工場誘致を実現させた実績をアピール。小児医療費の無料化拡充や高齢者の健康増進対策などの福祉政策、産業振興と環境対策の推進を訴え、着実に組織固めを進めた。島田氏は住民本位の町づくり、吉田氏は県西北部10万人都市構想などを挙げ、ともに津久井体制の一新を掲げたが、及ばなかった。[浅野翔太郎]
==============
 ◇寄居町長選開票結果=選管最終発表

当 7900 津久井幹雄 67 無現=自民、連合埼玉推薦=
  7389 島田誠   48 無新
  2809 吉田正美  54 無新=比企広域合併派
 (無効234)

2801とはずがたり:2006/09/12(火) 16:52:45
<首都圏>埼玉県

何度でも云うけど鎌倉期の名門比企氏(謀反で征伐される役柄が多かったけど)の根拠地比企地域を纏め比企市を形成すべし!

>>2739
比企地域合併協議沿革
東秩父村「東松山市と飛び地合併」 本格議論、来春以降に
>>2777
東松山市に合併を打診 東秩父村
>>2800
寄居町長選 津久井幹雄氏が4選

東秩父,滑川,吉見などは東松山との合併に前向き,寄居は独自路線。

東秩父は名前でも秩父の東隣を名乗っているし,隣の皆野が秩父との合併を目指してもいる>>2436し,いっそのことえらい飛び地となる東松山ではなく秩父との合併を目指しても良いのではないか?

市町村合併:東秩父村「飛び地合併」 東松山市長「急がず、あわてず協議」 /埼玉
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060906-00000078-mailo-l11

 東秩父村が東松山市に飛び地合併を申し入れた問題で、同市の坂本祐之輔市長は5日の記者会見で、「過去の(合併協議で)成就しなかった経験を踏まえると、急がず、あわてず、しっかりした協議をすべきだろう」と述べ、数年かけて協議入りするかどうかの結論を出す考えを表明した。
 坂本市長は「(村の要請を)しっかりと受け止め、議会との協議に入ろうと思っている」とした。しかし「うちは3度目、東秩父は4度目(の合併協議)。勢いだけではできない。互いの町、比企地域のことを考えていかないといけない」とし、合併した場合のシミュレーションを検討したうえで議会の判断を仰ぐ考えを示した。
 同地域では約3年前、両市村を含む当時の8市町村の合併協議が失敗に終わった。以降、東秩父村は6町村や小川町との1町1村の枠組みでの合併を模索したが不調に終わり、東松山市も隣接する吉見町との協議が決裂している。[橋本利昭]
9月6日朝刊
(毎日新聞) - 9月6日12時1分更新

2802名無しさん:2006/09/12(火) 19:53:14
>>2765>>2770
粟島浦村長選は合併慎重派の新人が推進派現職の5選を阻みました。
今回も島を二分した極めて高い投票率の選挙だったようです。

粟島浦村長選、本保氏が初当選
http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=3&amp;newsNo=42384
任期満了に伴う粟島浦村長選は10日、投票が行われ、即日開票の結果、新人で
元同村職員の本保建男氏(52)=無所属=が5選を目指した現職神丸保男氏(77)
=無所属=を4票差で破り、初当選を果たした。
本保氏は5年前の村長選で出馬を表明したが、休日を理由に村から戸籍抄本の
交付が受けられなかったため立候補できず、神丸氏が無投票当選。本保氏が
選挙無効を求めて提訴し、2002年に最高裁で無効が確定、神丸氏が失職した。
同年の出直し村長選で、本保氏は神丸氏に14票差で敗れていた。

新潟日報2006年9月11日

http://www.senkyo.janjan.jp/election/2006/15/00003438.html
粟島浦村長選挙 2006年09月05日告示 2006年09月10日投票
有権者数 : 310人 投票者数 : 308人 投票率 : 99.35% 選挙事由:任期満了

当 152 本保 建男 52 男 無所属 新 漁業
   148 神丸 保男 77 男 無所属 現 村長

2803とはずがたり:2006/09/12(火) 23:13:50
毎回凄い選挙戦ですなぁ。。
村上岩船地域の合併協議にどのような影響を与えますやら。

2804とはずがたり:2006/09/13(水) 19:06:19
<九州・沖縄>鹿児島県

何で期日にそんな不満が出るんだ?難癖にみえるのぉ。合併推進で既に民意は出ている筈だ。
人口は7000人前後でほぼ同じ(やや上屋久<屋久)だが,地図を見ると中心市街地そのものは上屋久の方が栄えているようにも見える。

上屋久町のグループ 「合併時期 民意問え」 住民投票求め署名提出
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/kagoshima/20060913/20060913_002.shtml

 上屋久、屋久両町の法定合併協議会が決めた合併期日「2007年3月31日」について、上屋久町の住民グループが11日、時期の賛否を問う住民投票実施を求める署名簿521人分を同町選管に提出した。選管の審査で有権者数の50分の1(9月2日現在で110人)を超える有効署名数が正式に確認された後、本請求を行う。

 提出したのは「上屋久町合併を考える会」(真辺文法会長)。同会は合併の時期が早すぎると主張しており、請求趣旨では「合併は住民生活に多大な影響を及ぼす重大事で、後顧の憂いがないように進めるのは当然」として「民意の所在をあらためて確認する」ための投票実施を求めている。

 両町は1月、上屋久町で続いた議会解散などの混乱のため休止していた合併協を9カ月ぶりに再開。新町名を「屋久島町」とし、議員の定数・在任特例を適用しないことなどを決めている。

=2006/09/13付 西日本新聞朝刊=

2805とはずがたり:2006/09/14(木) 00:02:04
<首都圏>神奈川県

住民の創意工夫が財政難で実現されないのは惜しいね。ただ税金の無駄遣いは勿論許されないし,「用途変更を伴う大幅な改築」が規制で必要なら多少緩和できないものか?

藤野町:旧沢井小廃校跡地活用、財政難で計画頓挫 改築費、工面できず /神奈川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060910-00000000-mailo-l14

 ◇改築費1億1000万円工面できず
 藤野町で今年3月に廃校となった旧沢井小学校跡地利用の地域再生事業計画が、町の財政難から計画倒れになっていたことが分かった。校舎に農産物加工場などを設け、ハイカーらに手作りの郷土食を提供して山里ににぎわいを取り戻そうという取り組みだっただけに、事業の実現を期待した地元住民たちはがっかりしている。【高橋和夫】
 沢井小は陣馬山のふもと、県立陣馬相模湖自然公園の入り口にある。跡地(敷地4528平方メートル)の鉄筋コンクリート3階建て校舎(延べ床面積1505平方メートル)利用をめぐり、5月に地元住民と町商工会(佐々木道他会長)が、地域おこしの中核施設にすることで合意した。
 校舎1階に地元特産のユズを使ったワインやポン酢、清涼飲料の加工場と農産物販売所を整備。2階にコンニャクや手打ちうどん、手もみ茶の体験学習室と、山菜を使った郷土食を出す軽食堂を設け、3階を郷土資料館にする計画だった。
 町商工会有志で設立した有限会社「ふじの」(安藤久士代表)が校舎を借り受けて運営する予定で、国の地域再生計画の認定も受けた。地域振興の拠点として、雇用創出にもつながると住民の夢が膨らんでいた。
 ところが、加工場や食堂などを整備した場合、建物の強度補強や浄化槽の設置など用途変更を伴う大幅な改築が不可欠と分かった。町の試算で改築費は約1億1000万円。財源が乏しく、来年3月11日に相模原市と合併する準備資金も必要なため改築費が工面できず、町は住民に「計画の実現は困難」と説明した。
 当面、別の場所にユズの加工場だけを整備し、校舎の利用は合併する相模原市と協議して構想を練り直すことになった。佐々木会長は「頓挫は残念だが、廃校を活用した地域再生の夢は消えたわけではない。住民の元気が出るより良い方向を検討したい」と話している。

9月10日朝刊
(毎日新聞) - 9月10日11時0分更新

2806とはずがたり:2006/09/14(木) 00:14:56
<首都圏>埼玉県

地図で旧岩槻市が旧大槻市になってるのはご愛敬というべきか。

ゼミナール『平成の大合併と選挙』市町村長編
首長対決(4)市長vs市長・さいたま市
http://www.janjan.jp/election/0609/0609010488/1.php

 浦和・大宮の合併は昭和の初め(1920年代後半)からの懸案だった。7回協議して7回破談、8回目の縁組みだった。それだけ隣同士の対立は根深かったともいえる。それは今度の合併協議でもしばしば表面化した。大宮市は浦和市・与野市に上尾市・伊奈町を加えた「4市1町」を、浦和市は大宮・与野との「3市」を主張した。結局は、3市による新市を誕生させてから、上尾市・伊奈町の意向を確認して両市町との協議を行うと、結論を先延ばしして3市の合併に合意した。

 市庁舎についても、大宮市が「大宮・与野市役所を分庁舎にし、将来さいたま新都心周辺に建設」、浦和市は「浦和市役所をそのまま使う」と主張して対立した。結局は、(1)当分の間、浦和市役所を使用する(2)将来、さいたま新都心周辺地域を軸に場所を検討する(3)新市成立後、すみやかに新庁舎建設基金を創設すると、曖昧な決着を図った。「政令指定都市」という共通の目的を達成するために「100万人」への足し算を優先したといえる。

 新市の市長選挙(2001年5月27日)も、相川宗一・旧浦和市長と新藤享弘・旧大宮市長が立候補して、地域対立をむき出しにした選挙戦になった。合併協議のときから浦和・大宮の対立にいつも調整役を果たしてきた井原勇・与野市長が「現職は立候補すべきでない」と自重を求めたこともあった。

 市長選は2人の旧市長を含めて8人が立候補(いずれも無所属)する「乱立」でも話題を呼んだ。みんなが「市民派」を強調した。主要政党はいずれにも与することができずに、「自主投票」を決め込んだ。「地域対立」「乱立」「市民派」の選挙結果は、祖父、父と3代続けて旧浦和市長を努めてきた名門の相川氏が新藤氏を抑え、「三代将軍」といわれる勝利を収めた。本人の言によれば「祖父の代から16戦全勝」だそうだ。

◇投票結果
当選131,822相川宗一(58)旧浦和市長〈自由党推薦〉
109,552新藤享弘(68)旧大宮市長
49,505岡真智子(53)前県議会議員
39,323高橋秀明(44)前埼玉県知事特別秘書
21,662沼田道孝(48)税理士〈共産党推薦〉
8,647高瀬広子(43)旧大宮市議
3,377吉田一郎(37)ジャーナリスト
2,015山口節生(51)不動産鑑定士

 上尾市の住民投票(2001年07月29日)の結果は、「さいたま市との合併反対」が多数を占め、上尾市が合併しないと「飛び地」になる伊奈町も合併を辞退、上尾市・伊那町との合併は幻に終わった。新市庁舎も財政難を理由に、いまも旧浦和市役所を使ったまま。つまりは、合併の枠組みも、市庁舎も、市長も、いまのところは浦和市の主張通りの結果になり、大宮市は「全敗」の状況にある。

 合併から4年、相川氏は再選された(2005年5月15日)。

当選135,553相川宗一(62)現職市長〈自民・公明党推薦〉
121,735中森福代(55)前埼玉県議
63,880沼田道孝(52)税理士〈共産党推薦〉

 ただ、前自民党県議の中森福代氏(55)にかなり肉薄される苦戦だった。新藤享弘・旧大宮市長や旧大宮市議の多くが中森陣営についた。大宮市には合併のしこりが残り、浦和との対立感情は依然として根強いことを印象づけた。投票率は35.51%と前回よりも、さらに10%以上下回り、有権者はますます関心を失っていた。

2807とはずがたり:2006/09/14(木) 02:25:23
<首都圏>山梨県

市町村合併:丹波山村との合併、議会と市民の意向聞き判断−−甲州市長
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060908-00000099-mailo-l19

 甲州市議会の9月議会が7日開会した。田辺篤市長は、丹波山村との合併協議について、「東京都と接することになり、首都圏を中心とした観光の取り組みが広げられ、(両市村にある)都の水源涵養(かんよう)林を効果的に活用できる」と利点をあげ、議会と市民の意向を聞き最終的に判断する考えを示した。
 同村は4日の村議会全員協議会で、岡部政幸村長が甲州市への申し入れについて説明、村議に異論はなかったという。
 この日は、総額3億4996万円を追加する一般会計補正予算案や大和デイサービスセンターなどの設置管理条例など計43案件が提出された。補正予算案の主な事業は、幼児や児童へのインフルエンザ予防接種事業329万円や、近代産業遺産整備事業費6935万円など。予防接種事業は1人3000円の接種費を県内で初めて半額補助する。7月15日に峡東地方を襲った突風で農作物に被害を受けた農家への補助金280万円を支出した専決処分も報告された。
 会期は29日まで。一般質問は13、14日。[富田洋一]
9月8日朝刊
(毎日新聞) - 9月8日11時6分更新

2808とはずがたり:2006/09/15(金) 02:20:47
<東北・北海道>青森県

八戸市、岩手に編入? 市長に質問
http://www.iwate-np.co.jp/news/y2006/m09/d09/NippoNews_11.html

 開会中の八戸市議会定例会で12日に行われる一般質問で、野党会派議員が「八戸市の岩手県への編入の可能性」について小林真市長の見解をただす。質問の背景には「津軽重視」に見える青森県政に対する八戸市民の不満も見え隠れしており、小林市長の答弁に注目が集まる。

 質問するのは、政風クラブの寺地則行議員。八戸市と久慈市、二戸市などによる3圏域連携懇談会が7月に発足し、県境を超えた観光振興策などへ動きだした状況を踏まえ、小林市長の岩手県とのスタンスをあらためて引き出す狙いだ。

 小林市長は昨年11月の就任以来、岩手県北町村との越境合併について「合併で県境が壁になるとは思わないが、岩手を対象には考えていない」などと発言してきた。ただ、3圏域連携墾談会の立ち上げに中心的な役割を果たした経緯もある。

 八戸市では、旧八戸市民病院跡地への県芸術パーク建設計画が県の財政難で宙に浮いたまま。市は、苦肉の暫定利用策として多目的広場を整備中だ。屋内スケート場建設や、八戸市民病院へのドクターヘリ配備要望も実を結んでいない。

 寺地議員は「青森県は津軽地方を優遇し八戸市には冷淡で、県に対する市民感情は良くない。岩手の方が心情的にも近い。八戸市民のためを思い、アクションを起こすべきだと判断した」と質問の趣旨を語る。

 これまでも市議会で「岩手県北との合併を目指すべきだ」との議員発言もなされてきた。道州制論議が活発化する中、小林市長の答弁に市民の耳目が注がれる。

2809とはずがたり:2006/09/15(金) 03:24:48
<東北・北海道>青森県

大鰐と黒石は財政問題があって弘前広域合併は破談した。

2006年6月10日(土)
田舎館との合併に距離/黒石 平川
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2006/0610/nto0610_4.asp

 県市町村合併推進審議会の末永洋一会長が九日、外川三千雄平川市長と鳴海広道黒石市長を個別に訪ね、隣接する田舎館村との合併の可能性について意見交換した。外川市長は、同村の総意と財政見通しが不明確なことを理由に現状での合併検討には消極的な姿勢を示し、鳴海市長は合併相手を考える状況にないことを末永会長に伝えた。

 非公開での意見交換後、外川市長は、二〇〇四年七月に旧津軽平賀農協と旧田舎館村農協の合併で津軽みなみ農協が発足した経緯を背景に「農協が合併しているので(田舎館村との)合併は考えていかなければならない」との認識を示した半面「村民、議会を含めた村全体の意向が見えてこない。また、村の財政状況がどうなのかが気掛かり」と述べ、合併の協議は時期尚早であることを示唆した。

 一方、財政再建を最優先課題とする鳴海市長は「合併は必要だが、今のところ具体的な考えはない」と言い、末永会長には「審議会では大いに議論してほしい」と要望した。

2811とはずがたり:2006/09/15(金) 20:59:56
<東北・北海道>岩手県

藤沢との合併、任期内に判断 一関市長
http://www.iwate-np.co.jp/news/y2006/m09/d14/NippoNews_8.html

 一関市の浅井東兵衛市長は13日開かれた市議会9月定例会本会議で、藤沢町との合併について「市民合意が条件」とした上で、「(私の)任期はあと3年あり、(判断は)長くしてはいけない」とし、遅くとも市長任期の2009年10月8日までには判断する方針を示した。
 浅井市長は一般質問に答え、「両磐は一つという考えは今もいささか変化はない。(佐藤守)藤沢町長もその思いは同じと感じている」と基本的には合併方針を強調。
 「円満に市民合意形成できるかが合併の条件。町の行財政の現状を速やかに的確に把握、理解した上で、諸情勢を総合的に判断して取り組まなければならない」と述べた。
 町の要請を受け、両市町で行われている事務レベル協議を踏まえ「(問題は)財政だけではない。そのほかにもいろいろ話し合わなければならない」と指摘。「(同町が整理した)第三セクターにからむ財政的な問題が大きい。負債が大きければ、一関市民が負わなければならない。それをしっかり把握しなければならない」と述べた。
 平泉町と歩調を合わせた合併には当面自立を掲げる同町の方針を尊重する考えを示した。

2812とはずがたり:2006/09/16(土) 02:15:56
<東北・北海道>山形県

県都の社会的責任みたいのを感じ始めてくれたのか?只の時間稼ぎの先送りか?
中山と山辺は山形の意向丸飲みで良いと最後には云ってたのだし,直ぐにでも合併できるのではないか?

市町村合併:山形市長「仕切り直し」示唆、早ければ3年後に動きか /山形
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060913-00000098-mailo-l06

 山形市の市川昭男市長は12日の市議会一般質問で、市町村合併について「市の経営計画の中で考え方を触れていく」と述べ、これまでより踏み込んだ答弁をした。また、「(他の市町との)合意があれば検討していきたい」と、合併問題の仕切り直しの見通しを示した。
 市は、今年度策定する同市第7次総合計画の中の経営計画で、合併についての考え方を盛り込む方針。市川市長は議会後、「(05〜09年に実施される)行財政改革プランの出口が見えた時点で、互いに合意があれば、今後について検討に入るべきだと思う」と語り、早ければ3年後に、合併に向けて動きが出てくる見通しを示した。
 山形市が上山市、山辺、中山両町と構成していた法定合併協議会は昨年2月に解散し、合併協議は白紙となった。山形市は当時、他の市町と共通認識が持てなかったことが解散の原因と説明していた。[佐藤薫]
9月13日朝刊
(毎日新聞) - 9月13日12時1分更新

2813とはずがたり:2006/09/16(土) 02:22:20
<近畿>京都府

将来的にはこの2町1村も木津川市に編入であろうし木津川市も度量を見せて欲しい所
精華町は此処でも独自路線なんだねぇ。京田辺市への合併へ進むのか?

これ見ると消防組合の形成の様子が分かる。守口・門真等合併寸前まで云った組み合わせも見えるし堺市・高石市といった散々嫌われた組み合わせもあれば,柏原市・羽曳野市・藤井寺市や枚方市・寝屋川市の様な話題にも上がらなかった組み合わせもある。
【消防組合一覧-住宅用火災警報器の頁より-】
http://www.kaho.or.jp/alarm_for_home/text/where_kinki.html

消防組合の分担金で軽減を求める 和束町と笠置町、南山城村
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060914-00000050-kyt-l26

 精華町を除く相楽郡の6町村でつくる京都府南部にある相楽中部消防組合の分担金について、郡東部の和束、笠置両町と南山城村の3町村長が、負担軽減を求める要望書を組合管理者の藤原秀夫山城町長に提出していたことが14日、分かった。和束町の堀忠雄町長が、同日開会した定例議会本会議の一般質問で明らかにした。
 同消防組合の会計は、6町村で負担する消防本部の経費と、木津、加茂、山城の3町が持つ「中部署費」、東部3町村が持つ「東部署費」3つに分かれている。
 各町村は、地方交付税の中の消防基準財政需要額分を分担金の財源にあてている。しかし東部3町村は人口が計約1万人ながら、計約6万5000人の木津など3町と同様に消防署を抱えており、同需要額を超える分担金を支払っている。2006年度でみると、3町村合計の分担金は同需要額を7800万円上回る。
 こうした会計方式は、東部3町村が組合に加入する直前の1980年3月、当時の6町村長が交わした覚書に基づく。8月8日に出した今回の要望書は、木津など3町が来年3月に合併して「木津川市」となる機会をとらえ、組合会計の1元化や東部署(笠置町)の出張所へ「格下げ」など、覚書の見直しを求めた内容となっている。
 藤原町長は「分担金の見直しを協議することは6町村長で確認している。可能な限り、合併までには協議をまとめたい」と話している。
(京都新聞) - 9月14日22時9分更新

2814とはずがたり:2006/09/16(土) 02:34:40
<九州・沖縄>大分県

流石にね。残る可能性は
国東市+姫島村→国東市
玖珠町+九重町→玖珠市or九重市or久住市(九重町が単独指向)
日出町+別府市or杵築市→別府市or杵築市or速見市(日出町単独指向)
臼杵市+津久見市→臼津市
ぐらいか?残る町村は3町1村。

市町村合併:「ひと段落」県議会で知事が初めて見解 /大分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060914-00000246-mailo-l44

 広瀬勝貞知事は13日の9月定例県議会本会議で、「県内の市町村合併はひと段落した」との認識を示した。総務省が人口1万人未満などの市町村の合併をさらに進める方針を出す中、広瀬知事が議会で見解を述べたのは初めて。
 三浦公議員(自民)の一般質問に答えた。広瀬知事は「合併が必要と思われる市町村もあるが、現時点で率直に申し上げれば県内の市町村合併はひと段落した」と答え、県内で誕生した新市は人口3万人以上で「行政の効率化を図れる規模」と評価。合併した自治体への支援を進める考えを示した。
 県内の市町村は04年12月末時点で58(11市36町11村)だったが、現在18(14市3町1村)に減少。市町村数は少ない順に全都道府県で4位、99年3月末の市町村数と比較した減少率も全国4位となっている。[藤原弘]
9月14日朝刊
(毎日新聞) - 9月14日17時1分更新

2815とはずがたり:2006/09/16(土) 02:43:49
<東北・北海道>青森県

ぐだぐだだなぁ。。
>「企業に寄付をお願いしているが、その名前は相手の事情で公表できない」
>「予算編成に適切さを欠いている」と認めざるをえなかった。
>庁舎移転の必要性については触れられていない。議会でこの点を指摘された杉山市長は「単なる手落ちかもしれない」と答えた。

どうなる庁舎移転 市長の政治手法に批判も
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000000609150005
2006年09月15日

 むつ市庁舎を、旧むつショッピングセンター中央店に移転させる市の計画は、用地と建物の取得費9億5千万円が議会から認められず、白紙に戻った。この動きに杉山粛市長は「あきらめるわけにはいかない」と話し、改めて議案を提案することを含めて再検討する考えを示した。議会には、市長の政治手法に対する不信感もあり、庁舎を移転できるかどうか不透明な状況だ。(乳井泰彦)

 「企業に寄付をお願いしているが、その名前は相手の事情で公表できない」

 庁舎移転のために、杉山市長がひねり出した方策は、市とかかわりの深い企業に対する「おねだり」だった

 取得費を削除する動議が可決された12日の議会。質疑で議員から、「(相手企業は)東京電力ではないか」という声も出た。同市関根に使用済み核燃料中間貯蔵施設の建設を計画している東電は資金の提供元としては最も有力な企業とされる。

 市長によると、企業側は「当分の間、市民として暮らすことになるので、庁舎が新し
くなるのはいいこと」と話し、寄付に前向きの姿勢を示しているという。

 ただ、寄付の確約が取れないまま、市は用地の取得費用を雑入として計上した。財源の裏付けのないいわゆる「カラ財源」である。

 市の05年度末の累積赤字は24億9千万円。もし、寄付がご破算になれば、累積赤字は一気に財政再建団体に転落するラインの32億円を超える。議員の追及に、杉山市長も「予算編成に適切さを欠いている」と認めざるをえなかった。

 商業施設を市役所に改装するための費用も膨らみそうだ。窓の設置や、電気、機械設備の更新などで少なくとも15億円はかかる。

 市庁舎の移転がどのように決まったのか、という意思決定の過程にも疑問の声が出ている。

 議会で経緯を問われた杉山市長は「比較的ラフな形の庁議で決めた」と答弁。識者や市民など外部から意見を聴いた形跡はなく、市長は取材に対し「大事なのは、トップデシジョン(トップの決断)」と言い切った。

 庁舎移転の必要性として、市が最も強調するのは、現庁舎の耐震性である。

 62年に建てられた現庁舎は、68年の十勝沖地震で3階部分が倒壊し、2階建てに改装された。翌年に耐震調査を実施し補強工事を行ったが、78年の調査で、危険構造物と指摘されたという。その後も老朽化が進み、建物のあちこちで小さなひびが目立つ。市幹部の1人は「震度3ぐらいの地震でも揺れが大きく、外に逃げ出したくなる」。

 ところが、ショッピングセンターへの庁舎移転が持ち上がるまで庁舎の耐震性が問題化することは、ほとんどなかった。

 むつ市は昨年3月、川内、大畑、脇野沢の3町村と合併した。合併協議会では、旧むつ市の庁舎を本庁舎とすることが決められただけで、庁舎移転の必要性については触れられていない。

 議会でこの点を指摘された杉山市長は「単なる手落ちかもしれない」と答えた。

 市は、ショッピングセンターの破産管財人に、ほかへの売却をもう少し待ってくれるように要請したが、残された時間はあまりない。

2816とはずがたり:2006/09/16(土) 12:00:12
<東北・北海道>福島県

うう。。合併しない事による財政破綻でもっと住民負担が重くなる可能性はないのかね?

福島市、飯野町との合併協議会 川俣町が離脱か
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2006/09/20060916t61008.htm

 福島市、飯野町と合併を協議している川俣町の町議会は15日、合併協議会からの離脱を求める請願を採択した。同町は合併協の協議を続ける方針だが、合併成立には各議会の可決が必要で、川俣町を含む合併は成立しない可能性が強まった。

 川俣町の中小企業経営者が6月、「合併して人口30万人以上になると事業税がかかり、負担が増える」として、合併協からの離脱を求める請願を提出。15日の町議会本会議で採決した結果、賛成11票、反対8票で請願を採択した。

 請願に強制力はないが、古川道郎町長は「議会の判断を重く受け止めたい。今後さらに多くの町民の意向を聞き、最終判断をしたい」と述べた。

 合併協は2007年1月の最終会合で合併への同意を確認した後、1市2町の首長が合併議案を各議会に提出し、可決を経て成立させる運びだった。

 合併協会長の瀬戸孝則福島市長は「川俣町議会として議論を尽くした結果と考えるが、多くの有権者の住民発議で成立した協議会でもある。町長の意向も聞きながら、協議を進めたい」とのコメントを出した。

2006年09月15日金曜日

2817とはずがたり:2006/09/16(土) 14:11:24
<東海>静岡県

岡部町はなんでもいいから早く合併かと思っていたが,1市1町の方が良い理由は何だ?まぁこっちの方が早く纏まりそうではあるが。

市町村合併:1市1町答申案、井田・岡部町長が期待−−県推進審に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060913-00000078-mailo-l22

 岡部町の井田久義町長は12日の町議会9月定例会で、県市町村合併推進審議会が志太地区の合併枠組みの結論を先送りしていることについて、「合併審の委員は私の意向を理解している。合併新法の期限内の実現性を考慮した答申となることを期待している」と述べ、合併審が、藤枝市・岡部町、焼津市・大井川町という2組の1市1町とする答申案をまとめることに期待感を示した。
 同地区の合併枠組みを巡っては「2市2町」か「1市1町」かで地区が二分。井田町長は6月議会で藤枝市との1市1町で合併を推進する意向を表明した。一方、藤枝市の松野輝洋市長は2市2町方針を明らかにしている。合併審は議論を集約ができず、民意の動向を見守ることにしている。[鈴木直]
9月13日朝刊
(毎日新聞) - 9月13日12時1分更新

2818とはずがたり:2006/09/16(土) 14:12:38
<中国・四国>山口県
>>2790-2791
案外人気無いね,秋吉台という市名。

市町村合併:新市名は「美祢市」に−−美祢、美東、秋芳1市2町協議会
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060913-00000272-mailo-l35

 ◇住民意識調査の結果尊重−−08年3月合併
 新市の名称などを巡って合併協議を一時、休止していた美祢、美東、秋芳1市2町の合併協議会でようやく新市の名称が「美祢市」と決まった。当初、投票で「秋吉台市」が多数を占めたが、住民を対象にした意識調査で「美祢市」が半数を超えたため、合併協は、調査結果を尊重した。
 1市2町は、新市の名称や財政問題などで混乱が続き、昨年3月、秋芳町が協議休止を申し入れ、約1年間休止状態が続いていた。今年4月に協議を再開し、3回目の協議会で、名称問題に決着が付いた。
 住民意識調査は、昨年2〜3月に1市2町の15歳以上の住民各300人、計900人を対象に実施。有効回答した604人のうち、「美祢市」341人(56・4%)、「秋吉台市」197人(32・6%)、「美秋市」36人(6%)だった。
 合併期日については、美祢市が主張していた「08年3月」に決まった。美東、秋芳両町は、早期の合併を求めて「07年3月」を主張したが、休止が長引いたことなどから、美祢市が「電算システムの統合など事務的作業に時間が必要」と求めていた。議員定数や任期に関しては、小委員会に付託されることとなった。
[住田里花]9月13日朝刊
(毎日新聞) - 9月13日19時2分更新

2819とはずがたり:2006/09/18(月) 00:49:34
<東北・北海道>青森県

2006年7月28日(金)
新郷村が五戸町に合併協議要請へ
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2006/0728/nto0728_5.asp

 合併の方向性について検討を重ねていた新郷村議会は二十七日、議員全員協議会を開き、五戸町に合併協議を申し入れるのが得策と判断、須藤良美村長に報告した。これを受け、須藤村長は早ければ八月上旬にも同町に対して合併協議を申し入れる意向を示した。

 「平成の大合併」で同村は前村長時代、五戸地方合併協議会に参加したものの、八戸地域との合併に方針転換し協議会を離脱。八戸地域との協議も不調に終わったため、五戸町に再度協議を要請したが拒否された経緯がある。

 昨年五月に初当選した須藤村長は五戸町との合併を公約に掲げ、今年二月に村議会に合併について判断するよう要請。住民懇談会(四月)、住民アンケート(五月)などを実施し、住民の意向の把握に努めてきた。

 合併を検討する村議会全員協(非公開)は今回で八回目。横田幸穗議長によると、村民の49%が「合併は必要」と答え、このうち90%が五戸町との合併を希望−とのアンケート結果を踏まえて検討を重ねた。

 その結果、意見を書く欄に「合併やむなしの場合は五戸町」など、数字に表れない部分でも五戸町との合併を望む声が多いことを議会として重要視した。

2820とはずがたり:2006/09/18(月) 12:19:37
<北陸・信越>新潟県

川口+長岡では飛び地になってしまうからなぁ。長岡は受け入れる度量は満々なのね?名門長岡藩だからなぁ。北越戦争以来,新政府は長岡潰しで今じゃ新潟に大分後れを取ってるけど。。

市町村合併:長岡、小千谷に協議申し入れを−−川口町議会
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060916-00000049-mailo-l15

 08年度までに近隣市との合併を目指す川口町の同町議会は15日、合併問題調査特別委員会を開き、「長岡、小千谷両市に対して速やかに協議の申し入れを行うべきだ」とする報告書をまとめた。
 先月行われた町民の意向調査では、合併先として長岡市(28・57%)に次ぎ、「小千谷市とともに長岡市」が27・77%で2番目。「選択肢が分かりにくい」との異論も噴出していたが、特別委は「小千谷市とは密接な関係にあり、これを維持しながら長岡市との合併を早期に進めるべきだ」と結論付けた。報告書は25日の本会議に提出される。
 特別委の結論を受け、岡村譲町長は報道陣に対し「長岡への合併申し入れとともに、小千谷市にも中核都市参画の検討を求め、最終的には一緒になることを目指したい」と述べた。[渡辺暢]

9月16日朝刊
(毎日新聞) - 9月16日12時1分更新

2821とはずがたり:2006/09/18(月) 16:51:53
<九州・沖縄>熊本県

富合町 「熊本市と合併求める」 執行部、議会検討委で説明
http://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20060917200004&amp;cid=main

 下益城郡富合町議会が設置した「合併検討委員会」(阪口孝則会長)は十五日夜、町役場で三回目の会合を開いた。村崎秀町長ら執行部が出席し、熊本市との合併を求めた。

 村崎町長は「町から熊本市には通勤通学者の38%が通う。生活圏を共有しており、一体的な街づくりができる」と説明。「町の財政状況は厳しく、二〇〇九年度にも財政再建団体になる見通し。熊本市は、職員の一カ月二時間分の時間外勤務手当をカットするだけで、年間一億五千万円の人件費が削減できる。(財政的にメリットのある)大きな規模の自治体と合併したい」と話した。

 その後で町職員が町の財政状況や行財政改革の取り組み、財政再建団体についても解説した。

 委員からは「合併の必要性は理解するが、なぜ熊本市なのか。もっと説明してほしい」「農協はどうなるのか。農業振興が図られるのか不安だ」などの意見が出た。町は「近隣市町の中で、熊本市の財政が一番安定している。農協と行政の合併は別」などと応じた。

 検討委は住民グループが議会解散を請求したことをきっかけに六月、町議会が設置した。(森本修代)

2822とはずがたり:2006/09/19(火) 15:11:59

<中国・四国>

●中国電力火力発電所からの税収で財源が比較的豊かな島根県三隅町の議会は一月、浜田市などとの法定協設置議案を否決。
●原発建設計画のある山口県上関町は、原発関連の交付金の扱いで意見が調整できず、柳井市などとの任意協から離脱する動きを見せている。
●広島県黒瀬町では、東広島市との合併を選んだ町長に対し住民団体がリコールを本請求し、町長は辞職。三月にも出直し選がある。
●単独町制を打ち出した島根県東出雲町では、住民団体が松江市などとの法定協設置を求める本請求を一月に行った。
●自主自立を決めた町村もある。岡山県の奈義町(六千六百人)は昨年十二月、住民投票で「合併しない」が七割を占め、議会は「合併しない」議案を可決した。新庄村(千人)の議会も同月、「小さくても自主自立を目指す」宣言をした。奈義町は陸上自衛隊演習地、新庄村は中国電力ダムからの税収が見込めるが、両町村とも行財政改革を徹底して地方交付税減額に対応する。
●集落自治活動が盛んな鳥取県智頭町(九千七百人)も昨年十二月、単独自治の方向を決めた。

 市レベルでも、大竹市の市長は県境越え合併を視野に単独市制維持、境港市では議会、市長が単独市制継続を決めた。

03/02/04
合併参加7割を超える 中国地方の市町村
http://www.chugoku-np.co.jp/tokusyuu/daigappei/m_030204.html
新福山市へトップ切り合併/離脱や単独の動きも

 「平成の大合併」のうねりが広がる中、福山市と広島県新市、内海町が三日、中国地方のトップを切って合併した。中国地方では合併に向けた法定、任意協議会が六十三で参加市町村は二百二十九と、全市町村の七割を突破した。合併協議からの離脱や単独方針を決める市町村が出る一方で、合併後も住民自治の仕組みを残そうという模索も始まっている。

 ■法定協続々

 二〇〇五年三月の合併特例法の期限切れをにらみ、市町村の動きは活発。合併協議は二十二カ月程度かかるとされ、この春が協議開始のタイムリミットとなるためだ。

 先行する広島、島根県だけでなく、山口、鳥取、岡山県でも法定協議会(法定協)や任意協議会(任意協)が次々に発足。仮に、協議会に加わる全市町村の合併が実現すれば、中国地方全体で三百十八市町村が百五十二市町村へと約半数に再編されることになる。

 政府の地方制度調査会の西尾勝副会長が小規模町村の権限縮小を盛り込んだ私案を出したことも、町村を駆り立てているようだ。単独方針だった広島県東城町も一月、議会が庄原市などとの法定協設置議案を可決した。

 ■きしみ増す

 その一方で、途中で協議から抜けたり、行政主導で進む合併に住民が反旗を翻すケースも目立つ。

 中国電力火力発電所からの税収で財源が比較的豊かな島根県三隅町の議会は一月、浜田市などとの法定協設置議案を否決。原発建設計画のある山口県上関町は、原発関連の交付金の扱いで意見が調整できず、柳井市などとの任意協から離脱する動きを見せている。

 広島県黒瀬町では、東広島市との合併を選んだ町長に対し住民団体がリコールを本請求し、町長は辞職。三月にも出直し選がある。単独町制を打ち出した島根県東出雲町では、住民団体が松江市などとの法定協設置を求める本請求を一月に行った。

 ■しない宣言

 自主自立を決めた町村もある。岡山県の奈義町(六千六百人)は昨年十二月、住民投票で「合併しない」が七割を占め、議会は「合併しない」議案を可決した。新庄村(千人)の議会も同月、「小さくても自主自立を目指す」宣言をした。

 奈義町は陸上自衛隊演習地、新庄村は中国電力ダムからの税収が見込めるが、両町村とも行財政改革を徹底して地方交付税減額に対応する。  集落自治活動が盛んな鳥取県智頭町(九千七百人)も昨年十二月、単独自治の方向を決めた。

 市レベルでも、大竹市の市長は県境越え合併を視野に単独市制維持、境港市では議会、市長が単独市制継続を決めた。

 ■小さな自治

 合併後、周辺部が寂れた昭和の大合併を教訓に、旧町村やコミュニティー単位で自治の仕組みを残そうという動きが目立ち始めた。

 浜田市との合併を目指す島根県の旭、金城町は、合併後も旧町村単位で自治区を設置するよう提案し、任意協でも合意。自治区に地域振興基金を創設し、まちづくりコーディネーターとしての自治区長を配置するとの内容。区長公選制を目指し、法律改正なども国に要望している。

 鳥取市と任意協を設置する町村からも、旧町村単位で政策決定できる多極分散型合併を望む声が出ている。

 小学校区単位などでの住民自治組織を強化する取り組みも各地で進み始めた。広島県の高田郡六町の法定協は、議会とは別に自治組織代表からなるまちづくり委員会を合併後に設ける方針だ。

2823とはずがたり:2006/09/19(火) 21:16:33
<東北・北海道>福島県

この辺はことごとく合併が巧く行かなかったが・・・。

行政課題解決へ連携/柳津、三島、金山、昭和の4町村/協議会で調査研究/民間委託など可能性探る
http://www.fukushima-minpo.co.jp/news/kennai/20060915/kennai-20060915102005.html

 柳津町、三島町、金山町、昭和村の4町村は14日、三島町で両沼西部4町村連絡協議会設立総会を開いた。過疎、高齢化が著しく、厳しい財政状況の自治体同士が共通する行政上の課題を洗い出し、解決に向けて事務や事業の見直しを図る取り組み。県によると、複数の自治体が行政全般の課題を調査研究し、連携する機関を設立するのは県内で初めて。
 協議会では行財政、生活、産業、建設、教育の5部会を設置し、各部会ごとに課題を検討する。自治体同士で連携できる事業や事務、民間に委託できる分野などについて実現の可能性を探り、コスト削減に努める。一方で、4町村合同で国や県に補助金を申請することなど歳入の増加につながる方策も考える。
 県はアドバイザーとして協議会に参加し、他県での取り組みを紹介するなど4町村を支援する。
 設立総会には井関庄一柳津町長、斎藤茂樹三島町長、斎藤勇一金山町長、馬場孝允昭和村長、長門昭夫県会津地方振興局長が出席した。会長に斎藤三島町長を選んだ。任期は4年。
 両沼地方では4町村のうち柳津町を除く3町村でつくった大沼西部地方3町村合併検討協議会、4町村に会津坂下町を加えた両沼地方5町村の法定合併協議会が、ともに解散した経緯がある。4町村の取り組みは合併をせずに自立の道を歩む自治体のモデルケースにもなるとみられる。

2824とはずがたり:2006/09/19(火) 21:22:16
<北関東>栃木県

一寸前の記事だが。

自治は変わるか 第1部「合併 理想と現実」(06年4月1日〜)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/kikaku/075/11.htm

(10)新法施行で第2段階へ

 「平成の大合併」は、「合併新法」が昨年4月に施行され、すでに第2ステージに入っている。

 再編を促す“アメ”だった合併特例債は廃止され、代わりに、県に積極的な関与を求めたことが新法の特徴だ。

 だが、県の構想策定作業は、出足からつまずき気味だ。

 「人口1万人以下」と「財政状況」をキーワードに、西方、上河内、二宮の3町を選んで、「宇都宮市・上河内町・河内町」と「真岡市・二宮町」の枠組みを示したものの、原案にあった「栃木市・西方町・都賀町」の枠組みを取り下げるはめになったのだ。

   ◆   ◆

 栃木市の場合、「約40年間、1市5町で広域行政をやってきた」と、大平、岩舟、藤岡の3町を含めた枠組みを主張する声が、自治体関係者には根強い。しかし、市民からは「こちらから積極的に働きかける必要はないのでは」(自営業男性)といった声が上がり、盛り上がらない。

 岩舟町には、「佐野市と合併した方がメリットがある」(商工関係者)との異論がある。鹿沼市などと単一農協を作る西方町の農業関係者からも、「相手が変わるのはやりづらい」との声があり、意見がバラバラなのだ。

 上河内、河内両町との合併を促された宇都宮市も、模様眺めといった様子だ。

 同市には、2004年に1市3町で始めた合併協議が、上三川町の離脱や河内町議会の関連議案否決で“空中分解”した苦い経験がある。佐藤栄一市長は、「二度と失敗できないので、河内町の意向を見極めるまで動けない」と話し、5月に行われる同町長選まで、静観する構えだ。

   ◆   ◆

 ただ、合併の枠組み論議では、人口規模や財政面のほかにも、考えなければならないことがある。文化や住民生活といった側面だ。

 河内町の場合、通勤者の47%、通学者の65%、買い物客の64%が、宇都宮市に通っている。同市との境界線が入りくむ大塚地区では、町民が宇都宮市の自治会に加入したり、児童が宇都宮市立小学校に通ったりと、生活圏が一体化している。

 同地区と接する宇都宮市川俣町桜ヶ丘自治会の鈴木操会長は、「普段の生活で、境界を感じることはない。合併すれば同じ学校に通える子供も多いので、早く合併して欲しい」と話す。また、1市5町の合併を目指す栃木市の日向野義幸市長も「各自治体の特性や歴史、文化などが一つになることで、都市経営戦略の手段が増える。損得の問題ではない」と語る。

 「市町村の強化こそが本当の地方分権につながるというのが合併の趣旨だ。平成の大合併がこれで終わったわけではない。県の審議会で、責任を持って議論を進めて欲しい」。総務省合併推進課の山崎重孝課長は、さらなる合併を呼び掛ける。
(おわり)
 (この連載は土田浩平、中川誠、森田将孝、河合良昭、松原靖郎、伊藤一紀、福森誠、武石将弘、佐俣勝敏が担当しました)

2825とはずがたり:2006/09/19(火) 21:24:51
<北関東>栃木県

栃木と西方の合併協議に加わるということ??県は1市5町の枠組みで合併を促進したいらしい。

市町村合併:都賀町長が明言、今月下旬以降に住民説明会−−全世帯アンケも
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060915-00000133-mailo-l09

 都賀町の青木冨士夫町長は14日の定例町議会で、懸案となっている合併問題について、9月下旬以降に住民説明会を開き、町の全世帯を対象にアンケートをすることを明らかにした。この日行われた一般質問に答えた。
 同町は03年ごろから進められていた栃木市と西方町との合併協議には加わらず、当面は町独自で自立する考えを示していた。町長は「アンケート調査を実施し、議会や町民の意見を聞いて、近隣市長との連携を取りながら推進したい」と話した。
 説明会は、9月下旬から1カ月かけて町内16地区で実施し、▽県内の合併の進ちょく状況▽町の財政事情やインフラ状況▽近隣市町との比較――など、住民アンケートの判断材料となるデータを示す。その後、11月中旬に町内全世帯(9月1日現在で4088世帯)にアンケートを郵送し、年内をめどに結果をまとめる。[戸上文恵]
9月15日朝刊
(毎日新聞) - 9月15日16時0分更新

2826とはずがたり:2006/09/20(水) 00:16:27
<東海>静岡県

古い記事だが,沼津市派と伊豆市派に別れて選挙を戦ったのだな。

静岡・戸田村長選、「沼津市と合併」派に軍配
http://www.yomiuri.co.jp/election/local2003/news/20030427ss33.htm

 静岡県伊豆半島で合併相手を巡って戦った戸田村長選は、“海続き”の「沼津市」を主張した新人で漁業会社社長の荒川邦夫さん(61)が、修善寺など4町が合併して来春誕生する「伊豆市」を掲げた現職の中川勉さん(64)を破って初当選。村民は同じ駿河湾に面した都市との合併に軍配をあげた。

 荒川さんは、漁業の盛んな沼津市とつながりが強い地元漁協の支援を受けて選挙戦を展開した。
(2003/4/28 読売新聞)

2827とはずがたり:2006/09/20(水) 01:20:31
<東北・北海道>福島県

市町村合併:川俣町議会、合併協離脱の請願採択 町長「重く受け止める」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060916-00000042-mailo-l07

 川俣町議会は9月定例会最終日の15日、福島市、飯野町との法定合併協議会からの離脱を求める請願を賛成多数で採択した。合併協は来年1月下旬の協議会で合併の是非を決める予定。古川道郎川俣町長は「議会の意見は重く受け止めなければならない。住民懇談会での意見を聞くなどした上で総合的に判断していきたい」と話しており、1市2町の合併の行方は微妙な情勢となった。
 請願は、「川俣を考える経営者の会」(野地敬規会長)が合併後に新たに課税される事業所税に対し「地域の活力と経済力が弱くなる」と今年6月議会に提出し、継続審査になっていた。
 15日の議会では、「住民懇談会を行っていないので採択はまだ早い」「事業所税の課税だけでは合併離脱の採択理由にならない」といった反対意見が出たが、「多くの人の署名を集めた請願は無視できない」と11対8の賛成多数で採択された。
 合併協会長の瀬戸孝則福島市長は「多くの有権者による住民発議で成立した合併協なので、川俣町長の意向もうかがいながら、協議会を進めていく」とのコメントを出した。[町田徳丈]
9月16日朝刊
(毎日新聞) - 9月16日12時1分更新

2828とはずがたり:2006/09/20(水) 16:19:14
<近畿>大阪府

事務方は堺市との合併で動いていたのか。

大阪・高石市で特別職4人辞任…合併反対の市長当選で
http://www.yomiuri.co.jp/election/local2003/news/20030428ss03.htm

 市長、市議選とともに堺市との合併の是非を巡る住民投票の「三重選挙」が行われた大阪府高石市で、合併反対派の新人阪口伸六氏(46)が推進派で現職の寺田為三氏(66)を破って新市長になり、「反対」が7割を超えた住民投票の結果を受けて、助役2人と収入役、教育長の特別職計4人が選挙終了後の27日夜に辞任していたことが分かった。

 市幹部が同時に4人も辞任するのは異例。

 辞任したのは池中義徳助役(61)、斎藤弘晴助役(63)、堤嘉巳収入役(62)、藤原延光教育長(61)。池中氏は「市民の生活を守るには合併しかないと寺田市長に進言し、合併を進めてきた。こういう結果になったら辞めようと決めていた。ほかの3人も同じ気持ちだ」と話した。

 一方、阪口氏は当選証書を手に「驚いている。早急に対応を考えたい」と話した。
(2003/4/28 読売新聞)

2829とはずがたり:2006/09/21(木) 12:19:07
<東海>静岡県

岡部,大井川,焼津の各首長が1市1町路線となるとこれは大勢としては1市1町か。

大井川と合併「任期中」 焼津市長、目標時期に初言及
http://www.shizushin.com/local_central/20060920000000000047

 大井川町との1市1町合併を目指す焼津市の戸本隆雄市長は、市議会9月定例会一般質問初日の19日、合併目標時期について「私の任期中に成就させたい」と、平成20年12月の任期内に実現させる考えを示した。戸本市長が合併時期に言及したのは初めて。1市1町合併を支持する深津三郎氏(凌雲の会)らの質問に答えた。
 戸本市長はさらに、11月定例会前に臨時会を開き、1市1町合併経議会設置案を提案する考えも示した。焼津市では近く、藤枝市、大井川町、岡部町との2市2町合併を目指す住民グループが2市2町合併協設置を市長に請求する見通し。この場合、市長には2市2町合併経設置案を議会に付議する義務が生じるため、今秋の臨時会では1市1町、2市2町の両合併協設置案が同時審議される可能性も出てきた。
 市長はことし6月に1市1町合併を申し入れてきた大井川町への対応に触れ、「定例会終了後、なるべく早期に合併協議の場を設けたい旨を大井川町に文書で回答したい」と述べた。また1市1町路線について、「自主的な合併であり、(県合併推進)審議会の結論に左右されることはない」と決意を示した。

2830とはずがたり:2006/09/21(木) 18:26:38
<北陸・信越>長野県

新市名でどうまとまれるか?である。と,思う。

石田・飯山市長:初登庁「責任の重大さ感じる」 /長野
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060916-00000079-mailo-l20

 飯山市長に初当選した石田正人氏(73)が15日、同市役所に登庁し、職員を前に「8年後には新幹線が通る。それまでに(市を)発展させる責任を皆さんと持ち続けたい」と述べた。石田市長は午前8時半ごろ、約300人の職員が拍手で出迎える中で登庁。「課題が山積する飯山市で、一つ一つ市民の声を聞き、目線を合わせて応えたい」とあいさつした。
 記者会見で同市長は「市長の席に座り、責任の重大さを感じる。今の飯山市の状況は、火中のクリを拾うより大変。市民総参加を呼び掛けたい」と話した。今後の課題として、市町村合併の推進や北陸新幹線整備に伴う企業誘致などを挙げた。合併の枠組みは木島平、栄、野沢温泉の周辺3村との合併を基本とし、「早い段階で実現させたい。できるところから合併を」と述べた。[江連能弘]

9月16日朝刊
(毎日新聞) - 9月16日12時1分更新

2831とはずがたり:2006/09/23(土) 08:21:41
<東北・北海道>北海道

小樽商科大出身の知り合いによると小樽には河童が出るらしい。5,6回遭遇したことがあるそうだ。内地では絶滅した筈の河童がねぇ。。
閑話休題,歌志内の処理も片付く目途が付き,2市3町の合併実現に大きな前進。空知市か砂川市で良いであろう。旧産炭都市で人口激減の東の横綱歌志内市。西の横綱山田市は合併して嘉麻市となり既に消滅済み。

歌志内、上砂川と合併を 道、中空知3市町に要請へ  2006/09/23 07:12
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&amp;d=20060923&amp;j=0023&amp;k=200609233724

 道は二十二日、「空知産炭地域総合発展基金」の取り崩しが可能となった歌志内市と空知管内上砂川町の財政健全化に向け、周辺の砂川市、奈井江町、浦臼町に対し二市町との合併を促す方針を固めた。二市町は財政再建団体への転落は回避できる見通しとなったが、道は確実に財政再建を進めるには、合併推進に伴う抜本的な行政スリム化が望ましいと判断した。

 道は七月にまとめた市町村合併推進構想で、五市町の組み合わせによる合併案を提示したが、その時点ではあくまでも「議論のたたき台」として強い要請は行っていなかった。五市町側も合併の可能性を探る「地域づくり懇談会」で協議を始めたが、歌志内など二市町の財政状況の悪さが障害となり、他三市町から「二市町を合併構想から除外せざるをえない」という見方が出ていた。

 しかし国が基金取り崩しを認めたことで、二市町で計約三十二億円を取り崩せる見通しとなり、これが合併に向けた「持参金」となり財政力格差の縮小が見込めるようになった。道が、二市町の行財政改革を責任を持ち指導する意向を表明したことから、他三市町から「行財政改革の徹底は合併の大前提だが、それを指導するという道の姿勢は重く受け止める」(関係首長)との声も出ている。

 今回、取り崩しが認められた基盤整備事業分(旧基金)の五十億円を除く、四十五億円の新産業創造分(新基金)は、もともと「新産業創出」のためには取り崩しが認められている。しかし、二市町が単独で歳出削減に取り組んだ場合には対象事業を創出できず、取り崩し可能額が減少しかねない矛盾もはらんでいた。五市町が合併すれば、対象事業の創出は可能で、「全額を取り崩せる可能性が広がる」(道幹部)効果も期待されている。

2832とはずがたり:2006/09/23(土) 09:21:39
<近畿>滋賀県

彦根と長浜と草津と近江八幡の合併が済んだら完成型だよ。滋賀県が大津,高島,甲賀等10以内の市に再編されちまう。さて嘉田知事の合併に関する意向は??

彦根と犬上郡 長浜と東浅井・伊香郡
県内合併枠組み 推進審に県が提示
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006092200030&amp;genre=A2&amp;area=S00

 滋賀県内の市町合併の枠組みを検討する県市町合併推進審議会が21日、大津市内であり、事務局の県が▽長浜市と東浅井、伊香両郡の6町▽彦根市と犬上郡の3町−をそれぞれ1市とする案を示した。栗東市など湖南地域と近江八幡市など東近江地域の枠組み案は示さなかった。

 枠組み案は「長浜市、虎姫、湖北、高月、木之本、余呉、西浅井の6町」の湖北地域、「彦根市、豊郷、甲良、多賀の3町」の湖東地域。県は「生活圏や消防などの広域行政が一致する」「歴史的につながりが深い」など枠組みの理由を説明した。合併が実現すれば、人口はそれぞれ約12万4000人、約13万3000人となる。

 東近江地域について、県は近江八幡市や安土、竜王各町の名前を挙げ「行財政基盤の強化のためには合併が必要」と述べ、次回の審議会に案を示す方針を示した。

 県は栗東市、草津市、守山市を合併する案を知事選で前知事が当選した場合、提案することを視野に入れていた。委員から「合併も一考すべきではないか」との意見が出た。
 審議会はこの枠組みについて議論して年末までに知事に答申し、知事は年度内にも合併構想を策定する。新合併特例法では、知事が各自治体に法定合併協議会設置を勧告することができ、合併した自治体に財政的な優遇措置を定めている。

2833とはずがたり:2006/09/26(火) 04:30:10
<近畿>和歌山県

臨時の使用ではなく恒久的な使用方法が見つかると良いんだけど

合併で不要の議場、映画館として「再生」 和歌山
2006年09月24日16時40分
http://www.asahi.com/culture/update/0924/009.html

 かつての議場が「映画館」に――。和歌山県田辺市の旧本宮町で10月27日から3日間、合併で使われないままになっている議場を活用して映画が上映される。議場の配置はそのままで、観客は議員席や傍聴席に座って鑑賞する。県などによると同様の試みは全国初といい、配給会社は「こうした取り組みをさらに広げていきたい」としている。

 和歌山県と田辺市が今年度、ストーリーの中に自然な形で県の特産品などを織り込んだ映画「幸福のスイッチ」(安田真奈監督)の制作にかかわった経緯から、旧庁舎の有効利用の一環として県の担当者が発案。制作時から連携してきた配給会社の「東京テアトル」(東京都中央区)の協力を得て、試験的な実現にこぎつけた。(時事)

2834とはずがたり:2006/09/26(火) 04:39:19
<北陸・信越>新潟県

市町村合併:住民投票求め、直接請求の手続き開始−−合併先問う川口町の住民
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060922-00000015-mailo-l15

 08年度までに近隣市との合併を目指している川口町で21日、住民グループが合併先が長岡市か小千谷市かを問う住民投票を実施しようと、住民投票条例制定を求める直接請求の手続きを始めた。
 8月行われた合併先を決める町民意向調査では、長岡市(28・57%)がもっとも多く、次いで「小千谷市と共に長岡市」(27・77%)だった。町は両市に合併を申し入れる方針を決めたが、住民グループは、2市に同時に合併を申し込むのは事実上不可能で、合併先をどちらかに選ぶ住民投票を実施すべきとして、条例制定を目指すことにした。
 グループ代表の1人、佐藤伸広さん(39)は「条例制定の請求に必要な有権者の50分の1にとどまらず、あらゆる請求が可能な3分の1以上を集めて臨みたい」と話した。[渡辺暢]
9月22日朝刊
(毎日新聞) - 9月22日11時1分更新

2835とはずがたり:2006/09/27(水) 02:44:14
<中国・四国>高知県

三つだと高知吾川市,安芸香美市,幡多高岡市であろう。けど高知室戸市,須崎土佐吾川市,幡多高岡市でもいいかも。
六つだと高知市,安芸室戸市,南国香美市,須崎土佐市,窪川高岡市,幡多市辺りか?この内,急激な人口減少が懸念されるのは安芸室戸市,南国香美市,窪川高岡市辺りか?
いずれにせよ県自ら自分の存在意義を消す方向に答申出すのは都道府県制の終焉が近いか?

市町村合併:「県内を3か6の自治体に」 審議会が再編答申案
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060923-00000189-mailo-l39

 新合併特例法に基づいた将来の市町村合併のあり方を協議する「県市町村合併推進審議会」(会長、根小田渡・高知大人文学部長)の第13回会合が22日、高知市で開かれ、根小田会長が県内を三つか六つの広域自治体に再編する答申案を示した。どちらに絞るかについてはまとまらず、同審議会はこの答申案を基にさらに議論を進め、年内にも橋本大二郎知事へ答申する。[袴田貴行]
 答申案では、県全体を中央部、東部、西部の3ブロックに再編する案に関し、「道州制導入を見越し、南四国に人口規模の大きな自治体を構想し、業務移管に備えた方がよい」と言及したが、「面積の広さや社会資本の未整備を考えると、住民が一体感を持ちにくい」とも指摘した。
 一方、6ブロック案については「一体性の醸成では現実的だが、急激な人口減少が懸念される地域がある」とそれぞれの長所、短所を挙げた。
 委員からは「結論があった方が県民にわかりやすい」「審議会では一定の方向性を示すにとどめ、そこから先は県が肉付けをするべきだ」などさまざまな意見が出た。
 そのほか、答申案では、再編時期について、高齢化率が30%を超え、やや安定化する2020〜30年を想定。この時期まで財政的に持ちこたえられない小規模自治体については、長期構想を念頭に置きながら、新合併特例法の期限である09年度までに可能なところから合併に取り組んでいく必要性を指摘した。
 また、南国市や須崎市、梼原町など、隣接自治体が旧法で合併したばかりで、新たな合併への取り組みが困難な地域については、長期構想の枠組みを想定しつつ、一部事務組合や広域連合の見直しの検討が必要とした。

9月23日朝刊
(毎日新聞) - 9月26日15時51分更新

2836とはずがたり:2006/09/28(木) 23:40:21
<東北・北海道>山形県

おいおい,またもや何しとんねん。。

阿部三川町長が辞職へ−鶴岡との合併協議、継続無理と判断
http://yamagata-np.jp/kiji/200609/26/news06137.html

 三川町の阿部誠(せい)町長(54)は25日、鶴岡市と同町の合併協議に関し、町の主要事業が同市の行政運営に受け入れられず、協議をこれ以上継続できないとして、五十嵐慶一町議会議長に辞職願を提出した。今月30日付で辞職する。

 阿部町長はこの日、富塚陽一鶴岡市長にこうした考えを伝え、町役場で会見。「三川中の改築、庄内中央拠点地区としての事業推進、住民負担の激変緩和、保育の充実などを主張してきた。しかし、新鶴岡市がスタートしている状況の中、富塚市長からは三川町だけの主張は受け入れられないとの話をいただいた。私が辞職することで、これからの町の方向性、行政サービスの在り方などをもう1度考えるべきだと判断した」と述べた。また、町民の間に合併について賛否の対立構造が残っており、合併の是非を問う住民投票条例制定の請求が出されたことなどの混乱を収拾できなかった点も辞職の要因と説明した。

 一方、阿部町長は今後の対応について「後援会に経過を説明し、理解を得られるのであれば、町単独での行政運営も考えていきたい」と述べ、出直し町長選への立候補も示唆した。辞職に伴う町長選は、町選挙管理委員会が通知を受けた日から50日以内に行わなければならず、10月2日に選挙管理委員会を開き、選挙日程を決める方針。
 また、斎藤平一郎助役も同日、阿部町長に辞職願を提出し、受理された。

 鶴岡地区合併協議会事務局によると、合併協議継続については当面、三川町の正式な対応を待つことになるという。富塚陽一市長は「本市の学校整備計画は教育委員会が公平、公正に判断したもの。三川中の整備が事務的に進められているのは承知しているが、(合併した)旧町村の立場を考えれば要望を承るだけにとどめるしかない。(合併協議に関して)三川町の最高責任者が辞職しても続けるということは、考えられないのではないか。これまで合併協議に携わった関係者には申し訳なく思う」と述べた。

山形・三川町 鶴岡市と合併また破談 町長が辞意
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060926-00000009-khk-toh

 山形県鶴岡市と編入合併に向けた法定協議を進めている三川町の阿部誠(せい)町長は25日、合併協議の不調を理由に、30日付で町長を辞職する意向を明らかにした。来年2月1日を目標としていた合併方針が突然撤回された。

 阿部町長は「(合併協議で)町の主張が受け入れられず、合併に対する住民間の賛否も根強くある」と辞職理由を説明。町長選に合併反対の立場で出馬し、町民の信を問いたいとしている。

 三川町は当初、庄内南部7市町村の対等合併による新「鶴岡市」発足に向けた協議に参加していたが、町議会の反対で2004年10月に枠組みから離脱。昨年1月、合併推進派住民が直接請求した議会の解散請求が成立し、翌月の出直し町議選で推進派が多数となった。今年1月、町長自らが鶴岡市に編入合併を申し入れており、2度の「破談劇」に鶴岡市側は困惑している。

 阿部町長は25日午前、鶴岡市を訪れ、富塚陽一市長に辞職方針を伝えた。午後に役場で記者会見し「中学校改修計画や住民負担の激変緩和など、町の思いが伝わらず、このまま合併を進められないと判断した」と述べた。斎藤平一郎助役も30日付で辞職する。

 阿部町長の任期は来年2月9日まで。両市町は同2月1日合併を目標に6月に法定協を設置、鶴岡市を本庁舎とするなどの基本項目を確認し、協議を進めてきた。富塚市長は「急な話でびっくりしている。これまで協議してきた委員や関係者に申し訳ない」と話した。

 同町では町民有志が21日、合併の是非を問う住民投票条例の制定を求め、有権者の4割強の署名簿を添え町に直接請求。町議会は28日に開く臨時会で採決するほか、町長辞職の同意についても審議する。
 山形県の斎藤弘知事は「突然のことで驚いている。合併支援地域に指定したばかりであり、今後の動向を注視していく」との談話を発表した。

(河北新報) - 9月26日14時29分更新

2837とはずがたり:2006/09/29(金) 00:03:50
<東北・北海道>山形県

市町村合併:シンポに300人参加−−新庄 /山形
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060925-00000053-mailo-l06

 ◇市町村合併考える
 地域の課題や将来の在り方などを考える市町村合併シンポジウム「いっしょに考えましょう市町村の将来」(県など主催)が23日、新庄市民文化会館で開かれ、市民ら約300人が参加した。
 丸山淑夫・総務省自治行政局合併推進課長が「全国的に見た市町村合併の状況」と題し講演し、「行政サービスの向上のためにも最上地域は早急に合併をすべきだ。財政面など損、得の問題ではない」と述べた。
 また、「市町村の将来について」をテーマにパネルディスカッションもあった。阿部寿一・酒田市長は合併後の感想を聞かれ、「今、何とかなっているからではなく、サービスを維持するためには、周辺地域の体力があるうちにやること。地域の維持、発展も大切です」と話した。[米川康]
9月25日朝刊
(毎日新聞) - 9月25日13時1分更新

2006年9月24日 日曜日
マチの未来考えよう〜新庄で市町村合併シンポ
http://yamagata-np.jp/kiji/200609/24/news06119.html

 市町村合併シンポジウム「いっしょに考えましょう市町村の将来〜子どもたちの未来のために〜」が23日、新庄市民文化会館で開かれた。講演とパネルディスカッションを通して、参加した約300人が地方自治の将来の在り方などを考えた。

 柴田洋雄山形大理事が「子どもたちに引き継ぐまちづくりについて」、丸山淑夫総務省自治行政局合併推進課長が「全国的に見た市町村合併の状況」と題してそれぞれ講演。柴田理事は「国や県から自立した力強いまちづくりが求められており、時代に合った自治体に変わる必要がある。将来を見据えて行政区域を考えることが大切」、丸山課長は「行政サービスを向上させるために、合併は積極的に取り組む課題。合併が得か損かは簡単に計算できないが、国としては損をしないよう、しっかり財政支援を進める」などと述べた。

 引き続き柴田理事をコーディネーターに、丸山課長と阿部寿一酒田市長、沼野慈NPOもがみ理事長、海藤剛新庄青年会議所理事長、日野雅夫副知事がパネルディスカッション。「住民には地域の個性が消えるのではとの懸念があるが、地域と行政がパートナーの関係になることで、地域力を向上させ、伝統や文化は維持できる」「合併を協議する中でいろいろな意見が出るが、感情にとらわれず、しっかりと合意形成をしていく必要がある」「合併問題について、住民も参加できる場がほしい」などの意見が出た。

 県と日本青年会議所東北地区山形ブロック協議会が主催。10月20日には高畠町で、11月18日には東根市でも開催される。

2838とはずがたり:2006/09/29(金) 21:12:23
<九州・沖縄>鹿児島県

なぁ〜んかここも雲行き怪しいね。

[2006 09/27 07:25]
市町村合併 屋久島協、期日変更認めず
決定尊重、多勢占める
http://373news.com/2000picup/2006/09/picup_20060927_5.htm

 第42回屋久島地区合併協議会が26日、上屋久町小瀬田のクリーンセンターであった。上屋久町で合併期日を問う住民投票条例の制定を求める請求書が提出されていることを受け、同町の矢野勝已町長が「合併期日(2007年3月31日)の変更」を申し入れたが、認められなかった。
 「混乱を避けるために合併期日を変更してほしい」との矢野町長の申し入れに対し、「申し入れは無視できない」という意見もあったが、「ただ3月31日をはずしてほしいという中身のない申し入れではとても協議できない」「合併協議会の決定は尊重されるべきだ」との意見が大勢を占めた。この日は、協定5項目と町章を原案通り決定。協定項目50項目すべての審議を終了した。
 介護保険事業では、合併後2年間は保険料は現行通りとし、09年度から新保険料を設定し統一する。
 消防団では、現在9つある上屋久町の分団を5分団に再編する。
 保険・福祉・衛生事業では、母親学級を年6回、宮之浦で開催。3、4カ月健康検査・1歳児検診は年に12回、上屋久と屋久で開催する。胃がん検診の料金は、社会保険1300円、国保については国保係と協議し決定するとした。
 公共施設管理公社の取り扱いについては、新町において調整。自治会・行政連絡機構の取り扱いは、合併時までに調整することにした。

2839とはずがたり:2006/09/29(金) 21:14:16
<東北・北海道>山形県

これは職を失う町長のクーデターだ。合併続行派は不意を突かれて町長選の候補者を準備できないヽ(`Д´)ノ

2006年9月28日 木曜日
合併協は当面休止−鶴岡と三川が方向性確認
http://yamagata-np.jp/kiji/200609/28/news06155.html

 三川町の阿部誠町長が鶴岡市との合併協議に関連して辞職を表明した問題で、両市町は27日、鶴岡地区合併協議会を当面、休止とする方向性を確認した。

 この日、斎藤平一郎三川町助役が鶴岡市役所を訪れ、佐藤智志鶴岡市総務部長と合併協議会などについて協議した。当初、鶴岡地区合併協議会の廃止案を、きょう28日に開かれる町議会臨時会に提案する予定だった阿部町長は「合併協を『休止』する選択肢もあるとの県の助言や、鶴岡市の意向も考慮し、一方的な判断はできない」と説明。「廃止議案を提案しない」と表明した。

 また、日野雅夫副知事は同日、県庄内総合支庁で阿部町長と会談し、唐突に合併白紙に至った経緯などについて説明を求めた。終了後、阿部町長は「(合併協議に)県の支援を受けていることから、事前に県に相談するといった手順があった。反省している」と述べたほか、辞職を撤回しないことも明言した。

 日野副知事は「(阿部町長には)県としても相当な戸惑い、影響がある。事前に相談がなかったのは非常に残念と伝えた」「問題が生じた時に合併をコーディネートする立場の県に相談をしてもらえれば、こういう事態は避けられたかもしれない」などと述べた。また、合併支援地域の指定については当面継続するとの見解を示した。日野副知事は同日、鶴岡市役所にも出向き、富塚陽一市長に合併協議の継続を要請した。

 一方、三川町選挙管理委員会の今井九右衛門委員長はこの日、出直し町長選の日程などを決める委員会を、10月3日に招集すると告示した。当初、2日を軸に調整したが、委員のスケジュールを考慮し決めた。

2840とはずがたり:2006/09/29(金) 21:23:32
<北関東>群馬県

東京都議会並の議員数ですな。
しっかしこういう水準の自民党支持の議員を手足として此迄全国各地で飼ってたんだから自民党強い訳だよ。後援会機能が弱まることを非常に楽しみ。

市町村合併:新・高崎市、榛名町編入し1日誕生 人口34万人、県最大
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060929-00000084-mailo-l10
 ◇市議、全国トップの112人
 県内最後の「平成の大合併」――。高崎市は10月1日、榛名町を編入合併し、新「高崎市」としてスタートする。1月の旧群馬郡など4町村との合併に続く第2弾で、人口34万人を超える県内最大都市となる。この合併で倉渕地域との飛び地が解消し、高崎市は自然景観豊かな榛名山地区を売り物とする観光資源も抱え込むことになる。[深谷徹夫]
 ◇面積は3番目
 新市の人口は8月末現在で34万1153人。県都・前橋市(32万71人)を抜き、県内一の大都市に躍進する。面積はみなかみ町、沼田市に次いで3番目の約401平方キロとなる。旧群馬郡4町村の顔ぶれが出そろい、ごみ、消防など衛生施設組合や広域圏事業が一本化されるほか、倉渕地域との飛び地状態がなくなる。
 一方、議会に在任特例が適用され、榛名町議20人は来年4月まで新市議を務める。新市の市議数は112人に膨れあがる。同市合併推進室の調べによると、議員数は3月に8市町村が合併した山口県岩国市の110人を抜き、全国一のマンモス議会となる。
 ◇観光と果物の町
 榛名町は榛名山、榛名湖、榛名神社を有し、自然と歴史が調和する「観光の町」。また「果物の町」としても知られ、梅は東日本一の生産量を誇り、県内一のナシや桃など古くから果樹栽培が盛んだ。ただ、同町の人口はこの50年間でわずか1%しか増えていない。人口増加率は高崎、前橋両市に接する旧16町村で最下位だ。富沢素行町長は「榛名山を中心に観光や農業を『新市の顔』として売り出してもらい、榛名地区が新市のベッドタウンとして発展することを期待する」と展望する。
 ◇9カ月遅れ合併
 榛名町は04年7月に行われた合併の是非を問う住民投票後、町長と町議会双方へのリコール運動が起き、町政が1年半にわたって混迷した。昨年12月の出直し町長選で、合併推進派の富沢町長が誕生。高崎市との合併協議が加速し、第1陣の周辺町村より9カ月遅れでの合併実現となった。
 富沢町長は「若干、合併時期はずれたが、榛名地域が取り残されずにゴールインできる」と喜び、今後は住民の創意工夫で榛名らしさを失わない一体感づくりが求められているという。

9月29日朝刊
(毎日新聞) - 9月29日12時1分更新

2841とはずがたり:2006/09/30(土) 15:00:18
<東北・北海道>山形県

市町村合併:県、三川町の姿勢批判 阿部町長は謝罪「ルール間違えた」 /山形
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060928-00000050-mailo-l06

 ◇副知事が三川町長、鶴岡市長と面談
 三川町が鶴岡市に合併撤回を申し入れた問題で、日野雅夫副知事は27日夕、阿部誠町長を県庄内総合支庁に呼んで撤回の真意と経緯を聞いた。日野副知事は「行政の長としての対応を間違えたのではないか」と、阿部町長の突然の決断を批判、阿部町長も「ルールを間違えて申し訳ない」と謝罪した。同町長は30日付での辞職と、出直し選挙に合併反対の立場での立候補を示唆しているが、日野副知事は「新しい町長が決まっても、県は合併を指導する」との方針を伝えた。
 日野副知事と阿部町長の会談は40分に及び、同副知事の「県も多方面から支援してきたのに、何の相談もなかった。合併撤回の理由に挙げた中学校改築、介護保険の問題などをなぜ県に相談しなかったのか」とした問いに、阿部町長は「住民説明会で合併反対の声が強かった」などと答えた。また、同町長は「手順に従って県に相談すべきだった。反省している」と謝罪したが、辞職の意志は変えなかった。
 日野副知事は「真相を聞きたかったが、知事にどう伝えたらいいか分からない内容。県が信用されていないということか」とし、知事に直接説明してもらいたいとの考えを示した。同副知事は阿部町長との会談に先立ち、富塚陽一市長とも会ったが、同市長は「三川町の動向を静観したい」と述べた。合併協議会は存続のまま休止する。
 一方、阿部町長は26日夜の後援会臨時総会で経緯を説明し、出直し選挙に出る場合は支援を受ける了承を得たという。[粕谷昭二]
9月28日朝刊
(毎日新聞) - 9月28日11時2分更新

2842とはずがたり:2006/09/30(土) 15:25:06
<東海>愛知県東三河地方

おお,流れが固まってきましたねぇ。

御津町が合併を決議
豊川市と「財政健全なうちに」
http://www.chunichi.co.jp/00/ach/20060930/lcl_____ach_____011.shtml

 御津町議会は29日に臨時会を開き、町側が提案した「豊川市との合併を求める決議案」を賛成多数で可決した。豊川市への合併協議が進む宝飯郡3町では、今年3月の音羽町に続く決議となった。残る小坂井町では現在、町議会特別委員会で協議している。

 臨時会の討論では、町議から「町財政が健全なうちに合併した方がいい」と賛成意見が出た一方、「民意を問う住民投票を実施するべきだ」「編入合併でなく対等合併の道を探れ」などの反対意見も出た。採決の結果、賛成9、反対5だった。

 御津町は2004年2月の住民意識調査で69%が反対し、合併論議がいったん白紙化した。しかし今年7月に合併推進を掲げた深谷泰範町長が4選。その後、町は住民説明会を7回開き、住民の理解を得る努力をしてきたとして議会側も決議案を認める方向で調整が進んでいた。

 11月2日に合併審議会の開催を予定している県は、今月末までに合併意思の有無について同町に報告を求めていた。深谷町長らは臨時会後、県合併支援室を訪れて決議を報告した。合併審議会で、豊川市と宝飯郡の合併推進構想の枠組みについて答申がまとめられる。

 (原誠司)

2843とはずがたり:2006/10/01(日) 01:45:46
<東北・北海道>青森県

いいぞ,三村

2006年9月29日(金)
新法下の市町村合併にも交付金
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2006/20060929091619.asp

 三村申吾知事は二十八日、新市町村合併特例法の下で合併する県内市町村への財政支援策として、旧法下と同様に、県単独の交付金制度を設ける考えを示した。同日の県議会一般質問で答弁した。

 県は、新法に基づく合併を進めるため、対象市町村の組み合わせなどを定める構想を策定しており、早ければ十月中にもとりまとめる予定。新法では、旧法下で設けられていた合併特例債がなくなるなど、合併に伴う市町村の財政負担が課題となっており、県は構想策定とともに、合併対象市町村への支援策も併せて検討している。

 旧法下では、県単独の「市町村合併支援特別交付金」制度を設け、合併を構成する市町村数などに応じた財政支援を行っていた。

 新法下での合併支援策について、山内崇議員(自民)の質問に答えた知事は「合併に当たり、市町村は電算システムや防災無線の統合など臨時的に多額の財政負担を伴う。負担軽減と新たなまちづくりへの支援のため、県の財政支援が必要」との認識を示した上で、「新法下での合併の取り組みをさらに積極支援するため、新たな交付金制度を創設したい」と答弁した。

2844とはずがたり:2006/10/01(日) 17:24:27
<中国・四国>広域合併

北海道では道議会の選挙区単位は市区郡ではなく市,区,支庁である。四国州となって郡部の選挙区が香川支庁,愛媛支庁,徳島支庁,高知支庁となるとおもろいかも。。

道州制:賛成78% 「四国州」70%、広域行政を期待−−四国経済連アンケ /高知
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060928-00000268-mailo-l39

 ◇大都市圏との「格差」拡大懸念も
 四国経済連合会はこのほど、道州制に関するアンケート結果を発表した。78・3%が道州制に賛成し、区域については「四国州」が70・6%で圧倒的に多く、次いで「四国州で出発し、その後、中四国州へ」が13・3%、「中四国州」が12・2%だった。
 道州制への関心度を調べるため、6〜7月に四国4県の市町村長や市町村議会正副議長、四経連会員企業のトップら776人を対象に実施、363人から回答を得た(回答率46・8%)。
 「道州制のメリット・期待」(複数回答)は「国全体の行政コストが削減できる」「県境を越えた広域的行政施策が実現できる」「支出が効率化・重点化できる」が多く、「デメリット・不安」は「大都市圏と地方圏の経済・財政格差が拡大」「道州内で、州都とその他の地域との間の格差が拡大」「行政区域の広域化で、きめ細かな行政サービスが難しくなる」が挙がった。
 また、「実現の鍵」は「税源移譲、財政調整など道州制が立ちゆく制度設計」「地方側の意欲、合意形成」「国民世論の盛り上がり」が上位3位を占めた。ただ、実現時期は「10年超〜20年以内」が43・1%で、「5年以内」が3・3%と短期間での実現を予測する人はほとんどいなかった。[田畑知之]
9月28日朝刊
(毎日新聞) - 9月28日17時1分更新

2845とはずがたり:2006/10/01(日) 17:35:07
<北関東>栃木県

市町合併:3市町合併協、6議案を可決 合併の期日は来年3月31日 /栃木
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060929-00000045-mailo-l09

 来年3月の合併を予定している宇都宮、河内、上河内の3市町の「第4回宇都宮地域合併協議会」が28日、同市役所で開かれ、合併の期日を来年3月31日とするなど6議案を可決した。
 協議会では合併期日のほか、合併後の都市計画の基本となる「合併まちづくり計画」や公共施設の使用料や手数料を統一する議案を可決した。
 一方、合併後、両町に設置予定の「地域自治センター」を同市自治振興部の所管とし、センター長を部長職に準じたものとする案が可決されたが、両町が強く設置を求めていた特別職の詳細な権限や役割の規定についての協議は、次回以降の合併協に持ち越された。[塙和也]
9月29日朝刊
(毎日新聞) - 9月29日11時2分更新

2846とはずがたり:2006/10/01(日) 17:41:41
<東海・甲信越>長野県

阿智村は既に浪合村と合併して阿智村になっている。清内路との更なる合併への姿勢はどうなんでしょうか?

市町村合併:合併問題決議案、賛成多数で可決−−清内路村議会
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060929-00000028-mailo-l20

 清内路村議会は9月定例会最終日の28日、隣接する阿智村など周辺自治体との合併を求める「合併問題に関する決議案」を議員発議で提出し、賛成多数で可決した。これを受け、桜井久江村長は「心強いこと。合併に向け、住民と話し合う場を設けていきたい」と述べ、合併を前向きに検討していく姿勢を示した。
 同村議会は今年2月、合併問題特別委員会を設置。財政シミュレーションの研究や周辺自治体の視察など、さまざまな角度から検討を行った。その上で同委員会は、「財政状況などを考慮すると先行きには大きな不安を感じざるを得ない」「人的交流も深く経済圏も一体の阿智村との合併が希望が持てる」などと最終報告をまとめ、今議会に提出していた。[神崎修一]
9月29日朝刊
(毎日新聞) - 9月29日11時2分更新

2847とはずがたり:2006/10/01(日) 22:29:26
<広域合併>

安倍内閣:発足 新設の道州制担当相に佐田玄一郎氏 知事ら「手腕に期待」 /北海道
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060927-00000029-mailo-hok

 26日に発足した安倍晋三内閣で新たに道州制担当相が設けられ、佐田玄一郎氏(群馬1区)が就任した。政府・与党は先の通常国会で、北海道をモデルに国から地方へ権限移譲を進める「道州制特区推進法案」を提案し継続審議となっているが、佐田氏は今臨時国会での成立を言明。同日の記者会見で高橋はるみ知事は「法案成立を大前提に第二弾、第三弾の提案をしたいと思っている。担当相として受け止めていただきたい」と、佐田氏の手腕に期待した。
 就任会見で佐田氏は道州制特区法案について「臨時国会で早期成立させ、地域の知恵を拝借しながら地域を応援していきたい」と意欲を示した。
 安倍首相は政権構想で「道州制ビジョン」の策定を打ち出しており、道州制担当相の新設は地方分権重視の姿勢をアピールする狙いがある。ただ、行政改革担当相が兼務する形をとっており、公務員制度改革や国・地方の行政改革も佐田氏の守備範囲となるため、道庁内では「道州制が行革の道具にされるのではないか」(道幹部)との懸念も出ている。
 高橋知事は「地方分権の推進と行革はまったく別の次元だが、地方分権を進める過程で結果として行革に資することはありうる。佐田担当相には私たちの認識についてしっかり説明したい」と語った。
 一方、道内選出国会議員の入閣はゼロだった。伊藤条一・自民党道連幹事長は「1人もいないのは残念だがこういうこともある。党政調会長に中川昭一氏が就任し、道州制担当相も新設されたので、道州制の推進を期待したい」と語った。[横田愛]
9月27日朝刊
(毎日新聞) - 9月27日11時2分更新

2848とはずがたり:2006/10/01(日) 22:31:10
<近畿>和歌山県

紀州ジグザグ:新橋本市・誕生7カ月 行政運営は軌道に乗り始めたが… /和歌山
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061001-00000213-mailo-l30

 ◇民間団体の補助金カットや合併問題−−組織再編に課題山積
 旧橋本市と旧高野口町の合併による新橋本市の誕生から7カ月。行政運営は軌道に乗り始めたが、自治体などが関係した民間団体の「合併」など課題は山積している。特に旧橋本市域は橋本署、旧高野口町域は妙寺署と、一自治体を二つの署が管轄することになり、防犯や交通安全、青少年の健全育成など重要な活動をしている団体が補助金をカットされたり、組織づくりや委員委嘱の遅れなどが見られる。いくつかのケースを拾った。[上鶴弘志]
 県内全署の交番、駐在所ごとにあり、住民と警察のパイプ役を果たしている連絡協議会。82年に発足した橋本市の橋本駅前交番連絡協議会は先駆け的な存在だ。97年には、旧橋本市内の6交番・駐在所で市内交番駐在所連絡協議会連合会を設立。傘下の協議会は県内で唯一会費を集め、活発に独自事業を実施してきたが、その推進役の同連合会への補助金(昨年度は10万円)が、今年度から廃止された。
 各協議会の活動は多彩で、祭りや盆踊りなど地域の催しで青少年を守るパトロールに当たり、「よい子とお巡りさんの集い」、区長と語る会、防犯、交通安全教室などを開催してきた。九度山町、高野町も含めた橋本署管内の連合会が、毎年開催するドッジボール大会は、管内の小学校から400人以上が参加する人気イベントだ。
 補助金の廃止は、地域のために活動している会員らの熱意に水を差した形。合併協議の中で、「妙寺署管内の高野口町との統合が困難。町は補助金を出していなかった」などの理由で決まった。
 一方、同じような団体の橋本市アパート管理者防犯協議会は、今年度も補助金(4万円)が継続されている。合併協議では当初、同様に「統合困難。高野口町の関与なし」を理由に補助金廃止とされたが、やがて「統合可」「06年度に統合予定」へと変わり、負担金として支出が決まった。しかし、同協議会は、今年6月の総会で名称を「橋本市(橋本署管内)…」と変更し、逆に旧高野口町を含まないことを明確にした。7月に防犯ビデオを市内の小学校や幼稚園などに贈った際も、旧高野口町は除外された。
 各種団体の代表で構成する市生活安全推進協議会は、旧町を含めた委員構成を抜本的に見直す必要があるとして、7月の総会で自主解散。だが、まだ再発足していない。
 自治体ごとに支部がある地域安全協議会はさらに複雑で、橋本署管内の協議会は合併と同時に解散。現在、橋本、妙寺両署の協議会を一本化する方向で調整が進んでいるという。
 県警は「両署の管轄は、事件事故の発生数や署の体制などを考え、住民の安全を最優先して決めた」と話している。
10月1日朝刊
(毎日新聞) - 10月1日15時1分更新

2849とはずがたり:2006/10/03(火) 11:07:53
<甲信越>長野県

こんな合併も。諏訪市(上諏訪)は下諏訪,岡谷との合併を取りあえずすべきではないか?

行政・政治 : 諏訪市上諏訪地区 東西の榊町が合併
更新:2006-10-2 6:00
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=4995

 諏訪市上諏訪地区にある行政区の東榊町(山口敬章区長)と西榊町(山田雄道区長)は1日、合併調印式を榊町公民館で行った。市街地の空洞化や少子高齢化などで世帯数が減る西榊町が合併を申し入れ、対等合併の形で実現。同日付で新たに「榊町区」が誕生した。同市内の行政区合併は最近では珍しく、人口減に悩む市街地の小規模行政区の方向性として、山田勝文市長は「(合併は)1つの示唆になる」と話している。

 両区の世帯数は東榊町が128戸、西榊町は18戸。「このままでは行政区として機能しない」として西榊町が2004年12月に合併を申し入れた。これを受けた東榊町は区内に専門委員会を設けて検討し、昨年の区民臨時総会で合併承認を決定。今年は両区で合併推進協議会を置いて話し合いを進めてきた。

 もともと両区は一体的な地域として公民館施設を共有し、御柱祭などの祭事も一緒に行っている。9月中旬にそれぞれ開いた区民臨時総会で、両区を廃止して新たな区を発足させることを正式決定した。榊町の区名は住民アンケートを基に決めた。

 調印式には関係者約50人が出席し、山田市長、地元市会議員の立ち会いで両区長が合併調印書に署名した。今後の移行期間の中で新区の役員や財産関係の扱いを協議し、12月26日から新年度をスタートさせる。

 東榊町の山口区長は「合併は区民1人ひとりが真剣に考えた結果。まだまだ検討しなければならない問題はあるが、きょうの日を迎えられたことに感謝したい」、西榊町の山田区長も「快く合併を受け入れていただき、感謝している。今回の合併が中心市街地の小さな区の今後のきっかけになればうれしい」とそれぞれあいさつした。

 今回の合併で諏訪市の行政区は91区から90区になった。

2850とはずがたり:2006/10/04(水) 13:55:09
<東北・北海道>青森県

良いですねぇ。一時期弘前という声も上がった鰺ヶ沢とかも再び弘前で動き出さないかな?

弘前市、合併から半年 広域行政にメリット
旧市町村の良さ生かす必要性も
http://www.mutusinpou.co.jp/news/06082701.html

 2月27日に旧弘前市、岩木町、相馬村の合併で誕生した新「弘前市」は、27日で合併から半年を迎える。「合併による広域行政のメリットを感じている」(岩木庁舎)などと合併効果が指摘される一方、住民からは「今後調整する事務事業の検討では旧岩木町の良さもくんでほしい」(岩木地区住民)、「隅々に目が届く行政であるよう努力してほい」(相馬地区住民)といった声も上がり、旧市町村の良さを生かしたまちづくりの必要性が改めて問われているようだ。

 合併に伴って本庁機能の一部が移転した岩木総合支所は、旧町役場時代に比べ職員数が約2倍の200人余となった。
 「最初は職員も緊張ぎみで硬く、窓口対応に住民から苦情もあった」と合併当初を振り返る玉田一麿支所長。合併から半年を経過し「苦情を言っていた住民から最近、職員のあいさつが良くなったと言われた。職員間の融和が進み、住民にとっても利用しやすい庁舎になっている」と語る。
 合併後、住民票などは弘前市役所のほか岩木庁舎、相馬庁舎のどこからでも交付可能になったため、岩木地域近隣の旧弘前市民が岩木庁舎を訪れるケースも多いという。
 玉田支所長は「着実に融和は進んでいる」と語り、「道路の維持管理なども効率的になり、合併による広域行政のメリットを感じている」と強調。「合併して良かったと言われるよう引き続き努めたい」と語る。
 また、相馬総合支所の成田満支所長は「住民にとって急激な変化はなく順調に推移している。庁舎間の連携を密にしながら住民の期待に応えていきたい」としている。
 一方、先に岩木地区で開かれた市政懇談会では、出席者から「事務事業の調整に当たっては、岩木の良いところもくんで調整してほしい」と要望の声が上がった。また、初めての合併を経験した旧相馬村の住民の1人は取材に対し「合併で自治体が大きくなると、小さいところの民意がないがしろにされがち。地域のいい部分も無くなっていきそうだ。隅々に目が届く努力をしてほしい」と訴えた。
 旧市町村の良さを生かしたまちづくりは合併当初からの大きな課題で、その実現に向けた取り組みが「新市の融和」を図る1つのカギともなりそうだ。
 合併から半年を迎え、市合併調整室では「どうしたら新市全体で効果が上がるのかを総合的に考えながら事務事業調整などを進め、旧市町村の垣根がなくなるよう努めていきたい」との構え。
 相馬●一弘前市長(●は金ヘンに昌)は「住民の一体感醸成に向けた取り組みをさらに進め、合併して良かったと思えるようなまちづくりに努めていきたい」としている。

2851とはずがたり:2006/10/04(水) 15:41:27
<近畿>滋賀県

自律の道を歩む2町
=9月議会が開会=
http://www.bcap.co.jp/s-hochi/06-09/n060909.html#3
◆東近江・日野町◆
日野町議会

 日野町議会は六日に開会し、日野町国民健康保険条例の一部を改正する条例案など計三十二議案の提案説明が行われた。十二、十三日に一般質問が行われ、十四日から十九日まで各委員会での審議を経て、閉会日の二十二日に委員長報告を受け採決する。

 一般会計補正予算案の主なものは、▽蒲生野会やわたむきの里などへの委託料を含む障害者東近江圏域共同事業五千百三十万円▽県が二分の一、町が二分の一補助する障害者自立支援利用者負担等助成事業百三十万円▽福祉サービス公社が社会福祉協議会との統合で出資金を寄付したことによる福祉対策基金積立五千万円▽財団法人日本宝くじ協会の助成で児童遊具を設置するグリム冒険の森管理運営事業三千七百十五万円▽庁舎等施設管理事業一千十三万円▽小学校管理運営事業七百七十万円▽公立保育所運営事業六百十九万円などで、歳入歳出それぞれ総額一億四千七百五十六万円を追加する。

 また、地方交付税が当初の見込みよりも一億四千八百万円減ったものの、税制改正や企業実績の伸びにより町税が一億五千七百万円増え、減額分を補った。繰越金一億七千六百万円を確保し、町の貯金ともいえる財政調整基金に一億九千万円を戻す。当初予算で計画していた基金四億二千六百万円の取り崩しも二億三千六百万円に抑える。

 この補正により財政調整基金残高は五億一千万円となるが、苦しい台所事情に変わりはない。

◆東近江・竜王町◆
竜王町議会

 竜王町議会は七日に開会し、新しく制定する竜王町障害者自立支援条例案など計十一議案が上程された。

 一般会計補正予算案の主なものは、▽公債費の借り換え十七億三千七百万円▽竜王小学校のプール・低学年棟トイレ改修や階段の手すり設置費用一千四百万円▽通所施設利用者負担軽減対策費七十五万円▽相談窓口となるやまびこ福祉会への障害者生活支援センター設置委託料九十四万円などで、総額十七億七千二百万円。

 今議会に提出された竜王町障害者自立支援条例制定案は、四月一日に施行された障害者自立支援法に基づき、障害者が自立した社会生活を営めるような地域社会の実現が狙い。

 同法によりサービス提供主体が市町村に一元化されたため、同条例案では、町の責務として必要な自立支援給付および地域生活支援事業の総合的かつ計画的な実行を掲げている。

 十三、十四、十五日に各委員会で議案について審議され、二十日に一般質問が行われる。会期は二十二日まで。

2852とはずがたり:2006/10/05(木) 17:54:40
<東北・北海道>北海道空知支庁

雨降って地固まる,だ。財政基盤強化すべし。

空知5市町合併、積極支援を表明 道議会予特委で知事
2006/10/05 07:56
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&amp;d=20061005&amp;j=0023&amp;k=200610056666

 高橋はるみ知事は四日の道議会予算特別委員会で、無許可の長期借り入れ(ヤミ起債)を行っていた空知管内六市町の行財政改革に関し「合併は厳しい財政状況などに対応して行政体制の充実・強化を図る上で最も有効な手段だ」と述べ、財政再建団体入りする夕張市を除く五市町で周辺市町との合併の動きが出れば、積極的に支援していく考えを表明した。

 知事はヤミ起債の責任問題で「私自身、大変遺憾であると考える」と陳謝した。同委員会は同日で質疑を終了した。

2853とはずがたり:2006/10/05(木) 18:11:14
<中国・四国>高知県

おお,26人分の経費で町民の声を41人で吸い上げることが出来るならこんな素晴らしい事はないではないか?

四万十町の議員数問題:リコール見送り 26人分の経費で賄う−−議会で可決 /高知
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061002-00000173-mailo-l39

 ◇定数はそのまま
 四万十町議会議員が多過ぎるとして「町の将来を考える会」(会長、安岡宏高会長)が議会の解散請求(リコール)を求めている問題で、同町議会の合同常任委員会が9月30日開かれ、同会から提案されていた「定数はそのままで、議員報酬、議会運営費などを26人分の経費で行う案」を賛成多数で可決した。これを受けて同会は、リコールの本請求をしないことを確認、解散の是非を問う住民投票は回避された。
 同町議会は3月に窪川、大正、十和の3町村が合併し、在任特例を適用して42人(欠員1)でスタート。任期は来年2月10日で、その後は定数26人で運営される。
 これに対して「考える会」では、7月に議員数が多過ぎると、リコール運動を展開。本請求に必要な有権者(9月2日現在、1万7498人)の3分の1(5833人)を上回る8203人分の有効署名を集めていた。
 議会側は9月13日、自主解散決議案を賛成少数で否決。しかし、住民投票を実施すれば約1500万円の費用が必要。このため、議会側が議員歳費を20%削減する案を提示したが、考える会は拒否し、26人分の議員経費で議会運営を行うなどの対案を提示した。
 30日の合同常任委では「住民投票で声を聞いたらいい」「対立で空白期間をつくるべきではない」などの意見が出され、賛成30、反対9で妥協案の受け入れを決めた。
 考える会は同日夜、対応を協議。安岡会長が「こちらの案を議会が飲んでくれた。住民投票はみんなに迷惑をかけるから議会も努力した表れだ」と本請求を見送ることを提案、拍手で了承された。会合の後、安岡会長は「26人にするという目的は達成できなかったが、経費を削減させることはできた。“相撲に負けて勝負に勝った”ということだ。署名してくれた人たちには時間はかかるが説明に行きたい」と話した。[真明薫]
10月2日朝刊
(毎日新聞) - 10月2日16時1分更新

2854とはずがたり:2006/10/06(金) 21:05:33
<中国・四国>徳島県

鳴門市が板野郡との合併を目指すのなら,名前は知名度全国区の鳴門で良いけど市役所は板野郡下に置かないと纏まらないやろうね。小松島の徳島40万都市構想は板野郡の取り合いになろうけどそうでなくても名東郡・勝浦郡・小松島市・徳島市の合併でも十分インパクトある。

(10月6日付)
鳴門は2大都市主張 県内自治体再編、小松島は「徳島市と」期待
http://www.topics.or.jp/News/news2006100606.html

 昨年三月までに合併が決まらなかった徳島県内十四市町村の再編構想づくりを進めている県市町村合併推進審議会(会長・若山浩司四国大大学院教授)の第五回会合が五日、県庁であり、未合併の五市町の首長を招き意見を聞いた。

 鳴門市が板野郡五町との合併による吉野川北岸域と徳島市が共存する二大都市構想を主張したのに対し、小松島市は人口四十万人規模の中核市構想を打ち出している徳島市との合併に期待感を示すなど、枠組みで見解が分かれた。意見は再編構想の参考にされる。

 鳴門市の亀井俊明市長は、枠組みについて「生活圏や地理的・文化的つながりから板野郡五町との合併が自然」とし、「関西圏に直結する交流拠点として徳島市と並ぶ都市が吉野川北岸に存在することは地理的、経済的、文化的にも本県の均衡ある発展によい」と強調した。

 小松島市の稲田米昭市長は、住民を対象にしたアンケート結果を踏まえ「市民の望む徳島市との合併がかなうよう最大限の努力をしたい」と話し、七月に徳島市の旗振りで始まった徳島東部地域市町村長懇話会の議論の進展に期待を寄せた。

 勝浦町の中田丑五郎町長は、小松島市などとの合併協議が二度にわたり不調に終わった経緯を振り返り、「十分な時間をかけて、町民の協力を得ながら一番いい選択を目指したい」と述べた。

 牟岐町の池内正勝町長は、合併破たん後に取り組んだ行財政改革の成果を示しながら「海部郡内の海陽町や美波町も財政は厳しい。再度、合併の話は出てくるだろう。それまで牟岐町として生き残りを模索していく」とした。

 藍住町の石川智能町長は、板野郡内の合併動向について、各町とも人口が一万人以上で、さらに増加しているうえ、郡全体での広域行政の実績がほとんどない点を挙げ、合併協議が進んでいない現状を説明。同町としても「まず自助努力をし、財政改革をする中で広域行政でコストを下げる方策を考えている」と合併に消極的な姿勢を示した。

 会合には、合併済み自治体を代表して那賀町の日下正隆町長、東みよし町の川原義朗町長も出席。合併後の効果やマイナス面などを話した。

2855とはずがたり:2006/10/06(金) 21:18:45
<中国・四国>香川県

>芳岡候補は教育を緊急の課題として挙げた他、合併について、「まちづくりを考える上で大切な問題。高松市(との合併)を念頭に、賛否両論あるが、皆さんと時間をかけて考えていきたい」などと話した。
これは合併の是非を検討ぐらいはすると云う事でしょうかな?

知り合いが住んでいるが,消防の体制が心配であるとか,処分場が三木町に作られるとかで反対の気運が強いのだそうである。

選挙:三木町長選/三木町議補選 町長選、現・新の一騎打ちに
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061004-00000268-mailo-l37

◇町議補選、3人が届け出
 任期満了に伴う三木町長選と町議補選(改選数2)は3日、告示された。町長選には、新人で元町議の芳岡一美氏(58)=無所属=と、現職で6選を目指す石原收氏(71)=同=の2人が立候補。8年ぶりの選挙戦となり、8日の投票日に向け、激しい争いがスタートした。
 石原候補は、同町下高岡の選挙事務所前で支持者ら約1000人(陣営発表)を前に第一声。高松自動車道の高速バス乗り場の整備などの実績を強調。「これまで築いた(国や県の)役人との人間関係、太い人脈を生かして、三木町に住んで良かったという誇りを感じてもらえるようなまちづくりを進めたい」と語った。
 同町鹿伏のスーパー駐車場で行われた芳岡候補の出陣式には、支持者ら約400人(同)が集まった。芳岡候補は教育を緊急の課題として挙げた他、合併について、「まちづくりを考える上で大切な問題。高松市(との合併)を念頭に、賛否両論あるが、皆さんと時間をかけて考えていきたい」などと話した。
 一方、町議補選には、いずれも無所属で、新人の自営業、松原哲也氏(29)▽元職の飲食業、粂井明人氏(63)▽新人の元郵便局長、大山哲司氏(55)の3人が立候補した。
 投票は8日午前7時から午後8時(山間部は午後6時)まで、町内18カ所で行われ、同8時50分から町農村環境改善センターで即日開票される。2日現在の有権者数は2万4085人(男1万1578人、女1万2507人)。[南文枝]
………………………………………………………………………………………………………
 ◇立候補者(届け出順)
芳岡一美(よしおか・かずみ) 58 無新
 飲食店経営[歴]三木中PTA会長▽町議▽福岡大
石原收(いしはら・おさむ) 71 無現(5)
 町長▽町社協会長▽県町村会顧問[歴]町議▽高松工芸高
 ◇三木町議補選(改選数2―3)
松原哲也 29 自営業     無新
粂井明人 63 飲食業     無元
大山哲司 55 [元]郵便局長 無新

10月4日朝刊
(毎日新聞) - 10月4日17時1分更新

2856とはずがたり:2006/10/06(金) 21:22:18
<東北・北海道>山形県

市長の体を張った反対でなんか合併で鶴岡が横暴みたいに見えてしまってるのではないかと心配。。

2006年10月3日 火曜日
三川の出直し町長選−31日告示、11月5日投開票
http://yamagata-np.jp/kiji/200610/03/news06208.html

 三川町選挙管理委員会(今井九右衛門委員長)は3日、委員会を開き、鶴岡市との合併協議を撤回した阿部誠前町長の辞職に伴う町長選の日程を、31日告示、11月5日投開票とすることを決めた。立候補予定者説明会は13日、町役場で開く。

 今回の出直し町長選について、9月30日に辞職した阿部氏は、現段階で明言を避けているが、町単独での行政運営を目指し、合併に反対する立場での立候補を示唆している。これに対し、合併推進派の町議会議員などの中には、対立候補の擁立を模索する動きがある。

 9月2日現在の有権者数は6,366人(男3,037人、女3,329人)。

2857とはずがたり:2006/10/06(金) 21:29:44
<九州・沖縄>宮崎県

小林市+高原町の話があるのか。小林市は須木村と合併済み,高原町は野尻町との合併を土壇場で否決。

延岡市と北川町 来年3月に合併
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061003-00000010-nnp-l45

 延岡市・北川町合併協議会の第2回会合が2日、延岡市役所であり、両市町が2007年3月31日に合併し、新市としてスタートすることを決めた。両市町は今年8月、合併新法に基づく「平成の大合併」第2幕では県内初となる法定合併協議会(法定協)を設置。これまでに新市の名称を「延岡市」とすることなどを決めており、この日は、合併期日のほか、介護保険やごみ・し尿処理など48項目を確認。今後は議員の定数・任期などを検討する。

 県は今年3月、合併新法期限の10年3月までに、現在の31市町村を10自治体とする合併推進構想を策定。延岡市と北川町以外に法定協を設けている自治体はないが、高原町が住民請求に基づき、小林市に法定協設置について意見照会をしている。

=2006/10/03付 西日本新聞朝刊=
(西日本新聞) - 10月3日10時7分更新

2858とはずがたり:2006/10/08(日) 23:25:27
<近畿>京都府

精々後継町長には単独町政の財政難を苦労して貰いまひょ

向井町長、3選不出馬
伊根町長選
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2006100800017&amp;genre=A2&amp;area=K60&amp;mp=

 京都府伊根町の向井義昶(よしひさ)町長(60)は7日、任期満了に伴う11月の町長選(14日告示)に立候補しないことを明らかにした。昨年3月の宮津市との合併の是非を問う住民投票で合併推進が否定されたことや、結果が出た直後、辞職すると発言していたことを理由に挙げ、「当面の行財政運営の見通しがついた今、けじめをつける」と説明した。

 同町の自宅で記者会見した向井町長は「当初めざした宮津市・与謝郡旧4町や、その後の宮津市との合併が実現できず残念」とした上で、「町単独で行政運営するための行政改革プランも策定した」と一定の責任を果たしたことを強調した。

 あわせて、「伊根町は地方交付税の依存度が高く、将来的に合併は避けて通れないだろう」とあらためて自身の考えを述べ、今後は「一私人として、宮津市、与謝野町(与謝郡旧3町が合併)、伊根町の合併実現を支援したい」と話した。

 後継については「(自身の)支援団体などが立候補を打診しており、正式に決まれば応援したい。次の人のためにも、自分が早く決断する必要があると思った」と述べた。
 向井町長は現在、2期目。1998年、2002年の町長選で連続無投票で当選した。町長選では現在、正式に立候補を表明している人はいないが、住民投票の結果を尊重する立場の議員が立候補の準備を進めている。

2859とはずがたり:2006/10/09(月) 01:39:05
<東北・北海道>山形県

町長の動きは非常に唐突。頑張れ合併派。誰かいい人見付けられるかなぁ。。

追跡やまがた:合併問題に揺れる三川町 新町長は混迷に終止符を
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061004-00000113-mailo-l06
◇11月の出直し選挙に注目
 合併を巡って揺れる三川町で、町長の阿部誠氏(54)が突然辞職。出直し選挙は、3日の選挙管理委員会で31日告示、11月5日投開票と決まった。リコールによる昨年の出直し町議選に続き、再び合併の賛否を問う形になると予想される町長選。どんな形で町政の混迷に終止符が打たれるのか。行方は新町長誕生後にかかる。[粕谷昭二]
 町長就任後、一貫して合併推進を語ってきた阿部氏が、辞職表明したのは先月25日。理由は「合併をまとめ切れなかった責任を取り、『合併しない立場で選挙に出ることになる』」だった。
 日野雅夫副知事が阿部氏を県庄内総合支庁に呼び、「心変わりの理由と時期」を聞いた。阿部氏の答えは「9月19日から3日間の住民説明会で、反対意見が増していると感じた」だったが、日野副知事は「説明会に参加した約200人の意見で、8000人の町民の意向を判断できるだろうか」と困惑した。
  ◇  ◇  ◇
 三川町では町議会、住民とも庄内南部地区の合併に意見が分かれた。04年7月、議会での求めに応じる形で、無作為抽出で有権者の約3分の1の2050人を対象にしたアンケートでは、60%弱が合併協議に理解を示している。合併関連議案を否決した町議会をリコールした出直し選挙では、合併派9人全員の当選に対し、反対派の当選は3人(立候補者6人)。三川町の方向性は決まったとみられていた。
 阿部氏の辞職は、町が鶴岡市に申し入れた再度の合併協議が基本合意し、大詰めを迎えてからのこと。住民グループが「中学生以上の投票で是非を」と求めた住民投票条例制定議案に、阿部氏は「町にとって鶴岡市との合併が最善の判断」との意見を付け、制定不要としただけに、同氏の言動には矛盾が残る。
 唐突の辞職に住民グループ代表、志田徳久元町議は「合併するしないにかかわらず、禍根を残さないために住民投票に判断を求めた。予想外の事態になった」と驚く。
  ◇  ◇  ◇
 庄内南部地区の合併協議スタート時から賛否が分かれ、2度も選挙という事態になったことで、町民の中には「議会をリコールした運動が、住民投票で賛否を問う形を取っていたなら、今回の混乱は避けられたのではないか。解職請求という対立を生むような構図がいまだに尾を引いている」と指摘する声もある。
 出直し町長選の日程が決まり、新しい舵(かじ)取り役に誰が選ばれるかに関心が集まる。阿部氏は「要望を受け入れてもらえず、自立するしかない」と、合併しない立場での立候補を示唆している。一方、合併を進めてきた議員は「候補者を立て必ず勝つ」との構えでいるが、議員内からの擁立は難しいとみられている。
 町が町長選に予定している予算は760万円。先の町議選と合わせると約1600万円になる。町の財政にとって、決して少ない額ではない。
………………………………………………………………………………………………………
 ◇合併を巡る三川町の動き
02年10月10日 鶴岡市、三川町など7市町村で庄内南部地区合併協議会発足
04年 9月 8日 町議会合併協議会離脱を決議(賛成11、反対3)
   10月 4日 7市町村合意で合併協定書に調印
   10月 8日 三川町議会合併関連議案否決。他6市町村は可決
   12月21日 町議会のリコールを求め、住民投票実施が決まる
05年 2月27日 出直し町議選で合併推進派9人全員当選。反対派議員は3人
    3月10日 阿部町長が合併促進を表明、議会も促進決議
   10月 1日 6市町村で新鶴岡市誕生
06年 1月11日 阿部町長が鶴岡市に合併協議会設置を申し入れ
    7月 6日 両市町の合併協議会初会議
      31日 合併期日(07年2月1日)など、基本4項目に合意
    9月21日 住民グループ、合併の是非を問う住民投票条例制定を本請求
      25日 阿部町長が辞職を表明
      28日 町議会、住民投票条例案否決。町長辞職に同意
   10月 3日 出直し町長選日程、11月5日投開票に決まる

10月4日朝刊
(毎日新聞) - 10月4日12時2分更新

2860とはずがたり:2006/10/09(月) 12:31:38
<中国・四国>愛媛県

未だやってるよ,此処・・。遂に死人迄出て・・。

>>1160:議長選出巡り空転、合併の枠組みで対立−−松野臨時町議会
宇和島市を中心とした合併を主張する7議員と、鬼北合併か住民投票実施を望む7議員が互いに固辞し譲らなかった→●これを見るとどっちが少数派でもない。ただし宇和島派が多数派で鬼北派と住民投票派が併せて7人。
>>1278:またも議長選出できず−−松野町議会
住民投票実施を望む与党の7議員と、宇和島市を中心とした合併を主張する野党の7議員
>>1404:2005/01/21正副議長に鬼北合併派選出 空転続いた松野町議会
>>2129:2006/01/28 松野町長「宇和島中心は不承知」 議長らと話し合い平行線
町議会が「宇和島市中心のより大きな合併」との方向性を確認し、14人の全議員名で先月28日、岡武男町長に伝えていたことが分かった。…当初鬼北合併を主張していた町議の一人は「大きな合併がよさそうと思うようになった」と説明する。→●議会内の意見は宇和島で収斂したのか??此処の経緯が不明
>>2173:元町長、助役、収入役、教育長と町議ОBで作る「松和会」(38人)が9日、岡武男・町長、山口尊・町議会議長に「宇和島市と合併すべきである」と文書で要請した→●町長以外は宇和島の方向で纏まってきた?
>>2291:合併で混迷の松野町 助役が辞意→●宇和島派の助役が町長を批判か?
>>2836:06年度一般会計当初予算案の否決→●議会のただ一人鬼北派を固守する町長への揺さぶりか
>>2409:町長のリコール求め署名運動へ 松野町で住民グループ結成
>>2609:松野町長リコール(運動)  民意をすっきり問い直す機会に
>>2662:2006/07/24 松野町長、リコール結果(=続投)受け町職員に抱負

議会では多数派になった宇和島派に対して,町長のリコールに失敗した議会内に鬼北派が盛り返し,本来鬼北派ながら宇和島派に変わった議長が悩む構図か。去年の8月にと云う事で>>1404の議長とは別人。しかしやはり鬼北派と云う事か。

議会運営に悩む? 町議会議長が自殺 愛媛・松野町
2006年10月09日10時14分
http://www.asahi.com/national/update/1009/TKY200610090075.html

 9日午前3時45分ごろ、愛媛県松野町松丸、町議会議長酒井博正さん(70)方の1階の仏間で、酒井さんが首をつって死亡しているのを妻(69)が見つけた。家族あての遺書があり、宇和島署は自殺と見ている。

 同町は市町合併をめぐって議会の与野党間で対立が激化。酒井さんは8月に議長に就任したが、議会内の少数グループの所属だったことから議会運営に悩んでいた。最近は体調不良を訴え、辞意をほのめかしていた。

2861とはずがたり:2006/10/09(月) 21:02:17
<首都圏>神奈川県

県央決戦:衆院16区補選 自民の牙城に異変 津久井地域、合併のしこり /神奈川
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1036413264/2317

 ◇津久井地域、尾を引く合併のしこり
 自民党の牙城だった津久井地域(旧津久井、旧相模湖、城山、藤野の4町)に異変が起きている。合併の是非をめぐり世論を二分する激しい攻防が尾を引き、合併推進で動いた故・亀井善之衆院議員への反発から、合併に反対した自民支持層が民主支持に回る“ねじれ現象”が目につく。同地域の有権者数は約5万9400人(9月2日現在)。16区全体の14%弱だが、牙城の揺らぎは地殻変動につながりかねない。[高橋和夫]
 ◇反対派の民主支持も
 旧津久井、旧相模湖両町は相模原市と3月に合併し、城山、藤野両町も来年3月に合併する。各町とも財政基盤が弱く、自主財源を補てんする地方交付税交付金の削減が痛手となることが引き金の一つとなった。
 しかしこの間、各地とも合併賛成派と反対派の対立が深刻化し、町政が混乱。これが補選にも複雑な影を落とす。
 亀井善太郎氏(35)の旧津久井町にある事務所に出入りするのは、合併賛成派ばかりが目につく。合併断固反対の態度を貫いてきた自民党県連政調会長の榎本与助県議(60)=旧津久井郡選出=(は)…亀井氏支持を表明するが、榎本氏とともに合併反対に動いた自民支持層は亀井氏と一線を画した状態だ。
 藤野町も合併反対派の大多数が亀井議員の支持者だったが、補選の動きは鈍い。一方、経済産業省の官僚時代に構造改革特区を担当した民主新人の後藤祐一氏(37)は、同町の教育特区認定に伴い廃校跡地へのシュタイナー学園誘致に協力したことがあり、自民支持層が後藤氏支持に回る“ねじれ現象”も見られる。
 旧相模湖町も亀井議員の後援会幹部が合併反対派。前民主党代表代行で相模原市を地盤にした藤井裕久・前衆院議員が亀井議員支持層の合併反対派を個別に訪れ、後藤氏への支持を働きかけた。城山町は亀井議員の支持層が合併推進派だったため、大きなねじれ現象は起きていないが、合併反対派は自民から距離を置く構えを見せる。…

2862とはずがたり:2006/10/09(月) 21:37:26
<北陸・信越>長野県

田中氏は合併を嫌がったからねぇ。

村井知事:「市町村いささか多い」 合併推進に前向き姿勢−−県議会代表質問 /長野
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061005-00000091-mailo-l20

 村井仁知事は4日、県議会の代表質問で、市町村の合併推進に関する審議会設置について、前向きな姿勢を表した。
 村井知事は市町村の合併状況について「人口、財政規模の格差が広がりつつある中で、81ある市町村数はいささか多いのではという感想を持っている」と答え、さらなる合併が必要との考えを示した。また「合併は住民のみなさんに十分な説明責任を果たした上で、地域が主体的に選択していくことだ」と述べた。
 一方、県債発行を財源にした公共事業の総枠について「県債の発行を利子を除いた毎年の返済額の範囲内にとどめる」と述べ、目安を示した。[仲村隆、川崎桂吾]
10月5日朝刊
(毎日新聞) - 10月5日12時1分更新

2863とはずがたり:2006/10/11(水) 11:36:47
<東北・北海道>山形県

後ちょっとで合併だったのにねぇ。。此処は対立候補をちゃんと立てて勝つのみである。
合併推進で動いてきた町助役とか居ないのかね?

2006年10月6日 金曜日
「可能なら2月に」、三川町との合併で鶴岡市長が意向
http://yamagata-np.jp/kiji/200610/06/news06240.html

 鶴岡市の富塚陽一市長は5日、市役所で開かれた定例記者会見で、三川町との合併問題に関し、「出直し町長選(10月31日告示)の結果が出るまで静観するしかない。もし、合併に前向きならば、可能な限り来年2月に合併したい」とし、従来通り、同市として合併協議の門戸を開いておく考えを示した。

 鶴岡地区合併協議会では合併期日を阿部誠・前三川町長の提案で来年2月1日と決めたが、阿部氏が町長を辞職したため、協議は休止状態となっている。富塚市長は「三川町が今後、合併する方向性を決めた場合、合併協議はあと1、2回でまとまるはず」と説明。「2月1日にはこだわらないが、2007年度予算を審議する市議会3月定例会に、三川選出の議員が参加し、審議するのがフェアだと思う」とし、来年2月中の合併に向けて努力していく方向を示した。

2864とはずがたり:2006/10/12(木) 20:23:08
<中国・四国>香川県

対立候補は合併を視野には入れてたんだな。

現職の石原氏が6選果たす/三木町長選
http://mytown.asahi.com/kagawa/news.php?k_id=38000000610090003
2006年10月09日

 三木町長選は8日投開票され、現職の石原收氏(71)=無所属=が、新顔で前町議の芳岡一美氏(58)=同=を破って6選を果たした。当日有権者数は2万3862人、投票率は58・25%だった。町議補選(被選挙数2)も同時に開票され、新しい議員が決まった。
 同町下高岡の事務所で当選の連絡を受けた石原氏は、支持者と万歳三唱し深々と頭を下げた。「健全財政を堅持し、次の4年間で支援してくれた町民に恩返ししたい」と抱負を語った。
 石原氏は3月の定例町議会で立候補を表明。前回が無投票当選で8年ぶりの選挙戦だったため「安泰ムードにならないように」と陣営を引き締めて選挙戦に臨んだ。
 選挙戦では、これまで培ってきた国や県との人脈を強調し、「下水道の整備など、生活文化の一層の向上のために尽くしたい」などと訴え、支持を伸ばした。多選批判については「人脈や経験、情熱では若い人に負けない」とかわした。
 芳岡氏は告示の約1カ月前に立候補を表明し、「高松市との合併を視野に入れた町づくりを」「町長の任期は2期8年が限度」と訴えたが、及ばなかった。

2866とはずがたり:2006/10/14(土) 00:41:05
<中国・四国>愛媛県

松野町:町長の後援会長ら、町議会の解散請求へ 合併巡り混迷続き /愛媛
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061013-00000284-mailo-l38
 合併の相手先を巡り町政の混迷が続いている松野町で、町内の住民グループ「松野の今を考える会」の金谷透会長(76)らが近く、町議会(定数14)の解散請求代表者証明書の交付を町選挙管理委員会に申請することを検討している。金谷会長は議会リコール運動の理由を「04年12月以降、1年11カ月で流会7回、議長交代3回。議会は正常に機能していない。議員としての使命感も見られない。直ちに議会を解散してほしい」と話している。
 同町は合併問題を巡って混乱。住民投票と「鬼北合併」を主張する岡武男・町長と宇和島市との合併を望む町議会の多数派が対立し、今月9日には議会運営に悩んだ酒井博正・町議会議長が自殺した。金谷会長は岡町長の後援会長も務めている。同町では岡町長のリコール運動が起きたが、今年7月の住民投票でリコールは不成立になっている。[川上展弘]
10月13日朝刊
(毎日新聞) - 10月13日17時2分更新

2867とはずがたり:2006/10/14(土) 00:44:14
<中国・四国>岡山県

これは。。急いでやれ!!

佐屋地区:16世紀、毛利氏検地で分断…「平成の大合併」機に統合を希望 /岡山
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061007-00000203-mailo-l33

 ◇高梁市側の井原市編入、進まぬ手続きに住民ら失望の声−−「400年以上の悲願なのに」
 16世紀に毛利氏に分断されるまで一つの集落だった高梁、井原両市にまたがる佐屋地区の統合問題は、高梁市側(川上町仁賀、30戸約80人)が井原市編入を陳情して1年以上たった今も、大きな進展を見せていない。住民からは「話を前に進めると言うなら、協議期日を決めてほしい」と失望の声も出始めている。[山本麻美子]
 佐屋地区は天正年間(1573〜92)の毛利氏による検地で後月、川上両郡に分断され、住民は明治期以降も5、6回、統合を嘆願してきたとされる。400年以上を経た現在も行政区域は別々だが、児童は井原市の同じ小学校へ通うなど生活圏は一体化している。
 「平成の大合併」が進む中、04年3月の住民投票では有効投票の73・7%が編入に賛成。「66%以上の賛成で総意とする」と申し合わせていたため、住民は旧川上町長と町議会に統合を請願。町議会が趣旨採択した。
 更に高梁市と川上町など旧4町が合併後の昨年2月、同市側の住民団体「佐屋東西連絡協議会」(神崎五一会長)が、子どもを含めた全住民の同意書と陳情書を同市に提出。井原市芳井町の佐屋地区全戸も編入賛成の同意書を提出した。
 これを受け秋岡毅・高梁市長は「住民の意思は尊重したい」との意思を表明し、谷本巌・井原市長(当時)も「拒む理由はない」と発言。編入には両市議会の議決や県知事への申請、県議会の議決など合併並みの手続きが必要になるものの、実現に向け大きく前進したかのように見えた。
 それから1年7カ月。秋岡市長は昨年9月の市議会で「06年3月までに市議会(定数26)の全員協議会に(調査結果を)示したい」と答弁したが、いまだに議会への説明はない。4月に市議会総務委員会が地区を視察した際も、住民と直接話し合う場はなかった。
 現在、市議のうち旧川上町出身者は3人。他の市議の中には「人口が減ると交付税減などデメリットがある。高梁から逃げ出されたようでイメージも悪い」と否定的な見方を口にする声もある。
 今年9月11日、定例市議会の一般質問を住民約25人が傍聴した。旧川上町出身市議が統合問題をただしたのに対し、秋岡市長は「公的財産については終わったが、介護保険など生活面の影響について調査中。今年度中には議会に説明できるようにしたい」と答弁。一方で「井原市も市長が変わったばかりで、一体化に努力されているだろう。両市が同時に県に申請しなくてはいけないし、残る周辺地区も思いやってほしい。議決には時期が早い」と述べ、環境が整っていないという見解を示した。
 傍聴した三宅智雄さん(72)は「過疎が進み、集落が小さくなるほど暮らしにくくなる。コミュニティーとして成り立たなくなる前に、井原側と統合させてほしいが、待つしかないのか」と話した。
 高梁市選管委員長の宮崎孝司・旧川上町長は「合併時には現状の境界線が前提で、井原側も論議中だった。合併後に話し合った方がいいと趣旨採択にとどめたが、生活圏が一体化し若い世代も望んでいるので、編入した方がいい。新市に事務を引き継いだ以上、秋岡市長は方針を決めて動かないと話が進まない」と話す。

10月7日朝刊
(毎日新聞) - 10月7日17時1分更新

この辺。
http://www.mapion.co.jp/c/f?uc=1&amp;grp=Air&amp;nl=34/41/09.450&amp;el=133/26/47.735&amp;scl=70000&amp;coco=34/41/09.450,133/26/47.735

2868とはずがたり:2006/10/14(土) 01:34:52
<九州・沖縄>広域合併

太宰府ばりに九州府ですかぁ。いいですなぁ。府都は地理的中心熊本で如何か?

九州市長会 九州府構想を決定 産官学で推進機構 10年以内の実現目指す
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/20061012/20061012_030.shtml

 九州・沖縄の115市長でつくる九州市長会(会長=伊藤一長・長崎市長)は12日、第99回総会を長崎市内のホテルで開き、今後10年以内をめどに道州制の実現を目指す「九州府」構想の報告書を正式決定した。今後、産官学で構成する「九州府推進機構」(仮称)を設置、国の行政機関の統廃合や、国から地方への権限移譲の具体案を協議する。

 現行の都道府県を廃止し、10前後の道や州を置く道州制について、提言や報告書で必要性を示したのは、全国の市長会で九州市長会が初めて。

 報告書は、九州市長会の「九州における道州制等のあり方研究委員会」(委員長=横尾俊彦・佐賀県多久市長)が昨年秋から1年かけて策定。「基礎自治体の役割」「税財政制度」など6章で構成している。

 九州府は「九州・沖縄8県で構成」と定義、沖縄県は単独州も視野に入れた。市町村合併の進行や地理的特性から「九州が先行導入できる可能性は高い」と結論づけている。市町村合併も推進しながら基礎自治体の体制や機能を強化する考え。

 構想を後押しするため、「道州制を実現するための特別決議」を採択。国に「道州制基本法」(仮称)の早期制定を要求するとともに、九州・沖縄8県に道州制特区の申請を求めた。また、総会では北朝鮮の核実験実施発表に抗議する決議案を承認した。同日午後、道州制シンポジウムを開く。

=2006/10/12付 西日本新聞夕刊=
2006年10月12日13時53分

2869とはずがたり:2006/10/14(土) 12:45:33
<北陸・信越>新潟県

選挙:荒川町長選/荒川町議補選 あす投開票
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061014-00000071-mailo-l15

 市町村合併を巡る対立で前町長が辞職したことに伴う荒川町長選と同町議補選(改選数1)は15日、投開票される。町長選には無所属新人で前町議会議長の寺社四男さん(59)と辞職した無所属前職、大矢寅三さん(68)が立候補しており、合併の是非を巡り、激しい選挙戦を繰り広げている。
 寺社さんは町議会多数派や村上市と岩船郡3町村の首長の支援を受け、村上市や岩船郡との合併を主張。「町だけで自立しても先細りになるだけ」と訴えている。
 大矢さんは「税収が上がっており、町の行財政改革を進めれば、自立できる」として、村上市などとの合併に反対の立場を主張、街宣活動に力を入れている。
 投票は15日午前7時〜午後6時、町内17カ所で行われる。開票は同7時15分から荒川町公民館で。9日現在の有権者数は9234人(男4366人、女4868人)。[前谷宏]
………………………………………………………………………………………………………
 ◇荒川町長選立候補者(届け出順)
寺社四男(じしゃ・よつお) 59 無新
 [元]町議長[歴]県信組職員▽町議▽新発田商工高
大矢寅三(おおや・とらぞう) 68 無前(1)
 [元]町長▽農業[歴]町議▽村上桜ケ丘高
………………………………………………………………………………………………………
 ◇荒川町議補選立候補者(改選数1―2、届け出順)
小林重平 56 農業     無元
紺野孝  65 [元]会社員 無新

10月14日朝刊
(毎日新聞) - 10月14日12時1分更新

2870とはずがたり:2006/10/14(土) 13:54:51
<東北・北海道>山形県

自立派か。

選挙:上山市長選 横戸市議が正式出馬表明
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061014-00000063-mailo-l06

 上山市議の横戸長兵衛氏(59)は13日、任期満了に伴う市長選(来年1月28日告示、2月4日投開票)に立候補することを正式に表明した。
 横戸氏は記者会見で「上山競馬場や温泉街として栄えた上山市に元気がないと耳にしている。まずは市民を元気にしたい」と述べた。公約には、市民協働のまちづくり▽行財政改革▽市役所改革――などを挙げた。
 合併問題で山形市が仕切り直りの考えを示したことについては「自主自立の道を歩むと決めたばかり」と慎重な姿勢を見せた。[釣田祐喜]
10月14日朝刊
(毎日新聞) - 10月14日12時1分更新

2871とはずがたり:2006/10/14(土) 18:15:47
<東北・北海道>北海道

新篠津と合併協議会 12月議会に設置案 江別市  2006/10/11 14:20
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&amp;d=20061011&amp;j=0019&amp;k=200610118054

<江別>道が「市町村合併推進構想」で江別市など石狩管内四市町村の枠組みを打ち出したことについて、市は十日の市議会総務文教常任委員会で、合併相手と想定される三市町村のうち新篠津村との合併協議会設置案を十二月議会に提案する方針を明らかにした。合併新法で交付税額が保障される期間や、二○○九年度から後期に入る市の第五次総合計画(○四年度から十年間)をにらみ、判断を急ぐ考えだ。

 市町村合併推進構想は江別市と北広島市、当別町、新篠津村を合併の組み合わせとして挙げた。新篠津村は江別市との合併協議会設置を求める要望書を市に提出し積極的な姿勢を示しているのに対し、北広島市と当別町は「当面は自主・独立」との意向を表明している。

 江別市は二市町との合併は現段階では難しいと判断し、新篠津村との合併協を選択した。合併を想定した場合、新篠津村が優位性を持つ農業基盤をどのように生かすのかなどについて「市民の代表を含む協議会で慎重に議論し、方向性を見いだしたい」(企画政策部)としている。

 協議会の論議についてはニュースを発行し、市民に公開する。

 合併新法は合併前の自治体の交付税額の合計を保障する期間について○五、○六年度の合併で九年間、○七、○八年度で七年間、○九年度で五年間としており、市は早い段階で是非を含めて議論を詰める考えだ。(桜井則彦)

2872とはずがたり:2006/10/16(月) 02:47:30
<首都圏>埼玉県

武南市とかいうクソ新市名を蕨と結託してごり押ししようとしたから川口は怒っちゃってる訳ね。
当時のトップの首をすげ替えて詫び入れるってのは基本ではないか?川口も鳩ヶ谷の謝罪を容れてあげれば如何か?

2006年10月14日(土)
鳩ヶ谷市長・市議選15日告示
合併争点に三つどもえか
http://www.saitama-np.co.jp/news10/14/03p.html

 任期満了に伴う鳩ケ谷市長選と市議選はあす十五日告示される。

 市長選には五選に挑む現職の名倉隆氏(61)=自民推薦、新人で元県公社理事長の木下達則氏(58)、新人で元教員の吹上早苗氏(58)=共産推薦の無所属三人が立候補を表明しており、三つどもえの争いが予想される。

 今回の市長選は、川口市との合併問題が一つの争点。川口市、蕨市との三市合併が破たんした後、名倉氏は川口市との単独合併を模索してきたが、現在は“暗礁”に乗り上げた格好で、何とか合併推進を図りたいとしている。木下氏は「なるべく早期、二年以内に川口市と基本合意。四年以内の合併」を明確に打ち出している。吹上氏は「当面、自立の道を歩む」としている。

 市議選(定数一八)には現職十七人、新人二人、元職一人の計二十人が立候補を予定。定数が今回から三減。現職四人が立候補を見送る予定。

 両選挙の投票は二十二日午前七時から午後八時まで、市内十三投票所で行われ、同日午後九時から市役所一階ロビーで開票が行われる。

 有権者数は九月二日現在、四万七千九百八十九人(男二万四千四百二十六人、女二万三千五百六十三人)。

2873とはずがたり:2006/10/17(火) 12:26:08
<近畿>滋賀県

竜王って八日市の枠内かと思ってたけど近江八幡の枠内なんですねぇ。
地図を見ると近江八幡にも結構接していた。。
http://www.mapion.co.jp/html/map/web/admi25.html
いずれにせよ財政が豊かで自主独立の気概が強い竜王が八幡と合併する心算はなさそうに見えるが…。
wikiで調べてみると郡制施行時には蒲生郡は八幡町・日野町を神崎郡は八日市町を中心として成立。愛知郡には町制を敷いた自治体は無し。神埼郡がだらだら広い印象なのは八幡と日野で別れてる印象であるからか?日野が合併をしなかったのは空港反対だけではなく蒲生郡の一方の中心というプライドが(多分)あったわけね。
それにしても彦根の我が儘っぷりはなんでかね・・。

近江八幡市と安土、竜王両町
県が合併枠組み案 推進審に提示
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006101600233&amp;genre=A2&amp;area=S00

 滋賀県内の市町合併の枠組みを検討する県市町合併推進審議会が16日、大津市内であり、事務局の県は、近江八幡市と安土、竜王両町の1市2町を合併する新たな枠組み案を示した。合併が実現すると、人口約9万3000人、面積約145平方キロの市となる。

 枠組み案は、9月の審議会で委員から「財政基盤強化のために近江八幡市などの合併案を考えるべき」とする意見を受けて策定した。県は▽住民の購買圏、入院や通院の医療圏で一体性が見られる▽広域行政が東近江行政組合にまとまっている−との理由を挙げた。

 9月の審議会では、委員から1市2町に野洲市を加える案も示されたが、県は▽野洲市は2004年10月に合併したばかり▽購買、医療圏で近江八幡市などとつながりが希薄▽広域行政に一体性が無い−などとして見送った。
 この日の審議会では、県が9月に示した「彦根市と犬上郡」「長浜市と東浅井・伊香郡」の合併枠組み案について、関係自治体から意見聴取も行った。この中で、獅山向洋彦根市長は「合併問題はすでに終わった話だ」と述べ、県の合併案に反対する考えを示した。

2874とはずがたり:2006/10/17(火) 19:27:52
<北陸・信越>長野県

反対してるのは誰だ??

合併反対運動が表面化
波田町長に申し入れ書
http://www.chunichi.co.jp/00/ngn/20061017/lcl_____ngn_____004.shtml

 松本市との合併を推し進める太田典男波田町長の町政運営に批判的な町議や町民らが16日、合併推進のための戸別訪問や公費使用をやめるよう町長に申し入れ、合併反対を訴えるチラシの全戸配布も始めた。合併の是非を問う町の住民意向調査が12月に迫るなか、反対運動を表面化させた形だ。
 3つの住民グループが9月に「自立推進連絡協議会」(安藤善基会長)を発足、反対運動に向けて対策を練ってきた。小林巧、伊藤篤実両町議も名を連ねている。

 この日は安藤会長や両町議ら9人が町役場を訪れ、町長が今月始めた戸別訪問や合併推進活動への公費投入、意向調査に異議を唱える申し入れ書を提出。「町長の訪問は町民への威圧」「職員が回収する意向調査はプライバシーが侵害される恐れがある」などと指摘した。

 町長は戸別訪問について「町がやろうとしていることに理解を求めるのは当然」と述べるなど、申し入れ書の指摘事項に一つずつ即答してみせた。

 連絡協は20日に合併反対を呼び掛ける周知看板を町内に立てるという。住民意向調査に向け、今後さらに勉強会も計画するなど反対運動を活発化させる考えだ。
(赤川肇)

2875とはずがたり:2006/10/18(水) 09:15:01
<九州・沖縄>鹿児島県

[市町村合併]伊佐地区協が協議再開
(10/18 07:23)
http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=804

 いったんは白紙になった大口市と菱刈町の1市1町合併をあらためて目指す伊佐地区合併協議会の第1回会合が17日、菱刈町の田中ふるさと館で開かれた。
 協議会長の神園勝喜菱刈町長、副会長の隈元新大口市長をはじめ、両市町の議長、学識経験者ら委員28人全員が出席。神園会長は「県内でも例を見ない、同じ組み合わせの協議会の再開。新市のまちづくり計画と行財政計画を住民に納得してもらえるよう審議していきたい」とあいさつ。委員一人一人に委嘱状を交付した。
 会合では事務局が協議会規約や事業計画、予算など9件を報告。事業計画では「新市まちづくり計画を策定する際は、前回のアンケートや調査内容などを活用していきたい」と説明した。
 そのほか会議運営規程など議案2件を承認。次回審議に向け、53合併協定項目の提案もあった。
 定例会は原則月2回(12月までは1回)。次回は11月17日午後1時半から菱刈町の田中ふるさと館で開催予定。
 両市町は旧合併特例法下での合併申請を目指していたが2004年12月、菱刈町の住民投票で反対が上回り、協議を休止。05年5月、法定協は廃止された。

2876とはずがたり:2006/10/20(金) 01:28:11
<東北・北海道>青森県

合併反対も最終段階。6人共倒れで終焉か?
>分町に対する考えや党派の違いから分裂し、6現職が立つ見込み。

浪岡から市議消える!? 新青森市議選22日告示
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2006/10/20061019t21015.htm

 旧青森県浪岡町(現青森市浪岡地区)との合併で揺れた新青森市の、合併後初の市議選が22日告示(29日投開票)される。現在、定数41に50人以上が名乗りを上げる。浪岡地区からは8人が出馬予定で乱立模様。分区でなく、全市1選挙区のため、当選ラインも大幅にはね上がる。ハードルの高さに「浪岡から市議が消えるのでは」との声も出ている。

<2500票がラインか>
 「ポスター張りだけで大変だ」。浪岡地区から立候補予定の現職市議は、自嘲(じちょう)気味に漏らす。市議選のポスター掲示板の数は511カ所。うち浪岡地区は50カ所。人をかけて、「不慣れな旧青森市」に10倍以上張らなければならない。

 当選に必要な票を推測すると、定数20の町議選時代の8倍になる。2003年の浪岡町議選当選者の最高得票は1080票で、最低得票は306票。これに対し、前回02年の青森市議選(定数38)では最高が4192票、最低2295票だった。青森市の有権者数(9月2日現在)は25万5403人で、うち浪岡地区は1万7209人(6.7%)。立候補予定者数の8人で割ったら約2150。今回の当選ラインと目される2500票に届かない。
 加えて、元町長の解職請求投票をめぐる買収事件で、旧浪岡町議(合併後の青森市議)8人が逮捕、辞職の事態に発展するなど、2005年4月の合併当時の推進、反対両派の反目が尾を引く。

<それぞれに戦略>
 当時、明確な合併推進派だった出馬予定の現職は1人。旧青森市の票が読めないだけに、陣営は「とにかく地元で推進派の票を固める」作戦で当選ラインを目指す。
 一方、最終的に合併の是非を問う住民投票を求めた側は、分町に対する考えや党派の違いから分裂し、6現職が立つ見込み。このため「浪岡の票だけでは勝てない」と、旧青森市の票の掘り起こしに躍起だ。

 「分町は非現実的」という現職は、旧青森市にも後援会事務所を構えた。「票が読めない」だけにチラシなども別に旧青森市用を用意、親類票などから固める戦略。あくまで分町を目指す現職の一人は「青森では知名度がゼロ」と、合併反対運動で共闘した青森市選出県議とつじ立ちするなど、浮動票の獲得を狙う。

<「難敵」は投票率>
 「浪岡の業者の中に、当選確実な旧青森市の市議を支援する動きもある」(旧青森市の業者)中で、「難敵」となりそうなのが投票率。町議選は8月だったが、今回はリンゴ収穫の農繁期に当たる。一連の買収事件の後遺症からか、しらけムードも漂う。最後の町議選の投票率は74.48%だったが、「浪岡分はかなり下がるのでは」と各陣営の見方は一致する。

2006年10月18日水曜日

2877とはずがたり:2006/10/20(金) 11:19:13
<近畿>滋賀県

犬上地域の首長は彦根市長以外はみんな合併賛成なんだな。けど,犬上町へって話には成らないのだな・・。
慢性渋滞の8号線のバイパス建設は重要だが,合併を拒否る様な彦根市にはお金を落とせないねぇ〜。
犬上郡と愛知郡で合併って事には成らないのかね?
安土・八幡は>>2878。けど竜王が町民の意向に沿って慎重に対応ってことは合併は嫌だって事やね。安土は評価,八幡はもっと広域を指向?現東近江地域との合併構想はあった。

彦根除く3首長は賛成の意向
湖東・湖北合併枠組み案
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006101600197&amp;genre=A2&amp;area=S00

 滋賀県が16日に開いた県市町合併推進審議会では、近江八幡市と安土町、竜王町の1市2町の合併枠組み案が提示されたほか、県が9月下旬に示した湖東、湖北地域の合併枠組み案について、関係4自治体の首長から意見聴取した。彦根市長は県の枠組み案に反対したが、その他の3首長は賛成の意向を示した。

 県は▽「長浜市と虎姫、湖北、高月、木之本、余呉、西浅井の6町」の湖北地域▽「彦根市と豊郷、甲良、多賀の3町」の湖東地域の合併枠組み案を提示している。

 この日の審議会で、山内健次虎姫町長は「『琵琶湖環状線』開通も見据え、一体的な行政ができる」、熊谷定義西浅井町長は「地域振興に有効」と、県の案に前向きな姿勢を示した。川島信也長浜市長も「合併は財政力強化に一番有力な手段。将来は米原市も含めた湖北全体の合併が望ましい」と話した。

 獅山向洋彦根市長は「住民意向調査では反対が多かった。合併しなくても広域行政で対応できる」と、否定的な見解を示した。

 一方、県が示した「近江八幡市、安土町、竜王町」の合併枠組み案について、近江八幡市の川端五兵衞市長は「今回の枠組みは、最低ラインのもの。今後もっと大きな枠組みもありうる」と話した。安土町の津村孝司町長は「現実的に一番合併しやすく妥当と思う」と評価した。
 竜王町の山口喜代治町長は「合併の必要性は理解できるが、町民の意向に沿って慎重に対応したい」とのコメントを出した。

2878とはずがたり:2006/10/20(金) 11:19:25
<近畿>滋賀県

安土八幡構想は迷走
http://www.city.omihachiman.shiga.jp/gappei/fukuaisatu.htm
http://www.city.omihachiman.shiga.jp/gappei/kyougikaidayori/050331.pdf
安土町議会は八幡と合併派。どうも合併を嫌がっている安土町民が竜王が入ったぐらいで合併賛成派に転ぶのかね?川端市長が云うようにもっと大きな枠組み=東近江+近江八幡+安土なんてのもあるか?
近江八幡が入ってくることを嫌がった八日市も主導権握れなくなるからだったので今回そういう広域合併構想が出たとしても既成事実が出来た今では余裕ではないか?

      蒲生郡安土町は神崎郡能登川町,五個荘町と3町で研究会「東近江地域三町合併等研究会」設置
2001/1/15八日市市●,永源寺町●は蒲生郡蒲生町●,日野町と4町で研究会「東近江東部地域行政研究会」設置
2001/1/29愛東町●,湖東町●は愛知郡秦荘町,愛知川町と4町で研究会「愛知郡合併等研究会」設置
2001/4/1安土町は能登川町▲,五個荘町●と3町で任意協議会「東近江地域三町合併検討協議会」設置→県の合併推進指定も受ける
11/22近江八幡市が野洲郡野洲町,中主町に合併協議を申入れ
12/19野洲町,中主町が近江八幡市の申入れを拒否→両町は合併して野洲市へ
12月近江八幡市が八日市市●,永源寺町●,蒲生町▲,日野町に合併協議を申入れ
2002/1/4安土町は能登川町●,五個荘町●と3町で法定協議会設置
2002/4/1八日市市,永源寺町,蒲生町,日野町の4市町で法定協議会「東近江東部地域合併協議会」設置
2002/9/23近江八幡市は八日市市●,永源寺町●,蒲生町▲,日野町,愛東町●,湖東町●と7市町で研究会「2市5町合併研究会」設置
12月近江八幡市,愛東町,湖東町の加入案を6市町が可決,八日市市が継続審査
 五個荘町が「安土町・五個荘町・能登川町合併協議会」から離脱を表明
2003/1/31法定協議会「安土町・五個荘町・能登川町合併協議会」を解散
2003/2/3秦荘町,愛知川町が愛東町,湖東町に合併協議を呼掛け
2003/2/6八日市市が「2市5町合併研究会」から離脱を表明,研究会を解散,安土八幡2市町は八日市抜きの竜王町,蒲生町,日野町の5市町での合併も検討,3町は5市町での合併に慎重
      近江八幡が安土に合併協議を呼びかけ。
2003/2/26秦荘町,愛知川町からの呼掛けを愛東町,湖東町が拒否
2003/5/15日市市, 神崎郡 永源寺町, 五個荘町, 愛知郡 愛東町, 湖東町の5市町で任意協議会「八日市市・永源寺町・五個荘町・愛東町・湖東町合併検討協議会」設置(→2003/6/27法定協議会設置)
2003/11/25〜26能登川町が「八日市市・永源寺町・五個荘町・愛東町・湖東町合併検討協議会」へ参加を申入れ
2004/2/1蒲生町▲は日野町と2町で法定協議会「蒲生・日野まちづくり協議会」設置
2004/3月安土町の合併に関する住民アンケートの結果「当面単独(32.1%)」「単独(30.3%)」「将来的に広域合併(18.1%)」「近江八幡市(8.9%)」
4/6安土町は2市町での早期の合併を断念,将来的な広域合併を視野に単独町制継続へ
2004/6/28能登川町は「東近江市」との合併を目指し,合併協議を申入れ
2004/10/18合併関連議案を滋賀県議会が可決
11/16蒲生町が合併協議を申入れ
2004/12/77市町(当時)で任意協議会「東近江市・能登川町・蒲生町・合併検討協議会」設置
2005/1/6安土町議会が「近江八幡市との特例法期限内での合併を求める決議案」を可決
2/8安土町が近江八幡市に合併協議を申入れ
2005/2/14安土町が近江八幡市の2市町で法定協議会設置
2005/3月安土町の合併の是非を問う住民アンケートの結果「賛成(39%)」「反対(61%)」
3/16安土町長が特例法期限内での合併を断念
3/25安土町議会が”議員提案”による廃置分合議案を可決
 安土町長は他の合併関連議案の町議会への提案を行わない意向
 安土町長は将来的な合併も視野に単独町制継続を検討へ
4/27安土町が近江八幡市に合併断念を申入れ
2005/2/11八日市市,永源寺町,五個荘町,愛東町,湖東町が合併→東近江市
2005/3/13市町で法定協議会設置(2005/3/8合併協定調印式・2005/3/23合併関連議案を3市町が可決・2005/4/28合併関連議案を滋賀県議会が可決・2005/5/20官報告示)
2005/6/302市町での合併を断念,協議会を解散
2006/1/1  東近江市,能登川町,蒲生町が合併→東近江市
2006/10/16 滋賀県合併推進協議会が近江八幡市と安土町、竜王町の1市2町の合併枠組み案を提示。

2879とはずがたり:2006/10/20(金) 11:28:58
<近畿>大阪府
>>161 >>2828 >>711 >>1354-1360
堺市との合併反対を貫いて大人気の阪口市長。合併反対が身内の利権固守の為であることがよく示された事件だ。合併大反対で統一された高石市の輿論はそろそろ気付いて欲しいね。

資格ある土木業除外 大阪・高石市の随意契約問題
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200610190036.html
2006年10月19日

 大阪府高石市が、阪口伸六市長を支援する政治団体幹部の建築業者と規定を超す金額で工事を随意契約していた問題で、工事は土木、建築の両業者に受注資格があったのに、市は当初から対象を建築業者に絞っていたことがわかった。「建築できる業者なら解体も出来るから」と理由を説明するが、建築業者は工事を土木業者に下請けに出していた。市議会からは「市の説明は理解に苦しむ」という指摘がある。

 市庶務課などによると、市は5月に青少年センター解体工事の随意契約を前提にした見積もりを依頼する際、市内の建築業者5社に限定。そのなかで最低の価格の819万円を提示した政治団体「高石市を守る会」幹部の建築業者と契約した。

 建設業法などでは建設業許可を受けた建築業者、土木業者、とび・土工業者も一定金額以上の解体工事が出来るなどとしている。市に登録された44社の土木業者は解体工事を受注できるという。今回の解体工事で下請けをした土木業者も03年12月、市の施設の解体を受注している。

 市議会からは「土木業者も対象にすれば契約額は下がったはずだ」といった疑問の声があがっている。市庶務課は「(低価格になった)可能性についてはコメントできない」としている。

2880とはずがたり:2006/10/20(金) 16:57:46
<東北・北海道>岩手県

藤沢との合併、年内に結論 一関市長
http://www.iwate-np.co.jp/news/y2006/m10/d20/NippoNews_5.html

 藤沢町から早期合併を要請されている一関市の浅井東兵衛市長は19日、岩手日報社の取材に対し、「今、藤沢町の状況を調べている。12月までには結論を出したい」と述べた。合併新市の同市は各種計画策定などで過密なスケジュールだけに、今後2カ月間余の期間内に合併環境が整うかどうかは流動的な状況だ。

 同日は両市町の事務レベル協議が同町役場で引き続き行われ、企画財政担当者らが国保藤沢町民病院の概況について協議。事務レベル協議は5月から始まり今回6回目。今後も残した課題などがあれば協議を続ける方針だ。

 浅井市長は「調べている内容をこれから精査する。(合併の是非は)まだ分からない。前進でも後退でもなく、ニュートラルだ」と強調した。

 同町も財政難だが、同市も基金頼みの財政運営を余儀なくされている。合併新市の基礎固め、各種計画策定を急ピッチで進めており、年内に合併に向けた市民合意などの環境を整えるのはスケジュール上、厳しく映る。

 浅井市長は「状況把握に努め、結論をできる限り早く出したいと思っている。市の事務は多忙だが、12月には結論を出したい」としている。

2881とはずがたり:2006/10/20(金) 22:25:31
<九州・沖縄>佐賀県

市町村合併:佐賀市と3町法定協、年内にも協定調印 全49項目の協議終了
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061015-00000140-mailo-l41

 佐賀市と川副、東与賀、久保田3町の第2回法定合併協議会(会長、秀島敏行市長)が14日、同市であり、残る46項目の調整案を了承、全49項目の協議を終えた。1市3町は11月半ばまでに各臨時議会に合併のための議案を提案。可決されれば年内にも合併協定書に調印する。
 合併方式は3町の編入合併。手続きが予定通り進めば、来年10月1日に福岡県境から有明海に至る人口約24万1400人(05年国勢調査)の新市が誕生する。
 議員定数は、法定数38に対し、現市議会の残りの任期2年間に限り、編入される3町の人口に応じて6人(川副3、久保田2、東与賀1)を増員する定数特例を適用。合併後50日以内に増員分の選挙がある。[姜弘修]
10月15日朝刊
(毎日新聞) - 10月15日13時1分更新

2882とはずがたり:2006/10/21(土) 12:37:12
<東海>静岡県

志太郡がやはり注目ですな〜。
県東6市町は長泉・三島の態度が後ろ向きなのが問題。裾野も御殿場との絡みもある。

県合併審が第2次答申を決定 東部と中遠
http://www.shizushin.com/local_politics/20061020000000000081

 県市町村合併推進審議会(会長・大坪檀静岡産業大学長)が20日、県庁で開かれ、東部地区3市3町と中遠地区1市1町の2つの組み合わせを盛り込んだ第二次答申を決定した。石川嘉延知事に答申後、県の市町村合併推進構想に追加される。
 東部3市3町は沼津、三島、裾野市、函南、清水、長泉町で、答申では「将来的な目標としている政令市実現に向けたステップとして、まず50万人程度の中核市を目指した取り組みが期待される」と強調している。
 中遠1市1町の袋井市、森町は「生活圏の一体性が強い」とした上で、「合併が住民投票を経て森町議会で否決された経緯も配慮する必要がある」とした。
 審議会では、志太地区(焼津、藤枝市、岡部、大井川町)についても論議した。委員には「2市2町」の組み合わせが望ましいとする見方が多く、中には「あるべき姿を審議会で1日も早く出すべき」との強い指摘もあった。しかし、「地域の議論を見守る必要がある」などの意見もあり、結論には至らなかった。
 また、第一次答申に基づく県の合併推進構想で合併対象となっている南伊豆など5地区の動向についても意見交換し、「(合併が進まない)人口の小さな市は町に降格したらどうかという報道もある」と下田市を例示した問題提起があった。

2883とはずがたり:2006/10/22(日) 01:49:32
<東北・北海道>山形県

とは総研では佐藤京一氏の推薦を決定するw
中学校の改築が出来ないと云うようなポピュリズム的な反感を票に出来そうな阿部が有利な気もするが頑張って田川地域の大義の為に勝って欲しい。

2006年10月13日 金曜日
阿部前町長が出馬表明〜三川・出直し町長選
http://yamagata-np.jp/kiji/200610/13/news06308.html

 鶴岡市との合併協議に関連し、9月30日に町長を辞職した三川町の阿部誠前町長(54)=押切新田=は13日、出直し町長選(31日告示、11月5日投開票)に合併に反対する立場で立候補することを表明した。

 阿部氏は、同町内のなの花ホールで会見し「三川町は合併しないで単独で頑張っていかなければいけないとの思いを強くした」と説明。「辞職した経緯などを説明するパンフレットを作り、今月7日から12日まで、町内の各世帯を回って説明責任を果たした」と述べたほか、三川中の改築についても「町民の期待が大きいと感じた。町単独で改築を進めていきたい」と語った。

 阿部氏は鯉渕学園卒。町議会議員を2期務め、2003年2月の町長選で初当選した。本年度から鶴岡市と合併協議を続けてきたが、「町の主要事業が受け入れられない」と主張して合併協議を撤回、9月30日付で町長を辞職した。

 また同日、立候補予定者説明会が町役場で開かれ、阿部氏の代理人と、合併推進派の町民グループ関係者が出席した。合併推進派の町議会議員らは、今月6日に町内に事務所を構え、阿部氏の対立候補の擁立を模索している。

2006年10月14日 土曜日

元町長の佐藤京一氏が立候補へ−三川町長選
http://yamagata-np.jp/kiji/200610/14/news06309.html

 鶴岡市との合併協議をめぐる前町長辞職に伴う三川町長選(31日告示、11月5日投開票)に、合併推進派の住民グループなどは13日、元町長の佐藤京一氏(76)=猪子=を候補者として擁立することを決めた。きょう14日、佐藤氏が会見し、正式に立候補を表明する。佐藤氏の町政運営の“後継者”だった前町長の阿部誠氏(54)=押切新田=が、合併反対の立場で立候補を表明。選挙戦は鶴岡市との合併の賛否を争点に、町長経験者同士の激しい戦いになることが予想される。

 佐藤氏は13日夜、町内の住民グループ「三川町合併を進める町民の会」(折原昭二会長)の代表者会議に出席。佐藤氏は「少子高齢化が進み地方財政も厳しい中、町単独で暮らしてゆくのは困難。大きな自治体をつくり大きな力で地域づくりを考えていかなければならない」と述べた。

 三川中改築については「少し待ってでも、立派な誇りある学校を建ててもらえるよう努力していけば、子どもたちにも夢を与えていけると思う」などと語った。

 佐藤氏は庄内農高卒。1971(昭和46)年8月から5期連続で町議を務め、副議長、議長を歴任。91年2月に町長選に初当選し、3期務めた。2002年度には、庄内南部旧7市町村で構成する合併協議会の設立にも携わった。

2884とはずがたり:2006/10/22(日) 10:39:31
<北関東>栃木県

ブラボー,福島・鶴岡と合併協議の停滞が相次ぐ中良くやった
これも一つの知恵だ。
>公共工事の契約事務については、河内、上河内地区で施行される五千万円以下の工事に地域要件を設定。合併後三年間は、両地区内の業者保護のため、指名競争入札制度を存続することで合意した。三年目に一年延長するかどうかを協議し、最終的には全市で一般競争入札制度が採用される。

新『宇都宮市』誕生へ
3市町が合併協定に調印
http://www.chunichi.co.jp/00/tcg/20061021/lcl_____tcg_____000.shtml

 宇都宮市と河内、上河内町の第五回合併協議会が二十日、宇都宮市で開かれ、佐藤栄一市長ら三市町の首長が合併協定に調印した。今後、三市町の臨時議会での可決などを経て、来年三月三十一日に新「宇都宮市」が発足する。 (杉藤貴浩)

 三市町の合併は、二町が宇都宮市に編入する形で実施。面積は四百十七平方キロ、人口は五十万二千二百七十九人(二〇〇五年国勢調査速報値)となる。人口五十万人を超す自治体の誕生は県内初で、県人口のおよそ四分の一を占める。

 この日の合併協には、佐藤市長や河内町の手塚照夫町長、上河内町の手塚順一町長らが出席。焦点だった河内、上河内地区に各一人置かれる特別職「参与」の職務について、「市長への具申」を加えることで合意。両地区の要望を、市に直接伝える権限を持たせることとした。参与は市長が任命する時限的なポストで、最大で四年設置する。

 また、公共工事の契約事務については、河内、上河内地区で施行される五千万円以下の工事に地域要件を設定。合併後三年間は、両地区内の業者保護のため、指名競争入札制度を存続することで合意した。三年目に一年延長するかどうかを協議し、最終的には全市で一般競争入札制度が採用される。

 三市町は今月三十日、それぞれ臨時議会を開き、合併案を可決する見通し。その後、県を通じて、国へ合併を申請する。

 合併調印を受け、佐藤市長は「新市のために努力まい進することを誓う。合併効果を生かした行政に取り組んでいく」と抱負を語った。

2885とはずがたり:2006/10/22(日) 11:11:01
<首都圏>埼玉県

名倉氏が合併派だというなら,珍妙な新市名武南市を蕨と結託して推して合併を破談させた名倉の失政は明らかである。図々しくも市長選なんか出て来れない筈だ。

2006年10月21日(土)
鳩ケ谷市長選、22日投開票
http://www.saitama-np.co.jp/news10/21/03p.html

◇鳩ケ谷市長選立候補者(届け出順)
木下 達則58無職無新
吹上 早苗58無職無新
(共産推薦)
名倉  隆61市長無現
(自民推薦)

 任期満了に伴う鳩ケ谷市長選と市議選(定数一八)は二十二日に投開票される。

 川口市との合併を争点の一つとして、市長選には、新人で元県公社理事長の木下達則候補(58)、新人で元教員の吹上早苗候補(58)=共産推薦、五選に挑む現職の名倉隆候補(61)=自民推薦=が三つどもえの戦いを繰り広げている。

 とりわけ木下陣営には民主の石田勝之元衆院議員、名倉陣営には自民の新藤義孝衆院議員が付き、両候補は保守層を二分して激しい戦い。市議選には定数一八に対し二十人が立候補している。

 木下候補は「『変えよう鳩ケ谷』市民の会」を選挙母体に、選挙戦を展開。主に「川口市との早期合併」を訴え、支持を広げている。

 吹上候補は「やさしい街づくりの会」を選挙母体に、退職教員や教え子、父母らの支援を受け、連日十カ所で街角演説を行い、支持を訴えている。

 名倉候補は「清新で活力ある鳩ケ谷を築く市民の会」を選挙母体に「自民の推薦を頂いたのを援軍に川口市との合併を推進したい」と訴えている。

 両選挙の投票は午前七時から午後八時まで、市内十三投票所で行われる。午後九時から市役所で開票。市長選の大勢判明は午後十一時ごろ、市議選は午前零時ごろの見込み。

 有権者数は十四日現在、四万八千百五人(男二万四千四百八十八人、女二万三千六百十七人)。

2886とはずがたり:2006/10/24(火) 11:07:26
<東海>静岡県

>三島市の小池政臣市長は同日、毎日新聞の取材に対し、「賛成できない」と述べた。
>小池氏も当初は3市3町案に「正式に答申が出れば積極的に調査・研究したい」と一定の理解を示していた。既定路線の三島の拒否。だが発言がぶれていたのか。長泉も拒否とかするとけっこう暗雲。

>合併審は枠組みに裾野市を加えることで力の均衡を保つ戦略に出た。
裾野が入ってたのは三島シフトだったのか。そんなので合併先決められちゃう裾野も可哀想だが,将来の政令指定都市睨むと御殿場や小山の編入も視野に入ってくるからそれで良いか。

>三島市は過去約15年、企業進出がなく
何やってただ??

市町村合併:3市3町、合併審が答申 三島市長が「中核市」拒否 /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061021-00000059-mailo-l22

 ◇県、東部拠点の思惑に暗雲
 県市町村合併推進審議会は20日、中遠地区の袋井・森1市1町と、東部地区の沼津・三島・裾野・函南・清水・長泉3市3町の組み合わせによる第2次答申を決定した。月内にも石川嘉延知事に答申し、県の合併推進構想に追加する見通しとなった。しかし、三島市の小池政臣市長は同日、毎日新聞の取材に対し、「賛成できない」と述べた。県は表向き静観の構えだが、東部の拠点作りという県の思惑に暗雲が垂れこめたかたちだ。[鈴木直、浜中慎哉]
 合併審は東部に「中核市を目指した合併」を求めている。50万人規模の都市を作ることで人や物の集積力を高め、将来の政令市作りの核としたい考えだ。しかし、小池氏は「(30万人以上の)中核市になるつもりはない。20万人以下の都市をつくりたい」とこれを明確に否定した。
 小池氏はこれまでも沼津市との合併に否定的な考えを示してきた。倍近い人口を抱える同市に主導権を握られることを警戒しているためだ。このため、合併審は枠組みに裾野市を加えることで力の均衡を保つ戦略に出た。小池氏も当初は3市3町案に「正式に答申が出れば積極的に調査・研究したい」と一定の理解を示していた。
 今回の拒否発言の背景には、来月19日の市長選を控え対立候補との違いを明確にする狙いがあるとみられる。
 三島市は過去約15年、企業進出がなく、衰退する産業振興策が選挙戦の争点に浮上している。中核市では企業に事業所税が課せられるため「企業の進出意欲をそぐ」(小池氏)恐れがあり、むしろ周辺の函南や長泉など小さな町だけと合併した方が有利との計算だ。
 こうした考えに、ある県幹部は「大きな視点に立ってもらわないと困る」と不快感をあらわにしている。

10月21日朝刊
(毎日新聞) - 10月21日11時1分更新

2887とはずがたり:2006/10/24(火) 11:09:12
<東北・北海道>山形県

合併推進派は合併後に役職の心配の要らない年寄りを擁立する傾向にあるが人心を掌握できるか心配だねぇ。。

合併推進派、佐藤氏を断念し五十嵐元助役擁立へ・三川町長選
http://yamagata-np.jp/kiji/200610/21/news06378.html

 鶴岡市との合併協議をめぐる前町長辞職に伴う三川町長選(31日告示、11月5日投開票)に関し、合併推進派の町民らで組織する三川町合併を進める町民の会は20日、候補予定者としていた元町長の佐藤京一氏(76)=猪子=が体調不良を訴えたため、擁立を断念した。出直し町長選向け、後任の候補予定者には同町の元助役、五十嵐司氏(70)=押切新田=を擁立する方針を固めた。きょう21日に五十嵐氏が会見し、立候補を表明する。

 五十嵐氏は、県庄内支庁(現庄内総合支庁)長、庄内臨空開発株式会社代表取締役専務を歴任、1999年4月から2003年2月まで、同町の助役を務めた。

 佐藤氏は今月14日、合併推進の立場で立候補を表明した。佐藤氏の家族によると、同氏は頭痛を訴え、20日に県外の病院に検査入院した。同町民の会は同日夜、町内の事務所で役員会議を開き、佐藤氏の擁立断念を報告、五十嵐氏を擁立する方針を確認した。

 同町長選には、前町長の阿部誠氏(54)=押切新田=が立候補を表明している。

2888とはずがたり:2006/10/24(火) 12:25:12
<首都圏>埼玉県

圧勝じゃないか。今までの非は全て名倉のせいにして頭下げて川口との合併に邁進して欲しい。

木下氏が初当選
川口との早期合併訴え
鳩ケ谷市長選
http://www.saitama-np.co.jp/news10/23/02p.html
◇鳩ケ谷市長選開票結果(選管最終)
当14673 木下 達則58無新
7680 名倉 隆61無現(自民推薦)
5725 吹上 早苗58無新(共産推薦)
(無効418)

 任期満了に伴う鳩ケ谷市長選と市議選(定数一八)は二十二日投開票された。三つどもえとなった市長選は、新人の元県公社理事長の木下達則氏(58)が、五選に挑んだ現職の名倉隆氏(61)=自民推薦=と新人の元教員の吹上早苗氏(58)=共産推薦=を破り、初当選を果たした。

初当選に万歳をして喜ぶ木下達則氏(中央)=鳩ケ谷市里の事務所

 今回の選挙は川口市との合併問題が争点の一つ。木下氏は、県職三十五年間の行政経験、旧岩槻市助役、まちづくり支援課長の時にさいたま市の合併に携わった実績を基に「川口市との早期合併」を主に訴えた。民主の石田勝之元衆院議員の後押しもあり、市議選候補者九人との連動が奏功した。

 事務所で木下氏は支援者と喜びのバンザイ。「市民と一緒に市を再生し、川口との合併を早く実現したい」と抱負を語った。

 名倉氏は、自民の推薦を受け、新藤義孝衆院議員らの応援を得て「川口市との合併推進」を強調。四期十六年の実績を訴えたが、多選批判をかわせなかった。

 吹上氏は、退職教員や教え子、父母らの支援を受け、「減らされた教育予算を元に戻す」など訴えたが及ばなかった。

 当日有権者数は四万七千三百六十一人(男二万四千六十七人、女二万三千二百九十四人)。市長選の投票者数は二万八千四百九十六人(男一万三千五百九人、女一万四千九百八十七人)。投票率は60・17%(男56・13%、女64・34%)で、前回の58・33%を1・84ポイント上回った。

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

 〈略歴〉〔1〕無職〔2〕県下水道公社理事長、知事特別秘書〔3〕中央大学法学部〔4〕栃木県〔5〕鳩ケ谷市坂下町

 〈公約〉〔1〕川口市との合併の早期実現〔2〕市長退職金の全額カット〔3〕介護保険料の減額〔4〕行政改革の断行・職員数の削減

2889とはずがたり:2006/10/25(水) 11:16:10
<首都圏>埼玉県

2006年10月24日(火)
川口との合併、進展も
鳩ケ谷市長選 木下氏が圧勝
http://www.saitama-np.co.jp/news10/24/21p.html

 川口市との合併問題を争点の一つにした鳩ケ谷市長選は、新人の元県公社理事長の木下達則氏(58)が、五選に挑んだ現職の名倉隆氏(61)=自民推薦=、新人の元教員の吹上早苗氏(58)=共産推薦=に大差をつけて圧勝、初当選した。

 得票は、木下氏一万四千六百七十三票、名倉氏七千六百八十票、吹上氏五千七百二十五票と、木下氏は名倉氏に二倍の大差をつけた。

 「まさかこんなに開くとは予想もしていなかった」と、両陣営。敗れた名倉陣営の選対本部長は「皆さんにおわびの言葉もない」と雨に濡れながら支持者に頭を下げた。

 名倉氏は「油断したつもりはまったくなかった。私の人格を否定するようなことが昨年あたりからちまたに流布され、それを払しょくできないまま選挙戦に入った」と話した。

 川口市との合併問題では昨年十一月、名倉市長が岡村幸四郎川口市長に合併要請したが暗に断られている。同年十二月、市議会の「合併推進議連」が「名倉市長では合併はできない」と解散、市長選の候補者擁立に動き出し、担ぎ出したのが木下氏だった。

 選挙戦で木下氏は「早期合併の実現」を公約の第一に掲げ、民主の石田勝之元衆院議員の全面的後押しで、合併推進の市議選候補者九人と連携、名倉氏の多選批判などを展開。

 名倉氏は自民の推薦を援軍に、「川口市の自民党議員ともしっかり手を組んで同等に合併を推進する」と訴え、木下氏を「落下傘候補」と批判した。

 同氏は新藤義孝衆院議員や自民党県議、市議の応援をもらったが、前回後援会長を務めた商工会長や保守系市議八人が木下陣営に回ったことが痛手となった。

 木下氏は「これだけの票が出たことは鳩ケ谷は、川口市と運命共同体ということを市民が強くアピールした」と話す。

 木下氏の当選で、暗礁に乗り上げている川口市との合併問題が進展する可能性も出てきた。



現職15、元職1人 新人2人が当選
鳩ケ谷市議選

 前回より定数三減で争われた鳩ケ谷市議選(定数一八)は二十二日投開票され、翌未明に新しい顔ぶれが決まった。当選は現職十五人、新人二人、元職一人が帰り咲いた。現職二人が落選。党派別では共産四、公明四、自民二、社民一、無所属七となった。

2890とはずがたり:2006/10/25(水) 12:02:36
<東海>三重県

ホントはこの辺近畿だと思うんだけど中央政府の近畿弾圧策で三重県とか福井県とか近畿から切り離された近畿圏は多いのではないか?

それにしても身近な人が沢山出るってのが田舎の高投票率の主因か?
4人が当選した関町出身者だが人口が6:1なのに対し議席数は18:4(=4.5:1)で共倒れはあったにせよ人口比より多くの議員を出しているのではないか?

投票率伸び悩む
合併後初の亀山市議選
http://www.chunichi.co.jp/00/mie/20061024/lcl_____mie_____008.shtml

 22日に投開票された合併後初めての亀山市議選。定数22に対し、27人が激しい戦いを繰り広げたが、投票率は伸び悩み、69・27%に終わった。旧関町からは8人が挑んだものの、半数しか当選しなかった。(谷村卓哉)

 投票率は2003年4月の旧関町議選の82・7%はもちろん、旧亀山市議選の70・57%も下回り、寂しい数字となった。

 期日前投票者数は2857人と好調だっただけに、市選管も残念がる。夕方に雨が降り、途端に有権者の出足が鈍くなったという。「企業進出による新住民は関心が薄く、多くは棄権したのでは」との声も聞かれた。

 当選者の中では、新人4人の健闘が目立った。公明、共産の公認候補が手堅く票をまとめたほか、無所属の2人も1000票以上を獲得した。

 合併前の市町別では、旧亀山市から19人が立ち、18人が当選。一方、旧関町は8人のうち4人しか当選しなかった。人口が旧亀山市の6分の1で、共倒れした形。在任特例で12人いる市議が激減する。

 当選した現職の伊藤彦太郎氏は「市議は市全体のことを考えるのが仕事だから、関から何人出さなければならないということはないが、責任の重さは大きく感じる」と話した。

 ◇新議員に当選証書

 市議選の当選証書授与式が23日、市役所であった。

 駒田覚一・選挙管理委員長が得票順に証書を授与し「公約を4年間忘れることなく、市の発展のために尽力してほしい」とあいさつ。

 トップ当選の水野雪男氏は「公僕として恥じない行動を取り、新市にふさわしい議会をつくろう」と呼びかけた。新人の鈴木達夫氏は取材に「ぶれない姿勢で議員を務めたい」と意気込みを語った。

2891とはずがたり:2006/10/25(水) 12:06:04
<中部>
まぁニュースにもならない既定路線のニュースだが。
引き続き新津区と引佐区の設置(というか改称)を求めてとは総研では運動を続けますw

24日、2政令市が正式決定
新潟と浜松、来年4月から
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2006102300113&amp;genre=A1&amp;area=Z10&amp;mp=

 政府は23日の事務次官会議で、新潟市と静岡県浜松市を2007年4月1日から政令指定都市とすることを決めた。24日の閣議で正式決定する。これにより全国の政令市は17となる。

 新潟市は本州日本海側では初めての政令市。浜松市は静岡市に次いで県内2番目、面積は全政令市で最大となる。

 新潟市は05年10月までに新津市や豊栄市など14市町村と合併し人口約81万4000人、浜松市は05年7月に浜北市や天竜市など11市町村との合併で約80万4000人となり、それぞれ政令市移行への準備を進めてきた。
 政令市に移行する人口要件は01年、それまでの100万人から合併した場合に限って70万人に緩和され、これまでに静岡市と堺市に適用されている。(共同通信)

2892とはずがたり:2006/10/25(水) 16:03:51
<東北・北海道>山形県

最後は山形案丸呑みでも良いから合併しようとした山辺町・中山町ですが合併は町長選の争点には成らなかったか。

選挙:山辺町長選 遠藤町長が無投票3選 /山形
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061018-00000072-mailo-l06

 任期満了に伴う山辺町長選は17日告示され、現職の遠藤直幸氏(59)=無所属=のほかに立候補の届け出はなく、遠藤氏の無投票3選が決まった。
 遠藤氏は会社員などを経て、98年の町長選で初当選。町役場の業務見直しや職員削減で、歳出を10年度までに18億円減らすことなどを公約に掲げている。
 遠藤氏は「町民のさまざまな意見を取り入れ、町づくりに取り組みたい」と話した。[釣田祐喜]
………………………………………………………………………………………………………
 ◇山辺町長略歴
遠藤直幸(えんどう・なおゆき) 59 無現(3)
 町長▽県町村会副会長[歴]会社員▽町議▽山形大

10月18日朝刊
(毎日新聞) - 10月18日11時2分更新

2893とはずがたり:2006/10/26(木) 04:33:06
<北陸・信越>長野県

「松本と合併進める会」発足
波田町民、講演会や請願書検討
http://www.chunichi.co.jp/00/ngn/20061023/lcl_____ngn_____001.shtml

 松本市との合併に賛同する波田町民らは21日、町保健福祉センターで会合を開いて、住民グループ「松本市と合併を進める会」を設立した。

 町民や合併推進派の町議会議員ら70人が集まった。会長には発起人代表の同町、農業田中知寿さん(72)が就任し、あいさつで「地方へ権限移譲が進むと、財政力の弱い小さな自治体ではやっていけなくなる」と合併の必要性を強調した。会は、12月に予定されるアンケートに向けて▽町長への請願書の提出▽チラシの配布▽講演会の開催−などを検討している。

 集まった町民からは「地域連携や教育など財政以外の視点から合併を訴えるのも大切だ」「松本市に波田町の魅力を示すべき」などの意見が出た。

 (福岡範行)

2894とはずがたり:2006/10/26(木) 13:34:38
<首都圏>千葉県

市川+浦安では70万行かないよね。。船橋+市川+浦安なら行くかな?新市名が問題である。船橋に市川や浦安が乗れるのか?

市町村合併:賛成5割、理想の相手「浦安」51%−−市川青年会議所がアンケ /千葉
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061022-00000028-mailo-l12

 「合併賛成は半分、するなら相手は浦安市」――社団法人市川青年会議所(中川剛理事長)が市川市民を対象に行ったアンケートによると、近隣市との合併に約5割の人が賛成、合併相手には浦安市を挙げる人が最も多かった。同市では、合併による政令指定都市移行を視野に、市議、有志らが検討懇話会を発足させ、活動している。[中川聡子]
 アンケートは7月末から9月にかけて計15日間、市内在住か在勤の人を対象に実施。1412人(男性664人、女性748人)の回答があった。
 合併賛成と答えたのは47%で、反対は37%。賛成の理由は「行政サービスの向上」が47%で最も多く、次に「政令指定都市になるから」(26%)、「経費削減」(16%)の順だった。
 合併する場合の相手先としてはトップが51%の浦安市で、船橋市は32%で2番目、3番目は松戸市だった。
 反対理由で最も多かったのが「利点なし」。「行政サービス低下」「住民意見が反映されない」などが続いた。
 なお、同市が合併によって政令指定都市移行を視野に入れているのを知っている人は約3割だった。
 中川理事長は「市長や市議有志と、市民の間に合併や政令市移行に対する関心の温度差は大きい。この問題を通して市民のまちづくりへの意識を高めてもらえれば」と話している。

10月22日朝刊
(毎日新聞) - 10月22日11時1分更新

2895とはずがたり:2006/10/26(木) 17:07:41
<中国・四国>香川県

おお,三豊は更に観音寺との合併を模索!?名前は三豊で新市役所は旧観音寺庁舎とかかな?
さぬきと東かがわで大内市か?
まんのう+琴平+善通寺+丸亀辺りが合併したら全国的知名度では新市名琴平市新市役所を丸亀と善通寺の境界に新設とかかなぁ。新市名は仲多度市or西讃市かな。
高松は綾川や三木から申し入れが有れば門戸は閉ざさないという大人の姿勢かな

県内17市町首長の半数以上が「合併検討」
2006/10/25 09:50
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/administration/article.aspx?id=20061025000092

 香川県内八市九町のうち、今後、周辺市町と合併を検討していく必要があると考える市町長は半数以上の九人に上ることが二十四日、香川県が実施したアンケート調査で分かった。合併の時期については、七市町長が合併新法施行期間(二〇〇九年度末まで)後の中長期的な課題としているが、三位一体改革や道州制の動きの中で、現状の財政基盤のままでは将来の自治体存続に不安を感じているようだ。

 同日開かれた香川県市町合併推進審議会で県が報告した。アンケートは「平成の大合併」の効果や課題を検証し、今後の市町のあるべき姿を考える際の参考にしてもらうのが狙い。八月に実施し、全十七市町長が回答した。

 まとめによると「合併の検討は必要」か「どちらかといえば必要」と回答した九市町は高松、丸亀、三豊、さぬき、東かがわ、小豆島、まんのうといった合併を行った市町が大半。未合併では土庄と琴平が入った。合併時期は、土庄だけが合併新法施行期間内を希望した。

 合併の検討相手としては、さぬきと東かがわ、土庄と小豆島の意見が合致。三豊は観音寺を挙げたが、観音寺は道州制の動きをみて判断する考え。琴平は「丸亀・善通寺・まんのう・多度津」と「善通寺・多度津」の二案を示し、まんのうは丸亀・善通寺などの中讃広域行政圏に坂出と宇多津を加えた組み合わせを提示。高松や丸亀は無回答だった。

 合併を検討する理由としては、▽将来を見据えたまちづくりに対応▽行財政基盤の強化―などを挙げる市町が多く、「地方財政制度改革に対応できるスリムな行政体制に移行しなければならない」(東かがわ)、「今後も厳しい財政状況が続くと思われ、将来の自治体の存続に不安を感じる」(琴平)などの意見があった。

 一方、「検討する必要はない」「どちらかといえば必要はない」は善通寺、直島、多度津、坂出、三木、宇多津の六市町で、すべてが未合併の市町。合併に対する考えとしては「合併が効率性を求めた手段となっては地域の個性や活力が失われる」(坂出)、「離島に合併のメリットは考えられない」(直島)などとしている。

2896とはずがたり:2006/10/26(木) 19:11:04
<東海>静岡県

藤枝市議会は2市2町に積極的。はてさて,4市町の決議が揃うことはあるのかな?大井川辺りが鍵。

2市2町合併協設置案 藤枝市議会が可決
http://www.shizushin.com/local_politics/20061025154455

 藤枝市議会は25日臨時会を開き、住民発議で直接請求(同一請求)された志太2市2町合併協議会設置議案を審議し、賛成22、反対1の賛成多数で可決した。
 松野輝洋市長は「住民の生活圏域で一体的なまちづくりを進め、行政サービスを効率的かつ効果的に提供できる行政システム構築が必要」と賛成の意見を述べた。請求代表者の小柳津茂助自治会連合会長は「三位一体改革が進められる中、地方自治体の体力を強固なものにすべき。2市2町の合併を早期に成し遂げることが最良」と意見陳述した。
 一方、議員側からは「焼津市、大井川町の首長が2市2町に振り向こうともしない現状を直視すべき」「広域連携を軸に多様な自治をつくるべき」などの反対意見もあった。
 同議案は、焼津市議会では11月6―8日の3日間、審議・採決する予定。大井川、岡部町議会の日程は未定。

2897とはずがたり:2006/10/26(木) 19:13:10
<東海>静岡県

■富士市と2008年秋の合併めざす (10月25日 18:20)
http://www.tv-sdt.co.jp/scripts/news/news3+.php?seq=10031

富士市との合併を目指している富士川町の坪内伸浩町長は25日、2008年の秋頃までに合併をめざす事を明らかにしました。25日に開かれた町議会全員協議会で明らかにされたものです。協議会では町側が先月までに設立準備会で決まった合併までの計画案を初めて議員に対し説明しました。この中で町側から年内に1回目の合併協議会を開き、2008年の1月までに9回の協議会を開催する事や合併の議決の時期など合併までのスケジュールが説明されました。また、坪内町長は、協議会のなかで合併の時期に対し「2008年の秋頃までに合併をめざしたい」と初めて合併の目途について表明しました。

2898とはずがたり:2006/10/26(木) 20:08:44
<東北・北海道>山形県

市町村合併:高畠でシンポ、討論などで理解図る
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061021-00000077-mailo-l06

 ◇日野副知事「地域の課題は地域で」
 地域の課題や市町村の将来のあり方などを考える「市町村合併シンポジウム」(県など主催)が20日、高畠町文化ホール「まほら」で開かれた。「いっしょに考えましょう 市町村の将来〜子どもたちの未来のために」をテーマに、置賜地方の住民ら約400人が参加。各界の代表者らが基調講演や討論をして、合併への理解を図った。
 日本政策投資銀行地域企画部の藻谷浩介参事役が「市町村の未来と今成すべきこと―子どもたちのために何が必要か」と題して基調講演。「住民が町の現状を認識している所は、合併をしてもしなくても成功する確率が高い」と話し、地域コミュニティーの連携を生かしながら広域ブランドとして売り出すべきだと結論づけた。
 その後、6人のパネリストが討論。05年に14市町村が合併した新潟市の大泉淳一助役は「合併によって10年間で540億円の財政削減効果がある」と試算内容を公表。日野雅夫副知事は「地域の課題は地域で解決するしかない。置賜地域全体で力を発揮できる構造にしなければ」と合併に理解を求めた。[湯浅聖一]
10月21日朝刊
(毎日新聞) - 10月21日13時1分更新

2899荷主研究者:2006/10/26(木) 23:04:21
都市高速だぁ?
>都市高速など交通基盤の整備

<九州・沖縄>熊本県
http://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20060905200012&amp;cid=main
2006年9月5日 23:15 熊本日日新聞
熊本都市圏 政令市実現で九州中央拠点に

 熊本市と近隣の十四市町村などでつくる「熊本都市圏及び政令指定都市についての研究会」(会長・幸山政史熊本市長)は五日、都市高速など交通基盤の整備や政令市を中心とした九州中央の拠点づくりなどの基本戦略を盛り込んだ熊本都市圏ビジョンの基本構想案を発表した。

 基本構想では、各市町村の自然や歴史・文化など地域の特性を生かしながら、生活環境の保全や地域産業の振興などで一体的な発展を目指す「多核連携」との理念を掲げた。

 具体的な戦略として五つの柱を取り上げ、(1)九州各県からの定住を促進するため安全で快適な生活環境の形成(2)農産物のブランド化や高付加価値の研究開発型企業の育成など、地域産業の振興(3)公共交通網や都市圏内道路網の整備など、交通体系の整備(4)教育文化機能の充実を図る学園都市圏づくり(5)政令市を誕生させ、道州制移行に伴う州都を見据えた九州中央の拠点づくり、とした。

 この日の研究会では「基本戦略を実現するための手段として、政令市の必要性をもっと打ち出すべき」「ビジョンを実現させるためにも推進体制の整備が必要」などの意見があった。

 基本構想については、十月の次回に取りまとめ、来年二月には各市町村が取り組む施策を含む基本計画をまとめる予定。

 同研究会は、熊本市と同市への通勤通学率15%を目安に近隣十四市町村で構成している。(田端美華)

2900とはずがたり:2006/10/28(土) 23:16:44
<中国・四国>高知県

>>2835

2006年10月27日
「県内6自治体に再編」答申へ 2020―30年
http://www.kochinews.co.jp/0610/061027headline01.htm

 県市町村合併推進審議会(会長=根小田渡高知大人文学部長、13人)は26日、2020―30年ごろに県内を6ブロックの基礎自治体に再編することが望ましいとする答申案をまとめた。文言修正した上で近く橋本大二郎知事に答申する。新たな基礎自治体は地方分権の受け皿となる行政能力を備え、現在の県の業務の大半を担う「総合的な行政主体」とし、県に対しては基礎自治体への権限移譲や本県の将来像の提示を強く求め、地域再編の「当事者」として積極的な取り組みを促している。

 6ブロック案は県内35市町村を安芸広域▽物部川流域▽高知・嶺北▽仁淀川流域▽高幡広域▽幡多広域―に再編。

 安定的な財政運営、公共サービスへのアクセス確保の観点から、周辺部から中心部まで1時間程度で移動できる範囲を想定。広域的な行政圏、住民の生活圏、通学圏、商圏になっている現状から「スタートラインとして協議の場に着きやすい」として6ブロック案で意見集約した。ただ、具体的な区域の境界については今後の地域での議論などを踏まえ「弾力的な検討も必要」とした。

 現在、合併をしていない安芸広域の9市町村、嶺北4町村、高知市と春野町、仁淀川中下流域4市町村、幡多4市町村については、2010年度末までの新合併特例法期限内に「合併の検討が望ましい」としたが、6ブロックへの再編に向けた協議は、新旧特例法による財政優遇措置が終わる2015年ごろを目安とし、段階を踏んでの構想実現を提案した。

 県には、基礎自治体への業務の移管や財源・権限の移譲などとともに「県民挙げての議論を重ね本県ならではの将来像を見いだし、実現すること」を求め、併せて6ブロックごとに合併に向けての地域振興の在り方などを協議する場の設置も提言。

 新たな基礎自治体が広域で集約・統合できる公共サービスにはごみ処理、国保・介護の保険財政、消防、教育委員会の業務などを挙げ、学校教育、医療、保健、福祉などは「広域化するには限界がある」として地域の実情に応じたサービスの検討を求めた。

2901片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/29(日) 17:17:04
<東北>山形県

佐高氏講演、合併反対派を支持
2006年10月29日
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000000610290004

 三川町出直し町長選をめぐり、酒田市出身の評論家・佐高信氏が28日、同町横山で「地方の自立と市町村合併」と題して講演した。合併反対派の元町議・志田徳久さんらが主催、約150人が集まり、合併反対で立候補を表明している阿部誠・前町長も姿を見せた。


 佐高氏は「市町村合併は国の押しつけで、住民は必要としていない」と合併反対の立場を示した。また、「阿部さんが合併反対に転じたのは町民のことを考えたからだ」と阿部氏支持を呼びかけた。


 01年に「合併しない宣言」をし、単独での町政を続ける福島県矢祭町の根本良一町長も招かれ、「合併すると、住民の要望に合わせたきめの細かい政策ができなくなってしまう」と話した。


 合併賛成の立場で出馬を表明している元町助役・五十嵐司氏の陣営が27日に開いた総決起集会には、富塚陽一鶴岡市長らが出席した。「応援団」を招いての争いも激しさを増してきた。

2902片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/29(日) 17:57:22
<四国>高知県

2030年想定6地域に再編
2006年10月27日 朝日高知
http://mytown.asahi.com/kochi/news.php?k_id=40000000610270005

 県内の市町村の長期的な将来像について昨年11月から審議を続けていた「県市町村合併推進審議会」(会長=根小田渡・高知大人文学部長)の14回目の会合が26日、高知市内であり、「2030年ごろまでに県内を6自治体に合併・再編することが望ましい」などとする答申をまとめた。審議会はさらに文面の微調整をしたうえで、11月中に橋本知事に答申する。


 審議会は昨年施行された合併新法に基づいて設置。経済や行政、教育、福祉など各分野の計13人の委員が橋本知事に委嘱され、月1回程度の審議会や、県内4地域での市町村長との意見交換会などを重ね、合併構想の検討を進めてきた。


 答申では、2020〜30年ごろを想定する市町村像として、財政の安定的な運営や、公共サービスへのアクセスの確保を考慮したうえで、県内を6ブロックに合併・再編する組み合わせを提示した。


 またこれを実現するプロセスとして、合併新法の期限となる10年3月末までに、現在35市町村ある自治体を17市町村に再編する五つの合併案を提示。さらに6地域ごとに協議の場を作り、将来の合併や地域振興のあり方などについて議論することを提案している。


 一方で県に対しては、「合併には県の強いリーダーシップが必要。県土の将来像を示し、指導力を発揮してほしい」などとしている。


■■市町村再編の組み合わせ案■■


=構成市町村、面積、人口(05年国勢調査)の順


【安芸広域】(室戸市、安芸市、東洋町、奈半利町、田野町、安田町、北川村、馬路村、芸西村) 1129平方キロ 5万8340人


【物部川流域】(南国市、香南市、香美市) 789平方キロ 11万4556人


【高知・嶺北】(高知市、本山町、大豊町、土佐町、大川村、春野町) 1065平方キロ 36万4026人


【仁淀川流域】(土佐市、いの町、仁淀川町、佐川町、越知町、日高村) 1154平方キロ 9万1720人


【高幡広域】(須崎市、中土佐町、梼原町、津野町、四万十町) 1405平方キロ 6万6373人


【幡多広域】(宿毛市、土佐清水市、四万十市、大月町、三原村、黒潮町) 1563平方キロ 10万1277人

2903とはずがたり:2006/10/31(火) 12:15:03
<東北・北海道>青森県

旧浪岡わずか2議席 「分町派」ゼロに 青森市議選
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2006/10/20061031t21018.htm

 旧青森市と旧浪岡町との合併後初の青森市議選は、8人が出馬した浪岡地区からの議席が2となり、改選前の11から大幅に減った。地区内乱立に加え、旧青森市との有権者数の差が響いた。合併撤回を求める「分町派」は議席を失った。

 「不安が現実になってしまった」。次点だった海老名鉄芳氏の選対関係者は宙を仰いだ。

 町議時代の約5倍の票を得たが、当選ラインに約70票及ばなかった。合併前から町民グループ「住民投票を求める会」の下、合併反対運動を共にしてきた工藤祥三氏も次々点で、共倒れした。

 かつて会に集った市議は6人だったが、分町派を含む4人がたもとを分かち出馬。「分町派2人を当選させたかったが、甘かった」と、求める会事務局長の古村一雄元浪岡町長は肩を落とした。

 当選したのは、合併推進派だった佐藤良隆氏と、合併後に合併容認に転じた小倉尚裕氏の2現職。佐藤氏は浪岡地区の合併推進派の票をまとめ、小倉氏は旧市票の掘り起こしに成功した。

 ただ、合併をめぐって、地区民の間では、除排雪などで「旧町時代よりサービス格差が広がった」と、批判もいまだ根強い。当選した2氏は「与党会派の中で理解してもらい、合併時の約束は果たしてもらう」と口をそろえるが、合併容認派も「議会少数で浪岡の声が届くのか」と不安がる。

 「39対2」という結果は、来春の県議選にも影響しそう。合併で浪岡地区は青森市区に合区され、青森市区の定数は1増の10になる。浪岡地区選出の現職がいる中で、分町派の古村氏が出馬を検討している。ある当選市議の陣営からは「市議選で県議が入り込み、草刈り場になった。今度は浪岡選出県議がゼロか」との声も出ている。

2006年10月30日月曜日

2904とはずがたり:2006/10/31(火) 22:05:05
<東海>静岡県

なんでもっと早く出来なかったのか。。
将来的には清水区から興津・蒲原・由比を分かって庵原区の分立きぼんぬ。

由比町議会が請願採択 静岡市との合併推進へ 
http://www.shizushin.com/local_politics/20061031000000000083.htm

 由比町議会(11人)は31日午前、臨時会を開き、静岡市と同町の合併実現に向けた議会審議の早期開始を求めた町民からの請願を賛成6、反対4の賛成多数で採択した。一方、これまで同市との合併関連議案を否決してきた町議会の議決順守を要求した別の町民らによる請願は不採択とし、同町議会として初めて静岡市との合併に向けた“最初の一歩”を踏み出すことになった。
 採択された請願は今月4日に同町議会に提出され、町が進める平成20年度末までの同市との合併より先行して議会が協議を始めることを求めている。臨時会では、請願に対する賛成意見として「合併は最大の行財政改革になる」「人口減少や高齢化が進み、今後財源確保もますます難しくなる」などが挙がり、反対意見として「急ぐ必要はない」「合併新法の下では両市町に経済メリットがない」などが出た。
 望月俊明町長は臨時会終了後「(静岡市との合併を)否決してきた議会にとって大きな一歩だ」とした上で、「相手のこともあるが、1日も早く議会と共に市に出向き現状を伝えたい」と今後の予定を説明。安部庄太郎町議会議長も「速やかに協議を進めていきたい」と同調した。

2905とはずがたり:2006/10/31(火) 22:07:04
<東海>静岡県

三上市長推進派だった筈やのに随分慎重やねぇ。。まぁ枠組みが固まってこれからは市内の市民に合併の必要性を説明しなくては行けないから慎重に発言した方が良いのか。

湖西市との合併意思 新居町長ら伝達
http://www.shizushin.com/local_politics/20061031000000000022.htm

 新居町の中嶋正夫町長、杉山勇町議会議長らが30日、湖西市役所を訪れ、三上元市長、二橋益良議長らに、湖西市との合併を望む意思を正式に伝えた。中嶋町長は「新しいまちづくりに向かうことを望み、(合併希望の)意思表示に来た」と述べ、三上市長は「議会の意見、市民の意見をうかがい、湖西市の方向を慎重に決めていきたい」と答えた。二橋議長は「議員の任期(来年4月29日)が迫り、具体的な動きは難しい」と述べ、改選後に合併協議が本格化するという考えを示した。
 面談後の会見で、杉山議長は町議会12月定例会の際、合併推進特別委員会を設置し、合併に向けて準備を進める意思を示した。委員長に馬場衛議員が内定していることを明らかにした。
 二橋議長は市民に周知させるため、地域単位の説明会開催の必要性を指摘。また「任期内は合併か自立か研究する期間。湖西市、新居町の議員が行政懇談会の形で研究することになる。市議会の合併等地方分権対策特別委員会でも対応を考える」と今後の方針を示した。

2906とはずがたり:2006/11/01(水) 00:20:23
<東海>静岡県

可決されるだかやぁ?

志太2市2町案審議へ 焼津市議会6日から臨時会
http://www.shizushin.com/local_politics/20061031000000000023.htm

 焼津市議会は30日開いた議会運営委員会で、志太2市2町合併協議会設置案を11月6―8日に開く臨時会で審議することを決定した。6日に提案理由説明、意見陳述、総務財政委員会での審査などを行い、8日に委員長報告、討論、採決を行う。
 今回の2市2町合併協設置案は7月から8月にかけて行われた住民発議に基づき議会に付議される。
 市当局は大井川町との1市1町合併の方針を打ち出していて、戸本隆雄市長は市議会11月定例会以降に1市1町合併協設置案を提案するとみられる。

2907とはずがたり:2006/11/01(水) 12:55:43
<首都圏←いつもは<北関東>だけどサービスw>栃木県

素晴らしい♪

宇都宮合併 関連議案を可決
あす知事に申請
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tcg/20061031/lcl_____tcg_____001.shtml

 来年三月末の合併を予定する宇都宮市と河内、上河内町の議会は三十日、それぞれ臨時議会を開き、合併関連議案を可決した。宇都宮市議会と上河内町議会は全会一致、河内町議会は賛成多数で可決した。

 佐藤栄一宇都宮市長ら三市町の首長が十一月一日に、福田富一知事に合併を申請。十二月県議会を経て、国に届け出る。

 三市町の合併は、二町が宇都宮市に編入する方式で実施。今月二十日の第五回合併協議会後に、三首長が合併協定に調印した。合併後の新・宇都宮市の面積は四百十七平方キロ、人口は五十万二千二百七十九人(二〇〇五年国勢調査速報値)となる。

 人口五十万人を超す自治体の誕生は県内初で、県人口のおよそ四分の一を占める。 (杉藤貴浩)

2908とはずがたり:2006/11/02(木) 13:03:32
<東北・北海道>山形県

とは総研では山形県知事に続き合併推進派の五十嵐候補を推す。阿部氏は晩節を汚した。

2006年10月31日 火曜日
三川町長選、きょう告示−2氏が立候補予定
http://yamagata-np.jp/kiji/200610/31/news06472.html

 鶴岡市との合併協議をめぐる前町長の辞職に伴う三川町長選は、きょう31日告示(11月5日投開票)される。立候補を予定しているのは、町単独の行政運営を訴える前町長の阿部誠氏(54)=押切新田=と、鶴岡市との合併を目指す新人で元助役の五十嵐司氏(70)=押切新田=の2人。

 立候補届け出の受け付けは、午前8時半から午後5時まで町役場で行われる。

 阿部氏は、午前7時半から、事務所前にある八坂神社で必勝を祈願。その後、事務所前で出陣式に臨み、第一声を予定している。

 五十嵐氏は、30日に自宅近くの愛宕神社で必勝祈願を済ませた。31日午前9時前に事務所前で出陣式を行い、第一声を上げる。

 30日現在の有権者数は6,361人(男3,031人、女3,330人)。

<立候補の予定者>(敬称略)
阿部  誠 54 農業 無前
五十嵐 司 70 無職 無新

市町村合併:白紙に戻す合理的理由ない 鶴岡市と三川町の合併問題で知事 /山形
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061028-00000105-mailo-l06

 鶴岡市と三川町の合併問題で、斎藤弘知事は27日の定例会見で、「合併を白紙に戻すだけの合理的理由が見つからない。新合併特例法の下で定められた知事の役割も念頭に置いて、合併市町村を支援する立場を堅持していきたい」と、推進の考えを改めて示した。
 合併問題が争点となる三川町長選での立候補者の応援については、「私の立場は住民にも十分に理解いただきたいし、三川町住民の良識ある判断に期待している」と含みを持たせた。[佐藤薫]
10月28日朝刊
(毎日新聞) - 10月28日11時3分更新

2909とはずがたり:2006/11/02(木) 21:56:17
<東海>三重県

おお,合併推進派が当選してたか!
>古川町長は町財政が逼迫しているとして…周辺自治体との合併などを掲げ現職を破った。
熊野市or紀宝町orその両方?

三重・御浜町長は課長より薄給
選挙公約の給与削減で
http://www.chunichi.co.jp/00/sya/20061101/mng_____sya_____016.shtml

 町長の給料が課長より低い。そんな不思議な事態が三重県御浜町で現実になる。10月の町長選で給料削減を公約に掲げた古川弘典町長(59)が初当選し、初議会で条例改正案が可決されたため。3日から適用される。

 不祥事の責任を取った減給処分で一時的に下回るケースはあるが、期限を設けず特別職の給料を一般職より低く抑えるのは珍しく、総務省給与能率推進室も「あまり聞いたことがない」としている。

 町長の給料は従来の月額67万6000円から約43%削減され、38万5000円に。課長級の月額44万円よりも低く、諸手当を含めた年収も約660万円と、課長級の約720万円に及ばない。削減は町三役が対象で、年収は助役が約620万円、収入役が約590万円と、さらに薄給になる。

 古川町長は町財政がひっ迫しているとして、給料の40−50%削減のほか、周辺自治体との合併などを掲げ現職を破った。町長公用車の売却も検討しているという。

2910とはずがたり:2006/11/05(日) 12:18:55
<東北・北海道>福島県

ぷ〜む。この時点で既に暗雲が。
>川俣、飯野両町議会の副議長には合併反対を掲げる共産党議員が就き
で,結構福島って共産党が強いんですかね?旧伊達郡とかも含めて。

福島市、川俣・飯野町合併協議会の苦悩!?
http://www.zaikai21.co.jp/oshirase_w_12.htm

●12月の新「二本松市」と1月の「伊達市」と、平成の市町村合併によって、県北地方でも新市誕生が相次いでいるが、いままさに協議が進められている福島、川俣、飯野の1市2町も順調に進めば、平成20年には合併する段取りだ。合併協議会の委員には市町長、各市町議会議長や副議長、議員、商工会議所会頭や商工会長などが就いている●しかし、最近になって「(委員の)メンバーが代わってしまって、ちょっと困っている…」とある委員はもらす。市長選に出馬した合併推進派の元福島市議会議長が抜けたほか、川俣、飯野両町議会の副議長には合併反対を掲げる共産党議員が就き、同時に委員にも就任した。既に確認された協定項目の問題点を洗い出し、再協議を求める場面もあるとか。「書類を見れば経過は分かるのですが…。これまで協議してきた人と交代した人とではやっぱり、違います」とは前出委員●こうした事態は、少なからずほかの合併協議会でも起きてきたことではあるが、町を二分する町長選を繰り返している政争のマチ、川俣では合併の賛否が割れているほか、町長選が来年秋に迫っている。また、来年4月で任期満了となる飯野町長選には現職町長が不出馬の意向を示した。つまり、この合併協議の先行きには、まだまだ一波乱も二波乱もありそうなのだ●(2005年12月20日)

2911小説吉田学校読者(ムチ打ち静養中):2006/11/05(日) 12:29:40
>>2910
松川事件の福島ですから。
冗談はさておき、福島の共産党は、変幻自在といいますか、結構勝ち馬選択をしますねえ、確かに。

2912とはずがたり:2006/11/06(月) 01:21:46
<東海>静岡県

■富士川町との合併「2008年11月」めざす (11月02日 18:51)
http://www.tv-sdt.co.jp/scripts/news/news3+.php?seq=10150

富士川町との合併を目指している富士市で2日、鈴木市長が初めて「2008年の11月1日を目標に合併をめざす」事を明らかにしました。 これは2日に開かれた富士市の全員協議会で明らかにされたものです。協議会では、冒頭に富士市長が「合併方式として富士市への編入合併とし、合併の期日としては2008年11月1日を目標に合併をめざす」事を説明しました。これにつづいて市側が設立準備会で決まった合併までの計画案を初めて議員に対し示し、2008年の1月までに9回の協議会を開催する事などを説明しました。また、今月15日に富士市と富士川町の両議会で合併協議会設置に関する採決が行われ、可決されれば12月下旬にも1回目の協議会が行われる事になっています。

2913とはずがたり:2006/11/06(月) 01:32:36
<近畿>滋賀県

甲良町の想定するもっと広い枠組みはどんなだ?彦根+米原+長浜+犬上!?彦根+米原+犬上?彦根+愛荘+犬上?

合併枠組みに賛否
県審議会 近江八幡市と安土、竜王両町
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006110200161&amp;genre=A2&amp;area=S20

 滋賀県市町合併推進審議会が2日、滋賀県庁であった。県の示した「近江八幡市と安土、竜王両町」の合併枠組み案について、近江八幡市長と安土町長は賛意を示したが、竜王町長は即答を避けた。「彦根市と豊郷、甲良、多賀各町」の合併枠組み案については、甲良町長が再考を求めた。

 審議会で、近江八幡市を中心とする枠組み案について、津村孝司安土町長は「広域行政を考えても(合併の枠組みは)1市2町が現実的。法期限にこだわらず話し合いたい」と話した。川端五兵衛近江八幡市長も「合併のチャンスがあれば、いつでもやっていきたい」と賛成した。

 一方、山口喜代治竜王町長は「合併の必要性は理解しているが、町民の意向にそって慎重に対応したい」と述べ、県に対して「地方自治の、自治という点を重視してほしい」と配慮を求めた。
 彦根市を中心とする枠組み案に関しては、山崎義勝甲良町長が「一度破綻(はたん)した枠組みが出されたことには納得がいかない。(合併の枠組みは)1市3町がベストとは思えない」と話し、さらに広域の新たな枠組み案を設定するよう求めた。

2914とはずがたり:2006/11/06(月) 01:34:35
<北陸・信越>長野県

飯田で地域会議「ボイス81」
知事、下伊那の首長と討議
http://www.chunichi.co.jp/00/ngn/20061103/lcl_____ngn_____000.shtml

 村井仁知事と県内市町村長との地域会議「ボイス81」が2日、飯田市の県飯田合同庁舎で初めて開かれた。村井知事は「市町村が主役の県づくりを」とあらためて強調し、各首長からの要望や提言に耳を傾けた。 

 ボイス81は、村井知事が8月の選挙戦中から公約していた機関。この日は下伊那地域の全15市町村長が出席し、それぞれの地域が抱える課題などを話し合った。

 村井知事は冒頭「これまで市町村と県でボタンの掛け違いがあり、県民にとっても不幸な状態だった。一緒に汗を流し、困難な時代を乗り越えていきたい」とあいさつ。清内路村の桜井久江村長から質問のあった市町村合併について「格差が広がっているのを感じる。強制的に進めるのは避けるべきだが、合併の期限が迫っている」との認識を示し、来年4月に県の審議会を組織する考えを明らかにした。

 首長からはほかに、市町村への県職員の派遣について「林業や農業など専門的な技術で地域振興に多大な貢献がある」と継続を求める意見や、コモンズ支援金が「住民からの要望が強く、公平性や透明性を確保する形で続けられないか」との提言があった。

 途中、道路整備の要望が相次ぐ場面があり、村井知事は閉会後「たまっていたのではないか」と苦笑。「整備中の道路は予算が許す限りやる。全県的に要望はあるが、できる限り詰めて、再来年3月までに『中期計画』として出したい」と話した。

 次回のボイス81は、9日午後3時から、木曽町の県木曽合同庁舎で開かれる。住民も傍聴できる。

(石川才子、遠藤康訓)

2915とはずがたり:2006/11/06(月) 09:22:22
<東北・北海道>山形県

岸が合併反対派に回って現知事が合併推進派を推すと云う構図は前回の知事選を想起させるが前知事は合併に余り積極的ではなかったのか?
阿部の主張はばらまきであると批判すべし。鶴岡市長や山形県知事は中学校の改築に協力を惜しまないと発言すべきである。

追跡やまがた:激戦、三川町長選 /山形
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061102-00000035-mailo-l06

 ◇選挙・三川町長選
 合併か自立か――。町民が二者択一を求められている三川町の出直し町長選。5日の投票日に向けた選挙戦は、合併推進を訴える元町助役、五十嵐司(70)▽自立を唱える前町長、阿部誠(54)両氏が、主張を戦わせている。選挙戦の争点・構図・関心は。[粕谷昭二]
 ◇余力あるうちに合併を−−五十嵐氏/自立後もサービス維持−−阿部氏
 ◆争点
 争点は合併の是非。
 五十嵐氏は「政治家には行政サービスを低下させない責任がある。余力あるうちの合併は町民のためだ」。
 阿部氏は「自立こそ町民の幸せになることを実証し、県内に発信する。自立後もサービスは低下させない」と、真っ向から向き合う。
 選挙戦の中で論争の一つが建設費約18億円の三川中学校改築。築45年。老朽化から改築への町民の関心は高い。
 五十嵐氏は「鶴岡市は新市建設計画に沿って建てると言っている。単独で18億円投資する財力は町にはない。実施すれば町民の後年度負担と、サービス低下につながるだけ」と理解を求める。
 阿部氏は合併から反対に回った理由に、鶴岡市との協議で改築時期が明記されなかったことを挙げ、「町の税収は他町村より足腰が強い。10年度までに改築する財政力は十分ある」と建設時期を明言した。
 ◆公約
 阿部氏は子育て支援で保育料を半額にし、3人以上の子供を産んでもらえるように、妊婦検診費用の助成を増やす。自らの行財政改革として町長給与の見直し、黒塗り公用車と町長交際費の廃止などを掲げた。
 一方の五十嵐氏陣営は「合併の必要性と実現を訴えるのが最大の公約。当選しても任期は3カ月間しかないのに、3年とか5年先の公約はできない」と言いつつも、阿部氏のような具体的な公約を掲げられないのがつらいところだ。
 ◆応援
 戦いは告示前から熱を帯びた。
 五十嵐氏支援総決起大会。富塚陽一鶴岡市長は「屋根に上ったらはしごを外され、下りるに下りられない。旧町村長の誰もが好きで合併したのではない。皆町村全体のことを考えたのだ」と、阿部氏の姿勢に疑問を投げ掛けた。旧町村長も「庄内南部7市町村そろってこそ、誇れる鶴岡市になる」と口をそろえる。出陣式にも同じ顔ぶれがそろって五十嵐氏支持者と気勢を上げた。斎藤弘知事も合併推進の立場を示している。
 一方、阿部氏を後押しする「自立のまちづくりの会」は酒田市出身の評論家、佐高信氏、合併せずに町政を運営する福島県矢祭町の根本良一町長を招いての講演会を開いた。佐高氏は「合併は国の都合で危険だ。流れに逆らう気概こそ住民を守る」、根本町長は「合併ではきめ細かな住民サービスができなくなる」との持論で自立を支援した。決起大会には岸宏一参院議員も「合併は住民が決めるものだ」と支援メッセージを寄せた。
 ◆戦い
 町内勢力はどうか。出直し議会で圧倒的勢力になった推進派議員が五十嵐氏を推せば、合併議案否決でリコールされた前議員がこぞって阿部氏支援に回った。
 五十嵐氏を推す議員らは、初志貫徹で合併を進めなければならない。阿部氏を推す前議員らは、この機会に合併議案否決が正しい選択だったとアピールしたい。両陣営からは「絶対負けられない選挙だ」の声が、しきりに聞こえる。
 ◆町民は
 両氏の夜の個人演説会。政策を聞こうと町民が集まるが、時には政策を語る候補者に厳しい質問、批判的意見を投げ掛ける場面もみられる。家庭内でも意見が違ったり、若年層と高齢者では考えに温度差があるという。町民も揺れている。

11月2日朝刊
(毎日新聞) - 11月2日11時1分更新

2916とはずがたり:2006/11/06(月) 21:57:22
<東北・北海道>山形県

まぁこうなってまうよなぁ・・がっかり

三川町長選「合併反対」の阿部氏再選
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000000611060003
2006年11月06日
 ∞五十嵐氏に大差
 得票 当3239阿部  誠54無前
     2002五十嵐 司70無新
              =確定得票

 鶴岡市との合併の賛否が最大の争点となった三川町の出直し町長選は5日投票、即日開票され、「合併反対」の前職・阿部誠氏(54)が、「合併賛成」の新顔で元町助役・五十嵐司氏(70)を1237票の大差で破り、再選を果たした。任期は来年2月9日まで。当日有権者数は6305人、投票率は83・77%(前回82・30%)だった。

 9月末、合併を進めていた阿部氏が突然、態度を翻し、合併反対を表明して辞任。合併の賛否を改めて問う選挙に突入した。

 阿部氏は「三川中学の改築など町独自の事業ができなくなる」「行政サービスが低下し、住民負担も増える」と合併の短所を繰り返した。

 保育料の半額化、妊産婦健診料の無料化、3人目以降の出産祝い金支給など子育て支援策、町長報酬の見直しなどを公約に掲げ、支持を広げた。

 阿部氏は任期途中で自ら辞職し、再選を果たしたため、公選法の規定で、以前の任期を引き継ぐ形になり、来年2月までの任期となる。来年1月下旬にも、再び合併の賛否が争点の町長選となる見通しだ。

 五十嵐氏は、合併賛成派が擁立した元町長・佐藤京一氏(76)が「体調不良」で断念したため、急きょ、立候補を決意した。

 町議8人の手厚い支援を受け、「町の財政基盤、社会基盤を強化するために合併が必要」と訴えた。しかし、最後まで「合併」以外の公約を打ち出せず、厳しい選挙戦を強いられた。

 ●合併の「短所」大きく映る

 《解説》予想以上の大差で有権者は町の存続を選んだ。

 05年2月、合併に反対した町議会がリコールされたのに伴って実施された出直し町議選では、合併賛成派が圧勝した。

 なぜ民意は「反対」に雪崩をうったのか。

 反対派町議は「住民負担の増加や行政サービスの低下など合併した旧町村の実態が分かったからだ」と話す。

 町立三川中学校の改築問題でも、阿部氏は「10年度までに実現する」と約束したが、五十嵐氏は「合併後に鶴岡市の枠組みで考えるべきだ」。三川中は町内唯一の中学校で、町民の「拠点」でもある。改築は譲れない条件だった。有権者には「合併すると後回しにされるのでは」という不安が広がり、合併の「短所」ばかりが大きく映った。

 阿部氏が掲げた三川中の早期改築のほか、子育て支援策や町長報酬見直しなどの具体的な公約も有権者の心をつかんだ。

 ただ、阿部氏にとっては賛成派が多数を占める議会対策や、ごみなど鶴岡市との一部事務組合の負担金など単独町政を進める上での難題が待ちかまえる。何より、合併推進の立場を突然、翻した阿部氏の政治姿勢への批判も根強い。

 賛成派は来年1月にも予想される町長選で「あくまでも合併を目指す」としているが、戦略の変更を求められそうだ。
(楠田裕司)

2917とはずがたり:2006/11/06(月) 22:19:04
<九州・沖縄>長崎県

08年1月に新たな構想策定 県市町合併推進審
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20061031/07.shtml

 昨年四月施行された合併新法に基づき、県が設置した県市町合併推進審議会(会長・横道清孝政策研究大学院大学教授、十二人)は三十日、長崎市大黒町のホテルニュー長崎で第二回会合を開き、二〇〇八年一月ごろ合併構想を策定する方針を確認した。

 合併新法では、知事が合併協議会設置を勧告できるなど権限が強化されたほか、同審議会でまとめる合併構想の対象となった場合、合併が実現すれば道路整備や電算統合などで財政的な支援措置を受けることができる。

 本県では、平成の大合併で市町村数が七十九から二十三へと再編されて合併が大きく進展。しかし東彼地区や北松地区など合併に至らなかった自治体もあり、同審議会では今後、未合併市町へのヒアリングを実施するなどして〇八年一月ごろ新たな合併構想を策定し、県に答申する。

 審議会では合併市町の現状などについて意見交換。委員からは「合併前の説明責任が不十分で、合併後に不満を抱く住民は多い。自治体の財政も含め、住民にもっと詳しく説明すべき」「大きな市と周辺の町が一緒になったケースはまだよいが、町がいくつも集まって新市になったところは非常に苦労している。県の手厚い支援やフォローが必要」などの意見が出た。

 一方、県側は同日の審議会で、自治体の財政実態を把握するため総務省が本年度導入した「実質公債費比率」という指標で合併前の市町村の財政を見た場合の試算を報告。旧七十九自治体のうち十一自治体が、地方債の発行に県の許可が必要となる18%以上になった可能性が高いとの結果を示した。

2918片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/07(火) 11:11:01
<東北・北海道>山形県

鶴岡市長強い不快感 知事「大変残念」
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news002.htm

 三川町と合併協議を進めてきた鶴岡市の富塚陽一市長は6日、市役所で記者会見し、出直し町長選で阿部誠氏が当選したことについて、「基礎的自治体は(人口が)1万人以下では無理だと言われている。私もそう思う」と述べ、強い不快感を示した。

 富塚市長は「一部事務組合は三川町にはだいぶサービスしている。合併が決まるまで留保していたが、そこは公平公正にする」と述べ、市と町でつくる一部事務組合で行っているゴミ処理や消防の業務について、町に負担増を求める考えを明らかにした。同日、当選のあいさつに市役所を訪れた阿部町長にも伝えた。

 一方、県内自治体の合併推進の姿勢を打ち出している斎藤知事は6日の記者会見で、「今回の結果を受けて、市と町の合併協議が今後進まないということになれば、大変残念」と述べた。

 県は9月補正予算で、両市町でつくる鶴岡地区合併協議会に300万円を助成しており、協議会からは合併後の「新市開発計画」もすでに受け取っていた。斎藤知事は「(計画の取り下げや法定協自体の解散などの)協議会からの具体的な行動を待ちたい」と述べた。

(2006年11月7日 読売新聞)

2919とはずがたり:2006/11/08(水) 11:46:25
<近畿>兵庫県

検証 合併から1年 −西脇市と多可町
http://www.kobe-np.co.jp/chiiki/rensai/200610hokuban/01.html
上.住民意識(2006/10/25)

融和にはまだ温度差

 昨年十月、西脇市と黒田庄町が合併して新「西脇市」が、同十一月には旧中、加美、八千代の三町が合併して「多可町」が誕生した。かつて、一市四町での合併を探った五つの市町は結局、別々の合併を選んだ。その合併から一年を迎えた両市町の現状と課題を探った。(小西隆久)



多可町の3区を巡る「ふるさとウォッチング号」。住民の交流促進に期待がかかる=多可町役場前

 今年五月。合併して初めての西脇市最大のイベント「へその西脇・織物まつり」が催された。合併で人口が大幅に増えたにもかかわらず、人出は約一万三千人(西脇市調べ)で過去最低。例年は二日間で三万数千人を数える催しだった。

 大型連休中ということもあり、同市は「これまで二日間あった日程を、一日に短縮したから」と説明するが、同市の黒田庄町地区では「あれは西脇の祭やから」との冷ややかな声も聞かれた。実際、八月に同地区であった夏祭りでは、多くの地元住民でにぎわった一方で、旧西脇市からの参加者はまばらだった。

 市名や市章など、ほとんどが旧西脇市のままの「対等合併(新設合併)」。旧黒田庄町の住民からは「実質的には“吸収合併”(編入合併)ではないか」と不満の声も上がる。来住寿一市長は「大きく変わった黒田庄と、ほとんど変わらなかった西脇とでは、住民の合併に対する意識が大きく違う」と、両者の間の高い“壁”を憂慮する。

 黒田庄町地区の区長会長、藤原一志さん(63)は「対等に合併したのだから、市民が参画する会議の進め方など、もっと黒田庄のやり方を考慮してくれてもいいはず」と厳しい表情だ。「このままでは、なかなか一つのまちになったという実感が持てない」とも話す。

□  □

 異なる地域特性を持つ旧三町が合併した多可町では、当初から各区住民の“心の合併”を進めるさまざまな施策が実施されてきた。

 その一つが、三区の観光施設などをバスで巡る「ふるさとウォッチング号」。参加者からは「知らないことばかりで有意義だった」「各区の魅力が分かり、距離を近く感じられるようになった」などと好評だ。今年七月に始まってからの利用者は、延べ二百四十八人(十月二十三日現在)。まだ多いとは言えないが、町は「各区の住民らが交流するきっかけになるはず」と期待する。

 町は、町歌や住民憲章などすべてを一新し、各区の住民代表がそれらの策定会議に参加した。住民憲章の策定にかかわった男性は「ひざを交えて話し合う中で区を越えたつながりを感じられたが、この経験がなければ、なかなかそうは思えなかったはず」と話す。

 一方で、それらの会議で各区の主張がかみ合わないことも多く、ある町職員は「三区の特性や思いを満遍なく盛り込むように調整するのが大変」とこぼす。

 戸田善規町長は「この一年で、文化連盟や各種委員会など区を越えたつながりを持つ住民たちがようやく『多可町』としての一体感を持ち始めた」と話す。

□  □

 合併から一年。「合併した実感が湧かない」との声がある一方で「こんなはずではなかった」と、期待と現実との差に戸惑う声もあり、合併に対する意識の温度差は、表面からは分かりにくい。住民の“心の合併”は、ようやく始まったばかりといえそうだ。

2920とはずがたり:2006/11/08(水) 11:47:41
<近畿>兵庫県

検証 合併から1年 −西脇市と多可町
http://www.kobe-np.co.jp/chiiki/rensai/200610hokuban/02.html
中.防災(2006/10/26)

体制強化へ模索続く

 今年六月、新「西脇市」の災害対策を考える「防災対策会議」が市役所で開かれ、新しい防災計画や災害時の職員配置などが議題に上がった。

 同市の黒田庄町地区は、二年前の台風23号来襲時に、役場の職員約五十人が総動員で、避難する住民の誘導や炊き出しなどに奔走した。その結果、百十六戸が床上浸水するなどの被害はあったが、一人のけが人も出さなかった。

 合併で、役場は「黒田庄地域総合事務所」になり、職員は役場時代の半分に当たる二十四人に減った。「台風23号のような大災害や大地震が起きたら…」との住民の不安は大きい。

 防災対策会議では「消防団幹部の職員は、黒田庄地区内での消防団活動を優先する」ことなど、同地区内の“防災力”維持に重点が置かれた。黒田庄地域総合事務所の内橋敏彦所長は「確かに職員は減ったが、災害時には本庁からの応援も見込んでいる」とも話す。

 しかし、増水した加古川を渡れなくなるケースも考えられるなど、まだまだ検討の余地が残る。

 台風23号では、災害情報の伝達の遅れが大きな被害を招いた西脇市。黒田庄町地区で整備されている防災行政無線を全市に拡大し、財源に合併特例債を充てる。来住寿一市長は「合併しても市民の安全、安心を守れる行政でなくてはならない」と強調する。

□  □

 多可町では今年一月、台風などの災害対策を専門とする「防災監」を新設した。防災監を支える職員二人も配置し、新しい防災計画の策定などを進めてきた。

 本庁を除く旧町役場が地域局となり、それぞれ三十人弱の職員を配置する同町だが、門脇教蔵・防災監は「地域局の人数は決して十分とはいえない」と警戒感をにじませる。また、加美区にはケーブルテレビ、中区には防災行政無線があるが、八千代区には災害情報の伝達手段がなく、ようやく本年度中に防災行政無線を整備する予定だ。

 今年七月の大雨。八千代区大屋で民家の裏山の土砂が崩れ、家屋二戸に流入する被害があった。現場は、二年前の台風23号で倒れた木を撤去した山だった。

 台風23号の強風は、加美区や八千代区などの山林約二百六十ヘクタールをなぎ倒した。県などの補助を得て、同町は約二億七千万円(九月末現在)を投じ、倒木処理の約85%を終了していた矢先の今回の土砂崩れだった。「倒木の根が山の斜面を掘り起こしていた。そこに大雨が降り、地盤が緩んだのが原因」という。同町では、すぐさま全町の危険箇所を調査し、限られた予算内で防護柵などの応急処置を施した。本格的な対策を県に依頼したが、まだ着工には至っていない。

□  □

 合併による行政のスリム化や財政の緊縮が避けられない中、災害対策の重みは増す一方だ。両市町では、住民の安全・安心を守るための模索が続いている。

2921とはずがたり:2006/11/08(水) 11:48:54
<近畿>兵庫県

検証 合併から1年 −西脇市と多可町
http://www.kobe-np.co.jp/chiiki/rensai/200610hokuban/03.html
下.効果(2006/10/27)

地元を考える契機に

 「ようやくコミュニティーバスの新しい運行ルートや住民憲章、町歌が決まり、町政の基本方針となる総合計画などの策定会議が出そろった。いわば水鳥の水面下の動きにあたる一年だった」

 多可町の戸田善規町長は、合併から一年の実感を問われ、大きく息を吐き出しながらこう話した。

 町は二月、コミュニティーバスの運行を全町に拡大するため、「公共交通対策検討委員会」を発足させた。八千代区と中区、加美区と中区を結ぶ運行ルートやダイヤをまとめ、十一月一日から運用が始まる。

 また、旧三町の地域特性を守る目的で、住民でつくる町長の諮問機関「地域協議会」を各区に設置した。新しい制度だけに当初は、どう活動すればいいのか、との関係者の戸惑いもみられたが、「まずは地域課題の掘り起こしから」と地道な話し合いを重ねている。

 町が「住民の心の合併や安全・安心のまち、旧町の地域特性の保持に重点を置いた」とした二〇〇六年度の当初予算。合併で旧三町時代よりも議員や各種委員が減り、人件費で約二億三千七百万円を削減した。

 また、今後十四年間で職員数を九十五人減らすとしており、戸田町長は「合併すれば、すぐに行財政改革が進むわけではない」としながらも「これから徐々に、住民の目にも合併のさまざまな効果が見えてくるはず」と自信をのぞかせる。

□  □

 西脇市が三月に発表した二〇〇六年度の当初予算。一般会計が前年の旧二市町合計と比べて11%減となり、自治体の貯金に当たる財政調整基金の残高は七億円を切った。市民一人あたり約一万六千円になる計算。

 市町村合併の最大の目的は行財政改革だが、はっきりと効果が出る改革の方法がないのも事実。市町は常に、切り詰められるだけ切り詰めた厳しい財政運営を迫られている。来住寿一市長は「合併してもしばらくは我慢が必要」と表情を引き締める。

 また、市は二〇〇五年四月からの十一年間で、職員数を百人削減する。団塊の世代など年によってばらつきはあるが、退職者が出ても新規の補充を極力抑えて総数を減少させる計画だ。

 行政サービスの低下を心配する声も上がるが、黒田庄町地区を含めて八つある旧村単位の地区を基本としたまちづくり活動が、合併を一つの境として活発化している。同市では「地区ごとのまちづくり」に市民税収の5%を充てるとしており、来住市長は「この合併が、市民が主役となってふるさとを運営するまちに変わるチャンスになれば」と意気込む。

□  □

 合併がもたらす効果はすぐには目に見えてこない。しかし、合併を機に厳しい行財政改革を迫られている行政はもちろん、住民もまた自らのまちについて考え始めるようにもなった。これこそが一番の合併効果ともいえるのではないか。

(小西隆久)

2922とはずがたり:2006/11/08(水) 12:00:58
<近畿>兵庫県
>>2919-2922
検証 合併から1年 −西脇市と多可町
http://www.kobe-np.co.jp/chiiki/rensai/200610hokuban/index.html

 昨年十月、西脇市と黒田庄町が合併して新「西脇市」が、同十一月には旧中、加美、八千代の三町が合併して「多可町」が誕生した。かつて、一市四町での合併を探った五つの市町は結局、別々の合併を選んだ。その合併から一年を迎えた両市町の現状と課題を探った。(小西隆久)

下.効果・・・地元を考える契機に(2006/10/27)>>2919
中.防災・・・体制強化へ模索続く(2006/10/26)>>2920
上.住民意識・・・融和にはまだ温度差(2006/10/25)>>2921
多可町コミュニティーバス 3区結ぶルート開通(2006/11/2) http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/1776


2002/6/25西脇市,多可郡黒田庄町,中町,加美町,八千代町で5市町での法定協議会設置を求める住民発議,西脇市,黒田庄町,中町が可決,加美町,八千代町が否決
6/25西脇市議会が「加東郡を含めた広域合併に関する決議案」を採択
11月多可郡4町は西脇市との5市町での合併を検討へ,西脇市に合併協議を申入れ
2002/12/10西脇市,多可郡の5市町で研究会「西脇市・中町・加美町・八千代町・黒田庄町合併研究会」設置
2003/1/10西脇市は加東郡3町を含めた広域合併を提案,多可郡4町は広域合併に慎重,西脇市は研究会不参加を表明
1/31西脇市が加東郡社町,滝野町,東条町に合併協議を申入れ,加東郡3町が拒否
2003/2/1黒田庄町は中町,加美町,八千代町と4町で研究会「広域合併研究会」設置
3/12多可郡4町が西脇市に5市町での合併協議を申入れ
4/30「広域合併研究会」から黒田庄町が離脱
6/2西脇市は多可郡4町との合併を検討へ
7/10合併協議会の委員数などの調整を巡り難航,西脇市,多可郡5市町での合併を断念
7/14黒田庄町が西脇市に合併協議を申入れ
結局
●西脇市,多可郡黒田庄町で研究会「西脇市・黒田庄町合併研究会」設置→合併
●多可郡中町,加美町,八千代町の3町→多可町へ
●加東郡社町,滝野町,東条町の3町→加東市へ

2923とはずがたり:2006/11/09(木) 18:41:48
<東北・北海道>青森県

市町村合併:県推進審、むつなど3市村に意向確認へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061104-00000007-mailo-l02

 合併特例新法に基づく県市町村合併推進審議会(会長、末永洋一・青森大教授)の会合が2日、青森市内であり、新たに「むつ市・佐井村・風間浦村」の3市村長に合併の意向を確認することを決めた。12月の次回会合で結果を報告し、可能性を検討する。一方、審議会は望ましい枠組みとして「横浜町・野辺地町・六ケ所村」の3町村長に意見を聞いたが、時期尚早として県合併推進構想に盛り込むことを一時棚上げした。
 審議会によると、3町村のうち、六ケ所村は来年度に使用済み核燃料再処理工場の本格操業を控えるため合併は時期尚早と判断。残りの2町のみの合併という選択肢も検討されたが、住民による機運の高まりや啓発が必要として、県が合併を推進する枠組みとして提示することを取りやめた。[長谷川典義]
11月4日朝刊
(毎日新聞) - 11月4日11時1分更新

2924とはずがたり:2006/11/09(木) 18:45:01
<東北・北海道>山形県

事前評では五十嵐氏がリードしてたのか?!

2006年11月3日 金曜日
三川町長選−五十嵐氏を阿部氏追う
http://yamagata-np.jp/kiji/200611/03/news06505.html

 鶴岡市との合併協議をめぐる前町長の辞職に伴う三川町の出直し町長選は、5日の投票まで、あと2日となった。「合併の賛否」を最大の争点に、鶴岡市との合併を目指す新人で元助役の五十嵐司氏(70)=押切新田=と、町単独の行政運営を訴える前町長の阿部誠氏(54)=押切新田=が一騎打ちの激しい戦いを繰り広げている。年配の有権者を中心に着実に浸透してきた五十嵐氏がリード、阿部氏が幅広い年代の取り込みを図り、巻き返しを狙う展開となっている。

 五十嵐氏は、出馬予定だった佐藤京一元町長の体調不良により、告示10日前に急きょ立候補を表明。住民グループ「三川町合併を進める町民の会」を支持母体に、草の根活動を進める。知名度不足や出遅れも懸念されたが、町議8人が支援する厚い陣立てで盛り返し、10月27日に開いた総決起集会には、富塚陽一鶴岡市長や庄内南部の旧町村長らが応援に駆け付けた。各地の座談会や告示後の個人演説会などを精力的にこなし、押切地区の主要な集落と、町南部の横山地区などで優位に立っている。

 阿部氏は自身の後援会を軸に、共産党を含む町議3人の支援を受ける。10月28日には、阿部氏の支援グループが酒田市出身の評論家佐高信氏らを招いた、「自立」を探る講演会に出席。翌日は総決起大会を開き陣営の盛り上げを図った。前町長としての知名度と実績を訴え、農業、スポーツ関係者など個人的なネットワークで、子育て世代や合併に疑問を持つ町民の掘り起こしを狙う。各地で座談会を重ね、告示後は個人演説会を開いて票の上積みを図り、押切新田の一部と東郷地区で先行している。

 両陣営とも、合併に対する考えの見えにくい若い世代への浸透が最終盤の鍵になると分析。まだ態度を決めかねている有権者も多く、最後まで1票の上積みを目指している。

 争点が合併の賛否と明確なことから町民の関心も高く、投票率は三つどもえの選挙戦となった前回(82.30%)と同程度になるとの見方が強い。

 10月30日現在の有権者数は6,361人(男3,031人、女3,330人)。

2925とはずがたり:2006/11/09(木) 19:41:26
<東北・北海道>青森県

平川と五戸は県にさからわんほうがええでぇ〜

市町村合併:県、新たに特別交付金 新法に基づく合併市町村に /青森
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061104-00000006-mailo-l02

 県は合併特例新法(05年4月施行)に基づいて合併する市町村に対し、新たに特別交付金を支給することを決めた。県が新法期限内(09年度末まで)の合併を構想している「平川市・田舎館村」と「五戸町・新郷村」には、それぞれ最高3億円が交付されることになる。
 県によると、新しい交付金は電算システムや防災無線の統合、合併に伴う臨時的財政需要の負担を軽減するのが目的で、県独自の支援。交付限度は、合併する市町村の総数に1億円を掛けた額になる。さらに、人口1万人未満の「小規模町村」が合併市町村に含まれている場合は、小規模町村数に1億円を掛けた分が加算される。田舎館村と新郷村は、ともに小規模町村に該当する。[長谷川典義]
11月4日朝刊
(毎日新聞) - 11月4日11時1分更新

2926とはずがたり:2006/11/09(木) 19:43:26
<中国・四国>徳島県

中核市って何処迄合併すれば実現?板野郡は厳しいで。

中核市、基本的に支持 徳島市新総合計画素案、市民会議が検討結果報告
http://www.topics.or.jp/News/news2006110304.html

 徳島市の新総合計画(二〇〇七−一六年度)に意見や提言をする市民会議(会長・桑原信義徳島銀行相談役、委員五十人)の第三回全体会議が二日、同市内の阿波観光ホテルであり、市が提示した基本構想の素案への意見を報告書として原秀樹市長に提出した。

 三十八委員が出席。十月中に全体会と三つの部会で討議し、まとめた内容を各部会長らが発表した後、桑原会長が原市長に報告書を手渡した。

 基本理念の一つである中核市構想実現については、基本的な方向性は支持しつつも「四十万人という数合わせや、安易な市町村合併によって目指すべきではない」と指摘。「まずは徳島市の魅力を高め、周辺市町村に『一緒になりたい』と思わせるまちづくりを進めることを前面に出した構想にすべきだ」と提言している。

 このほか、構想全体に対し「全国どこの都市でも通用する表現になっており、徳島らしさをもっと出してほしい」とも指摘している。

 市はこの報告を踏まえて素案を修正。市議会の意見やパブリックコメント制度で市民の意見を聞いた上で最終案としてまとめ、本年度末の市議会に諮る。

2927とはずがたり:2006/11/09(木) 19:47:28
<中国・四国>高知県

なんで墓地問題みたいな些末な事が合併という大義の足を引っ張らなくちゃならんのだ?可怪しいぜよ

市町村合併:春野町との合併関連議案、12月議会に提出−−高知市 /高知
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061103-00000217-mailo-l39

 春野町との合併協議を進めている高知市は2日、市議会の市町村合併特別委員会を開いた。同町の違法墓地問題が合併の障害とされているが、山下司助役は「墓地問題がすべて解決しなくても12月議会に合併関連議案を提出する」と合併実現に意欲を見せた。
 同町の墓地問題は私有地の墓地をすべて町有化するもので、16カ所のうち14カ所を既に適正化。残りの2カ所のうち、下秋山墓地については同町が私有地の取得に向け、高知地裁で係争中。16日に判決が出るが、敗訴すれば、同町が目指している12月議会での墓地条例整備は困難となる。
 委員からは「土地取得ができなくても合併をするのか」「墓地問題が解決しないと合併しないと言っていたはずだ」といった意見が出た。
 山下助役は「合併目標の08年1月までに事務作業が1年程度必要で、12月議会に議案を出さないと間に合わない」との姿勢を示した。[米山淳]
11月3日朝刊
(毎日新聞) - 11月3日15時0分更新

2928とはずがたり:2006/11/09(木) 19:49:09
<東海>静岡県

くぅ〜。。

市町村合併:「2市2町」6日に審議、合併審に影響も−−焼津臨時会 /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061103-00000002-mailo-l22

 住民発議による志太地域2市2町(焼津・藤枝市、大井川・岡部町)の法定合併協議会設置案を審議する焼津市議会の臨時会が6日から始まる。同地域の合併枠組みを巡っては月内にも県市町村合併推進審議会が臨時開催され方向性を示す見通しだ。審議会内は2市2町派が大勢だが、同市議会は賛否がきっ抗しており、議決の結果が審議会の議論にも影響を与えそうだ。
 先月20日の審議会で大坪檀会長は「風は2市2町に向かって吹いている」と述べ、2市2町で取りまとめる意向を強くにじませた。しかし、焼津市議会はこれと異なる判断を下す可能性が高い。26議員中、2市2町派は半数の13人だが、議長を出しているため実質的には12人。採決では12対13で否決される公算が大きい。ある1市1町派議員は「焼津が2市2町議案を否決すればアピールになる」と審議会の情勢変化に期待感を示す。
 ただ、2市2町議案の否決が1市1町支持を意味するわけではないとの指摘もある。合併そのものに反対する議員もいるからだ。
 大井川町民による発議で、1市1町の合併協設置議案も週明けに池谷薫町長に本請求される。同議案は相手先の焼津市議会でも審議することになるが、2市2町に反対する13人全員が1市1町に賛成するわけではないので、こちらも成立は微妙。合併審が月内に方向性を示したとしても、「2月の市議選で顔ぶれが変わらなければ決着しない」(ある市職員)との声がもれている。[鈴木英世、鈴木直]
11月3日朝刊
(毎日新聞) - 11月3日11時1分更新

2929とはずがたり:2006/11/09(木) 19:52:02
<東海>静岡県

いやん,めっちゃ順調〜。なんで旧法下で機が熟さなかったのか?こうして庵原郡は解体へ。岩渕は吉原との合併を選択したのだ。由比も駿府との合併を急げw

市町村合併:富士川町と合併、08年11月目標に−−富士市長が表明
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061103-00000001-mailo-l22

 富士市の鈴木尚市長は2日の市議会全員協議会で、富士川町との合併について「08年11月1日を目標にしたい」との意向を議会側に伝えた。具体的期日を明らかにしたのは初めて。また合併方式は「富士市への編入合併」であることを確認した。富士川町の坪内伸浩町長も同日、鈴木市長の説明と同じ内容を町議会側に通知した。
 両市町は、15日にそれぞれ議会を開き、法定合併協議会設置議案を提出する予定。[鈴木直]
11月3日朝刊
(毎日新聞) - 11月3日11時1分更新

2930とはずがたり:2006/11/09(木) 19:53:20
<東海>静岡県

嫌がってる西伊豆と求心力が足りない下田の動きが鍵である。

市町村合併:任意合併協設置、6市町長が協議−−伊豆半島南部地域 /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061103-00000000-mailo-l22

 県賀茂地域支援局(斉藤民夫局長)は2日、県が合併枠組みとして打ち出している下田市など伊豆半島南部の6市町の首長を招集し非公開で協議した。
 斉藤局長と石井直樹市長によると、協議では6市町の議会承認が不要な任意の合併推進協議会設置が提案され、各首長が住民や議会などと話し合い次回に意見を出し合うことで合意した。
 6市町合併は、積極的な同市や、旧賀茂村と合併後間もないため時期尚早とする西伊豆町など、発言に温度差はあるが、任意合併協設置の話し合いが持たれたことで一歩進んだ形になった。斉藤局長は歓迎の意向を示した。任意合併協設置について、石井市長は「タイムリミットを考えると、来年9月までに法定合併協を設ける必要がある。任意合併協も賛成の市町で設置し、後から参加を認める手法を視野に入れてもよい」と話した。[中村隆]
11月3日朝刊
(毎日新聞) - 11月3日11時1分更新

2931とはずがたり:2006/11/09(木) 19:54:32
<北陸・甲信越>長野県

知事、合併推進審の来春設置を表明 飯田でボイス81
http://www.shinmai.co.jp/news/20061103/mm061103sha1022.htm

 県は2日、村井知事ら県幹部と市町村長が直接意見を交わす「ボイス81」の第1回を飯田市の県飯田合同庁舎で開いた。知事は席上、新市町村合併特例法に基づき総務省が都道府県に設置を求めている「市町村合併推進審議会」について、「合併新法の期限(2010年3月末)を考え、来年4月には設置したい」との考えを明らかにした。

 「平成の大合併」後の県内市町村のあり方について、知事は9月県会などで「81の市町村数はなお多い」として、合併を検討する市町村を後押しする意向を示していた。審議会の設置条例案は来年2月県会に提出する方針だ。

 総務省は、審議会の検討を経て、都道府県主導で新たな合併の組み合わせを示す「合併構想」を作るよう求めている。

 この点について知事は会議で「県が画一的、一律的、強制的に合併を進めることはできるだけ避け、市町村が自ら決定していくことが望ましい」と説明。県が独自に組み合わせを提示することはせず、新たに合併を検討する市町村からの申し出を受け、構想に盛り込んでいく考えを示した。

 「ボイス81」は、知事が知事選公約の柱に掲げた取り組みで、県と市町村の役割分担の議論や、信頼関係の再構築が目的。この日は10広域圏ごとに開く「地域会議」の初回で、飯田下伊那地方の全15市町村長が出席した。

2932とはずがたり:2006/11/09(木) 19:56:11
<近畿>滋賀県

合併枠組みに賛否 県審議会 近江八幡市と安土、竜王両町
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061102-00000060-kyt-l25

 滋賀県市町合併推進審議会が2日、滋賀県庁であった。県の示した「近江八幡市と安土、竜王両町」の合併枠組み案について、近江八幡市長と安土町長は賛意を示したが、竜王町長は即答を避けた。「彦根市と豊郷、甲良、多賀各町」の合併枠組み案については、甲良町長が再考を求めた。
 審議会で、近江八幡市を中心とする枠組み案について、津村孝司安土町長は「広域行政を考えても(合併の枠組みは)1市2町が現実的。法期限にこだわらず話し合いたい」と話した。川端五兵衛近江八幡市長も「合併のチャンスがあれば、いつでもやっていきたい」と賛成した。
 一方、山口喜代治竜王町長は「合併の必要性は理解しているが、町民の意向にそって慎重に対応したい」と述べ、県に対して「地方自治の、自治という点を重視してほしい」と配慮を求めた。
 彦根市を中心とする枠組み案に関しては、山崎義勝甲良町長が「一度破綻(はたん)した枠組みが出されたことには納得がいかない。(合併の枠組みは)1市3町がベストとは思えない」と話し、さらに広域の新たな枠組み案を設定するよう求めた。
(京都新聞) - 11月2日23時27分更新

2933とはずがたり:2006/11/09(木) 20:14:58
<北関東>栃木県
>>2907
意外にあっさりといったね,ここは。高根沢と上三川も合併せい。
福島,水戸もちゃんと合併しろ。静岡と高知は良い感じではないか。

市町村合併:宇都宮など3市町議会、議案を可決 /栃木
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061031-00000136-mailo-l09

 来年3月末の合併に合意している宇都宮市、河内、上河内両町の各議会は30日、同市に両町を編入する合併関連議案を、それぞれ賛成多数で可決した。3市町は20日、すでに合併協定書に調印していた。11月1日に福田富一知事に対し、合併申請をする予定。[塙和也]
10月31日朝刊
(毎日新聞) - 10月31日13時1分更新

2934とはずがたり:2006/11/10(金) 22:18:15
<九州・沖縄>佐賀県

ここも意外な程巧くいった。県庁所在地クラスでは佐賀・宇都宮・高崎・高松は順調な例。高知は巧く行きそう。静岡も巧く行くのではないか?福島・水戸が心配。新潟は秋葉区を新津区に変更すべし。

佐賀郡3町、佐賀市への合併議案を可決
http://www.saga-s.co.jp/view.php?pageId=1036&amp;blockId=251712&amp;newsMode=article

 佐賀郡川副町と東与賀町、久保田町の各議会は8日、臨時議会を開き、佐賀市への編入合併関連6議案をそれぞれ可決した。佐賀市議会は14日に同議案の採決を予定しており、可決されれば来年10月1日に1市3町で人口約24万1300人の新しい「佐賀市」が誕生する。

 採決の結果は、川副、久保田両町が全会一致。東与賀町は賛成8、反対1だった。佐賀市議会が可決すれば、12月下旬に合併調印式を行い、年内に知事申請をする。

 議会の可決を受け、東与賀町の石丸義弘町長は「町の歴史も長く『今のままで』との思いも分かる。合併までに不公平感が出ないように努力したい」。川副町の江口善己町長は「(全会一致は)今後もしっかり話し合えという叱咤(しった)だと受け止めている」と話した。

 質疑が一切なく、可決された久保田町の川副綾男町長は「事前に十分に意見交換しており理解してもらった。合併は町民の念願でもあり、今後手抜かりなく調整したい」と述べた。

 佐賀市郡合併は2003年末、当時の1市6町の枠組みが都市計画の線引き時期などで合意できず破たんした。今年1月、佐賀市が3町に働きかけて再始動し、10月には法定協議会で49協定項目の調整を終えた。

 合併方式は「編入合併」とし、議員定数や任期は定数特例を適用、合併後50日以内に川副町3人、東与賀町1人、久保田町2人の増員選挙を行う。都市計画問題は合併後3年をめどに線引きし、土地改良事業では原則、新たに農家負担を求めないとしている。
11月09日更新

2935とはずがたり:2006/11/11(土) 09:36:20
<九州・沖縄>熊本県

早くして!熊本は政令指定都市にふさわしい都市だ

熊本市と合併望ましい 富合町検討委が答申
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/kumamoto/20061111/20061111_001.shtml

 富合町議会の諮問機関「合併検討委員会」(阪口孝則会長)が10日、同町役場であり、熊本市との合併協議が望ましいとする答申をまとめた。阪口会長は米原靖雄議長に答申書を提出、検討委は解散した。

 答申では「宇土市との合併はこれまでの経緯から協議を再開する条件が厳しく、熊本市との合併協議を進めていくことが望ましい」とした。

 理由として(1)(熊本市は)多様な市民ニーズに対応する政策が整備され、財政指標も他市町と比べ評価できる(2)歴史、文化、経済、人的な交流が深い(3)富合町との合併に好意的‐としている。

 同町は合併論議をめぐり、住民グループの解散請求で議会が解散。7月の出直し選挙後の議会は、熊本市との合併推進派が多数となっている。今回の答申はあくまで「参考意見」(検討委)だが、合併実現に向けて影響を与えそうだ。米原議長は「答申を尊重し、執行部と慎重に協議を進めたい」と話した。

 検討委は住民代表と町議の27人で構成し、今年6月に発足。計8回の会合で議論を重ねた。

=2006/11/11付 西日本新聞朝刊=

2936とはずがたり:2006/11/13(月) 02:19:10
<九州・沖縄>宮崎県

高原は小林市, 西諸県郡 高原町, 野尻町, 須木村でやってた合併協議を途中で出て云っちゃった上に野尻町迄引き込んで,仕方がないから小林市は須木村と小さく合併したところ,野尻と高原の合併が巧く行かなかったからと小林市に今更入れてくれ等とちょいと高原の虫も良すぎる気もする。
しかし,それを考慮に入れたとしてもなお,入れてやれよと思う。小林+えびの+高原+野尻で諸県市でも如何?

法定協設置「付議せず」 高原町長に小林市長回答
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061108-00000018-nnp-l45

 高原町から法定合併協議会(法定協)設置を議会に付議するかについて照会を受けていた小林市の堀泰一郎市長は7日、高原町の日高光浩町長に「合併をめぐって、なお町長と町民の意向にずれがあるので付議しない」と回答した。

 付帯条件として(1)町民に対する合併に向けた意向確認と法定協設置の申し入れ時期を明確に示すこと(2)合併の形式は編入合併とすること(3)厳しい町財政を改善すること‐など4項目を添えた。

 小林市長が市議会へ付議しないと回答したことで、高原町民が8月17日に請求した法定協設置手続きは終了した。

=2006/11/08付 西日本新聞朝刊=
(西日本新聞) - 11月8日10時7分更新

2937とはずがたり:2006/11/13(月) 02:25:51
<東海>静岡県

何小嶋はもったいつけてるだ!

市町村合併:由比町長、静岡市長と会談 合併推進検討を要望
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061107-00000028-mailo-l22

 由比町の望月俊明町長は6日、静岡市の小嶋善吉市長と会談した。望月町長は先月31日の臨時町議会で静岡市との合併推進に向けた請願を採択したことを報告し、合併を前向きに検討するよう要望した。これに対し小嶋市長は来年4月予定の町長・町議選の結果を注視する考えを伝えた。
 会談では、望月町長が合併旧法時に同町側から合併を白紙に戻した経緯を謝罪。そのうえで「前向きにお取りはからいいただきたい」と合併に向けた話し合い開始に理解を求めた。小嶋市長は「議会にはさまざまな考えがある。議会側とできるだけ早く相談したい」と述べた。
 小嶋市長はさらに「町長・町議選は静岡市との合併が最大の争点になるだろう。町民がどのような投票行動を取るか、静岡市は関心がある」と述べ、同町の合併への意思を選挙結果で判断する考えを示した。この点について望月町長は会談後、記者団に「合併へ正式なテーブルにつくには結果を出さないといけない」と述べた。[鈴木直]
11月7日朝刊
(毎日新聞) - 11月7日11時1分更新

2938とはずがたり:2006/11/13(月) 02:26:59
<東海>静岡県
>>2928
市議選が決戦の場か。

市町村合併:焼津市臨時会、「2市2町」否決へ 共産「反対」明確に /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061107-00000030-mailo-l22

 ◇あす採決
 住民発議による志太2市2町(焼津・藤枝市、大井川・岡部町)法定合併協議会の設置議案を審議する焼津市議会臨時会は6日、開会した。同案が付託された総務財政委員会はこれを否決した。8日の本会議でも賛成12反対13で否決される公算が大きくなった。【鈴木英世】
 臨時会では、1市1町での合併を目指す戸本隆雄市長が反対の意見書をつけて同議案を提出した。請求者代表の伊東久善さん(79)は「2市2町はどんなことがあっても分裂してはならない」と訴えた。委員会では賛否同数となり、委員長の岡田嘉哲市議(共産)が「2市2町は破たんした組み合わせだ」として否決した。これまで態度を明らかにしていなかった共産党が「反2市2町」を明確にしたことで、8日の本会議も否決の見通しとなった。
 一方、焼津市との1市1町合併を求める大井川町の住民有志は6日、池谷薫大井川町長に法定合併協の設置を請求した。これを受け焼津市議会は今後、1市1町議案も審議することになる。
 ただ、同市議会の反2市2町派13人中、共産党の3人は1市1町議案への賛否を明らかにしておらず、現状では成立は微妙な情勢。同党議員団代表の岡田市議は毎日新聞などの取材に「議論が足りず、1市1町議案の審議は時期尚早。2月の市議選で民意を確かめるべきだ」と述べ、年内の議案提出を見送るよう戸本市長に申し入れたことを明らかにした。
 志太地区の合併では、既に藤枝市議会が2市2町議案を可決。井田久義町長が藤枝市との1市1町合併を打ち出している岡部町の審議日程は決まっていない。

11月7日朝刊
(毎日新聞) - 11月7日11時1分更新

2939とはずがたり:2006/11/13(月) 18:12:22
<東北・北海道>三川町

鶴岡に世話になってる分を負担を正常化して財政負担が増加する中で再び合併の気運が高まることを期待。三川中学の早期改築実施で手を打て。

検証・三川町長選:阿部町政、合併巡りくすぶる火種 /山形
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061108-00000134-mailo-l06

 ◇合併協廃止問題、厳しい行財政運営……
 合併の是非を争った三川町の出直し町長選で、町民は合併しない道を選択した。阿部誠町長は、今月末にも臨時町議会を開き、鶴岡市との合併協議会廃止を審議する見通しだ。阿部町長の任期は残任期間の来年2月9日。合併賛成議員は12月議会で阿部町長の政治理念を厳しく追及するとし、合併を巡る選挙の火種がくすぶっている。[粕谷昭二]
 ◆自立への助言
 「阿部誠は悩んで、悩んだ末に方向転換したのだろう。私はその気持ちがよく分かるから今日ここに(講演に)来た。農業政策一つとっても、お上の言うことは危険だ。阿部誠が進路を変えたのは皆のためだ。その心情を分かってほしい」
 先月28日、三川ふれあい館で、酒田市出身の評論家、佐高信氏は「地方の自立と市町村合併」の演題で、阿部町長を後押しした。佐高氏は県立庄内農業高校時代の阿部町長の恩師。「流れに抗する(異を唱える)ことこそ生き残る道だ」と、バブル期の放漫経営で消えた企業を例えて持論を展開した。
 佐高氏と対談した、合併しない福島県矢祭町の根本良一町長は「合併は聞いて極楽、見て地獄。矢祭町は自立の努力で住民負担を軽減し、財政調整基金も6倍強に増やした」と弁をふるった。さらに「私が選挙応援した人が負けたことはない。選挙するなら具体的な、目に見える公約を掲げろ」とアドバイスした。
 阿部町長も「あの助言で黒塗り公用車と町長交際費廃止、給料見直しの公約を決めた」と話す。
 ◆根源
 町政・町議会の混迷は03年8月の町議選までさかのぼる。正副議長は議会全員協議会での高得票者が就く慣例だったが、協議会選で敗れた議員が本会議の投票で議長になった。議長不信任案、問責決議案可決にも、議長は「正規の手続きを踏んだ」と拒んだ。
 その議長が町議選で有権者にビール券を配り、事情聴取を受けた警察官に「穏便に」と10万円を渡そうとした。前代未聞の出来事に町民らの憤りが収まらないうちの合併議案否決。議会不信が頂点に達した折に、議会リコールが成立した。
 だがリコールと出直し町議選に対し、「6割近い署名を集めた時点で民意は十分示された。住民運動はそこでとどめ、議会解散請求、選挙まで踏み込まなかったら、今の混乱は避けられたのではないか」と分析する町民もいる。

2940とはずがたり:2006/11/13(月) 18:12:48
>>2939-2940

 ◆議会対策
 阿部町長は自立で町民の信を得たが、議会構成は合併賛成8、反対3(議長除く)。合併協廃止には議会の議決が要る。賛成派議員の中には「町民は自立を選択したが、議会勢力は別」とする意見もある。「誠心誠意説明する」とする阿部町長が、どのように同意を得るかに焦点が集まる。
 リコール町議選に立候補しなかった佐藤均前議長は「町民は自立を選択した。議会はひとまず合併に賛成、反対の考えを白紙状態にし、原点に戻って合併とは何かを考え、町長が示す行財政改革をしっかり議論するのが務め」と指摘する。
 ◆翻ろう
 阿部町長の唐突な辞職に、合併推進派議員は慌てた。町議会が住民投票条例案を否決した9月28日、梅津泉町議は「(阿部氏が)25日に辞職表明、末日に辞めるのは、10月15日ごろに選挙日程を設定して、我々に選挙準備をさせない狙いではないか」と語気を強めた。
 梅津町議らが、必ず勝つ候補と定めた佐藤京一元町長が体調不良で、出馬表明から一転して辞退すると、同町議の頭を一瞬「白旗を掲げるしかない」の思いがよぎった。
 「行政マンとして最後の務め」と元助役、五十嵐司氏が立ったが、予想外の大差に、選対幹部の須藤栄弘町議は「阿部町長が掲げた公約に対抗できなかったのが痛手だった。組織もある。敗因を分析しもう一度のチャンスに挑む」と、年明けの町長選に照準を合わせる。
 一方、阿部町長を推した渡辺学元町議は「公約うんぬんより、議員から候補者を出して戦うべきだった」と話す。
 ◆依存
 6日夕、阿部町長は鶴岡市役所に富塚陽一市長を訪ねた。おわびと自立選択の報告のためだ。阿部町長は県庄内総合支庁で厳しく苦言を呈されたことを話すと、富塚市長は「うちも意地悪なことはしない。ただ、一部事務組合だけは、正常化しよう」と伝えた。自立したとはいえ、消防・救急、ごみ処理などの広域行政に加え、病院も鶴岡市に頼らなければならない。富塚市長のいう正常化とは、合併を前提に低く抑えられている一部事務組合の負担金増を意味する。阿部町長は「消防、衛生などは住民に負担増を求めず、行政が負担する」と明言する。大規模店が集積した西部開発で、固定資産税などが増えているとはいえ、厳しい行財政運営が待ち構えている。
11月8日朝刊
(毎日新聞) - 11月9日18時1分更新

2941とはずがたり:2006/11/13(月) 18:46:36
<九州・沖縄>福岡県

注目される,じゃなくて解説してくれよなぁ。争点に成らなかったのか?

新議員18人決まる 前原市議選
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061113-00000004-nnp-l40

 任期満了に伴う福岡県前原市議選(定数18)は12日に投票、即日開票され、新議員の顔ぶれが決まった。当選者は現職10人、元職1人、新人7人。党派別内訳は民主1人、公明2人、共産2人、社民1人、無所属12人だった。

 今選挙は過去最多の26人(現職14人、元職1人、新人11人)が立候補した。同市と周辺の志摩町、二丈町の3首長が合意した「2009年度までの合併実現」方針に、新議会がどう対応するかが注目される。

 投票率は65・65%。1992年の市制施行以来最低だった2002年(66・23%)を下回った。当日有権者数は5万3111人(市選管調べ)。

     ◇

 ●前原市議選最終得票

 (定数18、立候補26)
当 2、140 伊藤千代子 共現
当 2、086 田原 耕一 無新
当 1、944 北畠  猛 無新
当 1、825 笹栗 純夫 公現
当 1、714 黒田 公二 公新
当 1、672 井上 健作 無元
当 1、630 古川 忠正 共現
当 1、587 小島 忠義 無新
当 1、564 三嶋 俊蔵 無新
当 1、488 浦 伊三次 無現
当 1、477 有田 継雄 無現
当 1、338 江頭 晶子 社現
当 1、292 伊東山秀水 民新
当 1、286 中村 隆光 無現
当 1、272 新  久太 無現
当 1、253 三嶋 栄幸 無新
当 1、206 井上  智 無現
当 1、196 西  佳明 無現
  1、170 春日 好則 無現
  1、115 吉丸 克彦 無現
  1、110 小泉  大 無新
  1、010 陣内 雅弘 無新
    982 三苫 雄一 無現
    892 洲之内昌司 無現
    285 冨永 和秀 無新
     93 森崎  進 無新

=2006/11/13付 西日本新聞夕刊=
(西日本新聞) - 11月13日17時11分更新

2942とはずがたり:2006/11/14(火) 09:52:11
<首都圏>千葉県

合併組み合わせ案
10地域で40市町村提示
http://www.tokyo-np.co.jp/00/cba/20061114/lcl_____cba_____000.shtml

 県市町村合併推進審議会(会長・森田朗東京大公共政策大学院長)の第四回会合が十三日開かれ、県は新合併特例法に基づく第二ステージの合併組み合わせ案を示し、基本的に了承された。それによると、十地域で四十市町村の合併を提示する一方で八街、四街道両市が構想の対象から外れた。また、政令指定都市への移行をにらむ東葛飾、葛南地域の組み合わせ案は示さなかった。 (林容史)

 県によると、自立性や地域特性などを考慮し、広域市町村圏の規模を基本に組み合わせ案をまとめたという。旧合併特例法に基づく第一ステージで、白井市や東金市のように住民投票で反対が賛成を上回り、合併協議が白紙になったり、協議から離脱したりしたケースについても再度、検討を求めることになる。

 四街道、八街両市は「近接する自治体の合併の重要な相手先にならない」ことを理由に、構想に含めなかった。

 東葛飾・葛南地域の十一市(市川、船橋、松戸、野田、習志野、柏、流山、八千代、我孫子、鎌ケ谷、浦安)については高齢社会の急速な進展、公共施設の更新など課題を指摘、「政令指定都市への移行を目指すべきだと考える」と合併を強く示唆しているものの、具体的な枠組みには触れなかった。

 この日の審議会では、委員から「合併を推進するため知事は権限を使うのか」「住民投票で合併しなかった市について、県はどのような見込みを持っているのか」などの質問が出ていた。

 県は新合併特例法に基づき、昨年七月に審議会を設置。同十一月、堂本暁子知事が合併推進構想の策定について諮問した。

 県は今後、組み合わせ案を含む構想案について県民から意見を募り、審議会の答申を受けた後、年内にも構想をまとめる方針。構想に基づいて新合併特例法の期限の二〇一〇年三月までに、これらの合併を推進していく。構想策定後も組み合わせの追加を行う。

2943とはずがたり:2006/11/14(火) 12:11:44
<九州・沖縄>宮崎県
>>2936は全然状況が読めてなかった。。っちゅーかその記事では全然状況説明がない。。

=現況=
小林市長△ 小林市議会▲ 小林市民?
高原町長△ 高原町議会? 高原町民○

>両市町とも合併を目指すことでは一致しており
なんだ,そうなのか。急ごうぜ

市町村合併:小林市、法定協設置を先送り 高原町に「時期尚早」回答 /宮崎
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061108-00000160-mailo-l45

 高原町から住民発議による法定合併協議会の設置について照会を受けていた小林市は7日、末元三夫助役が町役場を訪ね「設置を市議会に付議しない」と回答した。高原町や小林市議会が現時点での設置に慎重姿勢を示していることから「時期尚早」と判断した。ただ、両市町とも合併を目指すことでは一致しており、07年度にも改めて法定協設置を協議する見通しだ。
 高原町の住民グループ「早期に合併をすすめる会」が直接請求していた。日高光浩町長は「今は合併がどんなものか町民に情報提供し、説明している状況だ」と述べ、町民の理解を得るにはなお時間が必要との考えを示した。
 同時に日高町長は「新法期限(10年3月)までに合併するのが望ましい」とも強調。07年度の早い時期に協議を小林市に申し入れる考えを明らかにした。
 小林市も「機が熟すのを待つ」姿勢。ただ同日の回答書では、協議入りの条件として▽編入合併とする▽町は危機的な財政状況の打開策を講じる――など4項目を提示した。[木元六男]
11月8日朝刊
(毎日新聞) - 11月8日13時1分更新

2944とはずがたり:2006/11/14(火) 12:29:40
<九州・沖縄>

全国の県庁所在地クラスの都市の合併

盛岡…滝沢▲矢筈▲紫波▲
山形…上ノ山▲中山▲山辺▲
福島…難航
水戸…難航
宇都宮…可決へ
前橋…富士見村▲
高崎…合併
長野…西山地区?
松本…波田町が住民意向調査
静岡…由比と協議へ
名古屋…編入希望の町村があったけどどうなったのか?
岐阜…
鳥取…智頭▲
松江…東出雲町▲
山口…防府市▲
高松…合併
高知…可決へ
佐賀…可決!
熊本…富合と協議へ

佐賀市議会特別委、合併議案を可決
http://www.saga-s.co.jp/view.php?pageId=1036&amp;blockId=255955&amp;newsMode=article

 佐賀市議会合併問題特別委員会(平原康行委員長、13人)は13日、佐賀市と佐賀郡川副、東与賀、久保田町の合併に伴う6議案を賛成多数で可決した。14日の臨時議会本会議に報告し、採決する。

 可決したのは、3町を市に編入合併する議案や電算システム統合に伴う一般会計補正予算案など6議案。市が13日開会の臨時議会に提案し、付託された同委員会は審議、採決の結果、賛成10、反対1、欠席1人で可決した。

 合併期日は来年10月1日、都市計画の線引き時期は合併後3年を目標にすることなど、49の協定項目は10月までに法定協議会で調整を終了。佐賀郡3町の各議会は8日、それぞれ臨時議会で合併関連議案を可決している。

2945とはずがたり:2006/11/14(火) 12:32:28
<九州・沖縄>宮崎県

宮崎県は南那珂郡と日南市の合併が急務。臼杵地域の未合併町村も何とかしないとねぇ。

延岡市と北川町が合併調印 県内最大面積 来年3月、新市誕生へ
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/miyazaki/20061114/20061114_002.shtml

 来年3月末に合併することで合意している延岡市と北川町の合併協定調印式が13日、延岡市であった。両市町合わせた面積は約868平方キロで、合併により九州では大分県佐伯市(約903平方キロ)に次いで2番目に広い新・延岡市が誕生する。

 両市町の合併は、合併新法に基づく「平成の大合併」第2幕では県内初。昨年10月の国勢調査によると、両市町の人口は計約13万5000人で、新・延岡市の人口は県内3番目のままだが、面積は都城市と宮崎市を抜いて県内最大となる。

 調印式では、延岡市の首藤正治市長と北川町の染矢俊一町長が合併協定書に署名した後「それぞれの歴史や地域への愛着、誇りに十分配慮しながら、素晴らしい街をつくっていきたい」「北川町が持つ魅力を生かし、延岡市の街づくりの一翼を担っていきたい」とあいさつ。

 特別立会人として出席した安藤忠恕知事は「地方分権時代に求められる役割を認識し、それぞれの熱意と先見性が合併につながった。東九州をけん引する都市に発展してほしい」と激励した。

 調印式の後、首藤市長が安藤知事に配置分合申請書を提出。今後、県議会で両市町の合併が審議され、認められれば、安藤知事が総務大臣に合併を申請、正式に決定する。

=2006/11/14付 西日本新聞朝刊=

2946とはずがたり:2006/11/16(木) 02:36:34
<九州・沖縄>宮崎県

延岡市と北川町が合併調印 県内最大面積 来年3月、新市誕生へ
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/miyazaki/20061114/20061114_002.shtml

合併調印式を終え、安藤忠恕知事(中央)とがっちり握手をする首藤正治・延岡市長(左)と染矢俊一・北川町長
 来年3月末に合併することで合意している延岡市と北川町の合併協定調印式が13日、延岡市であった。両市町合わせた面積は約868平方キロで、合併により九州では大分県佐伯市(約903平方キロ)に次いで2番目に広い新・延岡市が誕生する。

 両市町の合併は、合併新法に基づく「平成の大合併」第2幕では県内初。昨年10月の国勢調査によると、両市町の人口は計約13万5000人で、新・延岡市の人口は県内3番目のままだが、面積は都城市と宮崎市を抜いて県内最大となる。

 調印式では、延岡市の首藤正治市長と北川町の染矢俊一町長が合併協定書に署名した後「それぞれの歴史や地域への愛着、誇りに十分配慮しながら、素晴らしい街をつくっていきたい」「北川町が持つ魅力を生かし、延岡市の街づくりの一翼を担っていきたい」とあいさつ。

 特別立会人として出席した安藤忠恕知事は「地方分権時代に求められる役割を認識し、それぞれの熱意と先見性が合併につながった。東九州をけん引する都市に発展してほしい」と激励した。

 調印式の後、首藤市長が安藤知事に配置分合申請書を提出。今後、県議会で両市町の合併が審議され、認められれば、安藤知事が総務大臣に合併を申請、正式に決定する。


=2006/11/14付 西日本新聞朝刊=

2947とはずがたり:2006/11/16(木) 16:52:37
<東海>静岡県

富士市と富士川町 合併協設置を可決
http://www.sankei.co.jp/local/shizuoka/061116/szo002.htm

 「富士市・富士川町合併協議会」の設置議案が15日、富士市議会と富士川町議会に上程され、いずれも可決された。両市町は平成20年11月1日の合併を目指し、合併協で詳細を煮詰める。

 富士市は15日に開会した市議会11月定例会で、合併協設置案が上程。市議会は即決議案で採決し全会一致で可決した。

 富士川町は臨時町議会に議案を提出。町議会は賛成12、反対2で可決した。町議会は全議員で構成する「合併対策特別委員会」も設置した。

 富士市の鈴木尚市長は「両議会で合併協議会設置議案が可決されたことで地域の明日をひらく大きな第一歩が踏み出された。合併協で十分な協議が行われるよう準備に万全を期すとともに、住民に十分な情報提供を行い、共に地域の将来を考えていきたい」とコメントした。

 両市町の合併協設置は20日にも告示され、鈴木市長と富士川町の坪内伸浩町長が22日にも県知事へ合併協設置を届け出を行う見通し。

 合併協の第1回会合は12月中旬から下旬にかけて開かれる見通しで、当初の計画では20年1月にかけて9回を予定している。
(11/16 11:02)

2948とはずがたり:2006/11/16(木) 17:10:05
<中国・四国>鳥取県

合併の効果が出てるようですなぁ。この不満は次の総選挙で石破にぶつけようw参院選で自民党議員にぶつけても良いww

激戦の内側で 06鳥取市議選<中>
2006年11月16日
http://mytown.asahi.com/tottori/news.php?k_id=32000000611160004
■■旧町村の声 伝えきれず■■
 「水道料金は低い方に合わせるべきだ」「市は採算の合うことしかやらないのか」
 旧国府町の中山間地で今月上旬、現職(54)が開いた地区懇談会で、集まった15人の住民から次々と不満の声が上がった。鳥取市が今秋に打ち出した簡易水道と下水道料金を全市統一する方針で、旧国府町内は段階的に値上げされるためだ。

 じっと聴き入っていた現職は少し考え込んでから口を開いた。「一番困っているのは中山間地だ。何でも言ってほしい」。住民の不満に直接答える言葉は出てこなかった。

 町議2期を経て04年11月の市議増員選で選出された。8600人の町民代表から20万人の市民代表になり、余裕もなくがむしゃらにやってきたという。この2年間の自己採点は「60点」。合併で旧町は町議14人から市議2人に減り、住民の声を従来通り吸い上げられなかったと感じている。
  ■    ■  
 旧市と旧町村の発展の差をどう埋めればいいのか。「やり残したことの方が多い」と悩む旧町村選出の現職は少なくない。

 水道料金、保育料、介護保険料……。市は「地域格差をなくす」として全市統一の方針を進めている。しかし、「恩恵」を期待していた旧町村の市民は、逆に「負担増」を嘆いている。旧町村役場に置いた総合支所では、職員が半数以下に減り、権限も狭まった。「職員はいつも『本所に聞いてみないと』と言うばかりで何をするにも時間がかかる」という不満の声も聞こえてくる。

 「現職は旧町村の現状を市政に伝え切れていない」。旧町村から新顔9人が立候補を準備している背景には、そんな思いが少なからずあるようだ。
  ■    ■
 「何でもかんでも金がないで済まされる」。旧用瀬町から立候補予定の新顔(46)は市の姿勢を憤る。地元中学校の校舎は古く、耐震性に疑問がある。「子どもに危険が及ぶかもしれないという親の不安すら市政に届かないのか」

 立候補を決めたあと、旧市や旧町村の住民と話すたび、市町村合併をめぐる双方の温度差を感じてきた。旧町村では合併後のまちづくりの課題を多く聞いたが、旧市で聞くことはなかった。「旧市民からしたら『合併は終わった話』なんだろう。目指すのは旧町村の声が市政に届くシステムづくりだ」
  ■    ■
 5人が立候補を予定している旧河原町に住む男性は「誰か1人は当選してほしい。候補者同士で話し合って統一してほしかった」と話す。

 04年にあった市議増員選は8町村ごとに選挙区が設けられたため、旧町村ごとに確実に市議が選出された。今回から全市が選挙区となるため、市議が一人もいない旧町村域が生まれる可能性もある。現在、立候補を予定しているのは53人。このうち、全市の人口の4分の1にあたる旧町村域からは20人が立つ見込みだ。
  ■    ■
 旧気高町でも、5人の立候補が見込まれている。現職(49)は「こんな厳しい選挙は初めて」とこぼす。地区の行事で複数の立候補予定者が鉢合わせすることもしばしばだ。2年前の増員選では約1400票を得てトップ当選したが、今回は固定支持層を持つ政党が公認候補を出す。

 町議時代には市町村合併を推進し、「合併が成熟するまでは辞められない」という思いが強い。「2年では結果は出せない。次の4年が勝負なんです」。旧市域にも打って出て戦うつもりだ。

2949片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/17(金) 19:42:16
<九州・沖縄>熊本県

相良村議会 川辺川ダムによらない治水・利水を 意見書採択
http://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20061117200009&amp;cid=main

 国土交通省が球磨郡相良村に計画している川辺川ダム建設をめぐり、同村議会は十七日の臨時会で、同ダムによらない治水・利水の早期実現を求める国、県あての意見書を賛成多数で採択した。同村議会は一九九四(平成六)年にダムの早期建設を求める意見書を採択しており、今回の意見書採択は議会の方針転換を示している。

 意見書は議員三人が提出。生駒浩一議員は「ダム建設と国営川辺川利水事業は計画策定から四十年もの時間が経過したが、解決の糸口が見つからない。地域の対立と混迷を解消する必要がある」と理由を述べた。

 意見書は流域の治水について「(河川内の)砂利除去や堤防・宅地かさ上げなどで十分対応できる。即効性のある治水事業を」と要望し、利水に関しても「身の丈に合った低コスト事業に取り組むべき」と指摘。「住民の精神のよりどころである清流・川辺川を大事にすることが最大の地域振興策」としている。

 討論では「治水対策はダムがベストだ」「水害を何度も経験した住民もダムによらない治水を望んでいる」と反対、賛成意見が一人ずつ出され、起立採決で十人中六人が賛成した。今月初めには矢上雅義村長がダム建設反対を表明しており、議会もそれを後押しした形。矢上村長は閉会後、「私の考えと議会の意見が一致し、心強い。村としても(ダム反対の)考えを明確、簡潔にまとめた文書を国、県に提出したい」と述べた。(中村勝洋)

2950とはずがたり:2006/11/18(土) 12:32:47
<東北・北海道>福島県

くそ〜。後から困ってしまえ!

川俣町、合併協議会から離脱へ
2006年11月17日 15時53分
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=20061117155300300

福島市、川俣町、飯野町の合併問題で古川道郎町長は、12月1日に福島市で開かれる合併協議会で、正式に離脱を明らかにする意向を固めた。

古川町長は協議会に先立ち20日の川俣町議会特別委員会で、協議会離脱の方針を示す。

古川町長は、任期満了に伴い12日に投票が行われた町長選で、同町の自立を訴え再選を果たした。

2951とはずがたり:2006/11/18(土) 14:50:50
<東海>静岡県

くそ,相乗りなどしちょってからに。。とは総研は豊岡氏を熱烈推薦する。
三島駅の直ぐ裏手はもう長泉町である。あの辺の市街地は既に連たんしている。

三島市長選あす投票 合併が争点
http://www.shizushin.com/local_politics/20061118000000000014

 任期満了に伴う三島市長選は19日、投票が行われ、即日開票される。3選を目指す現職の小池政臣氏(66)=無所属、自民党市支部・公明党県本部・民主党市支部・連合静岡推薦=と新人で元県議の豊岡武士氏(63)=無所属=の2人が合併の枠組みを最大の争点に、激しい選挙戦を繰り広げている。
 投票は19日午前7時から午後8時まで、市内31カ所の投票所で行われる。開票は19日午後9時15分から市民体育館で行われ、午後11時ごろまでに大勢が判明する見通し。
 11月11日現在の選挙人名簿登録者数は、9万1143人(男4万4455人、女4万6688人)。

選挙:三島市長選 あす告示 合併問題争点に /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061111-00000021-mailo-l22

 任期満了に伴う三島市長選は12日、告示される。ともに無所属で3選を目指す現職の小池政臣氏(66)と、新人で元自民党県議の豊岡武士氏(63)が出馬を表明しており、小池氏が初当選した98年12月以来8年ぶりの選挙戦になる見込み。
 今回の選挙戦では、県東部地域の合併問題が争点の一つ。県は先月3市3町(沼津・三島・裾野市、清水・函南・長泉町)を枠組みとする答申を出した。小池氏は「三島より人口の多い沼津との合併では、三島の良さが薄まる。3市3町合併で中核市になるより、近隣町と合併し20万人以下の都市を作りたい」と訴える。一方の豊岡氏は「東部、伊豆地域が発展していく上で、核となる中核市は必要。沼津中心ではなく、三島が中心となる3市3町合併を目指したい」と主張する。
 投票は19日午前7時〜午後8時まで31会場で行われ、同9時15分から市民体育館で即日開票される。2日現在の選挙人名簿登録者数は9万821人(男4万4265人、女4万6556人)。[浜中慎哉]
11月11日朝刊
(毎日新聞) - 11月11日11時2分更新

2952片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/18(土) 19:21:22
<東海>静岡県

>>2951
連たんしている?


市町村合併:「湖西・新居」「御殿場・小山」 新たな枠組み決定 /静岡
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/shizuoka/news/20061118ddlk22010160000c.html

 ◇県市町村合併推進審作業部会

 県市町村合併推進審議会は17日、県庁で作業部会を開き、新たな合併の枠組みとして「湖西市・新居町」「御殿場市・小山町」の2組を審議会に報告することを決定した。今後、審議会として構想に追加するかを検討する。

 「湖西市・新居町」については、8月の新居町長選で湖西市との合併を目指す中嶋正夫町長が当選したことから、「自主的な合併を進める考えから1市1町が適当」との意見で一致。併せて「浜松市との将来の合併の可能性も入れるべきだ」との意見も出た。

 「御殿場市・小山町」については、「合併の実現性は薄いが、生活圏の一体性が高く、問題提起として提案すべきだ」として、報告を決定した。

 一方、「熱海・伊東・田方地区」についても、合併の枠組みを検討したが、「合併に消極的で、地域の一体性も低い」として、作業部会として枠組みを提示しないことを決定。牧之原市と吉田町の榛南地区については、再度、作業部会を開き検討する。【鈴木英世

毎日新聞 2006年11月18日

2953とはずがたり:2006/11/18(土) 22:10:43
>>2952
これ↓っす>連たん
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1043561199/279

まぁほんとに市街地が繋がってるかどうかは正確には知りませんが,ほぼ市街地は繋がっていると云っても良いような気がします。

2954とはずがたり:2006/11/19(日) 12:14:03
<首都圏>千葉県

白井や東金は入れても四街道は構想に含めないのは政令指定都市と県とのお決まりの権限争い勢力争いで千葉市の拡大を忌避しているのか?底が浅いぞ堂本。

知事『必要なら勧告も』
市町村合併案
http://www.tokyo-np.co.jp/00/cba/20061117/lcl_____cba_____000.shtml

 県が県市町村合併推進審議会に市町村合併の新たな枠組み案を示し、基本的に了承されたのを受け、堂本暁子知事は十六日の定例会見で「必要があるときは勧告しなければならない事態が出てくるかもしれない」と述べ、県が策定する構想に基づいて合併を進めるため、勧告も辞さない姿勢を示した。 (林容史)

 新合併特例法で知事は、合併協議会の設置や合併協議の推進を市町村長などに勧告できる。

 会見で堂本知事は「自主的に取り組んでもらえれば、それに越したことはないが、第三者が入った方が、ことが動くようなケースもないわけではない」と述べた。

 また、住民投票の結果、反対が賛成を大きく上回った白井、東金両市も枠組み案に含めたことについて「十年、二十年後を考えてつくった構想。大所高所から地域の事情を客観的に配慮した。簡単につくったものではなく、もっと深く将来を見据えてつくった」と強調。「投票後、合併した方が良かったという意見も結構、聞いている。もう一回投票したら反対が勝つのか、賛成が勝つのか分からない」との見解も示した。

 一方で、同様に住民投票の結果、千葉市との合併協議が白紙に戻った四街道市が構想から外れたことについては「時期がくれば変化が起こるか分からないが、現段階では(合併に対する)非常に強い意志を認めることができなかった」と説明した。

2955小説吉田学校読者:2006/11/19(日) 12:18:19
>>2954
千葉県民としては、白井や東金じゃなくて、大網白里を千葉市に入れて欲しいなあ。あそこは千葉市でいいと思う。確かに底が浅い。

2956とはずがたり:2006/11/19(日) 12:28:25
>>2955
地図見たら緑区@花沢の所で千葉市と大網白里は接してるんですねぇ。知りませんでした。けど合併したら歪になりません?
>あそこは千葉市でいい
また大網白里町と千葉市と関係が深いというのはもっと知りませんでした。別に千葉市に太平洋が欲しいとかゆう理由じゃないですよねぇ。

http://www.mapion.co.jp/html/map/web/admi12.html

2957小説吉田学校読者:2006/11/19(日) 12:41:15
>>2956
確かにいびつだなあ。でも太平洋も欲しい(笑)。冗談はさておき、大網駅は千葉市に欲しいところ。私としては、内房、外房は1駅分千葉市に欲しいところではあります。
大網駅周辺は千葉市に、白里インター付近は九十九里町に分割合併してもいいと、平成のポーランド分割を提案してみたい。あそこは大網駅周辺は郊外風景、白里周辺は田園風景です。だったら、やらないほうがいいかもしれませんが(笑)。

2958とはずがたり:2006/11/19(日) 12:53:00
もっと詳しい地図見てちょっと吃驚。外房線を介してお隣なんですね。大網白里が山武とかの合併を迷いもせず拒絶したのは千葉近郊で発展してたからですか。
内房線@市原は兎も角総武線@四街道と外房線@大網は将来にそういう流れも出てきそうですね。

2959小説吉田学校読者:2006/11/19(日) 13:00:58
>>2958
大網駅周辺の発展は「都心まで快速で1時間、各駅停車でも1時間半+3000万で一戸建て」というキャッチフレーズがウケたからなんですね。
「千葉都民」最東の地としての千葉市合併論はある程度、私の中では説得力を持つのですね。ということで、外房1駅分と内房1駅分は欲しいところです。

ちなみに物井・四街道は千葉というより佐倉ですね。あそこを合併するのなら、堂本は「大佐倉市構想」をぶち上げればいい。やっぱり底が浅い。あそこらへんから空気が変わる。だから須藤浩が勝てない(笑)。

2960とはずがたり:2006/11/19(日) 13:08:25
なるほど〜。須藤が勝てない理由も判りましたw
俊足総武線快速が活きてますねぇ>都心まで1時間+3000万で一戸建て
市原は工業都市で独自の発展という訳でもないんですかね?

2961小説吉田学校読者:2006/11/19(日) 17:33:15
>>2960
たしかに八幡宿は欲しいなあ、浜野は要らないから。

2962今亜寿 ◆nlHjMum/8M:2006/11/19(日) 17:38:44
>>2955
大網白里って老人ホーム街ってイメージあるんですが

あのへんの住居(別荘タイプが多いが)は捨て値で売られまくってますね

仕事と車があれば住みたいなと疲れた時にたまに思います・・・

先日の3連休でツーリングでそこまで行く予定だったけど
予定変更して勝浦から久留里に向かった今亜寿でした。

2963小説吉田学校読者:2006/11/19(日) 17:50:34
>>2962
そこは白里地区ですね。保養所的、別荘的です。海が綺麗。私も老後はそこですね。ただ、あそこだと通勤できない。電車がないから(笑)。
ただ、大網も大網で「1時間で都心とかいっても、6時23分発1本だけじゃないか(今は改善)」という批判の声も大きかったわけですね。まあ、千葉で乗り換えれればいいんですが、いかんせん千葉支社ですから(笑)。でも、住みたいのなら大網、土気、誉田のマンションはおススメですね。特に誉田はいいかもしれない。ご自慢の千葉市図書館も利用できるし(笑)。浦安は学校と病院が整備できるまで(松崎落選まで)待ったほうがいいかもしれません。

2964とはずがたり:2006/11/19(日) 18:54:24
なんか千葉は田舎だと暴露しまくってますね〜。
経済的にも人口的にも埼玉>>千葉ですもんねぇw

発展する副都心池袋・新宿へ直結+複々線の東武東上線・東北本線・東武伊勢崎線沿いに発展+内陸も物流拠点(越谷・新座)
vs
上野・浅草に直結+千葉ニュータウンと成田空港の失敗+軽薄短小時代の京葉工業地域
で勝負あったか?

すみません,煽りです。

2965小説吉田学校読者:2006/11/19(日) 19:56:54
>>2964
千葉は田舎と都会が同居しているんで、ダ埼玉(今日はたぶんあかかもめが来る)のような山田舎とは違って、海田舎の雰囲気がいいですよ。
まあ、近代化に乗り遅れたのは成田空港の失敗よりも千葉ニュータウンや千葉リーヒルズといった住宅地構想が次々と失敗した方が痛いでしょうね。
行政・京成・JRの協力が不可欠なのだが、いかんせん千葉支社であります。さらにいえば、空港闘争期に京成が「用地買収しない」「千葉線軽視路線」を走ったのも痛い。千葉線は発展してない。せめて8両編成、10両編成対応駅を作るような設備投資をして欲しかったのですが・・

まあ、ダ埼玉に比べれば、料理のし甲斐があると言いますか、伸び代は大きいですね。ダ埼玉なんか目じゃないんですけど。

2966とはずがたり:2006/11/19(日) 20:20:35
>>2964
俺も京成の対総武線惨敗状態にはここ二十年程心痛めて居る者です。
北総開発鉄道が成田乗り入れした暁にはスカイライナーがあっち経由になって,もちっと千葉選に力を入れてくれると信じております。
千葉ニュータウンの失敗は痛かったですし,千葉リーヒルズはイタかったですよね。

ネタにマジレスカコワルイで済みませんけど千葉vs埼玉の競争がもし仮にあるとすると,千葉の人は東京の重心が銀座・大手町・霞ヶ関辺りから渋谷・新宿・池袋に移ってしまったという事実を深刻に捉えないといかんと思います。
それに首都圏の中心は東京になるかもしれませんけど関東の地理的中心は「さいたま」ですからねぇ。

2967小説吉田学校読者:2006/11/19(日) 22:17:49
>>2696
ダ埼玉の場合は、東武と西武という二大私鉄が乗り入れているのが大きい。これとJRでベッドタウン形成抜群の効果。それに東武も西武も不動産強いから。三井不動産頼りの京成とちがって。
千葉の場合、京成の有楽町乗り入れ失敗あたりから響いていると思いますねえ。やはり成田の呪縛から脱出しないといけないでしょうね。

2968とはずがたり:2006/11/19(日) 22:29:02
>>2967
そんな計画もあったのですか??>京成の有楽町乗り入れ

京成+京急は頼みの都心乗り入れが東銀座を通る浅草線という時点でかなり不利だと思います。
京成から渋谷へは押上から半蔵門線,池袋・新宿へは日暮里から山手線でしょうか。どっちにしろ結構時間が掛かるイメージです。あんまり東京の所用時間感覚は無いのですけど

2969小説吉田学校読者:2006/11/19(日) 22:35:29
>>2968
まあ、神田神保町行くには重宝してますけども(笑)。
渋谷、池袋、新宿行くには、普通に西船橋で営団に入っちゃった方が楽なんですね。

とはいえ、東西線沿線も経済的地盤沈下が激しい。この前びっくらこいたんですが、茅場町周辺といいますか、兜町近辺のATMが非常に少なくなった。蛎殻町に至ってはほぼ全滅。

2970あかかもめ:2006/11/19(日) 22:39:39
>>2694.2966
あららららら。言ってはいけない事を・・・・(苦笑)
まあ、海の田舎の方が山の田舎より華はありますわな。マリーンズファンの僕としては幕張新都心にもうちょっと頑張ってもらいたいんですがね。
あそこが発展すれば平日のマリンの客入りも飛躍的に増えるんですけどね。あの立地条件では京葉線沿線住民でないと行けないもん。

2971小説吉田学校読者:2006/11/19(日) 22:55:26
ダ埼玉県民がマリスタに行くには、武蔵野線→西船橋→稲毛→マリスタ行きバス、武蔵野線→南船橋→海浜幕張の2ルートですね。
あそこらへんの交通の便はもうちょっと改善の余地はあるな。
ただねえ、夜通し飲める店とかないでしょ。それもきついよね。

2972あかかもめ:2006/11/19(日) 23:05:46
>ダ埼玉県民がマリスタに行くには、武蔵野線→西船橋→稲毛→マリスタ行きバス、武蔵野線→南船橋→海浜幕張の2ルートですね。

俺がマリンに行く時は後者のルート(前者は知らなかった)か東京から京葉線ルートで来ます(こっちの方が乗継がスムーズ)。
確かに夜通し飲めるところないよね。ベイタウンの住民は居酒屋行かないのかな?幕張本郷辺りはありそうな気もするがどうなんだろ?
2年前、球界再編騒動が起きた際に合併反対署名活動した事があったけどあんまり印象にない。マリスタに行く客は多かったけどね(総武線ルートって手もあるんだなと初めて知ったw)

2973とはずがたり:2006/11/19(日) 23:09:48
埼玉─高崎線→上野─京浜東北線→東京─京葉線→幕張本郷では無いんですか。。

2974あかかもめ:2006/11/19(日) 23:16:22
幕張本郷は総武線ですよ。総武線ルートなら秋葉から乗り換えますがマリンへはバスで結構時間かかるからメリットはないです。

2975とはずがたり:2006/11/19(日) 23:20:53
失敬,東京─京葉線→海浜幕張のつもりでした。東京駅の乗り換えは殺人的な遠さですけど

2976小説吉田学校読者:2006/11/19(日) 23:25:36
総武線ルートは内房、外房で総武直通に乗ってしまった人が結構使いますね。しかもガラガラ。
ただし、ナイターでは使えないので要注意。

稲毛駅→マリスタ
http://www.eris.ais.ne.jp/~kunyu/bus/soubu1/inage17.htm

2977あかかもめ:2006/11/19(日) 23:36:45
>>2975
そうです。上野まで出て東京で京葉線なのですがこれが本当に遠い(苦笑)
多分、上野から御徒町間位は余裕であるんじゃないかな。ただ、このルートの方が海が見える分、華やかですきなのですが(笑)
武蔵野線はHNのあかかもめの由来である浦和レッズ(東川口から埼玉高速線で御園で埼スタへ)と千葉ロッテ(武蔵野線直通もまれにあるw)の本拠地を抱えている重要な路線なのですがイマイチ、パッとしない為、正直余り好きじゃない。
駅前も全く栄えてないしね。

>>2976
今度気分転換に使ってみるかな。思いの他、本数もあるし。

2978とはずがたり:2006/11/19(日) 23:41:13
>>2977
多分有楽町駅から乗り換えの方が近いと思いますw
有楽町からも通路つくってどっちからでも乗り換え可能とかにすればいいのに・・

2979小説吉田学校読者:2006/11/19(日) 23:50:31
となると、あかかもめ氏がダ埼玉から、首都圏の輝ける星千葉に来るに最適なのは
東武東上線→新木場→海浜幕張か
京浜東北線→有楽町で有楽町線乗り換え→新木場→海浜幕張
が楽かも。

ただ、私としましては、東京で総武線各停→西船橋で武蔵野線→南船橋で京葉線→海浜幕張の方が乗り換えも楽でリーズナブルな感じがしないわけでもない。

このマリスタ関連1つ取っても京成がダメダメだというのがよく分かると思う。

2980あかかもめ:2006/11/19(日) 23:51:07
>多分有楽町駅から乗り換えの方が近いと思いますw

ははははは。間違いないですね。てゆーか、有楽町寄りに京葉線用の駅(東京)あったような気がします。
日比谷公園から歩いてそこを使って海浜幕張行った記憶がありますから。

2981あかかもめ:2006/11/19(日) 23:59:00
>>2979
東上線は全く違うエリアですから縁もゆかりもございません。

>東京で総武線各停→西船橋で武蔵野線→南船橋で京葉線→海浜幕張の方が乗り換えも楽でリーズナブルな感じがしないわけでもない。

なんでそんなめんどい事せなあかんのよ。京葉線直通なのにw。てかそれは置いといて京成(沿線住民が)でマリンに行くにはどのルートがいいの?津田沼まで出ないといけないのかな・・・
京成線の乗継がスムーズに行けばどんなにかと思ってるんですがね。

2982小説吉田学校読者:2006/11/20(月) 00:03:39
京成沿線の人は、主に幕張本郷駅下車→バスか、八幡乗換えでしょうね。ちなみに幕張本郷からのバスからは、幕張本郷名物UFO型のラブホも見える(笑)。

2983とはずがたり:2006/11/20(月) 12:57:26
<東北・北海道>山形県

前知事が無為無策無能だった為に合併が思うように進まなかった山形県であるが,今回も偉い不承不承ですな。。
>県の立場は難しく、指導的であって指導的でない。ふるうムチもない。

市町村合併:協議破たん市の議長「合併を進めたいなら見返りを」 /山形
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061116-00000105-mailo-l06

 ◇県市議会議長会、県に陳情書提出
 ◇「2市1町以外予算減るかも」と副知事
 「合併を進めたいなら、目に見えるメリットを出してほしい」――。県市議会議長会(会長・阿部喜之助山形市議会議長)が15日、県庁で日野雅夫副知事に陳情書を提出し、合併協議で「破たん」を経験した市の議長からも、県に強い指導力を求める要望があった。
 会議では、合併が成立した酒田・鶴岡両市が「合併後の県の支援がなかなか目に見えない。水道料金を引き下げるなど一定の効果を示してほしい」と口火を切った。その後、合併協議破たんを経験した上山市が「合併で何のメリットもないというのはまずい」と話し、寒河江市も「県はもっと指導的立場を強調し、アメもあるが、ムチもきちんとふるってほしい」と発言した。
 これに対し日野副知事は「県の立場は難しく、指導的であって指導的でない。ふるうムチもない。ただ、予算にはメリハリを付け、(合併した)2市1町以外は予算が減るかもしれない」と答えた。[辻本貴洋]

11月16日朝刊
(毎日新聞) - 11月16日12時1分更新

2984とはずがたり:2006/11/20(月) 15:02:43
<東海>静岡県

湖西・新居、御殿場・小山 県合併審部会が構想案
http://www.shizushin.com/local_politics/20061117000000000072

 県市町村合併推進審議会の作業部会(部会長・坂本光司静岡文化芸術大教授)は17日、湖西市と新居町、御殿場市と小山町のそれぞれ「1市1町」の枠組みによる合併推進が適当とする構想案をまとめた。
 湖西市・新居町案は8月の新居町長選で湖西市との合併を目指した現町長が当選したことなどを踏まえ、「紆(う)余曲折はあったが、現時点では地域の一体性から湖西市と新居町の枠組みが望ましい」との意見が大勢を占めた。ただ、「将来的な環浜名湖地域の合併も議論として残しておく必要がある」との指摘もあり、広域都市圏づくりへの取り組みを視野に入れることを審議会への報告に盛り込む。
 御殿場市、小山町については、「合併の実現性は薄いが、地域の合併論議を喚起する上で、1市1町のまちづくりを提案すべき」との意見で一致した。
 一方、熱海市、伊東市、田方地区については各市が消極的なことなどを理由に作業部会としては「合併の枠組みは示さない」とした。

2985とはずがたり:2006/11/21(火) 02:30:16
<東北・北海道>岩手県

誰か立候補してみたら?仕事は一関との合併のみだし。

名乗りなく異例の事態 藤沢町長選
http://www.iwate-np.co.jp/news/y2006/m11/d16/NippoNews_16.html

 来年1月27日の任期満了に伴う藤沢町長選は1月16日の告示まで2カ月となった。しかし、懸案の一関市との合併が流動的な上、財政危機が深刻化する中、町長選に名乗りを上げる立候補予定者が現れていない異例の事態となっている。

 町長選は、市町村合併を7期目の公約に掲げた現職の佐藤守氏(73)の去就が焦点。佐藤氏は「年内に合併に道筋をつけられなければ政治責任。道筋をつけられたとしても、私が続投しなければならないということはない」と引退も示唆している。

 同町は、昨年9月に両磐7市町村が合併して発足した一関市との早期合併を目指しているが、同市は合意形成には至ってないため、合併の成否は現段階では流動的だ。

 7期28年、佐藤町政を支えてきた周囲の関係者は「12月まで合併の動向を見据えた上で判断することになるだろう」とみる。佐藤氏の姿勢を踏まえ新人擁立を模索する動きもあるが、総債務177億円(2005年度末)を抱える危機的な財政状況だけに、「火中のクリを拾う人間はそう出てこない」との見方が大勢を占める。

 同町は人口約9900人の小規模自治体だけに、「長期政権」を担った佐藤氏の存在は大きい。「有力な新人が名乗りを上げない場合は佐藤氏の続投の道も残されている」とみる向きもあり、年末まで予断を許さない状況が続きそうだ。

 町長選の立候補予定者説明会は12月22日を予定。9月2日現在の有権者数は8223人(男4026人、女4197人)。

2986とはずがたり:2006/11/21(火) 02:34:38
<首都圏>千葉県
>>2942>>2954
結構良い感じやん。底が浅いなどと云っちゃってご免よ,暁子

市町村合併:県が合併案 北西11市除き15市に 40市町村を10市に統合 /千葉
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061114-00000140-mailo-l12

 県は13日、市町村合併推進審議会に対し、40市町村を10市に統合する案を提示した。政令市移行への自主的な動きがある北西部(東葛・葛南地域)の11市を除く地域を15市に再編成する内容。
 県は地方分権型社会への移行策として合併を推進してきた。80市町村(99年4月現在)は56市町村(06年3月)に再編されている。ただ、合併に関する10協議会は解散に追い込まれており、県は失敗を検証のうえ、新たな組み合わせを作成していた。
 今回の案では、サービスやまちづくりを幅広く担う総合性▽自己決定・自己責任を貫徹できる自立性▽特徴を生かして課題解決する地域特性――の3点を基本に、市町村の考えや将来見通しなどを考慮した。
 北西部の11市については「更なるステップアップが望まれる地域」として、自主的な政令市移行を支援するとしている。
 新合併特例法に基づく支援策が10年3月で期限切れとなることから、早期に積極的な議論を促す考えだ。
 この日の審議会では「理解できる組み合わせ」など肯定的な意見が出る一方で、「(支援のある)5年間にこだわる必要はない」などの意見も出た。
 県は今後、審議会の意見を踏まえて修正案を作成のうえ、県民のパブリックコメントを求める。審議会の答申を受け、年内にも正式な推進構想をまとめる予定だ。[中川紗矢子]
………………………………………………………………………………………………………
 (1)成田、富里市、栄、神崎、多古、芝山町(2市4町)
 (2)佐倉市、酒々井町(1市1町)
 (3)印西、白井市、印旛、本埜村(2市2村)
 (4)銚子、旭、匝瑳市、東庄町(3市1町)
 (5)東金市、大網白里、九十九里町(1市2町)
 (6)山武市、横芝光町(1市1町)
 (7)茂原市、一宮、睦沢、白子、長柄、長南町、長生村(1市5町1村)
 (8)勝浦、いすみ市、大多喜、御宿町(2市2町)
 (9)館山、鴨川、南房総市、鋸南町(3市1町)
(10)木更津、君津、富津、袖ケ浦市(4市)

11月14日朝刊
(毎日新聞) - 11月14日13時1分更新

2987とはずがたり:2006/11/21(火) 02:48:23
<東海>静岡県
>>2951
接戦だったの?惜しいなぁ。

三島市長 小池氏3選
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000000611200006
2006年11月20日
◆豊岡氏に競り勝つ

 三島市長選は19日投票、即日開票の結果、現職の小池政臣氏(66)=自民党三島市支部、民主党三島市支部、公明推薦=が、新顔の前県議豊岡武士氏(63)を接戦の末に破り、3選を果たした。最大の争点だった合併問題で「近隣町との合併」を掲げた小池氏が、「中核市」を主張した豊岡氏を退けたことで、県東部の広域合併論議は再び足踏み状態が続きそうだ。当日有権者は8万9884人、投票率は54・35%で、前回の98年(60・85%)を下回った。

 両氏は8年前にも対決した。その時は、小池氏が豊岡氏らを破って初当選。4年前は小池氏が無投票で再選。8年ぶりの選挙になった。

 小池氏は2期8年の実績を基に「住みやすさ満足度日本一を目指す」をスローガンに掲げ、各政党をはじめ、商工や農業関係団体などから幅広い推薦を取りつけて組織選挙を展開。後援会を軸に、市議の大半の支援もあり、票を固めた。

 当選を決めた小池氏は本町の選挙事務所で「8年間の実績と合併問題など、選挙で訴えてきたことが評価されたのだと思う。合併では、20万人以下の都市を目指し隣町との合併を目指していく」と抱負を語った。

 豊岡氏は、若手経営者の有志や出身の韮山高校OBらの支援を受けて草の根選挙を繰り広げた。「三島を変えよう」と市政刷新を呼びかけた。一定の「反小池票」を掘り起こし、終盤追い上げたが、一歩及ばなかった。

 最大の争点となった合併問題で、小池氏は、豊岡氏が掲げる中核市を否定し「三島らしさを維持するには近隣町との合併が最適」と訴えた。豊岡氏は県の審議会が答申した3市3町を基本に「新幹線の駅がある三島を核にした中核市が必要だ」と主張。両氏とも今回の市長選を「三島の将来を左右する合併選挙」と位置づけたものの、有権者の関心は低かった。

2988とはずがたり:2006/11/21(火) 02:50:22
>>2987-2988
<東海>静岡県

うおっ接戦・・

三島市長に小池氏3選
http://www.chunichi.co.jp/00/siz/20061120/lcl_____siz_____005.shtml
 任期満了(十二月十九日)に伴う三島市長選は十九日投票、即日開票の結果、無所属現職の小池政臣氏(66)=自民、民主、公明推薦=が、無所属新人で前県議の豊岡武士氏(63)を破って、三選を果たした。 

 小池氏は政党に加え、連合、農協、商工団体などの幅広い推薦を取り付け、後援会を軸とした組織戦を展開。食育の推進や福祉施策の充実などを訴えて支持を広げた。争点となった合併問題については「まず隣町との合併を」と主張した。

 豊岡氏は「三島を中心とした中核市づくり」を訴え、若手経営者らの支援を受けたが、及ばなかった。

 当日有権者数は八万九千八百八十四人。投票率は54・35%で、四人が立候補した一九九八年の前々回(60・85%)を下回った。

 ◇三島市長選当選者
小池政臣(こいけまさおみ) 66 無現 当選3
市長(元)県議・韮山高P会長・市社会教育委員長・市議▽慶大=自民、民主、公明推薦

 ◇三島市長選確定得票
当 25,041 小池政臣 無現 当選3
  23,380 豊岡武士 無新

2989とはずがたり:2006/11/21(火) 12:20:53
<九州・沖縄>鹿児島県

う〜ん,残念。。けどまだ期日の再協議がある(筈だ)。

上屋久町住民投票 合併期日に反対多数 調印中止、再協議へ
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/kagoshima/20061120/20061120_002.shtml

 上屋久、屋久両町の合併協議会が決めた合併期日「2007年3月31日」に対する賛否を問う上屋久町の住民投票は19日、投開票され、反対2278票、賛成1452票、無効83票。反対が有効投票の過半数を占めた。この結果を受け、同町の矢野勝已町長は合併協に新たな期日の協議を申し入れる。

 両町は21日に予定していた合併協定調印式を中止、臨時議会への合併議案提出も見送る見込み。

 昨年2月、両町合併の是非を問う上屋久町の住民投票では、小差ながら合併賛成が反対を上回った。賛否が逆転した今回の結果は、合併には賛成でも、来春という時期には「早急すぎる」と感じる町民の存在を裏付けたという見方もできる。

 同町には合併そのものの是非を問う住民投票を求める動きが再び出ており、曲折が続きそうだ。

 投票率は69.98%。当日有権者数は5449人(町選管調べ)。


=2006/11/20付 西日本新聞朝刊=

2990片言丸:2006/11/21(火) 16:40:42
<四国>高知県

県内を6広域区に再編
医療、福祉などの水準保持 讀賣高知
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kochi/news001.htm

 県内の市町村数を35へと削減した「平成の大合併」の“先”のあり方を探ってきた「県市町村合併推進審議会」(根小田渡会長)が20日、県内を6広域区に再編することなどを含む構想を橋本知事に答申した。県はこれを踏まえ、今年度中に構想をまとめる方針。

 審議会は昨年11月から、将来的な市町村像や地域社会のあり方などを検討した結果、2020〜30年を目標とした合併の組み合わせや、「広域基礎自治体」の課題などを盛り込んだ。

 合併の枠組みでは、県内を6広域区に分ける案を「地域的な一体感の醸成という点で現実的」として提案。10年3月末の合併新法期限内に可能な範囲で進め、従来は広域行政の対象でなかった医療、福祉、教育などの分野でも、サービス水準を保つため、広域枠での実施が望ましいとした。

 一方、広域基礎自治体の課題として、教育や医療、防災などの対人サービスは、地域の実情に応じた仕組みづくりが必要と指摘。道州制導入も見据え、基礎自治体への業務や財源の委譲についても県が本格的に検討を進めるべきとした。

 県は今後、地域ごとに説明会やシンポジウムを開いて答申の内容を説明、県民からの意見を集約する。

 審議会の答申が打ち出した6広域区は次の通り。

     ◇

 ▽安芸広域…室戸、安芸両市、東洋、奈半利、田野、安田4町、北川、馬路、芸西3村

 ▽物部川流域…南国、香南、香美3市

 ▽高知・嶺北…高知市、本山、大豊、土佐、春野4町、大川村

 ▽仁淀川流域…土佐市、いの、仁淀川、佐川、越知4町、日高村

 ▽高幡広域…須崎市、中土佐、梼原、津野、四万十4町

 ▽幡多広域…宿毛、土佐清水、四万十3市、大月、黒潮両町、三原村

(2006年11月21日 読売新聞)

2991小説吉田学校読者:2006/11/21(火) 21:27:52
>>2986
目標は良しとしますが、ちょっとやっぱり底が浅いというか、直感ですが10市は難しいのでは・・(7)(8)(9)は現実的ですけども。
たとえば、(1)の芝山町ですけど、これ、やるんだったら、山武+横芝光+芝山か、芝山+横芝光+匝瑳だと思います。
(4)の匝瑳ですが、匝瑳+旭なら、まだ何とかできるかもしれませんけども、銚子はどうか・・うーむ、悩みどころ。

2992とはずがたり:2006/11/22(水) 00:06:07
>>2991
この手の提言は実行可能性を余り考えてないと云うか,成るべく大きく風呂敷拡げてってのが有りますからね。

こんな感じでしょうか?

吉田学校版の千葉市町村合併私案
(0)千葉市,大網白里町(1市1町)
(1)成田、富里市、栄、神崎、多古町(2市3町)
(4)銚子、旭市、東庄町(2市1町)
(5)東金、山武市、九十九里町(1市2町)
(6)匝瑳市、横芝光,芝山長(1市2町)
(7)茂原市、一宮、睦沢、白子、長柄、長南町、長生村(1市5町1村)
(8)勝浦、いすみ市、大多喜、御宿町(2市2町)
(9)館山、鴨川、南房総市、鋸南町(3市1町)

俺なんか(9)とかだいぶ広くなるけど出来るの?という感じですが。。

2994とはずがたり:2006/11/22(水) 12:22:50
<九州・沖縄>鹿児島県

錦江市構想は加治木町が嫌がってるのではなくて姶良町が嫌がって,それに嫌気がさして蒲生町は鹿児島と合併したがってると云う構図。錦江市なんてゆうなんだか甘ったるい名前ではなく質実剛健に姶良市で行って欲しいぞ。

加治木町長選挙告示 [11/21 18:40]
http://www.mbc.co.jp/newsfile/news-v/00091115_20061121.shtml

任期満了に伴う加治木町の町長選挙がきょう告示され、前回と同じ顔ぶれの現職と新人の一騎打ちとなりました。加治木町長選挙に立候補したのは、現職で3期目を目指す川野威朗さん(62)と、新人で町商工会副会長の笹山義弘さん(54)のいずれも無所属の2人です。4年前の前回の選挙と同じ顔ぶれによる一騎打ちとなりました。川野さんはこれまで2期にわたって町長を務めました。出陣式には周辺の町長らも出席。これまでの豊富な経験と実績をアピールしています。一方、今回で2回目の町長選出馬となる笹山さんは、多くの町議会議員の支持を受けており、これまでの町政の流れを変えようと訴えます。選挙の争点としては、頓挫している姶良町、蒲生町との合併問題が挙げられていますが、これについては、両候補とも合併の早期実現を訴えています。また、川野さんが管理者をつとめる姶良郡西部衛生処理組合で談合疑惑が持ち上がったこともあり、この問題にどのような姿勢で臨むかにも注目が集まっています。合併問題など様々な課題を抱えた中での今回の選挙は、住民の関心も高まっています。投票は今月26日で即日開票されます。

2996片言丸:2006/11/22(水) 16:07:28
南さつま市が隣接している。
薩南工業高校が知覧町にある。
薩南病院は南さつま市にある。
薩南浄水管理センターは指宿市にある。
ここ一帯を薩南あるいは南薩とよぶ習慣はあるのだろう。
そこで、薩南中央という案まで出てくる。
平和っていうのは特攻からきているようである。
下の応募リストでも「特攻市」「さつま特攻市」「とっこう市」「特攻平和市」「特こう市」「特功市」「特幸市」「南薩特攻基地市」「南特攻市」があわせて17票ある。
http://www.nansatsu3.jp/siryou/meisyou_kekka.pdf

市町村合併:投票1位は「薩南」 南薩三町合併協、新市名最終7候補決める /鹿児島
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kagoshima/news/20061122ddlk46010201000c.html

 07年12月の新設合併を目指す法定の南薩三町合併協議会(頴娃、知覧、川辺町)は21日、来月に決める予定の新市名候補として「薩南市」「平和市」など7点を選んだ。

 新市名は10日までの1カ月間、同合併協が全国に公募。4427件の応募があり、1632点の候補が寄せられた。合併協の新市名称候補検討小委員会(9人)は21日、1次選考通過の19点を2回の投票でさらに絞り込み、得票上位順に(1)薩南(2)南薩(3)さつなん(3)南薩中央(5)南九州(5)平和(5)島津−−の7点を最終候補に決めた。

 応募全体の上位10点の中では、(1)薩南(255件)(2)南九州(236件)(3)南薩(183件)(6)南薩中央、平和(82件)−−の5点が選ばれた一方、13位の「さつなん」(32件)と、さらに下位の「島津」(5件)も委員の意見で残された。

 南薩三町合併協は、来月7日の第6回会議でこれら候補7点を正式に提案。同21日の第7回会議で新市名を決める予定にしている。【内田久光

==============

 ◆新市名の応募数上位◆

 (1)薩南     255※

 (2)南九州    236※

 (3)南薩     183※

 (4)南鹿児島   104

 (5)さつま中央   93

 (6)南薩中央    82※

 (6)平和      82※

 (8)頴知川     76

 (9)薩摩中央    59

(10)さつまみどり  45

 (※印は最終候補)

毎日新聞 2006年11月22日

2997片言丸:2006/11/22(水) 17:22:05
<東北・北海道>山形県

努力というより、偶然の地の利の要素が大きいような。運良くカネが入ってくる自治体はいいよなぁ。

「自立」に深まる自信
2006年11月22日 朝日山形
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000000611220001

∞「安定」と「発展」同居

今月初め、合併を巡る出直し町長選で、三川町民は「自立」を選択した。鶴岡、酒田という2大都市に挟まれた人口約8千人の小さな町は、庄内地方の「へそ」に位置し、公的機関が集中する「官庁街」だった。01年以降は大型商業施設が立ち並ぶ「商業都市」の顔も手に入れた。統計データは、「安定」と「発展」が同居する三川の姿を浮かび上がらせた。1200票差という大差で「自立」を選んだ町民の自信を裏付けている。

 ●「地の利」生かし成長 官庁街に大型店続々開業

 1955年、横山、東郷、押切の3村が合併して旧三川村ができ、68年に町になった。県内35市町村のうち、面積は約33平方キロで中山町に次いで2番目に狭く、人口は7850人で7番目に少ない(3月31日現在の住民基本台帳)。

 そんな小さな町の実像を明らかにするカギは、県庄内総合支庁にある。

 支庁は庄内地方の県の出先機関で、69年2月に完成した。だが、場所選定は、すんなりとはいかなかった。66年に県の審議会が庄内地方に支庁を設けることを決定。旧三川村内に敷地が決まると、間もなく旧余目町が誘致運動を始め、酒田市も計画地に難色を示した。

 67年7月、県は酒田市を説得したが了解を得られず、翌月の2回目の交渉で「500メートル酒田寄りに建設地を変更する妥協案」で計画がようやく前に進んだ。

 鶴岡、酒田両市のどちらに置いても角が立つ。県も両市の顔色をうかがっていたようだ。結果、国道7号が南北に走り、両市のほぼ中間に位置する三川が選ばれたらしい。

 支庁の建設が決まった後も公的機関が続々と建てられた。68年には県消防学校、翌年には庄内自動車検査場、73年には庄内青果物地方卸売市場、79年には県工業技術センター庄内試験場がそれぞれ開設されるなど、庄内地方の主要な行政組織が、集中した。

 山間部がなく可住地面積は県内唯一の100%という地形的な特徴は、経済面でも有利に働いたとみられる。鶴岡、酒田両市に挟まれ、05年の道路舗装率は96・3%(県調べ)で、鶴岡市より高い。車で10分の距離に庄内空港(酒田市)もあり、「交通の要所」になっている。これらが、町の経済を劇的に変える要因になった。

 01年以降、国道7号バイパス沿いの同町猪子地区に大型商業店舗が相次いで開店した。01年に三川ジャスコが入る「イオン三川ショッピングセンター」が誕生。昨年夏にはイオンの北側に、13店舗が入る「ル・パークみかわ」、秋には19店舗が入る「アクロスプラザ三川」もできた。

 イオン内の専門店も含めると約90店舗が立ち並ぶ。90年代には国道沿いの田んぼに過ぎなかった土地に、計32ヘクタールの国内最大規模の商業区域ができあがった。

 町の小売業の販売額もこれを機に爆発的に伸びた。市民税の個人、法人の割合は鶴岡市が8対2に対し、三川町は3対2。ただ、現行の方式では国からの地方交付税は、税収が増額になった分は75%が削減される。

 町によると、イオン開業の影響で約1億2千万円増収になったが、実質的には25%の約3千万円増に過ぎないという。町の税務担当者は「新しい施設ができずに償却資産が減っていけば、税収は減っていくだろう」と漏らす。

 ●多い国や県の機関 経済に大きく貢献

 三川町では、県庄内総合支庁などの行政機関が、地域経済に大きく影響していることが、市町村総生産からうかがえる。

 03年度の県の市町村民経済計算推計によると、三川町の市町村民総生産のうち、公務サービスの割合が27・3%を占める。これは庄内地方の各市町村と比べると格段に高い。

 町内には、総合支庁のほか、国土交通省庄内自動車検査登録事務所、庄内教育事務所、県企業局北部発電管理事務所などがある。03年度、庄内地方で働く公務員総数は4307人。うち三川町で庄内地方の15%にあたる651人を占める。

 公務サービスとの関係は不明だが、三川町の一人当たりの市町村民所得の高さは県内でも群を抜く。03年度は246・5万円と、庄内地区では、256・5万円の酒田市に次いで、2番目に高い。鶴岡市の241・7万円を超えている。

2998片言丸:2006/11/22(水) 17:23:08
>>2997-2998
 ●人呼び込む商業施設 販売額も飛躍的増加

00年代、庄内地方の2大都市、旧鶴岡、旧酒田両市が小売業の年間商品販売額を減らす中、三川町は飛躍的に伸ばした。

 国の商業統計調査によると、97年にわずか55億円だった三川町の販売額は、04年に2倍以上の125億円に膨らんだ。01年以降、猪子地区で商業店舗が続々と開店したことが背景にあるとみられる。

 だが、商業施設開業以前は、買い物を鶴岡市などに依存していた様子が、県の買い物動向調査に描かれている。00年に三川町民が町内で買い物をする金額は2割に満たず、県内最低水準だった。ところが、03年には45%に達した。

 商業施設は、町民だけでなく、他市町村からも人を呼んだ。庄内地方で唯一、映画が見られるシネコンがあり、特にレジャー・娯楽部門では新庄市などまで商圏を広げた。

 県はこの実態に注目して、最新の03年動向調査の報告書で山形など10市と並んで新たに「三川町商圏」と位置づけた。

 一方で、旧鶴岡市はこの間、約120億円減らして1189億円、旧酒田市は約400億円も減少し1147億円に落ち込んだ。

 三川町は、庄内だけでなく、最上地方にまで経済的に強い吸引力を及ぼしつつある。

 ●事業所数・従業員数ともに増加 庄内地方の労働力吸い上げる

 三川町猪子地区に大型商業施設が誕生した前(99年)と後(04年)で、同町と旧鶴岡市、旧5町村の民営事業所数と従業員数を比較すると、誕生を機に、働く場が増えたのに伴い、雇用も増大。庄内地方の労働力を一気に吸い上げている様子が、総務省の事業所・・企業統計調査報告で明らかになった。

 この地区で、事業所数が増えたのは三川町だけ。5年間で56カ所増の458事業所に。「ジャスコ三川店」や55の専門店が入った「イオン三川ショッピングセンター」や周辺商業施設の影響が大きかったようだ。

 一方、最も減少率が高かった旧朝日村では、261事業所のうち41カ所が消えた。旧鶴岡市は5年間で約400カ所が消滅。他の旧4町でもそれぞれ20カ所以上減った。

 事業所の増加に伴い、従業員数の増加率も三川町が大幅に増えている。大型商業施設誕生前の99年と、後の01年の比較では、一気に39%、千人以上増えた。特に、物販店や飲食店関係で従業員の増加が目立ち、猪子地区で雇用が活発になったことを裏付ける。

 従業員数の減少率が最も高かったのは旧朝日村で、約400人減。旧鶴岡市や旧4町も360〜3200人の大幅減だった。

 ●増える旧鶴岡市からの通勤者

 自分が住む市町村外へ通勤する人数を比較すると、合併した旧町村に対する、鶴岡市の求心力の強さがはっきり現れる。

 旧5町村から旧鶴岡市への通勤者を国勢調査で比較すると、90年の5970人から00年は6732人と、762人増えた。旧鶴岡市から5町村へは2021人から2699人と増加してはいるが、旧鶴岡市が周辺部から4千人あまり多く労働力を引っ張っている。

 一方、三川町には、旧鶴岡市の求心力が及んでいない。旧鶴岡市への通勤者は、町外への通勤者のほぼ半分を占めるが、90年が1100人、00年は1112人と、ほとんど変化がなかった。

 一方で、旧鶴岡市から三川町への通勤者は、10年間で636人から911人と、275人増加。旧鶴岡市から市外への通勤者では、旧酒田市に次いで2番目に多く、全体の約13%を占める。旧鶴岡市への転出超過となっている旧5町村に比べ、三川町が、旧鶴岡市と互角に労働力を引き合っている構図が浮かぶ。

2999片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/22(水) 23:16:40
<東北・北海道>北海道

夕張再建案は冬景色 負担増 市民ら悲鳴
2006年11月22日
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000000611220007

■月給3割減・バス代4倍…

 360億円を約20年で返済する――財政破綻(はたん)した北海道夕張市がまとめた財政再建計画案が、波紋を広げている。厳しい再建案に、地区ごとに連日開かれている説明会では、住民の不満が相次ぐ。しかし、「第2の夕張」を防ぎたい総務省は、計画をさらに削り込む構えだ。そのなかで、映画祭復活を手がかりに、再生を目指す動きが出てきた。

 「住民追い出し計画だ」「この通りにやったら私たちは死んでしまう」。18日から毎日、地区ごとに開かれている住民説明会では、住民の怒号や悲鳴が渦巻いた。

 市職員の男性(32)は「出るも地獄、残るも地獄だ」と感じている。

 市の再建案では、月給が平均3割削減される。

 妻(35)と中学1年の長女(13)、長男(1)の4人暮らし。妻は妊娠中だ。毎月の出費が約26万円に対し、月給は約24万円。不足分はボーナスで埋めていたが、そのボーナスも半分になる。「数年後にこうなると言われれば準備もできるが、来春からでは無理だ。死刑宣告だ」

 今なら新たな土地でやり直せるが、生まれ故郷を離れたくない。「転校するかも」と子どもに伝えると、「友達と離れたくない」と泣かれた。

 市は、約270人いる市職員を4年間で70人にまで減らす計画だ。事前にささやかれた「肩たたきではなかなか減らない」という予測は、退職時期が遅れるほど退職金が減っていくスライド案の導入で吹き飛んだ。

 市民生活も直撃する。

 病院の行き帰りのバスは70歳以上の高齢者では一律片道200円で乗れるが、補助の廃止で最高4倍以上に跳ね上がる。市民税、固定資産税、軽自動車税も軒並み増税。入湯税150円が新設され、ごみも有料化、保育料も上がる。

 鈴木悦子さん(73)は、2年前に脳梗塞(こうそく)を患った元炭鉱労働者の夫(73)、いずれも障害を持つ成人の息子2人と暮らす。夫婦合わせて月約20万円の年金は、2万円の家賃と医療費、介護保険、生活費で消える。

 病院バスの割引がなくなれば、交通費は片道610円と3倍強になる。夫婦で月2〜3回通う病院が遠くなる。

《キーワード》
◆夕張市の財政破綻
 炭鉱で栄えた夕張市は60年の人口が約12万人だった。相次ぐ閉山で住民が流出、「観光の街」への転換を図った。だが、遊園地やスキー場への客足が伸びず、観光施設の人件費がかさみ、05年度決算で赤字が約257億円に。今年度分を加えると、財政再建団体になる来春の累積赤字は約360億円になる見込み。現在の人口は約1万3000人。
                         ◇
■総務省「もっと厳しく」

 住民から「血も涙もない」と抗議が上がる財政再建計画案だが、夕張市を指導する立場の総務省は「全国最低水準」を求め、なお切り込む構えだ。

 菅総務相は21日の記者会見で、住民から不満の声があがっていることに「それなりの厳しいことは必要だ」と反論した。総務省幹部は「ゴーサインを出したわけではない。もっと削れる所はあるだろう」と言い切る。

 財政再建団体の制度が1955年度に創設されて以来、適用された市町村は880を超える。夕張の財政破綻は特殊な事件ではない。

 とは言え、360億円という赤字額は突出する。「第2の夕張」の出現を阻止するため、破綻法の整備を急ぐことが至上命題となっている総務省にとって、「見せしめ」(幹部)ともすべき夕張市を指導する手綱を緩めることはできない。当初3年以内と言われてきた法整備も、早ければ来年の通常国会に法案が提出される可能性が出てきた。

 だが、総務省に不信感を抱く自治体もある。

 5年前に財政再建団体を脱したばかりの福岡県赤池町が合併して誕生した福智町の財政担当者は、夕張の案に衝撃を受けた。小学生以下の子どもにも、いずれ負担を強いることになるからだ。

 この担当者も財政再建にかかわった。赤字額を考えれば、厳しい内容も当然だと思う。でも、こう思わずにはいられない。

 「総務省はそこまでやらせるか。地域を壊していいのか」

3000とはずがたり:2006/11/23(木) 22:39:03
<東海・近畿>三重県

合併推進派は中井氏かねぇ。。

明和町長選告示
合併や財政再建 4氏熱く第一声
http://www.chunichi.co.jp/00/mie/20061122/lcl_____mie_____010.shtml

 21日告示の明和町長選は当初予想の通り、不動産業東谷泰明(57)、行政書士中井幸充(59)、4選を目指す木戸口真澄(71)、ボランティア団体代表田辺泰宏(67)の現職、新人計4氏による選挙戦に入った。4人が立候補したのは1958(昭和33)年以来、2回目。第一声では、それぞれが合併問題や財政再建など、町政にかける熱い思いを訴えた。=上から届け出順 (明和町長選取材班)

 ◆東谷 泰明候補(57)無新
  町民サービスを日本一に

 「町民サービス日本一の町にする。日本一とは行政職員が自分で考え汗をかき、町民と一体になる町づくりだ」。東谷候補は、金剛坂の事務所で力強く第一声を放った。

 現町政を「行き詰まっている。企業誘致前の道路や排水などの基本整備計画、産業政策がない」と痛烈に批判。「行政の課題の情報を公開する」「職員の意識を変える」と役場改革を訴えた。

 出版社や建設会社勤務、不動産会社設立の経験から「民間では当然の、より良いものをより早くより安く提供することを町はしていない」と経営感覚の重要性を挙げ「役場改革を基礎に町民の要望を聞き、いい町をつくりたい」と呼び掛けた。最後は、支持者らと「町民サービス日本一」と右手人さし指を高く3回突き上げて気勢を上げ、遊説に出発した。

 ◆中井 幸充候補(59)無新
  近隣市町と広域で一つに

 「今の明和町政に求められるのは信頼と信用」。中井候補は馬之上の選挙事務所で声高らかに町政の刷新を訴えた。

 周辺自治体との合併協議の頓挫から自立の選択を余儀なくされた経過に触れながら現町政を「住民不在」と厳しく批判。松阪や多気、玉城、伊勢など近隣市町との広域合併の必要性を主張した。

 厳しさを増す町財政を「財政破たんした北海道夕張市と変わらない」と指摘。「住民に犠牲や負担を強いるわけにはいかない」と抜本的な財政改革の断行を誓い、「諸課題の克服に向けて一歩一歩前進する行政の実現を」と支援を求めた。

 最後に、自らを将棋の駒、有権者を指し手にたとえ「私は歩にも、金にも、銀にも、桂馬にもなる。どうか私を町政という盤上に立たせてほしい」と呼び掛けた。

 ◆木戸口 真澄候補(71)無現
  将来像描き当面は自立で

 「明和のさらなる発展のために、全身全霊を傾ける」。木戸口候補は斎宮の選挙事務所で、4選を目指す熱意を支持者に訴えかけた。

 町長に就任して12年間、「町民の心を心として頑張ってきた」と住民と同じ目線で町政を担ってきた実績を強調。「町を愛する気持ちは誰にも負けない」と力を込め、愛郷心を支えに完全燃焼していく決意を述べた。

 合併が失敗に終わった町の状況について「大きな分岐点にさしかかっている」と指摘。「将来像を描きながら、しばらくは自立していく」と厳しい財政運営を続けていく覚悟をにじませた。

 政治理念とする「真剣 真面目 真実」を紹介して「これが私の原点」とし、「初心に帰って再スタートを切る。絶大な支援をお願いしたい」と声を張り上げた。

 ◆田辺 泰宏候補(67)無新
  大企業誘致で税収を確保

 「行き止まりの町政を放っておけない」。田辺候補は明星の選挙事務所前で第一声を放ち、町長の座にかける思いを力強く語った。

 国の交付金が先細り、財政を取り巻く状況が年々厳しさを増す中、150億円を超えた町の借金について言及。苦境に追い込まれた原因の一つに「法人税収入がない」ことを挙げた。

 再建策として、同町池村の広大な土地に大手企業の工場を呼び込む計画を披露。関係機関と調整した上で環境を整えれば誘致は十分に可能とし、「町財政を立て直すために大企業が必要」と主張した。

 さらに、助役や公用車の廃止など歳出削減を図り、斎宮に美術館や流水プールを整備する考えも明かし「町が変わっていくために田辺が必要」と訴えた。

3001とはずがたり:2006/11/25(土) 14:40:48
<九州・沖縄>鹿児島県屋久島地方

この案で頼むぞ。
でも16vs8というのは上屋久町選出の委員12名の内8名が反対したと云う事?心配である・・
破談パターンかね,これは。。

屋久島地区協 合併期日は来年10月1日
住民投票の反対受け変更
(11/25 07:26)
http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=1448

 第45回屋久島地区合併協議会が24日、上屋久町小瀬田のクリーンセンターであり、合併期日を2007年10月1日に変更することを決定した。
 屋久島地区の合併期日は、2月の協議会で07年3月31日と決定していたが、19日に上屋久町で「屋久町との合併期日の賛否を問う住民投票」が行われ、反対が多数を占めたため、再協議することになっていた。
 この日の協議会で、矢野勝已上屋久町長が、住民投票の結果を説明した上で、期日変更の申し入れを行い、協議に入った。
 屋久町側から10月1日で意見統一されているという報告があったのに対し、上屋久町の委員から「(10月1日の合併は)時期尚早」という意見も出されたが、無記名投票の結果、16対8で、10月1日に変更することを決定した。
 合併期日が変更になったことにより、議員の在任特例についても次回12月7日の協議会で話し合う。

3002とはずがたり:2006/11/25(土) 14:43:10
<北関東>群馬県

来年9月となると間がないねぇ。。甘楽,南牧迄入ってくるとだいぶ引き締まってくるが。

下仁田と合併で研究会を発足へ
富岡市長表明
http://www.tokyo-np.co.jp/00/gnm/20061125/lcl_____gnm_____004.shtml

 富岡市の岩井賢太郎市長は二十四日の定例会見で、下仁田町との合併協議について、当面は同町住民が署名で求めた法定合併協議会を設けず、十二月中に任意の合併問題研究会を両市町で発足させる方針を示した。

 岩井市長は合併協について、「(合併協議への合流を呼び掛けている)甘楽町、南牧村にも猶予を与えないと」と指摘。ただ「協議を引き延ばすつもりはない」と述べ、甘楽町と南牧村が加わらないと分かれば、下仁田町と一市一町の枠組みで正式な協議に踏み切る意向を表明した。合併時期については「来年九月に予定される下仁田町議選までにできれば」との目安も示した。 (菅原洋)

3003とはずがたり:2006/11/25(土) 17:40:35
<近畿・東海>三重県
>>3000
>>2744でも工場立地の少なさが指摘されている。
高齢の現職は敗退する勢いでしょう。主張にも中身がない。田辺候補も色々アイディアはあるようだが財政難の中実行可能かねぇ・・。中井候補が合併を主張しとは総研と主張が合致してるがどうだろうね・・。

◆東谷 泰明候補(57)無新…①町民サービスを日本一に②「行政の課題の情報を公開する」「職員の意識を変える」と役場改革を訴え③出版社や建設会社勤務、不動産会社設立の経験から経営感覚の重要性を挙げる
◆中井 幸充候補(59)無新…①松阪や多気、玉城、伊勢など近隣市町と広域で一つに②抜本的な財政改革の断行を誓う
◆木戸口 真澄候補(71)無現…①将来像描き当面は自立で②政治理念とする「真剣 真面目 真実」を紹介して「これが私の原点
◆田辺 泰宏候補(67)無新…①大企業誘致で税収を確保(同町池村の広大な土地に大手企業の工場を呼び込む計画)②助役や公用車の廃止など歳出削減を図る③斎宮に美術館や流水プールを整備

合併の経緯をいつか調べた筈だが何処かに貼ったつもりが見つからない。三和町は
大淀村+下御糸村+上御糸村→三和町┬→明和町
斎宮村+明星村→斎明村──────┘
この町で一番有名な斎宮の斎が結局消えてしまったのは大東町の千浜の浜の経緯とよく似ている。
大坂村+千浜村→大浜町┬→大東町┐
城東(きとう)村────┘旧掛川市┼→掛川市
横須賀村+大淵村→大須賀町───┘

3004とはずがたり:2006/11/25(土) 18:00:45
>>2996
薩南が来るだろなという予感はありました。本命はこれ。感性だけの問題ですけど個人的に薩南>>南薩。
南九州市が対抗かなぁ。穴で平和市。

今更知覧の特攻隊基地を全面に推してもなぁという気がしなくもないのですが最終候補に平和を入れたのは観光名所として推していきたいのかな?

3005片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/25(土) 23:14:43
<東北・北海道>宮城県

市長の趣味とも思えますが、盛り上がるかどうか?

仙台の旧地名復活、「懐古的」の異論
2006年11月25日
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000000611250003

 仙台市の歴史的町名復活検討委員会の第3回会合が24日、仙台市役所で開かれた。旧町名復活で「先進地」の金沢市への視察を踏まえ、復活による効果と影響について議論。「古き良き時代を懐かしむノスタルジー的発想は慎むべきだ。地域住民の合意形成を図る仕組みづくりが必要」として、拙速な町名復活に慎重な意見が相次いだ。


 県内外の有識者による検討委は10月中旬、旧町名七つを復活させた金沢市を訪問して住民や同市職員から話を聞いた。それを踏まえたこの日の会合では、古い街並みが残る金沢市と都市化を優先させてきた仙台市では町名復活に対する文化的背景が違うとの認識で一致。「金沢では住民側の強いリーダーシップが働いた」「地域住民の発案が先で行政はあくまでフォロー役に回るべきだ」など、仙台での復活には課題が多いとの意見が多く出た。


 一方で、シティーセールスや仙台ブランドの推進になるといった声や、地域コミュニティーの再生につながるなどの賛成論もあった。


 ただ、市区政課によると、町名復活を望む市民の声はこれまでに届いていないという。この点について、委員からは「マスコミ報道などで市民の関心は高いはず。機運醸成のために、行政側が市民に向けてメッセージを打ち出す必要がある」との意見も出た。

3006とはずがたり:2006/11/27(月) 12:44:11
<九州・沖縄>鹿児島県
>>2994
此処の合併破談の理由は加治木町政への不信という訳ではなく加治木町の隠れ借金が問題であるので,町長の交代ではなく加治木町が痛みを見せねばならぬだろう。その覚悟まであっての選択かどうかは甚だ疑問であるが一つの方向性が見えたことは評価。

加治木町長選は新人の笹山氏が当選 :: 11月26日(日)22時17分
http://www.kts-tv.co.jp/news/index.php?idnumber=11339

 任期満了に伴う加治木町の町長選挙は26日投票が行われ、即日開票の結果、新人の笹山義弘さんが初当選を決めました。

 加治木町長選挙には、現職で3期目を目指す川野威朗さん62歳と、加治木町商工会副会長の笹山義弘さん54歳の、いずれも無所属の2人が立候補しました。

 即日開票の結果、新人の笹山さんが31票の小差で川野さんを破り、初当選を決めました。

 選挙戦で笹山さんは、姶良町、蒲生町との3町合併の早期実現などを訴えました。

3007片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/11/28(火) 00:04:38
>>3003
<近畿・東海>三重県

とはずがたりさんおめでとうございます。

選挙:明和町長選 中井氏が初当選 /三重
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/mie/news/20061127ddlk24010105000c.html

 任期満了に伴う明和町長選は26日投開票され、新人で元議会事務局長の中井幸充氏(59)=無所属=が、▽不動産会社代表の東谷泰明氏(57)=新人▽現職の木戸口真澄氏(71)▽元教員の田辺泰宏氏(67)=新人=の無所属3人を破り、初当選を果たした。投票率は76・87%。当日有権者数は1万8444人。

 中井氏は町財政の立て直しを訴え、現職の批判票を取り込んだ。公約として▽収入役を廃止し、職員数を5%削減する▽子育て支援策として、出産費用の助成と貸付金制度を創設する−−などを掲げていた。【丸林康樹

==============

 ◇明和町長選開票結果=選管最終発表

当 4738 中井幸充  59 無新

  4467 東谷泰明  57 無新

  4085 木戸口真澄 71 無現

   671 田辺泰宏  67 無新

(無効 217)

==============

 ◇明和町長略歴

中井幸充(なかい・ゆきみつ) 59 無新(1)

 行政書士[歴]町総務課長▽議会事務局長▽松阪工高

〔三重版〕

毎日新聞 2006年11月27日

3008とはずがたり:2006/11/28(火) 00:30:31
>>3007
ありがとうございますw
ここは町長が熱心でも周囲がねぇ・・
伊勢市と松阪市に分町とかの方が良いのかもしれぬ・・。

3009とはずがたり:2006/11/29(水) 00:19:14
<首都圏>神奈川県

公共料金が値上がりしたりするデメリットを受けてもなお単独村制を望みますかと訊かなアンフェアである。どういう訊き方したのかねぇ??

市町村合併:「清川村存続」46.8% 合併検討は3割強−−全村民アンケ /神奈川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061124-00000020-mailo-l14

 県内唯一の村、清川村が市町村合併などについて18歳以上の全村民にアンケートを実施し、結果を発表した。合併をせず、村の存続を望む回答が半数近くで、合併の検討を望む回答の合計(3割強)を上回った。
 アンケートは2852人を対象に8〜9月に実施、1527人から回答を得た。回収率は53・5%。
 合併について聞いた回答は▽「検討する必要なし(村のままでよい)」が46・8%▽「時間をかけて合併を検討すべきだ」24・4%▽「早期に合併を検討すべきだ」9・2%▽「どちらともいえない・わからない」14・5%――などだった。
 検討の必要なしと回答した人が挙げた理由(1人三つ回答)は「きめ細かいサービスが受けられなくなる」「利点があるとは思えない」「県唯一の村でありたい」が目立った。合併を検討すべきだとした人が挙げた理由(同)は「多様な住民サービスが受けられる」「行財政の効率化が図られる」「自治体能力の向上が図られる」が多かった。
 合併の組み合わせ(相手)を聞くと、「厚木市」が52・2%と過半数で、「厚木市と愛川町」(28・5%)や、その他の組み合わせを大きく上回った。
 同村政策推進課は「アンケート結果は受け止めるが、今後も合併の検討・研究は続けていく」としている。【佐藤浩
11月24日朝刊
(毎日新聞) - 11月24日11時1分更新

3010とはずがたり:2006/11/29(水) 00:22:52
<首都圏>神奈川県

横浜・川崎・湘南・相模原の4政令都市と,横須賀・厚木・小田原の3中核市の7自治体ぐらいに纏まれるんじゃないの??

市町村合併:合併モデル、6圏域を提案 推進審、知事に近く答申 /神奈川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061124-00000024-mailo-l14

 県市町村合併推進審議会(座長、森田朗・東京大公共政策大学院院長)は27日、新たな県内自治体の合併モデルをまとめる。近く松沢成文知事に答申。県内を横浜、川崎両政令指定都市と人口36万〜84万人の6圏域に分け、合併を促す内容で「平成の大合併」第2ラウンドに向けた住民議論が高まるか注目される。【稲田佳代、大西康裕
 県内で合併が実現したのは、答申案の「圏域(1)」だけ。相模原市を核に今年3月に相模湖、津久井両町が合併。来年3月には藤野、城山両町も合流し、政令市を目指す人口70万都市が誕生する。
 合併に必要な臨時的経費を国が負担する優遇措置にもかかわらず、他地域で合併が進まなかったのは、財政基盤の安定した市町村が多いため。現在の全35市町村中、国から地方交付税交付金を受けているのは13自治体のみ。交付総額でも全国最低の優等生だ。合併の必要性が高いとされる人口1万人以下の自治体も清川村と真鶴町だけだ。だが、真鶴、湯河原両町の合併協議は住民の反対で破綻(はたん)した。一方、全国の自治体数は3232(99年)から1819(06年)に減少した。
 しかし県は「今後も合併は必要」との立場だ。少子高齢化で将来の財政基盤に不安を残す自治体も多い。地方分権の進展で、市町村の役割強化や交付金の見直しも行われている。同審議会は、国や県から権限移譲のある「政令市、中核市、特例市」の形成を目指すことで合意。必要に迫られた合併ではなく、行政権能の強化という前向きの方向性を打ち出す。
 住民同士の生活圏と、ごみ収集など広域行政の関係も考慮して圏域を定めた。市町村議員と首長にアンケート(議員の回収率46・6%、首長は同100%)をした結果、小田原市を中心とする2市8町の「圏域(2)」は将来的な少子高齢化の影響が県内でもっとも大きく、全首長と議員の85%が合併の必要を感じていることが分かった。「圏域(4)」は相模川で生活圏が東西に分断されており、半分ずつの合併の可能性も探る。中井町は生活圏では「圏域(5)」、行政的には「圏域(2)」と結びつきが強く、双方の合併の可能性を残した。同町の尾上信一町長は、東名高速・秦野中井インターチェンジの存在などから「2市8町(圏域(2))にはとらわれない」立場を強調。合併も「国、県からの権限移譲が進むと仕事は困難になる」と厳しさを予感しながら「町民の意見を聴く」との慎重姿勢を崩さない。
 県は答申を受けた後、市町村との意見交換を行い、より詳細な合併構想を策定。合併を促していく。第2ラウンドの国の優遇措置は、10年3月末までに合併した自治体が対象。県市町村課は「早く構想を練り上げなければ、期限に間に合わない」と焦りを見せている。

11月24日朝刊
(毎日新聞) - 11月24日11時1分更新

3011とはずがたり:2006/11/29(水) 00:28:47
<東北・北海道>青森県

五戸町長ははよ入れてやれや。

市町村合併:五戸町長「合併協議、醸成しだい」 新郷村長に時期尚早判断 /青森
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061122-00000091-mailo-l02

 新郷村から合併協議の要請を受けていた五戸町の三浦正名町長は20日、村役場を訪れ、須藤良美村長に対し「合併協議の場の設置は機運の醸成しだい」と回答、現時点での両町村の合併協議は時期尚早との判断を伝えた。
 回答書は「歴史・文化など多くの部分を共有する地域として、将来的な合併は否定しない」としつつ、「一層の相互理解と合併に対する意識の高揚が必要」とした。回答に対し須藤村長は「現段階では無理だが、将来的に合併は必要との回答であり、前向きに理解している」と述べた。
 新郷村の合併をめぐっては、旧五戸町、倉石村と進めていた合併協議を02年10月に離脱。八戸市など8市町村での合併協議に移ったが、実現しなかった。その後04年7月に誕生した新五戸町に再度協議を申し入れ、断られた経緯がある。
 五戸町は今年8月に合併協議の要請を受け、町議会などで検討したが、新町に移行して間もないことなどが判断に結びついた模様だ。【長沢晴美
11月22日朝刊
(毎日新聞) - 11月22日12時1分更新

3012とはずがたり:2006/11/29(水) 12:23:17
<東海>静岡県

県の構想がもう破綻・・。次は西伊豆町が伊豆市へ申し入れたりするのかな

東伊豆町長 伊東市に合併打診へ
http://www.sankei.co.jp/local/shizuoka/061128/szo001.htm

 東伊豆町の太田長八町長は27日の定例会見で、県が進める下田市など6市町による南伊豆地域合併構想に対し、「町内では合併先に南伊豆地域よりも、伊東市をあげる町民が多い。伊東市に合併の意向打診をしたい」との考えを明らかにした。来年1月までに、佃弘巳伊東市長を非公式に訪ねて意向を聞く予定。3年前の下田賀茂地区7市町村の合併協議も、同町の離脱をキッカケに破(は)綻(たん)しており、伊東市側の対応が注目される。

 太田町長によると、伊東市の佃市長には「合併受け入れ」の可能性の打診を行う。東伊豆町はその結果をもとに、伊東市が今後も合併先の検討対象になるかどうかを判断すると語った。

 会見で太田町長は、同町の合併選択肢として南伊豆地域の6市町、伊東市、単独町政継続の3つを示したうえで、「町民に合併の話を聞くと10人中7、8人が伊東市をあげ、6市町の話は出てこない。合併は町民の意向が一番大事で、町長はそれに沿って進めるのが仕事」と語った。

 同町は隣接の約4割の町民が伊東市に通勤通学しており、買い物や通院などの生活圏となっている。合併の是非を問う平成15年2月の住民投票で「単独町政」を決めたが、14年11月実施の町民アンケートでは「伊東市」が合併先の1位になっている。

 太田町長は24日に県賀茂地域支援局で行われた県の合併支援プラン説明会で要求した東伊豆町の個別支援策として、伊東市で中断している「伊豆スカイラインの南進延長」を最重要にあげたと説明。南伊豆6市町で合併した場合、新市に対し、東伊豆町を南伊豆地域の観光拠点に位置づけ、観光課や観光協会本所の設置を求めていきたいと話した。

(11/28 10:03)

3013とはずがたり:2006/11/30(木) 00:51:27
<北関東>栃木県

何となく破談してしまった前回だが今回はきちんと最後までやってしまいたい。

市町村合併:「機運高まる」 県が真岡市、二宮町代表者と懇談会 /栃木
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061125-00000045-mailo-l09

 市町村合併構想に掲げた真岡市と二宮町の合併を推進するため、県は真岡市で24日、自治会や地域の代表者との「合併地域懇談会」を開いた。
 それぞれの市町から代表者6人ずつが参加。二宮町側からは、同町の文化など地域の特性が失われないか、と心配する意見が出た。一方の真岡市側からは「真岡は全国上位の住みよい街と言われるが、合併で行政サービスは低下しないのか」などの質問が出た。しかし、出席者からは反対意見はなく、おおむね合併に賛成の態度を示した。
 懇談会終了後、県の田崎昌芳総務部長は「合併の機運が高まってきたと感じ、喜ばしい。新法の財政支援措置がある期間内に実現してほしい」と話した。
 また懇談会の中で、県市町村合併推進審議会の岩崎修会長は「県が提案した、2市町の組み合わせは最良だと思うが、強制をしてはいけないと言っている。今後も議論を続けてほしい」と述べた。【関東晋慈
11月25日朝刊
(毎日新聞) - 11月25日12時1分更新

3014とはずがたり:2006/11/30(木) 00:53:34
<東海・首都圏>静岡県

山梨県も首都圏としたり甲信越としたり定まらぬが伊豆と甲斐は西関東で良いかもしれぬ。

市町村合併:伊豆半島南部の6市町首長招集−−県賀茂地域支援局 /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061125-00000049-mailo-l22

 ◇県の合併支援策説明
 県賀茂地域支援局(斉藤民夫局長)は24日、県が合併の枠組として打ち出している下田市など伊豆半島南部の6市町の首長を招集し、20日に県が示した合併支援策を説明した。
 6首長は支援策をおおむね「妥当」と評価した。県側が合併がらみで注目される南伊豆町の共立湊病院の移転・新築や合併支援道路については「今回の支援策は県下一律。湊病院と道路は合併話が進展していく過程で別途に考える」と伝えた。
 また、2日に提案された任意合併協設置について、太田長八・東伊豆町長は「議会の全員協議会で話したが、時期尚早との意見が大半を占めた。任意協への参加は難しい」と話し、6市町による任意協の設置は暗礁に乗り上げた。【中村隆
11月25日朝刊
(毎日新聞) - 11月25日12時1分更新

3015とはずがたり:2006/11/30(木) 00:55:13
<東海>静岡県

焼津と藤枝で二市は並び立たないのかもしれぬ。取り敢えず1市1町*2で良いような気もしてきた。。

市町村合併:大井川町臨時会、「1市1町」案可決 来月17日に住民投票 /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061125-00000055-mailo-l22

 1市1町(焼津市、大井川町)か、志太2市2町(両市町、藤枝市、岡部町)かをめぐり、住民発議による法定合併協議会設置議案と合併の枠組みを問う住民投票条例案を審議する大井川町議会臨時会は24日、1市1町案と住民投票条例案を可決し、2市2町案を否決した。
 12月17日に実施される住民投票は、臨時会で可決した「1市1町」か、否決した「2市2町」を選ぶもので、投票率が50%に達しない場合は開票しない。結果については「町議会及び町長は、住民投票の結果を尊重しなければならない」(同条例)が、拘束力はない。1市1町合併を推進する池谷薫町長は「住民の意見を聞き、よりよい街づくりにまい進したい」と述べた。
 焼津市では2市2町議案を否決しており、戸本隆雄市長は28日開会の市議会11月定例会に1市1町議案を提出する考えを明らかにしている。
 否決された2市2町合併を推進する議員らは「住民投票に向け2市2町合併の必要性を訴えたい」と話すとともに、合併特例法による2市2町合併協設置の住民投票実施を求める署名活動(有権者の6分の1以上の署名が必要)を行う考えを示した。2市2町の合併協設置議案が否決された焼津市でも、同様の住民投票実施を求める署名活動を行う方針だ。【鈴木英世

11月25日朝刊
(毎日新聞) - 11月25日12時1分更新

3016とはずがたり:2006/11/30(木) 00:56:33
<九州・沖縄>福岡県

八女市長よとっとと決断しやがれ。

市町村合併:機運盛り上げへ、県が八女市でセミナー
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061127-00000137-mailo-l40

 八女地域の市町村合併について考えるセミナーが26日、八女市の市町村会館で開かれた。同市と近隣2町2村(黒木町、立花町、矢部村、星野村)を「合併推進構想対象市町村」としている県が「合併の機運を盛り上げたい」と初めて開いた。
 セミナーでは総務省合併推進課の望月明雄理事官が講演。データを示しながら「一般に人口が増えれば1人当たりの歳出額が下がり効率が良くなる」「八女市と周辺自治体は同じ生活圏を形成する運命共同体。全体で振興策を考えるべきだ」と合併のメリットを強調。続いて八女地域と同様に山間部を抱える1市2町2村で4月に合併した和歌山県田辺市の真砂充敏市長の講演もあり、約300人が耳を傾けた。
 八女地域の合併を巡っては、4首長が10月20日、八女市に早期の合併法定協設置を求める要請書を提出。野田国義市長は「議会と相談して判断したい」と述べるにとどまっている。【竹花周〔福岡都市圏版〕

11月27日朝刊
(毎日新聞) - 11月27日12時1分更新

3017とはずがたり:2006/11/30(木) 22:28:19
<東北・北海道>山形県
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1066974699/2836-3000?KEYWORD=%BB%B0%C0%EE
二月の選挙では自立は住民の負担激増,更に中学校の早期改修確約で合併派の勝利を目指せ。

2006年11月28日 火曜日
鶴岡市が消防、衛生処理組合解散を三川町に申し入れ
http://yamagata-np.jp/kiji/200611/28/news06736.html

 鶴岡市は27日、三川町との2市町で構成する鶴岡地区消防事務組合と鶴岡地区衛生処理組合について、解散する方針を同町に伝えた。両市町議会の議決が必要だが、市側は2007年度に解散したい意向だ。

 この日、市政策調整室や両事務組合などの関係者が町役場を訪れ、町幹部に方針を伝えた。また、町が業務を委託している鶴岡市介護認定審査会についても、受託をやめる方針を説明した。町側は事務組合の存続と、存続できない場合は業務委託する方法を要望した。

 両事務組合は、合併して新鶴岡市となる前の旧6市町村と三川町がともに共同設置し、消防やごみ処理を行ってきた。構成自治体が2市町となった現在も、三川町の負担金は、将来鶴岡市と合併するという前提で、7市町村で構成していた当時のまま低く抑えられている。

 しかし、出直し三川町長選で、突然に合併推進から自立に転じた阿部誠町長が当選したことから、選挙後、富塚陽一市長は「(三川町の分を)市民の税金で賄うのはおかしい。公平公正になるよう見直しを検討していく」と示唆。両事務組合などで負担金割合の検討を重ねてきたが、事務組合を解散する方針を固めた。

 同町には消防分署はあるが、救急車は配備されておらず、ごみ焼却に関しても鶴岡市内の施設を使用している。

近く対応伝える−阿部三川町長
 阿部町長は「鶴岡市の話は、提案として受け止める。近く町としての対応を富塚市長に伝えたい」と話している。

3018とはずがたり:2006/11/30(木) 23:45:30
<九州・沖縄>沖縄県

合併構想研究会設置へ/27市町村が参加を確認
http://www.y-mainichi.co.jp/?action_article_show=1&amp;article_id=6512
八重山毎日新聞 (2006-11-29 10:04:03)

[那覇] 県内各市町村の助役・合併担当課長会議及び講演会(県主催)が28日午前、県庁で開かれた。同会議では総務省自治行政局合併推進課課長補佐の宮川克寿氏による講演が行われたあと、県内9つの合併推進構想対象区域27市町村が参加する合併構想市町村行政体制整備研究会の設置に向けた説明が行われた。

 合併構想市町村行政体制整備研究会の設置については県企画部市町村課が説明。石垣・竹富区域を含む県内9区域27市町村が各区域の研究会に参加することを確認し、構想区域外の3市町村の研究会への参加や参加希望団体の取り扱いについて説明した。
 同研究会は各構想区域ごとに12月中にも設置される見通し。研究会を通して各担当者や県職員が市町村が合併に向けた意見交換や合併した市町村の状況を調査、情報を共有する。
 また、同研究会の説明に先立って行われた講演会では「市町村合併の現状と展望について」と題し宮川氏が講演し、「道州制が地方分権に与える影響は大きく、道州制の動きを注視するとともに、合併前後の財政推計には新型交付税の動きにも注視してほしい」と道州制や新型交付税の導入に向けた国の取り組みが合併にも大きな影響を与えることを説明した。

 来場した各市町村担当者からは「合併特例区の課題と現状の取り組みはどうなっているのか」「構想の枠組みへの各市町村の反応は」などと質問が相次いだ。

3019とはずがたり:2006/12/01(金) 22:22:19
<東北・北海道>福島県

まぁ何年か後泣きついてこい。

市町村合併:川俣町、合併協離脱を申し入れ 福島市と飯野町、協議継続 /福島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061122-00000113-mailo-l07

 ◇福島市と飯野町、1市1町で協議継続
 福島市、川俣町、飯野町の合併問題で、川俣町の古川道郎町長は21日、福島市の瀬戸孝則市長と飯野町の阿曽昭三郎町長に対し、法定合併協議会からの離脱を申し入れた。また、飯野町の阿曽町長は瀬戸市長に福島市と飯野町での合併協議の継続を要望した。これにより、1市2町の合併構想は破たんし、1市1町の枠組みで協議を続けていくことになった。
 この日は申し入れの後、3首長による合併協正副会長会議が福島市役所で行われ、今後について話し合った。会議後の取材に対し、古川町長は「選挙という場で町民の判断が示された」と合併反対を訴えて再選されたことを離脱の理由に挙げた。また、自立を目指す街づくりについて「川俣にいいものはたくさんあるので、住んでよかったと言える環境づくりをしていきたい」と述べた。
 一方、阿曽町長は「1市2町の基本的理念が崩れるのは残念」とした上で、福島市とは生活圏が密接に関連しているとして「(福島市と)合併することに違和感はない」と前向きな姿勢を示した。瀬戸市長も「2年間も協議しているので、合併という方向にもっていくことでいいと思う」と述べ、1市1町での協議は継続される。
 今後は、現在の合併協を解散し、1市1町による新しい合併協を発足させるか、合併協の規約を変更して1市1町での協議を続けるかが問題となる。12月1日に開かれる合併協で方向性を決め、12月議会で3市町が関連議案を提出、可決されれば、正式決定となる。【松本惇

11月22日朝刊
(毎日新聞) - 11月24日15時52分更新

3020とはずがたり:2006/12/02(土) 10:57:22
<東海>静岡県

まぁ板挟みだわな。

市町村合併:岡部町議会、合併2案とも可決−−2市2町、1市1町 /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061128-00000023-mailo-l22

 住民発議による志太2市2町(藤枝・焼津市、岡部・大井川町)の法定合併協議会設置を巡り岡部町議会は27日、臨時会を開き、2市2町の合併協設置議案を11対3の賛成多数で可決した。一方で、井田久義町長が主張する藤枝市との1市1町合併の推進を求める決議案も12対2の賛成多数で可決し、採択した。決議では、2市2町を理想としながらも早期の合併実現を求めている。「両にらみ」の議会判断は、財政状況の厳しい同町が合併新法期限内(09年度)の合併実現に強い意思を表明した形だ。【鈴木英世】
 ◇実現最優先で「両にらみ」
 2市2町の合併協設置議案は藤枝市が可決したものの、焼津市と大井川町が否決している。関係4市町の可決が合併協設置の条件のため、27日の岡部町議会の判断を待たず2市2町合併は事実上、白紙に戻っている。
 しかし、焼津市と大井川町の間で進んでいる1市1町合併の動きも見通しは不透明だ。賛否きっ抗する焼津市議会で1市1町議案が成立するかどうかも微妙な情勢で、こちらもとん挫する可能性がある。このため、合併実現が絶対条件の岡部町は、現時点でどちらか一方に軸足を置くことができなかったとみられる。
 井田町長は1市1町の決議報告のため来月初旬に藤枝市の松野輝洋市長を訪れる。早ければ年内にも合併協設置を申し入れたい考えだ。
 藤枝市の松野市長は27日の定例会見で、「議会と町長の気持ちは分かった」と述べ、岡部町の苦境に理解を示した。ただ藤枝市の態度については「(来年2月の)焼津市議選などがある」と述べ、今後の状況変化を見据えたうえで決める考えを示した。

11月28日朝刊
(毎日新聞) - 11月28日11時1分更新

3021とはずがたり:2006/12/02(土) 11:09:05

<東海>静岡県

市町村合併:「三島らしさ」と広域合併は両立−−知事が認識示す /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061128-00000024-mailo-l22

 19日の三島市長選で3選された小池政臣市長が、「三島の良さが薄まる」との理由で沼津市との合併に消極的な考えを表明している点について、石川嘉延知事は27日の定例記者会見で「三島の良さを失わずに広域的地域形成はできる」と述べ、「三島らしさ」と合併は両立できるとの認識を示した。
 県の審議会は同市と沼津市を含めた3市3町合併で人口50万人規模の中核市づくりを求めている。一方、三島市の調査によれば市民の4分の3が20万人以下を望んでおり、小池市長はこれを根拠の一つに3市3町合併に難色を示している。
 石川知事は「現在の住民意識だけに引きずられていいのかどうか。政治家として信じる方向に賛同の輪を広げる必要がある」と述べ、広域合併への理解を求めた。そのうえで、「(小池市長と)率直に、期限を区切らず話し合えば調整は可能ではないか」との期待感を示した。【鈴木直】

11月28日朝刊
(毎日新聞) - 11月28日11時1分更新

3022とはずがたり:2006/12/02(土) 15:05:13
<近畿>兵庫県西播

上郡町との合併めぐるアンケート 赤穂市民、7割「住民投票」求める
http://www.sankei.co.jp/chiho/hyogo/061202/hyg061202006.htm

 上郡町との合併協議をめぐり、赤穂市が市内全世帯を対象にアンケート調査したところ、7割以上が住民投票の実施を求めていることが分かった。市は「調査結果を尊重したい」と話している。回収率は83・4%。

 合併をめぐる同市のアンケート調査は2度目で、市内全世帯約1万9000世帯を対象に実施。上郡町との合併協議について、協議継続の可否や合併への期待と不安などを尋ねた。

 合併の是非の決定方法を問う設問では、「住民投票の実施」が72・1%と圧倒的多数を占めた。「市長と議会の協議」は11・6%だった。

 協議継続の可否については、「継続すべき」が35・8%、「やめるべき」が22・6%。「どちらともいえない」「わからない」が合計37・2%あった。

 これまでの合併協議では、両市町対等の「新設合併」で「赤穂市」の名称とすることなどが決定済み。豆田正明市長は「協議継続を求める声が多かったと受け止めた。結果については尊重したい」と話している。

(2006/12/02 05:10)

3023とはずがたり:2006/12/02(土) 15:09:01
<東海>静岡県

1市1町の流れかねぇ・・。

県合併審議「志太2市2町」支持 答申には盛らず
http://www.sankei.co.jp/chiho/shizuoka/061201/szk061201000.htm

 県内の合併推進構想を審議する「県市町村合併推進審議会」(大坪檀会長)が30日、県庁で開かれ、大井川町と焼津市が相次いで離脱を表明し、2市2町での合併が困難な状態になっている志太地区の枠組みについて、「審議会として2市2町の組み合わせが望ましい」とする見解をまとめた。この日は「見解」にとどめ、答申には盛り込まないことで一致した。

 審議会は、大坪会長のほか、学識経験者らで構成される委員14人によって進められた。出席した委員は、志太地区の枠組みを藤枝市、焼津市、大井川町、岡部町の2市2町が望ましいとする方針で一致したが、「1週間前に大井川町の議会で否決されているのに、さらに県として2市2町を推すのは議会制民主主義に逆らっている」「実現不可能なことを進めるより、段階的な合併を想定して1市1町から始めるのも一案ではないか」といった意見も出された。

 これらの議論をふまえ、この日の審議会では2市2町の枠組みを見解として示すにとどめ、答申に盛り込まないことで一致した。しかし、大坪会長は「答申内容について、今後も審議を行うが、その段階で盛り込む可能性もある」と説明した。

 志太地区の4市町は平成14年7月、合併を目指す「志太2市2町任意合併協議会」を発足したが、15年2月に大井川町が合併協議会から離脱。2市1町での合併で協議を再開したものの、16年12月に焼津市も離脱し、合併は白紙に戻った。

 これに対し今年9月、2市2町での合併を目指す市民らが、2市2町の合併協設置に向けて合併協議会設置同一請求書を提出したが、11月8日に焼津市議会が、11月24日に大井川町議会が合併協設置議案を否決した。両市町は今後、1市1町の合併に向けた審議に入るとみられる。

(2006/12/01 07:59)

3024とはずがたり:2006/12/02(土) 15:37:14
<東海>静岡県

わざわざ仲介役に構想に入れられちゃった裾野市は可哀想だね。
御殿場裾野小山の合併が現実的に思えるが,>>2752では御殿場・小山・長泉と合併して特例市(!人口要件20万だぜ。そんなに人居るのか)をぶちあげてたが長泉は劇場家石川県知事もぶち切れるぐらい唯我独尊で合併に後ろ向きだからちょっとトーンダウンしたのであろう。
取り敢えず長泉と三島には県の事業を抑えてぎりぎり締め上げて貰おうw

まぁまずは
東富士市=御殿場市+裾野市+小山町

沼津市=沼津市+清水町

三島市=三島市+函南町

伊豆の国市

長泉町
||
駿河市(旧田方郡部が嫌がるか?沼津市では三島がうんと云わないし,駿豆市では今はあんま使わないしねぇ)

の二段階合併でええのでは?


市町村合併:裾野市長、3市3町合併「非常に難しい」−−沼津と三島仲立ちも /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061130-00000050-mailo-l22

 裾野市の大橋俊二市長は29日の記者会見で、県の審議会がまとめた東部3市3町(沼津・三島・裾野市、清水・函南・長泉町)の合併答申について「三島市長の意向や沼津と三島の関係が悪い現状を考えると、3市3町合併は非常に難しい」と述べた。
 大橋市長は、「3市3町では三島の良さが薄まる。隣町と合併し20万人以下の都市をつくりたい」との三島市の小池政臣市長の主張について、「政令市づくりに向け各市町はまとまらないといけないが、小池さんの考え方ではまとまれない」と述べた。その上で、「小池さんと個別に話し合いの場を持ち、沼津と三島の仲立ちをしたい」と話した。一方、個人的見解として「裾野は御殿場市と小山町との2市1町合併が最善」と述べた。
 3市3町合併を巡っては、沼津市と函南・清水町の首長は賛成だが、三島市長は隣町との合併を希望。長泉町の遠藤日出夫町長は「任期(09年9月)内は合併しない」としている。来月9日には3市3町の首長による懇談会が開かれ合併問題が協議される予定だ。【浜中慎哉】

11月30日朝刊
(毎日新聞) - 11月30日12時1分更新

3025とはずがたり:2006/12/03(日) 13:32:20
<北陸・信越>新潟県

>基本は合併しない方針
か・・

谷井・小千谷市長:「よりよい市政を」−−初登庁であいさつ /新潟
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061130-00000113-mailo-l15

 小千谷市の谷井(やつい)靖夫市長が29日就任し、市役所に初登庁した。谷井市長は「関市長を引き継いで、よりよい市政を目指したい」とあいさつした。
 谷井市長は午前9時ごろ、150人の職員が出迎える中で登庁。「失敗を恐れず、既成概念から抜け出してほしい」と訴えた。その後の会見で谷井市長は「(中越地震からの)復興は、市の中心部だけでなく山間部もバランスよく進めなければならない」と市が抱える課題を指摘。
 隣接する川口町が呼びかけている合併問題については「基本は合併しない方針だが、情勢変化があれば対応する」と述べた。【渡辺暢】

11月30日朝刊
(毎日新聞) - 11月30日13時2分更新

3026とはずがたり:2006/12/03(日) 19:55:38
<東北・北海道>山形県

まぁ事務組合は解散の方向でしょう。三川町民は応分の負担に苦しむべし。

市町村合併:三川町自立選択 負担増、最大で年1億円−−消防・衛生処理事業 /山形
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061129-00000079-mailo-l06

 ◇組合解散でさらに
 三川町が合併しないことで、鶴岡市とつくる「鶴岡地区消防事務組合」と「鶴岡地区衛生処理組合」の負担割合を現行制度で見直した場合、町側の負担は年間で最大約1億円増えることが、同市などの試算で分かった。あくまでも一部事務組合が継続した場合の試算。組合解散となれば町の財政負担はさらに大きくなる。
 消防とごみ処理業務は合併前の庄内南部の市町村時代から両事務組合で行ってきた。06年度当初の三川町の負担金は消防が9827万円、ごみ処理が4371万円。これに対し鶴岡市負担金はそれぞれ17億9491万円、11億1483万円。
 昨年の新鶴岡市誕生後も、三川町は合併を前提に負担割合が低く抑えられてきた。負担金は平等割、人口割、ごみ排出量など複雑な算出方法で決まるが、合併しないことで両事業の町負担が3000万円から1億円の範囲内で増えるという。
 三川町では10年度までの中期財政計画で、年6000万円の黒字を見込んでいるが、07年度から学校改築の起債償還が始まるだけに、厳しい財政運営を迫られそうだ。【粕谷昭二】

11月29日朝刊
(毎日新聞) - 11月29日12時2分更新

3027とはずがたり:2006/12/04(月) 01:51:32
<中国・四国>愛媛県

この際鬼北町も含めて宇和島と合併でええやん

松野町:合併問題は先送り−−臨時町議会 /愛媛
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061202-00000232-mailo-l38

 松野町の臨時町議会は1日再開。合併問題解決調査特別委員会に付託されていた合併の相手先を決める住民投票条例案を継続審査とした。同特別委員会は「早急に結論を出すべきでない」としている。継続審査に伴い補正予算案に計上されていた住民投票の経費274万8000円を減額修正して予算案を可決、閉会した。【川上展弘】

12月2日朝刊
(毎日新聞) - 12月2日16時1分更新

3028とはずがたり:2006/12/04(月) 14:32:15
<東北・北海道>青森県・岩手県

秋田県+青森県+岩手県で合併で盛岡県しかないっしょ。

2006年11月28日
八戸市長、可能性に言及 県境合併
http://www.iwate-np.co.jp/gappei/g200611/gappei200611281.htm

 小林真八戸市長は27日の記者会見で、昨年11月17日の市長就任から1年が経過したことに伴うマニフェスト(公約集)の進ちょく状況について発表。公約の柱・中核市実現に関し小林市長は「広域合併はまず周辺町村から進める」とした上で「(岩手県自治体との)越境合併の可能性は否定できない」と、越境合併について踏み込んだ発言をした。
 小林市長は、公約項目「周辺自治体との連携と合併の推進、中核市指定」についての事業実施状況の説明で、久慈、二戸、八戸の3市を中心にした「3圏域連携懇談会」の設置を実施事業として挙げた。
 合併推進の公約に対応する事業として連携懇談会を挙げた理由について「連携墾は関係者の気持ちの醸成につながるのではないかということで事業として挙げた」と説明。ただ「設置目的は合併に向けたものではない」と強調した。
 さらに「岩手とは歴史的なつながりの部分で県境を超えているのも事実。飛び地合併はよくない」と補足。まず青森県南町村との合併を優先する姿勢を示した。
 今年7月の同懇談会設置に当たって小林市長はこれまで、県境を超えた合併を意図したものではない−と述べるなど、越境合併に否定的な発言をしてきた。
 合併に言及した小林市長の発言に対して、小原豊明二戸市長は「道州制の動きにも絡むが、将来的に(越境合併を)視野に入れることはあっていいと思う。ただ、現在の国や県の行政体制の中では、ここ数年で実現するのは難しいだろう。合併にかかわらず、県境を越えた周辺自治体との連携交流は必要だ」としている。
 水上信宏洋野町長は「今は新生洋野町の町づくりに専念したい。将来的には道州制論議の動向を踏まえ、町民の意見を吸収しながら八戸との合併か、久慈との合併か、自立かを考えていきたい」とする。

3029とはずがたり:2006/12/04(月) 16:27:42
<東海>静岡県

理想派が押し切ったのだな。なんで志太郡で生活圏も一体なのに島田は入らないのだとなるが,あれは志太郡西部+榛原郡北部の合体か。

志太地域合併「2市2町望ましい」 県審議会見解
http://www.shizushin.com/local_politics/20061201000000000011

 県市町村合併推進審議会(会長・大坪檀静岡産業大学長)は30日、県庁で会合を開き、志太地域2市2町(藤枝、焼津市、岡部、大井川町)について審議し、「2市2町の枠組みが望ましい」とする見解をまとめた。石川嘉延知事への答申は方法や時期、内容を含め今後、検討することにした。
 審議会は2時間半以上に及んだ。委員からは「2市2町の生活圏は既に一体化している。分断する理由は見当たらない」「志太地域の住民全体では2市2町の合併を望む人の方が多い」「知事に答申した東部地域3市3町など他地域と同じスタンスで、審議会はあるべき姿を提示すべきだ」などの意見が出た。
 一方で、「焼津市、大井川町の両議会で2市2町合併協議会設置議案が否決されたばかり。いま方針を示すのは時期的にどうか」「県の合併構想に2市2町が盛り込まれると、1市1町が進んだ場合、法律に基づく県の支援は不可能になる」などの声もあった。また、「4市町の首長は早急に話し合いの場を設け、合併に対する考えを住民に説明する必要がある」との注文も相次いだ。
 審議会後、大坪会長は「将来的な地域の発展に向け、2市2町の合併が望ましいとの判断は一致した。ただ、今後の地元の動きに柔軟に対応できるようにはしたい」と述べた。

3030とはずがたり:2006/12/06(水) 00:31:34
<東海>静岡県

芝川がどうも富士宮を嫌がってたのは財政が余り宜しくないからなのか?さてどうなる。

市町村合併:富士宮市との合併、住民投票を控え芝川町長が説明 /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061202-00000044-mailo-l22

 富士宮市との合併の是非を問う住民投票を24日に控える芝川町の臼井進町長は同町の小学校で30日夜、住民説明会を開いた。臼井町長が説明会に出席するのは初めて。
 臼井町長は財政状況などから合併やむなしとしながら、住民発議による法定合併協議会設置請求がされている富士宮市との合併について、「住民投票で賛成多数なら富士宮市に再び合併協設置を求める」としたが、厳しい財政事情の同市との合併には「憂慮するものがある」と述べた。
 また富士宮市との合併反対が多数の場合、選択肢として(1)富士市、富士川町との1市2町(2)富士・富士宮市、富士川町との2市2町(3)単独、を提示。投票率50%未満で開票されなかった場合は、住民から決断を委任されたと解釈するとの考えを示唆した。【鈴木英世】

12月2日朝刊
(毎日新聞) - 12月2日11時1分更新

3031とはずがたり:2006/12/06(水) 19:40:09
<九州・沖縄>熊本県

すげぇ順調?

熊本市、富合町合併準備協議会「都市圏の南の玄関口を目指す」
http://www.kab.co.jp/db/asp/KabNewsDetail.asp?hizuke=2006/12/5&amp;group=4&amp;id=3

 熊本市と富合町の合併準備協議会が開かれ「熊本都市圏の南の玄関口としてのまち」とする両市町の将来像などを承認し、法定協移行のため準備協議会は12月5日解散しました。
会議の冒頭、熊本市の幸山市長は、12月議会に法定合併協議会の設置案を提案することを報告しました。
会議では、教育、建設、公共料金など8つの項目について、今後の調整方針が承認されました。また、両市町の将来像として、熊本都市圏の南の玄関口としてのまちを目指し、交通の要衝としての環境整備や、田園と良好な住宅の形成など、地域の特色を生かしたまちづくりを進める方向性が確認されました。合併準備協議会は12月5日で解散し、今後、議論の場は法定協議会に移る見込みです。

3032とはずがたり:2006/12/07(木) 20:39:24
<東北・北海道><広域合併>
道州制よりてっとばやくコストも安く効果が出ると思われる施策に都道府県合併がある。
青森+岩手+秋田→盛岡県
富山+石川+福井嶺北→金沢県
京都+滋賀+福井嶺南→京都府
大阪+奈良+和歌山→大阪府
東京+神奈川+千葉+埼玉+山梨→東京都
徳島+香川+愛媛+高知→高松県or松山県
福岡+佐賀→福岡県

東北の北3県合併、民意問う 寺田秋田県知事に聞く
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061204-00000006-khk-toh

 地方分権や広域連携の推進などで、東北をリードしてきた岩手県の増田寛也知事が10月、来春の知事選への4選不出馬を表明した。増田氏は11月1日の河北新報社のインタビューで「東北のリーダーシップは、秋田県の寺田典城知事に引き継いでもらいたい」と語った。道州制推進論者としても知られる寺田知事。東北にどんな将来像を描き、どうけん引していくつもりか、考えを聞いた。(聞き手=秋田総局・長谷美龍蔵)

 ―増田知事らと進めてきた北東北3県の連携は10年の節目を迎えた。
 「北東北のグランドデザインをまとめ、産業廃棄物条例、共同事務所の開設などいろいろ実現してきたが、何より3県の垣根がなくなったことが大きい。3県だけで道州制へ移行できるくらいだ。最近は(3県が)合併しないと、解決できない課題も多くなってきた」

 ―3県には2010年合併論がある。
 「実現するかどうか分からないが、少なくとも県単位で物事を考える時代は過ぎた。理想は東北6県(の合併)だが、前段階の現実的な対処として、北東北3県でまとまっていい。民意を確かめる時期に来ており、3県が予算を確保し、共同でアンケートするか、それが無理なら秋田県の単独予算で、3県を調査したいと思っている」

 ―道州制に関しては、東北6県でも各知事に温度差がある。
 「前福島県知事は反対していたが、新知事となり(姿勢も)変化するのではないか。いずれ政府は3年以内に道州制に道筋を付ける方針。知事は政治判断を迫られるわけで、逃げることのできない問題。県民に責任を押し付けるのではなく、批判や反対に遭っても必要なことであれば進めていくのが政治家の使命だ」

 ―これからの東北にはどんな可能性があるか。
 「東北はどこも似た気候風土。『白河以北、一山百文』という言葉もあるが、風土や自然は日本の礎。決して捨てたものではない。代表例は農業だ。今はもうからないが、価値は今後、必ず認められていくはずで、そうなれば東北は強い」
 「東北の特性を生かした産業振興、それを支える人材の育成がこれからの課題。産学官連携などは6県で一体的に取り組むべきだ。東北大は、文字通り東北の大学として核となってもらい、秋田大などとネットワークを形成してはどうか」

 ―増田知事は東北のリーダーシップを寺田知事に託したいようだが。
 「『寺田さん頼む』と言われたが、当選回数(3期目)が一番多いから仕方ない。地方分権や税源移譲の在り方など共通の課題には6県一体で取り組みたい」
 「雪の多い東北と東京が、税制などで同じ制度なのもおかしい。『一国二制度』の検討を訴えていく。増田知事や浅野(史郎前宮城県)知事は、中央でも活躍していた。私も頻繁に上京し、いろいろな方と話したいと思っている」

(河北新報) - 12月4日7時1分更新

3033とはずがたり:2006/12/07(木) 21:33:45
<東北・北海道>岩手県

一関よ,度量を見せよヽ(`Д´)ノ

藤沢合併方針定まらず 一関市政策推進会議
http://www.iwate-np.co.jp/news/y2006/m12/d07/NippoNews_10.html

 一関市の政策推進会議は6日、市役所で開かれた。市議会12月定例会の対応のほか、同市との本年度内(来年3月末)の合併を望んでいる藤沢町についても協議したが、同町との合併問題は明確な方針が定まらなかった。
 会議は非公開。市3役、6地域自治区長、企画、総務の各部長らが12月定例会の対応について協議。協議は合併問題にも及び、両市町が通算7回行ってきた事務レベル協議内容について意見交換したが、方向性は出なかったもようだ。
 同町はこれまで、財政難や国営農地開発事業による農業施策などについて周辺地域から理解が得られず、2004年12月の両磐合併再編時に合併協議から外れた。05年度から大胆な行財政改革を断行し自主再建に努め、同市との合併を目指している。
 一方、両磐7市町村が合併して昨秋発足した同市は、実質合併初年度とあって新市の一体的な施策や各種計画策定など「基礎固め」が優先課題。財政状況も厳しい状況だけに、合併環境が整っていないのが実情だ。
 会議終了後、浅井東兵衛市長は岩手日報社の取材に対し、「政策推進会議は12月市議会の対応が議題だった。藤沢町との事務レベル協議についても話したが、特にコメントはない」と述べた。
 同町は任期満了に伴う町長選(来年1月16日告示)を控え、現在7期目の佐藤守町長の去就も絡み、合併の動向が最大の関心事。本年度内合併を目指すものの、時間的に厳しさを増している。
 同市は市議会12月定例会が開会中、同町は19日から町議会12月定例会が開会するため、今後の議会内の議論も注目される。

3034とはずがたり:2006/12/08(金) 12:33:19
<東海>静岡県

後は川根本町がいつ島田@大井川と合併するかである。
静岡@安倍川と浜松@天竜川ばりの巨大自治体に成長しそうだねぇ。
駿河小山から伊豆市までの沼津@狩野川,富士富士宮地域@富士川も頑張れ。
磐田・袋井・掛川@太田川はちょいと(川が)小さいか?

市町村合併:島田市と法定協設置議案を可決−−川根町議会
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061206-00000046-mailo-l22

 川根町議会は12月定例会初日の5日、島田市との法定合併協議会設置議案を賛成多数で可決した。島田市議会も13日に同案を可決する見通しで、26日に第1回合併協を開催する予定。
 両市町は08年4月の合併実現に合意している。合併方式は島田市への編入合併。今後、来年8月の合併協定書調印を目指し、協議する。

12月6日朝刊
(毎日新聞) - 12月6日12時1分更新

3035とはずがたり:2006/12/08(金) 20:45:48
<東海>静岡県

「合併前、やるべき施策」 小山町長
http://www.shizushin.com/local_politics/20061208000000000021

 小山町の長田央町長は7日、町議会12月定例会の一般質問で、合併に関して、御殿場、裾野市との2市1町や長泉町を含めた2市2町が望ましいとしながらも、「合併を考える前に、町として進めるべき施策がある」との考えを示した。
 県市町村合併推進審議会による沼津、三島市など3市3町や御殿場市・小山町の合併枠組みについて長田町長は、「東富士演習場の関連もあり、首長間では2市1町の枠組みを了解している」と述べた。
 一方、町の取り組む課題として国道138号の道の駅整備やF1開催に向けた交通計画の確立、豊門公園の整備などを挙げ、「合併も視野に入れる必要はあるが、その前に企業誘致や産業振興、インフラ整備などやるべきことはやっていく」とした。

3036とはずがたり:2006/12/08(金) 21:25:18
<首都圏>埼玉県

気分良く入れてやれや、キューポラのある街よ。

市町村合併:鳩ケ谷市長「川口市との合併、早期実現に全力」 /埼玉
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061205-00000127-mailo-l11

 鳩ケ谷市長選で初当選した木下達則市長は4日、議会で所信表明演説を行い、「川口市との合併早期実現に全力で取り組む」と語った。実現のために「川口市側のし尿の受け入れなど、鳩ケ谷市としての責務を適切に果たしながら信頼回復に努める」とし、さらに両市間の行財政格差を解消するため「行財政改革を積極的に進め、市民と連携した取り組みを推進する。組織の改革や川口市とのパイプを持つ人材登用も検討する」と述べた。【森国郎】

12月5日朝刊
(毎日新聞) - 12月5日13時2分更新

3037とはずがたり:2006/12/08(金) 21:28:31
<北陸・信越>新潟県

市町村合併:合併先問う住民投票を 川口町で直接請求 /新潟
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061205-00000063-mailo-l15

 川口町の住民グループが4日、合併先を長岡市か小千谷市かの「二者択一」で問う住民投票実施の条例制定を求めて町に直接請求を提出した。岡村譲町長は隣接する魚沼市も選択肢に加えるべきだとして「三者択一」の条例案を20日の町議会に提出する意向を明らかにした。
 だが小千谷市の谷井靖夫新市長は市町村合併に慎重な姿勢を示している。財政破たんの瀬戸際にある同町の合併論議は混迷の度合いをいっそう深めた。【根本太一】

12月5日朝刊
(毎日新聞) - 12月5日12時1分更新

3038とはずがたり:2006/12/08(金) 21:33:13
<東北・北海道>青森県
>>3011
入れてやれよ。ここんとここんなんばっかだな。
五戸の財政難から時期尚早との声があがってるとか。新しい合併には飴が足りないからかな・・

2006年11月21日(火)
五戸と新郷の合併協議の場見送り
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2006/20061121091153.asp

 五戸町の三浦正名町長は二十日、新郷村からの合併協議要請について、「機運の醸成次第」として、現時点では協議の場の設置を見送ることを同村の須藤良美村長に回答した。回答を受け、須藤村長は十二月上旬にも村議会議員全員協議会を開き、今後の対応を協議する方針を示した。

 三浦町長が二十日午前の町議会議員全員協議会(非公開)で村への回答について意見集約。同日午後に村役場を訪れ回答書を須藤村長に手渡した。

 八月八日に村から合併協議要請を受けて以来、三浦町長は議員全員協を三回開き、須藤村長とのトップ会談を二回行った。これらを総合的に判断した結果として、「村と町は歴史・人情・風俗・文化など多くの部分を共有する地域として将来的に合併することは否定するものではないが、より一層の相互理解と合併に対する意識の高揚が必要」と回答した。

 新郷村は前村長時代の「平成の大合併」の際、五戸地方の合併協議会に参加しながら八戸地域に方針転換して協議会を離脱した経緯がある。五戸町も旧倉石村との合併後も財政が依然厳しいことなどから、同町議会では、村との合併に反対する意見や「時期尚早」との声が出ていた。

3039とはずがたり:2006/12/08(金) 21:50:13
<東海>静岡県

函南と沼津は前向き。長泉と三島は後ろ向き。清水は微妙。これじゃ纏まらん・・。

選挙:清水町長選 山本博保町議が立候補表明 /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061128-00000021-mailo-l22

 清水町の山本博保(ひろやす)町議(69)は27日、来年2月の清水町長選(13日告示、18日投開票)に出馬する意向を表明した。山本氏は同町のごみ・し尿処理業務などを巡り関係が悪化した沼津市について「誠意を示すことが大事。市長と直接面談して沼津に礼を尽くし前進したい」と話す一方、合併問題については「沼津との1市1町合併は住民感情としてありえない。まずはしっかり行政と住民との合意形成をした後、複数の自治体と協議を進めていきたい」と述べた。
 山本氏は同町出身で現在町議5期目。91年5月〜93年6月まで議長。同町長選では平井弥一郎・現町長(65)が不出馬を表明しており、現在平井町長の後援会は候補者擁立を検討している。

11月28日朝刊
(毎日新聞) - 11月28日11時1分更新

3040とはずがたり:2006/12/08(金) 23:06:47
尾張横須賀は大田と合併して東海市、遠州横須賀は大渕と合併して大須賀(現掛川)、武蔵横須賀が今でも自治体として名を残している。
IMEで変換されたので調べてみると安房鴨川には横渚なんて地名もあるらしい。
さらにこんなページも。有名な横須賀は俺が知ってる三つで全てだったか。
http://yokosuka.dashi-matsuri.com/kangura/kan017.htm

写真展:旧横須賀町伝える懐かしい写真展示−−東海市役所で /愛知
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061128-00000010-mailo-l23

 ◇町制施行100年記念で
 「横須賀町制施行100年記念写真展」が、東海市中央町、市役所2階市民ギャラリーで開かれている。30日まで。
 「横須賀町」は江戸時代から、2代目尾張藩主・徳川光友公の別荘地として栄えた。1906(明治39)年、横須賀町と高横須賀村、養父村、大田村、加木屋村が合併して横須賀町となり、その後、69年に上野町と合併して東海市となった。今年は町制施行100周年にあたり、記念になるものをと「東海市を知ろう会」(北川照夫会長)が企画。市民ら15人や神社の協力で、写真約100点を提供してもらった。
 写真は昭和初期から、昭和30年代のものがほとんど。養父新田と横須賀港の埋め立て、加木屋の今と昔、伊勢湾台風の被害状況なども。また、日露戦争の戦利品や、町立横須賀高等女学校の教科書、戦前の横須賀小の写真もあり、懐かしい知人の顔を探している人もいた。【林幹洋】

11月28日朝刊
(毎日新聞) - 11月28日11時1分更新

3041とはずがたり:2006/12/08(金) 23:49:30
<東海・西関東>静岡県

失礼な芝川町長はくびにしんといかんね。

市町村合併:きしむ県構想 財政危機の回避図る県/地元は「より豊かに」 /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061205-00000056-mailo-l22

 県の合併構想がきしみ始めた。富士宮・芝川の1市1町合併では、芝川町の臼井進町長が先月30日の住民説明会で「富士・富士川との1市2町も選択肢」と述べ、県の構想と異なる案を提示。伊豆半島南部の1市5町でも東伊豆町の太田長八町長が伊東市に合併を打診したい考えを明らかにした。県は、構想通り合併する自治体に財政支援する制度を創設したが、相次ぐ「構想外合併案」の浮上は、アメが期待ほどの効果を上げていない実情を示している。【鈴木直、中村隆】
 芝川町の住民団体「芝川町の合併先は富士市と富士川町をベストとする会」は先月、町内で4ページの冊子を配布。富士宮市との合併について、▽既に生活圏が一体化しており地域へのインパクトが弱い▽富士宮市の財政再建計画見直しを迫ることになり、合併申し入れは同市に非礼――などと説明している。代表世話人の増田秀次氏(地元有力企業・関東精工会長)は「住民の合併への理解は不十分」と話し、今月24日に予定される富士宮市との合併の是非を問う住民投票に向け、啓発活動を続けるという。
 しかし、この冊子が富士宮市の「合併慎重派」を刺激している。先月24日の富士宮市議会でも取り上げられ、「合併をやめたらどうか」との声も上がった。小室直義市長は「慎重に対応したい」と述べるにとどめたが、その後も臼井町長が「(富士宮市を除く)1市2町も」と発言したことで、「きわめて失礼」(富士宮市幹部)と不快感が拡大している。
   ■   ■
 「伊東市も合併の選択肢になり得るのではないか。伊東市の意向を聞いてみたい」。東伊豆町の太田町長は27日の定例記者会見で、「非公式」と断りながら県の1市5町構想と異なる組み合わせも視野にあることを明らかにし、財政難の下田市との合併を避けたい思いをにじませた。
 同地区では6市町の足並みがそろわないため、県はまず任意の合併協議会を設置し一歩でも前進したい考えだ。しかし、既に東伊豆、西伊豆両町は不参加を表明。合併肯定派、下田市の石井直樹市長は「4市町でも先に」と主張するが、6日には南伊豆、松崎両町が議会全員協議会で任意協参加を協議する予定で、どちらか1町でも見送りを決めれば「4市町先行論」も暗礁に乗り上げることになる。
 両地区では、県は当面の財政危機回避を狙って構想を策定した。しかし、「より豊かに」と考える自治体がこれに異を唱えた格好で県は対応に苦慮している。

12月5日朝刊
(毎日新聞) - 12月5日12時1分更新

3042とはずがたり:2006/12/09(土) 13:03:33
<東海>静岡県

おお、尽く合併に反対する共産党が柔軟姿勢!!共産党は2市2町を阻止するために、市長も1市1町を実現する為に共産党に最大限の配慮。

共産、賛成の可能性 合併法定協設置案 焼津市議会
http://www.shizushin.com/local_politics/20061209000000000025

 大井川町との合併を進める焼津市の戸本隆雄市長は8日、市議会11月定例会一般質問で、定例会に提案予定の法定合併協議会設置案に関連し、可決後も直ちに法定協を設置するのではなく、準備会組織で大枠の協議を進める考えを示した。岡田嘉哲氏(共産)の質問に答えた。
 同市議会の保守勢力は大井川町との合併で賛否が分かれ、共産党市議団(団長・岡田氏、3人)が可否決の鍵を握る。同市議団は11月末、「法定協は時期尚早」として反対する見解を出したが、岡田氏はこの日の市長の発言を「大きな前進」と評価。法定協設置案の採決で賛成に転じる可能性を示唆した。
 任意協議会での協議と市民への情報提供を求めた質問に対し、戸本市長は「法定協の前に準備会で大枠の協議を行い、話し合いの内容も積極的に(市民に)情報提供する」と答弁。同市議団が求めた住民投票についても「やぶさかではない」と含みを持たせた。
 岡田氏は「議員団としての態度は最終日までに決める」と話した。

3043とはずがたり:2006/12/10(日) 14:21:53
<中国・四国>香川県三豊地区

確かこの辺にお詳しい感じだった香川県民氏は最近どうしてるんでしょうなぁ。大学生活が楽しくてネット見てる暇もないかな?
地図で見ると豊中よりも高瀬の方が町の中心なぐらいで良いじゃないか。

支所活用の検討も−三豊市本庁舎建設問題
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/administration/article.aspx?id=20061209000138
2006/12/09 09:30

 三豊市の月定例議会は八日、本会議を続開。七氏が一般質問に立った。横山市長は、合併後十年以内に香川県三豊市豊中町本山甲の旧香川松下寿電子工業跡地に新庁舎を建設するとしている合併協定項目を白紙撤回する方針を改めて表明。庁舎位置については「今後、議会と協議していく」とした上で、現市役所を含む旧町役場を検討していく考えもあることを明らかにした。

 同市の新庁舎は、三豊合併協議会で同跡地に建設すると合意しているほか、条例でも市役所の位置を同跡地とし、現庁舎の旧豊中町役場は新庁舎整備までの暫定となっている。

 横山市長は、白紙撤回の考えに至った経緯を「市民の意思は市長選で明示されたが、財政状況を確認した上で改めて判断した」と説明。「庁舎位置が高瀬支所に変更されるのではとの声もあるが」という質問に対しては「耐震性に優れ、観音寺、善通寺市役所よりも延べ床面積が広いため、行政改革というテーマから考えれば検討すべきとは思う」と答えた。

 このほか、岩倉道夫教育長が、耐震化に伴い二〇〇七年度に下高瀬小を改築することや、三野町吉津の宗吉瓦窯跡に整備している史跡公園の規模縮小を明示。防災行政無線について高木謙一政策部長が、旧町時代から整備されている詫間、高瀬の旧二町は既存設備を活用し、残る地域に新たに整備する方針を明らかにした。

3044とはずがたり:2006/12/10(日) 14:25:57
<東海・西関東>静岡県

もうごちゃごちゃ云わんと大同合併して直接政令指定都市狙わざぁーヽ(゚∀゚)ノ

「3市3町」意見ニ分 三島東部首長が初懇談
http://www.shizushin.com/local_politics/20061210000000000010

 県市町村合併推進審議会が合併の枠組み案として示した県東部地区の3市3町(沼津、三島、裾野、函南、長泉、清水)による初の「首長懇談会」が9日、三島市内で開かれた。この枠組みでの合併について、各市町長が見解を示した。3市3町に御殿場、伊豆の国、小山を加えた5市4町で、政令指定都市を目指すことで合意している「東部広域都市づくり研究会」もおよそ半年ぶりに開催した。
 3市3町案は、県の審議会が10月末、県知事に答申。開催を呼び掛けた芹沢伸行函南町長が「東部の将来の中核都市になる」と推進する考えを示し、斎藤衛沼津市長、平井弥一郎清水町長も肯定的な意見を述べた。
 これに対し、11月の市長選で再選された小池政臣三島市長は「隣町との合併を優先すべき」、遠藤日出夫長泉町長も当面は合併しない考えを示し、両者間の隔たりが浮き彫りになった。大橋俊二裾野市長は3市3町案を肯定しつつも、御殿場市と小山町を含めた枠組みを主張した。
 県側が提案した事務レベル勉強会の機会を設けることでは一致し、問題点などを精査した上で、必要に応じて懇談会を開催していくこととした。
 続いて開かれた5市4町の広域都市づくり研究会は、構成メンバーの各市町長と議長全員が発言した。
 県の審議会が示した枠組みについて、長田央小山町長は「(北駿地域の合併を志向する)裾野、御殿場市長の議会発言があるのに、どうして3市3町を県が提案するのか。地域の意見を聞いていない」と批判した。望月良和伊豆の国市長は「政令市は賛成だが、伊豆半島の先端部分が切られることは問題」と述べた。
 研究会会長を務める斎藤沼津市長は「本質的な形で話をしていく必要がある」と総括。今後は、事務レベルの政令市事務調査会の開催も視野に、来年1月に次回研究会を開くことを決めた。

3045とはずがたり:2006/12/10(日) 14:37:08
<東北・北海道>山形県

市町村合併:三川町自立選択 鶴岡市長、一部事務組合の解散関連議案提案へ /山形
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061206-00000100-mailo-l06

 ◇年明けにも
 鶴岡市の富塚陽一市長は5日、12月定例議会総括質疑で、三川町との一部事務組合(消防、衛生処理組合)の取り扱いについて「準備の都合で今議会での提案は難しく、年明けの臨時議会で解散関連議案を提案する」との考えを示した。
 富塚市長は組合解散の意思を三川町に伝えた理由について「自立は町民が選択した。町の財政事情も好転していると聞いている。自治体は住民サービスを自力で提供するのが本筋。解散は政治的判断でなく事務的なものだ」と、三川町に自立に向けた独自事業の選択肢を与えるための解散であることを強調した。
 また、業務委託の申し入れがあった場合の対応について富塚市長は「一義的に町民サービスを維持することは三川町の責任だ。ただ(申し入れ内容が)客観的に市民の合意が得られることであれば、市として配慮することはやぶさかでないし、当然のことだ」と、方法はともかく十分対応すると述べた。【粕谷昭二】

12月6日朝刊
(毎日新聞) - 12月6日12時2分更新

3046とはずがたり:2006/12/10(日) 17:58:28
<中国・四国>山口県

また一から協議やり直してるのん?

市町村合併:新市基本計画、一部を承認−−美祢合併協 /山口
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061206-00000154-mailo-l35

 美祢市と美東、秋芳両町の第21回合併協議会が5日、美東町で開かれ、新市の10年後の人口目標を1万1000世帯(1市2町の05年比3・3%増)、3万人(同0・5%増)と設定。基本計画については財政計画を除いてすべて承認された。
 基本計画は人口目標のほか、秋吉台や中山間地域の特性を生かした街づくりなどの方針を示している。今月中に財政計画を承認し、来年1月にも住民説明会を開催したい考え。

12月6日朝刊
(毎日新聞) - 12月6日13時2分更新

3047とはずがたり:2006/12/11(月) 13:49:53
<九州・沖縄>熊本県

他の町村編入の際の試金石になるので慎重に且つ地域にプラスになるように願いたいものだ。

市町村合併:特例区を設置へ、熊本市と基本合意−−準備協で富合町 /熊本
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061206-00000281-mailo-l43

 熊本市と富合町でつくる合併準備協議会の最後の会合が5日、市内のホテルであり、合併した場合、旧富合町域に合併特例区を設置することで基本合意した。幸山政史市長は「合併に向けた大きな成果」と話し、村崎秀町長は「住民は合併による変化に不安があった。法定協を通じて住民に説明したい」と、共に合併への手応えを見せた。
 同町議会は既に市との法定合併協議会設置案を可決。熊本市も11日開会の12月定例市議会で法定協設置案を提案する。
 合併特例区は合併新法で定められた特別地方公共団体。合併後に旧自治体の住民の声を生かし、急激な変化を緩和するのが狙い。設置は5年間と期限があるものの予算の執行権もあり、合併後もある程度の自治権が保証される。【谷本仁美】

12月6日朝刊
(毎日新聞) - 12月6日17時3分更新

3048とはずがたり:2006/12/13(水) 01:23:15
能登・過疎に生きる:第1部・消える村/1 愛着に寂しさが勝った /石川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061205-00000139-mailo-l17

 人口が急速に減少している能登地方。能登の4市5町の人口は、ここ30年で、約2割減少し22万4031人(06年10月1日現在)。特に能登北部の人口は、石川県の推計によると2030年には現在の約半数になるという。独特の文化・歴史を持ち、豊かな自然が残る能登。そこに住む人々は、過疎にどう向き合っているのか。過疎は人々になにをもたらすのか。極端な過疎に悩んだ末、産業廃棄物最終処分場を誘致し、“村”を去ることを選択した大釜地区(輪島市門前町)の姿とその周辺の暮らしを追った。
 ◇産廃最終処分場誘致し“村”を去る大釜地区
 冷たい吹雪が吹き付ける冬の夜、大釜地区にはドシーンと大きな地鳴りがこだまする。朝、起きてみると、放置され朽ち果てた空き家が風圧に耐えきれずつぶれている。「ああ、またか」。人が去り空き家に囲まれた一軒家で独り暮らしの谷内田せつさん(71)はこの音が聞こえる夜はたまらなくつらく、「もうここには住めない」と感じていた。集落には約80年前には17世帯が暮らしていたが、今は5世帯8人に減った。ほとんどが65歳以上の高齢世帯だ。
 それだけに、産業廃棄物処分場の誘致の提案に即座に賛成した。「ずっとしんどい暮らししたんやもん。最後に少しだけ、ごほうびあたったのよ」
 金沢市など輪島市外に住む息子たちからは「うちに住んでよ」と誘われていたが「迷惑かけるから……」と気が引けていた。だから「立ち退き料」を手にできれば、気兼ねなく息子たちの元へ行けると考えたからだ。誘致が谷内田さんの背を押した。
 3歳から大釜に住み、3人の息子に恵まれた。農業と杜氏(とうじ)をしていた夫を1970年に自宅の建設中の事故で亡くしてから、谷内田さんは苦労続きの生活を送ってきた。
 切り立った山がストンと海に落ちたような能登半島。その谷あいの集落では、農業用地もごくわずかしかない。義父の介護が必要になってからは、農業、介護に加えて内職も1日10時間。縁側に腰掛けて、自動車のハーネスを作った。
 酷使した谷内田さんの手はリウマチで腫れた。だが、真っ赤な手は軍手で隠して仕事をもらった。風があたるとカミソリで切ったように手足がヒリヒリ痛むため、夏も扇風機はつけられない。足に風が当たると痛いのでスカートはまとめてゴミに出した。地域の民生委員は「生活保護を受けて」と勧めてくれていたが、明治生まれで気位の高かった義父は、「国の世話になるなんて」と受けいれなかった。
 「あっという間に皆いなくなった」。子どもたちの声が響き、にぎやかだった大釜地区に今は高齢者ばかりがひっそりと暮らす。義父も4年前に亡くなった。「まさかこんな山奥で1人になると思わんかった」
 谷内田さんの家は山の斜面に建つ。かつては雨が降ると、坂の上の住人たちと共同でブロックを積み、水害を防いでいた。だが、今はもう誰もいない。ひどい雨の日、家の前は川のようになって濁流が押し寄せる。「皆がおればできることも、1人だけではどうしようもない」。国道に通じる道の草刈りや雪かきなどは、近隣集落から人手を借りている。「大釜がなくなったら、行政も楽になったって喜ぶだろうよ」
 「先祖の家や土地をゴミに沈めるなんて」と怒る義父の顔も目に浮かぶ。長年住んだ大釜地区に愛着がないわけではない。だが、寂しさが勝った。息子たちも決断を歓迎し、「もし認知症になっても『大釜に帰りたい』って言わないでよね。なくなっちゃうんだから」と笑って告げた。
………………………………………………………………………………………………………
 ◆メモ
 ◇大釜地区の産業廃棄物最終処分場計画
 容量300万立方メートルの管理型施設で廃棄物の焼却灰を中心に埋め立てる。住民らは、土地売買の仮契約を今年1月に業者と交わした。2011年度操業開始を目指して輪島市内に現地法人が立ち上げられ、約50人を地元で雇用予定。現在は同市が「環境影響評価(環境アセスメント)」方法への意見を市民から募っている。環境アセスメントの結果などの事前審査と市長の意見を元に、県知事が設置許可の判断を下す。

12月5日朝刊
(毎日新聞) - 12月5日13時1分更新

3049とはずがたり:2006/12/13(水) 01:24:14

能登・過疎に生きる:第1部・消える村/2 収入源のほとんど失う /石川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061206-00000162-mailo-l17

 ◇出稼ぎ、農業、採石場…収入源のほとんど失う
 大釜地区は、「能登富士」と呼ばれる高爪山への参拝路として成り立った集落と考えられている。参拝客が登山前に身を清めるための大きな風呂屋があったことから「大釜」の名がつけられた。
 輪島市門前町は戦前から、兼業農家や林業、漁師の他に大工や杜氏(とうじ)といった季節労働者として他県に出かける人も多かった。だが、何と言ってもあこがれの職業は「船員」だった。同町は江戸時代に北前船で日本海の玄関口として栄えた土地。町の若者たちには船員の勤め口が多く紹介された。船乗りの家族を持つ一部の小学生は、誇らしげな顔で贈り物のジーパンを履いて学校に通ったという。
 産廃処理場の誘致に奔走した大釜地区の区長、宮坂一雄さん(64)も、そんな船員として、外国航路のタンカー船に乗る1人だった。一度船に乗ると、一年近く家を離れる生活。船員生活を終えて大釜地区に戻ってみると、人は半数以下に減り集落の寺も無くなっていた。かつて航海で行った米国南部の「格差社会」が、大釜にも地域間格差という形で目前に迫っていると感じたという。取り残された人々を救おうと動き始めた。
 宮坂区長は、15年ほど前にも別の産廃業者と誘致交渉をしたことがある。だが、バブル崩壊で業者が倒産、以来ダムやゴルフ場を誘致しようとしたが断られた。「それさえもできないのか」。断られるたびに落胆がつのった。
 一方で、坂口寛さん(74)は農業と工場や採石場で働き、大釜地区にずっと暮らしていた1人。以前は米や大豆、小豆などを作り出荷もしていた。だが「ここ最近は全然あかんようになった」。小さな畑で何を作っても、山から下りてきたタヌキやムジナにすべて食い荒らされてしまう。ナスやトマトもカラスがつつき、収穫前には茎しか残らない。ネットを張ったりと獣害対策に苦心したがついにあきらめ、十数年前に農業はやめてしまった。かつての畑も、今は草だらけの荒地になっている。
 坂口さんの勤め先だった大釜地区入り口付近の採石場も約15年前に倒産した。長らく、むき出しの山肌には置きっぱなしの重機が放置されていた。船員の働き口も今はない。
 出稼ぎ、農業、採石場、収入源のほとんどを失った今の大釜地区には、採石場跡地に産廃処理業者の現地事務所が建てられた。集落には、処理場建設準備のために土を運び出す大型のダンプカーが一日中往来している。

12月6日朝刊
(毎日新聞) - 12月8日16時45分更新

3050とはずがたり:2006/12/13(水) 01:25:20

能登・過疎に生きる:第1部・消える村/3 漁師も誘致受け入れ /石川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061207-00000294-mailo-l17

 ◇「ここの漁業は終わってるんやて」
 石川県輪島市門前町大釜地区に住む人々の約半数は、病院や商店のある隣の集落、剱地地区への移転を希望している。産廃処理場について、大釜地区内の最初の説明会では「近隣に迷惑をかけたら住めないから」と環境悪化への不安の声もあがった。
 大釜地区は、高爪山から日本海に注ぐ川の河口近くにあり、その海には漁港や磯の漁場もある。産廃処理業者や誘致を進めた宮坂一雄区長は「全く問題ない」と説明したが、出て行くことを決めた集落の人々にも「魚の養殖とかに影響はあるかもわからん」と、特に海や漁業への影響を心配する気持ちは消えていない。
 北海道や高知県などでは、山の自然環境の悪化が海の資源に影響を及ぼすと考えた漁師たちが、川の上流にある山の放置林などに植林する活動が盛んに行われるようになった。だが、海の恵みに支えられているはずの県漁業協同組合門前支所は、産廃処理場の誘致提案に反対せず、今年7月の業者説明会で誘致を受け入れた。
 門前町は能登半島の外浦にあたる。海の荒れる11月から3月ごろまでは漁に出ることもできない厳しい環境で、漁業人口が減り続けているのは能登のどこも同じだ。同支所長で輪島市議の竹田一郎さん(62)は「後継者不足なんて、もう大分前の話。もうここの漁業は終わってるんやて」と話す。1981年には431人いた同支所の組合員も、05年には293人に減少した。その平均年齢はおよそ72歳だ。同支所の三内政紀さん(71)も「30年、40年たったら、ここには誰も魚とる人いなくなるよ」とあきらめ顔だ。
 収入源確保に悩む同支所は9年前、同町へのイカ釣り漁船入港の誘致に成功。現在、同支部の水揚げのほとんどは5〜6月ごろイカの群れを追って全国から訪れる漁船の分だ。支部の年間収入も今では全国のイカ釣り漁船がもたらす販売手数料などが大半を占めている。
 今も現役で奮闘している門前町の漁師には「海を汚してもらったら困る」との懸念もある。だが産廃処理場の稼働予定は5年後の2011年。「そんなころまで、この町に漁師が生きておるかどうかわからん」。反対しても賛成しても、魚を取る人のいない海に期待しても仕方がない。漁師たちの間には、そんなあきらめがただよう。

12月7日朝刊
(毎日新聞) - 12月9日10時21分更新

3051とはずがたり:2006/12/13(水) 01:26:40
能登・過疎に生きる:第1部・消える村/4 住民置き去り、議論進む /石川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061208-00000242-mailo-l17

 ◇「引っ越しなんかしたくないがいね」
 「先祖代々の土地、絶やしていいのか……。引っ越しなんかしたくないがいね本当は。でも反対と言ったら住めなくなる。だから言わない。それが田舎ってことや」
 石川県輪島市門前町大釜地区のある住民は、自分の名前は書かぬよう前置きし、つらい心境をポツリポツリと語ってくれた。門前町では漁師や農家の主な販売先も集落の中。また、雪かきや草刈りなど共同作業が暮らしを成り立たせる。病院通いにも近所の助けを借りねばならない独居高齢者も大勢いる。隣近所の意見に反対できないのは支え合って生きる過疎地の事情だ。
 「“悪いもの”は、力の弱い所にやってくる」。大釜の隣の集落、剱地地区の区長、板谷外良さん(65)は反対を表明し、処理場の設置要件にある説明会を受け入れていない。
 板谷さんは元英語教師。かつて、教員の勉強会で米国・ニューメキシコ州にある放射性廃棄物処理場を見学した。そこは、隣接する先住民居留地を汚染。健康被害を受けたが、暮らしを支える長老が処理場で利益を得ているため、人々は反対の声を上げられないと聞いた。
 それ以来、産廃処理場問題を勉強したが、処理場ができるのは門前町のように支え合い生きる過疎地ばかり。米国で目の当たりにした現実が、ついに自分の所へきたと感じた。「大釜の暮らしは本当に大変」と気遣いつつも「能登のすばらしい環境は守らねばならない」と考えた。しかし、剱地地区以外の門前町内の地区は説明会を受け入れた。
   ◇  ◇
 だが誘致計画後の06年2月、受け入れを表明していた旧門前町は合併でしがらみの少ない新輪島市となり、事態が変化し始めた。今月5日に始まった輪島市議会では、産廃処理場問題の特別委員会で反対の意見がまとめられ、本会議で反対意見書の採択を求めることになった。
 許認可権のある石川県に監視の義務がなく環境汚染が懸念されることや、「輪島の朝市」や「輪島塗」など文化・観光産業に力を入れてきた旧輪島市の政策にそぐわなかったことが主な理由だ。梶文秋・輪島市長は9月議会で「住民投票」の可能性にも言及した。
 しかし、当事者である大釜地区住民の谷内田せつさん(71)は、「やっと心を決めたのに、今さら反対と言われても……。反対というなら、誰が年寄りの不便な暮らしを助けてくれるのか」と困惑顔だ。現に、特別委員会でも産廃処理場の誘致に反対する代わりに、地区の暮らしを支える別の案が真剣に議論されることはなく、住民らの話を聴く機会も持たなかった。
 誘致を決意した大釜地区の住民たちが、本当に必要としているものは何なのか。住民たちを置き去りにしたまま、さまざまな思惑も絡み合い産廃誘致問題は迷走する兆しを見せている。

12月8日朝刊
(毎日新聞) - 12月11日14時35分更新

3052とはずがたり:2006/12/13(水) 01:27:41
能登・過疎に生きる:第1部・消える村/5 「人の付き合い」全域に /石川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061209-00000275-mailo-l17

 ◇旧門前町見守り事業−−「故郷で安心して暮らしてほしい」
 石川県輪島市からは、この30年で少なくとも三つの集落が消えた。産廃処理場を誘致した輪島市門前町大釜地区周辺の6地区(一部志賀町)も、そのうち二つがすでに1世帯だけになっている。この2世帯も高齢世帯で、合併前の旧門前町の高齢化率(全人口に占める65歳以上の割合)は、48・4%(昨年10月)で、県内の自治体では最も高かった。大釜地区の5世帯8人もほとんどが高齢者。高齢化と過疎は表裏一体の問題だ。
 極端な過疎は、お年寄りにとって「孤独死」をもたらす可能性もある悲しい現実だ。
 災害救助に役立てたり、孤独死対策として、旧門前町は99年に「地域見守りネットワーク事業」を始めた。事業には大釜地区のようなつらい決断をしなくとも、お年寄りが住み慣れた場所に長く住んでほしいとの願いも込められている。
 民生委員44人に加え、新たに福祉推進員106人が任命され、小グループに分けて1人4、5人ずつのお年寄りを日々見守る。また、同時に「高齢者等要支援者マップ」も作成された。阪神大震災で、独居高齢者の救出が遅れた教訓をもとにまとめたものだ。「ピンク」が寝たきり、「黄色」が独り暮らし……。民生委員らが担当するお年寄り宅を一軒一軒訪ねては蛍光ペンで塗っていく。
 日々の積み重ねで集まった「認知症の兆候があるみたい」「最近、新聞がたまっている」といった情報も、輪島市門前支所に報告され、介護サービスや災害対策の資料として生かされる。
 輪島市の民生委員、輪田美紗子さん(69)=門前町道下=のグループが担当するのは河合としさん(88)=同町=ら独り暮らし高齢者17人、高齢者2人だけの12世帯、障害者1人の計42人。閉じこもりがちな高齢者と世間話をしたり、病院に送ったり、台風や大雪の前後には「戸締り気をつけて」と訪問や電話での声かけも欠かさない。
 ある朝、いつものように声をかけた輪田さんに、河合さんは曇った顔で「私こんな長生きしていいのかな……」とこぼした。前夜、普段から高めの輪田さんの血圧が上がり、不安で戸を開けたままで寝た、という。
 「大丈夫やって。独りで何でもできるし、100歳までは殺しても死なんって」。明るい輪田さんの声が重苦しい雰囲気を和らげると、そこから先は、女同士。終わる気配のない世間話が続く。「そうかねえ……」と始めは眉間(みけん)にしわを寄せていた河合さんの顔にも、次第に笑みが戻っていった。
 近所づきあいを好まぬ人に悩まされたり、孤独死の発見者になってしまうなど、民生委員らにのしかかる負担は重い。だが、同支所健康福祉課の佐藤千賀子課長は「どれだけ効果があるかわからないけど、故郷で安心して暮らしてほしい。それには人と人の付き合いが第一」と考えている。現在、同様の事業を全域に広げて実施しようと、輪島市も準備を進め始めた。

12月9日朝刊
(毎日新聞) - 12月9日17時2分更新

3053とはずがたり:2006/12/13(水) 01:28:27
能登・過疎に生きる:第1部・消える村/6止 豊かな自然に誇りを /石川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061212-00000119-mailo-l17
12月12日13時1分配信 毎日新聞

 ◇まちおこしNPOの星野さん「故郷の良さ知って」
 「ふるさとに誇りを持てれば、せめて産廃処理場にはならないはず……」。輪島市門前町の大釜地区が決めた産業廃棄物処分場の誘致計画について、大釜地区から約10キロ北の門前町走出で豆腐店を営む星野正光さん(63)は悔しさをにじませる。
 星野さんは、代々門前町の総持寺祖院に精進料理の豆腐を納める豆腐店の跡取りとして生まれた。東京オリンピックに日本が沸いた20代のころ、4年間あこがれだった東京などで暮らしたこともある。
 しかし、故郷に戻ると、ふと「ここは自然が豊富なんだな」と気付いた。27歳のころ、山菜などを探そうと地元の猿山岬を登りきった星野さんが発見したのが、満開に白やピンク色の花を咲かせた一面の雪割草。その風景との出会いが星野さんの人生を変えた。
 隅から隅まで歩いて雪割草を調査し、金沢大薬学部の教授らも呼んで案内。そこから出会いが広がり、「田舎暮らしブーム」が訪れた80年代、地域に詳しい星野さんは多くのキャンペーンなどに呼ばれるようになった。それが、朝3時に起きての豆腐作りを続けながらも、能登を活性化する活動を始める今の生活につながっている。しかし、一方で、故郷の過疎化は確実に進み、旧門前町の人口は05年には7297人と、30年前の約半数になった。
 星野さんは能登半島全域でのまちおこしNPO「能登ネットワーク」を仲間と10年前に立ち上げた。自然体験などのイベントのほか、東京・銀座には能登の食材を使った居酒屋をオープン。その場を足がかりに、今年3月と10月には東京の団塊世代を対象にした定年後の定住を薦める旅行も企画して、訪れた観光客をもてなした。
 旅行で訪れた都会の人々は日本海から吹き付ける吹雪の冷たさを全身で味わったり、逆に潮風を防ぐ竹の垣根「間垣」の効果を体験したりと、能登半島ならではの経験に驚いた。そして、夜は農家民宿で自慢の魚と野菜、酒が並ぶテーブルを能登の住民とともに囲む。「自分の愛するもので人を喜ばせること、それが人間の営みの原点」。星野さんはそう考えている。
 外部からの刺激を受けて、住民に故郷の良さを知ってもらいたい。それが、雪割草の調査などで出会った金沢や東京の人々とのかかわりで能登の良さを次々「発見」していった経験から学んだ、星野さんの願いだ。
 「地域おこしは他力本願ではできない」と星野さんは、過去に能登空港や志賀原発(志賀町)でも反対運動を展開。その活動を知る人々からは、大釜地区の産廃処理場誘致にも「反対しないの?」と度々尋ねられるという。しかし、暮らしに疲れ、自分の土地に誇りを持てなくなっていった大釜のお年寄りの苦しい気持ちを考えると「反対運動なんてとってもできない」。
 だが、「自然のはぐくみに人が生かされてると気づいたら、何か変わるんじゃないか」。これ以上、大釜地区のような悲しい土地が能登に増えぬよう、早くふるさとの良さをもっと多くの人に知ってもらわなければ。大釜の報道に触れるたび、焦る気持ちが募っている。=第1部おわり
   ◇
(この連載は、泉谷由梨子が担当しました。毎日新聞では今後も、能登の過疎問題について随時、連載していきます)

12月12日朝刊

最終更新:12月12日13時1分

3054とはずがたり:2006/12/13(水) 01:30:44
>>3048-3054
【能登・過疎に生きる:第1部・消える村】

やりきれんなぁ。。
何がやりきれんって胸が潰れる思いで故郷の村を潰す決断をしたのを直接の儲けが出ない周囲が寄ってたかって壊そうとしてまわるとこだ。

3055とはずがたり:2006/12/13(水) 11:35:05
<東海>静岡県
>>1736:旧法下での経緯
>>2211:県の構想に対して6首長、賛意示すも実施時期には温度差

下田……合併推進派
東伊豆…伊東に合併持ちかけ(早くに下田などとの合併協から離脱)
西伊豆…合併したばかりで拒否。寧ろ伊豆市の方が近いという声もあったが時期は考慮。
松崎……合併推進派だが時期尚早(西伊豆との合併協議から離脱)
南伊豆…合併推進派だが時期尚早(最後に下田との合併協から離脱)
河津……合併に前向き?>>2718(下田との合併協から離脱)

市町村合併:松崎、南伊豆町も反対 任意協提案が空中分解−−伊豆半島南部 /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061207-00000030-mailo-l22

 ◇伊豆半島南部6市町の合併問題
 伊豆半島南部6市町の合併問題に関連し、松崎、南伊豆両町は6日、議会全員協議会を開き、石井直樹・下田市長らが提案した任意の合併協議会設置について話しあった。その結果、両町議会とも任意協参加に反対。両町長も「議会の判断を尊重する」と不参加の姿勢を示した。既に東伊豆、西伊豆両町は不参加を表明している。任意協提案が事実上、空中分解したことで、1市5町の合併枠組みの実現性はさらに遠のいた形だ。
 松崎町は町民の間で合併の機運が盛り上がっていないことや、来年の統一地方選後に新議員が検討すべきなどの理由で今年度内の任意協参加は時期尚早との意見が大半を占めた。深沢進町長によれば、町長自身も大半の町議も合併そのものは賛成といい、「合併の機運が高まれば、2市町でも3市町でも合併に向け全力を尽くす」と話した。
 南伊豆町でも時期尚早の意見が大半。鈴木史鶴哉町長は「今のままでは6市町の足並みがそろわない。助役による合併調査委員会でも十分に任意協の機能を果たせる」と述べた。
 先月末に「過半数の4市町が参加するなら任意協を設立したい」と話していた石井市長は「合併に賛成の首長と今後の方針を相談したい」とだけ語った。【中村隆】

12月7日朝刊
(毎日新聞) - 12月7日11時0分更新

3056とはずがたり:2006/12/13(水) 11:45:30
>>3048-3054
この辺。
景色も良くて凄く好きな地域なんだけど如何せん自民党が強すぎてカネを落としに行く気がしないのが残念。
まぁ何度も行ったことあるけど。
http://www.mapion.co.jp/c/f?uc=1&amp;grp=all&amp;nl=37/13/02.004&amp;el=136/42/43.193&amp;scl=70000&amp;bid=Mlink

3057とはずがたり:2006/12/13(水) 11:52:33
<近畿>滋賀県湖北

現職と新人2人届け出
高月町長選告示
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006121200218&amp;genre=A2&amp;area=S20

 任期満了に伴う滋賀県高月町長選が12日告示され、三選を目指す現職町長の北村又郎氏(72)、元県職員で前町議の平井周一氏(64)の2人が無所属で立候補した。市町合併や行財政改革の進め方、町の活性化策などを争点に激しい選挙が予想される

 北村候補は、自民、公明両党の推薦を受けた。障害者や高齢者にやさしい安心・安全のまちづくりや、幅広い子育て支援、行政基盤確立のための湖北地域の合併などを訴えている。

 平井候補は、公募で「たかつき緑の住民会議」に擁立された。町長給与3割カットなどの行財政改革や住民投票による合併への取り組み、住民本位の町政実現などを掲げている。
 17日に投票、即日開票される。11日現在の有権者数は8184人。

3058とはずがたり:2006/12/13(水) 11:57:41
<東北・北海道>岩手県

折角残された未利用の原野を農地にしようだなんて藤原町も莫迦なこと考えたものだよ。
それにしても国営農地なのになぜ藤原町が債務を負うのん?

藤沢町との合併見送り 一関市長が議会答弁
http://www.iwate-np.co.jp/news/y2006/m12/d13/NippoNews_10.html

 藤沢町との合併問題について、同町から要請を受けている一関市の浅井東兵衛市長は12日開かれた市議会12月定例会の一般質問に答え、「同町の国営農地開発事業があまりにも大きすぎる課題。この課題が解決できなければ(合併問題は)前に進まない」と述べ、事実上、現段階での合併を見送る方針を示した。同町は国営事業の課題を解決するまで単独町制を継続することになり、目指していた本年度内合併は事実上不可能になった。財政難で行財政改革を断行している同町だが、自主再建も限界に達し、今後は国や県も含めた対応が求められそうだ。
 合併問題は小野寺藤雄氏(新生会)が質問。浅井市長は、5月から通算7回行われた両市町の事務レベル協議を踏まえ、同事業での町負担について「両磐は一つという思いで対応を検討してきたが、国営農地開発事業が合併を進めるには重大な支障となる」と言明。その上で、課題解決のために県に支援要請したことを明らかにした。
 同市によると、県への支援要請は①町が支出する同事業償還金計41億5000万円(来年度から最長2040年度まで分割)②117ヘクタールの未利用農地の解消(約3億6000万円)、町の農業振興公社に対する支出予定分7億4000万円(最長23年度まで分割)③国営と県営事業で整備されたダムなどの農業用施設の維持管理業務すべて④町の藤沢土地改良区に対する損失補償(最大17億8000万円)。いずれも国または県に負担を求める内容。
 浅井市長は7日に県幹部と会談し、「国営農地開発事業の有効活用には、永続的に生産し、活動できるシステムや基盤の確立を国、県に担っていただきたい」と支援要請したという。
 同町はこれまで同事業の償還ピークの軽減に取り組み、さらなる負担軽減策を国に求めているが、見通しは立っていない。町財政は厳しさを増し、このままでは来年度から4年間程度、赤字になる見通し。赤字の規模は国の管理下に置かれる「財政再建団体」となる事態は回避できる試算だが、行財政改革も限界に達しており、単独町制は前途多難だ。
 浅井市長は報道陣に対し、「県は市町村合併構想で両磐地区の合併を求めている。一関市としても同じ考えだが、それを進めるためには、乗り越えなければならない課題がある」とし、今後も課題解決のため県に協力を求める考えを強調した。

藤沢町の国営農地開発事業 山林原野を農地に開発する国直轄の土地改良事業で、1982年度着工。農地393ヘクタールを造成。ダム2基、農道80キロなどを整備、98年度完了した。当初、10カ年で事業費132億円を見込んでいたが、経済情勢の変化などで、事業期間が延長。事業費も3倍の392億円(元利込み約511億円)に膨張した。事業費負担は国65%、県20・5%、町は9・1%、受益者5・4%。町負担分(来年度以降)の41億5000万円、農業振興公社への支出7億4000万円、土地改良区に対する損失補償(最大17億8000万円)、117ヘクタールの未利用農地の対応などが懸案となっている。

3059とはずがたり:2006/12/13(水) 13:26:41
<北陸・甲信越>長野県松本地域

波田町の合併 論議大詰め
http://mytown.asahi.com/nagano/news.php?k_id=21000000612100001
2006年12月10日

 松本市との合併を模索する波田町で、住民の意向を問うアンケートの結果が今月中に出る。町は2年前の住民投票で自立を選択したが、翌年の町長選では一転、合併推進を掲げた太田典男町長が当選。「ねじれ現象」が起きた。「平成の大合併」が一段落した今も、「自立」と「合併」双方の住民らによる論戦が続く中、太田町長は「アンケートの結果に従う」と表明している。(矢鳴秀樹)

 「体力が無くなるとは(財政再建団体への転落が決まった)北海道夕張市のような財政破綻(はたん)を言うんです」「町はまだそこまでひどくはない。余力がある今が合併のチャンス」。太田町長は9〜11月、町内27地区で説明会を開いて訴えた。

 04年の住民投票(投票率68・82%)の結果は合併反対が4325票で、賛成の3736票を上回り、町は自立の道を選んだ。ところが翌年の町長選(同74・10%)で、太田町長が自立を訴える対立候補に1千票余りの差をつけて当選した。

 太田町長は「1年で民意は変わった」とし、就任直後に「合併推進室」を立ち上げた。前町政の「自立計画」から財政状況は変化しているとして「このままでは2010年には基金を使い果たしてしまう」と危機感をあおってきた。

 今年秋には、合併のメリットを強調する「マンガで知る波田町の合併」を作成。町長自ら、ほぼ全世帯に当たる約5100戸を回って配布した。

 今年8月の知事選で当選した村井仁知事が合併新法で定める「合併推進審議会」の設置を決めるなど、田中知事前知事とうって変わって合併推進の方針を打ち出していることも「合併派」を勢いづかせている。

 「松本市と合併を進める会」(田中知寿会長)などの住民団体は「平成の大合併には乗り遅れたが、新法の適用されるうちに実現させねばならない」と町に合併促進の要望書を提出した。

 これに対し、合併に反する住民3団体が10月に「自立推進連絡協議会」(安藤善基代表)を結成。「町は04年の住民投票の結果を尊重すべきだ」とする書面を町長に提出。夕張市の実情に詳しい専門家を招き講演会を開いたほか、「『やっていけない』ウソを暴く」など10種類のビラを計5万枚作成して全戸配布した。

 安藤会長は太田町長が合併のデメリットに触れないことを批判する。「マンガも自立では財政破綻し、合併すればいいことだらけのように描かれている。一方的な情報だけを提供し、アンケートするのはおかしい」。

 用紙を町職員が一戸一戸回って回収するという手法についても「あいまいなやり方。結果を住民投票と同列に扱っていいのか」と疑問視する。

 さらに、国の進める「3年以内の道州制ビジョン策定」も不安材料に上げる。「道州制が現実になったとき、それぞれの市町村がどのブロックに属すべきかという議論になる。波田町として自立していれば、住民が町の針路を論議できるが、松本市に吸収合併されたのでは、少数派の波田の声は届かない」。

 町は明治の大合併以降、130年以上、自立を維持し続けてきた。「行政改革や財源の掘り起こしなど、自立のために努力できることはまだまだあるはず」と安藤会長は指摘する。

 アンケートは20歳以上の全町民約1万2千人が対象で、「賛成」「反対」「町長と議会の決定にまかせる」など五つから選ぶ。

 合併推進室によると、職員による回収で8割を超える回答が集まり、郵送による回収分も含めると、8日までに9割を超えたという。

 賛成多数なら、太田町長は議会と協議して来年早々にも合併を申し入れる意向だ。

3060とはずがたり:2006/12/13(水) 16:07:57
<中国・四国>島根県

合併協議から勝手に斐川町は出て行った訳で十二分な負担を斐川町民は強いられるべきだ。この辺は山形県の三川町も同様。委託業務で応分の利益が出るようにした上で出雲市も鶴岡市も快く引き受けるべきであろう。

斐川町の消防委託:出雲市に継続求め、県も本格的に説得へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061208-00000254-mailo-l32

 斐川町が出雲市に消防事務委託の継続を求めている問題で、本田恭一町長は7日開会の町議会で「県も粘り強く出雲市と交渉するとの返事をもらった」と述べ、応じる姿勢を見せない同市への説得に、県が本格的に乗り出していることを明らかにした。
 消防委託問題は、町が新出雲市の合併協議から離脱したため浮上。離脱後も継続を求める町に対し、市側は08年までと期限を設け、その後の委託には応じていない。
 本田町長は議会で、国が消防広域化の方針を打ち出し、県も来年度に広域消防の計画策定を始めることなどを説明した上で、「町単独の消防は考えていない」と改めて強調。県に問題解決を一存する形で出雲市に期限以降も継続するよう交渉していることを明かした。
 消防委託問題は町の懸案事項で、本田町長は「私の責任において、3月末までに結論を出す」とも話した。【細川貴代
12月8日朝刊
(毎日新聞) - 12月8日17時1分更新

3061とはずがたり:2006/12/13(水) 16:31:41
<九州・沖縄>鹿児島県屋久島

反対派住民グループは何を嫌がってるのかね?何でも反対の共産党か?利権屋自民党か?
急いで議会で調整をして可決しないとね。

市町村合併 上屋久の住民グループ、住民投票条例を本請求
屋久との合併賛否再度問う
(12/12 08:07)
http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=1733

 屋久島地区の合併問題に絡み、上屋久町口永良部島の会社役員野元嗣由さん(52)ら住民グループが11日、屋久町との合併の賛否を問う住民投票条例制定を求める本請求書を矢野勝已町長に提出、受理された。矢野町長は20日以内に町議会を招集、本請求に対する意見書を付けて提案する。
 野元さんらは11月16日に町選挙管理委員会に1063人の署名簿を提出した。審査、縦覧の結果、請求に必要な有権者の50分の1(111人)を超す893人分の署名が有効とされた。有権者数は5547人(9月1日現在)。
 請求によると、「合併は住民生活に多大な影響を及ぼす重大事」とし、「新たな問題点が明らかになる中で、あらためて民意を確認するのは当然」と住民投票の実施を求めている。
 野元さんは本請求後、「合併期日の賛否を問う住民投票は反対が賛成を大きく上回った。いま一度住民投票を実施し、合併そのものをどうするか、住民に決めてもらうのがいい」と話した。
 両町合併をめぐっては、11月19日の上屋久町住民投票で2007年3月31日の合併期日が反対され、合併期日は同年10月1日に変更、合併協定調印式を今年12月25日に実施することが決まっている。しかし、同住民投票で反対票が賛成票を大幅に上回ったことを受け、今後廃置分合(合併)議案に賛成することが濃厚な上屋久町の7議員に対し、同町の住民グループが解職請求(リコール)の署名活動を進めている。
 上屋久町と屋久町の合併の賛否を問う住民投票は2005年2月27日、両町で実施されており、屋久町では賛成多数、上屋久町では31票の小差で賛成だった。

屋久島地区合併 推進7議員の解職請求
上屋久町民ら署名開始
(12/10 06:58)
http://www.373news.com/modules/pickup/topic.php?topicid=45&amp;storyid=1706

 屋久島地区の合併問題に絡み、上屋久町の建設業松里豊さん(60)ら町民グループが9日までに、同町議会の合併推進派の議員7人の解職請求(リコール)手続きを始めた。松里さんは町選挙管理委員会から請求代表者証明書の交付を8日に受け、署名活動に入っている。
 松里さんは11月19日に行われた屋久町との合併期日の賛否を問う住民投票で反対が賛成を826票上回ったことを受け、「前回の住民投票は合併反対の民意。7人の議員は廃置分合(合併)議案に賛成の態度表明をしており民意に背く。民意の重みを分かってほしい」と話した。
 解職請求には7人それぞれに有権者の3分の1以上の署名が必要。署名期間は代表者証明書交付から1カ月以内。署名の審査、縦覧の後、本請求から60日以内に解職を問う住民投票が行われる。松里さんは「10日間ほどで2000人は集めたい」としている。上屋久町の有権者数は5449人(11月19日現在)で3分の1以上は1817人以上となる。
 同地区の合併をめぐっては、11月19日の上屋久町住民投票で2007年3月31日の合併期日が反対されたことから、再度合併協議会で調整され、合併期日を同年10月1日、合併協定調印式を今年12月25日に行うことが決まっている。

3062とはずがたり:2006/12/13(水) 16:38:35
<九州・沖縄>鹿児島県屋久島

混乱の全責任は町長にある
http://www8.ocn.ne.jp/~seimei39/sz92.htm

3064とはずがたり:2006/12/14(木) 03:44:51
<東北・北海道>北海道

市町村合併:江別市議会、新篠津村と合併協設置議案を提出 /北海道
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061207-00000043-mailo-hok

 江別市は定例市議会初日の6日、石狩管内新篠津村と合併協議会を設置する議案を提出した。また、同市議会は、内科医流出で経営が悪化している市立病院問題を審議する病院対策特別委員会の設置を決めた。
 道は7月に江別市、新篠津村、北広島市、当別町の石狩管内4市町村の合併の枠組み構想案を提案。また、新篠津村が2月に江別市に合併協議会の設置を求める要望書を提出しており、これを受けたもの。
 このほか、江別市は今議会に5億1524万円の一般会計補正予算案、市立病院の常勤医確保に向け医師の処遇を改善するため給与、手当を増額する条例改正案などを提案した。【小崎学】

12月7日朝刊
(毎日新聞) - 12月7日12時1分更新

3065とはずがたり:2006/12/14(木) 21:11:29
<東北・北海道>岩手県

陸前高田市議会 広域合併の前提条件、民意把握で論戦
http://www.tohkaishimpo.com/scripts/index_main.cgi?mode=kiji_zoom&amp;cd=nws2105
住民投票には慎重姿勢

 陸前高田市議会十二月定例会は十三日午前十時から本会議を開き、通告による一般質問を続行。及川修一(清和会)及川一郎(日本共産党)菅野広紀(清和会)藤倉泰治(日本共産党)の四議員が登壇し、市政課題をめぐって当局の考えを質した。広域合併の是非を判断する前提条件や、民意把握のため住民投票条例制定についての考えを質された中里長門市長は「財政的効果や負担、サービスなど、将来的な展望が持てる地域の姿を住民に示す必要がある」との見解を示し、住民投票の実施については慎重姿勢を見せた。
 市町村合併について取り上げたのは及川(修)議員。「選択肢として合併の考え方はあるのか。合併の是非を判断すべき前提条件は何か」と市長の見解を質した。
 中里市長は「選択肢としては、将来にわたって合併を否定するものではない。合併をする、しないにかかわらず、それぞれの自治体が財政運営に万全の体制を構築しなければならない」と答弁。
 合併の是非を判断すべき前提条件としては「合併による財政的効果、住民負担、住民サービス、産業振興、まちづくりの効果などについて十分な検証を行い、とくに合併を視野に置いた場合、住民に将来的な展望の持てる地域の姿を示す必要がある」と強調した。
 同議員はさらに「住民アンケートの七割が『当面自立』を選択したというが、若い世代の民意を何らかの形で問うことも必要。アンケートは設問の作り方によってどのような答えも引き出せる」とし、住民投票条例を制定する考えがないか質した。
 市長は「将来的には市民の意見をうかがう機会は来ると思うが、住民投票については議会でも間接民主主義が大事との意見が多かったことで慎重に検討させていただく。民意の把握は、その時点で一番いい方法で実施したい」と述べるにとどめた。
(以下略)
2006年12月14日付 1面

3066とはずがたり:2006/12/14(木) 21:20:10
<東北・北海道>岩手県
>>3058

県、要望とは受け止めず 一関市長の要請
http://www.iwate-np.co.jp/news/y2006/m12/d14/NippoNews_10.html

 藤沢町との合併問題で、浅井東兵衛一関市長が「同町の国営農地開発事業が合併の支障」として、国や県に支援を求めることについて、県は13日、「正式な支援要請とは受け止めていない」として、同市の真意を慎重に探る姿勢を示した。農林水産省も「現段階でコメントできない」としている。
 同市が支援を求めていることについて県は▽なぜ合併できないのか具体的に明らかにされていない▽支援の内容も具体的に示されていない−として、「現段階では判断のしようがない」と困惑している。
 浅井市長は12日の市議会12月定例会で「事業の課題が解決できなければ(合併問題は)前に進まない」として、償還費を国、県で負担することなど4項目を県に「支援要請」したことを表明。しかし、県庁内には「国、県に課題を丸投げしたのではないか」との厳しい見方も広がっている。
 増田知事は13日夕、岩手日報社の取材に対し「市長が副知事の所に来て話をしたということだが、具体的な数字などで受けている話ではない。何を求めているのか具体的にはっきりさせてほしい」と述べた。
 その上で「藤沢町ももっと(行革努力を)やらないと難しい面があるし、一関市も歩み寄らなくてはならない。不信感のようなものを解きほぐせないものか」と、両市町の相互理解を求めた。
 一方、農林水産省農地整備課の長野誠司課長補佐は「具体的な内容を承知していない段階でコメントはできない」としている。
 浅井市長は同日、岩手日報社の取材に対し、県への「支援要請」について「本来なら藤沢町が行うことだが、応援するという意味もあり、そして課題解決は早くという思いもあった」と語った。県への支援要請の4項目は「どれがどう解決すればいいのかと聞かれても、答えはない。一関市として(藤沢町と)一緒にという気持ちはある。課題はひとつひとつ解決しないと前に進まない」と述べた。

3067とはずがたり:2006/12/14(木) 21:22:16
<九州・沖縄>鹿児島県

前回の協議でも伊佐だったしね。

新市名は「伊佐」/伊佐地区合併協議会
(12/14 07:02)
http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=1770

 伊佐地区合併協議会は13日、第3回会合を大口市のふれあいセンターで開いた。大口市と菱刈町が合併して生まれる新市名称を「伊佐市」とし、方式は「対等合併」とする2件を承認した。
 名称は旧合併特例法下での合併申請を目指した際、約1700件、573種類の応募の中から決まっていたものを踏まえ提案されていた。
 事務所位置の協議方法については、日程を早めるため「前協議会の小委員会が出した総合支所方式案を協議する」という意見と、先行事例では問題点も出ているとして「新たに小委員会を設け検討した案を協議する」意見に分かれ、結論は次回以降に持ち越された。
 合併期日については、事務局が「目標をいつに設定するかが今後の協議に影響してくる。提案の参考にするため率直な意見を聞かせてほしい」と要請。委員同士が意見交換した。
 また委員の間から「大口と菱刈の委員が相対する今の(座席の)並びでは対立の構図になりがちだ。混在したほうが話し合いもうまくいくのでは」との提案があり、1月10日に大口市の元気こころ館で開く次回会合では、両市町の委員が交互になるよう座席順を変更することになった。

3068とはずがたり:2006/12/15(金) 00:06:55
<東北・北海道>山形県
>>3026>>3045

2006年12月9日 土曜日
鶴岡地区合併協廃止議案、12月議会に提出せず−三川町長
http://yamagata-np.jp/kiji/200612/09/news06852.html

 三川町の阿部誠町長は8日、13日に開会する町議会12月定例会に、鶴岡地区合併協議会の廃止議案を提出しないことを明らかにした。

 同町議会は、11月27日の臨時会で、議員発議により提出された同合併協議会廃止決議案を、賛成少数で否決している。阿部町長は、山形新聞の取材に対して「本定例会には(廃止議案を)提出しない。議会の理解を十分に得られていないため、引き続き説明に時間をかけたい」と述べた。

 同町は、鶴岡市から鶴岡地区消防事務組合と鶴岡地区衛生処理組合の解散の申し入れを受けていることもあり、その対応を優先させたい意向だ。

3069とはずがたり:2006/12/15(金) 19:40:45
<東北・北海道>岩手県

藤沢町長が辞職 任期途中「体力の限界」
http://www.iwate-np.co.jp/news/y2006/m12/d15/NippoNews_10.html

 藤沢町の佐藤守町長(73)は14日、任期満了(来年1月27日)を前に19日付で辞職することを決め、畠山弘一町議会議長に退職申出書を提出し、受理された。現在7期目。体調を崩し12日から入院中の佐藤町長は「体力の限界。これ以上迷惑を掛けられない」と話したという。町政7期28年。最後は財政難の中、市町村合併を公約に掲げ自主再建に努めてきたが、一関市との合併に道筋をつけられないまま引退となった。
 面会した関係者によると、佐藤町長は「辞職は合併問題の政治責任とは関係ない。現場での任務に耐えられない体になった」と語り、次期町長選は「後継指名はしていない」と述べたという。
 畠山議長は14日午後1時半ごろ、佐藤町長から入院先の国保町民病院に呼ばれた。同町長はベッドの上で「一身上の都合で19日付で町長職を辞したい」と退職申出書を出したという。
 19日は町議会12月定例会の招集日。畠山議長が町長辞職を提案し、議長を除く17人の過半数の同意を経て、正式に辞職が決定する見通しだ。
 佐藤町長は中学教諭を経て1972年町助役に就任。79年町長選に初当選。新人との一騎打ちを制した91年の町長選を除き、通算6回無投票当選を果たしてきた。
 本県最南端の中山間過疎地域に豊かな暮らしを求め、自治会組織を生かした住民自治活動、393ヘクタールの農地やダム、農道などを整備した国営農地開発事業、町民病院を核にした保健・医療・福祉のまちづくりなど先駆的な事業を展開。2001年から2期、県町村長会長も務め、地方自治の理想の姿を追求してきた。
 しかし、同町は大規模事業の導入に伴い多額の債務を抱え財政難に。両磐地方の合併を目指したが、04年の両磐9市町村合併協議破たん後の合併市町村再編時に、「合併条件」をクリアできず外れた。
 「人口減、住民生活の広域化に伴い地方自治の再編は不可欠」とし、昨年度から大ナタの行財政改革を断行。7市町村が昨秋合併して発足した一関市との本年度内合併に努力したが、多額の債務負担を抱える国営農地開発事業が支障となり事実上、本年度内合併が見送りとなった。

 改革に努力、残念 増田知事の話 正式に聞いている話ではないのでコメントできる段階ではないが、仮にこのことが事実であるならば、藤沢町長さんは、市町村合併の実現のために先頭に立ってさまざまな行財政改革にご努力されていたところであり、非常に残念である。

 コメントできない 浅井東兵衛一関市長の話 正式には(辞任を)聞いていない。推測で語ることはできないので、ノーコメント。

3070とはずがたり:2006/12/16(土) 13:48:45
<東北・北海道>岩手県

両磐は一つという掛け声は格好いいけど一関への収斂は磐井の名が消えて行く過程でもある。水沢江刺市(仮称w)が奥州市となったが仮に実現したとしても一関藤沢平泉市が磐井市を名乗ることはなさそう。

それにしても増田知事は言質を取られることを避けたな・・

県に支援正式要請 藤沢町の農地開発
http://www.iwate-np.co.jp/news/y2006/m12/d16/NippoNews_10.html

 一関市の浅井東兵衛市長は15日、県庁を訪れ、藤沢町との合併で「大きすぎる課題」としている同町の国営農地開発事業への支援を文書で正式要請した。終了後、浅井市長は岩手日報社の取材に対し「同事業の課題は一関市だけでは解決できない。両磐地域のリーダーとして、何とかしたいという強い気持ちがある」と述べ、県や町と協力して打開策を探る意向を強調した。
 浅井市長と同市の小野寺道雄企画振興部長が県庁を訪れ、酒井俊巳企画理事兼県南広域振興局長、藤尾善一地域振興部長、望月正彦地域企画室長、浦上哲朗市町村課総括課長と相次いで会談。浅井市長名で増田知事あてに支援を求めた同日付の要請書を提出した。
 要請書は▽町が支出する同事業償還費約41億円の国、県負担▽国営、県営事業で整備された農業用施設の維持管理業務のすべてを国または県負担−など4項目を求めている。
 これに対し、県は▽同事業がなぜ合併の支障になるのか▽支援の具体的内容−の2点をより詳しく精査して説明するよう市に求めた。
 終了後、浅井市長は「諸事情で合併できないところがあったとしても両磐が一つになっていかなければ激動の時代は生き残れない」と述べた上で、「合併できるかできないかまったく白紙だが、県と市、町で知恵を出し合い、道を探り出さなければならない」と強調した。
 県の藤尾部長は「両磐は一つという理念の下で合併を後押ししていきたい。一関市から支援要請があったので、県として具体的に何が必要なのかさらに詳細を聞いた上で対応を検討していきたい」と語った。
 浅井市長は増田知事との会談も求めたが、知事は来年度予算編成のための庁内会議出席のため調整がつかなかった。市長は17日に知事と会い、重ねて支援要請する考えを示した。

3071とはずがたり:2006/12/16(土) 14:19:56
<近畿>滋賀県

合併する迄彦根BPに予算つける必要なし!

市町村合併:彦根市と犬上郡3町合併構想 「住民投票が必要」市長が答弁 /滋賀
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061213-00000315-mailo-l25
12月13日18時1分配信 毎日新聞
 ◇市議会質問に市長が答弁
 彦根市と犬上郡3町を合併の構想対象とする答申を県市町合併推進審議会が県に出したことを受け、同市の獅山向洋市長は12日の12月定例議会で、「市民の意思を問うため住民投票を実施したい」との考えを示した。八木嘉之、成宮祐二の両議員の一般質問に答えた。
 1市3町は02年に法定合併協を設置。協定項目すべてに合意したが、住民意向調査の結果を受けて04年12月に彦根市が合併を断念し、破たんした経緯がある。
 八木議員は市長の所見などを質問。獅山市長は「この枠組みでの合併問題は既に終わったと認識している市民が大半ではないか」としつつ、「合併新法に基づく県の合併協議会設置勧告があれば、それに向けた事務手続きを進めることになる。勧告がない場合は、合併の必要性を市として自主的に判断することになる。改めて民意を問うことが必要であれば一定の手続きを踏み住民投票を実施したい」とした。
 重ねて見解を求めた成宮議員の質問に対して、獅山市長は「市民の意思を問うには住民投票が一番と思う。来年早々にも県から勧告が出るのであれば、住民投票に関する条例制定などの準備をしておく必要がある」などと答えた。【松井圀夫】

12月13日朝刊
最終更新:12月13日18時1分

3072片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/16(土) 21:44:46
<中国・四国>山口県

それっちゃ:’06回顧 防府単独市制 来春の県議選に注目 /山口
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/yamaguchi/news/20061216ddlk35070190000c.html

 昨年末から今年5月下旬まで、防府市長選の取材にてんてこ舞いした。

 新人候補の元自治官僚、陶山具史氏は立候補表明会見で「山口市と合併して30万人都市にすることが適当だ」と語り、合併推進の県議、市議が同氏の応援に回った。単独市制の継続を主張する松浦正人市長に勝てば「県央大合併」に進むことになる。県都の将来にかかわる重要な選挙だけに、市外の人も強い関心を寄せた。

 自民党や連合山口が陶山氏を全面支援したが、松浦氏の大差の勝利だった。この市長選で県央合併問題に市民の意思は示されたと思うのだが、終止符が打たれた感じはしない。県は「中長期的に県央合併は必要」とし、市議会で、推進の立場の市議は多い。実質的には“4年間の休戦”といったところだろう。

 3期目の松浦市政は半年余りが過ぎ、公約の施策を実行に移しつつある。住民投票条例も制定し、「合併は投票で市民が決める」システムを作った。今後の市政で、さらに「単独」延長になるのか、市民の意思が県央合併に傾くのか。

 来春の県議選防府市区(定数4人)。合併推進の立場の現職4人に、市長選で松浦氏を支援した新人2人が挑む構図だ。結果によっては、単独市制継続の方向性が一層明確になる可能性もあり、注目したい。【北元和生】

毎日新聞 2006年12月16日

3073とはずがたり:2006/12/18(月) 14:12:26
<東海>静岡県

取り敢えず1市1町の流れは止められずか。県議会の定数は現行では藤枝市志太郡(定数3)・焼津市(定数2)だがどうなるのかね?

大井川町住民投票 『一市一町』が多数
http://www.chunichi.co.jp/00/siz/20061218/lcl_____siz_____001.shtml

 合併の枠組みを問う大井川町の住民投票が十七日、投開票された。池谷薫町長が推進する焼津市との「一市一町」が七千八百六十票、藤枝市、岡部町を含む「二市二町」が二千七百八十七票と、一市一町の枠組みでの合併を望む町民の意思が多数を占めた。住民投票は「一市一町」と「二市二町」の二者択一方式。当日の有権者数は一万八千五百二十人で、投票率は58・81%だった。

 大井川町をめぐる合併について、町議会は二市二町合併協設置案を否決、一市一町合併協設置案を可決している。議会に続き町民の意思が確認されたことで、焼津市との合併に向けた動きが加速するとみられる。

 住民投票の結果を受け会見した池谷町長は「町民の求めた方向を前に向けて進める。結果は出たので、後は一丸となって良い町をみんなでつくっていきたい」と述べた。

 焼津市の戸本隆雄市長は「私も焼津市民のため、大井川町との合併協議に向けて進めていきたい」、藤枝市の松野輝洋市長は「志太地域の理想的な合併実現が難しくなったのは事実。現実的な対応を図らなければならないと考える」とそれぞれコメントした。

3074とはずがたり:2006/12/18(月) 15:45:09
<近畿>滋賀県湖北地域

合併推進に信任!

高月町長選で北村氏が3選
「合併推進」と抱負語る
http://www.chunichi.co.jp/00/sga/20061218/lcl_____sga_____000.shtml

 任期満了(来年1月13日)による高月町長選は17日、投開票され、無所属で現職の北村又郎氏(72)=自民、公明推薦=が、無所属新人で元町議の平井周一氏(64)を破り、3選を果たした。県市町合併推進審議会が県に答申した長浜市を中心とした1市6町の合併問題をはじめ、行財政改革や少子高齢化対策など課題は山積している。町を二分した選挙戦の影響が心配される中、北村氏の3期目の手腕が問われる。投票率は71・33%で、選挙となった前々回(1998年)と比べ14・60ポイント下がった。当日有権者数は8091人(男性3977人、女性4114人)。

 「皆さんのおかげ。ご恩を仕事で返したい」。北村氏は当確の知らせを受け、事務所に駆け付けると、拍手で迎える支持者に頭を下げ、感謝の言葉を口にした。万歳の後、「合併なくして町は存在しない。20年後のための種まきの時期が来た。町が今以上の姿になるように努めたい」と抱負を語り、表情を引き締めた。

 選挙期間中、「未来に輝く高月を目指して」をスローガンに2期8年の実績を強調。住民の意思を尊重する合併をはじめ、子育て支援や行財政改革を訴えた。大票田の地元高月地区をはじめ、数多くの地区や各種団体の支持を受け、終始、選挙戦を優位に展開した。

■「若者に思い届かず…」平井氏苦渋の表情

 「地縁を中心とした組織力で勝負する従来型の選挙を崩そうと思ったのだが…」。平井氏は選挙事務所で苦渋の表情を浮かべた。

 政治団体「たかつき緑の住民会議」の公募で7日に出馬を表明。「住民本位の町政」を掲げ、無党派層の支持を狙った。だが「若い人に思いが届かなかったのかな」と分析するように、出遅れに加え、低調な投票率が響いた。

 ◇高月町長選開票結果
当 3,288 北村又郎72 無現<3>
  2,431 平井周一64 無新 

 全票終了

3075とはずがたり:2006/12/18(月) 18:45:59
<東北・北海道>北海道

市・町・村に権限などでのメリハリをもっと付けた方が良いね。

“夕張町”への移行見送り
道、財政面での利点なく
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2006121700064&amp;genre=A2&amp;area=Z10&amp;mp=

 財政再建団体になることを決めた夕張市の財政負担を軽減させるため、「町制」に移行した場合の利点や問題点を研究していた北海道は17日までに、財政面での利点が少ないとして当面は本格的な検討を見送る方針を決めた。

 道は、6月に財政破たんが表面化した直後から、国や与党の指示などもあって町制に移行した場合の財政的メリットなどを検討。移行による事務事業の縮小などで「歳出項目が軽減される部分がある」(高橋はるみ知事)との期待もにじませていた。

 しかし、福祉事務所の設置義務がなくなり、関連する事務がなくなるなど一部で利点がある一方、その分の交付税措置がなくなる面もあった。
 その結果、財政的な市の負担軽減は年間1500万円程度にとどまると試算、「移行した場合の電算システムの切り替えなどの経費を考えると、利点はほとんどない」(道幹部)との結論に至ったという。(共同通信)

3076とはずがたり:2006/12/19(火) 15:53:51
<北陸・甲信越>長野県松本地域

まぁまぁよかった。
こんな協会があるんですねぇ〜>開封、集計は県世論調査協会(長野市)に委託した。

12月19日(火)
波田町「賛成」63% 合併賛否の住民意向調査で 
http://www.shinmai.co.jp/news/20061219/KT061218ATI090007000022.htm

 東筑摩郡波田町は18日、松本市との合併の是非を問う住民意向調査の結果を公表した。合併に「賛成」(48・7%)、「どちらかと言えば賛成」(14・5%)が計63%余を占め、「反対」(17・6%)、「どちらかと言えば反対」(8・2%)の計25%余を上回った。結果を受けて太田典男町長は同日記者会見し、「議会と相談した上で、市に合併協議を申し入れることになる」との見通しを示した。

 合併をめぐり町は、2004年6月に実施した松本市などとの合併を問う住民投票で「反対」が53・7%と過半数を占めたのを受け、同市と周辺自治体でつくる任意合併協議会から離脱。しかし、05年7月の町長選では合併推進を掲げた太田町長が当選し、町長は住民説明会や全戸訪問などで合併への理解を訴えていた。

 町側はこの日、町議会全員協議会で調査結果を説明。議会側は、回答のうち「町長と議会の決定に任せる」が7・6%あったことも踏まえ、22日の全員協議会で対応を協議する。

 調査は、外国籍住民を含む20歳以上の全町民1万2104人を対象に、11月17日に調査票を発送。12月12日までに郵送や職員の戸別訪問で、計1万1159人から回収した(回収率92・2%)。開封、集計は県世論調査協会(長野市)に委託した。

3077とはずがたり:2006/12/19(火) 16:02:51
<中国・四国>高知県

高知市で自民は野党なの?これも無事決まりまぁまぁよかった。

2006年12月19日
高知市議会 春野合併特別委を通過
http://www.kochinews.co.jp/0612/061219headline03.htm

 高知市議会12月定例会は18日、市町村合併対策特別委員会(岡崎洋一郎委員長)を開き、吾川郡春野町との合併関連議案3件を審査。いずれも賛成多数(賛成7、反対5)で原案通り可決した。閉会日(21日)の本会議採決でも可決される見通しで、春野町議会は19日に関連議案の採決を予定。可決されれば平成20年1月の両市町合併が確定する。

 関連議案は、春野町を廃し高知市に編入する廃置分合▽高知市が引き継ぐ春野町の財産の取り扱い▽議員定数や選挙区に関する特例など合併に伴う経過措置―の3件。

 特別委で執行部は、無許可状態にある同町の「秋山墓地」の現状を「利用者の90%以上が町営化に同意するなど解決のめどが付いた」と報告。町内の私有地に大量の産業廃棄物が不法に埋め立てられているとの情報については、事実関係の立証は困難との前提に立ちながらも県が「生活環境に影響が及んだ場合は県として最大限協力する」とした文書を市に寄せている状況を説明し、委員らの理解を求めた。

 採決では、共産党委員が「合併は戦後自治を改悪する動きの一つ。論議も十分ではない」、自民党、無所属の各委員が「墓地問題などは解決していると言い難く時期尚早だ」などとして反対。市民クラブ、公明党、新風クラブ、清流クラブは合併期日までの墓地問題の解決や新市の発展につなげる取り組みなどを求めた上で賛成した。

 反対した自民党委員も「合併自体に反対ではない」との姿勢で会派内の一部議員は賛成に回る見通しのため、本会議では全議員の4分の3程度が賛成しそうだ。

3078とはずがたり:2006/12/19(火) 16:06:13
<東北・北海道>山形県

あかん,今度は分裂かよ・・泣

2006年12月16日 土曜日
佐久間町議が三川町長選に出馬へ
http://yamagata-np.jp/kiji/200612/16/news06918.html

 三川町議の佐久間修一氏(58)=東沼=は15日、町議会12月定例会終了後、五十嵐慶一議長に辞職願を提出し、任期満了に伴う三川町長選に鶴岡市との合併を推進する立場で立候補することを明らかにした。辞職願は許可され、佐久間氏は31日付で辞職する。

 先の出直し町長選では、合併推進の立場を撤回して自立の町政運営を訴えた阿部誠町長が再選を果たした。合併推進派の町議らのグループは、次期町長選に向けて対立候補の擁立作業を進めている。佐久間氏も合併推進の立場だが、今回はこのグループとは別に、独自に出馬する意志を固めたという。

 山形新聞の取材に対し、佐久間氏は「合併を進めてきた議員の責任として、立候補を決めた」と説明。また、鶴岡市から消防とごみ処理の一部事務組合解散の申し入れがあることも踏まえ、「完全に町単独で運営するのは困難。将来に不安を残さないためにも合併は避けられず、早期に合併協議のテーブルにつく必要がある」と述べた。

 佐久間氏は、鶴岡南高卒。1987(昭和62)年の町議選で初当選し、現在4期目。町長選には過去、99年と2003年に出馬している。

 次期町長選には、阿部町長が15日、再び立候補することを正式に表明。合併推進派の町議らは、佐久間氏とは別の候補者を選定し、年内に擁立したい考え。合併問題を基軸に、三つどもえの戦いとなる可能性が出ている。

3079とはずがたり:2006/12/19(火) 16:31:44
<東海>静岡県

市町村合併:島田市と川根町、合併協設置で調印 /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061216-00000052-mailo-l22
12月16日12時1分配信 毎日新聞

 島田市の桜井勝郎市長と川根町の又平琢己町長は15日、島田市役所で08年4月の合併に向けた法定合併協議会設置書に調印した。両議会の合併協設置議案可決を受けたもので、方式は川根町の島田市への編入。26日に初の合併協が開かれる。
 又平町長は「島田市に好意的に受け入れていただき感謝している。円滑に合併できるよう努力したい」と述べた。桜井市長は「編入合併だが川根町民の気持ちをくみながら、対等の気持ちで進めたい」と話し、「財政的には市民から批判があるかもしれないが、大井川流域は一緒になるのが自然。過程の一つであり、終わりではない」と述べた。【鈴木英世】

12月16日朝刊
最終更新:12月16日12時1分

3080とはずがたり:2006/12/20(水) 01:10:33
<東北・北海道>山形県

町議補選2で両方とも合併慎重派が取ると逆転??と思ったが>>1582だと12議席中現行では9:3議席だったので7:5なら議長取っても大丈夫である。

ライブ・三川 町長選、来月28日投開票
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000000612190005
2006年12月19日
 ∞2人立候補表明 町議補選も実施

 三川町選挙管理委員会は18日、町長選の日程を来年1月23日告示、28日投開票と決めた。議員辞職に伴う町議補欠選挙(被選挙数1)も実施される。有権者は、2日現在で6358人。

 町長選には、現職の阿部誠町長(54)が「合併反対」の立場で出馬を表明している。町議会12月定例会で「(11月5日の出直し町長選で)町民の負託を受けたことを重く受け止めている。再度、立候補して責務を果たす」と答弁した。

 また、町議の佐久間修一氏(58)が「合併賛成」の立場で立候補を表明した。「単独での町政はデメリットが大きすぎる」と訴えている。

 出直し町長選で元町助役の五十嵐司氏を擁立して敗れた合併賛成派グループ「合併を進める町民の会」も独自の候補者を立てる考え。現職町議を軸に候補者調整を進めている。

 町議補選は、佐久間氏が31日付で辞職するのに伴うもの。合併賛成派が別の現職町議を擁立して欠員2となれば、被選挙数も2となる。

 両選挙の立候補予定者説明会は、1月5日に町役場で開かれる。

3081とはずがたり:2006/12/20(水) 16:04:41
<東北・北海道>宮城県

ここは柴田・村田・大河原3町合併で県南の拠点都市柴田市を形成しようとしたところ大河原町議会が反対して流れたところ。大河原はのうのうとしてるんちゃうやろねぇ?

柴田町が脱「夕張化」作戦
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000000612200001
2006年12月20日

 柴田町が来年度から大胆な財政再建に取り組む。現状のままなら5年後に夕張市と同じ財政再建団体に転落するとして、職員の給与カットをはじめ、恒例の観光行事の休止なども盛り込み、事業の聖域なき見直しを打ち出した。大河原などとの3町合併が破綻(は・たん)し、自立の道を模索する同町には財政再建が急務だ。(荒海謙一)

 同町の昨年度の一般会計決算は約108億円。町の試算によると、地方交付税の減少などで来年度から赤字に転落し、10年度までの累積赤字は約20億円。基金で賄っても、財政再建団体への転落ラインを防ぐには14億円程度不足する。一方、借金に相当する地方債残高と、取得した土地の返済分などの固定負債(債務負担行為)は05年度末で計約300億円にのぼる。

 財政悪化の要因は、ここ10年ほどの間に、町営住宅建設などの大型公共事業が相次いだためだ。中核病院などへの新たな負担金も発生する中、税収の落ち込みと地方交付税の減額が続いた。

 町は「人件費」「負担金・補助金」などの7分野で、47項目の事業見直しを掲げ、10年度までに段階的に実施する財政再建プランをまとめた。約15億円の削減効果が期待でき、10年後には赤字の解消が見込めるという。

 プランによると、職員は今年度からの10年間で2割にあたる70人を削減。来年度からの3年間は人件費圧縮を行い、町長は25%カットで一般職員も5%削る。期末手当の役職加算を廃止し、管理職手当も半減する。
 行政サービスの利用料も引き上げる。住民票などの手数料(約50円)、幼稚園授業料(月900円)、体育施設使用料(100円)などは来年度からの実施だ。

 観光分野では、30年近く続いた秋の恒例行事「菊の祭典」を休止する。入場者はピーク時の約4分の1の1万8千人になり、約3千万円の事業費と誘客効果を検討した結果だという。

 町は、10月に町内13カ所で説明会を開き、理解を求めた。12月議会では、関連する21件の条例改正案も可決され、来年度からの本格実施が固まった。担当課は「財政再建の掛け声だけでなく、現状をつぶさに訴え、具体策を示せたことで、住民の理解も得られたと思う」と話している。

3082とはずがたり:2006/12/20(水) 16:45:48
<北関東>茨城県

茨城と水戸の交渉は未だ議員の身分でストップしてるのか・・。

記者ノート:’06ワイド 合併5議会解散 住民の怒り噴出 /茨城
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061218-00000050-mailo-l08
12月18日11時2分配信 毎日新聞

 城里町、常陸太田市、常陸大宮市、桜川市に笠間市――。今年、県内では市町村合併で「在任特例」を適用した4市1町の議会が、住民からの直接請求で次々に解散に追い込まれた。「平成の大合併」自体は一息ついたが、新たな問題が一気に噴出した1年だった。
 地方自治法の原則では、対等合併する際は議員全員が失職し、人口に見合った定数で新たに選挙を行う。編入合併の場合は編入される自治体の議員のみが失職する。一方、合併特例法には、合併後も旧自治体の議員は一定期間、無条件で議員の身分を保障される在任特例の制度がある。
 県内では「平成の大合併」で01年以降、25件の合併が成立し、うち24件に在任特例が適用された。議会は定数を大幅に上回る状態となり、城里町の住民が初めに解散を請求。今年2月の住民投票で町議会は解散された。その後も3市議会が立て続けに住民投票で解散。投票の結果は4市町とも、解散賛成票が圧倒的多数を占めた。これを受けて先月には笠間市議会が住民投票を待たずに自主解散した。
 こうした状況に橋本昌知事は「(在任特例を適用しても)長い目で見れば議員も職員も大幅に減らされる。複雑な思いだ」と今後の合併の進展具合に懸念を示した。確かに水戸市と茨城町の合併協議は、議員の身分などを巡って半年以上中断したままだ。国や県にとって在任特例は合併を円滑に進める上で、欠かせない制度なのだろう。
 笠間市議の1人も議会解散後、「合併した地域間の垣根をなくすためには在任特例は今でも必要だ」と意地を張った。しかし住民投票の結果を見れば、市議の言い分は単なる建前にしか聞こえない。一方、水戸市や古河市などでは議会が自発的に定数自体を削減する動きが出ている。各地域の住民運動が、地方議会全体に緊張感を与えた結果と言える。
 国や県、議員らの言い分だけでは通用しないほど地方財政は悪化し、行政に向けられる住民の目が厳しくなっていることが5市町の解散で明確に示された。合併に伴う矛盾や問題点は今後も出てくるだろう。在任特例を巡る議会解散劇はその象徴のように思える。【土屋渓】

12月18日朝刊


最終更新:12月18日11時2分

3083とはずがたり:2006/12/21(木) 01:24:08
<東北・北海道>福島県

川俣町議会が福島・飯野との合併協離脱可決
2006年12月19日 15時47分
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=20061219154700c0eecbf3c4

川俣町臨時議会が19日開かれ、福島市・川俣町・飯野町合併協議会から川俣町が離脱し、福島市・飯野町合併協議会とする議案を賛成多数で可決した。

古川道郎町長が経過を交えて提案理由を説明した。

議員からの質疑は無く、反対討論が1件あった。

議長と欠席1人を除く18人の採決では賛成11、反対7だった。

飯野町臨時議会も同日開かれた。

同議案に関して質疑1件と賛成5件、反対2件の討論があった。

採決では議長を除く13人のうち賛成11、反対2だった。

3084とはずがたり:2006/12/21(木) 19:48:01
<東北・北海道>福島県

本宮町が閉町式/新年から合併し「新市」へ
http://www.fukushima-minpo.co.jp/news/kennai/20061217/kennai-200612170956280.html

 1月1日に白沢村と合併し福島県本宮市となる本宮町の閉町記念式典は16日、町内のサンライズもとみやで行われ、半世紀にわたる町の歴史に終止符を打つとともに、新市「本宮市」の発展を固く誓い合った。
 約300人が出席。佐藤嘉重町長が「町勢発展に尽力されたすべての方々に感謝したい」と式辞を述べた。高松義行町議会議長があいさつし、蛭田勇成県県北地方振興局長、岡部善宜白沢村長らが祝辞を贈った。町内4小学校代表の6年生8人が閉町宣言。町民の歌を合唱したあと、佐藤町長と高松議長が町旗を降納した。席上、今年度の町民表彰と感謝状贈呈も行われた。
 同町は昭和29年に本宮町と荒井、青田、仁井田の3村が合併、さらに30年に和木沢村の高木、31年に岩根村が合併し、今年50周年を迎えた。
 町役場の閉庁式は28日に行い、町旗降納などをする。「本宮市」の開庁式は1月4日、市役所(旧町役場)で行い、市旗掲揚、庁舎銘板の除幕式などを予定している。
[白沢村閉村式は24日]
 白沢村の閉村式は24日、村内のしらさわカルチャーセンターで行われる。村役場の閉庁記念式典は28日に行う。

3085とはずがたり:2006/12/22(金) 08:58:06
<九州・沖縄>鹿児島県
>>2632>>2996>>3004

南薩3町合併の新市名は「南九州市」 [12/21 17:56]
http://www.mbc.co.jp/newsfile/news-v/00093016_20061221.shtml

 頴娃町、知覧町、川辺町の南薩3町の合併協議会が開かれ、新しい市の名前が決まりました。「南九州市」です。頴娃町、知覧町、川辺町の南薩3町の法定合併協議会は、新しい市の本庁舎を知覧町役場に置き、来年12月1日の合併を目指して協議を進めてきました。そして、合併後にできる新しい市の名前は全国から公募していました。きょうは全国から寄せられた4400件から絞り込まれた薩南市、南薩市、南九州市、平和市など7つの名前を委員24人が協議し、投票の結果、南九州市に決まりました。今後は、年明けに3町それぞれの町民説明会、町民アンケートなどが行われ、来年3月の合併調印、そして、12月の合併を目指します。

3086とはずがたり:2006/12/23(土) 00:41:16
<近畿>京都府

与謝野町・伊根町と合併して天橋立市とでもするのが良いのではないか?新市役所は旧与謝野町役場で。

財源不足5億9500万円
宮津市10年度までに 新たな財政再建策も
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2006122200197&amp;genre=A2&amp;area=K60

 京都府の宮津市は22日、「行革大綱2006」で示した財政再建計画の実施を踏まえ、2006年度から5年間の新たな財政見通しをまとめた。大手川改修関連経費など新規の歳出が加わり、現状のままでは、10年度までに5億9500万円の財源不足が生じることが明らかになった。市はさらなる財政再建策を迫られている。

 今年2月に策定した行革大綱に基づく再建計画では、当初見込まれた約60億円(5年間)の財源不足を解消し、10年度までに単年度収支の累計額を5900万円程度の黒字にする見通しだった。

 新たな財政見通しによると、06年度一般会計決算は1億8400万円の黒字を見込み、51年ぶりに赤字決算となった05年度の不足分を解消するものの、10年度までに、大手川改修に伴う橋の架け替え費用等(約4億8000万円)の負担や、地域医療を確保するための経費などが新たに発生。歳入でも、実質公債費比率の上昇を抑えるため、予定していた行政改革推進債(2億円)を発行しないなどの措置を講じるため、財源不足が生じるという。
 行革大綱に基づく財政再建中に判明した厳しい財政見通しについて、井上正嗣市長は「市役所内部の管理経費の新たな削減や、市税、受益者負担等の見直しは避けられない。市民との協働を進めながら、徹底した行財政改革で乗り切りたい」としている。

3087片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/23(土) 21:12:21
<九州・沖縄>鹿児島県

奄美市、ホームページで危機訴え
2006年12月22日 朝日鹿児島
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000000612220003

 「2009年7月22日の皆既日食は本当に真っ暗になってしまう」――。奄美市が、深刻化する財政状況をホームページ(HP)上でこんな表現で示し、危機感をあらわにしている。一方で、財政を悪化させる公共事業については推進する方針で、市民グループからは「危機感を訴えながら、危機を深めているのは市自身だ」と皮肉る声も出ている。

 HPの題名は「このまま放っておくと大変なことになる」。10月に表示され、予算の内訳、地方債残高、残っている基金額などについて説明している。
 それによると、06年度予算の財源不足は14億7千万円。不足分を埋めるために使う基金はわずか15億円で、来年度で基金はゼロになる見通し。3月に3市町村が合併したため特例債による基金づくりができるが、「全部財源補填(ほ・てん)につかわれるおそれがある」。同市で見られる09年7月の皆既日食の頃には「本当に真っ暗」と、財政破綻(は・たん)を示唆している。
 一方で、同市は98億円をかけて同市名瀬の中心市街地に幅16メートル、長さ470メートルの道路をつくる区画整理事業を計画。事業費のうち65億円は市の負担だ。事業内容についてもテナントなどから「道路を広げて街づくりになるのか」と批判的な意見が強い。
 市は9月にあった県都市計画審議会で、委員から財政への影響を問われて、「15年間という期間を設けているので、大丈夫だという判断をしている」と財源の見通しがある趣旨の発言を繰り返した。
 ただHPに示された財政状況を見る限り、この事業の財源見通しは立てることができない。起債をした場合でも、負債が大きく膨らみ危機は深まりそうだ。昨年度の実質的な債務負担の割合を示す実質公債費比率が19・1%と「危険水位」の18%を超過している。
 このHPでは「エレベーターの職員利用の極力禁止」「カラーコピーの原則禁止」などを「対策」として盛り込んでいる。HP上での公開の狙いについて、則(のり)敏光・財政課長は「財政状況を理解してもらい、市民とともに財政の立て直しをするため」と説明する。
 これに対し、市民団体「新生奄美市を創る市民の会」の佐竹京子さん(65)は「公共工事が財政危機の大きな原因。こうした本質的なことに切りこまないと、エレベーターを使わないぐらいでは解決にならない。公開することはいいが、危機意識の薄さにはあきれている」と話している。

3088とはずがたり:2006/12/24(日) 09:36:21
<九州・沖縄>鹿児島県

何とか行けそうですなぁ〜

否決 合併に向け前進−−上屋久町議会特別委 /鹿児島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061220-00000204-mailo-l46
12月20日15時1分配信 毎日新聞

 ◇07年10月合併に向け前進
 上屋久町議会の合併問題調査特別委は19日、屋久町との合併の賛否を問う住民投票条例案を否決した。20日の最終本会議で否決される見通し。両町は25日に合併協定書に調印予定で、07年10月の合併に向け前進した。
 同条例案は合併慎重派の住民グループが請求。特別委ではグループ代表が意見陳述を予定していたが、欠席した。
 上屋久町では、05年2月の住民投票で合併「賛成」が上回った後、議会が合併(廃置分合)議案に計3度「反対」して混乱。同10月の出直し町議選(定数12)で合併推進派が多数を占めたが、慎重派の住民グループは現在、推進派議員7人の解職(リコール)請求に向け署名活動をしている。両町は近く、3月議会への合併議案提出に向け日程を調整する予定で、解職請求があっても影響はないとみられている。【内田久光】

12月20日朝刊

3089とはずがたり:2006/12/25(月) 17:10:57
<東海>静岡県

富士宮と合併「賛成」77.2% 芝川町住民投票
2006/12/25
http://www.shizushin.com/local_politics/20061225000000000024.htm

 富士宮市との合併の是非を問う芝川町の住民投票が24日行われ、即日開票の結果、富士宮市と合併することに「賛成」が4536票を集め、「反対」に3198票の大差をつけた。投票率は住民投票の成立条件の50%を上回り、72・95%だった。
 芝川町議会は26日に全員協議会を開き、住民投票の結果に従い、富士宮市との合併を推進する方針を確認する。臼井進町長は27日、富士宮市役所に小室直義市長を訪ねて住民投票の結果を報告し、同市に法定合併協議会の設置を申し入れる予定。
 県は富士市、富士川町を含めた将来の2市2町の合併に向けたステップとして、富士宮市と芝川町との合併を推奨する構想を示していた。10月には町民有志が4823人分の署名を添えて富士宮市との合併協設置を求める住民発議の本請求を行い、町は富士宮市に意見照会している。※

富士宮市との合併
賛成453677.2%
反対133822.8%

▽投票総数 5940▽有効5874▽無効66

3090とはずがたり:2006/12/26(火) 17:04:43
<東北・北海道>青森県

蓬田や今別は青森市を含めた合併を望んでいたような。

2006年12月26日(火)
今別、外ケ浜、蓬田の合併を検討
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2006/20061226091806.asp

 県市町村合併推進審議会(会長・末永洋一青森大総合研究所長)は二十五日、青森市の青森グランドホテルで会議を開き、今別、外ケ浜、蓬田の三町村の枠組みを検討していく方針を決めた。末永会長が来年一月か二月に三町村長を訪ね、合併に関して意向を聞く。

 同審議会では現在、人口一万人未満の町村を対象に合併の検討を進めている。今別町など三町村はいずれも人口一万人未満。ただ、外ケ浜町は旧合併特例法下で誕生した自治体で、ほかの二町村も含めて合併についての議論は高まっていない。

 末永会長は「三町村長を訪問して意見交換した上で、審議会で議論したい」としている。

 ほかに、末永会長が十二月上旬にむつ、風間浦、佐井の三市村長と会談した内容を報告。むつ市長は両村との合併協議に応じる考えを示したが、両村長が合併に関する本格的な検討は来年四月の統一地方選後になるとの見通しを示した−とした。

3091とはずがたり:2006/12/29(金) 00:57:50
<東海>静岡県

取り敢えず富士宮との合併を嫌がっている町長を馘にせよ。

市町村合併:芝川町の住民投票、賛成8割迫る 合併へ町民が強い意思 /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061225-00000046-mailo-l22
12月25日11時1分配信 毎日新聞

 富士宮市との1市1町合併の是非を問う芝川町の住民投票は24日、投開票され、賛成票が8割に迫った。町民は富士宮市との合併を選択した。両市町の合併は旧法時に芝川町側が拒んで破たんした経緯があり、富士宮市側には不信感が残っている。しかし、賛成が大多数を占めたことで、合併実現に向けた流れができる可能性が出てきた。
 投票率は72・95%。50%を超えたため条例の規定により住民投票は成立した。当日の投票資格者数は8143人(男3923人、女4220人)。
 同町では早期合併を訴える住民が今年9月、法定合併協議会の設置を求める署名活動を行い、有権者の6割を超える署名を集めた。しかし、それでも富士宮市側の不信感はぬぐいきれていない。小室直義市長は「住民投票の結果をみて判断する」と述べ、町内が合併賛成でまとまっているかどうか、見極めたい考えを示していた。
 住民投票で有効投票の8割近くが賛成票となり、合併へ住民の強い意思が示されたことで、富士宮市側が過去のわだかまりを解消する可能性が出てきた。
 投票結果を受けて臼井町長は記者会見し、「町民の意思を速やかに富士宮市側に伝えたい」と述べ、法定合併協議会設置を申し入れる考えを示した。27日に小室市長と会談する。【鈴木直】
………………………………………………………………………………………………………
 ◇住民投票開票結果
賛成 4536
反対 1338
 =選管最終発表

12月25日朝刊
最終更新:12月25日11時1分

3092とはずがたり:2006/12/29(金) 01:11:47
<首都圏>千葉県
>>2986 合併組み合わせ案 10地域で40市町村提示

松戸・柏を中心とした東葛飾地域,市川・船橋を中心とした南葛飾地域の政令指定都市が出来るか?
葛飾区を西葛飾区に改称して松戸・柏を東葛飾市,市川・船橋を南葛飾市,足立区を南足立区に改称してさいたま市を北足立市にしよう♪w

市町村合併で答申
知事『すみやかに実施』
http://www.tokyo-np.co.jp/00/cba/20061228/lcl_____cba_____001.shtml

 県市町村合併推進審議会(会長・森田朗東京大公共政策大学院長)は二十七日、新合併特例法に基づく第二ステージの合併組み合わせを含む「市町村合併推進構想」案を堂本暁子知事に答申した。答申を受け、県は二十八日に構想をまとめ、発表する。

 構想案では、政令指定都市への移行をにらむ東葛飾、葛南地域などを除く十地域で四十市町村の合併を提示した。

 また、県民からの意見を受け、住民投票で反対が賛成を上回り、合併協議が白紙になった白井市を含む地域について「急激な高齢化の影響を地域全体で受け止めることで緩やかにしていく視点が必要」と、合併の目的を補強するなどした。

 森田会長から構想案を受け取った堂本知事は「住みやすい県づくりの基になるものと信じている。この答申を大事にし、すみやかに実施できるよう最大限の努力をしていく」と述べた。

 県は新合併特例法の期限の二〇一〇年三月までに、構想に基づいて合併を推進していく。 (林容史)

3093とはずがたり:2006/12/29(金) 02:46:41
>>3091
<東海>静岡県

富士宮市長が大人で助かったねえ。芝川町長が三川町長みたいなことしなきゃ良いけど

市町村合併:芝川町住民投票、合併望む町民の強い意思に理解−−富士宮市長 /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061226-00000042-mailo-l22
12月26日12時1分配信 毎日新聞

 芝川町の24日の住民投票で富士宮市との合併賛成票が大多数を占めた結果を受け、同市の小室直義市長は25日、「事実としてしっかり受け止めたい」とのコメントを発表し、合併を望む芝川町民の強い意思に理解を示した。小室市長は今後、市議会など市民の意向を聴き市の態度を決める。
 また石川嘉延知事は同日の定例記者会見で、「両市町は地域のつながりが強く、(賛成多数の結果は)やはりとの思いだ」と述べ、合併推進に期待感を示した。
 芝川町の臼井進町長は27日に富士宮市役所を訪れ、小室市長に投票結果を報告し、合併協議入りを申し入れる。【鈴木直】

12月26日朝刊
最終更新:12月26日12時1分

3094とはずがたり:2007/01/01(月) 13:08:27
<広域合併>

ふうん,みんな結構反対なんやねぇ。

道州制62%が反対
全国世論調査、平成大合併も低評価
http://www.chunichi.co.jp/00/sei/20070101/mng_____sei_____003.shtml

 都道府県を10前後の「道」「州」と呼ぶ広域自治体に再編して国の権限を移す道州制に反対する人は賛成の倍以上の62%に上ることが、昨年12月2、3両日に本社加盟の日本世論調査会が実施した全国面接世論調査で分かった。

 道州制については、安倍晋三首相が「行政の新たなグランドデザインを描く」として、3年以内に具体像を示すビジョンを策定する方針だが、国民の理解が進んでいないことが明らかになった。

 1999年3月末に3232あった市町村が1816(1日現在)に再編された「平成の大合併」を評価する意見も19%に低迷。一方では地方分権に62%が賛成しており、国から移譲される権限の受け皿づくりの手法に疑問が向けられた格好だ。

 道州制に「反対」は26%、「どちらかといえば反対」も36%に上ったのに対し、賛成は「どちらかといえば」を含めても計29%にとどまった。

 1年前の調査では賛成派が47%、反対派は39%だったが逆転した。地域的な傾向としては、賛成は北海道、東北、四国で多く、反対は甲信越、九州で比較的多い。

 反対の理由としては「行政単位として道州は広すぎる」が46%で最も多く、「今の都道府県に愛着がある」も30%を占めた。賛成理由では「議員や職員が減り、経費の節約ができる」が49%でトップ。「広域的な課題に取り組める」(24%)などが続いた。

 住んでいる市町村が合併した人の感想は「合併してよかった」(19%)と「合併しない方がよかった」(17%)がほぼ均衡し、「どちらともいえない」が63%だった。

 【道州制】 都道府県をより広域な「道」「州」に再編し、国から道州へ権限や税財源の移譲を行う制度。各地域の実情に応じた政策が可能になるとされる。地方制度調査会は2006年2月、国と地方の役割を再構築するため「導入が適当」と首相に答申し、全国を9、11、13ブロックに分ける区域割り案を示した。

3095とはずがたり:2007/01/02(火) 10:41:40
<近畿>滋賀県

財政が豊かな竜王は合併に後ろ向きだからなぁ。安土八幡の新市名も使えなくなるし,取り敢えず堅実に2市町合併と洒落込みたい所。

近江八幡市:来年度早々に合併協設立を−−冨士谷市長が所信表明 /滋賀
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061228-00000245-mailo-l25
12月28日16時1分配信 毎日新聞

 近江八幡市長選後初の市議会が27日開会。冨士谷英正市長は「希望としては合併新法の期限内のできるだけ早い時期に安土町、竜王町と合併したい」などと所信表明した。
 冨士谷市長は「これからの行政には企業感覚や経営効率を重んじる『株式会社近江八幡』としての発想が必要」と述べ、職員が企業で長期研修する機会を作るなど、新しい人事制度のあり方を検討すると明らかにした。合併問題では「自動車産業などの工場が集まる竜王町、歴史的資源がある安土町が同じ生活圏にあり、相乗効果が期待できる」として、県が示した枠組みでの合併を推進する意向を示した。
 議会の会期は1月19日まで。総額1億6400万円の一般会計補正予算案など16議案が提案された。代表・個人質問は12、15の両日。【斎藤和夫】

12月28日朝刊
最終更新:12月28日16時1分

3096とはずがたり:2007/01/02(火) 10:44:20
<近畿>滋賀県

あさか彦根市長が合併反対キャンペーンの先頭に立つじゃないらねぇ・・

市町村合併:住民投票条例の提案、3月議会に−−新市合併で彦根市長 /滋賀
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061228-00000244-mailo-l25
12月28日16時1分配信 毎日新聞

 彦根市と犬上郡3町を合併の構想対象とする県の「新市町合併支援プラン」を受け、同市の獅山向洋市長は27日の定例会見で、「3月議会に住民投票条例を出すのがいいのでは」との考えを示した。
 獅山市長は「(合併は)メリット、デメリットを判断して市民が決めること。議会とも住民投票条例を相談するが、(提案は)3月議会がいいのでは」と述べた。条例の具体的内容には言及しなかった。【松井圀夫】

12月28日朝刊
最終更新:12月28日16時1分

3097とはずがたり:2007/01/02(火) 12:16:04
<中国・四国>高知県

順調でしたな〜。

市町村合併:高知市長と春野町長、橋本知事に申請書を提出 /高知
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061228-00000270-mailo-l39
12月28日16時1分配信 毎日新聞

 08年1月に合併を予定している高知市の岡崎誠也市長と春野町の氏原嗣志町長が27日、橋本大二郎知事に合併申請書を提出した。来年の県議会2月定例会で可決されれば、国に合併を届け出る。
 両市町はそれぞれ12月定例議会で合併関連議案を既に可決。申請書を手渡した岡崎市長は約35万人の人口を持つ新高知市の地図を広げ、「中山間地域から都市部までを含むバランスの取れた市になる」と説明。氏原町長も「春野町の園芸技術を受け継いで、農業振興に力を入れてもらいたい」と新市への期待を口にした。
 申請書を受け取った橋本知事は「海岸線が2倍になり、防災対策も重要」と要望。岡崎市長は「合併してよかったと言われる町づくりに取り組みたい」と決意を新たにしていた。【米山淳】

12月28日朝刊
最終更新:12月28日16時1分

3098とはずがたり:2007/01/02(火) 15:28:37
<九州・沖縄>鹿児島県

おお,素晴らしい。

市町村合併 大崎町議会、志布志市と推進決議
(12/23 07:36)
http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=1929

 大崎町議会は22日開いた定例会最終本会議で、「志布志市との合併を推進する決議」を賛成多数で可決した。11月に町が実施した合併に関する住民アンケートで、希望する枠組みに志布志市を挙げた人が52%となったことを受け、合併推進派の議員らが決議案を提出した。
 決議は「住民投票(2004年5月)の結果にこだわることなく、アンケート調査による民意を尊重し、志布志市との合併協議を要望するとともに、志布志市との合併を推進していく」などとしている。
 討論で反対議員は「国が考える合併による人口規模は十万人。人口の少ない志布志市と合併をしてメリットがあるのか。時期尚早ではないか」などとした。
 一方、賛成議員は「合併推進がすべてバラ色とは思っていない。単独に一番不安を持っているのは町民であり、その不安を払拭(ふっしょく)するのは議会の責任」などとした。
 議長を除く17人で採決した結果、賛成10、反対7の賛成多数で可決した。
 また決議案提出に先立ち、坂元正春議員が「住民投票で単独派として活動した責任をとる」などとして、同日付で辞職した。

3099とはずがたり:2007/01/02(火) 15:31:04
<北関東>茨城県

おお,素晴らしい。

市町村合併:水戸市と茨城町、法定合併協再開−−来春の統一選後 /茨城
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061223-00000056-mailo-l08
12月23日12時1分配信 毎日新聞

 水戸市と茨城町は、5月末から中断している法定合併協議会を、来年4月の統一地方選後に再開することで合意した。9月末に、茨城町の編入合併や07年12月8日の合併期日、定数特例の適用などの6項目で合意したが、正式決定するための合併協議会の開催時期について、茨城町側で調整が難航していた。
 21日に佐藤順一・茨城町長が「合併は多くの町民の理解の上に進められるべきだ。改めて民意を問う」との内容の要望書を加藤浩一・水戸市長に提出し、同市側が受け入れた。佐藤町長は来年(2007年)4月の町長選に再選を目指して立候補する意向で、年明けにも正式に表明するという。【立上修】

12月23日朝刊
最終更新:12月23日12時1分

3100とはずがたり:2007/01/06(土) 15:31:16
<近畿>京都府

う〜む・・>4市町の合併任意協は現在、合併後のまちの将来像を市民に示す新都市建設基本構想案を策定中だが、市町間の温度差から作業は難航しており、昨年12月に開催予定だった第3回会合を延期している。
どういう温度差があるんだ?

大久保駐屯地の移転「求めない」
城陽市長が明言
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2007010500147&amp;genre=A2&amp;area=K20&amp;mp=

 陸上自衛隊大久保駐屯地(京都府宇治市)について、城陽市の橋本昭男市長は5日、「山砂利採取跡地への駐屯地移転を私は求めない」と市など主催の新春名刺交換会で述べた。駐屯地移転は、宇治市、城陽市、宇治田原町、井手町の合併任意協議会で策定中の新都市建設基本構想案に盛り込まれるか否かが注目されているが、2市2町の首長が移転について公言したのは初めて。

 橋本市長は、会のあいさつで、市東部の山砂利採取跡地の埋め戻し事業について述べた上で、「ちまたでは採取跡地への駐屯地移転(の話題)がまことしやかに流れているが、私は移転を望んだことも、求めたこともない。今後も求めない」と、移転を求める可能性を全否定した。

 大久保駐屯地移転については2005年12月、宇治市内で開かれた議員有志の勉強会で、城陽の与党市議が「大久保駐屯地を山砂利採取地へ移し、近鉄大久保駅前を開発する」と発言したことがある。4市町の合併任意協は現在、合併後のまちの将来像を市民に示す新都市建設基本構想案を策定中だが、市町間の温度差から作業は難航しており、昨年12月に開催予定だった第3回会合を延期している。
 新春名刺交換会は城陽市内で開催。地元の国会議員、城陽市議、市内の商工関係者のほか、駐屯地を置く陸自第四施設団の関係者など約250人が出席していた。

3101とはずがたり:2007/01/06(土) 15:37:09
<近畿>京都府
>>3100
う〜む・・。2006年9月の時点での記事だが。。賛成派の自公は何をしているのか?ちゃんとしろ。反対派は市職労か・・。宇治市が乗り気ではないのかな?

京都府南部の2市2町合併協議 関心高める議論不十分 南部支社・日下田貴政
http://www.kyoto-np.co.jp/kp/rensai/syuzainote/060913.html

 京都府南部の宇治市と城陽市、宇治田原町、井手町の合併協議が一向に盛り上がらない。任意協議会がようやく発足して2カ月。「中核市」の想定など、新しいまちづくりが実現できる可能性もあるだけに、議論を十分尽くすとともに、住民の関心を高める工夫が求められる。

 2市2町の首長が合併協議開始を申し合わせたのは昨年(05年)12月。日程は当初予定よりずるずるとずれ込んでいる。任意協発足は今年(06年)4月から7月になり、「本年度内(06年度内)」としていた法定協移行の判断も来年(07年)4月以降となる見通しだ。

 日程の遅れは、住民の関心の低さを反映しているともいえる。合併の旗振り役だった自民や公明の議員らによる住民向けの勉強会は一昨年(04年)12月でストップしたまま。宇治市では、市職労を中心に合併に反対する住民グループが学習会を重ねているが、推進派には目立った動きはない。

「冷めた住民」
 「住民の合併論議は冷めている」。7日に開かれた第2回協議会で、奥田光治・宇治田原町長は声をいらだたせた。城陽市の市民委員からは「『合併、なんやそれ?』という住民の雰囲気を感じる」との声も上がった。

 そもそも、旧綴喜郡を割った2市2町の枠組み自体、決して自然なものではない。久御山町は宇治市と日産車体京都工場跡地や巨椋池干拓地などを共有し、行政の結び付きも強いが、協議に距離を置いている。財政も豊かなだけに、宇治市や城陽市には協議への参加を望む声も根強い。

 合併を後押しする合併特例債という「アメ」もなくなった。全国的には「平成の大合併」が一段落し、「合併して本当によかったのか」という各地の声が聞こえてくる。

 いま、2市2町で合併を考えようとするなら、住民の機運を高めるため並々ならぬ工夫と努力が要るだろう。

中核市を視野に
 今回の協議は、人口30万人以上が要件の中核市を視野に入れている。中核市は保健福祉や環境施策の一部権限が府から委譲されるが、2市2町の人口は現在計29万人。短期間での中核市実現は難しい。宇治市民にとって合併の利点はどこにあるのか。

 城陽市は2004年度の財政力指数が0.63と、宇治市の0.81に比べても、財政力の弱さが目立つ。人口も10年前から減少し続けている。単独市を選ぶにしろ、合併に可能性を見いだすにしろ、住民がどう財政状況を直視し、まちの将来を描くのか。

 こうした点について判断する材料を、各市町は十分に示しているだろうか。

 任意協は、合併に関する住民アンケート実施を年明けに控え、新都市建設基本構想の策定を始めている。財政シミュレーションや合併の効果と懸念材料を盛り込んで住民に配布し、判断材料としてもらう狙いだ。

 任意協委員の真山達志・同志社大教授は「合併直後に問題が出ても、長期的に見れば良いこともある。どの時点で何を目指すのか、整理しなくては。アンケートまでに、住民に自分たちの問題ととらえてもらわなくてはならない」と指摘する。岩崎恭典・四日市大教授も「財政の問題は住民には分かりにくく、工夫が要る」と述べた。

 合併を選択するかどうかは住民の生活を左右する。ホームページでの議事録掲載や協議会公開だけでなく、広報紙を活用し、担当者が各地に出向いて説明するなど、住民に地道に伝える姿勢が必要だ。
[京都新聞 2006年9月13日掲載]

3102とはずがたり:2007/01/06(土) 16:43:22
<東北・北海道>
小樽はひょとすると住むことになっていたかも知れぬ土地であるがこんなにもこんなにもやばいのか?
合併構想は余市郡赤井川村との1市1村や余市郡内5町村,それに小樽を加えた6市町村などがあったがいずれも実現せず。

小樽市の2007年が始動!問われる沈没寸前の舵取り!(2007/01/04) 
http://www.webotaru.jp/news/2007/01/0104-5.htm

 積み重ねられた約1,300億円の巨額借金と道内初の2年連続の赤字予算で、財政破綻の荒海に漂い、木の葉のように揺られ、沈没寸前の難破船「小樽丸」(山田勝麿船長・乗組員約2,000人)の行方が、夕張ショックと二重写しになって、2007年の小樽全市民の両肩に、重く重く降り掛かっている。

 財政再建団体入りで、国から最低水準の生活を強いられる夕張市民や職員の惨状は、伝えられる例からも、十分に推察される。小樽市の惨憺たる現状は、いつ夕張市と同じとなっても何らの不思議もない。

  今年4月には、この難破船「小樽丸」の新しい舵取りを決める、統一地方選挙の市長選・市議選が、知事選・道議選と共に行われる。   

   北海道知事選挙告示  3月22日  (任期満了・4月22日)
   北海道議会議員選挙告示 3月30日 (任期満了・4月29日)
    ◎投票日 4月8日(日)

   小樽市長選挙告示 4月15日 (任期満了・4月29日)
   小樽市議会議員選挙告示 4月15日(任期満了・4月29日)
    ◎投票日 4月22日(日)

  この中で行われる難破船「小樽丸」の舵取り選挙には、これまで8年間も難破船を指揮してきた、山田勝麿市長が、さらに4年間を自分に任せよと、既に3選出馬を明らかにしている。

 財政破綻で刻々と迫る再建団体入りの危機の中で、緊張感が欠ける市職員の2年連続の不祥事や賛成・反対を取り違える市議会自民党議員の大チョンボによる市政混乱など、一向に変わらぬ小樽の政治状況に、市民の不満も沸騰点に達し、爆発寸前となっている。

 何処へ行こうとしているのか、2007年の小樽市。この現状をダイナミックに変える“救世主”の登場が多くの市民から求められているのだが。

3103とはずがたり:2007/01/06(土) 19:12:22
<東海>岐阜県

収された側の意見を十分吸い上げて行くのは大垣が県西の巨大都市として発展して行くために安八・養老・不破各地方を併呑して行く為に必須のことである

<新しい自治の舞台から> 第1部「議員らの思い」(4)
市議選・大垣市
http://www.chunichi.co.jp/00/gif/20070106/lcl_____gif_____010.shtml

 「口を開けば、上石津の話。いつまで町長気分でいるのか」。昨年12月の大垣市議会定例会。常任委員会で、委員外発言を求めた市議の小川一善(68)に、ほかの市議からやじが飛んだ。小川は「地域の要望として聞いてほしい」と、ひるまず質問を続けた。
届けたい旧町の願い

 上石津、墨俣両町の編入合併で昨年3月誕生した新「大垣市」。全国2例目の3つの自治体が互いに接しない「二重飛び地合併」に、最後の上石津町長として直接かかわったのが、小川だった。

 「厳しい財政を考えれば、単独では立ち行かない。苦渋の決断だった」。西濃1市9町の法定合併協議会から離脱が相次ぐ中、あくまで合併を主導した。「その責任を果たしたい」と、合併直後の4月にあった市議増員選上石津選挙区(定数2)に立候補し、当選した。

 その小川が行く末を案じるのは、町長時代に手がけた温泉開発。町は2005年12月、過疎の進む時地区に、有料で温泉水を持ち帰りできる温泉スタンドを開設した。今後、入浴施設の建設を進めるかは、新市の判断に委ねられている。

 時地区は、三重県境に近い山間地。人口約1500人中65歳以上のお年寄りの割合は約32%と、高齢化率は地域で最も高い。地元では「入浴施設を活性化の拠点に」と強く要望している。

 一方、大垣地域選出のベテラン市議は「地域開発は新市の全体的なフレームで考えるべきだ。里山に入浴施設を建設して採算がとれるのか」。市議会内に慎重論がある中、小川は「1年生議員の立場では、発言力に限りがある。何とか理解を得たいのだが…」と、ギャップを感じている。

 時地区まちづくり推進実行委員長の阿藤昭博(47)は「地域の要望を吸い上げる議員の存在は欠かせない。新市の中心部から離れれば離れるほど置き去りにされてしまうという不安が、住民にある」と危機感を募らせる。

 「だから、その思いを背負わなくてはならない」と小川。言葉には悲壮感さえ漂う。

 07年の市議選で選ばれた議員が任期満了を迎える4年後の市議選では、現行の選挙区枠が残るのかは未定だ。全市が1選挙区となる可能性もある。

 さらに今回から定数32から26に削減されるため、最低当選ラインも高まりそう。地元では「人口約6600人の上石津地域で現有2議席を確保できるのか」との不安も漏れる。

 新市合併で「都市と里山の共生」という目標が掲げられた一方で、多くの課題は残されたままだ。(文中敬称略)

 (堂畑圭吾)

3104とはずがたり:2007/01/06(土) 19:22:41
<九州・沖縄>大分県

臼杵主導にはなると思われるが臼杵市民がどう判断するかだね。こういうケースでは財政難の風評で合併が破談になることがしばしばある・・。
津久見の産業集積をきちんと評価して貰いたい。

来月にも任意合併協 臼杵、津久見両市長が確認 臼杵は住民投票条例提案へ
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/ooita/ooita/20070106/20070106_001.shtml

 臼杵市の後藤国利市長と津久見市の吉本幸司市長は5日、一度頓挫した両市の合併協議再開へ向けて、早ければ2月にも任意協議会を発足させることを確認した。後藤市長は同日、合併の是非について市民の意見を聞くため、3月定例議会に住民投票条例の制定を提案する考えも明らかにした。

 両市は2001年10月、臼津地域合併問題研究協議会を設置。しかし、臼杵市は02年12月、津久見市の行財政改革の取り組みなどについて問題点を指摘して協議を中断した後、05年1月に野津町と合併した。ただ、昨年4月に行われた合併後初の市議選で新たな市議会がスタート。さらに新市になって2年が経過し、合併の問題点の改善が見られることから、津久見市から申し入れのあった合併協議を再開させる方向となった。

 また、臼杵市は協議再開の条件として昨年6月、津久見市の資産と負債の状況を明確に把握できるバランスシート(貸借対照表)の作成を要望。津久見市は作成を進めている。

 臼杵市の住民投票条例は、市民の将来を左右する重大な問題を、市民一人一人が考える機会をつくり、市や市議会が投票結果を受けて民意を見極めた上で、合併の是非を判断できるようにする。同市は投票を合併問題に限定せず、ほかの問題についても投票できる常設型にする方針。投票できる年齢を、高校生など市の将来を考える力のある20歳未満に広げることも検討している。後藤市長は住民投票について「市民自ら合併協議に参加してもらうのを目的にしている」と話している。

=2007/01/06付 西日本新聞朝刊=

3105とはずがたり:2007/01/06(土) 19:25:16
<中国・四国>

自民党支持がやたら多い中国地方の自治など公共事業ばらまくだけであるから不満多くても問題とはしない。後悔してるなら良いことである。

合併推進の国批判、3割超す'07/1/5
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200701050077.html

 中国新聞社が4日まとめた中国地方の全市町村議長へのアンケートで、合併を推進した国を批判する意見が3割を超え、2割だった市町村長を上回った。政務調査費の使途を公表していない議会は3分の1あり、透明性の向上など改革の必要性を示した。合併の評価で「国のやり方は強引」「国が推進に乗り出すべきではなかった」と批判したのは計31.9%。市町村長の計19.9%に比べ12.0ポイント高かった。

3106とはずがたり:2007/01/06(土) 19:51:40
<東北・奥羽越>山形県・新潟県

明治政府が形成した都道府県体制からの脱却が俺の一貫した持論であり県境の流動化は非常に望ましい。

http://0bbs.jp/tohazugatali/img8_12

小国町、境界なき「小さい国」
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000000701030001
2007年01月03日

 戦前から、町内に工場がある「東芝セラミックス」(本社・東京)は、社員800人の約1割が新潟県から通勤する。関連企業も新潟に2カ所ある。小国を訪れる観光客は約7割が新潟から、という統計もある。
 町民の生活、雇用、観光、と県境を挟んで、小国は新潟と密接に結びついている。

 朝日、飯豊両連峰に囲まれる小国町は、豪雪地帯で知られ、冬は雪に閉ざされる町だった。63年の豪雪では、当時の国鉄米坂線が10日間、ストップ。自動車が普及していなかった当時、人々は雪に閉じこめられる恐怖を味わった。

 町内で働く人が多く、通勤・通学の人の移動は、同じ置賜地方の中心にある川西町に比べて格段に少ない(00年国勢調査)。

 雪の難所の記憶が残るのか、国道が長井市や米沢市と結んでも、町民の足は新潟へ向かう。町中心部が県境から約7キロという地理的条件に加え、県境の新潟県関川村は積雪が少ないという気候的条件も重なっているとみられる。

 雪のほかに山形県を貫く最上川とは水系が異なる横川の影響を指摘する説もある。昔から魚類や塩も新潟から運ばれた。
 「ここはねぇ、新潟圏なんですよ」。町教育委員会の遠藤芳昭さんはそう言って、解説する。
 「米沢方面へ峠を越えるより、新潟方面へ川を下るのが自然。新潟県の町になっていても全然おかしくなかった」

 実際、市町村合併を巡る03年の町民アンケートで、町は「新潟県側との合併」という項目を入れ、3割弱が望ましいと選択している。

 小国は、山形、新潟両市とちょうど75キロ離れており、まさに中間点だ。そんな地理を生かして交流を活発にしようという動きも出てきた。

 町中心部で鮮魚店を営む多勢信人さん(48)は「ちょうど県の端にへばりついているような町。ここなら山形、新潟の橋渡しにちょうどいい」。

 多勢さんは町柔道会長を務めており、03年に両県の中学生を招き、「白い森杯柔道大会」を町民会館で開いた。昨年で4回目を迎え、参加人数も当初の倍以上、480人に増えた。

 知り合いの協力を得て、小国町のPRを兼ねたブナの木のメダルを作った。「文字通り『小さい国』。山形県だ新潟県だといっても始まらないでしょ」。多勢さんにとって、すでに県境の壁は崩れている。
   ◇
 「県」という枠から見えにくい生活ぶりが山形にもある。暮らしに根ざす多様な「圏」の現場から報告する。

3107とはずがたり:2007/01/07(日) 11:14:10
<東北・北海道>山形県

おい!なんで合併推進派が分裂せにゃならんのかと・・。74の高齢町議出すぐらいなら何故佐久間に譲れなかったのか?むかつくなぁ。佐久間も年度末の合併を公約にして妥協を図れよなぁ。。

2007年(平成19年) 1月7日(日)
合併の是非 争点に 「三つ巴」構図固まる 三川町長選
http://www.shonai-nippo.co.jp/cgi/0/ad_vw.cgi?p=dy:2007:1:7

 任期満了に伴う三川町長選(今月23日告示、28日投開票)は、5日に前町議の梅津泉氏(74)=横山=が合併推進の立場で立候補を正式に表明し、自立の町づくりを主張する現職の阿部誠氏(54)=押切新田=、鶴岡市との合併推進を訴える前町議の佐久間修一氏(58)=東沼=との三つ巴(どもえ)の選挙戦の構図が固まった。昨年11月の出直し町長選に続き、鶴岡市との合併の是非が最大の争点に位置付けられる。候補者の顔ぶれが出そろい、激しい前哨戦に突入した。

 阿部氏は12月定例町議会で「一部事務組合解散などの問題を解決するため早急に方策を示し、夢ある町づくりを町民と一緒に進めていきたい」と立候補を表明した。

 佐久間氏は12月定例会閉会後、合併推進の立場で立候補を表明。「町民へきちんと選択肢を提示したい」と出馬への意欲を示し、先月31日付で町議を辞職した。

 梅津氏は合併推進派でつくる「明日を築く議員の会」と「合併を進める町民の会」の要請を受け、町長選出馬を決意、同31日付で町議を辞職した。5日の記者会見では「一部事務組合の問題や町財政の厳しさについて町民へ訴え、周囲の市町から失った信頼を回復したい」と語った。

 昨年11月の出直し町長選と同じく、「合併の是非」が選挙の争点になるが、今回は鶴岡市から申し入れがあった消防と衛生の両一部事務組合の解散問題への対応が加わる。

 鶴岡市が合併特例債を活用した消防庁舎の移転・新築を予定していることを受け、現職の阿部氏は「解散はやむを得ない」として業務委託を望んでいる。しかし、鶴岡市は「業務委託でも期限付き。消防、衛生とも将来的には三川町が単独でやるべき」と主張する。

 委託で決着した場合でも、現在の組合負担金に比べ委託費が大幅増になるのは確実で、財政負担が町に重くのしかかることも予想される。先の出直し町長選で「自立後」の具体像に踏み込まなかった阿部氏が町民にどのような説明をするかにも注目が集まる。

 一方、「議員の会」と「町民の会」は阿部氏への対抗馬として、昨年末から町内の団体職員などに出馬を要請したが、固辞され人選が難航。消去法で行き着いたのが現職町議からの候補者擁立だった。結局、2004年秋に当時の町議会解散を求める住民運動の中心的役割を果たした梅津氏が「合併派代表」として立候補を決意した。

 その後、合併推進派の分裂を危ぐした町民の会から「一本化」を求める声が上がり、両会で調整を進めた。正式表明直前に梅津氏が出馬取りやめの意向を示すなど混乱もあったが、最終的に両会とも「梅津氏支持」を決定した。

 先に町議を辞職した佐久間氏は当初、両会からの支援を期待していたが、独自に後援会を立ち上げ、選挙戦に臨むことになった。町長選に過去2度立候補している知名度も生かしながら選挙を戦うことになりそうだ。

 佐久間、梅津の両氏は「町財政は厳しく、合併は避けられない」と、ともに合併推進の立場だが、佐久間氏が「合併は1―3年の期間をみるべき」と慎重な姿勢を見せるのに対し、梅津氏は「遅くとも来年度末までの合併を実現したい」と話すなど、合併に臨むスタンスに違いがある。

 リコール成立に伴う一昨年2月の町議選で「合併」、昨年11月の出直し町長選で「自立」を選択、合併の是非で揺れ続けた三川町の有権者が3度目の選挙でどのような判断を下すか注目される。

2007年(平成19年) 1月7日(日)

3108とはずがたり:2007/01/07(日) 11:36:26
<首都圏>神奈川県

南足柄市 松田町 山北町 大井町 開成町
首長の年頭所感
http://www.townnews.co.jp/020area_page/04_sat/02_ashi/2007_1/01_01/ashi_top1.html

開成町

 私たちの住む神奈川県西部地域と、横浜など県東部地域との経済格差は、著しいものがあります。

 足柄地域は、明治時代の初期までは、「足柄県」という一つの県をなしており、小田原は、県庁所在地として君臨していました。再び、当時の勢いを取り戻すため立ち上がる時期です。

 昨年(平成18年)11月、神奈川県の市町村合併推進審議会が、県西部地域の2市8町は、合併を検討すべきであるとの答申を出しました。

 足柄地域の新たな将来像を描く、きっかけです。力を合わせれば、必ず陽は昇ると確信しています。どんな構想を打ち立てるのかが鍵、今年がスタートの年です。緊張感を持って取り組む決意です。宜しくお願いいたします。

3109とはずがたり:2007/01/12(金) 21:24:19
<九州・沖縄>鹿児島県

ほっ。。色々揉めたけど無事決まって良かった。

上屋久・屋久両町 県に合併申請
「屋久島町」10月誕生目指す
(01/12 07:43)
http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=2230

 上屋久、屋久両町は11日、合併して「屋久島町」を誕生させるための廃置分合(合併)申請書を伊藤祐一郎知事に提出した。3月定例県議会の議決などを経て、10月1日の合併を目指す。「平成の大合併」で県内の知事申請は19番目だが、新合併特例法下では初。
 上屋久町の矢野勝已町長と屋久町の日高十七郎町長らが県庁知事室を訪れた。両町を代表し日高町長が「長い間、時間をかけ(両町合併を)議論してきた。新年早々、トップを切って合併申請でき、うれしく誇りに思う」とあいさつ、知事へ申請書を手渡した。
 伊藤知事は「いろんな経緯があった」と前置きした上で「世界自然遺産の島のイメージアップへ、県としても力を合わせていきたい」などと述べた。

 「屋久島町」は面積540.98平方キロメートル、人口1万3761人(2005年国勢調査)。本庁舎は現在の上屋久町小瀬田のクリーンセンターとし、管理部門を置く。支所は宮之浦、安房、尾之間に置く分庁方式。
 今後、3月定例県議会の議決を経て知事が合併を決定、総務大臣に届け出る。合併の効力が発生する総務大臣の告示は4、5月ごろとなる見通し。
 同地区は、02年8月に任意合併協議会が発足。05年2月に両町の住民投票で「合併賛成」が多数となったが、上屋久町議会が廃置分合議案を3度否決、旧特例法下での合併申請ができなかった。その後、議員解職請求や出直し町議選などを経て昨年1月から協議を再開していた。

3110とはずがたり:2007/01/12(金) 21:26:16
<東海>愛知県

さて小坂井町民の意向や如何に。

意識調査は来月18日
豊川との合併で小坂井町
http://www.chunichi.co.jp/00/ach/20070112/lcl_____ach_____012.shtml

 小坂井町は11日、豊川市に合併協議を申し入れることの賛否を問う投票方式による住民意識調査(アンケート)を2月13日告示、18日投票で実施すると発表した。調査結果に法的拘束力はないが、実施要綱で「町長は結果を尊重する」としている。経費削減などを理由に開票は19日となる。

 同町では、豊川市との合併を求める住民請願が昨年5月に議会に提出された。議会は住民意識調査の実施などを盛り込んだ付帯決議を付けて採択した。このため手続きが遅れ、現時点で県の合併構想から外れている。宝飯郡の他の音羽、御津の両町は県の合併構想に盛り込まれ、協議へ向けた準備が進んでいる。

 住民意識調査の投票は午前7時から午後6時までで、町内9カ所で受け付ける。申し入れについて投票用紙の賛成、反対いずれかの欄に〇印を書く。有権者のほか、登録した永住外国人にも投票権を与える。開票は19日午前9時から町中央公民館で行い、同11時には大勢が判明する見通し。

 昨年12月1日現在の選挙人名簿登録者数は1万7181人(男性8471人、女性8710人)。 

(村瀬力)

3111とはずがたり:2007/01/12(金) 21:28:54
<首都圏>千葉県

とは総研としては湯浅氏推薦だな。

湯浅伸一(57)自民党県議…積極姿勢
小泉一成(50)元市議………慎重
鵜沢治(60)共産党市議……否定的

市町村合併など
成田市長選公開討論会
http://www.chunichi.co.jp/00/cba/20070112/lcl_____cba_____002.shtml

 汚職事件で市長が辞職したことに伴う成田市の出直し市長選を前に、三人の立候補予定者の公開討論会が十一日、成田国際文化会館で開かれた。

 成田青年会議所が中立の立場で主催し、既に立候補を表明している自民党県議の湯浅伸一氏(57)、元市議の小泉一成氏(50)、共産党市議の鵜沢治氏(60)が出席。討論会はそれぞれの所信表明に続き、市町村合併や成田空港との共生などについて答えてもらった。

 今後の市町村合併について、鵜沢氏は「財政運営は一段と厳しくなるので進めるべきではない」と否定的。小泉氏は「今後必要だが、優先順位は完全空港化と財政確保」と慎重姿勢だった。湯浅氏は「物流拠点の優位性を生かした地域振興のため、近い将来必要」と積極姿勢を示した。 (宮本隆康)

3112とはずがたり:2007/01/14(日) 12:20:03
<中国・四国>山口県

(新)美祢市誕生へ。

美祢市、美東町、秋芳町合併 15日から住民説明会
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/yamaguchi/20070114/20070114_001.shtml

 昨年末に45の合併協定項目をすべて確認した美祢市と美東町、秋芳町は15日から19日まで、合併住民説明会を開く。

 1市2町の法定合併協議会は昨年9月、合併の期日を来年3月21日、新市の名称を「美祢市」と決めた。12月には、最後に残された協定項目・新市基本計画の財政計画を提案通り確認した。今後のスケジュールは、2月中旬に合併協定書に調印、3月の各議会で合併関連議案を議決する予定だ。

 説明会の日程と会場は次の通り。(時間はいずれも午後6時から)

 15日=厚保中央公民館(美祢市)中央公民館(秋芳町)▽16日=豊田前公民館(美祢市)赤郷公民館(美東町)自然休養村管理センター(秋芳町)▽17日=於福公民館(美祢市)町民センター(美東町)岩永公民館(秋芳町)▽18日=伊佐公民館(美祢市)綾木公民館(美東町)秋吉公民館(秋芳町)▽19日=市民会館(美祢市)真長田公民館(美東町)

=2007/01/14付 西日本新聞朝刊=

3113とはずがたり:2007/01/14(日) 23:42:27
<首都圏>千葉県

合併推進派の現職が負けちゃったか・・。

選挙:館山市長選 現新3人の三つどもえ戦か−−あす告示 /千葉
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061111-00000134-mailo-l12

 任期満了に伴う館山市長選は12日告示される。立候補を表明しているのは、いずれも無所属で、3選を目指す現職の辻田実氏(73)と、新人で元市議の金丸謙一氏(57)、社会福祉法人理事長の鈴木陽一氏(55)。現職に新人2人の三つどもえ戦になりそうだ。
 「衰退する市」の立て直しを訴える新人2人と、「旧安房郡市の合併」などの実現を目指す現職の対立構図に有権者の関心も高まりそうだ。
 投票は19日で即日開票される。有権者数は4万2555人(9月2日現在)。[桜井憲司]
11月11日朝刊
(毎日新聞) - 11月11日14時1分更新

館山市長選挙  2006年11月12日告示  2006年11月19日投票
有権者数 : 42180人  投票者数 : 25161人  投票率 : 59.65% 
http://www.senkyo.janjan.jp/election/2006/12/00003595.html
当9593 金丸 謙一 57 男 無所属 新 学習塾経営
次7956 鈴木 陽一 55 男 無所属 新 会社役員
落7366 辻田 実  73 男 無所属 現 市長

金丸・館山市長:「住民サービスに全力」 初登庁し訓示 /千葉
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/photojournal/archive/news/2006/12/12/20061212ddlk12010242000c.html
 館山市長選で初当選した金丸謙一市長(57)は11日、初登庁した。金丸市長は就任後初の部課長会議で「選挙で公約した日本一、住みやすいまちを築きたい。外部(市議当時)から見ていた市の現状と内部から見た状況の違いに驚いている」と語った。また「当面は『生活基盤整備の充実』など、住民サービスに全力を尽くしたい。職員の協力をお願いしたい」と述べた。

 記者会見では「市長の責任は重大だが、厳しさを楽しさに置き換え、明るい市政を運営したい。前市長の政策の良いところ(観光立市など)は生かしながら、金丸カラーを出したい」と語った。旧安房郡市の合併では「合併は望ましいが、当面は自立を目指し、合併はその後に考えたい」と述べるにとどまった。特別職人事では収入役、教育長の辞職願を受理したが、国土交通省から派遣の助役は「桟橋建設など重要な港湾事業を抱えているため、国交省と話し合いながら、しばらくとどまってもらうつもりだ」と語った。【桜井憲司】

毎日新聞 2006年12月12日

3114小説吉田学校読者:2007/01/15(月) 00:43:13
>>3111
たぶん、湯浅圧勝ですけども、それはさておき、市町村合併ですと、成田+多古+芝山+神崎だと、地理的にも経済的にもいい感じですが、多古と芝山の突っ張り具合からすると成田+神崎という小幅合併にとどまると予想。

3115とはずがたり:2007/01/15(月) 01:09:05
解説感謝っす
>多古と芝山の突っ張り具合
とは多古も芝山も成田なんかと一緒に成るかいと強気てことっすか?

3116とはずがたり:2007/01/17(水) 14:36:36

<東北・北海道>宮城県
>>102
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■津山町民「合併は登米と」2003.02.22
アンケートで70パーセント以上
24日 町、特別委で態度表明
志津川町長「津山町民の判断尊重」/
http://www.sanriku-kahoku.com/news/2003_02/k/030222k-tuyama.html

 津山町は二十一日、十八歳以上の全町民を対象にした町村合併に関する意向調査の集計結果を発表した。全体の80パーセントが必要性を認識。必要とした人のうち枠組みについては70パーセント以上が登米地方を支持した。本吉地方は20パーセントに満たなかった。熊谷盛広町長は、二十四日にある町議会町村合併に関する特別委員会で、町としての態度を表明する。登米郡八町は現在、任意協議会で合併を検討しており、津山町はオブザーバー参加している。八町は、三月下旬に予定している各町一斉の臨時議会に、法定協議会の設置を提案する予定であり、津山町も同一歩調を取る可能性が高くなった。

 集計結果によると、必要性は「必要」が43・2パーセント、「どちらかといえば必要」が36・8パーセントだった。一方、「どちらかといえば必要でない」は8・5パーセント、「必要でない」は7・7パーセント。無回答は3・8パーセントだった。

 合併が必要と考えた人が答える枠組み(方向性)では登米地方が73・8パーセントと圧倒的に多かった。本吉地方は17・5パーセント、石巻・桃生地方は7・1パーセントだった。

 年代別では、すべての年代で合併の必要性を認める回答が多かった。枠組みについても、すべての年代が登米地方との合併を求めている。登米地方との合併を期待する回答は、特に十代と八十代以上で多く見られた。

 意向調査は七日から十四日まで、三千六百十七人を対象に実施。回収率は93パーセントだった。

 熊谷町長は「回収率が高く、合併への関心の高さが分かった。二十四日にまず議会に判断を伝えたい。議会の意向を聞いて、一緒に対応していきたい」と話していた。

 歌津、津山両町との三町を基本にした合併方針を考えている志津川町の佐藤仁町長は「津山町民の判断を尊重したい。二十四日の特別委での町の考えを聞いてから再度、考えたい」と述べた。

 歌津町の牧野駿町長は「津山町が正式な方向付けを発表したわけではない。重要な問題なので今はコメントを控えたい」と述べた。

3117とはずがたり:2007/01/17(水) 14:38:23
<東北・北海道>宮城県
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■企画・崩れた大同合併22003.02.20
圏域住民の目
石巻圏3分割議論、消化不良の感も
「拙速」懸念の声 依然/
http://www.sanriku-kahoku.com/news/2003_02/i/030220i-kikaku2.html

 石巻地方の合併への流れは、二〇〇五(平成十七)年三月の合併特例法適用期限をにらみながら、三地域それぞれに法定協議会設置へと向かうことになった。時間的に余裕のない中、ここまで行政と議会中心で進んだ論議を、圏域住民はどんな目で見てきたのだろうか。同地方で自主的に合併問題を話し合ってきた住民団体の代表に感想を求めた。

賛否両論の住民団体代表/

 河南町まちづくりの会・みずすまし会長の成沢隆次さんは「一市九町がいいと思っていたが、四町がはずれたのもやむを得ないかもしれない」と、それぞれの市町の事情に配慮した感想を話す。

 ただ、石巻圏が一つの市になった場合のスケールメリットもあちこちで説かれているだけに「いずれは合併が進んで、大きな石巻圏になってほしい」と希望も語った。

 六市町、二町、二町に分かれることになった枠組みについて「納得いかない」と語るのは、石巻市まちづくり市民会議で広域連携問題を担当し、一市九町合併を提言した第八部会長の鶴岡昭雄さん。「本当に住民の総意で決まった枠組みなら納得するが…」

 合併に関する住民説明会やアンケートは多くの市町が実施した。しかし、複数の説明会場で「何をポイントに合併問題を考えればいいのか、よくのみ込めなかった」という消化不良気味の感想が住民の間から出ていたのも事実だ。結果として拙速を心配する声は依然、なくならない。

 鶴岡さんは「いろいろな合併論議の中に、県議の姿もあまり見なかった。もっと積極的に出てきて議論の輪を広げてほしかった」とも話していた。

 鳴瀬町の住民グループ・三水会の事務局を務める菅原節郎さんも、石巻圏が三分割となることを「赤点すれすれの結果」と厳しい目で評価する。

 会の中では、鳴瀬町は矢本・松島町との三町合併を支持する声が比較的多かったという。しかしそうした理由だけでなく、説明会などのプロセスも厳しい採点の根拠になった。鳴瀬町は他の市町に比べれば、町民への情報公開に努めたが、「説明を聞いていても、例えば一市九町合併と二町合併ではわが町にとって何が違うのか、はっきりと示されなかったように思う」

法定協議会は 公開で進めて/

 枠組みが固まったことについて「既にできてしまった流れはせき止められないだろう。不満があっても、いつまでも無力感に浸っているわけにもいかない」と語る菅原さん。「どの地域でも、市町村建設計画を練る法定協議会は、ぜひ公開で進めてほしい」と今後への要望も話した。

 石巻地方にはこのほか、まちづくりを話し合う企業人の集まりでジョイナス21(山部和男会長)というグループが河北町にあり、合併問題について研究をしてきた。昨年、グループ内に「合併問題検討委員会」を設置。枠組みが固まったこれからも、住民の一人としてより良い合併のあり方を考えようと前向きに議論を重ねている。

 これらの住民団体同士、情報交換をする交流会も、昨年から終結することなく開かれている。今月二十七日にも集まり、いろいろな視点から考えを述べ合う予定だ。

 「石巻地方の合併論議がここに至るまでの流れを見ていると、首長や議員の”個利・個略”が先行した感が否めない」と郡部のある町民が語っていた。大きく合併すればするほど、減っていく旧自治体の職員、議員の数は多くなる。枠組みが六・二・二に分かれた背景には、自治体間の思惑が見えるという。そうした見方の是非は別にして、合併の方向付けがどこまで住民理解を得ながら行われたか、反省材料の一つになりそうな指摘だ。

3118とはずがたり:2007/01/17(水) 15:27:28
<北陸・甲信越>長野県筑摩地域

長野県の中心は松本であるべきである。都市基盤整備の為頑張れ。

松本市と合併目指す波田町 町議会が特別委を設置
http://www.shinmai.co.jp/news/20070117/KT070116ATI090012000022.htm
1月17日(水)

 東筑摩郡波田町議会は16日、臨時会を開き、松本市との合併に関する特別委員会の設置議案を賛成多数で可決した。委員定数は議長を除く全議員14人としたが、設置議案に反対した5人のうち3人が採決後「合併推進を目的とする特別委には加わらない」などとして委員辞任届を議長に提出した。

 一方、太田典男町長は同日の本会議あいさつで、25日に菅谷昭・松本市長を訪ね、正式に合併協議を申し込む方針を明らかにした。

 特別委設置議案は、病気療養を理由に欠席した百瀬今朝春議長に代わり百瀬武春副議長が提案。「(合併賛成が多数を占めた)住民意向調査の結果を町政に反映させるため、態勢を強化する必要がある」と説明した。

 これに対し、合併反対を表明している伊藤篤実氏(無所属)は反対討論で「意向調査は偏った方法で実施されており、その結果に基づく特別委の設置にも賛成できない」と主張。採決は賛成8、反対5だった。本会議では「松本市との合併に向けた決議案」も賛成多数で可決した。

 委員の辞任届を提出したのは伊藤氏のほか、ともに無所属の小林巧、中野美郷の両氏。伊藤氏は「今後の活動を含め、合併反対の議員で対応を考えたい」としている。

 同議会事務局によると、委員辞任には本会議での許可が必要で、辞任届は議長預かりとした。臨時会後開いた初回の特別委では、採決に反対した5人が欠席。委員長に田中穣二氏(無所属)を選んだ。

 太田町長は臨時会終了後「(特別委の設置は)全議員に賛成してほしい気持ちはあったが、一人一人の考えがある。私からどうこう言うことではない」と話した。

3119とはずがたり:2007/01/18(木) 16:22:34
<東海>愛知県三河地方

実現するといいですなぁ。早く合併しん!

町長に渡辺氏再選
「合併を視野に全力」
http://www.chunichi.co.jp/00/ach/20070117/lcl_____ach_____003.shtml

 任期満了(2月5日)により16日告示された幡豆町長選は、同日午後5時に届け出を締め切った結果、無所属で現職の渡辺靖氏(48)のほかに届け出はなく、渡辺氏の無投票再選が決まった。

 渡辺氏は、町財政の厳しい状況が続くなどとして、西尾市と幡豆郡3町による合併協議を推進することを公約に掲げた。

 ◇幡豆町長選当選者

渡辺靖 48 無現<2> 町長・幡豆郡町村会長・町体育協会長(元)町議長▽東幡豆

        ◇

 「市町村合併を視野に入れ、私利私欲を捨てて町に尽くしたい」。16日に告示された幡豆町長選で、無投票で再選を果たした渡辺靖氏(48)は、2期目の決意を熱く語った。

 午後5時すぎ、無投票当選の一報が同町東幡豆の選挙事務所に入ると、詰め掛けていた支持者たちから大きな拍手がわき起こった。渡辺氏は支持者らと握手を交わし、満面の笑みを浮かべた。

 事務所わきの駐車場であった当選報告会で、花束を受け取った渡辺氏は「慢性的な財源不足の中、課題が山積している。引き続き町民が豊かに暮らせる街づくりを進めたい」とし、公約に掲げた▽産業の誘致▽定住人口確保のための住宅地開発▽地元特産品のブランド化−などを推進することを強調した。

 過去に幡豆町を含む幡豆郡3町と西尾市は、任意合併協議会を設置したが、2004年1月に合併方式で意見がまとまらずに解散している。合併を進める上で、渡辺氏は「二度と失敗は許されない。受け入れ姿勢を示す側の西尾市にお任せしたい」と前向きに話した。
 (石原泰智)

3120とはずがたり:2007/01/18(木) 19:21:39
<首都圏・甲信越>

http://search.yamanashi-i.com/special/merger.html
山梨県の市町村合併の動き

<東海・近畿>三重県

ゼミナール『平成の大合併と選挙』市町村長編
http://www.janjan.jp/election/0611/0611030026/1.php
「日本一小さな村」の村長が演出した「小さな合併」――紀宝町

3121とはずがたり:2007/01/20(土) 15:41:30
<近畿>滋賀県

どっかで書き込んだ気がするが見あたらぬ。と総研としては自民推薦だけど1市6町合併推進派の久保田を推薦しちゃる。

2新人が激しい争い
余呉町長選、21日に投開票
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2007011900136&amp;genre=A2&amp;area=S20&amp;mp=

 任期満了に伴う滋賀県余呉町長選は21日に投票、即日開票される。元会社員で前町議の久保田順一候補(60)=自民党推薦=と、元郵便局員で農業の二矢秀雄候補(58)の2新人が激しい選挙運動を繰り広げている。

 久保田氏は、湖北1市6町の合併推進や丹生ダムの早期実現などを掲げる。連日、3、4カ所で個人演説会をこなし、最終日までに全集落を巡る。街宣活動には支持する町議が同行して運動を展開している。

 二矢氏は、住民の参画で、町政に明るさや元気を取り戻そう、と訴える。17日には大勢の住民らを集めて決起集会を開いたほか、一方的な演説だけでなく有権者と対話するミニ集会で支持を呼びかけている。
 投票は午前7時から午後7時まで、町内15カ所で行われる。摺墨、中河内両投票所は午後6時まで。午後8時15分から山村開発センターで開票され、同9時すぎには大勢が判明する見込み。15日現在の有権者数は3254人。

3122とはずがたり:2007/01/20(土) 19:54:32
<東北・北海道>北海道

江別市は新篠津村と合併協議会を立ち上げ。

江別市企画政策部
市町村合併のページ 〜 地域説明会の様子
http://www.city.ebetsu.hokkaido.jp/kikaku/gap/ebetu.html

Q2. 新篠津村との経緯は。
 今回の新篠津村からの合併の申入れについては、どのような形であったのか。
A2. 旧法下でも検討は行った。
 旧合併特例法の下で、前回は新篠津村、南幌町から合併研究会設置の申出があり、3自治体で研究会を行ったが、南幌町は空知管内で栗山町、由仁町と勉強会をしたいということで、結果的に南幌町との研究会は終了し、江別市と新篠津村でいろいろ議論を重ねたが、市民との懇談なども踏まえ合併については慎重な判断をした。新篠津村も当別町、月形町と合併協議会を開催し議論したが、合併までには至らなかった。今回、平成の大合併が進んでいることから、小規模自治体の先行きを考え、今年の2月に新篠津村から合併協議会の設置について江別市に申し入れがあったという経緯である。

Q4. 当別町が含まれる理由は。
 当別町は江別市や北広島市よりも、隣接する石狩市の方が便利な気がするが、当別町の意向はどうなのか。また参考までに新篠津村は江別から分村している経過がある。
A4. 組合せに制約があった。 
 クラスター分析では石狩市と当別町の結びつきが一番強くなっているが、道の構想の中では一定の制約があって、過去に既に合併している市町村(石狩市)はさらに合併する意向がなければ除外することになっていることから、今回当別町は江別市などとの組合せが出てきたと考えている。

Q5. 新篠津村以外の資料も必要。
 石狩市が厚田村や浜益村と合併してどういう状況にあるのか市民に説明・公表してほしい。クラスター分析で示された当別町、北広島市、あるいは南幌町も含めて財政状況の資料を提示すべきである。各市町村の財政負担、使用料とか税とかの負担がどうなっているのか可能な限り理解できる資料を提示してほしい。
A5. 合併に関して温度差がある。
 石狩市の合併については1年も経過していない状況で、合併効果を検証するには少し時間がかかるというのが石狩市の担当者レベルの話である。北広島市、当別町、新篠津村と江別市の4市町村の事務担当者レベルで協議したが、北広島市も当別町の担当者もこの組合せには違和感を持っている。北広島市は市民説明会を開催して、市民の意向を聞いた上で今後の対応を考えていきたいということであり、当別町も周りの自治体から合併という話があれば考えるが、当面は自立を考えているということで、今の段階で直ちに4つの自治体で勉強会をやるという雰囲気はなかった。その結果として、今回出した資料は、既に研究会を行っている新篠津村と江別市だけの分で出したということで理解願いたい。

3123とはずがたり:2007/01/20(土) 19:55:00
>>3122-3123
Q5−2
 相手の自治体が協議に乗るか乗らないかという次元ではなく、可能な限りの資料を用意して然るべき時期に提示すべきである。
A5−2
 機会を見つけて資料を提出したい。ただ合併の可能性という認識はあまりないと考えている。

Q7. 札幌市との合併は。
 札幌市との合併についてはどう考えているか。

A7. 札幌市は対象外。
 前回、3、4年前に札幌市に勉強会の話を持ちかけたが、札幌市は道央圏における一極集中を避けたいということで合併については考えていないということであった。今回、道の合併構想の対象市町村から除外されているのが、札幌市や既に合併したところ、あるいは千歳市・恵庭市のように合併する意思がないところである。

Q9. 合併ありきの協議会設置か。
 合併協議会の設置は合併ありきではなくて、その中で合併の是非も議論して判断していくと考えていいか。
A9. 協議会設置イコール合併ではない。
 合併協議会自体が合併の是非を様々な観点から議論する場であり、その議論の中から是非も判断されるものと考えている。道内の場合、旧合併特例法の下では、157の市町村が合併協議会に参加して最終的には53の自治体が合併に至ったが、残りの104の自治体は合併協議会には参加したが、合併に至らなかったという経過がある。

Q10. 江別市+北広島市+当別町+新篠津村でいくのか。
 江別市では3市町村を対象に合併を考えているのか。
A10. 足並みを揃えるのは難しい。
 道の組合せで示されているので、議論の材料にはなるが、事務担当者レベルの協議では北広島市は市民の意向を聞いてから判断したいという話であり、当別町も当面は自立でいくという話だったので、4つの自治体での組合せについては現段階では事務レベルの判断だが、4つの自治体で一緒に議論していくのは少し難しいのかと考えている。

3124とはずがたり:2007/01/21(日) 05:27:14
<東北・北海道>山形県

アカヒ新聞め,合併を阻止しようとしてるなヽ(`Д´)ノ

ライブ・三川「破談」きしむ鶴岡市
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000000701200001
2007年01月20日

 鶴岡市との合併協議を破談にし、自立の道を選んだ三川町に対し、富塚陽一・鶴岡市長は、たびたび不快感を表明している。時に一方的な破談の不実をなじり、時に両市町で運営する一部事務組合の解散を突きつけて、再考を迫る。23日、再度、合併の是非をかけて、三川町長選が告示されるが、なぜ、鶴岡市は合併にここまで強くこだわるのか。その背景には、同市の厳しい財政事情が潜んでいた。(加賀谷貴春、楠田裕司)

 ∞消防庁舎は特例債前提

 今回の三川町長選の争点になっている財政問題は昨年11月末、富塚市長が突きつけたごみ処理と消防の一部事務組合解散問題で急浮上した。

 唐突な印象の問題提起だったが、背景には、市が計画する消防庁舎の移転・新築事業がある。事業費は32億円。国からの財政補助が受けられる合併特例債を利用する予定だった。特例債を使えば、事業費の約3分の2が国の交付税で補助される。市の負担は11億円で済む計算だ。

 本来は2月1日に合併し、一部事務組合も自動的に消滅、事業は順調に進むはずだった。しかし、三川町の翻意で、計画は中断せざるを得なくなった。特例債は合併した市町村が受けられる優遇措置で、一部事務組合が残ったままでは受けられないのだ。

 財政状況が厳しい鶴岡市にとって、国からの補助はのどから手が出るほど欲しい合併のメリットだ。三川町のために市の負担が増えるのは理屈が通らないとの思いも、強硬な解散要求の一因とみられる。

 両市町は一部事務組合について、これまでに3回の協議を重ねてきた。三川町は、解散はやむを得ないとしながら、永続的な業務委託を要望している。

 しかし、鶴岡市は「自立するなら自前でやるのが原則だ」との主張を繰り返し、一貫して解散を求める。業務委託も三川町が独自で事業を行う準備が整うまでの期限付きでしか受け入れない方針だ。合併反対派の町議は「三川町を合併に追い込む選挙戦略でしかない」と言い切っている。

3125とはずがたり:2007/01/21(日) 05:27:30
<東北・北海道>山形県

 ∞旧町村住民負担増す

 旧5町村は基金約38億円を持って旧鶴岡市と合併した。ところが、新鶴岡市は、歳入不足を補うために基金15億円を取り崩した。06年度当初予算で、旧町村分の基金を使い果たした。そもそも財政の厳しい6市町村の「弱者連合」だっただけに、合併後の財政がすぐに好転するはずもない。

 また、旧5町村の住民負担は、合併で軒並み増額となった。特に旧藤島町の介護保険料は、年額1万4140円増で5町村の中で最も大きい40%増となった。

 5町村に比べれば、財政面で余裕がある三川町には、理解されにくい面もあったようだ。阿部誠・三川町長は合併反対に転じた理由の一つに、住民負担の激変緩和を求めたが、受け入れられなかったことを挙げている。

 新鶴岡市の財政は、危機的だ。自治体の財政健全度を示す指標として新たに採用された実質公債費比率は17・9%。これは、財政的に一人前の自治体と見るかどうかを示す指標で、18%を超えると、起債するのに県の許可が必要になる。

 また、経常収支比率は95・8%。一般財源のほとんどを人件費や公債費など義務的経費に費やしている。自由な政策に使える投資的経費が少なく、財政が硬直化している証しだ。

 市は現在、来年度予算案の作成に向けて大詰めの作業を進めている。20億円ほどの歳入不足が見込まれ、さらに基金を取り崩さなければならない状況だ。

 ∞研究所補助に2町基金分

 旧庄内藩の御用屋敷で、鶴岡市の観光名所「致道博物館」の向かい側に01年に設立された慶応大学先端生命科学研究所がある。

 新鶴岡市は将来像の一つに「先端研究産業都市」を位置づけており、最先端のバイオ研究を進める同研究所は、その中核施設。先端研究施設の地方移転の好例の評価もある。

 市の担当者も「地域イメージは大きい。国際会議も開かれ、ベンチャー企業も生まれる。経済効果は年25億円と試算され、研究成果を産業化できれば、今後の発展も期待できる」と説明する。

 だが、研究所への支援が財政負担になっているのではないか、という指摘も出始めている。

 大学を誘致した県と周辺自治体が、99年度から05年度までの7年間で計80億円を負担した。旧鶴岡市は、うち25億円を拠出。さらに06年度から5年間で、新鶴岡市は計15億7500万円を拠出する。

 合併で、旧温海町と旧櫛引町から引き継いだ基金相当額が研究所への5年間の支援で消えてしまう計算だ。

 市議の一人は「財政負担は当初、05年度までと聞いていた。市民生活への還元が具体的にあるのかどうか説明せずに、今年度から2次負担を始めている。大学側の求めに応じて税金をどんどんつぎ込んでいる感が否めない」と指摘する。

3126とはずがたり:2007/01/21(日) 05:28:01
<東北・北海道>山形県
>>3124-3126

 ●合併でさらに「借金苦」悪化 市債残高

 鶴岡市は、合併で借金が300億円ほど増えた。04年の市債残高450億円に対し、合併後の05年は750億円に膨らんでいる。合併した旧5町村の借金を丸々引き継いだためだ。

 04年の旧5町村債残高はそれぞれ、藤島町70億円、羽黒町62億円、櫛引町59億円、朝日村53億円、温海町65億円だった。

 一方、旧5町村分の歳入も引き受けたが、もともと合併に踏み切ったのは、各町村の財政悪化が背景にあった。04年の歳入367億円に対し、05年は594億円にとどまる。

 歳入に対する市債残高の比率は、04年の1・22倍から05年は1・26倍に伸びた。合併で「借金苦」の財政状況はさらに悪化した形だ。

 ●旧町村「貯金」使い果たして 歳出

 「基金」は、歳入不足が生じた時のために積み立てておく自治体の「貯金」だ。旧6市町村の04年の基金残高は、合計65億円だった。内訳は鶴岡市26億9千万円、藤島町8億6千万円、羽黒町8億8千万円、櫛引町4億2千万円、朝日村5億7千万円、温海町10億9千万円。

 合併で40億円近い基金が、新鶴岡市に入った計算だ。しかし、合併後の05年、基金残高は49億5千万円にまで落ち込んだ。1年間で15億5千万円使ったことになる。さらに、06年度は、19億6千万円を取り崩して歳入不足を補う計画だ。

 旧鶴岡市の基金残高は27億円前後で横ばいが続いていた。06年度当初予算の基金残高は、29億9千万円。合併で旧町村から集まった基金を使い果たし、合併前の水準に戻ってしまっている。

 ●交付税伸び率倍増国頼みに先細りも 歳出

 鶴岡市の市税と地方交付税を合わせると、04年は202億円だったが、合併で、05年は346億円に増えた。

 ただ、市税と地方交付税には伸び率に大きな差が出た。

 市税は04年が105億円だったのに対し、05年は141億円。伸び率は34%だ。これに対し、地方交付税は04年の97億円に対し、05年は205億円。伸び率は111%だった。

 合併した旧5町村が、地方税より国からの交付金に頼っていたことがわかる。ただ、今後は国の財政悪化に伴い、交付税の減額が予想され、楽観できない状況が続く。

 ∞22日に3人公開討論会

 23日に告示される三川町長選で、22日午後7時から同町横山のなの花ホールで立候補予定者3人による公開討論会が開かれることになった。町商工会青年部(菅原信広部長)が主催する。

 町長選には合併賛成派の前町議・梅津泉氏(74)と同・佐久間修一氏(58)、反対派の現職・阿部誠氏(54)が立候補を表明している。

 有権者から、町の財政事情を巡り「両陣営の言っていることが正反対で、どちらが正しいのか判断がつかない」などと公開討論会を求める声が上がっていた。

3127とはずがたり:2007/01/23(火) 14:06:26
<中国・四国>山口県

山口市長は防府と一緒じゃないと駄目とか云ってないで合併してあげや〜。

阿東町が山口市に合併協議申し入れ 県央30万中核市にらみ 市長「新年度中に結論」
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/yamaguchi/20070123/20070123_003.shtml

 県央部30万中核市構想の実現をにらみ、阿東町は22日、山口市に合併協議の開催を申し入れた。渡辺純忠市長は、10月末までに実務レベルで合併のメリットやデメリットなどを取りまとめて市民に報告し、2007年度末までに結論を出す考えを示した。

 この日、田中祥隆町長と百合義男町議会議長が、同市役所に渡辺市長と武田寿生市議会議長を訪問。田中町長は「町民の多くが貴市との合併を切望している」と合併協議申し入れ書を手渡し、前向きな対応を要請した。

 渡辺市長は「申し込みは重く受け止める」と返答。通勤通学や買い物で住民の交流は既に密接な関係にあり、行政事務でも消防やごみ処理で連携してきた経緯を踏まえ、新年度から本格的な検討に入る考えを表明した。

 同市は昨年1月に「県央30万中核都市形成合併調査研究会」を設置。今回の申し入れを受け、同研究会に財政と計画の2部会を設け、中長期的な財政運営や適正な職員定数の見直し、事務事業や総合計画の調整など検討資料づくりを進める。

 田中町長や申し入れ書によると、県の市町推進合併構想で「山口市・防府市・阿東町」の枠組みによる県央部30万中核市の必要性が盛り込まれたことを受け、同町は町民への説明会やアンケート調査を実施。6割近くが合併賛成と回答し、町議会も昨年末に合併推進を確認した。

 県央部30万中核市をめぐっては、防府市の松浦正人市長は合併に反対し、単独市政を主張。渡辺市長は「都市は30万規模が効率的に発展できると思うが、合併は相手の意見を尊重したい」と述べるにとどめた。

=2007/01/23付 西日本新聞朝刊=

3128とはずがたり:2007/01/24(水) 14:06:43
<中国・四国>徳島県
>>2103 >>2492

佐那河内村長選
7月10日付
佐那河内村長選 松尾氏が再選果たす
http://www.topics.or.jp/senkyo/2006news/0710.html

 任期満了(二十二日)に伴う佐那河内村長選は九日投開票され、現職の松尾肇氏(68)=無所属、下=が、新人で前村議の安冨幸彦氏(68)=無所属、下=を百六票の小差で破り再選を果たした。任期は二十三日から二〇一〇年七月二十二日まで。投票率は83・58%で前回の91・03%を7・45ポイント下回った。

 松尾氏は光ファイバー網やデジタル防災無線などを整備した一期目の実績を強調。徳島市との合併推進や農業振興、環境にやさしい村づくりなどを公約に掲げ、地元を中心に手堅く票をまとめた。

 安冨氏は松尾村政を批判し、村長給与の大幅な引き下げや行財政改革、教育行政の改善などを主張。組織に頼らない草の根運動を展開、松尾氏への批判票を集めたが、及ばなかった。

 当日有権者数二千五百四十六人(男千二百三十二人、女千三百十四人)▽投票者数二千百二十八人(男千十八人、女千百十人)▽投票率83・58%(男82・63%、女84・47%)▽有効二千九十六票▽無効三十二票。

  松尾肇氏(まつお・はじめ)68歳。無現。池袋高等学院修了。1957年から村職員。総務課長、参事兼建設課長、助役を務め、2002年辞職。同年の村長選で初当選し、当選2回。下。
 
佐那河内村長選開票結果(選管最終)
当1101 松尾  肇68無現
_  995 安冨 幸彦68無新
▽有効 2096▽無効 32

 [解説]106票差、薄氷の勝利 松尾さん、行財政改革の推進急務

 現職と前村議の一騎打ちとなった佐那河内村長選は、村政の継続を掲げた現職の松尾肇さん(68)=下=が、刷新を訴えた前村議の安冨幸彦さん(68)=無職、下=を百六票差で振り切った。徳島県内唯一の村となった小規模自治体で、市町村合併への姿勢や村活性化への政策が問われた選挙。村民は松尾さんに再び村のかじ取りを託しながらも、一期目の行政運営に半数近くがノーを突きつけた格好だ 。(石井支局・友成匡秀)

 松尾さんは、村の情報化や少子化対策などを進めた一期目の実績とともに「徳島市との合併推進」をアピール。村議十一人のうち九人の支持を取り付けるなど、有利に選挙戦を進めたはずだった。

 予想外の苦戦となったのは松尾さんの村政運営に隠れた批判があったためだ。農業集落排水や光ファイバー網など多くの事業を進める一方、地方債残高は七十四億円と小規模自治体としては少なくない額に上っている。職員の給与水準を示すラスパイレス指数も徳島市に次いで高い。村民に行財政改革の歩みが遅いと映ったのではないか。

 出遅れ感の強かった安冨さんが、草の根選挙で票をまとめたのも、訴えの中心だった「徹底した行財政改革」が村民の支持を集めたためだろう。

 二年前の住民アンケートで、徳島市との合併を望む声が七割を超えている。松尾さんも徳島市との合併を志向しているが、しばらく時間がかかりそうな状況だ。

 当面は、村の行財政改革に重きを置くことが、合併への布石となるはずだ。今以上に財政状況が厳しくなれば、合併もスムーズには進まなくなる。それだけに、今回の投票結果を受け止め、より一層の行財政改革を進めることが求められている。

3129とはずがたり:2007/01/24(水) 14:07:41
<中国・四国>徳島県
>>3128-3129

 松尾さんの主張
 一、行政改革プランに基づいて事務事業の効率化を目指す。
 一、徳島市との合併を推進する。
 一、ブランド農産物づくりを支援し、農林産物の販路拡大を進める。
 一、児童の保育体制や高齢者への福祉事業を強化し、少子・高齢化対策を進める。
 一、小中学校の耐震改築を進めて学校教育を充実させ、社会教育の振興を図る。
 一、ごみゼロを目指して分別収集を徹底し、汚水整備率100%を目指す。
 一、道路や街路灯の整備を進める。

 「謙虚に受け止める」 松尾さん

 「厳しいご批判を心に重く受け止めさせていただきます」。一時は無投票との観測も流れ、楽勝ムードも漂っていた今回の選挙戦も、終わってみればわずか百六票差。壇上の松尾さんに笑顔はなかった。
 電話で当選の知らせが入ったのは午後十時前。相手候補の予想以上の善戦に、事務所でかたずをのんで待っていた約三百人の支持者は「良かった良かった」「ひやひやしたわ」と胸をなで下ろした。まもなく大きな拍手に迎えられて松尾さんが姿を見せると、支援者が駆け寄り握手攻め。
 仁羽悟郎後援会長が「やっと勝たせてもらいました」とあいさつし、ようやく会場には笑みがこぼれた。続いて訪れた岡本芳郎衆院議員や北岡秀二参院議員、笠松和市上勝町長、原秀樹徳島市長らが祝辞を述べた。
 支持者に囲まれて万歳三唱した後、松尾氏は「あらゆる機会をとらえて住民との対話に努めてきたつもりだったが、私の思いが十分に届いていなかった。今回の結果を謙虚に受け止め、今後の村政運営に当たりたい」と表情を引き締めた。

 多くの支援に感謝 安冨さん敗戦の弁

 安冨幸彦さんは自宅の事務所で、支持者約二十人と吉報を待った。午後十時前、テレビの速報で敗戦が伝わると、安冨さんや集まった支持者は落胆の表情を浮かべた。

 安冨さんは支持者に向かって「出馬表明からわずか十六日間という短い期間だったが、多くの人に支援してもらった。ありがとうございました」と、深々と頭を下げた。開票所から戻ってきた支持者からは「善戦しただけに残念」「よく頑張った。結果は仕方がない」などとねぎらいの言葉が掛けられた。

3130とはずがたり:2007/01/26(金) 20:56:17
<東北・北海道>北海道

ふと思ったが近年噴出する地方の病院・医師の問題は政府による合併強制の為の陰謀か?

「合併なら4町一緒」 「自治考える会」 別海町長が表明  2007/01/26 14:17
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&amp;d=20070126&amp;j=0042&amp;k=200701261658

 【標津】根室管内四町の首長と議長は二十五日、町生涯学習センターで「四町の自治を考える会」の四回目の会合を開いた。終了後、記者会見した座長の佐野力三別海町長は事実上、広域連合か合併かの選択になるとの見通しを明らかにした上で「合併するならあくまで四町一緒」との考えを示した。

 会議は非公開で行われた。佐野氏は会見で「四町の道は合併しない、広域連合、合併の三つあるが、各町は、このまま(単独)ではやっていけないと腹では思っている」と述べた。

 また、「標津、別海の町民は合併を望んでいないが、羅臼はせざるを得ない状況。各町の温度差があるので、これを埋めていく必要がある」とも述べ、四町の町民意識の足並みをそろえる必要性を強調した。

 さらに佐野氏は「(合併問題での)最重要課題は病院をどうするかだ」と述べた。羅臼町は老朽化した町立病院の改築を検討中で、別海町も昨年、町立病院を新築する方針を打ち出した。ともに巨額の費用を要するため、合併に向けて調整が大きな課題となりそうだ。

 今後は三月末に羅臼町で開く五回目の会合までに、選択肢に対するメリット、デメリットをまとめる方針だ。(内山岳志)

3131とはずがたり:2007/01/26(金) 20:58:06
<北陸・甲信越>長野県筑摩地区

悪いのは波田町民ではなく前町長なのである。松本は長野県の中心都市としての気概を見せて欲しい。内実は此処もバラバラで苦しいのか?

任期中は合併協議応じず
松本市長、波田町に拒否の姿勢
http://www.chunichi.co.jp/00/ngn/20070126/lcl_____ngn_____001.shtml

 波田町の太田典男町長らは25日、松本市役所を訪れ、菅谷昭市長と渡辺聡議長に合併協議を申し入れた。市長は市民の意向を問う考えを示す一方、旧4村との融和など山積する市政の課題を理由に「平成19(2007)年度中の協議は困難」と述べ、08年3月までの任期中は合併協議に応じない姿勢を鮮明にした。県によると、新合併特例法下で合併協議の申し入れは県内で初めて。

 町長は「7割を超える町民が松本市との合併推進の意向を示している。3年前に任意合併協議会を離脱した経過を謙虚に反省し、あらためて合併協議を申し入れます」と申し入れ書を読み上げた。

 これに対し市長は、市制施行100周年に伴う記念事業や05年春に編入合併した旧4村の課題を挙げ「現下の市政課題に集中し、最優先に取り組まねばならない」と強調。「落花枝にかえらず」(破れた縁が再び元通りにならないという意味)との格言まで持ち出し、04年に波田町が任意合併協議会を離脱した経緯にこだわった。

 松本市は申し入れを受け、近くインターネットの市ホームページや市広報に申し入れ内容を掲載するほか、波田町について市民への情報提供を検討する。

 波田町は04年の住民投票で自立路線を選んだが、合併を公約とする太田町政の誕生で路線変更。住民学習会や町長の全戸訪問で「10年度には財源不足を基金でまかなえなくなる」などと厳しい財政見通しを示し、町民の合意形成を図った。

 (赤川肇)

3132片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/28(日) 14:01:13
なかなか思い切りました。

道州制:自民党かながわ政治大学校10期生、「富士州」などを提言 /神奈川
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kanagawa/news/20070128ddlk14010031000c.html

 政治家志望者対象の教養講座「自民党かながわ政治大学校」の10期生12人が27日、都道府県を廃した行政制度「道州制」について独自の提言書をまとめ、鵜川昇校長(桐蔭学園理事長)に手渡した。神奈川、山梨両県と静岡県東部を一つにした人口約1200万人の「富士州」などユニークな内容になった。

 全国を11の道州に組み替えた。道州制を推進する松沢成文知事は東京都を中心とした「首都圏連合」を提案しているが、同校の提言書は人口の一極集中緩和のため、東京と首都圏を切り離した。そのうえで、防衛の重要度が高い沖縄県と併せて「東京州」とした。

 道州制議論の高まりを狙い、全国知事会や国会議員らにも送付する予定。【稲田佳代】

毎日新聞 2007年1月28日

3133とはずがたり:2007/01/30(火) 11:41:05
<九州・沖縄>福岡県

おめ〜ヽ(´ー`)/

瀬高・山川・高田3町合併 「みやま市」発足 県内28番目の市に
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/20070129/20070129_019.shtml

 福岡県瀬高、山川、高田3町が合併した「みやま市」が29日、誕生した。本庁舎となる旧瀬高町役場前では同日午前、開庁式が行われ、市民ら約100人が新市誕生を祝った。市制発足は同県内で28番目。県内の自治体数は66となった。

 開庁式では、市長職務執行者の前原健治・旧高田町長が「難産だったみやま市の誕生だけに感慨もひとしお。『人・水・緑が光り輝き夢ふくらむまち』を市民と創造していきたい」とあいさつした。支庁舎となる旧山川、旧高田町役場でも同日午前、開庁式が開かれた。

 新市の人口は約4万4000人。市長選は2月25日告示予定。在任特例で3町の町議44人が今年7月末まで市議を務める。その後の議員定数は22。

 3町は、2004年6月に合併協定書に調印したが、高田町議会が合併関連議案を否決し破たん。住民投票による同町議会解散を経て、05年10月に法定合併協を再設置し、06年3月に再び合併協定書に調印した。

=2007/01/29付 西日本新聞夕刊=
2007年01月29日13時34分

3134とはずがたり:2007/01/30(火) 11:44:42
<東北・北海道>山形県

やれやれ・・。県は以後三川に庁舎とか立てずに鶴岡重視で行って三川を圧迫すべしヽ(`Д´)ノ

山形・三川町長選 合併撤回、阿部氏3選
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/01/20070130t51017.htm

 任期満了に伴い、鶴岡市との合併を争点にした山形県三川町長選は28日、投開票が行われ、自立の町政運営を唱えた現職の阿部誠氏(54)が、合併を訴えた元町議2人を破って3選を果たした。合併方針を翻して辞職した昨年11月の出直し選に続き、町民が阿部氏の自立路線を支持したことで、合併破談が確定した。

 一方で、鶴岡市は消防とごみ処理を担う各事務組合の廃止を申し入れており、自立の代償も大きい。阿部氏は「組合廃止や負担増はやむを得ないが、業務委託してもらえるよう協議を続けたい」としており、鶴岡市との信頼回復が急務となっている。

 鶴岡市の富塚陽一市長は29日、選挙結果を受けて会見し、事務組合存続のままでは消防庁舎の建て替え(32億円)に合併特例債が使えなくなることから、2月中に臨時議会を開き、廃止手続きを進めることを明らかにした。
 業務委託の可能性については「適正な料金であればやぶさかでない」とし、委託料について両市町で協議する方針を示した。
2007年01月29日月曜日

山形・三川町長選 阿部氏が3選
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/01/20070130t51024.htm

 山形県三川町長選は28日、投開票の結果、阿部誠氏(54)=無現=が梅津泉氏(74)=無新=、佐久間修一氏(58)=同=を破り3選した。投票率は83.86%。

当2881 阿部 誠 無現
 2121 梅津 泉 無新
  243 佐久間修一無新
2007年01月29日月曜日

3135とはずがたり:2007/01/31(水) 11:52:31
<東北・北海道>岩手県

一関市と藤沢町の合併進展に期待感 知事会見
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20070129_10

 増田知事は29日午前の定例記者会見で、藤沢町長選で前町助役畠山博氏(58)が23日、無投票で初当選したことに関し「新体制が決まったので一関市と藤沢町で(合併が)進むことを期待する」と述べた。

 増田知事は「藤沢町が一関市との合併を志向するのは既定路線と思う。県も両磐合併を推進する立場。必要に応じて話し合いの場に加わりたい」と答えた。一関市が藤沢町との合併の障害として同町の国営農地事業への支援を求めている点に関し「国と協議してやれることはやってきた。国はわれわれ以上にやるべきことはやったと思っていると思う」と慎重姿勢を見せた。

 同日から始まる県の2007年度予算編成知事査定について「骨格になるが、4月から行わないと県民サービスが低下する事業は対応していきたい」と述べた。

3136とはずがたり:2007/02/02(金) 03:40:08
<東北・北海道>山形県

どうもこじれそうだねぇ・・。

ライブ・三川自立の道「財産処分」も隔たり
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000000702010005
2007年02月01日

∞鶴岡市 焼却炉などの解体費も

三川町 将来「その時に」算定

 鶴岡市と三川町でつくるごみ処理と消防の一部事務組合解散問題で、鶴岡市は31日、解散後の財産処分について、施設の解体費用も負担を求めることで、三川町に分与する財産が相殺され、町側に新たな負担が発生するとの見積もりを提示した。同町は将来の費用負担に不快感を示しており調整は難航しそうだ。

 この日、鶴岡市の担当者が三川町役場を訪れ、30日の協議で提示した委託料と財産処分の算定基準をまとめた資料を町担当者に手渡した。それによると、同市は、解散する事務組合の財産処分に当たり、消防三川分署を譲渡する一方で、ごみ処理場や消防署を建て替えた場合の解体費用の負担を求めた。ともに事務組合を組織して、費用を出し合って造ったのだから、取り壊す費用も共同で負担すべきだ、との考え。解散時に清算すれば、将来、三川町に負担を求めなくて済むとしている。

 これに対し、三川町は施設の建て替えは「10〜20年も先のことだ」(町幹部)として、実際に解体が必要になった時点で費用を計算。適正な負担額を決めるべきではないかと主張している。

 委託金額についても、三川町は最大5千万円増を想定していたのに対し、鶴岡市は8千万円増を請求。三川側は、想定より3千万円高かったこともあり、「算定基準が一致しても、鶴岡市の提示額を支払えるかどうかは別問題だ」と話す町幹部もいる。役場内では、鶴岡市の提示を拒否せざるを得ないとの声も出ている。

 三川町の阿部誠町長は、先月の町長選立候補予定者による公開討論会で、「酒田市への委託も視野に入れる」と発言、酒田市側も受け入れを検討する姿勢をみせた。

 だが、その後、合併賛成派から厳しい批判を受けて、酒田市側は発言を控え、阿部町長もひとまず、鶴岡市との協議を優先する構えを見せた。

 現在、「酒田への委託」は、表での議論にはなっていない。だが、三川町が、鶴岡市の提示金額と財産処分の算定根拠に難色を示しており、酒田市との協議が必要との考えを示す町幹部もいる。酒田への業務委託問題も再燃しそうだ。

3137とはずがたり:2007/02/03(土) 16:14:52
<東海>静岡県

何故吉田町は合併をしないし県も強く言わないのか不思議だったが牧之原と島田で迷っている訳ではなく財政的に豊かなのか。なんか税源あったっけか?

牧之原市、吉田町の榛南地区 合併枠組み示さず
http://www.shizushin.com/local_politics/20070202000000000015.htm
2007/02/02

 県市町村合併推進審議会の作業部会(部会長・坂本光司静岡文化芸術大教授)は1日、榛南地区(牧之原市、吉田町)について「合併の枠組みは示さない」とする方針を決めた。
 同地区で唯一、自立の道を選んだ吉田町の扱いを中心に協議した。委員からは「吉田町と牧之原市は中長期的には合併の必要性はあるが、静岡空港の開港も控え、地域が変化する可能性がある。もう少し様子を見る必要がある」「牧之原市は合併したばかり。吉田町の町政は揺れているが、財政的には緊迫した状況にはない。合併新法の期限内での推進はどうか」などの意見が出た。
 一方で「両市町の生活圏は既に一体化している。新しい地域圏づくりを急ぐ必要がある」などの指摘もあったが、最終的に熱海、伊東市、田方地区と同様に枠組みは示さないことになった。
 また、前回決めた湖西市と新居町、御殿場市と小山町のそれぞれ「1市1町」の枠組みについて、審議会に報告する答申素案を詰めた。

3138名無しさん:2007/02/03(土) 17:50:32
自分達の町は自分達で運営する
地方自治の原則ですな

3139とはずがたり:2007/02/04(日) 14:52:38
<東北・北海道>青森県

商工会は合併を選択したぞ。五戸町政も大局観を持て。

2007年2月2日(金)
来年4月合併へ 五戸・新郷商工会
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2007/20070202094258.asp

 五戸町と新郷村の商工会合併検討委員会(委員長・北紀一五戸町商工会長)は一日、町立公民館で第六回委員会を開き、二十二日に合併基本協定を締結して推進協議会を設立し、二〇〇八年四月一日の新設合併を目指すことを決めた。

 検討委は、両商工会の三役が広域事業展開について協議している中で、合併検討の機運が高まったことから〇六年四月に発足。意見交換や研修、先進地視察などを行った結果、商工会健全化のためには合併は必要−との結論に至った。

 この日の委員会には両商工会の三役、理事ら二十人が出席し、基本協定締結と推進協設立について了承した。

3140名無しさん:2007/02/04(日) 16:40:10
*** 綾瀬女子高生コンクリート詰め殺人事件 ***

 足立区東綾瀬の路上で、夕方8時過ぎ、帰宅中の女子高生が18才と
16才の少年に誘拐されました。 女子高生は16才の少年(湊伸治)
の自宅に40日間監禁され、毎夜のように暴行され、殺害されました。
ドラム缶にコンクリート詰めにされた遺体は、全身にライターで焼かれた
火傷があり、歯はほとんど折られていました。異物挿入により性器と
肛門が完全に破壊され、ドリンク瓶2本が突き刺ささっていました。
 主犯(宮野 裕史)以外の少年たちは全て6年以内に釈放され、監禁を
知っていた両親は無罪でした。

事件を http://www8.ocn.ne.jp/~moonston/lynch.htm で知りました。
怒りが治まらないので、犯人の名前をネットで検索し晒します。

湊 伸治:昭47年12月16日生/ 京都市伏見区向島市営住宅
     父=靖人、母=ます子、兄=恒治(昭47年1月21日生)
渡邊 恭史:昭46年12月18日生/事件当時 姉が宮野と親しい関係
岩井 哲夫:S47生/酒場でこの事件をおもしろく語る。無反省 
相田 孝一(旧姓は垣東):S48生/娘2人、長女は中学1年生。
      妻の旧姓(相田)に改姓するため、戸籍上は離婚し再婚

仮保釈検討中=宮野 裕史:昭45年4月30日生/主犯、160cm
再犯し服役中=神作 譲(旧姓は小倉):昭46年5月11日生

3141とはずがたり:2007/02/06(火) 21:03:50
<東海>静岡県

芝川町との合併協設置案を付議へ 富士宮市長表明
http://www.shizushin.com/local_politics/20070205000000000070.htm
2007/02/05

 富士宮市の小室直義市長は5日午前の市議会全員協議会で、芝川町との合併協議会設置について、「富士宮市と富士地区の将来を見据え、付議することにした」と述べ、合併協設置案を市議会に付議する方針を表明した。小室市長は全協終了後、芝川町役場に臼井進町長を訪ね、回答を伝えた。
 同市は芝川町から合併特例法に基づく住民発議の合併協設置請求の意見照会を受け、9日までに議会へ付議するかどうかを回答することになっていた。住民発議とは別に、臼井町長も昨年12月、住民投票の結果に基づき、同市に合併協設置を申し入れていた。
 今後、芝川町は富士宮市からの回答を住民発議の請求代表者らに通知し、公表する。両市町は60日以内に合併協設置案を各議会に付議することになる。
 小室市長は芝川町との合併協設置について、市議会や区長会、庁内で意見聴取し、対応を検討していた。付議の時期については「市議会の日程に合わせ、議会に送付したい」と述べた。

3142とはずがたり:2007/02/09(金) 11:34:02
<北陸・信越>新潟県

市町村合併:希望先問う住民投票、「長岡市」多数占める−−川口町 /新潟
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070205-00000033-mailo-l15
2月5日11時1分配信 毎日新聞

 川口町の合併希望先を問う住民投票が4日行われ、即日開票の結果、長岡市が多数を占めた。この結果、同町は長岡市への飛び地編入を目指し、あらためて合併協議を申し入れる見通しとなった。当日の有資格者は4494人(男2162人、女2332人)。投票率は77・01%だった。
 投票は永住外国人を含む18歳以上の町民が対象で、隣接する小千谷市か、飛び地合併となる長岡市かを選ぶ二者択一方式。
 川口町は中越地震の復旧工事や過去の放漫財政がたたり、08年度の予算が組めない見通しとなる危機的状況。このため08年度までの合併を目指し昨年、長岡市に合併協議を申し入れたり、小千谷市に長岡市との合併協議への参加を呼びかけるなど、動きを活発化させてきた。
 しかし編入合併を2市同時に申し込む非合理さと、性急な活動は町民の反発を呼び、住民グループによる直接請求から合併希望先を決める住民投票が実現。住民グループなどが隣接する小千谷市との深い関係を強調する中、岡村譲町長を中心に町議の大部分が規模の大きい長岡市との合併を訴え、支持を呼びかけてきた。
 多数を占めた長岡市にとって、飛び地合併に慎重な姿勢を示す声もあり、合併への道のりは平たんではなさそうだ。【渡辺暢】
………………………………………………………………………………………………………
 ■視点

 ◇議会の無責任さ露呈
 何のための住民投票だったのか。4年前に小千谷市からの合併の誘いを断った川口町が今回、自立の道を断念した理由は約130億円の負債にある。借金を肩代わりしてもらおうとの思惑だ。
 しかし、小千谷市は合併に極めて消極的で、長岡市にとっても1962年度決算で「赤字団体」に陥り、北海道夕張市と似た苦しみをした経験から「虫のいい理屈」としか映らない。長岡市は旧10市町村による先行合併を仕上げる時期。市幹部から「新たに合併する余裕はない」との本音も漏れる。
 町の迷走の原因は何か。合併先を問うた昨年夏の意向調査で、「小千谷市と共に長岡市」という、あいまいな選択肢を町が入れたのが発端とされる。この結果を受けて長岡市との合併希望を選んだのは町議会であり、住民投票条例を成立させたのも町議会だ。
 住民投票の成果は町民が直接民主主義の機会を得たのと同時に、議会の無責任さを露呈させたことだ。巨額の負債を見逃してきた一因は議会にもある。町議は無報酬で奉仕する――。そのくらいの覚悟がなければ、合併希望先の市民の理解は得られまい。【根本太一】
………………………………………………………………………………………………………
 ◇住民投票結果
長岡市  2041
小千谷市 1349
 =選管最終発表

2月5日朝刊

市町村合併:川口町住民投票、岡村町長が結果を報告 長岡市長が慎重姿勢 /新潟
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070206-00000140-mailo-l15
2月6日13時1分配信 毎日新聞

 川口町の合併希望先を決める住民投票から一夜明けた5日、岡村譲町長は長岡市と小千谷市をそれぞれ訪れ、森民夫、谷井靖夫両市長に住民投票の結果を報告した。長岡市への町民の合併希望が約6割を占めたため、森市長に対しては「中核市構想に参加したいという住民の気持ちをくんでほしい」と昨年9月に次いで、改めて合併協議を申し入れた。
 長岡市役所では、岡村町長が「長岡市に仲間入りさせていただきたい」と述べたのに対し、森市長は「住民の意思が確認されたことは真摯(しんし)に受け止めたいが、いろいろな意見があり、もう少し時間をいただきたい」と言葉を選んだ。飛び地合併や財政負担の問題もあり、合併協議に応じるかどうかには慎重な姿勢を崩さなかった。
 一方、小千谷市役所で谷井市長と面会した岡村町長は「長岡市に60%という結果が出たが、小千谷市とは生活で一体感があり、これまで通り連携をとっていきたい」とあいさつ。これを受けて谷井市長は報道陣に対し「あとは長岡市と川口町の話。(昨年9月の合併協議参加呼びかけは)これでご破算になったと考えている」と説明した。だが面会後、岡村町長が「呼びかけは生きていると解釈している」と小千谷市との合併にも依然執着を示し、見解の相違を露呈した。【渡辺暢】

2月6日朝刊

3143とはずがたり:2007/02/09(金) 11:41:51
<東北・北海道>山形県

追跡やまがた:自立選択の三川町 財政事情先々険しく /山形
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070204-00000113-mailo-l06
2月4日11時2分配信 毎日新聞

 ◇問われる阿部町長の力量
 鶴岡市と合併せず、自立町政を選択した三川町。最大の課題とされたごみ処理と消防事業の業務委託は鶴岡市が受託を了承、提示された負担増は町の想定の2倍近い金額だったが、町は求めに応じる意向だ。しかし、阿部誠町長が「心配ない」と言うほど町の財政基盤は堅調ではない。負担増に耐えるためにどんな町政を担うのか、阿部町長の力量に掛かっている。【粕谷昭二】
 鶴岡市と共同で運営するごみ処理と消防事業の二つの一部事務組合運営費は、合併を前提に三川町の負担金は低く抑えられてきた。自立選択で市は組合解散を申し入れ、改めて業務委託を結ぶ。同町の06年度の一部事務組合負担金は消防約9800万円、ごみ処理約4400万円の計約1億4200万円。
 業務委託に向け、白紙状態からはじき出した負担増は約9000万円。新年度から町の両事業委託負担額は約2億3000万円になる。これと別に組合解散で財産処分などに伴う清算金4000万円強の負担も必要だ。

 三川町は財政力から負担増を最大5000万円が限界と想定していた。鶴岡市としては「適正に計算した料金をもらわなければ、市民に(受託を)納得してもらえない」(富塚陽一市長)。阿部町長は同市との交渉が破たんしたら酒田市に委託する考えを明かしたが、酒田市との交渉はより難しさが予想される。生活圏が同一の鶴岡市を頼り、住民サービスを維持するしか道はなく、2倍近い提示額を受けざるを得なかった。ただ、組合解散の精算負担金は、後年度になる施設解体時点での負担を要請した。
   ◇   ◇
 ごみ処理と消防事業の負担金増額分は、町財政にとっては巨額だ。約9000万円を人口(1月末で7818人)で割れば町民1人当たり約1万1500円。町は中期財政計画で10年度まで単年度6000万円の黒字を見込むが、負担増は黒字分を上回る。阿部町長は「住民に負担増は求めない」とし、内部努力で経費節減、退職者不補充による人員削減、場合によっては人件費(手当分)削減にも踏み込んで財政を維持したいとの考えを示している。本丸(本給)に及びはしないか。町職員も内心穏やかでない。
 町税収入では大型店進出関係で法人税・固定資産税などの収入が年約2億円程度あるが、税収のピークは07年度。その後は減価償却などで減収に転じる。選挙公約の大型事業、三川中建設(約18億円)も控えている。町は減収分を補う新たな税収源として企業誘致、住宅団地開発に躍起だ。
   ◇   ◇
 町は第3子以降の子育て支援で若年層を呼び込み、人口が増えれば地方交付税の増額が期待できるとする。しかし少子化時代では大幅人口増は望めない。00年の国勢調査比で、05年は124人増加したものの、今年1月末では185人減っている(05年比)。町にとっては気掛かりなことだ。
 財政がひっ迫すれば、5億円余の財政調整基金に手を付ける。業務委託の負担増に介護保険認定業務の委託費用も加わる。
 阿部町長が選挙で多用した言葉は「私の責任で町民に迷惑は掛けない」。自立宣言は町長も町民も荒波に向かっての船出になる。

2月4日朝刊

3144とはずがたり:2007/02/09(金) 11:43:36
<首都圏>山梨県

へぇ・・>同村は隣接する小菅村とともに明治時代以来、合併の経験がない

市町村合併:丹波山村、合併構想協設立へ 「甲州市と」視野に /山梨
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070203-00000089-mailo-l19
2月3日12時1分配信 毎日新聞

 丹波山村は今月中にも、甲州市との合併を前提に村内の意見を聞く諮問機関「合併構想協議会」を設立する。岡部正幸村長が会長に就き、ほかに村幹部や村内の住民代表、有識者などの約15人で構成するという。
 村は同協議会で合併に関する課題などを検討、その後、住民説明会などで甲州市との合併の意思を確認する。甲州市も村の合併への意思が改めて確認できた段階で、合併準備室などを設けて対応していくという。
 同村は隣接する小菅村とともに明治時代以来、合併の経験がない。05年12月の村と村民との懇談会では、甲州市との合併を望む声が多数で、昨年8月には岡部村長が甲州市を訪れ、田辺篤市長と会談し、合併を前提に協議を進めることで合意した経緯がある。【富田洋一】

2月3日朝刊


最終更新:2月3日12時1分

3145とはずがたり:2007/02/09(金) 11:50:51
<首都圏>埼玉県

ほんまにあほやなぁ,久喜市民
>久喜市の合併をめぐっては…幸手市と鷲宮町との合併を問う住民投票を行い、合併反対票が賛成を上回り破綻した経緯がある。
>市は新年度、圏央道の側道整備に約四億一千万円の巨費を負担する。「破綻した合併協議の中で側道整備は合併特例債事業の対象だった。つくづく悔しさが残る」…と嘆き節も出た。
 

2007年2月8日(木)
「秋までに枠組みを」 近隣合併で久喜市長
http://www.saitama-np.co.jp/news02/08/16p.html

 久喜市の田中暄二市長は六日の定例記者会見で、市町村合併に触れ、「できれば今年の秋までには合併の枠組みを決めたい」と述べ、合併新法の期限(二〇一〇年三月)内合併に意欲を示した。

 ただ周辺市町を絡めた合併スケジュールや枠組みについて、今のところ具体的な議論になっていない。市長の合併構想は新年度予算の編成方針を説明する中で言及した。

 久喜市の合併をめぐっては、二〇〇四年九月に幸手市と鷲宮町との合併を問う住民投票を行い、合併反対票が賛成を上回り破綻した経緯がある。

 市は新年度、圏央道の側道整備に約四億一千万円の巨費を負担する。「破綻した合併協議の中で側道整備は合併特例債事業の対象だった。つくづく悔しさが残る」(田中市長)と嘆き節も出た。

3146とはずがたり:2007/02/09(金) 11:52:16
<東海>静岡県

ここは順調のようですな。

島田・川根の合併は来年4月1日 新市名「島田市」
http://www.shizushin.com/local_politics/20070207000000000016.htm
2007/02/07

 島田市・川根町合併協議会(会長・桜井勝郎島田市長)は6日、第2回協議会を川根町民文化会館で開き、合併期日は平成20年4月1日、新市の名称は「島田市」とすることを決めた。
 合併期日については予算・決算の区分上、年度当初の合併が好ましいとし、地方交付税の算定替えによる財政措置などを勘案して決めた。第1回協議会で既に合併方式を「編入」と決めてあり、継続して法人格を有する「島田市」を新市の名称とすることも全委員が賛成した。
 財産と債務はすべて島田市が引き継ぐ。条例・規則も島田市の条例などを適用するが、公共施設の設置条例など20本程度の新たな条例が必要で、一部改正が必要な条例は160本程度となる。各種慣行に関しては、市章は現島田市の章を使用し、市民憲章や市のシンボルマークは合併後に委員会を設けて新たに制定することで合意した。
 次回具体的な協議を行う事項では、現川根町の区域に支所を設けることや、地名表示は例えば現在の川根町家山は「島田市川根町家山」とするなど、字名の前に「川根町」をつける案が事務局から示された。

3147とはずがたり:2007/02/09(金) 11:55:05
<九州・沖縄>熊本県

長洲・南関の意向は?
南関なんかは大牟田@福岡県との繋がりが強いのかも知れぬ
長洲は荒尾と玉名で独自色を出したいのかも知れぬ
玉東は熊本との合併だって検討されても良いかも知れぬ。

市町村合併:玉名市の協議申し入れ、「時期尚早」と拒否−−玉東町 /熊本
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070202-00000203-mailo-l43
2月2日14時0分配信 毎日新聞

 玉東町の前田移津行町長は1日、玉名市が申し入れていた合併協議について「時期尚早」として拒否した。一方、菅本義勝町議長は「4月の町議選後の新議員に対応を委ねる」と回答した。
 玉名市は昨年末、「広域行政組合で一緒に運営する医療やごみ処理、斎場など町とは深い関係にある。合併特例法が期限切れとなる2010年3月末を前に合併協議の場を設けたい」と申し入れていた。
 前田町長は「合併は玉名市、長洲、南関、和水、玉東町の1市4町が望ましい。時期尚早」とした。町議会は合併問題調査特別委員会で審議、合併の必要性の認識を示しながら「統一地方選が迫っており、新議員が実質協議する」とまとめた。
 この日、前田町長、菅本町議長は別々に回答書を島津市長に手渡した。玉名地域の合併は、1市8町の合併が破たんし玉名市など1市3町が、三加和、菊水2町が合併したが、玉東、長洲、南関3町が単独を選択した。【西東靖博】

2月2日朝刊

3148とはずがたり:2007/02/09(金) 12:07:34
<近畿>和歌山県

田辺・上富田は慎重 市町村2次合併(和歌山)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070113-00000000-agara-l30
1月13日17時0分配信 紀伊民報

 新合併特例法の期限まで残り3年3カ月。県は30市町村のうち「23」の市町村を「6」に再編する合併構想を示している。県市町村課によると、合併相手との具体的な協議から調印までに1年間、調印後の事務手続きに1年間の計2年間が必要で、2007年度の協議開始を求めている。県の構想の一つ「田辺市と上富田町」は目立った動きはないものの、日高以北の地域では着々と合併協議の下地をつくりつつある。「田辺地域」「御坊日高地域」「橋本伊都地域」「有田地域」の現状を紹介する。
●2次合併に慎重
(田辺、上富田)
 田辺市と上富田町の組み合わせは、前回の協議の中で財政問題や同和対策事業の取り扱いをめぐり破談になっている。
 田辺市の真砂充敏市長は「(将来的には)2次合併はあり得ると思う」としながらも「上富田町が次の合併を考えるか、議論のきっかけがどこから始まるかだ」と話し、田辺市側からは働き掛けるつもりはない模様。
 上富田町の小出隆道町長は「合併しても財政がもたなければ意味がない。1次合併で市町村の財政状況がどうなったか詳しく調べたい」と話し、合併そのものについて慎重な姿勢を見せる。
●市町連絡会議を設置
(御坊、美浜、日高、由良、印南)

 県の2次合併構想には入っていない、みなべ町と日高川町を含む各市町の総務課長が集い、06年7月に「県・日高管内市町連絡会議」を設置したのは御坊日高地域。意見や情報の交換を目的にした会合を開く。
 前回の合併時には、日高管内では中核となる御坊市が財政難から敬遠され、周辺で小規模合併議論が先行し、広域合併が進まなかった。日高川筋の旧川辺町、旧中津村、旧美山村の3町村合併で日高川町が発足。美浜と日高、由良の3町は協議したが、水道料金などをめぐり破談した。
●2度の勉強会開催
(橋本、かつらぎ、九度山、高野)
 橋本伊都地域は、4市町で地域の将来像やまちづくりについて意見を交換する「行財政運営勉強会」を06年9月に設置した。各市町の助役と財政担当課長が集い、これまで2回勉強会を開いた。
 1次合併では、旧橋本市と旧高野口町の合併で橋本市が誕生。かつらぎ町は県内で唯一、旧花園村を編入合併して発足。九度山町と高野町は協議していたが高野町の住民アンケートで反対意見が多く、まとまらなかった。
●地域行政研究会を設置
(有田、湯浅、広川、有田川)
 有田地域は、各市町の財政課長らで06年9月に「有田地域行政研究会」を設置。これまで3回開催し、地域の課題などを話し合っている。
 県は26日に有田川町で開催する「地域の将来を考えるシンポジウム」を、同地域の2次合併協議のスタートとして位置付けている。
 2次合併では、08年度末までに合併すれば、合併後7年間にわたり普通交付税の優遇措置、その後5年間の激変緩和措置、09年度末までに合併すれば、合併後5年間の普通交付税の優遇措置、その後5年間の激変緩和措置がある。1次合併では、合併後10年間、普通交付税の優遇措置、その後5年間の激変緩和措置があった。

3149とはずがたり:2007/02/09(金) 12:08:30
<近畿>和歌山県
>>3148-3149

取り組みに温度差 市町村2次合併(和歌山)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070112-00000001-agara-l30
1月12日17時3分配信 紀伊民報

 新合併特例法に基づく県の2次合併構想を受け、構想に盛り込まれた地域で、取り組みに温度差が出てきている。東牟婁や日高は積極的に勉強会を始めているが、一方、田辺や西牟婁では首長が慎重な姿勢。旧法下で50自治体が「30」に再編されて間もないが、県は「法期限に間に合うよう、2007年度中には具体的な協議を進めてほしい」としている。各地域の現状を2回に分けて紹介する。
 県の構想は、新合併特例法の期限となる09年度末までに、県内30市町村のうち、「23」の市町村を「6」に再編、最終的に13市町にする内容。一部事務組合などの広域行政の実施状況や生活圏域を踏まえ、原則的に郡単位で組み合わせをまとめている。
 県は、2次合併構想の対象となった6地域に対し、勉強会や研究会で地域の現状や将来像を検討するよう促している。
●すさみは別枠模索(白浜、すさみ)
 2次合併に向けた議論が低調なのは、構想案に盛り込まれた白浜町とすさみ町の組み合わせだ。
 白浜町は、06年3月に白浜、日置川の両旧町が合併して誕生したばかり。前回の合併協議では、すさみが3町合併を働き掛けていたが、結局2町でまとまった経緯があり、新法下でも構想案の枠組みのままでの合併は難しいとみられる。

 すさみ町の桂功町長は「過疎高齢化は深刻。数年で人口5000人を切るだろう。合併は避けられない」と2次合併自体には前向きだ。
 しかし、白浜町との枠組みについては「それは受けられない。町民の賛成を得られない」と否定する。ただ、「白浜との合併話に、上富田が加わり3町合併となると話は別。隣の串本町とは昔から警察や土木行政が共通するので可能性がある」と新たな枠組みを模索する意向だ。
 白浜町の立谷誠一町長は「合併して日が浅く、1つの町としてある程度まとまるまで時間がかかる。2次合併のことを今は考えられない」と慎重な姿勢を見せている。
●検討会で協議(新宮、那智勝浦、太地、古座川、北山、串本)
 県内でも特に2次合併に向けた取り組みが進んでいるのが新宮東牟婁地域。各首長は06年4月、2次合併に関する懇談会を開催。同年7月には市町村合併検討会(座長=中路進・那智勝浦町助役)を設置した。各助役らで構成し、会議を重ねている。
 前回の合併協議は、消防組織の在り方をめぐり北山村が旧新宮市、旧熊野川町との合併を断念。古座川町も財政問題から串本、古座の両旧町との合併から離脱。那智勝浦町との合併を模索していた太地町では住民アンケートで反対が多数を占め、まとまらなかった。
 こうした経緯から、一部の首長から「早急に合併の枠組みを固めるべきだ」との意見があり、今回の検討会が設置された。
 27日には、那智勝浦町体育文化会館でシンポジウム(県主催)を開き、合併問題を考える。

3150とはずがたり:2007/02/09(金) 12:11:12
<東北・北海道>青森県

とっとと合併してやりない

2007年1月10日(水)
田舎館と任意合併協を/平川市長
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2007/20070110085812.asp

 平川市の外川三千雄市長は九日、年頭の記者会見で「七月の市議選後に田舎館村と任意合併協議会を設置したいと考えている」と語り、田舎館村との合併問題について前向きに取り組む意向を初めて示した。ただ、田舎館村の財政状況が厳しいことを理由に「任意協の設置が即、合併ということではない」とも強調した。

 平川市は二〇〇六年六月、田舎館村から合併協の設立を要請されたが、同村に対し(1)〇七年四月の合併は無理(2)同七月の市議選後、新議会の意向で合併協議をすることもあり得る−と回答していた。

 外川市長の今回の発言は「個人的な考え」と断りつつもこれまでより一歩踏み出した形だが、「任意協をつくるまではいかないといけない。その後、二市村で協議し判断していく」とも語り、任意協で慎重に検討する考えを示した。任意協の設置に言及したのは、県市町村合併推進本部が〇六年十月にまとめた市町村合併推進構想に「平川市・田舎館村」が合併対象地域の一つに盛られたことも一因とみられる。

 一方、田舎館村の鈴木孝雄村長は取材に対し「初めて知った。そうであれば、快く対応したい」と歓迎した。

3151とはずがたり:2007/02/09(金) 12:16:41
<首都圏>千葉県

盛り上がってきたかな?新市名は長生市or茂原市?反対首長をどうするかが課題だなぁ。

市町村合併:長生郡7市町村合併問題 合併協設置求め住民が署名活動  /千葉
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070203-00000077-mailo-l12
2月3日12時1分配信 毎日新聞

 長生郡7市町村の合併問題で、長生村一松の農業、酒井忠孝さん(61)が合併協議会設置を求め、直接請求のための署名活動(有権者数1万2258人の50分の1)を始めた。統一地方選で署名が出来ない期間(2月7日〜4月8日)を除き5月2日まで実施する。
 請求の理由を「多くの住民は合併の是非を判断する十分な情報を持ち合わせていない。合併協議会を設置し、まじめな議論を望む」としている。合併問題は現在、協議準備会で議論しており、4月に法定協議会設置を予定している。【吉村建二】

2月3日朝刊

市町村合併:議員説明会に112人−−長生郡市合併協 /千葉
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070206-00000098-mailo-l12
2月6日12時1分配信 毎日新聞

 茂原市など7市町村による長生郡市合併協議に関する議員説明会が5日、茂原市役所で開かれた。7市町村の議員130人のうち112人が出席。首長、議長で構成する合併協議準備会(任意)の経緯と、合併基本構想素案について7つの合意事項説明に対する質問と意見交換が行われた。
 議員からは新市名公募は中学生以上の参加を望む声や、議員の在任特例3か月の合意事項の不要論など、前向きな意見も出された。
 また、村長が合併反対の意向の長生村からは「議員16人中12人が賛成だ」との声もあり、合併に賛成の議員が多かった。【吉村建二】

2月6日朝刊
最終更新:2月6日12時1分

3152とはずがたり:2007/02/09(金) 12:19:10
<北関東>栃木県

75歳の首長に48歳の県議が挑む構図なら勝利はほぼ確実なんだけどねぇ
現職市長の合併に関するスタンスはどんなもんなんだ?

’07統一選:栃木市長選 大島県議が正式表明 合併推進や企業誘致公約 /栃木
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070129-00000021-mailo-l09
1月29日11時1分配信 毎日新聞

 4月の統一地方選・栃木市長選で、自民党県連総務会長の大島和郎県議(75)=栃木市選挙区=は28日、同市内で開いた後援会拡大役員会で「現市長がやれないことをやって、活力あるクリーンな栃木市を目指す」と述べ、無所属での立候補を正式表明した。同市長選では、現職の日向野義幸市長(48)も既に再選を目指して出馬表明。両氏の一騎打ちになる可能性が高まった。
 大島氏は約80人の後援会関係者に「栃木市はこのままでは沈没するという危機感があった。火中のクリ(を拾う)という心境。近隣市町との合併は、大島じゃないとできないという確信と希望を持っている」と述べ、合併推進や企業誘致などを公約に掲げた。
 大島氏は今月18日、自民党栃木市支部の役員会で、県議選の公認を取り下げ。市長選の推薦を依頼したが、同党県連は27日、支部決定通り日向野氏の推薦を決定した。大島氏は28日、「やり方によっては必ず勝てるという確信がある。後援会、市民の皆さんのご共感をいただいて、無事ゴールイン出来るよう、お願いしたい」と後援会に協力を求めた。【戸上文恵】

1月29日朝刊

3153とはずがたり:2007/02/09(金) 12:21:56
<九州・沖縄>鹿児島県

実際問題経費削減の効果はあるんだな。その浮いたカネがどのように使われるかなのであるが。
独居老人対策など吸収され廃止の方向の側にも面白い試みがあるようにも見受けられるが。。

旧5町合併から2年 人件費、年11億円減/鹿児島市
市が効果と課題調査/サービス52廃止も
http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=2714
(02/07 07:52)
 鹿児島市は、2004年11月の近隣5町との合併による住民サービスへの効果と課題を調査しまとめた。議会議員や職員などの削減で人件費が年間約11億1000万円節約されたことや、友愛タクシー券利用といった旧5町地域で新たに始まったサービスなど、多数のメリットがあった一方で、旧5町が独自に続けてきた52の行政サービスが廃止されるなど、合併がもたらした課題も浮き彫りとなった。
 調査は、合併後2年が経過した昨年11月に市各局が分担して実施。数値化できるものはそのデータもまとめた。
 全域で行政サービスが向上した項目として(1)9支所での市議会本会議中継開始(2)各種証明書の交付窓口増(3)ごみステーション整備費補助新設−など17項目を挙げた。
 旧5町の市民に対しては(1)男女共同参画政策の機会増(2)点字広報誌・声の広報の発行(3)ごみ処理手数料(有料指定袋)の無料化(4)友愛タクシー券交付(5)愛のふれあい会食事業実施−など150項目で、市の制度適用でサービス充実といった効果があったとした。
 組織の統廃合や事務効率化の面では、議会議員が132人から55人に減り、報酬などが年間約2億250万円の減。同じく三役など特別職が18人から4人となり約1億3900万円の減。職員は、組織改編や本庁への事務集中化による削減で、人件費が約7億7000万円減った。
 合併後の課題として挙げられたのは、(1)防災行政無線の整備(2)支所スペースの有効活用(3)旧5町にある温泉施設などの改修、維持管理費(4)旧5町地域の観光振興−など25項目。
 合併で廃止されたり、一定期間後廃止される行政サービスは、(1)公園や公民館などへの水道料金免除(旧吉田、喜入、松元)(2)独居老人安否確認のための乳酸菌飲料配達事業(旧喜入)(3)特認校児童送迎事業(旧郡山)(4)自治組織への運営補助金(旧桜島、喜入、松元、郡山)などだった。
 調査を取りまとめた市企画調整課は「結果を各職場で共有し今後の行政運営に生かしたい。また、内容を地域まちづくり会議などの場で公開していく」としている。

3154とはずがたり:2007/02/10(土) 03:41:31
<九州・沖縄>熊本県

熊本市は政令指定都市の資格十分ありである。スムーズな協議を期待したい。

市町村合併:熊本市・富合町合併協が初会合 方式など41項目協議 /熊本
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070206-00000240-mailo-l43
2月6日16時1分配信 毎日新聞

 ◇議員任期、専門部会も設置
 熊本市・富合町合併協議会(会長・幸山政史熊本市長、24人)の初会合が5日、熊本市のホテルであった。今後、合併の方式や期日など41項目を協議することで合意した。このうち議員任期など一部の項目は、合併協の下に議員専門部会を置き審議する。
 幸山市長は現行合併特例法のもとでは熊本市初となる法定協議会のスタートを「政令市実現への大事な第一歩」と評価。合併協副会長の村崎秀富合町長も「町長就任依頼の念願がかなった。財政などさまざまな問題は、新合併特例法の中で解決できると思う」と期待を込めた。
 合併協の協議項目はほかに、新市の役所の位置▽国民健康保険や介護保険事業の保険料などの調整▽各種福祉制度の取り扱い――など。合併方式については、市が新設される対等合併か、片方が吸収する編入合併とするかを話し合う。今後、月1回ペースで協議する。
 議員専門部会は富合町の全議員10人と熊本市の会派ごとの10人で構成。協議項目のうち主要10項目を審議し、結果を法定協に報告する。合併協に議員だけの検討組織を設ける例は、県内では過去に菊池市の合併協で検討委員会が設置されたことがある程度。富合町議会では合併推進、反対派がきっ抗しており「将来、廃置分合議案決議が必要で議会の理解は重要」(熊本市)として設置を決めた。【山田宏太郎】

2月6日朝刊

3155とはずがたり:2007/02/10(土) 19:56:51
<東海>静岡県

う〜ん難しいなぁ。浜松一強の天竜浜名湖地方合併とは違って沼津・三島・御殿場・裾野と多極型だ。清水・長泉は町だが主張ははっきりとするし。

市町村合併:「政令市合併」市町に温度差−−東部広域都市づくり研究会 /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070131-00000021-mailo-l22
1月31日11時2分配信 毎日新聞

 東部5市4町の首長らが合併などを話し合う「東部広域都市づくり研究会」(会長・斎藤衛沼津市長)が29日夜、沼津市内で開かれた。
 会は合併方法などを協議する予定だったが、芹沢伸行・函南町長が「研究会の『13年度をめどに政令市合併を目指す』との合意事項に、本当に各市町は合意しているのか」と再確認を要求。これを受け御殿場市と小山町が「13年度は努力目標では」との見解を示した。
 また、「政令市を目指すには一気に合併するしかない」(三島市)、「合併したばかりで次の合併を考えている議員は少ない」(伊豆の国市)との意見も出るなど、各市町で考え方が異なることが改めて露呈した。【浜中慎哉】

1月31日朝刊

3156とはずがたり:2007/02/10(土) 20:01:26
<東北・北海道>青森県

ずっと前から鰺ヶ沢は弘前辺りとの合併を望んでいるのに何故弘前は応えてあげないんだ?

2007年1月22日(月)
長谷川氏が鯵ケ沢町長選出馬表明
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2007/20070122210918.asp

 鯵ケ沢町の長谷川兼己町長(72)は二十二日、任期満了に伴い四月の統一地方選で行われる町長選に、三選を目指して出馬することを表明した。

 町役場内で記者会見した長谷川氏は「今の厳しい財政状況から逃げるわけにいかない。町議会の与党会派からも強い要望があり、もう一期だけ何とか頑張ってみたい」と述べた。

 重点施策として、町の特産物のブランド化、町民と行政が一体となった「協働のまちづくり」の推進などを挙げた。

 市町村合併については「いずれは広域合併しなければならないと思う。住民アンケートを取り直し、町議会や近隣市町村と協議しながら進める」と語った。

 長谷川氏は、町水産商工観光課長などを務め、町議一期を経て、一九九九年の町長選で初当選し現在二期目。

 現職以外では、長谷川氏と過去二回にわたって激戦を演じた元助役の井上豊光町議(57)が出馬に意欲を見せており、「町民の声を聞いた上で判断したい」と話している。

3157とはずがたり:2007/02/15(木) 10:44:04
<東海>静岡県
>>3155
取り敢えずのこの構想は昔から地域的な纏まりもあるし良いんではないかと思う。長泉は入らないだろうなぁ。。
広域合併に積極的な函南がどう出るか?

3―4市町で特例市 御殿場、裾野、小山3首長合意
http://www.shizushin.com/local_politics/20070215000000000020.htm
2007/02/15

 御殿場市、裾野市、小山町の2市1町の首長が会談し、2市1町か長泉町も含めた2市2町で特例市を目指す方針で合意したことが14日、明らかになった。県市町村合併推進審議会が県東部の合併の枠組み案として示した3市3町(沼津、三島、裾野、函南、長泉、清水)案には乗らないことを確認した。
 長田開蔵御殿場市長、大橋俊二裾野市長、長田央小山町長が9日、御殿場市役所で行われた東富士演習場使用協定運用委員会拡大会議の後、話し合いの場を持った。
 2市1町は、東富士演習場や富士山ナンバー、F1日本グランプリなど共通の行政施策や課題があることが合意の背景になった。いずれも長泉町とも合意できれば歓迎する意向を示している。
 合併の時期については決めていない。今後はこれまでも定期的に開催してきた2市1町の首長と議長らの行政懇談会や、事務担当者レベルで話し合いを進め、当面はごみ処理、斎場、消防などの広域行政を進めたり、住民の合意形成に取り組んでいく。
 県東部地区の5市4町(沼津、三島、裾野、御殿場、伊豆の国、函南、清水、長泉、小山)の首長と議長でつくる東部広域都市づくり研究会では平成15年、「おおむね10年後をめどに政令市を目指す」との合意をしているが、政令市実現の時期などについては意見が分かれている。函南町などは政令市を目指すなら一気に合併すべきと主張しているのに対し、裾野市、御殿場市などは段階的な合併を経た政令市の実現を唱えている。

3158とはずがたり:2007/02/16(金) 16:25:40
<北陸>福井県

和泉村はひとりも出せずか。。合併に際し一悶着あったらしいがどう解決したのだったっけ?

大野市議選 定数20に22人
合併後初の旧和泉村は立候補なし
http://www.chunichi.co.jp/00/fki/20070212/lcl_____fki_____007.shtml

 任期満了(20日)による大野市議選(定数20)は11日、告示された。旧和泉村との合併後初の市議選で、現職15人、元職3人、新人4人の計22人が立候補し、選挙戦に入った。18日に投開票される。

 立候補者の党派別内訳は公明1人、共産2人、無所属19人。地区別では、大野と下庄が各5人、上庄4人、富田3人、阪谷と乾側が各2人、小山が1人。和泉地区からの立候補はなかった。

 立候補受け付けは午前8時30分から市役所大会議室で行われた。各候補者の代理人らが抽選で届け出順を決め、腕章や表示板などの「七つ道具」を受け取り各選挙事務所に向かった。各事務所では出陣式を行い、候補者らは支持者らを前に第一声。その後、選挙カーで市内を巡回、支持を求めた。

 期日前投票は12日から17日までの午前8時30分から午後8時まで、市役所別館と和泉支所で。投票は18日午前7時から午後8時(一部繰り上げ)まで、市内27投票所で実施。午後9時20分から大野有終会館で開票される。

 10日現在の選挙人名簿登録者数は3万1758人(男性1万4998人、女性1万6760人)。

 (正津聡)

http://www.hokuriku.ne.jp/~miyama/matizukuri-01.html
 人口約3万9千人の大野市に対し和泉村は約750人。22人の大野市議1人当たりの人口は約1800人で、和泉村の人口の2倍を上回る。合併後は、旧和泉村から市議会に1人の地域代表も出せなくなる可能性がある。

 大野市と和泉村は来年2月に合併するため、03年10月に法定合併協議会を設立した。合併方式は市が村を吸収する編入合併で、村は市の一部となる。しかし、合併後の旧和泉村の住民自治方式について意見がまとまらず、協議は暗礁に乗り上げている。
 「最後」の法定協は5月14日だった。席上、和泉村の委員(村議)が突然、議題になかった住民自治方式の導入を訴えたため紛糾。次回の協議日程が白紙撤回され、閉会した。
 和泉村が主張したのは、来年4月に施行される新合併特例法にもとづく地域自治区方式。旧和泉村が地域自治区になると、旧村民によって地域協議会がつくれる。協議会は、大野市長に意見を表明でき、市長は適切な措置をとらなければならない。
 これに対して、大野市は、市長の諮問機関に近い地域審議会方式の採用を主張し、譲らない。

3159とはずがたり:2007/02/18(日) 14:26:34
<中国・四国>徳島県

再編複数案を提示へ 県市町村合併推進審、中核市・10万人前提 2007/02/17 10:40
http://www.topics.or.jp/contents.html?m1=2&amp;m2=&amp;NB=CORENEWS&amp;GI=Kennai&amp;G=&amp;ns=news_117167675594&amp;v=&amp;vm=all

 未合併の徳島県内十四市町村の再編構想づくりを進めている県市町村合併推進審議会(会長・若山浩司四国大大学院教授)の第六回会合が十六日、徳島市内の徳島プリンスホテルであった。合併の組み合わせについて、関係市町村で意見が分かれることから当初の一案から複数案提示に変更。枠組みにあたっては中核市や人口十万人程度を前提とする方針を決めた。五月以降に開く次回会合で県が具体的な組み合わせ案を示す。

 複数の組み合わせ案を示すことにしたのは、徳島市による人口四十万人規模の中核市構想をはじめ、昨年十月の前回会合での関係首長からの意見聴取で鳴門市が吉野川北岸の板野郡五町との合併希望を表明するなど、関係市町村の方向性が分かれることから。また、自主的な合併を進める観点からも、複数案で検討することにした。

 組み合わせに関する基本的な考え方としては「より充実した行財政能力を有する自治体への移行を前提とする組み合わせを目安とする」とし、具体的な目安として<1>中核市<2>人口十万人程度の自治体−とすることを確認。併せて一万人未満の小規模町村の再編方針も掲げた。

 具体的な組み合わせ案の検討は、関係市町村の多くが四月の統一地方選で首長選挙や議員選挙があることから、選挙後の五月以降とした。

 再編構想はこれまでに二十四道県が策定しているが、複数の組み合わせの提示は福岡、埼玉、山梨の三県、残りは一案となっている。

3160とはずがたり:2007/02/18(日) 23:16:21
<首都圏>神奈川県西部

新市名は小田原市で纏まれるかねぇ?それとも西湘市?足柄市?

県西合併「厳しい選択」
中井町は旧中郡地域との検討可能性も
http://www.townnews.co.jp/020area_page/02_fri/02_oiso/2007_1/02_16/oiso_top2.html

 中井町を含む県西地域2市8町で構成する「県西地域合併検討会」が2月8日に設立された。合併に伴うさまざまな分野での課題や将来の都市像などを探り、3年後の平成22年3月末までに合併の方向性を示していく。

 合併検討会を発足させた県西地域2市8町は小田原市と南足柄市、足柄上郡の中井町、大井町、松田町、山北町、開成町、足柄下郡の箱根町、湯河原町、真鶴町。設立に伴い、8日に10市町の首長が小田原市役所で合同会見を行った。会見で中井町の尾上信一町長は「この選択については厳しい」という見解を述べた。

 尾上町長がこのような見方を示したのは、同町が将来の合併のあり方を考える上で、県西地域とは別の地域との組み合わせも選択肢にあるからだ。

 平成17年11月から市町村合併について調査・検討を進めてきた県の市町村合併推進審議会(会長/森田朗東京大学公共政策大学院院長・委員14名)は昨年11月、松沢成文知事へ自主的な市町村合併を推進するための県の取組について答申。そのなかで横浜市と川崎市を除く県内33市町村を6つの圏域に分ける枠組み案を示した。組み合わせは市町村同士の結びつきの度合いや広域行政連携、住民の生活圏などを考慮し、中井町に関しては2つの圏域に重複して分類できると提示。秦野市、平塚市、伊勢原市、大磯町、二宮町の旧中郡と中井町による3市3町の圏域案も答申に盛り込まれた。

 現在のところ中井町では合併の是非や具体的な合併相手について白紙の状態。「住民に情報提供して十分な議論を進め、住民にとってベストな方向を検討していきたい」と話している。

 今後、検討会は首長たちで組織する委員会と課長職による分科会で検討を重ねる。各市町での住民アンケートや議会報告などを経て、3年後に結論を出す予定だ。

3161とはずがたり:2007/02/23(金) 13:48:46
<東海>愛知県

何故豊川市長はこんなに不承不承だんヽ(`Д´)ノ

小坂井町長ら喜び表す
住民調査で「豊川市との合併に賛成」
http://www.chunichi.co.jp/00/ach/20070220/lcl_____ach_____003.shtml

 豊川市との合併に向け町民の意思は固まった−。同市への合併協議の申し入れの賛否を問う小坂井町の住民意識調査は、19日の開票の結果、賛成票が反対票を大きく上回った。小坂井町の推進派らは喜びを素直に表したが、一方で受け入れ側の豊川市の中野勝之市長は「小坂井町の今後の取り組みを見ながら考えていきたい」と慎重な姿勢を見せた。

 住民意識調査の結果は、賛成が71・87%の7230票を占め、反対が2830票だった。「予想以上の結果に満足している。町の行動に期待したい」。合併を請願した市民団体の高橋進代表(77)は賛成票の列が長くなった台を見つめた。別のメンバーは「運動がようやく実ってうれしい」と声を弾ませた。合併を推進している伊藤憲男町長は「すがすがしい気分」と表情を緩ませた。

 これに対し、豊川市の中野市長は開票を受けた会見で「住民の声は分かった。でも、町当局と議会が編入合併に向け、本気で努力する覚悟があるかは疑問だ」と、町執行部、議会内それぞれの足並みがそろっていないとの現状認識を示し、合併を引き受ける条件として一致団結して問題に取り組むよう求めた。

 中野市長は、今回の合併が「編入」合併である点が十分に説明されていないとも指摘。人口約2万2000人の小坂井町を編入合併することについて「(豊川市が)支える体力を付けるのは大変だ」とし、恩恵の少ない合併新法での手続きに不安を示した。

 合併を推進する県に対しても支援策などを訴え、「今後は町と県の推移を見守り、市議会と検討して判断したい」と述べた。

 (村瀬力)

3162やおよろず:2007/02/23(金) 19:55:39
 
桧枝岐村議会が定数を2削減

 http://www.minyu-net.com/news/news/0223/news11.html

 桧枝岐村議会は23日、臨時会を開き、議員定数を2削減し8とする条例改正案を可決した。

 厳しい財政運営を勘案し、議員発議で条例改正案を提出した。

 新定数は4月の統一地方選で行われる次回改選から適用する。

(2006年2月23日 福島民友ニュース)

3163とはずがたり:2007/02/27(火) 23:42:55
<九州・沖縄>福岡県

福岡県が合併協設置を勧告
全国初、豊前市と吉富町に
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2007022600137&amp;genre=A2&amp;area=Z10&amp;mp=

 福岡県は26日、新合併特例法に基づき、同県豊前市と吉富町に対し法定合併協議会を設置するよう勧告した。合併への機運が高まっているため、早期に具体化させる必要があると判断した。

 両市町は30日以内に協議会設置について議会に提案する段取り。

 県によると同法に基づく勧告は全国で初めてで、合併促進を検討しているほかの自治体にも影響を与えそうだ。

 豊前市と吉富町は県東部、大分との県境に位置する。それぞれ近隣町村との合併が白紙となったことから豊前市が吉富町に合併協議を申し入れ、昨年1月から勉強会を開いていた。
 県は、昨年12月議会で両市町が合併推進の決議を採択するなど、合併への機運が高まっていると判断。今月になって法定協設置や勧告についての意見を聴取したが、両市町は「勧告があれば法定協設置について議会に付議する」と回答したという。(共同通信)

3164とはずがたり:2007/02/28(水) 09:22:26
<東海>愛知県

良い感じでまとまってきましたなぁ。

小坂井町議会、2日採決
豊川との合併、賛成の見通し
http://www.chunichi.co.jp/00/ach/20070227/lcl_____ach_____002.shtml

 小坂井町議会の議会運営委員会が26日開かれ、3月定例会初日の2日に豊川市への編入合併の協議を求める議会決議の採決をすることを決めた。議運では、全4会派が了承しており、全会一致で賛成する見通し。

 7割以上の賛成を得た今月18日実施の住民意識調査を受け、反対・慎重だった2会派も賛成に転じ、議会が合併に向けて意思統一した姿勢を示す。決議を受け、町は豊川市に申し入れる日程を決めるが、できるだけ早く進め、すでに事務レベルで協議中の音羽、御津の両町に追いつきたい考えだ。

 一方、豊川市の中野勝之市長は小坂井町の意識調査の結果判明後の会見で、同町との合併に慎重な姿勢を示している。28日、3月1日の3月議会の代表質問と一般質問で、同町に対する市側の認識がただされる見込み。
(村瀬 力)

3165とはずがたり:2007/02/28(水) 09:23:46
<中国・四国>

個人的には宇和島派だけど,公平に見れば鬼北だよなぁ。。

出直し松野町議選 合併先問う住民投票を急ぎたい
http://www.ehime-np.co.jp/rensai/shasetsu/ren017200702268585.html

 北宇和郡松野町の岡武男町長によって解散された町議会の出直し選挙で、定数一〇のうち町長派六人全員が当選して過半数を占めた。
 改選前は少数派だった町長派にすれば勢力の逆転である。町長が昨年七月の解職請求(リコール)不成立に続いて信任されたことにもなる。
 選挙結果によっては議会が再び町長を不信任し、出直し町長選へ突入する事態も考えられた。そうなればいっそうの混迷は不可避だった。宇和島市との合併が優位だった議会と、鬼北町との合併を掲げ住民投票の実施をめざしてきた町長とのねじれが解消され、展望が開けること自体は多くの町民が安堵(あんど)するところだろう。
 町長、議会とも重い民意として受け止め、合併を前進させるよう力を合わせるべきだ。
 まず急がれるのは、たなざらしの続いていた住民投票条例案の成立だ。
 選挙戦で町長派は住民投票の実施を前面に打ち出した。そのことを多くの町民も支持したことになる。早期の住民投票を望む声は反町長派の町民の間でも少なくなかったという。
 岡町長はこれまで四度、住民投票条例案を提案した。だが、議会が開会されないなどの事情で成立をみていない。
 反町長派にすれば、議会が決めた宇和島市との合併方針に再協議を要求した町長への反発もあったのだろう。合併先が受け入れない可能性があり、無責任に住民投票を認められないという意見も聞かれた。
 その思いはわからなくもないが、ここまでこじれた以上、もはや住民投票で直接町民に問うしかなくなっていた。それでもかたくなに拒む反町長派は次第に支持を失ったのではないか。選挙結果はその表れといえる。
 そのうえ松野町の情勢は日増しに厳しくなっている。地方交付税の算定特例などが適用される改正合併特例法は二〇一〇年三月末が期限だ。県内で合併までに要した平均年月を考えると、〇七年度前半までには合併先を決めなければならない。
 基金の取り崩しでしのいでいる町財政も、このままでは二年後に赤字へ転落するおそれがあるという。その意味でも猶予はなくなっている。
 松野町では鬼北合併の枠組みから突然離脱したり、いったん決めた宇和島市との合併方針を白紙に戻したりしたいきさつもある。両市町の思いは複雑なはずで、この先たとえ松野町側が合併先を決めてもすんなり進むかはまた別問題だ。信頼回復には相当の努力がいる。
 県は情勢を見きわめながら合併先に関する基礎的データを町民に提示するという。松野町はそんなこともしていなかったのかと驚くが、冷静に判断する材料として不可欠で、町民は吟味して意思決定に役立てたい。
 福岡県は全国初のケースとして合併勧告の検討に入った。だが地域の未来はやはり町民自身が決めるのが望ましい。その機会を得たことを町長、議会とも十分肝に銘じる必要がある。

3166とはずがたり:2007/02/28(水) 09:27:01
<近畿>滋賀県

竜王は合併に非常に消極的なので実現するとは思えないのだけど・・。
もし合併をするなら東近江市の方が近そうな気もする。

「住民の視点でまちづくりを」
近江八幡で合併講演会
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007022600051&amp;genre=A2&amp;area=S00

 近江八幡市と安土、竜王町の合併をテーマにした講演会が25日、近江八幡市鷹飼町の男女共同参画センターで開かれた。

 この合併構想を知ってもらい、住民の議論のきっかけにしてもらおうと、県が企画し、約250人が参加した。県市町合併推進審議会長の同志社大の真山達志教授が「自主的な市町の合併の推進に関する構想」と題して講演した。「合併は、広域的に地域全体の均衡ある発展を促す有効な手段」と指摘し、「近江八幡市と安土、竜王町の合併案は地元へ一つのアイデアを示している」と訴えた。
 続いて「将来を見据えたまちづくり」をテーマに滋賀文化短大の谷口浩志教授が「住民の視点を生かしたまちづくりのビジョンを持つべき」と話し、参加者はメモを取りながら聞いていた。

3167名無しさん:2007/03/02(金) 10:44:54
合併推進者の方が寧ろ利権保守に繋がり易いと思うのは私だけだろうか?
合併しないと言う事は、あらゆる予算を削減して行政改革するからそれだけに不透明な予算については
例え小額でも厳しく指弾されるからね。
本件事情は究明しなければいけないが、本件を以て合併反対論にまで水掛けられても
困る。

3168とはずがたり:2007/03/02(金) 11:09:08
>>3167
本件事情ってどの件の事でしょうか?

合併しても補助金は減らされる傾向ですのでどのみち行政改革は必要でしょう。合併したから無駄な公共事業もオッケーと云う事はそもそもあってはならんでしょうな。
勿論予算縮小の中自立してやっていこうという気概のある自治体は立派であります。
都市近郊の比較的裕福な自治体など割りと無理無駄してる気もします。

3169名無しさん:2007/03/04(日) 10:32:00
>>3164 の続報
豊川など3市町合併方針
“小坂井外し”に町民失望
http://www.chunichi.co.jp/00/ach/20070301/lcl_____ach_____007.shtml

 豊川市と宝飯郡の合併問題で、小坂井町が外れる見通しとなった。豊川市は28日の市議会で、音羽、御津の両町だけを編入合併する方針を表明。小坂井町では、合併協議の申し入れの賛否を問う2月の住民意識調査で7割以上が賛成票を投じただけに、失望の声と無念さが広がった。

 豊川市は28日の市議会で、意識調査について「合併自体の賛否を聞いてはいない」との解釈を示し、今後の日程的な難しさを理由に挙げて小坂井町の編入合併を退けた。

 小坂井町の伊藤憲男町長は「非常に残念だ。民意を示してくれた町民を思うとつらいが、今後も最善の努力は尽くす。議会決議を持って合併の申し入れはしたい」と唇をかんだ。

 手続きが遅れた主な要因は昨年5月に豊川市との合併を求める住民の請願に対する議会対応のまずさ。意識調査の付帯決議を付けて採択するなど審議が遅れたため、豊川市への申し入れなどの日程がずれ込んだ。佐藤日出夫議長は「手続きを早く進めていれば、違う結果になっていたかもしれない」と言葉少なだった。請願を提出した住民グループの高橋進代表(77)は「心配していたことが起こってしまったという印象。悔しくてたまらない」と話した。

 県に対し、豊川市は財政的な支援の充実、小坂井町側は調整を求めたが、県は「自主的な市町村の合併を進める」として応えなかった。

3170とはずがたり:2007/03/06(火) 19:07:45
<近畿>滋賀県

犬上郡下の町はそんなに財政厳しいの??何故こんなに彦根市長は度量が小さいのかヽ(`Д´)ノ

合併協設置勧告前に住民投票
彦根市長方針 県に慎重さ求める
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007030500151&amp;genre=A2&amp;area=S20

 滋賀県彦根市の獅山向洋市長は5日の3月定例市議会会で、犬上郡3町との合併に関する住民投票条例案が可決した場合、「合併協議会の設置を県が勧告するより前に、住民投票を実施する」との考えを示した。

 この日の一般質問で、彦政会、新政ひこね、公政会、市民コラボの4会派を代表した4人全員が、合併問題と提案された住民投票条例案について市長の見解をただした。
 条例案の狙いについて獅山市長は「県が協議会設置を勧告するためには市町の意見を十分に聞くことになっている。市の判断の主体は市民なのでその賛否を問うことは重要だ」と答えた。投票実施の時期について「県が勧告しそうだと情勢を判断した場合、その前に実施したい」とした上で、「県は勧告に慎重であってほしい」と述べた。

3171とはずがたり:2007/03/08(木) 13:18:06
<九州・沖縄>熊本県

市町村合併「県構想は不十分」と総務省
http://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20070307200001&amp;cid=main

 市町村合併特例法(合併新法)に基づき、県が昨春策定した県市町村合併推進構想が、「合併市町村の具体的な組み合わせに踏み込んでいない」として総務省が構想として認めず、国の財政支援が受けられないことが六日、分かった。構想は全国で二十五道府県が策定したが「内容が不十分」とされたのは熊本県のみ。

 合併新法では、財政支援の対象を、構想で示した合併協議会(法定協)としている。現状のままでは二月に法定協を設置した熊本市と下益城郡富合町が、国の支援を受けられないことから、県は三月中にも両市町の組み合わせを県構想に追加し、修正する方針。

 県市町村総室は「今回は第一次構想と位置付け、これで十分と考えていた」と釈明しているが、総務省合併推進課は「法律の趣旨として、構想の中核となる合併の組み合わせを省くことはあり得ない」としている。

 県は二〇〇五年八月、同構想の策定作業に着手。人口一万人未満の二十町村の合併や、熊本市の政令市移行の必要性を打ち出した。しかし、具体的な合併の組み合わせについては「一方的押し付けは地域の反発を招く」と示さなかった。

 これに対し、総務省は昨年末、「(熊本県の構想は)法律に基づく要件を満たしていない」と判断。国の支援プランを受けられないことを含めて県に通知したという。

 合併推進構想は都道府県が主体となり、学識者や自治体代表などによる合併推進審議会の意見を聞いて策定する。構想には(1)合併推進の基本的事項(2)市町村の現況・将来見通し(3)構想対象市町村の組み合わせ(4)合併推進の必要措置、を盛り込むよう求めている。

 九州では福岡、佐賀、宮崎、鹿児島県が構想を策定。福岡県は二月末、全国で初めて合併新法に基づき、豊前市と吉富町に法定協設置を勧告した。(毛利聖一)

3172とはずがたり:2007/03/08(木) 14:50:12
<東海>静岡県

おいっ!!ヽ(`Д´)ノ

富士宮市議会委が否決 芝川との合併協設置案
http://www.shizushin.com/local_politics/20070306000000000067.htm
2007/03/06

 富士宮市議会は6日の総務文教委員会で、芝川町との合併協議会設置案について、反対多数で「否決すべきもの」と決めた。15日の2月定例会最終日の本会議で採決する。一方、芝川町議会は同日の本会議で、全会一致で同案を可決した。
 富士宮市議会の本会議でも否決されれば、3年前に1度、芝川町側の取り下げで破談になった両市町の合併は再び、白紙に戻ることになる。
 合併協設置案は芝川町の住民発議や臼井進町長の申し入れを受け、2月26日にそろって両市町議会に付議された。
 芝川町は昨年末の住民投票で「富士宮市との合併」が多数を占めた結果を受け、臼井進町長と町議会が同市との合併推進で一致している。一方、富士宮市議会の委員会審議では反対や慎重論が多勢を占めた。

3173とはずがたり:2007/03/08(木) 15:24:12
<東海・甲信越>長野県

速やかに合併するのが適切であるヽ(`Д´)ノ

合併への心構え“風林火山”
松本市長「その時々適切に」
http://www.chunichi.co.jp/00/ngn/20070307/lcl_____ngn_____003.shtml

 「上に立つものは常に孤独」−。6日の松本市議会一般質問で、波田町との合併に対する消極姿勢を「もの足りない」と指摘された菅谷昭市長。自身を戦国武将・武田信玄になぞらえ、信玄が軍旗とした「風林火山」を引用して為政者の心構えを説いてみせた。

 市長は「合併という重要課題は、主役である市民の意向を確認したうえで判断する。現段階で合併時期に関係する判断を市が下すべきではない」との考えを強調。

 そのうえで「蛇足とは存じますが」と切り出し、中国の兵法書「孫子」に基づく「風林火山」の語釈を紹介。「組織全体におよぶ重大な事象の判断には、たじろがない勇気と覚悟が必要と日々痛感している」と続けた。

 市長は本会議後、引用の意図について「『動かざること山のごとし』だけでなく、その時々で適切に行動しますよ、ということ」と話した。

(赤川肇)

3174とはずがたり:2007/03/08(木) 15:39:30
<近畿>滋賀県

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1066974699/2830-3175?KEYWORD=%C9%A7%BA%AC
こんな感じで結構彦根市長は依怙地というか信念の人なんだな。

「賛成議員は間違っている」
場外馬券売り場設置で彦根市長
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2007030700142&amp;genre=A2&amp;area=S00&amp;mp=

 滋賀県彦根市議会が場外馬券売り場の設置を求める請願を採択したことに対し、獅山向洋市長は7日、「不愉快に思った市民がいる。請願に賛成した議員は間違っている」と述べた。定例本会議の一般質問に答弁した。

 請願は、名神彦根インター付近に場外馬券売り場を設置するよう求めて地元住民らが昨年12月定例議会に提出。議会は継続審査の末、2月26日の本会議で14対11の賛成多数で採択した。

 この日は請願に賛成した市議が、採択の重みについて市長の見解をただした。
 獅山市長は「ギャンブル施設には反対」との持論を述べ、「『彦根の議員はどうしてこんなにギャンブル好きなのか』と不愉快に思っている市民もいる。他の自治体関係者からも『いったい彦根は何やってるのか』とからかい半分の言葉を受けている」と答えた。そのうえで「請願に賛成した14人の方々には間違ってますよ、と言いたい。反対した11人にはありがとうございます、と言いたい」と述べた。

3175とはずがたり:2007/03/12(月) 13:44:52
<近畿>京都府

いやぁ目出度い。宇治市も早く合併実現すべし!

「木津川市」がスタート
木津、加茂、山城3町が合併 府内15番目
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2007031200031&amp;genre=A2&amp;area=K20

 京都府木津、加茂、山城の三町が合併し、12日、新市「木津川市」が発足した。府内最南端に位置し、人口約6万6000人。市役所本庁(旧木津町役場)では開庁式が催され、全国782番目、府内では15番目となる新市が船出した。

 今回の合併は、国の財政優遇措置が縮小された現行の合併特例法が適用される例としては京滋で初めて。合併で新市が誕生するのは、府内では昨年1月の南丹市以来。

 開庁式で、藤原秀夫市長職務執行者(旧山城町長)は「府南部の核となるまちづくりを進め、生活環境や福祉が充実した多彩な魅力を持つ木津川市を市民のみなさんと創造していかなければならない」と述べ、興福寺(奈良市)の多川俊映貫首が揮毫(きごう)した市の銘板も除幕された。加茂支所(旧加茂町役場)と山城支所(旧山城町役場)でも開庁式があった。

 本庁や支所の窓口にはさっそく市民が訪れ、業務が行われた。
 「平成の大合併」では宇治市以南の府南部初となる今回の合併で、府の市町村構成は15市10町1村となった。現在、府内では、宇治市、城陽市、井手町、宇治田原町の四市町による任意合併協議会が設けられている。

3176とはずがたり:2007/03/12(月) 14:48:33
<九州・沖縄>佐賀県

嬉野市“地域分権”構築へ 各校区にミニ市役所
http://www.saga-s.co.jp/view.php?pageId=1036&amp;blockId=359609&amp;newsMode=article

 新しい自治組織を検討していた嬉野市の地域コミュニティ審議会(犬尾敦弘会長)は8日、基本方針を市に答申した。柱は小学校区で住民が運営協議会を立ち上げ地域活動を行い、行政は交付金を支給、各区域に職員常駐の「ミニ市役所」を設けてサービスを提供し、協議会を支援するというもの。答申を受け、市は住民自治を通して“地域分権”の構築を目指す。

 市は合併協議会で設けなかった地域審議会の代わりとして、充実した住民組織の在り方を諮問。審議会は行政のスリム化や少ない財源でのサービスの向上につなげようと、昨年7月から協議していた。

 今回の答申では、地域の運営協議会が中心となり、住民主体による防犯パトロールや子育て支援、イベントなど幅広い活動を想定。また、地域自体が使途を決める行政の交付金制度も打ち出した。

 公民館など既存施設を活用したコミュニティセンターを設置し、活動の拠点とする。センターには市職員を配置し、住民票などを発行したり住民相談の窓口となる。地域の要望も受け付け、自治組織の支援を図る。こうした取り組みは県内初という。

 市は今後、説明会を開催したり、モデル地区を募る方針。「地域に貢献する人材を育成し、まちづくりにつなげたい」と犬尾会長。審議会座長の長安六佐賀大学経済学部教授は「財政が厳しい中、行政任せでなく昔ながらの地域の力を再生させることで生活の向上につながる。この取り組みが広がってくれれば」と話した。
03月09日更新

3177とはずがたり:2007/03/12(月) 16:33:08
<首都圏>神奈川県

中枢性が足りぬ気がするが堺も川崎も指定されとるしね。

新「相模原市」が誕生  人口70万、政令市目指す
http://www.tokyo-np.co.jp/flash/2007031001000688.html

 神奈川県相模原市と同県城山、藤野両町が11日に合併し、人口約70万4000人の新「相模原市」が誕生。政令指定都市移行の人口要件となる70万人を超え、市は2010年に横浜、川崎両市に続く県内3番目の政令市昇格を目指す。

 市は昨年3月、合併の第1段階として津久井、相模湖両町を編入、市域が東西に分かれていたが今回の合併で一体化する。小川勇夫市長は今月8日、健康上の理由で辞職願を提出、4月22日投開票の統一地方選で新市長が選ばれるが、市街地と山間部の均衡ある発展が課題だ。

 国は合併新法に基づき10年3月末まで人口要件など政令市移行の条件を緩和。これまで堺市(83万人)と静岡市(72万人)に緩和条件が適用され、政令市は全国で15市になった。4月には新潟、浜松両市が政令市に昇格する。

 相模原市の人口はこれら17市に続き、国は市側の行政能力や都市機能なども加味して政令市移行を判断するという。
(共同)

3178片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/03/16(金) 20:31:09
<近畿>京都府

3町合併の先は・木津川市誕生:/上 寄り合いからの脱却鍵 /京都
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kyoto/news/20070313ddlk26010280000c.html

 府内で15番目の市となる「木津川市」が12日、発足した。面積85・12平方キロで人口6万6490人。相楽郡ではいったんは7町村での合併を模索したが、03年に任意合併協議会が解散し“破談”になった経緯がある。その後、木津、加茂、山城3町で再度協議が進められ、「平成の大合併」では“蚊帳の外”だった府南部で初の合併にこぎ着けた。だが、本当のスタートはこれからだ。残された課題も多いなか船出する木津川市の課題や将来を展望する。

 午前7時半から木津川市役所(旧木津町役場)で行われた辞令交付式。「先人から受け継がれた3町の輝かしい歴史や文化、伝統を大切にした地域社会を創り上げたい」。藤原秀夫・市長職務執行者(旧山城町長)は、旧3町の幹部らを前にそうあいさつし、3町の団結を強調した。その後の開庁式で、「木津川市役所」と書かれた高さ約2メートルのケヤキ製看板が除幕されると、参加者から大きな拍手が起きた。

 合併の最大の理由は財政問題。例えば木津町が現行の住民サービスを維持すると15年度に基金が底をつく。それに対し、新市基本計画では、06年度末の基金残高98億円が、新庁舎建設などの大型事業で10年度に64億円まで減るものの、議員や特別職・職員数が減ることなどの削減効果で下げ止まる。

 一方、生活に関することでは、介護保険料の額や家庭ごみ回収無料化などが法定合併協で決まった。しかし未調整のものも多い。その一つが水道料金。家庭で20立方メートル使用した場合、木津2740円、加茂3037円、山城3265円だが、当面は額を変えず、早期に水道審議会を設置して統合する方針だ。また、国民健康保険料も一元化されるのは08年度の見込み。住民にとっては変化に乏しくメリットを感じにくい。

   □   □

 「こんなに違いがあるとは」。合併協事務局長として調整に当たった田中達男・市長公室長は、旧3町の行政単位の「区」制を調べて驚いた。

 1区につき2692世帯だったり6世帯だったりする。区の数も、木津と山城の18区に対し、加茂は59もあった。55年前に1町2村が合併した加茂では小さな集落ごとに成り立っている歴史的背景があるという。条例で決められた区長報酬も定額制や均等割などで統一されておらず、田中室長は「調整はとても早期には無理。小学校区単位に行政協力員を置くなど今の区の存廃を含めたあらゆる検討がされるのでは」と話す。

 このほか、緊急時の住民への連絡システムについても、山城は95年4月に防災行政無線が設けられたが、木津と加茂は有事の際は広報車が巡回する。新設された「危機管理課」の急務の課題だ。

 寄り合い所帯からどう脱却するか。その手腕が試されるのはこれからだ。(この企画は新宮達が担当します)

毎日新聞 2007年3月13日

3179片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/03/16(金) 20:31:50
<近畿>京都府

3町合併の先は・木津川市誕生:/中 自分たちの「市」遠く /京都
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kyoto/news/20070314ddlk26010471000c.html

 「『新市になったら住所表記はどうなるのか』という問い合わせが、年明けから合併直前まで毎日約10件も続いたんですよ。まるでそれが最大の関心のようでした」

 法定合併協議会事務局のある職員は、そう言って苦笑する。なぜか郵便番号や電話番号の変更を尋ねた人もいたという。

 合併に対する住民の関心の低さは、05年4月の発足後計14回開かれた合併協の一般傍聴者数からも読み取れる。初回の69人が最多で、新市の名称を決める投票が行われた第8回も32人にとどまり、最終回(先月14日)はわずか5人だった。

 その一方で、合併協が05年に実施した住民アンケートでは、合併に伴う不安で「公共料金などの住民負担が増加する」と答えた人が50・3%、また、優先的に取り組んでほしい施策は「鉄道・バス等の利便性向上」を挙げた人が32・8%と、それぞれトップを占めていた。14回すべての合併協を傍聴した加茂町議だった女性(58)は「合併で何らかの得をしたい。けれど難しいことはどこかが決めてよという考えの住民が多かったのでは」と話す。

 旧山城町で2月25日に開かれた住民説明会でも、集まった40人から、現在無料の町営バスの運行体系や料金見直しの是非などの質問が相次いだ。その席で、藤原秀夫町長(当時)は「住民税が年度途中から上がりますがこれは税源移譲によるものです。くれぐれも合併の影響ではありません」とくぎを刺した。

   □   □

 合併に対して声を上げた住民がいたのも確かだ。旧木津町では、住民グループが昨年2月、合併の是非を問う住民投票条例の制定を求める直接請求をした。集まった署名は法定数の16倍もの9623人分。しかし町議会は否決。請求代表人を務めた男性(66)は「民意が無視され、抑えようのない怒りを感じた」と振り返る。

 また、旧加茂町では、難波久士町長(当時)の意向で同4月30日、合併の是非を問う投票形式の住民意向調査を実施したが、当日の投票率が5割をわずかに下回ったため開票されなかった。投票用紙は裁断処分された。

 住民に是非を問う機会を逃したまま実現した合併。住民の真意はまだ、明確には見えてこない。【新宮達】

毎日新聞 2007年3月14日

3180片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/03/16(金) 20:32:21
<近畿>京都府

3町合併の先は・木津川市誕生:/下 歴史と文化、魅力の街に /京都
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kyoto/news/20070315ddlk26010630000c.html

 新市が発足した12日。木津川市州見(くにみ)台の山本長次さん(73)は開庁直後にミニバイク2台の登録申請を代行し、「木津川市」の名前の入ったナンバープレートを最初に受け取った。そして「木津川は3町ともに流れていて、新市にふさわしい名前」と話した。

 古代からお茶などの物資輸送に利用された木津川。そのためこの地域は、京都や大阪への交通拠点としてにぎわった。その名をいただいた新市は今後、どのようなまちのイメージをはぐくんでいくのだろうか。

   □   □

 新市には「文化財保護課」が新設された。合併により、市内にある国宝や重要文化財などの国指定文化財は59となり、52の宇治市を抜き府南部で最多。同課の担当者は「この豊富な文化財をどう活用していくのか。楽しみでもある反面、責任の重さも感じます」と言う。07年度も蟹満寺や高麗(こま)寺跡(旧山城町)、恭仁(くに)宮跡や海住山寺(旧加茂町)などの発掘作業が予定されており、文化財講座やウオーキングなどを充実させて、魅力をどれだけPRできるかが注目される。

 また、1キロにわたり35軒の製茶工場や茶問屋が並ぶ旧山城町の上狛南部地区の景観保全を求める声もある。地元が中心となった景観保全検討委員会がこのほどまとめた答申では、条例制定の必要性に触れながら、現存する伝統的家屋の外観保全や電線の地中化、石畳舗装などの推進を指摘した。観光客を呼び込んでお金を落としてもらう仕組みづくりも必要だろう。

 合併問題に詳しい真山達志・同志社大政策学部教授(行政学)は「行政には、市域全体の土地利用や木津川流域の環境保全、恵まれた資源の活用といった大きな視点での取り組みに政策能力を発揮することが望まれる」と注文を付ける。

 日本の人口が減る中で、学研都市地区の開発に伴い人口増が見込める数少ない地域。旧3町の融和など課題は山積だが、住民に「合併して良かった」と言われるまちづくりが求められる。【新宮達】

毎日新聞 2007年3月15日

3181とはずがたり:2007/03/20(火) 19:22:13
<北関東>栃木県

都賀町の合併アンケート
回答者半数が前向き
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tcg/20070319/lcl_____tcg_____001.shtml

 都賀町は合併に関する住民アンケート結果を公表、全体の56・3%が合併検討に前向きな回答を示した。合併対象については「栃木市」との答えが35・0%を占め、他の組み合わせ案を大きく引き離して一位だった。

 アンケートは昨年十一月二十八日から十二月二十日の間に実施。町内四千七十五世帯に郵送で行い、返送された二千三百八十八人を分析した。回収率58・8%。回答者は世帯内で二十歳以上の一人を無作為抽出した。

 「合併の必要性」についての設問では、「どちらかといえば(合併)検討が必要」(29・1%)、「積極的に検討する必要あり」(27・2%)と比較的前向きな回答が一、二位。続いて「周辺市町から求めがあれば検討必要」(18・0%)という中立的な立場。「検討不要」は13・9%で四番目だった。

 「検討必要」と答えた回答者の理由は、「財政強化を図る」(19・8%)、「活力ある地域づくり」(17・4%)などが上位。望ましい組み合わせについては、「栃木市」(35・0%)、「栃木市・西方町」(12・3%)、「栃木市・西方町・壬生町」(7・4%)の順だった。「検討不要」回答者は五十歳代以上の世代に多かった。

 青木冨士夫町長は「回収率が低いのは残念。結果は重く受け止める」と話し、五月以降、合併問題に関する町長の諮問機関を設置する意向を示した。 (梅村武史)

3182とはずがたり:2007/03/25(日) 01:19:18
<九州・沖縄>熊本県

熊本市 政令市実現へ検討会議 19日、知事に協力要請
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/kumamoto/20070319/20070319_001.shtml

 熊本市は、政令市に移行した場合の権限拡大などで増大する仕事に対応するため、市役所内に政令市に関する検討会議(委員長=豊永信博・広域行政推進室長)を発足させた。幸山政史市長は19日に潮谷義子知事を訪ね、検討会議設置を報告、政令市実現に向け、協力を呼び掛ける。検討会議は4月中旬に初会合を開くことにしている。

 新合併特例法により人口70万人で政令市に移行できる期限まで残り3年。あと約3万人で条件に届く同市は4月から副市長を2人制にして合併の相手探しなど「外交」を強化するとともに、検討会議で移行準備を進めることにした。

 検討会議は市の主管課長27人で構成。県から移譲される事務・権限の整理や、その影響・効果の研究、政令市にふさわしい組織体制などを協議する。県に対しては「事務事業の照会や調査で協力してもらいたい」(豊永室長)と話している。

 熊本市はこれまで、周辺町との合併話が相次いでは破たん。「ビジョンがない」「(周辺自治体との)連携不足」などと批判された。そこで市は昨年1月に周辺14市町村で「熊本都市圏及び政令指定都市についての研究会」を発足させ、連携を図るとともに、熊本都市圏の将来像を模索してきた。2月の会合で「政令市を実現する」などを基本戦略に掲げた都市圏ビジョンをまとめた。

 今年1月には、富合町との法定合併協議会を設置し、協議を進めている。

=2007/03/19付 西日本新聞朝刊=

政令市移行へ相互協力 県と熊本市確認
http://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20070319200023&amp;cid=main

 潮谷義子知事と幸山政史熊本市長は十九日、同市の政令指定都市化について県庁で会談。二〇一〇年度までとなっている市町村合併特例法(合併新法)の期限内の政令市移行に向けて、県庁内に検討会議を設置することや、政令市移行後の県と市の財政、組織面など具体的なシミュレーションを協力して進めることを確認した。

 熊本市と周辺十四市町村が二月、熊本都市圏ビジョンの基本計画を策定し、同市が庁内検討会議を発足させたのを受け、幸山市長が潮谷知事に会談を申し入れた。

 会談で幸山市長は「都市圏の将来像とともに、政令市移行のメリットを市民に伝えていきたい」と県に協力を要請した。潮谷知事は「道州制導入を考えると熊本市の拠点化は不可欠。県として積極的に支援していきたい」と応じ、三月中にも県に「政令市移行に関する検討会議」を設置する考えを示した。

 県の検討会議は、知事部局、県教委、県警から二十人程度で構成。熊本市の政令市移行を見据えて、県から移管する具体的業務や影響などを整理し、熊本市の検討会議と情報交換する。すでに県と同市で協議している権限移譲についても「これまで以上に加速度的に進めていく」(県市町村総室)という。

 会談後、潮谷知事は「特例法の期限を意識しながら、熊本市の政令市移行に向けた環境整備を進めたい」と語った。

 熊本市は二月、政令市への第一歩と位置付ける下益城郡富合町との合併協議会(法定協)をスタートさせた。しかし、合併新法に伴う政令市の人口要件(人口七十万人)には届かず、もう一弾の合併が不可欠となる。(毛利聖一)

3183片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/03/28(水) 08:48:47
<中部>長野県

県議選・飯田市区で公開討論
候補予定者5人参加
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/news005.htm

 県議選飯田市区(定数3)の立候補予定者による公開討論会が26日夜、飯田市の市鼎文化会館で開かれた。飯田青年会議所の主催で、市民約220人が各人の訴えに耳を傾けた。

 参加したのは、現職の古田芙士(66)、小池清(49)、小林利一(59)の3氏と、新人の小島康晴(51)、大坪勇(68)の2氏。

 討論会は、主催者側から出されたテーマに、各立候補予定者が考えを述べる形式。テーマは県の未来像や地域の産科医不足の問題など多岐にわたった。

 「○(マル)」か「×(バツ)」のパネルを掲げて回答する形式の質問もあり、「道州制が導入されたら、飯田下伊那地方は県を割っても中京地方に行くべきか」に対しては、すべての候補者が「○」を掲げる一幕もあった。

(2007年3月28日 読売新聞)

3184とはずがたり:2007/03/30(金) 18:36:59
<九州・沖縄>沖縄県

県、合併支援で交付金 協議会に最大2400万円
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-22477-storytopic-3.html

 県は27日午後、3役と部長でつくる市町村合併支援本部の会合を県庁内で開き、新たな合併市町村に対して県独自に財政や人的・技術的支援をする県市町村合併支援プランを了承した。合併協議会が合併準備に関する事業を始めた際、3年間で最大2400万円(単年度最大800万円)を交付する。合併した市町村が基本計画に基づいた事業を始めた際にも市町村数などに応じた交付金を5年間、交付する。いずれも旧合併特例法に基づく前回の交付要綱(2001年制定)の金額より減額している。
 財政的支援のうち合併協議会に関する交付金は、協議会を設立しただけでは交付されない。前回は4年間で最大4000万円(単年度1000万円)で、1600万円の減額となった。
 合併市町村に対する交付金は2億円を基本額とし、合併関係市町村数や離島の町村が含まれているかどうかで算定される。前回は基本額が3億円だった。
 財政支援では合併市町村基本計画に基づいて行う公共施設などの整備に対し、単年度で最大2億円を合併年度から10年以内に無利子で貸し付ける制度もある。償還期間は10年以内。ほかに合併協議会への県職員参画など人的・技術的支援、合併市町村基本計画に掲げられた県事業の重点実施などの支援もある。


(3/28 9:43)

3185とはずがたり:2007/03/30(金) 18:38:32
>>3183
>「○(マル)」か「×(バツ)」のパネルを掲げて回答する形式の質問もあり、「道州制が導入されたら、飯田下伊那地方は県を割っても中京地方に行くべきか」に対しては、すべての候補者が「○」を掲げる一幕もあった。
おお,すげぇ〜。
我々遠州地方と伊那地方は言葉もよく似ているし昔は天竜川流域圏として交流も盛んだったのだ。

3186とはずがたり:2007/04/01(日) 21:07:37
<九州・沖縄>熊本県

県の合併構想に追加 熊本市と富合町
http://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20070330200027&amp;cid=main

 県は三十日、県庁で開かれた県市町村合併推進審議会(委員長・中川義朗熊本大大学院教授)で、県の合併推進構想に熊本市と富合町の組み合わせを追加することを提案、了承された。

 現在の県構想は、自主合併推進の観点から、具体的な合併枠組みを盛り込んでいない。しかし、合併特例法では構想に組み合わせが盛り込まれていないと、国からの財政支援が受けられない。

 このため県は、両市町が一月に合併協議会(法定協)を設置したことを踏まえ、現構想に両市町の組み合わせを追加した第二次構想をつくった。県民の意見を聞くパブリックコメントを経て、六月に正式決定する。

 県市町村総室は両市町以外の組み合わせについても「法定協設置にかかわらず、協議や機運の進展を見て構想に追加する」と説明。しかし、県が一方的に組み合わせを示すことには依然として難色を示した。(野方信助)

3188名無し:2007/04/02(月) 12:19:43
輪島がたいへん
更に奥の珠洲に被害が少なかった。
県で一番若くして市長になった珠洲市長は、なんで手伝いをしないんだろう。
たいへんな最中 酔って赤い顔して歩いていたって本当なのか。
長いこと奥能登発信アピールをしているが、気持ちはこんなものなのか。
市の財政も厳しいが、なにか動きを見せて欲しかった。
評判のいい人間性は、、

3189とはずがたり:2007/04/02(月) 12:26:06
石川県〈奥能登〉
輪島がたいへん
更に奥の珠洲に被害が少なかった。
県で一番若くして市長になった珠洲市長は、なんで手伝いをしないんだろう。
たいへんな最中 酔って赤い顔して歩いていたって本当なのか。
長いこと奥能登発信アピールをしているが、気持ちはこんなものなのか。
市の財政も厳しいが、なにか動きを見せて欲しかった。
評判のいい人間性はニセだったのか。

3190とはずがたり@本物:2007/04/02(月) 15:41:19
>>3189
ニセものです。

3191鹿児島県阿久根市長へ:2007/04/03(火) 15:13:21
AICJ高校の誘致は直ちにやめてください
広島県にあるAICJ中高は現在公正取引委員会に数々の宣伝詐欺で告発されています
宣伝の文言はすべて嘘です
彼らが関与した呉青山中高校など、彼らが言う目標と実態は程遠く、詐欺です。
国公立現役80%計画も頓挫、学校の偏差値35は広島県最下位、益々最下位の記録です
世界1や日本1と格好いい事言いますが、全く実態が乖離しています。
IB校認定も嘘、慶應中合格も全員嘘、海外有名大学の件もお金で集められた外国人の成果
そのすべてが嘘の学校を誘致すると市長の進退問題になります。
まだまだ、この学校の悪事が出て来ます。
理事長の竹村健一も投資詐欺などで被害者が訴訟準備をしています。
市長、誘致するなら、実績のある伝統有名校か大学付属校にして下さい

3192とはずがたり:2007/04/05(木) 17:15:08

<九州・沖縄>沖縄県

県、合併支援で交付金 協議会に最大2400万円
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-22477-storytopic-3.html

 県は27日午後、3役と部長でつくる市町村合併支援本部の会合を県庁内で開き、新たな合併市町村に対して県独自に財政や人的・技術的支援をする県市町村合併支援プランを了承した。合併協議会が合併準備に関する事業を始めた際、3年間で最大2400万円(単年度最大800万円)を交付する。合併した市町村が基本計画に基づいた事業を始めた際にも市町村数などに応じた交付金を5年間、交付する。いずれも旧合併特例法に基づく前回の交付要綱(2001年制定)の金額より減額している。
 財政的支援のうち合併協議会に関する交付金は、協議会を設立しただけでは交付されない。前回は4年間で最大4000万円(単年度1000万円)で、1600万円の減額となった。
 合併市町村に対する交付金は2億円を基本額とし、合併関係市町村数や離島の町村が含まれているかどうかで算定される。前回は基本額が3億円だった。
 財政支援では合併市町村基本計画に基づいて行う公共施設などの整備に対し、単年度で最大2億円を合併年度から10年以内に無利子で貸し付ける制度もある。償還期間は10年以内。ほかに合併協議会への県職員参画など人的・技術的支援、合併市町村基本計画に掲げられた県事業の重点実施などの支援もある。


(3/28 9:43)

3193とはずがたり:2007/04/06(金) 01:31:48
<近畿>奈良県

何度でも云うけど西和市という名前が良くなかった。王寺市or斑鳩市or法隆寺市で良かったのでは?
西和は南丹・筑西・南砺等と同系統の市名(案)で好きに成れないな。

合併失敗・財政難のなか、公費で温泉 奈良県の7町長
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200703170093.html
2007年03月18日

 奈良県西部にある7町の町長が、「町長会」の名目でほぼ毎年、公費で親善旅行をしていることがわかった。今年度は2月に1泊2日の日程で、約90万円で北陸を旅行。当初予定していた防災センターの視察を休館日だったため取りやめ、高級旅館で懇親会を開いた。うち2町が、財政破綻(はたん)した北海道夕張市を「対岸の火事」と片づけられない赤字団体。町長らは「大切な議論の場」と主張するが、誤解を招くとして私費で旅行代金を返還した。

 7町は安堵(あんど)、斑鳩(いかるが)、王寺(おうじ)、上牧(かんまき)、河合(かわい)、三郷(さんごう)、平群(へぐり)の西和(せいわ)地区の各町。旅行は7町でつくる「王寺周辺広域市町村圏協議会」の主催。今年度事務局の三郷町によると、7町長と同町職員2人の計9人が2月19、20日に旅行した。

 当初は福井市の市防災センターを視察した後、和倉温泉(石川県七尾市)にある高級旅館に宿泊する予定だったが、計画を立てた後、視察日がセンター休館日だったことがわかり、旅館に直行した。

 参加したある町長によると、旅館で懇談した後、コンパニオン数人を呼んで宴会を開いたという。旅館は雑誌などに「もう一度行きたい旅館」としてたびたび登場する有名旅館で、通常の宿代は1泊2食付きで3万円を超す。

 事務局担当者は「7町長の日程を合わせるのに気を取られ、センターの休館日を確認していなかった。直前に気づいたため、日程変更は無理だった」と釈明する。

 同協議会は70年に設立。7町が人口や財政状況に応じて負担金を支出。05年度の運営費は計約700万円だった。

 設立以来ほぼ年1回、親善旅行を実施。04年2月は2泊3日で北海道・登別温泉や小樽市などを巡った。06年3月は福岡県を訪れたという。

 今年度、協議会長の秋田新平・三郷町長は「民間の優れた旅館サービスを実際に受けることで、行政運営の面で勉強になった。視察より議論と懇親が主な目的。7町は、消防や救急活動などで協力することも多く、腹を割って話すよい機会になっている」と話す。

 ただ、今年度の北陸旅行については「町民にただの温泉旅行という誤解を与えてしまう」として、7町長らは今月16日、旅費を同協議会に全額返納した。05年度以前の旅行については「視察も兼ねており、問題ない」としている。

 7町は03年、「西和市」の誕生を目指して合併協議会を設立したが、住民の反対などで決裂した。大阪市内までJRや近鉄で30分〜1時間程度という利便性から住宅開発が進み、大阪府へ通勤する「奈良府民」が増えた。世界遺産・法隆寺(斑鳩町)など観光資源も豊富だが、合併失敗の影響もあり、7町の財政状況はいずれも厳しい。

 上牧、平群両町は今年度の赤字比率が約10%になる見込み。20%以上になれば、夕張市のように国の管理下に置かれる財政再建団体に転落する。

3194やおよろず:2007/04/11(水) 19:45:47

市町村のバージョンアップに無用な道州制

http://www.taki-makoto.jp/

 平成の大合併といわれた市町村合併の結果、平成19年の3月末で全国の市町村数はこの8年間で1428減少して1804市町村になる。太平洋戦争終了の昭和20年10月に10520の市町村があり、昭和の大合併により市町村数は昭和31年10月には1 / 3の3975に減り、それが平成の合併で1 / 2へという経過をたどった。今回の合併はできれば市町村数を1000程度にするとの目標もあったので、あと一息というところか。

 なぜ市町村数にこだわるのかといえば、市町村が地方分権の主体だからだ。市町村は県の仕事を引き受けることができるが、都道府県は市町村の仕事を引き受けることはできないであろう。要するに昔は都道府県が国内行政の主役であったのに、今の都道府県の仕事は少なくなっている。だから東京都がオリンピックを誘致したいなどと言い出すのだ。

 また、日本は人口減少社会を迎えていることも考えなければならない。ということは効率のいい社会へ転換していく必要があるということだ。小泉内閣は行政改革に明け暮れしてきたが肝心なことに手をつけていない。それは国内行政には国や都道府県は関与せず、市町村に任せ、国は外務、防衛に専念することだ。その結果、都道府県を廃止するくらいのことでなければ、行政改革にはならない。

 それでも、地方教育委員会に対する文部科学省の関与を認めるという。これまで文部科学省主導の教育改革が失敗してきたにもかかわらず、地方の教育委員会を指導する権限を留保するという発想は理解を絶するといわなければならない。

 今年になってから奈良県上北村の国道のがけ崩れで乗用車が下敷きになった。原因究明のために国土交通省の研究所からも大学からも調査に来てもらった。それで分かったことは国土交通省には専門家がいないということだ。昭和57年の西吉野村の道路側面の大崩壊のときも当時の建設省に専門家がいないので民間企業から専門家に来てもらった。県にも国土交通省にも専門家がいないのであるから、この分野で市町村では技術水準が低いなどと言えないのだ。国も都道府県も技術に関して民間のコンサルタントに委託しているのであるから、官には専門家がいないのは当然のことだ。

 それなのに、都道府県を廃止して道州制にすべきだという議論が活発になっている。都道府県の仕事は多くないし、インターネットに時代に都道府県は不要なのに。そんな議論よりも、市町村を盛りたて、国や都道府県の関与を廃止することのほうがはるかに有益であろう。介護保険の導入に際して都道府県が中間にあったために市町村は余計な手間を取らされたのではないか。介護保険制度の開始のために市町村に仕事を押し付け、ようやく始まったら次から次に不具合が発生し、民間企業ならば記者会見して謝罪するのに、それもなしに制度改正を市町村に指示してきたのが厚生労働省だ。文字どおりどうしようもない省ではないか。その度に市町村と介護事業者は難儀してきたのに都道府県も何の役にもたっていないのが実態だ。

 結論から言うと、国で行政改革を叫んでもだめだ。国の権限を前提にした改革しかありえないからだ。新党日本は地方からの改革を主張して立ち上がったのはそのためだ。もっと地方から声を上げる必要がある。今年の統一地方選挙はそのきっかけになるように願っている

3195とはずがたり:2007/04/15(日) 00:21:46
<東北・北海道>山形県

市町村合併
関心薄く「票にならない」
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/kikaku/097/1.htm

 統一県議選を手始めに、2町村長選・15市町村議選と続く統一地方選が間もなくスタートする。県と35市町村で行われる計72選挙に占める統一選の割合(統一率)は25%。自治体合併の影響で2003年の前回より5ポイント低下したとはいえ、県のあり方を問う重要な機会でもある。有権者はどのような選択を迫られているのか。県政の課題を探った。

     ◇

 地方選後半戦で市議選がある上山市。市議会3月定例会で、2月に当選したばかりの横戸長兵衛市長が初めて答弁に立った。

 「選挙戦で訴えた財政再建の具体策、税収増加策は」「上山競馬場の跡地利用策のめどは」

 市議からの質問は市長の公約をただす内容が目立ち、「市町村合併」の言葉は聞かれなかった。

 横戸市長は、2005年2月に破たんした山形、上山、中山、山辺の2市2町による合併協議会に、上山市議会議長として参加していた。質問で財政再建策を問われても、「究極の行政改革」とされる合併に自ら言及することはなかった。

 合併協議に参加したほかの1市2町の議会でも、合併論議は低調だ。ある山形市議は「首長は3人とも、合併協議が破たんした時と同じ顔ぶれ。だれも『また協議しましょう』とは呼びかけられないのでは。論議は市議選後の課題だろう」と述べ、統一選で行われる山形市議選でも争点にはならないとの見通しを示す。

 置賜地方の8市町では、04年8月から合併協議が絶えている。最大の米沢市では、市議会3月定例会で合併への考えを問う恒例の質問が出されたが、安部三十郎市長は「まずは各市町の考えを率直に聞くことが大切」と答え、従来の慎重姿勢を崩さなかった。

 県が06年3月に策定した県内市町村の合併基本構想は、置賜地方については8市町を1市とする方向を打ち出したが、西置賜地域の拠点である長井市は、米沢市との合併を嫌う傾向が根強い。長井市議会3月定例会の一般質問では、「西置賜1市3町だけの合併でも良いのでは」との意見が飛び出し、内谷重治市長も「できるところからすべきだ。3町に合併を呼びかけたい」と答えた。

 ただ、これについては目黒栄樹・前市長も同様の呼びかけをしたものの、各町は応じなかった。白鷹町の橋本光記町長は3月定例町議会で、西置賜だけの合併案について「住民本位で考える」と述べて突き放した態度をとり、小国町議会では質問も出なかった。

 今回行われる長井市議選に立候補予定のある現職は「市民は『合併は無理』と見ている。私も選挙では、有権者に合併を訴えるつもりはない」と明かす。

 「財政を立て直し、周囲から合併を申し出てもらえるようにしよう」。15日の新庄市議会3月定例会最終日。高橋栄一郎市長の呼びかけに対し、議場の議員の反応は冷ややかだった。

 合併賛成派のある市議は、「有権者の関心は雇用対策や農業振興など。合併は一部の市民しか賛同してくれず、票にならない」と述べ、今回の市議選で合併を訴える考えもないという。「市議選後に、市の執行部や職員に合併の必要性を直接呼びかけたい」と話す。

 市幹部は「地方交付税削減が進み、2年もすれば嫌でも合併論議をせざるを得ない状況になってくる。それまでは各自治体それぞれ、行財政改革にまい進するのが一番の近道」と話す。

 「平成の大合併」で合併が進まなかった村山、置賜、最上3地方の議会での論議からは、合併に積極的な首長や議員が住民の後押しを得られずに立ち往生している現状が浮かび上がる。

 斎藤知事は「『合併しない』という選択をした結果、行政サービスなどが大きく見劣りし、将来像が描けないほどの財政悪化に陥った場合、その責任が厳しく問われる」と、合併を巡る選択の結果は最終的に住民が負うべきものとの考えを示している。統一地方選では、合併に対する住民自身の姿勢も問われている。

3196とはずがたり:2007/04/18(水) 17:13:47
<北陸・甲信越>長野県

社会 : 「諏訪はひとつ」推進する会 立候補予定者に合併アンケート
更新:2007-4-8 6:00
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=6789

 民間レベルで諏訪地方の合併運動を進める「諏訪はひとつ」合併を推進する会(山崎雄二会長)は、統一地方選に合わせ市町村議会と首長選挙の立候補予定者を対象としたアンケートを実施。7日から郵送を開始した。選挙戦前に締め切り、結果公表は選挙後に予定している。

 アンケートは、活動の方向性を見極めるために行う。過去2回の統一地方選でも、前身の合併推進協議会が実施してきた。今回は約100部を用意。今週初頭には立候補表明している予定者(7日現在)の手元に届くよう手配している。

 アンケート内容は、▽必要性の是非▽必要とした場合の組み合わせ▽時期▽公約とするか─など5項目。記名式で過去2回とほぼ同じ内容。組み合わせでは、6市町村同時合併と段階的合併を選択。段階的を選んだ場合は複数回答で合併パターンも尋ねている。市長・市議選告示前日の14日を締め切りとし、投票日後に結果を発表。個人名は公表しないという。

 同会では合併推進を表明している予定者の推薦も計画。会員でもある岡谷市の現職市議らを中心に推薦書の発行もしている。

3197とはずがたり:2007/04/18(水) 20:07:19
<首都圏>千葉県

地味に長生郡内合併が進み始めているぞ。。

市町村合併:茂原市議会、長生郡合併協の設置議案を可決 /千葉
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/chiba/archive/news/2007/03/30/20070330ddlk12010120000c.html

 茂原市議会は29日、臨時議会を開き長生郡市合併協議会の設置議案を可決した。

 すでに長柄、一宮、睦沢、長南の4町は可決済みで、30日に長生村も議決の見通し。白子町も4月上旬までに方針を決める予定。【吉村建二】

毎日新聞 2007年3月30日

3198やおよろず:2007/04/19(木) 08:36:58
県が森林環境税継続へ 年内に条例案

http://www.kochinews.co.jp/0704/070418headline08.htm#shimen8

 県は17日までに、19年度で徴収期間が満了する森林環境税の継続に向けて、具体的な取り組みスケジュールを決めた。今後、庁内検討チームや第三者機関の「森林環境保全基金運営委員会」を中心に、個人と企業の税負担の在り方や使途など制度設計を見直し、県議会12月定例会への県税条例改正案提出を目指す。

 同税は森林環境の保全を目的として15年度に県が導入。個人、法人ともに、県民税に500円を上乗せする形で徴収してきた。

 18年度は約1億7000万円の税収があり、間伐などのハード事業に7割、環境教育や広報などソフト事業に3割が使われた。

 期間満了を前に県は昨年、県民・企業アンケートなどを通じて県民の意向を把握。継続については賛同が得られたものの、一律500円という税額や経済利用していない森林に限定されている使途について、見直しを求める意見が多かった。

 こういった経緯を踏まえ、庁内検討チームには新たに地域づくり支援課、循環型社会推進課、県教育委員会の生涯学習課の3課が加入。基金運営委員会と連携し、中山間地域対策を含めた新たな使途の模索や森林環境学習の充実などを幅広く議論していく。

 具体的なスケジュールとしては、夏までに素案を作成。県民からの意見公募を経て制度をまとめた上で、県税条例改正案を提出する。

 
高知県

3201とはずがたり:2007/04/20(金) 15:12:53
<北関東>茨城県
筑波は何も無いよと云われ続けて来てみると案外街である。
発展しとるじゃないかと思ったが先日土浦へ行き高架道路から土浦の街を見ると偉く都会である。
土浦ごときを大都会と思ってしまうという事はやはり筑波は田舎なのであるな。。まぁ無機質なつくばから来るとごみごみとした雑沓が妙に懐かしくなるのである。
そんな訳で人口を調べてみた。
今回は合併前の選挙区でやらかした自民党が強い田舎の茨城であるが次回人口比ででみた定数配分。
子供が多い地域は有権者数の対人口比が落ちるから多少減るであろうけど。民主が強くて若い子供が多い都市近郊は不当に虐げられいるのだ!ヽ(`Д´)ノ w

──定数5(3市)──
水戸(5) 26.4万
つく(4) 20.4万
日立(5) 19.7万
──定数3(3市)──
ひな(3) 15.5万
古河 14.4万
土浦(3) 14.3万
──定数2(2市)──
筑西 11.1万
取手(2) 11万
─定数2〜1(6郡市)─
石岡 8.1万
笠間 8.0万
龍崎(1)7.9万
牛久(1)7.8万
東茨 7.6万 (茨城3.5 大洗1.9 城里2.2)→茨城町が抜けたら4.1
稲郡 7.6万 (美浦1.8 阿見4.7 河内1.1)阿見が市制施行したら稲敷郡2.9
----定数1(20郡市)----
常総 6.5万
鹿市(1)6.5万
太田 5.8万
坂東 5.7万
守谷(1)5.6万
那市 5.4万
小美 5.3万
結市 5.2万
鉾田 5.0万
北茨(1) 4.9万
稲市 4.8万
桜川 4.8万
大宮 4.7万
下妻(1) 4.6万
霞浦 4.4万
つみ 4.0万
行方 3.9万
猿島 3.6万
那郡 3.5万 (東海村のみ)
神栖 3.4万
----任意合区?----
高萩(1) 3.2万 →北茨城と併せて(2)など?
潮来 3.1万 →行方と併せて(2)など?
----強制合区?----
結郡 2.3万 (千代川町のみ)→下妻と併せて(1〜2)か?
久慈 2.1万 (大子町)→常陸大宮と併せて(1)か?
北相 1.7万 (利根町のみ)→竜ヶ崎と合区(2)か?
常総以下潮来迄定数1にすると定数62〜3となる。現行定数2〜3減というのもお洒落か。定数2以上の16市郡の選挙区の内日立以外の全て(まぁ非現実的だがw)で1議席を民主が取るのが取り敢えずの目標だな。日立は2議席。これで17/62〜3となる。自民過半数割れには遠いがまぁこんなもんでしょう。自民が下野すれば中村系とは手を組めるかも知れぬ。定数減せず65で行くなら常総・鹿嶋・下妻結城で定数2だな。

参考文献
http://www.pref.ibaraki.jp/tokei/betu/jinko/jinko/jinkou0703.htm
http://www.pref.ibaraki.jp/gikai/sikumi/senkyoku.htm

3202やおよろず:2007/04/20(金) 15:20:17
>>3201

>>つく(4) 20.4万
>>日立(5) 19.7万

 次回もこっちの方が、民主には都合が良かったりして

3203とはずがたり:2007/04/22(日) 00:44:02
<北関東>茨城県
>>1276>>1349>>1939>>1972の頃の話し

下妻市・八千代町・石下町・千代川村
際立つ八千代の主張/リコールの動向にも注目
http://joyo-net.com/rensai/gappei/23.html

「合併協議も七分近くになり、これからが本音のぶつかりあい、紆余(うよ)曲折も予想される」

新市の建設計画に住民の意見を反映させようと、四月中に下妻市、八千代町、石下町、千代川村の四市町村内の四会場で開かれた住民懇談会。

最初の会場となった千代川村で、冒頭あいさつした稲葉本治村長は新市誕生への「産みの苦しみ」を暗示させながらも、「四市町村とも思惑の違いを乗り越え、仲良くやっていきたい」と決意を述べた。

会場は役場職員の参加ばかりが目立ち、一般住民の姿は少なかった。八千代町も同じ傾向で、ほか二市町の会場は空席が多く、四市町村合併協議会(会長・大久保司八千代町長)が昨年十二月に行った「新しいまちづくりに関する住民アンケート」(約五千人を対象)の低回収率39・8%を裏付ける形となった。

石下町では住民からの発言はほとんどなく、千代川村と下妻市では共通して、八千代町の新庁舎建設に批判の声が上がった。「新市に借金を負わせる無駄遣い」「合併理念に反する『やり得』を見逃すのか」の質問に、両首長は「八千代町のことなので…」とコメントを避けた。
    ◇
昨年十月から始まった四市町村の法定合併協議会は四月までに七回開かれ、四十七の協議項目のうち三十項目まで話し合われた。今後は月二回のハイピッチで開かれ、八月の合併協定書の調印を目指す方針だ。

基本四項目のうち、合併方式(新設)と新市庁舎の位置(下妻広域事務組合所有のクリーンポート・きぬ近辺)は、決定にこぎつけた。新市庁舎が建設されるまでは暫定的に現下妻市役所にその機能が置かれ、総合支所方式が採られる。

新市名称は公募作品の絞り込みが続いており、どうやら平仮名の「きぬ市」が最有力と見られている。合併期日(目標は来年三月)の具体的な期日は今後検討される。議員には在任特例を適用し、現在のまま七十人の大所帯となる。

この間の協議では、八千代町の委員が線引き(都市計画区域区分)問題で食い下がる場面が見られた。「このまま合併すれば八千代町は割を食い、ますます過疎化する」と危機感を深め、県に見直しを求める声が上がっている。

同町は一九八六年に市街化区域と市街化調整区域の線引きを実施したが、他の三市町村では線引きがされていないことから、「新市に異なる制度があるのはおかしい」「一体的な発展や整備に支障をきたす」として、協議項目に加えるよう求めている。
    ◇
必ずしも順調とはいえない四市町村の合併協議だが、ここにきて大きな火種が持ち上がった。会長ひざ元の八千代町で起きた大久保町長に対する解職請求(リコール)運動だ。合併を前に新庁舎建設がやり玉に上がっているだけに、今後の動向によっては大きな影響を及ぼしそうだ。

リコール運動に取り組む「八千代町を明るくする会」によれば、すでに署名は目標の六千五百人分をクリアし、八千人に迫る勢いという。町民世論が二分される流れの中、大久保町長は「リコールされても町長選挙なら負けない」と、強気の構えを崩さない。

これを支持するかのように、八千代町の住民懇談会ではリコールに絡む発言は聞かれず、「合併できなかったら必要になる」などと新庁舎建設を支持する意見や、線引きによる不均衡是正を求める声が勢いを増した。

大久保町長は他の三市町村よりも財政面で比較的優位な立場にあることを強調。「町は(起債で)先行投資していない分、合併特例債を多くしたい」「対等合併というなら線引き問題をどうするのか」と、合併で際立つ立場を浮き彫りにした。

法定協のスタート時には「小異を捨てて大同につく」と述べた大久保町長だが、合併事務局の運営にも不信感をあらわにし、「会長という立場だが、八千代に有利な合併を目指したい」と力説した。

3204とはずがたり:2007/04/23(月) 12:32:32
<北関東>茨城県
>>3201
政令指定都市だぁ!?
水戸市26.4+ひたちなか市15.5+那珂市5.4+笠間市8.0+茨城町3.5+城里町2.2=60万
あと10万どこから引っ張ってくるんだ?!
更に久慈郡2.1+常陸大宮市4.7+常陸太田市5.8=13万を併せて70万突破だな。
ただの空証文ではなくちゃんと着手しろよなヽ(`Д´)ノ
1区10万を目安に水戸区・茨城北区(含む城里町)・茨城南区(含む茨城町)・西那珂区(含む那珂市)・東那珂区(含む勝田・那珂湊)・久慈区(含む常陸太田市など)・笠間区と云う感じかな?
各選挙区定数2で2×7=14議席。ここを自7民7となるとそれなりに躍進w

水戸市長に加藤氏再選 政令指定都市昇格を公約
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007042201000617.html
2007年4月23日 01時01分

 水戸市長選は22日、自民、民主、公明、社民各党推薦の加藤浩一氏(64)が共産党推薦の新人岩清水理氏(60)を破り、再選を果たした。投票率は53・27%。

 加藤氏は中心市街地の再開発事業などの実績を強調。将来の政令指定都市昇格に向け「周辺町との合併などで人口倍増を目指す」と公約に掲げ、保守層を中心に支持を固めた。

 岩清水氏は大規模開発の見直しや福祉の充実を訴えたが、及ばなかった。
(共同)

3205片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/23(月) 13:36:29
<中国・四国>島根県

斐川町長に新人勝部さん 現職破る合併論議再燃も 讀賣島根

 統一地方選後半戦の斐川町長選と同町議選(定数16)、海士町議選(定数10)が22日、投開票された。斐川町長選は新人で元県職員の勝部勝明さん(67)(無所属)が現職の本田恭一さん(55)(無所属=自民推薦)を破り、初当選を果たした。勝部さんは「単独町制にはこだわらない」と語り、出雲市との合併論議が再燃することがほぼ確実になった。当日有権者数は2万1880人、投票率は83・75%で、前回選(82・99%)を上回った。

 知名度に勝る本田さんに対し、勝部さんは当初、苦戦が予想されたが、町財政再建や、来年3月で契約が切れる出雲市への消防業務委託問題などを争点に、「公平で公正な行政」を訴えて現職の厚い壁を破った。

 勝部さんは昨年9月の出馬表明以降、町内各地でミニ集会を重ね、町財政の現状や消防問題などを訴え、政策などの広報活動にも力を入れて浸透。3月末に開いた女性対象の集会には公民館の会場に入りきれないほどの約1200人が参加した。統一地方選前半戦の県議選簸川選挙区で新人候補が自民現職に勝利したことも陣営を勢いづかせた。

 当選の報を受けた事務所で、勝部さんは駆けつけた西尾理弘・出雲市長らとバンザイ。「出雲市などとの信頼関係を築き、町の財政の情報を(町民に)知らせ、正しく行政を進めたい」と抱負を語った。合併については、「町民の意見を聞く。最終的には住民投票になると思う」とした。

 本田さんは単独町制維持などを前面に打ち出して戦ったが、勝部さんの勢いにのまれた。本田さんは「力が足りなかった。この結果で町が分裂してはならない」と敗戦の弁を語った。合併論議については、「この結果イコール合併とは思わない」とした。

 勝部さんは県職員、斐川町教育委員などを歴任。島根農科大(現島根大生物資源科学部)卒。

(2007年4月23日 読売新聞)

3206とはずがたり:2007/04/23(月) 22:23:13
<近畿>和歌山県

周参見が合併を唱えても白良浜が嫌がってるからなぁ・・
前川氏は元保守新系県議。

すさみ町長に橋本氏 町議選は現職2人が落選
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=123573

 桂功・前町長が健康上の理由で任期満了(12月17日)を待たずに辞職したため、統一地方選後半戦に予定されていた町議選と同日選となった。

 新合併特例法の期限が2009年度末に迫る中、平成の1次合併に取り残された同町の合併問題や逼迫(ひっぱく)した財政の再建、地域振興など山積する課題にどう対処するかを争点に、三つどもえの激戦を繰り広げた。

 橋本氏は、40代という若さをアピールして支持を集めた。ミニ集会や街頭演説などで「町の流れを変える」として、「合意に基づくまちづくり」を強調。白浜との2町、または白浜・上富田との3町合併を公約に掲げた。国保すさみ病院と田辺市の中核病院との連携も訴えた。

 告示前には支持者ら約400人を集めた「行財政改革と市町村合併問題を考える集い」を開催。白浜町から立谷誠一町長に近い議員2人が「町長の代理として応援に来た」と支持を呼び掛ける場面もあった。上富田町議も応援演説した。

 前川氏は、法期限内に西牟婁郡内3町の合併実現を公約。「クリーンで公正な町政の実行」を訴えた。選挙戦最終日には自民党の松浪健四郎、川条しか両代議士が「二階俊博衆院議員の代理」として応援演説に訪れたが、一歩及ばなかった。

 昨年3月に白浜町長選に落選した後、昨年末に県議選に出馬表明して間もなく町長選に転戦したことなどもマイナス要因となった。

 桂前町政を批判してきた内田氏は4度目の挑戦。財政健全化のために町有財産の売却や合併の是非を問う住民投票の実施など新しいまちづくりのための政策を訴えたが、浸透しなかった。

 今回から定数を4減し、10とした町議選では12人が争い、現職の浜口久平氏(59)、斧徹氏(72)が涙をのんだ。新顔は4人全員が当選して議会も若返りが進んだ。

 無所属新顔の漁業岩田勉氏(57)がただ一人600票台を獲得してトップ当選した。

 党派別では共産2、無所属8。

3207とはずがたり:2007/04/23(月) 22:25:22
<近畿>和歌山県
>>3206
>白浜町から立谷誠一町長に近い議員2人が「町長の代理として応援に来た」と支持を呼び掛ける場面もあった。上富田町議も応援演説した。
記事を良く読むと意外に3町合併の気運が高まってるのか??

3208とはずがたり:2007/04/23(月) 22:43:21
<東北・北海道>青森県

新人の飯田氏はむつ市との合併をどう考えていたのかねぇ?どっちが勝っても余り変わらなかったような気もする・・。

青森・風間浦村長選 薄氷の再選、6票差で決着
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/04/20070423t21016.htm

 毎回、村を二分する激戦を展開してきた青森県風間浦村長選は、現職の横浜力さん(54)が新人の飯田浩一さん(46)をわずか6票差でかわし、薄氷の再選を果たした。

 横浜さんは前々回1票差で敗れ、前回は66票差で雪辱した。今回も予想通りの激戦に、事務所はピリピリ。勝利の瞬間、「勝ったぞ」と熱狂に包まれた。横浜さんは、争点となった市町村合併について「有権者に影響したとは考えていない。これをばねにむつ市への編入合併へ積極的に取り組みたい」と意欲を示した。
2007年04月23日月曜日

3209とはずがたり:2007/04/23(月) 23:00:27

「平成の大合併」で市に編入の旧町村地区候補、落選相次ぐ
http://www.yomiuri.co.jp/election/local2007/news/20070423i103.htm

 22日に投開票された統一地方選の市議選で、「平成の大合併」に伴って市に編入された旧町村地区の候補者の落選が相次ぎ、「地域代表」が消滅したり激減したりするケースが続出した。


 大票田の市部の“壁”に阻まれた形で、旧町村部の有権者からは「議会に地域住民の声は届くのだろうか」と不安の声が上がった。

 定数42に58人が出馬した盛岡市議選。昨年1月に盛岡市に編入合併された旧玉山村地区からは、現職7人と新人1人が出馬したが、22日の投開票の結果、当選者は現職2人にとどまり、6人が落選。18人いた旧村議は9分の1になった。

 今回の最下位当選者の得票は1796票。旧村最後の村議選(2002年)のトップ当選者の得票の3倍以上が必要だったが、少ない地域票を奪い合う形となり、当選ラインに届いたのは、大半の引退議員の地盤を引き継いだ竹田浩久さん(52)(無所属)ら2人だけだった。

 落選陣営からは「(旧村部の)候補者があと2、3人少なければ……」との声が聞かれた。

 埼玉県行田市議選(定数24)では、昨年1月に編入合併された旧南河原村地区から3人が立候補。しかし、当選は最下位で滑り込んだ新人の栗原二郎さん(60)(共産)だけで、14人いた旧村議時代から大幅減となった。

 栗原さんは「旧村民の声をしっかり新議会に届けなければ」と気を引き締めるが、旧村の住民の男性(30)は「この先どうなるのか」と不安を漏らした。

 03年4月に愛媛県新居浜市に編入合併された旧別子山(べっしやま)村。今回は初めての全市1区の市議選だったが、旧村からは候補者が出ず、「地域代表」が消滅した。トップ当選した古川拓哉さん(28)(無所属)は「(旧村の)歴史と自然を生かした地域づくりに役に立ちたい」と、旧村地区に目配りする考えを示した。

 旧村の会社員秋山明美さん(36)は「(新議員は)知らない人ばかり。何度も地区に足を運んでくれた候補者に票を入れました」と話した。

 ◆旧山古志村の現職、唯一の議席を死守◆

 一方、新潟県長岡市議選(定数38)では、中越地震で住民全員が避難した旧山古志村唯一の候補で現職の関正史さん(53)(無所属)が当選し、地域代表の座を死守した。05年4月に合併した旧村の有権者数は、市全体の1%に満たない1412人だが、3548票を獲得した。

 関さん自身、現在も仮設住宅暮らし。「山古志だけ元気になっても仕方がない。活力ある長岡市にして、意味のある合併にしたい」と抱負を述べた。
(2007年4月23日14時35分 読売新聞)

3210片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/24(火) 14:44:29
<北関東>茨城県

合併推進派が勝った選挙もあるし、慎重派が勝った選挙もある。
ただ、目立つのは、国策の名目で住み慣れたところが変わることへの抵抗感。
それを説明・対話で解消できていないところで反撥を食らう。
都市は以前から国や行政や上部組織への不安・不満を抱えていたけれど、近時急速に鄙へも拡がっている。鄙でも人のつながりの濃密さが薄れてきて、老齢化した人々がバラバラになりそうになりながら藻掻いている。

「合併慎重派」が勝利 統一地方選
6市町村長選 結果分析
 勝因は「合併反対」と「無党派」――。統一地方選後半戦、22日投開票の県内6市町村長選は積極的な合併路線に異を唱えた候補の勝利が相次いだ。さらに、自公両党の支援などを背に組織戦を展開した陣営の不振も特徴的だった。

 常総市長選では、旧水海道市と旧石下町が合併して新市に移行した手法が「唐突」と指摘した杉田光良さんが、合併を主導した現職の遠藤利さんを破った。杉田さんは合併後も続く水海道と石下の“地域間格差”を訴え、批判票獲得につなげた。

 茨城町長選では、水戸市との合併に慎重な小林宣夫さんが合併推進派候補に勝利し、五霞町長選でも単独町政を掲げる染谷森雄さんが合併派候補を大差で退けた。

 美浦村長選は合併が表だった争点にはならなかったが、当選した中島栄さんは慎重派で、敗れた坂部実さんが推進派。

 村が2005年1月、合併の是非を問う住民投票を実施した時、反対票は賛成票の1・4倍に上った。坂部陣営幹部は「合併がいずれ必要になることは村民も分かっているはず」と語るが、村長選での中島さんの得票は坂部さんのちょうど1・4倍と、住民投票と同じ結果となった。

 自公両党の支援や有力団体の推薦で組織票を固めるという「勝ちパターン」は、水戸を除いて通用しなかった。

 取手市長選で現職の塚本光男さんは公明の推薦を受けたほか、自民の国会議員や県議らが支援に回ったが、党派色を出さず、ボランティアが軸になって奔走した藤井信吾さんに及ばなかった。美浦村長選も坂部さんは自公推薦を受けた一方、中島さんは「村民党」を掲げ、政党とは一線を画した。

 常総市長選では遠藤さんが連合茨城や農協など100を超える団体推薦を受けながらの敗北。後援会幹部は「これだけの組織でなぜ負けたのか分からない」と首をひねるばかりだった。

 自公共闘が期待した結果につながらなかった背景を、自民県連幹部は「組織や党に頼らない候補の当選は、宮崎県知事選で東国原英夫さんが当選した流れを受けたもの」とみる。

 ただ、「公明が自分たちの公認候補の応援を優先し、推薦候補の支援を二の次にしたため」(自民県議)との声も。これには、今回の市町議選で公認候補39人を全員当選させ、改めて組織力を見せつけた公明も「自民の方こそ腰を据えてやらなかった」(県本部)と反論している。

(2007年4月24日 読売新聞)

3211片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/24(火) 14:48:42
<北関東>群馬県

合併再起動
首長に推進派
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news001.htm

 統一地方選・後半戦は、桐生市長選と富士見村長選で、それぞれみどり市、前橋市との合併が争点となり、合併推進派が勝利を収めた。村議選でも合併推進派が過半数を占めた富士見村では23日、前橋市との間で合併に向けた動きがスタートし、桐生市では市議会の今後の動向が注目される。

 桐生市長選で、みどり市との合併推進を掲げた亀山豊文さん(56)が当選したことで、合併の是非を議決する立場の桐生市議会(定数31)も今後、対応を迫られることになる。

 市長選では、消極姿勢の現職に対し、新人4人はいずれも合併推進を掲げた。亀山さんは、23日、みどり市との合併について、「まずはマニフェストに掲げた広域調整室を早期に設置し、その後、合併に向けたスケジュールを立てていきたい」と述べ、合併に向けた取り組みを進めていく考えを改めて示した。

 しかし、市議選は、首長選の候補者と連動する形で合併への是非を明確にして戦った富士見村議選と比べると、立候補者の多くはあまり合併の是非については明確な訴えはしてなかったのが実情。

 今回は9人の新人が当選し、うち1人は「現在の状況は異常。一刻も早く合併するべきだ」と話すなど、早期合併を主張する意見が比較的多い。一方、現職からは、「競艇を抱えるみどり市との合併はより研究する必要がある」「反対ではないが、今すぐの合併は難しい」とする声が出ている。

 富士見村長選で合併推進を公約に初当選した福島節夫さん(57)が23日、選挙戦で応援を受けた高木政夫前橋市長を訪ね、今後、法定協議会を設置して合併協議を再開することで合意した。

 同日午後、市役所を訪れた福島さんは、「議会も賛成が11人(定数18)となり、民意がそのまま出た形となった。今までの経過があるので議会も(合併を)納得できるようにしたい」などと話した。これに対し、高木市長は、「住民の意思に基づいて合併をしていく必要がある。溝を埋める協力はしたい」と話した。

 具体的な合併協議については、これまでの長い論議経過を踏まえ、任意の協議会ではなく法定協の設置段階から再開する点で意見が一致。設置時期など詳細は未定だが、福島さんは「村議会に諮って準備を進めたい」と話した。

(2007年4月24日 読売新聞)

松浦高崎市長6選「実績評価された」 知事

 小寺知事は23日の定例記者会見で、6選を決めた松浦幸雄高崎市長について、「これまでの実績が評価された。県を代表する都市として発展する夢と実行力を持っている、安心して任せられるということではないか」と話し、多選批判に関しては、「その都度その都度、最適任の人を選ぶのが選挙。当選回数によって区別するのは合理的ではない」と、これまでの考えを改めて述べた。

 また、桐生市と富士見村の首長選で、ともに合併推進を訴えた候補が当選したことについては、「(現在の)市町村合併の形が、社会、経済、生活実態に合致していないという住民の意識が働いた」との見方を示した。

(2007年4月24日 読売新聞)

3212とはずがたり:2007/04/24(火) 15:31:45
<北関東>
>>3210
くぅ〜茨城町残念である。。
ただ取手とかで自公のきしみがみえるのは素晴らしいね。
美浦村は合併推進派はどことの合併を念頭に置いていたのであろうか・・?

>>3211
群馬は殆ど決まりかけてた前橋市と富士見村の合併が村議会の反対で流れたのであるが再び合併が進みそうで喜ばしい。
みどりと桐生の歪なねじれも早急に解消しなくては駄目であろうし良い傾向である。

3213片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/24(火) 18:23:40
<中国・四国>島根県

斐川町長当選から一夜 勝部さん合併推進明言
出雲市と 住民投票を示唆
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shimane/news001.htm

 斐川町長選から一夜明けた23日、初当選した勝部勝明さん(67)が記者会見を行い、「町民に向かって問う機会が出てくると思うが、私の気持ちとしては出雲圏域として一体化すべきと思う」として、出雲市との合併を推進していく意向を明言した。一方、出雲市の西尾理弘市長もこの日の記者会見で、同町長選の結果を歓迎した。

 勝部さんは県職員や町教育委員を歴任。2004年に住民団体「ひかわ政経研究会」を設立して財政面などで町政を批判し、合併賛成の立場で活動してきた。

 勝部さんはこの日朝、出雲市役所で西尾市長と面談。来年3月で期限切れとなる出雲市への消防業務の委託について、町長として初登庁する5月8日以降の早い時期に、2人で協議することで合意したという。

 この後、勝部さんは同町の自宅で記者会見。消防問題については、「町単独で消防業務を行うことは財政上困難」として出雲市への委託継続に期待した。合併に関しては、「住民投票で単独町制を選んだのは03年で、情勢が変われば単独にこだわらなくてもいいのではないか」とした。

 また、「今後、合併論議の際には、町民に公正な判断材料を提供しつつ、自分の意見を明確にして旗を振っていく」と明言した。

 「選挙戦で合併賛成の態度を明らかにしなかったのはなぜか」との質問に対しては、「合併か単独かは判断できないが、現町政には不満があるという人たちをまとめるため」と答えた。そして、「得票がすべて合併賛成とは受け取っていない」と述べ、再び住民投票を行う必要性を示した。

 勝部さんは町長就任後、消防問題について出雲市との協議を進めながら町議会の理解を求め、財政状況を町民に情報公開する方針。

 一方、西尾市長は市役所内で記者会見。消防問題では、「合併協議の入り口に立つ」との前提条件を改めて強調した上で、「斐川町民に安心してもらえるように頑張る」と同町との協議を進める姿勢を見せた。

 町長選で勝部さんを応援したことについては、「合併への意図なしに、出雲市長が勝部さんに激励電報を打つのか」として、合併実現を目指したものであることを明かした。さらに、「私の思いとメッセージを明らかにした上で勝部さんが当選したのは、斐川町民が合併へ理解を示しているということだ」と選挙結果を評価した。

(2007年4月24日 読売新聞)

3214片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/24(火) 20:56:09
<北関東>茨城県

選挙は合併に際してのいがみ合いを他県人にも見せてくれる。

市町村合併:水戸との合併に黄信号 茨城町長選、小林氏当選で慎重派に勢い /茨城
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/ibaraki/news/20070424ddlk08010094000c.html

 茨城町長選は、同町前収入役の小林宣夫氏(59)が、引退する佐藤順一町長の後継で前町議の高安能久氏(61)に約4000票差をつけて初当選した。水戸市との合併に慎重な姿勢の小林氏が、合併実現を強く訴えた高安氏を破り、町議らの間からは早くも「合併協議は白紙に戻った。12月8日予定の合併はなくなった」との声が上がる。

 小林氏は、合併反対の共産党を含め慎重派を中心とした15人前後の町議の支持を受けた。水戸市との合併に対し多くの町議が慎重姿勢に傾いたきっかけについて、ある町議は「水戸市議会が旧内原町の選挙区分離で強行採決をしたことが大きい」と指摘する。

 昨年8月に水戸市議会は、今回の市議選で編入合併した旧内原町と旧水戸市で選挙区を分離することを決定。これに茨城町議の多くが「水戸市議の勝手な都合」と不信感を募らせた。

 小林氏は23日、「いま合併しても制度面で住民にメリットはない。今後については町議会と相談し、水戸市側に町の意向を伝えたい」と話した。【土屋渓】

毎日新聞 2007年4月24日

3215片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/24(火) 21:27:04
<北関東>群馬県

競艇とはどういう存在なんだろう。

選挙:桐生市長選 亀山氏、大差の勝利 合併への具体像示し共感広げる /群馬
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/news/20070424ddlk10010232000c.html

 ◇競艇含め市民利益最優先に

 みどり市との合併の是非が争点となった桐生市長選は、亀山氏が大差で大沢善隆氏の4選を阻止した。勝因は徹底した組織選挙に加え「合併を実現できるのは私だけ」との主張が幅広く浸透したためと見られる。

 亀山陣営は告示後、支援企業から大量動員された運動員が戸別訪問を繰り返し、早期合併に着手するとした公約「マニフェスト」などを配付した。とりわけ「飛び地合併」の弊害を指摘し、さらに「既に石原条・みどり市長と話し合いを始めている」と訴えるなど、合併への具体像を示せたことが住民に共感を広げた。象徴的だったのは大沢氏の支持が強固と見られていたみどり市との結び付きの強い旧新里村と旧黒保根村でも亀山氏の得票が上回った点だ。

 一方、大沢氏はみどり市が競艇事業を存続している点を理由に「競艇がある限り、当面の合併は無理」とする主張を展開した。この主張が「桐生広域圏は一つ」という住民感情を逆なでする結果となったようだ。さらに長年続く笹川尭・元国務相との対立、政争に嫌気を感じている市民には「競艇を持ち出す論法が飽きられた」(陣営幹部)とも見られる。

 今後、亀山氏は合併への手順と道筋を提示する必要がある。また、競艇事業の取り扱いを含め市民利益を最優先に政策決定してほしい。【塚本英夫】

毎日新聞 2007年4月24日

3216とはずがたり:2007/04/24(火) 23:38:36
<九州・沖縄>福岡県

合併は嫌な事というコンセンサスが日本全国に広まってしまってるかなぁ。。

吉富町長選当選の今冨氏 合併、重ねて慎重姿勢 知事、豊前市「推進」を強調
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/fukuoka/20070423/20070423_003.shtml

 麻生渡福岡県知事による全国初の合併協議会設置の勧告に異を唱え、同県吉富町長選に初当選した元町議の今冨寿一郎氏(54)は、一夜明けた23日午前、合併問題について「町民と話し合って決める」とあらためて慎重な姿勢を強調した。記者会見で述べた。これに対し、麻生知事は同日、「合併していただきたい気持ちに変わりはない」と引き続き合併促進に努める考えを示した。

 今冨氏は選挙戦で「合併を急ぐ町長と町議が知事に勧告を出すよう頼んだ。町民に説明はない」と町政運営を批判、民意重視を訴えて町民の共感を得た。この日の会見でも「民意を反映しない合併の進め方に町民の反発が多かった」と勝因を分析。勧告を出した知事に対しては「町の行方は町で決めたい。知事も町民の意見をくみ取ってくれるでしょう」と語り、「今後、行政区ごとの懇話会や必要ならアンケートも行い、8月ごろまでには結論を出したい。それまで合併協の協議は進めない状態にしたい」と話した。

 一方、1日に同町と法定合併協議会を設置したばかりの豊前市には、合併容認の現職が敗れる結果に衝撃と困惑が広がった。釜井健介市長は取材に一切応じず、相本義親総務課長が「(吉富町の)新町長が合併をどう判断するか未知数だが、市は合併協議を予定通り進めていく方針。選挙結果については、他の自治体のことでありコメントを差し控えたい」と話すにとどまった。

 県は「財政的に町単独での行政運営は難しいと思っている」(地方課)として、合併協議を推進する方針。麻生知事は「(新町長が)合併問題にどう対応していこうとされているのか、よく見ながら話し合いをしていきたい」と述べた。

=2007/04/23付 西日本新聞夕刊=

2007年04月23日13時35分

3217とはずがたり:2007/04/24(火) 23:41:48
<東海>静岡県

■統一地方選挙後半戦 現職再選 (04月23日 06:08)
http://www.tv-sdt.co.jp/scripts/news/news3+.php?seq=12380

統一地方選挙の後半戦は22日開票され、富士宮、吉田、由比の市長・町長選挙はいずれも現職が再選を果たしました。富士宮市長選挙は、現職の小室直義さんが無投票阻止を掲げて立候補した新人の酒井松美さんを抑え、再選を果たしました。小室さんは、道半ばの財政再建をはじめ、マニフェストに掲げた公約に取り組むと語りました。一方、吉田町長選挙は、現職の田村典彦さんが元町議の相手候補に大差をつけ当選しました。田村さんは、本当の意味で新しい吉田町の社会を作っていきたいと語りました。吉田町では去年町長が祭りで祝儀を贈り辞職、また当時の議会議長が汚職で逮捕されるなど不祥事が相次ぎ、今後、町政への不信感の払拭が大きな課題といえます。由比町長選挙は静岡市との合併を掲げる現職・望月俊明さんが、反対派の新人小林雅子さんに大差をつけて再選を果たしました。望月さんは、2009年3月までに静岡市と合併できるようまい進していきたいと語りました。望月町長は、23日早速静岡市の小嶋市長を訪ねる予定です。

3218とはずがたり:2007/04/24(火) 23:45:28
<九州・沖縄>宮崎県

木城町なんて初めて知ったぞ・・俺が知らない市町村が未だ残ってたとは不覚。

合併是非、2町長選で勝敗分ける 統一地方選
2007年4月23日
http://www.the-miyanichi.co.jp/domestic/index.php?typekbn=1&amp;top_press_no=200704230101
 県内統一地方選を締めくくる3町長選、5市議選、12町村議選は22日、投開票された。合併が大きな焦点の2町長選は、推進派と慎重派が勝敗を分け合った。

 清武町は合併推進の新人鐙(あぶみ)和俊氏(55)が現職を破り初当選。南郷町は「自立が望ましいが住民の意思を問う」とした現職阪元勝久氏(64)が、新人の猛追を振り切った。木城町長選は現職田口晃史氏(68)が安定した戦いで新人を退けた。合併や定数削減による激戦を勝ち抜き、市町村議276人も出そろった。

 再選を目指す無所属現職に無所属新人が挑んだ3町長選は、1町で合併を争点に打ち出した新人が勝利。2町では自立志向の現職が住民の信任を得た。

 終盤まで激しい票の奪い合いが続いた清武町では、新人の鐙氏が現職の一ノ瀬良尚氏(61)をかわして初当選した。

 旧合併特例法下で進まなかった宮崎市との合併について鐙氏は「推進債などの財政措置を設ける新法期限内の合併実現」を強調、支持を広げた。

 一ノ瀬氏は「当面の自立」を主張。農村票や団体推薦を集める一方、現職批判の逆風も吹いた。

 南郷町では、現職の阪元氏が新人の市元英徳氏(62)を破り、再選を果たした。

 「自立が望ましい」との立場の阪元氏は、町内3漁協の推薦を受けて漁業関係者を中心に支持を固めたほか、農村部や商工関係者にも浸透した。

 一方、合併推進を前面に打ち出した市元氏は、現職への批判票も集めて迫ったものの、一歩及ばなかった。

 木城町では、現職の田口氏が1期目の実績や知名度を生かして、圧勝した。

 「合併に否定的ではないが時期尚早」と訴えた田口氏は、行財政改革の推進などを挙げて町民の支持を集めた。早期の合併を掲げた新人の鴨川義見氏(70)は、出遅れも響き伸びなかった。

3219とはずがたり:2007/04/24(火) 23:47:10
<首都圏>埼玉県

おお,素晴らしい。これを機会に東武動物公園駅を昔の杉戸駅戻してもええどw

野口氏「春日部と早く合併を」
現新4人の激戦制す 杉戸町長選
http://www.saitama-np.co.jp/news04/23/14p.html

 現新四人が立候補、激戦となった北葛飾郡杉戸町長選は、測量会社社長の野口勝久氏(65)が初当選を果たした。

 満面の笑みを浮かべて事務所に姿を現した野口氏は「勝たせていただきありがとうございます。この勝利は住民の勝利です。春日部と一日も早く合併し、住民サービスの向上に努めたい」と抱負を述べた。

 五選を目指した現職小川伊七氏(66)は、他陣営から「春日部市との合併を壊した」「ハコモノ優先で財政危機を招いた」「多選でしがらみがある」などと批判され、票が伸び悩んだ。

 前回に続いて挑戦の斉藤正雄氏(68)は「環境経営の手法を取り入れ十三億円を削減する」などの財政再建策を訴えたが、組織力で及ばなかった。

 唯一の女性候補の石井幸子氏(43)は「借金をしない均衡財政で一期中に財政再建する」などと訴えたが、出遅れが響いた。

「長期政権の声響く」
小川氏

時折声を詰まらせ、落選の弁を述べる小川氏(左)=22日午後10時半ごろ、北葛飾郡杉戸町本島の自宅

 「小川町長落選」の一報が杉戸町杉戸の選挙事務所に伝えられたのは午後十時半ごろ。早くから詰め掛けた大勢の支持者から「あーあ」と落胆の声とため息が漏れた。

 二〇〇四年九月、合併の枠組みをめぐって町内が二つに割れた。その影響で、前回の町長選で小川氏を支えてきた選挙母体も分裂。新人野口氏と分裂選挙になったことが大きく響いた。

 小川氏は杉戸町議二期を経て一九九一年四月、町長に初当選。現在、県町村会長、全国町村会常任理事を務めている。

 会見した小川氏は「十六年間町民の負託にこたえていたつもりだったが、結果として長期政権という声が町民の判断に影響を与えた」と敗戦の弁を述べた。

3220とはずがたり:2007/04/24(火) 23:48:55
<東北・北海道>岩手県

酒の呑み過ぎやでぇ。合併を控えたこの大事な時期に気ぃつけてや〜。

釜石市長、合併論議再開に意欲 大槌町長推進派当選受け
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/04/20070424t31016.htm

 岩手県の小沢和夫釜石市長は23日、隣接する同県大槌町との合併について、「もう1度、合併研究会を立ち上げたい」と述べ、合併論議再開に意欲を示した。

 22日投開票の大槌町長選で、釜石市との合併に前向きな主張をした新人加藤宏暉(こうき)氏(65)が初当選したことを受け、定例会見で記者の質問に答えた。

 釜石と大槌の合併をめぐっては、小沢市長が2003年10月、山崎三雄現町長に合併研究会設立を申し入れたが、町側が時期尚早などを理由に断り、実現しなかった。

 町長選で加藤氏は、当面の自立を掲げた山崎町政への疑問を訴え、1500票の大差で山崎氏を破った。小沢市長は「町長が変わるのでもう1度(町に)申し入れたい」と述べ、6月の市議会終了後にも準備を始める考えを示した。
 釜石と大槌は、県が昨年4月に示した合併構想で合併推進対象市町に挙げられている。

◎釜石市長入院へ/肝炎治療
 小沢和夫釜石市長は23日、アルコール性肝炎治療のため、25日ごろから10日間ほど岩手医大病院(盛岡市)に入院する予定であることを明らかにした。食事療法中心の治療を受けるという。小沢市長は15日告示の市長選で無投票で再選された。
2007年04月23日月曜日

3221とはずがたり:2007/04/24(火) 23:51:06
<九州・沖縄>宮崎県
>>3218

「宮崎、清武早期合併を」 鐙氏「年度内に法定協設置」 津村市長も町長選結果歓迎
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/miyazaki/20070424/20070424_001.shtml

清武町長選で初当選を決め、支持者らと万歳をして喜ぶ鐙和俊氏(中央)=22日夜、清武町
 県内の統一地方選後半戦となる3町長選、17市町村議選が22日に一斉に投開票され、終了した。宮崎市との合併問題が争点となった清武町長選は、合併推進派の新人が、慎重派の現職を大差で破って当選、住民は町の将来について「合併」を選択した。一方、「平成の大合併」後、初の選挙となった宮崎や延岡、小林などの市議選では、旧町村域出身候補が一定の議席を確保するなど健闘、存在感を見せた。

 清武町長選で圧勝した新人の鐙(あぶみ)和俊氏(55)は当選から一夜明けた23日、「本年度中に宮崎市との法定合併協議会(法定協)を設置したい」と1市1町の早期合併へ強い決意を示した。同町との合併を待望する津村重光・宮崎市長も「町民が合併を望まれた結果。早期合併を前向きに検討していく」と今回の選挙結果を歓迎しており、合併新法に基づく「第2期合併」へ向けて両市町の合併論議が急進展しそうだ。

 清武町は合併の是非を問う2004年の住民投票で「合併しない」が最多だったため自立を選択。宮崎市は06年1月に佐土原、田野、高岡の旧3町を編入合併した。

 一方で、宮崎市と清武町は、住民投票の前に設置していた法定協で全事務事業の調整が完了。同町の新議員13人も合併推進派が過半数のため、鐙氏は「(合併は)全員の同意をいただきたい」と期待を込める。津村市長も「議員の理解をいただき法定協が設置されれば協議はスムーズに進む」と自信をのぞかせる。

 ただ、合併特例法(旧法)下で国が7割負担していた「合併特例債」は、新法下では「合併推進債」となり、国負担は4割に減少。運用基準も厳しく、合併が遅れるほど交付税算定期間も短縮される。清武町内では「旧3町に比べ発展が遅れている」との議論も出ており、意見の集約化を急ぎ、同市との協議を再開することが早期合併の鍵を握るとみられる。

 2市町の合併は、県の合併構想の対象区域。県市町村合併支援室の坂本義広室長は「合併に向けた調整が図られるようにできる限りの支援をしていく」と話した。南郷、木城両町長選は、合併に慎重姿勢だった現職がともに再選を決めた。

■宮崎市議選は過去最低48.72%どまり 投票率 前回比軒並み減少

 統一地方選後半戦の投票率は、3町長選、延岡市を除く4市議選、10町村議選(前回無投票の三股町、諸塚村を除く)で軒並み前回より減少した。宮崎市議選は補選を除き過去最低の48.72%。第1ラウンドの県議選(8日投開票)も過去最低だったことから、有権者の政治への関心の薄さが浮き彫りとなった。主な選挙の投票率と、カッコ内は前回の投票率。

 【市議選】延岡市64.93%(64.51%)▽小林市70.13%(77.95%)▽日向市66.05%(72.26%)▽串間市81.34%(87.25%)

 【町長選】清武町62.31%(66.99%)▽南郷町77.93%(84.53%)▽木城町82.19%(88.50%)

=2007/04/24付 西日本新聞朝刊=

2007年04月24日22時05分

3222片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/25(水) 01:23:31
<近畿>奈良県

結局、上北山村は定数7のところ5名が無投票当選。合併でなんとかならないのか?

村議選、定数割れか/激しい選挙戦 今昔
2007年04月17日 朝日奈良
http://mytown.asahi.com/nara/news.php?k_id=30000000704170001

  ◆人口減・高齢化・・・なり手不足

 17日告示される県内七つの村議選のうち、吉野郡の一部の村で候補者数が定数を下回る恐れが出てきた。村議のなり手が少なくなった背景には、人口減少や高齢化に加え、議員報酬のカットなどで「うまみがなくなった」こともあるようだ。集落ごとに候補者を立て、ときには激しい選挙戦を繰り広げたのも昔話となりつつある。
 (神野武美、棟形祐水)

   ●再選挙の恐れ


「50日以内に再選挙か」。上北山村では、こんな言葉が住民の間でささやかれている。


 議員定数は前回より一つ削減されて7。だが、告示前日の16日になっても6人目の立候補予定者が現れない。同村の場合、2人の欠員が生じれば再選挙になる。


 今のところ唯一の新顔は、21年前に村へやってきた島根県出身の住職。「私は頼まれたことを断ったことがない。ここの村議選は親族選挙。もし私が村議になると、村に親類が全くいない人では初めてだと思う」


 村の選挙では従来から選挙カーは出ない。候補者は親類縁者をあいさつ回りする程度なのだ。


 立候補を勧めたのは、寺のある地区の区長だ。この地区では前回2人が出て、うち1人が当選。ところが、その現職が病気を理由に引退したため、区長は後継探しに奔走。前回落選した人は仕事の都合で大阪に引っ越してしまった。区長は「住職にお願いしようということになった。30、40代となると、人材はみんな公務員ばかり」と言う。


 引退する現職は「次の選挙までの4年のうちに(市町村)合併の話が出るだろう。それが意欲を失わせているのでは」と分析する。


   ●厳しい「条例」
 お隣の下北山村(定数8)は、新顔2人を含めて9人による選挙戦となる見込み。見通しが立ったのは最近で、先月末まで欠員の可能性もあった。なり手がいない理由に、ある条例の存在を挙げる人もいる。


 7年前、村長や村議の関係企業は村の公共事業を請け負えない、という内容の政治倫理条例が制定された。「実質的に経営に携わっている企業も契約(下請け含む)を辞退する」との厳しさで、「親族を社長に据えて」などの抜け道も許されない。


 とはいえ、議員一本で生計を立てるのは難しい。04年度まで月20万円あった議員の給与は18万、16万円と段階的に引き下げられた。税金や共済年金を払うと手取り約13万円。政務調査費はゼロだ。


 今回立候補する建設業の新顔の男性は、当選すれば競争相手が多くても県発注の工事で頑張るしかないという。「議員になったら、当然、倫理条例の緩和を目指します」と語る。


 ●少ない給与…


 黒滝村(同7)では、候補者がなくなりそうな地区が二つ。現職は立候補せず、新顔もいない。住民の一人は言う。「2回前の選挙ぐらいまでは、候補者がいないとなれば区長さんが一生懸命探したものだが、今は誰か立つ者がいれば応援するよ、というくらい」


 ある現職は、今期限りで引退して新顔にバトンタッチする予定だったが、断られ続け、結局自分が出ることを決めた。


 断られた理由は、(1)財政難の村では何もできない(2)月17万円の議員給与では、別の仕事をしなければ生計を立てられない(3)狭い村では、血縁や地縁がものを言うため、思い切った政策を打ち出せない・・など。


 一方、9人が立候補を予定する川上村(同8)。新顔3人のうち2人は元サラリーマンだ。そのうちの一人は「村に活気が失われるから」と初挑戦を決めた。

3223とはずがたり:2007/04/25(水) 12:19:21
>>3222
> 7年前、村長や村議の関係企業は村の公共事業を請け負えない、という内容の政治倫理条例が制定された。「実質的に経営に携わっている企業も契約(下請け含む)を辞退する」との厳しさで、「親族を社長に据えて」などの抜け道も許されない。
これ国会議員や県会議員でもやるべきだね。秘書の関連企業なんかも含めてさ。自民党議員がなり手無くなって絶滅するぞw

3224やおよろず:2007/04/25(水) 12:30:30
>>3223

 小規模な自治体だからこそ出来たともいえるのではないでしょうか?

 国レベル.県レベルでは、無理っぽいですけどね。

3225片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/25(水) 12:42:36
まぁ、とはずがたりさん一流の吹っかけだから・・・
それにしても、こういう山の中ってどういう実情なんだろう。
私は平野出身ということもあり、想像できないわ。

3226とはずがたり:2007/04/25(水) 12:56:28
ご理解感謝っす〜m(_\)m>吹っかけ
そもそも民主党にも建設関連の議員は少なからずいますしね。

それにしても中山間地の疲弊は予想以上なのかも知れませんねぇ〜。
漫然とカネを分配されてだらだら過疎してきた地域が今危機に瀕していて,そこから何か生み出せるかどうかがいま試されているのあって現状は非常に好ましい状況であると個人的には思います。生み出せなかった地域は合併でしょう。

3227やおよろず:2007/04/25(水) 13:21:15

>>小規模な自治体だからこそ出来たともいえるのではないでしょうか?

 >生み出せなかった地域は合併でしょう。

 やお三流の吹っかけが、またもや、軽くいなされた感じです。

>漫然とカネを分配されてだらだら過疎してきた地域

 漫然と利権が存在することに胡坐を書いてきた地域だけが栄えるのはどんなもんかと思いますけど

  ①利権の分散→地方自治体の再編成
  ②地方自治体の再編成→利権の分散

 ①やお、②とは氏と、この違いなのかもしれませんが、
 確かに、典型的な市町村会議員の顔ぶれを見ると、②に説得力があるような気もします。
 ②によると、議員の量は減りますから。
 ①により、議員の質の改善を待つというのは、かなり、理想主義的かもしれません。
 ②は西洋医術、①は漢方薬、こんな感じなのかも

 また、互いに、効率化を追求しながら

 ①管理可能性の向上による効率化
 ②規模の経済による効率化

 重心が異なっているのかお知れません。
 どちらを重視するべきかは、事業ごとに異なるような気もします。

3228とはずがたり:2007/04/25(水) 15:09:48
>>3227
確かにやおよろず氏のご指摘の通り折角合併で自治体をでかくしても金太郎飴みたいに似たようなしかも小回りの利かない自治体ばかりという悲劇が起こらんとも限らない訳です。。

俺がこのスレで合併促進!と5流の煽りを繰り返しているのは,今俺の中での優先順位としては自民党を下野に追い込むことがあるので(自民党政権下ではどうせ土建自治体しか出てこないとの思いもあります),この際そういう小さい自治体の自治上のメリットには目をつぶっておよそ自民党代議士の手足となって利権漁りしかしない多くの市町村議員どもを減らせるし地域の中心市の県議会の定数が増えれば(現在はもとはその郡に属していて市制施行とともに離脱した中心市の定数が1で自民党が独占,周辺の郡部は複数だけど田舎なので自民が独占状態で結局自民が県議会でも圧倒的多数)非自民の県議も増やせるという極めて近視眼的な見通しで云ってる訳です。
更にはハコモノ行政の日本ですので,中央の予算が付くとなると似たようななんとかホールを横並びで町毎につくり重複するけど同様に横並びで必要な施設も整備されてないみたいな馬鹿馬鹿しいことは発生せずに済むというのはありましょう。この辺も基盤を強化すれば独自の企画力の受け皿に成りましょうが日本の中央集権的な予算配分メカニズムが直らない限り直ぐには直らんでしょうね。

そういう意味で,本来の本当の地域住民の自治を担う分権的な地方自治体ってのは非常に重要であろうしそれを実現するには管理コストを考えると小さい方がなにかと良いとは思います。
合併を選択しなかった自治体,した自治体の双方がありますし,今後10年更には50年100年と地域がどんな感じで発展してゆくのか大分の参院選ではないですけどやってみないと判らない部分もありそうですね。
大きめの合併をした自治体の中に素晴らしい施策を実現し効率的に住民の福祉を向上させた地方都市が出てくる事を期待するものであります。

3229とはずがたり:2007/04/25(水) 16:25:10
<首都圏>神奈川県

中枢性が足りないなんて事も云われるが川崎だって政令指定都市に指定されてるんだからね。

’07統一選 元合併慎重派が健闘 相模原市議選の旧津久井4町
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20070425/CK2007042502011450.html
2007年4月25日

 二十二日投開票された相模原市議選のうち旧津久井郡四町の選挙区で、もともと合併に慎重だった立候補者の健闘が目立った。旧四町に割り振られた計六議席を元合併推進派と元合併慎重派が三人ずつ分け合ったが、勢いでは元慎重派が上回った。合併に伴う市街地と旧郡部の地域格差に対する不満や不安が背景にあったとみられる。 (井上靖史)

 先月に合併したばかりの旧城山町の選挙区(城山選挙区)では、慎重派だった元町長の小林正明氏(59)が、二議席を六人が争う混戦を圧倒的な票差で制してトップ当選。もう一議席は、合併のけん引役だった前町長の八木大二郎氏(43)が獲得したが、“元町長同士の対決”としては、小林氏に軍配があがった。

 小林氏は町長時代に、一市三町の法定合併協議会を離脱するなど慎重姿勢を貫いたため、リコール(解職請求)で失職させられるという苦い経験もしたが、「リコールは町民が判断したことで、恥だとは思っていない。むしろ城山のような小さい町だからこそ民意が直接反映された象徴的な出来事だった」と話す。

 市議選について「選挙戦は三年前の町長選の時以上の盛り上がりがあった」と振り返りつつ、「合併による影響もちらほら出始めており、がんばらなきゃいけないという気持ち。城山の良い部分を残していくことと政治と金の追及に全力を尽くしたい」と抱負を話す。

 一方の八木氏は「合併のしこりを指摘する声もあるが、大事なのは城山を埋没させずに旧市域との格差の解消に努めること。やろうとしていることは二人とも同じ」と口元を引き締める。

 同じく合併したばかりの旧藤野町の選挙区は一議席を五人が争い、元慎重派の野元好美氏(44)が元推進派を抑えて当選。「この地域でどうしたら生き生き暮らしていけるかをテーマに活動してきたことが支持された。芸術の街や教育特区など藤野の良さを、まずは七十万市民に発信したい」と野元氏。

 昨年三月に先行合併した旧津久井町の選挙区では二議席を五人が争い、現職で元推進派の小野沢耕一氏(62)と、新人ながら元慎重派の栗原大氏(58)が、ともに他を引き離して当選。栗原氏は「住民の大きな期待を感じている。中央と地方のなすべき施策の違いを訴え、津久井の住民の生活利便を確保したい」と市会に臨む意気込みを話す。

 このほか旧相模湖町の選挙区は、現職で元推進派の大神田日本氏(68)が、元慎重派との一騎打ちを制している。

3230とはずがたり:2007/04/25(水) 17:08:04
<北関東>群馬県

吉井町は残念だなぁ。高崎市との繋がりがぐんぐん強まってると思うんだけど。

’07統一地方選 開票分析 合併第2幕の予感も
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20070424/CK2007042402011155.html
2007年4月24日

 二十二日に投開票された統一地方選後半戦の市町村選挙は、桐生市長選で飛び地合併解消を訴えた新人の亀山豊文氏が圧勝。富士見村長選でも、前橋市との早期合併を公約した新人の福島節夫氏が合併慎重派の現職に競り勝つなど「平成の大合併」の第二幕を予感させる動きが目立った。一方で、高崎市との合併が争点だった吉井町議選では、合併推進派の議席数が過半数に達せず、当面の自立路線継続が有力となった。地域の選択を分けた有権者の判断とは−。 (藤原哲也)
桐生市『飛び地解消』選択 富士見村『前橋と早期協議へ』

 約一万五千票差−。大沢善隆市長の評価が最大の争点だった桐生市長選では、亀山氏が大沢氏に大差をつけた。早くから後援会を立ち上げ、大沢氏の優勢が伝えられた合併相手の旧新里・黒保根地区だけでも約二千七百票差。飛び地合併への批判が陣営の予想以上だったことがうかがえる。

 大沢氏は四年前の選挙で太田市との合併を公約したが、競艇事業の補償問題を理由に撤回。その政治手法が最終的に命取りとなった。敗戦の弁で大沢氏は「競艇が桐生に再び入るのは非常に心配。競艇と合併の話をもっと早期に説明しておけば…」と悔やんだが、市民は競艇問題を棚上げしてでも、地域の正常化を最優先に「飛び地解消」を選択したともいえる。

 村長選と村議選の両方で「合併推進」を選択した富士見村でも、星野好孝村長の政治手法に対する批判が投票行動に表れた。前回選挙より投票率は1ポイント強、下落したが、75%台の高さを維持。福島氏が獲得した七千四百二十八票は、村議選で共闘した十二人の総得票数より約二百票多い。合併慎重派の村議候補に投票した人の中にも、村長選で福島氏に投票した人がいることを示している。

 当選直後、福島氏は「村が二分していては地域づくりはできない。この溝を合併前に埋めて村民が一つになるように頑張る」と融和を訴えることも忘れなかった。
吉井町 強まる自立路線

 吉井町議選(定数一六)では、前半戦の県議選で高崎市との合併推進を訴えた候補者が当選したこともあり、合併推進派の躍進も期待されたが、ふたを開ければ当選者は七人にとどまった。町関係者の一人は「町議選は政策よりも地域や人で選ぶ選挙。前回より投票率は2ポイント近く下がったが、やはり、こうした傾向が出ている」と解説する。

 合併問題を抱える各地域で示された民意。首長や議員は今回の選挙結果にとらわれず、今後も真摯(しんし)に問題に取り組む姿勢が求められている。

平均投票率は最低を更新 市町村長・議員選

 統一地方選の市町村長選(二市四町村)、市町村議選(八市十二町村)の平均投票率は、ともに前回を下回り、過去最低となった。

 県選挙管理委員会のまとめによると、平均投票率は、市町村長選が64・47%で前回比2・83ポイント減。市町村議選は67・36%で同1・82ポイント減となり、選挙への関心の低下が浮き彫りになった。

 市町村長選では、候補者五人の激戦となった桐生市長選が投票率69・98%で、前回比3・46ポイントダウン。新人同士の一騎打ちとなった吉岡町では同4・13ポイントも下回り、68・74%に。前橋市との合併が争点となった富士見村長選は75・43%で、同1・44ポイント低下した。

 市議選は、合併による在任特例期間が切れ、定数が大幅減になったことから各市で激戦に突入したが、太田、沼田、みどりの三市を除いて投票率が低下。合併の是非が問われた富士見村議選、吉井町議選でも前回を下回った。(以下略)

3231やお@外出中:2007/04/26(木) 16:10:59
>>3228

小沢一郎が泣いて喜ぶ発想ですね。
小沢一郎の既存の都道府県・市町村の解体、300市創出構想も、とは氏と同じ発想なのかもしれません。

とは氏が、反自民の鬼であることが、よくわかりました。

3232とはずがたり:2007/04/26(木) 19:51:28

ナヌそんなものがあったのか!?俺の所にはそんなもののお誘いは来てないぞ>静岡県人会

新会長に静岡県人会長選出
京都ふるさとの集い連合会が総会
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2007042600133&amp;genre=K1&amp;area=K1B

 京都にある各県人会組織でつくる「京都ふるさとの集い連合会」の本年度の総会が26日、京都市上京区のホテルで開かれた。役員改選を行い、新会長に杉山修・静岡県人会長を選んだ=写真。

 同連合会は36県人会約8000人が加盟し、鴨川の清掃をしたり、全国都道府県対抗女子駅伝などを支援する活動を続けている。総会には、各県人会の役員ら約80人が出席した。
 本年度の事業計画案などを承認した後、新役員が紹介された。杉山新会長は「県人会の活性化は、京都と古里のきずなを強くする。お役に立てるよう誠心誠意努力したい」とあいさつした。

3233とはずがたり:2007/04/27(金) 13:16:42
<東北・北海道>宮城県

宮城県議選 大合併の余波(下)冷めた熱気(柴田、遠田)/“破談”が論戦に影響
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/6154

柴田には角田市と併せた,小牛田(美里なんてきもい地名は使わんぞ)には大崎との合併構想があるがいずれも低調とのこと。

3234とはずがたり:2007/04/27(金) 14:26:17
<東北・北海道>青森県

大間の性根の小ささにはがっかりであるが矢鱈自民党好きの青森人だでなんとでもなっちょくれ。。(そんな中での八戸の田名部先生とのその同志の孤軍奮闘ぶりには本当に頭が下がるが。)

むつ市との合併模索 佐井村長が市長に打診
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/04/20070427t21004.htm

 青森県むつ市の杉山粛市長は26日の定例記者会見で、同県佐井村の太田健一村長から「むつ市との合併で動きたい」との個人的意向を伝えられたことを明らかにした。

 太田村長には、25日に会議で同席した際に伝えられた。杉山市長は理解を示しつつ、「正式な申し入れがあれば受けるが、村議会の結論には時間が掛かる。まだ雲をつかむような話」と述べた。
 一方、太田村長は取材に対し、22日の風間浦村長選で、大間町を含めた3町村合併を主張した新人候補が敗北した事実を挙げ、「もはや合併はむつ市しかない。その際はよろしくと伝えた。あくまで議会での議論を踏まえてのことになる」と話した。

 合併をめぐっては風間浦村の横浜力村長も同市への編入を目指しているが、両村とも過去に同市との合併協議から離脱した経緯があり、議会などでの曲折が予想される。
2007年04月26日木曜日

3235やおよろず:2007/04/27(金) 15:59:36
>>3233

 歴史的には、角田>>柴田
 現在の勢力、柴田>>角田 なので、無理もないかと。

>>小牛田(美里なんてきもい地名は使わんぞ)

 国鉄時代は、特急も停車した「小牛田駅」
 地名を粗末にすると、バチが当たります。
 学校に上がる前、よく、婆さんに電車に乗って連れてってもらったもんです。
 駅前も駅構内も活気があって、ホームでは弁当売りが声を上げてましたなあ。
 新幹線開業の前後の話です。

 小牛田などの遠田郡も学区的には、「大崎」なんですよね。
 古川は「古川」の地名が消滅する事に猛反発して、合併反対が多数派でありましたが、「美里」町民にそんな意識はないでしょうね。
 小牛田は中曽根民営化によって様々な機関の支社・出張所が統合・廃止されたので、そういう点から、周辺になることの不利益に敏感なのかもしれません。

3236とはずがたり@鉄道マニアの片鱗を見せつつレス:2007/04/27(金) 16:39:55
>>3235
柴田は東北本線が白石経由になって更に宮城県の県南の庁舎が大河原などに集積して発展しましたねぇ。
角田は東北本線の増設線が遅れて第三セクターのあぶくま急行として開通した時には時既に遅し,出遅れは決定的に,でしょうか。
昭和43年10月のダイヤ改正で東北本線が全線複線電化された時に福島〜岩沼間は従来線の複線化ではなく改良線区として計画されてた丸森線の建設で対応すれば違ったかも知れませんが今になっては妄想も良い所ですね。

小牛田には特急は停まらず急行が止まってた印象ですがどうでしたっけ?勿論陸前古川や石巻方面への分岐駅として重要な駅であったことに間違いは無いですけど。
小牛田そのものは小さな町な印象だったんですけどお婆さんに連れて行って貰う目的地に成りうる程の大きめの町だったんですね。合併で涌谷には逃げられるは美里と云う名前にして小牛田が消えてしまうわどうも元気がないのはそういったせいですか。

こうやってみると鉄道ってのは町の発展に決定的に効いてくるので佐賀県の鹿島市が反対するのは非常に正しい選択ですな。あんなものは全地元の賛成がないと造らないなんてハードル決めちゃった方が可怪しくて反対が出ても大局的に造った方が良いなら造らねばならないし不要なら止めれば良いのである。

3237やおよろず:2007/04/27(金) 17:44:27
 http://jreastjapan.fc2web.com/RikuutoLine/kogota.html

 一応、停車していたんです。
 「思いで列車」では、とばされたみたいですけど。
 瀬峰(旧仙北鉄道)・石越(旧栗原電鉄)が、急行停車ランクですね

 
 角田は国道4号線からも離れてますからね。
 仰るとおり、出先機関の所在地として保持してきた優位性が失われたという感じですね。
 常磐線経由を東北線経由にするため、鉄道を新設するというのは、今では考えられないですね。
 
 >こうやってみると鉄道ってのは町の発展に決定的に効いてくるので
 >佐賀県の鹿島市が反対するのは非常に正しい選択ですな。
 >あんなものは全地元の賛成がないと造らないなんてハードル決めちゃった方が可怪しくて
 >反対が出ても大局的に造った方が良いなら造らねばならないし不要なら止めれば良いのである。

 群馬の水上あたりと同じ感じですかね?

 長崎新幹線の場合、建設の意義に乏しいような気がしますけどどうなんでしょうね?

3238とはずがたり:2007/04/28(土) 22:12:06
<近畿>奈良県

取り敢えず西和市構想は名前が悪かった。斑鳩市or法隆寺市にして斑鳩町の人心を誘おう。王寺には当然市役所を置くから合併後の全国の現状を見た王寺町民が反対する理由もない筈w

「行き詰まり」「タブー」「福祉が先」
http://mytown.asahi.com/nara/news.php?k_id=30000000704220002
2007年04月22日
◆触れたいけど…「市町村合併」触れられない…
◎07統一地方選◎
 現在の39市町村を11市に統合する合併構想を県が発表して、1年余りがたつ。今回の統一地方選で選ばれる首長、議員は新たな合併論議の担い手になるはずだが、合併問題は目立った争点にはなっていない。「ノー」を示した住民投票の結果などが影響しているようだ。
 (八田智代)
 3町村長選が17日に告示された。03年の前回、合併問題が争点になった下北山村、候補者が「合併推進」をうたった曽爾村の両村長選は、ともに無投票となった。
 唯一、選挙戦となった河合町長選には現職と新顔の2人が立候補したが、どちらも合併の是非を公約に明記しなかった。
 現職候補の岡井康徳氏(57)は03年から05年まで存在した西和7町の合併協議会の会長。「財政再建や住民サービスの向上のために必要」と、従来は合併推進の立場だ。
 だが、「公約に書くかどうか悩んだ。合併は相手があることだから、4年の任期中に実現できるとは限らない」。合併の話題は演説で触れるだけにした。王寺、斑鳩町の住民投票の結果を受けて協議会を解散した苦い経験が、今も響いている。
 新顔の馬場隆雄氏(57)は共産党公認。同党は「(県による)合併の押しつけは反対」との立場だが、馬場氏は「合併は住民の意思で決めることで争点ではない」と話す。「それに、合併はいったん無くなった話。福祉や財政のほうが大切な問題だ」と言う。
 同党の沢田博・県委員長は「県の示した11市に再編できるとはだれも思っていない。行き詰まり感が争点にならない理由だ」と説明する。
 住民投票で8割近くが合併に反対した斑鳩町のある町議選候補は、「本当は合併推進だが、多くの住民がノーを示している。触れるのはタブーのようだ」ともらした。
   ◇   ◇
 財政面での特典を呼び水にした旧合併特例法の期限だった05年3月に向け、県内では合併をめぐる動きが一時、活発化した。葛城市と宇陀市が誕生し、奈良市と五條市が周辺の村を編入した。
 一方、合併の是非を問う住民投票は山添村、大淀町、下北山村、平群町、斑鳩町、王寺町、大宇陀町(現宇陀市)で実施され、平群、大宇陀の両町以外では「反対」が過半数を占めた。
 意見が折り合わず合併協議会が解散したり、一部の参加自治体が離脱したりして、「破談」になったケースも少なくない。
 その後、06年3月に県が合併の組み合わせを示した。しかし、新しく協議会をつくって議論をしようという気配はないまま、今回の統一地方選を迎えた。
   ◇   ◇
 県の市町村課の担当者は「新知事が就任する5月以降でないと、合併論議は進まないだろう」との見方を示す。だが、8日に投開票された知事選でも、候補者が合併の話題に触れることはほとんどなかった。

 知事選に共産党推薦で立候補し、落選した西ふみ子氏(71)は「合併の押しつけに反対。小さくても自立してがんばる町村を応援」と公約に盛り込んだが、福祉施策の訴えのかげにかすんだ。

 新知事に決まった自民、公明推薦の荒井正吾氏(62)も「さらなる合併に向けて市町村との対話に努める」と、公約集の最後のページに記すにとどめた。知事就任後にも合併問題について明言をさけている。

3239とはずがたり:2007/04/28(土) 22:24:56
>>3237
レスどうもっす。昔の特急は今のちゃらちゃらした特急と違って本気で走ってたので基本的に停車駅が非常に少なく最速のはつかり等は上野・宇都宮・郡山・福島・仙台・北上・盛岡・八戸・青森の停車駅の奴ががんがん走ってた印象なんです。筑波に持って来る心算で生駒に置きっぱなしになってる古い時刻表でもまた引っ張り出して確認してみます。

>長崎新幹線の場合、建設の意義に乏しいような気がします
俺もあんまり要らないのかもと云う思いも強いです。
ただし大阪⇔佐賀・長崎の対飛行機競争力を高め(JR西の経営にプラスになり)ますので,自由な競争が我々消費者のプラスになるという前提で,長距離旅客運輸の公正な競争の観点からは広島県広島空港の在来線の乗り入れ(JR西が嫌がって潰した)と同様必要かもと思います。
この辺は俺が鉄道マニアなんで点が甘いのは十分承知なんですけど。

3240やおよろず@旅情編:2007/04/28(土) 23:19:08
>>ただし大阪⇔佐賀・長崎の対飛行機競争力を高め(JR西の経営にプラスになり)ますので,
>>自由な競争が我々消費者のプラスになるという前提で,
>>長距離旅客運輸の公正な競争の観点からは広島県広島空港の在来線の乗り入れ(JR西が嫌がって潰した)と同様必要かもと思います

 「空の渋滞」解消にもなるんですかね。

>>この辺は俺が鉄道マニアなんで点が甘いのは十分承知なんですけど。

 こっちは、風情だけで市電を復活させろとか言ってるクチなんで、その辺に関しては突っ込みようがありません

3241やお@石原よ保守を名乗るなら地下鉄のデジタル表記をやめろ:2007/04/28(土) 23:42:03
>>3239

>>最速のはつかり等は上野・宇都宮・郡山・福島・仙台・北上・盛岡・八戸・青森の停車駅の奴ががんがん走ってた印象なんです

 新幹線の八戸開業時に、新幹線の名称として、または、接続特急の名称として「はつかり」を使うべきか否かの論争が、
 ジェーアール当局のあずかり知らぬ、鉄オタ内で繰り広げられていたみたいですね。

 特定の路線を走る特定の列車に愛称をつけ、その愛称に愛着を示し論争の的になる。
 地名もそうですが、名前は大事ですよ。

 「擬人化し愛着を持つ」これが、真の保守思想だと思いますが、全くのスレ違い

3242とは@そもそも東京メトロって何だよ,営団まんせー:2007/04/29(日) 03:06:29
俺にとっての「白鳥」は大阪〜青森の特急です。八戸〜函館の列車はやはり「はつかり」こそふさわしいと思われました。

>「擬人化し愛着を持つ」これが、真の保守思想
イデオロギーよりおまんまをしっかり食える事を(場合によっては力に頼ってでも)優先させるのが真の保守主義だと個人的には思いますねぇ。

3243やおよろず@スレ違い上等:2007/04/29(日) 03:35:54
>>3242

>>俺にとっての「白鳥」は大阪〜青森の特急です。

 時刻表見ながら、「大阪をこの時間に出発して、青森に着くのはこんなじかんかよ」とか思ってました。
 時とともに移り行く日本海を見ながら、何をするでもなく、列車に揺られる
 こういう旅もいいもんです

>>八戸〜函館の列車はやはり「はつかり」こそふさわしいと思われました。

 論者によっては、東京〜青森を結んだ名門「はつかり」を八戸〜函館に使うことはまかりならんということらしいです。
 じゃあ、盛岡〜函館はいいのかって話ですが。
 八戸行き新幹線は「はつかり」だろ?って意見もありました。

>>イデオロギーよりおまんまをしっかり食える事を(場合によっては力に頼ってでも)優先させるのが真の保守主義だと個人的には思いますねぇ。

 高カロリーな食事でもって肥満化しダイエットに励む、アメリカみたいな真似はアホらしいかなと思います。
 また、古代の王様のように、食べてはいて又食べるようなのもどうかと思います。
 当然、生存を前提にした次段階のものです。
 

 ガダルカナルを強いるのは、保守でも革新でもなかろうと思います。
 とりあえず、生存するというのは、思想問題とは又別のものではないでしょうか?

3244とは@帰宅:2007/04/29(日) 04:03:35
北へ渡る雁の名を冠したはつかりは単なる上野青森間の特急と云うより東北本線筋の北海道連絡特急に相応しい名前であると考えますねぇ。今やったらまさに八戸函館が相応しいのでわ?
保守に関してもレスつけたいとこですが携帯からでは何かと不便で纏まらないのでまた後日。

3245とはずがたり:2007/04/30(月) 00:18:48
<東北・北海道>宮城県

とっととあげちまおう!

合併仕切り直し本格化 来月1日、推進本部設置 本吉町
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/04/20070429t11022.htm

 宮城県気仙沼市との合併をあらためて目指す本吉町は、庁内組織「町合併推進本部」を設置し、5月1日に最初の本部会議を開く。旧気仙沼市と唐桑町の合併で昨年4月に誕生した新気仙沼市の枠組みから離脱したが、新合併特例法の期限(2009年度末)内の合併を視野に、仕切り直しの準備を進める。

 推進本部は森琢男町長を本部長に、町の特別職、全管理職の計44人で構成。新合併特例法に関する研究などに着手する。

 下部組織として課長以上でつくる幹事会も設置し、合併に関する重要案件を取り扱う。行政区振興会長らを交えた合併推進町民会議や地域振興会単位の住民懇談会も必要に応じて開催する。

 5月中には気仙沼市の菅原務副市長と本吉町の米倉義法副町長らが協議する場を設ける方針。合併に向けた準備会の設立や今後の協議の方向性などについて話し合う。

 森町長は「町や町民のためになるよう、町の将来を見据えた合併を目指していきたい」と話している。

 本吉町は議会の反対で2005年2月、旧気仙沼市、旧唐桑町との合併協議から離脱。その後、合併推進を公約に掲げた森町長が当選した。町民団体からの解散請求(リコール)が成立し、それに伴い改選された議会も合併推進派が多数となり、合併調査特別委員会を設置した。

 県は新たな市町村合併推進方針の中で、気仙沼市と本吉町の合併について、本年度中に法定協議会を設置することを目指し、積極的な支援を行うとしている。
2007年04月29日日曜日

<11年予想w>
気仙・本吉 定数3
当 11,000内海 太63民主現6 党県選対委長
当 11,000畠山 和純64自民現5 (元)党県政調会長
当 8,000村上 進55社民新1 衆院議員秘書
□ ?,???高橋 長偉70自民現(5)(元)党県幹事長
<07年結果>
気仙沼 定数2−候補3
当11,011内海 太59民主現5党県選対委長
当10,914畠山 和純60自民現4(元)党県政調会長
□7,198村上 進51社民新 衆院議員秘書
本吉 定数1<南三陸町・本吉町>
氏名年齢党派新旧当選回数代表的肩書
○高橋 長偉66自民現5(元)党県幹事長
<03年結果>
◇気仙沼・唐桑 定数2−候補3 (選管確定)
当13,743畠山 和純56現③自民党県副幹事長自由民主党・県民会議
当11,399内海 太55現④民主党県幹事長民主フォーラム
□7,185村上 進47新社民党支部幹事長
◇本吉(定数1) →志津川町・本吉町・歌津町・津山町
[当]高橋 長偉62現④自民自由民主党・県民会議

3246とはずがたり:2007/04/30(月) 15:24:15
<近畿>大阪府

なんと!
既に南河内郡の府議選の選挙区は富田林と統合されてるんだけど。。富田林とはしこりが残ったしそもそも合併に消極的であかんし,河内長野との合併を選択か。さて河内長野の意向はどうなんでしょ?
人口7千人未満の様で河内長野と統合して定数は2には増えないだろうけどしな。
この辺の自民党の強さは4年前の埼玉と云った感じか。次回以降に大いに期待。

河内長野市 定数1−無投票
○西野 修平34自民現2市遺族会顧問=主権おおさか所属から自民入り

富田林市・南河内郡 定数2−候補3
当23,025吉村 善美42無所属現2医療法人役員=富田林市民クラブ所属
当18,199鈴木 憲38自民新1社福法人役員
□9,685梶本 環58共産新 党市委員

2市1郡でいっそ南河内市を目指して貰いたくもあるが。

其れは兎も角歴史の薫りある千早赤阪の名前が自治体名から消えるのはちょいと惜しいね。河内長野に編入する代わりに千早赤阪市とかにはできへん??物凄い山の中っぽくて地価下がりそうでだめか?w
田舎っぽい名前の富田林よりは千早赤阪の方が良いような気がするから富田林に編入で千早赤阪市でどやw

大阪唯一の村消滅? 楠公ゆかりの千早赤阪が合併協議へ
2007年4月30日(月)09:07
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/K2007042900371.html?fr=rk

 「太平記」に登場する武将、楠木正成ゆかりの史跡が点在する大阪府内唯一の村、千早赤阪村が、5月にも西隣の同府河内長野市に対し、編入方式での合併協議会の設置を申し入れる。地方交付税の大幅削減などで、単独での財政運営が困難となり、松本昌親村長らが合併は不可避と判断した。住民説明会では、すでにほぼ半数の地区の同意を得ており、合併協議が成立すれば、早ければ来年4月にも村の名が消えることになる。

 大阪・奈良府県境の山間部にある千早赤阪村は、過疎化が進み、人口は20年前の約7700人から約6600人まで減少した。歳入の約4割を占める交付税が、00年度の約15億円から07年度には約9億5000万円まで減り、財政事情が悪化していた。

 同村は02年、富田林市、太子、河南両町と合併協議会を設置、償還が有利な合併特例債の発行が認められた当時の合併特例法の期限(05年3月)内の合併をめざしたが、対等合併か編入合併かなどで意見が対立し、協議会を解散した。

 今度は河内長野市への編入合併を目指し、19日から住民説明会を始めた。5月13日までに村内12地区で計15回を予定している。これまでに開いた7地区は村の方針に理解を示しており、最終的に「合併やむなし」との意見が大勢を占めるとみられる。

 村は村議会への報告などを経て、5月下旬にも河内長野市に協議会設置を申し入れる方針だ。それを受け同市は、年内にも市議会に協議会設置案を提出すると見られる。

 松本村長は「交付税が今より多く、村の将来をあれこれ描いていた前回とは状況が違う。このままでは来年度予算が組めず、編入合併しか道はないと思う」と話している。

 千早赤阪村は楠木正成の生誕地とされ、正成が鎌倉幕府軍に対してゲリラ戦を挑み、幕府滅亡のきっかけとなった千早城や赤坂城の跡がある。

3247とはずがたり:2007/04/30(月) 15:26:18
<近畿>大阪府
>>3246-3247

あんまり財政再建団体落ちを強調すると河内長野に忌避感が出てくるから良くないいお・・

大阪唯一の村「千早赤阪」消える…河内長野に編入検討
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20070430p201.htm

 大阪府内の唯一の村・千早赤阪村が、隣接の河内長野市に吸収される「編入合併」を検討していることがわかった。北海道夕張市の財政再建団体転落を踏まえて「人口減で第2の夕張になりかねない」と今年度中の実現を目指す。既に河内長野市に打診、同市も「検討する」とし、村民への説明会も始まっている。編入後は河内長野市となる見通しで、南北朝期の武将・楠木正成ゆかりの「千早」「赤阪」が自治体名から消えることになりそうだ。

 村によると、人口は1985年の7697人をピークに減り、今年2月末現在で6653人。2030年には3879人に落ち込み、高齢化率も45・7%に達すると試算される。税収も減り、09年度の一般会計で約2億5000万円の赤字を計上、10年度末には財政再建団体に転落する可能性が高いとみている。

 このため、松本昌親村長は「村単独での運営は難しい」と判断、非公式ながら同市に合併を願い出た。19日から全15回の予定で始まった説明会では「村民からも、合併やむなしの意見が多い」(担当者)という。

 同市幹部は「正式な申し入れを受けてから検討を始める」と説明。松本村長は「村がなくなるのは寂しいが、現状のままでは致し方ない」としている。

 同村は府南東部の金剛山(1125メートル)のふもとで、56年に千早村と赤阪村が合併して誕生。楠木正成(1336年没)の居城だった千早城と赤阪城の遺構がある。平成の大合併で近隣の富田林市、河南、太子両町との対等合併を目指したが、足並みがそろわず、ご破算になっていた。
(2007年4月30日 読売新聞)

3248とはずがたり:2007/05/05(土) 23:52:38
<九州・沖縄>福岡県

吉富町 あらためて対話重視強調 合併問題 今冨町長が初登庁
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/fukuoka/20070502/20070502_003.shtml

 4月22日の吉富町長選で初当選した今冨寿一郎新町長が1日、初登庁した。豊前市との合併問題に関して「町民が望む道を見極め、結論を出す」と語り、あらためて町民との対話を重視する意向を示した。

 今冨町長は同日午前8時半、同町役場に登庁し、玄関前で出迎えの職員から花束を受け取った。

 町文化施設フォーユー会館での初訓示では、約50人の職員を前に「(選挙では)知事勧告に従って、合併協議を進めていくかどうかに対する町民の思いが結果につながった。公約通りに町民の望む道を見極めて結論を出す」と、町民との対話重視の姿勢を強調。さらに、「19項目のマニフェスト(政策目標を具体的に示した公約)を守りたい」と、職員の協力を求め、町長車の廃止や町長給与の2割カットの手続きを始めたことを明らかにした。

 会見では、「(町長の)責任の重さを感じている」と述べた。合併協議は「8月半ばまでには結論を出す。自分たち(町)の考えが決まっていないので、相手(豊前市)に迷惑になるから、それまでは協議会は開けない」と話した。

=2007/05/02付 西日本新聞朝刊=
2007年05月02日11時01分

3249とはずがたり:2007/05/06(日) 00:39:37
<北関東>埼玉県

2007年5月2日(水)
「改革と合併」に意欲
杉戸 野口町長が初登庁
http://www.saitama-np.co.jp/news05/02/10l.html

 四月二十二日の杉戸町長選で初当選した野口勝久町長(65)が一日朝、同町役場に初登庁した。

 大勢の支持者や町職員が役場玄関前で出迎え、野口町長は花束を受け取った後、庁舎三階会議室で開かれた就任式であいさつした。

 野口町長は「私は『改革と合併』を公約に掲げて立候補し、町民の支持を受けて町長に就任した」と前置きした上で、〔1〕一日も早い春日部市との合併〔2〕行財政改革〔3〕清潔で公平、公正なガラス張りの町政〔4〕子供から高齢者まで光の届く人間性あふれるまちづくり―などの基本政策実現に向けて「全力を尽くす」と決意を述べた。

 最後に、「職員一人一人が杉戸町のリーダーになったつもりで、町民から喜ばれ、感謝される安心・安全のまちづくりをしていこうではありませんか」と呼びかけ、町役場一丸となった町政運営を誓った。

3250とはずがたり:2007/05/07(月) 09:06:36
<東北・北海道>宮城県

■合併本部が初会合2007.05.02
本吉町
森町長「町民のために推進」/
http://www.sanriku-kahoku.com/news/2007_05/k/070502k-gapei.html

 気仙沼市との合併を目指す本吉町は一日、森琢男町長を本部長とする町合併推進本部の初会議を町公民館で開いた。

 森町長や各課長ら四十四人の本部員のうち四十二人が出席。森町長が「合併は最大の町政課題であり、合併を見据えた町政を運営してきた」とあいさつ。少子高齢化と生産年齢人口の減少が進む町の現状を指摘し、「厳しい現実を受け止め、将来に夢と希望を持てる町づくりが重要だ」と合併の必要性を強調した。

 会議では合併に向けた町の推進体制と今後の日程について協議。推進本部と、副町長や総務課長ら八人でつくる幹事会の二体制で進めることを承認した。

 住民への広報や意見収集は町民懇談会と町合併推進町民会議で行う。

 最初の町民懇談会は町議会六月定例会後の六月十八日から始める。七月二日までの毎夜、各地区の公民館や集会場などで開き、森町長らが合併に向けた取り組みなどを説明し意見を募る。詳細は町広報などに掲載する。

 町民会議は町内の行政区振興会長四十人と、地域振興会ごとの代表者十五人の五十五人で構成。今後、必要に応じて町公民館などで開くことにした。

 推進本部は四月十九日に設置された。森町長は「前回の合併協議とは違った厳しさがある。町民のための合併をどう進めるかという観点での議論をしてほしい」と呼び掛けた。次回の本部会議は六月一日に開く予定。

3251とはずがたり:2007/05/07(月) 09:18:05

<首都圏>東京都

区の合併と云う話しも出てるんだな。
都心部は税源が余りに豊かで逆に不均等であろう。

新区長に聞く<2>
2007年5月2日
土日も開庁し相談業務も 杉並区長=3期目 山田宏氏(49) 
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20070502/CK2007050202013176.html

 全国で初めて首長の多選自粛条例をつくり、自らの任期も三期までとした。最後の任期への区民の期待は「非常に重い」とし、「初心に帰って頑張りたい。批判も謙虚に受け止めたい」と語る。

 さまざまな独自施策で知られるが、三期目は「杉並改革の総仕上げ」と位置づける。成し遂げたいことの一つは「五つ星の区役所」を完成させること。「土日開庁をしたい。来年度からは届け出だけでなく相談業務もしたい」

 また、現在は特別区が共同採用している区職員についても「区独自で採用するための、人事委員会制度をつくりたい。二年間は同調できる区と研究し、二十三区の中で理解されるよう努力したい。努力してもだめなら、独自の条例をつくって、四年目での独自採用を目指す」と計画を描く。

 新たに考えているのは、収入の九割で仕事をし、一割を貯蓄して将来の減税につなげる減税自治体構想。「二期八年やってみて、できると確信をもった。五月中には専門家による検討会を発足させたい」。今期も精力的だ。 (松村裕子)
高齢者・子育て世帯を支援 江東区長=1期目 山崎孝明氏(63) 

 都議会自民党幹事長など、要職を歴任した経歴を引っ提げ、民主推薦の若手らを破り初当選。「政策が具体的で分かりやすかったことが、選んでもらえた理由では。経験、実績による安定感が信頼されたこともあったと思う」

 高齢者世帯や子育て世帯などを支援するため、区内加盟商店での買い物や飲食が一割引きとなる「さざんかカード」発行が公約の目玉だった。

 「運営は原則として加盟店舗の負担金で行う。これから関係団体と話し合いをし、一年以内にやりたい」。公約の二番目に掲げた中学生までの医療費無料化は、六月定例区議会で関係予算を計上する予定だ。

 強い思い入れがあるのは、都議会で招致議連会長も務めた五輪の誘致。区内には選手村建設などの構想があり、まちづくりの起爆剤としても期待する。「区民の機運を盛り上げたい。また、競技場がないから関係ない、という自治体の声もあるが、五輪開催は東京全体のためであり日本のため。区長会などで、みなで頑張ろうという空気をつくりたい」と意気込む。 (原昌志)
共通質問

 ※(1)と(2)は、すべての新区長への共通質問。(1)都と特別区が今年1月から協議を始めた「都と区のあり方」「区域の再編」についての考えは。(2)「東京一人勝ち説」「東京富裕論」についての考えは。
山田氏

 (1)合併の前に23区をきちんと市に位置づけることが大事。それまでは独自性を高めることを現状の制度内でやる。合併は必然だが、杉並区は合併不要と思う。著しく税源の偏在がある都心区は別途協議すべきだ。

 (2)東京だけを狙い撃ちにする国の考え方はよくない。「東京」と「東京以外」とを区別する一国二制度には反対。国自身が改革して地方をよくすることを考えるべきだ。しないのは国の怠慢だ。
山崎氏

 (1)今、区の再編が必要と思っている住民はいない。もし必要となった場合、区長、議会が住民に理解させることになる。実現まで10年や20年かかるのでは。合区すれば都の存在感が薄れる。並行して道州制の議論も必要だ。

 (2)都は厳しい財政状況を、議員報酬の削減や知事や職員の給与カット、人員削減などの努力をしたおかげで立ち直った。相当内部努力をしたことを地方にも分かってほしい。

3252とはずがたり:2007/05/07(月) 10:38:26
<九州・沖縄>広域合併

九州を道州制特区に 自民方針『先行モデル』追加
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2007050202013151.html
2007年5月2日 朝刊

 自民党は一日、道州制特区推進法に基づき、九州七県で特区の適用を目指す方針を固めた。同法は北海道を対象にしているが、北海道以外でも、三つ以上の都府県が合併して申請すれば、特区の対象となる。このため、新たに九州を「先行モデル」に加えることで、将来の道州制導入に弾みをつける狙いがある。 

 党道州制調査会(会長・杉浦正健前法相)が今国会中に取りまとめる予定の中間報告に、こうした方針を盛り込む。

 同党では(1)九州は北海道同様、単独の島で、区割りの問題が生じない(2)九州市長会が「九州府」構想をまとめるなど、同地域が道州制導入に熱心−などの点を考慮して特区適用を目指すことにした。

 また中央省庁の抵抗により、同法で決まった北海道への権限移譲は、現段階で二級河川の整備など八項目にとどまっていることも踏まえ、九州も特区に適用することで、権限移譲の項目を増やそうとする思惑もありそうだ。ただ、九州でも一部は道州制導入に慎重論もある。さらに、過去に県同士の合併例はなく、実際に特区が適用されるかどうかは未知数だ。

3254とはずがたり:2007/05/08(火) 22:13:17
<東海>静岡県

「1市1町」4地区答申 県合併審
http://www.shizushin.com/local_politics/20070508000000000060.htm
2007/05/08

 県市町村合併推進審議会(会長・大坪檀静岡産業大学長)は8日、合併構想の対象となる県内4地区の組み合わせを盛り込んだ第3次答申を石川嘉延知事に提出した。同審議会の審議は、この答申ですべて終了した。
 4地区は御殿場市と小山町、焼津市と大井川町、藤枝市と岡部町、湖西市と新居町の各1市1町の枠組み。答申では、志太地域について「1つのステップであり、周辺地域を含めた2市2町以上の合併を目指し、計画的に取り組むことを期待する」と付記した。御殿場市と小山町は「北駿地区として生活圏が一体化」、湖西市と新居町は「特色ある地域文化と産業を共有」を理由に挙げた。
 大坪会長は「審議会では白熱した議論が展開され、最終的に委員の英知を結集した結論を導けたと思う。合併推進に向け、地域住民の理解が深まるように広報の充実にも努めてほしい」と要請。石川知事は「濃密な議論に感謝したい。答申には既に動き始めている地区もあり、県として最大の努力をしていく」と述べた。
 県は17日に県市町村合併推進本部(本部長・石川知事)を開き、第3次答申に基づき、県の合併推進構想にこれら4地区を追加する。

3256とはずがたり:2007/05/12(土) 11:54:29
<東北・北海道>福島県

川俣は離脱したけど飯野とは地味に協議続行中なんですな。この辺も伊達郡。
福島市がもう一皮剥けるには川俣や伊達市に加わらなかった桑折や国見にちょっかいかける必要もあるのでは?日銀の支店が置かれたり,万世大路の建設が強行されたり,奥羽本線が福島起点で造られたり南東北の要衝として明治政府が福島を考えていた時期があったかも知れないと思う。山形・米沢・仙台・会津・白河・磐城あたりの中心にある。人口も長らく宮城県の定数1に対して福島が2でもあった様に人口も多かった。

2007年05月11日の「福島市・飯野町の合併で住民懇談会」というニュース
福島市・飯野町の合併で住民懇談会
2007年05月11日 16時13分
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=2007051128

福島市・飯野町合併協議会の住民懇談会は10日、福島市民会館で開かれた。

合併を最終確認する25日の協議会を前に、新市のまちづくり基本計画の概要などを最終確認するとともに、瀬戸孝則市長、阿曽昭三郎町長と住民が意見を交わした。

約120人が参加した。

合併した後のまちづくりの方針を示した基本計画の内容について、「市民協働によるまちづくり」「地域個性と一体化の推進」「行政サービスの向上」を基本理念に掲げていることが説明された。

合併後10年間の財政計画も示された。

住民からは、「合併後の人件費をさらに減らすべき」との意見が出された。

3257とはずがたり:2007/05/13(日) 22:14:40
<近畿>大阪府
>>3246-3247>>3253
河内長野が歓迎してくれるという報道は一つもないのに早ければ来年4月なんて報道が飛び交ってるが…。

河内長野市:119,045[定数1]+千早赤阪村:6,622=(新)河内長野市:135,667
富田林市:123,893+南河内郡38,323=富田林市・南河内郡:162,216[定数2]
(現)富田林市・南河内郡:162,216−千早赤阪村:6,622=(新)富田林市・南河内郡:156,594
府会の定数は変更無しかな?

楠木正成の村消える?
大阪府唯一の村が合併へ
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2007051200174&amp;genre=A2&amp;area=O10&amp;mp=

 大阪府で唯一の村である千早赤阪村は隣接する河内長野市に編入合併を申し入れることを決め12日、全村民を対象に説明会を開催。合併すれば、鎌倉−南北朝時代の武将楠木正成ゆかりの同村の名が消える。

 同村は過疎が進み、1985年に7500人を超えていた人口も、ことし3月末では6622人に減少。恒常的な財源不足で2010年度には財政再建団体への転落が予想されている。

 地方交付税が大幅削減されるなど環境は厳しく、村は単独での生き残りは困難と判断した。

 これまで地区別に開いた説明会では、合併に反対意見はなかった。今後、議会の同意も得て河内長野市に合併協議会設置を申し入れ、早ければ来年4月にも合併する見通し。
 同村は楠木正成の生誕地との説があり、千早城など正成ゆかりの遺構がある。(共同通信)

3258とはずがたり:2007/05/14(月) 01:18:50
<東北・北海道>岩手県

>洋野町、普代村の首長は消極的で、勉強会の実現は不透明だ。
合併した洋野は兎も角普代とかどうやって単独村制続けるつもりなのか?なんかめざましい産業ありましたっけ?

久慈広域で合併学習会 野田村長考え示す
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20070512_11

 野田村の小田祐士村長は11日、合併問題について「近い将来久慈広域4市町村(久慈市、洋野町、野田村、普代村)による勉強会を立ち上げ、議論していく必要がある」との考えを示した。普代村との合併協議が破たん後、就任した小田村長は「当面自立」を打ちだしており、これまでより一歩踏み込んだ認識だ。しかし、洋野町、普代村の首長は消極的で、勉強会の実現は不透明だ。
 小田村長は「国の三位一体改革など市町村の行財政を取り巻く環境変化を踏まえ、事務処理やサービスの維持が可能か議論したい」と勉強会を位置付け、立ち上げ時期は、ともに4市町村で構成する久慈広域連合と久慈地区広域行政事務組合の統合後を想定。「統合が果たせれば、次は合併問題という流れになるのではないか」との見通しを語った。
 8日から始まった地区別の住民懇談会でも「合併の話し合いは不可欠。一人一人が地域の将来像を考える必要がある」と、住民に対しても議論を深めることを喚起した。ただ「期限にとらわれて議論すべき問題ではない」と2010年3月の合併新法期限にはこだわらない考えも示した。
 県は昨春の合併推進構想で久慈広域4市町村の枠組みを示し、小田村長も村議会の一般質問で合併する場合は、この組み合わせが最適と述べていた。
 小田村長は「合併は村づくりの選択肢の一つであって、即それに向かうというものではない。まず議論をスタートしようとボールを投げたところ」と説明する。
 勉強会について、久慈市の工藤孝男助役は「広域的な課題として前向きに受け止め、検討したい」としている。洋野町の水上信宏町長は「合併後、町内融和に努めている最中であり、ここで新たな合併の動きは混乱をきたす」、普代村の深渡宏村長は「否定はしないが、前回(破たんした野田村との合併協議)の二の舞いを避けるためにも慎重に考えたい」としている。

3259とはずがたり:2007/05/16(水) 16:36:21
<東海>静岡県

> 町議選(定数11)では合併賛成派が9人、反対派は2人が当選。改選前の勢力比(賛成派7人、反対派4人)はさらに、合併推進へと傾いた。
なんで此迄合併が実現しなかったんだ?!

「合併は町民の声」由比町長、静岡市長に再選報告
http://www.shizushin.com/feature/gappei/kiji2/20070424000000000021
2007/04/24

 22日に投開票された由比町長選で、「静岡市との合併実現」を掲げて再選を果たした望月俊明町長は23日、同市役所静岡庁舎を訪問し、小嶋善吉市長に選挙結果について報告した。
 望月町長は小嶋市長と固い握手を交わした後、選挙戦における有権者の反応などを報告。「町民は静岡市との合併を“時代の潮流”として容認している。選挙戦を通し、合併実現は町民の大きな声になった」と語り、町内における合併機運の高まりを伝えた。
 望月町長は町議会の新構成が決定する5月1日以降、あらためて議長と一緒に小嶋市長を訪問することも報告。不調に終わった2年前の前回協議を踏まえ、「信頼関係の回復が必要。静岡市民が由比町を快く迎えてくれるように頑張りたい」と決意を述べた。
 小嶋市長は同日午前の会見で由比町の選挙結果に触れ、「多くの町民が市との合併を望んだ結果だと受け止める。前向きに検討したい」という意向を示している。

「合併、静岡と必ず実現」、由比町の望月氏
http://www.shizushin.com/feature/touitsusen2007/kiji4/20070423000000000011.htm
2007/04/23

 「静岡市との合併を加速」―。22日投開票が行われた由比町長選は現職の望月俊明氏(57)が新人に大差をつけて当選を果たした。町長選で有権者が下した審判は、平成の大合併から一歩距離を置いてきた町にとって、今後の歩みに対照的な方向を示すことになった。
 「町民の合併に対する熱い思いが一丸となった成果。早速、(静岡)市長や知事に出向いて結果を報告しなくては」。当選の一報が入った事務所で支援者らと固い握手を交わした望月氏は、ほおを紅潮させて語った。
 静岡市との合併の賛否をめぐって現職と新人が争い、“住民投票”の様相を呈した由比町長選。望月氏は運動期間の最終日まで街頭に立ち、合併の必要性を訴え続けた。「町の将来や次代を担う青少年、子供たちのためにも、静岡市との合併は必ず成し遂げなくてはいけない」
 合併を支持する自営業の男性(63)は「税収や人口の減少を考えれば、由比を維持していくためには合併しかない」、主婦(54)も「由比町のことは好きだけど、合併は必要。町の良さは残していきたい」と前向きだ。
 一方、単独行政の継続を訴えて敗れた小林雅子氏(53)の得票率約24%は、町内に合併に慎重な意見も少なくないことを示した。小林氏は「合併に否定的な意見を町政は受け止め、慎重な行動を望みたい」と注文を付けた。
 町議選(定数11)では合併賛成派が9人、反対派は2人が当選。改選前の勢力比(賛成派7人、反対派4人)はさらに、合併推進へと傾いた。

由比町との合併「円満に進めたい」 静岡市長
http://www.sankei.co.jp/chiho/shizuoka/070424/szk070424001.htm

 統一地方選第2陣の市長・町長選挙、市議・町議選挙から一夜明けた23日、当選を決めた各候補者は早くも、活動をスタートさせた。静岡市との合併を掲げて当選した由比町の望月俊明町長(57)は、小嶋善吉静岡市長を訪ね、当選のあいさつ。小嶋市長も合併に前向きな姿勢を示した。富士宮市の小室直義市長は当選証書を受けとり、2期目への意欲を語った。
(2007/04/24 03:34)

3260とはずがたり:2007/05/16(水) 17:04:25
<東海>静岡県伊豆地方

専従も出し(下田・松崎・河津)て報告書の公開にも積極的(松崎町長)な下田市と河津、松崎町辺りが積極的という訳か?

南伊豆合併推進へ事務局 賀茂1市5町調査委
2007/04/03
http://www.shizushin.com/feature/gappei/kiji2/20070403000000000022.htm

 県の構想で「合併推進の組み合わせ」として示されている賀茂地区1市5町の副市長、副町長で構成する南伊豆地区合併調査委員会(会長・渡辺優下田市副市長)は2日、職員3人態勢の事務局を県下田総合庁舎内に開設した。
 事務局の設置期間は12月までの9カ月。この間に、合併の判断材料となる各市町の財政シミュレーション(収支見通し)をはじめ、1市5町が合併した場合の新市の財政シミュレーション、新市と人口規模などが類似している市との比較検討資料などを作成する。
 渡辺副市長は下田市と河津、松崎町から1人ずつ配置された3人の事務局職員を前に、「市長、町長をはじめ、住民が合併の是非についてしっかり判断できる資料を作ってほしい」と訓示した。
 同調査委は昨年5月に発足したが、依然各市町に合併に対する温度差があり、任意合併協議会設置には至らなかった。このため、事務局に専従職員を配置して機能を強化することで、対応することになった。専従職員を出していない東伊豆、南伊豆、西伊豆の3町もそれぞれの役場内に調査委との連絡調整担当の職員を置いている。
新年度の項目確認 賀茂1市5町合併調査委 
http://www.shizushin.com/feature/gappei/kiji2/20070324000000000050.htm
2007/03/24

 県の構想で「合併推進の組み合わせ」として示されている賀茂地区1市5町の首長と斉藤民夫県賀茂地域支援局長らが23日、下田市内で懇談した。合併した場合の“新市”の財政シミュレーション(収支見通し)を6月末までに作成することなど、助役らによる合併調査委員会の新年度の調査項目を確認した。
 収支見通し以外の調査項目は、新市と類似する規模の市などとの行財政状況の比較、1市5町が合併した場合と合併せずにそれぞれ単独で進んだ場合との比較、合併に向けた資料収集、合併支援策や地域自治組織制度の研究、住民説明会用の資料作成など。
 調査委の活動は4月から12月までの9カ月と規定しているため、「各項目について9月ごろまでに結果をまとめたい」(斉藤支援局長)考え。中でも、収支見通しについては調査結果が合併検討の判断材料にもなることから、「まとまり次第、公表すべき」(桜井泰次河津町長)との意見も出たが、公表時期は各首長の合意の上であらためて決めることになった。
 1市5町は4月から、下田市と河津、松崎町が派遣する職員3人の専従態勢で同調査委の事務局を発足させるほか、東伊豆、南伊豆、西伊豆の3町も各役場内に調査委との連絡調整担当を置く。石井直樹下田市長は「合併推進の立場からすれば、合併に向けた大切な一歩。各町長との意見交換を密にして、着実に進めたい」と述べた。

3261とはずがたり:2007/05/16(水) 17:21:36
<東海>静岡県志太榛原地域

ポイントは平成20年度中,編入合併で,また志太榛原地域の広域合併へのスタートになるとの認識もある。

合併方式は「編入」 藤枝・岡部、両首長会談 時期は来年度中 
http://www.shizushin.com/feature/gappei/kiji2/20070420000000000009.htm
2007/04/20
 藤枝市と岡部町の合併について、松野輝洋市長と井田久義町長が19日、藤枝市役所で会談し、合併の方式を「編入合併」とし、「平成20年度中のなるべく早い時期に合併する」ことで合意した。
 4月25日と5月18日の2回、いずれも藤枝市役所で合併協議会設置準備会を開催、両市町の6月議会に法定協議会設置議案を提出する。可決されれば7月ごろに法定協を立ち上げ、この日の合意を基本線に具体的な話し合いを行うという。
 井田町長は「岡部町側から合併をお願いした経緯もあり、人口規模や財政基盤の大小などを勘案すれば、編入で結構では」と話した。松野市長は「住民のための合併であることを念頭に、あくまで対等な立場で協議に臨みたい」と強調した。
 志太地域は合併の枠組みをめぐって3年以上、混乱を続けたが、1市1町の枠組みについては「住民の交流や共通性があり、何ら違和感はない」(井田町長)、「克服すべき課題はなく、あったとしても努力によって解決できる」(松野市長)などと、実現に自信を見せた。

岡部町との合併協議開始 藤枝市長が受諾回答 来月2日準備会発足
http://www.shizushin.com/feature/gappei/kiji2/20070323000000000064.htm
2007/03/23

 藤枝市の松野輝洋市長は23日、岡部町役場を訪れ、2月16日の同町からの合併申し入れを受諾し、合併協議を開始することを井田久義町長に正式に回答した。4月2日に職員による合併準備会を発足させ、両市町議会6月定例会に法定協議会設置議案の提出を目指す。
 松野市長は「新しい地域づくりのため、両市町が持てる力を十分に発揮し、足腰の強い自立した新市をつくっていきたい」と抱負を語り「志太榛原地域がひとつの都市圏域を形成していくための出発点としていきたい」と述べた。井田町長は「かねてから熱望していた合併であり、ありがたく思う。共通の自然、歴史文化を生かし、よりよい地域づくりに努めたい」と話した。
 合併の方式について、井田町長は「人口規模の違いがあり、編入合併となっても驚くことはない」と、事実上編入合併を容認する姿勢を見せた。合併時期については「平成20年度中」で両首長の意見が一致した。

岡部と合併 「20年度中目指す」藤枝市長説明会で意欲
http://www.shizushin.com/feature/gappei/kiji2/20070322000000000013.htm
2007/03/22
 藤枝市は20、21の両日、市文化センターと市生涯学習センターの2会場で、岡部町との合併協議に関する住民説明会を開催した。松野輝洋市長は合併時期について、「平成20年度中を目指し、新年度になったらすぐに作業を始めたい」と明言し、合併への強い意欲を見せた。
 市文化センターでは住民ら約100人が詰め掛けた。松野市長は合併の意義について「岡部町とは行政、産業、教育などあらゆる面で、長い間ともに歩んできた。一気に1万2000人の人口増が図れる」などと述べ「志太榛原地域の広域合併へのスタートになる」と、住民の理解を求めた。合併方式については明言を避けた。

「岡部と合併は責務」 藤枝市長が施政方針
http://www.shizushin.com/feature/gappei/kiji2/20070221000000000026.htm
2007/02/21

 藤枝市議会2月定例会は20日開会し、会期を3月22日までの31日間と決めた後、平成19年度各会計当初予算案や18年度各会計補正予算案など39議案が上程され、松野輝洋市長が施政方針を述べた。
 松野市長は岡部町との合併について、「本市が岡部町を受け入れない場合には、将来的に志太平野が1つになる可能性を全く否定することになる。岡部町とは長い歴史の中で培われた深いきずながあり、合併の申し入れに対し、誠意を持って対応することがこの地域における本市の責務」と述べ、合併推進への議会の理解を求めた。
 定例会2日目の3月7日には、各会派の代表質問が行われ、補正予算案など9議案を採決する。一般質問は8、9の両日に行われる。

3262とはずがたり:2007/05/16(水) 17:22:21
<東海>静岡県志太榛原地域

ポイントは平成20年度中,静岡空港がらみの道路整備なども視野に入れて,新市名は焼津市で。

焼津・大井川1市1町合併 県に法定協設置届け出
2007/04/04
http://www.shizushin.com/feature/gappei/kiji2/20070404000000000019.htm

 焼津市の戸本隆雄市長と大井川町の池谷薫町長は3日、県庁に石川嘉延知事を訪ね、両市町の法定合併協議会の設置を届け出た。
 両市町の合併協設置議案が両市町議会で可決されたことを受けて提出した。
 戸本市長は「知事には大変、ご心配を掛けた。焼津、大井川は同じ海岸線を持っていることから学校教育、福祉、水産業などで共通する取り組みが多い」と説明。「静岡空港の開港に向けた道路整備などでは、藤枝市とも協力していきたい」と述べた。
 池谷町長は「自分の任期中には合併を成し遂げたい」と意欲を語った。
 石川知事は「紆余(うよ)曲折、時間もかかったが、順調にゴールすることを切望する。円滑に事務処理を進めてほしい」と述べた。
 両市町は平成20年中の合併を目標に掲げている。第1回合併協議会を23日に開き、本年度中に12回の合併協の開催を予定している。 

焼津市と大井川町 法定合併協を設置
http://www.shizushin.com/feature/gappei/kiji2/20070403000000000009.htm
2007/04/03
 ことし1月から合併に向けた準備会協議を進めてきた焼津市と大井川町は2日、法定合併協議会を設置した。23日に同市消防防災センターで開く第1回協議会を皮切りに本年度中に12回の協議会を予定し、平成20年度中の合併を目指す。3日に合併協設置を石川知事に届け出る。
 戸本隆雄市長と池谷薫町長が焼津市役所で法定協設置協議書に署名し、事務局職員に辞令を交付した。法定協会長となる戸本市長は「スタートラインに立てて感無量なものがある」と述べ、事務局職員に対しても「大井川と焼津の新たな幕開けに向かい尽力してほしい」と訓示した。
 合併の正式な時期、方式、事務所の位置は今後、法定協で検討する。新市名は、戸本市長が「『焼津市』で理解いただけると思う」と2月定例市議会で発言するなど、「焼津市」が有力とみられている。法定協事務局は焼津市役所別館3階。増田初男事務局長(焼津市企画財政部参与)はじめ10人の職員(臨時職員含む)が配属された。

法定協を2日に設置 焼津・大井川合併協準備会
http://www.shizushin.com/feature/gappei/kiji2/20070324000000000055.htm
2007/03/24
 焼津市・大井川町合併協議会設置準備会(会長・福島数男焼津市助役)は23日、第3回会合を焼津市役所で開き、合併に向けた事務事業の調整方針、第1回法定協議会の進行方法などを確認した。準備会協議はこの日で終了し、両市町の合併協議は4月2日に設置予定の法定協議会に移行する。
 事務事業や行政制度のすり合わせ調整は、▽住民サービス・福祉向上▽健全な財政運営▽一体性の確保▽負担公平―の4原則で行うことを確認した。各種制度は合併時もしくは翌年度に統一することを原則とする。
 両市町は4月2日に法定協を設置し、同3日に県知事に届け出をする。法定協の第1回会議は同23日午後1時半から焼津市消防防災センターで開く。法定協委員は両市町が本年度中に選定する。

3263とはずがたり:2007/05/16(水) 17:22:47
>>3262-3263

「新市名焼津市で」 焼津市議会 市長が初の見解
http://www.shizushin.com/feature/gappei/kiji2/20070309000000000045.htm
2007/03/09
 焼津市の戸本隆雄市長は8日、準備会協議が進行中の大井川町との合併に関し、新市の名称について「『焼津市』で納得いただけると思う」との見解を示した。同市長が具体的に新市名称を挙げたのは初めて。同日の市議会2月定例会代表質問で答えた。
 新市名は合併方式、合併期日、事務所の位置と並んで合併協議の基本4項目といわれる。期日について市長は「私の任期の平成20年12月までに成就させたい」とあらためて述べた。その上で「(池谷薫大井川町長の任期の)20年6月以前は無理だろうが、早まる可能性もある」とし、同年秋ごろの合併の可能性も示唆した。
 対等か編入かの合併方式、新市の事務所(市役所)の位置、さらに住民投票の実施については明言しなかった。

焼津市・大井川町合併準備会 初の法定協は4月23日
http://www.shizushin.com/feature/gappei/kiji2/20070220000000000031.htm
2007/02/20
 焼津市・大井川町合併協議会設置準備会(会長・福島数男焼津市助役)は19日、第2回会合を焼津市役所で開き、4月2日に設置する法定協議会の組織態勢、各種規約案、協議内容などについて協議を行い、おおむね原案通り了承した。第1回法定協を4月23日午後1時半から、焼津市消防防災センター4階多目的ホールで開催することなどを決めた。
 準備会が承認した規約案によると、法定協の名称は「焼津市及び大井川町合併協議会」で、事務所は焼津市に置く。焼津市長が会長、大井川町長が副会長を務め、両市町の助役、議会代表、住民代表を含む学識経験者ら総勢21人態勢とする。第1回準備会では市町議会代表を各2人としたが、見直しで各3人に増員した。
 傘下に部課長級の幹事会と専門部会、課長・係長級の分科会などを設け、事務レベルの調整を行う。法定協の19年度予算案は2000万円で、両市町が折半で負担する。
 統合作業に特に長い期間を必要とする例規と電算システムについては専門組織を新たに設ける。このうちシステム統合を受け持つ「(仮称)焼津市・大井川町情報システム検討会」は法定協設置を待たずに近く発足し、作業を開始する。

<東海>志太榛原地域

ポイントは川根を編入合併,合併期日は平成20年4月1日。

川根に2議席特例案 島田市・川根町合併協 区域内に支所も設置
http://www.shizushin.com/feature/gappei/kiji2/20070413000000000039.htm
2007/04/13

 島田市・川根町合併協議会の第3回協議会が12日、島田市内で開かれた。事務局は合併後の市議会議員定数と任期について、現島田市議の残任期間(平成21年5月28日まで)に相当する期間に限り、同市の議員定数27人に同町の区域に設けられる選挙区から選出される2人を加えた29人とする調整方針を示した。5月に開かれる第4回協議会で具体的な協議を行う。
 島田市と川根町の合併は編入合併と決まったため、川根町議は合併期日(20年4月1日)の前日に失職する。定数特例を適用する調整方針が認められれば、合併から50日以内に増員選挙が行われる。現島田市議の任期満了に伴う21年春の市議選からは議員定数は27人に戻る。
 同日の合併協では、▽合併後は現島田市役所を本庁とし、現在の金谷支所に加えて川根町の区域内に支所を設ける▽町名・字名について、島田市は現行通りとし、川根町は字名に「川根町」をつける。現在の川根町家山は「島田市川根町家山」となる▽地域自治組織は設置しない―など9の事項を決めた。

3264とはずがたり:2007/05/16(水) 17:23:39
<東海>静岡県 志太榛原地域等
>>3261-3264
● 「活力ある自治体に」焼津・大井川合併協初会合 規約など取り決め (2007/04/24)
● 合併方式は「編入」 藤枝・岡部、両首長会談 時期は来年度中(2007/04/20)
● 川根に2議席特例案 島田市・川根町合併協 区域内に支所も設置(2007/04/13)
● 焼津・大井川1市1町合併 県に法定協設置届け出 (2007/04/04)
● 焼津市と大井川町 法定合併協を設置 (2007/04/03)
● 法定協を2日に設置 焼津・大井川合併協準備会 (2007/03/24)
● 岡部町との合併協議開始 藤枝市長が受諾回答 来月2日準備会発足 (2007/03/23)
● 岡部と合併 「20年度中目指す」藤枝市長説明会で意欲 (2007/03/22)
● 藤枝・岡部、焼津・大井川 志太は「1市1町」 県合併審見解 (2007/03/10)
● 「新市名焼津市で」 焼津市議会 市長が初の見解 (2007/03/09)
● 「岡部と合併は責務」 藤枝市長が施政方針 (2007/02/21)
● 焼津市・大井川町合併準備会 初の法定協は4月23日 (2007/02/20)
● 合併議連の解散決定  志太2市2町 (2007/02/16)

志太地域1市1町答申 知事、受け入れ姿勢
http://www.shizushin.com/feature/gappei/kiji2/20070313000000000015.htm
2007/03/13

 石川嘉延知事は12日の会見で、県市町村合併推進審議会が2市2町の枠組みを見直し、藤枝市・岡部町、焼津市・大井川町のそれぞれ1市1町の枠組みの答申を決めたことについて、「結果として、地元地域の動向が1市1町ということではっきりした。これにひょうそくが合うような形になったと思う」と述べ、1市1町の答申を受け入れる姿勢を示した。

藤枝・岡部、焼津・大井川 志太は「1市1町」 県合併審見解
http://www.shizushin.com/feature/gappei/kiji2/20070310000000000012.htm
2007/03/10

 県市町村合併推進審議会(会長・大坪檀静岡産業大学長)が9日、県庁で開かれ、志太2市2町(藤枝、焼津市、岡部、大井川町)は藤枝・岡部、焼津・大井川のそれぞれ1市1町の枠組みとすることなどを盛り込んだ第3次答申案を決定した。
 志太2市2町は前回の会合で「2市2町の枠組みが望ましい」との見解をまとめたが、市議選の結果や焼津市・大井川町合併協議会設立準備会の設置などの状況を踏まえて方針を見直した。ただ、委員から「静岡空港の開港や第二東名の開通を受け、大きく地域が様変わりする可能性が高い」との指摘もあり、「将来的には、より広域的が合併が望まれる」との意見を付けることにした。
 このほか、作業部会が構想案をまとめた湖西市と新居町、御殿場市と小山町の2つの1市1町の枠組みを了承。榛南地区(牧之原市、吉田町)、熱海・伊東・田方地区は枠組みを示さないことにした。
 第3次答申案は今後、県民から意見を聴くパブリックコメントを実施した後、石川嘉延知事に答申する。

合併議連の解散決定  志太2市2町
http://www.shizushin.com/feature/gappei/kiji2/20070216000000000024.htm
2007/02/16

 志太4市町(焼津、藤枝、大井川、岡部)の合併を目指して昨年2月から活動を続けてきた市議、町議、県議の志太2市2町合併推進議員連盟(会長・小柳津治男藤枝市議、57人)は15日夜、藤枝市役所で開いた理事会で、同議連を解散することを全会一致で決定した。3月13日に解散式を行う。
 昨年12月の大井川町での住民投票、今月4日投開票の焼津市議選はともに焼津・大井川の1市1町合併を支持する結果が出た。これらを受け、近い将来に2市2町合併を実現するのは困難と判断し、議連としての活動を終結する。
 議連は解散を「発展的解消」と位置付け、今後は緩やかな勉強会組織を新たに立ち上げ、志太地区の広域連携の在り方を模索する方針という。
 小柳津会長は「日本で最初の合併議連として、やれる限りのことはしてきた。2市2町の議員が一つの目標に向かったことは、それぞれの市町の利益になる」と理事の市議、町議らをねぎらった。
 今後立ち上げる勉強会組織については「当面は焼津、藤枝両地区の連携を主題にするが、島田、牧之原など近隣市町にも呼び掛けをしたい」と述べた。

3265とはずがたり:2007/05/16(水) 17:49:35
<中国・四国>愛媛県

04年11月の選挙直後
町長派7人vs反町長派7人→3人が宗旨替え

リコール前 定数14
町長(=鬼北合併論者)派4人vs反町長派(宇和島合併派)10人

出直し選挙後 定数10
町長派6人(内鬼北合併派2中間派4)vs反町長派4人

“町長派”が議席過半数 出直し松野町議選
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ehime/kikaku/027/13.htm

 合併先を巡る対立から町政が混乱していた松野町で、25日に投開票された出直し町議選(定数10)は、岡武男町長に近い住民グループが支持した候補者6人が全員当選し、議席の過半数を獲得した。6人ともが合併先を選ぶための住民投票の実施を訴えており、2年以上にわたる町政混乱の収束に向けて一歩前進した格好だ。しかし合併そのものについてはまだまだハードルが多く、今後は岡町長の政治手腕の真価が問われることになりそうだ。
(澤本浩二)

 同町議選は、住民グループによる議会解散請求(リコール)を受けた町議会が、岡町長の不信任案を可決して対抗したことから、岡町長が町議会を解散して行われた。
 解散前は定数14のうち10議席を占めていた「反町長派」は7人が立候補。新議会で過半数を確保すれば、再度、町長不信任案を可決し、岡町長を失職に追い込む計算だった。
 このため「反町長派」は選挙戦で、岡町長の政治手腕を批判することに集中したが、これが裏目に出た。当選した一人は「主張が理解されなかった」と唇をかんだ。
     □ ■
 町長支持の住民グループは完勝を飾ったが、当選した新議員は一枚岩とは言えない。鬼北町との合併を望む岡町長と明確に同調する当選者は6人中2人で、ほかは宇和島市との合併を望むか、枠組みについて明言を避ける、いわば「中間派」だ。

 2004年11月の前回選挙では、定数14のうち町長派が7人当選しながら、議会の混迷を嫌い、3人が反町長派に“宗旨替え”した過去もある。それだけに、今後の議会運営によっては勢力図が変化する可能性も残される。
     ■ □
 岡町長は町議選終了後、早ければ3月定例議会に住民投票条例案を提案する考えを示した上で、「住民投票の結果、鬼北町と宇和島市のいずれに決まっても合併に向けて努力する」と明言した。

 加戸知事も町議選を受けて、「住民がこれ以上のねじれを望まなかったということだろう。住民投票の前提として、松野町の置かれている状況、合併相手先の財政状態、今後の見通しなどをデータで示し、判断材料を提供していきたい」と話した。

 しかし、2年以上にわたって合併論議が停滞したことから、宇和島市、鬼北町ともに、住民からは「いまさら合併と言っても、すでに時期を逸したのでは」との声も聞こえ、松野町との合併に消極的な空気が漂う。松野町のある住民は、「住民投票をすれば、鬼北町か宇和島市かを巡って、また町が真っ二つになるのでは。結局、住民の間にしこりは残るのだろう」と話していた。

3266とはずがたり:2007/05/16(水) 18:12:23
<東海>静岡県

合併“リセット”〜富士宮市・芝川町
(上)しこり 「意趣返し」の見方も
http://www.shizushin.com/feature/gappei/kikaku/kikaku12/20070318112735.htm
2007/03/17

 富士宮市議会が15日、芝川町との合併協議会設置議案を否決した。なぜ両市町の合併は再び頓挫したのか。背景と今後の行方を探った。

 「いまさらの話だが、前回にすんなり合併しておけば良かったんだ」。富士宮市議会が芝川町との合併協議会設置議案を否決した15日。議場を出てきた富士宮市幹部が辟易(へきえき)としてつぶやいた。
 平成16年当時、両市町は助役や事務担当者らの連絡会を開催し、着実に合併の成就に向けて歩んでいたかに見えた。富士宮市側に芝川町を拒む障壁はなかった。
 それだけに、芝川町議会が同6月、合併協設置議案を否決し、同町が突然、申し入れを一方的に取り下げた出来事は富士宮市にしこりを残した。「今度の否決は富士宮の意趣返し」。こんな見方がまことしやかにささやかれる。
 「否決は予想されたこと。これまでの経過を考えれば仕方ない」。芝川町議の1人は淡々と語る。昨年末の住民投票の事前説明会では、芝川町の臼井進町長が富士宮市の財政状況を不安視し、富士市・富士川町の枠組みに入ることを評価する発言をした。「住民に客観的な情報を提供するため」と臼井町長は説明するが、こうした言動が富士宮市側をさらに刺激した感は否めなかった。
 再度の合併の申し入れのため昨年12月、2年ぶりに富士宮市を訪れた臼井町長の背後には、芝川町の全議員が顔をそろえていた。住民投票では富士宮市との合併を望む町民が77%に達していた。圧倒的な町民の意思を受け、今度こそ町と議会が1枚岩で臨む姿勢を固め、同市に訴える狙いがあった。
 これに対し、富士宮市議会には「過去の経緯は関係なく、視点を間違えずに合併を議論したい」と理解を示す議員もいた。しかし、大半の議員は「何をいまさら」と取り合わなかった。
 合併協設置議案を市議会に付議した小室直義市長は本議会後、議場の出口で報道陣に囲まれた。否決を受け、「リセットされた感じ。ゼロの地点に立った」と両市町の合併が白紙に戻ったとの認識を示した。
 4月の統一地方選で、富士宮市長、市議は改選を迎える。臼井町長は「合併構想で富士宮市との枠組みを示した県の支援も望みたい」と述べ、21年度の合併新法期限内の合併の実現を求め、統一地方選後に再度、新市長、市議会に合併を申し入れる考えだ。「最終的に合併を実現するため、(今回の否決は)避けて通れないステップだったのかもしれない」。芝川町職員は期待を込めて展望する。

3267とはずがたり:2007/05/16(水) 18:12:50
<東海>静岡県
>>3266-3267

合併“リセット”〜富士宮市・芝川町
(下)財政難 見えない「メリット」
http://www.shizushin.com/feature/gappei/kikaku/kikaku12/20070318112925.htm
2007/03/18

 真新しい白壁が山あいの一角に際立つ。芝川町の複合文教施設「くれいどる芝楽」。総事業費17億5000万円をかけ、昨年2月にオープンした。芝川中体育館と公民館、図書館、352席の文化ホールを備えた町最大級の公共施設だ。
 「ツケがこちらに回ってくるのか」。富士宮市の幹部はまゆをひそめる。芝川町は平成16年に同市に合併を申し入れて以降、大幅な設計変更もなく、施設を完成させた。旧施設の耐震不足などの事情で、同町にとっては「必要な施設」(町幹部)だった。しかし、富士宮市には「財政難にもかかわらず合併を見込んで建てたハコモノ」(市議)と映った。その不信感は今もくすぶる。
 富士宮市議会で、合併協設置案の賛成、反対両派に共通するのは「メリットが見えない」という認識だ。同市も財政健全化計画の途上にあり、決して財政状況に余裕はない。県の構想でも、両市町の合併はあくまで富士市、富士川町との2市2町の合併のための第一段階としか位置付けていない。
 芝川町の19年度の一般会計当初予算案は30億7800万円。このうち1億2500万円を財政調整基金の取り崩しに頼った。昨年の住民投票の事前説明会では町側が財政再建団体への転落の懸念も口にした。
 厳しい状況の中、芝川町は集中改革プランに基づき、行財政改革を進めている。各種補助金のカット、給食調理業務の民間委託など、見直しを徹底した。さらに、赤字体質にあえぐ温泉施設「ユー・トリオ」の運営の再考や臼井町長の給料カットも打ちだした。
 しかし、こうした取り組みも現状では富士宮市には響いていない。2月5日、合併協設置案の付議を回答するため臼井町長を訪ねた小室直義市長は「行財政改革のさらなる推進」を注文した。これには「努力を見てくれているのか」と町幹部から不満も漏れた。
 4月に選挙を控えた富士宮市議にとっては、合併問題が「いかにもタイミングが悪い」(市議)テーマだったことも確か。しかし、結果的には多くの市議が「選挙には影響ない」との判断に至った。有権者が合併問題にほとんど関心を抱いていないためだ。
 両市町はごみ処理や消防組合が一体化し、生活圏も一体化した関係にある。しかし、合併のメリットも見えない中、「否決したところで、支持者から文句も出ない」(市議)との読みがあった。
 臼井町長は富士宮市長、市議の改選後の5月にも、3たびの合併の申し入れを行う考え。しかし、富士宮市幹部は「相当、(合併に対する)市民の意識が醸成されないと、(合併協設置議案の提出の)機会がないと感じている」と慎重な見方を崩さない。
 (この連載は富士宮支局・宮嶋尚顕が担当しました)

3268とはずがたり:2007/05/16(水) 18:16:18
<東海>静岡県

豊かなんですなぁ。

「合併」はノー “自立”の訴え届く 吉田町の田村氏
http://www.shizushin.com/feature/touitsusen2007/kiji4/20070423000000000014.htm
2007/04/23
 「単独で豊かな町に」―。22日投開票が行われた、吉田町長選は現職の田村典彦氏(63)が新人に大差をつけて当選を果たした。町長選で有権者が下した審判は、平成の大合併から一歩距離を置いてきた町にとって、今後の歩みに対照的な方向を示すことになった。
 牧之原市との合併推進を旗印に元町議の新人が現職に挑む構図となった吉田町長選。現職の3選で、町は引き続き単独の道を歩むことになった。
 選挙期間中「合併」の2文字に言及することがなかった現職の田村氏。4年の行財政改革の成果を声高に主張し、「自主財源が8割以上を占める驚異的な町になる」など豊かな町を強調する選挙戦で、合併の必要性を前面に押し出した本橋和野氏(56)を暗にけん制した。
 本橋氏は3年半前に旧相良、旧榛原両町との法定合併協議会設置を目指して住民発議を起こした商工会の有志らの後押しを受け、「町の孤立は将来に禍根を残す。牧之原市や皆さんとともに合併を進めたい」と呼び掛けた。
 合併問題を選挙の最大の争点にしようとの本橋氏の戦術だったが、大きなうねりには至らず、もくろみは外れた。同町神戸の会社員男性(66)は「町が財政的に困っている訳ではないし、今すぐ合併を考える必要性を感じない」と冷静に選挙戦を見つめた。
 田村氏の支援者約200人が集まった地元・住吉の寺院。支援者らが当選の喜びに沸く中、田村氏は「町の豊かさを強化して町民サービスの増進を図り、全国に誇れる福祉社会を築きたい」と“自立”を強調した。

3269とはずがたり:2007/05/17(木) 21:51:54
<東海>愛知県

小坂井町も入れてやれやヽ(`Д´)ノ
小坂井が豊橋に走って永久に豊川が吉田に追い付けんくなるにぃ〜。

豊川市 定数2−候補3
当17,248 鈴木 彰伯 37 民主 新① 社福法人理事
当15,673 山本 和明 71 自民=公明 現⑨ 県銃剣道連会長・(元)県議長
□13,202 高柳 淳子 46 無所属 現  主婦・元自民市議
宝飯郡 定数1−無投票
○ 小林 功 63 自民=公明 現④ 不動産会社役

次は合区の上定数3と成るかな?

2町との合併受諾回答
http://www.tonichi.net/news.php?mode=view&amp;id=18947&amp;categoryid=1

 豊川市は16日、宝飯郡の音羽町と御津町の編入合併申し入れを受諾する回答書を両町へ届けた。音羽町は06年3月28日に申し入れを行ってから2年3カ月も待たされた格好だが、御津町は昨年10月31日の申し入れだった。県の1市2町合併勧告とも合致、来年1月の合併に向けて新豊川市誕生への確実な一歩を踏み出した。

 合併受諾は、昨日まで同市議会の5会派30議員に対して2回の全員協議会を開いて28人の賛成を取り付け、同日の合併受諾回答になった。同日は、中野勝之市長、鈴川智彦議長、波多野年副議長、寺部冨士雄副市長が、音羽町、御津町の順に訪問した。

 音羽町では、宇都野武町長、芝田久仁夫議長らに出迎えられ、中野市長と鈴川議長は「合併の申し入れをしっかり確認、受け入れられると確信したので回答する」と回答書を手渡した。

 宇都野町長は「合併に向けた研究を行ってきたが、受諾回答をいただき豊川市民に敬意と感謝を表したい」と喜びを述べた。

 引き続き、中野市長らは御津町を訪れて深谷泰範町長、波多野文男議長らに音羽町と同様の合併受諾回答を行い、「合併勧告した県も2町との合併を全面的に協力するといっている。皆さんとスムーズな合併に向けて努力していきたい」と要望した。

 中野市長は「夢のある豊川ができると期待している。2町は県が合併を進める1万人前後の町だが、新しい力になる。お互いに力を合わせて合併を実現させたい」と抱負を述べた。

 新豊川市は、昨年2月の旧一宮町の編入合併に続き、2町を合併することで人口が2万2700人、面積が48・38平方キロ増えて人口16万人、面積は150・43平方キロになる。

 17日午前10時から同市役所で1市2町の首長、議長ら12人で合併協議事項の事前調整を行い、6月議会で1市2町の法定合併協議会設置を決議する。

 このあと、法定合併協議を開始、役場の所在位置、町名や住所表示、2町の現庁舎の扱いをはじめ、約1000項目のうち、住民生活に影響が大きい26項目を中心に合併後の扱いを検討する。

 県では、9月県議会に1市2町の合併議案を上程、12月には国へ報告、合併の承認を受けて、来年1月の合併を完了するにはぎりぎりの日程だ。

3270とはずがたり:2007/05/17(木) 21:54:56
<北関東>茨城県

やれやれ・・
内原の合併で内原町議の意向を無視したことなども茨城町議の不信感を買っているそうだ。。
水戸市と既に生活圏は一体化してると思われる茨城町民の強い意志がないと難しいね。特に茨城県は利権漁り集団たる自民党の強い地域でもあるし。

慎重派町長当選で行方さらに混沌  水戸市・茨城町
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20070517/CK2007051702016745.html
2007年5月17日

 水戸市と茨城町の合併協議が難航している。両市町はいったん合併の法定協議会の席についたものの、昨年五月の第五回協議会以降は中断。協議会が開催されない状態のまま間もなく一年を迎える。先月の統一地方選後に再開するとしていたが、茨城町に合併慎重派の町長が誕生したこともあり、協議の行方は不透明なままだ。 (秦淳哉)

 「次回の日程等につきましては、追って事務局から通知を差し上げたいと思いますが、六月議会の終了後を想定しております」

 法定合併協議会で議長を務める水戸市の加藤浩一市長が、第五回協議会でこう述べて会議を締めくくったのは昨年五月二十九日。しかし、第六回の協議会は六月議会終了後どころか、一年近くも開かれない異例の事態が続いている。合併協議は完全に暗礁に乗り上げた状態。一体、この間に何があったのか。

 昨年二月に始まった合併協議会は順調に推移していると思われた。行政制度の調整方針や合併基本計画も決定され、とんとん拍子で合併が進むかに見えたが、合併方式、期日、市の名称、市の事務所の位置などを決める段階でつまずいた。

 関係者によると、当初、茨城町側は町議の身分について、在任特例や市参与としての処遇を望んでいたとされる。しかし、議員や参与が増え過ぎて費用負担が増すことによる市民の批判を考慮した水戸市側はこれを拒否。協議は完全に行き詰まった。

 結局、中断後の昨年八月から十二月にかけて、両市町の正副議長だけで三度会談し、(1)合併の方式は水戸市への編入(2)合併は二〇〇七年十二月八日(3)市の名称は水戸市(4)市の事務所は現水戸市役所の位置(5)定数特例を実施し茨城町地区で四人の増員選挙を実施−などを決め、今年四月の統一選後に合併協議会を再開するとしていた。

 しかし、統一選で実施された町長選では合併を推進した佐藤順一前町長が引退を表明。後継者を立てたものの、町を二分した戦いを合併慎重派の小林宣夫氏が大差で制し、早期の合併実現が難しい情勢となった。

 さらに町長選で、茨城町を選挙区とする県議が合併推進派と慎重派に分かれたことも事態を複雑にした。三年後の次回県議選は新たに「平成の大合併」を反映した選挙区割りで実施される。茨城町が合併すれば選挙区の変化が避けられず、県議も自らの選挙事情を優先した格好となった。

 当選決定後の小林町長は「合併は町民の意見を聴きながら再検討したい」、一方の加藤市長は「民意が出たのであれば尊重したいが、茨城町の推移を見守りたい」と話すが、合併協議会の再開日程が決まらないまま、事態の行方は混沌(こんとん)としている。

3271とはずがたり:2007/05/21(月) 12:16:19
<東北・北海道>山形県

「各首長から合併に関する質問はなかった」とその件について黙りを決め込む姿はいつかの記事にもあった。
合併に冷淡な首長と苛立つ知事。
山形・福島・長野とリベラルな知事のもとで市町村合併はとんと進まなかった。
山形は市町村長の合併への後ろ向きな態度も目に付く。
加藤直系の斎藤知事を追い落とすためには市町村合併阻止と地域の自立を旗印に掲げてはどうかな?この際。

市町村合併:「結果と成果、明確に区別」 知事が苦言 /山形
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070515-00000071-mailo-l06
5月15日12時4分配信 毎日新聞

 07年度市町村長会議が14日、山形市内で開かれ、斎藤弘知事は「市町村合併では、結果と成果を明確に分けていかなければならない」と、合併を果たせなかった各市町村長を前に厳しい言葉を投げかけた。
 斎藤知事は行政運営で発想の転換が必要と唱え、「結果」と「成果」の区別を強調した。市町村合併を例に挙げ、「話し合いはやってきたが、庄内以外は(実現)できなかった」と、合併破たんした自治体を暗に責めた。
 続いて大森彌・東京大学名誉教授(行政学)が講演し「新合併特例法の期限を過ぎても、与党は自治体数を1000まで減らすことを考えている。各首長には自治体の将来について責任をとれるか考えてほしい」と話した。意見交換などで、各首長から合併に関する質問はなかった。【大久保渉】

5月15日朝刊

3272とはずがたり:2007/05/21(月) 21:04:47
<九州・沖縄>宮崎県

第一会派の民主が議会野党に転落か?合併で旧郡部の議員が増えたからか?リストラで旭化成の神通力が減ったのか?日向市以北の広域合併を目指すのは面白いが実現性は今一だろうなぁ。

延岡市議会:議長に新名氏 保守は20年ぶり /宮崎
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070510-00000174-mailo-l45
5月10日16時1分配信 毎日新聞

 延岡市議会(定数33)は9日、改選後初の臨時会を開き、議長に新政会の新名種歳氏(69)=6期目、副議長にのべおか清風会の後藤哲朗氏(51)=3期目・自民党=を選出した。保守系会派から議長が選ばれたのは、20年ぶり。
 新名氏は航空自衛官から大原一三衆院議員の秘書を務めた後、83年に初当選。議長選では新政会(6人)、のべおか清風会(4人)、きずな(3人)、公明党市議団(同)、無所属クラブ(同)の5会派(計19人)が、議員削減などの議会改革、日向市以北の市町村合併を目指す広域合併特別委員会設置などの政策で一致、大同団結した。
 新会派は、民主市民連合(9人)▽新政会▽のべおか清風会▽きずな▽公明党市議団▽社民党市議団(3人)▽無所属ク▽共産党市議団(2人)の八つ。

5月10日朝刊

3273とはずがたり:2007/05/22(火) 11:39:29

<中国・四国>愛媛県

合併しないは選択肢にないんだね・・
そもそも此処迄こじれると宇和島にせよ鬼北にせよ合併してくれるのかどうか。
既に県議会の選挙区も合併されており個人的にはどっちでも良い。

合併先問う住民投票22日告示 松野
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20070521/news20070521356.html

 宇和島市か北宇和郡鬼北町か―の合併先を問う同郡松野町の住民投票が22日に告示される。投票は27日行われ、即日開票される。合併先を問う住民投票の実施は愛媛県内で4例目。
 住民投票の有権者は20歳以上の町民で、合併の相手先として「宇和島市」または「鬼北町」のどちらかに「○」を付ける方式。投票率が50%未満なら開票しない。
 投票は午前7時から午後8時まで町内10カ所で行われ、同9時から同町松丸の町コミュニティセンターで開票される。大勢が判明するのは同10時ごろの見込み。期日前投票は23―26日の午前8時半―午後8時に、同センターで受け付ける。

3274とはずがたり:2007/05/23(水) 20:21:38
<九州・沖縄>熊本県

熊本政令指定都市に向けて小さな一歩か。
城南町は熊本市と直接には接していないけど富合を通じて地続きに。

2007年5月18日 19時
城南町 八幡町長 熊本市含む周辺との合併を模索
http://www.kab.co.jp/db/asp/KabNewsDetail.asp?hizuke=2007/5/18&amp;group=4&amp;id=4

 合併に新しい動きです。城南町の八幡紀雄町長は、5月18日、熊本市の幸山政史市長と会談し、合併について、住民や議会と相談し、熊本市を含む周辺自治体との合併を模索したいとの考えを示しました。
きょうの会談は、先月の城南町長選で合併推進を掲げた、八幡町長が返り咲いたのを受けたもので、幸山市長は町長の方針を確認したいという意向を示していました。きょう午後、城南町を訪れた幸山市長は、熊本都市圏及び政令市に関する研究会で策定した、都市圏ビジョンについて説明。これに対し、八幡町長は、議会にも相談した上で、研究会に参加したい意向を示しました。また、合併についても熊本市との合併も「選択肢のひとつ」との考えを示したうえで、今後、町民の意見を聞いて方針を決めたいとしました。

3275とはずがたり:2007/05/23(水) 20:29:56
<東北・北海道>北海道胆振支庁

これは実現すれば大胆である。
何故白老は不参加?日本製紙の工場で潤ってる?とも思えんが。。

白老以西の西胆振7市町…室蘭市・登別市・伊達市・虻田郡豊浦町・洞爺湖町・有珠郡壮瞥町

それにしても虻田郡って胆振支庁と後志支庁にまたがってるんですねぇ。なんか格好いいぞ。

■ 西胆振合併の可能性模索−白老以西7市町首長が懇談会
【2007年5月23日(水)朝刊】
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2007/05/23/20070523m_02.html

 白老以西の西胆振7市町による首長懇談会が22日夜、室蘭市内のホテルで、非公開で行われた。登別市から仮称・西胆振圏の将来を考える研究会の設置が提案され、白老をのぞく6首長は設置に合意した。

 市町村の広域連携や合併の行方が注目される中、西胆振の課題や広域連携など広範な行政運営についてざっくばらんに話し合う場を設けようと初めて企画した。不定期開催の予定。

 懇談では、登別市が白老を除く西胆振3市3町による研究会の設置を提案。地方分権の進展に対応した基礎自治体の在り方研究が目的。住民側への判断材料提供も狙いとしている。西いぶり広域連合内に設置の計画。

 具体的研究内容は、西胆振20万人都市の可能性。6市町で将来的な大同合併の方針が確認されている中、まずは20万人都市としてどのようなまちづくりが可能かを模索していこうとの考えだ。

 このほか懇談会では、北海道洞爺湖サミット開催に向けた国際的PRの実施・推進体制、医師引き揚げ問題での連携策などが話題になった。

3276とはずがたり:2007/05/23(水) 20:45:25
<東海>愛知県

小坂井町も入れてやりん!

合併に向けて事前調整
http://www.tonichi.net/news.php?mode=view&amp;id=18957&amp;categoryid=1

 豊川市の合併受諾回答による宝飯郡の音羽町、御津町との合併事前調整が、17日午前10時から同市中央図書館会議室で行われた。1市2町から首長、議長ら行政のトップと議会関係者12人が出席、新市の役場位置、合併方式など6項目について協議した。

 同日、確認されたのは、新市の役場位置を現豊川市庁舎とすることや合併方式は、同市への2町の編入合併など、基本方式や合併の期日、議会議員定数、合併後の新市基本計画など合併の骨子。

 宝飯郡と同市の合併は、01(平成13)年11月に「宝飯豊川合併協議会の設立を望む会」による住民発議で協議会が設置され、旧宝飯郡4町との1市4町合併が検討された。

 約2年4カ月の協議のあと、各市町で04(同16)年2月に合併に対する住民意識調査を実施、旧一宮町と御津町で過半数を超える反対意見があったため、合併話は破たんした。

 しかし、旧一宮町は旧合併特例法下での合併を目指そうと議会が動き、破たんから半年後、同市へ合併協議を申し入れた。再度の住民意識調査でわずかながらも賛成が過半数を超えたことから、06(同18)年2月に編入方式で合併した。

 国の三位一体改革と、地方自治体の行財政改革推進を目指す平成の大合併で、国・県からの地方交付税減額が、各自治体の財政を圧迫することが明確になるにつれ、全国的に合併が進んだ。

 このため、旧一宮町の合併に続いて昨年3月に音羽町が、議会の決議を経て合併を申し入れた。御津町も同年6月の町長選挙で深谷泰範町長が、合併を掲げて再選され、昨年10月31日に同市への編入合併を申し込んだ。

 2町の動きが加速する中、小坂井町は同様に同市への合併に向けて行政、議会が動き、昨年12月になって同市へ協議開始を申し入れたが、中野勝之市長は「来年1月の2町との合併期限に間に合わない」として断った。

 すでに、県は昨年9月時点で音羽町、御津町と同市の1市2町の合併方針を確定していたこともある。また、新法下で県は、人口1万人前後の自治体の合併を促進するとして取り組んでいることもあって小坂井町は、合併のテーブルに付けなくなった。

 今後、同市と音羽町、御津町との1市2町合併は、6月議会で法定合併協議会設置案を可決し、本格的な協議を行い、県の9月議会へ合併案を上程しなければならない。

 2町との合併の準備は、1市4町協議で土台ができていたことや音羽町からの申し込みがあった1年3カ月前から合併に向けた調査研究を事務レベルで行ってきたことで比較的スムーズに進みそう。

 このため、今年12月に国の合併承認を受け、来年1月の合併まで、短期間のスケジュールながら、新豊川市誕生が確実になった。

3277とはずがたり:2007/05/23(水) 20:59:40
<九州・沖縄>福岡県大分県

吉富町は中津と一緒に成りたがって居る訳で,豊前市との合併勧告は福岡県が吉富町に大分県へ逃げられないようにするための圧力とも取れるな。この辺全部大分県に越県合併すれば宜し!

豊前市と吉富町 合併論議8月まで棚上げ 両首長合意町政懇談会終了待つ
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/fukuoka/20070518/20070518_004.shtml

 豊前市と吉富町が法定合併協議会(法定協)の設置を県知事から勧告された問題で、釜井健介市長と今冨寿一郎町長は17日、「8月まで合併論議は棚上げにする」ことで合意したことを明らかにした。両首長は15日に、合併問題で初めて会談した。

 両首長によると、会談は釜井市長の申し入れで同町役場で開かれた。4月1日に法定協が設置されたが、吉富町長・町議選があったこともあり、法定協は一度も開かれていない。このため、釜井市長が今冨町長に「今後の対応」を打診した。

 これに対し、今冨町長は「町民の意見を聞く」ことを公約して同町長選に当選したことを説明。さらに今月末から約1カ月をかけて、町内30自治会で町政懇談会を実施することを明らかにしたうえで、「合併協議に入るか否かは8月までに結論を出す。それまで待ってもらいたい」と申し入れた。釜井市長も了承したという。

 釜井市長は取材に対し「『町政懇談会が終わらないと前に進めない』というので、待つことにした」と話した。一方、今冨町長も「合併についてはまったく白紙。『結論を出す8月までそっとしておいてほしい』と頼み、了承してもらった」と語った。

=2007/05/18付 西日本新聞朝刊=
2007年05月18日00時51分

3278とはずがたり:2007/05/24(木) 10:59:16

<東海・甲信越>長野県

合併対象の阿智村は浪合村と合併して人口7千人弱。清内路村は人口700人程度。清内路村は一時期現在では飯田市に編入になっている山本地区と合併していた時期もあったそうな。当時は山本地区は米川村と云ったそうな。一方で浪合村は平谷村(人口600人弱)と一時期同一自治体だった。この辺はでらい山の中だが今後どうやって自立を維持してゆくのかねぇ?

2007年5月23日
清内路村合併問題研究会
http://www.minamishinshu.co.jp/news2007/5/23n1.htm

 清内路村民や村議らでつくる同村合併問題研究会(原利正会長)の第12回が21日夜、同村老人福祉センターで開かれ、「阿智村と合併について話し合う場を設けるべき」などとする最終報告書案をまとめた。表現方法などに若干の修正を加えて成文化し、6月5日に桜井久江村長に答申する。

 桜井村長は「阿智村との合併」を公約の一つに掲げて当選。村議会も昨年の9月定例会で「阿智村との合併を求める道を選択することが、地域や住民の自律性を高める」とする決議案を可決している。今回の同研究会の答申が加わることで、阿智村との合併協議に向けた今後の動きが注目される。

 事務局が示した最終報告書案では、昨年10月の中間報告と同様に、合併問題に対する各委員の意見を記した。多数を占めた阿智村との合併推進派の声は「村の財政事情を考えればやむをえない」「阿智村の自立プランに基づく理念を共有できるならば、合併によって地域を守り、持続的に発展することが可能」など。一方で、自立を望む委員の意見も併記した。

 その上で、同研究会の総意の形で、「高い理念を確立した阿智村と、合併について話し合う場を設けることが良い」「村当局には、阿智村との合併について話し合う場を設け、合併に向けた取り組みが推進されることを強く要望する」などとまとめた。

 同研究会は昨年2月、村長の諮問機関として発足し、公募を含む村民ら28人で構成する。当初は昨年9月の最終報告を予定していたが、「地域づくりの議論を深めるべき」として、議論を中断。ことし3月、村計画審議会が住民主体の地域づくりに向けた「村づくり指針」を策定したことを受け、4月から協議を再開していた。

 実質的に最終回となった21日の会合では、主に最終報告書案の表現方法について協議。「最終報告は合併ありきと受け止められ、自立を望む村民が意見を出しにくくなるのでは」との懸念の一方で、「村長への答申が役目であり、研究会としての結論を、もっとすっきりとさせるべき」の声もあり、両論を加味するなどして数カ所の表現を改めた。

 会終了後、原利正会長は「昨年2月から長きにわたる苦労があったが、最終報告は民主的な議論を重ねた結果。合併か自立かで意見が対立する中、一つの総意としてまとまったことは非常に意義深く重みがある。村長や議会は答申を最大限に尊重して、今後の村政運営に生かしてほしい」と話した。

3279とはずがたり:2007/05/25(金) 12:57:23
<九州・沖縄>福岡県

大牟田は荒尾などと共通の都市政策が必要であるね。
豊後・築上は中津と合併すれば良いが,荒尾は大牟田と合併すれば如何かな?

大牟田市 新浄水場建設へ 荒尾市と共同 12年度から供給 菊池川からの取水量増で
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/fukuoka/20070524/20070524_006.shtml

 大牟田市は、熊本県の菊池川から上水道用の取水量を増やすことに伴い、同じく同川から取水する同県荒尾市と共同で、新たな浄水場を建設することを明らかにした。近く建設地を決定し、2011年度中の完成を目指す。大牟田市では浄水場建設などの負担増により、事業者向けなど一部の水道料金が値上げされる見通し。

■水道料金値上げ検討

 同市が06年度策定した水道事業計画によると、水質が悪化している地下水や供給量が安定しない諏訪川(同市)からの取水を減らし、12年度に同川からの上水道用の取水を現在の日量1万トンから同2万トンに引き上げる。

 同市が菊池川から取水しているのは、熊本県の有明工業用水。同市は06年度、新たに日量1万トンの水利権を28億円で同県から取得している。同工業用水は竜門ダム(熊本県菊池市)が水源で、同県玉名市から取水。大牟田市までの導水は既設の導水管で対応できるが、取水量が増加する上、既存浄水場が老朽化しているため、新たな浄水場が必要という。

 大牟田、荒尾両市は、候補地を3、4カ所に絞り込んでおり、近く建設地を決定し、本年度中に用地買収を終えたいとしている。

 大牟田市の水道事業会計は02年度以降、赤字に転落、05年度までに累積赤字は約12億8200万円に達している。同市企業局は「料金体系の見直しは避けられない」としている。

=2007/05/24付 西日本新聞朝刊=

2007年05月24日01時10分

3280とはずがたり:2007/05/26(土) 15:10:43
<九州・沖縄>熊本県

一旦破談に成っただけに慎重なんだな。。

熊本都市圏ビジョン:熊本市長が城南町長訪問し説明 合併問題、明言避ける /熊本
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070519-00000230-mailo-l43
5月19日16時1分配信 毎日新聞

 熊本市の幸山政史市長は18日、城南町の八幡紀雄町長を訪れ、同町を除く15市町村で構成する政令市研究会が策定した「熊本都市圏ビジョン」を説明し、研究会への参加を求めた。
 八幡町長は4月の町長選でも合併の必要性を訴え、返り咲き当選を果たしている。ただ、終了後の取材に対し、両首長はともに「合併問題」については明言を避けた。
 八幡町長はかつて熊本市との合併を模索していたが、熊本市との間には富合町があって「飛び地」となるなどの問題点もあり、03年の町長選では合併反対派に敗れた。ただ、その後、富合町と熊本市が法定合併協議会を設置。この合併が実現すれば城南町は、飛び地ではなくなる。
 会談は約40分で、幸山市長は終了後、報道陣に対し「(都市圏市町村の)連携の必要性を理解してもらった」と話したが、合併については「段階を踏んで住民や議会の意向を確認したい」とだけ述べた。八幡町長は、研究会については「入る方向で検討したい」と前向きな姿勢を見せたが、合併についての質問には「住民や議会とも相談する」と答えた。今後、アンケートなどで住民の意向を確認する考えだ。【谷本仁美】

5月19日朝刊
最終更新:5月19日16時1分

熊本市長、城南町を訪問 都市圏ビジョン説明 市との合併 町長「選択肢の1つ」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070519-00000013-nnp-l43
5月19日10時7分配信 西日本新聞

 熊本市の幸山政史市長は18日、城南町を訪れ、統一地方選で町長に返り咲いた八幡紀雄町長に、同市の政令市移行などを盛り込んだ「熊本都市圏及び政令市についての研究会」(会長・幸山市長)の「都市圏ビジョン」を説明した。

 同研究会は熊本市など周辺15市町村で構成する。城南町は前町長が合併に否定的で、これまで熊本都市圏で唯一、同研究会には参加していなかった。だが合併を視野に入れる八幡町長が再び町長になったことで、幸山市長訪問となった。八幡町長は幸山市長に「これから一緒に勉強させてもらいたい」と研究会参加の意向を表明した。

 会談後、合併問題について八幡町長は「どの自治体と合併するかは白紙。町民や議会の意向を確認してから3年以内に進めていきたい」とし、熊本市との合併は「選択肢の1つ」と述べた。

 5年前、城南町で熊本市との合併論議が起きた。当時は両市町が隣接していなかったため、飛び地合併が想定されていた。現在、熊本市は富合町と合併協議を進めており、合併が成立すれば、飛び地にはならない。八幡町長は「5年前と比べ、合併しやすくはなっている」と話した。

=2007/05/19付 西日本新聞朝刊=
最終更新:5月19日10時7分

3281とはずがたり:2007/05/26(土) 15:56:33
<東海>静岡県

ふ〜む。湖西は下らん権力斗争なんかやってる場合じゃ無いと思うが。

市町村合併:構想は全11地区に 東部3地区は消極的 /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070518-00000000-mailo-l22
5月18日11時0分配信 毎日新聞

 ◇石川知事「地域自治区がポイント」
 県幹部職員でつくる県市町村合併推進本部は17日、県の合併構想に新たに6地区を加え、全11地区にすることを決めた。これで合併新法(10年3月で期限切れ)に基づく合併の枠組み論議に一つの区切りがついた。ただ、合併については地区ごとに温度差があり、順調なのは5地区だけ。特に県東部3地区は首長間の思惑が交錯し、暗礁に乗り上げている。石川嘉延知事は「(合併後も地域の独自性確保が可能な)地域自治区が今後のポイントになる」と述べ、合併への不満解消に向けた取り組みを急ぐよう指示した。【鈴木直】
 構想に追加したのは、沼津市・三島市・裾野市・函南町・清水町・長泉町▽御殿場市・小山町▽藤枝市・岡部町▽焼津市・大井川町▽袋井市・森町▽湖西市・新居町――の6つの枠組み。
 11地区のうち順調組5地区は既に合併協を設置していたり、今年度前半での合併協設置が見込まれている。
 一方、富士宮市・芝川町など3地区は協議入りのめどが立っていない。富士宮市は、過去に富士川(ママ。多分芝川の間違い)町側が合併協議を白紙に戻したことなどへの不信感がぬぐい切れていない。袋井市・森町では、森町が合併の是非を問う住民投票(04年8月)で反対多数となったことが響いている。湖西市・新居町では枠組みには異論はないものの、湖西市側で昨年秋に市長と議会の対立が表面化。協議入りできる状況になっていない。
 今のところ不調に終わっている東部3地区では「地域の独自性が失われる」などの理由で合併に消極的な首長が多い。そのうち、特に県が最も頭を痛めているのは南伊豆1市5町だ。高い高齢化率や逼迫(ひっぱく)する財政状況など最も合併を必要としながら各首長の思惑が一致しない。沼津・三島など3市3町と御殿市・小山町は逆に財政状況の良い自治体が多く、合併機運が盛り上がらない。
 県は、合併後も各自治体の意見が反映できることを示すため、来月にも「地域自治区」活用のための研究会を発足させる方針で、東部3地区の流れを何とか変えたい考えだ。
………………………………………………………………………………………………………
 ◇県の合併構想と進捗状況
 <1>下田市・東伊豆町・河津町・南伊豆町・松崎町・西伊豆町
 <2>沼津市・三島市・裾野市・函南町・清水町・長泉町
 <3>御殿場市・小山町
 <4>富士宮市・芝川町
 <5>富士市・富士川町
 <6>静岡市・由比町
 <7>藤枝市・岡部町
 <8>焼津市・大井川町
 <9>島田市・川根町
<10>袋井市・森町
<11>湖西市・新居町

5月18日朝刊
最終更新:5月18日11時0分

3282★とはずがたり:2007/05/26(土) 23:25:40
石川県〈珠洲市〉
珠洲市HPに市長の部屋が開設されました。
市長の活躍や透明性を大切に交際費などの公表もしています。
災害時に夜遊びをしていたなど変な噂の多い泉谷満寿裕珠洲市長ですが、市長の部屋からはそんな軽率な男に見えません。
奥能登・珠洲も頑張っています。よかったら訪問してください。

3283とはずがたり:2007/05/27(日) 00:38:42
http://jbbs.livedoor.jp/study/2246/storage/1178848454.html>>1氏でしょうかな?
私ではないので念のため・・

3284とはずがたり:2007/05/28(月) 22:01:38
<中国・四国>愛媛県

取り敢えず鬼北に。一件落着なのかこの数年の空白は何だったのかと虚しさが残るのか?
加戸知事は宇和島派だったのか?

鬼北町長に合併の協力要請 松野町長
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20070528/news20070528496.html

 北宇和郡松野町で27日行われた合併先を問う住民投票で同郡鬼北町が過半数を占めた結果を受け、岡武男松野町長は28日、松浦甚一鬼北町長を訪ね、投票結果を報告するとともに、合併への協力を要請した。
 岡町長は布久光議長、光盛暁与副議長とともに鬼北町近永の近永公民館で面会。岡町長は「住民投票で鬼北町を選択した住民が過半数を取ったことをお知らせしたい」と報告。さらに「3年半前の(合併協議会の)離脱では迷惑を掛けた」と謝罪した。
 松浦町長は「離脱から松野町や鬼北町の状況も大きく変わった。正式な申し入れを待ってから議会や町民と相談する。松野町でまずはいろいろな課題を整理してほしい」と述べた。

松野町住民投票結果受け知事、合併協力を表明
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20070528/news20070528493.html

 北宇和郡鬼北町との合併を選んだ同郡松野町の住民投票から一夜明けた28日、加戸守行知事は県庁で会見し、早期の合併実現へ松野町や町議会、町民が一丸となり取り組むよう要望。県市町合併推進審議会の意見を聞いて支援措置を盛り込んだ合併構想を速やかに策定し、両町の合併に協力する意向を表明した。
 支援策としては県職員の派遣を挙げ、地元の意向を踏まえ判断したいとした。鬼北町による吸収合併にならざるを得ないとの認識もあらためて示した。
 加戸知事は、宇和島市より財政規模の小さい鬼北町を選んだ投票結果について、地縁、血縁や文化・歴史的つながりを重視したと分析。「遠き友人より近き隣人を選んだが、行政サービスや財政力、その他の点を考えた場合に苦難の道を選択した」と見解を述べた。

3285とはずがたり:2007/05/29(火) 14:36:16
<九州・沖縄>宮崎県

2市にまたがる合併は主導権が絡むしどうしても難しいね。日南市と南那珂郡は最初から合区されてんだよなぁ…。それにしても串間の人口2.1万でも合区の対象にならんのか・・。人口6万で定数3だもんなぁ。。宮崎県民恵まれとるわ。

串間市、再び自立の意向 県南合併
2007年5月29日
http://www.the-miyanichi.co.jp/domestic/index.php?typekbn=1&amp;top_press_no=200705290101

 串間市の鈴木重格市長は28日の定例会見で、同市と日南市、北郷、南郷町の2市2町での合併法定協について「串間市は自立を貫く」と、参加に消極的な姿勢をあらためて表明した。

 北郷、南郷町は参加に前向きで、1市2町の枠組みによる法定協設置の可能性が濃厚となった。

 県南地域の合併では日南市の谷口義幸市長が、1市2町に法定協設置を打診する意向を先月表明。今月15日、非公式に串間市役所を訪れ、鈴木市長に「県の構想に沿って法定協を設置したい」と協力を要請した。

 鈴木市長は昨年7月の市長選で「自立」を掲げて再選した経緯を説明。「理解してほしい」と法定協参加に消極的な考えを伝えたという。

日南市(4.5万)・南那珂郡(北郷5千・南郷1.1万)区(6.1万) 定数3−候補5
当9,462高橋 透46社民現2党県副代表
当8,912坂元 裕一58自民現6農林業
当8,144外山 衛49自民現2会社社長
□5,455沢山 信二42無所属新 衆院議員秘書
 403辻 稔種83無所属新 (元)病院職員

串間市(2.1万) 定数1−無投票
氏名年齢党派新旧当選回数代表的肩書
○野辺 修光64自民現4製茶業

因みに
宮崎:36.8万→定数12 3.07
延岡:13.4万→定数5 2.68
都城:17.0万→定数6 2.83
えびの:2.3万→定数1
とまぁ人口一人当たりの格差はこんなものか。
定数を半分ぐらいに出来るんじゃないか??
串間は日南に,えびのは小林と合併するようにしむけるべし。

3286やおよろず:2007/05/30(水) 22:23:14
動き出した自治体財政健全化法
http://www.tohmatsu.co.jp/news/ps/ps03/topics20070530.shtml

5月25日、衆議院の総務委員会で「地方公共団体の財政の健全化に関する法律(以下、財政健全化法)」が可決された。この法律は、現行の財政再建団体制度の50年ぶりの見直しであり、現行制度がいわゆる「夕張市問題」に十分に機能しなかったことを踏まえ、その問題点を改善した制度であるとも考えられる。

財政健全化法では、普通会計の実質赤字比率に加えて、公営企業まで含めた赤字の比率(連結実質赤字比率)、借金残高の財政負担(実質公債費比率)、公社・第三セクター(以下、三セク)に対する将来的な税金負担の割合(将来負担比率)をもとに、早期改善を目指す黄色信号としての健全化段階と、赤信号としての再生段階を規定している。すなわち、病院や交通などの公営企業や公社・三セクなどを含め、単年度フローだけではなくストック面にも配慮した財政状況の判断指標を導入するとともに、財政悪化を可能な限り早い段階で把握し、財政状態の改善に着手させるというしくみが織り込まれている。

今回の法律では債務整理(自治体破綻)制度の導入は見送られたが、地方財政計画の枠組みの中で暗黙の政府保証を前提として、自治体の借金について金融マーケットによる規律が働かない状況が今後とも継続するとは考えられない。将来的には、金融マーケットによる規律のもとでの自治体経営へ移行しなければならず、財政健全化法は、この移行を前提とした抜本的改革の第一歩であると認識すべきであろう。

そのため、財政状況の判断指標については、監査委員の審査対象として情報の信頼性を確保し、議会に報告させることで、議会によるガバナンスの強化を図っている。また、黄色信号や赤信号がついた自治体や公営企業については、健全化計画等について、議会の監視下に置くとともに、地方自治法に基づく個別外部監査の強制導入を規定している。更に、都道府県や総務省による指導・監督が制度化され、状況によっては、自治体自身の意思に係わらず、財政状況の悪化により地方自治の一部制限を行うことを織り込んだものである。

この法制は、平成19年度決算数値から財政状況の判断指標が公表されることになっている。詳細な指標算定手法は今後省令で定められる予定であるが、既に執行中の平成19年度財政判断指標は、当初予算が可決されているため実質的に決まっており、その数値が公表されるまで、あと1年を残すのみである。そして、財政健全化団体・再生団体の措置がなされる基準となる平成20年度の予算編成は目の前に迫ってきている。財政健全化法への自治体、監査委員、議会の対応は、もう待ったなしである。
なお、衆議院総務委員会では次のような6項目にわたる附帯決議がなされた。

1.地方分権の観点から国の関与への配慮
2.財政指標算出方法や基準比率の設定に当たっての地方6団体の意見反映
3.弁護士・公認会計士等の有資格者の監査委員登用等により、監査委員の独立性・専門性の向上
4.再生振替特例債の発行が認められることを受け、地方債残高の縮減努力
5.企業会計を参考にした連結ベースの地方公会計制度整備の推進
6.地方債の引受状況の実態開示

3287とはずがたり:2007/06/01(金) 23:48:14
<九州・沖縄>宮崎県

合併論議が再始動 日南市、北郷、南郷町
http://www.the-miyanichi.co.jp/domestic/index.php?typekbn=1&amp;top_press_no=200706010103
2007年6月1日

 日南市、北郷、南郷町は31日、法定合併協議会設置に合意したと発表した。各市町は9月定例議会までに関連議案を提案、可決されると10月1日までに法定協を設置する見通し。合併新法下の法定協設置は、県内では今年3月合併した延岡市と旧北川町以来二例目。

 一市二町の首長が日南市役所で記者会見し明らかにした。

 合併方式は「新設(対等)合併」。2009年3月31日の合併を目指す。地域自治区設置も視野に入れている。各町とも法定協の協議と並行し住民説明会を開く。合併の是非を問う住民アンケートは、南郷町が予定するが、日南市は実施せず、北郷町は議会や住民説明会の状況を見て判断するという。谷口義幸市長は「道州制の議論も全国的に進んでいる。県南も体制を整えるべきときに来ている」と話した。

日南市 北郷町 南郷町 09年春合併目指す 法定協立ち上げへ
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/miyazaki/20070601/20070601_001.shtml

日南市、北郷町、南郷町の法定合併協議会設置へ共同記者会見を開いた(左から)阪元・南郷町長、谷口・日南市長、倉岡・北郷町長
 日南市、北郷町、南郷町の1市2町の首長は31日、日南市役所で共同記者会見を開き、地方交付税の優遇措置などで有利となる2009年3月末の合併を目標に法定合併協議会を立ち上げ、協議を進めることを明らかにした。

 1市2町は、遅くとも9月議会までに法定合併協設置議案を提案し、今年10月1日までに設置。12月中に協議を終了させたいとしている。

 この1市2町の合併をめぐっては、04年に住民発議による法定合併協を設置。05年3月に1市2町による合併協定書に調印した後、北郷町議会が合併関連議案を否決したため頓挫。合併賛成、反対両派の町民が当時の北郷町長と全町議のリコール請求をしたため、町長が辞職し、町議会が解散するなど混乱した。その後の出直し同日選で、推進派の倉岡清美氏が町長に初当選し、町議選でも賛成派が多数となった。

 南郷町では、今年4月の町長選で、合併慎重派ながら「合併協に参加したうえで合併か非合併かを決定する」としていた阪元勝久町長が再選された。

 この日の共同記者会見で、日南市の谷口義幸市長は「地方分権、道州制の議論の中で各地域、市町が体制を整える時期にある」と述べ、北郷町の倉岡町長も「二度と同じ轍(てつ)は踏まない。住民に十分な説明をしたい」と意欲を見せた。南郷町の阪元町長は「4、5年前とは国の政治的状況や町の財政事情が異なっている面もある」と慎重に話した。

 合併が実現すると、面積約536平方キロメートル、人口約6万人の新市が誕生する。

=2007/06/01付 西日本新聞朝刊=
2007年06月01日11時16分

3288片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/02(土) 11:19:05
<中国・四国>徳島県

出きるか? 「大・徳島市」
2007年06月01日
http://mytown.asahi.com/tokushima/news.php?k_id=37000000706010003

 「平成の大合併・第1幕」を終え、県東部を中心とした新たな合併構想を検討している県市町村合併推進審議会の会合が31日、県庁であり、県側の構想が初めて示された。徳島、鳴門両市をそれぞれ中心とした「二大中枢都市の形成」など3パターンで、それぞれ期待される効果も説明された。各市町村の思惑があり、県内の「東西格差問題」など課題も残るが、徳島県の将来像を描く本格的で具体的な作業が始まった。


(柳沢敦子)


 県内の合併は06年3月までに旧合併特例法に基づき50市町村が24市町村になって一段落した。審議会は、合併新法に基づき、さらに合併を進めるために県が設置。県は答申をもとに具体案をまとめ、市町村に判断材料として提供する。


 事務局の県がたたき台として示した構想は、審議会でこれまでに決まった「人口1万人未満の町村は再編」「中核市(人口30万人以上)や人口10万人程度の市づくりを目指す」といった方針に沿って作成された。


 東部地域の3パターンは、まず、「二大中枢都市型」。徳島市を中心に小松島市や石井町など2市4町1村でつくる中核市と、鳴門市と板野郡5町からなる二つの大型都市を形成する。


 次は、このパターンから、鳴門市と5町を分ける「板野郡独立型」。さらに、板野郡を徳島市側に組み入れ、現在の2市9町1村が一つとなる「大徳島市型」が示された。


 また、県南部については、牟岐、美波、海陽の3町が一つになり、人口2万5千人規模で、豊かな自然を生かした観光と交流のまちづくりを進める案が示された。


 ■二大中枢都市型


 県東部にできる二つの大きな都市がそれぞれ、県庁所在地と、近畿圏との玄関口として、連携と競争をすることが県全体の活性化につながることを期待している。


 この構想では、徳島市は人口35万人以上となり、「30万人以上」が条件となる中核市への移行が可能になる。徳島以外の四国3県の県庁所在地はすでに中核市となっており、移行は原市長が強く希望している。さらに、国からの権限移譲の範囲も広がる。


 鳴門市を中心とした市も、人口は15万人を超え、「四国の玄関口」「交通の拠点」としての機能充実などが期待できるという。


 ■板野郡独立型


 板野郡5町は徳島空港や高速道路があり、国道や県道などの幹線道、鉄道も充実している。商業施設や工場の集積も進んでいるため、生産・物流の拠点として、新たな個性を持った市への発展が見込まれる。


 「中核市・徳島」と、観光地として全国的に知られ、産業も充実している鳴門市との3市の、それぞれ特性を生かすのがこの構想の狙い。また、郡内は古くから地域間の結びつきが強く、これまで合併協議会が設置されたという経緯もあり、計画がスムーズに進むという利点もある。


 ■大徳島市型


 人口約45万人という四国では松山に次ぐ2番目の規模の市をつくり、高度な都市づくりを進めようとするのがこの型の狙い。


 人口は県全体の55%以上を占め、面積も大きくなるが、県によると、道路が整備されているため中心部から市内の大半の所まで1時間以内で行けるという。さらに、徳島空港、徳島小松島港を備え、国際都市としての機能も充実するのが魅力だ。

3289とはずがたり:2007/06/02(土) 13:47:53
<中国・四国>徳島県
>>3288
都市近郊は発展しつつあるので自立心旺盛だからなぁ。。鳴門も徳島も郡内併合も嫌がりそうだなぁ
徳島市は中核市になりたいんだろうけど何処迄求心力があるのかな?

小松島は徳島との合併を模索している節もあるし,北島等も徳島へ,板野は鳴門と合併で良いでは?板野も鳴門と合併するだけでは厭か?

●徳島近郊
徳島市長…大合併に前向き
石井、松茂、藍住、上板町…(どちらかというと)合併は必要なし
小松島市,鳴門市,北島町,板野町,勝浦町,上勝町,神山町,佐那河内村…(どちらかというと)必要

●海部郡内
牟岐町…郡内合併賛成
美波町…より大きな合併も(阿南?)
海陽町…静観

県東部圏域に3合併案 推進審で県提示、南部は海部3町 2007/06/01 11:01
http://www.topics.or.jp/contents.html?m1=2&amp;m2=&amp;NB=CORENEWS&amp;GI=Kennai&amp;G=&amp;ns=news_118066329103&amp;v=&amp;vm=1
 「平成の大合併」で未合併の徳島県内十四市町村の再編構想づくりを進めている県市町村合併推進審議会(会長・若山浩司四国大大学院教授)の第七回会合が三十一日、県庁であり、議論のたたき台として事務局の県が合併の組み合わせ案を示した。徳島市を含む東部圏域は三案を提示。南部圏域の牟岐町は美波、海陽両町との海部郡三町合併案を示した。審議会は同案への意見を県民から募って最終案を決定、飯泉嘉門知事に答申する。

 東部圏域はいずれも徳島市が周辺市町村と合併して中核市となる案で、パターン<1>は▽徳島市と周辺六市町村(人口約三十五万人)▽鳴門市と板野郡五町(約十六万人)、<2>が▽徳島市と周辺六市町村▽板野郡(約十万人)▽鳴門市(約六万人)、<3>が▽徳島市と周辺十一市町村(約四十五万人)▽鳴門市。

 それぞれに期待される効果などを明記。<1>では「二大中枢都市が形成され、両都市が連携を図りながら競うことで県全体の活性化につながる」、<2>は「県都の北側に十万人規模の都市ができ、鳴門市や阿波市、吉野川市などともに多様性と活力のある県土づくりが展開される」、<3>は「人口が東四国第一の規模となる都市ができ、四国内での存在感を高められる」とした。

 県はまた、十四市町村を対象に、五月一日に実施した合併に関するアンケートの結果も報告。それによると、石井、松茂、藍住、上板の四町が「どちらかというと」を含めて「合併する必要はないと考えている」と回答、上勝町は「その他(どちらともいえない)」、残る九市町村は「どちらかというと」も含めて「必要」と答えた。

 会合では、組み合わせ案への異論は特に出ず、県民の意見を聞いた上で、七月下旬をめどに次回会合を開くことにした。

 市町村合併推進審議会は二〇〇五年八月に設置。学識経験者や市町村代表、経済団体関係者ら十二委員で構成されている。

3290とはずがたり:2007/06/02(土) 13:48:17
>>3288-3290

◎首長、反応さまざま、県が自治体再編案

 徳島県庁で開かれた県市町村合併推進審議会に、徳島市周辺の県東部と海部郡の再編案が示された三十一日、関係する自治体の首長は再編案を歓迎したり、静観したりと、各地の事情を踏まえてさまざまな反応をみせた。

 「住民の間で合併への意識が高まる」と期待を寄せたのは、徳島市の原秀樹市長。市は「四十万人規模の中核市構想」を掲げており、周辺自治体に呼びかけた「徳島東部地域市町村長懇話会」で広域行政についての議論も続けている。県が示した三案はいずれも中核市の人口要件をクリア。中でも同市と周辺六市町村、鳴門市と板野郡五町を組み合わせる「パターン<1>」は懇話会と同じ枠組み。「道州制を見据え、スケールメリットのある都市をつくらなければならない。案は、これまでの取り組みを認めてくれたと思う」と好意的に受け止めた。

 市民アンケートで徳島市との合併を望む声が多かった小松島市の稲田米昭市長も「いずれも小松島・徳島の合併が含まれていることから、本市の意に沿うものになっている」と歓迎した。

 四月の市長選で初当選した鳴門市の吉田忠志市長は慎重な構え。「当面は広域行政の道を歩み、その成果を踏まえた上で市民の理解や議会の議論を尽くして考えたい。今回の再編案にはコメントできない」と述べた。

 徳島、鳴門両市との合併案と、郡内五町合併案が盛り込まれた板野郡では意見が分かれた。北島町の山田昌弘町長は「住民の同意が不可欠」とした上で「県都の人口を増やし、中核市となっている他県の県都に劣らない環境の都市にしなければならない」と徳島市との合併に意欲をのぞかせる。板野町の中島勝町長は「地域性や住民の意識を考えると郡内五町の合併が望ましい」。松茂町の広瀬憲発町長は「合併しないということで進めてきたが、正式に再編構想が固まった時点で、郡内の協議会で検討したい」と話した。

 前町長が「合併しない」としてきた石井町。三案ではいずれも徳島市と合併との方向性が示されたが、河野俊明町長は「財政改革など経費削減に努めれば自立できる。ごみ処理などは近隣市町村との広域行政などで解決でき、合併は考えにくい」と消極的。

 美波町と海陽町が誕生したばかりの海部郡は、牟岐町を加えた三町を一つに再編する案。牟岐町の大神憲章町長は「三町合併が望ましい」と支持したものの、海陽町の五軒家憲次町長は「あくまでも県の考え方であり、静観したい」。美波町の藤井格町長も「海部郡三町の小さな枠組みで持続可能といえるのか」などと、反応が分かれた。

3291とはずがたり:2007/06/02(土) 13:53:29
<九州・沖縄>熊本県

2007年3月1日 19時
富合町を熊本市に編入で承認
http://www.kab.co.jp/db/asp/KabNewsDetail.asp?hizuke=2007/3/1&amp;group=4&amp;id=3

 熊本市と富合町の合併協議会が3月1日開かれ、富合町を熊本市に編入合併することが決まりました。
協議会には、熊本市と富合町から議員や住民代表など24人が出席しました。41の協議項目のうち、先月、議員の専門部会で審議された3つの基本項目について、富合町を廃止し、熊本市に編入する合併方式をとること、名称は「熊本市」で、本庁を熊本市手取本町とする方針が提案されました。委員からは、合併後の議員の身分を配慮して欲しいなどの意見が出されましたが方針そのものに異論はなく、全会一致で承認されました。

3292とはずがたり:2007/06/02(土) 20:11:45
<東海>静岡県

この2市1町で20万都市になんのか。。
当然「御殿場市」を御殿場は主張し,裾野市は東富士市かなんかを主張する事になって此の調整が可能かが鍵になると予想。

市町村合併:2市1町で、首長に働きかけ−−御殿場市長 /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070529-00000078-mailo-l22
5月29日12時1分配信 毎日新聞

 県東部の自治体合併問題で、御殿場市の長田開蔵市長は28日、同市、裾野市と小山町の2市1町の枠組みを前提とした首長会談を働きかける意向を明らかにした。6月中にも実現したい考えだ。県は、御殿場市は小山町との2市町、裾野市は沼津、三島市を含む3市3町という枠組みでの合併構想を打ち出しており、県と自治体の思惑の食い違いが浮き彫りになった。
 長田市長は同日の会見で「2市1町が特例市(人口20万人以上)を目指そうということで進めている。まず首長が話し合い、お互いに認識を共有したい」と述べた。【安味伸一】

5月29日朝刊
最終更新:5月29日12時1分

3293雑談居士:2007/06/03(日) 02:09:55
>>3292
県の枠組みの方が自然だと思うのですが、長泉・清水両町が合併に加わらないと
かなり歪んだ市域になるんですよね。(広島市の東部地域みたいな感じで)
御殿場と裾野両市の関係って良好まで行かなくても、そこそこのご近所付き合いなんでしょうか?

3294とはずがたり:2007/06/03(日) 13:45:21
>>3293
一応,御殿場+裾野+小山なら地域的にひとまとまりですよねぇ?旧駿東郡北部と云う事で。
沼津+三島に清水,長泉が加わらないと歪な感じに成ると思うんですけど。
http://www.mapion.co.jp/html/map/web/admi22.html

3295雑談居士:2007/06/03(日) 16:41:15
>>3294
御殿場市としては、小山町だけとの合併では将来が望めない。
裾野市を含めた広域合併→特例市昇格で、沼津・三島都市圏と
一線を画した自治体としての生きる道を考えているのでしょうかねぇ。
沼津+三島の枠組みも、合併の規模を巡って両市が対立しているようですし
長泉町は合併そのものに否定的で、こちらはさらに先行き不透明ですな。
しかし、駿東郡って本当に広いですよね。

3296とはずがたり:2007/06/06(水) 19:52:37
<東北・北海道>宮城県

■年度内に合併協編入方式選択へ2007.06.06
本吉町長が議会に説明
対等との強い信念で望む/
http://www.sanriku-kahoku.com/news/2007_06/k/070606k-gappei.html

 気仙沼市との合併を目指す本吉町の森琢男町長は五日、両市町の合併形式について、編入合併を選択する方針であることを明らかにした。町議会合併調査特別委員会(及川一郎委員長)で示した。

 合併形式については、旧気仙沼市、旧唐桑町と進めた協議の経過を踏まえ、新市の名称や事務所の位置などを新たに検討しない考えを示した上で「編入でいかざるをえないと判断した」と説明。「協議は対等との強い信念を持って望む」と述べ、気仙沼市と対等な関係で協議を進めたい考えを強調した。

 今後のスケジュールについては「両市町で協議の方向性が出た時点で報告したい」としながらも「本年度内をめどに法定合併協議会の設置を目指したい」とした。

 森町長は、気仙沼市への合併協議申し入れや町民懇談会の内容などについても説明。議員からは「懇談会で町民の意見を聞いた後に合併協議を申し入れてもよかったのではないか」「懇談会の説明内容に合併した新市のシミュレーションが盛り込まれていない」などの意見が出された。

3297とはずがたり:2007/06/06(水) 20:06:54
<東北・北海道>福島県

福島市としては30万行かずに口惜しかろうなぁ・・桑折辺りにちょっかい出すのかね?川俣は独自路線で行けるのかな?

福島市・飯野町が合併協定に調印
2007年06月05日 15時29分
http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=2007060518

来年7月1日の合併を目指す福島市と飯野町の合併協定調印式は5日、同市のSPヴィラスで行われた。

8日にそれぞれの議会で合併関連議案を審議し、議決されれば県に地方自治法に基づく廃置分合を申請する。

新「福島市」が誕生すれば、県内は59市町村となる。

両市町の合併協議会委員、市議、町議ら約100人が調印の様子を感慨深く見守った。

調印後、瀬戸孝則市長、阿曽昭三郎町長が記者会見し、「互いにとっていい合併にしたい」と抱負を語った。

川俣町の離脱で、中核市の条件となる人口30万人に至らなかった点について、瀬戸市長は「中核市を目的に合併するわけではない」と強調したが、今後、合併などで30万人を超えた場合は中核市の申請をする考えであることを明かした。

福島市と飯野町、合併協定調印 新福島市が来年7月誕生
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/06/20070606t61010.htm

 福島市と飯野町の合併協定調印式が5日、福島市内で開かれ、2008年7月1日に合併し新生福島市を誕生させることが正式に決まった。

 調印式で瀬戸孝則福島市長は「合併する来年は市制101周年の新たなスタートの年。県北地方のさらなる発展につなげたい」とあいさつ。阿曽昭三郎飯野町長は「双方の住民の生活がより良くなるように努力していきたい」と語った。

 合併後の人口は、5月現在の推計で飯野町の6571人が加わり29万5890人。中核市の要件である人口30万人にはわずかに届かない。

 当初は川俣町を加えた1市2町で合併する構想で話が進み、04年9月に合併協議会が設置された。しかし、川俣町が合併反対の住民請願が町議会で採択されるなどしたため、06年12月に離脱。今年に入り福島市と飯野町で協議を続けてきた。
 福島市の合併は1968年に旧吾妻町を編入して以来となる。
2007年06月05日火曜日

3298とはずがたり:2007/06/06(水) 23:28:45
<近畿>和歌山県

早くから単独を表明していた印南町が積極的で,一度は合併協議の席に着いた日高・美浜は慎重姿勢か。

「合併やむなし」 御坊日高のシンポ
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=125935

 御坊日高地方の2次合併を視野に、県は2日、御坊市薗の御坊商工会館で「地域まちづくりシンポジウム」を開いた。2次合併構想に入っている御坊、印南、日高、美浜、由良の5市町の首長が出席し、厳しい自治体運営の現状を訴え「合併もやむなし」との考えを示した。

 行政関係者ら約350人が参加した。各首長は、行財政改革や産業振興策、インフラ整備などそれぞれの取り組みを紹介。「地方は収入減の経費増。大都市との格差が広がっている」「地方交付税の削減は大きな痛手」などと訴えた。

 2次合併について、特に意欲をみせたのが、印南町と由良町。久保井始印南町長は「今後の厳しい状況を考えると、広域での効率化も必要。インフラ整備のめどが立ち、合併しても相手に迷惑はかけない」と述べた。中井勤由良町長は「人口流出と少子高齢化が急速に進んでいる。定住対策が課題だが、地形的に宅地造成も難しい。『日高は1つ』をスローガンに、合併に進みたい」と主張した。

 一度は合併協議につきながら単独を選んだ日高、美浜の両町長は「合併には住民の理解が必要」「合併してもしなくても財政事情は厳しい。道州制で市町村がなくなる可能性もあり、先が全く見えない」などと慎重な姿勢をみせた。

 5首長と一緒に登壇した総務省自治行政局市町村課の望月明雄・合併推進課理事官は「人口が減れば交付税も減少する。御坊日高地方の1市4町は役場が近いのが特徴。合併のメリットが出やすい」と話した。

 2次合併構想に入っていない、みなべ町の山田五良町長もアドバイザーとして出席し「南部町と南部川村の合併では、梅産業の一元化を図ったことが一番のメリット」などと述べた。

 御坊日高地方の1次合併は、御坊市を中心とした広域合併を視野に協議を始めたが、合併したのはみなべ町(旧南部町、旧南部川村)と日高川町(旧川辺町、旧中津村、旧美山村)だけ。御坊市は財政難から周辺町村に敬遠され、印南町は早くから単独を表明。日高、美浜、由良は3町合併を視野に協議していたが破談になった。

3299とはずがたり:2007/06/07(木) 19:58:47
<東海・甲信越>長野県

2007年6月7日
清内路村が合併検討最終報告書
http://www.minamishinshu.co.jp/news2007/6/7n2.htm

 清内路村民や村議らでつくる同村合併問題研究会(原利正会長)は5日、「阿智村と合併について話し合う場を設けることがよい」などとする最終報告書を桜井久江村長に提出した。桜井村長は「報告を重く受け止め、住民や議会の意向を聞いた上で、より良い結論を出したい」と述べた。

 最終報告書ではそのほか、同研究会の総意として、「清内路が清内路であり続け、よりよい地域づくりを実現するために、遅延なきよう『阿智村』と合併について話し合うことが必要」「村当局には、阿智村との合併について話し合う場を設け、合併に向けた取り組みが推進されることを強く要望する」などと記した。

 5日は村役場へ正副会長3人が訪れ、桜井村長に最終報告書を提出した。原会長は1年5カ月にわたる研究を振り返り、「いろいろな意見がある中で、総意としてまとまったことは重い。報告書を尊重していただき、今後の村のあり方に間違いのないよう取り扱ってほしい」と要望した。

 阿智村との合併を公約にする桜井村長は、「報告を重く受け止め、より良い結論が出せるようにしたい。阿智村へ(話し合いの場を持ってもらえるよう)ボールを投げなければとは思う」としながらも、まずは住民や議会の意向を把握した上で慎重に判断する方針を強調した。13、14の両日に、同研究会が開く最終報告書の住民説明会や18日に開会する同村議会6月定例会で意見を仰ぐという。

 同研究会は昨年2月、公募を含む村民ら28人で発足。計12回の会合や、阿智村の岡庭一雄村長を招いた学習会などを開き、合併の是非だけでなく、住民主体の地域づくりなどについても議論を重ねてきた。

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下伊那郡は全部飯田になるとスッキリするんだけどね。もう一寸頑張ると自民を2に減らせるかも知れないしw

飯田市 定数5−候補9
得票数氏名年齢党派新旧当選回数代表的肩書
当 16,235森田 恒雄74社民=連合現7党県副代表:協働ネット
当 15,743小島 康晴51無所属=民主・社民・連合新1行政書士・連合長野飯田地域協議会副議長・飯田市長選出馬落選
当 12,177佐藤 友昭47自民=公明現3(元)参院議員秘書
当 11,717古田 芙士66自民=公明現6NPO法人理事
当 10,832小池 清49自民=公明現2ソフト会社代表
□8,991小林 利一59民主=連合現1級建築士=県民クラブ所属
□8,221大坪 勇68共産新 社福法人理事長
□5,673酒井 和美60無所属=新濃新 土地家屋調査士
1,145桜井 良次59無所属新 キノコ栽培業

3300とはずがたり:2007/06/07(木) 20:03:40
<東海>静岡県

自前でゴミ・屎尿の処理も出来ないのに強気に威張りすぎなんだよなぁ。長泉はどうなんだろ?

清水町長 来月、沼津市に謝罪 ごみ、し尿処理問題
http://www.shizushin.com/local_social/20070607000000000023.htm
2007/06/07

 合併協議のもつれに端を発し、清水町が長年にわたり沼津市に委託してきたごみ・し尿処理を期限付きで函南町、三島市に委託することになった問題で、清水町の山本博保町長は6日までに、7月上旬にも沼津市に同町のこれまでの対応について謝罪し、再委託を申し入れる方針を固めた。
 開会中の町議会6月定例会で議会に理解を求め、25日から町内各地区で開く住民懇談会で町民に問題の経緯や謝罪の趣旨を説明した上で、申し入れを行いたい考え。ごみ・し尿処理については、町議16人も沼津市への再委託が望ましいとの考えを明らかにしている。
 山本町長は3月の就任から一貫し、「沼津市との合併協議会再開を2度にわたり約束しながら履行しなかったことが、信頼関係が崩れた最大の原因」との認識を示し、「結果として履行できない約束をしたことを謝罪したい」としてきた。
 清水町と沼津市が1市1町合併協を設置したのは昭和41年。合併は同町の事情で見送られたが、同町は42年からごみ・し尿処理を沼津市に委託してきた。同町は平成13年以降、両市町の中核市推進協議会の話し合いと、同町が住民発議で行った2市2町合併協設置に向けた協議の中で交わした公文書で、沼津市に対して1市1町合併協再開を約束したが、最終的には当時の平井弥一郎町長が「住民理解が得られない」などとして再開を拒否した。
 沼津市は同町のごみ・し尿処理の受け入れを平成18年3月末で停止。現在は函南町、三島市が平成21年3月までの3年間の期限付きで受け入れている。

3301とはずがたり:2007/06/12(火) 00:32:21
<首都圏>埼玉県

合併が圧倒的多数という声には成っていないのだな・・この辺纏めて栗橋市で良いと思うが。

2007年6月9日(土)
大利根町議会 合併促進を決議
町長「意思はない」
http://www.saitama-np.co.jp/news06/09/03p.html

 北埼玉郡大利根町議会は最終日の八日、町議が提案した「自主的な市町村合併」を促進する決議案を、賛成多数で可決した。一方、島田徳三町長は五日の一般質問に対し「今のところ合併の意思はない」との姿勢を表明しており、合併への認識が分かれた。

 決議案は、田中良夫議員が最終日に追加で提出。「住民一人当たりの借金は県下最多の約五十一万円。生活基盤の整備のためにも合併は有効な手段」などと指摘し、議長を除く町議十一人のうち、賛成六、反対五で可決した。

 合併を働き掛ける相手の自治体は「未定」としたが、議会は今後、町に対して自主的な合併への取り組みを速やかに進めることを要望する。

 同町は二〇〇三年十二月、栗橋、北川辺両町と三町の合併協議会を設立して合併準備を開始。〇四年九月の住民投票で合併反対票が上回ったことを受けて、合併協が解散した経緯がある。

 島田町長は決議に関して「特に(意見は)ない。昨年示した基本構想に沿って町づくりを進める」と語った。

3302とはずがたり:2007/06/14(木) 11:23:28
<北陸>石川県能登地方

本吉氏は改革派だったけど自民に追い落とされる。自民推薦は橋中氏。但し広域合併派だそうな。
此処で云う1市4町は羽咋市と羽咋郡 志雄町・押水町(→宝達志水町),富来町・志賀町(→志賀町)で今なら1市2町。いずれも05年内に合併。合併に乗り遅れた感があるが。。

「元気、明るい市政を」 羽咋市長選 橋中さん「劇的な勝利だ」 大接戦制し歓喜の渦
北國新聞朝刊 2004/10/4付
ttp://www.okada-naoki.net/media/2004/mdia041004.html

 「劇的な勝利だ」。三日投票が行われた羽咋市長選で、激戦を制した新人の橋中義憲さんは涙をにじませ、支持者と固く抱き合った。選挙事務所には割れんばかりの万歳の声が何度も響き、こぶしを高々と突き上げて喜びを爆発させる姿も。一方、二百三票差で涙をのんだ現職本吉達也さんは唇をかみ、無念さをにじませた。【1面に本記】
  開票速報のたびに、羽咋市鶴多町の橋中さんの事務所は重苦しい空気に包まれた。三回目も六千五百票の横一線に「大接戦だ…」とつぶやく選対幹部。午後十一時十分、四回目の速報で初めて差が開いた。橋中候補八千六百票、本吉候補八千三百票。待ちに待った瞬間に「これで勝ったぞ」と支持者の喜びがはじけた。
  歓喜の渦の中、橋中さんは右手を高く掲げて登場。すぐに胴上げが始まり、何度となく宙に舞った。
  長女真紀さん(26)と二男俊輔さん(21)から花束を受け取った橋中さんは「羽咋の将来を占う選挙だった。元気で明るい市をつくっていきたい」と力強く決意を語り、深々と頭を下げた。
  稲村建男県議、岡田直樹参院議員が順に「橋中さんの訴えが市民の共感を呼んだ。勇気の勝利だ」と勝ちどきを上げ、中西一順押水町長と中野茂一志雄町長は「羽咋郡市広域圏が極めて順調になる」などと祝福。木本利夫県議、武元文平前七尾市長らもマイクを握った。谷本正憲知事からもお祝いの電話があり、橋中さんは「羽咋のリーダーとしてよろしくお願いします」と答えた。
  中村重幸市議の発声で行った万歳には、本吉さん支援に回った小倉宏眷県議も加わった。

●合併第2弾に含み
  橋中さんが掲げた広域合併推進について、中西押水町長は記者団に「一市四町が合併すべきだと思っており、住民の意見を尊重し、柔軟に対応することが大事だ」と語り、「合併第二弾」に含みを持たせた。

3303やおよろず:2007/06/15(金) 07:46:41
「要害」は高地→低湿地 県地名研が125地区調査
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/06/20070615t15024.htm

 宮城県地名研究会(太宰幸子会長)は13年をかけ、地名に「要害」という文字を含む県内125地区の住民に対する聞き取りや、土地の来歴を研究した調査報告書を発刊した。

 要害は「味方にとっては要となり、敵には害となる」という意味を持つ。そのため、これまでは難攻不落の切り立ったがけがあるような場所など、地勢が険しい高地特有の地名である、と認識されてきた。

 しかし、調査の結果、県内の要害地名は川や湿地に隣接し、ほんのわずかだけ小高くなっている地区に多いことが分かった。現在は、水田が広がる低湿地が多い。
 太宰会長は「要害の周囲には稲作に適した低湿地や水路などが控え、敵に攻められにくい地形でもあったため、意味合いが変わっていったのではないか」と推測する。

 同研究会が調査したきっかけは、日本地名研究所の谷川健一所長が1994年、要害の訓読みであるヌミが、ヌマ(沼)に関連する言葉であるとの見解を機関誌で発表したことによる。
 全国の要害地名の約7割は、旧仙台藩領内の宮城、岩手両県に分布している。県内では仙台市以北に限定され、中世の葛西、大崎領に集中する。

 このため、同年に調査を開始。その中では、色麻町一ノ関字要害地区にヌマ神社が現存し、ほこらには要害社の文字も残っていたため、要害地名と沼のある低湿地帯との関連性が裏付けられたという。

 報告書は、写真と地図をふんだんに盛り込み、現地を訪れる際のガイドブックにもなる。2600円。
 連絡先は太宰会長0229(56)9459。

3304とはずがたり:2007/06/16(土) 13:52:53
<東海>静岡県

由比との合併協設置議案を提出へ 静岡市長方針
ttp://www.shizushin.com/local_politics/20070614000000000025.htm
2007/06/14

 由比町の望月俊明町長らが静岡市側に合併を正式に申し入れたことについて小嶋善吉市長は13日の定例会見で、「由比町の方々の不退転の決意を感じた」と述べ、14日開会の市議会6月定例会に合併協議会の設置議案を提出する方針を示した。望月町長は8日、小嶋市長と会談し、由比町議会が採択した請願書などを手渡した上で、6月中にも町議会臨時会を開き、合併協設置議案を提出する意向を伝えていた。
 静岡競輪開催業務を平成20年度から一括民間委託する計画については、目的として「経費削減」を挙げ、「年々、売り上げが減っている。今は一般会計への繰り入れが年間5億円程度あるが、いずれ厳しい状況になる。早めに手を打つことにした」と説明した。
 市財政局は一括民間委託による市職員の人件費削減効果として、4000万円程度を見込んでいる。
 一方、自民党の小委員会などが首長の多選制限の法案化の動きを見せていることについては、「相次ぐ首長の不祥事が言われるように多選の弊害なのかどうか、一概に判断するのは難しい」との認識を示した。
 その上で、「強硬に反対する話ではない。議論の中で全般的なコンセンサスが得られ、ルールとして決まるならばそれでいい」と述べた。

3305とはずがたり:2007/06/18(月) 14:15:33
<東海>静岡県

東部広域都市づくり研究会 5カ月ぶり開催へ
ttp://www.shizushin.com/local_politics/20070617000000000016.htm
2007/06/17

 県東部地域の5市4町(沼津、御殿場、裾野、三島、伊豆の国、小山、長泉、清水、函南)の首長と議長で構成する「東部広域都市づくり研究会」(会長・斎藤衛沼津市長)は30日、沼津市内で5カ月ぶりに会議を開く。
 事務局の沼津市は、統一地方選で構成メンバーが変更したことなどから、これまでの経過を再確認し、今後の取り組みについて話し合う方針。また、静岡総合研究機構外部研究員の小桜義明静岡大名誉教授を講師に招き、県の市町村合併推進構想について解説を聴く。
 同研究会は平成15年に「おおむね10年後をめどに政令指定都市を目指す」と合意した。今年1月末の前回の会議は、事務局が25年末の合併を想定したスケジュール案を提示したが、一部から「時期はあくまで努力目標」とする意見が出た。スケジュールについても▽9市町が一気に合併する▽段階的に合併する―で意見が分かれ、議論は足踏み状態となっている。
 前回の会議以降、御殿場、裾野、小山の3市町長が合併を目指す方向で合意したことが明らかになった。5月には県の構想に「沼津・三島・裾野・清水・長泉・函南」の3市3町と、「御殿場・小山」の1市1町が新たに盛り込まれた。

3306とはずがたり:2007/06/18(月) 14:30:33
<近畿>和歌山県

白浜をどう振り向かせるかに懸かってると思うがどうなんかね?いっそのこと田辺市とかいう選択は?←調べてみたら白浜に邪魔されて接してなかったw

白浜町との合併に意欲 すさみ町長が所信表明
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=126703

 すさみ町の橋本明彦町長は15日、当選後初めての定例町議会で所信を表明した。合併について「四囲の情勢から必要。現段階では県の示す白浜町との枠組みで進めたいと考えている」と述べ、庁内に幹部職員らによる市町村合併推進プロジェクトチームを発足させたことを明らかにした。

 橋本町長は、町政に臨む基本的な姿勢として「住民や町職員、議会との対話を重視した合意に基づく町づくりと行政運営」をあらためて強調。対話行政を進めるために住民懇談会を定期的に開き、住民の意見を求める「町づくり提言委員会」(仮称)を設置する考えを示した。

 行政課題としては、行財政改革や自治体合併問題、安心できる医療体制の実現、観光振興や企業誘致などによる地域振興の4項目を挙げた。

 行財政改革については、2006年度末に完成していた「すさみ町集中改革プラン」を再検討していることを明らかにした。新プランを改革の指針と位置付け、町長給与の削減案を含め「改革へと踏み込んだ内容にする方針」という。

('07/06/17)

3307とはずがたり:2007/06/18(月) 14:41:09
<近畿>滋賀県

合併するなら長浜であろうけどなかなか気運が高まらないね。

現職・山内氏が立候補表明
虎姫町長選
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007061500218&amp;genre=A2&amp;area=S20

 滋賀県虎姫町の山内健次町長(57)=無所属=は15日の定例町議会で、9月25日告示、30日投開票の町長選に再選を目指して立候補する考えを明らかにした。同町長選への立候補表明は初めて。

 山内町長は一般質問に答え、「皆さまのご支援が得られるなら、残された課題解決に向けて、今後も町政に携わりたい」と決意を表明。合併問題については「新法による合併期限が最後のチャンスと考えている」と述べた。
 山内町長は長浜農高卒。1989年に町議に初当選。4期目任期中の2003年9月の町長選で無投票で初当選した。虎姫町中野。

3308とはずがたり:2007/06/18(月) 14:42:48
<北関東>栃木県

私も嬉しく思っている。

真岡市長、合併協議入りで二宮町に文書回答(6/15)
http://www.shimotsuke.co.jp/hensyu/news/php/s_news.php?f=k&amp;d=20070615&amp;n=2

 真岡市の福田武隼市長と西田一之市議会議長は十四日、二宮町役場を訪れ、藤田忠義町長と横田忠知町議会議長に編入合併の協議に入ることを正式に文書で回答した。

 同市は三月に二宮町側から、二〇〇九年三月を目標にした編入合併の申し入れを受けていた。

 この後の記者会見で、福田市長は「〇九年三月を目標に協議していきたい」と述べた。協議の方向性については「真岡と二宮はごみ処理施設の利用など行政的にもつながりが深い。一体になった街づくりができる」と話した。

 藤田町長は「今、合併に向け協議していくとの回答を得て、うれしく思っている。合併は大多数の町民が望んでいる」とコメントした。

3309とはずがたり:2007/06/18(月) 14:44:05
<東海>静岡県

庵原区の分置まだぁ〜チンチン

由比との合併協設置議案を提出へ 静岡市長方針
ttp://www.shizushin.com/local_politics/20070614000000000025.htm
2007/06/14

 由比町の望月俊明町長らが静岡市側に合併を正式に申し入れたことについて小嶋善吉市長は13日の定例会見で、「由比町の方々の不退転の決意を感じた」と述べ、14日開会の市議会6月定例会に合併協議会の設置議案を提出する方針を示した。望月町長は8日、小嶋市長と会談し、由比町議会が採択した請願書などを手渡した上で、6月中にも町議会臨時会を開き、合併協設置議案を提出する意向を伝えていた。
 静岡競輪開催業務を平成20年度から一括民間委託する計画については、目的として「経費削減」を挙げ、「年々、売り上げが減っている。今は一般会計への繰り入れが年間5億円程度あるが、いずれ厳しい状況になる。早めに手を打つことにした」と説明した。
 市財政局は一括民間委託による市職員の人件費削減効果として、4000万円程度を見込んでいる。
 一方、自民党の小委員会などが首長の多選制限の法案化の動きを見せていることについては、「相次ぐ首長の不祥事が言われるように多選の弊害なのかどうか、一概に判断するのは難しい」との認識を示した。
 その上で、「強硬に反対する話ではない。議論の中で全般的なコンセンサスが得られ、ルールとして決まるならばそれでいい」と述べた。

3310とはずがたり:2007/06/18(月) 21:08:23
<東北・北海道>岩手県

分村合併が自然やろうが!

くすぶる川井村「分村」問題
2007年06月18日 朝日岩手
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000000706180005

 県の合併推進構想で、宮古市との広域合併が提示されている川井村の門馬(かど・ま)地区で、「分村」して盛岡市との合併を目指す住民運動がくすぶり続けている。合併新法による合併期限は2年9カ月後。村は、県の構想を基に宮古市との合併を目指す立場だが、盛岡市との合併を望む地区住民の意向は強い。展開次第では合併の成否そのものを左右しかねない状況だ。
    ◇
 5月26日午後、盛岡市との境に近い門馬地区の去石地区集会所で開かれた分村派住民団体「門馬の明日を考える会」の集会には、地区住民約30人が集まった。

 「チャンスが来れば必ず悲願は達成したい」。元町議の去石雄喜代表(73)が語気を強めると、集まった住民はしきりにうなずいた。同地区田代の主婦、去石幸子さん(58)は「宮古に行くのは運転免許の書き換えで3年に1回だけ。子供も全員盛岡に住んでいるし、買い物も盛岡。一緒になるなら盛岡以外考えられない」と話す。

 約200世帯、500人が暮らす門馬地区は、盛岡市までは区界峠を経て約25キロ。車で30分ほどで着く。だが、宮古市中心部に行くには六十数キロ、1時間半以上もかかる。

 旧川井、旧小国との3村合併で1955年7月に川井村になった当時にも、旧門馬村では盛岡との合併を目指す運動があったといい、「半世紀前からの悲願だ」と去石代表は強調する。

 今回の分村運動は3年前に始めた。05年7月に全207世帯を対象に行ったアンケートでは、回答した188世帯のうち、147世帯が盛岡市編入を希望した。昨年3月には、分村合併推進の要請書を村と村議会に提出している。

 これに対し、道又邦彦村長は「一地域の意向だけを通せば自治体行政は成り立たない。分村となれば、戸籍や地籍など、国・県の行政も絡んで大変な労力がかかる問題。今の村では実現困難だ」と否定的だ。

 複雑な村内の状況に、周辺自治体の反応も慎重だ。門馬地区に市の区界高原少年自然の家を持つ盛岡市の谷藤裕明市長は「少なからずご縁はあるが、村において将来に向けた議論を尽くして欲しい」と静観する。

 合併検討会への参加を同村に呼びかけた経緯もある熊坂義裕・宮古市長も「川井村とは歴史的な一体性もあり、要請があれば(合併を)前向きに検討したいが、分村問題となれば冷静に見ざるを得ない。まずは地域で十分検討を」と話す。

 昨年4月、宮古広域5市町村による新たな合併構想を示した県も「川井村については村内動向に留意しながら議論を進める必要がある」として、合併推進に踏み出せない状況だ。

 川井村では、26日告示、7月1日投開票で村長選がある。

 今のところ立候補表明しているのは道又村長の「後継」とされる元村収入役の巣内宏一氏(66)だけ。巣内氏が「自主財源の比率も県内で一番低く、単独村政は困難。(合併新法の)期限内に宮古地域との合併に道筋をつけたい」と訴えるのに対し、「考える会」の去石代表は「誰が村長になっても当面の合併は困難。決して宮古との合併を認めたわけではない」とクギを刺す。

 分村合併には村議会の議決が必要となる。人口約3400人の川井村の中で、門馬地区は少数派。去石代表は「分村が認められるには、最終的に村内合意が必要。悲願達成のために、現時点での対立は避けたい」としている。

 だが、村が宮古市との合併に動き出せば、対立は表面化しかねず、門馬地区をめぐる動向が、今後の大きな焦点となりそうだ。
    ◇
《川井村の合併問題》
 02年10月、旧宮古市が宮古、下閉伊郡による合併検討会への参加を呼びかけたが、川井村は参加を見送り。宮古市は新里村、田老町との3市町村で新・宮古市を発足させた。旧合併特例法の期限後の06年4月に県が新たに示した「合併推進構想」では、川井村は宮古市、山田町、岩泉町、田野畑村との合併の枠組みに組み込まれている。

 05年4月施行の合併特例新法は、2010年3月までの時限立法で、税制上の優遇措置や激変緩和措置が受けられる。

 平成の大合併の中で、「分村合併」が実現したのは、総務省によると、06年3月の山梨県上九一色村だけで、人口約1600人の村が北部は甲府市、南部は富士河口湖町に合併した。

3311やおよろず:2007/06/19(火) 08:51:00
栗原の自殺率、宮城県内市部で最悪 高齢化など要因か
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/06/20070619t13035.htm

 栗原市の2005年の人口10万人に対する自殺率が48.6人に上り、県内の市部では突出して高いことが、県の人口動態統計で分かった。佐藤勇市長は18日、市議会本会議で「非常事態宣言を出さなくてはいけない状況だ」と述べ、メンタルヘルスなど具体的な自殺予防対策に取り組む考えを示した。

 県医療整備課によると、栗原市の05年の自殺者数は40人で人口は約8万人。10万人当たりに換算した自殺率48.6人は、市部でワーストを記録した。

 12年連続で全国最悪を記録している秋田県でも自殺率は42.7人(06年)。県全体と一自治体という規模の違いはあるものの、栗原市の数値はこれを上回る結果となった。

 本県平均は26.9人で、市部平均は27.1人。市部で2位の東松島市は34.2人で、3位の登米市は34.2人。低い市は名取市20.4人、塩釜市21.6人、多賀城市22.4人など、仙台都市圏に目立った。仙台市は24.2人、郡部平均は25.9人だった。

 自殺率が高い要因について、栗原市健康推進課は「分析は難しい」としながらも「高齢化率が30%を超え、一人暮らしの老人が増えている。景気回復の実感もない」と説明する。地域に精神科治療を扱う医療機関がなく、「医療過疎」を指摘する声もある。

 市は本年度から、県精神医療センター(名取市)の医師を精神保健相談員として委託し、住民の相談に応じている。また、うつ病への認識を深めてもらう講習会を増やすなど、メンタルヘルス対策も強化する方針だ。

 佐藤市長は「命の電話のようなボランティア育成など、自殺者ゼロを目指した体制づくりを図りたい」と話している。

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 やばいよ、やばいよ、わが故郷やばいよ

3312とはずがたり:2007/06/19(火) 14:30:26
<東海>静岡県

全国最少「定数7」可決 大井川町議会
ttp://www.shizushin.com/local_politics/20070618000000000065.htm
2007/06/18

 大井川町議会6月定例会は最終日の18日、議員定数を現行の16(欠員1)から7に削減する条例改正案を、議長を除いた保守系議員13人連名の議員発議で上程し、賛成13、反対1の賛成多数で可決した。今年12月2日投票の町議選から適用される。全国町村議会議長会によると、議会定数7は全国の町では最少となる。
 町議会議員定数検討特別委員会の原田雄四郎委員長は「行財政改革の一環で2回協議し、7人という選択肢となった。残された任期を全うするために必要な人数」と賛成討論を行った。一方、池谷秋雄氏(共産)は「(焼津市との)合併前の1年は重要。7人では常任委員会を開くにも大変で、最低10人は必要」と異を唱えたが、採決の結果、賛成多数で可決された。
 同町議会は平成17年12月に議員定数を16から14に削減する条例改正案を可決した。しかし、町内にさらなる削減を求める声が強いことや、焼津市への編入合併を来年11月に控えていることから、大幅削減を決めた。この背景には、両市町の合併協議会に、合併特例法に定められた議員の「在任特例」を適用してほしいという思惑があるとみられる。
 池谷和夫議長は閉会後、「あくまで行財政改革のための削減で、合併のために削減したわけではない」と強調しながらも、「今後の焼津市議会とのすりあわせの中で、こちらの思い入れをくんでいただけるとありがたい」と述べ、在任特例適用への期待感をにじませた。

3313とはずがたり:2007/06/20(水) 18:04:25
<北陸・信越>新潟県

出雲崎で合併を考える懇談会
http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=2&amp;newsNo=709

 出雲崎町の今後の進路づくりに向け、合併について住民の意向を探る住民懇談会が19日、始まった。皮切りとなった勝見地区の会場では「合併はやむを得ないが、周辺部が取り残されるのではないか」などと不安の声が上がっていた。

 懇談会は小林則幸町長が「財政にゆとりがある中で次の進路を構築する必要がある」として開催を表明。同地区を含む町内25会場で7月14日まで順次開かれる。

 勝見地区の懇談会では職員が、町の財政調整基金は現在約12億円ある一方、人口は2010年までに5000人を割り込む見通しであることなどを説明した。

 小林町長は「国の地方への権限委譲はさらに加速し、受け皿の自治体はそれなりに対応しなければならない。町財政は安定しているが、今後は必ずしも楽観を許さない」と合併に前向きな姿勢を表明。しかし合併相手については「大勢からいけば長岡だと思うが、柏崎という意見もある」とするにとどめた。進路選択の際には、住民投票を検討する考えも示した。

 これに対し、出席した町民からは「合併は免れないと思うが、中心部だけがよくなるのではないか」「路線バスの便数がどんどん減るのが不安」などの意見が出た。

 出雲崎町は04年11月に旧与板町、旧和島村(いずれも現長岡市)との町村合併法定協議会が廃止されて以降、単独でまちづくりを進めてきた。

新潟日報2007年6月20日

3314とはずがたり:2007/06/21(木) 01:58:49
<北関東>茨城県

残念である。。

水戸市・茨城町 合併協議、白紙に 加藤市長『民意を受け入れたい』
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20070620/CK2007062002025630.html
2007年6月20日

 水戸市と茨城町の合併協議が昨年五月から中断していた問題で、小林宣夫町長が十九日、水戸市役所に加藤浩一市長を訪れ、両市町で設置した合併協議会(法定協)の協議打ち切りを伝えた。事実上、合併の見送り決定で、両市町の議会は法定協解散を今後議決する見込み。二〇〇四年以降続けてきた合併協議は白紙に戻る形となった。 (秦淳哉)

 協議打ち切りの申し入れ前に、小林町長は同日開かれた町議会市町村合併調査特別委員会に出席。「『平成の大合併』は明るい側面ばかりではなく国が地方交付税を削減する一種の合理化。吸収合併で茨城町が得るものはない」と述べた。

 さらに高速道路や工業団地などを抱える町の優位性を挙げ「行革を進めれば、厳しい冬の時代も耐えることができる。適切な時期に五十万都市構想に参加すれば理想的な合併ができる」と主張。今回の合併見送りに理解を求めた。

 合併協議は〇四年、茨城町が同特別委を設置したのを機に研究が始まり、〇五年に合併検討協議会(任意協)、〇六年に法定協を両市町が設置。合併基本計画を決定した後、法定協の正副会長が(1)水戸市への編入合併(2)期日は二〇〇七年十二月八日(3)市の名称は水戸市(4)市の事務所は現水戸市役所(5)定数特例を実施し茨城町地区で四人の増員選挙を実施−などを決めていた。

 ところが、四月の町長選で合併慎重派の小林氏が当選。小林氏は「町民の民意が示された」と合併見送りの意向を示していた。この日、申し入れを受けた加藤市長は「残念な気持ちはあるが、合併に慎重な小林氏を選んだ民意を受け入れたい」と述べた。

3315雑談居士:2007/06/21(木) 02:46:13
>>3314
自分(茨城町)から合併を申し込んで振るというのは、相手(水戸市)が受ける心の痛みも倍増ですね。
こうなったら大洗町と合併して「いばらき市」とか・・無理でしょうねぇ。

3316とはずがたり:2007/06/21(木) 02:51:24
内原と水戸の合併の時,水戸市議が結構内原の意見を入れなかったみたいなんで,その辺の身勝手な水戸側の姿勢にも一因が有るようではあるんですけど。。

3317雑談居士:2007/06/21(木) 03:24:46
>>3316
市議の定数特例を巡って揉めたんでしたっけ?>水戸市+内原町
編入合併、それも県庁所在地ですから、一方的に水戸主導になるのは仕方がないとはいえ
ある程度は吸収される側の意見を聞かないといけないですよねぇ。
茨城町も同じような理由らしいですね。

3318とはずがたり:2007/06/21(木) 14:35:25
>>3317
内原町側が市議選の選挙区を両市町統一して施行する事を希望していたのに対し,水戸市側が選挙区荒らされるのを嫌がってわざわざ特例適応して別々の選挙区にして施行した様に記憶してます。
山形市同様メリットを享受する中心市側が譲らないと纏まる話しも纏まらないかと。
もし仮に大水戸市を志向するなら,より大きな枠組みで仕切り直しするにしても市の姿勢を改めないと無理でしょうね。

3319雑談居士:2007/06/21(木) 18:07:59
>>3318
なるほど、合併から2年以上経っているのに選挙区が分かれていたのはそのせいでしたか。
しかし、特例を楯に取って・・水戸市も大人気ないですねぇ。
50万人都市構想を掲げているそうですが、謙虚な気持ちで取り組まないと
周辺市町は呼び掛けにすら応じないでしょう。

3320杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2007/06/22(金) 12:10:02
玉造市議んとこでも言ったんだけど、今回の内原の場合でもその前の常澄村合併の際にも、合併時に特別参与という特別職にして全員の身分保障してるんですよね。つまり議員の数は変わりが無いけど、人件費とかが減った訳じゃないんです。
http://blog.livedoor.jp/jtama/archives/50965959.html
http://blog.livedoor.jp/jtama/archives/50966997.html

ある元議員が合併の成否は議員とかの処遇で殆ど決まってしまうという手前仕方が無いのかも知れませんが、後から選挙区別にするくらいなら合併時に増員選挙やっておいた方が良かったんじゃないかと思います。

3321雑談居士:2007/06/22(金) 22:05:12
>>3320
杉山さん、はじめまして。しょむ系サイトもいつも拝見させていただいております。
水戸市のケース、どう考えても編入合併後に旧町村域を選挙区にした増員選挙と
定数特例を適用していればここまで揉めなかったと私も思います。
茨城町や旧常北町(現城里町)との合併協議が破談したのも、このあたりに原因がありそうですね。

3322とはずがたり:2007/06/23(土) 23:18:19
なぬ,珪石の鉱山なんかあったのか。産業マニアのこの俺にも今迄引っかかってこなかった訳だが。。

’07参院選:静岡を診る/1 苦しむ伊豆南部 /静岡
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/shizuoka/news/20070623ddlk22010199000c.html
 ◆先見えぬ落日の町

 ◇カツオ漁船去り、珪石採掘も閉山−−格差に気付かず「ゆでガエル」

 前回の参院選からの3年間で、小泉純一郎前首相の「改革」により、さまざまな風景が変わった。官民の非効率的な慣習にメスが入る一方で、身近な生活で格差が感じられる社会になった。この「改革」は、静岡県に何をもたらしたのか。いま政治に何を求めるべきなのか。参院選を前に県内の現場を歩き、考えた。

 群青色の海が、オレンジ色に染まっていく。「夕陽のまち」を売り込む西伊豆町は、かつては焼津と並ぶカツオ一本釣り漁業と、国内シェア9割を誇ったガラスの原料・珪石(けいせき)で知られた。だが今や港にカツオ漁船の影はなく、鉱山も来年度での閉山が決まっている。採掘会社の東海工業(東京)は今後10年ほどで同町から撤退する方針だ。町にも夕日が差しつつある。
   ◆  ◆
 「住民も減っているし、道が整備されて大きな安売り量販店に客が取られた。仕入れ値より安いんだから」

 カツオ漁で栄えた同町田子で酒屋を営む山本徳道さん(57)は首を振った。漁師や民宿が多かった70年代には年間1000ケース売れたビールが、今は150ケース。特に郊外型大型店の進出が著しいこの数年は落ち込みが激しい。どんな銘柄でも飛ぶように売れた日本酒、ウイスキーも店の隅でほこりをかぶっている。

 この小さな町でも不景気と規制緩和は自営業者を直撃した。あきらめて閉店する人もいる一方、「自分一代で終わり」と覚悟を決め、火の車の状態で続ける店も多い。山本さんも中学2年の長男には「公務員か先生になってもらいたい」と希望を託す。ここ数年で4分の1の会員が脱退した同町商工会の山本仁平事務局長は「町内では世間の下の上が勝ち組。負け組はあきらめ半分で下の下まで落ちていく」とみている。高齢化が進む中、商店数は近い将来激減が予想されている。
   ◆  ◆
 人口減少時代を迎え、各自治体とも税収や雇用増をもたらす企業誘致に懸命だ。だが、東海道と山で大きく隔てられている伊豆半島南部ではそれも望み薄だ。西伊豆町の藤井安彦町長は「学者が言うような、山間部に企業誘致する名案があるならとっくにやってる」と頭を抱える。

 平均所得最下位(04年度)の松崎町は99年、企業誘致専任の係を設置して3年間で2370万円の予算をつけた。しかし、応募はゼロ。当時の担当者は「交通面のハンディが大きすぎた。また町には遊休地や補助制度がなく、売り物は何もなかった」と振り返る。係は町長交代とともに3年で廃止された。

 道路整備は進んだが、皮肉にもそれが企業の流出に拍車を掛けた。以前は下田市が経済の中心だったが、沼津市や三島市を向く企業が増え、半島南部から撤退する企業が続出している。ある自治体の首長は「正直言って、10年後はあまり考えたくない」と本音を漏らす。
   ◆  ◆
 ただ、社会の変化が直接響く商業者を除けば、町民の中では格差を訴える声は決して多くはない。伊豆半島の複数の町の議員は現状の危機感をこう表現する。

 「この地域は確かに負け組。しかし、地域内の差が小さいので、住民は他地域との格差に気付いていない。このままではゆでガエルだ」=つづく
==============
 ◆メモ
 ◇伊豆半島南部
 南伊豆地域は下田市と東伊豆・河津・南伊豆・松崎・西伊豆の5町。人口は7万8504人(05年度国勢調査)で年々減り続けており、高齢化率は31・7%(07年4月)と県平均より1割以上高い。観光業では、地域全体の宿泊者数は91年度の618万人から05年度は333万人に減少。1人当たり平均所得は5町が県内ワースト5でベスト3を独占する半島北部と対照的だ。

毎日新聞 2007年6月23日

3323とはずがたり:2007/06/24(日) 01:15:09

07参院選:「美しい国」考/6止 過疎の村、交付税狙い
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/07saninsen/news/20070618ddm041010058000c.html

 ◇刑務所さえ「ほしい」

 天塩(てしお)川に沿った雄大な農地。近くの新緑の森で野鳥がさえずる。そんな北海道特有の風景が断ち切られ、冬の雪で押しつぶされた民家の残がいが点々と並ぶ。音威子府(おといねっぷ)村が誘致を狙う刑務所の候補地だ。

 村議会議長の岡田博昭さん(63)は、昨年3月から週1度、刑務所誘致の陳情書を法務省に送り続けた。実現すれば、受刑者や職員、家族の移住で地域経済が潤い、国からの交付税も増える。上京する金はないが、手紙なら切手代だけだ。基金が底をつきかけた借金の村。隣接自治体との合併協議は2度つまずいた。行間に危機感がにじむ。「このままでは村の存続は困難です」。熱意が伝わるよう文面を毎回変え、候補地の地図を添えた。
     ■
 12日に明らかになった政府の「骨太の方針2007」(原案)には、住民税の一部を故郷に納められる「ふるさと納税」や、地域経済を活性化させるための「地域力再生機構」が盛り込まれた。安倍晋三首相は「地域の活力なくして国の活力はない。地域活性化は私の内閣の最重要課題」(衆院本会議で1月)と位置づける。

 岡田さんは村で生まれ、国鉄職員となった。6人兄弟でただ一人、両親の他界後も村に残るが、今の村民は982人、村議は今春から3人減り6人だ。高度経済成長期に働き手が流出。村から東回りで稚内へ上がるJR天北線の89年廃止が追い打ちをかけた。

 岡田さんが31回目の手紙を出した昨年10月、法務省から役場に電話があった。「新設は当面ないので手紙はもう結構です」

 岡田さんは5月、議長に再任され、議場でこう呼び掛けた。「一生をこの村で終えてほしい」。高齢者は認知症になると都会に住む子どもに引き取られ、施設に入れられる。人口減に歯止めがかからない。
 刑務所をあきらめてはいない。今度は総務省への陳情を考えている。
     ■
 法務省の担当者は「バブル崩壊後の90年代に風向きが変わった」と苦笑する。社会に必要でもそばにあってほしくない施設の典型だった刑務所が今や引っ張りだこだ。最近では05年3月、全国70市町村が名乗りを上げる中、島根県内への新設が決まった。

 ちょうど同じころ、東京都内で山本有二衆院議員(高知3区)らと高知県幹部の懇談会が開催された。幹部の一人は山本氏の発言を記憶している。「核燃料廃棄物の処理施設、米軍や自衛隊の基地、刑務所。迷惑施設でも持ってきて、地域を活性化しなければならない」

 「日本最後の清流」四万十川が流れを発する同県津野町。刑務所誘致に力を入れてきた明神健夫町長は、安倍内閣で再チャレンジ担当相となった山本議員に会うたび、こうクギを刺すという。「次の機会に“再チャレンジ”するので、よろしく」
   □   □
 安倍首相が掲げる「美しい国づくり」と数々の施策を国民はどう評価するのか。野党の取り組みは十分なのか。投票日は依然固まらないが、参院選は確実にやってくる。=おわり【この連載は渡辺暖、佐藤賢二郎、桐野耕一、五味香織、日下部聡、玉木達也、井上英介が担当しました】

毎日新聞 2007年6月18日 東京朝刊

3324とはずがたり:2007/06/24(日) 18:39:26
<東海>豊川宝飯地区

次は小坂井なり。

豊川市と2町合併協が初会合
http://www.tonichi.net/news.php?mode=view&amp;id=19461&amp;categoryid=1

 豊川市・音羽町・御津町合併協議会の初会合は、22日午後1時30分から豊川市役所で開かれ、合併期日が来年1月15日になることが確認された。合併期限が同月20日と事前協議で示されたのを受け、調整を進めてきたが、この日の会合で正式に合併期日が決まった。第2回同協議会は7月2日に開かれ、全6回実施される。

 第1回1市2町合併協議会ということもあり、傍聴席には関心を持った市民、両町民が訪れた。会長を務める中野勝之同市長は「新豊川市のために自分たちがどう作っていくか、また、郷土を愛する気持ちをどのように表現していくか話し合っていきたい。私たちはマニュアルのない方向に踏み出し始めており、誰かがやらなければ前には進まないだろう」とあいさつした。

 また同協議会副会長の宇都野武音羽町長は「町民の中には不安を抱いている方々もある。納得してもらって、合併してよかったと思われるようにしたい」、深谷泰範御津町長は「この協議会を実りあるものにし、新市がより愛されるようにしていきたい」と語った。

 合併協議会では、全24の協定項目について話し合いを進める。この日は「合併方式」「新市名称」「議会議員の定数及び任期の取扱い」など8項目が協議され、同市への2町編入合併で新市名は豊川市とすることが確認された。さらに議会議員を35人とし、音羽町区域は定数2、御津町区域は同3とする増員選挙を実施する。さらに、事前協議に盛り込まれていた両町民の意見を集約する地域審議会の設置などについて確認した。

 今後の合併協議会の日程は次の通り。会場はすべて同市役所本庁舎3階協議会室で午後1時30分から。ただし第6回会合は日時、会場とも未定。同協議会は公開で行われる。

 第2回=7月2日▽第3回=7月10日▽第4回=7月18日▽第5回=8月6日。

3325とはずがたり:2007/06/24(日) 18:40:48
<中国・四国>愛媛県

どうやらこのまま進みそうだね。

2007年06月22日(金)
松野町長、鬼北町に合併協議を正式に申し入れ
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20070622/news20070622942.html

 北宇和郡松野町の岡武男町長は22日、同郡鬼北町近永の近永公民館で、松浦甚一鬼北町長に合併を正式に申し入れた。松浦町長は「松野町民の気持ちを心より真摯(しんし)に受け止めたい」と述べ、前向きに検討する姿勢を示した。
 松野町からは岡町長と布久光議長らが出席。松浦町長と坂本末光議長に合併協議の申入書を手渡した。申入書では「合併協議会から離脱した経緯を謙虚に反省し、あらためて鬼北町に合併協議の場を設けていただきたい」と要望。受け取った松浦町長は「住民や議会と十分に相談しながら回答したい」と答えた。

3326とはずがたり:2007/06/24(日) 18:49:09
<九州・沖縄>宮崎県

清武は周囲をぐるりと宮崎市に囲まれて宮崎市と合併するのが順当だしな。

9月にも合併対策室 清武町
2007年6月22日
http://www.the-miyanichi.co.jp/domestic/index.php?typekbn=1&amp;top_press_no=200706220103

 宮崎市との合併を目指す清武町の鐙和俊町長は21日の町議会一般質問で、9月にも庁内に合併対策室を設置する意向を明らかにした。松田茂徳議員の質問に答えた。

 鐙町長は「社会資本の整備や町民の要望に応えるためには安定した行財政が必要。宮崎市と合併することにより、広域的な視野で町づくりができる」と合併への意欲をあらためて示した。同室の内容や人員については今後、検討を進める。

3327とはずがたり:2007/06/27(水) 23:19:38
<九州・沖縄>長崎県

公明が副議長か。

6月27日のながさきニュース
長崎新聞
自治体合併に慎重 川棚、佐々町長
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20070627/02.shtml

 東彼川棚町の竹村町長は二十六日、二〇一〇年九月までの任期中に、東彼三町を含め、他市町との合併を検討する意思がないことを明言した。

 同日の定例町議会一般質問で、森田宏議員に答えた。

 町長は県市町合併推進審議会が四日に実施した聞き取り調査に対し、「任期中の合併は考えていない」と答えたことを明らかにした。その理由について、〇四年に東彼三町合併破たんをめぐり辞職した後の出直し町長選と、昨年の町長選で単独路線を訴え勝利したことを挙げ「選挙結果を重視したい」と述べた。

 さらに、一〇年三月までの期限付きで設けられている新合併特例法について、「(特例債が認められていた)旧法の方が条件はよく、合併を進める理由にならない。三町合併破たんの混乱からそれほど時間がたっておらず、急ぐべきではない」との見解を示し、単独での町政運営を強調した。

 また、町議会は同日、行政と町民が一体となって犯罪のない社会を目指す「町安全・安心まちづくり条例」案を原案通り全会一致で可決した。具体的な取り組みは役場内と、各種ボランティア団体などでそれぞれ設置する協議会で話し合う、としている。

 ○…北松佐々町の関耕二町長は二十六日開会した六月定例町議会で、佐世保市や北松江迎、鹿町両町との合併について、「避けては通れない問題だが、佐々町百年の大計。状況に合わせて対応していく」と結論を持ち越した。

 関町長は報告の中で、「財政事情だけで行く末を決めるのは拙速。既に合併した旧町の中には効果に疑問の声もある。相手方や佐々の実情をしっかり分析しなければならない。議会や町民と議論する機会を設けたい」と述べた。これに対し議員からは「結論の先送りにすぎない。単独で行くのか、行かないのか。最高責任者として町民に判断材料を示すべき」と不満の声が上がった。

 さらに同町の男性職員が五月、町営施設の使用料約百六十万円を着服し、懲戒免職となった問題で、関町長は「(公金着服は)公務員としてあるまじき行為。心から町民におわびしたい。再発防止に努める」とした。

 また、新議長に川副善敬氏(61)=無所属=、副議長に中山キヌエ氏(71)=公明党=を選出した。

3328やおよろず:2007/06/28(木) 03:19:41
新たな交通ネットワーク検討 伊那地域
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=7555

 伊那市の公共交通体系の在り方を検討している「伊那地域における新たな交通ネットワークシステム構築検討会」は26日、第4回会合を市役所で開いた。路線の重複など統合可能な路線の整理や効率化といった、公共交通再編の方向性を了承した。これに基づく具体的な再編案を事務局で作成し、8月末に予定する次回会合で協議する。

 再編の方向性は、交通施策の手厚さが異なる旧3市町村の地域間バランスの調整、低採算路線の廃止、現行体系の踏襲、ボランティア団体との連携など8項目。

 再編の具体例として市街地循環バスの路線に利用者ニーズの高い伊那中央病院を取り込んだり、利用が低調の横山・ますみケ丘線は廃止も視野にデマンドタクシー(ワゴン車などを利用した乗合型のタクシー)などでの代替措置を検討するとした。

 委員からは、地域間バランスの調整について「無駄を省く必要はあるが、便利な地域を不便にするのはいかがなものか。平準化は慎重に」との意見や、「現状の公共交通をもっと利用していく方向も検討してほしい」との要望もあった。

 委員会は今年度中に再編案を決定し、伊那・木曽間の連絡バスも含めて来年度試験運行を実施する予定。

 座長の石沢孝信州大学教育学部教授は取材に「できるだけ利便性を悪くしない方向で持っていきたい」と話した。

3329片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/28(木) 13:43:27
<九州・沖縄>鹿児島県

95集落消滅の恐れ 鹿県49市町村・本社アンケート
厳しい過疎浮き彫り
(06/28 07:57) 鹿児島南日本
http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=5197

 鹿児島県内で将来、人が住まなくなり「消滅の恐れがある集落(または町内会・自治会)」は、95カ所に上ることが27日、南日本新聞が行った県内49市町村アンケート調査で分かった。このうち54カ所は今後10年以内に消滅の恐れがあるとみられ、「ムラが消える」という厳しい過疎の一端が浮き彫りになった。調査は6月初旬、書面で実施し、回収率100%だった。
 回答によると、県内の集落(または町内会・自治会)総数は7318。「消滅の恐れがある集落(同)」は大隅半島の自治体に多く、7割の67カ所を占めた。この10年間で実際に消えたのは計12カ所だった。
 65歳以上の高齢者が半数を超える集落(同)は、集落ごとの高齢化率を把握している42市町村内に812カ所あった。これは42市町村内の集落全体の14.9%に当たる。曽於市96、霧島市91、薩摩川内市85、南さつま市70などが目立ち、市町村合併で市域が拡大した自治体に多い。
 65歳以上が集落人口の半数を超え、社会的共同生活の維持が困難になるとされる「限界集落」は16市町村で204カ所だった。
 鹿児島、出水、垂水、志布志、奄美の5市と、姶良、徳之島2町は集落ごとの高齢化率は把握していないと回答した。
 集落機能を維持するため集落の統合・合併などが99年以降、15自治体で行われ、さらに4自治体が予定していると回答した。
 同種のアンケートは国土交通省が、過疎地域自立促進特別措置法で過疎地域に指定されている市町村を対象に実施(昨年4月時点)。その結果、今後消滅の可能性があるとされた集落は全国で2641、九州で372だった。県内では枕崎、出水、いちき串木野、姶良、加治木、与論の6市町は過疎地域に指定されていないため調査の対象外だった。

■調査の方法
 6月初旬、県内49市町村に調査用紙を郵送、書面で回答を求めた。集落の定義はそれぞれの自治体での行政区の基本単位とし、町内会や自治会が該当する場合はこれに含めた。設問は(1)集落ごとの世帯数と高齢化率の把握の有無(2)高齢化率50%以上の集落数や「限界集落」の数(3)いずれ消滅(無人化)する可能性がある集落数(4)この10年間で実際に消滅した集落数(5)集落再編成の実績や予定など。

3331とはずがたり:2007/06/30(土) 23:33:14
<東海>静岡県

由比町議会が可決 静岡市も追加提出へ 合併協議案
ttp://www.shizushin.com/local_politics/20070629000000000054.htm
2007/06/29

 由比町議会は29日午前の臨時会で、望月俊明町長が提出した静岡市との合併協議会設置議案を賛成8、反対二の賛成多数で可決した。一方、静岡市側も同日の臨時の議会運営委員会で、7月5日の市議会6月定例会最終本会議に同様の議案を追加提出することを決めた。可決すれば、両市町にとって合併協の設置は平成16年4月以来2度目となる。
 同町議会は合同常任委員会協議会で議案内容についての説明、質疑を交わした後、臨時会を開いた。望月町長は提案理由を「過去の経緯や旧法と新法の違いから合併協議が厳しくなることも予想されるが、町民は総意として静岡市との合併を望んでいる。合併を実現させることは私の使命」と説明した。
 討論では「地方分権の受け皿として合併を進めるべき」「選挙結果や町区長会の請願からも合併は町全体の願い」などの賛成意見があり、反対意見は「無条件の合併協議は町にとって不利で、慎重に進める必要がある」などがあった。
 望月町長は臨時会の閉会後、「前回の合併協は町議会の賛同を得られずに住民投票で設置されたが、今回は違う。市議会も町の立場を理解してくれるはずだし、可決されればできるだけ早く協議に臨みたい」と語った。

3332とはずがたり:2007/07/01(日) 13:15:15
<東海>静岡県

合併して浜名湖市実現を!鷲津には湖の西みたいに小さく纏まって欲しくないね。

新居町長 湖西市に合併要望書 市長「議会と討論」
ttp://www.shizushin.com/local_politics/20070630000000000010.htm
2007/06/30

 新居町の中嶋正夫町長と杉山勇町議会議長は29日、湖西市役所を訪れ、三上元市長と池田好郎市議会議長に、新居町との合併について前向きな検討を要請する要望書を提出した。三上市長は「合併について議論するには時間がかかるが、新居との関係を重く受け止めて、議会と真剣に討論を重ねていきたい」と語った。
 要望書には「昨年の町長選と町議選で、町民の多くが湖西市との合併を希望していることが明らかになった。町と町議会は住民意思を尊重し、古くから地域的なつながりがある湖西市との合併を強く望んでいる。当町との合併について前向きに検討していただきたい」と記されている。
 池田議長は「湖西市が以前、自立(単独)の道を選択していることを忘れてはいけない。結論ありきではなく、紆余(うよ)曲折や時間を要することも理解していただきたい」と慎重な姿勢を示す一方、「前向きな大人の論議をしていきたい」として、議会内部での論議を進めていく考えを示した。
 中嶋町長ら2人には、白井学副町長と荻野利明副議長、馬場衛合併推進特別委員長が同行した。

3333雑談居士:2007/07/01(日) 14:10:43
>>3331
紆余曲折を経て、今度こそうまく行くと良いのですが・・
本当は富士川町も加えた庵原郡全域を編入できればスッキリした形になるんですけど。
由比・蒲原と微妙に生活圏が異なるのでしょうか。
>>3332
浜名湖と遠州灘に面した産業観光都市として、合併した上で自立した自治体を目指すのが
理想的だと思いますけどねぇ・・浜松市の合併構想から離脱した際の温度差かな。

3334名無しさん:2007/07/01(日) 21:21:14
<東海>静岡県
静岡、政令指定都市志向多いなー!?
静岡新聞 静岡県内ニュース(政治・経済):政令市実現プロセスの意向持ち寄りへ 東部5市4町
2007/07/01
http://www.shizushin.com/local_politics/20070701000000000006.htm

県東部地区の5市4町(沼津、三島、裾野、御殿場、伊豆の国、函南、長泉、清水、小山)の首長と議長で組織する東部広域都市づくり研究会=会長・斎藤衛沼津市長=は30日、沼津市民文化センターで会合を開き、政令指定都市の実現に向け、中核市など段階的な合併を経て進むのか、それとも一気に成し遂げるべきか―の回答を次回会合(7月中に開催予定)に持ち寄ることを決めた。
 今年1月の会合では、政令市実現の目標や時期、プロセスなど各市町の考えにずれがあり、合併協議は物別れに終わったことから、今回協議は1つの方向性を示すことが求められていた。
 政令市を目指すことについての異論はなく、同研究会は今後も継続していくことを確認。実現の取り組み方として、長田開蔵御殿場市長、高橋宏小山町長は段階的な合併の推進を強く訴えた。一方、三島市の小池政臣市長、土屋俊博市議会議長は一気合併による政令市を主張した。

3335とはずがたり:2007/07/01(日) 21:31:10
<東海・甲信越>長野県

社会 : 諏訪地方早期合併実現へ 新組織で再出発
更新:2007-3-25 6:00
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=6655

 活動を再開した諏訪はひとつ合併推進協議会の2007年総会が24日、諏訪市の諏訪商工会議所で開かれた。従来の組織は発展的に解散。「『諏訪はひとつ』合併を推進する会」として再出発し、会長には元セイコーエプソン副社長の山崎雄二氏(69)=諏訪市飯島=が就任した。

組織の一新は、6市町村の「同時合併」を前提にしていた従来の方針から、部分合併を視野においた現実路線に軸足を移したもの。昭和中期から4回の大きなヤマがあったといわれる諏訪地方の合併問題で、19年にも及んだ組織的運動が結実せず、「平成の大合併」にも取り残された教訓を踏まえている。

 新組織では、合併の青写真を作成。 講演会や座談会などで賛成機運の醸成と会員拡大を図り、早期の合併実現を目指す。また、近づく統一地方選のタイミングも見計らい、議員や首長の立候補予定者を対象にアンケートを実施。 選挙後の結果発表も予定している。

 あいさつに立った山崎会長は、早期合併の必要性を強調。「実現しなかった原因をしっかりと反省し、今までの延長ではない新しい取り組みを」とし、諏訪地方の少子高齢化や企業の流失にもふれ「10年後を考えると本当に心配になる。スピードを上げ具体的な計画をつくり上げていきたい」と述べた。

3336とはずがたり:2007/07/01(日) 21:36:22
>>3333
>本当は富士川町も加えた庵原郡全域を編入できればスッキリした形になるんですけど。
>由比・蒲原と微妙に生活圏が異なるのでしょうか。
岩渕(富士川)は富士川を挟んで対岸の富士との交流が深いんでしょうな。
昔は富士川を隔てて庵原郡とのつながりが深かったのかも知れませんけど,川がそれ程障碍にならなくなったのでは?
飽くまで想像ですけど。

>>3334
東部は沼津と三島の対立を解消できるかが鍵でしょうな。
浦和と大宮,静岡と清水,いずれも大宮・清水が不満を持っているようなので三島の警戒感は相当なもの。
更に長泉が独自色が強くてこれまた合併に慎重とちょっと直ぐには纏まらない気配です。

3337雑談居士:2007/07/02(月) 00:24:25
>>3336
庵原郡3町での合併ならともかく、静岡市との合併だと富士川町は東の端に
なるわけで、それなら川を挟んで距離・関係の近い富士市と・・という事
なのでしょうね。島田市と金谷町(榛原郡)の合併(大井川越え)も然り、
山や川が市町村や生活圏の境界線とは必ずしもならなくたったんですね。

3338とはずがたり:2007/07/02(月) 00:39:13
そうなんですよね。釜無川や笛吹川もあんま市境に成ってない印象ですがどうですか?

昔は大井川を挟んで東側が駿河国志太郡,西側が遠江国榛原郡でしたが,明治・昭和の大合併で東側の志太郡域は西側の榛原郡側に次々と併合され榛原郡川根町・中川根町・本川根町と成りちょっと榛原郡が属する遠江が東へ出っ張った感じになりましたが,平成の合併ではこれら榛原郡北部が金谷含めて次々と駿河国島田に併呑されて行ってる最中であり,将来は駿河が西に拡大したした感じになりそうです。
まぁ今更遠州も駿州も無いので良いんですけどw

由比・蒲原ぐらいになると富士の都市圏というより静岡よりに成るんでしょうなぁ。
蒲原など日本軽金属かなんかの大きな工場があって,固定資産税とか入ってきそうなものなのにあっさり静岡との合併を決めてしまうあたり,工場も斜陽なんかもしれませんね。

富士川周辺で云いますと芝川が迷走気味です。。どう決着しますやら。そっち側では増穂町とかの決着が気になるところですね〜。

3339雑談居士:2007/07/02(月) 02:32:12
増穂町の町長選挙は、増穂・鰍沢・市川三郷の3町合併→新市移行(峡南市)を
主張した候補が当選しました。一度壊れた枠組みの復活となるかどうか。
笛吹川は平成の大合併で笛吹市・甲府市・中央市(豊富)と川越え、郡越えでの組み合わせでしたから
中・下流域はあまり境界をなさなくなりました。上流域は山梨市と甲州市の近親憎悪wで
きっちり市境を形成しています。釜無川は旧中巨摩郡が川を跨いで広がっていましたが、
南アルプス市・甲斐市・中央市(田富・玉穂)に分かれて、境界線がはっきり川で引かれた感じです。

静岡は行政圏がはっきり分かれるくらい川が広くて大きいですからね。
川根町と川根本町が旧志太郡だったとは意外でした。さしずめ島田市への合併(川根町)は
駿河への先祖帰りみたいなものですね。旧金谷町は遠江への侵略・占領という事でw
庵原郡3町は、市街地がほぼ平坦に連なっていて、静岡市とは山でギリギリ隔てられていて中心部から
遠く離れているし・・「庵原市」の枠組みがうまく行けば良かったのにと、他所者の私は感じますが。
一郡合併だけでは難しい事情があったのでしょうね。
芝川町は、富士宮市に自ら合併を申し込みながら住民投票の結果でご破算にしてしまった
経緯があるので・・最終的には編入合併で決着が付くと思いますが、どうなるでしょうね。

3340とはずがたり:2007/07/02(月) 12:21:26
釜無川は境界をなしているんですね。あんま判ってませんでした。
増穂町は南アルプスに断られたり迷走してますが,峡南市に移行すれば元々の計画が実現する訳で合併促進派の俺としては大喜びです。wikiで調べたところによると交通の要衝だったこともあったそうで,そういう昔の栄光が合併で中心で無くなる事への抵抗感があったのでしょうか?

>川根町と川根本町が旧志太郡だったとは意外でした。さしずめ島田市への合
正確には川根町と川根本町の大井川より東側部分ですね,年の為。

庵原郡の一体感がどうなのか正直同県人なんですがあんま印象湧きません。山が迫っていて人口もそう多くないし由比・蒲原は静岡(清水)の近郊みたいな感じに成ってしまってたんでしょうね。

3341とはずがたり:2007/07/04(水) 18:01:52
<九州・沖縄>鹿児島県

伊佐郡は北伊佐郡と南伊佐郡に分割。北伊佐郡は菱刈郡と統合伊佐郡に。南伊佐郡は薩摩郡に統合される。
現在のさつま町はむしろ南伊佐郡なのか。恐らく菱刈郡は菱刈町で北伊佐郡が大口市となったのであろう。さつま町と大口市の組み合わせは議論にはのぼらなかったのかなぁ・・?

菱刈町が郷土誌改訂 合併前、町の足跡後世に
(07/03 07:19)
http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=5312

 菱刈町郷土誌の改訂版が発行された。同町は2008年11月には大口市との合併を予定。後から振り返ったとき、菱刈の歴史の足跡をしっかりと伝えていく糧にしたい、という。
 編さん作業は、旧菱刈町と旧本城村の合併から2004年で50周年となったのを機に、同年度から3年間かけて約3500万円の予算を組んで行われた。町事業による初の本格的郷土誌の発行は1973(昭和48)年3月。その内容を修正・補完し、さらに30年以上にわたる現代史を加えた。
 B5判、1200ページ。事務局の町教育委員会によると、装丁の緑色は菱刈の山や田をイメージし、題字は地元を代表する金山からとった金色。内容は8編から成る。昭和50年代から町政の柱として取り組んだ農村振興運動が詳しく取り上げられ、「防災と災害」の項目には昨年の県北部豪雨災害に至る記述まで入れ込んだ。町内250軒を訪ね歩いて新たに掘り起こした古文書類も収録。前回の郷土誌が400ページ足らずだったのと比べ、質量ともにボリュームアップした。
 価格は4000円。役場や町立図書館で購入できるほか、郵送希望も町教委事務局=0995(26)1111内線272、ファクス同(26)5676=で受け付ける。

3342とはずがたり:2007/07/12(木) 19:22:04
<九州・沖縄>福岡県
糸島地区合併協議は順調なんか?

合併調整会事務局を設置
http://www.data-max.co.jp/2007/07/post_1232.html

 先月19日に発表された合併スケジュール通り、7月2日に合併協議会設置へ向けた事前準備機関として「合併調整会事務局」が糸島地区自治会館内に設置された。

 同事務局は、1市2町各行政機関から派遣された職員など4名の専任職員を配置し、来年度に設置予定の合併協議会において決定される28項目の協議事項の原案作りと各行政との調整を行う予定。

 今後の予定としては、来年8月までに設置予定の合併協議会設置という案件があるが、その早期実現へ向けた第一歩といった所であろう。

 現時点では、合併に向けたスケジュールは予定通り進行中である。

日時: 2007年07月11日 11:04

3343とはずがたり:2007/07/15(日) 22:51:47
<九州・沖縄>熊本県

熊本市と合併したら… 富合町民アンケート
ttp://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20070715200004&cid=main

 熊本市との合併協議を進めている下益城郡富合町への住民アンケートで、合併した場合に不安な点として回答者の約七割が「公共料金の値上げ」、約五割が「地域の衰退」を挙げていることがわかった。期待面では約五割が「保健・福祉サービスの向上」を挙げた。

 アンケートは、両市町の合併協議会(法定協)が今年四月、富合町の全二千五百七十七世帯に実施。このうち40・9%にあたる千五十四世帯から回答を得た。合併後の富合地域のまちづくり方針である新市基本計画に住民の意向を反映させるのが目的。

 『合併に対する不安』の問いに対する上位の回答(複数回答、以下同じ)は、「税金等の公共料金が高くなる」(71・6%)、「周辺部が取り残される」(49・1%)、「地域の声が行政に反映されにくくなる」(44・6%)だった。

 一方、『合併に対する期待』で多かったのは、「利用できる保健・福祉施設が増え、サービスが向上する」(49・1%)、「行財政の効率化で財政基盤が強くなる」(46・7%)。また『合併後の地域の将来像』では、「福祉・医療が充実しすべての人が住みやすいまち」(65・3%)、「都市基盤が整ったまち」(47・5%)だった。

 アンケート結果について法定協事務局は、「公共料金関係で熊本市が高いのは主に国民健康保険料(税)と法人住民税で、これらは激変緩和策で段階的な引き上げとする方針。逆に下水道料金や健康診査負担費など熊本市が安いものもある。ほかの不安な点などは新市基本計画素案に対応策を反映させた」としている。

 新市基本計画素案は、富合町では今月中に全世帯に概要版(意見用紙込み)を配り、二度開催する住民説明会で意見を聞く。熊本市は市のホームページに素案を掲載、二十七日までパブリックコメント(意見公募)を募っている。問い合わせは市広域行政推進室(電)096(328)2031。(渡辺直樹)

3344とはずがたり:2007/07/15(日) 22:57:55
<中国・四国>愛媛県

愛媛のニュース2007年07月14日(土)
鬼北・松野合併へ支援策を検討 県審議会
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20070714/news20070714333.html

 第4回県市町合併推進審議会(会長・藤目節夫愛媛大教授)が13日、県庁であり、新市町村合併特例法(合併新法)に基づき、北宇和郡鬼北、松野両町の合併に向けた自主的な取り組みを支援する構想の策定方針を決めた。同構想策定で、普通交付税額の算定特例や、元利償還金の40―50%が交付税措置される合併推進債の発行など国の新市町合併支援プランに基づく財政措置を受けられる。
 県は▽市町村合併推進本部を継続設置しての情報提供・助言▽学識者、職員を「県市町村合併推進アドバイザー」として合併の勉強会・研修会に派遣▽職員の法定合併協議会委員としての参画や同協議会事務局への派遣―などの支援を検討する。
 会議では、県側が両町への支援内容について旧合併特例法下で合併した市町への支援水準を上回るのは困難と説明したが、合併を経験した委員の谷口長治南宇和郡愛南町長が「例えば水道料金統一のための貸付金など県のきめ細かな財政支援が必要」と再考を要望。県は「両町から具体的要請があれば財政当局と相談する」と答弁した。

3345とはずがたり:2007/07/19(木) 19:30:22
<九州・沖縄>佐賀県

>>165>>900-906>>2611とか

吉野ケ里町「現段階では困難」 合併協議求める上峰町に回答
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/saga/20070718/20070718_002.shtml

 吉野ケ里町の江頭正則町長と北村一成議長らは17日、合併協議の再開を求めてきた上峰町の申し入れに対し「現状での協議再開は困難」とする回答書をまとめ、大川紀男・上峰町長らに手渡した。吉野ケ里町は13日にも回答書を届けたが「内容があいまい」(大川町長)として上峰町が受け取りを拒否していた。

 取材に対し、江頭町長は「現在(の吉野ケ里町)は旧三田川町と旧東脊振村が1つになる努力を続けている段階。次の合併は、将来的に住民の理解を得た上で考えていきたい」と答えた。

 一方、大川町長は「(三田川、東脊振との)旧3町村で交わした確認書に基づきこれまで努力してきたので、残念でならない」と述べた。回答を受け上峰町は、町議会全員協議会や臨時区長会を開き、意見を集約する。

=2007/07/18付 西日本新聞朝刊=

2007年07月18日00時50分

3347とはずがたり:2007/08/03(金) 18:00:01
自民大敗の主因ではないが一要因に亥年選挙と市町村議の合併に伴う大量解雇がある。
その要因の貢献度が数量的にどの程度あるか,興味有るところだ。誰か統計的に分析してくれないかなぁ。。

自民大敗要因は町村減 全国町村会長 山本氏が参院選分析
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/20070803/20070803_002.shtml

全国町村会長として5期目の抱負を語る山本氏
 5期連続で全国町村会長に選出された山本文男氏(81)=福岡県添田町長=は2日、同町役場で記者会見。国が推進する市町村合併について「モノやカネを使って(合併を)強制するのは好ましくない」と批判的な立場を強調し、参院選で自民党が大敗した要因として、急激な合併で町村の数が減ったことを挙げた。

 政府の地方制度調査会委員でもある山本氏は、同会が町村の自立と権限強化をテーマにしていることについて「国が言う町村の自立とは合併のこと。道州制を見据え市町村の数を1000にしようとしている。しかし、合併の効果はまだ十分に検証できておらず、町村会は賛成に至っていない」と述べた。

 参院選での自民の敗因については「合併で町村長の数が減った」ことを挙げ、「これまで農村部の票をまとめてきたのは町村長。彼らは政府や自民党に首を切られたと思っている」と、地方軽視の政策が自民惨敗を招いたことを指摘した。

 また、山本氏への高齢批判を背景に、会長選が16年ぶりに投票になった点については「私のことを年だと言う人もいるが、自分ではそうは思わない。中日本と、東、西日本には昔から意識の違いがある」とし、「今期が私の集大成と思っている。全国すべての町村の自立のためにまい進する」と決意を語った。

=2007/08/03付 西日本新聞朝刊=
2007年08月03日10時52分

3348とはずがたり:2007/08/05(日) 09:35:47
<東北・北海道>岩手県

合併、単独両にらみで 藤沢町が協議
ttp://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20070804_8

 財政難で行財政改革を断行している藤沢町は3日開かれた町まちづくり審議会で、新たな総合計画に向けた基本構想素案を協議した。畠山博町長は同日、県庁を訪れ、同町が目指す一関市との合併問題について県側と協議したが、大きな進展はなかったという。合併問題の行方が不透明な状況だけに、計画づくりも「合併」と「単独町制」の両にらみで進められそうだ。

 同町は1997―2006年度の総合計画の期限が終了したため、本年度から新たな計画(07―16年度)の策定に着手。総合計画を構成する基本構想(10カ年)と基本計画(前後各5カ年)、実施計画(3カ年)のうち、審議会では基本構想の素案を委員ら約30人が協議し、24日に正式諮問することにした。

 テレビ難視聴対策、医療保健福祉などの現状と課題について意見交換したが、関心事は合併問題。沼倉憲二副町長は「合併しようが、単独でいこうが、(総合計画は)『こういう地域づくりをする』というもの」と説明。「合併に向け現在、県にアクションをお願いしている」と述べた。

 畠山町長は3日、県市町村課を訪れ、合併に向けた課題整理、自助努力の状況を話し合ったという。新局面を迎える内容に至らなかったが、畠山町長は「合併に向けた取り組みは進めている」とし、合併に向けた環境整備に力を注ぐ考えだ。

(2007/08/04)

3349とはずがたり:2007/08/06(月) 19:43:53
<近畿>滋賀県

竜王が合併に前向きなら大きいがね。どうなんだろう。各論反対とかに成りそうな気もするが・・。

合併テーマに意見交換会
近江八幡と安土、竜王町
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007080500104&amp;genre=A2&amp;area=S10

 滋賀県近江八幡市と安土、竜王町の合併をテーマにした「市町村合併を考える意見交換会」が5日、近江八幡市鷹飼町の男女共同参画センターであり、1市2町の住民約120人が参加した。

 この日は、主催した滋賀県自治振興課の中山義彦参事が「平成の合併は分権時代の基礎自治体づくりだ」と話したあと、質疑応答があった。

 参加者からは「一部の地域だけ分離して合併することは可能か」や「住民が判断するため、財政シミュレーションなどを示していくことが必要だ」などの意見や質問が出た。これに対し、同志社大の真山達志教授や東近江地域振興局の中村きよ子局長ら5人が答えた。
 参加者たちは真剣な表情でメモを取ったりして聞いていた。

3350とはずがたり:2007/08/06(月) 23:21:58
<首都圏>神奈川県

市町村合併構想の素案まとめる/神奈川県
政治・行政
2007/08/03
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryxiiaug070818/

 県内市町村の自主的な合併推進に向けた県の構想素案が二日、まとまった。二〇〇六年十一月に審議会が答申した内容を修正し、周辺市町村に広がりを持たせた五つの圏域を設定。他の圏域に先行する形で、広域連携の取り組みが進む県西圏域を構想対象市町村に位置付ける方向性を示している。

 素案では、人口三十万人を視野に入れた「中核市相当あるいはそれ以上の都市」をすべての市町村が目指す必要があると強調。具体的には、県西、三浦半島、県央、湘南西、同東の五圏域を提示した。鎌倉は湘南東と三浦半島、伊勢原市は県央と湘南西の両圏域に重なるなど、緩やかな圏域割りとなった。

 合併検討の方向性については、県西圏域を「合併検討を行う環境が整っている」と評価。他の四圏域は当面、広域連携を推進するまでにとどめている。

 三浦半島圏域は横須賀市が中心となったまちづくりの検討を期待。県央圏域は相模川の東西の地域ごとに行政連携を深めながら、一部市町村で先行して合併を検討することを想定している。

 湘南西圏域は平塚、秦野両市を中心に広域連携を進めていく方向。同東圏域は、一定の連携が進む茅ケ崎市と寒川町に藤沢市を加え、行政連携を深めつつ全体の合併検討につながることを期待している。

 構想素案は六日から一カ月間、パブリックコメントで県民の意見を聞く。ことし秋をめどに構想をまとめる予定。

 問い合わせは、県市町村課電話045(210)3175。

3351とはずがたり:2007/08/08(水) 00:07:09
<九州・沖縄>鹿児島県

市町村合併:加治木、姶良、蒲生3町、任意協を再発足 /鹿児島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070802-00000292-mailo-l46
8月2日18時0分配信 毎日新聞

 加治木、姶良、蒲生の3町は1日、「姶良西部任意合併協議会」を発足させた。3町は法定合併協が一度破たんしており、3町長は会見で「前回の反省にたち、2010年3月までの合併を目指して取り組んでいきたい」と述べた。
 3町は03年4月に法定協議会を設置したが、姶良町が投票率60%以上を条件に実施した住民投票で60%に満たず、05年3月に頓挫。今年2月に3町長と担当課で勉強会を発足させ、任意協議会発足の準備を進めていた。
 加治木町の西姶良クリーンセンターであった設立総会と第1回会合で、城光寺俊和・姶良町長を会長に選任。(1)対等合併(2)新市の名称は「姶良市」(3)本庁は現姶良町役場――など町長間による6点の申し合わせ事項を提示した。1〜1年半後に法定協議会に移行する方針。3町長とも「町民の大半が多数という感触を得ているが、反対の声が多ければ住民投票も検討したい」と話した。【福岡静哉】

8月2日朝刊
最終更新:8月2日18時0分

姶良西部任意合併協が発足 10年3月目指し協議へ
(08/02 07:09)
http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=5842

 姶良、加治木、蒲生3町は1日、「姶良西部任意合併協議会」を発足させた。2010年3月までの合併を目指し、来年3月末までに計8回の会合を開いて新市の名称や庁舎位置、合併の方式など重要課題を集中的に話し合う。
 加治木町の西姶良クリーンセンターで開いた設立総会で、会長に城光寺俊和姶良町長、副会長に笹山義弘加治木町長と厚地和幸蒲生町長を選任し、規約を決めた。委員は各町の町長と副町長(蒲生町は不在のため町長が指名した職員)、議長、議長指名の議員の計12人。事務局は同センターに設置する。
 引き続き第1回協議会を開き、事業計画や予算などを決めた。今後は月1回の割合で会合を続け、早ければ1年後をめどに法定協議会へ移行する。第1回会合後に記者会見した城光寺会長は「3町の特性を生かした将来像と福祉の向上を目指し、県央の拠点都市誕生に全力を尽くす」と抱負を語った。
 3町は03年4月に発足した合併協で新市の名称や合併期日など45項目の協議を終了しながら、姶良町が05年3月に実施した合併の是非を問う住民投票が、成立条件だった投票率60%に達せず不成立になり、合併を見送った経緯がある。3町長は「姶良地区住民の合併への総意が形成されてきた。住民に情報提供しながら任意協で十分に議論を尽くしたい」と話した。

3352とはずがたり:2007/08/08(水) 12:01:20
<九州・沖縄>福岡県・大分県

この辺は豊前市をも含めて中津市への越県合併で良いでしょ。

豊前市との合併問題 今週中にも結論の意向 吉富町長が全協で表明
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/fukuoka/20070807/20070807_002.shtml

 吉富町の今冨寿一郎町長は6日、町議会全員協議会(全協)で、開催を先送りしている豊前市との間の法定合併協議会(法定協)の問題について、「近日中に(協議に入るかどうかの)結論を出し、議会と豊前市に報告したい」と述べ、今週中にも発表する意向を示した。

 同日の全協は9月定例会の議案説明、台風5号の被害状況報告などのために開催。その中で、今冨町長は「合併協議問題はこれまで8月半ばまでに結論を出すとしてきた。今、まとめの作業をしており、報告をする期日はその前日に議長に伝えたい」として、報告日の明言は避けた。

 その後の会見では「思い(結論)はもう決まっている。町民に説得力のある文言を今、考えている。豊前市には口頭で伝えたい」と話した。

 一方、豊前市の釜井健介市長は同日の定例記者会見で「急に『明日、報告に来る』と言われても、報告内容も分からずスケジュール的にも対応は難しい」と困惑気味だった。さらに「法定協は両市町の議会で可決したもので、行政の継続性なども考えてもらいたい。報告は公文書でいただきたい」と語った。

=2007/08/07付 西日本新聞朝刊=
2007年08月07日00時46分

3353とはずがたり:2007/08/08(水) 12:06:52
<首都圏>埼玉県

2007年8月7日(火)
川口との合併推進を 鳩ヶ谷で市民の会設立へ
http://www.saitama-np.co.jp/news08/07/03p.html

 川口市との二市合併を目指している鳩ケ谷市で六日、「鳩ケ谷市合併推進市民の会」の設立に向けた「発起人会」(菅原正俊代表、十八人)が開催され、設立趣意書などを採択し、今月二十五日に総会を開いて正式発足することを決めた。二〇〇四年の三市(蕨市を含めた)合併破たん以来、二市間で再び合併が動きだすことになりそうだ。

 市民の会の設置は、昨年十月、川口市との早期合併実現を公約に掲げて当選した木下達則市長が今年二月、「合併推進室」の設置とともに、市民総意の合併を目指すため、合併啓発やPRなどを担う市民サイドの会設立を促した。

 発起人会は市自治連合会など十八の市民団体代表らで構成。七月十三日に第一回会議、この日が二回目。市役所二階市民フォーラムで午後五時半から開かれ、十四人が出席した。菅原代表の議事進行で、設立趣意書、設立総会の日程、会則などを決めた。

 趣意書では「市民生活のあらゆる場面で、日常的に川口市と密接な関係がある。川口市との二市合併が将来を展望する大きな流れ。市と協力しながら市民が主体となって合併意識を醸成するため、『市民の会』を設立する」などとしている。

 会議に先立って来賓として木下市長と野崎一則市議会議長があいさつ。木下市長は「合併は市民生活に直結する。市議会、市、市民の会の三者が一体となって進めていければ。市民主体の活動が決め手になると確信している」などと述べた。

 また、同市長は川口市への合併申し入れについて「市民の盛り上がりを見て年明け早々にも」と示唆した。

───
さて合併して定数7になったらどんな感じかねぇ。

南2区 定数6−候補7 (選管確定)→前回は二人立てた共産が一人に絞るも落選。ワンツーを決めた自民がそれ程得票は減らしてないものの前回の勢いはない。次は共産に頑張って貰って自民を一人落として貰いたいところ。
得票数  氏  名 齢 党派 新旧当選回数代表的肩書
当28,071 松本 佳和 41 民主 新1 (元)川口市議・松本安弘(地方主権の会代表)県議長男
当24,332 奥ノ木信夫 55 自民 現4 党川口支部長
当22,300 塩野 正行 44 公明 現2 党県組織局長
当21,916 山本 晴造 61 公明 現3 党県副代表
当21,869 菅  克己 40 無所=民主新1 (元)川口市議
当20,841 田中 千裕 58 自民 現4 鋳物工場社長
□19,792 村岡 正嗣 55 共産 新 党県委員

南21区 定数1−候補2 (選管確定)(鳩ヶ谷市)
得票数 氏  名  齢 党派 新旧当選回数代表的肩書
当9,373 茅野 和広 54 諸派 新1(元)鳩ヶ谷市職員
□9,030 石田 昇  58 自民 現 建設会社役員

3354とはずがたり:2007/08/08(水) 12:08:49
<近畿>和歌山県

合併冊子の住民説明会 単独望む声多数
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=129588

 古座川町は町内5地区で、新宮東牟婁地方6市町村が合併を想定して作った冊子の住民説明会を開いた。奥根公平町長は「合併賛成や合併やむなしとする意見もあったが、特に山間部では単独町政を望む声が多かった。安易に方向性を決めず、さらに町民の意見を聞きたい」と話している。

 県は2次合併について、新宮市と東牟婁郡の6市町村の広域合併を提案している。冊子は6市町村が共同でメリットやデメリット、課題などを話し合って作製した。

 古座川町では7月中旬に冊子を全戸に配布し、6市町村で初めて冊子の住民説明会を開いた。同町の方針はまだ決まっておらず、町民の意見を参考にしたいと7月30日から5日間かけて、七川、三尾川、明神、小川、高池の各地区で開催。合わせて159人が参加した。

 特に山間地では「へき地が切り捨てられるのでは」「税金が増額しないか」「サービスが低下しないか」などを心配し、単独を支持する声が多かった。

 一方で「合併したら大勢で助け合える。交通網も発達しているので、サービス低下にもならないのでは」「財政的に厳しく、合併しないとやっていけないのでは」などと合併賛成や合併やむなしとする意見もあった。

 町側が意見を求めたのに対し、「町が方向性を示していないのは無責任」「行政の素人である住民がどう判断するのか」「合併後の具体的な構想が示されず、情報不足で判断できない」などといった意見もあった。

 奥根町長は説明会を終え、「町民の生の声を聞くことができた。方向性を決める参考にしたい。今回は冊子の説明が主目的だったので、あらためて説明会を開いたり、各区長に聞いたり、町民の意見を知る機会をつくりたい。必要があればアンケートの実施も検討したい」と話した。

 古座川町は前回、旧串本町と旧古座町と合併協議をしたが、財政問題などでまとまらず、離脱。住民投票でも「合併しない」を支持する町民が多く、単独行政を選んだ。

('07/08/08)

3355とはずがたり:2007/08/08(水) 12:10:36
<東海>愛知県

意地悪しないで豊川は小坂井も入れてやれよなぁ。。

豊川市と2町、合併調印 音羽と御津が編入、来年1月に新市誕生
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20070807/CK2007080702039096.html
2007年8月7日

 豊川市と音羽町、御津町が六日、合併協定書に調印した。来年一月十五日に二町を豊川市に編入する形で、人口約十六万人の新「豊川市」が誕生する。十六日に開かれる三市町の臨時議会と、九月県議会での議決を得て正式に決まる。

 豊川市内で開かれた調印式には、三市町の首長や神田真秋知事ら約百五十人が出席。神田知事は「今回の合併が地域発展の大きな契機となれば」と期待を込めた。

 三市町は六月から合併新法に基づく協議会で話し合ってきた。議員数は豊川市(定数三〇)は現状のままで、人口に応じて音羽町(定数二)、御津町(同三)で増員選挙を行う。「平成の大合併」としては県内で十五例目となり、人口規模では県内で八番目の多さになる。

 豊川市と宝飯郡四町は当初、合併旧法に基づく新設合併を目指して協議したが、まとまらずにいったん白紙に。〇六年二月に豊川市が一宮町を編入合併した。豊川、音羽、御津町との合併により宝飯郡は小坂井町だけ残るが、豊川市との合併を模索している。

 (村瀬力)

3356とはずがたり:2007/08/08(水) 14:36:17
<中国・四国>愛媛県

市町村合併:町長ら15人出席し対策室開所式−−鬼北、松野町 /愛媛
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/ehime/news/20070808ddlk38010147000c.html

 鬼北町と松野町が一緒に設置した合併対策室の開所式が7日、鬼北町の中央公民館であった。

 式には松浦甚一・鬼北町長と岡武男・松野町長、両町議会議長ら15人が出席。松浦町長は「公平な情報を提供し判断していただく」、岡町長は「調査、検討を基に合併を進めていただきたい」とそれぞれあいさつした。

 合併対策室は同公民館に置き職員は5人。法定合併協議会設立に備え両町の行財政の実態調査などをする。【川上展弘】

毎日新聞 2007年8月8日

3357とはずがたり:2007/08/09(木) 22:37:56
平成の大合併に終止符を 地制調小委で西尾勝委員
http://www.sanyo.oni.co.jp/newsk/2007/08/07/20070807010007851.html

 第29次地方制度調査会の専門小委員会の初会合が7日開かれ、第27次地制調副会長を務めた西尾勝委員(東京市政調査会理事長)は「新合併特例法の期限となる2010年3月末で、平成の大合併には終止符を打つべきだ」と述べた。

 第29次地制調は安倍晋三首相が諮問した市町村合併を含めた基礎的自治体の在り方などをテーマに7月に発足。西尾委員は平成の大合併を終わらせる理由として「長い間、合併を続けてきた過程で市町村は落ち着かない状態」などと指摘したが、合併せずに残った小規模自治体の対応策には言及しなかった。

 西尾委員は、現在約1800の市町村数が今後の合併でどの程度減るかについて「(10年3月末で)1600から1500台にとどまる」との見通しを示し、「与党が目指す1000自治体には遠いが、無理に合わせることはない」と話した。
(8月7日20時12分)

3358とはずがたり:2007/08/11(土) 09:33:23
<北陸・信越>新潟県

グーグルのキャッシュにしか残ってないのだけど。。

村上など5市町村が合併調印
新潟日報
http://www.niigata-nippo.co.jp/

村上市と山北町、朝日村、神林村、荒川町の合併協定書調印式が10日、同市の市民ふれあいセンターで開かれ、5首長が24の基本項目が盛り込まれた協定書に調印した。調印を受け、各市町村議会は21日に臨時議会を開き、廃置分合(合併)を決議する。 ..

3359とはずがたり:2007/08/11(土) 09:33:50
<首都圏>千葉県

千葉・長生村 合併協離脱へ 住民アンケート6割が否定的
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070807-00000042-san-l12
8月7日7時51分配信 産経新聞

 長生村の石井俊雄村長は6日記者会見し、長生郡市(7市町村)の合併協議会から離脱することを表明した。先月実施した合併に関する住民アンケート結果を受けたもので、合併反対が賛成の約3倍に達した。長生村の合併協離脱が他町村に波及することも予想され、混乱は避けられそうにない。

 長生郡市の合併は、平成20年4月に「茂原市」として誕生することが決まった。こうした中、当初から合併に反対していた石井村長は、合併の賛否を問い、今年7月、18歳以上の村民1万2544人を対象に住民アンケートを実施。7869人(回収率62.7%)から回答があった。

 その結果、合併に「賛成」が1275人(構成比16.2%)に対して、「反対」は約3倍の3835人(48.7%)だった。「どちらかというと反対」を合わせると、全体の6割以上が合併に否定的だった。

 石井村長は「村民が選んだ重要な意思だと受け止めている」とした上で、合併ではなく自立への道を模索する方針を固めた。また、この日、村議会の合併問題調査特別委員会(全16村議)にアンケート結果を踏まえて合併協からの離脱を報告した。

 一方、この報告を受け、中村秀美・長生村議会議長らは「アンケートは合併の賛否で、自立を求めたものでない。(住民投票条例で)再度検討すべきだ」と慎重な姿勢を示した。

 石井村長は、8日の調査特別委での協議を受け、早い段階で合併協事務局や県などに報告する。合併協会長の石井常雄・茂原市長は「長生村長の表明は非常に残念な結果だ。今後、関係首長間で対応を協議し、残る1市5町で合併できるよう、方向性を見いだしたい」とコメントした。
最終更新:8月7日7時51分

市町村合併:長生村が合併協離脱へ アンケートで65%が反対 /千葉
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070807-00000126-mailo-l12
8月7日13時1分配信 毎日新聞

 長生村の石井俊雄村長は6日、長生郡市7市町村との合併協議から離脱する考えを表明した。合併の是非を問うアンケート調査結果で合併反対(どちらかと言うと反対含む)が65%に達したため。賛成(どちらかと言うと賛成含む)は26・8%にとどまった。回収率は62・7%だった。
 石井村長は調査結果を議会の合併問題特別委に報告。結果を理由に協議会から離脱することへ議会の理解を求めた。茂原市をはじめ関係5町にも結果を報告済みで、10日の合併協議会で正式に離脱を表明する。
 中村秀美議長は「結果は重く受け止めるが住民生活に支障が出ては困る」と話しており、一部議員からは住民投票条例を求める動きも出ている。
 合併協議会会長の石井常雄茂原市長は「非常に残念な結果だ。残る1市5町で合併できるよう協議し、方向性を見いだしていきたい」とコメントした。【吉村建二】
8月7日朝刊
最終更新:8月7日13時1分

3360とはずがたり:2007/08/11(土) 09:34:20
<東北・北海道>宮城県

涌谷町長に大橋氏4選 単独立町訴え2氏に大差
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070806-00000001-khk-l04
8月6日6時13分配信 河北新報

 任期満了に伴う涌谷町長選は5日投票が行われ、即日開票の結果、無所属現職の大橋荘冶氏(71)=公明推薦=が、ともに無所属新人で元町議の大平弘悦氏(56)、遠藤要之助氏(64)を大差で破り、4選を果たした。

 過去2回は無投票で、大橋氏は12年ぶりの選挙戦を制した。大橋氏は5日夜、事務所で「行財政改革を推し進め、住民の声を吸い上げてまちづくりに取り組みたい」と抱負を述べた。

 選挙戦で大橋氏は、当面は合併しない「単独立町」を訴えるとともに、3期12年の実績を強調。医療、福祉のサービス向上と住民負担の軽減を公約に掲げて幅広い層から支持を集めた。

 大平氏はつじ立ちなど草の根の選挙運動を展開したが、支持が広がらなかった。遠藤氏は合併推進を掲げて現職への批判票取り込みを狙ったが、合併問題に有権者の関心は集まらなかった。
 当日の有権者数は1万5136人。投票率は66.70%だった。

 ◇涌谷町長選開票結果
(選管最終)
当 5,342大橋 荘冶 無現(4)
  2,469大平 弘悦 無新 
  2,215遠藤要之助 無新 

◎協働の精神で行財政改革を

 【解説】合併の是非と、現町政の継続か刷新かを争点にした涌谷町長選は、当面は合併しない「単独立町」を掲げた現職大橋荘冶氏(71)が4度目の当選を果たした。有権者は、今の涌谷町のままで行財政改革を進める道を選択した。

 大橋氏は6月の町議会定例会でいち早く出馬を表明した。町議15人のうち14人から支援を受けたほか、地元農協など各種団体の支持も得て、強力な組織型選挙で手堅く票を固めた。

 合併をめぐっては、慎重派の大橋氏と新人大平弘悦氏(56)、推進派の新人遠藤要之助氏(64)との間に対立軸が生じた。

 平成の大合併で涌谷町は2004年12月、小牛田、南郷両町(現美里町)との合併について住民投票を実施。有権者の約6割が投票し、うち約55%の反対で合併協議会からの離脱を決めた。


 その後、当時の賛成票と、投票しなかった約40%の有権者を「合併に対する声なき声」と解釈し、合併の再検討を求める意見も町内にはあった。しかし合併問題に対する住民の関心は低下し、現状維持を求める町民が大多数を占めた。

 ここ20年間で町の人口は約3000人減り、基幹産業の農業従事者も2000年までの10年間で年約100人のペースで減少した。税収減など町にとっての厳しい状況は今後も予想され、単独立町の先行きは楽観視できない。

 徹底した行財政改革のためには、手付かずの幼稚園や小学校の再編なども避けて通れないだろう。大橋町長には、住民への説明責任を果たした上で「痛み」への理解を取り付け、「協働」の精神で改革を進めてほしい。
(小牛田支局・千葉淳一)

◎剣道で鍛えた体力自信 涌谷町長に4選された大橋荘冶さん
 「3期12年の町政運営を評価してもらった。これからも住民の期待に応える政治をしたい」

 12年ぶりの選挙戦を制し、新たな任期に気を引き締める。「健全な財政の確立が優先課題。生まれたばかりの子どもから高齢者までが安心して暮らせる町にする」と意気込む。

 涌谷町に生まれ育ち、50年以上農業に携わってきた。公務が始まる前の早朝、田んぼに足を運ぶのが日課だ。稲の上の露が朝日に照らし出される様子を見るのが、何よりもストレス発散になるという。「涌谷には素晴らしい自然が残っている」と誇らしげに語る。

 剣道は五段の実力。町の「涌剣館少年剣道」の前身を設立し、旧涌谷署(現遠田署涌谷幹部交番)で小中学生を指導してきた。「礼儀や態度、すべてを武道で学んだ」と振り返り、今も体力と精神力に自信を持つ。

 「年齢は関係ない。この4年間は身を捨てる気持ちでさらなる福祉向上に尽力したい」と気合十分だ。涌谷町田沼町の自宅に妻、長男と3人で住む。

<おおはし・しげよし>
 1935年10月1日生まれ。涌谷町出身。小牛田農林高卒。町議会議長、町助役を経て、95年8月に町長初当選。71歳。

最終更新:8月6日6時13分

3361やおよろず:2007/08/11(土) 10:10:46
>>3360
涌谷は、石巻と古川のちょうど中間点
どちらに取り込まれても、辺縁部になるのは免れません。

さりとて、小牛田・南郷との合併によって何を得るのかという話になる。
新庁舎が小牛田に統合されるのならば、反対だよとなる。
これは、小牛田でも同じ話で、涌谷への移転は容認できない。
小牛田と涌谷のような同規模の町村合併のジレンマでもある。

3362とはずがたり:2007/08/11(土) 10:27:57
>>3361
解説感謝です。
涌谷もそれなりの歴史と街区の町で小牛田なんかに吸収されてたまるかって意識が強いんですかねぇ?
合併反対のもう一つの累計である現職涌谷町長がカリスマって訳でもないのですな。

3363やおよろず:2007/08/11(土) 10:34:11
>>3362
鉄道知識からすると、小牛田>>>涌谷で、
涌谷は歴史を頼りに、小牛田に相対しているイメージがありますが

何年か前まで、涌谷の方が人口が多かったくらいで、
基本的に、涌谷>>小牛田なんですよね、町としては
古川郊外ということで、小牛田の人口が涌谷を抜きましたけど
高校も、涌谷高校>>小牛田農林という感じですから

涌谷町民に、小牛田よりも下という感覚は全くないでしょうね。

3364とはずがたり:2007/08/11(土) 11:44:34
>>3363
へぇ,涌谷のほうが大きかったんですねぇ。まぁ古川の郊外として発展したという事で小牛田の自律的(自立的)発展ではない様ですけど。
迷惑施設の鉄道は京都でもそうですけど古くに開通した箇所では町外れに追いやられる傾向があり,大宮と浦和の関係なんかも似ているかも知れませんな。

3365とはずがたり:2007/08/11(土) 12:09:38
<北陸・甲信越>長野県

昔の記事。合併構想は破断した模様だが。

小海町が合併住民調査 「賛成」回答4割 南相木村と―最多
http://www.shinmai.co.jp/cgi-bin/txt_read.pl

 小海町は、市町村合併について六月下旬に行った住民アンケートの結果をまとめた。合併に「賛成」「どちらかというと賛成」と回答した人は計42%で、「反対」「どちらかというと反対」の計22・1%のほぼ二倍だった。

 アンケートは、十八歳以上の町民五千人を対象に実施。三千九百二十四人(男千九百四人、女二千二十人)から回答が寄せられた(回答率78・5%)。

 合併賛成の理由では、「経費の節減ができて効率化が図れる」が最も多く、九百四十人(全回答の24%)が回答。次いで「地方分権、少子高齢化社会に対応できる行政を推進するために規模の拡大が必要」(七百八十六人)「計画的施設整備ができ、広範囲の公共施設が利用できるようになる」(七百十六人)。

 反対理由では「住民の意見が行政に反映されにくくなる」との回答が最も多く、四百九十六人(全回答の12・6%)。三百六十九人が「中心部だけが発展し、周辺部が寂れる」を挙げた。

 どの市町村との合併が望ましいかとの質問(複数回答可)には、「南相木村」と答えた人が最も多く、千十二人(全回答の25・8%)。次いで北相木村千四人、南牧村八百十一人、川上村七百二十八人、八千穂村七百二十人だった。

(2002年7月18日 信濃毎日新聞掲載)

6月定例南相木村会 合併で村長が意向 小海・北相木と研究会を
http://www.shinmai.co.jp/gappei/200309/04061208.htm

 南相木村の中島育男村長は、十一日開会の村議会六月定例会一般質問で「小海町、北相木村との三町村で、合併について事務レベルの研究会を設置したい」との意向を明らかにした。近く村議会全員協議会に正式に提案する。

 東京電力のダム建設で二〇〇六年度から固定資産税収入が期待でき、比較的財源が豊かな南相木村は、これまで三町村の中で合併に慎重姿勢だった。同村の決断次第で、小海町、北相木村との合併が実現する可能性も出てきた。

 一般質問で中島村長は「合併について研究を始める時期に来ている。枠組みは小海町、北相木村との三町村以外は考えられない」と述べ、「村民からは詳しい資料を提示してほしいという声が強い。資料を作るためには、ある程度踏み込んだ事務レベルの話し合いが必要だ」と答えた。

 南佐久郡南部は〇三年から五町村全体の枠組みで合併を検討したが、調整が進まず、今年四月に南牧村と川上村が先行して二村合併に向けた協議を開始、三町村が取り残された形になっていた。

 議会後、中島村長は「村の少子高齢化は深刻な問題。合併する、しないは別として、解決策として合併を視野に研究が必要と考えた」と述べた。

(2004年6月12日 信濃毎日新聞掲載)

3366とはずがたり:2007/08/11(土) 12:14:06
<北陸・甲信越>長野県

合併の必要性を感じている市町村…予想される合併先
飯山市………………野沢温泉村・木島平村?・栄村?
上水内郡信州新町…長野市
上水内郡中条村……長野市?
東筑摩郡波田町……松本市
下伊那郡清内路村…阿智村
小諸市………………御代田町?・東御市?
南佐久郡小海町……北相木村?・南相木村?>>3365 南牧村と対応すると思われる北牧村は小海町と合併
諏訪郡富士見町……諏訪郡市合併
岡谷市………………諏訪郡市合併
長野市………………信州新町?
他18市町村

合併の必要性「感じる」28市町村 県の81市町村調査
http://www.shinmai.co.jp/news/20070809/KT070808ATI090007000022.htm
8月9日(木)

 県は8日、県内81市町村長を対象に行った、今後の行財政運営に関するアンケート調査の結果をまとめ、同日県庁で開いた県市町村合併審議会に報告した。「平成の大合併」後の現時点で、28市町村(34・6%)が、将来を含め合併の必要性について「感じている」と回答。今後あらためて合併が地域課題として浮上する可能性を示している。

 調査は、県が4−5月にかけて全市町村長にアンケート用紙を配布、全員から回答を得た。将来を含め合併の必要性を「感じていない」は12市町村(14・8%)。「未定・分からない」は41市町村(50・6%)だった。

 必要性を「感じている」とした28市町村に合併を目指す時期を尋ねたところ、飯山市、上水内郡信州新町、同郡中条村、東筑摩郡波田町、下伊那郡清内路村の5市町村(17・9%)が「新市町村合併特例法に定められた期限(2010年3月末)」と回答した。

 また「期限にとらわれず速やかに」が、小諸市、南佐久郡小海町、諏訪郡富士見町の3市町(10・7%)。いずれも相手先は挙げていない。「中長期的な視野の中で」が岡谷市など9市町村(32・1%)、「時期は未定」が長野市など11市町村(39・3%)だった。


 28市町村に「合併が必要な理由」(3つ以内)を尋ねたところ、「地方分権に対応できる行財政基盤をつくる」(70・4%)がトップ。「長期的視点に立った行政効率化を図る」(48・1%)、「少子高齢化に対応した福祉サービスを安定的に提供する」(37・0%)が続く。

 必要性を感じていない12市町村は、理由(3つ以内)に「広域連合や一部事務組合で対応できる」(33・3%)、「地域の個性や文化が薄れる」(同)、「きめ細かな行政サービスが行われにくくなる恐れがある」(同)などを挙げた。

 県内の市町村数は、平成の大合併で120から81に再編された。ただ、依然として人口1万人未満の町村数が43を占め、小規模町村が多いのが特徴となっている。

3367とはずがたり:2007/08/11(土) 12:15:20
<北陸>石川県

>旧志雄町の01年度の町営バス・民間バス2路線分の事業者への補助金を足した支出額は年間計約3000万円。05年度のデマンド、コミュニティーバスの事業収支は臨時経費を除き2900万円の赤字と、わずかに減少したものの、赤字体質は変わらない。
町営バス・民間バス→デマンド・コミュニティバスで100万しか減らせないんだねぇ・・

能登・過疎に生きる:第2部・交通/4止 高齢者に好評、デマンドタクシー /石川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070807-00000151-mailo-l17
8月7日14時32分配信 毎日新聞

 ◇柔軟な発想で将来像探求を
 能登半島地震で大きな被害の出た輪島市門前町の六郎木地区。町中心部に出るのに、地震によるがけ崩れの危険のため、降雨時、海側の道が通行止めになり、林道を約1時間う回せねばならない。バス路線もなく、自家用車を持たない同地区の浦幸次さん(88)と妻美智子さん(80)。幸次さんの通院に、年金からタクシー代を捻出(ねんしゅつ)しているが、林道を通る日には約1万円近くになる。梅雨時は通院も控えた。「なるべく通らんようにするしかない」と苦悩の表情。
 一方、残ったバス路線も安泰ではない。路線バスは、改正道路運送法による規制緩和で撤退することが自由になった。西日本JRバスも02年3月に奥能登から全面撤退、北鉄グループが引き継いだ。だが、県と市町による赤字全額補てんは07年度から縮小する。05年10月からの1年間で約3250万円の赤字が出た業者は、将来の負担に不安を抱く。
 ◇  ◇  ◇
 バス撤退が、新しい交通体系を生みだした例もある。旧志雄町(05年合併、現宝達志水町)は予約制の乗り合いタクシー「デマンドタクシー」と町営コミュニティーバスを組み合わせた方式を04年から始めた。
 01年、業者が赤字路線撤退を町に打診してきた。町は、町営3路線をコミュニティーバスで一本化。小回りの利くデマンドタクシーを新設した。デマンドは町内を5地区に分けて運行。30分前までに電話で予約した町民を次々と拾い、目的地に向かう。町内限定で料金は300円均一だ。
 現在の登録者2648人の9割以上は65歳以上の高齢者。その1人、井上美津子さん(72)=同町北川尻=も週に2回利用する。なじみの運転手のデマンドでもっぱら出かけるのは町内の温泉施設。降車時に帰りの予約をし、買い物も済ませ帰宅する。「この町の年寄りは本当に幸せやがいね」と顔をほころばせる。外出は著しく増えた。
 デマンド運行を町が委託するのは同町の「敷浪タクシー」。委託料はどれだけ乗せても定額。収益は安定するが、定期的に通院利用する多数の顧客を失う町の方針には「相当戸惑いがあった」と同社の源野正和社長。

 だが乗客からの感謝に接するうち「高い料金を請求するのはこちらもつらい。乗せて喜ばれないとダメだ」と考えるようになった。今は「住所、顔、名前、健康状況。ぜんぶ把握してるから柔軟に対応できる」とタクシーの特性を生かした運行を自負する。
 ただ、採算性には課題も残る。旧志雄町の01年度の町営バス・民間バス2路線分の事業者への補助金を足した支出額は年間計約3000万円。05年度のデマンド、コミュニティーバスの事業収支は臨時経費を除き2900万円の赤字と、わずかに減少したものの、赤字体質は変わらない。
 ◇  ◇  ◇
 県は今年、大学教授や住民、市町の担当者が参加する「人口減少地域の公共交通のあり方を検討する会」を立ち上げ、奥能登をモデルに今月1日、初会合を行った。赤字補てんという「守り」の政策が主だった県。モデルを策定し、3年目に実証実験を行う計画だ。
 能登など7自治体でも今年に入って住民、業者、自治体が参加し将来構想を話し合う「地域公共交通会議」を設立。当初「それぞれ『不便』『撤退したい』『金がない』の主張合戦だった」(国交省北陸信越運輸局担当者)という会議が、「回を重ねるごとに歩み寄りが進んできた」という。
 生活スタイルの変化で、大量の乗客を輸送する従来型公共交通は通用しにくい。しかし、廃止したり、転換策が従来型のままでは抜本的な解決には至らない。利用者と事業者、行政の対話による柔軟な発想に、過疎交通の将来像が生まれるかもしれない。=第2部おわり(この連載は泉谷由梨子が担当しました)

8月7日朝刊
最終更新:8月7日14時32分

3368とはずがたり:2007/08/11(土) 12:18:08
<九州・沖縄>福岡県

いきなり20万都市が出来るとインパクトはでかいなぁ。慎重にやって欲しいところではある。

粕屋郡6町 法定合併協提案先送り 「住民、議会に説明不十分」 全戸にパンフ配布
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/fukuoka/20070811/20070811_012.shtml

 粕屋郡内の粕屋、志免、須恵、宇美、久山、篠栗6町が、当初予定していた9月定例議会への法定合併協議会(法定協)設置を求める議案提出を見送り、12月議会に先延ばししたことが10日、分かった。6町の町長で構成する合併研究会(会長・小池弘輔粕屋町長)で確認した。

 小池会長は「住民や議会への説明がまだ不十分。1つの町でも法定協設置が認められなければ合併全体が破たんする。慎重に進めたい」と説明。各町は同研究会が作成した「まちづくり構想‐概要版」のパンフレットを全戸に配布、住民説明会などを開いて理解を求めることにしている。

 パンフレット(7ページ)では、新市のイメージとして森林や農地、宅地、商業施設などのバランスのとれた利便性の高い都市像を描いた。少子高齢化や情報化などに対応できる専門性の高い職員の配置・養成も目指す。

 また、現在の人口は6町全体で約18万人だが、2016年には20万人を突破すると予測。一方で、主要財源の地方交付税の交付額は減少傾向にあり、現在の行政サービスを維持するためには、合併してより効率的な行政運営を行う必要があるとしている。

 この地域の合併については、県が06年に策定した「市町村合併推進構想」で6町を対象地域として明示。これを受けて同10月、6町の首長がメンバーとなる合併研究会を発足させた。合併新法の期限となる2010年までの合併実現を目指し、今年9月をめどに法定協を発足させる方針を掲げていた。

=2007/08/11付 西日本新聞朝刊=
2007年08月11日10時44分

3369とはずがたり:2007/08/11(土) 12:31:06
<九州・沖縄>福岡県・大分県
>>3352
福岡県が豊前との合併を強制したがってるのは中津@大分県に県南の一定地域を取られちまうのを怖れてるんでしょうなぁ.

吉富町長、豊前市との合併協議拒否 「私と住民の考え同じ」 知事勧告に反発多い
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/fukuoka/20070811/20070811_007.shtml

 10日午前、豊前市との合併協議を行わない考えを明らかにした吉富町の今冨寿一郎町長は、同町で記者会見を開き、合併しない理由などについて次のように語った。

 ‐合併協議を進めない理由は。

 「町長選で、人口1万人の活力ある町づくりを訴えて当選した。就任後も町内全地区で懇談会を開き、直接住民の声を聞いた。県知事の勧告にも反発する意見が多かった。私と住民の考え方は同じだと自信を持った」

 ‐法定合併協議会で協議して合併の判断材料を町民に示さないのか。法定協はどうなる。

 「法定協は本来、合併の是非も含めて議論するものだが、実際は合併を前提にしている。協議しないのだから法定協は将来廃止するが、手続きはまだ分からない」

 ‐町議会には合併推進派の議員もいる。議論の余地や議会運営は。

 「議会で一般質問にも答えており、十分だと思う。それぞれの議員は住民代表として選ばれている。その辺は微妙なところだ」

 ‐広域合併の可能性を挙げたが、今後の考え方は。

 「理解する限り、国は人口30万人の市町村合併を目指している。豊前市と合併しても3.5万人だ。私は少なくとも10万人が最低限度だと考えている。生活圏や経済圏など関係が深い大分県中津市も含めた合併ならば、将来の可能性はあると思う」

 ‐県や豊前市との関係はどうなるのか。

 「県には、今後も町づくりを応援してもらえると期待する。町単独ですべての事業をやるのは大変だが、豊前市とは施設清掃や中学校などの組合を作っている。今後も協力できるところは協力していきたい」


=2007/08/11付 西日本新聞朝刊=
2007年08月11日10時51分

3370とはずがたり:2007/08/11(土) 21:09:50

「一国二制度」に理解求める 寺田知事、青森県の副知事と懇談
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20070810f

 地方と都市の格差是正策として税制などの「一国二制度」導入を唱えている寺田典城知事は9日、青森県庁で蝦名武・同県副知事と懇談し、制度導入に向けて地方から声を上げることへの理解を求めた。蝦名副知事は「格差是正のための一国二制度はあってもいい」と基本方針に理解を示した上で、法人税減免などの個別の提案内容には「全国知事会内で十分な議論が必要だ」との考えを示した。

 寺田知事は7月の全国知事会議で、豪雪地や過疎地などの条件不利地域を対象に法人税率などを緩和する一国二制度の導入を提案した。同会議に先立ち、北海道・東北各県には内容を説明済みだが、青森県については「理解が薄い部分があった」(寺田知事)として、自ら説明に出向いた。

 県分権改革推進室によると、寺田知事は、11月に岩手県で開催予定の北海道東北地方知事会議でも意思統一を図りたい意向で、同会議に参加する新潟県や南東北各県にも説明に出向く予定。
(2007/08/10 10:32 更新)

3371やおよろず:2007/08/12(日) 06:48:50
「一国二制度」
なんで、こんな名前なのか?

3372とはずがたり:2007/08/12(日) 07:33:46
確かに,中国嫌いのやおさんの神経を逆撫でするようなネーミングですな〜w

3373やおよろず:2007/08/12(日) 07:54:11
>>3372
中国嫌いというか、「一国二制度」は共産独裁と自由主義の並立を意味するものとして定着するわけで、
わざわざ、地域ごとに税率を変えるだけの話を「二制度」とするのは、誤用であろうということです。

3374とはずがたり:2007/08/12(日) 16:00:38
<北関東>茨城県


龍ケ崎市と利根町が理想 県が合併構想案を公表
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20070811/CK2007081102040329.html
2007年8月11日

 県は「自主的な市町村の合併の推進に関する構想」の素案を公表し、龍ケ崎市と利根町の組み合わせが望ましいとの考えを明らかにした。「平成の大合併」で合併を見送った十八市町村を中心に再編の可能性を探ったが、実現性があるのはこの二市町だけと判断した。

 構想は、県議や市町村議長会長、財界人らでつくる県市町村合併推進審議会がまとめた。二〇〇五年末からの検討作業では、自治体財政の見通しの分析や、市町村長への聞き取り調査を実施。しかし、今年四月の統一地方選で合併反対派の首長が茨城町などで誕生し、合併の意向を示したのは、水戸市、守谷市、河内町、境町、利根町の五市町にとどまった。

 龍ケ崎市と利根町は〇四年からの合併協議で、新市名まで決めたものの土壇場で破談。しかし現在は利根町長が合併推進派で、龍ケ崎市側も牛久市を含めた三市町の組み合わせを望んでいるとされ、情勢に変化が見られるという。

 県は、合併推進債の発行など財政優遇策が受けられる〇九年度末までの合併を期待するものの、「あくまで自主的に進めるもの」(県広域行政推進室)と、両市町の動きを見守る姿勢だ。

 素案は、同審議会が今月十三日から一カ月間、パブリックコメント(意見募集)を行い正式決定する。問い合わせは同審議会事務局=(電)029(301)2457=へ。 (生島章弘)

3375やおよろず:2007/08/13(月) 08:58:46
経済効果10年で11兆円、堺市のシャープ工場
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20070811p301.htm

 堺市は10日、シャープが決定した市臨海部での液晶テレビ用パネル工場建設により、工場稼働後の10年間で総額約11兆円の経済波及効果を期待できるうえ、同期間に計約190億円の税収を新たに見込めるとの試算を発表した。

 市が経済学者らに委託した試算結果によると、工場の稼働開始が予定されている2010年3月以降、パネルの製品出荷額が年間約1兆円に上るうえ、従業員の消費や、荷造り、運送などで約1000億円の需要が生まれ、年間計約1兆1000億円の波及効果を見込めるという。

 別に、パネル工場などの建設工事に絡み、市内の建設業者や機械メーカーなどに約8000億円の需要が期待できるとみている。

 シャープに対しては、稼働後の10年は市企業立地促進条例により、固定資産税や都市計画税などの減免措置が適用されるが、減免後で計約190億円の税収を見込める。11年目以降の10年間の税収は約580億円に膨らむ、としている。

(2007年8月11日 読売新聞)

3376とはずがたり:2007/08/14(火) 11:44:40
<近畿>滋賀県

此処が大同合併できると可成り良い感じに完成型だ。
残るは彦根市と犬上郡,近江八幡と竜王・安土,草津・守山・栗東3市辺りかな。

湖北6町長「垣根越え連携必要」 合併への協議、長浜市に申し入れ
http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20070814/CK2007081402040748.html
2007年8月14日

 合併に向けた協議の場を求めて湖北地方の六町長が十三日、「新しい地域づくり」を長浜市に申し入れた。川島信也市長は「湖北は一つという私の思いと軌を一にする」と歓迎。合併協議の破たんと成立を繰り返した湖北地方で、合併問題が再燃する。

 申し入れたのは、虎姫、湖北、高月、木之本、余呉、西浅井の各町長。そろって長浜市役所を訪れ、川島市長と市議会に「地方分権が進む中、市町の垣根を越えた連携が必要」と意向を伝えた。協議の場を求め「将来の湖北地方を展望、今まで以上に共同の地域づくりを」とする書面を手渡した。

 川島市長は申し入れを評価しながら「道州制の議論が活発になることを考えると、六町のみならず米原市とも十分な連携を図っていくことも大切」とコメントした。

 申し入れ後の会見で、各町長は破たんした過去の合併協議の反省を踏まえ「理念のない合併は失敗する」と指摘。湖北の将来像を探りつつ、住民への説明を進めていく考えを示した。

 湖北地方では二〇〇一年、現在の米原市を含めた一市十二町の枠組みが浮上。離合集散を繰り返し〇五年に米原市、翌年に長浜市が誕生した。
(多園尚樹)

3377とはずがたり:2007/08/19(日) 17:01:52
<九州・沖縄>宮崎県

殆ど詐欺みたいな合併特例債だよなぁ。まぁこうでもしないと地方の無駄な支出を減らせられん。
小渕以降のばらまき時代に必要な箱物なり道路なりつくっときゃ良かったのに何やってきたんだ?

「合併の底流」 自治再生第1部
1…特例債
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=1167&amp;catid=108

 本県が大きく変わろうとしている。「平成の大合併」で約30年ぶりに市町村の地図は塗り変わり、東国原知事の誕生によって「改革」の潮流が生まれた。地方分権の進展に伴い、真の力を備えた地域社会の実現が望まれるが、そう簡単なことではない。自分たちのことは自らの責任で対応するという「自治」を再生するには、何をすればよいのか。その道筋は見つけ出せるのか。第一部「合併の底流」では、合併した自治体の現状と課題について検証する。(「徹底検証」取材班)

 6月下旬に開かれた美郷町北郷区の地域協議会。町から本年度に実施する事業の説明があったが、疑問の声が上がった。「合併したら特例債が使えるはずではなかったのか」。合併前は“アメ”として取り上げられた特例債。委員たちはいらだちの表情を浮かべた。

 3村の合併に向けた協議では、国と県の財政支援に期待が集まった。町が示した支援総額は81億円。このうち、特例債が全体の8割(65億円)を占める。財政難にあえぐ3村が合併したところで財政状況が好転するわけはなく、特例債は妙薬に映った。

 ところが、国が2006年度に導入した「実質公債費比率」で事情は変わる。18%を超えると、県の許可なしでは自由に起債できないことになった。美郷町は19・4%。さらなる財政再建を強いられることになり、「特例債の活用を控えることにした」(町財政課)。
   ■   ■
 だが、納得できない住民がいるのは確かだ。「合併前は散々特例債を説明しながら、合併した後は使わないなんて絵に描いたもちも同然」。合併の住民説明会では、合併効果として特例債を利用した事業もアピールしており、特例債に期待する人は少なくなかった。

 それだけに、住民には「だまされた」という感じがあり、それが行政不信にもつながっている。国や県は平成の大合併を進めるため、(実質公債費比率導入などの)情報を隠し、実際は使わない特例債を目の前にぶら下げたのでは―。そんな見方も出ている。

 県は否定するが、当時の町の合併担当者は「情報は知っていたはず。しかし、結果的に自分たちの住民への説明が背信行為になり、申し訳ない」と複雑な心境を明かす。“特例債特需”が期待外れとなった町内の大手建設業者は「つなぎの仕事でも」と元気がない。
   ■   ■
 他の合併した自治体が特例債をハード事業整備に充てるケースが目立つ中、町の慎重な姿勢は変わらない。県に提出した公債費負担適正化計画では2010年度まで起債を年間5億円に抑え、過疎債や辺地債などで対応することにしている。

 特例債は11、12年度に基金として2億8千万円ずつを積み立てる予定で、老朽化が目立つ本庁舎の建設も極力抑え込む考えだ。町財政課は「特例債といえども、その3割は借金。少しでも有利な起債を見つけるのに苦労する」と話す。

 財政基盤が脆弱な自治体は効率的な行政運営が求められ、歳出削減に知恵を絞る。ハコモノ行政が財政状況を悪化させた経験から、特例債が二の舞になるのではという不安は消えない。しかし、一方で「カネを削ってばかりでは何もできない」との声も聞かれる。町関係者は言う。
 「起債をすれば、その分一般財源を削らなければならない。今は(財政的に)体力をつけるときだと理解してほしい」

3378とはずがたり:2007/08/19(日) 17:02:15

<九州・沖縄>宮崎県

「合併の底流」 自治再生第1部
2…財政運営
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=1169&amp;catid=108

 「こんなに早く経営断念をするとは。正直、まさかという思いはある」。都城市健康長寿課の北崎龍弥課長は、思いもよらない事態に戸惑いを隠せない。
 鹿児島県境に位置し、近くに霧島温泉郷がある同市吉之元町の健康増進施設「神々のふるさと湯」。経営権を民間に移譲してから1年2カ月。突然の経営断念は関係者に大きな衝撃を与えた。

 合併後の厳しい財政運営を想定し、三セクの経営統合などを目玉の一つに位置付けていた同市の集中改革プラン。ふるさと湯の経営権の民間移譲は、その第一弾だった。

 市は昨年度、65歳以上の市民に交付する温泉施設の利用助成券について、合併で増えた旧四町の施設五カ所にも対象を拡大。市中心部から最も遠いふるさと湯の売り上げに影響を与えた。

 合併による施設数増加は、住民サービスを向上させる一方で、施設を営業休止に追い込む皮肉な結果を生んだ。今後ふるさと湯は収入はなくなり、年間数百万円に上る維持管理費が財政を圧迫し続ける。
   ■   ■
 合併を経ても自主財源に乏しい県内自治体にとって、地方交付税は歳入の大きな柱。歳入に占める地方交付税の割合は、各自治体で軒並み20%を超える。

 旧特例法下で合併した自治体は合併後10年間、普通交付税の総枠が保障されるはずだった。しかし、「三位一体改革」によって交付税額は年々減少する。

 都城市は2004―06年度の3年間、交付税が4億円も削減された。「財政状況は一向によくならない」と市行政改革課。合併した自治体でも「現状維持」に精いっぱいだ。

 歳入減に歯止めがかからない一方、生活保護、児童手当などの歳出は膨らむ。「自治体はサービス利用料や新税創設による住民負担増で財源を確保せざるを得ない」との指摘もある。
   ■   ■
 「税金を納めるために合併したのか」。宮崎市が導入を目指す「地域コミュニティ税」(仮称)のあり方を考えるシンポジウムで、旧町住民から壇上の津村重光市長に厳しい声が飛んだ。

 合併からわずか1年で突きつけられた増税議論。宮崎大教育文化学部の入谷貴夫教授(財政学)は「合併協議では新税について、まったく触れていない。契約違反以外の何物でもない」と切り捨てる。

 同市は、昨年度までに各地域自治区事務所の整備などに約4億円を拠出。本年度は基金289億円のうち63億円を取り崩さなければ予算が編成できないほどで、市地域コミュニティ課は「住民主体のまちづくりの新たな財源が必要」と理解を求める。

 行財政需要を負担する余裕がないほど逼迫した財政。ある職員は「合併して安穏としていられる状況ではない」と危機感を込めた。

3379とはずがたり:2007/08/19(日) 17:02:46
<九州・沖縄>宮崎県

「合併の底流」 自治再生第1部
3…競争力強化
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?catid=108&amp;blogid=16&amp;page=2

 県内最大規模の工業団地(約100ヘクタール)を整備する宮崎市。「合併によって集約された地域資源を生かし、都市間競争を勝ち抜く」。市企業誘致推進室の田原信行室長は強調する。

 合併前、旧宮崎市が手掛けた工業団地はなかった。地価が高く都市計画上の制限もあり、土地の確保が難しかったからだ。だが、「地価の低い旧3町の土地を活用できる」ことで整備構想が浮上した。そこには3次産業に特化した産業構造を多様化する狙いがある。

 「製造業の誘致で産業のバランスを図り、経済力を強化したい」。3月、市内で開かれた県工業会交流会で津村重光市長は展望を語った。

 ソフト産業を中心にオフィスビルへの誘致を進めた旧宮崎市。合併後も3次産業の就業人口は約8割を占め、産業の偏りは顕著だ。工業団地整備の条件が整った地域資源の集約は財政、経済基盤強化への願ってもない好機となった。
   ■   ■
 市企業誘致推進室は、大都市の企業に営業攻勢を仕掛けている。職員は1人増の4人となり、旧町時代に誘致を担当した“即戦力”が顔をそろえる。


 しかし、「事業所税が誘致活動に水を差す」との指摘もある。同税は人口30万人以上の都市などで、一定規模の事業所などに課税。旧3町内の企業は2011年度から負担を強いられる。

 「税金は企業の成長を阻害する」と話すのは田野町の工業団地に工場を置く会社社長(65)。同町で合併議論が過熱し、民意が合併に傾く中でも最後まで自立を訴えた。負担は年間数百万円。合併による行財政改革などの効果は認めるが、「工業団地としてのうまみが小さくなった」と憤る。

 一方、市は税負担のマイナスを補い、誘致合戦を勝ち抜くため支援制度の充実を急ぐ。助成限度額の引き上げなどを視野に、現行制度を見直す方針。「交通の利便性もよく競争力は高い」。税負担への懸念をよそに、市は自信をのぞかせる。
   ■   ■
 「全国へ向け、これまで以上に若山牧水を発信できる」。日向市東郷町若山牧水顕彰会の那須文美事務局長はこう語る。

 全国に存在感を示す手段として観光に活路を求めた日向市。その成功の鍵は「住民主体の取り組み」と見ている。

 合併後、旧市町にそれぞれあった顕彰会は組織を一本化。旧町時代は町長が会長を務めるなど行政主導だった活動を、住民主体へと切り替えた。これまで“お客”として参加するだけだったイベントも「企画から積極的に携わる」(那須事務局長)と意欲的だ。

 「何もしなければ、単なる一地区で終わってしまう」。周辺地域として埋没したくないという住民の危機感も協働を後押しする。市観光振興課は「地域や住民が元気になれば、自治体の魅力は増し競争力は高まる」と力を込める。

3380とはずがたり:2007/08/19(日) 17:04:50
<九州・沖縄>宮崎県

こんな状況下で都市部の住民が靡いてくれるとバカの一つ覚えみたいに思いこんで公務員叩きすれば社会が良くなるみたいな発言してた安倍や中川は真正のアホやねぇ。もしくは2ちゃんねらー並の知能ってことかw
まぁ郵政解散激勝の幻想が戦略ミスを誘ってくれたか。

「合併の底流」 自治再生第1部
4…均衡ある発展
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?catid=108&amp;blogid=16

 宮崎市高岡町小田元地区は、野尻町との境に位置する“周辺部”だ。地区を走る市道田ノ平小田元線(1・5キロ)は、トラクターや乗用車が頻繁に行き交う重要な生活道路の一つとなっている。

 離合もままならない状況に拡幅工事を望む声が上がっていたが、旧高岡町の財政事情が厳しく、事業化のめどさえたたなかった。ところが、合併し、話は急展開する。3億4千万円をかけて整備することになった。

 周辺の3町がくっついた宮崎市は均衡ある発展を図るため、3町域の生活基盤を中心とした整備に力を入れる。これまで投入した金額は約228億円。小田元地区自治公民館の十亀正信館長(53)は「仕事の効率も上がる」と手放しで喜ぶ。
 
 「合併すれば周辺部は廃れる」という声に配慮し、着々と進められるインフラ整備。しかし、その一方で住民から悲鳴が聞こえてくる。
  ■   ■
 「旧市内の業者と競合し、利幅が取れない。来年は営業できるか分からない」。旧3町内の30代自営業男性はため息交じりにつぶやく。得意先だった旧町役場(現総合支所)は行政改革で、50―70人規模に縮小。田野総合支所は旧町時代から約4割減った。


 旧3町内の商店は職員からの書籍注文が激減。月3―5万円あった売り上げは数千円にまで落ち込んだ。「年間売り上げも3割ダウン。死活問題」。ただでさえ不況で苦しい経営に、合併が追い打ちを掛ける形だ。

 ある薬局は売り上げをカバーするため、文房具などを扱う100円ショップを始めた。業態を変え状況の打開を図るが、「それでも全部は取り戻せない」。自分の店だけでなく、商店街の明るい未来も描けずにいる。

 この状況を、旧町職員は「広域化によるデメリット」とした上で、「合
併の本来の目的である行財政効率化のためには仕方がないこと」と話す。
   ■   ■
 「均衡ある発展」とは言っても、周辺部は少子高齢化や人口減少に歯止めが掛からず、人口の増える都市部の利便性は増すばかり。発展を実感できない周辺部の住民は、そのギャップに不安を募らせる。

 「ハード整備も大切。でも、住民が行政に求めているのは小さな声を拾い続けること」。こう話すのは日向市東郷町地域自治区の黒木正一区長。

 同区は、工業団地整備や中学校体育館などハード面の整備に取り組む一方で、4月に旧町長室を活用した「聴聴室」を設置した。同区の職員数も110人から72人に減らされ、住民から「地元が寂れるのでは」という声に応えるためだ。

 設置から4カ月で相談件数は50件を超えた。相談の中には行政への不満もあるものの、発展への糸口となる意見もある。黒木区長は「自治体内での地域格差への不安を取り除く。これからが正念場だ」と自分に言い聞かせた。

 合併で生活基盤の整備が進む旧高岡町。一方で自営業者らは厳しい経営を強いられている。

3381とはずがたり:2007/08/20(月) 00:35:49
<九州・沖縄>長崎県

合併後の現状論議 長崎市長と職員が「手弁当会議」
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20070817/09.shtml

 田上長崎市長と市職員が昼食を取りながら意見交換する三回目の「市っぽく手弁当会議」が十六日、長崎市役所であり、「チャンポンの効用−市町村合併後のあれこれ」というテーマで意見を交わした。

 事前に申し込んだ合併七カ町の職員を含む十一人が参加。職員らは各自持参した弁当を広げ、合併後の旧町の現状を説明した。

 田上市長は各町を回った感想を述べ「各町それぞれの特性や個性があり、地域ごとに違う」とし、「行政センターは地域に身近な存在、状況を知るセンサーのような役割を担ってほしい」と話した。

 職員からは業務の効率化や、一体感の醸成のため「旧町の北部、南部に総合支所を設けてはどうか」という意見が出た。一方、高島町出身の職員は職員の四割が本庁に異動、島の過疎化が進んでいる点を挙げ、「働ける場所と人を呼ぶシステムをつくってほしい」などと要望した。

 職員への質問を挟みながら会議を進めた田上市長は「変化に対応するには知恵がいる。短期的には住民、職員に戸惑いがあるが、長期的には一体化を行わなければならない。皆さんの経験を生かしてほしい」などと話した。

3382やおよろず:2007/08/20(月) 01:09:42
>>3380
しかしながら、国・地方の経常支出の大きな部分を占める公務員人件費に手を突っ込まないと財政再建ができないのも事実ではなかろうかと思います。
独立行政法人化や例外なき民営化が、この路線から外れたものであるとは思いますが、かといって何もしなくともよいということもないでしょう。

3383とはずがたり:2007/08/22(水) 15:18:17
小規模自治体にも職員派遣
街づくり支援で総務相表明
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2007082200008&amp;genre=A2&amp;area=Z10&amp;mp=

 【ブエノスアイレス21日共同】アルゼンチンを訪問中の菅義偉総務相は21日午後(日本時間22日未明)、ブエノスアイレス市内で同行記者団と懇談し、2008年度に「地域力創造部」を総務省内に新設し、街づくり支援のため同省職員の派遣を小規模の地方自治体にも拡大する方針を明らかにした。

 独自の地域活性化策に取り組む自治体を支援する「頑張る地方応援プログラム」を従来の財政支援から一段と強化する。菅氏は「現場を持つ市町村に派遣したい。やる気のある地方を人材面からも応援したい」と強調した。
 総務省による自治体への職員派遣は、財政再建団体に指定された北海道夕張市の要請を受けて、1人派遣した例もあるが、都道府県や政令市などの大規模な自治体が中心。過疎や格差問題の深刻化を背景に、市町村側の要望が強まったことを受け、間口を広げることになった。(共同通信)

3384とはずがたり:2007/08/24(金) 23:44:25
<九州・沖縄>宮崎県

「合併第2幕」本格始動
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/miyazaki/20070824/20070824_002.shtml

 合併新法に基づく県内の「合併第2幕」が本格的に動き始めた。宮崎市の津村重光市長は23日、清武町との合併を目指し、9月1日付で「合併推進室」を設置することを明らかにした。清武町も同日付で合併対策室を設置し、合併協議へ向け連携を強化する。県南地区でも日南市と北郷町、南郷町の1市2町がそれぞれ9月議会に法定合併協議会(法定協)設置議案を提案する。各自治体とも新法期限の2010年3月末より以前の早期合併を目指しており、議論が深まりそうだ。 (宮崎総局・郷達也)

■09年3月末目標に 宮崎市 清武町 推進・対策室を設置 日南市北郷、南郷町法定協、議会提案へ

 清武町の鐙(あぶみ)和俊町長は4月の統一地方選で「合併推進」を掲げ、「自立」を訴えた現職を破り初当選した。この日は、臨時議会(17日)で合併対策室設置議案を可決したことを津村市長に報告。両首長とも「07年度中の法定協設置へ積極的に取り組む」と述べた。

 懇談では、津村市長が「3町合併から1年8カ月たち、ようやく一体感が出始めた」と成果を強調。鐙町長は「一足遅れたことで、清武町は検証できます」と切り返して場の笑いを誘い、合併に対する両者の認識の「近さ」をアピールした。

 ただ、新法下でも、09年4月以降の合併については、地方交付税の算定期間が短縮される。このため、津村市長は「清武町が『合併GO』となれば、09年3月が最初の区切り。円滑に進めたい」と早期合併も視野に入れている。鐙町長は「町単独はいろいろなリスクがある。将来像を考え、きちんと町民の合意を得て論議を進めたい」と話した。

 □ □

 旧法下でいったん頓挫した日南、北郷、南郷の1市2町。だが、5月末に3首長が「09年3月末の合併を目標」に合意し、連携をとってきた。

 日南市によると、9月議会で3市町の各法定協設置議案が可決されれば、ただちに合併協議を進め、年内には協議終了。08年1月から住民説明会やアンケート調査など住民の意向を調査し、合意が得られれば3月議会に廃置分合関連議案を提案したいとしている。

 自立を決めた串間市は法定協に参加しないが、日南市の担当者は「それぞれの意向がある。現在の枠組みで進めている自治体だけでやっていきたい」と前向き姿勢だ。

 一方、統一地方選同様、任期満了に伴う都農町長選(9月9日投開票)でも、合併問題が争点となりそうだ。立候補を予定する4新人とも「合併推進」を掲げるが、合併の枠組みでは「児湯郡5町」以外に、町民からは「日向市との合併」の声もあり、枠組みに慎重姿勢の候補者もみられる。

 こうした動きに、新法期限内に現在の30市町村から「10市町」に再編するのが望ましいとする「合併推進構想」を打ち出している県は「構想はあくまでたたき台であり、各地域で論議を深めてほしい」(市町村合併支援室)としている。

=2007/08/24付 西日本新聞朝刊=
2007年08月24日00時36分

3385とはずがたり:2007/08/28(火) 18:48:28
<近畿>京都府
う〜ん,残念。。城陽が抜けると井手町と宇治市・宇治田原町が繋がってはいるが城陽市を挟んでやや分断されてしまうな。。

任意協解散合併白紙に
宇治・城陽・宇治田原・井手
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2007082800019&amp;genre=A2&amp;area=K20&amp;mp=

 「宇治・城陽・宇治田原・井手合併任意協議会」は27日夜、京都府宇治田原町の町総合文化センターで第6回会合を開き、協議会の解散を決めた。合併をめぐる住民アンケートを、市独自でも実施する方針を示した城陽市と他3市町が対立し、協議が決裂、合併は白紙に戻った。

 同協議会が合併後の新市の指針としてまとめた「新都市建設基本構想」に陸上自衛隊大久保駐屯地(宇治市)の「新市内適地」移転が盛り込まれ、山砂利採取跡地(城陽市)への移転の可能性を城陽市民が懸念。市独自のアンケートを求める住民要望を受け、橋本昭男城陽市長は23日、「住民の意向を反映したい」と実施の方針を表明した。

 これに対し、会合では「駐屯地移転と山砂利跡地利用の話は新市移行後、アンケートは統一で、とした4首長間合意に反する」との意見が続出。橋本市長は実施を譲らず、城陽の委員を除き「これ以上の論議は無理で、解散はやむを得ない」と結論付けた。
 任意協会長の久保田勇宇治市長らは会合後に会見し「城陽市長と大きな意見の隔たりがあり、信頼関係を築けなかった。これ以上の議論は2市2町の信頼関係を損ねると判断、断腸の思いで解散を決めた」と述べた。城陽を除く1市2町による協議継続の可能性については「現時点では分からない」と明言を避けた。山城地域では2003年、2市2町に八幡、京田辺、久御山を加えた7市町でつくる合併任意協が解散。枠組みを再度模索し、昨年7月に2市2町で任意協を発足していた。

3386とはずがたり:2007/08/28(火) 19:02:09
<東北・北海道>宮城県

覆水盆に返るか?

■10月にも合併協始動2007.08.28
気仙沼市、本吉町
9月議会に関連案
県も全面支援を約束/
http://www.sanriku-kahoku.com/news/2007_08/k/070828k-gapei.html

 気仙沼市と本吉町は二十七日、合同で記者会見し、それぞれの市町議会九月定例会に法定合併協議会設置に向けた関連議案を提案することを発表した。両議会の議決を経て十月にも一回目の合併協を開く方針で、合併新法に基づく合併協設置は県内で初めて。本吉町が参加する合併協議は、旧気仙沼、旧唐桑両市町との協議から同町が離脱した二〇〇五年三月以来、約二年半ぶり。

 会見で鈴木昇市長は「経済や文化の面で結びつきの深い二市町は、協調して住民福祉の向上に取り組まなければならない」と述べ、合併の必要性を強調。「村井嘉浩知事から電話で、県内唯一の市町合併に県としても支援していく旨の連絡があった」と語った。

 森琢男町長は「(鈴木市長とは)圏域の発展のために合併は必要との共通認識で準備を進めてきた。より良い合併の姿をまとめたい」と意欲を新たにした。

 今後の予定については「具体的なスケジュールは合併協議会の中で検討する」(菅原務副市長)としながらも、森町長が「任期内の合併を目指す」としている合併期日について、鈴木市長は「森町長の意思を最大限尊重したい」と話し、柔軟に対応する考えを示した。

 両市町長は会見後、県気仙沼地方振興事務所を訪問。河端章好所長に合併協設置に向け取り組むことを報告した。河端所長は「人的、財政的な面をはじめ、全面的にバックアップしたい」と応じた。

3387とはずがたり:2007/08/28(火) 22:44:00
>>3386
<東北・北海道>宮城県

法定合併協設置へ 気仙沼市・本吉町 10月にも初会合
ttp://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/08/20070825t11036.htm

 旧宮城県気仙沼市と旧唐桑町との合併協議からいったんは離脱し、あらためて気仙沼市との合併を目指す本吉町の森琢男町長は、気仙沼市との法定合併協議会を設置する方針を固めた。27日に鈴木昇気仙沼市長と法定協設置を発表する。最初の法定協は早ければ10月中に開催される見込み。

 森町長は法定協設置に関する議案を町議会9月定例会に提出する。気仙沼市も同様に市議会9月定例会に関連議案を提出する方針。2005年4月施行の新合併特例法に基づく法定協の設置は県内で初めて。

 森町長は町議会合併調査特別委員会に対し、町内15カ所で開いた合併に関する町民懇談会を受け「懇談会での町民の意見を踏まえ合併協議に臨みたいと考えていたが、両市町で法定協設置の見通しが立ったので関連議案を提案したい」と提示。合併の期日についてはこれまで「(町長の)任期内の合併を目指す」としていたが、特別委には「どの時点というのは控えたい。慎重に対応する」と説明した。

 法定協は両市町の議員や職員、有識者らで構成し、各種事務事業の取り扱いなどを調整する。

 本吉町は2005年2月、議会の反対で旧気仙沼市、旧唐桑町との合併協議から離脱。両市町は昨年3月に合併した。本吉町ではその後、合併推進を公約に掲げた森町長が当選。改選された議会も推進派が多数を占める。県も新たな市町村合併推進方針の中で、気仙沼市と本吉町の合併について積極的な支援を行うとしている。

2007年08月25日土曜

3388とはずがたり:2007/08/28(火) 22:58:49
<中国・四国>岡山県

岡山市の政令市移行に伴う区割り案(図)
ttp://0bbs.jp/tohazugatali/img8_14

岡山市の政令市移行に伴う区割り案 旭川以東の調整焦点
http://www.sanyo.oni.co.jp/sanyonews/2007/08/28/2007082810162467018.html

 岡山市議会の政令指定都市調査特別委員会は27日、市が2009年4月の政令市移行後に導入する区制に関し、市行政区画等審議会が示した3区割り案について協議した。特別委委員からは市西大寺支所(西大寺上)を区役所に活用する案に異論が出て、西大寺地区を含む旭川以東の調整が焦点となりそうだ。

 審議会の作業部会が24日示した3区割り案は、旭川以西の市中心部から北がA区、旭川以東がB区、市南西部がC区。区役所はA区が本庁・分庁舎の一部、B区が西大寺支所を活用、C区は南福祉事務所の所管区域(南福祉区)に設置する方向。区名は仮称。

 特別委では、B区の人口を福祉事務の所管区域(福祉区)でみると、「西大寺」よりも旭川沿いの「東」の方が多いといった理由で、委員からは「区役所をつくるのなら『東』管内とし、西大寺支所は残せばよい」などの意見が出た。

【詳しくは山陽新聞紙面をご覧ください。】
(2007年8月28日掲載)

3389とはずがたり:2007/08/30(木) 22:43:00
<中国・四国>岡山県

矢掛は合併せずを選択した町。

矢掛町の企業誘致が好調'07/8/30
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200708300013.html

 矢掛町の企業誘致が好調だ。ここ4年余りで5社が工場や営業所を新設。23日には粘着テープなど製造のカモ井加工紙(倉敷市)と立地協定を結び、鋳物製造のクラシキ機工(矢掛町)とも締結準備を進めている。自動車部品輸送の日本陸送(三重県)は、町の仲介で民有地を購入した。山陽道へのアクセスが良く、岡山、倉敷、福山の各都市圏に近い立地条件に加え、町の積極的な誘致活動が奏功している。

3390とはずがたり:2007/08/30(木) 22:44:18

<中国・四国>岡山県

赤磐も備前支局に入るんですな〜。大まかに云って備前市は片上と伊部が中心となって出来た備前町に三石・日生・吉永が合流して出来た市でほぼ元々和気郡に属す。和気町と合併して和気市なり備前市なりで良い様な気もするがどうであろう?

崩壊する地域
http://www.sanyo.oni.co.jp/sanyonews/2007/08/26/2007082609233120003.html

 訳あって今月中旬から、備前市にある備前支局に通っている。ここで備前、赤磐、瀬戸内市と和気町などをエリアとする紙面・東備版を編集している。総人口は十四万人近く。県内三番目の津山市(約十一万人)よりも多く、記者五人でカバーしている。

 五年前に一年半ほど備前支局長を務めていた。当時は平成の大合併前。東備地域が一つになり、人口十万人超の規模が必要ではないかと思っていた。支局から本社に異動直後、備前JC主催の合併シンポジウムで、コーディネーターとして「東備大合併論があってもいいのでは」と提案したこともある。

 エリア内で和気町に注目した。旧和気、佐伯町が合併し、人口約一万六千人の自治体になった。高齢化率は30%に迫る。地区によっては50%を超えるところも。これは切実だ。若者の人口流入は考えにくい状況では、助け合う環境をつくらなければならない。この発想から町に「まちづくり政策課」が設けられ、町内九地区で「まちづくり協議会」が立ち上がった。町職員全員が各地区を担当し、地域の将来計画を立案したり、具体策を話し合っている。

 高齢化が進み、休耕田が増え、祭りの開催すらままならない…。政令市を目指す岡山市の人口が増える一方、周辺の自治体の中には「崩壊の危機」が迫る地域がある。医療・福祉の拠点であるべき公的病院の経営が悪化し、自治体財政の圧迫要因にもなっているところもある。合併後のまちづくりをどうすべきか、和気町の取り組みは注目される。

(特別編集委員・江草明彦)

3391とはずがたり:2007/08/31(金) 02:17:45
<首都圏>埼玉県

やれやれ。。

2007年8月28日(火)
春日部との合併反対 野口町長「早期推進は中止」
杉戸住民投票
http://www.saitama-np.co.jp/news08/28/03p.html

◇杉戸町住民投票開票結果(選管確定)
春日部市との合併に賛成10,555
春日部市との合併に反対12,959
(無効439、持ち帰り1)

 春日部市との合併の是非を問う北葛飾郡杉戸町の住民投票が二十六日投開票された。「春日部市との合併」について「賛成」「反対」の二者択一で投票された結果、「反対」が一万二千九百五十九票を獲得し、「賛成」の一万五百五十五票を上回った。投票率は63・30%。

 住民投票から一夜明けた二十七日、同町の野口勝久町長(65)は町役場で記者会見。「住民説明会や座談会など開くべきだった。説明不足もある」と十分な説明責任を果たせなかったことを反省した上で、「結果は真摯(しんし)に受け止める。『一市一町』の合併推進については休止したい」と答えた。これにより同町長が最大の公約に掲げてきた「春日部市との早期合併推進」は事実上白紙に戻った。

 しかし同町長は、杉戸町の将来について「合併しなくてやっていけるのか。合併は国家百年の計。(可能性を)ゼロにしたくない。希望は持ち続けたい」と述べ、合併そのものが反対されたとは考えていない、との認識を示した。

 同町長は「春日部市との合併は休止するが、住民の声、議会の論議、近隣市町の動向などに変化があれば、また動きだすこともある。その時はいろいろな町や市を視野に入れたい」と述べ、同町をめぐる環境の変化次第で新たな合併に向けた取り組みを始める可能性も示唆した。

賛意得られずも今後も連携図る
春日部市長

 杉戸町の住民投票の結果について、春日部市の石川良三市長は二十七日、「春日部市との合併について住民の皆さまの賛意をいただけませんでした。春日部市としては、今後も、杉戸町をはじめ近隣市町と連携を図りながら、県東部地域の発展に努力したい」とするコメントを発表した。

「説明不足だった」町長
市民団体「青写真何もない」
会見する野口勝久町長=27日午前、杉戸町役場


 春日部市との合併の是非を問う杉戸町の住民投票が二十六日行われ、「春日部市と合併」について「反対」が「賛成」を二千四百四票を上回った。

 今回の住民投票は、野口町長が当選翌日に記者会見した発言がきっかけ。同町長は「吸収合併でもいい。住民投票の必要はない」などと発言。これに合併慎重派の一部住民が反発し、条例制定を直接請求した。

 春日部市との合併について、町側が住民の意思を確認したのは今回で三回目。二〇〇四年七月の住民投票と同年九月の住民意向調査では、いずれも春日部市との合併を望む市民が多数を占めた経緯がある。

 ではなぜ今回は住民は「ノー」の答えを出したのか。反対に投票したある市民は「合併の青写真が何も示されなかった」。市民団体の幹部は「前回までは議会でも論議され対等合併というルールがあった。『吸収合併でもいい』では町民感情として納得できない」と指摘した。野口町長自身も「合併は私の最大の公約。説明不足だった」と認める。

 二十七日の会見で「住民の意思を真摯に受け止め、春日部市との合併は休止する」と同町長。春日部市との合併は事実上白紙に戻った。「住民が主役のまちづくり」は野口町長のもうひとつの公約だった。住民とともに「白紙」に夢を描く、そんな杉戸の新しいまちづくりに期待したい。

・ ・ ・
トリプル選挙 一部で不手際

 知事選、町議選、住民投票の三つの開票が重なる「トリプル選挙」となった杉戸町。開票作業をスムーズに進めようと、七月の参院選より十五人多い百十六人態勢を整えた。

 しかし三選挙の投票率が60%を超す高率。さらに狭い会場で三つの作業が平行して行われたこともあり、住民投票の最終結果が出たのは二十七日の零時十五分だった。

 コンピュータの事前登録ミスで町議選の届出順を間違えたり、一部で報道機関への広報が遅れるなどの不手際もあった。町選管では「今回の反省を生かし改善したい」と話している。

3392とはずがたり:2007/08/31(金) 15:50:05
<中国・四国>島根県

総合・経済・社会 : 益田市議会が自主解散
ttp://www.sanin-chuo.co.jp/news/modules/news/article.php?storyid=408817006

 編入合併に伴って適用した在任特例期間が全国最長の三年十カ月となっていた益田市議会(四十一人)は三十一日開いた臨時会で、任期を約一年前倒す解散決議案を賛成多数で可決し、即日解散した。「平成の大合併」における議会の自主解散は、中国地方では山口県山陽小野田市に次いで二例目。島根県内の合併自治体で最後となる市議選は四十日以内に、新定数二八で行われる。

 益田市は二〇〇四年十一月一日、美都、匹見両町を編入合併。両町議会議員(十七人)に在任特例を適用し、任期は合併直前に改選した旧市議会議員に合わせて「〇八年八月十二日まで」となり、新市議会の議員数は法定定数三〇を超える四十三人に膨れ上がった。

 任期短縮は合併協議で検討され、旧市議会が提案した「〇七年十月を目途」で決着。新市議会であらためて検討することになった。

 合併後、議員数が多すぎ、市財政も圧迫するとして、同市連合自治会長連絡会が新定数による早期改選を要望。議会側は任期検討会を重ね、約一年前倒しの「〇七年七月まで」とすることを確認していた。

 この日の臨時会には議員全員が出席し、市議会運営委員会が解散決議案を提出。記名投票で採決があり、賛成四十人、反対一人で、議会解散の特例法が定める要件(議員の四分の三以上が出席した上で五分の四以上の同意)を満たした。

 市議選の日程は、一日開かれる市選挙管理委員会で決定。「九月二日告示、同九日投開票」が有力視される。
('07/08/01 山陰中央新報)

3393とはずがたり:2007/09/03(月) 23:43:39

<近畿>京都府

他市町の姿勢批判
合併協解散で城陽市長
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2007083000165&amp;genre=A2&amp;area=K20&amp;mp=

 京都府城陽市の橋本昭男市長は30日、記者会見を開き、決裂した宇治市、宇治田原町、井手町との合併協議の経緯について、城陽市としての見解を説明した。この中で「(他の市町は)解散、解散だった」として、協議継続を拒否した1市2町の姿勢を批判した。

 橋本市長は、合併任意協議会が解散を決める直前に行われた2市2町の首長会談の内容にふれ、「(自分以外の)3首長が解散、解散と言う中で、協議の一時休止を求める状況ですらなかった」と、解散決定に不満を示した。

 合併論議再開の可能性については「私からは起こさない。今の段階ではいささかも考えていない」と否定した。近く、城陽市議会全員協議会で経緯を説明したうえで、広報紙「市政だより」で市民に経緯を報告する。
 27日の協議は、宇治市、宇治田原町、井手町の3首長が決裂直後に会見し、独自の住民アンケートを実施しようとした橋本市長を「不信感は払しょくしがたい」などと厳しく批判した。

3394とはずがたり:2007/09/04(火) 21:56:28

<九州・沖縄>熊本県熊本市

KABニュース
2007年8月20日 19時
熊本市・富合町 合併協議9割すすむ
ttp://www.kab.co.jp/db/asp/KabNewsDetail.asp?hizuke=2007/8/20&group=4&id=5

 熊本市と富合町の合併協議会が開かれ、保育料の取り扱いなど16項目を承認しました。これで、9割の協議を終えたことになりますが、合併期日や、議員の定数などはこれからです。
7回目となるきょうは、前回までに提案された19項目を協議しました。熊本市と富合町で異なる保育料を5年間は据え置き、その後、熊本市の制度に統一するなど16項目を承認。前回、継続審議とした都市計画区域の扱いはひきつづき継続審議としました。また、次回の協議項目として、合併後10年間のまちづくりの方針や、財政計画を盛り込んだ新市基本計画や、事務組織の取り扱いなど4項目を提案。合併後、富合町に設置する総合支所については、当面、現在の役場と同じ程度のサービスを提供できるよう調整しているとしています。

3395とはずがたり:2007/09/04(火) 22:06:47
<近畿>兵庫県

無事50%を下回れるかな?w
それにしても赤穂・相生・上郡の2市1町で播磨市とか出来なかったのかねぇ。

赤穂で合併問う住民投票
http://www.kobe-np.co.jp/news_now/news2-776.html
2007/09/01
 赤穂市で九日、上郡町との合併の是非を問う住民投票が実施される。全国で自治体の再編が進められた「平成の大合併」はほぼ終わり、兵庫県内で現在も取り組まれている合併をめぐる動きはこの両市町のみ。二〇〇三年十一月の法定合併協議会設立から四年近く曲折を重ねてきた問題に結論が出されるのか。市民の判断が注目される。(赤穂支局・山本哲志)

紆余曲折、協議4年/低い関心、投票率も注目

 両市町の合併は、相生市長が二〇〇二年春に提唱した三市十五町による「西播磨市」構想にさかのぼる。構想自体は消えたが、上郡町は赤穂、相生両市とそれぞれ法定合併協議会を設置した。

  だが、上郡町ではどちらと合併するかをめぐって当時の町長と町議会が対立。町会のリコールや住民投票の延期などで特例法期限内の合併が不可能となり、相生市との法定協議会は事実上解散した。〇五年一月、赤穂市と上郡町は新特例法による合併を目指し、協議を再開した。

  その後、〇六年十一月の上郡町長選で、赤穂市との合併を訴えた現在の山本暁町長が初当選。〇七年一月の赤穂市長選では合併問題の早期決着を掲げた豆田正明市長が再選を果たし、協議加速への環境は整った。

  協議は曲折を経て再開し、計十七回を数える。これまでに、合併期日は〇八年十月一日▽新市名は赤穂市▽市庁舎は現赤穂市役所▽議員定数は二六―などが決まった。



  赤穂市が昨年十月に実施した住民アンケートでは七割以上が住民投票の実施を求めた。これを受け、市は今年三月市会に住民投票条例案を出し、可決された。

  市は七月末から八月末にかけて住民説明会を自治会ごとに計三十四カ所で開催。市幹部らが厳しい財政状況を訴え、合併への理解を求めた。

  しかし、出席者からは「住民の暮らしがどう変わるのか見えない」「市長の合併への熱意が感じられない」などの不満の声も寄せられた。八月中旬には合併反対を唱える市民団体が発足し、「市民の生活に直結する項目が先送りされ、合併の是非を判断するには説明不足」とする公開質問状を市長に出した。



  まちの将来を左右する合併問題。だが、住民投票への関心が高まっているとは言い難い。

  投票資格は「十八歳以上」とされているが、住民説明会に若い世代の参加者はほとんど見られない。全国的に合併をめぐる動きが一段落していることや、一部会派を除く大半の市議が立場を明確にしていないことなどが要因とみられる。

  「平成の大合併」では全国で二百四十余りの住民投票が実施されたが、うち二十は投票率が成立要件を満たさず、開票されないまま終わった。

  赤穂市では「50%以上で開票」としているが、一月の市長選の投票率は51・13%。単純な比較はできないが、合併の是非とともに、投票率にも注目が集まっている。

  「全国でも屈指の長さ」(合併協担当者)とされる両市町の合併協議に結論は出されるのか。投票結果は法的な拘束力を持たないが、豆田市長は「結果を尊重する」と話している。

3396とはずがたり:2007/09/05(水) 11:14:16
<近畿>滋賀県

安土八幡竜王市vs東近江安土八幡竜王愛荘市の戦いか?
片岡には実現可能性がないことを夢物語でばらまける強みがあるね。
津村には竜王の動向等含めて実行可能性が不透明な上に負担がそれ程減らないという弱みがある。

現職と新人が立候補
安土町長選 合併是非が争点
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007090400191&amp;genre=A2&amp;area=S20

 任期満了に伴う滋賀県安土町長選が4日、告示され、いずれも無所属で、再選を目指す現職の津村孝司氏(58)と、新人でNPO法人(特定非営利活動法人)理事で元同町議の片岡好夫氏(60)の2人が届け出た。県が示している近江八幡市、竜王町との合併の是非が争点で、投票は9日に行われ、即日開票される。

 津村候補は「安土がもし、どこまでも1町でいくなら破たんする。合併を検討しないなら座して死を待つのみ」として、県が示した1市2町の合併について前向きに検討することを訴えている。

 これに対して片岡候補は「いま示されている合併案の是非を問う選挙」と位置づけ、当面は合併をせずに町単独で活性化を図り、将来、東近江地域2市3町の合併を目指す方策を提示している。

 3日現在の有権者数は9813人。

 ◇安土町長選立候補者◇(届け出順)=氏名、年齢、所属、新旧、職業、役職(経歴)、学歴、住所、当選回数の順。敬称略
 津村 孝司(つむら・たかし)58 無現 町長(町議、学習塾経営)名古屋工大卒。常楽寺(1)
 片岡 好夫(かたおか・よしお)60 無新 NPO法人理事(町議)八幡商高中退。下豊浦

3397とはずがたり:2007/09/05(水) 11:20:22
<九州・沖縄>佐賀県

大町町全世帯アンケート 合併「必要」8割
http://www.saga-s.co.jp/view.php?pageId=1036&amp;blockId=627238&amp;newsMode=article

 杵島郡大町町は4日、市町村合併に関する町内全世帯アンケートの結果を発表した。「合併が必要」「どちらかといえば必要」と答えた人が全体の8割を占め、このうち希望する相手の自治体として最も多かったのが同郡江北町、次いで武雄市だった。

 武村弘正町長は「合併を強く望む住民の意向を踏まえ、議会と協議しながら合併の枠組みや周辺自治体との話し合いなど環境整備を進めていきたい」と、推進する方針をあらためて示した。

 合併アンケートは、今年4月の町長選で武村町長が推進策として公約に掲げていた。町が7―8月、18歳以上を対象とし、各世帯から無作為で抽出した1人に依頼する方法で実施。2950世帯のうち2026世帯が回答、回収率は68・7%だった。

 結果は「合併が必要」と答えた人が53・6%で最も多く、「どちらかといえば必要」と合わせると80・7%となり、合併への期待が大きいことがうかがえる。希望する自治体は江北町が32・5%、武雄市29・5%で、ほかを大きく引き離した。

 世代別に見ると、若年、中年層は武雄市と答える人が多いのに対し、年代が上がるにつれて江北町を選択する割合が高い傾向になった。合併時期で最も多かったのが2年以内で31・4%。次いで合併特例法の期限となる2010年3月までが25・1%だった。

09月05日更新

3398とはずがたり:2007/09/05(水) 11:22:34
<中国・四国>島根県

ローカルニュース 2007/09/05
合併視野に友好確認 新東出雲町長、松江市長を表敬
http://www.nnn.co.jp/news/070905/20070905013.html

 八月の兵庫県東出雲町長選で単独町政を推進する現職を破って初当選した鞁嶋弘明新町長が三日、松江市役所に松浦正敬市長を表敬訪問。任期中の松江市との合併を視野に協力を求め、互いに信頼関係を確認した。
会談後、握手を交わす松浦市長(左)と鞁嶋町長

 鞁嶋町長は「いろいろ助けてもらうことばかりですが、よろしくお願いします」と就任あいさつ。松江市長は「東出雲町とさらに仲良くしていきたい」と歓迎した。

 「単独町政を維持できればいいが、なかなかそうはいかないだろう」と任期中の合併を問う再住民投票を示唆する鞁嶋町長に対し、松浦市長は「われわれは五年前、任意の合併協議会までこぎ着けて松江市と八束郡の間で一定のまとめをやった経験がある。その経験も踏まえて東出雲町の皆さんと親しく話し合いをさせてほしい」と答えた。

 現松江市は二〇〇五年三月、旧松江市と八束郡八町村のうち東出雲町を除く七町村が合併して誕生した。

3399とはずがたり:2007/09/05(水) 11:28:44
<九州・沖縄>熊本県熊本市

20人中9人の町議が政令指定都市に前向きか。

「熊本市との任意合併協を」 植木町の住民団体 町議会に請願書
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/kumamoto/20070904/20070904_001.shtml

 植木町の住民グループは3日、熊本市と同町の任意の合併協議会設置を求める請願書を同町議会(高田嗣人議長、議員20人)に提出した。同町の藤井修一町長にも同様の申し入れを行った。

 提出したのは「植木町を考える町民の会」(三嶋義幸代表)と「男女共同参画の会みらい」(山口和子事務局長)、同町内の区長堀義徳さん。

 請願では町が熊本市と合併して政令指定都市になった場合、町単独の場合と比べてどのようなメリットやデメリットがあるのかを町民に提示するよう、任意の協議会設置を求めている。

 同町の合併をめぐっては、2003年3月に熊本市との法定合併協議会設置の是非を問う住民投票が行われ、反対が過半数を占めた経緯がある。ただ、今年に入って町議会が政令市についての勉強会を開催するなど、合併をにらんだ新たな動きが出てきた。

 この日、住民グループは紹介町議9人の名前を連ねた請願書を高田議長に手渡した。高田議長は「慎重に検討したい」と応じ、11日に開会する定例議会で審議される予定。

 同様の申し入れを受けた藤井町長は「4年前の住民投票の結果により、現在は単独の町づくりを進めているところだが、それらの経緯も踏まえ、住民のさまざまな意見を聞きたい」と述べた。

=2007/09/04付 西日本新聞朝刊=
2007年09月04日00時35分

3400とはずがたり:2007/09/05(水) 23:40:15
<九州・沖縄>福岡県糟屋郡

6町合併問題 「計画から住民参加を」 志免町 議会が公聴・意見交換会
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/fukuoka/20070903/20070903_009.shtml

 粕屋郡の宇美、篠栗、志免、須恵、久山、粕屋の6町合併問題をめぐり、志免町議会が1日夜、町民から合併についての考えを聞く公聴会・意見交換会を町民センターで開き、町民からは注文や意見が相次いだ。同問題について関係町議会が公聴会を開催するのは初めて。町民55人が参加した。

 同議会合併問題調査特別委員会(二宮美津代委員長)による公聴会では町民の公述人2人が発言。「合併計画の段階から積極的に住民に参加してもらい、最終的には住民投票で是非を判断すべきだ」「6町が合併すれば18万人の都市となり、依然としてある(志免町の)炭鉱町というイメージも一掃できる」などの意見が出された。

 また参加者が自由に考えを述べる意見交換会では「新市名は住民感情として重要な問題。東福岡市という案もあり、早い段階で議論してほしい」「税金や介護保険はどうなるのか。町民に分かりやすい資料を示してほしい」などの声が上がった。

 6町は当初、法定合併協議会の関連議案を9月議会に提案する予定だったが、住民への説明が不十分だとして12月議会に先送りしており、志免町議会は今回の公聴会の意見を参考に議論を重ねたいとしている。

=2007/09/03付 西日本新聞朝刊=
2007年09月03日00時35分

3401とはずがたり:2007/09/08(土) 15:20:47
<東北・北海道>北海道根室支庁

管内4町って何処だ?標津郡中標津町・標津町,目梨郡羅臼町,野付郡別海町で,これで根室支庁の全町か。

2007年09月07日
西澤町長が合併推進宣言
http://www.news-kushiro.jp/news/20070907/200709078.html

  中標津町議会9月定例会が6日開かれ、この中で、西澤雄一町長は合併新法下での市町村合併について「可能な組み合わせの中で合併に向けた取り組みを進めたい。来年3月までには判断したい」と意欲を見せた。管内4町の中核自治体の立場から意思を明確に示したもので、他町にも影響を与えそうだ。

3402とはずがたり:2007/09/08(土) 15:26:53
<東海>愛知県

2007.09.07
小坂井町議会で合併問題質疑
http://www.tonichi.net/news.php?mode=view&amp;id=20417&amp;categoryid=1

 小坂井町議会一般質問は前日に引き続き6日も行われ、深井徳美氏と大場昌克氏が登壇した。大場氏の「豊川市との編入合併協議に関する総括」を求められた伊藤千秋副町長は「(町の混乱を修復し)お互いの信頼関係を再構築し、豊川市に合併を申し入れたい」と答弁した。

 伊藤副町長は県職員として旧渥美郡など多くの合併にかかわってきた。今回の合併に関する経過において町の混乱や県の姿勢に「強い憤りを感じる」と同副町長は述べた。町に対しては「ひぼう、中傷が飛び交い、小坂井はこんなところかと残念な気持ちになった」、県に対しては「やるだけやって、手を引いてしまう」と説明した。

 さらに「御津町とは同一歩調で行こう(合併しよう)と話していた。それを(合併賛成多数を占める)数の論理で(御津町を)置いて行こうとしたのは小坂井町だ」と町の当時の状況を答弁した。

 加えて「宝飯4町は一枚岩」であることを強調。「(小坂井町の急速な動きに)脅された御津町は合併を急いだため、廃置分合の議決は小差(賛成6、反対5)になった。しこりが残るだろう。そのような合併は(編入合併を受け入れた)豊川市に迷惑をかけることになる」と答弁した。

 伊藤憲男町長も、町責任者、議会、町民の総意として豊川市との合併に邁進する方針を示した。

3403とはずがたり:2007/09/08(土) 19:29:32

<東北・北海道>岩手県

合併協設置の勧告諮問 達増知事
ttp://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20070831_12

 達増知事は31日午前、県市町村合併推進審議会(委員12人)に対し、合併新法に基づき合併協議会設置を勧告すべき地域があるかどうか調査を諮問した。同審議会は県内の市町村長から聞き取りを行うなど調査を進め、本年度内に知事へ答申する。

 審議会は同日、県庁で開かれ、市町村、議会、経済、教育、学識経験者ら委員10人が出席した。

 達増知事は「合併新法期限は2010年3月末で残り3年を切っている。真剣な議論が必要な時期だ。合併効果を検証し、協議会設置を勧告すべきかすべきでないかを含め勧告のあり方について審議をお願いしたい」とあいさつした。

 会長に県立大総合政策学部の斎藤俊明教授(公共政策)、副会長に岩手経済同友会の梅村俊男常任幹事(北日本銀行専務)を選任した。

 同審議会は9月から12月にかけて、首長らに聞き取り調査し、12月から来年3月まで旧合併特例法下で合併した市町村の合併効果の検証、合併協議会設置勧告のあり方を審議する。
(2007/08/31)

3404とはずがたり:2007/09/08(土) 20:30:02
<九州・沖縄>佐賀県
>>900-906>>2611>>3345

上峰町合併アンケート 「情報不十分」7割
http://www.saga-s.co.jp/view.php?pageId=1036&amp;blockId=629150&amp;newsMode=article

 三養基郡上峰町の政治団体「上峰町をよくする会」(碇勝征会長)は6日、町内全世帯を対象に行った合併についてのアンケート調査の結果をまとめ、公表した。「合併論議について町から十分な情報伝達があったか」の質問には74%が「なかった」と回答。合併枠組みの“路線変更”についても「住民の意見を聞くべき」との答えが73%に上り、同会は「住民無視の合併が進められていることを示す結果。町に改善を働きかけたい」としている。

 アンケート調査は、選挙公約に「吉野ヶ里町との合併」を掲げ、今年1月に当選した大川紀男町長が同町との合併を断念、「三養基郡(みやき町、基山町)との合併を目指す」と路線変更を明かした上、「住民アンケートは行わない」としていることから同会が独自に実施した。8月中に町内全戸の3200世帯に配布。1287世帯が回答し、回収率は40%だった。

 アンケートでは情報伝達や路線変更のほか、合併の是非についても質問。「合併は必要」と答えた人は78%。合併の相手については「吉野ヶ里町」との答えが29%、「みやき町」が27%、「みやき町と吉野ヶ里町」が21%と分かれ、「三養基郡」は5%だった。同会は近く、アンケート結果を町に提出する方針。

3405とはずがたり:2007/09/09(日) 09:50:03
<首都圏>埼玉県

2007年9月7日(金)
久喜市、白岡、菖蒲、鷲宮町 合併の枠組み協議
http://www.saitama-np.co.jp/news09/07/07p.html

 田中喧二久喜市長は六日、同市と南埼玉郡白岡町、菖蒲町、北葛飾郡鷲宮町の一市三町で合併の枠組みについて首長同士で協議していることを明らかにした。協議は今年六月から四回行っており、年内には枠組みを決定するとしている。

 同日開かれた九月定例議会で内田正氏(新政)の一般質問に答えた。

 田中市長は「合併新法の期限内合併(二〇一〇年三月)を目指し、少しでも早く合併協議が再開できるよう、これまで私の方から歴史や行政の結び付きが深い近隣市町と合併に関する協議をしてきた。結果、久喜市と同一歩調で合併に取り組んでいく意向の白岡町、菖蒲町、鷲宮町との間で、新たな合併に向けて意見交換を行うに至った」と述べた。

 また「斉藤和夫栗橋町長から、状況によっては久喜市が進めている合併協議に加えていただけないかとの話があった」と述べた。

 久喜市は、幸手市、鷲宮町との合併を目指したが、〇四年に実施した住民投票で久喜で反対が上回り白紙に戻った。

 一方、白岡町と菖蒲町は蓮田市との合併を目指したが、〇五年に実施した住民投票で、蓮田、菖蒲で反対が上回り白紙に戻った。

 その後、県が〇六年に策定した「県市町村合併推進構想」で示された三市六町(久喜、蓮田、幸手、宮代、白岡、菖蒲、栗橋、鷲宮、杉戸)の枠組みで協議してきたが、同時期に三市六町での合併は無理と判断され、合併の枠組みは、個別に検討していくことを確認した。

3406とはずがたり:2007/09/09(日) 09:55:33
<近畿>京都府

Kyoto Shimbun 2007年9月7日(金)
合併協解散で「シナリオ説」否定
宇治田原町会全協で町長
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007090700215&amp;genre=A2&amp;area=K20

 京都府宇治田原町の奥田光治町長は7日の町議会全員協議会で、宇治市・城陽市・井手町との2市2町の合併任意協議会解散に関連して「(自衛隊の)移転を合併構想に書くことについて、久保田勇宇治市長の責任で、事前にしかるべきところに説明したと聞いている」と明らかにした。また、奥田町長と宇治市長、井手町長の3首長で解散のシナリオを書いたと指摘された点は否定した。

 協議会解散をめぐっては、先に橋本昭男城陽市長が記者会見し、「3首長間で(解散の)シナリオがあったのではないか」と発言した。これに対し、3首長の中で議会の場で経緯を説明したのは奥田町長が初めてで、「解散を決めた27日の協議会の直前に3人で集まったことはない」と、橋本発言を否定した。

 自衛隊移転問題では、事前に久保田市長が防衛庁関係者に移転の可否を打診したとの指摘が出ていた。奥田町長は、打診の相手方が「久間長官かどうかは分からない」としながらも、何らかの接触があった事実は認めた。

 また、奥田町長は「橋本市長とは民意の理解が大きく離れている。これまで幾度も解散の危機はあった」とし、住民アンケートに修正意見を提出したり、他の首長に相談なく住民団体の要望書を受けた橋本市長を批判した。
 さらに、協議会事務局に提出された城陽市議会の意見書は「一部の意見がとりまとめられ公文書の形で提出されたことに驚く。協議の根幹を覆す」と話した。解散決定については「4首長や委員で議論を重ねた結果であり、今後の広域連携の必要を考えれば、これ以上の溝を作らない方がよいと判断した」と説明した。

3407とはずがたり:2007/09/09(日) 22:19:58
<東海>静岡県

東部合併の道遠く。。

東部合併の道熱く 首長が意見交換 SF21シンポ
2007/09/08
ttp://www.shizushin.com/local_politics/20070908000000000010.htm

 県東部地域の近未来像を探る静岡新聞社・静岡放送「サンフロント21懇話会」(代表幹事・岡野光喜スルガ銀行社長)の特別シンポジウム「合併 新時代への道」が7日、三島市民文化会館で開かれた。県が合併構想で示した3市3町(裾野、三島、沼津市、長泉、函南、清水町)の各首長らが意見を交換した。東部地域の発展や活性化、住民サービスの充実に結びつく広域合併のあり方や必要性、中核市と政令指定都市実現の道筋を議論した。
 会員をはじめ、若手経営者ら約300人が詰め掛けた。静岡新聞社の大石滋専務が「シンポジウムが、停滞する東部合併の現状打破のきっかけになれば」とあいさつ。懇話会を代表して峰田武三島市観光協会長が「各首長に的確な判断をしていただき、合併の合意形成に役立つような議論を」と期待した。
 今年4月、15市町村が合併して本州日本海側では初の政令市となった新潟市の篠田昭市長が「新・新潟市の挑戦『共に育つ』政令市を目指して」と題して基調講演。篠田市長は「どのような都市ビジョンを持った政令市を目指すのか」を明確に示した理念明示型で取り組んだことや、10年で708億円の財源を確保できる合併効果などを説明した。
 パネル討論は東部地区の合併のかぎを握る沼津市と三島市を長男、二男になぞらえて兄弟が手を結ぶことが肝要―とする意見をはじめ、「3市3町の中核市を経て政令市を目指すべき」「東部には10年以内に政令市を誕生させる必要がある。スピードが不可欠で、一気合併がいい」「3市3町でも、東部がまとまるべき。大同団結をして合併をする時期が来るのではないか」など道州制導入をにらみ、合併の必要性を強く説く意見が相次いだ。

3408とはずがたり:2007/09/10(月) 13:07:03
<近畿>兵庫県

けちくせぇのぉ。。赤穂市民

赤穂市の住民投票で合併反対多数
http://www.nikkansports.com/general/f-gn-tp0-20070910-253943.html

 兵庫県赤穂市で9日、隣接する上郡町との合併の賛否を問う住民投票があり、即日開票の結果、反対1万8062、賛成8193で、反対票が賛成票を大きく上回った。投票率は61・98%。

 豆田正明市長は「市民の総意として受け止め、上郡町との合併は断念する」とのコメントを発表した。

 より財政的に厳しい上郡町と合併することで、水道料金が値上げされる可能性などが指摘されており、赤穂市の住民の間に、これまでの行政サービスが維持されないのではないかとの懸念が広がったとみられる。

[2007年9月10日4時8分]

3409とはずがたり:2007/09/10(月) 21:08:26
<近畿>滋賀県
>>3396
結構批判票集めた形?

現職の津村孝司氏が再選
安土町長選
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2007091000054&amp;genre=A2&amp;area=S00&amp;mp=

 任期満了に伴う滋賀県安土町長選は9日投票、即日開票され、現職の津村孝司氏(58)=無所属=が、新人でNPO法人(特定非営利活動法人)理事の片岡好夫氏(60)=同=を破り、再選を果たした。

 県が昨年10月に提示した近江八幡市、竜王町との合併の是非が最大の争点になったが、有権者は合併の必要性を訴える津村氏を選んだ。

 津村氏は、年々悪化する町の財政状況を示しながら、合併を検討する時期にきていることを強調した。さらに、安心安全のまちづくり、区・自治会などの地域力の強化、歴史・自然資源を生かした振興策を公約に掲げながら、町長1期の実績と町政の継続を訴え、多くの支持を集めた。

 片岡氏は、告示直前に「合併案への是非を問いたい」として出馬を表明した。当面の合併に反対し、町単独で振興していく方策を訴えたが、及ばなかった。

 当日有権者は9705人。投票率は、58・96パーセントで、4年前の前回町長選を10・4ポイント下回った。

 ▽開票結果(選管最終)
当 3,424 津村 孝司 無現
次 2,183 片岡 好夫 無新

 ・津村孝司氏(つむら・たかし) 名古屋工業大卒。会社勤務などを経て、1999年から2003年まで町議を1期務めた。03年9月の町長選で、現職を破り、初当選した。県水道協会長、県消防協会八幡支部長。安土町常楽寺。

3410とはずがたり:2007/09/10(月) 22:09:11
<近畿>兵庫県
>>3408

「合併しない」が多数 協議解散へ 赤穂市住民投票
2007/09/09
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000609833.shtml

 兵庫県上郡町との合併の是非を問う赤穂市の住民投票が九日投開票され、「合併しない」が一万八千六十二票で、「合併する」の八千百九十三票を大きく上回った。これを受け、豆田正明・赤穂市長は同日夜、合併断念の意向を示した。二〇〇三年十一月に合併協議会が発足して以降、曲折をたどった両市町の合併協議は、最終局面で破談となる。市は合併に理解を求めてきたが、市民の選択は異なった。投票率は61・98%。

 合併新特例法下の住民投票は県内で初めて。結果に法的拘束力はないが、豆田市長は、開票結果について「残念な結果だが、市民の総意として受け止め、合併を断念する」と述べた。今後の対応については、「上郡町長と協議する」としている。十日開会する九月定例市議会で結果を報告した後、十三日の議員全員協議会で同市の対応を正式に表明する。

 開票は午後九時から赤穂市民会館で始まり、多くの住民が票の行方を見守った。

 大勢が判明すると、合併反対を主張する住民団体「赤穂市のまちづくりと合併を考える会」のメンバーが歓声を上げた。あるメンバーは「明確な民意が出たので、市長は結果に従い、速やかに合併協を解散してほしい」と要望した。

 今回の投票資格者は通常の選挙とは異なって、十八歳以上の日本国籍を持つ市民。投票率が50%を切った場合は開票されないため、投票率にも注目が集まったが、今年一月の赤穂市長選挙の51・13%を10・85ポイント上回った。

 両市町の合併協議会は二〇〇三年十一月に発足。相生市とも合併協を設けた上郡町側の合併相手をめぐる混乱を経て、旧合併特例法期限内の合併を断念したが、合併期日を「二〇〇八年十月一日」と定め、新特例法下での合併を目指し、協議を重ねてきた。

 こうした中、赤穂市が〇六年十月に実施した住民アンケートで、合併の是非について「住民投票を行い、市民の意思を問うべき」との回答が七割以上を占めたことから、市は今年三月の市会に住民投票条例案を提案し、可決された。

 国が推し進めてきた「平成の大合併」をめぐる住民投票は、県内では二〇〇二年十一月の旧三原郡緑町(現・南あわじ市)を皮切りに十一町で計十四回行われた。

 市における合併住民投票の実施は今回が初となった。

■豆田正明・赤穂市長コメント

 開票結果について、市民の総意として受け止め、上郡町との合併については断念し、今後の対応について上郡町長と協議したい。

■山本暁・上郡町長コメント

 赤穂市長が合併を断念する意向を示した以上、やむを得ない。ただ、両市町の将来を考えて合併協議を進めてきただけに、今回、赤穂市民の理解が得られなかったことは非常に残念だ。

■赤穂市住民投票確定票
合併しない18,062
合併する 8,193
投票資格者数42,723
投票者総数26,480
有効投票数26,255
無効投票数 255
持ち帰り・不受理 0

3411とはずがたり:2007/09/13(木) 23:17:18
<東北・北海道>福島県

合併せずを選択した背景に町長の利権漁りがあったとするなら問題である。

福島・桑折町議会 町長不信任案提出へ 入札問題で
ttp://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/09/20070913t61024.htm

 福島県桑折町が町発注工事の入札で特定業者の入札参加資格を不当に引き下げたとして提訴された問題などをめぐり、同町議会の一部議員が「林王喜久男町長は問題に関する説明責任を果たしていない」として、町長に対する不信任決議案を13日にも提出する方向で賛同議員を集めていることが分かった。疑惑を追及してきた議員は12日、「可決に必要な14人の賛同が得られた」と語っており、可決される可能性もある。

 疑惑を追及してきた斉藤松夫議員らによると、決議案では、入札参加資格の格付け操作問題のほか、予定価格と同額の落札が相次いだ「100%落札問題」など林王町長の関与が取りざたされる複数の疑惑に言及。議会側が再三説明を求めたのに、林王町長が真摯(しんし)に対応していないことを不信任の理由に挙げるという。

 不信任案提出に賛同する議員らは「林王町長が就任した2002年以降、疑惑が次々と明るみに出た。町長の説明では疑惑は深まるばかりだ」「誠実な姿勢が見られない町長に議会側の強い意思を示すため、可決されなくても不信任決議案を提出したい」などと語った。

 林王町長はこれまで「議会に対しては事実を明らかにしてきたが、理解されず残念だ」と話してきた。

 不信任決議案の可決には、3分の2以上の議員が出席した上で、4分の3以上の賛成が必要。町議会の現在の議員数は18で、全員出席した場合、可決には14人の賛成が必要となる。

 不信任決議案が可決された場合、町長は10日以内に議会を解散しなければ失職する。議会を解散した場合でも、改選後に過半数の賛成で再び不信任決議が可決されると失職する。
2007年09月12日水曜

3412とはずがたり:2007/09/18(火) 17:43:41
<中国・四国>岡山県

大体赤字が悪者にされるがそう成るような国の制度設計が悪いのではないか?といつも思うのだが。誰か詳しい人居ないかねぇ。

09/13-12:29--金川病院早期建設を 御津合併特例区協が岡山市に要望書提出
http://www.okanichi.co.jp/20070913122917.html

 岡山市の新市建設計画に盛り込まれている「総合保健福祉施設建設事業(金川病院併設)」が進まないことに業を煮やし、御津合併特例区協議会(小坂眞史会長)が12日、高谷茂男市長と宮武博議長に要望書を提出した。当局は、採算面などから「持続可能な医療の提供」を検討中だが、地元からの激しい突き上げに頭を痛めている。  60床の同病院は、合併前から建て替え計画が進められ、既に用地も確保済み。合併に伴う新市建設計画に盛り込まれ、昨年11月の基本構想では40床程度に規模を縮小する案も浮上した。  また同11月市議会の代表質問では、高橋義昭新市建設計画推進局長が「年度内を目標とする基本計画の策定、平成19年度以降の調査、設計の実施へ向けて鋭意努力したい」と答弁した。  ところが、基本計画は現在も示されないままで、水面下では、さらにベッド数を減らした19床の「診療所」案が地元に提示された。  同協議会サイドからすれば、規模縮小や開業時期などで譲歩を重ねてきたが、「病院」が「診療所」となれば、地元住民への〝メンツ〟もつぶされる格好。このため小坂会長、友次稔副会長ら委員4人と安信治雄特例区長らが同日、意を決して申し入れを行った。  要望書では、病院の20床の減床に理解を示す一方、代替措置としての老人保健施設併設のほか、介護予防事業や介護事業の拠点機能を含むミニふれあいセンター的な施設の整備も求めた。  ただ、病院と保健福祉施設の同時着工にはこだわっておらず、09年度完成を目指し病院部分を先行して建設する〝さらなる譲歩〟もみせた。  市長室を訪れた委員らは「(診療所でなく)病院で建ててもらわないと、住民にどう説明するのか」「法定合併協議会で決まって3年も過ぎている。すぐやってほしい」などと訴えた。  これに対し、高谷市長は「多少遅れているが、住民が使い勝手の良いものにしたい。造った後のことも考えてほしい」と理解を求めたが、平行線をたどった。  議長室を訪れた委員らに対し、宮武議長は「2年先には(市長)選挙がある。ここらで〝ぬくもり〟が出ないといけない」と指摘した。  要望を終え、小坂会長は「病院の名が消えるのなら約束が違う」と話していた。  同協議会に示されたという試算では、40床で建て替えた場合、年間の赤字は約1億5千万円。19床にすると、規模だけでなく、病院と診療所で医師、看護師らの配置基準が異なることもあり、赤字は約2千万円に圧縮される見通し。  また、当局が「保健福祉施設」の内容を検討していることも、基本計画が遅れている理由の一つ。国の医療制度改革の行方が不透明なこともあり、高橋新市建設計画推進局長は「引き続き地元とよく話をしていきたい」と話していた。

3413とはずがたり:2007/09/20(木) 01:10:35
<東北・北海道>山形県

共産党も支持してるんですな。
広域合併の推進も公約に掲げているのは本気か看板だけか。

山形市長選 市川氏が再選
ttp://www.kahoku.co.jp/news/2007/09/20070916t51030.htm

 任期満了に伴う山形市長選は16日、投票が行われ、即日開票の結果、無所属現職の市川昭男氏(66)=民主・社民推薦、共産支持=が、いずれも無所属新人の著述業加藤円治氏(72)、アルバイト川合直美氏(58)の2人を破り、再選を果たした。

 市川氏は行財政改革など一期4年の実績をアピール。推薦、支持を受けた三党のほか、故吉村和夫・元市長の後援会、農業、労働、経済団体の支援を受け終始、有利に戦いを進めた。自主投票の自民、公明両党の票も取り込み、圧勝した。

 午後10時ごろ、同市小荷駄町の事務所で支持者と万歳した市川氏は「子育て支援や広域合併の推進など七つの公約の実現に、誠心誠意取り組んでいきたい」と2期目の抱負を語った。

 加藤、川合両氏は市川市政の批判票の受け皿になることを狙ったが、支持が広がらなかった。

 投票率は31.36%で、1998年の42.67%を11・31ポイント下回り過去最低を記録した。事実上、市川氏の信任投票となったため、有権者の関心は最後まで盛り上がらなかった。
 当日の有権者数は20万1849人。

◇山形市長選開票結果(選管最終)
当 53,723 市川昭男 無現(2)
   4,449 加藤円治 無新
   3,189 川合直美 無新 
<いちかわ・あきお>山形市出身。新潟大人文学部卒。1967年山形市役所入り。総務部長、水道事業管理者、助役を経て2003年9月、吉村和夫市長の死去に伴う市長選で初当選。66歳。=民主・社民推薦、共産支持
2007年09月16日日曜日

3414とはずがたり:2007/09/20(木) 01:20:33
<近畿>滋賀県
>>3409とか
近江八幡と安土は兎も角竜王をどう説得するのかねぇ?新市名も安土八幡では竜王が納得しないであろうし。

合併を視野に経営見直しへ
近江八幡ケーブル
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007091400191&amp;genre=A2&amp;area=S20

 滋賀県近江八幡市の冨士谷英正市長は14日、市議会本会議で、市が出資するケーブルテレビ会社について、「他社との連携や合併を視野に経営の抜本見直しをしたい」との意向を述べた。

 ケーブルテレビ会社は、冨士谷市長が代表取締役を務める第三セクターの「近江八幡ケーブルネットワーク」。市は3億3000万円出資し、38・3%の筆頭株主。

 冨士谷市長は、同社が昨年度は4400万円の純利益を計上しているものの、市が広報番組制作委託料として支払う約8500万円に依存していると指摘。他社との連携などを視野に経営の抜本見直しをする意向を示した。
 今後については「3回の取締役会を開いて方向付けをしたい」と述べた。

3415とはずがたり:2007/09/20(木) 01:21:29
<東北・北海道>宮城県

「公約着手は4割」 柴田町長、再選1年目を自己評価
ttp://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/09/20070917t11031.htm

 宮城県柴田町の滝口茂町長が、ローカル・マニフェスト(公約集)を掲げ再選してから1年が経過した。滝口町長はマニフェストに盛り込んだ事業23項目のうち、「着手済み」は約4割に当たる9項目と申告。「財政規律を念頭に置きながら、今は芽を出そうと懸命に取り組んでいる段階。自己採点は及第点の60点」と話している。

 滝口町長は昨年7月の町長選への再選出馬に当たって「まちを元気にする政策 2006.柴田発」を作成し、マニフェスト型選挙を展開。数値目標など具体的な内容や実施時期を盛り込んだ。一方で、深刻な財政難のため財源には踏み込めず、不完全さが残った。

 23項目のうち滝口町長の自己評価は、着手済みが9項目、本年度の着手予定が4項目、来年度の着手予定が1項目、着手未定が9項目。順調に進んでいるのは「自治基本条例の制定」「ごみ減量作戦の展開」など子育てや健康福祉、環境の分野が目立つ。

 一方、遅れているのは地域経済活性化の取り組み。町内の製造業経営者も「産業基盤の整備や企業誘致のスピード感はまだまだ」と指摘。ある町議は「全般的には合格点を付けてもいいが、もっと職員と協調して町政を進めてほしい」とも注文を付ける。

 町議会には、町長の合併への姿勢に不満がくすぶる。町長選では半数の町議が、角田と大河原、村田との1市3町の合併実現を掲げた新人候補を支援。現在も3市町の議員有志とともにグループを結成し、合併推進の旗を振っている。

 マニフェストの「まちづくり宣言」で、「(県南)2市7町の基礎的な生活圏をネットワーク化した広域合併」と記した滝口町長だが、議会との論戦では「合併問題は町長選で決着済み」と一刀両断する場面もあり、合併には消極的と受け取る議員は少なくない。

 滝口町長は「マニフェストに加え、予算説明書も発行したことで町民の町政への関心は高まっている。町民の意欲を引き出して役場頼みから脱却し、一歩進んだ自治体づくりに努力したい」と話している。
2007年09月17日月曜日

3416とはずがたり:2007/09/20(木) 13:33:55
<九州・沖縄>熊本県

政令指定都市になった時の区割りとか迄協議して具体案を提案したいね。
静岡・浜松・新潟・岡山・熊本・相模原辺りで第二地銀ばりに第二指定都市的な位置づけだな〜。

植木町議会 熊本市との任意合併協設置 委員会が請願採択
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/kumamoto/20070919/20070919_001.shtml

 植木町議会の総務文教委員会(松岡信孝委員長、7人)が18日、開かれ、同町と熊本市との任意の合併協議会の設置を求める請願を賛成多数で採択した。21日の本会議で委員長報告を行い、採決する。

 請願は同町の住民グループが提出。熊本市と合併して政令指定都市になった場合、町単独と比べて、どんなメリットやデメリットがあるのかを町民に提示するため、協議会の設置を求めている。

 この日の委員会では、協議会の在り方をめぐって議論になった。「10月の町政懇談会や、熊本市で開かれる政令指定都市に関するシンポジウムなど、他にも勉強する機会は多い」「合併ありきの協議会ではないか」として継続審議を求める意見に対し、「合併ありきではない。場合によっては協議をやめることもできる」などの意見が出た。請願は4対2で採択された。

=2007/09/19付 西日本新聞朝刊=
2007年09月19日00時32分

3417とはずがたり:2007/09/22(土) 11:17:38
<東北・北海道>岩手県

殆ど片思いに近いよなぁ。

金ケ崎、平泉と合併本格検討 奥州市
ttp://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20070912_2

 奥州市は金ケ崎町、平泉町との合併に向けた検討を本格化させる。両町との合併推進は、相原正明市長がマニフェスト(公約集)に掲げている最重要課題の一つ。財政や産業面などの基本的なデータを取りまとめ、遅くとも年度内には両町に提示し、検討を呼び掛ける方針だ。しかし、両町は平成の大合併時に「当面自立」を選択している。今のところは、奥州市のこうした動きに消極的な姿勢だが、今後の財政状況の見通しなどによっては流動的な側面もある。
 奥州市は現在、相原市長の掲げたマニフェストに即し、統計的なデータや合併した場合のメリットなどの資料づくりを進めている。今後、作業を本格化させ、市議会などに説明。商工会議所など民間レベルでの合併論議の高まりも期待し、新合併特例法期限の2010年3月末までの合併を目指す考えだ。
 金ケ崎町とは、ごみ処理や消防などで一部事務組合を組織し、広域行政のパートナー。ともに大規模な工業団地を形成しており、一体的活用で一層の産業集積を図る狙いがある。
 一方、平泉町とは、古くから文化・歴史的つながりが深く、世界遺産登録を目指す「平泉の文化遺産」の関連史跡も多い。こうした文化面でのスケールメリットを生かした情報発信などで、観光を中心とした地域振興につなげたい考えだ。
 県が示した合併推進構想によると、奥州市と金ケ崎町は構想の対象外。平泉町は一関市、藤沢町の両磐地域が構想の枠組みとなっている。県は8月、合併新法に基づき、合併協議会設置を勧告すべき地域があるかどうかを県市町村合併推進協議会に諮問した。
 同会は首長らから聞き取り調査することにしており、相原市長は金ケ崎町、平泉町との合併メリットを強調し、推進を強く提案するとみられる。
 相原市長は「相手の事情にも配慮し、理解と合意を前提に取り組む。民間、市民レベルから合併機運が高まっていけばと思う」と話す。
 一方、金ケ崎町の高橋由一町長は「何も聞いていないのでコメントのしようがないが、町は現在総合発展計画を進めている最中だ」と「当面自立」の方針は崩さない。
 平泉町の高橋一男町長は「世界遺産登録は平泉の名前で受けたい。平泉は平泉であるべきで、そのために行財政改革の努力を続ける。しかし、町長だけで決めるものではなく、議会や町民の考えも取り入れたい」としている。
 一関市の浅井東兵衛市長は「県の合併構想もあり、両磐は一つという考えに変わりはない。しかし、平泉町は当面自立の方針と聞いており、それを尊重し、見守っている」と語る。

3418とはずがたり:2007/09/22(土) 12:54:18
<九州・沖縄>福岡県

むぅ,糸島合併に暗雲臭い・・政争が絡むと尚こじれる。

市町村合併:前原市・志摩町との合併、住民投票条例を修正可決−−二丈町議会 /福岡
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/fukuoka/archive/news/2007/09/20/20070920ddlk40010600000c.html

 二丈町の9月定例議会は19日、前原市と志摩町との合併の賛否を問う住民投票条例案を一部修正して可決、総額約1億6000万円の一般会計補正予算案を賛成少数で否決して閉会した。

 町提出の住民投票条例案は「町長」と「町議会」に投票結果を尊重させる規定を盛り込んでいた。しかし、町議会の合併調査特別委員会では、「議会の権能を保障する」との観点から、「町議会」を削除する修正案を可決。最終本会議でもこの案を可決した。住民投票は来年11月実施の予定。

 補正予算案は、小学校体育館の建て替えの順番を巡って議会側が反発し、否決された。

 筒井秀来町長は住民投票条例案の修正について「住民の意思を確認し民意を反映した選択をするという条例の趣旨を逸脱し、骨抜きの条例と言わざるを得ない。慎重に検討したい」、補正予算案の否決については「真摯(しんし)に受け止め対応を検討したい」と述べた。【竹田定倫】

〔福岡都市圏版〕
毎日新聞 2007年9月20日

3419とはずがたり:2007/09/22(土) 12:55:08

<九州・沖縄>福岡県

市町村合併:豊前吉富問題 吉富町長「考え変わらない」 協議拒否を再強調 /福岡
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/fukuoka/archive/news/2007/09/20/20070920ddlk40010609000c.html

 吉富町の今冨寿一郎町長は19日の町議会一般質問で、豊前市との合併について「今後、考えを変えるつもりはないし、余地はない」と述べ、合併協議をしない方針を改めて強調した。山本勝紀議員(無所属)らの質問に答えた。

 両市町の合併問題について、釜井健介市長は8月24日の市議会合併問題調査特別委員会で、協議継続の姿勢を表明。一方で、今冨町長が8月10日の市長不在時に「協議拒否」を伝えに来た手法を「非常に非礼で、町長は礼儀作法のいろはを学ぶべきだ」と批判していた。

 この問題についての質問に対する答弁で、今冨町長は「釜井市長から『都合が悪い』とは聞いていたが、市長も執行部も市内にいたと確信している。8月10日に行くと伝えており、礼は尽くしている。非礼とは思っていない」と反論した。また、町の財政計画について「12月末までに策定し、町民に公表したい」との考えを示した。【出来祥寿】

〔京築版〕
毎日新聞 2007年9月20日

3420とはずがたり:2007/09/22(土) 18:14:15
<東北・北海道>北海道
>>3401

2007年09月19日
合併の推進を訴える、中標津町のまちづくり懇談会
http://www.news-kushiro.jp/news/20070919/200709192.html

  中標津町のまちづくり懇談会が18日からスタートし、西澤雄一町長が先の定例議会で示していた「合併新法の下で合併を進めていきたい」との考えを町民に直接訴えた。同懇談会は27日まで会場を分けて開催し、町長はそれぞれの場で「合併推進」について町民に理解を求めていく。  西澤町長は合併問題について「この地方の中核都市として早く考えを示す必要があった」とし、「2回も(合併を)拒否したらこの町はどうなるのか」と合併新法の期限内に議論を進めていきたい考えを示したのに対し、町民からは「ゴールを決めずに話し合うのが筋。時期尚早ではないのか」「町民の理解を高めていく必要がある」などとの意見があった

3421とはずがたり:2007/09/22(土) 18:24:55
<東北・北海道>山形県
>>3413

市町村合併:早急に合併呼び掛け−−斎藤知事が山形市長に /山形
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070919-00000126-mailo-l06
9月19日14時0分配信 毎日新聞

 山形市長選で再選を果たした市川昭男市長は18日、県庁の斎藤弘知事を訪れ、再選のあいさつをした。この中で斎藤知事が改めて、市川市長に周辺市町との新特例法期限の10年までの合併を勧め、「しないときは、早急に発展計画を策定し、住民に理解を得るべきだ」と迫った。
 3年前に合併協議がうまくいかなかった理由を聞かれた市川市長は、議会や農業委員会委員の定数、上山市にあった地方競馬場廃止に伴う財政負担問題を挙げた。
 これに対し斎藤知事は「前の二つは(合併の目的である)行政サービスの向上とは関係ないですね」と指摘、今後の合併実現を呼び掛けた。
 市川市長は「(合併する自治体同士で)方向性を確認することが大切だ」と話したという。【佐藤薫】

9月19日朝刊

3422とはずがたり:2007/09/22(土) 18:31:57
<東海・甲信越>山梨県

市町村合併:峡南北部市構想トップ会談、増穂町長が正式申し入れへ /山梨
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070919-00000119-mailo-l19
9月19日13時6分配信 毎日新聞

 増穂町の志村学町長は18日の9月定例議会で、初当選した7月の町長選で公約に掲げた市川三郷、鰍沢両町との合併による「峡南北部市構想」の実現に向け、3町の9月議会閉会後、両町にトップ会談を正式に申し入れる考えを示した。
 鰍沢町との合併の是非を問うため、増穂町は04年に住民投票を実施したが、志村町長は「3町合併を訴え当選した。民意は新市建設」と述べ、新たな住民投票を行わないとした。
 同日の一般質問で、複数の町議から「なぜ、3町のトップ会談をまだ行っていないのか」「市川三郷町が合併に消極的と聞くが、どうするのか」「3町の合意がないのに勇み足ではないか」など、厳しい質問や意見が相次いだ。
 志村町長は「新市で福祉を充実させるために、あくまで3町で市を作りたい」と主張。市川三郷町は05年に3町合併で誕生したばかりとして「いろいろ調整も必要だと思う」と述べ、市川三郷町との合併を前提としたうえで増穂、鰍沢両町による先行合併の可能性も示唆した。これに対し、反対町議からは「あいまいな状態で先行合併すべきではない」との声が上がった。【沢田勇】

9月19日朝刊
最終更新:9月19日13時6分

3423とはずがたり:2007/09/22(土) 18:34:08
<九州・沖縄>宮崎県

ほらぁ誠意みせにゃな〜。

市町村合併:北郷町議会が合併協設置可決−−3市町で初 /宮崎
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070912-00000316-mailo-l45
9月12日18時0分配信 毎日新聞

 北郷町議会は10日の本会議で、日南市、南郷町との合併を前提とした法定合併協議会の設置議案を賛成7、反対2で可決した。3市町では初。
 南郷町は21日の、日南市は28日のそれぞれ議会最終日に設置議案を採決する予定。3市町の議会ですべて可決されれば、28日に09年3月の合併を目指す法定合併協がスタートする。
 04〜05年の前回の合併協議では、合併調印まで済ませながら、最終的に北郷町議会が合併案を否決して破談になった経緯がある。

9月12日朝刊
最終更新:9月12日18時0分

3424とはずがり:2007/09/22(土) 18:59:05
<近畿>滋賀県

新長浜市激しくきぼんぬ。ほんとは新ひこにゃん市も彦根市+犬上郡で実現して欲しいが。。

市町村合併:枠組みは1市6町で 湖北6町の合併で長浜市長 /滋賀
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070912-00000177-mailo-l25
9月12日15時1分配信 毎日新聞

 長浜市の川島信也市長は11日開かれた市議会一般質問で、湖北地方6町の市町合併について「9月市議会終了後、公民館単位で市民の皆さんとひざをつき合わせて話しをさせたいただく」と答弁。今後、県が示した1市6町の枠組みで推進していく方針を示した。
 浅見信夫議員(共産)の一般質問に答えた。浅見議員は、米原市との合併にも触れ、「米原市の平尾市長は、さらなる合併にエネルギーを費やすことはできないと発言している」として同市との合併も視野に入れる川島市長の考えを質した。
 これに対し、川島市長は「平尾市長の考えはその通りだと思う」と長浜市を含む1市6町の合併を望まない米原市の態度に理解を示した。【野々口義信】

3425とはずがり:2007/09/22(土) 21:18:36
<九州・沖縄>佐賀県
>>3404
なんか泥沼状態っすね。。
純粋に俺の印象ですけど東背振村が上峰町を排除した印象がある。村長が自分の助役ポストを確保する為に行った事だったとすると(2町1村だと助役は回ってこないであろうし)その行為は非難に値するものと思われる。

上峰町長:合併協議の「内幕」と吉野ケ里町長選の「密約」、文書配布を正当化 /佐賀
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070911-00000305-mailo-l41
9月11日18時0分配信 毎日新聞

 ◇「内容100%信頼できる」 副町長、収入役も賛同
 上峰、旧三田川の2町と東脊振村が合併協議をした際の「内幕」と、昨年4月の吉野ケ里町長選をめぐる「密約」を書いた文書を転載した文書を今年8月、区長を通じて配らせた上峰町の大川紀男町長は10日の町議会で、配布させた理由について「文書の内容は100%信頼できる」と答弁、正当性を強調した。
 町議会での表明後、大川町長は旧東脊振村の元村長作成とされる「内幕」文書について、「(公職を離れ)野に下った人物の言うことは信用できる」と話した。
 「内幕」文書では、合併協議を進めていた当時、旧三田川町長の江頭正則・現吉野ケ里町長が、旧東脊振村の村長と、合併後の町長、助役ポストの分配で密約。このため上峰町が合併協議から外れたとされる。「密約」文書は匿名で、江頭氏が吉野ケ里町長選の対立候補と目される人物を、ポスト配分を条件に降ろしたという内容。
 江頭町長は2文書の内容を否定している。
 大川町長から相談を受けた荒木昌史副町長は「(合併の)最新情報を説明する責任があると思った」と述べた。橋本重雄収入役も「(江頭町長たちが)自分たちの利益だけ考えていたことを知り、町民に知らせた方がいいと思った」と述べた。
 大川町長はこの日、今後はみやき、基山町と合併の研究会を発足させ、三養基郡内で合併を目指す方針を表明した。【遠藤雅彦】

9月11日朝刊
最終更新:9月11日18時0分

3426とはずがり:2007/09/22(土) 21:24:59
<中国・四国>島根県

合併時に大田に拘る大田市と石見銀山を主張する迩摩郡の二町で揉めた。意外に早く世界遺産登録されて政争再燃か?最終的には住民投票かねぇ。

「石見銀山市」改名で特別委設置へ 大田市議会
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070912-00000026-san-l32
9月12日7時50分配信 産経新聞

 島根県大田市議会の議会運営委員会は、石見銀山遺跡の世界遺産登録実現を受けて市名を「石見銀山市」にすることを議論する「市名問題検討特別委員会」の設置を申し合わせた。開会中の9月定例市議会最終日の20日に関係の条例案を議員提案、可決させ、議会閉会中も議論する。

 本年度中に結論を出したいとする竹腰創一市長が市議会に検討を要請していた。特別委は、3常任委員会から4人ずつの計12人で構成。民意を反映させるため、必要なら参考人聴取や公聴会も開催。来年3月までに結論を出すことにしている。

 平成17年10月、旧大田市と温泉津、仁摩の旧2町が対等合併して現在の大田市が誕生したが、合併協議では市名をめぐって紛糾。折衷案で「石見銀山遺跡の世界遺産登録時に『石見銀山市』の是非について検討する」としていた。

最終更新:9月12日7時50分

3427とはずがり:2007/09/22(土) 21:29:38
<九州・沖縄>鹿児島県

菱刈の住民投票で一旦破談に成るも再び住民運動で成立ですか。住民投票は何だったんであろうねぇ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1066974699/?KEYWORD=%B0%CB%BA%B4

市町村合併:大口市と菱刈町、来月5日に合併調印式 /鹿児島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070914-00000296-mailo-l46
9月14日17時0分配信 毎日新聞

 大口市と菱刈町が合併協議を進める「伊佐地区合併協議会」が12日、大口市で開かれた。合併協定書を全会一致で了承し、合併協定の調印式を10月5日、大口市の大口文化会館で行うことを決めた。
 これまでの協議会で、市役所は現在の大口市役所に置く▽議員定数は22とする――など53の協定項目について確認していた。この日は、これらの項目を盛り込んだ協定書を了承した。10月中旬に両市町議会の臨時議会で合併の議決をする方針。知事への申請を経て、来年11月1日に「伊佐市」が発足する見通し。

9月14日朝刊
最終更新:9月14日17時0分

3428とはずがり:2007/09/22(土) 21:47:54
<東北・北海道>青森県

・゚・(ノД`)・゚・。良かった,めっちゃ良かった。

2007年9月1日(土)
悲願の藤崎町民に/浪岡50世帯
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2007/20070901131800.asp

 青森市浪岡の一部地区が一日、境界変更により藤崎町に編入され、五十世帯百二十九人が町民の仲間入りを果たした。住民たちは小中学校の就学や水道などの生活圏を旧常盤村(現藤崎町)に置き、編入を五十年来の悲願としてきた。

 編入されたのは旧浪岡町の増館若柳地区、増館宮元地区、郷山前山井・吉野田吉野地区。藤崎町の面積は約〇・〇六平方キロ増えて約三七・二六平方キロとなった。

 若柳地区の若柳町内会は同日付で藤崎町四十七番目の町内会(名称は同じ)に生まれ変わった。若柳地区以外の住民もそれぞれ藤崎町内の近隣町内会のメンバーとなる。

 小田桐智高町長は「地区住民を心から歓迎するとともに停滞なく行政サービスを提供していく。今後も住民が一つになって、心豊かな優しい藤崎町をつくり上げていきたい」と祝福のコメントを贈った。町は同日は記念式典などを行わず、多くの町民が集う十一月の秋祭りで編入を報告し、住民を歓迎する計画だ。

3429とはずがり:2007/09/22(土) 22:21:16
<九州・沖縄>熊本市

また頭の痛い問題やなぁ。。宇土市も熊本市宇土区となれば全て解決なんじゃが・・w

市町村合併:「熊本か宇土か」で分裂 富合町の4地区、それぞれに請願 /熊本
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070911-00000312-mailo-l43
9月11日18時0分配信 毎日新聞

 熊本市との合併協議が進められている富合町で、南側の宇土市に隣接する3地区の住民有志が10日、町が一体となって熊本市と合併するよう求める請願を町議会に提出した。3地区では、別の住民有志が「生活圏は宇土市」と訴えて、境界変更で宇土市への編入を求める請願を出している。
 問題になっているのは平原、南田尻、田尻の3地区。
 この日の請願では「熊本市との合併協議は町にとって最善の選択。合併後の基本計画案では、上下水道やほ場などかつてない規模のインフラ整備が実施される」などとして「宇土市に行きたいという動きには賛同できない」と訴えている。
 一方、各地区の別の住民有志が、昨年末以降に実施した「合併は熊本市か宇土市か」という独自の“住民投票”で「宇土市希望が過半数を超えた」として今年4月、宇土市との合併を求める請願を町議会に提出。継続審議扱いになっている。
 また3地区の北側にある新地区でも今年8月、「熊本市」「宇土市」それぞれとの合併を求める請願が出されている。
 この日、熊本市との合併を求める3地区の住民有志から請願書を受け取った同町議会の米原靖雄議長は「慎重に審議していきたい」と答えるにとどまった。【笠井光俊】
9月11日朝刊

3430とはずがり:2007/09/22(土) 22:23:16
<首都圏>千葉県

長生村・一宮町・白子町は一体どう云う町(村)内情勢なんだ?

市町村合併:長生郡市合併協が休止 実質的に2度目の“破綻” /千葉
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070911-00000166-mailo-l12
9月11日15時0分配信 毎日新聞

 第9回長生郡市(7市町村)合併協議会は10日、同協議会の休止を決めた。長生村の離脱後、6市町による協議推進のための規約の変更案を一宮町、白子町議会が相次いで否決したことが原因。04年12月に前回の合併協議会が破たんして以来、「休止」とはいえ実質的には2度目の“破たん”となった。
 協議会会長の石井常雄茂原市長は、解散でなく休止とした理由について「将来に備えて法定協議会組織を残すことで一致した」と話した。同協議会の期限は2010年3月まで。当面、長生村を除く6市町での協議についても「白紙」とした。
 来年4月から6月にかけて茂原市長選、一宮町長選、長生村長選が予定されているため、合併問題を話し合う首長会議は選挙後となりそうだ。
 石井会長は「休止は残念。長生郡市7市町村は一体との観点から将来の合併への道筋をつけるのが私の責任と感じている」と説明した。6市町の首長は「合併は避けて通れない」との認識で一致しているが、今後の見通しは不透明。同事務局によると、合併協議会の休止は7月現在、全国で11あるという。【吉村建二】

9月11日朝刊

3431とはずがり:2007/09/22(土) 22:25:13
<首都圏>埼玉県

大久喜市を取り敢えず目指して欲しいって所ですかねぇ・・。

市町村合併:白岡町長、久喜市などと意見交換 推進「議会と一体で」 /埼玉
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070911-00000035-mailo-l11
9月11日12時1分配信 毎日新聞

 白岡町の濱田福司町長は10日に開かれた9月定例町議会一般質問で、新たな「合併の枠組みづくり」に向けて久喜市など近隣の市町と意見交換を始めたことを明らかにした。合併枠組み問題では久喜市の田中暄二市長が6日の9月定例市議会一般質問で、白岡、鷲宮、菖蒲の3町と合併特例新法期限(2010年3月)内の合併を目指して取り組むと述べていた。
 濱田町長は武井金次郎氏の質問に答えた。濱田町長は「久喜市、蓮田市、鷲宮町、菖蒲町、宮代町と意見交換した。それぞれ事情があり、合併の推進、枠組みづくりに難しい面がある。議会と一体となって推進する」と、枠組みを絞っていないものの合併協議を進めていることを表明した。
 白岡町は03年7月から、蓮田市、菖蒲町と合併協議を進めたが、蓮田市、菖蒲町が05年1月に実施した「合併の是非を問う住民投票」で反対票が多数を占めたため、合併協議が白紙に戻った経緯がある。【栗原一郎】
9月11日朝刊
最終更新:9月11日12時1分

3432とはずがり:2007/09/22(土) 22:29:44
<九州・沖縄>長崎県

割りと野心的?…(1)北松浦郡4町(佐々町・江迎町・鹿町町・小値賀町)と佐世保市
直ちにには困難くさい…(2)東彼杵郡3町
合併するなら長崎との合併が現実的か?…(3)時津町・長与町
東彼杵郡とも接するが・・…(4)大村市

市町村合併:新県市町合併構想、審議会の答申踏襲 /長崎
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070911-00000264-mailo-l42
9月11日16時1分配信 毎日新聞

 県は10日、新合併特例法に伴う新たな「県市町合併推進構想」案を発表した。(1)北松浦郡4町と佐世保市(2)東彼杵郡3町――の2地域を合併の対象とするなど、先月31日の審議会の答申を全面的に踏襲した。合併促進のため「県合併支援プラン」を策定することも盛り込んだ。県議会や県民の意見を聞いたうえで、来月にも正式決定する。
 支援プランは、新たな構想に基づき合併した市町に対し、県職員の派遣などの人的支援や交付金による財政支援策など県の独自策をまとめる。未合併の大村市、長与町、時津町も行財政基盤の安定のため合併が「望ましい」としたが、現段階では一定規模の財政と人口規模を有しているとして具体的な組み合わせを示さなかった。
 新合併特例法は09年度までの時限立法。構想に基づいて期間内に合併した自治体に対し、合併推進債の起債が可能になるなど特例措置がある。
〔佐世保版〕
9月11日朝刊
最終更新:9月11日16時1分

3433とはずがり:2007/09/22(土) 22:31:34
<北関東>茨城県

水戸市、周辺自治体に合併勉強会呼びかけ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070829-00000044-san-l08
8月29日7時51分配信 産経新聞

 水戸市の加藤浩一市長は28日の定例記者会見で、近隣自治体に対して広域合併について話し合う懇話会の設置を呼びかけたことを明らかにした。加藤市長は政令指定都市をにらんだ「50万都市構想」を提言しており、今回は実現へ向けた第一歩となる。

 加藤市長は6月の定例会見で「お互いに競い合うのではなく連携すべき。県都の責任として連帯意識を高めたい」と述べ、勉強会の設置に意欲を見せていた。市では県と協議しながら7月に趣意書を作成し、今月市長自らが各首長に手渡して説明したという。加藤市長は「近隣市町村の首長と、北関東における政令指定都市の実現へ向けた夢を語りながら進めてきたい」と意欲を述べた。

 趣意書の内容については「国の三位一体改革による地方自治をめぐる厳しい状況の中で、従来の行政区域だけで住民の要望などに対応できるのか。さらなる合理性や協働体制を構築するため長期的な懇話会をもってはどうかと呼びかけた」と説明。ただ、呼びかけた自治体名についての明言は避けた。

 各自治体の反応については、「各首長には諸事情からいろいろな思いがある。賛同がもらえるように近隣市町村の熱意を高めていきたい」と述べるにとどまった。

 一方、合併が破談となった茨城町との法定合併協議会については、地方自治法に基づいて9月28日に廃止する議案を9月4日開会の第3回定例市議会に提案する。このため市では、一般会計補正予算案で法定協廃止に伴う負担金(168万9000円)を減額する方針。

最終更新:8月29日7時51分

3434とはずがり:2007/09/22(土) 22:38:40
<北関東>群馬県

邑楽郡の中心都市は館林だが太田市に求心力の様ですな。

太田と大泉、合併へ一歩 双方の特別委が初勉強会
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070825-00000038-san-l10
8月25日7時51分配信 産経新聞

 太田市議会の合併調査特別委員会と大泉町議会の合併問題調査特別委員会が24日、太田市役所で初の合同勉強会を開き、旧3町と合併した太田市の合併効果を検証、意見交換した。出席議員には「任意合併協議会設立までスムーズにいくのではないか」との声もあり、議会の主導で両市町合併の機運を高めようという狙いがある。

 会合は両委員会28人のうち27人が出席。まず、市企画課が平成17年3月の旧1市3町合併について、行政サービスの均一化、人件費や経費の削減による行政効率化など合併効果があったことを説明。委員からは「合併しなくても自治体の努力でできるものもあるのではないか」とか、「旧3町住民には行政を遠く感じるようになったという声がある」などの意見が出た。

 ただ、太田市特別委の荒井昭男委員長は終了後「両市町は工業出荷額も大きく、合併で地域が元気になる」と今後の議論に期待を示した。

 これまで、清水聖義太田市長が「相互交流の強い町。合併に向かうのが適切」と早期合併に意欲を示す一方、長谷川洋大泉町長は「多くの町民が(館林よりも)太田との結び付きが強いと考えている」としながらも態度を明確にしていない。両議会は今年に入って、相次いで特別委を立ち上げた。この日の会合は議会主導で合併に向けた機運を高めようという狙いがあるとみられている。

最終更新:8月25日7時51分

3435とはずがり:2007/09/22(土) 22:40:36
<九州・沖縄>鹿児島県

此処も一度破談した枠組み。伊佐地区みたいに覆水盆に返るか?

姶良西部任意合併協が発足 10年3月目指し協議へ
(08/02 07:09)
http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=5842

 姶良、加治木、蒲生3町は1日、「姶良西部任意合併協議会」を発足させた。2010年3月までの合併を目指し、来年3月末までに計8回の会合を開いて新市の名称や庁舎位置、合併の方式など重要課題を集中的に話し合う。
 加治木町の西姶良クリーンセンターで開いた設立総会で、会長に城光寺俊和姶良町長、副会長に笹山義弘加治木町長と厚地和幸蒲生町長を選任し、規約を決めた。委員は各町の町長と副町長(蒲生町は不在のため町長が指名した職員)、議長、議長指名の議員の計12人。事務局は同センターに設置する。
 引き続き第1回協議会を開き、事業計画や予算などを決めた。今後は月1回の割合で会合を続け、早ければ1年後をめどに法定協議会へ移行する。第1回会合後に記者会見した城光寺会長は「3町の特性を生かした将来像と福祉の向上を目指し、県央の拠点都市誕生に全力を尽くす」と抱負を語った。
 3町は03年4月に発足した合併協で新市の名称や合併期日など45項目の協議を終了しながら、姶良町が05年3月に実施した合併の是非を問う住民投票が、成立条件だった投票率60%に達せず不成立になり、合併を見送った経緯がある。3町長は「姶良地区住民の合併への総意が形成されてきた。住民に情報提供しながら任意協で十分に議論を尽くしたい」と話した。

3436とはずがたり:2007/09/23(日) 12:40:10
<近畿>京都府

やれやれ・・。

「城陽市長に最大責任」
2市2町合併破たん 宇治市長が非難
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007092100049&amp;genre=A2&amp;area=K20

 宇治市議会の全員協議会が20日開かれ、宇治、城陽、宇治田原、井手の2市2町合併の破たんを受け、久保田勇市長が経緯を報告した。久保田市長は「将来像を論議する機会を失い、議会や市民に申し訳ない」と陳謝する一方、合併任意協議会の解散に至った原因として大きく3点を挙げた上で「最大の責任は城陽市長にある」と橋本昭男城陽市長を非難した。

 久保田市長は任意協解散の原因を、橋本市長と他の1市2町の首長間で合併に関する基本的な考え方が合致せず、「城陽市長に対する信頼が崩壊した」と繰り返し強調した。

 特に▽住民意向調査(アンケート)の実施に関する基本認識▽自衛隊移転問題▽任意協の組織運営に関する基本認識−の3点について、任意協発足時や今年1月に4人の首長の間で合意・確認した事項を橋本市長が何度も「ほご」にし、「利己的主張を繰り返した」と激しい口調で語った。

 さらに、解散決定後も「責任転嫁と自己弁護に終始している城陽市長の対応を見る限り、協議に終止符を打った判断は間違っていなかったと確信している」と述べた。

 続く質疑では、各市町で1度持ち帰って再協議もあり得たのでは、との問いに対して、「最終的に異議の声は城陽の委員も含め全くなかった。全会一致での決定」と反論した。

 1市2町長による合併幕引きの「シナリオ」説を橋本市長が主張しているとの指摘については「台本などない。そんな言葉が出ること自体、ご本人が何かシナリオを持っていたのでは」と切り返し、任意協開催直前に住民団体などから独自のアンケート実施の要望が橋本市長に出されたことをあてこすった。

 また、自衛隊移転先について市民への説明責任を果たしたかとの問いには「移転先を決めるのはあくまで新市。城陽市の山砂利跡地は一候補地にすぎない」と従来の主張を繰り返した。
 新たな合併論議の可能性は「現時点では自ら呼びかけるつもりはない」と語った。

3437とはずがたり:2007/09/25(火) 23:14:31
<九州・沖縄>熊本県
>>3399>>3416

2007年9月21日 19時
植木町議会「熊本市との協議会」不採択
http://www.kab.co.jp/db/asp/KabNewsDetail.asp?hizuke=2007/9/21&amp;group=4&amp;id=3

 植木町議会は、住民から出されていた熊本市と合併に関する任意の協議会設置を求める請願を不採択としました。一方、合併問題調査特別委員会を設置し、相手先に関わらず、検討することにしました。
熊本市との協議会設置を求める請願は、18日の委員会で採択されていました。その採決が注目されたきょうの最終本会議では、冒頭、協議会の設置に慎重な議員から、合併のメリットデメリットを調査する特別委員会を設置する発議が出されました。これに対し、協議会の設置に賛成する議員が「行政が示す情報だけでは合併の検討ができない。相手方との協議を通して、メリットやデメリットが判断できる」と反論。一方、発議を出した議員は「議会で調査して相手先を絞った上で、任意協議会を設置すべき」と応酬し、採決の結果、14対5で委員会の設置を決めました。また、熊本市との任意協議会を求める請願については、無記名で投票が行われ、9対10で不採択となりました。
また、植木町議会の行方を見守るとしていた熊本市の幸山市長は「結果的に不採択となり、残念に感じている。しかし、特別委員会を設置されたと聞いているので、その中では隣接する熊本市との合併も含まれていると思うので半歩前進。これから植木町長と今後について協議してみたい」と述べました。

3438とはずがたり:2007/09/26(水) 01:10:03
<東北・北海道>山形県

野村元県議が出馬を正式表明 米沢市長選、マニフェスト発表
2007年9月4日(火) 19:31
http://yamagata-np.jp/newhp/kiji_2/200709/04/news20070904_0071.php
 任期満了に伴う米沢市長選(11月18日告示、同25日投開票)で、元県議の野村研三氏(61)=李山=は4日、米沢市金池5丁目の後援会事務所で記者会見し、市長選出馬を正式に表明、マニフェスト(公約)を発表した。
 野村氏は、会見で「地方自治体に沈滞感、閉塞(へいそく)感が漂っている。これを打ち破る政策を実行し、元気な米沢をつくりたい」と意欲を示した。
 市政運営に対する基本姿勢として「コスト意識を持った行政」を挙げ、「自治体を経営するという視点で改革に当たり、質の高い行政サービスを提供したい」と述べた。
 「元気米沢宣言」と題したマニフェストは、4年間で30億円の行財政改革効果▽県内一の市民所得▽地元業者優先の入札制度▽第3子からの医療費の全額無料化−などを掲げた。
 市町村合併へのスタンスは「人口減少社会の中では避けて通れない」としながら、「米沢だけが突出する形では過去3回の失敗と同じになる。近隣市町の意向を尊重することが大事」との認識を示した。
(山形新聞)

3439とはずがたり:2007/09/26(水) 10:58:18
<東北・北海道>岩手県

合併推進10人中9人 藤沢新町議
ttp://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20070925_12

 23日投開票の藤沢町議選で当選した新町議10人は24日、岩手日報社のアンケート調査に答えた。同町が目指す一関市との合併について、条件付きも含め推進派が無所属の全現職9人、反対は共産党の新人1人。非公開が多い町議会の本会議以外の会合について、「積極的に公開すべきだ」とする議員は半数にとどまった。新町議は同日、町役場で行われた当選証書付与式に臨み決意を新たにした。10月1日から動きだす町議会で、新議員の活動に町民の関心も高まりそうだ。

 明確に「自立」を訴えトップ当選した共産党新人の村上仁志氏は、合併について「反対。経費節減はもちろん、国営農地開発事業の借金などは長期的に支払いを考え、町民負担を極力抑える。町民病院を守る」と理由を挙げた。

 一方、現職9人は「合併すべきだ」と回答。「人口減、少子高齢化を見据え、避けて通れない」「両磐エリアの垣根は行政の枠組みだけだ」「道州制を見据え、新しいまちづくりを目指すとき」などを理由に挙げた。

 ただ、「民意をよく受け入れ、理解を求めてから」「農業基盤整備事業の課題を解消した上で」「町民病院を核にした保健医療福祉を守るなら」など、条件付きも多かった。

 議員協議会など町議会の本会議以外の会合については「住民に隠し立てせず、公開すべきだ」などと積極的公開を求めたのは現職4人と新人1人。現職4人は「公開すべきだが、場合によっては非公開も」「基本的には公開すべきだ。あとは状況判断」など原則公開だが、一定の制限を求めた。現職1人が「従来通り非公開」と答えた。

 定数18から8減で行われた町議選は、無所属の現職10人、共産党新人1人の計11人が立候補。投票率は83・42%(前回比7・32ポイント減)と、初めて90%台を割り、盛り上がりに欠けた。

 背景には大幅定数削減のほか、最重要課題である一関市との合併が先行き不透明な上、財政危機で単独町制維持もままならない現状があるとみられる。

 明確に合併を争点にした選挙戦ではなかったものの、財政難で「緊縮化」を進める町に対する不満も多く、現職への批判票を集めた共産党新人がトップ当選を果たした。

 【調査の方法】24日、当選者10人全員から書面で回答を得た。質問は2点で、回答は選択方式。1問目は「町議会は従来、議員協議会などの会合を非公開としてきたが、どうすべきか」について①積極的に公開すべき②従来通り非公開にすべき③分からない④その他。2問目は「一関市との合併問題にどう取り組むか」について①合併すべき(合併推進派)②合併せず、単独町制を継続すべき(合併反対派)③分からない④その他
(2007/09/25)

3440とはずがたり:2007/09/26(水) 11:58:48
<首都圏・関東>

とは総研では首都圏を東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県に加えて茨城県は土浦,山梨県は大月位までをイメージして使っています。
拡大するにしても栃木県は小山・足利,静岡県は沼津ぐらいで群馬県は館林ぐらいがギリ入るかなぁぐらいの印象。

2007/09/26
「関東と首都圏」
http://himahima.jp/

 どうも、暇つぶしです。
 「関東」と「首都圏」。
 どちらも東京都を含む周辺地域を指す呼び名ですが、
 実はこれ、厳密に言うとエリアが多少違っているようなんです。

 まず、関東。
 一般的には、東京都、千葉県、神奈川県、栃木県、
 群馬県、埼玉県の6都県を指す時はこちら。

 そして、首都圏はというと、関東の6都県に山梨県を加えたもの。
 こっちは「首都圏整備法施行令」でしっかりと明記されているそう。

 響きだけだと、首都圏の方がエリアが小さそうですが
 そうじゃないんですね。

 山梨のほうとうが大好きな暇つぶしでした(´3`)〜♪

3441とはずがたり:2007/09/26(水) 13:24:44
<近畿>滋賀県

長浜・湖北合併,実現して欲しいねぇ〜。

山内健次氏が無投票で再選
虎姫町長選 
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007092500164&amp;genre=A2&amp;area=S00

 任期満了に伴う滋賀県虎姫町長選は25日告示され、現職の山内健次氏(57)=無所属=以外に立候補の届け出がなく、山内氏が無投票で再選を決めた。

 山内氏の無投票当選は2回連続。同氏は、町議4期目途中の2003年10月、前町長の県議選立候補に伴って行われた町長選に初当選した。

 JR虎姫駅舎整備や虎姫小の全面改築など1期目の実績をもとに、今年6月に立候補を表明。同町を含む湖北地域の6町と長浜市との合併推進や教育施策の充実、農業振興などを主張し再選を目指していた。
 同町長選の無投票は02年から3回連続となった。

3442とはずがたり:2007/10/02(火) 02:08:00
<九州・沖縄>鹿児島県

屋久島町あす誕生 新法下県内初
上屋久、屋久町が合併
(09/30 08:17)
http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=6859

 新設合併による「屋久島町」(上屋久、屋久)が10月1日誕生する。新合併特例法が適用されるのは県内で初めて。旧特例法を含め「平成の大合併」による県内合併は19件目で、市町村数は48(17市27町4村)になる。

 「屋久島町」の人口は1万3761人(2005年国勢調査)。面積は540.97平方キロ。両町境にある小瀬田のクリーンセンターを本庁とし、宮之浦、尾之間、安房の3カ所に支所を置く総合支所方式と分庁方式の折衷方式。口永良部、栗生出張所は現行通りで永田出張所を新設する。住居表示は町名が変わるだけで字などの変更はない。
 合併後50日以内に行われる町長選の日程は、合併日に開かれる暫定選挙管理委員会で決まる。両町の22議員には09年9月30日まで2年間の在任特例を適用する。
 03年4月に屋久島地区合併協議会を設置、05年2月の住民投票で両町とも「合併賛成」の結果が出たが、上屋久町議会が廃置分合議案を3度否決、旧合併特例法での合併申請はできなかった。その後、議員解職請求(リコール)や出直し選挙などを経て06年1月から協議を再開、07年3月の合併を目指したが、06年11月の上屋久町の合併期日を問う住民投票を受け07年10月1日に期日を変更していた。

3443とはずがたり:2007/10/03(水) 18:41:57
<九州・沖縄>福岡県

イイ!・゚・(ノД`)・゚・。

八女市郡合併 法定協、11月設立へ 5市町村住民アンケート すべて賛成過半数
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/fukuoka/20071003/20071003_013.shtml

 八女市と八女郡2町2村(黒木町、立花町、星野村、矢部村)の合併の是非を問い、5市町村が実施した統一アンケートの結果が2日公表され、全市町村で賛成(やむを得ない含む)が半数を超えた。5市町村長は同日、同市で会見し、11月上旬に法定合併協議会を設立する方針を表明。地方交付税の優遇措置が受けられる「合併新法」期限の2010年3月末までの実現を目指す。

 同アンケートは5市町村が9月中旬から計約6万人の全有権者を対象に、各世帯に回答用紙となるはがきを配布する方法で行われた。回答率は八女市が34.3%と低かったが、4町村は69‐91%だった。

 5市町村一体の合併の是非について、「賛成」と「合併はやむを得ない」の合計は、八女市70.5%、黒木町68.2%、立花町73.8%、矢部村83.3%、星野村65.5%だった。会見に先立ち、5市町村長はアンケート結果について協議。「民意を大切にしたい」と、法定協設立を合意したという。

=2007/10/03付 西日本新聞朝刊=
2007年10月03日11時39分

3444とはずがたり:2007/10/04(木) 19:08:42
<九州・沖縄>熊本県

宇城広域連合に加入提案 熊本富合合併協
ttp://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20071002200015&cid=main

 熊本市と下益城郡富合町の合併協議会(法定協)は二日、同市千葉城町のKKRホテル熊本で第八回会合を開き、富合町を含む宇城二市三町でつくる宇城広域連合に、合併後の熊本市が当分の間、加入する案が法定協幹事会から提案された。次回審議する。

 宇城広域連合は、ごみ処理、し尿処理、消防、火葬場などの事務を共同で運営。合併後の対応について富合町は当初、同広域連合に「脱退したうえで、合併新市がごみ処理などについて五年間、事務委託する」案を提示した。

 これに対して、同広域連合側が「脱退されると残った市町の負担が増える」と反発。このため富合町は「合併新市が引き続き加入」へと方針転換していた。

 この日の法定協では、合併後の両市町のまちづくり方針である新市基本計画など五項目を承認した。また、「現行の宇土都市計画区域のまま」とする富合町の都市計画区域の扱いについては、過去二回、継続審議となっていたが、今回も「住民に説明が必要な点が残っている」などとして次回に持ち越した。(渡辺直樹)

3445とはずがたり:2007/10/06(土) 04:02:33
<近畿>大阪府

富田林と違って大きな度量を持っている筈

大阪唯一の村「千早赤阪村」隣接市に「合併申請」
http://www.sponichi.co.jp/osaka/soci/200710/05/soci211000.html

 大阪府で唯一の村、千早赤阪村は4日、隣接する河内長野市に編入合併に向けた合併協議会を設置するよう申し入れた。今後は大阪府から示される支援策をもとに、市議会が合併の是非を審議。同意の決議を経て、合併協議会を設立することになる。
[ 2007年10月5日付 紙面記事 ]

3446とはずがたり:2007/10/06(土) 22:41:51
<九州・沖縄>鹿児島県

南九州市長選 山内氏(頴娃町長)出馬せず  ( 9/29 付 )
http://373news.com/_senkyo/index.php?ym=200709

 頴娃町の山内廣行町長(70)は28日の町議会最終本会議で、12月1日に川辺、知覧との3町合併で誕生する「南九州市」の市長選挙に出馬しない意向を表明した。
 山内町長は体調面の不安を挙げ「議会や町内外の人々に新市のリーダーを目指すよう激励を受けたが、健康に自信が持てないようでは責任を全うできず、いずれ迷惑をかける」と説明。「新市の繁栄・発展のために、これから一市民として精いっぱい協力したい」と語った。
 南九州市長選は、これまでに知覧町の霜出勘平町長(66)が立候補を表明。川辺町の東展弘町長(66)は勇退の意向を示している。
 山内町長は頴娃町企画課長や総務課長などを経て2002年10月、町長に初当選し現在2期目。
(南日本新聞)

3447とはずがたり:2007/10/07(日) 11:55:22
<近畿>大阪府
>>3445
千早赤阪,良い地名なんだけどねぇ〜。財政難と焚き付けないと村民は合併にうんと言わないし,あんまり焚き付け過ぎると編入先が拒絶する。難しい匙加減だ。

千早赤坂村 編入合併協議を要請
http://mytown.asahi.com/osaka/news.php?k_id=28000000710050001
2007年10月05日

 河内長野市への編入合併を検討している府内唯一の村、千早赤阪村の松本昌親村長が4日、橋上義孝市長に合併協議会の設置を正式に申し入れた。河内長野市は協議会設置の前提条件として、合併に伴う交付金や道路整備など府の支援を求めており、市側は支援内容を確認してから府に回答するとの考えを示し、受け入れの是非を明らかにしなかった。申し入れには三輪和夫・府副知事も同席した。

 会談後、松本村長は「非常に厳しい財政状況の中でお願いをした。受けていただけると確信している」と話した。

 三輪副知事は「交付金の支出や支援計画の策定などを検討していきたい。合併協議会が設置されれば、具体的な話が出ると思う」と述べ、具体的な支援内容については言及しなかった。

 市幹部は「現段階では市議会にも報告できない。具体的な支援の内容を府に確認したうえで、全員協議会に伝えたい」と述べた。

3448とはずがたり:2007/10/07(日) 12:04:32
2007/10/05-19:14 「意見集約できず」が最多=合併不成立の要因−総務省調査
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2007100500914

 総務省は5日、「平成の大合併」の中でも市町村合併をしなかった1252自治体にその理由を尋ねた調査(複数回答可)の結果を公表した。最も多かったのは、「合併について議会や住民の意見を集約できなかった」で、422団体が理由に挙げていた。
 このほかの理由として「単独で運営していこうと考えた」(386団体)、「合併相手が消極的だった」(330団体)、「新市名などの協議事項の合意ができなかった」(230団体)と続く。また「離島や山間地に位置するため合併が困難」との回答も58団体あった。

3449とはずがたり:2007/10/08(月) 14:20:57
良いこんだらw>郡部の投票率低下と市部の投票率アップ

参院選選挙区 出雲市、旧郡部の投票率低下  2007年09月27日
http://mytown.asahi.com/shimane/news.php?k_id=33000000709270002

∞投票所統合119→74カ所が原因?/市「影響はっきりせず」∞

 7月29日に投開票された参院選島根選挙区で、投票所の数を統合により減らした出雲市で、市全体の投票率が上がったにもかかわらず、合併前の旧郡部の投票率が下がった。一部の市議から「統合の影響が投票率のダウンにつながったのではないか」との指摘があったが、関連性を調べていた市は「削減の影響ははっきりしない」との結論を出し、投票所数を見直さない方針を示した。(森 直由)
 同市は今回の参院選で、コスト削減を図ろうと、119カ所あった投票所を74カ所に減らした。
 同市全体の投票率は71・33%で、前回より2・27ポイント上がった。しかし、旧市町別では、旧出雲市(同3・70ポイント増)と旧平田市(同2・46ポイント増)の旧市部で上昇したが、旧佐田町(同1・76ポイント減)▽旧多伎町(同4・20ポイント減)▽旧湖陵町(同0・67ポイント減)▽旧大社町(同1・37ポイント減)の旧4町では軒並み低下。8月3日の市議会全員協議会で「投票所の削減が影響しているのではないか」と市議から指摘があり、同市は投票所の削減と投票率低下との関連について調査を始めた。
 結果によると、複数の投票所を統合した28カ所のうち、16カ所で投票率が前回より下降。12カ所で上がった。下がった16カ所のうち、12カ所は旧4町。旧多伎町では4カ所の投票所とも下がった。一方で統合していないにもかかわらず、投票率が低下した投票所も6カ所(このうち旧町部は3カ所)あり、市は「著しい地域格差は見られない」とした。

∞数、見直さない方針/「統合後、上昇場所も」∞

 今月4日の市議会全員協議会では、市議の一人が「統合された地域の投票率が下がっているのがよく分かる。もう一度、投票所の配置を見直すべきではないか」と質問。市幹部は「統合した投票所でも投票率が上がった場所もある。行財政改革の観点から、このままでいきたい」と答え、投票所数を見直さない方針を明確にした。
   ◇   ◇
 市中心部から離れた旧町村部の投票率が低下する傾向は、投票所を大幅に削減した他県の市でもみられた。
 9市町村が合併して、投票所を140カ所から92カ所へ減らした鳥取市。前回に比べて投票率が上昇したのは旧鳥取市(62・13%、前回比4・13ポイント増)だけで、ほかの旧8町村ではすべて下がった。特に投票所が8カ所から3カ所へ再編された旧福部村(68・67%)では、前回(76・78%)から8ポイント以上も落ち込んだ。同市選管は「投票所の減少が、投票率の低下に影響したかもしれない」とみている。
 12市町村が合併して、投票所を106カ所から71カ所へ再編した愛媛県今治市でも、旧今治市など旧4市町村で前回に比べて1・00〜3・62ポイント上がったものの、ほかの旧8町村では0・47〜5・23ポイント下落した。同市選管は「前回は市出身の自民党候補が立候補して関心が高かったが、今回は市出身者が出なかった影響で、下がったのではないか」として、投票所再編と関連づけることには否定的だ。
(朝日新聞島根)

3450とはずがたり:2007/10/08(月) 14:58:15
<首都圏>東京都

惜しいなぁ。。

あきる野市市長選結果(10/7投票)
当 15,070 臼井 孝夫(66) 無=自公 新 前都議
_ 13,173 野村 正夫(66) 無=民_ 新 前市議
_ 4,140 水谷 正紀(42) 無=共_ 新 税理士
_ 608 並木 新平(?) ?
(確定得票)

あきる野市の課題 市長選を前に
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyotama/kikaku/107/

 旧五日市町と旧秋川市が合併して12年。この間、市政を担ってきた田中雅夫市長は引退する。財政状態の悪化、地域間格差などに苦しむ市を発展させるためには何が必要なのか。30日告示、10月7日投開票に迫った市長選を前に、その課題を探った。


(上)財政(2007/09/27)
債務膨らみ税収伸びず
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyotama/kikaku/107/1.htm

 2005年12月。あきる野市議会の議場は市民で埋め尽くされていた。この日行われたのは温泉施設「秋川渓谷 瀬音の湯」工事の契約議決。議員が起立。賛成多数で可決されると、傍聴席の建設反対派市民から、ため息が漏れた。

 秋川渓谷沿いの曲がりくねった林道を抜けると、ガラス張りの壁面の真新しい建物。この「瀬音の湯」は、足湯や露天風呂も備え、今年4月にオープンした。集客見込みは年間約19万人。8月末日時点で、既に約10万7000人を集め、好調な滑り出しだ。しかし、温泉問題を考える会の竹之内正雄世話人代表(62)は言う。「近隣市の温泉施設も初年度は良かったが、それ以後、客が減少した。この勢いが続くとは思えない。市の出資比率は51%で、赤字が出たら市が負担することになるのに」

 瀬音の湯の総事業費は約24億3000万円。そのうち、約18億5000万円が、合併により有利な起債が可能となった旧地域総合整備事業債(旧地総債)でまかなわれた。

 市は旧五日市町地区の活性化を掲げたが、「また箱物をつくるのか」と反対運動が激化。約5500人の反対署名が集まった。
  ◇
 1995年の合併で誕生した市は、旧地総債で新庁舎や図書館などの整備を進めてきた。その負債は約120億円に上る。市財政課によると、2006年度末までの市の債務総額は、利払い、一部事務組合の負担金や土地開発公社の債務負担なども含め、約830億円に上る。市民1人あたり約100万円の借金だ。05年度の市の実質公債費比率は12・5%で、多摩地区26市中18位と低迷。ある与党系の市議は「箱物を急いでつくってきたが、つくり過ぎた感は否めない。もっと税収が増える施策ができていれば」と振り返る。
  ◇
 市は、合併前の将来構想で10年までに人口が約11万7000人に増加すると予測した。圏央道の開通、市内外に広がる約3900ヘクタールを工業団地や住宅地として開発する都の秋留台地域総合整備計画、旧秋川市が菅生地区に約28・3ヘクタールを用地取得して進めた企業誘致。産業と人口の集積が進むと考えたからだ。

 しかし、整備計画は、バブル経済崩壊による企業の進出意欲の落ち込みや都の財政難で暗礁に乗り上げ、菅生地区の企業誘致も尻すぼみとなった。先行取得した用地の大部分がそのまま残され、用地取得などに要した費用は、土地開発公社への債務負担として財政を圧迫している。

 区画整理計画も、JR五日市線武蔵引田駅周辺や、市役所東部地区などでは地権者の反対などで中断。債務が膨らむ中、税収増を見込んだ計画は次々に頓挫している。
  ◇
 「夕張のようになるのではないか」。「瀬音の湯」オープン前、市企画課には市民からの不安の電話が殺到し、「夕張とは事情が違う。そこまでひどくない」と、職員は説明に追われた。

 旧地総債は、起債分のうち約6割が地方交付税によって措置される仕組みだ。しかし、国と地方の税財政を見直す三位一体の改革で、地方交付税そのものが縮小傾向。市財政課は「税源移譲があっても、とんとんにはならない。新たな財源も見あたらない」とする。一般会計の起債の償還は来年にピークを迎えるとされ、既に国保税額は2年連続で上昇するなど、市民への負担が増してきている。

 税収は伸びず、借金は重くのしかかる。支出を切りつめながら、いかに財政再建を進めるか、新市長には明確なビジョンが求められる。

3451とはずがたり:2007/10/08(月) 14:58:43
<首都圏>東京都
>>3450-3451

(下)商業振興(2007/09/28)
大型店に強い危機感
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyotama/kikaku/107/2.htm

 「大変なことになった。黒船襲来だ。つぶれる店も出るぞ」
 大型ショッピングセンター(SC)「イオンモール日の出」が、隣接する日の出町に出店することを知ったあきる野商工会の鶴田和男会長はがく然とした。

 圏央道日の出インターチェンジから数百メートル。あきる野市境に11月にオープンするSCには150以上の店舗、シネマコンプレックスなども入り、車で30分以内とされる商圏はあきる野市内に広がる。その総売り場面積は市内の小売店の約64%にも上る。

 合併後、市の商業を引っ張ってきたJR五日市線秋川駅北口地区は、巨大なライバル出現に戸惑う。市内最大の大型店で、秋川駅北口にある「あきる野とうきゅう」は「大型店には難しい、欲しいものを見つけやすい売り場づくりで差別化を図らないと」。1995年のオープン後、八王子市や青梅市などからも客を集めてきたが、SCには核店舗としてサティが出店することも決まっており、「土日や祝日を中心に、家族連れの客が移ってしまう」と危機感を隠さない。

 あきる野とうきゅうの横に立地する複合施設「あきる野ルピア」の専門店街も危機感は強い。「あきる野ルピアテナント会」の石川精一会長(50)は「どこまで客が減るかわからない。大型店にできないことをしないと生き残れない」。
  ◇
 複雑なのは、旧五日市町時代に町内最大の商店街だったJR五日市線の武蔵五日市駅周辺の商店街。合併後、商業の中心地を秋川駅北口に譲った。新市庁舎も秋川駅近くに移り、旧町役場が出張所となったことで人の流れが途絶えたのが原因だ。古くから農産物や薪炭などを売買する市場としてにぎわった“市場の街”の面影は薄れ、シャッターに「貸店舗」の張り紙が張られた店舗が目立つ。

 「秋川に客を取られた上、イオンまでできたらふんだりけったりだ」と、40年以上肉屋を経営する男性(89)。明治のはじめから続く雑貨屋を経営する女性(59)は「温泉施設『瀬音の湯』で少しはお客さんが戻ったが、これで帳消し。店が続けられなくなるかもしれない」とため息をつく。同商店街の高山文三副会長(71)は「保健所や郵便局もなくなり、不便になった。店は減る一方。合併は五日市にとって良かったのかどうか」と話す。
  ◇
 秋川駅周辺では、94年に61店だった店舗数が2002年には128店に増加した。武蔵五日市駅周辺は138店から105店に減少し、販売額も半減している。市企画課は「公共施設の整備などは、秋川、五日市地区のバランスをみながら進めてきた。政策的に差をつけたことはない」としている。しかし客足が遠のいた五日市地区の商店には「市が何らかの対応をしてくれないのか」との思いが強い。一方、秋川駅周辺地区の商店からは「五日市には歴史がある。努力すれば改善は可能なはずだ」との声もあり、言い分は対立する。
  ◇
 市は、05年度に約540万円だった商店街のセールやまつりなどへの補助金を07年度は約1200万円に増額した。ただ「駐車場の少ない五日市に駐車場を増やすなど、各商店街ごとに対策は必要だが、そこまでできていない」(商工観光課)のが現状だ。

 合併後に生じた旧秋川地区と旧五日市地区の格差。そして“黒船襲来”。新市長の対応が、市内の商業の行方を左右する。
(中田征志)

3452とはずがたり:2007/10/08(月) 15:50:19
<九州・沖縄>熊本県

合併めぐり住民投票申し入れ 富合町の住民
http://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20071001200024&amp;cid=main

 熊本市との合併協議が進む下益城郡富合町で、「町住民意思の確認を求める会」(村崎文代代表)が一日、「熊本市との合併は民意の裏付けがない」として、合併の賛否を問う住民投票やアンケートを実施するよう町執行部や議会に申し入れた。

 同会は陳情書で「執行部は民意の裏付けがないまま熊本市との合併を推し進めている」と指摘。「このまま合併すれば住民に禍根を残す」とした上で、同市との合併の賛否を問う住民投票かアンケートを早急に実施するよう要請、実施するか否かを十二日までに回答するよう求めている。

 村崎代表ら六人が町役場を訪れ、会議で応対できなかった村崎秀町長に代わり、田中栄信副町長に陳情書と町内全域から集めた百九人分の署名を手渡した。町議会には、早急にアンケートなどを実施するよう執行部への働きかけを求めた請願を提出した。

 村崎代表は「町民が合併相手として熊本市を明確に選んだことは一度もない。肝心の民意が抜けた状態で合併協議が進む以上、問題はくすぶり続ける」と話した。また、十二日までに回答がない場合は、「次の手段を取る」としている。

 村崎町長は「民意は先般の町議会議員選挙で得たと思っている。熊本との合併を望む議員が多かったのが、住民の意思表示に当たる」と述べ、住民投票は必要ないとの見解を示している。(福井一基)

3453とはずがたり:2007/10/08(月) 18:31:22

<中国・四国>岡山市

土建屋の発言力が強そうだ。
3分割と云うが西大寺区は出来ないのかな?

10/06-15:27--岡山市・区割り 市民説明会始まる 初日は3区案が優勢
http://www.okanichi.co.jp/20071006152735.html

 09年4月の政令市移行に向け「岡山市行政区画等審議会」(会長・千葉喬三岡山大学長)が中間まとめで示した3区案についての意見を聞く市民説明会(岡山市主催)が、5日から始まった。初日は穏やかなスタートとなり、3区案を支持する意見が比較的多かった。  初日は午後7時から同市谷万成の北ふれあいセンターで開催され、市民ら107人が出席。高谷茂男市長は「市民サービスがより向上するのは間違いない。全市民が政令市になろうという気持ちになっていただきたい」とあいさつした。  この後、事務局から政令市の概要や区割り案、今後の予定などについて説明があり、質疑が行われた。  区割りについては「もう少し自信のある内容で提起してもらいたい」「区役所を増やすのは財政にとってマイナス。区が増えるとその分職員が増える。人件費が増えれば増えるほど、政令市になる目的が達成されない」などと、3区案を支持する意見が多かった。  また支所機能については「総合支所をきちっと整備し、産業建設部門(産建)を残しておかないとやっていけない」「(産建は)地元に密着して実情が分からないとできない業務。相談、取り次ぎだけでなく、実権を持った人の配置を」と、産建の縮小に反対する意見が相次いだ。  終了後、村手聡副市長は「熱心にご議論いただき本当にありがたい。いただいた意見をしっかり踏まえ、検討を進めてまいりたい」と話していた。  同説明会は13日まで市内10カ所で開催。また同市は、15日までパブリック・コメントも実施している。

3454とはずがたり:2007/10/08(月) 19:37:23
<近畿>滋賀県

結論は住民の議論で
市町合併意見交換会
根強い「東近江は一つ」案
=県のリーダシップ求めるが=
http://www.bcap.co.jp/s-hochi/07-08/n070807.html#4
◆東近江・近江八幡市◆

 昨年十二月に県が策定した「自主的な市町の合併の推進に関する構想」に示された近江八幡、安土、竜王の一市二町での合併の組み合わせについて、直接住民から意見を聞く「市町合併を考える意見交換会」(県、東近江地域振興局主催)が五日、各市町職員、安土・竜王両町の町議、地元選出県議、一般住民ら約百二十人が参加して、近江八幡市の県立男女共同参画センターで開かれた。

 意見交換への話題提供として、県自治振興課の中山義彦参事が、国の地方分権に向けた市町村合併推進への政策の流れと県の取り組み、合併特例法(旧法)下での合併状況と各市のまちづくり、合併前と合併後の職員や組織の比較、平成二十二年三月末を期限とする合併新法に基づく自主的な合併推進に向けた県の構想策定の経緯など、解説。合併についての一般的知識を再確認した。

 意見交換会は、参加者の意見に、県市町合併推進審議会会長の真山達志同志社大教授、中村きよ子県東近江地域振興局長、中井幹晴総務省自治行政局合併推進課理事官、中山義彦県総務部自治推進課参事が答える形式で行われた。

 参加者からは「二十年・三十年先をみすえるなら一市二町よりも東近江地域が一つになるように」「東近江地域振興局が熱意をもってもっとリーダーシップを」「安土町を二分して、近江八幡市あるいは東近江市との分離合併は可能か」「東近江一つは面積が広くなるだけでメリットがない。一市二町で」など安土町の参加者からの意見が多く、近江八幡市の参加者からは「(過去の合併破綻の経験から)住民が正しく判断するための、財政などのシミュレーションなど適切な情報の提供を」、竜王町の参加者は「『なぜ市にならなければならないのか』の問いに端的に答えられない。道州制に移行した場合、この小さな合併でいいのか。将来にわたったまちづくりがこれでいいのか議論している。東近江一本がベターではないか。枠組みに日野町が抜けている。合併のためのまちづくりではなく、まちづくりのための合併にしたい」といった意見が出た。

 これに対し県側は、結局「(自主的な合併推進のため)県に権限はない。みなさんで話し合いを」に終始。また、「(話し合いの結果)県の示す枠組みと違う方向でも問題ない」とも答えた。

 旧法期限内で二度の合併を逃した安土町から積極的な発言が多かったが、近江八幡市、竜王町からは少なかった。参加者からは「(意見交換の時間設定が短いこともあり)もっと他の市町の意見も聞きたかった」などの感想が聞かれた。

3455とはずがたり:2007/10/08(月) 23:00:00
<九州・沖縄>鹿児島県
>>3427

大口市と菱刈町が合併協定書に調印
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/kagoshima/20071006/20071006_002.shtml

 大口市と菱刈町が5日、合併協定書に調印。来年11月1日に「伊佐市」となることが正式に決まった。

 大口市文化会館で5日、行われた式典には、隈元新・大口市長と神園勝喜・菱刈町長が出席。伊藤祐一郎知事が立ち会った。

 新市の人口は約3万1500人。面積は約390平方キロ。

=2007/10/06付 西日本新聞朝刊=
2007年10月06日00時30分

3456とはずがたり:2007/10/16(火) 21:44:17
<九州・沖縄>熊本県

ややこしくなってきた。。
この辺は熊本市宇土区でええやんってのが俺の持論だけど,宇土も自主独立の誇りがあろうからねぇ。。又,宇土・益城地区は宇城市として纏まったので宇土もこちらとの絡みも考えられる。

新と云う地名は見当たらないけどこの辺なかなか宇土の市街地と隣接してて確かに請願もわからんでもない。特に田尻・南田尻は宇土駅の直ぐ側(裏手)である。
http://www.mapion.co.jp/c/f?el=130/39/39.240&amp;scl=70000&amp;uc=1&amp;grp=all&amp;nl=32/41/02.310

2007年10月15日 21:18
合併絡み相反する2請願採択 富合町議会
ttp://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20071015200014&cid=main

 熊本市との合併協議が進む下益城郡富合町の議会は十五日、臨時会を開き、同市との合併後、一部地区の宇土市編入を求める請願と、熊本市との一体的な合併を求める請願を審議。両方の請願を採択した。

 二つの請願は相反する内容で、どちらか片方を採択すれば住民の強い反発を招きかねないことから、「編入を求める請願の意向を残したく採択したが、議会は合併を成就させる責務があり、厳しい選択。編入に関しては合併後、再度検討、議論し住民の合意形成を得ることを望む」という付帯決議も可決した。

 編入を求める請願は、田尻、南田尻、平原、新の四地区の住民が提出、熊本市との一体的な合併を求める請願は同じ地区の別の住民が提出し、ともに継続審査となっていた。

 編入を求める請願を提出していた平原区の高濱嫡男さん(72)は「矛盾する請願をともに採択したことはおかしい。双方の住民に顔をたてる判断だろう」。一体的な合併を求め請願を提出した同区の男性(59)も「議会としての判断が分からない。どちらかに決めるまで議論するべきだ」と議会の対応を批判している。(福井一基)

3457とはずがたり:2007/10/18(木) 10:06:14
<首都圏>埼玉県

2007年10月17日(水)
幸手市長選 “合併合戦”鳴り潜める
因縁対決、枠組み示さず
http://www.saitama-np.co.jp/news10/17/12p.html

 市長選の結果を受けて、2003年12月に発足した久喜市・幸手市・鷲宮町合併協議会。合併期日や新市名などが決まったが、合併が破たんし解散した

 任期満了に伴う幸手市長選挙は二十一日に告示され二十八日に投開票される。現在のところ、二期目を目指す現職の町田英夫氏(65)、三期務めた元職の増田実氏(62)、元市議の渡辺勝夫氏(63)の三人が立候補を予定している。市政の重要課題である「合併」「財政再建」について報告する。

選択を前に 幸手市長選

 前回の市長選は久喜市・鷲宮町との合併優先か、茨城県五霞町との合併優先か―の合併枠組みを争点とする“合併一色”の激しい選挙だった。

 五霞町との合併優先を掲げた現職だった増田氏と、久喜市・鷲宮町との合併優先を主張する市民団体が擁立した現市長の町田氏との一騎打ちの結果、町田氏が初当選した。

 その後、幸手市は久喜市、鷲宮町との合併を目指したが、二〇〇四年九月の住民投票の結果、久喜市で反対票が上回り白紙に戻った。

 今回も町田氏、増田氏がともに出馬表明したことから、因縁の対決の再現といえるが、合併をめぐる状況は前回とは大きく異なる。両氏とも、合併新法の期限内(二〇一〇年三月)の合併を目指すとしながらも、合併の枠組みについては明らかにしていないため、前回のような明確な対立軸とはなっていない。

 町田氏は「二十万都市が理想だが、県内のできるところから一市一町でも確実な合併を」と主張。対して増田氏は「市民の声を反映できる幸手主導の合併をしたい。(合併の相手は)県外でも構わない」と訴える。しかし「相手に迷惑がかかるので自治体名は挙げられない」(町田氏)、「市民の声を聞いてから決めたい」(増田氏)と合併の枠組みを明示することには慎重な姿勢をみせている。

 さらに、渡辺氏は「財政を立て直すのが先」として、合併自体は否定しないものの、新法期限内の合併は無理としている。

 前回は市長選に至るまでに、市議選での両派のせめぎ合い、市民団体による増田氏へのリコール運動、増田氏の解職賛否投票前の辞職と異例の展開の中で市長選に突入し、過熱していった。

 これに比べ、今回は久喜市、鷲宮町との合併が破たんした後は具体的な動きがなく、合併をめぐって前回のような熱気は感じられない。

 とはいうものの、町田氏は「自分なりに動いてはいる。合併協議会の立ち上げは来年四月を目標にしている」と現職の優位さを強調。増田氏も「私こそ即戦力。いろいろ体験し今後に生かせる。政治生命を懸けてやった」と市長時代の合併問題にかかわった経験を強調し、両氏とも合併への手腕には自信をみせている。

3458とはずがたり:2007/10/18(木) 10:46:02
<東海>静岡県

芝川町に関係深いのでしょうかね?流石に当選は難しいとは思うけど富士宮と合併するなら良いのかもw

元富士宮市議が出馬表明 芝川町長選
2007/10/16
ttp://www.shizushin.com/local_politics/20071016000000000079.htm

 元富士宮市議で会社社長内田克己氏(64)=芝川町猫沢=が16日、富士宮市役所で会見し、任期満了に伴う芝川町長選(12月18日告示、23日投開票)への出馬を表明した。
 内田氏は町長の退職金の廃止、給料の削減などの行財政改革案を示し、「合併は行革とセット。背水の陣で富士宮市との合併に取り組む」と語った。
 内田氏は富士宮市出身で、工学院大卒。昭和54年から同市議を1期務めた。
 同町長選にはほかに、臼井進町長(57)と野村寛町議(65)が出馬を表明している。

3459とはずがたり:2007/10/23(火) 22:41:54
<中国・四国>岡山県

まぁ北区とか作って4区制にしてもいいんじゃないの?
フラストレーションはかなり溜まってる感じだ。
>「合併の時の話ができないのにまたこういう話をして裏切られる」
>「約束したことが守ってもらえないなら、もう政令市にならなくてもいい」
>という声もあった。

10/23-12:31--岡山市・区割り 区の分割求め決議 御津合併特例区協 市長に申し入れへ
http://www.okanichi.co.jp/20071023123143.html

 御津合併特例区協議会(小坂眞史会長)は22日、岡山市行政区画等審議会(会長・千葉喬三岡山大学長)の3区案に反対し、北部地域の分割を求める決議を全会一致で決めた。金川病院建て替え問題への不満が形を変えて発展した格好だが、現実的には、さらに北の建部地区と足並みをそろえ〝北部同盟〟ができない限り、対応は難しそう。
 決議では、御津地域を含むA区(仮称)は広大な市域を持ち、御津、建部地域は「区役所から遠距離にあり中心部とは地域事情が異なる中山間地域」と強調。
 「都市内分権型の行政の推進や住民サービスの低下を来すことがないように配慮する」という合併時の約束が3区案に反映されていないとして反対、北部地域の分割を求めている。近く、高谷茂男市長に申し入れを行う。
 同協議会には委員14人が出席し、採決の前には、全員が反対の意見を表明した。
 「金のことばかり言わず、市民が細かいサービスを受けられる区にしてほしい」「中心部と山間部の一体感の醸成というが、環境、考え方、行政サービスの違いからして恐らく無理」などと、基本的な考え方への異論が続出。津高に区役所設置を求める意見も出た。
 「合併の時の話ができないのにまたこういう話をして裏切られる」「約束したことが守ってもらえないなら、もう政令市にならなくてもいい」という声もあった。
 区割り問題では18日、東福祉事務所管内の全13連合町内会が旭川以東の分区を求め、高谷市長に陳情したばかり。
 また、同協議会では区割りの議論に先立ち「総合保健福祉施設建設事業(金川病院併設)」問題への文書回答が報告された。回答文には、高橋義昭新市建設計画推進局長名で「新たな病院運営形態も含め、より広い角度から検討していきたい」などと書いてあった。
 しかし、委員からは「たった3行の文章で回答した。いつごろまで検討するのか」「『広い角度』とは診療所は入っているのか」などと批判が続出。納得が得られないまま配布されていた文書は回収された。
 同問題では9月12日、金川病院を計画通りの09年度までに建て替えるよう求める要望書を高谷茂男市長に提出。今月2日には、同19日までの文書回答を要請する文書を再び出していた。

3460とはずがたり:2007/10/23(火) 23:51:27
<東北・北海道>岩手県

矢巾町長「自立を目指す」[11:39]
http://news.ibc.co.jp/item_6564.html

盛岡市との合併構想で注目されている矢巾町の川村光朗町長は、昨夜、行われた県の合併推進審議会による聞き取り調査で当面合併の意志のないことを明らかにしました。
県は、合併新法に基いて合併の是非について審議会に諮問し委員が、全市町村から聞き取り調査を行っています。昨夜は、矢巾町に審議会の斎藤俊明委員長が訪れ川村光朗町長から聞き取りを行いました。その結果、川村町長は、「盛岡市と玉山村との合併でも著しい成果が見られない」との認識を示し「矢巾町としては、自主財源を確保し自立を目指したい」と合併の意志のないことを明らかにしました。聞き取り調査を終えた紫波町・雫石町それに滝沢村も盛岡市との合併には否定的で、盛岡市の掲げる50万都市構想は当面、実現が難しい情勢です。

2007-10-23 No.6564

3461とはずがたり:2007/10/24(水) 19:30:28
<九州・沖縄>熊本市

2007年10月23日 23:11
今月にも合併協定調印 熊本市と富合町
http://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20071023200018&amp;cid=main

 熊本市と下益城郡富合町の合併協議会(法定協)は二十三日開いた第十回会合で、合併期日を議員専門部会の案通り「来年十月六日」とするなど六項目を承認した。これで二月の第一回協議会以降、協議してきた四十二項目すべてを承認し、合併協議を終えた。これを受け幸山政史市長と村崎秀町長は今月末にも合併協定書に調印。合併を決める廃置分合案を来月上旬にも開く両市町議会に提案する考え。

 合併新市の人口は約六十七万七千人。熊本市は合併による政令指定都市移行を目指しているが、二〇一〇(平成二十二)年三月に期限を迎える合併新法に基づく人口要件は「七十万人以上」となっており、市は富合町に続く合併協議先を模索している。

 第十回法定協は同市千葉城町のKKRホテル熊本であった。継続審議が続いていた都市計画区域問題では、富合町議会が前回要望していた市街化調整区域における宅地開発の緩和制度創設について、市側が「住民の意見を聞きながら検討する」と回答したことで承認された。

 合併に伴い富合町議が失職した後の熊本市議会の定数(現在四八)に関しては「市議会の残り任期とさらにもう一任期の間、定数一増し富合地域から選出する」とした専門部会の案を認めた。定数増分の最初の選挙は合併後五十日以内にある。

 幸山市長、村崎町長は廃置分合案が両議会で可決されれば、県に合併を申請し、十二月県議会での採決を求める方針。県議会の可決を受け知事が合併を決定、総務大臣が告示すれば正式に合併が決まる。

 二〇〇五年の国勢調査人口は熊本市が六十六万九千六百三人、富合町が七千九百六十二人。(渡辺直樹)

3462とはずがたり:2007/10/29(月) 21:17:32
<東北・北海道>岩手県

住民説明会、年明けに 川井村長「分村避けたい
ttp://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20071028_9

 宮古市との合併推進姿勢を示す川井村の内舘勝則村長は27日、合併に関する住民説明会を年明けにも始める方針を明らかにした。盛岡市との分村合併を求める門馬地区の住民組織「門馬の明日を考える会」(去石雄喜代表)例会で示し、併せて「分村だけは避けたい」と理解を求めた。
 例会は門馬地区生活改善センターで開かれ、内舘村長は合併対応を含む村政運営について講演。「合併の判断材料の資料を示し、できれば小集落単位で住民説明会を開いて意見を聞きたい。遅くとも新年早々に開催できるようにしたい」と述べた。
 同会の運動については「生活圏を考えると盛岡市との合併を望むのは理解できる」としながらも「川井村は昭和の大合併で3村合併し、人口は減ったが一体感が出ている。村は一つを基本に考えたい」と分村に否定的見解をあらためて示した。
 宮古市との合併を目指す理由は、ともに広域行政組合の構成自治体であることに加え「宮古市の水の源流は区界。森・川・海の中で新しい地域づくりを考える必要がある」と強調。参加者から「村全体で盛岡市と合併してはどうか」との質問が出たが、同村長は「宮古市と合併した方が、川井村の位置付けが明確になる」と主張した。
 去石代表は閉会後「川井村は一つとの考えは分かるが、合併後の住民の利便性を重視し、われわれの熱意にも最大限配慮してほしい」と訴えた。

3463とはずがたり:2007/10/30(火) 21:29:07
<東海>静岡県
さて次は川根本町の処遇だが順当に島田かまさかの静岡か?はたまた自立の維持(意地)を貫くか?

島田、川根合併へ 廃置分合を知事に申請
2007/10/17
http://www.shizushin.com/local_politics/20071017000000000053.htm

 平成20年4月1日の合併を目指す島田市の桜井勝郎市長と川根町の又平琢己町長は17日、県庁に石川嘉延知事を訪ね、川根町を廃止して島田市に編入する「廃置分合」を申請した。
 桜井市長と又平町長は「大井川流域は自然環境に空港、新東名などが加わる重要な地域。1つになれば想像以上の力が発揮できる」と述べた。石川知事は「島田に多様性が出る。道路事情が改善されれば、さらに一体化が促進される」と期待感を示した。
 新市の名称は島田市。現市役所を本庁とし、金谷支所に加えて川根町の区域にも支所を設ける。合併後の人口は10万2108人となる。
 県は申請を受け、県議会12月定例会に廃置分合議案を提出する方針。県議会の議決を経て知事が決定処分を行い、総務相に届ける。

3464とはずがたり:2007/11/01(木) 16:39:02
<東北・北海道>宮城県気仙地区

■気仙沼・本吉合併協がスタート2007.11.01
新市づくり”再開”
事業計画など10項目承認/
http://www.sanriku-kahoku.com/news/2007_11/k/071001i-gappei.html

 気仙沼市・本吉町合併協議会(会長・鈴木昇気仙沼市長、委員二十二人)の第一回会合が十月三十一日、気仙沼市民会館で開かれた。合併による新しいまちづくりに向け、二市町が協力して諸事項の協議に当たることを確認した。協議会は、旧唐桑町を含めた前回の三市町合併協が二〇〇五年三月に休止して以来、約二年七カ月ぶりの”再開”。各委員はあらたまった表情で委嘱状を受け取った。

 協議会には鈴木市長、副会長に就いた森琢男本吉町長ら委員のほかに、来賓として村井嘉浩知事が出席した。

 鈴木市長は「気仙沼市と本吉町は県内で唯一、新合併特例法の期限内に合併を進める組み合わせになっている。県にも一層の支援をお願いしたい」とあいさつ。村井知事も「議論の中では難しい局面もあるかと思うが、互いの信頼関係の中で進み、合併が成就するよう祈る。県もできる限りの支援をしたい」と述べた。

 この日は小委員会要綱や予算、事業計画など十の項目を協議し、すべて承認した。協議事項は今後、三十二の分科会(各市町の担当職員で構成)で原案をつくり、上部の十三専門部会(各市町担当部署の長で構成)、さらに上部の幹事会(六人)を通して協議会に提案される。

 協議会は全会一致を原則とするが、意見が分かれたときは出席委員の三分の二を超える同意で承認する。おおむね月一回の開催で、次回は十一月末か十二月初めを予定している。

3465とはずがたり:2007/11/01(木) 16:43:10
<東北・北海道>岩手県気仙地区

「単独」と「自立」に変わらず 合併問題で両首長強調
陸前高田と住田
http://www.tohkaishimpo.com/scripts/index_main.cgi?mode=kiji_zoom&amp;cd=nws3025

 知事から合併協議会設置勧告のあり方などについて諮問されている県市町村合併推進審議会(委員十二人)の齋藤俊明会長らが三十一日、陸前高田市と住田町を訪れた。気仙の合併に向けて意見を求められた中里長門市長は「平成二十二年三月の合併新法期限内にスタートラインに立てる状況にはない」と『当面、単独市』を維持していく考えを示し、多田欣一町長は「仮に合併したとしても少子高齢化など本町の地域課題を解消できるわけではない」と『当面、自立』の方向性に変わりのないことを強調。両首長とも広域連携の必要性については認めた。
 平成十七年四月に施行された合併新法は、各都道府県知事に合併協議会設置を市町村長に勧告する権限を与えた。これを踏まえ、達増拓也知事は今年八月末▽旧特例法下で合併した市町村の合併効果の検証▽合併協議会設置の勧告のあり方――を同審議会に諮問した。
 具体的に、同審議会は合併市町村のメリットやデメリットを検証し、内容を県民に周知しながら県内で合併協議会の設置勧告が必要な地域があるかどうかを検討する。そこで、今後の審議の参考にするため、九月から県内三十五市町村首長を対象に意見聴取を実施中。
 陸前高田市役所には県立大総合政策学部教授の齋藤会長と特定非営利活動法人いわてNPOフォーラム21理事の両川いずみ委員の二人をはじめ、県担当者らが訪問。中里市長と戸羽太副市長、伊藤光高企画部長が対応した。
 齋藤会長は「十二月までに県内全市町村をまわって首長から意見を聞き、知事に答申したい」とあいさつし、気仙の広域合併に関する現状について聞いた。
 中里市長は「気仙では平成十三年に大船渡市と当時の三陸町が合併したものの、近隣でありながらいまだ合併効果が分からないのが実情。今後、審議会が合併自治体の効果を検証するということで、その内容を注目していきたい」と語った。
 また、市長は「今後も広域連携を強化、維持していくことでは三市町とも一致している」としながら、「現在、気仙で合併機運が盛り上がっているとは言えず、本市は財政が厳しいものの『当面、単独市』を目指して各種施策を展開しているところ」と説明した。

3466とはずがたり:2007/11/01(木) 16:43:58
>>3465-3466
 齋藤会長は厳しい財政見通しにあることを指摘しながら「事業の重点化を進め、取捨選択していくことが求められるが、その基準はどうするのか」と質問。市長は「現在は総合運動公園の整備など大型事業を凍結し、身の丈にあった、財政力に見合った事業展開を図っている」と述べた。
 さらに、「将来的な気仙の合併に向け、どのようなビジョンが描かれれば合併できると思うか」との問いに、市長は「いまだ三市町では合併を前提にした議論を行っていないので何とも言えないが、それぞれ三つの自治体の特徴が一体となったものが描かれることが大切であり、合併後に中心となる地域の基準で考えてはいけないと思う」と語った。
 そのうえで、市長は「気仙が将来的にひとつとなる時期は来ると思う」としながら、「国の財政支援が受けられる合併新法の期限内にこだわって論議していくことはない」との認識を示した。
 知事から合併勧告が出された場合の対応についての質問に、市長は「市議会で可決されるかどうか分からない。たとえ合併しても財政の厳しさは変わらない」とし、「勧告されれば手順に沿って進めていくが、その前に気仙にとってプラスになるかマイナスになるか、慎重に考えてほしい」と注文した。
 会場で傍聴した米崎町の須藤幹介さん(69)は「きょうは審議会が合併のメリットとデメリットを提示しながら市長から意見を聞くものと期待していたが、そのようなことがなく残念だった」と話していた。

 一方、住田町では町農林会館を会場に開かれ、多田町長と小泉きく子副町長、佐藤英司まちづくり推進課長らが対応。
 齋藤会長は人口の社会減による町財政の厳しい見通しを踏まえ、「必要な行政サービスは維持できるか」と尋ねた。多田町長は「町民にとって身近で頻度の高いものは町がやる。広域で対応すべきことは広域で、県がやるべきことは県で、という考え。アウトソーシングも踏まえ、少ない職員でサービスを充実できるよう取り組む」とした。
 気仙地区での合併という枠組みについて、町長は「人口十万人に満たない小さな単位で合併してもいいのかという疑問はあるが、枠組みとしては基本的に間違っていないと思う」と述べたうえ、「合併によって少子高齢化など課題が薄まることはあっても、解消できるとは思わない」と、改めて自立路線を強調。
 当面自立の当面はいつまでかとの質問も出され、町長は「五年前に路線を打ち出した時、基本となるものとして国の制度の現状維持、住民の意思など四つの条件を設けた。どれか一つでも崩れた時が当面の終わりで、時間的なものではない」との認識を示した。
 合併勧告への対応については、「する、しないにかかわらずルール通りやらざるを得ない。ただ、これまでの県内の合併効果を検証していないうえ、住民の意思という大義を踏まえずに勧告という手段をとるのは納得できない」とした。

2007年11月01日付 1面

3467とはずがたり:2007/11/01(木) 16:49:17
<九州・沖縄>長崎県

佐世保は兎も角東彼は何度も破談してるからなぁ。。

11月1日のながさきニュース長崎新聞
「佐世保市と北松4町」「東彼3町」の合併案 県が推進構想
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20071101/03.shtml

 県は、佐世保市と北松四町、東彼三町の二地域のそれぞれの合併を提案する「県市町合併推進構想」を策定し、三十一日公表した。県民から意見を募るパブリックコメントには十四件が寄せられ、県は先に示した同構想案にその意見の一部を反映した。

 構想で示した組み合わせは、佐世保市と北松四町(小値賀、江迎、鹿町、佐々)、東彼三町(東彼杵、川棚、波佐見)。これに対し、大村市と西彼長与、時津両町については「合併でさらなる行政基盤の強化が必要」としながらも、人口規模や財政状況を踏まえて現時点で具体的な組み合わせは示さなかった。

 十月十四日まで一カ月間のパブリックコメントでは、合併の組み合わせに関する意見や合併推進に向けた県の支援を求める内容が多かった。東彼地域の住民からは「三町でなく、佐世保市や大村市などもっと大規模での合併を検討すべき」などの意見があった。

 県はこれらの意見を踏まえ、長与、時津両町で具体的な組み合わせを示さなかった根拠を具体的に明記。構想案では「総合的に勘案して」としていたが、両町の人口規模や財政状況など詳しい説明を加えた。

 パブリックコメントに対しては、それぞれ県の考え方を示して十一月一日から県のホームページで公開する。

3468とはずがたり:2007/11/01(木) 17:48:44
<九州・沖縄>熊本県

次の候補は植木町・城南町あたりか。

市町村合併:熊本市と富合町が調印 両議会、廃置分合議案審議へ /熊本
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071101-00000249-mailo-l43
11月1日16時2分配信 毎日新聞

 ◇幸山市長「気を引き締め取り組む」
 熊本市と富合町の合併協定調印式が31日、熊本市のホテルであった。潮谷義子知事の立ち会いで、幸山政史市長と村崎秀町長が協定書に調印した。1日に富合町、6日には熊本市で臨時議会があり、合併を決める廃置分合議案を審議する。両議会で可決されれば、県議会での審議を経て知事が合併を総務相に届け出る。【伊藤奈々恵】
 熊本市と富合町は今年1月に合併協議会を設置。10月23日までに10回の会合を開き、合併期日を来年10月6日にすることや、福祉や消防、上下水道事業の扱いなど42項目を協議した。
 幸山市長は「積み上げてきたものを無にすることがないよう、10月6日の合併に向けて気を引き締めて取り組みたい」と述べた。村崎町長は「この合併が他の町村との合併の参考になるように努力したい。熊本市が政令市、さらには(道州制で九州の)州都を目指す第一歩となるよう祈念する」と述べた。また、潮谷知事は「県にとってもエネルギーに満ちたメッセージをもらった」と歓迎した。
 熊本市の人口は、05年の国勢調査で66万9603人、富合町は7962人で、合併で67万7565人になる。熊本市は政令市昇格を目指しているが、富合町との合併だけでは、特例法で緩和された人口要件の「70万人」に届かない。
 このため熊本市は周辺自治体とのさらなる合併に向けて動いている。植木町(約3万1000人)とは職員レベルで、制度や事業についての情報交換する勉強会を11月上旬に予定している。また、城南町(約2万人)は合併の賛否や、どの自治体との合併が望ましいかを問う住民アンケートを11月中旬に予定している。

11月1日朝刊

3469とはずがたり:2007/11/02(金) 11:54:01
<九州・沖縄>熊本県

おおっ,やべぇ〜。ぎりぎりでしたなぁ。。
最後は相矛盾する請願が採択されたり意志決定機関としての機能が麻痺してたからなぁ。。

2007年11月1日 14:21
熊本市との合併可決 富合町議会、1票差
ttp://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20071101200013&cid=main

 下益城郡富合町議会は一日、臨時会を開き、熊本市との合併に伴う廃置分合など関連四議案を審議、賛成五、反対四の賛成多数で可決した。熊本市議会は六日の臨時会で同議案を審議するが、共産党を除き合併に賛成で、両市町の合併が確定的となった。

 両市町は十月三十一日、合併期日を「来年十月六日」とするなどとした合併協定に調印した。熊本市議会が廃置分合を可決後、両市町長は知事に合併を申請、十二月県議会での採決を求める。県議会が可決後、知事が合併を決定し、総務大臣の告示で正式に決まる。

 村崎秀町長は「町は長年、合併問題で迷走したが、決着し感慨無量だ」と述べた。

 臨時会では村崎町長が提案理由を説明。高濱光洋議員が「(熊本市との合併への賛否を問う)住民投票を求める署名簿が提出されている」として住民の意見陳述を求めたが、賛成者が足りず動議として成立しなかった。

 討論では、今回の合併に反対する三人が「熊本市を相手とする、町民の明確な意思確認がなされていない。住民投票ではっきりさせるべきだ」などと主張。賛成の三人は「きちんと手順を踏み協議を重ねてきた。賛成、反対両派を交えた合併検討委の答申も受け、町民の声が集約されている」と訴えた。起立採決で四議案を可決した。

 住民投票を求めた署名簿は、宇土市との合併を望む住民らが十月三十一日、規定となる有権者の五十分の一(百三十三人)を大幅に上回る二千二百二十五人分を集め、町選挙管理委員会に提出した。請求代表者の高濱嫡男さん(72)は「住民投票まで採決しないでほしかったが、可決され残念。引き続き宇土市への境界変更は求めていきたい」と話した。

 富合町は、宇土市との合併協議を進めていたが、合併調印後の〇三年十二月に廃置分合案を否決。住民投票でも反対が多数で合併協は解散した。合併をめぐる混乱は続き、町民の直接請求で議会が解散するなどした。一部地区住民は熊本市との合併後、境界変更による宇土市編入を求めている。(福井一基)

3470とはずがたり:2007/11/04(日) 00:48:41
<九州・沖縄>熊本県

2007年11月2日 20:51
次の合併構想「早急に提示」と潮谷知事
ttp://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20071102200012&cid=main

 潮谷義子知事は二日、熊本市の政令市移行や小規模自治体などの合併に向け、具体的な枠組みを示す県の新たな市町村合併推進構想(第三次構想)を早急に策定する考えを明らかにした。同日の定例会見で述べた。県市町村総室は「市町村の意見を尊重し、複数の地域で組み合わせを示したい」としている。

 県は各市町村の「自主合併」を基本としているが、(1)鹿本郡植木町議会が合併問題の調査特別委員会を設置した(2)下益城郡城南町で町長が合併特例法期限内の合併実現を明言し、住民アンケート予定している(3)人吉球磨地域で広域的連携・合併を検討する首長の勉強会がスタートした、など新たな合併論議に向けた動きを重視した。

 潮谷知事は「(旧合併特例法で合併しなかった自治体から二〇〇六年の時点で)新たな合併の組み合わせを示さないでほしいとの要望もあった。しかし、歳月もたち、政令市移行も合併によって始まる」と強調。その上で「(新合併特例法の期限まで)二年半を切り、時間的余裕はない。組み合わせを見極め、できるだけ早く第三次構想として示したい」と話した。

 これまでの県構想は、十月末に合併協定を調印した「熊本市と下益城郡富合町」の組み合わせしか示していなかった。(小多崇)

3471とはずがたり:2007/11/04(日) 14:10:35
<東海>静岡県

さて合併はどうなるか?
それにしても世襲か〜。まだ若いしその次の衆院3区の候補者にどうか??まぁ自民系だろうし人口の少ない森地盤では後援会が燃えても弱いだろうけど。
第二東名が出来れば企業誘致はそれなりに有利に進められるとは思うが。

太田町議が出馬表明 森町長選
2007/11/01
http://www.shizushin.com/local_politics/20071101000000000010.htm

 森町議の太田康雄氏(48)=同町森=が31日、同町役場で会見し、来年3月9日に任期満了を迎える森町長選への出馬を表明した。
 太田氏は協働のまちづくりの推進、積極的な企業誘致などの政策を示し、「町民、特に若者が夢を持つことができる森町を目指したい」と決意を語った。1度破たんしている合併については、「町民の意向を尊重したい」と態度を明確にしなかった。近日中に町議は辞職するという。
 同町の町長選は2005年1月に行われ、村松藤雄町長が三選を果たしたが、自らの辞職に伴う選挙だったため、任期は2期目の終わる来年3月までとなる。村松町長は現在まで、態度を明確にしていない。
 太田氏は森町出身。1982年に明治大を卒業し、磐田信用金庫に入庫。2004年12月に退職し、05年4月から森町議を務める。84年から4期16年務めた故太田三作元町長の三男。

3472匿名希望:2007/11/06(火) 08:21:38
佐世保市合併問題で県が江迎町?鹿町町との合併を薦めている様だがすぐ隣りに平戸市?松浦市があるのにこれ以上遠い町と無謀に合併するのは将来のリスクが高まるのでは?

3473とはずがたり:2007/11/06(火) 11:03:51
<九州・沖縄>長崎県
>>3467

>「合併していない町長さんが今、一番元気だ」
合併しなくてもやっていける見込みがある元気な街だったという側面も見逃せないがね。
佐世保は嫌がらずに入れてやればよいのに。

【西方見聞録】
合併第2幕 ずれる思惑
http://mytown.asahi.com/nagasaki/news.php?k_id=43000200709280001
2007年09月28日

 国や県が音頭を取った「平成の大合併」で、県内の自治体が79市町村から23市町に再編されて1年半。県は05年施行の合併新法をもとに新たな合併推進構想案をまとめ、佐世保市と北松浦郡4町の「佐世保・北松浦地域」、東彼杵郡3町の「東彼杵地域」を次なる合併の枠組みとして示した。だが、各首長の思惑は異なる。合併第2幕の行く末はどうなるのか。各首長へのアンケートなどを手がかりに、現状を追った。(吉野伸英)

 ※合併新法※ 5年間の時限立法で、05年4月に施行された。人口1万人未満の自治体の合併推進などを指針とし、有識者でつくる合併推進審議会の意見を参考に、都道府県が合併構想を策定する。合併に消極的な市町村長に合併協議会の設置や協議推進を勧告できるなど、「平成の大合併」の根拠となった合併特例法より知事の権限を強化した一方で、国が元利の7割を交付税で措置する合併特例債は廃止された。

 ◇佐々は単独路線に自信 中核市狙う佐世保慎重

 ■佐世保・北松浦地域■

 10月1日、佐々町の松浦鉄道佐々駅前に、新たな「交通の要衝」が姿を現す。西肥バスの「佐々バスセンター」http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2167/。県北部の各市町を結ぶほか、長崎空港に1日10往復、長崎市には往路2便、復路3便がターミナルを起点に発着する。
 「我々の長年の夢だった。周辺自治体から乗客が集まりにぎわいを生むはず」。バスセンターに面する商店街「佐々・栄町通り」の組合専務、西尾弘毅さん(65)は手放しで喜ぶ。
 「佐々は自然も豊かな町。町として子育て支援事業などに取り組めば、定住も促進できる」
 国は10年度を目標として、西九州自動車道を佐世保市から同町へ延ばす予定。西肥バスは「北松地区の乗客の利便性を高めることで、新たな需要も期待できる」と話す。
 旧産炭地の同町には、炭鉱最盛期に約2万人が暮らしていた。相次ぐ閉山の影響で、70年代に半減したが、佐世保市のベッドタウン化と町内への企業進出の恩恵を受け、現在は約1万3700人にまで盛り返した。
 県によると、同町は合併構想の枠組みである「佐世保・北松浦地域」の1市4町の中で唯一、将来の人口増が予想されている。佐世保へ延びる町道沿いには、レストランやスーパー、コンビニなどが次々と開店しており、町の商工関係者からは「西九州道の開通でさらに発展する。合併をしなくても独自の街づくりができる」という声が出ている。
 「合併しなくとも、当面は安定した街づくりを進める自信がある」
 関耕二町長も、単独路線に自信を見せる。
 町の一般財源に占める人件費や公債費など固定的経費の割合を示す経常収支比率は82・1%(06年度)。数値が高いほど財政が硬直化していることになるが、同町は県内23市町の中で最も低かった。町幹部は「国からの交付税が減っても、町税の収入増で穴埋めできる」とみる。
 一方、同じ「佐世保・北松浦地域」の江迎町と鹿町町は、「単独での存続は難しい」としており、佐世保市との合併を希望する。「平成の大合併」では離島の宇久町や周辺3町と合併した同市だが、「第2幕」の今回は慎重だ。
 同市の目標は、県から福祉や都市計画の権限が移譲され、独自の街づくりが可能となる「中核市」の指定を受けること。人口30万人以上が指定を受ける条件だが、県の構想通りに合併しても、28万6千人余りにしかならず、朝長則男市長は「中核市を目指す合併のあり方を考える」としている。
 さらに、小値賀町の山田憲道町長は「離島の合併に何もメリットはない」と、「平成の大合併」当時と変わらず強固な反対論を唱えており、各自治体の足並みはそろわないままだ。
 こうした現状に佐々町の関町長は「県は各自治体の自主性を重んじるべきだ。県のアドバイスは受けても、指図は受けない」。
 同町のある男性商店主(70)は「佐世保との合併で何か良くなるのか。佐々だけでしっかり街づくりをしていけば、それでいい」と言い切った。

3474とはずがたり:2007/11/06(火) 11:10:08

 ■東彼杵地域■

 3町、いずれも消極的 尾引く「川棚町離脱」

 東彼杵、川棚、波佐見の3町からなる「東彼杵地域」。県の構想通りに合併すれば、人口約4万人の新市が誕生するが、3人の町長はいずれも合併に消極的だ。
 「平成の大合併」当時に作られた3町の合併協議会は、川棚町の離脱によって破綻(はたん)したが、県は今回も同じ枠組みを示した。ゴミ処理やし尿処理、火葬場などを3町共同で運営していることなどが要因だという。
 東彼杵町の紙谷修町長は「合併は避けて通れない」としつつも、「長期的な視野で見極める必要がある」。町民の中には大村市との合併を主張する声も根強く、無視できないのが現状だ。
 波佐見町の一瀬政太町長も「合併新法での合併は厳しい」。その理由として「かつての協議の経緯」を挙げた。前回の合併協議で川棚町に振り回された経験が念頭にあるようだ。
 3町は02年、「東そのぎ市」の発足を目指して合併協を設立した。だが、新市の財政計画に疑問を持った川棚町の竹村一義町長が03年に合併協離脱を表明した後、同町は再加入と離脱を繰り返した。
 町民は合併賛成派と反対派に割れ、竹村町長は04年、「離脱の責任を取る」として任期途中で辞職し、出直し選挙で再選。昨秋の町長選でも無投票で3選し、今年6月の町議会で「任期中の合併は考えていない」と改めて表明した。
 竹村町長はアンケートで、「住民に対して合併したほうが良いというものを示せない」としたうえで、国や県の指導で進んだ「平成の大合併」に疑問を示した。
 「合併特例債に過大な期待を持ち、時間に追われるように合併論議が進められ、明確な将来像を描けない、結論ありきの合併が多かった。(合併は)急ぐべきではない」
 波佐見の一瀬町長は、合併推進構想をまとめたスタッフの聞き取り調査にこう言った。
 「合併するなら(東彼杵郡の)3町だろうが、各町間の信頼関係の修復が必要だ」

3475とはずがたり:2007/11/06(火) 11:10:49
>>3473-3475

 ◎県の合併推進構想案に対する県北部の各首長の見解◎
【佐世保・北松浦地域】
・佐世保市 朝長則男氏 中核市を目指す合併のあり方を考えていきたい。構想案では中核市に該当せず、十分な検討が必要だ
・小値賀町 山田憲道氏 選挙や住民投票で、町民は3度合併反対を示した。小値賀町はどの市町とも合併はしない
・江迎町 亀山春光氏 佐世保市との早期合併を希望しており、異論はない
・鹿町町 宮田安猶氏 町民の総意として佐世保市への編入合併を望んでいる。一日も早い合併実現のため、努力する
・佐々町 関耕二氏 佐世保市は中核市を目指しており、県の構想案のような合併は無理。安定した街づくりに当面自信を持っている
 【東彼杵地域】
・東彼杵町 紙谷修氏 3町に限らず、大村市との合併など、適正な形を模索しながら、道州制も含めて長期的な視野で見極める必要がある
・川棚町 竹村一義氏 合併への機運が高まれば具体的に考えても良いが、現在は住民に対し、合併したほうが良いというものは示せない
・波佐見町 一瀬政太氏 3町のつながりは強く、構想そのものに異論はないが、(旧法時代の)協議の経緯からして新法での合併は厳しい

 ◇支援措置拡充望む声 首長、推進の県に対し

 「合併しても良いことはないという不満があるのは承知している」
 20日の県議会一般質問。金子原二郎知事は各自治体に渦巻く声を認めつつも、改めて合併の必要性を説いた。
 「少子高齢化と人口減少が進み、財政状況が厳しくなってから合併するのでは、県全体に迷惑がかかる」。だからこそ、各自治体の財政に余裕のある今のうちに行政をスリム化する必要があると主張する。
 だが、国が元利の7割を交付税で手当てする合併特例債という「アメ」があった「平成の大合併」時の合併特例法に比べ、合併新法には目立ったうまみはない。新たな合併構想を目にした各首長の間には、県に「支援措置の拡充」を求める声が多い。「受け入れ側のメリットが明確にならず、住民の理解が得られないことが懸念される」(江迎町)という指摘もある。
 新法には、合併に消極的な市町村に対し、合併協議会の設置を勧告する権限を知事に与えている。合併に前向きな自治体からは、「積極的に関与してほしい」(鹿町町)とリーダーシップに期待する声があるが、県議会で勧告の可能性を問われた金子知事は、「市町の動向を十分見極めて、適切に対処したい」と述べるにとどめた。
 新法は10年3月までの時限立法。残された期間は2年半しかない。
 ある町幹部は「県が本気で合併を進めるならば、新法が施行されてすぐに構想案を出すはずだ。国への顔向けや、実績作りでしかないのではないか」と批判した。

 **「合併していない町長さんが今、一番元気だ」
 ある市長はこう漏らした。三位一体の改革で国からの交付金は減らされ、景気回復の波も地方には届かない。「平成の大合併」では合併直前に基金を使いまくった自治体もあり、「負の遺産も新市に持ち込まれた」。
 他の首長からも、「合併した自治体の首長から、良かったという意見が聞こえない」という声が多く出ている。
 合併とは何だったのか。明るい未来を描いて合併したはずではないのか。合併市町の住民も釈然としていないはずだ。県は「平成の大合併」の効果を検証したうえで、合併の必要性を説明する責任がある。

3476とはずがたり:2007/11/06(火) 11:11:36
>>3472
その辺の地域感覚は今一掴めてないんですけど,ここはなにやら北松浦・佐世保あわせてしっちゃかめっちゃかでしたね。。
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/sasebomatuura.txt
江迎も鹿島も佐世保との合併を目指す方向性で固まってるかと思ってましたけどそうでもないんでしょうか?
特に鹿町は正式に申し入れてるのに佐世保が嫌がってるようであります>>2365
また江迎の>>2730のアンケの結果はどうだったんでしょうかねぇ。
因みに佐々は>>2649で行革推進派が当選とのことだが町勢好調で自主独立の気運が高いよう>>3473ですな。
平戸は兎も角,松浦は都市としてのスケールはやや小さめな気がします。

土地勘がないのでよろしければまた教えて下さい。

3477とはずがたり:2007/11/07(水) 03:36:28
<東海・甲信越>岐阜県・長野県

越県合併の神坂小、待望の新校歌完成 中津川
2007年11月02日08:44 
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20071102/200711020844_3229.shtml

 中津川市神坂の神坂小学校に、新しい校歌ができた。同小には2005(平成17)年4月に、旧長野県山口村立神坂小が越県合併した先の同市神坂小へ統合して二つの校歌が存在。同小では新校歌制定を「越県合併の総仕上げ」と位置づけ、児童や保護者が一緒になって作った。

 同小の校歌問題は、分村合併する前の長野県神坂村立時代に校歌がなかったことが発端。1958(昭和33)年の分村合併後、それぞれで校歌が生まれたが、2年前の合併で再び神坂小が一つになり、保護者から新校歌制定の要望が出るようになった。

 このため、同小は昨年6月に地元の代表者やPTA、学校関係者らによる専門委員会を発足させ、新校歌制定の是非を問う意識調査を実施。7割近くが賛成したため制定へ動き出し、地域住民や児童から校歌に入れてほしい言葉を募集。今春、長野五輪の音楽プロデューサーを務めた長野県飯島中学校教頭の唐沢史比古さんに新校歌の作詞・作曲を依頼した。

 新校歌は、校舎から見える恵那山や校庭のハナノキ、校区となった同市神坂地区と馬籠地区を結ぶ坂道を歌詞に取り入れるとともに、従来の校歌のイメージとは違う斬新な旋律が特徴。児童らは4日に同小体育館で開かれる地域の文化祭で初披露する。

 山田明男校長は「保護者や地域住民が分村の歴史を踏まえ、子どもに両地区の未来を託したから新校歌が生まれた」と感慨深げ。また、児童らは新校歌披露の前にこれまでの二つの校歌を歌う。「これまでの校歌はこの日で歌い納め。両校を支えてきた地域の先輩方に恥ずかしくないよう、時代をつないでほしい」と話している。

3478とはずがたり:2007/11/08(木) 15:37:09
<九州・沖縄>長崎県

佐世保市長は合併慎重派の印象だったが。。
実際↓この発言はあんま意欲って感じではないな
>「市議会とも十分に協議しながら総合的に判断したい。しばらく時間がほしい」と応じた。

広域合併に意欲=江迎・鹿町のみでは不満ってことか?

佐世保市長 広域合併推進に意欲 江迎町が編入申し入れ
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/nagasaki/20071108/20071108_005.shtml

 江迎町の亀山春光町長らは7日、佐世保市の朝長則男市長を訪ね、同市への編入合併に向けた協議開始を初めて公式に申し入れた。8日には鹿町町の宮田安猶町長も朝長市長に同様の申し入れをする。

 朝長市長は面談後の取材で、合併していない周辺5町にも同市への編入について意思確認するなど広域合併推進に取り組む考えを表明した。

 亀山町長は安富安雄議長とともに朝長市長に面談し、合併を求める理由について(1)住民の9割から回収したアンケートで8割が佐世保市との合併を希望(2)町単独では多様な住民ニーズに対応する行政サービスの維持が困難‐などと説明。同町の本年度の地方交付金は2000年度比6億円減の14億円で、3年後には財政破たんも予測されることから、亀山町長は「できるだけ早くお願いしたい」と合併の早期実現を要請した。

 朝長市長は「合併の流れをつくらなければ」と一定の理解を示した上で、「市議会とも十分に協議しながら総合的に判断したい。しばらく時間がほしい」と応じた。

 同市周辺の5町のうち佐々町と小値賀町は単独路線の姿勢を崩さず、現時点では波佐見、川棚、東彼杵の東彼3町で同市との合併をめぐる動きは表面化していない。朝長市長は面談後、記者団に対して「佐世保市が人口30万人の中核市を目指すため議会と協議し合併の対象として5町に働き掛けたい」と述べた。

 合併推進債の起債など国の財政支援を受けられる新合併特例法は2010年3月に期限切れを迎えるため、十分な事前協議を実施するには合併自治体の枠組みなど市の政策決定が急がれる。

=2007/11/08付 西日本新聞朝刊=
2007年11月08日00時40分

3479とはずがたり:2007/11/10(土) 03:45:04
<東北・北海道>岩手県

4町村に副市長派遣 50万都市実現へ合併促進 盛岡市
ttp://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/11/20071107t31026.htm

 盛岡市の谷藤裕明市長は6日、50万人都市構想実現に向けた周辺4町村との連携組織について「本年度中に立ち上げたい」とあらためて意欲を強調し、今月中旬以降に副市長を各町村に派遣して具体的な連携テーマの協議を持ち掛ける考えを明らかにした。定例会見で質問に答えた。

 矢巾、紫波、雫石、滝沢4町村が合併に慎重姿勢を示している点について、谷藤市長は「当面自立したまちづくりを目指す意向であると受け止めている」と理解を示した。一方で「隣接の自治体が連携していく中で住民の意向を踏まえ、方向性を見極めていくものだ」と、合併を視野に入れた連携組織の必要性を訴えた。
2007年11月07日水曜日

3480とはずがたり:2007/11/10(土) 03:45:22

<東北・北海道>北海道

■ 来月、連携や合併問う第2回西胆振地域フォーラム
【2007年10月14日(日)朝刊】
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2007/10/14/20071014m_01.html

 西胆振圏域の連携や合併について考える西胆振地域連携フォーラム(11月12日、登別市)の第2回テーマが固まった。昨年の初開催で「将来の大同合併」を確認したが次のステップが課題。今回は「なぜ連携や合併が必要か」をあらためて整理し、住民論議への発展を狙う。

 第1回開催は将来の大同合併という大きな目標を共有した点で成果を挙げたが、その時期については温度差がはっきりしている。同協議会の3000人アンケートでも合併を検討すべきとの回答は約5割にとどまり、進展に不可欠な住民意識が課題となっている。

 一方で国は自治体財政再建法による新しい財政指標を導入し、西胆振の自治体でも連結赤字対策や公債費圧縮の対応が急務な状況。さらに少子高齢化は進み、人口減少に歯止めが掛からず、行政側が連携や合併を模索せざるを得ない状況は確実に進行している。

 これらを背景に「なぜ連携や合併が必要か」をあらためてテーマに設定し、住民に投げ掛ける。協議会事務局では住民論議への発展のキーワードを「札幌一極集中に対抗しうる地方の差別化」と位置付け。最終的には将来像の必要性や時期などに踏み込んだ議論を期待している。

 同協議会事務局は「財政問題だけを論じても住民には通じない。問題を整理して、もう1度考えてほしい」と話している。

 入場無料。定員は700人で事前申し込み不要。時間は午後4時から2時間程度を予定している。2部構成で1部は識者講演、2部はパネルディスカッション。6首長、講演者、住民代表3人の計10人のパネリストを予定しており、人選を調整している。

3481とはずがたり:2007/11/13(火) 19:42:51
<中国・四国>広島県

どうせなら宮島市とかにすればよかった!?w

廿日市市政の「明」と「暗」 広域合併の効果は /広島
http://mainichi.jp/area/hiroshima/scramble/news/20071018ddlk34010346000c.html
 ◇21日投開票・市長選を前に

 広島市のベッドタウンとして発展した廿日市市は、「平成の大合併」を経て、県西部の拠点都市として存在感を高めている。世界遺産の島・宮島を市域に含めて発信力が高まった一方、財政健全化が喫緊の課題となっている。21日投開票の同市長選を機に、「明」と「暗」の課題を探った。【宇城昇】

 ◇世界遺産・宮島ブランド生かし 観光振興、雇用創出に光

 ◇都市整備のツケ負債増、交付税減 借金610億円、財政危機に

 「いらっしゃいませー」。宮島桟橋前の広場では、9月から毎週日曜日午後、けん玉やキノコの乾物など、市内特産品を売るテント張りの仮設店舗が立っている。同市が開講している起業研修の受講者たちが、販売を担当する。受講者の1人で同市宮内の主婦(50)は「販売の仕事に興味があった。地元でこうした研修があるのはありがたい」と言う。

 今夏始めた起業研修は11人が受講し、税務や資金調達などの座学を済ませた。11月末まで1級販売士の指導を受けながら、実地研修を積む。空き店舗を活用した創業まで視野に入れる。

 同市が目指すのは、世界遺産のブランドを生かした雇用の創出だ。昨年度、厚生労働省の「地域提案型雇用創造促進事業」に採択され、3年間で約1億5000万円の委託費が下りた。外国人観光客への接遇研修やエコツアーなど体験型観光を担う人材養成、伝統の宮島細工の後継者育成などを始めている。起業研修もこの事業の一環だ。

 期間内に見込む新規雇用は442人で、同市の就業人口の約1%に相当する。観光産業の人材充実による効果で、近年260万人台の宮島観光客を300万人台にまで増やす。同市商工観光課は「合併効果で、地域が一体となった観光振興と雇用創出に取り組めるようになった」と話す。
  ◇  ◇
 廿日市の発信力は高まったが、さまざまな事業を進めるための財源は厳しい。同課も「国の委託だからできた事業。市単独では無理」と言う。

 急激な都市基盤整備のツケや、合併に伴い抱え込んだ負債、地方交付税の削減といった要因が重なり、06年度末の市債残高は普通会計ベースで約610億円にまで膨らんだ。市民1人平均で51万7000円余りの借金を背負っている計算だ。財政構造の弾力性を示す指標「経常収支比率」は99・4%で、都市部で妥当とされる水準の75%を大きく上回る。

 同市は「中期財政運営方針」を今年3月発表し、「このままでいけば09年度には予算編成が困難になり、11年度に財政再建準用団体になる」と示した。4期16年務めた山下三郎市長(77)の引退を受けた市長選では、前市議の井上佐智子候補(52)、前副市長の真野勝弘候補(64)が財政再建策を競い合う。

 危機を乗り越え、広域合併によるスケールメリットを生かした地域活性化を実現できるか。それを担うトップを選ぶ市長選の行方に注目が集まる。

毎日新聞 2007年10月18日

3482とはずがたり:2007/11/14(水) 12:17:32
<近畿>滋賀県

湖北は一つ,なるか!?合併への温度が低い町議会は何処だ?

湖北6町議長も合併へ動き 長浜市議長に協議申し入れ
http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20071110/CK2007111002063187.html
2007年11月10日

 湖北地方の虎姫、湖北、高月、木之本、余呉、西浅井の6町の議会議長は9日、長浜市役所を訪れ、合併を視野に入れた広域的なまちづくりの協議を始めたいと林多恵子市議長に申し入れた。

 8月の6町長による申し入れを受け、10月には市町長や職員による研究会が設立。今回の申し入れによって今後は議員らも参加する可能性が高まり、本格的な合併論議が始まる見通し。

 申し入れ書で、各町議会は地域づくりについて「市議会と意思疎通のもとでの協議が必要」との考えを示した。一方で、町議会によって温度差があることから、合併を前面に打ち出す内容は避けた。

 林議長は「市議会議員としっかり協議をしつつ進めていきたい」と回答し、同日中に市議会の会派代表者らに報告した。

(多園尚樹)

3483とはずがたり:2007/11/14(水) 12:20:03
<九州・沖縄>長崎県

県も合併実現させたいなら中核市を睨んだ県の権限の一部委譲なんかとバーターに合併の側面支援してあげろよなぁ。

11月9日のながさきニュース長崎新聞
鹿町町が再び合併申し入れ 佐世保市長「総合的に判断」
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20071109/04.shtml

 北松鹿町町の宮田町長と宮田京子町議会議長が八日、佐世保市役所を訪れ、編入合併に向けた協議を朝長市長と松尾裕幸市議会議長に申し入れた。同町は昨年二月にも同市に要望書を提出している。

 鹿町町は二〇〇四年三月の北松浦一市五町合併協議会解散後、近隣町での合併を模索したが実現せず、〇五年一月実施の住民アンケートを踏まえ、佐世保市への編入合併を目指すことを決定。昨年八月から市と事務レベルで合併新法研究会を七回開いた。

 先月三十一日に県が公表した新合併特例法に伴う新たな県市町合併推進構想の策定を受け、佐世保市に再度、要望した。

 宮田町長は「人口推計一つ見ても増えることはない。(財政的な)優遇措置のあるうちに編入合併への道筋をつけたい」と述べたが、朝長市長は「議会との協議、市民の意向を踏まえ、総合的に判断する」と即答を避けた。松尾議長は「市長同様、中核市を考えている」とした。

 県が構想を示した佐世保市と北松四町の組み合わせのうち、江迎、鹿町両町が編入合併を正式に要望したが、佐々町は「当面は単独運営」、小値賀町は「合併反対」と足並みはそろっていない。

3484とはずがたり:2007/11/15(木) 13:35:38
<東北・北海道>北海道
党利党略かい。
北海道の戦略としては総合振興局と振興局と新設して支庁を合併するのかね?支庁に或る程度独自性を持たせて道州制導入後の県の将来像とするのか?

道は府県と違って議会の選挙区が市郡では無く市と市以外の郡部は支庁単位と成っている。支庁の合併で選挙区が拡がる事を自民党の道議が嫌がる事を怖れているのであろう。
島根県と鳥取県を合併して山陰道を設ける際にも支庁を因幡・伯耆・出雲・石見ぐらいに分けて道議選の選挙区を大幅に纏めると良いね。市町村合併が進んであんま関係ないかな?

支庁再編後も道議選挙区維持へ 道(11/15 06:44)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/60591.html

 道は十四日、総合振興局と振興局を新設する支庁制度改革案について、支庁再編後も現在の道議選の選挙区割りが維持されるよう公職選挙法改正を国に求め、新体制への移行は同法改正後とする方針を示した。道は、道議会側の各級選挙への影響に対する懸念を払拭(ふっしょく)した上で、二十八日開会の第四回定例道議会に総合振興局の設置数などの具体案を提示したい考え。

 自民党・道民会議が七日提出していた質問書に対し、文書で答えた。公選法上、道議選の選挙区は市と支庁の所管区域を基に設定されている。道の支庁制度改革案では、総合振興局は現在の複数支庁分の区域を所管することになるため、公選法が改正されないと複数の選挙区が合区される可能性がある。

 道は今後、総合振興局の設置数や所管区域の案をまとめた上で、公選法の改正内容を検討していく。新体制の移行に必要な道条例案の提出時期などを見極めつつ、国に法改正を求めていく方針だ。

 なお、支庁制度を改革しても衆院選の小選挙区の区割りへの影響はない。

 また、道は新体制への移行は公選法の改正を待って行うことを道条例に盛り込む方針も示した。道は当初、具体案を九月の定例道議会で示す考えだったが、同会派などの反発を受けて先送りしていた。

3487とはずがたり:2007/11/15(木) 17:31:45
<九州・沖縄>熊本県

植木町は人口要件考えると自己を最大限高く売れる状況ではあるね。。

熊本市と植木町の合併問題研究会が発足
ttp://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20071114200012&cid=main

 熊本市と鹿本郡植木町は十四日、合併や政令市に関する事務レベルの研究会(座長・豊永信博市広域行政推進室長)を発足させた。合併した場合のメリット・デメリットなどを検討し、年内に両市町長に報告する。

 研究会は、植木町内で熊本市との合併論議が再び出てきたため、藤井修一町長が「合併を前提とせず、住民に冷静に判断してもらう材料を提供したい」と設置を求めた。検討結果について同町は年明け以降、住民に伝える。

 研究会は熊本市が十四課・室、植木町が十六課・室などの課長らで構成する。(1)区画整理事業や町立病院経営など植木町の主要事業の方向性(2)都市計画の在り方(3)区役所の在り方(4)熊本市の財政見通し、など植木町が提示した十一項目の課題について関係課間で協議しながら、十二月半ばまで熊本市が回答をまとめる。両市町の事務事業の違いも整理する。

 初会合は熊本市役所別館駐輪場会議室であり、四十人が出席。幸山政史市長が「両市町は都市計画区域や幹線道路を共有するなど関係が深い。両市町の合併論議は政令市移行とセットであり、研究会で検討を深めてほしい」と話した。

 熊本市は七日、来年十月六日を期日とする下益城郡富合町との合併を県に申請した。合併後の人口は約六十七万七千人。合併新法下で緩和されている政令市の人口要件(七十万人)を満たさず、人口三万人を超す植木町の動向が焦点となっている。(渡辺直樹)

3488とはずがたり:2007/11/17(土) 01:11:58
<東北・北海道>北海道

道内市町村、合併へ依然慎重 特例法期限10年3月 「優遇」の利点見えず
(11/16 07:41)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/60730.html

 道内で市町村合併について協議、検討を進めている地域は、十月末現在、道のまとめによると八カ所にとどまっている。大半の市町村は、財政優遇措置のある合併特例法の期限が二○一○年三月に迫っても依然、慎重姿勢を崩さない。地方分権により市町村の「体力強化」が求められる中で、道も合併推進の妙案を見いだせずにいる。

 全国の市町村数は十月末現在約千八百で、旧合併特例法を活用した「平成の大合併」前の一九九八年度末に比べ四割以上減った。これに対し、道内市町村のこの間の減少率は約15%。人口一万人未満の市町村数も全国平均が三割未満なのに対し、道内は現在も六割を超す。東京都などの都市部を除くと、都道府県の中で北海道は最も市町村合併が進まなかった。

 理由として、ある道南の首長は「道内の市町村は面積が大きく、合併のメリットが見えにくい」とし、「合併しなくても国が助けてくれるという危機感の薄さがある」と指摘する道幹部もいる。

 十五日に旭川市内で行われた合併シンポジウムで、関西学院大の小西砂千夫教授(財政学)が「地方分権が進めば小規模市町村の職員数では仕事をこなせない。『いつかは合併を』と考えるなら今、決断すべきだ」と強調した。

 現在、合併が視野にある八地域のうち、空知管内栗山町、南幌町、由仁町の三町長は十九日、高橋はるみ知事に現状を報告する。三町の合併協議は一度は頓挫したが、道の合併推進構想(昨年六月)を機に議論が再燃。合併に向けた懇談会を昨年十二月に設置した。今年七月には三町の職員で研究会を結成し、合併後の財政シミュレーションをまとめた。

 現時点で道内唯一の法定合併協議会を設置しているのは、江別市と石狩管内新篠津村。順調に進めば、○九年三月に江別市が新篠津村を吸収する形で合併する。

 ただ、こうした動きは一部に限られており、道は昨年度一カ所だけで行った合併関連シンポジウムを本年度は二十カ所で開催するなど力を入れる方針だ。

3489とはずがたり:2007/11/17(土) 01:13:13
<首都圏>神奈川県

【神奈川】自主的な市町村合併推進構想を策定 県(11/16)
http://www.kentsu.co.jp/kanagawa/news/p03480.html

■  神奈川県は、市町村合併を促進する「自主的な市町村の合併の推進に関する構想」を策定した。今後期待される市町村像として、住民の求める行政サービスを主体的・完結的に提供できる権限と財源など三つの要件を提示した上で、すべての市町村が中核市以上の都市になることを目指した取り組みが必要とした。県内を、合併が期待される五つの都市圏域に分け、特に県西圏域に位置する2市8町については「市町村合併が必要と認められる市町村」に位置付けた。県は、合併特例法の期限である2010年3月末を視野に、県内市町村の自主的で円滑な合併を支援していく。
 現行の地方自治制度では、市町村の権限などは、人口規模に応じて移譲される。今後、地域主権型社会を担うことがふさわしい市町村の姿を実現するための要件として、①「住民が求める行政サービスを主体的・完結的に提供できる権限と財源」②専門職員による質の高い行政サービスを安定して提供できる高い専門性③行財政運営の効率性が発揮できる一定の人口規模・行政区域―の三つを示した。
 これらを実現するため、県内の市町村すべてが人口30万人以上の中核市か、それ以上の規模になることを目標とし、福祉と保健・医療を組み合わせた施策や、周囲の環境と調和した新たなまちづくりなどの施策の展開を目指す。
 その上で、合併に向けた取り組みが期待できる都市圏域として、▽小田原市・南足柄市・中井町・大井町・松田町・山北町・開成町・箱根町・真鶴町・湯河原町とその周辺地域を含めた「県西圏域」▽横須賀市・鎌倉市・逗子市・三浦市・葉山町とその周辺地域を含めた「三浦半島圏域」▽厚木市・愛川町・清川村の一部・大和市・海老名市・座間市・綾瀬市の一部とその周辺地域を含む「県央圏域」▽平塚市・秦野市・伊勢原市・大磯町・二宮町・中井町とその周辺地域の「湘南西圏域」▽鎌倉市・藤沢市・茅ケ崎市・寒川町とその周辺地域の「湘南東圏域」―の五つを設定。
 県西圏域は、すでに圏域内でごみ処理やし尿処理、下水処理、火葬事務などの広域連携の取り組みが進んでいることから、合併検討を行う環境が整っていると判断。合併構想の対象市町村に位置付けた。工業を振興する地域や観光振興に取り組む地域などの役割分担により、多彩な地域資源を生かしたまちづくりを促す。
 県は、同圏域の合併構想の検討段階に応じ、合併協議会の運営に関する人的・財政的支援のほか、まちづくり事業への重点的な支援、合併前後の臨時的な財政需要への支援などを実施する。
 三浦半島圏域は、横須賀市が中心となった圏域一帯のまちづくりを検討する。
 県央圏域では、人口80万人を超える新たなまちづくりの可能性を指摘する一方、当面は相模川の東西それぞれの地域ごとに行政連携を深め、圏域の一部市町村による先行的な合併を検討すべきとした。
 湘南西圏域は、平塚市と秦野市を中心とした広域連携の取り組みを引き続き進め、将来的に圏域が一体となった合併を検討する。
 湘南東圏域では、すでに一定の行政連携が進められている茅ケ崎市・寒川町と、藤沢市の連携を深め、将来的に圏域全体の合併を検討することが望ましいとしている。

(2007/11/16)

3490とはずがたり:2007/11/21(水) 19:15:05
<九州・沖縄>福岡県

糸島市への最後の障碍か?まだ最初の一歩?

市町村合併:前原市と二丈町との合併、住民投票が告示−−志摩町で25日投票 /福岡
http://mainichi.jp/area/fukuoka/archive/news/2007/11/21/20071121ddlk40010386000c.html

 前原市と二丈町との合併の賛否を問う志摩町の住民投票が20日、告示された。25日に投開票される。投票は「賛成」「反対」のいずれかに「○」を付ける。21〜24日に町役場住民相談室で期日前投票できる。

 町は、町内22会場で住民説明会を開催。財政問題を中心に合併の必要性を訴え、更に、合併のメリットなどを記した追加資料を全世帯に配布した。しかし、説明会の参加者は1189人(有権者の8・2%)で、住民の関心は低く、投票率の低下が懸念される。

 住民の間では、合併推進の「糸島のあしたを語る会」が15日、住民約120人が集まり決起集会を開き、一方、「志摩町を無くさない会」は2回の学習会を開き、街頭で反対を訴えている。

 末崎亨町長は投票率が50%に達しなくても、賛成が多ければ議案を提案したい意向だが、議会と協議し対応を決めるとしている。

 19日現在の有権者数は1万4512人(男6809人、女7703人)。【竹田定倫】

〔福岡都市圏版〕

毎日新聞 2007年11月21日

3491とはずがたり:2007/11/22(木) 12:08:00
<首都圏>山梨県

残念だが自民党への打撃になるかな・・。
>小佐野氏は富士北ろくの自治体で発言力が強いとされていただけに、合併に積極的な小佐野氏落選で、「富士五湖市」構想の実現が遠のくと見る県幹部も少なくない。

新町長に対してやけに辛口の読売山梨であるな。。
退庁式もしない役所に出てもこないとふてくされた感じの小佐野氏の態度も気持ちよくないね。

明暗分けた多選批判
富士河口湖町長選 大物町長落選に衝撃 讀賣山梨

 多選にノー――。18日投開票の富士河口湖町長選は、旧河口湖町時代を含めて連続6期を目指した現職の小佐野常夫氏(67)を、新人で前町議の渡辺凱保(よしやす)氏(67)が破った。最大の争点は長期政権に対する賛否だったため、結果的に小佐野氏への批判票が渡辺氏を勝利に導いた。一方、「観光カリスマ」として知られ、観光を中心とした街づくりを主導し、横内知事とも太いパイプを持っていた大物町長が政治の表舞台から姿を消すことに、県や観光業界には衝撃が走った。(前田遼太郎、横溝崇)

■■□退庁式はなし

 「残念だが、町民の選択なので仕方ない」
 約1100票差での勝利に、渡辺陣営が喜びを爆発させていた18日午後11時ごろ、小佐野氏は言葉少なに事務所で敗戦の弁を述べた。そして翌19日は町役場に姿を見せなかった。任期満了の12月6日まで登庁しない意向で、本人の希望で退庁式も行わないという。

 今回の選挙の勝敗を分けたのは「多選の是非」だ。渡辺氏は19日の記者会見で、小佐野氏の長期政権を「良識ある町民は受け入れなかった」と分析。小佐野陣営幹部も「政策論争に発展せず、多選批判ペースに巻き込まれたのが最大の敗因」と振り返った。

■□□陣営の誤算

 選挙手法の違いも際立った。小佐野氏は、横内知事のほか、観光や建設業界など数多くの地元団体から支援を取り付け、組織戦を展開した。しかし、観光業界の一部が離反するなど、一枚岩ではなかったのが響いた。

 これに対し、渡辺陣営の主役は若年層や女性層。「変える」をスローガンに、カエルの絵を描いた小旗やのぼりを効果的に使った。皮肉にも知事選で小佐野氏が支持して、勝利した横内知事の「ほっとけない」運動さながらのイメージ戦略に屈した格好となった。渡辺氏は具体的な政策は乏しく、ある選対幹部は「政策論になったら勝てるわけがない」と打ち明けたほどだ。

 知事選や富士吉田市長選など、今年の選挙では組織に依存した候補者が敗れるケースが相次いでいる。小佐野氏を支持した白壁賢一県議は「選挙の常識が変わった」とうなだれた。

□□□落選の波紋

 小佐野氏の観光分野における手腕は多方面から評価されてきた。このため、観光業界では渡辺氏を不安視する声が少なくない。ある旅館の支配人は「小佐野氏落選はショック。渡辺氏がどう町政を運営するのか気になる」と話す。

 小佐野氏を応援した横内知事は渡辺氏当選について「今後への影響はないと思う」と冷静だが、ある県幹部は「しばらくぎくしゃくするだろう」と話す。小佐野氏は富士北ろくの自治体で発言力が強いとされていただけに、合併に積極的な小佐野氏落選で、「富士五湖市」構想の実現が遠のくと見る県幹部も少なくない。富士山の世界文化遺産登録で、富士五湖を資産に入れることについても、渡辺氏が地元住民や観光業界の意見をまとめきれるかも不透明だ。

 渡辺氏は記者会見で「町民の意見を聞いた上で、富士五湖は世界文化遺産に加えたい」「観光は町の目玉」「県とはこれから良い関係を作りたい」などと小佐野路線を継承するとも受け取れる発言をした。早期に町政運営の方針を示すことが求められている。

(2007年11月20日 読売新聞)

3492とはずがたり:2007/11/22(木) 12:09:01
<首都圏>山梨県

赤池の小佐野に対するインタビュー
http://www.mskj.or.jp/chinika/9306cnk6ningen.html
観光カリスマ百選
http://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/kanko/mr_osano.html

2007年11月14日(水)
富士河口湖町長選告示 二氏が立候補
現職・小佐野常夫氏と新人渡辺凱保氏の対決
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2007/11/14/5.html
 任期満了(十二月六日)に伴う富士河口湖町長選は十三日告示され、現職で再選を目指す小佐野常夫氏(67)=船津三四九九ノ二、無所属=と、新人で前町議の渡辺凱保氏(67)=小立二四二八、無所属=が立候補を届け出て、一騎打ちの選挙戦に突入した。
 小佐野候補は同町船津の選挙事務所前で出陣式を行い、「新町の基盤整備を今後四年間で成し遂げ、人口増などの成長を持続させる」と町政の継続を主張。渡辺候補は同町小立の選挙事務所前で第一声を上げ、「民意が行政に反映されていない。住民本位の公正公平な町政に変える」と転換を訴えた。
 同町長選は、小佐野候補の旧河口湖町から数えて町長六選目の是非が焦点。町議十八人の支持動向は九対九と拮抗(きっこう)している。
 投票は十八日午前七時から午後八時まで町交流センターなど十四カ所で行い、同九時から町役場で開票する。十二日現在の有権者数は二万二百七十七人(男九九二一、女一○三五六)。

2007年11月19日(月)
富士河口湖町長選で新人の渡辺凱保氏当選
現職小佐野常夫氏に1180票差 投票率は78.35%
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2007/11/19/5.html

 任期満了に伴う富士河口湖町長選は十八日投開票され、新人で前町議の渡辺凱保氏(67)=小立二四二八、無所属=が八千三百八十一票を獲得、現職の小佐野常夫氏(67)=船津三四九九ノ二、無所属=を千百八十票差で破り、初当選した。
 新町として初めての選挙戦で、投票率は78・35%だった。開票は午後九時から町役場で行われ、同十時すぎに渡辺氏の当選が確定した。
 渡辺氏は町議九人から支援を得て、草の根的な選挙戦を展開。小佐野氏の多選を批判し、「多選の弊害で民意を無視した行政が行われている。住民本位の町政に変える」と、町政の転換を訴えてきた。地元・小立地区を中心に急速に支持を広げた。
 小佐野氏は政治経験や人脈をアピール。白壁賢一県議の支援や、町内の観光協会など約百六十の団体から推薦を得て組織型の選挙戦を展開したが、及ばなかった。

選挙:富士河口湖町長選 渡辺氏が初当選 小佐野氏の再選阻む /山梨
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071119-00000035-mailo-l19
11月19日11時1分配信 毎日新聞
 任期満了に伴う富士河口湖町長選は18日、投開票され、新人で前町議の渡辺凱保氏(67)=無所属=が再選を目指した現職の小佐野常夫氏(67)=同=を破って初当選した。今回の選挙は町政継続の是非が争点だったが、町民は旧河口湖町長(4期)から首長を計5期務め、国土交通省から「観光カリスマ」にも選定された“名物町長”に厳しい評価を突きつけた。投票率は78・35%。当日有権者数は2万69人(男9804人、女1万265人)。
 渡辺氏は「現町政は、多選により一部の人の思うがままに操られ、住民の声が届いていない」と、ときには小佐野氏を「独裁者」と呼んで痛烈に批判。「町民の声を町政に届ける」と強調し、町政刷新を訴え続けた。小佐野氏の政策についても「財政を圧迫する“箱モノ行政”」と断じ、「『モノ』ではなく『心』で、自然環境を生かした地域活性化に取り組む」と主張した。
 一方、小佐野氏は6月に一度は引退を表明したが、「続投を望む声が多い」と一転して出馬。今までの実績を前面に出し、町政継続の重要性を訴えたが、旧河口湖町長として3選を果たした95年以来12年ぶりの選挙戦に敗れた。【藤野基文】
………………………………………………………………………………………………………
 ◇富士河口湖町長選開票結果=選管最終発表
当 8381 渡辺凱保  67 無新
  7201 小佐野常夫 67 無現
………………………………………………………………………………………………………
 ◇富士河口湖町長略歴
渡辺凱保(わたなべ・よしやす) 67 無新(1)
 [元]町議▽化粧品卸販売会社社長[歴]会社員▽吉田高

11月19日朝刊
最終更新:11月19日11時1分

3493とはずがたり:2007/11/22(木) 12:10:58
>>3491-3493
<首都圏>山梨県

朝日も辛辣であるな。。ただ町議も9:9で分かれてたと云うしワンマン町長に反撥も強かったという事か。

カリスマ町長、「風」に敗北
http://mytown.asahi.com/yamanashi/news.php?k_id=20000000711200006
2007年11月20日

 18日に投開票された富士河口湖町長選。「名物町長」として県内外に名をはせた現職の小佐野常夫氏(67)を、立候補表明から1カ月足らずの新顔の前町議渡辺凱保氏(67)が、予想を上回る1180票の大差で破った。旧町長時代を含めた小佐野氏の「多選」が嫌われた形だ。「風」に乗って当選した渡辺氏が町政運営で手腕を問われる場面は少なくなさそうだ。(燧正典、伊藤和行)

 「観光推進の面で実績は上げたが、町民はそれを感じていなかった。町外の人たちの評価だった」。18日夜、落選が決まると小佐野氏はそう振り返った。

■「感じぬ町民」

 再選を目指した小佐野氏は観光行政の実績がよく知られている。

 1988年に旧河口湖町長に就任以降、宿泊施設に温泉を普及させ、冬の花火大会などのイベントを立ち上げ、「通年型観光地」に変えた。旧町長就任のころは年間約600万人だった観光客が、現在では旧町地域だけで約1千万人になったとされる。03年、国から「観光カリスマ」にも選ばれた。大手観光会社へのトップセールスも重ね、人脈も豊富だった。

 小佐野氏の後援会長の中村徳行・河口湖観光協会長は「今後の観光行政が心配だ」と話す。

■「全くの未知」

 「具体的にはまだ言えない」「答えられない」。当選から一夜明けた19日の渡辺氏の記者会見。新たな質問が加わると「もっといじめるんですか」とけむに巻き、政策面の質問に答えられない場面が目立った。町議時代の実績や印象深い仕事を問われ、「特別これというものはない」と答え、失笑すら買っていた。

 選挙戦では、温厚なイメージから特に女性の有権者の受けが良かったとみられている。行政手腕は、有権者の間で未知数とされていた。ある男性の支持者は「町長(小佐野氏)が負けてくれるなら、対抗の候補者はだれでもよかった」とも話す。

■世界遺産論争

 渡辺氏が会見で、強調したのが富士山の世界文化遺産登録での「富士五湖の文化資産入り」だ。選挙戦の最中から、「富士山と湖は一体」を掲げていた。

 町内では観光業者らを中心に「規制強化」への懸念から「五湖の遺産入り」には反発が根強い。渡辺氏の姿勢が反対派を刺激するのは必至だ。

 本栖湖観光協会の渡辺進会長は「地元住民への愚弄(ぐ・ろう)」と憤りを隠さない。小佐野氏を支持していた渡辺会長は「新町長は世界遺産については国や県の言いなりになるだろうから、話し合いもしない」と息巻く。同観光協会の別の理事も「座り込みをしてでも絶対に『五湖の遺産入り』を阻止する」と話す。

 渡辺新町政が始まるのは来月7日から。世界文化遺産の対応を巡る火種を抱えている。町議会は与野党真っ二つに分かれ、議会対応での「苦難」も予想されている。

3494とはずがたり:2007/11/22(木) 13:17:05
<首都圏>山梨県
>>3491-3494

>観光推進の面で実績は上げたが、町民はそれを感じていなかった。町外の人たちの評価だった
まさに来れに尽きるみたいですな。

早速町外から表彰も。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1114776388/124

3495とはずがたり:2007/11/23(金) 13:06:35
<東北・北海道>北海道

支庁と云う中身の無い透明な名前に比べるとなんか造っただけで振興出来そうな振興局って名前は詐欺だし一種のイデオロギーの押しつけである
こういう安っぽい詐欺と思想の押しつけを率先する知事は引きずりおろさなかん。

14支庁、9総合振興局に再編 道案 桧山など5振興局(11/23 07:34)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/62079.html

 道は二十二日、現行の十四支庁を全廃し、九つの「総合振興局」に再編する案をまとめた。全道を六つの連携地域に分け、道央圏(石狩、空知、後志、胆振、日高)は岩見沢市、室蘭市、後志管内倶知安町の三カ所、道北圏(上川、宗谷、留萌)は旭川市と稚内市の二カ所に設置、残る四地域は各地域に一カ所ずつ置く。道は、二十七日の道議会道州制・地方分権改革等推進調査特別委員会にこの案を示し、来年二月開会予定の第一回定例道議会に関連条例案を提案する方針。

 道央、道北圏以外の連携地域では、道南圏(渡島、桧山)は函館、オホーツク圏(網走)は網走、十勝圏(十勝)は帯広、釧路・根室圏(釧路、根室)は釧路の各市にそれぞれ総合振興局を設置する。同局を置かない残る五支庁所在地には、住民に身近な行政サービスなどに特化した「振興局」を、総合振興局の支所として配置する。

 名称は「総合振興局」の前に「道央」(岩見沢)や「日胆」(室蘭)などを付ける案を軸に調整する。振興局名は「根室」や「桧山」など現在の支庁名を継承させる。また、空知管内幌加内町は同町の要請を踏まえ、従来の道央圏から道北圏に編入する。

 総合振興局が置かれない支庁所在地には「地域間格差が拡大する」など強い反発も残るが、道は総合振興局の数や区割り案などを示さない限り、市町村や道議会との議論はこれ以上深まらないと判断した。道は支庁再編後も現在の道議選の選挙区割りを維持する方針で、そのためには公職選挙法の改正が必要となる。国会日程などとの関係から、新体制への移行時期は早くても二○○九年度以降となる見通し。

 道は当初、支庁再編の具体案を九月の定例道議会に示す考えだったが、道議会自民党・道民会議などの反発を受けて先送りする一方、道の地方行政の新たな枠組みとして総合振興局制を提示。現在は各支庁が持っている政策立案や調整事務の機能を同局に集約し、総合振興局長には本庁部長級の権限や予算編成への参加を認めることで広域的な視点で地域課題を検討し、効率的な政策展開が実現できるとしてきた。

 一方、振興局は現在の支庁の業務のうち、広域的な行政機能は総合振興局に預け、旅券の発給事務や各種許認可の手続きなどの身近な行政サービスを担う。全体の業務量は、支庁機能の六割程度となる見通し。このほか、北方領土問題(根室)や馬産地対策(日高)など各地域の特殊事情に対応できる体制を整える。

3496とはずがたり:2007/11/26(月) 21:18:59
<東海>静岡県

え,知らん間に破綻してただ??>県が示した賀茂地区1市5町による合併構想の破たん後の対応について
まぁあんま巧く行くとは思っちゃいんかったけえが。

東伊豆と単独合併否定 河津町長が見解
2007/11/22
ttp://www.shizushin.com/local_politics/20071122000000000020.htm

 河津町の桜井泰次町長は21日の定例会見で、県が示した賀茂地区1市5町による合併構想の破たん後の対応について、「町民や議会の意見も参考に検討するが、東伊豆町とだけの合併は考えていない」と語り、同町との2町合併に否定的な見解を示した。
 桜井町長は同構想の破たんについて「1市5町が大きく1つになることで活性化を目指したが、残念な結果」と振り返った。その上で隣接する東伊豆町との2町合併については、消防組合を下田市や南伊豆町と構成していることや合併効果などの問題を挙げて、推進しない考えを明かした。
 今後の方向性について桜井町長は「(構想から離脱しなかった)1市3町による合併は今まで一度も検討されていないので白紙状態」と語り、12月上旬に開く町議会全員協議会や住民説明会などで合併問題の経緯について説明する予定を示した。

3497とはずがたり:2007/11/26(月) 21:23:24
<東海>静岡県
>>3496
最初から機運が醸成されて無い感が強かったしね。

合併枠組み 西伊豆町離脱「残念」 石川知事
2007/11/15
ttp://www.shizushin.com/feature/gappei/kiji2/20071115000000000022

 石川嘉延知事は14日の定例会見で、県が推進している賀茂地区1市5町(下田市、東伊豆、河津、南伊豆、松崎、西伊豆町)の合併協議の枠組みから西伊豆町が離脱する意向を示していることについて、「地方財政が今後、危機的な状況を迎えるということをどこまで認識しているのか。非常に残念に思う」と述べ、1市5町の枠組みの必要性をあらためて強調した。
 西伊豆町が離脱した場合の対応については、「1つのステップとして(残った自治体が)まとまるとなれば、これも是としなければいけない」と指摘し、新たな枠組みでも引き続き支援していく考えを示した。
 また、県が合併構想に盛り込んでいる地域の合併がすべて順調に進んでいるわけではないことについて、「合併すると地域の連携が希薄になるなどの懸念もあるが、合併後の地域の運営についてもっと知恵を出す必要がある。行政改革や合併を進めないと、今の日本が置かれている困難な状況を克服することはできない」と強調した。

賀茂1市5町枠組み 東伊豆町も離脱へ 町長が意向
2007/11/19
ttp://www.shizushin.com/feature/gappei/kiji2/20071119000000000066.htm

 東伊豆町の太田長八町長は、県が示した賀茂地区1市5町(下田市、東伊豆、河津、南伊豆、松崎、西伊豆町)の合併構想の枠組みから離脱する意向を固め、町議会や町職員、各種団体などにその旨を伝えたことが19日午前、複数の関係者の話で分かった。同構想からの離脱を決めたのは、西伊豆町に続き2例目。
 関係者らによると、太田町長は10月以降、町内で計13回開催した同構想に関する住民説明会の状況などを踏まえて判断したという。太田町長は同日午後、下田市で賀茂地区の全首長が話し合う「南伊豆地区広域市町村圏協議会」の終了後、正式に表明する見通し。
 同町は住民説明会の参加者を対象に同合併の是非を問うアンケートを実施していて、回答者の約46%が反対という結果が出ていた。また、15日に開かれた町議会全員協議会では、同構想に関する議員の意向がほぼ半数同士に分かれていた。

温度差埋まらず 賀茂地区1市5町合併
2007/09/29
ttp://www.shizushin.com/feature/gappei/kiji2/20070929000000000026.htm

 県の推進構想で示されている賀茂地区1市5町合併をめぐり、全市町の首長らが検討する「南伊豆地区広域市町村圏協議会」が28日、県下田総合庁舎で開かれた。同協議会長の石井直樹下田市長は会合終了後の会見で「まだ(各市町の)温度差がある」と述べ、依然として足並みがそろわない現状を明かした。
 会合では住民説明会を行う際の材料として、地域分析や統計、合併の効果と課題をまとめた調査委員会の資料についても検討し、各市町が了解した。住民説明会は10―12月にかけて、東伊豆と南伊豆、松崎の各町で実施される予定。石井市長は「法定協議会の設置については住民説明会の結果を参考に判断する町もある。次回以降の話し合いで結論を出していきたい」と見通しを述べた。

3498とはずがたり:2007/11/26(月) 21:25:49
<東海>静岡県

支所設置「譲れない」 由比町長、町議会全協で強調
2007/10/06
ttp://www.shizushin.com/feature/gappei/kiji2/20071006000000000035.htm

 望月俊明由比町長は5日、由比町議会全員協議会で、静岡市との合併協議で焦点になっている同町への支所設置について「(協議で)譲るべきところは譲る。譲れないものは支所、という気持ちでお願いをしていきたい」と述べた。
 市は、旧蒲原町に行政サービス拠点として蒲原支所(清水区蒲原)を置き、由比町への支所設置は「行財政の効率化の観点から問題がある」との立場。これについて町議は「将来に庵原地区に支所は1カ所でもやむを得ない」とした上で、町民の不安解消で支所設置を主張するよう求めた。
 望月町長は、町民生活の激変緩和で必要な具体的な業務を合併協で説明していく方針で、「当分の間という形でお願いしていく」と述べた。
 全員協議会では、合併期日までに確定作業を急いでいる都市計画の区域区分について当局が説明。平野が少ない上、地滑りの危険地域があるなど市街化区域の指定作業が難航しているとし、説明会などで町議の協力を求めた。

由比に「支所」残す 21年3月末まで 段階的に規模縮小
2007/10/10
ttp://www.shizushin.com/feature/gappei/kiji2/20071010000000000013.htm

 静岡市・由比町合併協議会(会長・小嶋善吉市長)は9日、静岡市葵区のホテルで第3回協議会を開き、由比町側委員から強い要望があった「支所の設置」について、平成20年11月1日の合併期日から21年3月31日までは「支所的機能」を残し、その後は機能を段階的に縮小しながら、当分の間、「事務所」を設置しておくことで合意した。
 合併協議の焦点となっていた由比町地域の「支所問題」については一応の決着を見たが、「事務所」の機能や位置付け、設置期間は明示されなかった。同合併協はこの組織・機構の項目についての合意内容に、「由比町民の不安解消に向けて、最大限の努力をしてほしい」との付帯意見を盛り込んだ。
 このほか、継続審議となっていた「地方税の取り扱い」については、23年3月まで事業所税を免除し、同期間の都市計画税の税率を0・3%から0・2%に減免することで合意し、地域審議会は設置しないことも決まった。由比町の農業委員のうち1人は、静岡市農業委員の残任期間に限って、委員を務めることになった。
 同合併協は今回の協議会で、富士川町など他の市町も関係する一部事務組合の取り扱いを残して、ほぼ全協議項目で合意に達した。

3499とはずがたり:2007/11/28(水) 18:35:49
<首都圏>埼玉県

Greater Kukiが実現するかな?

平成19年11月1日(木)栗橋町 合併相手に久喜市を選択 住民意向調査 
ttp://www5a.biglobe.ne.jp/~wankichi/news/newpage46.html

 昨日、久喜市に入った連絡によると、栗橋町で行なった市町村合併に関する住民意向調査で、久喜市などを含む合併を望む回答が回答者中多数となったことが明らかになった。

 栗橋町から提供を受けた久喜市からの情報によると、栗橋町では10月13日から10月29日まで、町内の有権者12433人に対して郵送で市町村合併に関する町民意向調査を行なった。
 集計の結果は、回答数は12433人で57.00%、その内、「合併を選択することが望ましい」との回答が9625人で77.41%、「合併を選択しないことが望ましい」と回答した数は2678人で21.54%、「無効」が130人1.05%、「合併を選択することが望ましい」と回答した人のうち54.18%、5215人が「久喜市など」を選択し、33.33%、3208人が「幸手市など」、8.89%、856人が「その他」を選択した。

 今後、栗橋町では議会などにこの結果を説明した後、合併についての町の方針を決定する予定。

 久喜市の近隣では、宮代町も同様の住民意向調査を実施する予定があり行方が注目されいてる。久喜市では今後の栗橋町の決定を受けて、既に合併検討の意向を示している菖蒲町や鷲宮町とも協議することとなる。

9月7日(金)久喜市の合併についての考えと経過
ttp://www5a.biglobe.ne.jp/~wankichi/news/newpage45.html

 昨日の久喜市議会において、久喜市長の田中けんじ氏は、鷲宮町、菖蒲町、白岡町を中心に合併を進めていく考えがあることを改めて発表した。

 田中市長は市議会一般質問に答える形でこれまでの経過については、県から示された合併枠の3市6町で協議を進めていた所、合併について各市町に温度差があることから、久喜市の他に鷲宮町、菖蒲町、白岡町の3町で協議をすることとし、本年8月10日には、この1市3町において合併を検討し、その上でクリアするべき問題や課題、あり方などについて協議をしたという。
 
 今後の予定については、あくまでも新合併特例法の期限内の合併を目指すことに変わりはないということで、県議会の議決も要することから、本年中には合併の枠について正式に表明し、来年4月を目途に合併協議会の立ち上げ、再来年の平成21年3月には合併協定項目を策定、6月に新市基本計画を示して周知をはかり、意向確認を行なった後、合併調停を行い、各議会で議決をした上で10月頃までに県に申請し、その後に県議会で議決という見通しを示した。

 1市3町の合併に向けたスタートが本格的に始動していく。

3500とはずがたり:2007/12/02(日) 19:05:12
<九州・沖縄>鹿児島県

南さつま・枕崎・南九州の第2弾の合併はあるかな??

南九州市が誕生 平成以降、県内20番目
頴娃、知覧、川辺が合併
(12/01 14:31)
http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=7946

 頴娃、知覧、川辺の3町が1日、新設(対等)合併して「南九州市」が誕生し、本庁・支所で開市式や開庁式があった。「平成の大合併」では県内20番目で、新合併特例法下では2例目。大合併前に96あった県内の市町村数は46となった。
 本庁となった同市知覧町郡の旧知覧町役場であった開市式には、旧3町や県の関係者らが出席。市旗・国旗を掲揚し、市長職務執行者の山内廣行旧頴娃町長が「広大な農地と豊かな自然環境を生かし、合併してよかった、住んでよかったといわれるような南九州市の繁栄に向けて、市民、行政、議会が知恵を出し合い、和の心で取り組む」とあいさつした。
 来賓を代表して伊藤祐一郎知事が「県の食糧供給基地の一翼を担い、焼酎、仏壇など伝統ある地場産業や武家屋敷、特攻平和会館など歴史・文化資源にも恵まれた地域。全国に情報発信する個性豊かな地域としての発展を期待する」と祝辞。庁舎表示板の除幕や旧3町の町長らによるテープカットの後、知覧小学校の児童がくす玉を割って新市誕生を祝った。支所となる旧頴娃町、川辺町役場でも開市式・開庁式や職員の辞令交付があった。同日は土曜日のため、本格的な業務開始は3日となる。
 南九州市は面積が357.85平方キロで県内7位。人口は4万2191人(2005年国勢調査)で県内11位。

3501とはずがたり:2007/12/03(月) 10:25:28
<東海>静岡県

静岡市と由比町合併協議会が全会一致で合併賛成
2007.12.2 02:54
http://sankei.jp.msn.com/region/chubu/shizuoka/071202/szk0712020254000-n1.htm

 平成20年11月の合併を目指す静岡市と由比町の合併協議会が1日、静岡市役所で開かれ、全会一致で合併に賛成した。合併案は開会中の両市町議会に追加提出され、可決される見通し。合併協定書では、合併は静岡市に由比町を編入する方式で、期日は20年11月1日。役場は現在の静岡市役所となることなどが定められている。合併をめぐっては由比町が一昨年、協定書に調印後、町議会が合併関連議案を否決。今年4月の町長、町議選で合併推進派が圧勝したことから、早期実現に向けた協議が進められていた。

3502とはずがたり:2007/12/10(月) 13:34:14
<中国・四国>香川県

合併、行革効果実感できず−県が6市3町世論調査
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/social/article.aspx?id=20071204000076
2007/12/04 09:39

合併しての感想

 香川県内で平成の大合併を経験した6市3町の住民のうち、合併して「よかった」とする人は23・9%にとどまり、「よくなかった」とする人(27・9%)を下回ることが、香川県のアンケート調査で3日分かった。

 また「合併前と変わらない」とする人が37・2%で最多。行政サービスの充実などをうたって進めた市町合併だが、住民は効果を十分実感できていないのが実態のようだ。

 同日開かれた県市町合併推進審議会(会長・木村好次前香川大学長)で、香川県が3千人を対象に今夏実施した世論調査の結果を報告した(回答率43・0%)。

 調査結果によると、合併がよかった理由は「議員や職員が減り、組織がスリム化した」「人口減少の中、将来も変わらぬ行政サービスが受けられる」など。一方、よくなかった理由は「住民の意見が施策に反映されず、きめ細かなサービスが受けられなくなる」が最多で、「中心部と周辺地域の格差が生じる」なども多かった。

 こうした県民の声について、香川県政策課は「合併の効果は目に見えにくく、数年では良いとも悪いとも言い切れない。今後、さらなる検証が必要」としている。

 一方、今後の合併について全市町の住民に聞いたところ、「賛成」が31・3%、「反対」は37・8%。賛成理由として、行政基盤の強化や住民サービスの維持・向上などの声がある一方、反対では、住民の意見が施策に反映されにくい▽役所が遠くなり不便▽地域の伝統や個性が失われる―などが目立った。

 市町村合併特例法に代わり、05年に施行された合併新法の期限は09年度末。県内では今のところ、新たな合併に向け目立った動きはないが、同課は最も効率的な行政体の人口規模を20万―30万人と想定。「合併は各自治体の意向で行うものであり、今後の少子・高齢化も見据え、さらなる合併を検討してほしい」としている。

3503とはずがたり:2007/12/10(月) 13:54:08
<東北・北海道>北海道

北海道の名門都市松前町です。半世紀で人口半減以下は厳しいですなぁ。。
漁業の不振が大きいようですがなんとかならんもんかなぁ。。
青函トンネルが新幹線を通す事になって勾配の関係で出口が知内に成ったのも痛かったのではないか?計画変更前も松前じゃなくて福島だっけ?
北海道の玄関の地の利も交通体系が変わればただの尖端部ですからねぇ。。

松前町 人口、初の1万人割れ 漁業不振や少子高齢化で(12/04 14:16)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki/64029.html

 【松前】松前町の十一月末の住民基本台帳の人口が九千九百八十九人となり、一万人の大台を割った。町内の人口が一万人を切るのは、一九五四年に四町村が合併して現在の町が誕生して以来初めて。主要産業の漁業の規模縮小や少子高齢化の進行などから長期的な減少傾向が続いている。

 町によると、十一月末時点の人口は男性四千七百九十七人、女性五千百九十二人。

 現在の松前町は、五四年七月に旧松前町、大島村、小島村、大沢村が合併して誕生した。当時の人口は約二万五百三十人だったが、六○年の二万一千五百人をピークに減少傾向に入った。七七年に始まった二百カイリ規制やイカ漁の不振などで、町内の漁業者が町外に流出。八○年代初めから年間二、三百人前後のペースで減り続けている。また、六十五歳以上の割合は33・5%(十一月一日現在)と高齢化も進んでいる。

 前田一男町長は「町民との協働のまちづくりや交流人口を増やす施策をこれまで同様に行っていきたい」と述べ、観光客や移住者の誘致に力を入れる考えを示した。(満園徹)

3504とはずがたり:2007/12/10(月) 14:21:00
<九州・沖縄>熊本県

町長は慎重みたいだし楽観は出来ないが先ずは方向性が示されて結構な事である。
城南町の人口は2万人弱。人口要件に後一寸の熊本市にとって大きな一歩である。
可成りの妥協を引き出せるのではないか?

2007年12月5日 22:50
「熊本市と合併進める」 城南町長表明
ttp://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20071205200018&cid=main

 下益城郡城南町の八幡紀雄町長は五日、合併に関する住民アンケートで、合併に賛成が68・6%、うち合併相手に熊本市を希望した人が69・4%に上ったことを受け、同市との合併を進める方針を明らかにした。

 八幡町長は四月の町長選で合併推進を掲げて返り咲き、合併特例法期限内の合併実現を明言していたが、合併相手として特定の自治体名をあげるのは初めて。同町の人口は一万九千八百五人(十一月末現在)。

 アンケートは町内の全有権者を対象に実施し、回収率は56・1%。合併相手で熊本市に次いで多かったのは宇城市の18・3%だった。

 八幡町長は記者会見を開き、「住民がこのように意思表明した以上、この方向で取り組みたい」と表明。住民投票については「まだ白紙だが、アンケートで熊本市とはっきり出ているのでその必要性があるのか。議会とも協議したい」と述べた。熊本市については「政令市に向けて熱意を持って進めており、一緒になっていい方向でやっていきたい」と話した。

 今後、熊本市との合併に関する勉強会や任意協も設置する意向だが、時期などについては未定という。

 一方、熊本市の幸山政史市長は、アンケートの結果について八幡町長から直接電話で報告があったことを報道陣に話し、「城南町の多くの人から熊本市との合併を望むアンケート結果が出て大変うれしい。城南町が今後の対応を検討するのと並行して、町長らと意見交換し、できるだけ早く合併協議の場をもちたい。(確定的となった)富合町との合併を弾みに、さらなる合併・政令市実現へと前進させたい」と語った。(福井一基、渡辺直樹)

2007年12月5日 14:31
城南町「合併賛成」が7割 住民アンケート
ttp://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20071205200012&cid=main

 下益城郡城南町は合併について全有権者を対象にした住民アンケートの結果をまとめ、五日公表した。回答者のうち「合併賛成」が68・6%で、うち合併相手を「熊本市」とした人が69・4%に上った。「合併に反対」は30・0%だった。

 アンケートは十一月に実施。合併に賛成か反対かを問い、賛成の場合は合併相手として望む自治体を(1)熊本市(2)宇城市(3)嘉島町(4)甲佐町の中から選ぶ内容。町内の有権者一万六千九十七人に郵送し、九千二十三人から回収した。回収率は56・1%。

 「合併に賛成」とした六千百八十八人のうち、希望した相手自治体は熊本市が69・4%、宇城市18・3%、嘉島町11・4%、甲佐町0・3%、記入なしが0・6%。地区別では杉上、隈庄、豊田と、熊本市に近い順に同市の希望が多い傾向がうかがえた。

 八幡紀雄町長が、同日開かれた町議会全員協議会でアンケート結果を報告。議会は合併問題特別委員会の設置を申し合わせた。

 八幡町長は今年四月の町長選で合併推進を掲げて返り咲き、合併特例法期限内の合併実現を明言。合併相手については「民意に従うが、過半数の支持が必要」との見解を明らかにしていた。(福井一基)

3505とはずがたり:2007/12/10(月) 14:51:27
<首都圏>埼玉県

2007年12月4日(火)
栗橋町が参加の意向 合併で久喜市に申し入れ
http://www.saitama-np.co.jp/news12/04/03p.html

 久喜市は三日、同市と北葛飾郡鷲宮町、南埼玉郡菖蒲町、白岡町の一市三町による合併の枠組み協議に、北葛飾郡栗橋町が参加したい意向を申し入れてきたことを明らかにした。同日開かれた十二月定例議会で、井上忠昭議員(改進)の一般質問に答えた。

 栗橋町は、二十歳以上の全町民を対象に、合併に関する意向調査を十月に実施。その結果「合併が望ましい」が77%に上り、合併相手として「久喜市など」が54%と最も多かった。

 市によると、十一月二十七日に、斉藤和夫栗橋町長、遠藤勝三議長が同市を訪問。田中暄二市長に「町民の意向を尊重し、現在、久喜市を中心に進められている合併の話し合いに参加させていただきたい」と申し入れた。

 これを受け、翌日、首長(白岡町長は欠席で担当課長が代理出席)が急きょ協議を行い、栗橋町の扱いについて、四市町の議会の意向を踏まえた上で、再度協議することになった。また、合併の枠組みについては、従来の方針通り年内に決定することを再確認したという。

2007年12月7日(金)
白岡が枠組み離脱 久喜など1市3町の合併
http://www.saitama-np.co.jp/news12/07/04p.html

 南埼玉郡白岡町は六日、同町と久喜市、南埼玉郡菖蒲町、北葛飾郡鷲宮町との一市三町による合併の枠組み協議から離脱することを決めた。浜田福司町長が同日、全町議十八人で構成する町議会合併調査研究協議会に出席し、離脱を表明した。

 浜田町長と高木隆三議長らはこの日、一市二町を訪れ、各首長に離脱の意向を伝えた。

 一市三町による合併については、来週予定されている首長会議で合併の枠組みが決定するとみられている。これまで白岡町は枠組みに関して白紙の状態としてきた。

 一方、蓮田市の中野和信市長は四日の同市十二月定例議会で、白岡町との合併協議を選択する意向を表明している。

3506とはずがたり:2007/12/10(月) 14:52:12
<首都圏>埼玉県
>>3505-3506

【埼玉】
県東部6市町 合併への動き 前回ご破算、さて今回は
2007年12月5日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20071205/CK2007120502069829.html

県東部の合併を巡る動き
http://tohazugatali.web.fc2.com/PK2007120502169832_size0.jpg

 二〇一〇年三月に合併特例新法の期限を迎えるのを前に、県東部で合併をめぐる動きが活発化している。久喜市と鷲宮町、菖蒲町、白岡町の四市町で合併の枠組みを協議しているさなか、蓮田市の中野和信市長が白岡町との合併構想を打ち出した。一方で栗橋町が四市町の協議に参加を申し入れ。旧合併特例法下では各市町が目指した合併は、すべてご破算となっているが、今回は果たして…。 (杉本慶一、橋本綾香)

 中野市長は四日、市議会の一般質問で「白岡町と蓮田市の合併を基軸として安定した行政を運営することが最良の選択。対等合併が可能」と話し、白岡町との合併を目指す意向を初めて示した。

 白岡町を選んだ理由について「切っても切れない友好関係のある自治体」とした上で、「白岡町や議会、住民を尊重し、配慮しながら取り組む」と述べた。同日の記者会見では「合意を得ているわけではなく、蓮田市の意向」と説明。年内に白岡町との連絡会議を設置し、新法期限内の合併を目標にしていることを明らかにした。

 蓮田市と白岡町は〇三年七月、菖蒲町を含め合併協議会を設置したが、〇五年一月の住民投票で、白岡町は賛成多数だったが、蓮田市と菖蒲町は反対が過半数を占め、合併協議は破たんした経緯がある。

 今回の蓮田市からのラブコールに、白岡町の浜田福司町長は本紙の取材に「六日に行う議会との協議を踏まえ、(合併の)方向性を決めたい」とのコメントを出した。同町長は久喜市など四市町の枠組みについて、九月議会で「現時点では、具体的な枠組みで合併を目指すとは一言も言っていない」と述べているだけに、今後の対応が注目される。

 一方、久喜市と白岡町など四市町の協議に参加を希望している栗橋町では、十月に町民意向調査が行われ、合併の相手先に「久喜市など」を選んだ人が最多だった。

 栗橋町によると、斉藤和夫町長らは先月二十七日、久喜市などを訪れ、「久喜市を中心に進めている合併の話し合いに参加したい」と申し入れた。四市町側は翌二十八日の会合で「各議会の意向を踏まえた上で、あらためて栗橋町の取り扱いを協議する」と決めたという。

 今年六月から続いている四市町の協議について、久喜市の田中暄二市長はこれまでに「年内に枠組みを決めたい」との考えを示している。

 新法の定める特例期間中に合併すれば、交付税などで優遇措置が受けられる上、合併後の議員定数についても、最初の選挙までは、自治法で定められる定数の二倍を超えない範囲で決めることができる。こうした優遇措置が受けられる平成の大合併第二ラウンドも、残り二年三カ月となった。

3507とはずがたり:2007/12/10(月) 20:52:24
<北関東>群馬県

市町村合併:高崎市議会、合併協設置案を可決 玉村町議会はあす否決か /群馬
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071206-00000091-mailo-l10
12月6日12時2分配信 毎日新聞

 高崎市議会の12月定例会が5日開会し、玉村町との合併協議会設置議案を賛成多数で可決した。一方、同日開会した同町議会では7日に同議案が採決される予定で、同町議会では反対多数で否決される見通し。
 同市議会はこの日、ほかに4議案を可決。会期は19日までで、一般質問は6、7、10、11の4日間。【杉山順平】

12月6日朝刊
最終更新:12月6日12時2分

3508とはずがたり:2007/12/13(木) 12:22:51
<九州・沖縄>熊本県

富合が突破口になって城南・益城と良い流れだ。

政令市で研究会設置へ 益城町長
ttp://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20071212200019&cid=main

 上益城郡益城町の住永幸三郎町長は十二日、熊本市との合併や政令指定都市に関する研究会を庁内に設置する考えを示した。政令市移行が町の課題や町民生活に与える影響を調査し、合併か単独町制維持かの判断材料とする。

 同日の町議会一般質問で答えた。住永町長は町内の大半を占める市街化調整区域の設定など、主に県の規制によって「町内の開発や企業誘致が厳しい制約を受けている」と言及。「政令市移行による県からの権限移譲で、町の諸問題がどう解決するか具体的に検討したい」と述べた。

 その上で、「(熊本市との合併協議会設置が)住民投票で否決された四年前と異なり、政令市問題は全県的な課題となっている。単独のままと政令市になった場合の違いなど、あらためて町民に判断材料を示したい」としている。

 研究会の構成などは未定だが、政令市に関して情報を持つ熊本市の参加も求めていく考え。両市町は合併を前提としないながら、政策的な広域連携をめざす事務レベルの勉強会を今年三月に設置している。

 両市町が合併した場合の人口は七十万人を超え、合併特例法下での政令市要件を満たす。住永町長は「合併前提ではないが、二年三カ月後の特例法期限を視野に研究を進めたい」としている。(蔵原博康)

3509とはずがたり:2007/12/13(木) 14:21:59
<近畿>滋賀県

合併協議 長浜市に編入が前提
長浜市議会、6町会に回答
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007112800067&amp;genre=A1&amp;area=S20

 長浜市議会の林多恵子議長は27日、湖北地域6町の議会から申し入れのあった1市6町の合併を見据えた地域づくり協議について、「長浜市への『編入』を合併論議の前提とすべき」と6町議会に回答した。

 この日の市議会全員協議会で、協議開始にあたり▽住民ニーズや社会環境の変化に対応した効率のよいまちづくのための議論に重点を置くべき▽将来の合併問題では、合併方式を『編入合併』とせざるを得ない−などと確認した。
 同日、林議長が6町議会の代表の西浅井町議会の沢尾益男議長を訪ね、回答書を手渡した。沢尾議長は12月上旬までに各議長と再度協議する考えを示した。

3510とはずがたり:2007/12/14(金) 08:26:17
<東北・北海道>岩手県

合併前向き5市町村 県審議会調査
ttp://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20071213_3

 達増知事の諮問機関である県市町村合併推進審議会(会長・斎藤俊明県立大教授)による市町村長の聞き取り調査は12日までに、花巻、釜石両市を除き33市町村で終了した。このうち、合併に前向きな姿勢を示したのは5市町村で、合併に否定的なのは4市町。残る24市町村は「当面自立」「どちらとも言えない」などと微妙な立場が浮き彫りになった。県内の市町村は地方交付税の削減や税収の落ち込みで、かつてないほどの財政難に直面している。こうした状況を踏まえ、同審議会が本年度末に達増知事へどのような答申をするか注目される。
 調査は9月26日からスタート。同審議会委員らが市町村を訪問し、首長から意見を聞いた。花巻市は17日、釜石市は年明けに調査予定。
 合併に前向きなのは、大船渡市、一関市、奥州市、藤沢町、川井村。宮古市と川井村は合併に関する事務レベル検討会を設置。来年1月中には作業を終え、2月には川井村が住民説明会に入る。
 奥州市は来年度早々に金ケ崎、平泉両町に意思を表示する予定で、大船渡市も陸前高田市、住田町との合併協議会設置に強い意欲をみせる。藤沢町は一関市との合併を望むものの、大規模農地開発の巨額償還金が障壁となっている。
 一方、合併に否定的な4市町のうち、合併した市町は「町民は合併に拒否反応を持っている」(西和賀町)「新生まちづくりに専念したい」(洋野町)「合併効果を引き出すための施策を展開中」(八幡平市)とし、さらなる合併には消極的だ。
 24市町村は将来的な合併の必要性を認めつつも「当面自立」を強調する。「他市町村の動向をみて、対応を検討する」(久慈市)など様子見も多い。中には「合併で諸課題が解決されるとは思わない」(住田町)など警戒心を強める市町村もある。
 県内市町村の財政状況は年々厳しさを増している。35市町村の地方交付税は2003―06年度で計約246億円、主要3基金も計約210億円減少した。財政調整基金からの補てんを除くと、06年度の実質単年度収支は18市町村が赤字。「当面自立」を掲げ、職員削減などの行財政改革や基金取り崩しも限界が近づく。
 慎重姿勢の市町村が多いことに斎藤会長は「2年前の合併の流れで、必ずしも住民の理解が進んだわけではないのでは」と分析。「将来を展望するための財政指標をしっかり提示し、住民に十分説明する必要が市町村にはある」と指摘する。
 達増知事は今年8月、県市町村合併推進審議会に▽旧合併特例法で合併した市町村の合併効果検証▽合併協議会設置勧告の在り方―を諮問。合併協議会の設置勧告について知事が審議会へ諮問したのは初めて。

合併に
前向き…大船渡市(→陸前高田市・住田町)・一関市(→藤沢町)・奥州市(→金ヶ崎町・平泉町)・藤沢町(→一関市)・川井村(→宮古市)
否定的…八幡平市・紫波町・西和賀町・洋野町
未実施…花巻市・釜石市
その他は当面自立・どちらとも云えない等

3511とはずがたり:2007/12/14(金) 09:16:10
<東北・北海道>山形県

最上8市町村の合併の推進を主張する山尾氏当選だが。。

選挙:新庄市長選 山尾氏が初当選 前副市長の八鍬氏破り /山形
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20071001ddlk06010053000c.html

 高橋栄一郎前市長の死去に伴う新庄市長選は30日投開票され、元市議の山尾順紀氏(55)=無所属=が、新人で前副市長の八鍬長一氏(59)=同=を破り、初当選を果たした。当日有権者数は3万1976人、投票率は72・38%(前回67・31%)だった。
 山尾氏は、県議や市議、地元町会の後援会などの支援を受けて、ミニ座談会を重ねながら草の根運動を展開した。「最上8市町村の合併を4年以内に実現させる」などと訴え、若者や無党派層にも支持を広げた。
 同市五日町の円満寺には、大勢の支持者が集まり、初当選が決まると大きな拍手がわき起こった。山尾氏は「市民の目線で行政運営をしたいと訴えてきた。一から市の組織づくりをやり直し、明るい新庄にしたい」と抱負を述べた。
 八鍬氏は、行財政改革を推進し、市民生活を第一に考え、安心して住める街にすると訴えたが、一歩及ばなかった。【米川康】
 ■解説
 ◇期限までに公約達成を
 高橋市長の突然の死去に伴う選挙は、元市職員2候補による激しい戦いとなった。山尾氏が2度目の挑戦で初当選したが、財政再建、合併、雇用問題など市の抱える課題に対する両候補の政策に大きな差はなかった。
 山尾氏は、企業、団体などからの推薦を受けず、県議、市議の支持を受け高校の同級生らの支援で草の根選挙を展開した。選挙戦で「新庄を変えよう」とリーダーの交代による市政刷新を訴えた。公約すべてに期限を設け、新庄を変えなければという熱い思いが、閉塞(へいそく)感の漂う市民の心を動かした。反発する市議、市職員も少なくないことから新市長の手腕が注目される。
 山尾氏は、変化を嫌う新庄市の風土に新風を吹き込み、説得力のあるビジョンを示したといえる。市民の選択に応えるためには、自ら期限を定めた公約を達成することが求められる。それができなければ、市民から責任を厳しく問われることになる。【米川康】
==============
 ◇市長選開票結果=選管最終発表
当 12460 山尾順紀 55 無新
   10491 八鍬長一 59 無新
 ◇新庄市長略歴
山尾順紀(やまお・じゅんき) 55 無新(1)
 [元]市議▽住職▽保護司▽ソフトテニス連盟理事長[歴]市職員▽市立沼田小PTA会長▽大正大
毎日新聞 2007年10月1日

3512とはずがたり:2007/12/14(金) 09:57:40
<首都圏>埼玉県

離散集合が激しいこの辺ですが巧く行くと良いですねぇ。

4市町が合併協設置へ 埼玉
2007.12.13 03:37
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/saitama/071213/stm0712130338004-n1.htm

 久喜市と菖蒲町、鷲宮町、栗橋町の各首長は12日、1市3町で合併新法期限内(平成22年3月末)の対等合併を目指すことで合意した。来年4月に法定合併協議会を設置する考え。

 久喜市と菖蒲、鷲宮両町は白岡町を加えた1市3町で合併意見交換会を開催していたが、白岡町が今月6日に離脱。栗橋町は11月26日に参加申し入れを行っていた。

 久喜、菖蒲、鷲宮の1市2町は新たな合併枠組みになり、1月にも住民アンケートを実施、住民の意向を確認する方針。

3513とはずがたり:2007/12/21(金) 15:23:02
<九州・沖縄>宮崎県

素晴らしい♪
今回はちゃんと最後でひっくり返るなんて事の無いよう求む。

日南市、北郷町、南郷町 新市名は「日南市」 合併、来春申請へ 法定協
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/miyazaki/20071219/20071219_002.shtml

 2009年3月の合併を目指している日南市と北郷町、南郷町の法定合併協議会(会長・谷口義幸日南市長)が18日、北郷町で開かれた。新市名を「日南市」とし、議員は在任特例を適用することなど22項目で合意に達し、合併協議をほぼ整えた。

 新市名をめぐっては公募で寄せられた441点のうち「日南市」が過半数の238票を占め、2位の「南那珂市」の18票を大きく上回っていた。5回目となったこの日の会合では、それを踏まえ日南市とすることを決めた。

 3市町(日南市議22人、北郷町10人、南郷町10人)合わせて42人の議員については2年間の在任特例を適用した上で、定数を30とすることを承認した。

 市役所は日南市役所をそのまま使う。一方で北郷、南郷両町に総合支所を置き、2町それぞれに10年間、地域自治区を設け、区長を据える。

 次回の同協議会は27日、南郷町で開催。残った新市の基本計画を承認する見通しだ。

 これを受けて3市町は来年1月中旬から住民説明会を開き、南郷町では住民アンケートを実施。3月上旬に合併協定を締結し、3月議会で関連議案を議決した後、県に合併申請を行う予定だ。

=2007/12/19付 西日本新聞朝刊=
2007年12月19日00時42分

3514とはずがたり:2007/12/21(金) 15:30:07
<東海>静岡県

大井川を越えて島田が増殖したように富士も富士川を越えて増殖か。遂に岩渕も富士市に。
島田が大井川を遡って増殖したように富士も富士川を遡って増殖するかどうかがみもの。

来月28日に合併協定書締結 富士市、富士川町
2007/12/19
http://www.shizushin.com/local_politics/20071219000000000050.htm

 来年11月1日の合併を目指し協議を重ねてきた富士市・富士川町合併協議会(会長・鈴木尚市長)は19日午前、第9回協議会を同市消防防災庁舎で開き、修正議案を含む7議案を可決した。これにより33項目すべての協議が調い、約1年に及んだ合併協議は終了した。
 両市町は来年1月28日の合併協定書締結、その後の両議会での議決を経て、新年度をめどに県知事へ廃置分合を申請する。
 議案の可決を受け、鈴木市長が協議結果を合併協定書にとりまとめることを宣言すると、全委員から「異議なし」の声が上がった。
 委員を代表し坪内伸浩町長が「町民の期待をくみ取り、不安解消に尽力して頂いた。一体化したまちの実現へ準備に取り組みたい」、望月清隆町議会議長が「町民にとって初めての経験。今後も不安を取り除くご配慮を」と発言した。渡辺敏昭市議会議長も「実りある議論を新市運営に着実に生かすことを期待したい」と述べた。

3515とはずがたり:2007/12/23(日) 04:09:04
<中国・四国>岡山県

岡山市区割り決着 政令市実現に最重点 4区生かす街づくりを
http://www.sanyo.oni.co.jp/sanyonews/2007/12/22/2007122210213282011.html

 岡山市の高谷茂男市長が21日、政令指定都市移行時の区割りについて市議会の対案を受け入れ、市方針を3区から4区に変更したことで、こじれ続けた問題はようやく決着した。政令市推進に必要となる市議会の意見書議決を得ることに最重点を置いた判断だが、受け入れた以上は、市域を分ける区制のメリットを生かす街づくりの理念を、市があらためて示さなければならない。

 市は3区、市議会は4区を主張するねじれ状態の中、市長の決断は市議会の対案を「重く受け止める」ことだった。市側が民意をつかめきれず、市民説明会を通じても理解を広げられなかったことが背景にはある。

 市は当初の方針で3区と決めながらも、おおむね旭川東側の区(B区)だけに区役所分庁舎の設置を打ち出し、分区しても行政効率に大差のない状況を結果的につくり出していた。4区になっても、市行政区画等審議会の答申に基づく市の3区案と類似性はある。

 しかし、区の範囲は岡山県議、市議の選挙区にもなる。この点が、3区と4区では決定的に異なる。市民の思いは区単位で反映され、4区に変更した意味は極めて大きい。各区の人口バランスも崩れ、「地域づくりの担い手である人材に差がない形での出発」を求めた審議会の考え方は反映されなかった。

 市議会が示した4区とはいえ、区割りを最終決断したのは市長だ。市は区役所を街づくりの総合拠点と位置付けて3区を主張してきたが、4区を受け入れることと、整合性をどう図ったのか。明快な説明はまだ聞かれない。各区の個性を生かして市全体の発展につなげる新たな方策を示すことが必要だろう。

 政令市移行に関し、市民への周知は十分とは言えない。市は今年6月に都市の使命として「中四国をつなぐ総合福祉の拠点」を掲げた。市民が岡山市の目指す政令市像を具体的にイメージできるよう説明しながら、4区体制のもとで市民とともに新たな出発をする区制運営の仕組みづくりを求めたい。

【詳しくは山陽新聞紙面をご覧ください。】
(2007年12月22日掲載)

3516とはずがたり:2007/12/24(月) 23:39:19
<近畿>滋賀県

むぅ心配である。

湖北町議補選 3氏決まる
http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20071224/CK2007122402074546.html
2007年12月24日

 現職議員の死去に伴う湖北町議補選(被選挙数3)は23日に投票、即日開票され新議員が決まった。当日有権者数は7178人、投票率は60・45%だった。

 新議員の内訳は、元職1人、新人2人。党派別では共産1人、無所属2人。

 この結果、全12議席のうち湖北地方の1市6町合併に反対意見を持つ共産が3議席となった。無所属議員の中にも反対派が複数いるため今後の合併問題に一定の影響を与えそうだ。
 (多園尚樹)
◇湖北町議補選開票結果

 (被選挙数3…5)
当 1,247 竹本直隆(51) 無新<1>
当   928 角川洋治郎(66) 共新<1>
当   893 佐野稔(66)  無元<3>
    845 千田幸子(62) 無新 
    363 城弟真治(63) 無新 
 全票終了

3517とはずがたり:2007/12/25(火) 00:07:18
<近畿>滋賀県

講演で「市町村合併など徹底した行財政改革が必要」と話す昇教授(安土町・文芸セミナリヨ)
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007122200121&amp;genre=A2&amp;area=S20

 町民に合併検討の必要性を知ってもらう「合併を検討するフォーラム」(滋賀県安土町主催)が22日、同町桑実寺の文芸セミナリヨであった。津村孝司町長は冒頭のあいさつで、町民で組織する合併問題の検討会議を来年2月にも設ける方針を明らかにした。

 同町では、これまで2度にわたり市町合併を模索したが、実現していない。名城大の昇秀樹教授が「これからのまちづくりと市町村合併」と題し講演した。

 昇教授は、住民サービスの効率がいい人口10万人規模の都市を目指す政府の意向を説明した。一方で、合併で住民の声が届きにくくなるとの懸念に対処するため、自治体の中に小さな自治の枠組みをつくる「地域内分権」を取り入れる方法を紹介した。

 国や市町村など計約800兆円の借金があることに触れて「市町村合併など徹底的な行財政改革をしなければならない」と述べ、「孫の世代のことなどを考えて合併か単独かを考えるべき」とした。
 また津村町長はフォーラム終了後、来年に発足させる検討会議について、公募や各種団体推薦の約20人の町民で組織するとし、「法定協議会などの前段階。長くて1年以内に結論を出したい」と話した。

3518とはずがたり:2007/12/25(火) 18:44:04
<東海>静岡県

富士宮の度量を信じたいっす。

芝川町:町長選の野村氏初当選、富士宮市との合併選択−−住民の意思示される /静岡
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20071225ddlk22010102000c.html

 23日投開票の芝川町長選で新人の元町議、野村寛氏(65)が現職の臼井進町長(57)を破って初当選を果たしたのは、住民が富士宮市との合併実現を強く求めた結果だ。

 「町民は間違っていなかった」。野村氏を擁立した住民団体「芝川を考える会」の鈴木弘会長はかみしめるように語った。同会は富士宮市との合併を求める運動を展開。昨年12月24日の住民投票で同市との合併賛成が有効票の8割を占める原動力となった。

 だが、投票前の住民説明会で臼井町長は「富士市・富士川町との合併も選択肢の一つ」などと、富士宮市との合併を望んでいないとも受け取れる発言をして不信感を招いた。同市議会は3月15日に芝川町との合併協議会設置議案を否決。住民の意思は通らなかった。鈴木会長は「町長を代えなければ合併は進まない」との思いで野村氏擁立に動いた。

 当選直後、野村氏は「富士宮市民は町民の熱意を理解してくれる」と期待感を表明。だが、財政健全化計画によって歳出を大幅に削減している同市としては、合併で芝川町の職員や施設を抱え込むことで「行革効果が薄まる」との懸念もぬぐえない。芝川町には、熱意だけでなく厳しい行革努力が求められる。【鈴木直】

毎日新聞 2007年12月25日

3519とはずがたり:2007/12/27(木) 12:02:10
<東海>愛知県宝飯地区

後は小坂井を直ぐに入れてやれって。豊橋に取られてまうでぇ。

豊川市と2町合併へ最終確認
http://www.tonichi.net/news.php?mode=view&amp;id=21783&amp;categoryid=1

 豊川市・音羽町・御津町の第6回合併協議は26日午前9時30分から豊川市役所で、山脇実豊川市長、宇都野武音羽町長、深谷泰範御津町長をはじめ協議員が参加し開かれた。8月6日の第5回会合以後、山脇豊川市長誕生などを挟みながら、11月9日の総務大臣告示で正式決定され、来年1月15日に新豊川市が誕生する。

 この日は「1市2町の長が別に協議して定める項目」や「調整を必要とする項目」についての結果が報告されたほか、合併関連行事日程も確認された。特別職の職員の身分の取り扱いでは、合併後の改選時などにおいて市域全体に配慮し選任する、など細部まで確認事項が報告された。

 また合併関連行事に関して、音羽町の閉町式は1月6日午前10時から音羽町文化ホールで、御津町の同式は同日午後1時30分から御津町文化会館でとなっている。閉庁式は音羽町が14日午前10時から、御津町は11日午後5時30分からとなっており両町とも会場は各役場。

 1市2町の合併記念式典は15日午後2時から豊川市文化会館で行われ、映像による新豊川市の紹介や新市の一体感を世代や市町を越えた「よさこい演舞」で表現する。同日は両支所の開所式も行われ、音羽支所は午前8時30分から、御津支所は午前10時からそれぞれ両支所玄関前で開かれる。

3520とはずがたり:2007/12/27(木) 12:04:02
<九州・沖縄>宮崎県

津村氏清武との合併に衆院での川村支援で中山を落選に追い込んだりと,せなあかんこといっぱいやけど頑張っていただきたい。

法定合併協を設置 宮崎市と清武町 1月18日初会合
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/miyazaki/20071227/20071227_001.shtml

 2010年3月末までの合併を目指す宮崎市と清武町は26日、法定合併協議会(法定協)を設置、東国原英夫知事に報告した。来年1月18日に初会合を開く予定。知事は「事務的作業など大変だろうが、相談し合ってほしい」と述べた。

 法定協の名称は「宮崎・清武合併協議会」。宮崎市に事務局を置き、市が3人、町が2人の計5人体制。宮崎市が今月12日、清武町が同17日に、それぞれの議会で法定協設置関連議案を賛成多数で可決していた。合併方式や期日、議員任期などを協議していく。

 津村重光市長は「できるだけ早い合併がよいが、慎重に円満な合併を進める」とし、鐙(あぶみ)和俊町長は「(昨年1月に宮崎市に編入合併した田野、佐土原、高岡町の旧3町より)合併が遅れてよかった面もある。検証しながら協議を進めたい」と述べた。

 合併をめぐっては、日南市と北郷町、南郷町が地方交付税の優遇措置などが受けられる09年3月末までの合併を目指しており、27日の法定協で新市基本計画の協定項目の協議を終了する。

=2007/12/27付 西日本新聞朝刊=
2007年12月27日11時51分

3521とはずがたり:2007/12/27(木) 12:07:56
<九州・沖縄>宮崎県
>>3520-3521
清武+田野(=西宮崎市)・清武+宮崎・清武+田野+宮崎等色んな案が飛び交ったが結局宮崎+田野(編入)が実現したのだが,遅れて清武も合併となればスッキリとはする。あとは中山を落選させて尚すっきりと行きたいところ。

宮崎・清武が法定協設置、大合併「第2幕」が加速
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20071227-OYT8T00055.htm

 宮崎市と清武町は26日、法定合併協議会「宮崎・清武合併協議会」を市役所に設置した。日南市、北郷町、南郷町が2009年3月30日の合併に向けて法定協で協議しているほか、高原、野尻町は27日、小林市に法定合併協議会の設置を申し入れる。県内で「平成の大合併」第2幕に向けた動きが活発化している。

 県市町村合併支援室によると、県内の合併は06年1月1日の「新宮崎市」などの発足から始まり、これまで20市町村が実施。06年度末までに市町村数は、44(9市28町7村)から30(9市18町3村)に再編された。現在の「合併2幕」の動きが実現すると、市町村数は25となる。

 こうした合併が進み、宮崎市や都城市など市部が周辺町村を取り込んで広域化する一方で、人口1万人未満の町村が3分の1を占めるなど、自治体の規模の二極化が進んでいる。

 県は、さらなる合併を進めようと「県市町村合併推進構想」を作り、地域の歴史的、文化的なつながりを考慮して、県内を10地域とする組み合わせ案を提示。同支援室は「人口が少ない町村は今後、少子高齢化が進み、厳しい財政運営が予想される」と指摘している。

 この日、宮崎市の津村重光市長と清武町の鐙(あぶみ)和俊町長は協議会の文字が書かれた看板を掲げた。

 その後、2人は東国原知事を表敬。津村市長は「通勤圏や通学圏が同じで、両市町の結びつきは強い」と述べ、鐙町長は「合併によって得られるメリットを住民に説明し、同意が得られるよう努力したい」と話した。東国原知事は「清武町を走ると、地理的に宮崎市と一体化しているような気がする。住民が納得できるよう議論を尽くしてください」とエールを送った。

 協議会は来年1月18日、宮崎市民プラザで初会合を開き、2010年3月末までの合併を目指す。
(2007年12月27日 読売新聞)

3522とはずがたり:2007/12/27(木) 12:09:36
<九州・沖縄>熊本県

合併が取り沙汰されたのついこの間のような気がするんですけどはやいな。。>合併研が報告書提出

熊本市と植木町の合併研が報告書提出
ttp://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20071226200016&cid=main

 熊本市と鹿本郡植木町の政令市や合併問題に関する事務レベルの研究会がまとめた報告書が二十六日、幸山政史市長と藤井修一町長、両市町議会に提出された。この報告書をもとに、同町は来年一月中旬から町内九地区で住民説明会を開き、報告書の内容を説明、同市との合併について住民の意見を聞く。
 報告書は、(1)市街化区域と市街化調整区域の線引き(2)高校通学区の位置付け(3)都市計画税や事業所税などの取り扱い(4)区役所とその権限・機能のあり方(5)区画整理など町の主要事業の方向性など、町側が提示した十一項目の課題が合併した後どうなるかについて、熊本市が回答する形でまとめられた。

 これによると、都市計画の線引きについて、熊本市側は「政令市になれば線引きは必須で、植木町でも線引きを行うことになる」と説明。市街化調整区域の開発については「何らかの開発制度の運用を検討していきたい」とした。

 高校の通学区は、県教委所管の県立を別として、「市立の必由館高と千原台高は通学区域になる」と回答。現在、市が課税している都市計画税と事業所税の取り扱いでは「市街化区域になった地域には都市計画税が課税され、事業所税も一定期間免除する特例の適用を協議することになるが、その後は熊本市の例により統合する」などとした。町が進める区画整理など主要事業は、基本的に新市で引き継ぐとした。

 ただ、今回は事務レベルの協議のため、大半の項目は「町の意向を踏まえて合併協議の中で検討する」という内容にとどまった。

 藤井町長は「論点は出そろったので住民と一緒に考えていきたい」、幸山市長は「これをベースに、さらなる合併協議の場を作っていきたい」とそれぞれ話した。(浪床敬子、武田愛一郎)

3523とはずがたり:2007/12/29(土) 13:08:19
<東北・北海道>岩手県
岩手日報の記事だから岩手県の審議会なのだが保育料がより下がったのは県内の合併市町村なのか全国の市町村なのかどっちだ?

保育料、合併市町4300円安く 県審議会の効果資料
ttp://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20071228_5

 県市町村合併推進審議会(会長・斎藤俊明県立大教授)は27日、盛岡市中央通1丁目のエスポワールいわてで開かれ、市町村合併の効果に関する資料が示された。2007年度の保育料(3歳未満児・所得税8万円世帯)は、合併市町の平均2万8743円(月額)に対し、非合併市町村は3万3130円(同)で、約4300円の差が出ている。このほかの財政数値でも合併による格差が明らかになり、今後の合併論議に微妙な影響を与えそうだ。
 保育料については、合併市町の大半が料金の低い旧自治体の水準に統一し、03年度から3853円下がった。非合併市町村はわずか180円下がっただけで、両者の減少額は約21倍の開き。非合併市町村の多くは高い水準にとどまっている。上水道、公共下水道では大きな差がなかった。
 04年度と06年度の地方交付税合計額の推移を見ると、非合併市町村が41億円、5・3%減だったのに対し、合併市町は5億円、0・4%減にとどまる。国庫支出金等合計は合併市町が13億円、4・1%増となったが、非合併市町村は7億円、5・6%減。県支出金合計も、合併市町は7億円、3・1%減だったが、非合併市町村は20億円、15・8%の大幅減となった。
 斎藤会長は「非合併市町村のデータがもう少しあれば良い。こうした数字は住民議論の材料になる。これを機に合併論議が深まってほしい」としている。
 同審議会は来月、市町村長と意見交換を行うほか他県の事例を視察。2月中旬の審議会で合併協議会設置勧告の在り方について本格論議し、3月下旬に知事に答申する。
(2007/12/28)

3524とはずがたり:2007/12/29(土) 14:31:06
<中国・四国><東海>
愛知郡の三好町もそろそろ市制施行か(;゚Д゚)
ほんとは阿波池田市にしたかったのか?

「三好市」名乗らないで 同市、愛知自治体からの使用了承要請拒否
2007/12/08 10:25
http://www.topics.or.jp/contents.html?m1=2&amp;m2=&amp;NB=CORENEWS&amp;GI=Kennai&amp;G=&amp;ns=news_119707709587&amp;v=&amp;vm=1
 市制移行で同名を名乗りたいと了承を求めてきた愛知県三好町に対し、徳島県三好市が拒否する文書を送っていたことが七日、分かった。市は大阪府池田市に配慮して、合併時に新市の名称から池田を外した経緯があり「同一名称は到底納得できない」と憤っている。

 三好町は、名古屋市と豊田市に挟まれた人口約五万六千人のベッドタウンで、九月に市制施行準備室を設置し二〇〇九年度以降の市発足を検討。住民代表や町議らでつくる名称等検討委員会で、三好村から数えて百年以上の歴史を持つ「三好」を新市名とする協議を進めてきた。

 十月二十三日には、副町長ら三人が三好市を訪れ「同一の名称となることを了承してほしい」と要請。市は「長年親しまれてきた池田を新市名にと願う住民が多かったが、大阪の池田市があるため実現できなかった経緯がある。(同一名称を)承認することは市民も議会も到底納得できない」と、十一月十六日付の文書で拒否した。

 市の反対の意向を受けて、町は県を通じて総務省の見解を確認したうえで、年明け早々に名称等検討委を開き、市名を平仮名にするか、別の名称を公募するかなどの対応を協議する。

 同一漢字を使う市名については、一九七〇年に自治省(現総務省)が「既存の市の名称と同一とならないよう十分に配慮すること」と各都道府県に通達。現在、全国には東京都と広島県の「府中市」、北海道と福島県の「伊達市」が同一漢字の市としてある。

 総務省は同一名称に「双方に異議がなければ容認することはできる。ただ、町が市制施行の要件を満たしているかどうかも分からず、現状では判断できない」としている。

3525とはずがたり:2007/12/29(土) 14:37:13
<東北・北海道>青森県

平川に合併呑ませる様圧力掛けられないのかねぇ。国は岩国には圧力かける癖に。
田舎館も財政が不振の黒石と一緒になる選択肢はないのだな。
少なくとも合併にうまみがないとなると合併を嫌がるのは当然。制度設計の再構築が必要か。合併を推進したいと成れば。
財政危機で入れて貰えなかった大鰐も同様。弘前辺りが救済合併してあげるわけにはいかんのか?

2007年12月8日(土)
田舎館との合併検討会議設置へ
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2007/20071208113548.asp

 平川市議会は七日、議員全員協議会を開き、田舎館村から要請を受けている合併について話し合った。合併反対の意見が過半数だったものの、外川三千雄市長が同村と財政状況などを話し合う議員代表者会議を設置したいとの考えを示し、議会も了承した。市側は十三日までに市長の方針を同村に伝える。

 全員協は非公開。外川市長、小笠原勝則議長によると、両市村とも財政状況が厳しいことから「さらに市民サービス低下を招くことはできない」などとし、合併に反対する議員が過半数を占めた。議員代表者会議については、「村側に思わせぶりな態度を見せることがないように進めてほしい」という意見があった。

3526とはずがたり:2007/12/29(土) 14:49:32
<東海>静岡県
>>3498 >>3501

静岡市と由比町両議会が合併議案を可決、正式決定
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071213-00000001-san-l22
12月13日7時51分配信 産経新聞

 平成20年11月の合併を目指す静岡市と由比町の両議会は12日、両市町で合併協定書が調印されたことを受け、それぞれで追加提出されていた合併関連議案を賛成多数で可決、合併が正式決定した。

 両市町の合併をめぐっては、由比町が一昨年、調印後、町議会が合併関連議案を否決し、頓挫した経緯があった。しかし、今年4月の町長、町議選で合併推進派が圧勝し、再び合併協議が進められていた。

最終更新:12月13日7時51分

静岡市と由比町 合併成功に笑み 石川知事
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071209-00000012-san-l22
12月9日7時50分配信 産経新聞

 静岡市と県中部にある“サクラエビのまち”由比町の合併協定書締結式が5日行われ、立会人として出席した石川嘉延知事。「いったん頓挫したものが、もういっぺん土俵に上って無事成功するという例は聞いたことがありません。快挙だと思います」と祝辞を述べながら、自然に笑みがこぼれた。当事者の小嶋善吉市長と望月俊明町長との写真撮影でポーズを取る際も、軽い冗談を飛ばして場を和ませた。

 この合併、平成17年に旧蒲原町を含む1市2町による合併協定書が締結されたが、由比町議会が関連議案を否決して白紙化。地図上も由比町より東の旧蒲原町が飛び地で静岡市清水区になり、不自然な形で取り残されていた。11月には南伊豆地域の合併構想が挫折したばかりなだけに、うれしさもひとしおだ。

 その気持ちを素直に見せる姿は、実にスマートだった。散会直後に改めて感想を聞こうと思ったが、やめた。あのうれしそうな顔を見れば、やぼというものだ。

最終更新:12月9日7時50分

3527とはずがたり:2007/12/29(土) 14:58:39
<首都圏>埼玉県

白岡は久喜との合併協議から離脱>>3512して蓮田からのラブコール>>3505-3506に応えた流れ。どっちに着くかってのは難しいのかも知れないけど・・。
久喜は白岡を含んだ合併に前向きの様だが>>3405>>3431>>3499
蓮田との合併が成れば歓迎だが彩野市>>314みたいなのだけは止めて欲しい。新市名はどうするのかねぇ。。

白岡町も蓮田市と合併へ強い意向
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071211-00000015-san-l11
12月11日7時50分配信 産経新聞

 埼玉県白岡町の浜田福司町長は10日、町議会本会議で合併の枠組みについて「蓮田市と白岡町の合併は公平かつ対等」と述べ、蓮田市と合併新法期限内(平成22年3月末)の対等合併に強い意欲を示した。理由として「歴史的、地理的な面、過去の意向調査などを総合的に判断した」と指摘した。

 両市町合併は、同市の中野和信市長も合併新法期限内の合併に向け、年内に連絡会議を設置する考えを表明しており、浜田町長が“プロポーズ”に答える形となった。

最終更新:12月11日7時50分

3528とはずがたり:2007/12/29(土) 15:01:18
<首都圏>埼玉県
>>3527-3528
久喜市+菖蒲町+鷲宮町+栗橋町=久喜市
蓮田市+白岡町=蓮田市
で一件落着と行きたいところであるがどうかな?

4市町が合併協設置へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071213-00000022-san-l11
12月13日7時51分配信 産経新聞
 久喜市と菖蒲町、鷲宮町、栗橋町の各首長は12日、1市3町で合併新法期限内(平成22年3月末)の対等合併を目指すことで合意した。来年4月に法定合併協議会を設置する考え。

 久喜市と菖蒲、鷲宮両町は白岡町を加えた1市3町で合併意見交換会を開催していたが、白岡町が今月6日に離脱。栗橋町は11月26日に参加申し入れを行っていた。

 久喜、菖蒲、鷲宮の1市2町は新たな合併枠組みになり、1月にも住民アンケートを実施、住民の意向を確認する方針。

最終更新:12月13日7時51分

3529とはずがたり:2007/12/29(土) 15:43:52
<近畿>和歌山県
>>52>>3354

期限内の合併に慎重 奥根町長「住民の意見を聞いた上で」
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=132398

 古座川町の奥根公平町長は25日の町議会9月定例会一般質問で、2次合併について「住民や議会の声を十分に聞いた上で協議していきたい」と述べ、2009年度末までの時限立法期限内の合併に慎重な姿勢を示した。谷久司(無)、山地理平(無)、日下博規(共産)の3議員の質問に答えた。

 県は2次合併について、新宮市と東牟婁郡5町村の広域合併を提案している。法期限内に合併するためには、年内の意思統一が必要で、町の重要課題となっている。

 町は新宮東牟婁地方の6市町村が作った冊子を全戸に配布。町民の意見を参考にするため7月30日から5日間かけて、七川、三尾川、明神、小川、高池の各地区で住民説明会を開いた。

 3議員は、説明会を6市町村の中で先駆けて開いたことを評価しつつも、わずかな資料で住民の判断が難しいことや、参加した住民が少なかったことを指摘。合併協議会が発足していないことや、合併後の町の将来像が分かりにくいなどと主張した。

 奥根町長は、議会や住民と話し合いを進めていきたいとして「交付税や地方税の施策が変わってくるだろうし、直ぐに合併というよりはじっくり考えたい」と答えた。その上で「近く開かれる東牟婁郡町村会で、説明会で住民から合併に反対する声が多かったことや、合併しても奥地は取り残されるのではないかなど不安がる意見があったことを伝えたい」と述べた。

20議案を可決

古座川町議会が閉会

 古座川町議会9月定例会は25日、本年度一般会計補正予算案など19議案と、追加した林道補修の補正予算議案の計20議案を可決し、閉会した。

('07/09/27)

3530とはずがたり:2007/12/29(土) 16:01:33
<近畿>和歌山県
白浜と田辺で緩衝自治体指向かと思ってたけど公営住宅問題での離脱に過ぎないのか?

合併か単独か 上富田町が検討委を設置(和歌山)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071215-00000008-agara-l30
12月15日16時51分配信 紀伊民報

 上富田町は第2次市町村合併に向け来年1月末までに庁内に検討委員会を設置する方針を明らかにした。小出隆道町長は「来年10月には合併か単独かの方向性を示せるようにしたい」と話している。
 検討委は一般職、管理職、町三役ら20人程度で組織して話し合い、細部を検討委の管理職4人で議論する。月1回程度開き、非公開とする。また、住民からも意見を募り、検討会に生かしていく。
 1次合併時に合併協議会をつくったのが法期限の約1年半前だったことから、今回も期限(2010年3月末)の1年半前となる来年10月までに合併について方針を固めるという。
 小出町長は「合併するかしないかにかかわらず、2次合併について町民に説明する責任がある。来年10月がめどでは遅いという意見もあるが、数年後の上富田町がどうあるべきかを考え、将来のために議論することが重要」と話している。
 上富田町は1次合併時に田辺広域法定合併協議会に参加していたが、公営住宅問題などの施策の違いから、03年11月に合併協から離脱した。

3531とはずがたり:2007/12/29(土) 16:03:12
<東北・北海道>山形県

山形は庄内以外は合併出来てないからなぁ。。
村山市・置賜市・最上市・酒田市・鶴岡市の5市に再編きぼんぬ(笑

置賜広域合併めぐり懇談 米沢市長が長井市長を訪問
2007年12月17日(月) 20:38
http://yamagata-np.jp/newhp/kiji_2/200712/17/news20071217_0256.php

 置賜3市5町の広域合併をめぐり、米沢市の安部三十郎市長は17日、担当職員による勉強会の開催を提案するため長井市役所を訪れ、同市の内谷重治市長と懇談した。両市長は、早ければ年明けにも勉強会を立ち上げることで合意。合併の枠組みについては「置賜3市5町」を前提とすることも確認した。安部市長は21日までの日程で、ほかの1市5町長も訪れ、勉強会への参加を呼び掛ける。

 安部、内谷両市長の懇談は、冒頭のみ公開し、それ以外は非公開で行われた。懇談後、安部市長は「勉強会では合併のモデルづくりについて話し合う。半年ほどで何らかの結論を出したい」と述べた。

 内谷市長は、2010年3月末の新合併特例法の期限を念頭に「勉強会設置は(時間的に)ぎりぎりだが最良のタイミング」と話し、「人口20万人以上の特例市を目指し、今回のチャンスを生かしたい」と前向きな姿勢を示した。

 しかし、合併の時期については、安部市長が「(特例法期限に)こだわらない」としたのに対し、内谷市長は「こだわるのが首長の責任だ」と述べ、認識の違いをみせた。

 安部市長による他市町の訪問は、米沢市長選を前に合併推進派に転じた同市長が「(合併の検討に向け)各首長の真意を聞きたい」と発案した。今後、ほかの首長とも懇談し、21日には斎藤弘知事とも会う予定だ。

3532とはずがたり:2007/12/29(土) 16:05:23
<東北・北海道>青森県

ほんと大間の金玉の小ささには残念でしたよ。

2007年12月18日(火)
風間浦がむつに合併協申し入れへ
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2007/20071218150504.asp

 風間浦村が、むつ市との合併を目指し、市側に本格協議を申し入れる方針を固めたことが十七日、分かった。全議員で構成する村議会市町村合併調査特別委員会が五日、むつ市との将来的な合併に向け「村長、正副議長、市町村合併調査特別委の正副委員長が、非公式に市当局と合併問題で交渉する」との意見で一致した。これを受け村側は、むつ市や市議会と年内にも非公式な会合を開き、合併に向けた村の意向を伝えたい考えだ。

 村議会の能渡利雄・調査特別委委員長は「厳しい財政状況や少子高齢化で、村民のニーズに応えることが難しくなっていく。全議員が合併は必要という認識を持っている」と語った。横浜力村長は「議会の決定は、合併に向けた第一歩と考えている」と話した。

 村が十一月、職員を対象に実施したアンケートによると、市町村合併推進については「早急に取り組むべきだ」が41.1%、「いずれ取り組むべきだ」が44.6%に達し、村職員も合併志向が大多数だ。

 宮下順一郎むつ市長は「風間浦村議会の意見は重く受け止めたい。しっかり話を聞いた上で、お互いが発展できるよう、今後の方向性を探っていきたい」とし、前向きに対応する考えを明らかにした。

3533とはずがたり:2007/12/29(土) 16:06:59
<中国・四国>島根県

まぁ大田市のままで良いんではないの?

「石見銀山市」問題:再び幻に 市名問題検討特別委、「大田市のまま」と結論 /島根
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071218-00000311-mailo-l32
12月18日18時0分配信 毎日新聞
 ◇「経費負担大き過ぎる」
 石見銀山遺跡(大田市)の世界遺産実現で、市名を「石見銀山市」に変更するかの審議を続けてきた同市議会の市名問題検討特別委員会(清水勝委員長、12人)は17日、最終の委員会を開き「現行のまま」とする結論を出した。20日の市議会本会議で採択されるのは確実で、「幻の石見銀山市」は再び幻と消えた。【船津健一】
 同市の竹腰創一市長から意見具申を求められた市議会は特別委員会を設け、10月から6回の会議を重ねた。民意を尊重する方針を決め、経済・農林水産団体や自治会、PTAなど各種団体の代表者24人から意見を聴いた。
 うち、石見銀山市を支持するのは2人で、保留が3人。大田市とする多くが「行政や民間事業者の経費負担が大き過ぎる」を理由に上げた。また「2年たってなじんだ」や「関心が薄れた」「石見銀山遺跡だけがすべてではない」「字画が増える」などの声も相次いだ。
 一方、保留を含む残る5人からは「石見銀山のブランド化に有効」「住民の総意を求めるべき」「子どもに対して恥ずかしくない決め方を」などの意見が出された。
 清水委員長は「民意は大田市にあると判断。委員会の90%が大田市を支持しているので、大田市のままという結論を議会で委員長報告する」と話した。
 同市は05年10月、旧大田市、旧仁摩町、旧温泉津町が対等合併して発足。03年10月、公募を基に合併協議会で投票し、新市名を石見銀山市と決めた。だが、議会を中心とした旧大田市派が反発。世界遺産になったら、石見銀山市を再検討するという前提で「大田市」に覆った曲折がある。
 竹腰市長は、議会の決定を尊重する方針。「市民が納得する結論を導きたい」として、今年度中に最終決定する意向だが「大田市として新しい町づくりの取り組みが始まっている」という立場を表明している。

12月18日朝刊
最終更新:12月18日18時0分

3534とはずがたり:2007/12/29(土) 16:08:23
<近畿>和歌山県
>>3306>>3206>>3149

法期限内の合併困難 すさみ町長「具体的な動きなし」(和歌山)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071215-00000007-agara-l30
12月15日16時51分配信 紀伊民報
 すさみ町の橋本明彦町長は14日、市町村合併について「合併は避けられないとの認識だが、現時点で(周辺町との)具体的な動きはない」と2010年3月の合併新法期限内の実現は厳しいとの見方を示した。
 町議会で、堀谷伸二議員(無)の質問に答えた。橋本町長は「行財政改革を着実に進めることが実現への近道。行政の状況は刻々と変わる。すぐに対応できる準備が必要」と今後の方針を述べた。
 合併が難しい理由として、隣町が前回の合併から2〜3年しか経過していない点を指摘。「1次合併の検証が必要。中山間地域が抱える限界集落の対策なども含め、住民と対話しながら認識を深め、一定の方向を示したい」と話した。
 町は庁内に課長や担当職員らによるプロジェクトチームを設け、これまで2回の会合を開いて研究を進めているという。県は白浜町との合併構想を提示している。

3535とはずがたり:2007/12/29(土) 16:10:57
<東海>愛知県

名古屋市も春日町ぐらいすっといれてやりゃーええがね。
清須市の寛容な対応をきぼ〜。
大体清須から宮(熱田)迄町は無かったのじゃ。大清須の復活を望むぞ。

市町村合併:「清須市に編入を」 春日町長、協議申し入れ /愛知
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071219-00000021-mailo-l23
12月19日11時1分配信 毎日新聞

 春日町の河合幹雄町長は18日、清須市役所を訪れ、同市への編入合併に向けた協議を開始するよう加藤静治市長に申し入れた。
 申し入れにはほかに、副町長、正副議長が出席。河合町長が申し入れ文書を加藤市長に手渡した。文書は「地方自治体を取り巻く状況は、少子高齢化の進展、経済活動や住民生活圏の広域化など対応すべき問題が多い」としている。
 同町は西春日井郡6町の合併協議に参加していたが、前町長が名古屋市との合併を表明。独自の道を探ったが進展はなかった。昨年7月と10月の2回、11町内会でタウンミーティングを実施し、アンケートをした結果、約8割が「合併したほうがよい」と答え、その6割弱が清須市との合併を支持。その後、町は1年をかけ、合併した場合の住民サービスなどを検討してきた。
 河合町長は「多くの町民が合併の必要性を認識し、清須市との合併を強く望んでいる」と述べた。これに対し、加藤市長は「春日町とはさまざまな場面で連携や協力をしてきた。熱意を真摯(しんし)に受け止め対応していきたい」と応じた。市は来年1月ごろ、市民に説明していく。【木村文彦】

12月19日朝刊
最終更新:12月19日18時1分

3536とはずがたり:2007/12/29(土) 16:12:26
<九州・沖縄>鹿児島県

前回は錦江市だったが破談を思い出させて印象悪かったのかね?

市町村合併:新名称は「姶良市」 姶良西部任意合併協が確認 /鹿児島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071219-00000175-mailo-l46
12月19日14時0分配信 毎日新聞

 加治木、姶良、蒲生3町の合併について話し合う姶良西部任意合併協議会(会長、城光寺俊和・姶良町長)は18日、第4回の会合を開き、新市の名称を「姶良市」とすることを確認した。住民団体代表らも加わる法定合併協が発足した後、改めて協議する。
 前回会合で、加治木町の一部委員から「名称は公募すべきでは」との意見が出たため、確認が先送りされていた。この日の会合では「法定協の段階で公募すればいい」との提案があり、原案通り「姶良市」とすることが了承された。

12月19日朝刊
最終更新:12月19日14時0分

3537とはずがたり:2007/12/29(土) 16:14:08
<九州・沖縄>宮崎県

高原町と野尻町両町合併が破綻して結局大小林市が据わりが良かったのでしょう。雨降って地固まって良い。

市町村合併:高原町と野尻町、小林市に合併協申し入れ−−来年4月にも設置へ /宮崎
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20071228ddlk45010391000c.html

 高原町の日高光浩町長と野尻町の長瀬道大町長は27日、小林市の堀泰一郎市長に1市2町の枠組みによる法定合併協議会の設置を申し入れた。堀市長は合併推進の立場を明確にしており、3市町は3月までに設置議案をそれぞれの議会に諮り、可決されれば4月にも法定協が発足する。合併新法の期限である10年3月までの合併を目指す。

 小林市役所を訪れた両町長は「10〜11月に開いた合併説明会で、おおむね住民の理解を得られた」として、それぞれ町議長と連名の申し入れ書を堀市長に手渡した。堀市長は年明けの市議会全員協議会に報告し、正式回答すると伝えた。

 日高、長瀬の両町長はこの後の会見で、小林市が条件としている編入合併を受け入れる考えを示した。

 西諸県地域では04年12月、両町と旧小林市、旧須木村を含む1市2町1村の法定協が事実上解散。その後、高原、野尻町の枠組みの合併協議も破たんするなど、曲折をたどった。1市1村は昨年3月に合併した。【木元六男】

毎日新聞 2007年12月28日

3538とはずがたり:2007/12/29(土) 16:39:20
<九州・沖縄>宮崎県
>>3513>>3423
南郷のアンケ心配です。元々接する串間を入れたいという気持ちが強いのであろうけど>>212
北郷も今回は大丈夫かね?

市町村合併:日南・北郷・南郷合併協、71項目を承認 来月から住民説明会へ /宮崎
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20071228ddlk45010396000c.html

 日南市、北郷町、南郷町の法定合併協議会の第6回会合が27日、南郷町であり、最後に残った「新市基本計画」を協議して、71項目にわたる協議事項をすべて承認し終えた。1月中旬から各市町で住民説明会を開き、その結果を持ち寄って3月7日に合併調印する。その後、3市町議会で可決されれば、県知事に合併を申請。09年3月30日に新「日南市」が誕生する。

 住民説明会は、日南市が1月28日〜2月20日に10会場で、北郷町は1月28日〜2月5日に6会場で、南郷町も1月15日〜2月1日に17会場で開く。

 南郷町だけは、阪元勝久町長の選挙公約通り説明会後に約4500の全世帯を対象に合併の賛否を問うアンケートを実施する。この日の会合で阪元町長は「3月7日にはいい結果が報告できるように努力します」と語った。【塩満温】

毎日新聞 2007年12月28日

3539とはずがたり:2007/12/29(土) 16:44:06
<近畿>滋賀県

ここもなかなか纏まらんねぇ・・。

市町村合併:湖北1市6町広域化研究会、合併を公式に確認−−第2回会議 /滋賀
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20071228ddlk25010559000c.html

 長浜市など湖北1市6町の首長らで組織する1市6町広域化研究会は27日、高月町役場で開いた第2回会議で、米原市との合併も視野に置いた1市6町合併を初めて公式に確認し、協議を進めることにした。

 今年夏、湖北6町の首長らが長浜市に対し、事実上の合併協議の開始を申し入れたが、合併には各町に温度差があり、当時、合併申し入れの表現を避け、「広域でのまちづくり協議の開始」の申し入れにとどめていた。

 この日、1市6町合併の方向性を確認したのは、従来のあいまいな表現では合併議論が進まないと判断したためとみられる。川島信也・長浜市長ら各首長らが、それぞれ意見を述べたが、異論はなくあっさりまとまった。

 1市6町合併が確認されたことを受け、各首長らは28日、県庁を訪れ、県に支援を要請する。【野々口義信】

毎日新聞 2007年12月28日

3540とはずがたり:2007/12/29(土) 16:55:16
<東海>静岡県
おお,此処は下田の求心力が今一でなかなか話しが纏まらんかったが,今度はどうでしょうかねぇ・・
積極的な伊豆南部1市3町で(南伊豆も合併は1対1じゃなければ推進)伊豆下田市(仮称w)なるか?

>河津町の桜井泰次町長は「答申を厳粛に受け止め、合併に際しては県の大きな支援を条件にしたい」と話した。>>2111

> 静岡新聞社が共同通信社の全国首長アンケート(5―6月実施)の一環として県内42の全市町長に自治体の将来像を尋ねた…賀茂地区は南伊豆町が「現状が適当」とし、下田市が「2倍程度」、西伊豆町が「5倍程度」とともに約5万人を想定した以外は、東伊豆、河津、松崎町がいずれも「10万人超」と同じだった…「現状が適当」の回答は9市町(22%)で、東部・伊豆地域が6市町を占めた。>>2660

>河津は合併が前提となっている>>2718

>松崎、南伊豆町も反対 任意協提案が空中分解 2006年12月7日朝刊(毎日新聞)>>3055
>松崎町は来年の統一地方選後に新議員が検討すべきなどの理由で今年度内の任意協参加は時期尚早との意見が大半を占めた。深沢進町長によれば、町長自身も大半の町議も合併そのものは賛成

>専従も出し(下田・松崎・河津)て報告書の公開にも積極的(松崎町長)な下田市と河津、松崎町辺りが積極的という訳か?>>3260

>東伊豆と単独合併否定 河津町長が見解2007/11/22>>3496

>合併枠組み 西伊豆町離脱「残念」 石川知事 2007/11/15 >>3497
>賀茂1市5町枠組み 東伊豆町も離脱へ 町長が意向 2007/11/19 >>3497

市町村合併:伊豆南部1市3町の4首長合意、法定協設置へ 新法期限内目指す /静岡
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20071228ddlk22010195000c.html

 下田市、河津、南伊豆、松崎町の1市3町の首長が出席する合併推進懇話会が27日開かれ、支援が受けられる合併新法の期限の10年3月末までに合併することを目指して、法定合併協議会を設置することで合意した。

 同地域は県が打ち出した1市5町の合併構想が、東伊豆、西伊豆町の離脱で破たんした。残る1市3町が新たな枠組みで合併を目指すのかが注目されていた。

 4首長は年明け後、石川嘉延知事に「合併推進」を報告する。来年2月にも臨時議会を開いて承認を得た後、3月末までに法定協を設置し、08年度から具体的な検討に入りたいとしている。

 懇話会の座長を務めた斉藤民夫・県賀茂地域支援局長は「現時点では1市3町の枠組みがベストだ。法定協の設置後、国や県が支援するのに必要な枠組みの見直しを行う」と話した。

 伊豆南部地域では、03年に旧合併特例法に基づいて、当時の7市町村の合併構想があったが、4町村が離脱して、残る3市町の合併話も下田市の財政難などが障害となり破たん。西伊豆町と旧賀茂村の合併だけにとどまった。

 今回、下田市の財政赤字については、桜井泰次・河津町長が「03年時点より改善されている」と話している。【中村隆】

毎日新聞 2007年12月28日

3541とはずがたり:2007/12/29(土) 16:57:16
<東北・北海道>
奥州平泉市とかにはならんかね?
平泉の名前に拘る平泉町ではあるが。奥州藤原氏を髣髴とさせる奥州市の名前なら納得か?
金ヶ崎も平泉もプライド高そうだし難しそうではある。

市町村合併:奥州市の研究会が初会合、3パターン検討 /岩手
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20071229ddlk03010231000c.html

 奥州市は、金ケ崎町、平泉町との合併を内部で検討する「奥州市広域市町村合併研究会」を設立し、28日、初会合を開いた。(1)金ケ崎町・平泉町・奥州市の3市町(2)金ケ崎町・奥州市の2市町(3)平泉町・奥州市の2市町−−の3パターンそれぞれの合併のメリットとデメリットを3月までにまとめ、年度明けに両町に示す。

 岩井憲男副市長を委員長に全部長を含む22人が委員。相原正明市長は「合併には両町の町民意識をどう盛り上げていくかが大きなポイント。09年度末に迫る新合併特例法の期限は重視するが、必ずしも期限にこだわらず合併に取り組みたい」と方針を話した。

 委員一人一人が新たな合併のメリットや、奥州市誕生の成果と課題について意見を出し、市が集めた3市町の財政状況などの基礎データと合わせ、合併の利点などをまとめる。【石川宏】

毎日新聞 2007年12月29日

3542とはずがたり:2007/12/29(土) 18:48:29
<九州・沖縄>福岡県

吉富町:町長が機構改革表明、7課74人体制に サービス「低下不可避」も /福岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071219-00000237-mailo-l40
12月19日16時1分配信 毎日新聞
 吉富町の今冨寿一郎町長は18日の12月町議会一般質問で、行財政改革として町役場に現在10ある課を11年度までに七つに統合し、職員の削減に取り組む考えを表明した。町は知事勧告を受けて豊前市との法定合併協議会を設置したが、合併はしない方針。単独での生き残りを目指し、財政引き締めを図るため、新財政計画を策定している。
 答弁などによると、08年度から建設、産業経済の両課を一本化し、09年度に総務と企画財政、健康福祉と住民の各課を統合する。現在78人の職員は退職に伴う自然減と新規採用抑制により09年度から74人体制とし、08年度からの10年間で2億8570万円の経費削減を目指す。
 また、今冨町長は新財政計画に関連、「児童、老人、障害者福祉の予算は(人口や産業構造の)類似自治体の約3倍計上しており、ある程度切り下げざるを得ない」と述べた。事業の見直しも示唆した。だが、具体的な中身は財政検討委に諮問中として明らかにしなかった。
 新計画の公表時期については「今月中に答申をもらい、町広報やホームページなどで公表したい」と述べた。【出来祥寿】
〔京築版〕
12月19日朝刊
最終更新:12月19日16時1分

3543とはずがたり:2007/12/29(土) 19:03:09
<九州・沖縄>

将来の20万都市である。是非実現をっ!
久山は外れだけど粕屋は郡の要だからなぁ。是非5町合併を・・。

粕屋6町合併の法定協設置案 粕屋・久山町議会否決
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071222-00000000-nnp-l40
12月22日10時9分配信 西日本新聞

 福岡市に隣接する粕屋郡7町のうち新宮町を除く粕屋、篠栗、久山、志免、宇美、須恵6町の合併問題に絡み21日、6町議会で法定協議会(法定協)設置の議案の採決があり、粕屋、久山両町議会が否決、ほかの4町議会は可決した。

 1町議会でも否決すると法定協設置はできないため、6町が目標としていた合併新法期限内(2010年3月)の合併実現は難しいという見方が強いが、議会終了後、関係町の首長らが協議した結果「白紙に戻さず、検討を続けたい」とした。今後は新たな枠組みも含めた議論となりそうだ。

 6町の首長は昨年10月、合併研究会を立ち上げ人口約18万人、福岡県内第4の都市の誕生を目指して検討し、各町が12月議会で法定協設置議案を提案した。

 しかし、人口約3万9000人で財政的にも恵まれている粕屋町議会では、合併反対の議員が「他町と粕屋町では格差が大きく町民の利益にならない」などと主張。採決の結果、可否同数となり議長裁決で否決となった。

 篠崎久義町長は10月の町長選で「6町合併」を掲げ初当選。今月上旬に過労のため入院し今議会は欠席しており、町幹部は「年明けの町長退院後、あらためて議会に働きかける」と話している。

 一方、久山町は人口が約8000人と6町の中で最も少ないため「合併すると取り残される」との懸念が強く賛成3、反対8の大差だった。町幹部は「当分は単独で生き残る方策を考えなければならない」と話した。

=2007/12/22付 西日本新聞朝刊=
最終更新:12月22日10時9分

3544とはずがたり:2007/12/29(土) 19:05:11
<九州・沖縄>福岡県
>>3543-3544
惜しいなぁ,粕屋。。

市町村合併:6町合併、白紙に 久山、粕屋町議会が法定協設置議案を否決 /福岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071222-00000168-mailo-l40
12月22日16時0分配信 毎日新聞

 粕屋郡内の宇美、篠栗、志免、須恵、久山、粕屋の6町の合併構想で21日、久山、粕屋両議会は法定合併協議会(法定協)の設置議案を否決した。宇美など4町は賛成多数で可決したが、1町でも反対すると成立しないため6町による合併は事実上、白紙となった。
 各町議会は最終日の21日、一斉に採決した。久山町は賛成3、反対8となった。粕屋町は8対8の可否同数となり、議長採決で否決された。宇美町は賛成13、反対2▽篠栗町は賛成6、反対5▽志免町は賛成8、反対7▽須恵町は賛成13の全会一致――だった。
 賛成の議員は「合併は地域を再建するきっかけになる」などと主張。反対の議員からは「合併に注ぐエネルギーで各町の自治能力を高める方が大切だ」などの意見が出た。
 粕屋町の篠崎久義町長は「(否決は)非常に残念。課題解決に向けて検討していく」とコメント。久山町の鮎川正義町長は「議会が決めたことなので何とも言えない」と話した。【中原剛】
〔福岡都市圏版〕

12月22日朝刊
最終更新:12月22日16時0分

3545とはずがたり:2007/12/29(土) 19:07:02
<九州・沖縄>熊本県
>>3470>>3504>>3508>>3468

市町村合併:城南町長、熊本市へ任意合併協の設置を申し入れ /熊本
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20071229ddlk43010348000c.html

 城南町の八幡紀雄町長が28日、熊本市役所を訪れ、幸山政史市長に任意合併協議会の設置を申し入れた。幸山市長は「年明けの早い時期に、具体的な協議の場を設けたい」と合併に向けて意欲を見せた。

 城南町が11月に実施した住民アンケートでは、町民の7割が合併に賛成し、そのうち7割が合併相手として熊本市を希望していた。八幡町長はこの結果を受けて、熊本市との任意合併協議会を設置する意向を議会で示していた。

 八幡町長は「単に合併するだけでなく、政令市を目指し、熊本市と城南町、さらには県の発展につなげたい」と話した。【伊藤奈々恵】

毎日新聞 2007年12月29日

3546とはずがたり:2007/12/29(土) 19:48:33
<東海>静岡県

長泉・沼津・三島と皆独自路線では難しいねぇ。

市町村合併:沼津・三島など3市3町合併、知事が事実上断念 /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071226-00000119-mailo-l22
12月26日13時0分配信 毎日新聞

 ◇東部地域サミットで表明
 石川嘉延知事と県東部の首長が話し合う「東部地域サミット」が25日、沼津市内のホテルで開かれた。会議後の会見で石川知事は「合併新法期限(10年3月)までの大合併は不可能」と話し、県の合併構想に示した3市3町(沼津、三島、裾野市、函南、長泉、清水町)合併を事実上、断念する考えを表明した。
 会議の冒頭、石川知事は「道州制を念頭に、東部を強い地域にする必要がある」と述べ、県中西部に比べて遅れている都市機能の集中を各首長に求めた。だが会議では合併など具体論の議論はなかったという。
 県東部の合併問題では、地元5市4町が99年に「東部広域都市づくり研究会」をつくり、昨年6月からは政令市を目指した合併問題を中心に協議している。だが沼津、三島両市の主導権争いで議論は平行線をたどっている。
 石川知事は会見で、「これ以上の大合併はないものねだり。今後はネットワーク型でやっていくことが重要だ」と述べ、合併を前提としない連携で、特色ある地域を作る方が現実的だとした。
 石川知事は沼津、三島両市をまとめて東部の拠点に育てたい意向だ。そのためにJR沼津駅北に国際会議ができるコンベンション施設を建設する方針だ。同日の会見でも「沼津駅北が求心性を持つことに期待している」と言及した。
 一方、斎藤衛・沼津市長は記者団に「県の(沼津市への)期待感を強く感じた。ただ、合併問題についてはまだ機運が残っていると認識している」と述べ、合併の可能性に含みを持たせた。
 会議には石川知事のほか、沼津、三島、富士宮、富士、御殿場、裾野市、函南、清水、長泉、小山、富士川町の11首長が出席。芝川町長は欠席した。【鈴木直、山田毅】

12月26日朝刊
最終更新:12月26日13時0分

3547とはずがたり:2007/12/29(土) 19:51:12
<中国・四国>徳島県

分町は飛躍があると思うけど・・疑惑は徹底的に追及しなければなるまいて。。

鷲敷で分町の動き 前那賀町長の公金流用事件で波紋
2007/10/13 10:33
http://www.topics.or.jp/contents.html?m1=2&amp;m2=&amp;NB=CORENEWS&amp;GI=Kennai&amp;G=&amp;ns=news_119223923189&amp;v=&amp;vm=1

 那賀町から鷲敷を分町させる計画が持ち上がった。前町長の日下正隆被告(61)による公金流用事件を機に、旧鷲敷町の町長や町議経験者を中心に「不正隠しとも見られかねない合併を解消し、旧町に戻って出直すべきだ」との声が大きくなっている。十二日夜、現職町議と話し合いをしたのに続き、署名運動も検討中。合併後間もない自治体で分町論が出ることは極めて異例で、三年目を迎えた那賀町は分裂の危機に直面している。

 分町に向けた動きを見せているのは元鷲敷町長の助岡克則氏(79)や元鷲敷町議数人。もともと合併に懐疑的だった人が多い。住民の賛同を得るため鷲敷地区内で署名を集める計画で、既に趣意書の文案を作成するなど準備を進めているという。

 メンバーの中には「分町しても財政面などで心配がないことを住民に説明できなければ、署名を求められない」との慎重論もあり、実施するかどうかは最終的に決まっていない。

 分町論が浮上したきっかけは、旧鷲敷町の収入役や町長を務めた日下被告による公金流用事件。複数の関係者は徳島新聞社の取材に対し「日下前町長が合併を性急に進めたのは、自分の不正を隠すためだったのではないか。事件が発覚した以上、元の鷲敷町に戻って出直すべき」と説明した。

 事件が表面化した三月以降、ずさんな公金管理について他の相生、上那賀、木沢、木頭の旧四町村から鷲敷に対する批判が相次いでいることも分町派の態度を硬化させている。「批判を受けるばかりなら、日下事件の欠損金をすべて鷲敷だけで背負ってでも分町した方がまし」との強硬な意見もある。

 十二日夜、町役場であった会合には鷲敷地区選出の現職町議五人と助岡氏ら五人が出席。現職町議はそろって署名活動を行わないよう求めたが、話し合いは平行線に終わったもよう。

 総務省によると、分町をする際の手続きは町村合併時と同様で、町議会、県議会の議決を経て知事が総務大臣に届け出れば可能という。

3548とはずがたり:2007/12/29(土) 19:59:39
<中国・四国>
ふうむ,こういうの参加見送るぐらい厳しいのか・・。

山陰総合 : 「新県境サミット」3町参加見送り
ttp://www.sanin-chuo.co.jp/news/modules/news/article.php?storyid=444670006

 一昨年に解散した中国山地県境市町村連絡協議会(県境サミット)に代わる新組織に、旧サミットに参加していた鳥取県側の四町のうち、日野、江府、南部の三町が参加を見送ることが二十五日分かった。財政状況悪化や、他の枠組みでの連携を重視したため。新組織は残る六市町村が参加し、三十日に鳥取県日南町で設立総会を開く。

 新組織に参加するのは日南町のほか、安来市、奥出雲町(以上島根県)、庄原市(広島県)、新見市、新庄村(以上岡山県)。

 県境サミットは一九九三年、鳥取、島根、広島、岡山四県で互いに境を接する旧十五市町村で発足。観光施設や飲食店の割引や特典が付いた冊子発行、郵送による図書の貸し出しなど、中山間地の自治体同士が県境を越えた連携事業を展開したが、市町村合併の進展で枠組みが変化し、〇五年に解散した。

 合併が一段落したのに伴い昨年十一月、日野、江府、日南の三町を含む九市町村の首長で「県境を越えた市町村の連携を考える首長会」を開き、サミットを復活させる方向性を打ち出していた。

 参加見送りの理由について日野町は財政難を挙げる。同町の山形克彦総務課長は「首長会では、お金をかけずにやろうという話だったが、実際は県外から講師を呼ぶなどの話が進んでいた」として運営の在り方に疑問を呈した。

 江府町の井上あけみ企画財政課長は「従来からあった鳥取・岡山県境開発促進協議会に参加する」と、同町が境を接する岡山側に絞った連携を重視する考え。南部町も隣接の米子市との関係強化を図るが同町の企画政策課担当者は「新組織の方向性を見て、場合によっては参加するかもしれない」という。

 旧サミットで事務局を務めたきた日南町の増原聡総務課長は「合併により支所となった地域では、県境を越えても同じような問題などを抱えている」と連携の必要性を強調。新組織の事務局側は、参加見送りの三町に向けて、今後も門戸を開けて対応することにしている。
('07/10/26 山陰中央新報)

3549とはずがたり:2007/12/29(土) 20:02:33
<近畿>和歌山県

「新宮東牟婁地方6市町村の合併構想」は新宮+那智勝浦+串本が基軸となるが実現は難しそうであるなぁ。

新病院や合併に関心 串本で町政懇談会(和歌山)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071108-00000006-agara-l30
11月8日16時59分配信 紀伊民報

 串本町は7日、町民対象の町政懇談会を始めた。初日は田原地区で、13人が参加。新病院の建設計画や2次合併が話題になった。
 町が現在抱える重要課題を説明し、町民の意見を聞くのが目的。25日まで13会場で開く。
 松原繁樹町長が、町内の串本、古座川両病院を統合し、2010年5月にサンゴ台に開業予定の新病院建設▽候補地の選定をめぐり、1年半足踏み状態が続いている紀南広域の廃棄物最終処分場計画▽移転先が決まっていない、し尿処理場の建設▽県から新宮東牟婁地方6市町村の合併構想が示されている2次合併―など8つの重要課題について説明した。
 参加者が最も関心を示したのは新病院の建設。現在の町内2病院や周辺の病院の状況から、医師が十分に確保できるか、赤字運営にならないかを心配する声が出た。串本町古田の浄水場の建て替え事業も示し、厳しい財政状況の中で大型事業が計画されていることを心配する意見もあった。
 町は新病院について「全国的に医師不足だが、確保に努力し、安心してもらえる病院にしたい」と強調。建設費については合併特例債や病院事業債で賄うことを説明した。
 2次合併は、2010年の法期限内に合併するとすれば、年内に意思決定しなければならない。町は「広報で紹介したが、町民の関心は低い感じがする。合併をしたばかりで、また合併なのか、という声も聞く」と説明し、参加者から意見を聞いた。
 参加者からは「合併することで町民に余計に負担が掛かるのではないかと思う」「高齢者を大事にする町になるのか疑問」と合併に慎重論を唱える声が出た一方、「小さな合併ではなく、大きな合併が必要だと考える人もいる」という意見もあった。
 町は各会場で町民から意見を聞き、重要課題への対応など今後の行政運営の参考にしたいという。

3550とはずがたり:2007/12/29(土) 20:04:06
<東北・北海道>青森県

松橋氏が合併派?

2007年10月7日(日)
3氏の争い濃厚/野辺地町長選
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2007/20071007193336.asp

 任期満了に伴う野辺地町長選は九日告示、十四日投開票される。これまでに現職の亀田道隆氏(64)、元職で事務機器・化粧品販売業の小坂郁夫氏(60)、新人で会社員の松橋忠義氏(57)が出馬を表明、三氏による争いが濃厚となっている。

 亀田氏は、財政基盤の充実、教育環境整備、検診率の向上などを公約に掲げ、住んでよかったと実感できる町づくりを目指すとしている。

 小坂氏は、公約に野辺地病院の常勤医確保、若者向けのスポーツ・娯楽施設の整備などを挙げ、「停滞か、再生か」の選択を求めている。

 松橋氏は町民の納得のいく財政再建、町村合併、雇用促進などを公約とし、町長給与の40%カット、町長公用車の廃止などを表明している。

3551とはずがたり:2007/12/29(土) 20:13:37
<東北・北海道>青森県
>>609 >>1506 >>3428

22日49世帯→24日50世帯

地図
http://tohazugatali.web.fc2.com/politics/0822g.jpg

2007年8月22日(水)
浪岡49世帯の藤崎編入が決定
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2007/20070822131217.asp

 青森市浪岡地区の一部を藤崎町に編入する計画で、総務省は二十二日、両市町の境界変更を地元の申請に基づき九月一日に行うことを官報で告示した。これにより地区住民が長年求めていた編入が同日付で実現することが正式に決まった。

 告示を受けて両市町は二十四日に青森市役所で佐々木誠造市長、小田桐智高町長、住民代表らが出席して事務引き継ぎ式を行う予定。

 藤崎町に編入されるのは旧浪岡町の増館若柳地区(面積約〇・〇四九六平方キロ)、増館宮元地区(約〇・〇〇四一平方キロ)、郷山前山井・吉野田吉野地区(約〇・〇〇八九平方キロ)。藤崎町の面積は約〇・〇六平方キロ増えて約三七・二六平方キロとなる。

 二十一日現在の世帯数と人口は、増館若柳地区が四十三世帯百四人、増館宮元地区が三世帯七人、郷山前山井・吉野田吉野地区が三世帯十六人で合わせて四十九世帯百二十七人。

2007年8月24日(金)
浪岡50世帯 藤崎編入へ引き継ぎ
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2007/20070824130506.asp

 青森市浪岡地区の一部が九月一日、境界変更により藤崎町に編入されることに伴い、両市町は二十四日、青森市役所で事務引き継ぎ式を行った。佐々木誠造市長、小田桐智高町長が事務引き継ぎ書に署名し、地区住民への行政サービスに関するすべての事務を、青森市から藤崎町へバトンタッチすることを確認した。式には、編入を長年求めてきた住民の代表も出席。悲願成就を目前にして、感無量の表情を見せた。

 藤崎町に編入されるのは旧浪岡町の増館若柳地区、増館宮元地区、郷山前山井・吉野田吉野地区の五十世帯百二十九人(二十三日現在)。

 式には両市町、議会の関係者のほか、住民で組織する「若柳町内地区の旧常盤村への併合を進める会」のメンバー三人も出席。

 あいさつの中で佐々木市長は「藤崎町には新たに町民となるみなさんへの行政サービスの円滑な提供をお願いする」と求め、小田桐町長は「住民のみなさんを心からお迎えし、安心して暮らせるように最善の努力をしていく」と述べた。

 住民を代表し、併合を進める会の千葉要三郎代表が「親の代からの悲願が達成でき、万感胸に迫るものがある。これで心の壁が取り除かれ、常盤地区の住民と一緒に生活できることを大変喜んでいる」と、あいさつした。

3552とはずがたり:2007/12/29(土) 20:19:01
<中国・四国>
>>3548

「四国中央サミット」解散 陳情活動、合併で利点薄れる
2007/07/05 10:31
http://www.topics.or.jp/contents.html?m1=2&amp;m2=&amp;NB=CORENEWS&amp;GI=Kennai&amp;G=&amp;ns=news_118359911072&amp;v=&amp;vm=1

 四国中央部に位置する四県の自治体が社会資本整備などを共同で国に陳情してきた「四国中央サミット」が四日、解散した。三好市池田町の市池田総合体育館で開いた第五十三回総会で決まった。一九五二年に百二市町村で発足したが、昭和と平成の二度の大合併を経て加盟数が六市町に激減する一方、自治体規模が大きくなり、陳情活動を共同で行う利点が薄れたことが理由。

 サミットは「四国中央地域総合開発促進協議会」として発足。第一回総会を旧池田町で開いて以来、四県の加盟市町村が持ち回りで開催。国道・県道の改良などの陳情や請願活動を共同で行い、本州四国連絡橋や四国縦貫・横断自動車道の整備促進に努めてきた。

 しかし、昭和と平成の二度の大合併により加盟する市町村が徐々に減少。協議会から現在の名称に変更した二〇〇一年時には、発足時の三分の一の三十一市町村になった。

 その半面、自治体規模も大きくなったため、国や県に対する要望も単独で行うことが多くなり、存在意義が次第に薄れていった。

 〇六年には「所期の目的はある程度達成した」「負担金を支払うほどのメリットがなくなった」とし、南国、本山、大豊、土佐の高知県四市町が脱退し、高知を除く三県六市町となった。

 この日のサミットで、残った三好市、東みよし町と三豊、観音寺両市(香川)、四国中央、新居浜両市(愛媛)が今後の存続を協議。「発展的解消ととらえ、これからもさまざまなかたちで連携していけばいいのではないか」との意見が相次ぎ、全会一致で解散を決めた。

 俵徹太郎三好市長は「旧池田町が提唱して始まったサミットだけに感慨深い。解散するが、これからも連携して頑張っていきたい」と話した。

3553とはずがたり:2007/12/29(土) 20:38:02
<東北・北海道>青森県
>>3532 風間浦がむつに合併協申し入れへ 2007年12月18日(火)
>>3234 むつ市との合併模索 佐井村長が市長に打診 2007年04月26日

佐井に較べ風間浦の対応は遅かったねぇ。

2007年4月27日(金)
合併選択肢むつ市だけ/佐井村長
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2007/20070427091356.asp

 佐井村の太田健一村長は二十六日、取材に対し「大間町中心の三町村合併が消滅した現在、合併の道を探るとなれば、現実的な選択肢はむつ市しかない」との考えを明確にした。

 ただ「議員の考え方を聞かなければならない。もし本格協議を進めていくことになった場合は、風間浦村とも歩調を合わせて臨みたい」とも述べ、慎重に進めていく意向を強調した。

 さらに、二十五日に下北観光協議会の総会に出席した際、むつ市の杉山粛市長に対し「個人的には合併の相手はむつ市以外ないと考えている。その際には、よろしく」と話したことも明らかにした。

 杉山市長も二十六日の記者会見で、太田村長の発言に言及した。

 同村長は大間町、風間浦村との三町村協議が不調に終わって以降、合併に関する具体的な考えを示していなかった。

3554とはずがたり:2007/12/29(土) 21:29:03
<中国・四国>鳥取県

鳥取市:市民「市政に不満」37%−−市議会会派が民間委託調査 /鳥取
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071227-00000204-mailo-l31
12月27日16時1分配信 毎日新聞
 ◇市「抽出方法に問題」
 鳥取市民の37・2%が市政に不満を持っていることが、鳥取市議会の会派「市民会議」(橋尾泰博会長)の調査で明らかになった。1市8町村の合併(04年11月)から3年後の現状を肯定する市民は4・1%しかいないが、市は「対象者の抽出方法に問題がある」と結果を否定している。【小島健志】
 調査は民間業者に委託し、今年10〜11月に市民1239人から直接聞き取りを行った。対象者は旧市内が279人で、旧8町村が960人。政務調査費45万円で実施した。
 市政に対しては「不満」(12・3%)と「やや不満」(24・9%)が「満足」(0・7%)と「やや満足」(2・1%)を大幅に上回った。「普通」が29・4%で「わからない」が25・8%だった。
 不満の主な理由には「ごみ袋が高すぎる」や「公共料金が高くなった」など、生活の負担増が挙げられ、旧町村からは「旧市内寄りの市政」と合併後のサービス低下を指摘する意見も目立った。
 ◇「合併」半数が否定的
 合併後の感想を尋ねると「不満」「少し悪かった」が計48%と、市民の半数が否定的。将来については計62・8%が「暗い」「やや暗い」と悲観的だった。市政に望む対策には「景気雇用」が36・1%と最も高く「健康福祉」が次いだ。
 結果をまとめた児島良市議は「市の政策と市民ニーズが合っていない」と話していた。
 市は「市民の意見はまちづくりに生かしたい」としながらも、無作為抽出でないなどの問題点を指摘している。
 結果は児島市議のホームページ(http://www.kojimaryo.com)でも公開している。

12月27日朝刊
最終更新:12月27日16時1分

3555とはずがたり:2007/12/29(土) 23:37:19
<東海>愛知県
おお,市民派市長素晴らしい。
>当時の中野豊川市長は合併に手続き上、間に合わないとした。だが、山脇市長の誕生で事態は変化しつつある。
>「小坂井町も地域性から見れば強い結びつきがある」と所信表明で述べ、音羽、御津2町との合併後、速やかに対応していく姿勢を見せている。

山脇実・新豊川市長が誕生
http://www.tonichi.net/news.php?mode=view&amp;id=21799&amp;categoryid=1

 豊川市は今秋の市長選で山脇実市長が誕生した。市議を3期務め、議長も経験している。現職で3選を目指した中野勝之氏を約1万1000票の大差で破った。いわゆる「新市民病院選挙」だ。現職側はまちづくり3法を駆使し、中心市街地である諏訪地区に建設を進めようと「基本構想策定員会」の初回会合を行い(8月10日)、国から約50億円の財政支援を受ける計画など粛々と進めていた。だが、山脇氏は「新病院は緑豊かな広い場所に」と医師、市民団体を巻き込んだ草の根運動で激戦を制した。

 建物の老朽化と平成23年には約6割を占める借地契約の更新時期になるため新築が急がれる豊川市民病院。選挙の結果、諏訪地区での建設は白紙になった。

 山脇新市長は初の議会となった市議会12月定例会で、当初計画に2年遅れる「平成25年開院」を明言。だが具体的な建設候補地を示さなかったことで市議会側が諏訪地区を候補地に残すよう意思を表明した。山脇市長は、来年3月までに検討委員会を立ち上げ、同年末までに建設候補地を決定し、平成23年度内に着工する方針。
     ◇
 音羽町と御津町は来年1月15「新・豊川市」で、人口約16万500人、面積は150・43平方キロメートル。合併協議会は今月26日までに第6回を重ね、24の合併項目などが話し合われた。

 小坂井町は豊川市との合併に取り残されてしまった。2月に住民投票が行われ、賛成7230票、反対が2830票という結果が出たが、当時の中野豊川市長は合併に手続き上、間に合わないとした。だが、山脇市長の誕生で事態は変化しつつある。「小坂井町も地域性から見れば強い結びつきがある」と所信表明で述べ、音羽、御津2町との合併後、速やかに対応していく姿勢を見せている。
 そのほか、豊川市では新規事業として「子育て家庭優待事業」を展開。カードを提示すると協賛店での特約が受けられる「はぐみんカード」を発行した。
 また約40年前に定められた門前の都市計画決定を変更し、落ち着きのある景観整備を実施。一部の通りを薄茶色や黄土色にカラー舗装した。さらにNHK大河ドラマ「風林火山」の主人公・山本勘助ゆかりの地である牛久保では「勘助まつり」が行われた。
     ◇
 音羽町は人口が9000人を突破し、記念セレモニーが行われた。御津町では8月の臨時議会で豊川市との合併に6対5の小差で可決されるなど複雑な住民感情を露呈した。
 また小坂井町では9月議会で伊藤千秋副町長が町内の足並みがそろわない状況を「お互いの信頼関係を再構築すべき」と力説した。

3556とはずがたり:2007/12/30(日) 12:36:24
<北陸・甲信越>新潟県

新潟・粟島浦村長が失職 対立候補の立候補妨害
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1071129446/78

出馬妨害の前職当選 新潟・粟島浦村の村長選
http://www.47news.jp/CN/200209/CN2002091501000337.html

 昨年1月の村長選の無効が最高裁で確定したことによる新潟県粟島浦村のやり直し村長選が15日、投開票され、失職した前村長の神丸保男氏(73)が、新人で元同村職員の本保建男氏(48)を破り当選した。獲得票数は神丸氏171、本保氏157で、14票差だった。同村の有権者数は336人で、無効の5票を含め投票率は99・11%。  前回の村長選では、当時村長だった神丸氏が本保氏の立候補に必要な戸籍抄本を交付せず、本保氏は立候補できないまま神丸氏が無投票で当選。本保氏は県選管に異議を申し立てたが棄却されたため提訴、今年7月に最高裁が「選挙の自由公正の原則を著しく阻害した」として県選管の上告を棄却、選挙を無効とした東京高裁判決が確定し、神丸氏が失職した。
2002/09/15 13:46 【共同通信】

粟島浦村長選(9月15日)投票率99.11% >>2770
 当 171 神丸 保男 73 (無前)(4)
  157 本保 建男 48 (無新)

選挙:粟島浦村長選 前候補、再び出馬の意向 5選目指す現職と因縁対決2006/09/01>>2765

粟島浦村長選、本保氏が初当選 >>2802
粟島浦村長選挙 2006年09月05日告示 2006年09月10日投票
有権者数 : 310人 投票者数 : 308人 投票率 : 99.35% 選挙事由:任期満了

当 152 本保 建男 52 男 無所属 新 漁業
   148 神丸 保男 77 男 無所属 現 村長

3557とはずがたり:2007/12/30(日) 12:49:11
<北陸・甲信越>新潟県

皆カネには敏感なんだから合併しないと公共料金跳ね上がるぞと云えばみんな直ぐ賛成する筈である。
其処を推して行けないと云う事は,公共料金上げる前に行革やれという市民の真っ当な反論に対して論駁できない後ろめたさがあるんちゃうけ?
これは一般論であって必ずしも田上町に向けたレスではないのであるが。

自治は変わるか〜第1部自立への模索 トップ
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/niigata/kikaku/100/6.htm?from=goo
(6)田上町 (06/4/26)

民意は「合併反対」だが…負担増重く、新たな道探る

 田上町議15人でつくる「合併を推進する有志の会」の1人が今月20日、新潟市との合併を呼びかける折り込みチラシを町内に配布した。同会は2004年12月にも「わたしたちの主張」と題したチラシを全戸に配布。町の危機的な財政難を乗り切るには、新潟市などとの合併を再び模索すべきだと訴えている。

 代表の吉田昭一町議は、「町民は町の危機的な財政事情を十分に理解せずに自立の道を選んだのではないか」と首をひねる。「自立を選んだはいいが、その後、手数料は上がり、保育料は値上げし、今では『合併すればよかった』という声も随分聞こえてくる。合併の火は消してはいけない」と力を込める。

 だが、13市町村との合併を成し遂げ、来春の政令市移行を目指す新潟市がすぐに受け入れるだろうか。
       ◎
 田上町は03年11月、当時の三条市、栄町、下田村との合併の是非を問う住民意向調査を実施した。結果は反対61%、賛成23%。拮抗すると予測していた町や町議会は慌てた。だが、佐藤邦義町長は「町民の意向を重く受け止める」として合併協議から離脱し、「当面の自立」を表明した。

 町は調査に先駆けて住民説明会を開き、「仮に地方交付税が削減されなくても、最大約2億円の赤字収支が続き、財政調整基金も近い将来に底をつく」と厳しい財政見通しを繰り返し説明した。が、町内15か所で開いた住民説明会への出席者はわずか約800人。十分に意が伝わったかどうかは疑わしい。

 「地方交付税が削減されれば、自主財源の乏しい自治体はやっていけない。合併特例債を使ってインフラ整備をしたかった」。佐藤町長は今も、合併を成就できなかった無念さをにじませる。
       ◎
 自立への道は、予想以上に険しかった。町は2011年度までの財政収支見込みを作成し、人件費の削減で約11億を節減するなど行財政改革を進めようとしたが、どうしても住民の負担増は避けられなかった。

 町は仕方なく04年8月、「自立したまちづくりのため町民の皆様にお願い」と題した広報誌の号外を配布。「町の財政は危機的状況にあります」との衝撃的なタイトルとともに、各種手数料や下水道使用料、保育料などの値上げを列挙し、協力を求めた。

 モデルケースによる試算では、負担増は3人家族で年間約8万円、7人家族で約11万円。それでも09年度の財政調整基金は約250万円しか残らない見通しだという。
       ◎
 新潟、加茂市と接する田上町は、どことの合併を目指すのか。佐藤町長は「現状では新潟市との合併しか選択肢はない」と話す。「本来は加茂市との合併を経て、その後に新潟市と合併するのが理想」と言うが、加茂市の小池清彦市長は合併反対の急先鋒(せんぽう)。

 「平成の大合併」という大きな波に乗れなかった田上町は今、次なるビッグウエーブを作りだそうとしている。(金子尚敬)

■地方交付税 地方自治体が行政運営に必要な歳出総額を国が計算し、地方税や地方債でまかないきれない分を国が穴埋めする仕組み。2006年度は約14兆6000億円で、国の一般会計の18%。小泉首相は補助金削減や地方への税源移譲とともに、地方交付税を見直す「三位一体改革」を推進。地方自治体が補助金や交付金に依存する体質を改めようとしているが、地方は反発を強めている。

3558とはずがたり:2007/12/30(日) 12:55:23
<北陸・甲信越>新潟県
>>3556
恐らく2007年3月の記事だと思われる。

粟島浦で合併投票条例案可決
http://209.85.175.104/search?q=cache:hyFjQpD564AJ:komuin.sblo.jp/article/3575328.html

 粟島浦村議会は19日、3月定例会の本会議で、村上市と岩船郡四町村との合併賛否を問う住民投票条例案を可決した。本保建男村長はすでに、法定協不参加を表明しており、再議に付す可能性が確定的だ。再議の場合、出席議員の3分の2以上の賛成が必要で、これに満たない場合は廃案になる。

 条例案は20歳以上の有権者が対象で、投票は「賛成」「反対」の二者択一方式で行う。6市町村での合併を目指したい村議らが提出した。

 本会議では、賛成派の村議らは「(村上市などとの枠組みで)合併するには時間的な制約があり、投票で住民の真意を知る必要がある」と主張。これに対し、反対する村議らは「昨年9月の村長選で(合併しないという)民意が示されている」「統一地方選もあり、混乱を招くだけだ」と反論したが、条例案は4対3で可決された。

 本会議終了後、本保村長は「議会の構成上、予定通りの結果。検討するが、今のところ再議に付したい」と話した。条例案は定例会最終日の23日に再度議決される。

3559とはずがたり:2007/12/30(日) 13:17:18
<近畿>大阪府

なんと,こんな所に影響が。。
河内長野は結構慎重?

千早赤阪村が合併協案見送り
http://mytown.asahi.com/osaka/news.php?k_id=28000000712190002
2007年12月19日

 河内長野市への編入合併を目指している千早赤阪村は18日、12月定例村議会への提出を準備していた合併協議会設置議案の提出を見送った。太田房江知事が来年1月の府知事選への立候補を断念したことで、河内長野市が「新知事に府の支援策を確認できてから、設置議案を提案したい」として、市議会への同議案の提出見送りを決定。村も同調した形だ。

 市と村によると、12日の市議会で市側が「(市への支援を表明した)府に大きな状況の変化があった」などと答弁。当初予定していた12月定例市議会での議案提出を取りやめた。村は村議会最終日の18日に議案の提出を目指していた。

3560とはずがたり:2007/12/30(日) 13:29:25
<東北・北海道>北海道

だいぶ前の記事だが。

羊蹄山ろく法定協解散へ (2004年12月1日)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/kikaku/028/5.htm?from=goo

「前提なし」“配慮”裏目 焦点ぼけバラバラ

 「協議会の議論は、まとまる様子がない」――。後志・蘭越町の宮谷内留雄町長は9月16日、役場で記者会見を開き、羊蹄山ろく5町村(蘭越、ニセコ、喜茂別、倶知安町、真狩村)の法定合併協議会(法定協)から離脱を宣言した。

 法定協は、これを機に活動を停止。新町名や議員定数など、ほとんどの重要案件が未決のまま、12月8日で解散する見込みだ。

 倶知安とニセコは昨年9月、2町で法定協をスタートさせた。その際、合併に慎重な町村に配慮し、「合併を前提とせず、合併の是非を検討する」と約束。他の3町村が相次いで加わった。しかし、法定協の阿部吉一事務局長は「合併を前提としない論議には無理があった」と振り返る。

 「重要案件を決められない法定協とは何だ。結論を出すべきだ」「合併を前提としないはず。なぜ、結論を急ぐ」

 重要案件の採決のたびに、法定協の定義を問う“そもそも論”が繰り返された。委員の1人は「協議項目より、法定協の位置づけの議論ばかりしていた」と、自嘲(じちょう)気味に話す。
 ■      □ 
蘭 越 やっぱり反対

 財務改善以外のメリットが見えない合併論議に、住民の意見も揺れ続けた。

 蘭越は、2001年の住民アンケートで「合併反対」が5割を占め、当初は合併論議を静観していたが、昨年のアンケートで「賛成」が「反対」を逆転。急きょ、法定協に加わった。

 ところが今年6月、町は行財政改革を進めれば、単独で行政運営が可能とする「自立のまちづくり構想」を発表。これをもとに実施した9月のアンケートでは「合併反対」が、再び「賛成」を上回った。

 この経緯に対し、法定協関係者の中には「離脱に向け、住民を誘導した出来レース」との批判もあるが、宮谷内町長は「私は最初から住民の意向に従ってきた」と反論する。
 ■      □ 
ニセコ 町長が沈黙… 倶知安 あくまで推進

 法定協議長の伊藤弘・倶知安町長は、蘭越の離脱に伴い、法定協を「合併前提」に切り替え、協議を続ける考えを示した。しかし、盟友関係の逢坂誠二・ニセコ町長は、9月に実施した住民アンケートで「合併反対」が5割を超えたことから沈黙。首長が交代した喜茂別、真狩も、まずは、「町(村)内融和」を優先する構えだ。

 伊藤町長は「感情と知識と目標がバラバラだった」としたうえで「合併論議は避けて通れない。これを教訓に、再び話し合うしかない」と話す。

 11月8日、倶知安町の合併・町づくり懇談会に参加し、法定協の経過を聞いた60代の男性は「1年前と、何が変わったのかさっぱり分からない。とにかく町民が判断できるようにしてほしい」と訴えた。
(市町村合併問題取材班)

3561とはずがたり:2008/01/02(水) 18:50:22
<東北・北海道>岩手県

5割以上「合併効果あり」 岩手・12市町アンケート
ttp://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/12/20071228t31018.htm

 岩手県市町村合併推進審議会は27日、盛岡市で開いた会合で、平成の大合併で誕生した県内12市町を対象に行ったアンケート結果を公表した。住民サービスの向上などで「効果が出ている」とした回答は、全体の5割以上に上った。審議会は「一定の合併効果があった」と評価したものの、委員からは「住民が効果を感じられていないケースもある」との声も上がった。

 アンケートは今秋以降、盛岡、奥州、一関など各市の企画担当部署に郵送で行った。「住民サービス」のほか、「利便性」「防災力向上」など34項目について、合併効果を4段階で評価してもらった。

 最も評価の高い「効果が出ている」とした回答は、34項目の累計で全体の54.7%に達した。特に一関、大船渡、遠野の3市は34項目の80%以上で効果があるとした。

 項目別では「地域の知名度向上」の効果を挙げたケースが多く、全体の91.7%に上った。次いで「専門的できめ細かい施策の推進」(79.2%)、「防災力の向上」「権限移譲による自立力の向上」(ともに66.7%)の順だった。

 審議会は首長らに対する聞き取りの結果も報告した。「廃止を迫られていたサービスが維持できた」(一関市や二戸市)、「ケーブルテレビのエリアを旧村にも拡大できた」(遠野市)などのメリットが挙げられたことを紹介した。

 会合では合併推進に向けた課題についても議論。「住民が合併に満足しているかどうかは分からない」などの指摘や、「市町村が合併の利点などを住民にもっと情報提供すべきだ」などの意見が出された。

 審議会はさらに合併効果の検証を進め、知事が行える合併協議会の設置勧告の在り方などを来年3月下旬に答申する。
2007年12月28日金曜日

3562とはずがたり:2008/01/05(土) 14:40:52
記事中道内の記述があるのは北海道新聞だから。
いずれにせよ国策の合併促進との整合性が必要である。

過疎法、09年度末期限切れ 政府、与党新法制定へ 合併自治体が焦点(01/05 08:22)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/69001.html

 公共施設整備で有利な地方債の発行を認めるなど、過疎地への国の支援を定めた過疎地域自立促進特別措置法(過疎法)が二○○九年度末で期限切れとなることから、政府・与党は四日、新法を制定する方針を固めた。道内百八十市町村のうち、現在、同法の指定を受けるのは約八割の百四十一。全国的に人口減少や過疎集落の高齢化が問題になる中、新法では指定対象となる市町村の範囲や、支援を行う事業などが焦点となる。

 総務省は過疎法期限切れ後の過疎対策を検討するため、○七年九月に専門家による懇談会を設置、過疎地をめぐる課題などの論点整理を行っていた。自民党も過疎対策特別委員会が○七年十一月に四国で地元首長らとの意見交換会を開くなど、自治体側の要望のくみ取りを開始。新法はこれまでの過疎法と同様、議員立法とする方向だ。

 新法制定に当たっては、過疎市町村と合併した自治体の扱いが焦点のひとつになる見通し。現行法では、全体を過疎地として扱う「みなし過疎」や、旧過疎町村部のみ適用を認める「一部過疎」の規定がある。道内では釧路市がみなし過疎、函館市など八市町が一部過疎の適用を受けている。

 総務省は合併市町村の規定について「あくまでも現行法の規定で、新法はあらためて議論が必要」と見直す可能性を示唆する。全国町村会など地方六団体側は「合併市町村に関する規定がなくなり対象から外れると、自治体内で周辺部が切り捨てられる」と、現行規定の維持を求める構えだ。

3563とはずがたり:2008/01/06(日) 13:55:22
<九州・沖縄>福岡県

古賀市が拡大を指向していると云う構図か。直ぐには無理そうであるが・・。

古賀市、福津市、新宮町の有志15人 合併実現へ研究グループ 21日に具体策探る会議
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/fukuoka/20080106/20080106_007.shtml

 古賀市長が福津市と新宮町の両市町長に対し、2市1町の枠組みで合併協議を進めるよう文書で提案していた問題で、2市1町の住民らが提言の内容を話し合う自主研究グループを結成したことが5日、分かった。21日、合併実現に向けた具体的な方策を探る会議を開く。

 古賀市の中村隆象市長は昨年7月10日、福津市の池浦順文市長と新宮町の中野昌昭町長に対し、合併協議を進めるよう文書で提言。国の地方分権改革の進展に触れ、「先を見据えたかじ取りが問われている」などと訴えた。だが、両市町長は現時点での合併に消極的な姿勢を示した。

 こうした状況を受け、合併推進派の古賀市民らが中心となって「市民湾岸会議」を結成。「住民主体の議論が必要」と呼び掛けたところ、新宮町から3人、福津市からは4人の市民が集まった。古賀市の岩井秀一市議を含む計15人で構成し、同市庁舎そばの福祉会館を拠点に活動する。

 昨年末から、識者を招いた勉強会を開き、関係資料を集めるなどして準備を進めてきた。21日の会議では、合併の必要性を訴える出前講座やシンポジウム開催に向けた方策を話し合う予定。2市1町の枠組みにこだわりすぎず、宗像市も含めた幅広い住民の参加も促していくという。

 ただ、メンバーの半数以上を古賀市民が占めるなど、自治体間の温度差は大きい。取材に対し新宮町の中野町長は「町の将来を考え、今はインフラ整備に専念する必要がある」、福津市の池浦市長は「合併により新市が誕生したばかりで、新たな枠組みを考える段階にはない」と、いずれも従来の立場を強調した。

=2008/01/06付 西日本新聞朝刊=
2008年01月06日00時44分

3564とはずがたり:2008/01/08(火) 01:16:21
<広域合併>

滋賀は名古屋圏?
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1210746222
滋賀(特に南部)が近畿寄りなのは否定しませんし、県全体で見れば滋賀県は近畿圏・京都・大阪志向だと思いますが、その一方で、
中部圏開発整備法の定義でも滋賀県は中部圏に含まれますし、県の北のほう、特に名古屋に近い米原や彦根あたりでは名古屋志向の人も大勢います。
米原市での中日新聞シェアは63%だそうですし、彦根市にある某大学のメニューには味噌カツや味噌煮込みうどんなどもあり、結構人気だそうです。また、mapfanで検索してみましたが、車を使うと岐阜県境から名古屋駅まで53.8km、45分程度で到着できるようです。
このようなことから、私としては滋賀は大阪圏(近畿圏)であると同時に名古屋圏(中部圏)とも言えるんじゃないか、と思うのですが、皆様はどのように思われますか?

3565とはずがたり:2008/01/09(水) 12:07:37
<甲信越>長野県

長野への求心力が働くかね?

長野市との合併問う住民アンケ 信州新町・中条村
今月実施
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/news/20080109-OYT8T00051.htm

 信州新町と中条村が今月中に、長野市との合併の是非を問う住民アンケートをそれぞれ実施することが8日、わかった。長野市の鷲沢正一市長が、同市議会の会派総会で明らかにした。

 アンケートは両町村ともに、合併の是非を二者択一で問う形式で、20日ごろに18歳以上の住民に発送し、月内に回収、集計して結果を発表する。対象は、信州新町が約4800人、中条村は約2150人。

 両町村は、合併賛成が多数を占めた場合、今年度中に正式に長野市に合併を申し込むという。

 信州新町と中条村は2004年2月、小川村とともに3町村での合併を目指す法定合併協議会を設置。同年10月末に、合併の是非や枠組みを問う住民投票を行ったが、信州新町は「3町村で合併」、中条村では「長野市との合併」、小川村では「合併反対」が最も多かったため、同協議会は12月に解散。その後、信州新町では、長野市との合併を目指す姿勢を明らかにした現職の中村靖町長が当選していた。
(2008年1月9日 読売新聞)

3566とはずがたり:2008/01/09(水) 12:34:00
<甲信越>長野県
>>3565-3566

>>713
信州新町・中条村・小川村の合併白紙に(04/11/01)
>>751
民意分かれた合併住民投票、法定協解散の可能性−−信州新町など1町2村(04/11/2)
>>812
上水内郡3町村、法定合併協解散へ−−住民投票結果受け、3首長が合意(04/11/9)
>>2256
平成の大合併 むらの選択 ■6■過疎“同志”
>西山地域で合併すると、高齢化率は40%になる。「平成の大合併」を見越したランキングで、県内で五番目に高かった。
>「こんなに上位とは思わなかった。地方交付税が減ると、頼りになるのは自主財源。だが、三町村にはそれがない。合併しても十年もたないのではないか」
>>2267
■10■住民投票 民意問い将来の決定を
>「村が無くなるかどうかの問題なんだ。村長や議会でなくて、我々村民に決めさせてほしい」
>三月九日夜、中条村の公民館で開かれた「中条村の合併を考える会」と村議十一人の懇談会。会のメンバーは、村議側に声を荒らげた。
>「多くの村民は、長野市が生活圏と考えている。合併した理由を後に子供に聞かれた時、今のままでは答えられない」
>「住民の意思をくまないで、何のための議員か。誰もが納得できるルールで、住民の意思を確かめてもらいたい」
>>2268
平成の大合併 「自立」を探る □4□ 意識のかい離 財政難、住民理解進まず
>財政問題を巡る役場と住民の意識のかい離は、小川村でも見られた。
>鎌倉晨弥村長は、「反対」が六割を占めるという予期せぬ結果に「ショックだ」と困惑を隠さない。
>同村は、村民の医療、福祉、介護情報を一元管理する包括医療の先進村。鎌倉村長が、三町村での合併を推進してきたのは、それを守るためでもあった。
>包括医療は「広くなるほど情報を一元化できず、維持が難しい」(村住民福祉課)。一方で、財源を地方交付税に依存し、高齢化率40%以上の村では、自立の財政的な裏付けが示せず、山間部の町村での合併が現実的と思えた。
>>3366
合併の必要性「感じる」28市町村 県の81市町村調査
> 必要性を「感じている」とした28市町村に合併を目指す時期を尋ねたところ、飯山市、上水内郡信州新町、同郡中条村、東筑摩郡波田町、下伊那郡清内路村の5市町村(17・9%)が「新市町村合併特例法に定められた期限(2010年3月末)」と回答した。

3567とはずがたり:2008/01/12(土) 18:06:05
<東北・北海道>山形県

>>1301等飯豊は前から合併に積極的。南陽はを始め合併に否定的。
>>2709だと飯豊の他川西・長井・米沢も合併に積極的
ちなみに小国町は新潟圏>>3106

合併への温度差浮き彫り
知事と置賜首長 意見交換会
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news/20080111-OYT8T00671.htm

 斎藤知事と置賜地方3市5町の首長による意見交換会が11日、米沢市金池の県置賜総合支庁で開かれた。

 意見交換会は、そのほとんどが広域合併問題に費やされ、各首長が、置賜地方の合併に関する考え方や、今月中にも第1回会合が開かれる広域合併に関する勉強会への取り組み方などについて意見を述べた。

 合併への考え方では、「『置賜は一つ』との大命題で合意することが先決」(斎藤正三郎・飯豊町長)、「まずは三つの核で段階的に進める方が賢明」(塩田秀雄・南陽市長)など様々な意見が出され、各首長の温度差が改めて浮き彫りになった。

 ただ、合併問題を議論する必要性については意見が一致しており、意見交換会終了後、斎藤知事は「アプローチの仕方は様々あると認識したが、『置賜は一つ』という大命題の下で議論が進むことを期待したい。勉強会については注意深く、関心を持って見ていきたい」と述べた。
(2008年1月12日 読売新聞)

3568とはずがたり:2008/01/13(日) 20:15:18
<首都圏>埼玉県

2008年1月12日(土)
合併調査はがき発送
15日に、対象4万5000人あて 幸手市
http://www.saitama-np.co.jp/news01/12/07l.html

 合併に関する住民意向を確認する住民アンケートの実施を決めている幸手市は、十五日に対象者あてに、調査はがきと資料を郵送する。

 対象者は、一月一日現在で住民基本台帳に登録されている十八歳以上の約四万五千人。

 内容は、合併の是非と合併の枠組みを問うもの。合併の枠組みは、久喜市、鷲宮町、菖蒲町、栗橋町の一市三町の枠組みとその他の二つ。その他は、回答者に合併相手を記入してもらう。

 また、一緒に郵送される資料は、幸手市の財政見通し、近隣自治体の合併の取り組み状況を説明したものなど。

 二十九日までに幸手郵便局に届いたものを有効とする。集計は三十日午後一時から市役所第二庁舎で行う。

 町田英夫幸手市長は、十二月に、一市三町側に合併協議への参加を申し入れている。また幸手市によると、杉戸町にも合併の可能性についての情報交換を申し入れた。しかし同町からは、春日部市、宮代町との合併を考えていきたい、との回答があったという。

3569とはずがたり:2008/01/14(月) 01:16:01
<東海>愛知県

蒲郡の動きに注目である。

2008.01.10
豊橋市長火の如く「一気に」
http://www.tonichi.net/news.php?mode=view&amp;id=21946&amp;categoryid=1

 東三河の5市長と2郡町村会長を囲んだ恒例の「新春懇談会」(東三河懇話会主催)が9日、豊橋グランドホテルで開かれた。設楽ダム建設や豊川、御津、音羽合併、三河港および道路建設・整備、三遠南信地域連携ビジョン策定などを踏まえ、改めて「東三河市」合併、広域連携について考えた。北設楽郡や新城市の上流市町村がテンションを上げて促進を求めたのに対し、『動かざること山の如し』だった豊橋市の早川勝市長が「豊橋が動く時は合併する時だ。一気にやる」と一歩踏み込んだ認識を示した。蒲郡市も中三河構想を捨て、東三河市合併に参画する意思表示を行った。

 新春懇談会は38回を数え、かつての東三河19市町村が豊川、御津、音羽合併で間もなく半分以下の9市町村になる。これを踏まえて、東三河懇話会の神野信郎会長が「東三河の自立的な地域づくり」を提案。7首長がそれぞれ考え方を述べ合った。

 設楽町の加藤和年町長は「設楽ダムは2070億円の大事業。ポスト万博は東三河だ。これを機に上下流一本化を実現すべきだ」と、設楽ダム建設を軸に東三河市合併を訴えた。

 新城市の穂積亮次市長はキャッチフレーズに『東三河流域共栄圏』を挙げたあと、「流域一体を言うのであれば、人口の半数以上を占める豊橋市が意思表示しない限り、一歩も進まない。その時期に来ている」と迫った。

 これに対し、豊橋市の早川勝市長は、医療(市民病院)や消防分野ですでに実体として東三河一体化が進んでいる実例を挙げて説明。その上で「2段階合併の1段階は終わった。やるならば東三河全部とプラス1(湖西市)だ。豊橋は合併相手を選べない」と述べ、豊橋市が動く時は東三河合併の時期だとの認識を示した。

 関連して、中三河合併に関心を示していた蒲郡市の金原久雄市長が広域消防(通信、119番)で東三河(豊橋・豊川)に参加することを表明したのに続いて、「水もお世話になっているので、東三河に入るのかなあ」と転機を宣言。

 さらに田原市の鈴木克幸市長も積極的な姿勢を見せた。

 就任3カ月の豊川市の山脇実市長は市民病院問題を挙げながら、広域行政の必要性を訴えた。宝飯郡町村会長の宇都野武音羽町長は合併までの経過を説明。感謝の意を示し、深々と頭を下げた。会場に顔を見せた湖西市の三上元市長も高い関心を示した。

3570とはずがたり:2008/01/15(火) 17:10:08
<東海>愛知県

あとは小坂井町を気持ちよく迎え入れてあげるべし

愛知・新豊川市、15日に誕生 人口約16万人に
http://www.asahi.com/politics/update/0113/NGY200801130002.html
2008年01月13日18時19分

 愛知県豊川市に音羽、御津両町が15日、編入合併し、新豊川市が誕生する。新市は人口約16万人、面積は約150平方キロメートル。今回の合併で、愛知県は35市24町2村の61市町村となる。

 豊川市は当初、両町に加え、小坂井町と旧一宮町の宝飯郡4町との対等合併を目指したが、旧一宮町と御津町の住民意識調査で合併反対が上回り、04年に1市4町での合併は白紙に戻った。

 しかし、旧一宮町はその後の住民投票で賛成が上回り、06年2月に豊川市に編入合併。音羽町では住民懇話会が合併推進を打ち出し、05年12月に議会で可決。御津町議会も06年9月に豊川市との合併を可決し、07年6月、3市町の合併協議会が発足した。小坂井町も合併新法の期限が切れる10年3月までの合併を目指している。

3571とはずがたり:2008/01/17(木) 00:26:40
<近畿>和歌山県

新宮市、東牟婁郡5町村 広域合併を断念
「県構想は実情無視」の声多く
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/wakayama/news/20080115-OYT8T00656.htm

 県の市町村合併推進構想で広域合併を提案された新宮市と東牟婁郡5町村の市町村長が15日、県東牟婁振興局で記者会見し、県の構想通りの合併は断念することを明らかにした。今後は個別に合併相手となる自治体を模索する。

 県は、2006年2月に同構想をまとめ、新宮市、那智勝浦町、太地町、古座川町、北山村、串本町の6市町村を広域合併する枠組みを提案。これを受け、6市町村で合併検討協議会を設立、協議してきた。

 しかし、合併後の面積が広大となり、それぞれ生活や文化圏が異なることなどから、「地域の実情を無視している」「時期尚早」などの意見が相次ぎ、最終的に断念することになった。

 記者会見で、東牟婁郡町村会長の中村詔二郎・那智勝浦町長は「住民の盛り上がりに欠けた。今後はそれぞれがパートナーを探すことになる」と話した。

 佐藤春陽・新宮市長は「県が示した枠組みは無理だが、今後とも合併相手を模索していきたい」と述べ、県境を超えて隣接する三重県紀宝町との合併にも意欲を見せた。

 他の町村長は、「議会と住民の意思を見守る」(三軒一高・太地町長)、「一次合併の時に比べて反応が鈍かった」(松原繁樹・串本町長)などと断念した理由を説明。奥根公平・古座川町長は「行政サービスの低下を心配する声があった」と明らかにした。また、奥田貢・北山村長は「今後については白紙」と話した。

 県市町村課合併推進室によると、県は合併特例新法の期限である10年3月末までに現在の30市町村から13自治体に合併する構想を提示。このうち、合併協議会設立の検討まで進んでいた地域は、新宮市と東牟婁郡5町村だけだった。

 仁坂知事は「残念だが、決定を尊重する。今後、合併に向けた新たな取り組みを期待したい」とのコメントを発表した。
(2008年1月16日 読売新聞)

3572とはずがたり:2008/01/17(木) 00:40:29
<北関東>群馬県

選挙:玉村町長選/玉村町議補選 町長選、高崎市との合併争点に−−あす告示 /群馬
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080114-00000056-mailo-l10
1月14日11時1分配信 毎日新聞
 ◇現新の一騎打ちか
 任期満了に伴う玉村町長選が15日告示される。出馬表明しているのは現職の貫井孝道氏(64)と元高崎市職員で新人の斎藤俊一氏(62)。高崎市との合併の是非を争点に、反対の貫井氏に、早期実現を訴える斎藤氏が挑む構図で“住民投票”の色彩を強くしている。【杉山順平】
 合併を巡っては、昨年12月、同町の住民発議による合併協議会設置議案を高崎市議会が可決する一方、同町議会が否決する、ねじれが表面化した。合併特例法は請求側議会が否決した場合、当該首長が設置の是非を問う住民投票を実施できると定めている。だが、貫井氏は当初から町長選で民意を問うとし、実施を見送った。このため、両陣営とも「町長選が事実上の住民投票」と位置づけている。
 「合併は時期尚早」とする貫井氏は1期4年の実績を強調し、公約には15歳までの医療費無料化などを掲げる。合併については「高崎と一緒になれば公共料金が上がる」と訴え、現在、高崎市より安い水道料や学校給食費などの水準を維持できなくなると主張する。
 一方、住民組織「高崎合併を実現する会」(井野一成会長)が擁立した斎藤氏の公約は「早期合併」がいの一番だが、「町長退職金の辞退」なども掲げ、現職との違いを打ち出す。その上で斎藤氏は「財政がいずれ厳しくなる前に合併を進めるべきだ」と訴えている。
 前橋、伊勢崎両市とも隣接する同町には、地域ごとに合併への温度差もあり、この点も選挙を左右しそうだ。
 また、町議補選(改選数1)も行われ、賛成・反対両派の候補が出馬を予定している。
 投票は20日で即日開票される。昨年12月2日現在の有権者数は2万8765人(男1万4210人、女1万4555人)。

1月14日朝刊
最終更新:1月14日11時1分

3574とはずがたり:2008/01/18(金) 18:49:17
<中国・四国>島根県

約40人の自民党の票の取り纏め役を税金で飼ってたんだ。
それが15人に減るのは良いことだねぇ。
逆に見ると25人分の職場が減ったと云う事だが,更に逆に見ると都会からの資金援助で25人分の食い扶持を国が負担してたって事になるな。

邑南町議会:次期選挙から、定数3減の15に /島根
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080107-00000186-mailo-l32
1月7日13時1分配信 毎日新聞

 邑南町定例議会はこのほど、次期選挙(任期09年5月1日〜13年4月30日)から議員の現行定数を18から3減らして15にする議員定数の条例制定案を賛成多数で可決した。
 同町は、04年10月1日の旧石見、旧瑞穂、旧羽須美の2町1村の合併に伴い、議員定数は在任特例で05年4月30日まで、各町村の議員定数を加えた40にした。その後、現行定数(任期は05年5月1日〜09年4月30日)を18にしている。
 6月に設置した議員定数等調査特別委員会(松本正委員長)が議員定数について、審議していた。【大賀英作】

1月7日朝刊
最終更新:1月7日13時1分

3575とはずがたり:2008/01/21(月) 13:36:54
<北関東>群馬県

玉村町長選 貫井氏が再選
合併消極路線を選択
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20080120-OYT8T00738.htm

 高崎市との合併の是非が最大の争点になった玉村町長選は20日、投開票が行われ、合併に消極的で自立路線を掲げた現職の貫井孝道氏(64)(無所属)が、合併を主張した新人の斎藤俊一氏(62)(同)を破り、再選を決めた。投票率は57.78%で、前回を0.56ポイント下回った。

 当選が決まると、事務所前で貫井氏は、「皆さんの力で2期目の当選ができた。玉村町を本当に住み良い町にして子どもたちに残していくのが私の使命」とあいさつし、支援者らと喜びを分かち合った。

 貫井氏は、町議会の3分の2の支持や、地元商工業者らの推薦などに加え、後援会組織を使って有利に選挙戦を展開。実質公債費比率などで町の財政の健全性を説明しながら、当面は自立路線を続ける考えを示すとともに、中学3年までの医療費無料化を約束するなどし、合併の必要性を訴えた斎藤氏を寄せ付けなかった。

当 9,682貫井 孝道64無現
  6,531斎藤 俊一62無新
(選管確定)

 町議補選(欠員1)も投開票され、合併に消極的だった候補者が当選した。

当 9,465原  幹雄57無新
□ 6,286関根 和代57無新
(選管確定)

□印は法定得票=繰り上げ当選資格=を得た者
(2008年1月21日 読売新聞)

3576とはずがたり:2008/01/23(水) 15:28:37
<近畿>京滋地区

限界集落の廃集落化はやむを得ないのではないか。
彼らにはもうちょっとだけ町中の過疎集落に出てきて貰って限界集落は照葉樹林帯にでも戻した方が国土1000年を見越すと良いのではないか?

限界集落活性化へ 京丹後市
検討会議を設置、初会合
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2008012300078&amp;genre=A2&amp;area=K60

 限界集落の活性化に向けて、京丹後市はこのほど、庁内の横断組織「市限界集落対策検討会議」を設置した。同市の特徴や先進地の事例を踏まえて対策案をまとめる。

 限界集落は65歳以上の高齢者が人口の半数以上を占め、共同体の機能の維持が難しい集落を指す。同市内の全231集落のうち、限界集落は16カ所。旧町別の内訳は丹後町6カ所、弥栄町5カ所、久美浜町、峰山町各2カ所、大宮町1カ所。

 また、55歳以上が半分を超え、限界集落の予備軍とされる準限界集落は59カ所ある。
 同会議のメンバーは課長級の職員12人で、初回の会合では事務局(市総合戦略課)が現状を報告した。2月上旬に次回会合を開く予定で、対策の原案を持ち寄って今後の施策の方向性を明確にする。

高齢地区 県内に45カ所
「準限界」188 早急対策を
http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2008012300073&amp;genre=O1&amp;area=S00

 農山村の過疎高齢化が全国的に問題になる中、住民の過半数が65歳以上の高齢化した地区が、滋賀県内で少なくとも7市町に計45カ所あることが、京都新聞社のアンケート調査で分かった。これらの地区は存続が危ぶまれる「限界集落」化している恐れがあり、早急な実態調査と対策が求められる。

 アンケートは県内全市町を対象に実施。回答率は100%だったが、地区数について余呉町、木之本町は「町のイメージが悪くなる」などとして回答しなかった。

 高齢化した地区が最も多かったのは多賀町(16)で、高島市(13)、大津市(9)と続いた。「いずれ消滅の可能性がある地区」は多賀町が11、高島市が3と回答した。

 これらの地区の課題を聞いたところ▽農地や山林の荒廃、地域の生活文化の消失(高島市)▽集落機能を担う消防団員、自治会役員などの確保が困難(米原市)▽生活環境水準の格差(東近江市)−など幅広い問題を抱えていた。

 行政施策やサービスとして▽モデル的に集落再編事業を実施(高島市)▽高齢者への交通費助成、除雪(多賀町)▽定住者促進の仕組みづくり(米原市)▽情報格差の是正、地域コミュニティーセンターの整備(東近江市)−などが実施されていた。「特別なサービスは行っていない」という回答もあった。

 55歳以上が過半数の地区は、いずれ限界集落化する恐れがある「準限界集落」とも呼ばれるが、十二市町で計188カ所に上ることも判明した。
 限界集落の定義は(1)65歳以上が過半数(2)道路の管理や冠婚葬祭など社会的共同生活が困難−などとされる。アンケートでは(2)は不明なため厳密には「限界」に当たるかどうか分からないが、多くは過疎化で共同体機能が低下しているとみられる。

3577とはずがたり:2008/01/30(水) 12:56:12
<九州・沖縄>熊本県

下益城郡城南町・鹿本郡植木町・上益城郡益城町との合併も巧く行くといいですなぁ。。

2008年1月29日 21:16
熊本市と富合町の合併決定 総務相告示
ttp://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20080129200014&cid=main

 増田寛也総務相は三十日付官報で、十月六日に熊本市に下益城郡富合町が編入する合併を告示する。新市人口は約六十七万七千五百人。人口要件が七十万人に緩和されている政令指定都市への移行を目指す熊本市は、次の合併への取り組みを急ぐ。

 合併に伴い熊本市は富合町地域に五年間に限り、施設管理やイベントなど一定の事務権限を持つ合併特例区を設置する。町議は失職するが、市議会定数(四八)を次の任期まで一増して同町地域から選出する。定数増分の最初の選挙は合併後五十日以内にある。

 幸山市長と村崎秀富合町長は二十九日、最終手続の大臣告示が決まったのを受け市役所で会見。同市長は「政令市に向け大きな一歩」と語った。

 政令市の人口要件が緩和されている市町村合併特例法の期限は二〇一〇(平成二十二)年三月。市は合併協議会(任意)を設置した下益城郡城南町や、町内で合併論議が出ている鹿本郡植木町、上益城郡益城町との協議の具体化を目指す。

 両市町は昨年十一月、両市町議会での可決を受けて県に合併を申請。潮谷義子知事は十二月県議会を経て総務省に合併を届け出ていた。(渡辺直樹)

3578とはずがたり:2008/01/30(水) 15:36:14
<甲信越>長野県

長野市との合併、賛成が信州新町7割 中条村9割
http://www.shinmai.co.jp/news/20080130/KT080129ATI090024000022.htm
1月30日(水)

 上水内郡信州新町と同郡中条村は29日、それぞれ長野市との合併の賛否を問う住民意向調査の結果をまとめた。回収総数のうち、「賛成」が信州新町で70・3%、中条村で93・1%を占め、ともに「反対」を大きく上回った。両町村とも2月上旬までに長野市に対し、正式に合併協議を申し込む方針だ。

 意向調査の対象は、両町村とも18歳以上の住民で、信州新町は4870人、中条村は2161人。自治会組織を通じてアンケート用紙を配布、回収した。

 回答は、ともに合併に「賛成」か「反対」の二者択一。信州新町は回収率93・7%で、賛成3207人、反対は1316人(28・8%)。中条村は回収率98・0%で、賛成1972人、反対134人(6・3%)だった。

 両町村とも同日、それぞれ町議会、村議会の全員協議会に結果を報告。中村靖・信州新町町長と久保田元夫・中条村長は30日、鷲沢正一・長野市長を訪ね、結果を伝えて意見交換する。

 結果について、中村町長は「住民の意向に沿うよう合併を進めていく」、久保田村長は「なるべく早い時期に合併出来るようにしたい」と話している。

 両町村と、隣接する同郡小川村は「平成の大合併」で、3町村による合併を検討したが、2004年の住民投票の結果を受けて法定合併協議会を解散。その後、信州新町と中条村は長野市との合併を模索してきた

3579とはずがたり:2008/01/30(水) 15:38:13
<東北・北海道>
山形県は,鶴岡市・酒田市・最上新庄市・置賜米沢市・村山山形市の5市に再編すべし!

山形新聞ニュース
8市町村長が合併テーマに協議 最上地域将来像検討会が発足
2008年1月30日(水) 08:23
http://yamagata-np.jp/newhp/kiji_2/200801/30/news20080130_0447.php


 最上地方の8市町村長が共通の行政課題を話し合う「最上地域将来像検討会」が29日、発足した。「一つのテーブルに着いて最上地方の今後の在り方について議論しよう」というもので、市町村合併を主要テーマの一つにし、今後協議を重ねていく。

 同地方では2003年2月、任意協議会の「新庄・最上合併検討協議会」が設置されたが、町村が次々と離脱。最後まで残った新庄市と舟形町も合併するまでには至らなかった。一方で、破談から4年が経過、各首長は財政の悪化など自治体の将来像を見据えた上で「合併する、しないはともかく、協議のテーブルに着く必要がある」との認識で一致していた。

 検討会の設立は、新庄市の総合開発センターでこの日開かれた最上地方町村会の席上で了承された。メンバーは新庄、金山、真室川、最上、舟形、大蔵、鮭川、戸沢の8市町村長とオブザーバーの伊藤俊夫県最上総合支庁長で構成。具体的な議題や事務局、スケジュールなどは今後の協議で詰めることにした。

 座長を務めた山尾順紀新庄市長は「主要課題の一つではあるが、市町村合併ありきの検討会ではない。合併する、しないを含め、それぞれの行政課題をどう克服していくか、力を合わせて議論していく」と語った。

3580とはずがたり:2008/02/02(土) 18:05:15
<東北・北海道>北海道

合併がそれ程進まなかった北海道であるが何しろ広い北海道であるので適切な自治体の大きさというものが今一ピンと想像できないね。。

合併推進へ大型補助金支出 道、1市町村9千万円 新年度から(02/02 06:57)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/73845_all.html

 道は新年度から、新たな「市町村合併緊急支援事業」に取り組むことを決めた。合併後の新市町村に対し、合併前の一市町村当たり九千万円の補助金を出す。補助の対象は、今年四月から二○一○年三月までに合併する市町村。合併特例法の期限を一○年三月に控え、小規模市町村の合併を強く後押しするのが狙いだ。

 補助金の拠出法として、合併から三年間、新市町村が取り組む公共施設整備などの事業費の半分を、道が負担する形をとる。残りは新市町村が負担する。

 補助の上限は合併前の一市町村当たり年三千万円、三年で計九千万円。五市町村の合併なら計四億五千万円になる。○九年三月に江別市が石狩管内新篠津村を吸収合併する計画があり、道は新年度予算案に二市村分の六千万円を計上する。

 地方交付税などが優遇される合併特例法の期限切れが迫り、その後は国が合併支援策をとらない可能性が高い。一方で、地方分権の受け皿になれない小規模自治体の権限を制限する案も検討されていることから、道は新たな合併推進策が必要と判断。市町村側から要望の強かった財政支援を行うことにした。

 また、道は地域間格差の是正を狙いに、市町村のソフト事業に対する「地域再生チャレンジ交付金」の総額を、本年度の一億円から二億六千万円に大幅増額する。交付額は市町村単独事業が一千万円、複数市町村による広域事業は二千万円。本年度は道内五十七市町村から総額四億七千万円分の応募があった。

 このほか、道の新年度予算案には、地域の活性化に向けた人材育成、ネットワークづくりなどを行う「地域力ステップアップ事業費」(五百万円)も新規事業として盛り込まれる見通しだ。

3581とはずがたり:2008/02/02(土) 18:13:19
<首都圏>埼玉県

幸手は五霞との合併を袖にして久喜・鷲宮との合併「桜宮市」構想に邁進するも久喜で合併反対が多数を占め破談>>1140

埼玉・幸手市と茨城・五霞町との県境合併、暗雲漂う
2003/05/19
http://www.mmjp.or.jp/gyoukaku/chiiki/20030519.htm

 4月27日に実施された幸手市議会では、合併が大きな争点となった。2005年3月の合併特例法の期限までに五霞町との合併を目指す市長派と、期限にこだわらず久喜市・鷲宮町との合併推進を目指す反市長派が対立。市議選の結果、市長派が改革(3人)、新幸会(3人)、共産(2人)、社民(1人)、無所属(3人)の計12人、反市長派が「市民クラブ」(9人)、公明(4人)の計13人となり、反市長派が市長派を逆転、勢力地図が塗り替えられた。これで、6月議会では合併問題を巡って激しく争われることになりそうだ。

 五霞町は茨城県内で唯一利根川の南にある自治体。元々利根川は現在よりも南側に位置していたが、江戸時代に数回の流路変更を行い現在の位置になった。
 このような地理的な理由に加えて、ヤクルトやキューピーなど優良企業約70社が進出している工業団地や圏央道のインターチェンジができるなど五霞町の財政面でも魅力を感じ、増田実幸手市長は県境合併に動き、8月には五霞町と研究会を発足した。
 12月11日には、10〜11月に実施した五霞町のアンケート結果で、合併相手として幸手市が44.1%でトップとなったことを受けて、幸手市は五霞町の合併を推進する方針を決めた。

 だが、幸手市が7〜8月に実施したアンケート調査では、合併の相手先として久喜市がトップで80.6%、杉戸町が68.3%、鷲宮町は53.5%と続き、五霞町は23.7%で6番目。
 さらに、合併を推進する幸手市に対して、市民グループが約6000人の署名を集め(法定数は905人)、合併特例法に基づく住民発議(久喜市、鷲宮町との2市1町の法定合併協議会設置請求)を提出。3月18日の市議会で、「幸手市の合併について意思を問う住民投票条例案」は賛成11人、反対13人で否決された。
 4月1日には、県境合併としては岐阜・中津川市と長野・山口村に次いで全国2例目の法定協が設置された。

 それでも、幸手市長は久喜市などとの合併を求める声の大きさに配慮したのか、「広報さって」4月号に、1月27日に田中暄二久喜市長と面談した際、幸手市が五霞町と、久喜市が鷲宮町とそれぞれ別で法定協議会を設置して期限内の合併を実現後、さらに両市が合併して中核市の実現に向かうことに合意したという「合意メモ」の原文を全文紹介。
 久喜市長はメモの存在は認めたものの、「その後幸手側で久喜優先を求める住民発議が行われ、状況が一変した。幸手市長は自分の都合のいいようにメモを利用している」として文書で厳重抗議。このような「合意メモ」を相手に事前連絡せずに暴露したのも異例なら、文書を巡って相手から抗議を受けるのも異例の事態となった。

 このような動きのなか、4月27日の幸手市議選は反市長派が勝利し、一気に形成は逆転。それでも、5月14日の臨時議会で、正副議長は市長派から選出された。反市長派の公明党(4人)が白票を投じたためだが、公明党市議団は「白票にしたのは苦渋の選択だが、久喜との合併を推進する公明のスタンスは変わらない」としている。同日、市長派からも久喜・鷲宮との合併推進協議会を立ち上げようという動きも表面化。幸手市と五霞町との合併は混沌としてきた。

 五霞町にとっては、自分ではどうしようもできないのが現実。町民の生活圏は幸手市などの埼玉県だけに、どうにか埼玉県に入れてやってほしいものだ。(田中潤)

3582とはずがたり:2008/02/02(土) 18:23:38
<首都圏>埼玉県

五霞との合併を進めた増田元市長の出馬表明の記事>>3457

町田氏(現市長)…「二十万都市が理想だが、県内のできるところから一市一町でも確実な合併を」「相手に迷惑がかかるので自治体名は挙げられない」
増田氏(元市長)…「市民の声を反映できる幸手主導の合併をしたい。(合併の相手は)県外でも構わない」「市民の声を聞いてから決めたい」
渡辺氏(元市議)…「財政を立て直すのが先」として、合併自体は否定しないものの、新法期限内の合併は無理としている。


幸手市内の情報 : 幸手市長選 増田元市長、出馬を表明 埼玉
投稿日時: 2007-9-12 23:00:00
http://www.kahinata.net/modules/news/article.php?storyid=207

 任期満了に伴う幸手市長選(10月21日告示、28日投開票)に、元市長で司法書士の増田実氏(62)が無所属で出馬することを11日、表明した。

 増田氏は市長在職中、茨城県五霞町と合併協議を進めたが、03年9月に「久喜市との合併を優先させる市民の会」から解職請求(リコール)を出されて市長を辞職。03年11月の市長選で現職の町田英夫市長(65)に敗れた。

 増田氏は「財政危機打開へ再び立ち上がることにした。元気な幸手市を取り戻したい。合併は市民の声を尊重して幸手市主導で進める」と抱負を語った。

3583とはずがたり:2008/02/02(土) 18:25:31
<首都圏>埼玉県
>>3581-3583
幸手市長選結果
三ツ林が推してた候補がかっちまったんか。ちっ

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/travel/1484/1189987400/248n-250

248 :いばらきの老若男女@匿名希望:2007/10/29(月) 20:16:24
毎日新聞より

選挙:幸手市長選 町田氏、再選果たす 元市長の増田氏ら破る /埼玉

無所属3人で争われた任期満了に伴う幸手市長選は28日投開票され、現職の町田英夫氏(65)が、元市議の渡辺勝夫氏(63)▽元市長の増田実氏(62)を破って再選を果たした。当日有権者数は4万4450人(男2万2163人、女2万2287人)、投票率は53・54%(前回70・11%)だった。
午後10時、「当選」の報が入ると、町田氏は事務所に詰めかけた支持者に深々と頭を下げ、「皆さまのおかげで勝利することができた。幸手市の将来の発展のため全力投球していきたい」と力強く述べた。
町田氏は選挙で「幸手駅東口広場整備などの公約は着実に実行した」と強調し、来年4月までに合併協議会を設立すると約束。学校統合で生まれた跡地に医療福祉系大学、付属病院を誘致する見通しも立ったなど「確実な街づくり」を訴えて支持を広げた。一方、増田、渡辺両氏は「合併協議が白紙に戻った後、市が自立できる方向に軌道修正せず、街を衰退させた」と批判したが及ばなかった。【栗原一郎】
==============
◇市長選開票結果=選管最終発表
当 10691 町田英夫 65 無現
   9815 増田実  62 無元
   3105 渡辺勝夫 63 無新
==============
 ◇幸手市長略歴
町田英夫夫(まちだ・ひでお) 65 無現(2)
市長[歴]日立製作所社員▽久喜市水道部長▽久喜市シルバー人材センター事務局長▽杉戸農高
毎日新聞 2007年10月29日

:いばらきの老若男女@匿名希望:2007/10/29(月) 20:20:30
東京新聞より

幸手市長選 激戦制し町田氏再選 『公約、着々と実現』と抱負
2007年10月29日

任期満了に伴う幸手市長選は二十八日、投開票が行われ、無所属現職の町田英夫氏(65)が、いずれも無所属で、四年前まで市長を三期務めた増田実氏(62)と、新人の元市議渡辺勝夫氏(63)を破り、再選を果たした。当日有権者数は四万四千四百五十人、投票率は53・54%(前回70・11%)。
接戦を制した町田氏は選挙事務所前で「厳しい戦いだったが市民の良識の勝利だった。公約を着々と実現するよう頑張りたい」と抱負を述べた。
久喜市・鷲宮町との合併協議が破たんし、財政難が続く中、選挙戦では財政再建方法や、計画中の幸手駅西口区画整理事業の是非などについて、舌戦が繰り広げられた。
町田氏は「幸手の発展のために欠かせない」と、区画整理事業の推進を訴え、幸手総合病院の久喜市移転に伴う新病院の誘致や、二〇一〇年三月までの合併実現など「確実なまちづくり」を強調。地元選出の国会議員や県議の支援も得て、激戦を制した。
増田氏は市長時代に手掛けた財政再建の実績を、渡辺氏も財政削減などを訴えたが、及ばなかった。 (杉本慶一)

250 :いばらきの老若男女@匿名希望:2007/10/29(月) 20:23:48
埼玉新聞より

幸手市長に町田氏
元・新2氏破り再選
 
任期満了に伴う幸手市長選は二十八日投開票され、現職の町田英夫氏(65)=無所属=が、元市議で一級建築士の新人渡辺勝夫氏(63)=同=と元職で司法書士の増田実氏(62)=同=の二人を破り再選を果たした。
再選を果たした町田氏は「合併、駅周辺の開発、大学や付属病院の誘致など公約したことを身を引き締めて務めさせてもらいます」と語った。
今回の選挙では、合併、悪化する市財政の再建、幸手駅西口区画整理事業への対応を中心に論戦が交わされた。
町田氏は、幸手駅東口広場の整備、政治倫理条例制定などの実績を前面に押し出し、確実な合併、西口区画整理事業の推進などを掲げ、市政の継続を訴えた。
市内全域に拡大した後援会を中心に、三ツ林隆志衆院議員の支援も受け、現職の強みを生かし支持を広げた。
渡辺氏は、合併より財政再建優先を主張し、西口区画整理事業の凍結などを、増田氏は市長を三期務めた経験を強調し、西口区画整理事業の見直しなどを訴えたが及ばなかった。

3584とはずがたり:2008/02/02(土) 18:26:43
<首都圏>埼玉県

幸手市議選

統一選 07選択の年に
幸手市議選 定数10減7現職引退
http://mytown.asahi.com/saitama/news.php?k_id=11000230704140002
2007年04月14日

 ◇世代交代・くら替え模索も
 15日告示の市議選で、財政難を背景に、前回は25だった定数を15に減らして実施される幸手市議選。現職18人、新顔4人の計22人が立候補を予定しており、激戦が予想される。定数の大幅削減を受けて、現職は7人が引退を決めた。市長選へのくら替えを模索する人、会派の人数を減らしても議席を守ろうとする人……。それぞれの「出ない理由」とは何だろうか。

 ◇
 「市議選には立候補せず、市長選に挑戦したい」
 4期目の渡辺勝夫氏(62)は3月、そう記したパンフレットを後援会関係者に配った(→結果落選)。市長選を考え始めたのは、昨年秋ごろ。収入に占める借金の返済負担の割合を示す指標「実質公債費比率」が、幸手市は19・1%と県内で3番目に高いと知ったからだった。
 「このままでは第二の夕張になってしまう。市長として、財政再建に取り組みたい」
 そもそも、定数大幅減の背景には、市の財政難があった。市議会は05年6月定例会で、定数を25から20に減らすことを決めた。さらに昨年末、財政難を懸念する市民団体が定数を15に減らすよう求めて直接請求し、今年1月の臨時議会で条例改正案が可決された。市によると、定数を10減らすことにより、年間に約6千万円を削減できる。

 定数減で予想されるのが、当選に必要な獲得票数が以前より増えることだ。現在4人の公明党市議団は増田育夫代表(57)を含む2人が引退。後継は立てず、現職2人の「完勝」を目指す。

 前回は600票程度だった当選ラインが、倍以上に跳ね上がる可能性もあり、「新顔は厳しい戦いを強いられるのではないか」と増田氏は推測する。

 世代交代を唱えて辞める議員もいる。田口勝哉氏(60)は、「合併問題に関して住民を説得しきれなかった。あとは若い人に託したい」と話す。幸手市では、前回市議選で合併相手が大きな争点になり、市議選の数カ月後には市長のリコールや辞職にまで発展した。だが結局、合併はかなわないままだ。

 ある立候補予定者は、今回の選挙戦の行方をこう予想する。「定数15に22人も立つと選挙戦は厳しい。政策よりも、最終的には従来型の地縁血縁頼みになるのではないか」

3585とはずがたり:2008/02/02(土) 18:31:43
<首都圏>埼玉県
>>3431>>3499
この辺の合併も進むといいですなぁ〜。
幸手や五霞>>3581-3584迄も入れて20万都市目指すのも一興だが,確実な実現を先ずは求めたい気もする。
菖蒲は蓮田・白岡と彩野市を目指すも合併。彩野も桜宮も名前が変だったよなぁ。。
栗橋は大利根や北川辺との合併も破談>>72>>1132>>1141>>1162>>3301

久喜など1市3町  4月にも合併協議会  「賛成」多数
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/news/20080201-OYT8T00836.htm

 久喜市と鷲宮、菖蒲町は1日、合併の枠組みを決める住民意向調査の結果、いずれも合併賛成が上回ったと発表した。このため栗橋町を加えた1市3町は4月にも、法定合併協議会を設置する方針だ。

 調査は1月18〜31日に実施。その結果、久喜市(対象住民5万8324人)は61・8%が回答し、合併を「進めるべき」52・3%、「進めるべきではない」33・4%、「どちらでもよい」13・7%だった。

 菖蒲町(同1万7716人)は66・4%が回答し、「積極的に進めるべき」43・5%、「合併はやむをえない」41・7%、「進めるべきではない」14・5%。鷲宮町(同2万8474人)は64・0%が回答し、合併について「賛成」77・0%、「反対」13・5%、「どちらでもよい」9・3%だった。

 栗橋町を含めた1市3町は、2〜3月定例議会で法定合併協議会の議案を提案し、可決されれば4月にも同合併協を設置する。この枠組みで合併が実現すれば総面積が約82・4平方キロ、総人口が約15万7000人の新市が誕生する。

 一方、幸手市の住民意向調査では、この1市3町との合併を望む回答が多数を占めたが、1市3町側は幸手市の加入について「協議は未定」としている。

(2008年2月2日 読売新聞)

3586とはずがたり:2008/02/05(火) 17:25:27
<甲信越・東海>長野県

阿智は浪合村とも合併している。求心力あるねぇ。何故だ?
http://www.vill.achi.nagano.jp/gappei_namiai/index.html

阿智村が清内路と合併任意協設立へ
http://www.shinmai.co.jp/news/20080205/KT080204ATI090012000022.htm
2月5日(火)

 下伊那郡阿智村議会は4日開いた全員協議会で同郡清内路村との合併問題について議論し、賛成多数で任意協議会の設置を決めた。岡庭一雄村長も議会の結論を受け入れる意向を示し、両村は近く任意協を発足させる。

 阿智村会は合併問題について1月中に村内7自治会ごとに「住民の意見を聞く会」を開催。全協では「聞く会」での住民意見などを踏まえ、小笠原啓次議長と病気で欠席した1人を除く14議員全員が意見を述べた。

 11議員は「住民からはより詳しい情報を求める声が多く、合併した際の細かな点を任意協で議論して公開し、その上で判断を仰いだほうがよい」などとして任意協設置に賛成。3議員は「合併以外の選択肢の研究が十分でない」「聞く会では、特に若い世代の意見を把握することができなかった」などとして反対の立場をとった。討論を経て行った多数決も11対3だった。

 全協終了後に記者会見した岡庭村長は「議会の結論に従って任意協を早い時期に発足させたい」と話し、任意協で一定の結論が出たところで住民アンケートなどの形で村民の意向を聞く考えを表明した。「清内路側でも、住民投票などで数値を示してもらえればありがたい」と述べた。

 両村議会は、全村議が参加している「あり方研究会」を7日に開き、任意協議会設置の方針を正式に確認する。

 阿智村会の決定について清内路村の桜井久江村長は「一歩前進と受け止めて感謝したい」と話した。

阿智・清内路 合併協議開始へ
http://mytown.asahi.com/nagano/news.php?k_id=21000000802050002
2008年02月05日

 阿智村議会の全員協議会が4日開かれ、清内路村との任意合併協議会の設置を賛成11、反対3の賛成多数で決めた。岡庭一雄・阿智村長は「議会の決定に従う」としており、両村の合併協議がスタートすることになった。合併は昨年6月、清内路側が話し合いの場の創設を阿智側に申し入れ、阿智側が同10月に「合併を前提とした協議には応じられないが、合併も選択肢の一つとして今後のあり方を協議したい」と両村の「あり方研究会」を提案、これまでに数回開催されている。(平林敬一)

 合併協設置の可決について、阿智村との合併を公約に掲げて初当選した桜井久江・清内路村長は「正式には聞いていないが、合併は一歩進んだことになる。誠意ある議論をしてくれた阿智の議会にお礼をいいたい」と喜んだ。阿智村議会のこの日の結果は、7日に開かれる「あり方研究会」に報告される。

 全員協議会では、議長と欠席議員を除く全議員が発言した。賛成議員からは「多くの清内路住民が阿智村との合併を望んでいる」「清内路村は徹底した行財政改革に取り組んだ」といった意見が出た。一方、反対の議員は「(合併協を設置する前に)時間をかけてもっと議論する必要がある」「阿智の住民の中には心情論は抑えるべきだという声がある。合併協は時期尚早」などと述べた。

 終了後、岡庭村長は「議会は清水の舞台から飛び降りることをやってくれた。思いやりがあると考えるならば、清内路の住民の声を受け止めるというのも一つの道」などと述べ、早い時期に協議会を立ち上げたいとの考えを示した。

 「あり方研究会」ではこれまで、清内路側から合併協設置の強い要望が寄せられていた。阿智村は1月に村内7自治会で「住民の意見を聴く会」を開催し、合併問題を話し合った。

清内路と合併任意協設立へ 阿智村会
http://www.shinmai.co.jp/news/20080205/a-5.htm

 下伊那郡阿智村議会は4日開いた全員協議会で同郡清内路村との合併問題について議論し、賛成多数で任意協議会の設置を決めた。岡庭一雄村長も議会の結論を受け入れる意向を示し、両村は近く任意協を発足させる。阿智村会は合併問題について1月中に村内7自治会ごとに「住民の意見を聞く会」を開催。全協では「聞く会」での住民意見などを踏まえ、小笠原啓次議長と病気で欠席した1人を除く14議員全員が意見を述べた。

3587とはずがたり:2008/02/05(火) 17:26:08
<東海>静岡県

新居との合併に前向き 湖西で住民が意見交換
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20080205/CK2008020502085234.html
2008年2月5日

 新居町との合併を検討している湖西市で4日夜、合併に関して市民と三上元・市長、飯田勝義合併調査係長ら市幹部が意見交換する地区別懇談会が始まった。対象自治会ごとに市内計9カ所で、21日まで順次開催される。

 初回のこの日は新所地区の住民を対象に開かれ、約70人が参加した。三上市長は「会の趣旨は、市から何かを提案するのではなく、皆さんにご意見を述べていただくことです」とあいさつ。合併をめぐる両市町の経緯や、財政状況の比較、モデルケースでの家庭の支出の比較などが説明された。

 市民からは「道州制も視野に入れて責任ある自治体の基盤をつくってほしい」など、合併に前向きな意見が多く出された。「市民アンケートを取って意見を反映させてほしい」などの要望もあった。

 また、三上市長は終了後の報道の取材に対し「市としては6月定例会に法定合併協設置議案を提案したい。それまでには自身の考えも表明したい」との意向を示した。

3588とはずがたり:2008/02/05(火) 17:37:38
<九州・沖縄>長崎県

30万都市を目指して佐世保動く。
佐世保254k+波佐見15k+鹿町5k+江迎6k+小値賀3k=283kでどうしても(合併を嫌がってる)佐々13kか川棚15kのどちらかは絶対出来れば両方が欲しいと云う感じか。

佐世保市の広域合併打診 佐々町長「機熟さず」 当面単独の方針伝える
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/nagasaki/20080205/20080205_002.shtml

 佐々町の関耕二町長は4日、広域合併に向けた協議を求めるために同町を訪れた佐世保市の朝長則男市長に「道州制が導入されれば仕方がないが、今はまだ町民の意識も機が熟していない」と、当分の間は単独で行政運営する方針を伝えた。

 関町長は町役場で約30分間、朝長市長と非公開で面談。その後、記者団に「合併するなら佐世保市とだと思うが時機が早い。将来的には住民アンケートなども実施してみたい」と述べ、東彼3町など周辺自治体の動きも見ながら、慎重に検討していく考えを示した。

 朝長市長は「広域合併は佐々町抜きでは考えられない」と関町長に協議参加を求めたという。

 江迎、鹿町両町から昨年11月に合併協議を要請された朝長市長は、人口30万人以上の中核市を目指し、1月末から小値賀町など周辺5町を順次訪問。5日は川棚、東彼杵、波佐見3町の首長とそれぞれ面談する。

=2008/02/05付 西日本新聞朝刊=
2008年02月05日00時45分

3589とはずがたり:2008/02/05(火) 17:41:32
<東北・北海道>岩手県

門馬地区の連中の大部分が宮古で賛成なら兎も角分村せずありきに見えるのは納得が行かない。

「自立を」「盛岡と」の声も 川井の合併説明会開始
ttp://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20080205_7

 川井村の合併に関する住民説明会は4日、村西部の門馬地区を皮切りに始まった。内舘勝則村長は村全体で宮古市と合併を進めたい意向を説明。住民から盛岡市との合併や単独村政維持を求める発言が出た。説明会は18日まであと18会場で開かれ、合併に向けてどう村民世論を集約するか注目される。
 4日の説明会は区界、去石、田代の3会場で順に開かれた。盛岡市まで数百メートルの区界集会所では住民26人と村幹部が出席。合併手続きや効果、宮古市と同村の行政サービス比較などの資料を説明し意見交換した。
 内舘村長は、国と地方の財政難、急速な高齢化などを挙げ「10年、20年後を考えれば合併は避けて通れない。余力があるうちに選択すべき」と2010年3月の新合併特例法期限内に合併を進めたい考えを伝えた。
 発言した参加者8人のうち4人は「住民の利便性をどう考えているのか」「救急車も盛岡から来れば早い。そういう面で行政が不便だ」など分村か村全体で盛岡市との合併を求めた。
 門馬の明日を考える会の去石雄喜代表(74)は「内舘カラーを出して単独村政維持を打ち出せば村民は協力する」と自立を主張。役場出張所や学校がどうなるのか―などの質問も出た。
 発言した農業細矢章吉さん(67)は「分村の話にもう少し前向きに対応してもらえるかと思ったが、宮古市と合併すると決めてしまっているような感じだ」と残念そうだった。
 去石集会所では盛岡市との合併論は出ず、2人が「村単独でやっていけないのか」などと自立の模索を要望した。
 内舘村長は「分村や盛岡市との合併論が出るのは予想していた。門馬地区は1次産業の中心地。川井村の地域全体の発展に欠かせないことに理解を求めたい」と述べた。

3590とはずがたり:2008/02/06(水) 16:07:47
<九州・沖縄>長崎県
>>3588
波佐見も否定的なんか。。

県北合併3町に難色…佐世保市長が川棚、東彼杵、波佐見町長打診も
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagasaki/news/20080205-OYT8T00667.htm

 県北地区の広域的な合併について、周辺町の考え方を確認している佐世保市の朝長則男市長は5日、川棚、東彼杵、波佐見3町を訪れ、各町長と会談した。いずれも合併に肯定的な返答は得られなかった。市長は4月以降、同様に消極的な姿勢だった小値賀、佐々両町を含む5町を再訪し、正式な回答を求める方針。

 県が昨年10月に示した合併推進構想では、3町は同市との合併の枠組みには含まれていない。しかし、同市は人口30万人以上の中核市を目指しているため、3町にも意向を確認することにした。

 この日、朝長市長が各町長に「将来、合併を検討する際に市を選択肢に加えてほしい」と打診。これに対し、川棚町の竹村一義町長は「佐世保市との合併はこれまでも想定していなかった」と述べ、当面、単独町政を続ける意向を伝えた。

 東彼杵町の紙谷修町長は「合併は将来的に必要」との認識は示したが、同市とは距離的な問題からやや難色を示した。波佐見町の一瀬政太町長も「町内に合併の機運が高まっていない」として、当面の合併に消極的な姿勢を見せた。

 訪問後、朝長市長は「それぞれの町に考え方や事情があると感じた。今回は市として正式に意向を伝えたかったので、その面では良かった」と話していた。

(井上忠明)
(2008年2月6日 読売新聞)

3591とはずがたり:2008/02/07(木) 14:32:27
<九州・沖縄>熊本県

2008年2月7日 14:03
熊本市と城南町、合併任意協が初会合
ttp://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20080207200012&cid=main

 熊本市と下益城郡城南町は七日、合併任意協議会の初会合を同町の火の君総合文化センターで開いた。今後、月一回のペースで開き、両市町が合併した場合の将来像や住民生活への影響などを検討。協議の進み具合をみながら、法定協議会への移行を目指す。

 幸山政史市長、八幡紀雄町長ほか、両市町の議会や各種団体の代表者ら二十三人で構成。下部組織として両市町幹部でつくる幹事会、総務部会や企画財政部会など各部署単位の作業部会を置き、任意協での協議内容を検討する。城南町は独自に、公募住民を含め各種団体代表などからなる合併検討委員会も設け、任意協への意見・要望などをまとめる。

 初会合で幸山市長は「将来について語り合う土壌ができた。行政サービスの違いなどを検討し、方向性を具体的に協議したい」、八幡町長は「町の将来を考える歴史的な時期を迎えている。住民の不安を取り除くよう理解を得ながら協議を進めたい」とあいさつ。会長に幸山市長、副会長に八幡町長を選出したことなどを報告した。

 次回は三月二十五日開催の予定。(福井一基)

益城町・熊本市「政令市考える研究会」発足
http://kumanichi.com/feature/gappei/kiji/index.cfm?id=20080202000002

 上益城郡益城町と熊本市による「益城町の明日と政令指定都市を考える研究会」が一日発足し、同町内のJA会議場で初回会合を開いた。住民代表委員らが中心となり、両市町が合併し政令指定都市に移行した場合の、益城町の将来像や町民生活に与える影響を調査検討する。

 益城町では、二〇〇三(平成十五)年八月の住民投票で同市との合併協議会設置を拒否しており、合併が前提となる政令市の具体的検討はおよそ四年半ぶり。

 研究会は、両市町の住民・経済団体の代表ら三十二人で構成。上野眞也・熊本大政策創造研究教育センター教授が会長を務める。

 主に都市計画、商工観光、生活環境、健康福祉医療など二十一項目について協議。具体的には、区役所の設置や新たな税負担など合併と政令市移行で制度が変更されるもののほか、第二空港線沿線や益城台地、町周辺部の開発、サービスに大きな隔たりがある子ども医療費助成など多岐に渡る。

 今後、各委員へのアンケート調査で各課題や町の将来像についての意見を集約し、行政担当者による作業部会でも事務事業の比較検討を行う。三月末まで残り二回の会合で報告書を取りまとめ、両首長に提出する。(蔵原博康)
熊本日日新聞2008年2月2日朝刊

3592とはずがたり:2008/02/07(木) 14:33:39
<九州・沖縄>熊本県

政令市研究へ初会合 益城町と熊本市 年度内に報告
ttp://kumanichi.com/feature/gappei/kiji/index.cfm?id=20080123000001

 上益城郡益城町と熊本市は二十二日、「益城町の明日と政令指定都市を考える研究会」の第一回作業部会を同町役場で開いた。二月一日に両市町が発足させる研究会の下部組織。合併し政令市に移行した場合の調査研究結果を本年度内にまとめ、両首長に報告することを確認した。

 研究会の設置は住永幸三郎町長が十二月町議会で表明。「政令市移行による県からの権限移譲で、町の諸課題がどう解決するか検討したい」としている。委員は学識経験者や両市町の住民団体、経済団体などの代表者ら約三十人の予定。

 益城町側が課題として提示した第二空港線沿線や益城台地の開発、市街化調整区域の振興などの協議に加え、約百七十項目に及ぶ両市町の事務事業の比較検討をする。

 政令市の人口要件が七十万人に緩和されている合併特例法の期限が二年二カ月後に迫っていることから、年度末の三月まで計三回の会合で報告を取りまとめる方針。報告書は住民説明などの基礎資料にもなる。

 作業部会は益城町側の十八課・施設、熊本市側の十四課・室の課長らで構成。研究会の協議に備えて、所管の事務事業などを比較整理する。二十二日は今後のスケジュールを確認したほか、益城町側から政令市の権限などについて熊本市側の情報提供に期待する意見が出た。(蔵原博康)
熊本日日新聞2008年1月23日朝刊

熊本市・城南町 合併任意協作業部会 協議内容の検討開始
ttp://kumanichi.com/feature/gappei/kiji/index.cfm?id=20080119000002

 熊本市と下益城郡城南町は十八日、合併任意協議会に向けた第一回作業部会を同町役場で開き、任意協で協議する内容の検討を始めた。

 両市町は十一日に任意協を設置し、初会合は二月七日に開催する。作業部会は任意協の下部組織で、総務部会や企画財政部会など十部門で構成。両市町の合併について、住民生活にかかわりが深い事項や将来像に関する内容のたたき台を作成する。

 作業部会には、両市町の課長クラスを中心に約六十人が出席。八幡紀雄町長が「将来に向けていい地域づくりを目指したい」とあいさつした後、任意協事務局から合併に向けた同市と同郡富合町との経過、鹿本郡植木町や上益城郡益城町の動向が報告された。

 出席者一人ひとりが自己紹介した後、協議する項目の基となる「事務事業調査票」の作成方法などについて事務局が説明した。(福井一基)
熊本日日新聞2008年1月19日朝刊

3593とはずがたり:2008/02/07(木) 18:36:14
<近畿>滋賀県

何で議会が纏まってないのだ??

長浜市が合併推進室を設置
2008.1.26 02:41
http://sankei.jp.msn.com/region/kinki/shiga/080126/shg0801260241001-n1.htm

 長浜市は25日、県北6町との合併を進める合併推進室を設置した。7市町で組織する「1市6町広域化研究会」が前日の24日に、合併協議への移行を決めたことを受けた措置。ただし、長浜市議会は態度を保留している。

 同研究会は、24日開いた5回目の会合で、1市6町と6町議会が合意。同研究会を解消し、来月7日から、合併に向けた事前協議に入ることが決まった。しかし、長浜市議会議長は、議会内の意見が統一されていないとして欠席していた。

 また、同市は25日付で部長級3人を含む人事異動を発令した。

 部長級の異動は次の通り。

 総務部担当部長兼合併推進室長(教育部長)辻川作男▽総務部理事兼合併推進室次長(企画部理事兼企画調整課長)田中省吾▽教育部長兼長浜文化スポーツ振興事業団常務理事(長浜文化スポーツ振興事業団常務理事)加藤嘉昭

3594名無しさん:2008/02/08(金) 13:38:30
3588 3590 とはすがたりさんへ

当方は この地域の住人だから合併問題に少しは詳しいが先の合併特例法期限を目指して
各町が試行錯誤したが結局最後は 町長、町議会議員、役場職員と職員組合のエゴで潰れてた。

鹿町は ぎりぎりで佐世保市への編入を希望したが残り期間少なく先送りになったが一日も早い編入合併を望んでいる。
江迎は 松浦や平戸そして佐世保か合併相手で揺れ続けたが合併特例期限までに決着つかず、期限切れ後新町長が住民希望で佐世保市への編入を決めた。
小値賀町は 町内が単独か佐世保市編入かで二分されてきたが今の町長が単独継続派であり当分合併はしないだろう。
東彼杵郡3町は法定合併協議会で東そのぎ市でまとまりかけたが、3町の中心である川棚町長が二転三転して最後は合併は川棚町にとって得策でないと反対して
町長選で再選され3町合併は頓挫した。
その後、波佐見町は佐世保市との合併をとの住民運動もあったが町長が機が熟していないと動かず自然と合併機運が静まってしまった。
東彼杵町は法定協議会前に郡3町合併か大村市との合併かで住民投票があったが一割前後の差で3町合併賛成が勝った。
合併破綻後は波佐見町との2町との合併先行論もでたが飛び地合併で実現せず。
東彼杵と波佐見町は合併の必要性は町当局も住民も認めているが町長に決断力と実行力がなく、住民側にも追及するエネルギーがない。

川棚町は 町長の自己保身、議員の自己保身、役場職員の保身で合併反対へ転換したのが本質だろう。
波佐見も東彼杵もその自己保身病が伝染してしまっている。
長崎県知事金子は 代議士時代も現在も自民党政治家として地域の取り纏め役として関係が深いが
3町長へ指導力を発揮できないが、なお郡内3町合併が望ましいとの方針を変えない。

先の見通しが出来ない3町合併に固執するより波佐見は佐世保市へ、東彼杵は大村市への編入合併が現実的
それぞれの地域にとって希望が持てると思う。
今後3町合併を仕方なくやろうとなったとき、なぜ今までしなかったのかという怒りの声が蔓延してくるだろう。
はっきりいって郡内3町合併は将来発展性が乏しいとみられる。逆に言えば、そうだから川棚町は自ら中心地でありながら
目先の利益や自己保身にかまけて合併反対へ回ったのだ。
佐世保市は30万中核都市への展望が持てるし、大村市は県内では最も人口増や経済発展の希望がもてる市である。

3町合併より 波佐見は佐世保市へ、東彼杵は大村市へ、というのが大局的思考から導き出されるがこの地の住民はなぜか元気がないのである。
東彼杵は合併へ再度動くとしても佐世保市との枠組みはまずあり得ないだろう。

3595名無しさん:2008/02/08(金) 15:25:12
3594の続き

佐々町は現在の町長は佐世保市との合併方針で町長選で当選したが、当選後は川棚町と同様に
町議会議員や役場職員の地位保身、自己保身のため合併消極論に押され日よってしまっている。
機が熟していないとか時期尚早論は 行政及び議会関係者の合理化を嫌がる言い訳論にすぎない。
せっぱ詰まるまで保身を続けるというだけだろう。
佐々も川棚も人口が15000ていどあり佐世保市のへ通勤者住宅化して県内では恵まれた財政状況にあったことは
まちがいないが、それを良いことに時代の要請に逆らっている。
町政関係者のエゴ保身のため時代遅れになるとは 残念至極のことである。

3596とはずがたり:2008/02/08(金) 21:56:50
>>3594-3595
おお,解説感謝であります。
この辺はしっちゃかめっちゃかでしたね。。纏めてる自分も訳が分からなくなりました。
一応佐世保と平戸と松浦に集約される様な形になりましたが,松浦市は実は結構人口も少なく,佐賀県にまたがる松浦地方の中心って訳でもなく将来佐世保にって事はありえないですかね?
もともと志佐町と云う町が中心となったようですけど昭和の合併では志佐を名乗る程の中心性はなかったのか松浦市となりましたが,平成の大合併では北松浦市という新市名案を蹴るなど矜持が高まってきているような気も致します。
東彼杵はもうちと通勤通学買い物等で佐世保との一体感が出ないと住民からの編入の声が上がりにくいですかねぇ。。

3597名無しさん:2008/02/09(土) 17:01:44
3595の続きですが
旧合併特例法期限までに残念ながら、佐世保市周辺の 佐々、鹿町、江迎、離れ小島のおじか町と東彼杵郡3町
が取り残されました。
佐々と川棚が合併に消極論へ傾いたのは役場3者(町長、議員、役場職員)の地位保全自己保身しか考えられないでしょう。
東彼杵郡3町の合併はおそらく10年は無理でしょう。理由は川棚町長が町長職を失いたくないのが根底にあり町議会及び役場幹部職員との関係は
いわば封建領主と家来の関係と変わらないからです。
長崎県知事金子は馬鹿ではないならこの辺の事情は知っているでしょうけれども、当初の郡内3町合併の枠組み構想をベストとして
合併破綻後も言い続けており、そのことを良いことに波佐見、東彼杵の町長と議会は合併必要論は認めながら新たな合併枠組みへ決断しないのです。

佐々町長が道州制になれば佐世保市への合併もしかたがないが と言ったと報道されているが、これは順序が逆でしょう。
道州制を導入するには、徹底した広域市町村が必要です。長崎では今23市町ですがあと8つ程度は減らし15市町にする事が出来ます。
こうなれば市町の取り纏め役としての県の必要性は軽くなり、いやが上にも新しい制度・道州制などを導入せざるを得ないでしょう。

長崎の県北地帯は、将来的には郡部の町は無くなり、北部より 平戸市、松浦市、佐世保市、大村市の4つに編成されるでしょう。
東彼杵郡3町は波佐見、川棚は佐世保市へ 東彼杵は大村市へというのが順当なところです。

そのためには、長崎県知事金子がきっちり英断することが必要ですが、残念ながらそのような大局的判断も決断も出来る器ではないようです。

3598とはずがたり:2008/02/10(日) 12:39:10
重ねての解説感謝です。
川棚が元々独立心旺盛であるようですね。
波佐見も元々合併したがってたので,都市圏の拡大を考慮に入れれば佐世保にくっついても良いような気がしますが土木利権が通りにくくなる大都市への吸収は避けたい所なんでしょうね…。

3599とはずがたり:2008/02/10(日) 14:13:10
<九州・沖縄>熊本県

2008年2月10日 08:03
合併問題で住民説明会が終了 植木町
ttp://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20080210200004&cid=main

 鹿本郡植木町が一月下旬から町内九地区で開いてきた、熊本市との合併や政令指定都市問題に関する住民説明会が九日夜、すべての日程を終了した。各地区で、合併への賛否や町の財政状況などに対してさまざまな意見や質疑が交わされた。

 説明会は、熊本市と設けた事務レベルの研究会が昨年十二月、合併した場合の課題や両市町の行政サービス・制度の違いなどを報告書にまとめたことに伴う。町がその内容と町財政の見通しを説明し、住民の意見を聞きたいと呼び掛けた。

 同日夜は、田底地区の公民館で最後の説明会があった。「早く熊本市と任意協議会を設けて議論してほしい」「高い経費を掛けた住民投票で合併に反対したはず。なぜまた合併論議なのか」といった意見のほか、「判断材料として熊本市の財政見通しも詳しく知りたい」などの要望も出た。

 藤井町長は終了後、「住民の関心や認識が高まったという点では有意義だった。賛否両方の意見があり、厳しい町財政に対する心配が大きいことも分かった」とした上で、今後については「住民の意向をさらにくみ取っていく手法を、議会とも協議して検討したい」と語った。(浪床敬子)

3600とはずがたり:2008/02/11(月) 14:30:07
<東海>静岡県

残念だが三島と沼津の折り合いは付きそうになかったからなぁ。。
富士(吉原・岩渕)と富士宮のと芝川合併で取り敢えずは中核市をも一個造る方向に注力した方が良いかも。

研究会解散「東部政令市」
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/news/20080208-OYT8T00845.htm

 政令指定都市実現に向け話し合いを続けていた5市4町による「東部広域都市づくり研究会」(会長・斎藤衛沼津市長)は8日、沼津市内の会合で、これ以上合併について議論を続けても合意は困難として、研究会の解散を決めた。1999年11月に発足し、2003年には「おおむね10年をめどに政令指定都市を目指す」ことで合意したが、各市町の思惑が食い違う中で、空中分解した形だ。

 昨年12月には石川知事も、関係首長を前に「東部の大同合併は困難」として、「ネットワーク型地域形成」への方向転換を提案しており、県東部での大規模な合併は当面、不可能になった。

 この日は、政令市に向けた合併の進め方について「研究会が手かせ足かせになっており、一度解散してそれぞれが新たな組み合わせで進めた方が近道になる」(斎藤会長)、「合併は別のメンバーでやったらどうか」(小池政臣・三島市長)の意見が出された。

 「広域連携に取り組むために存続していいのではないか」(長田開蔵・御殿場市長)との意見もあったが、全員が解散に同意。ゴミ処理などの広域連携は、既存の「駿豆地区広域市町村圏協議会」(8市4町)で対応することになった。

 会合後、斎藤会長は「研究会が合併を遅らせるための隠れみのにされていた。目標通りに政令市を目指すのは無理と感じ、合併を進めるには取り払った方がいいと考えた」と述べた。

 合併で政令市を実現した静岡、浜松両市に対し、県東部では合併が進まず、中小の市町が混在する状態が続いている。これを打開するため、県東部5市4町(沼津、三島、裾野、御殿場、伊豆の国、函南、清水、長泉、小山)の首長と議長でつくる同研究会が、大同合併を協議してきた。

 中核市などを経て段階的に合併を進めるべきだという沼津市などと、一気に政令市を目指す意向の三島市などの間で、議論は平行線をたどった。

 背景には、05年の2市2町(沼津、三島、函南、清水)合併協議会設置議案が不調に終わったことに象徴される沼津と三島との根深い不信感がある。また、「政令市はあくまでも努力目標」として小山町や裾野市との合併を模索する御殿場市など、参加各市町の思惑はばらばらだった。

 このため、県市町村合併推進本部が昨年、3市3町(沼津、三島、裾野、函南、清水、長泉)や1市1町(御殿場、小山)の合併基本構想をまとめたにもかかわらず、石川知事は、合併特例法期限(10年3月)内の大同合併は無理として、さじを投げた。
(2008年2月9日 読売新聞)

3601とはずがたり:2008/02/12(火) 01:25:50
<近畿>大阪府

橋下知事支援の意向
千早赤阪村・河内長野市 合併問題
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/osaka/news/20080211-OYT8T00021.htm

 千早赤阪村と河内長野市の合併問題で、橋下徹知事は10日、「できる限りのことはバックアップする」と述べ、府として合併を支援していく考えを明らかにした。両市村は、合併協議会の設置議案について、「知事選後、新知事の意向を確認する」として、昨年12月議会での提案をそれぞれ見送っていた。橋下知事が支援の意向を表明したことで、両市村は議会への提案に向け、協議を再開する。

 同日、府庁を訪れた橋上義孝市長と松本昌親村長に対し、橋下知事は支援姿勢を明確にした上で「ちゅうちょすることなく、今まで通り推し進めてください。合併してもすばらしい風景を大阪の売りにしてほしい」と期待を込めた。

 府は、太田房江前知事時代に、合併の仲介と財政支援などを約束しており、橋下知事の対応が注目されていた。

 橋上市長は「力強い約束をしてもらい、安心した。議会に意見を求め、住民の理解を得たい」とし、松本村長は「市と村では文化や仕組みが違うので、府に仲介してもらってできるだけ早く合併を実現したい」と述べた。
(2008年2月11日 読売新聞)

3602名無しさん:2008/02/13(水) 21:50:40
>>3586
>阿智は浪合村とも合併している。求心力あるねぇ。何故だ?

駒場宿

3603とはずがたり:2008/02/17(日) 23:52:35
<北関東>栃木県

むぅ,微妙な感じですなぁ。

県南合併始動
成否の鍵 岩舟アンケート
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/news/20080217-OYT8T00063.htm

 栃木市と周辺5町の合併構想を巡り、栃木市が「合併推進室」の設置を決めるなど、合併新法期限(2010年3月末)までの合併に向けた取り組みが動き出した。一方で、周辺町民には他市との合併を望む声もあり、岩舟町で来月実施を予定する住民アンケートの結果が、合併の成否の鍵を握りそうだ。(上地洋実)

■「1市5町」答申

 県の合併推進審議会が県南合併の優先する枠組みとして「1市5町」を答申したのを受け、栃木市の日向野義幸市長は07年12月の定例議会で「(合併新法)期限内の合併に向けて環境を整えたい」と明言するなど、合併に意欲を見せる。15日には、08年度に市企画部に「合併推進室」を設け、5人程度の職員を配置すると発表した。

 岩舟町と西方町では年明けから町内の各地区での住民向け説明会を始めた。西方町の真名子で行われた説明会に町民約100人が参加するなど関心も高い。

 藤岡町では、1月に自治会や農業団体などの代表約50人で構成される第1回目の合併検討委員会を開催。都賀町でも07年から各種団体代表による合併懇談会を開いており、3月に3度目の懇談会を開く。大平町も、町民約30人による懇談会を08年度に計6回開催する方針で、合併に向けた機運が高まりつつある。

■慎重な首長も

 一方で、大平、岩舟、藤岡の3町による法定合併協議会や栃木市と西方町の任意合併協議会が頓挫した過去の経験から、「同じ轍(てつ)は踏みたくない」と合併に慎重な首長も少なくない。07年10月から始まった各首長の懇談会も既に4回開催されたが、各自治体が抱える問題点などを話し合っただけで、具体的な議論には至っていない。来年度以降の取り扱いも現時点で未定だ。

 さらに、各町には別の合併を望む声もある。岩舟、藤岡両町は、佐野市との合併を望む声も多い。アウトレットなど大型商業施設がある佐野市と合併した方が経済的に有利との考えが強いためだ。西方町では、若林照一町長が「市町村合併は避けて通れず、1市5町を前提に、それぞれの市町が2010年3月末までの合併に向けて取り組まなければならない」と明言するが、町民の間では、農協や通学区域が同じ鹿沼市との合併を望む声も根強い。

 こうした中、注目が集まるのが、岩舟町が3月に町内6000世帯を対象に実施するアンケート調査だ。3月3日をめどにアンケートを郵送し、合併希望先を〈1〉(小山市と野木町を加えた)2市6町〈2〉1市5町〈3〉佐野市〈4〉その他―の中から選んでもらい、意見集約を図る。栃木実・岩舟町長は、「アンケート結果を見て(合併の方向性を)判断したい」としている。

 しかし、1市5町のある首長は「アンケートで岩舟町民の多くが佐野市との合併を選択すれば、岩舟町は(1市5町の合併協議から)抜ける。そうなれば、1市5町の合併は破局する」と危機感を募らせる。岩舟町と佐野市が合併に動けば、藤岡町も追随する可能性が高いためだ。残る3町のある首長も「3町だけでは、栃木市と対等に話し合えない。吸収される合併をする気はない」と、その場合の離脱を予告する。

 各首長とも「今年9月までに法定協議会を設置しなければ(法律の期限に)間に合わない」という認識は共有する。だが、岩舟町のアンケート結果次第では、曲折もありそうだ。
(2008年2月17日 読売新聞)

3604とはずがたり:2008/02/18(月) 17:57:31
<東海>静岡県

森は袋井との合併に大きく傾いたと云えるか。

森町長に村松氏4選 合併推進掲げ接戦制す
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20080218/CK2008021802088490.html
2008年2月18日

 合併の方向性が主な争点となった任期満了(3月9日)による森町長選は17日投票、即日開票の結果、合併推進を掲げる無所属現職の村松藤雄氏(62)が、合併に慎重な前町議で無所属新人の太田康雄氏(48)を小差で破り、4選を果たした。

 「町の発展のため合併は必要」と唱えた村松氏は行財政改革の実績を背景に、第二東名が開通する2012年度以降を合併時期と想定。インターチェンジ周辺の基盤整備や企業誘致などの施策を訴え、接戦を制した。

 太田氏は「合併はまず自立と検証が必要」と訴えて若者や地盤の森地区から支持を集めたが、及ばなかった。

 投票率は、過去最低だった前回(2005年)より2・74ポイント低い71・93%だった。当日有権者数は1万6657人(男性8134人、女性8523人)。

森町長選確定得票
当 6,177 村松藤雄62 無現
  5,726 太田康雄48 無新

3605とはずがたり:2008/02/19(火) 13:51:43
<東海>浜松市

新浜松市成立の時の記事。

この辺は浜北区となった今から見ると煽り記事だよなぁ。。
>浜北市が実施した市民アンケートで、7割以上が「浜北区」の区名を希望しているが、決めるのは浜松市長から委嘱を受けた20人の委員で、希望通りの区名となる確証はない。

新浜松市誕生
(上)伝統の地名に愛着
 変わる住所  知名度アップへ期待も
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/kikaku/067/1.htm

 「『7月1日からは浜松市二俣町出身の……』となるんですか。ちょっと寂しいですね」。リクルートの旅行誌「じゃらん」元編集長の稲垣隆弘さん(42)(大阪府堺市)は、新「浜松市」の住所表示でふるさとの名前が消えることを残念そうに話す。稲垣さんはホンダの創始者、本田宗一郎と同じ天竜市に生まれ、現在は同市の観光をPRするふるさと大使に任命されている。

 浜松市に編入合併される市町村のうち、9町村の住居表示は、「浜松市」のあとに字名としてそのまま町村名がつくが、天竜、浜北両市の名はつかない。
     ◎
 両市は政令指定都市移行後の行政区に、市名の“復活”を目指す。しかし、政令市移行後の区割りは、合併協議で天竜市が佐久間、水窪、春野町、竜山村と一緒に一つの区に、浜北市は単独で一つの区になることが内定している。

 天竜市の中谷良作市長は6月市議会で、「『天竜区』としていただきたい」と自らの思いを述べたが、同市以外の4町村が「天竜区」で合意しているわけではない。

 また、浜北市が実施した市民アンケートで、7割以上が「浜北区」の区名を希望しているが、決めるのは浜松市長から委嘱を受けた20人の委員で、希望通りの区名となる確証はない。

 浜北市の市制施行と同じ年に生まれた同市於呂、会社員猪股典成さん(42)は「慣れ親しんできた地域の名前は残して欲しい。たとえ『浜北区』となっても、住所の最初に浜松の名がくるので、吸収されたイメージがぬぐえず、寂しい」と話す。
     ◎
 舞阪町の弁天島地区は、12市町村で唯一「舞阪町舞阪」から「浜松市舞阪町弁天島」と、新しい字名に変わる。同地区は潮干狩りや海水浴などに訪れる観光客が多く、「弁天島」の名前は地元の自治会名やJRの駅名などにも使われており、住民は以前から字名の変更を希望していた。

 同町観光協会会長でホテル白砂亭の浅野鉞郎会長(70)は「この地区は昔から『弁天島』で通っている。私たちにとっては字名にしてもらうことが合併の条件だったので、うれしい」と打ち明ける。

 一方、「三ヶ日みかん」のブランドで知られる三ヶ日町は、「浜松市三ヶ日町」の住所表示になるが、三ヶ日農協は「『三ヶ日みかん』は地域限定。売り上げに影響はない」と言い切る。むしろ、浜松市が大きな地方都市となり、全国にブランドを発信してくれることがプラスになると考えている。

3606とはずがたり:2008/02/19(火) 13:53:08
<東海>静岡県

この時点で既に鈴木修が吠えておる。
>「新浜松市の建設計画は『ハコもの』が多い。(合併が)第2のハコもの行政にならないか」。24日、浜松市内で「大合併を考える」との演題で開かれたシンポジウムのパネリストとして登壇したスズキの鈴木修会長は疑問を投げかけた。

新浜松市誕生
(中)サービスと負担
ハコもの増に懸念も 図書館利用便利に
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/kikaku/067/2.htm

 村立図書館には蔵書は約5000冊しかないが、天竜市は約12万冊ある。「児童が興味をもってくれるいい本を探すには、冊数の多い方がいいから」と話す。

 7月1日の合併後、新浜松市の蔵書は約217万冊になり、2006年10月からは、各市町村の図書館に専用端末が置かれ、蔵書の検索や予約、取り寄せが簡単にできるようになる。

 これまでも市町村間で図書の取り寄せはできたが、数週間かかっていたのが1週間程度に短縮される。太田さんは「近くで借りられるようになれば、地元の図書館に通う機会が増えるかも」と期待する。
     ◎
 浜北、天竜両市には保健所の支所ができる。これまで、県西部保健所(浜松市)へ出向いていた浜北市民にとっては支所ができて近くなる。一方、合併後に廃止される同保健所浜名分庁舎(新居町)を利用していた雄踏、舞阪の両町民は逆に浜松市へ出向かねばならず、距離は遠くなる。

 ただ、保健所業務のうち、住民に密接な健康診断などは、現在の市町村単位で続けられる。毎年、雄踏町保健センターで健診を受けている同町宇見、財団法人職員坂下節子さん(51)は「保健所の場所が遠くなっても困ることはないです」と話す。
     ◎
 「新浜松市の建設計画は『ハコもの』が多い。(合併が)第2のハコもの行政にならないか」。24日、浜松市内で「大合併を考える」との演題で開かれたシンポジウムのパネリストとして登壇したスズキの鈴木修会長は疑問を投げかけた。

 新浜松市は、総事業費400億円超の新清掃工場をはじめ新美術館や各市町村の温泉施設、記念館などの建設を計画している。また、政令指定都市移行までには三つの区役所の新設も内定しており、1か所当たりの建設費は20億円前後だ。

 合併にかかる費用はハコものだけではない。電算システムの統合は、システム変更などに約40億円がかかり、市民一人あたり5000円超の負担となる。

 合併でハコもの行政が増える背景には、地方交付税の形で交付される合併特例債がある。ただし、3割は市の借金として残るため、鈴木会長は「新設ありきではいけない。税金の使われ方に関心を持つべきだ」と、住民に厳しいまなざしを向けるよう呼びかけた。

>>3605-3606
(下)は見つからなかった・・。

3607とはずがたり:2008/02/19(火) 13:54:13
<東海>静岡県

政令市・浜松まで半年
(上)7つの区
均衡取れた発展目指す
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/kikaku/085/1.htm

 「はままつフラワーパークや市動物園は、入場者を増やすために様々な方法を講じるべきだ」。浜松市役所で25日に開かれた浜松地域協議会。市の公共施設を巡り、出席者から当局に様々な注文がつけられた。

 住民の様々な意見を集約して市の施策に反映するため、昨年7月の合併後に旧12市町村単位で設置された「地域協議会」。政令市移行で、七つの区ができるのに伴い、現行の地域協議会12のほか、区単位で七つの「区地域協議会」が置かれる。

 予算編成や条例の制定、改廃に関して市に要望できるとなると、地域協議会の役割は、市議会と重なってくる。鈴木修・スズキ会長は「議会制度の危機だ」と、地域協議会と市議会の機能の類似性に懸念をあらわにする。

 来年春の統一地方選で、浜松市議選は各区単位で行われる予定だが、地域協議会の役割が高まれば高まるほど、市議会・議員の機能低下につながりかねない。中山正邦・浜松商工会議所会頭も「地方分権の新しいあり方として評価するが、市が細かい意見を吸い上げると議員はどうなるか」と疑問を投げかける。

 市の組織も、政令市になる来年4月から、これまでの旧市町村単位の12総合事務所の名称が「区役所」や「地域自治センター」に変わる。3区体制の静岡市とは対照的に、地域を細分化し、重層的にもしていく。

 北脇保之市長が口にする市の将来像は、「環境と共生するクラスター型都市」だ。クラスターとはブドウの房のこと。市は「粒が集まって房をつくるように、各地域の良さを生かし、均衡ある発展を目指す」と説明する。

 7区のうち、市は浜北区に副都心機能を持たせ、遠州鉄道浜北駅周辺で商業、行政、文化機能の充実を図るほか、中心部の中区、山間部の天竜区と、区ごとに人口規模や抱える課題はかなり異なる。

 「職員の負担が増え、従来のサービスが維持できるか不安だ」。市社会福祉協議会水窪支所の大坪秀雄所長(62)は、戸惑いを隠せない。

 市の高齢化率は19・7%と県平均(20・4%)を下回るが、天竜区では佐久間、龍山、水窪地域で40%を超えている。来年4月からの組織見直しで、春野を含めた4地域の常駐職員はおおむね半減する見通し。水窪では5人が2人に減る。

 市社協では「天竜から応援要員を派遣する」としているが、大坪所長は「急激な再編は影響が大きい」と心配する。

 旧町民総参加型で昨年7月に発足したNPO法人「がんばらまいか佐久間」。大平枚男(かずお)理事長(64)は「中心部とは事情が異なり、高齢化が深刻だ。地域協議会に要望するだけでなく、住民が自発的に活動できる組織が必要だ」と強調する。

 1511平方キロ・メートルと、全国でも岐阜県高山市に次ぐ広さの浜松市。七つあるどの房も、バランスよく、満遍なく成熟させていくのは、容易ではない。

3608とはずがたり:2008/02/19(火) 13:57:37
<東海>静岡県

浜松の空洞化と云われるが確かに工場も外へ出て行くわ中心商業地も停滞気味だではその危機感も頷ける。
基本的に田舎の中心都市で都市インフラも車中心で中心商業地も苦戦するのかも知れないけど頑張って欲しい所。遠鉄の二俣乗り入れや佐鳴湖方面への延伸を!

政令市・浜松まで半年
(中)にぎわい
企業誘致へ専任グループ
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/kikaku/085/2.htm

 オートバイ発祥の地・浜松市から二輪車工場が消えることになった。すでに市外に工場を移したスズキ、ヤマハ発動機に続き、ホンダが20日、二輪車生産を2009年までに熊本製作所(熊本県大津町)に一本化する方針を表明したためだ。
 ホンダの浜松製作所の生産台数は年間20万台。自動変速機(AT)生産に特化する。ホンダは「取引先との関係は守っていきたい」と説明しているが、長期的にすそ野が広い部品メーカーへの影響は避けられない。

 このホンダの方針に対し、北脇保之市長は「非常に重く受け止めている。企業誘致や市外への企業流出問題に、今まで以上に積極的に取り組みたい」と、強い危機感をにじませた。

 企業流出の背景などを探るため、市は企業アンケートを実施する。企業立地ガイドも年内に作る。政令市移行後、商工部に企業誘致の専任グループを設け、重い腰を上げる。

 市のもう一つの顔である「楽器の街」も、すでに空洞化が表面化している。ヤマハはグランドピアノ生産部門を2010年までに掛川市の工場に移転する。河合楽器製作所は、縦型ピアノを生産する舞阪工場を閉鎖し、磐田市の竜洋工場に集約する計画だ。

 浜松のブランド力が揺らぐなか、周辺自治体は企業の受け入れ態勢を着々と整えている。

 磐田市(旧豊田町)が02年から区画整理を始めた東名高速遠州豊田パーキングエリア周辺の工業用地22ヘクタールの分譲が、来年秋から始まる。袋井市は東名袋井インター周辺で9ヘクタールの区画整理を予定し、独自の優遇措置を用意している。

 満水地区の工業団地を拡張する掛川市の担当者は「浜松市は土地が少なく、工場が拡張しづらいのでは」と気遣う余裕すら見せている。浜松市は、出遅れを挽回(ばんかい)できるのか。時間との戦いでもある。

 若者を中心ににぎわう浜松市鍛冶町。繁華街の一角にあるブティック「テット・オム」の店主河野健太さん(34)は今夏、若手商業者でつくる「HAM」(浜松アソシエーションマネジャー)などの企画として、商品を買った人に特製のエコバッグを配った。

 河野さんは「中心部が衰退し、郊外だけが繁栄しても、浜松は魅力を失い、静岡や名古屋に客が流れる。中心部は郊外にないサービスを生み出すことが大事だ」と語る。

 政令市の「顔」ともなるJR浜松駅前などの中心部は、00年以降、郊外の大型店に押されて、苦戦している。イトーヨーカドー浜松駅前店は来年1月に撤退する。01年に経営破たんした老舗百貨店「松菱」ショックもなお尾を引く。

 一方で、地上8階建ての「ヤマハミュージック東海浜松店」や、遠州鉄道高架下のフードパーク「べんがら横丁」が3月に開店し、中心市街地のにぎわいが戻りつつある。

 松菱跡の再開発を巡り、市などは、大阪市の百貨店「大丸」に絞って話し合いを進めており、年内に結論が出る見通し。ただ、大丸の進出計画の行方次第では、中心街回帰の兆しに水を差す恐れもある。

3609とはずがたり:2008/02/19(火) 13:57:54
<東海>静岡県

政令市・浜松まで半年
(下)共 生
外国人増で環境整備必要
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/kikaku/085/3.htm

 「『イ』の縦棒は真っすぐに書かなきゃだめよ」。浜松市立遠州浜小(釈精子校長)で9月下旬、女性ボランティアが1年生のブラジル人の女子児童にカタカナの書き取りを教えていた。

 全校児童414人のうち、外国籍が2割弱の77人を占め、中でもブラジル人が63人と最も多い。日本語が苦手な子どものために、習熟度別に4段階で指導している。

 昨年11月からは週2回、日本語を指導するボランティアが「放課後補充勉強室」を開いている。二十数人いるボランティアの1人で、外資系会社に勤めていた須山孝一郎さん(68)は「児童にやる気を起こさせるのは難しいが、孫に教えているようで楽しい」と目を細めた。

 浜松市立の小中学校に在籍する外国人児童は年々増え、現在1300人を超える。その一方で、旧浜松市では昨年度、帰国などによる中退者が130人に上り、学校になじめないで辞めた児童・生徒も1割いた。

 市内でも外国人児童が多く在籍する遠州浜小では、4人に1人が外国人というクラスもあるが、通訳など外国人の支援に携わる職員はわずか3人。釈校長は「高学年でも1年生の漢字が書けない児童もいる。日本語指導の職員は1人でも多い方がよく、低学年から手厚い支援が必要」と指摘する。

 外国人の増加に伴い、教育以外でも、さまざまな問題が起こっている。市税滞納問題もその一つだ。

 人口に占める外国人の割合は3〜4%程度だが、市税滞納額(2004年度末)計約74億円のうち外国人の滞納分は約1割。市は市営住宅に入居を希望する外国人に対し、納税証明書の提出を求めているほか、滞納者の自宅に出向いて督促しているが、昼夜を問わず働いている人も多く、徴収は容易ではない。

 納税課では、「母国と日本の税制の違いから、納税に対する理解が得られていない」とみる。

 同課は2003年から市内のブラジル人、ペルー人学校計5校で毎年1回、税金の使われ方などを学ぶ租税教室を開いている。「日本の税制について若者の理解を深めるとともに、持ち帰った資料を親に見せることで、親の納税意識が高まれば」と期待する。

 同年1月からは納税課に通訳職員を配置し、電話や窓口で納税相談にも応じている。

 ほかにも労働者の社会保険への未加入や子どもの不就学、不登校など外国人にかかわる問題は絶えない。

 浜松市の外国人約3万人のうち、ブラジル人は6割の1万8000人に上り、全国で最も多い。03年に市がまとめた南米日系人の生活・就労調査によると、日本での滞在期間が10年以上の人が41%を占め、地域社会にとけ込んでいる。

 しかし、死亡ひき逃げや強盗殺人事件で、ブラジル人容疑者が帰国した問題を巡り、肩身の狭い思いをしている在住ブラジル人も少なくない。

 外国人は、地元企業の貴重な労働力であるだけではない。政令市の一員として、日本人とともに安定して生活していける環境を整えることは、国際都市を自任する浜松市が避けて通れない重要な課題の一つである。 (佐々木鮎彦)

3610とはずがたり:2008/02/19(火) 13:59:00
<東海>静岡県

浜松市 地域自治区廃止へ
09年度末までに区役所に統合
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/news/20080212-OYT8T00543.htm

 浜松市は、合併前の旧自治体単位で設置していた12の地域自治区と付属する地域協議会を2009年度末で廃止する方針を、11日開かれた市行財政改革推進審議会(会長・鈴木修スズキ会長)で示した。同自治区は旧自治体のまとまりを維持するためとして、2005年7月の旧12市町村合併時に設置されたが、「行政の複雑化を招く」と批判が強まっていた。他自治体での今後の利用にも影響を与えそうだ。

 地域自治区は、地方自治法に基づき同市が政令市として全国で初めて設置した。旧役場などの地域自治センターが、証明書交付など88の事務や住民相談、防災対策など地域独自の事業に当たっている。同協議会は地域の有識者10〜16人で構成し、市の課題の協議や当局からの諮問事項を審議する。合併時は旧12市町村単位で発足、昨年4月の政令市移行での区制開始に伴い、一部改編された。

 合併前の旧市町村長らの合併協議会で設置が合意された地域自治区だが、区単位の区協議会が設置されていることもあり、行革審側から「区役所に統合した方が行政簡素化、経費節約になるのではないか」(原陽三郎委員)などの声が強まっていた。

 市議会からも存在を疑問視する声が出ていたうえ、昨年4月の市長選で初当選した鈴木康友市長も、マニフェストで地域協議会の区協議会への統合を掲げていた。

 同市では地域協議会委員の任期切れの09年度いっぱいで、自治区を廃止する考え。今後、各協議会に廃止を諮問する。今年に入り協議会側に廃止方針を説明しているが、一部に強い反発も出ているという。市では、裁量権拡大など区側の態勢強化を図る考えだ。

 市の決定を受け、11日の行革審終了後、記者会見した鈴木修会長は「今の体制では合併効果が出ないということに、市当局もようやく気付いたということ」と述べた。

 一方、天竜区・佐久町地域協議会の奥山浩行会長は「『一体感』を強調されても旧自治体単位での歴史や特性もある。それを的確に反映する仕組みがなくなって本当に良いのか懸念が残る」としている。
(2008年2月13日 読売新聞)

3611とはずがたり:2008/02/20(水) 19:34:26
<東北・北海道>山形県

市町村合併推進を確認 飯豊町議会検討委が初会合
2008年2月19日(火) 21:26
http://yamagata-np.jp/newhp/kiji_2/200802/19/news20080219_0317.php

 飯豊町議会合併研究検討委員会(委員長・長沼桂子副議長、11人)が発足し、初会合が19日、同町役場で開かれた。市町村合併を推進していくことを確認するとともに、3月に同委員会を特別委員会に昇格させ、議論を深めていくことを申し合わせた。

 会議には、オブザーバーの菅野富士雄議長を含め、全12議員が出席。全員一致で市町村合併を推進していくことを決めた。枠組みについては、県が示した「置賜は1つ」(3市5町)や西置賜(飯豊含めた1市3町)など、複数案について発言があり、今後、多様な可能性を探る。

 委員からは「生活圏や経済圏は、長井よりも南陽に向きつつある。西置賜の枠組みでは昔に戻る感じ。前向きになるには東(南陽)を向きたい」「他市町の動向を踏まえると、3市5町の合併は難しい」といった意見が出された。

 県置賜総合支庁と同町議会によると、同様の委員会は置賜で唯一。協議に先立ち、同支庁の丹野和彦企画振興課長が講演し、合併のメリットについて説明した。

3612とはずがたり:2008/02/20(水) 19:35:10

<東海>静岡県

藤枝市長と岡部町長が合併協定に署名 来年1月に新市誕生
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20080220/CK2008021902089037.html
2008年2月20日

 来年1月に合併する藤枝市と岡部町の合併協定調印式が19日、町民センターおかべで開かれた。石川嘉延知事と両市町議会議長が立ち会い、松野輝洋市長と井田久義町長が署名した。

 合併協議会委員や両市町の議会議員、地元住民ら約300人が出席し、合併協議会事務局による経過報告もあった。

 松野市長は「新たな出発点を迎えた。住民が生き生きと明るく過ごせる市にすることを誓う」とあいさつ。井田町長は「紆余(うよ)曲折はあったが、ここまで来ることができた。活力と魅力に富んだ町づくりを進めたい」と決意を語った。

 石川知事は「空港開港や新東名高速の開通など、この地域は大きな変化を迎える。さらに発展してほしい」と述べた。

 合併をめぐっては、両市町が昨年7月3日に合併協議会を設置。今年1月18日まで6回の協議を重ね、計27項目を確認した。

 今後は合併関連議案を各議会に提出し議決を得て、3月下旬に合併を知事に申請。県議会の議決と総務相への届け出を経て、来年1月1日に新市が誕生する。

3613とはずがたり:2008/02/23(土) 15:21:49
<九州・沖縄>宮崎県

「域内先行地域」に 推進債確保で県支援 審議会で了承 枠組み変えず 日南、北郷、南郷の1市2町合併
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/miyazaki/20080223/20080223_002.shtml

合併構想の変更案を審議する県市町村合併推進審議会の委員ら
 県市町村合併推進審議会(浜野崇好会長)は22日、2009年3月の合併を目指す日南市、北郷町、南郷町の組み合わせを「域内先行合併地域」とすることを了承した。「県内は10自治体が望ましい」とする県市町村合併推進構想(合併構想)では、串間市も同じ県南合併の枠組みだったが、同市は自立を選択。合併構想より先行して1市2町の合併が決まったことから、県は県南の枠組みを変更せず、同先行地域を近く合併構想に盛り込むことにした。

 合併新法下では、国が4割を交付税措置する合併推進債(推進債)が合併後の各事業に起債し活用できる。ただ、推進債の条件に「都道府県の構想に位置付けられた構想対象市町村」などとあるため、現状の合併構想の枠組みでは1市2町が推進債の対象外となることから、県が国と協議。「枠組み内に別の枠組みを明記する」との形で国の内諾を得て「域内先行合併地域」と位置付けた。

 北海道でも同様の事例があり、県市町村合併支援室は「串間市がいつテーブルに着いても対応できるように、現在の枠組みは変えない」とした。

 県南1市2町は合併協議を終了。3月7日に合併協定調印式を行う。

=2008/02/23付 西日本新聞朝刊=
2008年02月23日11時27分

3614とはずがたり:2008/02/23(土) 15:23:08
<近畿>京都府

市長、合併論議へ意欲
宇治3月市会が開会
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008022200161&amp;genre=A2&amp;area=K20

 京都府宇治市議会の3月定例会が22日開会した。久保田勇市長は施政方針演説で、近隣市町との合併について「今後も積極的に論議すべき」とあらためて意欲を示した。市は2008年度当初予算関連議案など23議案を提案した。

 久保田市長は「合併に関する論議は地方分権の推進、広域行政などからも必要」「今後も状況変化や住民発議などがあれば、積極的に論議をすべき」と演説。城陽市、宇治田原町、井手町との合併任意協議が昨年破たんした経緯にも触れた。

 23議案は、545億円の一般会計など08年度当初予算関連10議案のほか、まちづくり景観条例など。19日に起きた自衛隊イージス艦衝突事故について、再発防止や被害者の救助などを求める意見書を全会一致で可決した。
 定例会の会期は3月28日までの36日間。一般質問は2月28、29両日と3月3日。

3615とはずがたり:2008/02/23(土) 22:49:06
<近畿>大阪府

河内長野市と千早赤阪村
合併協議やっと入り口
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/osaka/kikaku/057/5.htm

 千早赤阪村が目指す河内長野市への編入合併で、同市の橋上義孝市長が17日の市議会全員協議会で、村との事前協議を進める意向を初めて示した。府の仲介を受けて重い腰を上げた格好で、合併への道のりのスタートラインにようやく立ったと言える。しかし、村が現在は富田林市に委託している消防救急業務や、住民の合意形成をどう進めていくかなど、実現までの課題は山積している。

(桑原尚史、清永慶宏)

 「村との事前協議を早急に行い、合併協議会設置の関連議案を市議会に上程、可決していただきたい」。全員協議会の冒頭、橋上市長はこう表明した。

 これに先立ち、市は▽新たな負担が生じない財政支援▽村と市中心部を結ぶ交通網整備▽堺市との幹線道路など活性化への支援――の3点を協議に入る前提条件として、村から仲介を依頼されていた府に求めていた。

 三輪和夫副知事は4日、松本昌親村長とともに河内長野市を訪れ、橋上市長に合併協議会の設置を要請。この場で市の要望に対する回答も示したが、具体的でなかったため、水面下で協議が続いていた。全員協議会での表明は「提示した条件に合意したから」(市幹部)だ。しかし、合併するかどうかは今後の話し合い次第という姿勢は崩しておらず、乗り越えなければならないハードルも高い。
          ◇
 「もし合併したら、急病になった時、救急車はどちらから来るのでしょうか……」。村の高齢男性が不安そうにつぶやいた。

 現在、村は消防救急業務を富田林市に委託しており、同市の職員13人が村にある分署で勤務する。一方、河内長野市は単独で消防救急業務を行っており、職員定数は108人。同市消防本部は「消防士の育成などに時間がかかり、急にエリアが増えても対応する余裕はない」と打ち明ける。

 多田利喜・富田林市長は、合併した場合の村の消防救急業務について「原則的には河内長野が責任を持つべき。だが、すぐに引き揚げることは村民の安全・安心の観点から問題で、少なくとも2008年度は現状維持でいく」と言う。しかし、それ以降については「合併協議がまとまるまでに、結論に近い形を示さないといけない」と指摘する。

 し尿処理業務も、村は富田林市などとの一部事務組合で行っているが、河内長野市は単独で実施。また、村役場は1963年の建築で老朽化が進み、耐震診断も行っておらず、合併後に「支所」として利用できるのかという問題も。河内長野市の「ラブリーホール」と村の「くすのきホール」という同種ホールの扱いも協議が必要だ。

 一方、河内長野市は合併について一度も住民説明会を開いておらず、同市中片添町のパート女性(39)は「報道されているけど、『本当にするの』という気持ち。話題にも上らない」と話す。村は説明会を1回開いているものの、合併後の具体的な将来像を示したわけではなく、村民の意思も明確になったとは言えない状況だ。
          ◇
 島根県で、安来市と周辺2町の合併調印式を取材した時、出席した当時の町長が協議を振り返り、こう語ったことを思い出す。「住民に方向性を示し、理解を得られるよう努力を重ねた。トップ同士の意思疎通とともに、住民との信頼関係の構築が大切だと考えた」

 その言葉通り、3市町は住民へのアンケートを行ったほか、地方自治法などに基づく合併協議会の設置前に1回、設置後に2回説明会を開くなど、住民の意向の把握と情報提供に気を配った。

 松本村長は08年7月15日、橋上市長は同8月2日にそれぞれ任期満了を迎える。「もし首長が代われば、合併の流れが変わる可能性もある」と、この時期を一つの節目と見る関係者もいる。

 合併自治体への財政上の優遇措置が与えられる「新合併特例法」の期限(09年度末)も迫る。村の財政状況も厳しさを増す一方で、時間に余裕はないが、協議をスムーズに進めるためにも、住民に積極的に情報を提供し、合意形成を丁寧に進める努力が必要だろう。

 読売新聞社会部大阪版「記者ファイル」係へ、感想や意見をお寄せください。

 ファクス 06・6361・3001 電子メール o‐naniwa@yomiuri.com

3616とはずがたり:2008/02/23(土) 22:49:53
<近畿>大阪府

河内長野市議会も可決
合併協設置案 来月中にも初会合
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/osaka/news/20080223-OYT8T00043.htm

 河内長野市議会は22日、臨時議会を開き、千早赤阪村と法定合併協議会を設置するための議案を可決した。村議会も20日に可決しており、早ければ3月中にも協議会の初会合が開かれる見通し。昨年10月に村が市に編入合併を要請して以降、具体的な動きはほとんどなかったが、これにより、合併に向けた本格的な協議がようやく始まる。

 臨時議会では、合併に反対する議員が「市民への説明が十分なされていない」などと批判。これに対し、市側は「編入合併なので市民には負担をかけない。協議会では合併の可否を含めて議論し、市民に情報を発信する」と理解を求め、賛成13、反対6で可決された。

 橋上義孝市長は、10日の橋下知事との面談に触れ「府は以前にも増して全面的な支援を約束してくれた」とした上で、市民を対象にした説明会も開く考えを明らかにし「合併は市民の意思が尊重される。強い信念を持って市民に説明していきたい」と述べた。
(2008年2月23日 読売新聞)

3617とはずがたり:2008/02/23(土) 22:52:45
<近畿>大阪府

こんなに揉めているのか。。
其れにしてもこういうケースではこうやって決めれるんですなぁ

合併へ、再び・・・ 千早赤阪村の決断
村名消滅 やむを得ぬ<上>
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/osaka/kikaku/056/1.htm

 「村の名前はセールスポイントだった。無くなるのは寂しいよ」「合併以外の選択肢はない。議会の判断はやむを得ない」「編入合併だからと言って村は受け身にならないで。村民の暮らしが守れるよう、相手に主張すべきは主張して」

 村民の偽らざる心境だ。

 天王山――。府職員や村幹部は、22日をそう呼んでいた。合併推進決議案を審議する村議会開会日。法的拘束力はない決議だが、市との交渉のテーブルにつくには、可決は最低条件でもあった。

 村職員らによる決議案反対派村議への説得は、21日深夜まで及んだものの、不調に終わっていた。10人の村議は、賛成、反対が5人ずつ。議事進行を行う議長は採決に加われない。否決が確実視される村議会に、賛成派の貝長徹議長は議長辞任という“禁じ手”を打った。

 新議長に選出された反対派の豊田圭郎村議は辞退し、審議は長い休憩に入る。「何をやっているんや」「見苦しいぞ」。傍聴席からヤジが飛ぶ。残る8人が順に議長に指名され、全員が辞退。最後は、反対派の徳丸幸夫副議長が議事を進行、決議案は賛成5、反対4で可決された。後味の悪さだけが残った。

 村議の多くはこんな経験をしている。府外の人に自己紹介をしようとすると、「あー、楠公(なんこう)(楠木正成)さんの千早赤阪……」。

 人口約6700人。村名は歴史的なブランドであり、住民の心のよりどころでもある。反対派の村議には「合併は時代の流れ、だけでは割り切れない」という思いがあった。
     ◇
 松本村長は就任直後の2004年7月下旬、実は府から“合併勧告”を受けていた。

 「今の財政状況からすれば、05、06年度予算は組めたとしても、07年度は無理。府も再建を支援します。うまく行って07年度予算を組めるようになったら、合併に進めますか」

 勧告された時は富田林市と太子町、河南町と法定合併協議会を開いていたが、数日前に多田利喜・同市長から「対等合併という条件はのめない」と告げられ、破談となっていた。

 村は05年度から5か年の財政再建計画を立て、いったんは自立を目指す。しかし、財政は想定以上のスピードで悪化した。

 村が今年2月にまとめた試算では、30年度には65歳以上が占める高齢化率は45・7%に達する。財政面では歳入の約4割を占める地方交付税が、00年度の約15億円から07年度には9億5000万円になるなど、減少の一途。09年度には単年度で赤字となり、10年度末には財政再建団体に転落する可能性が高い。
     ◇
 「河内長野市への編入合併を検討したい。新市移行は08年4月」
 松本村長の合併宣言は、4月12日の村議会全員協議会で行われた。ある村議は「何を突然、言い出すのかと、一瞬耳を疑った」と語る。この直後から、松本村長は15回にわたる住民説明会を始めた。

 「赤字自治体を受け入れるところなんて、ないでしょ。せめて、黒字のうちに合併をしなければ、あとがない」

3618とはずがたり:2008/02/24(日) 21:11:17
<東北・北海道>岩手県

宮古と合併、容認多数 川井村が各集落で説明会
ttp://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20080224_2

 川井村の合併に関する住民説明会が終了した。宮古市との合併を目指す内舘勝則村長の方針に反対意見は少なく、推進や容認の声が大勢だった。説明会は集落単位に全21会場で開かれ、有権者のほぼ6分の1に当たる約500人の村民が出席した。合併に向け前進した形だが、盛岡市に近接する門馬地区には同市との合併希望が根強く、村にはなお合意形成の努力が求められそうだ。
 18日夜に村中心部の山村開発センターで開かれた説明会には村民56人が出席。「村にはいろいろな課題があるが、解決のためには合併しかない。早く合併すべきだ」「合併で予想されるメリット、デメリットを教えてほしい」などの発言があった。
 「小中学生の送迎はどうなるのか」「低所得者に手厚い村の福祉制度を維持してほしい」など、合併協議入り後を見すえた質問や意見も多く、合併反対意見はなかった。
 4日から始まった説明会は、自立を志向する意見もあったものの、人口減や高齢化の現実を前に合併推進・容認の発言が目立った。旧合併特例法下で旧宮古市、田老町、新里村の合併に同村が加わらなかったことを念頭に「もっと早く合併を進めるべきだった」との声も多かった。
 ただ盛岡市寄りの門馬地区、とりわけ最も同市に近い区界地区は盛岡市との合併や単独村政維持を求める意見が多く、他地区とムードが異なった。
 村は説明会で出された村民の意見を総括し、3月にも広報などで村内全戸に配布するほか、宮古市側にも伝える。
 内舘村長は「説明会の結果を整理して今後の行動を考える。予想以上に合併推進の意見が多いと感じた」と受け止め、門馬地区については引き続き村一体で宮古市との合併に理解を求める。
 川井村では定数4減の10とする村議選を4月に控えており、宮古市への合併協議会設置申し入れの最終判断も村議選後になりそうだ。

3619とはずがたり:2008/02/29(金) 11:29:32
<東海>静岡県

市町村合併:松崎町議会、法定協設置を否決 県は「想定外」と衝撃 /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080228-00000084-mailo-l22
2月28日12時2分配信 毎日新聞
 南伊豆地区の合併問題で、下田市、河津・南伊豆・松崎町の4市町議会は27日、臨時議会を開き、法定合併協議会設置議案を審議した。下田・河津・南伊豆の3市町議会は賛成多数で可決したが、松崎町議会は賛成4、反対5で否決した。同地区の合併協議は04年に一度壊れた経緯がある。今回は4市町での合併が実現する可能性は高いとみられていたが、情勢は再び不透明になってきた。【中村隆、鈴木直】
 松崎町臨時議会では下田市の財政難や、新市が伊豆半島東部主体となることへの不安の声が上がり、議長を除く9人中5人が反対に回った。深沢進町長は「説明不足だった」と述べ、議会への「根回し」が不十分だったことをうかがわせた。
 今後の対応について深沢町長は「何も考えられない」と、強いショックを受けている様子。ただ、これで直ちに合併協議が壊れるわけではない。来月4日開会の3月定例会で再提案し、可決されれば予定通り4月の法定合併協設置が実現する。
 一方、同町が離脱して残る3市町で合併を目指す場合は、改めて3市町による法定協設置議案を可決しなければならない。
 他3市町の首長は「深沢町長には、もう一度頑張ってほしい」(石井直樹・下田市長)「まだチャンスは残っている」(桜井泰次・河津町長)など松崎町の「再挑戦」に期待感を示した。
 県が示した南伊豆地区6市町の合併構想から東伊豆、西伊豆両町が離脱したのを受け、県は構想の枠組みを6市町から4市町に変更するための審議会を3月下旬に開く方向で調整を始めていた。それだけに今回の松崎町の否決は「想定外」(県幹部)で衝撃を受けている。
 ◇知事、継続期待
 石川嘉延知事は「残されている時間は少ない。合併への取り組みが継続することを期待する」とのコメントを発表。仮に松崎町が抜けても3市町で合併協議を続けるよう求めた。
………………………………………………………………………………………………………
 ◆南伊豆地区を巡る合併の動き◆
02年 5月 7市町村が合併問題の検討委設置
03年 2月 東伊豆町の住民投票で「合併せず」7割、同町が離脱
    3月 検討委解散。6月に松崎・旧西伊豆・賀茂3町村が、10月に下田・河津・南伊豆3市町が合併協を設置
04年 1月 下田など3市町合併協解散
    8月 松崎など3町村合併協解散
    9月 旧西伊豆・賀茂2町村が合併協設置
05年 4月 旧西伊豆・賀茂2町村が合併、西伊豆町に
06年 3月 県の合併構想に南伊豆地区6市町(下田・東伊豆・河津・南伊豆・松崎・西伊豆)の枠組み
07年11月 西伊豆、東伊豆両町が離脱
   12月 下田・河津・南伊豆・松崎の4市町が合併協設置で合意
08年 2月 松崎町が合併協設置議案否決

2月28日朝刊
最終更新:2月28日12時2分

3620とはずがたり:2008/02/29(金) 11:30:11
<東海>静岡県
>>3619

松崎町議会が合併議案否決
南伊豆4市町の協議頓挫
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/news/20080227-OYT8T00769.htm

 下田市と河津町、南伊豆町、松崎町の各議会は27日、一斉に臨時会を開き、1市3町による合併協議会設置議案を諮ったところ、松崎町議会が否決した。他の市町は賛成多数で可決したものの、南伊豆地区の合併協議は早くも頓挫した。

 設置議案について松崎町議会の採決は反対5、賛成4のわずかな差。「(し尿処理や消防で関係の深い)隣の西伊豆町と関係が悪くなる」「南伊豆地区の中で、飛び地のようになってしまう」との反対が出た。

 賛成した一瀬寿一議員は「議員が住民の意思を完全に取り違えている。大変なことになった」と話した。深沢進町長は「残念なことになった」と言葉少なだった。

 県合併推進構想(1市5町)から西伊豆町と東伊豆町が離脱した南伊豆地区の合併について、4首長は昨年暮れ、地域事情を踏まえ「合併は絶対に必要」(石井直樹・下田市長)という認識で一致。深沢町長も「多少の反対はあるだろうが、リーダーシップを発揮したい」と語っていた。年明けから副市長・副町長を中心に、4自治体で合併を推進する準備を進めていた。

 松崎町については、2004年8月、西伊豆町と賀茂村(その後合併して西伊豆町)との間で進めていた19回目の法定協で枠組み自体が問われ、破たんした経緯がある。翌月に、松崎町が合併の是非を問う住民投票を予定していたことなどが原因だった。

 05年11月投開票の町長選で、深沢町長は「広域合併」を選挙公約に掲げており、再び協議が破たんしたことは「辞任に値する」(町議)との指摘も出ている。

 石井市長は「全く予期していなかった事態で残念。3月議会での再提案など、地域の将来のために何とかならないものか」と語った。27日夜、石井市長と鈴木史鶴哉・南伊豆町長、桜井泰次・河津町長は下田市内で会合を持ち、今後の対策を協議した。

 石川知事は「県としてできうる限りの支援を考えていた。今後、松崎町や関係市町がどのように対応するのか情報収集に努め、合併への取り組みが維持されることを期待する」との談話を出した。
(2008年2月28日 読売新聞)

松崎町長「進退含め相談」合併案否決下田市長は再提案要望
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/news/20080228-OYT8T00591.htm

 松崎町議会が下田市と河津町、南伊豆町との合併協議会設置議案を否決したことについて、深沢進・松崎町長は28日記者会見し、「町だけの問題ではないので大変迷惑をかけた。支援母体の意向も聞きたい」と、辞任の可能性に言及した。ただ、「何はともあれ、新年度予算案は可決しなくてはならない」とも述べた。

 深沢町長は当初、この日予定されていた定例会見を「体調不良」を理由に拒み、再三の要請にようやく応じた。会見では「基幹施策が揺らいだ。10年先に単独でやっていけるとは思えない」と、合併の必要性を改めて強調したが、反対議員を説得する考えを問われると、「賛同者がいないことには駄目なこと。今後の対策は進退も含め相談するところがある」と述べるにとどまった。

 一方、1市2町の首長は会談し、深沢町長へ強い指導力を発揮するよう説得に努めている。石井直樹下田市長は「賀茂地域全体の将来がかかっている。たった一人の議員の考えで合併の流れを閉ざしてはならない」とし、1市2町の可決が有効な3月中に、定例会か臨時会を開いて再提案することを求めている。
(2008年2月29日 読売新聞)


松崎町長が辞任示唆 合併協議案の否決受け
2008/02/28
http://www.shizushin.com/local_politics/20080228000000000050.htm

 賀茂地区1市3町(下田市、河津、南伊豆、松崎町)の合併協議会設置議案が松崎町議会で否決されたことを受け、同町の深沢進町長は28日午前、「施策の骨組みが揺らいだと思っている。町長職を退くことも考えている」と、辞任の可能性を示唆した。
 同日開かれた定例会見で明らかにした。深沢町長は否決された27日夜、関係市町の首長から電話や訪問を受け、ねぎらいや激励の言葉を受けたという。町議会の否決で合併議論が白紙に戻ったことについて、「松崎町だけの問題ではない。本日中に関係市町へおわびに行こうと考えている」と述べ、今後の方針については「法定協設置議案を再提案するというのも1つの選択肢だろう」と語った。
 深沢町長は2期目の町長選で「賀茂地区の合併の実現」を公約に掲げて当選した。今回の否決で選挙公約の達成が困難になったことに責任を感じ、「町長職の辞任を考えるのも当然。進退を含めて相談すべき人に相談したい」と述べた。

3621とはずがたり:2008/03/04(火) 17:52:57
<九州・沖縄>福岡県

八女地区合併しないなら「4町村赤字転落」・・・協議会公表
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukuoka/news/20080303-OYT8T00668.htm

 八女地区1市2町2村(八女市、黒木、立花町、星野、矢部村)合併協議会事務局は、合併しない場合の財政予測を公表した。八女市は黒字を維持できるが、4町村は4〜7年以内に財政調整基金が底をつき、財源不足から赤字に転落するとしている。事務局は「推計値ではあるが、町村の財政状況の厳しさが表れている」としている。(河村輝樹)

 各市町村が、2006年度決算と07年度決算見込み額を基に、合併をせずに現状の行政サービスを継続した場合の今後10年間の財政状況を予測した。

 八女市は財政健全化を進めて支出を抑え、単年度で2億〜5億円の黒字を維持できる見通し。しかし、4町村は、財源不足を賄うための財政調整基金が11〜14年度で底をつくと予想。それぞれの赤字見込み額(単年度)は▽黒木町7億〜3億円▽立花町4億円▽星野村2億〜3000万円▽矢部村8000万〜3000万円――に上るとした。

 合併協議会での議論はほぼ終わっているが、黒木町や星野村の一部住民は、「合併は時期尚早」として、合併の是非を問う住民投票の実施を求めている。

 八女市の野田国義市長は3日、定例記者会見で「数年後には破たんが予想される自治体もある。現状を維持できたとしても、延命策に過ぎない。破たん後に迎え入れてくれる自治体があるだろうか。その点を踏まえてしっかり論議を尽くすべきだ」と述べた。
(2008年3月4日 読売新聞)

八女地区5市町村合併 議員定数特例で合意
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukuoka/news/20080226-OYT8T00724.htm?from=goo

 八女地区1市2町2村(八女市、黒木、立花町、星野、矢部村)合併協議会が26日、立花町で開かれた。継続協議になっていた議員定数と任期について、合併新法の定める定数特例を適用することで合意した。

 議員定数と任期を巡っては合併協事務局が定数特例を提案。定数は31人で、八女市議18人は留任し、4町村は議員選挙を実施、人口比に応じて選出するとした。

 町村側は一定期間議員を留任する在任特例の適用を求めて反発。協議は3回に及んだが調整は難航していた。この日の会合では、改めて定数特例が提案され、町村側は「苦渋の選択だが、やむを得ない」と合意した。

 町村の地方税を合併後2年間据え置き、八女市の税率に引き上げる案は、据え置き期間を3年間とすることでまとまった。新市基本計画も承認された。

 事務局は今後、県と新市基本計画の事前協議に入り、3月27日の最終会合で修正点などを話し合う。日程が順調に進めば、4月に住民説明会が開かれ、5月ごろ合併調印式が行われ、各市町村の6月議会に合併関連議案が提出される見通し。
(2008年2月27日 読売新聞)

3622とはずがたり:2008/03/04(火) 18:03:39
<北陸・甲信越>長野県

合併の住民投票条例案を3月村会提出 小川村長が表明
http://www.shinmai.co.jp/news/20080304/KT080303ATI090012000022.htm
3月4日(火)

合併を問う住民投票条例案を村議会3月定例会に提出する意向を示した大日方茂木・小川村長(左)=3日、村役場

 上水内郡小川村の大日方茂木村長は3日、村役場で記者会見し、合併に関する住民投票条例案を、6日開会の村議会3月定例会に提出すると明らかにした。これまで議会側には、6月定例会への提出意向を示していたが前倒しする。6月定例会までに投票を行い、同定例会で村の方向性を固めたい考えだ。

 隣接する同郡信州新町と中条村は2月、長野市に合併協議を申し入れている。自立の村づくりを掲げる大日方村長は「(両町村と)歩調を合わせるということではなく、自立するために住民の意思を的確に把握したい」と強調。選択肢など投票の詳細は、定例会で明らかにするとした。

 合併をめぐり議会内には、議員提案で長野市との合併の賛否を問う住民投票条例案を提出する動きがある。村長は、提出を早めたことについて「一部村議から(議員提案するための)臨時会を定例会前に開くよう請求があったことも理由の一つ」と述べた。

 これに対し、村議の一人は「村の条例案は内容が分からない。あくまで独自の条例案を提案する」としている。

3623とはずがたり:2008/03/04(火) 19:00:28
<北陸・甲信越>長野県

合併が進んだとは云いにくい伊那地方であるがそれ程切羽詰まった感じはしないですなぁ

行政・政治 : 不足分は基金取り崩しも 上伊那8市町村予算出そろう
更新:2008-3-3 6:01
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=9993

 上伊那地方8市町村の2008年度当初予算案が出そろった。市長選に絡んで骨格予算を組んだ駒ケ根市を除き、伊那市と中川村で減額予算を編成した。経済情勢が全国的に下げ基調で、大幅な税収増も見込めない中で、各市町村とも健全財政の維持を念頭に、徹底した事務事業の見直しに努める一方、基金を取り崩して歳入不足を補うなど、苦しいやりくりの中での編成となった。

 合併3年目の予算となる伊那市。人件費、公債費、扶助費など義務的経費の増加で経常収支比率が健全化の目安の75%を超え、実質公債比率は06年度決算で20.8%と危険ラインとされる18%を超え、財政の硬直化が進んでいる。これまでは不足する一般財源を確保するため基金を取り崩してしのいできたが、そのために基金残高が大幅に減少。07年度は財政調整基金を8億円余取り崩した結果、同年度末の残高見込みが12億円余となり、「災害など突発的な事業に対応するためには、これ以上取り崩せない」(財政課)という切羽詰まった状態に追い込まれた。

 そこで当初予算編成では「歳入に見合った歳出の抑制」を基本に、健全財政の堅持に軸足を置いた。経常経費の削減などで歳出を減らし、歳入は財政的に「有利な起債」(借金)の合併特例債など、合併の「アメ」を最大限取り込んで確保した。

 経常経費のうち、歳入の確保策として、活用が見込めない市有財産の売り払いによる財産収入増、徴収率の向上に伴う税収増などで2億4000万円余の効果を見込んだ。

 この中では市民が直接的に痛みとして感じる受益者負担も含まれる。講座参加費などの有料化だ。公民館の講座は参加費500円、2期(年)制のまほらいな市民大学は学費として1期2000円、子育て支援センターは登録料を月額100円徴収する。予算上の効果額は300万円を見込む。

 市民の中には、新たな負担に疑問の声もあるが、市は「当たり前としてサービスを受けるのでなく、費用負担も含めて積極的に運営にかかわってもらいたい。受益者の意識改革の意味も大きい」と話す。

 歳出の削減では合併10年後の職員定数を2割減らす計画に基づき、定年や早期退職で職員数を削減(32人)。金利5%以上の市債を1%前後の低利な民間資金に借り換え、利子負担の軽減を図る。各区敬老会の助成金算定の基礎を5歳引き上げ75歳以上とするなど事業の見直しも徹底。これらの取り組みで7億4700万円の歳出削減を狙う。

 合併の大きなメリットとされる合併特例債は、7割が交付税措置される。15年度までの借り入れ可能額は177億円余。市は06、07年度で11億8000万円を借り入れたが、08年度は16億3000万円余を見込む。さらに合併後の地域振興の推進を図るために「まちづくり基金」を創設。合併特例債を活用し、08年度から3年間で、同市の規模で認められる基金の限度額いっぱいの20億3000万円を積み立て、「臨時的な事業の財源」として確保する。過疎債や国の合併補助金などの活用も見込む。

 特例債は「有利」とはいえ、借金に変わりなく、財政状況が悪化する中では、活用に慎重さが求められる。

3624とはずがたり:2008/03/06(木) 18:33:47
<近畿>滋賀県

湖北1市6町合併、初の事前協議
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news/20080229-OYT8T00039.htm

 湖北1市6町の合併について話し合う第1回事前協議会議が28日、長浜市役所浅井支所であった。

 同会議は各市町長、副市町長、市町議会議長らで構成。この日は、合併期日や新しい市の名称、新市の事務所の位置、合併基本計画の策定方針、財政運営の基本方針など、任意合併協議会の設立に向けた事前協議の検討項目が示された。

 事務局案として、合併期日は2008年度中、新市の名称は「長浜市」とすることなどが提案されたが、各市町議会から「議会に持ち帰って検討したい」などの意見があり、結論は持ち越された。
(2008年2月29日 読売新聞)

3625とはずがたり:2008/03/06(木) 18:51:15
<九州・沖縄>熊本県

深層・真相:熊本市との合併めぐる協議、周辺3町で活発化 /熊本
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20080229ddlk43010114000c.html

 政令市昇格を目指す熊本市と近隣自治体の合併をめぐる動きが活発になっている。10月に合併する富合町のほか、植木町、益城町、城南町との間でも合併を視野に入れた議論が進む。5年前に、議会や住民投票で一度は熊本市との合併に「ノー」を突きつけた3町で、再び合併の選択肢が浮上しているのには、それぞれの事情がある。【伊藤奈々恵】

 ◇三位一体改革で財政難−−植木町

 「交付税がこれほど削減されるとは思わなかった。4年前とは状況が違う」

 昨年9月の植木町議会。熊本市との合併協議会設置を求める請願の審議で町議が声を荒らげて訴えた。

 03年3月の住民投票では熊本市との合併協議会設置を否決した。しかし三位一体改革の影響で、国から交付される地方交付税交付金は、00年度の35億6000万円から06年度は28億2000万円にまで落ち込んだ。こうした厳しい財政状況が、町の将来を再考するきっかけとなった。

 請願は不採択になったが、議会は合併について調査、検討する特別委を設置。町も住民が合併のメリットとデメリットを判断できるよう熊本市と研究会を開いて報告書をまとめ、各地で説明会を開いた。ただ、各種団体からは慎重な意見も多く、議員の間でも意見は分かれる。藤井修一町長は、6月までに結論を出したいとしている。

 ◇政令市で開発を−−益城町

 「ただの合併なら意味がない。しかし、政令市になれるのなら話は別だ」

 25日夜に益城町で開かれたシンポジウムで、住永幸三郎町長は語気を強めた。

 益城町は、空港と九州道のインターチェンジという空と陸の二つの玄関を持つ。しかし、熊本市中心部とを結ぶ県道沿線は、農業振興農用地区域、景観形成地域、県土木部長通達など二重三重に県の開発規制がかかる。町全体の94%が、都市計画法で開発が制限されている市街化調整区域だ。

 住永町長は「政令市には県と同じ権限がある。市の考え方で地域を開発できるようになるのではないか」と期待を寄せる。

 益城町は、こういった問題が解決できるのかどうかも含めて、政令市になった場合の町の将来像について考える研究会を熊本市と共同で開いている。3月中にも報告書をまとめる。

3626とはずがたり:2008/03/06(木) 18:51:54
<九州・沖縄>熊本県
>>3625-3626

 ◇生活基盤整備を−−城南町

 城南町は、上下水道など生活基盤整備の途中だ。町全体にサービスを広げたいが、国の交付金は減り、歳入見通しも先細りが見込まれる。今のままでは、町全体に上下水道が完備されるのは何十年も先になってしまうという危惧(きぐ)がある。
 「合併なしで基盤整備はできない」
 八幡紀雄町長は昨年4月の町長選で合併推進を訴えて返り咲き当選を果たし、合併の再検討を始めた。近隣4市町の住民サービスや財政状況を比較する資料を全戸に配布。町内35カ所で説明会を開き、住民アンケートを実施した。

 対象者の56%にあたる9023人が回答。7割(6188人)が合併に賛成し、このうち7割(4296人)が「合併相手は熊本市がいい」と回答した。

 八幡町長はこの結果を受けて、熊本市と任意合併協議会を設置。2月に1回目の会合を開き、他の2町より一足先んじた議論が進んでいる。

 ◇5年間で財政が改善−−熊本市

 03年に近隣自治体が次々と合併協設置案を否決した背景のひとつは、熊本市の財政状況の悪さだった。

 しかし、03年度と06年度決算で比較すると、市の借金にあたる市債残高は200億円減り、貯金にあたる財政調整基金は20億円増え、改善されつつある。

 近隣自治体との意思疎通も図ってきた。将来ビジョンを共有しようと研究会を開き、互いに連携して九州中央の交流拠点を目指す構想をまとめた。その戦略のひとつに「政令市の実現」を位置づけた。県も「熊本市の政令市昇格は県全体の活性化につながる」とバックアップする。

 さらに、幸山政史市長は「富合町との合併で、熊本市の合併に対する姿勢を示せた」と強調する。

 合併後5年間、独自の予算で事業ができる合併特例区を設置するなど、町への配慮がうかがわれた。他自治体からも「(富合町との)合併協議で、町と市の制度の違いが見えるようになった」との声が出ている。

 ◇合併政令市とは

 政令市になると、県と同じくらいの権限と財源が手に入る。市が都市計画を決めたり、県道や国道の管理、教員の採用などができるようになり、独自の街づくりや取り組みを進めやすくなる。

 合併特例法の期限・10年3月までは、人口が70万人でも政令市になることができる。

 熊本市は2年後のタイムリミットを見据えながら、合併に向けた取り組みを進める。

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 ◇熊本市との合併協議会、設置案を否決した自治体
02年 議会:天水町、西合志町、植木町、菊陽町
03年 議会:益城町、富合町、城南町
    住民投票:植木町、西合志町、益城町

毎日新聞 2008年2月29日

3627とはずがたり:2008/03/06(木) 21:46:54
<中国・四国>山陰地方

勝部・斐川町長:出雲市との合併「検討を」 施政方針演説で持論展開 /島根
http://mainichi.jp/area/shimane/news/20080306ddlk32010263000c.html
 ◇反対派の黒田・副議長、辞任

 斐川町議会の3月定例会が5日、開会した。勝部勝明町長は施政方針演説で「出雲市との合併について検討する必要があると考えている」などと、合併推進の持論を展開した。

 勝部町長はこれまで、会見などでは出雲市との合併推進論を述べてきたが、施政方針で持論を展開するのは初めて。この日は広域行政について「経済圏、生活圏の一体感が強い地域では、地域の産業振興、行政の効率化などの点でより大きな自治体規模になることが必要。救急消防業務受委託など、自治体業務としての町の業務を出雲市に委託している現状からして、業務を恒久的に行えるようにしていくために、出雲市との合併について検討する必要があると考えている」と述べた。

 合併の必要性の具体的な理由について「救急消防業務は町が単独で必要施設等を整備して維持するのは困難。町は交通網の整備で通勤・通学など既に行政区域を越えて市との交流が日常化し、市と町の境界の意義は薄れてきていると考える」と示した。

 消防業務については、最終的には意識調査や住民投票で町民の意見を集約後、判断するとした。

 またこの日、町議会の黒田充議員(49)=平政クラブ=が副議長職を辞任した。新たな副議長には中林信夫議員(72)=同=が選任された。

 黒田議員は辞任の理由について報道陣に「消防問題は3年の期限で延長となったが根本解決になっておらず、責任を感じた。また、予想通り消防問題が出雲市との合併問題となり、町長はアンケートを始める意向を表すなど、町が自分が心配している合併の方向に進んでいる。一議員に戻り、合併反対の持論を展開したい」と話し、今後は住民参加を呼びかけて合併反対の動きを盛り上げる意志を示した。【細川貴代】

毎日新聞 2008年3月6日

斐川町長、出雲市との合併推進を表明
ttp://www.sanin-chuo.co.jp/news/modules/news/article.php?storyid=500900004

 島根県斐川町の勝部勝明町長は五日開会した三月定例町議会の施政方針演説で、「出雲市との合併について検討する必要がある」と述べ、同市との合併を推進する考えを表明した。同町長が議会で、合併推進の立場を明言したのは昨年五月の就任後、初めて。今後、合併論議の再燃に伴い、単独町制の支持派が多数を占める議会とのあつれきが深まりそうだ。

 勝部町長は施政方針演説で、国からの権限移譲で増加する事務への対応や産業、観光振興を図るため、自治体の規模拡大が必要となっている点を重ねて強調。合併を推進する理由としては、出雲市に委託する消防、可燃ごみ、火葬場などの業務を「恒久的に行えるようにしていくため」とした。

 このうち、消防業務については、先ごろ出雲市側が二〇一一年三月を受委託の最終期限とする方針を示しており、今後の同業務の在り方を検討する上でも、町民を巻き込んだ合併論議を始めることが不可避と判断。

 本会議後の取材に「(消防業務の受委託が切れるまでの)三年の間に方向性を出すためには、今(合併を)言わないと間に合わない」と話した。

 合併の可否の最終的な判断は、年内にも計画する住民アンケートや、住民投票の結果を基に下す考えをあらためて示した。

 斐川町は、前町長時代の二〇〇三年十二月に行った住民投票の結果、旧出雲市など二市四町との合併協議から離脱し、単独町制を選択。勝部町長は昨年四月の町長選で、単独町制派の前町長を破って初当選した。

('08/03/06 山陰中央日報)

3628とはずがたり:2008/03/06(木) 21:54:37
<甲信越>長野県
>>3565 >>3566 >>3578 >>3622

市町村合併:「小川村の対応違法」 村議の臨時会要求で県認識 /長野
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20080305ddlk20010379000c.html

 小川村の合併問題に関連し、村議が求める臨時議会の招集に村が応じていない問題で、招集を求めた伊藤延夫村議ら3人が4日、県庁を訪問し、地方自治法の規定について説明を求めた。県市町村課は「臨時会を招集しなければならず」と説明し、村の対応は違法との認識を示した。

 伊藤村議は「議会で村長の姿勢をただしていきたい。村長の対応は引き延ばし。一日も早く条例案を成立させたい」と話した。同課によると、地方自治法では臨時会を開かなくても罰則はないが、臨時会を招集しないという例は「聞いたことがない」としている。

 地方自治法は、定数の4分の1以上の議員が臨時会の招集を求めた場合は、20日以内に開かなければならないと定めている。村では伊藤村議ら3人が2月14日、長野市との合併賛否を問う住民投票条例案提出のため、臨時会招集を求めており、5日が期限となっている。

 大日方茂木村長は3日、住民投票条例案を村から提出することは表明したが、期限が定例会開会前日であることなどを理由に招集しないことを表明している。【神崎修一】

毎日新聞 2008年3月5日

市町村合併:長野市との合併を問う、住民投票条例案提出へ−−小川村長 /長野
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20080304ddlk20010301000c.html

 小川村の大日方茂木村長は3日、3月定例議会(6日開会)に長野市との合併の是非を問う住民投票条例案を提出することを明らかにした。隣接する信州新町と中条村が住民アンケートの結果を受け、長野市に合併協議の申し入れをしている。06年の村長選で「自立」を掲げて当選した大日方村長は「今も方向性は変わっていない。目的は合併のためではなく、自立するための判断」と述べた。

 議会関係者によると、小川村では2月13日の全員協議会で住民投票を実施する方向で一致。翌14日には村議3人が住民投票における条例案の議員提案に向け、臨時会の招集を村長に求めていた。これに対し、大日方村長は、同18日の全協で「6月定例会に条例案を提出する」とし、同29日には住民投票を5月下旬には実施する意向を示したという。

 地方自治法では定数(同村は11)の4分の1以上の議員が求めた場合、20日以内に臨時会を開かなければならないとされている。招集しないことについて、大日方村長は「期限が定例会前日の5日。議会をもって開催すればいいと判断した。地方自治法に違反したという認識はない」としている。【谷多由】

毎日新聞 2008年3月4日

市町村合併:信州新町・中条村の両首長、長野市長に協議申し入れ /長野
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20080221ddlk20010300000c.html

 長野市との合併を検討している信州新町と中条村の両首長が20日、鷲沢正一市長に合併協議を申し入れた。鷲沢市長は「合併を前提に話を進めていく」と話し、前向きな姿勢を示した。

 信州新町の中村靖町長と中条村の久保田元夫村長が長野市役所を訪問。鷲沢市長に申し入れ書を手渡した。鷲沢市長は信州新町で賛成が7割、中条村で9割を占めた合併のアンケート調査について言及。「あれだけの数字を持ってきてもらった。合併の方向で検討したい」と話した。また小川村に合併を探る動きがあることについては「こちらから誘うことはないが、可能なら3町村、まとめてやったほうがいい」と話した。【川崎桂吾】

毎日新聞 2008年2月21日

3629とはずがたり:2008/03/06(木) 22:53:40
<東北・北海道>岩手県

合併協申し入れ、5月以降 宮古市に川井村長
ttp://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20080303_4

 宮古市との合併を推進する川井村の内舘勝則村長は、村議選を終えて新議員が就任する5月以降、同市に合併協議会設置を申し入れる。2月18日まで村内全地域で開いた合併に関する住民説明会の結果、村民世論の大勢は宮古市との合併推進または容認と総括。盛岡市との合併や当面自立を求める声がある門馬地区については対話を継続し、村内にしこりを残さない形での合併協議入りを目指す。

 内舘村長は2月29日開会した村議会3月定例会の所信表明で「時期を待って、合併協議会設置に向けて村議会と協議しながら進めたい」と述べ、4月15日告示、20日投票の村議選を経て新村議が5月に就任してから合併協設置申し入れを諮る考えを示した。

 「時期を待って」としたのは、村議改選と同時に、門馬地区民になお理解を求める時間が必要―との判断からだ。

 村議選は現行の定数14から10に削減して行われるが、合併反対論の議員が多数を占める可能性は低いとみられる。

 村は今月10日、住民説明会での質疑を詳報する広報特集号を発行。村内全戸と宮古市議会などに配る。

 内舘村長は「門馬地区のわだかまりを取り除き、川井村が一つにまとまったという形を早めにつくって宮古市に合併協設置を申し入れたい」と強調。

 宮古市と合併しても門馬地区の生活は不便にならず、宮古市にとって水がめの閉伊川源流部として重要であることなどに理解を得たい考えだ。

 門馬地区の住民団体「門馬の明日を考える会」の去石雄喜代表(74)は「分村が難しいとの認識は地区民の多くが持っており、川井村は一つという考えも理解する。内舘村長の下、当面自立で頑張れば、県の広域圏再編で川井村が盛岡広域圏に入り、盛岡市と合併できる可能性もあるのではないか」と主張する。

 同会は今後も内舘村長との話し合いに応じるが「ただ単に妥協はしない」として村議選立候補予定者に、自分たちの主張をアピールすることも検討する。
(2008/03/03)

3630名無しさん:2008/03/06(木) 23:31:55
>>3524 「愛知県みよし市」だって。

3631とはずがたり:2008/03/07(金) 20:44:07
<九州・沖縄>福岡県

利権屋集団たる中間市議を全員血祭りにあげぃヽ(`Д´)ノ

市町村合併:「北九州との合併実現する会」、中間市選管に署名提出 /福岡
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20080307ddlk40040146000c.html

 中間市の「中間市と北九州市との合併を実現する会」(佐々木晴一代表)は6日、両市の合併協議会設置を求める6254人分の署名を中間市選管に提出した。審査・縦覧を経て、同会は4月8日に松下俊男市長に請求する予定。

 署名は市議の佐々木代表が中心となって2月1日から1カ月間集めた。審査はこれからだが、請求に必要な有権者の50分の1にあたる788人を上回るのは確実とみられる。

 請求があれば松下市長は北橋健治・北九州市長に対し合併協設置議案を同市議会に付託するか意向を確認する。

 松下市長はこの日の市議会一般質問で「将来の合併を否定するものではないが、直ちに協議や検討をする時期か疑問がある」と消極的な姿勢を示した。

 一方、北橋市長は「審査などの手続きが行われる予定で、その動向を注視したい」との談話を出した。

 両市は04年に合併協議会を設置。中間市では住民投票で7割が合併に賛成したが、同市議会が合併議案を否決し白紙に戻った。【古川修司】

〔北九州版〕
毎日新聞 2008年3月7日

3632とはずがたり:2008/03/07(金) 20:45:30
<近畿>滋賀県

これは安土・八幡との合併をやんわりと否定したもの?

市町村合併:竜王町、2市3町合併適当と提言案−−推進検討会議 /滋賀
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20080307ddlk25010592000c.html

 竜王町の市町合併推進検討会議(寺本隆会長)が4日夜、町防災センターで開かれ、湖南エリア(野洲、湖南市)も視野に入れ、東近江行政組合を組織する東近江市、近江八幡市、安土町、日野町との2市3町の枠組みによる合併が適当との提言案をまとめた。7日に山口喜代治町長に提言する。

 同会議は、21世紀の町のあり方を考えるため、昨年1月23日に発足。約1年の間、8回の会議で長期的な街づくりについて、住民の目線で議論してきた。

 合併の時期については合併新法の期限の10年3月末にこだわらず、関係自治体との合意形成に取り組むよう求めた。【斎藤和夫】

毎日新聞 2008年3月7日

3633とはずがたり:2008/03/07(金) 20:46:51
<近畿>大阪府

市町村合併:河内長野市と千早赤阪村、合併協を設置 /大阪
http://mainichi.jp/area/osaka/news/20080307ddlk27010628000c.html

 河内長野市と千早赤阪村は6日、合併協議会を設置した。13日午後2時から、同市昭栄町の河内長野市立市民交流センターで初会議(公開)を開く。

 合併協の会長には増田昇・府立大大学院教授、副会長には橋上義孝市長と松本昌親村長が就任。同市役所内に事務局を置く。両市村は先月、それぞれの臨時議会で、合併協の設置議案を可決していた。【中本泰代】

毎日新聞 2008年3月7日

3634とはずがたり:2008/03/07(金) 20:51:02
<東海>愛知県

何で西尾市が水道料金下げたいというと吉良町長が反対するんだ?

一色町長…財源が魅力→推進
吉良町長…岡崎を含めた広域合併→どちらかと云えば反対か?
幡豆町長…選挙公約→積極的推進
西尾市長…急がない→拙速を避けたい?

市町村合併:西尾市と幡豆郡3町首長、協議開始を確認 /愛知
http://mainichi.jp/area/aichi/news/20080307ddlk23010129000c.html

 幡豆郡3町(一色、吉良、幡豆町)と西尾市との合併について協議する「広域行政・合併懇談会」(会長・中村晃毅西尾市長)が6日、西尾市山下町の市文化会館であった。4人の首長が顔をそろえたのは昨年1月以来で、合併に向けて協議をスタートさせることを確認した。

 懇談会では、4月以降に各市町の課長級による幹事会を開き、6月ごろまでに再び首長らの懇談会を開く方針を決めた。合併時期などは明示されなかったものの、道州制導入を見据え、合併に向けた論議が本格化するとみられる。

 会議では、都築譲・一色町長が「合併特例法の期限まであと2年。期限までに合併すれば5年間で110億円分の財源を得ることができる」と指摘。山本一義・吉良町長は「1市3町だけでなく岡崎市も一緒に合併すれば財政基盤もしっかりする。大きな枠でとらえたい」と意見を述べた。渡辺靖・幡豆町長は「合併は私の公約。リーダーが一緒になり、町民の意見を取って進めたい」と話した。

 懇談会後に中村市長は「特例法に縛られて合併を急ぐ必要はないが、3町と協議を重ね、合併に向けた新しいスタートを切りたい」と語った。

 合併をめぐっては昨年1月にも4首長が集まったが、論議が進展しなかった。4市町でつくる西尾幡豆広域連合の水道料金について意見対立したのが原因。06年11月の同議会で西尾市長が料金引き下げの意向を示したことに吉良町長が反発し、その後、西尾市長が引き下げを撤回した。【山田尚弘】

毎日新聞 2008年3月7日

3635とはずがたり:2008/03/07(金) 20:52:16
>>3630
正式に決まったんでしょうかな?
佐賀県鹿島市から文句が出て鹿嶋市にしたようなもんですかね。

3636とはずがたり:2008/03/07(金) 21:18:10
<首都圏>神奈川県

なかなか壮大だが10市町が集まっても40万に満たないんですなぁ。割りかし人口が少ない地域ですな。

市町村合併フォーラム
慎重な姿勢の松田町
http://www.townnews.co.jp/020area_page/04_sat/02_ashi/2008_1/03_08/ashi_top1.html
「メリット、デメリットを数字で示して」の声も

市町村合併について考える機会をと県が3月1日、松田町民文化センターで県西地域2市8町を対象に市町村合併フォーラムを開催した。

 開催町として挨拶に立った島村俊介松田町長は「2市8町36万人で中核市としてやっていこうという構想だが、合併には町民の理解が必要だ」と話し、「町民から役場が、役場から町民が、町民から町民が見えるまちづくりが理想。合併すると、新しく都市計画税も取らなければならないし、人口2千人の寄のまちづくりがどうなるのかということもある。合併には夢がなければならない。ムードに流されず、フォーラムも参考にしてしっかりと町民に説明していき、最終的な“する”“しない”を決めていきたい」と慎重な姿勢を見せた。フォーラムでは、新相模原市の合併に関わった牛山久仁彦明治大学教授による基調講演と、県担当課長により県が考える県西地域の将来像の説明が行われた。その後の意見交換では、「合併するメリット、デメリットを具体的に数字できっちり示してほしい」等の意見が県に寄せられた。

3637とはずがたり:2008/03/07(金) 21:22:41
<甲信越>長野県

「自立」か「合併」か 小川村長と村議が住民投票条例案
http://www.shinmai.co.jp/news/20080307/KT080306ATI090009000022.htm
3月7日(金)

 上水内郡小川村の大日方茂木村長は6日開会した3月定例会に、自立か長野市との合併かを問う住民投票を6月29日までに実施する条例案を提出した。一方、同市との合併を目指す三村議は投票日を4月13日とする条例案を提出。村と議員が異なる住民投票条例案を提出する異例の展開となった。採決は21日の予定。

 自立を目指す村の条例案は、選択肢を「自立での小川村」「長野市への合併」の二者択一とし、対象は18歳以上の村民。期日は、4月1日から90日以内で村長が定める日としている。

 大日方村長は提案説明で「全村議から住民投票を実施すべきという意見があったことを踏まえて提出した」と述べた。

 一方、伊藤延夫村議らの条例案は20歳以上が対象。提案説明では「(隣接の)信州新町と中条村が既に長野市との合併協議の準備を本格化させていることから、投票日を4月13日にした」と述べた。

 大日方村長は自立計画を住民に示した上で民意を問う考えなのに対し、三村議側は、近く同市との間で合併に向けた事務レベルの研究会を発足させる信州新町、中条村と歩調を合わせたい考え。住民への説明について伊藤村議は取材に対し「議員活動を通して行う」と述べた。

 議会内には投票の実施について異論はなく、実施時期を中心に論議される見通しだ。

3638とはずがたり:2008/03/07(金) 21:23:47
<九州・沖縄>熊本県

2008年3月7日 06:47
合併任意協「今議会中に結論」 植木町長
http://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20080307200005&amp;cid=main

 鹿本郡植木町の藤井修一町長は六日、熊本市との合併に関する任意協議会設置の是非について、町議会の意思を確認した上で、十三日までの定例議会中に結論を出す考えを明らかにした。

 一般質問で「議会内でも複数の議員が任意協設置を求めている。合併を前提としなくても構わないので、立ち上げる意思はあるか」と議員がただしたのに答えた。

 藤井町長は任意協について「合併を前提としないということであれば、さらに合併のメリットやデメリットを追求して住民に示し、不安を解消するという点で、有効な手段と考えている」と説明した。

 別の議員が「合併を前提としない任意協はあり得るのか」と質問したのに対しては、「任意であり、合併を前提とせず、合併後の町の将来を探るための協議会があってもいいと思う」とした。(浪床敬子)

3639とはずがたり:2008/03/09(日) 23:21:52
<中国・四国>愛媛県

すっかり時宜を外しちゃった感も有りますが,先ずは両町議会の判断,特に鬼北町の議会の反応が注目。

松野、鬼北両町の合併推進案を答申 愛媛県市町合併推進審議会
2008.3.9 01:49
http://sankei.jp.msn.com/region/shikoku/ehime/080309/ehm0803090152000-n1.htm

 愛媛県市町合併推進審議会(会長=藤目節夫・愛媛大法文学部教授)は、松野町と鬼北町の合併を進め、県が支援すべきとする「自主的な市町の合併の推進に関する構想」案を加戸守行知事に答申した。県は4月中にも構想を正式策定する。

 構想案では、松野町の人口が合併推進に対する国の基本指針の1万人未満であることや、同町の行財政の現状が厳しいことなどを理由に、両町の自主的な合併の必要性を指摘。地域の実情に応じた県の積極的な支援も求めた。

 これを受け、加戸知事は「答申の趣旨を踏まえ、精いっぱい対応したい」と話し、将来の道州制導入をにらみ「両町の合併は宇和島圏の大合併への中間段階と受け止めている」との見方を示した。

 両町はそれぞれ、3月議会に合併協議会の設立議案を提出する方針。

3640とはずがたり:2008/03/19(水) 17:01:31
<東北・北海道>岩手県

3市町合併へ推進案 奥州市
ttp://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20080318_5

 金ケ崎、平泉両町との合併の可能性を探る奥州市は17日、合併効果に関する研究報告書「広域市町村合併の推進」案をまとめた。同日の市議会議員説明会で示した。人口、農業、工業、観光などでの相乗効果を強調し、「盛岡―仙台間の拠点都市」形成をうたう内容。相原正明市長は早ければ4月に両町長や達増知事に報告書を示し、対等合併を念頭に「合併の意思表示」を行う考えだ。
 報告書案は市の部課長級で構成する市広域市町村合併研究会(委員長・岩井憲男副市長)が作成。合併の組み合わせ別に「奥州・金ケ崎・平泉」「奥州・金ケ崎」「奥州・平泉」の3パターンで▽合併の背景や目的▽農工商業、観光面での効果▽行政面の課題―などについて説明した。
 3市町合併では面積、農業産出額、製造品出荷額が県内1位、15万人になる人口や商店数は盛岡市に次ぐ2位になるなどの試算を提示。「副県都」機能を強化する奥州、産業集積が進む金ケ崎、世界遺産登録で観光客増加に期待がかかる平泉が一緒になることで、さまざまな相乗効果が期待できると強調した。
 相原市長は「首長、議会はもちろん(意思表示によって)民間レベルでの盛り上がりも期待する」とした上で「両首長に話を持ちかける最初の言い方としては『対等合併』というのが礼儀だろう」と語った。
 県市町村合併推進審議会が昨年11月に行った首長への意見聴取に対して、高橋由一金ケ崎町長は「当面自立を選択しており、軸足をぶらさず進める」、高橋一男平泉町長は「当面は自立を目指し努力を継続する」との考えを示している。

3641とはずがたり:2008/03/19(水) 17:43:21
<東北・北海道>岩手県

こんな素晴らしい立地なら民活の導入で何とか出来ないのかねぇ。JR東日本とか本腰入れれば千客万来ちゃうの?

独立自尊の行方
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20080319-OYT8T00075.htm

黒崎海岸を望むくろさき荘。客足は伸びず、累積赤字が重くのしかかる
 「新館と言っても築30年。旅行会社に営業するのも難しい」
 普代村が運営する国民宿舎「くろさき荘」の太田俊一支配人は、苦笑いを浮かべた。
 3階建ての建物の向こうには、三陸の海が広がる。夏になれば、海上から押し寄せるやませとリアス式海岸の絶壁が織りなす幻想的な光景が繰り広げられる。沿岸部でも屈指の観光名所。そんな一等地に立つ宿泊施設なのだが、客足は落ちるばかりだ。

 建物の老朽化だけでなく、客室には風呂もトイレもなければ、エアコンもない。海が望める自慢の大浴場も、貯湯タンクの修理中のため、3月末まで日帰りの入浴客を断っている。

 2007年度の利用客は、約7000人の見込み。三陸鉄道が開通した1984年度の3分の1まで落ち込んだ。累積赤字は1億7000万円。今年度は計3棟のうち2棟の宿泊営業を休止して、なんとか黒字にした。「設備を充実すれば利用客も増えると思うが、村の懐具合を考えると支援は望めない」と、太田支配人のため息は尽きない。

 確かに、村の財政は極めて厳しい。財政の硬直性を表す経常収支比率(06年度)は95・3%に達し、県内でも最悪のレベル。財政規模に対する借金の比率を示す実質公債費比率も23・1%(04〜06年度平均)で、藤沢町に次ぐ厳しさだ。職員給与の削減や事業見直しなど打てる手は打ってきた。貴重な観光資源であるはずの「くろさき荘」も、建て替えどころか、「存廃を含めて検討中」(総務課)という状態だ。

 将来の見通しが立たない中、その答えを合併に求める声は多い。しかし、深渡宏村長は、「当面は自立」の構えを崩そうとしない。

 普代村はかつて、野田村との合併を目指した。04年1月には任意の合併協議会を設置したが、野田村の住民投票で反対が過半数に達したため、その年の6月には解散に至った。深渡村長は「もう合併の機運は村内になく、論じる状況にない」と言い切る。
     ◇
 普代村に限らず、県北・沿岸地方では、合併に消極的な町村が多い。

 県の市町村合併推進審議会が行ったヒアリングでは、「合併しても行政サービスは落ちる」(野田村)、「産業振興ではマイナス面が相当出る」(田野畑村)など、合併推進の大号令を掛ける県に対し、批判的な声が相次いだ。町村会長を務める稲葉暉(あきら)・一戸町長も「県北部は大部分が中山間地で連携は難しい。核となる二戸、久慈市も大きくはない」と、合併が地方再生への解決策との見方には懐疑的だ。

 一方で、政争の余波が合併論議に影を落としているとの声もある。県北部を中心とする衆院岩手2区は、自民党と民主党がしのぎを削る最激戦区。市町村の首長選挙が、両党の代理戦争の様相を呈することもある。『選挙戦のしこり』が合併論議に水を差しているとみる向きは少なくない。

 相互不信が渦巻く中、2010年3月末の合併特例新法の期限切れの日は、刻々と近付いている。
(2008年3月19日 読売新聞)

3642とはずがたり:2008/03/20(木) 02:14:51
<東北・北海道>福島県

矢祭の実験は注目に値するねぇ。

選挙戦、節約モード全開 議員報酬日当化 矢祭町議選告示
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/03/20080319t61023.htm

 今月末に議員報酬の日当化に踏み切る福島県矢祭町の町議選が18日告示され、10議席を11人で争う少数激戦となった。これまでは「選挙戦に数百万円かけた」とのうわさも流れたが、日当化で年間の議員報酬が1人平均347万円から90万円程度に激減するだけに、選挙戦も大きく様変わり。各候補とも「まずはカネのかからない選挙を」と、節約に知恵を絞っている。

 自宅に選挙事務所を構えた新人候補は午前9時すぎ、ペットボトルのお茶で乾杯して街頭へ出発した。借り物の商業車に看板を付け、選挙カーに仕立てた。マイクを握るのは元バスガイドの知人女性。随行車はなく、スタッフは昼食も自腹だ。

 「選挙カーの看板とスピーカーに15万円かかったが、選挙費用は法定上限額(約153万円)よりずっと安く収まるはず」と候補者。お茶の用意があるだけの選挙事務所では、支持者の1人が「これが本来の姿なんだろうな」としみじみ語った。

 告示前の5日、町内で発行されている夕刊紙に、立候補予定者一同が「矢祭町有権者の皆様へ」と題する意見広告を載せた。「公選法を遵守し、クリーンな選挙活動に努めます」「陣中見舞い、当選祝いは固く遠慮します」と紙面で宣言した。

 町内の選挙通は「言外に『有権者も飲み食いなどを要求するな』と言っているんだ」と解説。現職候補は「選挙はお祭りだ、候補者にカネを使わせろと言う選挙民は矢祭にも大勢いる。これまで候補者が政策本位で戦ってこなかったせいだ」と指摘した。

 候補者らは今回、これまで見られた過剰な接待の廃止も申し合わせた。選挙カーもリストラの候補に挙がったが、「政策を浸透させるのに必要」と廃止は見送った。
 新人候補は「申し合わせは守られているし、町民意識もクリーンな選挙を求める方向に変化してきたようだ。(きれいな選挙の実現も理念に据えた)日当化の議論が影響している」と評価。「候補者個人の持ち出しは20万円以内で済む」と豪語する陣営もある。

 町当局は「蓄えのない若年層の議会進出も進むのでは」と期待する。今後は職業と議員活動の両立を支援するため、議会の開催方法の改革に乗り出す構えで、町幹部は「夜間開催もいいが、議案の説明に明け方までかかる。休日開催が適当ではないか」と話している。
2008年03月18日火曜日

3643とはずがたり:2008/03/21(金) 17:29:43
<九州・沖縄>宮崎県

市町村合併:高原・野尻町議会、合併協議会の設置議案を可決 /宮崎
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20080320ddlk45010014000c.html

 高原、野尻の両町議会(いずれも定数10)は19日、両町と小林市による法定合併協議会を設置する議案をそれぞれ可決した。小林市議会も21日に同議案を審議し、可決する見通し。これにより、1市2町の法定協は4月にも発足し、合併新法の期限である10年3月までの合併を目指すことになる。

 高原町議会は全会一致、野尻町議会は7対2の賛成多数だった。野尻町議会では6人が討論に立ち、賛成議員が「合併後のビジョンを検討するのにも法定協が必要」と強調。反対議員は「町民の利益にならない。負担が増え、サービスが低下する」などと主張した。

 可決を受けて高原町の日高光浩町長は「合併実現に向けて全力で取り組みたい」と述べ、野尻町の長瀬道大町長も「一時はもっと厳しい結果も予想されたが、議員の皆さんに理解していただいた」と語った。

 小林市は両町に対し、合併する場合は同市への編入とすることなど8項目を示し、両町も確認している。【木元六男】

毎日新聞 2008年3月20日

3644とはずがたり:2008/03/21(金) 22:03:53
<中国・四国>山口県

新美祢市誕生:1市2町合併/上 世界的観光資源PR /山口
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20080319ddlk35010433000c.html
 ◇秋芳洞にLED照明−−ライトアップなど応用

 美祢市と美東、秋芳両町の1市2町は21日に合併、新・美祢市が誕生する。市としては県内最少の人口約3万人、面積約473キロ平方メートルながら、日本最大のカルスト台地、秋吉台(秋芳町、美東町)▽東洋最大規模の鍾乳洞、秋芳洞(秋芳町)など目玉となる観光資源も少なくない。「潤いと活力に満ちたやすらぎの郷」を目指す新市の課題を2回にわたってリポートする。【大村健一】

 秋芳洞入り口の商店街。「この辺りはかつて農家が並び、店は5、6軒しかなかった。50年ほど前から観光客が増え、土産店の出店が相次いだ。ところが……」。地元商店会の会長、炭本武さん(66)の言葉が詰まった。

 秋芳洞の入場者は山陽新幹線が開通した70年代に急増。75年には約200万人に達し、観光事業収入は農業の補助整備事業や小中学校の耐震化、町のインフラ整備などに充てられた。

 しかしその後、県外にテーマパークや大規模商業施設が続々開業し、押され気味に。リピーターが少ない点も影響した。結局、観光客は75年をピークに減少の一途で、05年度には約60万人にまで落ち込んだ。商店会加盟店も最近10年で48店から35店に減った。

 「集客の起爆剤」と期待された秋吉台オートキャンプ場や釣り堀なども振るわず、町の観光事業の累積赤字は約12億円(05年度末)に上っている。

 普通会計と公営事業会計などとの連結決算による「連結実質赤字比率」(08年度決算から適用)が30%(市町村)以上になると「財政再生団体」として国の管理下に置かれる。

 秋芳町はどうか。毎日新聞の05年度調査だと、57・4%で既にレッドカード状態。北海道の夕張市(362・1%)、赤平市(69・3%)に次いで全国ワースト3にランキングされるなど“破たん”している。合併協議会は約1年間にわたって中断したが、背景にはこの財政事情があった。

 ただ明るい兆しもないわけではない。山口大研究グループなどが環境に優しい発光ダイオード(LED)照明を開発。秋芳洞で効果を確認し、今後ライトアップなど応用したい考えだ。同町観光商工課によると、秋芳洞の入場者も06年度から約61万人と増加に転じ、07年度は17日現在で約62万3000人、年度末までに約64万人を見込む。累積赤字も人件費の削減などで12年度までに黒字転換できる見通しも立った。

 同町の楳寿(うめじゅ)昭治観光商工課長は「美祢の化石館や美東の長登銅山跡などもある。長期滞在してもらえるよう、世界的な観光資源をセットでPRしたい」と意気込んでいる。

 ■今日のことば
 ◇発光ダイオード(LED)
 Light Emitting Diodeの略で、電流を通す半導体ダイオードのうち電気で光を発する素子。電気エネルギーを光エネルギーに直接変換するので効率が良く、低消費電力、高速応答の特長がある。家電や車の計器類などに使われている。
〔山口版〕
毎日新聞 2008年3月19日

3645とはずがたり:2008/03/21(金) 22:04:20
>>3644-3645
<中国・四国>山口県

新美祢市誕生:1市2町合併/下 公立病院再編論議も /山口
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/archive/news/2008/03/20/20080320ddlk35010594000c.html
 ◇高齢化率突出、2院は赤字 近く検討会設置へ

 新・美祢市の高齢化率は31・5%(昨年10月の各市町のデータに基づく)。全国平均20・8%、県平均25・5%を大きく上回る。ほぼ3人に1人がお年寄りだ。住民の誰もが安心できる医療サービスを望むが、合併後に予想されるのが公立病院の再編統合である。

 赤字続きの病院事業については合併協議会でも議論になった。新市は美祢市立病院(旧美祢市)と共立美東病院(旧美東町、市立美東病院に改称)の2公立病院を抱えるが、06年度は美祢市立病院が約9000万円、美東病院が約1億7000万円の単年度赤字。特に美東病院の累積赤字は約6億7000万円に上っている。

 合併すると決まって浮上するのが再編論議。山陽小野田市は旧山陽町(05年合併)の山陽市民病院を廃院し、民間への譲渡を決定。光市は現在、旧大和町(04年合併)の大和総合病院の存続を巡り話し合いを続けている。

 「地方の病院が抱える財政問題に加え、医師不足などの問題もある。どの自治体も状況は同じ」。藤沢和昭・美祢市立病院事務局長はため息をつく。藤沢さんは合併協議会で病院部会長を務め、住民の訴えに耳を傾けてきた。住民説明会を開くたびに「美東病院は合併でどうなる」「無くなると聞いた」などの質問が殺到した。

 秋芳、美東地域は高齢者が多い割に民間の診療所が少ない。当面、2公立病院を存続させるが、産婦人科がなく市内で出産できないなど課題も少なくない。近く病院の在り方を考える検討会を組織し経営統合なども視野に議論を進める方針だ。

 理想は市民が望む医療の実現と健全な病院経営だが、藤沢さんは「現実は難しい」と険しい表情を見せる。

 再編は病院や自治体に限った事ではない。

 4月1日には1市2町の商工会が合併、新・美祢市商工会が誕生する。会員は個人、法人を合わせて860店だが、旧町の会員は不安そうだ。「多数決では旧美祢市に負ける。祭りなどの伝統行事が続けられるかどうか」

 住民サービスの質を落とすことなく、いかに合併のメリットを享受するのか。大きな課題を抱えたまま1市2町は21日、新たな船出を迎える。(この企画は大村健一が担当しました)
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 ■今日のことば
 ◇高齢化率
 総人口に占める65歳以上人口の割合。1956年の国連報告書は7%超を高齢化社会、14%超で高齢社会と分類。7%から14%に至るまでの時間を「高齢社会の速度」としている。世界的規模で高齢化が進み、高齢者の新たな定義が求められている。
〔山口版〕
毎日新聞 2008年3月20日

3646とはずがたり:2008/03/22(土) 00:20:24
<東海>静岡県

上長尾村+久野脇村+下長尾村+水川村+藤川村→榛原郡中川根村┬→榛原郡中川根村(→中川根町)
下泉村+地名村+壱町河内村+田野口村+堀之内村→志太郡徳山村┘    ├→榛原郡川根本町
崎平村+千頭村+奥泉村+大間村→榛原郡上川根村────┬→榛原郡本川根町
上岸村+青部村+田代村+藤川村+桑野山村+梅地村→志太郡東川根村
榛原郡下川根村+志太郡笹間村+志太郡伊久身村(一部)→榛原郡川根町┐
志太郡島田町+六合村など→島田市─┬─→島田市─────────┴→島田市
榛原郡金谷町+五和村→榛原郡金谷町┘

元々大井川を境に駿河国志太郡・遠江国榛原郡だったが静岡県の形成で志太郡と榛原郡が融合してしまったね。越すに越されぬ大井川も容易に越すことが出来るようになって牧之原市・島田市・川根本町の境目の方が大きいようにも感じられる。

半世紀の歩みに幕 新しい門出に期待 合併の川根町で閉町式
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20080321/CK2008032102097179.html
2008年3月21日

 4月1日に島田市と合併する川根町の「閉町式」が20日、同町の町民文化会館で行われた。地元住民ら300人以上が出席し、53年の町史を振り返りつつ、新しい門出に期待を寄せた。

 又平琢己町長や町議、町内会や婦人会など各種団体の代表、来賓の牧野京夫参院議員や桜井勝郎島田市長らが顔をそろえた。歴代町長や議長経験者ら町の発展に貢献した40の個人・団体に感謝状が贈られた。地元に伝わる笹間神楽や、町民合唱のステージもあった。

 フィナーレでは壇上に掲げられていた町旗を下げ、出席者全員で万歳三唱をした。又平町長は「少子化や過疎など課題はあるが、自然豊かなこの地域が新しい島田市で果たす役割は大きい」と式辞を述べた。

 川根町は1955年4月、下川根村と笹間村、伊久身村の一部が合併して誕生した。

3647とはずがたり:2008/03/22(土) 00:27:34
<東北・北海道>岩手県磐井地域

奥州市+一関市+藤沢町+平泉町→奥州平泉市@市庁舎は一関市でどうだ?!
東京にも匹敵する一市2新幹線駅(一関と水沢江刺)の実現である!笑
東京は正確には23区に別れているので,越後湯沢とガーラ湯沢を擁す湯沢町が当面のライバルか?北陸新幹線の西京都は亀岡市内が予定地かね?

【合併第2幕】駆け引き    世界遺産平泉「こちらに」  
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20080321-OYT8T00186.htm

多くの観光客が訪れる中尊寺。世界遺産登録を機に、さらなる観光客増が期待されている

 金色の大杯に、なみなみと注がれた日本酒が揺らめいていた。浅井東兵衛・一関市長が杯を捧(ささ)げ持つようにして一気に飲み干すと、周囲からは「お見事」と声が挙がった。

 今年1月、平泉町の中尊寺で開かれた恒例行事「金杯披(びら)き」。招待客約130人は順番に金色の杯を傾け、1年の多幸と、7月に迫った「平泉の文化遺産」の世界遺産登録を願った。

 そんな和やかな光景を、一方で、高橋一男・平泉町長は複雑な思いで眺めていた。「浅井市長は金杯披きに来たことがないはず。顔を出せば気持ちは通じる、と市議会の誰かに言われたのだろうか」。つい、合併構想に関連した一つの布石ではないかと、勘ぐってしまうのだ。

 これに対し、浅井市長は「それまで金杯披きに行かなかったのは、招待を受けなかったから」と、周囲の憶測を言下に否定する。実際、平泉町との合併協議が破たんした2004年以降、しばらく中尊寺からの招待状は届かなかったという。

 両市町はかつて、他の両磐7町村とともに合併を模索した間柄だ。しかし、新市名を「平泉」とすることに、土壇場になって一関市議会などから反対論が出た余波で、平泉町と藤沢町が合併の枠組みから外れる結果となった。

 ただ、ここへ来てにわかに、一関市と平泉町との合併が再び取りざたされ始めている。きっかけは、奥州市の積極的な動きだ。
     ◇
 平泉町の北に位置する奥州市では、相原正明・奥州市長が06年の市長選で、平泉、金ヶ崎両町との合併を公約に掲げ、初当選した。3市町による合併は、県が示した枠組みとは異なるものの、相原市長は「副県都」を目指して昨年から庁内に研究会を設け、検討を進めている。
 〈新市の人口は県内2位の15万人。観光客数と工業出荷額は県内1位〉
 今月17日、奥州市議に披露された研究会の報告には、こんなバラ色の数字が並んでいた。相原市長は「4月にも両町に資料を示す。平泉の名前を新市名に入れることにも全く抵抗はない」とアピールする。

 対する浅井市長は、「平泉が自立したいと言うのに、合併しましょうよと言うのも失礼な話」と、待ちの姿勢を強調する。ただ、奥州市の話題になると、心中は穏やかではない。
 「広域行政組合は一緒だし、学校も病院も、平泉の生活圏は完全にこちら」
     ◇
 両市の熱視線をよそに、高橋町長は「当面自立」と涼しい顔だ。町の財政は厳しいため、将来的な合併は避けて通れそうにない。だが、「今は世界遺産登録に向けた取り組みが最優先」だ。この時期に町を二分するような問題は持ち込みたくない、との思いが透けて見える。

 昨年11月に行われた市町村合併推進審議会のヒアリングでは、高橋町長自ら、現実的な合併論議を避けるかのような“奇策”を繰り出した。奥州、一関の両市を含む壮大な「30万都市構想」だった。高橋町長は、「世界遺産登録が決まった後、住民懇談会を通じて合併の是非を町民に問うつもり」と静かに語る。

 「世界の平泉」を挟んだ駆け引きは、水面下で熱を帯びつつある。
(2008年3月21日 読売新聞)

3648名無しさん:2008/03/22(土) 09:22:14
長崎県

一昨年、金子県知事の長女と衆院長崎三区選出 谷川弥一議員の長男が政略結婚?して
県内で門閥化を企てたようだが、図らずもこの夫婦がにわかに設立した株式会社が 例の諫早干拓造成地の入植地のリースに参入して
いたことが明らかになり、2千数百億の無駄な公共土木工事とさんざん批判された事業の恩恵を政治家が受けることが許されるか?!と問題になりそうである。
32ヘクタールの農地をリースして農作物を生産する目的だが、そもそも造成コストからすれば破格のリース料でしかなく、将来的には破格の土地代で土地を取得できるという計算が働いているのかも知れない。

長男長女の会社は別人格で問題ないとか、入植者を決める審査会には名前をふせていたからとか、言い訳しているようだが
今回の問題は 簡単に言い逃れが効くような事柄ではないだろう。

政治家が親族を利用して自ら利益誘導を計ったものでしかない。

諫早干拓事業は国営事業で多額の国費税金が投入されている。
国民は 大いに怒らねばならない。
次期総選挙長崎二区 久間、長崎三区 谷川 に厳しい審判を下さねばならないだろう。
そして、再来年2月には県知事選がある。 このようなめちゃくちゃな腐敗県政を続けている
政治屋を許すことがあっては 全国の恥である。

3649とはずがたり:2008/03/22(土) 19:16:38
<九州・沖縄>福岡県

知らん間に随分進展してたようで。

市町村合併:黒木町・星野村議会、住民投票条例を否決 /福岡
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20080322ddlk40010152000c.html
◇八女市長「合併、予定通り進める」

 黒木町、星野村の両議会は21日、八女地区5市町村(八女市、黒木町、立花町、星野村、矢部村)の合併の是非を問う住民投票条例案を採決。黒木町議会(定数12)は賛成3、反対8、星野村議会(同10)は賛成4、反対5で共に否決した。5市町村の法定合併協議会(会長、野田国義・八女市長)は2010年2月の合併ですでに合意しており、結果について野田市長は「予定通り合併を進める」と話している。【丸山宗一郎】

 それぞれの自治体に条例制定を請求していたのは「黒木町をいかす会」(中川忠敬会長)と「星野村の未来を考える会」(末崎匠会長)。共に「住民が置き去りのまま合併協議が進んでいる」などとして今月上旬、条例制定請求に必要な数を上回る署名を各首長に提出していた。

 黒木町議会では、小川光吉町長が「既に住民の声は聴いており、住民投票は必要ない」との反対意見を付けて議案提案。続いて、中川会長が昨年9月に5市町村で行われた住民アンケートに触れ「『やむを得ず賛成』を『賛成』とみなしたのは平等でない」と意見陳述。星野村議会では、18日に「合併は住民の意思によって決定するのが原則」との賛成意見を述べた高木良之村長に続き、末崎会長が「住民の真意を明らかにするよう可決してほしい」と訴えた。

 閉会後、小川町長は「合併の理解を頂けた」と話した。一方、高木村長は議案質疑の際、合併に対する考えを問われ「個人的には村単独でいくほうがよいと思う」と初めて見解を表明し、閉会後も「議案を可決してほしかった。村だけで再アンケートするなど、何らかの形で民意を問えたらいい」とした。ただ「法定合併協議会には今後も粛々と臨む」と4市町村への配慮も示した。

 結果について中川会長は「町長、議員のリコールも視野に今後の活動を考えたい」と言い、末崎会長は「村長の考えを後押しできる活動を考えていきたい」と話していた。
〔筑後版〕
毎日新聞 2008年3月22日

八女地区合併問う住民投票、黒木町、星野村議会が否決
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukuoka/news/20080321-OYT8T00730.htm

 黒木町、星野村議会は21日、八女地区1市2町2村(八女市、黒木、立花町、星野、矢部村)合併の是非を問う住民投票条例案について採決し、いずれも否決した。

 黒木町議会は臨時議会を開き、小川光吉町長が「投票率が50%未満の場合、少数意見を尊重することになる。住民投票には多額の費用もかかる」などと反対意見を添えて提案。条例案を直接請求した住民団体「町をいかす会」の中川忠敬代表(62)が「合併は将来、町民にとって不利益を被るのではないだろうか」と意見陳述した。

 この後、採決され、賛成3、反対8で否決された。

 星野村は3月村議会本会議で、直接請求した住民団体「村の未来を考える会」の末崎匠会長(60)が「有権者の6割が合併に疑問の意思を表明した」と述べたが、採決の結果、賛成4、反対5で否決された。

 小川町長は「行政の取り組みが評価された証しだ」、高木良之村長は「住民投票で民意を問いたかったが、厳粛に受け止める」とコメント。

 中川代表は「町長の意見には失望した。あきらめず活動を続けていく」、末崎会長は「今後も村の自立を支援していきたい」と話している。

 合併協議会事務局によると、合併協定書の調印式は予定通り6月上旬に行われるという。
(2008年3月22日 読売新聞)

3650とはずがたり:2008/03/22(土) 20:17:34
<首都圏>埼玉県

2008年3月22日(土)
1市3町の合併協可決 久喜市議会
http://www.saitama-np.co.jp/news03/22/06p.html

 久喜市議会は二十一日、同市と南埼玉郡菖蒲町、北葛飾郡鷲宮町、同栗橋町との法定合併協議会設置議案を可決した。これにより一市三町すべてで法定合併協設置案が可決され、四月一日に法定合併協が発足する。一市三町は合併新法期限内(二〇一〇年三月)の合併を目指して合併協議をスタートさせる。

 委員の選任や公募などの準備のため、第一回協議会の開催は五月上旬になる見通し。来年三月までに協議を終える予定。

 法定合併協は、一市三町の首長、副市長、副町長、議長、各議会選出の議員、学識経験者の計二十九人で構成。新市名、本庁舎所在地、合併方式、時期など基本四項目、行政サービスの調整、新市基本計画などについて協議する。

 二十二日、四市町は久喜市で合併推進会議を開き法定合併協設置と規約に関する協議書への調印を行う。また、二十五日に首長、議長、地元県議が県庁を訪問し、上田清司知事に対して、新県市町村合併支援プランに基づいた支援を要請する。

3651とはずがたり:2008/03/23(日) 15:52:31
<首都圏>埼玉県>>3650

幸手はまず五霞と第一次合併をしてその次の合併に邁進せよ。

市町村合併:久喜・菖蒲・栗橋・鷲宮の4市町、法廷合併協設置で合意 /埼玉
http://mainichi.jp/area/saitama/news/20080323ddlk11010132000c.html
 ◇10年3月期限に−−幸手市参加は拒否

 久喜市、菖蒲町、栗橋町、鷲宮町は22日、久喜市役所で第4回合併推進会議を開き、4市町での法定合併協議会を設置することで合意した。合併新法期限(10年3月)内の合併実現を目指して正式協議に入る。また、幸手市の合併参加要望については拒否することを決めた。

 この日の合併推進会議に出席した4首長は、それぞれの3月議会での議決を確認したうえで、法定合併協議会と規約の協議書を取り交わした。25日に上田清司知事に報告し、県の支援を要請する。

 会議終了後の会見で、合併の枠組みに幸手市を加えなかったことについて、久喜市の田中暄二市長は「(4市町での)合併を成就させることが先決。振り出しに戻って議会と調整することは、日程上余裕がない。途中合流は困難」と説明した。【栗原一郎】
毎日新聞 2008年3月23日

久喜、菖蒲、栗橋、鷲宮4市町が合併協設置へ
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/news/20080322-OYT8T00837.htm

 久喜と菖蒲、栗橋、鷲宮の1市3町の「第4回合併推進会議」が22日、久喜市役所で開かれ、4月1日に法定合併協議会を設置することなどを盛り込んだ協議書を締結した。

 会議には、4市町の首長が出席。1月の住民意向調査で「久喜市との合併を推進する」が多数を占めた幸手市への対応について、「現在の1市3町による新市誕生前に、この枠組みに合流させるのは困難」との認識で一致した。

 4市町は25日、県に合併協議会の設置について報告し、併せて支援を要請する予定だ。
(2008年3月23日 読売新聞)

3652とはずがたり:2008/03/23(日) 16:14:08
<東海・甲信越>長野県伊那地方

吸収する側が住民投票を求めるというのも珍しいねぇ。

清内路村の合併の是非、住民投票へ 24日に議員提案
http://www.shinmai.co.jp/news/20080322/KT080321ATI090035000022.htm
3月22日(土)

 下伊那郡清内路村議会と同郡阿智村議会は21日、合同の全員協議会を開き、清内路側は24日の定例会に、阿智村との合併の是非を問う住民投票条例案を議員提案すると明らかにした。条例案は可決され、4月に住民投票が実施される見通しだ。

 桜井久江・清内路村長も「議会の結論を尊重する」と実施を受け入れる方針を示した。

 清内路の議員らによると、投票は18歳以上を対象に合併について賛成か反対かを問い、投票率50%以上で成立とする。投票日について原登美彦議長は「なるべく早くと考えると、4月20日になるのではないか」と述べた。

 両村の任意合併協議会は27日の会合で、事務一元化などの結論をまとめる予定。清内路では投票前に、村と議会が内容を住民に説明する。阿智は清内路の投票後に説明会を開き、住民アンケートを行う。

 住民投票はこれまで阿智側が強く要望。桜井村長は取材に「合併を掲げて進めてきた3年余の村政を問う、私の信任投票でもあると重く受け止める」と述べた。

 このほか合同全協では、合併後の清内路支所は職員3人体制とし、2年後に見直すことで合意。議会は合併後、清内路で増員選挙を行うことでも一致した。

3653とはずがたり:2008/03/23(日) 16:18:11
<首都圏>神奈川県

何らかの措置が必要かもね。特区扱いできないのかねぇ。
静岡県の井川とか水窪とかも線引きされてんのかねぇ?まぁ問題なのは将来的には開発したいけど今は農地で寝かしている土地であるから反対している地主の我が侭かも知れないけど。
将来的には開発したいけど買い手も開発業者も見向きもしてないのに税金だけあがるのも口惜しいか?

相模原市:旧3町の住民、線引きに反発 税負担重くなる恐れ /神奈川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080318-00000142-mailo-l14
3月18日14時1分配信 毎日新聞

 相模原市と合併した津久井、相模湖、藤野の旧3町で、同市が市街化区域と市街化調整区域の区分(線引き)をしようとしていることへの反発が強まっている。政令指定都市(政令市)へ移行するには線引きが不可欠とされるが、住民の税負担が重くなるなどの恐れがある。旧3町の住民は現状維持を求めて連合組織を結成し、抗議集会や市役所へのデモ行進を展開する予定だ。【高橋和夫】
 線引きは都市計画法に基づくもので、無秩序な市街地の拡大を防ぎ、人口増に伴う乱開発を抑制する狙いがある。人口が減り続け、市街地の拡大も想定できない旧3町には導入されていなかった。しかし、相模原市は合併後、政令市移行の条件整備として旧3町の線引きを計画した。
 線引きが行われると、市街化区域となった農地は宅地並みに課税され、固定資産税が増税になるほか、新たに都市計画税が課税される。市街化調整区域に編入された土地は宅地などの開発が難しくなるため、資産価値が大きく下落する。相続税が大幅に増える事態も想定され、住民の不安感が広がっている。
 宅地と農地が混在する旧3町は、水源地のため工場の立地が難しく、人口が減り続け高齢化率も高い。市は昨秋から住民説明会を開いてきたが、「増税につながる線引きが行われるなら、合併に賛成しなかった。政令市移行の条件なら、政令市にならなくていい」と強い反対意見が続出した。
 旧3町のうち相模湖町では千木良、与瀬戸両地区で既に住民自らが研究会を組織。津久井町鳥屋地区でも19日に「検討協議会」(仮称)が設立され、藤野町でも反対組織の準備が進められている。
 千木良地区住民組織の代表で、元相模湖町議の石井信夫さん(69)は「増税は苦しい。線引きを先送りして現行制度を維持する“1国2制度”や、激変緩和の特別な配慮をしてほしい」と話している。

3月18日朝刊
最終更新:3月18日14時1分

3654とはずがたり:2008/03/23(日) 16:23:48
<東海・甲信越>長野県
>>3652
なるほどこう云う経緯か。こういういい加減な村を無くすのが一つの目的ではあるが,その過程で村民が目覚めて意識が高まると合併そのものへの懐疑も芽生えてくる感じもしますな。
阿智+浪合+清内路でも未だ未だ小さいので合併後も村民参加の村作りに励んで欲しいものではある。

しんそう−深層・真相・心想:解説編 清内路村と阿智村合併協議、佳境に /長野
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080316-00000065-mailo-l20
3月16日11時1分配信 毎日新聞
 ◇実現に十分な議論を
 清内路村と阿智村の合併協議が佳境に入っている。不祥事と財政難に苦しんだ清内路村は「血の出るような努力を積み重ねてきた」(桜井久江村長)という再建を進め、阿智村との合併準備を進めてきた。両村は2月上旬に任意合併協議会を設立し、新村の新しい設計図づくりを進めている。【仲村隆】
 「これ以上続けていく自信がない」。阿智村の岡庭一雄村長は声を荒らげた。清内路村の桜井村長は「さまざまな意見を出して議論していくのがこの場所のはず」と食い下がった。13日、清内路村で開かれた3回目の任意合併協議会の席上で合併後の清内路村の役場支所をめぐる激しい議論が続いた。暫定措置で5年間の支所設置と4人の職員の配置を求めた清内路村の主張に対し、阿智村からは異論が出た。
 清内路村との合併に慎重な姿勢を見せていた阿智村の岡庭村長が一転して合併に向けて動き始めたのは、2月上旬に同村議会が合併協議を認める結論を出したことから。すぐに任意合併協議会の設置に動いた。
 03年10月。農業集落排水事業で過払いや二重払いなどのずさんな会計処理が発覚した清内路村。国から6200万円の繰り上げ償還を求められたほか、約30億円以上の借金を抱える厳しい財政状況も明らかになり、原満征・前村長は翌年7月に辞職した。
 村の再建にあたったのは阿智村との合併を公約として同年8月の村長選で当選した桜井村長だった。村長給与2割カットなど財政再建を推し進めた。村民も職員削減となった村役場をサポートする「役場応援団」を組織して村道などの修繕などを行うなど、行政と住民が協力して再建に力を尽くしてきた。桜井村長就任直後に失敗した阿智村との合併への試みへの動きも再開。06年2月に発足した村合併問題研究会で、合併協議を求める報告書が出された。村は07年6月に阿智村へ合併協議を申し入れた。
 両村公民館主催で3月7日に開かれた住民意見交換会では、清内路の参加者から合併に対して慎重な意見が相次いだ。清内路村のある参加者は「阿智村主導で急ピッチで進んでいく合併論議に不安を感じた」と訴える。
 任意合併協議会では、これまでに清内路村を編入とする合併方式の決定や合併期日を09年3月31日とするなど大枠だけでなく、住所表記、福祉サービス、ごみ収集方法など事務事業40項目についての協議が進んだ。任意合併協議会での議論は27日の4回目でまとめ、その後4月以降住民への説明を経て両村での住民意向調査などの方法で意思確認が行われた上で法定合併協議会に移る予定だ。
 阿智村が合併手続きを急ぐのも新合併特例法の優遇措置がより多い08年度末までの合併を視野に入れているため。06年1月に旧浪合村と合併し、さらに清内路村を合併することは阿智村の台所にとって重荷になることも事実だ。
 合併議論の進め方について桜井村長は「清内路が生き残りのためには合併しかないが、新しい村のあるべき姿をきちんと住民に説明することが大事」と話す。合併議論で両村住民にとって必要なのは新村の詳細な設計図と十分な議論であると言えるのではないか。

3月16日朝刊
最終更新:3月19日12時48分

3655とはずがたり:2008/03/23(日) 16:32:22
<北陸・甲信越>長野県

俺の<>内の区分でも感じられるけど長野県は北半分は北陸と南半分は東海と道州制では分割するのが自然に思えるが,まさに康夫が嫌がってたのはそれであるな。松本vs上田後長野の構図があるから仕方がないと思うけど。
松本を北陸に入れるとなると筑摩県繋がりで飛弾も(郡上辺り迄も?)北陸に入れた方が自然?少なくとも木曽は美濃へ返還しても良いし伊那は三遠と一緒にやれるのではないか?
亦は中央州として飛弾・信濃・甲斐3国で新州形成でも可。その際は州都は地理的に松本だな。

其れは兎も角>>3628>>3637の続報。あんま遅くなると幸手みたいに長野市に入れて貰えなくなるけど,其れが狙いか?

市町村合併:是非問う住民投票、6月に 小川村議会で可決 /長野
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20080322ddlk20010399000c.html

 長野市との合併の是非を問う住民投票を求める条例案が村当局と議員の双方から提出されていた小川村議会は21日、村当局の条例案を賛成多数で可決し、閉会した。これを受け、村側の提案通り、6月に住民投票が実施される方針となった。

 今月6日に開会した村議会では、条例案を巡って村当局と議員が異なる提案を提出した。村側は4月1日以降、90日以内に住民投票を行うとし、議員側は早期合併を求めて4月13日投票を提案していた。

 この日の裁決の結果、8対2の賛成多数で村側の条例案が可決された。大日方茂木村長は「地区懇談会で住民の皆さんと日程の協議をしながら、6月定例会前に投票をして決めたい」と述べた。一方、合併相手の長野市の鷲沢正一市長は「村議会が決めたことで、私がコメントする必要はない。現在は信州新町と中条村との合併に向けて、粛々と進めていく」と話している。【谷多由、藤原章博】

毎日新聞 2008年3月22日

3656とはずがたり:2008/03/23(日) 16:34:29
<東海・甲信越>山梨県

将来的には市川五郷市となるのかねぇ

市町村合併:鰍沢町長「特例法の期限内に」 増穂町長「2町合併は通過点」 /山梨
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080311-00000106-mailo-l19
3月11日13時2分配信 毎日新聞

 2町での合併の可能性が浮上している増穂と鰍沢の両町長が10日、それぞれの町議会で合併について言及した。石川洋司・鰍沢町長は「2町合併を新合併特例法の期限(10年3月末)内で行いたい」と明言。志村学・増穂町長は「鰍沢町との合併は公約違反ではないか」との質問を受けるなど、2町合併に向けて同町がまとまれるかが鍵を握りそうだ。
 志村町長は昨年7月、3町合併を訴え初当選。この日は「鰍沢との合併は通過点」と答え、将来的には市川三郷町を交えた3町合併を目指す姿勢を改めて示した。町議からは、合併新法のメリットを受けられなくなることを懸念する意見が出たが、志村町長は「余り時間がない」と述べるにとどまった。
 石川町長は、4月から総務課職員の増員による「行政調整係」の設置を表明して、2町合併に備えていると答弁。増穂町が前町長時代、南アルプス市との合併を目指し、石川町長との合併議論に乗ってこなかったことを挙げ、「今回は十分意思疎通していきたい」と漏らした。【吉見裕都、沢田勇】

3月11日朝刊
最終更新:3月11日13時2分

3657とはずがたり:2008/03/23(日) 16:34:52
<中国・四国>愛媛県

揉めに揉めた松野町だが。。

鬼北町・松野町合併 協議会設置案を可決 愛媛
2008.3.11 04:35
http://sankei.jp.msn.com/region/shikoku/ehime/080311/ehm0803110436000-n1.htm

 合併を進める愛媛県の鬼北町と松野町の3月定例議会が、10日開会し、両町議会に提案された「鬼北町・松野町合併協議会設置」案について、鬼北町は全会一致で、松野町は賛成多数で、同案をそれぞれ可決した。

 両町は昨年8月、事務レベルでの「合併対策室」を合同で設置し、双方の町の事務や行財政状況の実態などを調べ、各種の調整などに役立てる現状把握を行ってきた。

 議案の可決を踏まえ、同協議会は4月1日に設置される。事務所は鬼北町の町民会館に置かれる。対策室事務局によると、今月中に協議会の委員を選任し、4月中には初会合を持ちたいという。

 採決の結果について、鬼北町の松浦甚一町長は「全体の空気は協議会を立ち上げ、本音で議論すべきだという結果です」。松野町の岡武男町長は「土地改良区の滞納金など、松野町の問題は合併までに整理をつけていきたい」と話していた。

 松野町は「平成の合併」で合併先をめぐって町議会が混乱。議会内の“議員派閥”の対立を背景に、首長リコールや議会解散、住民投票などを繰り返していた。県も両町合併に向けて支援に乗り出しているが、協議会の設置で事態は両町合併に向けて大きく前進した。

3658とはずがたり:2008/03/23(日) 16:36:51
<首都圏>埼玉県

市町村合併:川口市長、鳩ケ谷市と2市合併に前向き−−議会答弁で /埼玉
http://mainichi.jp/area/saitama/news/20080312ddlk11010132000c.html

 川口市の岡村幸四郎市長は11日の3月市議会本会議で、鳩ケ谷市との合併について「白紙の状態に変わりはないが、自民党市議団を代表しての提言を真摯(しんし)に受け止めたい」と、2市合併に前向きに取り組む姿勢を示した。豊田満議員(自民)の質問に答えた。

 岡村市長は「最も望ましい戸田、蕨、鳩ケ谷との4市合併はハードルが高い。できることから取り組んでいくのも選択肢の一つ。さまざまな状況の変化を認識している」と語った。【森国郎】

毎日新聞 2008年3月12日

市町村合併:鳩ケ谷市長、川口市と協議を今年中に申し入れ /埼玉
http://mainichi.jp/area/saitama/news/20080315ddlk11010030000c.html

 鳩ケ谷市の木下達則市長は14日の市議会で「川口市への合併協議の申し入れ時期を08年中にしたいと考えている。合併推進市民の会などと連携して、市民の意識を高めていきたい」と語った。熊井初雄議員(市民クラブ)の一般質問に答えた。

 木下市長は「(11日の川口市議会で)岡村幸四郎市長から、合併に前向きな、また、展望を感じる答弁がなされた」と述べた。【森国郎】

毎日新聞 2008年3月15日

3659とはずがたり:2008/03/23(日) 16:38:24
<九州・沖縄>福岡県

古賀市が積極的なのか〜。

市町村合併:古賀市・福津市・新宮町、合併シンポ開催 /福岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080323-00000176-mailo-l40
3月23日14時0分配信 毎日新聞

 ◇推進プロジェクトチーム発足へ
 古賀、福津両市と新宮町の2市1町の枠組みによる合併を提言している古賀市は22日、市中央公民館で「合併シンポジウム」を開いた。古賀市の中村隆象市長は4月から経営企画課内に「合併推進プロジェクトチーム」を発足させることを明らかにした。
 2市1町から約130人が参加。中村市長は「今なぜ、古賀・福津・新宮の合併なのか」を提言。「地方分権の進展と道州制の受け皿となるためにも歴史的、風土的なつながりが深い2市1町が合併して体制を整える必要がある」と強調した。
 続いて、北九州市立大都市政策研究所の南博准教授が「市町村合併と今後のまちづくり」と題して講演。「組織や財政基盤の強化などが期待できるが、バラ色の未来が開けるわけではない。国や県を上手に利用する視点が必要だ」と話した。
 最後に、中村市長と南准教授が「地方分権と市町村合併」を題して対談。中村市長は「道州制を支えるため合併の実現に全力を注ぎたい」と決意を述べた。南准教授は「地域の将来像、住民サービスなどについて具体的な議論をすることが大切だ」と語った。
 合併については昨年7月に中村市長が、福津市の池浦順文市長と新宮町の中野昌昭町長に提言書を提出。池浦市長、中野町長は消極的な姿勢を示している。【中原剛】
〔福岡都市圏版〕
3月23日朝刊

3660とはずがたり:2008/03/23(日) 16:39:49
<中国・四国>島根県

斐川町の消防委託:出雲市、業務受託延長で正式に協定 合併協議の懸案解決 /島根
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080320-00000316-mailo-l32
3月20日18時1分配信 毎日新聞

 ◇「広域連携推進研」27日、発足
 斐川町が出雲市へ委託している消防業務の期限が21日に期限切れになるのを前に、出雲市と斐川町は19日、今後3年以内の継続延長を行う協定書を締結した。
 この日は、勝部勝明・斐川町長が出雲市役所を訪問。今岡一朗・市議会議長や岡田征記・町議会議長らの立ち会いのもと、協定書に調印した。
 今回締結した協定書では、受委託期間が「3年以内」となっており、期間は08年3月22日から11年3月21日までとなる。町の市への消防事務委託費は約2億7000万円(08年度)。
 西尾理弘・出雲市長は「歴史的な誓約書を取り交わした。期限が3年ということで重い意味を持つが、互いに念頭に置いて頑張りたい」と話した。勝部町長は「大変ありがたく思っている」と話した。
 町の消防事務委託については、斐川町が新出雲市の合併協議離脱以降、最大の懸案事項となっていたが、今回の延長によって当面の間の解決がはかられたことになる。
 勝部町長は「消防業務だけでなくごみ処理などの業務も出雲市へ委託しており、この実態を含めて町の今後をよく考えていきたい」と話しており、3年以後の消防事務については、市との合併も含めて3年間に方向性を出す意向だ。27日には市と町とで「広域連携推進研究会」を発足させて、まずは広域連携のあり方について検討を重ねることとなる。
 勝部町長は、この研究会なども踏まえ、夏には住民説明会、秋ごろには合併についての町民アンケートも実施する予定。【細川貴代】

3月20日朝刊
最終更新:3月20日18時1分

3661とはずがたり:2008/03/23(日) 16:42:44
<首都圏・甲信越>

東京都との合併と云う表現はよく判らないけど(都への編入なのか都下の市町村との合併なのか?),甲州市への編入よりは夢があるかも知れない。ハードルは高そうだがやってみても良いではないか。

市町村合併:甲州市との合併に反対の丹波山村住民、村長に公開質問状 /山梨
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080311-00000107-mailo-l19
3月11日13時2分配信 毎日新聞

 甲州市との合併に反対する丹波山村の住民5人がこのほど、岡部政幸村長に6項目の公開質問状を提出した。岡部村長は「質問内容を吟味して説明していきたい」としたが、合併推進の方針に変わりはないとした。
 この日は、元村議の木下喜松さん(92)と代理人の関本立美弁護士が同役場を訪問。質問は▽合併構想研究協議会の答申書公開▽合併の賛否に関するアンケートや住民投票の実施▽村が約束した地区別説明会の開催――など6項目で、回答を求めた。質問状で「村民の意向が明らかでない段階で、甲州市との合併とその時期を決めて進めることは問題」と指摘した。
 申し入れ後、岡部村長は「住民の合意は得られていると確信している」と述べた。一方、木下さんは東京都との合併が最善との考えで、「甲州市と合併すれば村から医者がいなくなり、バスもどうなるか分からない」と危機感を示し、住民投票などの実施を訴えた。【中西啓介】

3月11日朝刊
最終更新:3月11日13時2分

3662とはずがたり:2008/03/23(日) 16:44:20
<東海・甲信越>山梨県

>>3656の前の記事

増穂、鰍沢町が先行合併へ 山梨県
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080228-00000016-san-l19
2月28日7時51分配信 産経新聞

 山梨県増穂町の志村学町長が、隣接する市川三郷町、鰍沢町に3町での合併を申し入れていた問題で、3町長が27日、増穂町役場で合併について話し合った。市川三郷町の久保真一町長は現段階での合併を否定したが、鰍沢町の石川洋司町長は「将来的には3町での合併が望ましいが、増穂町との先行合併も考えていきたい」と語った。

 市川三郷町は平成17年に合併で誕生したこともあり、久保町長は「合併したばかりで今すぐに合併は無理だ。民意も大切であり、少し時間がほしい」と話した。また志村町長は「鰍沢町と段階的に合併し、最終的に3町で市を目指したい」と述べた。

最終更新:2月28日7時51分

3663とはずがたり:2008/03/23(日) 16:46:04
<中国・四国>島根県

>>3660の前の記事

消防継続 合併の道探る?*'08/2/6
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200802060018.html

 島根県斐川町の消防・救急業務の受委託問題で、出雲市が5日、町側に伝えた「3年以内の委託継続」の方針は、期限設定こそ同じだが、3年前の合意とは趣が異なる。両市町のトップはともに合併推進が持論。「出雲の國広域連携推進研究会」の早期設置を確認し、合併への足掛かりを探る構えをにじませた。ただ、互いに議会との立場の違いを抱えており、期限内の問題解消には曲折が予想される。

 「相互理解を深める」「信頼関係をつくる」。市役所での会談後、記者会見した西尾理弘市長と勝部勝明町長は、互いの隣に座った今岡一朗市議会議長と岡田征記町議会議長に配慮するかのように合併への思いを封印した。

 西尾市長は、委託継続に向けた市議会との調整過程で、「合併するなら対等合併でやる」との見解を表明。危機的な財政事情を抱える斐川町との合併に慎重論も漏れ始めた議会側との温度差を露呈した。一方の勝部町長は、単独町制堅持を掲げる会派の所属議員で過半数を占める町議会との「ねじれ現象」にあえぐ。

3664とはずがたり:2008/03/24(月) 13:49:53
<九州・沖縄>宮崎県
>>3643

市町村合併:西諸県3市町合併協、来月に設置 小林市議会も可決 /宮崎
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20080322ddlk45010706000c.html

 小林市議会は21日、高原町、野尻町との法定合併協議会を設置する議案を22対1の賛成多数で可決した。両町議会は既に同議案を可決しており、3市町議会の議決がそろった。合併新法の期限である10年3月までの合併を視野に、4月に法定協を設置する。小林市への編入合併となる。

 堀泰一郎市長は閉会後、「新たな合併に向けて協議を進めたい」と合併推進の決意を強調。「編入合併になるので、条例などは原則として小林市のものを使うことになる。ただ、住民生活の激変緩和など、必要なものは協議会で慎重に審議する」とのコメントを発表した。

 西諸県地域では04年12月、高原、野尻両町を含む1市2町1村の法定協が事実上解散。2町の枠組みでの合併協議も破たんし、旧小林市と旧須木村だけで06年3月に対等合併した。今回の法定協設置は昨年12月、高原町と野尻町が小林市に申し入れていた。【木元六男】

毎日新聞 2008年3月22日

3665とはずがたり:2008/03/24(月) 13:57:26
<東北・北海道>岩手県

盛岡・山形(リーダーシップ発揮せず)・青森(浪岡に根強い反対)・福島と東北の県庁所在地の都市の合併は低調であるね・・

【合併第2幕】盛岡広域圏「はれ物」に
冷めた視線
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20080322-OYT8T00111.htm

滝沢ニュータウン周辺では、住民の増加とともに、子どもの数も増えている(室小路学童の保育施設で) 盛岡市のベッドタウンとして知られる滝沢ニュータウンから東へ約2キロ。岩手山のふもと、滝沢村滝沢に、放課後や休日に児童を預かる「室小路学童保育会」の施設がオープンした。初日の18日、施設を訪ねると、地元の鵜飼小学校の1、2年生8人が、園庭で砂の山を作って遊んでいた。

 「学校や病院にも近い。うれしい限りです」。息子を迎えにきた共働きの40歳代の母親は、砂遊びに夢中の我が子の姿にほほえんだ。

 ニュータウンを含む鵜飼地区の人口は、3年前には9376人だったのが、この3年で約200人も増えた。それに比例するように、ニュータウン内の学童保育クラブは、児童の登録数が100人を超えるなど、飽和状態になっていた。

 厚生労働省が2010年までに定員を70人以下にするよう、市町村に通達を出したこともあり、滝沢村は施設を増やす必要に迫られた。そうして作られたのが、室小路学童保育会だった。

 滝沢村は人口約5万3000人。「日本で最も人口の多い村」として知られる。県人口はここ数年、年に1万人ずつ減少する中、滝沢村は横ばいを維持している。「盛岡市内とさして変わらないのに、土地の価格は比較的安い。30代前半のサラリーマン層などが、念願のマイホームを滝沢に構えるケースが増えている」。ニュータウンで宅地を販売する不動産会社の担当者は、そう説明する。

 安定した人口を背景に、村財政は健全さを誇る。1人あたりの借金を表す地方債残高は約32万円(2006年度末)と、県内最少だ。財政負担が大きい公立病院などを整備しなくても、村民は、盛岡市内の施設を利用できるというベッドタウンならではの強みもある。柳村典秀村長は「住民も合併には反対。そもそも理由がない」と言い切る。

     ◇

 4月から中核市に移行する盛岡市。さらに政令市への昇格を目指し、「50万人都市」をスローガンに、滝沢など周辺4町村との合併の可能性を探る。その枠組みは、達増知事が将来的な自治体再編の基盤として思い描く「盛岡広域振興圏」とも重なり、県も合併による財政効果を盛んに宣伝する。

 しかし、その思いは4町村には必ずしも響いていない。財政的な余裕があるとはいえない紫波町の藤原孝町長ですら、「懐が苦しくなることと合併とは別次元の話」とそっけない。同町は、公共事業に民間資金や経営ノウハウを活用するPFI方式を導入するなど、独自の手法で自立の道を模索する。

 盛岡市は今、はれ物にでも触るかのような対応を余儀なくされている。谷藤裕明市長は昨年11月、4町村に共通の行政課題に関する勉強会を呼びかけた。その際にも、「合併の話はしない」と確約を迫られ、ようやく納得を得られた。これまで4回の勉強会を重ねたものの、各自治体の連携状況を報告するにとどまっている。「勉強会の結論が出るのは、いつになるのやら」。盛岡市の幹部はため息をつく。

 「北東北の拠点都市」。その道筋は見えぬままだ。

 (おわり)

(この連載は前田毅郎、林宏和、山田靖之、青木佐知子、中島幸平、東武雄が担当しました)

(2008年3月22日 読売新聞)

3666とはずがたり:2008/03/24(月) 22:33:53
<アンチ東京>

東京の一極集中を打破し東京そのものを毀していこう!ヽ(`Д´)ノ

東京都主導の大規模計画、「負の遺産」処理に1兆円
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1038805069/1556

十島のにがりピンチ 来月から出荷停止も
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1070808775/382

3667とはずがたり:2008/03/25(火) 16:01:52
<中国・四国>山口県

合併しても未だ20万にぎりぎり届かずなんだな。
松江も鳥取もそうだが中国地方は県庁所在都市が小さいね

>広大な中山間地域を有する都市構造となる。
確かに阿東町を含めると瀬戸内から日本海迄届きそうな感じである。
http://www.mapion.co.jp/html/map/web/admi35.html

山口市と阿東町、合併協議へ
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamaguchi/news/20080325-OYT8T00088.htm

 山口市の渡辺純忠市長は24日、記者会見し、阿東町からの合併協議申し入れについて「(両市町で)協議の場を設け、街づくりの方向性など諸課題の議論を深めていきたい」と述べ、応じる考えを明らかにした。28日に阿東町を訪れ、田中祥隆町長に返答する。

 昨年1月、阿東町が山口市に合併協議を申し入れた。市は同11月に「人口30万人規模の広域県央中核都市形成を前提とした『段階合併』と位置づけ、新合併特例法期限(2009年度末)までに合併協議会を設置する必要がある」との報告書をまとめ、市民や市議会に説明していた。

 協議の場は、合併を前提とした法定協、任意協の形式はとらず、メンバーや設置時期、形態は今後検討するという。渡辺市長は「合併のメリット、デメリットを検証し、住民の合意が得られるように情報発信したい」と話している。

 合併した場合、面積約1023平方キロ、人口約19万9300人となり、広大な中山間地域を有する都市構造となる。(松枝研介)
(2008年3月25日 読売新聞)

3668とはずがたり:2008/03/25(火) 16:03:36
>>3667
阿武郡は萩を中心とした地域だが阿東町は山口線を介して山口と直結してるんですな〜。徳佐が中心集落か。
http://www.mapion.co.jp/c/f?uc=1&amp;grp=all&amp;nl=34/21/01.466&amp;el=131/37/56.756&amp;scl=500000&amp;bid=Mlink

3669とはずがたり:2008/03/25(火) 16:06:07
<東海>愛知県

北名古屋市や稲沢市とも接しているけど清須なんですねぇ。
http://www.mapion.co.jp/c/f?uc=1&amp;grp=all&amp;nl=35/13/21.049&amp;el=136/50/59.580&amp;scl=70000&amp;bid=Mlink

春日町 合併協議申し入れ
清須市、1月に住民説明会
http://chubu.yomiuri.co.jp/news_kan/kan071219_3.htm?from=goo

 春日町は18日、清須市に対し合併協議の申し入れを行った。編入合併を前提としたもので、同市では1月に住民説明会を開くなどして、受け入れるかどうかを決める。

 同市は2005年7月、西枇杷島、清洲、新川の3町が合併して誕生。春日町は3町との合併検討協議会には参加していなかったが、昨年実施した合併の賛否と合併相手を問う住民アンケートで約8割が合併を望み、相手先は清須市が56%と最多を占めた。

 このため、同町議会は昨年12月、同市との合併協議を求める決議を全会一致で決めた。今年に入ってからは両市町間で、地域の行政課題などについて話し合いを進めてきた。

 この日は河合幹雄・春日町長らが清須市役所を訪れ、合併協議を申し入れた。これに対し、加藤静治・清須市長は「地域全体にとってさらなる発展を目指すよい機会。市民の意見を聞くなどしたうえで、適切な判断をしたい」と述べた。
(2007年12月19日 読売新聞)

3670とはずがたり:2008/03/25(火) 16:13:52
<東海・甲信越>長野県
>>3652 >>3654

合併で住民投票条例案を可決 清内路
http://www.shinmai.co.jp/news/20080325/KT080324ATI090029000022.htm
3月25日(火)

 下伊那郡清内路村議会は24日の3月定例会本会議で、同郡阿智村との合併の是非を問う住民投票条例案を全会一致で可決した。議会側は議員提案の方針を示していたが、桜井久江村長の判断で村提案とした。

 投票日については、議会側がこれまで「4月中」との見方を示していたが、野村健司副村長はこの日、5月中となる可能性を示した。

 投票の対象は18歳以上の村民で、村によると約600人。合併について賛成か反対に丸を付ける方式で行い、投票率50%以上で成立とする。

 両村の任意合併協議会は27日に最終の会合を開く予定。清内路村と議会は共同で4月中ごろから、任意協の合意内容について住民説明会を開き、その上で投票を実施する予定だ。野村副村長は「住民に十分な情報を提供するためには、説明に2週間程度必要になる」とした。

 桜井村長は採決後のあいさつで、村提案とした理由を「議会からの強い要請もあり、3年余の私の村政を問う信任投票でもあると思い決意した」と説明。「力を一つに合わせて阿智村に結果を示し、合併を実現させたい」と強調した。

3671とはずがたり:2008/03/27(木) 20:36:17
ほら早川町しかあるまいて。でもなーんかぬるい町名になりそーなよかーん。。

新町名:シャープの液晶工場進出で公募 堺市
http://mainichi.jp/select/biz/news/20080328k0000m040041000c.html

 大阪・堺市は27日、シャープが液晶パネル工場を建設する堺区築港八幡町について、町名変更することを決め、進出エリアの新町名を公募すると発表した。大阪府池田市が、ダイハツ工業の進出後、町名を「ダイハツ町」に変更した例はあるが、堺市は「特定の企業名や商品名は無効」としている。

 応募期間は4月1〜22日。有識者の選考委員会で検討し、市議会の議決を経て10月に告示する。町名とその理由、連絡先などを書いて、〒590−0078 堺市堺区南瓦町3の1、市区画整理課町名募集担当(072・228・8473)まで。採用者には商品券10万円を進呈する。

毎日新聞 2008年3月27日 19時18分

3672とはずがたり:2008/03/29(土) 03:17:53
<近畿>大阪府

選挙:千早赤阪村長選 松本氏、再選へ立候補を表明 /大阪
http://mainichi.jp/area/osaka/news/20080327ddlk27010653000c.html

 河内長野市との合併協議を進める千早赤阪村の松本昌親村長(68)は26日、7月15日に任期満了を迎える村長選に再選を目指して立候補する意向を表明した。村議会の一般質問に答え「最後まで責任を持って合併を見届けるため、引き続き村政を担うことが使命」と述べた。

 両市村は、今月6日に合併協議会を設置。松本村長は答弁の中で「任期までに合併が成就する保証はない。地域の将来や村民の幸福のために、背水の陣で合併を推し進めたい」と決意を語った。

 松本村長は村議3期を務め、04年7月に無投票で初当選。同村長選での立候補表明は松本村長が初めて。【立石信夫】

3673とはずがたり:2008/03/30(日) 04:52:41
<九州・沖縄>熊本県
>>3625-3626

地域のニュース
2008年3月26日 06:45
合併任意協が実質審議入り 熊本・城南
ttp://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20080326200002&cid=main

 熊本市と下益城郡城南町の合併任意協議会は二十五日、熊本市のホテルで第二回会合を開き、合併後の事務・事業の取り扱い方針について実質的な審議に入った。

 任意協は法定協議会の前段階。両市町が合併した場合の事務や事業がどうなるかについて方針を出す。正式な議論の場である法定協に移れば、合併協定項目として協議する。

 調整が必要となるのは約七百項目。企画財政や市民生活など十の作業部会が調整の方針を作成。両市町長らでつくる協議会で主な項目を検討する。

 第二回会合では幸山政史熊本市長、八幡紀雄町長ら二十一人が出席し、総務など四部会関係の二十九項目に関する方針を承認した。このうち城南町域の消防事務については、合併後当分の間、宇城広域連合に加入し、脱退後、熊本市と同等の体制とする。入札事務については、条件付き一般競争入札の予定価格が大きく異なることなどから、今後協議する。

 上水道の未普及地区への整備については、城南町側が「町の希望を最大限受け入れてほしい」と要望。「城南町の意向を踏まえて」との文言を追加、修正した。

 任意協は今後、四回開催する予定で、次回は城南町で四月下旬に開く。(福井一基)

3674とはずがたり:2008/03/30(日) 04:53:54
<東海>静岡県
>>3620

南伊豆地区の合併問題:合併協求め住民発議へ 松崎町で近く署名活動 /静岡
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20080326ddlk22010073000c.html

 松崎町議会が南伊豆地区1市3町(下田市、松崎、南伊豆、河津町)の枠組みでの合併協設置議案を2回否決した問題で、松崎町で合併協設置を求める住民発議の動きが始まった。

 25日、同町岩地、民宿業、斎藤省一さん(66)が、発議に必要な署名活動の準備として、深沢進町長に「請求代表者証明書」の交付申請を行った。

 合併新法によると、同町の有権者の50分の1以上の署名が集まれば、町議会は合併協設置について審議することになる。同町の3月2日現在の選挙人名簿登録者数は7049人のため、141人の署名が必要。斎藤さんは早急に活動を開始する方針。

 斎藤さんは今月10日、合併協の設置を求める3424人の署名を深沢町長に提出したが、設置議案は18日の臨時議会で再度否決された。斎藤さんは「話し合いの場である合併協を設置し、町民ぐるみで合併問題を考えたい。今度また議会が否決すれば、議会の解散を求める運動も辞さない」と話している。【中村隆】

毎日新聞 2008年3月26日 地方版

3675とはずがたり:2008/03/30(日) 04:58:29
<首都圏・甲信越>
此迄山梨県・長野県は甲信越・甲信と東海・北陸を組み合わせたり首都圏としたりしてきた。
併し東海甲信越,北陸甲信越と云うのは据わりが良いけど首都圏甲信越とは余り云わないね。云うなら関東甲信越か。別の言い方だと関東東山とかかね。

甲州市:「地域自治区」を廃止 合併3市町村の特色反映目指したが /山梨
http://mainichi.jp/area/yamanashi/news/20080326ddlk19010009000c.html
 ◇市長「意見上がらず」−−市議会可決

 甲州市は3月定例議会最終日の25日、05年に合併した旧3市町村の特色を新市政に反映させようと、新市誕生時に設置した「地域自治区」廃止条例案を提出し、賛成10、反対8の小差で可決された。今回の議決で、県内で唯一置かれていた3地区ごとの地域協議会も廃止される。田辺篤市長は「協議会から意見が上がってくることもなかった」と話すが、ある市議は「市に協議会の意見を吸い上げる意識がなかった。2年での廃止は拙速」と批判した。【中西啓介】

 市によると、合併時の05年11月、塩山、勝沼、大和の旧市町村ごとに同区を導入。06年度からは、各地区の推薦や公募などで選ばれた市民計49人が委員を務める地域協議会を年5回程度開き、市の総合計画や予算などを審議してきた。

 しかし、協議会発足当初から政策の決定権がないことなどから議論は低調。全委員を対象にしたアンケートを2月に実施したところ、「市が設置する審議会や区長会で足りるのでは」など廃止を求める意見が多かった。

 07年度末で委員の任期が切れるため、市は25日、同区廃止の条例案を提案。合併条件に同区制度の導入を掲げた旧勝沼町選出の市議は「廃止は時期尚早で、議会での議論が必要」などの意見を述べ、採決では5人(議長除く)のうち1人が棄権、4人が反対した。
 ◇市内13地区で市民と対話懇−−市長08年度から

 一方、田辺市長は08年度から、市内13地区で市民との直接対話を行う市民懇談会を開くことを明らかにした。これに伴って市議会は、08年度一般会計当初予算案(149億3400万円)から、地域協議会事業費約127万円を削減するとともに、市民懇談会経費約26万円を計上した08年度補正予算案など47議案を可決・承認し、閉会した。
==============
 ■視点
 ◇「政策に決定権なく」 地域協委員から疑問の声
 「市の政策に対する決定権がなく、協議内容が市に聞き入れられることもなかった」−−。3地区の地域協議会委員は、取材に対し口をそろえたように、会の存在意義について疑問を呈した。

 決定権のない協議会の役割については、発足当初から「何をするのか」と疑問を持つ委員や住民が多く、市側も住民の要望把握に向けて積極的に活用する姿勢を欠いていた。

 協議会導入を求めた旧勝沼町の男性委員は「合併について言いたい放題の文句を言うだけ」と述懐し、市に要望することはほとんどなかったという。塩山地域の男性委員はある程度の存在感はあったとしたが、「協議会があると合併のしこりが助長される可能性があると思う。今が廃止の潮時では」と話す。

 本庁舎と離れており、合併への不安が強かった旧大和村の男性委員は、乳幼児検診の地元実施などを協議したが、市から反応はなく不信感があったという。男性は「今後、どうやって地区の意見を市に上げるのか不安だ」と述べるが、目配りの利いた市政がより一層求められる。【中西啓介】

毎日新聞 2008年3月26日 地方版

3676名無しさん:2008/03/30(日) 11:37:12
>>3675
首都圏の定義は、首都圏整備法の対象である関東1都6県+山梨県、とするのが一般的です
つまり、首都圏と甲信越では双方に山梨県が含まれてしまいます
それ故、関東甲信越との括りが一般的なのでしょう

3677とはずがたり:2008/03/30(日) 18:18:45
<近畿>大阪府

大阪・千早赤阪村 合併で住民説明会
2008.3.30 02:20
http://sankei.jp.msn.com/region/kinki/osaka/080330/osk0803300221000-n1.htm

 河内長野市との合併に向けて、千早赤阪村で今月24日から始まった松本昌親村長による住民説明会は全6回のうち4回が終わった。村は合併で村内の一部公共施設が廃止される可能性を示した一方、市の制度で行政サービスを行った場合、介護保険料や水道料金などが安くなるメリットを説明。村民は合併の現実を直視しながらも公共施設の存廃など先行きへの不安を募らせている。 (勝田康三)

 24日夜、赤阪小体育館で開かれた説明会。松本村長は冒頭、「昨年の説明会以来、大変な心配と不安を与えたことにおわびします」と陳謝したあと、「村が地域として生き残るためには河内長野市との合併しかない」と改めて強調した。

 その後、担当職員がこれまでの経緯や、平成24年度には財政再生団体転落ラインに陥る可能性があるという財政収支見通し、村内の公共施設の存廃、新市誕生までの手続き、合併協での協議内容などを説明。そのなかで村と市の住民サービスを比較した一覧表が今回初めて公表された。

 それによると、国民健康保険の保険料や介護保険料、水道料金、幼稚園・保育料、学校給食費も村が市より割高になる。健康診査も市が基本検診で無料なのに対し、村は有料で各種がんの検査でも別に費用が必要なことが示された。担当者は「村が市へ編入合併を要請していることから市の制度に合わせることが原則」と説明。合併した場合、村民の負担が軽減される可能性を示した。

 質疑応答では男性が「合併には反対だが、村長は住民が納得できる結果を出してほしい」と訴えると、会場から拍手がわき起こった。村民の関心は、不便な市中心部への交通アクセスや合併の時期、府の財政支援に集まったが、合併後の村の先行きを不安視する様子がうかがえた。

 松本村長は「村が赤字になって地獄絵図を見るのは嫌。合併以外に道はない」と感情を表に出して現状を訴えたうえで、「合併で村内の施設が幾分クローズすることになっても合理化の一つ。ご容赦願いたいと思って協議を進めている」と理解を求めた。

 これまで4回の説明会に計400人以上が出席。村は村民の意見を反映させるため合併協議会で主張していく方針だ。

 住民説明会は30日と4月5日にも開かれる。

3678とはずがたり:2008/03/30(日) 19:07:02
<東海>静岡県

湖西に新居を編入 任意協で両首長が合併方針を発表
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20080329/CK2008032802099353.html
2008年3月29日

 市町合併を目指している湖西市と新居町は28日、湖西市に新居町を編入する形で合併する方針を基本に協議を進めていくことを明らかにした。

 市健康福祉センターで開かれた同日の第1回任意合併協議会に先立ち、三上元(はじめ)市長と中嶋正夫町長が記者会見して表明した。

 町長は「新居町から合併をお願いした経緯や人口規模、財政基盤などから、規模の大きな湖西市に合わせるのが妥当であると考え、こちらから編入合併を申し入れた」と説明した。

 市長は「気持ちの上では対等で協議を進めていく。浜名湖西岸地域のまちとして、さらなる発展を目指して協議を進めていきたい」と合併実現への期待を示した。

 任意協は会長の宮崎隆広副市長、副会長の白井学副町長をはじめ、両市町の教育長、幹部職員ら委員8人と事務局が出席した。財政シミュレーションなど今後の協議予定などを話し合い、合併特例新法の期限の2010年3月末を念頭に、協議を進めることを確認した。

 両市町は5月まであと3回の任意協を経て、ともに議会6月定例会に法定合併協議会設置議案を提案、議決を経て7月の法定協設置を目指す。

3679とはずがたり:2008/03/30(日) 19:09:00
<東海・甲信越>山梨県

増穂町裏金問題:議会責任、一切触れず 全協で決定 「めちゃくちゃ」の声 /山梨
http://mainichi.jp/area/yamanashi/news/20080329ddlk19040106000c.html

 増穂町議会は28日、裏金問題を議題にした全員協議会(全協)を開き、議会が作成する報告書で、議員選出の町監査委員がいるにもかかわらず問題を長年放置してきた議会の責任や、再発防止策に一切触れないことを決めた。裏金発覚の経緯と監査委員による監査結果をつけるだけの内容にとどめた報告書作成に、町議からは「めちゃくちゃな結論だ」と批判の声が上がった。

 全協は非公開で開かれ、永井寛子議長が報告書に盛り込むべき議会の責任や町執行部に対する再発防止策を意見として出すよう求めた。これに対し、3月定例議会で特別委員会の設置を提案していた斉藤欽也町議が反発し、「これでは町民に対し議会が(直接)調査したかのような印象を与える欺まん行為」と主張。発覚の経緯と監査結果のみを報告すべきだと提案した。

 一部の町議からは「町民の納得が得られない」などの意見が出たが、賛成9、反対4で斉藤町議が唱えた報告書案が可決された。町議会は5月9日開催予定の議会報告会で、報告書を基に裏金問題に関する説明を町民に行うという。

 取材に、斉藤町議は「まさか『これでいいです』と(過半数の)議員が同調するとは思わなかった」と答えた。

 反対した町議は「特別委の設置が否決されたことと、議会の責任は別問題。議会として反省することはないということでは町民の納得は得られない」と憤った。
 ◇鰍沢と合併議題に−−町議会

 一方、町議会は28日、市町村合併特別委員会(秋山由正委員長)を開いて、財政状況に関するデータの提出を鰍沢町に求めることを決定。来月開催予定の次回委員会で、同町との法定合併協議会の設置の是非を検討するとした。【中西啓介】

毎日新聞 2008年3月29日 地方版

3680とはずがたり:2008/03/30(日) 19:17:11
>>3676
そうですね。法律で首都圏の範囲がそうきめられてますもんね。
個人的な語感だけだろ首都圏が東京への通勤圏という感じで捉えると東京・神奈川・千葉・埼玉とその隣接部である山梨県東部・茨城県南部ぐらいまで,JRで云うと土浦・久喜(古河)・熊谷・寄居・大月・沼津(熱海)で囲われた範囲ぐらいの印象なんですけどね。
で,関東東山が首都圏の外側を包摂する感じで。。
でも法律上は関東東山≒首都圏と云う感じですね。

3681とはずがたり:2008/03/30(日) 19:30:37
<中国・四国>山口県

早く入れてあげるべし。
此処が片付くと美祢も実現したし後は阿武町+萩市・周南市+下松市・熊毛郡+柳井市or光市・岩国市+和木町辺り。

山口市・阿東町 法定協にせず合併協議
来月からまちづくり方向など
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamaguchi/news/20080328-OYT8T00727.htm

 山口市の渡辺純忠市長と阿東町の田中祥隆町長は28日、同町役場で記者会見し、4月にも両市町の行政、議会関係者が集まり、合併に関した協議を始めることを明らかにした。ただ、合併を前提とした法定合併協議会の形式はとらず、まちづくりの方向性など諸課題の協議を深めていくという。

 昨年1月に田中町長から合併協議の申し入れを受けた渡辺市長がこの日、「両市町による協議の場を設ける」と回答。その後、両首長と両議会の議長がそろって会見したが、合併に対する考えには微妙な温度差が出た。

 田中町長は「山口市と日常生活圏は完全に一体となっており、合併することへの町民の違和感は少ないと思う。早い時期の実現を希望する」と期待感を示した。

 一方、渡辺市長は「(合併に向けて)市民に理解をしてもらう時間が必要。無理やりに進めるのではなく、機運が大事だ」と述べた。
(2008年3月29日 読売新聞)

3682とはずがたり:2008/03/30(日) 19:32:52
<東海>愛知県
>>3535>>3669

清須の真価
春日町合併 大きな障害なし
きょう19日とあす20日住民説明会
http://chubu.yomiuri.co.jp/news_kan/kiyosu/kiyosu080119.htm?from=goo

 「多くの町民が清須市との合併を強く望んでいる。何とかお願いしたい」
 昨年12月18日。清須市役所で、加藤静治市長らを前に春日町の河合幹雄町長は真剣な面持ちで言葉に力を込めた。旧3町が合併して誕生した清須市が、3年目を迎える前に持ち上がった新たな合併話だ。

 元々、地域のつながりは強い。両市町は直線距離で4・3キロ、車で10分足らずと近接。消防や休日急病診療、ごみ処理施設や火葬場などは、一部事務組合をつくり共同で行ってきた。

 春日町は、旧3町による合併協議会には加わらなかった。町内に名古屋市との合併を模索する動きがあったためだ。動きは具体化せず、方向が定まらないまま単独での町政運営が続いてきたが、05年5月に総務省が市町村合併の基本指針を発表。合併を促す対象として「おおむね人口1万人未満の小規模市町村」などを挙げた。県の調査でも春日町(人口7770人、昨年11月1日現在)は「清須市との組み合わせを第一とすることが合理的」と指摘された。

 町は一昨年末、合併の賛否と相手を問う住民アンケートを行った。「合併した方がよい」との回答が79・7%。相手は清須市が56・1%。「明確な民意が示された」(河合町長)。町議会も清須市との合併協議を求める決議案を全会一致で議決した。

 昨年初め、春日町から清須市に水面下で合併協議の打診があり、両市町の事務レベルで課題を洗い直す作業が始まった。約1年間かけてまとめた「地域課題調査」では、大きな障害はないことがわかった。

 都市計画税など地方税制や水道供給体制の統一、すでに飽和状態の庁舎や公共施設など、課題がないわけではない。しかし、農地の大部分がすでに宅地に変わっている市にとって、新たな産業用地の確保が可能になるなど、「両市町の地域全体がさらなる発展を目指すうえでよい機会」(加藤市長)と積極的だ。

 市は19日と20日に住民説明会を開き、市民の反応を確認したうえで、3月議会に本格的な協議に入るための関連条例を提案する考えだ。新市に、再合併による新たな血が注ぎ込まれようとしている。新合併特例法の期限は2010年3月末だ。

 新たな合併の動き:一昨年2月に旧一宮町が編入合併し、新市として発足した豊川市に、同年3月、音羽町(人口9017人、昨年10月現在)が、同10月には御津町(同1万3790人、同)が合併を申し入れた。豊川市は15日に2町を編入し、人口約16万人の新市としてスタートした。

(2008年1月19日 読売新聞)

3683名無しさん:2008/03/30(日) 19:43:00
>>3680
とはずがたりさんは、東山=甲斐國・信濃國(山梨県・長野県)と捉えられてるのでしょうか?
私も何かでそのような概念を見た記憶はあるのですが、今調べてみると出典がはっきりしません。

wikiでは「東山地方」=長野県、山梨県、岐阜県もしくは長野県、山梨県、岐阜県北部(飛騨國)となっています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E5%B1%B1%E5%9C%B0%E6%96%B9
同じく「甲信地方」のwikiでは、
>五畿七道の東山道(とうざんどう)に因んだ名称で、東山地方と呼ぶ場合もあるが、この名称が使われる事は殆どない
との表記があります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%B2%E4%BF%A1%E5%9C%B0%E6%96%B9

現在は殆ど使われず、また飛騨や美濃を含むのが一般的であるなら、
甲信を表すのに東山と表記するのは適当ではないかもしれません。
また、法律上でも長野県は首都圏には含まれないので、
いずれにせよ、関東東山≒首都圏という捉え方だと、私は違和感を覚えますね。

3684名無しさん:2008/03/30(日) 19:52:20
蛇足ですが、東山道には甲斐國は含まれないのですね。
はじめて知りました。

とうさん‐どう〔‐ダウ〕【東山道】(大辞泉)
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&amp;p=%E6%9D%B1%E5%B1%B1%E9%81%93&amp;dtype=0&amp;dname=0na&amp;stype=0&amp;pagenum=1&amp;index=13559613048900

3685とはずがたり:2008/03/30(日) 19:54:16
>>3683
東山という場合東山道に由来しますので本来なら岐阜や滋賀から茨城ぐらい迄を指すのかもしれませんけど(東海道所属の武蔵国も元々は東山道であったし),個人的には東山と単独では余り使わず関東東山と一括りにして使った上でその内東山は「東京やなんかと関係の深い地域としての山梨県」と云う印象です。従って長野県は入らない印象です。
飽くまで印象論なんですけど。
山梨+長野を括る場合はやっぱり甲信がしっくりきますね。
伊那と遠江・三河,松本(筑摩)と飛弾,木曽と美濃など県を跨ぐ繋がりなんかもありますし,甲信地域が道州制を睨むと何処に所属するのが据わりが良いのかが近年の個人的な関心事です。

3686とはずがたり:2008/03/30(日) 20:12:29
<北関東>群馬県

市町村合併:吉井町議会、法定協設置議案を否決 斎藤町長、住民投票請求へ /群馬
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20080328ddlk10010138000c.html

 吉井町議会は26日、住民請求に基づく高崎市との法廷合併協議会設置議案を賛成6、反対8の賛成少数で否決した。斎藤軍雄町長は直後に発言を求め、4月初めにも町選挙管理委員会に、法定協議会設置の賛否を問う住民投票を請求することを明らかにした。請求があった日から40日以内に住民投票が実施される。

 実施されれば、同町の合併を問う住民投票は04年11月以来、3度目になる。【畑広志】

毎日新聞 2008年3月28日 地方版

3687とはずがたり:2008/03/30(日) 21:39:54
<東海・近畿>三重県
>>2909

市町村合併:住民投票条例案、臨時町議会で可決−−御浜町 /三重
http://mainichi.jp/area/mie/news/20080328ddlk24010706000c.html

 御浜町の臨時町議会が27日開かれ、古川弘典町長は「単独行政を継続するか、熊野市との合併を推進するか」を問う住民投票条例案と、住民投票費520万円を追加する新年度一般会計補正予算案を提案し、賛成多数で可決した。古川町長は10年3月の合併新法期限内の合併を目指しており、投票時期については「できれば6月初旬に実施したい」との意向を示した。【汐崎信之】

〔伊賀版〕
毎日新聞 2008年3月28日 地方版

3688とはずがたり:2008/03/30(日) 21:45:10
>>3684
そっか,そうなんですねぇ。。
碓氷峠とかあの辺が東山道の道筋なんか。。
じゃあ>>3685の俺の印象はかなりの間違いですね…orz
ご教授感謝でした。

3689とはずがたり:2008/03/30(日) 21:46:53

<九州・沖縄>福岡県

う〜ん,苦渋の選択なんですかね。。
>>1960では頼んだけど八女市に難色を示されたけど,考えが変わったのか,村長が替わってたのか?

市町村合併:高木・星野村長、議会発言を謝罪し推進を表明−−合併協会合 /福岡
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20080328ddlk40010479000c.html

 八女地区1市2町2村合併協議会の会合が27日、八女市内であり、高木良之・星野村長が21日の村議会で「個人的には村単独が望ましい」と発言したことについて謝罪した。高木村長の発言は、合併を前提に設置された合併協の趣旨と異なるだけに、関係者から疑問視する声が出ていた。

 この日の会合には首長ら5市町村の幹部や議員ら約30人が出席。開会冒頭、合併協会長の野田国義市長に促される形で「個人の考えとはいえ、公の場で発言したことで皆さんを不安にさせたことをおわびします」と謝罪。「調印式に向け合併を推進していく」とした。

 会合ではこのほか、役場などの扱いについて「星野、矢部両役場を支所とし、現上陽支所とあわせ、これら3支所を黒木に置く総合支所が統括する」との事務局案を承認。4月以降、5市町村別に住民説明会を開き、5月下旬から6月上旬に合併調印式を行うことも確認した。

 野田市長は「多難の協議会だったが、ようやく心が一つになった」と閉会あいさつで述べた。【丸山宗一郎】

〔筑後版〕
毎日新聞 2008年3月28日 地方版

3690荷主研究者:2008/03/31(月) 00:24:24
http://kumanichi.com/feature/gappei/machi/machi05.cfm
(5)仙台市の20年(上) 拠点性高め百万都市に成長
政令市移行後、東北地方のけん引役として活性化している宮城県仙台市の中心部

 「新市では周辺部になり、地域が寂れるのでは…」。熊本市の合併政令市論議で隣接町の住民から漏れる声の一つだ。

 一九八九(平成元)年、宮城県仙台市は三つの隣接自治体を吸収合併、政令市に移行した。それから約二十年。東北地方の拠点として成長する仙台市。そしてその中にあって旧自治体の合併地域はどう変化したか。

◇   ◇

 人口の10・6%、事業所の10・1%、実質総生産の12・8%…。東北地方に占める仙台市の割合だ。国の出先機関が軒並み立地。同市周辺を含めると、大学が十三校も集積する。「今や山形市、福島市など隣県の県庁所在地も仙台経済圏に組み込まれている」と日銀仙台支店。まさに東北経済のけん引役と言える。

 もともと東北の中枢機能を担ってきた同市だが、まちの成長に弾みをつけた要因の一つとされるのが政令市への移行だ。八四年、同問題を最重要課題に掲げた宮城県の元副知事が市長に当選すると、実現に向けた動きが加速。県市のトップ会談で協力体制が確立され、周辺自治体へのアプローチが始まった。

 当時の人口は約七十一万五千人。「将来百万人を超える見込みのある人口八十万人以上の市」という政令市の条件をクリアする必要があった。合併新法下で「七十万人程度」に緩和されているとはいえ、周辺自治体の理解を得ることが最大の課題となっている熊本市と似た状況だ。

 仙台市の場合、隣接する泉市、宮城町、秋保町との合併を実現。人口を約八十九万人とし、全国十一番目の政令市になった。市域は太平洋岸から山形県境に広がり、面積は熊本市の二・九倍に当たる約七百九十平方キロ。政令市移行後は右肩上がりで人口が増え、九九年には百万都市の仲間入り。現在は百三万人を数える。

 ◇   ◇

 「『合併したらこうなる。しなかったらこうなる』と一年半ぐらいかけ集落単位で説明会をやり、住民の理解を進めていったな」。仙台市との合併論議が沸き上がった当時を懐かしむのは合併自治体の一つだった秋保町の最後の町長、槻田信太郎さん(77)。

 同町は市南西部に位置し、昔も今も良質な温泉が出る観光地。町域は下益城郡美里町と同規模で、現在は太白区の一部だ。

 当初、合併への賛否を明確にしていなかった槻田さんだが、悩みがあった。「高層階の温泉旅館ができ、それに対応できるような消防体制が求められた。また従来型の簡易水道もどうするか悩みの種だった。整備にはお金がかかるが、町の財政力では厳しい。解決するには合併という選択がいいのではと思った」

 それから二十年余。暮らしを支える水は仙台市と同じダムを水源とする上水道に変わった。下水道整備も進展。整備率は政令市移行時の29・6%から88・6%に。温泉がある湯元地区には消防署の出張所もできた。

 「秋保出身の市議が選出されず市政への参加意識が薄れたり、住民同士の横のつながりが希薄になったりした感はあるが、温泉は『仙台の中の秋保』ということで知名度が向上。何より社会基盤整備が進んだのが大きい」と元町議の早坂隆朝さん(59)。

 旧秋保町エリアの人口は現在、四千六百人。合併当時から約四百人減ったが「合併せずにいたらもっと減っていただろう」と槻田さん。「住民から『合併は失敗だった』との声は聞かない。(好景気、右肩上がりの経済という)いいタイミングで政令市になり、仙台は全国で一番の成功例じゃないか」(前田克)

3691荷主研究者:2008/03/31(月) 00:25:13
http://kumanichi.com/feature/gappei/machi/machi06.cfm
(6)仙台市の20年(下) 合併地域に副都心も形成
仙台市との合併後、開発が進んだ泉区の市営地下鉄泉中央駅一帯。スーパーなどが並び、同市の北の「副都心」になっている

 仙台市中心部から西側に広がる青葉区。青葉山などが連なり、広瀬川が流れる区の中で、まちの表情を大きく変えたとされるのが仙台と山形を結ぶJR仙山線沿いのエリアだ。

 かつて大半が田園風景だったが、仙台市が政令市になって以降、急速に宅地化が進んだ。一帯は合併自治体の一つ、旧宮城町だった。合併時の人口約三万人は今、六万五千人余に膨らんだ。

 「合併を契機に大きく地域が発展した」と青葉区選出市議の斎藤建雄さん(61)。合併時に策定された合併建設計画に盛り込まれた下水道整備などの約束事は着実に進み、政令市移行時の整備率2・4%は92・5%に。斎藤さんは「都市化の進展で旧宮城地区の一体感が薄くなったということはあろうが、仙台市全体の中で置き去りにされたという感じはない」とみる。

◇   ◇

 「以前はまちの核がなかったが、今では地下鉄駅を拠点にすごい変わりようだ」。区役所やスーパーなどが集まる泉区の市営地下鉄泉中央駅一帯の様子を語るのは「みやぎ仙台商工会」総務課長の齋藤茂さん(54)。

 一帯をまちの顔とする泉区はもともと同じ領域で泉市を構成していた。仙台市北側のベッドタウンとして発展。人口が十四万人近くまで膨れ上がり、宮城県最大のまちだった。そこに合併論議が浮上する。

 政令市移行に必要な「人口八十万人以上」を達成するには、どうしても泉市との合併が不可欠だった。しかし、一方の泉市は伸び盛りのまち。泉市民は、「単独でやりたい」とする昔からの住民らで構成する反対派、職場や学校などが仙台市内という新住民を中心とする賛成派に割れた。

 結局、市民意識調査などで賛成派が上回り、合併を選んだ。「仙台市と一緒になって大きくなった方がまちづくりがやりやすいという判断だった」と、泉区連合町内会長協議会長の樋口稔夫さん(69)。

 その後、同区のまちづくりは旧泉市の総合計画を基に進行。投資額は旧市時代に七百二十億円程度見込まれていたというが、仙台市になって大幅に上乗せされた。投資の柱が地下鉄延伸と駅周辺の副都心化。さらに同駅から近い七北田公園の整備だった。

 市営地下鉄は一九八七(昭和六十二)年に開業。同市を南北に貫き、北の終点は旧泉市南部の八乙女駅だったが、合併後の九二年、泉中央駅が完成。七北田公園にはサッカーJ2チーム「ベガルタ仙台」のホームとして使われているスタジアムもできた。

 何かと優遇されて進む一帯のまちづくりに「旧仙台市域の住民が不満感を示すことも少なくなかった」と市政策企画課。一方で樋口さんは副都心の街並みを見つめながら感じている。「市長の存在が遠くなるといったデメリットはあるが、時間とともにまちは一体化する。合併という選択は正しかった」

◇   ◇

 政令市を目指す熊本市は、十月六日に合併する下益城郡富合町に続き、任意の合併協議会を設置した城南町や、鹿本郡植木町、上益城郡益城町との間で合併論議が具体化することに望みを託す。

 仙台市や新潟市は新市の枠組みを固め、新しいまちの方向性を住民に示しながら政令市を目指した。熊本市の場合、前提となる枠組みをまだ定められず、どんな政令市を熊本都市圏につくろうとするのか、具体像に踏み込めていない。

 熊本都市圏ビジョンに盛り込んだ政令市実現によるまちの基本目標は「九州中央の交流拠点」。これを基に具体的な地域づくり戦略、まちの未来像をどう描くか。熊本市は政令市を目指す中心都市として、住民に分かりやすい言葉で示す責任がある。(前田克)=第5部終わり

熊本日日新聞2008年2月7日朝刊

3692とはずがたり:2008/03/31(月) 01:00:44
<九州・沖縄>熊本県

市町村合併:「政令市研究会」が報告書 任意合併協設置判断へ−−益城町 /熊本
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20080328ddlk43010683000c.html

 「益城町の明日と政令指定都市を考える研究会」(会長、上野眞也熊本大教授)の3回目の会合が27日益城町であり、これまでの議論をもとに報告書をまとめた。4月2日に住永幸三郎町長に提出する。住永町長は報告書を参考に、熊本市との任意合併協議会の設置について判断するとみられる。

 研究会は熊本市と合併して政令市になった場合の将来像や問題について話し合った。報告書は、町が課題として挙げた事項のうち、県が開発を規制している第2空港線沿線開発について「合併して政令市になれば、開発許可は知事ではなく、市長が行う。関係部局と土地利用を協議しながら都市マスタープランに位置づける必要がある」と熊本市側の考えを示した。

 また、町にある空港や高速道路のインターチェンジを活用し「空と陸の玄関を生かした交通網の整備で物流や観光の拠点として経済波及効果が期待できる」などとした。

 区役所の設置場所や益城区設置の可能性なども課題として挙がったが、さらに検討するとの内容にとどまった。【伊藤奈々恵】

毎日新聞 2008年3月28日 地方版

3693とはずがたり:2008/03/31(月) 12:53:04
<中国・四国>香川県

香川は合併が進んだからなぁ。

知事答申案「新法期限内は困難」−合併推進審議会
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/administration/article.aspx?id=20080329000336
2008/03/29 17:52

 香川県市町合併推進審議会(会長・木村好次前香川大学長)が28日、香川県庁であり、2009年度末で期限切れとなる合併新法下での新たな合併の推進について「気運は高まっておらず、香川県が積極的に合併構想を策定する状況にない」とする答申案をまとめた。近く真鍋武紀香川県知事に提出する。

 会合には、学識経験者や市町などの委員6人が出席。香川県が17市町長を対象に行った合併構想アンケートの結果を報告した。

 結果によると、合併新法下での合併を「必要」としたのは土庄町と多度津町のみ。「必要ない」は12市町に達し、「どちらとも言えない」は3市町だった。

 必要ない理由(複数回答)では「旧合併特例法下で合併した」が6市町と最も多かったほか、「時間的に困難」「メリットがない」などの声もあった。

 今回の結果や、これまで実施した香川県政世論調査の結果などを踏まえ、委員は「具体的な動きもなく、現時点で合併は非常に困難」との見解で一致した。

3694とはずがたり:2008/03/31(月) 13:54:44
<九州・沖縄>鹿児島県

鹿児島県における市町村合併の現状と問題点
http://apl.aae.kagoshima-u.ac.jp/kawanishi03.pdf

3695とはずがたり:2008/04/01(火) 01:26:31
<近畿>奈良県

画期的であるヽ(´ー`)/
宇陀郡も宇陀市と合併すべし!

行政区域超え合併認可-宇陀商工会、1日発足  (2008.3.29 奈良新聞)
http://www.nara-np.co.jp/n_eco/080329/eco080329a.shtml

   宇陀市と宇陀郡内6つの商工会が合併し4月1日、宇陀商工会が発足する。市町村の行政区域を越えて単一商工会ができるのは全国的にも珍しく、県内では初めて。会員数も1221人になり、県内の商工会では3番目の規模。初代会長は芳村寿郎設立委員長(大宇陀商工会長)が就任する。28日、県庁で合併認可書交付式が開かれ、窪田修商工労働部長から合併認可書が芳村委員長に手渡された。

 合併するのは、宇陀市内にある大宇陀、菟田野、榛原、室生の4商工会と、曽爾村と御杖村の2商工会。従来の市町村別の小規模な単位での経営指導などの態勢を強化する第一歩として平成16年6月、宇陀地区広域協議会を設立した。共同事業などもスタートしたが、会員の中には広域的な経済活動も進んでおり、より高度で多様なニーズも生まれてきており、昨年4月には合併協議会を発足させ合併準備を進めてきた…

3696とはずがたり:2008/04/01(火) 17:23:44
<東海>静岡県

新居、湖西に編入合併 21年度中目標に協議へ
2008/03/28
ttp://www.shizushin.com/headline/20080328000000000066.htm

 湖西市の三上元市長と新居町の中嶋正夫町長は28日午前、湖西市内で会見を開き、新居町が湖西市に編入する「編入合併方式」を前提にして、合併特例新法の期限である平成21年度中の合併を目指すことを明らかにした。この後開かれた第1回湖西市・新居町任意合併協議会でも両市町長が同様の見解を示した。
 6月の両市町議会に法定合併協議会設置議案を提出し、議決を得た後、7月にも第1回法定合併協を開催する方針。
 三上市長と中嶋町長が24日に会談を行い、その際に中嶋町長から編入合併の申し入れがあったという。中嶋町長は編入方式を提案した理由について「新居町から湖西市に合併をお願いした経緯があること、人口規模や財政基盤の大小からみれば、規模の大きな湖西市に(新居町が)合わせるのが妥当ではないか」と述べ、「大半の町議にも理解をいただいている」と語った。
 三上市長は「編入の方向でよいと思うが、気持ちの上では対等な立場で協議を進めたいと思っている」と新居町への配慮を示した。

 平成18年に湖西市との合併を目指す中嶋町長が当選して以降、新居町は湖西市に対し、2度にわたって合併の検討を求める要望書を提出した。湖西市は要望書を受け、合併の専任職員を配置。市議会も合併に関する特別委員会を設置し、新居町との合併について協議と検討を進めていた。
 同日開いた任意合併協では、合併協議の全体スケジュールや合併に関する資料の収集・作成について協議した。

3697とはずがたり:2008/04/02(水) 19:48:44
<東海・近畿>三重県
>>3687
<東海・近畿>となっているのはこの辺は紀伊国だから畿内と云う事で。

市町村合併:御浜町住民投票、6月1日に実施−−熊野市との合併問う /三重
http://mainichi.jp/area/mie/news/20080401ddlk24010490000c.html

 御浜町選挙管理委員会(井出喜伸委員長)が31日、町役場で開かれた。同町が単独行政を継続するか、熊野市との合併を推進するかを問う住民投票が、5月27日告示、6月1日投票に決まった。【汐崎信之】

〔伊賀版〕
毎日新聞 2008年4月1日 地方版

3698とはずがたり:2008/04/02(水) 19:50:38
>>3697
考えたら紀伊国は南海道だった。。orz
山梨の甲斐と云い結構記憶いい加減だな・・。。

3699とはずがたり:2008/04/04(金) 12:19:04
<東海>静岡県

wikiに拠ると原町と合併したのは昭和43年。ちょっと独自色を出し続けてきたんですなぁ。

けいざい・しずおか:原町と戸田村の商工会が合併−−県内初の「飛び地」 /静岡
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20080403ddlk22020184000c.html

 沼津市西部の原町商工会と南部の戸田村商工会は1日、合併して「沼津市商工会」になり、開所式が開かれた。両商工会の間には沼津市中部を管轄する沼津商工会議所があり、飛び地の商工会同士が合併するのは県内初。

 05年4月の沼津市と戸田村の合併以来、両商工会の合併が検討されてきた。開所式では松永公良会長が「両地域の歴史と文化を生かし、地域密着の情報を発信したい」と抱負を語った。

 同日、県内では榛原町と相良町の両商工会が「牧之原市商工会」に、中川根と本川根の両商工会が「川根本町商工会」となって新たにスタート。07年4月に66あった商工会は、市町村合併で1日現在で50に減った。【山田毅】

毎日新聞 2008年4月3日 地方版

3700とはずがたり:2008/04/04(金) 12:29:59
<東北・北海道>山形県

市町村合併:置賜地域広域合併 8市町首長が初会合、具体的進展なし
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20080403ddlk06010141000c.html

 置賜地域の首長による置賜広域合併についての初会合が2日、米沢市丸の内1の伝国の杜で3市5町の首長が出席し開かれた。しかし、非公開の会合後に会見した安部三十郎・米沢市長によると、合併に向けた話し合いは進まなかったという。

 1月から3回開いた各市町の事務方レベルの勉強会が作った資料をもとに話し合ったが、多くの首長から「合併した場合の具体的なイメージができない」と、合併の具体的効果に言及しない資料の不十分さが指摘されたという。

 安部市長は「合併することで各市町が受けるメリットを説明する必要がある」と話し、具体的なメリットについての資料を事務方レベルの勉強会で作り、これに安部市長の合併構想を加えたものを持って各市町長を訪問し、合併に向けた調整をするという。【細田元彰】

毎日新聞 2008年4月3日 地方版

米沢市長が合併ビジョン提案へ 置賜合併勉強会の首長会議
2008年04月02日 20:01
http://yamagata-np.jp/news/200804/02/kj_2008040200027.php

 置賜広域合併勉強会の初の首長会議が2日、米沢市の伝国の杜で開かれた。各担当主管部課長で構成する勉強会で行っている検討だけでは不十分だとして、安部三十郎米沢市長が3市5町による合併のメリットなどを示す新たなビジョンをつくり、他首長に提案することになった。

 会議は、各首長と担当部課長の合わせて18人が出席し、非公開で開かれた。会議後に記者会見した安部市長は「さまざまな考えがあり、(各首長から)煮詰まり方が不十分との指摘も受けた。合併の枠組みや期限についてもう少し詰め、わたしから3市5町が合併した場合のビジョンをあらためて提案することになった」と述べた。

 安部市長によると、会議では「事務局レベルの詰め方が不十分」との指摘があったほか、「合併した場合の形は資料で分かるが、(具体的に)どんな風になるのかイメージが浮かばない」との意見があったという。

 このため、担当部課長による勉強会と並行し、安部市長が私案となるプランを策定し、各市町を個別に訪問して提案することにした。

 プランについて、安部市長は「1市2町、2市2町といったさまざまな枠組み案も浮上しているが、これらを超えるような魅力のあるプランでなければならない」と述べ、具体的には新市計画における「まちづくり計画」の概要のようなものになるとした。

 また、5月末に設定した3市5町による勉強会の期限は、「若干は延びるかもしれないが、いたずらに延ばしてもいけない」と、一定時期に結論を出す考えを示した。

3701とはずがたり:2008/04/04(金) 14:35:19
<東北・北海道>岩手県

平泉町合併で町議候補 当面、単独が11人
ttp://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20080403_7

 岩手日報社は6日投開票が行われる平泉町議選(定数12)の立候補者14人に、町政課題に関するアンケートを実施し、13人から回答を得た。市町村合併については当面単独が9人、単独が2人で行財政改革を進めながら、自立を求める意見が大勢を占めた。合併以外では農業、観光振興に力を入れる声が多かった。

 市町村合併については、当面単独と単独を合わせると11人。高橋一男町長が町議会3月定例会の一般質問で明らかにした「任期中は単独で」との町政方針に沿った結果となった。

 合併推進と答えた1人は「奥州市、一関市との広域合併」を望んでいる。これは「将来は道州制をにらみ、両市を含めた広域合併を」という高橋町長の意見とも一致する。「その他」と答えた候補者は「新たな議会の論議で」とした。

 前回の町議選は、一関市との合併協議参加の是非を問う住民投票と同時に行われた。このため合併の賛否が争点となり、選挙戦に大きな影響を与えた。合併以外の町政課題では▽行財政改革(集中改革プラン)の実行▽農業・観光振興▽教育・福祉の充実▽少子高齢化対策▽道の駅建設▽平泉文化を研究する公的施設の設置−などを挙げている。

平泉町議選候補者アンケート

青木 無現⑤ 無回答
小松代 共現② 当面単独
佐々木稔 無現③ 当面単独
寺崎 無現① 当面単独
大内 無新 当面単独
石川 無現① 当面単独
畠山 無現③ 当面単独
阿部正人 無新 合併推進
阿部幸一 無元④ 単独
佐々木雄一 無現③ 当面単独
千葉 無現③ その他
佐藤 無現③ 当面単独
高橋 無現① 当面単独
佐々木一治 無元② 単独

(2008/04/03)

3702とはずがたり:2008/04/04(金) 14:39:00
<九州・沖縄>熊本県

市町村合併:益城町長、熊本“政令市”へ前向き−−研究会の報告書受け /熊本
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20080403ddlk43010600000c.html

 熊本市と益城町が共同で設置した「益城町の明日と政令指定都市を考える研究会」(会長・上野眞也熊本大教授)が2日、3月にまとめた報告書を住永幸三郎・益城町長と幸山政史・熊本市長に提出した。両市町合併のカギを握る住永町長は「メリットがあれば、政令市に向けてのステップは着実に踏んでいきたい」と前向きな姿勢を示した。今後、熊本市との任意合併協議会設置を判断する。

 同研究会は町内の企業や商工会の代表、区長らで組織。政令市になった場合の将来像や課題を議論し、先月、「経済波及効果が期待できる」などとした報告書をまとめた。

 住永町長は報告書を受け取った後、会見し「住みよいまちを作るのに、自分の力だけでは限界がある。前に進めないと夢で終わる」などと述べた。さらに「報告書を精査し、町の未来にメリットがあるなら、任意協を設置する」と述べた。住民に対しても「説明会や集会を繰り返し行う」とした。

 報告書に明確な記述がなかった同町への区役所設置については「このままでは判断できないので、熊本市と直接話し合いたい」と語った。

 益城町の人口は約3万3000人。熊本市(約67万人)と合併すれば、市は合併特例法で認められている政令市の条件「人口70万人」を満たせる。幸山市長は「市としては次のステップに進みたい」と改めて意欲を示した。【結城かほる】

毎日新聞 2008年4月3日 地方版

3703とはずがたり:2008/04/04(金) 21:47:31
<北関東>群馬県

清水の生臭さ(=個人的な解釈だと節操の無さと云う事かと)は相当のものと喝破した片言丸氏http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146286762/1630が此処で一言論評。

清水・太田市長:一転、続投に意欲 「国政転身」姿勢にぶれ /群馬
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20080404ddlk10010040000c.html

 次期衆院選への出馬を表明し今期限りの市長引退も明言していた太田市の清水聖義市長(66)が一転、「国政より新市の誕生を」と市長続投に意欲を示す姿勢に転じたことが3日、分かった。背景には、いったん白紙になった太田市と大泉町との合併問題が、町民から「合併協議会設置請求書」が出されるなど再燃してきた事情がある。国政に転じた場合に競合する自民党の谷津義男元農相(衆院群馬3区)の去就問題も絡み、複雑な県内政治事情が、清水氏の態度をぶれさせる要因になっている。

 清水市長は毎日新聞の取材に対し「国政より隣町との合併問題のほうが市民にとっては大事だ。市民に『合併しますか』と問い、イエスなら05年に1市3町が合併した際の経験を生かしたい」と、大泉町との合併に意欲を示した。

 市にとって隣町との合併は「自然の成り行き」ととらえ、市総務部に合併を検討する「特命事項課」を1日に発足させ推進を図る。

 一方、長谷川洋・大泉町長は「合併には町民の理解が必要」と慎重な構えだが、同町議会は18人の町議全員がメンバーの合併問題調査特別委員会を設け、太田市議会と協議を重ねるなど、活発に活動している。

 また、国政に転じても谷津氏の地盤を継承できる保証はなく、政治的なリスクは大きい。今年初めには、谷津氏との調整が不調な場合、無所属でも出馬する意向を示唆したが、福田康夫首相が早期の衆院解散・総選挙に慎重な姿勢を示していることもあり、決断に迷いが生じているようだ。【佐藤貢】

毎日新聞 2008年4月4日 地方版

3704とはずがたり:2008/04/04(金) 21:49:26
<九州・沖縄>福岡県

市町村合併:粕屋郡6町の「合併研究会」、解散 /福岡
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20080402ddlk40010283000c.html

 粕屋郡の宇美、篠栗、志免、須恵、久山、粕屋の6町長でつくる「合併研究会」(会長代行、南里辰己志免町長)が3月31日、解散した。これに伴い、粕屋町に置いていた事務局も閉鎖された。

 6町は合併新法の期限(10年3月末)内の合併を目指すため06年10月、合併研を発足。07年1月には事務局を開設。法定合併協議会(法定協)の設置に向けて各町の人口、財政、地理などの基礎的データを作っていた。

 しかし昨年12月、久山、粕屋の両町議会が法定協設置議案を否決したため合併構想は白紙に戻った。【中原剛】

〔福岡都市圏版〕

毎日新聞 2008年4月2日 地方版

3705とはずがたり:2008/04/06(日) 09:22:34
<東海>静岡県

南伊豆地区の合併問題:松崎の住民、合併協設置求め署名簿 町選管に提出 /静岡
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20080405ddlk22010139000c.html

 1市3町(下田市、松崎、南伊豆、河津町)の枠組みでの法定合併協議会設置議案を町議会が2度否決した松崎町で4日、同町岩地、民宿業、斎藤省一さん(66)が、住民発議による合併協設置を求める署名簿を町選挙管理委員会(船津今夫委員長)に提出した。

 3月28日から5日間で671人の署名が集まった。住民発議には3月1日現在の選挙人名簿登録者数7049人の50分の1に当たる141人が必要だが、その5倍近くに達した。

 署名簿は選管の審査を経て庁舎内で縦覧され、異議がなければ斎藤さんに返付される。その後、斎藤さんが深沢進町長に直接請求し、深沢町長は他の1市2町に同議案を各議会に付議するかどうかを照会。「付議する」との回答があれば1市3町の議会で同議案が審議される。

 松崎町議会は先月、斎藤さんらが集めた3424人の署名を受けた深沢町長の再提案を否決している。斎藤さんは「住民の意向は署名数にはっきり表れている。今度否決されれば、議会の解散を求める運動を視野に入れる」と話している。【中村隆】

毎日新聞 2008年4月5日 地方版

3706とはずがたり:2008/04/09(水) 12:24:04
<東海・首都圏>静岡県

法律的には静岡県は首都圏にはいっていないのだけど東部伊豆は首都圏の一端を担っているといっても良いであろう。

合併推進署名提出に「町民の関心高い」 松崎町長
2008/04/05
http://www.shizushin.com/local_east/20080405000000000034.htm

 松崎町議会が2度否決した賀茂地区1市3町(下田市、河津、南伊豆、松崎町)の合併協議会設置を求める署名が4日、町民有志から同町選挙管理委員会へ提出されたことを受け、深沢進町長は「法的な手続きが済んだら、議会へ合併協の設置議案を付議する」と語り、同枠組みでの合併を進めていく意向をあらためて強調した。
 今回提出された署名数は、合併協の設置請求に必要な有権者の50分の1(141人)を大幅に上回る671人。深沢町長は「町民の関心が高くなっている。反対した議員に正面から当たり、協議会の必要性を訴えたい」と述べた。3度目の否決になった場合は、「本来、合併協の是非を投票で問うのは好ましくないが、協議の入り口での拒否はノーマル(普通)ではない」とし、住民投票の実施を請求する考えを示した。
 同選管は即日、署名の有効性などを調べる審査に入った。早ければ来週中に審査を終えて署名の縦覧を行い、請求代表者の斎藤省一さん(66)が4月中にも深沢町長へ合併協設置を本請求する見通し。

3707とはずがたり:2008/04/12(土) 00:37:20
<東海・甲信越>長野県

市町村合併:清内路村で住民説明会始まる 阿智村も21日から /長野
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20080411ddlk20010139000c.html

 阿智村との合併協議を進めている清内路村で9日夜から、両村の任意合併協議会の住民説明会が始まった。3月末に出した合併後の公共サービスなどの協議結果について報告するもので、住民約50人が参加した。

 説明会は14日まで6回実施し、合併の可否を問う住民投票(23日告示、5月4日投開票)を行う。阿智村も説明会を21日から52カ所で開く。

 桜井久江村長が「財政健全化に努力しているが、住民サービスも低下している。20、30年後を見据えた地域づくりを考えて合併を選択したい」と経緯を説明した。阿智村への編入合併になることや固定資産税率や水道料金などが阿智村の基準に変更されるなど合併後の村の姿を説明した。

 これに対し、住民からは「数字だけでは合併の具体的姿がイメージできない」などの質問が出たが、合併の賛否に関する意見はなかった。【仲村隆】

毎日新聞 2008年4月11日 地方版

3708とはずがたり:2008/04/12(土) 00:39:34
<九州・沖縄>福岡県北九州地区

中間市民が議会を全員リコールして誠意を見せるべきである。
北九州も人口をここらで増やしておきたいところの筈

中間市長が合併意見照会 北九州市長「慎重に検討」 議会付議、7月までに回答
2008年4月11日 11:04 カテゴリー:九州・山口 > 福岡
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/15565

 中間市の松下俊男市長は10日、同市の住民グループによる合併協議会設置の本請求を受け、北九州市の北橋健治市長に合併特例法に基づく意見照会をした。両市は2004年、合併の一歩手前まで進みながら、中間市議会の反対で破談した経緯があるだけに、両市ともに幹部や市議会からは慎重な声が多く聞かれた。

 「合併協設置は過去の経緯もあり、中間市議会や市役所にもいろんな意見があるようだ。時間があるので慎重に検討させていただく」。意見照会を受け協議会設置の判断を求められた北橋市長は、記者団に神妙に語った。

 両市は04年11月、合併協定書に調印したものの、合併後も議員がそのまま残る在任特例を認められなかった中間市議会が関連議案を否決。その後就任した松下市長は今年3月、市議会で「独自のまちづくりを放棄し、北九州市に請うような合併は考えていない」と答弁している。

 今回の本請求には全有権者の15%にあたる5897人の署名が集まり、市民からは「合併すれば財政面や住環境の整備で改善が期待できる」との声も上がる。だが、中間市議会内は現時点での合併には否定的な声が大勢。ある市議は「中間側が合併を否定してまだ3年。お互い心情的なしこりもある」と語る。

 北九州市側にも事情がある。道州制をにらんで将来の合併の必要性を認める声があるものの、今後は合併特例債ほどの財政措置は受けられず「09年度に財政危機のピークを迎え、中間市にカネを回す余裕はない」(市議)と消極的な声が根強い。

 北橋市長は90日以内(7月9日まで)に、合併協設置について市議会に付議するかどうかを中間市側に回答する。

=2008/04/11付 西日本新聞朝刊=

3709とはずがたり:2008/04/12(土) 00:41:38
<九州・沖縄>福岡県北九州地区
>>3708
そもそも政令指定都市と一般市では市議1人の重みが全然違うから中間市議会の反応はエゴ以外の何者でもない。

市町村合併:北橋・北九州市長「慎重に検討を」 中間市の合併協設置照会受け /福岡
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20080411ddlk40010615000c.html

 中間市の松下俊男市長が10日、北九州市の北橋健治市長に対し合併協議会の設置を意見照会したことを受け、北橋市長は市議会に協議会設置を付託するかしないか、回答期限の7月9日までに結論を出すことになった。

 中間市の「中間市と北九州市との合併を実現する会」(代表・佐々木晴一市議)が設置を直接請求したのに伴う手続き。請求には、中間市民5897人が署名を寄せた。

 松下市長は北橋市長に意見照会の書面を手渡し、会が合併新法の期限(2010年3月末)までの実現を希望していることなどを伝えた。

 両市の合併構想はこれまで3回浮上。前回は中間市の住民投票で合併賛成が多数を占め、04年1月に合併協を設置して協議したが、中間市議会が合併議案を否決して白紙となった経緯がある。北橋市長は「署名された中間市民の意志は重く受け止めたい。しかし合併協設置となると、過去の経緯もあって中間市役所内にもいろいろな意見があるし、こちらも100万都市としてどんなメリットがあるかなど慎重に検討したい」と述べるにとどまった。【長谷川容子】

〔北九州版〕

毎日新聞 2008年4月11日 地方版

3710とはずがたり:2008/04/12(土) 00:49:48
<九州・沖縄>熊本県

宇土市とも合併して旧郡名の宇土区・益城区を設置しよう♪
更には飽田区・託麻区も。こっちはあんま馴染みがないかな。。併せた飽託区でも可♪

市町村合併:熊本市と益城町、合併協設置に合意 政令市に一歩前進 /熊本
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20080411ddlk43010485000c.html

 合併による政令指定都市入りを目指す熊本市の幸山政史市長と、同市から合併を持ちかけられている益城町の住永幸三郎町長は10日、同町役場で会談し、任意合併協議会の設置に正式に合意した。設置時期は今後決める。幸山市長は「合併協ができれば政令市を前提とした協議ができる。非常にうれしく思う」と合意を歓迎し、住永町長は「住民に(合併の是非の)判断材料を提供する」と述べた。

 両市町長は、会談後に会見した。住永町長は合併するかどうかは「白紙」としながらも「町には高速道路のインターチェンジや空港、広大な土地と水資源がありながら、人口は増えず、企業立地も進んでいない。政令市化は町の発展に希望が持てる課題」と語った。幸山市長は「合併効果だけでなく、政令市移行による具体的な効果を益城町に示せるよう協議したい」と応じた。

 熊本市(人口約66万8000人)は10月に富合町(約8000人)と合併するほか、城南町(約1万9000人)とも任意協を設けている。益城町(約3万3000人)との合併が実現すれば、合併特例法で認められた政令指定都市移行の条件「人口70万人」を満たす。【結城かほる】

毎日新聞 2008年4月11日 地方版

3711とはずがたり:2008/04/13(日) 23:58:54
<九州・沖縄>長崎県

取り敢えずは小合併でも良いから実現する姿勢は評価できる。けどこの流れでは佐々が応じる状況にはならんでしょうなぁ。

市町村合併:佐世保市長、合併協議を佐々町長に要請 江迎、鹿町と1市3町 /長崎
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20080412ddlk42010526000c.html

 佐世保市の朝長則男市長は11日、同市と佐々、江迎、鹿町の1市3町による合併協議を申し入れる文書を関耕二・佐々町長に渡した。市が可能性を探っていた、小値賀町や東彼杵3町を含めた広域合併が困難なため、規模を縮小して段階的に進めることにしたという。

 市合併地域行政課によると、朝長市長は9日から1、2月に合併協議を打診した5町を回り、町長の意向を尋ねている。11日までに川棚、佐々、波佐見、東彼杵の各町を訪問し、小値賀町は電話した。5町いずれも合併に消極的な姿勢であることを確認した。

 関町長は「合併するなら佐世保市だが、まだその時期ではない」との従来の意思を改めて示したという。小値賀町は18日に市長が訪問し、正式に意向を確認する。【山下誠吾】

〔佐世保版〕
毎日新聞 2008年4月12日 地方版

3712名無しさん:2008/04/15(火) 16:48:51
誰か大阪門真〜古川橋あたりで
大人のおもちゃ売ってるところ
教えてください!
この春越してきたばっかりなので
ここらさっぱりなんです・・

3713片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/04/15(火) 17:22:34
>>3703
清水市長は、「女だったら誰でもいい」的な感じですね。
これに類したものに、「大きな目的達成のためなら、味方を斬ることも辞さない」というものがありますが、
少なくとも、前者はマキャベリストと評価するには至らない気がします。
何らかの政策に結びつく以前の当人の特性として、生臭い=節操がない、そんな感じでしょう。

3714とはずがたり:2008/04/15(火) 21:57:45
>>3713
解説あざーす。
日本新党から出たりと何となく清新な印象を持ってたんですが一挙手一投足見てると片言丸さんのご指摘が非常にしっくりと来ます。
ウオッチしてなかったんですが知事選の時の行動とかもずっとこんな感じだったんですな。

3715とはずがたり:2008/04/16(水) 01:01:11
<東海・首都圏・甲信越>山梨県

市町村合併:増穂町特委「鰍沢と法定協設置を」 町長への要請採決 /山梨
http://mainichi.jp/area/yamanashi/news/20080415ddlk19010050000c.html

 増穂町の市町村合併特別委員会(秋山由正委員長)は14日、志村学町長に対し、鰍沢町との法定合併協議会の設置を要請することを賛成多数で採決した。市川三郷町と鰍沢町との3町合併を目指す志村町長は、鰍沢町との先行合併に前向きの姿勢を示しており、増穂、鰍沢両町の合併の動きが一気に加速することになりそうだ。

 法定協を巡っては04年、鰍沢町議会(全会一致)と増穂町議会が(賛成8、反対7)が設置議案を可決した。しかし、増穂町が合併の是非を問うために実施した住民投票で合併反対が賛成を上回り、同町議会が「合併は消滅した」との文書を鰍沢町議会に提出し、法定協の設置はこう着状態に陥っていた。

 合併特別委では、志村町長が、市町村合併の流れや両町の財政力指数などを比較した資料を町議らに配布し、説明した。合併に反対する町議からは「まず民意を聞いて法定協の設置ではないのか」などの意見が出されたが、3町合併を公約に掲げている志村町長は「選挙が直近の民意」として、改めて住民投票は行わない方針を示した。

 志村町長は「委員会からの要請がくれば、すぐにでも鰍沢町と合併に向けた協議を本格化させたい」と話した。【沢田勇】

毎日新聞 2008年4月15日 地方版

3716とはずがたり:2008/04/16(水) 20:59:36
<東北・北海道>岩手県

釜石市、大槌町で合併調査 県主体の実施要請
ttp://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20080415_3

 釜石市の野田武則市長と大槌町の加藤宏暉町長は14日、釜石地方振興局に対し、県が主体となった合併に関する住民意向調査の実施を要請した。これを受け今後、3者共同で住民向けの説明資料を作成、本年度上半期内にアンケートを実施する予定だ。旧合併特例法下から動きのなかった両市町にとって、両首長が足並みをそろえた今回の要請は新たな展開ともいえ、今後の推移が注目される。

 釜石市は野田市長ら5人、大槌町は加藤町長ら2人が釜石市新町の釜石地方振興局を訪れ、若林治男局長に要請した。

 野田市長は「アンケートをするなら同じ内容の方が客観性が高い。振興局中心に進めてもらえるとありがたい」と説明。若林局長は「住民への説明を行い、丁寧に進めないといけない。協力は惜しまない」と応じた。

 今後は2010年3月末の合併新法の期限をにらみ、早急に準備に着手。振興局、市、町が共同で、情報提供のための資料を作成。各地区で住民説明会を開き、上半期内にアンケートを実施、結果をまとめる。

 両市町の合併をめぐっては、大槌町が旧合併特例法下で「当面自立」を選択。合併新法で県は「釜石市・大槌町」の枠組みを示したが、これまで大きな動きはみられなかった。

 野田市長は昨年秋の就任当初から合併推進の姿勢を打ち出し、今年1月の県市町村合併推進審議会の意見聴取に対し「新法の期限内にきちんとした方向を見いだしたい」との意欲を示した。

 一方、加藤町長も昨年春の町長選で「合併に関して町民の意向把握に努める」と公約に掲げたが、昨年9月の談合問題の影響で手つかずの状態となっており、県への要請は時機が一致した形だ。

 両市町の合併問題は大槌町内の住民意向が大きな焦点。加藤町長は「あくまで町民の意向把握が目的。それなら共通の内容でアンケートした方がいいということだ」と強調している。

(2008/04/15)

3717とはずがたり:2008/04/17(木) 21:34:43
<北関東>群馬県

市町村合併:清水・太田市長、大泉町と合併に意欲 /群馬
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20080417ddlk10010015000c.html

 太田市の清水聖義市長は16日の記者会見で、大泉町との合併問題について「5月の大型連休前に記者会見を開き、今後の予定を明らかにする」と述べ、両市町の合併実現に意欲を示した。

 清水市長は「双方が合併の手順を熟知しており、スムーズに行くと思う。両議会にも近く報告し、任意協議会を発足させる。来春には間に合わないと思うが、早急に話を進めたい」と話した。

 合併が実現すれば人口約25万5000人。工業出荷額は約2兆8000億円で全国9位(太田商工会議所調べ)の工業都市になる。次期衆院選への出馬表明から一転、次期市長選に意欲を示しているのも、合併問題が影響しているようだ。

 合併をめぐっては、大泉町の一部住民が今月初めに合併協議会設立のための住民署名運動を始めていたが、関係者によると「対等合併」で協議が進む見通しになり、署名運動は中止になった。ただ、両市町の首長や議会の任期も絡み、実際の合併協議がスムーズに進むかは不透明な部分も残っている。【佐藤貢】

毎日新聞 2008年4月17日 地方版

3718とはずがたり:2008/04/17(木) 21:36:22
<北関東>群馬県
>>3717

太田・大泉合併、協議へ
清水市長「10年3月までが目標」
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20080416-OYT8T00918.htm

 太田市の清水聖義市長は16日の定例記者会見で、大泉町と合併協議に近く入る見通しがついたことを明らかにした。詳細な説明は避けながらも、「大型連休前には『任意合併協議会の設置で合意した』と発表したい」とし、「新設(対等)合併方式で、新合併特例法の期限内の2010年3月末までに、できるだけ早く実現したい」と話した。

 太田市長の任期満了は09年4月で、清水氏は次期衆院選出馬に意欲を見せていたが、出馬などに関しては「合併協議を始め、大泉町民の意向を聞きながら決めたい」と明言を避けた。

 両市町の議会は1年前に、それぞれに合併に関する調査・検討を始め、今年3月下旬には清水市長が大泉町の長谷川洋町長に文書で合併の検討を要望。今月3日に、同町の住民有志が住民発議による合併協議会設置請求に向けた署名活動を始めていた。

 長谷川町長は自立を掲げて再選され、「町民の意向を見極めたい」としてきたが、同町関係者によると、09年春の町長選で3選を果たした後に同市との合併に取り組む意向を固めた。署名活動を進めていた有志も今月15日、「町長の意思が確認できた」(青木定雄代表)として活動を中止した。

 同町の大野弘副町長は16日、取材に「議会の意見を聞く必要もあり、コメントできない」と話した。
(2008年4月17日 読売新聞)

3719とはずがたり:2008/04/17(木) 21:36:32

<北関東>栃木県

市町村合併:県南で合併巡る動き相次ぐ /栃木
 ◇岩舟で住民アンケ結果を発表/栃木では1市5町首長懇談会
http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20080417ddlk09010072000c.html

 県内で広域合併の動きから取り残されていた南部地区で、合併を巡る動きが15〜16日、岩舟町と栃木市で相次ぎ起きた。岩舟町は16日、合併の組み合わせを初めて住民に問うアンケートの集計結果を発表し、ほぼ5割の回答者が、県の合併推進構想である2市6町もしくは1市5町の組み合わせを選んだ。しかし、佐野市との合併を望む住民も4割以上にのぼり、住民の意向は多様である実態が明らかになった。

 アンケートは3月5〜25日、無作為抽出した20歳以上の岩舟町民6000人を対象に実施した。回収率は74%。合併の是非については賛成の回答が90%と多く、反対が9%だった。組み合わせについては、45%が佐野市と回答。1市5町(栃木、岩舟、西方、大平、藤岡、都賀)が32%、2市6町(1市5町と小山、野木)が18%だった。

 同日会見した栃木実町長は「個人的には、混乱が起きないのであれば、現在の広域行政の枠組み(1市5町)が良いと思う。ただ(どの枠組みに絞り込むかは)議会との意見調整もある。夏ごろまでには取りまとめないと」と話した。

 一方、栃木市では、岩舟町も含めた1市5町の首長による「栃木地区広域行政圏首長懇談会」が15日開かれ、次回から合併問題について協議していくことを決めた。懇談会は各地域の課題やまちづくりについて意見交換をする場として07年9月に設けられていた。【中村藍】

毎日新聞 2008年4月17日 地方版

3720とはずがたり:2008/04/17(木) 21:37:38
<東海・首都圏>静岡県伊豆地方

南伊豆地区の合併問題:署名簿を返付、きょう本請求へ−−松崎町選管 /静岡
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20080417ddlk22010187000c.html

 1市3町(下田市、松崎、南伊豆、河津町)の枠組みでの法定合併協議会設置議案を町議会が2度否決した松崎町で16日、同町選挙管理委員会(船津今夫委員長)が、住民発議による合併協設置を求める署名簿を提出者の同町岩地、民宿業、斎藤省一さん(66)に返付した。

 署名簿は同選管が審査した結果、署名者数691人のうち、本人以外の署名などによる無効署名18を除く673人分が有効とされ、住民発議に必要な141人を大きく上回った。1週間の縦覧期間中の縦覧者は3人で、異議申し立てはなかった。

 斎藤さんは17日に深沢進町長に本請求を行い、同町は他の1市2町に対し、文書で同案を各議会に付議するかどうかを照会する。3市町から付議するとの回答があれば4市町の議会で同案を審議する。【中村隆】

毎日新聞 2008年4月17日 地方版

3721とはずがたり:2008/04/19(土) 19:18:39
<東北・北海道>岩手県

合併第2幕
〈1〉効果への疑念 「一極集中」嘆きの声も
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/feature/morioka1206204359354_02/news/20080323-OYT8T00136.htm

 県庁近くの会議施設で17日開かれた県の市町村合併推進審議会。合併推進に軸足を置いた答申案が了承されると、審議会委員の稲葉暉(あきら)・一戸町長がおもむろに手を挙げた。「この会合とは別にお渡ししたい資料がある」。各委員の手元に配られたのは、町村会が合併の効果について独自に行った調査結果の概要が記されたものだった。

 「合併しないで済むなら、しない方がいい」。A4判5ページの文書には、合併後の旧町村長らの言葉が太字で強調されていた。
      ◇
 「平成の大合併」で2001年に大船渡市と合併した旧三陸町。人の流れの中心だった旧町役場は、現在も大船渡市役所の支所として残っている。しかし、職員の数は155人から37人に減り、役場前の目抜き通りも急激にさびれた。

 商店経営の男性(54)は「市の中心が遠くなり、取り残された気がする」とぼやく。飲食店経営の女性(69)は「以前は役場からも人が来てくれた。今では、少ない日で客は3人くらい」とあきらめ顔だ。しわ寄せは商店街だけではない。旧町内の建設会社社長(58)は「旧町内で行われた市発注工事のうち、6割以上が大船渡の業者にもっていかれた。うちの会社もこの2年で1件しか取れていない」とこちらも嘆き節だ。

 市は「確かに公共工事の受注競争は厳しくなったかもしれないが、その分、行政コストの削減が進んだ面もある」(財政課)と理解を求める。

 合併を推進した及川和也元町議(69)は「漁港に作業場ができたり、道路が整備されたり、旧町内にも少なからず恩恵はある」と強調しながらも、「住民は町の財政が破たん寸前だったことをよく知らず、合併後も不自由なく暮らせているので、効果を実感しにくいのかもしれない」と推し量る。
      ◇
 これとは対照的に、旧大船渡市の中心部では、合併効果が目に見えて現れている。今秋完成予定の市民文化会館には、合併による財政補助を活用し、約50億円が投じられる。約1100人収容の大ホールや展示ギャラリーのほか、市立図書館も併設される。

 甘竹勝郎市長は昨年12月の「気仙サミット」でも、同席した陸前高田市長と住田町長を前に、こうした合併効果を強調するなどし、「歴史的に同じ背景を持つだけでなく、経済的な結びつきが強い。気仙は一つという気持ちは強い」と、さらなる合併を呼びかけた。

 県も3市町の合併により、国から受けられる交付税額について、「08年度中の合併で113億円、09年度中で89億円、それ以降は支払われない」との試算結果を公表するなどして後押しする。合併特例新法の期限が10年3月に迫り、「合併か自立か、今が真剣に考える最後のチャンス」(県市町村課)との思いがある。

 一方の当事者たちの思いは別だ。陸前高田市の中里長門市長は、「合併するには互いに信頼関係を築く必要があるが、まだその段階に達していない」。住田町の多田欣一町長も、「住田の財政は他市町村に比べてずっと健全。遠野や釜石との関係も強くなっている」と冷ややかな視線を送る。

 両市町の脳裏をかすめるのはやはり、合併後の旧三陸町の変わり様だ。陸前高田商工会の阿部勝也会長は「将来的な合併は避けては通れない」としながら、こうクギを刺した。「大船渡と陸前高田には今でも格差がある。合併でさらに一極集中になれば、目も当てられなくなる」

(2008年3月18日 読売新聞)

3722とはずがたり:2008/04/19(土) 19:27:38
<東北・北海道>岩手県

紫波だの滝沢だのに相手にしてもらえない盛岡であるが,折角門馬村は盛岡にお願いしたのに袖にしてたんかよ。
まぁ除雪費用なんかを考えて嫌がる気持ちも解るが。。

合併第2幕
〈3〉住民の意向 広すぎて、「村分割」も続出
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/feature/morioka1206204359354_02/news/20080323-OYT8T00140.htm

 辺りはまだ暗闇に包まれた午前4時、川井村門馬の佐羽内浩さん(48)が白い息を吐きながら自宅から出てきた。車のエンジンをかけると、ヘッドライトの向こうに、黒い山々が浮かび上がる。調理師の佐羽内さんが向かうのは、勤め先の病院だ。約40キロ離れた盛岡市まで、20年近くこうして通っている。

 「冬は道が凍って大変だけど、家族のためだしね」。そう言って笑うと、家の前を通る国道106号に車を乗り入れ、病院へと急いだ。

 人口3300人の川井村は面積563平方キロ・メートル。村としては本州第3位の広さを持つ。東西を宮古市と盛岡市に挟まれ、村民の生活圏も、東と西でほぼ二つに分かれる。

 盛岡市内に毎朝通勤し、2人の子供もバスで同市内の高校と看護学校に通学する佐羽内さん一家は、さしずめ“盛岡派”だ。

 村の高齢化率41・98%は県内で最も高い。林業以外に目立った産業はなく、人口減少も進む。内舘勝則村長は昨年7月の村長選で「合併推進」を公約に掲げ、対立候補を200票余の小差で振り切って初当選した。11月には宮古市へ合併に関する事務レベルの検討会設置を申し入れ、熊坂義裕市長もこれに応じた。

 内舘村長は、宮古との合併を選んだ理由について「住民同士の結びつきが強い」と説明する。今年2月以降、村内21か所で住民説明会を開き、「多くの村民の理解を得られた」として、近く合併協議会の設置を村議会に提案する考えだ。

 ただ、佐羽内さんの住む門馬地区での説明会では、村を分割して一部を盛岡市と合併する「分村合併」や、単独村政を望む意見が続出した。佐羽内さんも「もし合併できるなら、盛岡の方がいい」と思っているが、「こっちが望んでも、相手が受け入れてくれるのかどうか……」というのが実感だ。

 一方、秋波を送られた形の盛岡市の谷藤裕明市長は「十分な議論を」と述べるにとどめるなど、静観の構えを崩さない。06年に旧玉山村と合併したばかりの同市の目は、滝沢村や矢巾町などとの合併に向いている。

 仮に峠を隔てた川井村と合併すれば、除雪費用などで膨大な行政コストが生じる。分村合併となれば、どこで村を分割するかという新たな問題も生じる。

 川井村は1955年に3村が合併してできたが、旧門馬村は当時、盛岡市との合併を望んだものの、同市から受け入れを拒否された経緯がある。村の杉下一雄総務課長は「門馬地区の住民の意向は心情的にはわかるが、境界の議論だけで1、2年はかかるだろう」と宮古市への編入合併に理解を求める。

 来月20日には村議選が行われる予定だ。合併の是非は最大の争点だが、今のところ盛岡市との合併を主張する候補予定者は少ない。

 住民の意向をどこまでくみ取るのか――。合併は、地方自治にとって永遠とも言える課題を突き付けている。
(2008年3月20日 読売新聞)

3723とはずがたり:2008/04/19(土) 19:29:08
<東北・北海道>岩手県

http://www.mapion.co.jp/map/admi03.html

合併第2幕
〈5〉冷めた視線 盛岡広域圏「はれ物」に (3月22日)>>3665
〈4〉駆け引き 世界遺産平泉「こちらに」 (3月21日)>>3647
〈3〉住民の意向 広すぎて、「村分割」も続出 (3月20日)>>3722
〈2〉独立自尊の行方 見通しないまま消極論 (3月19日)>>3641
〈1〉効果への疑念 「一極集中」嘆きの声も (3月18日)>>3721

3724とはずがたり:2008/04/19(土) 22:04:32
<北陸・甲信越>新潟県

政令指定都市を含まない県議会みたいな定数やな。。
ひどいあんばらんす。立候補表明者が6人しか定数を上回って居ないと云う事は13ある1〜2人区の殆どが無投票できまるんか?それにして14市町村だったら150人は市町村議いたでしょうからだいぶ経費の削減にはつながってるだろうけど。
ともかく妙高市との入り組んだ市域がちょいと問題の上越市。

選挙:上越市議選 あす告示 特例措置で選挙区、旧市町村ごとに /新潟
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20080419ddlk15010080000c.html

 任期満了に伴う上越市議選(定数48)は20日告示される。05年1月の14市町村合併に伴う特例措置として、旧市町村ごとに選挙区を設ける。これまでに14選挙区で計54人が立候補の意向を示している。

 内訳は、合併前上越市区(定数30)31人▽安塚区(1)1人▽浦川原区(1)1人▽大島区(1)1人▽牧区(1)1人▽柿崎区(3)3人▽大潟区(2)2人▽頸城区(2)4人▽吉川区(1)2人▽中郷区(1)1人▽板倉区(2)2人▽清里区(1)1人▽三和区(1)1人▽名立区(1)3人。

 届け出は20日午前8時半〜午後5時、選挙区ごとの会場で受け付ける。投票は27日で、即日開票される。3月1日現在の有権者数は16万8268人(男8万1013人、女8万7255人)。【新井敦】

毎日新聞 2008年4月19日 地方版

3725とはずがたり:2008/04/22(火) 09:17:28
<関東・甲信越>長野県

無投票再選の小諸市長 「合併への説明に努める」
http://209.85.175.104/search?q=cache:ExGlx_klbOQJ:www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/news/20080408-OYT8T00101.htm

 無投票で小諸市長に再選された芹沢勤氏(67)が7日、小諸市内の自宅で記者会見し、「合併が必要という前提で、住民と周辺自治体への説明に努めたい」と、2期目に向けた決意を語った。

 「三位一体改革による地方交付税の減額もあり、自治体は、ある程度の規模が必要だ」と、改めて「10万人規模での合併」の必要性を強調した。御代田町の茂木祐司町長に合併を持ちかけて、反対されたことを明かし、「(合併が)大変厳しいことは承知しているが、年内には、周辺自治体の首長との話し合いを始めたい」と述べた。

 また、御代田町、軽井沢町と共同で進めるゴミ処理施設については、「行政が責任をもってやらなくてはいけないこと」とした上で、公共施設の建設や道路整備を条件に、建設受け入れを希望する地域を市内で募る考えがあることを明らかにした。

 市長選のために掲げた自身のマニフェストについては、「年に一度、後援会の会報などを通じて、実施状況を報告したい」とした。
(2008年4月8日 読売新聞)

3726とはずがたり:2008/04/22(火) 09:19:02
<東北・北海道>北海道

合併というより行政改革だね。

>道は支庁再編に先立ち、現在の道議選の区割りを維持するため、
道議だけ優遇されるのはおかしいんでないかヽ(`Д´)ノ

動きだす支庁再編論議 道議会自民 道改革案 6月めど意見集約(04/09 00:32)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/86168.html

 道議会自民党・道民会議は八日、十四支庁を九総合振興局に再編する道の支庁制度改革案について、六月開会予定の第二回定例道議会をめどに会派の意見をまとめることを決めた。内容の修正を求める可能性は残しつつも、基本的には道の案を了承する方向に道筋を付けたもので、同会派の反発で条例案提出が先送りされてきた支庁再編論議は大きく動きだすことになった。

 自民党は昨年六月に支庁制度改革検討協議会(神戸典臣会長)を設置し協議を続けてきたが、地方の強い反発を受け、会派内の調整は難航していた。しかし、同日開いた協議会の全体会議で、神戸会長は、高橋はるみ知事が次期定例道議会での条例案提出を目指していることを踏まえ、「そろそろ会派の方向性をまとめなければならない」と発言。「道議会与党の責任論」を強調し、議論を進めることに理解を求めた。

 道は支庁再編に先立ち、現在の道議選の区割りを維持するため、公職選挙法の改正を国に求める方針。国会日程などを考慮すると、知事が目指す来年度の新体制移行を実現するには、次期定例道議会が条例案提出の期限となる公算が大きい。

 こうした状況を踏まえ全体会議では、道案を前提とした上で、「総合振興局に予算の要求権や執行権を持たせるべきだ」「再編に水を差す気はないが、地域のことをもっと考えることが必要」など、地域振興策の充実を求める意見が相次いだ。

 一方で、「総合振興局と振興局、市町村の役割をもう一度調査するべきだ」「総合振興局と振興局に差別する再編案はおかしい」など、道に根本的な再検討を求める発言もあり、今後の論議に火種を残した。

3727とはずがたり:2008/04/22(火) 12:21:50
<九州・沖縄>鹿児島県

前回の合併構想でも姶良町議会は加治木の運動公園用地に文句を付けて合併協議を破綻させている>>738
今回も禍根を残しそうだなぁ。。何でこんなに強気なんだ?蒲生町は鹿児島との合併を模索したこともある>>2003し逃げられかねない。。姶良町では町長が自殺もしている>>2240
加治木は霧島市,蒲生は鹿児島市と合併してしまってもええんではないのかね?
一応加治木町長選で新人が当選し>>3006,合併協へと進んだ経緯がある>>3351
新市名は姶良市>>3536と何処迄も姶良町の意向が通るようである。

蒲生町、道の駅計画凍結 協議2町と確認
合併実現へ「新市で検討」
(04/22 07:34)
http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=10316

 蒲生町は、同町久末に第3セクター方式で計画していた「道の駅かもう」事業を凍結する。合併協議中の蒲生、姶良、加治木の町長、議長が21日、加治木町の西姶良クリーンセンターで「3町合併実現のために、道の駅計画は合併後の新市で検討する」との確認書に調印した。

蒲生町が第3セクター方式で計画していた「道の駅」の建設予定地=21日、同町久末
 道の駅は、県道鹿児島−蒲生線沿いの敷地約6万3000平方メートルに計画。総事業費約13億3600万円のうち、3億円程度は農林水産省の交付金による調達を見込んでいた。蒲生町が200万円、同町商工会が10万円、同町で温泉付き分譲団地「おおくすタウン」などを開発したキョクヨウ(蒲生町)が170万円を出資し、1月に「フォンタナの丘かもう株式会社」を設立していた。
 確認書は「道の駅と付帯施設の整備構想は、3町合併実現のために新市で検討し、合併協議中は農山漁村活性化支援交付金の申請は行わない」との内容。3町長が書名、押印し、3議長が立会人として署名した。
 蒲生町の厚地和幸町長は「過疎地の活性化策に理解が得られず残念。合併実現を最優先した結果で、(凍結は)苦渋の決断」と述べた。任意合併協議会の会長を務める城光寺俊和姶良町長は「合併に支障があるとされた計画を蒲生町が凍結したので、9、10月ごろをめどに法定協議会に移行できるのではないか」との見方を示した。
 同計画については、姶良町議会が昨年11月、「合併に支障がある」との申し入れを蒲生町に対して行っていた。

3728とはずがたり:2008/04/22(火) 12:22:37
<近畿>和歌山県

う〜む,盛り上がらんねぇ。

橋本市と伊都郡3町との合併協議見送り 和歌山
2008.4.22 03:57
http://sankei.jp.msn.com/region/kinki/wakayama/080422/wky0804220359009-n1.htm

 和歌山県が示していた橋本市とかつらぎ、九度山、高野各町との合併構想について、4市町の首長会が21日開かれ、平成22年3月末までの合併特例法期限を見据えた、この枠組みでの合併協議を見送るとの結論に達した。今後は県の構想以外での合併も検討するという。

 仁坂吉伸知事は「合併協議見送りは残念だが、県としては尊重したい。1市3町での合併協議は困難となったが、合併の取り組みは支援する」とのコメントを出した。

09年度までの合併断念
橋本など1市3町「民意盛り上がらず」
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/wakayama/news/20080421-OYT8T00817.htm

 県が合併の枠組みとして提示している橋本市、かつらぎ町、高野町、九度山町の首長会が21日、橋本市の県伊都振興局で行われ、合併特例法の期限(2010年3月末)までの合併について、協議を断念することを決めた。

 首長会では、「橋本市が旧高野口町と、かつらぎ町が旧花園村と合併したばかり。民意が盛り上がっていない」などの意見が大勢を占めた。今後は、県から示された枠組み以外の組み合わせや、期限後の合併なども含めて検討していく。

 仁坂知事は「誠に残念だが、法期限内での新たな枠組みの合併協議を期待する」とコメントした。
(2008年4月22日 読売新聞)

3729とはずがたり:2008/04/24(木) 00:15:08
<近畿>滋賀県

今回は巧く行くかなぁ・・。
彦根・犬上と八幡・能登川・竜王の気運はあんま高まってるようには見えないけど。

新市名称は「長浜市」に 湖北1市6町事前協議会
http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20080423/CK2008042302005741.html
2008年4月23日

 湖北1市6町による合併の事前協議会が22日、長浜市役所浅井支所で開かれ、合併新市の名称を「長浜市」、事務所の位置を現在の同市役所とすることなどで合意した。2009年度中の合併を目指す。

 各町の財産・債務は市が引き継ぐ。新市の議員の定数・任期については、1市6町の議会で調整して決めることとした。さらに、事前協の組織を一歩進め、市民代表も参加して合併の細部にわたって検討する「任意協議会」について、事務局の長浜市が規約案を提示。各自持ち帰って検討し、次回の事前協で諮ることとした。

 規約によると、任意協の委員は、正副市町長、正副議長ら事前協のメンバーに、市民代表14人と学識者2人を加えた計51人。毎月2回会合を開く。傘下に副市町長による幹事会や、行政分野などで分かれる15の専門部会を置く。

 次回の事前協は5月中旬をめどに日程を調整する。

 (近藤歩)

市町村合併:長浜市と6町、来年度中に合併 事前協議会で確認 /滋賀
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20080423ddlk25010368000c.html

 長浜市と湖北地方6町の合併問題を協議する1市6町合併事前協議会が22日、長浜市浅井支所で開かれ、合併期日を09年度中と確認したうえ、新市の名称を「長浜市」とし、新市の事務所の位置も現在の長浜市役所とすることを決めた。

 1市6町の合併については、6町が長浜市に編入される形での合併が既に確認されている。新市名と新市役所の場所は、2月の事前協議で提案され、各町に持ち帰り検討していた。【野々口義信】

毎日新聞 2008年4月23日 地方版

3730とはずがたり:2008/04/24(木) 00:17:55
<東北・北海道>岩手県

金ヶ崎は北上との平泉は一関との緩衝自治体の性質があるので難しいだろうねぇ。。

奥州市、進まぬ合併構想 説明会の日程も未定
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/04/20080423t31005.htm

 岩手県第2の都市、奥州市が平泉、金ケ崎両町との合併構想をなかなか具体化できず、拠点都市への地固めができないでいる。世界遺産登録に集中したい平泉町、工業団地を柱に自立したまちづくりを進める金ケ崎町を、ともに話し合いのテーブルに着かせられるかが課題だ。

<難色と戸惑い>
 奥州市は3月、「盛岡市と仙台市の間の拠点都市を目指す」とした構想を発表した。世界遺産登録候補地を持つ平泉町と、関東自動車工業岩手工場などを抱える金ケ崎町と合併し、人口規模はもちろん、文化、経済において一段と都市機能のレベルアップを目指す。

 マニフェストに両町との合併推進を掲げる相原正明市長も「4月か5月までに構想を両町長に説明したい」と意気込むが、正式に説明会の開催を申し込むことすらできていない。

 合併構想が進まない大きな要因は、相手方の事情を十分にくみ取っていないところにある。平泉町の高橋一男町長が「世界遺産登録前は、住民に余計な心配を掛けたくない」と早期の説明会開催に難色を示せば、金ケ崎町の高橋由一町長も「自立を前提にまちづくりを進めている最中」と戸惑いを見せる。

 また、合併構想について奥州市から事前説明がなかったことも“感情的対立”を生んだ。金ケ崎町の幹部は「奥州市の構想は新聞で知った。きちんとした説明がないので対応のしようがない」と憤る。

<「先走り」批判>
 これに対し相原市長は、このところ「理解と協力のもとに進める。両町には丁寧に説明したい」とひたすら低姿勢の日々。ただ、拠点都市への青写真が明確に描けないでいる相原市政に、市役所内からは「合併構想は市長の先走り」との声も。市職員の一人は「市長は任期の折り返しを迎え焦っているのではないか。パフォーマンスとみられても仕方がない」と批判的だ。

 平泉町は一関市と合併協議をした経緯があるほか、金ケ崎町は北上市との関係が取りざたされる。ある金ケ崎町幹部は自治体合併の難しさを説く。「合併は複雑な課題で一方的な説明では検討すらできない。まずは信頼関係を築くことが必要」。奥州市の拠点都市への道のりは険しい。
2008年04月22日火曜日

3731名無しさん:2008/04/24(木) 04:15:43
>>3724
地図で見てみると、旧中郷村が実質飛び地なんですねぇ…
どうみても妙高市に入る方が適切ですな。

3732とはずがたり:2008/04/24(木) 12:44:29
>>3731
そうなんですよ。一度確定してしまうとなかなか変更は難しいので妙高市と上越市が合併でもしない限りこのままなんでしょうねぇ。。ちょいと気持ちが悪いと云うか据わりが悪い感じです。。

3733名無しさん:2008/04/25(金) 05:01:35
はじめまして。上越出身の者です。

この辺りは元々新井頸南地区と呼ばれ、新井市と4町村で合併する構想でしたが、中郷と板倉は住民アンケートの結果上越市との合併が多数となったため離脱し、このような入り組んだ形になってしまいました。
市名も妙高市に変更されるなど、新井は求心力に欠けますね・・・

余談ですが、新上越市は市の形から文字通りの「マンモス合併」と呼ばれていました(笑)

3734とはずがたり:2008/04/26(土) 15:12:39
>>3733
始めまして〜ヽ(´ー`)/
上越市の方でいらっしゃいますか!
上越市と云えば高田と直江津の2極構造が気になります。もうそんなものは解消されて一体化してるんでしょうか??

新井はダイセルがあって,中郷は日本曹達があって合併して内陸工業都市としてやっていけば面白かったのにと思うんですけどね〜。

3735名無しさん:2008/04/26(土) 17:40:00
>>3734
実家は隣の糸魚川市です。生まれた病院や通っていた高校が上越市なので、「地元」という感覚はありますね。

高田と直江津は今も2極化していますよ。特に直江津(約4万人)が高田(約9万人)に対抗意識を持っているらしく、今の木浦市長が初当選した時は「初の直江津出身の市長」と話題になりました。
今度の市議選の結果も気になるところです。

ダイセルと日曹、良くご存知ですね!新井にはパナソニックのIC工場もあり、ポテンシャルは高いと思いますけど・・・
強大な上越市には敵いませんでしたかね。惜しいことです。

また新潟・上越地方関連の話題にお邪魔させてもらうと思いますので、よろしくお願いします!

3736とはずがたり:2008/04/26(土) 19:02:48
>>3735
糸魚川ですと明星セメントや青海の電化工業ですねぇ〜。
立地産業に関しては市町村合併ウオッチャーとしてではなくて,鉄道貨物趣味の一環であの辺訪れたことがありましてちょいと知っておる次第でした。
あの辺は非常に合併が進みましたねぇ。合併歓迎派ではあるんですけど頚城の名前が行政区画から消えてしまったのがやや淋しい気もします。。
それでは上越ネタなんかもに限らずなんかありましたらこれからも宜しくです。

3737とはずがたり:2008/04/26(土) 22:48:58
<北関東>群馬県

太田・大泉、合併へ 来年度「新設」へ確認書
清水氏、太田市長選意欲 衆院出馬は見送り示唆
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20080425-OYT8T00844.htm

 太田市の清水聖義市長と大泉町の長谷川洋町長は25日、大泉町役場で、2009年度に新設(対等)合併方式での合併実現を目指すとした確認書を交わした。両首長は終了後に記者会見し、5月からそれぞれの住民への説明などを行い、6月定例会後をめどに任意の合併協議会(任意協)を設置する方針を説明した。

 両市町は2002年、当時の新田、尾島、藪塚本町(いずれも現太田市)と千代田町を含む1市5町の枠組みで任意協議会での合併協議を進めた。しかし、太田市主導の合併協議に対する反発や、町民アンケートでは千代田、邑楽両町との合併希望者の方が上回ったことから、大泉町が千代田町と共に任意協を離脱した経緯がある。このため、長谷川町長はこれまで、「町民の意向を見極めたい」として太田市との合併には慎重な態度を取ってきた。

 この日の会見で、長谷川町長は、合併協議入りを決めた理由について、「(対等合併の提案など)新たな展望を持って合併に臨む清水市長の決意を高く評価した」と述べた。
                      ◆
 太田市の清水市長は、大泉町との合併協議に入ることを受け、この日の会見で、いったんは表明した次期衆院選での群馬3区からの出馬を見送る考えを示唆した。清水市長は進退について「現時点では白紙」とし、「合併に誠意を尽くし、(市長続投を求める)市議会や長谷川町長の意向を踏まえて検討したい」と述べ、これまで出馬しないとしていた来春の市長選への意欲を示した。
(2008年4月26日 読売新聞)

市町村合併:太田市と大泉町、合併協力を要請−−知事に /群馬
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20080425ddlk10010053000c.html

 太田市の清水聖義市長と大泉町の長谷川洋町長が24日、県庁に大澤正明知事を訪ね、両市町の合併に協力を要請した。清水、長谷川両氏は25日、共同記者会見を開いて合併に向けた協議の開始を表明する。

 清水市長は「(地方交付税の)不交付団体同士の合併は素晴らしい。東毛に中核市を作りたい」と説明。大澤知事は「群馬をけん引するような都市になってほしい」と期待を示した。【鈴木敦子】

毎日新聞 2008年4月25日 地方版

3738延岡太郎:2008/04/28(月) 20:48:45
宮崎県延岡市の「無駄で危険な大規模盛土・宅地造成事業」その1

延岡市は、1200億円の借金を抱え、人口の減少も著しい「過疎市」である。経産省の予測によれば、本市の人口は、2000年から30年間で20%も減少する。その延岡市で、大規模に宅地造成する二つの区画整理事業が、今頃になって、相次いで実施される。一つ目は、隣接する山々を切り崩し、その土砂で五ヶ瀬川流域の田園地帯を、大規模に盛土し、宅地造成する「岡富・古川区画整理事業」であり、二つ目は、切り崩した山地跡を宅地造成する「多々良区画整理事業」である。
162億円の税金を使い、50ha(1240戸)の広大な住宅団地が造成される。
二つの事業は、無駄であるばかりでなく、特に「岡富・古川区画整理事業」は、極めて深刻な問題を抱えている。以下、問題点を記述する。

1.無駄な事業である。これらの事業が企画されたのはバブル期の平成元年ごろであった。それから約20年、人口は激減しており、財政窮乏の中で、二つの地域を宅地造成する必要性は全くない。

2.盛土により地震災害が拡大する。(1)地盤・滑動崩落の問題。阪神および中越地震では、盛土全体が変動、または塑性変形する滑動崩落現象が各地で発生し、甚大な被害をもたらしたことが明らかになった。滑動崩落は、盛土面積が広いほど発生しやすく、その目安は、0.3ha以上とされているが、「岡富・古川区画整理事業」では、その100倍の30haが盛り土される。(2)深刻な液状化の問題。軟弱な流域地帯の上に盛土をすれば、さらに、液状化の危険性が増す。(3)不同沈下の問題。地震がなくとも、軟弱地盤では、長期間で家屋の重量側が沈む。また、凸凹な居住地の埋め立なので盛土高も凸凹になる。盛土が高い軟弱な方向へ家屋が沈み込む。

3.水害が悪化する。流域の宅地化(市街化)が水害を悪化させるのは、紛れもない事実である。流域地帯の開発は、新規需要が旺盛な高度成長期には仕方なかったが、人口減少の現在では、財政悪化と都市型水害という負の側面だけを残すことになる。

4.最大の問題は、延岡市が、「住民に対して、この事業が抱える安全問題への対策は勿論、問題の存在すら知らせないまま、工事を実施する」ことである。住民・市民へ(ア)人口減少、財政窮乏の中での広大な宅地造成の必要性。(イ)大規模盛土の問題点と対策などの説明をしなければならない。

3739とはずがたり:2008/04/28(月) 22:41:53
<首都圏><広域合併?>

茨城県の南西部は昔は下総だったそうで,常総バイパスや常総線,常総市など,常陸国の茨城県の癖に千葉県にあこがれて下総でもないくせに常総なんて名乗ってからに,と思っていたが正真正銘の下総だったんですな。。失礼した。。l
その辺は葛飾なんかと被るね。(葛飾は東京・千葉・埼玉にまたがるし,また相馬も千葉・茨城にまたがる。九州の相良が静岡の相良出身の東国武士の進出で名前も持っていった様だけど福島の相馬も本来は此処みたいである)

結城…水海道・下妻・下館・結城
葛飾…江戸川・墨田・江東・葛飾・船橋・鎌ヶ谷・浦安・市川・柏・野田・越谷・春日部・吉川・三郷・古河
相馬…我孫子・取手・守谷

葛飾は比較的早く河川改修で武蔵の国に編入された部分もある様だ。其れにしても下総国葛飾郡古河村とか聞くと千葉と東京と茨城が混じってる様で相当に違和感有るなw

こんなページもめっけた

猿島郡の由来と実態
http://www.geocities.jp/koga_si/syutyou/yurai.htm

猿島郡の中心は今の境町だったようだ。猿島町は岩井市と合併して将門以来の伝統の猿島の名前は風前の灯火であるから単独市制施行の際は是非猿島市を名乗っていただきたいところw

3740とはずがたり:2008/04/29(火) 23:37:11
<北陸・信越>長野県

絞れば絞るだけ出る江戸時代の農民の様な惨状だけど,地域を預かる行政としては非常に妥当である。苦しいだろうが頑張っていただきたい。
>前村長時代にリースで借り受けていた黒塗りの高級車は、当選後まもない2004年9月に契約を解除した。職員用の公用車も、05年以降の1年余りで14台から7台と半減した。出張の際、経費を浮かすため、職員が近隣の村の車に相乗りさせてもらうこともしばしばだ。

>>3670>>3707と清内路と平谷では清内路が先行している様だ。そもそも田中康夫の甘言に乗って市町村合併に消極的な町村が多かった様に思う。それなら自民党の甘言に乗って,村井なんか当選させなければ良かったんだ。

平成の大合併 宴のあと
<1>極限の村 
経費切りつめ 将来模索
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/kikaku/072/1.htm

 普段は一般職員が使う清内路村役場の軽乗用車に、桜井久江村長が1人で乗り込んだ。飯田市まで約40分。やや遠出する時でも、自らハンドルを握るのが今では当たり前となった。

 「村長車なんてありませんよ。もちろん、運転手を付ける余裕もない。やせ細った『骨皮筋衛門』状態ですから」と桜井村長。

 前村長時代にリースで借り受けていた黒塗りの高級車は、当選後まもない2004年9月に契約を解除した。職員用の公用車も、05年以降の1年余りで14台から7台と半減した。出張の際、経費を浮かすため、職員が近隣の村の車に相乗りさせてもらうこともしばしばだ。

 車1台減らしても年間約40万円の削減にしかならないが、そこまで節約しなければならないほど、財政は危機的状況に陥っている。
     ◇
 清内路村は、人口740人。村税は県内最少の年間約3000万円。歳入の大部分を占める地方交付税が大幅に減らされる中、前村長の辞職を受けて初当選した桜井村長が04年12月、道路で接する下伊那唯一の隣村である阿智村に、合併の意志を伝えた。

 しかし、農業集落排水事業など大型事業のツケで巨額債務を抱える中での申し入れに、色よい返事は得られず、自立を余儀なくされた。以来、「合併の条件」ともいえる財政難の克服が村の大目標となった。

 とはいえ、当面の自立さえも難しい。村税では人件費すら賄えない。経費を節減して急場をしのぐが、企業の倒産に当たる財政再建団体への転落が懸念される。

 阿智村の南側、人口575人の平谷村も合併を模索し、昨年1月に初当選した小池正充村長の下、財政再建が最大の懸案となっている。

 住民投票で合併賛成が7割を占めてから3年。民意が宙に浮いた状態が続く。助役、収入役を廃止し、村長給与を46%削減するといった大胆な経費節減策は、阿智村との合併に向けた環境整備の意味合いが強い。
     ◇
 そんな2村からラブコールを受ける阿智村は、今年1月に浪合村と合併したばかり。700人余りの小さな村を編入合併した人口6700人の村は、新たに浮上し始めた合併論議に対し、慎重姿勢を崩していない。財政難に拍車がかかることは明白だからだ。岡庭一雄村長は「自立できる実力がなければ、仮に合併してもその地域はさびれるだけ」と、つれない。

 総務省は、昨年4月に施行した合併新法の下、人口1万人未満の自治体を対象に、合併推進構想の策定を都道府県に求めている。しかし、町村の自立支援に積極的な田中県政では、その策定は望むべくもない。

 県内には、1万人はおろか千人未満の村が清内路、平谷を含めて4村も残る。長野以外では離島を除くと7村しかない。合併を目指しながらも、自らの力では実現できない村に対し、救いの手はどこからも届かない。(浅子崇)

3741とはずがたり:2008/04/29(火) 23:37:27
<北陸・信越>
松本・四賀直結道路>>2398

> 2005年4月に松本市に編入された4村の中で、新住所から村名が消えたのは四賀村だけだ。合併協議会で議論する前に、村議会で決めていた。
wikiに拠ると
1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行により錦部村、中川村、五常村、会田村が成立。
1955年(昭和30年)4月1日 - 錦部村、中川村、五常村、会田村が新設合併し四賀村が発足。
とあるからこの4村合併故の"四"賀なのであろう。だから昭和30年以来の四賀なる地名にそれ程思い入れがなかったって事はないのかな?

また旧四賀村はこの辺。確かに松本から遠い。
どんな道を造ろうとしてたのかは知らぬが,長野道のインター設置の方が安くつくのではないか?
http://www.its-mo.com/linkserv.htm?lat=36.3496847&amp;lon=137.9842942&amp;lvl=10

<2>“約束”の行方
直結道路巡り深まる溝
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/kikaku/072/2.htm

 2005年4月に松本市に編入された4村の中で、新住所から村名が消えたのは四賀村だけだ。合併協議会で議論する前に、村議会で決めていた。

 四賀村で最後の村会議長となった佐藤弘直さん(65)は、松本・四賀直結道路を造ってもらえるという村民の強い期待感が、そうさせたのだと考えている。だからこそ、菅谷昭市長(62)が今年4月、建設断念を表明したことには「裏切られた」との思いが強かった。「とにかく残念。なぜ早く言ってくれなかったのか」と憤る。

 菅谷市長が建設を断念する根拠としたのが、多額の費用に対してどれだけ役立つのかという疑問などから46・9%が建設に反対した全市アンケート。四賀地区6000人の民意は、23万市民の民意にあっさりと飲み込まれた。
     ◇
 曲がりくねった峠道でしか直接の行き来ができない松本市街地と旧四賀村をトンネルで結ぶ構想は1995年、村が同市や周辺町村と共に、建設促進期成同盟会を設立したことに端を発する。

 総事業費は80億円。国道143号で安曇野市を経由するルートに比べて2〜3キロ、時間にして3〜4分程度しか短縮効果はない。維持費も年間3千万〜5千万円が見込まれ、合併前の松本市内には、費用対効果を疑問視する声も出ていた。

 それでも、村側は、松本との距離感が縮まることで地域が活性化し、冬場も安心できる、と建設を熱望していた。全国的に公共事業が抑制される中、返済に有利な特例債で巨額の建設費が賄える合併は、最後のチャンスと映った。

 旧四賀村長の中島学さん(76)は、2002年3月の合併申し入れ時、「建設してくれるなら村を解体してもいい」とまで言った。当時市長だった有賀正さん(75)は「開口一番、トンネルの話をされた。編入される側の要望を聞くのが親心、と受け入れた」と振り返る。
     ◇
 “誤算”は、04年3月に大型公共事業に慎重な菅谷市長が就任したことに始まる。直結道路は、新市建設計画にも盛り込まれたが、合併協議の場で、建設の是非は明確に示されなかった。同年10月の合併協議会で、村側の委員が建設について「確認」を求めたのに対し、菅谷市長は「国と協議する中で謹んで考え、粛々と進める」と回答。合併直前の05年2月には、指導を仰ぐため、両市村が合同で国を訪問している。中島さんは「約束」を信じて疑わなかったという。

 一方、建設計画に記載された事業を合併後に精査することも、了解事項だった。菅谷市長は「(直結道路は)旧市村の114の要望の一つ。後ろめたいことは何もない」と譲らない。

 5月28日に市四賀支所で開かれた住民説明会。建設断念を伝える菅谷市長に、住民から激しい抗議と罵声(ばせい)が飛び交った。対話すら進まない現状に、菅谷市長は「冷静な議論ができないのは寂しい」と疲れ切った表情を見せた。

 解決の糸口は、市長が道路の建設断念を決めてから2か月近くたった今も、見つかっていない。(山下寛人)

3742とはずがたり:2008/04/29(火) 23:37:42

<北陸・信越>長野県

平成の大合併 宴のあと
<3>先進事例
交付税減で薄れる「恩恵」
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/kikaku/072/3.htm?from=goo

旧東部町の“悲願”だった丸山晩霞記念館

 「地元の合意を得て、計画を上げたばかりなのに」
 千曲市都市計画課の竹内茂係長は2005年11月、企画課から受けた突然の事業縮小要請に唇をかんだ。
 観光名所「あんずの里」に、観光客向けのミニ公園や散策路などをつくる事業は、同年にスタート。用地買収に着手したばかりだったが、市財政の悪化が予想を上回った。そのため、5か年で9億8000万円を見込んだ総事業費は、5億1000万円へと大幅に縮小された。散策路の短縮や公園の面積縮小などについて、改めて地権者らとの話し合いが始まる。「こちらは立場がないけど、仕方がない」。竹内係長はそう言ってうなだれた。
     ◇
 千曲市は03年9月、更埴市、戸倉町、上山田町が合併して発足。「平成の大合併」としては県内第1号。全国で582件あったうち、29番目の先進事例だった。

 06年度までに道路整備や学校改築などに、市の負担が軽減される合併特例債を計53億円分発行。地方交付税も、合併に伴う臨時的経費などで増額措置を受けた。宮坂博敏市長は「合併直後は、優遇されて大きな恩恵を受けた」と振り返る。

 ところが、合併後10年間の基本方針を示す新市建設計画は、3回目の予算編成で現状と大きくかい離し、抜本的な見直しが必要となった。国と地方の税財政を見直す三位一体改革が、予想を上回る勢いで市財政を圧迫してきたからだ。

 今年度の交付税は計画より20%近く減り、税収も5〜6%少ない。一般会計予算額は当初見込んだ250億円台を下回る230億円台。現状のままだと、09年度には17億円の財源不足が生じる計算となった。施設の統廃合や人件費削減などで歳出を削る一方、緊縮財政に見合った新たな総合計画を年度内に策定する。

 市幹部は「新市建設計画は三位一体改革以前の数値をベースにしているため、過大な数字になった。これほど厳しくなるとは思わなかった」と話した。
     ◇
 06年度を本格的な「行革初年度」と位置付けたのは、千曲市に次いで合併した東御市。やはり財政運営に頭を悩ませている。

 滑り出しは順調だった。04年4月の合併後、旧東部町出身の水彩画家、丸山晩霞の記念館を完成させるなど、他に先駆けて特例債を有効活用した。記念館建設推進委員長の戸堀武之さん(81)は「18年かかった。合併の恩恵ですかね」と感慨深げに語る。

 旧東部町、旧北御牧村はともに過疎地指定を受けていなかったため、過疎債のような返済に有利な借金はできなかった。合併により、10年間で計66億円の合併特例債の発行を見込み、町村のころには実現が難しかった事業を実施していく。

 しかし、千曲市同様、地方交付税は当初計画を下回り、穴埋めのため、計画を上回る基金の取り崩しを見込まざるを得なくなっている。土屋哲男市長は「改革待ったなし」と危機感を募らせ、遅ればせながら職員数の削減など行政コストの圧縮に努める方針だ。
(溝口徹、服部牧夫)

3743とはずがたり:2008/04/29(火) 23:38:11
<北陸・信越>長野県

平成の大合併 宴のあと
<4>諏訪の広域連携
消防・ごみ…行政の壁
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/kikaku/072/4.htm

 署員わずか16人。原村の原消防署に今春、役場から新メンバー2人が入れ替わりで入った。中村浩平さん(40)と平出甲貴さん(34)。保健福祉課、建設水道課という畑違いの部署から配属された「ずぶの素人」だ。

 人命救助のプロ集団の中に、いきなり放り込まれて2か月余り。「不慣れな部分が多くて申し訳ない気持ちもあるが、頑張らなくては」と2人は謙虚に語る。

 人口約21万人の諏訪6市町村で、原村は最少の7600人。他の消防署員はほとんどが生え抜きだが、原村は小所帯のため、専門職員を配属・育成する態勢はできていない。役場からの「異動組」が半分という特異な体制が続く。

 自立に向けて昨年1月に行財政改革プログラムを策定し、15年間で職員数の20%削減を掲げたばかりのため、専門の消防職員を補うことも難しい情勢だ。
     ◇
 6市町村は1999年、諏訪広域消防本部を設置したが、各消防署は「財布も人事も6つ」のままだ。

 岡谷市の旧庁舎一角に入る本部事務所には、119番通報を統括して受ける通信指令機能はない。出動要請が特定地域に集中した場合に対応するには、通信指令の一元化が最も効果的だが、応援要請などは各消防署で連絡を取り合ってカバーしている。

 原村の昨年の火災発生件数は3件のみだが、4人ずつの3交代制で24時間態勢を敷くなど、職員配置の面でも効率的とはいえない状況にある。清水澄村長は「原村だけで消防署を維持するのは非効率だ。一元化は広域化・効率化が図られ、6市町村全体にメリットがある」と訴える。

 04年11月、最後まで合併を模索した諏訪市、岡谷市、下諏訪町の湖周3市町の合併協議も破たんし、64年以降、4度目となる諏訪地域の合併協議は、すべて破談に終わった。

 諏訪地域で合併協議の失敗が続くのは、工場立地による固定資産税収入が安定しており、財政難が喫緊の課題ではないためだ。

 原村は、その後も消防の一元化を求めてきたが、職員の給与格差是正など、市町村間で解決すべきハードルは高く、実現のめどは立っていない。

     ◇

 消防体制の問題点については今年3月、広域行政の課題を検討するため、外部の研究機関がまとめた諏訪広域活力創生研究報告書で「現行の体制の下でも解決できる課題に着実に取り組むことが求められる」と指摘されている。

 また、ごみ処理施設の建設費負担割合を巡り摩擦が生じるなど、自治体間の綱引きが課題解決の障害となる事態は少なくない。清水村長は「広域連合の活用を真剣に検討すべきだ。市町村の縄張りを主張している時代ではない」と訴える。

 しかし、広域連合長の山田勝文諏訪市長は「広域で何をやるべきかの精査が必要」と語るなど、首長間の認識の隔たりは大きく、泡と消えた合併協議と同様、議論は深まっていない。(森藤千恵)

3744とはずがたり:2008/04/29(火) 23:38:28

<北陸・信越>長野県
>>3565-3566あたり 長野県下自治体の合併に関する意向
>>3076 波田町「賛成」63% 合併賛否の住民意向調査で 
>>3118 波田町議会が松本との合併へ向けて特別委を設置
>>3131 波田町の申し入れを松本市長が拒否

平成の大合併 宴のあと トップ
<5>さまよう民意
住民の声追い求める首長
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/kikaku/072/5.htm

 波田町を東西に貫く国道158号は、合併で市域が広がった松本市の大動脈でもある。旧安曇村と市中心部を結び、休日になると、上高地へ向かう車が町役場前を次々と通り抜ける。

 松本市との境界に近い三溝地区に住む前町長の百瀬正章さん(75)は、同市を生活基盤とする自身の感覚からも「合併するなら松本市」と思っていた。

 「財政的な裏付けがない自立は、子や孫の世代につけを残す」という信念から、松本市などと任意合併協議会を設置。町内26地区を3〜4巡し、住民サービスを維持するには合併しかないと訴え続けた。しかし、自信を持って迎えた2004年6月の住民投票では、合併「反対」が「賛成」を600票上回った。

 「町民は、松本に飲み込まれることへの不安を感じていた。財政事情も理解してもらえたと思っていたが…」。引退して一町民となった今、そう振り返る。
     ◇
 波田町は、住民投票の結果を受けて自立の道を進んだが、05年7月の町長選で、合併推進を公約に掲げた太田典男町長が自立派候補を1000票差で破って当選し、再び合併へと舵(かじ)を切った。

 菅谷昭市長は、早急な協議入りには慎重姿勢を見せるが、太田町長は「民意が統一されれば、受け入れてくれるはず」と、合併新法の下で、10年3月末までの合併に意欲を見せる。

 町は昨年末、各地で説明会を行ったが、出席した住民は計600人。全世帯の1割程度にとどまった。

 太田町長は、町長選で勝利したのは、単独町政では下水道料金の値上げなど負担が増えることを町民が理解したためとしているが、「行政だけでは限界」とも。

 そのため、今月から、住民とともに合併に関する「学習会」を開催する。啓発活動の担い手作りが狙いで、町の目標の2倍の約200人が応募した。民意の“醸成”はこれからだ。

     ◇

 中条村の宮島和彦村長も、波田町とは別の形で民意にほんろうされた一人だ。

 04年8月の村長選で、協議中だった信州新町、小川村との3町村合併を掲げ、長野市との合併を目指す新人を大差で破った。ところが、同年10月の住民投票では「長野市と合併」がわずか21票上回る結果に。「小差でも民意は民意」と、合併新法の下での長野市との合併に方針転換したが、1年半を経た今も、協議入りには至っていない。

 今年2月上旬、村議らが意思確認のために市役所を訪れたが、鷲沢正一市長から「民意がはっきりしていないのではないか」と突き放されたという。

 容易に実現しない長野市との協議入りに、宮島村長は「新たな住民投票が必要かもしれない」と語る。

 県によると、03年5月以降、県内市町村が実施した住民投票や意向アンケートなどの結果を受けて、合併の枠組みが変わったり、解散したりした合併協議会は21に上り、枠組みの変更がなかった合併協は12だけだった。

 住民投票は、合併論議をすべて壊す可能性も秘めた「両刃(もろは)の剣」。宮島村長にとって、「民意」を探して歩く日々が続く。(山下寛人、田中洋一郎)

3745とはずがたり:2008/04/29(火) 23:38:44

<北陸・信越>長野県

平成の大合併 宴のあと
<6>自立の裏付け
知恵絞るも…財源乏しく
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/kikaku/072/6.htm

 5月下旬、栄村・切欠地区の田んぼ。建設機械がせわしく動き回ること1時間。幅1メートル、長さ30メートルのあぜ道は、ほぼ予定通りの形に仕上がった。工事に携わったのは、村の委託を受けた村内の建設業者、高橋健さん(49)一人だけ。「狭い土地ですから。それほど難しい作業じゃないですしね」

 狭い農地のあぜ道整備は、労力の軽減と農作業の安全確保が目的で、担い手の高齢化が進む村内の農家から要望が高い。しかし、国の補助事業は、山間部の棚田などでは基準が合わず、採択されても農家負担は少なくなかった。

 こうした実情を踏まえて村が進めているのが、田直し事業。設計図を作らず、工事内容は、村と農家、機械操縦士が打ち合わせるだけ。事業費は通常の半分以下で済み、村と農家が折半する。1989年のスタート以来、41・9ヘクタール、1億6870万円が事業化されている。
     ◇
 近隣自治体が合併協議を進める中、2004年1月に高橋彦芳村長がいち早く「自律宣言」したのは、生活圏が新潟県側にあるという地理的事情に加え、「小規模町村では、合併はデメリットの方が大きい」という思いがあったからだ。

 田直し事業は、お金がなくても工夫を凝らし、村が生き残ろうとする知恵の結晶。他の小規模町村の「手本」となった。高橋村長は「合併してもしなくても厳しさは一緒。それならば村民一体となり、小さくとも輝く村を作りたい」と胸を張る。

 だが、現実は厳しい。村は自主財源に乏しく、財政難が深刻だ。地方交付税は06年度までの3か年で2億5000万円減った。

 県は05年度から、田直しなどの特色ある事業に「コモンズ支援金」を出しているが、2か年で同村の田直し事業に支給されたのは780万円。高橋村長は、コモンズ支援金について「村民が元気を出すきっかけになる」と評価する一方、「財政的に助かるというものではない」と指摘する。
     ◇
 寒天、酢の物……。王滝村保健センターに4月下旬、ピンク色の見慣れない食品が9点並んだ。村内の主婦ら約20人が考案した、村特産の赤カブ酢を使ったアイデア料理の数々。参加を呼びかけた村産業課の森本克則係長は「多くて3〜4品と思っていたのに」と喜んだ。

 赤カブを村おこしの起爆剤に――。村の旗振りに村民が応え、県もブランド産品化などの名目で、2か年で計約100万円のコモンズ支援金を割り当てた。瀬戸普村長は「ありがたい限り」と感謝する。

 しかし、仮に赤カブ酢の加工品が特産品になったとしても、近い将来、村民の雇用を支え、村の税財源の柱に育つわけではない。

 村は04年秋、近隣町村との合併協議から離脱した。条件とされた村営スキー場の債務縮小をクリアできなかったためだ。06年度予算は、一般会計で前年度比16%減。職員給与を25%削減するなど、大胆な経費削減を進めているが、それでもスキー場の長期債務により、10年度には財政再建団体への転落が見込まれる。

 「背負いきれない荷物を背負って、坂道を登る気持ちだ」と瀬戸村長。目標とする「自立」に向けて、財政的裏付けを持った戦略は描けていない。

(服部牧夫、比嘉清太)

3746とはずがたり:2008/04/29(火) 23:39:19

<北陸・信越>長野県

第4部<4>「不便な園原」限定ICで変容(11月24日)
今や中京圏の観光地
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1070022351/819

平成の大合併 宴のあと
<7>道州制導入
“机上の線引き”強い懸念
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/kikaku/072/7.htm

 「関東の人にとって、長野県のイメージは松本城や北アルプスですから。南信州と言っても、今一つピンと来てくれないですね」
 阿智村観光協会事務局長の牛山明彦さん(46)は、昼神温泉の誘客活動で首都圏を訪れるたびに、売り込みの難しさを痛感するという。

 阿知川沿いに21軒の旅館・ホテルが並ぶ昼神温泉郷は「名古屋の奥座敷」の異名を持つ。年間の宿泊客45万人のうち、半分が愛知県などの中京圏で占める。

 同温泉郷から車で8分の中央道・園原インターチェンジは、名古屋方面へ向かう車しか乗れず、降りられるのも名古屋方面から来た車のみ。村が国に要望し、1992年に開設されたが、用地の制約からより要望の高い“片側”のみとなった。
 そのため、県内を移動する車はただの1台も通らない。愛知、岐阜県のナンバーの車が、次々と通り過ぎていく。
     ◇
 阿智村関係者が抱く中京圏との結びつきの強さは、飯田・下伊那地域の共通認識でもある。それだけに、政府の地方制度調査会が2月、道州制の区域例として、長野県を中京圏から切り離し、北関東とした案を示したことに、市町村から一斉に疑問の声が飛び出した。

 県南端の根羽村は、ごみやし尿の処理を、隣接する愛知県側の町村と共同で行っている。役場から長野県庁までは車で4時間。しかし、名古屋市の愛知県庁までは2時間しか、かからない。小木曽亮弌(りょういち)村長は「東北信はどうか知らないが、道州制では飯田・下伊那は中京圏と一緒になるしか考えられない」ときっぱり。

 飯田市の牧野光朗市長も「(北関東地域との)交流は疎遠で、州の中心が北関東になるのであれば、マイナスの影響が大きい」と懸念を示す。

 地域には、自動車など愛知県内の好調な産業に関係する企業も多い。飯田商工会議所の伊藤篤会頭(飯田信用金庫会長)は「今の県境が州境に変われば、官民一体となった取り組みがやりにくくなるのではないか」と不安を募らせる。
     ◇
 道州制は、市町村合併の都道府県版といわれる。その論議は、都道府県の反発を恐れてか、市町村同様、47都道府県の組み合わせで進んでいる。

 しかし、長野県は、一筋縄でいかない土地柄だ。県境は8県と接し、全国で最も多い。佐久地域は関東に近いものの、飯伊・木曽地域は中京圏、栄村や小谷村の一部は新潟県との結びつきが強く、北陸地方と一緒になる方が違和感が少ない。

 田中知事は1日の会見で、道州制について、内戦で国が分裂の危機に遭ったボスニア・ヘルツェゴビナを引き合いに出し、こう述べた。

 「都道府県単位での組み合わせでは、何ら道州制のメリットは生まれない。経済圏など県単位を越えて道州制が導入された時、果たして長野県はいかなる状況が訪れるのか。ぜひ県民にもお考えいただきたい」(浅子崇、おわり)

3747とはずがたり:2008/04/30(水) 12:23:44
<西関東・首都圏・東海甲信>山梨県

2008年04月29日(火)
鰍沢町議会合併協設置に同意
増穂町議一部反発、流動的要素も
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2008/04/29/9.html

 鰍沢町議会の市町村合併特別委員会は28日、町役場で委員会を開き、増穂町との法定合併協議会の設置に同意した。両町は五月にも法定協の設置に向けた協議をスタートさせ、新合併特例法の期限となる2009年度中に合併したい考え。ただ増穂町議の中で反対運動を強める動きがあり、合併実現は流動的な要素もある。
 この日の特別委は、増穂町議会から法定協設置に関する要望書の提出を受けて開き、町議10人と石川洋司町長が出席した。町議全員が合併を歓迎する意思を示し、石川町長が今後、両町の町長と議長、議会市町村合併特別委員長の6人で話し合っていく考えを明らかにした。
 増穂町の4町議が「過疎の町・財政難の町との合併は増穂町民を苦しめる」などと書かれたチラシを配布したことも話題に上がり、多くの鰍沢町議が不快感をあらわにした。「議会として鰍沢の財政状況を詳しく知る必要があり、勉強会を開くべきだ」などの意見も出た。
 鰍沢町側で合併機運が高まったことについて、増穂町の志村学町長は「合併に関する基本項目や重要事項について両町の意見をすり合わせたい」とコメント。法定協設置の前提となる事務局を早期に立ち上げる意向。両町は新合併特例法の施行期間内の合併を目指し、国から一定の財政支援を受けたい考え。
 一方、合併に反対している増穂町議四人は、これまでに合併に関するチラシ3700枚以上を増穂町内に配布。今後も新たなチラシを作製したり、ミニ集会を開いたりして運動を続けていく構え。町議の一人は「合併を阻止するため署名集めも検討していきたい」と話している。

3748とはずがたり:2008/05/03(土) 19:15:25
<九州・沖縄>福岡県

粕屋・久山両町の議会をリコールすることからはじめんとね。」

粕屋6町合併目指し設立 研究会事務局を閉鎖 志免町長「灯は消さず」
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/fukuoka/20080401/20080401_008.shtml

 粕屋郡7町のうち新宮町を除く粕屋、篠栗、久山、志免、宇美、須恵6町の合併実現に向けて粕屋町の郡自治会館に設けられていた合併研究会事務局が31日、閉じられた。

 閉局式には関係6町長が出席し、同研究会長代理の南里辰己志免町長が「合併は白紙となったが、必要性は痛切に感じており、灯を消さずにこれからも合意形成に努めたい」と述べた。 

 事務局は2007年1月に発足。スタッフは6町の職員計6人で、合併新法の期限となる2010年3月までの合併実現を目指し、6町法定合併協議会(法定協)の設立に必要な町議会の承認を得るため、各町の財政、面積、人口などの基礎資料を作成していた。

 しかし、昨年12月の定例議会で篠栗、志免、宇美、須恵4町は法定協設置議案を可決したものの、粕屋、久山両町が否決したため合併は白紙となり、事務局維持の予算が認められないことから閉鎖となった。

 6町は今後、教育委員会や農業委員会の統合、事務作業のコンピューターシステムの一元化といった検討を始め、「合併の環境が整った場合、すぐに移行できる準備を整えたい」(中嶋裕史須恵町長)としている。

=2008/04/01付 西日本新聞朝刊=
2008年04月01日12時40分

3749とはずがたり:2008/05/05(月) 15:58:23
<近畿>和歌山県

ちょいと前の記事。
和歌山市と関空に近く,建設の進む京奈和道・4車線化進む泉佐野岩出線の交点と成る等,市の鼻息は荒い。

首長に聞く 中芝正幸・岩出町長
観光大動脈へ道路整備
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/wakayama/kikaku/055/2.htm

4車線化が進む県道泉佐野岩出線。東西に走る国道24号につながる大動脈になる(岩出町中迫で)

 (2006年)4月1日、県内9番目の市となる「岩出市」が誕生する予定だ。昨年12月に発表された国勢調査(速報値)で、町の人口は、2000年の前回調査から2682人増加して5万838人となり、市制移行条件(5万人)をクリアした。1月の臨時町議会で「岩出市」とする議案を全会一致で可決。木村知事に市制施行申請書を提出し、県議会での可決を待つ。

 「念願の市誕生」と思いきや、「市制移行は単なる通過点に過ぎない」と淡々と語る。
    ■ □ ■ □
 面積の7割が平地で、関西空港からは30キロ圏内。県北西部の〈玄関都市〉として発展を続けてきた。和歌山市をはじめ県内の大半の市町村が人口を減らす中、転入も含めて毎月20〜30人自然増加している。「町の立地条件が勝っている。そこが強みだ」と言う。

 町長就任から10年間、道路行政に力を注いできた。「道路は間違いなく、町を作る」と信じるからだ。大阪に直結する県道泉佐野岩出線も、4車線化が和歌山側は2007年度、大阪側も10年度に完成予定で、町を東西に貫く国道24号につながる大動脈になる。京奈和自動車道の開通も間近だ。「整備された道路をつないで、紀の川沿いの観光動脈を作りたい」と夢は膨らむ。
    ■ □ ■ □
 国宝・大塔などを擁す根来寺や岡田遺跡、吉田遺跡などの縄文、弥生遺跡、船戸山の古墳群など町内には歴史・文化遺産が点在。東には粉河寺や高野山も控える。

 だが、現在、町の観光施策と言えるのは、関西空港から泉南、岩出町を結んでハイキングや農業体験を楽しむグリーンツーリズムぐらいだ。だからこそ、根来寺境内に移設する旧県会議事堂・一条閣を起点とした「紀の川みどりの歴史街道」の整備を急ぐ。「紀の川沿いの観光スポットをつないで観光客誘致を図る計画には、岩出だけでなく、ほかの自治体を巻き込んだ観光振興を図らなければならない」と意気込む。
    ■ □ ■ □
 旧那賀郡5町による合併協議会にはオブザーバー参加したが、町は単独市政の道を選択した。人口5万人を目前にして、町民有志が集めた3万6488人分の署名活動が後押しした。

 「合併強硬論もあった。『合併すればバラ色、しなければ未来はない』といった空気も漂った」と当時を振り返る。単独行政を選択して率先垂範すべきは、との問いには「健全財政の確保」と即答する。「職員を適材適所に配置し、少数精鋭による市政運営が求められる。職員を1人雇えば、2億5000万円もの生涯賃金が必要になるのだから」と、市制移行後、新たな定数条例に基づき、職員数の適正化を進める方針だ。

 市制移行を目前にして、町内に祝賀ムードを漂わせるものは見られない。4月1日の記念事業も、新図書館の開館式と都市計画公園の開園式を行う程度だという。「特例債のために合併して、人や財政は後で調整する、という発想ではだめだ。ぜい肉をそがなければ、合併でも単独でも苦しいことに変わりはない」。
(妻鹿国和)

3750とはずがたり:2008/05/07(水) 11:57:03
<東海・甲信越>長野県伊那地方

市町村合併:清内路村住民投票 清内路村長、結果を阿智村に報告 /長野
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20080506ddlk20010044000c.html

 阿智村との合併を問う住民投票で約9割が賛成したことを受け、清内路村の桜井久江村長は5日、阿智村の岡庭一雄村長と村議会の小笠原啓治議長らに投票結果を報告した。この結果を受け、阿智村は住民意向調査を実施する。

 阿智村役場を訪れた桜井村長は「この結果を清内路村民の熱意と希望ととらえていただき、ぜひとも合併を実現してほしい」と要望した。これに対し、岡庭村長は「これだけの方々が(合併を)希望するのであれば、隣村として受け止めるのは当然のこと」と、改めて合併に前向きな姿勢を示した。

 阿智村は7日から清内路村の住民投票結果を説明する懇談会を7カ所で開催。その後、住民意向調査を実施する。住民意向調査の調査用紙は12日ごろから村内の18歳以上(4月1日現在)の住民に配布され、27日に集計される。【仲村隆】

毎日新聞 2008年5月6日 地方版

3751とはずがたり:2008/05/07(水) 12:00:32
<東海・甲信越>長野県伊那地方
>>3750-3751

市町村合併:清内路村住民投票 合併賛成が過半数 阿智村、今月末に意向調査 /長野
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20080505ddlk20010007000c.html

 阿智村との合併の賛否を問う清内路村の住民投票が4日行われ、即日開票の結果「賛成」が「反対」を上回った。投票結果を受け、合併相手の阿智村は今月末に住民意向調査を実施し、合併に向けた法定合併協議会を設置する。【仲村隆】

 清内路村はこれまでに、阿智村と設置した任意合併協議会での合併協議結果を説明する住民説明会を開き、桜井久江村長らが合併の必要性を訴えてきた。

 清内路村は03年10月の農業集落排水事業をめぐる不祥事発覚後、04年8月に阿智村との合併を公約にした桜井村長が初当選。合併を前提とした村の再建を進めてきた。昨年6月、阿智村に合併協議を申し入れ、両村は今年2月から任意合併協を設置し具体的な合併協議を進めてきた。

 今回の住民投票で清内路村の合意は確認されたが、次のハードルは今月下旬に予定されている阿智村の住民意向調査だ。桜井村長の就任から村議会を含めて積極的に合併論議を進めてきた清内路村に対し、阿智村では「財政難の清内路村を救済するイメージが強い」(阿智村・岡庭一雄村長)と、どちらかといえばこれまで合併に慎重な姿勢を示してきた。また、過去には1度合併の申し入れを断った経緯もある。合併の行方は、阿智村が実施する住民意向調査結果にかかってくる。

 投票率は92・61%。当日の投票資格者(4月1日に18歳以上)は595人(男280人、女315人)だった。

毎日新聞 2008年5月5日 地方版

3752とはずがたり:2008/05/07(水) 12:56:03
<東海・首都圏>静岡県伊豆地方

此処も地味に議会が抵抗してるなぁ。。

合併協設置案、松崎町で3たび否決 静岡
2008.5.3 02:23
http://sankei.jp.msn.com/region/chubu/shizuoka/080503/szk0805030225000-n1.htm

 南伊豆地域の合併をめぐり、法定合併協議会設置案を審議する臨時議会が2日、1市3町(下田市、河津、南伊豆町、松崎町)でそれぞれ開かれ、松崎町議会が反対5賛成4で同案を否決し、1市2町は賛成多数で可決した。

 松崎町議会は、2月に同趣旨の議案を否決し、3月にも深沢進町長が再提出した議案を否決している。3度の否決を受け、公約に「合併推進」を掲げる深沢町長は、8日にも合併協設置を問う住民投票の実施を町選管に請求する。

 石川嘉延知事は「誠に残念。県としては住民投票の結果を見守りたい」などとするコメントを出した。

3753とはずがたり:2008/05/08(木) 10:44:18
<東海・甲信越>長野県伊那地方

阿智村長も住民の意向さえ賛成なら合併推進派っぽいですね。
>阿智村の岡庭一雄村長が、任意合併協議会を設置する際の議論で発言した「合併を受け入れるか否か、まさに村の品格が問われる」時が、いよいよやってきた。

品格のない富田林や彦根とは違ってすすっと受け容れてあげたい。

住民投票で合併賛成多数 清内路村長「予想以上の結果」
http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20080505/CK2008050502008840.html
2008年5月5日

 清内路村で4日、隣接する阿智村との合併の賛否を問う住民投票があり、予想通り、賛成が多数を占めた。阿智村から住民投票実施を強く求められた桜井久江村長は「住民一人一人が真剣に考え、予想以上の賛成票を投じてくれた。本当にうれしい」と話し、「合併に向け、まっしぐらに進んできたことは間違いではなかった。阿智村の皆さんには、清内路村民の熱意を感じていただきたい」とあらためて強調した。

 阿智村は、清内路村の投票結果を受けて、早急に住民意向調査を行う。村内の地区説明会を前に「合併の方向が良いとの結論に達した」と表明した阿智村の岡庭一雄村長は、賛成多数に「高い投票率の中で、多くの皆さんが合併に賛成の意思を示したことを重く受け止め、今後対処していきたい」とのコメントを発表した。

 当日の投票資格者(18歳以上)は595人で、投票率は92・61%、賛成票は有効投票の88・79%を占めた。

◆清内路村の住民投票
合併賛成   483票
  反対    61票

 有効投票  544票
 無効投票    7票

【解説】阿智村民へ影響大

 人口710人余りで高齢化率も36%の清内路村は、圧倒的多数で阿智村への編入合併に賛意を示した。

 清内路村は、平成の大合併が議論された当時も阿智村との合併を検討した。だが、2004年7月、農業集落排水事業の不祥事問題の責任を取り、前村長が突然辞職したことで、合併に乗り遅れてしまった。

 出直し選挙では「阿智村との合併」を公約に掲げた桜井久江村長が当選。村民には苦労を強いることにはなったが、徹底的な行財政改革を進めるとともに、村民も巻き込んだ合併研究を深め、合併への流れを確実なものにしてきた。

 これまでの経過から今回の結果は「当然」と受け止められ、合併を受け入れる側の阿智村住民の意向調査に与える影響も大きい。阿智村の岡庭一雄村長が、任意合併協議会を設置する際の議論で発言した「合併を受け入れるか否か、まさに村の品格が問われる」時が、いよいよやってきた。
 (須田唯仁)

3754とはずがたり:2008/05/08(木) 10:48:25
<北関東>栃木県

むぅ,難しいなぁ。。
佐野方面44.5%と最多かもしれんが栃木方面は少なくとも49.6%だしねぇ。

合併で枠組み当面静観
佐野市長
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/news/20080508-OYT8T00201.htm

佐野市の岡部正英市長は7日の記者会見で、岩舟町が4月に公表した合併に関する町民アンケートで佐野市との単独合併を支持した人が44・5%と最多だったことについて、「60%だったら態勢が整うのだが。あの数字だと何とも言えない」と述べ、当面は岩舟町内などの議論を見守る考えを示した。

 岡部市長は、県が合併の優先的な取り組みとして示した「1市5町(栃木、都賀、西方、大平、岩舟、藤岡)」の首長が定期的な懇談会を開いていることも念頭に、「うちの方から来てくださいとは言えない」「静観しているしかない」などと述べた。

 アンケートで合併の枠組みは、「1市5町」が31・8%、「(小山、野木を加えた)2市6町」が17・8%だった。
(2008年5月8日 読売新聞)

3755とはずがたり:2008/05/08(木) 11:21:29
<九州・沖縄>長崎県

東彼3町 住民、合併協設置を請求 今月下旬にも署名開始
2008年5月8日 02:52
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/21049

 川棚、波佐見、東彼杵の東彼3町の住民12人が7日、合併協議会設置を3町に求める申請書を県に提出した。新合併特例法に基づく住民の直接請求は県内で初めてで5月下旬にも署名活動を始める方針。各町で有権者の50分の1の署名が集まれば、各首長は議会などで協議会設置の是非を諮らなければならない。

 住民代表は申請書提出のため佐世保市の県北振興局を訪れ、「新合併特例法の期限切れが2年後に迫る中、これが最後の機会」「3町の商工会は昨年末に合併した。住民のために行政も合併するべきだ」などと訴え、県の支援を求めた。高尾潤局長は「県の合併構想に沿う形。早急に手続きを進めたい」と応じた。

 東彼3町の合併をめぐっては2002年11月、合併協議会が設置されたが、04年3月に川棚町が離脱したことで破たん。県が昨年9月、東彼杵郡3町の合併構想を示し、佐世保市も今年に入り、3町に広域合併を申し入れたが、3首長とも「時期尚早」などと拒否していた。

 新合併特例法では署名の審査などを経て、知事が3町住民からの直接請求を通知した60日以内に首長は町議会に協議会設置の関連条例案を提案することが義務付けられている。

=2008/05/08付 西日本新聞朝刊=

3756とはずがたり:2008/05/08(木) 11:23:03
<首都圏>埼玉県

幸手は先ず五霞との合併に専念せよ。
新市名は久喜で良い。彩野とか東埼玉とかは要らん。

久喜など  6月にも合併意識調査
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/news/20080507-OYT8T00633.htm

 久喜市と菖蒲、栗橋、鷲宮町による初の合併協議会が7日、同市の総合文化会館で開かれ、首長や議員などによる協議が始まった。

 4市町による合併を巡っては2007年6月、久喜、白岡、菖蒲、鷲宮の4市町が意見交換したが、同年12月に白岡町が蓮田市との合併を目指して脱退し、代わりに栗橋町が参加した。その後、幸手市からも申し入れがあったが、4市町側が拒否し、4市町による合併協議会の設置が決まった。

 初会合では、今年度の予算(約4000万円)や事業計画、協議会の運営規約や今後のスケジュールなどが承認された。6月にも実施される住民意識調査は、4市町20歳以上の住民から計1万3500人(久喜6000人、菖蒲2000人、栗橋2500人、鷲宮3000人)を抽出し、郵送方式で行う。

 今後は09年2月に新市基本計画について住民説明会を行い、同年5月に合併協定を調印、6月に県に申請し、10年3月までには新市の誕生が決まる予定だ。久喜市の田中暄二市長は「合併は次世代への魅力ある町づくりのチャンス。さらなる発展に向け、取り組んでいきたい」と呼びかけた。
(2008年5月8日 読売新聞)

3757とはずがたり:2008/05/08(木) 11:27:19
<東北・北海道>宮城県

実は白石や岩沼・角田を抑えて県南の中心都市はこの柴田市となろうに足並みが揃わないのは残念である。

3町合併、大河原、村田も住民団体が署名提出
合併へ動きが本格化
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/news/20080508-OYT8T00126.htm

 柴田町との3町合併を目指す大河原、村田町の住民グループが7日、それぞれの町選管に法定合併協議会の設置を求める署名を提出した。先月30日には柴田町の住民も提出しており、合併に向けて3町の動きが本格化してきた。

 3町の住民グループは、新合併特例法の期限(2010年3月)までの合併を目指して、3月末から署名活動を行ってきた。大河原町では有権者1万9033人(3月2日現在)の50分の1(381人)を5000人余り上回る5510人分、村田町でも有権者1万371人(同)の50分の1(208人)を大きく上回る、3514人分の署名がそれぞれ集まった。

 住民グループは今後、6月にも署名簿を添えて、各町長に合併協議会の設置を本請求する見込みだ。

 村井知事は7日の定例記者会見で、「合併協議会が今後設置されるだろう」との見通しを示し、「小さな自治体が(合併で)ある程度の規模に生まれ変わる方が、メリットが大きい。県としても合併に向けて後押ししたい」と語った。

 また、同地域の合併論議は過去に頓挫したこともあるだけに、「各論の部分で意見集約できないことはあるだろうが、全体のことをを考えてほしい」と関係者に呼びかけた。
(2008年5月8日 読売新聞)

3758名無しさん:2008/05/10(土) 19:50:27
オーケイ電設の代表取締役、荻野啓一の実弟である荻野悟郎と一応戸籍上の
元妻である張華こと高島愛について大阪府警四条畷署に刑事告訴が
行われています。
公益のため捜査協力願います。ご参考として、このHPをご覧下さい。

http://qingdao.iinaa.net/ http://qingdao.iinaa.net/qingdao1.html


そして、これはニュース記事です。

・三洋電機元社員が偽装結婚容疑で書類送検

大阪府警四条畷署が兵庫県氷上町出身で三洋電機元社員の荻野悟郎容疑者(54)と中国山東省青島市出身で個室マッサージ店員の張華こと高島(旧姓 荻野)愛容疑者(33)を公正証書原本不実記載(偽装結婚等)の疑いで書類送検していたことが判明した。容疑は、平成13年に三洋電機社員であった荻野容疑者が日本滞在資格の欲しい張華こと高島容疑者のために虚偽の婚姻届を大東市役所に出した疑いと、平成15年1月27日に高島容疑者が当時夫の荻野容疑者とは別男性の男児を出産したのに、潤一と名付け荻野容疑者の子と偽り出生届を同市役所に出した疑い。両容疑者は容疑を一部認めている。平成19年に両容疑者と関係する中国人女性が偽装結婚の疑いで逮捕されていることから捜査員は背後に密入国斡旋組織があると見て警戒を強めている。この事件では、荻野容疑者は偽装結婚の捜査をされる直前に三洋電機本社から関連会社に転向させられており、捜査情報漏洩疑惑も浮上している。

3759荷主研究者:2008/05/11(日) 23:52:48

http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20080401/CK2008040102000118.html
2008年4月1日 中日新聞
浜松市の政令市移行から1年 山間部など過疎地“悲鳴”

浜松市天竜区の水窪町奥領家の町並み。町で最も大きい通りだが、行き交う住民は少ない

 浜松市は4月1日、政令指定都市への移行から丸1年を迎えた。大阪、横浜のような全国区の大都市に肩を並べたことが呼び水となったのか、市中心部に相次いで大型店が進出を決めるなど出足は快調だ。だが、山間部などの旧町村となると様相が変わる。過疎に歯止めがかからず、「東京と地方」にも似た格差の構図が目立つ。

 「この1年でも人が減っている。息子2人もよそに所帯を構えて帰ってこない」。天竜区水窪町奥領家で食料品店を営む女性(61)はこぼした。

 市中心部のJR浜松駅から北東へ約50キロ離れた、川と丘陵地に挟まれた集落。商店街を行き交う人はまばらで、高齢者が目立つ。

 無職の男性(84)が端的に語った。「街から遠いのを嫌って、人も企業も逃げていく。6月にはまた一つ、工場がなくなる」

 人口が右肩上がりで増え続ける市全体、あるいは大丸やビックカメラの出店が次々と表明される市中心部とは対照的だ。

 こうした過疎地域は市北部に集中している。水窪、春野、龍山、佐久間の旧町村部。65歳以上が過半数の「限界集落」も多く、冠婚葬祭など支え合いが不可欠な日常生活が難しくなっている。

 浜松市が政令市への一歩を踏み出したのは2005年7月。旧12市町村の大合併だ。広い権限と財政力で「市民福祉の向上」を目指した。過疎対策も手掛け、08年度予算では天竜区佐久間地区に救急救命士を配備し、同区の病院に就職を希望する看護学生に修学資金を貸与する。

 だが、過疎地の住民は焦る。「もっと速く抜本的に」

 鈴木康友市長は、地方行政の限界を認める。「医療や道路の整備と違い、過疎地の活性化には国の制度が大きくかかわる」と。

 それでも、市民には身近な市が頼りだ。「浜松で“地方”が死に絶える前に、なんとかしてほしい」=水窪町奥領家の自営業男性(70)=と、政令市の力に望みをかけている。

3760荷主研究者:2008/05/12(月) 00:10:57
http://www.sanyo.oni.co.jp/kikaku/2008/kurashiki/news/2008/04/10/20080410113858.html
2008年4月10日 山陽新聞
「2008 倉敷市長選」特集47万都市の選択 倉敷市長選を前に 【上】顔づくり チボリ、高架化難航 市の積極関与求める

ようやくにぎわいを取り戻したくらしきシティプラザ東ビル。JR倉敷駅周辺の整備は緒に就いたばかりだ

 「平成の大合併」で47万都市になった倉敷市。水島コンビナートをバックにした財政力と、美観地区や瀬戸大橋など恵まれた観光資源を生かし、都市基盤整備などを進めてきた。だが、中心市街地活性化など飛躍に向けて超えなければならないハードルは多い。20日告示、27日投開票される市長選を前に課題を検証する。

 久々に、JR倉敷駅前ににぎわいが戻ってきた。3月29日、「くらしきシティプラザ東ビル」(倉敷市阿知)に、新しい天満屋倉敷店がオープン。初日から待ちかねた買い物客が長い列をつくり、開店1週間は「目標の160%前後の売り上げで推移している」(同社)という好スタートを切った。

 2005年5月、東ビルの核テナントだった三越倉敷店が撤退。翌年10月から全館閉鎖して空きビル状態となり、駅前の地盤沈下が指摘された。

 1年半ぶりの再開に「駅前が暗いと市外から来た友達や観光客に恥ずかしいし、市民として申し訳ないと思っていました」。買い物に来た主婦曽根由紀子さん(67)=同市寿町=は話す。

3点セット

 東ビル、倉敷チボリ公園、駅周辺の連続立体交差(鉄道高架化)事業―。「倉敷駅周辺の3点セット」といわれるこれらの事業は、同市中心市街地だけでなく市全体の飛躍をかけた重要課題だが、長く前進しないことで関係者を悩ませてきた。

 同ビルへの天満屋誘致は地権者でつくる管理組合法人などが主体となり、解決をみた。問題が長引く残る2事業は岡山県が主導するプロジェクト。いずれも市は事業主体でないことを理由に、一定の距離を置いてきた。

 経営再建が難航する駅北口の倉敷チボリ公園(同市寿町)は、デンマーク側との契約交渉が決裂、県の財政支援も打ち切られることになり、来年以降の運営のめどが立たない。

 市は「市中心部の貴重な都市空間」と公園の意義を認める半面、新たな財政支援をしない方針を貫き、昨年秋の県から市への運営主体移譲提案も断った。

 観光面などで公園の恩恵を受けてきた倉敷市だが、問題打開に向けた具体的提案を打ち出せないままだ。

 一方、連続立体交差事業は国の補助調査に採択されて13年が経過したが、関連する市の駅前東土地区画整理事業(約3・6ヘクタール)は、複雑な権利関係の前に用地買収が遅れ、いまだに着工できない。駅北西の第2土地区画整理事業(約22・5ヘクタール)もようやく用地買収の見通しが立った段階。隘路(あいろ)から抜け出せない。

 「所有者や事業主体がどこだろうと駅前は貴重な公共空間。市にはその視点から、もっと問題解決に主導的役割を果たしてほしかった」。東ビル問題にかかわった関係者はいらだちを隠さない。

描けぬ青写真

 倉敷駅周辺では05年から5年間の計画で、国のまちづくり交付金を活用した市の都市再生整備事業が進む。駅周辺と駅前東の2つのエリアで35事業に総額85億円が投入され、既に美観地区の夜間景観照明が始まるなど、形に現れ始めている。

 だが、中心市街地活性化の前提となる「3点セット」の“呪縛(じゅばく)”にはまり、「こうした重要課題が解決しなければ、市中心部の青写真も描きにくい」と市幹部。

 本来の都市再生議論に使うべき時間が失われていく。

 「倉敷駅周辺は“市の顔”であり、観光都市倉敷の玄関口。明確なマスタープランに沿った整備を進めることで、市内外から人や物を引きつける。それが市の魅力や活力を高めることにもなる」。倉敷商工会議所の豊島健二観光委員長(61)は厳しい視線を注ぐ。

3761荷主研究者:2008/05/12(月) 00:11:22
http://www.sanyo.oni.co.jp/kikaku/2008/kurashiki/news/2008/04/11/20080411102557.html
2008年4月11日 山陽新聞
47万都市の選択 倉敷市長選を前に 【中】市立大学 構想めぐり二転三転 負担に見合った効果焦点

4年制化問題で揺れる倉敷市立短大。市の財政負担など課題は多い

 高台のキャンパスの桜が満開を迎えた8日、倉敷市立短大(同市児島稗田町)は入学式に臨む新入生であふれた。この短大の4年制化の是非をめぐり今、市立大学審議会で熱い議論が続いている。

 18歳人口の減少で入学希望者が定員数を下回る「大学全入時代」が到来。学生数を確保しにくい短大を取り巻く環境は厳しく、全国的に4年制大学化への流れは顕著だ。

 1968年に保育専門学院からスタートした市立短大も、志願者数が2007年度までの5年間で26%減った。市はこれまで「入学志願者が減る厳しい状況を考慮すれば、早期の大学開学が必要」との立場を取ってきた。

 同短大の伊澤秀而学長も「このままの形で短大は生き残れないことは分かっている。審議会の答申を受け、早期の改革が必要だ」と強調する。

6年越しの課題

 市立大学問題は03年の検討開始から6年越しの課題。議論が長引いた大きな要因は、二転三転した市の大学構想にある。

 06年2月、当時の検討委員会は現在の保育、服飾美術の2学科をおおむね4年制に発展させる内容の報告をまとめた。だが、市は「魅力あるユニークな大学づくり」を主張し、国際ビジネス学部や人づくり学部を創設する構想を相次ぎ発表。市議会や短大が猛反発し、市が目指した09年春の開学は事実上不可能になった。

 振り出しに戻った形で「ゼロベース」から協議することを前提に、昨年10月に設置された大学審議会。議論の焦点は、拡大する市の財政負担に見合った効果があるか、私立大学が多い市内に公立大学が必要な明確な理由づけができるか―だ。

 1990年代、大学誘致を公約にした当時の渡辺行雄市長(故人)は、加計学園の倉敷芸術科学大と、津山市から全面移転を計画していた作陽学園の作陽音大を誘致。総額194億円の支援を断行した。結果、倉敷市は、岡山県内16大学10短大のうち、5大学4短大を抱える“大学都市”になった。

 市の試算では、4年制大学開学のための初期投資に約16億円、毎年の運営費交付金など財政支援に6〜16億円がかかる。現在の短大へ年間の市の負担額2億8000万円余を大きく上回る。

 「私立大との競争になる。誘致した大学経営を市が圧迫することにならないか」「さまざまなマイナス要因がある中で、4年制化が必要だという理由を市民に説明する責任がある」―。審議会委員の苦悩は続く。

論戦テーマに

 07年度に出すはずだった大学審議会の答申はずれこみ、前哨戦を戦っている市長選の立候補予定者の間でも、4年制化への是非が論戦の1つのテーマにも浮上している。

 市大学設置準備室は「答申は出していただくが、市の判断は選挙の結果しだいになる」とし、4年制化について集中審議する次回審議会の開催は、市長選後の5月になった。

 大学経営に詳しい山本清東京大大学院教授=大学経営・財務論=は「短大を4年制化し、学科に職業色を出す流れは間違っていないが、将来の負債につながる可能性を覚悟すべきだ」と分析。「市の活性化につなげるなら、企業誘致など産業施策と一体で考えなければ、市が税金投入する意味はない」と指摘する。

3762荷主研究者:2008/05/12(月) 00:11:51
http://www.sanyo.oni.co.jp/kikaku/2008/kurashiki/news/2008/04/12/20080412120142.html
2008年4月12日 山陽新聞
47万都市の選択 倉敷市長選を前に 【下】中核市の風格 生かせぬ規模の利点 問われる総合力発揮

合併を重ねて人口47万人を擁する大都市となった倉敷市。一体感の醸成による地域力アップが課題だ

 「倉敷をホームにするつもりだったが、実現できなかった。昇格以来、まだ地元で公式戦が開けていない」

 サッカーのJFLで活躍する三菱自動車水島FCの熊代正志監督(52)が嘆く。

 2005年度にJFLに昇格した同チームだが、倉敷市内には、観客収容数5000人以上というJFLの試合開催要件を満たす競技場がなく、昇格後はホームスタジアムを笠岡陸上競技場(笠岡市)に移した。

 倉敷市には陸上競技場を備えた運動公園は倉敷、児島、玉島、水島の各地区に1カ所ずつあり、人口10万人当たりの陸上競技場数は全中核市で最も多い。一方、スタンド収容客数は、最多の倉敷運動公園陸上競技場(同市四十瀬)でも約1000人。“ホーム”の座を譲らざるを得なかった。

10万都市の集合

 02年4月、全国30番目の中核市となり、7年目を迎える倉敷市。「平成の大合併」では真備、船穂両町を編入、人口は約47万人に膨らみ、広島、岡山市に次ぐ中国地方3番目の規模を誇る。

 だが、「倉敷はいまだに10万都市の集合体。大都市という実感は市民には薄いのでは」と市議の一人はスケールメリットの薄さを挙げる。

 現在の市は1967年、倉敷、児島、玉島の3市が対等合併した経緯があり、これにコンビナートで急成長した水島を加えた4地区でイベントや施設整備をバランスよく実施。各地区の均衡のとれた発展を目指してきた。

 人口当たりの支所・出張所面積や生涯学習センター数が全中核市で上位に入るなど行政サービスが身近に受けられるが、「ハコものが多く、管理費などコストがかかる」(市幹部)都市にもなった。

 「ポリセントリック(多機能融合)型都市」。各地区の特色を生かしたまちづくりを目指す市は「各地区の拠点が機能を相互補完し合うのが、倉敷に合っている」(末永洋之総合政策局長)とする。

 ジーンズの児島、江戸期からの外港を生かした玉島…。多様な旧市の特色づくりは進むが、各地の連携強化による“融合都市”づくりは40年たった今も途上。さらに市債残高1502億円(2008年度末見込み)を抱える厳しい財政事情が続く中、均衡投資型の施策が続けられる保証はない。

地域力低下懸念

 平成の大合併を経て各自治体の規模は拡大し、都市間競争は激化。特に岡山県南では、隣の岡山市が政令指定都市を目指しており、急速に地域での求心力を高めている。

 産業、観光都市として存在感を発揮してきた倉敷市だが、観光客数は長期的な減少傾向が続く。国立社会保障・人口問題研究所は、30年には市の人口は現在より3万人減ると予測。日本政策投資銀行が昨年行った「地域づくり健康診断」でも「20代前半や退職世代の転出傾向が顕著」「旧来の中心市街地が急速に衰退」が課題に挙げられ、地域力の低下も懸念される。

 岡山商科大の多田憲一郎教授(地方財政論)は「合併後の倉敷市は、新しい都市像を象徴するビジョンを示していない。今後は全国レベルの地域資源を生かし、トータルとしての“倉敷ブランド”を打ち出す政策が必要」と指摘する。

 瀬戸内エリアや岡山県をけん引できる中核市としての“総合力”発揮が問われている。

3763とはずがたり:2008/05/12(月) 14:13:45
<東北・北海道>岩手県

さて門馬地区の分村合併の要望は無視されるのかな。。
まぁ宮古市との合併そのものは非常に好ましいけど。
http://www.mapion.co.jp/map/admi03.html
門馬地区の意向はコストに比して非常に大きいのかねぇ。。

月内にも合併協申し入れ 川井村が宮古市に
ttp://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20080510_7

 宮古市と川井村の合併協議が本格化する。川井村の内舘勝則村長は村議会と協議後、今月中にも同市に合併協議会設置を申し入れる方針だ。宮古市の熊坂義裕市長は申し入れがあった場合、市議会に合併協議会の設置を諮る意向を示しており、順調に進めば、両議会の6月定例会や臨時会に設置議案が提案される。2010年3月末を期限とする新合併特例法内の合併に向け、両市村の協議は加速しそうだ。
 内舘村長は今後のスケジュールについて「改選後初の村議会臨時会で議長、副議長など議会構成が決まった。議会と協議し、早い時期に対応を進めたい」とし、今月中にも宮古市へ合併協議会設置を呼び掛ける考えだ。
 4月20日投票の村議選は、定数10に対し11人が立候補。現職8人、元職と新人各1人が当選した。
 岩手日報社が候補者全員に行ったアンケートでは、当選者10人のうち、「全村で宮古市と合併するべき」と答えたのが8人と圧倒的多数。「当面単独」、「門馬地区は分村して盛岡市と、それ以外の地区は宮古市と合併」と回答したのが、それぞれ1人。今のところ、議会内の空気も宮古市との合併に大きな支障は見当たらない。
 内舘村長は「人口減少が続く中で、自立は難しい。合併協議の中で、川井村の地域性をどう生かせるかを話し合いたい。合併するならば、新合併特例法の期限内にしたい」と意欲を見せる。
 村は7月ごろに地域活性化に向けたシンポジウムを開催する予定。合併準備と並行し、地域活性化の機運を高める考え。盛岡市との合併や当面自立を求める声がある門馬地区については対話を継続する方針。
 熊坂市長は「旧宮古、田老、新里の3市町村の合併後、新市のまちづくりに全力で取り組んでいるが、川井村が意見をまとめて合併協議会設置を申し込んでくるのであれば、市議会に設置を諮る」と話す。

3764とはずがたり:2008/05/12(月) 14:22:10
<北陸・甲信越・北関東>長野県

闊達・闊大貨物・闊葉樹・久闊を叙す・闊歩…使い道めちゃ多いし闊を准常用漢字に指定しようヽ(´ー`)/

其れはさておき賛成派・反対派が連携しての試み。素晴らしいですな。流石長野県だ。

合併問題で討論会を 小川村の自立派と合併派が要望
http://www.shinmai.co.jp/news/20080510/KT080509ATI090011000022.htm
5月10日(土)

 上水内郡小川村が6月に実施する、長野市との合併の是非を問う住民投票を前に、村民有志が9日、村議会主催の公開討論会を開くよう求める清水勝義村議会議長あての要望書を議会事務局に提出した。要望には合併への賛成、反対双方の立場の住民が加わっており、納得いく議論を経て村民に判断してもらいたい−と手を携えた形だ。

 要望書は、合併によらず自立を目指す住民でつくる「小川村の明日を模索する会」と、長野市との合併を支持する住民でつくる「小川の将来を考える会」の代表2人の連名で提出した。

 村民が村の今後の方向性について判断し選択するためには、十分な情報提供や自由闊達(かったつ)な意見交換の場が必要−とし、討論会開催は「住民投票条例案を可決した議会の責務」と指摘。

 日時は6月1日午後とし、パネリストは自立派、合併派の村民を3人ずつ(村議各1人を含む)計6人を想定。司会者には村外の人物を充てるなど、具体的な内容も提言している。

 清水議長は取材に「来週にも全員協議会を開いて審議する。決まれば、要望書に沿った形で(討論会を)行いたい」と話した。

 村は8日から6月8日まで、村内20カ所で村が選んだ自立の方針について説明する住民懇談会を開いている。

3765とはずがたり:2008/05/12(月) 17:47:46
<北関東>群馬県

あとは民意を踏みにじって利権確保の為に居坐る町議会議員をリコール等で揺さぶって各個撃破じゃ〜ヽ(`Д´)ノ

吉井町、高崎市との合併協設置「賛成」多数
住民投票 2000票差で上回る
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20080511-OYT8T00696.htm

 吉井町で11日、高崎市との法定合併協議会設置の賛否を問う住民投票が行われ、開票の結果、賛成8236票、反対6071票となった。高崎市議会がすでに設置案を可決しており、近く協議会が設置され、合併に向けて第一歩を踏み出すことになる。しかし、町議会(15人)では合併反対派が多数。法定協が設置されても、議会が最終的に合併議案を否決する可能性もあり、今後、多くの曲折が予想される。有権者数は2万163人で、投票率は71.75%だった。

 賛成が反対を2000票以上も上回ったことについて、斎藤軍雄町長は同日夜、「大変うれしく受け止めている。早急に合併協議会を設置し、中核市の枠組みに間に合うよう取り組んでいきたい」と述べた。

 一方、合併反対の立場をとる「元気で明るい吉井町をつくる会」の平井日出男会長は、「町民を信じていたが、想像もつかない票差で残念だ。支援してくれた方々に本当に申し訳ない。若い世代を取り込めなかったのが敗因の一つだろう」と語った。

 同町では2004年に、合併に関する2度の住民投票が行われた。合併の賛否や枠組みが問われた5月の住民投票では賛成が反対を約4800票上回り、合併相手も「高崎市」が多数を占めたが、高崎市との法定協設置の賛否が問われた11月の投票では315票差で反対が多数を占めた。

 高崎市が中核市指定を目指す中、今年3月、住民請求に基づく高崎市との法定協設置案を町議会が否決。合併推進の立場の斎藤町長が「財政状況は厳しさを増し、社会情勢や合併に対する住民意識が大きく変わった」として住民投票請求に踏み切った。

 今回の結果について、高崎市の松浦幸雄市長は「合併に向けた大きな前進。中核市移行の手続きもあるので、年度内には合併の議決がいただけるよう協議を進めたい」とのコメントを出した。

  ◇  ◆  ◇
 賛成 8236票
 反対 6071票 (確定)
(2008年5月12日 読売新聞)

3766とはずがたり:2008/05/12(月) 17:53:11
<東海・甲信>山梨県
>>3747 >>3715

裏金や合併問題など説明増穂町議会、町民に報告会
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/news/20080510-OYT8T00707.htm

 増穂町議会は9日夜、同町青柳町の町民会館で町民を対象にした初の議会報告会を開き、裏金問題や合併問題など5項目について説明した。

 報告会は同議会が「開かれた議会」に向けた取り組みの一環で行われたもので、この日は町議全14人と町民約60人が出席した。議会側からまず、今年3月に発覚した町の裏金問題や、鰍沢町との合併問題について説明。その後の質疑応答では住民から「裏金問題の責任を取って議員報酬を減らすという議論はどうなっているのか」「合併問題は住民投票などで町民の意見を聞いてほしい」「報告会は町内の各地区で開催して欲しい」など意見が活発に出された。

 今回の報告会について町民の受け止め方は様々だ。不満そうな表情の男性(72)が「納得できる説明がなかった」と語れば、別の男性(69)は「公にすべきところはすべて公にされた。評価したい」と話した。

 永井寛子議長は「厳しい意見も出たが、町民の声が聞けて良かった。信頼できる議会作りに向けてより一層改革に取り組んで行きたい」と述べた。
(2008年5月11日 読売新聞)

3767とはずがたり:2008/05/12(月) 17:53:22
<九州・沖縄>熊本県

美原は堺に対してかなり巧いことやった印象である。
熊本市から利益を引き出す為の最後の一自治体を競わすことで兎角持ち出しとなる熊本市の交渉力も増すであろう。

2008年5月12日 14:50
法定協移行、8月下旬にも判断 益城町長
http://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20080512200016&amp;cid=main

 熊本市と上益城郡益城町は十二日、合併任意協議会の初会合を開いた。八月ごろまで今後四回開く。会合後、住永幸三郎町長は任意協終了後に住民説明会を開いたうえで、早ければ八月下旬にも合併協議会(法定協)への移行の是非を判断する考えを示した。

 任意協は同市内のホテルで開催。会長の幸山政史市長は「益城町とは住民投票で法定協設置が反対された経緯があり、感慨深い」、副会長の住永町長は「合併・政令市を目指すか、町制維持か。住民に判断材料を提供したい」と述べた。

 任意協は両首長のほか議会、自治会など各種団体代表ら二十人で構成。両市町の総務・企画財政部門でつくる幹事会と、市民生活など十一分野別の作業部会を設け、協議項目や調整方針案をまとめる。協議終了後、熊本市も住民説明会を開く。

 二十日の第二回会合から、税や住民サービスの違いについての調整方針や、合併して政令市に移行した場合のまちづくりについて協議する。

 熊本市は合併特例法期限内の二〇一〇(平成二十二)年三月までに周辺自治体との合併を進め、人口要件が七十万人に緩和されている政令指定都市への移行を目指している。住永町長は「特例法の期限を考えれば、八月下旬か九月上旬には、方針を出さないといけない」と話した。

 熊本市は十月六日、下益城郡富合町と合併し、人口は六十七万八千人になる。三万三千人の益城町と合併できれば要件を達成する。また、下益城郡城南町とも任意協を設置。鹿本郡植木町とは合併問題調査研究会をつくっている。(渡辺直樹、野方信助)

3768とはずがたり:2008/05/12(月) 18:08:06
<近畿>滋賀県

住民投票運動も盛り上がらないというのは良いことか?w

住民へ意義説明を
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news/20080510-OYT8T00838.htm

 湖北1市6町の合併論議が本格化してきた。すでに事前協議で、長浜市に6町が編入し、新市の名称を「長浜市」とすることなどを確認した。2010年3月末までの実現を目指して着々と事務作業が進む一方で、住民の関心は高まってこない。

 長浜市が昨秋、市内10か所で行った合併説明会では、毎回約25人の参加者にとどまり、ほとんどは市議や市職員だった。2005年に6町合併が進められた際、住民投票条例の制定を求める署名活動が起こった高月、木之本町などでも、当時のような盛り上がりは感じられない。

 市合併推進室の担当者は「具体的な議論に入れば市民の意識も変わってくるのでは」と期待するが、住民からは「そもそもなぜ合併なのか。大義が全く伝わって来ず、興味がわかない」との声もよく聞かれる。

 「湖北は一つ」の掛け声のもと、行政側は旗を振るが、主役であるべき住民の関心を喚起し、住民を巻き込んでの議論がなければ、新市の未来像を描けるはずはない。(田島武文)
(2008年5月11日 読売新聞)

3769とはずがたり:2008/05/12(月) 18:09:16
<東海>静岡県

湖西・新居 合併地区別に懇談会
2008/05/12
http://www.shizushin.com/news/local/west/20080512000000000029.htm

 湖西市と新居町との合併で、両市町は地区別懇談会を開催する。現在の状況や、将来ビジョン、財政シミュレーションなどについて説明する。
 湖西市は懇談会を2月に行っていて、今回は2回目の地区別懇談会。12日から28日まで、市健康福祉センターや岡崎中などを会場に計10回行う。三上元市長が出席し、住民アンケートの結果も交えながら、参加者と懇談する。
 新居町は13日から25日まで、住吉公民館や町民センターで、5回の懇談会を開く。中嶋正夫町長が出席して、湖西市への編入合併を申し入れた理由などについて説明する。
 地区別懇談会は湖西市、新居町ともに午後7時開始。事前申し込みは不要で、どの会場でも参加できる。
 地区別懇談会に関する問い合わせは湖西市役所合併調査課[電053(576)1255]か新居町役場総務課[053(594)1111]へ。

3770とはずがたり:2008/05/14(水) 13:49:47
<九州・沖縄><広域合併><道州制>

此迄道州制に関する議論は<広域合併>として来たけど単県型も現れるとなるとそぐわないね。。

沖縄を「特例型」単独州に 県知事に第1次提言を提出
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2008051301000180.html
2008年5月13日 12時12分

 沖縄県の経済人や学識経験者などによる県道州制懇話会は13日、道州制が実現する場合、同県はほかの道州より多くの権限を国から譲り受ける「特例型」単独州を目指すべきだとする第1次提言をまとめ、仲井真弘多知事に提出した。

 提言によると「特例型」は、国境の海洋地域にある離島という沖縄の特性から、ほかの道州では国が行うことが予想される関税や出入国管理事務などについても権限移譲を受ける。世界に開かれた活力ある地域づくりにつながるとしている。

 単独とした理由は、琉球王国や沖縄戦などを踏まえた県民意識を考慮。離島振興策や米軍基地など固有の問題で「九州に統合されると重点的な取り組みが期待できない」ことも挙げている。

 一律でない道州制が認められることで「小さな沖縄が先進的な変革にチャレンジし、活力ある多様な日本づくりに貢献できる」とアピールした。
(共同)

3771とはずがたり:2008/05/14(水) 13:51:14
Uターン,Jターン,Iターンと色々有るけど遂にAターン迄登場w
ゆうてもIターンの秋田版ってだけみたいですけど。

Aターン就職者、3年連続増加 東京で7月、単独面接会
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20080514f

 県外から本県に就職する「Aターン就職者」が2005年度から3年連続で増加している。県はこれを好機ととらえ、7月に東京で13年ぶりとなるAターン希望者のみを対象にした面接会を行う。

 事業が始まった1991年度以降、Aターン就職者数は1000人以上で推移していた。99年度に初めて1000人を割り込み、2004年度には756人まで落ち込んだ。05年度から回復に転じ、同年以降は3年連続で1000人以上を維持し、07年度は前年比0・5%増の1050人だった。

 13年ぶりのAターン希望者のみを対象とした就職面接会は7月12日、東京都中野区の中野サンプラザで開かれる。旧盆前に設定することにより、Aターン希望者が東京で面接した後に帰省し、すぐに企業訪問したり、再度面接したりできるように配慮した。

 問い合わせは県雇用労働政策課TEL018・860・2336
(2008/05/14 10:53 更新)

3772とはずがたり:2008/05/21(水) 18:18:58
<首都圏>埼玉県さいたま市

さいたま市議会
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/mayor/1188953018/

352 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/03/17(月) 13:09:38 ID:samSrHn4
(請願第5号件名)
議案第2号「平成19年度さいたま市一般会計補正予算(第6号)」ですが、このうち赤山東線は、
新都心を囲む環状道路の南側部分を構成する道路と位置づけられています。大宮市・与野市・浦和市
の合併協定書には、新都心周辺を候補地とする市役所新庁舎の建設と、合併後速やかに新庁舎建設基
金を創設する旨が明記されていますが、本定例会では自民党の代表質問に対して相川市長は「区役所
等の公共施設の建て替えも含めた基金の創設なら検討する」と答弁し、3市合併の協定書を事実上反
故にする姿勢を明確にしました。また赤山東線の周辺道路で交通渋滞は発生しておらず、減額になった
とはいえ跨線橋と跨道橋合わせて64億7000万円もの工事費をかけて赤山東線の整備を進める必要
はありません。
 深刻化している大宮市街地の交通渋滞解消の切り札であり、鉄道博物館、盆栽会館、そして仮称岩槻
人形会館を結ぶ回遊ルートとなる都市計画道路・指扇宮ヶ谷塔線など、市内には他に優先して整備すべ
き道路があり、市役所移転が現実化し、新都心が名実ともに本市の中心になるまで、赤山東線の整備は
凍結すべきであり、本議案には反対いたします。

353 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/03/17(月) 13:12:00 ID:samSrHn4
(請願第6号件名)
議案第42号「さいたま市区の設置等に関する条例及びさいたま市福祉事務所設置条例の一部を改正する条例
の制定について」です。本議案は北区役所を移転するというものですが、そもそも北区という名称、そしてそ
の存在自体が、住民不在・住民無視の象徴です。政令指定都市移行に伴う区の設置に際して、本市では平成1
4年に2回にわたる区名投票を実施しましたが、大宮北部地区では「大宮北区」が他の名称を3倍以上引き離
す圧倒的な票差で1位になったにも関わらず、「北区」という名称が押し付けられました。当時区名に関して
は、8万筆を超える見沼区反対署名が提出されたことが全国的なニュースとなりましたが、与野や大宮北部か
らもそれぞれ数千筆の区名反対署名が提出されたことを決して忘れてはなりません。
また区割りに関しても、旧大宮市をすべて大宮区に、旧浦和市をすべて浦和区にという住民投票を求める1万
7763名の直接請求署名が提出されたにも関わらず、旧大宮市・浦和市をそれぞれ4分割する区割りが強行
されました。
 このように大宮北部地区は、住民の意向を全く無視して大宮から切り離され、区名からも「大宮」という文
字が排除されたのであります。
 私の元には、大宮北部の住民から「納得できません。ここは大宮!」「大宮に生まれ、大宮に育ったのに、
自分の住んでいる場所から大宮の名前が消えるのは、耐えられません」「大宮という誇りを消してしまった相
川市長、市民の声をもっと聞いてください」という、怒りの声が多数寄せられています。そして私自身「北区」
という住所を書くたびに、ジクジたる思いであり、大宮に対する住民の誇りとアイデンティティを踏みにじる
さいたま市の解体に向け、決意も新たにしております。
 ここで平成14年11月臨時会において、「すべての行政区で区名投票1位となった名称を採用する修正案」
を共同提出された鶴崎敏康議員、中山欽哉議員、並びに高柳俊哉議員のご尽力に改めて敬意を表するとともに、
存在そのものが住民無視である北区を廃して、誇りある大宮の一部に復帰させるべきとの立場から、本議案には
満腔の怒りと全身全霊の怒りを込めて、反対いたします。

3773とはずがたり:2008/05/21(水) 18:19:44
<首都圏>埼玉県さいたま市
>>3772-3773

354 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/03/17(月) 13:13:33 ID:samSrHn4
(請願第7号件名)
議案第49号「さいたま市視聴覚ライブラリー条例の一部を改正する条例の制定について」ですが、本議案はこれまで大宮、与野、
北浦和、岩槻の各図書館で所蔵していた映像資料を、大宮北部に開館する北図書館へ集中させようという内容です。
 映像資料の貸し出しは団体利用がほとんどであり、従来と比べて利便性が低下しないよう配慮はされていますが、図書館の資料は
それぞれの地域が長い歴史の中で収集してきた文化資産であり、一極集中を行うべきではありません。
 特に本市は、合併によって成立した自治体であり、もとの4市がそれぞれの伝統と文化を独自に発展させつつ、緩やかなそして
離脱可能な連邦制のような「多文化共生」を尊重した連合都市を目指すべきであり、図書館の資料はそれぞれの地域に残すべきです。
 またここで想起されるのが、合併の原点である1995年の合併促進決議です。「芸術文化の与野」がうたわれているにも関わらず、
与野図書館からは昨年4000冊もの蔵書が浦和の中央図書館へ奪われ、今回また映像資料が根こそぎ大宮の北図書館へ奪われるの
です。まさに本市の現状は、合併の原点をないがしろにしていることも指摘し、とりわけ与野選出の議員諸氏のご賛同を期待しつつ、
本議案には反対いたします。

355 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/03/17(月) 13:15:14 ID:samSrHn4
(請願第8号件名)
議案第62号、第63号、第64号及び第65号の「議決事項の一部変更について」の議案4件ですが、
これらは、市民医療センターの建設に合計1億4100円を追加支出して、工事契約の変更を行うものです。
市民医療センターは、来年春の開院を目指して建設が進められておりますが、それと引き換えに大宮医師
会病院は閉鎖される予定となっております。大宮医師会病院閉鎖後の、大宮北部地区における医療体制、
とりわけ夜間休日の救急医療体制、そして小児救急医療センターに代わる施設の設置について、大宮の市民
の間では非常な不安や不満が高まっているのみならず、本市議会でも平成16年2月定例会において、
「大宮医師会病院の移転等に係る跡地またはその周辺地区への救急診療等の施設対応及び運営関係機関等の
調整を求める附帯決議」が全会一致で可決されております。
平成20年度予算では、仮称大宮休日夜間急患診療所整備事業として350万円の補助金が計上されていま
すが、果たしてこの予算で、現行の24時間診療体制の維持が可能なのか、夜中に子供の具合が悪くなって
も駆け込むことはできるのか、肝心な点について執行部側からは具体的な説明がなされていません。
このような状況の下で、大宮医師会病院の閉鎖を前提とした市民医療センターの建設に追加支出を行うこと
は認められず、これら4件の議案には反対です。

356 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/03/17(月) 13:16:21 ID:samSrHn4
(請願第9号件名)
議案第70号「市道路線の認定について」ですが、本議案で挙げられている10本の路線のうち、
22485号については現時点で住宅が建っており、居住者がいるのです。
 本路線のすぐ隣には平行する市道があり、新たに市道を建設する必然性はありません。立ち退き
の買収交渉も始まっておらず、用地取得にいくらかかるのかも未定です。
 立ち退きの対象となる方がまだ同意していない段階で、都市計画道路ならまだしも、一方的に
市道に認定され、人が居住している場所がある日突然道路とされてしまうような不可解な事態は
認められず、本議案には反対いたします。

357 :いづみや愛好会:2008/03/17(月) 13:47:00 ID:???
↑このような長いタイトルでの請願という戦術は
とても新人には考えつかない。
バックに元職の議員がいるんだろう。
誰でしょうかね?

358 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/03/17(月) 14:43:36 ID:???
吉田一郎は議員としては新人だが、
請願者としては、何年も前から出していたベテラン。

3774とはずがたり:2008/05/23(金) 02:02:16
<九州・沖縄>福岡県
>>3689>>3649>>3621>>3443>>3016
うおん!?此処迄来て。。村長をリコールしろよヽ(`Д´)ノ
っちゅーか辞職して信を問う形が一番スッキリしそうではある。。

市町村合併:八女市への編入合併 星野村長、離脱案提案へ /福岡
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20080514ddlk40010484000c.html

 周辺3町村とともに八女市への編入合併を協議中の星野村の高木良之村長は13日、合併協議会からの離脱議案を、15日に開く村議会に提案することを明らかにした。5市町村は26日に合併調印をし、6月2日に各議会が合併議案を議決する予定で進められてきた。

 会見した高木村長は「住民投票条例は議会に反対された。離脱して、再度合併の必要性を確認したい」と改めて民意を問う理由を説明した。

 5市町村合併協は2月末、合併協定の全項目に合意。高木村長は3月21日の同村議会で「個人的には村単独でいく方がよいと思う」と話し波紋を広げ、同28日の合併協で謝罪し「合併を推進する」と述べていた。

 高木村長は13日午後、合併協会長の野田国義八女市長に会い「村は合併問題で二分している。態度をはっきりさせることで事態を収拾させたい」と離脱案提案の方針を説明した。野田市長は「離脱案は否決されるだろう。これまで通り合併に向け努力する」と話した。【丸山宗一郎】

〔筑後版〕
毎日新聞 2008年5月14日 地方版

>>3689の他社報

八女地区合併 星野村長 協議継続を表明 4首長、一様に安堵 「足並みそろえていける」
2008年3月27日 01:05 カテゴリー:九州・山口 > 福岡
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/12366?c=210

 八女地区5市町村の合併について星野村の高木良之村長が26日、今後も協議を進めることを表明し、他の4市町村長からは「足並みをそろえて前進していける」と、安堵(あんど)の声が聞かれた。

 「(合併協議では)要望していた地域審議会設置が実現せず、(合併後の)議員定数も希望通りにならなかった。私の思いも分かってほしい」。同日夕、八女市役所で4市町村長との緊急会議に臨んだ高木村長は、合併協議を進めることを明言した上で、揺れ動いた心情を吐露したという。

 高木村長の説明に各首長は、一様にほっとした表情を浮かべた。八女市の野田国義市長は「引き続き一緒にやっていけるのはうれしい」。黒木町の小川光吉町長も「協議を今まで一緒にやってきたので、(今回の決断は)良かった」と喜んだ。

 立花町の田中礼助町長は「八女地方の未来のために、これからも一緒に知恵を絞っていきたい」と語った。一方、両町長と矢部村の中司謙治村長は「住民を説得して、合併を成し遂げよう」と高木村長に声を掛けたという。

=2008/03/27付 西日本新聞朝刊=

3775とはずがたり:2008/05/23(金) 02:03:00
<九州・沖縄>福岡県

星野村長、調印拒む構え
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41000000805160003
2008年05月16日

 八女地域の合併が揺れている。15日の星野村の臨時議会で、単独村制を目指す高木良之村長提案の「合併離脱」議案が反対多数で否決され、逆に議員側が村を廃止して八女市に編入するための「廃置分合」議案を急きょ提案し、可決した。これに対し、高木村長は今月26日の合併調印式を欠席するほか合併に必要な手続きを拒む姿勢を見せ、合併が実現するかどうか不透明な情勢だ。

 星野村を含む八女地域5市町村は2010年2月の合併に向け、合併協議会ですべての項目に合意し、調印式を待つばかりだった。

 ところが、今月に入って同村の合併反対派の住民が合併協議からの離脱を求める署名を提出したことから、高木村長がこの日の臨時議会を招集。「『住民の総意がなければ合併に進まない』というのが自分の選挙公約。合併をめぐり村が二分された今、離脱しかない」と述べ、合併協議会からの離脱の賛否を問う議案を提出したが、3対6で否決された。

 その後の緊急質問で、今後の対応を問われた高木村長が「離脱表明をした以上、調印式に出ない」と明言したため、合併に賛成する議員が「村政を任せられない」と反発。6月2日に5市町村議会で一斉に提案する予定だった廃置分合議案を急きょ提案し、可決した。県によると、同議案が執行部提案でなく、議員提案されるのは全国でも珍しいという。

 ただ、高木村長の姿勢はかたくなだ。取材に対し「村の長として離脱の方向は変えない」として、村の財産を八女市に帰属することを認めるなど残る合併関連2議案の議会提案もしないと明言。議会終了後に役場を離れ、村職員も終日連絡が取れなくなった。

 県や村は対応に追われた。村長が提案を拒否した場合、この2議案を議員提案できるかどうか、総務省に問い合わせるなどした。ただ、議案が可決されても、廃置分合の知事申請には関係市町村長全員の押印が必要で、結局は高木村長が「離脱」を貫けば合併が壊れる。

 合併事務局は「廃置分合議案の可決は村として合併を認めたということ。村長にはご理解いただいて職務を遂行してほしい」と苦り切っている。

 宮崎県では同様の事態になって、首長が解職請求(リコール)された例がある。宮崎市と旧高岡町の合併で、04年末に町議会が廃置分合案を可決したものの、合併反対を主張し続けた当時の町長がリコールされ、出直し町長選で当選した新町長の下で合併した。

福岡・八女など5市町村合併調印式、星野村長欠席表明で中止
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20080517-OYS1T00213.htm

 福岡県星野村の同県八女市への編入合併を巡り、合併に反対する同村の高木良之村長が合併協定書調印式への欠席を表明した問題で、八女市、黒木町、立花町、星野村、矢部村の5市町村でつくる法定合併協議会は16日、26日の調印式を取りやめることを決めた。

 八女市で16日、5市町村合併担当課長会議を開き、「現状で調印式を行うのは難しい」と判断した。協議会の職員が22日に5市町村を回り、各首長へ直接、協定書への押印を求める。

 福岡県は「首長による協定書への押印は、合併手続き上、必ずしも必要ではない」としているが、各議会で合併議案が可決された後、知事に提出する合併申請書には星野村を含む全首長の押印が必要。
(2008年5月17日 読売新聞)

3776とはずがたり:2008/05/23(金) 02:03:14

<九州・沖縄>福岡県

市町村合併:星野村長が離脱表明 調印式、急きょ中止 /福岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080517-00000145-mailo-l40
5月17日16時1分配信 毎日新聞

 ◇合併協事務局、協定書への押印要請
 八女地区5市町村の合併を巡り、各市町村の合併担当課長会議が16日、八女市で開かれ、合併協定書の調印式(26日に予定)の中止を決めた。
 星野村の高木良之村長が15日、村議会で「合併協議会から離脱し、調印式には行かない」と表明したことから急きょ開催。調印式の代わりに、合併協事務局が22日に各市町村を回り、協定書への押印を求めることを確認した。
 合併協では26日に調印式を行い、6月2日に各市町村で一斉に臨時議会を開いて、合併関連議案を採決することにしていた。しかし、15日の星野村議会で、高木村長が合併協議会からの離脱案を提案。否決されたが、それでも離脱の意向を示した村長に対し、議員から県へ合併申請する廃置分合議案が提出され、可決した。
 担当課長会議では、星野村幹部が一連の状況を説明。他の4市町村から「(合併申請に必要な)関連議案のうち、星野村でまだ提案されていない、議員定数を定めるなど2議案を、5市町村の一斉提案前に可決できないか」など合併を不安がる声が相次ぎ、同村に対し「合併が予定通り進むよう村長を説得してほしい」とする要望が出された。
国、県は困惑
 総務省や県は「廃置分合案が可決され、村長が合併協から離脱を表明する事態は想定外」と困惑している。【丸山宗一郎】
 ◇高木村長「自ら決めた」「賛否二分、意思固めたい」
 合併協定書への調印式中止を受け、高木村長は毎日新聞の取材に対し「調印式には行かないと既に表明している。協定書にも押印しない」と改めて訴えた。
 ――協定書に押印するつもりはあるのか。
 高木村長 私は合併から離脱することを決めた。押したら筋が通らない。
 ――なぜ今、離脱を明確にしたのか。
 村長 村が賛否で二分されている。住民投票で村の意思を固めてからでなければ合併しても他の4町村に迷惑がかかる。
 ――すでに合併は大詰め。もっと早く表明できなかったか。
 村長 他の市町村に申し訳なく思っている。これ以上迷惑をかけないためにも4市町村で先に行って下さいというのが本心。
 ――大詰めでの離脱には何か理由があるのか。
 村長 多くの若い人から、合併してほしくないという声を聞く。それに『星野村』というブランドを生かせば、単独でやっていける。
 ◇村内に波紋広がる 議会全協で真意問う
 高木村長の合併協からの離脱表明に対し、村内には波紋が広がっている。
 同村議会(定数10)の高木俊之議長は「村長の不信任案提出までは考えていないが、来週にも全員協議会を開き、村長の真意を問いたい。せっかく足並みをそろえてきたのにどうして」と困惑する。
 合併賛成を訴える「1市2町2村の合併がスムーズに進むことを望む会」の末崎定幸会長は「合併の準備は既に整い、今になって何を言っているのか。理解できない」と厳しく批判した。
 一方、合併反対を唱える「星野村の未来を考える会」の末崎匠会長は「村長の行動は妥当。合併は本当の民意を問うてからでも遅くはない。ぜひ離脱して住民投票してほしい」と支持していた。
〔筑後版〕

5月17日朝刊
最終更新:5月17日16時1分

3777とはずがたり:2008/05/23(金) 02:05:08
<九州・沖縄>福岡県
>>3774-3777

市町村合併:高木・星野村長を厳しく批判 推進派が抗議集会 /福岡
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20080520ddlk40010666000c.html
 ◇「再考要請」煮えきらず

 辞職するか、合併を進めるか、どちらかにしてほしい−−。八女地区5市町村でつくる合併協議会からの離脱を表明した星野村の高木良之村長。19日は、合併推進派の村民約300人が村役場で抗議集会を開き、高木村長を厳しく批判した。また、3町村の首長も再考を求めたが、高木村長は「もう少し時間がほしい」などと煮えきれない態度を示し続けた。【丸山宗一郎、松尾雅也】

 「1市2町2村の合併がスムーズに進むことを望む会」(末崎定幸代表)の村民らはこの日午前9時、村役場1階大集会室に集結。同9時半、末崎代表ら会員ら約20人が村長室への入室を許され、高木村長に「速やかに村長を辞して民意を問うか、合併手続きを確実に進めるかどちらか1つを選択せよ」との抗議文を読み上げた。

 これに対し高木村長が「意思表明が遅れ大変心苦しく思っているが、私の感覚としては(合併の)村民の賛否は半々だ」と応えると、会側から「感覚で政治をやってもらっては困る」「信じられない」などと怒りの声が上がった。

 約15分後、高木村長が他の村民の待つ大集会室を訪れると、村民から「合併協からの離脱案否決を『民意ではない』と否定するのはおかしい」との批判が上がった。高木村長が「議会が民意を反映していないと言った意味だ」と答えると「民意はいったいどこにある」とやり返された。

 集会に参加した農業の男性(63)は「ここで態度を明確にしなかったのは村民への裏切り行為。これまで応援してきたが残念だ」と語った。また、村役場のある男性職員は「(議会が県への合併申請議案を可決したのに)無視するようでは自治体の長として恥ずかしい」と漏らした。

 高木村長は集会終了後の午後4時すぎ、今度は合併推進派の村議たちと会談し「臨時議会でどうするかを表明してほしい」と促された。だが「どうするかは分からない」と述べるにとどめ、連日の疲労で倒れた家人の看病のため、家路に着いた。

〔筑後版〕
毎日新聞 2008年5月20日 地方版

3778とはずがたり:2008/05/23(金) 02:10:17
<九州・沖縄>福岡県

うう,議員の身分という最もデリケートな部分で揉めるのは破綻への第一歩である・・。

市町村合併:議員定数24、選挙区設けず−−糸島合併協案 /福岡
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20080520ddlk40010545000c.html
◇案在任特例も適用せず

 前原市と志摩、二丈町でつくる糸島1市2町合併協議会(会長・松本嶺男前原市長)が19日開かれ、合併後の議会について、(1)議員の在任特例を適用せず、合併後50日以内に一般選挙を実施(2)議員定数は24(3)3自治体ごとの選挙区は設けない−−とする提案があった。

 3市町議会は「議員定数や任期の取り扱い」について、各正副議長など3人ずつによる協議を4回実施したが、前原市議会は合併後の一般選挙▽志摩町は選挙区の設置(前原市定数12、志摩町と二丈町各6)▽二丈町は在任特例の適用−−をそれぞれ主張し、合意できなかったため、協議会の幹事会から提案された。

 協議会は3自治体から10人ずつ合計30人の委員で構成され、協議する28の協定項目の決定には3分の2以上の賛成が必要。この日の提案は、志摩、二丈両町の主張を退ける形になっている。30日の協議会で更に協議されるが、採決は6月の協議会までもつれる可能性が高いとみられる。

 在任特例は2年以内に限定し、合併後も任期を延長する。【竹田定倫】

〔福岡都市圏版〕
毎日新聞 2008年5月20日 地方版

3779とはずがたり:2008/05/23(金) 02:10:37
<東北・北海道>岩手県・青森県

市町村合併:八戸市長、県境合併に意欲 岩手の久慈、二戸市を視野 /青森
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20080522ddlk02010273000c.html
 ◇「段階踏み慎重に」

 八戸市の小林真市長は21日の定例会見で、「(市は)県境を越えた地域と深いつながりがある。将来、合併も考えられる」と述べ、岩手県北の久慈、二戸両市を含む県境合併に意欲を示した。

 小林市長は「段階を踏んで慎重にやることだ」としたうえで、「歴史的、経済的に深いつながりがある。道州制も見据え、一つの都市になった方が経済的にプラスだ」と持論を述べた。

 ただ両市に合併の提案はしておらず、「合併前提のスケジュールは想定していない」という。今後、両市を加えたシンポジウムなどで、住民レベルで合併への関心を高めたい考えだ。県内町村との合併については「なかなか話は聞いていただけないところがあるが、努力は続ける」と述べた。

 八戸、久慈、二戸の3市は06年7月、県境を越えた連携と協力のため、「三圏域連携懇談会」を設置。市長らが定期的に協議している。【喜浦遊】

毎日新聞 2008年5月22日 地方版

3780とはずがたり:2008/05/24(土) 01:57:57
<東海>静岡県

合併巡る住民投票が告示 静岡・松崎町
2008.5.23 02:56
http://sankei.jp.msn.com/region/chubu/shizuoka/080523/szk0805230256003-n1.htm

 南伊豆地域の合併をめぐり、松崎町議会が3回否決した1市3町(下田市、河津、南伊豆、松崎町)による合併協議会設置の是非を問う同町の住民投票が22日、告示された。投開票は6月1日で、有効投票数の過半数で合併協議の行方が決まる。

3781とはずがたり:2008/05/24(土) 02:05:30
<九州・沖縄>福岡県

星野村22日臨時議会 合併関連議案は来月2日提案へ 区長会など抗議文
2008年5月22日 05:06 カテゴリー:九州・山口 > 福岡
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/24057?c=210

 八女地区5市町村の合併手続きを星野村の高木良之村長が拒否している問題で、高木俊之村議長ら合併推進派議員7人は21日、高木村長に対し、合併関連2議案を審議するための臨時議会を22日に招集するよう要請した。高木村長は、2議案を同日は議員提案しないことを条件に招集を了承。議員側は、本会議で村長の合併に関する意思表明を求めたが、高木村長は出席するかどうかの明言を避けた。

 一方、同村の行政区長会と、農業委員、民生児童委員、教育委員のそれぞれの有志でつくるグループは21日、高木村長に抗議文をそれぞれ手渡した。区長会(8人)の抗議文は「法を守らない首長の下では働かない。首長名が入った書類の配布もしない」などとしている。

 同村幹部や高木議長らによると、高木村長と推進派議員側は同日、村役場で断続的に協議。高木村長は臨時議会ではなく全員協議会の開催を主張し、合併関連議案の提案拒否など従来の姿勢を重ねて強調した。

 しかし、議員側は「重大な問題なので議場で答弁を」と本会議の開催を要求。同時に、関連2議案を議員提案する方針を伝えた。これに対し、高木村長は「22日に関連議案を提案するなら、臨時議会は開かない」と拒絶。議員側が関連2議案提案を22日は見送ることで、臨時議会招集に応じたという。

 さらに、ほかの4市町村が合併関連議案の一斉審議を予定している6月2日に臨時議会を開き、2議案を議員提案することでも村長と議員側は合意した。

=2008/05/22付 西日本新聞朝刊=

市町村合併:八女合併、枠組み崩壊か? 4市町村、廃置分合一斉提案を断念 /福岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080523-00000284-mailo-l40
5月23日18時2分配信 毎日新聞
 ◇星野村除く4市町村
 八女市郡5市町村(八女市、立花町、黒木町、矢部村、星野村)の合併問題で、星野村を除く4市町村は22日、6月2日に予定していた廃置分合(自治体を廃止して合併する)議案の一斉提案を断念した。合併協議会長の野田国義八女市長は「合併申請書に押印しないのなら可決しても仕方ない」とし、これにより、5市町村での枠組みが崩れる可能性も出てきた。【平野美紀、丸山宗一郎】
 関係者によると、八女市で開いた5市町村の首長会議(非公開)で、高木良之・星野村長が「県への合併申請書には押印しないし、合併協からも離脱する」と、現時点で合併の意志がないことを改めて主張。さらに「4市町村で先に合併してもらってかまわない」と述べ、これに対し4市町村側も「離脱勧告を望んでいるのか」と問うたという。
 席上、4市町村は高木村長に「(議員発議で廃置分合議案を可決した星野村の)議会の議決も民意」と再三、合併協離脱を翻すよう説得。さらに「辞職して選挙で民意を問うのが一番潔い」とも提案したが、いずれも拒んだという。
 会議後、取材に応じた野田市長は「二転三転し離脱という判断はとても残念だ」と答え、一斉提案断念に代わる打開策を26日にも4市町村長で協議する方針。
 県などによると、廃置分合議案は5市町村の全議会で可決しなければならず、残る4市町村が仮に可決しても、県への合併申請書には5首長の押印が必要という。
 ◇星野村臨時議会、村長不信任否決
 首長会議に先立ち、星野村議会は臨時議会を開き、高木村長が「合併がはっきり争点にならなかった選挙で選ばれた議員だけで(合併の是非を)拙速に決めていいのか」と発言。「議会と村長の意思が180度食い違っている」として合併反対派議員から、議会解散を狙った村長不信任案が緊急提案されたが、3対7で否決された。地方自治法は、不信任案が可決された首長は10日以内に辞職するか、議会を解散しなければならないと定めている。
 一方、合併を望む村の行政区長会や農業委員、教育委員、民生児童委員の有志は21日、高木村長に「二転三転する行政の進め方など、長としての行いは違法としか言いようがない」との抗議文を提出した。
〔筑後版〕

3782とはずがたり:2008/05/24(土) 02:08:10
<九州・沖縄>福岡県
>>3774-3777 >>3781-3782

こんなレス発見。。
http://life9.2ch.net/test/read.cgi/countrylife/1165672993

福岡発 貧乏市と、合併なんてしないよ。
1 :名無しの権兵衛さん[]:2006/12/09(土) 23:03:13
八女市のど真ん中。まるで貧乏神が住みついているみたいに、
ガラーンとしている。
べんがら村も、温泉というだけで、見晴らしもよくない。
何のとりえもない。
公務員の数が多すぎて、当分採用もない。
役所の高齢化は早い。
合併なんぞしたら、財産も没収なんて、冗談じゃない。
金脈もまだある星野村。
露天風呂からの棚田は、最高!
節税も田舎の趣味のひとつなのに、冗談は、お金積み上げて
からにしてちょうだいな。
じじ、ばば、やっとへそくり作れるようになったのに、
合併したら、上陽町のように、税金あげられるなら、
ヤクザよりタチ悪い。
福岡県の役人の考えで、じじ、ばばのへそくり
とりあげるようなことするな。
お茶の質だって、気候の関係で、八女のお茶は質がおちる。
矢部村のお茶や星野村のお茶は、最高!
合併されたら、JAがまたお茶を混ぜて売る。
文句いわれるのは、農家だけ。
何のとりえもない貧乏市と合併して、高い税金とられるなら、
じじ、ばば働かないで、認知症の判定受けて、
遊んで暮らすぞ。
八女市に、持参金持って行っても、災害復旧が遅れたり、
福祉面が遅れたりする。
車椅子で使えるトイレも、2ヶ所しかなく、汚くて古い八女市。
星野村では、小学校、公園、役場、宿泊施設、道路沿い、
レジャー施設等、じじ、ばばが散歩に出ても、トイレは
困らん。合併したら、維持費も出さない。
黒木町にも車椅子トイレがある。
貧乏市と合併なんかせん。

36 :名無しの権兵衛さん[]:2007/02/24(土) 17:43:25 ID:oMzAOFSh
星野村の役場に行ったら、村長は東京視察と称して、豪遊。
助役は、福岡市内を公用車で、挨拶廻りと称して、これまた豪遊。
役職に就いている者は、公用車で県の施設で会議とやらで、誰もいなかった。
パソコンで会議?とやらを残っていた若者がしていた。
リッチ村?

3783とはずがたり:2008/05/24(土) 02:09:25
<東北・北海道>岩手県

市町村合併:合併考える議員の会、設立 釜石市、大槌町両議会が発表 /岩手
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20080523ddlk03010021000c.html

 釜石市と大槌町の合併問題で両議会は22日、「釜石、大槌の合併を考える議員の会」を設立したことを明らかにした。合併問題で両議会が具体的に動き出したのは初めて。

 両議会各会派から選んだ6人ずつで構成。座長の伊藤安男町議と藤井修一市議が町役場で会見、説明した。厳しい財政やごみ処理、火葬場、老朽化した庁舎建設など問題別に論議。10年3月までの合併特例新法の期限も視野に入れ、一定の方向性を出したい考えだ。

 設立は市議会が町議会に申し入れたのがきっかけ。合併問題を巡っては、県釜石地方振興局が双方の住民を対象にした意向調査を早ければ6月にも実施する予定。同会はこの調査結果に縛られずに活動を進めていくという。

 伊藤町議は「合併への関心が高まっているので、議会としてもきっちりと対応したい」と強調。藤井市議も「論議が深まれば将来、市議会に合併に関する特別委員会を設置することもありうる」との見通しを示した。【鬼山親芳】

毎日新聞 2008年5月23日 地方版

3784とはずがたり:2008/05/24(土) 02:10:00
<首都圏>埼玉県

合併協議会、蓮田と白岡 調印
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/news/20080521-OYT8T00889.htm

 「蓮田市・白岡町合併協議会」設置の調印式が21日、蓮田市役所で行われた。中野和信市長と浜田福司町長が協議書に署名し、合併新法の期限である2010年3月末までに新市誕生を目指すことを確認した。

 中野市長と浜田町長は07年12月、歴史的なつながりが深く、住民の生活圏が一致しているとして対等合併を目指す方針をそれぞれ表明。今年4月、両市町で住民を対象に合併意向調査を実施したところ、「合併に賛成」と答えた住民がともに6割を超えた。

 調印式で中野市長は「自主自立のまちづくりへ、揺るぎない姿勢でまい進したい」、浜田町長は「この地域の発展のため、何としても合併を成功させたい」と決意を述べた。

 両市町の合併協議会は6月1日付で設置され、6月中に初会合を開く予定。
(2008年5月22日 読売新聞)

3785とはずがたり:2008/05/24(土) 15:39:36
<九州・沖縄>福岡県

身勝手な村長だが仕方有るまい。。

市町村合併:八女市長、4市町村で検討 星野村長「住民投票の結果に従う」 /福岡
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20080524ddlk40010454000c.html

 八女地区5市町村の合併問題で、星野村の高木良之村長の合併協議会からの離脱表明を受け、合併協会長の野田国義・八女市長は23日、5市町村の枠組みを残したまま、星野村を除く4市町村による合併も検討する意向を明らかにした。26日に開く高木村長を除く4市町村の首長会議で、協議したいとしている。

 野田市長はこの日、市議会の全員協議会で「高木村長から15日の同村議会の前に『合併協離脱案を提案し、否決されたら調印式に出席し、合併関連議案も提案する』と聞いていたが、反故(ほご)にされた」と、合併を巡る同村の状況を説明した。

 その後、取材に対し、野田市長は「原則として同村も一緒に合併すべきだ」としながらも「新合併特例法の期限(10年3月末)を考えると、4市町村の枠組みでの合併を進めることも協議したい」と述べた。

 また、野田市長は県に対し、同村に合併推進を勧告するよう要望していたことを明らかにし「(3月に否決された)合併の是非を問う住民投票条例案を、高木村長が結果に従うことを前提に再提案し可決することを同村議会に促すことも考えたい」と話した。

 こうした動きを受け、高木村長は「4市町村の枠組みでの合併協議はぜひ進めてほしい」と話す一方、「住民投票が実施されれば、その結果に従う」と話していた。【丸山宗一郎】

〔筑後版〕
毎日新聞 2008年5月24日 地方版

3786とはずがたり:2008/05/24(土) 15:40:36
<北関東>群馬県

市町村合併:啓発の横断幕設置−−館林市合併推進市民会議 /群馬
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20080524ddlk10040330000c.html

 館林市と周辺4町との合併を目指す有志で結成する「館林市合併推進市民会議」(神谷信博会長、200人)は23日、同市内の目抜き通り4カ所に横断幕を設置した。

 同市松原の歩道橋に掛けられた横断幕は縦1メートル、横8メートルで「子どもたちの未来のために 邑楽・館林の合併をめざそう」と書かれている。同市民会議は、区長会や経済団体などが中心となって、3月15日に発足。行政、議会と協力しながら、合併を啓発する計画だ。

 県内12市で唯一、合併が進まない同市では、1月末に同市議有志が「合併推進委員会」(金子良平会長、22人)を設立するなど、合併特例法の期限(10年3月末)内に板倉、明和、千代田、邑楽の4町との合併を目指し、働きかけている。しかし、各町間に温度差があり、関係者は「順調に進んでいないのが現状だ」としている。【中野秀喜】

毎日新聞 2008年5月24日 地方版

3787とはずがたり:2008/05/24(土) 15:41:31
<中国・四国>山口県

市町村合併:山口市と阿東町、中核都市ビジョン策定 11月に最終報告 /山口
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20080524ddlk35010496000c.html

 山口市と阿東町の合併に向けた「広域県央中核都市研究会」の初会合が23日、同市役所であった。まちづくりの基本指針「中核都市ビジョン」について8月の次回会合で中間報告、さらに11月の会合で最終報告することを決めた。

 メンバーは、行政の正副首長と教育長の各3人のほかに議会の正副議長ら各4人の計14人で、県地域政策課長がオブザーバー参加。この日は会長に渡辺純忠市長、副会長に田中祥隆町長を選出後、行政側からビジョン策定の方向性が示された。

 次回は8月22日で、中間報告をもとに10〜11月、両市町が住民説明会を開く。その上で最終報告をまとめる。両市町長は12月議会に任意による合併協議会の設置を提案し来春の発足を目指している。【諌山耕】

〔山口版〕
毎日新聞 2008年5月24日 地方版

3788とはずがたり:2008/05/24(土) 15:43:55
<東海>静岡県

松崎で住民投票告示 1市3町合併協の賛否問う
05/22 15:15
http://www.shizushin.com/news/pol_eco/shizuoka/20080522000000000056.htm

 松崎町議会が3度否決した賀茂地区1市3町(下田市、河津、南伊豆、松崎町)の合併協議会設置の是非を問う住民投票が22日、同町で告示された。賛成多数となれば合併協議がスタートし、反対が過半数を占めれば同合併構想に終止符が打たれる見通し。投開票が行われる6月1日に向け、賛否の舌戦が幕を開けた。
 反対町議らは同町松崎の反対町議宅前で出陣式を行い、「(借金の多い)下田と心中する必要はない」と反対の声を張り上げた。地理的な不便さや人口比率が低い同町の発言力の弱さも見込み、「合併は百害あって一利なしだ」と訴えた。
 一方の賛成派は同町松崎の事務所で第一声を上げた。「今後の吸収合併では町の将来は望めない。(1市3町が)対等に議論し、子や孫に残すべき町の姿を協議会で話し合うべき」と主張。町財政の厳しさなどから合併の必要性を訴えた。
 合併協の設置をめぐる住民投票は、由比、南伊豆町に続いて県内で三例目。合併特例法に基づき、賛成多数となれば町議会が合併協設置を可決したとみなされ、反対が多い場合は合併協設置請求の手続きが終了する。期日前投票は23日午前8時から町生涯学習センターで。6月1日は町内15カ所で投票を行い、午後8時から開票、同9時ごろに結果が判明するとみられる。町内有権者数は21日現在で6982人(男3263人、3719人)。

3789とはずがたり:2008/05/24(土) 15:46:06
<東海>静岡県
>>3780

松崎“チラシ合戦” 賀茂1市3町枠組み賛否
2008/05/18
http://www.shizushin.com/news/feature/gappei/news/20080518000000000009.htm

 松崎町議会が3度否決した賀茂地区1市3町(下田市、河津、南伊豆、松崎町)の合併協議会設置をめぐり、町内の合併反対派と賛成派が連日の“チラシ合戦”を繰り広げている。反対派が新聞折り込みで「合併にメリットなし」と訴える一方、賛成派は「対等の立場で合併協議すべき」と主張。合併協の是非を問う住民投票(22日告示、6月1日投開票)へ向け、双方の議論は早くも熱を帯び始めている。
 合併協設置に反対票を投じた町議5人は「なぜ1市3町合併に反対か!」と題し、連名で考え方を順次伝えている。初回は町財政、2回目は1市3町の枠組みを取り上げた。自治体収入に対する借金返済の負担割合を示す実質公債費比率が、県内で3番目に低い同町の財政を「健全財政」とする一方で、県内で3番目に高い下田市を「破たん寸前」と表現した。
 一方の賛成派は、住民発議を起こした斎藤省一さんら町民有志7人がチラシを作成した。観光の低迷、自主財源の伸び悩み、少子高齢化による社会保障費の増大を理由に「合併という手段を探るのが必要」とし、住民発議の“民意”を否決した町議会の判断を「残念の一言」と批判している。最後に「協議会は対等な立場で町の将来を語る場です」と結び、協議会で合併のデメリットを軽減するよう呼び掛けた。
 他方、誇張した一方的な主張や表現に頭を抱える町関係者も。町当局は「実質公債費比率は財政の一側面に過ぎない。内容に誤りもある」と反対派のチラシの問題点を指摘し、町幹部は「互いを批判し合うような“泥仕合”にはならないでほしい」と懸念する。同町の男性(66)は「公開討論会を開いてほしい」と町民に開かれた議論を求めた。

3790とはずがたり:2008/05/24(土) 16:11:24
<近畿>和歌山県

「合併するもしないも地獄」 上富田町が住民説明会
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=146360

 和歌山県上富田町は22日夜、市町村2次合併の方向性を探る住民説明会を朝来コミュニティセンターで開いた。住民からは「合併の是非を判断する材料を示してもらいたい」などの意見が出た。小出隆道町長は9月議会には方針を具体化したいとの考えをあらためて示した。田辺西牟婁地方で2次合併について住民説明会を開催したのは同町が初めて。


 2010年3月末を期限とする合併新法を受け、町は9月議会までに一定の方向を打ち出したいとしている。小出町長は「合併する、しないを含め、するならどことするかについても、いまの時点では決めていない」と白紙の状態であることを強調した。方向性の出し方についても「議会や住民の意見をどう集約していくかも含めて考えていきたい」と述べた。

 県が合併構想で田辺市との枠組みを示していることについて、小出町長は「同じ生活圏ということが理由と県から聞いているが、個人的には県からの勧告はないと認識している」と話した。

 財政面については「すべての事業を止めてでもという気持ちで基金の取り崩しを制限してきた。いま合併すれば住民負担は増える。合併しないと財政が持つのかという問題もある」と説明。「合併しても地獄、しなくても地獄」と将来的に厳しい財政状況を表現した。

 説明会では、町総務政策課の職員が、国が合併を進めようとする理由を説明した。少子高齢化が進む中、地方分権を図り行政の効率性を向上させるなどと話した。また近隣市町と上富田町との財政状況を比較。国の財政状況にも触れ、「国は交付税を配分するのが難しくなっている。合併させて財政基盤を強化させたい考えだ」と話した。

 会場には約100人の住民が出席した。合併に否定的な意見や合併後の負担についての質問など、さまざまな声が上がった。

 住民からは「合併した場合、しなかった場合の長所、短所といった判断材料になるようなものを示してほしい」との質問があった。これに対して小出町長は「近隣市町村の最新の財政状況が公表されていない。しかし、庁内で検討しており結果を7月の広報誌に載せたい」と述べた。

 また「10月に最終結論としたが、それで行政としては間に合うのか」という質問には「前回の合併から考えると、10月からでも十分間に合う。しかし、9月の議会で承認が必要となる」と回答した。

 ほかにも住民の意見として「企業誘致などで財政を強化すればやっていける」「合併した町の住民は、水道料金が上がって嘆いている」など単独行政を支持する声もあった。

 住民説明会は、29日までに町内4会場で開く。

('08/05/24)

3791とはずがたり:2008/05/24(土) 17:09:43
<中国・四国>鳥取県

前回町長選では合併賛成派だった町長だが議会がどうしても承認せず鳥取との合併は実現しなかった智頭町。
因縁の対決に更にもう一人立候補。
合併賛成派だった織田氏も合併しないまま町長を続け今回は合併は争点にもならないのかな?

選挙:智頭町長選 国岡氏が出馬表明 現職、前職と三つどもえか /鳥取
http://mainichi.jp/area/tottori/news/20080524ddlk31010358000c.html

 6月3日に告示される智頭町長選で、薬局経営の国岡啓二氏(61)が23日、無所属での立候補を表明した。すでに立候補している現職の織田洋氏(61)と前町長の寺谷誠一郎氏(64)の一騎打ちとみられたが、三つどもえ戦になりそうだ。

 国岡氏は「若者が町外へ移り住んでいく状況を座して見過ごすわけにはいかないと思った」と出馬を決意した理由を説明。「若者と町民の仕事作りが何よりも先」と強調し、林業と林業関連産業の発展が「魅力のある町作りにつながる」と話した。【宇多川はるか】

毎日新聞 2008年5月24日 地方版

〜前回4年前の選挙の記事〜

合併賛成派の織田氏が当選 鳥取県智頭町
http://www.47news.jp/CN/200406/CN2004062001003660.html

 鳥取市などとの合併をめぐる混乱で前町長が辞職した鳥取県智頭町の町長選が20日投開票され、合併賛成派の元町議織田洋氏(57)が反対派の元町議岡田一氏(64)を破り、初当選した。投票率は81・40%。  同時に行われた町議補選では賛成派2人と反対派2人が当選し、議会は反対派が多数のままとなった。織田氏が合併に関する議案を提案しても議会で否決される可能性が高い。  智頭町はこれまでに、合併について二度の住民投票を実施し、賛成が多数を占めた。この結果を受け、単独存続を主張していた寺谷誠一郎前町長が5月に辞職。その後鳥取市など10市町村での合併協定書に調印したものの、町議会は合併議案を二度にわたり否決した。  鳥取市と周辺町村は、智頭町を含めた計10市町村で11月の合併を目指しており、智頭町が議案をあらためて否決した場合、同町を除く9市町村での合併になる。

2004/06/20 14:11 【共同通信】

3792とはずがたり:2008/05/25(日) 18:09:52
<東北・北海道>宮城県

■来年9月合併を支持 2008.05.22
本吉町議会特別委
在任特例、自治区も/
http://www.sanriku-kahoku.com/news/2008_05/k/080522k-gappei.html

 本吉町議会の合併推進特別委員会が二十一日開かれ、気仙沼市との合併協議に当たり森琢男町長が明言していた(1)合併期日は二〇〇九年九月一日(2)議員の身分(定数・任期)は本吉町議十二人の在任特例適用(3)本吉地区に地域自治区設置?を支持する方針をまとめた。このうち、細部の擦り合わせが必要な地域自治区を除く合併期日と議員の身分は、二十九日の法定合併協議会に事前提案される見込みだ。

 特別委では、合併推進町民会議(四月二十五日)や議会報告会(四月二十一?二十五日)で町民から寄せられた意見なども参考に、各委員が三項目の考え方を述べた後、意見を集約した。

 合併期日は「町長が合併時期を明言し、町民の支持も多い」「二〇一〇年三月合併では、その前に任期満了の町長選、町議選をしなければならない」などの意見があった。これに対し、一〇年三月末を妥当とする委員が「九月合併は、町長選をしたくないという町長の個人的理由に基づく」「住民のための合併へ、慎重な協議が必要」などと述べた。

 議員の身分は「合併による激変緩和のために必要」「法で認められた制度を活用して、町民の負託に応えるべきだ」「七カ月間、市議会に本吉地区の代表がいないのは困るとの町民の声もある」などと、在任特例適用支持が多数。反対委員は「本吉町議会から在任特例を言うべきではない」「あくまで編入合併であり、気仙沼市を信頼するべきだ」との考えを主張。また、定数特例を支持する意見もあった。

 地域自治区は「町民の不安解消」「地域独自のまちづくりを進めるために必要」と設置賛成が大半だったが、「振興会組織をより生かす方法を考えれば必要ない」と異議を唱える委員もいた。

3793とはずがたり:2008/05/25(日) 19:39:53
<近畿>和歌山県

上富田町>>2145>>3148>>3530>>3790は白浜と田辺の緩衝自治体を狙ったものかと思ったがそうではなく財政問題や同和対策事業の取り扱いをめぐり破談だそうな。公営住宅問題ともあるから改良住宅関連かな。
田辺市に於いて上富田は中辺路と市中心部(旧田辺)を結ぶ経路にあるから合併した方が自然と云えば自然なんだけど。
田辺市の第一次合併では龍神や本宮等という遠隔地も田辺に引き寄せられて少々吃驚した。求心力有るねぇ。。本宮なんか完全に新宮圏かと思ったけど,材木の集散地としての新宮の地位が余程低下しているのか。人口も元々全然ちがいうしね・・。

市町村合併、住民意見で判断 上富田町
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=146246

 市町村2次合併の方向性を決めようと、和歌山県上富田町は22日から、町内4カ所で住民説明会を開く。県内の動向や町の財政状況を話し、住民の意見を聞く。町は田辺市との合併を県から提示されているが「合併する、しないにかかわらず、まず住民に説明するのが町の責任。住民の発言を期待したい」と参加を呼び掛けている。


 町では、小出隆道町長を委員長に、町職員でつくる2次合併の検討委員会を1月に設置して、説明会の準備を進めていた。小出町長は3月定例議会で「9月ごろまでに合併の方向性を決めたい」と述べている。

 説明会では、県内市町村の合併動向や上富田町の課題を小出町長と総務政策課職員が説明する。国が市町村合併を進めようとする理由や近隣市町の財政状況にも触れる。住民の意見によっては、2回目を開くことも検討するという。

 小出町長は「単独でいくのか、合併するならどことするのか、いろんな方策が考えられる。最後の判断は、住民の意見を集約して考えることになる。合併問題を含め行政に関心を持ってもらいたい」と話している。

 説明会の日程と場所は次の通り。時間は午後7時半から。

 22日=朝来コミュニティセンター▽23日=岩田公民館▽28日=生馬公民館▽29日=市ノ瀬農村環境改善センター

('08/05/22)

3794とはずがたり:2008/05/25(日) 19:46:39
<近畿>和歌山県

第12回 田辺広域合併協議会 会議録
http://www.city.tanabe.lg.jp/kikaku/gappeikyo/pdf/houtei/kaigiroku_12.pdf

開催:平成15年12月13日(土) 場所:大塔体育館

まず、9月13日に開催を予定しておりました合併協議会が延期となっ
たことについてでありますが、このことにつきましては、上富田町と5市
町村の間で、新市における基金の取り扱いに対する考え方に大きな違いが
あったことが原因であります。その後、合併協議会を延期している間に、
基金問題、住宅問題等の合併に係る関係市町村間の重要課題について、お
互いに精力的に協議を重ねてまいったところでありますが、結果として、
11月30日に開催をいたしました首長会におきまして、大変残念なこと
ではありますが、上富田町から田辺広域合併協議会を離脱せざるを得ない
旨の意思表示がなされたところであります。
原因の1つであります基金の取り扱いにつきましては、新市の安定した
財政運営のため一定の基金が必要であることから、昨年来、長期にわたり、
合意点を見出すため議論に議論を積み重ねてまいりましたが、その中で、
合併までの重要性の高い行政課題の解決に係る財政需要や、基金設置のあ
り方とその額、さらには基金の持ち寄りについての考え方に大きな違いが
ありました。
また、市町村建設計画に位置付ける事業に対する財源についての問題も
あり、新市の大変厳しい財政状況の中では、上富田町における行政課題や
計画されている事業を新市の行政施策として位置付けることは、全体のバ
ランス等の面でも現実的には困難な状況でありました。
さらに、住宅施策につきましても、上富田町と5市町村の間では施策の
内容に大きな違いがあることから、問題解決に向けて議論を繰り返し重ね
てまいりましたが、調整は非常に困難という判断をせざるを得ない状況が
ございました。
今、申し上げました基金問題、住宅問題をはじめ、他にも調整困難な問
題を抱える中、11月30日に開催いたしました首長会におきまして、こ
?3?Page 8

のまま合併協議を継続していくことは、総合的に判断して、合併特例法の
期限内での合併ということを考えるとき、時間的に極めて困難であるとい
う6市町村の共通認識に至ったわけであります。
そして、結果として、上富田町さんからは、今後の合併協議に引き続き
参加することを断念せざるを得ないという離脱の意思表明があり、また、
他の5市町村につきましては、今後も広域圏組合をはじめとして、当地域
の発展のために、より一層連携を深め、相互に協力していくことを確認い
たしたところであります。

3795とはずがたり:2008/05/25(日) 19:49:16
<近畿>和歌山県

地域住宅計画 日ノ出、水穂地域
http://www.town.kamitonda.lg.jp/soudan/25-1tiikijyutaku.htm
1.地域の住宅政策の経緯及び現況

 当該地域は、和歌山県の西部に位置し、熊野古道「中辺路街道」の入り口であり、人口1万5千人の地域である。上富田町は、第一次産業が減少し、産業構造の中心が第二及び第三次産業へと変化しています。 上富田町における住宅に住む一般世帯数は、平成12年では4,948世帯と昭和55年からの20年間の間に約1.5倍に増加している。全体的に狭隘な道路が多く、住宅の規模・設備が不十分なまま老朽化した木造賃貸住宅が多い状況である。平成12年度住宅・土地統計調査によると、持ち家、3,781世帯公営借家380世帯、民営借家634世帯、給与住宅108世帯となっているが住宅戸数が世帯数より少なく、非成長・成熟社会においてストックの有効活用が住宅施策において重要な事項となっている。現在、町内全域を対象に民間住宅背策としては耐震化の促進支援、公的住宅施策としては、老朽化した住宅の改善を行なっている。近年、財政が厳しい中で町営住宅事業が難しい状況でありますが、地盤沈下による危険度の高い建築物での建替えが急務であり、安全な住環境整備をおこなう。

2.課題

 安心して暮らせる居住環境は全ての生活の基本となるものであるが、地盤沈下等で建物及び敷地内に影響が生じ日常生活 に支障をきたしている状況であります。 現在48件中22件が移転完了し、残り26件についても移転の予定となっています。移転による地域効果については、安全な生活環境・道路網の整備・交通の緩和等の住環境向上を実現する。

 公営住宅については、新耐震基準以前に建設されたものが多く、耐震上不安があり耐力壁や開口部の位置や寸法について耐震診断(簡易)を行ないましたが、今後も住宅管理上、診断結果による改修が必要と思われる。民間住宅による耐震診断・改修については、実施していますが56年以前の木造住宅総数が2,301戸あり木造全体の49%占めているのが現状であります。 今回の新規事業による住民への啓発を行い、診断結果による改修工事につながるような効果が必要と思われる。

 当町は田辺市のベッドタウンとして人口も増加してまいり、それに併せて公共賃貸住宅率も比較的高く住居の確保が比較的よいと思われるが、収入超過者・高額所得者・地位の承継による長期入居、公営住宅に入居している世帯とそうでない世帯との間に不公平間うまれており、地域における住宅提供が機能していない傾向があるため、適正な入居管理が必要であります。

3796とはずがたり:2008/05/25(日) 19:59:19
<近畿>和歌山県
>>3793-3796
田辺市近郊としてそれなりに人口も増えた上富田町には財政難もあるもののその切迫感よりも重要事業を打ち切られることの方が切実だった,3大事業の内2大事業はほぼ終わり合併を考えても大丈夫となったという感じか。
進むも地獄,進まないも地獄に進むことへの抵抗感が強いことがはっきり判るけど。

07年3月の記事。
譲れない(?)懸案事業の朝来小学校校舎と公営住宅事業が06年度で完了とのこと。

緊縮で一般会計43億円 上富田町07年度予算
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=121014

 上富田町は2007年度当初予算案を、7日開会した3月定例議会に提案した。一般会計は前年度比16%(8億2300万円)減の43億700万円。3つの大型継続事業のうち朝来小学校校舎と公営住宅が前年度で完成し、投資的経費が同64・9%減となった。町は「大型事業以外は補助金や委託料、庁内経費を引き続き節減し、緊縮予算に努めた」としている。

 歳入は自主財源が前年度比4・4%(7200万円)増の17億1800万円、構成比39・9%。

 町税収入を同9・9%(1億3200万円)増の14億6500万円見込んだ。地方交付税は同4・2%減の13億8000万円。税源移譲と減税措置の廃止で町税が伸び、自主財源の増加につながった。

 町債は大型事業がヤマを越えたため、臨時財政対策債(1億8000万円)と合わせて3億300万円と、同60・1%(4億5700万円)の大幅減。07年度中に6億6400万円を償還し、年度末の起債残高は65億900万円となる見込み。

 財政調整基金と減債基金は前年度当初と同様、取り崩していない。

 歳出では投資的経費が4億1100万円で、2億2200万円減った。

 「朝来小」「公営住宅」の残事業と3つの大型事業の一つ「市ノ瀬橋改良」の07年度予算案は、朝来小関連1400万円(仮グラウンド整備など)▽公営住宅関連9500万円(公園整備など)▽市ノ瀬橋改良2億700万円。

 13特別会計の総額は44億9600万円。前年度に比べ6・7%減った。

 同町は04年に町長、幹部、一般職員の計20人で行政改革推進本部を発足。昨年9月に課長補佐級で危機管理検討委員会を、同10月に係長級で行政サービス検討委員会を発足させ、厳しい財政状況に対応している。

 定例議会の会期は27日まで。一般質問は13、14両日の予定。
('07/03/09)

3797とはずがたり:2008/05/25(日) 20:12:12
<東北・北海道>岩手県
>>1729>>2595>>2635>>3220>>3716>>3783

県が合併新法の流れ説明 釜石、大槌議会に
ttp://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20080524_5

 県は23日、釜石市と大槌町の両議会に市町村合併についての説明会を開き、合併新法内でのメリットや期限までの流れを示した。

 説明会は市役所と町役場でそれぞれ行われ、県からは県市町村課の浦上哲朗総括課長、釜石地方振興局の及川明企画総務部長ら5人が出席。

 浦上課長は「将来の世代のために合併について論議することも必要。協議会を設置して議論を深めてほしい」と呼び掛けた。

 大槌町議会では「釜石、大槌だけでなく山田町まで含めた合併の枠組みは考えていないのか」、釜石市議会では「合併のメリットだけでなく、デメリットも示してほしい」などの意見や質問が出された。

(2008/05/24)

3798とはずがたり:2008/05/26(月) 23:40:44
<北関東>群馬県

市町村合併:初の合併住民説明会−−大泉町 /群馬
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20080526ddlk10010062000c.html

太田市と対等合併を目指している大泉町は25日、町役場で初の住民説明会を開いた。住民約180人が参加し、活発な質疑応答が行われた。

 長谷川洋町長は「(私は)独自路線を提唱したが、町議会との話し合いなどを経て対等合併を選択し、町民に迷惑をかけた」と陳謝。清水聖義太田市長と4月25日に行った合併確認書調印までの経過を説明した。

 質疑応答では「唐突すぎる」「税金が増えないか」「太田市長は衆議院だ、民主党だ、自民党だ、市長選だところころ変わる人で、信用できない」などと活発な意見が出た。長谷川町長は質問に丁寧に答え「町に展望が持てるようにしたい」と説得した。

 同町は6月1日までに計4回、太田市は6月3日までに計3回の説明会を開く。【佐藤貢】

毎日新聞 2008年5月26日 地方版

3799とはずがたり:2008/05/26(月) 23:56:42
<東海>静岡県

此処でもキーワードは変化,なんでしょうかねぇ
もと静岡放送アナウンサーで昨今の一番の課題と思われる病院問題にも対処し,大合併には失敗したものの小合併は成功させた松野氏が大差で落選。

これが効いたのかなぁ。合併の失敗は藤枝のせいというよりも焼津や大井川の意向だからねぇ。。
>新・焼津市との合併協議を掲げ、

藤枝市長に北村氏
現職破り初当選
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/news/20080525-OYT8T00721.htm

 藤枝市長選は25日、投開票が行われ、新人の前県地域整備センター理事長・北村正平氏(61)(無所属)が、3選を目指した現職・松野輝洋氏(66)(同)を破り、初当選を決めた。当日有権者数は10万4523人、投票率は前回(47・35%)を10・78ポイント上回る58・13%だった。

 同市緑町の北村氏の事務所に25日夜、「当選確実」の一報が入ると、詰めかけた大勢の支援者から一斉に拍手と歓声が起きた。事務所に姿を見せた北村氏は、「地方分権の流れの中で、市政を刷新しなければならない。広域的な地域の中で市を発展させていきたい」と抱負を語った。

 選挙戦で北村氏は、「合併の失敗、市立総合病院の不祥事や経営悪化は市長の指導力不足が原因」と松野市政を批判。自民党藤枝支部や地元県議、多くの市議から支援を受けて組織的な運動を展開した。「市政刷新」を訴え、清新なイメージをアピール。新・焼津市との合併協議を掲げ、地盤の藤枝地区を中心に、松野氏の地元・青島地区も含めて支持を広げた。

 松野氏は、高い知名度と、自治会関係者や一部市議の支援をバックに選挙戦を展開。市債残高を80億円削減したことや、市立総合病院の産科医を2人確保したことなど実績と実行力を強調し、「あと1期務めさせてほしい」と訴えたが、涙をのんだ。

当 36,322 北村 正平61無所属新
  23,908 松野 輝洋66無所属現

(選管確定)
(2008年5月26日 読売新聞)

3800とはずがたり:2008/05/27(火) 09:58:18
<首都圏>
東葛飾と云うと柏・松戸,葛南と云うと市川・船橋だが柏抜きなのは何故??

「政令市・市川」賛成6割
市民アンケ合併相手、浦安1番人気
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20080525-OYT8T00610.htm

 市川市民の約6割は政令指定都市移行に「賛成」していることが、市のアンケート調査で分かった。2007年に近隣の船橋、鎌ヶ谷、松戸の3市と「東葛飾・葛南地域4市政令指定都市研究会」を発足させているが、相手先の一番人気は“枠外”の浦安市だった。

 調査は3〜4月、市政モニターを対象に行われた。有効回答は1415人。

 それによると、79%が「合併・政令市移行」に「関心あり」と回答した。政令市移行については、「賛成」「どちらかと言えば賛成」は合わせて58%で、「反対」「どちらかと言えば反対」の37%を上回った。

 近隣3市との政令市構想の共同研究に関しては、ほぼ半数の49%が「知らなかった」と回答。合併の相手先(複数回答)では浦安が72%で最も人気が高く、船橋も68%だったが、共同研究を行う残る二つの松戸(40%)、鎌ヶ谷(15%)はともに伸び悩んだ。

 今回のアンケート結果について、市川市の企画・広域行政担当は「政令市への移行賛成の多さに驚いた。共同研究の方は認知度向上が課題」と話した。研究会は今秋、政令市移行に関する最終報告書案をまとめる予定という。
(2008年5月26日 読売新聞)

3801とはずがたり:2008/05/27(火) 22:35:12
<北関東>群馬県

自分らの利権死守の為に何度も厩橋との合併議案を葬り去ってきた富士見村議会だが今度はオッケーするんかね?

市町村合併:前橋市と合併後、旧村部で市議選−−富士見村 /群馬
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20080527ddlk10010028000c.html

 前橋市への編入合併を目指す富士見村は来年5月5日の合併後、現在の村議会(07年4月改選、定数18)議員に合併特例法に定める在任特例でなく、定数特例を適用することを決めた。合併後、同月中にも旧富士見村選挙区として定数3の市議会議員選挙を実施する方針だ。26日の前橋市議会各派代表者会議で村議会側の決定が報告・了承された。

 7月に開かれる法定合併協議会で正式決定される見込み。【杉山順平】

毎日新聞 2008年5月27日 地方版

3802とはずがたり:2008/05/27(火) 22:37:51
<九州・沖縄>福岡県

この村長の人格が信用出来ん(´・ω・`)
調印せずに辞職して出直し選で反対派当選に力を尽くすとかするんじゃねーの?

星野村合併問題 「住民投票の実施を」 八女市長が打開策を提案
2008年5月27日 04:43 カテゴリー:九州・山口 > 福岡
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/25023

 八女地区5市町村の合併手続きを星野村の高木良之村長が拒否している問題で、野田国義八女市長は26日、高木村長、合併推進・反対双方の村議や住民団体代表と同村で相次いで会い、合併の是非を問う住民投票の実施を提案した。合併の行方が混迷する中、野田市長は他の3町村長の意向も受け、事態打開に乗り出した格好だ。

 会談後、会見した高木村長は「賛成派、反対派の両住民団体が納得し、議会も同意するならば、条例制定案を提案してもいい」などと語り、条件付きで承諾したことを明らかにした。住民投票が実施され投票率が50%を超えた場合、結果に従うことも明言した。

 一方、合併推進派の高木俊之星野村議長は会談後に取材に応じ、提案に理解を示しつつも「3月に住民投票条例制定案を否決した経緯があり推進派の中には慎重意見もある」と即答を避けた。

 星野村議会では合併推進派は7人、反対派は3人。反対派の3人は提案を受け入れた。村議会は27日に全員協議会を開き、対応を協議する方針。住民団体の代表はいずれも「歓迎する」と、提案に前向きな姿勢を示した。

=2008/05/27付 西日本新聞朝刊=

市町村合併:八女市長、星野村長に住民投票実施を要請 /福岡
 ◇議会、住民団体合意が前提−−星野村長
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20080527ddlk40010764000c.html

 八女地区5市町村の合併でいったん合意しながら星野村の高木良之村長がこれを拒んでいる問題で、合併協議会会長の野田国義・八女市長は26日、村民に合併の是非を問う住民投票条例の制定案を村議会に提案するよう、高木村長に要請した。これに対し高木村長は「(条例案は一度否決されており)議会や合併に賛否を唱える各住民団体が合意すれば、提案する」と答えた。

 高木村長を除く合併協の4首長は同日、八女市役所で会談。「星野村の混迷を収め、決着を付けたい」(野田市長)とし、合併の是非を問う住民投票を6月末までに行えるよう、高木村長や村議会、合併賛成・反対の各団体に求めることにした。

 高木村長は要請を受けて記者会見し「条例案は一度否決されており、再度提案することを議会に打診したが、拒まれた。自分からすぐに提案する気はない」と説明。ただ「議会や住民団体が住民投票に同意すれば提案する。きん差であれ結果は尊重する」と述べた。

 一方、同様に野田市長の要請を受けた同村議会の高木俊之議長は「27日の全員協議会で検討するが、一度否決した議案であり、苦渋の選択」とし、各住民団体の代表は「前向きに検討する」としている。【丸山宗一郎】

〔筑後版〕
毎日新聞 2008年5月27日 地方版

3803とはずがたり:2008/05/27(火) 22:43:33
<東海>静岡県
>>3799

新・焼津市との合併論議
北村・藤枝新市長「産科医 医大に協力仰ぐ」
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/news/20080526-OYT8T00755.htm

 25日に投開票された藤枝市長選で初当選した北村正平氏(61)が26日、藤枝市役所で増田嗣郎・市選挙管理委員会委員長から当選証書を受け取った。

 この後、北村氏は改めて記者会見し、「市民と一体となって市政を進めていきたい」と意気込みを語った。

 市立総合病院の産科医退職問題については、「浜松医科大や医師会などに協力をお願いして回りたい」と述べ、医師確保に努める考えを示したほか、焼津市と大井川町が合併して11月1日に発足予定の新・焼津市との合併問題についても、「早速話し合いを始める」と述べた。また、ごみ処理施設の建設問題では、「市民による委員会をつくり、その意思を反映させたい」としたほか、行財政改革を進めて人件費削減などに取り組む考えを強調した。

 北村氏の任期は6月20日から4年間。

「刷新」いかに具体化

 自治体が抱える借金の割合を示す実質公債費比率が20%を超えるなど、市の財政状態は極めて厳しい。加えて、市立総合病院の産科医退職問題や合併の進め方など、自治体経営のうえで現在全国どこでも課題になる諸点が、藤枝市でも山積している。

 今回の市長選は、保守層の分裂など政局的な関心が先行し、北村正平、松野輝洋両候補とも掲げた政策の方向性に大きな違いはなく、「政策的な対立軸ははっきりしなかった」と言われた。しかし、それはむしろ、対立点を見出せないほど市政の課題ははっきりしていたということではないか。

 政策課題の中で、合併を巡っては、「2市2町」の枠組みを訴えた北村氏に対し、松野氏は静岡市、島田市も選択肢に入れたより広い枠組みを示した。年末には新・焼津市長選も予定され、再び志太地域の合併問題の行方に注目が集まることも予想される。「今後さらなる合併が必要」という認識で両者に違いはなく、北村氏は今後、市内外の合意形成に向け努力する必要がある。

 選挙戦で松野氏は2期8年の実績を訴えたが、及ばなかった。松野氏が目指した「3選」では、一般的には「長期政権」批判を浴びることは少ないが、今回は「市政刷新」を掲げた北村氏が有権者から支持された。「刷新」にいかに中身を与えられるか、北村氏の手腕が問われる。(高田育昌)
(2008年5月27日 読売新聞)

3804とはずがたり:2008/05/27(火) 22:47:34
<九州・沖縄>熊本県

都市計画等3税は八戸市とか佐賀市とかでも揉めた記憶有り。大事に行きたいところ。

市町村合併:熊本市との合併、植木町も3税継続協議 嘱託員制は統合承認 /熊本
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20080527ddlk43010832000c.html

 熊本市と植木町の合併問題調査研究会が26日、熊本市であった。植木町側は非課税か、熊本市より税率が低い都市計画、事業所、法人市民の3税について「町への具体的な還元策を聞きたい」として継続協議とした。3税は、益城町と同市との任意合併協議会でも継続協議になっている。

 3税について、研究会事務局は「熊本市の制度へ統合する」としたが、町側の委員から「(合併特例法を使って)5年間緩和措置をとっても、既存企業の流出がないか心配」などの意見が相次いだため、7月開催予定の次回会合まで継続協議とすることにした。

 一方、町内各戸へ文書配布などを行う町の嘱託員制度は、移行期間を設けて熊本市の町内自治会制度に統合することを承認した。【結城かほる】

毎日新聞 2008年5月27日 地方版

3805とはずがたり:2008/05/28(水) 23:13:08
<東海・甲信越>長野県伊那地方

村民の良識の勝利だらん。記事には書いてあるけど,どうせ過疎債が使えるんだし合併特例債が使えないのはあんま関係ないら。

市町村合併:阿智村意向調査 清内路村合併、賛成2043票・反対979票 /長野
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20080528ddlk20010092000c.html
 ◇清内路村と合併向け加速

 清内路村との合併の可否を問う阿智村の住民意向調査の集計作業が27日、同村コミュニティ館であった。「賛成」が2043票(42・7%)と「反対」の979票(20・5%)を上回り、合併に向けた機運が加速しそうだ。調査対象数5335人。回答総数は4781票(回収率89・62%、無効51票)だった。

 阿智村議会は29日に全員協議会を開き、「同意は得られた」と判断する見通し。岡庭一雄村長も「議会の意向を尊重する」との構えで、両村は6月村議会で法定合併協議会の設置議案を提出・承認を経て、今年度末の合併を目指し法的手続きに入る。

 住民意向調査は4日行った清内路村の合併に関する住民投票で9割近い賛成があったことを受け、阿智村側の村民の意思確認のため実施した。【仲村隆】
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 ■解説
 ◇財政基盤の弱さ課題

 清内路村の編入合併の可否を問う阿智村の住民意向調査で、合併への道筋が鮮明となった。合併を公約にした清内路村の桜井久江村長が積極的に推進したのに対し、阿智村の住民意向調査の賛成は4割にとどまるなど、阿智村は一貫して慎重な姿勢だった。

 阿智村の岡庭一雄村長は調査結果について「4割の賛成のみで(合併に向けて)とても強力に背中を押せない」と語る。ただ、阿智村議会は合併に前向きで、今年度末の合併に向けて事態は粛々と進みそうだ。

 岡庭村長が消極的なのは財政基盤が弱い清内路村との合併すれば財政上の負担が増えかねないためだ。合併特例債などのメリットが少ないなどの課題が多いこともある。

毎日新聞 2008年5月28日 地方版

3806とはずがたり:2008/05/28(水) 23:25:52
<東海・近畿>三重県

市町村合併:単独か熊野市と合併か 御浜町、住民投票が告示 来月1日投開票 /三重
http://mainichi.jp/area/mie/news/20080528ddlk24010137000c.html

 単独行政の継続か、熊野市との合併推進かを問う御浜町の住民投票が27日、告示された。投票は「単独」「合併」の二者択一方式。6月1日に投票され、即日開票される。投票資格者は選挙人名簿に登録されている20歳以上の人で26日現在、男性3694人、女性4420人の計8114人。

 この日、町選管は町役場と尾呂志支所の2カ所に告示文書を掲示した。単独行政継続、合併を目指す、それぞれの町民グループが宣伝カーを使って街頭演説などをした。

 単独行政継続を訴える町議4人でつくる「自律のまちづくりを目指す議員の会」(端地常浩代表)は、「合併が『財政基盤を強化する』と言うが、根拠が示されておらず、御浜と熊野は基幹産業が違う」と主張している。

 合併推進を公約に当選した古川弘典町長を支持する「合併推進の会」(笹之内俊雄代表世話人)は、「合併の最大の目的は行政改革。多様化する行政ニーズへの対応や行政サービスの効率化が図れる」と主張した。

 合併を巡る御浜町の住民投票は3年ぶり。前回は旧熊野、旧紀和との1市2町による法定合併協議会から当時の町長、北裏公教氏が離脱表明したことに対し、住民の一部が町長の解職請求(リコール)をした。その際は28票差で解職請求は不成立となっている。今回は3月の臨時町議会に、合併新法の期限である10年3月までに熊野市と合併するかどうかを問う住民投票条例案が町から提案され、賛成多数で可決された。

 期日前投票は28〜31日の午前8時半〜午後8時、町役場1階会議室で。【汐崎信之】

3807とはずがたり:2008/05/28(水) 23:27:31
<東北・北海道>山形県

合併してほしいず。

市町村合併:合併協設立共提案を呼び掛け 長井市長、米沢市長に /山形
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20080528ddlk06010297000c.html

 長井市の内谷重治市長は27日、置賜3市5町の合併問題に触れ、「そろそろけじめをつける時期。7月ごろに任意合併協議会設立を共同提案することを安部三十郎米沢市長に呼びかけている」と明らかにした。

 定例記者説明会で述べた。内谷市長は「合併は3市5町の枠組みで積極的に進めたい。6月議会で議論し、各議会で合意できれば任意協を設立できる。しかし、できなければ別の枠組みも考えねば」と話した。

 安部米沢市長は、26日の記者会見で「各首長の関心が深まってきたが、任意協には賛否両論あり、まだ見解を述べる時期ではない」と話している。置賜3市5町は、合併後5年間は地方交付税が旧自治体分加算交付される優遇措置のある10年3月までの合併を模索しており、そのための法定合併協議会設立のタイムリミットは今年12月とされる。「米沢のペースに乗ったら期限切れになるのでは」と心配する首長もいるという。【近藤隆志】

毎日新聞 2008年5月28日 地方版

3808とはずがたり:2008/05/28(水) 23:29:14
<九州・沖縄>福岡県

八女は一つの理念の下に星野村村民の良識ある結果を期待したい。
まぁ村長のリコールでも良いんだけどそれは投票結果を覆したりしてからであろうね。
それにしてもまえからもぞもぞしてたとはいえ離脱を言い出すタイミングと云い可怪しい。。

市町村合併:編入合併・星野村長拒否問題 民意問う住民投票実施へ/福岡
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20080528ddlk40010738000c.html

 ◇村議会、条例制定に可決方針

 星野村の高木良之村長が八女市への編入合併を拒否している問題に絡み、八女地区5市町村の合併協議会(会長=野田国義・八女市長)から住民投票実施への協力を求められた同村議会は27日、住民投票条例制定案が提案された場合、可決する方針を決めた。高木村長は議会や住民の理解を前提に同案を提案することを明言しており、かつて同案を否決した村議会が同意に転じたことで、住民投票が実施される見通しとなった。

 村議会は同日、全員協議会を開き、高木俊之議長が「要請に戸惑いもあろうが、議会として答えを出したい」と述べたところ、特に異論も出ず、条例案が提案された場合に可決することを全会一致で決めた。合併協から同様に要請を受けた合併推進・反対の各住民団体も理解を示しており、条例案の提案・可決のめどが立ったことで、住民投票が実施されることになる。

 県などによると、一度否決された議案でも違う会期であれば提案・採決することは可能。ただ、関係自治体ですでに合併で合意したうえ、調印直前に住民投票条例制定案を提案して住民に合併の賛否を問うのは極めて異例という。

 野田市長は「議会はきつい判断だったと思うが、八女地域のために理解してもらえた」と述べ、高木村長は「できるだけ早く提案して民意を問いたい」と話している。【丸山宗一郎】

〔筑後版〕
毎日新聞 2008年5月28日 地方版

3809とはずがたり:2008/05/29(木) 01:39:19
<郡の処理>
市町村合併の進展により1郡1町の所も増えた。
郡の再編をしてもいいかも。

例:
新潟県
東蒲原郡・阿賀町+北蒲原郡郡・聖籠町+南蒲原郡・田上町+西蒲原郡・弥彦村→蒲原郡
三島郡・出雲崎町+刈羽郡・刈羽村→○○郡
北魚沼郡川口町+中魚沼郡津南町+南魚沼郡湯沢町→魚沼郡
岩船郡・関川村,粟島浦村→そのまま

昔分割された魚沼郡や蒲原郡は再統合して良いのではないか。
県議の選挙区は近隣の市と合区と考えると郡再編はあんま意味無いかなぁ・・

長野県
上水内郡+下水内郡+下高井郡+上高井郡→水井郡?高内郡?高水郡?水高郡?
北安曇郡→安曇郡
東筑摩郡→筑摩郡
埴科郡+小県郡→○○郡
北佐久郡+南佐久郡→佐久郡
上伊那郡+下伊那郡→伊那郡
諏訪郡→諏訪郡
木曽郡→木曽郡
対応する郡が消滅した場合は東西南北取ってもええんちゃうか。コストばかりでノーベネフィットかね。。


静岡県
榛原郡+周智郡+浜名郡(消滅予定)→遠江郡
志太郡(消滅予定)+富士郡+駿東郡+田方郡→駿河郡
賀茂郡→伊豆郡
旧国→1郡は?w

山梨県
南巨摩郡+中巨摩郡+西八代郡→巨摩郡
北都留郡+南都留郡→都留郡
南北の都留には可成りの地域的差違があるけどなぁ。。

大分県
東国東郡+速見郡+玖珠郡→大分郡
もっとも合併が進んだ大分県。1県1郡でいいかも。
町村が消滅一番乗りする可能性がもっと高いのはこの大分かも。

長崎県
北松浦郡+南松浦郡→松浦郡
西彼杵郡+東彼杵郡→彼杵郡
佐賀の東松浦郡と西松浦郡を一緒にして松浦郡とすると松浦郡と云った時の区別が付かなくなるけどまぁいいよね
和歌山県の西牟婁+東牟婁,三重県の南牟婁+北牟婁でも同じ事が云える。
もっと云うと東京の南葛飾,千葉の東葛飾,茨城の西葛飾,埼玉の北葛飾だが郡はもう埼玉にしか残ってないね。
諸県も宮崎と鹿児島に渡っていた。

3810とはずがたり:2008/05/29(木) 02:36:42
<北関東>群馬県

行政ファイル:高崎市が合併協議に向け人事 /群馬
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20080528ddlk10010100000c.html

 高崎市は27日、吉井町との法定合併協議会設置に向けて地域振興部合併推進室を増強する人事異動を内示した。発令は6月1日。同室の業務は地域づくり推進課が兼務していたが、新たに高崎市から3人、吉井町から2人の専任者を置くほか、同市の課長職6人も兼務する。

毎日新聞 2008年5月28日 地方版

3811小説吉田学校読者:2008/05/31(土) 10:10:16
なんとも得体の知れない「人事慣行」の打破への一歩として率直に評価したい。「官僚たちの夏」で「人名を書いたカードを出したり引っ込めたりして、人事について考える」主人公が肯定的に描かれているし、たぶん現実にもそういうことをして勤務時間中に悦に入っていたと思われるが、人事で国が動く側面も確かにあるけれども、それは官僚が考えることではなく、政治家が考えることだ。

公務員改革:基本法案 渡辺・行革相、政官接触制限に意欲 個別法での対応示唆
http://mainichi.jp/select/seiji/archive/news/2008/05/31/20080531ddm005010160000c.html

 国家公務員制度改革基本法案は30日、参院本会議で渡辺喜美行革担当相と町村信孝官房長官が出席して、趣旨説明と質疑が行われた。
 渡辺氏は、自民、公明、民主3党による修正で政治家と官僚の接触を制限する規定が削除されたことについて、「基本的な問題認識は共有している。基本法成立後、法律の趣旨に沿って実効性を確保すべく、制度設計を検討する」と答弁し、個別法による接触制限の実現に意欲を示した。
 また、基本法案に天下り規制が盛り込まれていないとの民主党の批判を踏まえ「定年の引き上げや幹部人事の一元管理による各省割拠主義の打破によって、天下りの背景になっている構造的問題を解決する」と述べた。【塙和也】

3812とはずがたり:2008/06/05(木) 12:47:32
<東海・近畿>三重県

民主から出馬のラブコールを受ける河上市長も未だ未だやること山積の様ですねぇ・・。

御浜町民「合併」支持 首長、議長で4者会談へ
http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20080602/CK2008060202014311.html
2008年6月2日

 民意は「合併」−。1日投開票された御浜町の住民投票は、熊野市との合併推進を支持する町民が多数を占めた。町は今後、同市との合併へと動きを加速させる。まずは両市町の首長と議長による4者会談が持たれそうだ。

 投票結果を受けて古川弘典町長は町役場で会見。「住民の協力が得られ、感謝している」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。今後については「両市町がよい未来を展望できるような合併協議に入っていきたい」と強調。「ただ(単独に投じた)4割の住民は合併にためらった。協議の過程で、協議内容を明らかにし、納得してもらえるよう努めたい」との姿勢も示した。

 一方、単独行政を主張してきた「自律のまちづくりを目指す議員の会」の端地常浩代表は、今回の結果を合併協議が認められただけとしたうえで「協議が町民の暮らしや町の産業を守り、発展させる立場で進むのか見極め、合併の是非を判断したい」と述べた。

 合併を争点にした事実上3度目の審判となったが、合併を公約に掲げた古川町長が初当選した2006年10月の町長選の勢いそのままに、合併推進派が勝利した。 (桜井祐二)

 ■河上敢二熊野市長の話…御浜町としてどのような対応をされるかお待ちしたい。

 ■野呂昭彦知事の話…県としては今後の両市町での推移を見守り、合併に向けての要請があれば、積極的に支援していきたい。

3813とはずがたり:2008/06/10(火) 12:16:05
<東海・首都圏>静岡県伊豆地方

結局松崎町議会をなんとかしないと駄目なんだけど・・

南伊豆地区の合併問題:1市3町合併協準備会、あす法定協設置の調印式 /静岡
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20080604ddlk22010224000c.html

 南伊豆地域1市3町(下田市、松崎、南伊豆、河津町)の副首長らによる合併協議会設置準備会が3日開かれ、5日に法定協設置の調印式を行うことなどを決めた。

 合併協の事務局は下田市の県総合庁舎内に置き、4市町と県から計10人の専従職員を派遣する。10日から活動を始める。合併協の初会合は6月下旬に開催する予定。

 同準備会では、松崎町の住民投票結果の説明などがあった後、4副首長が「ハードルは高いが失敗は許されない。ゴールを目指して力を合わせよう」と申し合わせた。【中村隆】

毎日新聞 2008年6月4日 地方版

3814とはずがたり:2008/06/10(火) 12:29:52
<東海>静岡県

参加者は旧駿東郡の枠組みかぁ。面白い。まぁこの面子で実際に合併することはないであろうけど各自治体の思惑が入り組んでいるこの地区の糸がほぐれれば良いねぇ。三島は田方郡なんか。

駿東地区広域行政推進協:県東部3市3町が発足 合併論議に注目 /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080603-00000001-mailo-l22
6月3日11時1分配信 毎日新聞
 県東部の3市3町(沼津、裾野、御殿場市、清水、長泉、小山町)が、道州制などについて話し合う新たな勉強会「駿東地区広域行政推進協議会」を先月30日に発足させたことが2日、分かった。県東部の合併構想を話し合う「東部広域都市づくり研究会」が今年2月に解散した後、合併絡みで会合を持つのは初めて。合併論議の新たな動きとして注目される。
 東部9市町が参加していた研究会では、県の構想通りまず3市3町(沼津、三島、裾野市、函南、長泉、清水町)で合併し、その後に政令市を目指すことを主張する沼津市などの「段階派」と、一気に大合併で政令市を目指すべきとする三島市などの「一気派」が対立。議論は迷走し続け、研究会は解散した。
 解散後も、沼津市が従来からの3市3町合併を主張し続ける一方、裾野市は三島市を除いて構成する「新3市3町案」を提案。御殿場市は沼津、三島市が両方入らない「2市2町(御殿場、裾野市、小山、長泉町)案」を主張し、意見はまとまっていない。
 新たな勉強会は、裾野市の大橋俊二市長が提案した新3市3町案の対象の首長が集まった。座長には大橋市長が就任し、詰めた合併論議をするのではなく、首長が集まる場を確保して、まず合併論議への地ならしをするのが狙いのようだ。各市町の首長が6月議会で説明した後に初会合を開く予定だ。
 事務局を務める裾野市の江藤健夫企画政策室長は「この枠組みですぐに合併をするわけではない。だが、議論で新たな合併論議が出てくる可能性はある」としている。【山田毅】

6月3日朝刊
最終更新:6月3日11時1分

駿東地区広域行政推進協:座長の裾野市長、旗揚げ趣旨説明 /静岡
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20080606ddlk22010283000c.html

 旧駿東郡の3市3町(沼津、裾野、御殿場市、清水、長泉、小山町)でつくる「駿東地区広域行政推進協議会」が先月30日に発足したことを受け、座長を務める裾野市の大橋俊二市長は5日の会見で、「道州制導入を見据え、ある程度まとまった組織で東部のことを考える必要がある」と旗揚げの趣旨を説明した。

 東部の9市町が合併構想を話し合った「東部広域都市づくり研究会」が解散後、まとまった首長が会を発足させるのは初めて。大橋市長はメンバーを旧駿東郡の6市町にした理由を「昔からつながりがあり、まとまりやすい」と説明した。【山田毅】

毎日新聞 2008年6月6日 地方版

3815とはずがたり:2008/06/10(火) 12:39:11
<首都圏>神奈川県

合併が進むかな?

加藤・小田原市長:ホール建設見直し方針を知事に表明 /神奈川
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080528-00000135-mailo-l14
5月28日14時1分配信 毎日新聞

 小田原市の加藤憲一市長は27日、県庁で松沢成文知事と会談し、6月定例市議会で「城下町ホール」の建設見直しの了解を求める考えを表明。市町村合併については「まず市内の課題を解決した上で議論に入っていけると思う」と述べ、前向きな姿勢を示した。
 冒頭、松沢知事が「激しい選挙戦でしたね」と語りかけると、加藤市長は「(対立候補の)事務所に知事のポスターが張ってありました」と応じる場面もあった。【五味香織】

5月28日朝刊
最終更新:5月28日14時1分

3816とはずがたり:2008/06/10(火) 12:43:14
<首都圏>埼玉県

問題は新市名だが。。蓮田白岡市,蓮田市,蓮岡市...どうなりましょうかねぇ。。あとのは些末な問題よw

蓮田市と白岡町が合併協設置で調印
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080522-00000010-san-l11
5月22日7時51分配信 産経新聞

 埼玉県蓮田市の中野和信市長と白岡町の浜田福司町長は21日、同市役所で合併協議会設置に関する協議書に調印した。6月1日に法定合併協を設置し、合併新法期限内の22年3月末までの合併を目指す。両市町は厳しい財政事情の中、人口、財政規模が拡大するスケールメリットを生かす合併を模索。両市町に菖蒲町を加えた1市2町合併が破綻(はたん)した経緯を踏まえ、歴史的つながりの深い両市町合併を目指した。

最終更新:5月22日7時51分

3817とはずがたり:2008/06/10(火) 13:15:45
<九州・沖縄>福岡県
>>3774-3777 >>3781-3782 >>3785>>3802>>3808

市町村合併:星野村問題 来月(6月)29日に住民投票 条例案は2日提案 /福岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080530-00000161-mailo-l40
5月30日17時2分配信 毎日新聞

 星野村の高木良之村長が八女市への編入合併を拒否していることに対し、同村を除く八女地区4市町村の合併協議会(会長=野田国義・八女市長)が打開策として、合併の是非を問う住民投票実施を求めていた問題で、協力を受けた村議会と合併推進・反対の各住民団体の代表3人が29日、高木村長に住民投票実施に向けた要望書を手渡した。これを受け、高木村長は6月2日の臨時議会に住民投票条例制定案を提案し、可決されれば、同29日に住民投票を実施することを明らかにした。
 同日午後3時から、村議会の高木俊之議長▽合併推進派の「1市2町2村の合併がスムーズに進むことを望む会」の末崎定幸会長▽反対派の「星野村の自立を目指す会」の足達透代表が村役場で会談。住民投票実施について合意し、投票結果に従う旨を明記した高木村長あての要望書に署名・押印後、高木村長を訪ね要望書を手渡した。
 要請後、住民投票に向けて末崎会長は「財政的な不安面で合併の必要性を訴えていきたい」とし、足達代表は「勉強会を開き、自立の道を考えていきたい」と述べた。
 また、高木議長は「苦渋の選択だったが、これで混迷した状況から抜け出せる」と話した。
 高木村長は「住民投票では村民それぞれが十分考えて臨んでほしい。合併賛成が多ければ、合併関連2議案も提案し、八女市への編入合併の手続きを進める」と話した。【丸山宗一郎】
〔筑後版〕

5月30日朝刊
最終更新:5月30日17時2分

29日住民投票可決 星野村議会合併問う
2008年6月2日 13:35
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/26278

 福岡県星野村議会は2日、臨時議会を開き、高木良之村長が提案した八女地区4市町村(八女市、黒木町、立花町、矢部村)との合併の是非を問う住民投票を実施する条例制定案を、全会一致で可決した。住民投票は24日告示、29日投開票で行われる。

 高木村長は「村民の意思により合併の方向を決めたい。なにとぞ可決をお願いします」と述べた。

 同条例案によると、住民投票は公職選挙法の選挙人名簿に登録された村民が対象。合併に賛成か反対の二択方式で行い、有権者の半数以上の投票で成立する。

 高木村長は「たとえ51対49の小差でも、住民投票の結果に従い、村政を進め、八女地区の合併協議に間に合うように関連議案も提案していきたい」と明言している。

 八女地区の合併をめぐっては、5市町村でつくる法定合併協議会が議決事項の協議を終えた後、高木村長がその後の手続きを拒否。同協議会会長の野田国義八女市長が、高木村長らに住民投票実施を要請していた。

=2008/06/02付 西日本新聞夕刊=

3818とはずがたり:2008/06/10(火) 13:23:10
<北関東>栃木県
>>3719 >>3603岩舟 >>3181都賀

市町村合併:栃木市、1市5町合併で来月に初の説明会 秋に協議会目指す /栃木
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080530-00000014-mailo-l09
5月30日12時1分配信 毎日新聞
 栃木市と周辺5町(都賀、岩舟、藤岡、大平、西方)の「1市5町」の枠組みでの広域合併を目指す同市は、市民の意思を確認しようと、市内全7カ所で来月17〜28日に初の市民向け説明会を開催する。日向野義幸市長が29日の会見で発表した。市民の意見を集約した上で、秋には合併推進に向けて、正式に始動したい考えだ。
 1市5町での広域合併の枠組みは、07年11月に県が提示した。05年4月施行の合併新法に基づく優遇措置を受けられる法期限は2010年3月。県による枠組み提示は同期限を考慮したもので、小山市、野木町を含む「2市6町」の枠組みも併せて提示している。
 説明会には日向野市長らが出席する予定で、合併に対する市の考え方▽全体的な動きと合併新法の概要▽合併の長・短所▽合併後の姿――などを説明し、市民の意見を聞く。
 7月からは合併に関する「目安箱」を市内8カ所に設置。併せて、合併に関する意見を「市長への手紙」として7月中に募集する。投かん用紙は7月号の広報とちぎに折り込まれる。集められた意見は、回答と共に市ホームページなどで公開される。また市長による出前講座「合併問題に関する市長のまちづくり元気会議」も行う。市内在住の10人以上のグループ対象で、市長との意見交換をする。
 29日の会見で日向野市長は、一連の意見聴取を踏まえ、7月末には1市5町の合併推進の是非について、「一定の方向性を決めたい」と述べた。同市は9月を目標に、合併推進に向けた協議会の設置に踏み切りたい考え。【中村藍】

5月30日朝刊
最終更新:5月30日12時1分

3819とはずがたり:2008/06/10(火) 13:25:27
<東北・北海道>岩手県

陸前高田は非民主系首長だから合併はその観点からも善いw

市町村合併:大船渡市との合併協求め、住民が署名活動−−陸前高田市 /岩手
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080531-00000070-mailo-l03
5月31日13時1分配信 毎日新聞
 大船渡市との住民発議による合併協議会設置を求めて陸前高田市小友町の開業医、吉沢煕(ひろし)さん(71)ら5人が30日、直接請求の署名活動に必要な請求代表者証明書の交付を同市の中里長門市長に申請、署名活動を始めた。有権者数の50分の1を上回る約400人以上の署名集めを目指す。
 吉沢さんは「合併は避けては通れない。住田町も含めた気仙地方3市町の合併が望ましいが、住田町は当面自立の方針を明らかにしている」として大船渡市との合併を求める。
 陸前高田市長は請求を受けた場合、大船渡市長に照会し、設置を議会提案するとの回答があれば自らも議会に提案しなければならない。両議会で可決されれば設置が決まる。
 気仙地方の合併問題で、大船渡市の甘竹勝郎市長は3市町の合併の必要性を再三主張。中里市長は単独での市政継続の方針を堅持している。【鬼山親芳】

5月31日朝刊
最終更新:5月31日13時1分

3820とはずがたり:2008/06/10(火) 13:43:27
<近畿>和歌山県

那智勝浦は太地町との合併協議に振られた。人口1.7万。
新宮は本宮を田辺に取られる等求心力が働かない。人口3.2万。
合併すればやっと5万人クラスのまともな市となる。このインパクトはでかい。
新市名が問題だが「熊野市」はもう紀伊木本に使われちゃってるしなぁ。。
南紀市とかくろしお市とか止めて欲しいけど,紀伊市なら許しちゃおっかなぁw
那智も勝浦も新宮もいい名前なんだけど那智の滝の知名度と矢張り拠点都市新宮を外せないとなると那智新宮市で役場は勝浦とか?ちょいと場所が西に過ぎるか。北山村には呼びかけるけど太地町は無視なんか。

市町村合併:新宮と那智勝浦が協議へ 10年3月までの実現目指す /和歌山
http://mainichi.jp/area/wakayama/news/20080607ddlk30010580000c.html

 新宮市の佐藤春陽市長と那智勝浦町の中村詔二郎町長は6日、それぞれ記者会見し、合併に向けて協議に入ることで合意した、と発表した。合併新法期限の2010年3月末までの実現を図る。来秋には両首長選を控えており、佐藤市長は「任期内に合併協定書調印を目指す」と話した。

 両首長は5日、非公開で開かれた議会全員協議会に報告。会見はそれぞれ開き、上田勝之・市議会議長、橋本謙二・町議会議長が同席した。

 佐藤市長は「市民の理解を得るため最大限の努力をする。産業、文化面で両市町の利益につながり、熊野の中核都市が実現できる」と力説。北山村にも合併を呼びかけるという。上田議長は、議会として合併協議を理解したとの立場を示し「スケジュール的に無理があるのでは、と懸念する意見があった」と述べた。

 また、中村町長は「町民の意見を正しく把握し判断を仰ぎたい。財政強化だけでなく、行政のコストダウンを図るために大事だ」と合併の必要性を強調した。6月議会終了後、住民説明会を各地で開く。橋本議長は「時間切れにならないようにしたい」と述べた。

 新宮市と東牟婁郡5町村は、県が示した6市町村合併の構想について今年1月、時期尚早として協議を断念していた。【神門稔】

毎日新聞 2008年6月7日 地方版

3821とはずがたり:2008/06/10(火) 14:27:42
<首都圏>神奈川県

おお,10年の政令市移行が知らん間に内定してたのか。
今首都圏は業務核都市がアツい…と云う程でもないけど,東京一極集中の入れ子として都心一極集中が昔から問題で,やっと副都心として池袋・新宿・渋谷が分立した段階に過ぎない。横浜・千葉・埼玉の3市を中心に更に町田・相模原・八王子・立川・所沢・川越・野田・柏・船橋辺りも自立的・自律的な都市として中心性を確保して欲しいところ。
横浜〜相模原〜立川〜所沢〜さいたま(浦和)〜越谷〜流山〜船橋の内側ラインと平塚〜厚木〜八王子〜狭山〜川越〜さいたま(大宮)〜春日部〜野田〜柏〜四街道の2種類のラインが浮かび上がるが武蔵野線は少々鈍足で物足りない。八高線や東武野田線はもっと物足りない。15分おきは無理にせよTXか京急か関西のJR新快速並の列車で結ぶべし。
人口が少なく都市構造が単純な関西はネットワーク網の構築が簡単でピアツーピアでしかも主要部分は並列で高速電鉄網で結ばれてるんだけどねぇ。。未整備なのはまぁ流石に流動がない奈良〜和歌山ぐらい。

線引き導入を1年延期/相模原市
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080530-00000013-kana-l14
5月30日19時40分配信 カナロコ

 相模原市と合併した旧津久井郡三町に予定されている都市計画法上の「線引き」の導入時期が、当初予定していた二〇〇九年三月から一年延期される見通しであることが三十日、分かった。同日開かれた市議会政令市特別委員会で、市側が明らかにした。

 特別委で、一〇年四月の政令市移行に合わせ、新総合計画のほか都市計画マスタープランなど部門別計画が策定されることから、市側は「政令市移行に合わせるのがまちづくり上も効率的」と説明。調査作業が膨大であることも延期の理由という。

 線引きは、都市計画区域内を「市街化区域」と「市街化調整区域」に区分する制度。県が市町村と協議の上、五年ごとに見直している。相模原市は次回見直し期の〇九年三月までに、市内に二つある都市計画区域の統合とともに、線引き未実施の旧津久井、相模湖、藤野三町に導入する方針だった。

最終更新:5月30日19時40分

3822とはずがたり:2008/06/10(火) 15:00:57
<東海・首都圏>静岡県東部政令指定都市

>>3814
沼津…まず確実に小合併を決めて大合併に道筋を着けたい。各個吸収しての大沼津市志向。
三島…合併を進めるにしても沼津と対等な立場で大合併を進めたい。沼津への吸収を避けるのが絶対命題
裾野…旧駿東郡の枠組みならちょうど真ん中
御殿場…沼津を除く旧駿東の枠組みなら中心都市
清水…三島と沼津の間でバランスをとって存在感を誇示したい
函南…沼津中心の大合併で政令指定都市へ。単なる三島への吸収は避けたい。
長泉…癌センターの立地などで強気。独自路線を進みたい。

どうやって纏めろっちゅうねんw

3823とはずがたり:2008/06/10(火) 15:03:44
<東北・北海道>

米沢ってもうちょっと求心力あってもいいとおもうんだけどねぇ。。
山形県の山形・福島県の福島・長野県の長野は県庁所在地に成ったが故にやけに強く成っちゃって米沢・鶴岡・会津若松・平・松本・上田の精力を奪い去ってる気がする。もっと怒れ,明治体制たる47都道府県体制の解体じゃヽ(`Д´)ノ

市町村合併:塩田・南陽市長、置賜3市5町合併に「懸念」 /山形
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080531-00000119-mailo-l06
5月31日15時1分配信 毎日新聞
 南陽市の塩田秀雄市長は30日、置賜3市5町の合併について「合併特例法の期限もあり3市5町にこだわってもどうかと思う」と懸念をみせ「置賜の均衡ある発展のためには、基本的には3極体制がいいのでは」と、南陽、長井、米沢各市を核とした合併も考慮すべきとの考えを示した。
 記者懇談会で述べた。塩田市長は「(他の首長は)米沢に気を使い3市5町を安全パイにしている」と話し、「市民の話題にもなっていない。トーンダウンしている感がする」と述べた。【近藤隆志】

5月31日朝刊
最終更新:5月31日15時1分

3824とはずがたり:2008/06/10(火) 15:04:41
<北関東>栃木県
>>3818>>3719栃木 >>3603岩舟 >>3181都賀

市町村合併:住民投票資格者、18歳以上を了承−−岩舟町議会全員協 /栃木
http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20080607ddlk09010030000c.html

 岩舟町の町議会全員協議会が6日開かれ、7月27日実施予定の合併問題を巡る住民投票条例案の投票資格者を、18歳以上とすることで了承された。

 4日に開かれた全員協議会では、栃木実町長から投票資格者を20歳以上とする案が説明されたが、「町の未来を問う合併問題に若者の意見を反映させたい」と議会から18歳以上とする修正案が求められた。修正された住民投票条例案は、9日から始まる議会で可決される見通し。【中村藍】

毎日新聞 2008年6月7日 地方版

3825とはずがたり:2008/06/10(火) 18:17:24
<東北・北海道>宮城県

法定協設置へ住民本請求 柴田郡3町合併
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080603-00000002-khk-l04
6月3日6時11分配信 河北新報
 住民発議で再び動き始めた宮城県大河原、村田、柴田の3町合併問題で、法定合併協議会の設置を求める3町の住民有志が2日、賛同の署名簿を添えて各町長に本請求した。新合併特例法の同一請求による手続きのため、各町長は8月上旬ごろまでに設置議案を各町議会に提出しなくてはならない。各町議会とも合併推進派が多数で「平成の大合併」で破談した合併協が再び設置されるのはほぼ確実だ。

 本請求したのは、大河原町の無職太田良平さん(72)ら3町の住民6人。署名活動では合併推進派町議でつくる「県南中核都市実現の会」や前回の合併論議で活動した民間団体が全面支援した。

 3月末からの1カ月で集めた有効署名は、大河原町4857人(有権者の25.5%)、村田町3401人(32.8%)、柴田町9451人(29.7%)。いずれも住民発議に必要な有権者の50分の1を大きく上回った。

 本請求には、合併推進派の大河原、村田両町長は自ら応対したが、自立の道を模索する柴田町長は姿を見せなかった。請求者の商業舟山邦夫さん(56)は「町財政は根本的に良くなったわけではない。反対意見はあって当然だが、合併効果は中期的な視点で見てほしい」と話した。

<地域経営の視点で/斎清志大河原町長の話>
 まちづくりの手段として合併は必要で、地域全体を経営する視点も大切だ。合併協で幅広く議論し、最終的には住民投票で是非の方向付けがされると考える。

<合併が理想的規模/佐藤英雄村田町長の話>
 歴史的な背景や生活の現状を考え、将来のビジョンを描くには3町合併は理想的な規模。地方分権時代の自治体の在り方について、十分に議論していきたい。

<マイナスが大きい/滝口茂柴田町長の話>
 今回の3町合併は町や町民にとって、合併のメリットよりマイナス効果の方が大きい。当面、自立戦略によるコンパクトで質の高いまちづくりを深化させたい。

最終更新:6月3日6時11分
市町村合併:大河原・村田・柴田3町合併問題で慎重派が講演会 /宮城
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20080610ddlk04010198000c.html
 ◇住民250人が参加

 大河原、村田、柴田3町合併問題に関し、合併に慎重な住民有志グループが8日、柴田町槻木生涯学習センターで講演会を開いた。「平成の大合併」で01年10月に全国に先がけて「市町村合併しない宣言」をした福島県矢祭町の根本良一前町長が「自主自立のまちづくり・合併しない矢祭町の挑戦」のテーマで講演。3町住民ら約250人が真剣に聴き入っていた。

 根本氏はこれまで取り組んできた町づくりについて紹介。「薄い水と薄い水が混じっても濃い水にはならない。無理して合併してもなじまない。合併期限にこだわることはない」と熱っぽく語った。

 司会を務めた住民有志グループの児玉芳江代表は「これまでに合併した市町村に関して、ほとんど良いニュースは聞かれない」などと指摘。来賓として出席した滝口茂柴田町長は「他2人の町長とは立場が若干違う。自分たちの地域にある資源を生かし、住民と知恵を出し合った個性ある町づくり考えてみよう」などと語った。【豊田英夫】

毎日新聞 2008年6月10日 地方版

3826とはずがたり:2008/06/10(火) 18:26:27
<中国・四国>山口県
>>3787

山口市・阿東町が合併初会議 '08/5/1
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200805010078.html

 山口市と阿東町の合併協議にむけた初の会議が30日、山口市役所であった。合併後のまちづくりの方向などを検討する「山口・阿東広域県央中核都市研究会」の設置を決めた。両市町から首長、正副議長ら6人ずつ出席。渡辺純忠市長が「合併すればどんなことができるか、明らかにしたい」。田中祥隆町長は「県央中核都市の一翼を担いたい」と抱負を述べた。研究会は11月までに3、4回開き、報告書にまとめる。

3827とはずがたり:2008/06/12(木) 21:45:58
面白い試みではあります。

根子集落、屋根を焦げ茶色に統一 補助金で景観整備※写真クリックで拡大表示します
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20080612g

 屋根の色を落ち着いた焦げ茶色に統一へ?。北秋田市阿仁の根子(ねっこ)集落で先月初めから行われていた一部住宅の屋根の塗り替え作業がこのほど終了した。青色の屋根を焦げ茶色にしたことで、この事業にかかわった住民たちは「日本の原風景を思わせる集落の景観がより落ち着いた雰囲気となった」と話している。同市は11日、景観向上を目的にスギの伐採を行った。観光客向けに散策マップも作製する予定だ。

 屋根の塗り替えは、地域活性化を目指す農山村地域を支援する県の「農山村活力向上モデル事業」の一環。モデル地区に選定された同集落は、観光客など交流人口の拡大につなげようと、景観整備に取り組んでいる。今回、屋根を塗り替えた住宅は75戸のうち28戸。費用は計約200万円で、県と市の補助金計252万円の一部を充てた。

 ただ、塗り替え対象を青色の屋根の住宅に限定したため、景観が一変するまでには至っていない。集落を一望すると、小屋やビニールシートなどの青色が目に飛び込み、赤や緑色の屋根の住宅も多い。

 佐藤正俊自治会長(62)は「今後、塗り替える際は各住宅に協力してもらい、焦げ茶色に統一していきたい。訪れた人の印象に残る景観になれば」と話している。
(2008/06/12 11:40 更新)

3828とはずがたり:2008/06/17(火) 03:36:01
<近畿>兵庫県

>其れにしても山口・名塩・生瀬は何故山を越えた西宮なんかと一緒になったんかね?宝塚でも三田でも神戸でも良さそうなものなのに。。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1040429221/1201

地図をよく見たら三田とは接してなかった。。
宝塚が未だ弱小都市だったのはうすうす予想がついた。
しかし元兇は兵庫県のくそったれのせいだったとは。

[2807] 2002 年 8 月 27 日 (火) 19:49:09 ニジェガロージェッツ さん
 西宮市と合併した山口・塩瀬のいきさつ
http://uub.jp/arc/arc.cgi?N=287

[2802]
>旧山口・塩瀬村は西宮市の他の地域とは陸続きではありますが、地理的にはそれぞれ、神戸市・宝塚市と合併した方が自然に思えて仕方ありません。

現在の西宮市山口町・塩瀬町と市内の他の地域とは急峻な六甲山脈に遮られて事実上ほぼ飛び地の状態になっています。
もともと、この2町の前身である有馬郡山口村・塩瀬村は隣接する有馬町・有野村が神戸市に合併(昭和22年3月1日)したのち、まだ神戸市と合併していなかった大沢村・八多村・道場村とともに神戸市への編入を希望(たしか山口で85%、塩瀬でもかなりの高率で支持)していましたが、この2村は兵庫県の反対にあい断念しました。背景には当時まだ「政令指定都市」制度がなく、神戸を含む五大市(他に大阪、名古屋、横浜、京都)は特例市として県または府から完全に独立するのが時間の問題ともいわれた頃で、神戸市の広大化を県が望まなかったのでは?と思われます。
一方宝塚市はまだ存在せず、武庫郡良元村・川辺郡小浜村(後の宝塚町)・長尾村・西谷村に分かれていて、良元は西宮市から、長尾は伊丹市からそれぞれ合併の誘いがあり、また川辺郡川西町を加えた「摂津市」構想もあり、武庫川を挟んだ良元と小浜の合併そのものが疑問視されていました。そんな中、西宮市は(良元村を南北から挟むように)山口・塩瀬2村に対し合併話を持ちかけ、2村としても神戸市との合併が絶望になったのを受け、西宮市の誘いに乗り、結果、昭和26年4月1日、西宮市と合併してしまいました。皮肉にも3ヶ月後の7月1日、かつては足並みを揃えていた大沢・八多・道場3村が神戸市との合併を果たしました。
武庫郡良元村が西宮市との合併話を蹴り、川辺郡宝塚町と合併し宝塚市が誕生したのは3年も後の昭和29年4月1日のことでした。

3829とはずがたり:2008/06/20(金) 13:33:11
面白い試みですな〜。近隣から人を集めるだけかも知れないけど。

新築一戸建て月3万円、25年住めばプレゼント 島根
http://www.asahi.com/national/update/0620/OSK200806200037.html
2008年6月20日12時4分

 好きな間取りの新築一戸建てを家賃3万円で。25年住めばプレゼント――。島根県美郷町がこんな条件で町営住宅の入居者を募集している。高齢化と過疎に悩む町が、なんとか若い人を呼び込もうと大盤振る舞いに打って出た。

 美郷町は世界遺産・石見銀山がある大田市に隣接。町営住宅は田んぼだった国道375号沿いの3700平方メートルを、町が「やなしおニュータウン」として開発した。1区画450平方メートル前後の敷地に、床面積約100平方メートルの木造平屋建ての町営住宅を約1500万円で建築。入居者の希望に応じて設計するため着工は今秋、入居は来春からだ。

 入居できるのは小学生以下の子どもがいて、20年以上住み続ける意思がある40歳以下の夫婦。20年住めば住宅、25年間住み続ければ土地ももらえる。25年分の家賃総額900万円で家と土地が手に入る計算だ。

 町の人口は約5900人で65歳以上の住民が人口の42%を占める。町内は1級河川の江の川(ごうのかわ)が流れ、住宅から町役場までは車で約15分。町定住推進室の田中昭典室長は「豊かな自然に恵まれて子育てにふさわしい町」と呼びかけている。5区画の募集に対し、すでに13件の申し込みがあるという。締め切りは6月末。問い合わせは町企画課(0855・75・1924)へ。(中村正夫)

島根では900万円で立派な一軒家(土地代込み)が手に入ります
http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/news/1213931922/

3830とはずがたり:2008/06/22(日) 17:57:08
おお,賛成なり。山間部の人間が自然の野山を保全していると云うのは思い上がりに過ぎないと思う。自然に帰して無人の荒野として何が悪いか。

なぜ限界集落応援的な報道が多いのでしょう
http://okwave.jp/qa3450734.html

3831とはずがたり:2008/06/22(日) 18:18:52
>>3830

過疎に生きる 水源の里シンポ
http://www.kyoto-np.co.jp/info/syakai/suigen_simpo/index.html

とは云うものの自立できるならそれをわざわざ破壊することはない。寧ろ非常に有意義な試みであろう。
そのまんまの糞知事みたいに道路寄越せと乞食を云わなければそれはそれで良いのである。たんなる乞食しかしないなら潰れた方がマシ。
生き延びる為にエレガントに工夫すべし。必死に工夫したとしても恐らくろくなアイディア出てこないから無駄であろう。蕗でも茅葺きでも自分らがなんの価値もないと思ってるもの(こそ)が自分らの持つ希少資源なのである。

3832とはずがたり:2008/06/22(日) 19:44:12
凄いね。あとは定住して貰えるかどうかが課題でしょうな。30世帯40人弱が島をさっていった様だがそれなりの定着か?
田舎地域の公務員の給料は突出して高いのでこの大きな削減率が実現できたと云えるが,役人天国の印象もある大阪府の職員が痛みを受け入れねば府民感情がなっとくしないでしょうな。
> 民間会社出身で当選1期目だった山内道雄町長(70)は「自分の給料を30%減らしたい」と表明。
> すると,若手時代から町おこしの地域活動や勉強会を続けてきた管理職トップの課長たちが20%の給料削減を申し出た。
>…労組も同調し一般職員は10〜20%削減,町議も報酬を20%カットした。
> 05年には町長50%,職員16〜30%,町議40%に削減率をアップ。町長の給料は30万円余りに。(ラスパイレス指数は)72.4で全国の市町村で最低になった。
> 職員数は84人から67人,議員定数は12人から10人に減らした。

過疎の島に移住130人 列島発 島根県海士町
6/22付け朝日新聞

 人口約2400人の離島が,4年間で移住者130人を迎えいれた。島根県隠岐諸島の海士町。町長や職員が給料の大幅カットを続け,浮いた経費を利用して農漁業を柱にした産業振興や移住促進策へ重点的に投。地元企業も協調しての一丸の取り組みが実を結んだ。(天野剛志)

給料削減,農漁業に投資

 特産のイワガキが次々と冷凍庫に運び込まれる。海産物加工会社「ふるさと海士」。細胞を壊さずに取り立ての味を保つ技術を採用し,東京や大阪のレストラン,料理屋,百貨店などに販売している。
 05年に町,漁協,住民有志らの出資で設立。社員14人のうち4人は島外からの移住者だ。その一人,大阪生まれの藤井徹さん(38)は田舎暮らしにあこがれ,農業公園運営会社に勤めたが,転勤が多い。じっくり暮らしたいと思ってたところネットで社員募集を見つけ,家族4人で移り住んだ。
 町が改革に踏み出したのは04年。合併せずに自立することを選んだうえ,国からの交付税が大幅に減ったのがきっかけだ。
 民間会社出身で当選1期目だった山内道雄町長(70)は「自分の給料を30%減らしたい」と表明。すると,若手時代から町おこしの地域活動や勉強会を続けてきた管理職トップの課長たちが20%の給料削減を申し出た。「抜本改革をしないと島は生き残れない」という危機感は同じだった。労組も同調し一般職員は10〜20%削減,町議も報酬を20%カットした。
 05年には町長50%,職員16〜30%,町議40%に削減率をアップ。町長の給料は30万円余りに。(ラスパイレス指数は)72.4で全国の市町村で最低になった。
 職員数は84人から67人,議員定数は12人から10人に減らした。
 節約できた経費の一部は,産業振興や移住促進などの「未来への投資」に宛てた。柱の一つが「ふるさと海士」だった。…初期投資は5億円。…著名な料理家を島に招いたり,食品展示会に出品したりして得意先を開拓した。売上は年々増え,2年後には単年度黒字を見込む。
 隠岐牛のブランド化にも力を入れる。…04年に地元建設会社が親牛まで一貫生産する新会社設立を計画。町は会社でも農業に参入できる特区を申請して後押しした。06年に東京の市場に初出荷したところ,三重の松阪牛に匹敵する値が付いた。

受け入れ支援も充実

 町はさらに,農業やイワガキ養殖に挑む移住者に3年間にわたり月15万円を支給する制度を創設し,低家賃の住宅を整備。体験ツアー,土・日曜の問い合わせ対応,情報のネット配信に取り組んだ結果,今年3月までに家族連れや若者を中心に93世帯167人が移住し,64世帯130人が残っている。…一次産業を軸とした地域振興のモデルとして全国から注目され,これまでの視察は約150件に上っている。
 一方,原油や穀物価格の高騰で…逆風も吹く。町の元産業課長で,現在は「ふるさと海士」の幹部を務める奥田和司(もり)さん(49)は気を引き締める。「移住促進策は大きな成果を上げた。しかし,受け皿となる産業はまだ発展途上。その基盤をしっかりと確立したい」

3833とはずがたり:2008/06/24(火) 21:32:26
<近畿>和歌山県
>>3298
御坊市の財政難がこの地域がなかなか合併への求心力が働かない原因か。
火力発電所もあって電源交付金も入るであろうになんで財政難なんだ?

御坊・日高地域5市町合併は見送り
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080611-00000028-san-l30
6月11日7時51分配信 産経新聞

 和歌山県御坊市と日高郡6町で構成する「日高地域行政研究会首長会」が10日、御坊市の日高振興局で開かれた。御坊市と美浜、日高、由良、印南の5市町の枠組みでの合併は見送られることが決まった。

 同首長会は昨年8月に設立され、県の合併構想に基づいて日高川、みなべ両町を除いた5市町で合併特例法期限の平成22年3月末に向けて合併を進めるかどうかについて協議してきた。今年2月の日高郡町村会で「最終的に首長が判断してほしい」との結果報告が出されたことを受け、5市町の首長が話し合ったが、合意には至らなかった。

 仁坂吉伸知事は「合併について真摯に検討された結果で、結論を尊重したい」とのコメントを出した。

最終更新:6月11日7時51分

3834とはずがたり:2008/07/15(火) 12:47:32
サブカルですねぇ〜。
鷲宮と云えば鉄ヲタ的には東武と国鉄の貨物運輸連絡駅東鷲宮の印象ですけど。
地域振興に役立てばいいですねぇ。合併の障碍には成らないとは思うけど大丈夫やろねぇ。

らきすた モデルの町
http://jp.youtube.com/watch?v=sg2kcoQgoMc

07/12/5 テレ玉 ニュース930 鷲宮神社ネタ
http://jp.youtube.com/watch?v=7tFkSC0o-ow&amp;feature=related

3万4000人の町に「らき☆すた」ファン3500人集結 埼玉・鷲宮
2007.12.2 18:27
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/game/071202/gam0712021827000-n1.htm

「らき☆すた」聖地の「鷲宮神社」(埼玉県鷲宮町)には、“アニヲタ絵馬”もズラリ 人気アニメ「らき☆すた」の舞台のモデルになり、アニメファンの“聖地”となっている埼玉県鷲宮(わしのみや)町で2日、声優らを招いてイベント「『らき☆すた』のブランチ&公式参拝in鷲宮」が開催され、人口3万4000人の静かな町が、詰めかけた約3500人のファンらの熱気に包まれた。

 「らき☆すた」は、美水(よしみず)かがみさんの4コマ漫画が原作のTVアニメで、登場人物の住まいのモデルが鷲宮町周辺であることがアニメ雑誌で紹介されたのを機に、今夏ごろから訪れるファンが急増。特に美少女キャラの「実家」と設定された鷲宮神社に、アニメファンの参拝者が殺到した。これを地元活性化のチャンスとにらんだ町商工会が出版元の角川書店に打診、イベント実現にこぎつけた。

 この日は、同番組で主要キャラの声を演じた声優や、美水さんが主役。鷲宮神社近くの食事処「大酉茶屋(おおとりちゃや)わしのみや」での特別ブランチに参加し、その後鷲宮神社に公式参拝する−という2本立てのイベントが柱になった。

 商工会の担当者によれば、約3500人のファンらがイベントに集結。収容能力の関係で「茶屋」で声優らに会えたのはわずか230人という「狭き門」だったが、不満の声などは大きくなかったという。客層はオタクな男子ばかりかと思いきや、約5人に1人は女性で、近隣住民や小さい子どもも多く見かけたとのこと。

 熱狂的なアニメファンが多数集まることに対して、近隣住民の反発も予想されたが、事前に「徹夜禁止」を呼びかけた商工会のメンバーが前夜から警備にあたり、イベント運営では地元の学生など約20人のボランティアスタッフが協力するなど万全の態勢で臨んだこともあり「トラブルやマナーの面での問題は特にありませんでした」


 「(町の)歳末売出スクラッチカードを(近隣の商店を利用してもらえるよう)あえて『茶屋』以外の店舗で配布しましたが、『在庫が空になっちゃったよ』と話す酒屋さんもいたほど。今回のイベントに合わせて用意した特製桐絵馬ストラップについても、きょう用意した2000個がすぐに売り切れました。あすの一般発売分についても予約が入っています」と、商工会の“狙い”である町おこしにもかなりの手応えを感じた様子。今後も「地域の活性化につながるのであれば、(同様のイベントを)またやっていきたい」と話していた。


 また、鷲宮神社の担当者も「多くの方々にお参り頂いた。参加者のマナーが素晴らしく、近所からの苦情もなかった。神社側からの要望などもよく聞いてくれて助かった」と話しており、前代未聞の“アニメと神社と地域商店のコラボレーション”はひとまず成功のうちに幕を閉じたようだ。

3835とはずがたり:2008/07/20(日) 21:04:32
<北関東>栃木県

この辺
http://www.mapion.co.jp/c/f?uc=1&amp;grp=all&amp;nl=36/29/45.480&amp;el=139/36/33.745&amp;scl=70000&amp;bid=Mlink

「粟野町」 分町合併問題
http://dic.mobatch.net/detail/%E7%B2%9F%E9%87%8E%E7%94%BA/5

 旧粟野町は2006年1月1日に全域が鹿沼市に合併したが、かつてより永野川流域(旧永野村)は他の地区とは山地によって隔てられ、生活圏・経済圏などで永野川下流の栃木市との結びつきが強いことから、栃木市との合併を望む声も根強くあった。
このため、永野川流域の住民が栃木市との法定合併協議会設置を求める住民発議を起こしたが、栃木市が議会への付議をしなかったため発議は成立しなかった。
その後、2005年9月に永野川流域の住民による、栃木市への分町合併の是非を問う住民投票実施を求める陳情が町議会で採択された。これを受け、町では永野川流域の住民を対象に、同年11月13日に住民投票を実施したが、その結果、「栃木市への分町合併」賛成票が反対票を上回ったものの、住民投票条例で「地区の総意」とみなす有効投票の3分の2以上には達せず、分町合併は行われないこととなった。

3836とはずがたり:2008/07/31(木) 09:48:52
<広域合併><近畿>

「関西広域連合」設立へ基本合意 
http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0001283733.shtml

 兵庫県や神戸市など関西を中心に二府七県と四政令市、七経済団体で組織する関西広域機構(会長=秋山喜久・前関西経済連合会会長)は三十日午前、大阪市内で分権改革推進本部会議を開き、広域自治組織「関西広域連合」(仮称)の設立で基本合意した。二〇〇九年度中にも発足する見通し。都道府県をまたぐ広域連合は全国初となる。地方分権改革の突破口とする狙いだが、関西財界は道州制実現のモデルにしたい考え。

 広域連合は地方自治法に基づく自治組織。府県を越えた行政課題に対処する。国からの権限委譲の受け皿にもなれる。

 本部会議は井戸敏三兵庫県知事ら各府県知事、団体トップらが出席し、副本部長の井戸知事が最終骨格案を説明。府県の枠を越えて取り組む広域事務として医療連携、防災、観光・文化振興、産業・科学技術振興、資格試験・免許を盛り込んだほか、将来は関西三空港の一元管理なども目指すとした。

 会議では「広域連合は大賛成。住民にどう後押ししてもらうかが課題」(橋下徹大阪府知事)などの意見が出され、骨格案が承認された。(段 貴則)

(7/30 12:11)

3837とはずがたり:2008/07/31(木) 20:23:42
<近畿>和歌山県

広域連携の勉強会設置受諾 白浜町がすさみ町に回答(和歌山)
6月4日17時12分配信 紀伊民報
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080604-00000002-agara-l30

 白浜町の立谷誠一町長は3日、すさみ町の橋本明彦町長から3月28日に申し入れのあった「白浜町・すさみ町広域連携まちづくり勉強会」について、申し入れを受けて勉強会を設置する考えを、すさみ町に文書で回答した。ただし、合併を想定した勉強会ではないことを付け加えている。
 広畑実副町長がすさみ町役場を訪れ、橋本町長に手渡した。
 勉強会については、橋本町長が「両町は福祉や衛生、消防など各分野で一部事務組合をつくり、互いに協力してきた」とこれまでの経緯を強調した上で、観光・歴史・文化のまちづくりなどを将来の共通課題に挙げ「共にまちづくりを考えていきたい」と文書で協力を求めていた。
 立谷町長は「効率的な行政運営を推進していく上では大変意義深い。勉強会で資料の収集などを行い、広域連携まちづくりの方向性を出していきたい」と回答した。
 橋本町長が申し入れをした際「発展的に合併議論に進められれば」との考えを示していたのに対しては、「勉強会は2次合併を想定したものではない」と明記した。
 橋本町長は「2町間の友好的なつきあいに発展していけば」とあらためて期待を寄せるコメントを述べた。
 勉強会は両町の副町長や総務課長などの実務担当者レベルで行い、6月議会終了後にも第1回会合を開く予定。設置期間については「今後話し合って決めたい」としている。

「合併視野に勉強会を」 すさみ町が白浜町に申し入れ
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=143140

 和歌山県すさみ町の橋本明彦町長は28日、白浜町の立谷誠一町長に、両町の副町長や総務課長など実務担当者同士が、将来の地域づくりと行政の連携について話し合う「白浜町・すさみ町広域連携まちづくり勉強会」(仮称)を、今春にも設置したいと申し入れた。すさみ町と白浜町との枠組みは、県が2次合併の構想で提示していた。

 橋本町長は「両町は福祉や衛生、消防など各分野で一部事務組合をつくり、互いに協力してきている」とした上で、「産業と連携した観光交流のシステムづくりや大辺路街道を生かした観光・歴史・文化のまちづくり」を共通課題に挙げ、勉強会設置に対する理解と協力を要請。「発展的に合併議論に進められれば」と話している。

 これに対し、立谷町長は「庁内で協議し、議会とも相談した上で返事したい」と話した。

 仁坂吉伸知事は「地域の将来を考える上で意義のある提案。市町村合併も含め、検討や研究が進み、地域で議論が深まることを期待したい」とコメントした。

 白浜町は行政改革担当の総括課長(兼総務課長)として、4月1日付で県職員1人の派遣を受ける。

 県内で2次合併に向けた取り組みでは、新宮・東牟婁の1市5町村が、06年7月から事務レベルでの研究会を発足したが、今年1月15日に県が提示した同広域での合併断念を決めている。

('08/03/30)

3838とはずがたり:2008/07/31(木) 20:24:46
<九州・沖縄>長崎県

市町村合併:江迎町・鹿町が編入へ、新市名「佐世保市」提案−−合併協初会合
7月18日13時1分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080718-00000098-mailo-l42

 佐世保市・江迎町・鹿町町合併協議会の第1回会議が17日、同市内のホテルであった。合併協会長の朝長則男市長が「地域全体の豊かな将来のため活発な議論を期待する」とあいさつ。事務局が新市の名称を「佐世保市」とし、合併方式は江迎、鹿町両町が市に編入する「編入合併」とすることなどを提案した。次回、協議の上で決定する。【山下誠吾】
 会議では、事務局長の久冨達夫・佐世保市地域行政部次長が今後のスケジュールなどについて説明した。それによると、月にほぼ1回、今年度中に7回会議を開く。協議終了後は県知事への合併申請などを経て、合併新法期限の10年3月末までに新市誕生を図る。
 また、合併協の下部組織として、副市長・町長や市部長、町課長で構成する幹事会、協定項目の担当者らによる専門部会を設けた。住民サービスに大きな影響があるなどの重要項目以外は幹事会で決定し、合併協に報告する形をとる。
 次回会議は8月26日、江迎町役場で開く。
〔佐世保版〕

7月18日朝刊
最終更新:7月18日13時1分

3839とはずがたり:2008/07/31(木) 20:28:06
<九州・沖縄>福岡県

やれやれ。勝手な村長の乱心に振り回されたもんだ。

八女地区合併是非問う 福岡県星野村住民投票が告示
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/30511
2008年6月24日 13:49

 福岡県星野村で24日午前、近隣の八女地区4市町村(八女市、黒木町、立花町、矢部村)との合併の是非を問う住民投票が告示された。合併を議会で可決した自治体で、合併をめぐる住民投票の実施は異例で、同県内でも初めて。高木良之村長は「投票率50%以上の場合、投票結果に従う」と明言しており、結果は同地区の合併の行方を左右する。告示後、合併に賛成、反対それぞれの住民団体は運動を開始した。投開票は29日。

 八女地区は、星野村を含む5市町村が昨年11月に法定合併協議会を設置。2010年2月に合併することで今年3月末までに全協議を終えた。しかし、高木村長が合併協定書調印目前の5月、合併手続きを突然拒否。合併賛成派が多数を占める村議会と対立したが、5市町村の法定合併協会長の野田国義八女市長が住民投票の実施を呼び掛け、村議会と村長の双方が受け入れた。

 投票は29日午前7時から午後6時まで村内4カ所で行う。午後8時から村役場で開票する。投票できるのは条例により村内の有権者(23日現在で2825人、村選管調べ)。

=2008/06/24付 西日本新聞夕刊=

市町村合併:福岡・八女4市町村との合併、星野村民意は「賛成」−−住民投票
ttp://mainichi.jp/seibu/seikei/archive/news/2008/06/30/20080630ddp041010011000c.html
 ◇10年2月目指し、協議再開へ
 福岡県星野村で29日、八女地区4市町村(八女市、黒木町、立花町、矢部村)との合併の是非を問う住民投票があり、即日開票(当日有権者数2786人、投票率87・47%)の結果、「合併する」が過半数の1505票で「合併しない」の906票を上回った。投票結果に法的拘束力はないが、合併反対派の高木良之村長は投票結果に従うことを明言しており、当初の予定通り2010年2月1日の合併を目指し、高木村長が拒んでいた5市町村での合併協議が再開される見通し。【丸山宗一郎】

 同村は07年11月、周辺4市町村と合併協議会を設置。合併期日など27項目で今年3月までに合意した。しかし、高木村長が合併調印(5月26日)直前に「民意が正しく問われていない」として合併協からの離脱を表明。異例の事態に4市町村長は、住民投票で決着を図るよう、高木村長や村議会に求めていた。

 今月24日に住民投票が告示されて以降、合併賛成・反対の各団体は合同演説会を開いたり街宣車を走らせるなどし、人口約3400人の、のどかな「茶の里」は熱気を帯びた。

 投票結果を受け、合併協会長の野田国義・八女市長は「星野村の方々が将来を見据えた判断をしてくださったと安堵(あんど)している。5市町村の枠組みでの合併を進めていきたい」とコメント。高木村長は会見を開き「不本意だが、これが民意ならばやむを得ない。当初の予定通りに合併を進める」と話した。
==============
 ◇福岡県星野村住民投票
合併賛成 1505票
合併反対  906票
 (投票率87.47%)
毎日新聞 2008年6月30日 西部朝刊

3840とはずがたり:2008/07/31(木) 20:32:05
<東北・北海道>岩手県

此処は川井村に一部盛岡との合併を目指す動きがあったが取り敢えずは黙殺された恰好か?
また田野畑村の一部に宮古と合併したいという動きがあるようだ。

市町村合併:合併協設置議案、議会に提案へ−−宮古市と川井村 /岩手
7月18日13時2分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080718-00000133-mailo-l03

 宮古市の熊坂義裕市長は17日、川井村の内舘勝則村長から申し入れのあった合併協議会設置について、25日の臨時市議会に設置関連2議案を提出することにした。17日に再度開かれた市議会全員協議会で、大半の議員の理解が得られたと判断した。内舘村長も25日の臨時村議会に提案する。【鬼山親芳】
7月18日朝刊
最終更新:7月18日13時2分

市町村合併:宮古市と川井村、協議会設置 /岩手
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20080731ddlk03010209000c.html

 宮古市と川井村は両議会の議決を受けて30日、合併協議会を設置した。合併特例新法に基づいて合併協が設置されたのは県内では初めて。来年5月までには新市基本計画案をまとめ、同新法期限内(10年3月)の編入(吸収)合併方式による合併実現を目指す。

 熊坂義裕市長と内舘勝則村長が宮古市役所で合併協設置協定書に調印した。会長に就任した熊坂市長は「互譲の精神に基づき、新たなまちづくりに向けた協議を着実に進めていく」と強調。副会長に就いた内舘村長も「宮古市は森、川、海と人が共生するやすらぎのまちをテーマにまちづくりを進めており、村も一体感を持って協議に臨みたい」とあいさつした。

 合併協は植田真弘・県立大宮古短期大学部長ら学識経験者3人を含む27人で構成。第1回の協議会を8月8日、市新里福祉センターで開催する。【鬼山親芳】

 ◇田野畑村照会に「議会提案せず」−−協議会設置で宮古市長が回答
 宮古市の熊坂義裕市長は30日、合併協議会設置の直接請求を受けた田野畑村の上机莞治村長から求められていた意見照会に対し、設置を議会に提案しないことを郵送で回答した。これによって直接請求の手続きは打ち切られる。

 熊坂市長は提案しない理由について「住民請求が大方の住民の総意であると判断できない。仮に合併に至った場合、(岩泉町を挟んで)飛び地となり、行政サービスに支障が生じる恐れがある」とコメントした。合併協設置は元村議の熊谷友吉さん(82)が86人の署名を添えて上机村長に直接請求していた。【鬼山親芳】

毎日新聞 2008年7月31日 地方版

3841とはずがたり:2008/07/31(木) 20:33:40
<九州・沖縄>熊本県

最終的には住民投票マターとなるか。

市町村合併:「メリット認めてもらう」 住民説明会で城南町長
7月18日13時2分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080718-00000147-mailo-l43

 城南町は16日夜、熊本市との間で協議を終えた任意合併協議会の中身について、住民への説明を始めた。八幡紀雄町長は「(任意協で合意した合併後の町のメリットを)法定協議会でも認めてもらうつもりだ。最終的には住民投票もする」と述べた。18日まで町内3校区で実施する。
 杉上校区の約100人が参加。町は、合併すれば上下水道の整備が早まる▽政令指定都市移行後の都市計画区域指定で、町内にも住宅や店舗をつくれるよう集落内開発制度の準備を進めている――などと説明した。
 参加者からは「10年以上前に熊本市と合併した飽託4町でも上下水道の整備が進んでいない」「任意協で認められた町の制度存続が、法定協でかなり削られるのでは」という疑問の声もあがった。
 町は8月下旬開会予定の臨時議会で、法定協への移行を提案する予定。【結城かほる】

7月18日朝刊
最終更新:7月18日13時2分

3842とはずがたり:2008/07/31(木) 20:37:06
<東海>静岡県

基本的に湖西市でゆくってことやろうけど。

市町村合併:新市名称、次回に−−湖西市・新居町合併協初会合 /静岡
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20080730ddlk22010150000c.html

 湖西市と新居町の合併を協議する「湖西市・新居町合併協議会」(会長、三上元(はじめ)・湖西市長)の初会合が29日、湖西市健康福祉センターで開かれた。10年3月末までの合併や合併方式などの協議事案が承認されたが、新市の名称については次回に持ち越された。

 合併協は、三上会長、副会長の中嶋正夫・新居町長と両市町の議長ら計22人で構成。09年5月までに10回開き、合併後の議員定数や公共団体の取り扱いなど27項目を協議する。

 この日は市民22人が傍聴する中、基本項目として▽新居町の湖西市への編入方式▽新居町の財産や債務はすべて湖西市に引き継ぐ−−など5項目が承認された。しかし、「新市の名称は湖西市」とする事務局案に対しては、委員から「協議の場で民意を反映させるべきだ」などの意見が相次ぎ、結論は持ち越された。【竹地広憲】

毎日新聞 2008年7月30日 地方版

3843とはずがたり:2008/07/31(木) 20:56:37
<北関東>栃木県

なんで県は根拠の薄い合併を推進しようとしたのかね?
>住民投票の結果は、1市5町を進めた県構想の根拠の薄さが露呈した形だ。

岩舟町住民投票 「佐野と合併」6割超
2008年07月28日
http://mytown.asahi.com/tochigi/news.php?k_id=09000000807280002

 合併の枠組みを選ぶ岩舟町の住民投票が27日にあり、即日開票の結果、1市1町(佐野市、岩舟町)が5492票を獲得、1市5町(栃木市、岩舟、大平、藤岡、都賀、西方町)を約2千票上回った。1市5町での合併協議を進めてきた栃木実町長は同日夜、記者会見し辞意を表明した。岩舟町は県の構想に沿った1市5町の枠組みから抜け、佐野市との合併に向けて踏み出すことになる。当日有権者数(18歳以上の町民)は1万5720人で、投票率は57・65%だった。

 1市5町の枠組みを望ましいとしていた栃木実町長は会見で「28日に県と佐野市を訪れ、合併に向けたお願いをする」と充血した目で話し、「8月15日付けで町長職を辞任したい。28日に町議長に辞表を提出する」と述べた。

 住民投票の結果は、1市5町を進めた県構想の根拠の薄さが露呈した形だ。町の調査では、町民の42%が佐野市内で日々の買い物をすると回答、消防などの広域行政でもかかわりが深い。佐野市との境に位置する三毳(み・かも)山周辺の観光開発への期待もある。合併をめぐる3月の町民アンケートでは1市1町が44・5%、1市5町が31・8%だった。

 一方、佐野市との合併が合併新法の適用を受けるには、新たな枠組みを県の合併推進構想に位置づけてもらう必要がある。同時に、佐野市と合併交渉をスタートさせなければならない。

 また、投票総数の3割強が1市5町を支持した中で、今後、町内にしこりを残さずにどうやって1市1町の合併を進めていくか。町執行部の手腕が問われる。

 栃木町長は辞意の理由について「1市5町を進めてきた責任もある」と話し、今後の佐野市との合併交渉については、「1市1町を熱心に推進してきた人たちにお任せしたい」と話した。

 県の構想から岩舟町が抜けることで、残る1市4町の合併協議も事実上、暗礁に乗り上げる公算が大きい。日向野義幸栃木市長は「大枠は変更せずに合併協議を進めたい」としているが、「枠組みが崩れれば白紙に戻すしかない」(若林照一・西方町長)など複数の首長は慎重な姿勢だ。

 一方、佐野市の岡部正英市長は「岩舟町から相談されれば、県の指導を仰ぎながら庁内での検討や佐野市民を対象とした説明会などをしていかなければならないとは考えている」との談話を出した。

 《知事コメント》住民投票の結果、1市1町を望む声が多かったことを受けて、福田富一知事は「市町村合併は、市町村が自主的・主体的に行うもの。岩舟町の住民の皆様の意向として受け止めたい。関係市町において、今後の対応を協議されることと思うので、その動向を見守りたい」とするコメントを出した。

3844とはずがたり:2008/07/31(木) 20:56:48

<北関東>栃木県

市町村合併:岩舟町合併問題 1市5町首長懇、岩舟離脱を承認
http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20080730ddlk09010056000c.html
 ◇1市4町での合併協議継続を模索
 栃木市と周辺5町(大平、岩舟、藤岡、都賀、西方)の広域合併に向けた問題を協議する「栃木地区広域行政圏首長懇談会」が29日栃木市で開かれた。岩舟町の栃木実町長が事前に1市5町の合併の枠組みからの離脱を申し出て、懇談会では、同町の離脱が承認された。栃木町長は同懇談会を欠席した。

 日向野義幸栃木市長は、岩舟を除く1市4町で合併協議を続ける方針を示した。次回の懇談会は8月11日に予定されていたが、延期される見通し。残る4町は30、31日と8月4日に行われる議会全員協議会や臨時議会で町としての方針を協議し、方向性を決めるという。【中村藍】

毎日新聞 2008年7月30日 地方版

3845とはずがたり:2008/07/31(木) 20:57:24
>>3843-3845
<北関東>栃木県

藤岡町が合併アンケート実施へ 永島町長が方針
(7月31日 05:00)
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20080730/31518

 藤岡町の永島源作町長は三十日、この日開かれた町議会全員協議会で、岩舟町の住民投票の結果を受け市町村合併について「住民アンケートを実施したい」との方針を明らかにした。(野上裕之)

 永島町長は、その後記者会見し「(合併の)組み合わせなどアンケートの素案については正式に決まった時点で議会に報告したい」との考えを示した。

 アンケート内容については首長間で協議の進む「一市四町」(栃木、大平、藤岡、都賀、西方)や「佐野市」、「合併しない」などの項目などを軸に「民意を確認したい」(永島町長)としており、早急に実施したいとの考えだ。

 また同日夜、町遊水池会館で開かれた自治会や農業団体などの代表で組織している「町合併検討委員会」(会長・永島町長)では「『佐野市』を表記することは既に岡部正英市長に了解をとった。また、仮に『小山市』を入れる場合は大久保寿夫市長との事前相談が必要」と述べた。

 これで永島町長が案として提示したアンケートの合併先は「佐野市」、「栃木市(一市四町など)」、「小山市」、「合併しない」の四項目。「議会の承認もあるのであくまでも案」と話した。

 一方、全員協議会で説明を受けた議会側はアンケート実施についてほとんどが賛成。「合併の内容について分かりやすく書かれた資料を同封しては」などの意見が出された。

 この日は全員協議会を受けて、町議全員で構成し市町合併問題について調査・検討する「町議会合併検討委員会」がスタート。委員長に瀬下一男議員、副委員長に佐山謙議員を選出し、今後も全員協議会後に開催し議員の立場で合併について話し合うことを確認した。

3846とはずがたり:2008/07/31(木) 21:09:19
<首都圏>神奈川県

どーでもいいけどこの辺は河野に騙されるバカが多すぎるのを何とかして貰いたい所。

「2010年3月までの判断」に先延ばし/県西合併の失速
6月8日15時10分配信 カナロコ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080608-00000010-kana-l14

 県西地域二市八町で検討を進めていた合併の取り組みは失速してきた。小田原市で慎重派の新市長の誕生に伴い、合併に向かう場合でも「合併新法の期限(二〇一〇年三月末)にこだわらない」とする首長が多くなった。ただ、新市長は「一〇年三月末までに合併するかしないかの結論を出す」意向で、同時期までに各市町がどう対応するかが今後の焦点となるとみられる。

 小田原市の加藤憲一市長は六月初めの定例会見で「(広域合併の課題を)いつまでも先送りにして検討を続けていくわけにはいかない」と発言。二市八町でつくる検討会が設立当初(昨年二月)に確認した「一〇年三月末までに合併の方向性を示す」との方針に立ち戻ることになった。

 松田町の島村俊介町長は「検討会がスタートした当初の予定通り」と、加藤市長が示す結論時期に同調。「町が無くなることなので、真剣に考えるべき。ゆっくりと町民の意見を聴いて一〇年三月に臨みたい」との考えを述べた。

 これまでも慎重な姿勢だった首長は、あらためて期限を決めずに議論するべきとの考え。箱根町の山口昇士町長は「生活圏が県外にまたがった観光地。合併ありきの行政主導では成功しない」。湯河原町と合併協議を進めながら実らなかった経験がある真鶴町の青木健町長は「合併は結婚のようなもの。拙速に進める必要はない」とする。

 一方、早期合併に意欲的だった南足柄市の沢長生市長。「拙速なことはやるべきではない」と新法期限にこだわらず、小田原市の考えを考慮して検討する意向を示した。開成町の露木順一町長も「合併問題は小田原市次第」と、同市を含めた新たな話し合いの必要性を指摘した上で、「ペースダウンは避けられない」との見方を示した。

 県西地域では六月に入り、検討会が小田原市長選前の三月にまとめた報告書概要版の冊子を二市八町の全世帯に配布、各市町ごとの住民説明会も始まっている。説明会では、各市町の住民がこの間の行政主導による合併論議をどう受け止めたかが注目される。
最終更新:6月8日15時10分

3847とはずがたり:2008/07/31(木) 21:11:49
<中国・四国>香川県

県内17市町首長の半数以上が「合併検討」
2006/10/25 09:50
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/administration/article.aspx?id=20061025000092

 香川県内八市九町のうち、今後、周辺市町と合併を検討していく必要があると考える市町長は半数以上の九人に上ることが二十四日、香川県が実施したアンケート調査で分かった。合併の時期については、七市町長が合併新法施行期間(二〇〇九年度末まで)後の中長期的な課題としているが、三位一体改革や道州制の動きの中で、現状の財政基盤のままでは将来の自治体存続に不安を感じているようだ。

 同日開かれた香川県市町合併推進審議会で県が報告した。アンケートは「平成の大合併」の効果や課題を検証し、今後の市町のあるべき姿を考える際の参考にしてもらうのが狙い。八月に実施し、全十七市町長が回答した。

 まとめによると「合併の検討は必要」か「どちらかといえば必要」と回答した九市町は高松、丸亀、三豊、さぬき、東かがわ、小豆島、まんのうといった合併を行った市町が大半。未合併では土庄と琴平が入った。合併時期は、土庄だけが合併新法施行期間内を希望した。

 合併の検討相手としては、さぬきと東かがわ、土庄と小豆島の意見が合致。三豊は観音寺を挙げたが、観音寺は道州制の動きをみて判断する考え。琴平は「丸亀・善通寺・まんのう・多度津」と「善通寺・多度津」の二案を示し、まんのうは丸亀・善通寺などの中讃広域行政圏に坂出と宇多津を加えた組み合わせを提示。高松や丸亀は無回答だった。

 合併を検討する理由としては、▽将来を見据えたまちづくりに対応▽行財政基盤の強化―などを挙げる市町が多く、「地方財政制度改革に対応できるスリムな行政体制に移行しなければならない」(東かがわ)、「今後も厳しい財政状況が続くと思われ、将来の自治体の存続に不安を感じる」(琴平)などの意見があった。

 一方、「検討する必要はない」「どちらかといえば必要はない」は善通寺、直島、多度津、坂出、三木、宇多津の六市町で、すべてが未合併の市町。合併に対する考えとしては「合併が効率性を求めた手段となっては地域の個性や活力が失われる」(坂出)、「離島に合併のメリットは考えられない」(直島)などとしている。

3848とはずがたり:2008/08/09(土) 01:34:00
<近畿>奈良県

奈良市に囲まれた山添村。合併に失敗した理由はかくの如し。

山添村
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E6%B7%BB%E6%9D%91

歴史
1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行に伴い添上郡東山村と山辺郡波多野村・豊原村が成立。

1956年(昭和31年)9月30日、添上郡東山村と山辺郡波多野村・豊原村が合併して成立。
村名は、山辺郡と添上郡の合成。

行政
2003年8月、添上郡月ヶ瀬村・山辺郡都祁村とともに奈良市に合併することを問う住民投票が行われた結果、反対が多数を占め単独村政を継続することとなったが、のちに翻意。3市村に合併協議を申し入れたものの、いずれの市村も議会付議せず、4市村での合併は不成立となった。

小さな村の大きな決断
合併でなく自律の村づくりをめざす山添村
http://homepage2.nifty.com/narajititaikenn/soe.html
奈良自治体問題研究所会員奥谷和夫(山添村議)
2003年10月

3849とはずがたり:2008/08/13(水) 16:10:46
<九州・沖縄>熊本県

熊本市との合併「法定協移行望ましい」 益城町長
2008年08月12日
ttp://kumanichi.com/news/local/main/20080812005.shtml

 益城町の住永幸三郎町長は十二日、熊本市役所であった同市との合併任意協議会の終了後、「法定協議会への移行が望ましい。議会と相談した上で九月定例町議会に設置案を出すかを決めたい」と述べ、協議の最終段階である法定協設置に前向きな姿勢を示した。

 幸山政史市長も「任意協議を終えたのは大きな前進。益城町と調整しながら、(法定協設置を)九月市議会をめどに進めていきたい」と述べた。

 任意協での協議について、住永町長は「事務・事業のうち80%超で市の方が充実している。町の方が充実している事業でも、合併後も継続できる方向性が見えた」と議論を評価。「協議結果を無駄にしないためにも、今後、法定協でさらに詰めの議論に取り組みたい」と話した。

 住永町長は十三日、町議会の全員協議会に出席し、任意協の結果を報告し、今後の方針について説明する。
(野方信助)

3850とはずがたり:2008/08/13(水) 16:14:06
<九州・沖縄>宮崎県

やっと実現へ。

市町村合併:県南3市町、総務大臣が告示 /宮崎
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080809-00000291-mailo-l45
8月9日18時1分配信 毎日新聞

 日南市、北郷町、南郷町の合併について8日、増田寛也総務大臣が官報で告示した。3市町合併の法的手続きはこれですべて完了し、来年3月30日の新「日南市」発足を迎えるだけになった。
 3市町の庁舎玄関にはこの日、合併までのカウントダウンボードが設置され、残り234日と表示された。

8月9日朝刊
最終更新:8月9日18時1分

3851とはずがたり:2008/08/13(水) 16:14:17
<東海>静岡県

庵原郡の岩渕が富士郡の吉原と一緒になるってのは榛原郡の金谷・川根が志太郡の島田と一緒になるのと同じで川が行政区画の境界としてはあんま意味が無くなってきたって流れかね。

市町村合併:総務省が3市町編入合併を告示 /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080809-00000112-mailo-l22
8月9日13時1分配信 毎日新聞

 11月1日に合併する富士市と富士川町、焼津市と大井川町、来年1月1日の藤枝市と岡部町について、総務省は8日、官報で町が市に入る編入合併を告示した。05年10月1日の国勢調査に基づいた合併後の人口は、富士市が25万3297人、焼津市が14万3101人、藤枝市が14万1944人。【松久英子】

8月9日朝刊
最終更新:8月9日13時1分

3852とはずがたり:2008/08/13(水) 16:15:21
<九州・沖縄>福岡県

此処ははらはらやねぇ。。

市町村合併:糸島1市2町合併協、「2町庁舎修正案」など可決 /福岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080808-00000181-mailo-l40
8月8日16時1分配信 毎日新聞

 ◇議員定数24、合併後のみ選挙区
 前原市と志摩、二丈町でつくる糸島1市2町合併協議会(会長・松本嶺男前原市長)は7日、先の協議会で否決された、(1)2町庁舎の出張所案(2)合併後の市議選で在任特例と選挙区を設けない案――の修正案を可決した。これにより、修正を巡り3回延期された協議会は再び軌道に乗ると見られる。
 修正案のうち「新市の事務所の位置」は、前原市庁舎を「本庁舎」、志摩町庁舎を「志摩庁舎」、二丈町庁舎を「二丈庁舎」とし、志摩に窓口業務と教育委員会など、二丈に窓口業務と農林水産部などそれぞれ職員約60人を配置する。
 「議員定数と任期の取り扱い」は、合併後の議会選挙は定数24、選挙区を設け、定数を前原15、志摩5、二丈4とし、選挙区の設置は合併後だけとする。
 議員定数については二丈の定数を4とすることに、志摩、二丈町議会の全議員が反対するなど混乱したが、この日の採決では、両町の学識経験者から選ばれた9人の委員が賛成に回り、3分の2以上の賛成が得られた。【竹田定倫】
〔福岡都市圏版〕
8月8日朝刊
最終更新:8月8日16時1分

3853とはずがたり:2008/08/13(水) 16:16:20
<東北・北海道>宮城県

此処は何度も話しが破談になってるしねぇ。。

市町村合併:3年ぶりに法定協−−柴田、村田、大河原町 /宮城
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080809-00000049-mailo-l04
8月9日12時1分配信 毎日新聞

 柴田、村田、大河原3町の法定合併協議会が8日設置された。新合併特例法期限の10年3月までの合併を視野に、新市建設計画作成など具体的な協議に入る。05年3月の「破談」による法定協解散から3年ぶりの「再設置」となった。
 大河原町役場であった法定協設置会合には3町の町長らが出席。合併協議会長に斎清志大河原町長、副会長に佐藤英雄村田町長と滝口茂柴田町長が就任した。事務局を県大河原合同庁舎に設置、3町から12人、県から1人の計13人態勢で事務を取り扱う。法定協委員は3町長、議長、学識経験者、住民代表ら計29人で構成される。
 法定協設置後、3町長らは午後3時過ぎ、県大河原合同庁舎を訪問。村井嘉浩知事あての法定協設置届け出書を提出した。斎会長は「第1回の会合を9月下旬に目指したい。できる限りスムーズな協議運営に努め、合併是非を問う住民投票につなげていきたい」と述べた。【豊田英夫】

8月9日朝刊
最終更新:8月9日12時1分

3854とはずがたり:2008/08/13(水) 16:17:21
<東北・北海道>宮城県
>>3853-3854

市町村合併:柴田・村田・大河原の3町、あす法定協設立へ /宮城
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080807-00000112-mailo-l04
8月7日13時2分配信 毎日新聞

 柴田、村田、大河原3町合併問題に関し、3町の臨時町議会が6日同時に開かれ、住民発議により本請求を受け提案された法定合併協議会設置議案に関し、ともに賛成多数で可決した。これを受け、3町長らは8日、大河原町役場で会合を開き、合併協議会を設立する。新合併特例法期限の10年3月までに、合併の是非について検討するほか、新市基本計画作成などの協議を進めることになる。
 3町合併に関しては02年に法定協を設置、新市名を「柴田市」に決めるなどしたが、新市事務所の所在地などで紛糾。05年2月の住民投票で、大河原町で反対派が上回り、法定協解散となった経緯がある。今回も、事前の3町長会合では、最終的判断は住民投票で決めることを申し合わせている。
 この日の臨時議会では、村田、大河原両町では短時間で可決されたが、滝口茂町長が合併に慎重姿勢を見せる柴田町では、約3時間半にわたって各町議が討論。賛成多数で可決された後、滝口町長は「3町での合併メリットはない。法定協では当面、自立戦略のまちづくりを主張して論議したい」と語った。
 また、斎清志大河原町長は「3町合併は有効なまちづくり手段と考えている」。佐藤英雄村田町長は「一度は破綻(はたん)したが、住民主導による法定協設置の役割は大きい。合併して良かったと言えるまちづくりを念頭に取り組みたい」などとコメントした。【豊田英夫】

8月7日朝刊
最終更新:8月7日13時2分

3855とはずがたり:2008/08/13(水) 16:19:24
<東海・首都圏・甲信越>山梨県

市川三郷と含めて将来的には"富士川市"が実現すると良いかも

市町村合併:法定合併協、来月3日に 増穂、鰍沢両町長設置で合意 /山梨
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080807-00000104-mailo-l19
8月7日13時2分配信 毎日新聞

 合併を目指す増穂町の志村学町長と鰍沢町の石川洋司町長らが6日、合併に向けた調整会議を鰍沢町役場で開き、2町の法定合併協議会を9月3日に設置することを決めた。合併を巡り長年混乱してきた両町の合併に向けた大きな一歩を踏み出した。
 志村町長によると、会議には両町の町長と議長、合併特別委員会の委員長の計6人が出席し、早期の合併に向け、9月3日に事務局を設置し、9月24日ごろに1回目の協議会開催を目指すことで意見がまとまったという。
 両町議会はともに04年、法定協設置議案を可決したが、増穂町が実施した合併の是非を問う住民投票で合併反対が賛成を上回り、設置が凍結されていた。
 市川三郷町を含めた3町での合併を目指す志村町長は「あくまで2町の先行合併に向けた設置だが、ようやく合併に向けて動き始めることができた」と話した。【沢田勇】

8月7日朝刊
最終更新:8月7日13時2分

3856とはずがたり:2008/08/13(水) 16:28:56
<首都圏>千葉県

成田市は偏狭な事いってないで入れてやれ。
愛西市や南房総市みたいに成田市を取り囲む様に富里市、栄町、神崎町、多古町、芝山町で成田を囲む様に新成田市でも形成したらどうか?少なくとも富里市、多古町、芝山町は地続き。南成田市でも良いか?

市町村合併:富里市など1市4町、成田市に協議申し入れ /千葉
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080807-00000007-mailo-l12
8月7日11時0分配信 毎日新聞

 富里市、栄町、神崎町、多古町、芝山町の1市4町が、成田市に対して合併協議の開始を申し入れた。富里市の相川堅治市長らが5日、小泉一成・成田市長を訪ね、申し入れ書を手渡した。
 申し入れ書では「2市4町は成田市を核とした日常圏を形成している」としたうえで、「この地域と成田空港の発展に努力していきたいとの思いから、(合併を)検討くださるようお願いしたい」と要望している。
 成田国際空港周辺の自治体の合併を巡っては、成田市が03年、「成田市、富里市、芝山町、多古町、大栄町、下総町」の枠組みを提示。「対等」か「編入」かで意見が分かれ、「編入」を受け入れた大栄、下総両町が06年に成田市と合併した。
 その後、同年12月に県が提示した構想で「成田市、富里市、栄町、神崎町、多古町、芝山町」の2市4町の組み合わせが提示され、実現に向けた議論が続いていた。昨年11月からは合併に積極的な1市4町の首長で構成する合併に関する懇談会を設置。現行の合併特例法が10年3月末で期限切れとなることから、今回の申し入れとなった。
 成田市は「大栄、下総と合併したばかりで、新しい成田市をしっかり作りたい」という姿勢で、小泉市長も申し入れに対して「庁内で検討したい」と述べるにとどまった。【黒川将光】

8月7日朝刊
最終更新:8月7日11時0分

3857とはずがたり:2008/08/13(水) 16:44:00
<首都圏>千葉県
>>3856-3857
羽田にこのままでは地位を奪われ兼ねない何かと問題の多い欠陥成田空港への対処を含め2市4町の大同合併が進ばいいんだけど。そうすれば今は香取郡・山武郡・富里市とバラバラな県議選挙区が合一されるメリットが反自民至上主義者の俺にとってもメリットはめちゃくちゃ大きい。

現在,成田とその周辺で定数7を自民が独占しているが大成田市(成田市12.6+富里市5.1+山武郡芝山町0.8+香取郡多古町1.6+香取郡神崎町0.7+印旛郡栄町2.3=23.1万)で定数が3〜4となれば民主が一角に流石に食い込めるであろう。香取郡の様な自民が強い為に優遇され一票の価値が重過ぎで不平等な選挙区を解消できるのもでかい。

成田市(12.6万) 定数2−候補4
当 15,643 成尾 政美 67 自民 現4 農業
当 11,139 林 幹人 33 自民 新1 (元)衆院議員秘書
□ 7,279 中沢 健 52 民主 新 (元)朝日新聞記者
□ 5,787 塚本 祐一 29 無所属 新 農業
山武郡(10万・芝山0.8万) 定数2−候補5
当 18,705 阿井 伸也 43 自民 現3 党県青年部長
当 9,853 伊藤 丈 72 自民 現3 党県副幹事長
□ 6,747 石橋 捷洋 64 無所属 新 (元)大網白里町長
□ 6,240 杉原 正一 57 無所属 新 (元)九十九里町議
963 古川 高雄 56 無所属 新 (元)九十九里町議
印旛郡 定数1−候補2(6.7万・栄町2.3万)→栄町脱退後も定数1か
当 15,941 大野 眞 48 自民 新1 (元)栄町長
□ 9,717 野田 泰博 59 民主 新 (元)栄町議
香取郡 定数1−候補2(3.8万・多古1.6万・神崎0.66万)→多古・神崎離脱後は香取市と合区か
当 10,813 遠藤 澄夫 58 無所属=自民 現4 社福法人理事
□ 8,534 八代 俊彦 58 無所属=自民 現 農業
富里市 定数1−無投票(5.1万)
○ ── 伊藤 勲 66 自民 現3 農業
香取市 定数2−候補3(8.4万)
当 12,218 伊藤 和男 59 無所属 元6 農業
当 12,185 谷田部 勝男 60 自民 現2 (元)文相秘書官
□ 11,333 篠塚 年明 51 自民 現 1級建築士=京葉

3858とはずがたり:2008/08/13(水) 16:45:33
<首都圏>神奈川県西部

中井町長「任意協には参加せず」検討会の継続では全首長で一致
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080805-00000021-kana-l14
8月5日15時40分配信 カナロコ

 小田原、南足柄の両市と足柄上・下郡の八町でつくる県西地域合併検討会の本年度第一回委員会が四日、小田原市役所で開かれ、中井町の尾上信一町長は「任意合併協議会には参加しない」と発言した。

 今後、検討会で合併の方向性が定まっても、同町は県西合併の枠組みに加わらないことがほぼ確実となった。

 検討会委員会には、二市八町の全首長が出席。会長を務める小田原市長が五月の市長選で加藤憲一市長に交代し、加藤市長は初出席となったが、検討会は継続し、二〇一〇年三月末までに合併の方向性を示す当初の方針が確認された。

 協議の中で尾上町長は、町議会六月定例会で生活圏の重視を求める決議文が出たことに触れ、「不安定な立場ですぐ任意合併協議会には参加しない」と答弁したことを説明、各首長の理解を求めた。

 加藤市長は今後の取り組みについて、各市町による住民説明会を踏まえた意見集約と検証、「平成の大合併」による先行事例の検証、任意合併協議会の在り方の集約―の三つを提案し、各首長から了承された。合併後の将来像をしっかりと示すべきだなどの意見も出た。

最終更新:8月5日20時40分

3859とはずがたり:2008/08/13(水) 16:49:28
<東海・首都圏>静岡県伊豆地方
>>3813>>3788-3789>>3780>>3752>>3720>>3706etc

南伊豆地区の合併問題:法定合併協、4市町の新市名称公募へ /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080731-00000047-mailo-l22
7月31日12時1分配信 毎日新聞

 南伊豆地域4市町(下田市、松崎、南伊豆、河津町)の法定合併協議会の2回目の会合が30日、松崎町の町環境センターで開かれた。
 新市の名称は県内外から公募する。1次審査で4市町在住者の応募数上位20件と、それ以外の在住者の上位10件を選び、2次審査を経て合併協が年内に最終決定する。
 事務所(本庁・支所)の位置については、担当の小委員会が4市町の庁舎を視察し、9月以降、機能や役割を調査・研究する。
 4市町合わせて7市村との姉妹都市提携は新市に引き継ぐ方針。【中村隆】

7月31日朝刊
最終更新:7月31日12時1分

3860とはずがたり:2008/08/20(水) 00:03:18
<九州・沖縄>熊本県

可成り益城町に気を使っている熊本市。さて政令市実現成るか?

熊本市との合併任意協 協議結果を町民に報告 益城町
ttp://kumanichi.com/feature/gappei/kiji/20080819001.shtml

 熊本市との合併任意協議会を終えた益城町は十八日夜から、任意協の協議結果を報告する住民説明会を始めた。初日は町総合体育館であり、約三百人が参加。住民からは同市との合併に反対意見が続出した。

 住永幸三郎町長は冒頭、「議会や住民の意見を聞きながら合併問題の結論を出したい。みなさんの意見を聞かせてほしい」とあいさつ。町企画財政課が、任意協で合意した住民サービスや税制などの調整方針を説明した。

 住民からは「町長と議会で判断するのではなく、住民投票を実施するべきだ」「合併すれば都市計画税など町民に新たな負担が生じる」といった反対意見が相次いだ。

 住永町長は「住民の判断をあおぐことは大切。住民投票を絶対にしない訳ではないが、まずは議会と相談したい」などと答えた。
(野方信助)
 十九日以降の説明会の日程(いずれも午後七時開始)は次の通り。▽十九日 広安西小体育館▽二十日 広安小体育館▽二十一日 木山中体育館▽二十八日 飯野小体育館▽二十九日 津森小体育館

熊本日日新聞 2008年08月19日

子ども医療費の町助成維持 熊本市・益城町の任意協終了
ttp://kumanichi.com/feature/gappei/kiji/20080813002.shtml

 熊本市と益城町の合併任意協議会は十二日開いた第五回会合で、すべての協議を終了した。同日の議題である町の主要政策課題の扱いでは、町の方が手厚い子ども医療費助成に関し、市は「(合併後も)益城町地域で現行制度を存続させる方向で検討する」とした。

 同助成制度は、益城町では小学六年まではすべて無料。市の助成対象は就学前で、一部(医科三歳以上、歯科五歳以上)は受診の際、月五百円の自己負担が必要など差があり、調整が課題だった。

 県道熊本益城大津線(通称第二空港線)の開発に関しては、「開発許可は熊本市の基準で判断する。ただ、沿線すべてで農振法(農業振興地域の整備に関する法律)の規制解除は困難」とした。任意協は四月に設置。合併した場合の住民サービスや税制の違いなど、事務レベルでの調整分を含め約七百項目を協議した。

 熊本市は政令指定都市移行を目指し、周辺三町と合併に向けた協議を進めてきた。城南町に続いて益城町との任意協が終わり、残る植木町とは二十日に合併問題調査研究会の最終会合を開く。(武田愛一郎)

熊本日日新聞 2008年08月13日

3861とはずがたり:2008/08/20(水) 16:21:05
政令指定都市濫発でイメージ的な地位低下してるしなw
横浜・名古屋・大阪は特別市を目指せ。

「大都市制度」創設求める
権限拡大へ3大政令市長
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008081900201&amp;genre=A2&amp;area=O10

 中田宏横浜市長と平松邦夫大阪市長、住田代一名古屋市副市長は19日、総務省で増田寛也総務相と面談し、3市の行政権限を拡大するため、「大都市制度」創設への協力を求めた。3氏によると、増田氏も「必要だと思う」と答えた。

 面談後に会見した中田市長は、現行の政令指定都市制度の問題点として「市が単独で決定できない都市計画があったり、繁華街の治安対策で市民の要請に応えられない」といった問題点を指摘。中でも財政規模が大きい3市では、都市計画の権限強化や、都道府県にある警察権限の一部移譲なども可能にする「大都市制度」を検討すべきとしている。
 その具体化に向け3市は9月にも、学識経験者などによる「大都市制度構想研究会」を設置。本年度中に、国や府県からの財源や国道・河川などの管理権も含めた権限移譲案をまとめる。(共同通信)

3862とはずがたり:2008/08/21(木) 00:08:24
<九州・沖縄>福岡県
>>3839
うるうる。。・゚・(ノД`)・゚・。
もう1ヶ月も前に可決されてたんだな。っちゅーか>>3839を貼り付けた時には既に可決されてたって事か…orz
将に難産だったが新市の発展を祈る。

新・八女市 2010年発足へ 5市町村 合併議案を全議会可決
2008年7月14日 13:41
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/34617

 福岡県の八女地域5市町村(八女市、黒木町、立花町、星野村、矢部村)の合併協議で、5議会は14日午前、臨時議会を開き、4町村を八女市に編入合併させる関連議案をそろって可決した。5市町村長は同日午後、麻生渡同県知事に2010年2月の新市誕生への合併を申請する。

 5月に議員提案でいったん廃置分合(編入合併)議案を可決後に、高木良之村長が合併反対を表明したことから、合併の是非を問う住民投票を行った星野村ではこの日、高木村長があらためて関連議案を提案。全会一致で可決した。

 各議会閉会後、合併協議会会長の野田国義八女市長は「難産だったが、各議会の議決をいただきうれしく思う。20年、30年後の八女の発展を見据え、地域づくりに励みたい」と述べた。

=2008/07/14付 西日本新聞夕刊=

3863とはずがたり:2008/08/21(木) 12:16:45
<東北・北海道>北海道

破談
●江別市+新篠津村…農業基盤整備を巡る見解の相違
●砂川市+歌志内市+奈井江町+浦臼町+上砂川町…道の財政支援が無いと困難

歌志内や上砂川は取り敢えず合併したらどうか?っちゅーか前回のもっと手厚いときにやっっとけよなぁ。。取り敢えず財政再建団体に准じてやってゆくしかなさそうではある。

合併構想 道険し
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000000808040006
2008年08月04日

■道推進 180 → 60
ttp://tohazugatali.web.fc2.com/politics/k_img_render1.jpeg

 道内で市町村合併の破談が相次いでいる。江別市と新篠津村でつくる道内唯一の法定協議会も7月30日に解散を決めた。知事の権限拡充や財政措置を盛り込んだ合併新法の期限まで残り1年半。道は180ある市町村を60に束ねる構想を打ち出しているが、現実は厳しい。
(神元敦司、杉崎慎弥)

《キーワード》
◆合併新法 市町村合併の特例等に関する法律。05年4月施行で、10年3月末までの時限立法。旧法は合併特例債による財政措置が特徴だったが、新法は知事の権限を大幅に拡充した。知事は市町村長に合併協議会設置を勧告でき、勧告を受けると議会に諮らなければならない。また、事業費の90%は合併推進債で賄い、元利償還金の40%を原則として普通交付税で支援。対象事業の幅は旧法より狭く、自治体負担も重い。
   ◇

●新法期限まで1年半  協議相次ぎ破談

 7月30日の江別市と新篠津村の法定合併協議会の会合は30分足らずで終わった。新法の期限内に新篠津村を江別市に編入すると決めていたはずだった。道の担当職員は「農業基盤をめぐる考え方に差があったようだ」と残念がる。

 その2日前には砂川、歌志内両市と奈井江、浦臼、上砂川の各町の合併協議機関「地域づくり懇談会」が解散を表明。道に求める財政支援が望めないと見越したからだ。奈井江町の北良治町長は「40億円程度の支援が難しいのであれば、次のステップを続けることは困難」と語った。

 道は「新法の期限から協議期間を逆算すると、今から議論を始めないと間に合わない」として、12月までには法定協議会を立ち上げる必要があると呼びかけている。

 道が合併を進めたいのは地方分権をにらんでのことだ。道地域主権局は、権限や財源の受け皿とするために自治体の規模を大きくし、地域づくりの力を備えてほしいという。06年7月に合併推進構想を策定したのも「市町村に合併を考えてもらう材料になれば」という狙いだ。

3864とはずがたり:2008/08/21(木) 12:17:20
<東北・北海道>北海道
>>3863-3864
 同構想は住民の生活圏や地理性に配慮して「人口3万人程度、中心部から車で80分以内」を目安に道内43の組み合わせを示した。対象外の17市町村を含めて、道内180市町村が60市町村に再編されることになる。

●盛り上がらぬ機運  「知事指導力を」

 道は構想策定後、各地の住民と1千回を超える意見交換会を開いたが、合併機運は盛り上がらない。江別市などの破談により、道内で動きがあるのは六つの枠組みだけ。法定協設置に向けて最も進んでいるのは上湧別町と湧別町だ。

 全国では7月1日現在、法定協が16、任意協や研究会が37ある。05年4月の合併新法以降、今年11月1日までに25件の合併が実現する。

 旧合併特例法がスタートした99年4月と今年11月1日時点を比べて合併の進み具合をみると、北海道は15・1%(212自治体→180自治体)で全国ワースト4位。道を下回るのは大阪府(2・3%)、東京都(2・5%)、神奈川県(10・8%)と大都市圏ばかりが並ぶ。

 道内で合併協議が進まない理由について、首長の一人は「平成の大合併を経験した自治体から『合併して良かった』という声が聞こえないからではないか」とみる。また、新篠津村の東出輝一村長は「知事が先頭に立って市町村を説得し、後押ししてほしい。国や道の指導も必要だ」と話している。

●願えど叶わぬ旧産炭地  「過疎や高齢化 単独では限界」

 合併を望みながらも叶(かな)わない歌志内市と上砂川町は旧産炭地。人口減と高齢化が深刻だ。「税収増は見込めず、合併しなければ将来は事実上、行政運営ができなくなる」という認識で一致する。合併を話し合った2市3町のうち、人口1万人を超えているのは砂川市だけ。「合併に対する温度差はあった。途中から本音で話せなくなった部分もある」と関係者は言う。

 歌志内市役所は蛍光灯の本数を減らした。夕張市の二の舞いを避けるため、二つの庁舎を昨年度から一つに統合。使わなくなった本庁舎の窓ガラスは割れたままで、倉庫に使っている。暖房はボイラー型から割安な石油ストーブに換え、エレベーターは来庁者しか使わないようにした。

 同市は財政健全化計画に基づく給与カットや経費削減によって11年度までの赤字解消を目指す。07年度決算は黒字に転換したが、先行き明るいとは言えない。約4800人(6月30日現在)の人口は、約20年後には半分以下に減る見通し。税収増は見込めず、地方交付税頼みからの脱却は簡単ではない。

 同市職員は合併協議の破談について「財政難に苦しむ旧産炭地を入れると福祉サービスなどが低下するという懸念も大きな要因で、ほかの市町が尻込みしたのではないか」と分析する。

 それでも上砂川町の担当者は「過疎化、高齢化の中では単独自治体では限界」、歌志内市の担当者は「機運が高まれば、すぐに合併を申し入れる」と期待をつなぐ。だが、現実は難しい。

 「こうなったら旧産炭地域だけで合併し、周りを巻き込んでいくしかないか」。同市役所では、そんな声も漏れた。

3865とはずがたり:2008/08/25(月) 23:05:33

へぇ・・>これにより両県で計6700万円の地方交付税交付金の上乗せも見込めることになり

十和田湖:青森6、秋田4で分割へ…明治以来、県境未画定
http://mainichi.jp/select/today/news/20080826k0000m040074000c.html

 1871(明治4)年の廃藩置県以来、140年近く県境が画定していなかった十和田湖について青森、秋田両県と関係自治体は湖面を「青森6、秋田4」に分割する内容で29日にも最終合意する見通しとなった。これにより両県で計6700万円の地方交付税交付金の上乗せも見込めることになり、苦しい財政事情を抱える関係自治体にとっては朗報となりそう。

 両県にまたがる十和田湖は約61平方キロ。湖岸北部の境界線を巡って青森県側の旧十和田湖町(現十和田市)と秋田県小坂町の言い分が食い違い、線引きがされず湖面は空白域だった。

 今回の県境案は、岸北部は双方の主張の中間を取る。03年に旧十和田湖町、小坂町の両町議会特別委員会が合意したのとほぼ同じ内容だが、当時は小坂町長が自案より町面積が少なくなるため受け入れず“破談”していた。具体的な線引きは今後調整する。

 両県の担当者と中野渡春雄・十和田市長、川口博・小坂町長が22日に協議。25、26日の両市町議会への説明を経て29日に青森市で開かれる北海道・北東北知事サミットで青森、秋田両知事と2市町長が合意する見通しだ。

 県境画定に伴い、十和田市に約37平方キロ、小坂町に約24平方キロが編入される。自治体の面積は地方交付税交付金の算定根拠になっており、08年度試算では青森県2400万円▽秋田県、十和田市各1600万円▽小坂町1100万円−−の増額配分が見込めるという。その一部は十和田湖の環境保全と景観対策に使われる方針。

 十和田湖はかつて全体が南部藩に属していたが、廃藩置県に伴い東岸が青森県、西岸が秋田県とされた。ただ線引きは明確でなく、湖面の境界線も未画定だった。

 国土地理院によると4月時点で県境が未画定の地域は、暫定的に面積を配分して交付税を受けている所も含めて全国で17カ所ある。主に山間部が多く、山梨、静岡両県にまたがる富士山頂や、山形と新潟県境、富山と長野県境にも未画定部分がある。【村川幸夫、馬場直子】

毎日新聞 2008年8月25日 20時37分(最終更新 8月25日 22時41分)

3866とはずがたり:2008/08/26(火) 22:51:19
<東北・北海道>北海道

羅臼との飛び地合併派が負けたと云う事は合併に賛成って事か?

中標津町長選、小林氏初当選
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20080825-OYT8T00031.htm?from=nwlb

 中標津町長選は24日、投票が行われ、即日開票の結果、新人の元町総務部長小林実氏(55)(無所属)が、同じく新人の元町議会副議長吉田辰男氏(65)(同)を破り、初当選した。投票率は74・45%だった。

 小林氏は6月下旬に立候補表明と出遅れたが、町内をこまめに回って知名度アップに努め、町内主要団体の支援も受けた。病気で再選を断念した現職の西沢雄一町長(65)も後継者に指名していた。

 一方の吉田氏は5月下旬、羅臼町との飛び地合併を阻止するとして立候補を表明、組織に頼らない草の根選挙で対抗したが、公約が有権者に浸透せず、一歩及ばなかった。
(2008年8月25日 読売新聞)

中標津町長選きょう投開票、深夜に当落判明
http://www.namara-hokkaido.net/topics/news/news.php?id=15607&amp;PHPSESSID=48e52a2a169443debda82236482c1896

 任期満了に伴う中標津町長、町議選挙は24日投開票を迎える。町長選は新人同士の一騎打ちとなり、同時に行われる町議選は定数が一気に24から18議席に減った上、一挙に新人6人が名乗りを上げ、現職と合わせ20人で18議席を争う少数激戦となった。有権者数は1万9111人(18日現在)。4年前の2004年8月の町長、町議選の投票率72・06%を超えられるか焦点の一つ。投票は町内12投票所で午前7時から市街地の4投票所は午後8時まで、計根別の交流センターは同7時まで、その他7投票所は同6時まで。
釧路新聞 2008/8/24 10:08

2008年06月20日
中標津町長選に小林部長出馬へ
http://www.news-kushiro.jp/news/20080620/200806206.html

  病気のため今期で引退を表明していた西澤雄一中標津町長の後継が注目されていた町長選(8月19日告示、8月24日投票)に向け、中標津町総務部長の小林実氏(55)が20日、出馬表明する見通しになった。行政通であること、3期12年間程度じっくりと町政を担当できる年代であることなどを理由に若手を中心とした商工業界、建設業界、一部農業界が動き、17日に出馬が要請された。

3867とはずがたり:2008/08/26(火) 22:55:36
<東北・北海道>北海道

なんと,まじで進めてんのか,此処。
しかも新市って。。人口3万に届くのね。。

羅臼町との合併①
http://www.nakashibetsu.jp/nakashibetsu.nsf/fb079c74eda3509e49256b0e00604b58/aaf933993492e1f549256e4a002dee86?OpenDocument

3868とはずがたり:2008/08/27(水) 22:46:25
<東海>静岡県

由比、富士川市町合併へ100日
2008/07/25
http://www.shizushin.com/news/feature/gappei/news/20080725000000000029.htm

 静岡市と由比町、富士市と富士川町の市町合併まで残り100日となった24日、各町長や子どもらが郷土愛を再確認するとともに、新市に仲間入りを果たすための機運を高めた。
 由比町は同日、由比小6年生の協力を得て、町民センターのベランダに「ありがとう由比町 結び合い“ゆい”の心を永遠に」と記された横断幕を取り付けた。
 作業に参加した大城圭祐君(11)は「合併するのは少しさみしいけど、自然を大切にするにぎやかな街になってほしい」と期待した。望月俊明町長は「合併は未来の可能性への出発。120年の町の歴史に感謝しつつ、町民一丸で新たな旅立ちに向けて備えたい」と話した。
 富士市との事務事業のすり合わせや、住民組織づくりの準備に追われる富士川町。坪内伸浩町長はカレンダーを見ながら、「いよいよという感じ」と節目を喜んだ。町職員たちの日ごろの労をねぎらい、「住民に合併に対する不安を与えないように、短い時間の中で最大限努力をしていく」と気を引き締めた。

3869とはずがたり:2008/08/28(木) 00:58:26
<東北・北海道>山形県

>遠藤市長は1959年、天童市議に初当選し、4期務めた。その後、県議3期、衆院議員2期を経て97年の市長選で初当選した。選挙に13回(うち無投票1回)立候補し、落選経験はない
もう80に成ろうかという事だし引退は適切でしょうな。しかし社会党だったが選挙巧者だったか。
県知事も前職は非自民系だったし嘗ては社会党も強かったんでしょうかね。

合併は華麗に否定。将来の市民意識の醸成に拠るしかないか。

遠藤市長が勇退表明 天童
今期限りでの引退を表明する遠藤市長
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/08/20080827t51006.htm

 山形県天童市の遠藤登市長(79)は26日、市役所で記者会見し「10月の市制施行50周年と、来年の(自身の)政治生活50年を大きな節目にしたい」と述べ、任期満了(来年3月2日)に伴う次期市長選には出馬せず、勇退する考えを表明した。

 遠藤市長は現在3期目。今年4月以降、軽い脳梗塞(こうそく)や糖尿病の症状を訴え、7月1日に公務復帰するまで入院と自宅療養を続けた。
 この日の会見で、遠藤市長は「健康問題があり、大任が務まるか思いを重ねた。市民から与えられた使命は全うしたい」と語り、任期途中の辞任は否定した。後任については「市民の選択に委ねたい」と述べた。

 山形市など近隣2市2町との合併問題にも触れ「天童では市民も議会も合併するべきだという意見はない」と持論を訴えたが、将来の可能性に関しては「市民の判断だ」と語った。
 遠藤市長は1959年、天童市議に初当選し、4期務めた。その後、県議3期、衆院議員2期を経て97年の市長選で初当選した。選挙に13回(うち無投票1回)立候補し、落選経験はない。現在、東北市長会と県市長会の副会長を務める。
2008年08月27日水曜日

3870とはずがたり:2008/08/28(木) 02:11:36
<近畿>大阪府

合併反対派の共産候補は敗退。

河内長野市長選
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/7653-7655

3871とはずがたり:2008/09/03(水) 04:16:28
<中国・四国>岡山県

岡山市、来年4月に政令指定都市に
http://www.asahi.com/politics/update/0903/OSK200809020095.html
2008年9月3日1時57分

 増田総務相は2日、岡山市の高谷茂男市長らと会談し、同市を政令指定都市に加える考えを伝えた。同市は人口が約70万人などの要件を満たしており、10月下旬にも閣議決定され、来年4月1日に移行する見通し。全国で18番目の政令指定都市となる。

 市政令指定都市推進課によると、指定市への道が開けたのは01年。国の市町村合併支援プランに「大規模合併が行われ、かつ要望がある場合は、弾力的な指定を検討する」との記述が盛り込まれ、「80万人以上で将来的に100万人程度が期待できる」のが目安と考えられてきた人口要件が大幅に緩和された。

 市は05〜07年に周辺4町と合併を重ね、人口約70万人になった。昨年から今年にかけては、指定市移行後に設ける行政区の区割りや区名の決定、事業・財源の移譲を定めた県との協定締結などの準備を進めてきた。

3872とはずがたり:2008/09/04(木) 01:46:57
<近畿>大津市・尼崎市・<北関東>前橋市

2008年9月2日(火)
中核市移行求める申出書手渡す
増田総務相に大津市長
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008090200122&amp;genre=A2&amp;area=S00

 大津市の目片信市長は2日、来年4月に中核市移行を求める申出書を増田寛也総務相に手渡した。政府は今秋にも閣議決定する方針で、京滋では初の中核市が誕生する。

 中核市は人口30万人以上の都市が対象で、保健所設置など都道府県の業務の一部が移譲される。現在、全国39市が指定されている。

 目片市長は同時期の移行を目指す前橋、尼崎の両市長と総務省を訪問。増田総務相は「大津は人口が急増している。より市民に見える仕事をしていただきたい」と述べた。
 申し出後、目片市長は「県からは約1900の仕事が移管され、福祉の面で住民に身近なサービスができるようになる。大津市の知名度もアップするはずだ」と話した。

3873とはずがたり:2008/09/08(月) 20:30:59
<九州・沖縄>熊本県

200人で村議になれちゃうんだなぁ・・
それは兎も角合併推進派が当選。
合併先は益城か肥後大津か熊本か?

選挙:西原村長選/西原村議選 村長選、日置氏が初当選
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080908-00000252-mailo-l43
9月8日16時1分配信 毎日新聞
 ◇新議員12人も決まる
 西原村長選と村議選(定数12)は7日、投開票された。12年ぶりの選挙戦となった村長選は、合併推進などを訴えた新人で前村議の日置和彦氏(60)=無所属=が4選を目指した現職の加藤義明氏(61)=同=を破って初当選した。当日有権者数は5361人、投票率は88・3%だった。
 企業誘致や村民の意向を踏まえた合併推進を訴えた日置氏は同夜、支持者らを前に「公約を必ず成し遂げたい」と抱負を語った。加藤氏は、3期12年の実績を強調し、産業振興、福祉の充実を掲げたが及ばなかった。
 現職10人、新人5人の15人が立候補して8年ぶりの選挙戦となった村議選は新議員12人が決まった。内訳は現職9人、新人3人。党派別では共産1人、無所属11人。【和田大典】
………………………………………………………………………………………………………
 ◆村長選開票結果=選管最終発表
当 2,508 日置和彦 60 無新
  2,189 加藤義明 61 無現
………………………………………………………………………………………………………
 ◆村議選開票結果
 ◇西原村(12−15)=選管最終発表
当 500 西村成美 59 無現
当 454 林田直行 53 無新
当 382 山西英雄 60 無新
当 380 吉岡敏数 59 無現
当 374 田島敬一 55 共現
当 328 坂梨公介 60 無新
当 306 宮田勝則 44 無現
当 305 山田政晴 58 無現
当 304 今村和己 66 無現
当 297 桂悦朗  56 無現
当 288 日置篤徳 59 無現
当 221 渡辺公男 61 無現
  219 米田眞也 54 無現
  212 村上貞広 53 無新
   88 松本宏一 67 無新
………………………………………………………………………………………………………
 ◇西原村長略歴
日置和彦(ひおき・かずひこ) 60 無新(1)
 建設会社社長[元]村議▽村監査委員[歴]消防団長▽熊本農

9月8日朝刊
最終更新:9月8日16時1分

3874とはずがたり:2008/09/12(金) 03:42:51
<広域合併><関東・東京>
おお,面白いかも。
人口が多すぎる世田谷・大田・杉並とかの分割も必要になっているのでは?
一方で港・中央・千代田辺りの合併も必要かと。
つくば市は茨城で良いけど常総地区は茨城から切り離して東京州へ入れて上げた方が首都圏の一体的行政に資する気がする。結城郡は元下総みたいだけど其処迄はいれなくても良いとは思うけど。

「東京市」復活、1都3県を州に=道州制などで提言−東商
http://www.jiji.co.jp/jc/c?g=pol_30&amp;k=2008091100732

 東京商工会議所は11日、「道州制と大都市制度のあり方」と題する提言をまとめた。東京23区を一体とする「東京市」を創設する一方、道州制の導入時には、東京、神奈川、千葉、埼玉の1都3県を一つの州として区割りするよう求めた。福田康夫首相や石原慎太郎都知事らに提出し、実現を働き掛けていく。
 都のあり方については、23区のうち自前の財源で行政サービスを維持できているのは5区に過ぎず、大半の区は都の財政調整に依存する現状を指摘。「基礎自治体として自己責任を果たすことが困難」な以上、区を独立させているのは不自然とし、1943年の都制移行で廃止された「東京市」の復活を訴えた。
 一方、都単独で道路渋滞の解消、廃棄物の処理や防災など広域的な課題を解決するには、「あまりにも狭小」として、1都3県で州を構築するよう提案。道州制での都の扱いをめぐっては、財政均衡を図るため単独州案や分割案などが浮上しているが、「生活圏や経済圏の一体性を軽視しており、断固反対する」としている。(了)(2008/09/11-17:45)

3875とはずがたり:2008/09/14(日) 10:00:28
<東北・北海道>北海道・<道州制>

道議だけ痛みを軽減は余りに狡いのではないかな。

支庁制度改革の前提 公職選挙法改正、民主に協力要請 知事が鳩山氏と会談(09/14 07:00)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/117680.html

 【苫小牧】高橋はるみ知事は十三日、苫小牧市内で民主党の鳩山由紀夫幹事長と会談し、支庁制度改革の前提となる公職選挙法の改正に民主党として賛成するよう、協力を求めた。

 関係者によると、知事は「関連条例を可決した道議会の意思を尊重してほしい」と述べた上で、民主党の協力を得るための具体的なアドバイスを要請した。

 鳩山幹事長は公選法改正への対応については言及せず、「今後も状況を説明してほしい」と述べたという。

 このほか両者は、アイヌ民族問題や開発局再編問題などについても意見交換した。

3876とはずがたり:2008/09/18(木) 12:15:17
<首都圏>神奈川県相模原市

旧郡名の津久井郡から津久井区として欲しい気もするが橋本は旧津久井郡ではないのかな。。

津久井 城山 相模湖 藤野 4町名 消滅へ 相模原市が区割り案
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20080918/CK2008091802000107.html
2008年9月18日

 相模原市は十七日、政令指定都市に移行した際の区割り案をまとめ、市議会の政令市特別委員会に報告した。報告されたのは旧津久井郡四町を橋本地区と同一区にする案で、合併後も特例で残っていた津久井、城山、相模湖、藤野四町の地名が消える見通しとなった。

 同市は四町との合併に際し、各町に合併特例法に基づく「地域自治区」を設置。住民の住居表示には旧町名を残していた。しかし市は、政令市への移行を目指す二〇一〇年三月末をもって自治区を廃止する方針を打ち出した。

 自治区がなくなれば、旧町名は住居表示から外されることになる。同市は「字(あざ)の前に旧町名を入れる手法もあるが、地名が長くなってしまう。歴史的な背景もあるので、最終的には地域住民の判断を仰ぎたい」としており、今後、地元住民らでつくる「地域協議会」で説明するという。

 津久井町地域協議会の小嶋省二会長(66)は「旧町名が消えるのは寂しいという住民もいる。公共施設の名前などで残してほしい」と話している。 (樋口薫)

3877とはずがたり:2008/09/19(金) 22:59:00
<首都圏>埼玉県

で,騎西町はどっちの合併を望んで居るんだ?広域と云う文言が入っていると云う事は羽生も含めてと云う事か?北埼玉地域は更に行田も含む様だ。

北埼玉地域
http://www.pref.saitama.lg.jp/A06/BX04/youran/youran2.pdf
北埼玉地域の概要. 北埼玉地域は、埼玉県の北東部、都心から 50〜60. ㎞圏に位置し、北側は利根川と渡良瀬川を境に群馬県,栃木県,茨城県に接する標高16m前後の平坦地です。
 総土地面積は2万5,000ha,3市3町で構成され,県全体の7%を占めています。

北埼玉地域の合併推進決議 騎西町議会
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20080918/CK2008091802000134.html
2008年9月18日

 騎西町議会は十七日、「北埼玉地域の市町広域合併」を進める決議案を可決した。

 北埼玉地域では、加須市と同町、大利根町、北川辺町の枠組みによる合併方針が提案されている一方、羽生市が同市を含む二市三町合併を求めている。

 決議は、北埼玉地域を「住民の往来・交流はもとより、経済、産業、交通網の整備など古くから相互に深くかかわりを持ち発展してきた」とし、合併推進を掲げている。

  (杉本慶一)

3878とはずがたり:2008/09/20(土) 11:51:41
<北関東>栃木県

此処迄明白に結果が出れば佐野市やろ。

栃木市は大平・岩舟を跨いで遠いのかな。。小山<佐野なんは小山は東北新幹線とか停まるため県外の俺にも知名度があるけどそれ程求心力無いようだ。それよりも佐野藤岡IC付近を中心に商圏等が融合してるのか。
http://www.mapion.co.jp/map/admi09.html

71%が『佐野市希望』 町長は『1市4町が賢明』
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/20080920/CK2008092002000095.html
2008年9月20日

 藤岡町は十九日夜、「市町村合併に関する住民アンケート」の結果を発表、合併賛成者の中で佐野市との合併を望む回答が71・17%を占めて一位となった。だが、永島源作町長は「藤岡町の特性を生かすことができる一市四町(栃木市、藤岡、都賀、西方、大平町)合併を選択する方が賢明」と町としての態度を表明、参加者に理解を求めた。

 同アンケートは八月二十一日から九月二日までの間、町内全五千六百四十五世帯に対して郵送で行われ、回収数は三千六百六十七世帯(回収率64・96%)。このうち「合併賛成」は91・27%で、望ましい組み合わせの二位は、一市四町(18・76%)、三位に小山市(9・38%)、その他(0・69%)となった。

 永島町長は佐野市との合併を選ばない理由として(1)編入合併が見込まれ、対等な立場を保てない(2)行政圏が変わることで事業、福祉、教育などに大きな影響が出る−などを挙げた。

 この日のアンケート結果の説明会に出席したのは町内有識者で組織する合併検討委員会メンバーや町議ら約五十人。出席者からは「なぜ結果を受け止めないのか。町民を愚弄(ぐろう)している」「民主的な町ではない」など町長の態度に疑問、不満の意見が出た。 (梅村武史)

3879とはずがたり:2008/09/20(土) 12:06:07
<九州・沖縄>長崎県
此処,ずっとやってんねぇ。。対応も三町三様で合併は難しいね。。

市町村合併:3町合併協設置議案、特別委が採決先送り−−川棚町議会 /長崎
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080919-00000213-mailo-l42
9月19日17時2分配信 毎日新聞
 ◇「審議不十分」
 東彼杵、波佐見、川棚3町の合併協議会設置議案について、川棚町議会の市町村合併対策調査特別委員会(西坂保憲委員長)は18日、22日までの今会期中に採決するのは困難と判断し、継続審査とすることを決めた。
 特別委では、「審議が十分でない」との意見が大勢を占めたため、30日に再度特別委を開き、採決することを申し合わせた。これを受けて10月上旬に臨時会を招集し、本会議で採決する見通し。【近松仁太郎】
〔佐世保版〕

9月19日朝刊
最終更新:9月19日17時2分

市町村合併:合併協設置案、波佐見町議会が可決−−東彼3町で初 /長崎
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20080917ddlk42010519000c.html

 東彼杵、波佐見、川棚3町の合併協議会設置を求める住民発議の同一請求を受けて上程されていた合併協設置議案について、波佐見町議会は16日、本会議で採決し、賛成多数で可決した。既に東彼杵町議会は同議案を否決しており、可決したのは3町で初めて。

 採決前の討論では、「(住民が集めた)署名を重く受け取るべきだ」「まだ十分検証できていない」など、賛成派と反対派の議員がそれぞれ主張。その後の採決で、賛成11、反対2で可決した。一瀬政太町長は「住民の代表である議会の決定を重く受け止めたい」と述べた。

 川棚町議会は同日、合併協設置議案を市町村合併対策調査特別委員会に付託。18日の特別委で審議される。【近松仁太郎】
〔佐世保版〕
毎日新聞 2008年9月17日 地方版

市町村合併:東彼杵町議会、3町合併協設置否決 町長「機運まだ醸成せず」 /長崎
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080913-00000185-mailo-l42
9月13日17時1分配信 毎日新聞
 東彼杵、波佐見、川棚3町の合併協議会設置を求める住民発議の同一請求を受け、合併協設置議案を上程していた東彼杵町議会は12日、本会議で採決し、反対多数で否決した。
 町によると、同日は住民代表の意見陳述を経た後に採決。反対6、賛成5で否決した。紙谷修町長は「合併協を設置する機運がまだ醸成されていないということではないか」と話した。
 波佐見、川棚両町も22日までに採決する。住民発議の合併協設置請求を議会が否決した場合、首長からの請求または有権者の6分の1以上の署名を添えて行われる請求があれば、合併協設置の賛否を問う住民投票を実施。有効投票の過半数の賛成で合併協が設置される。【近松仁太郎】
〔佐世保版〕
9月13日朝刊
最終更新:9月13日17時1分

3880とはずがたり:2008/09/20(土) 12:07:54
<甲信越・東海>長野県
意外にあっさり此処迄来た。合併しても人口僅少なのは変わらないけど。。

市町村合併:協議中の清内路と阿智、関連条例3案を可決−−両村議会 /長野
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080911-00000100-mailo-l20
9月11日13時2分配信 毎日新聞
 合併協議を進めている清内路村と阿智村の両村議会は10日、9月議会を開き、両村が先に交わした合併協定書を受けて提出された合併関連条例案3案をそれぞれ可決した。これを受け、両村は12日に県に合併申請する。
 清内路村議会では、3議案を全会一致で可決した。一方、阿智村議会では、3案のうち村の編入を定める配置分合条例案は賛成14、反対1の賛成多数で可決となった。他の合併関連2議案は全会一致で可決された。
 今後の流れとして、県への合併申請後、県議会の議決を経て10月中に国に申請される見通し。【仲村隆】
9月11日朝刊
最終更新:9月11日13時2分

3881とはずがたり:2008/09/20(土) 12:09:32
<首都圏>埼玉県
>>3877
将来的には羽生へも誘いを掛けるという事で,騎西の決議とも矛盾せず,なんかな?

市町村合併:加須市の提案に前向き−−北川辺、騎西両町長 /埼玉
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080910-00000088-mailo-l11
9月10日13時2分配信 毎日新聞

 北川辺町の倉上皖教(きよのり)町長は9日、加須市の大橋良一市長から提案のあった1市3町での合併協議について「積極的に対応していきたい」と述べ、協議開始に前向きの姿勢を示した。
 倉上町長は一般質問に答え、合併推進の立場であることを改めて強調。1市3町の枠組みは「日常的に交流が多く一体感が存在する。(加須市長の提案は)現実的でないか」と受け入れた。羽生市の参加希望については「将来的には羽生市も視野に入れた広域合併を目指す」と述べるにとどめた。
 また騎西町の若山勝彦町長も同日、町議会全員協議会で大橋市長からの提案を報告し、「真(しん)摯(し)に受け止め、関係市町と歩調を合わせて対応したい」と協議参加への姿勢を示した。羽生市については「重く受け止めている」とコメントした。【金沢衛】

9月10日朝刊
最終更新:9月10日13時2分

3882とはずがたり:2008/09/20(土) 12:17:34
<東北・北海道>山形県
>>3579
新庄市+真室川町+鮭川村+戸沢村>>2756ではちょいと歪だけど金山町>>888など可成り気合い這入った反対の印象だし仕方ないか。。
http://www.mapion.co.jp/map/admi06.html

最上地区の内,>>2707で賛成だったのは新庄,舟形,大蔵,鮭川,戸沢の5市町村。舟形と大蔵が抜け,真室川が這入った感じですな。
新市名は最上新庄市とかどや?

市町村合併:最上地域8市町村合併消滅、自立4町村長を知事が批判 /山形
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080909-00000126-mailo-l06
9月9日15時1分配信 毎日新聞

 ◇「どんな合理的な理由で考えたのかぜひ知りたい」
 最上地方の4町村が合併特例法の期限内には合併しないと決め、最上地域8市町村の全域合併が消滅したことについて、斎藤弘知事は8日の記者会見で「どんな合理的な理由で考えたのかぜひ知りたい。各首長は(合併を目指した)新庄市長に誠実に答えるのが政治家としての責務だと思う」と皮肉交じりに4町村長を批判した。
 4日の最上地域将来像検討会で、金山、舟形、最上、大蔵の3町1村が「時期尚早」などとして合併しないと最終回答したが、斎藤知事は、「自立の道が5〜10年だけ描けるという意味で『時期尚早』と言うなら、全く理解に苦しむ。首長のポストに固執しているのでもなかろう」と話した。合併論者の斎藤知事は、合併に異を唱える首長をしばしば批判している。
 また、新庄市が、真室川、鮭川、戸沢の3町村と部分合併を目指すことについては「全く合併にならないよりも良しとしなければ」とコメントした。【林奈緒美】

9月9日朝刊
最終更新:9月9日15時1分

3883とはずがたり:2008/09/20(土) 12:21:33
<九州・沖縄>福岡県

無事合併出来たから良いけど,あの時点での表明は随分と非難されるべきでは?
これ以上混乱を惹き起こすのもどうかとは思うけど。

星野村:村長解職へ手続き 住民団体、請求代表者証明書の交付申請 /福岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080909-00000142-mailo-l40
9月9日16時1分配信 毎日新聞

 市町村合併を巡り村政を混乱させたとして星野村の住民団体「健全な星野村を望む会」(末崎定幸会長)が8日、高木良之村長のリコール(解職請求)を目指し、地方自治法に基づいて、請求代表者証明書の交付を申請した。同証明書は、解職の是非を問う住民投票を実施するための署名活動に必要で、村選管は10日までに交付する見通し。同会は「高木村長は村民や議会の信頼を失った。新村長の下で村政を進めるべきだ」としている。
 同村は八女市、黒木町、立花町、矢部村の4市町村との合併を3月までに合意していたが、高木村長が「民意が問われていない」として合併手続きを拒否。4市町村長の要請で6月に合併の是非を問う住民投票を行ったところ、賛成票が反対票を倍近く上回り、2010年2月の合併を県に申請した。
 この日は、末崎会長ら3人が村役場を訪れ、請求代表者証明書交付の申請書や村長の解職請求書を職員に手渡した。一方、リコール反対を唱え今月初旬に結成された「新八女市に向けて円滑な村政・議会運営を求める会」(谷口清代表)は「行政の混乱、住民間の不和を望まない」との要望書を高木村長と高木俊之議長に提出した。
 高木村長は「リコールを求めているのは村民の一部。大半はこれ以上の混乱を避けたいと思っている」と話している。
 村選管によると、請求代表者証明書交付の翌日から1カ月以内に、有権者の3分の1(2日現在で941人)以上の署名が集まれば、審査・縦覧を経て住民側が本請求できる。村は本請求から60日以内に住民投票を行い、過半数の賛成で、リコールが成立する。【丸山宗一郎】
〔筑後版〕
9月9日朝刊
最終更新:9月9日16時1分

3884とはずがたり:2008/09/20(土) 12:26:16

<首都圏>埼玉県

直近の記事から調べてゆくのでどんどん遡って後から前の情報が出てきて混乱するけど

9/9 羽生市長、加須市他3町の合併協議に参加を希望
9/10>>3811 加須市提案の1市3町案に前向き−−北川辺、騎西両町長 /埼玉
9/18>>3877 騎西町議会,北埼玉地域の広域合併推進決議

と云う流れか。
久喜合併では後から来た幸手が入れて貰えなかった>>3651けど。。

市町村合併:羽生市長、協議に参加を希望 1市3町へ意向伝達 /埼玉
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080909-00000043-mailo-l11
9月9日13時1分配信 毎日新聞

 羽生市の河田晃明市長は8日、加須市の大橋良一市長を訪ね、加須市の提案で検討されている「1市3町」の合併協議に参加を希望する意向を文書で伝えた。大利根など3町長ともそれぞれ面会し、意向を伝えた。
 羽生市は3日の市議会全員協議会で「2市3町」による合併協議に向けて関係自治体に要請することを決め、準備を進めていた。ところが加須市など4市町の動きが先行したことから、羽生市は8日に市議会と対応を協議。羽生市だけが取り残される危機感から、早急に意思表示することになり、丑久保(うしくぼ)恒行市議会議長も同行し、市が一体となった希望であることを各首長と各議会議長に伝えた。
 羽生市は行田、吹上町(鴻巣市と合併)、南河原村(行田市に合併)と4市町村での合併協議を進めたが、吹上の動向を巡り混乱し04年に破綻(はたん)した。【金沢衛】

9月9日朝刊
最終更新:9月9日13時1分

3885とはずがたり:2008/09/20(土) 12:27:30
<近畿>滋賀県

此処もゆっくりとですが進んでますなぁ。

市町村合併:長浜など1市6町、在任・定数特例適用せず /滋賀
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080907-00000249-mailo-l25
9月7日16時1分配信 毎日新聞

 長浜市など1市6町の合併問題で、合併後の議員の地位について、長浜市議会と各町議会側の協議がまとまり、6日、長浜市の浅井文化ホールであった任意合併協議会で報告された。あらためて任意協に協議事項として提案され、確認が求められる。
 合意によると、長浜市議会が主張していた、合併特例法による議員の在任特例、定数特例は適用せず合併と同時に6町の町議は全員失職、合併期日の決定日によっては合併される6町で計6人の市議の補充選挙を行い、長浜市議の現在の任期が満了する10年7月31日までの定数を現行28を34とする。現在の市議任期が満了となる最初の市議選は、選挙区を設けず定数を30とした。【野々口義信】

9月7日朝刊
最終更新:9月7日16時1分

3886とはずがたり:2008/09/20(土) 12:27:43
<九州・沖縄>沖縄県

「当分は合併しない」 宜野座村調査研究委、村長に提言答申
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080919-00000004-ryu-oki
9月19日10時0分配信 琉球新報

 【宜野座】市町村合併の可能性を検討する宜野座村合併調査研究委員会の仲田賢委員長らは16日、同村役場を訪れ、東肇村長に「当分の間合併しない」とする提言を答申した。
 宜野座村は2004年7月に、平成以降に合併していない県内市町村で唯一、住民参加による研究委員会を設置。昨年11月、東村長から合併の是非について諮問を受け、7回にわたり審議を重ねてきた。
 ことし7月には村内各区で勉強会を実施し、地元住民の意見を集約。
 意見集約の結果も踏まえ、同研究委は(1)近隣市町村に合併の動きがない(2)合併に対する村民の意識が低い(3)財政が危機的状況にない(4)近い将来、道州制が導入され、大規模な自治体改革が想定される―などを理由に「当分の間は合併しない」と結論付けた。
 ただ、今後、地方分権の推進で多くの事務が県から委譲されることから「受け入れ態勢を整備するとともに、現行の住民サービスの維持と行財政改革の推進を要望する」と、付帯意見も付けた。
 答申を受けた東村長は「答申を踏まえて(合併の是非を)決断したい。どちらを選んでも、良い方向に進むよう慎重に考える」と述べた。仲田委員長は「村民の生の声が入っている。判断材料にしてもらいたい」と述べた。(比嘉里美通信員)

最終更新:9月19日10時0分

3887とはずがたり:2008/09/20(土) 12:38:08
<首都圏>埼玉県

鷲宮や栗橋の英断に感謝。

合併1市3町の名前は「久喜市」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080829-00000000-san-l11
8月29日7時51分配信 産経新聞

 埼玉県久喜市、菖蒲町、栗橋町、鷲宮町の合併協議会が28日、開かれ、新市の名称を「久喜市」とし、新市役所も久喜市役所(同市下早見)にすることを決めた。3町の現庁舎は総合支所として活用する。22年3月までの合併を目指す。

最終更新:8月29日7時51分

3888とはずがたり:2008/09/20(土) 12:48:53
<近畿>和歌山県

橋本はけちくさいこといっとらずに合併してやれよな。
こういう中心都市の気概に欠ける偏狭なけちくさい市(他には彦根・山形・成田>>3856・松本>>3744・大間・富田林とかかな…)には,どういう名目かは優秀な官僚どもが考えてくれると思うけど,補助金減らす等の措置が必要ではないか。

【ズームアップ】合併に動き出した和歌山県九度山町
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080824-00000021-san-l30
8月24日7時50分配信 産経新聞

 1市3町の枠組みでの市町村合併を断念した和歌山県伊都橋本地域で、九度山町が「30年後の見通しが立たない」などとして橋本市に新たな合併協議を申し入れた。合併特例債などが認められる新合併特例法の適用は平成22年3月までとあって、遅くとも今秋には法定協議会の設立が必要で、岡本章町長は「これ以上、遅れるわけにはいかない」とタイムリミットを見据えたギリギリの申し入れとなった。しかし、橋本市側は合併に慎重な姿勢で、実現までに紆余(うよ)曲折がありそうだ。(尾崎俊樹)

 ■生活圏は一体

 「合併しなければ将来の高齢化率は70%を超えてしまう。町の未来が見えてこない」。岡本町長は1市3町の枠組み断念後、30年後を見据えて動き出していた。

 九度山町の人口は、昭和34年の約9300人をピークに減少が続き、7月末で約5340人と半数近くにまで減った。高齢化率も33・9%と県内で8番目に高く、国民健康保険、介護保険の利用対象者が増え続けると制度が立ち行かなくなることが危惧(きぐ)され、住民の負担増加に対する懸念も背景にある。町議会も全員協議会で合併申し入れを決めており、「町民の生活を考えると、今が決断の時」と強調している。

 一方、町民は、橋本市とすでに一体という意識が高い。買い物や高校、勤務先など生活圏は同じというわけだ。行政の枠組みがあるだけで一体化には抵抗感が少ないという。

 ■橋本市は慎重

 こうした中で18年に高野口町と合併した橋本市の木下善之市長は「伊都橋本はひとつという考えはある」と、10万都市への魅力を抱きながらも、「今は高野口町との合併を効果あるものにすべき時期」として、新合併特例法の期限にこだわらない姿勢を強調している。

 旧高野口町の住民にすれば、合併で行政機能が縮小されたことなどで不満がくすぶっており、橋本市としてはプラス面だけでない実情を抱えているわけだ。

 ■知事勧告に期待

 相手先の合併機運が盛り上がらない中、九度山町が期待するのは、新特例法に盛り込まれた「知事の勧告」。知事が合併協議会の設置を勧告すれば、勧告を受けた自治体は協議会の設置を議会にはからねばならず、1つの転機が訪れることになる。

 総務省は勧告を盛り込んだことについて、「合併により自治体の能力アップにつながるよう、県にイニシアチブ(主導権)をもってもらいたい」としているが、県は「地域の判断が前提」としているだけで、具体的な役割を示そうとしていない。

 岡本町長は「市民も町民も県民であり、県としてどうするのかビジョンを示し、引っ張ってもらいたい」と「勧告」を望んでいる。

最終更新:8月24日7時50分

3889とはずがたり:2008/09/20(土) 12:57:06
<北関東>栃木県

なんで佐野はこんなに求心力があるんだ!?逆に言うと栃木市があんま求心力無いと云う事か。。
下都賀郡が小山と栃木に別れて二極体制で遠心力が働いている?

>>3843
岩舟町住民投票 「佐野と合併」6割超 2008年07月28日
>>3878
71%が『佐野市希望』 町長は『1市4町が賢明』2008年9月20日

〜参考〜

佐野市(安蘇郡) 122,289人

栃木市(下都賀郡) 81,222人

小山市(下都賀郡) 162,774人

足利市(足利郡) 157,126人

3890とはずがたり:2008/09/20(土) 13:13:14
<東海・甲信越>

増穂・鰍沢の合併事務局設置式 山梨
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080904-00000059-san-l19
9月4日7時50分配信 産経新聞

 増穂町と鰍沢町の法定合併協議会事務局設置式が3日、増穂町保健センター前庭で開かれた。今月24日から協議を本格化して、平成22年3月末の新合併特例法期限内の調印を目指す。

 2町の合併をめぐっては、平成16年6月に法定協設置案が可決されたが、その後の増穂町の住民投票で合併反対が過半数を占め、合併案を凍結した経緯がある。今回は昨年7月の増穂町長選で市川三郷町を含む3町合併推進派の志村学町長が誕生。鰍沢町と連携し、2町合併を先行することにし、この8月に両町議会が法定協設置案を可決した。法定協会長には石川洋司鰍沢町長、副会長に志村町長の就任が決まっている。式で石川町長は「両町民にとってよりよい合併を目指し協議を重ねていきたい」と話した。

最終更新:9月4日7時50分

3891とはずがたり:2008/09/20(土) 14:06:52
<近畿>和歌山県

>「合併を望まない」は3808人(49・86%)で、「合併を望む」3742人(48・99%)を上回った

>「合併を望む」とした回答のうち、その相手に田辺市を選んだのは1804人で48・21%。次いで白浜町が多く、1182人(31・59%)だった。田辺市、白浜町との3市町合併を望むのは490人(13・09%)、白浜町、すさみ町の3町合併は192人(5・13%)だった。

合併先を含め合併がコンセンサスとは言い難いですねぇ。。

単独と合併が拮抗 上富田町が町民の意向調査(和歌山)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080903-00000002-agara-l30
9月3日17時14分配信 紀伊民報

 上富田町は3日、20歳以上の町民を対象に行った2次合併の意向調査結果を発表した。「合併を望まない」は3808人(49・86%)で、「合併を望む」3742人(48・99%)を上回ったが、差は拮抗(きっこう)していた。小出隆道町長は今月中旬から始まる9月定例会で合併についての方針を明らかにしたいとしており、真っ二つに分かれた住民の意向をどう反映させるのか、決断が注目される。
 この意向調査は、田辺・西牟婁の自治体で初めて具体的に住民の意見を聞いた取り組み。
 町は、町内に住民登録している20歳以上の1万2183人にハガキによる調査表を送付。8月18日〜1日(消印有効)まで調査表を受け付けた。郵送で7540人、役場などに設けた回収箱で98人から回答があった。回収率は62・69%。有効7550人、無効88人だった。
 調査表は、選択肢を選んでもらう形で(1)合併を望まない(2)合併を望む―のどちらかを選び、(2)を選んだ人は、合併の組み合わせとして、田辺市▽白浜町▽田辺市と白浜町▽白浜町とすさみ町▽その他―の中から一つを選んでもらった。回答しやすくするため、理由についての記入は求めなかった。
 「合併を望む」とした回答のうち、その相手に田辺市を選んだのは1804人で48・21%。次いで白浜町が多く、1182人(31・59%)だった。田辺市、白浜町との3市町合併を望むのは490人(13・09%)、白浜町、すさみ町の3町合併は192人(5・13%)だった。
 町は、県の2次合併構想で「田辺市・上富田町」の枠組みが提示されたことを受け、5月に町内各地で合併についての住民説明会を行った。町の広報紙でも4月号から8月号まで上富田町、田辺市、白浜町、すさみ町のそれぞれの財政状況や水道料金、国民健康保険税の比較をし、国が合併を進める理由などを説明した。
 合併特例法の期限が2010年3月末であることから、町は「10月が方針を決める期限」としており、小出町長は、これまでの説明会や今回の調査の結果をもとに、9月定例会で具体的な方針を示す考え。県市町村課合併推進室の橋本秀明室長は「調査結果をもとに町の将来を考えて、当局、議会で十分議論していただきたい」とコメントしている。
 小出隆道町長の話 合併するしないにかかわらず、行政の効率化を求める声が読み取れる。この結果を踏まえ、町当局が方針を示し、9月定例会で議会と話し合いたい。

最終更新:9月3日17時14分

3892とはずがたり:2008/09/20(土) 14:08:45
<近畿>和歌山県
>>3891 >>3793-3796
合併せずが多い上に合併相手も定まらない以上,取り敢えず単独で広域合併を目指すしか無さそうですな。。

上富田町長が「単独」を表明 2次合併問題
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=152624

 上富田町の小出隆道町長は5日、町議会の常任委員会で合併特例新法の期限内(2010年3月末)での合併問題について「合併しない」との方針を表明した。3日に集計した20歳以上の町民を対象に行った意向調査では「合併を望まない」と「望む」が拮抗(きっこう)していたが、小出町長は「町民は行政の効率化を求めている。合併しなくても広域的な事業で効率化を図っていく」と話した。

 小出町長が2次合併について見解を表明するのは初めて。これまでは「住民の意見を参考にしたい。町の方針を示すと住民の意見に影響する」として考えを示していなかった。

 午前9時にあった総務教育常任委員会の冒頭、小出町長は「町長部局としては2次合併では合併をしないという結論になった」と表明。「意向調査を分析した結果、町民は行政に対する効率化を求めていると読み取れる。広域的に物事を処理する必要性が言われており、田辺西牟婁で検討会を設けているので、そこでも町の立場を説明したい」と述べた。合併して給食の実施を求める声に対しては「個人でできることは個人にお願いする。公共でやらなくてはならない耐震化などの事業もあるので、優先順位を理解していただきたい」と話した。

 意向調査では「合併を望まない」が3808人(49・86%)で、「望む」の3742人(48・99%)とほとんど差はなかった。

 町長は本紙取材に対し、「合併を望む、望まないの意見でみると拮抗した形だが、田辺市との合併を望んだのは全体の約25%、白浜町も約15%だった。これを分析して、どういう方向性がいいかを判断した」と説明した。

 町議会は8日、全員協議会を開き、町長の方針について協議する予定。

 県は2次合併構想で合併特例新法の期限までの合併について、田辺西牟婁地方では「田辺市・上富田町」「白浜町・すさみ町」の枠組みを提示している。上富田町は1次合併時に田辺広域法定合併協議会に参加していたが、公営住宅などの施策の違いから、03年11月に合併協から離脱した。
(2008年09月05日更新)

上富田町が合併見合わせを決定 広域行政に注力
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080906-00000050-san-l30
9月6日7時51分配信 産経新聞
 上富田町は5日、県の市町村合併推進構想による周辺自治体との合併(平成の第2次合併)について、構想期間内の合併は見合わせるとの結論を出し、町議会に報告した。

 同町は「田辺広域合併協議会」を平成15年に離脱。18年に県から田辺市との合併(2次合併)についての枠組み提示を受けて検討していた。8月18日〜9月1日には「合併に関する意向調査」を実施。「合併を望まない」が3808人で「合併を望む」とした3742人を上回ったことから、市町村合併検討会などを開き、調査結果などを踏まえて結論を出した。

 議会では、この報告を受けて8日に議会全員協議会を開く予定。小出隆道町長は「町民の意見を尊重した。今後はゴミ処理など広域行政について、改めて周辺市町に呼びかけたい」と話した。

最終更新:9月6日7時51分

3893とはずがたり:2008/09/20(土) 14:14:10
<東北・北海道>岩手県
>>3797

市町村合併:釜石市と大槌町、合併協設置で合意 11月発足予定 /岩手
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080909-00000077-mailo-l03
9月9日14時1分配信 毎日新聞
 ◇住民意向調査受け
 釜石市と大槌町の合併問題で、両市町と県釜石地方振興局は8日、合併協議会設置で合意したことを明らかにした。8月に全世帯を対象に実施した住民意向調査で両市町とも合併賛成の意見が反対を上回った結果を尊重しての方針。設置には議会の可決が必要だが、懸案の合併問題に弾みを付けるほか、合併協設置の議会提案を控えている陸前高田市と大船渡市の論議にも影響を与えるのは必至だ。
 野田武則市長、加藤宏暉町長、若林治男局長が同日共同会見。3者は意向調査の結果が出た後の4日に会談し、準備会を経て10月末までに設置を決め、11月1日発足の日程で合意したという。
 意向調査の対象となったのは市が1万7778世帯(回収率32・8%)、町が5805世帯(74・6%)。これまで単独での町政継続を掲げてきた町の結果は「合併を進める必要がある」と「どちらかといえば合併を進める必要がある」が計42・4%で、「必要はない」「どちらかといえば必要がない」の35%を上回った。
 合併の推進理由としては、行政の効率化や経費削減などが挙げられた。04年の住民アンケートは合併に消極的な町民が多かった。合併を呼びかけてきた市の結果は合併に賛成する世帯が69・9%に達し、反対は17%にとどまった。
 会見などで加藤町長は「明治22年の町制施行以来、長い歴史の重みはあるが、地域の将来について意見交換し時代の要請にふさわしい地域のあり方を模索したい」と強調。野田市長は「(県が再編成を進める沿岸広域振興局誘致のためにも)一定の人口、面積は必要だ」と意欲を示した。【鬼山親芳】

9月9日朝刊
最終更新:9月9日19時2分

3894とはずがたり:2008/09/20(土) 14:18:07
<九州・沖縄>熊本県

市町村合併:住民投票案、きょう再議 町長申請受け−−城南町議会 /熊本
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20080918ddlk43010567000c.html

 城南町の八幡紀雄町長は17日、町議会が熊本市との合併の是非を問う住民投票条例案を可決したことを不服として、再議を求めた。これを受け議会は18日に本会議を開くことを決めた。

 町長が提出した申請書によると「法定協議会前の住民投票は情報が不十分で、誤った情報によって投票が行われる可能性があり、将来に禍根を残す」とし、議会に同条例案を審議し直すよう求めた。

 町議会は12日、住民投票条例案を10対4(棄権1)で可決した。再議に付された場合、再可決には議長を含む出席議員の3分の2の賛成が必要となる。【結城かほる】

毎日新聞 2008年9月18日 地方版

市町村合併:城南町住民投票へ 熊本市との合併反対派議員、条例案提案し可決 /熊本
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080913-00000225-mailo-l43
9月13日17時2分配信 毎日新聞
 熊本市との合併に反対する城南町議ら10人が12日、合併の是非を問う住民投票条例案を町議会に議員提案し、10対4(棄権1)の賛成多数で可決した。八幡紀雄町長は「住民投票自体は賛成だが、法定合併協議会を経て判断資料がそろってからやるべきで時期尚早」として、議会への再議を検討する。
 八幡町長は、07年11月に実施した住民アンケートで、約7割が合併に賛成し、さらにそのうちの約7割は熊本市を合併相手に望んだとして「熊本市との合併は民意」と合併協議を進めてきた。しかし反対する町議らは、アンケートの回収率が56・1%だったため「熊本市と合併を望むのは一部」と主張。8月の臨時議会で法定協設置議案を否決し、住民投票実施を求めていた。
 町内では、法定協設置に反対した議員の解職請求を求める署名活動が実施されている。11日には八幡町長と賛成した議員の解職請求を求める署名も始まり、合併問題が町を二分している。住民投票を提案した松田則康町議は「合併どころか隣人と口もきかない町になりかねない。住民投票で事態の沈静化を図りたい」と話した。
 町は議会の議決に不服な場合、10日以内に再議を求めることができる。それでも議会が再可決した場合は、60日以内に住民投票が実施される。【結城かほる】

9月13日朝刊
最終更新:9月13日17時2分

3895とはずがたり:2008/09/20(土) 14:18:35
<九州・沖縄>熊本県
>>3894

市町村合併:熊本市との法定合併協、城南町も設置へ 議会で逆転可決 /熊本
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080919-00000232-mailo-l43
9月19日17時3分配信 毎日新聞
 城南町の八幡紀雄町長は18日、町議会に法定合併協議会設置を再提案した。採決は7対7(棄権1)の賛否同数となり、議長裁決で可決した。これを受け熊本市は同日、益城、城南両町とそれぞれ法定協議会を設置する議案を市議会に提案し可決された。植木町も藤井修一町長が法定協設置の意向を示しており、政令指定都市入りを目指す熊本市の合併が大きく進み出した。
 城南町議会は、八幡町長の再議に基づき、いったん可決していた熊本市との合併の是非を問う住民投票条例案を再度、採決した。賛成10反対6で賛成が多かったが、再可決の条件である出席議員の3分の2に届かず否決。これを受けて、八幡町長が法定協設置を再提案した。8月の臨時議会で法定協設置が否決されて以降、町内では賛成、反対両派がそれぞれ議員のリコール署名を集めるなどの運動を展開。賛成派の署名活動が進んでいることから、反対派議員が法定協議会の設置に譲歩したとみられる。
 八幡町長は「合併に踏み出せて良かった」と話した。八幡町長は同日、法定協議会終了後に住民投票を実施する条例案を提案し、全会一致で可決した。
 合併特例法の期限である10年3月末までは、政令指定都市の要件とされる人口が70万人以上に緩和される。10月6日の富合町との合併で、熊本市の人口は67万6000人となる。益城町(3万3000人)か植木町(3万1000人)のどちらか1町との合併が成立すれば、人口は70万人を超える。【結城かほる】

9月19日朝刊
最終更新:9月19日17時3分

3896とはずがたり:2008/09/20(土) 14:18:52
<九州・沖縄>熊本県

市町村合併:熊本市と合併、益城町は法定協設置へ 可否同数、議長採決で可決 /熊本
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080918-00000168-mailo-l43
9月18日16時1分配信 毎日新聞

 益城町議会は17日、熊本市との法定合併協議会設置議案を採決した結果、9対9の賛否同数となり、議長裁決で可決した。同市と合併協議を進めている3町で、法定協議会設置議案が可決されたのは初めて。幸山政史熊本市長も、18日の市議会最終本会議で法定協設置議案を提案する。
 町議会は「熊本市が政令指定都市になれず都市間競争に敗れれば、町も影響を受ける」「身売りせず単独で町づくりを進めるべきだ」との賛否両論が対立した。最後に賛成した山内親宣議長は「私は合併に慎重だが、協議はしないといけないと考えた」と述べた。
 住永幸三郎町長は「住民に判断材料を提供するという責任を果たせた。1年後に合併を議会に諮る前に、提案があれば住民投票も考える」と話した。幸山市長は「1票差という状況を踏まえ、しっかり法定協で議論していきたい」とコメントした。
 反対に回った議員のうち3人は合併の是非を問う住民投票実施を求める条例案を提案したが、9対9の賛否同数、議長裁決で否決された。提案した中山清隆議員は「5年前の住民投票で合併を否定した。民意が変わったというなら住民投票で確認するべきだ」と話した。【結城かほる】

9月18日朝刊
最終更新:9月18日16時1分

益城町議会 法定協設置案を可決 賛否同数 議長裁決で決着 熊本市 政令市へ前進
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080918-00000003-nnp-l43
9月18日7時5分配信 西日本新聞

 益城町議会は17日、9月定例会の最終本会議を開き、住永幸三郎町長が追加提案した熊本市との法定合併協議会(法定協)設置案を議長裁決で可決した。熊本市と合併協議を進めている周辺3自治体のうち、法定協設置を決めたのは初めて。同町の人口は約3万3000人で、2010年3月の新合併特例法期限切れまでに合併が実現すれば、熊本市は政令市移行の要件となる人口約70万人を達成する見込み。

 これを受けて、幸山政史同市長は18日の市議会9月定例会の最終本会議に、益城町との法定協設置議案を提案する意向を表明。益城町議会の結果について「政令市実現に向け、大きな前進と受け止めている。益城町は高速道のインターチェンジや熊本空港がある広域交通の要衝で、合併すれば九州の中央の拠点性を高めたい」と歓迎した。

 同町議会は2003年、住民発議による熊本市との法定協設置案を否決。07年以降、両市町職員の勉強会などで合併論議が盛り上がり、今年4月には任意協議会を設置、事務事業717項目などを協議していた。

 この日の町議会本会議で住永町長は法定協設置議案の提案理由について「(任意協は)町の意向に沿う形で協議が終わった。町民がより具体的に合併を考える判断材料として法定協を設置したい」と説明。

 一部の議員からは「熊本市は財政状況がひどく、熊本産院の廃止問題のように市民サービスが犠牲になる」など反対意見が出された。採決は賛成、反対が9票ずつで同数となり、議長裁決で可決された。

 一方、法定協設置議案に反対した議員が提案した、合併の是非を問う住民投票条例案も賛成、反対で同数となり、議長裁決で否決された。

=2008/09/18付 西日本新聞朝刊=
最終更新:9月18日7時5分

3897とはずがたり:2008/09/20(土) 14:20:23
<九州・沖縄>熊本県

城南>>3894-3895・益城>>3896と全て一悶着あっての可決。此処をも含め前途多難でありますなぁ。

市町村合併:「民意は合併模索」 植木町長、法定協設置提案へ /熊本
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20080917ddlk43010587000c.html

 植木町の藤井修一町長は、16日開会した町議会で、熊本市との法定合併協議会設置を提案する意向を表明した。議会の賛否はきっ抗しており、調整を進めて25日の最終本会議までに提案する考え。

 藤井町長は5年前の住民投票で合併が否決された経過を重視し、4月から5回にわたり開いた合併問題調査研究会後も、町としての方針を明らかにしていなかった。

 藤井町長は12日まで10カ所で実施した住民説明会で、合併推進や法定協設置を求める意見が6割強を占めたことから「民意は合併の模索にある」と判断した。【結城かほる】

毎日新聞 2008年9月17日 地方版

3898とはずがたり:2008/09/23(火) 23:34:03
<東海>岐阜県

海津市議会:定数2減の18に−−議案可決 /岐阜
http://mainichi.jp/area/gifu/archive/news/2008/09/23/20080923ddlk21010091000c.html

 海津市議会は22日の本会議で、議員定数を現行の20から2減の18にする議案を可決した。現在の市議の任期は来年9月27日までで、次の一般選挙から新定数が適用される。【子林光和】

毎日新聞 2008年9月23日 地方版

3899とはずがたり:2008/09/28(日) 13:52:11
<近畿>和歌山県

すさみ町長「準備は進める」 中長期的合併にらみ(和歌山)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080925-00000001-agara-l30
9月25日17時13分配信 紀伊民報

 すさみ町の橋本明彦町長は25日、町議会定例会で「広域連携や中長期的な合併推進、将来における道州制に向けての取り組みや準備は引き続き進める」と述べ広域連携、合併などに対し意欲的に臨む姿勢をあらためて示した。その上で「当面は単独町政となるが、将来に備え足腰の強い健全な財政運営を行うよう、さらに努めたい」と今後の町政運営に理解と協力を求めた。
 すさみ町を含めた1市3町による田辺・西牟婁広域連携検討会が24日、合併特例新法期限内での合併協議を断念したことを受け、同町の福山征児議員(無)が緊急質問したのに答えた。
 橋本町長は、検討会での協議概要を説明した上で「すさみ町は勉強会を通じて白浜町と効率的・効果的な行政連携について協議しているが、白浜町は1次合併後のまちづくりが始まったところで、新たな合併への取り組みは困難な状況。総合的、客観的に判断しても、新法内での合併は見送らざるを得ないとの結論に達した」と説明した。勉強会については「隣町との交流を活発化させるためにも継続したい」と述べた。
 緊急質問後の全員協議会で岩田勉議員(無)が「桂功町政で実施した住民アンケートでは、白浜町との合併を望む声が多かった。橋本町長も町長選で合併を公約に掲げた。住民らのそうした思いは検討会で十分に訴えられたか」と質問。橋本町長は「行財政改革を進めることが、合併への一番の近道と考えて取り組んできたし、今後も進めたい」と述べ、将来に向けた準備、取り組みを進めると答弁を繰り返した。
 橋本町長は10、11月にも町内各地で住民集会を開き、今回の合併問題について説明したいとしている。

最終更新:9月25日17時13分

田辺・西牟婁広域連携検討会が2次合併の見送りを決定
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080925-00000028-san-l30
9月25日7時51分配信 産経新聞

 和歌山県田辺市と白浜、上富田、すさみの3町で構成する「田辺・西牟婁広域連携検討会」は24日、県の示す2次合併について合併特例法の期限(平成22年3月末)を検討した結果、「法期限内での合併は難しい」として断念した。

 2次合併は県が18年に出した県市町村合併推進構想に基づくもので、「田辺市と上富田町」と「白浜町とすさみ町」の2つの枠組みが示されていた。同検討会は8月8日に初の首長会を開き、以降はゴミ処理など地域の課題を交えながら議論してきたが、広域合併のメリットが少ないうえ、上富田町は住民の意向調査で合併反対が多数を占めたことなどから2次合併を見送ることが決まった。

 同検討会では、県の枠組み以外についても合併を見合わせるとしている。今後は消防やゴミ処理の広域化について話し合いを続けていく。

 同検討会が合併協議を見送ると決めたことに対し、仁坂吉伸知事は「関係市町が財政健全化など地方財政の動向や住民サービスの観点から真摯に検討した結果で、県としては結論を尊重する」とコメントを発表した。

最終更新:9月25日7時51分

3900とはずがたり:2008/09/28(日) 13:55:27
<北関東>埼玉県北埼玉地域

ニュース追跡:合併第二幕・加須地域、新たな枠組みで /埼玉
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080925-00000073-mailo-l11
9月25日14時1分配信 毎日新聞

 ◇羽生「編入も辞さない」
 市町村合併特例法(合併新法)が期限切れとなる10年3月まで残り1年半となり、市町村合併に向けた動きが再び活発化している。「平成の大合併」に失敗した自治体同士が新たな枠組みで仕切り直すケースが目立つ。模索を始めた加須地域で、合併第二幕の内情を探った。【金沢衛】
 ◇「市民不在」の声も
 「市名や(市役所の)所在地にはこだわらない」。16日、合併協議に加えてもらおうと加須市を訪れた河田晃明羽生市長は、大橋良一加須市長に伝えた。同行した丑久保恒行羽生市議会議長は「(羽生が吸収される)編入合併も辞さない」と付け加えた。
 羽生は人口5万7000人、加須は6万9000人。ほぼ同規模の自治体からの「吸収合併」の申し出に、大橋加須市長は「重く受け止めている」と短く返すだけだった。
 加須を中心とした合併への動きは大橋市長が3日に騎西、大利根、北川辺の3町長に提案し表面化した。いずれも4年前に別の枠組みで合併協議しながら破綻(はたん)させており、首長らは「もう失敗は許されない」と口をそろえる。1市3町は消防など広域行政で連携してきた。首長の一人は「1市3町には一体感が出来上がっている」といい、羽生の参加は合併協議の支障になりかねないと示唆する。
 羽生の低姿勢ぶりは周囲を困惑させるほどだ。羽生は外郭団体を含めて約340億円の借金を抱えるなど厳しい財政状態にある。河田市長は「合併しなければ近隣市との行政サービスに格差が出る。市民から納得されない」と説明し、極度に警戒感を募らせている。
 羽生市議会を傍聴した自営業者(62)は「周りに置いていかれるからとドタバタ劇を演じているよう。市役所と議会だけで進めていて、市民不在」とあきれた。
     ◇
 22日の大利根町議会に合併に対する意向を問う住民投票を求める決議案が議員提案された。推進派の町議からは「合併をつぶす気か」との声が漏れた。4年前の住民投票で合併が否定された記憶がよみがえる。
 「平成の大合併」の際、久喜、蓮田など13の法定合併協議会が住民投票の結果で解散に追い込まれた。加須と騎西との合併は「相思相愛」とも言われたが、04年8月の加須の住民投票で反対が上回り破綻した。市職員は「今も理由は分からない。投票率は34%で、賛成の市民が投票に積極的でなかったのか」と推測する。
 大利根の決議案は10人中6人が反対し否決された。柿沼トミ子町長は「民意をくむことは必要だが、いつ、どのようなやり方にするか。1市3町で足並みをそろえたい」と述べるにとどめた。
     ◇
 思惑が絡む自治体間の意思疎通や、住民と行政との意識のずれを修正しながら合併にこぎ着けるのは容易でない。当事者間の徹底した情報公開と話し合いから始める必要がありそうだ。
合併構想69市町村を11市に新法で2法定協議会が設立
 埼玉では、04〜07年の「平成の大合併」により、90あった市町村が70に減った。05年施行の合併新法に基づいて県が策定した合併推進構想では、さいたま市を除いた69市町村が11市に合併するよう提案されている。
 新法では交付税を一定期間優遇するなどの支援措置が盛り込まれており、合併を目指す動きが活発化。これまでに鳩ケ谷市や皆野町、滑川町で隣接との合併協議に向けた動きが出ているほか、▽久喜市と菖蒲・栗橋・鷲宮3町▽蓮田市と白岡町――の2地域で法定合併協議会が設立された。

9月25日朝刊
最終更新:9月25日14時1分

3901とはずがたり:2008/09/28(日) 13:56:33
<東北・北海道>山形県

市町村合併:土田・東根市長、天童との合併悲観的 報告会で機運は後退 /山形
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080926-00000097-mailo-l06
9月26日13時1分配信 毎日新聞

 ◇天童は山形と希望
 東根市の土田正剛市長は16日、東根市の市町村合併の機運について「2年前よりも後退している」と語った。東根青年会議所主催の「東根市長マニフェスト中間報告会」の席上語った。土田市長は市民が天童市との合併を望む一方、天童市は山形市との合併を望んでいると説明した。
 土田市長は、6年前の市民アンケートで南隣の天童市を含む枠組みでの合併に9割の賛成があったとし、天童市を含む合併には意欲をみせた。しかし、天童市は山形市との合併を望む声が半数を超える見込みであることなどから、天童市の慎重な姿勢は変わらないと指摘。近い将来の合併に悲観的な見方を示した。
 報告会には約80人の市民が集まった。2年前の市長選で土田市長に、財政や観光など6政策の現状と目標を聞いた「市長マニフェスト発表会」の発言を踏まえ、各分野の現状や今後の目標を聞いた。【佐藤薫】

9月26日朝刊
最終更新:9月26日13時1分

3902とはずがたり:2008/09/28(日) 14:14:42
<東北・北海道>山形県
>>3579 >>3882

市町村合併:最上地域合併研を設立 新庄市など4市町村が参加 /山形
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080926-00000098-mailo-l06
9月26日13時2分配信 毎日新聞

 新庄市と真室川町、鮭川、戸沢村は25日、4市町村による合併新法期限内(10年3月)の合併に向け基本事項を協議する「最上地域合併研究会」(会長・山尾順紀新庄市長)を設立した。
 研究会では、行政サービス、財政、地域づくりなどについて意見交換した。また山尾新庄市長は、合併に向け金山、真室川、鮭川、戸沢の4町村が合同で国民健康保険事業を行う「最上地域広域連合」に参加を検討すると表明した。11月に任意協議会を設立し、来年1月までに法定協議会を発足させる予定。
 新庄市は、最上8市町村による広域合併を目指していたが、今月4日に最上、金山、舟形町、大蔵村が合併不参加を表明。4市町村の部分合併を進めながら最終的に最上全域の合併を目指す。【米川康】

9月26日朝刊
最終更新:9月26日13時2分

3903とはずがたり:2008/09/28(日) 14:16:57
<近畿>滋賀県

此処は何度もぽしゃってるからなぁ。。
安土と近江八幡なら安土八幡市でいいだろうけど竜王迄這入ると新市名に困るね。近江市とかになるのかね。東近江市から文句が来そうだが。歴史有るのは信長の安土に秀次の八幡だが。。

市町村合併:安土町、近江八幡と「まちづくり研究会」 合併に向け初会合 /滋賀
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080926-00000187-mailo-l25
9月26日16時0分配信 毎日新聞

 近江八幡市と安土町の合併を検討するため、職員で広域的な街づくりの調査・研究をする「近江八幡市・安土町まちづくり研究会」(委員9人)が設立され、安土町役場で25日、初会合が開かれた。
 研究会は安土町の津村孝司町長の呼びかけで実現。当初は、竜王町も含め1市2町で設立する予定だったが、同町が「10月に開くタウンミーティング後に態度を明らかにしたい」と参加を辞退。このため、1市1町でスタートした。
 初会合では冒頭、津村町長が「過去の合併取り組みでは近江八幡市に迷惑かけたが、合併新法の期限内(10年3月末)に合併の検討ができるようお願いしたい」とあいさつ。会長に中井清・安土町副町長を選出した。
 今後、10月23日まで会合を3回開き、法定協議会の足がかりにする。【斎藤和夫】

9月26日朝刊
最終更新:9月26日16時0分

3904荷主研究者:2008/09/28(日) 21:43:48

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/08/20080823t71028.htm
2008年08月23日土曜日 河北新報
十和田湖県境を画定へ 青森6割、秋田4割

 1871(明治4)年の廃藩置県以来、定まることがなかった十和田湖と周辺の青森、秋田県境が137年越しで画定する見通しとなったことが22日、分かった。湖畔の十和田市と秋田県小坂町が「湖面は青森側6、秋田側4の比率で分割する」との内容で最終調整しており、青森、秋田両県知事も理解を示している。県境画定により、十和田湖は初めて自治体の面積に加算される。

 関係者によると、両市町は北岸を御鼻部(おはなべ)山の西側尾根「桃の沢」と、東北森林管理局管轄境界の東側尾根の中間点で分け、南岸は中山半島を十和田市に含めて線引きする―との案で合意を目指している。

 旧十和田湖町と小坂町の両議会が2003年、それぞれ特別委員会を設置し、協議を積み重ねてまとめた県境案と同じだが、当時は両町長の意見が食い違い、交渉が最終段階で決裂した経緯がある。

 合併を経て、新しく誕生した十和田市の中野渡春雄市長と小坂町の川口博町長は、最近になり水面下で交渉を再開。寺田典城秋田県知事も事態打開に向け、三村申吾青森県知事と協議に乗りだす意向を示していた。

 歴史的な合意に至れば、両県知事と両市町長は覚書に調印。両市町はその後、議会に条例改正案を提出するとみられる。可決されれば両知事の決定を経て、総務大臣に県境画定を届け出る。

 県境が決まると、宙に浮いていた十和田湖の面積が、青森県と十和田市に37平方キロメートル、秋田県と小坂町に24平方キロメートル加算され、両県と両市町の地方交付税は合わせて6000万―7000万円増える。一部を十和田湖の環境保全に充てる案も検討されている。

 十和田湖は藩制時代、すべてが南部藩領だった。廃藩置県で北側は御鼻部山、南側は神田川に青森、秋田県境が設けられたが、なぜか御鼻部山から湖岸までと湖面の線引きは行われなかった。

 県境画定の協議は戦前から何度も行われ、暫定的に決まった時期もあったが、北岸について旧十和田湖町が桃の沢、小坂町が森林管理局管轄境界を主張して譲らず、定まることはなかった。

 国土地理院によると、東北ではほかにも宮城、山形両県にまたがる蔵王山頂、山形、新潟両県にまたがる鳴海山頂上付近や勘倉峰などで、まだ県境が画定していない。

[十和田湖] 十和田火山の噴火で形成された二重カルデラ湖。十和田市、秋田県小坂町にまたがる十和田八幡平国立公園内にある。面積61.1平方キロメートルは国内12番目の広さ。1周46キロ、最大水深327メートル。流出河川の奥入瀬川は観光名所として知られる。

3905とはずがたり:2008/09/30(火) 03:40:20
<首都圏>千葉県

成田市長器ちいせえぇぇぇぇヽ(`Д´)ノ

市町村合併:1市4町の合併協議申し入れ 成田市、現段階では応じず /千葉
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080929-00000066-mailo-l12
9月29日12時3分配信 毎日新聞

 成田市周辺にある1市4町(富里市、栄町、神崎町、多古町、芝山町)が、成田市に合併協議の開始を申し入れたことについて、同市は28日までに現段階で協議開始には応じない方針を決めた。29日にも1市4町に回答する。
 申し入れ書は8月5日に相川堅治・富里市長らが小泉一成・成田市長に提出。「2市4町は成田市を核とした日常圏を形成している。この地域と成田空港の発展に努力していきたいとの思いから、(合併を)検討くださるようお願いしたい」と要望していた。
 これに対し小泉市長は今月行われた定例会見などで「成田市は06年3月に旧大栄・下総両町と合併しており、新しい成田市の街づくりを優先したい」などと述べ、現段階での更なる合併には消極的な姿勢を見せていた。【柳澤一男】

9月29日朝刊
最終更新:9月29日12時3分

3906とはずがたり:2008/10/01(水) 01:34:31

<自治体財政>3市村「破綻」扱い 40市町村「警告段階」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080930-00000118-mai-pol
9月30日19時56分配信 毎日新聞

 総務省は30日、自治体財政健全化法に基づき全都道府県と市区町村計1857団体の07年度決算の財政状況をまとめた。北海道夕張市のほか同赤平市、長野県王滝村の2市1村が、同法の財政再生基準を上回って「財政破綻(はたん)」扱いとなり、「財政再生団体」となった。同法が本格実施される08年度決算で同基準を上回ると、国の管理下で再建に取り組むことになる。

 青森や福島、大阪、島根など13道府県の40市町村は警告段階に相当し、自主的に再建を進める「早期健全化団体」となった。地方交付税の減収や地域間格差の増大で、厳しい財政運営を強いられる自治体が少なくないことが浮き彫りになった。

 早期健全化団体となったのは、和歌山市や青森県黒石市、大阪府守口市、高知県安芸市など13市17町10村。主に北海道や関西地方に集中した。指標ごとでみると、財政規模に対して事業会計、普通会計を含む全体の赤字割合を示す「連結実質赤字比率」で2市が再生団体に、7市2町が健全化団体となった。そのほか普通会計だけで赤字割合をみる「実質赤字比率」で再生、健全化団体がそれぞれ1市、借金返済の割合を示す「実質公債費比率」で再生団体が2市村、健全化団体が31市町村。長期の負債額が財政規模の何倍に相当するかを示す「将来負担比率」で健全化団体が5市町となった。【石川貴教】

 ◇財政再生団体

 北海道夕張市・赤平市、長野県王滝村

 ◇早期健全化団体

 北海道留萌市・美唄市・三笠市・歌志内市・江差町・積丹町・南幌町・浜頓別町・中頓別町・利尻町・洞爺湖町、青森県黒石市・鰺ケ沢町・深浦町・大鰐町・西目屋村・田舎館村、山形県新庄市、福島県双葉町・泉崎村、群馬県嬬恋村、長野県平谷村・根羽村・泰阜村、大阪府泉大津市・守口市・泉佐野市、兵庫県淡路市・香美町、和歌山市、鳥取県日野町、島根県浜田市・奥出雲町・飯南町・斐川町・西ノ島町、高知県安芸市、沖縄県座間味村・伊平屋村・伊是名村

 ◇ことば 自治体財政健全化法

 自治体財政破綻(はたん)の未然防止を目的に07年6月制定。「実質赤字比率」のみで健全度を判断して夕張市のように事業会計の「隠れ赤字」を見抜けなかった地方財政再建法の反省から、「連結実質赤字比率」「実質公債費比率」「将来負担比率」の3指標を追加。4指標の一つでも基準値以上に悪化すれば「早期健全化団体」に、指標がさらに悪化すれば「財政再生団体」に指定される。ただし連結実質赤字比率は、09〜11年度の3年間を猶予期間として基準が緩和されている。

最終更新:9月30日21時45分

3907とはずがたり:2008/10/02(木) 12:12:31
<九州・沖縄>長崎県
>>3879
あとは東彼杵町か。

市町村合併:3町合併協設置を可決−−川棚町議会特別委 /長崎
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20081001ddlk42010527000c.html

 東彼杵、波佐見、川棚3町の合併協議会設置議案について、川棚町議会の市町村合併対策調査特別委員会は30日、採決を行い、10対4の賛成多数で可決した。3日に臨時会を招集し、本会議でも可決する見通し。特別委では「合併に対する住民の関心が高まっている」「合併協を設置し、議論を深めるべきだ」などの意見が大勢を占めた。

〔佐世保版〕
毎日新聞 2008年10月1日 地方版

3908とはずがたり:2008/10/02(木) 12:16:07
<九州・沖縄>長崎県
>>3907 >>3879
波佐見・川棚の2町で先行合併しりゃあいいんでないの?
wikiで人口見ると2町で3万人に微かに届かず市になれないけど。。佐世保の近郊で人口増えてたりしないのかねぇ?

3909とはずがたり:2008/10/02(木) 12:21:50
<九州・沖縄>長崎県佐世保地方

順調に進んでいるようですけど,あとは囲まれる形になる佐々町が何処迄頑張るのか。

市町村合併:1市2町合併協、ごみ収集など合意−−佐世保 /長崎
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20081001ddlk42010523000c.html

 佐世保市・江迎町・鹿町町合併協議会議が30日、佐世保市内のホテルであり、ごみ収集回数などを同市に合わせることなど8項目で合意した。佐世保市の可燃ごみ、不燃ごみの収集回数はそれぞれ週2回と週1回(黒島・高島地区は隔月)で、江迎、鹿町両町民にとっては1回ずつ減ることになるが、会議では異論は出なかった。
  ◇   ◇
 一方、1市2町の議長らは30日、佐世保市役所で「議員定数と任期の取り扱い」を協議した。同市議会が定数・在任特例を適用せず両町の全議員(17人)が失職する方式を提案、両町議会が協議のため持ち帰りとした。【山下誠吾】

〔佐世保版〕
毎日新聞 2008年10月1日 地方版

3910とはずがたり:2008/10/03(金) 00:28:02
<東北・北海道>福島県

矢祭町議会:日当制導入、上半期の議員報酬は45万〜84万円
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20081001ddlk07010303000c.html

 全国初の日当制を導入した矢祭町議会(町議10人)の議員報酬が4〜9月の上半期で、総額555万円だったことが30日、分かった。議員1人当たりは最高84万円から最低45万円で、約1・9倍の開きがあった。

 町議会は今年4月に日当制を導入し、「議員活動」1日当たり3万円の報酬を支給し、期末手当は支給していない。議員活動の認定は議長・副議長とその他の議員で異なるため、渉外活動が多い議長は最高の28日分の報酬となり、最も少ない議員は町議会出席などの15日分だった。

 日当制導入前は、報酬として年間約3297万円が予算化されていたが、今年度は960万円に減額して計上されている。【和泉清充】

毎日新聞 2008年10月1日 地方版

3911とはずがたり:2008/10/03(金) 01:03:40
郵政話題は何処に纏めるか迷うんだよね。。行革スレで扱う時代は終わったような気もするし。。貨物スレでは金融が金融スレでは肝腎の郵便がスレちになってまう。。

離島・過疎地に「撤退」不安 郵政民営化から1年
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081001-00000007-ryu-oki
10月1日10時10分配信 琉球新報

 日本郵政公社民営化から1日で1年。県内離島や過疎地の住民は、配達員との関係希薄化や郵便局の役割低下による不便さが増したとの不満を募らせ、不採算による撤退への不安も根強い。多くの離島や過疎地を抱える沖縄に「効率化」のしわ寄せが出始めている。
 竹富島では配達先が不在の場合に郵便物や小包が石垣島の八重山郵便局に戻ってしまうようになった。竹富島の上勢頭保さんは「以前は竹富郵便局に取りに行くか、配達員も顔見知りだったから携帯電話に連絡してくれたりしてすぐ受け取れた。民営化後は不在通知を見たら石垣島に連絡しなければならない。受け取りも遅くなるし困っている」。
 こうした現状をなんとかしようと立ち上がったのがバス会社の竹富島交通。郵政管理事務所との契約で、日に2回郵便物を受取事務所で仕分けし配達している。しかし新田長男社長(48)は「契約料金ではやればやるほど赤字。料金の見直しなどを要望しているが『離島の場合は難しい』と取り合ってもらえない。今の状態ではうちがもたない」と訴える。
 上勢頭さんは「離島の離島では企業も島民も身を寄せ合いながら生きている。都会並みの制度で一律にしてもらっては困る」と憤る。
 宮古島市では、伊良部島への配達で不在の場合は宮古島の郵便事業会社に戻る。配達員は船で渡るため天候の影響で欠航すると配達が遅れる。伊良部地区の下地方幸自治会長は「不在の際に郵便を伊良部郵便局に取りに行ったら、もう宮古島へ渡っている場合がある」と語った。
 国頭村奥区の玉城壮区長は「郵便局内で業務が分かれ、配達員に頼み事をしにくくなった」と話す。郵便貯金以外に現金を扱う機関がなく、奥の郵便局には隣の楚洲や宜名真からも住民が訪れる。採算が取れないと撤退するのではとの不安に駆られる玉城区長。「撤退されると辺土名しか現金を取り扱う機関はない。年金を受け取る高齢者にとって簡単に移動できない距離で負担が大きい」と語った。

最終更新:10月1日10時10分

3912とはずがたり:2008/10/03(金) 10:23:25
<九州・沖縄>宮崎県

あかん,流産の流れや(´・ω・`)

合併後の町立高原病院 運営巡り議論平行線
2008年10月03日
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/?itemid=11509&amp;catid=74&amp;blogid=13

 2010年3月の合併を目指す小林市、高原町、野尻町の合併協議で、合併後の町立国民健康保険高原病院の運営をめぐり同市と高原町間の調整が難航している。

 市側は市立市民病院との組織一本化が難しいことから、町立病院の指定管理者制度導入を提案。一方、同町側は「同制度では医師確保などの面で不安があり受け入れられない」として21日の首長会で拒否する方針。

 11月に合併調印が迫っている段階だが、首長会で何らかの合意が得られなければ、1市2町による合併は白紙となる恐れもある。

小林市、高原町、野尻町 合併協議白紙も 「民間委託」「公立継続」 高原病院めぐり対立
2008年10月3日 01:27 カテゴリー:九州・山口 > 宮崎
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/51301

 小林市、高原町、野尻町の合併協議で、国民健康保険高原病院(高原町立病院)の在り方をめぐり、小林市と高原町の主張が対立していることが2日、分かった。小林市は指定管理者への民間委託を、高原町は公立継続を主張。来月の合併協定調印を目前に、1市2町の合併協議が白紙に戻る可能性も出てきた。

 町立病院について高原町の日高光浩町長は「公立継続は町民の要望が多く、合併協議に重要な影響を与える事項」としている。一方、小林市は市内に災害拠点病院指定の市立市民病院があることから、合併後も町立病院を現行規模のままで存続させることは財政的に難しいとの立場だ。

 堀泰一郎市長は、町立病院の医師の給与水準が市立病院に比べ高いことなどを挙げ、行政負担の少ない指定管理者への委託を提案。日高町長は「医師が確保できているのは大学の公立病院への配慮があるからで指定管理者では難しい」と反発している。

 同町では10‐16日に計5回の住民説明会を開催した後、21日の合併協議会・首長会で「民営化拒否」を報告するとみられる。堀市長は「指定管理への移行は合併までに十分に調整が可能。住民の理解を期待したい」としている。

 3市町の合併をめぐっては、2004年に旧須木村(現小林市)を含めた1市2町1村が対等で合併協議を進めた際、電算システム統合の問題で野尻町が法定協を離脱後、高原町も離脱した経緯がある。今回の合併協議は2町が小林市へ編入する形で進められており、10年3月23日の合併を目指している。

=2008/10/03付 西日本新聞朝刊=

3913とはずがたり:2008/10/09(木) 13:17:04

<九州・沖縄><広域合併>

良いですねぇ。佐賀が長崎へ入るか福岡へはいるかだと思うんですけど,鳥栖や三養基は福岡へ分裂して入りたがるでしょうね〜。
2県m,あるごと合併する場合も県庁所在地と県名が鍵だ。

<古川佐賀県知事>長崎県との合併を提案 長崎大で講義
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081009-00000005-maiall-pol
10月9日12時1分配信 毎日新聞

 古川康・佐賀県知事(50)が8日、長崎大経済学部(長崎市)で学生約500人に講義し、その中で長崎、佐賀両県の合併を唱えた。「(合併すれば)人口231万で全国16位、焼き物は2位、ミカンは3位。長崎は首相を輩出したことがなく、佐賀は国立公園がない。補完できる」とし、道州制も含めた再編の必要性を強調した。

 古川知事は立命館大などで講義経験はあるが隣県・長崎の大学での講義は初。旧自治省の官僚だった99〜03年、長崎県に出向していたことから、長崎大が呼び掛けた。

 古川知事は両県合併について「市町村が合併し、省庁も再編した。都道府県だけ今のままはない」と強調。

 さらに、九州新幹線西九州(長崎)ルートや西九州自動車道を引き合いに出し、「1県だけのメリットでなく、ネットワークを考える時代」とした。

 一方、両県で対応が割れる国営諫早湾干拓事業については「有明海の再生を願うのは長崎も一緒。事実を明らかにし、協力し前に進みたい」と潮受け堤防開門に理解を求めた。【錦織祐一】

3915とはずがたり:2008/10/09(木) 23:06:57
<中国・四国>岡山県

岡山が来年4月、政令指定都市に 全国18番目(10/09 16:32)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/122408.html

 政府は9日の事務次官会議で、来年4月1日に岡山市を政令指定都市に移行させることを決めた。10日の閣議で正式決定する。2007年4月に移行した新潟市、浜松市に次いで全国18番目の政令市となる。

 政令市の人口要件は01年、市町村合併した場合に限り100万人から70万人に緩和された。05年の国勢調査に基づく岡山市の人口(合併した旧建部町、旧瀬戸町を含む)は約69万6000人。

 総務省の滝野欣弥事務次官は9日の記者会見で「次の国勢調査で人口要件を満たすのは確実。岡山市は地方の中核的な都市として行政能力もほかの政令市と比べて遜色なく、政令市の指定に支障はない」と話した。

 政令市になると、市立小中学校の教職員の任免権などが都道府県から移譲される。

3916とはずがたり:2008/10/13(月) 13:59:03
<中国・四国>徳島県<東海>愛知県

阿波池田市でええやん。

「三好市」名乗れるか三好町 先行する徳島県の市長が反対
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20081013/CK2008101302000041.html
2008年10月13日

 2010年1月の市制施行を目指す三好町は「三好市」と名乗ることを希望しているが昨年11月以降、徳島県三好市から反対を受けている。「愛知県三好市」が誕生すれば、反対を押し切っての実現は先例がないだけに、今後の自治体の名称に大きな影響を及ぼすことになり、課題も多い。

 反対は1970(昭和45)年の「既存の市の名称と同一とならないように十分配慮すること」という旧自治省の事務次官通達が根拠となっている。ただ総務省は「相手側の同意」と「十分な距離」という2つの条件を満たせば、同名の市も可能との見解を出している。

 同意を得るため町幹部が同市を訪れたが、昨年11月16日、俵徹太郎市長名で「到底納得できない」と反対する文書が町に送付された。市議や経済団体には三好町を支持する動きもあるが、俵市長は9月議会であらためて拒否した。

 俵市長は、反対理由に「先行自治体の努力」をあげる。同名の市は全国に2例のみで、多くの自治体は漢字の変更や平仮名化、旧国名を頭につけるなどして対応してきた。

 俵市長は「どの自治体も神経を使ってきたはず」と強調し、全国の不満が、三好市に向けられる可能性を危惧(きぐ)する。

 加えて、三好市誕生の経緯の混乱もある。同市は2006年、甲子園の強豪池田高校のある池田町など6町村の対等合併で誕生。地域経済の中心でもあった「池田」へのこだわりは強く、名称決定の投票では旧郡名の「三好」に対し、「阿波池田」が小差に迫った。

 市内のある関係者は「三好町を支持する市議は池田にこだわる人が多い。三好町の申し入れを認めれば、『阿波池田市』への名称変更を迫る動きが活発化する可能性もある」と明かす。俵市長はそれを警戒しているというわけだ。

 今の状況でも、「愛知県三好市」誕生の可能性はゼロではない。総務省の「相手側の同意」の解釈はあいまいなまま。三好市議会は9月末、全員協議会で「愛知県三好市」を認めるかどうかの議決をとり36人中32人が賛成するなど多数派を占め、経済団体も後押しする。

 市議の代表は14日、総務省を訪れ見解を確認する予定で「同意者が(市長ではなく)市議会や市民でも良い」との見解になれば実現へ弾みがつく。

 2つ目の可能性は同意を得ないままの申請。同市名を禁じる規定は法律にはなく「通達に強制力はない」(総務省)。町が相手の了解を得ないまま「愛知県三好市」として申請することは手続き上は可能で、新たな指針を引き出す可能性もある。

 両市町に共通するのは総務省の態度への不満。「『三好市の了解』という条件を付けて、市に責任を押しつけている」(三好町議)という声も強い。「最後まで可能性をさぐる」(久野知英町長)という町には、「愛知県三好市」の実現以外に、総務省の「丸投げ」姿勢を問いただす役割も期待されている。

 (池田宏之)

3917とはずがたり:2008/10/13(月) 14:03:40
<九州・沖縄>宮崎県
>>3912
赤字垂れ流しとなるなら病院存続に拘るべきではないかと思うんだけどねぇ。
その内施設が古くなったとき小林の市民病院なんかと統合して新設

「高原病院」公立存続を 説明会で賛同の声
2008年10月12日
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=11739&amp;catid=74

 小林市、高原、野尻町の合併協議で、同市と高原町間で調整が難航している町立国民健康保険高原病院の合併後の運営について、高原町は町の見解を説明する住民説明会を始めた。

 小林市側が提案している指定管理者制度導入について「医師確保などの面から困難」とする町の説明に対し、町民からは「公立で存続してほしい」と賛同する声が相次いだ。

 説明会は10日夜からスタート。10、11日に町内3カ所で開かれた説明会で、日高光浩町長は「指定管理者制度は現在の医師が残る保証がなく、医療サービスが希薄になる恐れがある」と強調。最終回答を求められている21日の3市町による首長会で提案を拒否する方針をあらためて示した。

3918とはずがたり:2008/10/14(火) 03:31:32
<近畿>滋賀県

こんな意見も出たのか。残念ながら落選してしまったが。
>藤村氏は「大きな効果が期待できる竜王町との合併も視野に入れたい」、山仲氏は「これから合併の成果を得る時期。たちまちに議論すべきでない」と意見が異なった。

選挙:野洲市長選 公開討論会に2新人 行革や合併、熱く /滋賀
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20080922ddlk25010308000c.html

 来月5日告示される野洲市長選で、立候補予定者の公開討論会が21日、同市比留田のさざなみホールで開かれた。出馬表明した新人4人のうち、元市議、藤村洋二氏(61)と前県理事、山仲善彰氏(57)が出席、市の現状や課題について意見を交わした。

 まちづくりを考える市民グループ「野洲市給与所得者の会」(丸山敬二会長)が企画。出馬を表明している前市総務部次長、舩橋登志夫氏(54)と元市議、荒川泰宏氏(55)は都合がつかず、欠席したという。

 2人は、市民ら約160人を前に討論。財政について山仲氏は「(野洲、中主両町が)合併して施設やサービスが重複している部分がある。厳しい行財政改革に取り組まなければならない」、藤村氏は「小中学校の耐震化や駅の整備などで今後も経費がかかる。すべてをゼロベースにして見直す必要がある」と話した。

 また、他市町との合併では、藤村氏は「大きな効果が期待できる竜王町との合併も視野に入れたい」、山仲氏は「これから合併の成果を得る時期。たちまちに議論すべきでない」と意見が異なった。【南文枝】

毎日新聞 2008年9月22日 地方版

山仲善彰氏が初当選
野洲市長選挙
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/7747

3920とはずがたり:2008/10/14(火) 03:41:11
<首都圏・東海甲信>山梨県

市町村合併:増穂・鰍沢町合併、10年3月8日に 新町名は公募に /山梨
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081011-00000098-mailo-l19
10月11日13時1分配信 毎日新聞

 増穂、鰍沢両町の法定合併協議会(会長・石川洋司鰍沢町長)が9日開かれ、合併期日を2010年3月8日とすることを決めた。合併協議のほか、庁舎の改修、電算システムの導入などハード面の整備に必要な期間を考慮した。次回の合併協は11月13日。
 両町は、新合併特例法が期限切れとなる10年3月末までの合併を目指し、9月3日に合併協を設置した。
 9日の合併協では、新町には現両町の名称を使用せず、新名称を公募することも決めた。また、新町役場については、現在の増穂町役場を本庁舎とし、分庁舎を現・鰍沢町役場に置く案を採用した。【中村有花】

10月11日朝刊
最終更新:10月11日13時1分

3921とはずがたり:2008/10/14(火) 03:42:32
<九州・沖縄>熊本県

城南町:熊本市との合併反対の住民、町長と賛成議員のリコール求め署名提出 /熊本
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20081011ddlk43010362000c.html

 熊本市との法定合併協議会設置を町議会に提案した城南町の八幡紀雄町長と、8月の臨時町議会で賛成した町議5人の解職(リコール)を求めて、署名を集めていた合併反対の住民団体「城南町を守る会」が10日、町選管に、法定数(有権者の3分の1=5410人)を上回る各約7000人分の署名を提出した。署名が有効と認められれば、リコールの是非を問う住民投票が実施される。

 八幡町長は9月18日、町議会に法定協設置を再提案し、議会は7対7の賛否同数の末、議長裁決で可決している。しかし、8月の臨時議会を巡っては、合併賛成派もこのとき設置に反対した町議9人のリコール署名を提出しており、双方の対立は深まったままだ。

 守る会の代表の一人、宮田敏生さん(65)は「町の正常化を願っての署名活動。(賛成派による署名が)引っ込められればこちらも取り下げを考える」と話した。

 八幡町長は「混乱の原因は法定協設置を否決した議員にあり、私がリコールされるのはおかしい。これまで仲裁を試みてきたが、これ以上するつもりはない」と述べた。

 また町選管は同日、町議9人のリコール署名数が法定数を超えたことを確認したと発表した。7日間の縦覧を経て住民団体が本請求した場合、12月下旬ごろにリコールを問う住民投票が実施される。【結城かほる】

毎日新聞 2008年10月11日 地方版

3922とはずがたり:2008/10/14(火) 03:43:23
<近畿>滋賀県

おいおい・・此処はどうも土壇場で巧く行かぬ・・

市町村合併:期日の確認、結論を持ち越し−−長浜市など1市6町協 /滋賀
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20081011ddlk25010474000c.html

 長浜市など1市6町の合併問題を協議する任意合併協議会が10日、長浜市の市民交流センターで開かれた。

 各種事務事業の取り扱いと合併期日を確認する予定だったが、長浜市議会側に合併への慎重論が根強くあるほか、川島信也市長との間で合併の考え方や意見の食い違いがあることを表明。提案項目の審議には入れなかったことを報告し、協議会でも結論を持ち越した。【野々口義信】

毎日新聞 2008年10月11日 地方版

3923とはずがたり:2008/10/14(火) 03:44:29
<九州・沖縄>長崎県

此処は佐々側の期が熟しているように見えない。。

市町村合併:佐世保市との合併協設置 議連、佐々町に本請求 /長崎
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081011-00000286-mailo-l42
10月11日17時3分配信 毎日新聞

 佐々町の町議会議員4人でつくる「佐世保市との合併を考える議員連盟」(代表・横尾章二郎町議)の代表者3人が10日、関耕二町長に対し、合併新法に基づく合併協議会設置の本請求をした。
 同議連は、9月下旬から合併協設置請求に必要な有権者の50分の1(216人)以上の署名を集める活動を開始。10月上旬までの約3週間で必要数の6倍以上となる有効署名1318人分を集めた。
 横尾代表は「5年、10年先の町民の生活を考えると、合併は避けられず、新合併特例法期限の2010年3月までの合併が望ましい。町長には、短期間でこれだけの署名が集まったことを重く受け止めてほしい」と話した。
 関町長は近く、朝長則男・佐世保市長に合併協設置を議会に付議するかどうかの意見を照会。同市から付議するとの回答があれば、2市町の議会で同案を審議する。【近松仁太郎】
〔佐世保版〕

10月11日朝刊
最終更新:10月11日17時3分

3924とはずがたり:2008/10/14(火) 03:45:51
<東北・北海道>岩手県

協議会が出来ても陸前高田市長がまともに協議するとは思えないんだけど

市町村合併:合併協設置議案、20日臨時議会に−−陸前高田市長、表明 /岩手
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081009-00000029-mailo-l03
10月9日12時1分配信 毎日新聞

 陸前高田市の中里長門市長は8日の定例会見で、大船渡市との合併協議会設置議案を20日の臨時議会に提出することを明らかにした。合併に否定的な意見を添える意向も示した。
 市民の直接請求を受けての提案で、大船渡市の甘竹勝郎市長も今月中に開く臨時議会に提案する。どちらかの議会が否決すると、合併協議会は設置されない。【鬼山親芳】

10月9日朝刊
最終更新:10月9日12時1分

3925とはずがたり:2008/10/14(火) 03:49:14
<首都圏>埼玉県

杉戸の意見は?
前回は宮代の住民投票で反対多数で瓦解,春日部は庄和とのみ合併したんだよな。

市町村合併:春日部市に合併協議を申し入れ−−1市2町で宮代町 /埼玉
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081007-00000128-mailo-l11
10月7日14時1分配信 毎日新聞

 宮代町の榊原一雄町長は6日、春日部市役所を訪れ、石川良三市長に「春日部、杉戸と1市2町での合併協議を始めたい」と申し入れた。
 3日の町議会で「春日部、杉戸との合併を実現するよう町執行部に強く要望する」との決議が可決されたため。榊原町長は「議会決議を重く受け止め、合併特例新法の期限内の合併を実現したい」と述べ、理解を求めた。新法の期限は10年3月。石川市長は「議会などと協議、検討したうえで回答したい」と述べた。
 宮代町議会の榎本和男議長も同日、小久保博史・春日部市議会議長に同様の申し入れをした。【栗原一郎】

10月7日朝刊
最終更新:10月7日14時1分

3926とはずがたり:2008/10/14(火) 03:57:26
<北陸・甲信越>長野県

上水内郡が人口過少で長野市に合併されると良いですな。長野市を挟んでバラバラなので地域的に固まった票は出せないであろうし。まぁ長野市の次点も自民なんだけど民主ももう一人ぐらい立てられないかな。。

市町村合併:長野市・信州新町・中条村の3自治体、合併協を設置 /長野
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081003-00000078-mailo-l20
10月3日13時3分配信 毎日新聞

 長野市と信州新町、中条村は2日、合併協議会を設置した。合併新法に基づく合併協設置は県内で2番目。期限の10年3月までに合併を目指し、合併市町村基本計画作成など具体的な協議に入る。
 鷲沢正一市長と中村靖町長、久保田元夫村長が長野市役所で合併協設置協議書に調印した。会長に就任した鷲沢市長は「行政と市民と一体となって地域の将来を議論し、夢や希望に満ちた市にしたい」と表明。中村町長は「豊かな自然を生かし、地域の特性を生かしたい」、久保田村長は「感無量だ。住んで良かったと言えるよう中条村を守っていきたい」とそれぞれ話した。
 合併協は3首長や副市長、議長ら43人で構成、長野市役所に事務所を置く。【福田智沙】

10月3日朝刊
最終更新:10月3日13時3分

2007年 4月9日 2時55分
■長野市 定数10−候補15 (選管確定)自3民2公1共2社1無1/諸1無4
当 17,445 石田 治一郎 69 自民 現8 党県幹事長
当 16,213 太田 昌孝 45 公明 新1 党県幹事長代理
当 14,925 高島 陽子 38 民主 新1 (元)新聞記者
当 14,137 高橋 宏 68 無所属 現5 農業 =緑新会所属
当 12,754 石坂 千穂 58 共産 現5 党県副委員長=ダム反対
当 12,540 竹内 久幸 53 社民=連合 現3 党支部協代表 =協働ネット
当 12,311 風間 辰一 45 自民 元3 党市第1支部長
当 12,091 倉田 竜彦 62 民主=連合 現6 県生協連顧問
当 10,812 和田 明子 47 共産 新1 党市女性部長=ダム反対
当 10,454 西沢 正隆 35 自民 現3 NPO法人理事
□ 10,217 鈴木 清 59 政信=自民 現 政信会幹事長=若槻地区地盤・隣接する旧豊野町への食い込み図る
□ 6,476 内山 卓郎 71 無所属 新 著述業=ダム反対・親田中系
□ 5,103 田中 清一 49 無所属=自民 現 不動産管理業:しなやか会→トライアルしなの→緑のフォーラムから自民推薦候補
1,265 田幸 さよ子 55 無所属 新 営農指導業=親田中系
1,132 和田 亨 51 無所属 新 派遣組合理事
■上水内郡 定数1−無投票
○ 服部 宏昭 62 自民=公明 現5 農業

3927とはずがたり:2008/10/14(火) 04:00:12
<近畿>和歌山県
>>3820

合併協議スタートへ 新宮市と那智勝浦町
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=147296

 和歌山県新宮市と那智勝浦町は6日、それぞれ記者会見を開き、両市町で合併協議を始めると発表した。新宮市は市議会もおおむね合併の方向に賛成で、佐藤春陽市長は「新法期限内の合併を目指したい」と意欲を見せた。一方、那智勝浦町は町議会から「資料が少なすぎる」との意見を受け中村詔二郎町長は「合併ありきということではない。町民の意見を聞いて判断したい」と述べるにとどまった。

 両市町は5日、合併問題についてそれぞれの議会と協議。会見でその結果を報告した。

 新宮市の会見は新宮市役所であった。佐藤市長は那智勝浦町との合併協議を始めることになったと報告。「両市町が力を合わせることで、熊野の中核市として名実ともにそろう街ができると思う。両方に有益な効果をもたらし、市民の利益につながるよう合併協議を進めたい」と話した。

 今後の見通しについて、2010年3月末の合併新法期限内の合併を目指したいとし、自身の任期を踏まえ09年8月までに合併調印にこぎつけたいと語った。

 上田勝之議長は「議員からおおむね合併することについて異論は出なかったが、新法期限内の合併については、1500以上の調整項目がある中で、協議のスケジュールに、無理が生じるのではないかと議会は心配している」と語った。

 新宮市の会見の後、那智勝浦町の会見が東牟婁振興局であった。中村詔二郎町長は「今後は、住民への説明を行い、意見を聞きながら議論を行っていきたい。合併するかしないかは全く分からない。方向性は未知」と言い、6月議会が終わり次第、町内各地で住民説明会を開いていくと説明した。

 また、中村町長は「合併は必ずしも財政的強化を目的にするものではない。第一に町民の意見を正しくとらえないといけない。プラスもマイナスも情報を多く出して、判断を仰ぎたい」と述べた。橋本謙二議長は「全員協議会で示されたのは、両市町の人口や面積、財政の比較だけで、議会では特に賛成、反対もなくもっと資料が欲しいという意見だった」と述べた。

 新宮市長はこの日の会見で、北山村との合併にも触れ「まずわれわれ両市町の合併の枠組みをしっかりした上で、呼び掛けたい。村長にもあらかじめ伝えてある」と、将来的には北山村と合併協議する考えがあることを示した。

 新宮市と串本町、古座川町、那智勝浦町、太地町、北山村は2006年4月、「広域合併検討研究会」を発足。合併を検討してきたが、今年1月、6市町村の合併案の断念を発表した。>>3571

(2008年06月06日更新)

3928とはずがたり:2008/10/14(火) 04:06:38
<近畿>和歌山県

2次合併構想断念 有田市と3町
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=148867

 有田市と有田郡3町(湯浅、広川、有田川)は3日までに、和歌山県が2次合併構想で示していた1市3町での枠組みで合併協議を進めることを断念した。

 有田地方では、平成の1次合併で吉備、金屋、清水の3町が2006年1月に合併して「有田川町」になった。ほかの3市町はいずれも単独の道を選んだ。

 県の構想による1市3町の枠組みで合併新法期限内の合併を検討してきたが合併に対する考えが合わず、6月27日の首長会で断念することに決まった。

 仁坂吉伸知事は「検討された結論であり尊重したい。適切に行財政運営をしていくことが必要で支援していきたい」と話している。

 県は2次合併構想で6つの枠組みを示しているが「新宮市と東牟婁郡5町村」「橋本市と伊都郡3町」「御坊市と日高郡4町」の3つの枠組みが今年に入り、合併を断念している。有田地方の4市町が断念したことで結論を出していないのは「田辺市と上富田町」と「白浜町とすさみ町」の2つの枠組みとなっている。

(2008年07月03日更新)

3929とはずがたり:2008/10/14(火) 04:09:26
<近畿>和歌山県
>>3820
新市名をどうするかに尽きる。熊野市は使われてるしね。紀伊市?!
和歌山の二次合併は総崩れ状態。。

新宮市・那智勝浦町が合併対策室を設置(和歌山)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080930-00000002-agara-l30
9月30日17時13分配信 紀伊民報

 新宮市と那智勝浦町は1日付で、両市町に合併対策室を設置する。財政的な優遇措置がある2010年3月末の合併新法期限内の合併を目指し、協議を本格化させる。
 合併対策室設置に伴い、新宮市と那智勝浦町でそれぞれ3人ずつ、計6人の職員が異動する。県も、市町村課合併推進室の職員1人を、東牟婁振興局総務企画室に合併推進担当として異動させる。
 県市町村課によると、県内で合併新法期限内の合併を目指し、専門部署を置いて協議を進めている市町村はほかにないという。
 新宮市は9月22日から10月1日まで、那智勝浦町との合併についての住民説明会を5会場で開いた。市は今後、意向調査などで民意を判断する方針。年内の法定合併協議会設置を目指している。
 那智勝浦町は、7月に6会場で住民説明会を開き、会場で合併意向調査をした。回答した273人のうち、新宮市との合併協議を進めることについて「必要」と答えた人が120人(44%)おり、「必要でない」と答えた39人(14%)を上回った。
 県の2次合併の構想は、新宮市、那智勝浦町、串本町、古座川町、太地町、北山村の6市町村の枠組みだったが、今年1月に6市町村が広域合併案の断念を発表。その後、新宮市と那智勝浦町は「熊野の中核として人口5万人都市を目指す」として、独自に行政レベルでの協議を進めてきた。
 佐藤春陽新宮市長の話 市民からの意見を集約する中で、今後、両市町がさらに協議を深め、合併によるメリット・デメリットを多面的に検証する必要があると判断した。市民からの意見を十分踏まえ、市の将来展望を見据えつつ悔いの残らないよう深い議論を交わしていく。
 中村詔二郎那智勝浦町長の話 住民説明会で出た意見から、より具体的に合併を検討して町民に情報提供、啓発していくことが必要だと判断した。町民の意見を聞きながら十分に検討を加え、地域の活性化にまい進する。

最終更新:9月30日17時13分

【関連記事】

期限内の合併に慎重 奥根古座川町長「住民の意見を聞いた上で」2007/12/29(土) >>3529
新宮市、東牟婁郡5町村 広域合併を断念2008/01/17(木) >>3571
橋本市と伊都郡3町との合併協議見送り 和歌山2008.4.22 03:57 >>3728
2次合併構想断念 有田市と3町 (2008年07月03日更新)>>3928
合併協議を断念 御坊市と日高郡4町 (2008年06月11日更新)>>3833
上富田町長が「単独」を表明 2次合併問題2008/09/20(土)>>3892
田辺・西牟婁広域連携検討会が2次合併の見送りを決定 2008/09/28(日)>>3899
すさみ町長「準備は進める」 中長期的合併にらみ 2008/09/28(日)>>3899

3930とはずがたり:2008/10/14(火) 04:14:06
<北関東>栃木県
>>3889

栃木県南合併 “蚊帳の外”佐野市に脚光
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081001-00000086-san-l09
10月1日8時27分配信 産経新聞

 栃木県南の合併問題で、佐野市との合併を目指す動きが活発化してきた。藤岡町の住民らが組織を立ち上げて住民発議による合併協議会の設置を目指すほか、岩舟町でも町長らが佐野市に対して合併協議の場を設置するよう申し入れを行う。合併問題でこれまで“蚊帳の外”だった佐野市の対応が一躍注目されそうだ。

 佐野市との合併協議会設置を求める藤岡町の住民らは30日、住民発議の請求に必要な代表者証明書の交付を永島源作町長に申請し、受理された。

 住民発議による合併協議会の設置を求める請求は、合併新法4条に基づく住民の直接請求。選挙人名簿登録者数の50分の1以上の署名が必要となる。

 藤岡町が実施した住民アンケートでは、合併相手先として佐野市を望む声が7割を超えたが、永島町長は栃木市を中心とする1市4町の枠組みを支持した。

 代表者証明書を申請した自営業、川崎征樹さん(33)は「町長の考えていることは理解できないし住民を全く無視している」と話す。4日設立予定の「佐野市との合併を推進する会(仮称)」が中心となり、知事選後の11月17日から署名2500人以上を目標に活動を進める。

 永島町長は「住民発議を真摯に受け止め、合併の枠組みを判断したい」と述べた。

 一方、岩舟町の針谷育造町長は1日、小林長町議会議長とともに佐野市を訪れ、岡部正英市長に対し合併協議の場を設置するよう申し入れを行う。

 藤岡町では、7月に行った住民投票で佐野市が合併相手として選ばれた。栃木実前町長の辞任に伴う選挙で就任した針谷町長は「住民投票の結果を尊重したい」として、9月町議会で佐野市への合併申し入れの承認を得ていた。

最終更新:10月1日8時27分

3931とはずがたり:2008/10/14(火) 04:14:35
>>3930-3931
<北関東>栃木県

市町村合併:岩舟町、協議申し入れ 佐野市長、前向きな姿勢 /栃木
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081002-00000140-mailo-l09
10月2日15時1分配信 毎日新聞

 岩舟町の針谷育造町長らは1日、佐野市役所を訪問し、合併協議の申し入れ書を岡部正英市長に手渡した。同町が7月に実施した住民投票で、佐野との合併を望む回答が6割を占めた結果を受けた動きで、岡部市長は「市議会などと話し合いたい」と前向きな姿勢を示した。
 申し入れ書で岩舟町は、両市町が「消防やし尿、火葬場を広域事業として連携し、通勤、通学など住民生活は一体化している」と指摘。「合併で新市のさらなる発展が期待できる」と表明している。
 佐野市の岡部市長は申し入れ書を受け取った後に会見し、合併方式については「まだ話し合ってはいないが、(岩舟町は)すべてを佐野市に任せるとの考えのようだ」との認識を示した。同日午前の定例会見では「(05年2月に)対等合併したばかりなので当然、編入合併になるでしょう」と答えていた。
 市町村合併については、合併促進を目的に各種の特例措置を設けた法律(合併新法)の期限が10年3月に迫っている。合併の時期について針谷町長は「新法の期限までを目指したい」と意欲を見せた。また佐野市は、合併協議の業務を政策調整課で担当するため10月から2人の職員を増員した。【古賀三男】

10月2日朝刊
最終更新:10月2日15時1分

「佐野市との合併を実現する会」藤岡町で発足 栃木
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081006-00000067-san-l09
10月6日8時4分配信 産経新聞

 県南地区の合併問題で、佐野市との合併を求める藤岡町民が4日夜、三鴨公民館に集まり、佐野市との合併を進めていく「佐野市との合併を実現する会」を発足させた。今後、佐野市との合併協議会の設置を求めて署名活動を展開する。

 実現する会には佐野市と接する三鴨地区の自治会長と町農業委員、町議ら約60人が出席。佐野市との任意の合併協議会設置を求める住民発議に向けた準備を進める同町の会社役員、川崎征樹さんも参加した。

 会長には町合併検討委員会副会長の阿部博さんを選出。今後、町内全域に署名活動を進めることなどを確認した。阿部会長は「佐野市との合併という大事業を実現するため皆さんと手を取り合い頑張りたい」と話した。

 実現する会の会合に先がけ、町合併検討委員会の報告も行われた。

 この中で、町の住民アンケートで佐野市との合併を望む声が7割を超えたにもかかわらず藤岡町が栃木市を中心とする1市4町の合併を進める方向性を打ち出したことについて、「住民の意向を無視して町政を進めていけるのか」と永田源作町長の政治姿勢を問う意見も出された。また川崎さんは「民意を全くくみ取ってもらえず実際の行動を起こした。1人でも多くの人に署名をお願いしたい」などと協力を求めた。

最終更新:10月6日8時4分

3932とはずがたり:2008/10/14(火) 10:27:22
<北陸・甲信越>長野県
>>3926

市町村合併:長野市など、知事に申し入れ書 /長野
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081007-00000058-mailo-l20
10月7日13時1分配信 毎日新聞
 10年3月までに合併を目指す長野市と信州新町、中条村の3首長が6日、県庁を訪ね、県の合併構想に位置付けるよう村井仁知事に要請した。
 鷲沢正一市長から申し入れ書を受け取った村井知事は「県の将来のため良い決断をしてくれた。必要な事務手続きをきちんと進めたい」と応じた。3市町村は、2日に合併協議会を設置。合併協会長の鷲沢市長は「行政コスト削減を考えると合併が一番の改革だ」との認識を示した。
 県は近く審議会を開き、3市町村を追加するため合併構想を改定する方針。県の合併構想に位置付けられると、合併新法によって国から財政支援を受けられる。【大島英吾】

10月7日朝刊
最終更新:10月7日13時1分

3933とはずがたり:2008/10/14(火) 10:33:11
<首都圏>埼玉県

元はと云えば川口と蕨と3市での合併話が進んでいたのに醜悪な武南市と云う名前を蕨と結託して川口を怒らせて瓦解したのである。そんなに合併したかったらあの時川口で纏めておけば良かったのだ。アホらしい。
川口も何時までも怒ってないで入れてやったらどうか。

市町村合併:実現へ署名活動、8日まで強化週間−−鳩ヶ谷市市民の会 /埼玉
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081003-00000092-mailo-l11
10月3日13時3分配信 毎日新聞

 鳩ヶ谷市合併推進市民の会(細井一郎代表)は川口市との早期合併に向け2回目の「街頭活動強化週間(スーパーウィーク)」を展開、買い物・通勤客に署名活動をしている=写真。8日まで午後5〜6時、市内のスーパー6店と地下鉄鳩ケ谷、南鳩ヶ谷駅前で行う。
 1日は同市里のスーパー前で、木下達則市長が一緒に協力を呼びかけた。市民の関心は高く340人が署名した。【森国郎】

10月3日朝刊
最終更新:10月3日13時3分

3934とはずがたり:2008/10/14(火) 10:45:47
>>3933
更に加えて戦後,川口の反対を押し切って鳩ヶ谷が分割で出て行った>>1519しこりもあるのかどうかw

3935とはずがたり:2008/10/14(火) 11:06:01
<東北・北海道>宮城県
>>3853-3854>>3825>>3414>>3081>>2625>>1674>>1618>>1528>>1185
柴田町長の反対は強硬だ・・.。町長選の相手候補は角田も含めた1市3町合併派だったようだが。
前回の大河原も身勝手と云えば身勝手だが。

宮城は北部はスッキリしたのに県南は白石蔵王市>>365もあぶくま市(角田+丸森)も亘理市(亘理+山元)も破談と総崩れ状態。

市町村合併:柴田・村田・大河原町合併協、初会合 「推進」「慎重」改めて /宮城
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081001-00000099-mailo-l04
10月1日13時3分配信 毎日新聞

 地方自治法に基づく法定の「柴田町・村田町・大河原町合併協議会」(会長・斎清志大河原町長)の初会合が30日、大河原町中央公民館で開かれた。
 斎町長は「3町の生活に垣根はない。将来に向けた地域の新たなスタートなることを期待したい」。佐藤英雄村田町長は「1町では解決できない課題が多い。3町合併は必要だ」と、それぞれ推進の立場であいさつ。
 一方、合併に慎重な滝口茂柴田町長は「合併して良くなったという話は聞いたことがなく、合併すべき環境にはない。メリット、デメリットを十分に議論し、正確な情報を町民に提供すべきだ」と述べ、3首長の合併に対する考えの違いが改めて浮き彫りとなった。
 来賓として出席した村井嘉浩知事は「メリット、デメリットはあるが、地方分権が進む中、合併はぜひ必要だ」と期待を語った。
 会合では、原則的に月1回、公開で協議会を開くことを決定。「議決は原則的に全会一致とするが、意見が分かれた場合は3分の2以上で決める」などの運営規程も決めた。委員からは「3分の2規定はおかしい」との異論も出た。第2回会合は10月30日開催。新市基本計画策定方針や新市の名称、協定項目、合併方式などについて協議する。最終的な合併の是非は新市基本計画策定後、3町の住民投票で決めることを3町長で確認している。【豊田英夫】

10月1日朝刊
最終更新:10月1日13時3分

3936とはずがたり:2008/10/14(火) 12:17:15
<首都圏>埼玉県
>>3877>>3881>>3884>>3900
騎西だけは広域合併を求めたみたいだが大丈夫かね?
今回は期限が迫ってるし失敗は許されないし慎重になっているか。。
新市名はどうなるのかね。北埼玉市とかでしょうかねぇ。久喜・蓮田同様巧く行って欲しい所。春日部・川口も編入してあげる側が度量を見せて欲しい所だ。

市町村合併:合併協は1市3町で 推進決議案を可決−−加須市議会
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081003-00000091-mailo-l11
10月3日13時3分配信 毎日新聞

 加須市議会は2日、騎西、大利根、北川辺3町との先行合併を内容とした合併推進決議を賛成多数で可決した。大利根、北川辺両町議会も1市3町での先行合併推進を決議しており、「編入合併でも」と参加を強く求めている羽生市を当初は切り離して法定合併協を設置する見通しになった。【金沢衛】

10月3日朝刊
最終更新:10月3日13時3分

3937とはずがたり:2008/10/14(火) 12:27:59
<首都圏>埼玉県

土屋も死んで下品な彩を無理矢理使った新市名にならずいいこんだ。蓮田市になるかとも思ったが白岡と蓮田に規模の差はそれ程ないし此で良かったであろう。

2008年9月26日(金)
新市名は「白岡蓮田」 歴史、文化を考慮
http://www.saitama-np.co.jp/news09/26/02p.html

 蓮田市と南埼玉郡白岡町の一市一町合併について協議する「蓮田市・白岡町合併協議会」(井立勝己会長)の第四回会議が二十五日、白岡町役場で開かれ、新市の名称を「白岡蓮田」とすることが決まった。県地域政策課合併担当によると、旧来の市町名をそのまま新市に継承したのは県内では初めて。

 新市の事務所の位置は、当分の間、現在の蓮田市役所(蓮田市黒浜二七九九―一)に置くことも決まった。ただし対等合併の理念を尊重して蓮田市と白岡町の庁舎とも同格と位置づけ、それぞれ蓮田庁舎、白岡庁舎と呼ぶ。住民サービス低下を招かないよう、管理部門などの一部を振り分け、両方の庁舎にそのまま残す方式(一部分庁・総合支所方式)を採用する。

 第五回合併協は十月二十二日午後二時から、蓮田市役所で開かれる。

 新市名は、中野和信蓮田市長と浜田福司白岡町長が原案を作成し、合併協に提案した。

 二〇〇五年一月、一市二町(蓮田市、白岡町、菖蒲町)の合併の是非を問う住民投票が行われた際、新市名「彩野(あやの)市」の評価が分かれた反省も踏まえて「地域の歴史、文化、地理的状況、知名度等」を考慮して命名された。

 中野市長は「いかに円満に引き継ぐかを考えた結果。新市名が決まり、万感胸に迫る」と喜びの声。浜田町長は「真に対等な合併を望み、住民の意見も参考にして互譲の精神で考えた。町民にも喜んでもらえると自負している」と自信をのぞかせた。

「市民から募集を」
「彩野市よりいい」

 名前を聞いた白岡町の主婦(43)は「場所が変わらず分かりやすい」と評価する一方、「市民から募集しても良かったのでは」と述べた。白岡町に五年間住んだことがある蓮田市の男性(49)は「もともとの(市や町の)名前に愛着がある。前回の彩野市よりもはるかにいい」と喜んだ。

3938とはずがたり:2008/10/14(火) 13:29:52
<首都圏>埼玉県
此処,機運が熟しませんねぇ。

川越市との合併推進決議を可決 川島町議会
http://mediajam.info/topic/324245
- 07/12/12 | WEB埼玉 | 65 view

 比企郡川島町議会は十一日の十二月定例会本会議で、川越市との合併を推進する決議を賛成多数で可決した。  川島町の発展を中核市として県西部の中心的役割を担う川越市とともに進めていくことを町民が強く望んでいることや、同市と合併協議が一日も早く開かれるように議会の姿勢を鮮明にすることなどが理由。  山田敏夫同町議長は「来年の三月議会には合併の特別委員会を立ち上げ、川越市や市議会に協力のお願いをしたい」と話している。  昨年五月三十一日には、高田康男同町長が舟橋功.

3939とはずがたり:2008/10/14(火) 14:20:59
<九州・沖縄>宮崎県

病院で破談は森町と袋井など。

高原町立病院:小林市との合併で町「病院は今のままで」 住民説明会始まる /宮崎
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20081012ddlk45010378000c.html

 小林市・高原町・野尻町の合併協議会で、合併後の高原町立病院(国民健康保険高原病院)の経営形態を巡り小林市と対立している高原町は10日、後川内地区を皮切りに住民説明会を始めた。日高光浩町長は、小林市提案の指定管理者制による公設民営化について「医師確保が困難になる。法的にも問題だ」と述べ、公立での存続を求める考えに変わりのないことを強調した。

 後川内小体育館であった説明会には住民190人が出席した。日高町長は「指定管理者制度の導入は突然の、想定外の提案だ」と説明した。そのうえで、現在の町立病院スタッフで医療法人を設立し指定管理者とする−−との小林市の提案について「医療法は、指定管理者になることだけが目的の医療法人の設立を禁じている」との見解を示した。

 住民からは「大事な問題がなぜ今ごろ出てくるのか」「ほかの町には指定管理者が撤退した例もある」などと公立の存続を求める意見の一方、「合併をしない方向なのか」と協議の破たんを懸念する声もあった。

 日高町長は閉会後、「現状存続を求める意見が多かった。町民の思いを実現できるよう、協議の場で粘り強くお願いしていく」と話した。説明会は16日まで5会場で開く。住民の意見を集約し、21日の首長会で結論を伝える。【木元六男】

毎日新聞 2008年10月12日 地方版

3940とはずがたり:2008/10/15(水) 15:00:08
<近畿>兵庫県姫路市
へぇ〜へぇ〜。
気にはなってたけどそんな経緯があったんですねぇ。
家島、夢前、香寺、安富も家島区,夢前区,香寺区,安富区とすれば良かったのにぃw

姫路市の「区」
http://www.city.himeji.lg.jp/profile/various/

姫路市には、飾磨区細江や網干区新在家などといった「区」が付く地名があります。これらの「区」は、東京都の特別区や政令指定都市の区とは違うものです。
姫路市の「区」は地方自治法が施行される以前の1946年3月に、当時の飾磨市、飾磨郡広畑町、揖保郡網干町、同郡大津村など1市3町3村が姫路市に編入したときの名残です。それぞれが現在の飾磨区、広畑区、網干区、大津区、勝原区、余部区となりました(ただし飾磨郡白浜町は、白浜町のまま)。したがって、飾磨区細江など、○○区○○で一つの地名となります。
このような経緯から、姫路市の「区」は、東京都の特別区や政令指定都市の区とは異なり、区役所などはありません。市役所の出先機関として、市内に駅前市役所・支所(5か所)・出張所(6か所)・サービスセンター(8か所)のほか、平成18年の市町合併に伴い設置した地域事務所(家島、夢前、香寺、安富の4か所)があります。

3941とはずがたり:2008/10/15(水) 17:28:52
<首都圏>埼玉県

こう云うリアル厨房久喜市民か久喜のネガティブキャンペーンしてる久喜嫌いかしらんか見てて胸くそ悪くなってきますな。久喜市を推奨してたけど久喜市でなくてもええな,こんな市。と云う思いにさせられてしまうから俺も未だ未だ未熟であるなぁ。
どんな素晴らしい市にもバカは一人ぐらいいて周りに迷惑掛けるものであろうけど。
ttp://kuki-shimin.com/archives/tag/圏央道
ttp://kuki-shimin.com/archives/353
など

3942とはずがたり:2008/10/16(木) 02:34:22
過疎化に対する地域興しに良いんだから無免許で逮捕は残念ですな。
農産物販会社の方が田舎は詳しいんだか特区とかの土地で行政も協力できなかったんでしょうか?
不動産スレではなくて敢えて此の地域振興スレへ。

古民家:無免許で売買、容疑の社長を京都府警が逮捕 田舎暮らし志向、人気の旧京北町
http://mainichi.jp/kansai/news/20081015ddf041040010000c.html

 田舎暮らし志向の人たちに人気が高い旧京北町(京都市右京区)のかやぶき屋根の古民家などを無免許で売買したとして、京都府警生活環境課と右京署は15日、同区京北大野町、農産物販売会社「上桂川農林」社長、竹村洋之容疑者(66)=同府京田辺市=を宅地建物取引業法違反(無免許営業の禁止)容疑で逮捕した。【田辺佑介、珍田礼一郎、古屋敷尚子】

 調べなどによると、同社は07年3〜08年7月、府知事から宅建業の免許を受けずに、旧京北町内の古民家など6物件を顧客6人に売却。また、今年7月、自社のホームページ(HP)などで9物件の広告を掲載した疑い。古民家などは1物件約300万〜1500万円で販売。同社は6物件で約5200万円を売り上げ、約1500万円の利益を上げていたとみられる。

 同社は06年6月設立。商業登記の目的欄には「農産物の販売及び加工販売、農林地の取得・所有・管理及び売却」などを挙げているが、HPでは「京北の田舎暮らし不動産専門の会社」を標ぼう。「古民家・土地・中古ログハウス等、買います」と呼び掛け、不動産を手広く扱っていた。

 05年3月に京都市右京区に編入された旧京北町は北に隣接する旧美山町(南丹市美山町)と並んで、美林と古民家で知られる。特に京北は車で京都市中心部まで約1時間と便利で、リタイア後に農業をしたい人や週末に工房として使う若い人たちの間でも人気が高いという。

 田舎暮らしは、豊かな自然の中での時間に縛られないライフスタイルのことで、テレビや雑誌などが幅広く紹介。バブル経済崩壊がブームの契機とされ、人口減に悩む地方自治体からは住民獲得への期待も出ている。

毎日新聞 2008年10月15日 大阪夕刊

3943とはずがたり:2008/10/25(土) 02:17:42
<九州・沖縄>宮崎県

やむおえんなぁ。。

高原町立病院:西諸合併協が「休止」 小林、野尻は協議継続へ
10月22日17時2分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081022-00000238-mailo-l45

 ◇病院問題で対立解けず
 合併後の高原町立病院(国民健康保険高原病院)の経営形態を巡る対立が表面化した小林市・高原町・野尻町の合併協議会は21日、首長・幹事合同会議を開いて最終調整した。公立病院としての存続を求める高原町と、指定管理者制度導入による「公設民営化」を主張する小林市の溝は埋まらず、合併協議会を「休止」することを決めた。30日の第9回協議会(全体会)に報告した後、事務局も11月30日で清算(休止)する。
 「休止」は新たな動きが出てきた場合に備え、再協議の場を残しておくものだが、今後も両市町が病院問題で歩み寄る可能性は少ない。野尻町の長瀬道大町長は会議後の会見で、小林市と10年3月の合併新法期限内の合併を目指す考えを明らかにした。議会の議決を得た上、近く合併協議会の設置を同市に申し入れる。
 小林市の堀泰一郎市長も「正式に話があれば協議する」としており、1市1町の枠組みによる合併協議が始まる見通しとなった。
 高原町立病院の経営形態を巡っては、市立市民病院を抱える小林市が高原町立病院の医師の給料が高いことなどを指摘し、経営形態の変更を主張。高原町は「指定管理者では医師の確保が難しくなる」などと反対していた。
 西諸県地区では04年、えびの市を除く1市2町1村の合併協議会から高原、野尻両町が離脱。旧小林市と旧須木村だけで06年3月に合併した。両町は今年4月に小林市と新たな合併協議会を設置し、10年3月の合併に向けて協議していた。【木元六男】

10月22日朝刊
最終更新:10月22日17時2分

3944とはずがたり:2008/10/25(土) 02:36:04
<東北・北海道>宮城県

合区で定数3となるのかな?となると順当には民自自|社だが巧く行くと民自社|自となるかも。

市町村合併:紆余曲折経て復縁 気仙沼市と本吉町、協定に調印
10月23日12時1分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081023-00000042-mailo-l04

 気仙沼市と本吉町の合併協定調印式が22日、同市のサンマリン気仙沼ホテル観洋で行われた。合併期日は来年9月1日。本吉町が気仙沼市に編入される方式で、市名変更は行わない。05年1月にも当時の1市2町で合併調印式を行ったが、本吉町は町議会で関連議案が否決されるなどし、06年3月の合併からは離脱。紆余曲折(うよきょくせつ)を経ての復縁となった。
 式には両自治体の行政委員(区委員)、議員、各種団体代表など約240人が出席。村井嘉浩知事と市町両議会議長を立会人に、鈴木昇市長と森琢男町長が「人と自然が輝く食彩豊かなまち」を基本方針とする新市基本計画など54項目を確認し、合併協定書に調印した。
 05年の同町議会の関連議案否決は「新市建設計画に問題がある」などが理由。その後、合併推進の住民グループが町長と議会のリコール運動を展開。当時の千葉仁徳町長が辞職し、町議会も解散出直し選挙を行うなど町政が混乱した。
 新市の議員定数は30。合併特例法を適用し、本吉町議(定数12)は気仙沼市議の任期満了(10年4月29日)まで在任期間を延長する。両市町は、今月中にも臨時議会を開き、合併関連議案を提案。可決されれば県に合併申請書を提出する。【石川忠雄】
10月23日朝刊
最終更新:10月23日22時1分

気仙沼 定数2−候補3 (選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
当 11,011(37.8%) 内海 太 59 民主 現 5 党県選対委長
当 10,914(37.5%) 畠山 和純 60 自民 現 4 (元)党県政調会長
□ 7,198(24.7%) 村上 進 51 社民 新 衆院議員秘書
本吉 定数1−無投票
氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
○ 高橋 長偉 66 自民 現 5 (元)党県幹事長

3945とはずがたり:2008/10/25(土) 02:38:19
<近畿>滋賀県

やべえなぁ。。

市町村合併:長浜市議会特委、合併案件を否決 協議に影響か?
10月23日14時0分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081023-00000182-mailo-l25

 長浜市議会の合併問題特別委は22日、合併協議項目の木之本町の公営住宅の管理について採決し、同町の対応に疑問があるなどとして1票差で否決した。1市6町の任意合併協議会は協議項目は全員一致が原則。今回の否決により、協議会が目指した2010年1月1日の合併期日や1市6町の合併そのものにも影響を与えそうだ。
 同市議会で、同町の公営住宅の家賃の滞納が他市町に比べて多いうえ、同町の対応を疑問視する意見が浮上。合併にも慎重な市議もいるため、特別委は休憩と紛糾を繰り返した末、採決で賛成11人、反対12人で否決。同問題の採決で、合併に関する市議会の意思を示した。
 否決について、川島信也市長は「理解を得られるよう努力するとともに関係町長と相談する」とコメントした。【野々口義信】

10月23日朝刊
最終更新:10月23日14時0分

3946とはずがたり:2008/10/25(土) 02:49:54
<北関東>群馬県

どうせ土木利権しゃぶりまくってる利権町議が利権失うので反対しているのだろう。反対派のリコールも考えないとあかんな。
民意は合併派にあるのだ。

市町村合併:吉井町長、4回目の住民投票条例案を臨時議会へ 慎重派をけん制
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20081024ddlk10010125000c.html

 高崎市との合併をめぐり、吉井町の斎藤軍雄町長は23日、町民に合併の賛否を問う住民投票条例案と、実施に伴う費用862万5000円を盛り込んだ一般会計補正予算案の2議案を、町臨時議会に提案した。住民投票で町民の賛意を取り付けることで、町議会で過半数を占める慎重派の動きをけん制し、合併実現に必要な関連議案の町議会での成立を図るのが狙い。2議案は31日までに町議会で採決される見通しで、可否が注目される。

 条例が可決されれば、合併をめぐる4回目の住民投票が実施される。この日の質疑で斎藤町長は「住民と議員とで、合併について異なる場合もある。確認して意思を尊重したい」と強調した。

 慎重派の町議からは「結論を急ぎすぎる。高崎市が中核市になるからなのか」などの質問が出され、斎藤町長は「中核市の枠組みに吉井町も入り、南の玄関口として発達していきたい」と答弁した。

 合併をめぐり同町では、推進派の住民団体が直接請求した法定合併協議会の設置を町議会が否決したことを受け、今年5月に3回目の住民投票を実施したばかり。法定協設置への賛成が反対を上回り、法定協が設置され、来年6月1日の合併など具体的な協定調印にこぎつけたが、今後、町議会で関連議案が否決されれば合併はご破算となる。

 町内でも賛否は分かれており、臨時議会は賛成派と慎重派の双方が傍聴。「調印もしたので早く合併を進めてほしい」と賛成派が仲間に声をかけると、慎重派が「町長の説明が足りない。急ぐことはない」と反論する場面もあった。【畑広志】

毎日新聞 2008年10月24日 地方版

3947とはずがたり:2008/10/26(日) 00:53:13
<九州・沖縄>熊本県熊本市

厳しいなぁ。。

深層・真相:熊本市と合併協議の3町 法定協巡り対立激化
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081024-00000280-mailo-l43
10月24日17時3分配信 毎日新聞

 ◇推進、反対「民意」真っ二つ
 政令指定都市入りを目指す熊本市と、周辺3町(植木、城南、益城)の合併協議が、政令市の人口要件を70万人に緩和した特例措置の期限切れを1年半後に控え、節目を迎えている。城南、益城両町は今月、法定合併協議会を設置し、植木町も27日に設置を再提案する。ただ、3町とも議会の採決で賛否同数になるなど「民意」は割れ、内部に対立の構図を抱えている。協議の行方は不透明だ。【結城かほる】
 ◇町長“変節”に反発−−植木町
 「町が独立した自治体としてやっていけるか不確実だ」。13日に町内で開いた合併問題のセミナーで、藤井修一町長は合併協議の必要性を訴えた。5年前の住民投票で単独生き残りの道を選んだが、町の歳入の約3割を占める地方交付税は8年で9億円減少。義務的経費が一般財源に占める割合は99%に上り、残る6000万円程度では町の発展は難しいと判断した。
 町議会は9月、法定協設置を賛否同数の末、議長裁決で否決したが、賛成派住民が、住民発議に必要な署名を集め、町に法定協設置を請求した。再提案される27日の臨時議会で可決されるかどうかは微妙だ。
 植木が合併すれば、それだけで熊本市は政令市移行に必要な人口要件を満たす。推進派住民には「今なら植木の言い分も聞いてもらえる」と、熊本市から有利な条件を引き出せるとの思惑ものぞく。
 だが、藤井町長は3年前、合併に慎重だった前町長の継承をうたって当選したため、支持者は反発。後援会長が会長を辞めて合併反対の「植木町を愛する会」を設立し「行財政改革の余地があるのに単独の道をあきらめるのは早い」と呼びかけている。会には農協や商工会も名を連ねる。
 来年、任期満了に伴う町長・町議選を控えていることも対立をエスカレートさせている。
 ◇住民がリコール合戦−−城南町
 町議会は8月の臨時会で法定協設置を賛成少数で否決した。9月に八幡紀雄町長が再提案し、賛否同数、議長裁決で可決したが、賛否両派による町長と町議の解職請求(リコール)合戦が続いている。
 賛成派は「協議しないのは住民の判断材料を奪う」、反対派は「住民の負担は増え、町が“周辺部”になって発展を望めないのは任意合併協議会での議論で明らか」と主張し、意見は平行線だ。町長と町議の計16人中、14人のリコール署名が集まるという異常事態になっている。双方が本請求をすれば12月にも住民投票が実施されることになり、混乱は収まる気配がない。
 ◇「政争と一体化」−−益城町
 住民らの表だった動きはなく、一見静穏だが、住永幸三郎町長が議会で「派閥を超え、町の将来を考えてほしい」と呼びかけるなど「合併と政争は一体化している」(町関係者)。議会は2町にさきがけて9月17日に法定協設置を可決したが、やはり賛否同数、議長裁決の結果で、一枚岩ではない。
 合併反対派の町議は「法定協終了後に(合併の是非に関する)議決がいる。これからがスタート」と話す。
 ◇合併で負担増も
 熊本市との合併で、3町住民の生活はどう変わるのか。3町はそれぞれ、これまで開いた熊本市との任意合併協議会などを通じ、市と町の制度の違いをどう調整するかの方向性をある程度、定めている。
 公共交通機関の高齢者向け割引サービスや「1人親家庭」への支援制度など熊本市が充実しているものは市に合わせる。
 一方で、益城町の小学校卒業までの医療費無料制度や城南町の5歳児健診など、町の方が充実している制度は当面、維持するものもある。
 任意協では事業所税や都市計画税、法人市民税など町が新たに負担する税について多くの議論が交わされた。6日に合併した富合町には5年間、現状維持の措置が取られた。
 合併協議項目は700を超え、介護保険料や保育料、水道料金など、個人の所得や使用量によって合併後の負担が増減するものも多い。幸山政史市長も「メリットだけでなく、負担が増えるものもある」と認めている。

 ◇熊本市
人口 67万7565人
現状    ―
課題 合併特例法期限内の合併成立
 ◇植木町
人口 3万892人
現状 27日に臨時町議会
課題 政令市移行後の区割り、町立病院維持
 ◇城南町
人口 1万9910人
現状 31日に法定協初会合
課題 上下水道整備などのまちづくり
 ◇益城町
人口 3万3244人
現状 28日に法定協初会合
課題 政令市移行後の区割り、益城台地などの開発
 ※人口は熊本市が10月6日、他は08年9月末時点

10月24日朝刊
最終更新:10月24日17時3分

3948とはずがたり:2008/10/29(水) 09:33:10
<九州・沖縄>熊本県

う〜ん。。

熊本市との合併法定協設置案、植木町議会が否決
2008年10月27日
http://kumanichi.com/news/local/main/20081027003.shtml

 植木町議会は二十七日、臨時会を開き、住民発議に基づく熊本市との合併協議会(法定協)設置案を、九対九(棄権一)の賛否同数・高田嗣人議長裁決で否決した。藤井修一町長提案を受けた九月議会と同結果。同町では年内にも、合併特例法に基づき、法定協設置を問う住民投票が、約五年ぶりに実施される公算が大きくなった。

 臨時会では「政令指定都市を目指す植木住民の会」の河添恭輔会長(73)が「次世代に悔いを残さないよう、議会には再考をお願いしたい」と請求理由を説明した。

 合併慎重派が「現時点で法定協設置に進むことは、住民総意ではなく住民対立が激化する」と反対討論。賛成派は「政令市に参画して足腰の強い自治体をつくるため、ぜひ法定協を設置してほしい」と訴えた。

 合併特例法では、住民発議が否決された場合、首長自らか、有権者(約二万五千人)の六分の一の署名で、法定協設置を問う住民投票が請求できる。投票日は請求から四十日以内。

 閉会あいさつで藤井町長は「今後は民意の確認をすることが、私と議会の責任」と強調。閉会後、住民投票については、三十日の熊本市議会での法定協設置審議の結果を見る必要があるとして明言を避けたが、「これで終わるとは思っていない」と語った。

 同町では九月の法定協否決後、「植木住民の会」が法定協設置と議会解散を求めて署名収集を開始。一方、合併慎重派も「植木町を愛する会」を発足させ、合併論争が激しくなっている。

 熊本市は政令市の人口要件が緩和されている合併特例法の期限切れを控え、植木町など周辺三町と本格的な協議の場である法定協設置を求めていた。益城町とは二十八日、城南町とは三十一日に初会合を開く。(浪床敬子)

3949とはずがたり:2008/10/29(水) 18:09:16
<東北・北海道>北海道

流石開拓民の伝統で自主独立の気概が強いのでしょうかねぇ。
内地では合併推進派の俺も北海道は宏大だろうし行ったことなくて印象が掴みにくいから必ずしも合併すべきだとは思わないけど。。
無能はるみのリーダシップが足りない,地域の実情に併せた合併構想なのか疑問,こんなんでは道州制の実験は失敗に終わるぞ。

進んでいるとはいえ「中標津・羅臼」も「南幌・由仁・栗山」も前回失敗してるんだよなぁ。。

「60市町村」構想は失敗、3件のみにとどまる
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1223878241/97

合併協議中
「後志管内の留寿都村と喜茂別町」「網走管内の湧別町と上湧別町」「空知管内の南幌町と由仁町と栗山町」

合併に向けた動き
日高管内(何処だ?)と根室管内(中標津+羅臼>>3866-3867)

破談
●江別市+新篠津村…農業基盤整備を巡る見解の相違:>>3864
●砂川市+歌志内市+奈井江町+浦臼町+上砂川町…道の財政支援が無いと困難:>>3864
●伊達市+壮瞥町+豊浦町:>>3863の図では見難いけど合併の動きとされているみたい
●室蘭市+登別市:>>3863の図では合併の動きとされているけど
●利尻町+利尻富士町:>>3863の図では合併の動きとされているけど
●中標津町+標津町+羅臼町+別海町:>>3863の図では合併の動きとされているが今では中標津+別海で協議

>>2503
道内市町村60前後に 道が再合併構想 現状の3分の1  2006/05/23
>>2522
市町村合併「道案こだわらず」 高橋知事、自発的協議を重視  2006/05/25
>>2551-2554
2006/06/07 市町村合併:道内59自治体再編構想原案
>>2587-2588
2006/06/26 合併・自治のかたち:首長に根強い不満 「過疎化さらに拍車」−−アンケ
>>3863-3864

3950北海道民:2008/10/29(水) 18:27:53
>>3949
高橋知事はもう支庁制度改革で一部保守系にも嫌われたし次は民主候補に苦戦するでしょうね

3951とはずがたり:2008/10/29(水) 18:27:59
<東北・北海道>北海道

ネットでちゃちゃっと調べた範囲で06年の構想以降に何か動きがあったようには見えないんだけど。。

■利尻町+利尻富士町
2003/10/10 任意協議会設置
2004/2/1 礼文町が加入
6/26 礼文町が合併協議から離脱
  新町役場の設置位置などを巡り協議が難航
2004/9/30 2町での合併を断念,協議会を解散
  利尻町(沓形),利尻富士町(鴛泊),礼文町は単独町制継続へ

子供たちとの交流で新たなまちづくりを展開
鬼脇を福祉の村に位置付け活性化
http://www.jiti.co.jp/graph/int/07adachi/07adachi.htm
利尻富士町長 安達 敏夫 氏

――漁業と同様に自治体も合併問題が話題になっていますが、どのようにお考えですか
安達
現在、利尻富士と利尻の合併問題が出ていますが、かつて31年にどちらも合併を経験しており、利尻町の方は仙法志と沓形を合併、利尻富士町の方は鴛泊と鬼脇を合併しました。
その当時も島を1つの町にすることが北海道案として提案されていましたが、役場所在地が決まらず廃案になりました。沓形は人家の密集地域であり漁業基地として栄え、鴛泊は利尻島の玄関口として栄えてきました。現在でもその意識はあり、合併するにしても役場庁舎をどこに置くかがネックだと考えています。
過去の合併は対等合併でしたが、ほぼ吸収された格好となった鬼脇や仙法志が極端に過疎化したという、目に見える形で問題が生じていますから、役場が無くなると、色々とデメリットが出てくると思います。一方そうはいっても、このままでは財政的にも厳しい状況ですから、合併によるメリットも得られると思います。最終的には住民の判断にもよりますが、利尻富士と利尻で十分に話し合いをして、良い方向に向けなければならないと考えています。

3952とはずがたり:2008/10/29(水) 18:29:34
<東北・北海道>北海道

マスコミ報道の限りでは06年の構想は将来展望通りの組み合わせとなって自治体は歓迎とされているが,その後の動き見えない>>2551

■富良野市, 空知郡 上富良野町,中富良野町,南富良野町,勇払郡 占冠村
http://uub.jp/upd/uoplst.html

2002/4/16 上川支庁20町村で研究会「広域行政等のあり方についての研究会」設置
2002/10/15 6市町村で研究会「富良野地区広域市町村圏振興協議会市町村合併研究会」設置
  中富良野町は合併に慎重
2003/1月 中富良野町任意協議会不参加表明
2003/1/26 5市町村での協議会設置を見送り,広域連合の設置を検討へ 3月以降検討
2003/8月 南富良野町,占冠村の2町村で合併協議を開始へ
2003/12/12 南富良野町,占冠村の2町村で任意協議会「南富良野町・占冠村任意合併協議会」設置
2004/5/10 南富良野町,占冠村の2町村で法定協議会「南富良野町・占冠村合併協議会」設置
  新町名や新町役場の位置などを巡り協議が難航
2005/3/31 法定協議会「南富良野町・占冠村合併協議会」を解散
2005/5/11 5市町村で検討会設置
  市町村合併にとらわれず,道州制など地方自治について様々な角度から検討へ
2006/3/31 検討会を解散
2006/6/2 この日示された道内を59自治体に再編する構想原案で富良野市、上川管内中富良野、上富良野、南富良野、占冠の枠組みが示される。

〜参考資料〜
上富良野町の広報

富良野圏域における広域行政のうごき
http://hp.town.kamifurano.hokkaido.jp/hp/02kikaku/0240gyokaku/gappei%5C03-11-10gappei.pdf
【市町村合併関係】
 広域行政や市町村合併について、今年3月まで「広報かみふらの」で、状況をお知らせしてきましたが、市町村合併の富良野圏域5市町村での任意協議会設立についての検討が、1月の中富良野町の任意協議会不参加表明により、合併の研究協議が中断し、何らの進展もないことで、町民の皆さまにこの富良野圏域における合併に関する情報を提供することができないでいました。
 しかしながら、現在国においては合併問題と密接に関係する小規模市町村の将来のあるべき姿がどのようなものかを示すために、第27次地方制度調査会が設置され協議されており、これからの地方制度のあり方についての最終報告が11月中にも出される予定です。
 この報告の内容は、平成17年3月の現在の合併特例法が終わった後に制定されると考えられる新しい合併推進法に大きな影響があることから、人口要件などが報告で示されれば、人口の少ない町村にとっては、合併やまちの将来を考える重要な判断材料となります。このようなことから、町としても「広報かみふらの」の来月号以降で、第27次地方制度調査会の最終報告の内容を紹介する予定です。
【圏域他市町村の合併のうごき】
 8月に南富良野町と占冠村が、合併の協議を始めることとなり、広域行政などを担当する部署として、7月1日には南富良野町で行政調整室、10月1日には占冠村で広域行政調整室が、それぞれ設けられました。
【広域連合関係】
 5市町村の圏域としての広域行政の推進の観点から、3月以降は現在の一部事務組合を統合する形での広域連合を立ち上げるとすれば、どのような準備体制が必要なのかの研究を、富良野地区広域市町村圏振興協議会で行ってきました。
 9月4日に「広域連合準備室発足に関する調査研究報告書」が市町村長の会議に提出され、「平成17年度から広域連合を発足するならば、16年4月から準備委員会の設立が必要」との報告がされました。
 しかしながら、8月に南富良野町と占冠村が、合併の協議を始めることとなったため、合併と広域連合の協議を同時に進めることは難しいという意見により、第27次地方制度調査会の最終報告を見た上で今後の進め方について判断することになりました。

3953とはずがたり:2008/10/29(水) 18:30:55
>>3950
民主は誰が出てきますかねぇ。
道州制も方向性としては間違ってないような気がしますが,高橋は政策実行力に欠ける気がします。

3954とはずがたり:2008/10/29(水) 18:32:08
<東北・北海道>北海道 根室支庁

■中標津町と羅臼町
2002/1/28 標津町,別海町と4町で検討会「根室管内4町合併検討会議」設置
2003/6/27 標津町,別海町と4町で任意協議会「根室管内4町任意合併検討協議会」設置
11/30 別海町が合併協議から離脱を表明
11/30 標津町は現時点での態度を保留,2004/8月頃までをめどに合併の是非について検討へ
2003/11/30 任意協議会「根室管内4町任意合併検討協議会」を解散
  中標津町,羅臼町は2町での飛び地合併を検討へ
2003/12/26 2町で法定協議会設置
2004/6/13 標津町の合併の是非を問う住民投票の結果「中標津町,羅臼町の合併協議に参加する(27.2%)」「合併しない(72.8%)」
2004/8/23 斜里町が協議会に「知床(しれとこ)」を用いた新市名称の採用に慎重な意向を申入れ→斜里町は「東知床市」を容認へ>>420
合併予定期日 2005/10/1
  新市名:東知床市(ひがししれとこし)
  新市役所:現・中標津町役場
2004/11/10 合併協定調印式
2004/11/28 中標津町の合併の是非を問う住民投票の結果「賛成(39.2%)」「反対(60.8%)」>>1023
12/6 中標津町は羅臼町との合併を断念>>1117
2005/3/31 2町での合併を断念,協議会を解散
2007/9/7 西澤町長が合併推進を宣言。相手は可能なところとから>>3401
2007/9/19 中標津町のまちづくり懇談会で町長が合併の推進を訴える>>3420

3955とはずがたり:2008/10/29(水) 18:40:59
<東北・北海道>北海道 空知支庁

新篠津との合併が破談になった江別と飛び地合併や都市部にそっぽを向いての合併に忌避感が強い南幌が合併するしかないんちゃうの?新篠津とも南幌と歩調を合わせての農業対策を考えると妥協案も出てくるのではないか?

■南幌町と由仁町と栗山町
協議状況・経過等
2001/11/26 北村,栗沢町,長沼町,月形町と7町村で懇談会「南空知町村長懇談会」設置
2002/6/3 由仁町は千歳市,恵庭市,長沼町,早来町,追分町と6市町で研究会「千歳・恵庭近隣市町村合併研究会」設置
2002/7/9 長沼町と4町で研究会「南空知近隣4町合併問題研究会」設置
2002/11/6 南幌町は江別市と2市町で研究会「江別市・南幌町合併研究会」設置
2003/1/8 南幌町は北広島市,長沼町と3市町で研究会「北広島市・南幌町・長沼町合併問題研究会」設置
4〜5月 長沼町の合併に関する住民アンケート(世帯対象)の結果
  合併の是非:「合併したほうが良い(20.4%)」「どちらかといえば合併(21.7%)」「どちらかといえば合併しない(22%)」「合併しない(21.6%)」「わからない(14.1%)」
  枠組み:「北広島市,南幌町(51.6%)」「南幌町,由仁町,栗山町(23.2%)」「千歳市,恵庭市,由仁町,早来町,追分町(18.9%)」「その他(4.3%)」
2003/6/8 長沼町と4町で懇話会「南空知近隣4町8者懇話会」設置
  長沼町は当面の間,単独町制継続へ
2003/7/30 3町で任意協議会「南空知近隣3町任意合併協議会」設置
2004/2/9 法定協議会「南空知3町合併協議会」設置
  南幌町は飛び地
10/16 南幌町で合併問題に関して,南幌町長に対する解職請求(リコール)の署名活動→署名数不足により不成立>>947
10/31 南幌町の3町での合併の是非を問う住民投票の結果「賛成(44.5%)」「反対(55.5%)」>>715>>737
11/12 南幌町長、住民投票結果に反し3町合併を選択>>849
11/22 南幌町長,3町合併決断で説明会 住民に理解求める>>947
11/24 合併協定調印式
  協議内容
  合併方式:新設(旧・協議会)
合併予定期日:2006/3/1
  新市名候補5点:南空知,東札幌,きらら,新空知,夢里(ゆめざと)
  新市名:東さっぽろ市(ひがしさっぽろし)(旧・協議会)
  新市役所:現・栗山町役場(旧・協議会)
2004/11/26 合併関連議案を南幌町が否決>>1009
12/6 南幌町は合併を断念,合併協議から離脱を表明
12/17 南幌町で合併問題に関して,再び南幌町長に対する解職請求(リコール)の署名活動→南幌町長が辞職>>1118
2005/3/31 3町での合併を断念,法定協議会「南空知3町合併協議会」を解散
2006/1/5 江別の市民有志が南幌町との合併協議会の設置を請求>>2035
1/21 南幌町民が江別との合併を請求>>2058
1/26 江別での直接請求に対して南幌町長は江別との合併協、設置の提案せず>>2070
2006/12/4 空知支庁が南幌町,由仁町,栗山町,長沼町に市町村合併に関する懇談会の設置,参加を提案
  長沼町は参加を保留
2006/12/22 懇談会「南空知3町自治のあり方に関する懇談会」設置
2007/5/21 長沼町が懇談会不参加を表明,単独町制継続へ
2007/8月 研究会「南空知3町広域行政事務研究会」設置
2008/5/1 任意協議会「南空知3町合併検討協議会」設置

3956とはずがたり:2008/10/29(水) 18:52:35
<東北・北海道>北海道
>>2580
赤井川は小樽と合併の構想有り。留寿都と喜茂別も合併交渉中

■後志広域連合
(島牧、黒松内、蘭越、ニセコ、真狩、留寿都、喜茂別、京極、倶知安、共和、泊、神恵内、積丹、古平、仁木、赤井川)

「後志広域連合」が設立
http://www.town.kutchan.hokkaido.jp/town/kikakushinkou/shiribeshi_kouiki.jsp

 後志管内16町村で行政事務を共同処理する「後志広域連合」が(2007年)4月24日設立し、伊東和紀後志支庁長から宮谷内留雄・同連合準備委員会長(蘭越町長)に許可証が手渡されました。同連合は設立と同時に、税の滞納整理に関する事務を16町村共同で行うことを手始めに業務をスタートします。
 16町村長による選挙の結果、初代広域連合長に宮谷内町長を選出。宮谷内連合長は「広域連合を成功させるにはそれぞれの町村の利益はもちろん、後志全体の立場から互いに補い合い、助け合うことが何よりも大切だ。地域の個性を残し・育てる新しい自治のモデルとして全国に発信できるものとなるよう、尽力していきたい」と決意を語りました。
 同連合は島牧、黒松内、蘭越、ニセコ、真狩、留寿都、喜茂別、京極、倶知安、共和、泊、神恵内、積丹、古平、仁木、赤井川の計16町村で構成します。各町村議会から1人の計16人による連合議会を設置。連合事務所は倶知安町の後志合同庁舎内に置き、税務、国民健康保険、介護保険、総務の4課9人体制で事務を進めていきます。

1.国・道の行財政改革、道州制議論や事務権限の移譲に対応するため、市町村の行政体制の充実・強化が必要。

2.厳しさを増す行財政環境のもと、行政サービス水準を確保しながら多様化する住民ニーズや地方分権による権限委譲に各町村が単独で対応することは困難な状況。

3.管内町村長は、将来的には管内町村が一つになることを視野に、合併する地域は合併を進めながら、互いの連携と役割分担のもとに効果的に広域行政を進めていくことの認識で一致(「後志グランドデザイン」の策定)

4.当面は、町村間が互いに連携し、役割を分担して、より一層効果的、効率的な行政体制を整備するため、後志町村の区域において、幅広い業務を共同執行、共同処理する後志広域連合を設置することとした。

5.平成18年1月24日に後志広域連合準備委員会を立ち上げ、共同処理により行政サービスの向上や行政コストの削減が図られる事務について検討を重ねてきた結果、税の滞納整理事務、国民健康保険事務、介護保険事務からの取り組みを行うこととした。

6.今後は広域連合が核となって、構成町村との調整を図りながら、支庁制度改革の進展を見据えた道からの権限移譲や、消防事務等の広域化について調査研究を進め、現在一部事務組合で共同処理されているものについては、広域連合への統合を視野に検討し、更なる行政効率の向上や住民福祉の増進を目指して行こうとするものである。

後志広域連合設立までの経過
平成16年 6月29日 「今後の後志町村自治のあり方」について協議検討(町村長会議にて)
平成17年11月 3日 「※後志グランドデザイン」取りまとめ(町村長会議にて)
平成18年 1月24日 後志広域連合準備委員会の設置
平成18年 4月 1日 後志広域連合準備委員会事務局設置(5名体制、後志合同庁舎内に事務所を設置)
平成19年 3月 各町村議会で議決(規約案)
平成19年 4月 2日 道に対し設立許可申請提出
平成19年 4月24日 道から広域連合設立許可(設立日)
広域連合長選挙(宮谷内蘭越町長選出)
広域連合設立式

3957とはずがたり:2008/10/29(水) 18:54:11

<東北・北海道>北海道
>>3956-3957

■磯谷郡 蘭越町,虻田郡 ニセコ町,▲真狩村,★喜茂別町,倶知安町,★留寿都町
2001/12/26 倶知安町,ニセコ町は京極町と3町で研究会「京極・倶知安・ニセコ合併研究会」設置
2002/2/21 真狩村,★喜茂別町,★留寿都村,京極町と4町村で研究会「真狩・留寿都・喜茂別・京極合併研究会」設置
2002/5/30 蘭越町,ニセコ町,▲真狩村,★喜茂別町,倶知安町,京極町,★留寿都村と7町村で連絡会「羊蹄山麓7町村広域行政事務連絡会議」設置
11月 真狩村,喜茂別町,留寿都村,京極町は4町村での協議会設置を見送り
2003/5/28 ニセコ町,倶知安町,喜茂別町が法定協議会参加,京極町が単独町制継続を表明,蘭越町,真狩村,喜茂別町は態度保留
6月 ★喜茂別町は当初の参加を一時見送り
2003/9/1 ニセコ町,倶知安町の2町で法定協議会設置
10/8 蘭越町が加入
11/4 真狩村が加入
12/5 ★喜茂別町が加入
2004/8〜9月 蘭越町の合併に関する住民アンケートの結果「合併する(32.6%)」「自立する(49.8%)」「わからない・その他(17.6%)」
9月 ニセコ町の合併に関する住民アンケートの結果
  合併の是非:「合併したほうがよい(22.3%)」「合併しないほうがよい(55.7%)」「わからない・その他(22%)」
  枠組み:「蘭越町,真狩村,喜茂別町,倶知安町(26.8%)」「蘭越町,真狩村,喜茂別町,倶知安町,留寿都村,京極町(7.8%)」「倶知安町(6.7%)」「蘭越町,真狩村(4.4%)」「真狩村(4%)」「真狩村,倶知安町(3%)」「蘭越町(2.9%)」「蘭越町,倶知安町(2.8%)」「蘭越町,真狩村,倶知安町(1.8%)」「真狩村,留寿都村(1.4%)」「真狩村,留寿都村,喜茂別町,京極町,倶知安町(1.1%)」「蘭越町,真狩村,留寿都村,京極町,喜茂別町(1%)」「その他(11.2%)」「枠組みなし(2.5%)」
9/16 蘭越町が合併協議から離脱を表明,協議会離脱案を可決
 〜協議の決定内容〜
合併予定期日:2005/10/1
  新自治体は町制施行へ(5町村合併の場合,人口3万人超のため,合併特例法により市制施行も可能)
  新町名候補3点:にせこ,ようてい,にせこようてい (仮名・漢字などの表記方法も検討へ)
  新町役場:現・蘭越町役場,ニセコ町役場,倶知安町役場の3案を検討
2004/12/31 蘭越町,ニセコ町,真狩村,★喜茂別町,倶知安町5町村での合併を断念,協議会を解散
2007/5月▲真狩村,★喜茂別町,★留寿都町の3町村で研究会設置
2008/3/21 同3町村で連絡会「3町村(真狩村・留寿都村・喜茂別町)合併問題連絡会議」設置
4/28 真狩村議会が留寿都村,喜茂別町との合併を断念
5/20 真狩村長が3町村での合併断念を表明,単独村制継続へ
5/21 ★喜茂別町が★留寿都村に合併協議を申入れ
6/6 ★留寿都村,★喜茂別町は2町村での合併を検討へ
2008/6/9 2町村で検討会「留寿都村・喜茂別町合併問題検討協議会」設置
8/29 法定協議会設置案を2町村が可決
2008/9/1 法定協議会「留寿都村・喜茂別町合併協議会」設置
合併予定期日:2010/3/31以前(詳細は協議会で決定)
  新町名:ルスツ町で合意

3958北海道民:2008/10/29(水) 19:33:31
>>3949-3957
今日の北海道新聞に出ていた解説も紹介します 各首長にも一定の責任はあるだろうが道の構想自体が無理だったということですね
新法化の道内合併 3件のみ
弱い首長の統率力
解説 合併新法を活用した市町村合併が道内では3地域7町村にとどまる見通しになったことで、道内186市町村を60に再編する道の合併推進構想は「絵に描いたもち」に終わることが確実となった。合併機運が盛り上がらなかったのは、道の構想自体に無理があったことに加え、各地の首長が消極姿勢を示したことが背景にある。
「平成の大合併」は2006年度以降に第2幕が本格化。道は同年8月、議論のたたき台として構想をまとめ市町村に提示した。しかし、構想には旧法下で合併が失敗した組み合わせが含まれるなど、当初から妥当性を疑問視する声があり、市町村側からは批判の声が相次いだ。
このため市町村側は構想に消極姿勢を示し、道内で協議の動きが出たのは13地域にとどまった。各首長は合併しなかった場合の厳しい将来像などについて説明責任を果たさず、道も構想を提示したあとは市町村の「自己責任」を強調し、具体的な利害調整から腰が引けていた。北大公共政策大学院の山崎幹根教授は「市町村間の利害を乗り越える知事や首長のリーダーシップが弱かった」と指摘する。
道内の自治体は今後、過疎化で人口と税収の減少が財政力を奪う一方、地方分権で業務が増えることは確実だ。合併による財政支援を受けられる新法を活用しなかった市町村の首長は、痛みを含めた街の将来像を明確に示し、住民の意思を「最終確認」をする必要がある。

3959北海道民:2008/10/29(水) 19:36:09
>>3958
こういうところからも知事のリーダーシップ、政策能力が落ちていることが分かるので次の知事選は民主は道政奪回のチャンスといえるだろう

3960北海道民:2008/10/29(水) 19:47:01
>>3949-3959
3地域の状況を整理すると
留寿都村 留寿都村 ルスツ町 2010年3月末まで 法定協 4872人
喜茂別町

湧別町  両庁舎活用 両町名から選択 09年10月予定 法定協 10758人
上湧別町

南幌町  栗山町  公募へ 10年3月末まで 任意協終了 30393人
由仁町
栗山町

となっています。

3961北海道民:2008/10/29(水) 19:48:43
>>3960
右から町名、本庁舎、名称、目標期日、協議の場、人口の順です。

3962とはずがたり:2008/10/30(木) 04:53:43
こんなページ発見(;´Д`)

chakuriki
勝手に市町村合併して委員会/北海道
http://wiki.chakuriki.net/index.php/%E5%8B%9D%E6%89%8B%E3%81%AB%E5%B8%82%E7%94%BA%E6%9D%91%E5%90%88%E4%BD%B5%E3%81%97%E3%81%A6%E5%A7%94%E5%93%A1%E4%BC%9A/%E5%8C%97%E6%B5%B7%E9%81%93

3963とはずがたり:2008/11/02(日) 23:27:25
<東海・甲信越>長野県

松本>>3744・長浜・彦根・成田>>3856-3857>>3905・川口>>3933・川越>>3938・白浜>>3899・山形・成田>>3856・大間・富田林・橋本>>3888は合併を受け入れない様な偏狭な事云ってる様だと色々圧力掛けて締め上げるべし!

市町村合併:合併成就を願い、町民大会に500人−−波田町 /長野
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20081102ddlk20010034000c.html

 松本市との合併を目指す波田町で1日、町民有志主催の「松本市との合併成就を願う町民大会」が開かれた。会場の波田町情報文化センターには町民ら500人以上が集まり、会場からあふれるほどの盛況ぶりで、合併への期待の大きさをうかがわせていた。

 大会を主催した「松本市との合併成就を願う町民の会」の田中知寿会長は、冒頭のあいさつで「未来をひらく子供たちのため、今まで以上に足腰の強い自治体をつくることが責務ではないか」と訴えた。太田典男町長は「合併を願う思いが結集し、火の玉のように燃え上がっている。新しい波田をつくろう」と呼びかけた。【光田宗義】

毎日新聞 2008年11月2日 地方版

3964とはずがたり:2008/11/08(土) 19:25:10
<首都圏>千葉県

北千葉市でしょうかねぇ

第1回印西市・印旛村・本埜村合併問題懇談会が開催されました
2008年10月31日
http://www.city.inzai.chiba.jp/www/contents/1225425983232/index.html

 去る平成20年10月24日印西市役所大会議室において、第1回印西市・印旛村・本埜村合併問題懇談会が開催されました。

 この懇談会は、印西市、印旛村及び本埜村の1市2村の枠組みで、市町村の合併の特例等に関する法律(新合併特例法)の期限である平成22年3月末までの合併に関する話合いを行うために、それぞれの市村の長及び議会議員の代表により構成され、設置されたものです。

 今回の懇談会では、印西市・印旛村・本埜村合併問題懇談会の設置について承認されました。

 懇談会の設置に当たり、この地域における市町村合併に関する経緯について、次の説明がありました。

①平成16年8月に、白井市の離脱に伴い、印西市・白井市・印旛村・本埜村合併協議会が廃止されたこと。 ②平成17年4月に、平成22年3月末を期限とした市町村の合併の特例等に関する法律(新合併特例法)施行されたこと。
③平成18年11月に、印旛村及び本埜村の両村長及び両議長の連名で印西市に対し合併の要望書が提出されたこと。
④平成18年12月に、新合併特例法に基づき千葉県市町村合併推進構想が策定され、当地域については、印西市・白井市・印旛村・本埜村の2市2村の枠組みが示されたこと。
⑤平成19年1月に、印西市、印旛村及び本埜村の議会関係者を中心とした合併問題に関する意見交換会が開催されたこと。
⑥平成19年10月から平成20年8月までの間に、印西市、印旛村及び本埜村の事務担当で構成する千葉ニュータウン地域広域行政等勉強会が5回開催されたこと。
⑦平成20年9月22日に、県の呼びかけにより、千葉県市町村合併推進構想の枠組みである印西市、白井市、印旛村及び本埜村の2市2村首長会議が開催され、白井市が、前回の住民投票の結果と平成20年11月の市長選挙を理由にこの協議に参加しない旨を表明したこと。
⑧平成20年10月2日に、印西市、印旛村及び本埜村の1市2村の首長会議が開催され、新合併特例法の期限である平成22年3月末までの合併を目指し話合いを進めていくこと、話合いには各市村の議会の代表の参加を求めること、白井市に対しては引き続き門戸を開けておくことの3点を合意したこと。

 これらの経緯を踏まえ、議会の代表を加えた今回の懇談会において、印西市・印旛村・本埜村合併問題懇談会を設置することが承認されました。

3965とはずがたり:2008/11/18(火) 11:26:01
<首都圏>埼玉県
>>3937 >>3816 >>3784

三つどもえ激戦 16日、白岡町長選投開票
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1224160558/32

 任期満了に伴う南埼玉郡白岡町長選と町議補選(欠員四)は十六日に投開票される。町長選の立候補者は小島卓氏(69)、木村雅明氏(59)、本沢晴美氏(53)=民主推薦=の、いずれも元町議で無所属新人の三人が立候補している。…三人とも合併推進の立場を取っている。

白岡町長に小島氏 三つどもえ制し初当選
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1224160558/34

3966とはずがたり:2008/11/21(金) 00:12:31
<首都圏>千葉県
>>3950 >>3856 >>3111 >>2417
成田がモテモテな理由?↓

成田に「幽霊本店」、建設業者次々 空港関連事業狙い?
2008年11月19日16時18分
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1105074193/421

3967とはずがたり:2008/11/29(土) 14:36:39
<九州・沖縄>長崎県

合併どこと 対立再燃 長崎・東彼杵町 「3町派」「大村派」譲らず 来年1月にも 法定協設置の住民投票
11月26日7時7分配信 西日本新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081126-00000012-nnp-l42

 「そのぎ茶」の産地で知られる長崎県中部の東彼杵町。人口約9300人の小さな町で、同町の北に位置する川棚、波佐見両町との東彼杵郡3町合併を望む「3町派」と、南の大村市との合併を主張する「大村派」の対立が再燃している。「3町派」は今月21日、法定合併協議会設置の是非を問う住民投票実施を求めて有権者の6分の1を超える署名簿を町選管に提出し、来年1月にも6年ぶりに住民投票が行われる見通しとなった。両派は1歩も引かない構えだ。 (大村支局・伊東秀純)
   □   □
 「6年前はカッカ、カッカとなった。今回はそれほどでもなか」。住民投票実施を請求する有権者の署名を提出した「3町派」の浜田勝英さん(65)は淡々と話した。

 「平成の大合併」が全国で進行していた2002年12月。既に3町の法定合併協議会が設置されている中で、「大村派」の請求で大村市との合併協設置を問う住民投票があった。両派の“選挙活動”は「町も議会も真っ二つ。考え方が違えば隣家の人と口もきかない人もいたほど」(森敏則・同町議会議長)に過熱した。

 結局、住民投票で否決され「大村派」は敗北。しかしその後、3町の合併協議から川棚町が離脱して3町合併もならず「遺恨だけが残った」(50代男性)という。
   □   □
 東彼杵町北部の町民を中心とする「3町派」は、3町が共同でごみ処理事業を行ってきたことなど昔からの結び付きを強調。同派で中心的に活動している山本登さん(68)は「仮に大村市との合併が必要でも3町が先だ」と力を込める。

 これに対して同町南部の町民が多い「大村派」は、買い物などの面で多くの町民の生活圏は大村市にあると主張。同派の「東彼杵町をみつめる会」の岩永睦喜副代表(44)は「大村市との合併なら人口10万人を超えるが、3町では4万人足らず。自治体の規模として不十分だ」と指摘する。
   □   □
 一度破たんした合併構想が再び浮上したのは、新合併特例法の期限切れが2010年3月に迫る中、長崎県が昨年9月に東彼杵郡3町を含む「市町合併推進構想」をまとめたことによる。県の後押しを受け「3町派」が活動を再開した。

 「3町派」は今年7月、法定合併協設置を3町にそれぞれ直接請求。川棚、波佐見両町議会は設置案を可決したが、東彼杵町議会が否決し、紙谷修町長も住民投票を実施しない意向を示したため、あらためて住民投票実施を求めて署名活動を展開。必要数の2倍以上に当たる有権者約2550人の署名を集めた。

 これに対し「大村派」は水面下で複数の大村市議と接触し、松本崇大村市長への要請を計画するなど対応を加速させている。同派の複数の町議が3町合併を批判するビラを町内に配布しているほか、「東彼杵町をみつめる会」が12月2日に集会を予定しており、こうした動きに「3町派」が神経をとがらせている。

 紙谷町長は「どの合併がいいのか現段階で言うと差し障りがある」として静観の構え。同町北部に住み大村市で働く会社員男性(55)は「きっと6年前のようにゴタゴタするだろう。せめて町の将来について感情的にならず真剣に議論してほしい」と話している。

=2008/11/26付 西日本新聞朝刊=
最終更新:11月26日7時7分

3968とはずがたり:2008/11/29(土) 14:44:04
<首都圏>千葉県
>>41 >>832 >>1040 >>1364 >>1447 >>1670 >>1751 >>2986

市町村合併:3市町に経済団体合併協開始を要望−−東金・九十九里など /千葉
11月26日13時1分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081126-00000049-mailo-l12

 東金市、九十九里町、大網白里町の経済団体は25日、各市町長と議会議長に「合併協議開始に関する要望・陳情書」を提出した。
 提出したのは、東金商工会議所(三宅英雄会頭)、九十九里町商工会(戸村直文会長)、大網白里町商工会(萱生冨二雄会長)の3団体。
 合併を巡っては、3団体の三役による地域づくり懇談会が「経済発展へ合併は一つの手段」として、行政、議会に早急な合併協議開始を求めることで一致。要望書では「3市町は合併による広域化で地域活性化が期待できる」としている。【吉村建二】

11月26日朝刊
最終更新:11月26日13時1分

3969とはずがたり:2008/11/29(土) 14:45:00
<近畿>滋賀県

市町村合併:安土町との合併目指し、近江八幡市が検討室設置へ
11月26日15時2分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081126-00000191-mailo-l25

 近江八幡市は25日、安土町との法定期限内(2010年3月31日)の合併を目指し、来年早々に庁内に合併検討室を設けることを明らかにした。
 合併問題は、同町の働きかけで現在、両市町のまちづくり研究会で課題を整理する一方、今月、町議会に特別委員会も設置された。
 同市も12月に学区ごとの住民説明会や職員説明会を開き、同月1日開会の市議会で合併特別委の設置を提案する予定。状況によっては今月中に住民アンケートを実施する。
 法定期限内の合併には早急に法定協議会を設ける必要があり、同市は来年2月に合併事前協議会を、3月には法定協議会を設置したいとしている。【斎藤和夫】

11月26日朝刊
最終更新:11月26日15時2分

3970とはずがたり:2008/11/29(土) 14:47:25
<近畿>滋賀県
なんで家賃滞納如きで合併協議が揉めにゃならんのだ!?

コンパス:長浜市など1市6町の合併問題は…
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20081128ddlk25070558000c.html

 長浜市など1市6町の合併問題は、市議会合併問題特別委員長の不信任動議に伴う委員長辞任騒ぎにまで発展し、成否の行方が混とんとしてきた。

 この10年間、米原市はじめ湖北地方の合併問題を見続け、この欄でも数回取り上げてきたが、今回の合併ほど市議会が鍵を握ったことは過去になかった。合併の賛否が入り乱れており、特別委でも白熱した議論が期待されたが、私自身は、さめて取材していた。合併の是非にまで立ち返って話し合わないまま、多数決で決めてしまうと思ったからだ。

 案の定、先月22日の特別委で、木之本町の公営住宅の家賃滞納に関する合併協議項目が否決され、予感が的中した。結果的に今も論議はストップし、宙に浮いている。あの時、急いで採決せず、徹底的に合併の是非を議論していたら、違う展開になっていただろう。【野々口義信】

毎日新聞 2008年11月28日 地方版

長浜市議会:合併特別委で不信任動議、押谷委員長が辞任 市長と密談で
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20081126ddlk25010526000c.html

 長浜市など1市6町の合併問題を審査する同市議会合併問題特別委で25日、川島信也市長と密談していたことが問題になった押谷友之委員長の不信任動議が出され、同委員長が辞任した。この紛糾で、木之本町の公営住宅の管理と、合併期日の審査に入れず、後任委員長も決められないまま流会。これで2010年1月1日の合併はさらに難しくなり、同市議会だけでなく、湖北6町側も合併の可否の決断を迫られる時期に入った。

 密談は、先月26日の1市6町の任意合併協議会で、川島市長自らが暴露して発覚。この日の特別委では、密談に関する発言が議事録に残っていない点と押谷委員長の責任問題が取り上げられた。議事録問題では、市側の総務部長が釈明直後、野村俊明議員が「委員長は中立の立場。自ら考えを開示することは、あるまじき行為」として押谷委員長の責任を追及。不信任動議が提出され、同委員長は「委員会は信頼関係で成り立つもの。不信が出た以上辞任する」として委員長を辞職した。その後は後任も選出できず、協議項目の審査も棚上げとなった。

 6町との任意合併協議会も先月26日の第8回以来、中断したまま。6町側は長浜市議会の判断を待ち続けており、首長の中には「合併がずれ込むようなら重大な決断をしなければならない」の声が出るようになり、今後の6町側の判断も注目される。【野々口義信】

毎日新聞 2008年11月26日 地方版

3971とはずがたり:2008/11/29(土) 14:52:41
<近畿>滋賀県
>>3970
市長は推進派で議長は慎重派だったか。本音は厭な議会が難癖つけてるとしか思えん。。

湖北7市町の合併問題 棚上げ状態、なお曲折
http://mainichi.jp/area/shiga/report/news/20081115ddlk25010402000c.html
◇走る長浜市長に、方針打ち出せぬ市議会
◇25日に善後策を協議、行方左右する重大な局面
 長浜市など1市6町に関する「長浜市及び東浅井郡・伊香郡6町任意合併協議会」が10月26日に紛糾した後、次回日程が決められないでいる。会議の席上、会長の川島信也・長浜市長と、同市議会合併問題特別委の押谷友之委員長が口論する場面もあった。背景には、合併を目指す市長と、賛否がきっ抗する市議会が十分に意思疎通できていない面があり、たまっていた不満が一気に噴き出した形だ。経過と問題点を検証した。【野々口義信】

◆当初は淡々と進行◆
 1市6町では昨年10月、広域化研究会を発足させ、今年7月に任意合併協議会を設置した。当初は4回程度集まり、その後は法定協議会に移る駆け足スケジュールを想定。他の地域では「合併の是非」を協議項目に入れる場合もあるが、湖北にはなく、合併へ突き進む姿勢が垣間見えた。

 発言者も限られ、協議項目は淡々と確認。委員として、6市町の正副議長が出席しているのに、発言はあまりなかった。特に、市議会の合併に対する意思はどこで働くのか、私は不思議に思った。

◆6町の丸飲み戦術◆
 長浜市議会への批判もある。合併問題のスタート時、6町の同市に対する要請は1市6町での広域での街づくりだった。これに対し、市議会は合併の是非や合併後の街づくりビジョンなど「総論」に入らないまま、「長浜市の制度にすべて合わせる吸収合併に」と、いきなり合併条件を提示してしまった。

 その後の協議会は、6町から時折、要望や意見は出るものの、ほとんどが「異議なし」。合併で6町議すべてが、いったん失職することも6町側は認めた。当初は、6町側も市側の高いハードルの提示に抵抗があったようだが、これを逆手に取り、提案を丸飲みすることで、市議会側を合併に追い込む戦術が見てとれた。

 記者は昨年12月の滋賀面のコラムで、6町側が編入(吸収)合併の条件を受け入れたら、長浜市は受けざるを得ないとの趣旨の記事を書いたが、現実になりつつあると思えた。

◆追い込まれて採決◆
 ところが、8月の市議会の役員改選で、正副議長が交代し、合併特別委が設置されてから事態が変わり始めた。協議会で市議側が6町側に意見を述べるようになったものの、確認ずみ項目は、市議会の特別委で後戻りして議論できない状態に。残る項目は、木之本町の公営住宅の家賃に約7000万円の滞納がある問題と、合併期日だけとなった。

3972とはずがたり:2008/11/29(土) 14:53:03
>>3971-3972
 協議会は市議、町議、住民代表らを含めた委員58人の全員一致が原則であり、不一致となれば、今後の合併の運命を左右しかねないだけに、6町側は市議会特別委の審査結果に注目していた。換言すれば、市議会にとっては、この住宅問題が事実上、合併の是非の意思を示す唯一の項目となっていた。

 そんな中、市議会特別委は先月22日、木之本町の住宅問題について、同町の対応に問題があるなどとして、1票差で否決。2010年1月1日の合併期日に黄信号がともった。

◆密談の暴露◆
 先月26日の協議会では、特別委の押谷委員長が否決の経緯を報告した。すると、合併推進派の川島市長は突然、同委員長と非公式に会って善後策を協議したことを暴露してしまい、紛糾した。

 合併日程は2010年3月に任期満了となる次期長浜市長選とも絡む。10年1月に合併すれば、市長選を新市として同年2月に実施できる一方、合併が同月以降にずれ込めば、市長選後の合併となり、何年かは、湖北6町の住民が選んでいない市長が続く。こんな事も絡めて、2人で非公式に話し合ったらしい。

 しかし、協議会の席上、川島市長に暴露された押谷委員長は「2人で裏取引したことになる」と市長と口論。同席した茂森伍朗・市議会議長も発言の撤回を求める騒ぎになり、協議も継続となった。

◆スケープゴート◆
 そもそも07年8月、6町が長浜市に街づくりの協議を申し入れた時点で、合併のグラウンドデザインの「総論」を討議していなかった点に問題がある。市議の中にも「6町の申し入れがあった時点で、特別委を設置し、審査していれれば、こんなことにはならなかった」との声が少なくない。市議会が木之本町の住宅問題を、合併の賛否のスケープゴート(身代わり)に使ったとの見方もできる。

 住宅問題が1票差で否決され、市議会で合併の賛否が、きっ抗していることが裏付けられたが、市長と委員長の非公式会談も、この現状を打破するため行われた。しかし、市長自ら暴露してしまっては「裏取引、密室協議」の批判は免れない。また、協議会での口論が議事録に残されていないのも、おかしい。

 今月25日には、特別委が開かれ、善後策が協議される。押谷委員長の行動を追及する委員もあり、協議は難航も予想され、合併の行方を左右する重大な局面で目が離せない。

毎日新聞 2008年11月15日 地方版

3973とはずがたり:2008/11/29(土) 14:58:45
<東北・北海道>岩手県

これは大差だ。。

市町村合併:大槌町議会が賛成少数で否決、釜石市と合併せず /岩手
11月29日12時1分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081129-00000035-mailo-l03

 釜石市と大槌町の合併問題で、両市町の臨時議会が28日開かれ、合併協議会設置議案について町議会は賛成少数で否決、市議会は賛成多数で可決した。このため合併協は設置されず、両市町長らによる合併協設立準備会が目指した合併特例新法期限内(10年3月)の合併は事実上なくなった。
 大槌町議会の採決は岡本大作議長を除く17人中、賛成5、反対12。討論では「賛成が反対を上回った住民意向調査の結果を尊重すべきだ」といった賛成意見に対し、「魚市場の誘致に期待していたが無理と分かり、賛成できない」などの意見が相次いだ。傍聴席には40人を超す町民が詰めかけ審議を見守った。
 釜石市議会は採決の結果、出席議員21人のうち、松坂喜史議長を除いて賛成17、反対3だった。
 加藤宏暉町長は「否決は残念だが、合併問題に最終的な結論が出たと思う。今後は自立の道を歩みたい。大差となったのは(準備会などで)釜石は商港、大槌は漁港という機能分担が明確にならなかったこともあるのではないか」と両市町間の話し合いが十分に進まなかったことを示唆した。野田武則市長は「準備会が非公開になったのも影響したかもしれない。再度話し合える場をつくってもらえないか、加藤町長に申し入れたい」とまだ合併をあきらめない考えを強調した。【鬼山親芳】

11月29日朝刊
最終更新:11月29日12時1分

3974とはずがたり:2008/11/29(土) 15:00:26
<九州・沖縄>熊本県

市町村合併:益城町の熊本市編入合併を承認−−法定協
11月28日17時3分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081128-00000236-mailo-l43

 熊本市と益城町の第2回法定合併協議会が27日、同市であり、合併する場合、益城町を熊本市に編入することを承認した。
 益城町の委員から「対等の立場をうたえないか」との意見が出たため「対等の立場」「互助の精神」で一体的な発展を目指すと付記することを決めた。

11月28日朝刊
最終更新:11月28日17時3分

3975とはずがたり:2008/11/29(土) 15:02:03
<近畿>和歌山県

新市名はどうするのかな?

新宮市と那智勝浦町 12月議会に合併協設置議案を提出
11月29日8時6分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081129-00000091-san-l30

 新宮市と那智勝浦町は28日、合併協議に関する住民アンケートの結果を発表した。合併特例新法の期限(平成22年3月末)内に合併協議会が「必要」と回答したのは新宮市で44.3%、那智勝浦町で52.4%を占め、佐藤春陽市長と中村詔二郎町長は12月定例議会に法定合併協議会設置に関する議案を提出する考えを示した。

 アンケート調査は市が3000人、町が2300人に実施。回答数は市が1337人(回答率44.6%)、町が1105人(同48.0%)だった。

 合併協議会の設置についての設問で、新宮市は「必要」が18.1%、「どちらかといえば必要」が26.2%で合わせて4割以上を占めた。これに対し、「必要ない」と「どちらかといえば必要ない」は計32.1%だった。

 那智勝浦町は「必要」32.9%、「どちらかといえば必要」19.5%と、必要性を認める意見が過半数を占めた。「必要ない」「どちらかといえば必要ない」の計31.7%を大きく上回り、両市町とも協議会設置に向けて動き出すことになった。

 調査結果について、佐藤市長は「市民の意見を十分忖度(そんたく)できたと思う」、中村町長は「町民が合併を真摯(しんし)にとらえた結果」と話している。

最終更新:11月29日8時6分

3976とはずがたり:2008/11/29(土) 15:07:24
<九州・沖縄>宮崎県
>>3943など

市町村合併:小林市と野尻町、合併協設置調印 /宮崎
11月26日17時1分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081126-00000272-mailo-l45

 小林市の堀泰一郎市長と野尻町の長瀬道大町長は25日、「法定合併協議会設置に関する確認書」に調印、2市町が合併へ向け本格的に動き出した。合併を巡っては高原町を加えた3市町で進められていたが、高原町立病院の経営形態を巡り、先月末に破たん。2市町での合併に方向転換した。
 この日は市長、町長、両市町議長が小林市役所であった調印式に出席。野尻町の全域を小林市に編入する▽新市名は小林市――など10項目を確認した。
 両市町は今後、12月議会に同協議会設置を提案、2010年3月23日までには合併したいとしている。

11月26日朝刊
最終更新:11月26日17時1分

3977とはずがたり:2008/11/29(土) 15:07:56
<東海>静岡県

市町村合併:新市議総定数は24と確認−−湖西市・新居町合併協
11月29日11時1分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081129-00000000-mailo-l22

 湖西市と新居町の合併を協議する「湖西市・新居町合併協議会」(会長・三上元(はじめ)湖西市長)の第4回会合が28日、湖西市健康福祉センターであり、継続審議となっていた合併後の議員定数や町名などについて協議した。
 議員定数は「定数特例」を適用し、同町区域で7とすることが確認された。編入先の同市は17人がそのまま在任し、総定数は24になる。合併新法に基づき、任期は現市議の任期の11年4月29日までで、その後の定数は新市で改めて決める。合併後50日以内に同町で増員選挙を実施する。
 また、現在同町にない地方税の都市計画税の税率については、同町側が緩和措置を求めていたが、10年度は0・1%、翌11年度に同市と同じ0・2%に引き上げるとの当初の事務局案が承認された。
 合併後の町・字名は、同市は現行通り、同町は現在の字名の前に「新居町」を付けることが確認された。【平林由梨】

11月29日朝刊
最終更新:11月29日11時1分

3978とはずがたり:2008/11/29(土) 15:10:49
<北関東>栃木県
>>3931 >>3830 >>3878 >>3845
市長が推す1市4町…栃木市を中心
市民の多数の声…佐野市

合併・藤岡町で住民説明会 1市4町合併方針に異論の声強く
11月24日8時3分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081124-00000017-san-l09

 県南1市4町の合併で、藤岡町と県は23日、住民説明会を藤岡町文化会館で開き、永島源作町長は「1市4町で法定合併協議会設置議案を12月町議会に提案する」と述べ、最終的な町の方針を示した。

 説明会には約400人の町民が参加した。この中で永島町長は、1市4町の枠組みを選択したことについて「合併後の藤岡地区の開発を考え、対等となる新設でなければならない」などと述べたうえで、離脱した場合に同町が栃木広域行政事務組合に支払うという清算金の15億円が支払えないことなどを説明に挙げた。

 同町では住民アンケートで約7割の町民が佐野市との合併を希望していることから質疑応答では町の方針を疑問視する声も。中には「反対意見に耳を貸さない町長の町で子供を育てていくのは難しい」と退席する町民もいた。

最終更新:11月24日8時3分

3979とはずがたり:2008/11/29(土) 15:12:30
<首都圏>埼玉県
>>3933-3934 >>3353 >>2872 >>2010 >>1519

市町村合併:鳩ケ谷市民の会、署名添え早期合併へ要望書 市長らに提出 /埼玉
11月27日13時2分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081127-00000093-mailo-l11

 ◇2万3715人署名添え
 鳩ケ谷市合併推進市民の会(細井一郎代表)は26日、市役所で木下達則市長と野崎一則市議会議長に「川口市との早期合併を求める要望書」を2万3715人の署名を添えて提出した=写真。署名活動は会員856人が7月26日から28回実施した。今月末まで続ける。
 細井代表は「川口市との合併を熱望する市民の意思がはっきりした。片思いの合併ではなく、川口市民にぜひとも誠意を受け入れてもらいたい」と語った。市長室に高く積まれた署名簿の前で、木下市長は「市民の合併への思いがひしひし伝わってくる。12月議会で合併推進の決議をしてもらい、早い時期に川口市へ申し入れたい」と語った。【森国郎】

11月27日朝刊
最終更新:11月27日13時2分

3980とはずがたり:2008/11/29(土) 15:14:16
<東海・首都圏>静岡県
道州制導入で富士川辺りを境に静岡県は分裂するかも知れませんなぁ。。

市町村合併:三島市長、政令市作り合併へ意欲 /静岡
11月23日12時0分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081123-00000029-mailo-l22

 三島市の小池政臣市長は21日の会見で、「道州制が導入されるなら県東部は南関東圏に入るべきだ。そのためには政令市を作らなければいけない」と合併に意欲を示した。さらに「沼津市との話し合いが重要だ」とも述べ、11月に就任した沼津市の栗原裕康市長との連携にも含みを持たせた。対立してきた三島市と沼津市の関係が改善し、こう着状態だった東部の合併論議が進むのかが注目される。
 小池市長は、今月14日に栗原市長と会談。会見で「南関東圏に入るために一気に政令市を目指すことで一致した」と説明した。沼津市に対しては「駿東地域を沼津市が、伊豆半島を三島がまとめていければいい」と期待を寄せた。
 ただ、栗原市長は沼津市の斎藤衛前市長が推進した3市3町(沼津、三島、裾野、函南、長泉、函南町)の段階的な合併を唱えて市長選に当選。「一気に合併を」と主張する小池市長と斎藤前市長は合併の方法論を巡って対立してきただけに、本当に論議が進むのか懐疑的な見方もある。【山田毅】

11月23日朝刊
最終更新:11月23日12時0分

3981とはずがたり:2008/11/29(土) 15:27:47
此処ら。どの辺に集落はあったんでしょうかねぇ。特にゼンリンだと馬狩だらけだ。。
http://www.mapion.co.jp/c/f?uc=1&amp;grp=all&amp;nl=36/15/13.470&amp;el=136/51/40.089&amp;scl=70000&amp;bid=Mlink
http://www.its-mo.com/z-130529377-492774472-13.htm

集団離村:35年前に 白川村・馬狩地区で41人が再会「元気でよかった」 /岐阜
http://mainichi.jp/area/gifu/news/20081129ddlk21040008000c.html

 白川村の馬狩地区を35年前に集団離村した人たちが27日、トヨタ白川郷自然学校前の合掌造りの旧下山家の住宅に集まり再会を楽しんだ。離村以来、初めて再会した人もいて「元気でよかった」と、肩をたたき合い喜んだ。

 馬狩地区は、荻町合掌集落から西へ約4キロ離れた白山スーパー林道入り口付近。隣接する大窪地区と合わせて約100人が暮らしていたが、過疎化が進み、住み慣れたふるさとを離れて高山、岐阜、関市へと移り住んだ。

 空き家になっていた茅葺(かやぶ)きの建物は、80年末から翌年にかけての豪雪で大被害を受けて、旧下山家住宅を残して取り壊しが進み、ほぼ消滅した。

 村を離れた人たちは毎年秋に集まっていたが、高齢化が進むにつれ出席者は減少。今回は夏ごろから呼びかけたため、地区の出身者と家族ら60〜80代の41人が集まった。これだけ大勢の集まりは十数年ぶりという。

 富山市から参加した浅野忠一さん(68)は「引っ越してから38年たった。子供のころイワナを釣った川は流れも変わったが、この場所にいると田や畑、石垣など昔の風景が浮かんでくる」と懐かしそうだった。【奈良正臣】

毎日新聞 2008年11月29日 地方版

3982とはずがたり:2008/11/29(土) 15:47:23
<首都圏>神奈川県

誰だ意向に反対するのは・・?

相模原市:署名者は1万4646人 政令市移行是非を問う条例の制定求め
11月29日12時1分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081129-00000029-mailo-l14

 相模原市の政令指定都市(政令市)移行の是非を問う住民投票条例の制定を求めて署名活動を進めている市民グループ「政令市を考える相模原市民の会」(代表、中野直樹弁護士)は28日、署名者が27日現在で1万4646人になったと発表した。
 市の9月2日現在の有権者数は56万4705人。署名者数は有権者数の2・59%で、地方自治法で定める条例制定の請求に必要な有権者の50分の1以上(約1万2000人)に達した。署名活動は来月7日まで続けられ、同12日に請求する。【高橋和夫】
11月29日朝刊
最終更新:11月29日12時1分

3983とはずがたり:2008/12/01(月) 10:43:33
<九州・沖縄>熊本県
ほっ・・・。

合併協設置に6割賛成 植木町住民投票
2008年12月01日
http://kumanichi.com/news/local/main/20081201001.shtml

 熊本市との合併協議会(法定協)設置の是非を問う植木町の住民投票が三十日、投開票され、賛成一万三百九票、反対六千六百九十七票で、賛成票が有効投票数の六割を占めた。法定協設置案を二度否決した町議会の判断を覆し、法定協の設置が決まった。反対が六割を超えた二〇〇三年三月の住民投票を逆転する結果となった。

 法定協設置を提案した藤井修一町長は「多くの町民の理解を得られて感謝している。法定協の中で町の将来をしっかり協議する。年内にも初会合を開きたい」と話した。

 政令指定都市を目指して周辺三町との合併協議を進めてきた熊本市は、益城、城南町に続き三町すべて本格的な協議の場である法定協設置にこぎ着け、政令市移行に向けての協議の詰めに入る。

 ただ、植木町では来年、任期満了に伴う町長選や町議選が予定され、結果次第では合併協議にも影響する恐れもある。

 住民投票は二十日に告示。「政令指定都市をめざす植木住民の会」は「政令市に参画することが町の発展につながる」と強調。「植木町を愛する会」は「吸収合併されれば、住民の声が届かず、町は廃れる」と訴えてきた。

 当日有権者数は二万四千五百人(男一万一千五百三十八人、女一万二千九百六十二人)で、投票率は69・67%(前回71・30%)だった。(浪床敬子)

◇植木町住民投票結果(選管最終)
  ※熊本市との法定協設置に対する賛否
 設置賛成 10309票
 設置反対  6697票

合併賛否両派が“最後の訴え” 植木町住民投票
2008年11月29日
http://kumanichi.com/news/local/main/20081129010.shtml

 熊本市との合併協議会(法定協)設置の是非を問う植木町の住民投票を翌日に控えた二十九日、合併賛成派は総決起集会を開き、反対派は町内全域に宣伝カーを走らせるなどして、“最後の訴え”に力を注いだ。

 合併賛成の住民グループ「政令指定都市をめざす植木住民の会」(河添恭輔会長)は、町役場前で総決起集会を開催。藤井修一町長や熊本市の幸山政史市長、賛成派町議らも出席した。

 藤井町長は「政令市に参画する機会を残すのか、放棄するのかの選択だ」、幸山市長も「将来を見据えた判断をしてもらい、一緒に地域の未来を切り開こう」と、集まった住民らに法定協設置への理解を求めた。

 河添会長(73)は「これが最後の戦い。政令市参画の道を閉ざさないためにも勝利したい」と気合を入れた。

 一方、反対派の「植木町を愛する会」(松村鎮雄会長)は、事務所前で宣伝カーのこの日の出発式を開き、会顧問を務める富田元利前町長や反対派町議らも出席。幹部らが「大好きな植木町をなくしてはいけない。単独の道を目指し、必ず勝とう」と訴え、ガンバロー三唱で気勢を上げた。

 宣伝カーでは、遊説隊の内山朱美さん(58)らが「熊本市と合併すれば負担が増えるなどデメリットも多い」とアピール。田中聡会長代行(75)は「法定協に進めば合併の流れができる。訴えは着実に浸透している」と力を込めた。(浪床敬子、渡辺直樹)

3984千葉9区:2008/12/06(土) 12:02:28
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/news/20081204-OYT8T00886.htm
県南合併風雲急
西方で法定協反対多数 町長辞意、「1市3町」協議へ


「1市4町」(栃木、西方、大平、藤岡、都賀)の合併を巡り、西方町議会は4日、議員全員協議会を開き、法定合併協議会(法定協)の設置について投票で賛否を問い、反対が多数を占めた。若林照一町長は記者会見で「私への不信任ととらえ、12月末で辞任する」と述べ、辞意を表明した。これを受け、同日、残る1市3町の首長は、「1市3町」での協議を優先させることを確認した。昨年11月に岩舟町を含む「1市5町」構想を軸にスタートした県南合併は、「1市3町」の枠組みで協議が進む見通しが強まった。

 若林町長は記者会見で「設置が否決されたのは残念であり、私の力不足」と述べたうえで、「(上都賀と下都賀という)郡の違いを越えての合併の難しさが、最大の要因だと思う」と分析した。

 今後、自立の道を選ぶのか、「1市4町」の合併協議に後から参加するかについては、「次の町長にお願いしたい」として、一任する意向を示した。

 4日の西方町議会全員協議会では、「県の構想に従うのがベストの道だ」などとする賛成派と、「当面は自立の道を進み、合併が必要となれば上都賀郡ですべき」などとする反対派の意見が衝突。若林町長や坂本功議長は、休憩を挟んで3時間余り反対派議員の説得を続けた。しかし、議長を除く9人の議員で投票した結果、賛成4、反対5となった。

 その後、急きょ開かれた1市3町の首長による合併協議会設置準備会では、当面、「1市3町」での協議を先行させて進めていくことを首長間で確認した。ただし、議会や住民の理解を得る必要があるとして、10日までにそれぞれの方針を最終確認するとした。

 栃木市の日向野義幸市長は、「西方町議会の理解を得られなかったことは非常に残念。(2010年3月末の合併新法適用)期限内の合併を実現させるには、(各市町が)来年当初までに法定協設置議案を臨時議会で提案出来るかが課題」と話した。

 福田知事は「1市4町の合併実現に努力されてきた若林町長の胸中を思うと残念でならない。関係首長による話し合いの内容を確認したうえで、今後、県としての対応を考えたい」とのコメントを発表した。

 県南合併を巡っては、県が昨年11月に、岩舟町を含む「1市5町」の構想を示した。しかし、7月の住民投票で佐野市との合併が多数を占めた岩舟町が構想から離脱。1市4町の首長が法定協の設置を目指し、協議を重ねてきた。栃木、大平、都賀の3市町はいずれも議案提出に前向きで、藤岡町議会の全員協議会も4日、議案提出を了承していた。

(2008年12月5日 読売新聞)

3985千葉9区:2008/12/06(土) 12:03:44
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news/20081203-OYT8T00149.htm
置賜2市2町合併見送り
 置賜広域病院組合を構成する南陽、長井、川西、飯豊の2市2町の首長は2日、長井市内で合併について協議し、新合併特例法の期限内(2010年3月)の合併を見送ることで合意した。4首長のうち2人が「住民の合意形成になお時間がかかる」「別の枠組みも検討するべき」などとし、期限内の合併に慎重な考えを示し、協議を打ち切った。

 内谷重治・長井市長が協議後に記者会見し、明らかにした。内谷市長は「残念としか言いようがない。置賜地方での期限内の合併は極めて難しくなった」などと述べた。

 一方、内谷市長は今後の対応について、一時断念した広域消防などを行う西置賜行政組合(長井市、白鷹、飯豊、小国町)の枠での合併を再検討する考えを明らかにし、来年1月にも各首長と意見交換を行う意向を示した。

(2008年12月3日 読売新聞)

3986千葉9区:2008/12/10(水) 21:46:45
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20081210ddlk40010379000c.html
市町村合併:糸島3市町議会、合併関連議案を提案 19日に採決 /福岡
 10年1月の合併を目指す、糸島1市2町(前原市と志摩、二丈町)は9日までに、各定例議会に合併関連議案を提案した。いずれも議会最終日の19日に採決を予定しているが、今のところ、両町議会とも賛否がきっ抗し、合併が成立するかどうか予断を許さない。

 関連議案は、10年1月1日に1市2町を廃し「糸島市」を設置する廃置分合▽財産処分▽議員定数▽議会選挙の選挙区定数▽農業委員会の任期▽地域審議会設置−−に関する6議案。

 1市2町の合併問題は先月30日、二丈町の住民投票で賛成が大差で多数を占め、昨年11月の住民投票で住民の賛成を得た志摩町、市長・市議選で賛成派が多数を占めた前原市が、そろって合併関連議案を提案した。【竹田定倫】

〔福岡都市圏版〕

毎日新聞 2008年12月10日 地方版

3987とはずがたり:2008/12/15(月) 11:05:22
詳細だ。

市町村合併について
http://homepage3.nifty.com/hamak/2_1.htm

3988とはずがたり:2008/12/15(月) 11:14:18
貼り付けあざーす。

<北関東>栃木県
>>3984
栃木市との合併は藤岡町でも不満が出てる>>3978しなかなか求心力が強まりませんねぇ。。

<東北・北海道>山形県
>>3985
ここは昔から纏まりませんねぇ。。>>3823 >>3807 >>3700 >>3611 >>3567 >>3531 >>2749 >>2709
南陽が一貫して慎重>>2749なのが足を引っ張ってる印象。

3989とはずがたり:2008/12/16(火) 15:32:00
<首都圏>千葉県

船橋1市で60万人近くいるんですなぁ。
船橋+鎌ヶ谷+白井で政令指定都市いけんのちゃうか?

東葛飾・葛南地域4市政令指定都市圏域図
http://www.4shiseirei.jp/htm/kenikizu.htm

3990千葉9区:2008/12/18(木) 01:03:01
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/niigata/news/20081216-OYT8T00808.htm
長岡市との合併、川口町が3度目のアタック
 川口町の岡村譲町長は16日、長岡市役所に森民夫市長を訪ね、合併協議の開始を要請した。要請は、2006年9月、07年2月に次いで3回目。両市町の合併問題はこれまで、川口町の財政問題が障害になっていたが、森市長は「(財政健全化に)町は相当、努力されたと思う」と記者団に語り、県、市議会の意向も踏まえて、早期に方向性を出す意向を明らかにした。

 合併をめぐっては、中越地震で大きな被害を受けた町の財政危機などを背景に、05年11月の町長選で合併推進を公約に掲げた岡村氏が初当選。07年2月の住民投票でも、合併支持が多数を占め、川口町が長岡市に合併協議を要請していた。

 一方、長岡市側には合併による市財政への悪影響を懸念する声が強く、財政健全化に向けた町の取り組みを慎重に見守ってきた経緯がある。

 町では、人件費削減、公共料金値上げなど行財政改革に力を入れ、今年度の当初予算編成段階で、町債の元利償還がピークを迎える09年度以降の予算編成にめどがついたとし、“財政危機脱出”を宣言。岡村町長の任期が残り1年に迫り、09年度末までに合併しなければ国からの手厚い交付税措置がある「合併推進債」が発行できないことから、3度目の要請に踏み切ったとみられる。

 これに対し、森市長は「市議会には、町財政の立て直しは県にも責任があり、長岡だけで引き受けるのはどうかという意見もある」と語り、今後の支援をめぐる県の対応なども参考に、合併の是非を総合的に判断する考えを示した。市は近く開かれる市議会の議員協議会でも改めて意見を聞く予定だ。

(2008年12月17日 読売新聞)
関連記事・情報

3991千葉9区:2008/12/18(木) 01:03:53
http://mytown.asahi.com/nara/news.php?k_id=30000000812170003

合併4例だけ 利害絡む縁談
2008年12月17日


  ◆市町村 新法期限あと1年3カ月


 職員数を減らしつつ、行政サービスを充実させる――。そんな狙いで各地の市町村に広がった「平成の大合併」。しかし、県内の合併は4例にとどまっている。国による優遇策が盛り込まれた新しい合併特例法は10年3月末で期限切れを迎えるが、新たな「縁談」が持ち上がる可能性は低そうだ。(相江智也)


   ◎財政格差、求愛に冷水



 「合併を望まない町民が圧倒的に多い。町民の意思を尊重する」。11月、斑鳩町議会は安堵町議会からのラブコールにこんな答えを出した。両町は05年に解散した西和7町での合併協議会のメンバー。2度目の「破談」だった。


 安堵町議会が合併協議を求めたのは6月。「厳しい財政状況の中、合併は不可欠。つながりの深い斑鳩町となら住民の理解も得られやすい」という思惑だった。しかし、斑鳩町議会の関係者は「一緒になっても、財政が格段に良くなるなどメリットはない」。


  ■「危機感あるが」


 宇陀市は曽爾、御杖両村からの編入申し入れをどうするか、前田禎郎市長が12月定例市議会で態度を明らかにする予定だ。かつて同市の発足に向けた合併協議会に名を連ねていた両村。それでも、仲間入りは簡単ではない。市関係者は「新市がようやく軌道に乗ってきた時に新たな『荷物』を抱え込むのか、という声は根強い」と話す。


 新法の期限切れまでに「縁談」をまとめようと、合併の組み合わせを示すなどしてきた県。市町村振興課の担当者は「どの自治体も将来への危機感はある。それでも、いざ協議を始めると利害がぶつかる。県が割って入るわけにもいかず……」と漏らした。


  ■県 指導力不足?


 合併後の優遇措置が充実していた合併特例法(旧法)のもとで、全国の市町村は3232から1821に減少。しかし、県内では47が39に減っただけ。37市町村は任意協議会や法定協議会の場で合併協議のテーブルに着いたものの、一部の自治体が脱退したり、協議会が解散したりして、最終的に合併に加わったのは12市町村にとどまった。


 「破談」の主な理由について、県は、住民投票で反対意見が多かった▽新しい自治体の名前や役所の場所で折り合いがつかなかった、などと分析しているが、05年10月にあった県市町村合併推進審議会では、「財政格差の溝は当事者だけでは埋められない」など、県のリーダーシップ不足を指摘する声も相次いだ。


  ■同等効果 模索も


 「合併しなくても同等の効果が出る道はないのか」。財政難の荒波を乗り切るため、新たな方策を模索する動きも出始めた。


 10月16日にあった「県・市町村の役割分担検討協議会」の初会合。県内の市町村長や荒井正吾知事らが、小西砂千夫・関西学院大教授(財政学・地方財政)の講義に耳を傾けた。


 消防や公立病院の運営などで進んでいる広域連携を他の分野に広げたり、単独では業務をするのが難しい小規模の町村が、国からの交付税や権限を県に委譲したりといった手法で、経費節減と行政サービスの充実ができないか、可能性を探るのが狙い。荒井知事は「名前やメンツではなく、財政再建を客観的に考えることが必要」としている。


  ◆人件費削減「10年で80億円」


   ◎合併4市、県が試算公表


 「平成の大合併」で誕生した県内4市の人件費は10年間で80億円減る――。県はこんな試算を公表した。


 対象は、葛城市(04年10月、新庄町と当麻町が合併)▽奈良市(05年4月、月ケ瀬村と都祁村が編入)▽五條市(同年9月、西吉野村と大塔村が編入)▽宇陀市(06年1月、大宇陀、菟田野、榛原各町と室生村が合併)。総務省の給与実態調査などを基に、合併前後の人件費を比べた。


 合併しなかった場合に減らせる職員の数は4市合わせて721人だが、合併したことでさらに計318人の職員を削減できると試算。10年間に削減できる人件費を、合併しなかった場合が計約196億5200万円、合併したことで計約276億3400万円にまで伸ばせるとした。

3992千葉9区:2008/12/18(木) 01:05:23
>>3982
http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20081217ddlk14010198000c.html
相模原市:政令市移行、総務省が難色 線引き先送りに「1年遅らせたら」 /神奈川
 相模原市が2010年4月に目指す政令指定都市(政令市)移行について、所管する総務省が難色を示していることが分かった。19日の市議会で可決予定の「政令市推進の意見書」に、移行時期を明記するかを巡る各会派の調整や、市と同省の正式な協議に大きな影響を与えるとみられる。

 加山俊夫市長は8日、松沢成文知事と協議し、合併した旧3町(津久井、相模湖、藤野)で10年4月に導入予定の都市計画法に基づく市街化区域と市街化調整区域の線引き(区域区分)の1年先送りを決断。これを受けて、政令市担当の坂井和也副市長は10日、総務省自治行政局の幹部にこの経緯を報告した。

 都市計画法は、政令市入りの条件整備として市域の線引きを義務付けていることから、同省幹部は「要件が整わない状況なら、政令市移行も1年遅らせたらどうか」と述べ、政令市入りも1年先送りの方向で検討するよう迫ったという。

 同省側は毎日新聞の取材に、市の政令市移行について「市議会の意見書も可決されておらず、市として最終的に決断されていない。正式に政令市問題をうかがっているわけではなく、まだ市から状況報告を受けているだけだ」と説明。この段階で難色を示したことから、正式な協議では厳しい調整を余儀なくされるとみられている。【高橋和夫】

==============

 ■解説

 ◇政令市の「資格」に疑い
 相模原市の坂井副市長は総務省のキャリア官僚だ。加山市長が同省に懇請して政令市担当として副市長のポストに迎えた。総務省の「政令市入りも1年先送りを」との素っ気ない対応は、政令市移行に対するけん制どころか、嫌がっているとみるのが一般的だ。

 問題点は二つある。政令市の線引きは数多くの条件整備のうち、付随的な課題でしかない。同省はこれまで「線引きは国土交通省の所管」としてきたが、国交省は旧3町が水源地域にあり、県が水源環境税を設けて環境保全を進めていることにも一定の理解を示しているという。

 相模原市の政令市入りは「人口70万人以上」という“平成の大合併”の特例だが、これはあくまで人口要件だけの緩和だ。既に政令市入りした新潟、浜松、静岡などはいずれも市立の病院や高校、水道事業を最低一つは運営している。これが皆無の相模原市が政令市になると、既存の政令市が事業を廃止する事態も想定される。

 相模原は財政基盤が弱く、県債償還金250億円の肩代わりを引き受けて財政悪化も懸念されかねない。政令市入りにあたっては住民の所得水準や物価動向まで参考にされるという。

 より重要なのは、政令市入りを「時期尚早」などとして住民投票で是非を問う動きがあることだ。市議会には政令市入りに反対する会派もある。総務省が難題をふっかけるのは、線引き問題よりも政令市としての「資格」や「市民の一体感」を疑っているからだ。

 二つ目の問題点は、政令市移行が道州制と直結し、霞が関の中央省庁が解体されかねないとの見方があることだ。今後の論議は五里霧中だが、残る省庁は国の専管事項を扱う外務、防衛など数省との展望も示されている。このため、地方分権を推進しているとされる総務省は、実際は「道州制への最大の抵抗勢力」ともみられている。

 政令市としての資格が脆弱(ぜいじゃく)な相模原市が政令市になった場合、今後の市町村合併に伴い、後に続く政令市入りの自治体が増え続ける突破口になりかねない。相模原市が政令市入りするには、道州制をにらみ国政を突き動かすほどの強い働き掛けと、財政状況の不安を吹き飛ばすだけの将来展望が不可欠となる。【高橋和夫】

毎日新聞 2008年12月17日 地方版

3993新潟6区:2008/12/18(木) 02:47:45
>3990
川口町は、かつて県が示した合併パターンでは隣の小千谷市との合併が想定されていましたが、
飛び地合併してでも都市の規模が大きい長岡市との合併を望む声が強いんですね。
上越市と合併した中郷村しかり、新潟市と合併した岩室村しかり、新潟は結構このパターンが多いです。

3995千葉9区:2008/12/18(木) 23:11:40
>>3856>>3905
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/feature/chiba1211810283655_02/news/20080621-OYT8T00790.htm
合併へ温度差
「空港の恩恵」巡り対立も


「本音を言うと、成田市は合併したくないんです。前回の合併で財政力が下がったので。だから、もう少し待ってください」。栄町で今年2月に開かれた「活力ある国際空港都市づくりシンポジウム」。来賓の石渡孝春・成田市議会議長は約100人の参加者を前に、こうあいさつした。

 シンポは空港を囲む成田、富里、多古、芝山、神崎、栄の6市町の早期合併と空港を核にした一体的な発展を望む住民有志らが主催した。県も同じ6市町が「2010年3月が期限の合併特例法の適用を受けて合併するのが望ましい」との見解を示している。

 実現には成田市の意向が最も肝心。シンポの主催者は石渡議長に前向きな言葉を期待した。それは石渡議長も承知していたが、成田では市や議会、市民の間で機運が高まっておらず、色よいスピーチはできなかったのだ。

 成田市も06年3月、大栄、下総の旧2町を編入合併している。市に入る空港関連の固定資産税は年間約100億円で、一般会計当初予算の歳入の5分の1を占める。両町を編入できたのも、こうした安定的財源があってこそだった。市は2町地域に野球場や公園の建設を検討している。


 もっとも「合併して良かった」という声ばかりではない。市は2町の借金も背負い、負債(市債発行残高)は約500億円から約600億円に膨らんだ。

 こうした財政悪化に、旧市部の一部から「合併する必要があったのか」との不満の声が出始めている。その一方で、2町地域選出のある市議は「中心部の開発が優先で、こちらの行政サービスは低下した」という不信感も強い。こうした状況から、小泉一成市長は「市内の融和と均衡を図るのが先決」と、次の合併には慎重だ。

 住民だけでなく、成田以外の5市町長も、成田に大きく集まる空港の恩恵を将来、平等に分けようとする考えでは一致している。昨年11月から懇談会を重ね、合併の下地づくりを進める。

 ただ、温度差もある。空港から最も遠く、財政力の弱い神崎の石橋輝一町長は「もう待てない。財政を少しでもよくして、成田市が合併しやすい状況を作る」と急ぎ、主導役を期待される富里の相川堅治市長も「特例法の期限は合併実現をにらむ上で一つの目標」と考える。一方、芝山の相川勝重町長は「町内の7割を超える騒音地区の対策がどう方向付けられるか。合併も必要だが、その前に解決すべき課題がある」とやや慎重な姿勢だ。

 別の成田市議は「空港の恩恵という点では市町間で勝ち負けがはっきりし、対立に近い状態。騒音下の住民には『空港のために我慢しているのは我々だ』という気持ちもある。合併実現には政策論だけではなく、そうした住民感情も待ち受けている」と指摘する。

(2008年6月22日 読売新聞)

3996千葉9区:2008/12/18(木) 23:43:40
>>2872
>>3933
市町村合併:川口市との「早期合併決議」を可決−−鳩ケ谷市議会 /埼玉
 鳩ケ谷市議会は17日、川口市との「早期合併を望む決議」を賛成多数で可決した。共産党4人を除く13人が賛成した。決議では「川口市との合併は市民福祉の向上、地域社会の発展に欠かせない」とし、10年3月までに合併に向け具体的協議を進めることを求めた。

 木下達則市長は「(川口市への)正式申し入れの態勢が整った」としており、1月早々にも、川口市側に合併協議開始の申し入れを行う。

 川口市では、来年5月に市長選が行われ、合併問題が争点となる可能性もあり、合併協議の具体的進展は、同選以降になるとみられる。【鴇沢哲雄】

毎日新聞 2008年12月18日 地方版

http://mainichi.jp/area/saitama/news/20081218ddlk11010276000c.html

3998とはずがたり:2008/12/19(金) 11:44:33
<首都圏>
>>3995
千葉県・成田市
>>3856で書いたけど,取り敢えず1市4町の5市町で新成田市を取り敢えず形成して対等な立場で望めばいいのではないか。
富里に市庁舎置いて。
芝山は慎重なんですねぇ。富里と芝山はどちらかと云えば発展してる方だと思うんだけど。
神崎町長ももう待てないとか云うなら下総・大栄と同じ時期に編入受け容れれば良かったのに。。

>>3996
埼玉県・川口市
いずれにせよ5月以降か。。川口も臍曲げてないでとっとと入れてあげればいいのに。。
まぁ因縁浅からぬ二市の関係>>1519ですけど地図を見れば鳩ヶ谷は川口に囲まれた形であるし合併が自然だ。

>>3992
神奈川県・相模原市
>相模原市の政令市入りは「人口70万人以上」という“平成の大合併”の特例だが、これはあくまで人口要件だけの緩和だ。
>既に政令市入りした新潟、浜松、静岡などはいずれも市立の病院や高校、水道事業を最低一つは運営している。
>これが皆無の相模原市が政令市になると、既存の政令市が事業を廃止する事態も想定される。
いやぁ,なんか2ちゃんねらの都市の格論争みたいな泥仕合に成ってしまいそうで嫌ですけど人口要件だけ備えた政令指定都市ってのは他とのバランスも欠くし,それが前例になってしまうと粗製濫造になってしまいますよね。。
少子化で今更市立高校はどうかと思うけど,少し前迄の要件的条件として地下鉄があったけど唐木田から相模原更には上溝・田名方面迄相模原市交通局で新線つくったらええがねw
市立病院も無いんですねぇ。。水道事業は県任せって事か?

此をきっかけに政令指定都市粗製濫造してもらって大阪市・横浜市・京都市・名古屋市・福岡市辺りを都道府県の反撥で廃止された特別市として格上げするのも良いかも。

<近畿>奈良県
>>3991
日本で一番の合併推進派の俺のお膝元ながら情けない状況で面目ないですw
斑鳩+安堵や宇陀+曽爾+御杖などやりやすそうなのになぁ。
特に斑鳩+安堵など。。

3999千葉9区:2008/12/21(日) 21:07:53
>>3978
>>3984
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/20081221/CK2008122102000124.html
啖呵切った西方町長 県南合併・首長らの泣き笑い
2008年12月21日

 昨年十一月、県が示した県南一市五町(栃木市、都賀、西方、大平、岩舟、藤岡町)の合併構想は、さまざまな人間ドラマを生み出した。地域住民のリーダーとして、より良い未来を模索し、奮闘した首長たち。怒り、泣き、笑い、去る人も…。彼らには大いに敬意を表したい。記者が直接耳にした首長らの印象に残る言葉を通じて、県南合併の一年間を振り返ってみた。

 まず、栃木市の日向野義幸市長。「道州制後の州都になる可能性を秘める」(五月二十八日、本紙取材)と一市五町合併に大いなる夢を語っていた。が、岩舟町の離脱が決まると「遅きに失した感はあるが、県のリーダーシップを強く要請していきたい」(七月三十一日、栃木市議会全員協議会)と、知事への直接批判ともとれる強い言葉でいら立ちを口にした。

 その岩舟町。当時の栃木実町長は「佐野市との合併は無条件降伏同然」(五月二十一日、本紙取材)と訴え、栃木市グループへの住民投票を呼び掛けたが思いは届かなかった。深夜の会見で「町民の判断を厳粛に受け止める」(七月二十七日会見)と語り、突然の辞意表明を行った。

 その後を継いだ針谷育造町長は、投票結果(佐野市と合併)を尊重すると公約しながら「対等合併は譲れない」(十一月七日、本紙取材)と強調。小さな町としてのプライドをみせた。

 最後に西方町の若林照一町長。議会調整に失敗し、栃木市グループから事実上の離脱に追い込まれた。直後の会見で辞職を表明。「私への不信任同然」(十二月四日会見)と目にいっぱい涙を浮かべ、慰留を求める声にも「武士に二言はない」と、啖呵(たんか)を切った。

   ◇   ◇

 一市三町(栃木市、都賀、大平、藤岡町)、一市一町(佐野市、岩舟町)グループとも法定協議会設置という一つのヤマを越えた。今後は合併基本四項目を含む約三千の事務事業のすり合わせが始まる。法定期限(二〇一〇年三月)も迫り、年明けからの協議が本当の正念場となる。(梅村武史)

4000千葉9区:2008/12/21(日) 21:09:09
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/region/news/20081220/88149
住民に期待と不安 岩舟・佐野合併交渉へテーブル整う
(12月20日 05:00)
 【佐野・岩舟】佐野市との合併の声が多数を占め、栃木市を中心とした一市五町の枠組みが崩れた岩舟町の住民投票から四カ月。十九日に開かれた両市町議会は、法定合併協議会設置議案が全会一致で可決された。交渉のテーブルがようやく整い、来年一月にも始まる本格協議を前に、住民からは期待、不安の声が上がっている。

 ■岩舟町

 「(七月の住民投票で)民意はすでに出ている。町は『吸収合併がいや』などと言っている場合ではない」

 「吸収」か「対等」か、両首長間に温度差がある合併形式に、岩船山クリフステージ理事長の安藤宜好さん(38)は、こう言い切る。

 「単独での町政が厳しいのに佐野が受け入れを拒否したら行き場がなくなる」と早急な合併を求める。

 一方、大平町などと隣接する静和地区などでは、栃木地区との合併を求める動きがくすぶる。同地区自治会長連絡協議会の塚田幸次会長(72)は「可決は残念。先月佐野市との吸収合併に反対する約二千人の署名を集め、町長に提出した。三月議会も念頭に活動を検討中」と反対の意思を崩さない。

 ■佐野

 佐野市では、市民の多くが合併協議開始に好意的な見方を示しながらも、行政、政治レベルの議論の先行を危ぶむ声も聞こえてくる。

 同市浅沼町の自営業男性(65)は「(岩舟町民の)民意の扱い方が問われている。県の構想は住民に伝わっておらず、行政の論理が先行している」と両市町の地域発展を優先した協議を求める。

 同市堀米町の自営業男性(72)は「合併すれば職員が増え、人件費も増える。合併効果の一つとされる行政の効率化ができるのか」とくぎを刺した。

 市民レベルでの交流に期待する声もある。市文化協会の勅使川原●=りっしんべんに素で「まこと」=会長(75)は「岩舟とは古くから文化面でつながりが深い。市は寛大な気持ちで対応してほしい」と合併を歓迎する。

4001千葉9区:2008/12/21(日) 21:11:07
http://mainichi.jp/area/saitama/news/20081219ddlk11010320000c.html
市町村合併:加須市など、対等合併へ−−1市3町 /埼玉
 加須市と騎西、北川辺、大利根町による第1回合併協議会が18日、同市役所で行われ、4市町が対等の立場で合併することや、新市役所の位置を加須市役所にすることを承認した。新市の名称については、決定方法を含めて協議する。

 合併期日は合併特例法の期限内となる10年3月末までにすることで一致し、具体的な期日は今後提案される。議員定数は4市町議会間の調整後に決める。今後は月1回のペースで協議会を開き、来年6月までにすべて合併協定項目を調整。同8月に合併協定の調印を見込む。

 合併の是非を問う住民意向調査などは予定していない。【金沢衛】

毎日新聞 2008年12月19日 地方版

http://mainichi.jp/area/saitama/news/20081219ddlk11010317000c.html
市町村合併:「春日部市編入で」 1市2町合併研が合意 /埼玉
 春日部、宮代、杉戸の1市2町でつくる合併研究会が、合併の方式を春日部市に2町が編入する編入合併にし、新市の名称を「春日部市」にすることで合意したことが18日、分かった。来年1月中旬までに「新市構想素案」の中間報告として発表する予定。

 3市町の幹部によると、合意したのはほかに▽本庁は春日部市役所を利用し、総合支所を2町に置く▽合併協議は対等に行う▽合併期日は新合併特例法期限(10年3月)内−−など。杉戸町では新市構想素案がまとまった後に住民投票を実施するため、投票結果に注目が集まる。

 研究会は、合併協議会設置の前に行政間で合併協議事項を検討し合おうと11月に設置。市政策部長や副町長ら幹部で構成される。【栗原一郎】

毎日新聞 2008年12月19日 地方版

4002とはずがたり:2008/12/25(木) 06:23:29
<東北・北海道>宮城県

亦やってんのか,此処・・

新市名称は「柴田市」 3町合併協、前回同様決定
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/12/20081225t11042.htm

 新合併特例法の期限(2010年3月)までの合併を目指し、再始動した柴田町・村田町・大河原町合併協議会(会長・斎清志大河原町長)の第4回会合が24日、宮城県大河原町の県大河原合同庁舎であり、3町が合併した場合に誕生する新市の名称を前回と同じ「柴田市」に決めた。

 新市の名称をめぐっては、委員9人による選定小委員会を設置し議論。「柴田市」は前回、公募で決定した名称で、歴史的にもなじみが深いことから、支持する意見が大勢を占めた。再度の公募を求める声もあったが、採決の結果、5対1(欠席2)で決着した。
 選定小委の報告があったこの日の会合でも、異論はなかった。

 新市の議員の定数と任期については、行財政改革の観点から事務局の原案通り特例を認めない委員と、合併を円滑に進めるため1年間の在任特例の適用を主張する委員が互いに譲らず、再び継続審議に。農業委員会の委員は4カ月間の在任特例を適用し、合併後初の選挙で公選委員の定数を各町7の計21とすることを申し合わせた。
2008年12月25日木曜日

4003千葉9区:2008/12/25(木) 23:25:50
>>3859
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20081225ddlk22010154000c.html
南伊豆地区の合併問題:4市町合併後の新市名、「下田市」 /静岡
 南伊豆地域4市町(下田市、松崎、南伊豆、河津町)の法定合併協議会が24日開かれ、合併後の新市名を「下田市」に決めた。

 決選投票で「下田市」が17票、「南伊豆市」が9票だった。同協議会長の石井直樹市長は「3町の歴史と文化を尊重し、合併後は地域の名前を字名で残したい」と話した。

 松崎、南伊豆町議会が、合併時に必要な電算システム統合の調査費負担金の予算計上を拒否したが、石井市長は「4人の首長は、今後も揺るぎない意志で合併を目指すことを確認し合った」と報告。合併を目指す方向に変わりはないことを強調した。

 一部委員からは、4市町議会で来年6月に提案される予定の合併承認議案に、松崎町議会が反対する公算が大きいため、合併協を直ちに解散すべきだとの意見が出た。

 しかし民間選出の委員から、住民の意向や地域経済力の現状を考えると合併は必要で、速やかに審議を進めるべきだとの意見が出され、これまで通り協議を進めることになった。【中村隆】

毎日新聞 2008年12月25日 地方版

4004とはずがたり:2008/12/26(金) 17:43:49
<首都圏>埼玉県
>>4001

市町村合併:合併参加は困難 市民の理解得られぬ−−羽生市長定例会見 /埼玉
http://mainichi.jp/area/saitama/news/20081204ddlk11010331000c.html

 加須市など1市3町が進める合併協議への参加を目指していた羽生市の河田晃明市長は3日の定例会見で、「(合併特例法)期限内の合併は難しい」との認識を示した。市は合併協議が進んだ途中参加を想定していたが、市民の理解を得られないと判断した。

 河田市長は、「1市3町の協議が煮詰まってから(参加)となると、市民からそれでいいのかという声がある」と述べた。途中参加では新市名や市役所の位置など基本項目が合意に達した後になり、1市3町側の意向だけに沿った事実上の「吸収合併」となることが想定される。

 市長や市議会はこれまで、「吸収合併も辞さない」と織り込み済みだった。しかし、市長は一転して「『吸収合併』となると私だけで進めていいものか。市内の会合に出ると『吸収合併はだめだ』という市民の声が多い。そうした声を認識しないとならない」と話した。また合併協議の事務作業的にも特例法期限内の10年3月には時間的に制約があるとの見通しも示した。【金沢衛】

毎日新聞 2008年12月4日 地方版

『期限内合併は困難』 羽生市長が見解示す
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20081204/CK2008120402000116.html
2008年12月4日

 羽生市の河田晃明市長は三日の定例会見で、加須市など一市三町による合併協議に羽生市が参加を求めていることをめぐり、合併特例法の期限(二〇一〇年三月末)までに羽生市が加わることは「難しいと思っている」との認識を示した。

 加須市と騎西、大利根、北川辺の三町は十八日に合併協議会の初会合を開き、期限内合併を目指す。

 河田市長は「協議会の途中で羽生が入るとなると、吸収合併の様相になる。吸収には反対の市民も多い」と説明。期限内合併は「断念せざるを得ない状況だが、あきらめてはいない」と述べた。
  (杉本慶一)

4005とはずがたり:2008/12/27(土) 11:35:00
<九州・沖縄>熊本県

熊本市と植木町の合併法定協が初会合
2008年12月26日
http://kumanichi.com/news/local/main/20081226007.shtml

 熊本市と植木町の合併協議会(法定協)は二十六日、同町生涯学習センターで初会合を開き、今後審議する二十七の協議項目を決めた。今後は月一回ペースで開き、順調に進めば協議は半年程度で終わる見通し。

 会長の幸山政史市長が「合併後の町と市の姿をできるだけ具体的に示し、住民の不安を払しょくしていきたい」とあいさつ。副会長の藤井修一町長は「住民投票で示された町民の思いを受け止め、両市町の特性や個性が尊重し合える協議にしたい」と述べた。

 法定協は議会、各種団体の代表、公募委員など計三十人で構成。市町議計十六人でつくる議員専門部会と、市町職員による十一分野の作業部会も設け、議員専門部会には合併期日や議員定数・任期の取り扱いなど七項目の審議を付託する。

 初会合では、植木町側の委員が「政令市になった場合の姿を財政を含めて具体的に示してほしい」「区役所設置の問題は住民の関心が高く、早く具体的な協議をしてほしい」と要望。幸山市長は「区役所の問題は研究会の結論をベースに法定協で具体的に論議するとともに、政令市の姿についても県の協力を得ながら可能な限り示していきたい」とした。

 植木町では、合併特例法に基づく住民発議を受け、藤井町長が同市との法定協設置を問う住民投票を請求。十一月三十日の投開票の結果、賛成票が有効投票数の過半数を超えたため、両市町が十二月四日に設置した。

 次回は一月三十日に熊本市で開かれる予定。(浪床敬子)

<払拭>

4007千葉9区:2009/01/02(金) 21:38:20
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/01/20090102t71019.htm
新庄市など法定協設置へ 市町村合併・各県の動き

村井嘉浩知事(左)から廃置分合(合併)決定通知書を受け取る鈴木昇気仙沼市長。宮城県内では新法下で初の合併となる=2008年12月22日、宮城県庁

 新合併特例法(新法)に基づき、東北では現在、2地域で法定合併協議会による議論が進み、今月にはさらに一地域で法定協が設置される。旧合併特例法(旧法)に比べ格段にペースが鈍った東北各県の市町村合併の動きをまとめた。

◎青森/むつ・風間浦、具体的検討へ

 法定協を設置している自治体はないが、(1)五戸町と新郷村(2)むつ市と風間浦村―の2カ所で合併に向けた動きがある。
 五戸町と新郷村では昨年4月、それぞれの商工会が合併した。経済団体の合併が行政に先行したケースは全国的にも珍しい。6月に新郷村が五戸町に法定協を設置するよう申し入れたが、現在は保留の状態だという。
 風間浦村は昨年11月、むつ市に法定協設置を申し入れた。むつ市議会は新年度に具体的な検討に入る。むつ市は2005年3月に3町村を編入合併した経緯があり、財政再建も絡んで慎重論も根強い。
 06年度策定の県市町村合併推進構想では「新合併特例法の下で合併を進める必要がある」として、平川市と田舎館村の組み合わせを提示。今のところ、目立った動きはない。
 県市町村振興課は「少子高齢化や地方分権が進む中、合併は行財政基盤などを充実させる有効な手段。今後も合併が推進されるように支援したい」としている。

◎岩手/宮古市・川井村、3月までに新市計画

 宮古市と川井村が昨年7月、法定協を設置し、2010年1月1日の合併に向け準備を進めている。今年3月末までに新市基本計画を策定する。
 釜石市と大槌町に関しては昨年11月、大槌町議会が法定協設置を求める議案を否決し、10年3月の新法期限内の合併は困難な状況になった。野田武則市長は大槌側への働き掛けを続ける方針だが、加藤宏暉町長は自立を目指す考えだ。
 大船渡市と陸前高田市の合併をめぐっては昨年10月、陸前高田市の議会が法定協設置を求める議案を否決。住田町を含めた気仙地域2市1町の合併構想も停滞している。
 盛岡市に次ぐ副県都を目指す奥州市は平泉、金ケ崎両町、岩泉町は田野畑、普代両村との合併をそれぞれ模索している。
 県市町村課は「少子高齢化が進み、県北や沿岸は深刻な状況にある。安定した行政サービスを維持するため、各市町村の取り組みを支援し、県単独で交付金を出すことも検討していく」と話している。

◎宮城/大河原など3町「柴田市」始動へ議論

 気仙沼市に本吉町を編入して9月1日に新「気仙沼市」が誕生する。新法に基づく合併は県内で初めて。気仙沼市は、旧法下の2006年3月に唐桑町と合併しており、新旧両法をまたいで二段階合併する珍しいケースになる。
 両市町は当初、旧唐桑町を含む3市町で合併を目指したが、合併調印後に本吉町が離脱。07年5月に本吉町があらためて合併を申し入れた。
 本吉町議12人には10年4月までの在任特例を適用する。唐桑地域と同じく本吉地域にも地域自治区を設置する。
 以前に合併協議が破談となった大河原、村田、柴田の3町は住民発議を経て昨年8月に法定協を設置、議論が再始動した。昨年末には新市の名称を、前回と同じ「柴田市」に決めた。
 ただ、3町長のうち柴田町の滝口茂町長は合併反対の論陣を展開。議員の在任特例の取り扱いなどで協議は混乱している。3月に柴田町議選、4月に大河原町議選、6月に3町の住民投票を控えており、合併の是非をめぐって推進派と反対派の対立も深まっている。

4008千葉9区:2009/01/02(金) 21:38:36
◎秋田/25に再編進み協議は一段落

 旧法に基づく自治体の再編が進んで市町村数が25に激減したこともあり、2006年3月の八峰町誕生を最後に、市町村合併の動きは完全に止まっている。
 合併協議が破談となった五城目、井川、八郎潟の3町には、新法を活用した合併を求める声がくすぶるが、自立を選んだ小坂町や上小阿仁村などを含め、合併を模索する動きは全くない。
 県市町村課は「すべての市町村が何らかの合併協議を行い、導き出した結論が現在の形。しばらくは合併話も浮上しないだろう」とみている。

◎山形/山形市長らは再協議を模索

 県は2007年10月、全市町村長に対し合併推進を強力に働き掛けた。酒田、鶴岡両市など庄内地域は旧法下で合併が進展しており、新法下では村山、置賜、最上の3地域が焦点となる。
 最上地域では新庄市と真室川町、戸沢村の3市町が昨年末、法定協への参加を問う議案を各議会に提出し、可決された。1月13日にも法定協を設置する。任意協議会には鮭川村も参加していたが、「現段階では参加は難しい」と離脱した。
 村山地域では、山形、上山両市、山辺、中山両町の4市町が、4年前に破たんした合併の再協議に入っている。合併問題の検討を公約に掲げ、07年9月の山形市長選で再選を果たした市川昭男市長が3首長と協議を重ねているが、大きく前進する気配はない。
 置賜地域では、長井、南陽両市と川西、飯豊両町の首長が昨年12月初め、合併意見交換会を開いた。呼び掛け人の内谷重治長井市長は「合意形成には至らなかった」として、合併協議を断念することを明らかにした。

◎福島/自立の市町村を県が支援方針

 昨年7月に飯野町が福島市に編入合併され、県内で設置されている法定協はなくなった。合併計画を具体的に検討する動きも表面化しておらず、県は「旧法時代から数年来の各地での協議が一段落した」(市町村行政課)とみている。
 県は、合併について「市町村が自主的、主体的に検討、判断することが何より重要」と強制しない姿勢を明確にしており、合併市町村だけでなく合併しない市町村も支援する方針を掲げている。
 2006年3月に策定した新法に基づく構想は、関係市町村から要請があれば組み合わせを盛り込む形で、県主導で合併が進む状況にもない。
2009年01月01日木曜日

4009とはずがたり:2009/01/05(月) 00:07:43
<東北・北海道>山形県

新庄市か新庄最上市か最上新庄市か最上市か。
鮭川村の離脱は残念だが此処は確実に合併出来る面子で慎重に行きたい。

新庄など3市町村で法定協 最上の合併、鮭川は離脱表明
2008年12月19日 19:26
http://yamagata-np.jp/news/200812/19/kj_2008121900286.php

 最上地方の4市町村による「新庄最上地域合併検討協議会」(任意協議会)の第4回会合が19日、戸沢村役場で開かれた。鮭川村が合併協議からの離脱を表明したため、新庄市、真室川町、戸沢村の3市町村で法定協議会を設立することになった。

 行政サービスの調整項目や将来ビジョンの骨格などについて承認した後、法定協議会移行について意思表明。元木洋介鮭川村長は「法定協に入るというのは合併を決断した時。現段階で入ることは難しく、離脱させてもらう」と述べた。井上薫真室川町長と渡部秀勝戸沢村長は法定協への参加を表明した。

 協議会終了後の記者会見で、鮭川村の離脱について協議会長の山尾順紀新庄市長は「大変残念だが真剣に検討した結果。法定協で住民も交えた形で協議を行い、合併の最終判断は3月にしてもらいたいと提案したつもりだが、認識の違いがあったようだ」と語った。

 今後について井上町長は「合併する意志を持って法定協に臨む。参加することで判断材料がより多く出てくる」、渡部村長は「法定協で深まった話を住民に知らせて判断するが、3つで進む気持ちに変わりはない」と、それぞれ合併に積極的な姿勢を示した。正木徹県最上総合支庁長は「3つになっても県の全面支援の姿勢は変わらない」とした上で「鮭川村は現時点では入らない、との認識だ。今後、熟度が高まれば議会で議決し、(法定協に)ぜひ加入してほしい」と述べた。

 法定協議会の設立は来月13日の予定。20日、新庄市役所で3市町村の新しい枠組みで任意協議会を開き、法定協への移行準備について話し合う。

4010とはずがたり:2009/01/05(月) 00:12:31
<東北・北海道>山形県

合併法定協設置案など議会可決 新庄市、真室川町、戸沢村
2008年12月25日 21:06
http://yamagata-np.jp/news/200812/25/kj_2008122500415.php

 新庄市と真室川町、戸沢村の各市町村議会は25日、臨時会を開き、3市町村による法定協議会「新庄最上地域合併協議会」の設置案と、それに伴う予算措置を盛り込んだ2008年度一般会計補正予算案をそれぞれ原案通り可決した。

 一般会計補正は、新庄最上地域合併協議会負担金として、新庄市が218万円、真室川町が106万円、戸沢村が91万円を追加した。これを受け、3市町村は来月13日に、法定協を正式に発足させる。

4011とはずがたり:2009/01/05(月) 00:15:09
<東北・北海道>山形県

鮭川村、合併法定協に不参加 真室川は参加を確認
2008年12月18日 07:57
http://yamagata-np.jp/news/200812/18/kj_2008121800261.php

 鮭川村の元木洋介村長は17日、村議会全員協議会で、新庄市、真室川町、戸沢村との広域合併を目指す法定協議会に参加しないと表明し、議会側も了承した。一方、真室川町議会は、同日の全員協議会で法定協参加の意思を確認。今後は既に法定協参加を決めている新庄、戸沢と3市町村の枠組みで合併協議を進めることになる。

 鮭川村の全員協議会は全10議員が出席し、非公開で行われた。協議後に会見した元木村長は、不参加の理由として▽実質公債費比率など財政が現在より悪化する▽国保事業の広域連合について、金山町との調整が進んでいない▽合併後に周辺の自治体が衰退している現実がある▽4市町村で商工や農業団体などがバラバラに組織されている現状ではまちづくりへの取り組みが難しい▽新市後の議員数が新庄市と3町村の割合が2対1となり、町村側の意見が反映されにくくなる−の5点を挙げた。

 その上で「法定協に参加する場合は議会の議決という重い判断が伴う。参加後に離脱というのは無責任。もっと任意協で話し合った上で法定協に移るのが筋と考えており、そもそも期限を決めた上での合併協議には無理があった」と述べた。

 議員からは「法定協に入り、もっと話し合った上で結論を出してもいいのでは」との意見もあったが、最終的には「村長の考えに重みを置く」と不参加を了承したという。元木村長は来月から各地区で住民説明会を開き、経過や今後の村づくり方針について理解を求める。

 一方、真室川町議会の全員協議会には全12議員が出席。議員からは「住民投票やアンケートなど町民の意見を反映させる機会を設けてほしい」「4市町村による枠組みが崩れた場合の対応はどうする」などの意見や質問が出た。起立採決の結果、賛成11、反対1で、法定協議会参加に賛成することを決めた。

 鮭川村長の法定協不参加表明について、山尾順紀新庄市長は「法定協参加の有無は19日の合併検討協議会で各市町村長が正式に表明することになっており、現段階でコメントすることは差し控えたい」との談話を出した。

4012とはずがたり:2009/01/05(月) 12:33:07
2009/1/1 朝日新聞(朝)
明日を見つける
へこむなニッポン[1]

今こそ勝負 世界不況がなんだ

 08年9月、福井市の増永眼鏡に、米国・ロサンゼルスの代理店から電話が入った。
 「MP704のフレームを1万本つくってくれ」
 在庫は80本だけ。いつもの注文の10倍だった。社長の増永悟(62)ほ「何かの間違いじゃないのか」と戸惑った。
 きっかけは07年暮れにさかのぼる。アラ-スカ州のメガネ店長、ジョイ・リードハム(64)は300本の新作を携え、毎年作り替えるという客の自宅を訪ねた。客は5本を選び出して家族の前でかけ、四角いレンズがはまっだ縁なしフレームに「これいいんじゃない」と決めた。
 客は州知事のサラ,ペイリン(44)。08年秋の米大統領選で共和党の副大統領候補となった。704は日本で3万3600円と安くはない。それがぺイリシ効果で、日米の店頭から一気に消えた。
 ピーク時の00年に1200億円を超えていた日本のメガネフレームの出荷は、06年に700億円を切った。メーカーの数も3分の1に。安い中国製に押されたからだ。
 どうすれば打開できるか。増永は落ち込みが始まっていた20年ほど前、福井県出身の工業デザイナー川崎和男(59)に「好きなものをつくって」と頼み、会社の年間利益の1割にあたる3千万円を託した。チタンを使い軽くしたMPシリーズが誕生。10年前には米国に打って出た。
 前国務長官コリン・パウエル、ハリウッド女優ウーピー・ゴールドバーグ、民主党の大統領候補を争ったヒラリー・クリントンも愛用者だ。
 「値段よりも機能を重視したデザインで勝負できた」。増永は自信を深めている。

 メガネだけでほない。国内の製造業は、賃金の安さで、中国や台湾、東南アジアには太刀打ちできない。空洞化が進む中、新たな価値で勝負をかける企業もある。
 神戸市長田区のカワノの婦人靴「ジャポニカ」は、ミラノをほじめ、パリ、ニューヨークの高級店を飾る。
 長田区は安価なケミカルシューズの産地だが、さらに安い申国製品とバブル崩壊で苦戦した。阪神大震災が追い打ちをかけ95年の生産量は前年の半分に落ち込んだ。
 カワノも本社と工場が被災。だが、社長の河野忠友(42)は「中国に工場を移すと地域が疲弊する。靴づくりはここで守る」と決めた。
 北イタリアの靴産業を参考に、桜、菊、梅といった伝統柄のちりめんや、京都の西陣織を素材にしてみた。3年目には欧米から「他にはない精巧なデザイン」と、注文が舞い込むようになった。「誠実で確実な『メード・イン・ジヤパン』にファッション性を加えれば、世界で戦える」

 新潟県のJR長岡駅から峠を越え、車で30分。「繊維の街」として栄えた栃尾地区がある。主力の織物の生産高は最盛期の80年代半ばの5分の1に。75年に創業した白倉二ットは、大量生産という発想から抜け出そうとしている。
 腹巻きは、11種類の柄ど4段階の大きさから選べる。コピーライター糸井重里(60)が主宰するインターネットサイトを経由して注文を受けてからつくる。届くまで約1力月、夏と冬に2週間ずつしか受け付けないのに、毎年計5万枚売れてきた。
 「ちくちくしないモノが欲しい」という客の声から、地元の繊維業者と糸から開発した。伸び縮みを計算して編み方も調整し、改良を重ねる。
 1点から受注生産する二ット帽づくりも07年に始めた。デザインは客から募集。08年は集まった320作品をネット上で公開レ、1枚売れると作者に半額の2千円が入る仕組みにした。企画担当の白倉重樹(31)は「ものがあふれている時代だからこそ、お客さんが本当に欲しいものを一緒につくっていきたい」と願う。

4013とはずがたり:2009/01/05(月) 12:53:24
>>4012-4013

 「限昇集落」。がけっぷち感が漂うこの言葉に、逆転の発想で商機を見いだした夫婦がいる。長野県北部の中条村で、農産物加工業を営む常盤林夫(しげお)(77)と妻の純子(75)。今春、「限界集落一番」というブランド名でみそを売り出そうとしている。
 人口約2300人の中条村は、65歳以上が過半数を占める限界集落が23集落のうち11ある。村全体で65歳以上が占める割合は、08年10月現在で47・0%になる。
 思いついだのほ07年の夏。村内の農産物直売所で、地元で採れたタケノコの水煮の瓶詰を1個600円で売り出した。高齢化が進む山村にこそ、昔ながらのおいしいものがある。そんな思いを込めて、ラベルに自筆で「限界集落一番」と書いてみた。すると、半年で約120本とこれまでにない勢いで売れた。
 林夫は、日木の農業を支えている山村を温かく見守る、世間のまなざしを感じる。
 「限昇集落って、安全で安心できる農産物を連想させる言葉低のかもしれないよ。まじめに野菜を育てる農家の姿が浮かぶのかな」(敬称略)

 派遣切り、貸し渋り、医師不足、財政赤字、高齢化──。いま、日本のいたるとことに将来への不安があふれている。そんな逆風に負けずに、少しでも前に進み、明日を見つけようと模索し続ける人たちを追った。
(天野みすず、池田拓哉、大谷聡、金成隆一、田中光、長谷川潤、見市紀世子、山田菜の花、写真・橋本弦が担当します)

4014とはずがたり:2009/01/05(月) 13:36:09
2009/1/3 朝日新聞(朝)
明日を見つける
へこむなニッポン[2]

逆境もがき天職つかむ
「今こそ、学んで力がつく時」

 テレビが仕事を失い、ホームレスになった若者の姿を伝える。全国でリサイクルショップなどを手がける「生活創庫」(浜松市)の社長:堀之内九一郎(61)は、画面の中に昔の自分を重ねていた。
 自分もホームレスだった。就職じた繊維工場が倒産。起業じてみたが、矢敗、住む所を失った。40歳手前だった。
 生きていくだめ、何でもやった。ちり紙交換やパイプ消毒。その数、40以上。「どうすれば、金になるのか」。ひたすら考え続けた。ある日、捨てられたストーブを修理して仲間に売ったのを機に、リサイクルを始めた。それが年商100億円以上、従業員280人の会社になった。
 「君の責佳ではない。時代の流れ。でも、そこに甘えるな。これは自分を見つけるチャンスなんだ」テレビに映る若者にそう言いたい。

 師走の三重県沖の熊野灘。
「今晩も絶対にメシがうまいっすよ」。漁船第28恵洋丸の乗組員、十文字覚(じゅうもんじさとる)(31)が笑顔で話す。午前2時に出港してから10時間。心地よい疲れが体中を包む。
 東京出身の十文字がこの心境にたどりつくまで、ほぼ5年かかった。25歳で大学を中退。宅配便などアルバイトを繰り返していたが、会社勤めの友人の近況を聞くと焦った。「自分も独り立ちしなければ」。思えば思うほど、引きこもりがちになった。
 中退から約1年後、バイト先で知り合った妻と熊野に出かけた。海と山に囲ぼれに土地が気に入った。職業安定所で定置網漁の仕事が目にとまった。東京から逃げるような気もしたが未練はなかった。
 未明からの肉体労働は、きつい。網の保管場所を忘れてしまい、大目玉を食らったこともある。何度辞めようと思ったことか。
 だが、海と仕事に魅せられ、思いとどまった。結果は毎日、違う。魚の習性を読み、事前に網を仕掛ける。100㌔しか取れない日もあれば、20㌧を超すこともある。
 最近、「おまえやってみるか」と任される仕事が増えた。気づけば、海面にブリを見つけ、大声を出している自分がいた。
 いま、年収は350万円。妻と2歳の息子を養い、趣味でスバル色軽ワゴンを改造して乗り回しても、貯金もできている。忙しいけど、毎日が気に入っている。
「僕の場合、まったく違う環境に飛び込んで、もがいているろちに自分に向いている仕事だとわかった」

4015とはずがたり:2009/01/05(月) 13:36:38
>>4014-4015
 東京・JR日暮里駅の近くのTシャツ店。08年10月に開店したばかりの伊藤康一(34)が1日未明、新しい図案を考えていた。「新しい年のために少しでも仕事をしておきたいんです」
 愛知県岡崎市で育ち、大学進学のため19歳で上京。講義を欠席し、子どものころから好きだったボクシングに明け暮れた。在学中にプロテストに合格したが、2勝3敗。たった5試合で夢は散った。
 友人たちほ、就職活動の真っ最中だった。 「本当にそんなことをしたいの?スーツに身を固め、次冷に内定を得ていく姿に違和感を覚えた。
 一方の自分は夢破れ、アルバイトを転々とする日々。節約したが、貯金は無し。実家に仕送りを頼むと、堅実なサ安リーマンだった父には「社会人としてダメだ」と言ねれた。何をすればいのか。6年間、悶々とした。
 03年の冬。たまたま参加したオリジナルシャツ発表の催しで、昔、描きためたイラストを思い出した。なぜだか分からないが、 「これだ」と思った。第二の人生のデビュー戦は、パンダがサケをくわえだ図柄のTシャツ。一度で十数枚も売れた。
 今、年間売り上げは1千万円を超す。収入はもちろんだが、それ以上に好きなことを仕事にできる喜びを感じる。
 店の1番人気は、座右の銘でもある「ピンチはチャンス」の文字入りのTシヤツ。
「苦しい時こそ、いろんなことを学んで力がつく。自分ができることは何なのか、必死に考え、見つけてほしい」
そんな願いを込めている。

解雇せず仕事創出

 各地で人員削減が相次ぐなか、社員をクビにしない会社がある。新潟県妙高市の岡田土建工業だ。生命線だった公共事業の受注減を、畑違いの仕事に挑んで補っている。妙高山を望む空き地に、ビニールハウスが立つ。中には、容量600㌧のプールが二つ、20㌧のプールが四つ。水温28度の水の中では、中南米原産のエビ「バナメイ」150万匹が育つ。
 社長の岡田巌(61)ほ、下請け業者を使う土建業界で、すべてを自社で賄ろ「直営方式」にこだわってきた。公共事業の削減は、岡田土建を直撃。08年に55億円だっだ売り上はは07年、15億円に落ち込んだ。
 それでも解雇はしない。約200人いた社員は、現在80人。減った分は、ほとんどが定年退職だ。新入社員は04年以来、5卑間採用していない。社員の方もここ2年は、ボーナスがほぼ無い状態を全員で受け入れた。
 「仕事を作るためにもがいているんです。地元が期待するのほ働き口。だがら、雇用を守らねばならない」
 宮越隆(53)は06年10月からエビ養殖専従だ。脱皮殻や糞の片づけ、3持間おぎのエサやり、水質管理で、5㍉のエビを3力月で15㌢に育てる。最初は、半分以上が出荷前に死んでしまった。
 2年目。宮越は、プールの水を富山県沖の海洋深層水に換えてみた。生存率が伸び、約8割が出荷できた。 「色々、模索中です。最近、エビがかわいくてね」。生き物相手の仕事に休みはない。年末年始も交代で世話にあたる。 (敬称略)

4016とはずがたり:2009/01/05(月) 14:08:22
2009/1/4 朝日新聞(朝)
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へこむなニッポン[3]

融資する 社会のために
NPOが救う新事業

「リーマン経営破綻」「東証600円安」が大きく報じられた昨年9月16目。東京都港区の機械メー力ー「スーパー・フェイズ」社長の木村幸弘(60)は、都内で大手石油会社の担当者と向き合っていた。開発じた廃棄物再生システムを売り込むためだ。
 米国から日本に飛び火した金融危機で、貸じ渋りが広がる。団塊世代の社員4人の会社を率いる木村には、3年前の自分たちと同じ目に、どれだけの中小企業があうだろうかど心配でならない。
 05年、使用済みの紙おむつを固形燃料に再生する技術を開発。事業化のため、自宅も処分して資金をつくっだが足りず、大手銀行に融資を求めた。しかし、答えは「お宅の会社には実績がない。融資できない」。何度足安運んでも返事は変わらなかった。
 1年くらい交渉が続いただろうか。担当者に「うちでは無理だが、あそこなら」と紹介された。「apbank」だった。
 apは音楽プロデューサーの小林武史、Mr.Childrenの桜井和寿、音楽家の坂本龍一の3人が計1億円を出資じて03年にできたNPOバンクだ。apは「われわれアーティストがもう一つの力を貸そう」を意味する英語の頭文字から取った。

 木村は06年1月、apの理事の見山謙一郎(41)に会った。
「廃棄物がエネルギーに化けるんです」。事業の意義を力説すると、2力月後に500万円が振り込まれた。
 融資を決断した見山は直前まで、メガバンクの三井住友銀行の管理職だった。「公共性のある仕事だ」と金融界を選んだが、90年代後半の金融不安で公的資金が注入された後は、借り手のことよりもいかに自行の利益を上げるかに必死になっている。そんな疑問がふくらんだ。
 NPOバンクの存在を知り、事業や人を信じてカネを出すという理念に「金融の本来の姿」を感じた。「おまえ、正気か」と言われたが、05年秋、移籍した。
 そして、08年秋、金融危機が世界を襲う。発端となった米国のサブプライムローンを組み込んだ金融派生商品は、売る側も理解しきれない複雑なものだっだ。 「相手の話を聞き、一緒に考え、最後は信じる」ことを金融機関が忘れた結果だと見山は考える。
 木村藁齢(31)も、同じ疑問を感じて金融機関を飛び出した一人だ。
 大学卒業後、故郷の名古屋に戻り、地銀に就職しだ。しかし、融資の審査は大半が書面のみ。貸し渋り、貸しほがしが繰り返されていた。「地域貫献はかけ声倒れだ」と2年で辞めた。05年10月に「コミュニティ・ユーズ・バンクmomo」を立ち上げた。

 金融危機で、資産の運用先を見直し、社会貢献を意識する人が出ている。特定の事業に出資する「コミュニティファンド」もその一つの形だ。
 東京都中央区の「地域活性ファンド」ほ、15人前後かろ約8億5千万円を集めて基金をつくり、高齢者専用住宅を核とした地域づくり事業に資金をあてている。取締役の駒尺(こましゃく)佐紀(36)は言う。「知らない間にサブプライムローンだ預金が消えてしまうくらいなら、かたちも意義もあることにお金を出したいと思うでしょう」
 見山、木村、駒尺の3人合わせても既存の金融機関に比べれば、アリと象ほどに小さい。3人は、各地の信用金庫や銀行が再び動き出す日を待っている。(敬称略)

横浜市申心部を人力で走る「べロタシシー」もapbankの融資先。運営するNpo法人の平松博模(ひろも)理事は「銀行などからなかなか資金を借りられない。apは事業の意味や方向性で判断してくれた」=同市中区

キーワード:NPOバンク 個人からの出資金を、中小企業やNPOなどに低利で融資する非営利の仕組み。出資者に配当はないが、融資先の情報や事業の進み具合が公開され、「自分が出したカネの行き先が見える」のが特徴。全国NPOバンク連絡会によると、94年の「未来バンク」(東京)が第1号で、現在は全国に11ある。累計の融資総額は16億円を超えたが、貸し倒れは少ないという。

4017とはずがたり:2009/01/05(月) 14:24:12
2009/1/4 朝日新聞(朝)
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へこむなニッポン[4]

財政救う「町の宝探せ」
山間部「文楽」で変身

 08年11月6日夕。愛知県田原市の市長室に、財務部の幹部2人が駆け込九だ。「市長、トヨタの発表が…」。2人の顔は青白く、言うことがはっきりしない。連結営業利益が当初予想から1兆円減る──。続いで出てきた説明に、今度ほ市長の鈴木克幸(64)が青ざめる番だった。
 市内にはトヨ夕国内最大の車両工場がある。試算では、70億円あった法人市民税が来年度は2割以下に減る。300億円超の予算規模の市にとつて厳しい数字だ。12月上旬、テレビで「道路は穴が開いてお放置、河川はほんらんするかも」と報じられ、市が抗議する騒動も起きた。

 財源不足は自治体共通の悩み。どう知恵を絞るかが、いま試されている。
 宮崎県との県境にある熊本県の旧・清和村(せいわそん)(現・山都町(やまとちょう))は人口3千人。熊木市への直通バスは2年前に廃線。主要産業の農業も、65歳以上が人口の3分の1以上という高齢化で、耕地の縮小が進む。そんな山あいの村に、観光バスが毎週やって来る。

 生き残るた・めの答えの一つが、160年前から伝わる奉納芝居の文楽だった。
 農産物の品評会と文楽鑑賞を一緒にした催しに3千人を集めて手応えを感じた村は、約10年後の92年、200人を収容する清和文楽館の開設にこぎ着けた。年4〜5回だった公演は20O回前後になり、通算17年間で、修学旅行生や外国人も含め24万人が集まっだ。人形を遣う16人の多くは、農作業の合間に軽トラックで駆け付ける。平均65歳。専業農家の片倉長久(58)と妻の絹代(55)は早朝に草抜きを終わらせ、深夜に牛舎を掃除し、練習時間を確保する。
 弁当や物産なども合わせて、ほぼゼロだった村の観光収入は年2億円を突破。文楽や物産にかかわる職員は4人から22人に増えた。波及効果は栗やシイタケ、山菜の農家、トマトジュ一スなどの加工業者に及ぶ。
 神話の里、宮崎県高千穂町に向け素通りしていた観光バスが文楽館に列をなす。元村長の兼瀬哲治(62)は涙した。 「小泉改革で3億円減った交付税の半分以上が埋め合わせられた。見慣れた文楽が、実は宝物なんだと気付けたことが大きい」

 岡山との県境にある約8500人の鳥取県智頭町では昨毎12月14日、「百人委員会」という風変わりな組織の会合が開かれた。一税金をどう使うか。通常は議員と役場の幹部が主役の予算折衝に、一般住民が提案をぶつける。
 町は基幹産業の林業が低迷。歳入の半分を頼ってきた地方交付税は、7年間で5億円減らされ24億円に縮んだ。
 交付税の激減を節約で乗り切っても、将来は切り開けない。そう考えた町長の寺谷誠一郎(65)が昨年8月「もほや国には頼れない。お金がなくてもできることを考えよう」と、役場に事業を提案できる百人委員会のメンバーを募集。農家、ザラリーマン、主婦ら約130人が2力月半かはて話じ合ってきた。
 「名物弁当を作るろ」「空き家を改修して宿泊体験に使おう」──会合で出てきた提案は21件。町長ら町幹部がメモをとり、オブザーバー参加の議員たちも耳を傾けた。
 2年前に移り住んだ西村早栄子(36)の提案は、「森のようちえん」。空き園舎や森林といったすでに町にある資源を利用する。「町外から子育て世代に遊びに来てもろえるのでは」
 寺谷は言う。「町を元気にするヒントは提案の中にいっぱいある。町長だけ、職員や議員だけでも駄目。住民との三輪車で立ち向かう」。できるものほ新年度予算案に盛り込む予定だ。(敬称略)

4018とはずがたり:2009/01/05(月) 14:25:24
>>4012-4018
ちょっと捜したけど見つからなかったのでOCRで取り込んでみた。
住処と云うのは無前提に認められるものではない。関西に色々な人間関係も出来た俺も何がかなしゅうて女房を独り関西に置いて関東なんかにすまなあかんのかと云えばそれは即ち職の為である。(いやまぁつくばの土地はすっかり気にってますけどねw)
その土地に住み続けたいのに仕事がないから仕事を寄越せと中山間地が泣き言を言うのは甘えであり,乞食根性であり,押し売りとなんら変わらない。
彼らの祖先はボランティアの自己犠牲の崇高な精神で山に這入ったのではない。生きるために利益を得ようという云う利己心で開拓し入植したのである。(勿論その勇気と努力は尊敬するに値するしそれをいささか成りとも蔑むのは全く許されるものではないが,その努力に対し敬意を払われるべきは現在の住人ではない。)
今その土地で暮らし続けたいと思ったら図々しくも施しを当然の権利と厚顔無恥に要求するのではなく,その土地土地の稀少なものを見出してまたは工夫して創造して自分らが住む場所の有利さを見つけ喧伝してゆかねばならない筈である。
この記事の如く地方で立派に頑張ってる人達は一定数いるのであり,そう云う工夫の後に,どうしても道路が必要となればそれを作るに国民一般・納税者はやぶさかではない(と云う位の利他心は持ち合わせていると信じる)。
今は道路さえあれば工夫も創造も発見も出来るから道寄越せと云いつつ公共工事やりっぱなしでその後何も生み出せない地方が多すぎるのである。工夫して巧く行った地方にのみ道路建設などの投資はすべきでそうでない地方は斬り捨てると云う甘えを排除し工夫や創造を促す誘導政策の導入が必要であろう。

4019とはずがたり:2009/01/06(火) 16:35:06
<東海・首都圏>静岡県伊豆地方
>>3620>>3788-3789>>3813>>3859
住民投票の結果貼り損ねてた・・。
民意を無視する町議会を一遍リコールせんと此処迄強硬だとだめだら。。

住民投票で合併協設置決まる 静岡・松崎町
2008.6.3 03:03
http://sankei.jp.msn.com/region/chubu/shizuoka/080603/szk0806030303003-n1.htm
 静岡県の南伊豆地域の合併をめぐり、1市3町(下田市、河津、南伊豆、松崎町)による法定合併協議会設置の是非を問う松崎町の住民投票が1日に行われ、即日開票の結果、賛成票が過半数を占め、協議会設置が決まった。当日有権者数は6855人、投票率は77・77%だった。

 有効投票5265票のうち、賛成が2943票(55・90%)、反対は2322票(44・10%)。合併特例法の規定で町議会が合併協設置を可決したとみなされる。合併をめぐっては、同町議会が合併協設置議案を3度否決し、深沢進町長が合併特例法に基づき、町選管に住民投票の実施を請求した。

4020とはずがたり:2009/01/06(火) 16:36:58
<東海・首都圏>静岡県伊豆地方
>>4003
伊豆下田市が良い様な気もしますがそもそも松崎議会が強硬に反対>>3620>>3788-3789>>4019している以上,波瀾は避けられないだろうなぁ・・
更には南伊豆議会も後ろ向きなんか・・。

新市名は「下田市」、賀茂1市3町 総合支所方式 本庁、現市役所に
2008/12/25
http://www.shizushin.com/news/feature/gappei/news/20081225000000000008.htm

 新法期限(平成22年3月末)内の合併を進めている賀茂地区1市3町(下田市、河津、南伊豆、松崎町)の合併協議会は24日、第7回協議会を下田市民文化会館で開き、合併後の新市名称を「下田市」と決めた。事務所の位置は現在の下田市役所を本庁とし、3町の役場は行政機能を持つ総合支所にすることを決定した。
 新市名称は全国公募で集まった有効投票約3000件を小委員会で「伊豆下田市」「下田市」「南伊豆市」「伊豆南市」「伊豆海市(いずみし)」の5つの候補に絞り、合併協で審議。各委員の意見に相違があったため、4市町長が全会一致が困難な状況と判断して無記名投票を行った。
 投票では「下田市」と「南伊豆市」が上位を占めたが、決定条件の3分の2以上の得票には至らず、決選投票を経て決定した。事務所の位置は小委員会の答申通りとなった。合併協会長の石井直樹市長は「名称決定は新市誕生に向けた大きな一歩」と述べ、構成する3町の名称も新市の町名、字名として残したいとする持論を示した。
 合併協の審議前には、松崎、南伊豆の両町議会が12月定例会で電算システムの統合調査費を省いた一般会計補正予算を可決したことに関連し、4市町長が協議を継続する方針を再度強調する一幕もあった。

4021とはずがたり:2009/01/06(火) 17:31:27
<東海>静岡県志太地域

なんと♪>現在の北村正平・藤枝市長、清水泰・焼津市長はともにさらなる合併に前向きで、再び両市で合併協議が始まる見通しだ。

市町村合併:元日に新たな藤枝市が誕生 岡部町が編入合併 /静岡
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20081231ddlk22010065000c.html

 来年1月1日、藤枝市に岡部町が編入合併し、新たな藤枝市が誕生する。これにより2市2町だった志太地域は、今年11月1日に旧大井川町が編入合併してできた焼津市と藤枝市の2市となる。

 合併後の藤枝市の人口(11月30日現在)は、14万5000人(男7万1110人、女7万3890人)。岡部町役場は藤枝市役所岡部支所となり、住民票交付などの窓口業務を行う。1月5日に同支所の開所式が行われ、同10日は合併記念式典が開かれる。

 両市町で料金が異なる上水道料金や介護保険料などは、合併後に調整する。また、市議会の定数は現在の24に旧岡部町地域の3を増やし27にする。そのための増員選挙を1月25日告示、2月1日投開票の日程で行う。【浜中慎哉】

毎日新聞 2008年12月31日 地方版

新『藤枝市』が誕生 岡部町と合併
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20090101/CK2009010102000042.html
2009年1月1日

 藤枝市と岡部町は1日合併し、新「藤枝市」が誕生した。人口は約14万5000人(昨年10月末現在)、面積は194・03平方キロメートルとなる。

 志太地域では2003年9月、両市町に焼津市と大井川町を加えた「二市二町」で合併協議会を設置した。しかし、同年12月に大井川町が「新市の財政計画が十分に議論されていない」などの理由で、合併協からの脱退を表明。04年6月に同町を除く二市一町に枠組みを変更して協議を再開したが、同年11月に焼津市も離脱し、藤枝市と岡部町、焼津市と大井川町の「一市一町」による二つの組み合わせに落ち着いた。ただ、現在の北村正平・藤枝市長、清水泰・焼津市長はともにさらなる合併に前向きで、再び両市で合併協議が始まる見通しだ。

4022とはずがたり:2009/01/07(水) 15:32:03
<近畿>和歌山県
>>3975 >>3929
南紀市みたいなのは嫌だなあ。。那智勝浦市・本庁舎旧新宮庁舎でどうだろう?
いずれにせよ議会の反応は厳しめだなぁ。。

新宮市と那智勝浦町が合併協議会設置へ 和歌山
2008.12.18 03:08
http://sankei.jp.msn.com/region/kinki/wakayama/081218/wky0812180308003-n1.htm

 和歌山県新宮市議会と那智勝浦町議会は17日、両市町による法定合併協議会設置に関する議案を可決した。来月中旬にも合併協議会が設置され、合併特例新法の期限(平成22年3月末)までの合併に向けて具体的な協議が始まる。

 この日追加提案された合併協設置に関する議案は市議会が賛成10、反対8で可決。一方、町議会は投票を行った結果、賛成と反対が各6、無効1となり、議長裁決で可決した。

 市合併対策室によると、合併協議会の設置後、来月下旬にも第1回協議会が開かれ、新市の名称、庁舎の位置、議員の在任・定数特例などの協議が行われる。来年9月に町長、10月に市長が任期満了を迎えることから両首長は8月までの合併調印を目指している。

 議案の可決を受け、佐藤春陽市長は「これから具体的な協議を進め、住民が合併してよかったと実感できるようなまちづくりに邁進(まいしん)したい」、中村詔二郎町長は「町民の意見を拝聴し、最良の選択肢を提供できるよう協議していきたい」と話した。また、仁坂吉伸知事も「合併が実現すると人口約5万人の市が誕生し、行財政基盤の強化によって地域の活性化に大きく寄与するものと思われ、県も積極的に支援したい」とのコメントを発表した。

4023千葉9区:2009/01/07(水) 21:00:01
習志野は仲間はずれなんすね。浦安はまあTDR市として自立でしょうけど。
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20090106ddlk12010216000c.html

市町村合併:東葛・葛南地域8市合併で、250万政令市構想 /千葉
 ◇年度内にも懇談会発足−−7市長、昨年末に鎌ケ谷で会合
 東葛、葛南地域の8市合併で人口250万人規模の政令指定都市を目指そうと、首長7人が昨年12月末、鎌ケ谷市内で会合を開いた。「横浜市の365万人に対抗できる大都市」をつくる構想で、年度内にも懇談会を発足させ、議論を深める方針だ。

 会合に出席した市長らによると、船橋、市川、松戸、柏、鎌ケ谷、野田、流山、我孫子の8市長に呼びかけられ、流山を除く7市長が出席。8市長による懇談会設置は結論が出ず、後日、趣意書を作成して賛同する首長で懇談会を発足させる見込みになったという。8市そろった場合の人口は249万7224人(昨年12月1日現在)。首長が大合併に前向きな市川、柏など5市だけでも200万人を超えるという。

 葛南では市川、船橋、松戸、鎌ケ谷の4市で政令市に関する研究会が開かれ、東葛地域では野田、我孫子、柏、流山、松戸、鎌ケ谷の6市の研究会の後、松戸、柏の2市が研究会を発足させ、それぞれ3月末の最終報告を予定している。市長らの懇談会は、4月以降を見据え、首長主導で個別の枠組みを超えて議論するという。

 合併賛成派の市長は「これまでの組み合わせは合併に対する理念がなく、100万人以下では政治的なインパクトが弱い。将来の道州制を見据え、しっかりとした自治体がないとダメだ」と話している。「横浜市クラス」を標榜(ひょうぼう)することで、首長のリーダーシップを示す狙いもあるとみられる。【橋本利昭、清水隆明】

毎日新聞 2009年1月6日 地方版

4024とはずがたり:2009/01/08(木) 00:12:47
<首都圏>埼玉県
>>4023-4024
東葛飾市ですかねぇ。東葛は柏の印象が強くなるけど船橋市内には葛飾という地名もあるし。
いっそのこと葛飾市でも良いかも知れない。さいたま市も足立市にすれば正確だったのに。

4025千葉9区:2009/01/08(木) 07:10:38
>>4024
東東京市でどうですか?w
さいたま市は北東京市に変更で。

船橋と柏で市役所の位置について揉めるんでしょうね。

4026とはずがたり:2009/01/08(木) 07:13:20
其れは斬新w
横浜市も南東京市に変えましょうかねw
いっそのこと木更津と君津と袖ヶ浦で南東京市とかww

4027とはずがたり:2009/01/09(金) 16:56:58
<東海>愛知県
清須市は西枇杷島+清洲+新川+春日からなる北名古屋の拠点都市を目指せ。
名古屋が拡大に後ろ向きであるし北名古屋や甚目寺なんてところへも触手を伸ばせばどうか?
織田家以来の拠点都市である。東海道本線も初めは熱田から清洲迄駅を設置しない予定だったという。

両市町議会、合併関連議案を議決
http://www.ki-ha-gappei.jp/info/index12.html

 平成20年12月3日(清須市議会)、5日(春日町議会)から始まった両市町の12月定例議会では、清須市及び春日町の廃置分合についての議案を始め3件の合併関連議案が上程され、審議の結果、それぞれ可決されました。詳しい内容については、次のとおりとなっています。

清須市・春日町が合併協定書に調印
http://www.tv-aichi.co.jp/news/2008/11/post-576.html
08.11.25

2008年の4月から合併に向けて話し合いが進められてきた清須市と春日町が
11月25日調印式を行い、2009年10月の合併が正式に決まりました。

合併協定を結んだのは名古屋市の北西に位置する清須市と春日町で、
11月25日の調印式では清須市の加藤静治市長と
春日町の河合幹雄町長が協定書に調印しました。

特別立会人として立ち会った神田真秋愛知県知事は、
「急速な少子高齢化や厳しい財政の中で合併は次の時代を切り開く有力な手段である」
と挨拶しました。

今回の合併は、2005年7月に旧西枇杷島、清洲、新川の
3町が合併してできた清須市に、春日町が編入される形となります。

合併してできる市の名前は「清須市」で、2009年10月1日の正式合併を目指します。


市区町村変遷情報 詳細データより
http://uub.jp/upd/umylst.html
2006/11/1 春日町は周辺自治体との合併を検討へ
11〜12月 春日町の合併に関する住民アンケートの結果
  合併の是非:「合併したほうがよい(79.7%)」「合併しないほうがよい(11.7%)」「どちらともいえない(8.6%)」
  枠組み:「清須市(56.1%)」「名古屋市(32.4%)」「北名古屋市(8.4%)」「稲沢市(1.4%)」「一宮市(0.6%)」
12/15 春日町議会が「清須市との合併協議を早期に実現することを求める決議案」を可決

4028とはずがたり:2009/01/09(金) 17:05:37
<北関東>群馬県
>>2328 >>2333 >>3230 >>3686 >>3765 >>3810 >>3946
なんや危ういねぇ。。私欲で民意>>311>>3765を踏みにじりる議会はちゃんとリコールされるべきであろう。

高崎、吉井町合併で1月8日に臨時市会
2008.12.26 02:20
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/gunma/081226/gnm0812260221000-n1.htm

 高崎市議会の議会運営委は25日、吉井町との合併に必要な関連議案を審議する臨時市議会を1月8日に開催することを決めた。また、松浦幸雄市長は同日、吉井町で今後、住民請求による議会解散に進んだ場合、6月1日の合併期日を延期する可能性を示唆した。

 25日の市議会中核市および合併特別委員会で明らかにした。松浦市長は、吉井町議会が解散すれば、町議選が3月から4月上旬にかけて行われるものと分析。

 その場合、事務手続きに要する期間を考慮すると、6月1日の合併が事実上不可能として、「合併協議会を再度開催し、合併期日を変更する協議も行わなければならない」と述べた。

 同市はこれまで、平成23年4月1日の中核市移行を見据え、合併期日は来年6月1日が期限としていた。

4029とはずがたり:2009/01/09(金) 17:12:04
<九州・沖縄>福岡県
>>3778 >>3852 >>3986
良かった,良かった・゜・(つД`)・゜・

糸島地区合併 二丈町 賛成が多数 住民投票 3市町、議案提案へ
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/62811
2008年12月1日 01:25

 福岡県糸島地区1市2町(前原市、志摩町、二丈町)の合併の賛否を問う二丈町の住民投票は30日投開票され、賛成4243票、反対3068票で、賛成票が上回った。

 合併を推進する筒井秀来町長は同日夜「(町民には)内容に深いご理解をいただき感謝申し上げる」と語り、9日開会予定の定例議会に合併議案を提案することを表明した。ただ議会内には合併に慎重な意見もあり、その判断が注目される。

 残る2市町も12月議会に合併議案を提案する予定。同町を含む3市町の議会が同議案を可決すれば、2010年1月に県内7番目の人口(約10万500人)の「糸島市」が誕生することになる。

 3市町は02年11月に合併協を設置し、04年11月に解散。しかし、財政不安を背景に07年12月、再び合併協を設けた。ただ合併協がまとめた新市基本計画に、再開発事業など大型公共工事が盛り込まれたことで、住民の反対グループもできていた。

 投票率は66.84%。当日有権者数は1万1051人(町選管調べ)。

=2008/12/01付 西日本新聞朝刊=

「糸島市」誕生へ前進、二丈町で合併賛成が過半数
http://kyushu.yomiuri.co.jp/local/fukuoka/20081201-OYS1T00276.htm

 前原市、志摩町との合併の賛否を問う二丈町の住民投票が30日、行われた。開票の結果、賛成が過半数を占めた。合併を推進してきた筒井秀来町長は、賛成が1175票上回った結果を受け「深い理解をいただいた。(合併関連議案を)議会に提案する」と話した。3市町はそろって、12月議会に関連議案を提案する見通しとなり、同じ枠組みで一度は破綻(はたん)した糸島1市2町は、2010年1月1日の「糸島市」誕生に向けて大きく前進することになった。

 開票作業は中央公民館で行われた。筒井町長は開票後、記者会見し、「議会では合併を可としていただくよう協議したい。糸島がひとつになったら、いい街になるよう関係者全員の努力を望んでいる」と話した。

 糸島1市2町の合併構想は04年9月、法定協議会で合併にかかわる28のすべての協定項目に合意しながら、法定協の採決で合併そのものが否決されるという異例の事態となった。05年10月、前原市長選で初当選した松本嶺男市長が両町長に改めて協議を働きかけたことから、今年1月から再び協議を始め、合併協議会ではすでに、28協定項目に合意している。
 ◆住民投票開票結果

 賛成4,243、反対3,068(無効75)
(2008年12月1日 読売新聞)

市区町村変遷情報 詳細データ
http://uub.jp/upd/umylst.html
協議状況・経過等
1996/7/16 志摩町で福岡市と2市町での法定協議会設置を求める住民発議,福岡市が議会付議せず不成立
2002/1〜2月 3市町で法定協議会設置を求める住民発議(1回目),前原市,二丈町が可決,志摩町が否決
7月 前原市が二丈町,志摩町に合併協議を申入れ
2002/5月 研究会設置
9/24〜10/8 3市町で法定協議会設置を求める住民発議(2回目),3市町が可決
2002/11/1 法定協議会「(旧)糸島1市2町合併協議会」設置「住民発議」
  合併方式:新設(旧・協議会)
2006/1/1 合併予定期日:旧・協議会
  新市名公募上位10点:伊都(いと),糸島,いとしま,伊都国(いとこく),西福岡,筑前(ちくぜん),伊都島(いとしま),伊都志摩(いとしま),いと,伊都の国(いとのくに)
  新市名:糸島市(いとしまし)(旧・協議会)
  新市役所:現・前原市役所(旧・協議会)
2004/9/30 協議会委員による合併の是非を問う採決の結果,合併賛成が規定数の2/3以上に達せず(有効数67のうち賛成36,反対31),賛成少数で否決
  二丈町,志摩町で合併の是非を問う住民投票を実施予定(10/17)→中止
2004/11/5 3市町での合併を断念,協議会を解散
2006/7/28 前原市,二丈町,志摩町は3市町での合併協議再開を検討へ
2006/8/25 研究会設置
2007/5/7 前原市,二丈町,志摩町は3市町での合併を検討へ
2007/7/2 合併調整会設置
9/5 前原市議会が「糸島1市2町合併に関する法定協議会の早期設置及び住民への十分な説明を求める決議案」を可決
2007/11/25 志摩町の合併の是非を問う住民投票の結果「賛成(51.2%)」「反対(48.8%)」
12/20 法定協議会設置案を3市町が可決
2008/1/4 法定協議会「糸島1市2町合併協議会」設置
2008/11/30 二丈町の合併の是非を問う住民投票の結果「賛成(58%)」「反対(42%)」
  新市名:糸島市(いとしまし)
  新市役所:現・前原市役所
2008/12/19 合併関連議案を3市町が審議予定

4030とはずがたり:2009/01/10(土) 11:46:55
<北関東>栃木県

独立派と栃木派が出るんだから鹿沼派も出なきゃね。
本来鹿沼市職員だった大森氏が鹿沼派として出ると良かったようにも思えるが。

其れよりも藤岡の住民アンケの結果「約7割の町民が佐野市との合併を希望している」>>3978のに栃木市との合併を推進するのは問題だ。

西方町長選に元鹿沼市職員の大森氏が出馬の意向
(1月10日 05:00)
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/politics/news/20090109/96911

 若林照一前西方町長の辞職に伴い二十七日告示、二月一日投開票で行われる同町長選で、元鹿沼市職員の大森豊氏(57)=同町金崎=は九日、下野新聞社の取材に対し、「合併せずに町の『自立』を目指す。町民に選択肢を提示したい」と、立候補する意向を明らかにした。

 同町長選には、すでに県南一市四町合併推進派の前町議で行政書士の古沢悦夫氏(66)=同町本郷=が立候補を表明している。このほか、鹿沼市との合併を求めている町民らのグループが新たな候補者を擁立する動きもある。

 大森氏は「財政難は合併の理由にならない。『西方のことは西方で決めよう』と訴えていきたい」と述べ、近く無所属での立候補を正式表明する。

 大森氏は西方町役場職員を経て、鹿沼市職員に。母親の介護のため、二〇〇五年、高齢福祉課長補佐で退職した。

 この日は立候補予定者説明会が開かれ、古沢、大森両氏の陣営が出席した。事前審査は二十三日に行われる。

 また同日、古沢氏が今月七日に議長に提出した町議辞職願が町選挙管理委員会で受理され、町議補選が町長選と同日に行われることが確実になった。二十日に正式決定する。

此迄の経緯

県南合併風雲急
西方で法定協反対多数 町長辞意、「1市3町」協議へ
>>3984
「1市4町」(栃木、西方、大平、藤岡、都賀)の合併を巡り、西方町議会は4日、議員全員協議会を開き、法定合併協議会(法定協)の設置について投票で賛否を問い、反対が多数を占めた。若林照一町長は記者会見で「私への不信任ととらえ、12月末で辞任する」と述べ、辞意を表明した。これを受け、同日、残る1市3町の首長は、「1市3町」での協議を優先させることを確認した。昨年11月に岩舟町を含む「1市5町」構想を軸にスタートした県南合併は、「1市3町」の枠組みで協議が進む見通しが強まった。
 若林町長は記者会見で「設置が否決されたのは残念であり、私の力不足」と述べたうえで、「(上都賀と下都賀という)郡の違いを越えての合併の難しさが、最大の要因だと思う」と分析した。

啖呵切った西方町長 県南合併・首長らの泣き笑い
2008年12月21日
>>3999
西方町の若林照一町長。議会調整に失敗し、栃木市グループから事実上の離脱に追い込まれた。直後の会見で辞職を表明。「私への不信任同然」(十二月四日会見)と目にいっぱい涙を浮かべ、慰留を求める声にも「武士に二言はない」と、啖呵(たんか)を切った。

4031とはずがたり:2009/01/10(土) 11:55:43
<北関東>栃木県

栃木県の地図
http://www.mapion.co.jp/map/admi09.html

岩舟が佐野とくっつくなら藤岡は佐野と一緒になるのがまともな感覚ではないだろうか?
1市2町の中心は佐野藤岡IC辺りになるし,この辺の開発を進めれば一体感も出る。なんなら藤岡からこの辺経由して佐野迄鉄道引いても良い位だw館林経由よりも近くなって葛生辺り迄東京と直結するんではないか?

4032とはずがたり:2009/01/11(日) 03:40:46
<首都圏>埼玉県

合併条件の事前整備を 春日部市が宮代町に回答
08/11/11 | WEB埼玉
ttp://www.saitama-np.co.jp/news11/11/13p.html

 春日部市の石川市長は10日、先月6日に宮代町のグ原一雄町長から申し入れのあった春日部市、杉戸町との「1市2町の合併協議の早期開始」について文章で回答した。回答書では過去に1市2町の合併協議を進めてきた経緯があることを踏まえ「真摯に受け止めたい」とした。その一方で新合併特例法期限内(2010年3月末)に短期間で協議を進めなければならないため「市議会等と十分に相談・協議するとともに市民に説明するなど合併協議に入る環境や条件をあらかじめ整える必要がある」と回答。具体的には「合併方式を含む合併協定書や新市基本計画の素案等について研究することが必要」と述べ合併条件の基本的な合意形成の重要性を強調した。

4033とはずがたり:2009/01/11(日) 03:42:19
<首都圏>埼玉県春日部地区

杉戸町長選の結果か〜。

杉戸町の町長選の結果による春日部市との合併について .
2007/05/16 ......
...<>
https://www.town.miyashiro.saitama.jp/ctegami.nsf/046712d9169e3e5f49256ae20016b474/63284a06a9c71704492572dd004355a9?OpenDocument
日頃は、宮代町政に尽力されまして、ありがとうございます。
お体を大切にしてください。ご健勝をお祈りしています。
さて、先日行われました。杉戸町長選で、現職を破り見事初当選いたしました
野口新町長は春日部市との合併を公約に掲げており、ここ数年の内に春日部市と合併する方向で進んで行くと思われますが、この事態を見て、宮代町は前回と同様に町単独による町政を進め、再度、春日部市との合併について前向きな考えはないのですか?・・・>お答えをお待ちしてます。
もし、合併が必要とお考えならば、もう一度春日部市、杉戸町とトップ会談を行い、次いで事務レベルの協議を開始し、当初の目的であった中核都市建設に向けて進めて行っていただけないでしょうか?・・・>お答えをお待ちしてます。
今回の杉戸町の町長選は、合併推進を再燃させる一つのきっかけとなると思いますので是非、この機会に再度、春日部市との合併を復活させて下さいますようお願いいたします。

4034とはずがたり:2009/01/11(日) 03:53:06
<北関東>栃木県

【記者ノート】県南合併 栃木市にこだわる藤岡町
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081229-00000036-san-l09
12月29日8時1分配信 産経新聞
 3476人−。佐野市との合併協議会の設置を求める藤岡町の住民組織「佐野市との合併を実現する会」(阿部博会長)が26日に栃木市など1市3町合併を推進する永島源作藤岡町長に提出した有効署名の数だ。わずか2週間で有権者(1万5006人)のほぼ4分の1が署名したことになる。

 県南の合併協議は昨年6月、栃木市の日向野義幸市長が西方、都賀、大平、岩舟、藤岡の周辺5町に首長懇談会設置を申し入れて始まった。これを後押しするように同11月、県南地区合併の枠組みとして1市5町を優先的に取り組むべきとする県構想もまとまった。だが、この県構想から岩舟町が今年7月に離脱、12月には西方町も事実上離脱した。

 残された1市3町での合併推進に都賀、大平両町が盤石だったのに対し藤岡町だけが態度を明らかにできずにいた。それは、岩舟町離脱後に町が行った住民アンケートで約7割が佐野市との合併を支持していたからだ。

 調査結果を公表する9月に行われた町合併検討委員会で、住民からは「何のためのアンケートだったのか」「住民投票をする以外にない」などの意見が相次いだが、永島町長は「佐野市とは吸収合併になる」とあくまで栃木市との合併を主張、住民投票も退けた。

 取材をしてきて感じたのは、合併協議は首長など行政が中心で、一般住民の意見は反映されにくいということだ。藤岡町の場合、それ以降、合併検討委は開かれず、住民から反対意見が噴出した11月下旬の住民説明会では「反対意見に耳を貸さない町で子供を育てたくない」と退席する住民も出るなか、町は合併新法の期限(平成22年3月)を理由に栃木市との合併推進で押し切った。

 26日に提出された佐野市との合併協議会設置を求めた住民発議の本請求で、藤岡町にようやく住民を交えた“合併協議”が始まったといえる。今後藤岡町には、栃木市との1市3町の合併と、佐野市との合併の2つの合併協議会が成立する可能性があり、福田富一知事も「2つの法定協が成立することも想定され、これが課題の一つだ」とした。

 「実現する会」の川崎征樹さん(33)は「県構想は行政主導の枠組みで住民生活を全く考慮していない。だから岩舟町や西方町は離脱した。栃木市と合併した場合、藤岡町は地理上必ず過疎化する」と憂慮する。

 来年1月、栃木市との合併協議がスタートする。永島町長は「あとは議会が判断すること」との発言を繰り返すだけだが、民意を十分に聞かずに合併を推進してきた町の最高責任者としてリコールの対象となる可能性もある。(柏崎幸三)

最終更新:12月29日8時1分

4035とはずがたり:2009/01/11(日) 03:53:54
<東海>静岡県静岡市

両方つくりゃあいいら。

静岡市:新庁舎、東静岡地区の建設取りやめ 代わりに草薙体育館移転計画 /静岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081230-00000000-mailo-l22
12月30日11時0分配信 毎日新聞
 ◇合併時と約束違う、旧清水市側が反発
 静岡市は、東静岡地区に新市庁舎を建設する計画を取りやめる。老朽化した県立草薙体育館(静岡市駿河区栗原)を同地区に移設誘致した方がいいと判断したため。しかし、同地区への新市庁舎建設は、03年の旧清水市との合併時の「新市建設計画」の決定事項になっており、旧清水市側からは「約束が違う」と反発する声が上がっている。【竹地広憲】
 03年の静岡・清水市合併時に作られた同計画では、05年度までにJR東静岡駅北口付近の市有地2・5ヘクタールに、危機管理センターを併設した4階建て新庁舎を25億円かけて建設することが明記された。清水寄りに新庁舎を建設することで、合併で名前が消える清水市に配慮した。併せて施行された市条例でも、市役所の位置は同地区とされた。
 ところが翌04年、第三者で構成する新庁舎検討委員会が「財政的裏付けが固まるまでは既存施設を有効利用する」との報告書をまとめ、計画は凍結されていた。
 一方、県が今年2月に公表した草薙総合運動場の再整備基本構想で、築43年の同体育館(収容人数3341人)の老朽化や耐震性の問題が指摘され、移転の検討が明記された。このため、今月16日、同地区の市有地に多目的アリーナとして同体育館を移設・新築するよう、静岡・清水両商工会議所などが市や県に要望した。静岡市の小嶋善吉市長は「多目的アリーナの建設が実現すれば、市の地域経済への波及効果が望め、県勢全体の発展にも貢献できる」として、市として移設誘致に乗り出す方針を決めた。
 ただ、新体育館誘致のためには計画変更と条例改正が必要になる。市は、暫定的な市庁舎の位置とされている静岡市役所静岡庁舎(同市葵区追手町)を正式な位置とするよう今年度内に条例を改正する構えだ。
 この動きに対し、両市の合併協定書に清水市長として調印した宮城島弘正さん(67)は「市役所の位置は4年もかけて議論した重要な問題。旧清水市民の感情を逆なですることはしてほしくない」と不快感を表明。当時市議会議長だった森襄さん(79)も「庁舎の位置の話がまとまらなければ、合併はうまくいかなかったかもしれない。まずは役所の位置の変更を市民に問いかけて結論を出してから体育館の話をすべきだ」と話している。
 静岡市は、計画変更や条例改正について、市民からの意見募集(パブリックコメント)を開始。来年1月25日まで受け付ける。資料は、市経営企画課や各区役所などで閲覧できる。問い合わせは同課(054・221・1020)。

12月30日朝刊
最終更新:12月30日14時1分

4036とはずがたり:2009/01/11(日) 03:54:37
<北関東>群馬県

すげぇ市民と議会の権力闘争。こんな圧力のかけ方があるのか。

市町村合併:吉井町との合併議案、高崎市議会が可決 /群馬
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090109-00000092-mailo-l10
1月9日13時1分配信 毎日新聞
 高崎市議会は8日、臨時議会を開き、高崎市と吉井町の廃置分合(合併)議案を賛成多数で可決した。
 両市町の合併に関しては、6月1日とすることで法定協の協議を終え、両首長が昨年10月16日に調印している。吉井町議会は合併に慎重な議員が多数を占めているため、賛成派の住民団体が議会解散を求める署名活動を行ってきた。
 松浦幸雄市長は「多くの吉井町住民の声にこたえることが高崎市の責任と考えて合併を推進してきた。市議会の同意をいただき、高崎市として吉井町と合併する準備が整ったことをうれしく思う」とのコメントを発表した。【増田勝彦】

1月9日朝刊
最終更新:1月9日13時1分

市町村合併:吉井町、13日に臨時議会 解散請求署名簿は「有効」 /群馬
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090109-00000093-mailo-l10
1月9日13時1分配信 毎日新聞
 吉井町選挙管理委員会は8日、町の住民団体「高崎合併を成功させる会」(神保正代表)と「吉井の未来を考える会」(菊地功代表)から提出された「町議会解散請求」のために必要な有権者の3分の1(6850人)を超える8149人分の署名簿について、異議申し立ての調査を終えた。有効署名は7734人分で署名簿は有効と決定、9日告示とともに住民団体に返還する。
 一方、吉井町は高崎市との合併関連議案を町議会に提出する。町議会運営委員会は8日、同議案を13日の臨時議会で審議することを決めた。
 住民団体が町議会解散を求める本請求を提出できる期限は、署名簿返却の翌日から5日以内(14日まで)。神保代表は「臨時議会で合併関連議案が可決されることを願う。もし否決された場合は、速やかに本請求していく」と話した。【畑広志】

1月9日朝刊
最終更新:1月9日13時1分

高崎市との合併関連6議案審議 吉井町、13日に臨時議会
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090109-00000021-san-l10
1月9日8時1分配信 産経新聞
 吉井町議会の議会運営委員会は8日、高崎市との合併に必要な関連議案のうち予算を除く6議案を審議する臨時議会を13日に開くことを決めた。また、同町選挙管理委員会は同日、住民団体が提出した8149人分の町議会解散請求の署名のうち、7734人分を有効と決定。議会解散の請求に必要な有権者数の3分の1(6850人)を超える署名数が確定した。

 住民団体側は臨時議会で合併関連議案が可決されれば本請求はしない方針だが、否決した場合、即日、本請求手続きを行う構え。

 一方、高崎市議会は8日の臨時議会で、吉井町との合併に必要な関連5議案を賛成多数で可決。松浦幸雄市長は「市として合併準備が整ったことをうれしく思う」とコメントした。

最終更新:1月9日8時1分

4037とはずがたり:2009/01/11(日) 03:55:11
<九州・沖縄>長崎県

市町村合併:合併協設置 住民投票目指し署名活動へ、佐々町住民が発議 /長崎
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20090109ddlk42010546000c.html

 佐世保市と佐々町の合併協議会設置の是非を巡る問題で、同町住民が9日から住民投票を請求するための署名活動を始める。町選挙管理委員会は8日、住民に請求代表者証明書を交付した。1カ月間で有権者の6分の1の署名を集めれば住民投票が実施される。

 請求代表者は、同町の自営業、森田数博さん(58)。佐世保市議会が12月に合併協設置議案を可決する一方、佐々町議会は否決し、関耕二町長が住民投票を発議しなかったことから住民発議に踏み切ったという。森田さんは「町長は『合併は時期尚早』と言うが、本当にそうか。住民の意思を問うべきだ」と話している。

 佐々町の有権者は1万825人(昨年12月2日現在)で、1805人以上の署名を集めれば住民投票を実施するよう請求できる。請求を受けた町選管は住民投票を実施し、有効投票の過半数の賛成があれば合併協が設置される。【山下誠吾】

〔佐世保版〕
毎日新聞 2009年1月9日 地方版

市町村合併:合併協設置問う、住民投票告示 18日投開票−−東彼杵町 /長崎
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090109-00000224-mailo-l42
1月9日16時1分配信 毎日新聞
 川棚、波佐見両町との合併協議会設置の是非を問う東彼杵町の住民投票が8日、告示された。投開票は18日。有効投票の過半数の賛成で合併協が設置される。
 昨年12月2日現在の有権者数は7613人(男3538人、女4075人)。
〔長崎版〕

1月9日朝刊
最終更新:1月9日16時1分

4038とはずがたり:2009/01/11(日) 03:55:55
<首都圏>千葉県
>>3964
個人的には印旛市が一番良いと思うんだけど。。。

市町村合併:法定協を設置、今夏の調印を目指す−−印西市と印旛、本埜村 /千葉
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20090110ddlk12010262000c.html

 印西市、印旛村、本埜村の合併を目指す法定協議会が9日、設置された。夏にかけて協議し、8〜9月の合併調印を目指す。

 3市村議会での可決・承認を受け、山崎山洋・印西市長、佐藤榮一・印旛村長、小川利彦・本埜村長の3首長による会議で協議会を設置した。

 印西市議会では、山崎市長が「1市2村は歴史的にもつながりが深く、住民福祉の向上を考慮し千葉ニュータウンという共有財産や自然を活用できるよう合併を推進したい」と提案。出席議員23人のうち共産など2人を除く賛成多数で可決。印旛村議会は議員から「議論は7月末までと聞いているが、ゆとりがないのでは」などの質問が出たものの出席議員11人全員の起立で可決した。本埜村議会も出席議員7人全員が賛成した。

 法定協は、会長を山崎市長、副会長2人を佐藤、小川両村長として議会代表などで構成。2月以降、合併の方式や新市の名称、市役所の位置などを話し合う。【武田良敬、黒川将光】

毎日新聞 2009年1月10日 地方版

4039とはずがたり:2009/01/11(日) 04:00:01
<北陸・甲信越>新潟県

長岡は慎重やね。
小千谷を挟んだ飛び地合併でもあるしね。小千谷・見附・出雲崎・川口位を併せれば40万行くのかな?
新潟県の名門都市長岡であるから(新潟は成り上がり都市。江戸時代は新発田藩と長岡藩の境の辺鄙な土地だった),頑張って欲しい所である。

市町村合併:長岡市と川口町、大きく前進 知事、森市長に「物心両面で支援」
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20090110ddlk15010008000c.html
 ◇泉田知事、森市長に

 長岡市と川口町の合併問題で、森民夫市長が9日、県庁に泉田裕彦知事を訪ねた。泉田知事は森市長に対し「合併に一歩踏み出すとなれば、県としても物心両面で支援する用意がある」と明言。足踏み状態が続いていた合併問題が大きく前進した形となった。市は08年度中に最終的な判断を下す方針。

 森市長は「県として支援していただけるのかは、市議会も気にしていた。課題の一つが解けたものであり、議会に報告したい」と述べた。

 この日の面談は、川口町の岡村譲町長が昨年末、泉田知事に合併に向けた支援を要請したことを受けて実現した。森市長は報道陣に対し「(県の支援意向は)町の熱意も通じてのことと思う。今後は感情論を抜きにして、数字を精査して町の自助努力を確認する。予算編成で町の財政状況がはっきりしてから、年度内に結論を出さなければならない」と話した。【渡辺暢】

毎日新聞 2009年1月10日 地方版

川口町との合併 知事が長岡市長に支援約束
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090110-00000050-san-l15
1月10日8時4分配信 産経新聞
 平成16年の中越地震で被災し、財政難に陥っている新潟県川口町が長岡市との合併を希望している問題で、長岡市の森民夫市長は9日、県庁に泉田裕彦知事を訪ねた。泉田知事は「もし一歩踏み出すのであれば、物心両面で支援する用意はある」と約束。これを受け、森市長は「冷静な議論を続け、年度内に結論を出したい」と語った。

 合併の条件として森市長は、川口町の自助努力▽県の支援▽議会や市民の理解−を挙げ、「3つのうち1つがクリアされた。長岡市は40万都市構想を掲げており、大局的には中越地区は団結すべきだと思う。町の財政状況や合併による節約効果を冷静に議論し、議会や市民に説明していく」と述べた。

最終更新:1月10日8時4分

4040とはずがたり:2009/01/11(日) 04:01:59
<近畿>滋賀県

ほんと下らん理由をつけよるのぉ,長浜市議会は。
木之本の町営住宅住民からガンガン取り立てれば良いだけの話しじゃないか。
なんかアンタッチャブルな構造的な問題でも抱えてるのかねぇ?

市町村合併:「湖北は一つ、合併期待」 知事、協議進展促す /滋賀
 ◇7市町長と意見交換
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20090110ddlk25010433000c.html
 長浜市議会の特別委で合併審査協議項目が否決されるなどし、任意合併協議会が目指す2010年1月1日の合併が危ぶまれる湖北地域の合併問題で、任意合併協議会を構成する1市6町の市町長が9日、県庁を訪れ、嘉田由紀子知事と意見交換した。市町長側は合併協議の経緯を説明。知事は「合併議論の現状を心配している」と憂慮を示した上で、「地域の将来を見据えた大局的な判断をしてもらう時期だ」と、協議の進展を促した。

 1市6町は昨年7月に任意合併協議会を設置。当初は秋にも法定協議会への移行を想定し、知事も支援を明言していた。

 しかし、長浜市議会の合併問題特別委で、木之本町の公営住宅の家賃滞納が他市町に比べて多い問題が議論となり、関連の協議項目が否決されるなどし、協議の進行が遅れている。各市町は知事との意見交換で合併への県の支援を確認する思惑があったと見られる。

 知事は「湖北は一つという皆さんの思い、結びつきをかなえる合併へと議論が進むことを期待します」と合併への賛意を改めて示した。【服部正法】

毎日新聞 2009年1月10日 地方版x

4041とはずがたり:2009/01/11(日) 04:02:26
<九州・沖縄>宮崎県

市町村合併:住民投票で「反対」なら、清武町長「辞職する」 /宮崎
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090110-00000302-mailo-l45
1月10日18時0分配信 毎日新聞
 ◇「つくる会」が条例制定請求
 清武町の住民団体が9日、来年3月予定の宮崎市との合併の賛否を問う住民投票の条例制定を鐙(あぶみ)和俊町長(56)に請求した。町長は20日以内に議会に条例案を提案し、可決されれば、投票を実施する。07年に合併推進を掲げて初当選した町長は記者団に「住民投票で合併にノーの判断がでたら辞職する」と明言した。
 団体は「あすの清武をつくる会」。両市町の合併に「町民に意思を表明する機会が与えられるべきだ」と主張し、住民投票の請求に必要な法定数を超える町有権者4373人分の署名を提出した。
 会の細木章稔代表(68)から請求書を手渡された町長は「議会を招集し、議案に付したい」と答えた。自身の考えは「今のレベルの町政を執行し続けるには限界がある。合併のメリットを生かしたい」とし、仮に住民投票で合併反対の結論が出た場合「私の約束したことが出来ないので辞職する」と述べた。
 一方、条例案が議会(定数13、欠員1)で過半数の賛成を得られず、否決された場合は合併実現の可能性は高まる。細木代表は「町長選は合併だけが争点ではなかった。合併の是非は住民が直接判断すべきだ」と訴えた。【中尾祐児】

1月10日朝刊
最終更新:1月10日18時0分

4042千葉9区:2009/01/12(月) 01:24:36
このスレかなあ
http://www.hokkoku.co.jp/news/HT20090111401.htm
◎同じ町名、現場特定ひと苦労 金沢など2市2町、消防通信指令共同化

4市町からの119番通報を受ける消防指令センター。正式な住所や地番の通報を呼び掛けている=金沢市消防局
 昨年四月に消防通信指令事務を共同化した金沢、かほく、津幡、内灘の二市二町で、同じ名称の町や字、町内会が存在するため、消防車や救急車の迅速な出動に影響が出かねない事態となっている。現場の特定に時間がかかったケースもあり、各市町の消防局、消防本部は一刻を争う事案が大半だけに頭を悩ませている。
 四市町で発信された一一九番通報は、金沢市消防局で一括受信し、通信指令室にはかほく市、津幡、内灘町の各消防職員も常駐している。同局によると、固定電話や衛星利用測位システム(GPS)を搭載した携帯電話なら、発信地位置表示システムで通報場所はすぐに特定できるが、必ず口頭で正確な住所や近くの目標物、現状などを確認している。

 河北郡市の各消防本部のまとめでは、各市町で同一もしくは類似した町、字、町内会名が少なくとも十三ケースある。中でも、かほく市では高松などの住宅密集地では便宜上、住所を町内会名で表すことが多いという。

 金沢市消防局によると、かほく市高松から「旭町の自宅で家族の体調が急変した」との通報があった。発信地位置表示システムで場所を把握し、かほく市消防本部に救急車の出動を指示したが、旭町は町内会名である上、金沢市旭町との間違いを防ぐため、職員が何度も聞き直した結果、住所確認だけで三十秒以上かかったという。元町や南町などの町内会でも同様のやりとりがあった。

 このほか、住民がともに「荒屋」と呼ぶことがある金沢市荒屋町と津幡町東荒屋、内灘町西荒屋も混同する可能性があり、内灘町でも一部の町民が向粟崎を「粟崎」の通称名で呼ぶため、町消防本部では町広報で正式な住所を伝えるよう周知している。

 また、昨年秋には現場は「津幡の交差点」との通報で出動した救急車が「県道津幡」と「津幡」のどちらの交差点に向かえばよいか迷ったケースがあり、現在は近くの商店名などの確認を徹底したという。

 金沢市消防局が二〇〇七年に受けた一一九番通報のうち、携帯電話からは約三割に上った。各市町の消防局、消防本部は「隊員の到着が遅れれば生命に危険が及ぶだけに悩ましい。住所はもちろん、正確な情報を伝えてほしい」としている。

4043千葉9区:2009/01/12(月) 11:39:21
>>4038
印西が市に昇格しようとするときに、
「印西はダサいから名前を変えよう」って動きあったように記憶しています。
その線から行くと、印旛はダサいわけで・・・
やっぱ、東東京市で!
南セントレアがありなら、西成田国際市なんてのもいいかも(←国際が決めてですw)

4044とはずがたり:2009/01/12(月) 11:58:48
印西はださいと思うけど印旛は風格があって個人的には好きなんですけど,一般には人気無さそうなのは判ります。
印旛村と被るので使いにくいと云うのもあるでしょうし。それにいんば市とか平仮名行政名を付けるくらいなら西成田市の方がましだな〜。
いなべも員弁にするべきだった。。つくばは見慣れちゃった感じがするので全く慣れだけの問題かもしれないけど。

4045小説吉田学校読者:2009/01/12(月) 12:05:57
>>4038
木下市ってのもいいかも知れませんねえ。誰も読めないぞw 布佐、木下、小林、安食、松崎、成田と人の苗字みたいな駅名が続く我孫子行き成田線、好きです。

4046とはずがたり:2009/01/12(月) 12:12:17
きおろし,あんじき,まんざきと難読地名揃ってますね〜w

あんま関係ないですけど昨日,成田新高速鉄道と北千葉道路の進捗具合を覗きに近く迄いったんで印旛村天然記念物の吉高の大桜を覗いてこうかと思ったんですが迷って辿り着けませんでした…orz

4047小説吉田学校読者:2009/01/12(月) 12:16:40
>>4043-4044
匝瑳市を「そうさ市」にしなかった見識高い千葉県民ですから、「いんば市」とかにはしないでしょうね。なにぶん、見識も徳も高い千葉県民、四書五経あたりから持ってくる離れ業もあるかもしれない。見識も徳も高く、学もある。「いすみ市」は書けないから、あれは特別ww。

4048とはずがたり:2009/01/12(月) 12:24:31
変に教養志向で漢書漁ってくると自民党の派閥みたいな名前になっちまいますよん。

夷隅より匝瑳の方が書けないし読めませんてっw

4049千葉9区:2009/01/12(月) 13:06:06
>>4046
メジャー過ぎて見逃すんですが、《我孫子》も実は難読
知らなければ読めませんがな。

4050千葉9区:2009/01/12(月) 20:53:00
>>4030
構図としてはわかりやすくなりました。
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/tochigi/090112/tcg0901120323000-n1.htm
栃木・西方町長選に合併推進派・大出氏が立候補へ
2009.1.12 03:22
 若林照一前町長の辞職に伴い27日告示の西方町長選で、鹿沼市との合併推進を目指す元議長で会社役員の大出隆之氏(70)が11日、無所属で立候補することを明らかにした。

 大出氏は「(合併せずに)当面は自立でいくが、総務省の定住圏自立構想を視野に入れ、将来的には鹿沼市か県央宇都宮市との合併を目指したい」などと述べた。

 大出氏は、栃木市との合併反対を求める約2800人の署名を西方町に提出した「西方町の将来を考える会」の推薦を受け、立候補を決意したといい、これまで関係の深い上都賀郡との合併が最良との考えを示した。

 大出氏は平成8年、町議に初当選し、現在連続4期を務めている。

 同町長選には、すでに栃木市との1市4町合併推進派の前町議、古沢悦夫氏(66)と、合併せずに自立を訴える元鹿沼市課長補佐、大森豊氏(57)の2人が立候補を明らかにしており、合併の相手先として栃木市と鹿沼市、また合併せずに自立を求める3者で争われる可能性が高くなった。

4051名無しさん:2009/01/12(月) 21:00:58
>>4046
>難読地名

某県某市「ひろおもて」

某空港からタクシーに乗り、運転手さんに「ひろおもての病院まで」と人から前もって言われたままに
言ってみたら、目的地(某開催地の病院)に無事到着しました。

4052とはずがたり:2009/01/12(月) 23:36:21
>>4049
確かに読み方としては異例でしたよね>我孫子

鎌倉時代末期の文書で確認できるそうで色々地名の由来は推定されてる様ですが,なんでこの漢字を宛てるのかは書いてないですね。。

由来
http://www11.ocn.ne.jp/~abiko001/page1.html

>>4051
我がATOKは「ひろおもて」は広面と広表の2種類知ってましたね〜。はてさてどちらでしょうかねw

4053名無しさん:2009/01/12(月) 23:43:13
>>4052
広面は、てっきり難読地名と思っていたのですが、変換で出るのか(驚)
ちなみに私が書いたのは、広面のほうです。

4054とはずがたり:2009/01/12(月) 23:47:40
>>4053
俺はATOK派なんでIMEの方は知らないですけど結構難読でも入ってますよ〜。
可成りマイナーな地名でも一発変換されることが結構多くて,変換させようと思ってキー叩いてる癖にちゃんと出てこっちが吃驚したりしますねw

4055千葉9区:2009/01/15(木) 00:03:37
>>4028>>4036
<北関東>群馬県
市町村合併:新高崎市、6月誕生へ 吉井町議会、関連議案を可決 /群馬
 高崎市との合併の是非を審議する吉井町臨時議会が13日開かれ、関連6議案を賛成多数で原案通り可決した。すでに高崎市は合併関連議案を可決しており、県や国などの手続きを経たうえで今年6月1日に両市町が合併、人口約37万3000人の新高崎市が誕生することが確実となった。吉井町議会はこれまで、合併慎重派が多数を占めてきたが、合併関連議案が否決された場合、住民団体が町議会の解散を請求する構えを見せるなど、合併推進に向けた住民の圧力が、議会に影響を与えた形となった。【畑広志、増田勝彦】

 ◇議会解散請求を回避
 「感無量。まさかこういうような結果になるとは想定していなかった。良識ある町民のおかげ。合併後に向け、賛成派、慎重派の議員も勉強してほしい」。町議会の解散請求に必要な署名集めを展開した住民団体「高崎合併を成功させる会」の神保正代表は、協力してくれた町民に感謝するとともに、町議会の対応を歓迎した。

 この日の臨時議会は午前10時半の開会予定が、議会運営委員会などの遅れで同11時40分過ぎに始まった。50人分の傍聴席は町民らで満席。冒頭、斎藤軍雄(いさお)町長が発言を求め「町民に溝や亀裂のない議論が必要。可決により、議会解散もなく、丸く収まるよう議員の協力をお願いする」と要望した。

 議会は昼食抜きで続けられ、慎重派の6人からは「新市計画の実施策に具体的な内容が触れられていない」「町有財産はちゃんと引き継がれるのか」「法定合併協議会の作業を急ぎすぎたのではないか」などの質問が相次いだ。

 町議会(定数16、欠員1)は昨年10月、町側が提出した町民に合併の賛否を問う住民投票条例案を賛成少数で否決するなどしており、従来は慎重派が8人いるとみられていた。

 しかし、この日の議会では、無記名投票による一括採決の結果、賛成8人、反対6人と逆転、合併関連6議案が可決された。

 住民団体は昨年10月の住民投票条例案否決を受け、町議会解散請求に必要な署名を集めたが、今回の可決を受け「初期の目的は達成された」(神保代表)として、解散請求の提出を見送る考えだ。

 閉会後、記者会見した斎藤町長は「合併してよかったというまちづくりの準備をしたい」とホッとした表情を浮かべていた。

 一方、高崎市の松浦幸雄市長は「6月1日の合併が確かなものになり、胸のつかえがとれたような気がする。吉井町の皆さんにも『合併して良かった』と思えるような、新しいまちづくりに努めていきたい。一部事務組合の財産処分などの手続きが整えば、1月中にも県に合併申請を行いたい」と語った。

毎日新聞 2009年1月14日 地方版

4056千葉9区:2009/01/15(木) 00:09:45
>>2867<中国・四国>岡山県
高梁・佐屋地区:井原市編入 400年来の悲願なるか 近藤市長、早期決着へ /岡山
 ◇「今夏までに結論」
 400年余の悲願成就か−−。高梁市と井原市にまたがる「佐屋地区」の高梁市側の住民が井原市への編入を求めている問題で、高梁市の近藤隆則市長は毎日新聞の取材に「長引かせるのはよくない。今夏までに編入可否の結論を出したい」と述べ、早期決着を図りたい考えを示した。【山本麻美子】

 高梁市川上町仁賀の佐屋地区(29世帯73人=08年12月31日現在)は元々、井原市芳井町の佐屋地区(29世帯63人=同)と同じ集落だったが、戦国・安土桃山時代の天正年間(1573〜1592)、当時一帯を支配していた毛利氏が境界を定めた際に分断された。

 高梁側の住民は井原市の小中学校に通うなど主な生活圏が井原側にあり、合併前の旧川上町時代の04年に住民投票で編入意思を確認。合併後の05年2月には同地区の「佐屋東西連絡協議会」(神崎五一会長)が編入を求める全住民(当時79人)の同意書と陳情書を高梁市に提出。同時に、井原側の佐屋地区民も決議書を高梁市に提出した。これを受け、秋岡毅市長(当時)が07年3月、滝本豊文・井原市長に事前協議を申し入れ、両市で検討を重ねている。

 07年7月には、編入に伴う市の境界線変更(約2・2平方キロ)を仮確定したほか、井原側の要請で個人が所有する市・農・林道や防火水槽など高梁側の行政財産の名義変更手続きがおおむね終了している。今後は、両市が編入経費の負担について合意し、両市民のコンセンサスを得た上で、両市議会と県議会での議決などの手続きが必要になる。

 連絡協議会の神崎会長は「合併時の引き継ぎ事項であり、新市の求めに応じて同意書を提出し、地権者の名義変更にも協力した。歴史的背景を踏まえたうえで、人口が減って集落が成り立たなくなる前に統合させてほしい」と訴える。また、同地区の花き栽培業、山室聡さん(34)は「高「70人の流出は

大きい」の声も

齢化が進むのに救急、消防も井原が近い。旧川上郡は高校がなくなり、県立普通科は井原高校へ5%枠で進むしかない」と話す。

 一方で、「人口減が進む高梁市にとって約70人の流出は大きい」などの意見も根強い。近藤市長は「広報紙などを通じて、市民に考え方を問いたい。編入するとなれば、4月の井原市議選後の6月市議会に編入関連の予算案を提案したい」としている。

毎日新聞 2009年1月14日 地方版

4057とはずがたり:2009/01/15(木) 01:06:47
>>4055
おーぶらぼーヽ(´ー`)/

4058とはずがたり:2009/01/16(金) 01:37:57
何処にでも転がってる様な限界集落は潰すべきだが持論の俺だが,潜在的な価値を否定している訳ではないです。あり得べき価値を見出して頑張れるところは頑張って欲しいし支援する人達は立派である。ただ闇雲にカネ寄越せ道路寄越せと云うだけの現状がいかんと思ってるのである。

限界集落の現状知って 映画「寒川」来月3日に上映会
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/01/20090115t15043.htm

映画「寒川」のポスター。「海と都市の景観は、森が決める」がキャッチコピーだ

 過疎化で存亡の危機にある農山村の「限界集落」をテーマにしたドキュメンタリー映画「寒川」の上映会が2月3日、仙台市青葉区の市福祉プラザで開かれる。映画をプロデュースした宮崎県の堀有三さんと地方集落の実情に詳しい泉区の民俗研究家結城登美雄さんの対談も行われる。主催する仙台市のNPO法人オハイエ・プロダクツは「過疎化と住民の高齢化、それに伴う森林崩壊の現状を知ってほしい」と呼び掛けている。

 映画は集団離村で1989年に無人となった宮崎県西都市の寒川地区を舞台に、2006年に撮影された。元住民へのインタビューや元住民が地区に戻って再会した「山の同窓会」の映像などを通して、農山村の衰退や山河の荒廃、伝統の断絶などの問題を問い掛ける。

 限界集落問題に関心のある有志が団体を結成して製作、配給した。これまで全国130カ所で上映会が開かれ、約4万人が鑑賞している。東北での上映は初めて。

 対談では堀さんが作品に込めた思いを語る。結城さんは地方集落の高齢者が日本の食卓を支えている実相を説明し、都市に暮らす消費者の役割や責任について話す。

 オハイエ・プロダクツは主に障害者の音楽活動を支援している。「限界集落の問題は、われわれが取り組む社会的弱者の問題と通じ合う」と開催を決めた。

 上映会は午後2時と午後6時半の2回。映画鑑賞後に対談が行われる。各回300席限定で入場料は前売りが一般1500円(当日1800円)、高校生以下1000円(1200円)。収益の一部は仙台市で毎年6月に開かれている障害者らのコンサート「とっておきの音楽祭」の運営費として寄付する。
 連絡先はオハイエ・プロダクツ022(716)5717。
2009年01月15日木曜日

4059とはずがたり:2009/01/16(金) 02:22:28
<中国・四国>岡山県

>>4056
ソースリンク
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090114-00000222-mailo-l33

こんな頁も。
中国山地によくある平坦地での分水界だったんですかねぇ
>成羽川と小田川の分水嶺(れい)に沿って村を二分。

悲願の高梁市佐屋地区境界変更
地区民の74%が旧芳井町への編入を支持!
http://homepage2.nifty.com/ibara-kaere/yosiicyo-sayachiku.html

 高梁市の秋岡毅市長は3月19日、同市川上町仁賀の佐屋地区住民が隣接する井原市への編入を求めている問題で、地区住民と懇談。20日に井原市役所へ出向き、境界変更の事前協議を滝本豊文市長に申し入れる方針を明らかにした。明治時代以降、住民が数度にわたって行ってきた編入要請運動が大きく前進する。
 佐屋東集会所(同所)であった懇談会には、住民35人が出席。秋岡市長は「住民の多くが井原への編入を望んでいる意向を尊重し、井原市とテーブルにつき、境界変更について協議したい」との方針を示した。
 高梁市側の境界変更要望区域は2.16平方㌔。2005年の国勢調査時点で、28世帯71人暮らしている。井原市側は29世帯72人。
 同地区は約400年前、毛利氏が郡境を定めた際に分断されるまで、現在の井原市芳井町佐屋と同じ集落。小・中学生は井原市の学校に通うなど生活圏は同市と一体化しており、高梁市側の住民は明治以降、町村合併の機をとらえ、数度にわたって編入を要望してきた。
 平成の大合併に合わせて旧川上町時代の2004年3月、地区民による投票が行われ、有効投票の74%(56人)が旧芳井町への編入を支持。住民からの編入の請願を旧川上町議会が趣旨採択している。同年10月の新高梁市誕生後、住民は2005年2月と2006年2月、井原市への編入を求める陳情書を秋岡市長に提出してきた。
 今後、両市は財産処分などに関する事前協議を行い、高梁、井原両市議会での議決、岡山県議会での議決を経て総務省に届け出る。市町村合併と同様の手続きを踏むことになり、編入実現の時期について秋岡市長は「最短でも一年後になる」との認識を示した。
 高梁市側の住民でつくる佐屋東西連絡協議会の神崎五一会長(78)は「辛抱して待ち続けてきただけに、(協議入りは)大きな前進。高齢化が進む地区の生活基盤整備が進むよう、作業を急いでほしい」と話している。

4060とはずがたり:2009/01/16(金) 02:23:07
>>4059-4060
≪ズーム≫
佐屋地区 標高約380㍍の吉備高原に位置し、戦国から安土桃山時代にかけての天正年間(1573〜92年)、一帯を支配した毛利氏が検地によって川上、後月の郡境を定めた際、成羽川と小田川の分水嶺(れい)に沿って村を二分。それ以来、別の行政区となっている。

≪誠実に対応≫
滝本豊文・井原市長の話 高梁市からの正式な働きかけがあれば、議会と相談しながら、誠実に対応したい。

井原市編入へ、事前協議入りへ! 高梁市・秋岡市長トップ会談申し入れへ

 高梁市川上町仁賀の佐屋地区住民が、隣接する井原市への編入を求めている問題で、秋岡毅高梁市長は3月20日、井原市役所を訪れ、滝本豊文井原市長に境界変更の事前協議を申し入れた。
 秋岡市長が「『一刻も早く』という要望を受けており、境界変更の協議をお願いしたい」と申入書を提出。滝本市長は「今後、協議を進めるにあたって井原市としても誠実に対応したい」と答えた。両市職員を交えた会談では、高梁市側がこれまでの経緯を説明。まず担当部署間で事務協議を進めることなどを申し合わせた。
 秋岡市長は「これから始まる協議では、行政サービスの在り方などで課題も出てくるだろう。住民理解を得ながら話を進めたい」、滝本市長は「地区住民の思いは知っているので、議会とも相談しながら前向きに検討する」と話した。
 高梁市佐屋地区と隣接の井原市芳井町佐屋地区は、約400年前に郡境で分断されるまでは同じ集落だった。両地区の生活圏は井原市と一体化しており、高梁市側の住民はこれまで数度にわたって編入を求めてきた。
 高梁市側の境界変更要望地域は約2平方㌔。2005年の国勢調査時点で28世帯71人が暮らしている。井原市側は29世帯72人。
 両市は市町村合併と同様に、県を交えて事前協議を行い、両市議会と県議会の議決を経て総務省に届け出る。

取材メモ
悲願実現へ努力を
 ▽高梁市・佐屋地区の井原市への編入問題は、両市が境界変更の事前協議に入ることで、大きな一歩を踏み出した。約400年もの間、分断されてきた集落が再び一体化の方向へ進むことで、住民の間には「過疎・高齢化による地域の活力低下に歯止めをかけたい」との期待感が漂う。
 ▼小中学校の通学や医療機関の利用など住民の生活圏は井原市とはぽ一体化し、住民間のつながりも深い。しかし行政の区割りによる〝見えない壁〟は存在。出動を要請した救急車が到着後、「管轄区域外」との理由で引き返したこともあるという。水道などの生活基盤整備は遅れ、不便を訴える住民も多い。
 ▽同地区の編入は明治以降、町村合併の機をとらえ、再三要望が行われたが、「合併推進の機運に影響を与える」として先延ばしとなってきた。悲願ともいえる事前協議入りが固まった以上、両市の関係者は早急な編入実現へ努力してもらいたい。(以上、山陽新聞)

4061とはずがたり:2009/01/16(金) 11:55:01

2009/1/15 朝日新聞(朝)
府、と畜場廃止断念
羽曳野市側 支援拒む


 府内の食肉市場再編の一環で今後の存廃が議論されていた羽曳野市立と畜場が、存続する見通しとなった。
府が14日開いた経営企画会議で担当部局が、府として求めていた、と畜場の廃止を断念したと報告した。
会議後、橋下徹知事は報道陣に対して
 「府から提示した再建スキームが拒まれた。あとは羽曳野市の責任でやってもらう」
 と話した。(吉沢織恵)

 府流通対策室によると、府は02年、松原市食肉地方卸売市場を運営する第三セクター「松原食肉市場公社」を完全民営化。
その際、隣接する羽曳野市の直営市場部分を統合したが、と畜場は地元の要望などで存続した。
 この経過を踏まえ、府と羽曳野市は、と畜場の建て替えのために市が国から借りた金の返済が終了する13年度までに、あり方を再度話し合うことで一致。
06年に競技を始めた。
 府は、と畜場を閉鎖した場合の補償対象や損失額を鑑定し、府も2分の1を支援する案を提示した。
だが昨年12月24日、両者と地元の南大阪食肉卸商業協同組合で話し合った際、地元が
 「『120年にわたり、と畜場解体を守ってきた先祖の魂』や、内臓業者への影響などに配慮した評価になっていない」
 などと受け入れを拒否。
市側も意見を追認した。

4062千葉9区:2009/01/17(土) 00:00:09
どっちも自民系なんですけどね
http://mytown.asahi.com/tokushima/news.php?k_id=37000000901160002
知事・市長会談物別れ 新町西再開発
2009年01月16日

 徳島市新町西地区再開発の都市計画案について、原秀樹市長と飯泉知事が15日、県庁で約50分間にわたって会談した。原市長が都市計画案への同意を求めたのに対し、飯泉知事は財政上の裏付けが不十分で鉄道高架事業への影響が懸念されるとして、「前回までの事務レベルの協議と同じ認識だ」と同意せず、物別れに終わった。


 会談は報道関係者に公開された。原市長は終了後の記者会見で、「知事は同意できないと最終確認したと思っている」と話した。今後は地権者、都市再生機構(UR)と協議した上で、今月末から2月初めまでに方針を決めるという。


 会談の中で原市長は、副知事が昨年6月末に地権者に対し、支援や都市計画案への同意を約束したとして、「同意していただけないとは夢にも思っていなかった。都市計画案を出した8月までに何か事情が変わったのか」と質問。飯泉知事は「県が14億円の補助金を出すのが難しいことは5月に言っている。外して資金計画を考えてもらわなくては」と答えたが、副知事の発言には触れなかった。


 県が財政上の裏付けを示すよう求めていることについて、原市長は「都市計画の段階ですべての財源を出せと言われれば、20年もかかる鉄道高架も(財源を示すことは)できるんですか」と反論。飯泉知事は「行政のトップとして、バクっとしたもんでいいとか、低成長の今はそんな時代ではない」と批判した。

4063千葉9区:2009/01/17(土) 00:01:20
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000000901160005
APEC 札幌誘致へ大詰め
2009年01月16日

■年度末に決定予定  知事が陳情再開


 10年に国内で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の札幌誘致に向け、今年も陳情活動が15日から始まった。首脳が集まるサミット開催の実績がある北海道だが、今回それだけでは誘致合戦で一歩リードとはなりそうにない雲行きだ。麻生首相は年度末に向けて開催地を決める方針だが、今後自治体間の綱引きは激しさを増しそうだ。
(神元敦司)


  ■横浜、最大ライバル


 同日、誘致組織の会長である高橋はるみ知事と北海道商工会議所連合会の高向巌会頭らが総理官邸で河村官房長官と会い、APEC首脳会議の札幌誘致を要請した。河村官房長官からは評価につながる具体的な発言はなかったが、「洞爺湖サミットの経験と実績を生かし、国際会議の誘致に熱心ですね」と言われた。道幹部は「北海道の優位性と積極性が十分に発信できた」と満足そうだった。誘致表明した昨年10月以降、高橋知事の表立った陳情は6回目だ。


 外務省などによると、APEC首脳会議は10年秋。米国や豪州、インドネシアなど21のアジア太平洋の国・地域の首脳が集まり、経済問題などについて意見交換する。国内では95年11月の大阪開催以来2度目で、首脳会議に合わせた関連閣僚会合も開かれる。


 APECにはメディア関係者も含めると6千〜8千人が訪れるとされ、道国際課は「洞爺湖サミット同様に北海道を世界に発信できる。道内の経済活性化に結びつけたい」と誘致に意欲を見せる。首脳会議を契機に、道産食材や道内の伝統文化を世界に発信できる絶好の機会になると期待する。首脳会議の会場は札幌市の「札幌コンベンションセンター」を想定している。


 外務省は首脳会議・閣僚会合の誘致に名乗りを上げている具体的な自治体名を明らかにしていないが、「全国で十数の地方公共団体がある」という。道によると、首脳会議の誘致は、道内以外に、広島や横浜が表明している。


 なかでも横浜市はサミットの開催を要望し、誘致合戦で北海道に敗れた経緯があり、「首脳会議誘致」の連敗は避けたいとばかりに誘致活動に熱心だ。道も横浜市が最大のライバルとみている。


 外務省は開催希望地を近く訪れ、空港と会議場との距離や警備状況、首脳向けのホテルのスイートルームなどを視察する。視察日程は未定だが、視察結果が開催地決定の判断にも影響するとあって、横浜市は「その時に備え、万全に対応できるよう準備している」という熱の入れようだ。


 道は洞爺湖サミットを機に国際会議の誘致を強化しているが、政府も昨年7月、そうした道の取り組みを支援すると閣議了解した。ただ、外務省は「閣議了解は一つの決定事項だが、それによって(北海道が)APEC首脳会議の開催地となるのであれば、我々は(開催地を)検討する必要はない」との立場。開催地を決定するにあたり、サミット開催の実績は一つの要素との位置づけた。


 道内では、昨年12月に帯広市で「G8水と衛生に関する専門家会合」が開かれた。今年5月に上川支庁占冠村で開かれる「日本・太平洋諸島フォーラム首脳会議」(太平洋・島サミット)の誘致も叶(かな)った。道内での国際会議開催は定着しつつある。


 ただ、それがAPEC首脳会議の誘致に逆作用するとの見方も出ている。「太平洋・島サミットが誘致できたことで、政府も『バランス』を取るのではないか」。道庁内からはこんな弱音も漏れる。

4064千葉9区:2009/01/17(土) 00:46:17
http://www.shinmai.co.jp/news/20090116/KT090116ASI000009000022.htm
菅谷・松本市長、波田町との合併協議開始を表明

1月16日(金)

 松本市は16日午後、昨年12月に市民6000人を対象に行った東筑摩郡波田町との合併賛否に関するアンケートの結果を公表した。町との合併に「賛成」が32%と多数を占めた。この結果を受けて菅谷昭市長は記者会見で、同町との合併協議を始める考えを明らかにした。

 しかし、「反対」も28%に上り、「賛成」との差は4ポイントしかなかった。市長は会見で「民意を十分反映させる必要がある」と指摘。合併協議を慎重に進めるため、市の基本姿勢を検討する庁内組織を近く設置する方針を示した。

 太田典男町長は取材に対し、「私たちの思いを理解していただけた。市民の皆さんに感謝したい」と話した。

 アンケートは旧市と合併4地区の人口分布に応じ、有権者の中から年齢別、男女別に抽出して実施。客観性を保つためとして質問用紙や資料の郵送、開票、結果集計のすべての作業を調査会社に委託。回収数は3500人だった。

 回答は、町との合併に「賛成」が1136人、「反対」が997人。一方、「どちらでもよい」が926人(26%)、「わからない」も424人(12%)に上った。17人は無回答だった。

 波田町は04年6月、住民投票で合併反対が多数を占めたため、当時進んでいた松本市など5市町村の任意合併協議から離脱。市は05年4月、梓川、安曇、奈川、四賀の旧4村を編入合併した。波田町は自立を選択して町政を進めてきたが、05年7月の町長選で、合併推進を掲げた太田氏が当選。06年12月の住民意向調査では合併賛成が多数を占め、市に合併協議を申し入れた。

4065とはずがたり:2009/01/17(土) 00:49:21
>>4061
俺じゃありません。
そろそろコテの規制とかかけた方が良いんでしょうかねぇ。

4066とはずがたり:2009/01/17(土) 00:51:16
<関東北陸甲信越>長野県松本地域
>>4064
おお,巧く行くと良いんですけど。

4067とはずがたり:2009/01/17(土) 19:45:31
<北関東>群馬県
>>4036 >>4055
前橋市は富士見村とやっと合併が決まり高崎市も遂に吉井町との合併が決定。
前橋と高崎は群馬県の2極として相補して発展して欲しいですなぁ。
町長が辞めるのは税金の無駄な気もするが。。

吉井議会も合併可決
高崎と6月 リコール圧力に
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20090114-OYT8T00053.htm

 吉井町議会は13日、臨時町議会で高崎市との合併に必要な廃置分合議案など6議案を可決した。高崎市は今月8日に合併関連議案を可決しており、合併に向け最大の難関とみられていた吉井町議会の同意を取り付けたことで、両市町は予定通り6月1日に合併する見通しとなった。高崎市の松浦幸雄市長と斎藤軍雄町長は今月中に県に対し、合併の申請を行う予定で、県議会2月定例会で議決される見通し。また、可決を受け、斎藤町長は合併前に辞職すると表明した。

 吉井町議会の合併関連6議案は一括提案された。議長を除く14人による無記名投票の結果、8対6の賛成多数で可決された。当初、合併慎重派が多数を占める同議会で否決されるとみられていたが、慎重派の2人が賛成に回ったことになる。

 可決の背景には、合併推進を求める同町の住民団体が行った町議会解散請求(リコール)の署名活動で、必要な有効署名が集まり、合併関連議案が否決された場合、解散の本請求を行うまでになっていたことがある。こうした住民側の圧力に対し、一部議員に「無用な混乱を避けたい」との心理が働いて賛成に回ったとみられるからだ。

 合併関連議案可決を受け、町議会解散請求活動を行ってきた「高崎合併を成功させる会」の神保正会長は記者会見。「まさか、合併が決定になるとは想定していなかったので感無量」と述べるとともに、目的を達成したことで、本請求を行わないことを表明した。

 また、同町の斎藤町長は、「高崎市との合併が確かなものとなったことを大変うれしく思う。今後、合併してよかったと実感できる新しいまちづくりを推進していきたい」と述べた。さらに、過去の会見で「町議会との話し合いで合併が担保されるならば、町長を辞職しても良い」と語ったことに触れ、6月の合併期日を待たずに辞職する考えを明らかにした。

 一方、2011年4月に予定する中核市移行の手続き上、6月1日の合併は遅らせることのできない期限だとしていた松浦市長は、、「傍聴していた職員から連絡を受けるまで半信半疑だったが、よくご理解いただいた。胸のつかえが下りた。合併協議会で決めたことに誠意をもって応えていくことが大事」と語った。

 高崎市と吉井町の合併問題は、2003年に任意協議会が設置された時にさかのぼる。しかし、町議会は合併慎重派が多数を占めたこともあって、なかなか進展の動きが見られなかった。これまでに3度の住民投票が行われ、昨年5月の3度目の住民投票で法定協議会設置について賛成が2000票以上上回ったため、7月に両市町の合併協議会が設置され、10月に合併協定調印にこぎつけた。

■「新高崎市」人口37万に

 吉井町議会が高崎市との合併議案を可決したことで、6月1日に誕生が見込まれる新高崎市の人口は約37万人になる。

 現在、高崎市の人口は、住民基本台帳人口と外国人登録者数を合計した総人口で34万7999人(1月1日現在)で、県内最多。5月5日に合併する前橋市と富士見村の総人口の合計は、34万6199人(12月31日現在)。吉井町の総人口2万5474人(1月1日現在)が高崎市に加わることで、6月から再び差が開くことになる。
(2009年1月14日 読売新聞)

4068とはずがたり:2009/01/17(土) 20:50:45
<九州・沖縄>宮崎県
>>4041 >>3521 >>3520

清武町の住民団体 宮崎市との合併賛否問う 住民投票条例の制定請求 町長「反対結果なら辞職」
2009年1月10日 02:23
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/70099

 宮崎市との合併を予定している清武町で9日、住民団体「あすの清武をつくる会」(細木章稔代表)が、鐙(あぶみ)和俊町長に合併の賛否を問う住民投票条例の制定請求をした。請求を受けた鐙町長は「私の意見書を添えて議会に付したい」としている。29日までに臨時町議会が開かれ、条例制定に同意するかどうか審議される。

 同市との合併をめぐって同町は2004年、田野町(当時)との合併も含めた住民投票を実施。投票率は約46%で、不成立となったが、「合併しない」が約48%を占め、これを受けて当時の町長は合併に否定的だった。

 07年4月に鐙町長が、当時の町長を破り初当選。10年3月の合併を目指し、協議を進めてきた。しかし、同会が「住民投票で、合併に対する町民の意思を明らかにすべき」と条例制定を求める署名活動を展開、昨年12月に町内有権者の50分の1以上にあたる3740人分の署名を提出していた。

 鐙町長は「私は合併推進を掲げて当選した。仮に、住民投票になり『ノー』が出たら辞職する」と述べた。これに対して細木代表は「やっとここまでたどりついた。町長は町長選で合併するか否かを公約に掲げて争ったというが、当時の選挙の争点は合併問題だけではなかった。合併するか、しないか、結果がどっちであれ住民の意見を明確にしたい」としている。

=2009/01/10付 西日本新聞朝刊=

4069とはずがたり:2009/01/17(土) 21:15:05
<九州・沖縄>鹿児島県
>>3727 >>3536 >>3435

合併刻々 推進議連が設立総会/姶良3町
「期限内実現 全力尽くす」
(2009 01/16 07:16)
http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=14740

 姶良、加治木、蒲生3町の合併実現を目指し、3町議会の議員有志が昨年末発足させた「3町合併を推進する議員連盟の会」の設立総会が15日、加治木町役場であり、住民主役の合併を推進するために住民と対話集会を開くなどの活動計画を決めた。
 議連の会には各議長を除く議員計42人のうち33人が参加。会長に加治木の法元隆男氏、副会長に姶良の森弘道氏、蒲生の小山田豊秋氏を選任。活動方針は(1)住民主役の合併推進(2)各種団体や行政機関との連携(3)3町議員間の共通理解促進−とした。
 活動期間は新合併特例法の期限内の2010年3月までとし、会員の勉強会や住民との懇談会、会報作成などを行う。法元会長は「3町議員が合併に向けて連携したのは初めて。この熱意を力に、住民の悲願である10年3月までの合併実現に全力を尽くしたい」と語った。
 総会に先立ち、県の合併担当者から新合併特例法の内容を学ぶ勉強会もあり、各町の自治会連絡協議会長や商工会長らも参加した。
 3町は昨年10月に任意合併協議会を解散。その後法定協議会設置の陳情を各議会が採択したことなどを受けて、3町長、議長が9日に会合を持ち、法定協設置で大筋合意した。

4070千葉9区:2009/01/18(日) 16:21:02
>>3651なじゃそりゃ
<首都圏>埼玉県
審議やり直しへ 菖蒲町合併住民投票条例 議会可決 町長が再議手続き
2009年1月16日

 久喜市と菖蒲町、栗橋町、鷲宮町の合併の是非を問う住民投票の実施条例案が菖蒲町議会で可決されたことをめぐり、同町の中山登司男町長は十五日、「住民投票の実施は必要ない」として、町議会に同条例案の審議をやり直させる再議の手続きを行った。再議の臨時議会は二十四日までに開かれる。

 中山町長は合併の賛否を確認する手法について、郵送による意向調査の方が住民投票より回答率が高く、低コストだと指摘。一市三町の首長が住民意向調査の実施に合意したことも理由に挙げた。

 今回の条例案は賛成六人、反対五人の小差で可決されたが、再議で可決するには、全町議出席の場合は八人以上の賛成が必要となる。 (杉本慶一)

4071千葉9区:2009/01/18(日) 16:22:58
<東北・北海道>北海道 空知支庁
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20090118ddlk01010135000c.html
ニュースワイド:合併か自立か 揺れる南空知3町−−新法期限あと1年 /北海道
 ◇南幌で住民投票も−−湧別・上湧別のみ順調
 市町村合併で国の優遇措置を受けられる合併新法の期限(10年3月末)が約1年後に迫る中、南空知3町(空知管内南幌、栗山、由仁町)が揺れている。合併の是非が争点となった昨年12月末の南幌町長選で推進派の現職が再選され合併協議が一気に加速するかに見えたが、町議会には慎重論が根強く、町を二分する住民投票に発展しそうだ。道内では他にも3地域(6町村)で合併をにらんだ動きがあるが、新法下で実現する見通しが立っているのは網走管内湧別、上湧別両町の合併のみという状況だ。【横田愛】

 「今回の町長選で住民の意思ははっきり確認できた。結果を受け止め(合併を)進めるべきだ」。今月14日開かれた南幌町の臨時町議会。12月の町長選で「自立派」の新人候補を破った三好富士夫町長はこう明言した。

 ただ、この日の議会には、合併に反対する住民グループ「住民請求を実現する会」(藤原由紀子代表)からの直接請求を受け、合併の是非を問う住民投票条例案が提出された。三好町長は「制定の必要はない」との意見書をつけたが、町議からは「悔いを残さないためにも住民投票に諮るべきだ」「町長選とは性質が違う問題」と条例制定への賛成意見が相次いだ。条例案は月内に可決される可能性が強まっている。

  ■   ■

 南空知3町の合併協議は旧合併特例法下の04年にも最終局面まで進んだが、長沼町を挟んで飛び地となる南幌町で住民投票が行われ、反対が賛成を上回った。同町議会でも関連議案が否決され、いったんは破談に至った経緯がある。その後、「自立」を掲げて当選した三好町長が財政難を理由に合併推進へ転換。3町は昨年5月、再挑戦へ向け任意協議会を設置したが、南幌町内には推進派と自立派の対立構図が残ったままだ。

 「南幌は札幌圏のベッドタウンとして発展してきた町。(農村地帯の)栗山、由仁との合併は逆行している」。前回、合併反対運動の先頭に立ち、今回も住民投票条例に賛成の立場をとる近藤長一郎町議は「町長選は小差(311票差)だった。住民投票をやり直せば結果は分からない」とみる。

 南幌町の人口は90年代前半のニュータウン分譲を境に5000人台から9097人(09年1月1日現在)まで急増。住民の多くは仕事や買い物で隣接する江別市や北広島市、札幌市に通う。住民投票を求める藤原代表は「飛び地は不便。合併するとしても江別とすべきだ」と主張する。

 こうした声に三好町長は「江別には『合併はしない』と言われている。他に選択肢はない」と反論。前回の破談後、固定資産税や軽自動車税を引き上げたが、それでも町財政は5年後には赤字決算となる見通しで「今、3町で合併しなければ福祉や教育分野(の予算カット)にも手を付けざるを得ない」と三好町長は理解を求める。

  ■   ■

 「前回のことがあったので心配はしていたが……」。栗山町の椿原紀昭町長は前回の再現になりかねない南幌町の動向に懸念を隠さない。由仁町の竹田光雄町長も「3町が一緒になって自治体の体力を強化したい」と懸命にラブコールを送る。

 3町が合併協議に再び動いたのは、合併による行財政の効率化とともに「市」への昇格を目指す意味合いも大きい。政府の地方分権改革推進委員会は昨年5月、都道府県から市に328権限を移譲すべきだと勧告したが、町村への移譲は28権限止まり。「人口5万人以上」とされてきた市への昇格要件が合併新法の期間内は「3万人以上」に緩和されており、計3万393人(05年国勢調査)の3町にとっては「『市』のお墨付きを得る最後のチャンス」(椿原町長)というわけだ。

 電算システムの統合に1年程度かかるため、新法期限内の合併には今春までの決着が必要という。すべては南幌町の住民投票の行方次第となってきた。

4072千葉9区:2009/01/18(日) 16:23:22
 ◇喜茂別・留寿都も暗雲
 道内では現在、網走管内湧別・上湧別両町、後志管内喜茂別町・留寿都村の2地域が合併新法下の合併を目指し法定協議会を設置しているが、喜茂別・留寿都の協議は雲行きが怪しくなってきた。留寿都村議会で昨年12月17日、合併の是非を問う住民投票条例が全会一致で可決されたためだ。

 条例を提案した松井幸雄村議は「合併に突き進んでいいものか分からなくなった。村民にも不安の声があり意向を確かめたい」と語る。住民投票は2月下旬〜3月上旬に実施される見通し。結果によっては協議が頓挫しかねず、喜茂別町側は「議会も了承して法定協に入ったのに、住民に判断を丸投げするのか」(町幹部)と不信感を募らせる。

 このほか、日高管内新冠町では昨年10月、新ひだか町との合併を目指す住民グループが有権者の50分の1以上の署名を集め、法定協議会の設置を請求した。両町が議会に諮った結果、新冠町議会が否決、新ひだか町議会が可決と判断が分かれた。住民グループは今月、住民投票実現を目指し活動を再開したが、有権者の6分の1以上の署名が必要なためハードルは高い。

 道内の市町村数は旧合併特例法下で212から180まで減ったが、国が「合併すべきだ」とする人口1万人未満の自治体は昨年3月末時点で116市町村と全国(495市町村)の2割強を占める。道内自治体の多くが小規模のまま分権時代への対応を迫られることになる。

==============

 ■ことば

 ◇合併新法
 全国で「平成の大合併」を生んだ旧合併特例法に続き、市町村合併を後押しするため05年4月から5年間の時限立法で制定された。期間内に合併した市町村は地方交付税の算定などで優遇措置を受けられる。道は06年7月、180市町村を3分の1の60市町村に再編する「合併推進構想」を策定し、今年度からは合併市町村に最大9000万円を支給する制度を創設。しかし、江別市と石狩管内新篠津村の法定協議会が昨年9月に解散するなど、新法下の成果は道内ではゼロの状況が続いている。

毎日新聞 2009年1月18日 地方版

4073千葉9区:2009/01/19(月) 21:35:40
>>3967>>4037<九州・沖縄>長崎県
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/69653
東彼杵町、佐々町 県北2つの合併問題大きなヤマ場
2009年1月8日 10:23 カテゴリー:九州・山口 > 長崎
 川棚、波佐見町を含む東彼3町の法定合併協議会(法定協)設置の是非を問う東彼杵町の住民投票は8日、告示される。佐々町では7日、佐世保市との法定協設置の是非を問う住民投票実施に向けた署名活動の代表者証明書の交付申請があった。いずれも県の市町合併推進構想(2007年10月策定)に盛り込まれていたが、東彼杵、佐々町議会ともに法定協設置案を否決したため、住民の意思を直接問うこととなった。県の構想策定から1年が過ぎ、新合併特例法の期限切れ(10年3月末)まで1年余り、県北2つの合併問題は大きなヤマ場を迎えた。

 ●東彼杵町合併問題 「3町派」「大村派」動き本格化 住民投票8日告示

 「いよいよ決着をつける時がきた」‐。東彼杵町の住民投票は18日の投開票に向け、東彼3町の合併を目指す「3町派」と、大村市との合併を望む「大村派」の活動が本格化する。

 東彼3町では昨年、各町ごとに住民が法定協設置を直接請求。川棚、波佐見両町議会は設置案を可決したが、東彼杵町議会が否決したため、「3町派」が住民投票実施を直接請求し、今回の住民投票に至った。賛成が有効投票数の過半数を占めれば、法定協が設置される一方、反対が過半数となれば、3町の合併構想は破たんする。

 「3町派」は告示日の8日午前9時から、同町蔵本郷の同派事務所で出陣式を開催する予定。同日から投開票日前日までの間、町内12カ所で3町合併を訴える地元説明会を実施し、15日には決起大会も開く。ポスター掲示、ビラ配布、街宣車による運動も行う。

 これに対して「大村派」の「東彼杵町をみつめる会」は6日夜に役員会を開き、住民投票に向けた対策会議を開催。2002年に行われた大村市との法定協設置の是非を問う住民投票の際には活動が過熱し、住民間にしこりを残した反省を踏まえ、過度な反対運動はしない方針を確認。はがきによる啓発活動を中心に行うことを決めた。

 投票は18日午前7時から午後6時まで、町内8カ所で実施。開票は同日午後7時半から、町総合会館で始まり、遅くとも午後9時半までには大勢が判明する見込み。有権者数は7613人(昨年12月2日現在、町選管調べ)。

 ●佐々町 住民投票へ署名活動 佐世保市との合併問題 9日から1ヵ月

 佐々町の住民投票実施の関門となる署名活動は、8日にも代表者証明書が町選管から交付され、9日から2月8日までの1カ月間実施される。新合併特例法に基づく住民投票実施には、有権者の6分の1(1805人)以上の署名が必要。法定協設置案の住民請求の際には、1318人の有効署名を集めており、今回、さらに500人の上積みができるかが焦点だ。

 署名活動の代表者証明書交付申請をした自営業森田数博さん(58)は「町長も議会も町民の意思をとらえていない。住民投票を行うことで確認したい」と話した。関耕二町長は「現時点では何も話すことはない。(法的な手順の)結果に従うだけ」と述べるにとどめた。

 佐世保市との合併問題をめぐっては、県の合併推進構想策定後に金子原二郎知事や朝長則男市長が佐々町を訪れ、合併協議を要請したが、関町長は「合併は否定しないが、時期尚早。町民の多数は法定協設置を望んでいない」との見解を示してきた。

 これに対し、町議4人でつくる議員連盟が昨年9月、有権者の署名活動を行い、法定協設置案を直接請求。同12月、同町議会は設置案を否決したが、佐世保市議会が可決したため、佐々町側に法定協設置の是非を問う住民投票実施の可能性が残された。

=2009/01/08付 西日本新聞朝刊=

4074千葉9区:2009/01/19(月) 22:04:26
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagasaki/news/20090119-OYT8T00106.htm
法定協の設置決まる
東彼杵町の住民投票

 川棚、波佐見両町との法定合併協議会(法定協)設置の是非を問う東彼杵町の住民投票が18日行われ、開票の結果、賛成2811票、反対2189票で賛成が過半数を占めた。合併特例法に基づく住民投票で、結果は議決と同等の効力があり、町議会で否決された3町の法定協設置が決まった。同じ枠組みで一度は破綻(はたん)した3町は、仕切り直して協議を始めることになる。

 3町合併を目指す住民グループ「東彼三町合併協議会推進会」が昨年7月、3町それぞれに法定協設置を求めた同一請求を行い、各町長が、議会に法定協設置議案を提案した。しかし、東彼杵町議会だけが否決したため、同推進会のメンバーが同12月、住民投票の要件となる6分の1以上の有権者の署名を集めて、町選管に住民投票を請求した。

 今月8日の告示後は、3町合併を望む住民は「3町のきずな」を強調。大村市との合併を望む住民は「大村の将来性」への期待感を説明し、それぞれ集会などを開いて活動を展開した。

 同町では2002年12月にも、大村市との法定協設置を求める住民投票を実施したが、賛成2839票、反対3444票という結果だった。これを受け、3町の枠組みで合併論議が進んだが、05年に、川棚町が離脱したため、ご破算になった。

 ▽当日有権者数 7507人▽投票者数 5086人▽投票率 67・75%

(2009年1月19日 読売新聞)

4075千葉9区:2009/01/19(月) 22:16:13
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000000901190003
新潟市外局番 3つを当面存続
2009年01月19日

 「0250」や「0256」はそのまま――。新潟市は、「025」以外の市外局番を使用している秋葉区や西蒲区の市民を対象に、市外局番を統一するべきかどうかを尋ねた意識調査の結果を公表した。「統一に反対」と回答した市民が過半数を超えたため、当面はこれまで通り、市内に三つの市外局番を併存させる方針を決めた。(伊木緑)


   ◇


 同市内には現在、市域の大部分を占める「025」のほか、秋葉区に「0250」、西蒲区に
「0256」の三つの市外局番がある。同じ市外局番の区域内なら3分間の通話で8・5円の料金で済むのに対し、「0250」や「0256」の区域から「025」の区域に電話をかけると、新潟市内でも市外と同じ3分間20円の料金がかかってしまう。


 自治体は住民の要望が強い場合、総務省やNTT東日本に対し、市外局番の変更を要請することができる。新潟市では合併以降、「統一してほしい」という要望が絶えず寄せられていたため、調査に踏み切った。


 調査は昨年12月上旬、秋葉、西蒲の両区から無作為に一般家庭と事業所各1千カ所を抽出し、この計4千世帯・事業所に対して実施。2150件の回答を得た。


 このうち、市外局番の統一に「反対」と答えた割合が、秋葉区は50・7%、西蒲区は52・0%でいずれも「賛成」を上回った。


 一方、一般家庭と事業所に分けると、秋葉区では「反対」と答えた事業所が56・5%に対し、一般家庭は55・2%が「賛成」。西蒲区でも事業所の58・4%が「反対」、一般家庭の54・2%が「賛成」と、いずれの区でも逆転していた。


 調査を実施した市企画調整課によると、統一に「賛成」の理由は、電話料金や利便性、「新潟市としての統一感」が多かった。一方、「反対」の理由としては、事業所を中心に、封筒やパンフレットなどの印刷物を修正しなければならない場合のコストや、新しい番号の周知の苦労などが多く挙がったという。

4076とはずがたり:2009/01/19(月) 23:53:21
>>4073-4074
此処は川棚町が嫌がって破談になった印象でしたが,そもそも東彼杵の町論も二分されてたんですね〜。
大村と佐世保に合併された方が利権町議どもを一掃出来て良いような気もしますが。。

4077とはずがたり:2009/01/20(火) 03:00:20
>>4071
>こうした声に三好町長は「江別には『合併はしない』と言われている。他に選択肢はない」と反論。
合併しようとしない江別が悪い気がしますねー。
何をけちくさいこと云って居るのか。
新篠津辺りとは協議した癖に。。

中心市が責務を果たそうとしていないケースに美濃加茂市(加茂郡)・彦根市(犬紙郡)・長浜市(湖北地区・協議してるけど難癖付ける傾向)・山形市(上山市・山辺町・中山町)・成田市(富里市・芝山町・多古町・神崎町・栄町)・名古屋市(大治、七宝、美和町・北名古屋市)・豊川市(小坂井町)・南アルプス市(増穂町)・五戸町(新郷村)・川口市(鳩ヶ谷市)など

公共心が足りないんちゃうか。一方的に負担を押しつけられないようにすることは大事だけど。

4078とはずがたり:2009/01/21(水) 15:30:10
<九州・沖縄>福岡県糟屋郡
>>3748 >>3704 >>3543-3544 >>3400 >>3368

>久山町は賛成3、反対8となった。粕屋町は8対8の可否同数となり、議長採決で否決された。宇美町は賛成13、反対2▽篠栗町は賛成6、反対5▽志免町は賛成8、反対7▽須恵町は賛成13の全会一致――だった。
粕屋(黄)は要だかし可否同数なんで頑張って説得するとして,久山(青)を抜いても形としては十分機能する。
また宇美・篠栗・志免・須恵(赤)の4町でもそれなりに形になる。
それにしても中心市街地としての自覚を持てない粕屋さいてー。。
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/gappei/fukuoka-kasuya01.png

4079とはずがたり:2009/01/21(水) 18:50:51
さて何日になりますやら。

「鳥海山の日」公募、反響上々 応募85点、23日に決定
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20090113e

 市民組織「鳥海山の会」(事務局・由利本荘市、会員103人)が、制定を目指している「鳥海山の日」の日付の公募が今月5日付(当日消印有効)で締め切られた。県内外から85点の応募があった。同会は「予想以上の反響。応募者それぞれが鳥海山に深い思い入れと愛着を持っていることが肌で感じられた」としている。

 公募は、昨年10月の役員会で「海の日」があるのに「山の日」はなぜないのかが話題になったのをきっかけに、独自に企画した。「最もふさわしい日」への応募は、1月1日から12月31日まで、2月以外の各月に及び、その理由もさまざま。地元の由利中学校からは2年生20人の応募があった。複数の応募があったのは「8月8日」。本荘から見る山は漢字の八に似ており、「八」は末広がりで縁起がいいとするほか、登山しやすい時季でもあり、母(8・8)のように優しくもあり、厳しくもある?などの理由が添えられていた。

 鳥海山の歴史と結び付けたものも多く寄せられた。「7月7日」は、現在の鳥海山山頂を形成した1800年?01年の大噴火で、最も激しい噴火があったとされる日。町民歌、校歌、応援歌などで鳥海山が「と(10)りみ(3)やま」と歌われていたとし「10月3日」を推す人もあった。

 同会は、今月23日に由利本荘市で開く2009年度総会で「鳥海山の日」を発表、提案者に記念品を贈呈する予定。
(2009/01/13 11:19 更新)

4080千葉9区:2009/01/22(木) 00:19:40
>>3980とか
<東海・首都圏>静岡県
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20090121/CK2009012102000209.html
『東部合併』会合見送り 函南町提案に3市町が同意せず
2009年1月21日


 静岡県東部地域の中核都市圏形成を目指し、県が構想する沼津、三島、裾野の3市および函南、清水、長泉の3町合併をめぐり、函南町が提案していた首長会合が見送られることになった。三島、裾野の両市と長泉町が20日までに、直ちに応じられない旨を返答。関係市町の研究会が解散された昨年2月以来の温度差は埋まらず、構想を支持する沼津市などは方針転換を迫られそうだ。

 函南町の提案に対し、三島市が「日程が調整できない」とした一方、裾野市は「いったんだめになった合併の枠組みでもう一度話を、といっても実現の可能性はない」と、厳しい見通しを示した。長泉町は、隣接の裾野市との歩調が合わないことを踏まえて参加を見送ったという。

 「生活圏が一体」として県が合併構想を示したのは2007年5月。御殿場市など周辺市町を加えた5市4町の「東部広域都市づくり研究会」で検討したが、推進派の沼津市などと、埋没を懸念する三島市などとの間で議論は平行線をたどり、研究会は昨年2月に解散した。

 昨年10月、三島市にも地盤がある元衆院議員の栗原裕康氏が沼津市長に初当選し「県構想を基本に合併を進める」と表明。芹沢伸行・函南町長が同12月、仲介案となる3市3町での意見交換会を提案し、議論再燃が期待されていた。

 函南町企画財政課は「今後の見通しは立たない。今回の件でより溝を深めることにならないよう願う」としている。

4081とはずがたり:2009/01/24(土) 19:36:51
<東海>静岡県

編入方式を再確認、合併協設立へ準備会 富士宮市芝川町
2009/01/16
http://www.shizushin.com/news/feature/gappei/news/20090116000000000043.htm

 富士宮市と芝川町の合併協議会設立準備会の第1回会議が15日、富士宮市役所で開かれ、準備会のスケジュールや協議内容を決めた。次回は29日、3回目は2月13日を予定し、全3回で準備会での協議を終了する見込み。
 準備会の委員は、富士宮市から太田精一副市長ら5人、芝川町から石川昌孝副町長ら4人が務める。昨年末まで開かれた合併協議事務連絡会で抽出した重要課題について、法定合併協が開かれた際に出す事務局案などをまとめる。
 会長に就任した太田副市長は冒頭のあいさつで「国、県の支援が受けられる合併新法の期限が迫っているので、円滑、迅速に進めたい」と述べ、2―3月の両市町議会の定例会に法定合併協設置議案などを付議し、4月早々に合併協を設立したいという考えを示した。
 会議では、事務連絡会での協議結果が報告され、合併方式を富士宮市への「編入」、新市名称を「富士宮市」とする方針を再確認した。
 次回準備会では、都市計画の区域区分、両市町間で税率が違う国民健康保険税や料金が異なる保育料、上水道使用料などの取り扱い、公共施設の使用方針など、住民生活への影響が大きい事業について協議する。

4082千葉9区:2009/01/24(土) 19:56:52
>>4068
<九州・沖縄>宮崎県

http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20090124ddlk45010421000c.html
市町村合併:宮崎市との合併賛否問う住民投票条例を可決−−清武町議会 /宮崎
 ◇自立多数なら町長辞職も
 宮崎市との合併問題で清武町議会は23日、臨時議会を開き、来年3月予定の合併の賛否を問う住民投票条例を賛成多数で可決した。投票は2月中旬の見通し。住民の直接請求を受けて提案した鐙(あぶみ)和俊町長(56)は合併推進派。採決前に「実施は必要ない」と意見を述べたが、合併派の議員の一部も「民意は大切にすべきだ」と賛成に回った。投票の結果、自立が圧倒的多数の場合、町長は辞職の意向を示しており、信任投票の意味合いも出てきそうだ。

 条例案の内容は、投票資格者は町内の有権者と、満20歳以上の永住外国人▽1人1票の秘密投票で、投票用紙の「合併」「自立」の選択肢に○を記載する−−など。町長は「成立条件は投票率50%以上とし、それを満たさない場合は票を開かない」との追加意見を加えて提案した。

 これに対し、議員から条例案に「投票資格者のおおむね50%の投票により成立する」との条項を加えた一部修正案が提案された。採決の結果、議長を除く出席11人のうち、7人が修正案と原案に賛成し、可決された。

 当初、町議会では合併派が8人を占め、否決が見込まれた。が、議員間の調整で町長の意見に近い「おおむね投票率50%」を加えたことで一気に「投票容認」に傾いた。成立の判断は町長にゆだねられる。

 閉会後、鐙町長は取材に「町民の関心は高く、投票率は50%を超えると思う。有効投票のうち、自立が極端に多いなら、町長の職は『次の人に譲る』。合併と自立が小差なら自分なりに判断する」と述べた。【中尾祐児】

==============

 ■解説

 ◇住民の意見表明は貴重
 来年3月23日の実施に向かっていた清武町と宮崎市との合併協議。だが、土壇場近くで賛否を問う住民投票が決まり、行政が強調する合併効果が住民に十分に伝わっていないことが明らかになった。

 町によると、昨年10月から町内37カ所で住民説明会を開催したが、参加者数は全町民の約6%の1400人だけ。町長も「合併の話は住民に分かりにくい」と課題を口にした。

 清武町は大学や企業も多い都市型の街。2万人余の人口も微増傾向だ。人口37万人の県都にのみ込まれることに「古里が消える」との不安もあるのではないか。

 23日の臨時議会には定員56人の傍聴席に90人が詰めかけた。廊下には町民があふれた。説明会とは逆の光景だ。地方自治は「民主主義の学校」といわれる。住民自らが意見表明する住民投票の場は貴重な教室だ。【中尾祐児】

毎日新聞 2009年1月24日 地方版

4083とはずがたり:2009/01/24(土) 22:15:44
<東海・首都圏>静岡県伊豆地方
>>4020

来年度の予算案、賛成多数で確認 賀茂1市3町合併協
2009/01/22
http://www.shizushin.com/news/feature/gappei/news/20090122000000000018.htm

 松崎、南伊豆町議会が合併関連経費を事実上否決するなど、混迷を続ける賀茂地区1市3町の第8回合併協議会が21日、南伊豆町中央公民館で開かれた。来年度の協議会予算の審議では、一部委員から反対意見が出たが、賛成多数で確認された。合併期日は2010年3月20日とすることが提案され、次回以降の協議会で決定する。
 予算案は総額725万3000円で、各市町議会の議決を経て予算計上される。審議では合併に否定的な意見の多い松崎町議会の情勢を理由に、予算案は認められないなどの反対意見が出た。賛成意見では、各市町の議会や住民の意向で設置した合併協の継続に向け予算は承認されるべきなどとされた。松崎、南伊豆の両町長は町議会3月定例会での予算可決への期待感を示した。
 合併期日は、新法期限内(同年3月末)で住民の異動が集中する年度末の時期を避けた。「下田市」と決まった新市名に続く町と字の名称には、3町の町名を残すことが提案された。

賀茂地区1市3町、協議継続を確認 電算システム統合は日程変更 
2008/12/25
http://www.shizushin.com/news/feature/gappei/news/20081225000000000028.htm

 下田市民文化会館で24日開かれた賀茂地区1市3町(下田市、河津、南伊豆、松崎町)の合併協議会では、松崎、南伊豆の両町議会が12月定例会で電算システム統合調査費を補正予算から削除したことを受け、冒頭で合併協会長の石井直樹下田市長が「新市のあるべき姿を作り上げることが4市町長の揺るぎない意志」と述べ、協議継続の方針を示した。
 石井市長は両町の議決後に4市町長で会談したことを明かし、「新法期限内の合併に向かうことを確認した」と強調。深沢進松崎町長と鈴木史鶴哉南伊豆町長も各町議会での議決経緯を説明した上で、協議継続に前向きな姿勢を示した。
 電算システム統合について石井市長は当初のスケジュールを変更するとした上で、本年度中に2町の予算計上が得られることに期待感を示した。一方、一部の委員からは「6月の廃置分合後ではシステム統合は間に合わない」「松崎町議会の情勢は変わらない。一刻も早く合併協を解散すべき」などと発言があった。
 合併協は新市における事務処理の混乱防止や経費削減を目的に、電算システムを合併時に統合することで合意。経費を1億8130万円と見積もり、うち3400万円を調査費として各市町に分配し12月定例会での予算計上を求めていた。

4084とはずがたり:2009/01/25(日) 17:00:45

Aターン希望の27人参加 県が東京で就職面接会
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20090125g

 Aターン就職希望者を対象にした県主催の「ふるさと就職面接会」が24日、東京都中野区の中野サンプラザで開かれた。雇用情勢が悪化する中、首都圏の20、30代の男性を中心に27人が参加し、真剣な表情で企業の担当者と面接した。

 この面接会は本年度3回目。県内企業と県内に事業所のある計7社がブースを開設し、業務内容の説明や採用面談に応じた。業種はIT関連が目立った。県職員による相談コーナーも設置された。

 参加者のほとんどは在職者だったが、中には仕事を失っている人も。都内で契約社員としてシステムエンジニアをしていたという県北部出身の30代男性は「働く意欲は十分ある。状況がさらに悪くならないうちに仕事に就きたい」と切実な様子だった。

 県雇用労働政策課によると、本年度(12月現在)のAターン就職者は前年同月比1・5%減の801人となっている。
(2009/01/25 11:21 更新)

4085とはずがたり:2009/01/25(日) 20:59:17
<九州・沖縄>宮崎県

「宮崎市と合併を」 清武町の推進派が署名提出
2009年01月20日
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/?itemid=14295

 清武町の合併推進派グループ「清武町と宮崎市の合併を実現する会」(真方侃会長)は19日、合併実現を求める約5700人分の署名を鐙和俊町長に提出した。

 同会の関係者3人が同町役場を訪れ、真方会長が「宮崎市との合併を公約に掲げた町長が誕生したことで、民意は固まっている。ぜひ合併を実現させてほしい」と署名簿と要望書を手渡した。

4086千葉9区:2009/01/27(火) 23:27:18
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20090127-OYS1T00260.htm
同じ住民投票3か月に2回、熊本・益城町が合併問い

 熊本県益城町議会(定数19)は26日、臨時町議会を開き、町民が本請求した熊本市との合併の是非を問う住民投票条例制定案を賛成多数で可決した。4月にも実施される見通し。町ではすでに、熊本市とつくる法定合併協議会(法定協)終了後の7月頃、合併の是非を問う住民投票を実施することが決まっており、わずか3か月の間に同じ住民投票が2回行われる異例の事態に、町民からは「税金の無駄」との批判も出ている。

 熊本市は、政令市昇格の要件を人口70万人程度に緩和した新合併特例法の期限(2010年3月)までに、益城など周辺3町との合併を目指し協議している。

 益城町議会では、合併への賛否が拮抗(きっこう)。昨年9月議会では、法定協設置議案は賛否同数の末、議長裁決で決まり、議員提案の住民投票条例案は否決された。

 合併推進の立場の住永幸三郎町長は「法定協で合併の是非に関する判断材料を示した後、町民に判断してもらう」と同12月議会に住民投票条例案を提出。賛成多数で可決し、法定協終了後の実施が決まった。

 しかし、合併反対派の住民団体が「法定協が終われば、合併への流れができ上がる」と1月15日、約8500人分の署名とともに住民投票条例制定を本請求した。

 臨時町議会で住永町長は条例制定案を提案したが、「すでに可決された条例がある。合併協議が終わらない中での住民投票は拙速」と反対意見を述べた。採決では再び賛否が拮抗することも予想されたが、この日は議案に反対するとみられていた議員1人が病気で欠席。賛成9、反対8の1票差で可決された。

(2009年1月27日 読売新聞)

4087とはずがたり:2009/01/28(水) 00:13:12
>>4086
ひでぇなぁ。。
税金の無駄遣いとして利権に固執しようとする守旧派の合併反対派という位置づけで行きたい。

4088とはずがたり:2009/01/28(水) 01:56:07
<九州・沖縄>熊本県
>>4086-4087

市町村合併:熊本・益城町、2回も同じ内容の住民投票 熊本市との合併めぐり
http://mainichi.jp/seibu/seikei/news/20090127ddp041010017000c.html

 熊本県益城(ましき)町議会で、政令市を目指す熊本市との合併を巡る住民投票条例案が相次いで二つ可決され、数カ月内に同じ内容の住民投票が2回行われる見通しとなっている。総務省合併推進課も「そうした例は聞いたことがない」と話している。

 同町議会は26日、合併に反対する住民グループが直接請求した住民投票を早期に行う条例案を、9対8(欠席1)の賛成多数で可決した。

 町議会は昨年12月議会でも、熊本市との法定協議会終了後に住民投票を行う条例案を可決しており、住永幸三郎町長は「協議会で合併の判断材料を示した上で行いたい」としていた。

 町選管によると、住民投票の投票日は住永町長が決めるが、地方自治法の規定に基づくと、直接請求の住民投票は遅くとも4月中旬ごろに実施される。一方、法定協議会は5月ごろまで協議が続くとみられ、住民投票が2回行われる見込み。1回の住民投票には800万〜900万円かかり、09年度予算で計上されることになる。【結城かほる】

毎日新聞 2009年1月27日 西部朝刊

4089とはずがたり:2009/01/28(水) 01:58:12
<近畿>兵庫県

市町村合併:相生市と上郡町、「特例法期限内の協議困難」 /兵庫
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20090126ddlk28010255000c.html
 ◇山本町長、意見書に認識示す

 相生市と上郡町の合併問題で、山本暁町長は27日に開かれる臨時町議会に「合併特例法の期限内(10年3月末)の協議は大変厳しい状況」との現状認識を盛り込んだ意見書を提出する。臨時町議会では合併協議会設置の是非が採決される予定で、相生市も同日、臨時議会を開いて採決する。

 山本町長は合併自体には賛成の立場で、意見書でも「将来的には人口20万人規模が適正。相生市との合併は安定した財政基盤を確立していく一つの手段」と合併の必要性を強調している。ただ、今回浮上した合併構想については「膨大な事務作業をこなさなければならない現実問題を提示し、議会の判断を仰ぎたい」と説明している。

 これまでの市町村合併では、行政事務の一元化や新市の長期計画策定、総務省との協議などで約20カ月を要するのが通例だ。合併特例債や議員の在任特例などのメリットがある特例法の期限から逆算すると、合併協議会で協議をまとめたうえで、9月には両市町議会で合併を議決し、11月県議会に諮らなければならないという。

 期限にこだわらなければ、地方自治法に基づいて合併を進める選択肢もある。ただ、この場合は財政的なメリットが得られない。

 27日は上郡町議会が午前10時、相生市議会が午前10時半開会。両市町議会とも可決なら協議会が設置されるが、相生が否決なら手続きは終了する。相生が可決、上郡が否決の場合、上郡での住民投票を経て再び設置を目指す道が残される。【石川勝己】

〔播磨・姫路版〕

毎日新聞 2009年1月26日 地方版

4090とはずがたり:2009/01/28(水) 02:00:42

<九州・沖縄>宮崎県

「民意無視できぬ」 清武町住民投票条例案可決 合併か自立問う 2月中旬以降実施 町長は退陣も視野
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090124-00000005-nnp-l45
1月24日7時7分配信 西日本新聞
 清武町で宮崎市との合併をめぐる民意を問う住民投票が行われることになった。合併に反対する同町の住民団体「あすの清武をつくる会」(細木章稔代表)が3740人の署名を集め、直接請求していた住民投票条例案が23日開かれた臨時町議会で約5時間半に及ぶ議論の末、一部修正されて賛成7、反対4の賛成多数で可決された。傍聴席(約50席)は満席で、入れなかった約40人が議会別室で審議の行方を見守った。

 「住民投票を否定するわけではないが、合併のような重大な問題は、選挙で負託を受けた議会が(賛否の判断を)すべきだ。(住民投票条例は)制定することは適正ではない」。鐙(あぶみ)和俊町長は同条例案に反対する意見を述べた。

 同会が直接請求した後の19日、鐙町長には、合併に賛成する「清武町と宮崎市の合併を実現する会」(真方侃会長)が集めた約6000人近い合併賛成の署名を提出している。しかも、町議11人のうち8人は合併派。そのうちの1人、近藤慶子議員は、2010年3月23日の合併に向けて既に約1200万円の税金が投入されていることから「これ以上、時間も金も余裕がない」と反対討論。ほかの合併派の議員も「住民は本当の財政状況を知っているのか。もし自立すれば、大きな痛みがのしかかってくる」と住民投票に反対する声を上げた。

 しかし、町民(約2万8000人)の1割を超す3740人分の署名の重さに合併派の議員たちは揺れた。

 合併推進の「実現する会」の署名数より少ないとはいえ、「町選管で厳しく精査された直接請求は重みが違うのでは」などと、住民投票条例案を真剣に受け止める意見も出た。

 「議員になって、こういう議論は初めて。合併に対しては賛成だが、住民の意思を無視することはできない」と崎田要司議員。「町に遺恨を残すことなく、これからの清武町の方向付けをするのに大切では」と同条例案に賛成した。また合併派の別の議員も「正々堂々やって、戦えばいいやないか。ここで(議員だけの)数の論理でいくと、あとが怖い」と同条例案の賛成に回った。

 条例制定を直接請求した「つくる会」の細木代表は「合併派の町議も賛成してくれた。この結果は尊重されるべきだ」と話した。しかし、一方で議会を傍聴していた女性は「(合併に向けて)話が煮詰まっていたのに…」と残念そうな表情を浮かべていた。

 住民投票条例は来月中旬以降に実施される。鐙町長は「条例については不当なはたらきかけを禁じる罰則がない。さらに、すでに自立派と合併派で、合併を想定した場合のデータが異なっており、公正公平な判断ができるだろうか」と納得のいかない表情。

 07年4月、合併推進を掲げて当選を果たした鐙町長。「町民が自立を選択するなら、私は次の人に譲る」。同町の住民投票は、町長選含みで展開しそうだ。

=2009/01/24付 西日本新聞朝刊=
最終更新:1月24日7時7分

4091とはずがたり:2009/01/28(水) 02:01:21
<近畿>滋賀県

長浜市議会はなにやってんねん。

市町村合併:湖北地域1市6町の合併協、期日決定積み残す 最終協議終了 /滋賀
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090125-00000183-mailo-l25
1月25日15時1分配信 毎日新聞

 ◇結論棚上げ
 長浜市など湖北地域1市6町の任意合併協議会が24日、同市の市民交流センターで開かれ、目指してきた合併期日の確認を出来ないまま、最終回の協議を終えた。昨年7月から、11回の任意協議会を開いたが、新市の位置や名称、合併方法、議員の定数など合併協定項目26項目のうち、合併期日について決定を積み残した。
 合併期日については、長浜市議会側が、「合併新法の期限内の09年度中の合併」という従来の主張を繰り返し、6町側が強く求める1月1日の合併に言及しなかったことで、協議会はたびたび中断、結局、結論は棚上げになった。
 この日の協議終了後、1市6町の市町長会が開かれ、次の段階の法定合併協議会設置の意向を確認した。しかし、法定協議会設置には、関係市町すべての議会での議決が必要とされる。最低1年はかかるとされるコンピューターシステム統合の作業開始の期限が迫っているほか、同市議会で論議を呼んだ合併期日について任意協議会で決定を積み残し、議論は今後、かなりの曲折が予想される。【野々口義信】
1月25日朝刊
最終更新:1月25日15時1分

行政ファイル:長浜市議会合併問題特別委 /滋賀
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20090127ddlk25010612000c.html
 【長浜市議会合併問題特別委】26日開かれ、空席の委員長に東野司議員を選出、合併期日の決定を棚上げして終了した任意合併協議会(24日)について報告が行われた。

毎日新聞 2009年1月27日 地方版

4092とはずがたり:2009/01/28(水) 02:03:21
<近畿>滋賀県
>>4091-4092
上の記事より前の記事

町村合併:木之本町の公住家賃収納問題 長浜市議会が修正案了承 /滋賀
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090122-00000159-mailo-l25
1月22日17時2分配信 毎日新聞

 ◇湖北1市6町任意合併協
 湖北地域の1市6町の任意合併協議会が21日、長浜市の市民交流センターで開かれ、合併協議項目で、長浜市議会の留保で協議が難航していた木之本町の公営住宅家賃収納問題について、長浜市議会側が、収納状況のチェックを強化する修正案を了承したため協議会として協議を確認、終了した。
 同問題の協議確認で、昨年夏から行われていた合併協議会の協議項目の確認作業は終了、協議会が目標とした10年1月1日の合併期日が議題となった。期日については、長浜市議会の結論が出ておらず、24日の任意合併協議会に確認作業を持ち越した。【野々口義信】

1月22日朝刊
最終更新:1月22日17時2分

4093とはずがたり:2009/01/28(水) 07:21:16
<北関東>栃木県西方町

県南合併風雲急
西方で法定協反対多数 町長辞意、「1市3町」協議へ
2008年12月5日
>>3984

選挙:西方町長選 古沢氏が出馬表明 1市4町の合併推進派
2009年1月8日
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1224160558/151

西方町長選に元鹿沼市職員の大森氏が出馬の意向
(1月10日 05:00)
>>4030

栃木・西方町長選に合併推進派・大出氏が立候補へ
2009.1.12 03:22
>>4050
 大出氏は「(合併せずに)当面は自立でいくが、総務省の定住圏自立構想を視野に入れ、将来的には鹿沼市か県央宇都宮市との合併を目指したい」などと述べた。
 大出氏は、栃木市との合併反対を求める約2800人の署名を西方町に提出した「西方町の将来を考える会」の推薦を受け、立候補を決意したといい、これまで関係の深い上都賀郡との合併が最良との考えを示した。

三つどもえ決戦へ 西方町長選 来月1日投開票 
2009年1月18日
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1224160558/213
 合併問題を最大の争点に若林照一前町長の辞職に伴う西方町長選が27日告示、2月1日投開票される。栃木市グループとの合併をめざす前町議の古沢悦夫氏(66)、合併に反対し、自立を主張する元鹿沼市職員の大森豊氏(57)、将来的に鹿沼市との合併を志向する前町議の大出隆之氏(70)。長年続いた町を三分する議論は、代弁者3氏が出そろったことで住民の一票に託されることになった。

<合併への問い>西方町長選(上) 構図 事実上の住民投票に 反対署名者の動向が鍵
(1月23日 05:00)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1224160558/217
再度一市四町合併を目指す前町議の古沢悦夫氏(66)、合併せずに町の自立を模索する前町議の大出隆之氏(70)、同じく自立を目指す元鹿沼市職員の大森豊氏(57)の三氏が立候補を予定。
 さらには、大出氏が立候補を表明した後、鹿沼市との合併推進から自立に方針を転換したことで、署名と選挙戦に微妙なズレが生まれた。

<合併への問い>西方町長選(下)課題 「自立」に財政難の壁 「推進」議会同意で波乱も
(1月24日 05:00)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1224160558/222

 「鹿沼市は『定住自立圏構想』の中心市となる条件を満たさないことが分かった。今後の検討課題としたい」
 二十二日の大出隆之氏(70)の正式出馬会見。鹿沼市との合併推進から自立に転じた大出氏は「町の自立に道を開く」として後援会向け資料に掲げた同構想の実現可能性を問われ、主張の「土台」の弱さを認めざるを得なかった。

 その町議会は町長選に伴い二人の欠員が生じ、町長選と同日程で補選が行われる。
 合併推進派は、若林前町長辞任とともに辞職した前町企画課長の鮎田栄一氏(59)、反対派は「西方町の将来を考える会」代表の中村功氏(66)が立候補を予定。両派とも一議席ずつを確保し、拮抗する現有勢力を維持する腹づもりだ。

4094とはずがたり:2009/01/28(水) 07:24:55
<北関東>栃木県西方町

鹿沼との合併派が居なくなって自立派が2人も出る事態に。当選するのは合併推進派だが自立派が票差では過半数で,議会は動かずと云う形になる悪寒。。栃木合併派は圧倒的な勝利を見せて欲しい所。住民も議会を解散するぞと脅した吉井町ばりの気概があるかどうか。それは兎も角藤岡町は佐野と合併が民意だから栃木と合併すべきではないと思われるのであるが。。

此迄の経緯>>4093

選挙:西方町長選 あす告示 合併の是非、最大の争点 /栃木
http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20090126ddlk09010023000c.html
 ◇「1市4町」か「独立」か 新人3氏、出馬予定

 若林照一・前町長の辞職に伴う西方町長選が27日、告示される。栃木市を中心とする合併に合流して「1市4町」での合併を選ぶか、合併せず自主独立路線を歩むかが最大の争点で、投開票は2月1日。いずれも新人で、前町議で行政書士の古沢悦夫氏(66)と元鹿沼市職員の大森豊氏(57)、前町議で会社役員の大出隆之氏(70)の3人が立候補を予定している。【中村藍】

 古沢氏は今月14日に立候補を表明し、「西方町は県内で一番小さい町で、合併は避けては通れない」と合併推進の考えを示した。法定協議会を発足させて先に合併協議を始めた「1市3町」(栃木市、大平、藤岡、都賀の各町)に合流し、「1市4町」の枠組みでの合併実現を目指す、としている。国や県の優遇措置が受けられる合併新法の期限(10年3月末)までの合併を目途にしているという。

 17日に立候補表明した大森氏と、22日に表明した大出氏の2人は合併反対を唱える。大出氏は当初「将来的には鹿沼市との合併も視野に入れたい」と話していたが、その後立場を修正した。

 合併を巡って同町では、若林前町長が「1市4町」での合併推進を町議会に提案したが拒否され、事実上の不信任に当たるとして辞職していた。町議会は今月4日に会合を開き、合併か否かを住民に問う今回の町長選挙の結果を尊重することで一致している。

 町政課題では、古沢氏は若林町政を継承し、道の駅整備や小中学校耐震化などの事業もこれまで通り進めていくという。大森氏は自立を守るため、町職員数の自然減による削減や町長の給料カットなどを提案している。大出氏は小学校の建て替えを鉄筋から木造に変えるなどして予算をやりくりし、生き残りをかけたいという。

 同時に実施される町議補選(改選数2)は、新人の2氏が立候補を予定している。

 有権者数(昨年12月2日現在)は5663人(男2764人、女2899人)。
==============
 【合併問題に関する3者の主張】
 ◇古沢悦夫氏
 国と県の優遇措置が受けられる、10年3月までに、1市4町での合併を目指したい。
 ◇大森豊氏
 特色のある西方町を次の世代に残すため、合併はせず自主独立でいきたい。
 ◇大出隆之氏
 弊害が大きい合併には反対。鹿沼市との合併を視野に入れていたが、取りやめた。

毎日新聞 2009年1月26日 地方版

4095とはずがたり:2009/01/28(水) 07:29:13

こんなものが出来たのか。

平成20年12月26日
定住自立圏構想推進要綱等について
http://www.soumu.go.jp/s-news/2008/081226_5.html

  総務省では、中心市と周辺市町村が1対1で締結する協定に基づき役割分担し、相互に連携する「定住自立圏構想」を推進しておりますが、このたび、「定住自立圏構想推進要綱」を取りまとめました。
  また、併せて、定住自立圏構想の推進に向けた総務省の財政措置の概要を取りまとめましたのでお知らせします。

定住自立圏構想推進要綱の概要
http://www.soumu.go.jp/s-news/2008/pdf/081226_5_3.pdf

4096とはずがたり:2009/01/28(水) 20:15:43
<九州・沖縄>熊本県

熊本市・益城町第4回法定協 幼稚園保育料を統一
http://kumanichi.com/feature/gappei/kiji/20090128001.shtml

 熊本市と益城町の第四回合併協議会(法定協)が二十七日、同町の「くまもとエミナース」であり、前回提案された「子ども未来」分野や教育分野などの四項目(一部は次回以降協議)を承認した。

 子ども未来分野では公立幼稚園の保育料を協議。二〇〇八年度の保育料は、市が月六千三百円、町が月三千円と開きがある。このため、五年間の経過措置を設け、段階的に料金を引き上げて市に統一する。町だけが徴収している入園料(千円)は廃止する。

 小中学校の通学区は原則現状を引き継ぐことを承認。ただ、市と隣接する町の地区では、保護者や住民の意見を踏まえ校区変更や緩衝地区設定を検討する。

 市だけが実施している奨学金貸し付け事業や小学三、四年生を対象にした少人数学級制度を町に導入することも決めた。

 今回の協議で、全二十六項目のうち承認したのは十二項目(一部協議中も含む)となった。新規提案は総務と経済振興、都市建設の三項目の一部。次回に協議する。(野方信助)

<承認、提案された主な項目>

 熊本市と益城町の第4回合併協議会で承認、提案された主な協議項目は次の通り。

▽承認項目

【企画財政関係】
 市章、市の木などは熊本市に統一。名誉町民は引き続き顕彰する。

【市民生活関係】
 益城地域の町名・字名は「熊本市益城町」の後に宮園など現行の大字名を続ける。現在、益城町に該当事業がない町内自治会活動支援事業は、町内自治会制度に移行後、新市の事業として継続する。

【子ども未来関係】
 乳幼児健診は熊本市の実施方法に統一。ただし、益城町だけが実施している1歳児健診など一部は5年間現行通りとし、その後、熊本市に統一する。両市町間で異なる公立幼稚園の保育料は5年間の経過措置を設け熊本市に統一する。

【教育関係】
 小・中学校の通学校区は現状を引き継ぐが、熊本市と隣接する益城町の地区では保護者らの意向を聞き、校区変更や緩衝地区設定を検討する。益城町が実施していない3、4年生を対象にした少人数学級は、新市の事業として継続する。

▽提案項目
【総務関係】
 消防団員への報酬や費用弁償の金額は市に統一する。

【経済振興関係】
 農業振興地域整備計画は両市町の計画を引き継ぎ、熊本市の見直し時期に合わせ新市で調査・統合する。企業立地促進事業は熊本市に統一する。

【都市建設関係】
 新規市(町)道路の認定基準や、益城町では徴収していない道路占用料は、熊本市に統一する。

熊本日日新聞 2009年01月28日

4097とはずがたり:2009/01/28(水) 20:16:29
<九州・沖縄>熊本県

地域から―検証・平成の大合併 第3部 新たな航路へ
(3)旧坂本村「地域振興会」 行政からの自立目指す
http://kumanichi.com/feature/gappei/kouro/kouro_20090122.html

 落差約百メートル。八代市坂本町深水[ふかみ]の「走水[はしりみず]の滝」が豪快に水しぶきを上げる。「住民で滝つぼまで遊歩道を作ったんですよ」。地元住民でつくる深水地域振興会の藤田孝一会長(66)は、地区の“自慢”に目を細める。

 観光などに滝を生かそうと、地元で整備構想が持ち上がったのは二十年以上前。旧坂本村や議会に陳情・要望してきたが、「費用対効果が期待できない」などとして、手付かずのままだった。

 転機は二〇〇五年。八月の六市町村合併を控えた旧坂本村は、住民自治の推進に取り組んだ。八つの旧小学校区ごとに、公民館を中心に住民が運営していた地区館制度を衣替え。自治組織の「地域振興会」を発足させた。

 村の補助金に代わり活動資金として、人口を基に振興会に一千万円前後を助成した。

 深水地域振興会は、発足を機に滝周辺の整備に着手。住民自らショベルカーやクワなどで、近くを通る林道から滝つぼまで約六百メートルの遊歩道を切り開いた。廃材を生かした展望所や、林道沿いに駐車スペースも設けた。

 整備をきっかけに年一回、集落から滝まで約四キロを往復する「健康ウオーク」も始めた。毎回約百人が参加。スタート地点では、シイタケやナメコ、木炭など地元の特産品を販売し、新たな収入源になっている。

 ほかの振興会でも、九州新幹線が間近に見えることが売りの公園整備(西部)や炭焼き窯作り(中谷)など独自の活動に汗を流す。合併を機に、行政に依存しない住民自治の意識が芽生えつつある。

 一方で、運営資金には不安を抱える。ボランティアとはいえ、運動会などのイベントや簡易な道路整備などは費用がかかり、助成金は目減りする一方だ。

 中谷地域振興会は収益事業を模索し、手作りした窯で焼き上がった木炭を、九州自動車道の坂本サービスエリアなどで販売する計画を立てている。市坂本支所は「今後は収益事業と地区独自の活動を、どうつなげていくかがカギ」と話す。

 深水地域振興会の滝整備には、これまで地区内の半数以上の住民が携わった。藤田会長は「行政の手が行き届かないなら、自分たちで地域を守るしかない。住民同士が話し合う機会も増え、きずなも強まった。次は走水川の渓谷も整備したい」。地元住民ならではの視点で“自慢”の掘り起こしは続く。(内田裕之)

熊本日日新聞 2009年1月22日朝刊

4098千葉9区:2009/01/28(水) 21:16:57
>>4089
<近畿>兵庫県
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20090128ddlk28010443000c.html
市町村合併:相生市・上郡町合併問題 両議会、協議会案を否決 /兵庫
 ◇構想はまたも頓挫に
 上郡町民有志による相生市との合併協議会設置請求運動で、上郡町議会と相生市議会は27日、臨時会を相次いで開き、ともに合併特例法に基づく合併協議会設置議案を否決した。相生市議会は設置賛成派が大勢を占めていたが、上郡町議会の結果を受けて「上郡の混乱回避」を理由に否決に転じた。これで、「平成の大合併」でいったんは破たんしながら町民の熱意で再び浮上した両市町の合併構想は、またも頓挫(とんざ)した。【石川勝己】

 ◇署名は熱望の表れ
 上郡町議会は午前10時に開会。冒頭、1088人の住民署名を添え合併協設置を請求した広瀬和也さん(42)が意見陳述した。

 広瀬さんは「予想を上回る数の署名は町民の(合併への)熱望の表れ。町の将来に責任を果たせる判断をしてほしい」と訴えた。

 ◇実現疑問視する声
 議員からは合併の必要性を認めるものの、国の財政支援などのメリットがある特例法の期限(10年3月)までの合併実現を疑問視する意見が続出。また、赤穂市、岡山県備前市と構成する定住自立圏構想の整合性に欠けるとの指摘もあった。

 その後の採決の結果、議長を除く出席議員11人のうち、賛成は3人にとどまった。

 一方、相生市議会は10時半に開会し、いったん休憩して午後1時に再開。この時は既に上郡町の結果が各会派に伝わっていたため、その後の採決では全会一致で設置案が否決された。

 ただ、議員からは「(特例法によらない)任意の合併協設置の道もある。将来に向け合併を模索していくべきだ」との意見も多く出た。

 ◇将来模索の両首長
 この日の結果について山本暁・上郡町長は「法律の時間的制限もあり、このような結果になった。相生市とは今後とも一層連携していきたい」とコメント。谷口芳紀・相生市長は「将来的に小規模自治体の合併は必要。今後も将来に向けた素地づくりを進めたい」と述べた。

==============

 ■解説

 ◇代替案、早急に提示を
 「平成の大合併」の失敗に続き、相生市と上郡町の合併構想がまた流れた。合併しても5万人弱の「小都市」ではあるが、厳しい財政状況の中、「西播磨広域合併の足がかりに」と期待した行政関係者や住民にとっては残念な結果となった。

 平成の大合併の際、上郡は町長(当時)が赤穂市と、議会は相生市との合併を指向し、議会解散など町内は大混乱した。今回の合併話は町民の直接請求が発端だ。だが、合併後の利権や町長選の意趣返しが目的だったなどと揣摩(しま)憶測が乱れ飛んだ。今回の結果について、ある町議は「結局、合併で職を失う町議の保身が招いた結果だ」と厳しく指摘する。

 特例法の手続き上、相生市が可決すれば、上郡町の住民投票を経て再度、合併協設置を探る道もあった。市長は反対派が多ければ解散も辞さない構えで議会をまとめていたが、上郡の過去の混乱が念頭にあった相生側は否決に踏み切った。

 道州制をにらみ三位一体改革が進む中、確固たる独自財源を持たない小規模自治体が生き残るのは極めて難しい。「自らの都合」で合併構想を破たんさせた上郡町議会、意思を明確にしなかった町長は、相生市との合併に代わる町民2万人弱の生き残り策を早急に提示する必要がある。【石川勝己】

〔播磨・姫路版〕

毎日新聞 2009年1月28日 地方版

4099千葉9区:2009/01/28(水) 23:40:21
>>3982>>3992
http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20090128ddlk14010200000c.html
相模原市:政令市移行 行政区名答申案、「緑」「中央」「南」 /神奈川
 相模原市行政区画等審議会は26日、2010年4月の政令指定都市移行で設置される三つの行政区名の答申案を決めた。橋本・旧津久井郡4町の北部地域は「緑」、相模原や上溝、田名などの中央地域は「中央」、相模大野や相模台、東林などの南部地域は「南」となる。市は3月末までに区名案を決め、09年度中に市議会に提案して最終決定する。

 区名案は市民意向調査結果をもとに検討。意向調査で北部地域は「北」が最多得票だった。だが、「緑」「みどり」を合わせた得票が「北」を上回ったことから、自然の豊かな津久井地域が含まれることを考慮して多数決の結果、「緑」になった。【高橋和夫】

毎日新聞 2009年1月28日 地方版

4100とはずがたり:2009/01/29(木) 12:15:47
>>4099
緑区かぁ。格好悪いなあ。。
津久井郡なんだから津久井区でええやんと思ったが橋本地区は津久井郡外だから難しいか。
橋本区では旧津久井郡地域が不満かなぁ。。

4101千葉9区:2009/01/29(木) 21:39:43
<北関東>栃木県
当然、喜美系列なんでしょうね
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/news/20090129-OYT8T00022.htm
旧3市町の「一体感」醸成 農業・観光産業振興が課題
那須塩原・栗川市政1期目検証
 那須塩原市長選が2月1日に告示される。現職で再選を目ざす栗川仁氏(65)以外に立候補の動きがなく無投票の公算が大きい。反対運動もあった旧・黒磯市、西那須野町、塩原町の3市町合併から4年。栗川市政の1期目を検証する。(佐藤範明)

 「最も腐心したのは旧3市町間の一体感だった」。栗川氏は旧黒磯市長。旧西那須野町、塩原町での各種会合には自ら出かけるように心がけ、年度初めの職員異動では毎年約3分の1を異動させるなどして、旧3市町間の交流、「行政力」の向上を図ってきた。

 施設整備では、塩原温泉の大型足湯施設「湯っ歩の里」や旧西那須野中心市街地再開発事業を推進。このため旧黒磯市地区から「旧2町に配慮したため、黒磯の活性化対策が遅れた」と不満も聞かれる。

 合併による行財政の効率化では、3年間で目標を上回る54人の職員を減らしたほか、事務事業の見直しによって2007年度の経費節減効果は約6億2400万円に上る。

 また、「合併後10年以内にJR那須塩原駅周辺に建設する」と合併協議会でうたった新市庁舎の建設に向けて市は07年度から基金積み立てを始めたが、まずは学校の耐震化対策などを優先する考えだ。

 施策面では「4年間に実施を約束した48項目の80%は実現できた」と胸を張る。特に教育分野で独自色が目立つ。小中学校で学習支援に当たらせるための「臨時教師」を35校に120人を配置したほか、特色ある学校づくりのため各校が自由に使える補助金(20万円)を支出。全国の自治体で初めてという不登校児童生徒向けの宿泊体験施設も整備した。

 合併2年後に策定した市総合計画の基本理念の最初に「市民との協働によるまちづくり」を掲げた。その代表的な取り組みが、市内15の公民館ごとに組織された「車座談議」。住民と事業者、担当市職員が、地域課題を掘り起こし、そこから発案した事業に市が予算化するボトムアップ型のまちづくりが進んでいる。

 同市は本州一の生乳産出額や高冷地野菜の栽培などで本県一の農業産出額を誇る。昨夏に開業した「那須ガーデンアウトレット」では新鮮な農産物が人気だ。しかし、酪農は乳価低迷で離農者も出ている。

 3月には、東北自動車道・黒磯板室インターチェンジ(IC)が供用開始になる。西那須野塩原に次いで市内2つ目のIC設置で、交通の利便性が高まる。

 県内2番目に広い面積の同市は1月1日現在、人口が11万6340人となり、4年間で1272人増加した。塩原、板室温泉の観光客は年間400万人を超す。豊かな自然環境や地理的条件を生かし、農業や観光産業を中心に、まちづくりをどう進めるか課題といえそうだ。

 一方、同市内には150か所を超す産業廃棄物の中間処理施設や最終処分場が集中。盛り上がる市民の反対運動を背に国、県に総量規制を要望しているが、実っていない。市独自の規制策を打ち出せるかどうかも今後、焦点になりそうだ。

(2009年1月29日 読売新聞)

4103とはずがたり:2009/01/30(金) 17:09:30
<東海>静岡県

説得力を持たすためには清水市民や東静岡地区住民のもっと大人数からの意見を聞きたい所。
恐らく旧清水の行政関係者に較べて旧清水市民は醒めているのではないかと思われるのであるが。

「新庁舎不要」93% 市民意見の内容発表 静岡市
2009/01/29
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1038805069/1831

4104千葉9区:2009/01/30(金) 22:44:06
>>4093-4094
自立派の大森は泡沫の様子
元鹿沼派の大出が自立派に転向
ようわからん。名前も似てるし・・・
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/region/news/20090130/105789
自立か合併かで二分 大出氏、古沢氏が激戦 西方町長選
(1月30日 05:00)
 【西方】若林照一前町長の辞職に伴う町長選は、二月一日の投票まであと二日に迫った。栃木市と周辺四町(大平・藤岡・都賀・西方)による合併の是非を問う「住民投票」の様相を呈した選挙戦は、自立を訴える前町議の大出隆之氏(70)=無所属=と、合併推進派の前町議古沢悦夫氏(66)=無所属=の新人二氏の事実上の一騎打ちで、町を二分する激戦を展開。新人で自立を目指す元鹿沼市職員の大森豊氏(57)=同=は草の根運動で支持を訴えている。

 大出氏は告示直前、「鹿沼との合併」から「自立」に転換し、態勢を整えるのに手間取った。だが合併反対の四町議や市民団体「西方町の将来を考える会」を中心に活動を強化。農業団体の組織力や医療関係者の人脈を生かし、支持拡大を図っている。

 街頭演説のほか、チラシなどで「新市の端になり過疎化が進む」などと合併のマイナス面を強調する。

 一方、古沢陣営は合併新法期限内(二〇一〇年三月末)の合併を目指し、若林前町長をはじめ四町議ら合併推進派が集結。出陣式には一市三町の全首長もが駆け付け、勢いをつけた。

 街頭演説に加えミニ集会を重ね、「対等合併」の利点を強調するほか、文書では「自立は税の負担が増える」などと自立の困難さを指摘し「今こそ決断を」と呼び掛ける。

 選挙戦は、有権者五千六百五十七人(二十六日現在)のうち約千四百人が住む町中心部の金崎地区の動向が焦点。また大出氏の政策転換で、鹿沼との合併を望んでいながら受け皿がなくなった町民の票の行方も勝敗の鍵を握り、両陣営とも票の取り込みに懸命だ。

 大森氏は「地域主権」の維持を主張し、独自の戦いを展開している。

 町民の関心は高く、投票率は前回の77・93%を上回りそうだ。

4105千葉9区:2009/01/31(土) 12:50:48
>>3933
<首都圏>埼玉県
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20090131/CK2009013102000112.html
合併協議申し入れ 鳩ケ谷市 川口市長は『検討』を明言
2009年1月31日

 鳩ケ谷市の木下達則市長は三十日、川口市の岡村幸四郎市長に合併協議を申し入れた。合併について白紙と言い続けてきた岡村市長は、新年度から庁内に担当部署を設置して検討に入ると明言。蕨市を加えた県南三市の合併は一度破綻(はたん)したが、二市で再スタートすることになった。

 申し入れをしたのは、木下市長、西脇博市議会議長ら。木下市長らは岡村市長に「真の地方分権を確立するため合併が必要」などとする合併協議申し入れ書を手渡した。

 木下市長は申し入れ後、「ようやくたどり着いたと同時に、今後が正念場。(川口市の姿勢が)白紙から内部で検討に変わり、手応えはあった」と述べるとともに、「新合併特例法期限内の合併がいいが、こだわる必要はない」との考えを示した。

 岡村市長は「申し入れは真摯(しんし)に受け止め、議会と連携を図り、取り組みたい。合併ありきではなく、ゼロから議論を積み上げていきたい。政令指定都市を目指す一段階」とした。

 三市の合併協は二〇〇四年九月に解散したが、〇六年十月の鳩ケ谷市長選で合併を公約に掲げた木下市長が当選。昨年十二月に鳩ケ谷市議会が早期合併決議案を可決していた。 (高橋恒夫)

4106とはずがたり:2009/01/31(土) 13:02:21
>>4105
やっとですねぇ。未だ入口に立つ事が決まったぐらいの段階だけど。。

4108とはずがたり:2009/01/31(土) 20:46:01
「平成の大合併」終了へ=10年3月末の法期限切れで−地制調小委
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2009013000908

 第29次地方制度調査会(首相の諮問機関)専門小委員会は30日の審議で、「平成の大合併」を進める合併特例新法が期限切れとなる2010年3月末で、国による市町村合併推進を終えるべきだとの認識で大筋一致した。
 林宜嗣小委員長は「自主的な合併はいいが、国が合併を促進していくのは無理ということで大方一致している」と指摘。今後は合併で生じた課題への対応策や、人口規模や地域特性などに応じた市町村の在り方などについて議論を詰める考えを示した。
 地制調は同委の意見集約を踏まえ、7月までに答申をまとめる。 
 平成の大合併は、政府が1999年に合併特例法を改正し、合併市町村への財政優遇措置を手厚くしてから本格化。同年3月末時点で3232あった市町村数は、10年2月1日時点で1772にまで減少する見込みだ。
 同委は昨年12月から、今後の市町村の在り方について審議に着手。国が市町村合併をさらに進めることについて、委員からは「強制合併でもしない限り、さらなる合併は期待できない」「(小規模自治体は)国が財政措置を厳しくして合併に追い込まれたのが実情だ」などと否定的な意見が相次いだ。(了)
林宜嗣(はやし・よしつぐ)
(2009/01/30-18:36)

4109とはずがたり:2009/02/01(日) 20:50:14
間違えて行革スレに貼ってしまった。。

市町村合併、これ以上不要=「地域文化損なう」−鳩山総務相
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1038805069/1847

4110とはずがたり:2009/02/01(日) 20:52:06
<首都圏>埼玉県
>>4105

市町村合併:鳩ケ谷市、川口市に合併協議を正式申し入れ /埼玉
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090131-00000085-mailo-l11
1月31日13時1分配信 毎日新聞

 鳩ケ谷市は30日、川口市に合併協議を正式に申し入れた。木下達則鳩ケ谷市長、西脇博同市議会議長らが、川口市役所を訪れ、岡村幸四郎川口市長と松本英彦同市議会議長にそれぞれ文書を手渡した。木下市長は「合併推進の署名が2万4000人集まり、議会でも昨年末に早期合併決議が行われ、環境が整ったと判断した。行政改革の推進など、合併に向けた環境の整備を進める」と語った。
 鳩ケ谷市が合併に向け動き出したことから川口市の対応が注目される。これまで「白紙の状態」としてきた岡村市長は「申し入れは真摯(しんし)に受け止め、結果ありきではなくゼロから議論を積み上げたい。来年度、合併担当セクションを設置する」とコメントした。
 蕨市を加えた3市合併構想が04年9月に破綻(はたん)したが、06年10月に合併推進派の木下氏が鳩ケ谷市長となり、鳩ケ谷市側から2市合併の動きが進んできた。川口市側の具体的対応は、任期満了に伴う同市長選(5月17日投開票)後とみられる。【鴇沢哲雄】

1月31日朝刊

4111とはずがたり:2009/02/02(月) 19:21:41
<首都圏>栃木県
>>4030 >>4050 >>4093-4094 >>4104
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1224160558/151 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1224160558/213 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1224160558/217 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1224160558/222

此処でも山形県知事選と同じように票が多かったみたいだけど
得票が出てないな・・。。

合併推進の古沢氏当選 西方町長選
(2月2日 05:00)
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/politics/news/20090201/106599

 西方町の若林照一前町長の辞職に伴う同町長選は一日、投票が行われ、即日開票の結果、前同町議の古沢悦夫氏(66)=無所属=が初当選した。栃木市と周辺四町(大平・藤岡・都賀・西方)による合併の是非が最大の争点となった新人三氏による選挙戦で、古沢氏は推進を訴え過半数を獲得、次点で自立を目指すとした前同町議の大出隆之氏(70)=同=に約七百票差をつけた。同じく自立を唱えた元鹿沼市職員大森豊氏(57)=同=は及ばなかった。投票率は78・83%で、前回(二〇〇五年)の77・93%を0・9ポイント上回った。

 古沢氏は、合併を推進した若林前町長らの要請で一月に立候補を表明。合併推進派町議らの支援も受け「一市四町の対等な合併が最善」と主張。また「自立は住民の負担増を招く」と訴え、町財政に不安を抱く有権者や、これまで町政に関心の薄かった層からも支持を集めた。

 大出氏は告示直前に「鹿沼市との合併」から「町の自立」に転換。合併反対派町議や反対署名を行った住民団体の支援を受けて「合併で西方は過疎化する」と訴えたが、届かなかった。大森氏は「町の自己決定権を維持できる自立を」と草の根運動を展開したが、支持を広げられなかった。

 同町金崎の事務所で古沢氏は「町民は合併に賛成してくれた。町議会と話し合い、一日も早く一市三町の合併協議会に合流したい」と喜びの弁を語った。

 敗れた大出氏は「自立を望んだ有権者の票の重みも考え合併を進めてほしい」と述べた。

 開票で、投票者数よりも投票総数が一票多く、同町選管は投票結果を確定とした上で原因を調べている。

4112とはずがたり:2009/02/02(月) 19:33:44
<首都圏>栃木県
>>4111-4112
大森氏の得票ひどす。。>>4104で千葉9区さんが指摘したように可成りの泡沫でんな〜w
大森氏を併せても可成りの得票差なので西方の民意は固まった。栃木と合併で問題ないでしょう。議会めちゃんと自らの不明と誤りを認めよヽ(`Д´)ノ

古沢氏接戦制し初当選 西方町長選 投票率は78・83%町民、合併の道選ぶ
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/20090202/CK2009020202000093.html
2009年2月2日

 前町長辞職に伴う西方町長選は一日投開票され、合併推進を訴えた無所属で新人の古沢悦夫氏(66)=行政書士=が、合併を否定し自立の継続を訴えた、いずれも無所属新人の大出隆之(70)=会社役員、大森豊(57)=元鹿沼市職員=の両氏を破り、初当選を果たした。当日有権者数は五千六百八人、投票率は78・83%だった。 (梅村武史)

 「われわれには合併しか生き残る道はなかった。町民の理解に感謝したい。一日も早く合併協議会に参加したい」。当選確実の報を受けた古沢氏はこう語り、支援者と勝利を喜んだ。

 若林照一前町長の合併方針が町議会に受け入れられず、辞職したことに端を発する今回の選挙。前町長から後継者に指名された古沢氏と地元の農協、医療関係者の支援を受けた大出氏という元町議二氏の事実上の一騎打ちだった。

 長期的展望に立って町の将来について語った古沢氏はサラリーマン層、若年層から幅広く支持を受け、組織力に勝る大出氏を振り切った。大森氏も草の根選挙を展開したが実らなかった。

 古沢町長の誕生で、町は栃木市グループ(栃木市、都賀町、大平町、藤岡町)との合併に向け、一歩を踏み出すことになる。

 栃木地区合併協議会会長の日向野義幸栃木市長は、「古沢町長の誕生を心から歓迎します。一市四町での合併協議が一刻も早くスタートできるよう早速、調整に入りたい」とコメントを寄せた。
◆未来語り若年層が支持

<解説>
 町民は合併の推進を選択した。古沢氏の勝因は、町財政の困難さと正面から向き合い、町の将来、子どもたちの未来について積極的に語ったことだろう。長期的視点に立った主張は町民に安心感を与え、比較的関心の低かった子育て世代など若年層にも支持を拡大していった。

 一方で自立派の大出氏は約三分の一の世帯が農業関係者という地域で農協幹部の支援を得、組織力で大きく上回っていた。が、「当面は自立で行ける」と繰り返す姿が近視眼的に映ったのではないか。財政面での説明にも説得力を欠いていた。

 選挙期間中、一部の町民が「相手陣営の人とは口もきけない」とこぼしていた。県内一小さな自治体を二分した議論は、町に深刻なしこりを残した。合併に向け紆余(うよ)曲折は、これからも続くだろう。新町長の手腕の見せ所だ。 (梅村武史)

◇西方町長選開票結果
当 2,470 古沢悦夫 無新
  1,763 大出隆之 無新
   146 大森豊 無新

 全票終了

選挙:西方町長選 古沢氏が初当選 大出、大森両氏破る /栃木(毎日)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1224160558/282

4113千葉9区:2009/02/02(月) 21:18:19
>12月の市議会全員協議会で1市4町の法定協設置に反対した町議も、「町長選の選挙結果を尊重する」としており、今後、町議会も1市4町合併が多数派となる見通しだ。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/news/20090202-OYT8T00210.htm
西方町長に古沢氏当選
「1市4町」の合併選択
 合併の是非を最大の争点に新人3人の争いとなった西方町長選は1日、投票が行われた。午後9時から町中央公民館で開票の結果、「1市4町(栃木、西方、大平、藤岡、都賀)」での合併を掲げた前町議の古沢悦夫氏(66)が、いずれも「自立」を訴えた前町議の大出隆之氏(70)、元鹿沼市職員の大森豊氏(57)の2人を破って初当選した。西方町は今後、1市3町が設けた法定合併協議会(法定協)に合流し、1市4町による合併協議が進むことになりそうだ。当日有権者数は5608人。投票率は78・83%で、過去最低だった前回(77・93%)を上回った。

 同町金崎の古沢氏の事務所には大勢の支持者が集まり、当選の知らせが入ると、大きな拍手が沸き上がった。古沢氏は「町民は1市4町合併に賛成してくれた。議会と協力し、1市3町の合併協議会に一刻も早く仲間入りさせていただきたい」と抱負を語った。

 今回の町長選は、若林照一前町長が昨年12月、町議会全員協議会で1市4町の法定協設置が認められなかったのを受けて辞職したことに伴い、行われた。

 古沢氏は「自立は難しく、合併は避けて通れない。(2010年3月末の)合併新法期限内の合併を目指す」と訴え、若林前町長のほか、1市3町の首長らの応援を受け、支持を伸ばした。

 一方、大出氏は「合併すれば過疎化が進む」と指摘し、農商工や医療関係者も支援に回ったが、及ばなかった。大森氏は、友人らの支援による草の根活動を展開したが、浸透しきれなかった。

 12月の市議会全員協議会で1市4町の法定協設置に反対した町議も、「町長選の選挙結果を尊重する」としており、今後、町議会も1市4町合併が多数派となる見通しだ。すでに合併協議は1市3町でスタートしており、古沢氏は遅くとも3月町議会までに法定協参加の議決を得たい意向だ。「自立」か「合併」かを巡って町民に生じた溝を埋めることも課題だ。

 1市3町の法定協会長で、栃木市の日向野義幸市長は「合併推進の町長の誕生を歓迎している。1市4町での合併協議が一刻も早くスタート出来るよう、首長間での調整に入りたい」とのコメントを発表した。

(2009年2月2日 読売新聞)

4114とはずがたり:2009/02/03(火) 01:13:53
<北関東>栃木県

突如合併構想が那須烏山市側かlら浮上したみたいだけど那珂川町側はつれない感じである。

■那須烏山市長選
 南那須町長を経て初代市長となった大谷範雄氏(60)は、態度を明確にしていないが、再選出馬が有力視されている。大谷氏は昨年9月、那珂川町との合併構想を明らかにした。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1224160558/288

川崎那珂川町長 「現時点では合併考えていない」
(12月11日 05:00)
http://72.14.235.132/search?q=cache:_Nmk2FaRu-0J:www-mobile.shimotsuke.co.jp/journal/politics/council/news/20081211/85044

 【那珂川】川崎和郎町長は定例町議会一般質問で、今後の市町村合併について「現時点ではさらなる合併は考えていない」との見解を示した。大谷範雄那須烏山市長が九月定例市議会一般質問で「那珂川町との一市一町の合併を推進したい」などと発言したことに対する質問に答えた。

 阿久津武之氏が質問した。

 九月の大谷市長の発言に対し川崎町長は「市長としての考えと受け止めている」とし、「合併してまだ三年。現在は行財政基盤の強化にまい進しており、さらなる合併は考えていない」と明言。その上で「今後は時代の急激な変化や道州制を見据え(広域行政事務組合を構成する)那須烏山市との連携は不可欠。緊密な情報共有を図りたい」とした。議会後には「現時点で正式な申し入れはない」ことも明らかにした。

 両市町の合併に関し大谷那須烏山市長は、「広域行政や各種団体の枠組みを考えれば那珂川町との合併は当然」とし、二〇一三年度から一七年度までの同市総合計画後期基本計画期間内に「合併協を立ち上げられるよう調整したい」との意向を示している。

4115とはずがたり:2009/02/03(火) 01:26:06
栃木県市町村合併事情★10

233 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/31(日) 09:26:53 ID:???
藤岡町アンケート、佐野の団体が町のアンケート配布日に合わせて
「佐野と合併しる」パンフ配って世論誘導?したらしいな。
やり直しとかあるのか??

234 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/31(日) 09:57:05 ID:???
>>233
と、いうか
そんなパンフぐらいで動く住民なら、それもまた住民の意思なんじゃない?
そんなに佐野以外の合併がよかったのなら、同じように最初からそのようなパンフをつくれば
良かっただけのこと

やり直しの必要なし

でも、田沼・葛生筋って某スレでみたけど、合併に慎重じゃなかったけ?


237 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/31(日) 14:02:30 ID:???
なんで岩舟も藤岡も分割合併しないんだ?

都賀、大田和、太田、甲→佐野指向
部屋、緑川、蛭沼、富吉、中根、渡良瀬遊水地→小山・野木指向
藤岡、赤間、大前→どうすっか…

住民からすればこんなもんじゃね?

246 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/01(月) 16:22:06 ID:FLWl7Aar
小山は野木、上三川、壬生、下野、結城
と合併して、大小山市に。

256 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/02(火) 13:37:17 ID:???
>>246
新市名は絶対に壬生市だな
壬生市は絶対!絶対に譲れない
壬生市でなければ合併破棄する

257 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/02(火) 13:47:19 ID:???
で、市役所も壬生で、そのほかは支所にする
たとえ小山でも壬生市小山支所、絹支所と大谷支所、美田支所は廃止してやるよ
壬生市下野支所、石橋と南河内の支所は廃止w
小山にある県の施設や都市としての中核施設は佐○先生にお願いして全てを壬生に集約してやるw

え?交通の便が不便だって?
知るかボケ!
小山から両毛線で栃木まで来て東武で来ればいいだろ?
ボケが!!

259 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/02(火) 18:28:05 ID:???
なぜそんな必死にわめいてるのだ

260 :元壬生町民@北海道民:2008/09/02(火) 18:44:10 ID:???
関係のない壬生を小山に入れようとしてるからだ

261 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/02(火) 19:10:34 ID:???
>>260
何を勘違いしてるか存じませんが、壬生なんて僻地小山は欲しておりませんが。

262 :元壬生町民@北海道民:2008/09/02(火) 19:32:56 ID:???
>>261
246に書いてあるぞな

そうだよな壬生と下野・小山・上三川とはレベルが違いすぎるもんなw
あんな僻地と一緒にされては困るw
壬生は蘭学の町、城下町、壬生藩の歴史と誇りがある
それに比べ、下野と小山はどこかの藩のただの領地だか飛び地だかとはおもみが違うw
人口も単独で市を狙えるほどだw合併は壬生が中心地となる合併でないとどことも合併しない
糞下野はそれに気づいて逃げたんだよなw

4116とはずがたり:2009/02/03(火) 10:44:18

なるほどぉ〜>代わりに地域活性化策として今年度から「定住自立圏構想」を進め、さまざまな支援策を打ち出している。この構想は地方再生の一環で中心市と周辺市町が連携・役割分担して生活に必要な都市機能を確保する新政策だが、要件で中核市の人口が4万人以上とあり、3万人に満たない御坊市は対象外のため、日高地方は蚊帳の外に置かれる。全国的に見ても対象になれる市は240ぐらいで500以上の市が対象外になるとみられる。

国が広域行政圏要綱廃止
http://www1.ocn.ne.jp/~ks-press/090201.html

 国が3月末で「広域行政圏計画策定要綱」と「ふるさと市町村圏推進要綱」を廃止することが分かり、日高地方の6市町で構成する御坊広域行政事務組合(管理者・柏木征夫御坊市長)は「地方の切り捨てだ」と危機感を募らせている。国は新政策の「定住自立圏構想」への切り替えを進めているが、日高地方は構想の対象から外れるため、要綱廃止後は財政支援など優遇策が受けられず、今後の広域行政施策推進に大きな不安を抱えている。
 
 広域行政圏計画策定要綱は昭和44年に定められ、これに基づき同年4月に御坊周辺市町村振興協議会を設立して広域市町村計画を策定。45年に御坊周辺広域市町村圏組合に衣替えして御坊広域清掃センターや御坊クリーンセンターを建設し、ごみ・し尿処理をはじめ、介護保険など各種事業を共同運営。御坊広域青少年補導センターや御坊広域休日急患診療所も設置しているほか、ふるさと市町村圏基金を活用した市民教養講座なども行い、県下で最も進んだ広域行政を展開している。
 国は市町村合併の推進で広域行政圏構成団体が減少したことなどから「初期の広域行政圏政策の目的は達成した」などを理由に要綱廃止を決めた。要綱廃止後、組合の存続、廃止、構成市町の見直し、運営などは関係市町の自主性に任せるとあるが、組合が策定した広域市町村計画に盛り込んだ広域事業や市町事業を実施する際にあった財政の優遇支援は打ち切られるため、事実上、国が広域行政施策から手を引く。
 代わりに地域活性化策として今年度から「定住自立圏構想」を進め、さまざまな支援策を打ち出している。この構想は地方再生の一環で中心市と周辺市町が連携・役割分担して生活に必要な都市機能を確保する新政策だが、要件で中核市の人口が4万人以上とあり、3万人に満たない御坊市は対象外のため、日高地方は蚊帳の外に置かれる。全国的に見ても対象になれる市は240ぐらいで500以上の市が対象外になるとみられる。
 近く関係市町の企画課長会議を開き、要綱廃止後の対応について協議するが、広域行政事務組合は地方自治法に基づいた一部事務組合のため、枠組みを含めて今の組合は存続させることを確認し、ごみ・し尿などの広域事業は従来通り継続させることになると見られる。数十億円の御坊広域清掃センター更新などの課題を控えており、財政支援が打ち切られる上に同構想にも乗れないとなると、将来的に広域行政が立ち行かなくなるおそれもあり、不安が広がっている。
 全国市長会の広域行政圏整備推進協議会長を務める柏木御坊市長は「うまくいっている広域行政施策をどうして止める必要があるのか。広域行政圏が減っていると言っても全国にはまだ275圏域残っている。自立圏構想にしても御坊、日高地方のように枠外になるところが多く、地方の切り捨てにつながりかねない。例え広域行政圏が1つになったとしても国が支援を続けるのは当然のこと。今の広域行政は今後も続ける必要があり、住民の不利益にならないように運動していきたい」と、国に財政支援の復活などを求める考えを示した。

4117とはずがたり:2009/02/05(木) 01:05:33
<東海>静岡県

茶手もみ伝統継承 藤枝・岡部の保存会が連携 新市誕生が契機
2009/01/13
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1233689666/22

 1日の合併による新「藤枝市」発足を機に、藤枝と岡部の両茶手もみ保存会が連携し、伝統技術の継承に取り組むことになった。

 隣同士で活動しながらも、これまで手を携えることはなかった。しかし、後継者不足、会員の高齢化と同じ悩みを抱え、連携の必要性を感じてはいたという。

 新市は、ブランド茶「藤枝かおり」と「藤枝めぐみ」を擁し、旧岡部町区域では玉露とてん茶を生産するなど、合併で一躍、有力茶産地になった。

4118とはずがたり:2009/02/05(木) 01:07:57
<東海>静岡県
>>4081 >>3518

法定協設置議案提出を決定 富士宮・芝川合併準備会
2009/01/30
http://www.shizushin.com/news/feature/gappei/news/20090130000000000017.htm

 富士宮市芝川町合併協議会設立準備会は29日、富士宮市役所で第2回会議を開き、法定合併協設置議案を2―3月に開かれる両市町議会の定例会に提出することを正式に決めた。新年度一般会計当初予算にも合併関連予算を盛り込む。
 合併関連予算は電算システム統合経費や法定合併協予算負担金などで、両市町合わせて総額8億円余りになるという。
 会議では、両市町の合併協議の課題となる事務事業についても協議。富士宮市への「編入」という合併方式の方針を受けて、原則、同市の制度に統一するという基本的な方向性を決めた。一方で、両市町間で異なる税金や各種料金などの制度移行については、芝川町民の生活に配慮した対応を取るとした。
 最後の会議となる第3回準備会は2月13日を予定。法定合併協の規約・規定やスケジュール案などについて協議する。

4119とはずがたり:2009/02/05(木) 01:09:23
茶園改植に本腰 JA静岡市、茶樹粉砕機を導入
2009/01/23
http://www.shizushin.com/news/feature/tea/20090123000000000013.htm

 JA静岡市が茶園の改植に本腰を入れている。市内の農業生産法人などと改植推進協議会を発足させ、茶樹粉砕機を導入。生産性や品質向上につなげ、茶価の低迷や生産資材高騰に苦しむ生産者を支援する。
 茶樹粉砕機は昨年7月に設立した「JA静岡市茶改植推進協議会」(会長・望月信一ネクト社長)で購入した。茶樹の地上部を細かく処理でき、効率的な改植が実施できるのが特徴。焼却の必要がないため、環境に配慮した改植が可能だ。30度までの傾斜地で利用できるほか、農業生産法人ネクトの若手社員が粉砕機のオペレーターを務める。
 JA静岡市は昨年10月から、緊急支援策として改植への助成額を10アール当たり12万5000円まで引き上げ、静岡市の助成額と同額にした。生産者の改植意欲を高めて年度内で5ヘクタールの改植につなげ、来年度以降も改植面積を拡大させる考えだ。
 JA静岡市は「良質茶を継続して生産するには改植が不可欠。茶樹粉砕機を有効活用してもらい、積極的な改植を進めていきたい」(茶指導課)としている。

4120千葉9区:2009/02/05(木) 20:43:03
<首都圏・東海甲信>山梨県
>>3920
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/news/20090204-OYT8T00995.htm
増穂合併 住民投票条例案を否決
合併反対派、リコールの動きも

 鰍沢町と合併の是非を問う「住民投票条例案」を審議する増穂町の臨時議会が4日、開かれ、賛成4人、反対9人で否決された。住民投票は行われないことになったが、条例案をつくった合併反対派「増穂町の将来を考える会」に所属する町議からは志村学町長の解職請求(リコール)をすべきとの声も上がっている。

 臨時議会の冒頭、同会の深沢恒雄会長が「合併の賛否にかかわらず、町民の多くが住民投票を望んでいる」と意見を述べた。これに対し志村町長は「(2007年7月の)町長選ですでに民意は示されている」などと条例制定に反対する意見書を読み上げた。

 午後に開かれた本会議では「署名を重く受け止めるべきだ」「住民投票は町内をさらに混乱させる」などの意見が出された。

 志村町長は本会議終了後、報道陣に、「町民がいい生活ができるよう合併を進めていきたい」と話し、深沢会長は「議会では町民の意思を取り上げてもらえなかった。非常に残念だ」と肩を落とした。

 同会のメンバーの町議の間では「2週間後をめどにリコールを始めたい」とする声も上がった。しかし、深沢会長は「争いを続けるのは良くない」としてリコールには反対の意向を示している。地方自治法などの規定では、1か月間で人口の3分の1(約3530人)の署名が提出された場合、町選管は町長を解職するかどうかを問う住民投票をしなければならない。住民投票で過半数が得られなければ町長は失職する。

■根深い対立再び浮き彫り

 住民投票条例案の否決により、議会は鰍沢町との合併賛成の意思を示したが、今回の動きは、合併問題を巡る町内の対立の根深さを改めて浮き彫りにした。

 増穂町では02〜04年、峡南北部での合併と、南アルプス市との合併で町内で意見が割れた経緯がある。

 03年6月の町長選では、南アルプス市との合併を訴える河西栄三郎氏が当選したが、04年5月、南アルプス市から「凍結」の申し入れを受け、道は閉ざされた。同市との合併を望んでいた町民らでつくる「将来を考える会」は現在、鰍沢町との合併に反対し、単独存続を主張している。

 07年4月の町議選(定数14)では鰍沢町との合併を望む10人が当選した。同年7月には、鰍沢、市川三郷町との3町合併を掲げた志村町長が初当選。市川三郷町が合併後間もないことから参加を見送ったことを受け、昨年9月に鰍沢町との法定合併協が設置された。

(2009年2月5日 読売新聞)

4121とはずがたり:2009/02/06(金) 00:41:33
<東北・北海道>青森県

2009年2月4日(水)
合併推進構想に「風間浦とむつ」
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2009/20090204222322.asp

 県市町村合併推進本部(本部長・三村申吾知事)は四日、県庁で会議を開き、県市町村合併推進構想に「風間浦村とむつ市」の組み合わせを追加することを決めた。両市村を新合併特例法の適用期限(二〇一〇年三月)内に合併を推進する必要があると認められる組み合わせとして位置付け、合併の実現を支援していく。

4122とはずがたり:2009/02/08(日) 22:48:16
<東北・北海道>岩手県

(岩手)県が交付金制度を創設 合併市町村を支援へ
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20090207_15

 県は、2009年度、「合併市町村地域活力向上支援交付金」を創設する。合併新法(09年度末期限)の適用を受けて合併する市町村を支援する。年間2000万円を基本に5年間にわたり交付。初年度の09年度は当初予算案に4000万円を盛り込んだ。県内では宮古市と川井村が10年1月1日の合併を目指しているほか、大槌町で釜石市との合併を求める住民団体の動きがある。

 交付金は、合併後の旧役場周辺部など衰退が懸念される地域の活性化が目的。対象事業は▽地域コミュニティー活動への助成▽民間非営利団体(NPO)の支援経費▽ボランティア研修会経費―などを想定。

 交付額は、2市町村の合併では5年間の総額が1億円、3市町村は同1億2000万円、4市町村は1億4000万円。合併した市町村が多いほど、上乗せされる。初年度は宮古市と川井村の合併を想定し、4000万円を当初予算案に計上した。

 県市町村合併推進審議会(会長・斎藤俊明県立大総合政策学部教授)の地域説明会などでは、合併によって職員が削減されたり、業務縮小による地域経済の落ち込みなど、地域衰退の可能性が指摘されている。

 県はこうした指摘を踏まえ、地域の実情に応じた自由度の高い交付金で住民自ら行動する取り組みを支援。合併後のまちづくりをサポートするとともに、合併への住民議論の機運醸成を図る。

 県は06年3月末に適用期限が切れた旧合併特例法下で同様の交付金制度を設置。盛岡市や宮古市、西和賀町など12市町に対し計72億円を交付。主に地域コミュニティーの活動費などに活用されている。

 合併新法では、合併後も一定期間旧市町村単位のまま地方交付税が配分される「合併算定替」や、後年度に40―50%が地方交付税措置される「合併推進債」、議員の在任特例などの優遇措置がある。

 県市町村課の浦上哲朗総括課長は「合併後の地域づくりは住民自らが考えて行動することが重要。県としてもしっかりサポートしていきたい」と話す。

(2009/02/07)

4123とはずがたり:2009/02/09(月) 04:12:49
<東北・北海道>岩手県

久慈、山形、野田法定協が発足
(2004年07月28日掲載)
http://www.daily-tohoku.co.jp/tiiki_tokuho/tyoson/news/tyo2004news/tyo040728a.htm

 法定の久慈市・山形村・野田村合併協議会(会長・山内隆文市長)が二十七日発足した。久慈広域では種市町・大野村に続き二番目。同日、市役所で調印式と初会合が開かれ、協議方針やタイムスケジュールなどを話し合った。
 調印式では、三市村の首長と議会議長が協定書に署名した後、山内市長が「新たな視点によるまちづくりを合併で成し遂げたい」と述べた。
 また、初会合では▽合併特例法期限内の合併▽地域全体の視点に立った新たなまちづくり―などの協議基本方針を確認。事務局が九月末までに新市建設計画の素案を示し、十二月までに岩手県との協議を終えたいとするタイムスケジュールを提示した。次回は八月十二日に山形村で開かれる。
 順調に進めば、来年三月の合併特例法期限ぎりぎりに総務省へ申請し、年度内の合併を目指す。しかし初会合では、委員から「久慈市にのみ込まれていく印象は否めない」との意見が出るなど、自治体間の温度差は依然として大きい。

久慈、山形、野田任意協/期日など意見集約できず
(2004年08月24日掲載)
http://www.daily-tohoku.co.jp/tiiki_tokuho/tyoson/news/tyo2004news/tyo040824d.htm

 任意の久慈市・山形村・野田村合併協議会(会長・山内隆文市長)は二十三日、野田村総合センターで第三回会合を開いた。継続協議の合併期日と新市名について、幹事会が「合併期日は十月一日か十月十一日」「新市名は久慈市」とする案を示したが、意見集約に至らず次回に持ち越した。
 同協議会はこれまで計十三回の会合を開いたが、具体的な内容がほとんど決まらない状況が続いている。
 今回も主要事項を決定できず、委員からは「いたずらに時間が経過することに疑問を感じる」と協議の進め方に対する不満のほか、正副会長にリーダーシップを求める意見も出た。

久慈・山形・野田任意協、期日は06年3月6日
(2004年09月02日掲載)
http://www.daily-tohoku.co.jp/tiiki_tokuho/tyoson/news/tyo2004news/tyo040902b.htm

 任意の久慈市・山形村・野田村合併協議会(会長・山内隆文市長)は一日、久慈市役所で第四回会合を開き、合併期日を二○○六年三月六日と決めた。
 事務局が継続協議の合併期日として、○五年十月十一日と○六年三月六日の両案を提示。それぞれを支持する意見が出されたが、「少しでも長く村を存在させたい」「村の事業に一定の区切りがつく年度末が良い」などとする小規模自治体の心情面に配慮し、三月六日案で集約した。
 また、合併前の山形村と野田村の区域を対象とした「地域まちづくり審議会(仮称)」の設置を承認。新市の名称は「久慈市」「くじ市」「住民考案による新名称」について住民の意向を調査中で、九月末までに協議会に提示する予定。

4124とはずがたり:2009/02/09(月) 04:13:54
<東北・北海道>岩手県

野田村議会「普代と合併」請願採択
(2004年09月11日掲載)
http://www.daily-tohoku.co.jp/tiiki_tokuho/tyoson/news/tyo2004news/tyo040911e.htm
 野田村議会(小野茂雄議長、議員十四人)は十日、「久慈市との合併に反対し、普代村との合併実現を求める」請願と意見書を賛成多数で採択した。野田村が五月実施した合併住民投票で、普代村との合併に反対を表明。採択が投票結果を無視する形となっただけに、傍聴した久慈広域派の住民グループのメンバーから不満が噴出した。
 野田村は、投票結果を踏まえ久慈市と山形村の三市村で法定合併協議会を設置。これに対し、普代村との合併を主張する住民グループ・野田村合併研究会(小谷地昭一代表)は住民投票後に署名活動を展開。八月に二千四人分の署名を中川正勝村長へ提出した。今回の請願と意見書には、「署名の意思を尊重したい」と村議八人が紹介議員に名を連ねた。
 討論で紹介議員は、法定協に触れ「協議の中身は先送りがほとんどで、事実上の吸収合併だ。野田村が主体性を持って今後もまちづくりに当たるため、普代村との合併が望ましい」などと主張。署名活動に関し「住民の意思が変わった表れだ」と述べた。
 これに対し、反対議員は「住民投票の結果は首長と議会が尊重する、と条例で決まっている。結果をどのようにとらえているのか」「何か問題があれば法定協で話し合うべきだ」と反論した。
 請願、意見書とも八対五の賛成多数で採択。中川正勝村長は「熟慮する」とだけ述べた。傍聴席には、久慈広域派住民グループのメンバーが多く「賛成議員は何を考えているんだ」「村民をばかにするのもいいかげんにしてほしい」と不満を爆発させていた。

野田村議会/合併枠組みめぐり大混乱
(2004年09月29日掲載)
http://www.daily-tohoku.co.jp/tiiki_tokuho/tyoson/news/tyo2004news/tyo040929c.htm
 合併の枠組みに揺れる野田村議会(小野茂雄議長)は、二十八日の臨時会で、久慈広域合併派の住民グループが、議長を取り囲んで入場を阻止する行動に出て大混乱に陥った。中川正勝村長は、同村・久慈市・山形村の三市村による法定合併協議会の継続を求める議案が否決された場合、住民投票で「ノー」が示された普代村と協議再開を求める議案を即日提案する予定だったが、いずれも取り下げた。法定協は当面維持されるものの、同村では合併の枠組みをめぐり久慈広域か普代村かでいまだに決着がつかず、泥沼化の様相を見せている。
 同議案は、久慈市中心の枠組みに反対する議員が多数を占めることから、否決される公算が大きかった。中川村長は否決の場合、「普代村との協議再開を求める議案を即日提案する」との考えを明らかにしていた。
 同村では今年五月に実施した住民投票で、普代村との合併に反対の意思が示されている。今回の中川村長の意向に対し、久慈広域合併を求める住民グループが「普代村との合併を進める強硬手段だ」と反発。小野議長と中川村長に臨時会を開会しないよう求めていた。
 午前十時の開会前から、住民グループのメンバー約四十人が控室前に集まり、小野議長を取り囲んで押し問答。「開会前にわれわれと話し合う約束をしたじゃないか」「住民投票の結果を無視するのか」「村民をだますな」など、怒号が飛び交う異例の展開となった。
 議員や傍聴者、報道関係者が議場で待機する中、小野議長と中川村長が協議を続け、午前十時四十五分開会。小野議長は「村長から取り下げの申し出があった」と散会を宣言した。
 中川村長は「正常な判断ができない状況で、いったん取り下げた。法定協には参加せざるを得ない」と説明。今後、議案を提出するかは「近いうちに議会の判断を得たい」と述べた。
 久慈広域圏での合併を求める会の中野大六代表は「反対する村民の声が大きいと思って取り下げたのだろう。住民投票の結果は最大限尊重されるべきだ。久慈、山形との合併に向けて努力してほしい」と話している。

4125とはずがたり:2009/02/09(月) 04:14:09
<東北・北海道>岩手県

【解説】野田・住民投票軽視した村長、議会
(2004年10月5日掲載)
http://www.daily-tohoku.co.jp/tiiki_tokuho/tyoson/news/tyo2004news/tyo041005h.htm
 野田村の合併協議は、普代村か、久慈市中心の枠組みか二転三転の末、どちらも崩壊する最悪の展開となった。以前から村民の意見は二分されていたが、五月の住民投票によって普代村に「ノー」の判断が下された上での法定協離脱。中川正勝村長自ら提案した住民投票の結果を軽んじた村長と議会の責任が問われそうだ。
 中川村長は住民投票の際、普代村との反対が上回った場合、「合併協議をするとなれば久慈市中心の枠組みに入らざるを得ない」と明言した。それだけ住民投票の結果は重かったはずだ。
 普代村との枠組みを指向する議員も強硬派は少なく、「村長に任せる」という態度。住民投票後に普代村との合併を求める意見書が採択されたとはいえ、村長がほかに取る道はなかったのか。
 久慈市、山形村との法定協議会は話し合いの真っ最中。未定事項が多い中、村長からは村議会の意見書を基に離脱を決め、早々と見切りをつけた明確な説明はない。
 「吸収合併の恐れがある」「村の主体性が持てない」など賛成議員の主張は住民投票以前から分かっているはずで、住民投票の結果が出てからあらためて主張しても説得力を持たない。
 今後、普代村との協議再開に向かったとしても残り時間は少なく、実現は困難。単独の生き残りが厳しいことから始まった野田村の合併の行方は、周辺自治体の信頼を失い、不透明となった。
(松本正人)

野田村議会/法定合併協離脱で久慈圏3枠崩壊
(2004年10月5日掲載)
http://www.daily-tohoku.co.jp/tiiki_tokuho/tyoson/news/tyo2004news/tyo041005g.htm

 野田村議会は四日臨時会を開き、中川正勝村長が提案した、同村と久慈市、山形村で構成する法定合併協議会からの離脱案を賛成多数で可決した。中川村長は同日中に久慈市、山形村に離脱を申し出た。これにより三市村による合併枠組みが崩れた。野田村の合併は全くめどが立たなくなり、混迷を深めている。
 臨時議会は、九月二十八日の前回、久慈合併派の住民グループが議長の議場入りを阻止する行動があったため、控室付近を立ち入り禁止とし役場職員が周囲を見張る中、午前十時に開会した。
 討論で、反対議員が「村政に混乱をもたらした村長の責任は重い。いさぎよく辞職すべきだ」と批判。賛成議員は「久慈市、山形村との合併は不安材料が多い。一日も早く普代村と協議を再開してほしい」と主張した。議長を除く十三人による採決の結果、議案は九対四で可決した。
 これを受け、中川村長は久慈市の山内隆文市長と山形村の清水恭一村長を相次いで訪ね、離脱を伝えた。久慈市役所では中川村長が「こういう結果となり申し訳ない。批判は甘んじて受ける」と謝罪。法定協の会長でもある山内市長は「自治体間の信頼関係を壊すもので残念だ」と述べた。
 野田村は今後、住民説明会を開いて一連の経緯を村民に説明し、対応を決める。記者会見で中川村長は普代村との協議再開について、「選択肢の一つで住民投票の結果は無視するかもしれない」と含みを持たせた。
 しかし普代村が協議に応じるかは不透明。最終的に単独の道を選択せざるを得ない見通しで、久慈広域派住民グループのリコール運動も必至の情勢だ。
 一方、久慈市と山形村は二市村による法定協を早急に設置し、合併特例法期限内の合併を目指す考えだ。

4126とはずがたり:2009/02/09(月) 04:14:38
<東北・北海道>岩手県

野田村の住民有志、村長リコールへ手続き
(2004年10月7日掲載)
http://www.daily-tohoku.co.jp/tiiki_tokuho/tyoson/news/tyo2004news/tyo041007b.htm

 野田村の住民有志は六日、市町村合併に関して混乱を招いたとして、地方自治法に基づき、中川正勝村長の解職請求(リコール)の手続きを開始した。平成の大合併にからみ、岩手県内で首長のリコール運動にまで発展したのは初めて。
 同村は四日に、久慈市、山形村とでつくる法定合併協議会から離脱。これに反発する住民グループが「リーダーの資質に欠ける」とリコール運動を表明していた。
 手続きは村役場で行われ、村選挙管理委員会(安藤八重子委員長)に対し、住民代表三人が署名活動開始に必要な申請書を提出した。
 提出者の一人、中山弘一さん(70)は「合併問題で村長に裏切られ続け、このままでは村は駄目になる。千五百人以上の署名を集めたい」と話した。
 署名活動は七日にも許可される見通しで、三十日以内に署名簿を提出する。
 同村の九月二日現在の有権者数は四千百九十四人(男二千三十四人、女二千百六十人)で、リコールの本請求には三分の一(千三百九十八人)以上の署名と押印が必要。必要数が集まった場合、審査と縦覧期間を経て、本請求後六十日以内に解職の賛否を問う住民投票が行われる。有効投票の過半数の賛成で村長は自動的に失職する。

野田の住民団体、村長リコール署名簿を提出
(2004年10月28日掲載)
http://www.daily-tohoku.co.jp/tiiki_tokuho/tyoson/news/tyo2004news/tyo041028e.htm

 野田村の住民有志は二十七日、市町村合併で混乱を招いたとして中川正勝村長の解職請求(リコール)に必要な署名簿千五百人分を、村選管に提出した。
 同村では周辺自治体との相次ぐ合併協議破たんを受け、住民グループの野田村政に良識を取り戻す会(泉沢徳治会長)のメンバーが中心となって、十月七日から村長リコールを求める署名活動を展開していた。
 署名簿の提出は村役場で行われ、請求代表者の中山弘一さんが安藤八重子選管委員長に署名簿を手渡した。
 中山さんは「目標だった千五百人ぴったりの署名が集まった。苦労したが次のステップに進めると思う」と話している。
 審査と縦覧期間を経て、署名の人数が条件(有権者の三分の一に当たる千三百九十八人以上)をクリアすれば、本請求後六十日以内に解職の賛否を問う住民投票を実施。有効投票数の過半数以上の賛成で村長は自動的に失職する。順調に進んでも住民投票は年明けになる見込みだ。

野田村の住民説明会始まる
(2005年01月06日掲載)
http://www.daily-tohoku.co.jp/tiiki_tokuho/tyoson/news/tyo2005news/tyo050106c.htm

 野田村の市町村合併に関する住民説明会が五日、村内二地区で始まった。七日までの三日間、計七地区で行われる。
 同村は昨年十月の臨時議会で、久慈市・山形村と三市村でつくる法定合併協議会からの離脱を可決。混乱を招いたとして、住民グループが中川正勝村長の解職(リコール)を求め、一月三十日に住民投票が行われる。
 住民説明会は昨年中に行われる予定だったが、リコールの手続き中だったことから、延期されていた。
 中川村長は説明会で、広報の号外を資料として提示し、法定協の協議を継続しても最終判断で合併は否決される心配がある―などと経緯を説明。「当面、村は自立せざるを得ない」と単独村政の方針を示し、行財政改革の推進などを主張した。
 参加者からは村や議会の責任を問う質問が出された。

4127とはずがたり:2009/02/09(月) 04:15:28

<東北・北海道>岩手県野田村

中川野田村長が辞職願「選挙で信を問いたい」
(2005年01月20日掲載)
http://www.daily-tohoku.co.jp/tiiki_tokuho/tyoson/news/tyo2005news/tyo050120a.htm

 野田村の中川正勝村長(51)は十九日、村議会の小野茂雄議長に対し、村長の辞職願を提出した。中川村長は、市町村合併の混乱をもたらしたとして住民グループから解職請求され、解職の是非を問う住民投票が三十日に投開票される予定だった。辞職は二十四日の村議会臨時会で正式に決まる運び。辞職が決定すれば住民投票は中止となり、五十日以内に村長選が行われる。
 中川村長は十九日午後五時ごろ、村議会事務局を訪れ、小野議長あての辞表を提出した。辞職の理由については「一身上の都合」としているが、本紙取材に対しては「解職の住民投票が開始されたことを受け、これを回避しようと思った」と明かした。中川村長は辞職の意思は昨年十二月にリコールが本請求された時点で固めていたといい、「年末年始行事など公的な仕事があったため提出日を十九日にした」と述べた。
 その上で「住民投票の審判を経るより村長選で村民の信を問いたい」と述べ、出直し選に出馬する意向も明らかにした。中川村長は村議会議員などを経て一九九三年十月村長に初当選し、現在三期目。
 住民投票を求める署名活動を展開していた住民グループ「野田村政に良識を取り戻す会」の泉沢徳治会長は「辞職は歓迎するが、それだけでは安心できない」と中川村長の再出馬に対抗する構え。「既に候補者を選定している。正式辞職を待って表明したい」と語った。

【風紋波紋】野田村長辞意で新たな局面
(2005年01月21日掲載)
http://www.daily-tohoku.co.jp/tiiki_tokuho/tyoson/news/tyo2005news/tyo050121e.htm

 市町村合併に端を発した野田村の混迷は、住民グループから解職請求(リコール)されていた中川正勝村長が十九日に辞職願を提出したことで、新たな局面を迎えた。市町村合併では隣の普代村と小さな枠組みを模索したが住民投票で「ノー」の判断が下され、その後久慈市・山形村と組んだ合併協議会からも離脱。昨年一月から丸一年、合併問題で揺れ続けた野田村。合併特例法の期限切れが迫る三月中旬までに行われる村長選が、今後の大きな焦点となる。
 リコールの住民投票は今月十日に告示、三十日に投票が行われる予定で、十八日までに二十三人が既に期日前投票を済ませていた。中川村長は本紙の取材に対し、住民投票回避を辞職の理由に挙げるとともに、出直し村長選への出馬の意向を示し「村長選という分かりやすい方法で村民の判断を仰ぎたい」と述べた。
 しかし、村内ではリコールが本請求された昨年十二月から、「村長が住民投票前に自ら辞めるのではないか」との憶測が流れていた。中川村長も「後援会幹部らに昨年中に辞職の意向を伝えていた」ことを認めており、支持基盤固めなど選挙を想定した動きを漂わせる。辞職のタイミングは、政治的判断だった可能性が大きい。
 解職請求の中心となった住民グループ「野田村政に良識を取り戻す会」(泉沢徳治会長)も「リコールの住民投票は村長選の前哨戦」との位置付けだ。早い段階で村長選を想定、対立候補選びを進めていた。泉沢会長は「村長が辞めるだけではだめだ」と強調。「対立候補者は内々に決定済み。村長が正式辞職してすぐに表明するだろう」と対決姿勢を鮮明にした。
 中川村長の辞職は二十四日の村議会臨時会で正式決定の運びだが、同村長は直後に出馬表明の会見を開くとみられる。これに合わせて住民グループ側も候補者を明らかにする見通しで、選挙戦は確実な情勢だ。投票日は二月下旬から三月上旬が有力視されるが、一月下旬から事実上の選挙戦に突入する可能性が高い。
 一方で、村民にはしらけムードが広がっている。三十代男性は「誰が村長になっても(三月末までの)合併は不可能。早く決着してほしい」と冷ややか。四十代女性も「人間関係が悪くなるばかり。早く村長選をやって、ごたごたを終わらせて」とうんざりした表情で話した。

4128とはずがたり:2009/02/09(月) 04:15:40
<東北・北海道>岩手県

野田村長の解職投票告示 30日に投開票
(2005年01月11日掲載)
http://www.daily-tohoku.co.jp/tiiki_tokuho/tyoson/news/tyo2005news/tyo050111b.htm

 市町村合併の混乱を招いたとして、住民グループが請求していた中川正勝野田村長の解職の是非を問う住民投票が十日告示され、二十日間の住民投票期間に突入した。投票は三十日行われ、即日開票される。
 同村は昨年十月、久慈市、山形村との計三市村で構成する法定合併協議会から離脱。これに反発する「野田村政に良識を取り戻す会」(泉沢徳治会長)が中心となって、中川村長の解職請求(リコール)の署名活動を展開。有権者の三分の一以上に当たる千四百八十四人分の署名簿を村選管に提出し、リコールの住民投票実施が決まった。
 告示日は午前八時半、村選管職員が役場前の掲示板に文書を張り出したほか、正面玄関にも投票期日を掲げた。
 投票は記名式で、解職に賛成か反対いずれかの欄に中川村長の名前を記入する。午前七時から午後六時まで村内九投票所で行われ、午後七時から村体育館で即日開票される。公選法を準用し期日前投票や不在者投票も十一日から行われる。
 投票率にかかわらず開票され、有効投票の過半数の賛成で村長は自動的に失職する。失職した場合、五十日以内に村長選が実施される。
 九日現在の選挙人名簿登録者数は四千百八十七人(男二千三十四人、女二千百五十三人)。

地方分権ニュース野田村長選に元野田村職員の小田祐士氏出馬表明
(2005年01月27日掲載)
http://www.daily-tohoku.co.jp/tiiki_tokuho/tyoson/news/tyo2005news/tyo050127a.htm

 元野田村職員の小田祐士氏(49)が二十六日、中川正勝前村長(51)の辞職に伴って実施される村長選への出馬を表明した。村長選には中川氏も立候補を表明しており、同村は十二年ぶりの選挙戦が確実な情勢となった。一方、村選挙管理委員会は同日、選挙日程を二月二十二日告示、二十七日投票と決めた。
 小田氏は同村出身で、一九七九年村役場入り。農林商工課主任主査だったが、二十五日に辞表を提出した。取材に対し「市町村合併の混乱など一連の動きの中で、現村政では収まりがつかない。今の混迷状態を打開したい」と、立候補の理由を述べた。
 同村では市町村合併の混乱を招いたとして、中川氏に対し住民グループ「野田村政に良識を取り戻す会」(泉沢徳治会長)が解職請求(リコール)。住民投票が行われる予定だったが、二十四日に中川氏が自ら辞職したことで、村長選が実施されることになった。
 同会は小田氏を支援する見通し。今のところほかに立候補の動きはなく、選挙戦は中川氏と小田氏の一騎打ちとなる公算が大きい。

4129とはずがたり:2009/02/09(月) 04:15:56
<東北・北海道>岩手県野田村

野田村長選、新人小田氏が大勝
(2005年02月28日掲載)
http://www.daily-tohoku.co.jp/tiiki_tokuho/tyoson/news/tyo2005news/tyo050228a.htm

 村長辞職に伴う野田村長選は二十七日投開票が行われ、無所属で元村職員の新人小田祐士氏(49)が前村長の中川正勝氏(51)を大差で下し、初当選を果たした。市町村合併の混迷を背景に村を二分する激戦の中、村民は村政刷新を選択した。
 小田氏の事務所には午後七時三十五分すぎに吉報が届き、支持者たちが互いに握手。涙ぐむ女性の姿もあった。万歳三唱の後、小田氏は「皆さんの協力と支援で当選できた。村民融和、近隣市町村の信頼回復に全力を尽くす」と誓った。
 中川氏は事務所で「結果は村民の総意なので、甘んじて受け入れる」と淡々と語った。政策論争がなくムードに流された選挙戦だったと不満を示し、「今後どういう形で村に携わるか、考えないといけない」と述べた。
 村長選は、市町村合併の混乱を理由に解職請求(リコール)されていた中川氏の辞職に伴い行われた。同村では久慈広域内での合併枠組みが二転三転。当面単独となる村政のかじ取りを誰に託すかが注目されていた。

開票結果(選管最終)
当2,222 小田 祐士49 無新
 1,231 中川 正勝51 無前
有権者数 4,162人 投票率 83.61%

【解説】合併で混乱 責任を問う
(2005年02月28日掲載)
http://www.daily-tohoku.co.jp/tiiki_tokuho/tyoson/news/tyo2005news/tyo050228b.htm

 市町村合併の混乱に端を発した野田村長選は、対話と融和を掲げた新人の小田祐士氏が前職の中川正勝氏に圧勝。リコール期間中に辞職した中川氏の事実上の信任投票の意味合いが強く、有権者は前職ノーの判断を下した。
 最初に任意協を設置した普代村との合併は、住民投票で反対の意思が示され、その後久慈市・山形村との枠組みに加わるがすぐに離脱。二度にわたる合併協議破たん、住民投票結果のないがしろなど、批判の矢面に立たされた中川氏は「自らの辞職で責任は取った」と訴えたが、多数の理解は得られなかった。
 小田村政が直面する課題は、合併問題での対立解消だ。小田氏は対話の場を早急に設置する考えで、感情抜きにした冷静な議論が求められる。
 オープンな話し合いは合併以外の施策にも不可欠だ。行財政改革、無医村解消、農林水産業の基盤整備など厳しさを増す村の運営は、村民一丸となって実行する必要がある。(松本正人)

4130とはずがたり:2009/02/09(月) 04:22:58
<東北・北海道>岩手県野田村

>>308
野田村住民投票 反対が過半数に−−普代村との合併は白紙 2004/05/24
>>4123-4127
久慈、山形、野田法定協が発足(2004年07月28日掲載)
野田村議会「普代と合併」請願採択(2004年09月11日掲載)
野田村議会/合併枠組みめぐり大混乱(2004年09月29日掲載)
【解説】野田・住民投票軽視した村長、議会(2004年10月5日掲載)
野田村議会/法定合併協離脱で久慈圏3枠崩壊(2004年10月5日掲載)
野田村の住民有志、村長リコールへ手続き(2004年10月7日掲載)
中川野田村長が辞職願「選挙で信を問いたい」(2005年01月20日掲載)
地方分権ニュース野田村長選に元野田村職員の小田祐士氏出馬表明(2005年01月27日掲載)
野田村長選、新人小田氏が大勝(2005年02月28日掲載)
>>3258
久慈広域で合併学習会 野田村長考え示す2007/05/12
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1225012514/255
現職と前職の一騎打ち濃厚 野田村長選10日告示(2009/02/08)

その他の記事
>>3641 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/5622-5623 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1097992700/6 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/2314 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/1674

4131とはずがたり:2009/02/09(月) 04:51:52
<東北・北海道>青森県

合併要請破談 新郷村の〝一人芝居〟で幕引き
(2008/09/07)
http://www.daily-tohoku.co.jp/tiiki_tokuho/tyoson/news/tyo2008news/tyo080907a.htm

 厳しい財政の将来展望などを理由に六月、五戸町に新合併特例法期限内(二〇〇九年度末)での合併を申し入れた新郷村。だが、合併の最終判断を担う村議会の姿勢が、七月の村議選を境に、「推進」から「慎重」へと一八〇度転換したため、町は「合併要請自体が失効した。検討も(村への)回答もしない」ことを決めた。一連の動きは、村の“一人芝居”であっけなく幕を閉じた。
 村は“平成の大合併”時、五戸地域三町村での合併協議から途中離脱し、八戸広域での合併を模索したが失敗。その後、〇四年、〇六年と町に協議を申し入れたものの、いずれも断られていた。
 「五戸町との合併」が公約の須藤良美村長は、来年五月の自身の任期満了などを考慮。住民懇談会を経て、今年六月、村議会幹部とともに町へ合併協議を三たび申し入れた。
 町との合併を円滑に進めるため、▽新法期限内での合併▽町への編入合併▽議員の身分は村の人口規模に応じて議員数を決める「定数特例」―を基本方針に掲げ、町に譲歩した形を取った。村議の反発も懸念されたが、須藤村長は「村議十三人中、十一人が了承した。私の独断ではない」と強調する。
 七月の村議選は、合併推進派が相次いで勇退する中、定数八を現職六人、新人四人で争った。改選後の顔ぶれは現職六人、新人二人。現職の中には〇五年の村長選で現職を支持した村議も多く、須藤村長と推進派村議は、改選前に町へ申し入れた合併の基本方針は改選後も堅持できる―と楽観視していた。
 だが、現実は違った。村関係者によると、改選後に二度にわたって開かれた村議会議員全員協議会では、「合併判断は住民投票で」「より大きい枠組みで合併を」との意見や、「新法の期限内にこだわるべきでない」との声も出たという。
 慎重派の中には、村長選で現職を支持した村議が複数含まれている。そのうちの一人は、取材に対し「合併に対する村民の声が以前に比べ相当変わった。合併は否定しないが、急ぐべきではない」と強調。「改選後に考えを変えたわけではない」とも付け加えた。
 結局、現職四人、新人一人の計五人が町との合併に異論を唱え、合併慎重派は村議会の過半数を占めるに至った。須藤村長は九月初め、「早期の合併協議を望む村議は少数」と非公式に町側へ伝え、判断を委ねた。
 「合併するなら(交付金の恩恵がある)新法の期限内でなければ意味がない」。三浦正名五戸町長は、以前からそう繰り返していた。村議会の“翻意”を知った三浦町長は四日の町議会議員全員協議会で、合併協議に応じない考えを示し、議会側も了承。わずか二十分足らずで終了した。
 三浦町長は「『付き合って』と申し込んでおきながら『やはり気持ちが変わった』という。こっち(五戸)は検討しようがない」と半ばあきれ顔だった。
 須藤村長は五日の村議会定例会一般質問で、なお合併への意欲を見せたが、短期間で村議会をまとめるのは至難の業。町との信頼関係を取り戻すのにも時間がかかりそうだ。
 推進派の村議は「当面は(合併議論について)静かにしているしかないだろう」と語り、新法期限内での合併にあきらめの表情をにじませた。

4132とはずがたり:2009/02/09(月) 04:54:13
<東北・北海道>青森県
>>4131
>厳しい財政の将来展望などを理由に六月、五戸町に新合併特例法期限内(二〇〇九年度末)での合併を申し入れた新郷村。だが、合併の最終判断を担う村議会の姿勢が、七月の村議選を境に、「推進」から「慎重」へと一八〇度転換したため、町は「合併要請自体が失効した。検討も(村への)回答もしない」ことを決めた。一連の動きは、村の“一人芝居”であっけなく幕を閉じた。
>七月の村議選は、合併推進派が相次いで勇退する中、定数八を現職六人、新人四人で争った。改選後の顔ぶれは現職六人、新人二人。現職の中には〇五年の村長選で現職を支持した村議も多く、須藤村長と推進派村議は、改選前に町へ申し入れた合併の基本方針は改選後も堅持できる―と楽観視していた。
>村関係者によると、改選後に二度にわたって開かれた村議会議員全員協議会では、「合併判断は住民投票で」「より大きい枠組みで合併を」との意見や、「新法の期限内にこだわるべきでない」との声も出たという。

五戸との合併で新郷村長「機会見つけ議会と協議」
(2008/09/06)
http://www.daily-tohoku.co.jp/tiiki_tokuho/tyoson/news/tyo2008news/tyo080906a.htm

 新郷村の須藤良美村長は五日の村議会一般質問で、五戸町との合併問題について「村の将来を考えれば避けて通れない。問題はあろうが、今後も機会を見つけて議会と協議していきたい」と従来の考えを重ねて強調した。
 細川真理子、山岸軍喜両議員の質問に答えた。須藤村長は五戸町から四日に「六月の合併協議要請への検討、回答はしない」と電話連絡を受けたことを説明。
 その上で「村民には合併による診療所廃止、学校統合などの不安があるようだが、どこから出た話か。合併は住民が今以上に不便を感じるものであってはならない」と理解を求めた。
 要請の白紙撤回を求める質問に対しては、「六月の合併協議要請は村議会の了承の下で行った。要請を撤回するつもりはない」と答弁した。
 村議会は本会議終了後、非公開の議員全員協議会を開催。協議会後、東利昭議長は「(五戸町の結論は)仕方ないこと。ただ、従来の二町村のつながり、活動に影響が出ないよう村長を通じて五戸町にお願いしていくことで一致した」と語った。

新郷村議選 現職6人全員議席確保
(2008/07/15)
http://www.daily-tohoku.co.jp/tiiki_tokuho/tyoson/news/tyo2008news/tyo080715a.htm
 任期満了に伴う新郷村議選は十三日、投票が行われ、即日開票の結果、新村議八人の顔触れが決まった。新人で元村職員の奥山博司氏(無所属)がトップで初当選を果たした。当選者には十四日、当選証書が付与された。
 定数がこれまでの十四から六減となった今回は現職十三人(欠員一)のうち七人が勇退し、現職六人、新人四人の十人が立候補した。無投票だった前回(二〇〇四年)の村議選から一転、少数激戦となり、地縁、血縁を巻き込んでの選挙戦が展開された。
 この結果、現職六人全員が議席を確保。唯一の共産党議員山岸軍喜氏も議席を死守し、現職最多の六選を飾った。新人は二人が初当選。元村長夫人の細川真理子氏(無所属)は同村で八年ぶりの女性議員となる。
 有権者数は二千七百五十人(男千三百三十六人、女千四百十四人)。投票率は85・13%で、前々回(二〇〇〇年、91・28%)を6・15ポイント下回った。
 現職の任期は二十八日まで。改選後初の議会となる組織会は二十九日以降に開かれる。
▽有権者数 2,750人▽投票率 85.13%
当  388奥山 博司69 無新
当  300細川真理子55 無新
当  297中平 秀夫55 無現
当  257福山恵一郎62 無現
当  235東  利昭70 無現
当  235佐々木義信72 無現
当  214木村 憲一58 無現
当  207山岸 軍喜71 共現
   156長峯 克美72 無新
    40福山 碩哉60 無新
※案分票は小数点以下切り捨て※得票数が同じ東氏、佐々木氏は届け出順で掲載

4133とはずがたり:2009/02/09(月) 04:55:10
<東北・北海道>青森県

風間浦村、村議会がむつ市に合併協設置申し入れ
(2008/11/21)
http://www.daily-tohoku.co.jp/tiiki_tokuho/tyoson/news/tyo2008news/tyo081121a.htm

 風間浦村の横浜力村長、木下秀一村議会議長らが二十日、むつ市の宮下順一郎市長、村中徹也市議会議長をそれぞれ訪ね、合併協議会設置を正式に申し入れた。宮下市長は「厳粛に受け止める」としながらも、「(二〇〇四年の)前回、合併できなかった原因を検証する必要がある」との認識を示した。
 村長、村議会議長連名による申し入れ書では「広域行政の中で福祉、医療などの分野で連携が確立され、結び付きが深いむつ市との合併を促進し、新たな地域づくりを目指したい」としている。
 非公開での会談後、取材に対して横浜村長は「市長、市議会議長からは(合併に)前向きな印象を受けた。新合併特例法の期限(一〇年三月末)内の合併は視野にあるが、議論を深めた中で発展的な合併を成就したい」と意欲を示した。
 宮下市長は、〇四年に同村がむつ下北広域合併協議会の枠組みから離脱した経緯を踏まえ、「前回は(村議会が)一枚岩でなかった。最終的には議会の議決が必要で、議会同士が納得する終着点が見えなければならない」と述べた。申し入れへの回答については「今後、市議会とも話し合いをしていく」とし、時期を示さなかった。
 同村は〇四年の離脱後、大間町、佐井村と北通り三町村合併協議会を設置したが、〇六年の大間町の住民投票で「合併反対」が多数を占め、三町村合併の枠組みが崩壊。風間浦村は今年一月、宮下市長に合併協議の開始を要請していた。

「風間浦・むつ市」支援 合併推進審が構想対象に
(2008/12/26)
http://www.daily-tohoku.co.jp/tiiki_tokuho/tyoson/news/tyo2008news/tyo081226a.htm

 青森県市町村合併推進審議会(末永洋一会長)は二十五日、青森市で会議を開き、風間浦村とむつ市を合併の構想対象市町村に決めた。
 構想対象は、新郷村と五戸町、田舎館村と平川市の組み合わせに次いで三件目。県は今後、地元の要望に応じ、情報提供や合併の機運情勢などについて支援する。
 会議では、末永会長が十一、十二日、むつ市、風間浦村をそれぞれ訪れ、宮下順一郎市長、横浜力村長と会談した内容を報告。
 「風間浦村は合併新法内の合併を目指している。むつ市側も市議会の理解を前提に応じる意向だ」と述べ、合併を支援する必要性があると説明。委員の理解を得た。
 両市村の合併をめぐっては、風間浦村が十一月二十日、むつ市に合併協議の場の設置を求めた。ただ、与野党の勢力が拮抗(きっこう)する村議会の意見集約が課題になる。
 県は来年二月をめどに県市町村合併推進本部の会議を開き、風間浦村とむつ市を構想対象に加えることを承認する予定。

4134千葉9区:2009/02/09(月) 21:05:49
>>4091-4092<近畿>滋賀県
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news/20090209-OYT8T00110.htm
湖北7市町合併 長浜市議会賛否でこう着

5日開かれた長浜市議会の臨時会。法定協設置は継続審議となった(長浜市役所で) 湖北地域1市6町の合併協議が難航を極めている。「合併期日案」の2010年1月1日まで1年を切ったにもかかわらず、長浜市議会が法定合併協議会の設置を可決していないからだ。5日に開かれた臨時市議会では、議長の不信任案が可決されるなど異例の事態が起こった揚げ句、関連議案は継続審議に。合併特例法の期限も来年3月末に迫っており、合併そのものが決裂する恐れも出てきた。(矢野彰)

 今回の合併協議は07年、6町側が市に対し、合併も視野に入れた街づくり協議を申し入れたのが始まり。市は「編入合併にせざるを得ない」など6町側に不利ともいえる条件を提示したが、6町側が受け入れ、協議は進められた。昨年7月には任意合併協議会が発足。合併後の職員の身分の取り扱いなどについて確認を進めるなど、順調に歩を進めていた。

 だが、合併期日案を協議する直前、木之本町の公営住宅で約7000万円の家賃未収が発覚し、状況は一変。市議会の合併問題特別委員会はこれを問題視し、公営住宅に関する項目をいったん否決した。その後、任意協で回収率の目標を引き上げるなどした修正案が示され、市議会も了解したが、期日については「協議が十分でない」として、結論を出せなかった。

 電算システムの統合など、合併の準備期間に1年は必要。期日案の期限は着実に迫ってくる。事態を前に進めようと、川島信也市長を含む7市町長は、任意協を法定協へと移行する方針を確認。各市町は臨時議会を開催し、6町は法定協設置関連の議案を可決した。後は、長浜市の議決を待つだけとなっていた。

 「議長への不信任動議は可決されました」。法定協の設置を協議する5日の長浜市臨時議会は、議長への不信任という“異常事態”で始まった。任意協で「次回に市議会の態度を明らかにします」と発言した茂森伍朗議長(当時)に対し、「議会の意思を正しく伝えていない」という合併反対派が強硬手段に訴えた。「議長は合併のために全力を尽くしてきた」。憤る合併推進派。

 午後5時を過ぎてようやく法定協設置議案などが提案され、特別委に付託。すると今度は、法定協の運営規約に「全会一致の原則」が盛り込まれていないことが問題となった。法定協で多数決を行うと、市側の意見が反映されなくなるからだ。「長浜市が6町に編入されるのではない」。強硬な意見が噴出し、同委員会は、同議案を継続審議とし、本会議でも可決された。

 法定協の規約案改正には各市町議会の議決が必要。このため、期日案通りの合併は事実上困難となった。もし、期日が10年2月以降にずれ込むと、同月に実施予定の市長選に6町の有権者が参加できなくなるという大きなデメリットもある。

 合併を推進する川島市長は、昨年末の会見で「3月までには法定協議会へ移行したい」と強調。一方、東野司・合併問題特別委員長は「市長主導でなく、合併後の夢や目標、街づくりの議論を尽くす必要がある」と、合併に慎重になる理由を説明する。

 市町長らは7日も会合を開くなど対応を協議している。しかし、先行きは極めて不透明だ。

(2009年2月8日 読売新聞)

4135とはずがたり:2009/02/12(木) 01:05:52
<東北・北海道>山形県

市町村合併:真室川町、住民調査へ 枠組みの是非問う 来月に結果報告 /山形
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20090211ddlk06010169000c.html

 真室川町は、新庄市と戸沢村との3市町村での合併について、全約2900世帯を対象に「町民意向調査」を実施することを10日決めた。合併の枠組みの是非を問う。

 町は、法定の「新庄最上地域合併協議会」で合併を話しているが、「もっと町民の意見を聞くべきだ」との声が多いことや、住民座談会で合併後の具体的なビジョンを示せなかったことから、意見を聞くことにした。

 新合併特例法期限内(10年3月)の3市町村での合併について、「賛成」「反対」「分からない」のいずれかを選び、意見も記入してもらう。13日に全世帯に郵送し、23日までに各地区長に届ける。3月上旬に結果をまとめて、広報誌などで報告する。町は「結果はあくまでも参考にするだけ」としている。

 井上薫町長は、合併の是非は3月末に最終的に判断するとした上で法定協に参加している。【米川康】

毎日新聞 2009年2月11日 地方版

4136とはずがたり:2009/02/12(木) 01:06:56
<近畿>奈良県

市町村合併:曽爾、御杖村の宇陀市合併断念 /奈良
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090211-00000164-mailo-l29
2月11日16時1分配信 毎日新聞

 宇陀市は曽爾、御杖両村との合併を断念した。前田禎郎市長が10日、記者会見して明らかにした。
 両村は03年11月、宇陀郡6町村の合併協議会から離脱。4町村は06年1月、合併して宇陀市になった。
 両村で「地方交付税や、国の三位一体改革に伴う補助金の減額などで村財政が圧迫される」などを理由に合併の要望が持ち上がり、昨年10月、市に「合併交渉」を申し入れていた。
 岡田泰昌・曽爾村長は「残念だ。村民の民意を反映させてほしかった」。古谷善一・御杖村参事は「困惑している。宇陀は一つという気持ちは変わらない。将来の合併を目指したい」と話した。【稲田敏雄】

2月11日朝刊
最終更新:2月11日16時1分

4137とはずがたり:2009/02/12(木) 01:07:06
<九州・沖縄>福岡県

商工会合併:赤池と金田、合併へ 4月1日スタート目指す
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20090210ddlk40020497000c.html

 福智町の赤池、金田両町商工会は13日、合併して「福智町商工会」となる契約を結ぶ。方城町商工会も含めた3商工会で進めてきた合併協議が頓挫したため、2商工会での先行合併が急きょ決まった。本所は赤池町商工会に置く。月内にも県に認可を申請し、4月1日スタートを目指す。

 3商工会は06年の福智町合併に伴い、「3年以内の合併」を掲げて協議を進めたが、土壇場の昨年11月、方城町商工会が臨時総会で旧赤池町に本所を置くとの合併案を否決。3商工会の合併協議会は同12月に解散し、赤池、金田の2商工会が同月、独自に合併協議会を設置していた。

 両商工会は10日、それぞれ臨時総会を開き、会員(計約370人)に最終の意思確認をする。13日の合併調印式では、浦田弘二町長や県商工会連合会の担当者が立会人となる予定。一方、町は方城町商工会にも「09年度内の合流合併」を呼びかけていくという。

 2商工会合併協議会長を務める並川勝美・金田町商工会長は「3町で一から合併協議を進めるのは無理だと判断した。できるだけ早く方城の合意も得て、合流を受け入れたい」としている。【林田雅浩】
〔筑豊版〕
毎日新聞 2009年2月10日 地方版

4138とはずがたり:2009/02/12(木) 01:09:08
<東北・北海道>北海道

市町村合併:「合併か自立か」 住民投票前に南幌町で懇談会 /北海道
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090211-00000007-mailo-hok
2月11日12時1分配信 毎日新聞

 空知管内栗山、由仁両町との飛び地合併の是非を問う南幌町の住民投票は3月3日告示、8日に投開票が行われる。投票を前に南幌町では、「合併か自立か」をテーマに町や町議会などが主催する住民懇談会やシンポジウムが予定されている。
 町主催の住民懇談会は21、22の両日、町農業改善センターで開催される(21日は午後6時、22日は午後1時半から)。22日の町主催の懇談会終了後には、同じ会場で町議会主催の住民懇談会が開かれ、住民投票実施を決めた町議会に対し、町内会長らで組織する行政区長会(佐藤邦昭会長)が「町長選で合併推進を掲げた三好富士夫町長が再選を果たしたにもかかわらず住民投票を行うのはなぜか」との問いかけに答える。
 このほかにも、合併に反対し、住民投票実施を賛成した6人の町議でつくる「明るい南幌をつくる会」主催の講演会が18日午後6時半から町ふるさと物産館・ビューローで開かれるほか、3町による合併検討協議会によるシンポジウムが27日に予定されている。【吉田競】

2月11日朝刊
最終更新:2月11日12時1分

4139とはずがたり:2009/02/12(木) 01:24:55
<近畿>奈良県
>>4136

宇陀市、2村編入見送り
http://mytown.asahi.com/nara/news.php?k_id=30000000902110001
2009年02月11日

http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/gappei/uda00.jpeg

 ◆曽根村の要望に難色

 宇陀市への曽爾、御杖両村の編入合併が見送られることになった。両村は昨年10月、市に合併協議の開始を申し入れていたが、曽爾村が要望した小中学校の存続などの「条件」に市側が難色を示し、調整がつかなかった。これで財政的な優遇措置がある新合併特例法の期限(10年3月)までの合併が困難となり、両村は当面、単独村政を続ける。(大久保直樹)

 曽爾村は合併協議を申し入れた後、住民説明会を開催。合併すれば市の東端に位置するため、住民から「忘れられる」と不安視する声が相次いだという。このため要望をとりまとめ、1月27日に仲介役を務める県に提出した。要望は、曽爾村を職員の任命や予算調整などに一定の権限を持つ区長を置ける「合併特例区」にする▽小中学校を存続する▽簡易水道の改修▽若者定住策の継続▽農村・観光支援、など14項目に上った。

 当初、宇陀市は県の財政支援に期待し、合併協議に前向きな姿勢だったが、曽爾村の要望に「市民の理解が得られない」と反発。首長間で話し合ったが合意できなかった。前田禎郎市長は「合併してまだ3年。旧4町村の均衡ある発展に腐心しており、施設の統廃合など住民に我慢も強いている。曽爾村だけを特別扱いするわけにはいかない」と説明。御杖村は特に条件はなかったが、地理的に市と接しておらず、「飛び地で御杖村だけと合併するというわけにもいかない」とした。

 これに対し、曽爾村の岡田泰昌村長は「要望は民意なので受け入れられないとなると断念せざるを得ない。互いにコミュニケーション不足があった。将来的には合併しないと厳しいが、4、5年は単独でもやっていける。当面は行革を進めながら村づくりに励みたい」と話した。

 御杖村の古谷善一参事は「曽爾村と一緒に合併の方向へ進むと期待していたが残念だ」としたうえ、「将来、また合併協議を行う可能性もある。穏便な形で落ち着くよういったんこちらから申し入れを撤回させてもらった」と語った。

 曽爾村は曽爾高原などを抱え年45万人の観光客が訪れるが、人口は60年の4400人をピークに減少が続く。御杖村も人口は60年の5500人から半減、ともに厳しい村政運営を迫られている。両村は03年11月、旧榛原町など4町村(現宇陀市)とともにつくっていた宇陀地区合併協議会を離脱。04年1月、両村だけで合併協を設立したが、新村名などを巡って合意できず、05年1月に解散している。

4140とはずがたり:2009/02/12(木) 01:47:22
<首都圏>神奈川県

任意合併協研究会の枠組みなど了承/小田原で県西地域合併検討会
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090204-00000026-kana-l14
2月4日21時0分配信 カナロコ

 県西地域の二市八町でつくる県西地域合併検討会(会長・加藤憲一小田原市長)の第三回会合が四日、小田原市役所で開かれ、同委員会の下部組織「任意合併協議会研究会」の構成や同研究会が今後実施する検討内容、二〇〇九年度事業計画・予算などを了承した。

 同研究会の目的は任意合併協議会のあり方や合併後のまちづくり基本方針の検討で、二市八町の十人の副市長で構成。県から三人がオブザーバーとして参加する。

 合併を検討する意義のほか、各市町の財政やインフラ整備の状況、合併効果などを二〇〇九年度から再整理し、まちづくりの基本方針の検討を実施後、任意合併協議会のあり方の検討に移行。同年度末に合併の方向性を示す案を作成する方針。

 この日の検討会では、各首長から「合併ありきで議論を進めているのではないかという意見が出かねない。慎重に(研究会を)進めるべきだ」「任意合併協議会のあり方の検討に入る前にひと呼吸入れてほしい」などの要望が出された。

 このほか、「住民を含めて合併しようという機運にはなっておらず、もう一度しっかりとした説明をする必要がある」「研究はしっかりしないと説明責任が果たせない。二市八町の連携は取るべきで、そういう研究をしてほしい」などの意見も出された。

最終更新:2月4日21時0分

4141とはずがたり:2009/02/12(木) 01:48:50
<九州・沖縄>鹿児島県

良かったす・゜・(つД`)・゜・頑張って協議して欲しい。

市町村合併:加治木、姶良、蒲生の合併調査 民意は3町とも「賛成」 /鹿児島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090205-00000306-mailo-l46
2月5日17時2分配信 毎日新聞

 加治木、姶良、蒲生の姶良3町の合併問題で、合併の是非を問う住民意向調査の結果が4日、発表され、3町とも「賛成」の民意が示された。3町はそれぞれ臨時議会での議決を経て、3月にも法定協議会を設置する。だが、合併新法の適用期限は10年3月に迫っており、厳しい日程の中での協議となる。
 調査は、18歳以上の任意に抽出した住民1500〜3000人を対象に実施。「賛成」率は、加治木町82%、姶良町80%、蒲生町77%――だった。
 法定協が発足すれば、3町の協議は3度目。合併の旧法の下では「錦江市」発足を目指したが、05年3月、法定協議会を解散。その後、3町長選で3町長の顔ぶれが替わったことなどを踏まえ、再協議。07年8月、任意合併協で「姶良市」発足を目指したが、昨年10月に解散していた。
 調査結果を受け、笹山義弘加治木町長は「(結果を)重く受け止め、職責をかけて取り組む」。城光寺俊和姶良町長は「絶対に合併しないといけないという心意気で」、厚地和幸蒲生町長も「これで、3回目(の協議)。後には引けない」などと、述べた。【大塚仁】

2月5日朝刊
最終更新:2月5日17時2分

4142とはずがたり:2009/02/12(木) 01:49:16
<九州・沖縄>宮崎県

市町村合併:小林市と野尻町、県に申請 /宮崎
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20090210ddlk45010736000c.html

 小林市と野尻町は9日、県に合併を申請した。県は19日開会予定の2月定例議会に関係議案を提出する。可決されれば総務大臣に届け出、大臣告示を待って来年3月23日の合併が正式決定する。

 小林市の堀泰一郎市長、野尻町の長瀬道大町長らが県庁を訪れ、東国原英夫知事に申請書を手渡した。

毎日新聞 2009年2月10日 地方版

4143とはずがたり:2009/02/12(木) 01:50:21
<近畿>滋賀県

山形2市2町合併協議破綻前夜の山形市議会を髣髴とさせるいちゃもんぶりだ。。

市町村合併:先行き不透明 法定協設置、先送り−−長浜市臨時市議会 /滋賀
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20090207ddlk25010456000c.html
 ◇統合予算など継続審査

 湖北1市6町の合併協議で、法定合併協議会設置と合併に伴うコンピューターシステム統合予算などを審議する長浜市の臨時市議会が5日開かれ、合併特別委と本会議で深夜まで審査したが、継続審査となった。このため、法定協議会設置は先送りされ、10年1月1日を目標とする1市6町合併の先行きが不透明になった。

 合併期日の確認を積み残して任意合併協議会が終了したのを受け、先月末、関係町が相次いで法定合併協議会設置と関連予算を議決した。しかし、関係市町すべての議決がないと設置できない。同市議会は、法定協規約に全会一致の原則が明記されていないことなどを問題にしている。【野々口義信】

毎日新聞 2009年2月7日 地方版

4144とはずがたり:2009/02/12(木) 19:48:00

<東海>愛知県

去年の7月の記事。

合併協議申し入れ 小坂井町長ら豊川市長に
http://chubu.yomiuri.co.jp/news_kan/kan080724_6.htm?from=nwlb

 豊川市との合併を検討している小坂井町の伊藤憲男町長、大場昌克議長らが23日、豊川市役所を訪れ、山脇実市長に、「合併協議の申し入れ書」を手渡した。

 山脇市長は「小坂井町民の総意として重く受け止める。市議会とも調整して進める」と述べた。一方、伊藤町長は「ようやくここまでこぎ着けた。感激している」と語った。

 山脇市長は「来年度早々には動かしたい」と話し、来年4月ごろに合併協議会を設置して、来年度中の合併を目指す考えを示した。

 小坂井町では、昨年2月18日に実施した住民投票で合併賛成票が有効投票数の約72%を獲得した。これを受け、同3月2日の町議会で「豊川市との合併協議を求める決議」が全会一致で可決された。
(2008年7月24日 読売新聞)

4145とはずがたり:2009/02/12(木) 19:48:32
<東海>愛知県
>>4144-4145
その後全く聞かないなぁと思ってたけど案外進展してるみたいである。いいこんだ。
>豊川市の合併協議では、小学校体育館の建て替えなど15項目の事務レベルでの調整項目がまだ残っている。

小坂井町長に伊藤氏再選 「円満合併にまい進」
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20090126/CK2009012602000022.html
2009年1月26日

 任期満了(2月2日)による小坂井町長選は25日投票、即日開票され、無所属現職の伊藤憲男氏(61)=自民、民主、公明推薦=が、無所属新人で前副町長の伊藤千秋氏(60)を大差で破り、再選した。

 伊藤憲男氏は、豊川市への編入合併の円滑な実現を全面に掲げ、与野党3党の推薦を生かし、支持を浸透させた。伊藤千秋氏は、合併を前提に小学校体育館の建て替えの実施なども掲げて支持を広げたが及ばなかった。

 24年ぶりの選挙戦。合併が実現すれば任期は約1年。当日有権者数は1万7081人で、投票率は58・35%。

◇小坂井町長選開票結果
当 6,989 伊藤憲男61 無現<2>
  2,833 伊藤千秋60 無新 
(全票終了)

伊藤憲男 61 無現<2>
町長(元)町助役・町総務課長・小坂井西小PTA会長▽伊奈

再選を決め家族らの祝福に笑顔を見せる伊藤憲男さん(右)=小坂井町の選挙事務所で
        ◇
 豊川市への編入合併のスタンスを争点に舌戦が繰り広げられた小坂井町長選は、豊川市や宝飯郡旧3町に歩調を合わせる「円満で円滑な合併」を訴えた無所属現職の伊藤憲男さん(61)が大差で再選。「良識ある判断が下された」と同町伊奈の選挙事務所では支持者らは、ほっと胸をなで下ろした。

 伊藤憲男さんが事務所に姿を現すと握手攻めに。拍手と歓声に沸く中で「多くの皆さんの応援に感謝したい。今後は合併に向けまい進したい」と誓った。

 与野党相乗りで楽勝ムードもある中、終盤に、相手の無所属新人で前副町長の伊藤千秋さん(60)が小学校体育館の建て替えなど分かりやすい施策を掲げて猛追。危機感を感じたが「最後まで必死に戦ったのがよかった」と陣営は口をそろえた。

 豊川市の合併協議では、小学校体育館の建て替えなど15項目の事務レベルでの調整項目がまだ残っている。町民、そして合併相手の豊川市民の納得のいく政治決着が求められる。
(村瀬力)

4146とはずがたり:2009/02/12(木) 19:53:22
<首都圏>神奈川県

政令市実現求める意見書可決/未明の相模原市議会
政治・行政
2008/12/20
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryxiiidec0812515/

 相模原市議会十二月定例会は二十日未明の本会議で、相模原市が目指す二〇一〇年四月の政令指定都市移行の実現を要望する意見書を賛成多数で可決した。市議会の意見書は総務省との正式協議を始める要件の一つとされている。加山俊夫市長は「市議会に理解いただきほっとしている。今後も市民への説明を尽くしたい」と述べた。県議会は来年三月に議決する見通し。

 審議は最終日の十九日午後二時二十分ごろから始まったが、議員同士の議論が白熱。会期を延長し、採決は二十日午前三時二十分だった。市議会の会期延長は一九九四年五月の臨時会以来。

 意見書は、政令市移行を推進する立場の議員三十四人の連名で提出。「自立的、先進的な都市の総合力を高めるため、相模原市民の強い願い」として、国と県に対し、一〇年四月の政令市実現を求めている。

 採決に先立ち、政令市移行に反対する六氏が質疑を行い、「なぜ期日にこだわるのか」「住民投票条例制定の動きがあるのに、なぜ急ぐのか」など提出者の見解をただした。提出者側は最大会派・新政クラブ会長の久保田義則氏らが「今定例会中に議決しなければ間に合わない」「議会の判断と住民投票は別」などと答弁した。

 続いて八氏が討論。「自立分権型のまちづくりに政令市移行が必要」などとする四氏の賛成意見に対し、四氏が「財政推計が不十分で市民への説明も足りない」などと反対意見を述べた。採決の結果、賛成三八、反対一三で可決された。

政令市移行で意見書提出へ/相模原市議会推進派38人
政治・行政
2008/12/08
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryxiiidec0812205/

 相模原市の政令指定都市移行を支持する市議会の主要会派などは八日、二〇一〇年四月の移行実現を求める意見書案を市議会十二月定例会最終日の十九日に提出、即日採決する方針を決めた。市議会と県議会の意見書は国との正式協議に不可欠な要件で、賛成多数で可決される見通し。県議会では三月定例会で採決されるとみられる。

 意見書案は、相模原市の発展のために政令市移行を推進する立場から、国に移行実現を求める内容。議長を除く五十一人のうち、移行推進派の最大会派・新政クラブと民主、公明のほか、市民連合の一部と無所属の計三十八人が提出者となるという。

 八日に開かれた市議会政令市特別委員会で、意見書案の提出について協議。「移行実現のため提出すべき」とする意見が多数を占めたが、「移行の是非を問う住民投票条例の直接請求の動きがあり、時期尚早」とする反対意見も複数会派からあった。同委員会は意見書提出の調整を行わないことを確認。推進する三会派が中心となって意見書を提出することになった。

4147とはずがたり:2009/02/12(木) 19:57:35
<首都圏>神奈川県
>>4146-4147

政令市移行の住民投票条例を否決/相模原
政治・行政
2009/02/06
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryivfeb0902141/

 相模原市の政令指定都市移行をめぐり、市民団体が制定を求めていた移行の是非を問う住民投票条例案の採決が六日、市議会臨時会で行われ、十三対三十八の賛成少数で否決された。最大会派の新政クラブ、第二会派の民主、公明に加え、創史会などの議員が反対に回った。賛成は無所属クラブ、共産、市民連合の一部議員の十三人。昨年暮れに市議会で可決された「政令市実現の意見書」の可否と全く同じ投票行動となった。

 採決前の討論では八人の市議が登壇。賛成派は「これまで市民に移行の是非を聞く機会は事実上なかった。住民自治の発展のためにも条例を制定すべきだ」と投票実現を訴えた。

 反対派は「住民投票制度は開票条件となる投票率の設定など解決するべき課題も多く、単純な二者択一が住民意思の正確な反映になるかは疑問」などと強調した。

 住民投票条例案の上程に際し「なじまない」とする意見書を出していた加山俊夫市長は条例案が否決されたことについて「議会で真剣な議論が行われた結果だと思う」と感想。政令指定都市移行で市が大きな財政負担を負うことになるのではないかとの懸念が今回の直接請求の契機になったことについては「これまでも市民や議会に説明をしてきたが、今回の請求や審議の過程でもさまざまな意見が出た。今後もあらゆる場を通じて分かりやすく説明を行っていきたい」と話した。

 条例制定を求めた「政令市を考える相模原市民の会」共同代表の今井晴司さんは「市民の意思を確認せずに強引に移行を進める市長と、それに追随しチェック機能を果たさない議会に深く失望した。今後も住民主権に基づいた市政改革のために行動する」と語った。

 市は今後、二月開会の県議会で同市の政令指定都市の移行を求める意見書が可決されるよう、各会派への働き掛けを強める。意見書が可決された場合は、県知事とも足並みをそろえ、加山市長らが総務相に対し移行を要望する見通し。

◆市民団体からは落胆の声

 「政令指定都市移行の是非を直接、市民に問う機会を設けて」−。そう願った市民の思いは届かなかった。政令指定都市移行の是非を問う住民投票条例案を否決した六日の相模原市議会。その判断に、条例制定を直接請求した市民団体の関係者からは落胆の声が上がった。一方、地方自治の専門家は「否決の理由などを住民に説明するべきだ」と指摘する。

 この日の市議会臨時会本会議では、昨年十二月の政令市移行を求める意見書採択で賛成に回った市議が、そっくり反対に回った。条例制定の請求代表者は「住民投票は市長や市議会の権限を奪うものではなく、住民自治の拡大のために必要と訴えたが、議会の議論は深まらなかった」とコメントした。

 否決を受け、「議会も市民も議論を終わらせてはならない」と指摘するのは辻山幸宣・地方自治総合研究所所長。「市議会と市は否決理由を住民に説明する場を設け、条例の制定を直接請求をした市民団体も住民や議員らを招いて(住民投票制度に関する)フォーラムを開いて市民の関心を広げるべきだ」と提言する。

 同志社大学の今川晃教授(地方自治論)は「住民投票条例制定の請求の根本に、(財政負担の増加など)住民の不安があることは確かだ。その解消のために市と市議会が一つ一つ解決策を示していくべきだ」と助言。

 二人は「政令市移行は市長責任と議会との連携で進めるため、住民投票になじまない」とする市長の意見書と、それに同調した市議会判断には懐疑的。辻山所長は「条例の可否は住民意思を代理する議会が決めるべきもの。市長は条例化しても執行不能の場合などにその事情を表明できるだけだ」と加山俊夫市長が市長意見書で住民投票条例の制定に否定的な見解を示したことを批判。今川教授は、「市論を二分して立ちゆかなくなった問題について、最終手段として住民投票条例が実施されるべき。政令市移行問題も例外ではない」と指摘する。

 一方、議会判断を冷静に受け止めるのは、相模原商工会議所会頭で、政令市移行を支援する市民組織「市政令指定都市推進市民協議会」の河本洋次会長。「良識ある市議会の判断。二〇一〇年四月移行というタイミングを逃すわけにはいかず、今後も住民理解が深まるように努める」と話す。

4148とはずがたり:2009/02/12(木) 20:13:30
<九州・沖縄>鹿児島県 薩南諸島

分村ネタかもw

馬毛島開発社長 米軍機訓練誘致を表明/西之表
市議会特別委 市からの「独立」要望
(2007 12/18 07:24)
http://373news.com/modules/pickup/topic.php?topicid=48&amp;storyid=8237

 西之表市の馬毛島が米軍空母艦載機離着陸訓練施設の候補地に挙がっている問題で、同島のほぼ全域を所有する馬毛島開発の立石勲社長(74)が17日、市議会宇宙開発等馬毛島対策特別委員会で「夜間離着陸訓練(NLP)の誘致を行っている」と明らかにした。公の場での誘致表明は初めて。
 立石社長は2日、誘致を急ぐために馬毛島を同市から分立させ、独立した自治体とする「市町村の廃置分合及び境界変更の申請書」を市議会に提出、同特別委での発言を求めていた。

西之表市議会で米軍空母艦載機離着陸訓練施設の誘致を明らかにした立石勲社長=17日午前10時
 17日は、馬毛島に石油備蓄基地誘致を計画した1974年以来の経過を説明。数年前、米航空貨物会社の誘致に失敗した後、米軍厚木基地(神奈川県)の空母艦載機が硫黄島(東京都)などで行っているNLPの施設誘致を始め、「最近ようやく候補地に浮上してきた」と話した。
 また、中種子町議会が9月定例会で旧種子島空港跡地に自衛隊を誘致する陳情を採択したことに絡み、「自衛隊は隠れみので後ろにNLPがある」との見方を示し、同町に先を越されないように馬毛島誘致を急ぐ考えを説明した。
 委員の「独立の自治体を作る目的は米軍訓練地が目的か」との問いに、「よそに取られるのをひっくり返すにはそれしかない」と答えた。
 申請書と同趣旨の陳情を同日、市議会に提出。2008年3月の定例会に諮られる。
 NLPを含む空母艦載機の恒常的な離着陸訓練施設については、在日米軍再編で09年7月以降の早い時期の選定を目標としている。国は「日米間で協議中」とし、西之表市や鹿児島県に具体的な話はない。
 立石社長は南日本新聞の取材に対し「独立が難しい場合は三島村か枕崎市への編入も考える。33年間誘致企業として恩恵を与えてきたつもり。西之表市に貢献できる利益を確保したい」と語った。

西之表市長選挙の背景
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1225012585/251

4149とはずがたり:2009/02/12(木) 20:19:12
<東海>愛知県

ゲリマンダーも吃驚の津島を排除して出来た醜く歪つな愛西市の形を知ってて書いてんのかねぇ。。。
>海部西部4町村が小異を捨てて愛西市としてまとまった

どうなる どうする
(愛知)海部東部の合併
特例法の期限迫る 大治撤退、3町で協議再開
http://chubu.yomiuri.co.jp/tokushu/dounaru/dounaru081206_1.htm?from=nwlb

合併研究会を構成した4町

http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/gappei/dounaru081206_2.jpg

 面積の小さな町村がひしめく海部東部地域で今年5月、七宝、美和、甚目寺、大治の4町が合併研究会を設置した。ところが、合併に向けて検討を続けていたさなかの10月末に大治町が脱退。11月には研究会もいったん解散した。大治を除く3町は研究会を再び設置したが、新・合併特例法の期限は2010年3月末に迫っている。 (穴田英)

■幻の「名西市」

 県西部の海部津島地区にはかつて津島市と12町村の計13市町村があった。「平成の大合併」の号令によって、海部西部4町村が愛西市に、弥富町と十四山村で弥富市が発足し、現在は9市町村になっている。

 一方、七宝、美和、甚目寺、大治の4町も合併を目指し、2002年に「海部東部ブロック合併広域研究会」を発足させたが、大治町が離脱し、03年に研究会は解散した。翌年、大治町は名古屋市との合併を指向し、七宝、美和との3町で同市へ働きかけた。

 ところが、名古屋市側から断られ、一転して3町で合併研究会をつくった。

 大治、七宝、美和の3町は合併協議会を組織し、合併期日や「名西市」という市名まで決定しながら、市役所の位置を巡って意見がまとまらず、結局解散したといういきさつがある。

■議会が反対

 海部西部4町村が小異を捨てて愛西市としてまとまったのに比べると、東部はまとまりのなさが際立つ。町長同士の対立と不信感などが原因として挙げられたが、その後、4町ともに町長が替わり、選挙に臨んで4人の新町長は、いずれも合併推進を訴えた。

 そうしたことから一度は失敗した合併だったが、「海部東部4町で改めて検討しよう」と、2月に開かれた4町による行政懇談会の席上で研究会の設置について合意。5月に合併研究会が発足した。

 ところが、9月、大治町の定例町議会で議員から合併に反対する動議が出され、賛成多数で可決された。

 これを受け、同町の小林隆町長は、「住民アンケートで合併の是非を問いたい」としたが、アンケート実施についても10月に臨時会で否決され、撤退せざるを得なかった。

 大治町議会は合併反対の理由に「議会、町民と町側の意見調整がされていない」「4町以外の枠組みが検討されていない」などを挙げているが、他町の合併担当職員は「はっきりした理由がわからない」とこぼす。

■意気込み衰えず

 研究会の会長を務める七宝町の近藤智町長は「2010年3月という目標を持ってやっていきたい。4町が理想だが、(3町でも)やらなければならない。(研究会に)今度は議員の皆さんにも入ってもらう」と意気込みは衰えていない。

 3町の面積はいずれも10平方キロに満たない。合わせても28平方キロ足らずで、移動にも問題ない広さだ。合併すれば、職員配置や施設の利用でも効率化が図れる。合併が大きな効果をもたらす地域であることは間違いない。

 合併の効果と課題
 4町は合併によって得られると考えられる効果として、▽住民の利便性の向上▽広域的なまちづくり▽行政サービスの高度化・多様化▽行財政の効率化▽国・県の財政支援―などを挙げた。一方、課題として▽住民の声が届きにくくならないか▽周辺部が取り残されないか▽地域の歴史・文化・伝統が失われないか▽財政に差がある合併に問題はないか―などを掲げ、解決策を探ってきた。

(2008年12月6日 読売新聞)

4150とはずがたり:2009/02/12(木) 20:32:14
<中国・四国>愛媛県
>>3284>>3325>>3344>>3356>>3639>>3659

「再び離脱」不信と不満 鬼北・松野町合併協議
しこり解く努力を
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ehime/feature/matuyama1197023727613_02/news/20080330-OYT8T00563.htm?from=nwlb

 鬼北、松野両町が4月1日、法定合併協議会を設置して、合併に向けた本格的な話し合いを始める。2003年に鬼北の前身、広見町・日吉村との合併協議会から突然離脱した松野にとっては、4年半ぶりの話し合いのテーブルとなる。しかし松野では現在も「合併反対」の火種がくすぶっている。「また同じことが繰り返されるのでは」。鬼北住民からはそんな冷ややかな声が聞こえてくる。(澤本浩二)

 「松野と鬼北では人権問題で姿勢が違いすぎる」
 10日の松野町議会。岡武男町長が提案した合併協設置議案に、町議の一人が強い口調で反対討論を展開した。

 採択では議長を除く9人のうち6人が賛成し、可決したものの、合併推進派の町議は「合併をお願いする立場だけに、全会一致でまとめたかったのだが……」と苦い表情を浮かべた。

 03年11月に同町が合併協を離脱>>702したのは、合併後の町庁舎建設地や人権問題を巡って意見の隔たりが大きかったのが理由だ。04年11月の町長選で、鬼北との合併を訴えた岡町長が当選し、07年2月の町議選>>3265で〈鬼北派〉が多数を占めた現在も、その「隔たり」は埋まっていない。

 07年5月に行われた住民投票で、鬼北との合併反対を主張して運動した80歳代男性は「松野は鬼北に吸収される弱い立場。協議が本格化すれば『合併してええことあるんか』と不安が出るはず」と見る。

 松野のこうした現状に、鬼北の町議の一人は「町民から『松野は何しよんぞ。本気で合併する気はあるんか』と問われると、説明がつかない。ただでさえ町内には、(前回突然離脱した)松野への不信感がくすぶっているのに」と言う。

 松野で鬼北合併反対の声が若年層に多いこともあり、鬼北町幹部は「将来の街づくりを担う世代が、鬼北との合併を望まないのでは、合併後の新町に一体感が生まれるのか」と、不安材料の一つに数える。

 10日には鬼北町議会でも、合併協設置が話し合われ、一部の議員から「鬼北でも、合併について住民投票を行うべきでは」などの慎重論が出た。設置議案は全会一致で可決したものの、松浦甚一町長は「合併協は、合併するか否かも含めて話し合う場」と述べ、必ずしも合併が前提ではないことを示唆した。

 松野の岡町長は「協議が始まれば、鬼北が抱く過去のしこりは解ける」と楽観的だ。だが、それには、両町ともに住民に渦巻いている不信感や不満を和らげる努力が必要だ。
(2008年3月31日 読売新聞)

4151とはずがたり:2009/02/12(木) 20:33:00
<中国・四国>愛媛県
>>4150-4151

松野町長選で新人当選 鬼北と合併残る障壁
“期限”まで1年3か月
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ehime/feature/matuyama1230123894060_02/news/20081226-OYT8T00791.htm

 隣接する鬼北町との合併協議が続く松野町で11月にあった町長選は、宇和島市との広域合併を訴えて前回選に敗れた元町助役の新人、阪本寿明さん(61)が、鬼北町との合併推進に方針転換し、現職を破って初当選を果たした。事実上、合併のタイムリミットとなる新合併特例法の期限は2010年3月に迫るが、松野町が被告となる訴訟を複数抱えることに鬼北側が不安を抱くなど、合併へのハードルは残る。町を二分した合併問題>>1160>>1278>>1404>>2129>>2291>>2609>>2662>>2860(←纏めあり)>>2866>>3027>>3165>>3265>>3273>>3284の解決に向け、新町長の手腕が問われる。(宇和島通信部 大北恭稔)

 07年の住民投票で、住民は鬼北町との合併を選択。今年4月に発足した「鬼北町・松野町合併協議会」は、鬼北町が松野町を吸収合併し、新町名は鬼北町とすることを了承した。

 このため、町長の任期は合併までの1年余りとなる可能性が高く、再選を目指す岡武男さん(79)>>1044以外に立候補者が出ないまま無投票となる可能性もささやかれたが、告示12日前に阪本さんが立候補表明。

 前回選と同じ顔ぶれでの一騎打ちながら、今回は住民投票の結果を受けて阪本さんも鬼北合併を主張。争点の見えにくい選挙戦となり、住民の判断が注目されたが、結果は阪本さんの圧勝に終わった。

 「合併にばかり気を取られ、観光振興などの町政が沈滞してしまっている」。選挙前、そんな住民の声をよく聞いた。阪本さんへの票は、前回選以降、町長と議会が対立して町政が混乱を極めたことへの反発や、職員として町行政を知り尽くした阪本さんの行政手腕への期待が現れた形だ。

 町長就任式で「合併に全身全霊で頑張りたい」と述べた阪本さんは、12月に行われた9回目となる合併協議会に初出席した。

 鬼北町との合併を進める姿勢を改めて示したが、鬼北側の委員からは、松野町が補助金支出の是非を巡って住民から起こされている行政訴訟などについての厳しい質問が相次いだ。「敗訴することはないとしているが、本当に大丈夫なのか。明確な説明を」などと“宿題”を突きつけられ、合併期日は決まらなかった。

 1年3か月後に迫る合併特例法の期限までに合併が実現しなければ、財政上の優遇措置が受けられなくなる。期限内合併の可否は、1月8日に予定される次回協議会で、期日を決められるかどうかにかかる。

 合併に向けた最大のヤマ場を乗り切るには、不信感をぬぐえずにいる鬼北側の理解を得られるよう、阪本さんが新町長として、誠実な説明を尽くす以外にない。

 松野町長選は11月16日に投開票され、阪本さんが2136票、岡さんが1315票と大差がついた。合併問題を巡って町長が辞職、議会が自主解散して行われた2004年の町長、町議選では、鬼北合併を打ち出した岡さんが、宇和島合併を主張する阪本さんに58票差で辛勝したが、町議選では鬼北派と宇和島派が伯仲。町長不信任決議を受けた議会解散にまで発展し、07年2月の出直し町議選で鬼北派が過半数を得るまで、町政は混乱を極めていた。
(2008年12月27日 読売新聞)

4152とはずがたり:2009/02/12(木) 20:34:22

<東海>三重県

どうなる どうする
(三重)地域の自立伊勢市の取り組み
「みらい会議」を設立 課題は市民への浸透
http://chubu.yomiuri.co.jp/tokushu/dounaru/dounaru080614_3.htm?from=nwlb

 少子高齢化などで厳しさを増す財政事情や地方分権の流れを背景に、従来の一律的な行政サービスは困難として、伊勢市で地域の自立に向けた、「ふるさと未来づくり」の取り組みが始まった。市と地域の自治会や婦人会などが連携して設立した「地区みらい会議」は、行政の仕事の一部も担い、作ったまちづくり計画に沿った事業には財源も確保される。市では課長級職員を地区担当に配置して、まちづくりの機運を高める構えだが、市民への浸透が、最初のハードルになっている。

 (石森隆夫)
■市長も呼びかけ

 「地方分権一括法と三位一体改革で、地方行政の仕事は増えたが、財源は減らされた。少子高齢化を考えれば、行政の仕事をみなさんと協働で進めざるを得なくなった。『ふるさと未来づくり』は、助け合って暮らしていく仕組みづくりだ」住民への説明のために、市が24の全小学校区で開いた意見交換会で、森下隆生市長は、理解と協力を求めた。

 市の計画では、小学校区を基本に、住民組織、NPOや企業、各種団体も交えた「地区みらい会議」を設立する。各戸への連絡文書の回覧のほか、防災、防犯活動なども手がけてもらい、地区の特性や課題に応じ、従来の補助金とは異なる、事業を限定しない「みらいづくり資金」が交付される。
■広報などでPR

 意見交換会には延べ872人の市民が姿を見せた。アンケート(約750人回答)では、約6割が「よく分かった」「分かった」と答え、地区みらい会議の設立にも、約6割が可能だった。

 しかし、意見交換会の参加者は自治会長をはじめ、関心が強い人たちだ。市では多くの市民に理解してもらおうと、広報やホームページでもPRし、講演会などを開いた。また、地区みらい会議の設立などに向け、各地区担当に課長級職員3〜4人をあて、一部の地区にはすでに出向いてモデル地区を設ける意向だ。4月にできた担当の地域内分権推進課の辻浩利課長らは「もう少しスムーズに進むと思っていたのに…」と、市民に理解を得る難しさを痛感している。
■伊賀市でも

 地域内分権の取り組みは、県内では伊賀市や名張市の先進的な事例が知られている。

 伊賀市は、2004年11月の6市町村合併に伴い、小学校区を基本に、だれでも参加できる住民自治協議会を設立。協議会は、事業などを企画する運営委員会と実施を受け持つ実行委員会に分かれ、運営のための地域交付金の交付や、事業補助金制度も昨年度からスタートさせた。

 「自分たちで出来ることはやり、さびれている地区を何とかしたい」。伊勢市でも3年前、JR伊勢市駅に近い厚生地区で、各組織を一つにまとめた協議会が生まれ、観光案内板の設置や花づくりなどを進めてきた。

 まちづくり協議会の会長で、同市の総連合自治会長に就任した小寺留男さんは、市の取り組みを前向きに受けとめているが、「地区によって事情や思いは異なる」とも語る。

 伊賀市の地域内分権制度化にかかわり、伊勢市の取り組みにも関心を寄せる四日市大総合政策学部の岩崎恭典教授は「担当職員が、地区の不満や要望をただ持ち帰るだけではだめだ。地域の思いをしっかり行政に伝え、地区みらい会議の設立につなげる努力がカギになる」と話している。

 地域内分権
 地域内分権 「都市内分権」などと名称は異なるが、兵庫県宝塚市が導入の先駆けとして知られ、市町村合併を機に全国各地の自治体に波及している。県内では伊賀、名張市の全市的な取り組みのほか、松阪市でも9つのまちづくり協議会が生まれている。

(2008年6月14日 読売新聞)

4153とはずがたり:2009/02/13(金) 02:00:06
<中国・四国>山口県

市町村合併:山口市と阿東町、合併協を4月に発足 両首長「早期実現を」 /山口
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090206-00000200-mailo-l35
2月6日16時1分配信 毎日新聞

 山口・阿東広域県央中核都市研究会(会長、渡辺純忠・山口市長)は5日、山口市、阿東町の合併に向けた任意の合併協議会を4月に発足することで合意した。両首長は、現行の合併特例法期限の来年3月末や、阿東町議の任期満了日の同1月23日も視野に、早期の合併実現を目指すとの考えを示した。
 山口市役所であった会合終了後、渡辺市長は「特例法期限内の合併ありきではないが、できるだけ早く法定協議会に移行したい」、田中祥隆町長は「町議の任期を念頭に合併を目指したい」と話した。事務局案では、任意協は行政、議会、民間団体代表など約30人で構成。議員定数・任期、組織機構などを協議する。
〔山口版〕

2月6日朝刊
最終更新:2月6日16時1分

4154とはずがたり:2009/02/13(金) 02:05:20
<北関東>栃木県

市町村合併:新市名称は「栃木市」 1市3町法定合併協、西方町も協議合流へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090207-00000156-mailo-l09
2月7日14時1分配信 毎日新聞

 栃木市と大平町、藤岡町、都賀町の「1市3町」の枠組みで合併を協議する、第3回の法定合併協議会(会長、日向野義幸・栃木市長)が6日、藤岡町で開かれた。
 前々回から継続協議とされていた新市の名称は「栃木市」に決まり▽新市の市役所は、現在の栃木市役所とし、大平、藤岡、都賀の三つの町役場を総合支所とすることで決まった。
 今回の法定協で合併の基本4項目が決まり、日向野市長は「大変ありがたいこと。首長間でしっかり議論してきた。地域の皆さんに理解されたものと考えている」と話した。
 また同日行われた西方町議会の全員協議会で、古沢悦夫町長が1市3町の合併協議会への合流について議会に意思を確認したところ、議長を除く7人が賛成、2人が反対した。古沢町長は13日に臨時議会を開き、正式提案する予定。【中村藍】

2月7日朝刊
最終更新:2月7日14時1分

4155とはずがたり:2009/02/14(土) 08:25:48
<東北・北海道>岩手県

一部で分村して盛岡との合併を模索する動きもありましたけど沈静化したんでしょうかね。

市町村合併:川井村は大字の字句を削除へ−−宮古市との合併協 /岩手
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090213-00000035-mailo-l03
2月13日12時1分配信 毎日新聞

 来年1月1日の編入方式による合併を目指す宮古市と川井村の8回目の合併協議会が12日、開かれた。町名、字名の取り扱いについて宮古市は現行通りとし、川井村は従来の大字名、地割を継承して大字の字句を削除することにした。
 例えば川井村大字箱石第4地割は宮古市箱石第4地割となる。川井村大字田代は宮古市に田代の地名があるため宮古市門馬田代に変更する。村役場を川井庁舎とすることも確認した。【鬼山親芳】

2月13日朝刊
最終更新:2月13日12時1分

4156とはずがたり:2009/02/14(土) 08:26:34
<北関東>栃木県

市町村合併:藤岡町との法定協設置へ 佐野市長が町長に表明 /栃木
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090213-00000099-mailo-l09
2月13日13時1分配信 毎日新聞

 佐野市の岡部正英市長は12日、藤岡町を訪れ、永島源作町長に対し、同町との法定合併協議会(法定協)設置の議案を市議会に付議する方針を表明した。
 付議する理由として岡部市長は「佐野と合併したいという(藤岡町民の)気持ちを真摯(しんし)に受け止めて、議会などと協議した結果、『ぜひ、付議したほうがいい』という意見が大半だった。それを尊重した」と話した。法定協設置議案は20日に開会する2月定例市議会に提出する。
 藤岡町の永島町長は栃木市を中心とする1市3町(栃木、大平、藤岡、都賀の各町)の枠組みでの合併を目指しているが、同合併に反対する町民の署名活動が、佐野市を動かした形。永島町長は「粛々と法に基づいて対応していきたい」と困惑の表情で話した。
 永島町長は、26日の議会全員協議会で佐野市の回答について議会に説明する予定。【中村藍】

2月13日朝刊
最終更新:2月13日13時1分

4157とはずがたり:2009/02/15(日) 04:28:22
<東北・北海道>青森県

2009年2月14日(土)
風間浦合併 議員懇1回で打ち切り
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2009/20090214091730.asp

 むつ市に合併協議を申し入れている風間浦村とむつ市の議員懇談会の初会合が十三日、むつ市内で行われたが、協議に対する考え方で双方に温度差があり、一回限りで打ち切りとなった。新合併特例法の適用期限(二〇一〇年三月)内の合併を目指すには、六月の法定協議会発足が目安とみられ、期限内の合併実現の可能性は極めて厳しくなった。

4158とはずがたり:2009/02/16(月) 01:28:18
<近畿>滋賀県

合併協の設置へ 事態打開求める
http://mytown.asahi.com/shiga/news.php?k_id=26000000902130001
2009年02月13日

【長浜市長に6町議長】

 長浜市議会が同市と湖北6町との合併について話し合う法定合併協議会の設置を継続審議としたことに対し、6町議会の議長が12日、川島信也市長を訪ね、事態の打開を求める申入書を手渡した。

 申入書によると、「(新合併特例法の)期限内合併の最終局面で時間を要し、実質的な合併協議破綻(はたん)へと追い込まれようとしている」と指摘。そのうえで、一刻も早く議会を招集するなどして市長として早急に結論を導き、「法定協議会が開始され、手続きが円滑に進められるよう格段に要請する」としている。

4159とはずがたり:2009/02/16(月) 20:29:49
<東北・北海道>山形県

農村と都市の新たな関係を考える 金山でシンポジウム始まる
2009年02月14日 22:31
http://yamagata-np.jp/news/200902/14/kj_2009021400243.php

基調講演をする内山節立教大大学院教授=金山町・蔵史館

 「農村と都市の新たな関係を考えるシンポジウムinかねやま」が14日、2日間の日程で金山町で始まった。初日は立教大大学院の内山節教授が基調講演したほか、町内や都市部で活動する8団体が事例報告した。

 農村部や都市部で行われている活動事例を学び、同町と都市との交流を活発にしようと、若手町職員らが実行委員会を組織して開催。町職員のほか、町民、都内の民間団体や大学生が参加した。

 初日は蔵史館で行われ、内山教授が「グローバルからローカルの時代を迎えて」と題して基調講演。「今は日本でも欧米でも人の結び付きが弱く、自発的な助け合いができていない。人と人、人と自然や歴史、文化が連帯することを深刻に考えなければいけない時代で、その連帯がある地域こそがローカルだ」などと語った。活動報告で、銀座でミツバチを飼い自然との共生を学ぶ活動や、廃食油を原料にしてバイオディーゼル燃料(BDF)でバスを走らせる取り組みなどが紹介された。

 15日は、町内を巡りながら、「谷口がっこそば」と「暮らし考房」の取り組み、街並みづくりの活動について理解を深める。

4160とはずがたり:2009/02/16(月) 20:30:14
<東北・北海道>山形県

合併期日は10年3月23日に 新庄最上法定協が決める
2009年02月16日 19:29
http://yamagata-np.jp/news/200902/16/kj_2009021600273.php
合併の期日や事務所の位置などを決めた新庄最上地域合併協議会の第3回会合=新庄市民プラザ
 新庄市、真室川町、戸沢村による法定協議会「新庄最上地域合併協議会」の第3回会合が16日、新庄市民プラザで開かれた。合併期日を2010年3月23日に、事務所の位置を「新庄市役所を本所に、真室川町、戸沢村の両役場を総合支所とする」ことなどを決めた。

 山尾順紀市長が「各地域でさまざまな動きが出ているが、合併への関心が高い表れではないか。引き続きより多くの情報を提供していく」とあいさつ。協議では、各小委員会の委員長が、期日、事務所の位置のほか、交通関係事業、児童福祉事業など付託された計11件の調整方針案を報告、すべて原案通り決定した。

 このうち病院・診療所は、町立真室川病院と市夜間休日診療所、真室川町の釜渕、及位の両診療所、戸沢中央診療所を市立として運営する。また、消防防災関連事業、商工・観光関係事業など11項目を新たに各小委員会に付託した。

 席上、真室川町が町民意向調査を実施することについて、委員の清水清秋新庄市議が「3月までに判断材料を整えようと真剣に議論する中で行うのは安易ではないか」と発言。井上薫町長は「合併をめぐる情勢が変化している中、真剣に考えて取り組んでいる結果だ」と説明した。

 次回会合は2月27日に戸沢村中央公民館で開く。

4161とはずがたり:2009/02/17(火) 16:18:33
<東海・関東甲信>山梨県

2009年02月16日(月)
町長リコール視野、新団体立ち上げ
増穂の合併反対グループ
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2009/02/16/15.html

 増穂、鰍沢両町の合併に反対する増穂町議らでつくる「増穂町の将来を考える会」の一部メンバーが15日、新たな団体「増穂町の明日を拓(ひら)く会」を立ち上げた。考える会の深沢恒雄代表が、志村学町長のリコール(解職請求)に否定的なため、考える会を発展的に解消、リコールを視野に活動していくことになった。
 この日、考える会が町内の事務所で会合を開催。深沢代表が「合併の賛否を問う住民投票条例案が町議会で否決された責任を取りたい」などとして、辞職の意向を示した。この後、拓く会の結成を決め、会長に斉藤欽也町議を選出した。今後の活動方針については、近く開く総会で決める予定。

4162とはずがたり:2009/02/17(火) 18:45:01
<九州・沖縄>福岡県

やれやれだなぁ。。統一地方選の時の記事

現場からの報告 焦点07統一地方選<下>中間市議選 合併白紙の後遺症重く
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1225012585/273

中間市議選の告示(15日)を約2週間後に控えた3月30日。同市内で幸田真達(まさと)(81)は、仲間数人を前に、重い口を開いた。「候補を立てるのは難しくなった」。

 幸田は、北九州市との合併を目指す市民団体の元代表。推進派の新人の大量擁立を模索してきたが、結局、1人も担ぐことができそうにない。口調には悔しさがにじんだ。

 2003年の前回選挙以降、中間市は合併問題に揺れた。前市長の下、北九州市との合併協議が進み、04年10月には、是非を問う住民投票で賛成が約7割を占めた。

 しかし、同年12月、市議会が合併議案を否決し、白紙に。推進派団体は議会のリコール(解散請求)を目指して署名を集めたが、必要数には届かなかった。

 「再び合併協議へと進むには、民意と懸け離れた議会の構成を変えるしかない」。幸田らは、推進派による過半数獲得へ、新人10人以上の擁立を目指した。だが、壁は厚かった。候補にリストアップし、打診したのは4人だけ。いずれも「市議会には魅力がない」などの理由で、断られた。

■合併争点化せず

 迎える今回の市議選。定数19に対し、立候補を表明しているのは、いまのところ20人にとどまる。

 このうち、推進派とみられるのは現職と新人の計5人前後。中には公約に掲げている新人もいるが、「合併」は争点となりづらい状況だ。

 合併騒動を経て、同市が単独運営を続ける中で、市議会も改革を進めた。定数を21から2削減。さらに、議員1人当たり年間24万円支給されていた政務調査費の全廃も、今年の3月定例会で決めた。県内自治体では初の取り組みだった。

■くすぶる失望感

 市議会が合併議案を否決した理由の1つが、合併に伴い定数が21(当時)から3へと大幅に減らされることだった。これに対し、当時、市民の間では「保身」との批判も聞かれた。議会の判断と、住民投票の結果との隔たり−。

 合併に反対した現職の1人は、市議選出馬の準備を進める中で「今度は(投票に)行かんよ」と、支援者から言われることが少なくないという。賛成派の現職も「議員はもうあてにならん、と支持者から突き放された」と困惑の表情を浮かべる。

4163とはずがたり:2009/02/17(火) 20:51:48
<東北・北海道>山形県

大詰め合併協議、波乱含み 山形・最上3市町村
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/02/20090216t51004.htm

 山形県最上地域の3市町村合併協議が揺らいでいる。新庄市、真室川町、戸沢村が法定協議会を設置したが、4月以降の大詰め協議を前に住民意向調査を実施したり、住民団体が署名活動を展開したりと、町村側で慎重な動きが出始めた。一方、昨年末に枠組みから離脱した鮭川村では村議らが枠組み復帰に動くなど、情勢は混迷。いずれも3月がヤマ場とみられ、今後、枠組みが変わる可能性も出てきた。(新庄支局・北條哲広)

■選挙に影響
 真室川町は法定協参加前から「3月に合併の是非を最終判断する」(井上薫町長)としていたが、判断を前に町は合併の賛否などを問う全世帯アンケートの実施を決めた。実質的に住民投票と変わらず、判断に大きく影響するのは間違いない。

 同町では選挙も合併問題に絡む。町議選(3月22日投票)では合併賛成、反対のどちらが多数派となるか予断を許さない状況。町長選(11月29日任期満了)でも2月9日に再選を目指し立候補の意向を表明した井上町長に対し、反対派が対立候補の擁立を模索する動きがあり、情勢は複雑だ。

 戸沢村では村議らが住民団体「住民投票条例をつくる会」(高橋英夫代表)を結成。住民投票で合併の是非を問うべきだと訴え、条例制定に向け署名活動を展開中だ。

 同村では97人以上の署名があれば、村に条例制定を請求することができるが、賛成派が多数を占める村議会の同意が得られるかどうかは微妙。ただ、署名人数や3市町村の枠組み変動によっては、流れが変わる可能性も否定できない。

■離脱を批判
 鮭川村は昨年末、元木洋介村長が法定協への参加を見送り、枠組み離脱を表明したが、合併賛成の声も根強い。賛成派村議らが組織した住民団体「鮭川村の合併を進める会」(荒木大安、熊谷市夫代表)は枠組み復帰を目指し署名活動に入った。

 同村の場合、87人以上の署名が得られた上で、最終的に3市町村議会と鮭川村議会の議決が得られれば、4市町村枠組みによる法定協が新たに設置されることになる。荒木代表は「合併を願う村民は多い。なぜ離脱したのか説明がつかない」と強調し、復帰実現に自信を見せている。

■来月ヤマ場
 一連の動きは、各町村議会の3月定例会が開かれる3月中旬にヤマ場を迎えるとみられる。

 合併推進を掲げる新庄市の山尾順紀市長は「平成の大合併」後の国の方向性が見えないことや、1月の山形県知事選で合併を強力に推進した現職の斎藤弘氏が敗れたことに触れ、「さまざまな迷いが生じているのではないか」と分析する。

 その上で山尾市長は「少子高齢化をはじめとする地域の課題をどう乗り越えていくか。そうした重要なテーマを考え、今後の道を選択してほしい」と訴えている。
2009年02月16日月曜日

4164とはずがたり:2009/02/17(火) 21:30:11
<九州・沖縄>宮崎県

合併問う住民投票あす告示
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20090215-OYT8T00706.htm

 宮崎市との合併の是非を問う清武町の住民投票は17日、告示される。同町で合併を巡る住民投票は2004年11月に続いて2回目。合併を推進する鐙(あぶみ)和俊町長は、投票が成立して反対が多数だった場合、「辞職もやむを得ない」と表明しており、22日の投票結果が注目される。(毛利雅史)

 前回の住民投票では〈1〉同市と旧田野町との1市2町〈2〉旧田野町との2町〈3〉合併しない――のいずれかを選択。「合併しない」が48・28%、「1市2町」は41・08%、「2町」10・15%、無効0・49%の結果となった。投票率は45・56%(投票総数9737票)だった。

 当時は、投票率が50%を超え、投票者総数の過半数を占めた選択肢があれば、町長は投票結果を尊重するよう定めていた。規定には当てはまらなかったものの、一ノ瀬良尚・前町長は結果などを踏まえ、合併を見送った。

 その後、07年4月の町長選で、合併推進を公約に掲げた鐙町長が、一ノ瀬前町長を破って初当選。同年12月には宮崎・清武合併協議会を設置して7回の協議を終え、昨年10月から町内の37地区で住民説明会を開いてきた。

 こうした中、住民団体「あすの清武をつくる会」(細木章稔会長)が、「合併には住民の意思を尊重すべき」として署名を集め、町長に直接請求。1月23日の臨時町議会で、鐙町長は住民投票条例の制定に否定的な見解を示したものの、採決の結果、議長を除く11人中7人が条例案と修正案に賛成して可決、住民投票の実施が決まった。

 今回の住民投票では、宮崎市との合併に賛成、反対のいずれかに○をつける方式。また、条例では、投票資格者の「おおむね50%の投票」で成立するとの要件を規定している。

 鐙町長は投票率が50%以上なら開票するが、半数に満たない場合は開票しない方針。「関心は高く、50%は超えると思う」としたうえで、「合併は、私の職を賭けても足りないくらい重要な課題。それぞれがしっかり考えたうえで投票してほしい」と話している。
(2009年2月16日 読売新聞)

4165とはずがたり:2009/02/18(水) 20:32:59
<近畿>滋賀県

男の気を惹くオンナの如きちょっとだけ〜の長浜市議会の焦らしプレイに私,悶絶気味です。
とっとと進めんかいヽ(`Д´)ノ

市町村合併:1市6町合併、法定協設置議案を可決−−長浜市議会 /滋賀
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090217-00000205-mailo-l25
2月17日15時1分配信 毎日新聞

 長浜市議会は16日開いた臨時市議会で、継続審査していた1市6町合併協議会の法定合併協議会設置議案と合併に伴う情報システム統合予算案などを可決した。すでに関係6町が関係議案を可決しており、近く法定協議会が設置される。【野々口義信】

2月17日朝刊
最終更新:2月17日15時1分

4166とはずがたり:2009/02/18(水) 20:35:19
<近畿>滋賀県
>>4165-4166
此が出てきて合併を民意で潰すべく市議会はだらだらやってるんちゃうやろねぇ。

市町村合併:住民投票条例制定求め署名提出−−長浜市の住民投票すすめる会 /滋賀
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20090217ddlk25010576000c.html

 1市6町の合併問題で、地方自治法に基づく直接請求で、住民の意思を問う住民投票条例の制定を求める長浜市の住民投票をすすめる会(中川芳藏会長)は16日、3652人の署名を市選挙管理委員会に提出した。同市の有権者は6万3949人(昨年12月2日現在)、直接請求に必要な有権者数の50分の1の1279人を大きく超えた。
 市選管は20日以内に署名者が有効かどうか審査、縦覧を経て請求者が本請求、市長が意見をつけ市議会に提案される。【野々口義信】

市町村合併:1市6町合併、法定協設置議案を可決−−長浜市議会 /滋賀
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20090217ddlk25010567000c.html

 長浜市議会は16日開いた臨時市議会で、継続審査していた1市6町合併協議会の法定合併協議会設置議案と合併に伴う情報システム統合予算案などを可決した。すでに関係6町が関係議案を可決しており、近く法定協議会が設置される。【野々口義信】

4167とはずがたり:2009/02/18(水) 20:37:04
<九州・沖縄>熊本県

くうぅ。。目が離せない展開が続きそうです。。
>推進・慎重派がきっ抗する町議会勢力図も背景にある。昨年9、10月の2回、法定協設置議案が賛否同数となり、議長裁決で否決になった。次回選挙から定数が20から16に削減されるため、両派ともに過半数獲得に向け活動を始めている。

選挙:植木町長選 あす告示、無投票の公算大 合併推進の現職以外動きなく /熊本
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20090216ddlk43010259000c.html
 ◇慎重派は7月の町議選に全力

 植木町長選は17日、告示される。無所属現職の藤井修一氏(56)のほかに立候補の動きはなく、無投票で再選される公算が大きい。町は、熊本市との合併問題が最重要課題だ。合併推進の藤井氏に対し、慎重派は候補擁立を検討したが「鍵は町議会にある」として見送り、7月に予定されている町議選に全力を注ぐ方針だ。

 法定合併協議会設置の是非を問う昨年11月の住民投票は、約3600票の大差で賛成が多かった。この結果を受けて藤井町長は再選出馬を表明した。

 藤井町長は、合併より単独路線を掲げて前回、無投票で初当選した。ところが昨年9月議会で財政などを理由に「民意は合併模索にある」と方針を転換したため、後援会は反発して解散、慎重派が「植木町を愛する会」を作った。

 会は町長選に候補擁立を目指して4人に出馬を要請したが固辞された。小佐井敏成事務局長は「活動期間が短く現職に知名度で劣る」と断念理由を話す。

 推進・慎重派がきっ抗する町議会勢力図も背景にある。昨年9、10月の2回、法定協設置議案が賛否同数となり、議長裁決で否決になった。次回選挙から定数が20から16に削減されるため、両派ともに過半数獲得に向け活動を始めている。町議選に軸足を移した慎重派は「このまま合併に進むわけではない。法定協の内容や合併の問題点を町民に訴えていく」としていて、町長選後も議論は続く。

 立候補の受け付けは17日午前8時半〜午後5時、町役場で。選挙になった場合、投票は22日午前7時〜午後8時、町内14カ所であり、午後9時から町役場で開票される。昨年12月2日現在の有権者数は、2万5048人(男1万1809人、女1万3239人)。【結城かほる】

毎日新聞 2009年2月16日 地方版

4168とはずがたり:2009/02/18(水) 21:04:08
<東海・首都圏>静岡県

御殿場市の名前が残るかどうかが課題だ。
長泉とは徹底的に自立派だけど出来るなら長泉なんかとしっぽりやった方がよさそうな裾野の対応が鍵かな。

市町村合併:御殿場市民アンケ 6割賛成 「相手は小山町、裾野市」が圧倒的 /静岡
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20090217ddlk22010261000c.html

 御殿場市が市民に合併についてのアンケートを実施したところ、回答者の約6割が合併に賛成し、合併相手は近隣の小山町と裾野市とする回答が圧倒的だった。

 市は昨年10月、20歳以上の市民2200人に郵送で調査を実施した。回答者は863人だった。

 合併を進めるべきかとの問いには、「進めるべきだ」「広域連携を深め将来的には進めるべきだ」と57・6%が回答。そのうち、合併後の人口について、「20万〜30万人」とする回答が54・4%を占め、政令市を目指すよりも中規模の合併を望む声が多かった。

 さらに「どの市町との合併が適当か」(複数回答)の問いには、小山町が90・1%、裾野市が79・5%と隣接の2市町に支持が集中した。

 全く同じアンケートは裾野市と小山町も実施しており、4月上旬には3市町の集計結果がまとまる予定。3市町での合併構想は長田開蔵・前御殿場市長が提唱しており、アンケートの結果は合併構想の進展に影響を与えそうだ。【山田毅】
毎日新聞 2009年2月17日 地方版

4169とはずがたり:2009/02/18(水) 21:14:06
<首都圏>千葉県
>>41
2003/11/27 山武合併で議員の提案に「わがまま」と反発
>>1040
2004/11/29 東金市の合併是非住民投票 市住民「市制維持(=合併せず)」を選択 /千葉
>>1364
2005/01/17 合併任意協、21日に初会合−−山武地域4自治体→2006.3.27蓮沼村,成東町,山武町,松尾町で合併,山武市
>>1670
2005/03/16 選挙:東金市議選 新議員決まる 定数が4減となり、人口が少ない市周辺部では、議長を含む現職5人が票を伸ばせず落選した。
>>2986
2006/11/14 市町村合併:県が合併案 北西11市除き15市に 40市町村を10市に統合 /千葉
>>3968
2008/11/26 市町村合併:3市町に経済団体合併協開始を要望−−東金・九十九里など /千葉

2009/02/16
市町村合併:東金など3市町、活性化を 経済団体がシンポ /千葉
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20090216ddlk12020078000c.html

 東金市、九十九里町、大網白里町の経済3団体主催の「合併による地域づくりシンポジウム」が15日、東金市の城西国際大水田記念ホールで開かれ、約500人の参加者が経済人から見た街の将来像などについての考えに耳を傾けた。

 初めに4年前に1市3町の合併を成し遂げた香取市の宇井成一市長が講演。「合併の最大理由は財政基盤の強化。合併してよかった」と述べるなど、約1時間にわたって合併後の街づくりについて熱く語った。シンポジウムでは、東金市など3市町から自治会長や企業人ら4人のパネリストが同じ経済圏域の特性を生かした地域づくりの必要性、合併した場合の新市への期待などを語り合った。

 東金商議所の三宅英雄会頭は「待っていたのでは何もできない。3市町が一つにまとまり、この機会を通じて新しい地域づくりへの議論を広めたい」と話した。【吉村建二】

毎日新聞 2009年2月16日 地方版

4170千葉9区:2009/02/18(水) 21:29:31
>>3861
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;k=2009021800776
「都市州」の創設を=横浜、名古屋、大阪の3市が提言
 横浜、大阪、名古屋の3市による「大都市制度構想研究会」は18日、政令市制度に替わる新たな大都市制度に関する提言をまとめた。道州制を導入した上で、3市などの大都市は単一の州として独立させ、「都市州」とすることを求めた。
 提言では、都市州制度と併せ、税収の多い州から少ない州への財政調整制度の構築も盛り込んだ。都市州内の行政については、区役所が地域の住民サービス機能を一元的に担うことで本庁機能を限定し、効率化を図ることが必要とした。
 都市州の創設により制度運用の効率化や迅速化が進み、企業活動などが活発化すれば、「2020年時点で日本の国内総生産(GDP)を年7.8兆円押し上げる経済効果が得られる」との試算も示した。(了)
(2009/02/18-17:47)

4171とはずがたり:2009/02/22(日) 18:52:35
<首都圏>千葉県

選挙:船橋市長選 船橋市長、4選出馬へ 「多選批判は市民判断で」 /千葉

「合併の糸口をつかんで市民に周知し、次の任期中に実現できればベスト。アンケート結果などを見ると、市川との間が一番できるのかなという思いはある」と話した。

市町村合併:船橋など4市の住民アンケート、「合併・政令市」賛成6割 /千葉

 市川、船橋、鎌ケ谷、松戸の4市で構成する「東葛飾・葛南地域4市政令指定都市研究会」(事務局・船橋市)は19日、昨秋実施した住民アンケートの結果を公表した。合併・政令市移行への賛成は6割に上った。

合併・政令市に「賛成」は62・1%を占め、鎌ケ谷市が75・8%でトップ、市川市が53・4%で最下位だった。

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1224160558/382

4172とはずがたり:2009/02/22(日) 23:29:37
>>4171

105,289←鎌ヶ谷市人口(09.1.1)
593,489←船橋市人口(09.1.1)
────
698,778←合併

なんと合併すれば政令指定都市行けるねぇ。
新市名は船橋市で行けるかな?
鎌ヶ谷区を設置すると云う約束で。

4173とはずがたり:2009/02/23(月) 12:54:05
<九州・沖縄>長崎県
>>346 >>2467
佐世保に編入されて消滅した吉井町。
吉田と福井で吉井なのか。
佐世保市吉井町○○とするより分割して佐世保市吉田○○,佐世保市福井○○とした方が良かったのでは?
更に云うと地名の末尾に付いてた”免”って何???

吉井町 (長崎県)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

地名

吉井町は1952年まで字名の前に吉田、福井の大字があった。また、佐世保市編入時に末尾の「免」を廃止し、それぞれ町名を「吉井町○○(免の名称)」としている。
吉田
 大渡免
 乙石尾免(おといしお)
 踊瀬免
 上吉田免
 下原免
 高峰免
 立石免
 田原免
 橋川内免
 橋口免
 春明免
 前岳免
 吉元免
福井
 板樋免(いたび)
 梶木場免
 草ノ尾免(そうのお)
 直谷免
 福井免

4174とはずがたり:2009/02/23(月) 13:02:48
地図で確認したところ,周辺の佐々町・江迎町・鹿町町の地名にも免が付いてるし小佐々町も吉井町と同じく付いてたけど合併時に取ったみたいだ。
荘園公領体制の馨りすらするこの辺の歴史ある地名であろうし残せなかったのかねぇ。

小佐々町
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

地名

佐世保市編入時に末尾の「免」を廃止、それぞれ町名を「小佐々町○○(免の名称)」としている。
臼ノ浦免
楠泊免
黒石免
小坂免
田原免
葛籠免(つづら)
岳ノ木場免
西川内免
平原免
矢岳免

4175とはずがたり:2009/02/23(月) 13:07:03
「免」地名:その①(長崎県以外)
http://blogs.yahoo.co.jp/kmr_tds/47064718.html

傑作(0)
2007/4/25(水) 午前 6:45無題その他文化活動
Yahoo!ブックマークに登録
何を免ぜられていたのでしょうか??

「免」地名:その②(長崎県)
http://blogs.yahoo.co.jp/kmr_tds/47064873.html
傑作(0)
2007/4/25(水) 午前 7:00無題その他文化活動
Yahoo!ブックマークに登録
特に多い!!異常に感じます。

考える・地名(新免から本町)
http://skeikas.iza.ne.jp/blog/entry/446786/

豊中市の新免その後、豊島の郡の中心ということで、豊中という町に変わっていくのですが、新免から本町へ変わった理由にはなりません。

質問者:dela 免という地名
長崎県北部には免という字が付く地名が多いのですが、どうしてでしょうか?
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa4138945.html

回答者:zaisai
長崎県には、大字(おおあざ)名に特定の語尾がつくところが多いらしいです。
?http://uub.jp/arc/arc.cgi?N=296?
韓国語の古語という説 面白いですね。

2002 年 9 月 9 日 (月) 22:40:35 YSK さん
特定の語尾を持つ大字について
http://uub.jp/arc/arc.cgi?N=296

長崎県には、大字名に特定の語尾がつくところが多く、地図を見ているだけで楽しいです。

壱岐島・・・「〜触(ふれ)」ただし、港のある主要集落は「〜浦」、郷ノ浦など。
田平町、佐々町、江迎町など北松浦郡一帯・・・「〜免」
長与町、時津町など西彼杵郡・東彼杵郡一帯・・・「〜郷」
高来町、森野町など、北高来郡・南高来郡一帯・・・「〜名」

4176とはずがたり:2009/02/24(火) 01:10:51
<東北・北海道>宮城県

柴田町議会:住民自治によるまちづくり、条例制定案を否決 /宮城
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20090220ddlk04010166000c.html

 柴田町議会は19日の本会議で、住民と行政の協働によるまちづくり推進のための基本的ルールを定めた「住民自治によるまちづくり基本条例」制定案を審議したが、「十分な説明がなく、時期尚早」などの反対論が出され、採決の結果、反対多数で否決した。

 同条例案は、06年10月設立の「町住民自治基本条例をつくる会」(秋本好則会長)が約240回の会合を経て、昨年8月に素案を滝口茂町長に提出。町が素案を基に条例化し、13日開会した定例議会に提案していた。

 条例案は7章35条から成り、具体的なまちづくり推進のため、提案制度や住民投票制度が盛り込まれ、10月1日施行予定だった。

 審議では、「3月中旬の町議選や3町合併論議などを控えている。審議時間も足りない」「議会に十分な説明もない」「地域課題は多く、行政だけでは限界。住民と行政の協働によるまちづくりにぜひ必要」などの賛否両論が出され、起立採決の結果、賛成6人、反対12人の反対多数となった。

 同様の条例は、県内では亘理町や東松島市で制定済み。滝口町長は否決に関し、「3町合併問題があるのでは」としつつ、「今回は否決となったが、住民自治への理解が深まる第一歩ととらえている。議会で理解が得られる再提案を考えたい」と述べた。【豊田英夫】

毎日新聞 2009年2月20日 地方版

4177とはずがたり:2009/02/24(火) 01:22:28
<関東・甲信越>長野県

2005年(平成17年)1月1日 上水内郡豊野町、戸隠村、鬼無里(きなさ)村、更級郡大岡村を編入。
2010年(平成22年)1月1日 上水内郡信州新町、中条村を編入。
長野市は旧上水内郡・更級郡・埴科郡・上高井郡に跨るそうな。松本派の俺としては長野の膨脹は面白くないけど市町村合併派としては大歓迎だw

市町村合併:信州新町・中条村、合併協定書に調印 長野市へ編入 /長野
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20090220ddlk20010050000c.html

 長野市と信州新町、中条村は19日、合併協定書に調印した。長野市への編入合併で、各議会が関連議案を可決後、県知事に申請。県議会の同意を得て総務相への届け出・告示を経て、来年1月1日付で人口38万6500人(05年国勢調査)、面積835平方キロの新「長野市」が誕生する。

 この日の調印式で、鷲沢正一市長は「(合併は)互いに力を合わせて課題を克服する手段として大変意義がある。夢と希望にあふれ魅力的な市をつくりたい」と語り、中村靖町長と久保田元夫村長が「良かったと思えるまちづくりをお願いしたい」と期待を寄せた。【福田智沙】

毎日新聞 2009年2月20日 地方版

─────────────
これで上水内(みのち)郡(残るは飯綱町1.2万・信濃町0.95万・小川村0.3万の2町1村2.5万)は長野と合区するしかしゃーないやろうし自民の指定席が1コ減って喜ばしいと思うのだが2.5万だと任意合区ぐらいでのこっちまうかな?

長野市 定数10−候補15 (選管確定)自3民2公1共2社1無1/諸1無4
当 17,445 石田 治一郎 69 自民 現 8 党県幹事長=6回連続トップ当選。
当 16,213 太田 昌孝 45 公明 新 1 党県幹事長代理
当 14,925 高島 陽子 38 民主 新 1 (元)新聞記者
当 14,137 高橋 宏 68 無所属 現 5 農業 =緑新会所属
当 12,754 石坂 千穂 58 共産 現 5 党県副委員長=ダム反対
当 12,540 竹内 久幸 53 社民=連合 現 3 党支部協代表 =協働ネット
当 12,311 風間 辰一 45 自民 元 3 党市第1支部長
当 12,091 倉田 竜彦 62 民主=連合 現 6 県生協連顧問
当 10,812 和田 明子 47 共産 新 1 党市女性部長=ダム反対
当 10,454 西沢 正隆 35 自民 現 3 NPO法人理事
□ 10,217 鈴木 清 59 政信=自民 現 政信会幹事長
□ 6,476 内山 卓郎 71 無所属 新 著述業=ダム反対・親田中系
□ 5,103 田中 清一 49 無所属=自民 現 不動産管理業:しなやか会→トライアルしなの→緑のフォーラムから自民推薦
1,265 田幸 さよ子 55 無所属 新 営農指導業=親田中系
1,132 和田 亨 51 無所属 新 派遣組合理事
上水内郡 定数1−無投票
○ 服部 宏昭 62 自民=公明 現 5 農業

4178とはずがたり:2009/02/24(火) 01:25:23
<東北・北海道>岩手県

市町村合併:大槌町との合併協設置、釜石市長が提案見送り示唆
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20090219ddlk03010015000c.html
 ◇「町が二分する」

 釜石市の野田武則市長は18日、大槌町の住民有志が同市との合併協議会設置を町に直接請求したのを受けて「町を二分しないようにすることも大切だ」と述べ、設置議案の市議会提出見送りもありうるとの考えを示した。

 加藤宏暉町長が請求通知のため野田市長を訪問した後の会見で語った。野田市長は「昨年11月の町議会で設置議案が否決された事情を分析する必要がある。町や町議会の現状はあの時と変わっていない」と強調し、「町二分」に言及した。一方で「付議したい気持ちはある。年度内に(法定合併協設置など)一定の見通しが立てば合併特例新法期限内(10年3月)の合併は可能だ」とも話した。

 野田市長は町議会で否決直後の会見では「まだあきらめていない」と意欲を見せた。トーンダウンとも取れる今回の発言は市議会が可決しても町議会で否決された場合、町の「住民請求の会」が残された道として考えている住民投票実施請求方針が撤回されない限り、投票で町が二分され、加藤町政を追い詰めかねないとの配慮が働いているためとみられる。市長が提案を見送れば請求手続きは打ち切られる。20日の市議会全員協議会で議会の意向も聞き、慎重に判断するという。【鬼山親芳】

毎日新聞 2009年2月19日 地方版

市町村合併:大槌町有志、釜石との合併協請求 町長、きょう市長に意見照会
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20090218ddlk03010017000c.html

 釜石市との合併協議会設置を求めている大槌町有志の「住民請求の会」(代表人・道又衛さんら3人)は17日、加藤宏暉町長に対し、直接請求に必要な数の2・5倍にあたる693人の署名を添えて本請求した。

 請求書によると、昨年8月の住民意向調査で合併賛成が反対を上回ったにもかかわらず町議会は設置議案を否決したと説明。「同じ経済圏、生活圏の両市町が合併の是非を話し合うことが望ましい」としている。

 加藤町長は本請求を受けて18日、市役所に野田武則市長を訪ね、議会に提案するかどうか意見照会する。野田市長が議会にかける場合は加藤町長も提案しなければならない。野田市長が提案しないと判断すれば請求手続きは打ち切られる。

 道又さんは「協議会を設置して合併の長所、短所を話し合ってほしい。手続きが打ち切られた場合でも住民投票による設置を求めていきたい」と有権者数の6分の1以上の署名による新たな請求を行う考えを強調した。

 加藤町長は「手続きは淡々と進める。しかし、(設置案を否決した)議会の議決は尊重したい。(住民投票で)町が二分されるのはどんなものか」と述べた。【鬼山親芳】

毎日新聞 2009年2月18日 地方版

4179とはずがたり:2009/02/24(火) 01:28:04
<東海・甲信越>山梨県峡南
>>4161 >>4120 >>3920 >>3890 >>3855

市町村合併:増穂町民が反対の会を発足
http://mainichi.jp/area/yamanashi/news/20090218ddlk19010028000c.html

 増穂、鰍沢両町の合併に反対する増穂町民による「増穂町の明日を拓く会」が発足し、17日記者会見した。会長の斉藤欽也町議は「町長のリコール(解職請求)を辞さず、合併阻止へ向けて運動していく」と話した。

 反対派住民はこれまで、「増穂町の将来を考える会」として合併の賛否を問う住民投票の実現を目指してきたが、町議会は4日に住民投票条例案を否決。新たな活動を進めるために名称を変えた。今後はミニ集会などを開き、合併の問題点を住民に伝えていくという。【小林悠太】

毎日新聞 2009年2月18日 地方版

4180とはずがたり:2009/02/24(火) 01:31:47
<九州・沖縄>宮崎県
         ____
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       / (●)  (●) \ 
     /:::///(__人__)///::::ヽ
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.      \_   `ー'´   _,/
      /            \     
      | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |  トン
   _(,,) 合併賛成多数!(,,)_
  /  |  うぉっしゃらぁぁ!|  \
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清武町住民投票 宮崎市と合併「賛成」多数 来年3月に向け手続きへ
2009年2月23日 09:41
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/78887

 宮崎市との合併の是非を問う清武町の住民投票が22日あり、投票率59.50%で開票され、賛成票が反対票を上回った。同町は近く合併関連議案を議会に提案。可決されれば、予定通り2010年3月23日の合併に向け、手続きを進めるとみられる。開票結果は、賛成6610票、反対6217票だった。

 住民投票は、合併に慎重な姿勢を示していた住民団体「あすの清武をつくる会」が3740人の署名を集めて直接請求、町議会の賛成多数を得て実現した。有権者は、同町内に3カ月以上居住している20歳以上の住民(投票申請した永住外国人を含む)で、当日有権者数は2万1715人(町選管調べ)。開票条件は、投票率50%以上だった。

 同町内では17日の告示後、賛成、反対両派それぞれがチラシを配ったり、道路沿いに看板やのぼりを立てるなど活発な運動を展開した。

 合併をめぐって同町では04年11月、「宮崎市、田野町(現宮崎市)との合併」「田野町との合併」「合併しない」の3つの選択肢で住民投票を行っている。投票率が45.56%と、50%に届かず、不成立となったが、「合併しない」が約48%と最も多かったことから、当時の町長は合併しない姿勢をとっていた。

 しかし、07年4月の町長選で合併を公約に掲げた鐙和俊町長が当選。同町は宮崎市との合併協議を進め、既に同市に編入されることで合意に達し、議会での合併関連議案の審議を残すだけとなっていた。
    ×      ×
■清武町住民投票結果
 賛成  6610
 反対  6217

=2009/02/23付 西日本新聞朝刊=

合併賛成が過半数〜清武町住民投票
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20090222-OYT8T00891.htm

 宮崎市との合併の是非を問う清武町の住民投票が22日行われ、開票の結果、賛成票が過半数を占めた。鐙(あぶみ)和俊町長は合併を推進する考えを表明しており、来年3月23日の合併に向けた手続きが進む見通しとなった。

 投票は、合併に「賛成」「反対」のいずれかを選ぶ方式で実施された。住民投票条例は、有権者(投票資格者)の「おおむね50%の投票」で成立するとの要件を規定していた。

 両自治体の合併を巡っては、宮崎・清武合併協議会が昨年7月、すべての協議を終え、町内の37地区で住民説明会を開いてきた。

 ところが、住民団体「あすの清武をつくる会」(細木章稔会長)が「住民の意思を尊重すべき」と署名活動を展開し、住民投票の実施を求めて鐙町長に直接請求。1月23日の臨時町議会で実施が決まった。

 推進、反対の双方の住民はグループを結成して、17日の告示後も活動。推進派「清武町と宮崎市の合併を実現する会」(真方侃(ただし)会長と、反対派「清武町の自立を守る会」(西亮代表)は、それぞれの主張をまとめたチラシを町内で配布し、広報車の巡回などを通じて訴えの浸透に努めた。

賛 成(合併)6,610
反 対(自立)6,217
(開票率100%)

 ▽当日有権者数 2万1715人▽投票者数 1万2921人▽投票率 59・50%
(2009年2月23日 読売新聞)

4181とはずがたり:2009/02/24(火) 01:39:34
<九州・沖縄>長崎県

果てさて・・。

東彼3町 法定協、3月27日初会合 川棚町役場に事務局設置へ 会長は依然未定
2009年2月24日 01:06
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/79101

 東彼杵、川棚、波佐見の東彼杵郡3町の法定合併協議会(法定協)初会合が3月27日に開かれることが分かった。23日に開かれた東彼杵町議会全員協議会で同町が明らかにし、川棚、波佐見両町も認めた。初会合の場所と時間は未定。

 3町によると、今月13日に3町の副町長と総務課長が協議し、初会合を3月27日に開くことや、法定協事務局を川棚町役場内に設置することで一致した。

 事務局は3月12日に発足させ、3月末までは各町から専従職員1人を配置。4月からはさらに1人ずつ増員させる。

 法定協の委員は各町から10人(首長、町議長含む町議4人、町推薦の町民5人)の計30人で、東彼杵町議会では23日、互選により町議の委員4人が決まった。

 法定協の会長は依然未定だが、12日の事務局発足までには決める予定という。

=2009/02/24付 西日本新聞朝刊=

4182とはずがたり:2009/02/24(火) 01:41:37
<九州・沖縄>長崎県

順調そうで何よりであるけど免地名>>4173-4175が又消えてしまうのかねぇ。。

佐世保市と江迎、鹿町町 来年3月31日に合併 地域審の報酬は日額に
2009年2月21日 01:35
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/78595

 佐世保市と江迎、鹿町両町の第8回合併協議会が20日、同市であり、合併期日を2010年3月31日とすることが決まった。合併協定の調印式は今年3月25日、同市で行われる。

 継続審議になっていた「地域審議会・地区協議会の取り扱い」については、合併後から11年5月2日まで、旧江迎、鹿町町の各地域審議会を設置することで合意した。委員数は10人以内で、報酬は日額。全町議が委員として「在任」する。

 前回の合併協で、朝長則男市長が(1)地域審議会を合併から市議が改選されるまで設置(2)委員を10人以内とし、市条例の規定に沿い委員に1人当たり日額8800円の報酬を支払う(3)両町長が推薦すれば江迎町議(9人)と鹿町町議(8人)の全議員が地域審議会委員になれる‐と提案。江迎、鹿町両町議会が持ち帰って協議した結果、今回は異論が出なかった。

=2009/02/21付 西日本新聞朝刊=

4183とはずがたり:2009/02/24(火) 01:46:22
<北関東>栃木県

藤岡の民意は佐野ではないか。行政の都合が住民の意向に先行するのは如何か。

市町村合併:1市3町での合併求め要望書−−藤岡町長に住民団体
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20090218ddlk45010707000c.html

 藤岡町の住民団体「1市3町の合併を推進する会」(吉村栄市代表)は18日、栃木市を中心とする1市3町(同市と大平、藤岡、都賀の各町)での合併実現を求める要望書と8102人分の署名を、永島源作・藤岡町長に提出した。

 同会は合併問題を勉強する目的で約1年前に結成したといい、今年1月から、15歳以上の町民を対象に署名を集めていた。吉村代表は「(合併枠組みを)早く一本に絞っていただくため、私たちが意思表示をすることが大切だと考えた」と署名集めの理由を説明した。

 同町では、一昨年末に別の住民団体「佐野市との合併を実現する会」(阿部博会長)が、3476人分の署名を添えて佐野市との法定合併協議会設置の請求書を提出。今月12日には同市の岡部正英市長が法定合併協議会設置の議案を市議会に付議する方針を表明している。【中村藍】
毎日新聞 2009年2月19日 地方版

市町村合併:佐野市議会、藤岡町との合併協設置案を可決
http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20090221ddlk09010070000c.html

 佐野市議会は20日開会した2月定例議会で、市が提出していた藤岡町との合併を協議する法定合併協議会設置案を全会一致で可決した。同市との合併を求める藤岡町の住民団体「佐野市との合併を実現する会」の請求に基づく対応で、今後の藤岡町の出方を見守る。

 藤岡町でも今後、町議会で同法定協設置案が審議されるが、同町は、佐野市とではなく栃木市を中心とする「1市3町」(同市と大平、藤岡、都賀の各町)での合併を推進している。ただ同案が否決されても、町内有権者の6分の1以上の署名が集まれば住民投票が実施できる。その住民投票で、過半数が賛成すれば協議会が設置される。

 一方、佐野市は岩舟町との合併を協議する法定協をすでに設置している。藤岡町の今後の対応次第では、合併新法の期限が10年3月に迫る中で、合併の枠組みの再構築を含む煩雑な事務手続きを迫られる可能性もある。

 佐野市議会には同日、09年度一般会計予算案など54議案が提出され、うち教育委員の任命など14議案を可決した。一般質問は24〜26日、会期は3月13日まで。【古賀三男】

毎日新聞 2009年2月21日 地方版

4184とはずがたり:2009/02/24(火) 01:48:02
主婦が開いたカフェ人気 地元農産物ふんだんに
小郡の笠さん 還暦前に起業 「まちを元気にしたい」
2009年2月24日 01:20
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/79112

 小郡市大板井の生涯学習センター内に昨年12月にオープンしたカフェ「七夕」が人気だ。地元農産物をふんだんに使ったメニューが並び、多くの市民に親しまれている。店を開いたのは、それまで店舗経営の経験のまったくなかった笠(かさ)恵美子さん(59)=同市上西鯵坂。還暦を直前にした起業に「まちを元気にするような店にしたい」と、スタッフたちと一緒に日々張り切っている。

 主婦として、地域の食生活指導などに取り組む女性グループ「小郡市健康を守る母の会」に所属していた笠さん。起業は、福岡市で開かれた女性を対象にした起業セミナーに通ったのがきっかけだった。「食と農を重視し、市民の憩いの場にもなる店を作りたい」と思い立ったという。

 ホウレンソウのごまあえ、五目大豆煮、カブの酢の物…。日替わりランチ(580円)には、旬の野菜が並ぶ。40‐70歳代の地域の主婦たちが、スタッフとして腕を振るう。

 野菜はすべて、笠さんが近所の農家から仕入れている。いずれも大規模農家ではなく、市場に出荷するだけの量は栽培していないが、家族だけでは食べきれない量を作っているという。「農薬などを極力減らして栽培している小さな農家は地域にたくさんあり、そんな農家の方々の販路にもなりたい」。笠さんにはそんな思いもある。

 障害者の生活を支援する同市の特定非営利活動法人(NPO法人)とも協力し、知的障害のある男性もスタッフとして雇い入れている。今後も障害者の雇用を増やしたいという。営業時間は午前10‐午後4時。第3日曜が定休。0942(73)5850。

=2009/02/24付 西日本新聞朝刊=

4185とはずがたり:2009/02/24(火) 02:03:52

<東北・北海道>山形県

置賜も最上同様すすまんのやねぇ,これが。。

市町村合併:川西側も署名簿、米沢と法廷合併協設立を求める住民請求 /山形
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090215-00000100-mailo-l06
2月15日13時1分配信 毎日新聞

 米沢市と川西町の法定合併協議会設立を求める両市町住民有志による住民直接請求で、川西町側代表の菅野一則さん(59)が13日、町選管に1234人の署名簿を提出した。有権者数の50分の1の法定数304人を大きく上回った。
 菅野代表ら32人が戸別訪問で先月31日から今月10日まで集めた。菅野さんは「反対の考えでもテーブルについて論議してほしいと署名した人もいた。町議会、町長とも、町民の出した答えなので尊重してほしい」と話した。米沢市側は既に12日に署名簿を提出している。【近藤隆志】

2月15日朝刊
最終更新:2月15日13時1分

4186とはずがたり:2009/02/24(火) 02:05:38
<東北・北海道>青森県
>>4157
こういう事やったんかい。。

市町村合併:合併懇、初回で打ち切り むつ市と風間浦村、村議会側の賛否割れ /青森
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090214-00000015-mailo-l02
2月14日11時1分配信 毎日新聞

 風間浦村からむつ市に合併協議の申し入れがあったのを受け、最大の懸案事項となる議員の身分などを協議する両市村議会の懇談会が13日、市内のホテルで開かれた。しかし、「村議会の意思統一がされていない」として具体的な協議に入れず、懇談会自体を初回で打ち切ることになった。
 協議会は、議員定数や在任特例の適用、選挙区の設置など法定合併協議会で懸案となる事項を事前にクリアしておこうと設けられた。
 この日の懇談会は非公開で、市議27人中23人、村議8人全員が出席。しかし、村議会は木下秀一議長ら4人が合併賛成、残る4人が反対と拮抗(きっこう)し、議会での意思統一が図られないまま懇談会に臨んだ。このため、協議以前の「入り口」で紛糾。市議会側は「協議以前に解決しなければならないこと(=意思統一)」とし、懇談会を打ち切ることにした。
 市議会の村中徹也議長は「協議再開は、村内に合併の機運が醸成されてからでないと難しい。ただ『下北は一つ』の思いは変わらない。門戸を閉ざしたわけではない」としている。村議会の木下議長は「地元で意見集約をしてこなかったのが今日の結果になった。村議から『大間町のように住民投票をすべきだ』との意見があり、私も最終的にはそれが一番ではと思う」とし、住民投票の検討も示唆した。
 合併協議は昨年11月、同村の横浜力村長と木下議長が、文書で同市の宮下順一郎市長と村中議長に文書で申し入れていた。合併を進める県の市町村合併推進本部は4日、合併構想に両市村を加える決定をしたばかりだった。【松沢康】

2月14日朝刊
最終更新:2月15日18時1分

4187とはずがたり:2009/02/24(火) 02:34:25
<九州・沖縄>熊本県

市町村合併:熊本市との合併の是非問う住民投票、4月12日に−−益城町
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090220-00000297-mailo-l43
2月20日17時2分配信 毎日新聞

 熊本市との合併の是非を問う益城町の住民投票が、4月7日告示、同12日投開票と決まった。住民の直接請求による投票で、住永幸三郎町長が19日、町選挙管理委員会に通知し、選管が日程を決めた。これとは別に、町長提案の住民投票条例も制定されているが、住永町長は1回目で合併賛成票が上回れば、2度目を実施しない可能性も示唆した。
 住永町長は19日、会見で「3〜5年は町単独でもやっていけるが、発展のチャンスとして個人的には政令市に向かうべきと考えている。合併協議の最中で、住民の判断材料は足りないが、可能な限り知らせたい」と述べた。また、2度目の投票については「まず4月の投票に全力投球し、結果を見て考えたい」と話し、実施しない場合もあり得るとの考えを示した。
 町は3月の定例会終了後、合併する場合としない場合の違いについて地区ごとの住民説明会を開く。08年12月2日現在の有権者数は2万6740人(男1万2593人、女1万4147人)。
 住民投票を巡っては、昨年12月、住永町長が提案した法定合併協議会後に行う条例案を町議会が可決。さらに今年1月、合併に反対する住民が8536人の署名を集めて直接請求した、住民投票を「早期」に行う条例も可決し、同じ内容の投票が短期間に2度予定される事態になっている。【結城かほる】

2月20日朝刊
最終更新:2月20日17時2分

4188とはずがたり:2009/02/24(火) 03:37:11
<東北・北海道>北海道

市町村合併:留寿都村住民投票 反対が圧倒的多数 喜茂別との合併「破談」 /北海道
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090223-00000038-mailo-hok
2月23日12時1分配信 毎日新聞
 ◇834対276
 後志管内喜茂別町との合併の是非を問う同管内留寿都村の住民投票が22日投開票され、反対が834票と賛成の276票を大差で上回った。これを受け沢宣彦村長は「残念ながら結果を尊重し断念せざるを得ない」と表明。順調に協議が進んできた両町村の合併は一転、「破談」に終わることになった。3月8日には空知管内南幌町でも同管内栗山、由仁両町との合併の是非を問う住民投票が予定されており、留寿都の投票結果が影響を与える可能性もある。【坂井友子、横田愛】
 ◇来月8日・住民投票、南幌町に影響も
 留寿都村住民投票の当日有権者数は1666人(男808人、女858人)。投票率は67・29%で、投票成立に必要な50%を上回った。同村の住民投票条例は投票結果について「住民の意思として尊重しなければならない」と規定しており、留寿都村議会の西岡実議長も「村民の意思を尊重したい。23日に全員協議会を開いて話し合いたい」と述べた。
 合併を推進してきた沢村長は「村民に理解してもらう時間が十分でなかったと悔いが残る」と肩を落とした。ほとんど合意に達しながら「破談」を突き付けられた喜茂別町の菅原章嗣町長も「残念だが方向転換せざるを得ない。うちも1町の形で頑張っていくことになる」と語った。
 両町村は07年5月、同管内真狩村を含む3町村で合併を検討することに合意したが、真狩村が途中で離脱。2町村で協議を進めることとなり、08年9月に設置した法定協議会は新町名を「ルスツ町」とすることなどを決めて今年1月までに実質協議を終了した。そうした中で留寿都村議会が昨年12月、議員提案で住民投票条例案を可決し、合併をめぐる最終判断が住民に委ねられた形になっていた。
 反対票を投じた建設業の男性(44)は「喜茂別は財政状況がよくないので、合併しても留寿都がよくなるとは思わない」と理由を説明。同村内には、人口で約500人多い喜茂別町に合併後の主導権を握られるのではないかとの不安も根強く、行財政の効率化など沢村長らが訴えてきた合併のメリットが住民に浸透していなかったことが投票結果につながったと言えそうだ。
 合併新法下、道内で成立した合併はいまだゼロ。10年度末に同法の期限切れを控え、空知管内栗山・南幌・由仁3町と網走管内湧別・上湧別2町が合併協議を進めている。3月8日に住民投票を行う南幌町の三好富士夫町長は留寿都村の投票結果を聞き「影響がどう出るか分からない。(合併への理解が得られるよう)全力で努力する」と警戒感を示した。
………………………………………………………………………………………………………
 ■ことば
 ◇合併新法
 正式名は「市町村の合併の特例等に関する法律」。全国で「平成の大合併」を生んだ旧合併特例法に続き、市町村合併を後押しするため05年4月から5年間の時限立法として制定された。期間内に合併した市町村は地方交付税の算定などで優遇措置を受けられる。
2月23日朝刊
最終更新:2月23日18時1分

4189千葉9区:2009/02/24(火) 22:36:20
>>4188
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/148966.html
留寿都村長、引退を表明 合併も正式に断念(02/24 08:17)
 【留寿都】二十二日の住民投票で後志管内喜茂別町との合併反対が圧倒的多数となった同管内留寿都村の沢宣彦村長(77)は二十三日、同村役場で記者会見し、任期満了に伴う三月十七日告示の村長選に出馬しない考えを表明した。

 沢村長によると、健康上の不安を理由に昨年から引退を決意していたが、進退が住民投票に影響する可能性があるため、結果を見届けてから表明することを決めていたという。

 また、合併について「議会とともに『断念せざるを得ない』との結論に達した」と、合併協議を白紙に戻すことを正式に表明。会見後、喜茂別町を訪れ、菅原章嗣町長に合併断念を報告した。村長選には同村議会の前議長、土屋隆幸氏(59)が出馬を表明している。


http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/148751.html
留寿都村、喜茂別町との合併を断念 住民投票 反対が75%(02/23 07:13)
 【留寿都】後志管内喜茂別町との合併の是非を問う同管内留寿都村の住民投票が二十二日行われ、即日開票の結果、「反対」が有効投票の75%を占め、「賛成」の約三倍に達した。沢宣彦村長は開票終了後、同村公民館で報道陣に対し、「ここまで差が開けば、投票結果を尊重せざるを得ない」と述べ、合併を断念する考えを表明。二〇一〇年春の合併を目指していた両町村の合併協議は、これにより頓挫する形となった。

 国の優遇措置が受けられる合併新法の期限(一〇年三月末)が迫る中、道内では両町村を含めて三地区で合併協議が行われている。留寿都村の結果は、三月八日に行われる空知管内南幌町の合併をめぐる住民投票にも影響を与えそうだ。

 投票結果は有効投票千百十票のうち、反対八百三十四票、賛成二百七十六票。無効は十票。投票率は67・29%で、投票成立の条件としていた50%を大きく上回った。

 住民投票条例は「村長と議会は結果を村民の意思として尊重する」としている。沢村長は「合併検討の背景や経緯を、村民に分かっていただける時間が十分になかった。悔いを残している」と述べた。

 法定合併協議会会長の菅原章嗣・喜茂別町長は「一生懸命やってきたが、理解が得られず残念」と話した。

 同村議会は合併協議が大詰めを迎えた昨年十二月、「村民に合併に対する不安が広がっている」として、急きょ住民投票条例案を議員提案し、全会一致で可決した。

 両町村は昨年九月に法定合併協議会を設置。《1》新町名は「ルスツ町」《2》本庁舎は現留寿都村役場−などを決め、一月二十六日に実質協議を終えている。

 道内ではこのほか、空知管内栗山、南幌、由仁の三町、網走管内湧別、上湧別の両町で合併協議が進んでいる。

 〇六年三月末までの旧合併特例法下では、合併の是非を問う住民投票は、道内二十四市町村で二十五回行われ、うち賛成多数が十五回、反対多数九回、残る一回は低投票率のため開票されなかった。反対が多数を占めた市町村はすべて合併を断念、自立の道を選んでいる。

4190千葉9区:2009/02/24(火) 23:16:57
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000000902240004
飛び地解消へ 利根川はさみ太田市と深谷市
2009年02月24日

利根川をはさんで太田市と埼玉県深谷市にある二つの「飛び地」が解消される見通しになった。両市とも事務レベルでは「編入」に合意しており、現在、測量などの作業が進められている。編入されると、埼玉側は約9ヘクタール大きくなり、人口も140人程度増える見込みだ。深谷市は23日に発表した09年度当初予算案に、編入予定の太田市の南前小屋地区の防災行政無線整備などを盛り込み、10年3月の「編入」へ向けて準備している。


 「飛び地」は、利根川南側の太田市南前小屋地区(約18ヘクタール)と、同北側の深谷市高島の一部(約9ヘクタール)。明治期に蛇行していた河川を改修する際、集落が利根川の南北に分断された。


 04年に、飛び地を抱える旧尾島町(現・太田市)が深谷市に編入の協議を求め、合併を経て両市の間で協議が進められてきた。この中で、太田市側が利根川の北側にある深谷市高島の編入を申し入れ、深谷市も合意したという。


 南前小屋地区は、対岸に渡るには回り道をして離れた橋を使うしかないという。現在37世帯140人が暮らす。うち9人が深谷市の小中学校に通学するなど、生活圏は埼玉と一体化していた。一方、深谷市高島は人家はなく、畑や太田市のレクリエーション施設がある。


 現在、両市は市境を利根川の中間点にすることで協議を進めている。深谷市は編入に伴い、電算業務など約5千万円を09年度予算案で3月議会に提案する。


 編入には、両市議会の議決や両県議会議決が必要で、総務大臣への申請など手続きがいる。深谷市では、6月市議会に関連議案を提出し、10年3月の「編入」を目指している。

4191とはずがたり:2009/02/24(火) 23:51:11
>>4188-4189
こんなに留寿都側に有利なのにだめなのか・・>《1》新町名は「ルスツ町」《2》本庁舎は現留寿都村役場

4192とはずがたり:2009/02/28(土) 22:15:18
<近畿>滋賀県

やれやれ。。

2009年02月28日
完了なるか合併法定協議 市議会の合併反対派が阻止画策
http://ameblo.jp/my-you/entry-10215544235.html

 湖北一市六町の法定合併協議会は二十八日午後三時から市内内保町の浅井文化ホールで二回目会合を開く。合併基本計画案、合併期日来年一月一日案、議会議員定数と議員任期、合併協定書案など五項で協議する。
 五項目が確認されると合併に向けた基本協議事項すべてを終えることになり、一市六町の首長は翌三月一日午後六時から、市民交流センターで合併協定書に調印する予定。
 しかし、長浜市議会の合併反対派は、合併協議の完了阻止を狙い、反対派市議を二回目の法定協議会に送ることを画策しており、予断を許さない状況となっている。
 長浜市議会は合併推進派が多数を占めるにもかかわらず、合併反対派市議が会派人数の比例配分で構成する合併協議特別委員会の設置を求め、委員長ポストの占有を狙う「多数派工作」を画策。合併推進派議員は、反対派市議と同様の戦術的な対応で争うことを「市民の信任を失う」として回避し、二十七日夕に再開する本会議で来年一月一日の一市六町合併を議会の意思として議決するなどの対応を検討している。

反対派数合わせに動く 推進派「市民の信任欠く」と静観

 長浜市議会では、数で劣勢の合併反対派市議が、「合併協議特別委員会」の設置を求め、三月定例会初日の二十七日夕に設置される見通しとなった。先の「合併問題特別委」は合併反対派議員の牛歩戦術で、審議が果てしなく停滞したため、合併推進派議員が廃止動議を提出し、可決されたものの、再び反対派が設置を要求していた。
 特別委の委員構成は各会派人数の比例配分で決め、最大会派が少数会派に一部席を譲るのがこれまでの慣例。合併反対派はこの「紳士協定」を逆手に取って、特別委では反対派が数で上回るよう画策。結局、合併反対派八人、推進派七人の構成となった。

2人が移動など 長浜市議会会派

 合併反対、賛成議員が同居していた長浜市議会の会派「市民の声」(四人)の一人、吉田豊議員が二十七日、同会派を離脱し、別会派「プロジェクト21」に移籍した。また、会派無所属だった田中伝造議員が事実上の合併反対派会派「長愛クラブ」に加わった。
 数で劣勢の合併反対派議員が、主導権を奪おうと会派人数の比例配分で構成される合併協議特別委の設置を画策したことから、合併協議推進姿勢の吉田議員が、反対派議員と袂を別ち、推進派議員の会派に移籍したもの。合併反対派の田中議員の会派参加はこれに抗した動き。
 移動に伴い、合併賛成派の「長政会」、「プロジェクト21」、事実上反対派の「長愛クラブ」がともに六人となった。

4193とはずがたり:2009/02/28(土) 22:16:51
<九州・沖縄>宮崎県

「合併へ協力し調整」 鐙町長、宮崎市長へ結果報告
2009年02月24日
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/?itemid=15218

 宮崎市との合併の是非を問う清武町の住民投票から一夜明けた23日、鐙和俊町長は津村重光市長を訪ね、賛成票が反対票を上回ったことを報告。鐙町長は来年3月の合併実現に向け、「宮崎市と協力して調整を進めたい」と意欲を示した。

 清武町の住民投票は22日行われ、即日開票の結果、賛成6610票、反対6217票だった。

 結果を受け、鐙町長は「合併にまい進したい」とし、3月定例町議会で合併関連議案を提案する方針を明らかにしている。

 宮崎市役所を訪れた鐙町長は津村市長と握手を交わし、投票結果を報告した。

4194とはずがたり:2009/02/28(土) 22:18:25
<九州・沖縄>宮崎県
>>4193-4194

清武町長、合併目指す方針を伝達
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000000902240003
2009年02月24日

 宮崎市との合併をめぐる清武町の住民投票が「賛成」多数となった結果を受け、鐙(あぶみ)和俊町長は23日、津村重光市長に当初の予定通り来年3月までに合併を目指す考えを伝えた。04年に続く2度目の住民投票は、投票率が前回を約14ポイント上回ったが、投票総数の48%を「反対」が占めた小差に。津村市長も町民の不安解消などに協力していく意向を示した。

 22日の開票終了後、合併について「町民の了解を頂いた」と語っていた鐙町長。近く町議会に関連議案を提出し、合併に向けた作業を進める方針だ。

 今回の投票率は59・50%と前回の45・56%を上回った。鐙町長は「想定より高かった。町民が真剣に合併のことを考えてくれた結果だ」。

 一方、賛否の差は少なく、町民の間に合併を望まない声が根強く残っていることも明らかに。鐙町長は「393票差だが、賛成を頂いた民意の重みがある」と強調。反対票を投じた町民への対応を問われると「説明を今後もしていく。町民には心を一つにしてもらい、新しい街づくりができる」と語った。

 反対が約半数を占めた結果は津村市長も23日の鐙町長との会談で触れ、「町民の不安は合併作業の中で十二分に解消していける。市もできることはしたい」と言及。市も協力姿勢を示した。

 住民も様々な反応をみせた。合併賛成派の清武町と宮崎市の合併を実現する会は「とてもうれしい」(真方侃会長)と評価。合併反対派の清武町の自立を守る会・西亮代表は「1票でも多い方が勝つのが民主主義」と結果を受け入れ、「役割を終えた」として会を解散する方針という。

4195とはずがたり:2009/03/01(日) 02:48:42
<近畿>滋賀県

合併期日「1月25日」を検討 長浜市と湖北6町の法定協
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090228-00000045-kyt-l25
2月28日23時29分配信 京都新聞

 滋賀県長浜市と湖北6町の第2回法定合併協議会が28日、長浜市内で開かれた。来年1月1日としていた合併期日案で、長浜市議会と6町側で合意に至らず、新たに「1月25日」の案が示された。各市町が持ち帰って検討するため、協議会は3月2日まで休憩となった。
 協議会で虎姫、湖北、高月、木之本、余呉、西浅井の各町議会は合併期日や新市基本計画案、合併協定書案などを承認した。
 一方、長浜市議会は合併協議特別委員会の押谷憲雄委員長が、期日について「(市町間の)情報システム統合作業の期間が10カ月と短く、市民生活にしわ寄せが来る恐れがある」と説明するなど、いずれも賛成少数で否決したことを報告した。
 6町議会などから、長期にわたる協議の経緯を踏まえ、合意を求める場面もあったが、7市町長が休憩中に協議を重ねた結果、期日について会長の川島信也市長が代案を提案した。協議会は2日午後7時から再開される。

最終更新:2月28日23時29分

==================

長浜合併の効果・民主が受かって民主が落ちるだけか?
①県議会
(新)長浜市 定数4−候補8(単純合算)
当 8,106 野田 藤雄 61 無所属=自民 新1 農事組合代表
当 7,815 角川 誠 71 対話=社民 元3 (元)浅井町長
当 7,777 川島 隆二 35 無所属 新1 会社監査役・前長浜市長息
当 7,361 石田 節子 60 無所属=民主・対話 新 特産品販売・(元)西浅井町議
次 7,030 田中 章五 52 民主 現2 行政書士
□ 6,657 上田 昌之 60 自民 現 (元)虎姫町長
□ 6,105 若山 秀士 58 自民 現 会社役員
□ 5,977 辻 義則 60 共産 新 (元)県労連議長

②市議会
何議席が何議席になるんやろ?

4196とはずがたり:2009/03/01(日) 11:51:35
<東海>岐阜県

市町村合併:大野町が合併検討 第1候補は本巣市か
http://mainichi.jp/area/gifu/news/20090301ddlk21010071000c.html

 大野町が2日に開かれる町議会全員協議会で、市町合併を検討していることを明らかにすることが分かった。合併協議を申し入れる相手については、杉山茂町長は具体名をあげていないが、本巣市を第1候補にしているとみられる。地方交付税交付金の優遇措置などがある合併特例法の期限となっている来年3月末までの合併成立を目指す模様だ。

 大野町は、全国で市町村合併が進んだ「平成の大合併」の際にも、揖斐郡内での町村合併を検討したが、結局は断念し単独での行政を継続している。しかし、「全国で市の人口が9割、町村が1割という状態の中で、まちづくりをどうするのか意見を聞きたい」(杉山町長)として、町議会に合併を検討していることを示す。

 合併協議の相手については、杉山町長は「相手に迷惑がかかる」と明らかにしていない。ただ、町幹部は「池田町や神戸町は独自の道を進んでおり、合併協議は難しい」と話しており、協議の相手は根尾川を挟んで隣接する本巣市になる模様だ。

 大野町では、今回の世界的な不況の影響で、パナソニックの子会社工場が今年9月までに閉鎖することが決まっている。このため、近い将来の税収減が見込まれることも、大野町が合併路線へ転換する背景となっているとみられる。【子林光和】

毎日新聞 2009年3月1日 地方版

4197とはずがたり:2009/03/01(日) 11:54:38
<近畿>滋賀県

市町村合併:湖北1市6町、法定合併協の基本計画案を承認−−県支援本部
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20090226ddlk25010470000c.html

 湖北地域の合併問題で、県市町合併推進支援本部(本部長、嘉田由紀子知事)は25日、1市6町による法定合併協議会の合併基本計画案を承認した。また1市6町の市町長は同日、県庁を訪ね、知事に法定協議会の設置を報告し、合併準備作業のため6町への県職員派遣を要望した。

 1市6町は長浜市と▽虎姫▽湖北▽高月▽木之本▽余呉▽西浅井−−の各町。法定協議会は今月16日に設置され、同20日に初会合を開いた。【服部正法】

毎日新聞 2009年2月26日 地方版

4198とはずがたり:2009/03/01(日) 11:58:51
<首都圏>千葉県

湘南市が破綻してしまった一方で葛飾市が出来れば千葉は神奈川に先行することになれんでぇ〜。
あと政令市狙えそうなのは何処でしょうかねぇ。

市町村合併:鎌ケ谷市長、「前向きに対応したい」 合併・政令市構想で
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20090225ddlk12010239000c.html

 鎌ケ谷市の清水聖士市長は24日の会見で、東葛・南葛地域の合併・政令市構想について「前向きに対応したい」との意向を表明した。合併相手や時期については今後の検討課題とした。これまでに市川市の千葉光行市長、船橋市の藤代孝七市長も肯定的な姿勢を見せており、今後議論が深まりそうだ。

 鎌ケ谷市は「東葛飾・葛南地域4市政令指定都市研究会」(事務局・船橋市)が昨秋に実施した4市市民アンケートで、回収率(50・8%)、共同研究認知度(41・7%)、合併・政令市への賛成(75・8%)の項目でいずれも4市中トップだった。

 この結果について、清水市長は「自治会単位で細かく実施したタウンミーティングで政令市の話もしたため、市民が市政をよく知っているのではないか」と分析。「市民の関心の高さは重く受け止めないといけない」と述べた。

 さらに、清水市長は4月以降に同市を含めた近隣5市を中心に設立予定の市長懇話会についても積極的に参加する考えを示した。【清水隆明】

毎日新聞 2009年2月25日 地方版

4199とはずがたり:2009/03/01(日) 12:09:42
<東北・北海道>山形県
>>3531 >>3567 >>3700 >>3807 >>3823 >>4185

市町村合併:米沢市長、法定協設置請求に賛成意見 /山形
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20090224ddlk06010167000c.html

 米沢・川西両住民有志の合併法定協議会設置を求めた署名に基づく直接請求について、安部三十郎米沢市長は23日、「出されれば『賛成』の意見を添えて議会に提出する」と述べ、27日開会の3月定例市議会に設置を提案する意思を示した。「住民発議なのでその意思は尊重すべきだ」と話した。

 この日、市選管が署名(2089人)の有効数が、法定の有権者数の50分の1の1443人を上回る1724人と決定した。24日から3月2日まで市選管で縦覧される。

 一方、川西町の署名(1234人)も審査の結果、法定304人を上回る1151人と決定した。すでに21日から27日まで縦覧が行われている【近藤隆志】

毎日新聞 2009年2月24日 地方版

4200とはずがたり:2009/03/01(日) 12:45:05
<東北・北海道>山形県最上

市町村合併:鮭川村の進める会、法定協設置を直接請求 494人分の署名提出 /山形
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20090224ddlk06010165000c.html

 鮭川村の「鮭川村の合併を進める会」(荒木大安、熊谷市夫代表)が、新庄、真室川、戸沢の3市町村との法定合併協議会設置を求める直接請求を実施。23日、494人分の署名簿を村選管に提出した。必要な有権者の50分の1(89人)を大きく上回る。

 署名の有効数が確定した後、元木洋介村長が3市町村の首長に合併協設置議案を各議会に提案するかどうかを照会する。3市町村議会が法定協議会設置を可決し、鮭川村議会も可決した場合、法定協議会が設置される。

 荒木代表は「どうして合併しないのかと若い人は話している。地域がきちっとまとまる合併が必要だ」と話した。

 鮭川村は4市町村での任意合併協議会には参加したが、昨年12月、法定合併協議会には加わらなかった。残る3市町村は先月13日に法定協議会を設立している。【米川康】
毎日新聞 2009年2月24日 地方版

4201とはずがたり:2009/03/02(月) 18:20:42
<九州・沖縄>宮崎県
>>4193-4194

合併へ…小差にしこり懸念も 清武町住民投票
2009年02月23日
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/?itemid=15204

 事実上、宮崎市と合併へ―。22日に行われた清武町の合併住民投票は、合併賛成票が反対票をわずか393票上回る激戦となった。同町は前回(2004年11月)の住民投票以降、「合併」「自立」で揺れ続けており、今回も町を激しく2分する集票合戦が繰り広げられた。

 今回は投票率が50%を超えるかが焦点となった。鐙和俊町長が50%未満なら開票しないと言及したこともあり、町民の関心は高かった。合併問題に一応の決着が付いた形だが、住民団体の激しい争いに町民間にしこりが残ることを心配する町民も。

 50代の農業男性は「票差はどうあれ結果は示された。町民同士がいがみあってはいけない。宮崎市の中で、清武町の存在感をどう訴えていくか、手を取り合って進めていくべきだ」と話していた。

4202千葉9区:2009/03/02(月) 20:08:41
意外に合併話がほとんどないのが東京都ですよね。
大立川市、大府中市くらい有り得そうですが。

4203とはずがたり:2009/03/03(火) 01:44:31
<近畿>滋賀県

来年1月1日 合併 湖北1市6町 3日調印
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090302-00000052-kyt-l25
3月2日23時29分配信 京都新聞

 長浜市と虎姫、湖北、高月、木之本、余呉、西浅井の6町が28日、滋賀県長浜市で法定合併協議会(会長=川島信也長浜市長)を開き、合併期日を「2010年1月1日」とする協定書案などを承認、3日に協定書の調印式を行うと決めた。
 協議会で、長浜市議会が合併特別委員会の結果を報告し、前回協議で提案された合併期日「1月25日」案を拒否。6町議会は当初案の1月1日合併を主張し、協議は一時、平行線をたどった。
 7市町の首長や議長らが検討し、当初案の1月1日を再提案。川島市長は、市議会の過半数の議員が合併推進を決議したことなどを理由に会長判断で承認することを報告した。
 1市6町はそれぞれ、3月定例議会で合併関連議案を議会に諮る。合併協議は昨年7月から任意合併協で協議を開始、2月に法定合併協を設置した。
 1市6町の人口は計約12万4000人。面積は680平方キロメートル。合併すれば、人口で草津市を抜いて県内2番目となる。

最終更新:3月2日23時29分

4204とはずがたり:2009/03/03(火) 01:49:11

<近畿>滋賀県
>>3969

町村合併:近江八幡と安土、合併準備室設立へ 理事ら15人を内示
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090227-00000292-mailo-l25
2月27日16時2分配信 毎日新聞

 合併新法期限内での合併を目指している近江八幡市と安土町は3月1日、近江八幡市役所に合併準備室を立ち上げる。近江八幡市から9人▽安土町から4人▽県から1人の計14人と近江八幡市の市町合併担当理事1人の15人体制。【斎藤和夫】
 これに伴う部次長級の異動は次の通り。(1日付、敬称略)
 【部長級】近江八幡市協働政策部理事・市町合併担当(近江八幡市都市産業部理事・産業振興担当)松木喜代司
 【次長級】協働政策部次長兼企画政策グループリーダー兼地域政策課長(協働政策部次長兼地域政策課長兼地域政策課篠原駅・周辺整備推進室長)村井幸之進

2月27日朝刊
最終更新:2月27日16時2分

4199人の署名を提出 安土町 合併問う住民投票請求
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090227-00000042-kyt-l25
2月27日22時19分配信 京都新聞

 滋賀県安土町が目指す近江八幡市との合併の是非を問う住民投票実施を求め、同町で署名活動を展開した「安土大好き!みんなの会」(大林宏代表)の会員らが27日、4199人の署名を町選管に提出した。
 署名は地方自治法74条に基づく直接請求。有権者の50分の1以上の署名を集めれば、首長に条例制定を請求できる。
 会は1月23日から2月22日まで署名を集めた。有権者数は9893人(2008年12月2日現在)で、審査などを経ても署名が必要数を上回るのは確実とみられる。4月下旬までに津村孝司町長が町議会に住民投票条例案を提案する見通し。
 大林代表は「合併を急ぐ必要はない。町長と議会は民意を大切にしてほしい。議会が否決するなら町長リコールしかない」と話している。一方、津村町長は「各地区で住民説明会を重ね、同市との合併は6−7割の町民から理解を得たと解釈している。住民投票は必要ない」と述べた。

最終更新:2月27日22時19分

4205とはずがたり:2009/03/03(火) 01:51:55
>>4202
合併は基本的に財政的に自立できない地方切り捨て政策なので都市部は緩慢ですよね。
東京全般・千葉都市近郊部・相模原地区を除く神奈川・南部埼玉・大阪・兵庫阪神地区と殆ど合併は進んでませんし。

4206とはずがたり:2009/03/03(火) 01:54:30
<近畿>滋賀県

>>4203の前段階の記事。>>4197と同じ記事なのか?

湖北合併を2日再協議 法定協、期日など議論足踏み
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090301-00000013-cnc-l25
3月1日11時10分配信 中日新聞
 湖北1市6町による第2回法定合併協議会が28日、長浜市の浅井文化ホールであった。来年1月1日の合併期日などの協議項目に市議会側が反対したため、議論は膠着(こうちゃく)。「1月25日」の代案が示され、会合をいったん休憩して各市町で検討した上、2日に協議を再開する妥協案で落ち着いた。
 市議会合併協議特別委員会の押谷憲雄委員長は27日の特別委での審議結果を報告。「1月1日まで10カ月を切る中、システム統合が安全にできるという確認がとれてない」と主張し、合併期日など残された5つの協議項目をいずれも否認した。
 法定協の議事運営は、市議会側の要望を受けて全会一致の原則が盛り込まれていることから、この日の合併合意は不可能な情勢に。強行採決などの憶測も流れたが、断続的な休憩を挟んで、各市町長や議長らが調整を重ねた結果、合併期日の代案をあらためて検討することで一致。法定協を2日午後7時から再開し、合意形成を目指すこととなった。
(多園尚樹)
最終更新:3月1日11時10分

4207とはずがたり:2009/03/04(水) 20:50:02
<九州・沖縄>鹿児島県

やってたのか>協議。
志布志が難癖つけてるなら入れてあげよーよ。

現特例法内の合併断念 大崎町長
志布志市との協議は継続
(2009 03/04 06:30)
http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=15580

 志布志市との合併を模索してきた大崎町の東靖弘町長は、3日行われた町議会本会議で、「さまざな意見を集約した結果、いまが合併のときではないと判断した」と明言。現行の合併特例法の期限(2010年3月末)内での合併を、事実上断念する考えを示した。同市には2日、阿野二郎議長とともに報告したという。
 ただし、東町長は施政方針の中で「特例法の期限後も志布志市側と情報交換を行い、合併の機運の高まりを図っていく」と説明。本会議後も、南日本新聞の取材に対し「住民アンケートなど意思確認のめどがたたず、特例法内の合併は困難と判断したが、合併をあきらめたわけではない。引き続き志布志市とは協議を続けていく」と強調した。

4208名無しさん:2009/03/05(木) 22:00:17
池田は伊丹や川西と合併して兵庫県池田市になればいい

4209とはずがたり:2009/03/05(木) 23:01:21
川西よりは池田の方が地名のブランド力有りそうで良いかも知れませんけど空港擁する伊丹はうんとは云わないのでわ?

あと池田を兵庫県にってのはなんか具体的な動き有りますかね〜。
池田取られて大阪府が文句云うなら代わりに尼崎を大阪にでも呉れてやりましょうかねw

4210とはずがたり:2009/03/06(金) 16:22:52
<東海>岐阜県
>>4196
ありゃりゃ。。
本巣市は単なる観測気球だったのかな・・。

>町議らは…広域行政や消防組合の運営面などから、来年3月末をめどに本巣市との合併を進めることには批判的な意見が噴出。…まずは揖斐郡を中心に合併を検討する意見が多数を占めた
因みに本巣市は元々本巣郡である。

「本巣市と合併協設立」提案、大野町長が撤回
2009年03月03日08:37 
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20090303/200903030837_7269.shtml

 揖斐郡大野町の杉山茂町長は2日、本巣市との合併協議を行うため町合併協議会設立を町議会全員協議会に提案したが、議員らの同意を得られず、提案を撤回した。

 同町は2004(平成16)年に、池田町を除く揖斐郡6町村との合併協議会を離脱。その後、杉山町長は町議会に合併の必要性を説明してきた。この日、合併特例法の期限となる来年3月末をめどに本巣市との合併を協議する意向を初めて議員らに提示した。

 全員協議会で杉山町長は、地方交付税減額やパナソニック岐阜工場閉鎖に伴う町財政の先行き不安など、町を取り巻く状況を町議10人に説明。本巣市を合併先とした理由について「昨秋から隣接市町に合併協議の意思を打診した結果」と語った。

 だが、町議らは合併の必要性には理解を示したものの、広域行政や消防組合の運営面などから、来年3月末をめどに本巣市との合併を進めることには批判的な意見が噴出。特例法の期限にこだわらず、まずは揖斐郡を中心に合併を検討する意見が多数を占めた。

 杉山町長は「提案を撤回したが、合併の必要性は共通認識を得られた」としている。

4211とはずがたり:2009/03/09(月) 19:11:46
<東北・北海道>北海道

こんなもん江別がうんとゆやー済むだけの話しではないか。
江別も新篠津村との破談に懲りずに,寧ろ2市町村の合併を狙って欲しいくらいだ。
高橋無能知事の指導力不足も甚だしい。
北海道に関しては兎に角広いので安易な合併は好ましく無いとも思うが南幌の民意が江別を向いているのは明白。

市町村合併:北海道・南幌町は反対 住民投票開票
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090309k0000m010104000c.html

 北海道栗山、由仁両町との飛び地合併の是非を問う南幌町の住民投票が8日投開票され、反対が2728票(投票全体の51.55%)で賛成の2532票を僅差(きんさ)で上回った。合併推進派の三好富士夫町長が再選された昨年12月の町長選とはねじれた民意が示された形になったが、住民投票の結果に従い3町の合併は破談となる可能性が強まった。市町村合併を巡る住民投票では2月22日にも留寿都村で反対多数の結果が出たばかりで、合併を奨励する道は「破談ドミノ」に衝撃を受けている。

 当日の投票資格者は7179人(男3438人、女3741人)。投票率は73.72%で住民投票の成立に必要な50%を上回った。開票後、三好町長は「結果は結果として真摯(しんし)に受け止めるが、私の一存で方向性を定めるのはまだ早い。もうしばらく熟慮させていただきたい」と述べた。

 しかし、同町の住民投票条例は「町長は住民投票の結果を尊重しなければならない」と規定しており、町議会も合併反対派が多数を占めていることから合併協議の継続は困難な状況。三好町長は「住民投票がいいのかどうか疑問に思う。住民は身近なことでしか判断できない。長いスパンでと訴えたが、聞いていただけなかった」と悔しさをにじませた。

 栗山町の椿原紀昭町長は「残念ですが、南幌町民の最終的な判断だと受け止める。非常に厳しい状況になったことは事実」、由仁町の竹田光雄町長は「町長選でも一つの民意が示されている。南幌町長は総合的に判断し態度を決定すると思う」とコメント。3町長は9日に会談し、今後の対応を協議する。

 3町は旧合併特例法下でも合併協議を進めたが、長沼町を挟んで飛び地となる南幌町で04年10月に実施された住民投票が反対多数となり破談。05年1月に「自立」を掲げて初当選した三好町長が財政難を理由に合併推進に転じ、昨年5月から同じ3町の枠組みで協議を再開していた。

 反対票を投じたパート従業員の名畑真知子さん(57)は「離れている町と合併しても長い目で見ていいことはない。合併するなら江別市や北広島市とすべきだ」。飛び地となることへの不安が払拭されず、町側が訴えてきた財政効率などの合併のメリットが十分に町民に浸透しなかったことがうかがえる。

 10年3月末で期限が切れる合併新法下、道内の合併成立はゼロにとどまっている。後志管内喜茂別町・留寿都村に続き南空知3町の合併が破談に向かう情勢となり、期限内の合併を目指して協議が進んでいるのは網走管内湧別・上湧別2町のみとなった。【吉田競、横田愛】

4212とはずがたり:2009/03/09(月) 23:12:57
<首都圏>神奈川県

県西合併「09年末までに方向性」/小田原市長が施政方針演説
政治・行政
2009/02/18
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryivfeb0902463/

 小田原市の加藤憲一市長は十八日、同日開会した小田原市議会三月定例会本会議で、昨年五月の就任後初となる施政方針演説を行った。二〇〇九年度の方針について、市長は「『新しい小田原』の実現へ、あらゆる努力を積み重ねる」と決意表明した。

 市長は「新しい小田原への指針」として、「いのちを大切にする小田原へ、希望と活力あふれる小田原を、市民が主役の小田原に」の三本柱を掲げた。その上で「より一層の市民への情報提供と、政策立案段階での市民参画を大きく進めることが必要だ」と自らの基本姿勢を示した。

 〇九年度の重点方針については「お城通り地区再開発、市民ホールの建設、小田原地下街の再生という目下直面する大型課題の解決方針を決定し、その具体化のプロセスに入る」と述べた。

 県西二市八町の合併では「県西地域合併検討会の下部組織である任意合併協議会研究会で必要な検討を進め、〇九年度末までに合併の方向性を明らかにしたい」との考えを示した。

4213千葉9区:2009/03/12(木) 20:55:17
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20090311/122658
岩舟町長「法定協休止を」 独断、佐野市へ申し入れ
(3月12日 05:00)

 岩舟町の針谷育造町長は十一日夕、佐野市役所に岡部正英市長を訪ね、二月から始まった法定合併協議会(法定協)の休止を文書で申し入れた。「(対等合併ではない)今回の合併では町民のためにならない」というのが主な理由。同町は昨年七月、編入の可能性を周知した住民投票の結果、佐野市を合併相手に選択したばかり。合併を申し入れた側の町長が本格協議に入る段階で「民意」を軽視する行動に出たことで、町内からは町長リコール(解職請求)の声も上がっている。

 針谷町長は同日午後一時半すぎから、町議会との非公式会合を持った。「合併協議を休止する」との一方的な説明に、議員から「民意を無視している」「独断だ」などの反対意見が多数(十一対四)を占めたが、単独行動に出た格好。同日午後六時から会見した針谷町長は「合併を短時間で進めることは町民の利益につながらず無理と判断した」と説明した。

 針谷町長は、昨年九月の町長選で無投票で初当選して以来、民意とは別に合併自体に慎重な発言を繰り返してきた。昨年十二月の協議書締結後は論点を合併方式に変え対等合併を主張。編入を唱える佐野市側をけん制してきた。

 法定協(委員二十七人)は二月五日にスタート。一回目は岩舟町の一部委員が対等合併を主張。協議の前提となる合併基本四項目のうち重要な合併方式で合意に至らず、先行きが不透明となっていた。

 十九日に予定する二回目の法定協では、副会長でもある針谷町長の行動を受けて休止か、民意を優先し採決で編入合併を決めるのかが焦点となる。

 四年前、旧田沼、葛生町と対等合併している佐野市側は「(手続きに時間がかかる)対等合併は現実的に無理」と、財政支援を得られる合併新法期限(二〇一〇年三月末)での編入合併を目指すことを決めている。

 突然の協議休止申し入れに岡部市長は「住民投票を受けて進めてきた。町長個人の判断だけでいいのか。はっきりとした理由も分からず町民が気の毒だ」と戸惑いをみせた。

http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20090311/122657
<解説>住民投票の民意軽視 岩舟町長の独断
(3月12日 05:00)
 岩舟町の針谷育造町長の唐突な行動は、佐野市と岩舟町の合併の行方を占う十九日の第二回合併協を前に、最後の抵抗という見方ができる。

 平成大合併の中で、岩舟町はこれまで大平、藤岡町による「大岩藤」構想でも庁舎問題などをめぐって協議会が廃止。栃木市を中心とする「一市五町」構想からも離脱した経緯がある。

 住民投票まで実施して導き出した「民意」をどうとらえたのか。「編入か対等か、住民の意見が分かれている」(町長)という説明では到底理解できない。

 合併協の議事運営は合意が基本だ。ただ合併形式で意見が分かれたときは、出席委員の三分の二の賛成で議決できる。岩舟町側にも編入合併に理解を示す委員がおり、採決となれば町長の思惑は外れる。

 合併に否定的な針谷町長が無投票当選したことが、そもそもの発端。周囲からは「一期四年を町の再生に懸けたい町長からすれば、合併によって失職するのは本意ではない」との指摘も聞こえる。

 今後は協議会が町長の行動をどう判断するかにかかっている。町の将来の姿を描くこともなく撤退してきた過去と同じ轍(てつ)を踏むのか、町長には町民への説明責任がある。

4214とはずがたり:2009/03/12(木) 21:56:35
<首都圏>栃木県佐野岩舟地域

>>4213
なんと・・。民意を踏みにじってとんでもない町長だヽ(`Д´)ノ

4215名無しさん:2009/03/13(金) 12:51:51
保身のための暴挙!最低の町長!!

4216とはずがたり:2009/03/18(水) 01:07:06
<東海>静岡県
>>4081の前の記事

1月15日、合併準備会 富士宮・芝川事務連絡会
2008/12/26
http://www.shizushin.com/news/feature/gappei/news/20081226000000000017.htm

 富士宮市と芝川町の合併協議事務連絡会は25日、第8回会議を芝川町役場で開き、第1回合併協議会設立準備会を来年1月15日に富士宮市役所で開くことを決めた。今回の会議で、事務連絡会としてのすべての協議を終えた。準備会は全3回の予定。副市長、副町長がトップとなり、法定合併協の設置に向けて、両市町の合併協議の方向性を検討する。
 10月21日から開かれてきた事務連絡会では、両市町の企画担当部門の職員が中心となり、都市計画の区域区分の設定、保険料や地方税、出先機関の取り扱いなど、今後の主な協議事項となる約60項目を洗い出した。また、これまでに合併方式を富士宮市への「編入」、新市名称を「富士宮市」とする方針も確認している。

4217とはずがたり:2009/03/18(水) 01:08:52
<東海>静岡県

合併に向け住民説明会 準備会協議の結果報告 芝川町
2009/02/25
http://www.shizushin.com/news/feature/gappei/news/20090225000000000035.htm

 富士宮市と芝川町の合併に向けた住民説明会が23日、同町で始まった。町当局が同市との合併協議の経緯や合併協議会設立準備会での協議結果などを報告した。説明会は28日までに6回開く。  
 23日夜は町立内房小で開かれ、町民約70人が参加。野村寛町長は町の財政について「交付税に依存している。投資的経費を減らすのにも限界がきていて、高齢化が進み福祉の予算が膨らめば、将来、お金が足りなくなる」と説明し、「(合併すれば)目先では住民にとって苦しい場面もあるが、将来、子や孫が安定した生活を送るためには富士宮市の大きな傘に入らなければならない」と合併の必要性を訴えた。
 町当局は、両市町間での住民負担、住民サービスの比較を示したほか、合併協議の課題となっている公共施設の使用方針、都市計画の区域区分などについても説明した。
 住民からは税金や都市計画区域区分などの制度移行について質問が出たほか、「住民負担は多くなるとみられるが、しっかりとした信念で合併を進めてほしい」などとの声が上がった。24日は町立稲子小で説明会が行われた。
 今後の説明会の日程は次の通り。時間はいずれも午後7時から。
 25日、B&G海洋センター▽26日、柚野小▽27日・28日、くれいどる芝楽

4218とはずがたり:2009/03/18(水) 01:10:23
<東海>静岡県

此処迄の経緯

芝川町:町長選の野村氏初当選、富士宮市との合併選択−−住民の意思示される /静岡
>>3518
毎日新聞 2007年12月25日

1月15日、合併準備会 富士宮・芝川事務連絡会
2008/12/26
>>4216

編入方式を再確認、合併協設立へ準備会 富士宮市芝川町
2009/01/16
>>4081

法定協設置議案提出を決定 富士宮・芝川合併準備会
2009/01/30
>>4118

合併に向け住民説明会 準備会協議の結果報告 芝川町
2009/02/25
>>4217

芝川町議会が可決 富士宮との合併協設置
2009/03/09
http://www.shizushin.com/news/feature/gappei/news/20090309000000000053.htm

 芝川町議会3月定例会は9日、本会議を開き、富士宮市との法定合併協議会設置議案を全会一致で可決した。
 町議会は6日の議会運営委員会でも合併協設置議案を全会一致で可決していた。本会議後、野村寛町長は「ここまで長かった。全会一致で可決という結果が伝わり、富士宮市議会でも可決してもらえれば。合併協が設置されたら、住民説明会で出た町民の要望を踏まえながら、より良い合併にしたい」と語った。
 両市町は合併新法期限の来年3月までの合併実現を目指していて、富士宮市議会も2月定例会に合併協設置議案を上程している。市議会は10日の総務文教委員会で同議案を審議し、18日の最終本会議で採決する予定。市議会でも可決されれば、4月上旬にも法定合併協が設置され、本格的な合併協議が始まる。

芝川との合併協設置案可決 富士宮市議会総務文教委
2009/03/11
http://www.shizushin.com/news/feature/gappei/news/20090311000000000022.htm

 富士宮市議会総務文教委員会は10日、2月定例会で付託されている芝川町との法定合併協議会設置議案を審議し、賛成多数で可決した。18日の2月定例会最終本会議で採決する予定。
 賛成討論では▽両市町は生活、文化、経済圏が一体▽合併新法期限内が合併の最後のチャンス▽合併で市の可能性の広がりが期待できる―などと意見が上がった一方、反対討論では「5回だけの協議会ではすべての課題の協議は難しい。合併後も本当に行政サービスを維持できるのか疑問が残る」との主張があった。
 芝川町議会は9日の3月定例会本会議で同議案を全会一致で可決していて、市議会も本会議で可決すれば、4月上旬にも合併協が設置される見通し。

4219とはずがたり:2009/03/18(水) 12:05:47
<東海・首都圏>静岡県伊豆地方

在任特例に批判集中 賀茂1市3町 議会で再検討へ
2009/02/14
http://www.shizushin.com/news/feature/gappei/news/20090214000000000016.htm

 賀茂地区1市3町(下田市・河津・南伊豆・松崎町)による第9回合併協議会が13日、河津町役場で開かれ、新市の議会議員の身分などについて議論した。旧市町の全議員に約1年1カ月の在任特例を適応する案などが検討されたが、各委員からは批判的な意見が集中。各市町議会で再検討した後、合併協に新たな案を示すことを決めた。
 在任特例は、原則として合併と同時に全員失職する議員の激変緩和措置として、最大2年間新たな自治体の議員にとどまることができる制度。合併新法でも旧法に続き認められた制度だが、「行財政改革に逆行する」との批判も多く、県内では焼津市と旧大井川町の合併など3例のみしか適用されていない。
 提案では(1)2011年4月29日まで全市町議員(46人)が在任した後、旧市町別の選挙区で定数30人を選出(2)新市誕生後50日以内に定数24人の選挙で選出―の2案が示された。ただ、民間の委員を中心に「2案から選ぶこと自体に無理がある」「在任特例は住民の反対意見も多い」「議員定数も減らすべき」などの批判が相次いだため、各議会が市町長を含めて再検討する方針となった。
 このほか、合併期日を10年3月20日にすることや、県内で初めて予算配分枠を持つ地域自治組織について議論した。

新市議の在任7カ月半 旧市町に地域自治区 賀茂地区合併協
2009/03/05
http://www.shizushin.com/news/feature/gappei/news/20090305000000000015.htm

 新法期限内(2010年3月)の合併を目指す賀茂地区1市3町(下田市、河津、南伊豆、松崎町)の第10回合併協議会が4日、松崎町環境改善センターで開かれた。約7カ月半の在任特例を適用する新市議会議員の取り扱いや、県内で初めて予算配分枠を持つ地域自治組織の設置などを確認した。
 議員の在任期間は、旧市町の決算を認定する9月定例会の会期に合わせ、同年11月10日までとした。各市町の全議員(46人)が留任する。新市誕生時の推定人口を考慮し、議員定数は26と設定。初回の選挙は旧市町ごとに選挙区を設ける。
 2月に開かれた第9回合併協では、1年1カ月の在任特例を適応する案など2案が出されたが、委員からの批判が相次ぎ再検討されていた。
 新市における地域自治組織は、合併後10年間にわたって旧市町の区域別に「地域自治区」を置く制度。各区の住民代表が地域課題について市に提言する「地域協議会」もそれぞれ設置する。
 自治区別の予算は、各市町の現在の基金残高や債務状況などを基本に算出した。地域住民の細かな要望に対応する「地域振興費」を設けたほか、各区の発展に必要な建設費と基金をそれぞれ「地域事業費」「地域振興基金」とした。
 新市全体で行う事業を含めた普通建設費の総額は、10年間で約235億円としている。

4220とはずがたり:2009/03/18(水) 12:19:01
<東海>静岡県伊豆地方
>>3619-3620

混迷の賀茂合併 松崎町「否決」の波紋
(上)西豆への“未練”予想外
2008/03/06
http://www.shizushin.com/news/feature/gappei/kikaku/14/20080306103840.htm

 議論のテーブルとなる合併協議会の設置もかなわず、スタートでいきなりつまずいた賀茂地区1市3町(下田市、河津、南伊豆、松崎町)の合併問題。財政難、少子高齢化、医療過疎など課題が山積し、合併の必要に迫られている現実はどの市町も変わらないのに、足並みがそろわない。松崎町議会が合併協議を拒否した背景は。1市3町の将来はどこへ向かうのか。地域の生き残りを懸けた賀茂地区の合併の行方を考える。
 「意見が割れていたのは知っていたが、何とか(賛成多数で)うまくいくと思っていた」。先月27日、松崎町議会の臨時会で合併協設置議案が否決された直後。町長室に戻った深沢進町長は、想定外の展開にぼう然と口を開いた。事前の予想は賛成5、反対4。情勢は一転して否決となり、深沢町長が「施策の骨組み」に掲げた1市3町合併に、早くも“黄色信号”がともった。
 反対議員の大半が主張するのが隣の西伊豆町を含む合併。消防や教育などさまざまな分野を共有し、地域性のつながりは強い。ただ、両町には4年前の西豆3町村(松崎、西伊豆町、賀茂村)合併で破たんした歴史もあり、「なぜ、西伊豆なのか」と反対議員の声に首をかしげる人は多い。
 西豆合併崩壊のきっかけを作ったのは松崎町だった。議論終盤になって実施を決めた住民投票が事実上破たんの引き金となり、表面上は“けんか別れ”とも思われた。しかし、「当時から西豆合併を主張する議員がお互いの町にいる。その関係が今も続いているのだろう」(元町議)と、4年前のつながりが今回の「否決」に影響しているとの声も。松崎町議の1人はこうも明かす。「松崎と西伊豆の議員の間で、『数年後に合併したい』との話も持ち上がっているようだ」
 一方で今回、「距離が遠い」「地域性が違う」と合併協議を“拒否”された他市町。河津町の団体職員男性(52)は「確かに距離はあるけど、仕事でもよく行くし、それほど遠く感じない。松崎を含めた伊豆南部でまとまりたい」と話す。「友人もいるし、松崎はむしろ身近な町」と言う下田市の自営業男性(58)は、「松崎の議会は自分勝手。周囲への影響も考えるべきだ」と手厳しい。
 今後、1市3町で合併協を設置するには、松崎町議会に設置案が再提出され、3月中に可決することが条件となる。松崎町の男性(75)は「西伊豆との対等合併はあり得ない。10年、20年先を見据えた判断を議会にお願いしたい」と訴える。

混迷の賀茂合併 松崎町「否決」の波紋
(下)迫る“タイムリミット”
2008/03/07
http://www.shizushin.com/news/feature/gappei/kikaku/14/20080307080048.htm

 「申し訳ない」―。松崎町議会が賀茂地区1市3町の合併協議会設置案を否決した翌日の2月28日。下田市役所に集まった下田、河津、南伊豆の首長を前に、深沢進松崎町長は沈痛な面持ちで謝罪を口にした。今回の合併構想は、賀茂地区の核となる市を目指した“最後のチャンス”。「松崎抜きの合併は考えられない」。合併協設置案の可決にこぎつけた他市町の首長は口をそろえ、深沢町長へ3月中の議案再提出を要望した。
 今回、松崎町以外の議会で可決した合併協設置案の規約は「4月1日付」。そのため、同町議会が3月中に可決しない場合、他市町の議決は効力を失う。深沢町長は「合併に向け、可能性を検討したい」との姿勢を示しているが、反対が賛成を上回る現在の町議会の状況では、議案の再提出すら難しい。
 そんな中、同町で1市3町の合併協設置を求める署名活動が始まった。地域ごとに一部の区長が各家庭を回り、「合併協議だけでも始めるべき」との意見に賛同する町民を募っている。一方で「区長に頼まれれば、断れない人もいるはず。その署名が民意の証明か」と反発する声もあり、対立が深まっている。
 合併自体の必要性については、大半の町議、町民が理解を示している。合併せずに単独の道を選んだ場合、平成25年に町の基金残高はゼロ(町試算)。同町を含む賀茂地区全域でも、人口減や少子高齢化など、あらゆる数値の予測が単独での生き残りを否定している。今後、予想されるさらなる大合併に向け、いかに効果的で将来性のあるステップをするか。議会のかじ取りは、重要性を増すばかりだ。
 1市3町の人口は約5万3000人。大都市にはほど遠いが、賀茂地区で現在まとまりうる最大規模の合併だろう。数年後に基金が底をつく松崎町が、「当面は単独」と宣言した西伊豆町との合併を望むべきか。それとも今、伊豆南部に核となる市をつくるのか。判断の“タイムリミット”は近づいている。

4221とはずがたり:2009/03/18(水) 12:25:09
<東海・首都圏>静岡県伊豆地方
>>3706 >>3788

【合併動向】
松崎町、住民投票実施へ/南伊豆1市3町
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000170805070001
2008年05月03日

 南伊豆地域1市3町の合併問題で、松崎町議会は2日、住民が直接請求した法定合併協議会設置議案を賛成4、反対5で否決した。同議会の否決は3回目。深沢進町長は合併協設置の是非を問う住民投票を実施する意向を表明し、6月1日投開票の日程で調整を始めた。傍聴した町民からは「またか」という失望のためいきとともに、住民投票で亀裂が広がることを心配する声も出ている。(竹田和敏)

 この日の議会では、深沢町長が「住民発議の有効署名は673人で、多くの住民が設置を望んでいると考えられる」との意見書を提出。直接請求代表者の民宿業斎藤省一さん(66)が意見陳述し、「議会が2度否決し、町の将来を不安に感じた有権者が4日間で673人の署名を寄せた。これが民意ではないか」と、可決を求めた。

 これに対し、1人の議員が反対討論し、「町長の側近に署名を集めさせた『やらせ請求』だ」と批判。2人が賛成討論に立ち、「住民の代表として、議会は民意を重く受け取るべきだ」と主張した。

 その後、採決が行われた。賛成の挙手をしたのは、前2回と同じ4人にとどまった。

 深沢町長は記者会見で、「否決は当然予想していた。今後は住民投票で民意をはかることになる」と明言。「進退をかけるのは当然じゃないですか」とも語り、住民投票の結果によっては辞職する可能性にも言及した。

 深沢町長は8日に住民投票の実施を町選挙管理委員会に請求する予定だ。

 傍聴席で見守った斎藤さんは「1人しか反対意見を述べることができなかったのは、我々の行動に反論できなかったためだ。議会のリコール運動も考える」と話した。

 この日は、合併の対象である下田市と河津、南伊豆両町の議会でも、合併協の設置議案の採決が行われた。下田市は12対1、河津町は7対3、南伊豆町は6対4の賛成多数でいずれも可決した。

 下田市の石井直樹市長は松崎町議会の否決について「合併を論議する場まで拒むというのは残念。深沢町長は住民投票をやれば大丈夫だと言っているので、信じるしかない」と語った。

 否決後に記者会見した深沢進・松崎町長の一問一答は次の通り。
 ――3度否決されたが。
 「否決は当然予想していた。特に感慨はありません。今後は住民投票でまさに民意をはかることになる」
 ――今回は反対する議員の説得に努めたのか。
 「私が訪ねると殻を閉ざすことがうかがえたので、へたに動かず静観した方がいいと思った」
 ――住民投票の自信は。
 「町民は賛成してくれると思う」
 ――住民代表の議会が否決したのに、住民投票を実施する理由は何か。
 「このまま合併しないと、次の道州制などで更なる大きな合併の動きがあれば吸収されるだけだ。合併しないと町と賀茂郡の将来がなくなると考え、住民投票を行う」
 ――前に否決された時に、自ら進退問題に触れたが、今回もそうか。
 「当然じゃないですか」

4222とはずがたり:2009/03/18(水) 12:30:01

<東海・首都圏>静岡県伊豆地方

>即日開票の結果、賛成が2943票で、反対の2322票を上回り、合併特例法の規定により、合併協の設置が決まった。同町議会はこれまで3度にわたって設置案を否決してきたが、町民の直接的な意思がこれを覆すことになった。

【合併動向】
合併協設置、賛成が多数/松崎町
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000170806020002
2008年06月02日

 南伊豆地域1市3町(下田、河津、南伊豆、松崎)の法定合併協議会設置の是非を問う松崎町の住民投票が1日あった。即日開票の結果、賛成が2943票で、反対の2322票を上回り、合併特例法の規定により、合併協の設置が決まった。同町議会はこれまで3度にわたって設置案を否決してきたが、町民の直接的な意思がこれを覆すことになった。

 投票率は77・77%で、昨夏の参院選(70・61%)を上回り、関心の高さを示した。当日有権者数は6855人。

 3424人の賛成署名を集めるなどした住民発議代表の斎藤省一さん(66)は「この結果が町民の民意だ。素直にうれしい。我々の訴えに賛同してくれた町民に感謝したい」と喜びを語った。

 また、深沢進町長は「ほっとした。1市2町には迷惑をかけたが、合併協で主張することは主張していきたい。反対した議員には、頻繁に情報を提供していけば、理解してもらえるかもしれない」と述べた。

 松崎町は住民投票の結果を受け、すでに設置案を可決している1市2町とともに合併協を6月中にも立ち上げ、人口5万人規模の新市を県の支援が得られる10年3月末までに発足させることを目指して協議に入る。県も合併推進構想から離脱した西伊豆町、東伊豆町を除く4市町の新たな合併構想を認める意向だ。

 下田市の石井直樹市長は「合併の正式な検討組織を発足できて感慨深い。合併の最後のチャンスとして実現に努力したい」とコメントを発表した。

 ただし、合併を決めるには、協議を経たうえで、改めて各議会の議決が必要となる。このため、最終的には設置案を否決してきた松崎町議会の判断に委ねられることになる。

 石川嘉延知事は1日、「松崎町の住民が将来を十分考えたうえで、的確な判断をされたものと高く評価する。県も南伊豆地区の合併協議が円滑に進むよう、可能な限りの支援をしていく」とするコメントを出した。


 《解説》 

 松崎町議会は、合併協の設置案を3度にわたって1票差で否決してきた。採決に加わらなかった斉藤貞一郎議長は賛成派。しかも、反対派の1人は「合併協議は必要」と認めながら、議決では一貫して反対するという微妙な状況だった。

 「合併の是非は別にして、対等にこの地域の将来像を協議する場だけは作ってほしい」。そう訴える町民の一部グループが、深沢町長に議案の再提案を求めたり、住民発議に乗り出したりした背景には、議会内のすっきりしない対応があった。

 町民自らが下した判断によって、昨年11月の西伊豆町と東伊豆町の離脱でいったん挫折しかけた県の南伊豆地域の合併推進構想が息を吹き返した。財政の硬直化や少子高齢化の進行などで地域の先行きを心配する町民が、合併への道筋を選んだとみられる。

 だが、協議の行方は多難が予想される。平成の大合併といわれた04年、西伊豆町と松崎町などの合併協が新町名を「西伊豆」と決めた後、松崎町が合併の是非を問う住民投票の実施を持ち出し、解散した経緯もある。

 今回の1市3町の枠組み内にも対立の火種は残る。老朽化して移転新築が課題の共立湊病院をめぐり、下田市と河津町が県に合併と絡めた支援策を期待する一方で、現在地の南伊豆町の議会は移転反対を決議した。

 今後、最終的に合併を議決する際に、松崎町議会が再び否決する可能性もある。協議の行方を見守る住民の責任は大きい。(竹田和敏)

4223とはずがたり:2009/03/18(水) 12:42:21
<東海・首都圏>静岡県伊豆地方

松崎町長が辞意表明 合併問い町長選再出馬
03/17 15:11
http://www.shizushin.com/news/pol_eco/shizuoka/20090317000000000058.htm

 松崎町の深沢進町長は17日、賀茂地区1市3町の合併への民意を問う町長選を実施するため辞意を町議会に表明した。同町議会が3月定例会で2009年度一般会計予算案から賀茂地区1市3町の合併協運営関連経費計153万円を削除したことを受け、「6月に予定されている廃置分合議決を可とするため、町長職を辞して、合併を公約に掲げ再び立候補する決意を固めた」と述べた。
 深沢町長は会見で、辞職の時期について、廃置分合議決までに町長選を実施する方向で調整する考えを示した。具体的な期日については「現時点では未定」とした。
 削除された経費については、地方自治法により義務的経費として予算化する方針。本定例会で再議に付す必要があり、再び修正議決などを受けた場合は首長に原案執行権がある。
 議会審議では篠原健一議員と渡辺武議員が連名で「これまでの協議内容に合併の必要性や町の将来展望が見受けられない」として修正動議を提出。賛成6、反対3で修正案を可決し、続いて修正部分を除く原案を賛成多数で可決した。
 合併協は新年度予算に事務局費や広告啓発費など725万円を計上することを確認し、各市町に分配して予算計上を求めていた。

4224とはずがたり:2009/03/18(水) 12:44:28
<東海・首都圏>静岡県伊豆地方

動き出す賀茂合併 1市3町協議会設置
(上) 町民“孤立”を懸念 「今できること」選択
2008/06/03
http://www.shizushin.com/news/feature/gappei/kikaku/15/20080602.htm

 松崎町の住民投票により、合併協議への道が開かれた賀茂地区1市3町(下田市、河津、南伊豆、松崎町)。合併協議会は5日設置され、新法期限(平成22年3月)内の合併を目指して新市のビジョンを描くことになる。“孤立”を懸念する同町民の危機感が、賀茂地域の合併を前進させた。1市3町の抱える合併に向けた課題を踏まえ、ようやく始まる協議の展望を考える。

 「とにかく合併協議をしないと、この町に将来はない」。合併協設置の是非を問う住民投票が実施された1日、開票所の傍聴席に詰め掛けた賛成派町民は口をそろえた。同町の遠藤哲さん(60)もその1人。「松崎が単独でやっていけなくなるのは間違いない。これで協議すらできなければ、町は完全に孤立する」。そう話し、心配そうに開票作業に目をやった。
 同町の人口は約8300人。人口減少は10年で1000人ほどと、著しい。昨年まで町内に4校あった小学校も、再来年には1校になる。財政難や観光不況など町を取り巻く環境は厳しさを増し、「合併は避けられない」というのが町議会でもほぼ共通の認識となっていた。
 ところが2月27日、町議会は合併協の設置議案を一票差で否決、その後も2度の臨時会で合併協議を拒み続けた。反対した大半の議員が、西伊豆町を含めた合併を望んだ。両町の役場間は近く、車で約10分。教育、観光などさまざまな面でつながりが強い。
 松崎町の60代の男性も「西伊豆との合併が本当は1番」と話すが、住民投票は賛成票を投じた。両町の合併協議は4年前に破たんし、さらに西伊豆町は昨年「当面の単独」を表明している。「松崎は今できることをやらないと…」。男性は下田側との合併協設置に賛成した複雑な思いを口にした。
 住民投票の結果は賛成多数。歓喜に包まれる賛成派事務所を訪れた同町の女性(69)は、1市3町を「確かに財政は良くない地域かもしれない」と見るが、「それでも努力し、協力して少しずつ良くしてほしい」と付け加える。「1市3町は、現段階では将来への最善のステップ」と、賛成票を投じた多くの住民が期待を寄せている。

動き出す賀茂合併 1市3町協議会設置
(下)異なる地域の事情 「納得し合う協議」鍵
2008/06/04
http://www.shizushin.com/news/feature/gappei/kikaku/15/20080616164952.htm

 「正直、ほっとしている」―。松崎町の住民投票で賛成多数となり、賀茂地区1市3町(下田市、河津、南伊豆、松崎町)の合併協議会の設置が決まった翌日の2日。会見に臨んだ石井直樹下田市長は、安どの表情を浮かべた。だが、笑みはその一瞬だけ。「4つの市町が尊重し合い、互いに相乗効果を生む協議を進めていく」。曲折をたどった今までの経緯を思い浮かべ、協議会の会長としてようやく始まる合併協議へ気を引き締めた。
 1市3町の面積は約400平方キロメートル。広大な半面、道路整備は進んでおらず、住民投票でも伊豆半島の西、東海岸の“距離感”が合併反対の1つの根拠となった。「新市の一体感を生む道が必要」という首長は多く、合併協議で道路整備が重要な議題に上るとみられる。観光地としての地域性も考え、「朝日と夕日を望む東西の海岸を結べば誘客効果も大きいのでは」(深沢進松崎町長)との声もある。
 地域医療の在り方も論点になりそう。南伊豆町の共立湊病院を下田市などへ移転する構想が浮上するなか、議会が移転に難色を示す同町の鈴木史鶴哉町長は「合併協議でも病院の問題を議題にすべき」と主張するのに対し、「病院問題と合併協議は直接関係ない」とする桜井泰次河津町長。意識に若干の温度差もみられる。
 ほかにも各地域が抱える事情の違いは多い。しかし、「合併協議はお互いに痛み分けし、納得し合うのが大切」と県賀茂地域支援局の松永憲明局長は話す。下田市の女性(56)も「伊豆の南部が活気を取り戻すような合併を目指して、しっかりと話し合ってもらいたい」と、動きだす賀茂合併に注目している。
 (この連載は下田支局・松岡雷太、松崎支局・金野真仁が担当しました)

4225とはずがたり:2009/03/18(水) 12:51:25
<東海・首都圏>静岡県南伊豆地域賀茂1市3町合併 時系列その1

市町村合併:伊豆半島南部の6市町首長招集−−県賀茂地域支援局 /静岡
2006年11月25日
>>3014
県側が合併がらみで注目される南伊豆町の共立湊病院の移転・新築や合併支援道路については「今回の支援策は県下一律。湊病院と道路は合併話が進展していく過程で別途に考える」と伝えた。

市町村合併:伊豆南部1市3町の4首長合意、法定協設置へ 新法期限内目指す /静岡
2007/12/28
【2007年末迄の経緯】
>>3540

市町村合併:松崎町議会、法定協設置を否決 県は「想定外」と衝撃 /静岡
松崎町長「進退含め相談」合併案否決下田市長は再提案要望
2008年2月28日
>>3619-3620

合併推進署名提出に「町民の関心高い」 松崎町長
2008/04/05
>>3706

松崎町、住民投票実施へ/南伊豆1市3町
2008年05月03日
>>4221
 南伊豆地域1市3町の合併問題で、松崎町議会は2日、住民が直接請求した法定合併協議会設置議案を賛成4、反対5で否決した。

松崎“チラシ合戦” 賀茂1市3町枠組み賛否
2008/05/18
>>3879

松崎で住民投票告示 1市3町合併協の賛否問う
05/22 15:15
>>3788

合併協設置、賛成が多数/松崎町
2008年06月02日
>>4222
 法定協設置の是非を問う松崎町の住民投票が1日あった。即日開票の結果、賛成が2943票で、反対の2322票を上回り、合併特例法の規定により、合併協の設置が決まった。
 投票率は77・77%で、昨夏の参院選(70・61%)を上回り、関心の高さを示した。当日有権者数は6855人。
 松崎町議会は、合併協の設置案を3度にわたって1票差で否決してきた。採決に加わらなかった斉藤貞一郎議長は賛成派。しかも、反対派の1人は「合併協議は必要」と認めながら、議決では一貫して反対するという微妙な状況だった。
 今回の1市3町の枠組み内にも対立の火種は残る。老朽化して移転新築が課題の共立湊病院をめぐり、下田市と河津町が県に合併と絡めた支援策を期待する一方で、現在地の南伊豆町の議会は移転反対を決議した。

4226とはずがたり:2009/03/18(水) 12:51:50
<東海・首都圏>静岡県南伊豆地域賀茂1市3町合併 時系列その2

動き出す賀茂合併 1市3町協議会設置
(上) 町民“孤立”を懸念 「今できること」選択
(下)異なる地域の事情 「納得し合う協議」鍵
2008/06/04
>>4224-4225
 地域医療の在り方も論点になりそう。南伊豆町の共立湊病院を下田市などへ移転する構想が浮上するなか、議会が移転に難色を示す同町の鈴木史鶴哉町長は「合併協議でも病院の問題を議題にすべき」と主張するのに対し、「病院問題と合併協議は直接関係ない」とする桜井泰次河津町長。意識に若干の温度差もみられる。

南伊豆地区の合併問題:1市3町合併協準備会、あす法定協設置の調印式
毎日新聞 2008年6月4日 地方版
>>3813
 合併協議会設置準備会が3日開かれ、5日に法定協設置の調印式を行うことなどを決めた。
 合併協の事務局は下田市の県総合庁舎内に置き、4市町と県から計10人の専従職員を派遣する。10日から活動を始める。合併協の初会合は6月下旬に開催する予定。

南伊豆地区の合併問題:法定合併協、4市町の新市名称公募へ
7月31日12時1分配信 毎日新聞
>>3859

賀茂地区1市3町、協議継続を確認 電算システム統合は日程変更
2008/12/25
>>4083

新市名は「下田市」、賀茂1市3町 総合支所方式 本庁、現市役所に
2008/12/25
>>4020>>4003

来年度の予算案、賛成多数で確認 賀茂1市3町合併協
2009/01/22
>>4083

在任特例に批判集中 賀茂1市3町 議会で再検討へ
2009/02/14
>>4219

新市議の在任7カ月半 旧市町に地域自治区 賀茂地区合併協
2009/03/05
>>4219

松崎町長が辞意表明 合併問い町長選再出馬
03/17 15:11
>>4223

4227とはずがたり:2009/03/18(水) 12:54:10
<東海・首都圏>静岡県駿東地域

政令指定都市が支持低いけど沼津・三島など3市3町合併、知事が事実上断念>>3546(07.12.26)だしねぇ(けど御殿場はその時のには這入ってなかったのか)。

合併肯定が過半数 御殿場市民アンケート
2009/02/16
http://www.shizushin.com/news/feature/gappei/news/20090216000000000037.htm

 御殿場市はこのほど、市議会全員協議会で、昨年10月に実施した市町合併に関する住民アンケートの結果を公表した。合併を「進めるべき」と回答した人が6割近くに達した一方、合併の枠組みについては小山町、裾野市との2市1町を望む人が圧倒的多数を占め、大規模合併による政令市移行への志向が低いことが示された。
 アンケートは昨年10月に20歳以上の市民2000人を対象に実施し、863人から回答があった。合併、広域連携の是非や枠組み、適正な人口規模など10項目を問い、小山、裾野でも同時期に同じ設問で実施して両市町は結果を集計中。
 合併を「進めるべき」と回答したのは57%で、「広域連携のみ進める」「現状維持」を合わせた慎重派の27%を大きく上回った。合併を望む理由に、住民サービス向上を挙げる人が65%、行政効率化を挙げる人が60%と目立った。
 「進めるべき」と回答した人の中で、合併の相手を選択する質問では、小山町が93%、裾野市が78%、長泉町が32%で、三島市は10%、沼津市は9%にとどまった。適正な人口規模は20万人が最多の42%、30万人が15%で、政令市移行が視野に入る70万人以上との回答は3%。沼津市などを中心とする大規模合併への意識が極めて低いことがうかがえる結果となった。

4228とはずがたり:2009/03/18(水) 12:59:06
<東海>静岡県

■巧く行った
静岡市+庵原郡由比町
富士市+庵原郡富士川町
焼津市+志太郡大井川町
藤枝市+志太郡岡部町

■巧く行きそう
富士宮市+富士郡芝川町

■行きそうにない
下田市+賀茂郡河津町+賀茂郡南伊豆町+賀茂郡松崎町

松崎の町議会が兎も角難関。町議会のリコール等で圧力掛けられる(成功例♪>>3946>>4028>>4067)迄民意が盛り上がるかどうかが鍵か。

■巧く行かなかった
沼津市+三島市+御殿場市+裾野市+田方市(伊豆の国市)+田方郡函南町+駿東郡清水町+駿東郡長泉町+駿東郡小山町
藤枝市+焼津市+志太郡大井川町+志太郡岡部町
富士市+富士宮市+庵原郡富士川町+富士郡芝川町

中心市に周辺町が編入合併されるケースは巧く行ってるし,新法以降以後の合併件数は静岡県がダントツの印象だ。御殿場市+駿東郡小山町なんてのもひょっこり実現してしまうかも知れぬ。御殿場界隈も御殿場市+裾野市+駿東郡小山町とすると途端に主導権争いその他で巧く行かなくなるやもしれぬ。。裾野市+長泉町なんてのがあったとすると案外すんなり成功したりして。新市名は駿東市とかにして。

4229とはずがたり:2009/03/19(木) 18:48:28
<東北・北海道>宮城県

周辺と中心温度差 合併4市アンケート
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/03/20090319t11048.htm

合併後の評価
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/gappei/20090319m101.jpg

 「平成の大合併」で誕生した宮城県石巻、登米、栗原、大崎4市の行政運営を評価している地域住民は栗原が6割、大崎が5割強となる一方、石巻、登米は半数に満たないことが、河北新報社が実施した電話アンケートで分かった。同一市内で見ると、中心部よりも周辺部の住民が行政サービスの低下に不満を感じている。今後の課題には、4割近い住民が「医療や福祉の充実」を挙げた。

◎評価と理由/面積広く一体感なし

 合併後の行政運営に対する評価はグラフの通り。「大いに評価」「ある程度評価」の合計は、栗原が60.8%と最も割合が高く、大崎54.8%、登米46.2%、石巻46.0%と続いた。

 評価する理由は、「都市の知名度が上昇」が全体で最多となり、市別では石巻15.2%、登米27.4%、栗原20.4%、大崎25.5%だった。「首長や議員を削減できた」は登米(21.4%)と栗原(21.2%)で2割を超えた。

 評価しない理由は「周辺部の行政サービス低下」が、登米(53.8%)と栗原(45.1%)で最多。「面積が広く一体感がない」は大崎(41.8%)でトップだった。石巻は「周辺部の行政サービス低下」と「面積が広く一体感がない」がともに27.1%で並んだ。

 現在の市域を、市役所がある中心部(旧石巻市、旧迫町、旧築館町、旧古川市)と、それ以外の周辺部とに分けて集計したところ、周辺部は「周辺部の行政サービス低下」(48.7%)が、評価しない理由のトップだった。

 中心部は「面積が広く一体感がない」(37.3%)が最も多かったほか、「特色あるまちづくりができなくなった」(22.2%)も回答が多く、周辺部(7.1%)との意識の違いが浮き彫りになった。

◎行政サービス/6割超「向上点ない」

 合併後に最も良くなったサービスについては、63.8%の住民が「特に良くなった点はない」と回答。「公共施設の広域利用」が1割を超えたが、「窓口サービス」「市役所などへの交通手段」などはいずれも1割に達しなかった。

 逆に最も悪くなった点は「医療体制」が23.5%と最多で、市別では登米の51.6%が突出した。登米市は合併後、市立5病院のうち三つを無床診療所化する計画を策定。行政と住民との合意形成をめぐる議論が続いており、マイナス評価が増えたとみられる。

 このほか、「公共施設の統廃合」(19.1%)、「除雪や道路清掃などのきめ細かさ」(17.0%)が挙げられた。「特に悪くなった点はない」も21.1%に上った。

 住んでいる地域が市内の他の地域と比べ、合併の良い面と悪い面のどちらを多く受けているかについては、「どちらも同じ」が62.1%、「悪い面が大きい」が31.7%で、「良い面が大きい」は4.0%だった。
2009年03月19日木曜日

4230とはずがたり:2009/03/19(木) 23:47:11
<近畿>滋賀県

・゚・(ノД`)・゚・。嬉しいッス。泣けるッス。此処迄苦労しただけに感激もひとしお。

市町村合併:長浜市議会、関連議案を可決 1市6町、きょう県に申請へ
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20090318ddlk25010303000c.html?inb=yt

 長浜市と虎姫、湖北、高月、木之本、余呉、西浅井の6町の合併問題で、長浜市議会本会議は17日、合併関連議案をすべて可決した。6町は3月議会で既に可決しており、これで関連市町の議決がそろった。1市6町は18日に嘉田由紀子知事を訪ね、合併申請を行う。今後、県議会の議決を経て県が総務省に合併届をし、当初目標の10年1月1日の合併実現を目指す。

 1市6町の法定合併協議会は3日、合併協定に調印し、地元レベルでの課題は、賛否の拮抗(きっこう)する長浜市議会での議決に絞られていた。関連議案は16日の市議会合併協議特別委で継続審査になったが、本会議で賛成多数で可決し、成立した。

 また、同市朝日町、中川芳藏さん(85)らから直接請求された住民投票条例制定議案が、川島市長の意見付きで提案された。市長意見は「合併問題は総合的に高度な判断を求められる。合併判断の意思決定は議決案件として市議会の機能に属する」として条例は不要とした。

 条例案は、合併協議特別委では賛成多数で可決したが、本会議で否決された。関連議案議決後、市長は「大きな山を越えほっとしている。みなさんの努力、協力のたまもの。新市のまちづくり計画実現に全力をあげる」と語った。【野々口義信】

4231とはずがたり:2009/03/19(木) 23:48:13
<近畿>和歌山県

那智勝浦の議会は反対か。。
>合併協議会負担金を削除した修正案が可決され、町議会の大勢は合併反対。

新宮・那智勝浦・太地の1市2町で仕切り直しすべきか?

市町村合併:那智勝浦町長、進退に言及「新宮市との合併次第で」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090319-00000162-mailo-l30
3月19日14時0分配信 毎日新聞

 那智勝浦町の中村詔二郎町長は18日の町議会で、新宮市との合併協議に絡み、「合併がなくなれば町長を務める考えはない。合併が決まった場合は、その後を見定めるため出馬することもありうる」と述べ、合併の成否によって任期満了(9月25日)に伴う次期町長選での進退を判断する考えを示した。
 一般質問に答えた。中村町長は「合併がなければ次期町長の任期は4年間となるが、長期にわたる町長を務める考えはない」と話した。一方、「合併がスムーズに行われた場合、任期は来春の新市の市長選まで。他に立候補する人があるかどうか分からないが、その場合は合併が円満に終わるのを見定めたい」と語った。
 中村町長の発言について、合併推進派の議員は「合併実現に向けた強い決意」と受け止める。反対派の議員は「合併協議会負担金を削除した修正案が可決され、町議会の大勢は合併反対。合併協議は白紙に戻すべきだ」と指摘した。【神門稔】

3月19日朝刊

4232とはずがたり:2009/03/19(木) 23:49:26
<東北・北海道>山形県

市町村合併:米沢市議会、法定合併協設置案可決 川西町議会はあす採決
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20090318ddlk06010138000c.html

 米沢市議会は17日、米沢市と川西町の両市町の住民発議の直接請求による法定合併協議会設置議案を賛成多数で可決した。安部三十郎市長は設置賛成の意見書を付け提出。「市民の意見を広く聞き、是非も含めて論議するのが自然の流れ。川西町と合併協議をしてみるべきだ」としたが、自身の合併賛否については言及を避けた。

 米沢側の請求代表者で米沢青年会議所直前理事長の西方一正さん(35)は「少子高齢化、人口減少社会に突入し、多様化する住民サービス継続、行政効率化、財政安定化のため、地域住民を交えた合併の話し合いを公式にできる場を設けるべきだ」と述べ、「議論の内容や情報すべての公開」も求めた。

 反対の議員からは、合併新法の優遇措置期限がある来年3月末までの短期間の議論や、交付税減など合併後の効果への疑問が出た。川西町は19日に議決する予定。【近藤隆志】

4233とはずがたり:2009/03/19(木) 23:50:15
<東北・北海道>山形県

う〜ん・・・

市町村合併:新庄・戸沢の合併協から、離脱を正式表明−−井上・真室川町長
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20090317ddlk06010218000c.html

 新庄、真室川、戸沢の3市町村による法定の「新庄最上地域合併協議会」の第5回会合が新庄市民プラザで16日開かれ、井上薫真室川町長が「町民の意向を受け離脱を決意した」と述べ、合併協議会からの離脱を正式に表明した。

 山尾順紀新庄市長は「本当に残念だが、真室川町の意向を尊重する」と話し、協議会の規約を変更して新庄、戸沢の2市村で協議を続ける方針を示した。

 しかし、渡部秀勝戸沢村長は「村内で住民投票の動きなどもある。来月中旬までには方向性を明確にする」と話し、1対1の合併に対し態度を明確に示さなかった。今後の協議会については、戸沢村の意向をふまえ再開することを確認した。【米川康】

4234とはずがたり:2009/03/19(木) 23:52:47
<首都圏>埼玉県

市町村合併:杉戸町長リコールへ運動 慎重派3団体表明 /埼玉
http://mainichi.jp/area/saitama/news/20090317ddlk11010328000c.html

 春日部市、宮代町との合併を検討している杉戸町で、合併慎重派の住民3団体が16日、記者会見し、野口勝久町長のリコール(解職請求)に向け運動を開始する方針を明らかにした。県地域政策課によると、「平成の大合併」をめぐるリコール運動は県内4例目。

 会見したのは、杉戸町のまちづくりを考える会(木村芳裕代表)▽子どもの未来を考える会(小川清一代表)▽杉戸市をつくろう会(福田孝雄代表)の3団体。木村代表は「春日部との合併は07年の住民投票で反対票が上回り否定されたのに、今度は住民投票をしないまま合併を進めるなど町民の意思を無視している」と理由を述べた。

 町議会(定数18)では賛成派と反対派が拮抗(きっこう)し、住民投票条例案の扱いをめぐり混乱。野口町長は3月議会で、投票方式に代わる「住民意向調査」のための補正予算を提出し、審議が続いている。

 3団体はリコール決起集会を29日午前10時から、同町堤根の「すぎとピア」で開く。リコール請求に必要な法定署名数は、有権者の3分の1以上で、同町の場合は約1万2900人。【栗原一郎】

毎日新聞 2009年3月17日 地方版

4235とはずがたり:2009/03/19(木) 23:54:48
<近畿>和歌山県
>>4231

市町村合併:那智勝浦町、負担金570万円復活の予算案告示 /和歌山
◇新宮市との合併
http://mainichi.jp/area/wakayama/news/20090314ddlk30010454000c.html

 那智勝浦町は12日、「新宮市・那智勝浦町合併協議会」の負担金570万円を復活させた09年度一般会計当初予算案を告示した。町議会で負担金削除を求めた修正案が可決されたが、中村詔二郎町長は、地方自治法に基づき予算原案の予算執行権を行使した。

 町によると、地方自治法で負担金は義務費とされ、修正案が可決されても、町長は議会の採決なしで執行できる。中村町長は「引き続き、新宮市との合併協議を続ける」とコメントした。【神門稔】

毎日新聞 2009年3月14日 地方版

4236とはずがたり:2009/03/19(木) 23:56:38
<関東・甲信越>長野県

これは事実上のゼロ回答=拒絶に等しいのか?

市町村合併:波田町は編入合併が基本 松本市が素案 /長野
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20090313ddlk20010030000c.html

 松本市は12日の市議会総務委協議会で、波田町との合併協議への基本姿勢の素案を示した。市への編入合併を前提とし、行政サービスは原則、市の制度に統一▽要望事業は取りまとめない▽財政、町立波田総合病院問題に関し庁内に検討組織を設置−−などの内容。

 要望事業を取りまとめないことについて、市は「『国・県からの財政支援ありきだ』との視点は持たない」と説明。病院問題については、病院監査経験者らによる検討組織を設置し「経営形態の見直しを視野に、合併後のあり方を検討する」という。

 委員から、合併後の病院問題に関し「自治体が経営するのは疑問だ」「独立採算を視野に検討を」などの声が出た。【光田宗義】

毎日新聞 2009年3月13日 地方版

4237とはずがたり:2009/03/19(木) 23:57:49
<九州・沖縄>長崎県

市町村合併:東彼杵・川棚・波佐見の3町、東彼杵郡合併協議会を設置
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20090313ddlk42010555000c.html

 東彼杵、川棚、波佐見3町の「東彼杵郡合併協議会」が12日、設置された。会長には東彼杵町の紙谷修町長が就任。事務局は川棚町役場内に置いた。第1回会議は27日、東彼杵町総合会館で開く。

 3町の合併を巡っては、各町民が昨年7月、各町に合併協設置を請求。議会に付議され、川棚、波佐見両町議会は可決したが、東彼杵町は否決。このため今年1月、同町で合併協設置の是非を問う住民投票が実施され、賛成が反対を上回った。

〔長崎版〕
毎日新聞 2009年3月13日 地方版

4238とはずがたり:2009/03/19(木) 23:58:53

<東北・北海道>岩手県

市町村合併:川井村議の任期在任特例を適用−−宮古との合併協
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20090313ddlk03010099000c.html

 10年1月1日に編入方式で合併を目指している宮古市と川井村の法定合併協議会が12日開かれ、議員の任期について村議(10人)は市議の任期である同年4月30日まで、新市の議員として在任することを確認した。

 12年4月30日までが任期となっている村議は本来は合併により今年12月31日で議席を失うが、合併特例新法の在任特例を適用することにした。報酬は村議の現行額を引き継ぐ。合併後の最初の市議選は宮古市の市議定数30で実施する。【鬼山親芳】

毎日新聞 2009年3月13日 地方版

4239とはずがたり:2009/03/20(金) 00:00:06
<東北・北海道>山形県
(´・ω・`)>>4233

市町村合併:鮭川村の合併を進める会、法定協設置請求 482人の署名添え /山形
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20090311ddlk06010133000c.html

 「鮭川村の合併を進める会」(荒木大安、熊谷市夫代表)は10日、元木洋介村長に、▽新庄市▽真室川町▽戸沢村−−との4市町村での法定合併協議会設置の本請求をした。真室川町議会が9日、合併協議会離脱を決議しており、4市町村での合併も絶望的だが、荒木代表は「情勢は厳しいが村に合併は必要だ。署名集めでも合併賛成の声が多く、これが村民の思い」と話した。

 合併協設置請求に必要な有権者の50分の1(89人)以上の有効署名482人分を集めた。

 元木村長は「法律に従い、3市町村に伝える」と話した。【米川康】

毎日新聞 2009年3月11日 地方版

4240とはずがたり:2009/03/20(金) 00:00:53
<中国・四国>島根県

市町村合併:合併研究会の設置を 東出雲町長、松江市に要請へ /島根
http://mainichi.jp/area/shimane/news/20090310ddlk32010688000c.html

 東出雲町の鞁嶋弘明町長は9日の3月定例町議会本会議の所信表明で、松江市と合併した場合の行政課題について協議する研究会の設置を松江市に要請することを明らかにした。

 鞁嶋町長は「合併の検証については、基本構想策定後に着手すると考えていた。本町を取り巻く社会経済情勢は03年の単独町制選択時と比べて大きく変化している」として、「ライフラインや危機管理分野、教育活動分野などで依存度の高い松江市と合併した場合の比較検討を行う場を早期に設置したい」と話した。

 鞁嶋町長は07年8月の町長選で単独町制派だった現職を破り初当選。「松江市と信頼関係を築き、ライフラインを確保する」と松江市との信頼関係構築を強調していた。

 鞁嶋町長の表明を受け、松浦正敬・松江市長は「いつでも門戸を広げて協議を受ける意思は持っている。申し出があれば積極的に受けていきたい」と話した。【岡崎英遠、御園生枝里】

毎日新聞 2009年3月10日 地方版

4241とはずがたり:2009/03/20(金) 16:01:24
<近畿>滋賀県

殆ど意味のない調印式の記事。実際は>>4230の長浜市議会の審議が事実上唯一の関門であった。

コンパス:長浜市など1市6町の合併問題は… /滋賀
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20090307ddlk25070548000c.html

 長浜市など1市6町の合併問題は、曲折を経て合併調印式にこぎつけた。このあと関係市町で合併議決の廃置分合議案の議決を待つが、「湖北は一つ」を合言葉に、来年1月1日を期日とした合併は、ヤマ場を超えて大きく前進したといえるだろう。

 今回の合併問題は、大詰めに来て揺れた。なかでも長浜市議会は賛否がきっ抗してることもあって合併特別委員長、議長の不信任、発言をめぐって市議が懲罰されるなど対立の構図をさらけ出した。淡々と進んでいた合併協議会も終盤、市議会の対応をめぐり6町側から批判の集中砲火を浴びていた。

 協議会の全員一致という原則は一部破られ、紛糾の“火ダネ”が残る恐れがある。これまでの対立を解消し本当に心を一つにできないのであれば、新市という器ができたに過ぎないと言わざるをえない。【野々口義信】
毎日新聞 2009年3月7日 地方版

4242とはずがたり:2009/03/20(金) 16:11:52
<近畿>滋賀県 長浜・湖北合併経緯

市町村合併:1市6町合併、法定協設置議案を可決−−長浜市議会
市町村合併:住民投票条例制定求め署名提出−−長浜市の住民投票すすめる会
09/02/17 毎日
>>4166

合併期日「1月25日」を検討 長浜市と湖北6町の法定協
09/02/28 京都新聞
>>4195

市町村合併:湖北1市6町、法定合併協の基本計画案を承認−−県支援本部
毎日新聞 2009年2月26日 地方版
>>4197

完了なるか合併法定協議 市議会の合併反対派が阻止画策
09/02/28
>>4192

 長浜市議会の合併反対派は、合併協議の完了阻止を狙い、反対派市議を二回目の法定協議会に送ることを画策しており、予断を許さない状況となっている。

 長浜市議会では、数で劣勢の合併反対派市議が、「合併協議特別委員会」の設置を求め、三月定例会初日の二十七日夕に設置される見通しとなった。先の「合併問題特別委」は合併反対派議員の牛歩戦術で、審議が果てしなく停滞したため、合併推進派議員が廃止動議を提出し、可決されたものの、再び反対派が設置を要求していた。
 特別委の委員構成は各会派人数の比例配分で決め、最大会派が少数会派に一部席を譲るのがこれまでの慣例。合併反対派はこの「紳士協定」を逆手に取って、特別委では反対派が数で上回るよう画策。結局、合併反対派八人、推進派七人の構成となった。

2人が移動など 長浜市議会会派

 合併反対、賛成議員が同居していた長浜市議会の会派「市民の声」(四人)の一人、吉田豊議員が二十七日、同会派を離脱し、別会派「プロジェクト21」に移籍した。また、会派無所属だった田中伝造議員が事実上の合併反対派会派「長愛クラブ」に加わった。
 数で劣勢の合併反対派議員が、主導権を奪おうと会派人数の比例配分で構成される合併協議特別委の設置を画策したことから、合併協議推進姿勢の吉田議員が、反対派議員と袂を別ち、推進派議員の会派に移籍したもの。合併反対派の田中議員の会派参加はこれに抗した動き。
 移動に伴い、合併賛成派の「長政会」、「プロジェクト21」、事実上反対派の「長愛クラブ」がともに六人となった。

湖北合併を2日再協議 法定協、期日など議論足踏み
3月1日11時10分配信 中日新聞
>>4206

来年1月1日 合併 湖北1市6町 3日調印
3月2日23時29分配信 京都新聞
>>4203

合併期日を「2010年1月1日」とする協定書案などを承認、3日に協定書の調印式を行うと決めた。
 協議会で、長浜市議会が合併特別委員会の結果を報告し、前回協議で提案された合併期日「1月25日」案を拒否。6町議会は当初案の1月1日合併を主張し、協議は一時、平行線をたどった。
 7市町の首長や議長らが検討し、当初案の1月1日を再提案。川島市長は、市議会の過半数の議員が合併推進を決議したことなどを理由に会長判断で承認することを報告した。

コンパス:長浜市など1市6町の合併問題は…
毎日新聞 2009年3月7日 地方版
>>4241

 長浜市など1市6町の合併問題は、曲折を経て合併調印式にこぎつけた。

市町村合併:長浜市議会、関連議案を可決 1市6町、きょう県に申請へ
毎日新聞 2009年3月18日 地方版
>>4230

 地元レベルでの課題は、賛否の拮抗する長浜市議会での議決に絞られていた。関連議案は16日の市議会合併協議特別委で継続審査になったが、本会議で賛成多数で可決し、成立した。
 また、直接請求された住民投票条例制定議案が、川島市長の意見付きで提案された。市長意見は条例は不要とした。
 条例案は、合併協議特別委では賛成多数で可決したが、本会議で否決された。

4243とはずがたり:2009/03/20(金) 21:29:06
<北関東>栃木県
>>4213-4214

市町村合併:佐野市との合併協問題 岩舟町長、休止方針見直さず
http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20090318ddlk09010042000c.html
◇町議会は再考促す

 岩舟町の針谷育造町長が町議会の反対を押し切る形で佐野市との法定合併協議会(法定協)の休止を同市に申し入れた問題が、17日開かれた同町議会の一般質問で取り上げられた。町長の行動を批判し、再考を促す厳しい質問が相次いだが、針谷町長は、休止の方針を見直す考えはないと強調した。

 4議員による質問に対し、針谷町長は休止を申し入れた理由について、(1)郡を超えての合併はもともと困難であること(2)合併方式を巡って、岩舟町と佐野市で意見が割れている法定協で、合併を実現するには時間が必要−−などと説明した。【中村藍】

毎日新聞 2009年3月18日 地方版

4244とはずがたり:2009/03/21(土) 03:37:55
<東北・北海道>宮城県

選挙:柴田町議選 あす告示 合併論議影響も /宮城
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20090316ddlk04010107000c.html

 任期満了に伴う柴田町議選が17日告示される。定数は現行の22から4減の18。現職15人、新人6人、元職1人の計22人が立候補の動きをみせている。

 同町は大河原、村田両町との3町合併協議を進行中で、3町長のうち滝口茂・柴田町長は慎重姿勢を示してきた。22人は、合併反対派と賛成派が半数ずつとみられ、投票結果は合併論議にも影響を及ぼしそうだ。

 投票は22日午前7時〜午後7時、町内17カ所で。同8時から町民体育館で即日開票される。2日現在の選挙人名簿登録者数は3万1681人。【豊田英夫】
【関連記事】

毎日新聞 2009年3月16日 地方版

4245とはずがたり:2009/03/21(土) 03:41:07
<東北・北海道>宮城県
>>4244

選挙:柴田町議選 22人が立候補 /宮城
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1225012514/356

4246とはずがたり:2009/03/21(土) 16:53:41
<首都圏>千葉県

ちょっと暗雲?
個人的には印旛市になるなら編入でかまわんぞ。

市町村合併:「編入」「新設」で主張分かれる−−印西合併協 /千葉
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20090314ddlk12010173000c.html

 印西市、印旛村、本埜村の合併を目指す法定協議会の第2回会合が13日開かれ、合併方式や名称を協議したが結論は出なかった。

 小川利彦・本埜村長らが「合併は相互信頼で成り立つもので対等であるべきだ」と新設合併を主張。本埜村議や印西市議らは「特例法の期限を考えると印西市への編入合併が自然」と主張した。名称も「印西市」「印旛市」などで意見が分かれた。次回は30日。【武田良敬】

毎日新聞 2009年3月14日 地方版

4247とはずがたり:2009/03/21(土) 16:58:02

<九州・沖縄>宮崎県

市町村合併:宮崎市議会が合併議案可決
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20090314ddlk45010459000c.html

 宮崎市議会は13日、清武町を来年3月23日に同市に編入する合併関連議案を全会一致で可決した。清武町議会も10日に同様の合併議案を可決しており、両市町の合併が確定した。新宮崎市の人口は39万8518人=3月1日現在。

 両市町は25日に東国原英夫知事に合併を申請。県議会の議決を経て総務相に届け出し、来年3月23日までに同相が告示する。

毎日新聞 2009年3月14日 地方版

市町村合併:宮崎市との合併議案、清武町議会が可決
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20090311ddlk45010586000c.html

 清武町議会は10日、来年3月23日に宮崎市に編入する合併関連議案を賛成多数で可決した。同町では2月に合併の賛否を問う住民投票を実施し、賛成が過半数を占めた。鐙(あぶみ)和俊町長は「賛成派の住民だけでまちづくりはできない。宮崎市域の中で独自の町を目指す」と意欲を述べた。

 町は3月定例会に、合併後5年間は旧町に合併特例区を設置することなど5議案を提案。議員から「町職員が住民を賛成に誘導した」などの反対や「住民投票で示された民意を尊重すべきだ」などの賛成意見が出た。議長を除く11人の採決の結果、5議案とも賛成8人、反対3人で可決された。

 市議会は12日に合併関連議案を提案し、可決される見通し。【中尾祐児】

毎日新聞 2009年3月11日 地方版

4249とはずがたり:2009/03/21(土) 16:59:41
<北関東>栃木県

市町村合併:二宮で閉町式 55年の歴史に幕 /栃木
http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20090316ddlk09010049000c.html

 真岡市と合併が決まった二宮町の町民会館で15日、閉町式があり、55年の歴史に幕が下ろされた。

 式典には関係者約300人が出席。藤田忠義町長は「生産高日本一のイチゴをはぐくむ豊かな自然や史跡に恵まれ、情熱を注いでまちづくりをしてきた」とこれまでを振り返った。「二宮町がなくなることに寂しさもあるが、新真岡市への新たな飛躍の第一歩だ」とあいさつした。

 福田武隼・真岡市長は「隣の自治体で共通点も多く、一心同体の間柄。安らぎと潤いのある交流都市にしたい」と語った。

 尊徳太鼓の演奏後、町旗が下ろされると、全員で万歳三唱して式典を締めくくった。

 二宮町は23日、真岡市と合併し、新真岡市が誕生する。【松谷譲二】

毎日新聞 2009年3月16日 地方版

4250とはずがたり:2009/03/21(土) 17:00:03
<東北・北海道>山形県

市町村合併:米沢市・川西町の両首長、法定協設置議案提案 意見書賛否分かれ /山形
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20090314ddlk06010138000c.html

 米沢市と川西町の法定合併協議会設置を求める両住民発議の直接請求で、両首長は13日、合併協設置の議案を開会中の各3月議会に提案した。しかし両首長が議案に付けた意見書は賛否がはっきり分かれた。

 安部三十郎米沢市長は「法定数を上回る(署名は)市民の意思に基づくもので賛成を明確に表明する」とした。

 一方、原田俊二川西町長は「これまで築いた協働のまちづくりや歴史・文化の継承などに危惧(きぐ)がある。期限が1年余りに迫り任意合併協などでの事前準備も無いまま法定協の協議が成立するか疑問視せざるを得ない」とし「米沢市と合併協を設置し協議を進める状況にない」と反対の意思を示した。

 米沢市は審議と採決が17日に行われ、設置が決まる見通しだが、19日予定の川西町は議員の賛成が過半数に至っておらず、微妙な情勢という。

 同様に法定合併協設置を審議した02年6月には川西町議会が反対し頓挫している。【近藤隆志】

毎日新聞 2009年3月14日 地方版

4251とはずがたり:2009/03/21(土) 17:05:35
<東北・北海道>山形県
>>4250-4251

市町村合併:米沢市との合併協設置案、賛成少数で否決−−川西町議会
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20090320ddlk06010148000c.html

 川西町議会は19日、同町と米沢市の両市町の住民発議による法定合併協議会設置議案を賛成6・反対8の賛成少数で否決した。02年3〜6月にも、両市町住民が法定合併協設置の直接請求をしたが、当時も川西町議会が設置案を否決。2回連続での頓挫となった。

 本会議では「多様化する住民ニーズに応えるため、合併してしっかりした財政基盤となる必要がある」などの賛成討論と、「合併新法期限まで1年では余りに拙速。住民意見を時間をかけ十分吸い上げる必要がある」など反対討論があった。

 川西側の菅野一則請求代表人は「結果は残念だ。住民と一緒に(合併の)話し合いもできないのか」と不満をあらわにした。

 合併新法は、議会が否決すると、首長が合併協設置を前提とした住民投票の請求を13日以内にできるが、原田俊二町長は毎日新聞の取材に「議案意見書に、設置し協議を進める状況にないと述べた通り。請求はしない」と明言した。

 町長が住民投票を請求しない場合、有権者の6分の1以上の署名を集めて設置への住民投票請求ができるが、菅野請求代表人は「仲間と相談したい」と述べるにとどまった。一方、米沢市側の西方一正請求代表人は「川西側の動きを見守りたい」と話した。【近藤隆志】

毎日新聞 2009年3月20日 地方版

4252とはずがたり:2009/03/21(土) 17:06:48
<東北・北海道>岩手県

市町村合併:釜石市長、合併協設置案を断念 「大槌町政混乱の恐れ」
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20090319ddlk03010101000c.html

 釜石市の野田武則市長は18日会見し、大槌町の住民有志による同市との法定合併協議会設置の直接請求を受けた加藤宏暉町長から意見を求められていた問題で、市議会への設置議案提出を断念する考えを表明した。これにより直接請求の手続きは打ち切られ、合併特例新法期限内(10年3月末)の合併は事実上なくなった。

 野田市長は断念した理由について「提案を選択すると、(町議会否決を経て)町の住民投票にまで発展し、町政を混乱させる恐れがある」と説明。合併協が仮に設置されても新法期限内の合併実現は時間的に厳しいとの見解を示した。

 そのうえで、「加藤町長とは市と町が広域連携を深めるための協議の場を設置することで合意した」と述べ、直接請求に署名した住民に最大限配慮したことを強調した。19日、加藤町長に回答する。

 住民発議で合併協設置を求めた「住民請求の会」代表人の一人の千葉新市さん(68)は「残念だ。(市長は提案しても)町議会で可決の見通しがないと判断したのだろう」と肩を落とした。【鬼山親芳】
毎日新聞 2009年3月19日 地方版

4253とはずがたり:2009/03/24(火) 11:39:22
<東北・北海道>宮城県

男女共同参画が進んでますねぇ>女性は現新7人が参戦する。
結構多いのでわ?

3町合併最大の争点 柴田町議選あす告示
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/03/20090316t11021.htm

 任期満了に伴う宮城県柴田町議選は17日、告示される。今回から4減の定数18に対し、現職15人、元議員1人、新人6人の計22人が立候補を予定している。前回2005年の町議選は、無投票で22人が当選しており、8年ぶりの選挙戦。再燃した大河原、村田との3町合併問題が最大の争点で、激戦となりそうだ。

 3町合併問題で、改選前の町議会は推進派が多数を占める一方、滝口町長は反対姿勢を鮮明にし、ねじれの構図となっている。是非を問う住民投票が7月に控えているが、合併するには町議会の議決が必要なため、町議選が合併実現の剣が峰となる可能性がある。

 立候補予定者のうち、3町合併の推進派は11人、慎重派または反対派が11人と拮抗(きっこう)しているとみられる。推進派には他町の推進派勢力らも加勢し、慎重派には少数与党からの脱却を目指す滝口町長が支援に奔走する。

 立候補予定者の党派別は公明、共産各1人で、ほかは無所属。女性は現新7人が参戦する。
 投票日は22日で、即日開票される。1日現在の有権者数は3万1681人。
2009年03月16日月曜日

4254とはずがたり:2009/03/24(火) 11:51:59
<近畿>和歌山県
>>4231 >>4235 >>4022

那智勝浦町長、合併協議進まなければ不出馬 和歌山
2009.3.19 02:56
http://sankei.jp.msn.com/region/kinki/wakayama/090319/wky0903190256009-n1.htm

 那智勝浦町の中村詔二郎町長は18日、町議会の一般質問で、新宮市との合併協議が進まなければ任期満了(9月25日)に伴う町長選に立候補しない意向を明らかにした。

 中村町長は出馬の意思を問われ、「合併がうまくいかなかった場合、次期町長の任期は4年になる。そういう任期での町長選には出ない」と答弁。協議が順調に進んだ場合は「(合併後に選挙があるため)次期町長の任期は6カ月程度になる。合併の行方を見届けたいが、後援会などと相談して決めたい」として、状況を見守りながら判断する考えを示した。

4255とはずがたり:2009/03/28(土) 02:17:55
<九州・沖縄>長崎県

3月26日のながさきニュース
長崎新聞
2010年3月合併に調印 佐世保市と江迎、鹿町町
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20090326/07.shtml

 佐世保市と北松江迎、鹿町両町は二十五日、来年三月に二町を市に編入する合併協定書に調印した。今後、各市町議会で関連議案を可決すれば事実上決定。県への申請、県議会の議決などを経て国が合併を告示する。

 江迎、鹿町両町が二〇〇七年十一月、それぞれ佐世保市に合併協議を申し入れ、〇八年七月に三市町で法定合併協議会を設置。合併協は今年二月まで八回の協議で三十四協定項目を了承した。

 佐世保市内のホテルであった調印式には合併協委員ら約百五十人が出席。朝長市長、亀山江迎町長、宮田鹿町町長に加え、特別立会人の金子知事がそれぞれ協定書に署名押印した後、四人で握手を交わした。

 あいさつで朝長市長は「合併で住民サービスが低下することもある。なぜ合併が必要か住民に伝えることが大切」と述べた。亀山町長は「責務を果たすことができ感無量」、宮田町長は「安心して古里を次代に継承できる」とした。

 佐世保市によると、二月現在の推計で三市町の人口は計約二十六万三千七百人。面積は計四二六・三平方キロで、合併すれば県内市町では対馬市に次いで二番目に広い自治体になる。

 佐世保市との合併をめぐっては北松佐々町で四月、法定合併協議会設置案の可否を問う住民投票が予定されている。

4256とはずがたり:2009/03/29(日) 17:50:06
<東海・甲信越>山梨県

市町村合併:新町名は「富士川町」−−増穂・鰍沢合併協 /山梨
http://mainichi.jp/area/yamanashi/news/20090326ddlk19010036000c.html
 ◇「決定方法不透明」指摘も

 増穂、鰍沢両町の合併協議会が25日、増穂町内で開かれ、合併後の新町名は「富士川町」に決まった。しかし、合併協の委員からは「決定方法に透明性がなかった」との指摘があり、「(合併をめぐる論争の)新たな火種になるのでは」と心配する声も合併協関係者から上がっている。

 この日は合併協の新町名候補選定小委員会で選定された「川の都」「峡南」「甲南」「富士川」「富水」の5案を協議することになっていたが、冒頭、小委員長は「富士川にしたい」と発言。委員からは「小委が富士川に決めた理由を聞きたい」「静岡の旧富士川町の二番せんじではないか」との異論も出たが、その直後に事務局が一般公募で富士川が356通と圧倒的に多かったことを発表。結局は全会一致で決まった。小委員長は富士川を推した理由を説明しないままだった。

 富士川は両町を流れ、古来から人や物の往来を担ってきた。ただ、南に約50キロ離れた静岡県内には昨年10月まで「富士川町」があった(合併で11月1日から富士市)。

 合併について現在も賛否両論がある増穂町では、志村学町長が「(合併への)大きな関門を抜けた」と述べる一方、合併反対派住民団体の斉藤欽也会長(町議)は「つい先日まで近くで使われていた町名にするのはいかがなものか」と批判している。【小林悠太】

毎日新聞 2009年3月26日 地方版

4257とはずがたり:2009/03/29(日) 17:52:14
<東海・首都圏>静岡県

南伊豆町議会:合併協運営費の分担金など削除へ /静岡
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20090326ddlk22010238000c.html

 南伊豆町議会の予算決算常任委員会は25日、南伊豆地域4市町(下田市、松崎、南伊豆、河津町)による法定合併協議会運営費などの分担金約155万円を削除した新年度一般会計予算案を賛成多数で可決した。

 鈴木史鶴哉町長は31日の本会議で、合併関連費を盛り込んだ予算案を提案する。否決されても地方自治法に基づいて予算を執行し、引き続き合併協に参加する方針。【中村隆】

毎日新聞 2009年3月26日 地方版

4258とはずがたり:2009/03/29(日) 17:54:45
<近畿>和歌山県

新宮市議会:合併反対議員の予算修正案否決−−閉会 /和歌山
http://mainichi.jp/area/wakayama/news/20090324ddlk30010547000c.html

 新宮市議会の3月議会は23日、138億3200万円の09年度一般会計予算案など23議案を可決し閉会した。

 また、那智勝浦町との合併に反対する2議員が、合併協議会関連予算を予算案から削除するよう求める修正案を提出し、賛成4、反対14で否決した。修正案の提出理由で「那智勝浦町議会で、合併協議会負担金を削除した修正案を可決したのは合併反対の意思表明。合併の可能性がなくなった以上、予算を執行することは、予算の浪費、税金の無駄遣い」とした。【神門稔】

毎日新聞 2009年3月24日 地方版

4259とはずがたり:2009/03/29(日) 17:55:50
<近畿>滋賀県

行政ファイル:近江八幡市議会
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20090324ddlk25010566000c.html

 【近江八幡市議会】23日、議会運営委員会を開き、臨時市議会を26日開催することを決めた。会期は1日。当局から金田小学校の整備工事請負契約(総額31億円)の締結案件と安土町との合併協議会設置案件、市副市長の選任につき同意を求める案件の計3議案が提案される。

毎日新聞 2009年3月24日 地方版

4260とはずがたり:2009/03/29(日) 18:14:30
<東北・北海道>山形県
>>4185 >>4199 >>4232 >>4250-4251

市町村合併:米沢市議会、法定合併協設置案可決 川西町議会はあす採決 /山形
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20090318ddlk06010138000c.html

 米沢市議会は17日、米沢市と川西町の両市町の住民発議の直接請求による法定合併協議会設置議案を賛成多数で可決した。安部三十郎市長は設置賛成の意見書を付け提出。「市民の意見を広く聞き、是非も含めて論議するのが自然の流れ。川西町と合併協議をしてみるべきだ」としたが、自身の合併賛否については言及を避けた。

 米沢側の請求代表者で米沢青年会議所直前理事長の西方一正さん(35)は「少子高齢化、人口減少社会に突入し、多様化する住民サービス継続、行政効率化、財政安定化のため、地域住民を交えた合併の話し合いを公式にできる場を設けるべきだ」と述べ、「議論の内容や情報すべての公開」も求めた。

 反対の議員からは、合併新法の優遇措置期限がある来年3月末までの短期間の議論や、交付税減など合併後の効果への疑問が出た。川西町は19日に議決する予定。【近藤隆志】

毎日新聞 2009年3月18日 地方版

4261とはずがたり:2009/03/29(日) 18:15:24
<近畿>滋賀県

市町村合併:湖北町長解職請求運動へ交付申請 アンケ無視し合併推進と町民ら
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20090324ddlk25010556000c.html

 湖北地域の1市6町の合併問題で、実施したアンケートでの住民意思を無視し合併を推進したなどとして、湖北町速水、寝具製造販売、鬼頭敏行さん(71)ら同町民19人が、南部厚志町長のリコール(解職請求)運動を行うことになり、23日、請求に必要な解職請求代表者証明書の交付申請を町選管にした。交付を受けて1カ月間、解職の是非を問う住民投票に必要な、町有権者7294人(3月16日現在)の3分の1の2432人以上の署名を集める。

 南部町長は「合併のスケジュールに影響はない。運動は残念だがアンケートだけが住民意思の把握手段ではない」と話している。

 ◇長浜では監査請求

 一方、長浜市では、合併について住民投票条例制定を直接請求した同市朝日町、中川芳藏さんらが、情報システム統合のスケジュールが合併に間に合わず、安全な稼働が確保できない、などとして、同日、市監査委員にシステム統合費11億1500万円の支出の差し止めを求め住民監査請求を行った。湖北町、木之本町、高月町でも同様の趣旨の住民監査請求が行われた。【野々口義信】

毎日新聞 2009年3月24日 地方版

4262とはずがたり:2009/03/29(日) 19:33:36
<東海・首都圏>静岡県

こんなに議会の反対が有る中で合併が実現する筈がないな。。
>協議会では、出直し町長選に踏み切った深沢進松崎町長と、新年度の合併協経費を町議会の委員会が削除した南伊豆町の鈴木史鶴哉町長があらためて経緯を説明した。町議会が合併協離脱を求める決議を可決した松崎町の遠藤美和子議長と鈴木源一郎議員は合併協を欠席した。

賀茂地区1市3町合併協、26協定項目を確認
2009/03/28
http://www.shizushin.com/news/feature/gappei/news/20090328000000000031.htm

 賀茂地区1市3町(下田市、河津、南伊豆、松崎)の第11回合併協議会が27日、下田市の県下田総合庁舎で開かれ、合併協の全26協定項目の確認を終えた。併せて、県の合併支援事業による道路整備案が示された。
 4市町の全一般職員を新市に引き継ぐ職員の取り扱いなどを確認した。県の支援事業は河津―松崎間、松崎―南伊豆間、南伊豆―下田間を結ぶ県道3路線の整備を2014年度までに行い、総事業予算12億円の1割を新市が負担する。
 協議会では、出直し町長選に踏み切った深沢進松崎町長と、新年度の合併協経費を町議会の委員会が削除した南伊豆町の鈴木史鶴哉町長があらためて経緯を説明した。町議会が合併協離脱を求める決議を可決した松崎町の遠藤美和子議長と鈴木源一郎議員は合併協を欠席した。

4263とはずがたり:2009/03/30(月) 13:48:42
<東海>静岡県

富士宮市・芝川町合併協の設置届け出 静岡
2009.3.27 02:56
http://sankei.jp.msn.com/region/chubu/shizuoka/090327/szk0903270256002-n1.htm

 合併を目指している富士宮市の小室直義市長と芝川町の野村寛町長が26日、県庁に石川嘉延知事を訪ね、合併協議会の設置を届け出た。

 届け出は、両市町議会で今月、合併協設置案が可決されたことを受けて行われた。両市町議会とも、これまでに同案を否決した経緯がある。

 小室市長は「これが第一歩。新たな緊張感がある」と述べ、野村町長は「いろいろあったので、よくここまで来たと思う」と感慨深げだった。第1回合併協は4月6日に開かれる。

4264とはずがたり:2009/04/02(木) 22:47:36
<北関東>栃木県
>>4243

市町村合併:佐野・岩舟法定協、合併協議休止を決定 継続、再開望む声も
http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20090320ddlk09010077000c.html

 佐野市と岩舟町の法定合併協議会が19日、同町内で開かれた。針谷育造町長の協議休止の申し入れを審議し、意見を述べた委員は全員「継続すべきだ」と主張したが、最終的に「実質的に協議は進められない」として受け入れ、協議休止が決まった。だが、多くの委員は協議の早期再開を訴えた。

 協議会の冒頭、会長の岡部正英・佐野市長は「非常に残念だが、10年の合併新法の期限内の合併は困難になる」などとあいさつ。針谷町長は「心配とご迷惑をかけおわび申し上げます」と陳謝し、「郡を超えた合併には課題が多く、解決できない」などと説明した。

 岩舟町側の委員からは「町民は合併を望んでいる」「町長の職を辞すべき」「(休止は)町長の独断だ。休止でも早期再開してほしい」など協議継続を求める意見が相次いだ。また、佐野市側からは「合併新法が切れても地方自治法がある」「状況が変化すれば佐野市は協議に応じる」など、今後も同町との合併を受け入れる意向を示した。

 傍聴した同町の自営業男性(39)は「合併したいという町民の思いをつぶしてしまっていいのか」と針谷町長への怒りをあらわにした。【古賀三男、中村藍】

毎日新聞 2009年3月20日 地方版

4265とはずがたり:2009/04/07(火) 15:16:06
<東海>静岡県伊豆地方

松崎の出直し町長選、無投票の公算
2009/04/04
http://www.shizushin.com/news/feature/local_election/

 賀茂地区1市3町の合併をめぐる松崎町の出直し町長選(14日告示、19日投開票)の立候補予定者説明会が3日、町環境改善センターで開かれた。出席したのは合併を公約に出馬を表明している現職深沢進氏の陣営のみで、無投票となる公算が大きくなった。
 参加者は立候補に必要な書類を受け取り、町選管や松崎署の担当者らから選挙運動の注意点を聞いた。

4266とはずがたり:2009/04/14(火) 09:03:42
<九州・沖縄>熊本県

結構大差かもね・・。

「合併に反対」が過半数 益城町の住民投票
2009年04月12日
ttp://kumanichi.com/news/local/main/20090412012.shtml

 熊本市との合併の是非を問う益城町の住民投票が十二日投開票され、賛成七千九百五票、反対一万二千二百五票で、反対票が過半数を占めた。同市との合併協議会(法定協)設置の是非を問うた二〇〇三年の前回住民投票よりさらに反対の割合は増え、有効投票数の六割に上った。投票率は76・98%で、前回を3・82ポイント上回り、関心の高さを裏付けた。

 住民投票条例の制定を直接請求した反対派「ふるさと益城町を守る会」の木原雄治会長は「熊本市の財政状況に対する不安と、政令指定都市移行のために益城町が吸収されたくないという民意が表れた」と述べた。

 守る会は同市との法定協の中止に加え、七月ごろにも予定されている法定協終了後の住民投票の中止を町に申し入れるとみられる。

 一方、住永幸三郎町長は「十分な判断材料がないまま住民投票が行われた。法定協は淡々と続ける」と協議継続の意向を表明。二回目の住民投票を実施する可能性も示唆した。

 住民投票は七日告示された。守る会は「財政状況が悪い熊本市と合併すれば住民サービスが低下する」などと主張。賛成派の「政令市をつくる益城町民の会」は、合併・政令市への参画による地域発展を訴えた。

 当日有権者数は二万六千二百九十五人(男一万二千三百四十人、女一万三千九百五十五人)。

合併協議の中止申し入れ 益城町の反対派が町に
2009年04月14日
ttp://kumanichi.com/news/local/main/20090414001.shtml

 熊本市との合併の是非を問う益城町の住民投票で反対票が多数を占めたことを受け、合併反対の住民グループ「ふるさと益城町を守る会」が十三日、両市町による合併協議の即時中止を同町に申し入れた。

 住永幸三郎町長あての申し入れ書によると、同会は「住民投票条例は町長と議会に結果を尊重するよう求めており、町長は住民の意思に従うべきだ」と主張。町長が合併協議会(法定協)後の実施を示唆している住民投票の中止も求めている。

 同会の木原雄治会長ら約三十人が町役場を訪れ、緒方保則副町長に提出。二十日に住永町長と面会して回答することも要請した。木原会長は「町長が民意を無視して協議を続けた場合、解職請求(リコール)も選択肢の一つとして検討する」と述べた。

 一方、住永町長は同日午前、熊本市役所で幸山政史市長と協議。同市長によると、町長から住民投票の結果と分析について報告を受け、今後の協議の進め方について意見を交わした。協議は約一時間にわたり、合併協議の継続を前提に今後の対応を協議したものとみられる。

 同市の政令市移行を支援してきた蒲島郁夫知事は十三日、県庁で会見。あらためて政令市の必要性を訴え、合併実現に向けて「県として(両市町に対し)最大限の協力を続ける」と強調した。

 住民投票は守る会の直接請求に基づく。十二日投開票され、投票率は76・98%。反対一万二千二百五票、賛成七千九百五票で、四千三百票の大差がついた。(合併・政令市問題取材班)

4267千葉9区:2009/04/17(金) 23:00:40
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20090414ddlk43010678000c.html
示された意思:益城町住民投票の余波/上 住民は合併ノー /熊本
 ◇大差に衝撃広がる
 熊本市との合併の是非を問う益城町の住民投票が12日、投開票され、反対1万2205票、賛成7905票と、反対が賛成を4300票上回った。投票率も76・98%(当日有権者数2万6295人)と6年前の住民投票(73・16%)を上回る中での「大差」に、町内外に衝撃が広がった。【結城かほる】

 「5800対7200」「7800対1万2100」……。差が開いていく中間発表を見て、賛成派「政令市をつくる益城町民の会」事務所で、福島章之代表は「何がこんな差になったかな……」とつぶやいた。反対派の直接請求による突然の住民投票とはいえ、6年前と違い住永幸三郎町長は推進派。経済団体などとも連携してきた。「政令市が子や孫のための方策、という主張が理解されなかったのだろう」と、とつとつと答えた。

 一方、反対派「ふるさと益城町を守る会」の事務所では、反対が過半数を超えたと伝えられると「バンザイ」が響き渡った。木原雄治会長は「政令市のために町が犠牲になる必要はない、『豊かな自然がある益城町』でいいという思いが一人一人に浸透した結果」。中山清隆町議は「6年前は町長が反対で運動が広がっていった。草の根運動が浸透した今回の結果は、今後の町づくりのエネルギーになる」と述べた。

 賛成、反対両派とも予想外の大差に「分析はこれから」とするが、「町は今のままでいい」という人たちが反対を投じたことは共通する。反対に投票したという益城町木山の無職女性(64)は「人口も3万人以上いて、町は十分住民サービスがある。熊本市がいいことを言っても、6年前の財政状態が悪かった印象もある。今より悪くなるかもという不安は消えない」と話す。

 住永町長は、2度目の住民投票に勝機を探る。今回の反対票は有権者全体の46・4%に上るが「信念で反対した人と、今のままでいいという思いや、(合併による)変化を理解していない人はいる。その分析をして結論を出す」。熊本市の幸山政史市長も「6年前とは違うと思っていたが、合併、政令市にまだ理解をいただいてない表れ。結果と原因を冷静に分析し今後に生かしたい」と、合併特例法期限内の合併を目指す方針に変わりないことを強調した。

4268千葉9区:2009/04/17(金) 23:01:07
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20090415ddlk43010595000c.html
示された意思:益城町住民投票の余波/中 「政争」の陰で /熊本
 ◇賛成派の思惑外れる
 「何で市長がしゃべるんだ」「質疑が優先だろう」−−。住民投票告示間近の4日、町が開いた住民説明会。質疑終了後、幸山政史・熊本市長が最後にあいさつに立つと、住民からつぶやきがもれた。何人かは席を立ち、やじを飛ばす住民も。終了後、反発について報道陣から尋ねられた幸山市長は「合併では、反対は必ずありますから」。そして付け加えた。「それに、ここは政治的なものがあるでしょう」

 益城町議会は、住永幸三郎町長を支持する議員と反町長派の議員に二分されてきた。08年9月に住永町長が法定協議会設置を提案した際も賛成と反対が各9人の賛否同数で、議長裁決で設置を決めた。住永町長は合併に理解を求める時、たびたび「派閥を超え大局的な視点で」と強調した。

 しかし今回の大差は「政争」の結果だったのか。住民投票では合併賛成、反対両派とも熊本市に近い福富、広崎、古閑などの地域に着目した。有権者の23%が住む新興住宅地。投票にあまり行かない人や賛成・反対を決めかねている人が多い地区だ。賛成派は「6年前の住民投票並みに投票率があれば勝てる」(住永町長)と、この地域の「伸びしろ」に期待し、グランメッセ熊本であった7日の出陣式で、参加した県議、熊本市議が生活圏の一体感をアピールした。

 結果は賛成派の見込みとは異なった。福富で前回比8・6ポイント増など各地域で投票率が伸びたが、全体の合併賛成票は6年前と比べても増えなかった。反対派「ふるさと益城町を守る会」の田原八十八事務局長は「新興住宅地は、生活は熊本市と重なっていても、益城町を選んで家を建てた人たちなのだから」と反対票につながった背景を分析する。

 投票から一夜明けた13日朝、守る会の約20人が熊本市との境界に近い高速道路高架下で「お礼」の辻立ちをした。40分ほどの間に、手を振ったり頭を下げて通り過ぎる車は20台以上に上った。その多くが熊本市に向かっていった。【結城かほる】

4269千葉9区:2009/04/17(金) 23:01:35
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20090416ddlk43010388000c.html
示された意思:益城町住民投票の余波/下 植木、城南両町は /熊本
 ◇合併協議へ影響懸念
 合併反対が4300票の大差をつけた12日の益城町の住民投票。熊本市が並行して合併協議を進めている城南、植木両町について、幸山政史市長は「協議の進め方や受け止め方が異なり、直接影響を与えたり協議に変化はない」とするが、大都市に編入合併されることになる両町の地元では合併賛成、反対両派に微妙な影を落としている。

 法定協終了後の住民投票が決まっている城南町。合併賛成派「城南町合併を促進する会」の中村英一会長(59)は「影響がないとはいえない」。熊本市は熊本駅前などの大型投資が続くことから「合併で町に約束した(道路や上下水道などの)事業が実現できるのか住民が不安に思うのは事実。市長が口で言うだけでなく、裏付けを具体的にしないと城南も賛同は難しくなる」と危ぶむ。

 同町は法定協設置を巡り、議員の解職請求(リコール)合戦に発展し混乱した。「その責任は町長にある」として八幡紀雄町長がリコールされたが、町長は「署名は無効」として町を提訴。その判決が27日、熊本地裁で言い渡される。

 町長のリコール署名を集めた合併反対派の「城南町を守る会」の宮田敏生代表(65)は「町の言い分を丸のみにして、何としても政令市になろうとする市の強引さが目についた。それが益城の判断につながった」と歓迎する。ただ「合併と町長のリコールは別としてきた経緯もあり、弾みにはしたいが悩ましい」と話す。

 一方、昨年11月の住民投票を経て法定合併協議会を設置した植木町。今月20日の協議会では、合併期日が示される予定で、協議が順調に進んでいる。賛成、反対両派は、法定協終了後に町が議会に合併を提案するのを見越し、7月の町議選に向けて多数派確保に動いている。「益城が駄目になったら、市は植木との成立に力を入れてくるはず」(反対派)との見方もある。

 熊本市との合併が「夢と希望」につながるのか。各町の思いは揺れ動く。【結城かほる】

4270とはずがたり:2009/04/22(水) 14:04:18
<東海>静岡県伊豆

【解説】鈴木氏に信任票 合併への対応注目 南伊豆町長選
2009/04/20
http://www.shizushin.com/news/feature/local_election/419/kubicyo/20090420000000000025.htm

 組織力や知名度に勝る現職の鈴木史鶴哉氏が、新人の塚本誠二郎氏を寄せ付けずに再選を果たした。鈴木町政1期目に対する「実質的な信任投票」との声も多い中、鈴木氏の高い得票率は有権者が一定の評価を示した結果と言える。
 一方、告示直前まで無投票ムードが広がり、両氏の政策的争点が一致しなかった選挙戦に対し、町民の関心は最後まで低調だった。運動期間中に鈴木陣営が重要視した投票率は過去最低となり、塚本氏の主張も票の掘り起こしにならなかった。
 過疎の進む町として課題も多い2期目の鈴木町政だが、中でも賀茂地区の1市3町合併への対応が注目される。推進の立場で再選した鈴木氏が、協議会離脱を決議した町議会をどのように翻意するのか。就任直後からその行政手腕が問われる。

住民懇談会を早期開催 西伊豆町、藤井氏に当選証書
2009/04/21
http://www.shizushin.com/news/feature/local_election/419/kubicyo/20090421000000000049.htm

 西伊豆町長選、町議選の当選証書付与式が20日、町役場で開かれた。町長選に当選した元町議会議長の藤井武彦氏と、議員選を勝ち抜いた新議員11人に、山地治雄町選挙管理委員長から当選証書が手渡された。
 終了後に報道陣の取材に応じた藤井氏は、「町への願いや町長への期待を聞きたい」と住民懇談会の早期開催に向けた姿勢を強調。医療費無料対象年齢の引き上げに早急に取り組む考えも示した。市町村合併については、隣接する松崎町を含む1市3町の合併協議の結果を待って対応する方針を示した。

合併実現へ住民投票も 松崎町、深沢氏に当選証書
2009/04/21
http://www.shizushin.com/news/feature/local_election/419/kubicyo/20090421000000000048.htm

 賀茂地区1市3町合併への民意を問いたいと辞職し、出直し松崎町長選で無投票当選した元町長の深沢進氏への当選証書授与式が20日、町役場で開かれた。深沢氏は船津今夫町選挙管理委員長から当選証書を受け取った。深沢氏は式典後、「合併実現がすべて」と公約実現への決意を強調。民意をあらためて問う住民投票の実施を支援者が求めていることを明かし、「相談しながら選択肢として考えたい」と語った。住民投票実施には議会の同意が必要で、住民発議や町長発議による条例案の提出が考えられる。
 深沢氏の任期は辞職前の在任期間が適用され、今年12月13日までとなる。

4271とはずがたり:2009/04/22(水) 23:16:42
<九州・沖縄>長崎県

市町村合併:佐々町、住民投票も反対多数 合併の動き、白紙に /長崎
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20090420ddlk42010322000c.html
 ◇議会に続き

 佐世保市との法定合併協議会設置の是非を問う佐々町の住民投票は19日、投開票され、反対が賛成を上回った。合併を巡る両市町の動きは白紙に戻った。当日有権者数は1万527人、投票率は59・87%だった。

 両市町の合併を巡っては昨年10月、佐々町の町議4人でつくる「佐世保市との合併を考える議員連盟」(代表・横尾章二郎町議)が、関耕二町長に合併協設置を請求。両市町議会で審議され、佐世保市議会は同12月に可決したが、佐々町議会は否決した。否決自治体の首長が住民投票を請求することもできたが、関町長は請求しなかったため、合併推進派の住民代表者たちが署名活動し、住民投票が実施された。

 住民代表者たちが目指した合併特例法期限の10年3月末までの合併は、極めて困難な状況になった。6月に予定されている、任期満了に伴う町長選への影響も予想される。【山下誠吾】

==============
 ◇住民投票結果
賛成    反対
3065票 3141票
 (選管最終発表)
〔長崎版〕
毎日新聞 2009年4月20日 地方版

4272とはずがたり:2009/04/23(木) 10:44:22
<九州・沖縄>長崎県

そっか,慶応って九州系の大学なんですなw

連携協力協定:県と慶大、締結 「平成の大合併」新市町支援 /長崎
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20090422ddlk42010618000c.html
 ◇ITなど活用し街づくり

 県はこのほど、慶応大(本部・東京都港区)と連携協力協定を締結した。慶大が持つIT(情報技術)や地域政策のノウハウを活用し、「平成の大合併」で生まれた新市町の活性化支援に乗り出す。

 慶大と自治体の協定は、九州では慶大創立者・福沢諭吉(1835〜1901年)の出身地の大分県中津市に次いで2番目。長崎は諭吉が19歳で遊学し、オランダ通詞(江戸幕府公式通訳)に通いオランダ語を習得した地としてゆかりがある。

 10日に慶大であった調印式で、金子原二郎知事は「県と縁が深い慶応義塾と地域形成に取り組むことは大変意義がある」とあいさつ。安西祐一郎・慶大塾長は「協定を機に長崎県との関係を再認識したい」と述べた。

 長崎県は、市町村数が79から23と3分の1以下になった「合併先進県」だが、新市町の政策立案能力の向上が課題。県と慶大の協力事業では、新市町のうち人口の少ない壱岐、五島、対馬、島原、南島原、雲仙、松浦、平戸、西海9市と新上五島町を対象に、地域資源を生かした活性化テーマを募集し、うち4カ所程度を選定。慶大の教授らと共同研究し、新市町の人材も育成する。【錦織祐一】

毎日新聞 2009年4月22日 地方版

4273とはずがたり:2009/04/23(木) 10:46:46
島じま:合併 /長崎
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20090422ddlk42070586000c.html

 「平成の大合併」で誕生した初代市長がまたも落選した。19日投開票された西海市長選で、再選を目指した現職が敗れた。合併自治体の「現職落選」は県内では対馬市、壱岐市に続いて3例目で、全国でもあちこちの自治体で起きている。ある意味、合併がいかに期待外れだったかを物語っていると思う。

 不満は旧郡部で大きい。疲弊が著しく、人材流出が止まらない。実際、長崎市役所では、旧町役場職員が「通勤がたいへん」と旧市内に続々と引っ越してきているという。

 前任地の山口で、村長経験者があきらめ顔で話してくれたのを思い出す。「弱者連合では、宝くじに当たるような、夢みたいなことは起きない」「望んだ合併じゃないもの。国やら、県やらがな。しようがなかった」

 「合併して良かった」。皆がそう思える日は本当に訪れるのだろうか。【阿部義正】

〔長崎版〕
毎日新聞 2009年4月22日 地方版

4274とはずがたり:2009/04/23(木) 11:04:02

県市長会:会長に田上・長崎市長 /長崎
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20090422ddlk42010579000c.html
 県内13市長でつくる県市長会は21日、雲仙市で会議を開き、国、県への要望46議案を承認した。また、前諫早市長の退任で空席だった会長に田上富久・長崎市長を選任した。任期1年。

 議案内容は、2014年予定の長崎国体について「コンパクトな国体」を目指す県に対し「施設整備で県の数倍も負担がかかる市が出てくる」として他の同規模開催県並みの負担割合になるよう補助を求める要望など。

 さらに、09年度末に失効する過疎地域自立促進特別措置法に代わる制度創設を国に求める決議も承認した。

〔長崎版〕
毎日新聞 2009年4月22日 地方版

4275とはずがたり:2009/04/23(木) 11:05:14
失効するという過疎地域自立促進特別措置法
法律文章は読みにくいですなあ
まあ要は色々おカネだしますよと云う事のようだ。

過疎地域自立促進特別措置法<抄>
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/H12/H12HO015.html

(国の負担又は補助の割合の特例等)
第十条  市町村計画に基づいて行う事業のうち、別表に掲げるものに要する経費に対する国の負担又は補助の割合(以下「国の負担割合」という。)は、当該事業に関する法令の規定にかかわらず、同表のとおりとする。ただし、他の法令の規定により同表に掲げる割合を超える国の負担割合が定められている場合は、この限りでない。
2  国は、市町村計画に基づいて行う事業のうち、別表に掲げるものに要する経費に充てるため政令で定める交付金を交付する場合においては、政令で定めるところにより、当該経費について前項の規定を適用したとするならば国が負担し、又は補助することとなる割合を参酌して、当該交付金の額を算定するものとする。

(過疎地域自立促進のための地方債)
第十二条  過疎地域の市町村が市町村計画に基づいて行う地場産業に係る事業又は観光若しくはレクリエーションに関する事業を行う者で政令で定めるものに対する出資及び次に掲げる施設の整備につき当該市町村が必要とする経費については、地方財政法 (昭和二十三年法律第百九号)第五条 各号に規定する経費に該当しないものについても、地方債をもってその財源とすることができる。
一  交通の確保又は産業の振興を図るために必要な政令で定める市町村道(融雪施設その他の道路の附属物を含む。)、農道、林道及び漁港関連道
二  漁港及び港湾
三  地場産業の振興に資する施設で政令で定めるもの
四  観光又はレクリエーションに関する施設
五  電気通信に関する施設
六  下水処理のための施設
七  公民館その他の集会施設
八  消防施設
九  高齢者の保健又は福祉の向上又は増進を図るための施設
十  保育所及び児童館
十一  診療施設(巡回診療車及び巡回診療船並びに患者輸送車及び患者輸送艇を含む。)
十二  公立の小学校又は中学校を適正な規模にするための統合に伴い必要となり、又は必要となった校舎、屋内運動場及び寄宿舎並びに公立の小学校又は中学校を適正な規模にするための統合に伴い必要となった教員又は職員のための住宅及び児童又は生徒の通学を容易にするための自動車又は渡船施設
十三  地域文化の振興等を図るための施設
十四  集落の整備のための政令で定める用地及び住宅
十五  前各号に掲げるもののほか、政令で定める施設
2  市町村計画に基づいて行う前項に規定する出資又は施設の整備につき過疎地域の市町村が必要とする経費の財源に充てるため起こした地方債(当該地方債を財源として設置した施設に関する事業の経営に伴う収入を当該地方債の元利償還に充てることができるものを除く。)で、総務大臣が指定したものに係る元利償還に要する経費は、地方交付税法 の定めるところにより、当該市町村に交付すべき地方交付税の額の算定に用いる基準財政需要額に算入するものとする。

(基幹道路の整備)
第十四条  過疎地域における基幹的な市町村道並びに市町村が管理する基幹的な農道、林道及び漁港関連道(過疎地域とその他の地域を連絡する基幹的な市町村道並びに市町村が管理する基幹的な農道、林道及び漁港関連道を含む。)で政令で定める関係行政機関の長が指定するもの(以下「基幹道路」という。)の新設及び改築については、他の法令の規定にかかわらず、都道府県計画に基づいて、都道府県が行うことができる。

(公共下水道の幹線管渠等の整備)
第十五条  過疎地域における市町村が管理する公共下水道のうち、広域の見地から設置する必要があるものであって、過疎地域の市町村のみでは設置することが困難なものとして国土交通大臣が指定するものの幹線管渠、終末処理場及びポンプ施設(以下「幹線管渠等」という。)の設置については、下水道法 (昭和三十三年法律第七十九号)第三条第一項 の規定にかかわらず、都道府県計画に基づいて、都道府県が行うことができる。

4276とはずがたり:2009/04/23(木) 11:05:39
>>4275-4276
(医療の確保)
第十六条  都道府県は、過疎地域における医療を確保するため、都道府県計画に基づいて、無医地区に関し次に掲げる事業を実施しなければならない。
一  診療所の設置
二  患者輸送車(患者輸送艇を含む。)の整備
三  定期的な巡回診療
四  保健師による保健指導等の活動
五  医療機関の協力体制の整備
六  その他無医地区の医療の確保に必要な事業
2  都道府県は、前項に規定する事業を実施する場合において特に必要があると認めるときは、病院又は診療所の開設者又は管理者に対し、次に掲げる事業につき、協力を要請することができる。
一  医師又は歯科医師の派遣
二  巡回診療車(巡回診療船を含む。)による巡回診療
3  国及び都道府県は、過疎地域内の無医地区における診療に従事する医師若しくは歯科医師又はこれを補助する看護師の確保その他当該無医地区における医療の確保(当該診療に従事する医師又は歯科医師を派遣する病院に対する助成を含む。)に努めなければならない。
4  都道府県は、第一項及び第二項に規定する事業の実施に要する費用を負担する。
5  国は、前項の費用のうち第一項第一号から第三号までに掲げる事業及び第二項に規定する事業に係るものについて、政令で定めるところにより、その二分の一を補助するものとする。ただし、他の法令の規定により二分の一を超える国の負担割合が定められている場合は、この限りでない。

(高齢者の福祉の増進)
第十八条  都道府県は、過疎地域における高齢者の福祉の増進を図るため、市町村計画に基づいて行う事業のうち、老人福祉法 (昭和三十八年法律第百三十三号)第五条の二第三項 に規定する便宜を供与し、あわせて高齢者の居住の用に供するための施設の整備に要する費用の一部を補助することができる。
2  国は、予算の範囲内において、都道府県が前項の規定により補助する費用の一部を補助することができる。
3  国は、過疎地域における高齢者の福祉の増進を図るため、都道府県が都道府県計画に基づいて第一項に規定する施設の整備をしようとするときは、予算の範囲内において、当該整備に要する費用の一部を補助することができる。

(減価償却の特例)
第三十条  過疎地域内において製造の事業、ソフトウェア業又は旅館業(下宿営業を除く。以下同じ。)の用に供する設備を新設し、又は増設した者がある場合において、当該新設又は増設により、当該過疎地域内における雇用の増大に寄与すると認められるときは、当該新設又は増設に伴い新たに取得し、又は製作し、若しくは建設した機械及び装置(製造の事業又はソフトウェア業の用に供するものに限る。以下同じ。)並びに建物及びその附属設備については、租税特別措置法 の定めるところにより、特別償却を行うことができる。

(地方税の課税免除又は不均一課税に伴う措置)
第三十一条  地方税法 (昭和二十五年法律第二百二十六号)第六条 の規定により、地方公共団体が、過疎地域内において製造の事業、ソフトウェア業若しくは旅館業の用に供する設備を新設し、若しくは増設した者について、その事業に対する事業税、その事業に係る建物若しくはその敷地である土地の取得に対する不動産取得税若しくはその事業に係る機械及び装置若しくはその事業に係る建物若しくはその敷地である土地に対する固定資産税を課さなかった場合若しくは過疎地域内において畜産業若しくは水産業を行う個人について、その事業に対する事業税を課さなかった場合又はこれらの者について、これらの地方税に係る不均一の課税をした場合において、これらの措置が総務省令で定める場合に該当するものと認められるときは、地方交付税法第十四条 の規定による当該地方公共団体の各年度における基準財政収入額は、同条 の規定にかかわらず、当該地方公共団体の当該各年度分の減収額(事業税又は固定資産税に関するこれらの措置による減収額にあっては、これらの措置がされた最初の年度以降三箇年度(個人の行う畜産業及び水産業に対するものにあっては、総務省令で定める期間に係る年度)におけるものに限る。)のうち総務省令で定めるところにより算定した額を同条 の規定による当該地方公共団体の当該各年度(これらの措置が総務省令で定める日以後において行われたときは、当該減収額について当該各年度の翌年度)における基準財政収入額となるべき額から控除した額とする。

4277とはずがたり:2009/04/24(金) 22:19:06
<東北・北海道>青森県

2009年4月22日(水)
合併の賛否を住民投票で/風間浦
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2009/20090422202330.asp

 風間浦村議会は二十二日、臨時議会を開き、むつ市との合併への賛否を問う住民投票条例案を賛成多数で可決した。投票は、合併への賛成、反対の二者択一形式で、投票資格者は村の選挙人名簿登録者。日程は五月二十六日告示、同三十一日投票が有力とみられる。

合併賛否問う住民投票条例案可決/風間浦(2009/04/23)
http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2009/04/23/new0904230901.htm

 風間浦村議会は二十二日、臨時会を開き、村が提案したむつ市との合併の賛否を問う住民投票条例案を賛成多数で可決した。条例では「村長、村議会は投票結果を尊重しなければならない」と定め、住民投票は五月二十六日告示、同三十一日投開票となる見通し。ただ住民投票で賛成が反対を上回っても、同市との合併協議に入れるかは微妙。日程上の問題に加え、村議会には依然、合併反対の意見が根強く、横浜力村長が目指す二〇一〇年三月の新合併特例法期限内での合併実現は不透明な情勢だ。
 臨時会で横浜村長は「(村を取り巻く)状況は変わっているが、好転しているものはない。地域の実情や国の情勢など、さまざまなことを考えた場合、合併が必要だ」と理解を求めた。
 能登勝彦議員が「住民投票には賛成だが、時期尚早」と反対討論したのに対し、能渡利雄議員は「村の住民説明会では住民投票を求める声が多かった」と賛成討論を行った。起立による採決の結果、賛成五、反対二で条例案を可決した。
 投票資格者は、村の選挙人名簿に登録されている人と告示日前日に登録される資格を有する人。同市との合併に賛成か反対かの二者択一式で投票する。投票総数が投票資格者数の二分の一に満たなければ成立しない。
 臨時会後、横浜村長は「仮に合併を望まない村民が多ければ、合併をしない中で地域の在り方を真剣に考えていく」と語った。
 住民投票で賛成が反対を上回った場合、村は再度、同市に合併協議を申し入れる方針。ただ、市側は今のところ静観の構えを見せているほか、〇九年度内の合併は行政や議会の手続き上、日程的に非常に厳しい。
 条例案可決後、合併反対派の蛸島敏春副議長は「法定協議会に移行しても、村が極端にマイナスになるようだと、賛成しかねる」との見解を示した。
 村議会は二十三日、村中央公民館で合併に関する住民懇談会を開き、住民と意見交換する。投票に向けて反対派議員による住民集会も予定されている。

4278とはずがたり:2009/04/24(金) 23:55:10

<東北・北海道>宮城県

あかんね,ここは。。

柴田・合併反対の町議10人、臨時会の招集請求
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/04/20090424t11031.htm

 宮城県大河原、村田、柴田の3町合併問題で、柴田町議会(定数18)の合併反対派町議10人が23日、臨時会を速やかに招集するよう滝口茂町長に請求した。反対派住民が6日に町議会に提出した合併協議会からの早期離脱を求める陳情について議論するため。

 請求を受け、滝口町長は20日以内に臨時会を招集しなければならない。滝口町長は「議会全員の要求ではないので、すぐには決断できない。幹部と話し合って招集日を検討したい」と述べたが、第9回合併協議会の開催前日に当たる27日が有力視されている。

 反対派議員が過半数を占めた3月の町議選の結果を受け、反対派の滝口町長はこれまでに「議会のまとまった意見が示されれば、離脱はあり得る」と言及。臨時会で早期離脱を求める決議が可決された場合、7月に予定される住民投票を待たずに離脱する見方が強まっている。
2009年04月24日金曜日

4279とはずがたり:2009/04/26(日) 21:09:00
<東北・北海道>青森県

時間無いけど間に合うのか?!

2009年4月25日(土)
五所川原に編入合併を/鶴田議会
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2009/20090425091041.asp

 鶴田町議会合併促進特別委員会は二十四日、会議を開き、現行の特例法が期限を迎える二〇一〇年三月末までに、隣接する五所川原市への編入合併を目指す方針を決めた。近く町民との懇談会を開き合併方針に理解を求めるとともに、五所川原市に協議を申し入れるなど、具体的な動きに乗り出す方向だ。

4280とはずがたり:2009/04/26(日) 21:11:09
<東北・北海道>岩手県

住田町はどうして独立心旺盛なんでしょうかね?

大船渡市が合併協議申し入れへ 陸前高田と住田
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20090425_2

 大船渡市は陸前高田市、住田町へ合併協議を申し入れる方針を固めた。合併新法期限が本年度末に迫ったことなどから、申し入れに最適の時期と判断。甘竹勝郎市長が週明けに両市町へ申し入れる。両市町はこれまで「当面単独」の姿勢を示しているが、大船渡市が初めて明確に三市町での合併方針を伝えることで、どのような対応を取るか注目される。

 申し入れは二十八日に陸前高田市、三十日に住田町に行う予定。甘竹市長は岩手日報社の取材に対し「福祉、環境衛生、消防など広域で行う時代。気仙の住民の幸せには合併が必要と考えている」と述べた。

 大船渡市と陸前高田市は昨年十月、住民の直接請求による合併協議会設置議案を大船渡市議会が可決したが、陸前高田市議会は二市の先行合併に難色を示す意見もあり、一票差で否決した。

 大船渡市は合併新法期限に加え▽昨年の両市議会の動き▽三市町議員による広域連携に向けた協議会が昨年末に設立▽三陸縦貫道高田道路通岡トンネル開通による交流促進#01などの状況から、合併協議を申し入れる最適の時期と判断。「合併推進」を公約に掲げた甘竹市長が、両市町に合併協議を申し入れる。

【詳しくは岩手日報本紙をご覧下さい】
(2009/04/25)

4281とはずがたり:2009/04/27(月) 21:02:51

「一社一村運動」初の“カップル”成立 県が仲人役
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20090427e

 県が仲人役となって企業と地域を結び、共同活動により地域の活性化を図る「一社一村運動」の“カップル”が初めて成立した。第1号は外資系製薬会社「アストラゼネカ」(本社・大阪市、加藤益弘社長)と、県が昨年度から「農山村活力向上モデル事業」で支援している五城目町馬場目地域。具体的な活動内容は今後、地域住民と同社の秋田営業所員が話し合って決める。

 アストラゼネカは企業の社会的責任活動(CSR)として「高齢化する村を応援するプロジェクト」を06年から開始。平日の1日を選んで全社休業日とし、社員約3000人が全国各地で荒廃棚田の草刈りや水路の整備など農作業支援を行っている。今年は10月9日、本県を含め60カ所で実施する。

 同社は、プロジェクトに協力しているNPO法人棚田ネットワーク(代表・中島峰広早大名誉教授)を通じ、県内の活動地域の紹介を県に打診。今月22日、中島代表やCSR担当部長が五城目町を訪れ、馬場目地域の活性化に取り組んでいる「清流の会」や地元の住民たちと意見交換し、共同活動を行うことで合意した。
(2009/04/27 10:05 更新)

4282とはずがたり:2009/04/27(月) 21:21:53
<九州・沖縄>熊本県

益城町長が合併断念を表明
http://mytown.asahi.com/kumamoto/news.php?k_id=44000000904250004
2009年04月25日

  益城町の住永幸三郎町長が24日、熊本市との法定合併協議会からの離脱を表明した。12日にあった益城町の住民投票で熊本市との合併に反対が多数だったことを受け、合併を事実上断念した。熊本市や県などの関係者に波紋が広がっている。

  住永町長は取材に対し「町の平和を保つため、民意に従った」と語り、熊本市に対しては「申し訳ない」、植木、城南両町については「しっかりがんばってほしい」と話した。法定協終了後に改めて合併の賛否を問うため予定していた2回目の住民投票は「やりません」と明言。今後については「医療費助成など子育て支援の充実を進め、単独によるまちづくりをすすめる」とした。

  合併反対派の「ふるさと益城町を守る会」(木原雄治代表)は、現在進めている住永町長の解職請求の準備を中止するかどうかを検討する。木原代表は「町議会で法定協継続が決まる可能性もあり、まだ安心できない」と話した。

  賛成派の「政令市をつくる益城町民の会」の福島章之代表は「残念。来年3月の合併特例法期限に間に合わなくても、仲間を増やし、政令市の必要性を訴える活動をしていきたい」と話した。

  熊本市の幸山政史市長は「熊本市は両市、町の議決をへて設置された合併協議会をきちんとやり遂げることが重要と考えていた。政令市実現のため全力で取り組む」と談話を発表した。植木町の藤井修一町長は「民意に従った選択。植木町はこれまでと同様に粛々と合併協議を進めていく」とコメントした。

  蒲島郁夫知事は「大変驚き、残念。(合併の意義が)浸透しなかったことが、益城町特有か、ほかの町と共通なのかを分析し、県の支援策を図っていきたい」と語った。

4283とはずがたり:2009/04/27(月) 21:47:07
<首都圏>
八都県市で道州制の受け皿でも造る気運が出てきますでしょうかね?
東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・横浜市・川崎市・千葉市・さいたま市ですか。相模原市が指定されたら入れて貰えるのかな?

それにしても16号を移管して貰って何するねん。

アクア800円は国策で 八都県市首脳会議
「成田〜羽田」は新幹線も
http://www.chibanippo.co.jp/news/chiba/politics_economy_kiji.php?i=nesp1240540130
2009年04月24日11時28分

 本県や千葉市など首都圏の知事や政令市長が一堂に会する八都県市首脳会議が二十三日、都内の都道府県会館で開かれた。初出席の森田健作知事は東京湾アクアラインの通行料を国策として平日、休日問わず普通車八百円とするほか全車種の引き下げを提案。八都県市として国に要望することで合意した。また、成田−羽田空港間のアクセス改善策については、神奈川県の松沢成文知事が、超高速鉄道整備構想を発表。新幹線なども視野に五月中に本県と構想を検討する。

 アクアラインの値下げについて森田知事は「八百円になれば経済が活性化する。麻生(太郎)首相も経済活性化を重視しており、国策としてやってもらうことが重要」と地方が財政負担をせずに、国が経済活性化策の目玉として実施するよう求める考え。

 森田知事は公約として成田−羽田間のリニアモーターカー構想を掲げていたが、松沢知事が新幹線なども視野に入れた超高速鉄道整備構想を発表。会合後、松沢知事は「定額給付金で二兆円配れるのだから、国家プロジェクトとしては不可能ではない」と実現性に自信を示した。

 一方、森田知事は「五月に(神奈川県と)勉強会を行う。利便性が高まることが大事」として、リニアモーターカー以外のアクセス改善策に理解を示した。アクアラインについては「アクアラインは下げないとダメ。全員もろ手を挙げて合意してもらった。千円に下げた時も国策。国策でやってもらうことがポイント」と値下げに向け、また一歩前進したことを喜んだ。

 また、松沢知事は受動喫煙防止へ法整備を国に求めていくよう提案。森田知事は「子どもたちのためにも、健康のためにもやった方がいい」と必要性を強調。八都県市として国に要望することが決まった。

 このほか会議では、地方分権改革の推進へ、八都県市内で完結する国道16号を地方に移管することを国に求めるほか、医療分野の連携を目指した地域医療福祉コンソーシアム構築を各都県の医師会と推進することなどを合意した。

 同日の会議には収賄容疑で逮捕された鶴岡啓一・千葉市長に代わり、藤代謙二副市長が出席した。

4284とはずがたり:2009/04/29(水) 14:42:16
<九州・沖縄>熊本市

鍵握る植木、城南両町 益城町長、熊本市と合併断念 7月、植木町議選 先行き予断許さず
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/91536
2009年4月25日 02:15

 益城町の住永幸三郎町長が24日、熊本市との法定合併協議会(法定協)からの離脱を表明し、両市町の合併は事実上破たんした。政令市昇格に暗雲が漂い、熊本市には焦りもにじむ。同市の政令市昇格は植木、城南両町との合併協議の成否にかかることになったが、両町とも不安要素を抱えている。 (熊本総局・金田達依)

 同日正午すぎ、益城町の合併反対派住民団体「ふるさと益城町を守る会」(木原雄治会長)の事務所。「合併断念」の一報が流れると拍手がわいた。木原会長は「町民の意思をくんだ判断を喜んでいる。ただ、決断まで時間がかかり町は混乱した」。同会は夜、集会を開き、27日にも予定していた住永町長への解職請求(リコール)については、今後の推移を見たうえで判断することを決めた。

 賛成派の住民団体「政令市をつくる益城町民の会」の福島章之代表は「約8000人の賛成の声が聞き入れられず、本当に残念」と言葉少な。合併を支援してきた蒲島郁夫知事も「合併協議会途中での表明で、大変驚いたし、残念だ」と語った。

 益城町の「合併断念」により、熊本市(3月1日現在で人口67万9741人)の政令市昇格で重要度が増したのが植木(2月末現在で3万800人)、城南(同1万9977人)の両町。特に、昇格の目安とされる「人口70万人以上」の条件をクリアできる植木町が鍵を握る存在となった。

 同町では、昨年11月に実施した同市との法定協設置を問う住民投票で賛成多数となっており、民意は取り付けている格好。法定協設置は3町の中で最も遅かったが、5月の法定協で協議もすべて終了する予定。

 だが、同町では7月26日に町議選が控える。実際の合併には議会の議決が必要で、賛成派町議が過半数を占めるかがポイントとなる。

 一方、城南町とは合併しても人口70万人に届かない。70万人未満でも政令市に昇格した例はあるが、国や県と通常以上の協議が必要となる。また、合併を推進する八幡紀雄町長のリコール手続きに関する民事裁判の判決も今月27日に控える。裁判の結果によっては町長選となる可能性もあり、予断を許さない状況だ。

=2009/04/25付 西日本新聞朝刊=

4285とはずがたり:2009/05/04(月) 16:49:01
<東北・北海道>宮城県

3町合併再び頓挫
柴田町が法定協脱退へ
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/news/20090428-OYT8T00054.htm

 大河原、村田、柴田の3町合併問題で、柴田町の滝口茂町長は、27日開かれた法定合併協議会(法定協)の正副会長会議に、脱退を宣言する申し入れ書を提出した。3町による合併は破綻(はたん)し、2005年に続いて同じ枠組みでの合併が再び頓挫した。法定協も解散する見込みで、残る2町による合併の可能性も白紙の状況だ。(江沢岳史)

 法定協の正副会長会議に先立ち、柴田町議会は臨時会を開き、法定協からの脱退を求める陳情書を議論。反対派が「7月末に予定する住民投票を行うべき」と主張し、賛成派は「先の町議選で合併反対派が多数当選したことが、民意の表れ」と反論した。陳情書は、賛成10、反対7で採択された。

 これを受け、滝口町長は、法定協の正副会長会議に脱退を表明。会長の斎清志・大河原町長と副会長の佐藤英雄・村田町長に「迷惑をかけて申し訳ないが、柴田町の意思をくみ取って」と理解を求めた。

 斎会長は「(住民投票前の柴田町離脱に)3町の住民の意思が直接聞ける機会が失われ、大変残念」と述べた。残る2町による合併については、「全く白紙の状態」と語り、佐藤副会長も「現時点では考えていない」と話した。

 法定協事務局によると、5月8日に正副会長会議を開き、脱退手続きを確認。今月28日の法定協は5月14日に延期し、滝口町長が正式に脱退を表明するという。

 村田町の実質公債費比率は07年度決算で県内最悪の20・9%に達する。同10・4%の大河原町の対応が注目されるが、工業出荷額などで2町を大きく上回る柴田町が自立の道を選んだことで、合併の“うまみ”は完全に失われた格好だ。

     ◇

 3町合併は05年、大河原町の住民投票で反対が過半数を上回り、頓挫したが、3町の町民らが昨年8月、合併を目指して住民発議による法定協を設立。新合併特例法の期限(10年3月)までを目指していた。

 ただ、滝口・柴田町長は法定協設置当初から、反対の姿勢を示していた。同町が職員の給与削減などで財政再建の道筋を整えてきたためで、「合併に利点はない」と主張してきた。

 今年3月の同町議選(定数18)で、反対派の町議11人が当選し、議会勢力が逆転。法定協で新市庁舎が大河原町に決まったことで、反対派議員らが「住民サービスが低下する」などと反発を強めていた。今月に入って、合併に反対する住民団体が法定協からの脱退を求める陳情書を提出し、一気に脱退論議が加速した。
(2009年4月28日 読売新聞)

4286とはずがたり:2009/05/06(水) 00:45:44
<東北・北海道>青森県

合併新法期限まで11ヵ月 県内2町村検討(2009/05/05)
http://www.daily-tohoku.co.jp/news/2009/05/05/new0905050801.htm

 二〇一〇年三月末に合併新法の期限が迫る中で、青森県内では風間浦村、鶴田町で合併を検討する動きが出てきた。ただし、いずれも法定協議会の設置までは進んでおらず、実現は不透明だ。新法下で合併が進まない背景には、財政支援の縮小だけでなく、既に合併した自治体で合併による効果が十分に表れていないことも要因とみられる。■  □  ■
 風間浦村では、村議会が四月二十二日にむつ市との合併の賛否を問う住民投票条例案を可決した。ただし、村議会内の意見は一致しておらず、住民投票の実施時期は流動的な状況だ。
 鶴田町では、町議会特別委員会が四月二十四日に五所川原市との合併を目指す方針を決定。町は五月八―十三日に住民説明会を開き、合併の申し入れについて判断する構え。
 このほか、県合併推進本部は合併構想の対象市町村として、新郷村と五戸町、田舎館村と平川市を指定しているが、法定協の設置には至っていない。
 「平成の大合併」は合併特例債などの財政上の優遇措置を盛り込んだ旧合併特例法の下で大きく進んだ。県内では〇四年七月以降、十七件の合併が行われ、市町村は合併前の六十七から四十に再編された。
 一方、〇五年三月に施行された合併新法では合併特例債が廃止になるなど優遇措置が縮小された。
 合併の有無にかかわらず、地方交付税の大幅削減の影響で市町村財政は厳しくなっている。合併した自治体はおおむね十年間の建設計画を策定しているが、行財政改革に伴い事業の実施が制限される状況にあり、合併の利点が住民に伝わっていない側面もある。
 県は市町村が基礎的な自治体として総合的なサービスを提供していくため、より一層の行財基盤の充実を図る必要があるとし、自主的な市町村合併を促している。合併した自治体に対し、県単独の交付金制度も設けているが、現段階での交付対象はない。
 合併が進んでいない状況について、県市町村振興課は「新自治体の計画は十年間で、まちづくりをしていこうとしている。まだ、合併初期の段階で短所が目立っている可能性がある」としている。

4287とはずがたり:2009/05/06(水) 20:20:52
<近畿>和歌山県

行政スリム化が期待トップ 合併で住民意識調査 和歌山
2009.5.6 02:29
http://sankei.jp.msn.com/region/kinki/wakayama/090506/wky0905060229002-n1.htm

 新宮市・那智勝浦町合併協議会は今年2月に実施した住民意識調査(住民アンケート)の集計結果をまとめた。それによると、合併で期待できることで最も多かったのは「行政組織のスリム化で経費の削減が図られる」(34・7%)で、逆に心配に思うことでは「税金や公共料金などの住民負担が増える」が42・5%を占め、最も多かった。

 アンケートは両市町の18歳以上の住民5000人に郵送し、2308人が回答(回答率46・2%)。その結果、合併で期待できることでは「行政組織のスリム化で経費の削減が図られる」に次いで、「特に何も期待していない」(29・7%)▽「両市町の地域資源を活用して、観光・交流活動を活性化できる」(29・2%)−の順で多くの回答が寄せられた。

 心配に思うことでは「税金や公共料金などの住民負担が増える」に次いで、「区域が広くなり、きめ細かな行政サービスが受けにくくなる」(39・2%)▽「中心部だけよくなり、周辺部が取り残される」(30・2%)−の順だった。

 このほか、将来どのようなまちを望むかでは(1)「医療、福祉が充実し、安心して暮らせるまち」(57%)(2)「商工業・サービス業などが活発で働く場に恵まれた産業のまち」(35・7%)(3)「海・山・川の自然環境を大切にするまち」(30・3%)−の順。新しいまちづくりで力を入れる基盤整備・産業では(1)「中小企業の育成や地域内における雇用の場の確保」(45・5%)(2)「地域外との行き来が便利な主要道路の整備」(40・3%)(3)「新しい企業誘致や新しい産業の創出」(31・8%)−などとなっている。

4288とはずがたり:2009/05/07(木) 23:06:35
<首都圏>埼玉県

orz…何故だ??

白岡町、蓮田市との合併を撤回
2009.5.7 21:12
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/saitama/090507/stm0905072115016-n1.htm

 埼玉県白岡町の小島卓町長らが7日、県庁を訪れて上田清司知事に蓮田市との合併を白紙撤回することを伝えた。町は4月、合併に関する町民の意向調査を実施、合併反対が約7割だった。上田知事は「期待に反し残念だ」と述べた。

 白岡町は平成20年4月、蓮田市との合併の賛否を問う住民意向調査を実施。賛成が約64%を占めた。この結果を受け、町は22年3月までの合併を目指し、20年6月に法定合併協議会を設立。すでに、新市名を「白岡蓮田市」とすることも決まっていた。

 しかし、20年11月の町長選で初当選した小島町長が4月に再度、意向調査を実施。この結果、反対が約68%とまったく逆の結果となった。

 小島町長は「合併反対が約7割を占めた住民意向調査を尊重せざるをえないと判断をした」と話し、「関係者に大変迷惑をかけた」と陳謝した。

4289とはずがたり:2009/05/07(木) 23:07:23
<北関東>群馬県

なんと。。

太田市・大泉町任意合併協議会が解散へ 群馬
2009.4.28 02:36
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/gunma/090428/gnm0904280237000-n1.htm

 群馬県太田市の清水聖義市長と大泉町の長谷川洋町長は27日、同市内で会談し、平成21年度末までの合併実現を目指して活動していた「太田市・大泉町任意合併協議会」を解散することに同意した。関係者が明らかにした。両議会の同意を得た後、5月初めに正式に発表する考え。両自治体の合併協議は、長谷川氏の任期中に終了する見通しとなった。

 合併については、今月12日に投開票が行われた同町長選で、長谷川氏が「自分への投票は合併に向けての“信任投票”」と位置づける一方で、「合併は白紙に戻す」と公約した歯科医師、斉藤直身氏が約3640票差をつけて初当選。5月5日から就任することとなっている。

 両自治体の合併協議をめぐっては、20年4月に清水市長と長谷川町長が「合併に関する確認書」を取り交わし、新合併特例法期限の22年3月以前に対等合併(新設合併)をめざす方向で、協議が進められていた。

 清水市長は同日、産経新聞社の取材に「大泉町長選で明らかな結果が出た。(任協は)休止ではなく解散という形ですっきりさせたい」とコメントした。

4290とはずがたり:2009/05/07(木) 23:08:08
<東海・甲信越>

新「阿智村」が発足 長野
2009.4.1 02:08
http://sankei.jp.msn.com/region/chubu/nagano/090401/ngn0904010208002-n1.htm

 阿智村が清内路村を編入合併した新「阿智村」が31日、発足した。

 村役場では開村式が行われたほか、清内路支所(旧清内路村役場)でも開所式があり、人口約7000人の新村が誕生した。

 今回の合併で県内の市町村数は80(19市25町36村)になった。合併に伴い清内路選挙区(定数2)を設けて実施する阿智村議増員選は26日投開票の日程で行われる。

4291とはずがたり:2009/05/07(木) 23:08:55
<近畿>和歌山県

那智勝浦町・新宮市の合併問題 町民が署名提出
2009.4.17 02:38
http://sankei.jp.msn.com/region/kinki/wakayama/090417/wky0904170239002-n1.htm

 和歌山県新宮市と那智勝浦町の合併問題で16日、同町浦神の漁業、鈴木一弘さん(64)が住民投票条例の制定を求める1401人分の署名を町選挙管理委員会に提出した。署名簿の審査などを経て本請求を行い議会で審議される見通しだが、3月町議会で合併協議会の負担金570万円を削除する議案が可決されるなど町議会内では反対派が多数を占め、審議の行方が注目される。

 町選管によると、本請求に必要な署名は選挙人名簿登録者数(3月2日現在1万5283人)の50分の1に当たる306人以上。鈴木さんは賛同者45人と署名活動を行い、本請求に必要な人数の約4・5倍の署名を集めた。鈴木さんは「住民不在で決定されることも考えられ、意思表示の場が必要」と話している。

 町選管で署名簿の審査などを経て条例制定の本請求を行い、受理後20日以内に町議会が招集。議員の過半数が賛成すれば、条例が制定されるという。佐藤春陽市長と中村詔二郎町長は町長選(9月1日告示)と市長選(10月18日告示)を控え8月に合併協定書に調印したいとしているが、町議会で条例案が可決されれば7〜8月に住民投票が行われる見込み。

4292とはずがたり:2009/05/07(木) 23:09:49
<北陸・上信越>

長岡市と川口町の合併協議開始へ
2009.3.18 02:18
http://sankei.jp.msn.com/region/chubu/niigata/090318/ngt0903180218002-n1.htm

 新潟県長岡市と川口町が新年度から合併協議に入る見通しになった。17日開かれた長岡市議会議員協議会で、市側が町の財政状況の好転で合併に大きな障害がなくなったことを報告、慎重論の根強い議会側も定数38人の4割を超える最大会派の市民クラブ(16人)が協議入りを支持、態度を軟化させてきたため。

 両市町の合併については、昨年暮れに岡村譲町長から3度目の合併の打診を受けた森民夫市長が年度内に協議入りの可否を回答するとしていた。この日の議員協議会で市側は将来の40万人都市構想実現のために合併は欠かせないとし、森市長も「協議に入るべき」との考えを示した。

 森市長は開会中の市議会最終日の27日にも議会側の意見を聞くなど、最終判断することにしている。

4293とはずがたり:2009/05/07(木) 23:11:11
<北関東>栃木県

「1市4町」への変更を了承 栃木県合併審議会
2009.3.17 02:13
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/tochigi/090317/tcg0903170213000-n1.htm

 合併新法での合併の枠組みを協議する県市町村合併推進審議会が16日開かれ、栃木市と西方、都賀、大平、藤岡、岩舟の5町の「1市5町」の枠組みから、岩舟町を除く「1市4町」に変更することを了承した。これを受け、福田富一知事は構想の見直しを行い、国や県による財政面など合併支援の環境が整備される。

 同審議会では一昨年11月、1市5町と、人口30万人以上の中核市を視野に入れ小山市、野木町を加えた「2市6町」を合併構想の枠組みと決めた。

 その後、1市5町の枠組みをめぐり、岩舟町が昨年7月の住民投票で離脱し、いったん合併協議から離脱した西方町は今月6日に1市3町(栃木、都賀、大平、藤岡)の法定合併協議会に加入した。このため県は、1市4町の枠組みを県の構想に変更するよう同審議会に諮問していた。

 日向野義幸栃木市長は「合併協議を進めていく上でのすべての環境が整った。今夏の合併協定調印に向けて、県には全庁的に総合的な支援をお願いしたい」とコメントしている。

 一方、同審議会では、2市6町の合併構想について、「中長期的な枠組み」として変更を見合わせた。

4294とはずがたり:2009/05/08(金) 12:13:07

<東海>静岡県浜松市

浜松市が浜北副都心構想 教育、防災機能を補完
05/02 07:49
http://www.shizushin.com/news/pol_eco/shizuoka/20090502000000000010.htm

 浜松市は1日、同市浜北区地域の将来の都市像を示した「浜北副都心構想案」を市議会地域活性化特別委員会で発表した。「浜松型コンパクトシティ」の概念に基づき、文化、居住環境など都市機能が集中する同市中区のJR浜松駅周辺の「都心」を補完する“サテライト型”の拠点形成を目指す。
 遠州鉄道浜北駅周辺の市街地を副都心エリアとし、地域特性に応じた都市機能の集積を進める。行政、交流、交通、居住、学術・研究の5項目のテーマ別に副都心の将来像と施策、事業イメージを策定。「行政機能の補完」の項目では、教育や防災機能の強化のほか、国と県の行政機関を誘致して北区、天竜区などもカバーする行政サービス拠点を目指す事業イメージを打ち出した。
 構想は天竜川・浜名湖地域合併協議会の「新市建設計画」(2004年)などを踏まえ、都市計画の専門家や地元住民らで構成する浜北副都心形成検討会議がまとめた。

4295とはずがたり:2009/05/08(金) 12:53:20
<東海・首都圏>静岡県伊豆賀茂地区

合併実現へ住民投票 松崎町長が実施方針
05/02 07:52
http://www.shizushin.com/news/pol_eco/shizuoka/20090502000000000016.htm

 松崎町の深沢進町長は1日、町役場で開かれた定例会見で、賀茂地区1市3町の合併実現へ向け、合併の是非を問う住民投票を行う方針を明確に示した。
 深沢町長は合併を争点にした4月の出直し町長選が無投票だったことなどに触れ、「民意で合併問題に決着をつけたい」とあらためて強調。6月の町議会定例会前にも、住民投票条例案を審議する町議会臨時会を開く考えを示した。
 条例案の提出は町長発議や住民発議などが考えられ、いずれも町議会の承認が必要。深沢町長は提出方法について「分からない」とした上で、「支援者の住民に熱意がある」などと住民発議の可能性を示唆した。

4296とはずがたり:2009/05/20(水) 08:36:27
<首都圏>埼玉県

やれやれ総崩れやねぇ。。

市町村合併:合併めぐる杉戸町住民投票、「反対」が過半数 /埼玉
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090518-00000064-mailo-l11
5月18日12時3分配信 毎日新聞

 春日部市、宮代町との合併の是非を問う杉戸町の住民投票は17日、投開票され、反対票が過半数となった。同町での合併をめぐる住民投票は3回目。住民投票条例は「町長、議会は結果を遵守(じゅんしゅ)しなければならない」と定めており、合併推進を公約に掲げる野口勝久町長は厳しい立場に追い込まれた。投票率は58・66%(投票者総数2万3187人)。無効票は152だった。
 春日部市との合併を訴えて07年に当選した野口町長は同年8月、合併相手を特定せず町としては2回目となる住民投票を実施したが、反対多数で合併方針を「凍結」。昨年11月には宮代町の呼び掛けに応じる形で3市町による合併研究会を発足させたが、その後も議会などで賛成派と反対派の対立が続き、今回の投票結果が注目されていた。【栗原一郎】
………………………………………………………………………………………………………
 ◇住民投票結果
賛成  9823
反対 13212
=開票率100%

5月18日朝刊
最終更新:5月18日12時3分

市町村合併:杉戸町住民投票の反対過半数受け、自治体関係者に落胆や戸惑い /埼玉
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090519-00000077-mailo-l11
5月19日12時3分配信 毎日新聞
 杉戸町が17日に実施した春日部市、宮代町との合併の是非を問う住民投票は、賛成9823票、反対1万3212票、無効152票と「反対票」が過半数を占め、合併に向け準備を進めてきた自治体関係者に落胆や戸惑いが広がった。
 合併反対を掲げる町議や住民団体は、投票前の集会などで「財政難の春日部市と合併するメリットはない」などと主張してきた。町幹部の一人は「1市2町でつくる合併研究会で合意した新市構想素案を、住民説明会などで十分に浸透させられなかった。逆に、その一部の『春日部市への編入合併』という部分だけが独り歩きして『吸収される』というイメージが広がったのも痛かった」と「敗因」を語った。
 野口勝久町長は4月下旬の住民説明会の直前に体調不良で入院し、休養が続いている。職務代理者の倉持正雄副町長は「結果を真摯(しんし)に受け止め、住民投票条例の規定を順守したい。野口町長の考えを20日の議会全員協議会で示したい」と話した。
 合併協議を呼び掛けた宮代町の榊原一雄町長は「杉戸町から今後の対応を聞いたうえで、方針を議会と協議したい」と述べたが、失望の色を隠せなかった。【栗原一郎】

5月19日朝刊
最終更新:5月19日12時3分

4297とはずがたり:2009/05/20(水) 08:37:34
<中国・四国>山口県

市町村合併:山口市議会最大会派、定数は合併協の結論受け入れへ /山口
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20090516ddlk35010357000c.html?inb=yt

 山口市・阿東町の合併問題で市議会特別委員会は15日、合併後の議員定数について協議した。最大会派・新世紀クラブ(14人)は、次期改選まで町議会定数14を加えて計48にできる合併特例法の適用を「現実的な解決方法」と評価した上で、合併推進協議会小委員会の「結論を受け入れる」と見解を示した。同特別委は特例適用と、現行34の継続の両論を併記して29日の同小委員会に報告する。

 定数を巡っては同小委員会が4月、対応は「両議会で意見集約してほしい」と要請。特別委はこの日、各会派の意見を持ち寄った。県都クラブ(6人)や市民クラブ(2人)などは特例適用に賛成。容認姿勢とみられる新世紀クを加えると議会の過半数を占めた。

 一方、山口未来クラブ(4人)や公明(3人)などは「原則(現行34)を中心に議論を深めるべきだ」と慎重な意見を示した。

〔山口版〕
毎日新聞 2009年5月16日 地方版

4298とはずがたり:2009/05/20(水) 08:38:17
<東北・北海道>岩手県

市町村合併:新市基本計画案と協定書案を了承−−宮古市と川井村の最終協議会 /岩手
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20090514ddlk03010042000c.html

 町づくりの基本となる新市基本計画は05年に旧宮古市、旧田老町、旧新里村が合併した際の将来像「森・川・海とひとが共生する安らぎのまち」を継承する。合併協定書には合併は編入方式、期日は10年1月1日、新市の名称は宮古市など、これまで確認した26の協議項目が盛り込まれた。

 これを受けて市は16、23両日に7会場で、村は18日から25日まで6会場で住民説明会を開く。28日には熊坂義裕市長と内舘勝則村長が合併協定書に調印後、6月中に両議会の議決を経て知事に合併を申請する。【鬼山親芳】

毎日新聞 2009年5月14日 地方版

4299とはずがたり:2009/05/20(水) 08:39:06
<東北・北海道>山形県

市町村合併:新庄市との合併、戸沢村長に要請−−JA山形もがみ役員 /山形
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20090513ddlk06010167000c.html

 JA山形もがみ(市川泰組合長)戸沢地区役員6人が12日、新庄市と1市1村の合併を求める要請書を渡部秀勝・戸沢村長に提出した。

 要請書は「地域の発展には雇用の場の確保が必要」と指摘。「新庄市との合併で、地域が輝くまちづくりを実現するため合併新法期限(来年3月)までに合併が実現するよう積極的な取り組みを強く求める」としている。

 渡部村長は「座談会で住民の意見を聞いた。意見などを総括して最終判断をしたい」と話した。新庄市と戸沢村は合併協議会で合併を検討している。【米川康】

毎日新聞 2009年5月13日 地方版

4300とはずがたり:2009/05/20(水) 08:40:19
<近畿>滋賀県

市町村合併:安土町長、リコールへ 反対グループ、署名が規定数上回る /滋賀
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20090509ddlk25010378000c.html

 安土町の住民グループ「急ぐな合併・守ろう安土みんなの会」(大林宏代表)は8日、「町長の解職請求(リコール)に必要な有権者の3分の1以上の署名を集めたので、16日に町選管に署名簿を提出する」と発表した。同会は、津村孝司町長が住民の意思を無視して町と近江八幡市との合併協議を進めているとして、町長の解職を請求する署名運動をしていた。

 町長リコールには、1カ月間で有権者(3月2日現在、9873人)の3分の1以上の有効署名(3291人分)が必要。同会は4月16日から今月7日までに既に3490人分を集め、期限の今月15日までにさらに署名を増やし、16日に町選管に署名簿を提出するという。その後は、町選管が20日間かけて署名簿の審査を行い、7日間の縦覧期間を置き、有効署名が有権者数の3分の1以上なら本請求ができる。本請求から60日以内に、町長を解職するかどうかの住民投票が行われる。

 署名集めをしてきた大林代表は「住民投票条例を求める署名数(4015人分)に近い町民の約4割が町長の独断を許さないという意思を示している。町長には町民の意見をよく聞いてもらいたい」と話している。【斎藤和夫】

毎日新聞 2009年5月9日 地方版

4301とはずがたり:2009/05/21(木) 21:58:25
<近畿>和歌山県

新市名どうするかは観光地だし結構揉めるかと思ったけど案外すんなり行きましたな。。
まあ肝腎の合併の行方は未だ未だ不透明だけど。

那智勝浦町…1.7万
新宮市…3.2万
太地町…0.3万(今回の合併協議には加わってない)

新しい市は人口4.9万か。太地も合併には消極的だがまずは2市町合併を実現したい所だが…。

和歌山県の新宮市・那智勝浦町合併協議会 新市の名称は新宮市
2009.5.21 03:13
http://sankei.jp.msn.com/region/kinki/wakayama/090521/wky0905210313008-n1.htm

 新宮市・那智勝浦町合併協議会が20日、東牟婁振興局で開かれ、新市の名称は「新宮市」とすることが決まった。また、議員定数は24とする方針が示されたが、在任特例の期間や議員報酬については結論が出ず、継続協議となった。

 新市の名称は、同協議会の候補選定小委員会が「新宮市」を選定。この日の協議会では「那智勝浦町の住民投票を控え、さらに継続協議すべきでは」などの意見も出されたが、協議会の会長を務める佐藤春陽市長と副会長の中村詔二郎町長が「小委員会を尊重し新宮市に賛成する」と述べ、採決の結果、17対1で新宮市とすることが決まった。

 議員定数は市議会19、町議会14の計33。市議会、町議会とも新市の定数を24とすることで一致したが、在任特例の期間は、町議会が合併から1年間、市議会が現議員の任期満了となる平成23年4月30日までとして意見が分かれた。

 議員の月額報酬は在任特例期間に限り現在の報酬額(市議=35万2000円、町議=21万円)とする案が示されたが、6月21日に町体育文化会館で開く次回協議会で結論を出すことになった。

4302とはずがたり:2009/05/21(木) 22:00:19
<首都圏・東海・甲信越>山梨県

際どくもリコール成らず。

市町村合併:増穂町の住民団体、反対を断念 町長リコール署名、法定数達せず /山梨
http://mainichi.jp/area/yamanashi/news/20090511ddlk19010051000c.html

 増穂と鰍沢両町の合併を巡り、増穂町の志村学町長のリコール(解職請求)を目指していた合併反対派住民団体「増穂町の明日を拓(ひら)く会」は10日、リコールに必要な署名が期限までに法定数に達しなかったと発表した。同会は合併反対運動を断念する方針で、合併は予定通り実現する見通しとなった。

 同会は4月11日から期限の5月9日まで署名活動を行ってきたが、署名数は3497人分にとどまり、解職の是非を問う住民投票の請求のために必要な有権者数の3分の1(3527人)以上に達しなかった。

 拓く会会長の斉藤欽也町議は、法定署名数まで約30人まで迫ったことを挙げ「両町長にはこの署名数の重みを考えてほしい。(6月5日予定の合併協定書)調印式を延期して、(合併に反対する)町民の合意を得るなど、良識的な判断を期待する」と話した。拓く会は合併反対活動は断念するものの、今後は「町政を常に問いただす団体として活動する」という。

 志村町長は取材に対し「良識ある町民の判断だと思う。争いに終止符を打って、新しい街づくりを進めていきたい」と話し、調印式や町議会の承認などを予定通り進める方針を示した。【小林悠太】

毎日新聞 2009年5月11日 地方版

市町村合併:増穂町リコール 教育長発言「職員は署名すべきでない」に批判も /山梨
http://mainichi.jp/area/yamanashi/news/20090509ddlk19010011000c.html

 増穂と鰍沢両町の合併を巡り、増穂町の合併反対派住民が志村学町長のリコール(解職請求)を目指している問題で、大森浩文教育長が町の幹部が集まる会議で「志村町政をお手伝いしている立場にある職員が、リコールに署名することは筋が違う」などと発言していたことが分かった。

 合併反対派の住民団体「増穂町の明日を拓(ひら)く会」は8日、大森教育長に抗議。大森教育長は「自分の考えを述べただけ」と説明した。

 大森教育長によると、4月9日に町役場で開かれた課長や特別職が集まる会議での発言で、「職員の家族も署名すべきでない」などとも述べたという。同会会長の斉藤欽也町議らは「職員への圧力だ」「教育行政のトップとして、ふさわしくない」などと批判した。

 志村町長は、反対派住民の抗議に対して「『家族も署名すべきでない』という発言は記憶にない」と説明したうえで、「職員への締め付けや圧力はなかった」と主張した。【小林悠太】

毎日新聞 2009年5月9日 地方版

4303とはずがたり:2009/05/21(木) 22:04:01

首脳会合:新潟、岡山両市に共通課題の共同研究要請 静岡と浜松の市長が合意 /静岡
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20090509ddlk22010226000c.html

 静岡市の小嶋善吉市長と浜松市の鈴木康友市長は8日、浜松市役所で第3回首脳会合を開いた。両市長は、成り立ちが似ている新潟、岡山の2政令指定都市に対し、共通する課題を共同研究するよう要請することで合意した。

 4市は平成の大合併で誕生した、都市部と農山村部を併せ持つ「国土縮図型政令指定都市」。鈴木市長は4市が「農地転用などの共通の課題を抱えている」として、13日に岡山市である指定都市市長会議で、共同研究への参加を呼び掛ける。

 また、衆院選を控えて、地方分権改革の推進を各党のマニフェストに盛り込むよう働きかけることでも合意。小嶋市長は「税源移譲などの地方分権改革について、各政党はマニフェストで財源や時期を明示してほしい」と注文をつけた。【大塚仁】

毎日新聞 2009年5月9日 地方版

4304とはずがたり:2009/05/23(土) 20:20:29
<九州・沖縄>熊本県

後は住民投票の結果待ちか。。はらはら。。最近の住民投票の結果は何処も結構後ろ向きだしなあ。。

熊本市と城南町の合併協が終了 26項目承認
2009年05月22日
ttp://kumanichi.com/news/local/main/20090522009.shtml

 熊本市・城南町合併協議会(法定協)の第七回会合が二十二日あり、合併の期日などを承認し、昨年十月から始まった合併協議を終了した。同町は五月三十一日から六月二十日まで町内三十一カ所で協議内容についての住民説明会を開き、六月二十八日に合併の是非を問う住民投票を実施し、民意を問う。

 両市町は昨年十月二日に法定協を設置。合併特例区の設置、合併後の将来像を描いた新市基本計画など二十六項目を審議してきた。

 KKRホテル熊本であった会合には正副会長の幸山政史市長、八幡紀雄町長ら委員二十七人が出席。新市基本計画や議員の定数・任期の取り扱いなどを審議した。

 町議(定数一六)については市議の定数特例、在任特例を適用せず、合併時に失職。合併の期日を来年三月二十三日としたほか、二〇一四年三月末までは宇城広域連合に熊本市として加入し消防関係など五事務を処理することや、合併特例区の規約などについて原案通り承認した。

 城南町側の委員からは「十年間で二百十一億円もの投資が本当にできるのか」との質問があり、事務局が「着実に実施する」と回答した。

 合併の是非を問う住民投票は六月二十三日告示。八幡町長は七月の臨時議会で合併を決める廃置分合案を提出する意向で、住民投票の結果が焦点となる。

 八幡町長は終了後、「仮定の話はできない」とした上で、「万一住民投票で反対が多かった場合は、廃置分合案は提出できない」との考えも示した。

 熊本市は、来年三月までの合併特例法下で政令指定都市の人口要件が七十万人に緩和されているのを受け、周辺町との合併を模索。昨年十月に合併した富合町に続き、益城、城南、植木町と法定協を設置した。

 益城町は住民投票結果を受けて町長が法定協離脱を表明したため、熊本市は残る二町との合併実現に全力を挙げている。植木町も今月二十五日の第七回会合を最終回にする予定。(福井一基)

4305とはずがたり:2009/05/23(土) 20:32:33
<九州・沖縄>熊本県

「住民投票を」と請願 植木町民、条例制定求める
2009年05月22日
http://kumanichi.com/news/local/main/20090522006.shtml

 植木町の住民八人が二十二日、熊本市との合併の是非を問う住民投票の実施を求める請願書を、町議会の高田嗣人議長に提出した。両市町の合併協議会(法定協)の協議が大詰めを迎えるなか、「合併の是非について町民が意思表示する場が不可欠」などとしている。

 議員二十人のうち四人が紹介議員になっている。議会には請願提出と連動し、住民投票条例設置案を議員提案する動きもあり、早ければ、二十七日に開かれる予定の臨時議会に提案、採決される見通しだ。

 提出者の一人で元町議の田中聰さん(76)は、昨年十一月三十日の住民投票について「法定協の是非を問う投票だった」とした上で「合併するかしないかの民意を問うてほしいという住民からの強い要望があった」と述べた。高田議長は「近いうちに議会運営委員会を開いて検討したい」と応じた。

 提出者八人には、合併反対で活動してきた住民を含むが、田中さんは「推進派にも住民投票を求める人はおり、民意を問うてほしいという人の集まり」と説明している。

 昨年十一月の住民投票は投票率69・67%。賛成一万三百九票、反対六千六百九十七票で、同じく法定協設置を問うた二〇〇三年の住民投票と賛否が逆転した。

 この結果を受け、両市町は昨年十二月に法定協を設置。協議は次回の五月二十五日の第七回会合が最終回となる見通し。(浪床敬子)

4306とはずがたり:2009/05/23(土) 21:05:14
地制調が平成大合併「終了制限」
2009.5.16 02:06
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/090516/lcl0905160206001-n1.htm

 地方自治体のあり方を検討している地方制度調査会(首相の諮問機関)の専門小委員会(委員長・林宜嗣関西学院大教授)は15日、6月に調査会が答申する素案を議論した。素案は、政府が合併市町村に財政優遇措置を与えてきた合併特例法が来年3月に期限切れとなることにあわせ、「一区切りとすることが適当」と明記し、「平成の大合併」終了を提言している。

 答申素案は市町村合併推進のメリットとして、行政の効率化や財政基盤の強化などを挙げた。一方、政府の財政支援にもかかわらず合併をしてこなかった市町村に対しては「これまでと同様の手法により合併を促すことには限界がある」と指摘。ただ、合併による財政基盤の強化は「今後もなお有効」として、自発的な市町村合併を支援する新たな特例法の制定を求めた。

 平成11年3月に3232あった市町村は、来年3月23日時点で1760まで減少し、人口1万人未満の小規模自治体は471となる見込み。そのため素案は、合併せずに複数の自治体が連携する「定住自立圏」構想といった広域連携の推進や、都道府県が小規模自治体の事務を補完する仕組みの検討も求めた。また、地方議会や監査機能の強化にも触れ、議会の議員定数の上限撤廃や、複数の市町村が共同で外部監査組織を設置できる制度の導入を求めた。

4307とはずがたり:2009/05/24(日) 15:10:02
<東北・北海道>山形県

09/05/23: 法定合併協議会設置の署名簿を提出・川西町
カテゴリー: 県政・市政・町政 投稿者: times
http://www.okitamatimes.co.jp/kiji/index.php?itemid=647

 米沢市との合併に向け、法定合併協議会設置の是非を問う住民投票を求めて署名活動に入っていた川西町の住民グループ(菅野規一代表)は18日、法定数を超える二千八百四十三人分の署名簿を町選挙管理委員会に提出した。町選管で審査の後、縦覧を経て有効署名数が有権者数の六分の一を上回れば、住民投票実施の本請求を受けて四十日以内に住民投票が行われる。

 米沢市と川西町を枠組みとする法定合併協の設置を求める両市町の住民グループは、合併特例法の住民発議制度に基づく同一制度による署名活動をそれぞれ展開。両グループとも、有権者数の五十分の一以上の有効署名が確定して住民発議は成立していたが、関係議案が提出された両議会の表決は、米沢市が可決したのに対し、川西町は賛成六、反対八の「賛成少数で否決」と分かれていた。
 このため川西町の住民グループは、米沢市との法定合併協設置の是非を問う住民投票の実施を求める署名活動を展開。4月13日から一ヶ月間の法定期間の中で二千八百四十三人分を集めていた。
 同町の3月2日現在の有権者数は一万五千百四十七人で、投票実施を本請求出来る法定数は有権者の六分の一(二千五百二十五人)以上。
 署名簿は、町選管が二十日以内に審査した後、町役場に縦覧して有効数を確定する。また法定数以上の署名が確定した場合は、住民グループ側が本請求を行い、基準日から四十日以内に住民投票が行われる。住民投票の結果は議会の議決と同じ効力があり、投票者の過半数が賛成すれば、米沢側がすでに設置を決めており、町議会の賛否にかかわらず法定協は設立される。
 署名簿の提出は町役場議員控室で行われたが、菅野代表は「法定協議会を設置して合併問題を是非話し合って欲しい」と話していた。

4308とはずがたり:2009/05/26(火) 12:57:02
<東北・北海道>青森県

2009年5月23日(土)
風間浦で合併に関する住民説明会
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2009/20090523110213.asp

 むつ市との合併の賛否を問う住民投票を六月七日に控え、風間浦村と村議会が二十二日、村中央公民館で「市町村合併に関する住民説明会」を開いた。住民約八十人が出席、横浜力村長や村議会議員らと意見を交わした。

4309とはずがたり:2009/05/26(火) 13:56:20
<東北・北海道>

仙南3町、合併破綻/柴田町が離脱決める
http://74.125.153.132/search?q=cache:ZzkoCOZXkVwJ:mytown.asahi.com/miyagi//news.php%3Fk_id%3D04000000904280004
2009年04月28日

 柴田、村田、大河原3町の合併を巡り、柴田町議会は27日、合併協議会からの離脱陳情を賛成多数で採択した。滝口茂町長はこれを受けて合併協からの離脱を表明、合併協の斎清志会長=大河原町長=に離脱申入書を提出した。斎会長は「議会が議決し、町長が決断したこと。重く受け止める」と述べ、今後、合併協廃止の手続きを進める。住民発議で始まった合併協だったが、05年に続き2度目の破綻(はたん)となった。

 陳情は「合併反対『柴田町』を存続させる連絡会」が6日に提出。賛成派の議員は「3月の町議選で合併に反対する町民の反対の意思が示された」などと述べ、離脱を主張した。一方、反対派の議員は「1万人近い署名により生まれた住民発議の重みを認識すべきだ」などと述べ、住民投票の実施を主張した。

 記名投票の結果、議長を除く賛成10、反対7の賛成多数で採択された。滝口町長は「議決を重く受け止める」と合併協からの離脱を表明、「これまでの自立戦略を進化させ、独自のまちづくりに努める」と述べた。

 この日午後、3町の町長は緊急会議を開いた。28日に予定していた第9回合併協は延期し、来月14日に合併協を開いて柴田町の離脱について報告することにした。その後、3町は各町議会に合併協の廃止を提案、議決を得て廃止することになるという。

 会議後、記者会見した斎会長は、2度目の破綻となったことについて「住民発議で始まり、協議を通じて住民の自治意識の高まりを期待していた。大変残念でならない」と話した。

 また、村田、大河原の両町で合併協議を進めるかについて、斎会長は「今後のことは白紙」、佐藤英雄・村田町長は「現時点では考えていない」と述べた。

     ◇

 《解説》 柴田、村田、大河原3町の合併協議が05年に続いて破綻したのは、先行自治体で必ずしも「合併が成功した」とは言い切れない社会情勢が影響した。合併前は地方交付税の増額や特例債の活用に期待が集まったものの、国の三位一体改革の影響も受けて期待通りには機能せず、後に続く自治体が慎重姿勢をとっているからだ。

 合併協から離脱を表明した柴田町の滝口町長は、前回の破綻による危機感から「合併効果を上回る行財政改革を実施できた」と述べ、むしろ「破綻の効果」を挙げる。そのうえで「独自に取り組んだ方が柴田町の持続的発展につながる」との判断を示す。

 ただ合併協では「合併の是非は住民投票で決める」ことが確認されてきた。滝口町長は「住民が主役。協働のまちづくり」も標榜(ひょう・ぼう)しており、なぜ住民投票をしないのかを、柴田町民はもちろん、村田、大河原の両町民に十分に説明することが求められる。(石井力)

4310とはずがたり:2009/05/26(火) 13:56:32

<東北・北海道>宮城県

名前が柴田市になるんだから市役所が大河原でも良かったんちゃうの?
>大河原町2.3万
>柴田町3.9万
では柴田町の不満もわからんではないけど市街地としては大河原と船岡と槻木と村田だったら大河原が一番大きいのではないかな?

市町村合併:柴田町が合併協離脱 3町、2度目の破綻 議会の反対派優勢で /宮城
http://mainichi.jp/area/miyagi/archive/news/2009/04/28/20090428ddlk04010089000c.html

 柴田、村田、大河原の3町で協議してきた合併問題は27日、2度目の破綻(はたん)となった。柴田町の臨時議会は同日、住民発議で発足した合併協議会からの離脱を決議。これを受け、滝口茂町長が合併協議会に正式に離脱を伝え、新「柴田市」誕生の可能性はなくなった。合併協議会は解散する見通しだが、地方財政は逼迫(ひっぱく)しており、3町には、自立を目指す対策が求められそうだ。【豊田英夫】

 柴田町の臨時議会は27日、合併反対住民団体から提出された「合併協議会からの離脱」に関する議案を審議した。採決の結果、離脱に賛成が10人、反対が7人となり、賛成多数で原案を可決し、合併協から離脱することを決めた。

 採決結果を受け、滝口茂町長は議会で「議会の議決を重く受け止め、合併協から離脱することを表明する」と離脱を宣言。3町合併への道が閉ざされた瞬間だった。

 滝口町長は議会閉会後、合併協の正副会長会議に出席し、会長の斎清志・大河原町長に対し「合併協議会からの離脱申し入れ書」を提出し、正式に柴田町の離脱が決定した。28日に予定されていた次回合併協は5月14日に延期され、この場で各委員に説明される。

 柴田町の臨時議会は合併反対議員10人の請求に基づき招集された。「離脱」を決議した背景には、町議会の勢力図が3月の町議選で一変したことがある。選挙前は合併推進派が多数を占めていたが、3月の町議選で反対・慎重派が逆転。この日の議論でも、推進派から「町議選の結果だけで離脱は早急だ。住民投票で決着を付けるべきだ」という意見が出たが、「町議選の結果が住民の(合併反対という)意思表示で、早期離脱が必要」などの反対・慎重派の意見に押された。議長を除く17人で記名投票を行い、離脱案を賛成多数で可決した。
 ◇今後を見守りたい−−村井嘉浩知事の話

 県としては、(合併が争点の一つになった3月22日投票の柴田町議選の)選挙で示された一つの民意ととらえている。まずは、申し入れを受けた合併協議会や3町の今後の動向を見守りたい。
 ◇3町の協力態勢にも微妙な影

 合併協議の破綻は、合併に対する3町長の姿勢にずれが生じていたことが影響した。斎清志・大河原町長と佐藤英雄・村田町長は「3町に行政の垣根はない。仙南のコンパクトシティーとして、仙南の中核都市を目指すべきだ」と合併推進を掲げた。一方、滝口茂・柴田町長は「3町の合併メリットはない。自立戦略による独自のまちづくりを優先したい」と主張し、合併に慎重な姿勢を変えなかった。

 さらに、新市事務所の位置が柴田町の態度を硬直させた。合併協議会は昨年9月末の設置以来8回開催し、市の名称は「柴田市」と決めたが、事務所の位置は「大河原町役場」に決定された。この決定を受け、柴田町議会や住民の一部が、「事務所が町外に移れば住民サービスが低下してしまう」などと批判を強めた。このような状況が追い風になり、滝口柴田町長も「合併反対」の姿勢を強めた。

 町議会構成の変化も滝口町長の「離脱」の決断を後押しした。3町合併問題が大きな争点になったのが、今年3月の柴田町議選(定数18)。改選前は合併賛成派が多数を占めていた町議会が、選挙後には、合併の反対・慎重派の議席が11人となったのに対し、合併推進派は7人にとどまった。議会の勢力図が反対・慎重派に傾いたことで、滝口町長が「民意は合併の必要性が薄いと判断した」と強く主張できる下地も整っていた。合併に対する住民の不満、町議会の勢力図の変化を取り入れた滝口町長が「離脱」のカードを切り出すのにはためらいがなかったとみられる。

 合併協議会の斎会長は「残念な結果だが、柴田町民の意思は重く受け止めている」と述べた。ただ、3町の合併問題は、05年の「平成の大合併」で各自治体で合併機運が盛り上がったときも、大河原町議会が、事務所が「柴田町」になったことに反発し、合併議案に反対、協議が破綻した経緯がある。2度目の破綻によって、「合併は垣根をはずすこと」としてきた3町の大義名分にもひびが入り、今後の協力態勢にも微妙な影を落とすことになりそうだ。【豊田英夫】

毎日新聞 2009年4月28日 地方版

4311とはずがたり:2009/05/26(火) 14:01:29

<東北・北海道>宮城県>>3753 >>3825 >>3853-3854 >>3935 >>4002
>>4244-4245 >>4253 >>4278 >>4285 >>4309-4311
やれやれだな。。
前回は市役所を柴田町に置こうとして大河原議会が否決して破断してたのか>>1618
滝口町長の人気はなかなかですな>>2625

大河原・村田・柴田 3町合併 再び白紙確定
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/05/20090526t11031.htm

 滝口茂柴田町長の離脱申し入れで合併協議が事実上破綻(はたん)した宮城県大河原、村田、柴田の3町は25日、合併協議会の廃止議案を審議する臨時町議会を開いた。大河原、柴田は可決したが、村田が否決したため、合併協は廃止ではなく、今月末で休止することが決まった。

 合併協の休止は会則が残るだけの形式的な存続にすぎず、委員も事務局も31日付で任務を終える。「柴田市」の発足を目指した3町合併は、旧合併特例法時代の2005年に続き、再び白紙となることが確定した。

 廃止議案は大河原が8対6、柴田は10対7の賛成多数でそれぞれ可決された。村田では6対6の可否同数となり、佐々幸一議長の裁定で否決した。

 3町合併が再始動したのは昨年3月。推進派議員と住民有志が各町で有権者の約26―33%の署名を集め、県内初の住民発議による合併協が8月に設置された。これまでの議論で本庁舎を大河原町役場に置き、村田、柴田両町役場は分庁舎兼総合支所として活用することなどが決まっていた。

 風向きが変わったのは反対派議員が過半数を制して勢力が逆転した今年3月の柴田町議選だ。4月27日の臨時町議会では合併協からの早期離脱を求める陳情を採択。3町長間で住民投票の実施を合意していたが、反対派の滝口町長は「選挙を通じて直接表明された民意に基づく議会の議決を重く受け止める」として離脱を即断した。

 合併協の会長を務めた斎清志大河原町長は「賛否両論がある中で、住民投票の実施が守られなかったのはやはり残念。住民のための役場という原点を見失うことなく、各町との連携を図りたい」と述べた。


2009年05月26日火曜日

4312とはずがたり:2009/05/28(木) 20:29:30
<中国・四国>山口県

それでも19万なんだよなぁ〜。

とことん小郡:生まれ変わる街/上 住民サービス /山口
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090525-00000125-mailo-l35
5月25日14時1分配信 毎日新聞

 県央部にある山口市と小郡、秋穂、阿知須、徳地の4町が05年10月に合併した新・山口市の誕生から3年半が過ぎた。合併協議の途中、防府市が離脱するなど紆(う)余曲折もあったが、人口約19万人の新たな都市づくりに向けて街は生まれ変わりつつある。とりわけ交通の要衝の地として変ぼう著しい小郡地区に焦点を当て、地域振興に向けた課題を探った。【中尾祐児】
 ◇期待と不満が交錯
 今月8日、小郡総合支所(旧町役場)近くの住宅団地の一角で、子育て集いの広場「小郡ぽっぽ」の開所式があった。高齢者向け交流施設内に間借りする形だが、小郡では市が運営費を補助する初めての子育て広場だ。
 運営委員会長を務める重田強子さん(71)は「小郡のお母さんの多くが、隣の旧山口市内の施設に通っていた。この広場をどんどん活用してほしい」とあいさつ。乳幼児を連れた若い母親たちの熱烈な拍手に包まれた。
 市から毎年度約200万円の運営補助金を受け、週3回開設。ボランティアが絵本の読み聞かせをしたり、子育て悩み相談を受け付ける。「合併効果で補助事業の対象になった。子育て施策では一歩前進だと思う」。重田さんは素直に評価した。
 JR新山口駅が位置し、国道9号や2号が交わる小郡地域。人口流入もあり、地域内住民は約2万3000人で微増傾向。0〜14歳の年少人口の割合も15%で、県平均を1・8ポイント上回る(05年実績)。子育て支援への期待は大きい。
 重田さんは合併後に新市の補助事業を知り、仲間とともに市に要望。念願の小郡ぽっぽ開設にこぎ着けた。市は昨年11月、合併特例債を活用して市立小郡図書館(建設費約6億2000万円)を建て、教育環境も向上した。
   ◇  ◇
 合併がすべての住民にプラスだった訳ではない。旧町が独自に支出していた老人入院見舞金(3000円)や低所得者見舞金(3700〜7700円)は廃止された。高齢者世帯を対象に無料でふとんを洗う寝具洗濯乾燥消毒サービスは、低所得者だけに縮小。デイサービスセンターなどに利用者を送迎する外出支援サービスの経費補助金もなくなった。
 国からの財政支援の削減や、世界不況による税収落ち込みで市の借金残高は1314億円(09年度末見込み)。年間の一般会計予算の2倍近くに上る。
 子育て分野にも、低下の懸念は残る。例えば、認可保育園の利用者が支払う保育料。3歳児を持つ一般家庭で旧市内の月3万2000円に対し、現在、旧町は月2万6000円。据え置かれている格好だが、3年後には統一される。市児童家庭課は「料金が上がるか下がるかは検討中」と明言を避けるが、財政難の中で値上げの可能性は消えない。
 高齢者でもある重田さん。「手厚かった福祉サービスの低下は残念」と認める一方「市の台所事情も分かる。私たちも行政にお任せではなく、子どもたちの未来や、街の発展のために何が必要な施策かを考えないといけない」とも思う。日々の暮らしの充実か、「未来」への投資か−−。新市民として「答え」の模索は続く。
〔山口版〕

5月25日朝刊

4313とはずがたり:2009/05/28(木) 20:29:41

<中国・四国>山口県

小郡駅前地図
http://www.mapion.co.jp/m/34.0904444444444_131.398560833333_9/

区画整理もされた南側に対して古くからの街と云う佇まいであろうか

とことん小郡:生まれ変わる街/中 新山口駅前 /山口
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090526-00000178-mailo-l35
5月26日16時1分配信 毎日新聞
 ◇「駅北」衰退止まらず
 「合併しても、大きな顔して歩けないなあ」
 元小郡町議長で土産物店経営の河村秀夫さん(61)は、JR新山口駅北口に面した店先で自嘲(じちょう)気味に笑った。
 在来線改札の北口は乗降客が年々減少し、人通りもまばら。一方、同じ駅でも山陽新幹線が停車する南口前にはホテルや、大学進学予備校が建ち並び、若者や会社員の姿は絶えない。
 山口市と小郡など4町が合併した05年当時、議長として推進派の先頭に立った。合併後も市議を続け「県央の玄関口」である新山口駅周辺の再開発を市に要望。07年に念願の「新山口駅ターミナルパーク整備構想」が策定された。
 構想は総事業費180億円の巨大プロジェクト。市民が憩う北口前広場、乗客以外の市民も駅舎内を通り抜けられる自由通路など駅の改築のほか、構想と別に駅北地区に14年間、手つかずの大規模遊休地(約2ヘクタール)=市土地開発公社の所有=の開発が予定されている。遊休地では国際会議などが開ける会議施設の整備も検討されている。
   ◇  ◇
 小郡地域全体でみると、商業活動は活発だ。交通の要衝であり、大型店の出店も多く、地域の年間商品販売額は約3029億円(02年実績)。人口は6倍にもなる合併前の旧山口市の同約4356億円(同)と比べでも、そん色はない。だが、その交通の利便性が、大型駐車場もない古くからの商店街の衰退に拍車を掛けている。
 新山口駅北口前の「大正通り商店街」。文字通り大正時代から続く目抜き通りだったが、空き店舗は03年度の13店から3年後には20店に増えた。「商店主の高齢化と、後継者不足は深刻。今では空き店舗はもっと増えている」と山口商工会議所小郡支所。
 河村さんは3年前に市議を引退し、商店主の一人に戻った。「もう、小さな販売業はなりたたない」と表情を曇らす。
 大正通りの夏祭りだった「小郡七夕まつり」。通り沿いを紅白のちょうちんで飾り付け、旧町時代は多くの町民でにぎわったという。だがそれも、新市が誕生した05年を最後に開かれていない。
 ターミナルパーク構想は長引く不況にあえぐ、河村さんら地元商業者には待ちに待った朗報だが、事業着工は来年度以降で、完成目標は「2014年度」。
 「起爆剤」に望みをかける河村さんらにとって、5年は、遠い年月だ。【中尾祐児】
〔山口版〕

5月26日朝刊

4314とはずがたり:2009/05/28(木) 20:29:59
>>4312-4314
<中国・四国>山口県

とことん小郡:生まれ変わる街/下 新庁舎移転 /山口
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090527-00000214-mailo-l35
5月27日15時25分配信 毎日新聞
 ◇一体感の適地どこ?
 05年10月に合併した山口市と小郡など4町が交わした合併協定書。新市の本庁舎の場所は「発足時は現在の山口市役所」としているが、加えられた付帯決議はすっきりしない。
 <新山口駅周辺が適地であるという意見を踏まえながら、県央中核都市にふさわしい位置を考慮し、整備については新市発足後10年をめどに審議する>
 将来の本庁舎は、JR新山口駅近くが「適地」で決定なのか。人口19万人の新市が防府市(12万人)などと合併して中核市(30万人以上)となり、その上で「ふさわしい位置」を考えるという保留状態なのか。
   ◇  ◇
 「駅周辺への移転は合併時の約束ですよ。主張を続けます」
 小郡商工振興会長の福井敏彦さん(55)は言葉に力を込めた。振興会は今年1月、渡辺純忠市長に、新庁舎の審議組織の早期設置▽新山口駅北地区の大規模遊休地(約2ヘクタール、市土地開発公社所有)の活用−−などを求める要望書を出した。
 しかし、市は、「駅前の一等地に整備するのはいかがなものか」(08年6月、渡辺純忠市長の議会答弁)と否定的。国際展示場を備えた大型会議施設の整備を検討中だ。
 福井さんは「移転先は遊休地だけではない」と理解を示しつつ「交通の利便性が高い駅周辺のどこかに本庁舎が必要だ。でないと、面積が広がった新市の一体感は生まれない」と訴える。
   ◇  ◇
 旧小郡町民の意識がうかがえるデータがある。
 今年1月、県地方自治研究所が旧町民320人を対象に実施した合併の影響に関するアンケート。「旧1市4町の一体感は形成されたか」の問いに「形成されていない」26・1%、「あまり形成されていない」35・1%と否定的な答えが6割を超えた。「合併してよかったか」にも、50・2%が「よくなかった」と答え、不満として「ゴミの収集回数が減った」など住民サービスの低下が挙がった。
 同研究所事務局長の竹尾久男さん(61)は「そもそも、広域合併した自治体で一体感をつくるのは困難」と言い切る。03年に2市2町で合併した周南市の調査でも「一体感の形成」に否定的な答えが全市域の回答者の54%を占めた。
 本庁舎が新山口駅周辺にできれば、「形成」は可能か。竹尾さんは指摘する。「どこに本庁ができても一極集中の都市なら、周辺部はすたれ、住民の不満は高まる。一人一人が市政に意見を述べ、参加できる制度を整え、地域主体の街づくりを進めなければ、一体感も生まれない」
 =この連載は中尾祐児が担当しました。
〔山口版〕

5月27日朝刊
最終更新:5月27日15時25分

4315とはずがたり:2009/05/29(金) 20:54:15
<東海>静岡県

湖西市・新居町第10回合併協議会
(静岡県)
http://www.tv-sdt.co.jp/nnn/news8802198.html

湖西市と新居町の10回目となる法定合併協議会が28日開かれ
すべての合併協定項目の協議が終了した。社会教育など3つの事業内容が協議されたあと前回の協議会後、県と協議した基本計画案について、県から「異議なし」との回答があったことが報告され計画として承認された。これで、全ての協議が終了し、6月8日に合併協定書に調印。その後、両市町の議会と県や国の手続きを経て、2010年3月23日の合併を目指す。
[ 5/29 8:27 静岡第一テレビ]

4316Azuchi_on_my_mind:2009/05/30(土) 02:29:46
急ぐな合併・守ろう安土みんなの会

http://www.geocities.jp/azuchi_daisuki/

4317千葉9区:2009/05/30(土) 09:29:10
<首都圏>山梨県
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20090530/CK2009053002000106.html
新市名は『印西』 1市2村合併協で多数可決
2009年5月30日

 来年春の合併を目指す印西市と印旛、本埜両村の合併協議会は二十九日、第七回の会合を開いて新市の名称について採決を実施し、賛成十六、反対八の賛成多数で「印西市」と決定した。

 印西市長で、合併協の山崎山洋会長は同日の会合で「印西市」を初めて正式に提案。だが、印旛村の委員は「印旛市」など新しい名称を主張した。山崎会長は「議論を重ねても平行線をたどるなら、ある時期に結論を出さないといけない」とし採決に踏み切った。

 また前回会合が、本埜村長の小川利彦副会長の発言をめぐって流会した問題で、小川副会長は「私の文書や発言で会議が空転したことを反省している。今後は迷惑をかけないようにする」と釈明。各市村は、同副会長に慎重な発言を求め、合併協議を継続することにした。

  (平松功嗣)

4318とはずがたり:2009/05/30(土) 10:09:54
>>4317
<首都圏>千葉県ですよね

印西市なんか。。。

4319千葉9区:2009/05/30(土) 10:13:04
すんません コピペしくじりました。
印旛の西の方だから印西なのに...
印旛村吸収したら、印旛全体が市域じゃん。

4320とはずがたり:2009/05/30(土) 10:44:27
印西にそんな地域ブランド力的なものないと思うんですけどね。
市のプライドなんですかねぇ。。

4321とはずがたり:2009/06/02(火) 01:35:07
<九州・沖縄>熊本県

熊本市との合併協議、城南町で住民説明会始まる
2009年06月01日
ttp://kumanichi.com/news/local/main/20090601002.shtml

 熊本市との合併協議会(法定協)を終了した城南町は31日、協議結果を町民に知らせる住民説明会を東阿高区を皮切りに始めた。6月20日まで町内31カ所で開く。

 両市町の法定協は7回開かれ、今月22日に終了。住民説明会を経て、合併の是非を問う住民投票を6月28日に実施する。同町は協議結果をまとめた90ページに上る資料を全世帯に配布している。

 東阿高公民館には町民約50人が出席。八幡紀雄町長が「協議結果をよく判断して、投票を棄権しないようお願いします」とあいさつした。

 町は編入合併となることや来年3月23日となった合併期日、合併特例区の設置など熊本市との協議で決まった内容を報告。合併しなかった場合の今後10年間の財政見通しや、単独の財政運営では税金などを引き上げざるを得ないことなども説明した。

 出席者からは「211億円の合併後の投資は本当に実現するのか」など、質問が相次いだ。(福井一基)

4322とはずがたり:2009/06/02(火) 09:16:46
<九州・沖縄>熊本県

むう。。。

熊本市との合併問う住民投票、植木町も28日へ
2009年06月02日
ttp://kumanichi.com/news/local/main/20090602002.shtml

 植木町の藤井修一町長は1日、5月下旬の臨時町議会で可決された熊本市との合併の是非を問う住民投票条例に基づき、住民投票を6月23日告示、28日投開票の日程で実施する方針を町選挙管理委員会に通知した。町選管は2日に会合を開いて日程を正式に決める。

 城南町では、同市との合併の是非を問う住民投票を植木町と同じ日程となる28日に実施することを既に決めている。このため、同市の合併・政令指定都市問題に絡む住民投票はダブルで実施されることとなり、一気に事実上の決着がつくものとみられる。

 日程について藤井町長は「7月26日投開票の町議選と混乱がないよう、間を開けた形で決めた」と話している。

 植木町では、同市との合併協議会(法定協)の終了を受け、住民8人が合併の是非を問う住民投票の実施を求める請願を町議会に提出。5月27日にあった臨時町議会で議員9人が住民投票条例案を議員提案し、賛成10、反対9で可決した。

 同町は昨年11月にも、同市との法定協設置の是非を問う住民投票を実施。賛成1万309票、反対6697票と賛成が約6割を占めたため、同12月に法定協を設置。5月25日の第7回で協議を終え、合併の“最終関門”となる廃置分合案の採決が控えている。(浪床敬子)

4323とはずがたり:2009/06/03(水) 01:26:26
<近畿>滋賀県

前回は新市名案が安土八幡市だったのに今回は近江八幡とは。。

近江八幡市と安土町が合併協定書に調印
http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20090601/CK2009060102000019.html?ref=rank
2009年6月1日

 近江八幡市と安土町の合併協定調印式が31日、市内のホテルであった。今後、両市町議会の議決を経て知事に合併を申請する。

 調印式で両市町長が、まちづくり方針を定めた新市基本計画を盛り込んだ協定書に署名した。嘉田由紀子知事が立ち会った。

 協議会長の冨士谷英正市長は「合併は終着点ではなく新しいまちづくりのスタート。一体性の確保と融和に努め夢のある新市を立ち上げるため、たゆまぬ努力を重ねる」とあいさつ。嘉田知事は「皆さんの力で新市を魅力ある地域にして。県も応援したい」と祝辞を述べた。

 合併の期日は来年3月21日で、方式は対等(新設)合併。新市名は近江八幡市で、市庁舎は現在の近江八幡市役所に置き、安土町役場は支所とする。新市の人口は約8万2000人。

 安土町内では反対運動が熱を帯び、町長のリコール運動に発展。町議会は議長を除き賛成派5人、反対派4人と拮抗しており、6月8日開会の町議会定例会での採決が注目される。 (松瀬晴行)

4324とはずがたり:2009/06/03(水) 01:27:30
<北陸・甲信越>長野県

松本市と波田町、任意合併協が発足 町を編入で市名変更せず
http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20090602/CK2009060202000006.html?ref=related
2009年6月2日

 松本市と波田町の合併問題で、任意合併協議会の初会合が1日、松本市中央公民館で開かれ、合併に向けた論議が本格的に始まった。会議では、同市が同町を編入し、市名や市役所の場所は変更しないことを決定。地方税や住民サービスなどについては、同市の仕組みを基本に協議を進める方針を確認した。

 会長に就いた菅谷昭市長は「『市民が主役』という基本理念で、主体性を持って慎重に合併協議に臨む」とあいさつ。

 副会長の太田典男町長は、2004年に同町が同市などとの合併協議を離脱した経緯に触れ「私たちの状況の認識が甘く、不十分だった。深く反省し、その上に立って町と新松本市の将来を見据えて協議を進めたい」と述べた。

 任意協は両市町の行政、議会代表、自治会などの関係者20人で構成。合併の期日や議員や職員の身分など合併協定に明記する25項目の論議を決めた。一方、町立波田総合病院の約9500万円に上る帳簿の記載漏れ問題は、市側の町会関係者が「どうなっているのか」と質問。町側は「今後の合併協議の中で説明がある」と述べるにとどまった。

 両市町の合併は、新合併特例法で財政上の優遇措置がある来年3月末までを念頭に進む見通しで、そうなった場合は地方交付税増額措置などで総額70〜80億円前後の交付が想定されるとしている。 (坪井千隼)

4325とはずがたり:2009/06/03(水) 23:24:09
<北関東>群馬県

前橋と高崎は静岡と浜松のデッドヒートを髣髴とさせますな。

市町村合併:新高崎市が誕生 吉井町と合併、人口37万人で県内一 /群馬
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090602-00000119-mailo-l10
6月2日13時1分配信 毎日新聞

 高崎市と吉井町が1日に合併し、人口37万3940人(5月末現在)の新しい高崎市が誕生した。人口は、富士見村との合併で約34万5000人となった前橋市に再び差をつけて県内1位を堅持。面積(460平方キロ)は沼田市を抜き、みなかみ町に次いで県内2位となった。
 旧吉井町の地名は、大字の前に「吉井町」がつき「高崎市吉井町○○」となる。旧吉井町議15人は在任特例が適用され、高崎市議の任期の11年4月まで同市議となる。次回選挙に限り吉井町域のみの選挙区(定数3)が設けられる。一方、同町の斎藤軍雄町長と森賢六教育長は5月31日付で失職した。
 高崎市は06年1月に倉渕村、箕郷、群馬、新町の4町村と、同年10月に榛名町と、それぞれ合併している。吉井町も03年に合併任意協議会に参加していたが、04年11月の住民投票の結果を受けて合併協議から離脱、その後高崎市との合併を求める住民運動の高まりなどを経て、08年7月に法定合併協議会が設立され、10月に合併協定書調印にこぎつけた。
 合併記念式典は1日午後、高崎市高松町の群馬音楽センターで開催された。
 松浦幸雄市長は式辞で「新しい高崎市が誕生し、37万市民は同じ未来を共有することになった。11年4月の中核都市移行により、さらに市民に身近な行政を実現し、地方都市のあり方を常にリードしながら、将来的には政令指定都市への移行も視野に入れていく」と述べた。
 吉井地域住民代表として斎藤前町長が「合併には長い年月と多くの労苦を要し、紆余(うよ)曲折があったが、住民の熱意が実を結んだ。吉井地域の住民が、地域の歴史、伝統、文化などを受け継ぎ、発展させていくと確信している」とあいさつした。【増田勝彦】
6月2日朝刊

4326とはずがたり:2009/06/04(木) 00:42:03
<九州・沖縄>熊本県

胸突き八丁・剣が峰だな。

市町村合併:合併問う住民投票 植木と城南、同日で−−28日 /熊本
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20090603ddlk43010582000c.html

 植木町選管は2日、熊本市との合併の是非を問う住民投票を23日告示、28日投開票と決めた。城南町の住民投票と同じ日程となり、熊本市との合併を巡る両町の「民意」は同時に示される。

 町選管は藤井修一町長の示した日程を承認した。藤井町長は「7月の町議選と日程をあけた方が町民が混乱しない。(城南町の住民投票の結果が)影響を与えるかどうかはわからないが、同じ日に可能か見極めて日程を決めなければならない」と、同日実施の検討を示唆していた。

 また町は法定合併協議会での協議終了を踏まえ、区画整理や学校施設改修など合併後に町で実施される事業を示した「新市基本計画」の説明会を2日夜から町生涯学習センターで始めた。3日も同所で開く。【結城かほる】

4327とはずがたり:2009/06/04(木) 00:46:34

<北陸・上信越>

飛び地合併の協議始まる 新潟
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090603-00000016-san-l15
6月3日8時2分配信 産経新聞
 新潟県内初の飛び地合併実現に向けて、長岡市と川口町は2日、任意合併協議会の初会合を長岡市役所内で開き、具体的な協議をスタートさせた。

 メンバーは両市町の首長と幹部、学識経験者ら計16人。初会合で森民夫長岡市長を会長、岡村譲川口町長を副会長に選任した。飛び地合併については長岡市役所から川口町役場が直線で22キロに過ぎず、合併済みの旧寺泊町役場(30キロ)や旧小国町役場(24・3キロ)より近く、交通網も整備されていて心配する声は出なかった。懸念材料だった川口町の財政状況についても市側から大幅に改善しているという発言もあった。

 今後、合併条件を月2回ペースで開く任意協で協議、今年度内の合併を目指す方針を確認した。森市長は「全国の合併のモデルにしたい」、岡村町長は「温かく迎えてくれて安心した」とそれぞれが期待感を示した。

最終更新:6月3日8時2分

市町村合併:長岡市と川口町、任意合併協スタート 森市長「経験生かす」 /新潟
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090603-00000133-mailo-l15
6月3日13時2分配信 毎日新聞
 長岡市と川口町の合併に向けた初めての任意合併協議会が2日、同市役所であった。公共サービスの低下を心配する声が町側から上がったが、森民夫市長は「長岡市にとって今回は3度目の合併協議。経験、ノウハウがある」と述べ、問題解決に自信を示した。
 森市長と岡村譲町長、両市町の議会、住民代表、学識経験者らで構成する委員16人が出席。町側から「除雪をきちんとやってもらえるか心配」「町の商工会はどうなるのか」などの質問が出た。
 これに対し、森市長は「これまでに合併した他の旧市町村と同様、役場に代わる支所が除雪を担う」と説明。商工会については「合併後も旧市町村単位のまま活動している」と語った。
 任意協は今後、月2回程度開く予定。今秋までに法定協議会へ移行できれば、10年3月末までに合併が成立する可能性もある。
 一方、森市長は、川口町との合併を「ホップ」、人口30万人規模の中核市になることを「ステップ」、40万人規模の都市を目指すことを「ジャンプ」とする構想を描いている。
 ただ、川口町と合併しても人口は約28万5000人にとどまる。同町との間には小千谷市(約3万9600人)を挟んでいることから、協議会後の会見で森市長は「小千谷市にも川口町との協議の経過を報告する」と、将来の合併をにらんだ配慮をする意向を示した。【長谷川隆】

6月3日朝刊
最終更新:6月3日13時2分

4328とはずがたり:2009/06/04(木) 00:47:39
<近畿>滋賀県

微妙な時期なのに選管も変に刺戟せんでくれよな,,

市町村合併:リコール署名、町民調査 呼び出して自筆か照会−−滋賀・安土町
http://mainichi.jp/kansai/news/20090601ddn041010010000c.html?inb=yt
 ◇「活動妨害」批判も

 31日に滋賀県近江八幡市と合併に調印した同県安土町で、住民団体が見直しを求めて津村孝司町長への解職請求(リコール)署名を集めたが、同町選管が自筆の署名かを照会するため町民を呼び出している。署名4209筆の半数近い2000人分の呼び出し文書を用意して順次郵送中で、署名を集めた人の氏名や性別などを問う文書も送っている。

 住民団体「急ぐな合併・守ろう安土みんなの会」(大林宏会長)が署名を集め、5月15日に選管へ提出。現在審査中で、6月中に署名数が確定する見込み。有効署名が有権者の3分の1(3291人)を超えれば、住民投票が行われ、過半数が解職を求めれば町長選が実施される。

 同選管によると、呼び出し文書は5月26日付。「安土町長解職請求のための署名の内容について(お尋ね)」と題し、井上源三郎委員長名で署名者に町役場への来庁を求める。選管は「家族で1人が全員分を書いた可能性がある。代筆は認められない」としている。

 さらに、同29日付で一部地区に署名を集めた人の氏名、性別などを記入して返送する文書を送付。「署名が町長の解職を求めるものと知っていたか」も問うている。選管は「受任者が立ち会わず自宅ポストに投函(とうかん)した事例などを聞いており、署名の集め方などを確認する必要がある」という。両文書とも、同31日現在の発送数は明らかにしなかった。

 この動きを受け、住民団体の事務所には、町民から対応についての相談が相次いでいる。団体は「活動妨害だ」とし、「呼び出しに応える必要はない」とのチラシを新聞に折り込み、抗議している。

 住民投票運動に詳しいジャーナリストで、国民投票・住民投票情報室の今井一事務局長は「町が異議申し立てをしているようにも受け取れるが、異議申し立ては通常、署名者ら関係人がするもので、選管が行うのはルール破りとも言える」と批判。五十嵐暁郎・立教大法学部教授(日本政治論)は「前代未聞だ。署名の効力確認は、集めた側に集め方を問う程度で足り、呼び出して尋ねるのは“圧力”と取られても仕方がない」と話している。

毎日新聞 2009年6月1日 大阪朝刊

4329とはずがたり:2009/06/04(木) 00:48:45

<中国・四国>山口市

市町村合併:新市の議員、在任特例に合意−−山口、阿東の推進協小委員会 /山口
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20090530ddlk35010380000c.html

 来年3月までに山口市と阿東町の合併を目指す合併推進協議会小委員会が29日、同市で開かれた。両市町議長らが出席し、合併後の新市の議員定数を次期改選まで現行の34から48に増やす在任特例の適用に同意した。

 委員会では、市議会は特例適用の容認と、適用せず町議14人の失職を求める意見の双方が議会内にあったことを報告。一方、町議会は「町民の声を新市に伝えられなくなる」と特例適用を求めた。

 民間代表の委員から「新市の街づくりには両議会の協力が必要だ」と激変緩和策として町議の定数確保を求める声が上がり、小委員会として特例適用で意見集約した。

〔山口版〕

毎日新聞 2009年5月30日 地方版

4330とはずがたり:2009/06/04(木) 00:53:08

<九州・沖縄>鹿児島県

市町村合併:来年3月23日に「姶良市」誕生へ 3町合併協、期日を決定 /鹿児島
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20090529ddlk46010674000c.html

 加治木、姶良、蒲生の姶良西部3町は28日、6回目の合併協議会で、新市「姶良市」の合併期日を来年3月23日に決めた。これで45の合併協定項目すべての承認が終わり、6月6日、合併協定に調印。各町議会で議決後、県に合併申請する。

 合併協議会長の城光寺俊和・姶良町長は「まだ道半ばだが、ホッとした。町民の後押しがあってここまで来られた」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。

毎日新聞 2009年5月29日 地方版

4331とはずがたり:2009/06/04(木) 00:53:58
<首都圏>埼玉県

市町村合併:久喜市と菖蒲・栗橋・鷲宮3町、新市合併へ調印式 /埼玉
http://mainichi.jp/area/saitama/news/20090529ddlk11010316000c.html

 久喜市と菖蒲、栗橋、鷲宮町の合併協定の調印式が28日、久喜市中央4の三高サロン会議室であった。上田清司知事の立ち会いで、4首長が来年3月23日に新「久喜市」をスタートさせる合併協定書に調印した。

 調印式では、「歴史的な結びつきとそれぞれの地域の特性を生かして、新たな自治体を作ることに合意した」と、1年間の協議の内容が報告された。合併協議委員ら約130人が見守るなか、それぞれの首長と議長が協定書に署名した。

 代表して田中暄二久喜市長が「これまで10年に及ぶ合併協議を振り返ると夢のようであり、万感の思い」と関係者に謝辞を述べた。

 中山登司男菖蒲町長は「合併協議がいったん、破綻(はたん)した経験から不退転の決意で臨んだ。子孫のため立派な自治体を作っていく」と話した。斉藤和夫栗橋町長は「1市3町の財産の単純加算でなく、合併効果を将来のビジョンの実現に発展させたい」。本多健治鷲宮町長は「新市に寄せられた期待に応えたい」と抱負を語った。【栗原一郎】

毎日新聞 2009年5月29日 地方版

4332とはずがたり:2009/06/04(木) 00:55:02
<東北・北海道>青森県

市町村合併:鶴田町、五所川原市に編入へ 来月にも正式申し入れ /青森
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20090529ddlk02010015000c.html

 鶴田町の中野〓司(けんじ)町長は町議会合併促進特別委員会の報告を受け、五所川原市への編入合併を目指すことを28日までに決めた。来年3月に迫った新合併特例法の適用期限に合わせたい考えで、6月にも五所川原市に正式な合併協議を申し入れる。

 町議会は、昨年9月に発足させた特別委員会で議論していた。町は5月上旬、5回の住民懇談会を開き、厳しい町財政を住民に伝え、特別委員会は27日、合併方針を最終確認して中野町長に報告した。

 中野町長は「財政的に厳しく、このままでは住民に負担を求めることになる。五所川原市の意向をうかがいながら、特例法の期限内に合併したい」としている。期限内に合併すれば、議員の在任特例や、道路整備の格差を埋めるためなどに使える合併推進債の適用などが得られる。【鈴木久美】

毎日新聞 2009年5月29日 地方版

4333とはずがたり:2009/06/04(木) 00:56:11
<北関東>栃木県

市町村合併:西方町合併問題 鹿沼市、法定協設置を市議会付議へ /栃木
http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20090528ddlk09010073000c.html

 鹿沼市の宮本秀夫副市長は27日、西方町を訪れ、古沢悦夫町長に対し、同町との法定合併協議会(法定協)設置の議案を市議会に付議する方針を伝えた。

 古沢町長は今月7日、鹿沼市との合併を求める町の住民団体「鹿沼市との合併を実現する会」(川嶋誠一代表)の請求を受け、鹿沼市の佐藤信市長に対し、法定協設置を市議会に付議するか否かを問う意見照会を行っていた。

 付議する理由について佐藤市長は27日の定例会見で「町民の皆さんの声が最大限に尊重されなければならない」と説明。法定協設置の議案は6月定例市議会最終日の23日に提出される見通し。

 西方町では2月に合併の是非を争点に町長選が行われ、1市4町(栃木市と大平、藤岡、都賀、西方の各町)での合併推進派の古沢氏が初当選。同枠組みでの合併を目指している。【中村藍】

毎日新聞 2009年5月28日 地方版

4334とはずがたり:2009/06/04(木) 01:08:08
<東海>愛知県

北名古屋市も出来たし西名古屋市かな

市町村合併:新市の名称を募集 来月1日から−−七宝・美和・甚目寺町合併協 /愛知
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090529-00000042-mailo-l23
5月29日12時1分配信 毎日新聞
 ◇1人1点のみ
 七宝・美和・甚目寺町合併協議会は6月1日から、3町合併でできる新市の名称を募集する。合併期日は2010年3月22日と決まっており、事務局は「公募で住民の意見を聴き、合併への意識を高めたい」と話す。
 名称の基準は漢字かひらがな、または両方の組み合わせで読み書きが簡単なこと。七宝、美和、甚目寺の現町名は除く。▽3町の歴史や文化に関係がある▽対外的にアピールできる▽住民の理想や願いが反映されている▽その他、新市にふさわしい−−などのいずれかに該当することが必要。名付け親には抽選で1人に大賞(商品券5万円分)を贈る。
 3町の住民以外も応募できる。1人1点のみで6月12日締め切り。問い合わせは合併協議会事務局(電話052・441・7111)。【稲垣衆史】

5月29日朝刊

4335とはずがたり:2009/06/04(木) 01:09:21
<近畿>滋賀県

旧町内揃ってと云う事をしなかったのは非常に好印象♪

市町村合併:合併後の長浜市、新地名表示決まる 湖北、虎姫は変則的に /滋賀
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090603-00000298-mailo-l25
6月3日17時1分配信 毎日新聞
 長浜市に編入合併される湖北地方6町の地名表示方法がまとまり、開会中の6月定例長浜市議会に条例提案された。新地名は合併で新市が発足する10年1月1日から実施する。
 条例案によると、伊香郡の高月町、木之本町、余呉町、西浅井町の4町の地名は「長浜市」の次に現在の町名と字名を付ける。例えば、「木之本町木之本」は合併後は「長浜市木之本町木之本」に、「高月町雨森」は「長浜市高月町雨森」になる。
 東浅井郡の湖北町と虎姫町は変則的。虎姫町では、長浜市の次に現在の字名を続ける場合が多いが、「虎姫町旭町」は「長浜市新旭町」に、「虎姫町大字五」は「長浜市桜町」になど、地名を変更するところもある。湖北町は字名の前に湖北町を付けるところと付けないところ、「大字上山田」のように「小谷上山田町」と学区名を加えるところなど複雑になっている。【野々口義信】

4336とはずがたり:2009/06/04(木) 01:10:56
<東北・北海道>岩手県

磐井市じゃあ無くても良いけど少なくとも両磐と云うかっちょいい呼び方は保存して欲しいところw

市町村合併:合併研設置呼び掛け 一関市長が平泉、藤沢町に /岩手
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090529-00000022-mailo-l03
5月29日11時1分配信 毎日新聞
 一関市の浅井東兵衛市長は28日、平泉、藤沢両町を訪れ、合併研究会設置を呼び掛けた。両町は現・一関市誕生(05年9月)前の合併協議から離脱している。この後、財政難にあえぐ藤沢町から市への打診もあり、今回の呼び掛けとなった。
 浅井市長は両町で、「地方自治の厳しい環境を力を合わせて乗り越えよう。新合併特例法の期限(10年3月末)も迫っているので研究会を設置したい」と話した。
 藤沢町の畠山博町長は「社会情勢の変化に対応できる自治体にするには必要だ。研究会にはぜひ参加したい」と答えた。
 平泉町の高橋一男町長は「検討して返答します」と応じた。だが、「歴史的背景、文化遺産など先人から残されたものを次世代に引き継ぐ使命がある。地域懇談会でも自立の意見が多く、平泉の地名にこだわりたい」と述べた。【天野典文】

5月29日朝刊

4337とはずがたり:2009/06/04(木) 01:11:46
<中国・四国>愛媛県

市町村合併:「鬼北町との合併早期に」 「実現の集い」決議を承認 /愛媛
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090603-00000163-mailo-l38
6月3日15時1分配信 毎日新聞

 「松野町と鬼北町との合併実現への集い」が2日、松野町吉野の吉野生交流促進センターで開かれ、「合併の願いを一日も早く実現して新しい町づくりに取り組むべきである」などとする宣言決議案を拍手で承認した。決議文は阪本寿明・松野町長と甲岡秀文・鬼北町長に提出する。
 両町の合併協議が大詰めを迎えているため、合併実現に向けて松野町の住民団体「松野の今を考える会」(金谷透会長)が開催、約200人の町民が参加した。【川上展弘】

6月3日朝刊

4338とはずがたり:2009/06/04(木) 01:14:27
<東海・首都圏>静岡県

伊豆半島は後北条氏が関東の基礎を造ったとするなら関東である。後北条じゃなくて源頼朝でもいい。

南伊豆地区の合併問題:合併、頓挫決定的に 松崎町議会、住民投票条例案否決 /静岡
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20090530ddlk22010199000c.html

 松崎町議会は29日、臨時の議会を開き、深沢進町長が提案した南伊豆地域4市町(下田市、松崎、南伊豆、河津町)の合併の賛否を問うための住民投票条例案について、賛成4、反対5の反対多数で否決した。合併に賛成する議員が常設の住民投票条例案を提案したが、これも同様に否決された。同町議会が合併を否定する議決を改めて出したことで、4市町による合併構想は頓挫が決定的な情勢となった。【中村隆】

 松崎町議会は合併反対派が多数を占め、これまで合併に関係する条例案を5回にわたり否決してきた。合併推進の立場の深沢町長は状況を打開するため、住民投票条例案を成立させて町民投票で賛否を問い、その結果を踏まえて議会を揺さぶる狙いがあった。

 深沢町長は29日の臨時議会で、条例案を提出した理由について「町民の意志を確認し、その結果を尊重、反映したい」と説明した。これを受け、合併に賛成する議員が「合併は町や町民の将来を左右する問題だ。議会だけで決める権利はない」と後押ししたが、反対派の議員は「メリットが一つもない合併で、税金を使ってまで民意を問う必要がない」などと主張した。

 深沢町長は条例案が否決された後、記者団に「住民の期待に添えず残念で、申し訳ない。議会との関係修復は困難で、合併に向けて手を打つことが、逆に悪い結果を生むことになり、合併は非常に難しくなった」と語り、合併が困難な情勢になったことを認めた。また、関連4市町の首長がそろって会見し、法定合併協議会の会長・石井直樹市長は、合併について「4人とも大変厳しいと受け止めている」と話した。

 同町の合併協参加の賛否を問う住民投票(昨年5月実施)の実現に向けて活動した同町岩地、民宿業、斎藤省一さん(67)は「住民の声を聞いてほしかった。これで町は単独の道を選ぶことになると思うが、反対派議員は任期中に責任を持って町の将来計画を示してほしい」と語った。

毎日新聞 2009年5月30日 地方版

4339とはずがたり:2009/06/04(木) 01:16:39
<中国・四国>島根県

合併特例法適用期限迫る 斐川町長と単独派平行線 /島根
http://mainichi.jp/area/shimane/expansion/news/20090521ddlk32010681000c.html?inb=yt
 ◇両者有意義な議論を

 出雲市と斐川町の合併問題で、昨年12月の斐川町議会で町が提出したものの、今月15日の臨時議会で否決された「住民投票条例案」。否決の背景には、合併推進派の勝部勝明町長と単独町政派が多数を占める議会との根深い対立がある。選挙によって選ばれた両者がかみ合わない議論を続ける中、勝部町長がタイムリミットとする現行の合併特例法の適用期限(来年3月)は刻一刻と迫っている。【細谷拓海】

 「極めて遺憾。延々150日を超える審議を行ったが、真剣に物を考えているのか」。条例案が本会議で否決された直後、勝部町長は顔をこわばらせながら取材に答えた。

 勝部町長が住民投票を実施する方針を明らかにしたのは昨年9月。07年度の実質公債費比率が26・1%と県内市町村で最も悪くなるほどひっ迫した財政状況や、11年3月に期限が切れる出雲市との救急消防業務受委託問題などが背景にあった。

 同町は03年末に行った住民投票の結果、当時2市5町で構成していた「出雲地区合併協議会」を離脱。近隣市町が合併を果たす中、単独町政の道を歩み始めたかに見えた。

 だが、07年4月の町長選では、単独町政派だった現職を破って、勝部町長が初当選。就任の約1年半後に条例案を提出した勝部町長は「財政規模が大きくなることで、効率の良い行政運営が可能となる」と強調していた。

   ◇  ◇

 こうして昨年の12月議会に提出され、総務産業建設委員会に付託された同条例案だったが、審議はスムーズには進まなかった。議会は最大会派「平政クラブ」(10人)など、単独町政派の議員が多数を占めていたためだ。

 合併に反対する議員たちは、両市町が設置した「合併問題研究会」で作成された資料について、「合併して悪くなる行政サービスについては『調整します』としてある。判断材料としては不適切」などと批判した。

   ◇  ◇

 委員会での審議は4回、約150日間にも及んだ。だが、町長を始めとする合併推進派と、町議の多数を占める単独町政派の意見は平行線をたどり、有意義な議論が尽くされたとは言い難い。

 議会側は昨年12月に松江市や雲南市との合併を検討する資料も作成することなどを求める請願を採択。地理的、文化的に近い出雲市以外との合併は現実的ではないとして応じない勝部町長に対して、議会は「資料不足」を理由に条例案を「継続審議」とし続けた。

 こうした、首長と議会との対立について、島根大法文学部の毎熊浩一准教授(行政学)は「非常に難しい問題。最終的に判断するのは議会だが、だからといって住民投票をしなくていいということではない」と指摘。その前提として「議会が審議を尽くしたかどうかが重要」と力を込める。

   ◇  ◇

 合併に前向きで、消防問題について「延長は考えていない。合併が解決の一番の方法」と迫った西尾理弘・前出雲市長と異なり、長岡秀人市長は「町民自ら判断すべき問題」と静観する構えだ。一方で「合併と消防問題をリンクさせるというのはいかがかと思う」とも語り、消防の受委託契約延長により、単独町政維持の道筋も残した。斐川町にとってはこれまでよりも、「合併」か「単独」かを議論しやすい状況が整いつつある。

 否決された条例案について、勝部町長は「6月議会での再提出を検討する」としている。現行の合併特例法の適用期限まで1年を切った今、合併推進派と単独町政派の間でどれだけ充実した議論が尽くされるのか。注目したい。

毎日新聞 2009年5月21日 地方版

4340とはずがたり:2009/06/04(木) 01:43:49
実際に話が進んで居るもののみ抜粋

市区町村変遷予定一覧日付順
http://uub.jp/upd/umylst.html

2009年(平成21年)
更 # 日付 都道府県 変更種別 自治体名 変更対象自治体名/変更内容
  1 09.01 宮城県 編入 気仙沼市 気仙沼市, 本吉郡 本吉町
  2 10.01 愛知県 編入 清須市 清須市, 西春日井郡 春日町
  3 10.05 北海道 新設 湧別町 紋別郡 上湧別町,湧別町

2010年(平成22年)
更 # 日付 都道府県 変更種別 自治体名 変更対象自治体名/変更内容
1 01.01 岩手県 編入 宮古市 宮古市, 下閉伊郡 川井村
  2 長野県 編入 長野市 長野市, 上水内郡 信州新町,中条村
  3 滋賀県 編入 長浜市 長浜市, 東浅井郡 虎姫町,湖北町,伊香郡 高月町,木之本町,余呉町,西浅井町
  4 愛媛県 編入 鬼北町 北宇和郡 松野町,鬼北町
  5 福岡県 新設 糸島市 前原市, 糸島郡 二丈町,志摩町
  7 02.01 福岡県 編入 八女市 八女市, 八女郡 黒木町,立花町,矢部村,星野村
8 03.08 山梨県 新設 富士川町 南巨摩郡 増穂町,鰍沢町
10 03.21 滋賀県 新設 近江八幡市 近江八幡市, 蒲生郡 安土町
11 03.22 愛知県 新設/市制 ○○市 海部郡 七宝町,美和町,甚目寺町
  12 03.23 山形県 新設 ○○市 新庄市, 最上郡 戸沢村
  13 埼玉県 新設 ○○市 加須市, 北埼玉郡 騎西町,北川辺町,大利根町
14 新設 久喜市 久喜市, 南埼玉郡 菖蒲町,北葛飾郡 栗橋町,鷲宮町
15 千葉県 編入 印西市 印西市, 印旛郡 印旛村,本埜村
16 静岡県 編入 湖西市 湖西市, 浜名郡 新居町
17 熊本県 編入 熊本市 熊本市, 下益城郡 城南町,鹿本郡 植木町
  18 宮崎県 編入 宮崎市 宮崎市, 宮崎郡 清武町
  19 編入 小林市 小林市, 西諸県郡 野尻町
20 鹿児島県 新設/市制 姶良市 姶良郡 加治木町,姶良町,蒲生町
21 03.29 栃木県 新設 栃木市 栃木市, 上都賀郡 西方町,下都賀郡 大平町,藤岡町,都賀町
  22 03.31 長崎県 編入 佐世保市 佐世保市, 北松浦郡 江迎町,鹿町町

時期未定
更 # 日付 都道府県 変更種別 自治体名 変更対象自治体名/変更内容
1 __.__ 青森県 未定 ○○市 五所川原市, 北津軽郡 鶴田町
  2 未定 むつ市? むつ市, 下北郡 風間浦村
5 未定 ○○市 一関市, 東磐井郡 藤沢町
  16 未定 秩父市? 秩父市, 秩父郡 皆野町
  17 未定 ○○市 東松山市, 比企郡 滑川町,秩父郡 東秩父村

24 新潟県 編入? 長岡市? 長岡市, 北魚沼郡 川口町
  26 福井県 未定 ○○市 敦賀市, 小浜市, 三方郡 美浜町,大飯郡 高浜町,おおい町,三方上中郡 若狭町
28 長野県 編入 松本市 松本市, 東筑摩郡 波田町
  30 編入 富士宮市 富士宮市, 富士郡 芝川町
  33 未定 豊川市? 豊川市, 宝飯郡 小坂井町
  34 未定 ○○市 西尾市, 幡豆郡 一色町,吉良町,幡豆町
  39 編入 河内長野市 河内長野市, 南河内郡 千早赤阪村
  41 和歌山県 新設 新宮市 新宮市, 東牟婁郡 那智勝浦町
  42 島根県 編入? 松江市? 松江市, 八束郡 東出雲町
  43 編入? 出雲市? 出雲市, 簸川郡 斐川町
  44 山口県 編入 ○○市 山口市, 阿武郡 阿東町
  52 長崎県 新設/市制 ○○市 東彼杵郡 東彼杵町,川棚町,波佐見町

4341とはずがたり:2009/06/07(日) 11:07:33
<首都圏・甲信>
紆余曲折あったけどなんとか実現へ。

2009年06月06日(土)
増穂、鰍沢 合併に調印
来年3月に「富士川町」
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2009/06/06/4.html

 増穂町と鰍沢町は5日、合併協定調印式を行い、来年3月8日に新町「富士川町」が誕生することになった。協定項目は「合併の方式は新設(対等)合併」「新町の名称は富士川町とする」など53項目。両町は6月定例町議会に廃置分合関連議案を提出する予定で、議決後に県へ合併を申請する。新町は人口が1万7023人(3月31日現在)で、県内町村では富士河口湖町、市川三郷町に次いで3番目の規模になる見通し。
 増穂町民会館で行った調印式には関係者約120人が出席。合併協議の経過報告と協定書の内容説明の後、志村学増穂町長と石川洋司鰍沢町長、両町議会議長、横内正明知事の順に合併協定書に署名した。
 法定合併協議会の会長を務める石川鰍沢町長は「両町の合併は峡南地域の発展に大きな意味がある。住民から合併して良かったと言われるようなまちづくりを進めたい」とあいさつした。
 両町の合併をめぐっては、2002年に峡南地域北部5町で任意合併協議会を設置したが頓挫。その後も枠組みをめぐる議論が続いていたが、08年9月に両町が法定協を設置。これまでに9回の会合を開き、将来構想などを協議してきた。

4342とはずがたり:2009/06/08(月) 20:23:53
<東北・北海道>青森県

合併反対が過半数 風間浦村住民投票
村長が断念表明
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20090608-OYT8T00156.htm

 むつ市との合併の賛否を問うための風間浦村の住民投票が7日行われ、同村の中央公民館で即日開票の結果、合併に「反対」が922票で、「賛成」の670票を上回った。投票結果を受け、横浜力村長は同日夜、「住民の意思を最大限尊重する」と述べ、合併を断念する考えを明らかにした。当日の投票資格者は2101人。投票率は76・25%だった。

 投票は住民投票条例に基づき、むつ市との合併に「賛成」か「反対」かの二者択一方式で村内5か所で行われた。条例は、村長と村議会が結果を尊重することを定めているが法的な拘束力はない。しかし、横浜村長が合併の断念を決め、8日にもむつ市の宮下順一郎市長にその方針を正式に伝えるとともに、村議会に対しても法定協議会の設置などを提案しない見通し。議会内の合併賛成派も7日夜、結果を受け入れると表明したため、合併に向けた動きは大きく後退する。

 住民投票は、村財政が逼迫(ひっぱく)する中で、住民が単独運営を望むか、合併を目指すのかが焦点となった。村の試算では、2012年度は約1500万円の赤字に転落し、13年度には赤字幅が1億円以上に膨らむ。合併賛成派は「高齢化や人口の減少でさらに住民の負担は増え続ける」などとし、むつ市との合併の必要性を訴えた。

 これに対して合併反対派は、村長の給与、議員報酬の削減や、温泉施設に指定管理者制を導入することで大幅な歳出削減ができると主張。住民も「単独運営」を選択したものの、どれだけ歳出削減を図れるかなどは未知数だ。

 合併反対派と賛成派はこの日、それぞれ分かれて開票状況を見守り、結果が知らされると、反対派の村議らは歓声をあげた。合併反対を訴えてきた蛸島敏春副議長は「財政改革を進めれば、単独でやっていくという村民の期待に応えられる。まずは村長、議会、職員の人件費の削減を提案していきたい」と話した。一方、賛成派の木下秀一議長は「正論が通じず残念だが、結果を尊重し、これからは単独運営に協力していきたい」と述べた。

 市町村合併特例法の改正に伴って全国の市町村が再編された「平成の大合併」に関連し、県内で住民投票が実施されるのは、階上町、西目屋村、旧浪岡町(現青森市)、大間町に次いで5例目。

 風間浦村はこの平成の大合併で、2003年にむつ下北8市町村の合併協議に参加したが村議会の反発で離脱し、その後、大間町、佐井村と3町村での合併を目指した。しかし、大間町が住民投票で「合併反対」を決めたため、再びむつ市との合併を模索していた。
(2009年6月8日 読売新聞)

4343とはずがたり:2009/06/08(月) 20:26:08
<近畿>滋賀県

「結果踏まえ合併論議を」
住民団体、議会に働きかけ
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news/20090605-OYT8T01035.htm?from=nwlb

 近江八幡市との合併に反対し、安土町の住民団体「急ぐな合併・守ろう安土みんなの会」(大林宏代表)が提出した津村孝司町長の解職請求(リコール)の署名は、住民投票に必要数が有効と判断される結果となった。審査結果を受け、津村町長は「今後の対応は、縦覧期間後の確定を待って判断する」とコメント。大林代表は「津村町長はこれ以上、合併を進めてはいけないと受け止めるべきだ」と力を込めた。

 町選管は、提出された4209人分の署名のうち3931人分を有効とした。無効となった278人分の理由は〈1〉代表請求者の印鑑もれ(83人)〈2〉重複(38人)〈3〉氏名、住所、生年月日の記載もれ(37人)〈4〉選挙人名簿に登録がない(34人)――など。

 審査では、町選管は署名を集めた人を照会する文書を郵送、批判を招いたが、4日深夜、記者会見した町選管の井上源三郎委員長は「法令の定めにより、慎重に公正な審査に取り組んだ。住民にも理解していただけたと思う」と正当性を強調した。

 5日には署名縦覧が開始。11日までの期間中、異議申し立てがなければ、同会は12日にも本請求し、60日以内にリコールを問う住民投票が行われる。

 一方、合併を巡っては、両市町の6月議会で関連議案が審議される。同会は「合併議論は今回の結果を踏まえてすべきだ」としており、今後、町議会への働きかけを強めていく方針。
(2009年6月6日 読売新聞)

4344とはずがたり:2009/06/08(月) 20:42:21
<東北・北海道>青森県
>>4342

市町村合併:風間浦村の住民投票、「反対」が過半数 単独での運営へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090608-00000034-mailo-l02
6月8日11時1分配信 毎日新聞

 むつ市との合併の賛否を問う風間浦村の住民投票は7日投開票され、合併反対が賛成を上回った。横浜力村長が主張してきた合併は白紙となり、単独での村運営の道に進む公算が極めて大きくなった。当日有権者数は2101人(男1039、女1062人)、投票率は76・25%だった。
 横浜村長は「村民に理解を得られず残念。村民が選択した以上、単独でいけるよう努力したい」と語った。むつ市の宮下順一郎市長は「投票結果を重く受けとめたい。今後、議会とも相談し慎重に対応していく」とのコメントを発表した。
 合併の賛否を巡っては、村議会の合併推進派村議4人、反対派村議4人の対立を収拾できず、住民投票で村民に判断を委ねる形となった。両派は選挙戦さながらに宣伝カーで村内を回り、チラシを配って主張を訴えた。
 村の財政シミュレーションでは12年度に赤字転落の予測もある。主力の漁業不振、30%を超す高齢化率など村を取り巻く環境は厳しく、生き残りには大胆な行財政改革が求められる。【松沢康】
………………………………………………………………………………………………………
 ■解説
 ◇根深い対立、混乱が懸念
 村民は合併に「ノー」を表明し、合併を主張してきた横浜力村長は大きな方針転換を迫られることになった。
 合併推進、反対の両派村議たちは告示前から「投票結果を尊重する」と語っていた。しかし対立は根深く、今後も混乱が予想される。07年4月の村長選は6票差という激戦を演じた土地柄だけに、反対派から横浜村長の政治責任を問う声が上がる可能性もある。
 これまで議会では、合併問題以外でも横浜村長が提案した村教委の委員人事案を村議会が6回否決し、教育長が1年9カ月間も不在となる異常事態もあり、村民をあきれさせた。今後は結果を厳粛に受けとめ、村長、議会が手を携えていかなければ地域に生きる村民が一番被害を受けることになる。【松沢康】
………………………………………………………………………………………………………
 ◆風間浦村住民投票結果◆
 (投票率76.25%)
賛成 670票
反対 922票
 (村最終発表)

6月8日朝刊

むつ合併6割反対 青森・風間浦で住民投票
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090608-00000011-khk-l02
6月8日11時5分配信 河北新報

 青森県むつ市との合併の賛否を問う風間浦村の住民投票が7日行われ、即日開票の結果、合併反対が922票で賛成の670票を上回った。投票率は76.25%だった。

 村は8日、村議会全員協議会で投票結果を報告。村単独で行政運営していくことを正式決定する。

 村は3月の合併問題に関する住民説明会で、住民投票を求める意見が多く寄せられたことから、投票の実施を決定。4月の臨時村議会に住民投票条例案を提出し、賛成多数で可決された。

 両市村の合併は2003年からさまざまな形態で模索が続いてきた。今年2月には両市村議会の懇談会で意見集約できずに物別れに終わり、村議会合併調査特別委員会も3月に解散していた。
 当日の有資格者数(20歳以上)は2101人。

最終更新:6月8日11時5分

4345とはずがたり:2009/06/08(月) 20:43:36
<東北・北海道>山形県

市町村合併:川西町合併協設置署名、法定数122人下回る 米沢とは再び頓挫 /山形
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090608-00000082-mailo-l06
6月8日12時1分配信 毎日新聞

 川西町選管は7日、米沢市との法定合併協議会設置へ住民グループから出されていた住民投票実施署名2843人のうち、有効署名は「2398人」と明らかにした。2日現在の法定数(町有権者の6分の1)2520人を122人下回る審査結果。14日までの署名簿縦覧などの後、確定有効数を告示するが法定数との差は大きく、合併協設置は02年に続き川西町側で頓挫する可能性が高くなった。
 選管によると無効理由は、同一筆跡▽重複署名▽要件を満たさない代筆▽署名年月日未記載−−など。選管の問い合わせに署名者本人が「話を聞いていない」と答えた例もあったという。
 また、署名収集は表紙記載の「受任人」が原則なのに別人が集めた署名を多数加え提出していた。選管が受任人を法的に「証人喚問」し事実を確認。署名簿2冊(計約80人分)が無効になった。
 川西町側の請求代表人の菅野一則さんは「一部不備もあり200人分ぐらいの無効は覚悟していたが。選管から正式に審査結果を聞きたい」と話した。
 法定協設置の動きは02年にもあったが、議会は米沢市側は可決、川西町側は否決している。【近藤隆志】

6月8日朝刊
最終更新:6月8日12時1分

4346とはずがたり:2009/06/08(月) 20:48:53
<東北・北海道>岩手県
>>4336

市町村合併:藤沢町長が合併研究会設置に賛同 一関市長に表明 /岩手
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090606-00000029-mailo-l03
6月6日12時0分配信 毎日新聞

 藤沢町の畠山博町長は5日、一関市を訪れ、浅井東兵衛市長から5月28日に参加要請があった合併研究会について「設置に賛同したい」と表明した。今後、両自治体は特例法の期限内(来年3月)の編入合併に向けて協議を進める。同様に要請のあった平泉町は、不参加を表明している。
 藤沢町は、05年9月の旧7市町村の合併で離脱している。合併の課題の一つだった国営農地の未利用117ヘクタールは40ヘクタールまで減少している。【天野典文】

6月6日朝刊

4347とはずがたり:2009/06/08(月) 20:50:26
<東北・北海道>岩手県
>>4346-4347

市町村合併:合併研参加せず 平泉町長が表明 /岩手
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20090605ddlk03010083000c.html

 平泉町の高橋一男町長は4日、議会運営委員会で、一関市の浅井東兵衛市長から参加要請があった合併研究会について「参加しない」と表明した。

 要請は5月28日、平泉、藤沢両町にあった。高橋町長は「11年の世界遺産登録に向けて取り組んでいる時期であり、町が合併論議をする環境にない」と理由を述べた。ただ、合併自体については「研究会に参加しないからと言って、合併しないとはならないと思う」と述べた。【天野典文】

毎日新聞 2009年6月5日 地方版

4348とはずがたり:2009/06/08(月) 20:57:08
<東北・北海道>岩手県
>>4298 >>4238 >>4155 >>3841 etc

市町村合併:川井村の会社役員、住民投票制定へ選管に署名提出 /岩手
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20090604ddlk03010307000c.html
 ◇宮古市編入合併で

 宮古市への編入合併の是非を問う住民投票条例の制定を求めて署名活動をしていた川井村田代の会社役員、日野敏美さん(59)が3日、直接請求に必要な有権者の50分の1(58人)を上回る493人分の署名を村選管に提出した。選管の審査、縦覧期間を経て、早ければ来週後半に内舘勝則村長に本請求される。内舘村長は本請求後20日以内に村議会を招集し、条例案を審議する。【山中章子】

毎日新聞 2009年6月4日 地方版

4349とはずがたり:2009/06/08(月) 22:51:30
<北陸・甲信越>長野県
>>4324
まあ編入して松本市になるってのは未だ何も決まってないに等しいけど

市町村合併:新市の名称は「松本市」確認 波田町との任意合併協初会合
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20090603ddlk20010062000c.html

 松本市と波田町は1日、任意の合併協議会を設置し、初会合を開いた。会長を菅谷昭・松本市長が、副会長を太田典男・波田町長が務める。この日は協議方針や合併の方式、新市の名称などについて協議し、事務局が示した原案通り決まった。

 合併方式は松本市への波田町の編入とし、合併した場合の新市の名称は「松本市」となることも確認された。菅谷市長は「期限にこだわらず、市民が納得できるように進めていきたい」と話した。次回の会合は22日に予定されている。【渡辺諒】

毎日新聞 2009年6月3日 地方版

4350とはずがたり:2009/06/11(木) 20:33:05
<首都圏>埼玉県

遠い合併 迫る期限 ウオッチング
住民翻意 ご破算も
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/news/20090610-OYT8T01205.htm

 1999年4月以降、全国で行われてきた「平成の大合併」が、来年3月末で区切りを迎える。県内の市町村は92から70に再編されたが、減少率は全国40位と低い。合意間近だった蓮田市と白岡町の合併構想も、住民意向調査の結果を受けご破算となった。少子高齢化社会に対応するためには、自治体の行政基盤強化が重要だが、危機感は薄いようだ。(村上達也、芳村健次)

 「町民の人心確認が必要と判断して実施したが、非常に残念な結果となった。重ねておわび申し上げる」
 8日に開かれた白岡町議会の一般質問。答弁に立った小島卓町長は、蓮田市との合併を、反対多数となった町民意向調査の結果を受け断念したことについて、陳謝を繰り返した。

 蓮田市(人口約6万4000人)と白岡町(同約5万100人)は昨年4月、合併に賛成か反対か、二者択一の住民意向調査を行い、市と町ともに6割を超す賛成を得て、「蓮田市・白岡町合併協議会」を設置した。合併特例法の期限となる2010年3月までの対等合併を目指し、新市の名称を「白岡蓮田市」、本庁舎を現在の蓮田市役所にするなど、26項目の協定事項を決定した。

 昨年11月に新町長が就任した白岡町は今年4月、町民に限定し、改めて意向調査を実施した。ところが、今回は二択ではなく、〈1〉合併推進〈2〉合併はやむを得ない〈3〉当面は単独で町政運営すべき〈4〉合併は必要ない――の四択とした結果、「合併反対」を示す〈3〉と〈4〉の回答が約7割に達した。

 小島町長は、集計直後の4月末の記者会見で、「民意逆転」の理由について、▽本庁舎の場所や新市名など、各論での反対が多かった▽調査前の住民説明会が、前年の32回に対し、今回は8回と少なくPR不足だった▽町人口の5万人突破で、町民の間に単独市制移行への期待が膨らんだ――などと分析。その数日後、合併断念を表明した。

 「厳しい財政状況の中、いつまで単独町政が可能か」
 「町民が負担を被ることにならないか」
 8日の白岡町議会一般質問では、議員から、合併断念への疑問や、町政運営への懸念の声が上がった。

 だが、町側は、「今後も緊縮型の財政運営を継続する必要がある」「経費を可能な限り切り詰める。町民に負担が及ぶのは最後」などと、歯切れの悪い答弁に終始。質疑を傍聴した男性(77)は「町が単独でやっていけるのか、不安に感じた」と漏らした。

 蓮田市は、合併構想が煮詰まりつつある段階で、「住民にイエスかノーかを問うやり方はそぐわない」と、市民への意向調査をしていなかった。両市町の合併協議会は、30日に解散となる見込みだ。

   ■説明不足、危機感の薄さ影響

 市町村合併は、地方分権や人口減少・高齢化社会に備え、自治体の行財政基盤を強化することが目的だ。

 県は2007年12月、「平成の大合併」により誕生した県内12市町で、10年間で731億円の行財政効果があるとの試算をまとめた。ただ、行政サービスの低下を懸念する声は根強く、旧自治体間の地域対立が残るケースも少なくない。

 県内の市町村は、1950年代の「昭和の大合併」で、323から109に再編された。その後、92市町村の枠組みが続いたが、01年のさいたま市(浦和、大宮、与野3市が合併)誕生以降、市町村数は70に減少した。現在、県内には「蓮田・白岡」以外に二つの合併協議会があり、実現すれば市町村数は64になる。

 一方で、協議の場につきながら、“破談”となった事例も少なくない。その理由として最も多いのが、蓮田市と白岡町のように住民が反対の意向を示したケースだ。任意の合併研究会で議論を続けていた春日部市と宮代、杉戸の2町も、杉戸町の住民投票で反対多数となったため、先月下旬、研究会を解散した。

 全国の市町村数は、来年3月までに3232から1760へと45・5%減少する予定だが、県内の減少率は23・9%で、全国40位。県は06年、県内を12市に再編する「合併推進構想」を打ち出したが、現状はほど遠い。

 県地域政策課は「『合併で住民サービスが低下する』という不安が根強い。行政の説明不足も課題」としている。

 同構想策定に携わった常磐大コミュニティ振興学部の井上繁教授(地域政策)は、県内での合併進展が鈍い理由について、「東京に隣接し、比較的財政に恵まれている自治体が多く、住民に危機意識が少ないため」と分析。

 そのうえで、「高齢化が進む中、住民に一番近い基礎自治体の強化は急務だ。特例法が期限切れになっても合併を進める必要がある」と指摘している。

(2009年6月11日 読売新聞)

4351とはずがたり:2009/06/11(木) 21:27:57
<東海>愛知県

市町村合併:「豊川・小坂井」「七宝・美和・甚目寺」、県推進審が構想対象に
http://mainichi.jp/area/aichi/news/20090611ddlk23010238000c.html

 県市町村合併推進審議会が10日、県議会議事堂で開かれ、合併協議が進む「豊川市・小坂井町」「七宝町・美和町・甚目寺町」を、合併協議や合併後に国や県の支援が得られる「構想対象市町村」に位置付けることを了承した。構想対象市町村に格上げされたことで2地域の合併協議はさらに進みそうだ。

 県市町村課によると、豊川市と小坂井町の合併協議は08年7月に小坂井町が豊川市に編入合併を前提とする合併協議を申し入れて始まった。これに対し、豊川市は5月に受け入れを回答した。今後、両自治体で法定の合併協議会を設置し、詳細を詰める。両市町の合併研究会は4月、来年2月までに合併する方針を示している。合併すれば人口は約18万人になる。豊川市は08年1月に音羽町、御津町と合併している。

 七宝町などの合併は、当初は大治町を加えた4町で協議が進んでいたが、大治町は議会の反対で離脱。3町議会は合併協議会を設置する議案を可決し、今年4月に法定の合併協議会が設けられた。来年3月の合併を目指している。3町が合併すれば人口は約8万5000人になる。

 県内の市町村合併は05年4月から08年1月までの間、13地域で計40市町村がかかわり、99年に88市町村(31市47町10村)だったのが61市町村(35市24町2村)まで減った。今年10月には清須市と春日町が合併し、60市町村になる予定だ。【月足寛樹】

毎日新聞 2009年6月11日 地方版

4352とはずがたり:2009/06/11(木) 21:30:55
<九州・沖縄>長崎県

市町村合併:東彼3町、電算費計上せず 10年3月末の合併難しく /長崎
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20090609ddlk42010498000c.html

 東彼杵、川棚、波佐見3町の町長は7日開かれた東彼杵郡合併協議会(会長・紙谷修東彼杵町長)の臨時会の中で、合併に必要な電算システムの統合費(約2億円)について、各町の6月議会に予算計上しないことを明らかにした。先月開かれた合併協の中では、予算について各町意見が一致していなかった。

 合併協によると、電算システムの統合には通常1年半〜2年かかるといい、3町が6月議会で予算を計上しないとなると、国からの優遇措置が受けられる新合併特例法期限内(10年3月末)までの電算システムの完全統合は極めて難しいという。また、合併協の高以良壽人事務局長は「予算を計上しなければ電算システムの統合に着手できない。スケジュールとしてはますます厳しいものになる」と語った。

 波佐見、東彼杵町は16日に、川棚町は18日に6月議会が開会予定。【野呂賢治】

〔佐世保版〕

4353とはずがたり:2009/06/12(金) 13:47:28
<九州・沖縄>鹿児島県

「姶良市」来春誕生 3町が合併調印
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/news/20090607-OYT8T00228.htm

 姶良、加治木、蒲生の3町は6日、合併協定書に調印した。順調に手続きが進めば、来年3月23日に人口約7万5000人の新市「姶良市」が誕生する。

 姶良町の町中央公民館で行われた調印式では、町民や町議など約250人が見守るなか、3町長と特別立会人の伊藤知事が協定書に署名した。伊藤知事は「どういう街づくりをするかが今後の課題。戦略性を持って進めてほしい」とあいさつした。

 3町での合併については、これまで法定協議会と任意協議会が解散した経緯がある。調印後、3町長は「紆余(うよ)曲折があったが、新たな一歩を踏み出した。住民にとってよりよい街を目指していきたい」と話した。

 今後、9日から開会する各町議会に合併議案が提案される予定。
(2009年6月7日 読売新聞)

4354天使の救世主:2009/06/13(土) 00:53:31
岩内のマルハンへ行くと、倶知安の悪魔ドラゴン、悪魔ナポリでぼったくられてた客がほとんど居たよ(^_^;)
そりゃ〜そうだよな!あんな悪徳詐欺の遠隔操作やって客から金騙し取ってるんだもの!やっと気付いてクソナポリ、クソドラゴンから撤退したようだね!
岩内のマルハンは客付き良いし、かなり出してるし、ホールスタッフも接客態度が素晴らしい(*^ν^*)
倶知安のクソぼったくりドラゴンは接客態度悪過ぎ、クソナポリもアイムジャグラーで遠隔操作で一人あたりから5万〜10万以上金騙し取ってBIG一回出して呑まれて終わりだよ(-_-;)
岩内マルハンは違う!客の事想って、儲け考えてない超〜優良店だ(*´▽`*)
極端に出てるわけでないけど、ほとんどハマリないよ!マルハンのアイムジャグラーはハマってもせいぜい600Gがいいところだし、連チャン性高いし倶知安クソナポリ、クソドラゴンと違って、岩内マルハンはハマっても、ちゃんとお金戻ってくるよd(゚-^*)♪
しかも、マルハンはイベントの日、100パーセント出してるしホールスタッフに言えばジュース、タバコ買いに行ってくれるサービスやってるし、接客の時もお客とお話して楽しませたり、お客に対して凄く優しいよ(≧∇≦)/
お客をすごい大事にしてる熱意が伝わるよ!
だから岩内マルハンは満席になる( ̄^ ̄)bキッパリ
だから、あんな倶知安クソナポリ野郎、クソクソドラゴンに行って金投げるくらいならガソリン代と時間かけて岩内マルハン行った方が超〜お得ヽ(´▽`*)

空き台なければ近くに食堂あるし店内は本いっぱい並んでるから暇つぶしにも最適d(゚-^*)♪
販売してるドリンクも超〜美味しいからマルハンはオススメ(*゚∇^)ノ。・。・゚・:*。・:*:・゚'☆♪

4356とはずがたり:2009/06/16(火) 12:41:42
<東北・北海道>福島県

合併しない宣言の町も色々大変そうだ・・。

矢祭町公社基本金取り崩し 古張町長、理事長辞任へ
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/06/20090616t61016.htm

 福島県矢祭町が全額出資する財団法人矢祭振興公社(理事長・古張允町長)が違法に基本金を取り崩し、県から改善命令を受けた問題で、町議会の全員協議会が15日開かれ、古張町長は責任を取って理事長を辞任する意向を明らかにした。

 古張町長は全員協議会後、取材に対し「公社の立て直しには新しい血が必要。一連の問題について責任を取る」と話した。今月末の理事会で承認を受ける方針で、後任の人選を進めている。星護総支配人(73)も辞任する。

 温泉保養施設「ユーパル矢祭」を運営する公社は、2004〜08年度、運転資金に回すために基本金の2500万円全額を取り崩したが、その際、県の承認を得るなどの必要な手続きを怠った。

2009年06月16日火曜日

4357とはずがたり:2009/06/16(火) 14:15:31
<近畿>滋賀県

アホやねぇ,前回の協議の時,破談にしなければ安土八幡市になってたのに。。
伏見も既に市名として消えてるし,室町なんかはそもそも通りの名前だしまあ仕方がないかね。

信長の町、消える「安土」の名 合併で「近江八幡市」に
http://www.asahi.com/politics/update/0615/OSK200906150096.html
2009年6月16日8時10分

 滋賀県安土町の町議会は15日、近江八幡市との合併を決める廃置分合(合併)議案を賛成多数で可決した。近江八幡市議会はすでに合併議案を可決しており、来年3月21日には新たな近江八幡市が誕生する。戦国の世、織田信長が安土城を置き、中世ヨーロッパにも伝えられた「安土」の名が自治体名から消える。

 安土町と隣接自治体との法定合併協議は過去2度にわたり破談、3度目でようやく合意した。02年は現在、東近江市となった隣接2町と協議。名前は「安土市」と決まったが、協議先の町議会の反対で頓挫した。05年には近江八幡市との合併構想が浮上。名前も「安土八幡市」と決まっていたが、今度は町民の反発で破談に追い込まれた。

 今年4月、合併市町村への財政優遇措置を盛り込んだ合併新法の期限切れが1年先に迫ったことから、安土町は近江八幡市との合併協議を再開。だが、前回、町側の事情で合併がつぶれた市側は、新市名を「近江八幡市」のままにすることを主張した。

 安土は信長ゆかりの地として有名。16世紀末に日本を訪れたポルトガル人宣教師のルイス・フロイスが著した「イエズス会年報」の中でも「ANZUCHI」と紹介している。一方、近江八幡は豊臣秀吉のおい秀次が築いた城下町。近江商人発祥の地でもある。最終的には町側が妥協し、安土の名が消えることになった。

 現在、町では合併推進の津村孝司町長へのリコール運動が起きており、リコール署名に有権者の3分の1超の町民が署名。津村町長が一部を無効とする異議を申し立て町選管が再審査中だ。ただ、住民投票で町長のリコールが成立して合併反対の新町長が誕生しても、議会で議決された合併が覆ることはない。(日比野容子)

4358とはずがたり:2009/06/18(木) 14:50:43
<九州・沖縄>大分県

気運が盛り上がってるとは云えないね。。

合併協議今後も 津久見市
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2009_124528957898.html
[2009年06月18日 10:45]

 「平成の大合併」で合併しなかった県内市町村のうち、具体的に合併を検討しているのは津久見市のみ。ただ臼杵市との合併協議は中断状態で、今後進展するかは不透明な状況だ。

 2007年7月に設立した両市の任意合併協議会は昨年5月の第5回会合以降、事実上中断している。この間臼杵市長選挙などがあり任意協のメンバーが変わったことから、近く第6回会合を開く方向で調整している。
 津久見市は「合併協議を推進したいというこれまでの方針に変更はない」とするが、臼杵市は「あと3、4年は互いに厳しい財政状況が続く。それぞれが自立できるまちづくりを進めることが先」と慎重な姿勢を見せている。
 県は国と歩調を合わせて合併を推進してきた。広瀬勝貞知事は「県内はある程度合併が進み、県としては区切りが来ている」(15日の定例会見)として当面は積極的な合併促進の取り組みはしない考えを示している。
 今後については「合併市町村に対する県の支援プランも引き続き用意しているが、合併新市の旧町村部の振興や小規模集落対策に軸足を移している」(佐藤健総務部長)。
 国は合併市町村に地方交付税の算定に特例を設けたり有利な借金(合併特例債)を認めるなどの優遇措置を設けて合併を推進してきた。一方で地方交付税全体は削減。過疎少子化や景気悪化も加わって市町村を取り巻く状況はさらに厳しくなっている。

「平成の大合併」 県内も一区切り
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2009_124528950251.html
[2009年06月18日 10:21]

 政府の地方制度調査会が、国が推進した「平成の大合併」を現行特例法が切れる来年3月末で“打ち切る”答申を出した。大分県内で現行法の期間中に合併しなかった6市町村は、臼杵市との合併に前向きな津久見市を除いて当面は合併を考えていない。合併の旗振り役だった県は「地元の機運が高まれば支援する姿勢は変わっていない」とするものの、市町村の意向を尊重して、積極的な合併の働き掛けはしない方針だ。

 合併しなかったのは別府、津久見両市と日出、九重、玖珠各町、姫島村。大分合同新聞はこのうち県の合併パターンで単独になっていた別府市を除く5市町村に取材した。
 津久見市は「現行の特例法が切れても合併を目指していくことが住民福祉の向上につながる」として臼杵市との合併協議を進める意向を示す。
 他の4町村は「大きな情勢の変化がない限り考えていない」(姫島村)など当面は合併しない方針。「(自治体の置かれた)状況は合併市も同じ。財政の健全化をさらに進めて乗り切る」(九重町)「農業、観光の振興、企業誘致で新たな財源の確保に力を入れたい」(玖珠町)と単独で生き残る努力を続けている。
 答申では小規模市町村の住民サービスを確保するために「都道府県による事務補完」などの方策が示されたが、「県や国が助成しても住民に近い市町村がサービスを提供するべきだ」(九重町)との意見があった。

 <ポイント>
 【第29次地方制度調査会(地制調)の答申】 地制調は首相の諮問機関。答申では市町村合併を「行財政基盤の強化にはなお有効」として、現行法の期限切れ後も自主的合併を進める市町村を支援する新たな特例法の必要性を主張。合併しなかった小規模市町村の住民サービスを確保するため「都道府県による一部事務の補完や周辺市町村間での広域連携など多様な選択肢を用意する必要がある」とした。

4359とはずがたり:2009/06/20(土) 01:02:44
<東海・首都圏>静岡県

やれやれだ。

賀茂地区合併破綻 松崎、南伊豆両町議会が否決
06/19 15:24
http://www.shizushin.com/news/pol_eco/shizuoka/20090619000000000062.htm

 賀茂地区1市3町(下田市、河津、南伊豆、松崎町)による合併問題をめぐり、最終判断となる廃置分合議案が19日、各市町議会の臨時会で審議され、松崎、南伊豆の両町議会がそれぞれ否決した。合併の成立には全市町での議案議決が必要なため、同枠組みの合併協議は白紙に戻った。
 一方、合併推進を掲げる町議が過半数を占めていた河津町議会は、同議案を可決した。下田市議会は議案を総務文教常任委員会に付託する予定で、同日午後にも可決となる見通し。
 6月定例会を再開して審議した松崎町議会では、反対派議員が議決を軽視した合併協設置の経緯や協議内容への不満を理由に反対討論を展開。住民サービス向上に向け合併の必要性を訴える賛成派を押し切り、賛成4、反対5で同議案を否決した。南伊豆町議会でも合併協協定書の内容や協議過程に対する不信感などが反対理由に挙げられ、賛成4、反対6で否決した。
 賀茂地区の1市3町は2008年6月に合併協議会を設置したが、両町議会は同年度の3月定例会で合併協からの離脱を求める決議を可決した。さらに松崎町では深沢進町長の辞職による町長選が無投票に終わり、合併の是非を問う住民投票条例案も町議会が否決するなど混乱を極めた。
 1市3町合併協は議案否決の結果を受け、同日午後にも市町長会議を開き今後の対応について協議する。

4360とはずがたり:2009/06/20(土) 11:39:47
<中国・四国>島根県

次は住民のリコール運動かな?其処迄住民意志のうねりが有ればだけど。。

島根ワイド : 斐川町議会、町長信任案は廃案
http://www.sanin-chuo.co.jp/news/modules/news/article.php?storyid=513041004

空転が続く本会議場=島根県斐川町荘原町、町役場

 島根県斐川町議会で、出雲市との合併推進を目指す会派「清風クラブ」が6月定例会最終日の19日、勝部勝明町長の信任決議案を提出した。これに対し、単独町制派で最大会派の「平政クラブ」の議員は本会議を退席して対抗。出席数が地方自治法に定められた全議員(15人)の半数に満たないために本会議が開けず、深夜まで空転する異例の事態となった。20日午前0時を迎えると、定例会の会期を過ぎるため、同案は廃案になる。

 一方、勝部町長が再提出した合併の是非を問う住民投票条例案は、賛成少数(賛成5、反対9)で否決された。この結果、同町長が目指す新合併特例法の期間内(来年3月まで)の合併は、厳しい情勢になった。

 信任決議案は、単独町制派が多数を占める現状では、住民投票条例の実施にめどが立たないため、清風クが町議会の解散を狙って提出した。

 総務省行政課によると、3分の2以上が出席し、4分の3以上の反対で否決した場合、首長は不信任されたとの解釈が成り立ち、解散権を行使できるという。

 清風クの多々納弘代表は本会議で「出雲市との合併に政治生命をかけ、推進している町長の政治理念を議会として『是』とする」と、信任決議案の提出理由を説明した。

 しかし、岡田征記議長を除く、平政クの議員9人が「審議には応じられない」とし、議場から退席。数の劣勢を逆手に取り、信任決議案を否決させて事態を打開するという清風クの”奇手”に対し、”無視”することで、勝部町長の解散権を封じる手段を取った。

 空転が続いたことについて、清風クの多々納代表は「審議拒否は、職場放棄に等しい」と、平政ク側の対応を批判。これに対し、平政クの北脇捷利幹事長は「(町長は)4年の任期のうち、2年しかたっておらず、信任の是非を出すときではない。審議に値しない」と反論した。

('09/06/19 山陰中央新報)

4361とはずがたり:2009/06/21(日) 04:55:02
<首都圏>埼玉県

市町村合併:住民投票制定へ8675人の署名提出−−鳩ケ谷「市民の会」 /埼玉
 ◇川口市との合併で
http://mainichi.jp/area/saitama/news/20090605ddlk11010291000c.html

 鳩ケ谷市の「住民投票の実施を求める市民の会」(奥田敏治代表)は4日、川口市との合併の是非を問う住民投票条例の制定を求める8675人の署名を市選管に提出した。会は「住民への説明が不十分。資料を開示し、判断の機会を与えるべきだ」と主張。これに対し、木下達則市長は「合併は市長選の公約で、慎重に取り組んでいく」とコメントした。

 市選管が署名簿の審査を行った後、7月以降に議会で審議される予定。市議会は昨年末に早期合併決議を可決し、木下市長が1月末、川口市長に合併協議を申し入れている。【鴇沢哲雄】

毎日新聞 2009年6月5日 地方版

4362とはずがたり:2009/06/21(日) 23:42:32
<九州・沖縄>長崎県

oh...佐世保市との合併に慎重な新人の前副町長、古庄剛候補(62)が、同市との合併推進を掲げる前町長の大瀬康政候補(69)=いずれも無所属=を大差で破り、初当選した。

けど,民主が支援してたhttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1240552224/765とのことヽ(´ー`)/

6月21日のながさき速報(23:34) 長崎新聞
佐々町長に古庄氏初当選  町議も10人当確(23時半現在)
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20090621/11.shtml

 任期満了に伴う北松佐々町長選と町議選(定数10)は21日投開票され、新人と前職の一騎打ちとなった町長選では、佐世保市との合併に慎重な新人の前副町長、古庄剛候補(62)が、同市との合併推進を掲げる前町長の大瀬康政候補(69)=いずれも無所属=を大差で破り、初当選した。

 現職8、元職1、新人4の計13人が立候補した町議選は10人が当選確実を決めた。

 当日有権者数は1万586人(男4857、女5729)。町長選の投票率は70・52%(男68・75、女72・02)、町議選の投票率は70・51%(男68・75、女72・00)だった。=町選管調べ=。


 佐々町長選開票速報(選管最終)
当 4695 古庄 剛 62 無新
  2596 大瀬康政 69 無前

 佐々町議選開票速報
(開票率97.31%、23時現在)
確 832  川副 善敬 63 無現
確 773  仲村 吉博 68 共現
確 745  北村 亮樹 38 無現
確 705  福田  等 62 無現
確 672  西 日出海 54 無元
確 642  淡田 邦夫 60 無新
確 630  福田 喜義 64 無現
確 590  須藤 敏規 58 無新
確 449  横尾章二郎 70 無現
確 430  坂本 吉行 59 無現
  411  大瀬 次雄 71 無新
  229  江口 利明 59 無現
  155  草野 淨治 60 無新

 【編注】「坂本吉行」の「吉」は「士」が「土」

4363とはずがたり:2009/06/22(月) 16:07:25
橋下は明らかに政権交代の発生を睨んでますね〜。

郵政民営化支持で道州制推進で市場機能信奉派の俺だけど賛同者に碌なの居ないのが心底残念。

自治体再編 知事、民主案を酷評
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1240552224/772-777あたり

 橋下知事と民主党との間で、国と地方の将来像への認識の違いが明らかになってきた。知事は20日、大阪市内で開かれた同党の府選出国会議員との会合で、基礎自治体(市町村)と国の2層構造による同党の自治体再編案を「現実離れしている」と酷評。知事は次期衆院選での支持政党を明らかにしておらず、認識の相違が影響しそうな雲行きだ。

道州制めぐり公開討論へ 大阪の橋下知事、民主と
2009.6.22 14:33
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/090622/lcl0906221434001-n1.htm

 大阪府の橋下徹知事は22日、民主党の原口一博衆院議員らと来月にも、見解が対立している道州制のあり方をめぐり公開討論をするプランがまとまったことを明らかにした。

 民主党は、国と約300の地方自治体からなる「2層制」の国家像を提唱。これに対し橋下知事は、国の権限が強くなり過ぎないよう、両者の間に道州を置くことを主張、「民主党の責任者と討論したい」と求めていた。

4364千葉9区:2009/06/22(月) 21:36:56
http://sankei.jp.msn.com/region/tohoku/aomori/090621/aom0906210205000-n1.htm
【特報 追う】なぜ今?鶴田の合併コール 戸惑う相手の五所川原 青森
2009.6.21 02:04
 青森県で今月1日、鶴田町が五所川原市に来年3月までに合併するよう唐突に申し入れた。国や県による合併自治体の財政優遇措置は来年3月末が期限。両市町の関係者の間では「財政的」な理由で合併を歓迎する見方も多いが、合併を阻む「政治的」な理由もいろいろあるらしい。突然のラブコールは間に合うのか。(荒船清太)

 「感触は悪くないと思っています」。1日、合併申し入れ後の記者会見でそう語った中野●司鶴田町長。一緒に会見に臨んだ平山誠敏五所川原市長は隣で苦笑し、「真摯(しんし)に検討します」と述べるしかなかった。

 平山市長の困惑も無理はない。ここ数年来、町が合併を模索してきたのは北隣の同市ではなく、南隣の板柳町だった。平成16年には両町の法定合併協議会を立ち上げたが、町名などでもめて翌年に解散。次の合併に向けた具体的な動きは皆無に等しかった。

 それがにわかに動き出したのが今年の4月末。昨年町議会にできた合併促進特別委が「財政の見通し」を主な理由に同市への編入方針を打ち出し、町は1カ月の間に矢継ぎ早に町内で住民懇談会を開催。中野町長の先導で一気に申し入れまでこぎ着けた。

 町の資料によると、たしかに財政は良くはない。

 一般会計では慢性的に歳出が歳入を上回り、取り崩してきた積立金も27年度でゼロになる。町の見通しでは、31年度には人口が1318人減って1万3900人になり、国の交付税も4億円減って25億円になるという。

 ただ、仮に今年度に増税して下水道料金を引き上げたとすると30年度まで赤字は避けられるとの数字もある。町議会は合併推進でまとまってはいるが、ある町議は「財政だけを見れば、合併は唯一の選択肢ではない」と認める。町内でも、反対の立場でビラや街頭宣伝車の準備を水面下で進めている勢力もあるという。

                  ◇

 一方の市側。市議会では、市から合併後の財政シミュレーションの提示すらないまま6月議会が閉会。両市町による合併協議会開催の有無についてすら見通しが立っていない。「市長と事務方はやる気がないのでは…」と最大会派の市議。市議の間でも消極的な声が目立っている。

 「なぜ、いまさら…」。旧金木町出身で、17年に旧五所川原市との合併を経験した桑田茂市議(58)が疑問に思うのは、申し入れのタイミングだ。

 中野町長が提案した合併は、財政優遇の受けられる来年3月末までの編入合併。逆算すると、12月の県議会で合併の議決が必要で、市町議会でこの秋にも合併の議決をしないと間に合わない。

 桑田市議は「住民の声をまとめる時間はない。中核都市として合併を引っ張っる、という政治決断でしか合併はできない」と話す。

 「本当は断ってほしいんじゃないか」。ある中堅市議はこんなシナリオを邪推する。「合併を断られたのを理由に町税を増税するつもりでは…」

 いまも市議らと連絡を取り合う元市議が注目するのは、来年に迫る両市町の首長選だ。「(市側の制度に合わせる)編入合併とはいうが、中野町長は市長選の支援をだしに、色んな合併条件を突きつけてくるかも」と警戒する。

4365名無しさん:2009/06/22(月) 21:37:18
                  ◇

 合併への障害は憶測だけではない。複数の市議が挙げるのは「あのときのわだかまり」。話は5、6年前にさかのぼる。

 実は、旧五所川原市は「平成の大合併」の相手先として、真っ先に鶴田町に声をかけていた。ところが、町議と旧市議らを交えた非公式の懇談会で、ある町議が「合併したら鶴田町のリンゴの値段が下がる」と発言、旧市のリンゴの質が低いことを暗に批判したというのだ。

 この発言を契機に当時の合併協議は決裂。その場にいた市議は「面目をつぶされた」と振り返る。

 五所川原市を中心とした青森県西北部は、飛び地合併した自治体が3つもある全国的にも珍しい合併の難所だ。

 「じょっぱり(津軽弁で意地っ張りの意)なんだなあ…。最初から合併すればよかったのに。しても商売が辛いのに変わりはないけど」。旧金木町民として市との合併を経験した酒店店主、芳賀邦夫さん(65)はため息をつく。

 鶴田町の雑貨店の女性店主(62)にとってみれば、「納税も買い物も学校も勤め先も今はみんな五所川原」ではあるのだが…。

                   ◇

 ■合併優遇の期限 市町村合併を後押しする合併特例法では、合併自治体の交付税額などについて優遇措置を定めている。青森県も同法下での合併を支援しており、合併市町村の公共施設の整備の優先支援や、合併協議の運営費の支援などを打ち出している。

 ただ、同法は規定により平成22年3月に失効する。合併推進運動について、首相の諮問機関「地方制度調査会」は22年3月で「一区切りとすることが適当」と答申しており、来年度以降の合併支援策は不透明。

●=賢の貝が手

4366とはずがたり:2009/06/23(火) 01:02:37
<東北・北海道>青森県
>>4364-4366

そんな事があったんですなぁ。鶴田は板柳と合併してあっぷる市を形成しようとした前科があったけどそういう事が背景か。
> 合併への障害は憶測だけではない。複数の市議が挙げるのは「あのときのわだかまり」。話は5、6年前にさかのぼる。
> 実は、旧五所川原市は「平成の大合併」の相手先として、真っ先に鶴田町に声をかけていた。ところが、町議と旧市議らを交えた非公式の懇談会で、ある町議が「合併したら鶴田町のリンゴの値段が下がる」と発言、旧市のリンゴの質が低いことを暗に批判したというのだ。

4367とはずがたり:2009/06/23(火) 01:08:13
地方自治制度スレのこっちへ転載

765 名前:とはずがたり[] 投稿日:2009/06/21(日) 23:42:05

■民主、佐々町長選で前哨戦の構え 藤井最高顧問ら応援入り
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1240552224/765

 16日告示された北松佐々町長選で、無所属新人の前副町長、古庄剛氏(62)の出陣式に民主党最高顧問の藤井裕久衆院議員や長崎4区に出馬予定の民主元職、宮島大典氏(46)が応援に駆け付けた。こうした動きに自民現職、北村誠吾氏(62)の陣営や、古庄氏と対決する無所属の前町長、大瀬康政氏(69)の陣営からは戸惑いの声も上がっている。
 古庄氏は関耕二町長の後継候補として出馬した。関町長は5月28日夜、本県入りした小沢一郎代表代行と宮島氏の陣営関係者の懇親会に出席するなど、民主党寄りの姿勢をみせている。民主党県連も今回、古庄氏を推薦した。
 一方、北村氏は両陣営に激励文を寄せるなど態度を明確にしていない。
2009年6月17日長崎新聞掲載

6月21日のながさき速報(23:34) 長崎新聞
佐々町長に古庄氏初当選  町議も10人当確(23時半現在)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1066974699/4362

佐世保市との合併に慎重な新人の前副町長、古庄剛候補(62)が、同市との合併推進を掲げる前町長の大瀬康政候補(69)=いずれも無所属=を大差で破り、初当選した。

772 名前:名無しさん[] 投稿日:2009/06/22(月) 10:04:06
>>765
地元の詳しい事情は分かりませんが、「基礎的自治体の300への再編」を主張する民主が「合併反対」を公約とする候補を応援するとは、何とも面妖。
もっとも、「基礎的自治体の300への再編」はマニフェストに盛り込まない方針との報道もありますから、代表交替を機に小沢時代の目玉政策も見直しの可能性がある? ま、橋下にも酷評されたことだし…。

参考情報
「家計所得を2割増」民主党、マニフェスト骨格固める
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090620-OYT1T00530.htm
 地方分権関連では、2007年参院選公約で掲げた「基礎的自治体の300への再編」はマニフェストに盛り込まない方針だ。政権獲得後の4年間での実現性が乏しいためだ。市町村合併より、地方への権限移譲や補助金改革に力点を置く考えだ。「300自治体への再編」は小沢代表代行の持論で、小沢氏が掲げた政策の目玉の一つだった。

自治体再編 知事、民主案を酷評
http://osaka.yomiuri.co.jp/tokusyu/h_osaka/20090621-OYO8T00464.htm?from=tokusyu
 橋下知事と民主党との間で、国と地方の将来像への認識の違いが明らかになってきた。知事は20日、大阪市内で開かれた同党の府選出国会議員との会合で、基礎自治体(市町村)と国の2層構造による同党の自治体再編案を「現実離れしている」と酷評。知事は次期衆院選での支持政党を明らかにしておらず、認識の相違が影響しそうな雲行きだ。

775 名前:名無しさん[] 投稿日:2009/06/22(月) 12:34:43
>772
と思っていたら、こんな記事が。
ただ、これでも橋下は不満だろうな。
あいつの野望は道州制導入で初代「関西州」知事に就任することだろうから。

衆院選、東北で過半数 鳩山民主代表・本社インタビュー
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/06/20090622t71018.htm
 衆院選マニフェスト(政権公約)に関連し、小沢一郎前代表時代に市町村を約300程度に集約するとした地方分権策について、「数字が独り歩きした。基礎自治体のサイズは市民が決めるべきで、300ありきの押しつけはしない」と柔軟に対応する考えを示した。

4368とはずがたり:2009/06/23(火) 01:08:36
>>4367-4368
777 名前:名無しさん[] 投稿日:2009/06/22(月) 15:07:16
>772

日本国土の広さから見れば、基礎自治体数はまだ多すぎる。300万を超える横浜市から数千人の村まであまりに格差が大きすぎる。
3200台から1700台へ減ったが、現実的には 700から800程度へ減らすことが必要。
まだまだ合併は必要だが、 基礎自治体300はいかにも現実的に無理だろう。

1000程度に基礎自治体が集約されれば、現在の都道府県体制をどうすべきかの議論を本格化せねばならない。
道州制にしろどのような権限と役割を持たせるか。しかし ゾーニングや州都をどうするかでもめにもめるだろう。

しかし、1万人未満の小規模自治体が数多く残るだろう。
これらはなかなか小規模自治体運営では難しくなる。広域行政を隣接市との連合組織でまかなうのか
道州制等の新たな地方行政組織に担わせるのか 今後の大きな課題である。

778 名前:名無しさん[] 投稿日:2009/06/22(月) 18:51:38
さて。
実は水面下では300自治体再編案の撤回が既に合意されていて、一連のプロセスは橋下に花を持たせるためのパフォーマンスだったりして。
この件に限らず、民主の党運営は、じわり小沢離れを加速させているような印象もするだけに…。


道州制めぐり公開討論へ 大阪の橋下知事、民主と
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/090622/lcl0906221434001-n1.htm
 大阪府の橋下徹知事は22日、民主党の原口一博衆院議員らと来月にも、見解が対立している道州制のあり方をめぐり公開討論をするプランがまとまったことを明らかにした。

 民主党は、国と約300の地方自治体からなる「2層制」の国家像を提唱。これに対し橋下知事は、国の権限が強くなり過ぎないよう、両者の間に道州を置くことを主張、「民主党の責任者と討論したい」と求めていた。

781 名前:山口新聞男[] 投稿日:2009/06/22(月) 20:48:45
なんで橋下ごときに気を遣わなきゃならんのだ
民主党は、あいつのために地方分権やるわけじゃねえぞ

784 名前:名無しさん[] 投稿日:2009/06/22(月) 21:00:37
>>781
橋下に気を使ってではない。
民主党内部にも小沢流300自治体論への異論は強い。
ただ、政策転換にはそれなりのセレモニーが必要。橋下をそのための道化として使おうと言う算段。
民主党内の異論については逢坂のブログ↓参照。

3)分権案を変えなければ

大阪府の橋下知事が、

民主党の分権政策を批判しているようです。

橋下知事の批判は、私も同感です。
http://kaibutukun.at.webry.info/200906/index.html#0622

4369とはずがたり:2009/06/23(火) 19:31:01
<中国・四国>島根県

島根ワイド : 勝部斐川町長、辞表提出 「合併」争点 出直し選へ
http://www.sanin-chuo.co.jp/news/modules/news/article.php?storyid=513097004

 島根県斐川町の勝部勝明町長(69)は22日、町議会の岡田征記議長に辞職願を提出するとともに、出直し選挙に合併推進を公約に掲げ、出馬することを正式表明した。これに対し、単独町制を支持し、同町長と対立してきた町議会最大会派の「平政クラブ」は住民グループ「再生斐川の会」と共闘し、対抗馬を擁立する構え。平政ク幹部は、同町長と同様に合併の是非を懸けて戦うとし、仮に敗れた場合は合併を容認する考えを示した。

 辞職願を受理した岡田議長は23日にも、町選挙管理委員会に通知する方針。町選管は、通知から50日以内に出直し選挙を実施する。

 勝部町長は記者会見で、合併の是非を問う住民投票条例案が2度にわたり、町議会で否決されたことを辞職理由に挙げて「選挙で(町民に)合併か、単独かを選択してもらう」と強調。ただ、来年3月までの新合併特例法の期限内の合併は「努力目標」とし、公約には掲げないとした。

 また、勝利した場合は、合併推進が民意と判断し、町議会や出雲市、同市議会に対し、両市町の法定合併協議会の設置を求める方針を示した。

 勝部町長の辞職について、住民投票条例案に反対してきた町議会の平政クの黒田充副会長は「町長は前回選で、合併を公約に掲げておらず、当然の決断」と強調。一方、勝部町長が出直し選挙で、勝利した場合は「合併の推進に従わざるを得ない」と述べた。

 出雲市の長岡秀人市長は「(合併の是非に対する)斐川町の中での最終的な結論に向けての動きだと思う。静かに見守る」と話した。

 勝部町長は斐川町出身で、島根農科大卒。1962年に島根県に入り、農林水産部次長や県教育庁生涯学習推進センター所長などを歴任。2007年4月の町長選で初当選した。

('09/06/22 山陰中央新報)

4370とはずがたり:2009/06/24(水) 16:49:09
<近畿>滋賀県

合併めぐり町長リコール成立 解職問う住民投票へ 滋賀県安土町
2009.6.24 11:16
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090624/plc0906241118005-n1.htm

 滋賀県近江八幡市との合併に反対する同県安土町の住民団体が24日、3927人分の署名簿を町選挙監理委員会に提出し、津村孝司町長の解職請求(リコール)を本請求した。8月中旬にも、町長解職の是非を問う住民投票が実施される。

 住民団体が集めた署名をめぐっては、町選管が5月中旬から、住民を呼び出すなどして真偽を審査。津村町長らも「趣旨を理解せず署名した人がいる」として異議を申し立てる騒ぎとなったが、再審査の結果、リコールに必要な有権者数の3分の1(3290人)を上回る有効署名が確定した。

 津村孝司町長は「一部町民からの批判があるということを厳粛に受け止め、審判を仰ぎたい」と述べ、住民団体の大林宏代表は「住民投票で町長に民意を示したい」と話した。

 一方、合併については両市町議会がすでに関連議案を可決し、来年3月に合併して「近江八幡市」となる見通し。町民の中には「町長が解職されたとしても、残り半年間だけ町長をやる人がいるのか」との声も出ている。

4371とはずがたり:2009/06/29(月) 11:18:17
<九州・沖縄>熊本県

キタ.━━┓┏━┓┏━━━┓┏┓┏━━━━━┓┏━┓
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熊本市との合併に賛成 城南と植木の住民投票
2009年06月29日
http://kumanichi.com/news/local/main/20090629001.shtml

賛成多数が決まり、笑顔で握手して喜ぶ「政令指定都市を目指す植木住民の会」のメンバーら=28日午後10時すぎ、植木町味取の同会事務所

 熊本市との合併の是非を問う城南、植木両町の住民投票は28日投開票され、いずれも賛成票が有効投票数の過半数を占めた。2町との合併が実現すれば、熊本市の人口は約72万8千人となり、2010年3月までの合併特例法下で緩和されている政令指定都市の人口要件「70万人程度」を超える。同市は「政令市移行に大きく前進した」としている。

 投票結果は▽城南町=賛成6782票、反対5844票(投票率79・53%)▽植木町=賛成1万591票、反対7493票(同74・00%)。植木町の投票率は昨年の住民投票を、城南町は前回町長選を上回り、関心の高さを示した。

 2町の住民投票条例は、町長と議会に投票結果を尊重するよう規定。八幡紀雄城南町長、藤井修一植木町長は7月に臨時議会を開き、来年3月23日に合併するとの廃置分合案を提案する意向を示した。

 熊本市は、城南町とは昨年10月、植木町とは同12月に合併協議会(法定協)を設置し、今年5月までに協議を終えた。城南町は法定協終了後の住民投票実施を決めていたが、植木町では合併に反対・中立の町議が廃置分合案審議に先立つ住民投票を議員提案。2町同時投票となった。

 住民投票は23日告示。両町では住民グループが主軸となって運動を展開した。賛成派は「政令市になって一体的発展を」、反対派は「吸収合併されれば町は周辺部になり廃れる」と訴えた。

 熊本市は政令市に向け、08年10月に富合町(7962人、05年国勢調査)と合併し、人口は67万7565人。益城町が今年4月の住民投票で反対多数となり、合併を断念した後は、合併特例法の期限が迫る中、城南町(1万9641人)、植木町(3万772人)との合併実現に全力を上げてきた。

 当日有権者は▽城南町1万6009人(男7581人、女8428人)▽植木町2万4538人(男1万1579人、女1万2959人)。(渡辺直樹)

4372とはずがたり:2009/06/29(月) 19:33:29
<九州・沖縄>熊本県

素晴らしいっす。涙す。いやぁ此処はポシャルと思ってましたが合併嫌がってるのは少数派の意見を残したい市民派と不効率な土建工事を残したい利権屋どもだけで,サイレントマジョリティは政令指定都市民志向だったと云う事っすよね。

市町村合併:熊本市、政令市へ前進 住民投票、周辺2町が合併賛成
http://mainichi.jp/seibu/seikei/news/20090629ddp041010011000c.html
植木町
賛成 1万591票
反対  7493票
(当日有権者数2万4538人、投票率74・00%)

城南町
賛成 6782票
反対 5844票
(同1万6009人、投票率79・53%)

 熊本市との合併の賛否を問う熊本県植木、城南両町の住民投票が28日、投開票された。両町とも賛成が反対を上回り、熊本市は九州で3番目となる政令指定都市移行に向け大きな一歩を踏み出した。

 開票結果は、植木町が賛成1万591票、反対7493票(当日有権者数2万4538人、投票率74・00%)。城南町が賛成6782票、反対5844票(同1万6009人、投票率79・53%)。

 合併が実現すれば、新市の人口は約72万7000人(05年国勢調査時点)となり、合併特例法が定める政令市の人口要件(実質70万人)をクリアする。

 熊本市は、11年春の九州新幹線全線開業で福岡への一極集中が進むとの警戒感や、将来の道州制をにらんで政令市移行を目指し、周辺4町との合併協議を始めた。08年10月に富合町と合併し人口は約67万人になったが、益城町では4月の住民投票で反対が上回り、協議は中止された。

 合併特例法の期限が来春に迫る中で、市は城南、植木両町との合併が「政令市になる最後のチャンス」と強い意欲を見せた。市と両町はそれぞれの法定合併協議会でまとめた新市基本計画で、城南町に211億円、植木町に290億円を合併後10年間で投資するとし、インフラ整備などによる合併効果をアピールした。

 一方、両町では合併により新市の周辺部となってしまう懸念や、国保料など住民の負担増への不安もあり、賛成、反対両派が激しい運動を展開した。

 投票結果の判明後、熊本市の幸山政史市長は「賛成、反対両方に重いものを感じた。どちらも町への愛着に変わりはなく、これから政令市に向け、一歩一歩着実に進んでいきたい」と述べた。【結城かほる】

毎日新聞 2009年6月29日 西部朝刊

4373千葉9区:2009/06/29(月) 22:31:02
http://mytown.asahi.com/kumamoto/news.php?k_id=44000000906290005
「熊本指定市」攻勢
2009年06月29日

  28日投開票された植木、城南両町の住民投票で、両町とも熊本市との合併への賛成が多数となり、合併が確実になったことで、幸山政史市長が掲げた熊本市の政令指定都市移行は、実現に向け大きく前進することになった。当日有権者数は植木町が2万4538人、城南町は1万6009人、投票率は植木町74・00%、城南町79・53%。


  午後10時過ぎ、植木町の投票が賛成多数で確定すると、幸山政史市長に植木町の藤井修一町長から電話が入った。市長は町長から開票結果を聞き、「ありがとうございます。気苦労が多かったと思いますが、安堵(あん・ど)しました。今後いろいろ相談しながらやらせていただきたい」と話した。


  市長は電話後、「町長も安堵(あん・ど)した様子だった。1票、1票が重いものだと感じた。(賛成派、反対派)どちらも町に対する思いは変わらない。両者の思いを受け止めてがんばりたい」と語った。


  「訴えてきたことが理解されてホッとしている」。植木町役場内の庁議室で記者会見した藤井修一町長はそう語った。「今回の住民投票は熊本市の政令指定都市移行のラストチャンス。植木町だけでなく、県全体、九州全体の発展につながるもので、それに参画していきたい。反対された方々も植木町を思う気持ちは同じ。思いを受け止めて融和の取り組みを進めたい」と、反対派にも配慮を見せた。


  城南町の八幡紀雄町長は町役場で会見し、「やっと念願がかなった」。票差がわずかだった点は「合併を理解してもらえるよう努力したつもりだが、思うように伝わっていなかった」と語った。

4374とはずがたり:2009/07/03(金) 03:11:02
<首都圏>埼玉県

意外に求心力あるんやねぇ>加須

町村合併:新市名は「加須」 加須市と3町、合併へすべての審議終了 /埼玉
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090630-00000107-mailo-l11
6月30日15時1分配信 毎日新聞

 加須市と騎西、北川辺、大利根3町の合併協議会が29日、北川辺町で開かれ、新市の名称を「加須」とすることを了承した。新市基本計画も事実上了承され、これで合併協定項目すべての審議が終了し、来年3月の合併に向けた協議は山場を越えた。
 新市名は、公募などで選んだ9案から小委員会が「加須」と「北埼玉」の2案に絞り込んで協議会に提案した。委員全員が投票した結果、「加須」が22票、「北埼玉」が6票だった。「加須」は公募でも圧倒的多数を占めていた。
 また議会については、11年4月末まで現行の4市町の議員が引き続いて在任する特例を適用することが了承された。新市の議員定数は34としたが、在任特例中の約13カ月間は現在数の53人が議員にとどまる。期間の議員報酬は現行のままとすることも決まり、出身市、町によって格差が生じる。【金沢衛】

6月30日朝刊

4375とはずがたり:2009/07/03(金) 03:13:34
<近畿>大阪府

河内長野市長が千早赤阪村との合併推進表明 大阪
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090701-00000056-san-l27
7月1日7時57分配信 産経新聞

 河内長野市と千早赤阪村の合併問題で、同市の芝田啓治市長は30日、府が新たに示した財政支援策を受け入れたうえで、合併を目指して協議を進める方針を表明した。新市基本計画素案を今月中旬に示すとしている。合併協議が難航する中、芝田市長はこれまで、6月をめどに合併の是非を決めるとしており、その判断が注目されていた。

 同市合併対策室によると、市議会の正副議長との協議で、芝田市長は府の新たな支援策について「これまでよりも一歩も二歩も進んだ内容」とし、府の支援を含めた新市基本計画の素案を今月中旬に示す意向を伝えた。

 両市村の合併協は昨年3月に設立。しかし、昨年12月に橋下知事が、10年間で20億円という財政支援策を示したことに対し「不十分」との不満が噴出、協議は膠着(こうちゃく)状態が続いていた。

 橋下知事が先月22日、財政支援額について10億円を上乗せするなどの案を新たに提示していた。

最終更新:7月1日7時57分

4376とはずがたり:2009/07/03(金) 03:16:16
<九州・沖縄>熊本市

「政令市」熊本へ:植木、城南町長が熊本市長訪問 来月、合併議案提案へ /熊本
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090630-00000140-mailo-l43
6月30日16時1分配信 毎日新聞

 植木、城南両町の住民投票で熊本市との合併賛成が過半数を占めたのを受け、藤井修一植木町長と八幡紀雄城南町長が29日、熊本市の幸山政史市長に結果を報告した。両町長とも7月に臨時議会を開き、市と合併する「廃置分合」の議案を提案する意向を示した。両町で可決されれば熊本市も市議会に関連議案を提案する方針。
 両町長は別々に市長と会談。28日の住民投票の結果を正式に伝えた。植木町では7月26日に町議選を控えており、藤井町長は「今期の(議員の)任期がくる前に開催できるようにしたい」と町議選前の提案を明言した。八幡町長は「合併は県が示した(宇土市、旧富合町との合併)枠組みより熊本市との方がいいという住民の声が多く、それが私の原点だった。最終的に実を結んだという思いでいる」と笑顔で話した。
 合併議案について両町長とも「住民投票の結果を議会も尊重してくれると思う」と可決に期待を込めた。
 蒲島郁夫知事は29日「熊本市のより一層の拠点化は、熊本県の将来にとって大きな意味を持つ。合併に反対した人の思いも受け止めつつ、対立を超えて高い舞台を目指す時期に来ている」と喜びを表した。また投票率が高かったことについて「住民が町の将来を真剣に考えた結果だと思う。県として最大限の支援をしていく」と述べた。【結城かほる、笠井光俊】

6月30日朝刊
最終更新:6月30日16時1分

4377とはずがたり:2009/07/03(金) 03:16:32
<九州・沖縄>熊本市

賛成過半数の見通し 植木、城南両町議会で採決へ 廃置分合議案を提案 住民投票結果受け 議会勢力に変化
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090630-00000003-nnp-l43
6月30日7時8分配信 西日本新聞

 28日に投開票された植木、城南両町の住民投票で、ともに熊本市との合併が「賛成多数」となったことで、同市の政令市昇格は確実となった。両町とも7月中の臨時議会で、最終的に合併を決める「廃置分合議案」を提案。両町議会では、賛成が過半数を占める見通しだ。これを受け、熊本市議会も同議案を採決するが、賛成多数となりそうだ。

 住民投票に法的拘束力はないが、両町とも条例で「町長、議会は結果を尊重する」と規定。両町議会では熊本市との合併を巡って賛否が拮抗(きっこう)していたが、賛成多数の住民投票を受け、議会勢力に変化が起きている。

 植木町議会(定数20)では、昨年9、10月の臨時会で熊本市との法定合併協議会(法定協)の設置議案が提案され、賛否が9対9(棄権1)と割れ、議長裁決で否決した経緯がある。

 7月26日には町議選の投開票が控えるが、藤井修一町長は選挙前に臨時議会を開くとみられる。採決では少なくとも、これまで棄権した中立派の公明党議員が賛成に回る見通しだ。

 城南町議会(定数16、欠員1)も、戸内敏議長を含む賛成派町議6人加え、住民投票の結果を受け、少なくとも3人が賛成に回る見込み。議長を除く8人が賛成派となり、過半数となりそうだ。反対派町議6人は近く会合を開き対応を決める。

 熊本市議会(議員数49)で反対を明らかにしているのは4人。両町議会と熊本市議会の議決を受け、3市町は県に廃置分合を申請、県議会も早ければ9月議会で採決するとみられる。議決すれば、知事が総務大臣に届け、正式に合併が決まる。

 合併期日について、両市町の法定協は「来年3月23日」と規定。合併後は総務省との協議などを経て、おおむね2年後に政令市移行を目指す。

=2009/06/30付 西日本新聞朝刊=

4378とはずがたり:2009/07/03(金) 03:34:47
<九州・沖縄>熊本市

富合町
>>3577 >>3468-3469 >>3461 >>3456これ以前略
植木町・城南町
>>4376-4378 >>4371-4373 >>4326 >>4321-4322 >>4304-4305 >>4167 >>4005 >>3983 >>3948 >>3921 >>3897 >>3894-3895 >>3804 >>3673 >>3638 >>3599 >>3522 >>3487
3町(植木・益城・城南)
>>4267-4269 >>3947 >>3625-3626
益城町
>>4284 >>4282 >>4266 >>4187 >>4096 >>4086-4088 >>3974 >>3896 >>3860 >>3849 >>3841 >>3767 >>3710 >>3702 >>3692 >>3591-3592 >>3545(以前のリンク有り)


市町村合併:住民投票「合併」 悲願の政令市へ現実味、幸山・熊本市長に聞く /熊本
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090701-00000236-mailo-l43
7月1日17時1分配信 毎日新聞
 ◇「市民側の機運高めたい」

 熊本市との合併の賛否を問う植木、城南両町の住民投票結果を受け、市は悲願の政令指定都市移行に大きく近づいた。この6年間、両町を含む7町と合併話が持ち上がっては消えた。ようやく現実味を帯びてきた「政令市」は、市や市民、県全体に何をもたらすのか。幸山政史市長に聞いた。【結城かほる】
 −−6年を経て合併・政令市に流れが変わった理由は。
 ◆熊本市の将来に重要だという意義に変化はない。ただし周囲の環境は大きく変わった。新幹線開業を控えていたり、福岡市と熊本市の間で久留米市が中核市になるなど都市間競争が増している。競争の中で個性を発揮しながら、連携を深めていく必要がある。中心に位置する熊本が戦略的に存在感を高めていかないといけない。
 −−目指す政令市像は。
 ◆福岡のイメージがあるが、熊本らしさを出すつもりだ。07年2月に作った熊本都市圏ビジョンでは、地域産業の振興、交通体系の整備などを戦略とした。さらに今年度から始まった市の第6次総合計画と植木、城南両町との新市基本計画、この四つをベースにする。ただ「政令市熊本」のイメージがわかないという指摘はたびたびあり、分かりやすいものを早急に打ち出す必要はある。
 −−住民にとって政令市の利点は。
 ◆区割りをして区役所による「都市内分権」を進めることで行政が身近になる。熊本市も人口68万人の都市で、手取本町の市役所まで来なければ手続きが完結しない(不便な)現状がある。区制により、区ごとに地域にあったまちづくりをする体制を整えなければならない。
 −−合併論議が先行し、市民側の機運はこれからの面もある。
 ◆経済界や学生がフォーラムを開くなど、6年前より確実に機運の醸成は進んでいる。どうしても熊本は、ストロー現象や福岡一極集中、鹿児島が新幹線で先行したなどマイナス思考が根強い。それを前向きにしたい。政令市はあくまで手段で、それを活用するのは住民だ。政令市により増える権限を活用する方向に、機運を高めていきたい。

7月1日朝刊

最終更新:7月1日17時1分

4379とはずがたり:2009/07/03(金) 03:37:14
<九州・沖縄>熊本市

市町村合併:合併賛成の熊本市議、動けず 植木、城南町住民投票 /熊本
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20090625ddlk43010633000c.html
 ◇「よその庭荒らせない」

 熊本市の将来を左右する植木、城南両町の住民投票で、熊本市議が合併賛成の活動を表だってできずにいる。「編入合併」される両町への配慮や地域の事情から「よその庭を荒らすことはできない」と静観する議員もいる。【結城かほる】

 市議会は、共産以外の会派が賛成で、合併後の事業を定めた新市基本計画を「着実に実現する」とする異例の決議を12日にした。

 ところが、21日にあった城南町の賛成派出陣式には、自民市議2人が出席しただけ。23日の植木町の出陣式に市議の姿はなかった。4月の益城町の住民投票では、自民、くまもと未来、市民連合の3会派17人がずらりと並んだだけに、大きく様変わりした。

 最大会派自民市議団の江藤正行団長は「個人的に活動するのはともかく、会派としては行動しない。大きい自治体が合併を持ちかければ反発する人がいる」と話す。江藤団長のように個人で目立たないように支持者や企業に協力を求めている市議が多いという。

 未来の下川寛市議団長は「本当は町に行って政令市の利点を訴えたいが、住民の意思を尊重しなければならないので、できない」と話す。

 植木、城南両町に党所属議員が1人ずついる公明は、合併を巡って支持者が割れているため対応に苦慮している。鈴木弘市議団長は「町の判断を尊重しなければならず、団としては行動できない。市執行部側にもっと法定協の協議結果などメッセージを出してほしい」と行政頼みだ。

 一方合併反対を明確にしている共産は、両町にも市議が出向き、団体回りや街頭演説を重ねる。益田牧子市議は「市の情報だけでは財政状況など実態が伝わらない。合併すれば、行政に声を届けるのは容易ではないことを知ってほしい」と言う。

 ただ「反対派グループと別行動でも、反対イコール共産党と誤って伝えられる。反対派に迷惑をかけるのも申し訳ない」と複雑な思いも見せる。


毎日新聞 2009年6月25日 地方版

4380とはずがたり:2009/07/03(金) 03:38:51
<北関東>栃木県

市町村合併:西方町との法定合併協設置可決−−鹿沼市議会 /栃木
http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20090624ddlk09010063000c.html

 鹿沼市議会は議会最終日の23日、市が提出していた西方町との合併を協議する法定合併協議会(法定協)設置案を全会一致で可決した。同市との合併を求める西方町の住民団体「鹿沼市との合併を実現する会」(川嶋誠一代表)の請求に基づく対応。今後は、西方町議会の対応が注目される。

 西方町は7月中にも町臨時議会を開き、同法定協設置案を審議する方針。西方町議会で可決されれば、法定協が設置される。西方町では2月に合併の是非を争点に町長選が行われ、1市4町(栃木市と大平、藤岡、都賀、西方の各町)での合併推進派の古沢悦夫氏が初当選。この枠組みでの合併を目指し協議中だ。

 川嶋代表は「(全会一致での可決は)ありがたい。長年、上都賀の一員として西方町が培われてきた。上都賀の一角である鹿沼市との(合併)が一番の理想」と話した。町内全世帯を対象とした折り込みチラシなどで鹿沼市との合併を訴えていくという。【中村藍】

毎日新聞 2009年6月24日 地方版

4381とはずがたり:2009/07/03(金) 03:39:07
<近畿>滋賀県

市町村合併:容認の住民、グループを結成 安土町長リコール反対  /滋賀
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20090626ddlk25010522000c.html

 近江八幡市との合併問題で揺れる安土町でこのほど、合併容認派住民11人が住民グループ「安土の未来を創る会」(山崎恵久代表)を結成した。近江八幡市役所で25日、記者会見し、「津村孝司・安土町長のリコールの是非を問う住民投票では、解職反対の立場で活動したい」と表明した。

 メンバーは山崎さんの呼びかけで集まった「現実的な選択で合併やむなし」という合併容認派。合併問題に端を発し、近く町長リコールの住民投票が行なわれるが「住民投票で町長が解職されると、混乱が長引くだけ」と解職に反対の立場だ。このほか、「合併に関しては、役場の広報誌や合併協議会のパンフレットは分かりにくく、反対派のビラの方が分かりやすかった。我々は合併の欠点よりメリット(夢)を訴え、前向きなメッセージも発信したい」としている。【斎藤和夫】

毎日新聞 2009年6月26日 地方版

4382とはずがたり:2009/07/03(金) 03:41:08
<九州・沖縄>長崎県

市町村合併:東彼杵3町、合併破談に 川棚町と波佐見町、協議会の解散を提案 /長崎
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20090624ddlk42010488000c.html

 東彼杵、川棚、波佐見3町の東彼杵郡合併協議会(会長・紙谷修東彼杵町長)の臨時会が23日、波佐見町であり、川棚、波佐見の両町が合併協の解散を提案した。今後、各議会に議案として諮られるが、これで事実上、合併は破談となった。【野呂賢治】

 合併協は、合併に向けた3町の電算システム統合に必要な予算措置を各町が6月議会に上程するか否かに端を発して混迷していた。

 今後の合併協のあり方について、紙谷・東彼杵町長は「意見はまとまらなかった」としたが、一瀬政太・波佐見町長は「現在の合併協のもとでは建設的な議論も出来ず、住民の混乱の度合いを強くするだけ」。竹村一義・川棚町長も「協議を続けてほしいとの意見もあったが、(電算予算を巡る)現在の状況を考慮するとこのまま協議を続けても3町の望ましい状況にはならない」と2町は合併協解散を提案した。

 合併協委員からは「はじめから合併するつもりがなかったのではないか」などと厳しい言葉もあった。

 今後、各議会で合併協解散の議案が可決される見通し。もし1町でも可決されない場合は「休止」となり、合併協は形だけ残ることになる。

 3町の合併は05年、当時の合併協から竹村・川棚町長が離脱し、民意を問う町長選で再選したことで一度破たん。今回は、3町の住民による合併協設置の同一請求を川棚、波佐見の2議会は可決。東彼杵議会は否決したが、その後の住民投票で可決され、合併協が設置されていた。

〔佐世保版〕
毎日新聞 2009年6月24日 地方版

金子知事:東彼杵郡3町合併破綻 単独でやる努力を−−会見 /長崎
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20090625ddlk42010580000c.html

 金子原二郎知事は24日、県庁での定例記者会見で、佐々町長選で合併に慎重な候補が当選し、東彼杵、川棚、波佐見3町の合併協議会が破綻(はたん)したことについて「合併を推進していくのは変わりはないが、最終決定するのは地域の皆さん。尊重しなければならない」と述べた。

 3町の東彼杵郡合併協議会(会長・紙谷修東彼杵町長)では、23日に川棚、波佐見両町が解散を提案。合併は事実上、白紙となったが、3町の間からは「いずれ合併しなければいけない」という声も出たという。金子知事は「合併しないならば、単独でやれるような努力をしてほしいし、その意気込みを見せてほしい。『いずれ合併しなければいけない』と言うのはおかしい」と3町の姿勢に疑問を呈した。
〔佐世保版〕
毎日新聞 2009年6月25日 地方版

4383とはずがたり:2009/07/03(金) 03:42:59
<近畿>大阪府
>>4375

市町村合併:府、10億円追加支援 河内長野市・千早赤阪村、今年度中に弾み /大阪
http://mainichi.jp/area/osaka/news/20090623ddlk27010412000c.html

 橋下徹知事は22日、河内長野市の芝田啓治市長と府庁で会談し、千早赤阪村を編入合併する方針で協議中の同市に、府が新たに10億円の追加財政支援などを行うと表明した。23日の府合併支援本部会議で正式決定する。両市村の合併協議は府からの追加財政支援を求めて審議が紛糾していたが、法定期限内の今年度中の合併に向けた弾みとなりそうだ。

 協議を巡っては同市が府に、新たな負担を生じさせない財政支援▽新市域内の交通アクセス整備▽堺市とを結ぶ広域道路整備の支援−−の3条件を要望。府は既に、合併で増える職員・施設の維持や新市域でのコミュニティーバス運行費などとして、10年間で計20億円の財政支援などを明らかにしていた。

 府市町村課によると、追加支援は老朽化した同村の上水道施設の府営水道移管や、市と村を結ぶ府道のうち幅が狭い部分のバイパス化事業費などを想定。広域的道路整備では、堺市に対し、河内長野市境までの市道拡幅のため財政支援する方針で「府の合併支援として基本的に最終回答」としている。

 橋下知事は会談で「後は皆さんの政治的決断と理性的なリーダーシップで合併協議を前に進めて」と述べ、芝田市長に議論の正常化を促した。【武井澄人】

毎日新聞 2009年6月23日 地方版

4384とはずがたり:2009/07/03(金) 03:44:41
<近畿>和歌山県牟婁地域

市町村合併:「合併考える会」27日に講演会−−那智勝浦 /和歌山
http://mainichi.jp/area/wakayama/news/20090621ddlk30010400000c.html

 那智勝浦町議会有志8人で構成する「町合併を考える会」は27日午後2時から同町築地、勝浦漁協2階大会議室で、講演会を開く。

 講師は、「市町村合併これだけの疑問 このままで地方自治は守れるのか」などの著書がある自治体問題研究所の池上洋通さん。講演後に参加者との質疑応答もある。考える会の8議員は、町が新宮市と進める合併に反対の立場。町が6日に開いた「合併シンポジウム」は町民ら150人が参加した。

 考える会は「合併せずに、この町を守り育てたいと考えている。町民は合併に対し疑問や不安を持っている。近く実施される住民投票の判断材料を提供したい」と話す。【神門稔】

毎日新聞 2009年6月21日 地方版

市町村合併:新宮と那智勝浦、合併期日は来年3月23日 /和歌山
http://mainichi.jp/area/wakayama/news/20090622ddlk30010249000c.html

 第7回新宮市・那智勝浦町合併協議会(会長、佐藤春陽・新宮市長)が21日、同町体育文化会館であり、合併期日を来年3月23日に、新市の議員定数を24人とすることを確認した。

 合併期日は、第1回の協議では「来年3月31日まで」とし、具体的期日については今後の協議で確認するとしていた。3月23日とした理由について、同協議会は「住民の異動が集中する年度末を避けた」などとした。

 議員任期については、在任特例を適用し、11年3月31日まで引き続き新市の議員として在任する調整案を確認した。【神門稔】

毎日新聞 2009年6月22日 地方版

4385とはずがたり:2009/07/03(金) 03:46:04
<近畿>和歌山県牟婁地域
>>4384-4385

市町村合併:住民投票で那智勝浦町長、反対上回れば「合併取りやめ」 /和歌山
http://mainichi.jp/area/wakayama/news/20090618ddlk30010446000c.html

 那智勝浦町の中村詔二郎町長は17日、町議会の一般質問に答え、新宮市との合併協議に絡む住民投票で反対が賛成を上回った場合、合併はしないとの考えを明らかにした。

 東信介議員が「住民投票をどのように受け止めているのか」「反対が多ければどうするのか」と質問。中村町長は「私だけでなく議会にも重い意味がある。半数以上が反対なら合併を取りやめる」と答えた。投票の実施時期については「合併調印の前が望ましい」と述べた。【神門稔】

毎日新聞 2009年6月18日 地方版

4386とはずがたり:2009/07/03(金) 03:48:14
<首都圏>埼玉県

やっとだけど嬉しいヽ(゚∀゚)ノ

市町村合併:年内に合併協設立の意向表明 鳩ケ谷市申し入れに川口市長 /埼玉
http://mainichi.jp/area/saitama/news/20090617ddlk11010298000c.html

 鳩ケ谷市が川口市に合併協議を申し入れた問題で、岡村幸四郎川口市長は16日、年内に合併協議会を設立する意向を初めて表明した。市議会で豊田満議員の質問に答えた。

 岡村市長は「合併担当の職員を配置し事務レベルで検討しているが、協議会の設置は必要不可欠。合併の是非を含め大いに議論してほしい」と語った。

 鳩ケ谷市は1月30日、市長と市議会議長が連名で合併協議を申し入れた。岡村市長は「結果ありきでなく、ゼロから議論を積み上げたい」として、これまで慎重姿勢を示していた。今後は、協議会の設立時期やメンバー選定などが焦点となる。【鴇沢哲雄】

毎日新聞 2009年6月17日 地方版

4387とはずがたり:2009/07/03(金) 03:50:47
<近畿>滋賀県
>>4370 >>4381

市町村合併:近江八幡市と安土町、知事に合併申請書提出 /滋賀
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20090616ddlk25010602000c.html

 近江八幡市の冨士谷英正市長と安土町の中井清副町長は同議決を受けて15日、県庁に嘉田由紀子知事を訪れ、合併に伴う廃置分合の申請書類を手渡した。

 市長は安土町長のリコールについて「いろいろあったが、民主主義のルールにのっとり議会で議論して議決した。町の努力を無にしないよう、合併してよかったと思えるまちにしたい」と話した。知事は「合併は住民自治をつくりあげるうえで重要。未来へ向けたまちづくりに期待したい」と答えた。

 県は総務省と協議し、同意されれば、県議会に議決を求める。【安部拓輝】

毎日新聞 2009年6月16日 地方版

市町村合併:安土町議会、合併議案を可決 5対4の1票差で /滋賀
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20090616ddlk25010597000c.html

 合併問題で揺れる安土町議会の本会議が15日開かれ、近江八幡市との合併を進める廃置分合議案の採決が行なわれ、5対4の小差で合併関連5議案を可決した。近江八幡市議会はすでに12日に合併議案を可決しており、これで来年3月21日に両市町が合併して新「近江八幡市」が誕生することが確実となった。【斎藤和夫】

 合併を巡り同町では、津村孝司町長の解職請求(リコール)署名がリコールに必要な有権者数の3分の1(3290人分)を超える4209人分集まったが、町長が890人分について異議を申し立て、選管が署名の有効性を再審査中だ。本会議ではこの日、「リコールの手続きが進んでおり、完了後でも遅くない。なぜ、そんなに合併を急ぐのか」「合併の中身の論議も不十分で、9月議会まで継続審査にすべきだ」などの意見が出され、連続6時間、白熱した議論が展開された。

 また、町長がリコールに署名した有権者宅を訪ねたことについて西川與平議員(共産)が反省を促し、事実関係を明らかにするよう迫った。町長は「私の支持者宅でもあり、訪ねたことは認めるが、取り消しは強要していない」と答弁した。

 合併関連議案の可決について、リコール運動を進める「急ぐな合併・守ろう安土みんなの会」の大林宏代表は「私たちは一貫して合併を急ぐなと言ってきたが、聞いてもらえず、リコール運動になった。これからは専門家も入れて戦い続けたい」と話した。一方、町長は「安土町は単独での維持は困難で、新市なら可能。合併を進めるならできるだけ早くと進めてきた。ホッとした」と述べた。

毎日新聞 2009年6月16日 地方版

4388とはずがたり:2009/07/03(金) 03:52:20
<九州・沖縄>佐賀県

合併を機に通学距離の短縮や学校規模の均等化が出来ればいいこんだが。

唐津市教委:名護屋、打上、呼子3中の統廃合検討 通学区域など適正化へ /佐賀
http://mainichi.jp/area/saga/news/20090613ddlk41100517000c.html

 唐津市教委が、同市鎮西町の名護屋中(生徒数72人)と打上中(78人)、同市呼子町の呼子中(130人)の3中学校について、統廃合を検討している。すでに地元関係者への説明を終え、17日には呼子中の生徒の保護者に対して説明する。

 11日の市議会一般質問で、山下正雄議員(志政会)に答えた。

 両町など6町1村は05年、旧唐津市と合併。翌年さらに1村が加わった。ところが、市立小中学校の通学区域は、市町村合併以前の状態が維持された。

 このため、市立学校通学区域審議会(大津保規会長)が07年、小中学校の統廃合を含めた学校規模・配置の適正化を検討すべきだとする答申を出した。

 統廃合が検討されている3校について答申は「名護屋と打上の2中は統廃合を検討」「呼子中は隣接校との統廃合を検討」としていた。

 これを受け、08年に地元の育友会やPTAなどが「名護屋・打上中の統合を考える会」を発足させ、統合の話し合いを進めていた。隣接する呼子中も入れた統合の話は、同会の協議の中で持ち上がったという。【田中操】

毎日新聞 2009年6月13日 地方版

4389とはずがたり:2009/07/03(金) 03:53:37
<中国・四国>山口県

市町村合併:「防府合併構想、方向性は堅持」−−山口市長が答弁 /山口
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20090616ddlk35010379000c.html

 山口市の渡辺純忠市長は15日、6月市議会の一般質問で、協議が頓挫している防府市との合併構想について「合併の方向性は堅持する」と改めて推進の考えを強調した。

 菊地隆次議員(共産)が、今年11月に任期満了を迎える渡辺市長に「2期目も防府市との合併を公約に掲げるのか」と質問した。

 市長は「公約は現段階では申し上げられない」と述べたが「相手があって実現することだが、合併の方向性は堅持する。広域中核都市(人口30万人以上)を形成するためには防府と一体化しないといけない」と答えた。

 防府市とは新庁舎の場所を巡って合意できず、04年に同市が合併協議会を離脱した。場所について市長は「将来を見据えて適切に判断する」と明言を避けた。

〔山口版〕
毎日新聞 2009年6月16日 地方版

4390とはずがたり:2009/07/03(金) 03:58:26
<東北・北海道>山形県

市町村合併:戸沢村、合併問題で村民の意向調査実施へ /山形
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20090612ddlk06010105000c.html

 戸沢村の渡部秀勝村長は10日開会した6月定例議会で、新庄市との合併について、村民の意向を確認するため全世帯を対象にした「村民意向調査」を実施すると明らかにした。

 合併に「賛成」「反対」「どちらともいえない」から考えを選び、それぞれ意見も記入してもらう見込み。来週中に調査票を郵送し、今月末までに回収し、結果を踏まえ最終判断するという。

 また、合併反対派が住民投票条例制定を求めて直接請求していることに対し「住民投票は単に合併の賛否を問うだけ。条例制定は必要ない」との考えを示した。富樫義人議員の一般質問に答えた。【米川康】
毎日新聞 2009年6月12日 地方版

市町村合併:合併賛否の住民投票条例案否決−−戸沢村議会 /山形
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20090613ddlk06010053000c.html

 戸沢村議会は12日、住民の直接請求を受け提案された新庄市との合併の賛否を問う住民投票条例案を反対6・賛成3で否決した。一方、住民投票とは別に村民意向調査の実施を明らかにしている渡部秀勝村長は「意向調査での村民の意志を尊重する」と議会後語り、調査結果次第で、合併協議から離脱することを示唆した。

 村議会では、合併に反対し住民投票を求めた「戸沢村住民投票条例をつくる会」の高橋英夫代表は「請求が認められたのは住民が合併問題に関心があるから。有権者は住民投票を望んでいる」と意見陳述した。渡部村長は住民投票反対の意見書をつけ提案していた。

 高橋代表は「否決は残念だ。リコールは現段階では考えていない」と話した。【米川康】
【関連記事】
毎日新聞 2009年6月13日 地方版

4391とはずがたり:2009/07/03(金) 03:59:12
<近畿>滋賀県
>>4370 >>4381 >>4387


市町村合併:近江八幡市議会、関連議案を可決 安土町は15日審議 /滋賀
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20090613ddlk25010404000c.html

 近江八幡市議会は12日、安土町との合併に関する廃置分合の5議案を審議し、賛成多数(15対4)で可決した。安土町議会も当初は12日の審議を予定していたが、住民の反対運動などで遅れ、15日に審議・議決が予定されている。

 同市議会はこの日、3議員が個人質問後、総務常任委員会を開き、合併関連5議案を審査。委員会で賛成多数で可決され、本会議で討論された。

 合併を巡っては、安土町住民らが合併反対の立場から津村孝司町長のリコール(解職請求)を求める署名簿を提出し、町長が署名の一部に異議を申し立てる事態になっている。今後、リコールが成立し住民投票や町長選挙が行われる可能性もあり、同市議会の審議でも「安土町住民から町長のリコール署名が出され、町長から異議申し立てが出されている今、時を急ぐべきではない」「町長のリコール署名が出され、町長選挙も行われる可能性があるとき、既に合併協定に調印したからといって、このまま進めるべきではない」といった反対意見が出された。

 一方、賛成派からは「合併協議については真摯(しんし)な論議が尽くされ、新市基本計画も策定された。この期待に応えるべく次世代に引き継ぐことは歴史的な使命だ」「この合併はより強固な新しい近江八幡を作る出発点になる」といった意見があった。【斎藤和夫】

毎日新聞 2009年6月13日 地方版

4392とはずがたり:2009/07/03(金) 04:01:12
<九州・沖縄>長崎県
>>4382

市町村合併:「民意の無視だ」 東彼3町の町議ら連盟設立 /長崎
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20090613ddlk42010481000c.html

 来年3月末の合併が難しくなっている東彼杵、川棚、波佐見3町の議員23人が12日、「合併特例法期限内の東彼杵郡三町合併を推進する三町議員連盟」を設立した。

 3町の議員数は計44人で過半が参加。会長の山田義弘・川棚町議は「(問題となった)電算システムの統合が合併への必須要件ではない。ここまで進めてきたのに頓挫するのは民意を無視している」と語った。15日に合併協会長の紙谷修・東彼杵町長に協議継続を申し入れる。【野呂賢治】

〔佐世保版〕
毎日新聞 2009年6月13日 地方版

4393とはずがたり:2009/07/03(金) 04:02:31
<九州・沖縄>長崎県
>>4392-4393

市町村合併:合併協開催など、各町に申し入れ−−東彼3町議員連盟 /長崎
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20090616ddlk42010606000c.html

 合併問題で揺れる東彼杵、川棚、波佐見の3町の議員で設立した「合併を推進する議員連盟」が15日、それぞれの町長に対し、6月中の合併協議会の開催と、電算システム以外の点での協議を求めた申し入れ書を提出した。合併協会長の紙谷修・東彼杵町長は、今月中の協議会の開催を約束した。また、各町長からは今週中に書面でも回答を得るという。

 同日、議員連盟の申し入れ書とは別に、民間の東彼三町合併推進会も同様の要望書を提出している。

〔佐世保版〕
毎日新聞 2009年6月16日 地方版

4394とはずがたり:2009/07/03(金) 04:04:43
<九州・沖縄>熊本市
>>4376-4379特に>>4379

市町村合併:「新市基本計画実現を」 熊本市議会が決議 /熊本
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20090613ddlk43010538000c.html

 熊本市の6月定例議会は12日開会し、植木、城南両町との法定合併協議会が承認した、合併後の街づくりの指針「新市基本計画」を着実に実現させることを表明する決議案を可決した。

 自民党市議団など4会派が提案した。自民党の江藤正行議員が提案理由で「市全体の総意であることを議会として明らかにする必要がある」と述べた。一部議員から「両町の住民自治をないがしろにするものだ」「一方の立場に寄った決議。(28日の両町の)住民投票結果を尊重すべきだ」との意見が出たが、賛成多数で可決された。

 その他、59億8000万円の補正予算案など31議案を上程した。幸山政史市長は、交通事業の経営健全化計画について、市営バス事業を2015年度末で廃止して民間に全面移譲し、電車事業は存続させる基本方針を報告した。

 会期は26日まで。一般質問は16〜18日。【和田大典】

毎日新聞 2009年6月13日 地方版

4395とはずがたり:2009/07/03(金) 04:06:25
<近畿>和歌山県

>>4384-4385より前の記事

市町村合併:那智勝浦町長「住民投票の前に説明会持ちたい」 /和歌山
http://mainichi.jp/area/wakayama/news/20090612ddlk30010373000c.html

 新宮市との合併をめぐる住民投票について、那智勝浦町の中村詔二郎町長は11日開会した6月定例町議会で、「住民投票の前に町内各地で住民説明会を持ちたい。投票は合併協議の進捗(しんちょく)を見極めつつ実施する」と述べた。

 議会冒頭の諸報告で発言。「町が直面する大きな問題は合併問題だ。町の将来を決定付ける大問題だけに、極めて大胆かつ慎重に取り扱わねばならない」と述べた。

 この日の議会では、2525万円の今年度一般会計補正予算案など6議案が提案された。会期は19日までの9日間で、一般質問は17、18日。【神門稔】

毎日新聞 2009年6月12日 地方版

4396とはずがたり:2009/07/03(金) 04:10:22
<東海>静岡県
>>4315>>3977etc
浜名湖市にしなーい,しなぁ〜い,しなあああいヽ(゚∀゚)ノ
>合併時の市の名称は湖西市とするが、合併後に名称を見直すかどうかを決める。

市町村合併:湖西と新居、合併調印 来年3月に編入で新湖西市 /静岡
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20090609ddlk22010313000c.html

 湖西市と新居町の合併協定調印式が8日、新居町浜名の町民センターで行われた。来年3月23日に合併し、新居町が湖西市に編入される。協定書によると、合併時の市の名称は湖西市とするが、合併後に名称を見直すかどうかを決める。

 8日の調印式には両市町や県などから約60人が参加。三上元・湖西市長と中嶋正夫・新居町長が協定書に調印した。三上市長は「幾多の困難を乗り越えながら、力強く前へ進みたい」とあいさつ。中嶋町長は「合併してからが大切で、自立した自治体になってほしい」と述べた。

 両市町は今夏にも臨時議会を開いて合併関連議案を提案。可決されれば、県に合併申請書を提出する。

 両市町は当初、浜松市を中心に14市町村の合併で政令市を目指す「環浜名湖政令指定都市構想研究会」に参加していた。しかし、工場を多く抱える湖西市が「財政的に単独でやれる」と03年6月、離脱を表明。同市と消防など広域行政を組む新居町も、同年8月に脱退した。

 しかし、これ以降も同町では浜松市との合併を目指す当時の町長と、湖西市との合併を望む議会が対立。06年6月、町長不信任決議が可決され、町長が辞職するとともに議会を解散した。

 8月の出直し町長選で、湖西市との合併を掲げた元議長の中嶋氏が町長に当選。中嶋町長は湖西市に編入合併を申し入れ、08年3月に両市町は任意合併協議会を、同7月に法定合併協議会を設置していた。【大塚仁】

毎日新聞 2009年6月9日 地方版

4397とはずがたり:2009/07/03(金) 04:11:43
<九州・沖縄>長崎県
>>4255

市町村合併:佐世保市に江迎、鹿町町を編入合併 知事が決定書交付 /長崎
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20090606ddlk42010631000c.html

 金子原二郎知事は5日、佐世保市に江迎町、鹿町町が編入合併するための廃置分合処分決定書に署名、3市町長に交付した。来週にも、処分決定書を総務相に届け出る予定。その後、官報に告示されると、来年3月31日での合併が正式に決まる。

〔佐世保版〕
毎日新聞 2009年6月6日 地方版

4398とはずがたり:2009/07/03(金) 04:13:33
<中国・四国>島根県

市町村合併:松江市と東出雲町、来夏の合併目指し 研究会設置、あす初会合 /島根
http://mainichi.jp/area/shimane/news/20090611ddlk32010706000c.html

 松江市と東出雲町は10日、合併した場合の将来像や課題を調査する「松江市・東出雲町広域行政研究会」(仮称)を設置すると発表した。合併の時期について、松浦正敬・松江市長と鞁嶋弘明・東出雲町長は、新合併特例法期限の来年3月までには難しく、来夏を目指す意向を示した。

 同研究会は市長と町長ら6人で構成、分野ごとに担当課でつくるワーキンググループを置き、両市町の合併の効果や課題、行財政の現状と見通しなどを話し合う。12日に松江市内で初会合が開かれ、3〜4カ月で報告がまとまる見通し。

 鞁嶋町長は「選挙公約である民意を問うて、町の将来の方向を示したい」と話し、住民投票やアンケートなど民意を問うための最良の方法を検討すると説明。単独町制の懸念は「財政と、医療・福祉などいろんな面での孤立感は活性化につながらない」と述べた。

 一方、松浦市長は合併のメリットを「東出雲は製造業を中心とした町で、そういう要素が薄い松江のまちづくりのプラスになる」と話し、合併に前向きな姿勢を示した。【御園生枝里】

毎日新聞 2009年6月11日 地方版

4399とはずがたり:2009/07/03(金) 04:15:38
<東北・北海道>岩手県磐井地域
>>4347

市町村合併:「平泉の名前、引き継ぎたい」合併研不参加の町長、一関市に回答 /岩手
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20090609ddlk03010179000c.html

 平泉町の高橋一男町長は8日、一関市の浅井東兵衛市長に、合併研究会参加を「見合わせたい」と文書で回答した。高橋町長は「2年後の世界遺産登録に向け町民一丸となって取り組んでおり、平泉町という名称を後世に引き継ぎたいとの強い思いがある」と理由を述べた。

 今後は、藤沢町と一関市で研究会を設置し、合併新法期限内(10年3月末)の編入合併を目指して協議する。【天野典文】
【関連記事】
市町村合併:風間浦村長「単独で村運営」 住民投票受け、むつ市に伝達 /青森
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自民党:「国会議員1割以上削減を」菅選対副委員長が講演−−大津 /滋賀
市町村合併:加治木・姶良・蒲生3町、協定に調印 「姶良市」来春誕生へ /鹿児島

毎日新聞 2009年6月9日 地方版

4400とはずがたり:2009/07/03(金) 04:16:48
<東北・北海道>岩手県閉伊地域
>>4348

市町村合併:川井村の合併問題考える会、住民投票条例制定求め本請求 /岩手
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20090612ddlk03010065000c.html
 「川井村の合併問題を考える会」代表の日野敏美さん(59)=同村田代=は11日、宮古市との編入合併の是非を問う住民投票条例の制定を求め、450人の署名を添えて内舘勝則村長に本請求した。

 内舘村長は制定に反対する意見を付けて、12日の臨時村議会に提案する。10年1月1日を期日とする合併議案の採決の前に審議する。市議会も定例議会最終日の12日、合併議案の採決を予定している。【鬼山親芳】

毎日新聞 2009年6月12日 地方版

4401とはずがたり:2009/07/03(金) 04:19:56
<東海>静岡県伊豆地方

市町村合併:南伊豆4市町法定協、持ち回りで協定書調印 /静岡
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20090611ddlk22010189000c.html

 南伊豆地域4市町(下田市、松崎、南伊豆、河津町)による法定合併協議会の協議内容を確認する協定書の調印が10日行われた。当初は5月22日に4首長が出席して「調印式」を開く予定だった。しかし松崎町で合併反対派が議会の多数を占めるなど、合併で4市町の対応に足並みがそろわない見通しとなったため、各首町が持ち回りで調印する形式を取った。

 協定書は、これまで12回の合併協の会合で合意した新市名(下田市)、市役所の位置(現下田市役所)、新市の基本計画など26項目が盛り込まれた。

 協定書に最初に署名した鈴木史鶴哉・南伊豆町長は「感無量だ。残された期間、廃置分合に向け各議会の理解を得られるよう全力を尽くす」と述べた。

 合併の賛否をめぐっては19日、4市町の議会で一斉に議決される。松崎町議会は合併を否決する見込みで、南伊豆町議会は可否の行方が不透明な情勢となっている。【中村隆】
毎日新聞 2009年6月11日 地方版

南伊豆地区の合併問題:4市町の合併協解散決定 「意味なくなった」 /静岡
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20090624ddlk22010060000c.html

 南伊豆地域4市町(下田市、松崎、南伊豆、河津町)による13回目の法定合併協議会が23日、河津町役場で開かれ、「合併協を存続する意味がなくなった」として解散を決めた。4市町が19日、合併の賛否を問う各議会を一斉に開き、このうち松崎町と南伊豆町両議会が否決したことを受けた。9月30日に正式に解散する。

 会長の石井直樹・下田市長は「合併に向けて議論を重ねたことは無駄ではない。合併は達成できなかったが、今後の地域作りの礎にしたい」と話した。【中村隆】

毎日新聞 2009年6月24日 地方版

4402とはずがたり:2009/07/03(金) 04:23:01
<東海・首都圏>静岡県伊豆地方
>>4270>>4359>>4338>>4295

南伊豆地区の合併問題:松崎・南伊豆町議会が否決 4市町の合併破綻 /静岡
 ◇法定協、9月末に解散
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20090620ddlk22010173000c.html

 南伊豆地域4市町(下田市、松崎、南伊豆、河津町)の合併の賛否を問う議会は19日、4市町で一斉に開かれた。下田市、河津町議会は可決したが、松崎町、南伊豆町議会は否決した。4市町の足並みがそろわなかったことで、最終的に合併は破綻(はたん)に至った。これを受け、4市町の首長は法定合併協議会を9月30日に解散することを決めた。平成の大合併で県中部は静岡市、西部は浜松市の2政令市が生まれたが、南伊豆地域を含む県東部の市町合併は大きな進展を当面見込めない状況になった。【中村隆】

 松崎町議会では合併賛成の議員が「財政難と、少子高齢化、若年層の流出が進んでいる。4市町が力を合わせるべきだ」と主張。これに対し反対派は「合併にメリットはない」と反論。採決の結果は反対5、賛成4で、否決と決まった。

 合併を主導してきた同町の深沢進町長は険しい表情で「町民、関係市町の住民におわびする。これから松崎の歩む道を町民と考えていきたい」と話した。

 南伊豆町議会も反対6、賛成4で合併を否決した。鈴木史鶴哉町長は「非常に残念といういう以外に言葉はない。関係市町の住民・関係者におわびしたい」とコメントした。

 同地域の合併問題は06年3月、県が6市町合併の推進構想を打ち出したが、このうち東伊豆、西伊豆両町が07年11月に離脱。4市町合併に転換したが、松崎町議会が法定合併協議会の設置議案を否決するなど迷走が続いた。

 合併反対派が多数を占めた同町議会の状況を変えようと深沢町長は今春辞職し、4月の出直し町長選に打って出た。しかし反対派は対立候補を立てず深沢町長は無投票で再選されたが、議会は合併の賛否を問う住民投票条例案を否決するなど事態は動かなかった。

 4市町の合併が白紙になったことについて県は「南伊豆、松崎両町議会は大変厳しい選択をした。この地域の市町が自らの責任と判断でどのように行政運営を進めるのか見守っていきたい」(川口正俊副知事)とのコメントを出した。

4403とはずがたり:2009/07/03(金) 04:23:41
<東海・首都圏>静岡県伊豆地方・県東部
>>4402-4403

 ◇見えぬ「核」都市づくり−−県東部

 今回の南伊豆地区の合併が破綻したことで、国の合併特例新法に基づく合併が県東部で大きく進むことはなくなった。県東部の「核」となる新たな都市づくりの青写真は依然、見えないままだ。

 県が06年に策定した合併推進構想では、11地区の枠組みが掲げられた。このうち5地区で合併が完了。湖西市と新居町、富士宮市と芝川町は、新法の期限である10年3月末までの合併に向けて協議を進めている。

 残ったのは、今回破綻した南伊豆地区と、沼津市・三島市・裾野市・函南町・清水町・長泉町▽御殿場市・小山町▽袋井市・森町−−と県東部が大半。県内37市町のうち、県東部は21市町を占め、際立って多い状況だ。

 背景には、財政状況が比較的安定している自治体が多いため、合併機運の盛り上がりを欠くことも挙げられる。合併で政令市を目指すのか、どの市町を中心に据えるのか、など枠組みを巡る市町の主導権争いも一因だ。

 国の地方制度調査会の専門小委員会は昨年5月、地方自治体の合併について「合併新法の期限である10年3月末で一区切りとすべきだ」との答申を決定。「平成の大合併」はピリオドを打つ見通しだ。県合併推進室は県内の合併の展望について「来年3月以降は白紙」と話している。【松久英子】

==============

 ◇南伊豆地区の合併をめぐる動き◇
06年 3月 県の合併構想で南伊豆地区6市町(下田、東伊豆、河津、南伊豆、松崎、西伊豆)の枠組み
07年11月 東伊豆、西伊豆両町が離脱
   12月 下田、河津、南伊豆、松崎町の4市町が合併協設置で合意
08年 2月 松崎町議会が合併協設置議案否決
    3月 松崎町議会が設置議案再否決
    5月 松崎町議会が設置議案を三たび否決
    6月 合併協設置を問う住民投票で賛成が過半数に。4市町が合併協を設置。初会合で新設合併での方式などが決まる
   12月 松崎、南伊豆両町議会が電算システム統合調査費を盛り込まない一般会計補正予算案を可決
09年 3月 深沢進・松崎町長が辞職。松崎、南伊豆両町議会が合併協運営費などの分担金を削除して、新年度予算案を可決
    4月 松崎町の出直し町長選で深沢進氏が無投票3選
    5月 松崎町議会が合併の賛否を問う住民投票条例案否決
    6月 4市町が合併協議会の協定書に調印
     〃 松崎、南伊豆両町議会が合併を否決
毎日新聞 2009年6月20日 地方版

4404とはずがたり:2009/07/03(金) 04:25:42
<近畿>和歌山県牟婁地域
>>4384-4385>>4395>>4384etc

市町村合併:那智勝浦町で、きょうシンポジウム /和歌山
http://mainichi.jp/area/wakayama/news/20090606ddlk30010450000c.html

 新宮市と合併協議を進める那智勝浦町は6日、同町築地、勝浦漁協大会議室で合併に関するシンポジウムを開く。

 町は、合併に対する町民の意志を問う住民投票を、7月に予定。岩崎恭典・四日市大学教授が「新宮市との合併を考える−少子高齢化と自治体のあり方」をテーマに基調講演。岩崎教授の司会で、中村詔二郎町長ら4人のパネリストがディスカッションする。【神門稔】

毎日新聞 2009年6月6日 地方版

4405とはずがたり:2009/07/03(金) 04:28:06
<首都圏・東海甲信越>山梨県

追跡・発掘:県内「平成の大合併」 市町村数、64→27に /山梨
http://mainichi.jp/area/yamanashi/tsuiseki/news/20090618ddlk19010096000c.html
 ◇年間人件費は52億円節約 住民サービス低下不満も

 10年3月末の新合併特例法期限切れで終わる「平成の大合併」。県内では来年の富士川町誕生を最後に、64あった市町村が27に減る。市町村長や議員らの人件費が50億円以上浮いた一方で、住民サービスの低下に不満の声も上がっている。【沢田勇、曹美河、春増翔太】

 平成の大合併は99年7月に合併特例法が改正されたのをきっかけに始まった。合併すれば、国が7割を返済してくれる借金「合併特例債」が発行できるなどの優遇措置があったことから、05年3月の旧法の期限切れ前後に全国で「合併ラッシュ」となった。

 その後、引き続き合併を促進するため、期限を10年3月とする新合併特例法が成立。さらに合併は進んだ。

 02年と06年で県内市町村の年間人件費を比較すると、市町村長は計4億3700万円、教育長など特別職が15億5000万円の削減となった。議員も796人から355人に半減して10億2000万円、農業委員会や選挙管理委員会などの行政委員は26億5500万円もの削減となった。合計52億円の節約となった形だ。

 しかし、学校が統廃合されたり、合併後に水道料金が上がるなど、デメリットを感じる住民も少なくない。

 笛吹市では6月定例市議会で旧芦川村立だった芦川中を閉校する条例改正案が可決されたが、保護者の反発は根強い。保護者の会代表を務める野沢今朝幸市議は「目先の合理化を追求するあまり、地域の声が行政に届きにくくなった」と話す。

 また、同市では芦川地区を除く旧6町村で10月から段階的な水道料金の統一が予定されている。最も低額だった旧境川村地域では倍近い値上げとなり、家族4人の標準世帯で計算した場合、11年4月には今より年間1万6440円も高くなる。

 同地区で飲食店を経営する稲山志朗さん(58)は「合併していいことなんて何もない」と憤りを隠さない。

 一方、8町村の対等合併で面積が県内最大となった北杜市。旧明野村地区に住む無職、手塚宮子さん(82)は、旧村時代は自宅から歩いて行った健康診断の会場が遠くなり、車でしか行かれなくなったことが不満だ。「合併で良くなったことは特にないね」と淡々と語る。

 合併自体が暗礁に乗り上げたケースもある。

 人口が739人(4月1日現在)と最も少ない丹波山村は06年3月から甲州市との合併を模索したが、甲州市側の受け入れ態勢が整わず、今年3月、当面の合併を断念した。

 鰍沢町と合併して来年3月に富士川町となる増穂町では、多くの住民が望んだ南アルプス市との合併がかなわなかったことから、鰍沢町との合併への賛否が真っ二つに割れ、今も住民の間にしこりを残したままだ。

 06年に策定された県の市町村合併推進構想は県内18市町を目指したが、27市町村で幕引きとなった。横内正明知事は6月9日の定例記者会見で「地域の自主的な判断で進めるもの。やむを得ない」と述べた。

毎日新聞 2009年6月18日 地方版

4406とはずがたり:2009/07/03(金) 04:29:28
<東北・北海道>青森県

市町村合併:村長は辞職否定 住民投票結果、合併反対受け−−風間浦村議会 /青森
 ◇進退問う質問に
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20090617ddlk02010036000c.html

 風間浦村議会の6月定例会が16日開会し、合併反対の住民投票結果を受け、合併反対派の村議から横浜力村長の進退を問う質問が出された。

 蛸島(たこしま)敏春副議長は「『むつ市との合併は避けられない』と主張してきた村長の考えが住民投票で否定された。村長の政治責任と進退を問いたい」と質問。横浜村長は「結果は尊重すると投票前から申し上げてきた。投票は合併に関する個別の案件を問うもので、私の進退を問うものではない」と辞職を否定した。

 また同日、議員報酬を削減する議員発議の条例改正案が合併推進、反対の双方の村議から木下秀一議長に提出された。推進派は50%削減案、反対派は25%削減案だが、議長を除く村議7人中4人が25%削減案に賛成していることから、25%削減案が可決する見通し。【松沢康】

毎日新聞 2009年6月17日 地方版

4407とはずがたり:2009/07/03(金) 04:31:31
<九州・沖縄>熊本市

市町村合併:富合町合併特例区の区長ら、報酬高額 正す会が監査請求 /熊本
 ◇熊本市と合併
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20090611ddlk43040591000c.html

 熊本市との合併の際設置された富合町合併特例区の区長と協議会委員の報酬は不当に高すぎるとして同特例区高額報酬を正す会(江口薫代表)が10日、報酬の返還や支出停止などの措置を求める住民監査請求を熊本市監査委員にした。

 特例区は08年10月の合併に伴い設置され、区長(村崎秀・旧富合町長)に月額70万7000円、協議会委員(旧同町議など9人)に25万円の報酬が支払われている。正す会は、職務は月に1回程度開かれる協議会に参加するだけで不当に高額だと主張している。

 合併特例区は、予算編成や行事の開催などを決めるため特別地方公共団体として区長と議会に当たる協議会が置かれている。【和田大典】

毎日新聞 2009年6月11日 地方版

4408とはずがたり:2009/07/03(金) 04:41:58
<東海>愛知県
新豊川は定数3かね。民主が2は難しいだろうな。。

西春日井郡は清須市(西枇杷島町・新川町・清洲町+春日町)と北名古屋市(西春町・師勝町)+豊山町の定数各1に分区か?巧く行けば民民だが下手すると自自だな。。

海部郡も海部郡1と西名古屋市(仮称)2に分区かねぇ?弥富辺りとも混ぜるのもあり?七宝町・美和町・甚目寺町+大治町と蟹江町+飛島村に分けるのも手か?

豊川市 定数2−候補3 (選管確定)
当 17,248 鈴木 彰伯 37 民主 新1 社福法人理事
当 15,673 山本 和明 71 自民=公明 現9 県銃剣道連会長・(元)県議長
□ 13,202 高柳 淳子 46 無所属 現 主婦・元自民市議
宝飯郡 定数1−無投票
○ 小林 功 63 自民=公明 現4 不動産会社役員

西春日井郡 定数2−候補3 (選管確定)
当 18,082 水野 富夫 57 自民 現7 党郡支部長
当 18,077 安藤 敏毅 49 民主 新1 党副支部長・(元)自治労県役員
□ 14,011 渡辺 ひでと 48 無所属 元 社福法人理事

海部郡 定数3−無投票
○ 浜田 一徳 59 自民=公明 現7 党郡支部長
○ 横井 五六 50 自民=公明 現3 幼稚園長
○ 黒川 節男 60 民主 現5 NPO法人理事

市町村合併:「豊川・小坂井」「七宝・美和・甚目寺」、県推進審が構想対象に /愛知
http://mainichi.jp/area/aichi/news/20090611ddlk23010238000c.html

 県市町村合併推進審議会が10日、県議会議事堂で開かれ、合併協議が進む「豊川市・小坂井町」「七宝町・美和町・甚目寺町」を、合併協議や合併後に国や県の支援が得られる「構想対象市町村」に位置付けることを了承した。構想対象市町村に格上げされたことで2地域の合併協議はさらに進みそうだ。

 県市町村課によると、豊川市と小坂井町の合併協議は08年7月に小坂井町が豊川市に編入合併を前提とする合併協議を申し入れて始まった。これに対し、豊川市は5月に受け入れを回答した。今後、両自治体で法定の合併協議会を設置し、詳細を詰める。両市町の合併研究会は4月、来年2月までに合併する方針を示している。合併すれば人口は約18万人になる。豊川市は08年1月に音羽町、御津町と合併している。

 七宝町などの合併は、当初は大治町を加えた4町で協議が進んでいたが、大治町は議会の反対で離脱。3町議会は合併協議会を設置する議案を可決し、今年4月に法定の合併協議会が設けられた。来年3月の合併を目指している。3町が合併すれば人口は約8万5000人になる。

 県内の市町村合併は05年4月から08年1月までの間、13地域で計40市町村がかかわり、99年に88市町村(31市47町10村)だったのが61市町村(35市24町2村)まで減った。今年10月には清須市と春日町が合併し、60市町村になる予定だ。【月足寛樹】

毎日新聞 2009年6月11日 地方版

4409とはずがたり:2009/07/03(金) 04:44:50
<首都圏>神奈川県相模原市

300人収容のホール、城山町地区の施設の計画まとまる/相模原
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090611-00000005-kana-l14
6月11日18時0分配信 カナロコ

 旧城山町が相模原市との「県北合併」前から建設を計画していた「文化施設」について、相模原市は11日までに施設の基本設計をまとめ、市議会側に報告した。供用開始予定は2012年3月で、施設の目玉となる多目的ホールは300人が収容できる規模となる予定。

 市によると、建設場所は同市城山町久保沢2丁目の市城山保健福祉センターの隣地。鉄筋コンクリート2階建てで、延べ床の面積は1400平方メートル。1、2階吹き抜けの多目的ホールを配置。1階部分にはリハーサル室や、芸術作品が展示できるギャラリーも置かれる。

 総事業費は8億200万円で、旧町が積み立てていた基金約5億8千万円と国の交付金を活用。10年度中に着工し、12年3月までの完成を目指す。

4410とはずがたり:2009/07/03(金) 04:58:55

全国町村会が民主の市町村合併策に反対
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp3-20090702-513390.html

 全国町村会(会長・山本文男福岡県添田町長)は2日、民主党が4月に打ち出した市町村合併の推進策に反対する意見書を、同党の岡田克也幹事長らに提出した。

 民主党は市町村数を最終的に300程度まで再編、国と2層構造にするとしていた。意見書は「市町村の尊厳を無視した国権による強制合併になる」と批判した。

 これに対し民主党側は、衆院選マニフェスト(政権公約)に市町村再編の数値目標を盛り込まない方針を、山本会長に伝えたという。(共同)

 [2009年7月2日20時32分]

4411とはずがたり:2009/07/03(金) 05:13:29
<九州・沖縄>熊本市
>>4376-4379 >>4394

市町村合併:反対派が集会 賛成派も活動活発化−−城南町 /熊本
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20090617ddlk43010592000c.html

 熊本市との合併の是非を問う住民投票を28日に控え、城南町の合併反対派「城南町を守る会」が16日、同町の火の君総合文化センターで決起集会を開いた。

 宮田敏生代表(65)が「町が自分から町を手放すようなことはあってはならない。守るためには努力を惜しまないので力を貸してほしい」とあいさつ。益城町で住民投票を直接請求した反対派「ふるさと益城町を守る会」の木原雄治会長(75)らが講演し「活動は誰のためでもなく自分のため。町の素晴らしさを草の根運動で理解してもらい、町を守ってほしい」と訴えた。

 城南町では賛成派「合併を促進する会」も5月に決起集会を開催。今月12日には幸山政史市長を招き、合併の意義と新市基本計画による町域発展への意気込みを聞く「幸山市長を囲む会」を開くなど、両派の活動が活発化している。【結城かほる】

毎日新聞 2009年6月17日 地方版

市町村合併:「県全体の視点で」 熊本市政令市推進協が意見交換 /熊本
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20090619ddlk43010555000c.html

 熊本経済同友会と熊本市政令指定都市推進協議会は18日、熊本市で市や植木、城南両町の地域団体代表らと意見交換会を開いた。

 上野眞也熊本大教授は基調講演で「熊本都市圏は北九州市より大きな市場でありながら、10以上の自治体があり、(行政や住民は)魅力や底力が理解できていない」と、政令市移行の意義が理解されない背景を説明。「県に政令市が必要なことは多くの人が理解しているが、自分が加わるのを嫌がっている。政令市移行をチャンスとして生かしていくことを皆さんで伝えてほしい」と、合併による政令市実現の重要性を強調した。

 参加者からは合併への不安や期待が述べられ、同友会地方行政部会長の平田雅彦日銀熊本支店長は「政令市を道州制や新幹線の問題と結びつけ、県全体の視点に立つことが必要だ。目先の損得より、50年後に今よりも豊かな生活が獲得できるという大きな問題から議論してほしい」と答えた。【結城かほる】

毎日新聞 2009年6月19日 地方版

市町村合併:熊本市と植木町が合同セミナー 新市基本計画など説明 /熊本
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20090621ddlk43010375000c.html
 合併の賛否を問う住民投票(28日)を前に熊本市と植木町は19日夜、同町の生涯学習センターで合同合併セミナーを開いた。住民650人が、両市町の法定合併協議会の協議内容や新市基本計画について説明を受けた。

 藤井修一町長は「将来を見据えて確かな一票を投じてほしい」とあいさつ。蒲島郁夫知事も駆けつけ、将来の道州制をにらみ「植木町が政令市、そして将来の州都の一躍を担い、熊本の発展に大きく貢献してほしい」と期待を寄せた。

 質疑応答で、合併推進の要望が出されたほか、政令市移行後の区割りについて「区役所を町役場に置くことを熊本市民にどう説得するのか」という質問が出た。幸山政史市長は「区割りについては区割り審議会の中で決められる。区役所の位置は法定協での決議があり、審議会でも重く受け止められる」と話した。【和田大典】

毎日新聞 2009年6月21日 地方版

4412とはずがたり:2009/07/03(金) 05:16:31
<北関東>栃木県

市町村合併:藤岡町の住民団体、住民投票を本請求 佐野市との合併問う /栃木
http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20090618ddlk09010140000c.html

 佐野市との合併を求める藤岡町の住民団体「佐野市との合併を実現する会」(阿部博会長)は17日、町選管に佐野市との法定合併協議会(法定協)設置の是非を問う住民投票の実施を本請求した。町選管は18日にも選挙管理委員会を開き、住民投票の日程を決める方針だ。

 本請求では、町の登録有権者数の6分の1以上となる4088人の署名簿と請求代表者証明書が提出された。町は17日、本請求受理の告示を行い、18日から40日以内に住民投票を実施する。有効投票数の過半数の賛成で佐野市との法定協設置が決まる。

 請求代表者の川崎征樹さん(34)は「孫の世代を考え、(栃木市よりも)佐野市との合併を希望する」と述べた。また、現職の永島源作町長が出馬を表明している町長選(8月4日告示、同9日投開票)の対立候補については「民意を吸い上げてくれる候補者を擁立していきたい」と話した。

 本請求を受けた永島町長は「栃木市との合併は、(藤岡町を含む)下都賀郡の流れの中で行われてきた。消防やゴミの問題もあり、栃木市との合併を推進するのが流れ」と反論。7月に町内4カ所で住民説明会を開く意向も示した。

 同町は栃木市を中心とした合併を巡る問題で、08年8月に住民アンケートを実施。合併の枠組みについて、回答者の約71%が佐野市を望むと回答したが、永島町長は栃木市との合併を進める方針を表明した。町は現在、1市4町(栃木市と大平、藤岡、都賀、西方の各町)での合併を法定協で協議している。【中村藍】

毎日新聞 2009年6月18日 地方版

4413千葉9区:2009/07/06(月) 22:01:45
<北関東>埼玉県
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20090630/CK2009063002000117.html
新市名は『加須市』1市3町合併協で決定  『北埼玉市』 少数で落選
2009年6月30日

 加須市と騎西、北川辺、大利根の三町による合併協議会は二十九日、新市名を「加須市」と決めた。市名候補九件から絞り込んだ「加須」と「北埼玉」について、協議会委員の出席者二十八人が投票を行い、「加須」が二十二票で多数を占めた。

 新市名案はまず、公募の上位五件と、委員が公募の中から投票で選んだ四件の計九件を候補に選んだ。この中から、一市三町の各首長と協議会委員八人でつくる小委員会が「加須」(公募一位)と「北埼玉」(同三位)を最終候補に選定し、協議会委員の投票が行われた。

 また、現在の各市・町議の任期については合併特例法に基づく在任特例を適用。来年三月二十三日の合併から二〇一一年四月末までは、全議員が新市議会の議員として在任することを決めた。改選後の定数は法定上限の三十四人とした。

 この日の会合では、合併後十年間のまちづくりの方針を示す新市基本計画なども了承され、すべての合併協定項目の実質協議が終了した。 (杉本慶一)

4414とはずがたり:2009/07/07(火) 14:40:05
<東北・北海道>山形県

新庄市との合併協議 戸沢村長、離脱を示唆
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/07/20090704t51009.htm

 山形県戸沢村は3日、村議会全員協議会で、新庄市との合併の賛否を問う村民意向調査の結果、合併に反対する住民が最も多く、約半数に上ることを明らかにした。渡部秀勝村長は「結果を重く受け止める」と語り、10日ごろまでに合併協議の打ち切りも含めた村の結論を出す方針を示した。

 意向調査は、村が6月下旬、有権者4694人を対象に実施した。回収率は94.4%。

 最も多かったのが「合併すべきでない」で2283人(51.5%)、次いで「合併すべきだ」の1116人(25.2%)。以下「合併はやむを得ない」565人(12.7%)、「どちらとも言えない、分からない」447人(10.1%)の順だった。

 1市1村の法定合併協議会で、新庄市との合併協議を進めてきた渡部村長は「厳しい数字だが、村が進むべき道の判断材料にする」と話した。

 新庄市との合併に反対する村内の住民グループが5月、合併の賛否を問う住民投票条例の制定を求めて村に本請求したが、条例案は村議会6月定例会で否決されていた。

 今回の最上地方の合併協議は昨年11月、両市村と真室川町、鮭川村の4市町村による任意合併協議会設立で始まった。鮭川村が12月に退き、真室川町も今年3月、その後発足した法定協を抜けた。戸沢村が新庄市との法定協を離脱すると、合併の枠組みは消滅する。

2009年07月04日土曜日

4415とはずがたり:2009/07/09(木) 01:05:18
<九州・沖縄>福岡県

佐々木氏を推薦するぞっヽ(`Д´)ノ

新人と現職が立候補 福岡・中間市長選
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090706-00000015-nnp-l40
7月6日7時9分配信 西日本新聞

 任期満了に伴う福岡県中間市長選は5日告示され、新人で元市議の佐々木晴一氏(51)=無所属=と、現職で再選を目指す松下俊男氏(65)=無所属=が立候補を届け出た。前回無投票のため8年ぶりの選挙戦。一騎打ちの構図となり、2004年に頓挫した北九州市との合併問題などを主な争点に論戦が始まった。12日に投開票される。

 有権者数は3万8904人(4日現在、市選管調べ)。

■中間市長選立候補者 (届け出順)

 佐々木 晴一(ささき せいいち)51無 新
不動産業、商業組合理事(市議、車検代行業)中間、大阪芸大

 松下 俊男(まつした としお)65無 現1
遠賀中間広域事務組合理事(助役、財団専務理事)岩瀬西町、福大

=2009/07/06付 西日本新聞朝刊=

中間市長選告示 佐々木氏「合併実現、退職金を廃止」 松下氏「子育て、高齢者対策充実」
2009年7月6日 02:31
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/106908

 5日告示された中間市長選は、新人で元市議の佐々木晴一氏(51)と、現職で再選を目指す松下俊男氏(65)=いずれも無所属=の一騎打ちとなった。両氏は合併問題や地域振興策などで論戦を展開した。

 佐々木氏は同市東中間のスーパー前で約30人の支持者を前に第一声。北九州市との合併に絡み「住民投票で7割以上が賛成したのに、議会がつぶし、それに市長も従い、政治不信を生んだ」と指摘、市政刷新を訴えた。また「不景気で世間はボーナスもない。市長に市民の気持ちは分からない」として市長退職金廃止を掲げ「古い中間市か、新しい中間市かの選択だ」と強調した。

 松下氏は、同市小田ケ浦の選挙事務所で出陣式。約600人の支持者を前に「106項目の行革で14億円の効果をあげた」と1期目の実績をアピール。合併問題では「北九州市民の気持ちを考えないといけない」などと現時点での早期合併論を批判、「子育て支援策などの充実で若い人に定住してもらえる街、お年寄りを地域で支えられる街をつくる」と支持を求めた。

=2009/07/06付 西日本新聞朝刊=

4416とはずがたり:2009/07/09(木) 01:32:56
<広域連携>
総選挙スレで議論になってたんで転載。

304 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2009/07/08(水) 15:51:47 ID:qFUI1ifo
三江線を乗り通した時、沿線の堤防が過疎の割にやたらと立派なような気がした。
そう言う治水予算が付いたのも竹下先生のお陰だったんだろうね。

336 名前:無党派さん[] 投稿日:2009/07/08(水) 15:58:00 ID:fL8ArcVh
>304
島根県はもともと治山・治水事業には熱心だったよ。
お隣の山口県は道路整備、鳥取県は護岸・築港に熱心だったが。
島根県は広島県や岡山県みたいに産業の誘致や大学誘致に力を入れるのが遅すぎた。

351 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2009/07/08(水) 16:00:04 ID:VrQmhcUC
>336
おいしい所は全部兵庫県に持って行かれましたが何か

370 名前:無党派さん[] 投稿日:2009/07/08(水) 16:04:43 ID:fL8ArcVh
>351
この頃島根県内のJRに乗っていても、関西にある遊園地の案内や
京都の観光案内が増えた感じだ。鳥取県もかなり関西の経済界と
距離を縮めようとしてるなあ。

384 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2009/07/08(水) 16:07:50 ID:VrQmhcUC
>370
>鳥取県もかなり関西の経済界と距離を縮めようとしてるなあ。

俺が持って行かれたって言うのは岡山県の話ね
吉備高原都市とか県立大学とか色々やったけど、良い所は全部播磨に持って行かれちゃったのよw

404 名前:無党派さん[] 投稿日:2009/07/08(水) 16:13:29 ID:fL8ArcVh
>384
まあ兵庫県のほうが経済力も政治力も上だったからなあ。
まだ岡山との県境にある上郡に学園都市ができた分だけマシなのかな・・・

422 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2009/07/08(水) 16:17:59 ID:rV8u//L6
>412
兵庫県はとにかく広いからねぇ。
播磨・但馬・淡路・丹波と摂津の一部の集合体だから、逆に県民の纏まりも無かったりする。

571 名前:無党派さん[] 投稿日:2009/07/08(水) 16:51:51 ID:uctUQA5u
 >422
 兵庫県は思い切って、
 
 但馬→鳥取県
 淡路→徳島県

 に編入すべきだと思う。

579 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2009/07/08(水) 16:54:49 ID:rV8u//L6
>571
生活圏に応じた行政区の変更はあってしかるべきだよね。
但馬なんて播磨とほとんど結びつきないんだし、淡路は指摘の通り徳島との結びつきが強い。

だから、下関市は北九州市(関門市?)になるべき。

581 名前:☆ ◆DnYHuN5gq6 [] 投稿日:2009/07/08(水) 16:55:24 ID:BtwNdKi8
>571
但馬や淡路が嫌がる

583 名前:無党派さん[] 投稿日:2009/07/08(水) 16:55:48 ID:MqBraOTd
>579
つ仙台市と山形市

584 名前:窓爺 ◆45xZXHpXn. [sage] 投稿日:2009/07/08(水) 16:56:17 ID:f3wqMG/N
つ京都市と大津市

4417とはずがたり:2009/07/09(木) 01:33:33

588 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2009/07/08(水) 16:57:03 ID:fL8ArcVh
>571、>579
淡路はもともと徳島県が名東県と名乗っていた時代に、旧蜂須賀藩の圧迫的な行政に長年不満を募らせていた住民が反乱を起こして政府が仲裁的に兵庫県へ編入させた過去があるから、そこが気がかりといえば気がかり。
まあ今は徳島県自体が関西入りを希望するぐらいの時代なので、道州制が施行されたら多少は目があるかな?

但馬はも同様で、むしろ鳥取(特に東部)が関西入りを模索するぐらいの時代だから、かえって鳥取東部・但馬・丹後でひとつの行政区画にしたほうがいいかもね。

島根県の石見も一度広島県議会に編入を申し込んだことがあったし、長崎県の対馬も福岡県への転籍を希望していたことがあるし。

590 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2009/07/08(水) 16:57:56 ID:XYeB7+pX
>579
町田と相模原にも言えるな、それ。

594 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2009/07/08(水) 16:58:50 ID:/714SHAy
紀淡大橋建設を条件に、淡路を和歌山県に。

冗談だが。

597 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2009/07/08(水) 17:00:05 ID:659Rk1I0
>579
淡路は完全に大阪神戸経済圏だよ。徳島との結びつきよりもきわめて強い。

598 名前:無党派さん[] 投稿日:2009/07/08(水) 17:00:22 ID:XYeB7+pX
>590に山梨の南部町も追加ね。
<広域連携>
>>4416-4417
603 名前:無党派さん[] 投稿日:2009/07/08(水) 17:01:06 ID:2lRtT6ke
下関と北九州がひとつになるっていう話は前々からあるけど、文化圏が違うからなあ。

606 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2009/07/08(水) 17:01:16 ID:VrQmhcUC
>588
それを言えば岡山県北も昭和の大合併の時に鳥取県編入を寸前で止めたと言う前科が有るな。
今思えばやって無くて正解だと思うが

608 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2009/07/08(水) 17:01:47 ID:QeJavrRn
>579
20年ぐらい前に、三重の伊賀地方の住民が「ウチの地域は関西圏だから市外局番が05始まりでは違和感がある。07始まりにしてくれ。」とNTTに陳情したとか言うニュースを見たな。あっさりスルーされたようだけど。

614 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2009/07/08(水) 17:02:57 ID:/714SHAy
伊賀地方を奈良県に入れて、奈良5区に。

622 名前:無党派さん[] 投稿日:2009/07/08(水) 17:04:34 ID:XYeB7+pX
町田は多摩との、相模原は横浜との結び付きがないもんなあ。

628 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2009/07/08(水) 17:05:27 ID:fL8ArcVh
>597
徳島のほうが関西に入りたがっている状態だから、県の枠組みに淡路島を徳島側へ組み入れるより徳島を西近畿州か関西州に編入したほうが早いかもね。

>606、>608
経済力のある岡山に食わせてもらうほうが正解だったのは確かかも。
三重県の場合は伊賀と松阪市以南は関西圏と言ってもいいような気がする。

633 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2009/07/08(水) 17:07:03 ID:/714SHAy
>628
徳島は、関西の準キー局見れるからなあ。
だから、後藤田夫人は関西ローカル番組に積極的に出演。

649 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2009/07/08(水) 17:10:05 ID:fL8ArcVh
>614
伊賀の人口は17万人しかいないから、おそらく奈良4区に編入される気がする。
まあ三重県も兵庫県の但馬〜播磨同様完全に伊勢とは山でもって文化圏も分水嶺も別れてるよね。

>622
まあ愛知県も未だに尾張と三河でいろいろ揉めるし、長野県も長野と松本の仲は悪いまんまなぐらいだからねえ。

4418とはずがたり:2009/07/10(金) 16:45:04
<中国・四国>愛媛県

またかいっ!!

愛媛のニュース2009年07月10日(金)
合併協議休止申し入れへ 松野町長
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20090710/news20090710068.html

 北宇和郡松野町の阪本寿明町長は9日、町議会議員全員協議会で、法定の「鬼北町・松野町合併協議会」の協議休止を同郡鬼北町側に申し入れる意向を明らかにした。新町の人権業務に関する調整難航を理由に挙げており、財政的優遇措置が受けられる市町村合併特例法の期限(2010年3月末)内の合併は絶望的な情勢となった。
 阪本町長は取材に対し「鬼北町との合併をやり遂げるのが基本だが、現状では両町で人権業務の取り組みに大きな違いがある。時間をかけ合併の条件を整える必要がある」と説明。14日に実施予定の次回合併協までに開く合併協幹事会で休止を申し入れるとした。

4419千葉9区:2009/07/11(土) 11:58:06
<北関東>栃木県
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/news/20090710-OYT8T01354.htm
藤岡合併巡り二分 相手は佐野か 栃木地区か
佐野市との法定協是非26日に住民投票


説明会で合併の経緯を町民に話す永島町長(9日、藤岡町遊水池会館で)  藤岡町で16日、佐野市との法定合併協議会(法定協)設置の是非を問う住民投票が告示される。佐野市との「1市1町合併」、8月に調印式を控えた栃木地区の「1市4町(栃木、大平、藤岡、都賀、西方)合併」か。それぞれ町民グループが、ビラを配布したり、街頭での呼び掛けを行ったりして互いに支持拡大を競い、26日の投票に向けて町を二分する争いの様相となっている。(上地洋実)

 今回の住民投票は町民グループ「佐野市との合併を実現する会」(阿部博会長)が、有権者の約3割の4088人の有効署名を集めて直接請求した。同会のよりどころとなっているのが、町が昨年8月に行った町民アンケートだ。7割以上の町民が佐野市との合併を支持した。阿部会長は「生活圏や東北自動車道・佐野藤岡インター周辺の将来の発展性を考え、佐野市との合併が望ましい」と訴え、1市4町合併を進める町を「住民無視だ」と批判する。

 永島源作町長は昨年9月、「ごみ処理などの広域行政や下都賀郡というつながり、新設合併という条件を重視する」として1市4町の合併を進める方針を打ち出した。1市4町の法定協では、8月18日に合併調印式を行い、合併後は町役場を総合支所として残すことなどが決まっている。

 町は各地で住民説明会を開いて1市4町合併への理解を求め、町民グループ「1市4町の合併を実現する会」(吉村栄市会長)も発足した。

 アンケート以降、合併問題で町民の意思を直接問う機会はなく、両グループとも今回の住民投票について、「町民が『佐野市』か『1市4町』を選択することになる」と大きな意義を持つことを強調。永島町長も「住民投票は町政への信任を問うものになる」との認識に立つ。住民投票の結果によっては、「1市1町」と「1市4町」の法定協が並立することもありえる。

来月には町長選

 住民投票の2週間後には、町長選(8月4告示、9日投票)が控える。「町長選の争点も合併問題」との見方が大勢で、住民投票は町長選の前哨戦との意味合いが強い。

 永島町長は住民投票の結果にかかわらず、1市4町の合併を推進するとして、再選出馬を表明している。また、「佐野市との合併を実現する会」でも独自候補の擁立を模索中だ。

 住民投票の結果が出ても、町長選の行方次第では合併の方向性が二転三転する可能性もある。このため、両グループとも、住民投票と町長選の「2連勝」を目標に掲げる。

(2009年7月11日 読売新聞)

4420とはずがたり:2009/07/14(火) 12:29:32
<九州・沖縄>熊本県

熊本市が政令指定都市へ 隣接2町との合併議案可決 (07/13 12:31、07/14 01:56 更新)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/dogai/177000.html

 熊本市議会は13日、隣接する熊本県植木町、同城南町と合併する廃置分合議案を可決した。両町議会は既に同議案を可決しており、来年3月23日の合併が確実となった。熊本市は人口約68万人、植木町は約3万人、城南町は約1万9千人で、新熊本市は政令指定都市の人口要件70万人を超えるため、政令市移行が実現する見通しだ。

 熊本市が政令市となれば、来年4月の移行を目指す神奈川県相模原市に続き全国で20番目、九州で3番目となる。

 今後は、県議会の議決を経て、知事が総務相に届け出。官報告示をもって合併が正式に決まる。熊本市は2012年4月の政令市移行を目指しており、県や総務省と協議を進めることになる。

 幸山政史熊本市長は議会終了後、報道陣に「大きな区切りを迎え、大変うれしい。合併とともに政令市移行の準備を本格的に進めていく。九州の一体的な発展につなげていきたい」と述べた。

 同市は昨年、政令市の人口要件を緩和した新合併特例法の期限が切れる来年3月末までの合併を目指し、両町と協議会を設置。両町では6月、合併の賛否を問う住民投票が実施され、ともに賛成多数となっていた。

4421とはずがたり:2009/07/17(金) 15:30:46
<東海・甲信越>長野県

長野は合併進まなかったしね。

2009年7月14日(火)
「定住自立圏」で初の協定締結
長野県飯田市と周辺13町村
http://210.239.47.176/news/world/politics_kiji.php?i=nesp1247545130
2009年07月14日13時18分

 佐藤勉総務相は14日の記者会見で、複数の市町村が連携して地域活性化に取り組む「定住自立圏構想」に基づき、長野県飯田市と周辺13町村が同日付で定住自立圏形成協定を結んだと発表した。協定締結は全国初。

 飯田市などは今後、協定に基づき飯田市立病院を中核病院とする地域医療態勢の充実や地場産業の振興、高齢者の足となる公共交通ネットワークの整備などに取り組む。

 総務省は中心市の飯田市に対し年間4千万円程度、周辺市町村には各1千万円程度の特別交付税を配分して財政支援する方針。

 定住自立圏構想では、飯田市のほかに山口県下関市など全国24市が、人口4万人超などの要件を満たす「中心市」として構想推進に取り組むことを宣言しており、周辺自治体と協定締結に向けた調整を進めている。

4422とはずがたり:2009/07/18(土) 13:18:38
<北陸・信越>富山県

「特別参与会議」終了 富山市、合併4年で一段落
http://www.kitanippon.co.jp/contents/knpnews/20090711/23770.html
2009年07月11日 09:30

 富山市の合併前の旧6町村の首長らでつくる「特別参与」による最後の会議が10日、市役所で開かれた。合併からの4年を一段落ととらえて終了するもので、森市長は「今後も大所高所から助言をいただきたい」と要請した。

 特別参与は、施策に地域の実情を反映させるため平成17年4月の合併時に新設した役職。同年7月に初会合を開き、年2回程度、市政運営や各地区の事業などについて市幹部らと協議を続けてきた。

 この日は特別参与5人が出席し、小水力発電や治水、イタイイタイ病資料館などに関して意見を交わした。

 合併時に職務執行者を務めた中斉忠雄旧大沢野町長は最後の会議を終え、「これからも旧町村部に気配りして市政を進めてほしい」と話した。

4423とはずがたり:2009/07/19(日) 02:36:22
<東海・甲信越>

三遠南信 「広域地産地消圏に」 連携会議が初会合
2009/07/09
http://www.shizushin.com/news/local/west/20090709000000000066.htm

 静岡県遠州、愛知県東三河、長野県南信州地方の県境地域32市町村でつくる広域連携組織「三遠南信地域連携ビジョン推進会議(SENA)」(会長・鈴木康友浜松市長、事務局・同市)の初会合が9日、同市役所で開かれた。県境地域の行政、経済団体のトップが集まり、「広域的な地産地消圏の形成プロジェクト」など本年度の事業計画を協議した。
 SENAは歴史的につながりの深い同地域の一体的な地域振興を目指してスタートした「三遠南信サミット」の交流の成果を踏まえ、昨年11月に発足した。サミットで合意したプロジェクト「地域連携ビジョン」を推進する。
 初会合では、ビジョンを計画的に実施するための第1期工程表を確認するとともに、国交省の広域地産地消圏形成事業の実施を報告した。「三遠南信ブランド」の創出を目指し、商品化の可能性調査などに取り組む。
 会長の鈴木市長は冒頭のあいさつで道州制移行の可能性に触れながら「国と地方の関係の在り方が大きく変わろうとしている。地域連携は大きな意味を持ってくる」と強調した。

4424とはずがたり:2009/07/19(日) 02:48:06
<中国・四国>愛媛県
>>4418
これねぇ。。
>合併協議で最後までネックになったのは人権業務の相違だ。鬼北町が関係事業をすでに終えたのに対し、松野町は継続しており、調整がつかなかったという。新庁舎の位置問題が招いた03年の離脱時も背景に人権業務があったとされ、根深さを痛感する。

特集社説2009年07月11日(土)付 愛媛新聞
松野町 展望なき合併協議休止では
http://www.ehime-np.co.jp/rensai/shasetsu/ren017200907111208.html

 平成の大合併で当面、県内最後の懸案である北宇和郡松野町の合併作業が、頓挫するおそれが出てきた。
 松野町側の要請で、鬼北町への編入をめざして話し合いを進めてきた法定協議会について、当の松野町の阪本寿明町長が休止を申し入れる考えを明らかにしたためだ。
 協議は当初から難航、6月中としていた調印もずれ込んだ。高浜壮一郎副知事が町長を呼んで早期合併を促すに至り、県のいらだちを感じ取った町民は少なくなかろう。
 それにしても、目標期日の来年1月1日まで半年もない段階で混迷へ逆戻りさせるとなれば、町内外で大きく信用を失うのは必至だ。
 松野町には2003年、鬼北合併の枠組みから突如離脱した前歴がある。
 その後、前町長リコール運動、議会解散など町政は混乱をきわめた。ようやく実現した住民投票で町民は鬼北町との合併を選択、阪本町長もその推進を掲げて選ばれただけに、民意との食いちがいを問われるのは避けられまい。
 何より、将来像の見えない町民は不安にかられよう。

 鬼北町側の感情もある。
 合併再申し入れに当時の鬼北町長は「過去は問わない」と理解を示した。だが鬼北町側一部委員が協議を退席するなど、ただでさえ不信の根強さを印象づけていた折だ。
 財政優遇措置を盛り込んだ現行の合併特例法も来年3月で期限切れになる。協議再開の環境は厳しいだろう。
 その場合、当面単独での生き残りも考えるのか。そもそも基金の取り崩しでしのぐ財政状況で、それが可能か。
 町長は事情説明とともに、早急に展望を示すべきだ。
 合併協議で最後までネックになったのは人権業務の相違だ。鬼北町が関係事業をすでに終えたのに対し、松野町は継続しており、調整がつかなかったという。新庁舎の位置問題が招いた03年の離脱時も背景に人権業務があったとされ、根深さを痛感する。
 互いが接点を見いだす努力はなお粘り強く続けてほしいが、同時に、生い立ちのちがう自治体同士が一つになる難しさも考えさせられる。
 県は協議会に職員を派遣して後押ししてきた。全国屈指の合併先進県にした加戸守行知事の意向もあったろう。
 その知事は将来の宇和島圏域大合併にも意欲的だ。
 ただ、政府の地方制度調査会が合併を打ち切り、負の部分を検証するよう求めるなど風向きは変わりつつある。民主党も衆院選マニフェスト(政権公約)で自治体再編の数値目標化を見送った。

4425とはずがたり:2009/07/19(日) 02:48:31
<中国・四国>愛媛県

松野町長 合併協議の休止表明
http://mytown.asahi.com/ehime/news.php?k_id=39000000907110001
2009年07月11日

●鬼北と期限内は困難に

  松野町の阪本寿明町長は10日、朝日新聞の取材に対し、鬼北町との合併問題を協議している「鬼北町・松野町合併協議会」を一時休止するよう鬼北町側に申し入れる考えを明らかにした。阪本町長は理由について「人権施策の調整で行き詰まった。一時休止して猶予をいただきたい」 と説明している。これにより、合併自治体が財政優遇措置を受けられる合併新法の期限(来年3月末) までの合併は事実上、困難な状況になった。

  阪本町長は「人権業務・施策の調整が行き詰まっている中で、松野町の方向性を示さなければならず、見通しの立たない状況で合併協議会を続けるのは許されない。最終局面となる14日の合併協議会に臨むにあたり、苦渋の決断をした」 と述べた。さらに「松野町から申し入れた合併であり、編入合併が決まっているが、4600人の町民を預かっている。主張すべきは主張し、円満で悔いのない合併でなければ将来に禍根を残す」 と加えた。

  休止の意向は9日の町議会議員全員協議会で、阪本町長が「人権業務の問題がネックになり、接点が見いだせない。ここで一端、合併協議会の休止をお願いするという考え方で14日の合併協議会に臨みたい」 と表明し、理解を求めた。しかし、早期合併を目指す議員たちは「住民投票で鬼北町との合併を選んだ民意を無視している」と反対の声を上げ、「休止もやむを得ない」 とする議員もいて紛糾し、結論は得られなかった。

  町内では、阪本町長が昨年11月の町長選で合併実現を掲げて初当選したことから「公約違反」 と批判する声もある。この点について、阪本町長は「政治生命をかけて合併をやり遂げると言ったが、今でも合併をあきらめたわけではない。公約には合併協議に誠心誠意尽くすことを掲げており、合併の環境を整え、より良い合併を目指す信念に変わりはなく、公約違反ではない」 と話した。

  一方、鬼北町の甲岡秀文町長は「今回の合併は松野町から申し入れられ、合併協議会を立ち上げて協議してきた。このような状況になったのは残念だ。合併に向けて難しい、と言うのなら文書にしてもらい、合併協議会幹事会に諮って検討したい」 と述べた。

4426とはずがたり:2009/07/19(日) 02:49:05
<中国・四国>愛媛県
>>4424-4426

鬼北町と松野町 合併協議を休止 愛媛
2009.7.15 02:30
http://sankei.jp.msn.com/region/shikoku/ehime/090715/ehm0907150231000-n1.htm

 愛媛県鬼北町と松野町の合併を協議する会合が14日開かれ、協議の休止を決定した。人権業務で一致点が見いだすことのできないとして、松野町の阪本寿明町長が13日、鬼北町の甲岡秀文町長に文書で中止を申し入れた。

 松野町は平成15年11月、現在の鬼北町にあたる旧広見町と旧日吉村との合併協から離脱し、合併先をめぐって町政が混乱した。19年5月、合併先について鬼北町か宇和島市かを問う住民投票が行われ、住民は鬼北を選んだ。松野町は同年6月、鬼北町に編入合併を申し入れ、20年4月に両町は合併協を設置。来年1月1日の合併を目指し、60項目の協議を行い、59項目については合意していた。

 目標時期の合併は実現不可能となったが、「(合併協の休止)期限は22年3月31日までとし、それまでに松野町において再会できる状況が整わない場合は廃止する」との文面が追加された。

 阪本町長は「合併をあきらめたのではない。町民と話し合い、方向性を見いだせればよいのかと思っている。円満な形で合併をすべきとの決意は変わっていない」と話している。」

愛媛のニュース2009年07月17日(金)
県職員引き揚げへ 鬼北・松野町合併協休止
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20090717/news20090717173.html
 北宇和郡鬼北町の甲岡秀文町長と同郡松野町の阪本寿明町長は16日、県庁を訪れ、両町の合併協議会が休止に至った経緯などを高浜壮一郎副知事に報告した。高浜副知事は会談後、県が派遣している合併協事務局長について、県に復帰させる意向を明らかにした。
 一方、甲岡町長は合併協議に関し「鬼北町としては再開に向けた取り組みはしない」との考えを表明した。

4427貞治:2009/07/19(日) 19:27:10
倶知安のパチンコ屋(ナポリ)と(ドラゴン)は連日、卑劣極まりない遠隔行為で客から金騙し取って、破産、自殺者が相次いでます。おまけに客から大量の金釣り上げて殺すんだから、もはやこれは殺戮のレベルでとてもじゃないが許されるべきものじゃあない。
法律上では「悪徳商法」「悪徳詐欺」になりますからね!
警察が気付いてないだけ!
これは、重大な問題ですぞ!

4428とはずがたり:2009/07/25(土) 21:38:50
<東北・北海道>岩手県
>>4440 >>4348 >>4298 ...

市町村合併:宮古と川井、県に申請 10年1月編入合併、最大面積の市誕生へ /岩手
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20090626ddlk03010022000c.html

 10年1月1日の編入合併を目指す宮古市の熊坂義裕市長と川井村の内舘勝則村長は25日、県庁を訪れ、達増拓也知事に合併の申請書類を手渡した。県は今後、県議会9月定例会で議決を得たうえで、総務省に届け出る。合併が実現すれば、新宮古市は県内で最大面積の市となる。

 任期満了の7月2日で引退する熊坂市長は懇談で「一生に残る経験をさせてもらった」と充実感をにじませた。内舘村長は「合併して終わりではなく、一体感ある街づくりを始める」と述べた。達増知事は「県も応援していく」と応じた。

 また、28日投開票の宮古市長選について、熊谷市長は「3候補は合併を前向きにとらえている。私たちの計画を確実に実行してもらえると思う」と述べた。【狩野智彦】

毎日新聞 2009年6月26日 地方版

4429とはずがたり:2009/07/27(月) 10:50:28
<九州・沖縄>熊本県

地域スレかなぁ

植木町議16人決まる 共産、激戦で議席失う
2009年07月27日
ttp://kumanichi.com/news/local/main/20090727002.shtml

 任期満了に伴う植木町議会議員選挙は26日投開票され、新議員16人が決まった。当選者の内訳は現職12人、新人4人。党派別は公明1、無所属15。

 今回から定数は4減され、町議任期は熊本市との合併に伴い新市発足(来年3月23日)までの約8カ月間となった。これに対して現職15人、新人7人の計22人が立候補。激しい競り合いの結果、共産党は議席を失った。

 植木町議会は熊本市との合併をめぐって賛否両派が激しく対立してきた。しかし、合併の是非を問う6月の住民投票で賛成多数となり、焦点は合併後の地域振興策に移った。

 各候補は、合併後のまちづくりや町内の基盤整備事業を盛り込んだ新市基本計画の着実な実行、合併に伴う不安解消の推進などを訴えた。

 当日有権者数は2万4669人(男1万1643人、女1万3026人)。投票率は66・27%で、前回(72・70%)を6・43ポイント下回った。(浪床敬子)

 ◇植木町議選開票結果
(定数16−22)選管最終
当1,376園川 良二52公現
当1,191野中 麗子62無現
当1,162田中 忠正65無新
当1,102大橋 健介61無新
当  975嶋村 光雄68無新
当  899小山 逸利61無新
当  868森  勢剛74無現
当  861小佐井賀瑞宜46無現
当  800田上 謙治68無現
当  714安達 俊昭71無現
当  702大杉 忠義71無現
当  692住野 弘行56無現
当  679林田 敏生54無現
当  618牧野 光明62無現
当  592泉田 義和70無現
当  586田内 新一52無現
    567小佐井泰之54無現
    545池部 知子34無新
    484松山 邦夫55共現
    451石田 高博51無現
    178田中 昭雄63無新
     51上妻 誠也54無新

※案分票の小数点以下は省略しました。

4430とはずがたり:2009/07/27(月) 19:01:16
<中国・四国>愛媛県

再開を要望するだけでは無責任で,新町の同和事業をどうすべきかと云う視点が必要ではないか。

愛媛のニュース2009年07月27日(月)
松野町長に合併協議再開要望へ 住民が集会
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20090727/news20090727309.html

 北宇和郡鬼北、松野両町の合併協議会が人権業務の調整がつかず休止となったことを受け、松野町の住民グループが26日、同町吉野の吉野生交流促進センターで「松野町と鬼北町との合併実現への集い」を開催。阪本寿明松野町長に対し、27日から始まる住民説明会で合併協議の再開を要望することを確認し、署名活動も始めた。
 「松野の今を考える会」(金谷透会長)が主催し、町民ら約200人が参加。金谷会長は「阪本町長が申し入れた合併協議休止は、公約を忘れ町民を無視した暴挙。住民説明会で再開を要望しよう」とあいさつ。意見交換では阪本町長に対し「協議休止は寝耳に水。怒りを感じる」「休止を取り消し、合併成就を」などの声が出た。
 取材に対し金谷会長は「1000人を目標に署名を集め、(住民投票などで示された)民意である鬼北町との合併の協議再開を町長に促したい」と話した。

4431千葉9区:2009/07/28(火) 21:49:04
>>4246>>4317
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20090728ddlk12010152000c.html
市町村合併:本埜村議会招集、村長見送る 地方自治法違反の疑い /千葉
 本埜村と印西市、印旛村との合併問題を巡り、合併に消極的な態度を示してきた本埜村の小川利彦村長(63)に同村議会が村長不信任決議案提出のため臨時議会を開くよう求めたところ、小川村長は期限の27日、議会招集を見送ったことを明らかにした。会見した小川村長は「合併へ向けての大事な時期に政治的混乱を避けるためにも不信任案の可決はあってはならない」と説明。合併の是非については「8月30日に住民意識調査を行う」と説明した。

 合併を進める住民グループが6月末、有権者の約73%にあたる5013人分の署名を小川村長に提出した。しかし、小川村長は「1カ月後の村民の意見はわからない」などとして、合併に否定的な態度を示した。

 これを受けて村議会は今月7日、小川村長に対し、村長不信任決議案を諮るための臨時議会の開催を要求した。地方自治法は「請求のあった日から20日以内に臨時会を招集しなければならない」と定めている。

 招集見送りは同法に抵触する可能性があるが、小川村長は27日の会見で「法律的なことはよくわからない」などと話し、進退については「合併の決着がついた時にしかるべき責任を取る」と語った。今後、8月10日をめどに村議会と住民意識調査の具体的な方法を検討するという。【斎川瞳】

4432とはずがたり:2009/07/29(水) 01:54:51
>>4431-4432
<首都圏>千葉県

符号添付♪

序でにコメントしとくとこれって罰則無いみたいですが地方自治法上の重要な欠陥な気もしますね。

2009-07-18
「地方自治」の根本精神に挑戦する本埜村長
http://d.hatena.ne.jp/chibanew/20090718/1247921493

4433とはずがたり:2009/07/29(水) 01:58:20
<北関東>群馬県

長野原ではなく中之条なんですねー。太子〜長野原の貨物線復活きぼんw

更新日時: 2009年7月28日(火) AM 07:11
●合併問題を町民に説明 六合提案で中之条町
http://www.raijin.com/news/a/28/news05.htm

中之条町役場で開かれた町民説明会

 中之条町は27日夜、六合村からの合併協議会設置の申し入れについて、町役場で町民説明会を開き、入内島道隆町長が経緯や考えを示した。

 入内島町長は、両町村の財政状況や吾妻郡の将来像など踏まえ、「将来の吾妻を考えた中で決めるべき」「六合村は人も自然も素晴らしい」と話し、「一つの地域をつくっていくのが将来的に最適と思う」と語った。

 出席した約90人の町民からは「観光、文化面からも六合村は魅力的」「これからは助け合いが大切」といった意見が出される一方、「メリットがあるのか」などの質問も出された。説明会は31日まで町内5会場で行われる。

 六合村は6月12日、中之条町に合併協議会の設置を申し入れている。

4434とはずがたり:2009/07/31(金) 04:00:00
全国の町数、市を下回る=合併進展で来年3月に−総務省
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090730-00000110-jij-pol
7月30日18時52分配信 時事通信

 総務省は30日、長野市などの市町村合併4件を31日付の官報で告示すると発表した。現在、全国には783の市、801の町があるが、今回を含めた市町村合併の進展により、来年3月31日時点で町は782に減り、783の市を下回ることが確定した。同省によると、町の数が市を下回るのは、市町村制度が定められた1889年(明治22年)以来初めて。

4435とはずがたり:2009/07/31(金) 04:02:25
<東海>
定数3となれば民主が二人だそうとするかね?それとも定数2になるか?
定数減った方が自民を減らせそうだ。。

市町村合併:榊原・西尾市長、9月にも住民説明会−−3町との合併で /愛知
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090728-00000042-mailo-l23
7月28日12時0分配信 毎日新聞

 西尾市の榊原康正市長は27日の記者会見で、一色、吉良、幡豆の3町との合併について、早ければ9月にも住民説明会を開催する意向を明らかにした。
 1市3町は職員各2人を派遣し、8月3日に西尾市役所内に合併推進プロジェクトチームを発足させる。榊原市長は、これまでの合併の取り組みについて「なぜこんなに遅すぎたのかと危機感を持っている」と強調した。
 また、8月1日付で人事異動を実施し、汚職事件の影響による幹部職員の兼務を解消する。市は4月に幹部の人事異動を凍結し、企画部長が監査委員事務局長、教委教育部長が福祉部長、建設部長が市民部長を兼務していた。榊原市長は「異常事態だった」とし、事件について「調査する気持ちはない。敗者にむちをうつようなことはしない」と述べた。【中村宰和】

7月28日朝刊

西尾市 定数2−無投票
氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
○ 川上 万一郎 62 自民=公明 現 6 党市支部長・(元)県議長
○ 榊原 康正 67 民主 現 4 織布業

幡豆郡 定数1−候補2 (選管確定)
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
当 17,139(65.4%) 浅井 喜代治 57 自民 現 2 農業
□ 9,081(34.6%) 小山 政男 64 無所属 新 (元)吉良町議

4436とはずがたり:2009/07/31(金) 04:05:27
<首都圏>埼玉県

市町村合併:住民提案の請求を否決−−鳩ケ谷市議会 /埼玉
http://mainichi.jp/area/saitama/news/20090717ddlk11010276000c.html
 鳩ケ谷市議会は16日、川口市との合併の是非を問う住民投票条例制定を求める市民の請求を否決した。市民団体が8269人の有効署名を提出したことを受け審議していた。木下達則市長は「合併協議開始を前に住民の意思を問う必要はない」と改めて合併推進の意向を表明した。【鴇沢哲雄】

4437とはずがたり:2009/07/31(金) 04:12:35

<首都圏>埼玉県

素晴らしい。利権屋自民はまともな選挙区改定しーやー。

市町村合併:久喜など4市町、廃置分合申請書を県に提出 /埼玉
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090723-00000091-mailo-l11
7月23日13時0分配信 毎日新聞

 久喜市と菖蒲、栗橋、鷲宮の3町は22日、10年3月に市町を廃止し、新たに久喜市を置くとする「廃置分合(合併)申請書」を県に提出した。4市町は5月28日に合併協定書に調印し、6月議会で合併を可決していた。申請書は9月の県議会に提出され、可決されると知事の決定で総務相に届け出がされる。
 上田清司知事は「ロマンを共有しつつ、将来のそろばん勘定もするという困難を乗り越えて、ここまでこぎ着けられた。県としても一生懸命応援させていただきたい」と話した。【西田真季子】

===================

【埼玉県合併に伴う県議会定数是正】
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1041771016/320-323
<[新]久喜市>久喜市7.1+栗橋町2.7+鷲宮町3.5+菖蒲町2.0=15.2 定数2となれば梅沢・樋口のどちからは落ちて民自で決まりであろう。
東5区 定数1−無投票(久喜市)
○ 樋口 邦利 59 自民 現④ 運輸会社役員
東12区 定数1−無投票<北葛飾郡栗橋町・鷲宮町>
○ 梅沢 佳一 53 自民 現② 青果業
東7区 定数1−候補2 (南埼玉郡宮代町、白岡町、菖蒲町)
当 21,990 岡 重夫 54 無所属=民主 新① (元)白岡町議
□ 17,835 遠藤 俊作 69 自民 現 物流会社会長

埼玉県議会選挙結果検討
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/7562-7581n
<自民党の党利党略によってねじ曲げられた県議選選挙区の正常化>
<自民過半数割れへの道>

4438とはずがたり:2009/07/31(金) 04:19:10
<北関東>栃木県

市町村合併:藤岡町の住民投票、あす投開票 佐野市との法定協設置を問う /栃木
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090725-00000111-mailo-l09
7月25日13時1分配信 毎日新聞
 佐野市との法定合併協議会(法定協)設置の是非を問う藤岡町の住民投票が26日、投開票される。投票は記入式で、佐野市との法定協設置に賛成する場合は、「賛成」と記入。反対の場合は「反対」と記入する。
 投票は26日午前7時〜午後8時、町内13カ所で。登録有権者数は1万4945人(6月2日現在)。【中村藍】

7月25日朝刊

町議の町田氏が出馬表明 栃木・藤岡町長選
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090725-00000032-san-l09
7月25日7時58分配信 産経新聞

 任期満了に伴い、8月4日告示、9日投開票される栃木県藤岡町長選で、同町議で歯科医師の町田祐氏(72)=同町藤岡=が24日、無所属で立候補することを表明した。「町長選には、佐野市との合併の受け皿となる候補者が必要」と出馬の理由を語った。

 同町長選では、栃木市など1市4町での合併を進める現職の永島源作氏(72)=がすでに立候補を表明。町田氏は、佐野市との合併を進める立場で、合併の枠組みを争点に一騎打ちとなる公算が大きくなった。町田氏は平成11年に町議に初当選、現在3期目。

最終更新:7月25日7時58分

4439とはずがたり:2009/07/31(金) 04:20:22
<北関東>栃木県

ありゃりゃ。佐野との合併が民意だと思ってたけど。現実的な冷静な対応か。こうなったら栃木を栃木県の中心都市としてもり立てて行きたい。

佐野市との合併「反対」多数 栃木・藤岡町住民投票 町田氏は町長出馬取りやめ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090728-00000036-san-l09
7月28日7時56分配信 産経新聞
 栃木県佐野市との法定合併協議会の設置の是非を問う同県藤岡町の住民投票が26日行われ、開票の結果、「反対」が6595票と、「賛成」3365票を大きく上回り過半数を占めた。佐野市との法定協は設置されず、町が栃木市などと進めている1市4町の合併協議が信任された形だ。

 当日有権者数は1万4735人で、投票総数は1万70票。投票率は68・34%だった。2倍近い差がついたことで、8月9日に投開票される町長選にも大きな影響を与えそうだ。

 栃木市と藤岡、西方、都賀、大平の4町は合併期日を平成22年3月29日と決めており、8月18日には合併調印式を予定している。結果を受けて、会見した永島源作町長は「結果は、町民が1市4町の合併に期待していることの表れ。期待に応えるような町づくりに努めていきたい」と述べた。

 また、法定協の会長でもある日向野義幸栃木市長は「これまでの取り組みが支持され、安堵(あんど)している。『新生・栃木市』の誕生に向けて、協議を進めていきたい」とコメントを出した。

 住民投票をめぐっては、投票を請求した住民グループ「佐野市との合併を実現する会」(阿部博会長)と、1市4町での合併を推進する住民グループ「1市4町の合併を実現する会」(吉村栄市会長)がそれぞれの立場から町民に訴えてきた。

     ◇

 9日投開票の藤岡町長選で、出馬表明していた同町議で歯科医師、町田裕氏(72)が27日、「出馬を取りやめる決断をした」と産経新聞の取材に答えた。26日の住民投票で、佐野市との法定協設置への反対が過半数を占めたことを受けて、佐野市との合併を進める立場の町田氏は「今回の結果は、町民が判断したこと。これ以上、町民を混乱させるわけにはいかない」と述べた。

最終更新:7月28日7時56分

市町村合併:藤岡町住民投票 「佐野市と反対」多数 /栃木
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090727-00000118-mailo-l09
7月27日13時1分配信 毎日新聞
 ◇1市4町合併協、来月18日調印
 佐野市との法定合併協議会(法定協)設置の是非を問う藤岡町の住民投票が26日行われ、即日開票の結果、同市との法定協設置に「反対」とする回答が6595票と多数を占めた。同市との法定協設置に「賛成」とする回答は3365票にとどまった。
 投票資格者は20歳以上の藤岡町民で、当日有権者数は1万4735人。投票総数は1万70票、投票率は68・34%だった。住民投票の結果、町が進める1市4町(栃木市と大平、藤岡、都賀、西方の各町)での合併協議は町民の支持を受けた形で8月18日の調印式を迎えることになった。
 1市4町での合併を求める住民団体「1市4町の合併を実現する会」(吉村栄市会長)事務所では、反対票が多数との連絡が入ると、集まった住民から一斉に拍手が起こった。
 また、栃木地区合併協議会長の日向野義幸・栃木市長は「これまでの広域行政の取り組みや1市4町での合併協議の内容を多くの町民の皆様にご支持いただいたとして、安堵(あんど)している」とのコメントを発表した。【中村藍】
 ◇議論積み重ね評価
 藤岡町の住民投票で、佐野市との法定合併協議会(法定協)設置を求める回答が少数にとどまったことは、消防やゴミ処理など広域行政を共有する栃木地区の1市4町での合併が望ましいと考える町民の現実的な判断を示したといえる。
 町が08年8月に実施したアンケート(回収率64・96%)では、全世帯数の約4割に当たる約71%(2382世帯)が佐野市との合併枠組みが望ましいと回答。1市4町は約19%(628世帯)に過ぎなかった。住民投票で逆の結果となったのは、対等合併を前提に半年以上にわたり行われてきた1市4町の法定協での議論の積み重ねを町民が評価した結果ともいえる。
 住民投票の結果は、任期満了に伴う同町長選(8月4日告示、同9日投開票)に向け、1市4町での合併を推進する永島源作町長にも追い風となりそうだ。1市4町合併推進派が“連勝”すれば、県最南端の町を二分した合併論議はようやく収束に向かう見通しだ。【中村藍】
………………………………………………………………………………………………………
 反対 6595
 賛成 3365
 =開票率100%

7月27日朝刊

4440とはずがたり:2009/07/31(金) 04:24:34
<中国・四国>愛媛県
>>4424-4426,4430
苦渋の期限付き休止か。

市町村合併:合併協、期限付き休止決める 阪本・松野町長申し出 /愛媛
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20090715ddlk40010388000c.html
 鬼北町・松野町合併協議会の第17回会合が14日、鬼北町の広見体育センターで開かれた。

 会合で阪本寿明・松野町長から合併に対する同町内の意思統一を図ることができないとして協議会の休止の申し出があったことが報告された。この申し出を協議した結果、協議会を休止することを決め、期限を10年3月31日までとした。それまでに松野町において再開できる状況が整わない場合は廃止するとする“期限付き休止”を賛成多数で確認した。

 阪本町長は「人権業務で一致点が見いだせない状況で、苦渋の決断をした」などと説明した。各委員からは「大変腹立たしい。残念だ」「松野町に不信感を抱いている」「町長は努力を」などの厳しい意見が相次いだ。

 合併協議は松野町が申し入れ、昨年4月に初会合が開かれた。協議会は全60協議項目のうち10年1月1日を合併目標とするなど59項目を確認したが、残る1項目の「人権業務」を巡っては両町の人権同和行政などに対する路線の違いから調整が難航し、提案ができないままだった。

 協議会後に会見した甲岡秀文・鬼北町長は「松野町は重く受けとめて再開への努力を貫いてほしい」と述べ、阪本町長は「説明責任を果たし町民の意見を集約したい」などと話した。【川上展弘】

毎日新聞 2009年7月15日 地方版

4441とはずがたり:2009/07/31(金) 04:26:49
<近畿>和歌山県

選挙:那智勝浦町長選 9月13日投開票 住民投票は来月9日 /和歌山
http://mainichi.jp/area/wakayama/news/20090714ddlk30010381000c.html

 那智勝浦町の選挙管理委員会は13日、既に決定していた町長選の日程(9月1日告示、同6日投票)を変更し、9月8日告示、同13日投開票とすることを決めた。また、新宮市と進める合併の賛否を問う住民投票の日程は、8月4日告示、同9日投開票と決めた。総選挙と合わせ1月半の間に3回の選挙を行うことになった。

 選管委によると、町長選は、住民投票の結果次第で立候補予定者の準備や動向が左右される点を考慮し、1週間延ばしたという。住民投票は、投票用紙に賛成の場合は○を、反対は×を記入する。6月1日現在の選挙人名簿登録者数は15260人(男7013人、女8247人)。【神門稔】

毎日新聞 2009年7月14日 地方版

4442とはずがたり:2009/07/31(金) 04:29:56
<東海・甲信越>長野県
>>4421

定住自立圏構想:飯田市など14市町村、調印 連携し活性化図る /長野
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20090715ddlk20010029000c.html

 下伊那郡内町村が飯田市を中心に分野ごとに連携して地域活性化を図り、人口減少に歯止めをかける「定住自立圏構想」の協定調印式が14日、同市内で行われた。協定を結んだのは同市と松川町、下条村、泰阜村町など14市町村。

 同構想は医療、福祉、産業振興、公共交通などを中心市が整備。自然環境や農業など食料生産などを周辺町村が担い、相互連携しながら圏域として活性化を図っていく。

 大都市への人口流出を防ぐことも目的とされる。同構想は、平成の大合併を選択しなかった自治体に対する国の新たな地域振興策。

 調印式には14市町村の首長が出席。中心市となる飯田市の牧野光朗市長は「若者が定着し、多彩な人材が将来にわたって往来し、活力と魅力にあふれる定住自立圏を構築していきたい」と抱負を語った。協定締結後は、具体的な構想のあり方を規定する「圏域共生ビジョン」を策定して、具体的な取り組みを詰める。【仲村隆】

毎日新聞 2009年7月15日 地方版

4443とはずがたり:2009/08/01(土) 07:53:00
道州制導入、慎重に対応を=兵庫など8知事が要請
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200907/2009073000942&amp;rel=j&amp;g=pol

 福井、兵庫など8県知事が30日、道州制導入に慎重な対応を求める要請文を自民、民主、公明3党に提出した。文書は各知事の連名ではなく、8県が個別に作成。各県は「府県域を超える広域課題は道州制を導入するまでもなく、現行制度で解決可能。(道州制が)国の行財政改革や財政再建の手段とされてしまう」(兵庫)、「道州制をいかに進めるかという方法論のみが先行することは、分権の観点から大いに懸念される」(福井)などと指摘した。
 ほかに文書を提出したのは山形、福島、石川、三重、滋賀、奈良の各県知事。衆院選マニフェスト(政権公約)の作成・公表が進む中、「道州制の議論が中央集権の強化や地方切り捨てになる可能性もある」として、福井、兵庫両県知事が呼び掛けた。 (2009/07/30-19:58)

4444とはずがたり:2009/08/04(火) 21:46:40
<中国・四国>島根県

>2日に投開票が行われた斐川町の出直し町長選は、出雲市との合併推進を掲げた前職の勝部勝明氏(69)=無所属=が、新人で前副町長の伊藤繁満氏(62)=同=を破り、再選を果たした。

選挙:斐川町長選/斐川町議補選 出直し町長選、「合併推進」勝部氏再選 /島根
http://mainichi.jp/area/shimane/news/20090804ddlk32010581000c.html
 ◇議会過半数が単独町制派、議論進展は不透明

 2日に投開票が行われた斐川町の出直し町長選は、出雲市との合併推進を掲げた前職の勝部勝明氏(69)=無所属=が、新人で前副町長の伊藤繁満氏(62)=同=を破り、再選を果たした。勝部氏は、最大の争点だった出雲市との合併について「意思をくみ取って、合併に向かって進んでいきたい」と語り、現行の合併特例法の期限が切れる来年3月までの合併を視野に合併問題に取り組む考えを改めて示した。だが、町議会は最大会派「平政クラブ」など、単独町制継続派が依然として過半数を占めており、合併に向けた前向きな議論が進むかどうかは不透明だ。

 2日午後10時48分、当選確実の知らせを受け、同町荘原町の事務所に現れた勝部氏は、支持者の大きな拍手で迎えられた。勝部氏は「町民にいただいた支持に従って今後全力で出雲市との合併に向かっていく」とあいさつ。祝福に駆けつけた長岡秀人・出雲市長も「最終的なゴールにはまだ何段階もあると思うが、2人で力を合わせていきたい」と力を込めた。

 一方、伊藤氏は落選が決まると同町上庄原の事務所で、「今回の選挙、しっかりと訴えてきたつもりだが、有権者の心をつかむことができなかった」と支持者に頭を下げた。

 勝部氏は一夜明けた3日、自宅で会見。合併までの具体的な日程は示さなかったが、合併特例法の期限に触れ、「それに向かって進んでいきたいというのは選挙戦でも話した。その気持ちに変わりはない」と話した。また、単独派の議員が多数を占める議会については、「最も新しい民意は合併に向かっている。このことは重く受け止めていただかなければならない」と語り、単独派を牽制(けんせい)した。

 一方で平政クラブの北脇捷利幹事長は「現実として受け止めざるを得ないが、(伊藤氏が獲得した)8000票の思いもある。それを踏まえて方向性を決めていきたい」と語った。

 また、同時にあった町議補選は、無所属新人の坪田揚子氏(66)が初当選した。【細谷拓海、御園生枝里、岡崎英遠】
==============
 ◆開票結果=選管最終発表
当 9922 勝部勝明 69 無前
  8241 伊藤繁満 62 無新
==============
 ◆開票結果
 ◇斐川町議補選(改選数1−2)=選管最終発表
当 10193 坪田揚子 66 無新
   7501 池淵栄助 68 共新
==============
 ◇斐川町長選
勝部勝明(かつべ・かつあき) 69 無前(2)
 [元]町長[歴]県立生涯学習推進センター所長▽島根農大

毎日新聞 2009年8月4日 地方版

2区自民陣営に衝撃 斐川町長選、党系列町議擁立の伊藤氏敗戦 '09/8/4
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1240552224/2917

2009衆院選:2区 出直し斐川町長選 合併是非が争点 /島根
勝部氏が再選 斐川町長選 '09/8/3
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1224913247/309

4445千葉9区:2009/08/09(日) 18:54:47
http://www.sakigake.jp/p/special/09/kokusei/kokusei_07.jsp
迫る衆院選 国政のはざまで[県内リポート]
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 「経済対策が受注増につながっている感覚はない。将来の方向性が見えれば耐えられるが、いつまで我慢すればいいのか」

 昨秋以降の景気悪化を受けて相次いで実施された国の経済対策について話す秋田市の住宅建設会社社長(56)の表情は晴れない。住宅着工が落ち込む中、消費者保護や環境問題対応のための法改正に対応していくには、人的負担も大きい。「結局、(人材が豊富な)大手向けの優遇ではないか」とも感じている。

 東京商工リサーチ秋田支店によると、2008年度の県内企業倒産件数(負債総額1千万円以上)は前年度比4件増の121件。このうち負債総額10億円以上の大型倒産は昨年9月までに9件だったが、同10月からことし3月までは1件だった。同支店は「国や県の金融政策の効果が表れている」とする一方、「資金調達難に陥った小規模業者の淘汰(とうた)が水面下で進んでいる」とみる。

 ◇    ◇

 経済対策の一環として、昨年12月に創設された中小企業緊急雇用安定助成金制度。従来の制度に比べ中小企業への助成金支給要件を緩和し、助成率を引き上げた。秋田労働局職業対策課によると、申し込み受け付け開始から半年以上がたった今でも、県内で毎月300件から400件の申請がある。

 一方で、書類作成など手続きの煩雑さなどから、小規模企業を中心に利用が進んでいないという実態がある。


秋田労働局と厚生労働省関係団体が開いた助成金の説明会。参加者たちは熱心に資料を読み込んでいた=7月30日、秋田市
 先月30日に同市で開かれた、厚生労働省と関連団体の各種助成金の相談会。労働局の担当者に助成金利用について相談した旅館業の女性(50)は「手続きが簡単ではない。もう少し相談しやすければいいと思う」と話した。

 宿泊客が減る冬場の休業について相談したが、「季節的な変動による休業は対象ではない」と告げられた。制度上はその通りだが、「売り上げ減などの要件は満たしているはず」と話す女性の姿に零細業者の苦しさがにじみ出た。

 同市の鋳造業男性(66)は「助成金や金利を優遇する金融政策はありがたいが、それだけでは傷口を広げるだけ。公共工事には批判もあるが、景気が持ち上がらないと意味がない」と話し、測量設計会社を経営する男性(57)も「国の経済対策は一時的な延命治療。将来は増税の形で返ってくるかもしれないが、今は目先のことしか考えられない」と、余裕のない現状を話す。

 ◇    ◇

 国の対策に納得できない気持ちを抱えながらも、日々の経営に追われる中小零細企業経営者。あまりにも厳しい現状に、政治に対して「仮に政権が変わっても、大きな変化は望めない」「閉塞(へいそく)感を打開する方向性は示してほしいが、期待はできない」と冷めた見方が広がっている。

 中小企業緊急雇用安定助成金
売上高や生産量などが一定規模以上落ち込んだ中小企業が従業員の一時的な休業や教育訓練などを行う場合、休業手当や賃金に相当する一定割合の額を国が助成する制度。従来の雇用調整助成金制度を中小企業向けとして、昨年12月に新たに設けられた。
(2009.8.4付)

4446千葉9区:2009/08/09(日) 18:57:50
↑間違えた
http://www.sakigake.jp/p/special/09/kokusei/kokusei_08.jsp
迫る衆院選 国政のはざまで[県内リポート]
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 「あの時は国も県も合併しなければ、やっていけないという話だったが、合併しなくてもやっていけてるじゃないか」。市町村合併に伴って引退した県南の元町長は言う。「平成の大合併」で県内市町村は69から25に減った。減少率は全国9位という高さだ。

 合併が進んだ時期は、小泉政権による三位一体改革と重なり、地方財政は急激に逼迫(ひっぱく)した。改革により国から地方へ3兆円規模の税源移譲があったが、逆に地方交付税は5兆1千億円、国庫補助負担金も4兆7千億円減らされた。県内市町村への交付税は、2003年度に2136億円だったが、04〜06年度の累計で475億円削減された。


 市町村の台所事情が合併を後押しした形だが、合併推進の発想自体が国の財政危機に端を発している。国は当初、自治体に有利な合併特例債など“アメ”をちらつかせて合併の機運を高めたが、やがて交付税削減という“ムチ”の厳しさが目立つようになる。

 アメのはずだった特例債発行の動きは鈍い。発行可能額に対する発行済比率が県内で最も低い潟上市の鈴木司企画政策課長は「地元負担が約3割といっても、借金に変わりはない」と慎重だ。

 特例債に限らず、国の財政支援策のほとんどが時限措置。交付税の算定替えもその一つだ。合併後10年間は、合併前の旧市町村ごとに算定される交付税額の合計を下回らないようにし、その後5年間で段階的に優遇措置は解消される。この間に行財政の効率化を進め、安定した財政を実現してもらうのが国の狙い。

 自主財源に乏しい自治体にとって、人件費の縮減は限られた効率化の手段。合併により、首長ら三役や市町村議会議員、教育委員会などの委員は計1734人減り、44億円削減された。03年と08年を比較すると、職員は10・6%に当たる1216人減った。


 県内で唯一、郡市一体の合併を実現した横手市。旧十文字町の総務課長を経て町議会議員を務めた菊地勝夫さん(71)は「旧町より国民健康保険税が上がるなど住民サービスは低下し、合併メリットは見えない。住民目線に乏しい」と合併には今も否定的。合併協議会事務局長だった鈴木信好総務企画部長は「公共施設共有などでメリットが出始めている」としながらも「財政はこれから」と話す。

 単独立村を選んだ東成瀬村の佐々木哲男村長は「財政の視点だけから地方分権を論じるのは問題。地方分権とは国の権限と財源を地方に移すこと。小さな自治体が生き残る道を考えることこそ必要だ」と、財政優先の地方分権論議に疑義を唱える。

 県内の市町が合併効果を十分に実感できないまま、基礎自治体としてのあるべき姿を模索する中、道州制などさらなる広域行政や基礎自治体をめぐる新たな議論がわき起こっている。

 しかし、自治の現場は合併後の足場固めに精いっぱい。三位一体改革の苦さも記憶に新しい。にわかに盛り上がる「分権論」が、国の財政再建や効率的統治の手段ではなく、真に地方を活性化させる仕組みなのかどうかを慎重に見極めようとする冷めた視線がある。

 合併特例債
合併した年度とその後の10年間、新たなまちづくりに必要な建設事業などに活用できる地方債。事業費の95%まで充当され、元利償還金の70%が交付税として還付される。発行額の上限は、合併市町村数や人口などで決まる。市町村合併を促すため、国が合併特例法に盛り込んだ優遇措置。

4447とはずがたり:2009/08/10(月) 21:31:10
<北関東>栃木県
自公vs民主の枠組みに注目。。

岩舟住民投票 きょう投開票 町長解職の是非問う
(8月9日 05:00)
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/politics/news/20090809/189867

 岩舟町の針谷育造町長の解職請求(リコール)の是非を問う住民投票が9日行われる。
 有効投票の過半数の賛成でリコールが成立し、針谷町長は失職する。リコールが成立すれば、首長のリコールは県内では初めて。
 住民投票の資格者は20歳以上の町民で、6月2日現在、1万5408人。


岩舟住民投票 町長のリコール成立、県内首長で初
(8月9日 22:27)
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/politics/news/20090809/190018

 針谷育造岩舟町長の解職請求(リコール)の是非を問う岩舟町の住民投票が9日行われ、即日開票の結果、解職賛成票が有効投票の過半数に達する5269票と、反対票を約700票上回り、針谷町長の失職が決定した。県内で首長のリコールが成立したのは初めて。出直し町長選は10日から50日以内に実施される。投票率は65・70%だった。

 今回の住民投票は、昨年夏の住民投票の結果を踏まえて佐野市と設置した法定合併協議会(法定協)に対し、針谷町長が協議1回目終了後の今年3月、休止を申し入れたのが発端。佐野市との合併推進派の町民や議員らが解職請求へ動き、6853人分の署名を添えて6月に町選管に本請求した。

出直し選は来月27日 岩舟町の住民投票 
(8月10日 05:00)
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/politics/news/20090810/190758

 岩舟町の住民投票で9日、針谷育造町長のリコールが成立した。50日以内に行われる出直し町長選挙は、9月27日の町議選と同日投開票で行われる。
 町長の職務代行者には町の新井博総務課長が就任する。
 出直し町長選には、「リコール投票の結果が大差にならない限り出馬する」と表明してきた針谷氏。この日の結果を受けて明言は避けたが、出馬への意欲は十分だ。一方、勢いづいた「町長の解職を実現する会」は候補者擁立を決め、11日に正式表明する段取りだ。
 この町長選で針谷氏が勝利した場合、7月に発表した「ローカルマニフェストに沿って「自立のまちづくり」を志向することになるが、対立候補が勝利すれば休止中の佐野市との法定合併協議会再開に向けて動きだすことになりそうだ。
 町長選は、30日に行われる衆院選の後の「自・公」と「民主」の町内対決とも目されている。
 同日選とも見込まれる町議選は、今回から定数4減の14人枠で争われる。針谷前町長派の新人が出馬の意向を示している。

4448とはずがたり:2009/08/10(月) 23:02:51

『選択』を聞く:09衆院選・京都/1 地方分権 /京都
http://mainichi.jp/select/seiji/09shuinsen/area/26/news/20090730ddlk26010367000c.html

 8月30日の投開票まで約1カ月と迫った衆院選。「政権交代」に大きな関心が集まる一方、地方分権や高齢者問題、医師不足、地球温暖化など我々を取り巻く課題は多い。いま、国政に何が求められているのか。各分野の専門家や現場で向き合う人たちに聞いた。

 ◆龍谷大法学部教授(地方自治論)富野暉一郎さん(65)
 ◇省庁の「人と権限」減らせ マニフェストで数値を

 ◆地方分権の観点で現状をどう見る?

 現状は新中央集権と言える。小泉改革の一環で00年に地方分権をし、財源も権限も得た独自の地域づくりが期待されたが、実現しなかった。まず、市町村合併が国の強力な指導、財政危機になるとの脅かしで行われ、地方の意欲や実質的な力がつかなかった。また、補助金や国の事業の負担金を減らして省庁の統制を外すことが必要だったのに、そうならかった。

 地方は財政が極端に厳しくなり、国に援助を求めている。国から次々といろんな改革を求められ、住民と相談しながら独自に考えて改革する余力がなくなった。補助金と中央の役人の数を減らし、国の権限を実質的に減らさないと地方は元気にならない。

 ◆原因として省庁の抵抗が大きいと言われるが、国会議員に何が求められるか?

 補助金や負担金の項目、省庁の仕事と役人の数を3〜2割減らす公約を立ててほしい。これまでどの政治家も腰が引けてできなかった。方向を決めるのが政治なのに、省庁の抵抗が強いとの前提ではだめだ。地方は予算のない中で仕事が増えながらも職員数を相当減らしてきたのに、省庁は本腰を入れてリストラをしていない。

 また、道州制や自治体数削減などの形だけではなく、国の職員数と中央省庁による統制を減らす中身の議論を。地方に金を回すとか、公共事業をやるというのは、中央依存の幻想をばらまくだけ。地方の金、地方の仕事に転換するのが基本だ。

 ◆道州制は?

 国の役人が3割、できれば半分は減るくらいに権限と仕事が移るのなら非常に意味がある。さらに、産業、環境、社会福祉政策が一つのユニットとして機能することが必要だ。例えば水系、空港や港湾などを国の直接管理から外せるのか。それには一定程度の大きさ、道州の規模がいる。人と財源と事業をきちっと移し、徴税権も国税優先ではなく地方税優先にするくらいの大胆な発想が必要だ。

 ◆有権者はどう判断すればいい?

 マニフェストでの分権の扱い方を見ることだ。例えば国家公務員の削減幅、権限や財源の移譲に数値も含めて触れているか。また、道州制への過程をどう示していくか。例えば関西連合のように産業界と自治体が組み、ゆるやかな連合から入っていくのは意味がある。いきなり全国でやるより、地域の主体的動きをベースに形成されていく、そんなプロセスを踏まえているかどうかだ。【聞き手・太田裕之】
==============

 ■人物略歴

 神奈川県逗子市・池子弾薬庫跡地への米軍住宅建設反対運動の先頭に立ち、84年から2期8年間、同市長を務めた。94年に島根大教授、99年から現職。

毎日新聞 2009年7月30日 地方版

4449癒しの斐川兆民:2009/08/11(火) 23:40:51
ふざけるんじゃないよ勝部町長の行政手腕は何もない???ゼロだよ
今まで何もしなかった勝部町長があわてて国へ陳情しても取り合ってもらえないよ***
そんなに官僚は馬鹿ではないよ。

4450とはずがたり:2009/08/12(水) 00:26:43
>>4449
合併を推進したがってる官僚が民意を踏みにじって合併反対する町議会の意向を取り合ってくれる程莫迦ではない,かもしれませんよ。

4451とはずがたり:2009/08/12(水) 01:52:39
<東北・北海道>山形県

政治経済メモ:新庄市・戸沢村合併協議会廃止 /山形
 (10日)
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20090811ddlk06010210000c.html

 新庄市と戸沢村がそれぞれ臨時議会を開き、法定の新庄市・戸沢村合併協議会廃止議案を可決した。戸沢村が村民意向調査の結果を受け自立を選択したため。戸沢村では、地方分権に対応した財政基盤の強化に努める▽農地基盤整備の推進を図る−−など7項目を求める付帯決議を付けた。渡部秀勝戸沢村長は「今後は、地に足をつけ頑張っていく」と語った。

毎日新聞 2009年8月11日 地方版

4452とはずがたり:2009/08/14(金) 17:59:34
<近畿>和歌山県牟婁地区
>>4384-4385>>4395>>4404>>4441
がっかりだが那智勝浦が新市名が新宮>>4301になる等新宮に吸収合併される様な形で纏まるとは到底思えなかったしね〜。
市役所は新宮に置きつつ市名は那智勝浦とかでもよかったぐらいだ。

市町村合併:那智勝浦町の住民投票、新宮市との合併「反対」 白紙の公算大 /和歌山
http://mainichi.jp/area/wakayama/archive/news/2009/08/10/20090810ddlk30010246000c.html
 ◇中村町長「結果尊重」

 新宮市と進める合併の賛否を問う那智勝浦町の住民投票は9日、町体育文化会館で投開票され、反対票が賛成票を大きく上回った。住民投票に法的拘束力はないが、中村詔二郎町長は「町民が示した反対の意思を厳粛に受け止め、結果を尊重したい」と述べ、合併協議は白紙に戻る公算が大きくなった。当日の投票資格者数は1万5067人(男6908人、女8159人)、投票率は69・89%だった。【神門稔】

 中村町長は「高投票率で意思を示した町民に敬意を表したい」とし、次期町長選への出馬については「あす新宮市の佐藤春陽市長と会い、その後考えたい」と述べた。

 合併を反対する議員の会、合併に反対する町住民の会などは「夢のない合併に対し住民は明確に『ノー』を突きつけた。選挙運動中は、住民が懸念していた財政不安の解消について説いて回った。町民は勝浦という町に強い愛着を持っていることを再認識した」。合併推進派議員の一人は「住民の不安をぬぐうだけの時間がなかった。グリーンピア跡地問題などを明確に処理しなかった町に批判が強く、その町が提案した合併にも町民は不信感を抱いたのでないか」とした。

 財政難に悩む両市町は今年1月に法定合併協議会を設置し来年3月23日の合併を目指してきた。合併すれば推進債の発行や職員の削減などで約30億円の効果があると試算していた。

==============
 ◇開票結果=選管最終発表
合併に反対 8165
合併に賛成 2307

毎日新聞 2009年8月10日 地方版

市町村合併:新宮市長、断念表明 「PR不足、理解深まらず」 /和歌山
http://mainichi.jp/area/wakayama/news/20090811ddlk30010287000c.html

 新宮市の佐藤春陽市長は10日、記者会見し、那智勝浦町との合併について、「今回は断念せざるを得ない」と表明した。

 佐藤市長は「残念だ。こんなに大差がつくとは思わなかった」と述べた。敗因について「なぜ合併が必要かという理解が深まらず、浸透しなかった。PRが欠けていたという点は実感した」とし、「今後、信頼関係を損なわないようにしたい」と語った。

 一方、同町の中村町長は10日朝、佐藤市長を訪ね、住民投票の結果を報告し、感謝とおわびの気持ちを伝えた。【神門稔】

毎日新聞 2009年8月11日 地方版

4453とはずがたり:2009/08/16(日) 01:20:38
<近畿>大阪府

河内長野千早赤阪 合併協議中断で府要請
村議会に可否まとめ求める
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/osaka/news/20090812-OYT8T00062.htm

 千早赤阪村と河内長野市の合併を巡り、一部村議の反発で、村と市でつくる合併協議会の協議が中断していることがわかった。府は11日の村議会全員協議会で、合併しなかった場合、2017年度に村が財政再生団体に転落する見通しであることなどを説明し、村議会として合併の可否をまとめるよう求める異例の要請を行った。

 府は合併後の新市に総額30億円の財政支援を表明、新たな道路整備などが計画されている。しかし、7月23日の合併協で委員の村議から「計画されている道路には需要がない」という声が上がったという。村議会は14日の特別委員会で、府の要請への対応を協議する。
(2009年8月12日 読売新聞)

4454とはずがたり:2009/08/16(日) 01:27:00
<近畿>大阪府
>>4453

市町村合併:河内長野市と千早赤阪村の合併、破談か 協議再開めど立たず /大阪
http://mainichi.jp/area/osaka/news/20090813ddlk27010246000c.html

 河内長野市と千早赤阪村の合併協議の再開にめどが立たず、今年度内の合併実現が危ぶまれている。協議の期限と想定した6月末を過ぎ、「合併の前提条件」としてきた府の支援策への認識の違いも表面化。松本昌親村長は14日の村議会特別委で議会の意思を再確認する考えだが、一部議員には協議を巡る不満も強く、破談の公算が高まっている。

 村側の申し入れで始まった協議は昨年末以降、「合併に伴う市民負担は認めない」とする市側が、府に支援拡充を求めて空転し、府が6月に計30億円の財政支援などを表明。これを受けた7月23日の協議会では、支援策や協議の進め方などを巡って村側の異論が相次いだことに市側が反発し、流会になった。

 背景には、村側に“村民不在”で協議が進んできた失望感があるとされる。府は今月11日、村が存続しても8年後に財政再生団体へ転落するなどとした財政見通しを示し、村側に協議継続を促したが、松本村長が「村の最終的態度は公開の場で決めたい」と申し入れ、特別委開催が決まった。

 貝長徹議長は「合併したい意思は変わらないが残り時間もなく、村民には既に厭戦(えんせん)気分が漂っている」と指摘。松本村長は「合併こそが村が生き残る唯一の道だが(協議継続への)期待は何%あるか……」と、厳しい見通しを示している。【武井澄人】

毎日新聞 2009年8月13日 地方版

4455とはずがたり:2009/08/16(日) 01:27:56
<中国・四国>山口県

言いたい!:’09衆院選やまぐち/6 市町村合併 /山口
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20090813ddlk35010217000c.html

 「平成の大合併」は地方分権の受け皿となる市町村の体力強化を目的に、国が推進した。99年に3232あった市町村は来年3月末で1758になる。県内では、56あった市町村のうち45が合併に参加。昨年3月までに20市町になった。

 合併には公務員削減などの効果もあったが、弊害も。面積が広くなり、行政の中心地から離れた地域では公共サービスが低下、各地域の特性も埋没した。首相の諮問機関「地方制度調査会」は既に合併の打ち切りを答申している。【取違剛】

 ◇過疎地を忘れないで−−豊北自治連合会長・河野寿昭さん(69)=下関市豊北町

 豊北など旧豊浦郡4町は05年、下関市と合併した。豊北では過疎高齢化が進んでいる。合併に伴って若い人が市街地に移り住むケースもあり、残るは年寄りばかりだ。

 年寄りばかりでは生活上、つらいことが多い。その一つが集落道路(市道)の手入れだ。道路を覆う樹木を住民が切るのだが、年寄りだけでは大変だ。合併前は町長が来て見てくれていたが、市にも一層の目配りをお願いする外ない。

 合併には行財政の効率化など効果もあったと思う。しかし、過疎地に残る人のことも忘れないでほしい。
 ◇地方への権限移譲を−−元県職員、前下関市議・香川昌則さん(46)=下関市幡生本町

 県職員時代に合併業務に携わった。市の財政面で一定の効果が現れるなど、価値はあったと評価している。

 ただ、県内の合併は中心の市と周辺の組み合わせがほとんど。小さな旧町村が個性を失った面はある。サービスが落ちたと感じる住民もいるだろうが、これは各自治体の努力で必ず克服できる。

 合併によって自治体には力が備わった。政権を取った党は、そうした自治体への権限と財源の移譲を進め、道州制論議も早めてほしい。そうすれば地方は国頼みでなく、自分の意思で動けるようになるはずだ。

〔山口版〕

毎日新聞 2009年8月13日 地方版

4456とはずがたり:2009/08/19(水) 08:41:55
<九州・沖縄>熊本県

政令指定都市の為に無理してるしねー

合併の旧富合町 「協議会委員報酬高過ぎ」 熊本市監査委が減額勧告
2009年8月5日 09:07
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/113341

 熊本市の監査委員は4日、同市と昨年10月に合併した旧富合町の合併特例区協議会委員9人の報酬(月額25万円)が高過ぎるとして、年内に勤務実態に見合った報酬に減額するよう特例区長に勧告した。総務省によると、合併特例区を設けた自治体は熊本市を含めて全国に7つあるが、協議会委員の報酬減額勧告は全国で初めてとみられる。

■月8回活動で月額25万円

 監査委員が作成した通知書によると、9人は旧富合町の元副町長1人と元町議8人で、任期は2年。地方自治法を準用し「非常勤特別職」に位置付けた。合併後、月1回の協議会会議や地域行事などへの参加回数は今年3月までに平均月7.3回、4月から6月18日までも平均8回だった。

 監査委員は、ほか6自治体の合併特別区協議会委員の報酬(最高月額10万円)と比べて「あまりにも高額で勤務実態に見合っていると言い難い」と判断した。

 一方、元同町長の村崎秀特例区長の給与(月額70万7000円)は「妥当」とした。勧告に法的拘束力はない。

 勧告を受け、村崎区長は同市富合町総合支所で記者会見し「九州新幹線の車両基地関係などの仕事があり、委員の報酬が不当に高いとは考えない」と反発。減額については「早急に委員と話し合い、対応を判断したい」と述べた。

 協議会委員や特別区長の報酬・給与をめぐっては、旧富合町の住民51人が6月に「勤務実態や責任の度合いからみて不当に高く違法」とし、返還などを求める監査請求をしていた。

=2009/08/05付 西日本新聞朝刊=

4457とはずがたり:2009/08/19(水) 09:27:15
<近畿>大阪府
>>4453-4454の前,>>4383の後に入る記事

千早赤阪村との合併 新市基本計画の素案発表 大阪・河内長野市
2009.7.14 02:47
http://sankei.jp.msn.com/region/kinki/osaka/090714/osk0907140248002-n1.htm

 大阪府河内長野市は13日、千早赤阪村との合併をめぐる市議会全員協議会で、合併後のまちづくりの基本方針などを示す「新市基本計画」の素案を示した。芝田啓治市長は改めて合併推進を表明したが、市議からは「合併のメリットが見えない」「財政収支見通しが甘い」などの反対意見も相次いだ。 

 素案では、合併後の平成22年度からの10年間で、国と府から約37億2千万円の財政支援を受け、約15億6千万円の黒字が生まれるとの財政収支見通しを提示。財政支援終了後も、人件費削減などの合併効果がより顕著にあらわれるため、健全な財政運営が維持できるとした。

 さらに重点施策として、金剛山など新たな市域となる村の資源を生かした観光施策の展開や、財政支援などをもとにした堺市とのアクセス道路整備などを盛り込んだ。

 これに対し、市議からは「新市のまちづくりには100億円必要との試算もある。市民に財政負担をかけることにならないか」「人件費削減などの根拠があいまい。財政収支見通しが現実離れしているように思える」などの発言があった。

 芝田市長は「南河内の自治体が助け合っていく第一歩になる」としたうえ「合併が最大の行財政改革につながる」などと議会の理解を求めた。

4458とはずがたり:2009/08/20(木) 01:04:28
<東北・北海道>宮城県

来月合併 宮城・本吉町民会議、31日に解散
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/08/20090819t11032.htm

 9月1日に宮城県気仙沼市と合併する本吉町は18日、合併推進町民会議の最終会合を町公民館で開き、役割を終えたとして31日付で解散することなどを決めた。
 町の担当者が合併協議に関する経緯や本吉総合支所を含む新市の行政組織、合併に伴う行政区名などの変更点について説明した後、町民会議の解散を承認した。
 森琢男町長はあいさつで「本吉町が培った歴史や文化を大切にしながら、新市になっても地域づくりをより強固なものにし、地域住民の健康と幸せのために活動してほしい」と委員に感謝の言葉を述べた。

 町民会議は合併協議に町民の意見を反映させようと、町内40行政区振興会の代表40人と15地域振興会から推薦された女性15人を委員とし、2007年12月の第1回を皮切りに今回を含め計5回開催した。

2009年08月19日水曜日

4459とはずがたり:2009/08/22(土) 09:42:45
<東海>静岡県

芝川町と富士宮市、25日に合併協定調印
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/news/20090819-OYT8T00899.htm

 富士宮市と芝川町の第5回合併協議会が19日、富士宮市役所で開かれ、33の協定項目すべてについての協議を終えて全会一致で合併を可決した。25日に川勝知事も出席して、富士宮市役所で合併協定調印式が行われる。両市町は合併のための廃置分合議案をそれぞれの議会の9月定例会に提出し、議決を経て2010年3月23日に新・富士宮市が誕生する見込みだ。

 最後まで残った市議会の任期や定数については、定数特例を適用し、人口に比例した配分で定数2の市議増員選を合併後に芝川町地区で行うことで合意。合併後の市議の定数は24となり、任期は合併後の次の選挙までと決めた。

 小室直義・富士宮市長は「虚心坦懐(たんかい)な思いで、新しい街づくりをすすめたい」と話し、野村寛・芝川町長も「町民の意思が達成できると思い、ほっとしている」と語った。
(2009年8月20日 読売新聞)

4460とはずがたり:2009/08/22(土) 09:43:36
<北関東>栃木県

1市4町が合併協定調印
新「栃木市」、来年3月発足へ
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/news/20090818-OYT8T01177.htm?from=nwlb

合併協定調印後に記者会見する1市4町の首長

 栃木地区1市4町(栃木、西方、大平、藤岡、都賀)の合併協定調印式が18日、栃木市内で行われた。来年3月29日の新「栃木市」発足に向けた大きな節目で、21日には各市町の臨時議会で合併関連議案が諮られる。

 調印式で5人の首長は、佐藤総務相や福田知事が見守る中、協定書に調印した。協定書には、▽合併方式は対等合併▽市役所は現在の栃木市役所とし、4町の役場を総合支所とする▽議員定数は34(現行の定数合計74)で、最初の選挙のみ旧市町ごとの選挙区を設ける――といった内容が盛り込まれている。

 調印後の記者会見で、法定合併協議会(法定協)会長の日向野義幸栃木市長は「それぞれの地域の良さが相乗効果を発揮できる新市を目指したい」と述べた。鈴木俊美大平町長は「(合併を巡って)首長が去ったり住民投票があったりと実に色々なことがあった」、青木冨士夫都賀町長は「良識ある議論を重ね、この日を迎えられて感無量」と経過を振り返り、永島源作藤岡町長は「職員同士を融和させ、住民サービスを向上させることが大事」と意気込みを語った。

 21日の各市町の臨時議会では、7月に鹿沼市との法定協設置を可決した西方町議会の対応が注目されている。1市4町合併を推進してきた古沢悦夫町長は「私は合併のために町長になった。議会の皆さんを信じている」と述べた。

 各市町議会で合併関連議案が可決された場合、県議会の議決を経て、知事が総務相に合併を届け出る。法定協によると新市は人口約14万9700人で県内4位、面積約285平方キロ・メートルで県内8位となる。
(2009年8月19日 読売新聞)

4461とはずがたり:2009/08/22(土) 09:46:40
<北関東>栃木県
>>4460-4461
上都賀も下都賀もない。都賀はひとつやろが・・。

西方町議会否決 1市4町合併
町長「住民投票で民意問う」
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/news/20090821-OYT8T01232.htm

 新「栃木市」発足の合併協定書に調印した栃木地区1市4町(栃木、西方、大平、藤岡、都賀)の各議会が21日、合併関連議案の採決を行い、西方町議会が否決した。1市3町の各議会は議案を可決した。西方町の古沢悦夫町長を含む1市4町の首長は同日、あくまで1市4町の枠組みで合併を目指すことを確認し、古沢町長は「民意をはっきりさせるため、住民投票を行いたい」との意向を示した。

 ◇西方町議会

 1市4町は、来年3月29日の合併に向けて18日に調印したばかり。21日は各議会が一斉に開かれ、合併関連議案を採決する手順だった。

 このうち西方町議会は、議長を除く議員9人のうち、賛成4、反対5の賛成少数で議案を否決した。

 同議会は1市4町合併に対して賛成派と反対派が拮抗(きっこう)し、混乱してきた。古沢町長が当選した2月の町長選後は、賛成7、反対2で1市4町の法定合併協議会(法定協)設置案を可決したが、7月には鹿沼市との法定協設置案を賛成5、反対4で可決し、2つの法定協を設置する異例の事態になっていた。

 この日の議会では、反対派町議は討論をせずに否決し、「これまでも再三、(上都賀と下都賀という)郡境を越えた合併に反対してきた。それ以上言うことはない」と説明した。また、1市4町の法定協設置に賛成しながら、今回反対した町議3人は議会後、「鹿沼市との合併が良いと判断した」と言葉少なに述べた。

 ◇臨時会議

 西方町議会の否決後、1市4町の首長は急きょ栃木市内で会議を開き、対応を協議した。1市4町の法定協を継続し、来年3月の合併に間に合う範囲で調整を続けることで合意し、結束をアピールした。

 古沢町長は、「あきらめずに議会の理解を得られるように手を尽くし、合併を推進したい」と表明し、来週にも再度議会を開き、合併の枠組みを問う住民投票条例案を提案する考えを示した。可決されれば10月上旬にも住民投票が実施される。

 また、町議会が設置を議決している鹿沼市との法定協について、「法的には設置しなければならないが、それ以降、進める気はない」と述べ、鹿沼市との合併協議を進める意志がないことを明らかにした。

 ◇反 応

 1市4町の法定協会長の日向野義幸・栃木市長は「想定しがたい結果になり困惑している。西方町の議会調整を見守りながら今後の対応を協議したい」と話した。福田知事は、「大変驚いている。関係首長による話し合いの内容を確認した上で、県としての対応を考えたい」とコメントした。

 また、鹿沼市の佐藤信市長は読売新聞の取材に対し「西方町の今後の動向を見極めつつ、法定協設置へ向けた協議をしていきたい」と話した。
(2009年8月22日 読売新聞)

4462とはずがたり:2009/08/26(水) 01:41:17
首長の集票力 大合併で低下? 自治体間競争薄れる 中立明言する市長も
2009年08月25日 13:58
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/7873

4463とはずがたり:2009/08/29(土) 16:36:22
<北関東>栃木県

合併枠組み問う住民投票条例案否決 西方
http://mytown.asahi.com/tochigi/news.php?k_id=09000000908270003
2009年08月27日

 栃木市、大平、藤岡、都賀各町との1市4町による合併議案が町議会に否決された西方町は26日、町議会臨時会を開き、「1市4町」と「鹿沼市との1市1町」の、いずれの合併が望ましいかを町民に問うための住民投票条例案を提出した。町議会は条例案を4対5の1票差で否決、1市4町派の坂本功議長は議長職を引責辞任した。古沢悦夫西方町長を含む1市4町の首長は27日、今後の対応について協議することになった。

 同町議会(定数10)は1市4町派と、鹿沼市との合併を望む鹿沼派が5対5で拮抗(きっこう)。議長を出している1市4町派は議長が議決に参加できない分、不利な状況だった。

 記者会見を開いた古沢町長は「町民の意思を確認する手段まで否決するとは。1市4町の住民にかかわる重要な問題で、行政を混乱させるだけだ」と怒りの表情を見せた。

 1市4町の首長は18日、来年3月を予定日とした合併に調印したが、同町議会は21日に関連議案を否決。局面打開を図るため、同町はこの日、住民投票条例案を提出した。

 これに対し、鹿沼派議員は「住民投票は議会軽視」「住民投票は、鹿沼市との合併協議を進めて、1市4町と比較できる段階になってから実施すべきだ」などと反対した。

 27日の首長協議では、1市4町の合併協は継続させるが、西方町が離脱した場合を考え、西方以外の1市3町による合併協を新たに設ける議論も出そうだ。

 この日、辞職した坂本議長の後任を決める人事案件で町議会は休憩も含め約5時間以上も空転。1市4町派も、鹿沼派も、自らの派から議長を出せば議決の際に不利になるため結論が出ず、28日に再度協議を続けることにした。

 一方、鹿沼市の佐藤信市長はこの日の会見で「どちらの合併がより望ましいのか、できるだけ早く合併協を立ち上げ、様々な条件について話し合い、それを町民の判断材料にしていただければと思っている」と語った。(斯波祥、庄司将晃)

4464とはずがたり:2009/09/18(金) 15:31:51
「区役所候補地」と売却猶予を要請 県に熊本市
2009年09月18日
http://kumanichi.com/news/local/main/20090918001.shtml

区役所候補地の可能性があるとして熊本市が県に売却猶予を要請した県運転免許センター跡地=熊本市帯山


 県が本年度中の売却を予定している熊本市帯山8丁目の県運転免許センター跡地(1万3640平方メートル)について、熊本市は政令指定都市移行後の区役所の候補地の一つとして県に当面の売却猶予を要請し、県も了承したことが分かった。市は早ければ10月中にも区割りや区役所の位置などを論議する行政区画等審議会を設置。東部の区役所候補地の検討材料の一つとして示す方針。

 續幸弘市企画財政局長は「市東部地区は、区役所の適地が少なく、売却されれば審議会での選択肢が狭まるため、売却を待ってもらった。審議会の議論次第で候補地になる可能性があるという段階で、購入を決めたわけではない」と話している。

 地方自治法は政令市に区制(全国平均で人口15万人程度)を導入し、区役所を設けることを義務付けている。

 市は東部地区の区役所候補地案として免許センター跡地以外に、九州財務局が売却を検討中の税務大学校熊本研修所敷地(東本町、8398平方メートル)のほか、東部市民センター(錦ケ丘)や託麻市民センター(長嶺東)を同審議会に示す方向。

 県管財課によると、当初の予定では現在の建物の解体工事が終わる11月に購入者を決める一般競争入札を公告、来年1〜2月ごろ入札する予定だった。

 ただ、県が5月29日付文書で市に対し、同跡地を含む市内の県有財産の利用について照会したところ、市は8月7日付の幸山政史市長名義の文書で、同跡地について「広さや利便性などの点で区役所の候補地になる可能性がある」と売却時期の猶予を要請。県は同17日付文書で猶予を決めたことを市に伝えた。

 県管財課は「県は財政再建が至上命題だが、市の政令市移行を応援する立場でもある」として理解を示している。(渡辺直樹、武田愛一郎)

4465とはずがたり:2009/09/18(金) 15:53:25
>>4464-4465
<九州・沖縄>熊本県・熊本市
↑これ忘れてた。。

4466とはずがたり:2009/09/25(金) 07:01:49
<東海>静岡県

合併協廃止を議決 松崎・河津町議会
2009/09/09
http://www.shizushin.com/news/feature/gappei/news/20090909000000000019.htm
 松崎、河津両町議会は8日、町議会9月定例会で、協議が不調に終わった賀茂地区1市3町合併協の廃止議案を可決した。合併協は、下田、南伊豆両市町議会9月定例会での同議案の可決を経て、10月8日付で廃止される見通し。

賀茂地区合併協が最終会合 廃止手続きなど説明
2009/06/24
http://www.shizushin.com/news/feature/gappei/news/20090624000000000022.htm
 松崎と南伊豆の両町議会が廃置分合議案を否決し、下田市・河津町を含めた賀茂地区1市3町の合併が破綻(たん)したことを受け、4市町による最後の合併協議会が23日、河津町役場で開かれた。2008年度決算の認定や合併協の廃止に向けた手続きが説明されたほか、4市町長が約1年間協議を続けた出席委員たちに今後の決意と謝辞を述べた。
 最終会合には松崎・南伊豆の両町議会の代表委員4人を除いた委員らが出席。新法期限内の10年3月に新たな「下田市」を誕生させるための新市基本計画の策定費や広報資料の作成費など、約1530万円の支出を含む08年度決算を認めた。合併協は今月末に事務局を閉鎖し、各議会の議決を経て9月以降に解散される見通しとなった。
 合併協会長の石井直樹下田市長は「残念な結果だが、合併を目指して協議した時間は無駄ではない」と述べ、「今後は4人が連携・協調し、責任持って行政運営をしていきたい」とあいさつ。3人の町長も単独運営の厳しさに触れながらも、4市町による協力体制の強化を誓った。

4467とはずがたり:2009/09/25(金) 07:02:05
<東海>静岡県

富士宮市と芝川町が合併協定書に調印 来年3月23日に新市
2009/08/25
http://www.shizushin.com/news/feature/gappei/news/20090825000000000070.htm
 富士宮市と芝川町は25日、合併協定調印式を市役所で行い、小室直義市長と野村寛町長が川勝平太知事らの立ち会いの下、協定書に調印した。両市町は編入合併方式で来年3月23日の新「富士宮市」の誕生を目指す。
 協定書に署名した後、小室市長は「それぞれの地域の特性を生かし、芝川町民にも富士宮市民にも合併して良かったと思われるまちづくりを進めたい」と決意を示し、野村町長は「1日も早く町民が市民として誇りや愛着を持てるようなまちづくりが進められることを切に願っている」と期待を語った。
 川勝知事は「富士山という美しい自然に抱かれた素晴らしい土地。県としてもこの地域が発展するようお手伝いしていきたい」と祝辞を述べた。
 両市町は各市町議会の9月定例会に合併関連議案を提出する方針。可決されれば、県知事に廃置分合の申請を行い、県議会の議決を経て総務相に合併を届け出る。合併後の新市は人口約13万6000人、面積約389平方キロとなる。
 両市町の合併をめぐっては、2004年6月に芝川町議会が、07年3月には富士宮市議会が、合併協議会設置議案を否決し、過去2度にわたって合併論議は頓挫した。しかし、町議会全会一致の合併推進決議を受けた野村町長が昨年10月、小室市長に合併協議を申し入れ、ことし4月に合併協設置が実現した。

来年3月23日合併 富士宮・芝川 議員は定数特例適用 
2009/08/20
http://www.shizushin.com/news/feature/gappei/news/20090820000000000012.htm
 富士宮市・芝川町合併協議会は19日、第5回協議会を富士宮市役所で開いた。合併の期日を来年3月23日と正式決定したほか、新市議の定数・任期に定数特例を適用し、現市議の残任期間(2011年4月26日まで)に限り芝川町区域選出の2人を加えた24人とする調整方針を決めた。
 今回は国民健康保険事業や教育制度、下水処理事業などの取り扱いについての調整方針9件を決定。これにより、住民生活に大きく影響する事務事業のすり合わせ33項目がすべて調い、4月から急ピッチで進めた合併協議は終了した。両市町は25日、川勝平太知事の立ち会いの下、合併協定調印式を市役所で行う。
 現町議は合併の前日に失職し、町区域の市議増員選挙が来春行われる。現市議の任期満了に伴う2011年春の市議選からは定数は22人に戻る。
 また、両市町間で方式や料金が異なる学校給食事業については、市立学校給食センターが改築されるまで現行通りとする方針。
 協議会を終え、小室直義市長は「これから両市町議会の議決があるが、ほっとしている。虚心坦懐(たんかい)の思いで新しいまちづくりに全力を尽くしたい」、野村寛町長は「まだ合併を達成していないが一安心した。新市住民の生活基盤の安定と繁栄につながると確信している」と述べた。

4468とはずがたり:2009/09/25(金) 07:04:46
<北関東>栃木県

町議選と同日か。

岩舟町長選あす告示 佐野合併「推進」「慎重」一騎打ちか 栃木
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090921-00000008-san-l09
9月21日7時57分配信 産経新聞

 佐野市との合併協議の一方的な休止をめぐり、住民による解職請求(リコール)が成立し、前町長が失職したことに伴う栃木県岩舟町長選は22日、告示される。これまでに新人2人が立候補の意向を示しており、合併をめぐって、“推進派”と“慎重派”の一騎打ちとなる公算が大きい。

 立候補を表明しているのは、社会福祉法人「すぎのこ会」理事長の岩崎俊雄氏(62)=慎重派と、同町議の茂呂幸司氏(53)=積極派。

 佐野市との合併について、岩崎氏が「時間をかけて検討する必要がある」と慎重な姿勢を示す一方、茂呂氏は「速やかに進めたい」としている。

 同町では、前町長の針谷育造氏が合併休止を断行したことを受け、合併推進派の住民が針谷氏のリコールを請求。8月の住民投票の結果、針谷氏は町長職を失職した。針谷氏は、合併について岩崎氏と考えが同じであるとして、不出馬を表明している。

 投票は27日、町内13カ所で行われ、即日開票される。2日現在の選挙人名簿登録者数は1万5344人。同日、併せて告示される同町議選には定数14人に16人が出馬の意向を示している。

最終更新:9月21日7時57分

前町長は出馬断念 栃木・岩舟町長選
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090914-00000009-san-l09
9月14日7時57分配信 産経新聞
 栃木県佐野市との合併協議休止をめぐり、8月に行われた解職請求(リコール)の住民投票で、町長職を失職した岩舟町の針谷育造前町長(63)が13日、産経新聞の取材に対し、出直し町長選(22日告示、27日投開票)への立候補を断念する意向を明らかにした。

 針谷氏は、出馬断念の理由について、「合併に関して考えを同じくする岩崎俊雄氏とともに出馬した場合、票が二分してしまう恐れがあるため」と述べた。針谷氏は出直し町長選への態度を保留していた。

最終更新:9月14日9時8分

4469とはずがたり:2009/09/25(金) 07:07:04
<北関東>栃木県

やれやれ。。

栃木市と周辺4町の合併絶望 1市3町での合併を目指す方向へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090905-00000011-san-l09
9月5日7時56分配信 産経新聞

 栃木市と周辺4町(大平、藤岡、都賀、西方)の合併をめぐり、西方町を除く1市3町は4日、各市町議会に一斉に1市3町での法定合併協議会(法定協)設置議案を提出、賛成多数で可決された。一方、1市4町での合併に向けて、再度、住民投票条例案を議会に提出した西方町では同日、賛成少数で議案が否決。1市4町での合併はほぼ絶望的となり、1市3町は合併に向けた新たなスタートを切ることとなった。

 来年3月29日の合併を目指す1市4町は、10月中旬の県への合併申請を予定。この期限に間に合うよう、西方町は住民投票条例案可決を受け、約1カ月の周知期間後の10月上旬ごろに、住民投票を行う方針だった。だが、今回の再否決で、申請までに議会をまとめることは困難となり、1市4町の合併は事実上、不可能となった。

 西方町では今後、1市4町の合併反対派が推す鹿沼市との合併協議や、1市3町合併後の新・栃木市への編入の可能性を模索する動きなどが交錯するものとみられる。

最終更新:9月5日7時56分

4470とはずがたり:2009/09/25(金) 17:59:34
<東北・北海道>福島県

元祖合併しない町矢祭だがグダグダっすねぇ。。

教育長任期「忘れてた」 福島・矢祭町で不在に
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/09/20090925t63023.htm
 福島県矢祭町で24日、教育長の教育委員再任案が町議会によって否決され、教育長不在の事態になった。町は教育長の任期を誤認し、任期切れが迫っていたことから9月定例会最終日の18日に急きょ提出したが反発を受け、結局臨時会で否決という結果となった。
 高信由美子前教育長は2007年6月に就任した。前町長とともに退任した教育長の在任期間を引き継いだため、任期は今月19日までだった。

 しかし、古張允町長らが任期4年と勘違い、15日からの定例会に議案を提出せず、18日に議員から指摘されて判明。再任案を追加提出したが、「急ぎすぎ」と反発されたため取り下げ、24日の臨時会に再提出した。

 臨時会では「今後の教育行政が心配」「評価すべき実績がある」と賛否両論が出て、賛成4、反対5で否決された。高信前教育長は「もったいない図書館」を創設するなどユニークな事業展開で知られる一方、先走りする行動を指摘する声が出ていた。

 町教委は20日から教育課長を教育長職務代理にしてしのいでいる。古張町長は「前教育長を評価しており、(否決の)結果は不満。当面、時間をかけて考える」と話した。

2009年09月25日金曜日

矢祭前教育長の再任案に不同意/矢祭町議会
http://www.minyu-net.com/news/news/0925/news2.html

 矢祭町が高信由美子前教育長の任期を勘違いしていた問題で、同町は24日、臨時議会を開き、高信前教育長を教育委員に再任する人事案を審議、賛成4、反対5の賛成少数で不同意とした。
 古張允町長は閉会後、報道陣に対し、今後について「当分の間は職務代理者で対応する」と答え、「時間をかけて新たに人選を進める」との方針を示した。高信前教育長の任期が切れた20日から、角田孝雄教育課長が教育長職務代理者として対応している。
 議会では、反対討論、賛成討論とも1人ずつ意見を述べた。反対意見は「町職員経験者である町長らが任期を熟知していなかったのは前代未聞。新たな人選を行い、きちんとした行政に再度、復帰すべきだ」、賛成意見は「任期の問題は町長らに瑕疵(かし)はない。前教育長の職務執行には評価すべきものがある」とした。
(2009年9月25日 福島民友ニュース)

4471とはずがたり:2009/09/25(金) 18:03:06
<東北・北海道>青森県

その他
2009/9/25 金曜日
五所川原市と鶴田町「期限内に合併できるのか」
http://www.mutusinpou.co.jp/shasetsu/2009/09/8324.html

 五所川原市と鶴田町の合併協議が予想以上に難航している。新合併特例法の期限切れは2010年3月だ。それまでに間に合うのか、住民からも合併を危ぶむ声が出ているという。日程的な問題を考えると、住民の危惧(きぐ)も当然だろう。
 鶴田町は隣接の板柳町との合併がご破算になるという経験を持つ。合併協議の難しさや住民感情のデリケートさなど、その際に得た教訓は少なくないはず。しかし、五所川原市との合併のやり取りを見ていると、その経験が生かされていないように思える。
 五所川原市もまた、鶴田町との協議に関しては、旧金木町、旧市浦村との合併時のような積極性というか、意欲というか、合併に対する「熱意」が感じられないのである。
 鶴田町が五所川原市への編入合併の方針を示したのは4月のことだ。町議全員で構成する特別委員会が申し合わせ、中野●司町長が同意した。
 合併せずに単独運営していくには財政的に厳しいとの認識から、新たな合併方針を打ち出した鶴田町。新特例法の期限に間に合うよう合併形式も新設ではなく、あえて編入を選択。6月には正式に五所川原市に申し入れた。
 市にとって突然の合併話だったが、市はこれを受け入れ合併の話し合いがスタート。ところが、前段で示された市から町への5項目の「確認事項」が合併協議の話し合いを事実上ストップさせた形になっているのである。
 市が町に求めたのは、市と異なる制度・施策の廃止、税金・保険料の一元化、学校以外の公的施設の存廃検討など5項目だ。
 7月末までに回答を求めたが、町の回答が示されたのは9月4日の第1回合併検討会でだった。
 町は5年以内の不均一課税のほかに独自の「長寿祝金制度」「つるたまつり」「朝ごはん運動」などを残すよう回答。両者の主張は平行線のままで、きょう25日に開かれる第2回検討会が注目されているのである。
 それにしても編入合併の話し合いがなぜこうも遅れているのか。両者とも住民のためを思うからこそ「求めるものは求める」との姿勢なのだろうが、「求めるもの」をめぐって徹底的に議論する場面があったわけでもなく、ただ必要以上に時間を要しているとの印象がぬぐえない。
 自治体運営は財政上の厳しさが増すばかり。政権が変わったからといってその運営が急転直下、楽になるというわけではない。
 鶴田町も財政状況などを考慮した上で、住民の将来を考え編入合併を決めたのであるし、五所川原市もそうした町の考えを理解するからこそ受け入れようとしているのではないか。何をもたもたしているのだろう。もっと話し合いのスピードを上げるべきだ。
※●は堅の土が手

4472荷主研究者:2009/09/27(日) 23:11:34
<東海>愛知県

http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20090924/CK2009092402000027.html
2009年9月24日 中日新聞
揺れた「平成合併」終幕 尾張・知多の市町村数49→35

 尾張・知多地域の「平成の大合併」がいよいよ終幕を迎えた。春日町が10月1日に清須市に編入合併する。七宝、美和、甚目寺の3町も来年3月に「あま市」となる。この地域の市町村数は2005年4月以前に49あったのが、これで35に減り、行財政のスリム化が一段と進んだといえそうだ。(藤原啓嗣、小蔵裕、稲垣時太郎、石井紀代美)

 合併年度から10年間の合併特例債の発行が認められるなど国が用意した「アメ玉」効果もあって、市町村合併は各地で進んだ。総務省によると、全国の市町村数も3232(1998年度末)から1753(2009年度末)へと半数近くになる。

 尾張・知多地域も05年から06年にかけて一宮、稲沢、愛西、清須、北名古屋、弥富の6市がそれぞれ合併を果たしている。

 国の特例措置が認められるのは、来年3月末まで。「4月以降も合併を目指す自治体を何らかの形で支援したい」(総務省)としているが、民主党への政権交代で、どんな方向に進むかははっきりしていない。

◆名称、効果めぐり白紙 「南セントレア市」論争
 知多半島の5市5町でも「平成の大合併」の流れに乗って合併を模索した市町はあったが、結局一つも実現しなかった。

 半島北部の東海、大府、知多市と東浦町の3市1町は、中核都市をにらんだ30万都市を目指し、2004年1月、知多北部任意合併協議会を結成。しかし財政難を理由に合併に向かう多くの自治体と異なり、いずれも財政力豊かな不交付団体だったため、本音をぶつけ合うような議論には発展しなかった。

 06年3月、大府市議会が法定協議会設置議案を否決したことから、白紙となった。

 半田市は阿久比町との話し合いに前向きだったが、同町議会が半田市だけとの合併ではメリットがないなどとして法定協議会の設置議案を否決。同町は04年12月、合併を求める住民グループからの請求で実施した住民投票でも反対多数で、話し合う場を設けることもなく頓挫した。

 半島南端の美浜、南知多両町は、法定協議会の設置まで進んだ。しかし、新市名「南セントレア市」が住民の強い反発を招き、本来の議論が横に押しやられた。05年2月に合併の是非を問う住民投票が両町で実施されたが、いずれも反対が多く、破談となった。

◆3町、手続き大詰め 「あま市」
 七宝、美和、甚目寺の3町は来年3月22日の合併に向け、手続きが大詰め。誕生する「あま市」の人口は8万8000人となり、海部地域最大。面積は27・6平方キロで、津島市(25・1平方キロ)より、やや大きい。

 3町に大治町を加えた海部郡東部4町は、病院や消防組合を共同で設置するなど密接な関係にあるが、合併に関しては、本格的議論が始まった2002年以降、枠組みが二転三転。一時は名古屋市との合併も検討されるなど曲折が続いた。

 今回も当初は4町での合併を目指したが、昨年10月に大治町が離脱。3町での合併協議会が4月に設けられ、協議は9月10日に終了。今後は、3町の各議会での議決などを残すだけとなっている。

 合併協では、市役所を現在の美和町役場とし、合併から5年以内に七宝町内の既存公共施設を改修、新市役所の整備なども決めた。市長選は来年5月10日までに実施される。3町でばらつきのある国民健康保険税率や介護保険料が、どう統一されるかは決まっていない。

◆民意受け清須市へ 春日町
 2005年7月、清洲、新川、西枇杷島の3町合併で生まれた清須市。地域の歴史や文化もつながりが深く、住民も合併を比較的すんなりと受け入れる土壌が整っていた。

 一方、北に隣接する春日町は、名古屋市との合併を模索するなど意見がまとまらず、三町の協議に加わらなかったが、05年11月に合併に消極的だった前町長が急死。合併支持が79%で、相手は清須市が56%とトップだった06年の住民アンケートを受け、町議会が全会一致で清須市との合併を決議し、協議が始まった。

 ネックは、県が事業主体となって清須市と春日町で進める下水道整備だった。複数市町村にまたがる整備は県が進めるが、整備区域が1市のみだと市単独事業へ切り替わり、新たに三十数億円の負担が発生するためだ。

 県との協議で、北名古屋市の一部を整備区域に含め、合併後も清須、北名古屋の両市にまたがる県事業とすることが07年12月に決まった。下水道問題が解決し、大きな障害はなくなった。

 両市町の協議は順調に進み、10月1日に春日町が清須市へ編入合併する。

4473とはずがたり:2009/09/28(月) 01:03:08
<北関東>栃木県

おしっ!

合併派の茂呂氏当選/岩舟町長選
http://mytown.asahi.com/tochigi/news.php?k_id=09000000909270003
2009年09月28日

初当選を決め、支持者らと万歳する茂呂幸司氏=27日夜、岩舟町静


 佐野市との合併問題に絡んだ解職請求で前町長が失職した岩舟町の出直し町長選は27日、投開票があった。無所属新顔同士の町を二分した選挙戦は、佐野市との合併推進を訴えた元町議の茂呂幸司氏(53)が、合併に慎重な社会福祉法人「すぎのこ会」理事長の岩崎俊雄氏(62)を破り初当選した。民意は佐野市との早期合併を選んだ形だ。投票率は74・66%だった。(斯波祥、古源盛一、才本淳子)

茂呂氏は当選確実となった午後10時すぎ、選挙事務所屋外のステージに立ち、自民党の佐藤勉衆院議員や岡部正英佐野市長らと万歳三唱。「これは私の勝利ではなく、皆さんの勝利だ。皆さんの思い、願いが届くように頑張る」と涙ぐみながらあいさつした。

 取材に対し、「10月の議会の後、佐野市との合併協議会をできるだけ早く進めたい。反対住民には説明会を開き、理解していただくために対話を重視したい」と話した。

 佐野市の岡部市長は茂呂氏の支持者の前で「合併協議会をいつでもできるように準備している」とあいさつした。

 岩舟町では、昨夏の合併相手を選ぶ住民投票で、佐野市との合併を望む票が過半数を占めた。今夏には、佐野市との合併協議を一方的に休止したとして、針谷育造前町長が住民
投票で解職された。

 茂呂氏は2度の住民投票で民意が示されたとして、「佐野市との一日も早い合併の推進を」と訴え、町民の支持を得た。6853人の有効署名を集めて前町長の解職請求を進めた住民団体や、同日投開票があった町議選候補者のうち8人から支援を受け、有利に選挙戦を進めた。

 岩崎氏は選挙戦で「早急な合併推進は町民の一体感、岩舟らしさを失う。もう一度、冷静に考えよう」と訴えたが、及ばなかった。佐野市との早急な合併に反発する住民や、今夏の住民投票で針谷前町長を応援した地元県議らの支援を受けたが、立候補表明の遅れなども響いた。

 岩崎氏は午後10時すぎ、選挙事務所に集まった約80人の支持者の前で「私の不徳のいたすところでおわび申し上げる」と頭を下げた。取材に対し、「合併問題を最重要課題と考えず、町をしずめようと戦った。私が負けたことで、栃木市などとの合併を求める人々もおさまる。負けて悔い無しだ」と話した。

 岩舟町では、合併問題を巡る混迷が続いた。町民は昨年7月の住民投票で合併相手に佐野市を選び、栃木市など1市5町の枠組みで合併を進めようとしていた当時の栃木実町長が辞職した。同9月には針谷育造前町長が無投票当選。佐野市に合併協議を申し入れ、今年2月には合併協議会が始まったが、「対等合併」を求めて翌3月に佐野市に協議の休止を申し入れた。これに反発した佐野市との合併を求める住民らが解職請求し、8月の住民投票で針谷氏は失職した。

 出直し町長選では、解職請求した住民団体が茂呂氏を擁立。佐野市との早急な合併に反発する住民らが岩崎氏を擁立した。

4474とはずがたり:2009/10/02(金) 11:24:08
<近畿>大阪府

市町村合併:合併協議破たんで千早赤阪村の秦副村長が退職 /大阪
http://mainichi.jp/area/osaka/news/20091001ddlk27010408000c.html

 河内長野市と千早赤阪村の法定合併協議の破たんを受け、府出身の秦光広・副村長(47)が30日、4年の任期途中で退職した。副村長は空席となるが、後任は置かない。

 秦氏は合併協議の推進役として06年11月、府市町村課参事から当時の村助役に転じた。1日付で帰任する。

 また、両市村の法定合併協議会も9月30日付で、正式に廃止された。これに伴い、両市村に置かれていた合併担当部署も廃止された。【武井澄人】

毎日新聞 2009年10月1日 地方版

4475とはずがたり:2009/10/02(金) 11:26:50
<首都圏>千葉県

市町村合併:2村編入合併案、賛成多数で可決−−印西市議会 /千葉
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20090930ddlk12010146000c.html
 印西市と印旛村、本埜村の合併問題で、印西市議会は29日、2村を編入合併する議案を賛成多数で可決した。

 今年1月、3市村の各議会が法定合併協議会の設置を可決。10回にわたる協議会で合併方式や新市の基本計画を決定していた。

 印西市では、合併の是非を問う住民投票実施を求める市民の直接請求(署名1014人)が出されており、この日も議員9人が連名で住民投票条例制定の発議案を提出したが賛成少数で否決された。本会議では「合併は将来の財政基盤強化や行政効率化のため必要」という賛成意見に対し「市民への説明が十分ではない」「2村の見通しが立ってない」などの反対意見が出た。【武田良敬】

毎日新聞 2009年9月30日 地方版

本埜村:ようやく29日に議会 合併協議を巡り混乱 /千葉
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20090927ddlk12010084000c.html

 合併協議を巡り混乱する本埜村で開かれずにいた9月定例議会について、小川利彦村長は議会側と協議し、29日に議会を招集することを決めた。

 小川村長は、村民に合併の賛否を問う住民投票を10月中に実施することなどを招集の条件として議会側に提示し、定例会では住民投票条例案が提出される予定。【斎川瞳】

毎日新聞 2009年9月27日 地方版

本埜村:村長リコールで定例議会開会できず 議長、異例の申し入れ書 /千葉
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20090925ddlk12010204000c.html

 合併協議に端を発する小川利彦・本埜村長のリコール(解職請求)騒動にからみ、同村の9月定例村議会が24日現在も開かれておらず、混乱を深めている。山下兼男議長は同日、定例会を早期に開くよう求める異例の申し入れ書を小川村長に提出した。村長は毎日新聞の取材に「常識的には開くのが普通だが、リコールだ、不信任案だという状態では難しい」と難色を示している。【斎川瞳】

 申し入れ書には村議全員が名を連ね、山下議長らが役場内で小川村長に直接手渡した。9月定例会では合併手続きの審査のほか、村の事業に必要な補正予算案も審議される予定で、議員の一人は「開いてもらわないと困る」と、行政の停滞を心配している。一方、村長は「9月中に開けばいい」と語り、困難だとしながらも、月内にも定例会を招集する考えを示した。

 本埜村の印西市・印旛村との合併を巡っては、村議会が合併に消極的だとして小川村長の不信任決議案提出のための臨時議会招集を求めたが、村長は拒否。地方自治法に違反するとして県から是正勧告を受けたが、応じていない経緯がある。

 一方、リコールを進める住民団体「本埜村合併署名に連帯する会」(土井栄・山本〓共同代表)は14日、リコールの住民発議に必要な署名簿を村選管に提出。村選管は、署名が有効かどうかの審査を開始した。

 「連帯する会」が提出した署名数は、発議に必要な村の有権者6877人の3分の1を大きく上回る3440人分。署名集め開始から約2週間で過半数となり、リコールへの村民の期待の高さがうかがえる結果となった。

 今後、審査や縦覧などの手続きを経て住民投票が実施される。村選管によると、手続きが滞りなく進めば12月末ごろに実施される見込みという。

 土井代表は「住民の気持ちは『村長は辞めるべきだ』という点で一致している。住民の声がこの署名に詰まっている」と話した。

 一方、小川村長は「署名がどういう形で集められたのかきちんと精査させてもらう」と署名の有効性に疑問を表明。自らの進退について「私が辞職しなければならない正当な理由はない」と語った。

毎日新聞 2009年9月25日 地方版

4476名無しさん:2009/10/02(金) 21:20:38
>>3906

http://www3.nhk.or.jp/news/k10015858871000.html
夕張 自主的な財政健全化困難


10月2日 18時16分
総務省が全国の自治体の財政状況を調べたところ、厳しい財政が続く北海道夕張市が、自主的な財政健全化が困難な「財政再生基準」を超えたほか、21の市町村が、早期に財政の健全化を求められる基準に達していることがわかりました。

地方自治体財政健全化法は、地方自治体の一般会計などに占める赤字の割合を示した「実質赤字比率」や、地方債の返済額の割合を示した「実質公債費比率」など、4つの指標を設け、早期の財政健全化を促しています。これに基づいて、総務省が平成20年度の全国の自治体の決算を調べたところ、北海道夕張市は、赤字や公債費の比率などが高く、自主的に財政健全化を図ることが困難とされる「財政再生基準」を超えました。これによって、夕張市は、借金の返済方法などをまとめた「財政再生計画」を来年3月末までに策定することになり、計画どおり進まない場合には、総務大臣が予算の変更などを勧告することになります。また、大阪府泉佐野市や奈良県御所市など21の市町村は、早期に財政の健全化を求められる基準に達していることがわかり、これらの市町村は、歳出削減や歳入確保を具体的に示した「財政健全化計画」を策定することになります。総務省は「地方自治体が自己規律によって財政健全化を図るのが基本だが、早期の健全化が求められる団体に対しては、助言などを通じ支援をしていく」としています。

4477チバQ:2009/10/02(金) 23:16:03
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20091001-OYT8T01279.htm
合併巡り本埜村混乱
 印西市、印旛村との合併を巡り、人口約9000人の本埜村で混乱が続いている。合併関連議案が9月30日の村議会で議員提案され、可決された。その一方で、合併に消極的な姿勢を示す小川利彦村長が提案した、合併の是非をめぐる住民投票の経費を盛り込んだ予算案は修正された。これに先立ち、村議から臨時会の招集を求められながら拒否したとして、小川村長を批判する住民が解職請求(リコール)の署名を村選管に提出した。村長と議会、住民との対立の溝は深い。(八角一紀)

 県市町村合併支援室によると、合併関連議案が自治体側からの提案ではなく、議員発議で可決されたのは県内で初めてという。

 3市村は今年1月、法定合併協議会を発足させ、7月に新市基本計画を策定した。小川村長は合併推進を公約に掲げて当選したが、「合併の必要性は感じていない」と表明したり、新市基本計画を決める採決時に退席したりするなど、合併に消極的な考えを示していた。

 その理由について、小川村長は「1、2年で合併するという早期合併が公約だった。実現できなかったことは私の力不足だったが、今では村は財政的にやっていけるし、国と地方のあり方も変わり、合併の必要性はないと感じている」と説明している。

 6月には住民が合併に賛成する5013人分の署名を村に提出したが、小川村長は新市基本計画を踏まえた住民投票の実施を主張した。これに対し、「民意ははっきりしている」とする村議が反発し、小川村長の不信任案提出を念頭に置き、臨時議会の招集を求めた。

 地方自治法は、議員定数の4分の1以上の請求があれば、20日以内に首長が臨時議会を招集しなければならないとしており、定数8の村議会で議員2人が臨時議会の招集を請求したが、小川村長は拒否した。8月には、地方自治法に基づく現行の是正勧告が2000年に定められて以来、初めて県が自治体に勧告する事態になった。

 こうした村政の混乱を見かねた住民団体が9月、「自治体の首長が地方自治法を破っている」などとして、リコール署名をスタート。約2週間で3446人分の署名を集め、村選管に提出した。

 その後も臨時議会が招集されることはなく、9月の定例会の開会も危ぶまれたが、小川村長は「議会側と住民投票の実施で合意した」として、招集を決定。しかし、議会側は住民投票の経費が盛り込まれた一般会計補正予算を修正し、住民投票の経費を削減した減額修正案を可決。続いて合併関連議案も可決した。

 県への合併申請について、小川村長は「慎重に判断したい」と態度を明らかにしていないが、当初、合併協議会が合併議案提出を想定していた12月県議会は迫っている。

 県によると、首長が県に合併を申請する必要があるが、首長が失職して不在の場合、職務代理者が申請しても法的な問題はないという。県は「来年の2月議会がギリギリの期限」としている。

 リコールを進める「本埜村合併署名に連帯する会」の土井栄代表は「村のトップがルールを守らないことについて、村民が厳しく判断しなくてはならない」と話している。

(2009年10月2日 読売新聞)

4479名無しさん:2009/10/03(土) 10:52:57
このスレで良かったですかね?


<東北・北海道><広域合併>

http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000000910030005
東北州 熟さぬ機運
2009年10月03日

 個性派の大胆発言で注目度が増す全国知事会。7月14日の総会でも、知事たちの舌戦が巻き起こった。


 「大賛成! 究極の地方分権だ」。松沢成文知事(神奈川)が、道州制実現に向けた政党への申し入れを提案すると、推進派の村井嘉浩知事は間髪入れず声を上げたという。愛媛、愛知も「賛成」と追随したが、逆に兵庫、福島が「議論不足」「市町村の賛同が無ければ厳しい」と慎重論を展開した。


 結局、村井知事は東北で唯一、橋下徹知事(大阪)や東国原英夫知事(宮崎)ら12道府県の知事と連名で、自民、民主、公明各党に道州制実現をマニフェストに明記するよう要請。一方、「枠組み先行への懸念」を表明し、慎重な対応を申し入れた8県の中には、山形や福島県知事の名もあった。


    ■   ■


 村井知事の政治思想は、自衛隊の元パイロットという経歴と無縁ではない。上空1千メートルから列島を見下ろすたびに「手狭な関東・関西とは違う東北の広大さ」に将来性を見た。視界不良でも出来る限り遠くの目標を見定めることが政治にも通じる極意とし、「道州制がそれにあたる」と説く。松下政経塾出身。「廃県置州」をうたった松下幸之助氏の影響も大きい。


 「道州制を実現し、そこで(県)知事を辞めるのが私の夢」。仙台市内で08年秋にあったシンポジウムで村井知事が宣言すると、州知事への意欲をのぞかせたと解釈した財界首脳ら聴衆430人に、どよめきが広がった。


 道州制とは、都道府県を10前後の道や州に再編し、国から権限、財源、人材を移して地方分権を進める考え方だ。村井知事は、宮城を「東北州」の経済の要と位置づけ、ものづくりや観光などで隣県との広域連携を模索する。自動車分野では、06年から約1300の企業や大学が参加する6県の連絡会議を設置。自動車産業への参入は今年3月に1038事業所となり、2年弱で約8%増えた。山形とは07年から食材フェアを定期開催、一緒に香港で商談会を開いたり働く女性を支援したりしている。


 県庁内には08年8月、道州制のあり方を調査する部局横断的な「道州制推進本部」を設置。知事自ら資料を持ち込み、国の委員会の報告をたたき台に研究を続ける。


 だが、道州制への機運は高まらない。村井知事の就任当初、東北の知事は、後に分権改革の旗振り役となる増田寛也氏(岩手)、斎藤弘氏(山形)、寺田典城氏(秋田)ら推進派が占めた。ところが3人とも退任や選挙敗退で知事職を去った。福島では06年に慎重派の佐藤雄平・前参院議員が当選。宮城の熱心さが浮き立つ格好になった。


 国政では、地域主権を掲げる民主政権が誕生したが、政権公約に導入時期まで盛り込んだ自公が大敗した。世論も盛り上がらず、東北経済連合会が08年1月に実施した会員調査では、約半数が道州制は「まだ早い」。県は、広報誌(94万部)で「ご存じですか? 『道州制』」を特集するなど、県民意識の醸成に力を入れている。


    ■   ■


 県知事選の立候補予定者たちの道州制に対するスタンスは三者三様だ。


 民主党などが推す元農水官僚の遠藤保雄氏はやや慎重。「基礎自治体の機能充実が先」という党政策に沿った考えだ。共産党推薦で県民主医療機関連合会事務局長の天下(あま・した)みゆき氏は反対。医療や福祉は国の責任と負担で行うべきで、道州制はさらなる住民負担を強いるとする。


 ともあれ、国と地方のあり方は、人口減や財源不足に悩む地方の火急のテーマ。東経連の渡辺泰宏常務理事は「首長は道州制を含めた分権の利点や課題を有権者にかみ砕いて説明し、地域の将来像を提示すべきだ」と注文する。=終わり
(乗京真知と箕田拓太が担当しました)

4480とはずがたり:2009/10/06(火) 01:23:26
>>4479
あざーっすヽ(´ー`)/
滅茶滅茶このスレ対象っす。
村井は道州制推進派なのか。。

4481とはずがたり:2009/10/06(火) 01:27:28
<中国・四国>島根県

出雲・斐川合併、正式な検討作業スタートへ/斐川町、出雲市へ法定協設置を申し入れ/年内の結論目指す
http://www.shimanenichinichi.co.jp/kiji/show/9673
掲載日:2009/10/03

 斐川町の勝部勝明町長と岡田征記議長は二日、出雲市を訪れ、長岡秀人市長と山代裕始議長に法定合併協議会の設置を申し入れた。二市五町合併協議の途中での斐川町離脱から六年。紆余曲折を経て、再び斐川を含めた新市づくりへの検討作業が始まることになった。法定協設置の結論を出す時期については、「集中的な協議をし、説明会も短期間にやり、連絡をとりながらタイミングを決める。年内にはそこに持っていきたい」(長岡市長)との意向を示している。
   ◇
 この日、斐川側から出雲市の市長と議長にあてた申し入れの文書は同一の内容で、「選挙(斐川町長選)によって明確に民意が示されたことから、今後出雲市との合併に向けて最大限の努力を傾注して参りたい」と綴られ、合併協の設置検討を出雲市側に要請している。
 来庁した勝部町長は、「執行部も議会も一緒に、斐川町の総意として法定協設置のお願いにいくということで、本日お邪魔した。法定協ではいろいろ議論があると思うが、これを出発点としてよろしくお願いしたい」とあいさつ。
 これを受けた長岡市長は、「出雲市と斐川町が一緒になった時には、大きな力が発揮できる市ができるんじゃないかという思いはかねてから持っている。申し入れを受け、市議会によく相談し、市民にも正式に話をして、法定協設置に向かっての準備を進めていく」考えを示した。
 合併をめぐる温度差が残る斐川町議会内でとりまとめを進めてきた岡田議長は、「いろいろと意見はあったが、町長選挙の結果を踏まえ、町民の皆さん方の思いを重く受け止めるべきと、議員の一定の理解をいただきお邪魔させてもらった。出雲市の議会の方でもご審議いただきたい」と要請。
 対する出雲市議会の山代議長は、「議会をまとめてのご英断に敬意を表する。議会としてもどういう形で進めていくか議論を進めていきたい。市長や市民の考え方も収集しながら粛々と法定協設置に向けて進めていきたい」と述べた。

4482とはずがたり:2009/10/06(火) 01:27:44
>>4481-4482
 申し入れ後の記者会見では、法定協設置に向けての今後のスケジュールについて、「選挙の結果は、可及的速やかに(合併の実現を)というのが町民の皆さんの意思だと思っている。町民の意思を素直に進めていくことこそ必要」(勝部町長)、「できるだけ早い段階で議会と協議をさせていただきたい」(長岡市長)と述べ、速やかに協議を進めていく考えを示した。
 来年三月に期限が切れる現行の合併特例法期間内の合併の可能性については、「出雲市と法定協の中で十分協議したい」(勝部町長)、「新政権の今後の市町村合併に関する考え方、法律を継続するのか、新たに支援する制度をつくるのかを見極めていく必要がある。期限内合併を意識しながらも、場合によっては柔軟に対応していきたい」(長岡市長)とし、国の動向などを見据えながら検討する姿勢を示している。
 合併に関する様々な議論が内部で交わされてきた斐川町側に比べ、出雲市側では斐川町側の態度決定を待ち、本格的な合併論議はされておらず、今回の申し入れをもって議会や市民を交えた検討作業が本格的にスタートすることになる。
 市民への法定協に関する説明手法について長岡市長は、中学校単位程度の規模で説明会などを実施する考えを提示。合併に関する出雲市側の民意の確認については、「過程においていろんな意見があったり、不安な思いがあるとすれば、いろんな方法で民意の確認は必要になることもあるかもしれないが、現時点ではそれをするとは決めていない」(長岡市長)と述べるに留めている。
 斐川町では、合併の可否を問う住民投票を改めて実施すべきとの声が議会内に根強く残るが、勝部町長は、「選挙を行って、合併に向かって進むことは町民の皆さんに理解いただいている。今のところ、さらなる民意を問うという考えは持たない」とした上で、「協議をする中でいろいろな場合も出てくるだろうから、よく理解いただく手法もつめていかねばならない。あらゆる可能性を否定するものではない」として、明言を避けた。
 岡田議長は、「対等の立場での協議に臨んでいただけるという話を市長からいただいており、大変ありがたいと思っている。議会の中にもいろいろな意見があるが、十二分に話をし、町長の意向を重んじて議会を運営していきたい。過去は過去としてそれにあまりこだわらず、今後の議会運営を持っていきたい」とする考えを示している。
 両市町の法定協が発足した場合、長岡市長は、「二度目の協議であり、執行部同士の研究会もやっており、想定される重要な協議事項は限られてくる」との見方を示し、必要のある重要な協議事項の例として、農協組織などが異なり斐川町側で懸念の声がある農業振興策や、両市町間で市民負担などに差異がある子育て施策、議員定数などを指摘。法定協の協議過程においては、情報を随時公開したいとしている。

4483とはずがたり:2009/10/06(火) 09:43:27
<東北・北海道>北海道

新「湧別町」誕生 上湧別と湧別が合併 (10/05 14:34)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/192634.html

 【湧別】網走管内上湧別町と湧別町が5日合併し、新「湧別町」が誕生した。本庁舎の旧上湧別町役場前で同日午前、開庁式が行われ、職員約100人が新町の門出を祝った。

 来年3月末に期限が切れる合併新法の下では道内唯一の自治体合併で、道内の市町村数は179となった。

 開庁式では湧別町長だった奥谷公敏・町長職務執行者(60)が、新しい町旗を掲揚し、テープカット。式辞で、両町が1910年(明治43年)に分村するまで「湧別村」だったことに触れ、「両町が再びきずなを結ぶことができ感慨深い」と述べた。

 新町は人口1万272人(9月末現在)、面積506平方キロメートル。合併に伴う町長選、町議選は、同日午前に開かれた暫定選挙管理委員会で11月15日に決まった。町長選には、合併により4日で失職した前上湧別町長の原田雅美氏(68)が出馬の意向を示している。

4484とはずがたり:2009/10/12(月) 23:28:15
<近畿>滋賀県

選挙:安土町長選 合併反対、大林さん初当選 出直し選、投票率67.80% /滋賀
 ◇木野氏を破る
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20091005ddlk25010232000c.html

 4日行われた安土町の出直し町長選は、住民団体代表の大林宏氏(69)が激戦の末、前教育長の木野和也氏(63)を697票差で破り初当選した。「町は一方的に合併を進めた」と訴えた住民団体は、住民投票条例やリコール運動に続いて合併推進派に3連勝した格好。近江八幡市との合併は既に確定しているが、大林氏の当選は今後の合併協議にも影響しそうだ。投票率は67・80%で前回(58・96%)を上回った。【斎藤和夫】

 開票は午後9時から町役場内の町コミュニティー防災センターで始まった。開票所には、住民団体のメンバーや木野氏の支持者らが多数が詰めかけ、票の行方を見守った。同10時過ぎ、大林氏の当選が確定すると、住民団体のメンバーらは「予想通り。やったー」と歓声を上げた。

 開票所から約1キロ離れた同町下豊浦の大林氏の事務所では、午後9時過ぎから支持者らが詰めかけ、当選が決まると拍手をしたり握手を交わしながら喜びに浸った。大林氏は「皆さんのお陰です。皆さんの期待に応えられるように頑張ります。平たんな道を進む町長ではないが、皆さんから一層の支援を頂いて私も頑張ります」と抱負を語った。

 大林氏は、合併問題で先頭に立って住民運動を展開。住民投票条例の制定を求める署名運動やリコール運動、その後の住民投票などでリーダーシップを発揮した。知名度を生かし、住民投票で大勝した勢いを出直し選でも持続し、終盤に追い上げた木野氏を振り切った。

==============
 ◇開票結果=選管最終発表
当 3643 大林宏  69 無新
  2946 木野和也 63 無新
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大林宏(おおばやし・ひろし) 69 無新(1)
 急ぐな合併・守ろう安土みんなの会代表[歴]草津高

毎日新聞 2009年10月5日 地方版

4485名無しさん:2009/10/15(木) 21:32:10
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&amp;k=2009101500641
熊本市と2町の合併告示=総務省
 総務省は15日、熊本市に植木、城南両町を編入する合併を16日付官報で告示すると発表した。2012年4月の政令市移行を目指した今回の合併により、同市の人口は70万人超となる。合併期日は2010年3月23日。
 10年3月末の全国の市町村数は1751(783市、780町、188村)となる。(2009/10/15-16:13)

4486とはずがたり:2009/10/17(土) 15:33:30
<東海・関東・甲信越>長野県

信州の中心は長野ではなく松本であるべきと云う主義の俺にとって松本の発展は喜ばしい。

【長野】
24万人の新松本市誕生へ 波田町と3月末合併
http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20090925/CK2009092502000025.html?ref=rank
2009年9月25日

安曇野市長選に立候補を予定する3氏が臨んだ公開討論会=安曇野市の安曇野スイス村サンモリッツで

 松本市と波田町の合併が実現し、人口24万人の新松本市が来年3月末に誕生する見通しになった。両市町は来月1日に法定協議会を設置し、21日に合併協定書の調印を行う予定だ。

 両市町は24日、合併期日を来年3月31日と定める議案を、それぞれの議会特別委員会に示し、了承された。両市町は、今年6月に設置された任意合併協議会で、地方税や住民サービス、町立波田総合病院の取り扱いなど、具体的な協定項目についてすでに合意している。期日が決まり、両市町の合併実現への道筋があらためて明確になった。

 24日開かれた市議会広域都市ビジョン特別委員会は、提出された法定協設置議案を「可決すべきだ」で合意。期日などが盛り込まれた法定協の協議事項案や今後の事務手続き案などを原案通り了承した。

 法定協設置議案をすでに可決している波田町議会も同様に了承。両市町は今後、協定書の調印を経て、来月下旬にも開かれる臨時議会で廃置分合関連議案を可決する見込み。その後、県知事への合併申請、県議会での関連議案の可決、総務省への届け出、告示−と一連の合併手続きを進める方針だ。

 菅谷昭松本市長は24日の定例会見で、「これまで大きな問題もなく合併協議が進んできた。大方の市民に認めてもらっていると思う。今後も粛々と進めていく」と話した。

 (坪井千隼)

4487とはずがたり:2009/10/21(水) 16:54:27
<首都圏>千葉県

本埜村:ようやく29日に議会 合併協議を巡り混乱 /千葉
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20090927ddlk12010084000c.html

 合併協議を巡り混乱する本埜村で開かれずにいた9月定例議会について、小川利彦村長は議会側と協議し、29日に議会を招集することを決めた。

 小川村長は、村民に合併の賛否を問う住民投票を10月中に実施することなどを招集の条件として議会側に提示し、定例会では住民投票条例案が提出される予定。【斎川瞳】

毎日新聞 2009年9月27日 地方版

本埜村議会:合併問題、住民投票条例案取り下げ−−開会 /千葉
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20090930ddlk12010145000c.html

 印西市、印旛村との合併問題に絡み、村長が村議会招集を拒否していた本埜村で29日、9月定例議会がようやく開会した。

 一般質問で合併問題について問われた小川利彦村長は「一貫して言っている通り。10月25日に住民投票を行い、村民の多数意思に従う」と述べた。しかし、提出予定だった住民投票条例案は29日朝に急きょ取り下げた。小川村長は取材に対し「条例のような拘束力はない要綱に変更する」と話した。

 小川村長のリコール(解職請求)に向けた手続きも進む中、本会議では傍聴席の村民が不満の声を上げたり、村議と村長が言い争い声を荒らげる場面もあった。【斎川瞳】

毎日新聞 2009年9月30日 地方版

市町村合併:2村編入合併案、賛成多数で可決−−印西市議会 /千葉
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20090930ddlk12010146000c.html

 印西市と印旛村、本埜村の合併問題で、印西市議会は29日、2村を編入合併する議案を賛成多数で可決した。

 今年1月、3市村の各議会が法定合併協議会の設置を可決。10回にわたる協議会で合併方式や新市の基本計画を決定していた。

 印西市では、合併の是非を問う住民投票実施を求める市民の直接請求(署名1014人)が出されており、この日も議員9人が連名で住民投票条例制定の発議案を提出したが賛成少数で否決された。本会議では「合併は将来の財政基盤強化や行政効率化のため必要」という賛成意見に対し「市民への説明が十分ではない」「2村の見通しが立ってない」などの反対意見が出た。【武田良敬】

毎日新聞 2009年9月30日 地方版

本埜村議会:住民投票不可能に 補正予算、経費削除で可決 /千葉
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20091001ddlk12010293000c.html

 印西市、印旛村との合併問題で混迷する本埜村で30日、村長が提案した補正予算案が、村議会で住民投票経費260万円など約4700万円が削除され修正可決された。これにより、小川利彦村長が主張してきた住民投票実施は事実上不可能となった。合併関連議案は賛成多数で可決された。

 議会後、小川村長は「まさかという感じ。住民投票をやる大義はなくなり、やりようがない」と話した。合併に向けた手続きについては「まだ自分自身が混乱していてわからない。慎重に判断したい」と話した。

 また、印旛村議会も30日、合併関連議案を賛成多数で可決した。【斎川瞳】

毎日新聞 2009年10月1日 地方版

合併関連議案を可決 本埜村県内初、議員発議で
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20091001/CK2009100102000119.html
2009年10月1日

 合併問題で揺れる本埜村の村議会は三十日、九月定例会本会議を再開し、印西市、印旛村との合併関連議案が議員発議され、賛成多数で可決した。県によると、合併関連議案が議員発議で可決されるのは県内で初めて。

 また、合併の賛否を問う住民投票の経費などを削除した一般会計補正予算案の修正動議も可決された。

 合併関連議案を発議した村議たちは、有権者の七割を超える合併の賛同署名が既に村長に提出されていると強調。補正予算案の修正動議についても「住民投票で莫大(ばくだい)な金と労力を使うのは無意味」とした。

 本会議後、小川利彦村長は、合併に必要な県への申請について「議決は重く受け止めるが、慎重に判断したい」と明言を避けた。仮に今定例会で不信任案が可決された場合、議会解散に踏み切る意向を示した。 (竹内章)

4488とはずがたり:2009/10/21(水) 16:55:21
<首都圏>千葉県
>>4487-4488
市村の合併決議はされてるけど村長が動かない場合どうなんの??

本埜村 『議会解散は想定内』 議員 再度の不信任に自信
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20091020/CK2009102002000077.html
2009年10月20日

 印西市、印旛村との合併に対する消極的な言動から不信任を突き付けた村議会に対し“解散権”という最強のカードを切った本埜村の小川利彦村長。「議員の資質を村民に問う」と解散理由を述べたが、不信任に賛同した議員は「解散は想定内。全員、もう一度議場に戻ってくる」と述べ、再度の不信任決議案可決による村長失職に自信を見せた。

 十九日午前、村役場前の掲示板に、小川村長名による議会解散の文書が掲示された。小川村長は報道陣に「村議らが、議員にふさわしいか村民に判断してもらう必要がある」と強調。「合併が必要と言いながら、合併期日が迫る中、不信任案を可決するなどし手続きを遅らせている。物事を合理的に判断する力がない」などと訴えた。

 小川村長自らも辞職し、同日選に踏み切る選択肢もあったが「考えてもいなかった」と述べた。

 一方、解散を知らされた前村議八人は同日午後、村役場に集結。「反村長派」の一人は「合併を遂げるため、不信任は必要だった。解散はやむを得ない」と腹が据わっている様子。「不信任に賛成した六人が再選され(村長失職の)目標を達成したい」と力強く話した。

 別の一人は「村長一人のために、これまで無駄な労力とエネルギーを使った。その上に選挙だ」とうんざりした表情だった。

 村議選は十一月二十二日投開票が有力。不信任案が再可決されれば、出直し村長選は来年一月末から二月上旬に実施される見通し。 (竹内章)

本埜村議会:不信任の小川村長が解散−−40日以内に選挙 /千葉
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20091020ddlk12010216000c.html

 「印西市、印旛村との合併に消極的」などとして村議会に不信任された本埜村の小川利彦村長(63)が19日、議会を解散した。40日以内に村議選が実施される。

 村議会は今月9日、「選挙公約だった合併について消極的な発言を繰り返し、地方自治法に反して臨時議会招集を拒否し続けるなど村政混乱を招いた」として、不信任決議案を賛成多数で可決した。小川村長は解散の理由について「本当に村議としてふさわしいか村民に判断してもらいたい。今、村長がいなくなるのはまずいので辞職は考えもしなかった」と述べた。

 解散後の午後3時ごろ、前村議8人全員が村役場に集まった。山下兼男・前議長(77)は「村長のために多大なエネルギーと無駄な時間、経費を使った。村長は反省すべきだ」と憤った。不信任決議案を提案した岩井義夫氏(59)は「解散は想定していた。もう一度、村議として村長不信任案を出したい」と話した。

 小川村長のリコール(解職請求)運動を展開している土井栄さん(59)は「住民も議会もノーを突き付けているのに村長に居座るのは村政の私物化だ」と批判した。【斎川瞳】

毎日新聞 2009年10月20日 地方版

本埜村長が議会解散
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20091019-OYT8T01237.htm

 本埜村議会で不信任決議を可決された小川利彦村長が19日、地方自治法に基づき、村議会を解散した。公職選挙法に基づき、40日以内に村議選が行われる。改選後に開かれる村議会で、再び不信任決議が過半数の賛成で可決された場合、小川村長は自動的に失職し、来年2月にも村長選が実施される見通し。

 村議会は今月9日、村議が請求した臨時議会の招集を地方自治法を無視して拒否したことや、印西市、印旛村との合併に消極的な姿勢を批判し、小川村長の不信任決議を可決した。

 小川村長は、「合併の是非を問う住民投票を10月末に行う方針で議会側と合意していた」と主張。自らの失職ではなく、議会解散を選んだ理由について、「納得できる理由なく、約束が破られた。信義則違反だ」と話した。県への合併申請については、「村民が意思を表明する場があるにもかかわらず、無視して手続きを進めるわけにはいかない」として、当面行わない方針。

 不信任決議を提出した岩井義夫村議は「村長が合併を進めるようには見えない。村民に民意を問うことが一番だ。出処進退を決められない村長はもう村民に信頼されていない」と指摘。小川村長の解職を求める3293人分の有効署名を選管に提出した住民団体の土井栄代表は「住民にも議会にも『ノー』と言われ、村を私物化している悪あがきとしか思えない」と批判した。
(2009年10月20日 読売新聞)

4489とはずがたり:2009/10/23(金) 21:06:25
<首都圏>神奈川県

相模原市の来年4月政令市入りが閣議決定 全国19番目
2009.10.23 13:38
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/091023/lcl0910231340003-n1.htm

 政府は23日午前の閣議で、神奈川県相模原市を政令指定都市にすることを決定した。移行は平成22年4月1日付となる。同県では横浜、川崎に次いで3市目で、全国では19番目の誕生となる。

 総務省が定めた政令市移行の条件は人口70万人以上を有することだ。相模原市は城山、藤野町など4町と合併、9月の推計人口は約71万2000人となった。

 政令市になると、国道や県道の管理、都市計画決定などの権限が県から移譲される。児童相談所を自前で設置できるほか、区を置くこともができる。

<九州・沖縄>熊本県

熊本市20番目政令市へ 来春合併を告示、24年移行めざす
2009.10.19 09:32
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/091019/lcl0910190934001-n1.htm

 総務省は官報で、平成22年3月23日に熊本県城南町と植木町を熊本市に編入する合併を告示した。16日付。合併により、24年4月の政令指定都市移行を目指す熊本市は人口が72万人を超える見込みで、政令市の人口要件(70万人)を満たす。熊本市が政令市になれば、来年4月の移行が内定している神奈川県相模原市に続いて全国で20番目。

 熊本市、城南町、植木町の市町長は会見し、幸山政史熊本市長は「合併だけでなく、政令指定都市移行という夢を両町民に共有してもらえるよう取り組んでいく」、八幡紀雄城南町長は「スムーズな合併ができるよう取り組む。政令市についても町内の機運は高まってきている」、藤井修一植木町長は「合併は賛否両論が分かれていたので町内の融和を図ることが重要だ」と語った。

4490チバQ:2009/10/24(土) 23:19:32
・・・・
ひどい
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tochigi/20091023/CK2009102302000111.html
“魅力発信”定着できる? 住めば愉快だ 宇都宮 ブランドメッセージ決定
2009年10月23日

ブランドメッセージを決めた22日の宇都宮ブランド推進協議会。「すぐに忘れ去られないよう、しっかりアピールしていくべきだ」との声が相次いだ=宇都宮市役所で


 「宇都宮」の魅力を分かりやすく伝えることを目的としたブランドメッセージ(キャッチフレーズ)が、二十二日開かれた宇都宮ブランド推進協議会(会長・古池弘隆宇都宮共和大教授)で「住めば愉快だ 宇都宮」に決まった。宇都宮市は内外に発信して街の活性化につなげたい考えだが、インパクト不足は否めず、定着するかどうかは未知数。協議会は「今後のPRこそ課題」と気を引き締めている。 (小倉貞俊)

 この事業は「宇都宮の魅力を百年先まで誇りを持って発信していこう」という同市のプロジェクト「宇都宮プライド」の一環。前回の協議会で(1)日常が極上 宇都宮(2)宮リッチ 宇都宮(3)住めば愉快だ 宇都宮−の三案に絞った。

 この日は、委員十六人が意見を述べ合った後、多数決を採り(3)が十票を得た。(1)は三票、(2)は二票で、白票が一票あった。今後、市内の駅や公共施設などに広告を掲示し、首都圏のイベントでも周知を図る方針。まずは三十一日に開くオリオンスクエアでの発表会で初お披露目となる。

 ただ、課題はメッセージがどこまで浸透するか。「杜(もり)の都」(仙台市)「北の大地」(北海道)のように、全国的に認知度が高いものはごくわずか。内部ですらほとんど定着しなかった自治体のキャッチフレーズは少なくない。

 委員からは「『住めば愉快』というと、市外へのメッセージに受け止められてしまう」「宇都宮をどう表しているのか分かりづらい」など疑問が出たほか「すぐに忘れ去られないよう、今後のPRこそしっかりして」との意見が相次いだ。

 また、市は本年度、協議会に六千四百万円を交付し、うち九割が広告代理店への委託料。委員の一人は「多額のお金を掛けており、費用対効果は検証していかないといけない」と話した。

4491荷主研究者:2009/10/31(土) 19:10:22

http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=13736&amp;catid=349
2008年12月18日付 宮崎日日新聞
都市間競争 6…広域連携
■温度差残り慎重姿勢

 「広域化しなければ生き残れない。圏域で新たな産業都市構想を描くべきだ」。延岡、日向市、門川町の経済界で発足した経済懇談会の初会合。講演に立った旭化成延岡支社長の水永正憲(59)は効率的な行政運営に向けた市町村合併を想定し、連携の必要性を訴えた。

 2市1町は物流インフラの整備など市町村をまたぐ課題も多く、延岡市への流入人口は就業者だけで約4千人にも上る同一生活圏。企業活動を下支えする意味でも医療や教育の充実に連携した取り組みが求められるが、一自治体での解決には限界もある。

   □     ■

 懇談会が目指すのは、権限移譲の受け皿となる強い自治体づくりだ。民間が単なる地域振興に終始せず、地方分権の進展や道州制移行も視野に動き始めたのに対し、行政レベルでもこれまでにない連携が広りを見せている。

 総務省は中心市と周辺町村が共同で課題解決にあたる定住自立圏構想を掲げ、2市1町はこれまで市町村単位で取り組んできた企業誘致や工業団地整備に、自治体の枠組みを超えた連携を模索。物流問題でも昨年、細島港の利用拡大を軸にした物流学習会を設置した。

 だが、細島港の問題では整備費の負担金を担う日向市と両市町との間に意識の隔たりもあり、同市商工港湾課は「取り組みに温度差があるのは事実」と明かす。工業団地の整備や企業誘致も税収増を狙う自治体間で競争になっているのが実情で、どこまで効果的な連携ができるかは未知数だ。水永は言う。「制度の壁がある限り本当の意味で連携するには合併しかない」

 市町村合併や道州制による地方の権限拡大は、合理化、効率化を追求する経済界の悲願と言っていい。延岡市でも1930(昭和5)年、旭化成の創始者・野口遵が描いた工業都市構想に後押しされる形で当時の延岡町、岡富、恒富村が合併した経緯がある。

 一方で都市への一極集中、周辺自治体の空洞化への懸念など合併に対するアレルギーも根強く、門川町長の曽川泉(64)は連携の重要性は認めながら「住民の意見も分かれ、早急に進めるのは難しい」と吐露。日向市長の黒木健二(65)も、地域性や文化の違いによる合意形成の難しさを指摘し、「合併の総括も終わっておらず、道州制移行は国がどう変わるかの議論が先」と慎重な姿勢を見せる。

 広域化による効率的な行政運営と、地域特性に配慮したきめ細かなまちづくりの両立をどう実現するか―。自治体の枠を超えた議論の高まりが求められている。(敬称略)

【写真】2市1町の経済界で発足した経済懇談会の初会合。都市の競争力強化に向け、民間レベルの広域連携が加速している

4492とはずがたり:2009/10/31(土) 19:59:37
<東海>愛知県

市町村合併:西尾市と一色・吉良・幡豆町、賛成62%−−住民アンケート /愛知
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091031-00000033-mailo-l23
10月31日12時0分配信 毎日新聞

 西尾幡豆合併推進プロジェクトチームは30日、西尾市と一色、吉良、幡豆3町の合併に関する住民意向アンケートの結果をまとめた。合併に関して「積極的に進めるべきだ」が24・0%、「やむを得ない」が38・7%で計62・7%が合併賛成の意向を示した。
 アンケートは1市3町の18歳以上の住民7000人を無作為で抽出し、10月1〜16日に実施。回収数は3288人で回収率は47・0%だった。
 「合併すべきでない」は15・1%、「分からない」18・5%、「その他」3・0%、「不明」が0・7%という結果だった。
 合併で期待できる点は「市町長や議員の削減、行政組織の統合による効率化で経費が削減できる」が最多だった。心配な点は「公共料金や手数料などが高くなり負担が増大しないか」がトップ。このほか「なぜ急いで合併しなければいけないのか分からない」などの意見もあった。アンケート結果は今後、法定協議会設置に向けての参考資料となる。
 1市3町は11年3月31日までの合併を目指している。【佐野裕】

10月31日朝刊

4493とはずがたり:2009/10/31(土) 20:01:09
<北陸・信越>新潟県

市町村合併:長岡との合併議案を可決−−川口町議会 /新潟
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20091030ddlk15010188000c.html?inb=yt

 川口町議会は29日、臨時会を開き、長岡市との合併議案を全会一致で可決した。11月13日には長岡市議会の臨時会でも同様の議案が諮られ、可決されれば、両市町長が県に合併を申請する。【長谷川隆】

毎日新聞 2009年10月30日 地方版

市町村合併:長岡市長と川口町長、合併協定書に調印 県内初「飛び地」確実に /新潟
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20091027ddlk15010011000c.html

 合併に向けた協議を進めている長岡市の森民夫市長と川口町の岡村譲町長は26日、同市役所で、合併の基本ルールを定めた協定書に調印し、両市町の合併が確実となった。小千谷市を挟んだ、県内初の「飛び地合併」となる。森市長は「両市町が一つの市になることで創造的復興に弾みがつく」、岡村町長は「市の南の玄関口としての役割を果たしたい」と期待感を示した。

 協定書には、合併期日は10年3月31日▽合併方式は川口町の長岡市への編入合併▽市の名称は「長岡市」▽合併後の川口町には支所を設ける▽町の特別職(町長と教育長)は合併前日の3月30日で失職する−−など21項目が盛り込まれている。

 市議会の定数は38だが、川口地区選出の1人が加わり、現市議の任期の11年4月30日まで時限的に39となる。だが、次の通常選挙から定数は38に戻り、全市1区で行われる。

 近く開かれる市と町の臨時議会で合併議案が可決されれば、両市町長が知事に合併を申請。県は12月県議会に諮り、可決されれば知事が合併を決定し、国に届け出る。順調に進めば、来年1月中にも官報に合併が告示され、成立する見込み。【長谷川隆】

毎日新聞 2009年10月27日 地方版

4494とはずがたり:2009/10/31(土) 20:02:31
<中国・四国>

市町村合併:出雲市、合併説明会に45人 斐川町議会の動向懸念も /島根
http://mainichi.jp/area/shimane/news/20091021ddlk32010443000c.html

 出雲市と斐川町の合併について同市内の地域組織の代表者を対象とした説明会が20日、同市役所で開かれた。長岡秀人市長らから経緯を説明された参加者からは、合併に肯定的な意見が出る一方で、合併反対派が多数を占める同町議会の動向を懸念する声も出た。

 45人が出席し、同町側から法定合併協議会設置の申し入れがあった経緯や、今後の流れなどが説明された。

 その後の質疑では「(行政運営の)合理化の面から、進めるべきだ」「さまざまな面で、出雲ブランドを全国に発信する拠点になれる」と肯定的な意見が出る一方で、「斐川町民の理解が進んでいないのではないか」と心配する声も上がった。また旧湖陵町の住民からは「合併により町に活気がなくなった」などとする意見も出た。市は29日から来月17日まで、市内10カ所で同様の説明会を実施する。【細谷拓海】
 ◇斐川町議の合併反対派、住民投票求め議連 12月成立目指す

 一方、出雲市との早期合併に反対する斐川町議10人は超党派で「住民投票を求める議員連盟」を結成、20日に同町役場で開かれた会合で、12月議会で合併の是非を問う住民投票条例案の成立を目指すことを決めた。

 同議連は15日に結成。会派別では、平政クラブ8人▽共産党1人▽無会派1人−−の計10人で構成される。

 会合後、幹事の1人の黒田充議員は取材に対し「法定合併協議会での協議後に、法的根拠に基づいた資料を基に住民投票をするべきだ」と主張。今後執行部側に条例提案を求め、場合によっては議員提案する考えを明かした。【細谷拓海】

毎日新聞 2009年10月21日 地方版

4495とはずがたり:2009/10/31(土) 20:07:58
<中国・四国>山口県

市町村合併:山口市と阿東町、来年1月16日合併 /山口
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091024-00000176-mailo-l35
10月24日16時1分配信 毎日新聞

 山口市と阿東町の合併協議会が23日、同市であり、合併期日を「来年1月16日」と合意した。また、同月23日に任期満了を迎える阿東町議会は在任特例を適用し、合併後はそのまま山口市議になり、来年4月30日の任期満了まで務める。現在の町役場は来年1月18日に阿東総合支所に衣替えし、支所内に農林振興事務所を開設することも確認した。
 合併を巡っては、阿東の共産町議ら住民団体が合併の是非を問う住民投票を請求する方針で、町議会で11月中旬にも審議される見通し。
〔山口版〕

10月24日朝刊
最終更新:10月24日16時1分

市町村合併:阿東町の住民団体が署名簿提出 合併問う住民投票求め /山口
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20091020ddlk35010426000c.html?inb=yt

 山口市との合併協議が進む阿東町の住民団体が19日、合併の是非を問う住民投票の実施を求める461人分の署名簿を町選管に提出した。署名数は直接請求に必要な町内有権者の50分の1(132人)以上で、選管の審査後、住民団体は11月中旬にも町長に対し、住民投票条例の制定を請求する見通し。

 団体は「住民投票を求める町民の会」(橘真文代表)。請求書は「来年1月を目標にした合併の最終決定には住民の意思が最大限尊重されるべきだ」と住民投票を求めている。会には、共産党町議2人が参加している。

 町選管によると、条例制定の請求を受けた町長は20日以内に議会に提案。議会(14人)の賛成多数で可決されれば住民投票が実施される。【中尾祐児】

〔山口版〕
毎日新聞 2009年10月20日 地方版

4496とはずがたり:2009/10/31(土) 20:11:16
<近畿>滋賀県

先行合併で便利になるといいですなぁ。。
惜しむらくは新市名が旧協議での安土八幡で無くなってしまったこと。。

市町村合併:近江八幡市と安土町、図書館を共同利用−−きょうから /滋賀
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091023-00000183-mailo-l25
10月23日15時0分配信 毎日新聞
 ◇来年合併
 来年3月の近江八幡市と安土町の合併を前に、近江八幡市立図書館と安土町立図書館は23日から共同利用を始める。同日午前10時半から市立図書館でセレモニーがあり、同市の中江義一教育長が利用カード作成者(先着10組)に記念品を贈る。
 両図書館の蔵書数は、市立図書館が31万3569冊、町立図書館は12万5756冊。利用者カードは市立が3万6250枚、町立は1万1549枚に上る。両図書館の貸し出しシステムが統一されるのは11年度末の見込みで、当分の間はそれぞれのカードが必要という。【斎藤和夫】

10月23日朝刊
最終更新:10月23日15時0分

4497とはずがたり:2009/10/31(土) 20:39:56
<近畿>滋賀県
>>4484>>4496>>4391

市町村合併:安土・大林町長「反対の立場で参加」 合併協が再開−−近江八幡 /滋賀
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091020-00000241-mailo-l25
10月20日16時2分配信 毎日新聞

 近江八幡市と安土町の第6回法定合併協議会が19日、近江八幡市江頭町の市立看護専門学校講堂で開かれた。今年4月に設置された同協議会は5月に協議を終え調印も済ませているが、今月、安土町の町長が代わったことから再開された。
 副会長として同協議会に初めて参加した大林宏・安土町長は「合併には反対の立場でこの協議会に参加する」とあいさつ。合併をPRする広報活動に反対の立場から、この日に採決された同協議会の補正予算案に反対した。同案は賛成多数で可決された。
 また、合併協定書の協定項目に関するこれまでの調整状況が報告されたが、委員から「報告された協定項目は膨大で、突然意見を求められても困る」との意見があり、協議会は今後、月1回のペースで開かれることになった。【斎藤和夫】

10月20日朝刊
最終更新:10月20日16時2分

4498チバQ:2009/11/03(火) 17:38:55
<首都圏>東京都 千葉県
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20091103-OYT1T00458.htm
千葉vs東京、海の境界対立半世紀…税収に影響


半世紀にわたり都県境が確定しない東京湾を浦安市側から望む。対岸に見えるのは東京都江戸川区

 東京湾上における千葉県と東京都の境界線を巡り、両者の主張が対立したまま半世紀が経過した。

 周辺自治体の税収と東京湾開発にかかわるため、過去20年で70回に上る協議を重ねてきたが、いまだ都県境の確定には至っていない。県は引き続き交渉を続ける方針を示しているものの、互いに決め手となる根拠が乏しく、今後の協議スケジュールも白紙の状態だ。

 都県境論争の始まりは1950年代。県市町村課によると、背景には都側の港湾区域拡大、県側の湾岸埋め立て計画があった。その後、都の東京港湾区域拡大事業に際し、64年、県は変更予定線に合意することになる。

 県は都に対し、都県間で唯一合意したこの「昭和39年(64年)合意線」を都県境として認めるよう主張し続けている。一方、都も江戸川区から東京湾に向けて真南に走る「真南線」を譲らない。各自治体から等距離となる位置に境界を設ける「等距離線」が根拠だ。都区政課は「昭和39年合意線は港湾区域の境界であって、行政区分の都県境とは別問題」と反論する。

 都県境問題は自治体の税収に影響を及ぼす。その代表が、東京ガス「袖ケ浦工場」(袖ケ浦市)と同「ガス圧力制圧施設」(東京都江東区)の南北26キロを結ぶパイプラインがもたらす固定資産税だ。地方税法は、複数の都道府県にまたがる固定資産税の配分自治体は総務大臣が決定すると定めている。パイプライン開通時(1977年)は、都県境がないために当時の自治大臣が暫定措置として、両者が主張する境界の中間点を課税の配分点に定めた。以来、20年以上の“暫定措置”が解消されぬまま、現在に至っている。

 県は、自らの主張する昭和39年合意線を都県境とした場合、この固定資産税による税収は浦安、袖ケ浦、木更津の3市で、それぞれ年間40万円増加すると試算する。

 また県と都は、アクアライン(97年)や羽田空港再拡張(07年〜)など、東京湾の広域にかかる事業が行われる度に協議を重ね、警察・消防などの行政管轄や、許認可権の取り扱いを決めてきた。浦安市の松崎秀樹市長は「様々な問題で不都合。森田知事は石原都知事と仲が良いのだから、早期に解決すべき」と注文する。

 86年、茨城県の筑波山頂の境界を巡り、同県旧真壁郡と旧筑波郡間で起きた争いに対し、最高裁が下した判決では、地域の歴史的沿革や地勢上の特性などを考慮のうえ境界を定めるのが妥当、としている。だが、県の小宮大一郎総務部長は「(確定しないのは)そのような決め手となる資料が乏しく、互いに自己に有利になる主張をしているため」と頭を抱える。両者の主張は平行線を脱しきれないでいる。(福井浩介)

(2009年11月3日14時51分 読売新聞)

4499名無しさん:2009/11/05(木) 13:52:41
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4500とはずがたり:2009/11/06(金) 16:51:18
<東海>静岡県

加島・吉原の岩渕との大宮の芝川との合併でプレーヤーが少なくなって交渉しやすくなったのではないか?

富士宮市長方向性で賛同 富士市長の合併方針
2009/11/06
http://www.shizushin.com/news/feature/gappei/news/20091106000000000019.htm

 富士市の鈴木尚市長が5日、来年3月の芝川町との合併成立後の新富士宮市に、合併を呼び掛けていく考えを示したのに対し、富士宮市の小室直義市長は同日、目指す広域都市の方向性で賛同するコメントを出した。
 コメントはメディアの要請に応じた。「(私も)かねてから『環富士山構想』を提唱してきた」と、目指す広域都市像で共通認識を示した上で、芝川町との合併後に続く富士市長からの合併呼び掛けについて「こうした将来ビジョンに向けてのスタートになれば幸い」と歓迎の意を表した。
 両市など岳南地区の人口(今月1日現在)は39万7603人。一般会計の予算規模は本年度当初で約1150億円。
 鈴木富士市長はこれまでも「基礎自治体には一定の人口、財政規模が必要」として、富士山を囲む静岡・山梨県内の富士山ナンバーエリア13市町村の合併展望を示しながら、「人口規模は最低でも40万人が必要」と時期は示さず富士宮市との合併の方向性を表していた。小室富士宮市長も「環富士山都市構想」を語っていた。両者の意思表明で将来の40万都市誕生がさらに現実的になった。
 2006年3月策定の県市町村合併推進構想は、両市地域を「生活圏が一体化しており、中核市(法定人口30万人以上)を目指すべきであると考える」とし、来年3月の合併新法期限を超えた方向性として「合併を目指した組み合わせを期待する」としていた。

4501とはずがたり:2009/11/13(金) 22:45:58

田舎暮らし“お試し”を 人口減少危機宣言の伊豆市
11/13 08:17
http://www.shizushin.com/news/social/shizuoka/20091113000000000013.htm

 過疎・高齢化が進み、6月に「人口減少危機宣言」を発表した伊豆市がこのほど、市内の古民家を改装し、移住希望者が泊まりがけで田舎暮らしを体験できる施設「そらそい荘」を開設した。移住者が地域に溶け込めるよう、地元住民との橋渡し役となる「定住アドバイザー」も設置し、移住者の呼び込みに力を入れている。
 市は昨年度、移住希望者向けのツアーを開催。本年度は空き家情報をホームページで提供する取り組みも始めた。反響は大きく、老夫婦や独身の若者を中心に問い合わせが県内外から1日数件寄せられるという。
 10月に開設した移住希望者限定の田舎暮らし体験施設は、山あいの木造平屋建て民家(5LDK)を改装し、宿泊料金は3000円(1泊目、2泊目以降は2500円以下)に抑えた。1泊から2週間まで滞在可能で、希望者は自炊しながら農業・自然体験などに取り組むことになる。
 都会でも生活経験がある同施設管理人の足立浩さん(51)=同市湯ケ島=は「田舎暮らしは隣人との付き合いが重要な要素で、冠婚葬祭など周辺住民との共同作業も多い」と都会との違いを指摘し、「地元の人と触れ合わないと分からない面もある。田舎になじむための“お試し”期間が必要」と田舎暮らし体験の意義を強調する。
 市は海沿いに2カ所目の体験施設開設を検討する一方、「空き家や畑だけあっても田舎暮らしはうまくいかない。地域のサポーターを作りたい」(菊地豊市長)として市民11人を定住アドバイザーに登録。生活習慣の違いなどを移住者に助言する役割を期待する。
 施設に関する問い合わせは市企画財政課<電0558(74)3066>へ。

4502とはずがたり:2009/11/15(日) 17:42:44
>>4501

融和をもとめて 射水市長選 【下】
2009年11月08日
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1225003015/1014

■定住促す事業

 市民協働の一つの形として、新湊漁港の近くを流れる内川かいわいに、民家を「貸し出し用」にした宿泊施設が3棟ある。


 市は07年、市内で生活を体験してもらい、定住につなげようと移住交流事業を始めた。民家の維持管理費を市が補助し、運営はNPO法人「水辺のまち新湊」が担う。


 生活用品は一通りそろい、1泊千円と格安。関東などに住むリタイア世代に人気だ。別のNPOが運営する小杉地区の1棟と合わせ、今年4〜9月末の延べ宿泊者は1023人。昨年より3割以上増えた。うち3割がリピーターだ。元は空き屋で、近くに住む女性は「夜に電気がついていると、安心する」と言う。宿泊がきっかけで地域に親しみ、移住した人もいる。


 水辺のまち新湊は、今年4月にオープンした「川の駅新湊」も運営するほか、「内川まちづくり劇場」として、寄席やライブなどを定期的に開催。日本経営協会が募集した今年度の「活力協働まちづくり推進団体」の優秀賞に、全国73件の中から選ばれた。

4503とはずがたり:2009/11/16(月) 21:38:19
<首都圏>神奈川県

「広域連携を支援」松沢知事と足柄上地域首長が懇談/神奈川
2009年8月5日
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/09080515/

 足柄上地域首長懇談会が5日、中井町役場(中井町比奈窪)で開かれ、松沢成文知事と1市5町の首長らが出席した。知事は「基礎自治体も自治ができるよう合併や広域連携を考えてほしい。県の仕事をよこせ、というぐらいの自立心を持ってくれれば道州制にもっていける」と持論を展開。「県は広域連携をサポートするので進めてほしい」と各首長に促した。

 首長懇の冒頭、あいさつに立った知事は「全国植樹祭の神奈川開催まで1年を切った。県内の3割の森林がある足柄上地域での植樹祭開催は森林再生のきっかけになる」と述べ、各首長に協力を求めた。

 各首長は「新型インフルエンザ対策で、足柄上病院を核とする連携を深め、連絡を強化する体制を築いてほしい」(露木順一開成町長)、「第二東名高速道路建設で山北町内にインターチェンジの設置を」(瀬戸孝夫山北町長)、「有害鳥獣として駆除されたシカの食肉化に協力してほしい」(島村俊介松田町長)、「新規就農者が市街化調整区域でも農業用倉庫を建てられるようにすべきだ」(間宮恒行大井町長)、「地上デジタル化に伴う難聴地域へのケーブル網設置に支援を」(尾上信一中井町長)、「産科医増と助産師の活用の検討を」(沢長生南足柄市長)などと、県に要望や意見を申し入れた。

 知事は、第二東名建設に絡んで「民主は政権交代で高速道路を無料化。インターを増やして地域の町づくりを進める計画だ」と”解説”。その上で「インター建設費は地元で負担してくれ、ということになるだろう。インターはできやすくなるが、負担もあるので(自治体が)一緒にやる必要があるだろう」と話した。

4504とはずがたり:2009/11/16(月) 21:39:03
<近畿>大阪府

大阪で唯一の村、千早赤阪村が合併断念
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/localpolicy/289812/
配信元:産経新聞
2009/08/14 12:22更新

 大阪府河内長野市との合併問題に揺れる府内唯一の村・千早赤阪村で14日開かれた村議会の合併特別委員会では、松本昌親村長が合併実現に理解を求めたものの、村議からは批判が噴出。松本村長は「合意形成できなかったことは残念だが、仕方ない」と述べ、合併を断念する意向を示した。

4505とはずがたり:2009/11/16(月) 21:39:43
<首都圏>神奈川県

「合併で歳出150億減」と試算/神奈川・県西地域合併検討会
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091021-00000018-kana-l14
10月21日21時0分配信 カナロコ

 県西地域合併検討会(会長・加藤憲一小田原市長)が21日、小田原市役所(同市荻窪)で開かれ、2市8町の首長らが出席した。同検討会の下部組織で副市町長らで構成する任意合併協議会研究会は、合併が実現すると歳出総額で約150億円、人件費で約42億円の縮減が見込まれる、との試算を盛った中間報告を公表した。

 同研究会の試算結果によると、1人当たりの歳出額は約28万5千円で、2市8町の総人口約36万人に当てはめると歳出規模が約1027億円となり、実際の歳出合計額1177億円に比べ、約150億円の縮減。人件費は1人当たり約66万円で総額約239億円となり、実際の人件費約281億円に比べ、約42 億円の縮減と見込んでいる。

 一方、合併の準備に要する経費は基幹システムの統合が18〜21億円、事務経費は約2億円などと試算した。

 各首長からは「財政効果だけが強調されがちだが、36万人都市の具体的なイメージを共有できないか」「各市町の住民が希望を持てる都市づくりが必要だ」「人口減や商工業の生産高の落ち込みなどへの対応を考えるべきだ」といった意見や要望が出された。

 同検討会は、2市8町の合併の方向性を示す目的で開催されており、2009年度末には任意合併協議会の設置などについて結論を出す方針だ。

 このため、8月の町長選で合併反対を掲げて4選を果たした島村俊介松田町長はこの日、任意合併協議会への参加は難しいとする認識を示した。

最終更新:10月21日21時0分
カナロコ

4506とはずがたり:2009/11/17(火) 00:43:52
<首都圏>埼玉県
>>4437
手続き完了♪

市町村合併:新「久喜市」正式決定 総務省が官報で告示 /埼玉
http://mainichi.jp/area/saitama/news/20091111ddlk11010267000c.html

 総務省は10日、久喜市と菖蒲、栗橋、鷲宮3町の合併を官報で告示した。これで地方自治法などに基づく合併のための全手続きが終わり、来年3月23日に新「久喜市」が誕生することが正式に決まった。

 田中暄二・合併協議会会長(久喜市長)は「1市3町が不退転の決意で取り組んできた結果。さらに心を一つにして個性ある文化田園都市を目指したい」とコメントした。

 合併後の面積は82・4平方キロ、人口は約15万7000人(今年4月現在)。市庁舎には現久喜市役所を使い、3町の役場は総合支所となる。【平野幸治】

毎日新聞 2009年11月11日 地方版

4507とはずがたり:2009/11/17(火) 00:45:34
<近畿>滋賀県

色々あっただけに,無事纏まり万感の思いである。
滋賀はほぼ全県的に合併が完了して,後は彦根+犬上と草津近辺があるかどうかぐらいですね。

新長浜市へカウントダウン 合併協が最終会議
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091113-00000037-kyt-l25
11月13日22時9分配信 京都新聞
新長浜市へカウントダウン 合併協が最終会議

最終会議で経過報告などを聞き合併協議会の廃止を承認する委員(長浜市・浅井文化センター)
 「長浜市及び東浅井郡・伊香郡6町合併協議会」の最終会議が13日、滋賀県長浜市の浅井文化ホールで開かれ、経過報告や移行準備の状況説明の後、協議会の廃止を承認した。
 同日は、協議会の意見で設置された新市の将来を話し合う団体「未来の長浜市を創造するまちづくり委員会」の下坂幸正会長が、産業分科会や自然生活分科会など6分科会の意見を発表した。
 「合併協定項目等管理小委員会」の報告の後、移行準備の状況として、解散する伊香郡病院組合が運営する湖北総合病院を長浜市立湖北病院として引き継ぐことなどを説明。
 教育課題協議会の経過報告は説明が不十分として一時混乱したが、議長の川島信也市長が文書を提示するよう指示することで収拾した。
 この後、協議会を合併前日の12月31日で廃止する提案を承認するとともに、各市町長が協議会閉会のあいさつをした。

最終更新:11月13日23時9分
京都新聞

4508とはずがたり:2009/11/17(火) 00:46:50
<北陸・信越>新潟県
>>4493
こう(=飛び地合併)なると見付や小千谷と云った環長岡周辺市の動向も注目

市町村合併:長岡市議会、川口町との合併議案可決 /新潟
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091114-00000126-mailo-l15
11月14日13時1分配信 毎日新聞

 長岡市議会は13日、臨時会を開き、川口町との合併議案を賛成多数で可決した。ただ、全会一致で可決した川口町議会とは異なり、賛成32に対し、共産党3人と無所属1人の計4人が反対に回った。
 閉会後、森民夫市長は「市議会で議決いただきほっとしている。これで市と町が行う合併作業は大方終え、来週にも知事に合併を申請する。今回の議決は40万人都市実現に向けた大きな一歩だと認識している」とコメントした。【長谷川隆】

11月14日朝刊
最終更新:11月14日13時1分

4509とはずがたり:2009/11/17(火) 00:48:55
<中国・四国>島根県
>>4398 >>4240 >>3398
東出雲町側に問題は無さそうか。後は住民の意向だけかな?

市町村合併:合併任意協設置を要請 東出雲町長、議長が松江市に /島根
http://mainichi.jp/area/shimane/news/20091113ddlk32010577000c.html?inb=yt

 松江市と東出雲町の合併問題で、同町の鞁嶋弘明町長と野津貞夫・町議会議長は12日、松江市役所を訪れ、松浦正敬市長と三島進・市議会議長に合併任意協議会の設置を要請した。

 要請書では「行財政基盤の整った市を実現させ、思い切った行財政改革を推進することこそ、地域住民の福祉向上につながる」などとしている。

 鞁嶋町長は今年度中に任意協議会で議論をまとめ、同町で合併の是非を問う住民投票実施後に、合併法定協議会を設置したい考えを示した。これに対し松浦市長は、両市町で作る広域行政研究会で合併について検討してきた経緯に触れ、「あれを生かすような形で、議会ともよく相談して、前向きな形でできるようにしたい」と応じた。【細谷拓海】

毎日新聞 2009年11月13日 地方版

4510とはずがたり:2009/11/17(火) 00:50:34
<北関東>栃木県

新「栃木市」を可決 大平・藤岡・都賀町議会
(10月10日 05:00)
http://www.shimotsuke.co.jp/town/region/south/tsuga/news/20091010/217578

 来年3月29日の栃木地区1市3町の合併を目指す大平、藤岡、都賀の各町議会は9日、それぞれ臨時議会を開き、合併関連5議案を原案通り可決した。残る栃木市議会の採決は13日に行われる予定。可決されれば4首長が15日、福田富一知事に合併を申請する。

 3町議会に提出されたのは(1)1市3町の廃置分合(2)地域自治区や同区長の設置に関する協議−など5議案。

 このうち大平町議会は賛成14反対1、都賀町議会も賛成11反対2の圧倒的な賛成多数で可決した。反対はいずれも共産の議員だった。

 また、先月4日に提出された1市3町法定合併協議会(法定協)設置議案をわずか1票差で可決した藤岡町議会は起立採決を行わず、「異議なし」の発声で可決した。

 今月13日には栃木市議会にも同様の5議案が提出され、可決される見込み。

 これを受け法定協会長の日向野義幸栃木市長ら4人の首長は15日、知事に合併申請書を提出する。


市町村合併:枠組み問う修正住民投票条例案、西方町議会が可決 /栃木
 ◇町長、再議の考え
http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20091107ddlk09010036000c.html

 西方町は6日、臨時議会を開き、住民発議による住民投票条例の原案に修正を加え、賛成多数(賛成5・反対4)で可決した。修正案は鹿沼派の町議5人から提案されたが、制約が多く、古沢悦夫町長は「請求者の意思を逸脱した修正案」と批判した上で12日にも同案を再議に付す考えを示した。

 原案は栃木地区1市3町(栃木市と大平、藤岡、都賀の各町)か鹿沼市か、合併の枠組みを住民投票により問うもの。修正案は、住民投票の期日を議会の議決により、町長が定める日曜日とする▽住民投票に関する投票運動は行わない▽投票率75%で得票率70%以上の場合のみその結果を尊重する、など。

 原案の請求代表者である住民団体「栃木地区合併を実現する会」の牧野浄一会長は「町民の意思を尊重しない町議には解職請求(リコール)しかない」と話した。同会は、一時は栃木地区との合併協議合流に賛同しながらも、再び否決した鹿沼派の町議3人のリコールのための署名活動を始めている。【中村藍】

毎日新聞 2009年11月7日 地方版

4511とはずがたり:2009/11/17(火) 00:50:54

<北関東>栃木県

選挙:新「栃木市」市長選 鈴木・大平町長、出馬意向 「合併の思い生かす」 /栃木
http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20091025ddlk09010071000c.html

 大平町長の鈴木俊美氏(59)は24日、栃木市と大平、藤岡、都賀の3町が合併し来春に誕生する「新栃木市」の市長選に立候補する意向を明らかにした。同市長選には、すでに栃木市長の日向野義幸氏が出馬を表明している。

 新市長選は合併後50日以内に行われる。鈴木氏は同日夜、大平町内の後援会事務所で開かれた役員会で、出馬の意向を支援者に伝えた。その後、鈴木氏は集まった報道陣に「合併という手段を選択した側(大平町など3町)の思いを新しい市の運営に生かしたい」と述べた。

 鈴木氏は99年4月、県議に初当選。現職町長の死去に伴う00年9月の大平町長選に出馬し初当選、現在3期目。【山下俊輔】

毎日新聞 2009年10月25日 地方版

新「栃木」市長選 鈴木氏 出馬の意向
(10月25日 05:00)
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/politics/news/20091025/224778

 大平町の鈴木俊美町長(59)は24日夜の後援会本部役員会で、新「栃木市」発足に伴う市長選に、無所属で出馬する意向を明らかにした。公約がまとまり次第、正式な出馬表明を行う予定。

 役員会後、鈴木氏は「合併を選択した側の思いを、新しい市の運営に生かしていきたい」と述べた。

 新栃木市は栃木市と大平、藤岡、都賀の3町の新設合併により来年3月29日に発足し、市長選は同日から50日以内に行われる。

 同市長選をめぐっては、既に日向野義幸栃木市長(51)が出馬の意向を表明している。

 鈴木氏は県議1期を経て、2000年9月に大平町長初当選。現在3期目。

4512とはずがたり:2009/11/17(火) 00:51:04
<北関東>栃木県

西方町議会 合併先を巡り混とん /栃木
http://mainichi.jp/area/tochigi/wide/news/20091112ddlk09010048000c.html
 ◇町民不在、不満募らす

 栃木地区1市4町(栃木市と大平、藤岡、都賀、西方の各町)での合併か、鹿沼市との合併か−−。合併先を巡り、西方町議会は混とんとした状態が続いている。今月6日には住民発議による住民投票条例案に対して鹿沼派の町議が修正を加え、可決した。投票率や得票率などに条件を設けた鹿沼派の町議らは「決して高いハードルではない」と説明するが、事実上、町民不在ともいえる同町議会に町民は不満を募らせている。【中村藍】

 ◆栃木地区合併問題

 西方町は上都賀郡南部に位置し、人口7000人足らず。県は07年、こうした人口1万人未満の小規模な自治体の解消などを目的に、栃木市を中心とする合併枠組みの構想を打ち出した。ゴミやし尿などは栃木地区広域行政圏内で共同処理しているが、農協や医師会などは鹿沼市と同じ上都賀郡に組み込まれている。今年3月に合流した栃木地区1市4町の法定合併協議会(法定協)で協議を続けてきたが、町議会の反対多数で法定協は休止。西方町が抜けた1市3町で来年3月末までの合併を目指している状態だ。

 ◆鹿沼派優位の町議会

 合併の是非を争点に、今年2月に行われた町長選挙では、1市4町派の古沢悦夫氏が初当選した。同13日に開かれた臨時議会では、栃木地区の法定協への合流に賛成多数(賛成7、反対2)で可決。一時、離脱していた栃木地区での合併協議に再び合流し、町は事務費用など約7200万円を投入、協議を進めていた。

 だが、合併調印式直後の8月21日、同町議会は1市4町の合併を反対5、賛成4で否決。前回、法定協合流に賛成した町議3人は今度は反対の立場に。鹿沼派の町議は「西方町は両方に合併できる位置にある。両市を比べてみる必要がある」と話す。

 ◆住民団体

 町内では「1市4町派」と「鹿沼派」の双方の立場を支持する住民団体も誕生した。住民団体「鹿沼市との合併を実現する会」(川嶋誠一代表)は、町長選では鹿沼市との合併を主張する候補がいなかったとして、鹿沼市との法定協設置を求める664人分の署名を提出。7月の臨時議会で鹿沼派の町議5人の賛成により、設置案が通された。

 一方、住民団体「栃木地区合併を実現する会」(牧野浄一会長)は2649人分の署名を提出し、住民投票条例案の制定を求めた。今月6日に開かれた臨時議会では原案に対して鹿沼派の町議5人から、住民投票に関する投票運動は行わない、投票率75%で得票率70%以上の場合のみ、その結果を尊重するなどの条件を付けた修正案を提案、可決された。

 ◆リコールの動き

 住民発議による住民投票に高いハードルを設ける鹿沼派の町議らに反発した「栃木地区合併を実現する会」は、鹿沼派の町議3人に向けたリコール(解職請求)運動を展開。町の登録有権者数の3分の1(1878人)以上の署名を集めることができれば、成立する。リコールに同意し、署名した同町金井の無職男性(77)は「(栃木地区との合併に賛成しておきながら)途中で意思をひっくり返すことは納得できない」と不信感を表した。
毎日新聞 2009年11月12日 地方版

4513とはずがたり:2009/11/17(火) 00:51:17

<北関東>栃木県

市町村合併:県合併推進審、「1市3町」を了承 西方町除く栃木地区構想案 /栃木
http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20091113ddlk09010183000c.html

 県市町村合併推進審議会(会長・岩崎修栃木放送監査役)が12日、宇都宮市内で開かれ、栃木地区の合併構想案を従来の「1市4町」(栃木市と西方、大平、藤岡、都賀の各町)から西方町を除く「1市3町」に変更することについて審議し、了承した。

 栃木地区の合併は西方町を加えた1市4町の枠組みで進んでいたが、8月に同町議会が合併関連議案を否決。10月に同議案が再度否決され、町長が1市4町合併協議会の休止を申し入れた。そこで、同審議会も実態に合わせて構想案を修正することにした。【戸上文恵】

毎日新聞 2009年11月13日 地方版

4514とはずがたり:2009/11/19(木) 12:53:53
<北関東>栃木県

結城市とか古河市とかは栃木県なんかと経済圏も深いしね。

県境越え定住自立圏構想 小山市、2市1町と構想 来春「中心市」宣言
(11月17日 05:00)
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/politics/news/20091116/236229

 合併に至らない緩やかな連携として総務省が進める「定住自立圏構想」で、小山市は16日までに、現在広域を組む下野市、野木町のほか、茨城県結城市も加え県境を越えて定住自立圏の協定を結ぶ方針を固めた。来年3月に小山市が圏域全体のマネジメントを担う「中心市」を宣言する予定で、4月以降に協定を締結し、実施計画に当たる「共生ビジョン」を策定する考え。県内で同構想を推進するのは小山市が初めて。

 定住自立圏は中心市と周辺市町村が医療、福祉、地域公共交通、観光などの分野で1対1の協定を締結することを積み重ね、互いに連携することで圏域全体の活性化を図る。都市機能を充実させ、地域の魅力を高めて大都市圏への人口流出を防ぐのが狙い。

 人口約16万3千人の同市は「人口5万人以上」「三大都市圏区域外」など中心市の要件を満たしており、同市への通勤通学割合が10%を超える下野、結城、野木の2市1町と定住自立圏を形成していく方針。

 10月に庁内に各部長による推進委員会を設置。既に2市1町にはこの方針を伝えており、12月中旬に各市町の担当者とワーキンググループをつくり、具体的な取り組みを議論していく。

 同市を中心とする自立圏の人口は約30万人。認定されると、協定に基づく取り組みに特別交付税の優遇措置などが受けられる見込み。県地域振興課によると、県内で中心市の要件を満たすのは6市で「現在、具体的な動きがあるのは小山市だけ」という。

4515とはずがたり:2009/11/24(火) 00:56:25
<近畿>大阪府

なるほドリ:府内唯一の村・千早赤阪村の今後は? /大阪
http://mainichi.jp/area/osaka/news/20091123ddlk27070199000c.html
 <NEWS NAVIGATOR>
 ◇合併破談し独立独歩 財政が課題、「再生団体」転落も

 なるほドリ 千早赤阪村は、府内唯一の村なんだね。

 記者 1977年4月に東能勢村が豊能町になって、千早赤阪村だけになりました。同村は旧千早、赤阪村が合併して56年に発足。人口は6391人(10月末現在)と府内43自治体で最少です。

 Q 西隣の河内長野市と設けていた法定合併協議会はどうなったの?

 A 千早赤阪村は北隣の富田林、太子、河南の3市町との対等合併を目指し、02年に法定協議会をつくりましたが、決裂しました。その後、府の仲立ちで、村が河内長野市に編入合併を求め、08年3月に新たな協議会ができたんです。11回の会合を重ねましたが今年7月に協議が中断、最終的に村側が破談を申し入れました。協議会も9月末に廃止されました。

 Q どうしてうまくいかなかったの?

 A いろいろな見方がありますが、市と村で編入合併の条件のとらえ方に温度差があったのが、大きな要因の一つと言えます。合併すると、村が市域の一部になるため、協議開始時に、市と村はこれまでのまちづくりを尊重しつつも「市の制度に合わせる」と合意していました。しかし、村が独自に実施してきた行政サービスの存続などの扱いを巡り、認識の差が露呈し、折り合えませんでした。

 Q 村だけで今後、やっていけるのかな?

 A 法定合併協議会がまとめた財政収支見通しでは、村が単独で残れば11年度に赤字財政となり、17年度には北海道夕張市と同じように国の監督下で予算を編成する「財政再生団体」に転落しそうです。

 Q 新たな支援策はないの?

 A 河内長野市との合併で、府は新市への10億円の追加支援を約束しましたが、「今後、他の市町と同様、特別扱いはしない」との立場です。村は、行政組織の半減などで切り詰める新たな財政健全化計画を策定し、12月議会での提案を目指しています。10月からは村議10人の報酬が毎月1割減となり、住民に相応の負担も求められそうです。「府内唯一の村」の行く末は予断を許しません。<回答・武井澄人(社会部)>

==============
 ◇あなたの質問をお寄せください。

〒530−8251(住所不要)毎日新聞社会部「質問なるほドリ」係

(o.shakaibu@mainichi.co.jp)

毎日新聞 2009年11月23日 地方版

4516とはずがたり:2009/11/29(日) 18:42:18
<九州・沖縄>熊本県

熊本中央広域市町村圏協議会 09年度末で解散
ttp://kumanichi.com/feature/gappei/kiji/20091114001.shtml

会議の冒頭、あいさつする会長の幸山政史熊本市長=熊本市のKKRホテル熊本

 熊本市など9市町でつくる「熊本中央広域市町村圏協議会」(会長・幸山政史熊本市長)は13日、同市のKKRホテル熊本で臨時総会を開き、「市町村合併が進み役割を終えた」として、本年度末での解散を決めた。

 今後は、同協議会の構成自治体に2市1町1村が加わり、2006年度から活動している「熊本都市圏及び政令指定都市についての研究会」(会長・幸山熊本市長)に事業を移す。

 同協議会は1972年、地方自治法に規定された国の広域行政圏計画策定要綱に基づき2市20町3村の法定協議会として発足。95年に宇土市と宇土郡、下益城郡が脱退した。これまでにごみ処理の共同研究や体育館など公共施設の相互利用、地下水保全活動などを実施。子どもたちが圏域内の一部施設を無料で利用できる「肥後っ子パスポート」も発行している。

 昨年度、国の要綱が廃止されたのを受け今年5月の総会で事務局が廃止を提案。臨時総会で「より広域で取り組む必要がある」として同研究会への移行を提言し、全会一致で決めた。

 今後は構成自治体の12月議会での議決を経て県に届け出る。本年度末時点での事業費残高約200万円は各市町に返還する。

 熊本市以外の構成自治体は合志市と嘉島、大津、菊陽、御船、益城、甲佐、山都の7町。(林田賢一郎)



熊本日日新聞 2009年11月14日

4517荷主研究者:2009/11/29(日) 21:24:40

http://kumanichi.com/news/local/main/20091125002.shtml
2009年11月25日 熊本日日新聞
「大区役所制」を採用 熊本市が方針

政令市移行後の区割りの考え方について意見を述べる熊本市行政区画等審議会の委員=熊本市の熊本テルサ

 政令指定都市移行後の熊本市の区制について論議する幸山政史市長の諮問機関「行政区画等審議会」(会長・桑原隆広県立大教授)の第2回会合が24日、同市の熊本テルサであった。市は区役所について住民票発行など窓口業務以外に産業振興などの機能も持たせる「大区役所」制を採用する方針を説明した。

 政令市の区役所は事務機能を限定した「小区役所」と、幅広い機能を持つ「大区役所」に大別される。

 市は区割り論議などにかかわる区役所の役割について「住民生活に密接な事務を総合的に処理できる体制を取る」と説明。産業振興や土木などの機能も持ち、区役所で窓口サービスを完結できるようにする大区役所制を採用する方針を示した。

 具体案として▽総務企画▽まちづくり推進▽市民生活▽税務関係▽健康福祉▽産業振興▽土木−の各部門を置く、とした。

 区役所で提供する市民サービスを原則どの区役所でも利用できるようにし、区役所から離れた地域の市民の利便性確保のため、窓口機能を補完する区役所出張所を既存の総合支所などに設けることも基本方針とした。

 第2回会合では大区役所制を念頭に区割りや区役所位置の検討基準について意見を交換。「小学校区を分断しない」を基本姿勢とすることで合意し、次回会合で市側が示すたたき台を基にさらに協議を続けることにした。(前田克)

4518名無しさん:2009/12/05(土) 15:35:22
>>3758
顔写真が最高!!

4519名無しさん:2009/12/05(土) 15:40:17
>>3758
顔写真が最高!!

4520とはずがたり:2009/12/18(金) 22:22:27
<近畿>大阪府

合併への突破口になるか?

島本町、高槻市に 「SOS」
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/osaka/news/20091217-OYT8T00129.htm

 島本町は16日、隣接する中核市の高槻市と、ごみ処理施設の共有など広域行政化を図る勉強会を再開することを明らかにした。両市町は以前、合併を検討したが、町が断った経緯がある。ごみ処理施設などの維持管理費が財政を圧迫していることから方針を転換、市に〈助け舟〉を求めた形だ。

 町によると、町営施設の維持管理費は、ごみ処理施設が年約1億2000万円、し尿処理施設は同約8500万円に上る。財政負担になっているだけでなく、いずれも老朽化が進み、更新を迫られているという。

 この日の町議会本会議で、川口裕町長は「広域行政と合併は別物だが、今後、合併の議論は避けて通れない」と述べ、合併論議の可能性も示唆した。

 一方、奥本務市長は「まず広域連携について真摯(しんし)に協議したい。し尿処理施設だけを引き受けるわけにはいかないが、協力できることはする」と話した。

 両市町は、2001年に広域行政勉強会を発足させ、02年には、助役らによる合併等研究会で広域行政について議論。だが、町が03年に実施した住民アンケートで合併反対が賛成を大きく上回り、当時の町長が合併を断念した。
(2009年12月17日 読売新聞)

4521とはずがたり:2009/12/18(金) 22:48:52
<近畿>滋賀県

安土町 合併協復帰へ
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news/20091215-OYT8T01350.htm?from=nwlb

 近江八幡市と安土町の合併(来年3月21日)を巡る混乱で、大林宏町長は15日の町議会で、自らは欠席し、職員も引き揚げていた同市との法定合併協議会に1月から復帰し、同月に招集する臨時町議会で合併関連議案を提案する考えを明らかにした。

 大林町長は、町民に合併の賛否を問うアンケートの補正予算案が否決された11月、「民意を問う前に話し合いは進められない」と主張。協議会に参加しないことを表明し、町議会への関連議案提案も見送った。

 この影響で、周辺市町でも同町が加入している広域行政組合の規約改正などができなくなり、近江八幡市の冨士谷英正市長らから、合併後にごみ収集やし尿処理などの生活面に影響が及ぶ可能性が指摘されていた。

 大林町長は、「不参加は年内の予定だった」と説明。同町の住民団体が集めた町議会の解散請求署名が有効数を上回り、15日から町役場で縦覧が始まったことも挙げ、「議会の状況も見て、住民の不安を除くために参加すべき時期と判断した」と話した。

 18日以降、冨士谷市長を訪ねて経緯などを説明。関連市町長にも1月に臨時議会の招集を要望する。23日には町内2か所で、町民に対する合併協議の進展や財政の状況などの説明会を開くという。
(2009年12月16日 読売新聞)

4522とはずがたり:2009/12/20(日) 13:25:57
<中国・四国>山口県
>>4495

山口市と阿東町、来年合併へ '09/11/11
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200911110023.html

 山口市と山口県阿東町は10日、市内のホテルで合併協定に調印した。19日、両市町議会の臨時会で関連議案を可決後、県議会の議決、総務相の告示を経て来年1月16日に合併する。市が目指す県央30万中核都市に向けたステップとなる。

 合併方式は阿東町の編入。町議14人は来年4月30日の市議の任期満了まで、在任特例で市議に。町役場は、市阿東総合支所となる。調印に先立つ4回目の法定合併協議会で「山口・阿東新市基本計画」を確認。合併協定の全42項目に合意した。

 調印式では、渡辺純忠市長と田中祥隆町長が協定書に署名・押印し、二井関成知事とともに握手を交わした。渡辺市長は「阿東町の地域資源に磨きをかけ、広域県央中核都市づくりの推進力にしたい」、田中町長は「阿東町の農林業は市に大いに貢献できる」とあいさつした。

4523とはずがたり:2009/12/20(日) 13:27:36
<中国・四国>島根県

斐川町議会「合併協」案否決
出雲市と是非問う住民投票案も
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shimane/news/20091218-OYT8T01329.htm

 斐川町議会本会議が18日、開かれ、出雲市との法定合併協議会の設置議案を否決した上で、勝部勝明町長や合併推進派の議員が緊急提案した、合併の是非を問う住民投票条例案と、町長の信任決議案も次々と否決した。町議会は、合併に向けた協議にも、合併の賛否を住民に問うことにも背を向けた格好で、合併への道のりは不透明な状態になった。

 本会議では、法定協の設置議案について、合併に慎重な議員たちから、「編入合併が前提の議論では対等な合併は望めない」「法定協後の住民投票が約束されていない」などと反対意見が噴出。同議案を6対9の賛成少数で否決した。

 さらに、勝部町長が「町民の民意を直接諮るため」として提出した住民投票条例案についても、「投票までの時間が短すぎる」などとして、賛成少数で否決。

 合併推進派の議員が提出した町長信任決議案も、岡田議長が参加した採決で8対8の同数となり、地方自治法にもとづいて否決された。反対者が出席議員の4分3を上回らなかったために、町長による議会解散権は成立せず、推進派の中には、議会解散の直接請求を模索する動きも出ている。

 勝部町長は「斐川町から出雲市に(法定協設置を)お願いに行って否決するのは言語道断」と批判。「引き続き合併を推進する。町を良くしようという町民から(議会の)リコール(請求)も出るかもしれない」とした。単独町制派の平政クラブの北脇捷利幹事長は「編入合併が前提との出雲市議会での意見が、反対の大きな要因になり、苦渋の決断を下した」と話した。

 一方、出雲市の長岡秀人市長と山代裕始市議会議長が同日、市役所で記者会見を開き、斐川町議会への不信感をあらわにした。

 長岡市長は「当然合併の方向で進むと思っていたので(合併協設置議案の否決は)心外だ。町議会の考え方が変わったのなら何らかの形で事前に知らせるべきではないか」と語った。ただ、合併は解消かとの質問には、「出雲と斐川が一体的に発展するべきという認識は変わらない」とした。

 また、「出雲市側が編入合併を前提にしている」ことを否決の理由に挙げたことについて、山代議長は「どう考えても編入が妥当。感情論だけで否決とは残念至極」と憤った。

 松江市議会、54議案可決し閉会

 松江市議会12月定例会は18日、総額約22億600万円の2009年度一般会計補正予算案など54議案を原案通り可決し、閉会した。
(2009年12月19日 読売新聞)

4524とはずがたり:2009/12/22(火) 16:44:05
<首都圏>埼玉県

武南市だかなんだかの超きしょい名前を推して合併をぶちこわしにした全責任が鳩ヶ谷市にあるから土下座して全部川口の云う事聞いて入れて貰えば宜しいがね。川口も半世紀以上に亘る遺恨を水に流して寛大に入れてやれって。
政府も県も合併推進を後押ししてなんか支援してあげよーや。

【埼玉】
24日に任意合併協設立 川口、鳩ケ谷両市
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20091201/CK2009120102000086.html
2009年12月1日

 川口市と鳩ケ谷市は三十日、両市の任意合併協議会を今月二十四日に設立することで合意した。

 県南では川口、鳩ケ谷、蕨の三市法定合併協が二〇〇四年に新市名称をめぐり破綻(はたん)。〇六年の鳩ケ谷市長選で合併を公約に掲げた木下達則市長が当選。二市の合併として動き始め、議会決議を受け木下市長が川口市に早期合併を求めていた。川口市が鳩ケ谷市を編入合併する形となる。

 開会中の両市議会で任意協のための補正予算案が提出される見込みだが、川口市は「合併の是非も含めた」協議との立場を堅持する。 (高橋恒夫)

4525とはずがたり:2009/12/22(火) 16:48:00
<中国・四国>島根県

島根ワイド : 松江・東出雲の合併任意協
ttp://www.sanin-chuo.co.jp/news/modules/news/article.php?storyid=516574004

任意合併協議会の初会合で、協議項目などを話し合う委員たち=松江市千鳥町、ホテル白鳥

 松江市と島根県東出雲町の任意合併協議会が1日、発足し、同市内で初会合を開いた。今後、来年3月末までに計5回開き、法定協議会に委ねる議員や農業委員会の委員の取り扱い、合併後の基本計画の3項目を除く、38項目の協議を終える日程を確認。合わせると、人口が20万8800人を超える両市町の合併協議が本格的に動きだした。

 任意協の委員は、双方の首長と議員、自治会や経済、福祉団体の代表者ら計22人で構成。会長に松浦正敬市長、副会長に鞁嶋弘明町長ら3人がそれぞれ就いた。

 初会合で協議事項に決めた38項目は、合併の方式(新設、編入)や期日、介護保険料や幼稚園保育料の調整など。来年1月25日の第4回までに協議を終え、残る2回の会合は法定協の設置日程などを議論するとした。

 松浦市長はあいさつで「10年、20年先を見据えて議論を深め、安心で、将来に夢と希望が持てるまちづくりにつなげたい」と強調。鞁嶋町長は、町議や町民の間で合併に対する温度差がある現状を踏まえ、「合併後の将来像を描き、町民に情報提供したい」と、任意協の設置を機に機運醸成を図る考えを示した。

 両市町の合併論議は、かつて現在の松江市を構成する旧8市町村との合併協議から離脱した経緯がある東出雲町が、同市に働き掛ける形で再始動した。

('09/12/01 山陰中央新報)

4526とはずがたり:2009/12/23(水) 15:37:14
<首都圏>神奈川県
人口ばかりで都市の格としての疑念がつきまとう相模原市。
町田と合併して原町田市とすればええねんw
町田も東京都下のブランドと引き替えに東京都下では成れない政令指定都市の権限を手に入れられる。元々神奈川県だったし。

【神奈川】
政令市100日前 相模原
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20091223/CK2009122302000065.html
2009年12月23日

 来年四月の政令指定都市移行百日前となった二十二日、相模原市役所と橋本駅でカウントダウンボード(横四・五メートル、縦一メートル)の点灯式が行われた。

 市役所では加山俊夫市長が「広域交流拠点の実現に向けて、市民協働でまちづくりをしていきたい」とあいさつ。ボードの点灯ボタンを押した=写真。相模原高校の生徒による吹奏楽やマンドリン演奏もあり、移行機運を盛り上げた。 (松平徳裕)

4527とはずがたり:2009/12/31(木) 10:22:54
<東北・北海道>秋田県

庁舎を千畑に一本化へ、美郷町 年末に引っ越し作業
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20091230c

 美郷町は元日から、3庁舎ある現在の分庁舎方式を廃止して、千畑庁舎に一本化する。29日には、職員が年末の休日を返上し引っ越し作業に当たった。元日から出生、死亡など戸籍の届け出を受け付け、4日から本格的な業務を開始する。

 町はことし6月、庁舎のほか、公民館、保健センターなどの集約を含む公共施設再編計画を策定しており、再編後の新体制での業務開始は千畑庁舎が第1号になる。

 本格的な引っ越し作業は今月26日からスタート。29日は、六郷、仙南両庁舎で前日まで使っていた机やパソコン、電話などを千畑庁舎に運び、各職員が各自の書類などを整理した。作業は30日にほぼ完了する。

 六郷、仙南両地区から庁舎はなくなるが、住民票などの各種証明書発行は学友館(六郷)と仙南公民館で行い、1月5日から受け付ける。
(2009/12/30 10:09 更新)

4528とはずがたり:2010/01/01(金) 19:13:02
<九州・沖縄>福岡県

福岡に糸島市発足 前原市と志摩、二丈町が合併
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20100101-OYS1T00305.htm

 福岡県前原市と志摩、二丈町の合併による「糸島市」が1日、発足した。人口約10万800人、面積216・12平方キロ。旧前原市役所が本庁舎、旧志摩、二丈町役場は支所になり、新市の開庁式は4日午前8時10分から各庁舎で行われる。

 合併に伴う市長選、市議選は2月7日告示、同14日投開票の予定で、最初の市議選は旧自治体ごとに前原(定数15)、志摩(同5)、二丈(同4)の三つの選挙区を設けて実施する。市長の職務執行者は筒井秀来・旧二丈町長。
(2010年1月1日 読売新聞)

4529とはずがたり:2010/01/04(月) 14:01:59
Mapionの更新に較べて速い♪

地図の更新情報
http://map.yahoo.co.jp/

2010年1月1日
虎姫町・湖北町・高月町・木之本町・余呉町・西浅井町が長浜市に合併(滋賀県長浜市)
http://map.yahoo.co.jp/address?ac=25&amp;type= ←凄いスッキリですなぁ♪

2010年1月1日
前原市と志摩町と二丈町が糸島市に合併(福岡県糸島市)
http://map.yahoo.co.jp/address?ac=40&amp;type= ←八女郡はスッキリするので糟屋郡・京都郡・築上郡辺りが残る課題か。

2010年1月1日
信州新町と中条村が長野市に合併(長野県長野市)
http://map.yahoo.co.jp/address?ac=20&amp;type= ←あんま変わってないねぇ。。

4530裕子:2010/01/06(水) 01:31:38
倶知安のナポリのジャグラー全台BIG20回、30回って出てたけど、遠隔で確率調整してるだけで誰もプラスになってないし、クソナポリは完全にボロ儲けしてるから倶知安ナポリは行かない方が身の安全だよ( ̄▽ ̄;)

遊びにしても、ナポリはぼったくり過ぎだから(-_-;)

4531とはずがたり:2010/01/07(木) 19:54:46
<首都圏>埼玉県
>>4234>>4296
今更だが半年以上前の記事。
破談はやれやれだけど,町に拘りあるなら東武動物公園前駅を杉戸駅に戻すように運動せよ。

杉戸町の1市2町合併白紙
2009.5.20 18:41
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/saitama/090520/stm0905201842012-n1.htm

 埼玉県杉戸町は20日、春日部市、宮代町との1市2町の合併の是非を問う住民投票が反対多数になったことを受け、両市町に合併協議の研究会からの脱会を申し入れた。これにより、1市2町合併は白紙となった。

 脱会の申し入れに先立ち、町議会全員協議会で、入院中の野口勝久町長に代わって倉持正雄副町長が住民投票の結果を報告。加えて、野口町長の「大変残念でありおわびする」とのコメントを伝えた。

 町議からは、春日部市との早期合併を公約として19年に当選した野口町長の進退を問う声も上がったが、倉持副町長は「ご本人が判断すること」と述べた。

杉戸町長が退職届提出 合併白紙受け
2009.6.5 18:30
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/saitama/090605/stm0906051833011-n1.htm

 埼玉県杉戸町は5日、病気入院中の野口勝久町長が同日、上原幸雄町会議長に退職届を提出したと発表した。公約の春日部市との合併が白紙となったことを受けたもので、野口町長は「結果を重く受け止めた」とのコメントを出した。

 杉戸町によると、退職届には日付がないため、地方自治法に基づき25日が退職日となる。町長選は55日以内に行われる。

 野口町長は平成19年4月の町長選で、春日部市との合併を最大の公約に掲げて初当選した。21年5月、宮代町を加えた1市2町合併の是非を問う住民投票で反対多数となり、合併は白紙に。町議からは進退を問う声も挙がっていた。

4532とはずがたり:2010/01/07(木) 19:59:11
<首都圏>埼玉県
>>4374>>4413
此又半年とは云わないけど結構前の記事。この頃蒐集さぼってたんかな,俺。
後ははぶになった羽生>>4004,3936,3900,3884etcだが。。

(新)加須+羽生,(新)久喜+幸手,春日部+宮代辺りが次の課題か。

新「加須市」 1市3町合併協定調印
2009.8.21 18:03
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/saitama/090821/stm0908211805015-n1.htm

 平成22年3月の合併を目指す埼玉県加須市、騎西町、北川辺町、大利根町による合併協定調印式が21日、加須市内で行われ、上田清司知事らの立ち会いの下、1市3町の首長が合併協定書に署名した。

 協定書には、合併期日は22年3月23日▽新市名は「加須市」▽市役所は現在の加須市役所▽対等合併である−などの内容が盛り込まれている。

 調印式のあいさつで、加須市の大橋良一市長は「目先の状況にとらわれず、次代を担う子供や孫たちの幸せのため、地域が発展するよう合併する」と述べた。

4533とはずがたり:2010/01/07(木) 20:29:41
<北関東>栃木県
>>4460の共同の記事。この後西方の対応で合併は混迷>>4461,4463し西方抜きで目指す方向に>>4469,4510

新生「栃木市」発足へ 1市4町が合併調印
2009.8.20 02:16
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/tochigi/090820/tcg0908200217004-n1.htm

 1市4町(栃木市、西方、大平、藤岡、都賀各町)による合併協定調印式が18日、栃木市内で行われた。21日の各市町議会で合併関連議案が可決されれば、来年3月29日、県内4位となる人口約14万9千人の新生「栃木市」が誕生する。

 調印式には、関係者約160人が出席。佐藤勉総務相や福田富一知事らが見守る中、1市4町の首長が調印書に署名した。

 合併協会長の日向野義幸栃木市長は調印後、「地域の力を生かすまちづくりで、全国に誇れる市として飛躍していくことを確信している」と述べた。

 協定書には、対等合併であること▽新市の名称は「栃木市」とする▽市役所は現在の栃木市役所を使用する▽合併前の4町それぞれに「地域自治区」を置く−との内容が盛り込まれた。「地域自治区」の設置は県内で初の試み。

 1市4町の合併をめぐっては、西方町議会が7月、鹿沼市との合併協設置を可決するという異例の事態となっており、21日の町議会では、採決の行方が注目されている。古沢悦夫西方町長は「2つの合併話が持ち上がり、ご迷惑をおかけしている」と述べた。

4534チバQ:2010/01/08(金) 22:59:37
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20100108ddlk43010527000c.html
熊本市:区割り、住民意見どう扱う 政令市へ最大の難問 /熊本
 熊本市の政令指定都市移行後の区割りを決める行政区画等審議会は、5区と6区に分割する2案を住民に提示して意見を聴くことになった。26日から始まる説明会では、行政サービスや利便性に加え、住民感情や議員の思惑も絡んで要望が噴出する可能性がある。将来のまちづくりに向け、政令市移行で最大の課題とも言える区割りを巡って審議会は難しい判断を迫られる。【結城かほる】

 ◇2案の成り立ち
 3月に合併する植木、城南両町と旧富合町を巡り、当初から波乱要素を抱えていた。熊本市域と同じ区になり一体的発展を目指す考えや区役所の場所などに隔たりがある。

 市政令指定都市推進室の平塚孝一室長によれば、審議会から1案だけ提示するよう要望があったが、絞り切れずに昨年12月の会合で2案を提示せざるをえなかった。5日の会合でも意見は分かれた。

 審議会は区割り基準に(1)人口規模(2)面積・地形(3)小学校区を分断しない−−などに加え、地域特性や要望を考慮するとしている。基準に沿って市が作ったのが5区案で、6区案は要望を反映させた補助的な案と言える。

 人口を見ると、5区案は9万7000〜18万5000人で、比率は最大で2倍以内。6区案は2万7000〜18万5000人で6倍を超え、サービス維持に100人の職員増員が必要になる。人口が大きく違えば市議、県議の定数に影響が出ると見られる。

 5日の会合では、5区案に賛成する委員は26人中12人と多数を占め、6区案は4人だけだった。しかし賛否を示さなかった委員から「線引きの仕方はいろいろあるはずだ」と慎重な意見が出た。

 ◇暮らしへの影響
 住民票交付や印鑑証明など市民センターでしている業務は、区割り後もどこの区役所、センターでもできる。居住区でしかできないのは、税関係の台帳閲覧や選挙の期日前投票など一部だけだ。

 ただ、道路の補修など土木相談は市役所から区役所に移るため、行政とやり取りする機会の多い自治協議会長らは区役所へのアクセスを重視する。中心市街地から放射状に交通網が発達し、周辺地域間の行き来が不便な熊本市の事情もある。

 ◇修正の可能性
 2案はあくまでも案に過ぎず、区を分ける線引きも修正の余地はある。区割りは、審議会の答申を踏まえて市が議会に提案し、議決を経て決まる。昨年4月に政令市になった岡山市では審議会の答申に議会が反発、市は議会と妥協点を図って答申と異なる区割りにしたため、審議会との関係が悪化した。

 時間的問題もある。既存の建物利用ではなく、唯一新設する予定の東部地区の区役所を12年4月の政令市移行と同時に使用できるようにするには、3月議会で設計費を予算化する必要があるからだ。プレハブ仮庁舎を建てれば経費が増す。5区案、6区案とも東部の区役所候補地は同じとはいえ「区割りが決まらなければ議会の可決は考えられない」と平塚室長は見る。

 審議会の桑原隆広会長は「2月半ばまでの答申の予定がずれるかもしれない。市民の意見と委員の判断次第だ」と言う。説明会での意見を踏まえ、納得を得られる区割りをするのは簡単ではない。

4535とはずがたり:2010/01/09(土) 12:19:54
<九州・沖縄>熊本県
>>4534-4535
これですな。城南と富合のどちらを立てるかの問題か。
こんなに区の大きさに格差が出て良い筈がない。5区案が順当であろう。
>人口を見ると、5区案は9万7000〜18万5000人で、比率は最大で2倍以内。6区案は2万7000〜18万5000人で6倍を超え、サービス維持に100人の職員増員が必要になる。人口が大きく違えば市議、県議の定数に影響が出ると見られる。

熊本市区割り 2案一本化できず 両案を併記し市民説明会へ 議会は「拙速」批判
2010年1月6日 01:06 カテゴリー:九州 > 熊本
ttp://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/144448

5区案
http://tohazugatali.at.infoseek.co.jp/gappei/201001060002_000.jpg
6区案
http://tohazugatali.at.infoseek.co.jp/gappei/201001060002_001.jpg

 政令市移行後の区割りを協議している「熊本市行政区画等審議会」(会長=桑原隆広県立大教授)の5回目の会合が5日、市役所であった。市が昨年12月の審議会で示した市域を5区と6区に分ける二つの区割り案について意見を集約しようとしたが、一本化できず、両案併記で市民の意見を聞くことになった。市は26日から2月4日にかけて熊本市、城南、植木両町の18カ所で市民説明会を開く。

 審議会では、桑原会長を除く委員26人全員がどちらの案を支持するのか意見表明。その結果、5区案支持が12人、6区案支持が4人、「どちらでもない」が10人と意見が分かれた。桑原会長は「5区案を審議会の素案とし、6区案を参考案として市民に説明する」と提案。しかし、一部の委員から「両案を併記して住民の意見を聞くべきだ」などと、異論が相次いだため、両案に差をつけずに議論の経過を説明することで決着した。

 二つの区割り案をめぐっては、市議会でも批判が噴出。自民、公明、共産の各市議団は慎重な審議を求める要望書を市に提出。5日の市議会政令指定都市実現に関する特別委員会でも「拙速に意見集約に走りすぎている」「多様な区割り案があるはずだ」などの批判が相次いだ。

 熊本市は2月中旬をめどに区割り案を一本化し、来年度当初予算に区役所設計費を盛り込みたい考えだが、ある市議は「(自民、公明、共産の)3党で議会の過半数を占めており(議会の意思は)重い」と取りまとめを急ぐ市にくぎを刺した。

 市は市民説明会のほか、無作為に抽出した市民3千人にアンケートを行い、メールやファクスなどで区割りについて意見を募る。

=2010/01/06付 西日本新聞朝刊=

4536とはずがたり:2010/01/09(土) 12:27:13
<首都圏>千葉県

この板でもスレが立て逃げされたり(此処にhttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1228578705/18転記)たり色々あったけど取り敢えず大団円。良かった良かった。

それにしても新市名が印西になるのは非常に抵抗有るけど,栗東や豊中みたいなプライドの高さあるんかねえ,印西には。部外者には判らんけど。(栗東は栗田市,豊中は豊島市(てしまと訓む様だ)ではサマにならんかねぇ)

村長選前 合併に調印 本埜村合併問題
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20100109/CK2010010902000073.html
2010年1月9日

 印西市と本埜、印旛両村による合併問題で、三市村は八日、知事への合併申請書に調印した。合併をめぐっては、調印を拒否していた本埜村の小川利彦前村長が先月、解職請求(リコール)投票により失職。これを受け、村の職務代理者が調印した。合併に必要な市村側の事務手続きはすべて終了し、三市村は十二日、県に合併申請を行う。 (竹内章)

 合併協議会の職員が八日、各市村を回って調印を取り付けた。本埜村はこれまで、小川前村長が「財政的にみても合併は必要ない」として調印を見送っていたが、リコール投票で失職したため、職務代理者の小川孝之参事が申請書に押印した。

 小川参事はこれまで、二月七日の出直し村長選で合併の是非が争点になるとして、調印に慎重な姿勢をみせていた。だが、印西市、印旛村側と七日に協議し、調印を決めたという。小川参事は「リコール投票の結果、(合併を望む)民意は明らか。システム統合の準備も遅れており、このままでは住民に迷惑がかかると判断した」と理由を説明した。

 本埜村では、住民団体によるリコール運動のほか、村議会が小川前村長の不信任案を可決し、村議会が解散されるなど、合併をめぐり混乱が続いていた。

4537とはずがたり:2010/01/09(土) 22:58:54
<首都圏>千葉県
>>4536-4537

“優遇期限”も後押し 3月23日新市誕生へ
http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20100109/CK2010010902000072.html
2010年1月9日

 三市村による合併協議会が発足して約一年。新「印西市」は当初の予定通り、三月二十三日に誕生する見通しとなった。

 調印を急いだのは、三月末を期限とする新合併特例法の特例措置を受けるためだ。地方債の「合併推進債」を発行できるほか、地方交付税の面で優遇されるなどのメリットがある。時間をかけて積み重ねてきた取り組みが、すべて無駄に終わる懸念もあった。

 調印が大幅に遅れたことで、合併に必要なシステム統合作業が大幅に遅れているものの、新市誕生後も住民サービスに大きな影響はない見通し。

 今後は三市村が十二日、知事に合併申請し、二月県議会での議決を経て、知事が国に合併を届け出る。
◆3市村が合併すると…名称は『印西市』

 新市の名称は「印西市」。本埜、印旛村を廃し、印西市に組み込む編入合併方式で合併される。

 新市は、面積が約百二十四平方キロ、人口が約八万九千人。面積は柏市や野田市と同規模になり、人口は三市村にまたがる千葉ニュータウン地域の増加が見込まれるため、十年後には十万人に達するとみられている。当初、白井市を含む四市村の枠組みで合併を目指したが不調に終わり、三市村となった経緯がある。

4538とはずがたり:2010/01/10(日) 00:09:12
<東北・北海道>山形県

鶴岡との合併が結局破談になった町なんだよなぁ。。

(4)結束する10人/小所帯、運動量で補う
http://blog.kahoku.co.jp/chihougikai/2010/01/post-20.html
<町長から反問>
 議員も首長も互いに原稿を棒読みするだけ。地方議会の現状を前鳥取県知事の片山善博さんは「学芸会」と嘆いた。が、山形県三川町議会は、まるで違う。
 「議長、反問お願いします」

 昨年12月定例会。議員の一般質問を遮って町長の阿部誠さん(57)が手を挙げた。「議員にお尋ねします。住民参加のあるべき姿とは何か?」

 阿部さんはその後も手を挙げては、「議員の考える税収安定策とは?」「事業を廃止する基準はどこに置くべきか?」と質問を繰り出した。議員も町内会活動の活性化策や観光施設の有効利用など持論を展開、堂々受けて立つ。議員と町長の真剣勝負に議場が沸いた。

 三川町議会は2年前、町長が議員に逆質問できる「反問権」を設けた。「せっかく議会が与えてくれた権利。使わないのはもったいない」。阿部さんの口ぶりは、議会との問答を楽しんでいるふうでもあった。

<閉会中も討論>
 定例会が終わって1週間後、今度は議長の成田光雄さん(59)と副議長の佐藤政弥さん(67)が町長室に乗り込んだ。議会がつくった「21年度提言書」を手渡すためだ。2人は「文書による回答を」と迫った。

 政策提言は、三川町議会の根幹だ。昨年は町の基本計画の検証に丸1年を費やした。議会が閉会中も、常任委員会ごとに研修、視察、課題整理、討論を重ねた。
 議会の独り善がりにならないよう、町内3カ所で報告会を開いて住民の意見を聴き、町内会長たちとも懇談した。最後は全員で文言を練った。

 出来上がった提言書は、町職員が町内会と行政の橋渡しをする制度について「十分機能していない」と指摘し、ニュータウン世帯の町内会離れには「新たな自治会の育成が急務」と提案した。

 こうした活動を三川町議会は、県内最少の10人の議員でこなす。三つある常任委員会は、1人が二つを掛け持ちする。
 加えて9月定例会では、住民が傍聴しやすいようにと夜間議会を開く。定例会前には毎回、一般質問の内容をチラシにして町内に配布する。

<リコール機に>
 「小さい分だけ小回りが利くんだね」。成田さんは事もなげに語るが、年間の活動日数は、町村議会としては異例の100日を超える。それでいて報酬は県内最低だ。支える事務局職員も2人しかいない。

 小さな議会をこれほどまでに突き動かす原動力はどこにあるのか。総務文教常任委員長の志田徳久さん(59)が打ち明ける。「1度、住民にリコール(解散請求)された議会だから...」

 隣接する鶴岡市との合併をめぐって三川町は、長く混乱が続いた。町を二分して町長選や出直し町議選を繰り返した。ようやく落ち着きを取り戻し、「二度と住民の信頼を失うわけにはいかない」との思いが満ちる。

 昨年末、庄内地方に記録的な大雪が降った。農業を営む議員の梅津博さん(52)は、雪の重みでつぶれたビニールハウス2棟をそのままにして、議会にやってきた。「広報常任委員会があるから」と一言。職責をそれだけ重く受け止めている。

【写真】広報常任委員会による議会広報の編集。定例会が閉会しても議会活動は続く=昨年12月18日、山形県三川町
(2010/01/09)

4539とはずがたり:2010/01/13(水) 17:35:36
<北陸・信越>新潟県

市町村合併:長岡・川口、3月31日 官報告示で正式決定 /新潟
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100113-00000075-mailo-l15
1月13日12時1分配信 毎日新聞
 ◇県内市町村は30に

 長岡市と川口町の合併が12日付の官報に告示され、3月31日で合併することが正式に決まった。
 合併決定を祝い、長岡市役所には「前より前へ! 長岡」、川口町役場には「きらり輝くかわぐちへ!」と記した横断幕が掲げられた。
 長岡市への編入(吸収)合併のため、“最後の町長”となる岡村譲・川口町長は「合併は川口にとってチャンス。いかにして長岡の人たちを川口に呼び込むか。(3月30日で町長の)任期が切れた後も知恵を出していきたい」と語った。
 また、合併後に不安を感じる町民も多いことから、子育てや福祉、医療などの公共サービスが、合併後にどう変わるのかを説明した小冊子を2月中に町民に配るという。
 小千谷市を挟んだ県内初の「飛び地」合併。県市町村課によると、「平成の大合併」で県内の市町村数は00年12月末時点の112から、長岡市と川口町の合併により30となる。【長谷川隆】

1月13日朝刊

4540とはずがたり:2010/01/16(土) 19:23:45
<東北・北海道>宮城県

難しいですなぁ。そもそも町名が醜悪なんだけど。。

合併4年、しこり消えず 美里町長選19日告示
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/01/20100116t11029.htm

水田が広がる美里町南郷地域。旧小牛田町との「格差」に不満の声が出ている

 任期満了に伴う宮城県美里町長選(24日投票)が19日、告示される。ともに無所属で、再選を目指す現職佐々木功悦氏(61)と新人で「住民の会」代表の荒川信以氏(70)の一騎打ちとなる公算が大きい。旧小牛田、旧南郷両町の合併から4年。町人口の4分の1の旧南郷町では「合併効果が感じられない」という声がくすぶり、旧南郷町の住民の不満をどう解消するのかが問われる。

<要職占められる>
 「小牛田のやり方は南郷にはなじまない。南郷は人口が少ない分、いつも押し切られる。これでは吸収合併だ」。旧南郷町の40代の会社役員男性は不満を隠さない。

 旧小牛田町の人口は約1万9500人、旧南郷町は約6500人にとどまる。町長や町議会議長、町商工会会長の要職は旧小牛田町の関係者で占められている。

 旧南郷町の水道料金は合併前の2003年まで国内で最も高かった。06年の合併時、旧両町間で「当面は現行通りとし、合併後に調整する」と引き下げの方向で合意した。

 しかし、現在も標準家庭(月20立方メートル)で5770円と合併当初と変わらず、旧小牛田町の地域より1440円高い。昨年11月に町が開いた住民懇談会では「約束と違う」と抗議の声が出た。

 美里町は10の課がある。うち町役場本庁舎のある旧小牛田町側には8課あるが、旧南郷町の南郷庁舎には2課しかない。旧南郷町の50代の農業男性は「南郷庁舎は空きスペースが多く、行政機能が落ちた」と嘆く。

<異なる住民気質>
 旧南郷町長の佐々木千新さん(63)は「当面、小牛田中心でいくのは覚悟したが、合併しなければ町制維持が難しく、住民サービスの低下が避けられないと判断した」と振り返る。

 その上で「先祖代々の土地に住む南郷の住民と新興住宅地が多い小牛田の住民は気質が違う。4年で住民同士が分かり合うのは難しい」とみる。
 旧小牛田町長から美里町長に就いた佐々木功悦氏は「住民の考え方が思っていたより違った」と認め、「南郷には可能な限り足を運んだ。合併の協定項目はほぼ達成できた」と強調する。

 荒川氏は「町の説明不足により、両地域の住民間に亀裂が生じている」と批判。「施策を分かりやすく説明し、町民の声を素早く反映できる役場に転換する」と訴える。
 旧南郷町の住民の不満をいかに解消するのか。新町長は旧小牛田町の住民にも配慮しながら、粘り強く向き合うことが望まれる。


2010年01月16日土曜日

4541とはずがたり:2010/01/16(土) 22:37:15
<東海>静岡県
>>4500>>4467>>4459

富士市との合併 富士宮市長「必要」
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000170911130001
2009年11月13日

 富士市の鈴木尚市長が市長選の公約に「富士宮市との合併推進」を掲げたことについて、富士宮市の小室直義市長は12日、「しっかりした基礎的自治体をつくるため、合併は必要」と表明した。定例会見で述べた。

 小室市長は「これまで鈴木市長とは、合併を真剣に考えようと話し合っている」と説明。一方で、「まず、来年3月の芝川町との合併をしっかりと果たすことが大事。富士市とのことは、その次だ」と話した。

富士宮市と芝川町 合併申請書を提出
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000170910150001
2009年10月15日

 来年3月23日の合併を目指す富士宮市の小室直義市長と芝川町の野村寛町長は14日、県庁を訪れ、合併申請書を川勝平太知事に提出した。12月の県議会で廃置分合議案が可決され、来年1月には総務相から告示される見通し。小室市長は「今後は町民や市民に生活がどうなるかをしっかり説明していく」とし、野村町長は「町民がとまどわないようにしていきたい」と話した。

 合併は編入合併。人口は今年4月1日現在の両市町合計で13万5859人、面積は388・99平方キロメートル。

 同じ3月23日に合併を予定する湖西市の三上元市長と新居町の中嶋正夫町長に、県は14日、廃置分合決定書を交付した。決定書を手にした三上市長は「自動車産業の街である湖西と昔ながらの古い町並みがある新居が合併することで、バランスのいい街になると思う」とし、中嶋町長は「町の120年の歴史で初めての合併。湖西と一緒に足腰の強い街づくりを目指したい」と話した。今後は10月中旬に総務相に廃置分合を届け、11月中旬ごろには廃置分合が告示される予定だ。

芝川町と合併 事実上決まる
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000170910140001
2009年10月14日

 富士宮市議会は13日、芝川町との合併関連議案を賛成多数で可決した。芝川町議会は既に可決済みで、来年3月23日の合併が事実上決まった。

 両市町の合併協議は04年、当時の芝川町長が同市に合併を申し入れてスタート。その後、それぞれの議会がいったん合併協議会設置議案を否決するなど難航を続けたが、08年9月に同町議会が合併推進を全会一致で決議。来年3月の合併新法適用期限内の合併を目指して、急テンポで準備が進められてきた。

 この日の議決を受け、小室直義市長は「今後、県議会での議決や国の告示などの手続きがあるが、事実上、この議決により、両市町の気持ちはひとつになったと思う。芝川町民を市民として温かく迎え入れ、一緒になって新富士宮市のまちづくりを行っていきたい」とのコメントを出した。両市町は、14日に知事に合併を申請する。

4542とはずがたり:2010/01/17(日) 20:18:19

<総務省>「平成の大合併」は打ち切り 法案提出へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100114-00000074-mai-pol
1月14日18時43分配信 毎日新聞

 総務省は14日の政策会議で、18日召集の通常国会に提出する法案を説明した。3月末で期限が切れる新合併特例法はさらに10年間延長するが、市となる人口の要件を5万人から3万人に緩和する特例を廃止するなど、「平成の大合併」といわれた市町村の合併推進策は打ち切る。また、人口に応じて定めている地方議会の議員定数の上限を撤廃するため、地方自治法の改正案も提出する。【石川貴教】

最終更新:1月14日18時43分

4543とはずがたり:2010/01/17(日) 20:22:40
<中国・四国>山口県

後は阿武+萩,下松+周南,防府+山口,柳井+熊毛辺りが有るけどまあ進んだ方でありますな。

市町村合併:阿東町と合併、新「山口市」が誕生 県内最大の市域に /山口
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100117-00000150-mailo-l35
1月17日15時0分配信 毎日新聞
 山口市と阿東町が16日合併し、岩国市を抜いて瀬戸内地域から島根県境まで、県内最大の市域となる新しい山口市が誕生した。推計人口も19万9083人(昨年12月現在)となり、下関市に次ぐ。県内の合併ラッシュもこれで落ち着き、かつての56市町村は13市6町に再編された。
 市によると、市域は阿東町の294平方キロが加わり1023平方キロに。林野、経営耕地面積とも県内1位で、広大な中山間地域を抱える。阿東町役場は市阿東総合支所、公民館は地域交流センターなどに生まれ変わった。
 合併に伴って町長、副町長は失職し、町議会議員(定数14)は4月30日の市議会任期まで在任特例が適用される。地名としての「阿東」は残り、「阿東町徳佐中」は「山口市阿東徳佐中」などとなる。住民サービスでは、ごみ袋は1枚30円(大)から10円に安くなる一方、国民健康保険料は段階的に上がる。
 この日は新たに市職員となる町職員らへ辞令が交付され、総合支所の開所式もあった。渡辺純忠市長は「地域密着の行政サービスを行い、合併してよかったと思ってもらえるよう努力したい」とあいさつした。来年度の市予算では、阿東地域を中心に農林業振興に重点を置く。
 多くの住民が見守る中、近くの松浦富子さん(73)は「(町がなくなる)少しの寂しさはあるが、地域が生き延びるために合併を選んだ。これからも素晴らしい景観や環境を守っていきたい」と話した。【井上大作】
〔山口版〕
1月17日朝刊

市町村合併:54年の歴史に別れ 阿東町が閉町式−−山口市と16日合併 /山口
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100114-00000132-mailo-l35
1月14日14時0分配信 毎日新聞
 16日の山口市との合併を前に阿東町で13日、閉町式があった。会場の町老人福祉センターには大雪にかかわらず、町民ら約230人が出席。田中祥隆町長は「阿東の地域資源が新しい山口市づくりに貢献できる」とあいさつし、54年間の町政の歴史に幕を閉じることを宣言した。
 町は1955年4月に徳佐村など5村が合併し、誕生。66年に死者3人を出した豪雨災害や、04年の高病原性鳥インフルエンザ発生などを乗り越えたが、地域の少子高齢化が進み、昨年、山口市への編入合併を決めた。
 来賓の渡辺純忠市長は「一体感を醸成し、県央中核都市づくりに取り組む」と述べた。山口市は面積約1000平方キロメートルで県内1番の広さになる。【中尾祐児】
〔山口版〕

1月14日朝刊

4544とはずがたり:2010/01/17(日) 20:32:16
<東海>愛知県

市町村合併:西尾市、一色・吉良・幡豆町の合併協初会合 /愛知
http://mainichi.jp/area/aichi/news/20100115ddlk23010184000c.html?inb=yt

 西尾市と一色、吉良、幡豆町の合併について協議する西尾市・幡豆郡3町合併協議会の第1回会合が14日、西尾市役所であった。

 合併協設置までの経過報告などのあと、議員の定数等に関する小委員会と新市基本計画策定に関する小委員会の設置を決めた。小委員会は非公開とした。

 続いて事務局側が22日に開く第2回会合で協議する基本4項目の「西尾市に編入合併」「合併期日は11年3月目標」「新市の名称は西尾市」「新市の事務所は西尾市役所」などを事前提案した。

 冒頭、榊原康正市長は「合併は歴史的一大事業だ。さまざま問題もあるが地域の発展と次世代のために英知を結集して問題を乗り越えなければならない」とあいさつした。

 合併協議会は8月までに月2回ほどのペースで15回開く。その後、住民説明会を開くという。【佐野裕】

毎日新聞 2010年1月15日 地方版

4545とはずがたり:2010/01/17(日) 20:35:35
<中国・四国>山陰地方

市町村合併:法定協設置へ直接請求、推進派住民ら手続き−−斐川町 /島根
 ◇出雲市との合併
http://mainichi.jp/area/shimane/news/20100113ddlk32010605000c.html

 出雲市と斐川町の合併問題で、斐川町議会が法定合併協議会(法定協)設置議案を否決したことを受け、同町の合併推進派の住民らが12日、住民発議による法定協設置に向けた直接請求の手続きを開始した。

 合併特例法によると、選挙人名簿登録者数の50分の1(昨年12月2日現在で448人)以上の署名で法定協設置を直接請求できる。議会が再度設置議案を否決しても、勝部勝明町長の請求などにより住民投票の実施が可能となるため、出雲市側で設置議案が可決され、斐川町側の住民投票で賛成が過半数なら法定協が設置される。

 この日、勝部町長の後援会「明朋会」のメンバー3人が町役場を訪問。勝部町長に請求書を手渡し、設置請求代表者証明書の交付を申請した。証明書が交付され次第、同会が中心となった「出雲市との合併を進める会」が署名集めを開始する予定。

 これに対し、早期合併に反対する町議会の議員らはこのほど、超党派で作る「住民投票を求める議員連盟」を「斐川自立議員連盟」(9人)と改称。単独町制継続の姿勢を明確に示すため、「斐川町自立宣言決議案」を26日の臨時町議会で提案する方針を決めている。【細谷拓海】

毎日新聞 2010年1月13日 地方版

4546とはずがたり:2010/02/01(月) 22:44:31

全国の「市」「町」が同数に 平成の大合併で、3月逆転へ
2010/2/1 00:04
http://www.topics.or.jp/worldNews/worldPolitics/2010/02/2010013101000200.html

 愛知県豊川市と福岡県八女市が1日、それぞれ周辺町村を編入合併したのに伴い、全国の町は3減って784となり、初めて市と同数で並んだ。3月8日には山梨県内の合併で町が減って市が上回る予定で、市町村合併の進展を象徴する節目となる。
 国主導の「平成の大合併」が1999年4月に始まる直前は、670市に対して町は約3倍の1994だった。村も当時は568あったが、1日時点で187にまで減っている。
 市は福祉事務所の業務が都道府県から移譲されるなど町や村に比べて権限が強まり、合併の特例で市となる人口要件が5万人から3万人以上に緩和されたことなどもあって市を目指す動きが全国的に加速した。
 1日付の合併は(1)豊川市に小坂井町を編入(2)八女市に黒木町、立花町、矢部村、星野村を編入―の2件で、計3町2村がなくなる。小坂井町の担当者は「自治体としての町の名は消えても地域のきずなを大切にしたい」と話している。3月8日には、山梨県の増穂町と鰍沢町が合併して富士川町が誕生する予定。

4547荷主研究者:2010/02/01(月) 23:23:34

http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20100127/CK2010012702000030.html
<東海>愛知県
2010年1月27日 中日新聞
新・豊川市、人口18万3千人に 来月1日誕生

 豊川市と小坂井町が2月1日に合併し、新しい豊川市が誕生する。豊川市と同町など宝飯郡4町の合併は、曲折を経て8年越しに完結。新豊川市は人口18万3000人と県内7番目で、政令市、中核市などを除く一般市では県内最大規模となる。

 新市は、県内では農業産出額3位、商業販売額10位、工業製品出荷額12位。2006年の一宮町との合併で農業産出額は5割増え、08年の音羽、御津両町との合併で、東名高速の音羽蒲郡インターや海岸地帯が市域に加わり、港湾整備や工業団地造成が進む。小坂井町も鉄道駅や国道などを抱えた「交通の要衝」だ。

 人口11万7000人、財政規模350億円だった旧豊川市は、4町との合併でともに1・5倍ほど拡大し、合併協議会の渥美昌之事務局長は「一体的な土地利用を図れる。重点事業に集中投資することもできる」と規模の利点を強調する。

 山脇実市長は4月からは企業立地推進課を部に昇格させ、税収アップや雇用の拡大を目指す一方、「『豊川いなり寿司(ずし)』や『駅伝のまち』を積極的にPRし、市の知名度アップを図る」と青写真を描く。

 ここまでの道のりは平たんではなかった。02年に住民発議で豊川市と音羽、一宮、御津、小坂井の4町が対等合併を目指して合併協を設置。しかし、対立を繰り返し、結局、全有権者を対象とした意識調査で一宮、御津両町の「合併反対」が過半数を占めたため05年3月、合併協を解散。協議はいったん振り出しに戻った。「住民発議ということもあり、前向きな議論になりきれなかった」と事務局。

 その後、08年までに一宮、音羽、御津の3町が豊川市と合併。残る小坂井町も06年から合併協議を進めていた。

 小坂井町の伊藤憲男町長は「高齢化を見据え、合併は不可欠と判断した。パイを大きくすることで高齢者に優しいまちづくりを進めてほしい」と注文。「4町の神社仏閣や祭りを結ぶツアーを企画するなど、それぞれの特徴を生かしてほしい」と提案している。 

 (志方一雄)

4548とはずがたり:2010/02/11(木) 13:08:34
<東北・北海道>岩手県

一関・藤沢 合併に関する住民懇談会始まる (2010年02月10日 12:05 更新)
http://news.ibc.co.jp/item_13063.html

来年度の合併を目指す一関市と藤沢町では昨夜から住民懇談会が始まり、自治体と住民が合併に関する意見を交換しました。
このうち藤沢町では、保呂羽コミュニティーセンターに住民およそ60人が集まりました。懇談会に出席した藤沢町の畠山博町長は、「1万人未満の小規模自治体は行政サービスの維持が困難。町の発展のために合併は必要」と合併への理解を求めました。そして、合併研究会が調査してきた合併後の財政シミュレーションなどを説明しました。住民から合併に反対する意見は出されなかった一方で、「町民病院や縄文ホールなどの施設の維持は可能なのか」「新しい市で町民の声が行政に届くのか」など不安の声が多く出されていました。住民懇談会は一関市は14日まで藤沢町は18日まで各地区で行われます。

4549とはずがたり:2010/02/14(日) 12:39:13
<近畿>滋賀県

安土町議会リコール投票始まる 滋賀、合併めぐり
http://www.47news.jp/CN/201002/CN2010021401000081.html

 合併の賛否をめぐる滋賀県安土町議会のリコール(解散請求)の是非を問う住民投票が14日、始まった。即日開票され、深夜にはリコールの賛否が判明する。

 有効投票総数の過半数の賛成でリコールは成立し町議会は解散。40日以内に町議選が実施される。当日有権者数は9710人で、午前9時現在の投票率は4・4%。

 安土町と同県近江八幡市は3月21日に合併することが決まっており、リコールの結果は影響しない。

 昨年10月、合併反対派の大林宏町長が提出した合併の賛否を問う住民投票条例を町議会が否決。反発した「急ぐな合併・守ろう安土みんなの会」がリコールを目指し署名を集め、11月に町選挙管理委員会へ提出した。町議6人が異議を申し立てたが、町選管は有権者数の3分の1を上回る3686人分を有効と認定した。

 同会の白木敬祐代表は「民意の届く議会に変えたい」と主張。一方、合併推進派の橋博町議会議長は「合併は覆らないのだから、リコールは税金の無駄遣いだ」としている。
2010/02/14 09:49 【共同通信】

4550名無しさん:2010/02/14(日) 14:52:20
この子すさまじいヤリマンだな
http://tr.im/KPSz

4551とはずがたり:2010/02/22(月) 20:36:45
<近畿>大阪府

橋下知事 大阪市長と激論 生活保護や府市統合構想など
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100222-00000016-maip-pol
2月22日14時14分配信 毎日新聞

 橋下徹・大阪府知事と平松邦夫・大阪市長による意見交換会が22日、大阪市内であり、生活保護の問題や府市統合構想を巡り丁々発止のやり取りを展開した。「まずは府市統合を」と将来ビジョンを主張する橋下知事に、平松市長が「理想論だけでは何も進まない」と指摘、議論は最後までかみ合わなかった。

 会は府市連携議論の公開が目的。初めに平松市長が、▽あいりん地区からみる生活保護と雇用問題▽大阪市立支援学校の工事に府の補助金が出ない問題▽白紙に戻った府市水道統合−−の3点について、見解を求めた。

 橋下知事は「いずれも府市統合を進め、指揮官(首長)が1人になれば解決する」と持論を展開。平松市長が「今できることを具体的に議論しないと何も進まない」と指摘すると、橋下知事は「広域行政と基礎自治体の役割分担が必要だ」と繰り返した。

 終了後の会見でも、橋下知事が「4、5月に府市統合の(具体的な)方針を出す」と述べると、平松市長は「イメージ先行で多くの人が間違った方向に引きずられる危険性がある」と反論した。【福田隆】

最終更新:2月22日15時27分
毎日新聞

4552とはずがたり:2010/02/23(火) 18:04:59
<首都圏>埼玉県

地味にやってんだな,此処。

第5回川口市・鳩ヶ谷市任意合併協議会 開催のお知らせ
http://www.kh-gappei.com/2010/02/%E7%AC%AC%EF%BC%95%E5%9B%9E%E5%B7%9D%E5%8F%A3%E5%B8%82%E3%83%BB%E9%B3%A9%E3%83%B6%E8%B0%B7%E5%B8%82%E4%BB%BB%E6%84%8F%E5%90%88%E4%BD%B5%E5%8D%94%E8%AD%B0%E4%BC%9A%E3%80%80%E9%96%8B%E5%82%AC%E3%81%AE/
 平成22年3月26日(金)午前10時から、鳩ヶ谷市役所2階「市民フォーラム」において、第5回川口市・鳩ヶ谷市任意合併協議会を開催します。

 なお、会議は傍聴することができます。

4553とはずがたり:2010/03/05(金) 20:45:10
<近畿>滋賀県

Kyoto Shimbun 2010年03月04日(木)
安土町民、合併反対62%
町が賛否アンケート
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P20100304000184&amp;genre=A2&amp;area=S00

 合併に関する住民アンケート結果を集計する町職員たち(安土町コミュニティー防災センター)


 安土町は4日、近江八幡市との合併の賛否などを問う住民アンケートの集計を行った。回答率は66・7%で、有効回答に対して、合併反対が62・1%に達し、合併賛成は37・9%にとどまった。21日の合併は決定しており、アンケート結果は合併効力に影響しない。

 ■新市名「安土八幡」が最多

 アンケートは、はがきに記入して返送する方式で実施、18歳以上の町民1万211人に2月19日から郵送した。返送期日の2日までに6813人が回答し、合併反対4158人、賛成2536人、無効119人だった。

 新市にふさわしいと思う名を尋ねた項目では「安土八幡」が最多の39・7%で、「安土」20・7%、「近江八幡安土」15・5%と、安土を含む名が75・9%を占めた。新市名に決まっている「近江八幡」は14・8%、「その他」は9・2%だった。

 結果について、大林宏町長は「合併も市名も住民無視で決めたことがよく分かった。合併を進めた前町長と前町議は責任を取ってもらいたい。市名変更を求めるかどうかは合併後に新市議が判断すると思う」と述べた。

 アンケートをめぐっては、町議会は予算を否決したが、リコール(解散請求)住民投票で町議会が不在になり、大林町長が専決処分で予算約170万円を確保して実施に踏み切った。前町議が「不当な支出」として大林町長にアンケート費返還を求める住民監査請求を起こしている。

4554とはずがたり:2010/03/07(日) 19:03:41
<東海・甲信越>山梨県

いやあ,紆余曲折有りましたが遂に合併へ。
増穂も鰍沢も字名としては無かったのか。中心村落の字名ではなかったと云う事か?

2010年03月07日(日)
増穂、鰍沢町が合併
富士川町あす誕生
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2010/03/07/3.html

 増穂、鰍沢両町が合併し、「富士川町」が8日発足する。新市町村合併特例法に基づく合併としては、2006年8月の笛吹市と芦川村以来2例目。人口は1万6895人(昨年12月末現在)で、県内の町村で4番目の規模の町が誕生する。
 新町の面積は111・98平方キロメートルで、県内では14町村中5番目の広さになる。2008年度決算を基に財政状況を見ると、税収規模は17億8696万8千円で6位。1人当たりの町債残高は45万2千円と5番目に少ない一方、貯金に当たる財政調整基金残高は9億6720万円で5番目に多い。
 新町の組織は16課局体制。増穂町役場が本庁舎となり、総務、企画など7課と議会事務局を配置。分庁舎(鰍沢町役場)に農林振興など3課を置き、鰍沢サービスセンターを設ける。教育委員会は教育総務と生涯学習の2課を鰍沢町教育文化会館に設置。福祉保健、上下水道課と文化ホール事務局は増穂町内に置く。
 住所は「富士川町」の後に両町の大字が付く。増穂の名称は新しい住所表示から消えるが、鰍沢町の大字のない地区は「富士川町鰍沢」と表示するため、鰍沢の名称は新町でも残ることになる。
 両町長や特別職は失職し、石川洋司鰍沢町長が新町の町長が決まるまでの間、町長職務執行者を務める。3月末に期限が切れる新市町村合併特例法に基づく県内では最後の合併。同町の発足に伴い、県内は27市町村となる。
 8日は本庁舎前で開庁式を行い、町旗掲揚や関係者によるテープカットなどで新町の誕生を祝う。選挙管理委員会も開く予定で、初代町長選と町議選の日程を決める。

4555とはずがたり:2010/03/09(火) 22:33:24
<東北・北海道>北海道

3市町合併を検証・釧路市
2010/3/9 15:03
http://www.namara-hokkaido.net/topics/news/news.php?id=21195

釧路市は3市町合併から4年が過ぎたことなどから合併についての検証作業を進めている。合併特例債は湿原の風アリーナをはじめとする施設整備などに充てられ、3地区の振興に効果を上げたが、単年度黒字が見込まれた2010年度の予算編成で財源不足が生じるなど、財政状況は当時まとめたシミュレーション通りとは言えない。市は6月までに詳しく分析する。

4556とはずがたり:2010/03/10(水) 13:36:25
<九州・沖縄>熊本県

いよいよですなぁ〜♪

合併交付金の減額要求 熊本市議会総務分科会
http://kumanichi.com/feature/gappei/kiji/20100304001.shtml

 熊本市議会予算決算委員会の総務分科会は3日、09年度3月補正予算案に計上された城南町合併特例区の区長や協議会委員の給料・報酬(3月分)にあたる交付金について、「(就任が予想される)城南町議は3月分を満額受け取るため報酬の二重取りになる恐れがある」として減額要求を全会一致で決めた。4日の委員会に補正予算減額の修正動議を出し、審議する。

 合併特例区交付金は23日の城南、植木両町との合併に伴い、3月分の両特例区長の給料や協議会委員の報酬で、23日以降の土日曜を除いた7日分。区長や協議会委員は市長が選任するが、合併前の首長や議員が就くのが慣例となっている。

 このため委員が「町長や議員として3月分の給料・報酬を得ているのに、市から7日分が支給されれば二重取りになるのではないか」と指摘。市が両町に確認したところ、城南町議だけ条例の規定上、3月分が満額支給されることが判明した。

 減額修正は、同町合併特例区交付金125万円のうち、協議会委員の報酬(16人分)91万4千円。(横山千尋)



熊本日日新聞 2010年03月04日

4557チバQ:2010/03/10(水) 23:36:43
http://www.j-cast.com/2010/03/10062027.html
道州制で静岡県は分裂? 浜松市長発言が波紋
2010/3/10 18:27
道州制の区割りは、現在の都道府県の枠組みを前提とする必要はない――静岡県の浜松市長の発言が注目を集めている。同じ県内にある静岡や伊豆よりも、愛知県や長野県の一部と一体化する構想を示唆したためだ。浜松と静岡はもともと遠江と駿河という別の国だった。研究者からは「浜松と静岡が別の州になるのは、地域住民の生活感覚にあっている」という声も出ている。

静岡県同士ではなく、愛知県や長野県の自治体と連携
静岡県浜松市の鈴木康友市長は2010年3月8日の市議会で、道州制について

「現在の都道府県の枠組みを前提とした区割りである必要はない」
と述べ、必ずしも静岡県全体が同じ州に入らなくてもよいという見解を示した。その背景には、浜松市や愛知県豊橋市、長野県飯田市が中心になって進めている「三遠南信地域」の連携構想がある。

三遠南信地域とは、愛知県東部の東三河地域と静岡県西部の遠州地域、長野県南部の南信州地域からなる3県の県境地域。古来、天竜川や豊川などの川筋・谷筋に沿った「塩の道」を通じて経済的・文化的な交流があり、現在は自動車道路の整備などを中心に自治体や経済団体が県境を超えた繋がりを深めている。

道州制をめぐっては、2006年2月に政府の地方制度調査会が3つの区割り案を示しているが、いずれも都道府県を前提にしたもの。静岡県は愛知県などと同じ州とされる一方で、長野県は群馬県と同じ州に組み入れられている。ところが浜松市や飯田市などは同年秋の三遠南信サミットで「三遠南信地域を分割しないで、一つの州とすること」を決議するなど、政府案に反発しているのだ。
「現在の都道府県の区割りを前提とする必要はない」という鈴木市長の発言が地元紙・静岡新聞で報じられると、2ちゃんねるにスレッドがたち、

「浜松市民としては静岡市は遠い感じで 豊橋などの三河、東栄より北の長野方面の方がなじみがあるんだよね」
「浜松は中部州、静岡は関東州でいいんじゃない? 静岡は分裂するしかない」
といったコメントが書き込まれた。江戸時代まで浜松は遠江、静岡は駿河という別々の国だったこともあり、同じ静岡県といっても住民の連帯意識は強くないともいわれる。

「浜松市長の発言は住民の生活感覚を反映したもの」
「静岡県は大井川を境にして生活感覚がだいぶ違う。大井川の東側の住民は東京を見ているのに対して、西側の浜松あたりの人は名古屋を見ている」
と話すのは、共立総合研究所主任研究員の江口忍さんだ。

江口さんは2009年11月に、静岡県や三重県、長野県の住民の意識を示すデータを分析して「『東海州』の範囲はどこまでか」というレポートをまとめた。そこでは、市町村別の新聞購読シェアに注目。浜松市は、東京系の新聞(全国紙)よりも名古屋系の新聞(中日新聞など)を購読している人のほうが多いが、静岡市は、逆に東京系の新聞を取っている人のほうが多いことなどを挙げている。

「静岡県西部と愛知県は自動車産業の集積地という点で一体性が強い。浜松市長の発言は、住民の自然な生活感覚を反映したものといえるのではないか」
と江口さんは評価。道州制の議論を進めるためには住民の意思を無視できない、という考えを示した。

地方自治問題を取材しているフリーライターの小川裕夫さんも、

「現政権が進めている地域主権改革で重要なのは、基礎自治体(市町村・東京23区)に権限を下ろすことだから、都道府県の枠にこだわる必要はない。平成の市町村合併では、長野県山口村と岐阜県中津川市のように地域の実情を反映した県境合併があった。道州制の議論でも、既成概念をとっぱらって考えていくべきだ」
と話している。

4558とはずがたり:2010/03/11(木) 00:29:11
>>4557
県東部は首都圏の広域経済圏に組み込まれてるしな〜。
長野県も広いし康夫がヒステリックに分割に反撥してたけど中京圏と関東甲信越圏に分割されるのも悪くないと思う。

4559とはずがたり:2010/03/16(火) 00:55:53
<九州・沖縄>鹿児島県

姶良町で閉町式 3町合併で23日姶良市誕生
(2010 03/13 17:30)
http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=22723

姶良町制55年の閉町をしのび、町民歌を斉唱する来場者ら=13日、姶良町の中央公民館
 加治木、姶良、蒲生3町が合併して「姶良市」が誕生することに伴う姶良町の閉町式が13日、中央公民館であった。町民ら約600人が、町制55年の歴史と発展に思いをはせ、新市のスタートに向け心を新たにした。14日は、蒲生町が午前10時から中央公民館で、加治木町が午後1時半から加音ホールでそれぞれ閉町式を行い、3町は23日に新市の発足を迎える。「平成の大合併」による鹿児島県内の市町村合併は、同市が最後となる。
 13日の式典で、城光寺俊和町長が「歴史に一つの大きな区切りを迎える。新たな歴史の第1楽章を響かせる記念すべき時になることを願わずにいられない」と式辞を述べた。
 このほか、地方自治や教育文化への長年の貢献に対し特別功労者を表彰、同町の歴史を映像で振り返り、全員で町民歌を斉唱した。最後に北山小6年の大島拓哉君と5年の小溝杏奈さんが町旗を収納し式典を閉じた。

4560とはずがたり:2010/03/23(火) 02:45:52
<九州・沖縄>熊本県

Kyoto Shimbun 2010年03月23日(火)
熊本市、2町と合併
12年に20番目の政令市へ
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P20100322000106&amp;genre=A1&amp;area=Z10

 隣接する熊本県植木町、同県城南町と合併した新しい熊本市が23日、誕生した。新市は面積389・5平方キロ、人口は政令指定都市の要件の70万人を上回る約72万8千人。政令市の人口要件を緩和した新合併特例法は今年3月末で期限切れとなるが、期限内に合併したことで、2012年4月にも政令市に移行する見通しだ。

 今年4月に移行する神奈川県相模原市に続いて全国で20番目、九州で3番目となる。

 11年3月には九州新幹線鹿児島ルートが全線開業予定で、熊本市は「開業効果と政令市移行で、さらなる飛躍を目指したい」としている。

 同市は08年に両町と協議会を設置。両町の住民投票などを経て昨年10月、合併が決まった。現在は権限移譲についての県との協議や、区割りについての審議を続けている。(共同通信)

4561とはずがたり:2010/04/05(月) 21:02:31
<北関東>群馬県

合併その後 ’10ミニ統一地方選を前に<上> 旧町村にくすぶる不満
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1224160558/2047
2010年3月28日

 「沼田市と合併しない方が良かった。村役場は振興局になり、行政サービスは低下。何のメリットもない。多くの住民が合併の見直しを訴えている。」
 二十六日夜、同市利根町追貝の元区長で利根村議も務めた小林喜市さん(69)は、山あいの自宅で憤りをあらわにした。

 二〇〇五年二月に当時の沼田市と利根村、白沢村が合併。沼田市の国民健康保険(国保)税の税率が改正された。中でも旧利根村の住民は引き上げ率が高く…値上げされた。

 理由について、医療問題に詳しい市議会関係者は「旧利根村は医療機関が少ないので、村が無料のがん検診や人間ドックを行い、病気の早期発見に努めてきたこともあって医療機関の受診者が少なく保険税率が低かった」と説明。「病院が多い都市部の沼田市と合併すれば、医療費が多くかかる。その分、国保の保険税率はアップする」という。

 旧利根村の住民にとって負担が増えたのはそれだけではない。下水道使用料も合併前は二カ月で五十立方メートルの水を使用した場合、三千九百九十円だったのが、〇八年度からは四千九百円に値上げされた。さらに来月からは五千八百円、一二年度からは六千七百円と段階的に引き上げられ、最終的には67・90%もの改定率となる。
 ■     ■
 活性化が課題の安中市松井田町の中心商店街。旧中山道の宿場町としてにぎわってきたが、今は面影も薄い。松井田町も〇六年に安中市と合併したが、同町西横野の農業新井亨さん(56)は「合併はするべきではなかった。国保税については、松井田は引き下げの予定だったが合併で高くなった。安中の商店街の寂れたシャッター街が松井田の商店街にも飛び火した」とばっさり。

合併その後 ’10ミニ統一地方選を前に<中> 村が歩む自主独立
2010年3月29日
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1224160558/2048

 西毛の南牧村は日本一の高齢化率と少子化率で知られる。下仁田町との合併は二〇〇四(平成十六)年八月に行われた同町住民投票で否決された。南牧村役場企画情報課の中堅幹部職員は「合併を望む村民の声もあるが、独立でいくしかない状況になっている」。
 同村の人口は一九五五(昭和三十)年に一万八百九十二人だったが、今年二月に二千六百六十二人に。二〇一九(平成三十一)年には千八百四十人と推計されている。人口減は村の存続にかかわる最も深刻な問題だ。
 村は新年度、村内に住む園児の保育料免除、公立小中学校に通う児童・生徒の給食費無料化、村に転居してきた子育て世代への奨励金など、子育て支援策を実施する。
 ■     ■

4562とはずがたり:2010/04/05(月) 21:03:37
<北関東>群馬県
>>4561-4562
 尾瀬や谷川岳に囲まれた北毛の利根沼田地区。「平成の大合併」で沼田市への編入合併を選んだ利根村と白沢村とは違い、片品村と川場村、昭和村は合併せず「自主自立の道」を歩み続けている。

 約三十年前から東京都世田谷区と交流のある川場村。年間約六万人の区民が観光に訪れる。昼夜の寒暖の差を生かした高品質のリンゴやトマトの生産も盛んで「農業プラス観光の村」がキャッチフレーズ。村民アンケートで「自立」を決めた。
 同村産コシヒカリの「雪ほたか」もコメの品質を競う全国大会で三連覇中で、全国から注文がくるブランド米に成長。関清村長は「村民が満足する豊かな村づくりが行政の根幹」とアピールする。

 日本一のコンニャクイモ生産量を誇り、県内屈指の高原レタスの産地として有名な昭和村。住民アンケートと村議会の議決で「沼田市との合併はしない」と判断した。加藤秀光村長は「目指すは海外だ。来月、ロシアに行き、コンニャクイモを売り込んでくる。近く香港でレタスもPRしたい」と意気込む。

 尾瀬や多くのスキー場、温泉など豊かな自然と観光資源に恵まれる片品村は「小さくても輝く村。おぜの郷、片品村」が合言葉。自立の方針は住民投票で決めた。千明金造村長は「少子化と高齢化という大きな課題も抱えるが、基幹産業の観光と農業で村を活性化させたい」と語る。

 三村と沼田市との合併が実現しなかった大きな要因の一つは、深刻な財政難に悩む同市の求心力不足。

合併その後 ’10ミニ統一地方選を前に<下> 第二幕へ めぐる思惑
2010年3月30日
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1224160558/2049

 二〇〇六年に高崎市に編入合併した旧新町。旧両市町の間には藤岡市と玉村町の境界が入り込み、今も「飛び地」状態が続く。
 旧新町は、もともと多野藤岡地域として藤岡市と結び付きが強く、消防は合併後も多野藤岡広域市町村圏振興整備組合が担う。
 こうした事情もあり、藤岡市民の反応は複雑だ。市民の一部からは「藤岡、高崎の両市が合併すれば、住民生活や観光客誘致などのために便利ではないか」との声も出ている。
 一方で「高崎市の飛び地解消のために藤岡市が合併で協力する必要があるのか」などと、高崎との合併に反発する声は依然、根強い。
   ■   ■
 「広域行政は進めるが、市民感情を考えると合併なんて話ではない」
 みどり市の誕生から丸四年となった今月二十七日。石原条市長は市政報告会で、支持者らを前に合併機運の盛り上がらない現状を認めた。
 「平成の大合併」では、現在は桐生市とみどり市に分かれた旧六市町村と、太田市と合併した旧藪塚本町の計七市町村の枠組みで大合併を目指す動きもあった。
 しかし、競艇の存廃問題をきっかけに論議は迷走。その結果、桐生市は、旧桐生市部と旧村部が、みどり市によって東西に分断される飛び地合併となった。

 その後、桐生市は飛び地解消に向け、みどり市との早期合併の方針を打ち出した。両市の行政サービスの水準を近づける取り組みや、両市長が円滑に意思疎通するための会議も設けた。みどり市側にも「飛び地合併は不自然」と理解を示す声もあり、“第二幕”の機運が高まるかに思われた。

 しかし、合併に積極的な桐生市民と、地域内で温度差があるものの消極意見の目立つみどり市民との間の溝は埋まっていない。
(この企画は山岸隆、加藤益丈が担当しました)

4563荷主研究者:2010/05/15(土) 15:18:27

http://www.hokkoku.co.jp/subpage/H20100507103.htm
2010年5月7日03時16分 北國新聞
消える「石川郡」 野々市町、来秋にも市制移行 県名のルーツ、惜しむ声

1872年に県庁が金沢から移された跡に建つ記念碑=白山市美川南町の石川ルーツ交流館

 律令時代から続き、石川県の県名の由来にもなった「石川郡」が、来年10月にも実現する野々市町の市制施行で消える。6日、県が発表した推計人口(4月1日現在)は、県内19市町で野々市のみが増加。5万1050人となり、市制移行の日が迫る。地元には長年親しんだ郡名を惜しむ声もある。「石川郡」を探訪した。(松本祐希)

 石川郡が生まれたのは平安遷都から29年後の823(弘仁14)年。往時は郡役場が置かれたが、現代の「郡」とは何なのか。まず町役場に向かった。

 町職員によると、郡は今では住所表記で使われるくらいで、総務省の見解は「地理的な区分を指す呼称」。1878(明治11)年制定の郡区町村編制法で郡役所が置かれたが、26(大正15)年に廃止となり、地名としてのみ残ったらしい。

 明治期、石川郡では72(明治5)年に旧美川町(現白山市)に県庁が移された。薩摩藩(現鹿児島県)出身の初代知事、内田政風が加賀藩士との確執から政府に移転を申し出たためで、「金沢県」だった県名が郡名にちなんで「石川県」に改称された。県庁はわずか1年足らずで再び金沢に戻ったが、美川ではいち早く太陽暦が採用され、地域発展に影響があったとされる。

 跡地に建つ石川ルーツ交流館の宮保彰館長は「この地で県庁が建てられたのは地元の誇りだ」と話し、郡の輝かしい歴史を刻んだ「石川県廰(ちょう)趾」の石碑を解説してくれた。

 石川郡は「平成の大合併」前、県内8郡のうち面積が最大で人口は2位。2005年2月、野々市町を除く美川、鶴来2町と河内、吉野谷、鳥越、尾口、白峰5村が松任市と合併して郡から抜け、石川郡は最も小さい郡となった。県内の郡では珠洲、鳳至、江沼の3郡名が消え、新たに鳳珠郡が誕生している。

 野々市町には今も「石川郡民」の意識がある人もいる。町ふるさと歴史館の市村正則館長は「生まれてから暮らし続けている町も郡も、ふるさとや」と愛着たっぷり。2005年に解散した旧石川郡体育連盟理事長の宮川渉さんは「郡が消えると選手が情熱を注いだ歴史も薄れるようで寂しい」と話した。

 郡名は金沢城の石川門の由来でもある。県金沢城調査研究所の木越隆三副所長によると、城から石川郡に向かう門だから命名されたとの説と、郡の民が献上したことにちなむとの説がある。

 平成の築城で河北郡由来の「河北門」が再建された一方、石川郡は市制施行で自然消滅する。野々市町新市名称検討委は今月11日に新市名の答申案を決める予定で「野々市市」が有力だ。市制施行と表裏一体で郡名が消えることに寂しさをぬぐえないのは、野々市町民だけではないだろう。

4564とはずがたり:2010/05/25(火) 01:56:04
<東海・関東・甲信越>山梨県

2010年04月27日(火)
市川三郷町と合併へ検討組織
富士川町が近く立ち上げ
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2010/04/27/4.html

 富士川町の志村学町長は26日、町長選の公約に掲げた市川三郷町との合併実現に向け、合併の必要性や効果などを調査、研究する検討組織を夏までに立ち上げる考えを明らかにした。近く市川三郷町の久保真一町長と会談し、富士川町との合併に関する検討組織を市川三郷町にも設置するよう申し入れる意向を示しており、合併論議を本格化させる方針。
 志村町長は取材に対し、「市川三郷町とじっくり話し合い、小さいながらも市をつくりたい」とし、市川三郷町との合併を目指す考えをあらためて強調。近く、久保町長と面会し、地域医療など広域的な課題解決に向け、合併を視野に入れた連携を働き掛ける考えも示した。富士川、市川三郷の両町に検討組織を立ち上げることで、「歩調を合わせながら議論を進めていきたい」としている。
 検討組織は、庁内に設置するワーキンググループと、住民を交えた研究会を想定。合併の必要性のほか、産業振興や地域医療など広域的な課題に対し、合併することでどのような解決策を見いだせるか協議する。志村町長は「住民の意見を聞きながら検討を進め、最終的に合併に導くことができれば」としている。
 一方、市川三郷町はこれとは別に、年度内にも合併に関する研究組織を発足させる予定。久保町長はこれまでの取材に対し、合併には前向きなスタンスを示す一方で、枠組みについては「民意が大切」として明らかにしていない。

4565とはずがたり:2010/05/25(火) 14:13:03
<中国・四国>島根県

東出雲町住民投票「賛成」 松江市に「合併よろしく」 町長訪問 来月上旬に法定協
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shimane/news/20100525-OYT8T00058.htm

 松江市との法定合併協議会設置が決まった23日の住民投票結果を受け、東出雲町の鞁嶋弘明町長らが24日、松江市役所を訪れ、松浦正敬市長に結果報告をした。会談で、松浦市長と鞁嶋町長は、合併協を6月上旬に設置する方針で意見が一致、合併協のメンバーについても、早期に人選に取りかかることを申し合わせた。

 報告には、山崎功副町長や野津貞夫町議会議長、野津勝副議長らも同行。市長室で、鞁嶋町長が松浦市長に、投票結果を記載した文書を手渡した。

 賛成票が反対票の約2倍と、大差だったことについて、鞁嶋町長が「予想以上の差。私の考え方を多くの町民に後押ししてもらったと受け止めている」と述べると、松江市長も「(合併を望む)町民の思いがストレートに反映された結果なのでは」と感想を語った。

 合併協の初会合の開催時期については、松浦市長は「設置は決まったので、あとは議会と調整して人選を早く行い、来月早々には第1回目の会合を開きたい」とした。鞁嶋町長は「合併に関しては、すでに任意協議会で議論し尽くしてきた」と強調。法定協で話し合う議題は限られているとの考えを示し、「8月中には法定協議会を終えたい、との見解は、松浦市長と一致している」と話した。

 一方、法定協設置案を4月に否決した町議会に対して、鞁嶋町長は「住民投票の結果を尊重して、適切に判断してもらうことを強く望む」と注文を付けた。
(2010年5月25日 読売新聞)

4566とはずがたり:2010/05/31(月) 13:07:31
<東海>愛知県

海部市派が5800票弱に名古屋市派が3800票強とも云える訳で一筋縄ではいかないかなぁ・・

選挙:大治町長選/大治町議補選 町長選に3人が届け出 町議補選は無投票 /愛知
5月26日11時12分配信 毎日新聞
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1225003015/1365

 任期満了(6月10日)に伴う大治町長選が25日告示され、新人で元衆院議員秘書の広田幸治氏(27)、現職の小林隆氏(75)、新人で元中日選手の岩本好広氏(50)=みんなの党推薦=の無所属3氏が立候補を届け出た。30日投開票される。
 同町は08年に七宝、美和、甚目寺の旧3町(現あま市)との4町合併を模索する東部四町合併研究会から離脱し、この枠組みでの合併は成立しなかった。今回の町長選では、当面の目標として広田氏と小林氏がそれぞれあま市との合併を、岩本氏は名古屋市との合併を視野に入れており、合併の枠組みが争点となりそうだ。

 ◇大治町長選立候補者(届け出順)
広田幸治(ひろた・こうじ) 27 無新
 [元]衆院議員秘書[歴]病院介護職員▽名古屋市工高中退
小林隆(こばやし・たかし) 75 無現(1)
 機械製造業[歴]大治中P会長▽町議▽北海道・栗山中
岩本好広(いわもと・よしひろ) 50 無新
 [元]中日選手・コーチ[歴]阪急選手▽町議▽半田農高


みんなの党推薦の無所属新顔が当選 愛知・大治町長選
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1225003015/1374

 愛知県大治町長選挙が30日投票され、即日開票の結果、みんなの党の推薦を受けた無所属新顔の前町議岩本好広氏(50)が、現職ら2人を破って初当選した。
 岩本氏はプロ野球中日ドラゴンズの選手、コーチなどを経て、2003年に同町議に初当選した。町長選では、町民税10%減税や名古屋市との合併などを公約に掲げた。

選挙:大治町長選 みんなの党推薦・岩本氏、接戦制し初当選 /愛知
http://mainichi.jp/area/aichi/news/20100531ddlk23010152000c.html

 任期満了(6月10日)に伴う大治町長選は30日投票、即日開票され、無所属新人の元中日選手、岩本好広氏(50)=みんなの党推薦=が、現職の小林隆氏(75)と新人の元衆院議員秘書、広田幸治氏(27)の無所属2人を破り、初当選を果たした。投票率は43・56%(前回47・90%)で、町に記録が残る1969年以降で最低。

 自治体合併の枠組みが最大の争点となった。町の住民意識調査(03年・抽出)では、合併を望む町民のうち、名古屋市との合併を挙げた人がほぼ半数でトップ。岩本氏は名古屋市との合併推進や町民税の10%減税などを訴え、ともにあま市との合併推進を掲げた小林氏と広田氏を抑えた。【岡村恵子】

==============
 ◇大治町長選開票結果
当 3818 岩本好広 50 無新
  3735 小林隆  75 無現
  2061 広田幸治 27 無新
 =選管最終発表
==============
 ◇大治町長略歴
岩本好広(いわもと・よしひろ) 50 無新(1)
 [元]中日選手・コーチ[歴]阪急選手▽町議▽半田農高

4567チバQ:2010/06/03(木) 22:23:04
道州制はここだっけ?
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000001006020004
新潟は北関東?北陸?東北?
2010年06月02日


「新潟は東北」と認識を示す東北経済連合会の高橋宏明会長


東経連の副会長として総会に出席した敦井栄一・北陸ガス社長(左)と小島国人・第四銀行会長。席はひな壇の左端だった=いずれも5月25日、仙台市

 夏の参院選で民主党の苦戦が現実味を帯びてきた。民主党は、議席を伸ばすとみられる「みんなの党」に連立を働きかけるともささやかれる。みんなの党は「道州制の導入」が政策3本柱の一つ。連立した場合は、道州制の議論が復活する可能性がある。新潟県はどう扱われるのか。これまでの議論や、最近の地域連携の動きをまとめた。(小山田研慈、藤井裕介、大内奏)


   ◆


 「参院選の結果次第で、いろんなことがあってもおかしくない」。みんなの党と民主党の連立について、みんなの党・農都共生支部長の宮越馨(かおる)氏はこう話す。上越市を拠点とする宮越氏は、同党公認で比例区で立候補する予定だ。


 連立の場合、道州制の議論復活について「渡辺喜美代表の主張でもあり、十分考えられる」としている。


 実際、原口一博総務相は5月19日の日本経団連との意見交換会で、道州制について「スピード感をもってやりたい」と前向きな姿勢をみせた。みんなの党を意識したのでは、との見方もある。


 過去の区割り案では、新潟は大きく三つのケースに入る。(1)北関東(埼玉県や長野県が入る場合も)(2)北陸(3)東北だ。


 宮越氏は2014年度開通予定の北陸新幹線がカギとみる。「新幹線を中心に区分し、新潟は北陸信越に入るのがいいと、今は思う」。ただ「経済的には新潟は関東や北関東と関係が深いので、その選択肢もある」とする。


 参院選の自民党の立候補予定者、中原八一氏は「新潟市出身なので北関東に親近感を感じる。子どもを関東の大学に入れたり、就職したり人的な交流もある」とする。しかし「上越は北陸が、山北・村上は東北と近い。新潟は一つに決めるのは難しい」と言う。


 民主党の立候補予定者、田中直紀氏は、現段階では道州制の議論が進むことに否定的だ。「民主党は地域主権を訴え、まず地域の財源、権限を増やすという考え。道州制は、選挙制度(の区割りなど)とも絡みがあるので、簡単ではないと思う」と話す。


 県は5月26日、群馬、埼玉との3県知事会議を7月から定期開催すると発表した。「関東」との連携を深める動きだ。3県は上越新幹線や関越自動車道で結ばれている。泉田裕彦知事は「新潟を通じて(中国などの)大陸に目を向けてほしい」。埼玉県の上田清司知事も港や空港のある新潟との連携に前向きだ。

4568チバQ:2010/06/03(木) 22:23:28
  ◆


 「ロシア、中国に面する新潟はとても重要。今後もぜひ一緒に活動していきたい」
 5月25日に東北経済連合会会長に就いた高橋宏明・東北電力社長(今月下旬に会長就任予定)は同日こう語り、新潟にラブコールを送った。


 東経連は東北の経営者ら約800人でつくる東北最大の経済団体。経済の面から、新潟を含めた「東北7県」の活性化を目的に活動する。「新潟は東北」との認識だ。


 東経連の前会長は、渡辺喜美・道州制担当相(当時)が2007年に設置した道州制ビジョン懇談会の下の道州制協議会のメンバーだった。


 「みんなの党が政権入りしたら道州制の議論が再開するのでは、とみている」。東経連の事務局幹部はこう話す。


 東経連が「新潟は東北」とこだわるのは、同会が事実上東北電力主導の団体で、同社の営業地域に新潟が入るという面もある。地域の発展は結果的に電力販売増につながる。管内7県のうち電力販売量は新潟が最大で全体の21%を占める。仙台市にはないロシア、中国(開設準備中)の領事館もある。


 1942(昭和17)年から翌年にかけて、国が配電会社を再編。東北電力の前身の管轄が今の7県になり、今日まで続く。戦後の米軍統治も東北7県のくくりだった。


 ただ、現在の新潟では、新潟を東北と感じるのは少数派のようだ。田中角栄元首相の関係で新幹線、高速道路ができ、東京と直結した影響もあるとみられる。


 敦井栄一・新潟商工会議所会頭は、経済的には関東方面との関係が深いとの認識だ。ある副会頭も「新潟は東北ではない。我々は(東北電力の本社がある)仙台を見ているわけではない」。


 東北に住む東経連の複数の副会長も「昔はともかく、新潟を東北と呼ぶのはやや無理がある」と話す。


 ただ、新潟も、東経連と連携せざるを得ない面がある。


 新潟と東北を結ぶ「日本海沿岸東北自動車道」(日東道)や、新潟港のインフラ整備だ。東経連は日東道の早期完成や、新潟と仙台の港湾・空港などを活用する「東北グローバルツインハブ構想」を政府に働きかけてきた。新潟だけの陳情には限界がある。
「『東北』に入っておくメリットはある」と商工会議所関係者は話す。

4569とはずがたり:2010/06/23(水) 15:19:43

熊本市「区名」議論スタート 9月にも公募へ
2010年06月22日
http://kumanichi.com/news/local/main/20100622005.shtml

熊本市行政区画等審議会に5つの行政区の名称を諮問する幸山市長(中央奥)=同市

 幸山政史熊本市長は22日、2012年4月を目標とする政令指定都市移行時に新設する5つの行政区の名称(区名)について、市行政区画等審議会(会長・桑原隆広県立大教授、28人)に諮問した。懸案だった区割りと区役所位置が5月末に決着したことを受け、区割りと同様に市民の関心が高い区名の審議が始まった。

 区画審は9月ごろにも、区名のアイデアを市民から公募。本年度中の答申を目指す。

 幸山市長は「区名は市民に関心の高いテーマで難しい課題だが、市民の理解や納得が得られる結論をお願いしたい」とあいさつ。桑原会長は「市民の意見も踏まえ、分かりやすく、市民が愛着を持ち末永く親しまれる区名にしたい」と強調した。

 続いて事務局が先行政令市の区名や選定方法を説明。7月末の次回、「簡潔で親しみやすい」「各区の特色が表現されている」など区名選定の基本的な考え方や公募方法、公募意見から絞り込む際の基準などについて方針を決める。

 委員からは公募に際して、「市民から幅広いアイデアが出るように、条件などは作らない方がよい」との注文があった。

 また公募意見の取り扱いに関しては、「最多得票の区名を採用しなかった場合、市民への説明が難しい」という発言の一方、「数だけで決めず、あくまで参考にして決めればいい」「選定基準などに照らし、審議会で総合的に判断すべきだ」などの意見も出た。

 先行政令市でも、区名の絞り込みの際、議論が紛糾したケースがあることから、「選定基準を明確にしておくべきだ」との提案もあった。(横山千尋)

4570とはずがたり:2010/06/23(水) 15:45:48
>>4569-4570
タグ忘れてた

<九州・沖縄>熊本県

4571フムフム:2010/07/05(月) 17:44:13
住まいの口コミ
鹿児島姶良市 グリーンヒルズ・・・
あそこはひどいらしい建物の間が狭く住んでるガキが間で遊ぶらしい
まるで小学校の中庭で・・・お分かりでしょう。にぎやかさがすきなら
どうぞ。

4572とはずがたり:2010/07/08(木) 02:40:19
<東海>愛知県

届くか「5万人」 「市」目指す東浦町に暗雲…
2010年3月30日 中日新聞
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1148427444/442

4573ゆき:2010/07/30(金) 15:23:47
燕市の英慎くそ企業じゃない

4574とはずがたり:2010/08/15(日) 04:43:06
<中国・四国>島根県

東出雲町議会は大丈夫なんかな??
>鞁嶋町長は調印後、「本当に議決を得られるか一抹の不安を感じるが、必ず議決していただけると信頼している」と語った。

松江市と東出雲町、合併協定に調印
http://mytown.asahi.com/shimane/news.php?k_id=33000001008100001
2010年08月10日

 松江市の松浦正敬市長と東出雲町の鞁嶋(かわ・しま)弘明町長が8日、合併方式や議員定数など38項目の協定事項をまとめた両市町の合併協定書に調印した。今月に予定される市町議会で合併関連3議案が可決されれば、新市実現に近づく。

 6月に設置された法定協議会では、東出雲町が松江市に編入する合併方式や来年8月1日とする合併期日、現在の市議の任期中は東出雲区域に市議を2人増員するなどの38項目の協定を協議。7月末までにすべてが承認された。

 松江市内であった調印式で松浦市長は「世界に誇れるオンリーワンの街、山陰をリードする街を目指す」、鞁嶋町長も「合併してよかったといわれる都市を目指して誠心誠意努力したい」と述べた。(大野正智)

山陰最大21万人都市へ 松江市と東出雲町、合併調印 島根
2010.8.10 03:53
http://sankei.jp.msn.com/region/chugoku/shimane/100810/smn1008100355002-n1.htm

 松江市と東出雲町の合併協定調印式が行われ、両議会の議決などを経て、来年8月1日に合併することが決まった。東出雲町の編入合併で松江市の人口は約21万人に増え、鳥取市を上回る山陰最大の都市になる。

 調印式は8日、松江市の松江テルサで行われ、松江市の松浦正敬市長や東出雲町の鞁嶋弘明町長、立ち会いの溝口善兵衛知事ら約400人が出席した。

 松浦市長は「生活圏が一体の松江と東出雲がひとつになることは、大いに意義がある」とあいさつ。鞁嶋町長も「合併してよかったと思う、山陰地方をリードする中核都市を目指す」と述べた。

 合併協定調印を受け、両議会は今月、合併議案を審議する。

松江と東出雲 合併協定書調印
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shimane/news/20100809-OYT8T00738.htm

 2011年8月の合併を目指している松江市と東出雲町は8日、合併協定書に調印した。両市町は盆休み明けに臨時議会を開き、可決されれば、県に合併申請する。新市の人口は約21万人となる。

 同市内で行われた調印式は、両市の関係者約400人が出席。新市の名前や議員定数など38項目について取りまとめた協定書に、松浦正敬・松江市長と鞁嶋弘明・東出雲町長が調印し、「山陰をリードする経済・生活・文化中核都市に」とあいさつした。

 東出雲町は臨時町議会を17日に予定しており、鞁嶋町長は調印後、「本当に議決を得られるか一抹の不安を感じるが、必ず議決していただけると信頼している」と語った。
(2010年8月10日 読売新聞)

4575名無しさん:2010/08/27(金) 06:46:12


4576とはずがたり:2010/09/06(月) 22:20:28
<北関東>栃木県

市町村合併:岩舟庁舎を当面、総合支所に決定−−佐野・岩舟合併協 /栃木
http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20100827ddlk09010134000c.html

 佐野市と岩舟町の法定合併協議会が26日、同町内で開かれ、岩舟町の庁舎を合併後に当分の間、総合支所とすることを決めた。

 総合支所は、既存の庁舎を利用して一部の部門を除き、現在の行政機能を残す方式。新庁舎建設などの費用を抑制でき、住民サービスも現状に近い。だが職員数が現在と同程度必要で、合併による事務作業の効率化があまりできないデメリットもある。

 また、小中学校の通学区域と学校名は現在の通りとなった。

 この他に使用料・手数料、条例・規則など10項目を協議して原案通り確認された。【古賀三男】

毎日新聞 2010年8月27日 地方版

4577とはずがたり:2010/09/06(月) 22:24:46

最近の主な更新内容
http://map.yahoo.co.jp/information
行政関連
2010年4月01日 相模原市が政令指定都市に移行……………………………神奈川県相模原市
2010年3月31日 川口町が長岡市に合併………………………………………新潟県長岡市
2010年3月31日 波田町が松本市に合併………………………………………長野県松本市
2010年3月31日 江迎町と鹿町町が佐世保市に合併…………………………長崎県佐世保市
2010年3月29日 大平町と藤岡町と都賀町と栃木市が合併して栃木市に…栃木県栃木市
2010年3月28日 六合村が中之条町に合併……………………………………群馬県中之条町

2010年9月1日更新 今後の市町村変更情報
http://www.kokudo.or.jp/marge/index.html
実施年月日 現市町村名 合併等の内容 実施後の状況(数字はJISコード)  区分 人口
2011.4.1 愛知県幡豆郡一色町・吉良町・幡豆町、合併協議会 西尾市へ編入 西尾市(ニシオシ)(同郡消滅) 法 163,379
2011.8.1 島根県八束郡東出雲町、合併協議会 松江市へ編入 松江市(マツエシ)(同郡消滅)32201 議 206,726
2011.9.26 岩手県東磐井郡藤沢町、合併協議会 一関市へ編入 一関市(イチノセキシ)(同郡消滅) 法 130,046
2011.10.1 栃木県上都賀郡西方町、合併協議会 栃木市へ編入 栃木市(トチギシ)(同郡消滅) 法 147,647
2011.10.1 島根県簸川郡斐川町、合併協議会 出雲市へ編入 出雲市(イズモシ)(同郡消滅) 法 173,713
〜2012.3.31 栃木県下都賀郡岩舟町、合併協議会 佐野市へ編入 佐野市(サノシ) 法 141,262
2012.4.1 熊本県熊本市 政令指定都市 報 723,707

4578とはずがたり:2010/09/29(水) 12:49:03
<道州制>

キッコーマン会長が酒田で講演 「道州制導入で競争を」
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/09/20100929t53004.htm

政権交代後の政治の現状などについて講演する茂木氏

 山形県酒田市の東北公益文科大で28日、創立10周年記念事業・鼎談(ていだん)「東北復権」の特別講演会が開かれ、キッコーマン会長で最高経営責任者(CEO)の茂木友三郎氏(75)が「日本の民主主義と地域主権を考える」をテーマに、日本の政治の現状と地方分権の可能性について論じた。
 茂木氏は民主党について「行政刷新は好スタート。事業仕分けは税金の使い道に国民の関心を集めた」と評価したが、「それ以外はかなり問題が多い」と批判した。
 問題点として(1)自民党時代からすべてを変えようとしている(2)マニフェストにこだわりすぎる(3)政治主導を誤解し、官僚を働かせられない―の3点を列挙。「民主党は国家像を示し、政策に優先順位をつけ、マニフェストを見直すことが必要」と指摘した。
 米国への工場立地で地元議会と交渉した経験から「米国には草の根民主主義が根付き、日本とは地方自治の差が相当ある」と述べた。さらに「州ごとの競争も激しく、州政府、大学、議会が協力したベンチャービジネス育成が国の強み。日本も北海道や九州、東北など可能な地域から道州制を導入し、競い合うべきだ」と強調した。
 茂木氏は千葉県出身。慶応大法学部卒業後、キッコーマン入社。新しい日本をつくる国民会議(21世紀臨調)共同代表、政府の行政刷新会議議員などを務める。

2010年09月29日水曜日

4580とはずがたり:2010/10/14(木) 21:48:20
<近畿>+徳島県

834 名前:チバQ[] 投稿日:2010/10/14(木) 20:01:24
http://mytown.asahi.com/areanews/tokushima/OSK201010130135.html
関西広域連合、メリットは? 県議会特別委で規約案可決
2010年10月14日

答弁する飯泉知事(中央)=13日、県議会関西広域連合(仮称)調査特別委員会

 関西を中心とした2府5県で防災や医療など広域行政を協力し合う「関西広域連合」の設立規約案が13日、県議会の特別委員会で可決した。設立を強力に進める飯泉知事は「県の懸案を関西共通の課題として解決できる」とバラ色の将来を強調。大半の委員は賛同したものの、徳島にとっての具体的なメリットの説明を求める質問が相次いだ。

 冒頭、飯泉知事は自信ありげに、設立を目指す理由を説明した。「一つの府県だけでは解決することの難しい懸案を、関西共通の課題として解決できる」「徳島は、四国と近畿の結節点であることをいかしたい」

 ■設立なら全国初

 規約案は、徳島県を含む2府5県が各府県議会に提案。徳島県と大阪府以外はすでに可決。すべて可決して総務省が許可すれば、全国初の広域連合が設立される。

 設立の目的の一つが、国からの権限移譲の受け皿づくりだ。飯泉知事は「国から地方へと言葉は躍るのに、中央省庁は必ず『受け皿がないから、移譲したくてもできない』ことを理由に権限を移譲しようとしない」と自らの国との折衝経験を話し、「広域連合がまさに責任ある行政主体として、受け皿になりうる」とメリットを強調した。

 ■道州制

 大阪府の橋下徹知事が道州制に前向きな立場であることから、「将来は道州制につながっていくのではないか」との質問も相次いだ。

 飯泉知事は「道州制と、関西広域連合はまったく次元が違う。道州制は47都道府県を廃止し、道と州だけにするもの。広域連合は都道府県をそのまま残す」と道州制とは別だとの考えを強調。さらに「道州制はまだ遠い話だ」とも答えた。

 ■四国での立場

 四国4県で徳島だけが手を挙げていることにも質問が及んだ。「他の四国3県にはどんな効果があるのか」との質問に、「徳島が入ることで、他の(関西の)メンバーに四国をより身近に感じてもらえる」と話し、「徳島を起点にして、四国全域が関西広域連合に加わる、あるいは影響を与える」ことを示唆した。

 規約案は山田豊委員(共産)が反対したが賛成多数で可決。19日の本会議で可決する見通し。(三輪さち子)

4581とはずがたり:2010/10/21(木) 01:17:58
<九州・沖縄>
山口は?

「広域行政機構」設立を 九州知事会議
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2010_128744961871.html
[2010年10月19日 09:52]

 九州地方知事会議が18日、福岡県柳川市で開かれ、政府が検討している出先機関の廃止・縮小について、各機関の事務、権限、人員、財源を丸ごと受け入れて運営する「九州広域行政機構(仮称)」の設立を目指すことで合意した。組織は広域連合制度と異なり、各県知事による執行機関と県議会代表者による議事機関で構成することを想定している。今後、政府に新制度を規定する立法措置を求めていく。

 政府は国土交通省の地方整備局など13の出先機関を検討対象にしているが、議論は進展していない。終了後に会見した九州地方知事会長の広瀬勝貞大分県知事は「(政府の検討が)思うように前進していない実情を打破するために、地方側として受け皿をつくろうと議論した。原則丸ごと受け入れる発想だ」と説明した。
 構想は山口、沖縄を除く九州7県を想定。受け入れ事務は政府の検討対象すべてで、ハローワークなど県ごとに担う方が効率的なものは各県に渡す。現在の出先機関の予算規模と同じ財源を国から受け入れることを想定している。
 執行機関の知事連合会議は合議制で、各知事が地方整備局、運輸局などを分担して管理する。議会代表者会議は各県議会の代表で構成し、条例制定、予算決定などをする。住民の直接請求制度や監査制度の充実、強化も検討する。
 利点として▽地域のニーズがより反映される▽一つの機関が受けることで、政策連携の相乗効果が期待できる▽住民の目が届きやすい―を挙げた。
 このほか協議では▽ダム事業見直しは地域の意見を最大限尊重して早期に判断する▽口蹄(こうてい)疫対策の充実・強化―などを政府に求める7件の特別決議をした。
 会議には9県の知事(代理を含む)が出席。非公開で行われた。

4582とはずがたり:2010/10/24(日) 02:10:02
<九州・沖縄>熊本市

政令市へ303事務移譲確認 県と熊本市調印へ
2010年10月23日
http://kumanichi.com/news/local/main/20101023007.shtml

 2012年4月の熊本市の政令指定都市移行に向けた県と同市の事務権限移譲に関する連絡会議が22日、熊本市のKKRホテル熊本であり、国・県道の管理など法令や条例などに基づく303事務1482項目の同市への移譲を確認した。26日に県庁で、蒲島郁夫知事と幸山政史市長が基本協定書に調印する。

 基本協定書では、人的支援の取り扱いなど6項目も確認。県が同市域内の国・県道を整備するために発行した県債の元利償還金は、返済が残る1992年度から11年度までの20年分の総額298億円を市の負担とした。

 宝くじの発売収益金は、人口割で39・5%を市に配分。乳幼児、重度心身障がい者、ひとり親家庭を対象とした県単独の3医療費助成事業の県補助は、政令市移行から5年間継続するが、補助率は従来の2分の1から3分の1に引き下げる。

 8河川の管理事務移譲では、現在、市が実施中の都市基盤河川改修事業の費用負担が、国、県、市各3分の1から国、市折半に変わる。このため移行から3年間は、県が市の負担増分(全体の6分の1)を補助する。

 市へ管理を移す都市公園・水前寺江津湖公園広木地区の県有財産の取り扱いや、県から市への職員派遣などについては今後の協議事項とした。

 同市春日のJR熊本駅前後の連続立体交差事業を含む同駅周辺整備は、役割と費用負担割合を取り決めた05年の県市協定を基本的に維持。今回の権限移譲に関する基本協定書には含んでいない。(亀井宏二)

4583とはずがたり:2010/10/27(水) 16:03:56
<近畿>
橋下の阿呆め,大嫌いだが口先じゃなくちゃんと系列の知事候補者奈良県でたてやがれ。票入れちゃるから。
広域連合参加を主張して誰かたたへんのかなぁ・・俺が出るかw

橋下知事「信じられない」、荒井知事「言われる筋合いない(怒)」 関西広域連合めぐり応酬
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/101027/lcl1010271245003-n1.htm
2010.10.27 12:44

 7府県参加の全国初の広域地方公共団体「関西広域連合」への不参加を決めている奈良県の荒井正吾知事は27日の定例会見で、大阪府の橋下徹知事が同日、荒井知事の姿勢を批判したことについて「言われる筋合いはない」と気色ばみ、不快感をあらわにする場面があった。

 荒井知事が26日に来春の同県知事選への再選出馬を表明した際、広域連合への不参加が「(知事選の)争点にはならない」としたことをめぐり、橋下知事は27日、「僕の政治感覚では信じられない。奈良県民には広域連合に入るべきだという判断をしていただきたい」と発言し、荒井知事の姿勢を批判。

 これを受け、荒井知事は「言われるゆえんはない」と語気を強め、さらに「広域連合はこういうものだと実例で示してほしい」と注文をつけた。

 広域連合への自治体の思惑はさまざま。奈良県が不参加を決める一方で、関西以外からは鳥取県が「関西の中で一定の地位を持ち、役割を果たしていく意義がある」、徳島県は「四国の徳島であるとともに、近畿の徳島であるという強みを生かす」として参加を決めている。

4584とはずがたり:2010/10/27(水) 16:05:05
<近畿>

滋賀は二股作戦「中部圏にも入る、広域連合つくろう」 大阪集中を警戒
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/101027/lcl1010271136001-n1.htm
2010.10.27 11:35

 全国で初めて年内に設立される見通しになった広域地方公共団体「関西広域連合」構想をめぐり、参加予定の滋賀県が、中部圏にも「広域連合を作るなら入りたい」と秋波を送っている。もともと地理的にも経済的にも中部圏とかかわりが深いうえ、「関西では大阪府などにのみ込まれるのではないか」という警戒感が根強いからだ。中部では広域連合設立の具体的な動きはないものの、経済的な地盤沈下が目立つ関西よりも、トヨタ自動車を中心に立ち直りの兆しをみせる中部に目が向いているようだ。

 ■甲賀忍者流で両にらみ…岐阜・三重・福井と「日本まんなか共和国」も結成

 「滋賀県が僻地(へきち)として扱われるのではないか」。滋賀県議会は今月13日の本会議で参加に必要な規約案を賛成多数で可決したが、審議の際、埋没を懸念する声が噴出した。設立に伴う負担金の額の大きさでトップ3となる大阪、兵庫、京都各府県を警戒する一方、地理的に岐阜、三重両県と接しているだけに規約案に中部との連携を求める付帯決議を添え、関西のみに傾斜することにくぎを刺した。

 県議会がとりあえず関西の一員として足並みをそろえることにゴーサインを出したのは、近畿で唯一「空白県」となっているドクターヘリの共同運航にメリットがあると判断したためだ。

 ドクターヘリは医師や看護師が乗って災害や事故の現場に急行、負傷者をすぐに搬送できるが、このドクターヘリへの評価も、大阪や京都への通勤圏となる大津市など湖南地域と、長浜市など湖北地域の間では温度差がある。湖北地域では、今後、大阪府吹田市から飛行するヘリが、高い救命率が保てる一定時間で急行できない問題もあり、県議会では地元県議から「中部との共同運航のほうが利便性が高い」との異論が続出した。

 もともと滋賀県は、経済や自治体間の連携では中部との結びつきが強い。愛知県が事務局を務める「中部圏知事会」にも近畿2府4県では唯一参加。岐阜、三重、福井の本州の中央付近の他の3県とともに新しい地域づくりを目指す「日本まんなか共和国」を結成して観光振興などで協力し合ってきた。

 こうした中部シフトは、関西経済の地盤沈下も影響している。平成20年秋のリーマンショック以降、経済浮上の糸口を見いだせない関西を尻目に、トヨタ自動車が黒字化を達成した中部は回復傾向が目立っている。9月に発表された基準地価でも、名古屋圏で上昇地点が多く、大阪圏は完全に取り残されることになった。

 現在のところ、中部に広域連合をつくる具体的な動きは浮上していないが、嘉田由紀子知事は「広域連合は重複して入れないことはない。中部にできれば、当然参加を検討する」と述べ、関西広域連合発足後も中部に対する目配せを続ける意向だ。


 【用語解説】広域連合
 地方自治法に基づき、各自治体にまたがる防災や医療などの分野に共同で取り組む組織。都道府県を廃止し、新たな法律を必要とする「道州制」とは異なる。関西広域連合は任期2年の「広域連合長」や年2回開く「広域連合議会」を置く。都道府県同士の広域連合設立に向けた動きは、関東や九州でも出ている。

4585名無しさん:2010/11/12(金) 09:56:53
自民党大阪二区の公募、わずか十日で消えた。裏がありそうと思ったら、あった、あった、
http://blog.goo.ne.jp/kawajo1/
左藤章って、汚いね。

4586名無しさん:2010/11/13(土) 09:16:26
大阪二区の公募が10/1-10/10で締め切られ、現在四人が選考に残っている。この中には郵政民営化で造反した左藤章氏も含まれている。
あまりにも短い公募期間に何かあると思ったら、ドロドロだった。川条しか前衆議院議員は、次期総選挙に立候補する意向を示しているが、
今回の左藤章公認への出来レースには、愛層を尽かし応募していない。
http://blog.goo.ne.jp/kawajo1/e/43998347a2f98aa8d2dcd5c3b1f134a6
http://blog.goo.ne.jp/kawajo1/
http://blog.goo.ne.jp/kawajo1/e/f7295a03a54d72c9466a409b439ebe71
http://blog.goo.ne.jp/kawajo1/e/579decda4c44ce58fce61eb8a53474ec
http://blog.goo.ne.jp/kawajo1/e/6a27125a939e66ed40d7d6c5cc25cdce

4587とはずがたり:2010/12/15(水) 20:26:20
<中国・四国>高知県

2010年12月15日 16時45分
住民要望で町境界線を変更 / 100年の“勘違い”解消
http://www.saga-s.co.jp/news/global/corenews.0.1786718.article.html

 高知県四万十町の一部住民の住所が、町の境界をめぐる勘違いから、長らく隣接する中土佐町とされていたことが判明。町側はいったん住民登録をし直したが “移籍”を好まない住民側の要望を受け、境界自体を変える異例の措置に踏み切った。行政も住民も気付かなかった100年にも及ぶとみられる勘違いは、解消される見通しだ。

 住民は4世帯の7人で、住民税も中土佐町に納めていた。同町は「その地域に人が住み始めたのは1895年からで、このころから思い違いがあったのかもしれない」と説明している。中土佐町が2008年に実施した地籍調査で、実際の境界は考えられていたより西側にあり、約200アール分が四万十町に属することが明らかになった。

4588とはずがたり:2011/01/12(水) 20:12:58
<北関東>栃木県

【市町村合併】佐野、岩舟両市町長 調印1カ月繰り上げ 住民投票告示前に発表
(1月12日 05:00)
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/region/news/20110112/440823

 【佐野・岩舟】岡部正英市長と茂呂幸司町長は11日、町役場で記者会見を開き、(1)両市町の合併期日は来年4月1日(2)調印式を1カ月繰り上げて来月22日とする、と明らかにした。今月31日の法定合併協議会で正式決定する。同町と栃木市との合併協設置の是非を問う住民投票の告示を2日後に控えた発表だけに、関係者の臆測を呼んでいる。

 両市町のこれまでの合併協議では、合併期日を「2012年3月末日を目途に協議」、合併協定調印式を「11年3月」としてきた。

 調印式の日程を繰り上げることについて、岡部市長は「昨年12月の合併協で合併協定項目がすべて整ったため」と説明。31日の合併協を待たずに発表したことに関しては「いい知らせで、一刻でも早くお知らせしたかった」としているが、「一般論で言えば、合併協に諮ることを事前発表することは異例」(栃木市合併調整管理室)との指摘もある。

 同町では13日告示、23日投票の日程で栃木市との法定合併協設置の是非を問う住民投票が行われる。

 両市町長は「今回の発表と住民投票は関係ない」と強調するが、町関係者からは「投票をめぐって町内は誹謗中傷が相次いでおり、佐野との合併を掲げて当選した町長はその思いを伝えたかったのではないか」との声が上がっている。

 住民投票を本請求した「岩舟町を考える会」の石川弘会長は「独断での調印式繰り上げは地域住民を無視した行為」と批判している。

4589とはずがたり:2011/01/15(土) 21:46:22
<近畿>
荒井のアホをなんとかせえヽ(`Д´)ノ

関西広域連合7知事、奈良県対策の必要性で一致
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/110115/lcl1101151858001-n1.htm
2011.1.15 18:56

 「関西広域連合議会」の初議会を終え、記者会見する初代議長に選出された吉田利幸氏(右)。左は兵庫県知事の井戸敏三連合長=15日午後、大阪市北区の大阪国際会議場 「関西広域連合議会」の初議会を終え、記者会見する初代議長に選出された吉田利幸氏(右)。左は兵庫県知事の井戸敏三連合長=15日午後、大阪市北区の大阪国際会議場

 関西広域連合を構成する2府5県の知事は15日、大阪市で非公式に会談し、広域連合に参加していない奈良県との関係を協議、国の出先機関廃止に伴う権限移譲の障害にならないよう対策を講じる必要性について一致した。

 2府5県の各知事は、国側が奈良県の不参加を理由に権限移譲に応じない恐れがあると懸念。同県にかかわる事務の移管を広域連合がいったん受ける案などを検討した。

 この後、広域連合の議会「関西広域連合議会」が初めて開催され、初代議長に自民党大阪府議団の吉田利幸幹事長、副議長に自民党京都府連の村田正治政調会長、監査委員に滋賀県議会の吉田清一議長を正式に選出した。7府県知事も出席した。

 議会後、兵庫県知事の井戸敏三連合長は記者会見し「車の両輪がそろい、これから本格的な広域連合の責務を果たすことになる」と強調した。

4590とはずがたり:2011/01/17(月) 09:57:37
<近畿>兵庫県

広域連合で防災推進 域内GDP被災前割る
2011.1.17 08:57
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110117/lcl11011708580001-n1.htm

 6434人が亡くなった阪神大震災は17日で発生から丸16年となった。兵庫県内では復興土地区画整理事業が3月末に完了する見込みとなり、関西広域連合の始動で府県を超えた広域災害の備えに具体的な検討が始まった。ただ、被災地の昨年度の域内総生産(GDP)が、震災前の水準を5年ぶりに下回るなど、地域経済の低迷が復興に影を落とす。民間から借り上げた公営復興住宅の返還期限が迫る問題などの新たな課題も浮上している。

 県によると、被災した神戸市や西宮市など12市(旧10市10町)の昨年度のGDPは12兆7141億円。被災地のGDPは平成17年度に震災前の5年度の水準に回復、18年度から上回っていた。昨年度は、リーマン・ショックの影響が被災地の経済復興を牽引していた製造業などを直撃、5年度を100とすると97・2となり震災前を割り込んだ。

 復興住宅では今年度、上昇を続けていた入居者の高齢化率が横ばいになった。県は「超高齢化となったことで、死亡する被災者が増えたため、高齢化が止まる皮肉な結果」と分析する。

 県や神戸市などが民間から借り上げた復興住宅が28年以降、順次返還期限を迎えることも大きな問題となった。5年先とはいえ、高齢の被災者にとってはなれ親しんだ地域から転居するのは不安がつきまとう。

 一方で、昨年12月に関西広域連合が本格始動し、震災の経験や教訓を蓄積している兵庫県が、連合に参加した2府5県の広域防災を担当することになった。広域防災計画の策定に乗りだし、被災地の経験と教訓を結集して減災社会の実現を目指す。行政の支援がなかった震災障害者の実態調査が始まるなど、震災後16年でようやく動き出した課題もある。街の景観は復興したとしても、行政や被災地の努力に終わりはない。

4591とはずがたり:2011/01/17(月) 14:28:45
<九州・沖縄>

九州地域戦略会議:九州府なら3%成長 製造業強化、職員削減も−−知事講演 /大分
http://mainichi.jp/area/oita/news/20110112ddlk44020523000c.html

 「1県だけなら難しくとも、『九州府』なら経済成長戦略を立てられる。国全体の目標以上の3%成長も可能」。広瀬勝貞知事は11日、大分市であった九州地域戦略会議で、「大分から九州を考える」の題で講演し、道州制へのビジョンを示した。生産額が全国の7%と、潜在能力に比べて低い九州の製造業を押し上げるには、オール九州の構想が必要と強調した。

 知事はダイハツ九州(中津市)のエンジン工場新設計画の際、県内に作るよう熱心に働きかけたものの、福岡県久留米市に設立された経験を紹介。現在の都道府県制では「わが県に」的な地域主義に陥るとみて、「九州全体を資源と考えれば、人口や面積以上のウエートを日本の中で占められる」と指摘した。

 また、九州全体で3万7000人に及ぶ県職員、367人の県議会議員も「効率化、簡素化が図れる」と指摘。人材育成も「各県同じような大学から、特色あるものに変わり、育った人材を効果的に登用できる」とメリットを訴えた。

 一方、地元報道機関、金融機関、バス会社など、都道府県という枠組みを前提に存在する会社が混乱することや、「州都VS地方」という新たな地域間格差を生む懸念も紹介。「メリット、デメリットを勘案したうえで、地方からあるべき姿を示したい」と意欲を示した。【梅山崇】
千日参り:受験生「春よ来い」−−宇佐・鷹栖観音 /大分
かせどり:巨大なワラ草履投げ込み、新生児の健やか成長願う−−日出 /大分
選挙:県議選 民主が追加推薦決定 /大分
プロ野球:選手とキャッチボール 親子連れ3000人楽しむ /大分
成人式:「無限の可能性発揮を」 新成人を祝う−−県内14市町村 /大分

毎日新聞 2011年1月12日 地方版

4592とはずがたり:2011/01/22(土) 23:12:56
<近畿>

片山総務相 大阪都構想をバッサリ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110122-00000528-san-pol
産経新聞 1月22日(土)12時57分配信

 大阪府の橋下徹知事が提唱する大阪都構想をめぐり、片山善博総務相は22日、「どちらかといえばネガティブ」と否定的な見解を示した。地域政党「大阪維新の会」を結成した知事の手法も「結果として議案に賛成してもらうために、議員に根回しをするやり方と同じ」と述べた。

 片山総務相はこの日、橋下知事らとともに民放の報道番組に出演。その後、報道陣の質問に答えた。

 大阪都構想について片山総務相は「自治体の現状ではチェック機能が不足しているという課題がある。規模が大きくなるとチェック能力が落ちるが、いまの巨大な大阪府庁と大阪市役所がひとつになることにも危惧がある」と指摘した。一方で、「二重行政の問題もあり、大阪府のなかから大阪市を切り離す方法もアイデアだと思う」とした。

 これに対し橋下知事は「大臣は誤解している。大阪都構想は、自治体を大きくするのではなく役割分担をしようとしているだけ。一回やってみる価値がある」と語った。

4594とはずがたり:2011/01/25(火) 19:48:07
<北陸・信越>新潟県

1135 名前:名無しさん[] 投稿日:2011/01/25(火) 12:21:13
もう、あっちでもこっちでも

「新潟州」か「新潟都」か 新潟県&市に合併構想
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2011/01/25/kiji/K20110125000118680.html

 新潟県の泉田裕彦知事と新潟市の篠田昭市長は25日、共同で記者会見し、県と市の二重行政の解消や自治体の権限強化を図ることを目的とした合併構想を発表した。新潟市を解体し、東京都のような特別区に再編することを目指すとしている。

 合併後の自治体の名称については「新潟州」を検討。同様の構想を提唱している大阪府や名古屋市などと連携し、国に地方自治法の改正などを通じた権限移譲を求める。

 国の出先機関の廃止など、民主党政権による地域主権改革の動きが停滞する中、受け皿となる自治体の在り方をめぐる議論をリードするのが狙い。

 会見で泉田知事は「(地域の)統治は国ではなく住民の意思で決めるべきだ」と構想の意義を訴えた。篠田市長は「(同様の構想を掲げる)ほかの地域と比べ、県と政令指定都市との仲は良好。協力して進めたい」と述べた。

[ 2011年1月25日 11:43 ]

4595チバQ:2011/01/26(水) 22:33:00
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20110126ddlk15010118000c.html
新潟州構想:地域主権へ新潟も一石 「国の改革進まない」 /新潟
 泉田裕彦知事と篠田昭新潟市長が25日、県と同市を合併・再編し「新潟州」に移行する構想を発表した。地域主権推進を掲げていた民主党政権に対し、泉田知事と篠田市長は「改革は進んでいない」と不満をあらわにし、それが州構想という旗を立てる動機だったと述べた。橋下徹大阪府知事が「大阪都」を、河村たかし前名古屋市長らが「中京都」の構想を表明し、地方自治のあり方に一石を投じたなか、新潟からものろしが上がった。【小川直樹、黒田阿紗子】

 新潟州となった場合、県や新潟市はどういう姿に変わるのか。泉田知事らは、現在の東京都と、区長を選挙で決める特別区(東京23区)の関係が参考になると説明した。

 州構想では、県と同市がまず合併し、市を解体して、複数の特別区を置くことを想定。県は州に移行するが、名称は「新潟都」とする案もあるとした。

 特別区は新潟州の出先機関ではなく、独立した基礎自治体とする。特別区は住民に身近な業務や課題に対応し、県の権限をより移すことを目指す。州は特別区の仕事を補完し、広域的な業務を担う。現在、県と市の両方が手がける図書館運営のような二重行政を排し、効率化を図るという。

 新潟市以外の市町村が特別区や州にどう関わるかは今後の検討課題となる。

 ◇統一選視野に、市長が持ちかけ
 このタイミングで構想を発表した狙いについて、泉田知事は「今春に統一地方選が予定されており、地方自治のあり方を世に問う時期として適切だ」と説明。「篠田市長の発言に私が賛同した」とし、篠田市長から持ちかけられたと示唆した。

 篠田市長は、「特別自治市」を提案した指定都市市長会での地方主権議論を通じ「国にしっかりボールを受け取ってもらえない」といらだちを募らせた。大阪府・市と異なり、「新潟では関係が極めて良好」という事情もあり、泉田知事と意見が一致したという。

 目指すのは、国から権限と財源を移し、州と特別区が国に縛られない行政運営を行うこと。県の担当者は「社会福祉施設の設置などでも、地域の事情に合った設置・運営がしにくいのが現状。国から権限を移す『受け皿』が求められていた」と話す。若者らの失業者対策も、特別区に権限と財源を集約することで、就職紹介や生活保護支給などの一体化が期待できるという。

 ◇大阪、愛知との連携も
 今後、県と市は合同の検討委員会を設置するが、時期や人員などは未定。いつまでに新潟州への移行を目指すかの日程も示されていない。今後、泉田知事と篠田市長が県・市議会に説明し、県民の合意形成を図るとするが、突然、浮上した構想に県民の賛同が得られるかは未知数だ。

 また、国からの権限移譲などには地方自治法の抜本改正が必要で、県や市の意向だけでは実現できない。橋下知事や河村前市長らと連携し、国への働きかけをすることも検討するという。

 24日に泉田知事から州構想について電話連絡を受けたという橋下知事は「新潟が入ってくれたので、霞が関にメッセージが届くのかもしれない」と連携に期待感を示した。

==============

 ■ことば

 ◇府県市再編構想
 「大阪都」構想は橋下徹大阪府知事が提唱し、政令市の大阪、堺両市を解体し、中核市並みの権限を持つ複数の特別区を設置し、府全体を都として再編するもの。行政のトップは都知事となり、政策決定の迅速化と行政運営の効率化を図れる、としている。実現の目標期限は15年春としているが、大阪、堺両市長は構想に反発している。

 「中京都」構想は河村たかし前名古屋市長と大村秀章前衆院議員が提唱。愛知県と名古屋市を一体化し、権限強化と行政効率化を目指す。現在、河村氏は同市長選に、大村氏は同県知事選に立候補している。

 橋下氏と河村、大村両氏は連携することで一致している。橋下氏は地域政党「大阪維新の会」代表を、河村氏は同「減税日本」代表を務め、今春の統一地方選で勢力拡大を狙う。

4596チバQ:2011/01/26(水) 22:51:27
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110126/ngt11012602280011-n1.htm
新潟州構想 「唐突」県・市議困惑 地元住民は期待と不安
2011.1.26 02:25
 泉田裕彦知事と篠田昭新潟市長が25日、共同会見して発表した県と新潟市を合併する「新潟州」構想。地方自治改革の一環として、大阪府と大阪市による大阪都構想、愛知県と名古屋市による中京都構想が話題を呼ぶ中、新潟にも突然“飛び火”した格好だけに、今春改選期を迎える県議や新潟市議からは戸惑いの声が広がった。一方、住民からは期待の声も出ており、統一地方選に向けて議論を呼びそうだ。

 「きょう突然知った。地方分権の時代でこういう話がでたのだろうが、正直戸惑っている」と話すのは、新潟市議会最大会派の新潟クラブのある議員。春の市議選に出馬を予定しているが、影響について「コメントできない」と言葉を濁した。

 新潟市内が選挙区の民主にいがたの県議も「唐突。議論もなしに構想が出たことは驚き」と困惑。しかし、「県・市の二重行政を解消し、自治権強化を目指す」という新潟州構想の目的については「中長期的にみれば財源、権限を移譲していくのはいいと思う」と理解を示した。

 ある自民党県議は「大阪や名古屋と違って、流通・経済規模や都市機能、人の集積に差がある新潟においては分不相応な気がする」と疑義を呈した。

 これに対し、新潟市江南区在住の60代の主婦は「市役所がなくなるかもしれないのは想像できない。中央区のように大きい区はいいかもしれないが、小さい江南区はどういうサービスをしてもらえるのか」。中央区の30代の会社員は「もっとよくなるなら州でも都でもいい。ちゃんと説明をしてもらい、議論をした上で、進めてもらえれば」と話していた。

 新潟州構想について、泉田知事は「国の地域主権改革が順調に進まない中、より住民に即した自己決定ができる仕組みを作りたい」と意義を強調。篠田市長は「司令塔を一つにし、より自治度の高い地方自治体を作るべきだ」と実現に意欲を示している。

4597とはずがたり:2011/02/01(火) 14:40:35
<九州・沖縄>熊本県熊本市

この合併は地図上でうっすらと憶えてる気がする。

どんなこの時の合併にはどんな経緯・気運があったんでしょうかねぇ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A3%BD%E8%A8%97%E9%83%A1

飽詫は(ほうたく)と読むのか。1896年(明治29年)4月1日 飽田郡と託麻郡が合併して成立した歴史が全くない軽薄な合成郡名(海草郡などと同じ)だから消え去ってもあんま痛くないけど熊本市の区名に飽田と託麻は復活させてもよかったんちゃうけ。

熊本市と旧飽託4町合併20周年 旧2町で式典
2011年02月01日
ttp://kumanichi.com/news/local/main/20110201004.shtml

海を見渡す高台で記念植樹をした後、記念写真に納まる地元住民ら=1日午前、熊本市の河内公民館(小野宏明)

 熊本市と旧飽託郡北部、河内、飽田、天明4町が合併して1日、20周年を迎えた。同日は旧北部、河内両町でそれぞれ記念事業実行委員会主催の式典があり、住民らは合併当時を振り返るとともに、今後の地域づくりへ決意をあらたにした。

 河内公民館では午前10時から「市民のつどい」を開催。河内、芳野両校区自治協議会など各種団体の関係者約90人が出席した。地元太鼓グループによる演奏の後、実行委の会長で、合併当時の町議会議長だった村上隆義さん(82)があいさつ。「当時は合併を前向きにとらえていたが、末端地域まで行政が行き届くか懸念もあった」と振り返り、「道路網や農道整備などが進んだが、経済不況で生活は良くならない。20年を機に地域、住民あげて頑張らなければならない」と述べた。

 合併当時町助役だった中川久幸さん(77)も講話し、合併後、人口減少が続いている現状を挙げ「自分たちのまちは自分たちでつくるという意識が大切だ」と訴えた。記念植樹や記念放水もあった。

 同日は北部総合支所でも記念植樹などがあり、旧飽田町でも13日に県内で活躍するタレントの講演などを予定。旧天明町は1月29日にシンポジウムなどを開いた。(川崎浩平)

4598とはずがたり:2011/02/15(火) 19:13:04
<東北・北海道>福島県

福島広域事務組合 年度内解散の見通し 桑折町議会可決
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/02/20110215t61017.htm

 二つの養護老人ホームを運営する福島地方広域行政事務組合(管理者・瀬戸孝則福島市長)の解散をめぐり、これまで2度否決していた桑折町議会は14日、臨時会を開き、組合の解散議案を可決した。議案は構成5市町すべてで可決されたため、組合は当初の計画通り3月末で解散する見通しとなった。
 臨時会では、町執行部が、解散後は構成市町で連絡調整組織を設置した上で、養護老人ホームの改築を含めて協議することを提案。解散関連の3議案は、賛成11、反対2の賛成多数で可決された。
 議案に反対した町議の一人は「狭い居室は引き継がれ、改築の時期も費用負担も明記していない約束は問題の先送りでしかない」と不満を漏らした。
 議案では、組合が運営する養護老人ホーム「川俣光風園」(川俣町)と「桑折緑風園」(桑折町)について、建物を社会福祉法人に無償譲渡した上で民営化するとしている。
 組合は昨年3月、事業効率化などを目的に本年度末での解散方針を決定。福島、伊達両市と国見町では可決したが、「改築後に民間移譲しなければ、利用者にしわ寄せがいく」などとして、川俣町では1度、桑折町では2度、否決されていた。

2011年02月15日火曜日

4599チバQ:2011/02/16(水) 00:32:11
http://mytown.asahi.com/tochigi/news.php?k_id=09000001102150003
県、合併協議に「待った」 佐野と岩舟
2011年02月15日

佐野市と岩舟町の合併協議をめぐり、県が両市町から出された新市基本計画の承認を留保したため、17日に開催予定だった合併協議会が延期されることになった。同町で実施された住民投票の結果、栃木市との合併協議会設置に対する賛成が多数を占めたことを考慮し、佐野・岩舟の合併協議に県がストップをかけた形だ。再開の見通しは立っていない。(斯波祥、佐藤孝則)
 佐野・岩舟の合併協議会は、前回1月31日の会合で新市基本計画を確認し、県に提出した。県から承認の回答を待って17日の会合で決定する運びだった。ところが県は、栃木市との合併協議会設置に賛成票が多数を占めた1月23日の同町の住民投票の結果を受け、「中立の立場で動向を見守りたい」(県市町村課)と回答を留保。慎重な姿勢を見せている。
 県の回答があれば事実上、佐野・岩舟の合併が決定する。同課は「そうなれば、これから設置されるはずの栃木・岩舟の合併協が形骸化する」と理由を説明している。回答の時期については、「岩舟と栃木の合併協を立ち上げ、協議の中で方向性が見えてきた段階で判断したい」としている。
 県の姿勢に対し、岩舟町の茂呂幸司町長は困惑の表情だ。「日程の見直しを余儀なくされたが、佐野市との協議を休止する考えはない。栃木市との合併協議はなるべく早いうちに法に従って進めていく」と話した。
 一方、佐野市の岡部正英市長も「いまのところ岩舟町との合併の方針は変わらない」としながらも、「栃木市との合併協で町がどんな判断をするのか、見守るしかない」と話している。
 佐野・岩舟両市町は、新市基本計画に対する県の承認を見越し、予定より1カ月ほど早い22日に合併調印式を行うはずだった。住民投票の結果を受けて日程を取り下げた経緯があり、今回の県の回答留保によって、「当初予定していた年度内の調印式も微妙になった」(岡部市長)としている。

4601荷主研究者:2011/03/14(月) 23:44:19
http://gazone.morrie.biz/
ガゾーン関門都市圏

http://gazone.morrie.biz/siryoo/data.html
関門都市圏の基礎知識

定義

関門都市圏(関門北九州地域)は、宇部小野田、豊関、北九州、宇佐中津、嘉飯山の五つの生活圏に、田川、美祢および宗像地域を加えた広域都市圏である。下関市と北九州市を中心として、周囲に旧産炭地をめぐらせた地域であり、わが国の近代化と工業化を先導した。

下に示した地図の枠組みは、国土交通省の地方拠点都市地域および都市・地域レポートの定義、九州山口経済連合会の定義、金本良嗣・徳岡一幸教授らの都市圏設定基準に加えて、平成の大合併による市町村の再編成を考慮した。上位自治体(県)による枠組みを持たないまま山口、福岡、大分の三県に広がった異色の都市圏で、非県都の中核都市圏としては日本最大の集積を有す。

4602とはずがたり:2011/03/30(水) 15:17:54
<東北・北海道>

被災市町村の合併促進へ特別立法検討 菅政権
http://www.asahi.com/politics/update/0330/TKY201103300224.html
2011年3月30日15時0分

 菅政権は30日、東日本大震災で被災した市町村の合併を促進する特別立法の検討に入った。行政機能が壊滅的な被害を受けた自治体や福島第一原発の事故で市町域の大部分が避難指示区域になった自治体の規模を拡大し、行政機能と財政力を強める狙いだ。

 民主党は30日の総務部門会議で提言をまとめ、党復旧・復興検討委員会が近く内閣に提言。総務省も検討を始め、今国会中に関連法案を提出する。市町村合併は「平成の大合併」で区切りがついたが、政権は被災地の再建を急ぐため、新たに特別立法で対応する必要があると判断した。被災地が広範囲に広がっているため、国や県による財政支援や都市計画、インフラ整備を広域で効率的に進める狙いもある。

 市町村合併特例法では、合併を検討する市町村が合併協議会を設置し、合意を得たうえで関係自治体と県議会の議決を得て合併が実現する。各自治体間の利害調整に手間取り、合併まで数年間かかるケースもあるが、特別立法では、被災市町村が合併を希望した場合、こうした手続きを簡素化する。

 また、合併前の市町村の枠組みを「自治区」として残し、自治区の権限を現行法より強化する。合併しない被災自治体には、都道府県や近隣市町村が自治体事務の一部を代行できる法改正を行う。

 被災自治体への地方交付税の算定についても、復旧、復興にかかる経費を「別枠」扱いして増額する法改正を検討。被災自治体が自由に使い道を定められる基金を創設し、被災地区の修復や防災対策、住宅再建などを自治体の判断で行えるようにする。(関根慎一)

4603とはずがたり:2011/06/09(木) 22:20:35
<近畿>大阪市

大阪の区は小さすぎると思っているので是非実現して欲しい

大阪市の区、ブロック化検討 機能統合で効率化狙う2011年6月8日3時0分
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1224522282/1673

 大阪市は、24行政区を隣接する複数の区ごとにブロック化し、区役所機能を統合する改革案の検討に入った。将来は「合区」することも視野に、行政の効率化を目指す。

4604アーバン:2011/06/26(日) 21:54:42
今こそ政令区の統合を

4605アーバン:2011/08/03(水) 19:08:00
松江市、一日の東出雲町との合併で人口二十万七千人に。
来年四月の特例市移行を目指す方針。

4606昌夫:2011/08/07(日) 14:42:56
松江市は県庁所在地のある市の人口最下位脱出か
最下位は山口市になるか

4607とはずがたり:2011/09/24(土) 23:47:05
<北関東>栃木県

市町村合併:岩舟住民投票 「栃木と合併」最多 町長、結果を最終的民意に /栃木
http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20110829ddlk09010058000c.html

 岩舟町の合併先を選ぶ住民投票が28日行われ、開票の結果、「栃木市と合併」が多数を占めた。合併を巡る同町の住民投票は4度目で、茂呂幸司町長は今回の結果を最終的な民意とし、栃木市との合併を進める見通し。佐野市との合併協議会は廃止する。

 町の住民投票条例に基づく。条例では最多得票を民意とすると規定。合併を▽栃木市と▽佐野市と▽しない−−の三者択一で行った結果、「栃木市と」が最多だった。投票資格者は18歳以上の町民で、当日有権者数は1万5509人(男7784人、女7725人)。投票総数は1万1844票で、投票率は76・37%だった。

 住民投票の結果を受けて、鈴木俊美・栃木市長は「すみやかに合併協議を再開し、新市誕生に向けて精いっぱい尽力する」、岡部正英・佐野市長は「今後は茂呂町長の考えを聞いた上で対応したい」と、それぞれコメントを発表した。【中村藍】

 ■視点
 ◇分裂した町を一つに

 岩舟町の住民投票で、「栃木市」が選択された。これまで3度実施されながらいつまでも合併が実施されない状況に有権者からは「うんざり」という声も聞かれる。両派の住民団体には結果を受け止め、混乱に早く終止符を打つよう努めてほしい。

 08年夏の住民投票で町民は佐野市を選択した。その後当選した当時の町長が合併協議会を休止したことについて、リコールという形で拒絶した。昨年3月、栃木市が周辺の旧町と合併したことで地理的に一つの行政圏としての結びつきが意識されるようになった。佐野市との合併はもはや現実的ではなくなったとの判断が、今回の投票結果だ。課題は、分裂した町をどうまとめるか。茂呂町長には丁寧な説明を続ける努力が求められる。【中村藍】
==============
 ◇住民投票、開票結果
 =確定票
栃木市と合併 6485
佐野市と合併 5037
合併しない   280
     (無効票42)

==============
 ◇岩舟町の住民投票を巡る経過◇

08年
  7月    初の住民投票で佐野市との合併を選択
  9月    町長選で針谷育造氏が無投票で初当選
 10月    針谷町長が佐野市に合併協議申し入れ

09年
  3月    針谷町長が一転、合併協休止を申し入れ
  8月    2度目の住民投票で町長リコール成立
  9月    出直し町長選で茂呂幸司氏初当選
 12月    茂呂町長が佐野市に合併協再開を申し入れ

11年
  1月    3度目の住民投票。栃木市との合併協設置を選択
  4月    栃木市との合併協設置
  7月    茂呂町長が住民投票実施を表明
  8月28日 4度目の住民投票

毎日新聞 2011年8月29日 地方版

4608とはずがたり:2011/09/24(土) 23:47:54
<北関東>栃木県
>>4607-4608

市町村合併:岩舟町合併 栃木市との合併推進団体、町長リコール署名提出 /栃木
http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20110831ddlk09010110000c.html?inb=yt

 岩舟町の合併問題を巡り、栃木市との合併を推進する住民団体「岩舟町を考える会」が30日、茂呂幸司町長の解職請求(リコール)に賛同する5645人分の署名を町選管に提出した。28日の住民投票では「栃木市と合併」が多数を占めたが、「佐野派」とされる町長の姿勢を見て合併手続きを確実に進めたいとしている。

 この日、舩田公平副代表らが町役場を訪れ、本請求に必要な有権者の3分の1(5111人)を超える5645人分の署名を提出。本請求が認められれば町は60日以内にリコールの是非を問う新たな住民投票を行う。舩田副代表は「町長の態度を見極めて本請求するかどうか判断する」と話した。

 一方、茂呂町長は30日、岡部正英・佐野市長を訪ね住民投票の結果を報告。岡部市長は合併協議会の廃止を9月議会に提案する意向を示した。【古賀三男】

毎日新聞 2011年8月31日 地方版


市町村合併:佐野市と岩舟町、合併協を廃止へ /栃木
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110922-00000133-mailo-l09
毎日新聞 9月22日(木)13時18分配信

 佐野市と岩舟町の法定合併協議会が21日、同市内で開かれた。8月に同町が実施した住民投票の結果で「(合併相手として)栃木市が最多となった」と報告され、同協議会の廃止が確認された。
 冒頭、会長の岡部正英・佐野市長が「来年4月の合併を目指し進めてきたが残念」とあいさつ。茂呂幸司・岩舟町長から協議会廃止の申し入れがあったことを報告した。
 佐野市側の委員からは「合併寸前までいって残念。逆転本塁打で負けたような後味の悪い心境だが、本市の失うものはないと思う」との不満も。一方、岩舟町側の委員は「最悪の事態になった。佐野市の新庁舎計画に波及し、大きな迷惑をかけ申し訳ない」と陳謝した。最後に茂呂町長が「結果を真摯(しんし)に受け止め、(栃木市との合併協議を再開し)粛々と進めたい」とあいさつした。
 協議会事務局によると、今後は両市町の議会で協議会廃止議案の可決を経て県に届け出た後、協議会廃止となる。【古賀三男】

9月22日朝刊

4609とはずがたり:2011/09/24(土) 23:48:49
<東北・北海道>岩手県

市町村合併:500人が参加し藤沢町閉町式 一関市に編入 /岩手
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20110922ddlk03010011000c.html?inb=yt

 26日に一関市へ編入合併する藤沢町の閉町式が21日、同町文化交流センター・縄文ホールで開かれた。参加した町民らは56年の歩みを振り返るとともに、合併後も文化や歴史を継承していくことを誓った。式典には約500人が参加した。畠山博町長は「強力なエンジンを備えた自治体としての新たな挑戦になる。熱いパッション(情熱)と強い信念を持って地域発展に臨もう」とあいさつ。地元の小・中学生4人が「ふるさとへのメッセージ」と題した作文を披露した。藤沢町は1955年に4町村が合併して誕生。人口は約9000人。【湯浅聖一】

毎日新聞 2011年9月22日 地方版

4610とはずがたり:2011/09/27(火) 16:40:43
<東北・北海道>岩手県

「中東北」の拠点に 一関市、藤沢町を編入合併
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/09/20110927t31003.htm

 一関市と岩手県藤沢町が26日、合併した。藤沢町を廃止し一関市に編入する「編入合併」で、同町の旧自治センターに一関市藤沢支所が開所した。
 支所で開庁式と旧藤沢町職員らへ辞令交付が行われた後、勝部修市長が記者会見し「藤沢とともに新たな一関づくりを担えることになり喜ばしい。宮城県北から岩手県南にかけての『中東北』地域の拠点として一層の飛躍を図りたい」と述べた。
 新「一関市」は、人口がことし9月1日現在で藤沢町(9123人)と一関市(12万198人)を合わせた12万9321人で、県内では盛岡市に次いで2番目。面積は藤沢町(約123平方キロ)と一関市(約1133平方キロ)を合わせた約1256平方キロで、宮古市に次いで2番目となった。
 一関市と藤沢町の合併により、岩手県の市町村数は33となった。

2011年09月27日火曜日

4611とはずがたり:2011/09/27(火) 18:47:02
<東北・北海道>

「広域連合」検討、当面見送り 宮城知事「復興に全力」
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/09/20110927t11018.htm

 村井嘉浩宮城県知事は26日、県議会9月定例会本会議で、東北6県と北海道、新潟による「広域連合」設立を視野に入れた検討を当面、見送る方針を明らかにした。長谷川洋一氏(自民党・県民会議)の質問に答えた。
 村井知事は広域連合を設立し、東北全体の復興ビジョン策定に取り組む意義は認めつつ、「宮城など被災3県は復旧・復興の途上にある。当面は本県の復興に全力を尽くす」と述べた。
 8道県の「広域連合」設立を含む広域行政の検討は昨年11月、村井知事が北海道東北地方知事会議で提起。事務レベル検討会議の設置で合意、ことし1月に初会合を開いたが、震災で中断した。
 村井知事は震災後の6月、関西広域連合による被災地支援を評価。東北の広域連合についても「8道県知事と胸襟を開いて議論したい」と検討会議の早期再開に意欲を見せていた。だが、福島第1原発事故の収束に長期間を要することや、山形県などが広域連合の設立に消極的な状況を踏まえ、検討を凍結せざるを得ないと判断したとみられる。
 8道県は11月、新潟市で開く知事会議で、今後の検討方針を協議する。


2011年09月27日火曜日

4613とはずがたり:2011/10/04(火) 23:47:41
<九州・沖縄>熊本県熊本市

熊本市が20番目の政令市に 18日に閣議決定 (共同通信)
http://news.infoseek.co.jp/article/04kyodo2011100401000637

 政府は4日、熊本市が求めていた来年4月1日からの政令指定都市への移行を認め、今月18日に関係政令を閣議決定する方針を決めた。昨年4月の相模原市に続き全国20番目の政令市となる。九州では63年の北九州市、72年の福岡市に次ぎ3番目。人口要件は、熊本市までは70万人以上に緩和されたが、今後は従来の100万人以上に戻る。合併で100万人以上の都市をつくる動きはなく、政令市は20市体制が当面続く見通し。

[ 2011年10月4日17時31分 ]

4614とはずがたり:2011/10/12(水) 16:50:03
<北関東>群馬県桐生地域

「退職債 解決されれば明るい」 合併要望受け みどり市長
http://www.kiryutimes.co.jp/news/2011/1005/1110051.html
2011-10-5

 みどり市の石原条市長は4日、桐生、みどり両市の早期合併を要望している業界団体の代表者らに対し、要望に回答する形で自身の見解を述べた。合併の可否については明言を避けつつも、「気持ちは皆さんと近いものがある」と述べ、合併を望む声に理解を示した。その一方で、みどり市民は桐生市の財政難を不安がっており、その象徴が、市職員の退職金を借金で賄う退職手当債の問題だとして、「この問題が解決されれば明るい未来が見えてくる」と発言。まずは財政健全化に向けた桐生市側の努力に期待した。
 両市の合併をめぐっては、2008年4月から昨年8月にかけ、桐生市医師会、桐生法人会、桐生労働基準協会など13の業界団体が延べ14回にわたり、早期合併を求める要望書を両市長に提出している。
 これを受け、石原市長が団体側に対し、要望への回答を行う場の設定を打診。桐生商工会議所の内部組織「両市合併推進会議」(会長・日野茂商議所会頭)が各団体に呼びかけ、「回答説明会」と称して会合を開いた。関係者ら約30人が出席した。
 石原市長は「飛び地がいいとは思っていない」との基本認識を示した上で、桐生市が07?09年度に計約29億円の退職債を発行し、今後その償還の負担が発生することに懸念を示した。
 「桐生市は向こう十数年、退職債の償還に毎年2億円かかるのに加え、その間の退職も含め、毎年15億円近くが退職金のためにかかり続ける」と指摘。「合併した場合(償還費用の)桐生市民の負担は減り、みどり市民の負担が増えるのは理解を得られない」と述べた。
 また、桐生市の市税収納率が県内12市中最下位の85%と低いのに対し、みどり市は92%だとして、「他市並みに収納率を上げれば財政負担はかなり減り、退職金もカバーできるはず。もっと『頑張ってる感』を出してほしい」と、桐生市のさらなる奮起を促した。
 「退職債の問題が解決できれば桐生市を再生できる。そのくらい本気で財政健全化に取り組んでいただければ、明るい未来が見えるし、私もみどり市民に(合併を)説明できる」と石原市長。「私が合併したがらないと言う人もいるが、そんなことはない。気持ちは皆さんに近いものがある」と、合併に前向きともとれる姿勢をのぞかせた。
     ◇
 質疑では、桐生市が先行投資してきた下水道などの資産や、ごみ処理や消防などの旧広域圏事業も踏まえ、大局的に合併を論じるべきといった声や、「桐生市の亀山市長もみどり市に出向いて説明するべきだ」といった声も出た。
 日野会長は「桐生市も覚悟を決めて財政問題に取り組まないと、みどり市と一緒になろうとは言えない。(合併への)具体的な障害を指摘してもらったので、これを改善することで前に進めるのでは」と述べた。

4615とはずがたり:2011/10/14(金) 17:10:33
<首都圏>埼玉県

>今後は「県南4市」といわれてきた蕨市、戸田市との連携を深めつつ、(政令指定都市昇格への)時期などを模索するという。

川口市、指定市へ一歩
http://mytown.asahi.com/saitama/news.php?k_id=11000001110120004
2011年10月12日

◇鳩ケ谷編入、58万人に

 鳩ケ谷市が11日、川口市に編入合併され、同市は人口約58万人、面積62平方キロの規模になった。県内では昨年3月に新市として発足した加須市、久喜市以来の自治体合併で、市町村数は1市減の39市23町1村となった。県によると現在、合併協議を続けている市町村はないという。そんな中、川口市は将来の政令指定都市移行を目指す。

 岡村幸四郎・川口市長は11日朝、市役所鳩ケ谷支所(旧鳩ケ谷市役所)の開所式に臨んだ。職員らを前に「誰もが『合併して良かった』と思える市政運営に取り組みたい」とあいさつ。地域の歴史や文化を大切にし、一体感を醸成していく考えを強調した。

 支所では、鳩ケ谷地区の住民サービスを担う部門が早速、動き出した。岡村市長は、木下達則・前鳩ケ谷市長から事務文書などを引き継ぎ、力強く握手を交わした。

 蕨市も含めた3市による対等合併協議の破綻(はたん)から7年。蕨市に次ぐ全国2番目の狭さの市として、税収などに限界を感じた鳩ケ谷市が、改めて「編入」を申し入れたことで今回の合併が実現した。

 川口市にとっては、旧鳩ケ谷市を囲んだ「馬蹄(ばてい)形」の地形が解消され、一体的整備に取り組める利点が生まれる。鳩ケ谷地区にとっては、土地区画整理事業の計画的推進や、過密化で緊急性が増している防災対策が中心課題になりそうだ。

 木下前市長は「険しい道のりだったが、合併は将来を見据えた大きな投資」と位置づけ、人口70万人程度が目安とされる指定市への移行に期待する。

 岡村市長は市議会9月定例会で、市の将来について「市民の期待に応えて地方分権を進めるためには、政令指定都市(移行)が最も有効な方策」と答弁。今後は「県南4市」といわれてきた蕨市、戸田市との連携を深めつつ、時期などを模索するという。

◇市議増員選の日程正式決定 30日告示

 川口市選挙管理委員会は11日、旧鳩ケ谷市域に該当する川口市議増員選(定数5)の日程を、30日告示、11月6日投開票と正式に決めた。


新「川口市」が誕生 鳩ケ谷市を編入合併 長い道のり経て、“再婚”
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1224160558/3848
2011.10.11 22:10

2011年10月11日14時9分
ミニ市2位、埼玉・鳩ケ谷消える 指定市狙い川口に編入
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1224160558/3849

鳩ヶ谷が編入され58万人の川口市誕生
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20111012-OYT1T00348.htm

 埼玉県川口市が11日、鳩ヶ谷市を編入合併し、市の新たな歴史がスタートした。

 人口は約57万9000人で、県内市町村で2番目に多い。

 川口市の「鳩ヶ谷支所」となった旧鳩ヶ谷市役所(川口市三ツ和)では同日朝、職員や市議など約200人が参加して開所式が行われ、岡村幸四郎市長ら関係者がテープカット。岡村市長は「合併はゴールではなくスタート。旧鳩ヶ谷市、旧川口市との意識は払拭して一体感を醸成し、市民が住んでいて良かったと思える新しい川口市を作りたい」とあいさつした。

 新支所では早速、旧鳩ヶ谷市里地区に住む井上真美さん(34)が夫や息子ら家族4人の住民票の写しの取得に訪れ、岡村市長自ら手渡した。井上さんは「旧鳩ヶ谷市は子育て支援が充実していたので、合併してもっと良くなれば」と期待を込めた。

 その後、岡村市長は、木下達則・旧鳩ヶ谷市長から「市長事務引継書」を受け取り、「ようやく成就したという思いだが、責任の重さを実感している」と気を引き締めた。

 川口市によると、旧鳩ヶ谷市地域の住民は子育て情報メールの配信、高齢者らを対象とした住み替え家賃助成など、新たに700以上の事業で住民サービスが受けられるようになるという。

     ◇

 川口市選管は11日、鳩ヶ谷市の編入合併に伴う川口市議増員選挙の日程を、30日告示、11月6日投開票と正式決定した。選挙区は旧鳩ヶ谷市地域で、定数5。増員により、川口市議の定数は45となる。任期は2015年5月1日まで。
(2011年10月12日22時37分 読売新聞)

4616とはずがたり:2011/11/05(土) 19:19:52
悲しい気持ちは十分理解できるが,産業の衰退した山間部の集落の廃村を推奨するとは総研としては全面的に応援したい。

集落が壊滅 本宮町奥番7 件地区
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=217066

 和歌山県田辺市本宮町の最深部にある三越奥番7 件地区では4日朝、集落のすぐ下を流れる三越川に山の斜面が幅数百メートルにわたり突然崩れ落ちた。土砂が川をせき止め、水があふれ出して民家がつかり、その後集落が川に崩れ落ちた。

 住民によると、ドカーンという大音響とともに近くの山が崩れ、川の水位が上がり、あふれ出した。しばらくすると地盤が崩れてほとんどの民家が川にのみ込まれていったという。

 住民10人のうち、1人が山崩れの前に死亡。残る9人は高い所にある民家に避難して全員無事だった。集落に通じる道も寸断されたため、孤立した住民はヘリコプターで救助され避難所の本宮中学校に移った。野下義計さん(84)は「集落自体が壊滅した。もう帰れない。住み慣れた所でみな家族ぐるみのつきあいだった。集落を離れるのは抵抗があるが仕方がない」と肩を落としながらも気丈夫に語った。
(2011年09月06日更新)

台風12号豪雨 消えゆく集落…和歌山県田辺市・奥番地区で解散式
http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20111105-OYO1T00507.htm?from=top

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/tochi/20111105-211140-1-L.jpg

解散式で久しぶりに再会し、涙する住民たち(5日午前、和歌山県田辺市本宮町で)=吉野拓也撮影

 台風12号の豪雨で集落の大半が土砂崩れに流された和歌山県田辺市本宮町三越の奥番地区(7世帯10人)が5日、自治会の解散式を開いた。ほとんどが高齢者で、地形が変わるほどの大きな被害に集落再建を断念、集まった住民は、悔しさをにじませながらも、「ここを心の古里として、それぞれの土地で頑張ろう」と誓った。

 世界遺産・熊野本宮大社の北西約5キロの山あいに位置する奥番地区。戦後間もないころは数十世帯が暮らしていたが、若者は街へ出て、お年寄りらが、川沿いの段々畑で細々と野菜を作って暮らしていた。

 台風12号に襲われた9月4日朝、地区南側で大規模な土砂崩れが発生し、せき止められた三越川が氾濫。民家や寺、集会所が次々に流された。

 土砂崩れの発生直前、住民の一人、中畑峯子さん(86)が道路に倒れて亡くなっているのが見つかった。集落唯一の犠牲者となった。一人暮らしで、転落死とみられ、ほかの住民は遺体を収容するために屋外に出ていて、土砂崩れに巻き込まれなかったという。

 野下美喜子さん(75)は、孤立した集落からヘリコプターで救出される際、土砂にえぐられた村を見下ろし、「もうここには住めないだろう」と心の中で別れを告げた。

 夫の義計さん(84)が区長を務め、美喜子さんは行事のたびに料理を用意するなどして近所の人々に慕われた。「最高に幸せだった」と美喜子さんは集落での暮らしを振り返る。

4617とはずがたり:2011/11/05(土) 19:20:15
>>4616-4617
 被災後、住民たちはそれぞれの親戚宅などに身を寄せた。野下さん夫婦も、年末には、子供たちの住まいに近い奈良県内のアパートに引っ越す。電話で連絡を取りあい、「最後に祭りして、みんなで別れようや」と、解散を決めた。

 地区内の神社で行われた解散式には、台風前に地区を離れた人や、子供らも含め約200人が参加。集まった人たちは古里の景色を目に焼き付けるように、土砂の残る集落を見回した。

 区長の森久さん(58)は、「一歩一歩前に進みましょう。再会の機会はきっとある」とあいさつ。野下知代さん(70)は、集落で採れた里芋の芋煮を味わいながら、「きょうは昔のにぎわいが戻ったみたい。でも、これで終わりと思うと寂しくてかなわない」と話した。
(2011年11月5日 読売新聞)

土砂崩れで壊滅の集落で「解散式」 田辺市本宮町
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=220753

 台風12号による土砂崩れで集落が壊滅した和歌山県田辺市本宮町三越の奥番7 件地区(8世帯10人)で5日、住民が地元を離れる「解散式」が開かれた。駆け付けた多くの地区出身者らとともに住民が神社で最後の祭りを営み、芋煮を囲んで古里へ別れを告げた。

 9月4日、豪雨による山崩れで川がせき止められ、たまった水が方向を変えて集落をまるごと押し流した。民家と寺、集会所が流失、集落の中央に深い谷ができた。町内に移り住んでいる住民らは集落の再建が難しいと判断、地元神社の例祭に合わせ、けじめの機会を設けた。

 最後の集まりに、県外からも大勢が駆け付けた。午前9時から神社の例祭を開いた。熊野本宮大社の神職が祝詞を上げ、住民や出身者が参拝した。河原で盛大に餅まきをした。

 解散式は、近くの本宮町森林組合小径木加工場に会場を移して開いた。200人ほどが参加した。

 森久自治会長が「台風被害を思い出すと、悔しく、悲しい。先人が残してくれた奥番7 件を失ってしまうのは本当に心が痛む」と解散を惜しみあいさつした。出席した真砂充敏市長も昨年地区を訪問した当時を振り返った。

 地区内の畑で採れたサトイモで作った芋煮やおでんが振る舞われ、参加者が思い出話に花を咲かせた。

 にぎやかな雰囲気の中、古里に思いをはせ涙するお年寄りの姿も目立った。この地で生まれ、結婚するまで過ごした庄田ナオエさん(92)=本宮町桧葉=は「台風後初めて来たので、涙が出てくるばかり。家もみんな流されてしまい、住んでいた人のことを思うと気の毒でならない」と話した。

 住民の野下美喜子さん(75)は「こんなにたくさんの人が奥番7 件を思ってくれていると思うと胸がいっぱい。自分は奈良県に移り住むと決めたが、皆さんへの感謝の気持ちと未練が一緒になって込み上げてしまう」と声を詰まらせた。

 奥番地区は世界遺産に登録されている熊野本宮大社から北西に約5キロ離れた山中にあり、熊野古道からも近い。背の高い木々に囲まれた小さな集落で、8世帯10人が林業や畑仕事をして暮らしてきた。
(2011年11月05日更新)

4618とはずがたり:2011/11/29(火) 09:30:23
<広域合併>
いいかも
>一方、横浜、川崎の二大政令市を除いた神奈川県の形について、「実はその方がすっきりする」と強調する。

橋下氏圧勝「都構想」神奈川の場合は 東京との“二重行政”課題
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20111129/CK2011112902000039.html?ref=rank
2011年11月29日

神奈川県と政令市との関係について語る上山教授=横浜市神奈川区で

 大阪市長選で前大阪府知事の橋下徹氏が圧勝し、同府知事選でも橋下氏が率いる「大阪維新の会」の幹事長が勝利した二十七日の「大阪ダブル選挙」。橋下氏らが公約に掲げた「大阪都構想」を三政令市を抱える神奈川県に当てはめると、どんな未来図が描けるのか。府特別顧問として、橋下氏を支える慶応大学総合政策学部(湘南藤沢キャンパス)の上山信一教授に「頭の体操」で県と県内政令市の将来像を考えてもらった。 (新開浩)

 上山氏の基本的な考えは「一国多制度」。横浜市が目指す県と同等の権限と財源を持つ「特別自治市」を含め、各自治体が独自の都市制度を考えればいいという立場だ。

 その上で、上山氏が考える神奈川と大阪の違いは「東京からの自立性」だ。

 「大阪は東京からお金が回ってこない。自力で稼ぐため、広域のインフラ投資が必要。しかし、府も市も財政が厳しい。両方の投資を集中させないとできない」と、大阪都の必要性を説明する。

 一方、神奈川は「横浜や川崎は東京のベッドタウン。空港などの東京のインフラも使える。大阪ほど自立する必要がない。都市戦略は東京と一緒に描いた方がいい」と違いを指摘した。

 それを踏まえ、「東京と横浜が競っても、二重行政になる。横浜、川崎両市を東京都に編入し、二十三区のような特別自治区に分割した方が、きめ細かい福祉サービスができる」と、「拡大東京都構想」を唱える。

 また、両市の行政区については「出張所のようなもので、権限は多くない。公選首長も議会もない。競争原理が働かず、透明性が低い」と批判する。

 一方、横浜、川崎の二大政令市を除いた神奈川県の形について、「実はその方がすっきりする」と強調する。

 「静岡、山梨両県の富士山周辺や静岡県の伊豆地方が合併し、新しい観光県になった方が、イメージが上がる。東京とは違う、今よりも特徴のある行政ができる。そういう面白さが、今の神奈川には見えない」と、独自の未来像を描く。

 ただ、こうした神奈川県再編の実現性については「大阪が京都に吸収されるような話だから、簡単には実現しないだろう」と、現実的に受け止める。

 それに比べ、大阪都については「大阪府民だけで議論すれば済む話。大阪市はなくなるが、府が都に変わるだけだ」と、実現に自信をみせた。
大阪府 特別顧問
上山慶大教授に聞く

4619とはずがたり:2011/12/22(木) 15:25:01
<九州・沖縄>熊本市

熊本市議会、区民会議設置案を否決 市長、再提出に意欲
ttp://kumanichi.com/feature/gappei/kiji/20111217001.shtml

 熊本市議会は12月定例会最終日の16日、住民の代表が区の課題や振興策を協議する「区民会議」を設置するための条例改正案を否決した。幸山政史市長は、議会の指摘を受けて全体の制度設計を見直し、早期の再提案を目指す考えを示した。

 市長提出議案が否決されるのは2006年3月定例会以来。

 区民会議は市長の付属機関と位置付け、政令指定都市移行で誕生する五つの行政区の振興ビジョンや課題解決の方法を調査・協議する。市は今議会に付属機関設置条例改正を提案したが、議会側は「時期尚早」などと反発、9日の総務委員会で否決されていた。

 この日の本会議では、朽木信哉総務委員長(自民)が「市民としての一体感醸成の途上にある合併町の現状を考えれば、政令市移行と同時設置は時期尚早」「行政や議会との関係、位置付けが明確でない」などと委員会の指摘事項を報告。採決の結果、全会一致で否決された。

 幸山政史市長は閉会後、「残念だが、区のまちづくりに住民の意見を聞く場を設けることを否定されたわけではない。早期設置に向けて最大限努力したい」と強調。「(名称や位置付けを含め)全体的に制度設計を見直した上で、あらためて議会の了承を得たい」と述べた。(森紀子)



熊本日日新聞 2011年12月17日

4620とはずがたり:2011/12/22(木) 15:26:17
<九州・沖縄>熊本市

市、議会「仕切り直し」急務 熊本市
http://kumanichi.com/feature/gappei/kiji/20111217002.shtml

区民会議を設置するための付属機関設置条例改正案を全会一致で否決した熊本市議会本会議=市議会棟

 熊本市議会は16日、同市が来年4月の政令指定都市移行と同時に設置しようとした「区民会議案」を全会一致で否決した。議会からは「時期尚早」や「役割が不明確」などさまざまな指摘・注文が上がったが、これらの課題解決に向け踏み込んだ議論に至らなかったのは残念だ。初めて設置される新しい「区」という単位のまちづくりに、市民が参画・協働する仕組みは不可欠。設置に向けた仕切り直しの議論を急ぐべきだろう。

 区民会議は市長が委嘱する付属機関で、区の議決機関ではない。校区自治協議会や合併特例区協議会などまちづくりにかかわる既存団体との違いは、新たな「区」という単位で活動するということだ。

 市の案によると、区ごとの課題解決に取り組むほか、区の振興ビジョン作成や市が導入予定の「まちづくり予算(仮称)」にも意見し、区長に報告するとなっている。条例に基づく設置かどうかなど設置根拠や名称は異なるが、先行政令市でも同様の制度がある。

 区民会議については、その名称などから「区政の決定機関と誤解される」との懸念が相次いだ。「区民会議が決定した」事項は、議会も口を出しづらくなるとの懸念が背景にあり、「会議の暴走」に歯止めを求める声も出た。

 その半面、「存在自体を否定するものではない」といった意見や、地方自治法に基づく「区地域協議会」として位置づけるべきだなどの意見も出た。

 本来、住民が住民目線で新たな「区」という単位のまちづくりを進める仕組みに異論はないはずだ。新たなまちづくりの「核」となる組織として、住民からはその可能性に期待を寄せる声も聞く。一部市議からは、まちづくりの在り方、手法そのものを一から議論したいとの声もあった。

 否決を仕切り直しの機会とし、執行部も議会も設置に向けた歩みを止めるべきではない。幸山政史市長は再提案に意欲を見せており、今後、制度作りに向け、両者が意見交換の場を設けるのも一つの手だろう。

 先行政令市でも岡山市議会が区民会議の関連予算を全会一致で否決。執行部が権限を限定して再提案したという経緯がある。否決の理由には「議会不要論」への危機感もあったという。

 熊本市議会の今回の判断が「市議の既得権益を守るため」とのそしりを受けないためにも、否決のままで終わらせてはいけない。(田端美華)

熊本日日新聞 2011年12月17日

4621とはずがたり:2012/02/16(木) 12:15:21

限界集落を集落として維持することが目的になってはいけないと強く思う。速やかに廃集落とすべくまた特別立法などの措置が必要ではないか。
地方都市は脆弱なインフラに泣いているケースも多いし,限界集落に展望なくカネを注ぎ込むのを止めて地域の核となる市街を中心に再構成・再構築・再投資すべきであろう。
勿論生き残りをかけた限界集落の試みは,それが漫然とカネ寄越せ的なものでなければしっかり支援すべきであろうが,これまでと同じ様な新味のない公共投資的な施策は無駄ガネである。

'12/1/13
「限界集落」増 進む過疎化
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201201130009.html

 島根県域の8割を超す中山間地域にある3334集落のうち、65歳以上の高齢者の割合が50%を超え、20世帯未満の「限界集落」が453集落に上ることが県の調査で分かった。全体の13・6%を占め、2004年の前回調査より52集落(2・1ポイント)増えた。深刻な過疎化に歯止めがかからない実態が浮き彫りになった。

 県が、全19市町村の人口データ(10年4月末)を基に、中山間地域に指定されている農漁村の集落を調査。県土の86・5%(5798平方キロ)、人口の46・1%(約34万2千人)が対象となった。

 総数は3334集落で前回調査より169集落減った。高齢者が半数を超える集落は638(19・1%)に上り、113集落の増加。そのうち10世帯未満となる「危機的集落」は72集落(2・2%)で、5集落増えた。

 前回から今回調査の間に、市町村合併が進んだ影響で、800余りの集落で構成地区や区域が変更。県地域政策課は「集落数の変動を単純に比較できない面もある」とし、変更のなかった2522集落の調査結果もまとめ、限界集落の増加傾向を確認した。

4622とはずがたり:2012/03/16(金) 19:36:54
<近畿>奈良県
富貴はこの辺
http://yahoo.jp/UY15hr

地方市町村議会は全市町村1区の大選挙区制が基本じゃなかったでしたっけ?!

高野町議会、選挙区を廃止
2012年03月14日
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1224522282/2249

 高野町議会が13日、昭和の合併以来半世紀以上にわたって維持してきた選挙区の廃止を決めた。現在は、高野山の寺院などがある旧高野町の第1選挙区(定数9)と、奈良県境に近い旧富貴(ふ・き)村の第2選挙区(定数2)に分かれているが、全町1区(定数10)とする議員提出議案を8対2の賛成多数で可決した。


 町と県の選管によると、県内の市町村議会で唯一の選挙区。1958年に合併で今の高野町が誕生したが、林業が盛んだった旧富貴村地域と町中心部が離れていることなどから、選挙区制を維持してきた。

4623とはずがたり:2012/03/28(水) 20:05:01
熱海は理解できるが三島と長泉の沼津憎し(?)はなんとかならんのかねぇ・・。

東部・伊豆の消防広域化 枠組み縮小、任意協議終了(2012/3/27 08:52)
http://www.at-s.com/news/detail/100110384.html

 県東部・伊豆8市8町の管内11消防本部の消防広域化を任意協議している「駿東伊豆地区消防救急広域化研究協議会」(会長・栗原裕康沼津市長)は26日、伊豆の国市内で会合を開いた。広域化を進める次段階の協議会には三島、裾野、長泉、熱海の3市1町は加わらない意向を表明し、このほかの5市7町で新たな組織を設立した。5市7町は法定協議会に向けて細部の検討を詰め、2016年5月の消防救急無線デジタル化移行期限までに消防本部の一元化を図る。
 新たな協議会に参加したのは沼津、伊豆の国、伊豆、伊東、下田、清水町、函南、東伊豆、河津、西伊豆、松崎、南伊豆の12市町。会長は栗原沼津市長に決まった。
 協議会終了後、栗原沼津市長は「離脱市町が出たのは残念だが、消防広域化によって指令本部を合理的に運営でき、現場の即戦力に人員を振り向けられる利点は大きい」と述べた。県の小林佐登志危機管理監も「これだけ広い地域が1消防本部でまとまることは大きな成果」と話した。
 不参加の自治体は理由として、費用負担を示した制度設計の不十分さや、消防救急力の強化に疑問を投げ掛けた。豊岡武士三島市長は「8市8町の広域化は大事と思っているが、現段階の制度設計では市民や議会の理解が得るのが難しい。見直しを求めてきたが、受け入れられなかった」、大橋俊二裾野市長は「8市8町だと広域すぎる。ピンポイントの市町同士の方が普段から地域間、人材間の交流がより濃くなり、災害時の対応もスムーズになる」と述べた。
 熱海市の斉藤栄市長は「県の東端に位置して近隣市町と平地でつながっておらず、広域化してもメリットが得にくい」と話した。

4624とはずがたり:2012/03/28(水) 20:05:49
>>4623-4624

三島など4市町離脱へ 東部・伊豆の消防広域化協議(2012/3/24 07:54)
http://www.at-s.com/news/detail/100109587.html

 県東部・伊豆の8市8町で任意協議している管内11消防本部の消防広域化について、三島市、裾野市、長泉町と熱海市の3市1町が離脱する方針を示していることが23日、分かった。「現在進めている制度設計では、消防救急力の強化や費用負担面におけるメリットが示されていない」(三島市、裾野市)などとして、広域化を進めるための次段階の組織には加わらない見込み。
 26日に伊豆の国市で開催する「駿東伊豆地区消防救急広域化研究協議会」(会長・栗原裕康沼津市長)で表明する。同協議会はこの日いったん解散し、広域化を進める新たな組織を編成する予定で、各首長が参加意向を明らかにする。
 8日時点で各市町が事務局に寄せた回答では、不参加が熱海市、裾野市、長泉町。保留が三島市、清水町。参加が沼津、伊豆の国、伊豆、伊東、下田、函南、東伊豆、河津、西伊豆、松崎、南伊豆の11市町。
 23日までの間、各首長間で活発なやりとりが展開された。三島、裾野、長泉は経費の積算の甘さや指令本部をめぐる議論の不十分さを指摘し、現在3市2町(三島、裾野、沼津、長泉、清水町)で共同運行している通信指令の枠組みによる広域化を沼津市に申し入れたが、沼津市は8市8町で進める姿勢を崩していない。
 熱海市は独自に、現枠組みによる広域化の利点を疑問視した。
 他市町の首長からは「東部伊豆の一体性を図る絶好の機会を逸する」と離脱意向の市町を非難する声も挙がっている。26日の議論によっては16市町の枠組みのままで進む可能性もあるが、現段階で見通しは厳しく、2年近く協議してきた消防広域化は決裂する公算が大きい。
 5月には消防救急無線デジタル化に向けた準備期限が迫り、一定の結論を出す時期を迎えている。

4626とはずがたり:2012/05/30(水) 18:11:13
<東北・北海道>福島県

双葉郡を構成する旧郡の標葉(しねは)郡と楢葉郡から標葉町と楢葉町の二町に再編が良いのではないか?

富岡町長、双葉郡8町村合併を提案「川内、葛尾に拠点」
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/05/20120529t61019.htm

 福島県富岡町の遠藤勝也町長は28日、福島第1原発事故で避難区域に指定されるなどした双葉郡8町村が合併し、放射線量の低い川内、葛尾の両村に産業、住宅の拠点を置く案を示した。8町村長の中で、町村合併について踏み込んだ考えを示したのは遠藤町長が初めて。
 遠藤町長は同日、郡山市の仮設住宅であった町民説明会で提案した。住民の帰還に関し「双葉郡人口は現在の半分以下になるだろうし、税収も見込めない」と指摘。「復興のために町村間で企業誘致合戦をするなら、双葉郡を一つにした方がいい」と町村合併を進める意向を示した。
 川内、葛尾両村を拠点にする理由として、低線量のほか、住民の帰村が既に始まったことを挙げた。「両村に企業を誘致したり、住民のコミュニティーをつくったりして、線量の減衰や除染作業の完了を待ちたい」と述べた。
 遠藤町長は役場や住宅の拠点を避難先の自治体に整備する「仮の町構想」を打ち出している。今回は町村合併の選択肢があることを示し、一歩踏み込んだ。大熊、双葉、浪江3町も仮の町構想を描いており、合併路線に進む可能性もある。
 富岡町は原発の20キロ圏内にあり、警戒区域に指定されている。政府の区域見直しでは、5年以上生活できない帰還困難区域(年間線量50ミリシーベルト超)、一時帰宅は許される居住制限区域(20ミリシーベルト超50ミリシーベルト以下)、早期帰還を目指す避難指示解除準備区域(20ミリシーベルト以下)に3区分される公算が大きい。
 遠藤町長は区分けによって住民への賠償額に差が出るとして、区域にかかわらず一律に賠償するよう政府に求めている。

2012年05月29日火曜日

双葉郡合併 首長、賛否分かれる 論議の先行きは不透明
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/05/20120530t61018.htm

 福島県富岡町の遠藤勝也町長が福島第1原発事故で大半が避難区域となっている双葉郡8町村の合併に前向きな意向を示したことについて、河北新報社は29日、他の7町村長に意見を聞いた。「総論賛成」から「絶対反対」まで分かれ、合併論議の先行きは不透明だ。
 遠藤富岡町長は28日の町民説明会で「双葉郡の人口は現在の半分以下になるだろう。郡を一つにした方がいい」と合併に肯定的な考えを示した。
 双葉郡は原発事故で住民約7万2000人の99%近くが今も避難している。大半が避難区域で帰還の見通しが立っていない。
 現在居住可能なのは放射線量の低い広野町と川内村。役場を避難先から戻し、住民に帰還を呼び掛けたが、戻ったのは広野が5400人中320人、川内が2800人中540人にとどまる。
 渡辺利綱大熊町長、馬場有浪江町長、遠藤雄幸川内村長、松本允秀葛尾村長の4人はそうした現状を踏まえ、「将来的には合併は選択肢の一つだ」と富岡町長の発言に一定の理解を示す。
 ただ、4人とも「軽々に判断できない」「各町村の足元を固めるのが先」と条件付きの賛成だ。
 「とんでもない。町村ごとの課題がぼける」と反対姿勢を明確にするのは井戸川克隆双葉町長。山田基星広野町長も「一切考えていない。首長の一存でできるほど簡単ではない」と否定する。
 松本幸英楢葉町長は「楢葉は放射線量が比較的低く戻れる状況にある。帰還が一番の優先課題だ」と話している。

4627とはずがたり:2012/05/30(水) 18:11:27
>>4626-4627
◎双葉郡7町村長談話

<広野>除染や帰還が先
 山田基星広野町長 いろいろな方向性を探る考えは分かるが、合併は今のところ考えていない。住民帰還や除染、学校再開など課題が多く、それどころでない。合併は首長の一存でできるほど簡単でなく、議会と連携しなければならない。

<楢葉>南北二つの形も
 松本幸英楢葉町長 楢葉は放射線量が低くて戻れる状況にある。住民の帰還に向け、除染や賠償問題に取り組んでいる。現時点では合併は考えていない。第1原発が双葉郡の中央にあり、合併の形は北と南の二つに分かれるのではないか。

<川内>選択肢の一つに
 遠藤雄幸川内村長 合併は近い将来の選択肢の一つ。復興予算を効率的に配分できる。ただ復興に向けて必要な古里への思いが弱まるのが心配。川内は双葉郡復興のための最前線になりたい。「仮の町」の拠点づくりに積極的に協力する。

<大熊>8町村で温度差
 渡辺利綱大熊町長 人口減が予想され、将来的に合併は選択肢の一つ。ただ、今は各町村が足元を固める時。放射線量に違いがあり、復興計画もまちまちで双葉郡全体の構想を並行して進めるのは難しい。合併には8町村で温度差もある。

<双葉>首長の責任放棄
 井戸川克隆双葉町長 とんでもない。悲惨な避難生活を強いられている問題が解決していないのに首長として責任放棄になる。双葉郡が国に何を求めるか、ようやく協議が始まった段階。合併話を持ち出せば、町民に動揺を与えてしまう。

<浪江>論点整理が必要
 馬場有浪江町長 人口の減少や産業構造がどうなるか分からない中、合併は一つの選択肢。だが、合併で自治体が変われば戻らない町民が増える恐れがあり、利点、欠点の論点を整理しないと軽々に判断できない。平時とは状況が違う。

<葛尾>まず賠償解決を
 松本允秀葛尾村長 復旧、復興を単独町村で進めるのは難しく、合併は一つの選択肢だ。ただ避難区域再編や賠償問題に見通しがつかないと話し合う段階にならない。葛尾村は起伏に富み、合併自治体の拠点になるのは難しいのでないか。

2012年05月30日水曜日

4628とはずがたり:2012/07/02(月) 11:16:34

都を導入する前に東京都下で世田谷が大きすぎたりする等都の問題点もなんとかならんのかなぁ??

橋下構想、一歩前進…特別区新法案で5党合意
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1251865116/6330

4629とはずがたり:2012/07/04(水) 02:40:57
<近畿>
俺も名前が凄く重要だと思う。だから大阪都ではなく大阪府の侭なら中身はどうなっても構わん位だw
橋下は早く大阪市下の区の再編案をみせろ♪全ては其処からである。

橋下市長の訴え通らず…5党「大阪府」変更ダメ
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20120703-567-OYT1T00612.html
2012年7月3日(火)15:24

 橋下徹大阪市長が目指す「大阪都」構想の実現に向けた新法案を巡り、民主、自民、公明、みんな、国民新の5党は3日、国会内で実務者協議を開き、特別区を設置する道府県の名称変更規定を設けない方針を確認した。

 このため新法に基づいて「大阪都」構想が実現しても、「大阪府」の名称は変更されないことになる。

 名称を巡っては、橋下氏が6月29日、大阪市役所で記者団に「名前がすべて。ものすごい重要だ。都がダメなら、州ぐらいでもいい」として、大阪府の名称を変更できないことに不満を示していた。この日の実務者協議後、民主党の逢坂誠二衆院議員は「これまで名称は議論してきておらず、既定路線の中で淡々と法案化をしたい」と述べた。

橋下氏発言に疑問相次ぐ=自民部会
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-120703X185.html
2012年7月3日(火)16:49

 自民党が3日開いた総務部会などの合同会議で、与野党5党が大筋合意した「大阪都」法案に関し、橋下徹大阪市長が「都」に名称を変更できないのは問題だと表明したことを疑問視する声が相次いだ。自民党は橋下氏サイドから事前に「名称にはこだわらない」との説明を受けたとしており、発言の真意を確認する。

 会合では、出席者の一人が「一生懸命成案を得たのに、納得できないと言われるのは心外だ」と不満を示した。「『都』は天皇陛下がおられる首都のことだ。自民党としてぶれるわけにはいかない」と、都への名称変更には応じられないとする声も上がった。 

[時事通信社]

橋下市長に不快感=自民・茂木政調会長
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-120702X001.html
2012年7月2日(月)17:14

 自民党の茂木敏充政調会長は2日の記者会見で、民主、自民など5党が大筋合意した「大阪都」構想実現への新法案をめぐり、橋下徹大阪市長が大阪府の名称を「大阪都」などに変更できないことを問題視していることについて、「もし名前が重要なら、事前に言うべきだった。橋下氏は(自身の)本の中でも名前は重要ではないと話しており、意見がよく変わる方だなと思っている」と不快感を示した。 

[時事通信社]

4630とはずがたり:2012/09/25(火) 03:30:13
<九州・沖縄>熊本県

2012年9月23日19時55分
「平成の大合併」別れたい 熊本・旧泗水町で過半数署名
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1225012585/2855

4631とはずがたり:2012/10/24(水) 12:30:17
<九州・沖縄>熊本県・その他
>>4630

再び分離・独立も? 平成大合併後に各地で巻き起こった「離婚」騒動
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1225012585/2887

■合併トラブルその1/「埼玉県さいたま市」(※2001年、浦和市、大宮市、与野市が合併)
2007年12月11日のさいたま市議会で吉田一郎市議が「旧大宮市の分離・独立」に関する質問を行った。同市議は質問の冒頭で「現在のさいたま市政に怒りを感じている」という旧大宮市民からの手紙を紹介。

■合併トラブルその2/「青森県青森市」(※2005年、青森市、浪岡町が合併)
合併反対派が多数を占めていた民意を無視し、強引に合併を進めたとして浪岡町(当時)の住民が猛反発。浪岡町長がリコールされるなど大騒動に発展した。現在も分離・独立を目指した運動が続けられている。

■合併トラブル3/「群馬県安中市」(※2006年、安中市、松井田町が合併)
合併の告示が行われた後の松井田町(当時)町長選挙で合併反対派の候補が当選。住民アンケートでも合併反対派が多数を占め、松井田町は群馬県と総務省に合併撤回を要請。合併後も「碓氷郡松井田町の復活を考える会」が立ちあがり、分離・独立に向けた住民運動が起こった。

市議会と県議会の議決があれば分離・独立は可能
 これら旧自治体の住民が分離・独立を求める理由はさまざま。市役所が遠くなった、行政サービスが変わって細かなニーズに対応してもらえなくなった、愛着のある地名がなくなった、市域が広大になりすぎて天気予報がアテにならない、そもそも合併に反対だった、などなど多種多様な不満が渦巻いている模様。
もちろん、合併によって財政基盤の強化や行政運営の効率化が図られ、住民サービスが向上した自治体もある。しかし一方で、強引な合併により不遇をかこってしまった住民も少なからず存在しているようだ。

 で、結局のところ一度合併した自治体が「別れる」ことはできるのか? 地方自治法の規定によると、市議会と県議会の議決を経て総務大臣から承認されれば分離・独立は可能。じっさい、戦後に限っても全国70市町村で分離が行われている。

4633とはずがたり:2012/11/15(木) 10:51:41
<近畿>大阪都

朝日新聞デジタル
2012年11月14日15時38分
大阪市再編、区割り4案を公表 15年春の発足目指す関連トピックス橋下徹
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1224522282/2662

大阪市の区割り素案
ttp://tohazugatali.web.fc2.com/gyosei/OSK201211140054.jpg

大阪都 区割り4案発表 キタ・ミナミ合体も
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1224522282/2664

 橋下市長が掲げる都構想では、24区を8〜9の特別区に再編するとしていたが、将来的な人口減少を見越したうえで、PTは、2035年の1区あたりの人口が中核市並みの30万人規模となる7区案2種類と、45万人規模の5区案2種類の計4案をまとめた。
(2012年11月14日 読売新聞)

公募区長が纏めた区割り素案
ttp://tohazugatali.web.fc2.com/gyosei/20121114-563833-1-L.jpg

大阪市24区の区割り案、5区と7区に キタ・ミナミ合体も 区長PTが素案  
2012.11.14 14:18 sankei
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1224522282/2664

 一方、各区の税収の均衡を図る財政調整制度で格差が是正されるか懸念する声もある。

 生活保護の受給率が高く、税収が低い西成区については、橋下市長が当初、特区扱いで単独区として残すことも容認していたが、4案とも隣接区と合区させる内容になっている。

 このうち西成区を中央区など周辺5区と合体する案では、PTは理由を「商業地域(北・中央・浪速)と住居地域(天王寺・西成・阿倍野)のバランスが取れている(ため)」と説明している。

 区割り案は今月中に府議や市議などが参加する「大都市制度推進協議会」に提示された後、年内にも設置される都構想の具体的な制度設計を行う法定協議会に諮られる予定。府市は来年7月をメドに1案に絞り込んだ上で、都構想法に基づき住民投票で賛否を問い、平成27年度の大阪都移行を目指す。

<大阪都構想>特別区再編4案を発表 税収格差、最大4倍
毎日新聞 11月14日(水)14時18分配信
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1224522282/2665

5区のC案は、中央・北の両区に加え、天王寺区や阿倍野区も統合して市全体の発展を引っ張り、周囲の東西南北に住宅地を配する。D案は、港区や住之江区など臨海部の6区を統合し、中央・北区は分離する。

 ただ、中央・北区を統合する2案は、税収格差が約4倍になる。B案では、両区を統合した区の税収が市全体の3割を超す約2096億円(11年度推計)に上る一方、市東部の鶴見や城東区を統合した区は約507億円にとどまる。人口格差は住宅地と商業地が分離するA案が最も大きく、市南部の阿倍野などを含む区は、中央や天王寺などの区の2.4倍に達する。

4634とはずがたり:2012/11/15(木) 10:58:26
<近畿>大阪都

>大阪を代表する繁華街・ミナミを抱える中央区や浪速区、

>繁華街のキタがあり、一人あたり税収が中央区に次ぐ2位の北区、

>地価が24区で最も高く、国立・私立の有名校が集まる文教地区の天王寺区などはラブコールの嵐。

>靱(うつぼ)公園や京セラドームに加え、若者で賑わう堀江地区などのおかげで過去5年間で人口が1万人増えた西区

>大阪市中央体育館があり、海遊館など湾岸周辺施設も多い港区

>年間1000万人が訪れるテーマパークUSJのある此花区

この辺を核に区再編するしかないんちゃうか。

大阪都構想の区再編 税収の少ない区と統合で財政悪化と紛糾
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20121112-00000000-pseven-soci
NEWS ポストセブン 11月12日(月)7時5分配信

 橋下徹・大阪市長が目指す大阪都構想では、大阪市地域24区が大規模に合併・再編される。橋下市長の狙いは、現在の大阪府と大阪市の二重行政を撤廃し、無駄な行政コストを省くことにある。大阪市の24区は約30万人単位の「特別区」に再編され、住民に密着した行政サービスは「特別区」が、道路や災害対策、大規模公共工事などは「大阪都」が管轄する。

 そこで、この11月5日に開かれた区長会議では、特別区に再編する区割り案として、5区案を2パターンと7区案を2パターンの計4案が提案され、正式決定するはずだった。

 ところが、会議での議論は紛糾し、決定は先送りになった。何が起きたのか。

「24区は経済力も文化・歴史もまったく違う。4案の決定でも二転三転したほど。さらに紛糾するのは間違いない」(市政担当記者)

 税収が少なく歳出の多い区と統合されると、財政が悪化する。再編議論が紛糾したのはそのためだ。立命館大学法学部(行政学)の村上弘教授はこういう。

「現在の24区は行政区で自治体ではないので、区によって住民税や保険料に差はありませんが、24区が特別区に再編されて大阪都が実現した後は、特別区によって住民税や保険料が変わる可能性があります。財政が厳しい区が含まれる特別区では、それまでの税金よりも高くなるかもしれません」

 一人あたり税収トップの中央区に住む50代の自営業男性は言葉を濁しながらも、「税収の悪い区と合併して健康保険料が上がるのはかなわんな。別の案にしてもらえんか?」と頭を抱えた。また、高級住宅地に自宅がある50代会社員男性は「一緒になった区に引きずられて、地価が下がったりすると困る」という。

 逆にいえば、どこの区も税収が多く、地価も高い人気の区と一緒になりたいということになる。

 大阪を代表する繁華街・ミナミを抱える中央区や浪速区、同じく繁華街のキタがあり、一人あたり税収が中央区に次ぐ2位の北区、さらに地価が24区で最も高く、国立・私立の有名校が集まる文教地区の天王寺区などはラブコールの嵐。

 また、靱(うつぼ)公園や京セラドームに加え、若者で賑わう堀江地区などのおかげで過去5年間で人口が1万人増えた西区や、大阪市中央体育館があり、海遊館など湾岸周辺施設も多い港区、年間1000万人が訪れるテーマパークUSJのある此花区も、合併すれば税収が増えるとして人気だという。

 橋下市長が国政に目を向ける間に、銭カネにシビアなお膝元の住民の間には、一触即発の空気が漂いはじめた。

※週刊ポスト2012年11月23日号

4635とはずがたり:2013/01/07(月) 20:32:53
<東北・北海道>福島県

長野県の県庁は松本,福島県の県庁は郡山が持論の俺です♪特に福島県の福島市は北に寄り過ぎていて不適切,会津・平・福島・白河の結節点の郡山が県庁には相応しく思う。
福島県民の感覚としてはどうなんでしょうかねぇ。

2468 名前:チバQ[] 投稿日:2013/01/06(日) 19:56:53
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20130105-OYT1T00273.htm?from=ylist
福島県庁を誘致せよ…郡山市が担当部署設置へ

 福島県郡山市の原正夫市長は4日、県庁の同市への移転誘致を目指して、新年度、市役所に「県庁移転推進係」を設置する方針を明らかにした。
 県庁の移転誘致を担当する部署の設置は初めてで、誘致を推進する周辺市町村との連携や情報収集などを行うという。

 この日記者会見した原市長は「市議会で請願が採択され、他の自治体議会でも意見書が提出されるなど、移転誘致の機運が高まっている」と述べ、「震災以来、県や郡山の状況は大きく変わった。20年、30年先を考えたとき、何を今できるか考えながらしっかり取り組みたい」と意気込みを語った。同市では昨年5月、市民団体主催で県庁などの移転を目指すイベントが行われ、原市長も出席していた。

 原市長はこのほか、子供の運動不足を防ぐため屋内プールや屋内運動場を新設する方針も明らかにした。

(2013年1月5日11時53分 読売新聞)

4637アーバン:2013/04/29(月) 13:46:31
http://sankei.jp.msn.com/region/news/130428/tky13042819450003-n1.htm
悲劇のヒロイン、照姫まつり開催 石神井公園周辺
2013.4.28 19:45

石神井公園で毎春恒例の「照姫まつり」が開かれた=28日、東京都練馬区

 東京都練馬区の都立石神井公園や周辺で28日、毎春恒例の照姫まつりが開催。晴天にも恵まれ、約12万5千人の人出でにぎわった。

 照姫は、公園内に城跡の残る石神井城を居城としていた室町時代の武将、豊島泰経の娘。宿敵の太田道灌に攻め滅ぼされ、公園内にある三宝寺池に身を投げたと語り継がれている。

 まつりの当日は、地元在住で高校3年生の来代(きただい)ひよりさんが務める照姫をはじめ、泰経公、奥方や、よろい姿の武士ら100人による時代行列が公園周辺を練り歩いた。

今年も参加してきました。すごい人出でした。もう26回目。小学校3年生の時に第1回に行ったのを思い出す。

4638アーバン:2013/05/01(水) 00:48:15
http://nerima.keizai.biz/headline/344/
石神井公園で「照姫まつり」−劇の見どころにアクション加わる
2013年04月30日

照姫(来代ひよりさん)

 都立石神井公園とその周辺で4月28日、「照姫まつり」が開催された。園内を「けやきひろば」「野外ステージひろば」「芝生ひろば」「くつろぎひろば」の4つに区分した会場に80以上の団体が出展した。

出陣式で鬨(とき)の声を上げる参加者

 快晴に恵まれた当日、園内のほか公園周辺は午前中から多くの人でにぎわった。今回、主役三役と呼ばれる照姫、豊島泰経(としまやすつね)、奥方役は来代ひよりさん(照姫)、清澤洋一さん(豊島泰経)、吉田恒子さん(奥方)が演じた。

 最大の見どころは、美しい室町時代の装束を身に着けた華やかな時代行列。出演者は子どもから大人まで総勢100人が参加。先頭からの長さは約120メートルに及んだ。

 午前の行列が同園に到着すると、続いて野外ステージで出演者による舞や歌、「照姫伝説」に基づいた劇を披露。今回は新たに男性陣によるアクションも加わった。演技指導を行ったのは都内で活動をする「演技者集団I&T」の岩井潤一さん。「実行委員が知り合いだったことから依頼を受けた」と岩井さん。この日、劇を見ていた人からは「今年の劇は迫力があった」などの感想を聞くことができた。

 劇終了後の出陣式では、清澤さん演じる豊島泰経が鬨(とき)の声を上げ、午後の行列に出発した。

 「照姫伝説」とは、照姫は室町時代中期に石神井城を居城とした武将、豊島泰経(としまやすつね)の次女とされており、泰経が太田道灌(おおたどうかん)に敗れ公園内の三宝寺池に身を投げると、照姫もその後を追ったと言い伝えられている。

4641とはずがたり:2013/05/22(水) 17:40:26
<近畿>大阪府

大阪都構想の住民投票、堺市長が断念表明
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20130522-567-OYT1T00823.html
2013年5月22日(水)15:33

 堺市の竹山修身市長は22日の定例記者会見で、大阪都構想の是非を巡って、9月29日投開票の市長選と同日実施する意向を示していた住民投票を断念することを表明した。

 竹山市長は会見で、公職選挙法の適用を受ける市長選の選挙活動と、同法の適用外の住民投票運動の区別が難しいことから、「選挙は公正に行われなければならない。住民投票運動が公選法上の選挙運動に及ぶ事態を避けたいと考えた」と断念の理由を説明した。

 さらに、大阪維新の会堺市議団などが20日、市内7区の再編を盛り込んだ政策を公表したことにも触れ、「市長選の大きな争点が明らかになった。都構想に参加して堺市の廃止、分割を主張する(維新の)候補者としっかりした対立軸で議論したい」と語った。

 市長選には、竹山市長が「都構想への堺市の参加反対」を掲げて出馬を表明。大阪維新の会(代表・橋下徹大阪市長)が都構想推進の候補を擁立する方針で、事実上の一騎打ちとなる可能性が高い。

4643とはずがたり:2013/07/03(水) 17:39:25

秋田市
http://common.pref.akita.lg.jp/koholib/search/html/038/038_002.html
待望の新産業都市に内定

◆東北西部開発の拠点めざす

 百三十万県民の願いをこめた「秋田湾臨海工業地帯」の新産業都市追加指定が内定した。
 昭利三十六年、秋田県では、本県の経済的後進性と所得水準における地域格差の解消をはかるため、高度生長産業を導入して県内産業全般の体質改善をしてゆく必要上、まず工業化の促進にあたって中核となる拠点の建設を急務とし、"秋田湾臨海工業地帯"をこの拠点として積極的に育成し、東北西部における一大工業地帯、大規模開発拠点に発展させる――という秋田県総合開発計画を策定し、この基本構想にそって具体的な建設作業を進めてきた。
 そして三十七年五月に「新産業都市建設促進法」が国会で成立するにおよび、新産都市建設が本格的にクローズアップされてきたのである。
 この新産都市の指定をめざし県内各界の一致結束した熱意と努力が指定獲得に向って強力な働きかけとなって始まったのだが、各地の指定獲得争いは激しく、関係者の努力にもかかわらず三十八年七月、東北では仙台湾、八戸地区など全国で十三地区が新産都市に指定されたものの、秋田地区は指定からもれたのである。この指定もれは"条件が整わず、工業熟度が低い"ということであったが、これが整備されれば追加指定ということであった――。

 しかし、県は追加指定獲得のため、県総合開発計画にそった産業基盤の整備と企業の誘致をはかりながらも、新産都市建設の柱となる県北地方の鉱床開発の促進や八郎潟干拓事業の進展などを見守りつつ"新産指定"の受入れ態勢を固めてきたのであった。
 ちょうど一年程前、池田前首相が閣議で「出かせぎ対策とからめて秋田の新産都市追加を検討するように」と発言あったのも、地元側のたゆまない熱意の現われだったといえよう。
 県は、この間にあって知事を中心として関係各界とともに熱心な陳情を続けてきたが、これが功を奏してついに追加指定されることが内定したのである。
 新産都市をつくるということは都市化を進めることである。東北西部の拠点として広域的な大都市をつくること、そしてその要素として工業化をはかり都市の近代的整備を進めるというのが新産業都市の目標であるが、同時にその周辺、背後の農林水産業地帯の振興を、そして全体が調和のとれた都市をつくっていこうとするものである。


 内定が決まり、秋までには正式指定の運びとなるが、一昨年、県の策定した基本計画では、秋田湾臨海工業地帯の工業化は、北鹿に豊富に埋蔵されている銅鉱、硫化鉱それに石油、天然ガスを活用した化鉱コンビナート、さらに木材資源を生かした木材コンビナートを二本の支柱としている。

4644とはずがたり:2013/07/03(水) 17:40:31

函館市史
http://www.city.hakodate.hokkaido.jp/soumu/hensan/hakodateshishi/tsuusetsu_04/shishi_06-02/shishi_06-02-02-01-01.htm
昭和30年・40年代のビジョン   P337−P339

 昭和37(1962)年5月に函館市・上磯町・大野町・七飯町・亀田町・銭亀沢村による「函館地方総合開発計画」が作成された。この計画は、「北洋漁業の衰微は、本地方経済界をして大改革を余儀なくせしめた」ことから、「工業生産都市へと体質の改善」を意図しており、国の政策の新産業都市構想を意識したものであった。新産業都市構想は、戦後の日本経済の地域的不均衡発展を是正し、全国各地に開発拠点地域を設定して、産業の均衡発展をはかる政策であった。つまり、「函館地方総合開発計画」は、新産業都市構想の地域指定をめざして作成された構想であり、その達成により函館地方の発展はもとより、道南地方の開発が大いに促進されることを期待するものであった。
 この計画の具体的な事業としては、函館市港町より上磯町七重浜に至る海浜部埋立造成地を基盤にした工業地帯を構想していた。しかしながら、函館市は新産業都市の指定を受けることができなかった。このような現状に対して、昭和39年第4回定例函館市議会で田村茂三郎議員は、函館市が人口面で旭川市に追いぬかれ、本道第3位の都市に転落したことに関連して、函館市政衰退の責任を市長に追及した。これに対し吉谷一次市長は、新産業都市の指定にもれたが、工業都市化の方策をとっており、地場産業を市発展の根幹と考え、育成に力を入れていることを表明した(『昭和三十九年第四回函館市議会定例会会議録』、昭和39年9月30日付け「道新」)。

4645とはずがたり:2013/07/03(水) 17:42:44

連鎖の崩壊
新瀬戸内海論
千載一遇 番の州(中) 工業立県へ期待担う
http://www.shikoku-np.co.jp/feature/rensa/2/3/

 「対岸の水島コンビナートの活況を見せつけられて金子さんは歯ぎしりしてましたね。このままでは香川は取り残される。なんとかせい、とよくカミナリを落とされました」
 昭和30年代後半、金子正則知事の下で開発行政を担当した元県幹部は当時を思い起こして苦笑する。
 「なんとかしたくても、塩田で手足を縛られて動けない。しかられるこちらももどかしかった」

塩田の制約
 埋め立て後発県といわれる香川。それは高度成長期に全国生産量の3割に上る広大な塩田を抱えていたことと密接なかかわりがある。
 製塩業の合理化を促す第3次塩業整備(34年)は予想外に廃止圧力が小さく、香川には29カ所、約970ヘクタールもの塩田が残った。当時、全国の四割を占めたこれらの塩田が47年の第4次整備で姿を消すまで、香川の沿岸域を“占有”することになる。
 「結果的に海面埋め立てと工場立地が遅れ、公害の多発を免れた。他府県に比べ傷口を広げずに済んだ」。西川栄一神戸商船大教授は「環境保全の面からいえば香川には幸いしたはず」と指摘するが、それは今だから言えること。
 「狭い県土を可能な限り広げて企業誘致を図る」(元県幹部)が県是だった当時、塩田は埋め立てを阻む厄介な存在でしかなかった。

産業運河
 昭和30年代、瀬戸内海の産業地図は大きく、急速に塗り替えられる。その先駆けとなったのが石油精製、石油化学工場の立地だ。「コンビナートこそが規模の経済と効率性を極限まで追求した最も合理的な生産方式と考えられた」と戸田常一広島大経済学部教授。
 市場への近接、広大な用地、大型タンカーの接岸…。コンビナートの立地条件を満たす場所は東京湾、伊勢湾、瀬戸内海の3海域だけ。しかも「瀬戸内海は埋め立てに適した浅瀬が多く、自然災害も少ない。『産業運河』化を進めるには絶好の場所」(戸田教授)だった。
 瀬戸内沿岸には既に20年代後半からコンビナートが出現していたが、「多極分散」を目指す国の政策誘導が工業適地の争奪に拍車をかけた。
 しかし、香川は望みをかけた新産業都市指定を外され、その落ち穂拾いといわれた工業整備特別地域からも漏れる。指定に漏れた自治体は瀬戸内沿岸で香川ただ1県。愛媛、徳島にも先を越され、「四国の玄関にふさわしい経済基盤を持たなければ」(県企画部)と焦りは募った。
 地域振興と工業化がイコールで語られた時代。「バスに乗り遅れるな」を合言葉に、最後の切り札として登場したのが番の州の造成計画だった。
順調な一歩
 番の州を「切り札」にしたのは、皮肉にも金子が強く意識していた対岸の隆盛だ。水島工業地帯の発展で大型タンカーの往来が激しくなった南北備讃航路のしゅんせつが必要になり、約5000万立方メートルの土砂の捨て場として番の州にスポットが当たった。
 まさに「渡りに船」。巻き返しを図る千載一遇の好機と、県は単独事業で番の州開発に乗り出す。金子は後に「しゅんせつ土砂がなければ工費が高くつき、県の財政事情が許さなかっただろう。助かった」と述懐している。
 <巨大な浅瀬である番の州を埋め立て利用することは、市民の長い間の夢であった>−「坂出市政概要」はこう記述しているが、それは県民の夢でもあった。生物生産に重要な浅海域を狙い撃ちすることに疑問をさしはさむ余地はなかった。
 総事業費140億円。日本一安上がりの埋め立てといわれた番の州は、地耐力にも優れ、企業の食指をそそる。進出一番手の川崎重工が操業を始めたのは42年10月。石油化学、電力など4社が後を追うように立地した。
 農業県から工業県へ。塩の浜からコンビナートの街へ。香川の期待を担った「番の州」は順調な一歩を踏み出した。

4646とはずがたり:2013/07/03(水) 17:44:48
酒田市
充実期
昭和21年〜昭和50年
http://www.sakata-cci.or.jp/100th/100th4.html

北港開発と住軽アルミの誘致で新日本海時代の起爆剤に

 過疎ということが、政府の公式文書(「経済審議会地域部会中間報告」)で問題になったのは、前田巖が第12代酒田商工会議所会議所会頭となった昭和41年(1966)である。同年、日本経済は戦後最悪といわれた「40年不況」から一転して、戦後最長の景気となった「いざなぎ景気」に突入した。公式文書は、日本の地域問題として、過疎問題のほか、地域格差問題、過密問題の三つを指摘していた。

 もっとも、政府がこれらの問題を放置してきたわけではない。「全国総合開発計画」(昭和37年)は、昭和30年代の高度経済成長の中で、太平洋ベルト地帯の過密化が進み、また一方で、地方の過疎問題が深化することへの対応策を用意した。具体的な手法として、「新産業都市」及び「工業整備地域」の建設構想である。自治体は、新産業都市建設の指定を受けようと、史上空前といわれる誘致合戦を展開した。酒田市も「庄内地域新産業都市建設構想」を打ち出し、新産業都市に名乗りを上げたが、指定にもれた。

 しかし幸いにも、41年の国の港湾整備計画の中に、「北港開発(酒田臨海地域開発)計画」が盛り込まれた。その骨子は、酒田本港北方の宮海付近に港湾規模5万トンの北港を造る。背域工業用地1,100へクタールに住友軽金属の子会社・住軽アルミの工場を誘致する、というものである。

 46年10月、山形県と住友軽金属工業との間で立地協定が締結されるに至った。48年には設立が決定。49年11月には工場建設が着手された。そのような中で酒田北港に第1船が入港、開港記念式典がおこなわれた。こうして北港開発により、県内唯一の臨海工業地帯として、また新日本海時代の拠点産業都市として大きく飛躍することが期待された。

4647とはずがたり:2013/07/03(水) 20:38:40

指定漏れ地域
>高松坂出丸亀,千葉木更津,長崎佐世保
>千葉木更津,広島,大和,岐阜大垣
>前橋高崎,金沢小松,北伊勢,宇都宮

新産・工特地区における行政投資とその効果について
http://ir.lib.muroran-it.ac.jp/dspace/bitstream/10258/1566/1/cpijac12_115_1977.pdf

新産グループと指定もれグループが重なる部分に八戸,仙台湾,新潟,徳島,中海の 新産5地区と,高松坂出丸亀,千葉木更津,長崎佐世保の指定もれ 3地区が位置し,初期条件でみるとこれらの. 地区の指定が微妙であったと考えられる。

次に 「新産業都市の区域の指定基準」から検討した。指定基準では将来人口について 20万人程度増加する可能性があるととを要件としている。図ー2で15年間に20万人以上増加したのは新産・工特 21地区では道央,仙台湾.岡山県南,東駿河湾,播磨の 5地区にすぎなく,指定もれ 20地区では千葉木更津,広島,大和,岐阜大垣の 4地区である。 10万人以上20万人未満の地区も前者では大分,束三河,備後の 3地区,後者では前橋高崎,金沢小松,北伊勢,宇都宮の 4地区にすぎない。

4648とはずがたり:2013/07/28(日) 10:22:50
<九州・沖縄>

「まずは焼酎!!」「人生はトライアスロン」…九州で風変わり条例続々
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/snk20130728504.html
産経新聞2013年7月28日(日)08:10

 「焼酎の乾杯推進条例」「人生トライアスロン条例」−。地方自治体が独自に定める条例には、その地域の特性が色濃く出る。九州7県にも風変わりな条例が数多く存在し、自治体のご当地事情が透けて見える。条例になじむか疑問符がつくケースもあるが、産業振興や街おこしのアピールに風変わり条例が果たす役割は大きい。(津田大資)

 ■「まずは焼酎で乾杯!」

 鹿児島県いちき串木野市の市議会で6月、日本初となる「本格焼酎による乾杯を推進する条例」が可決、成立した。同市は焼酎生産が盛んな鹿児島県の中でも、霧島市に次ぐ蔵元8カ所がある。人口3万人の市にとって、焼酎は主要な地場産業だといえる。

 焼酎乾杯条例の背景には、焼酎ブームが下火になったことがある。

 鹿児島県酒造組合によると、同県の焼酎出荷量は18年の15万6千キロリットルをピークに、24年は13万6千キロリットルと1割以上も減った。地場産業のピンチに、まずは足もとから消費を増やそうと、地元商工会議所が制定を田畑誠一市長に要請した。

 いちき串木野市でも、飲み会は「とりあえずビール…」で始まることが多い。もちろん、焼酎で乾杯しなくても罰則はない。同市食のまち推進課の担当者は「ビールを敵視するつもりはありません。焼酎への愛着を根付かせるのが目的です」と語った。

 市は条例制定を契機に、乾杯用にアルコール度数の低い焼酎開発を蔵元に依頼。観光客が蔵を巡る「焼酎ツーリズム」の企画にも取り組むという。

 名称や条文そのものが突飛な条例もある。

 城下町の風情が残り、九州の「小京都」と呼ばれる熊本県人吉市に平成20年、こんな条例が誕生した。

 その名も「子どもたちのポケットに夢がいっぱい、そんな笑顔を忘れない古都人吉応援団条例」。市企画財政課の担当者によると、おそらく日本一長い条例名だという。

 しかも前文は「線路の遙か向こうに憧れを追いかけていたあの頃、小さな幸せが子どもたちのポケットからこぼれ落ちそうで…」と、法例には似つかわしくない文学的な文章がつづられる。

 これだけでは何を定めた条例かさっぱり分からないが、自治体に寄付をすると同額の税控除が受けられる「ふるさと納税」に合わせ、寄付金を財源にまちづくりを進める条例だという。

 ■なぜ、こんな長い条例名にしたのか。

 「たくさんの言葉を入れれば、インターネット検索でヒットしやすくなり、寄付が増えると思いました」と担当者。ところが、あまりに文学性を追求したため、寄付に関する言葉がなく、市の思惑とは逆にネット検索ではヒットしない。制定以降5年間で集まった寄付金は853万円と少額で、まだ活用方法は決まっていない。

 変わった名称では、福岡県大牟田市が平成4年に制定した「人生トライアスロン金メダル基金条例」もある。

 スポーツとは関係なく、百歳を迎えた高齢者に金メダルと賞状を授与する条例だ。長い人生を、水泳、自転車、マラソンの3種目で競う過酷な鉄人レース(トライアスロン)にたとえ、激動の時代を乗り越えた高齢者は、まさに鉄人といえることから、この名称を付けた。

 制定直後は5、6人だった金メダリストは高齢化が進んだこともあり、昨年度は49人に増えた。

 名物の振興や名称に工夫を凝らしたほほえましい条例の一方、治安悪化という深刻なご当地事情を背景にした条例も存在する。

 福岡県は6月、県迷惑防止条例7条「粗暴行為の禁止」に「模造爆発物等を置く行為の禁止」の条項を追加した。模造爆発物、つまり偽手榴(しゅりゅう)弾などを意図的に公共の場に置く行為を禁じる条例で、全国でも類を見ない。

 福岡県では、23年3月に九州電力や西部ガスの経営者宅に手榴弾が置かれるなど企業テロが相次いだ。手榴弾に関する事件が平成21年以降11件も発生し、手榴弾9個が押収されている。

 この非常事態を背景に、今年4月15日、北九州市のJR小倉駅近くで模造手榴弾騒動が発生した。手榴弾とみられるものを市民が発見し、現場はパニックに。半径50メートルが3時間にわたって封鎖され、県警の爆発物処理班も出動した。

 爆発物は真贋の判別が困難で、北九州の騒動では長時間都市機能が停止した。さらに「愉快犯が出れば、治安悪化のイメージが全国に広がり、企業誘致にも影響しかねない」(県警生活保安課担当者)と、騒動から2カ月でのスピード改正となった。

 ご当地事情を反映したとはいえ、全国に誇れないこの条例ばかりは、早くなくなってもらいたい。

4649自民党・森喜朗・CIAは、昔から結託している!!:2013/07/28(日) 20:10:15
自民党・森喜朗・CIAは、昔から結託している!!
東京地検特捜部は、日本国内操縦売国エージェント!!
国民は騙されるな!!
工作員による、撹乱文・撹乱サイトに注意!!

4650とはずがたり:2013/07/29(月) 19:10:26

<中国・四国>山口県

現場は「限界集落」14人
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130723/crm13072310240004-n1.htm
2013.7.23 10:23

 集落で暮らす14人のうち5人が遺体で見つかった。もともとは「家族のよう」といわれる山里だった。

 数十年前は商店が並び、小学校もあったという周南市金峰の郷地区は、市中心部から車で約45分、くねくねした狭い山道を進んだところにある。人口は流出し「限界集落」に。市によると、6月時点で8世帯の25〜90歳の男女14人が約600メートルの道路沿いで生活し、65歳以上が10人を占める。

 廃校となった小学校の跡地に交流館が建てられたのは平成18年ごろ。当初は花見や祭りなどの活動拠点となった。近くに住む男性は「この辺は家族のようなもの。みんな顔を知っていて、グラウンドゴルフをしたり、花を植えたりしていた」と振り返る。

 しかし、最近は交流館の手入れはされなくなった。市関係者は「全く活動している様子がなくなった。関係が希薄になっていたのかもしれない」と話す。

山口県周南市・連続殺人事件まとめ
http://matome.naver.jp/odai/2137482275117465201

4651とはずがたり:2013/08/23(金) 14:54:59
<東北・北海道>岩手県

最も人口が多い村、町を飛び越し一気に「市」へ
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20130822-567-OYT1T00933.html
読売新聞2013年8月23日(金)07:17

 全国の町村で最も人口が多い岩手県滝沢村が来年1月1日、滝沢市となることが総務省の23日付官報の告示で正式決定する。

 総務省市町村課によると、村から町制を飛び越しての市制施行は、2002年4月の沖縄県 豊見城 とみぐすく市以来。

 滝沢村の人口は7月末現在で5万4953人。隣接する盛岡市のベッドタウンとして人口増加が続いている。全国町村会の集計によると、滝沢村に次いで人口が多い町村は、広島県府中町(8月1日現在、5万1632人)で、村では沖縄県 読谷 よみたん村(7月末現在、4万540人)になる。

4652アーバン:2013/08/23(金) 15:35:39
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20130822/1117233

栃木市、合併で県内第3の都市に
(8月23日 朝刊)


【PR】

 総務省は23日付の官報で、栃木市と岩舟町が合併し来年4月5日に誕生する栃木市を告示する。新市の人口は約16万4千人で足利市を抜いて宇都宮市、小山市に次いで県内3番目となる。合併により県内は25市町(14市11町)となる。

4653とはずがたり:2013/08/23(金) 15:40:35
<北関東>栃木県
>>4652
ここ,まだやってたんですねぇ・・。

合併の経緯↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B2%A9%E8%88%9F%E7%94%BA#.E5.B9.B3.E6.88.90.E3.81.AE.E5.A4.A7.E5.90.88.E4.BD.B5.E3.81.AB.E3.81.8A.E3.81.91.E3.82.8B.E5.8B.95.E5.90.91

4654とはずがたり:2013/09/03(火) 17:06:26

<近畿>大阪都

>>2316の東大阪,http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1178710048/181の大東,http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1178710048/180の八尾で大阪府からの権限の収奪と半独立を果たせる政令指定都市構想は有効である筈である(と個人的には信じて居る)。

北摂市(吹田+豊中+池田+箕面+摂津辺り)・東大阪市(東大阪+八尾+大東+四条畷+柏原辺り)・堺市(堺+高石とか大阪狭山とか和泉など入らんかねぇ?)を除いた大阪府と大阪市は合併してもかまわんと云う事で維新とも手打ちが出来ないかね?

大阪都構想は本質的には大阪市の失敗を府下他市と共有し(=押しつけ)ようとする本質的な欠点が解消できていない・・。
次の堺市長選ではその辺が露呈するであろう。これで堺市長選で維新が勝てちゃったりすると俺も負けを認めて大阪府市民の本気を信じざるを得ないけど。

4655とはずがたり:2013/09/13(金) 16:26:50
<東海>愛知県設楽郡

崩れる集落、過疎の奥三河を歩く
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1279062373/2637

●「花祭り」さえ存続の危機

 20年前に5千人余りいた町の人口は4千人を切った。高齢化率は5割に迫る。小学校は統合を重ね、3年前に1校になった。

 今も花祭りを伝える東栄町の中在家(なかざいけ)地区。住民は8世帯しかなく、半数はお年寄りの一人暮らしだ。

 夕方から翌朝まで舞が続くのが、本来の祭り。2006年からは朝始めて夜までに終える。
 存続の危機は昔もあった。舞を担う世代が減り、1965年以降、夕方までに終えるなど簡略化した。近隣地区の子どもや若者を加え、87年から一度は夜通し開催を復活していた。

 「今度は違う。お年寄りさえ少ない」。人の流出は止まらず、残った人も年を重ねた。

 できれば本来の形で祭りを伝えたい。「でも、緩くなりましたよ」。祭りを仕切る「花大夫(たゆう)」は絶対で、世襲だった。そんな風習はもうない。

●「定住政策示して」

 05年に豊根村に合併された旧富山(とみやま)村は、離島を除けば日本で最も人口が少ない「ミニ村」として注目されていた。

 合併で役場は支所になり、各種の組合は解散。勤め先の減少で過疎は加速した。216人いた人口は今、127人。

 正月にある御(み)神楽(かぐら)祭り。民俗芸能学会評議員でもある旧富山村在住の山崎一司さん(73)は「祭りをどうするか、真剣に考えないと」と話す。正月でも、帰省する若者が減ったと感じるという。

 東栄町の東薗目(ひがし・その・め)地区は94年、「よそもの」の花祭り参加を認めた。愛知県小牧市から地区の廃校跡に移り住んだ和太鼓の演奏集団「志多(しだ)ら」だ。

 世帯数はその後、30軒余りに半減。それでも、志多らにはここで結婚した人もおり、子どもも舞い手に育った。「祭りは郷里に戻ろうと思う大きな理由になるはず」と言う西谷まゆみ代表(46)の一家もそうだ。

(山田史比古、関謙次)

 《花祭り》愛知県東栄町や豊根村など奥三河地方に伝わり、歴史は700年ともいう。国の重要無形民俗文化財で、現在は11月から翌年3月に15の集落で開く。子ども、若者、鬼などの舞が夜通し続く。途絶えた集落もあり、この数年でも豊根村の2地区が休止。旧富山村の御神楽祭りも起源は同じとみられている。

4657とはずがたり:2013/10/29(火) 08:07:24

 そこで登場したのが「住居表示法」だ。住所を地番から切り離し、小さい町は広域の町に統合。1丁目1番、2丁目2番などと振り分けていった。その過程で、多くの町名が消えていったのだ。

 例えば文京区の本郷では、小説に登場する町名が次々となくなった。菊坂町、森川町は夏目漱石や池波正太郎の小説に登場するが、小説を読んで地図で探しても、場所を確認することはできない。本郷4丁目、6丁目などに変わったからだ。

 乱暴とも思える住居表示法がなぜ成立したのか。今尾さんは「当時の日本社会には戦前や江戸時代を封建的だとして否定するムードが強かった」と指摘する。五輪はそこから抜け出す絶好の機会ととらえられた。

■新宿駅は新宿ではなかった もともとは角筈

 住居表示法に伴い町が広域化したことで、本来の場所が分からなくなったケースもある。

 例えば新宿。もともと新宿とは江戸の外れにあった宿場町のことで、内藤新宿と呼ばれていた。新宿御苑の大木戸門から新宿3丁目にかけてのエリアだ。

 一方、現在新宿駅がある場所は「角筈(つのはず)」という町名だった。

 1885年(明治18年)、この角筈に新宿駅が置かれ、日本一のターミナルへと成長していく。新宿といえば駅周辺というイメージが次第に浸透し、ダメを押したのが住居表示法だった。

 1970年(昭和45年)、「角筈」は再編され、駅周辺の町名も「新宿」となった。新宿駅は名実ともに「新宿」となったのだ。ちなみにこのとき「淀橋」もなくなった。ヨドバシカメラの社名の由来でもある地名だ。

 新宿駅周辺を歩くと、わずかにバス停や通路名などに「角筈」の名前が残っていた。新宿駅の東西を結ぶ通路が「角筈ガード」。新宿中央公園のそばには「角筈区民センター」があった。

■大塚の北に南大塚? 各地で珍現象

 住居表示法は各地で奇妙な現象を生んだ。例えば豊島区南大塚は、文京区大塚の北にある。「大塚」は本来、文京区の歴史的な地名。豊島区の北大塚・南大塚は西巣鴨に属していた。

 しかし1903年(明治36年)、現在の場所に駅ができた。町名では西巣鴨だったが、駅名は大塚駅となった。

 なぜか。大塚駅は当初、現在の文京区大塚にできる予定だった。しかし反対運動などの影響でルートを変更。場所を変えたものの、隣に巣鴨駅があることから駅名はそのまま大塚駅となったという。

 1969年(昭和44年)に住居表示法に基づき町を再編する際、豊島区では駅の北側を北大塚、南側を南大塚とした。一方、文京区では大塚がそのまま残った。こうして町名がねじれた状態となってしまったのだ。

 ちなみに大塚駅前には巣鴨警察署があり、ここがかつて巣鴨に含まれていたことを今に伝えている。文京区大塚には地下鉄丸ノ内線の新大塚駅があるが、大塚としての歴史はこちらの方が古い。古いのに新大塚、とは奇妙な響きだ。

■有楽町はあわや有楽1丁目に

 文京区の西片も町名再編のあおりを受けた町だ。

 もとの町名は西片町で、西にある「片町」という意味だった。今尾さんによると片町とは通りの片側だけに家があるような町のことで、全国各地にある地名だ。

 しかし住居表示法の実施基準では「町」を省くことが定められている。このため西片町は機械的に西片1丁目と西片2丁目に分けられてしまった。「町の由来が全く分からなくなった」と今尾さんは憤る。

 ちなみに、有楽町も同じ目に遭いかけた。有楽○丁目にせよ、といわれたのだ。しかし有楽町は既にブランド地名となっており、反対運動が勃発。特例として町を残すことが認められた。

 1985年(昭和60年)、住居表示法はようやく改正され、由緒ある町名を残すことがうたわれた。

4658とはずがたり:2013/10/29(火) 08:08:10
>>4656-4658

■町名への「神田」復活巡り町が二分

 強引な町名変更が残した傷は深い。

 神田では住居表示法に伴い町名から「神田」が消えることになった。しかし多くの町はこの方針に反発。神田神保町などでは今も古い地番を町名として使っている。

 こうした動きを受けて、猿楽町や三崎町など住居表示を実施した地域でも町名に「神田」を復活させようとの声が高まった。署名活動の広がりを受け、千代田区は2007年、神田名の復活方針を打ち出した。

 すると今度は企業などが町名変更への反対を求める署名を提出。千代田区の担当者によると、理由は町名変更に伴うコスト増と、神田が町名に付くことによるマイナスイメージだという。猿楽町や三崎町はお茶の水に近い。下町イメージが不動産業者に敬遠されたとか。一度変えた町名を戻すのはなかなか難しいようだ。

■東京は「水の都」だった 五輪で道路に変貌

 五輪は街のあり方も変えた。川の街から道路の街へ、強引に改造したのだ。

 五輪前、東京都心部には数多くの川が流れていた。京橋川、桜川、築地川、紅葉川、三十間堀川……。これらはすべて、首都高や幹線道路の用地となった。日本橋川のように川の上を高架道路が覆ったケースもあった。

 東京の川の大半は運河で、江戸時代に水運のために開削された人工的なもの。「水運が廃れ、鉄道や車など陸運へと変わっていく中で、必然的に消えていった」(中央区立京橋図書館地域資料室)側面は確かにある。

 しかし渋谷川や宇田川のようにもともとあった川も五輪を機に暗渠(あんきょ)となった。童謡「春の小川」のモデルともいわれる川だ。関東大震災、終戦後に続く3回目の大規模な都市改造によって、「水の都・東京」は完全に姿を消した。
ttp://tohazugatali.web.fc2.com/city_planning/DSXBZO5985729018092013000001-PN1-38.jpg

■道路拡幅で都電も消えた
ttp://tohazugatali.web.fc2.com/city_planning/DSXBZO5981865017092013000001-PN1-38.jpg
 道路整備で消えたのは川だけではない。都電も一部が撤去された。

 皇居堀端にある三宅坂から渋谷まで走る青山通り。現在、国道246号の一部となっている道路にはかつて、路面電車が走っていた。都電青山線だ。青山一丁目、同三丁目、四丁目、五丁目などの停留所があった。

 五輪開催を前に、青山通りはメーン会場である神宮と駒沢をつなぐ大動脈と期待された。道路は拡幅されることとなり、「工事を急ぐため電車は撤去すべきだ」との声が高まったという。1963年(昭和38年)9月、青山線は正式に廃止となった。

 都電はその後、同年中に杉並線、1966年に志村線が廃止された。いずれも地下鉄開通の影響だった。特に1967年から1972年にかけて集中的に撤去され、現在は荒川線だけが残っている。

 地名、川、都電。前回の東京五輪は多くのインフラを生み出し、繁栄の礎を築いた一方で、歴史の痕跡を消し去った。2020年の東京五輪は何を変え、何を残すのだろうか。(河尻定)

4659とはずがたり:2013/11/03(日) 19:12:20

名古屋出身の後輩は子供の頃バイオリンを習わされたそうで,どんだけ金持ちやねんと軽く引きました。勿論名門公立旭丘出身であります。
尤も本人は少林寺に目覚めて不良高校生ぼこぼこにしながら暮らしてたみたいだけどw

手堅い愛知県民 なぜ「手に職」にこだわるのか?
2013.11.3 12:02
http://www.sankeibiz.jp/econome/news/131103/ecd1311031202001-n1.htm

 苦手なあの人との距離を縮めたいと考えるなら、ぜひ、この法則を試してほしい。「出身地のDNA」を読み解けば、コミュニケーション上手になること間違いなし。これで、仕事も出世も恋愛も思いのままだ!

 食いっぱぐれのない手堅い人生設計

 浅田真央選手をはじめ、フィギュアスケートの名選手を多く輩出してきた愛知。名コーチの存在も理由のひとつだが、もっと重要なのが「親の姿勢」。東京人の親なら、子どもをコーチに預けておしまいだが、愛知県民は時間と労力、費用をかけて親子2人3脚で練習を重ね、子どもの才能を開花させる。

 手に職をつけて、食いっぱぐれないような手堅い人生設計を持つのが愛知県民の特徴。そのため、子どもには早い時期から習い事に通わせる傾向がある。

 しかし、習い事に通うにはお金がかかる。ケチな名古屋市民を有する愛知では公立校に対する信用度がとても高く、高い授業料を払って私立校へ行かせる必要はないと考える親が多い。授業料が安い分、習い事にお金を回せるというわけだ。(ライター 江藤誌惠=文)(PRESIDENT Online)

4660とはずがたり:2013/11/03(日) 19:16:45

この板でも富山県出身者には活躍してきただきました♪

なぜ、富山は官僚・社長輩出率がともに高いのか?
http://president.jp/articles/-/10741
出身地のDNA鑑定[出世と職場]
PRESIDENT 2012年3月5日号

苦手なあの人との距離を縮めたいと考えるなら、ぜひ、この法則を試してほしい。「出身地のDNA」を読み解けば、コミュニケーション上手になること間違いなし。これで、仕事も出世も恋愛も思いのままだ!

仕事が趣味の真面目すぎる性格

以前、携帯サイトで「結婚相手に求めるモノは?」という質問で、最も多かった答えは「経済力」65%、「見た目」26%、「勤務先」6%。「学歴」はわずか3%だったが、「学歴」と答えた人が全国一多かったのは富山・呉東出身者の23.5%で、2位の愛媛・中予を大きく上回った(2006年調べ)。学歴志向が強く計画的で、上昇志向が強い富山の県民性が輩出数の多さに大いに関係している。

“富山の薬売り”でも証明される積極的な行動力と、水害が多い土地ゆえの粘り強さを持ち合わせたコツコツ努力する長距離ランナー型だが、冠婚葬祭にお金をかける見栄っ張りなところも原因だろう。

社長輩出率(全国3位)は昔から高いし、特に官僚(全国3位)は、まじめな富山県民向きである。

4661とはずがたり:2013/11/03(日) 19:18:05

なぜ、秋田は学力テスト1位なのに、進学率が低いのか?
出身地のDNA鑑定[出世と職場]
http://president.jp/articles/-/10813
PRESIDENT 2012年3月5日号
ライター 江藤誌惠=文
苦手なあの人との距離を縮めたいと考えるなら、ぜひ、この法則を試してほしい。「出身地のDNA」を読み解けば、コミュニケーション上手になること間違いなし。これで、仕事も出世も恋愛も思いのままだ!

競争よりも横並びが大切な秋田県民気質

秋田の子どもたちは学年が上がるのにつれて、学力が伸びなくなるといわれる。小中学校の学力テストでは、周りがおだててのせればいい成績をとれるが、高校からはそうもいかない。秋田は高校受験には熱心だが、大学進学に関してはそれほどでもない。これは、親の世代に大卒者が少ないことも原因らしい。ゆえに、親も子どもの大学進学を望んでいないし、地元の会社求人も大卒者にこだわらないので、子どもは大学進学の意義が見いだせないのだ。

また、周囲に大学に行かない友人が多くいるとなれば、進学率が低くなるのは当たり前なのである。

また、秋田県人は、真面目でのんびりしている人が多く、他人と競争することが苦手。「NO!」といえないことも進学率が低い原因だろう。

4662とはずがたり:2013/11/17(日) 11:38:03

1兆円も減らせる(た)のかー。

役所の支所数に応じ交付税加算 合併市町村支援、来年度導入へ
共同通信 2013年11月17日 02時00分 (2013年11月17日 02時03分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/politics_g/20131117/Kyodo_BR_MN2013111601002073.html

 総務省は16日、平成の大合併で誕生した自治体を支援するため、2014年度から役所の支所数に応じて地方交付税を加算する方針を固めた。合併前の旧市町村ごとに支所を置いているとみなし、必要な交付税額を算出する。
 平成の合併で生まれた自治体は、交付税増額の特例措置(最長10年)が14年度以降、相次いで期限切れを迎える。
 特例が完全に終了すると、合併自治体に配分する年間の交付税額が13年度比で約1兆円少なくなる見通しだったが、今回の加算で、減少額がかなり圧縮される。総務省は年末までに詳細を詰める方針だ。

4663とはずがたり:2013/12/21(土) 21:09:10

やっと合併の果実を日本国民が享受できるようになったというこっちゃ♪

合併自治体半数近く 交付税20%以上減
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131221/t10014023641000.html
12月21日 19時30分

合併自治体半数近く 交付税20%以上減
いわゆる「平成の大合併」で合併した自治体に対する地方交付税の優遇措置が終了した場合、今年度に比べて交付税が20%以上減る見込みの自治体が全体の4割余りに上ることがNHKの調べで分かりました。
来年度以降、優遇措置の期限切れを迎える自治体が相次ぎ、専門家は、財政状況の悪化に備えて早急な対策をとる必要性があると指摘しています。

平成11年度から始まった「平成の大合併」で、国は合併した自治体に対し、10年を期限に地方交付税を上積みする優遇措置をとっていて、来年度以降、期限切れを迎える自治体が相次ぎます。
NHKでは、合併したおよそ590の自治体を対象に、優遇措置が終了した場合、地方交付税と臨時財政対策債を合わせた実質的な地方交付税が今年度と比べてどれだけ減るか調べました。
その結果、地方交付税が減る割合が、▽20%以上30%未満が200の自治体、▽30%以上40%未満が40の自治体、▽40%以上が14の自治体と、全体の4割余りに当たる254の自治体で20%以上減る見込みであることが分かりました。
都道府県別に見ると、▽減る額が最も大きいのは新潟県で500億円余り、次いで▽広島県の401億円余り、▽長崎県の371億円余り、▽鹿児島県の350億円余りなどとなっています。
都道府県の担当者によりますと、優遇措置が終了するのに備えて、自治体では職員や議員の定数の削減などを進めていますが、公共施設の統廃合が進まず維持管理費の負担が増えるなど、財政状況が厳しいところもあるということです。

行財政の効率化は思うように進まず
「平成の大合併」で合併した自治体は、地方交付税の優遇措置が終了するのに備えて行財政の効率化を進めていますが、住民から行政サービスの低下を懸念する声が出ているところもあります。
平成16年に9つの市町村が合併して誕生した鹿児島県の薩摩川内市は、再来年度に地方交付税の優遇措置が期限切れとなり、上積みがなくなると、交付税は今年度と比べて25%、40億円以上減る見込みです。
市では、優遇措置が終了するのに備え、これまで職員や議員を減らすなど経費の削減を図ってきましたが、行財政の効率化が思うように進まず、去年、新たに支所を再編する方針を打ち出しました。
方針では、段階的に再編を進め、7年後には11ある市の出先機関を、離島の一部を除いてすべて廃止し、1億円余りに上る施設の管理費の削減を目指しましたが、住民の理解が得られず方針は凍結されています。
このうち、市の東部にある祁答院町では、市役所に行くには車で40分かかるほか、バスも1日3本しかなく不便なことに加え、合併後の人口減少率が市の平均を上回る16%に上るなか、支所がなくなるとさらに過疎化が進むおそれがあるとして、支所の廃止に反対する声が出ています。
また、離島の上甑島(かみこしきじま)にある里地区は消防や警察の派出所がなく、支所の職員が防災で頼りにされています。
里地区は、九州電力川内原子力発電所から30キロ圏内に入り、万一の際、自力での避難が難しい人は、支所の職員が誘導することになっていますが、支所が廃止、または規模が縮小された場合、住民を速やかに避難させることができるのか不安の声が出ています。
里地区の自治会長を務める梶原勝英さんは、「支所がなくなると、災害の際に指揮を執る人がいなくなってしまう。自分たちで身を守るのは限界があり、行政機関の手助けが必要だ」と話し、支所の存続を求めています。

優先順位つけた財政運営を
地方自治に詳しい千葉大学の新藤宗幸名誉教授は、「自治体は、合併によって財政の効率化を目指したが、何らかの事業に重点投資するのではなく、地域間の均衡を図るためのばらまき的な投資を続けてきた結果、逆に財政を悪化させていて、行政サービスを切るなどかなりの行財政改革を迫られるところが増えるおそれがある」と指摘しています。
そのうえで、新藤名誉教授は「合併の特例措置の延長を求めても、国には、平成の大合併がスタートしたときのように地方に潤沢に資金を投入する余力がない。自治体には改めて、高齢者対策や教育など、必要な事業の優先順位をつけて財政運営することが求められている」と話しています。

4664アーバン:2013/12/27(金) 20:31:49
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20131227_1
市への衣替え大詰め 滝沢村、看板やシステム変更

 来月1日に市制施行する滝沢村は26日、村から市への「衣替え」作業に追われた。学校の看板、役場の各部課の封筒、ゴム印など目に見えて市を迎える態勢が整い始めた。データシステムの確認作業は年末年始も行われ、円滑な移行に職員も気を引き締めている。

 村長室や公用車約80台、村立小中学校の表示の付け替え作業が続く。滝沢南中でも正面玄関の校名が「滝沢市立」へ変わり、吹奏楽部の南舘あかり部長(2年)は「格好良く新鮮。部活動の発表会で呼ばれ方も変わり、わくわくする」と期待する。

 役場では「滝沢市役所」と記された封筒や「滝沢市企画総務課」などのゴム印も配備された。住所データなどのシステム更新は昨年度から実施し、住民基本台帳だけで約1万5700戸籍に上る。県から権限移譲される生活保護システム業務の確認なども進めてきた。

 27日は午後5時半から閉村式を行い、柳村典秀村長が村職員に訓示。31日午後11時からカウントダウンイベントを開き、「村民歌」を歌い納め、花火などで市誕生を祝う。


【写真=「滝沢市立」に付け替えられた滝沢南中の校名表示】





(2013/12/27)

4665アーバン:2013/12/28(土) 16:24:29
http://mainichi.jp/select/news/20131228k0000e010211000c.html

合併:土浦・つくば、事務レベルで検討 両市長合意 茨城

毎日新聞 2013年12月28日 15時58分


 茨城県土浦、つくば両市長が事務レベルで合併を検討することに合意していたことが27日、土浦市などへの取材で分かった。つくば市の市原健一市長が26日、土浦市役所を訪問し、中川清市長と懇談。中核市を目指し、合併を検討するよう提案した。中川市長も将来的な合併の必要性を認めた上で、事務レベルの検討を容認する姿勢を示したという。【福沢光一】

 土浦市などによると、市原市長は「両市が合併すれば、JRとつくばエクスプレス(TX)の鉄道路線を有し、財政規模も1200億円以上に増加する」などと指摘した上で、「県内の核的存在となり、他県の自治体との地域間競争でも優位になる」などと必要性を強調した。これに対し、中川市長は両市の合併が将来的な課題であるという認識を示したという。

 両市の合併を巡っては、市原市長が2月の定例記者会見で、「地域間競争に勝ち抜くために必要」と述べ、合併して中核市を目指す構想を明らかにした。一方、中川市長は3月の定例記者会見で、「市原市長の真意をうかがう機会を持ちたい」と慎重な姿勢を示していた。

 両市の合併が実現すれば、人口は約36万人(土浦約14万人、つくば約22万人)となり、水戸市(約27万人)を抜いて県内最大都市になる。人口30万人以上を指定要件とする中核市は全国で42市あり、北関東では宇都宮市、前橋市、高崎市(群馬県)に次ぎ4都市目となる。

4666とはずがたり:2014/01/04(土) 17:42:34

定住自立圏の支援拡充へ=「中心市」重点に増額−総務省
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&amp;k=2014010200081

 総務省は2日、「定住自立圏」の推進に取り組む市町村への財政支援を拡充する方針を固めた。医療福祉、公共交通、産業振興などの分野で圏域内の市町村の連携を促進するのが狙いで、2014年度からの実施を目指す。
 定住自立圏は、地方で進む高齢化と都市部への人口流出に歯止めをかけるため、人口4万人以上の「中心市」と近隣の市町村が協定を結び、医療や交通、産業などの分野で相互連携する構想。13年9月末時点で75圏域が形成され、延べ339市町村が参加している。同省は年間で、中心市に1市当たり4000万円、近隣市町村に1市町村当たり1000万円を特別交付税で財政支援している。
 同省の有識者検討会がこのほどまとめた中間報告案は、各圏域が休日夜間診療所の運営など医療福祉分野や、複数市町村にまたがるバス運行など公共交通分野を中心に成果を挙げていると評価。また多くの圏域が今後、地域の特産品を生かした起業など産業振興策に取り組む意向を示しているという。(2014/01/02-15:55)

4667とはずがたり:2014/01/04(土) 17:44:17

市町村支援で新交付金=地域活性化を後押し−内閣府
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201312/2013120600286&amp;g=eco&amp;relid2=1_1

 内閣府は6日、市町村が行う地域活性化に向けた公共事業の経費負担を軽くするため、2013年度補正予算で「がんばる地域交付金」を創設すると発表した。交付金の配分は、自治体の財政力を示す財政力指数が低い市町村に重点化。負担軽減率など具体的な制度設計は今後詰める。
 12年度補正予算で、全自治体を対象にした同様の交付金約1兆4000億円を計上したが、今回は財政力の弱い市町村支援に特化した交付金とする。規模は12年度補正より小さくなる方向だ。(2013/12/06-10:52)

4668とはずがたり:2014/01/21(火) 01:30:19
百済貨物駅の由来は古い郡名に遡るのかな?

摂津国欠郡
せっつのくにかけのこおり
http://www.archives.city.amagasaki.hyogo.jp/apedia/index.php?key=%E6%91%82%E6%B4%A5%E5%9B%BD%E6%AC%A0%E9%83%A1
出典: Web版尼崎地域史事典『apedia』

室町時代、摂津国の神崎川以南の地域を指す呼称。律令制〔りつりょうせい〕では神崎川以南の摂津は西成・東生・住吉・百済の4郡よりなるが、百済郡は早くにすたれ、応仁の乱前ごろには住吉・東生郡を欠郡(闕郡とも)と呼ぶようになった。記録での初見は1460年(長禄4)で、興福寺門主の日記にみえる。ところが戦国時代になると西成郡(中島地域を含む)も欠郡の名で呼ばれるようになり、広く神崎川以南の3郡の総称として用いられた。文禄・慶長検地ごろまで欠郡の称が見えるが、近世初期には律令制の3郡(百済は住吉に合併)に戻っている。呼称の語源は、1383年(永徳3)摂津守護に復帰した細川頼元がこの3郡を分郡として畠山氏ら隣国守護に奪われ(欠郡)ためというのが有力である。

東成郡
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E6%88%90%E9%83%A1
古代以来

「日本書紀」に、大阪湾の中央に南北に突き出した上町台地の東部(河内湖沿い)を「難波大郡」(なにわのおおごおり)、西部(大阪湾沿い)を「難波小郡」(なにわのこごおり)と称したことが記載されている。大郡・小郡とは大化の改新の制度で、五十戸を「里」とし三里で「小郡」、四里〜三十里で「中郡」、四十里以上で「大郡」となる。つまり東側のほうが住居が多くはるかに巨大だった。
和銅6年(713年)、郡郷の名称が公式に定められ、東部の難波大郡を東生郡、西部の難波小郡を西生郡(後に西成郡)と称するようになった。東生の「生」は「生る」に由来し、「上町台地の東に新たに生まれた集落」という意味であった。
古代の百済の言葉との関係を指摘する説もある。「ナリ」は古代百済語で渡船場を意味すると見られ、たとえば一時百済の首都だった熊津(現・公州)を「日本書紀」の雄略紀二十一年で「久麻那利」(くまなり)と読んでいるので、「津」を当時「ナリ」と読んでいたことが推定される。つまり、上町台地の「東側の津(ひがしなり)」「西側の津(にしなり)」である。上町台地東側の水運に関して、「日本書紀」の仁徳紀十四年には「猪甘津(いかいのつ)に橋為す。即ち其の所を号けて、小橋(おばせ)と曰ふ。」とあり、おそらく古墳時代ごろには現在の鶴橋駅近くの東小橋周辺に、後に平野川となった川が注ぐ猪甘津という入り江の港があり、その川に物資運搬や通行用の橋が架けられたと思われる。もっともこういった港が「東生郡」の名がつく奈良時代まで土砂に埋まらず残っていたかは不明である。
室町時代、摂津のうち神崎川以南の西生・東生・住吉の3郡は「欠郡」(かけのこおり)と総称され、分郡守護が置かれた。
中世以降「東生」と「東成」の表記が混在するようになり、江戸時代中期以降はほとんど「東成」と表記されている。

4669とはずがたり:2014/01/21(火) 01:31:19
>>4668-4669

百済郡
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BE%E6%B8%88%E9%83%A1

西生郡・東生郡・住吉郡と並んで「江南四郊」のひとつに数えられたが、平安時代末期までに隣接の東生郡と住吉郡に併合されて消滅した。郷数3の小郡であった。

背景
百済郡の建郡には、舒明天皇3年(631年)に百済の王子・豊璋と善光が来日したことが大きく関わっている。国賓兼人質としての来日で、何もなければそのうちに故郷へ戻れるはずであった。
しかし第31代の王として即位した父親の義慈王は、朝鮮半島の覇権を狙って自国と高句麗・新羅がせめぎ合う中、手痛い失策を繰り返して国を疲弊させ、660年には唐・新羅連合軍に攻められて百済を滅ぼしてしまった。見かねた豊璋が天智天皇元年(662年)、朝廷から兵をつけてもらって帰国したものの、現地で内部分裂を起こした上、翌年の白村江の戦いで大敗を喫してしまう。これにより豊璋は高句麗へ逃亡、軍も完全崩壊し、百済復興の夢は潰えてしまう。

建郡
日本に残っていた善光は故郷をなくしてしまい、やむなく日本に渡来人として定住せざるを得なくなった。
善光は天智天皇3年(664年)に許しを得て居を摂津国の難波に定め、これ以降一族ともども中央貴族として朝廷に仕え、「百済王氏」という姓を下賜されることになる。一族繁栄は著しいもので、持統天皇5年(691年)には食封100戸を追加されて計200戸となったことが『日本書紀』に見られる。さらに「百済寺」と呼ばれる大寺を建立しており(大阪市天王寺区の堂ヶ芝廃寺)、その権勢がうかがえる。

百済郡の建郡は、このような百済王氏一族および多数の難民の存在が大きく関わっているとみられている。

また当時の日本は百済からの難民や渡来人を、その理由にかかわらず積極的に受け入れ、なるべく一ヶ所に集めて居住させ、人数が多い為に建郡も行われた。他には武蔵国において高麗郡や新羅郡(後に「新座郡」と改称)が立てられた例もあるが、当時の首都近隣に創られた百済郡とは異なり開発の遅れていた東国への殖民としてである。特にこの時の百済は国が滅亡した上、白村江の戦いの影響で大量の難民を出すことになったため、多数の亡命者が来日した。その受け皿として同胞である百済王氏の本拠地域が利用され、国名を冠した「百済郡」の建郡に至ったとみられる。[2]建郡の時期は、善光が浪速に居住する654年(天智3年)あるいは、斉明朝の「難波百済寺」の存在から評の成立した649年(大化5年)まで遡るとも言われている。

消滅
このように渡来人である百済王氏の存在を支えとして成立した百済郡であるが、唐突に消滅への道をたどることになる。
その原因は、百済王氏が本拠を摂津国から河内国に移したことが大きい。『続日本紀』によれば、当時陸奥国で金を発見して異例の大出世をした百済王敬福は、天平勝宝2年(750年)に河内守を命じられたという。これを契機として、一族の本拠を河内国へと移したと考えられている。
百済王氏が移住した百済郡は、やがて消滅するに至ったのである。後に、江南四郊の代名詞として用いられるようになった「欠郡」(かけのこおり)の名称は、百済郡の消滅に由来して生じた名称であると考えられている。

特異点
百済郡は律令制の郡としては極めて特異な構造の郡であった。通常郡はそれぞれ独自の条里区画を持っているが、同郡にはそれがなく、隣接の東生郡や住吉郡の条里を流用して済ませていた。また、郷名も『和名類聚抄』の記すところによれば「東部」「西部」「南部」と自然地名とは思えない人工的な名称であった。ただし、これには田部郷(現在は田辺と表記)を東・西・南に三分したことに由来するという説がある。読みも元が「たなべ」であるため「ひがしべ」「にしべ」「みなべ」などの可能性が十分にある。

このような特異な郡であるため、郡域の特定が難しく、現在もその区域については定説を見ていない。「百済野」の広域地名が残る上町台地東麓にあたる大阪市天王寺区南東部と生野区西部、「北百済村」「南百済村」の旧自治体を含み、百済駅(JR貨物)と東部市場前駅(事実上百済駅を継承)が位置する東住吉区北中部などが有力な比定地であるが詳細は不明である。一説によれば、現在の長居公園周辺までを含んでいたのではないかと考える人もいる。

4670とはずがたり:2014/01/31(金) 22:01:13
<近畿>大阪府・大阪市

勿論維新の政治構造上しないとだめなような構想になってる感はあるけど,一気に都と焦るから巧く行かないのであって水道・大学・その他事業なんかの府市統合,交通機関の民営化等,一歩一歩進めていけば良いのに・・。

【ご破算】大阪都構想 区割り案に反対多数
http://news.goo.ne.jp/article/abc/region/abc-20140131005.html
ABC NEWS 関西ニュース2014年1月31日(金)19:26

大阪都構想が重大局面を迎えました。31日の協議会で、松井知事・橋下市長が目指す区割り案の絞り込みは、反対多数で失敗しました。知事・市長は、議会による都構想つぶしだとして出直し選挙も検討する構えです。

大阪都構想の特別区の区割り案は、現在4案ありますが、松井知事・橋下市長は1つへの絞込みを提案していました。しかし、31日の協議会で維新以外の全会派が反対したため絞り込みは実現しませんでした。これを受けて知事・市長は4案のままでは議論は進められないとして、協議会はいったん中止となりました。橋下市長は、「4案並行でいったら最低でも5年、延ばされれば10年、平気でかかる」。松井知事は、「これは時間切れ、廃案ですよ。我々の任期中に住民投票の案を示すことはできない」と話しました。維新の会として知事と市長の出直し選挙を含むあらゆる可能性を検討し、来週月曜日に知事と市長が緊急記者会見を開いて発表するとしています。

4671とはずがたり:2014/01/31(金) 22:05:41

政令指定都市:道府県との二重行政解消へ「調整会議」新設
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/20140128k0000m040118000c.html
毎日新聞2014年1月27日(月)22:12

 ◇総務省が今国会に提出の地方自治法改正案に

 総務省は今国会に提出する地方自治法改正案に、道府県と政令指定都市の間の二重行政を解消するため、事業一本化を協議する「調整会議」の新設を盛り込む方針を固めた。政令市の行政区を「総合区」に格上げし、権限を強化できる制度もつくる。3月に国会提出を目指しており、橋下徹大阪市長(大阪維新の会代表)が掲げる大阪都構想の議論に影響を与えそうだ。

 首相の諮問機関「地方制度調査会」(地制調)が、昨年6月にまとめた答申を受けた。調整会議は首長や議員らで構成し、意見が一致しない場合は、知事か市長の申し出を受けて総務相が勧告し決着する。現在も、総務相が任命した識者による自治紛争処理委員の調停があるが、当事者同士の合意が必要だ。

 区長は現行では行政職だが、総合区長は副市長並みの特別職に格上げできる。議会の同意を得て市長が任命、市が人事権や予算提案権を与えることができる。区長公選制は見送った。

 改正案は、二重行政の解消や大都市内での分権など、方向性は都構想と同じだ。大阪市を特別区に再編する大きな制度変更を伴わないため、維新以外の各党からは「都構想との妥協案になる」との声が上がる。

 しかし、松井一郎知事(維新幹事長)は、調整会議が総務相の勧告で決着する制度になっている点に、「中央の権限が強まり、地方分権と逆行する」と批判する。橋下氏も総合区長が「公選でなく不十分」と指摘、「(改正案と都構想の)どっちがいいか、住民投票で決めたらいい」と、今年秋の住民投票による決着を目指す考えを強調している。【林由紀子、村上尊一】

4672とはずがたり:2014/01/31(金) 22:07:45
<近畿>大阪府・大阪市
地味だけど本質的な進歩であると思う。

【大阪】府・市の消防学校を統合へ
ABC NEWS 関西ニュース2014年1月29日(水)19:13
http://news.goo.ne.jp/article/abc/region/abc-20140129005.html

橋下大阪市長が掲げる大阪消防庁構想の第一歩となるのでしょうか。大阪市は、府と市の消防学校の統合を決めました。

「大阪市消防局の力を大阪市内にとどめることなく、大阪府域全体に広めるということで、大阪にとって良い案だと思っている」と話す橋下市長。大阪市は、幹部会議で大阪府と市が別々に1校ずつ運営する消防学校を今年4月に統合することを決めました。新人教育部門は、現在の大阪府立消防学校に一本化し、大阪市消防学校は、より高度で専門的な教育を行います。都道府県と政令指定市の消防学校の統合は初めてです。

4673とはずがたり:2014/01/31(金) 22:14:39
<近畿>大阪府・大阪市
こんなもんがあるのか。。

大阪市立高校:府に移管方針…「イチリツ」残るのか
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/20140129k0000m040108000c.html
毎日新聞2014年1月29日(水)01:35

 大阪市教委は28日、大阪府枚方市にある「大阪市立(しりつ)高校」を府に移管する方針を正式発表した。「イチリツ」の愛称で親しまれる1941(昭和16)年開校の伝統校が「府立」になり、校名を巡る議論が起きそうだ。橋下徹大阪市長は同日、選択肢の一つとして「大阪府立大阪市立高校」を示した。都構想実現後は「都立」になり、校名はさらに変わる可能性がある。

 ◇校名巡り議論

 同校は市内初の旧制中学として同市此花区で開校。しかし、以前から誘致活動を続けていた旧枚方町(現枚方市)に求められ、43年に移転した。市立高校では唯一、市外にあり、48年の学制改革後、枚方市で「大阪市立高校」の名前を守ってきた。大阪市民の生徒数は近年減少し、今年度は全校生徒約950人のうち約15%。

 橋下市長は28日、「名前に思い入れがある人が多いなら、府立大阪市立高校にしてもらうと、保護者やOBの理解を得られやすい」と述べ、松井一郎大阪府知事も賛同した。

 市教委は「市長の提案は校名がややこしいが、イチリツの名が残ると、ありがたい」と評価。一方、同校関係者は「まだ移管の話も聞いておらず、コメントできない」と困惑気味だ。【山下貴史】

4674とはずがたり:2014/02/08(土) 16:41:37
<首都圏>東京都

世田谷は分割しても良いような気がする。

大阪都構想の欠陥 東京23区の現実
http://www.asahi.com/and_w/life/TKY201402050010.html
文 保坂展人
2014年2月5日

 東京都知事選挙も後半にさしかかった、2月3日。日本維新の会の橋下徹・大阪市長は市長を辞職して、出直し市長選挙に立候補することを突然、表明しました。橋下市長が掲げる「大阪都構想」が市議会で維新の会以外の賛同を得られずに進まないため民意を問いたいのだと伝えられています。

 大阪都構想については、昨年9月の堺市長選で、「大阪都構想反対」を示した竹山修身市長が、維新の新人候補を退けたことで、住民はNOの意思表示をしています。政令指定都市(以下、政令市)としての自治権限をすでに有する堺市を廃止し、大阪都の特別区になる道は選ばない、という選択をしたのです。橋下市長率いる維新の会が総力で取り組んだ選挙だったにもかかわらず、結果は敗北でした。

 さて、東京都は、1943年(昭和18年)に東京市と東京府を廃止して生まれました。大阪都構想がベースにしているのは東京都の特別区(23区)のあり方です。大阪府と政令指定都市である大阪市と堺市を廃止して大阪都とし、特別区を設置するとしていました。この議論を聞くたびに思うのは、東京の特別区の抱える現実と矛盾に対しての理解の薄さです。

 世田谷区は七つの県を上回る88万人という人口を抱えています。そこから感じるのは、東京の都区制度は必ずしもうまくいっていないということです。戦時中につくられた「特別区制度」は、人口規模も自治体実務をめぐる役割分担でも制度疲労が目立っているというのが今の実感です。

 世田谷区のような特別区は、地方分権改革によって国や都道府県から基礎自治体へと移管される事務が多いため仕事量が増大し、事業と責任の範囲はふくらんでいます。

 一方で、法人住民税、固定資産税(個人・法人)などは都税として徴収することになっており、その55%が各区に再配分されるにすぎません(都区財政調整制度)。また、地方分権の流れで基礎自治体に移行した「都市計画決定権」は、なんと「特別区」のみ除外されており、まちづくりの戦略指針さえ自由につくることができません。学校教育に責任を持つ立場でありながら、教員の人事権は都であって、区にありません。

 つまり、一般の市町村以上に、特別区は財源と権限が制約されているのです。

4675とはずがたり:2014/02/08(土) 16:42:07
>>4674-4675
 大阪市(人口268万人)と堺市(人口84万人)は、現在は政令市という通常の市町村よりかなり権限をもった自治体ですが、大阪都構想とは、これを廃止して人口30万人程度のいくつかの特別区に再編し、広域行政を大阪都が担う代わりに、住民に身近な生活基盤に関する行政を特別区と市町村が担うというものでした。そうなれば特別区に転じ、政令市として付与されている権限を失うだけでなく、周辺の市町村と比べても権限や財源が制約された基礎的自治体となってしまうのです。

 ところで、東京の特別区は長い間、自治権拡充のたたかいを続けてきました。

 戦後、行われていた区長公選は、「区は都の内部団体」とする都の意向を受けて、1952年(昭和27年)の自治法改正によって廃止されました。その後、72年(昭和47年)に品川区議会が区長準公選条例を制定して住民投票を実施したことで、再び、区長公選への道が開かれました。

 現在、区長は区議会議員と同様に選挙で選ばれていますが、実現したのは、75年(昭和50年)からなのです。区長を選挙で選べるようになってから40年たらず、というのは意外という人もいるのではないでしょうか。それまで、区の管理職ポストは「都の人事の受け皿」とされた時代が長く続き、区長には幹部を動かす人事権もありませんでした。

 初の公選区長として選ばれた世田谷区の大場啓二・元区長(2011年没)は「世田谷独立宣言」というポスターを制作し、更なる自治権拡充を訴えました。そして、特別区が「基礎的な自治体」として位置づけられるようになったのは2000年(平成12年)のことでした。

 いま、東京都知事選であがっている論点の中で、「子育て支援」「若者支援」「高齢者福祉」「障害者福祉」の最前線はいずれも区が抱えている現場です。押し寄せる大きな行政需要の波に日々さらされているのも区です。だからこそ、財源と権限が必要です。特別区のような制約された自治体の姿でいては、求められるニーズに対応できないと考えています。 警察・消防・上下水道等の広域行政を除けば、住民サービスの多くが区の仕事として行なわれています。東京の分権・自治改革が必要です。

 東京では、制約された基礎的自治体である特別区から「世田谷市」「新宿市」のようになることもたびたび話題にのぼってきました。それほど問題を抱えたシステムなのです。それだけに、大阪のように「政令市を廃止して特別区へ」という議論には肯きがたいものがあります。

4676とはずがたり:2014/02/16(日) 18:43:56
過疎地にも困ったものである。。

http://link.maps.goo.ne.jp/map.php?MAP=E138.42.52.941N36.9.18.971&amp;ZM=7
秩父─R254─)-湯の沢T.-(─r45→南牧村←r45─R299─下仁田

長野県にも南牧村があるが直接の関係は無さそうだ。

<大雪>除雪車たどり着かず、依然孤立 群馬・南牧村
毎日新聞社 2014年2月16日 16時26分 (2014年2月16日 16時50分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20140216/Mainichi_20140216k0000e040153000c.html

大雪により孤立状態となっている群馬県南牧村=2014年2月16日午後0時36分、本社ヘリから手塚耕一郎撮影

 65歳以上の人口割合(高齢化率)が全国で最も高い群馬県南牧(なんもく)村は除雪が進まず、約1130世帯のほとんどが停電するなど孤立状態が続いている。村は、隣の下仁田町へ通じる県道の除雪を業者に要請しているが、人手が集まらず、開通の見通しは立っていないという。

 村は群馬県南西部にあり長野県との境に位置している。村によると、村役場も含めほぼ全世帯が停電。村の職員も移動ができず、近くに住む職員6、7人が役場に来て周辺の除雪に当たっている。けが人の報告はないが、電話もつながりにくい状況だという。役場周辺で積雪は80センチから1メートルほどあるという。

 東京電力によると、停電は15日午前7時ごろから始まり、徐々に広がっていったらしい。県災害警戒本部は16日、自衛隊に災害派遣を要請し、東京電力の作業員を自衛隊のヘリコプターに同乗させ、倒木など停電の原因場所の特定などを急いでいる。

 除雪作業も難航しており、同村北部にある下仁田町と南牧村を結ぶ県道45号は、同町を東西に走る国道254号から枝分かれし、村役場前までは約10キロある。南牧村や富岡土木事務所は、除雪業者に早期除雪を要請しているが、同村によると、午後2時現在、除雪車は村内までたどり着いていないという。

 南牧村は昨年12月末現在の人口は2303人で、2011年の高齢化率は57・5%と全国で一番高かった。【平井桂月、尾崎修二】

4677とはずがたり:2014/02/17(月) 18:34:24

本日付夕刊の朝日新聞によると早川町も高齢化率県下トップ>>4676だそうな。
>65歳以上の人が人口に占める「高齢化率」は約5割と県内で最も高い。

大雪:山梨・早川町 町の全665世帯1200人孤立
http://mainichi.jp/select/news/20140217k0000e040150000c.html
毎日新聞 2014年02月17日 12時18分(最終更新 02月17日 13時40分)

 関東・甲信越地方を14日から襲った大雪の影響が、週が明けても続いている。孤立状態の自治体では、停電や電話の不通も加わり「安否確認すらできない」と職員が焦りを募らせる。国道18号(碓氷バイパス)では立ち往生した車内での寝泊まりが続く。主要道路の通行止めに伴い物流はまひ状態。食料品の一部は店頭から消え、生活への影響が広がっている。

 山梨県南部の早川町は、町への県道が除雪できず町の全665世帯約1200人が14日夜から孤立している。

 町によると、このうち79世帯(約150人)が住む集落では停電も起き、携帯電話も通じない。水道も電気ポンプでくみ上げており、貯水分が尽きると使えないという。非常食などは公民館に備蓄があるが、各戸への町道も通行できず配布できていない。16日朝には糖尿病の町民から「インスリンが切れる」と相談があり、病院から職員が届けたという。

 16日夕まで約30時間にわたって孤立状態になった群馬県南牧(なんもく)村。奥の集落に続く道路の除雪が終わらず、なお約200戸が取り残されている。停電はほぼ解消し、村は1人暮らしの

県道開通目途立たず1200人の孤立続く 山梨県早川町
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140217/dst14021712510002-n1.htm
2014.2.17 12:47

 隣町の山梨県見延町とを結ぶ県道が雪で埋まり、全域約1200人の孤立が続く山梨県早川町。除雪を進めているが、17日昼の時点で開通は見通しが立っていない。

 町の診療所は身延町からの医師の派遣を受けているが、急病人は発生していないという。町内に住む透析患者らは降雪で移動困難になることを予想して、事前に町外の病院に入院するなどしたという。

 町の担当者は「もう本当に除雪だけ。それさえ終わってくれれば安心だ」と話した。

4678とはずがたり:2014/02/19(水) 13:19:57

急病になっても誰も助けられない 孤立集落 住民の声
http://news.goo.ne.jp/article/tokyo/region/tokyo-CK2014021902000147.html
東京新聞2014年2月19日(水)08:10

 大雪の影響で孤立している県内の集落が、十八日午後三時現在、秩父地域を中心に八市町村の二十五地区に上ることが県のまとめで分かった。十四日から九百人以上が自宅などに閉じ込められた状態になっているとみられ、食料や医薬品、燃料が枯渇する懸念も高まっている。一方、県の災害派遣要請を受けた陸上自衛隊は十八日、ヘリコプターで孤立集落に食料などを輸送する救援活動を始めた。

●長瀞

 孤立状態が続く長瀞町の風布(ふうぷ)地区。住人の無職大野弘子さん(67)は「十五日昼から停電が続いている。外には一歩も出られず、固定電話が生命線。早く除雪をしてほしい」と悲鳴を上げた。

 大野さんは夫(70)と二人暮らし。屋根から断続的に落雪があり、家周辺の除雪もままならないという。「同じ集落では停電が続いており、お年寄りの一人暮らし世帯が心配。急病になっても誰も助けられない」

●小鹿野

 山間部の小鹿野町両神(りょうかみ)地区に住む町議の山中豊彦さん(62)は「今も家の周りは一五〇センチくらい雪が積もっている。電気は十七日にようやく復旧したが、近くの取水口が凍った影響で十四日夜から水道が使えない。外のきれいな雪を溶かして風呂や飲料水にしている」と現状を明かす。

 両神地区では民家一軒一軒が数百メートルから数キロ離れて点在している。山中さんは住民の安否確認のため、電話で連絡を取り合うように呼び掛けたりしているという。「住民は精神的にぎりぎりだと思う。あと三、四日は状況は変わらないだろうが、何とか耐えてほしい」と話した。

●秩父

 秩父市の三峰地区にある三峯神社も大雪で道を閉ざされ、十八日正午現在、働いている十六人が十四日から帰宅できず、神社の宿泊施設での寝泊まりを余儀なくされている。

 市内から車で一時間かけて通勤している黒沢誠さん(38)もその一人で「雪が一メートルも積もっている場所がまだある。私たちは食料があるのでなんとかつないでいるが、近くの集落の人たちが心配」と気にかけていた。

 秩父市中津川の民宿では、宿泊客の熊谷市の男性(69)が帰宅できないでいる。

 民宿を経営する山中三千恵(みちえ)さん(64)は「住民が協力して除雪し、一人が歩けるくらいの道をつくって、燃料を分け合ったり、安否確認をしたりしている。まだ雪は一メートルほど残っており、山間部はもっとひどい。除雪が遅く、行政は状況の深刻さを把握しきれていないのでは」と怒りをにじませた。 (増田紗苗、池田友次郎)

     ◇

 県によると、十八日午後三時現在の孤立集落と住民数は、秩父市の四地区(四百六十人)、小鹿野町の九地区(二百五人)、横瀬町の二地区(百二人)、皆野町の二地区(八十人)、長瀞町の二地区(四十二人)、飯能市の四地区(不明)、東秩父村の一地区(十八人)、越生町の一地区(二人)。

4679アーバン:2014/03/29(土) 01:17:28
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20140326/1545669
52年の歴史に幕 岩舟町で閉町式
3月26日 朝刊

 【岩舟】4月5日に栃木市と合併する町の閉町式が25日、町文化会館で開かれ、町の52年の歴史を振り返るとともに新市での飛躍を誓った。

 式典には福田富一知事や栃木市の鈴木俊美市長ら県内市町の首長と議長、高橋克法参院議員、町民など約500人が出席。市村隆町長は「合併して良かったと思える日が必ず来る。町の大切な文化や財産は、個性あふれる地域資源として市の礎となる。新市のまちづくりに前進しよう」と呼び掛けた。

 町を迎え入れる立場の鈴木市長は「町の資源を今まで以上に磨き、地域の独自性を生かした協働のまちづくりを進める。期待に応えるべく、活気ある住みよい栃木市を作る」と述べた。その後、出席者が町民の歌を合唱する中で市村町長と町民代表の親子5組が町旗を降納し、町の歴史に幕を下ろした。

 町は1956年に旧岩舟、静和、小野寺の3村が合併し岩舟村として誕生。62年に町制を施行した。

4680アーバン:2014/03/29(土) 15:24:32
http://www.asahi.com/articles/ASG3X4HZYG3XULFA01B.html
日本の6割、無人地域に 2050年、国交省試算
2014年3月29日13時24分

 国土交通省は28日、2050年になると、人口減少で日本の国土の約6割が無人になるという試算を発表した。いまよりも無人地域が2割近く広がる。こうした試算をするのは初めてで、国交省は今夏をめどに人口減少に備えた国土整備の基本方針をまとめる。

 日本の面積は約38万平方キロメートルある。国交省はこれを1平方キロメートルごとに約38万ブロックに分け、それぞれの人口推移を計算した。その結果、今は約18万平方キロメートルに人が住んでいるが、50年にはその2割で人がいなくなり、6割で人口が半分に減るという。無人の地域は全体の約53%から約62%に広がる計算だ。

 国交省は試算に基づき、今後の国土整備の基本方針を示す「国土のグランドデザイン」の骨子をつくった。地方などでは拠点となる地域に生活に必要な機能と住民を集めてコンパクトな町を作ることや、東京、大阪、名古屋をリニア新幹線でつないで国際競争力を高めることなどが柱だ。

4681アーバン:2014/04/05(土) 19:40:52
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/politics/news/20140405/1555312
新・栃木市きょう誕生 岩舟町を編入、県内25市町に  「平成の大合併」最後の新市 
4月5日 朝刊

 栃木市と岩舟町が合併し5日、新「栃木市」が発足する。岩舟町は合併先をめぐり住民投票を4度行うなど曲折を経ての編入合併となる。県内自治体数は14市11町となり、10年前の49市町村からほぼ半減。県内の「平成の大合併」は一区切りを迎える。

 新市は人口約16万人。人口規模は足利市を抜き、宇都宮市、小山市に次いで県内第3位となる。面積は331キロ平方メートルに拡大するが、順位は旧市と変わらない8位。

 岩舟町役場は「岩舟総合支所」に移行し7日午前8時半に開所式を行う。岩舟町の首長、特別職、議員は4日で失職。新市の市議選は、20日投開票の市長選と同時に栃木選挙区30、岩舟選挙区4の定数で行われる。

4682アーバン:2014/04/05(土) 19:44:54
http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20140405ddlk09010132000c.html
市町村合併:きょう、新栃木市誕生 岩舟町編入合併、16万4024人に /栃木
毎日新聞 2014年04月05日 地方版

 栃木市が5日付で岩舟町を編入合併し、新しい栃木市が誕生する。現在の岩舟町役場は岩舟総合支所となり、7日に開所式がある。新市の人口(2010年国勢調査)は16万4024人で足利市を抜いて県内3位となる。面積は約331平方キロで8位。県内の市町数は25になる。

 岩舟町では合併を巡り、08年夏の住民投票で佐野市との合併が選択されたが、町長のリコールの是非を問う住民投票などに発展。さらに11年の2度の住民投票を経てようやく栃木市との合併で決着した経緯がある。

 編入合併のため新市発足に伴う市長選・市議選はないが、ともに任期満了を迎えるため13日告示、20日投開票で両選挙が行われる。市議選(定数34)については、合併後の特例として今回だけは栃木選挙区(定数30)と岩舟選挙区(定数4)に分けて行われる。【長田舞子】

4683とはずがたり:2014/04/10(木) 13:41:07

標高わずか3m、あの天保山より低い山あった
http://www.yomiuri.co.jp/national/20140409-OYT1T50137.html
2014年04月09日 20時03分

 仙台市宮城野区の日和山ひよりやまが、18年ぶりに「日本一低い山」の座に返り咲いた。

 かつて標高6メートルの国内2番目に低いとされた日和山は、東日本大震災の津波で削られ、消滅したとみられていた。しかし国土地理院が改めて被災地沿岸の地形を測量し、3メートルの「山」と確認。これまで「日本一」だった大阪市港区の天保山てんぽうざん(4・5メートル)を下回った。

 日和山は、野鳥が羽を休める「蒲生がもう干潟」や仙台湾を望む仙台市民の憩いの場で、子供たちの遊び場でもあった。しかし震災で荒れ地状態に。いまはやや盛り上がった土地の上に、市民が積んだ石と「日和山」の看板が立っている。

 最新の地図(電子版)には他の山と同様、斜体字で表記された。国土地理院は「計測の際、1メートル以下の小数点は四捨五入しており、実際はもう少し高い可能性もある」としている。

2014年04月09日 20時03分

4684アーバン:2014/04/12(土) 22:44:00
http://sankei.jp.msn.com/life/news/140413/trd14041318000002-n1.htm
那須の異変「平成の大合併」今もくすぶる合併論議…新庁舎建設を前に大田原市長が突然の構想披露
4月12日(土)19時59分配信

那須の異変「平成の大合併」今もくすぶる合併論議…新庁舎建設を前に大田原市長が突然の構想披露


東日本大震災で損壊し、取り壊された栃木県大田原市の旧市庁舎跡地(写真:産経新聞)


 栃木県岩舟町が5日、栃木市に編入合併した。栃木県内は10年前の49市町村(12市35町2村)が25市町(14市11町)となって平成の大合併は一段落した。だが、ここに来て、那須地域での合併話が持ち上がるなど合併をめぐる動きに注目が集まりそうだ。

 那須地域では3月、大田原市の津久井富雄市長から突然、合併に向けた発言が飛び出した。同市と那須塩原、那須、那珂川の2市2町で「(市町長の)懇談会を設置したい」と、意欲を示したのだ。

 市長選翌日の記者会見で東日本大震災で損壊し、取り壊した市庁舎の再建について質問を受けた津久井市長は突然、合併の話に発展させた。「庁舎建設の基本構想は策定し、基金積み立ても進めているが、那須塩原市も庁舎建設計画を進めている。効率化を図る上で合併を視野に庁舎建設が議題に上る可能性もある」。さらに厳しい市の財政状況を挙げ、「大胆な改革が必要で、一番の手法は合併だろう」と続けた。

 市幹部らによれば、発言の背景には新庁舎建設がある。津久井市長の考えでは5〜7年後に旧庁舎跡地で建設に着手、事業費は約48億円を見込む。平成27年度で交付税特例措置が終了する中、大きな財政負担となるのは間違いない。基金積み立ても十分でない上、資材の高騰や消費税増税、建設会社の人手不足もあり、事業費が拡大することも予想される。「合併の中で庁舎問題を議題にしたかったのではないか」との見方もある。また、広域消防組合の統合、定住自立圏構想の調印などを実現し、周辺市町との良好な関係を築いていることから、別の市幹部は「このタイミングで合併への道筋を敷いておきたかったのだと思う」と推測する。

 一方、3市町の首長は戸惑いと驚きを隠さない。

 那須塩原市の阿久津憲二市長は「今の段階では全く筋書きもないので何とも判断できない」と話す。那須町の高久勝町長は「今はそれぞれ町づくりを必死にやっているところ。唐突に合併の話題を出されても困惑するだけ。私的な発言だと思う」と突き放した。那珂川町の福島泰夫町長も「これまで雑談の中でも一度も出なかった。八溝山周辺地域定住自立圏構想では連携するが、町としてはできる限り自立を目指したい」。

 津久井市長と3市町長との温度差は大きいようだ。(伊沢利幸)

4685アーバン:2014/04/28(月) 19:14:42
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140426/lcl14042607000001-n1.htm
【羽成哲郎のぴーなっつ通信】

「平成の大合併」後8年で見えた「見えない壁」
2014.4.26 07:00


 地方自治体の首長、議員の任期は4年で、今年は平成の大合併で誕生した多くの市で市長選や議員選が行われている。千葉県の房総半島の最南端に位置する南房総市は18年に7町村が合併してできた。

 13日に石井裕市長の3選、20日に新市議20人が決まった。石井市長はハマコーこと浜田幸一元衆院議員の秘書や県議という政治経歴を生かして合理化の推進などを通じて7町村の統合に尽力してきた。

 18年の選挙で新市を二分する争いを制して初当選した後は、22年と今回の市長選でともに対立候補が立たなかった。県関係者や他の市長からも「石井さんには注目している」と政敵を作らない政治手腕を評価する声があがる。

 ただ、これは7町村がまとまってきたということと必ずしも同じではないように見える。如実に物語っているのが市議選立候補者の旧町村別の内訳だ。

 前回より3減った定数20に立候補したのは富浦2▽富山2▽和田4▽白浜4▽千倉6▽丸山4▽三芳1の23人だった。立候補した現職18人はすべて当選し、新人の当選は2人にとどまる。

 内房といえる富浦、富山と房総半島の先端から太平洋に面する白浜、千倉、和田では風土も微妙に違って「同じ南房総市と言われてもピンと来ない」というのが地元の声だ。市長は石井さんしかいないが、市議は地区の代表なので別−。そんな心理がうかがえる。旧町村の見えない壁は簡単にはなくならない。

 南房総市では石井市長の出身地でもあり人口が多い旧千倉町が中心だが、他の合併した市でも同じような構図がみえる。

 20日投開票の山武市長選では旧成東(なるとう)町長を務めた現職の椎名千収氏が旧蓮沼村議でもあった小川一馬元市議に561票差まで迫られた。医療問題の対応のほかに旧町村間の対抗意識もあったのではないか。

 27日に市長選が投開票される香取市も18年に佐原市、小見川町、山田町、栗源(くりもと)町が合併して誕生した。政争が激しい土地柄で、今回も現職と新人の2人が激戦を続ける。千葉県の北と南で対照的な市長選となった。

(千葉総局長 羽成哲郎)

4686アーバン:2014/04/29(火) 00:31:37
http://s.mxtv.jp/mxnews/kiji.php?date=201404277
豪華絢爛な時代絵巻 照姫まつりが開催 (地域・まち - 2014年4月27日)

 室町時代の石神井城主の娘・照姫をしのんで行われる「照姫まつり」が練馬区で開催され、多くの人でにぎわいました。
 照姫まつりは室町時代の石神井城主である豊島泰経の娘・照姫をしのんで行われるもので、ことしで27回目です。祭り一番の見どころは時代衣装を身にまとった照姫や武者などの時代行列で、一行は「えい、えい、おー」の勇ましいときの声を挙げながら石神井公園周辺を練り歩きました。ことしの照姫役には練馬区在住の高校2年生・佐藤有里恵さんが選ばれ、行列に花を添えました。
 ことしは天候にも恵まれ、およそ12万8000人が訪れたということです。

4687アーバン:2014/05/10(土) 22:37:03
http://nerima.keizai.biz/headline/589/
石神井公園で「照姫まつり」−家族連れでにぎわう
2014年04月30日
笑顔で応える照姫

 都立石神井公園とその周辺で4月27日、「照姫まつり」が開催された

 晴天に恵まれた当日、会場は家族連れなど多くの人出でにぎわった。さまざまな模擬店が並んだほか、伝統芸能や区内で活動する団体のダンス・音楽演奏なども披露され、石神井公園周辺はお祭りムードに包まれた。

 「照姫まつり」は、室町時代中期に石神井城を居城としていた豊島泰経(やすつね)の娘・照姫にちなんだ祭りで、練馬の春の祭典として人気を集める。今年の照姫役は佐藤有里恵さん(高校3年)、泰経役は久間木尚之さん(会社員)、奥方役は村上伊希子さん(会社員)がそれぞれ演じた。

 正午ごろ、照姫、豊島泰経、奥方の三役をはじめ、姫や武者らが園内の野外ステージに登場。豊島氏の繁栄から滅亡の様子を描いた舞「石神井城物語」が披露されると会場は大きな拍手で包まれた。泰経の「エイ、エイ」の掛け声に続いて、家臣たちの「オ−」という勇ましい鬨(とき)の声で、総勢約100人の行列が野外ステージを出発。三役を輿(こし)に乗せ、名物の時代行列がスタート。

 三宝寺池に眠るとされる龍神を先頭に、行列の長さは約100メートル。沿道には大勢の観客が待ち構え、照姫たちが近づくと大きな歓声や拍手を送り、三役は手を振りながら笑顔で応えていた。

4688アーバン:2014/05/10(土) 22:40:30
http://nerima.keizai.biz/headline/594/
大泉でアニメイベント−松本零士さん、ちばてつやさんトークショーなど
2014年05月09日

 大泉学園駅北口周辺で5月18日、「アニメプロジェクトin大泉2014」が開催される。

練馬区公式アニメキャラクター「ねり丸」切手シート

 同イベントは、区内に90社を超えるアニメ制作関連会社が所在する「アニメのまち 練馬区」を広く周知するとともに、アニメによる地域の活性化を促進するため、東映アニメーションなど多くのアニメ関連企業が立地する同駅周辺で毎年開催している。今回で11回目の開催で、例年1万人以上が来場する人気のイベントだ。

 会場は大泉小学校(東大泉4)、妙延寺(東大泉3)、大泉風致地区公園(大泉学園町7)、東映アニメーションギャラリー(東大泉2)の4カ所。

 メーン会場となる大泉小学校では、漫画家・松本零士さんとちばてつやさんのトークショーのほか、大泉学園のご当地アニメ「ロボットガールズZ」のミニライブ&トークショー、アニメ「ハピネスチャージ!プリキュア」のキャラクターショーやダンス教室、プロが教えるセル画彩色体験教室、アニソンライブなどを繰り広げる。妙延寺ではアニソン演奏や屋台など各会場でさまざまな趣向を凝らす。

 当日、練馬区公式アニメキャラクター「ねり丸」切手シート(82円郵便切手、1シート10枚組)の完成を記念して大泉小学校会場内で先行販売を行う。価格は1,230円。同切手シートは19日から練馬区内を中心に計98局で限定販売する。

 開催時間は10時〜16時30分。入場無料。観覧には整理券が必要なプログラムもある。

4690アーバン:2014/05/31(土) 01:56:55
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20140513ddlk10010271000c.html

市町村合併:桐生市とみどり市、合併へ動き加速 任意の協議会設置合意 /群馬

毎日新聞 2014年05月13日 地方版


 桐生市の亀山豊文市長と、みどり市の石原条市長が12日、任意の合併協議会設置で合意した。桐生広域圏は現在、旧桐生市、みどり市、桐生市飛び地と3分されているが、今後は合併に向けた動きが加速しそうだ。

 桐生市が05年に2村と飛び地合併し、06年にみどり市が3町村で合併して以来、分断問題が懸案事項となっている。亀山市長は「みどり市長選を終え、合併について少しでも前に進めたいという気持ちでお願いに来た。前向きに受け止めていただき、うれしく思う」と話し、みどり市議会に対しても考えを伝える意向を示した。

 石原市長は「10年前の状況とは違って、みどり市でも飛び地で不便しているという声を聞いている。誠意が伝わってきたので受け入れを決めた」と話し、対等合併を前提に早急に議会とも相談しながら協議を進める考えを示した。【井田洋行】

4691とはずがたり:2014/07/12(土) 00:40:41

過疎の村の限界集落を潰す政策がそろそろ復活しそうで楽しみである。
役場・郵便局と来て次は(もうだいぶ減ってるけど)農協といきたいところ。

地方都市も限界集落も生き延びる為に都市よカネ出せみたいな贅沢は今後は許されない。

生活機能の集約提言 過疎問題で総務省
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140711/lcl14071118420002-n1.htm
2014.7.11 18:42

 過疎問題を検討する総務省の有識者懇談会は11日、比較的規模の大きな集落にガソリンスタンドなど日常生活に必要な機能を集約させることを提言した中間報告案をまとめた。

 報告案は過疎地域の多くの集落で生活機能が低下していると指摘。人口がより多い「基幹集落」を中心に、複数の集落を一つのまとまりにして活性化すべきだと強調した。

 基幹集落は、小学校の校区や合併前の旧市町村のエリア内を想定。集落に共同売店やガソリンスタンドなどを設けるほか、団地や空き家を整備して定住できる環境も整える。周辺集落とは予約型の乗り合いバスや移動販売などを充実させてネットワーク化を進めるべきとしている。

4692とはずがたり:2014/07/12(土) 00:48:02
>>4690

<北関東>群馬県

いびつでしたもんねぇ。。
http://www.mapion.co.jp/map/admi10.html

4693とはずがたり:2014/07/22(火) 14:02:21
ただ漫然と田舎にカネ出すだけなのはドブにカネ棄てるより酷い(ドブにカネ棄てる行為は暗黙の内に一回限りだけどこの場合ずっとドブがカネ投げ入れ続けろと強請っているようなもん)けど過疎地の生活が自律的・持続的なものとなるアイディアが出てくるなら素晴らしいことだ。(中央でふんぞり返っている官僚どもなんかなどではなく過疎地で汗をかく方々の)お手並み拝見である。

過疎地の商店、中心集落に集約…国がモデル事業
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20140720-567-OYT1T50148.html
読売新聞2014年7月21日(月)09:57

 政府は、過疎地域の集落機能を維持するため、複数の集落を一つのまとまりにして活性化する「集落ネットワーク」のモデル事業に取り組む方針を固めた。

 中心となる「基幹集落」に商店など地域のサービス拠点を集約し、周辺集落の住民の交通手段を確保する。人口減や高齢化が進み、集落単体では機能の維持が難しくなってきており、将来的に持続可能な集落づくりを目指す。総務省が2015年度予算の概算要求に関連予算を盛り込む方向だ。

 過疎地域の集落は全国で約6万5000あるが、総務省が10年に実施した調査では、「10年以内に消滅する」とされた集落が454あり、「いずれ消滅する」とされた集落も2342に上った。すでに消滅した集落の要因の多くは、人口減の加速によって最終的に住民がいなくなることによる「自然消滅」だった。

 こうした状況を踏まえ、政府は、戦略的に集落機能の「選択と集中」を進める必要があると判断した。過疎地域がある市町村の約2割は、すでに独自の集落ネットワーク事業に取り組んでいるが、対策が不十分だとして、一部地域を対象にモデル事業として国が支援に乗り出すことにした。将来的には対象地域の拡大を検討する。

 事業では、過疎地域内の複数の集落のうち、中心になる集落を「基幹集落」と位置づけ、商店やガソリンスタンド、高齢者福祉や健康づくりのサービス拠点など日常生活に不可欠な機能を集約化させる。

4694とはずがたり:2014/07/26(土) 16:32:56
<九州・沖縄>長崎県

五島列島に迫る中国の触手 過疎化につけ込み…瀬戸際で買収回避
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/snk20140722520.html?fr=rk
産経新聞2014年7月22日(火)11:29

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/gyosei/m_snk20140722520.jpg

 長崎県・五島列島は、古くは遣唐使の寄港地として栄え、大陸との交流の窓口だった。幕末期に、黒船来航に備えて福江島に築かれた石田城はまさに国防の城で、四方のうち三方が海に突き出す「海城」だった。現代も、国境を守るためのこの島々の重要性に変わりはない。そんな五島列島に今、中国からの波が押し寄せている。その現状を報告する。(編集委員 宮本雅史)

 平成22年夏、福江島・福江港の沖に浮かぶ無人島の包丁島が突然、インターネット上で売りに出された。福江島民が燃料用木材の切り出しに利用していた島で、売買価格は約1500万円だった。

 「中国資本が購入に乗り出してくるという話があった」。福江島の五島市役所で久保実市長公室長が振り返った。「最終的には地権者が売却をやめたことで一件落着したが…」。五島市は、五島列島最大の島の福江島など11の有人島と52の無人島を抱える。

 同じ福江島の沖合にある別の無人島、姫島にも中国資本が一時、触手を伸ばしたことがあった。以前姫島で御影石を採掘していた福江島の石材店の社長、有川一徳さん(57)が証言する。「本土のブローカーの仲介で、中国資本が地権者に接触してきた。その後、なぜか、立ち消えになった」

 中国資本がビジネスの話を持ちかけてきたこともある。地元紙「五島新報」(廃刊)の元社長、永冶克行さん(65)らによると、21年、上海の投資顧問会社が福江島に現地法人を設立。五島市に対し、木材の買い付けやナマコの養殖、魚のすり身加工、別荘地開発などを提案した。

 市長時代に対応した中尾郁子前市長(79)によると、中国側は「商売のチャンスじゃないか」「この商機を逃していいのか」と強気で押してきたという。中尾前市長は「中国が日本の水源を買おうとしているという話が飛び交っていたので、こちらは慎重に対応した」と説明する。

 市は地元の森林組合を紹介したが、中国側が現行の伐採量の10倍以上の買い付けを希望したことなどから契約は成立しなかった。すると、中国側は山林そのものの買収に動き出し、所有者と直接交渉を始めたという。この話は、市が所有者らに呼びかけて阻止した。中尾前市長は「山林の所有者にすれば魅力的な話で、安易に受け入れてしまいかねなかった。そこで、みんなで情報を共有して山を守ろうとした」。

 五島列島では、長崎県の対馬のように、外国資本による大規模な不動産買収が現実になったケースはまだない。ただ、中国資本の影はことあるごとに浮かんでくる。背景には、他の国境の島と同様、高齢化と過疎化、そして地域経済の悪化がある。

 今年5月8日、有識者らによる政策発信組織「日本創成会議」人口減少問題検討分科会(座長・増田寛也元総務相)が2040(平成52)年時点の「消滅可能性都市」を発表した。そこには、五島列島の自治体の衝撃的な数字が並んだ。

 試算によると五島市の場合、若年女性(20〜30代)が2010(平成22)年に比べて75・9%減り、全体の人口は4万622人から1万9201人に減少。従来の他の推計より厳しい数字が示された。新上五島町も若年女性が80・45%減少し人口は2万2074人から8549人になるという。九州・沖縄ブロックで1位と2位の減少率だ。

 現時点でも人口減少は激しい。国勢調査によると、五島市の人口は昭和30年に9万1978人だったが、平成22年には4万622人に減少。6・2%だった65歳以上の割合は33・4%に増え、逆に40・4%を占めていた15歳未満は、11・8%にまで減った。

 五島市の久保市長公室長は「市には高校が4校あり、毎年300〜400人が卒業するが、95%程度は島外に出てしまい、戻ってこない」と嘆く。空き家も増え続け、市内に約3900軒あるという。

 高齢化と過疎化は、主要産業の漁業も直撃している。五島漁協の草野正組合長(64)は「平成10年ごろは組合員が千人いたが、今は496人。跡取りがいなくなってきた。平均年齢は60歳代で、80歳代が何人かいる。10年前に年間30億円余りあった水揚げが、今は20億円ぐらいまで減った」と窮状を訴えた。

【用語解説】五島列島…福江島、中通島、若松島、奈留島、久賀島など大小合わせて140余りの島々が連なる列島。五島市、佐世保市、北松浦郡小値賀町、南松浦郡新上五島町の4つの行政区分に分かれる。人口は約7万人。最も大きい福江島を抱える五島市は平成16年、福江市と南松浦郡富江町、玉之浦町など1市5町が合併して誕生した。

4695とはずがたり:2014/07/26(土) 16:38:46
流石九州,未だ決闘文化が残っている様である♪

<LINE>福岡で少年ら決闘約束 見物に100人集合
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20140724k0000e040208000c.html
毎日新聞2014年7月24日(木)12:19

 携帯電話の無料通信アプリ「LINE(ライン)」で約束して決闘したとして、福岡・中央署は24日、福岡市のアルバイトの少年(15)ら13人を決闘容疑で福岡地検に書類送検した。13人は事件当時、四つの学校に通う中学3年生で、全員容疑を認めているという。

 送検容疑は、福岡市のアルバイトの少年と福岡県粕屋郡の男子高校生(15)がLINEのメッセージ機能などを使って「出てこいよ」「大濠でやろう」などと決闘を約束。2013年11月16日午後3時15分ごろ〜同4時35分ごろ、同市中央区の舞鶴公園などで2人の同級生ら12人が決闘し、1人が立ち会ったとしている。12人のうち1人が小指骨折の重傷で、他の11人は軽傷だった。

 決闘にはLINEなどで中学生ら約100人が見に集まった。男子高校生ら6人は粕屋郡の中学校に通っていたが、同月9日、高校の体験入学に訪れた際、アルバイトの少年らが当時通っていた2校の中学生とトラブルになった。その後、アルバイトの少年がLINEで男子高校生を見つけたという。【吉川雄策】

4696とはずがたり:2014/08/06(水) 17:00:29
消防は自治関係ネタ=地域スレにしましょうか

露店に消火器設置を 火災予防条例の改正相次ぐ 和歌山県内の自治体
http://news.goo.ne.jp/article/agara/region/agara-277548.html
AGARA 紀伊民報2014年7月23日(水)17:00

 昨年8月の京都府福知山市の花火大会で発生した露店爆発事故を受け、和歌山県内自治体で火災予防条例の一部改正が相次いでいる。条例改正で、調理器具を使う露店には消火器の設置や露店開設の届け出などが求められる。

 改正は1月の消防庁の通知に基づいて行われている。県によると、現在27市町村が改正している。

 田辺市は、露店関係者に縁日や花火大会など多数の人が集まる催しで、コンロなどの調理器具や発電機を使用する場合に消火器を準備すること、実施14日前までに消防署に露店開設を届け出ることを求めている。

 露店が50店舗を超える催しでは、主催者に防火担当者を設定し、開催の14日前までに火災予防の業務計画を作成、提出する必要があることも盛り込んだ。管内では田辺祭と弁慶まつりが「指定催し」の対象になるという。

 田辺市消防本部は「消火器を準備して、万一の場合は初期消火してもらいたい。事故防止のため条例の周知徹底を図るとともに、立ち入り検査などを実施して注意喚起したい」と話している。

 福知山市での事故は、火気管理が露店関係者に委ねられていたことや、露店に対して主催者などが火災予防の方法を明確にしていなかったことが問題となった。

4697とはずがたり:2014/08/20(水) 19:29:25
この辺の開発は規制して住宅は移転させもっと安全な所を開発し直すべきでは?

男児ら32人死亡、9人不明…広島土砂崩れ
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20140820-567-OYT1T50001.html
読売新聞2014年8月20日(水)17:31

 広島市北部の 安佐 あさ南、安佐北両区で20日未明、局地的に猛烈な雨が降り、南北約15キロにわたり10か所以上の土砂崩れが発生、多数の住宅に土砂が流れ込んだ。

 警察庁によると、午後5時現在、11歳と2歳の男児ら32人が死亡し、9人が行方不明になった。死者には、救助活動中に土砂崩れに巻き込まれた消防署員も含まれている。

 陸上自衛隊は、広島県の要請を受けて現地に部隊を派遣。政府は同日午前、首相官邸の危機管理センターに情報連絡室を設置、その後官邸連絡室に格上げした。

 県は20日、同市に災害救助法の適用を決めた。避難所の設置、食料品や衣料品の提供などの費用を国と県が負担する。総務省消防庁は災害対策本部を設置した。

 市消防局によると、土砂崩れがあったのは、安佐南区山本、緑井、八木と安佐北区 可部 かべ東などの山沿いの地区で、太田川との間で、南北に帯状に延びた住宅街。

 小さな谷になっている場所で複数の土石流が発生し、多数の家屋が崩れた。また、安佐北区可部の 根谷 ねのたに川が一時氾濫した。

 雨は19日午後8時頃から本格的に降り始め、20日未明に激しくなった。市消防局には、午前3時20分頃から9時半頃にかけ、「裏山が崩れた」「人や車が川に流された」など、救助が必要な内容の119番が計30件あった。

 市は午前4時20分以降、両区の計21地区に避難指示・勧告を出した。

 警察庁によると、死亡が確認されたのは、安佐南区山本で土砂崩れに巻き込まれた11歳と2歳の兄弟2人、同区緑井で土石流に流された77歳女性、68歳女性ら。

 安佐北区可部東では、救助活動をしていた安佐北消防署の男性消防司令補、政岡則義さん(53)が住民5人を救出した後、土砂崩れに遭い、死亡が確認された。

4698とはずがたり:2014/08/20(水) 19:32:40
避難勧告遅かった=土砂災害で対応不備認める―広島市
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/nation/jiji-140820X454.html
時事通信2014年8月20日(水)15:45

 広島市の土砂災害で、同市の金山健三危機管理部長は20日、「避難勧告を出すのが遅かった」と話し、市の対応が不適切だったことを明らかにした。同部長は理由について、「今まで経験したことがない急激な雨量と、同時多発の土砂災害が発生していることを考えていなかった」と話した。

 土砂災害があった同市安佐南区で、市は19日午後9時50分ごろから、河川氾濫の恐れを知らせる防災情報メールや防災無線で注意喚起していたが、避難勧告が出たのは20日午前4時半だった。

 金山部長によると、市は同区を土砂災害の危険性がある地域だと認識していたが、「効果のある避難勧告を出せなかった」という。

「避難勧告遅かった」広島市危機管理部長、ミス認める
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASG8N5WMVG8NPTIL03S.html
朝日新聞2014年8月20日(水)18:18

 広島市北部で20日未明に起きた土砂災害で、広島市の金山健三・危機管理部長は20日午後、記者団の取材に「避難勧告を出すのが遅かった」と述べ、対応にミスがあったと認めた。広島県警によると、同日午後5時現在で死者は32人、行方不明者は9人となった。

 広島市内では20日未明から1時間に100ミリを超える猛烈な雨が降り、広範囲で土石流などが発生。20日午前4時までの1時間で、安佐北区三入東で121ミリ、安佐北区可部町上原で115ミリ、安佐北区役所で102ミリを観測した。一方、市が避難勧告を出したのは午前4時20分だった。

 金山部長は「言い訳を言っても仕方ないが、我々も全く経験したことのない降雨だった」と述べた上で、「意味のある避難勧告が出し切れなかった」と語った。

4699とはずがたり:2014/08/20(水) 19:35:40
>広島県は花崗(かこう)岩が風化してできた「まさ土」と呼ばれる地質が広がり、水分を多く含みやすいため大雨による崩落が起きやすい

>広島県が指定する「土石流危険渓流」「急傾斜地崩落危険箇所」「地すべり危険箇所」を合わせると全国最多の3万1987カ所に上る。

>直近では11年(1999年)6月29日に同市や呉市を中心に土砂災害が同時に発生。計207カ所でがけ崩れや土石流が起こり、死者31人、行方不明1人、負傷者59人という大惨事となった。

広島土砂崩れ 危険箇所最多地域でまた…もろい土、整備追いつかず
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/snk20140820132.html
産経新聞2014年8月20日(水)15:33

 土砂崩れで多数の死傷者が出た広島市では、平成11年にも梅雨前線による土砂災害で多くの被害者を出した。広島県は花崗(かこう)岩が風化してできた「まさ土」と呼ばれる地質が広がり、水分を多く含みやすいため大雨による崩落が起きやすいという。

 広島市周辺は人口に比べて平地が少なく、山を切り開いて開発した新興住宅地が多い。土砂災害危険箇所として広島県が指定する「土石流危険渓流」「急傾斜地崩落危険箇所」「地すべり危険箇所」を合わせると全国最多の3万1987カ所に上る。

 これまでにも土砂災害が多発。広島県によると、広島市周辺でも土石流などによる大きな被害は10年に1回ほどの割合で発生している。直近では11年6月29日に同市や呉市を中心に土砂災害が同時に発生。計207カ所でがけ崩れや土石流が起こり、死者31人、行方不明1人、負傷者59人という大惨事となった。

 住宅の被害は全壊101戸、半壊68戸、床上浸水1284戸、床下浸水2763戸に上った。ただ、発生時刻が午後2時ごろから同5時ごろまでの日中だったため留守にしていた家が多く、住宅被害に比べて人的被害は少なかった。

 土砂災害が起こるたびに対策の必要性が訴えられてきたにもかかわらず、砂防ダムなど防災施設の整備は遅れているのが現状だ。

 11年の災害被害を重くみた国は土砂災害防止法を制定。県も土砂災害の恐れがある地域を「土砂災害警戒区域」などに指定、危険性の周知に乗り出した。また「緊急な対策が必要な箇所は最優先で取り組む」として、「砂防アクションプラン」を継続的に策定。今年度からは28年度までの3年間で、国の直轄事業を除いて約170億円の防災整備を進めているが、危険な区域すべてに対策を施すには不十分といえる。

 県砂防課の担当者は「県内の半分はまさ土が分布している。災害を防ぐ工事が追いつかないため、住民に危機意識を持ってもらうのが重要だった」と説明。広島大の海堀正博教授(砂防学)は「強い雨が降った時間帯が深夜で身動きが取りにくかったことも災いした。住民にとって危険な場所に住んでいるという実感が大事で、少しでも早く避難するなど適切な対策を取ってほしい」と話した。

4700とはずがたり:2014/08/20(水) 19:38:21
排水ポンプ故障、福知山浸水2451戸 京都府北部豪雨
http://news.goo.ne.jp/article/kyoto_np/region/kyoto_np-20140818000157.html
京都新聞2014年8月18日(月)23:26

 京都府福知山市の市街地が広範囲に浸水した府北部の豪雨災害で、福知山市は18日、家屋の浸水被害が床上1155戸、床下1296戸の計2451戸に上ると発表した。内閣府と京都府は同日、福知山市に被災者生活再建支援法の適用を決めた。府内の適用は昨年9月の台風18号以来で、全壊世帯などの生活再建に支援金が支給される。府は過去の災害で床上浸水など同法対象外の世帯のほか同法が適用されなかった自治体にも独自の支援をしており、今回の豪雨でも検討する。

 福知山市によると、雨水排水ポンプ場(同市和久市町)が17日早朝に排水能力を超え、浸水して故障した。当時はポンプ4台が稼働中だったが、故障のため排水作業が停止したという。

 山田啓二知事は18日午後に京都市上京区の府庁で開いた災害対策本部会議で、独自支援を含む災害対応のため、補正予算案の編成作業着手を指示した。

 被災者生活再建支援法は住宅が全壊した世帯に100万円、大規模半壊した世帯に50万円の基礎支援金が支給されるほか、住宅建設・購入に200万円、補修では100万円の加算支援金も受けられる。被害認定など手続きは市が行い、床上浸水も対象に入る場合がある。

 府は台風18号などの際、対象外の世帯にも半壊で最大150万円、床上浸水で最大50万円を支給。適用外自治体の全壊では最大300万円、大規模半壊に最大250万円を支給した。

 府によると、建物被害は18日現在、福知山市2戸の全半壊、綾部市2戸の一部損壊、綾部市34戸の床上・床下浸水などが確認された。被害数は今後増える可能性もある。

 福知山市は庁内各部の職員14人で「大雨災害特別対策チーム」を発足させた。19日から市民の要望や相談を市役所1階で受け付け、迅速な対応に生かす。市災害対策本部会議で、松山正治市長は「昨年の台風18号災害の経験を生かしてスピード感ある対策を進める」と説明した。

 市が把握した18日時点の被災状況は農業関係で田畑680ヘクタールが冠水、稲や黒大豆、小豆が被害に遭った。養鶏場1カ所が土砂に埋まり約1万8千羽が死んだ。ため池や農道など40カ所で崩落や損壊が生じた。市公設地方卸売市場は1メートルの浸水があり、20日の再開を目指し復旧作業を進める。

 避難勧告の解除後も自宅の水没などで、8カ所の避難所に26世帯59人(18日午後4時現在)が身を寄せる。避難生活の長期化も見込まれ、市は健康対策に取り組む。浸水地域の消毒や住民の健康調査も8月中を目標に進める。市街地の店舗や民家から大量のごみが屋外に積まれている状態で、兵庫県豊岡市などの応援も受け入れ処理を急ぐ。

4701とはずがたり:2014/08/20(水) 19:38:34

丹波で豪雨 浸水1100棟、8月最大の258ミリ
http://news.goo.ne.jp/article/kobe/nation/kobe-20140817010.html
神戸新聞2014年8月17日(日)21:24

 日本列島は17日も前線の影響で、近畿、東海、北陸を中心に大雨が続き、兵庫県内でも土砂崩れや家屋浸水などの被害が相次いだ。丹波市柏原町では24時間雨量が8月の観測史上最大となる258ミリを記録。土砂崩れで民家1棟が全壊し、住人の男性が死亡した。同市の床上、床下浸水被害は計1100棟を超え、県は同日午後、同市に災害救助法を適用した。

 兵庫県内での災害救助法適用は、2009年の県西・北部豪雨で大きな被害を受けた佐用町と宍粟、朝来の両市以来。同法適用で、避難所運営や食料支給などの費用に国や県の支援が受けられる。

 丹波市では16日から断続的に雨が降り、国土交通省が同市市島町北岡本に設置した雨量計では、17日午前3時までの1時間に91ミリの猛烈な雨を記録。同市に隣接する京都府福知山市は24時間雨量が300ミリを超えて観測史上最大となった。

 丹波市市島町徳尾では同日未明、土砂崩れで民家1棟が全壊し、この家に住む夫婦2人が生き埋めとなった。消防や警察、災害派遣要請を受けた自衛隊などが捜索し、倒壊した家から志賀輝行さん(79)を助け出したが、死亡が確認された。先に救出された妻かね子さん(73)は両脚の骨を折るなど重傷。同市内ではほかに2人が軽傷を負った。

 また、同市市島町与戸のキャンプ場では、土砂崩れなどで付近の道路がふさがり、キャンプ客ら約250人が一時孤立したが、全員無事だった。

 同日午後5時現在、同市内の浸水被害は床上132棟、床下969棟。3棟が全壊、2棟が半壊、6棟が一部損壊した。市島、氷上地域の4575世帯1万2286人(同日午後10時現在)に避難勧告が出ている。

 兵庫県は同日午前、災害対策本部を設置。井戸敏三知事はロシア出張への出発を取りやめ、被災地視察などの対応に当たった。

 17日の大雨では、石川県羽咋市でも土砂崩れで女性(74)が死亡した。

4702とはずがたり:2014/08/21(木) 13:25:59
1999年の広島の土砂災害の記憶が全くないのが自分の中で非常に残念だ。。

15年前の「教訓」生かさず…砂防ダムは未整備
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20140821-567-OYT1T50038.html
読売新聞2014年8月21日(木)11:12

 広島県では1999年6月にも死者・行方不明者が32人に上る土砂災害が発生した。

 これを受け、県の有識者会議が砂防ダム建設など防災対策の強化を求めたが、今回の被害を防げなかった。

 県は99年の災害後、砂防学の専門家らによる有識者会議を設置。同年11月の提言で、広島市域について、「平地が極めて少なく、人口増加に伴って山沿いの崖の直下まで宅地が造成され、危険区域が多い」と指摘した。その上で土石流被害を防止する対策として▽適正な森林の整備▽石や樹木が流れ落ちるのを防ぐためのダム設置――などを示していた。

 県はこれまでに、県内約600か所に砂防ダムの新設や山の斜面の補強などを進めてきたが、県砂防課によると、今回の被災地区では未整備だったという。

<広島土砂災害>痕跡は葉脈のように…山肌の表層部分流失
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20140821k0000e040189000c.html
毎日新聞2014年8月21日(木)11:11

 土砂災害に見舞われた広島市安佐南区の八木、緑井地区を上空から望むと、背後の山の谷筋に土砂が流れた痕跡が現れていた。山肌の表層部分が流失したとみられる。

 その様子は山の裏側にもくっきり。かなり上部から駆け下った土砂が途中で合流し、ふもとに至った様子が一目瞭然で、その跡は葉脈のようにも見える。【望月亮一】

4703とはずがたり:2014/08/21(木) 13:26:35

収束の期待うらはら、雲が湧いて…雨量分析誤る
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20140821-567-OYT1T50036.html
読売新聞2014年8月21日(木)11:12

 広島市北部を襲った局地豪雨で、同市消防局の金山健三・危機管理部長は20日午後、記者団に対し、避難勧告の遅れを認めたうえで「今回は(雨量の)分析を誤った面があるのは間違いない」と語った。

 行政側は、どう対応したのか。時系列で追った。

 ◆雲が湧いている

 市内に8消防署、約1300人を擁する同市消防局は19日夜、338人という通常の当直態勢だった。事前に接近が予測できる台風などとは異なり、増員はしていなかったという。

 19日午後4時3分、広島地方気象台が大雨洪水注意報を発令。同9時26分、大雨洪水警報に切り替わった。消防局は、気象台や気象情報会社から提供された情報をもとに対応を進めた。

 日付が変わる頃には雨脚が弱まり、「収束してくれるかなという期待」(金山部長)もあったが、20日午前1時頃、状況は悪化した。消防局員が注視していた気象レーダーには、安佐北区付近に帯状の非常に強い雨雲が映り、一向に動かない。「雲がそこで湧いている」という状態だった。

 市は同1時35分、広島県などの土砂災害警戒情報を受けて市災害警戒本部を設置。同2時頃からは「家の中に水が入ってきた」などの119番が相次いだ。

 ◆発令基準

 警戒本部は同2時41分、市民ら約5万7000人が登録している防災情報メールで「危険を感じた場合には速やかに避難行動を」と知らせ、防災行政無線でも注意を呼びかけた。しかし、避難勧告を出したのは、それから1時間半たった4時15分だった。

4704とはずがたり:2014/09/06(土) 15:54:50
どちらかゆうたら防災ネタ。新湘南BPの邪魔になってる方を閉鎖すればいいのに。

ゴルフ場終了広がる不安…茅ヶ崎GC
http://www.yomiuri.co.jp/local/kanagawa/news/20140903-OYTNT50489.html?from=yartcl_popin
2014年09月04日

来年3月末での営業終了が決まった「茅ヶ崎ゴルフ倶楽部」の入り口付近。ゴルフ場は広域避難場所に指定されている(茅ヶ崎市菱沼海岸で)

 茅ヶ崎市が災害時の広域避難場所に指定しているゴルフ場「茅ヶ崎ゴルフ倶楽部(茅ヶ崎GC)」(約20ヘクタール)の営業が来年3月末で終了することになり、跡地の利用方法が不透明なため、地元に不安が広がっている。周辺には住宅密集地があり、県によると、災害時に焼失する可能性が高いクラスター(建物群)は県内最大。住民有志はゴルフ場の存続や避難場所の確保を求める署名活動を行っている。

 茅ヶ崎GCは1957年にオープン。9ホールあるコース内を市道が横切り、夕方には散歩する市民がいるなど開放的な雰囲気が特徴だ。土地の6割は県有地、4割は地元企業が所有している。

 吉見哲生支配人によると、2013年の利用者数は約3万1000人。バブル期以降、減少傾向が続いており、約20年前に比べて約4割減少している。経営難に陥った運営会社は03年に民事再生法の適用を受け、借地料は合計で年約1億6000万円に抑えられた。だが、経営再建後は借地料が段階的に引き上げられ、最終的には3億円を超える見通しであることから、運営会社は営業終了を決め、今年4月、県に通知した。

 市が08年に行った調査によると、クラスターは約1万3300棟に上り、約5万9300人の市民が暮らす。県災害対策課によると、3000棟以上のクラスターは県内に18か所(夏季)あるが、2番目に大きいのは横浜市南区と西区にまたがる約6600棟だ。

 市は、茅ヶ崎GCと隣接する市立小学校と合わせて災害発生時の広域避難場所に指定しており、8万8090人の収容を想定している。

 県と市によると、今後、土地を所有する県と民間企業、立地自治体の茅ヶ崎市の3者が、跡地の利用方法について検討していく。服部信明市長は「跡地利用は大きな問題なので、県有地、民有地の一体的な活用を求めている。営業終了後、次の利用方法が決まるまでの間も、従前通りに広域避難場所として使えるよう申し入れはしたい」と話す。

 茅ヶ崎GCがあるJR東海道線と海岸沿いを走る国道134号に挟まれた地域は人気の高い住宅地で、土地を売却すれば多額の収入が見込める。

 営業終了の決定を受け、周辺住民有志は「広域避難場所を守る会」「茅ヶ崎ゴルフ場の存続を求めるパシフィックガーデン茅ヶ崎住民有志の会」などのグループを結成し、署名活動を行っている。広域避難場所を守る会の代表者は「災害時の逃げ場がなくなるのは不安。ゴルフ場は命を守るために大切な場所」と話す。

 また、茅ヶ崎GCの会員らで作る「茅ヶ崎ゴルフ場の存続を図る会」もゴルフ場存続を求める署名活動を行っており、署名はすでに1万人分を超えた。小柴正浩共同代表は「広域避難場所、緑地としての価値があり、市民との関係が深い。ゴルフ場の存続を求めていきたい」と話している。

2014年09月04日

4705とはずがたり:2014/09/07(日) 17:19:05
兄弟犠牲の家、崖条例対象外 広島土砂災害
共同通信 2014年9月1日 19時51分 (2014年9月1日 19時54分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20140901/Kyodo_BR_MN2014090101002178.html

 広島市の土砂災害で、幼い兄弟が犠牲となった安佐南区山本の住宅(左から2軒目)。広島県の「崖条例」の対象外だった。同様に崖下に立つ2軒隣の住宅(右端)は対象だった=8月20日、共同通信社ヘリから

 広島市の土砂災害で、幼い兄弟が犠牲となった安佐南区山本8丁目の住宅が、崖近くに建物を建てる場合に安全対策を求められる広島県の「崖条例」の対象外だったことが1日、分かった。同様に崖下に立つ2軒隣の住宅は対象だった。
 近隣住民は「対象だったら被害を防げた可能性がある」と指摘。県や市は「『崖地』に当たるかは1軒ずつ個別に判断する。崖地かどうか微妙な地形だった可能性がある」と説明しており、住民の安全をめぐって条例運用の難しさが浮き彫りになった。

4706とはずがたり:2014/09/12(金) 13:26:14

消滅可能性都市
http://www.jiji.com/jc/c?g=tha_30&amp;k=2014090500814

 消滅可能性都市 2040年に「20〜39歳の女性人口」が半分以下に減ると予想された896市区町村。民間有識者らから成る「日本創成会議」の分科会(座長・増田寛也元総務相)が5月に発表した独自の人口推計に基づく。子どもを産む中心的な年齢層の女性が流出し、人口減少に歯止めがかからないと分析されている。
 896には東京都豊島区や、県庁所在市の青森市、秋田市も含まれる。うち523市町村については、40年時点で人口1万人を割り込み、消滅の危機がさらに深刻とされている。(2014/09/05-19:05)

4707とはずがたり:2014/09/20(土) 08:38:31
2014年4月13日(日)
“廃校が招いた過疎”
http://www.nhk.or.jp/ohayou/marugoto/2014/04/0413.html

近田
「『DATAFILE.JPN』。
データから、今、日本で何が起きているかが浮かび上がります。2回目の今日(13日)は『学校の統廃合と過疎化』の関係を取り上げます。」

和久田
「まずはこちらのデータから。皆さんもよくご存じの少子化で、小・中・高校の在学者数は減り続けています。ここにもう1つ、グラフを重ね合わせましょう。『廃校』となった学校の数です。児童、生徒が減少するにつれて、次々と廃校になっています。その数、平成23年度までの20年で6,800校以上にのぼります。子どもが減ったために、学校を減らさざるを得ない。その一方で、実は今、地方の自治体からは、ある悲鳴があがっています。舞台は、岐阜県高山市の高根町です。」

少子化で学校を統廃合 それが招いたものは…

9年前に、高山市と合併した旧高根村。
今の高根町です。翌年から、小学校と中学校の統廃合が行われ、この地域から学校がなくなりました。

女性
「寂しくなったね。この辺ずっと人通りがあったけど、赤ちゃんも子どももいない。」

学校がなくなった地域 人口が急激に減少

いなくなったのは、子どもだけではありません。合併前、地域の人口は、700人台で推移していました。それが、中学校が廃校。そして、小学校も。最後の1校が廃校になり、それにともなって、急速に過疎化が進んだのです。
合併前の推計では、2015年の人口は、676人と予測されていました。それを大幅に下回っています。理由は、子どもを持つ若い世代などが地域の外に流出したためと見られています。高齢化率を見ると、学校が廃校になる前は30%台。今では、50%を超えています。つまり、若い世代がいなくなったということです。

高山市高根支所 地域振興課 幅達男さん
「学校が統合されまして、それを機に若い子育て世代の方々が出ていったのも1つの要因。」

4708とはずがたり:2014/09/20(土) 08:38:51

現在、この地域に小学生の子どもがいるのは3世帯だけ。増田さん一家です。地元で山荘を経営していることもあって、移転には踏み切れませんでした。子どもたちは1時間かけて、隣の地域の小学校や保育園にバスで通っています。

増田真美さん
「(引っ越した)みなさんは小学校に上がると同時に大きなところに行くことを選択したと思う。自分たちがいなくなると、本当に子どもがいなくなるから踏み切れない…。」

人口の急激な減少で、暮らしにも影響が。
地域の診療所から常勤の医師はいなくなり、診療は週3日になりました。

高根診療所 所長 川尻宏昭医師
「若い人がいなければ、人は減っていくので、そうしたら医療は維持できない。」

毎年夏に行われてきた、「日本一かがり火まつり」。多い年は2万8,000人が訪れました。しかし、引き継ぐ人も、予算もなく、6年前を最後に中止となったままです。

高根地域審議会 上田榮勇会長
「やめざるを得なかった。未来はないよな、寂しいな。」

和久田
「高根町のケースでは、学校の統廃合が地域の過疎化に拍車をかけた、そう受け止められています。」

近田
「こうした中で、『学校を統廃合しない』と宣言した自治体が現れています。同じ岐阜県の白川町(しらかわちょう)です。」

“学校を統廃合しない” 宣言した町では…

白川町の小学校で、入学式前の準備をする教員たち。

白川北小学校 丹羽雅彦教頭
「去年まで8人いましたけど、今年入学してくる子どもは3人。とても少ないですね。」

今年(2014年)も児童が減り、新入生は3人だけです。町にある5つの小学校の入学者数は、平成元年は148人。それが、今年は45人に減少。平均で1校あたり9人という状態ですが、それでも、30年前を最後に、学校の統廃合は行っていません。

4709とはずがたり:2014/09/20(土) 08:39:09

白川町教育委員会 纐纈政昭教育長
「学校統廃合によって地域の活力が失われるのではという心配の中で、現在の学校を維持しながら教育行政を進めていきたい。」

少人数であることを逆手に、町はある取り組みを始めています。初めての授業を覗くと…。

担任
「(鉛筆)持ちやすいほうで持ってくれればいいよ。お父さんからは、左手を使ってほしいと聞いたけど。」
「僕、どっちもやりやすい。」
初めての授業なのに、担任は利き手まで把握しています。その秘密は。

教務主任
「はさみは左利きを買っていた。左が主になると思う。」

実は、入学の1年前から教員が保育園などを訪問。子どもの情報を把握し、1人1人の指導に反映しようとしているのです。

教頭
「図工をやるときに、材料がいっぱいあって、さあ自由に作りましょうというのが苦手。」

教務主任
「『はい』ってすごく上手に言えるので、そこを褒めると気持ちよくスタートできる。」

こうして保育園から小中学校を通じ、一貫して子どもの成長を支えていこうと考えています。

白川町教育委員会 纐纈政昭教育長
「少人数ならではの教育、大人数ではできない教育をやっていきたい。まさに少人数教育の白川モデルを作っていきたい。」

近田
「学校で『集団で学べる適正な規模』は、クラス替えができる1学年、2クラスから3クラスと言われています。
白川町では、1学年1クラスの規模しかありませんが、当面は統廃合をせず、なんとか地域と学校を維持していこうと努力しています。」

4710とはずがたり:2014/09/20(土) 08:39:32

和久田
「1クラスしかない学校、白川町ばかりではありません。こちらのデータをご覧下さい。平成25年度の時点で、1学年に1クラスのみ、つまり、クラス替えができない学年がある小学校は全国で45%、半数近くにものぼっています。

さらに、すべての学年が1クラス以下の小学校も18%。学校までの距離の問題などで、統廃合が限界に来ている地域もあるとみられます。」

近田
「そんな中、熊本県の多良木町(たらぎまち)では、驚くべき取り組みを始めました。舞台は、槻木(つきぎ)地区。7年前までに学校はなくなり、高齢化率は73%、最も若い住民が53歳という、いわば『超限界集落』です。」

“超限界集落”救えるか? 異例の小学校再開

50歳以下の住民がゼロ。学校もなくなったはずの地区。そこに、小学1年生が。
実は、このままでは地区が消滅すると危機感を抱いた町が、一度は休校になった小学校を再開したのです。
入学したのは、福岡県から移住した一家の長女、南凰(みお)ちゃんです。父親の上治英人(うえじ・ひでと)さん。町が公募した「集落支援員」に応じ、この地区に“赴任”しました。

一家で移住してきた 上治英人さん
「娘が小学1年生ということもあって、私たちにできることは、学校が再開できれば、地域も元気になるのではと。」

他県から家族を移住させてまでの学校の再開。地元の住民も驚きです。

地元の住民
「(学校が再開すると)夢にも思わなかった。みんな出て行ってしまって後継者がいない。」

地元の住民
「変わるでしょう。(町も)変わります。」

この学校再開を仕掛けたのが、熊本大学の徳野貞雄(とくの・さだお)教授です。当初、町から相談を受けた際には、別の選択肢も考えていました。

熊本大学 徳野貞雄教授
「1つは集落の全面移転という選択肢。2つ目は老衰化というか、将来(集落が)消滅してもしかたない。若い人がいない、将来継続が不可能だからしかたがないかなと。」

4711とはずがたり:2014/09/20(土) 08:39:55

しかし、地元で聞き取り調査をするうちに、あることに気づきました。
地区に残っている、主に高齢の住民116人に、地区の外に転出した息子や娘の行き先を尋ねました。
同じ町内や球磨郡(くまぐん)内、つまり近距離に移転した人は36人。
熊本県内の別の場所、中距離に移転した人は、33人。
半数近くの61人は県外に移転していましたが、移転先はそれほど遠くないケースが多かったのです。

熊本大学 徳野貞雄教授
「山を越えた町場の方にいる人も条件が悪かったから出て行っただけで、こちらに実家もあるし親もいるし。
学校というのは単に教育の現場だけでなく、地域で30代40代が暮らしていくために、絶対にお子さんがいるかぎり、学校がなければいけない。」

しかし、統廃合の流れに逆行する異例の取り組みは、試行錯誤の連続です。
町の住民からは、「子供がいないのに学校を再開するのは税金の無駄遣いではないか」「わざわざ子供を連れてくる必要があるのか」などの異論も出ました。

多良木町 椎葉袈史教育長
「賛否両論、正直あって、理解をどれだけ得たかわからないが、仕掛けてみて見えるものがあれば後につながる。
多良木町全体の発展につながる。」

一家を迎えるため、学校の校庭には、町営住宅が建てられました。
学校と住宅がある場所、そこから町の中心部へ行くには20キロの山越えが必要ですが、近くの公民館には…。
地元のお年寄りが集まってきます。
いまや、南凰ちゃんは、お年寄りたちの新たなアイドルです。
ただ、課題は、教育のために良い環境を作れるかです。
当面は、1人だけの学校生活が続きます。

もし、子どもが戻って来なければ、次の新入生は、妹の紫凰(しお)ちゃん。3年後に小学校に入学します。娘たちのためにも、早く住民に戻ってほしい。地域の再生が、上治さんの今の願いです。

一家で移住してきた 上治英人さん
「自然で子育てしたいという人に来ていただくのは大歓迎で、子どもの数が増えたらいい。」

4712とはずがたり:2014/09/20(土) 08:40:33
>>4707-4712
近田
「この異例の取り組み、教育と地域、2つの視点で考えてみます。」

和久田
「まずは、教育の観点から。文部科学省担当の松井記者、どう見ましたか?」

松井記者
「教育を取材している立場から見ると、非常に驚くべき取り組みです。
学校というのは、子どもたちが集団の中で多様な意見に触れ、切磋琢磨して社会性を育てるという重要な役割を担っています。
地域の事情で学校を再開するのであれば、まず何よりも子どもたちの学びをどう保障するかが問われると思います。」

近田
「では、地域の活力という点ではどうなのか。今度は、東島記者に聞きます。」

東島記者
「自治体からすれば、学校は教育の場であると同時に、別の意味も持つんです。
こちらのデータをご覧ください。農林水産省の研究所が、『小学生のいない集落』をまとめたものです。2000年の時点で、熊本県では128でした。」

近田
「オレンジ色のところですね?」

東島記者
「それが、学校の統廃合が進んだあとの2010年では301。」

近田
「赤いところがぐうっと増えました。」

東島記者
「2倍以上になっています。これは全国でも同じような傾向が見られています。学校とは、子どもがいる30代40代が地域に戻って生活するための生命線。つまり、暮らしの拠点でもあるんです。
こういった観点から、リポートの多良木町にもあったような動きが自治体に出てきているんです。」

近田
「地域の活力、一方で教育水準の維持。その両立に知恵を絞っていく必要がありそうですね。」

4713とはずがたり:2014/09/20(土) 08:41:12
熊本)槻木小が再開校、入学式も
http://www.asahi.com/articles/ASG4B5D48G4BTLVB01G.html
知覧哲郎
2014年4月11日03時00分

 過疎化で児童がいなくなり、2007年春から休校していた多良木町槻木(つきぎ)地区の槻木小学校。10日に学校を再開し、新1年生1人を迎えた。再開校式と13年ぶりの入学式には地元住民約60人を含む約130人が出席、7年ぶりの「始業」を歓迎。過疎化を乗り越えられるか、新たな一歩を踏み出した。

 入学したのは、集落の存続に取り組む町の公募に応じて昨秋から集落支援員に就いている上治(うえじ)英人さん(41)の長女南凰(みお)さん(6)。母親美由貴さん(41)と妹紫凰(しお)さん(3)とともに3月に福岡県春日市から移り住んだ。入学式で窪田龍記校長や松本照彦町長らから「おめでとう」と声をかけられると、「ありがとうございます」と大きな声で返事した。

 7年前に同校を卒業した専門学校生の落合未乙(みお)さん(19)=熊本市=も駆けつけ、「(5、6年時の)1人の学校生活は不安だったが、両親や先生、地域の人たちが支えだった。大きな夢を持ってがんばって」と同じ読みの名前をもつ後輩を激励。南凰さんは「入学できてとてもうれしい。槻木でがんばっていきます」と応じた。父親の英人さんは「自然いっぱいの槻木で生き抜く力を養ってくれれば」と願った。(知覧哲郎)

4714とはずがたり:2014/10/08(水) 15:38:18
<首都圏>神奈川県

82 名前:R774[] 投稿日:2014/09/06(土) 19:54:30.00 ID:7iRy1j6U
旧鎌倉郡地域の瀬谷・泉・戸塚・栄は鎌倉市に編入されたほうが
鎌倉市にとっても横浜市にとっても住民にとってもベストな選択
だと思うの

83 名前:R774[sage] 投稿日:2014/09/06(土) 20:42:56.42 ID:pvuqFxHQ
ダメ
鎌倉市 税金高いです

84 名前:R774[sage] 投稿日:2014/09/06(土) 21:00:05.12 ID:SBs04+Y8
瀬谷泉は大和市だろ

86 名前:R774[sage] 投稿日:2014/09/06(土) 21:18:57.45 ID:qfsTFOQP
>>84
瀬谷は相鉄商圏だけど泉は圧倒的に戸塚商圏

87 名前:R774[] 投稿日:2014/09/07(日) 06:38:01.07 ID:xWQDRRTB
>>82
昔、湘南市構想と言うのがあってな…。

88 名前:R774[sage] 投稿日:2014/09/07(日) 11:44:09.00 ID:vAqHJ7sb
>87
平塚市が騒いでただけだろ。。

91 名前:R774[sage] 投稿日:2014/09/07(日) 19:10:41.80 ID:46II+66F
>88
藤沢市は市長も市議たちも職員も市民もノリノリだっお>湘南市構想
湘南地区でもっとも影が薄い市だからだろうけどw

4715とはずがたり:2014/11/05(水) 23:06:22
そらなにがどうであれ国が負担に耐えきれなくなったカネ吸い込むだけの地方の斬り捨て策だったんやしね。何を今更って所である。共産党も地方救う前に貧者救う事を考えた方が良い。

石破地方創生相、共産に共感 「合併すると人口減る」
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASGC5466WGC5UTFK007.html
朝日新聞2014年11月5日(水)21:50

 「同じ問題意識を持っている」――。5日の衆院地方創生特別委員会で、石破茂地方創生相と共産党の塩川鉄也氏が、市町村合併で過疎地域の人口減少がさらに進んだという点で意見が一致する場面があった。

 塩川氏は、2000年時と10年後の国勢調査を比較し、合併して中核都市の周辺部となった過疎地域で人口が約15%減ったと指摘。「平成の大合併は大きな人口減少をもたらした」と問いかけた。

 これに対し、鳥取県選出の石破氏は大きくうなずきながら、「数字を見ればご指摘の通りだ」と同意。さらに「今後の地域政策を論じる上で極めて重要な視点だ」と応じた。

4716とはずがたり:2014/11/22(土) 18:15:54
<近畿>大阪府(旧)能勢郡
wikiより
●能勢町 ■豊能町

合併による新・東能勢村の成立の経緯
●1883年(明治16年) 能勢郡野間村が野間西山村、野間出野村、野間稲地村、野間中村、野間大原村に分村。
1889年 (明治22年)市制・町村制の公布に伴い、能勢郡●枳根荘(きねのしょう)村、西郷村、田尻村、歌垣村、東郷村,■東能勢村、吉川村が発足。
■1895年(明治28年)には(東西連絡で県境越えとなる部分である)兵庫県川西市黒川地区についても、吉川村との合併話が持ち上がったが、見送られた。
1896年(明治29年)能勢郡と豊嶋郡が合併、豊能郡となる
●1931年(昭和6年) 枳根荘村と西郷村が合併し、昭和村となる。
●1932年(昭和7年) 昭和村が西能勢村に改称。

■大阪府は町村合併促進法(1953年(昭和28年)に制定)」に基づき、旧能勢郡に属する奥能勢6村(東能勢、吉川、田尻、歌垣、東郷、西能勢)を1村とする方針を定めた。当初より段階的な統合を検討しており、その第一段階として東能勢、吉川村の合併が考えられていた。
■1955年には両村会議長が府に対して、両村を結ぶ道路を作るか、野間峠に新トンネルの建設を陳情している。しかし期限切れの直前となる9月11日の会合で、新村の仮庁舎をどこに設置するかで紛糾し、6村合併は頓挫。自村への設置に拘り紛糾の元となった東郷村長は引責辞職を表明し、合併から離脱した。
残る5村は、13日に協議会を開き東能勢・吉川村、西能勢・歌垣・田尻村がそれぞれ新・東能勢村、能勢村(後の能勢町)として合併することで合意、期限切れ当日の9月30日に施行された。その後も能勢町、及び箕面市と合併構想を検討していたが、いずれも進展なく終わっている。

1956年(昭和31年)■吉川村と東能勢村が合併、新・東能勢村の誕生 当時の人口約4000人。結局第一弾の吉川村と東能勢村の合併が実現する形に。●西能勢村、田尻村、歌垣村が合併し、町制施行。豊能郡能勢町が誕生。●1959年(昭和34年) 東郷村を能勢町に編入。現在の町域となる。
■1977年 (昭和52年)町制により、豊能町誕生

■豊能町では「平成の大合併」では、飛地となる池田市との合併をも検討されたが不調に終わった。池田市との合併協議前は、箕面市止々呂美地区と東地区の親交が深かったため、箕面市との合併も提案されていたが、この提案も取り消されている。

4717とはずがたり:2014/12/01(月) 12:07:09
<九州・沖縄>宮崎県
合併に代わる新しい施策か?

地方中枢拠点都市を宣言=全国初−宮崎市
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&amp;rel=j7&amp;k=2014120100169

 宮崎市の戸敷正市長は1日の市議会で、地域経済の活性化や公共サービス維持に向け周辺市町村と連携する「地方中枢拠点都市」となることを宣言した。拠点都市の宣言は全国初。来年3月にも隣接する宮崎県国富、綾両町と協約を結び、2015年度中に拠点都市として正式にスタートする。
 拠点都市は、人口減少対策として国が形成を促進する広域都市圏で中心的な役割を担う。人口20万人以上などが要件で、国の財政支援が受けられる。候補は全国に61市あり、兵庫県姫路市など9市が総務省のモデル事業で先行的に取り組みを進めている。
 宮崎市は、国富、綾両町以外の県内市町村とも連携する考え。戸敷市長は宣言の中で「地域経済を力強くけん引し、人口減少のスピードを抑え、圏域全体の活性化を図る」と強調した。(2014/12/01-10:24)

4718とはずがたり:2014/12/28(日) 08:53:37
ばらまき止めて自立的・自律的にやっていける産業を焦土の中から生まれさせないとあかんのに税金頼みでなんもしようとしないのが問題だ。
農協・郵便・役場の次は小中学校を効率化しようとしているし焦土化は着々と進んではゐるんだけど。

景気底上げへ3・5兆円…地方経済活性化に重点
http://news.goo.ne.jp/articあle/yomiuri/business/20141227-567-OYT1T50094.html
読売新聞2014年12月28日(日)08:37

 政府は27日の臨時閣議で、景気の底上げに向けた総額3・5兆円の経済対策を決定した。

 急激な円安による物価の上昇で負担が増す中小企業や消費者を支えるほか、都市部に比べ停滞が著しい地方経済を活性化させるための政策を重点的に盛り込んだ。

 政府は経済対策の裏付けとなる2014年度補正予算案を来年1月9日に閣議決定し、1月26日召集予定の通常国会に提出して2月中旬の成立を目指す。この対策で実質国内総生産(GDP)を0・7%程度押し上げる効果を見込む。

 安倍首相は閣議に先立って開いた日本経済再生本部の会議で「個人消費のてこ入れと地域経済の底上げを図り、経済の好循環を全国津々浦々に拡大していきたい」と述べた。

 日本経済は、消費税率が8%に引き上げられた今年4月以降、停滞が続き、GDPは4〜6月期、7〜9月期と2四半期連続で落ち込んでいる。円安は輸出関連産業にはプラスだが、輸入品の値段が上がるため物価が上昇し、多くの中小企業や消費者は苦しんでいる。地方経済も低調なままだ。

4719とはずがたり:2014/12/28(日) 08:59:03
実質的な政策効果が皆無なのがばれない統一地方選の直前にアリバイ作り的になされる空しい政策に騙されるバカどもはそんなにゐるとは思えないけど,一時的な政策のおこぼれで継続的に食いつないでいる連中が多すぎるからなぁ。。

人口減対策、若者の東京集中「食い止める」 政府最終案
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASGDT5488GDTULFA01P.html
朝日新聞2014年12月26日(金)10:01

 政府の人口減対策と地方創生の方針となる「長期ビジョン」と、2020年までの施策を示す「総合戦略」の最終案がまとまった。戦略は、若者の東京転入超過の抑止を「当面の目標」と設定。地方に今後5年間で若者30万人分の雇用をつくる目標を掲げるなど、地方の雇用対策と人口増への取り組みを柱に据えた。27日に閣議決定する。

 戦略では、首都圏への人口集中度が約3割の現状が「諸外国に比べても圧倒的に高い」と指摘。地方の若い世代が「過密で出生率が極めて低い大都市部に流出することで、少子化に拍車がかかっている」とし、東京一極集中は20年東京五輪を前に「ますます進展している」と懸念を示した。

 その対策として、 地方の雇用創出 地方への移住 若い世代の結婚・出産・子育ての希望の実現 時代にあった地域づくり――の4点を基本目標に据えた。

東京への転入に歯止め=地方創生で総合戦略案―政府
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-141225X386.html
時事通信2014年12月25日(木)15:59

 政府は25日、人口減少の抑制や東京一極集中の是正に向けた長期ビジョン案と、地方創生に関する今後5年間の施策の方向性を示した総合戦略案を固めた。総合戦略案は、2020年の基本目標として、地方から東京圏への転入超過に歯止めをかけることなどを明記。地域の再生に向けた各自治体の創意工夫を引き出すため、自由度の高い新たな交付金の創設も盛り込んだ。27日に閣議決定する。

 国の総合戦略を踏まえ、都道府県と市町村は15年度末までに地方版総合戦略を策定し、今後取り組む活性化策やその成果目標を掲げる。政府は、地方版総合戦略に基づき自治体が取り組む少子化対策などを支援する「地方創生先行型」の交付金を14年度補正予算案に約1700億円計上する。

 長期ビジョン案は、若い世代の結婚や出産の希望を実現し、1人の女性が生涯に産む子どもの数の推計を示す合計特殊出生率(13年は1.43)が30年に1.8、40年に2.07に回復すれば、60年に総人口1億人程度を維持できると想定した。

 一方、総合戦略案は、若者の地方定着を進めるため、農業やサービス業の競争力強化などを通じ「安心して働ける職場を新たに生み出す」と強調。創業支援などにより地域経済を底上げし、20年までに地方で計30万人分の若者の雇用創出を目指す。

 東京圏から地方への転出者数(37万人)を13年に比べて4万人増やし、地方から東京圏への転入者数(47万人)を6万人減らす目標も掲げた。企業の本社機能などの地方移転を促す法人税の優遇措置を設けるほか、16年度以降の政府関係機関の地方移転に向け自治体から誘致案を募集。「全国移住促進センター」を今年度中に開設するなど、地方に人の流れを呼び込む政策を総動員し、東京圏への転入が10万人多い現状を是正する。

4720とはずがたり:2014/12/29(月) 15:38:41
<中国・四国>岡山県
>>463>>675>>860-863>>866-867>>1019>>1583>>3390
う〜ん,残念だなぁ。あれこれ出来そうな青年なのに。

<自治はどこへ>「限界集落の星」転落 29歳町議の逮捕
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20141228/Mainichi_20141228k0000e040149000c.html
毎日新聞社 2014年12月28日 10時29分 (2014年12月28日 16時48分 更新)

 被選挙権年齢下限の25歳で当選した岡山県の小さな町の議員が今年10月、詐欺容疑で逮捕された。議員の資質が疑わしい若者が、なぜ担がれたのか。地元を歩くと、高齢化で衰え、自治体合併で傷んだ地域の姿が浮かんだ。町民の一人は落胆をにじませて言った。「あいつは、限界集落の期待の星じゃった」【樋口淳也、本多健】

 ◇過疎、合併…議員育成力衰え

 大雪が降った今月18日、名古屋地裁。傍聴人もまばらな法廷で、前和気(わけ)町議の片倉弘貴被告(29)は、起訴内容の認否に「間違いありません」と消え入るような声で答えた。

 初当選から3年後の今年3月末に失踪。京都市内で10月9日、放置自転車を持ち去った疑いで逮捕された。所持金は8円。釈放後、失踪理由を「本業(イベント企画業)の借金でどうしていいか分からなかった」と周囲に説明したが、同29日に今度は詐欺容疑で愛知県警に逮捕された。

 被告の地元の旧佐伯(さえき)町は2006年3月、旧和気町と合併し消えた。自宅は林道で山奥へ分け入った丸山地区にある。一帯はツル飼育が盛んで、今も「タンチョウの里 佐伯」という看板が道端に立つ。そんなのどかな山村で昔、合併を巡る大混乱があった。

 発端は、両町の正式調印後、佐伯町議会が「慎重にすべきだ」と合併関連議案を否決したこと。旧2町で計22の議員定数が、新町では16に減る。佐伯の人口は旧和気の3分の1で町議の多くが議席を失う。「クビになりたくないだけ」と怒った合併賛成派の請求で異例の佐伯町長、町議会のダブルリコールが成立。町を二分するダブル選も賛成派が制し、合併にこぎ着けた。

 「議員はろくに働かない。地方自治への失望だけが残った」と、自営業の男性(65)は言う。合併後は旧和気町側が栄える一方、佐伯はさびれた。町は一体感に乏しく、町政に白けた空気も漂う。

 地域の議席を守りたい−−。そんな思いを抱く関係者の説得で、京都でイベント企画業を営んでいた被告は、合併後2度目の町議選に立候補した。人口で劣る旧佐伯町の従来の地区推薦候補では当選ラインに届かず、周囲は若さに期待した。

 被告を「限界集落の期待の星」と表現した佐伯側の元町議は言った。「若手に声をかけても、議員報酬(月額約23万円)じゃ食えない、と言う。議員は年金生活者のオンパレード。みんな彼に飛びついたんじゃ」

 町の高齢化率(人口に65歳以上が占める割合)は県内上位の約36%。彼を除く当選者の平均年齢は63.5歳。50代2人、70代1人で、残りは60代。25歳の若者は異彩を放った。

 「棚田のコメでもストーリーがあれば絶対に売れる」。当選後は経験を生かし、地元産米のブランド化に取り組む。だが、本業の資金繰りで借金を重ね、思いついたのが「アニメ制作でまちおこし」という架空の投資話。「国のクールジャパン事業で1.5倍にして返す」などと言い、知人らから計300万円を詐取したとされる。

 「僕、ルパン三世になりたい。やりたいことをやって、キメる時にキメる」。被告は事件前の昨年4月、ネットメディアに語った。現職町議の一人は「地域を歩き、町民の声をもっと聴いてほしかった。町議はアニメの登場人物ではない」と嘆いた。

 安藤勝介議長は「地域がしっかりしていたころ、彼のような人物は選ばれなかった」と真剣に悩む。以前は、消防団長やPTA会長、自治会長など地域のまとめ役で汗をかき、訓練を積んだ人物が自然と担がれた。地方自治を下支えするこうした仕組みは、合併で傷み、人口減や高齢化の波に洗われている。片倉被告の公判は次回来年1月に結審する。

4721とはずがたり:2014/12/29(月) 15:39:11
>>4720

>自宅は林道で山奥へ分け入った丸山地区
http://link.maps.goo.ne.jp/map.php?MAP=E134.8.36.838N34.52.54.020&amp;ZM=7
すげえ山ん中だ。。

片倉 ひろき
http://wake-katakurahiroki-wakeaiai.jimdo.com/%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%AB/
生年月日:1985年 6月21日 25歳

職業:出版広告会社 world end企画(従業員8名)代表

地元の小学校と中学校を卒業
 大自然の中のびのびと育つ、外で遊ぶ事が多かった少年時代

岡山県立瀬戸高等学校 卒業
 世界史が好きで、教科書や用語集がボロボロになるまで読み続けた。

京都産業大学経済学部 農業経済学ゼミ農村過疎化問題を専攻
 実際に京都市北部の限界集落にて調査し、今の地方が抱える問題点を調査

大学生時代に全国をヒッチハイクで横断
 様々な人と出会いコミニケーション力をあげるとともに様々考え方を学ぶ

アジアをはじめとする世界12カ国をバックパッカーとして周遊。
 発展途上国を訪れ、各地の現状を知る事とそこから盛り上げていこうとする躍動感に感銘
 を受ける。

京都にて開催された関西学生首脳会議にて、次世代の リーダー育成のプレゼンテーションでトップ賞を受賞。

ファッションショー団体「浮世絵師」を設立。
制作総合指揮を行い1,000人規模のイベントや世界遺産上賀茂神社と提携したイベントを主催。
 地域と密着したイベントや規模の大きいイベントを主催することにより、その手腕を切磋琢磨
 する。

京都にて不動産会社に就職、営業マンをとなる
ビジネスマナーや働く事の素晴らしさを学びました。

出版・広告会社WORLD END企画 設立 代表に就任。和気町に拠点移転。
同年 出版・広告会社WORLD END企画 設立 代表に就任。和気町に拠点移転。

4722とはずがたり:2015/01/04(日) 20:07:51
<東海>静岡県・愛知県

復古的な明治政府が旧国境を優先して近世の鷲津と吉田の関係を引き裂いたんか??
大浜松合併に湖西は乗らなかったし豊橋経済圏の影響も強いのかも。
湖西市を愛知県に割譲してもいいかもね〜。

250 名前:R774[sage] 投稿日:2014/12/31(水) 23:15:23.52 ID:3SlttPlf
湖西のあたりって吉田(豊橋)藩なのに静岡県に編入された経緯って
なにがあったのだろう?

253 名前: 【大吉】 【534円】 [sage] 投稿日:2015/01/01(木) 06:09:42.41 ID:NRhtop71
>250
あんな貧乏地帯から逃れたい、とか
豊橋が軍都だったのも関係したのかも

254 名前:R774[sage] 投稿日:2015/01/01(木) 16:50:35.13 ID:Kn0WD+6i
>250
全国的に同様なことがあった

255 名前:R774[sage] 投稿日:2015/01/01(木) 19:16:20.73 ID:b6a4fUqg
豊田佐吉って伯父がいた豊橋で奉公したりと縁が深いけど
静岡県の湖西町(鷲津町)出身者扱いなんだよな

259 名前:R774[sage] 投稿日:2015/01/02(金) 18:14:40.50 ID:bo4ki/DS
>250
遠江国だから静岡県になるのは普通のことだがw

261 名前:R774[sage] 投稿日:2015/01/04(日) 09:34:16.90 ID:Qe0fyAAg
>259
藩境=国境とは限らないんだよな

4723とはずがたり:2015/01/06(火) 11:37:52

「住みたい田舎」日本一となった市、決め手は
http://www.yomiuri.co.jp/national/20141230-OYT1T50039.html
2014年12月31日 10時13分

 Iターンなどの情報を紹介する月刊誌「田舎暮らしの本」(宝島社)がまとめた2015年版の「住みたい田舎」ベストランキングで、島根県大田市が1位に選ばれた。

 自然や歴史の豊かさだけでなく、移住希望者への相談や補助が充実している点が高く評価された。

 29日発売の15年2月号で発表された。同誌は12年から社団法人「移住・交流推進機構(JOIN)」(東京都中央区)の会員自治体を中心に、移住者支援に熱心な市町村を選んで施策や自然、文化、経済的な状況に関するアンケート調査を実施し、総合評価を加えてランキングを発表している。

 大田市には今年初めてアンケート用紙が届き、ランキングの対象に。空き家バンク、家賃や保育料の補助などの行政施策に加え、自然、伝統、災害、交通や買い物の便、医療などの観点から、95点満点で73点となり、アンケートに回答した295市町村の中でトップとなった。

 同誌によると、大田市は移住者支援制度、就農・就職支援が充実し、子育てしやすい環境が高得点につながったという。2位は鳥取市で、前年の8位から大きくランクアップ。3位は大分県豊後高田市と鹿児島県薩摩川内市だった。(高田史朗)

2014年12月31日 10時13分

4724とはずがたり:2015/01/12(月) 10:20:34
有人駅(国鉄民営化)・ガススタ(特石法廃止)・役所(平成の大合併)・郵便局(郵政民営化)と次々に合理化されて次は農協(既に地方の農協の支局は大量に閉鎖されてるけど)と思ってたけど,小中学校もあったね。
これも俺の子供の頃からバス通(初馬の子ども達。我らが城北町の子ども達は毎日4キロも歩いて登校)はあったんで既に学校の設置は十分縮小されてて現状追認的な部分はあるんだけど。

小中学校の統廃合促進 文科省方針、60年ぶり基準変更
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1116734086/2446

4725とはずがたり:2015/01/13(火) 17:50:57
<近畿>摂津国

一個上ではなく二個上の合併の法則が此処にも♪

川辺郡は今の川西市や宝塚市から尼崎市に至る宏大な郡であった。今では猪名川町の一郡一町である。
その今は猪名川町となっている主要部は中谷村であるが(猪名川町は中谷村と六瀬村からなる。),東谷村と西谷村もあったのである。
そして中谷村と対をなす西谷と東谷であるが,川西・宝塚─中谷─西谷・東谷─六瀬という階層構造があった様で,川西+東谷,宝塚+西谷,中谷+六瀬という組み合わせとなった。

更に中心自治体が弱い場合に名前を残せない法則も発動している。

川辺郡
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B7%9D%E8%BE%BA%E9%83%A1

東谷村 ← 笹部村、見野村、東畦野村、西畦野村、山原村、山下村[19]、下財屋敷村[19]、一庫村、黒川村、▲横路村、国崎村(現・川西市)
中谷村 ← 広根村、銀山町、村上新田村、猪淵村、肝川村、差組村、上野村、柏梨田村、紫合村、南田原村、北田原村、北野村、原村、内馬場村、民田村、上阿古谷村、下阿古谷村(現・猪名川町)
西谷村 ← 上佐曽利村、下佐曽利村、香合新田[20]、大原野村、長谷村、芝辻新田村、波豆村、境野村、玉瀬村、切畑村、△平井村、△寺畑村(現・宝塚市)

4726とはずがたり:2015/01/16(金) 09:38:01
<近畿>大阪府市

なんか結局住民投票なんかやらずにまずは大阪の区を再編して,住民投票で区長を選ぶ(先ずは半公式の住民投票して区長候補者を選んで区長候補者を市長が追認するという形式をとる),府市で一部事務組合を結成して大学・水道・交通・都市計画・ごみ・その他可能な一般事務等を統合する(事実上の「全」部事務組合w)と謂う形で実質的に巧く行くことを示した上で最終的に二人居る必要ないでしょと云う事で府知事と市長を統合する為の住民投票すればいいのに。今のままではどうなるか解らないとしか云いようがない。

【大阪都構想】「勉強せずに『分からない』というコメンテーターは会見に来い」橋下氏、テレビ報道に怒り爆発
http://news.livedoor.com/article/detail/9678792/
2015年1月15日 20時52分 産経新聞

 橋下徹大阪市長(大阪維新の会代表)は15日の定例会見で、大阪都構想に関する報道をめぐり「テレビのコメンテーターは都構想を勉強せずに『分からない』という。分からないなら、(テレビ局側が)コメンテーターをここに来させたらいい」と不満をぶちまけた。

 「僕もコメンテーターを長くやっていたが、『分かりません』といったことは一度もない」

 橋下氏は「茶髪の弁護士」時代にテレビのコメンテーターをしており、そのときは事前に与えられたテーマについて情報収集、勉強をした上で視聴者に提示する意見を固めていたと説明。「自分の考え方や、こういう問題点があると伝えるのがコメンテーターの役割だ」と力説した。

 不満の矛先はテレビ局にも向かい、「『分からない』というコメンテーターにギャラを払うなんて信じられない」「プロデューサーがそれで許すのが信じられない」とまくし立てていた。

4727とはずがたり:2015/01/20(火) 08:50:49
>1950年代後半、上根来の住民は100人を超え、炭焼きと農業を、なりわいにしていた。しかし石油の普及で炭焼きは頭打ちに。63年からは造林事業が始まったものの、木材価格の低迷が押し寄せたため、畜産にシフトした。最大500頭以上の肉牛を飼っていたが、91年の輸入自由化後は、換金できる仕事はなくなっていった。
山村という資源を有効に活用できないのは哀しいけど,それでも限界集落の消滅は大いに結構というのが持論の俺だが,炭焼き→造林→畜産と頑張ってきたんだねぇ・・

この辺。r35・r23の2本の未通主要地方道が目に付く。
http://link.maps.goo.ne.jp/map.php?MAP=E135.47.45.190N35.24.37.520&amp;ZM=7
山の向こうは名田庄と朽木か。

人口減で住民がいなくなった村 区長、地域起こし「人呼びたい」
http://news.goo.ne.jp/article/fukui/nation/fukui-20150120082433614.html
福井新聞2015年1月20日(火)08:13

 若狭に春の訪れを告げる「お水送り」で有名な遠敷川の最上流、福井県小浜市上根来(かみねごり)。13軒の家が寄り添うようにたたずむ雪深いこの集落は、2年前に住民がいなくなった。しかし、居を移してからも古里を思い、住民票をそのまま残している人たちがいる。定期的に家を管理し、雪室(むろ)プロジェクトという地域おこしにも取り組んでいる。

 一昨年から2年をかけ集落の道近くにモミジの苗木36本を植えたという上根来区長の岸本長三さん(66)=同市竜前=は「この場所にはもう誰も住まないかもしれない。でも道がある限り、人が通ることもある。きれいだと思ってくれたらうれしい」と笑う。雪に覆われた集落を訪ね歩いた。

 遠敷川に沿って、細い道を車で上る。カーブを曲がるたびに雪は深まる。集落がある場所は標高約300メートル。屋根が崩れた蔵や民家、雪に埋もれた車が目に付く。岸本長三さんが、10年前にここ小浜市上根来(かみねごり)を離れ、同市竜前に土地を買って、移り住んだ理由は「雪が降ると通勤できんし不便だったから」。しかし、住民票を移さなかった岸本さんは今も上根来の区長だ。「(住民票を)よそに移すのは抵抗があるんやな」。抑えめの言葉から古里への思いが伝わってくる。

 市内のメーカーを退職後、冬でも日中は週に4日ほど上根来で過ごすという。茅葺(かやぶ)き屋根にトタンを張った昔ながらの平屋の家には、不釣り合いな42インチの薄型テレビが1台。「ここではテレビを見るぐらいだけど、来てしまうんや」

 この集落で、岸本さんを含め住民票を残している人は7人いる。県外に住む親族の介護のため2年前、最後にここを離れた60代の女性も、その一人だ。今でも5、6軒の家は、元住民が定期的に訪れ管理しているという。

4728とはずがたり:2015/01/20(火) 08:51:29
>>4727-4728
  ■手つかずの森■

 1950年代後半、上根来の住民は100人を超え、炭焼きと農業を、なりわいにしていた。しかし石油の普及で炭焼きは頭打ちに。63年からは造林事業が始まったものの、木材価格の低迷が押し寄せたため、畜産にシフトした。最大500頭以上の肉牛を飼っていたが、91年の輸入自由化後は、換金できる仕事はなくなっていった。

 85年に廃校になった木造平屋の小学校の校舎は集落に残されたまま。「入学したときには30人の児童がいた」という岸本さんは「学校がなくなった影響が大きかった」と振り返る。結局、過疎化の動きを、誰も止められなかった。古文書によれば、少なくとも室町時代から存在していたとされる上根来が今、姿を消そうとしている。岸本さんは「すべてが便利になりすぎたせいだろうか」と話す。

 住民はみな、ここを離れるとき「子や孫に少しでも資産を」と思い、田畑にスギを植えた。しかしほとんどは、間伐されることなく、手つかずの状態だ。

  ■お墓はここで■

 岸本さんら元住民17人でつくる「百里(ひゃくり)会」は現在、上根来に天然の冷蔵庫といえる雪室を作り、地域おこしを始めている。野菜や肉などを低温熟成させ、付加価値を生み出す狙いだ。プロジェクトには学識経験者や行政などが加わり、県の「1市町1エネおこし」事業の補助も受けた。

 今冬は肉や魚、野菜のほかにサバのへしこなども貯蔵する予定。試食会などで雪室による食の魅力をPRし、県内外から人を呼び込む計画を思い描く。

 冬を除けば最高の場所だという。夏は涼しく、道の脇に何本も並ぶケヤキの大木が、トンネルのように空を覆う。自然に魅了され、家の持ち主の親族で県外に住む若者が友達を連れて泊まることもある。

 百里会は03年、世帯ごとでばらばらの場所にあったお墓を1カ所に集め霊苑(えん)を整備した。シカの被害から守るため、高さ1・5メートルの鉄柵で囲った。

 雪に覆われるこの時期も、ところどころのお墓には花がたむけられている。70歳を節目に、住民票を今の住所に移そうかと考えている岸本さんだが、入るお墓はここと決めている。

4729とはずがたり:2015/01/20(火) 14:00:59
釧路公立大と国士舘だけではなく,色んな大学と組んで調査研究合宿するスキームがあるようだ。

2014年10/28 09:24 北海道新聞
中標津の人口増、背景は 国士舘大と釧公大が調査研究
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1148427444/952

インカレねむろ事業推進協議会
https://www.facebook.com/inkarenemuro/posts/900041080040251

2014年10月29日
本日より、帝塚山大学の研究合宿が始まりました。
帝塚山大学の合宿は、以下のようなチーム編成です。
A班:中標津空港活性化
B班:中標津町中心市街地活性化
C班:別海町の観光資源調査
D班:標津町の体験観光調査

2014年9月4日 ·
選ばれた9団体の研究一覧です。
https://www.facebook.com/inkarenemuro/photos/a.868760173168342.1073741828.843637582347268/869361156441577/?type=1&amp;theater

4730とはずがたり:2015/01/25(日) 17:27:39
一部事務組合という名前から勝手に全部事務組合もあってもええやろと思ってたけど本当に嘗て規定があったんやな。。

山行がhttp://yamaiga.com/road/tpr280/main.html読んで印旛郡を調べてたら白井・谷清組合村てのが出てて,福島県等に多かったようだが千葉県でwikiに載ってたのはここだけ。また静岡県でも一件しか載ってなかったがそれが我が掛川市内の東山・日坂組合村であった。

名称は工夫した方が良いかも知れないけど柔軟な地方行政・地方自治の為には復活して見ても面白いのでは無かろうか?

全部事務組合
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%A8%E9%83%A8%E4%BA%8B%E5%8B%99%E7%B5%84%E5%90%88
役場事務組合
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BD%B9%E5%A0%B4%E4%BA%8B%E5%8B%99%E7%B5%84%E5%90%88

かつて地方自治法上の制度として認められていた地方公共団体の組合の一種である特別地方公共団体。町村のみが組織できた。

概説
かつては地方自治法第284条の規定に基づく地方公共団体の組合の一種で、全部事務組合は町村の議会及び執行機関の事務の全部を,役場事務組合は役場の執行機関の事務を共同処理することができた。


実質的には、通常の市町村合併と同様の役割を果たすものと言える(ただし、合併と異なり、組合議会の決議により組合を解散し、元の町・村に戻すことができる)。したがって、それまでの町村の名称・地域的まとまりに対する住民のこだわりが強い場合に、それらを保存しながら全部事務組合の場合は実質的に一つの自治体になる方法として,役場事務組合の場合は住民の代表である町村議会を保存しながら町村長以下の執行機関は統合して実質的に一つの自治体になる方法として、通常の町村合併に代えて利用されることが想定された。


全部事務組合の成立とともに、組合内の町村の議会及び執行機関は消滅し、組合管理者と組合議会議員は住民が直接選挙するものとされた。一方,地方自治法第284条第6項後段に「役場事務組合内各町村の執行機関の権限に属する事項がなくなつたときは、その執行機関は、役場事務組合の成立と同時に消滅する。」と規定されていた。よって、役場事務組合が設置された場合は、各町村の議会は引き続き存続する一方で、各町村長は廃止され組合の管理者を直接選挙で選出することになった。

制度の廃止
しかし、「全部事務組合」や「役場事務組合」という名称では、市町村とほぼ同様の制度であるというイメージを想起しにくく、一般的に知られていないためか、1959年10月1日以降、両組合ともに存在していなかった。2011年(平成23年)8月1日、地方自治法の一部を改正する法律(平成23年5月2日法律第35号)の施行により、全部事務組合及び役場事務組合に関する規定は地方自治法から削除され、両事務組合の制度は廃止された。

町村組合
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%BA%E6%9D%91%E7%B5%84%E5%90%88
町村組合(ちょうそんくみあい)は、町村制において、町村がその一部を共同処理するために設けることができた法人である。明治21年制定の町村制では第6章、明治44年制定の町村制では第7章に規定されていた。また、明治44年制定の市制には、市町村組合(しちょうそんくみあい)の規定があった。

概要
町村組合が設立されるのは次の2つの場合がある。
・複数の町村が共同で事務を行う場合は、協議を行い、監督官庁の許可を得て設立することができる。
・資力が乏しく、法で定められた町村の義務的事務を行うことができない町村は、合併の協議がまとまらないか、あるいは合併すると不便になる場合は、郡参事会が議決することで設立させることができる。
解散には監督官庁の許可が必要である。
町村組合および市町村組合は、現行の地方自治制度における地方公共団体の組合に相当する。昭和の大合併以前は町村の規模が小さかったため、現在は存在しない全部事務組合や役場事務組合に相当するような町村組合もあった。

実施例
白井・谷清組合村(1889年〜1912年)
東山・日坂組合村(1889年〜1901年)

4731とはずがたり:2015/01/25(日) 20:18:10
>人、土地、ムラにおいて、つまり農家世帯数、経営耕地面積、農業集落数を指標として空洞化が段階的に押し寄せてきて、今はこの三つの空洞化が折り重なるようにして進んでいる。この段階というところに意味があって、それぞれの段階が始まったときに過疎、中山間地域、限界集落という造語を新たに作らねばならないほどの現象が起こっている。

>過疎という激しい人口減少は旧島根県匹見町を対象にして生まれた造語。初めて記述されたのは1964年ごろだった。1980年代中ごろには耕作放棄という問題が急速に出てきた。その問題を取り上げるに当たり、中山間地域という呼び名を農林水産省が使いだした。そして1991年に社会学者がいくつかの集落を限界集落と命名する段階に至り、今やそれらの現象が至る所で重層化している。

興味深い指摘ではある。ただインタビューの内容だけでは雑多な羅列に終わっていて新しい何かが生まれてきてると云う興奮は伝わってこないね。。

「自治体消滅論」はがさつ、農山村は残る 「誇りの空洞化」を克服すれば消えない
http://news.goo.ne.jp/article/toyokeizai/entertainment/toyokeizai-58685.html
東洋経済オンライン2015年1月24日(土)22:00

「消滅論ショック」が地方の市町村を覆っている。実際は、先行して過疎化、超高齢化と向き合ってきたのが農山村であり、難関を突破しつつあるという。『農村山は消滅しない』(岩波新書)を書いた明治大学農学部の小田切徳美教授に聞いた。

──「農山村は消滅しない」のですね。

現場の農山村で「消滅論」の副作用がものすごく出てきている。消滅の議論は一言でいえばあまりにもがさつ。推計の問題は制約があるから精緻化すればいいが、それだけではない。集落、農山村には強みもあれば弱みもある。現場を年50回は歩く研究者として、消滅しないという立場を踏まえ、議論テーマを左右どちらかに偏らせるのではなくあえて中央に寄せて丁寧に検証した。

──農山村では「三つの空洞化」が進んでいるのですか。

人、土地、ムラにおいて、つまり農家世帯数、経営耕地面積、農業集落数を指標として空洞化が段階的に押し寄せてきて、今はこの三つの空洞化が折り重なるようにして進んでいる。この段階というところに意味があって、それぞれの段階が始まったときに過疎、中山間地域、限界集落という造語を新たに作らねばならないほどの現象が起こっている。

過疎という激しい人口減少は旧島根県匹見町を対象にして生まれた造語。初めて記述されたのは1964年ごろだった。1980年代中ごろには耕作放棄という問題が急速に出てきた。その問題を取り上げるに当たり、中山間地域という呼び名を農林水産省が使いだした。そして1991年に社会学者がいくつかの集落を限界集落と命名する段階に至り、今やそれらの現象が至る所で重層化している。

誇りを失えば「砂上の楼閣」だ

──この本では同時に現地の人々の「あきらめ」や「誇り」「思い」にも光を当てています。

そこが特長だ。誇りの空洞化やあきらめは、いわば三つの空洞化の基礎部分に位置している。人々がその地域に住み続けることの誇りを見失ってしまえば、どんな対策をつぎ込んでも「砂上の楼閣」になる。たとえばUターン対策も意味を失う。そこに住み続ける人の意識の問題を含めて農山村の実態をとらえなければ意味がない。各種の数字以上に深刻な「誇りの空洞化」もありうる。

──中国地方の例が多い。

解体と再生のフロンティアという言い方をするが、解体があればそこに必ず再生がある。作用反作用のような動きが地域づくりの中にもあって、その意味では、最も厳しく過疎化へと先発した中国山地が再生の動きでも先行している。これは明確な地域性と言える。過疎から半世紀。同時に東京オリンピックから50年。今は、地方消滅論と新東京オリンピックの開催準備。何やら因縁があるようにも見える。

4732とはずがたり:2015/01/25(日) 20:18:40
>>4731-4732

──地域づくりの新たな動きが目につくのですね。

前回の経済バブルが農山村にリゾート開発を生み出し、その外来型開発の頓挫が大きな教訓を残した。農山村は深く悩み、地域おこし、地域づくりの議論を内発的、革新的に始めた。その体系化で先発したのが鳥取県智頭町だ。そこで「日本ゼロ分のイチ村おこし運動」が始まった。ゼロから1はプラス1だが、ゼロ分の1と考えれば無限大だととらえる考え方だ。手を挙げた人々に今でいう一括交付金を供与して、役場はそのサポートに回る。これが97年に始まった。その後、この地域づくりは中国山地で盛り上がっていった。

──波乱もありました。

平成の市町村大合併で大きな打撃を受けたが、民意を二分するような住民投票を通常の選挙を含めて4回も5回も実施して、智頭町はその状況を乗り越えた。同時にそれを応援するように、若者の田園回帰の動きが出てきた。地域づくりの成果は一朝一夕で得られるものではないが、今好循環の過程に入ってきた。

──農山村の地域づくりには三つの柱があるのですね。

智頭町が実施した交付金によく反映されている。暮らしの物差しづくり、暮らしの仕組みづくり、カネとその循環づくりの三つの柱を基本にしている。全国で生まれている地域づくりの動きはアクセントや言葉は違えど、この三つの柱が必ず盛り込まれている。主役や主体、それらが輝く舞台づくりを心掛ける。

たとえば、それは地道な努力にも込められる。山口市に仁保地区という中山間地域がある。ここも70年代からすでに先発的に地域づくりに取り組んでいる。この取り組みの中で、地域内の保育園や小中学校の新任の先生と地域内を歩くツアーというものがある。最近は毎年実施していて、地域の誇る川や滝を確認したり、篤農家の技術を見学したり、地元学で地区の宝を受け継ぐ子供を育ててもらおうとしている。

──住民出資の有限会社をつくっての住宅整備もあるようです。

広島県三次(みよし)市青河(あおが)地区のように、集落としての守りの一方で、少し広域化して小学校区単位で、攻めのコミュニティづくりを始めているところもある。先ほどの暮らしの仕組みづくりに当たるが、住民が自分たちで有限会社をつくって住宅供給に踏み切った。地区内に小学校を残すため、子供の数が多く、かつ町内会活動に参加する人が優先的に入居できる。

高度成長で農業が衰退していった

──なぜ中国山地で目立つのですか。

中国山地の集落は規模が比較的小さい。なおかつ都市との距離はさほど遠くはない。中国地方はもともとたたら製鉄の産出地。それに林業、そして特産品が加わり、多様な経済をつくっていた。それが、たたらや林業がなくなり、社会的な分業によって特産品がなくなり、最後に残ったのが農業だった。高度成長が始まると、零細な農業だけでは暮らせず、人々は転出していった。

──それが、ほぼ50年で状況が逆回りを始めたのですね。

集落規模が小さいので逆にまとまりやすい。最近いわれているような「6次産業」のような複合的な仕事の場がかつて山村部にあった。都市との距離が近いと連携もしやすい。環境条件が反転して有利性に変わり始める。「里山資本主義」などもまさにそうだ。

──行政も地域づくり促進の方向に舵を切っています。

補助金から交付金、補助人へという方向性は間違っていない。それだけで盤石かといえばそうではない。自治体の中には世代交代できずにいるところが確かに生まれている。そのために若者の田園回帰という新しい血が必要になってくる。

──いわば農山村は高齢社会の先行縮図です。

やってはいけないのは都市と農山村が若者を奪い合って、その一方で高齢者を押し付け合う構図だ。連携がなければそうなりかねない。

4733とはずがたり:2015/01/27(火) 14:57:33
<首都圏>千葉県印旛地区

白井市誕生までの軌跡
https://city.shiroi.chiba.jp/detail/tanjo-kiseki-index.html
白井の移り変わり[明治以降の合併系図]

4734とはずがたり:2015/01/30(金) 15:02:48
<首都圏>神奈川県

「湘南小学校」が海岸ではなく相模原の山奥にある意外な理由 幻の「湘南村」とは...
2014年2月28日 13:26
http://j-town.net/kanagawa/column/gotochicolumn/105084.html
「湘南」と聞いただけでオシャレなイメージを持つ人も多いだろう。保険の窓口インズウェブリサーチが2014年2月27日に公表した「第32回 ナンバープレート人気ランキング」によると、2位の「品川」、3位の「富士山」を抑え、湘南が堂々の全国1位に選ばれている。まさに日本中が憧れるスポットだ。

サザンオールスターズの歌詞にも出てくる湘南は、相模湾沿いのキラキラした海のイメージが強い。しかし、同じ神奈川県に「湘南村」が1955年まで存在したことはあまり知られていない。それも海沿いではなく丹沢山地の端だ。

かつて湘南村のあった地域には、その名も湘南小学校が立っている。目の前は相模川が流れ、校舎の横は丹沢山地、城山湖や津久井湖も近い。

1889年の町村制施行で村は誕生。1955年に近隣の川尻町、三沢村の一部区域と再度合併して「城山町」となった。その城山町も、政令指定都市の相模原市に2007年3月に編入され今はない。

湘南の名前の由来は?

湘南の名前の由来は諸説ある。有力なのは、中国の湖南省の景勝地から取られ、「相模国の南部地方」=相南に引っかけているという説だ。大磯には「湘南発祥の地」なる碑が立っている。江戸時代の詩文の中には相模川を「湘川」、相模湾の浜辺一帯を「湘江」と表現するものが見られるという。昔の人も「湘」の文字がオシャレそうだから使っていたということか。

湘南小学校に話を戻すと、立地している場所の西北から東南に向かって相模川が流れている。相模川=湘川とするなら、湘南という名称も理解できる。

ところで、近代的なリゾート地としてのイメージが全国に広まっていったのは、作家・徳富蘆花の影響があるといわれている。蘆花は1897年に逗子に転居し、「湘南雑筆」なるエッセイの執筆に着手する。翌年国民新聞紙上で「湘南歳余」として発表、さらに1900年にはエッセイを含む本「自然と人生」を出版した。当時としては爆発的に売れたこの書籍が、湘南の名を全国に広めるとともに、現在のような「湘南=相模湾沿いのリゾート」という印象を確立した。それ以降、鉄道会社、学校の名前などに「湘南」の名前が次々に採用されるようになった。

2002年ころ、平塚市、藤沢市、茅ヶ崎市、寒川町、中郡大磯町、二宮町の6市町が合併して「湘南市」を新設する動きがあった。結局実現しなかったが、その範囲に「湘南村」は含まれず、それどころか海に面していない相模原市の一部になってしまったのは興味深い。

4735とはずがたり:2015/02/02(月) 11:04:27

「仕事なければ人来ない」 過疎に悩む東栄町、「消滅可能性」指摘も
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1225003015/4565
毎日新聞 2015年01月28日 中部朝刊

 9世帯20人が暮らす愛知県東栄町の尾籠(おろう)集落。山あいの小さな集落が先月、大きな衝撃に包まれた。1組の老夫婦が町外へ引っ越すという。近所の人に理由は告げていなかった。住民は「高齢による生活の不安もあったのでは」とおもんぱかった。

 尾籠集落は、住民の半数が65歳以上の「限界集落」だ。杉林を分け入る町道の最も奥に位置するため、集落外の人の往来はめったにない。老夫婦の家の近くで1人で暮らす鈴川トシさん(81)は「私よりまだ10歳も若くて元気だったのに。涙が出るほどびっくりしてね」と戸惑いを隠さない。

 鈴川さんは6年前に夫を亡くし、1人で畑を耕す。大根や白菜を名古屋市などにいる娘や孫に送るのが楽しみだ。

 集落には助け合いがある。朝、ごみ出しに行こうとすると「置いとけば持ってくよ」と、みんなが声を掛けてくれる。12年前、自宅で危篤状態になった義母を病院に連れて行ってくれたのも、老夫婦だった。

 県の人口は約744万人。全体としては増加を続けている中で、同町を含む東三河地方は2008年11月をピークに減少に転じた。特に山間部の過疎化は深刻だ。50年前に1万人近くが暮らした同町でも、3700人を割った。民間有識者による日本創成会議が昨年、「消滅可能性がある」とした自治体の一つで、将来人口を決定づける20〜39歳の女性の減少率は、10年から30年間で74・8%と県内で最も高い。若者の流出が止まらず、町は移住促進に力を注ぐ。

 そんな町に昨春、子どもを含む7世帯18人が移住した。鉄工所を営む本村健児(けんじ)さん(66)の一家は、尾籠集落の入り口に位置する空き家を改修し、居を構えた。集落の人は「心強い」と喜ぶ。

 本村さんは、同県みよし市で経営する鉄工所を息子に任せ、「田舎暮らしを楽しむつもりだった」と笑う。だが、町長のほか大勢の町職員に口説かれ町内に鉄工所を新設。一部の従業員も一緒に移り住んだ。町民1人を新たに雇用し、敷地内には焼き肉店も開店させた。

 集落で中心になってまちづくりに取り組む金指旦夫(かなさしあきお)さん(71)は訴える。「人を呼ぶにはやっぱり仕事。雇用がなければ、みんな都会へ行ってしまう」【町田結子】

【三河の山里−集落応援隊】東栄町尾籠地区で岩山のベンチ取り付け作業を行いました!(平成25年11月16日実施)
http://www.pref.aichi.jp/0000067470.html

 尾籠地区は、東栄町月地区の中にある集落で、9軒18名の小さな集落。この地区には、標高700メートルの「岩山」があり、多くの登山客が訪れています。この「岩山」に多くの人が訪れ、交流人口が増えることが地域住民のための願いです。

尾籠川
http://www.mapion.co.jp/m/35.06497_137.67858_8/poi=L0621022/

尾籠沢
http://link.maps.goo.ne.jp/map.php?MAP=E137.40.34.095N35.3.49.740&amp;ZM=10

4736とはずがたり:2015/02/02(月) 11:07:58
>>4731-4732
色々面白い指摘もしてるんだけど,これは旧日本軍が第二次大戦中に国民に押しつけた精神論と同じ臭いがするような。。
>農山村は残る 「誇りの空洞化」を克服すれば消えない

4737とはずがたり:2015/02/05(木) 13:48:54

719 名前:R774[] 投稿日:2015/02/03(火) 17:15:53.27 ID:RRBLRexj
横浜も郊外へ行けば何処のド田舎だと思う所は多数有る
相模原は昔の村が軍事基地を作る為に強制的に合併させられた、座間も一時相模原だったことも有る

761 名前:R774[sage] 投稿日:2015/02/04(水) 18:14:10.08 ID:XLpZeTvN
>728
政令指定都市は最初の時点から人口100万人以下を認めてる
いわゆる五大都市、横浜、名古屋、京都、大阪、神戸が制度出来た時に指定された訳だが
その時点で神戸は100万人いってなかった

まあ実際は話が逆で、神戸を政令指定都市にする為に法律上の人口要件を100万人じゃなくて50万人にしたのよね

4738名無しさん:2015/02/07(土) 09:06:41
放置された先祖代々の墓、地方衰退の象徴−生者も浮かばれず
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1148427444/970

4739アーバン:2015/02/09(月) 22:52:52
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20150205/CK2015020502000107.html
静岡

2015年2月5日

浜松市 区再編で年10億円削減

◆経費試算 7→3区なら

写真


 浜松市は四日、市行政経営諮問会議(会長・根本祐二東洋大教授)の公開審議会を開き、行財政改革の一環として市内七行政区を三〜五区に再編した場合の経費削減効果のシミュレーションを四案にわたって提示した。最少の三区に再編した場合、効果は最大年十億円余に上る。市が区再編の具体案を示したのは初めて。

◆諮問会議に4案提示


 諮問会議が区再編のメリット、デメリットを分析するための参考資料として作成を要請した。市側は「削減額を算出するためのもので、再編を提案するものではない。再編を行う場合は市民の意見を聞きながら進める」と強調した。


 シミュレーションは、合併前の旧浜松市に当たる区を統合することを基本にした。中区に東、南両区を編入して五区にするA案、これに西区を追加して四区にするB案、さらに浜北区に北区または天竜区を編入して三区にまとめるC、D案がある。


 再編に伴う区役所の職員の人件費や維持管理費、事務経費の削減額は、C案で最大の年十億七千九百万円、A案で最少の年五億一千三百万円に上る。不要となる区役所の売却費はD案で最大の十八億六千百万円と見積もっている。


 最寄りの区役所がなくなることによる市民生活への悪影響は、区役所の機能を各地区の協働センターが担うこともあり得るとして「一概にデメリットと言えない」と指摘した。


 諮問会議は第一次答申を二十三日に鈴木康友市長に提出する予定。根本会長は審議会後、「行政施設、行政組織のスリム化は必要。区を(行革の)検討対象にするのは当然のことだ」と述べ、答申の中で鈴木市長に区再編の検討を進めるよう求める意向を示した。

4740アーバン:2015/02/09(月) 22:56:49
>>4739
市長はやる気がある
頑張って欲しい


http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20150207/CK2015020702000080.html

3選出馬へ政策公約発表 浜松市長 

 浜松市の鈴木康友市長は六日の記者会見で、市長選に向けた七分野百四十三項目に上る政策公約「やりますリスト(二〇一五〜一八年度)」を発表した。懸案の行政区再編は、三期目の任期中にあたる一八年度までに住民投票の実施を目指すことを掲げ、「市政運営をしていてもう少し数を削減していいと感じる。多数の意見が集まれば再編に踏み切る」と述べた。


 リストには、区の数を削減する「合区」を行う代わりに、市民サービス向上のため各地区にある協働センターやサービスセンターを増設、業務内容を拡充する方針も盛り込んだ。


 住民投票については「具体的な再編案を、できれば二案程度掲げて住民の判断を仰ぐ。再編しないというのも含めた選択肢になる」と指摘。念頭にある区の数については「三〜四区くらい」と例示した。


 区再編は二期目のリストでも「十分な検討を行い、住民投票条例の制定を目指す」と明記。再選後は条例を制定するまでの手順を具体化した工程表も示していた。慎重派が多い市議会側との調整が進まず、公約は実現できなかった。


 今回のリストは「若者・子育て世代が定住する魅力あるまちづくり」と「行財政改革の断行」を基本方針に、地元産業力の向上や子ども第一主義、健康長寿日本一など七分野で、任期中に実現する具体的な政策を列挙した。


 市の借金にあたる総市債残高は、現行の約五千億円から四千七百億円に削減、長期的には二千五百億円に半減させると記した。

4741とはずがたり:2015/02/14(土) 14:36:24

京丹後に安倍内閣の地域再生計画「第1号認定」
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/region/sankei-rgn1502030066.html
産経新聞2015年2月3日(火)07:10

 安倍内閣がスローガンに掲げる「地方創生」を含めた第30回地域再生計画に、認定申請していた京丹後市が「国の第1号認定」を受け、認定書の授与式が、東京・永田町の首相官邸で行われた。安倍首相から中山泰市長に認定書が手渡された。

 授与式には、近隣の宮津市や兵庫県豊岡市など、国の第1号認定を受けた全国20団体の知事や市町村長らが出席した。

 事前の意見交換会では、中山市長と福島県会津若松市の室井照平市長が代表して、地域再生の取り組み事例を石破茂地方創生担当相に直接、報告。

 中山市長は、京都工繊大と信州大と連携し、高機能性シルクの製品開発に向けて研究する「新シルク産業の創造」事業や、電気自動車を活用する買い物代行サービス事業などの計画について語った。


会津若松市などに認定書 地方創生モデル、取り組み紹介
http://news.goo.ne.jp/article/fminyu/region/fminyu-14914569.html
福島民友2015年1月23日(金)10:05

 政府は22日、人口減少克服に向けた自治体の産業振興を支援する「地域再生計画」で、会津若松市の情報通信技術(ICT)関連企業の誘致など20件を認定した。
 認定された計画は、国が交付金の支給や税制優遇の特例措置などで後押しする。昨秋成立した改正地域再生法に基づく第1弾の認定で、全国に先駆けた地方創生のモデルに位置付けられる。
 官邸で行われた自治体首長への認定書授与式では、安倍晋三首相が「地方創生の先駆けになって全国の自治体をリードしていくことを期待する」と述べた。また、石破茂地方創生担当相との意見交換会が行われ、出席した首長を代表して室井照平会津若松市長らが取り組みなどを紹介した。
 同市の計画は「アナリティクス産業の集積による地域活力再生計画」。インターネット上にある膨大なデータ群「ビッグデータ」などを収集・分析して、経営の意思決定などに活用する「アナリティクス」分野での人材を会津大と連携して育成する。併せてICT関連企業の誘致も図っていく。
 本県で唯一認定を受けた室井市長は「ICTを活用して特色あるまちづくりを進め、地方創生のモデルとなるよう全力で取り組んでいきたい」と話した。

4742とはずがたり:2015/02/24(火) 19:36:50
地方の過疎地自治体の定数(給料も)は激減しているのは知ってるけど改めて議会の定数6とか最早,議会そのものが町参事会的な位置でわ。
市参事会がどんな機能かそもそも巧く機能したかどうか等全然知らないけど。

2015.2.22 23:35
与那国の陸自配備、「賛成」が大差 町長安堵も…なお「専決処分」求める訳は
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1225012585/4437-4438
与野党3対3の町議会…議長は与党

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説
https://kotobank.jp/word/%E5%B8%82%E5%8F%82%E4%BA%8B%E4%BC%9A-73170
市参事会しさんじかい
K.シュタインの市制改革によって生れたプロシアの市制や,それを模倣してできた日本の明治時代の市制に存在した会議制による執行機関をいう。日本では 1888年に初めて市制,町村制が制定されたが,市制においては,市長,助役,市会によって選出される6名の参事会員の3者で構成される市参事会が執行機関となった。

4743とはずがたり:2015/02/24(火) 21:02:23
なんと,今の中国みたいに嘗ての地方制度は市政と町村制の二頭立てで,町村が町村長独任制だったのに対して市は市長の他,参事からなる合議制の執行機関制度であったそうな(1911(M44)迄)。
これは地方の有力者に有利な自治制度だったそうだが,何故だ?単純に執行部の人間が増えるってことか?

個人的には議会を究極まで人数絞るともう議会と執行機関を分ける意味が余りなくなってきて,議会と自治体執行部を融合させちゃえばいいのにと云う発想なんじゃが。

市長と参事は教育長と教育委員みたいなものか?

市参事会制に関する一考察
http://www.chukyo-u.ac.jp/educate/law/academic/houken/data=houken/20/taguchi.pdf
市参事会制度の一考察
https://dspace.wul.waseda.ac.jp/dspace/bitstream/2065/39576/1/SeijiKohoKenkyu_102_Abe.pdf

4744とはずがたり:2015/02/25(水) 13:39:37
>>4743
田口氏,平成12年に(一)が出てから行方不明である。。中京大学の院生さんの様だが,面白そうな事書いてたのにその後が気懸かりである。。
中京大や日本福祉大で教えてた形跡もあるんだけど。

田口 昌樹
元データ 所属 中京大学大学院法学研究科博士課程
http://sc.chat-shuffle.net/human/id:6980665

4745とはずがたり:2015/02/26(木) 08:37:37
紫波町に本拠を置く建設業、岡崎建設の岡崎正信さんが入学した東洋大学の社会人大学院にいくら同大学が日本で初めて設置した「公民連携専攻」だったとしても半年遅れで紫波町役場の鎌田千市さんが入ってきたのはただの偶然??

この繁栄が長続きすることを祈る。

官僚どもはもっと真面目に日本の事考えて制度設計しろよなぁ。
>公共事業と言えば、巨大で豪華な無駄ばかりのハコモノを作り、その後はその維持管理費で自治体の首が回らなくなる、というのが通り相場だった。だが、PPPで作った「オガール紫波」はまったく違う。民間のテナントが入る家賃の相場を想定したうえで、利回りを計算して建設資金をはじき出した。建物は徹底してコストを下げる一方、お洒落さにはこだわった。国や県の補助金に頼ると規格などへの注文が厳しくなるため、一切補助金はもらわなかった。

経営が成り立つ仕組みを追求した
岩手県紫波町の駅前開発
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/4680
2015年02月26日(Thu)  磯山友幸 (経済ジャーナリスト)

「日本一高い雪捨て場」と揶揄されていた岩手県紫波町の駅前。それが、年間30万人以上の人が利用するマルシェや図書館に生まれ変わった。そこには社会人大学院で出会った人たちの知恵とネットワークが活かされている。
【Data】 紫波町 人口は3万3793人(2014年10月現在)で、ここ10年余り現状を維持している。もち米の生産量が日本1であるほか、ぶどうやりんごなど果物の生産地としても全国的に知られている。
拡大画像表示

 岩手県の盛岡と花巻のちょうど中間、JR東北本線に「紫波中央」という平成になってできた駅がある。人口3万3000人余りの紫波町の中心部近くに駅を作って欲しいという住民の要望で、2億6000万円余りの寄付を集めてようやく設置された。1998年のことだ。

 駅前には町が県の住宅供給公社から28億円余りで購入した10.7ヘクタールに及ぶ広大な町有地が広がっていたが、駅ができても10年以上の間、手つかずのままだった。ご多分に漏れず公共事業の削減と町の財政悪化によって、開発のメドが立たなくなっていたのである。

 「日本一高い雪捨て場」。冬場に町内の雪を捨てていたことから、町民からはそう揶揄する声が上がっていた。

 そんな紫波町のお荷物が動き出すきっかけは、東洋大学の社会人大学院だった。同大学が日本で初めて設置した「公民連携専攻」での“出会い”が町づくりプロジェクトに発展したのである。公民連携とはPPP(パブリック・プライベート・パートナーシップ)と呼ばれるもので、民間ができる事は民間に委ね、官がやるべき事は官が責任をもってやるという考え方。

 その社会人大学院に、2006年秋、紫波町に本拠を置く建設業、岡崎建設の岡崎正信さんが入学した。岡崎さんは大学卒業後、地域振興整備公団(現在の都市再生機構)に勤めていたが、創業者だった父親が亡くなった後、社長を継いだ母親を支えるために、公団を辞めて地元に戻った。国土交通省に出向経験もあった岡崎さんは、公共事業に依存してきた岡崎建設は、ジリ貧になるという強い危機感を抱いた。

 「人が作った仕事が降ってくるのを、口をあけて待っている従来型の公共事業依存ではもうやっていけない。中小企業でも、自分で仕事を作る会社にならなければ」

 そう考えていた岡崎さんは、地元自治体にプロジェクトを提案できるような建設会社に脱皮させようと、大学院に通うことにしたのだ。担当の根本祐二教授を前々から知っていたことも決断するきっかけになった。

その公民連携専攻に半年遅れで入ってきたのが、紫波町役場の鎌田千市さん(現在は同町公民連携室勤務)と、都市コンサルタントだった三輪恭之さん(現在、日本プロジェクト産業協議会勤務)。この3人が中心になって、紫波町の町有地を舞台にした「地域再生支援プロジェクト」を立案した。「ゼミ生は第一線で活躍する優秀な人ばかりですから、すぐに実現できるような提案が出来上がった」と三輪さんは笑う。3人とも2年間の課程を終えて修士号を取得した。

4746とはずがたり:2015/02/26(木) 08:38:14
>>4745-4746
 大学院で知恵とネットワークに磨きをかけた岡崎さんは、その提案の実現に向けて動き出す。実際に開発を行う「オガールプラザ」「オガールベース」という会社を設立、岡崎さんが社長に就任したのである。オガールプラザは資本金1億5000万円で、民間都市開発推進機構が6000万円を、紫波町が7000万円を出資。残りは「オガール紫波」が出した。オガール紫波は紫波町が39%、民間が61%を拠出したいわゆる第三セクターだ。民間資本中心の株式会社で事業開発を行う体制を敷いたのだ。

官業を圧迫するアイデア

 だが、当初は、民間主導で町づくりを行うというアイデアに町議会は紛糾した。「何せ、官業圧迫ですから」と岡崎さんは苦笑する。何であいつにやらせるんだ、というわけだ。当時の町長は「岡崎さんの代わりがいるなら連れてこい」と反対する議員を一喝、PPPでの駅前開発に着手した。

 これが、PPPの成功例として全国各地から視察が相次ぐ「オガール紫波」のスタートである。「オガール」とは、駅を意味するフランス語の「ガール」と、成長を意味する紫波の方言の「おがる」をかけて作った造語だ。12年6月には「オガールプラザ」がオープン。レストランやマルシェ、病院、学習塾など民間事業者と、紫波町が運営する図書館や地域交流センターが入る「官民複合施設」が出来上がった。

さらに2014年7月には、広場をはさんだ向かい側に、ビジネスホテルやバレーボールコート、居酒屋などが入る「オガールベース」が誕生した。

 地元の特産品や、魚介類など生鮮食品を扱う「紫波マルシェ」は、レジ通過者だけでのべ約27万人(2年度)を超えた。図書館などオガールエリアの利用者は、年間のべ80万人に達する。

 わずか3万3000人しかいない紫波町で、そんな施設を作って人が集まるのか。当初はそんな不安もあった。だが、そこには大きな発想の転換があった。紫波町を中心に半径30キロの円を描くと、そこには盛岡市や花巻市、北上市までがすっぽりと入る。そこには60万人が住んでいる。60万人の商圏をどう取り込むかを考えたのだ。
地元を中心とした新鮮な食材が並ぶ「紫波マルシェ」

 サッカー場には岩手県フットボールセンターを誘致した。また、駅前に車を駐めて盛岡などへ通勤する人のために、24時間100円で駐められる「パーク&ライド駐車場」を設置。人が集まる場を作り上げる工夫を重ねた。実際、図書館の来館者の25%は町外者が占めている。

 オガールベースに日本でも珍しいバレーボール専用体育館を作ったのにも、岡崎さんの熱い思いが込められている。実は、岡崎建設を中心とする地元のクラブチーム「岡崎建設Owls」は2014年の全日本6人制バレーボールクラブカップ男子選手権大会で初優勝している。紫波を日本のバレーボールのメッカにしようというわけだ。
バレーボール専用体育館

 さらに、近く紫波町役場が移転してくる予定で、現在、庁舎を建築中である。高級感の高い分譲住宅も売り出しており、人気を誇っている。次々とプロジェクトが実現していく。「自分自身がやる事になるとは思わなかった」と大学院で学んだ鎌田さんは言う。

 公共事業と言えば、巨大で豪華な無駄ばかりのハコモノを作り、その後はその維持管理費で自治体の首が回らなくなる、というのが通り相場だった。だが、PPPで作った「オガール紫波」はまったく違う。民間のテナントが入る家賃の相場を想定したうえで、利回りを計算して建設資金をはじき出した。建物は徹底してコストを下げる一方、お洒落さにはこだわった。国や県の補助金に頼ると規格などへの注文が厳しくなるため、一切補助金はもらわなかった。フットボールセンターの誘致には町が補助金を出したが、利用料は毎年サッカー協会から入る仕組みにした。徹底して、経営が成り立つ仕組みを追求したのである。
建設中の紫波町役場

 雪捨て場が人の集まる「町」へと変わったことで、雇用も生まれている。オガールプラザで105人、オガールベースで61人の新規雇用が生まれた。

 岡崎さんは今、全国各地での講演などにひっぱりだこだ。かつての紫波町のようなお荷物を抱えた地域は少なくないからだ。今後、岡崎流の町おこしが全国に広がっていくに違いない。

4747とはずがたり:2015/03/03(火) 19:28:00

「国の機関、地方に移します」 石破氏、誘致計画を募集
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASH334HX2H33UTFK00G.html
朝日新聞2015年3月3日(火)18:07

 石破茂地方創生相は3日、首都圏に集中する国の機関などを地方に移転する誘致計画を、自治体から募集すると発表した。国の仕事と人員を地方に移し、地域を活性化させる狙い。研究機関や研修所、独立行政法人などを主な対象にする。

 石破氏は記者会見で「地方創生に必要なものは、政府機関としての機能を確保しながら移転を実施する」と述べた。誘致計画は、東京都と埼玉、千葉、神奈川各県以外の道府県から募集。8月末までに、誘致したい政府機関や移転の必要性、効果などを盛り込んだ計画の提出を求める。

4748とはずがたり:2015/03/13(金) 08:05:10
<九州・沖縄>長崎県

佐世保との合併を強硬に反対した離島の小値賀(「おぢか」と訓(よ)むというか書くらしい)町だけどこういう試みは面白いですね。独立独歩の気概や好し。

4543 :チバQ :2015/03/12(木) 19:36:01
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/nagasaki/article/155360
50歳以下の町議は報酬増額 長崎・小値賀町、若手の立候補促す [長崎県]
2015年03月12日(最終更新 2015年03月12日 13時28分)

 長崎県小値賀(おぢか)町議会(定数10)は11日の本会議で、月額18万円の議員報酬を50歳以下に限り30万円に引き上げる条例案を全会一致で可決した。若年層の人口流出阻止や政治参加が狙いで、4月の統一地方選の当選者から適用する。総務省は「年齢で報酬額を分けるのは異例」としている。
 同町は、五島列島北部の大小17の離島からなり、人口2665人(2月末現在)。65歳以上の人口が総人口に占める高齢化率は45・1%(同)。現在の町議10人の平均年齢は65・3歳で、57歳の最年少議員のほかは、いずれも60〜70代。町選挙管理委員会によると、2003年と07年には50歳以下の候補者各2人が立候補したが、前回の11年はゼロだった。
 政府が進める地方創生の戦略づくりを見据え、立石隆教議長(63)が「今後のまちづくりを考えるには若手の視点が不可欠だ」と議論を呼びかけ、3日に設置された「地方創生まちづくり特別委員会」で条例案を審議。議員発議で提出・可決された。
 地方自治法は地方議会の議員報酬額や支給方法は自治体が条例で定めると規定。立石議長は「政治に関心を持ってもらうためにさまざまな議会改革に取り組んできたが、子育て世代の若手の立候補を促すには現実的な生活費の手当てが必要だ」と話す。一方、全国町村議会議長会は「想定外のケースで調査したこともない。選挙で選ばれた議員は平等という観点からみれば、法的問題について検証が必要ではないか」としている。

=2015/03/12付 西日本新聞夕刊=

4749名無しさん:2015/03/14(土) 12:16:20
<東北・北海道>秋田県上小阿仁村

関連レス
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1097992700/383,1307,1312,1324,1337,1338,1535,2022,2055

http://irorio.jp/jpn_manatee/20150220/207158/
あの秋田県上小阿仁村、地域おこし協力隊員が1年で雇用打ち切り
JPN Manatee
2015年02月20日 13時00分

村に唯一ある診療所に”医者が定着しない”ことで、有名な秋田県の上小阿仁村。ここで今度は、滞在意思のある地域おこし協力隊員が、”更新は無し”として村から出ていくことになった。

医者が定着しなくて有名な上小阿仁村
上小阿仁村が有名になったのは、地域唯一の診療所で医者の辞任が相次いだことが原因だ。2008年3月に赴任してきた松沢医師は4ヵ月で辞意を表明し、半年で辞職した。

その後2009年1月に赴任してきた有沢医師が2011年上旬まで勤めていたが、2010年3月には辞意を表明していた。その後も1年足らずで辞意を表明する医師が相次ぎ、「村民からの嫌がらせがあったのではないか」、「医師いじめの村」などとネットで取りざたされることが増えた。

ちなみに10年ほど前に定年退職となった医師は、それまで20年ほど同村の診療所で勤めていたそうだ。

地域おこし協力隊とは?
地域おこしや住民の生活支援のために、都会から過疎地域に一定期間移住してもらう総務省の制度。村民の通院の手助け、水源保全や監視活動、地域の農林漁業のお手伝いなどをしながら、その地域への定住・定着を目指す試みだ。

待遇については各自治体によって異なるが月給のほかに、住居や車両が提供されることもある。上小阿仁村の月給は16万円。住居は提供されるが水道光熱費は利用者負担だった。

3月で契約が打ち切られる地域おこし協力隊員
今回「村民から契約延長を望む声がなかった」として活動を終えるのは、2014年4月にやってきた49歳の隊員。着任当初は、「特技の陶芸を生かした活動もしてみたい」と抱負を述べていた。

村内にはもう1人、2013年7月から活動中の20代女性隊員がおり、そちらも3月いっぱいで退任の予定だ。

3月に再び募集をかけるということだが、同村では募集をかけても応募自体がなかった年もあり、今回も採用に苦労することが考えられる。

定着した”よそもの”もいる
相次ぐ医師の辞任や今回の件で、小阿仁村が閉鎖的で”よそもの”を排除する村だという印象を受けてしまう。

しかし、かつて地域おこし協力隊員として同村にやってきて丸3年の任期を終えた後に呼び戻され、「地域活性化応援隊」(任期1年)として活動している人もいる。

そのうちの1人、水原聡一郎氏は「自分がこんなに村に馴染めているのは、村の方々が家族のように温かく接してくれるから」と、インタビューでコメント。

もう一人の桝本杉人氏も「自分が初めて村に来た時、村の方々は本当に包み込むような笑顔で自分を迎え入れてくれました。あの笑顔が、今でもずっと忘れられない。村に来た日から世話になっていて、受け入れてもらっている感じがします」と、村の暖かさを強調している。

・出典元:地域おこし協力隊員の雇用打ち切り 秋田・上小阿仁村 - 朝日新聞デジタル(2/20)

4750名無しさん:2015/03/14(土) 12:18:34
上小阿仁村で医者いらずって皮肉なのか?w

>>4749

<東北・北海道>秋田県上小阿仁村

http://news.livedoor.com/article/detail/9831363/
【秋田県・上小阿仁村】これを食べれば医者いらず!激安デカ盛りの『馬肉丼』が絶品すぎる件
2015年2月27日 12時0分 ロケットニュース24

ブランド米『あきたこまち』の生産地域として知られ、『きりたんぽ』や『だまこもち』など、多くの米料理で知られる県といえば「秋田県」だ。

そんな秋田県のなかで山間地にあり、特に豊富な山の幸がある「上小阿仁村」。そこにある道の駅で食べられる『馬肉丼』が絶品だと聞いたので、行ってみることにした。

・道の駅 かみこあに
秋田空港から約1時間半程度の場所にある「道の駅 かみこあに」は、村で採れた野菜や果物などがリーズナブルに販売されており、秋田土産を買う場所としても良い場所。

館内には複数の飲食店があるのだが、お目当ての馬肉丼が食べられるのは飲食コーナーにある「よりみち」というお店。馬肉丼のほかにもさまざまなメニューがあるのだが、どれも非常にリーズナブル!

・超リーズナブルなのにデカ盛り
ほかの料理を食べたい気持ちをグッと抑え、今回は最初の目的のとおり『馬肉丼』(660円)を注文。番号札を渡されて数分待っていると、めちゃくちゃウマそうな馬肉丼がキターーーーー!!

値段も安いし量も少ないのかと思っていたら、ゴロッとした馬肉のカタマリがたっぷり入って味玉もトッピングされた馬肉丼だ! さらにシンプルなサラダと桃缶、漬物と味噌汁がセットになっており、ボリューム満点。

気になるお味はというと、馬肉を生姜と醤油でじっくりホロホロになるまで煮込むことにより、臭みはゼロ。付け合せの紅しょうがを付ければあっさりと、マヨネーズをつければ濃厚な味を楽しむことができ、デカ盛りながらも最後まで美味しくいただけた。

・これを食べれば医者いらず
馬肉は九州地方の福岡・博多では「医者いらず」とも言われており、ビタミン類も豊富。丼というと栄養が偏りがちなイメージだが、こちらはサラダも付いているので、バランスもとれていると感じた。

この値段でここまで絶品の馬肉料理を食べられるのは、馬肉の産地は数あれど上小阿仁村だけかも!? なかなか行く用事が無い地域だが、秋田県を観光する際にはぜひ訪れてみてほしい。

また、物産館の横で売られている『みそたんぽ』というきりたんぽに甘い味噌を塗った料理は、オヤツとしてもなかなかGOOD。お値段も100円とリーズナブルなので、馬肉丼を食べてもまだ食べられるという腹ぺこクンは買ってみると良いぞ。

参考リンク:道の駅 かみこあに
Report:なかの
Photo:Rocketnews24.

4751名無しさん:2015/03/22(日) 00:12:07
http://diamond.jp/articles/-/68378
「鳥取には負けたくない島根」など
1万人調査で判明した“ライバル県”
週刊ダイヤモンド編集部 【15/3/21号】 2015年3月16日

「週刊ダイヤモンド」2015年3月21日号の特集は「いざ?都市対決!」。その中から、互いにライバル視しあう県、逆に「合併するならここ」と考える県の話題をお送りします。

?生まれ育った地元には愛着があり、愛着があればこそ負けられない地域がある。そこで本誌は県民1万人の意識調査から、永遠のライバルともいうべき県を明らかにした。

?この冬、鳥取県はある勝負に出た。カニの水揚げ量が全国1位ということから、日本で一番カニが取れる県「蟹取県」と“改名”したのである。県庁職員が改名した名刺を配ってPRするほど大真面目に取り組み、実際に知名度を上げることに成功した。

?鳥取県といえば、最近も「スタバはなくても、スナバ(砂場=鳥取砂丘)はある」という自虐的な知事発言が話題を呼び、「スターバックスが全国で唯一ない県」として全国にとどろいた。

?これに危機感を抱いているのが同じ山陰地方の島根県民だ。「いつも何かしらビリ争いをしている」(33歳女性)のに、「最近は鳥取の方が目立つ」(67歳男性)。「鳥取の方が何かと先を行っている気がする」(63歳男性)というのである。

?もっとも鳥取県は人口59万人と、東京都杉並区レベルの全国最小県。その下から2番目が島根県であり、場所も隣同士であるから互いを意識せざるを得ないのだ。

?さらにいえば「県名をよく間違われる」(複数の両県民)ため、ライバル心がふつふつと湧き上がる。26歳女性の島根県民は「島根にはスタバが2カ所ある」と鳥取県に対抗意識を燃やしている。

?今回、「週刊ダイヤモンド」では県民1万人の意識調査を実施した。「ここには負けたくない」と思うライバルの都道府県を一つ聞き、全体に占める割合「ライバル意識率」を出した。

?そこで互いをライバルだと思っている県の意識率の平均を取ったところ、鳥取・島根両県民は86%が互いをライバル視していることが判明した(図1-1参照)。

?次いで高いのは、富山県と石川県の61%だ。3月14日に北陸新幹線の長野〜富山〜金沢間が開通したことに伴い、「沿線県同士として何かと競い合っている」(石川県・65歳女性)という。

?ただ富山県は、かつて加賀藩の支藩だった歴史的経緯もあり、県民には“藩主”石川県への劣等感があるようだ。「石川県民にいつも見下されている」(44歳男性)、「高飛車な態度が気に食わない」(55歳男性)という感情が湧き起こるのもそのためだろう。

?瀬戸内に目を向ければ、岡山県と広島県のライバル意識率も58%に達する。隣同士で政令指定都市同士であることなどが要因だ。

?とりわけ、広島県民の岡山県への警戒心が高まっている。「広島が最大の都市なのに岡山が道州制になったときの州都を虎視眈々と狙っている」(66歳男性)。そのためか、先の県に比べればより両県民の感情がむき出しである。

「広島弁は冷たくて汚いが、岡山弁は温かい」(41歳女性)と岡山県民が言えば、広島県民が「岡山は広島と比べ人間性が悪い」(61歳男性)と言い返す始末である。

?では、道州制を見据えた場合、県民感情が許す合併相手はどこなのだろうか。本誌はさらに「他の都道府県一つと合併するとした場合、どことが良いか」という「合併期待率」を尋ねた。

?すると、先の岡山・広島両県では、岡山県民のうち広島県との合併を望んでいる人が最も多いことが分かった。ライバルながらも合併したいという意向なのだ。しかし、広島県は山口県がトップ相手で山口県も広島県を選んだ。両県が“両思い”のため、岡山県は袖にされた格好となったのである。

?両思いといえば、図1-2に示すように、滋賀県と京都府が55%とトップである。実際、ベッドタウンとして滋賀県は京都府の一部になりつつあるため、これも得心がいくだろう。

?一方、関東では互いの思いが交錯している。栃木県は群馬県と、群馬県は埼玉県と、埼玉県は東京都とそれぞれ合併したい。一方で、茨城県は千葉県と、千葉県は東京都とくっつきたいのに、その東京都は神奈川県を選んでいるのだ。

?他にも、地元がどれだけ好きかを聞いた「地元愛着率」でいえば、福岡県が94.8%と全国1位。次に神奈川県(93.1%)、沖縄県(90.0%)と続く。平均は80%に上るため、どの県民も地元には高い愛着があることが分かる。

?さて、このような県民性を侮るなかれ。この情報はビジネスや社内のコミュニケーションで驚くほど役立つからだ。

?地元の愛着率が日本一高い福岡県民には、とにかく福岡を褒めておけば問題ない。商談相手の出身地が分かれば、その地元やライバル県の話題に水を向けると、一気に親しみを抱かれるはずだ。

4752名無しさん:2015/03/22(日) 00:12:18
>>4751

日本全国のさまざまなライバル都市
体面と歴史と意地を懸けた勝負の決着を一気に!

『週刊ダイヤモンド』3月21日号の特集は「いざ?都市対決!」。

?近所にいながら、いや近所だからこそ互いに意識してしまうライバル都市、あるいは歴史上の禍根をいまだにひきずる都市、似たようなキャラクター同士でしのぎを削り合っている都市……。日本全国にはさまざまなライバル都市があります。そんな、体面と歴史と意地を懸けた勝負の決着を、一気につけてしまおうという企画です。

?冒頭でも紹介した1万人アンケートに基づく各都道府県の相関関係、すなわち各県民が「どの県が好きで、どの県が嫌いか」という話題も、挙げたのはほんの一部。詳しい内容は本誌でご覧ください。

?また、個別のライバル都市の対決についても、全30事例について、本紙記者が総出で現地取材に赴きました。

?例えば、北陸新幹線の全面開業による経済効果を目論む北陸3県「石川×富山×福井」の勝者はどこか。「京都×大阪×神戸」の3都が互いに「一緒にせんといて」と考える独自性とは何なのか。「千葉×埼玉」の“東京のイチの子分”の座はどちらが射止めるか……。県内の覇権争いという点では、過去に3度も県庁所在地が行ったり来たりした「前橋×高崎」や、反核平和の町と軍港基地の町「長崎×佐世保」というケースもあります。

?歴史をひも解けば「青森×弘前×八戸」はかつて別の藩で、いまだに戦国末期からの因縁を抱える“犬猿の仲”ですし、「会津若松×萩」も幕末の戊辰戦争の記憶を引きずっています。平成の大合併で隣接することになった「伊賀×甲賀」、富士山の“表”問題では常にもめる「静岡×山梨」の論争も見逃せません。

?キャラかぶり都市バトルでは、「横浜×神戸×長崎」の中華街と夜景の港町頂上決戦、「熱海×別府」の温泉対決、「豊田×日立」の企業城下町勝負、「田園調布×芦屋」の東西お金持ち決定戦も興味深いところです。

?このほか、たかだか140年の歴史しかない“県民性”ではなく“藩”単位で住民気質を読み解く「52藩別の藩民性一覧」、“おいしそうな町”“スポーツの町”“先端技術の町”といった地名のイメージに基づく「ご当地ブランドランキング」や、独自調査による47都道府県知事の「地方創生力ランキング」も掲載しました。

?そんなこんなで、なんと66ページの大特集になりました。是非、郷土の仲間やライバル都市の出身者同士で読み、盛り上がってください。

(「週刊ダイヤモンド」副編集長?深澤 献)

4753とはずがたり:2015/03/23(月) 19:49:26
<東北・北海道>青森県

黒石や大鰐は財政難で合併協議の際にで現平川市から外された経緯がある。
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1066974699/?q=%C2%E7%CF%CC
その平川も議員が大量に捕まったりしてたけど。

財政ワースト2位の町、脱却宣言へ…その方法は
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20150318-OYT1T50015.html
2015年03月18日 11時51分

 青森県大鰐町が、財政悪化に伴う全国で唯一の「早期健全化団体」からの脱却を今秋にも宣言できる見通しとなった。

 開会中の町議会で17日、「第3セクター等改革推進債」(3セク債)のうち12億円を繰り上げ償還する2014年度一般会計補正予算案が可決された。14年度決算が確定する9月町議会で脱却を宣言する見込みだ。

 3セク債は、バブル期のリゾート開発に失敗した町の第3セクター「大鰐地域総合開発」と町開発公社の債務を肩代わりした町が、債務をいったん全額返済するため、11年度に約66億円分を発行。30年かけて償還し、21年度に早期健全化団体から脱却する計画だった。3セク債の残高は、14年度末で約59億円だが、今回の補正でこのうち12億円を繰り上げ償還する。

 財源は、町が公債償還のため積み立ててきた「減債基金」の約10億4300万円や県の支援金約3100万円、固定資産税の増税、町特別職や職員の報酬・給与削減などで捻出した約1億2500万円を充てる。

 5年前に策定した財政健全化計画では、今後も早期健全化団体の基準となる「実質公債費比率25%」を超える年もある見通しだったが、今回の繰り上げ償還で“安全圏”の21%前後を維持できるようになるという。町は「今後、毎年の償還額を5000万〜6000万円減らせる。町政にとって意義が大きい」としている。

 ◆早期健全化団体=国が定めた四つの財政指標(実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率、将来負担比率)が一つでも基準に達した自治体は、財政破綻の懸念があるとして指定され、財政健全化計画を策定することが義務づけられる。さらに財政が悪化した場合、北海道夕張市のように財政破綻自治体とみなされる「財政再生団体」に指定される。大鰐町は現状、夕張に次いで全国ワースト2位の財政悪化自治体の扱い。リゾート開発の失敗などで巨額負債を抱え、2008年度決算で将来負担比率(一般会計などが将来的に負担する負債の財政規模に対する比率)が基準(350%)を超えたため「早期健全化団体」の指定を受けている。

2015年03月18日 11時51分

4754とはずがたり:2015/03/23(月) 19:54:50

県庁所在地という括りには嫌悪感・不信感を持っている。
政令指定都市化で浜松は県庁所在地と政令指定都市の括りで入ることが出来るけど,まだ下関とか高崎とか四日市とか沼津とか米子とか県庁所在地でも政令指定都市でもないけど重要な都市は沢山有る。

納豆への支出、水戸を上回り全国1位になった市
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20150318-OYT1T50013.html
2015年03月18日 06時21分

 総務省の2014年の家計調査で、前年全国1位だった水戸市の1世帯当たりの納豆への年間支出額が、福島市に次いで2位になったことが17日、わかった。


 茨城県統計課では、「1位とは小差で、例年5位以内には入り続けており、依然高い人気はある」としている。

 全国順位は、県庁所在地と政令市の52都市が対象。納豆の支出額は水戸市が5424円、福島市は5519円。全国平均は3417円だった。

2015年03月18日 06時21分

4755とはずがたり:2015/04/20(月) 11:30:03
恐ろしいw

田舎に憧れ移住した若者に襲い掛かる「集金地獄」と対処法
http://www.excite.co.jp/News/economy_clm/20150413/Jijico_17279.html
ジジコ 2015年4月13日 14時00分 (2015年4月18日 13時47分 更新)

田舎暮らしに憧れる若者が増えています。ゆったり流れる時間、通勤地獄からの解消、空いている道路、新鮮な食べ物、驚くべき物価安、これらは人を健康に、そして人生を豊かにしてくれます。

しかし、問題もあります。都会のルールと異なる地方独特の人付き合いと理解に苦しみ、せっかくの田舎暮らしを諦めて都会に戻ってしまう人も出てきています。無理して地域に馴染もうとするばかりに、自分を見失ってしまうようです。そこで、東京から田舎暮らしを夢見て移住してきたAさんを例に、田舎への移住で失敗しないポイントを紹介します。

次に何の請求が来るかわからない不安に悩まされる

都会から田舎へ引っ越してしばらくしたある日、小さな女の子を脇に抱えた初老の男性がAさんの家を訪れました。彼は言います。「是非、自治会に入ってほしい」と。女の子も小さな人形をプレゼントしてくれました。月額800円、少し高いなと思いましたが、嬉しくなったAさんはすぐに快諾して自治会に入りました。後になって「子供は演出だった」ことを知らずに…。

次の夜、Aさんの家に今度は会計係という人が訪ねてきます。聞くと「公民館の負担金」を払ってほしい、とのことでした。3万円は痛い出費のため渋るAさんに、会計係は「これはみんなの公民館、昔からいる人は10万円払っている」と規約を見せてきます。そこには、確かに彼が言う通り書いてあります。Aさんの心は大きく沈みましたが、財布はだいぶ軽くなりました。

その後も、体育大会に2,500円、交通安全協会に700円、地区センターに半年ごとに4,500円、地区の神社に年2回4,000円ずつ、除雪協力費に1万円など、移住後で収入が不安定にも関わらず、次に何の請求が来るかわからない不安がAさんを悩ませます。

余計な負担に限界が訪れ、一切の支払いをストップ

月日が流れて2年目、自治会費は月額1,100円に値上がりしました。改めて計算すれば、さまざまな集金で年額5万円弱の負担を強いられていました。しかも、徴収は必ず訪問集金で、口座振替や送金といった便利な手段はありません。

もう限界です。Aさんは思い切って、一切払うのをやめました。回覧板も市の広報も来なくなりましたが、ホームページで見ることができました。しかし、ある日「ゴミ集積場は使わせませんよ」と自治会長が通告してきました。痛い代償です。それでも、民間の廃棄物処理業者で家庭用ゴミが処分できることがわかりました。市役所では、市営の処理場に直接持ち込むことができることを教えてくれました。

持っていくのは手間ですが、分別不要で毎日いつでも処分できて便利です。民間業者は種類によってキロ7円から45円と費用も納得、逆に鉄くずはキロ50円で買ってくれるとのこと。まさに目からウロコ、鉄から小銭です。
こうした現実が、田舎では起こり得る

払わないと決めたとき、清水の舞台から飛び降りる気持ちでしたが、驚くことにそれ以外、何も起こりませんでした。隣近所の付き合いも以前と変わらず、変な噂も立ちません。ゴミの処分方法は変わりましたが、絵に描いたような平穏な田舎暮らしが、まさに実現しようとしています。

こうした現実が、田舎では起こり得ます。架空のAさんという人物で紹介しましたが、地域の風習や慣わしを軽く見てはいけません。せっかく、憧れの田舎暮らしを満喫するために移住するのであれば、こうした側面にも注目する必要があるのではないでしょうか?

(中山 聡/不動産鑑定士)

4756とはずがたり:2015/04/28(火) 20:08:07
<九州・沖縄>熊本県

’15統一選くまもと:人吉市長選 3候補「球磨と連携」 ダム巡り郡部と温度差 /熊本
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150424ddlk43010261000c.html
毎日新聞 2015年04月24日 地方版

 26日投開票の人吉市長選では、立候補した3候補がそろって人吉球磨地域の連携や合併を訴えている。同市は人口減少に歯止めがかからず、昨年5月、民間有識者組織から球磨郡9町村と共に「消滅可能性都市」に挙げられた。3候補は「地域一体の対策が必要」と主張するが、地域内には川辺川ダム計画を巡る経緯などから今も微妙な温度差がある。

 「人吉と球磨は市町村合併するべきだ」。元市議で無所属新人の松岡隼人氏(37)はそう明言する。市が総事業費33億円を見込む新庁舎建設計画に反対するが、その理由は「今、人吉だけの新庁舎を建てるより、いずれ合併した時に新しい市の庁舎を建てた方がいい」と考えるからだ。

 無所属現職の田中信孝氏(67)は「もっと早く合併しておくべきだった」と指摘する。国が推進した「平成の大合併」が終わった今となっては合併の可能性に否定的だが「郡市ばらばらでは消滅可能性の烙印(らくいん)を覆せない。地域一体の戦術が必要だ」と訴え、連携を呼びかける考えを示す。

 環境コンサルタント会社社長で無所属新人の長友清冨氏(65)も人吉球磨一体の「球磨市」創設を訴える。

 人吉球磨地域はかつて「平成の大合併」を機に合併の機運が高まったが、川辺川ダム計画や球磨川治水などを巡る意見対立があって実現しなかった。球磨郡のある首長は「そもそも合併に消極的だったのは人吉市だ。連携には賛成なので、新市長には地域のまとめ役をお願いしたい」と話す。【取違剛】

4757名無しさん:2015/05/31(日) 12:32:30
スレ違いぽいですが

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150530-00050107-yom-sci
日本全国で揺れ、「異常震域」か…小笠原沖地震
読売新聞 5月30日(土)21時43分配信

 30日夜に小笠原諸島西方沖で起きた地震で、全国の広い範囲が揺れたのは、規模が大きかったことに加え、震源が極端に深かったのが主な原因だ。

 中でも関東地方の揺れが強かったのは、海底下のプレート(岩板)を伝わって地震波が減衰せずに届きやすい場所にあったためだとみられる。気象庁は、遠い地域に強い揺れが伝わる「異常震域」と呼ばれる現象だと説明している。

 気象庁によると、震源は深さ約590キロ・メートルで、太平洋プレートと呼ばれる巨大な岩板の内部だった。東京大地震研究所の古村孝志教授によると、日本列島やその周辺の海では、複数のプレートが複雑に重なり合っている。太平洋プレートは最も深い位置にあり、フィリピン海プレートなどの下に沈み込んで、日本列島の地下深くまで続く。

 谷岡勇市郎・北海道大教授(地震学)は「海のプレートは陸のプレートに比べて固く、プレートの中を伝わる地震波が弱まりにくい」と指摘する。関東へ達した地震波は、震源からまず太平洋プレートに沿って、より沖合の浅い方へ向かった後、このプレートと接する別のプレートに伝わるという経路をたどり、あまり減衰しなかったとみられる。

 過去には、2013年9月に東京都の鳥島近海の深さ約450キロ・メートルでマグニチュード(M)6・8の地震が発生、北海道から関東にかけて広い範囲で最大震度4の揺れを記録した。また、07年7月に京都府沖の深さ約370キロ・メートルで発生したM6・7の地震でも広い範囲で揺れ、震源から離れた北海道で最大震度4が観測された。

最終更新:5月31日(日)1時18分

4758とはずがたり:2015/06/03(水) 16:11:22
<北関東>群馬県

2015.6.2 07:07
合併問題で桐生市長がみどり市に任意協設置を再要請
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1224160558/

4759とはずがたり:2015/06/03(水) 16:11:51
<北関東>群馬県

2015.6.2 07:07
合併問題で桐生市長がみどり市に任意協設置を再要請
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1224160558/4685

4760とはずがたり:2015/06/04(木) 19:12:53
<近畿>大阪府中河内郡・南河内郡

アツイなぁ♪
個人的には八尾にもう一寸大きくなって欲しかったってのはあるけど,南河内から国分を迎えて布施・河内・枚岡・八尾・柏原・国分で新政令都市だ♪ヽ(´ー`)/

柏原市内の誕生 〜町村合併から市制施行まで〜
http://mobile.city.kashiwara.osaka.jp/docs/2014082700091/?doc_id=1626
2011年4月19日

 昭和31年(1956)、柏原町と国分町が合併して成立した新しい柏原町は、昭和33年(1958)10月1日、市制を施行。ここに「柏原市」が誕生した。 それから50年余。ここで、改めて柏原市誕生の歴史をひも解いてみることにしよう。それは、昭和史のドラマである。

1 市制実現に向けて 合併への模索
【昭和24年(1949)7月〜昭和29年(1954)1月】

 第2次世界大戦終戦直後、強烈なインフレの嵐が吹き荒れ、急激な都市整備の必要性ともあいまって、全国の都道府県や市町村は、財政危機に直面していた。昭和20年代後半には、多くの市町村が赤字財政だったといわれている。当時の中河内郡柏原町も例外ではなかった。

 このような状況をなんとか打開しようと、昭和28年(1953)10月1日、町村合併促進法が施行され、町村合併が積極的に促進されることになった。市 町村の、行政能力の充実化、運営の能率化、基盤の強化などによって、地方財政を立て直そうというわけだ。いわゆる、「昭和の大合併」の始まりである。

 それ以前から、現在の柏原・八尾市域でも合併の話はあったが、「話」の段階に留まっており、まだ本格的に動き出してはいなかった。合併に向けて本格的、具体的に動き出したのは、促進法施行以降のことである。

 さて、それでは、どのような形で合併するのだろうか。その一つの「回答」が、八尾市と柏原町、国分町、南高安町、志紀村、高安村、曙川村、三野郷村の1市3町4村(8か市町村)が合併するという案(合併推移図1)、八尾市が昭和24年(1949)7月から周辺の町村に呼びかけていた形態である。当時の柏原町では、大阪市の東部地域を一体とした合併こそ、町を活かす唯一の発展策と考え、八尾市の呼びかけに応じていた。

 ところが、昭和28年12月になって、大阪府から「むしろ柏原町を中心とした新市建設の方が理想的である」との勧告が為された。「柏原町を中心とした新市の建設」、なんとも魅力的な響きである。柏原町を中心に、南高安町、志紀村、曙川村の4か町村が合併して、新しい市を作るのである。(合併推移図2) そこで、柏原町は、この案の実現、つまり柏原町を中心とした合併、そして市制施行に向けて、積極的に活動を開始した。昭和29年(1954)1月20日 のことだった。このとき、八尾市と合併するという柏原町の従来の方針が転換されたのである。それは、昭和28年12月23日に八尾市とともに「市制研究会」を発足させた直後のことだった。

 一方、当時の南河内郡国分町では、志紀村とともに、八尾市の呼びかけに対し「保留」の意思を示していた。
2 合併計画の挫折

(1)【昭和29年(1954)1月〜3月】

 「八尾市とは合併せず、新市の建設を目指す」という柏原町の方針転換は、八尾市や周辺の町村にとって、不可解以外のなにものでもなかった。なにしろ、それまで柏原町は、八尾・柏原を中心とする大阪市東部地域の一体的合併を積極的に進めていたのだから。 八尾市は、しかし、従来の方針を進め、物流、交通、政治、文化の中心地である、総合中堅都市の建設を目指した。

 ここに、柏原町と八尾市、二つの合併構想という対立する構造が現れたのである。このため、他の町村では、自らの態度を保留せざるを得なかった。

 柏原町は、昭和29年(1954)1月12日から開催された「市制研究会」(八尾・柏原を中心とする合併を目指す研究会)の会合を欠席し、周辺町村に新 市建設懇談会の設置と参加を打診するとともに、類似の例だと思われる鳥取県倉吉市に質問状を送るなど、新市建設に向けての調査、研究に取り組んだ。併せ て、大阪府への陳情も活発に行った。

4761とはずがたり:2015/06/04(木) 19:13:10
 ところで、なぜ、柏原町は、八尾市との合併方針を転換したのだろうか。当時の陳情書から推測すると、「(八尾市と合併すると)人口12万あまりの大都市 になり、財政力も一応安定するが、中心への最遠距離が4〜5キロとなり、行政の末端への浸透が困難となって、結局、周辺部は放置される恐れがある」から、 というのが理由のようである。中心が八尾市の方に移ることを懸念したのだろう。

 しかし、その後、柏原町にとっては、予想外の事態が出来することになる。そのことには、当時の柏原町の誰もが、まだ気づいていなかった。

3 合併計画の挫折

(2)【昭和29年(1954)4月〜昭和30年(1955)4月】

 昭和29年(1954)4月24日、大阪府町村合併促進審議 会から示された、町村合併計画案(答申)は、柏原町にとって、冷水をあびせられたような内容だった。なんと、柏原町は、どことも合併せず単独でやっていく 形になっているではないか(合併推移図3)。八尾市は、南高安町、高安村、曙川村、志紀村と合併する。他方、国分町、道明寺町、藤井寺町、古市町、駒ヶ谷村、西浦村、埴生村、高鷲村が合併する。柏原町の合併相手は、なし。

 これは、逆に言えば、柏原町は独立の自治体として発展できる適正規模を持った町であると認定されたようなものである。しかし、果たして、そのとおりなの か、それでよいのか。柏原町は、今後どうすべきなのか、簡単に結論が出せる問題ではなかった。実際、南高安町などからは、八尾・柏原を中心とする合併に参 加するのか、しないのか、「11月20日までに回答されたい」と、態度を明確にすることを迫られているほどである。これに対して、11月19日に出された 柏原町の回答は「まだ確たる回答をする段階には達していない」だった。

 このうえは、やはり、八尾市と合併するしかないのか。客観的に見て、それが最良の選択肢かと考えた柏原町は、再度、八尾市との合併に傾きかけた。ところ が、今度は、「編入(吸収)合併」か「対等合併」かで、また、新たな議論が沸騰してきたのである。昭和30年(1955)2月4日、八尾市が、「編入(吸 収)合併とする」「合併時期は昭和30年4月1日」「調整に手間取るときは、その区域をひとまず合併からはずす」などと提示してきたのだ。当初は、「対等合併」で了解していたはずだったのにもかかわらず。

 これに対し、柏原町は、あくまで、当初の方針どおり、国分町や志紀村も含めた対等合併で臨むことにした。

 しかし、そうこうしている間に、昭和30年4月3日、八尾市は、編入合併に賛成した南高安町や高安村、曙川村と合併。かくして、柏原町は、取り残されることとなってしまったのである。 孤立した柏原町の前には、赤字解消問題が大きく横たわっていた。

4 柏原・国分両町の合併 新しい柏原町の成立
【昭和30年(1955)4月〜昭和31年(1956)9月】

 そのころ、南河内郡国分町では、道明寺町や藤井寺町などとの 合併に賛成、反対、さまざまな意見があって定まっていなかった。八尾市との合併に失敗した柏原町では、国分町、道明寺町、志紀村との合併を主張する意見が あった。しかし、このころ志紀村は、八尾市への編入を望んでいた。そして、道明寺町の望む方向は、藤井寺町などとの合併だった。 合併すれば大きな事業もできるし、人口が増えれば地方交付税の交付率も上がる。赤字解消と教育や文化、衛生など、公共施設の整備を望む柏原町にとって 「合併」は魅力だった。こうした事情は、国分町でも同じだったようだ。合併促進法の期限、昭和31年(1956)9月30日も迫っていた。

 こうしたところから、実現可能な最良の選択肢として、柏原町と国分町との合併が一気に具体化して行ったのである。(合併推移図4) 昭和31年8月18日、柏原町・国分町合併促進協議会設立。同日、具体的協議開始。そして、8月27日には、一致を見た意見の内容が両町議会に報告され た。柏原町では、全会一致(18名全員賛成)で、即日可決・承認。国分町でも賛成多数(賛成15、反対1)で9月2日に可決・承認され、同日付けで大阪府 に対して合併申請書が提出された。

 これを受けて、9月22日付けで、大阪府知事の決定通知。次いで、9月30日付けで官報に告示され、柏原・国分両町の合併による、新しい「柏原町」が成立したのである。昭和31年9月30日、この日は、合併促進法の最終日だった。 ちなみに、従来の名称は中河内郡柏原町と南河内郡国分町だったが、合併により成立した新しい柏原町は「中河内郡柏原町」である。両町議会で、9月13日、国分町域の中河内郡への所属が決議され、翌日、大阪府に陳情されていたのだった。

4762とはずがたり:2015/06/04(木) 19:13:41
>>4760-4762
5 財政再建と都市建設を目指した柏原町

 ともに財政赤字で苦しむ柏原町と国分町は、合併直前、国の方針に従って、それぞれ財政再建計画を策定、国の承認を得ていた。柏原町が承認を得たのは昭和31年(1956)9月29日、国分町が承認を得たのは、それより少し前、8月15日のことだった。

 合併で成立した新しい柏原町の、当時の累積赤字は、全部で3,600万円。これを政府債800万円と公募債2,800万円を借り入れ、利子の一部補給も受けて、昭和38年度(1963)までに再建しようという計画である。地方財政再建促進特別措置法の適用による。

 再建初年度である昭和31年度には、再建についての特別措置条例を制定、行政整理(行財政改革)に取り組んでいる。しかし、合併に伴う物件費は、膨れ上 がったようだ。翌、32年度(1957)には、消費的経費の削減に努めるとともに、職員の希望退職を募るなど人件費の抑制にも努めている。税金の滞納整理 や完納促進も積極的に行われた。納税組合が設立されたのも、このころのことである。

 併せて、「合併による五箇年計画の実現」も市制実現のための最重要課題だった。道路の新設や改修、社会福祉施設や教育施設の充実、病院の拡張、雁多尾畑 簡易水道の新設・・・。これらの事業が、柏原、国分、堅下、堅上、それぞれの地区で計画されていた。国庫補助や起債、それに昭和33年度(1958)から は、新設された都市計画税などが、その財源に充てられた。昭和30年(1955)12月28日には、町全域が都市計画区域となり、都市計画も策定されてい る。

 また、合併後最初の町議会議員選挙が、昭和32年(1957)9月15日に行われ、30名の新しい議員が誕生した。投票率は、83.1パーセントだった。 ちなみに合併前後の町長は、次のとおりである。
(敬称略)

  旧柏原町長=森田桂治郎、旧国分町長=小松一之輔 合併後の新しい柏原町の町長=青木四郎 また、当時の一般会計の規模は、昭和31年度が約1億8,000万円、32年度が約1億6,700万円(いずれも決算)だった。ちなみに、現在、平成24年度の一般会計予算(当初予算)は約226億5,000万円、市議会議員の定数は18である。

6 市制施行要件改正の陳情
【昭和31年(1956)9月〜昭和33年(1958)4月】

 従来、市制施行のための人口要件は、「3万人以上」と、地方自治法に規定されていた。ところが、町村合併法施行後の昭和29年(1954)9月17日には、「5万人以上」と改正されていた。 柏原・国分の両町が合併して成立した新しい柏原町の人口は、3万3,000人余りにすぎない。つまり、地方自治法の規定に従う限り、「柏原市」には、なれないのだ。

 しかし、当時、全国約500市のうち、253市が5万人未満だった。

 柏原町は考えた。「まず、3万人以上で市制を施行し、そのうえで市としての充実を図ればよいのではないか。全国、半数以上の市が、実際にそうしているのではないか」と。

 こうしたところから、柏原町は、全国の人口3万人以上の町村、62か町村に呼びかけて、地方自治法人口要件改正運動を起こしたのである。

 昭和32年(1957)2月から町長など町の理事者や町議会議員が一丸となって再三上京、62か町村の先頭に立って国への陳情を繰り返した。

 そのかいあって、昭和33年(1958)4月、ついに国会で地方自治法の一部改正が実現。人口要件は、従来どおり「3万人以上」で、よいこととなった。
 しかし、それには、条件が付いていた。

7 市制施行、柏原市の誕生
【昭和33年(1958)4月〜10月】
 「人口3万人以上」で市制を施行できる要件、それは、昭和33年(1958)9月末日までに市制施行を申請する場合に限る、というものだった。改正法の施行は、昭和33年4月5日。もはや期限まで半年もない。

 そこで、柏原町は、4月10日に臨時町議会を開会、即日可決の後、直ちに大阪府に申請した。これを受けた大阪府でも府議会の議決を経て、市とする旨、決定、通知した。中河内郡柏原町を柏原市とする決定である。昭和33年6月20日のことだった。市とする期日は、昭和33年10月1日。

 かくして、ここに「柏原市」が誕生したのである。 初代市長には、町長だった青木四郎氏が選出された。

4763名無しさん:2015/06/07(日) 20:39:16
<近畿>大阪府

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150606-00043528-gendaibiz-soci
関東人は大阪を知らない!東京と違う大阪のデフォルトとは?
現代ビジネス 6月6日(土)6時1分配信

「文明探偵」を産んだ街─大阪

 (文・神里達博)

関東人は、大阪を知らないことを、知らない
 早いもので、大阪に住んでもう3年になる。

 私は7歳から、ずっと関東に暮らしてきた。親戚もほとんどが首都圏在住で、関西にはまるで縁がなかった。そんな私が40を過ぎて大阪に赴任することになり、当初はかなり戸惑った。

 そもそも純粋な関東の人間は、関西のことをよく知らない。いや、知らないことを、知らない。特に「大阪」は穴場だと思う。

 東京の人間は、種々の「謀略」により、「京都を消費したい」という欲望にしばしば突き動かされる。しかし大阪への関心は、京都に比べるとかなり薄いと思う。そういうこともあり、関西に縁がない人間の「大阪のイメージ」は、一般に乏しい。

 私の場合は特に酷く、「通天閣」「道頓堀のグリコ」そして「吉本」で終わっていた。実のところ今だって、大阪について知っていることは非常に少ないと思う。たぶん、旅行者に毛が生えた程度だろう。

 しかしそれでも、私にとっての大阪は、想定外に刺激的だった。少し、エピソードを述べたい。

 まず、大阪に来て最初に驚いたのは、「看板」であった。東京の街で見かける看板は、「横文字」と「若い女性」が多い。しかし大阪の看板は「日本語」と「オッサンの絵」が多い。いや、実数はそれほど多くないのかも知れないが、パンチの効いたオッサン(社長? の漫画で自社を直接アピールするような、そういう類の看板を結構見かける。

 オッサンと言えば、あるタクシー運転手の話。彼は交通警察に捕まっていた(「捕まっていたこと」は確かである、「交通切符」らしいものが見えたから)。しかし警察官は苦虫をかみつぶしたような顔で、黙って腕を組んで突っ立っている。対する運転手は、猛然と喋る。いや、警官に激しく「説教」をしているようだ。身振り手振りで熱弁を振るい、最後に彼はこう言い放った。

 「しゃあないわ、もうラチあかんわ、今日のところはこの辺で勘弁したるっ!」

4764名無しさん:2015/06/07(日) 20:39:38
>>4763

禁止されない限り、何をやっても良い街
 要するに大阪は自由な「リパブリック」であり、伝統的に「市民社会」なのだ。だから、この「不幸な警察官」の例からも分かるように、大阪で「行政」に携わるのは大変なことだろうと推察する。

 実際、リベラルな雰囲気はそこかしこに埋め込まれている。例えば、妙に禁止の張り紙が多い。最初は意外と自由ではないのかな、と思ったのだが、ほどなく自分の誤解に気づいた。

 東京は「許可されていないことは、やってはいけない街」である。だが大阪は逆で、「禁止されない限り、何をやっても良い街」なのだ。デフォルトが違う。その意味では大阪は米国に似ているかもしれない。そう、アメリカに行くと大阪弁がよく耳にとまるのは気のせいか。

 地下鉄の中で起きた小さな喧嘩を、すぐに仲裁するオッサンが現れた時も驚いた。

 「社長、分かるでぇ。疲れ切って帰ってきてやで、肘が当たればアタマにも来ますわ、ほんま」「せやけどな、車内で喧嘩ができるんも幸せなことやでぇ。自分、東京で働いてましたが、地下鉄混みすぎですわ、いつ痴漢にされるか分かりまへん。小心者やさかい地下鉄乗ったら、いっつも万歳ですわ!」と両手を挙げる。車内の誰もが笑う。いつもこう上手く行くわけではないだろう。しかし少なくとも、東京よりはずっと市民社会的だと思う。

 この他、道ばたでよく見かける「飛び出すな! 坊や」の看板のこととか、「ちちんぷいぷい」のこととか、なぜか関西には「アレ」が全く無いこととか、「宮本むなし」と「がんこ」のこととか、まだまだ言いたいことは沢山あるが、また別の機会に譲ろう。

 ともかく私は大阪に住んで、とても心が軽くなった。そして、大阪がある限り、この国も捨てたもんじゃない、と思える(などと大阪人に言うと例外なく、自虐的なツッコミで応えてくれるが)。こんな明るい気持ちになれたのは何年ぶりだろう。

 そうやって、前向きなマインドで読書人の雑誌「本」に連載をさせていただき、このたび『文明探偵の冒険―今は時代の節目なのか』(講談社現代新書)にまとめることができた。本書の中身は大阪と直接の関係はないが、「文明探偵」が誕生したのは、間違いなく、自由な大阪の空気の御陰である。

 (かみさと・たつひろ 大阪大学特任准教授、科学史)
読書人の雑誌「本」2015年6月号より

 * * *

 神里達博・著
『文明探偵の冒険 今は時代の節目なのか』
講談社現代新書 税別価格:800円

 さまざまな暦、占いといったちょっとアヤシイ領域から、科学的方法論の限界、私たちの時代認識の本質まで、文明探偵が縦横無尽に駆けめぐる愉快な知的冒険の書! 

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神里達博

4765とはずがたり:2015/06/09(火) 10:39:06
大阪は吉本のイメージが強くなりすぎて本来は谷崎の細雪的な上品な上方の商家的な文化が無くなったか見えなくなったのが残念ですね。仔細に見えれば残っているけど一地方に成り下がった大阪のそういう面は中央で取り上げられなくて从って日本中に知られて無くて残念である。

一方京都は天下一品と餃子の王将に代表されるこてこての庶民の街なのになんか上品だと思いこまれていて始末の悪いことに京都人もそう思ってお高くとまっている様な所がある。
昔は貴族,今は坊さん(と学生)の金はあって閑も有る上流階級(学生は閑は有るけどカネは無い)を支える労働者階級の街だという自己認識から始めるべきである。

おっさん・おばちゃんの街と思われてる浪速にも上流階級はあって公家の都だった京都にも労働者は居て同和問題も残存し,詰まりは歴史の長い畿内は階級社会だという俺の規定である。
神里氏の指摘によると関西の,少なくとも大阪の階層社会にも分厚い市民社会が根付いている様である。中世には日本の先進地帯として住民自治(まあ国人の地下検断だったり堺の商人による自治だけど)が発達した関西の底力なのかもしれない。

4766とはずがたり:2015/06/09(火) 22:43:37
<東海>静岡県
なんで静岡市と浜松市の扱いが違うんだ?

県庁機能5圏域分割私案 静岡県知事、地域会議で提案へ
http://www.at-s.com/news/detail/1174203305.html
(2015/6/ 9 08:15)

 川勝平太静岡県知事は8日の定例記者会見で、県庁機能を5圏域に分割して市町を下支えする私案を、人口減少対策を協議する各圏域の「地域会議」で提案する考えを表明した。「県庁機能を移すという方向性を出したい。地域会議の一番大きなテーマになる」と述べた。
 「静岡型県都構想」として県主導で行政一元化を進める静岡市のほか、志太中東遠、東部、伊豆北部、伊豆南部にそれぞれ県庁機能を分け、市町を支援する考えで、「石川嘉延前知事のときから長い検討を踏まえている」と語った。
 各圏域に県の拠点を新たに整備するとし、どのような機能を移すかは「地域によって違う」と指摘した。
 浜松市については北部の天竜区を当面は支援するものの、基本的に独立して行政運営すべきとの認識を示した。
 志太中東遠は静岡空港を中心にした圏域づくりを想定し、県庁機能の移転先の選定を進めていると説明。伊豆は各市町の首長が歓迎の意向を示しているとし、伊豆中央部で県庁機能の移転先の具体的な要望も受けていると述べた。
 地域会議は人口減少克服、地方創生に向けて県が本年度に策定する「地方人口ビジョン」「地方版総合戦略」に圏域ごとの課題を反映させるため、伊豆半島、東部、中部、志太榛原・中東遠、西部の5圏域に本年度設置した。

静岡県知事の県都構想、静岡市長が批判 「思いつきの域」
http://www.at-s.com/news/detail/1174201013.html
(2015/6/ 2 08:35)
 静岡市の田辺信宏市長は1日の定例記者会見で、同市と県の行政を一元化するとして川勝平太知事が掲げた「静岡型県都構想」について、「思いつきの域を出ない。まともに論ずるのもばかばかしい」と批判し、「柳に風で受け流すことにする」と議論にも否定的な姿勢を示した。
 川勝知事は県都構想で、行政トップを1人に集約する▽静岡市長は市担当の副知事に就く▽区長の権限を強める「総合区」を導入する―などを提案している。
 田辺市長は「事前に(市側に)全く説明がなかった。本気で実現を目指すなら政治プロセスとしても違う」と指摘。川勝知事が今秋に予定されている県、静岡、浜松両市の首長会談(G3)で意見交換する意向を示したことにも「断固拒否する」と強調した。市の人口が70万人を切った段階を目安にしていることには「市として70万維持という困難な課題に全力で取り組もうとしている。県が広域行政として下支え、応援してくれることを期待したい」と述べた。

4767とはずがたり:2015/06/17(水) 08:50:41
<九州・沖縄>佐賀県神埼地区

神埼市長「合併議論を」・吉野ケ里町長「時期尚早」
2015年06月04日 08時36分
■神埼市長、当面は静観の構え 議会に働き掛け求める
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1225012585/4893

4768とはずがたり:2015/06/17(水) 16:27:04
<東海>静岡県
東部は三島と沼津(順不同だけど明らかに沼津が格上)を核に政令指定都市造る動きもあったし伊豆も地域的纏まりあるけど志太榛原・中東遠は可成り地域的に無理がある。
中東遠の内磐田や袋井は浜松の勢力圏内だし志太榛原の内焼津や藤枝は静岡の影響力が強い。
けど県を政令市の集まりにして二重行政を解消してゆくってのは俺の大阪に対する意見などと被るし興味深い。

「暴論ではない」と「県都構想」打ち出した知事
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20150609-OYT1T50026.html?from=yartcl_outbrain1
2015年06月09日 10時27分

 静岡県の川勝知事は8日の定例記者会見で、県と静岡市を一体的に運営することで、二重行政の解消を目指す「県都構想」について、県内を五つの圏域に分けて進めていく考えを改めて強調した。

 知事は、静岡、浜松両市長と毎年秋に実施している「県・政令指定都市サミット(G3)」で、この問題を提案する考えだ。

 この日の会見で知事は、五つの圏域について、静岡市、浜松市、志太榛原・中東遠(島田市、袋井市など)、東部(沼津市、三島市など)、賀茂(下田市、西伊豆町など)といった具体例を示したうえで、「県の権限、財源、人材をおろしていく」と強調した。

 県内を五つの圏域に分ける考え方は、10年以上前に石川嘉延前知事が提唱した「政令県構想」が下敷きにある。現在政令市となっている静岡、浜松両市のほか、三つの圏域に市町村の「広域連合」を作って県の権限を移譲するもので、県は2010年まで国に提案してきた経緯がある。

 川勝知事は、こうした考え方も参考に県都構想の議論を進める方針で、「思いつきや暴論ということではないと理解して頂きたい」と強調した。

 その中で静岡市については、最終的な活用策が決まらないJR東静岡駅の市有地問題などを例に挙げ、「同じ場所に、(県と静岡市という行政が)二つあるのは、市民のためにならない」とし、一体的な行政運営の実現に改めて意欲を示した。田辺信宏市長が1日の記者会見で、「思いつきの域を出ていない乱暴な議論」などと反論したことについては、「聞く耳を持たないというのは間違っている」と不快感を示した。

 県都構想は、市役所の業務に県職員が関わり、市と県の一体化を県主導で実現させる考え方。大阪都構想が先月、大阪市の住民投票で否決されたのを受け、川勝知事が打ち出した。知事は静岡市の人口が70万人を割り込んだ時点で、構想を進める判断材料とする方針で、区長の権限強化や県が静岡市を直轄化して、行政のトップを1人にするといった構想を披露している。

 ただ、知事の構想実現には、法整備や住民の合意、他自治体の首長の賛同などが必要となるとみられ、ハードルは高い。

4769とはずがたり:2015/06/27(土) 15:05:40

そもそも離島へばらまき続けていて今の惨状なのに更に屋上屋を重ねてどうするつもりだ( ゜д゜)、 Peッ
>住民の生活支援などを充実させる。

国境付近の有人離島保全へ 議員立法の要項まとまる 中国の海洋進出にらみ
http://news.goo.ne.jp/topstories/politics/631/0ed3b51d57fb20c7d2f0627394cfbd47.html
(産経新聞) 06月26日 17:53

 自民党は26日、領土に関する特命委員会などの合同会議で、中国の海洋進出などをにらみ、国境に近い離島の無人化を防ぐための有人国境離島保全・維持特別措置法案の要綱をまとめた。与野党各党に賛同を呼び掛け、今国会に法案を提出し早期成立を目指す。

 法案は、国境離島での土地の買い取りや自衛隊施設の設置など、国や自治体の関与を強めることが柱。礼文島(北海道)や佐渡島(新潟)、屋久島(鹿児島県)など8都道県の計71島を特に対策が必要な「特定有人国境離島」に指定し、住民の生活支援などを充実させる。

 国が離島振興法の指定対象としている約250の島のうち約1割が平成62(2050)年に無人になる可能性があるとされている。

4770とはずがたり:2015/07/03(金) 18:54:39
大阪府肝いりの彩都への誘致を蹴って元々大阪地盤の武田薬品が首都圏に研究所造ったように民間は東京圏にないと良い人材集まらないかの様な現状があるけど,公的研究所は筑波がそうだったけど地方移転(当時の筑波はど田舎)しやすいやろね。

小金井に本部のある情報通信研究機構や立川にある国立極地研究所,国分寺市にある情報通信政策研究所,とか知らないけどまだまだ都下に研究所ありそうだけど地方移転推進しよう♪

地方創生:移転第1号 酒類総合研究所事務所を東広島市に
毎日新聞 2015年06月30日 19時31分
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1354356742/1947

 政府の「まち・ひと・しごと創生本部」(本部長・安倍晋三首相)は30日、独立行政法人酒類総合研究所東京事務所の機能を東広島市の研究所本部に移転することを決めた。昨年末に閣議決定した「地方創生総合戦略」に基づいた移転第1号となる。研究所は酒類の品質分析や鑑定を行う酒類の研究機関で、東京事務所では経験の浅い杜氏(とうじ)を対象にした講習や広報誌の編集などを行っている。移転時期は未定。【前田洋平】

4771とはずがたり:2015/07/30(木) 14:22:46
道州制特区の拡大検討へ 自民推進本部が了承
共同通信 2015年7月30日 12時50分 (2015年7月30日 12時51分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/politics_g/20150730/Kyodo_BR_MN2015073001001172.html

 自民党道州制推進本部は30日、党本部で総会を開き、先行モデルとして北海道で実施している「道州制特区制度」の他地域への拡大を検討することを了承した。道州制導入までの手続きを定めた「道州制推進基本法案」については、国会提出に向けて国民の理解促進に努めることで一致した。総会の開催は昨年4月以来、1年3カ月ぶり。
 佐田玄一郎本部長は総会後、記者団に「地方の反対もあって基本法案を直ちに提出できる環境にはない。特区を全国で使えるようにして風穴をあけ、道州制の必要性を訴えたい」と強調。複数の都道府県がつくる広域連合などに特区を適用できるよう、制度改正を検討する考えを示した。

4772とはずがたり:2015/08/05(水) 16:58:53
<近畿>大阪府

「ノーサイド」一転、橋下氏と自民が激しい応酬
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20150724-OYT1T50127.html?from=yartcl_outbrain1
2015年07月25日 20時42分
大阪都構想が頓挫した住民投票から2か月。

 一時は「(敵・味方がなくなる)ノーサイドにしたい」と、対話に前向きだった橋下氏と自民党だが、24日は激しい応酬を繰り広げた。

 橋下市長「大阪会議は都構想の対案だと、規約で明示すべきだ」

 花谷充愉・自民党府議団幹事長「住民投票で終わった話を持ち出してどうするのか」

 橋下氏は「対案でなければ、無駄な議論をするだけのサロンになる。やる必要はない」と主張。松井一郎知事も、「アリバイ作りで会議をやるなら、席を立ったらいい」と言い放った。

 これに対し、「無駄な二重行政はない」と訴えてきた花谷氏は「対案と明記する必要はない」「会議を邪魔しに来ているのか」などと反発。堺市の竹山修身市長も同調した。

4773とはずがたり:2015/08/05(水) 16:59:04
<東海>静岡県

知事の「県都構想」に市長「一緒にやる気ない」
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20150724-OYT1T50018.html?from=yartcl_outbrain1
2015年07月24日 10時47分

 静岡県と静岡市の二重行政を排除するとの理念で川勝知事が打ち出した「県都構想」を巡り、知事と田辺信宏市長が23日、市役所で会談した。

 構想の実現に向けて協力を呼びかけた知事に対し、市長は「一緒にやる気はない」と拒否した。「市のカタチ」を守りながら発展の道筋を描くのか、抜本的に変えることで新風を巻き起こすのか――。注目されたトップ同士の会談は物別れに終わったばかりか、二重行政解消に向けた本質的な議論も深まらなかった。

 知事が今年5月にこの構想を提唱し、2人が公式に議論したのは今回が初めて。田辺市長はこれまで「思いつきの域を出ていない」と批判していた。知事が具体的な制度設計を進めるには市長の協力が不可欠だけに、方向性がどこまで一致するかが焦点になっていた。

 会談で知事は、政令指定都市になってからも市の人口減少に歯止めがかからない点を踏まえ、「政令市の力の源泉は人口」と指摘。構想を打ち出した背景について、「(静岡市の)力がだんだんと弱っていくとき、どういう形で連携ができるかだ」と背景を説明した。

 そのうえで現在の葵、駿河、清水の各区を財源や権限を与える特別区に移行させるために必要な大都市地域特別区設置法を改正するアイデアを示し、「新しい試みを一緒にやっていただけるとうれしい。少なくとも検討することでどうか」と協力を求めた。

 これに対して市長は、第3次総合計画で掲げた「人口70万人の維持」に向け、県と連携する重要性は認めつつも、「方向性が違うと感じざるを得ない」と反論。

 知事の考えを「実現が不透明な法案の制度論を議論するより、市民は70万人維持に向けて地域経済の活性化をどうするかに期待している」と切り捨て、「制度論ではなく実質論で県と市が連携すべきだ」と訴えた。

 知事側からの働きかけで実現した今回の会談は、市役所の静岡庁舎(静岡市葵区)で約45分間続いたが、互いに相手の発言を遮るといった感情的な衝突もあった。結局、県と静岡市における具体的な二重行政の課題など本質的な議論は深まらないまま終わった。

 昨年成立した改正地方自治法では、道府県と政令市は来年度から、二重行政解消などに向けた「調整会議」を設置し、政策を協議することが義務付けられる。

 こうした制度を使って二重行政をどう解決するのかが問われる中、トップ同士にしこりが残れば、議論の停滞は必至で、「政策を議論する県と市の職員の士気が低下する」(首長の一人)との指摘もある。

 ◆「二重行政の解消」各地の首長が掲げる

 都道府県、市町村といった階層の異なる行政府が同じような事務を重複して行い、無駄な行政コストが増えるのが二重行政の問題点だ。大阪市の橋下徹市長が実現を目指した「大阪都」構想と同様、道府県と政令市を一本化し、二重行政の解消を図る考え方は、各地の首長が打ち出している。

 愛知県の大村秀章知事と名古屋市の河村たかし市長らによる「中京都構想」、新潟県の泉田裕彦知事と新潟市の篠田昭市長が取り組む「新潟州構想」などだ。

 これらは二重行政の解消や強い大都市を目指すものだが、実現には法改正などのハードルも高く、検討段階にとどまっていることも多い。

 東北大の河村和徳准教授(政治学)は「住民に対する具体的なメリットが見えず、経済政策や防災対策などの議論が不十分。二重行政の解消は現在の制度上でも可能で、本当に進めるならば県の役割をもう一度見直すべきだ」と指摘した。

4774名無しさん:2015/08/23(日) 15:13:00
<東北・北海道>福島県

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150821-00010016-minyu-l07
「村民税」超えた!3億円目前 湯川のふるさと納税大幅増
福島民友新聞 8月21日(金)11時58分配信

 村への納税寄付者にコメ1俵(60キロ)を贈る湯川村のふるさと納税制度の寄付金額が20日までに2億7000万円を突破し、3億円に届く勢いを見せている。村は締め切り期限までの日数を表示するカウントダウンボードを設置するなど31日の締め切り直前まで熱心にPRしている。

 20日までの村の集計では、寄付者7018人で寄付金額は2億7068万5011円になった。このほか、クレジット決済の申し込みがあり、寄付金額はさらに増える見込み。

 4月18日から申し込みを開始し、初日から問い合わせが殺到した。現在も窓口や郵便振替などで対応が続いている。昨年度の寄付金額約1億900万円や村民税収約1億4000万円も優に超える寄付金額に大塚節雄村長は「ぜひとも3億円にまで到達して村の農業振興につなげていきたい」と期待を込めた。

 同村のふるさと納税制度は、コメの食味ランキングで「特A」の評価を受ける村産コシヒカリ1俵(60キロ)を3万円以上のふるさと納税寄付者に贈る。本年度は寄付金額に応じコメ2俵(6万円以上)も選ぶことができる。新米収穫後の10月上旬に順次発送する。

福島民友新聞
最終更新:8月21日(金)11時58分

4775とはずがたり:2015/08/27(木) 13:38:11
<近畿>

2015.8.13 10:15更新
【大阪会議】
わずか2回目で流会〝空中分解〟 堺市長と自民、共産の欠席で定足数満たさず
http://www.sankei.com/west/news/150813/wst1508130034-n1.html

 「ポスト大阪都構想」の役割を担うと期待され、13日招集された大阪府と大阪市、堺市の首長と議員による「大阪戦略調整会議」(大阪会議)の第2回会合が流会した。会場となった大阪市役所には大阪維新の会と公明党などの委員が集まり着席したが、竹山修身堺市長と自民党、共産党が欠席したため、出席委員の数が定足数(各自治体10人のうち7人以上)を満たさず、会議が成立しなかった。

 会議は3自治体の首長と議員各9人の計30人の委員で構成。この日は堺市の出席者が6人に止まった。大阪府と大阪市はともに7人が出席、規定を満たした。

 大阪会議は、維新が提唱し5月の住民投票で反対多数となった都構想の対案として、自民が設置を主導した。しかし7月の初会合は大阪会議を都構想の対案と規約で位置づけるか否かで物別れに終わった。第2回をめぐっても、議題を何とするかをめぐり各党で立場が分かれ、自民は早々に欠席の方針を打ち出した。

2015.8.13 15:30更新
【大阪会議】
「死滅」「殺す」の殺伐モード…自民「橋下市長らが会議を殺しにきた」
http://www.sankei.com/west/news/150813/wst1508130058-n1.html

 2回目の大阪会議の流会が告げられた13日午前10時ごろ、欠席した自民は7人の委員全員が大阪市役所8階の市議団控室で今後の対応を協議していた。取材に応じた花谷充愉(みつよし)府議団幹事長は、橋下氏の言葉に「大阪会議は死滅したのではなく、市長らが殺しにきた」と反論した。

 花谷氏には、大阪会議の規約を成立させるため、橋下氏ら提案の議題を優先するなど譲歩案を示してきたという思いがある。市役所で待機したのも、「規約作りの協議に切り替わる可能性がある」という理由からだという。柳本顕市議団幹事長も「こんな光景を見せられ、府民市民はうんざりしている」と非難した。

 同じく欠席した、堺市長の竹山氏はこの日午前、会議に備えて予定を入れず“夏休み”を取得。「今後、今井豊会長(維新)には各会派の主張について事前に調整していただき、大阪の発展・成長のために実りある議論ができる場となるよう努めてほしい」とのコメントを発表した。

2015.8.12 16:27更新
【大阪会議】
13日開催の第2回会合 自民市議団欠席へ「改正案無視して招集」と反発 公明は出席
http://www.sankei.com/west/news/150812/wst1508120071-n1.html

 13日の開催が通知されている大阪府と大阪市、堺市の首長や議員による「大阪戦略調整会議」(大阪会議)の第2回会合について、自民党の大阪、堺両市議団は12日、府議団に続いて欠席することを決めた。

 一方、公明党は同日、出席する方針を決めた。他会派の対応次第では、大阪維新の会と合わせて定足数(各自治体の委員7人以上)を満たし、第2回会合は成立する可能性がある。

 自民側は会議を円滑に進めるため、規約の改正案などを大阪会議会長の今井豊府議会議長(維新)に提出したが、「検討することなく、一方的に会合を招集された」などとして、欠席を決めた。

 共産党の大阪市、堺市の委員計2人も欠席する方針。

4776とはずがたり:2015/08/28(金) 09:39:45
<中国・四国>山陰広域

224 名前:チバQ[] 投稿日:2015/08/24(月) 21:59:55
http://yukan-news.ameba.jp/20150824-31/
最下位争いの島根vs鳥取選挙区統合で遺恨深まる過去の因縁!
2015年08月24日 06時00分
提供:週プレNEWS

人口や過疎度、チェーン店の進出状況などにおいて(細かすぎる)最下位争いを展開してきた島根と鳥取。

スターバックスの初出店バトルが今年3月に終結(島根の勝ち)したのも束の間、次なる火種が勃発した!

7月末、1票の格差の是正を狙う改正公職選挙法が成立し、来年夏の参院選から島根、鳥取両県の選挙区が統合されることになったのだ。

鳥取県鳥取市の農家が怒りを露(あらわ)にする。

「同じ選挙区つったって、鳥取の端から島根の端まで車で7、8時間かかるんだぞ? 津和野(つわの・島根最西端の町)の候補がウチまで訪ねてきたとこで、『アンタ誰?』って話でしょ。もし万が一、島根の候補に投票しなきゃいけなくなったら人生初の棄権だわ」

島根県出雲(いずも)市の会社員も困惑の表情を浮かべる。

「屈辱ですね。だって、ひと昔前まで、鳥取県民と島根県民が結婚しただけで後ろ指さされるような土地柄だったんですよ? 相いれないです」

なぜここまでの拒否反応を示すのか。山陰の成り立ちに詳しい郷土史研究者が語る。

「実は、1876年(明治9年)から81年(同14年)の5年間、鳥取は島根に併合されていたという歴史があります。その間、鉄道がないため移動は馬、船、徒歩の三択。官庁や議会が松江市に移った鳥取市の経済や治安は悪化、荒廃しました。さらに、鳥取東部の議員が松江へ向かう途中に落馬、死亡するという悲劇まで起こったんです。明治期の『統合』を鳥取県民は深層心理で根に持っています」

また、昭和50年代に起こった「もうひとつの統合」がさらなる亀裂を生んだ。地方紙記者が説明する。

「1975年(昭和50年)から77年(昭和52年)まで、夏の高校野球の島根代表と鳥取代表は“山陰代表”でひとくくりにされていました。甲子園出場をかけた王座決定戦で、選手以上に熱を帯びていたのが両県から選出された審判です。自分の県代表をひいきし、ボール球をストライク判定するなどやりたい放題。山陰代表は3年間とも島根になりましたが、この泥仕合は両県の溝をより深めました」

そして、今回の公選法改正によって「平成の統合」が訪れようとしている。

「島根と鳥取は高齢化、産業の衰退など抱える問題は一緒です。また全国でもまれですが、民放が2県1波で銀行も2県1行。要するに一心同体なんです。その事実と向き合わない限り、対立は永遠にやまないでしょう」(地方紙記者) 【関連記事】

4777名無しさん:2015/08/30(日) 13:03:32
<九州・沖縄>沖縄県

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150826-00000011-okinawat-oki
クラゲに刺され病院に行くつもりが…宜野湾市職員ら機転、台湾の子救う
沖縄タイムス 8月26日(水)15時51分配信

 【宜野湾】沖縄観光中、11歳の娘がクラゲに刺され病院に行くつもりが宜野湾市役所に着いてしまった台湾の家族を、同市市民課の宮城正樹さん(31)と同課委託職員の佐久原清さん(40)が男性市民と協力して病院に送り届けた。無事台湾に帰った家族から市役所にお礼の手紙が届き、宮城さんらは「名前も告げず去った市民の方にも手紙の内容を伝えたい」と願っている。
 家族は父母と娘の3人で、7月21日夕、北谷町内のビーチで娘がクラゲに刺され全身に腫れが出た。病院に連れて行こうとレンタカーのカーナビに病院の電話番号を入れたが、ナビが不調だったらしく市役所に着いてしまった。
 宮城さんと佐久原さんが英語でこうした事情を聞き出し119番して浦添市内の病院に搬送してもらった。
 レンタカーで救急車を追うがたどり着けるか不安がる父親に、そばで見ていた男性が道案内を買って出て先導。男性は処置開始を見届け、父親の駐車場代も払って去ったという。
 手紙ではこうした3人の親切に感謝の言葉がつづられ、「もし台湾高雄に来た際にはぜひ連絡を」と記されている。宮城さんらは「特別なことをしたわけではないが、無事だったと知り安心した」と笑顔を見せた。

4778とはずがたり:2015/08/30(日) 18:41:27
医薬経済
「地方創生」の空虚さと既視感
http://www.risfax.co.jp/beholder/beholder.php?id=487

 ビジョンや総合戦略を見ると、人口減少社会の到来を直視している点など画期的な面もあるが、盛り込まれている政策は既視感が満点である。

 例えば、総合戦略は全体で60ページを超えているが、「枯れ葉も山の賑わい」と言わんばかりに、地方に関連する施策をほとんど網羅しており、在宅を中心に医療・介護を提供する「地域包括ケア」にまで言及している。

 新規施策に関しても、「どこかで見たネタ」(国土交通省関係者)ばかりである。例えば、国の相談窓口のワンストップ化と施策のメニュー化については、小泉純一郎政権期以降の「地域再生」で以前から実施されており、企業の地方移転促進も2007年に制定された「企業立地促進法」の考え方と大して変わらない。

 政府機関の地方移転についても、バブル期の地価高騰対策として推進または検討された経緯がある。この時は多極分散型形成促進法を基に、出先機関や特殊法人が首都圏近郊に移転し、首都機能移転も注目を集めた。特に後者については、国会等移転法に基づいて移転候補地まで絞り込んだにもかかわらず、国会で議論がストップした。今も法律が生きているにもかかわらず、新しく何をやると言うのか。

 施策の有効性も疑問であり、最もバラマキ色が強いのは2014年度補正予算に絡んだ施策である。

 同年度補正予算では「地域住民生活等緊急支援のための交付金」として4200億円(需要喚起型2700億円、地方創生先行型1700億円)が計上されており、需要喚起型は商品券などのバラマキに繋がっている。

 もう1つの地方創生先行型も「先行型」とは名ばかり。国が例示している施策はUIJターン向け助成や中小企業の販路開拓支援、観光振興など既存施策の延長線に過ぎない。

 そもそもバブル期の「ふるさと創生」に始まり、構造改革特区法や地方再生法など地域活性化策は間断なく実施されており、「新たな知恵を出せと言われても無理」(総務省幹部)というのが霞が関の本音だ。

 施策の「縦割り」構造、地域特性を考慮しない「全国一律」の手法、効果検証を伴わない「バラマキ」…。国の総合戦略は既存の地域関連施策について反省点を列挙したが、地域や民間の知恵を結集すべき分野であるにもかかわらず、旧態依然としたトップダウンで進めようとしていることに無理がある。「異次元」という掛け声とは裏腹に、今回も既存施策を切り貼りした一過性のブームで終わりそうな気配である。

4779とはずがたり:2015/09/11(金) 11:08:12
地方の過疎だしお隣の国の話しだし此処へ。

>また本人が同意すれば無料で精管切除(パイプカット)手術を受けて兵役を免除された。
其れは兎も角そんな事迄やったんか。。

消える田舎町 韓国の場合
http://www.asahi.com/articles/ASH8C3HRMH8CULPT002.html?iref=com_fbox_d1_02
ニューヨーク・タイムズ・ニュースサービス2015年9月10日17時55分

 韓国江原道ノゴクの住民は、このところ町の施設が毎年のように消えていくのを見てきた。数年前、郵便局がなくなった。警察署もとうになくなった。銀行もなくなった。ノゴクはかつて5千人以上の人口を抱えていた。けれど、若者が大量にいなくなり、町はほとんど空っぽになった。

NYタイムズ 世界の話題
 韓国で、地方の村や町で若者が急減している。ノゴクも若者流出の波をもろにかぶり、今は小学校の廃校に直面している。学校は若者たちの活力を養う象徴的な施設だが、地元小学校のたった一人の児童、チョン・ジョンス(12)が来春卒業してしまえば、廃校となる。

 「ここら辺から通える児童はもう誰一人いなくなってしまった」。小学校の唯一の教諭、イ・ソンキュンはサクラの古木に囲まれた草だらけの運動場に目をやりながら、そう語った。「若い者たちはみんな仕事をしに町に出ていった。そしてそこで結婚した」

 ノゴクはソウルから東へ約177キロ、韓国では典型的な田舎町の一つだ。緑の丘陵地に挟まれた狭い平地に沿って16の農村集落があり、ジャガイモや豆類、トウガラシを作っている。町の中では、よく手入れされた家の庭にカキやアンズの実がなっている。が、よく見れば韓国の急速な工業化にともなう傷痕――大変革の高波にのみ込まれ、放り出された姿をさらけだしていた。

 小学校の現状はその代表的な残骸だ。

 朝鮮戦争(1950年〜53年)の後、焼き畑農業で細々と暮らしていたノゴクの農民たちは、子どもたちを貧困と重労働から解放するには教育しかない、と考えた。ノゴクに限らず、どこの親でもそう考えるようになった。

 子どもたちを毎朝ノゴク小学校に送り出した。遠いところだと片道約8キロの道を通学した。

 やがて、子どもたちは高等教育を受けるために都会に出た。あるいは働きに出た。70年代以降、田舎の若者たちは都会に大量流入した。安くて勤勉な労働力として経済成長の担い手となったのだ。

 ノゴク小学校を卒業した多くの若者たちは、韓国南部沿岸部の造船所で溶接工や塗装工として働いた。稼ぎは、両親がノゴクの丘陵地帯でどれだけ骨折って働いても想像できない額だった。

 この若年層の大量流出は、60年代から始まった政府の産児制限キャンペーンと重なった。産児制限は90年代まで続き、ノゴクでは予備役訓練に招集される既婚者には避妊具が配られた。また本人が同意すれば無料で精管切除(パイプカット)手術を受けて兵役を免除された。韓国の出生率(合計特殊出生率、一人の女性が一生に産む子供の平均数)は70年で4・5だったが、2014年は1・2まで落ちた。これは世界でも最低レベルの一つだ。この間、小学校児童数も半分以下に減り昨年は270万人になった。

 この人口動態の直撃を受けたのがノゴクのような田舎町とその学校だった。韓国では1982年から今日まで3600近い学校が廃校となり、その大半は田舎の町だった。そうして今日、多くの村々がゴーストタウンの様相に変貌(へんぼう)した。家々は崩れかかり、かつて子どもたちの歓声で騒がしかった学校は草だらけの廃虚と化し、窓ガラスは壊れたまま、壊れてなくてもクモの巣に覆われているばかりだ。

 ノゴクでは町の中心部に残っていた唯一の店が、取材で訪れていたさ中の午後、閉店した。「ここに残っているのは老いぼれて、役に立たない者だけだ」と農民のペク・ゲヒョン(55)は言い、たとえ話をしてみせた。「もし、ここで子連れの若い女にでも出会ったとしたら、おれたちはきっと絶滅危惧種でも見ているような感じがするだろうな」

4780とはずがたり:2015/09/11(金) 11:08:32
>>4779-4780
 そのノゴクも60年当時、5387人が暮らしていたのだ。このうち2054人は12歳以下の子どもたちだった。最新の政府の国勢調査は2000年だったが、ノゴクの人口はわずか615人、14歳以下は17人だった。最年少者が小学校の最後の児童となるジョンスというわけだ。ジョンスの父は52歳、ノゴク町ホルサンニ集落で一番若い妻帯者である。小学校では5年前から入学児童は一人もいなかった。今年春、2人の6年生が卒業し、彼が唯一の児童になったのだ。

 ジョンスは「学校全部を独り占めできるなんてすごいだろう」と言った。眼鏡をつけた彼は恥ずかしがり屋で、将来は獣医師になりたいと話してくれた。

 学校生活の中で一番の思い出は?と聞くと、ジョンスは「イ先生とした卓球」と答えた。

 一方のイ先生は、学校を独り占めできるということは無論ジョンスにとって良いことに違いないけれど、学校生活を共に過ごした同級生が一人もいないというのは後々になっても良いことではないだろうと心配している。

 「昨年までは、児童も何人かいて、よくミニサッカーで遊んだ。それも今はできない」。休み時間になると、ジョンスは先生と紙飛行機を飛ばし合っている。

 韓国では、多くの人びとが都市近郊に広がるドミノのような高層住宅に住んでいる。そして都会に暮らしながら、地方の衰退を嘆いている。地方の学校が次々と消えてゆくのは、幼少時代のきずなを育てた地域文化がなくなってしまうことでもある。

 だからなのか、故郷を離れて何十年たっても、都会に流れ着いた人たちは「トンチャンフェ」という学校時代の同窓会を通じて強く結びついている。このきずなは非常に強く、政治家たちが選挙活動に利用しているほどだ。

 ノゴクの農民ペクは、小学校の草だらけの運動場を指さして「ひどいもんだ」とつぶやいた。彼も卒業生の一人だ。「わしが通っていたころは、300人もいて駆け回っていた。草なんて生える暇もなかった」

 1990年、ノゴク小学校は創立60周年を迎え、卒業生たちがためてきた金でゾウとライオンの像を建て、「未来に、世界に夢を」と記した記念碑を寄贈した。そかし、それから99年までの間に児童数は急速に減り、近くの町ギュンドクの小学校の分校に格下げされた。いま校内の記念碑はさびついたバスケットボールのリングや滑り台、サッカーゴールを見渡しながらさびしく立っている。

 イ先生によると、学校を運営するには年間1億ウォン(約1100万円)かかるという。「1人の児童のためには仕方がないとは言えないよ」。住民の一人キム・ボクヒュン(71)はそう言った。

 キムは小学校の前で鉛筆やガムやおもちゃを売る駄菓子屋だったが、客がなく数年前に店を閉めた。今では道端に置いた椅子に座って、時々通り過ぎるバスやトラックを日がな一日眺めている。

 地方では、「学校を救おう」と近隣地域から子どもたちを運ぶバスを運行したり、児童をもつ夫婦に無料で家を提供したりするキャンペーンを展開する町も出てきた。けれど、ノゴクでは無理だ、と自治会長の一人キム・ジョンシク(58)は言った。

 「ここに来て住んでくれる者など一人もおらん。出ていく者ばかりだ」。キムの息子たちも全員都会に出ていった。「いい学校、いい仕事、そしてショッピングモール。なにもかも都会に集中している。若い者たちをひきつけるものに逆らうことなんてできはしないよ」。キムはあきらめている。(抄訳)

(Choe Sang Hun)

4781とはずがたり:2015/09/14(月) 13:00:37
<近畿>
良くある記事だけど。

尼崎の市外局番、大阪市と同じ「06」のワケは…
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/life/ASH937CY6H93PIHB03R.html
05:41朝日新聞

 尼崎市は兵庫県なのに、なぜ電話の市外局番が大阪市と同じ「06」なのですか? 尼崎で働いていて、いつも疑問に思います。(芦屋市 アルバイト女性 30代)
     ◇
 「これはよく尋ねられる質問ですね」と話すのは、尼崎市立地域研究史料館職員の西村豪さん(40)。

 県内の市外局番は、西宮市が主に「0798」、芦屋市が「0797」、神戸市が「078」……と、ほとんどが07系。尼崎がなぜ、大阪市、豊中市、吹田市などで使われている「06」なのか、不思議に思う人が多いのでしょう。

 「尼崎は大阪の一部ってことじゃないの?」という冗談を、記者も何度か聞いたことがあります。

 真相はどうなのでしょう。西村さんによると、理由は「地元産業界の要望の結果」なのだそうです。

■大阪との連絡重要

 尼崎は明治時代から多くの企業が工場を置く産業の街として栄えました。こうした企業にとって、事務部門や取引先がある大阪との連絡は何より重要です。

 例えば尼崎紡績(現ユニチカ)は、尼崎がまだ電話利用可能区域に入っていなかった19世紀末、自前で大阪から電線を引っ張って電話を開設したほどです。

 20世紀に入ると、尼崎にも電話が普及し始めます。ただ、当時の市外通話(異なる電話局管内への通話)は、交換手に通話先を告げても、なかなかつながらないことが多く、大阪との連絡は大変不便だったようです。もちろん、料金も市内通話より高額でした。

 さらに、町村合併を重ねた尼崎市の中には、尼崎局、伊丹局、西宮局など複数の電話局の管轄区域が混在し、市内から市内へ電話をかけるにも市外料金が必要という、ひどい状況に陥ってしまいました。

■1954年に編入実現

 このため戦後間もなく、「市内全域を一括して大阪局の管轄区域に編入させてもらおう」という声が地元で高まります。

 市や商工会議所による日本電信電話公社(現NTT)への陳情の末、編入は1954年に実現。その8年後、全国的に市外局番が整備され、尼崎を含む大阪局管内に「06」が割り当てられたというわけです。

 54年当時の新聞を見ると「市外通話の約6割を占めていた大阪との通話が従来の14円から7円になる」とメリットが紹介されています。92年刊行の「尼崎商工会議所八〇年史」も「その後の尼崎の産業経済活動に大きく貢献した」と編入を高く評価しています。

■タダではなかった

 もっともこの編入、タダではありませんでした。電電公社は当時、条件として「2億円余りの電信電話債券の引き受け」を市側にのませました。管轄区域の再編などに伴う工事費の地元負担という意味合いです。

 県内では異彩を放つ「市外局番06」。その裏には、阪神工業地帯の中核を担った「工都尼崎」の歴史が隠されているのです。(宮武努)

4782とはずがたり:2015/09/23(水) 16:22:52
<近畿>
二階が云うとただの土建ばらまき構想に堕してしまうのが残念だ(;´Д`)

<自民党>近畿メガリージョン形成へ 大阪都構想に対抗
毎日新聞社 2015年9月16日 18時43分 (2015年9月16日 20時21分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/politics_g/20150916/Mainichi_20150917k0000m010025000c.html

 自民党の近畿選出国会議員で作る近畿ブロック両院議員会の二階俊博会長らは16日、首相官邸を訪れ、安倍晋三首相に近畿の新幹線ネットワーク充実を求める決議書を手渡した。新幹線の充実で首都圏に匹敵する都市圏「近畿メガリージョン」を形成するとしており、大阪維新の会の「大阪都構想」に対抗する狙いがある。決議書は、早期の北陸新幹線の大阪延伸や、2027年の東京?名古屋間開業を目指すリニア中央新幹線について同年に名古屋?大阪間も同時開業することなどを求めた。

4783とはずがたり:2015/09/23(水) 18:43:37
<九州・沖縄>福岡県

市への昇格なるか 福岡県那珂川町、5万人突破へ正念場
http://www.asahi.com/articles/ASH9N149LH9MTIPE01P.html
大久保忠夫
2015年9月23日11時55分

 福岡県那珂川町が市昇格をめざして最後の追い込みに入っている。カギは国勢調査で人口5万人を突破すること。住民基本台帳では18日現在5万93人だが国勢調査は減ることも予想される。町は確認を徹底することで、住民基本台帳からの落ち込みを防ごうと懸命だ。

 1956年に3村合併で誕生した那珂川町は福岡市のベッドタウンとして成長し、国勢調査による人口増加率が3回連続で県内1位になったこともある。90年にJR博多南駅が開業しさらに増加したが、伸びが鈍化。ここ数年は5万人前後で一進一退が続く。

 町は2012年、人口増加策推進員として元会社員の三宅真仁さん(60)を緊急雇用。町をPRする町内ツアーを企画したり、固定資産税相当額を5年間で最大100万円補助する住宅取得奨励補助を打ち出したりした。機運を盛り上げようと、「50000」と大書した市制施行PRユニホームや、「市になろう」ののぼり旗もつくった。

4784とはずがたり:2015/10/17(土) 15:43:58
<東海>静岡県

知事の県都構想、静岡市長「特別自治市」で対抗
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20151016-OYT1T50104.html?from=yrank_ycont
2015年10月17日 14時02分

 静岡市の田辺信宏市長と浜松市の鈴木康友市長が16日、浜松市役所で会談し、県から事務・権限の移譲を受け、県と政令指定都市の二重行政を解消する「特別自治市」の実現に向け、引き続き取り組むことを確認した。

 二重行政の解消を巡っては、川勝知事が静岡県と静岡市を一体的に運営する「県都構想」を提唱し、田辺市長に協力を呼びかけている。

 会談後の記者会見で、田辺市長は「県都構想を実現する政治プロセスが不透明だ。基礎自治体が優先の時代の中で、特別自治市を目指す」と改めて協力の考えがないことを強調。その上で「(知事が県都構想を市民に説明する)広聴会が終わった後、知事から感想を聞きたいし、ぜひ2人で話し合いたい」と呼びかけた。

 一方、県都構想の議論について、鈴木市長は「二重行政の解消は、県都構想か特別自治市か二つに一つ。しっかりと県と(静岡)市で話し合う必要がある」と述べるにとどめた。

 会談には、徳川家康の没後400年を記念した関連事業で連携する愛知県岡崎市の内田康宏市長も途中で参加。日本の文化や伝統を伝えるストーリーを認定する文化庁の新事業「日本遺産」について、家康をテーマにして3市が連携し認定を目指すことで合意した。

2015年10月17日 14時02分 Copyright c The Yomiuri Shimbun

4785名無しさん:2015/10/18(日) 14:37:42
>>104は10年以上前ですが今日的な話題ですね。。。

<大都市制度・都市自治体>
>>233>>608>>1936>>2092>>3861>>3874>>4170>>4671

「国と地方の協議の場」の現状の地方側出席者は、
地方六団体
(全国知事会、全国市長会、全国町村会、
全国都道府県議会議長会、全国市議会議長会、全国町村議会議長会)。

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date3&amp;k=2015101600698
都市3市長会と年内にも協議=政府

 指定都市市長会の林文子会長(横浜市長)ら都市部の3市長会の代表者は16日、菅義偉官房長官、高市早苗総務相と相次いで会い、3市長会と政府による定期的な協議の場を設置するよう要請した。これに対し菅長官と高市総務相は、協議に一度応じる考えを示した。3市長会は年内の開催を目指して日程を調整する方針だ。
 菅長官は同日午後の記者会見で、「まさに現場の声を一番よく知る市長で、政府としてもそういう(協議の)機会は必要だ」と述べた。
 3市長会は、指定都市市長会のほか中核市市長会と全国施行時特例市市長会(旧全国特例市市長会)。現在は法定化された「国と地方の協議の場」があるが、地方側出席者は全国知事会や全国市長会など6団体と定められ、都市自治体特有の課題について政府と話し合う場はなかった。3市長会は今後、定期的な協議の場の設置を目指す。 (2015/10/16-17:36)

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%89%B9%E4%BE%8B%E5%B8%82
特例市

中核市との区別を無くそうという意見が中核市市長会と全国特例市市長会の双方から出されており、これらの問題を取り扱う国の地方制度調査会側も前向きな姿勢を見せた[1]。その結果、2014年(平成26年)5月23日可決・成立の改正地方自治法(当該部分の施行は2015年4月1日)により、特例市制度が廃止されるとともに、中核市の人口要件を「20万人以上」に緩和し双方を統合することとなった。なお、改正法施行の時点で既に指定されている特例市(「施行時特例市」と呼ばれる)を対象とする経過措置として、従来の特例市の事務権限を引き続き保持するとともに、前述の改正法施行後5年間(2020年4月1日まで)に限り、人口が20万人未満になっていたとしても中核市に移行できるものとしている。

4786名無しさん:2015/10/18(日) 14:41:11
>>4785

<大都市制度・都市自治体>

http://www.sankei.com/politics/news/150518/plt1505180020-n1.html
2015.5.18 09:53
【大阪都構想】
否決で…横浜市「特別自治市に邁進」名古屋市は「中京都構想、影響ない」

 政令指定都市(政令市)は平成24年成立の大都市地域特別区設置法により、政令市と隣接市町村の人口が200万人以上で、住民投票で過半数が賛成すれば特別区設置が可能になっている。要件を満たすのは横浜や名古屋など全国10市。要件を満たす政令市や、政令市を抱える自治体は、住民投票をどのように受け止めたのか。

 「自らの自治体の未来を決める、大変重要な選択であったと思う。市としては、横浜に最もふさわしい制度である『特別自治市』の早期実現に向けて、今後も邁進(まいしん)していく」。全国20政令市の中で最大の人口を抱える横浜市の林文子市長は17日、住民投票の結果を受け、こんなコメントを発表した。

 横浜市は、県と市の間にある二重行政解消などの手立てとして「特別自治市」への移行を目指している。現行の政令指定都市制度を見直し、市行政に関係する全ての仕事と税収を県から譲り受け、事実上、県から“独立”する構想だ。

 ただ、神奈川県の黒岩祐治知事は「二重行政は(県と市が)コミュニケーションを取っていけば解決できる」との立場。17日も「大阪都構想は、大阪市域における地方自治制度の問題。本県の状況は、大阪市域とは大きく異なっており、この結果が本県に影響するものとは考えていない」と、林市長とは微妙な温度差を感じさせる談話を出した。

 「中京都構想」を訴える名古屋市の河村たかし市長は17日、「(否決により)現状維持になることが寂しい」とし、中京都構想は「大阪都構想とは内容が違うので(大阪での否決の)影響はない」と述べた。

 愛知県の大村秀章知事は「大阪市民が府と市の在り方について議論を尽くした上での結果であり、今まで取り組んできた橋下徹市長に深く敬意を表したい」とコメントした。

4788名無しさん:2015/10/18(日) 16:39:19
<東北・北海道>福島県

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151015-00010007-jisin-soci
ハチに刺されたらドクターヘリ?“福島棄民”の実態
女性自身 10月15日(木)6時2分配信

 福島県郡山市の「ビッグパレットふくしま」の仮設住宅には、避難指示が解除されて4年たった現在でも、川内村の旧・緊急時避難準備区域の住民、113戸・228人が暮らしている。うち約70%が60代以上の高齢者。しかもこの仮設も、’17年3月で打ち切りが決定した。

 この仮設で夫と暮らす久保田稔子さん(80)は、こう話す。

「戻れるなら戻りたいよ。でも、そう簡単ではないの。4年半も家を離れているから、修理せんと住めんけど、業者が混み合っていて、なかなか修理の順番が回ってこんし。それに、うちに戻ったら店も病院も遠くなる。お父さんも私も車の運転はできないし、若い者は、もう戻らんから」

 もともと川内村には、大きな病院や商業施設などはなかったため、原発事故前は隣接する富岡町や大熊町まで出向いていた。しかし現在、富岡町も大熊町も避難指示が継続されており、すべては閉鎖。解除のメドも立っていない。

 川内村には、やっと診療所ができたが診察科目も日替わりで、年配者には心もとない。実際に、川内村の遠藤雄幸村長は、村内で手当てを受けられず、ドクターヘリで救急搬送されたことがある。記者の問い合わせに、川内村の職員が答えてくれた。

「震災後、そういう事実はありました。ハチに刺されたか、魚のアレルギーだったかは忘れましたけど……」

 自らも川内村で被災し、今もこの仮設に住みながら、生活に困窮するお年寄りを支援すべくNPO法人を設立した志田篤さん(67)は言う。

「川内村でも、国の復興予算を使って企業誘致をしたり、老人ホームやコンビニ、温水プールをつくったりして、人を呼び戻そうとしています。それは結構なことですが」

 ここにきて原発事故特有の問題にぶつかっているという。それは……。

「地域コミュニティの崩壊です。若い世代は、低線量被ばくの影響を心配して避難先から戻りません。となると、企業を誘致しても働き手が確保できないし、地域の消防活動を担う人材がいない。また、高齢者だけの生活になることで、いざというときに面倒を見る人がいない、など問題は深刻です。国は安全だと言いますが“低線量被ばく”は前例がない。仮設を打ち切るから、村に帰れと言われてもむずかしい」

 安倍政権はいまでも、原発再稼動を進めている。また事故が起きたら、同じように棄民が出るだろう。“犠牲の連鎖”を早く止めなくてはならない。

4789とはずがたり:2015/10/27(火) 13:00:41
<九州・沖縄>沖縄県名護市
久辺村としてでも分村すりゃええねん。流石の安倍ちゃんも其処迄は出来ないか。分村する場合名護市全体での承認と沖縄県議会の承認が必要なんだっけ?

辺野古の周辺3区、名護市通さず振興費…菅長官
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20151026-OYT1T50098.html?from=yartcl_outbrain1
2015年10月26日 21時50分

 菅官房長官は26日、沖縄県の米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設計画を条件付きで容認する同県名護市辺野古周辺の地元3区長と首相官邸で懇談した。

 菅氏は移設に反対する名護市を通さず、今年度から3区に振興費を直接支出する方針を伝えた。地元住民が移設を容認している点を強調し、移設に反対する名護市の稲嶺進市長らをけん制する狙いがあるとみられる。

 懇談会に参加したのは、名護市の辺野古、豊原、久志の「久辺くべ3区」と呼ばれる地域の3区長。いずれも地元の振興を条件に移設を容認する立場だ。政府は在日米軍再編への協力に応じて自治体に「再編交付金」を支給している。だが、移設反対の稲嶺氏が2010年に市長就任後、名護市は交付金の受け取りを拒否したため、3区内の事業に充てられることはなかった。

2015年10月26日 21時50分

4790とはずがたり:2015/11/01(日) 18:59:56
限界集落盛り上げプロジェクトも結構だが,住みもしない部外者が盛り上がって集落を本当は畳みたいけど畳めない様な雰囲気にしては駄目だと思う。4世帯8人ではねぇ。。

2015.10.12 07:06
洲本・竹原地区を盛り上げ 小水力発電の電力で音楽会
http://www.sankei.com/region/news/151012/rgn1510120016-n1.html

 洲本市が龍谷大学(京都市)と連携して活性化を目指している洲本市竹原地区で11日、農業用水を利用した「小水力発電システム」で生まれた電力を使った音楽会が開かれた。シイタケの収穫体験も行われ、参加した約40人が「秋」を満喫した。

 同市と龍谷大は市内4カ所で「域学連携事業」を展開。このうち、住民が4世帯8人まで減少した「限界集落」の竹原地区では、再生可能エネルギーの拠点化による地域再生を目指している。

 その手始めとして今年2月、同地区内に設置されている農業用水路にパイプをつなぎ、その高低差を利用して水車を回転させる「小水力発電システム」を設置。生み出される電力120ワットを、街灯や防犯カメラなどに使っている。

 この日は、同地区の観光農園で、「秋の竹原まつり」と題したイベントを開催。豊かな自然の中で行われた音楽会では、龍谷大の学生ら5つのグループや個人がジャズ演奏などを披露した。同市の会社員、大小島藍さん(29)は「ホールなどと違って、自然の中で聞く音楽はとても良かった」と話していた。

4791名無しさん:2015/11/01(日) 20:13:43
<近畿>大阪府大阪市

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151031-00000001-wordleafv-soci
初期国勢調査周知に「大大阪」の芸能人が活躍してた!?
THE PAGE 10月31日(土)12時53分配信

 大正後期から昭和初期にかけて、都市改造で高揚期を迎えた大阪市。大阪人たちは誇らしげに「大大阪」と呼んだ。大大阪時代の大阪のにぎわいが、国勢調査と大衆芸能にかかわる研究を通じてもうかがい知れる。多くの芸能人たちが行政の要請に応じて国勢調査の啓発活動に活躍していた事実が、改めて浮き彫りになったからだ。研究者が収集してきたSPレコード・コレクションの中に、新たな知見が埋め込まれていた。

浪曲師が名調子で国勢調査物語を語って聞かせる
 研究者は、京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センター特別研究員の大西秀紀さん。大阪で生まれ育ち、日本レコード文化史の研究に打ち込む。研究調査の一環として、戦前に発売されたSPレコードを多数収集してきた。

 5年ごとに実施される国勢調査が今月実施されたが、大西特別研究員は自身のSPレコード・コレクションの中から、初期の国勢調査にかかわる作品をピックアップ。作品の内容を詳しく分析するとともに、当時の新聞記事などを丹念に読み直し、レコード発行の経緯や国勢調査時の状況などを検証。研究成果を所属する同大学日本伝統音楽研究センターのセミナーなどで発表してきた。

 国勢調査が初めて実施されたのは1920年(大正9)。以来、5年ごとに簡易調査と大規模調査を交互に実施。第20回の今年は10月、簡易調査が実施された。大西特別研究員の研究対象になったのは、20年と30年の国勢調査時に発売された国勢調査啓発レコードだ。

浪花節宣伝隊が活躍し東京へも遠征
 1920年の国勢調査では、国勢調査啓発のSPレコードが2枚確認されている。人気浪曲師初代京山小円の「浪花節 国のしらべ」、同じく2代目吉田奈良丸の「浪花節 国勢調査」だ。どちらも渋い名調子で国勢調査の意義を訴え、調査項目などを説明している。

 当時の大阪は、都市の可能性と課題が入り乱れるカオス状態にあった。明治維新直後の混乱から立ち直り、東洋のマンチェスターと呼ばれるほどの近代的商工都市に転身。新たなチャンスを求めて、多くの労働者が地方から移り住んだ。

 半面、繁華街のきらめきやざわめきとは裏腹に、社会政策の立ち遅れや急激な人口増加に伴う住宅難などで、光と影が際立つ。船上や路上で暮らす人たちが多いこともあり、行政が市民の生活実態を正確に把握しにくい状況にあった。初めての国勢調査を成功させるには、まちの隅々まで事前の啓発活動の徹底が不可欠だった。

 「当時は浪花節という芸能が勢いのあった時代、とりわけ庶民に人気が高かった。そこで大阪府が浪花節親友派に国勢調査啓発の協力を要請。親友派は浪花節宣伝隊を結成して浪曲師たちを国勢調査の説明会に派遣し、参加者を集めて調査啓発にひと役買った」(大西特別研究員)

 庶民は浪曲師の名調子聞きたさに、国勢調査説明会の会場へ。待ち構える浪曲師たちは、得意の演題を始める前に、まくらとして国勢調査ものを演じた。さらに新聞が国勢調査まくらを紙面に掲載したため、説明会に行けない庶民にもまくらの内容が伝わった。

 浪花節宣伝隊のいわゆる客寄せ効果は高かったようで、宣伝隊は請われて東京へも乗り込んだ。宣伝隊奮戦のシンボルが、人気浪曲師によるSPレコードだった。大西特別研究員調査による小円「浪花節 国のしらべ」の主要部分を紹介しよう。

 『国勢調査に文明の 花さまざまの有様を 八つの事柄現して 男女に区分けして 結ぶ縁の夫婦仲 一つ所帯の親や子の 何日の生まれか名はなんと 故郷いずこぞ今住める』
 確かにだれにも分かりやすい内容といえそうだ。

4792名無しさん:2015/11/01(日) 20:14:12
>>4791

AKB風の女性人気グループによる国勢調査コントも
 それから10年後の1930年、時代は大正から昭和へ。第2回目の大規模調査時に発売された7枚セットの「国調レコード」が、貴重な史実を刻み込む。兵庫県尼崎市の特許レコード製作所で製造。レコードの芯(しん)にボール紙を使用したもので、軽くて落しても割れにくい。録音内容は多岐に富む。

 「初回の国勢調査で、浪曲が啓発に効果を発揮した実績をもとに、大阪府は2回目の大規模調査の実施にあたり、浪曲師だけではなく、さまざまな分野の芸能人の協力を得て啓発活動を展開しようとした。レコード1枚目は国勢調査の主旨説明で、府知事自身が吹き込んだ。そのうえで、2枚目からはレビュー、漫才、小唄・都々逸(どどいつ)、浪花節など、多彩なジャンルの芸能による啓発作品で構成されている」(大西特別研究員)

 国調レビューを演じているのは白鳥座歌舞劇団で、女性だけのレビュー団として人気を集めていた。女性団員演じる国勢調査員が立ち寄ったレストランの店員や客たちに、国勢調査の内容を教えるコント仕立ての歌謡劇だ。レコード2枚4面を使い、録音時間は約12分と長い。

 「今ならAKB48などに相当する人気女性グループが、国勢調査をテーマにコントを演じるわけですから、注目度が高かったはず。国勢調査の対象となる10月1日午前零時、夜勤で留守にする場合、どう申告したらいいのかなど、きめこまかく説明している。録音時間に制限があるため少し早口になっているものの、息が合っているので十分けいこを積んだ労作だ」(大西特別研究員)

『主は我がまま 私は気まま 国勢調査は有りのまま』
 漫才は横山エンタツ・花菱アチャコの名コンビが担当。随所に笑いを織り込みながら、軽快なテンポで国勢調査の勘どころを押さえていく。大西特別研究員によると、エンタツ・アチャココンビによるレコードデビュー作の可能性が高いという。

 小唄「国調都々逸」を披露するのは南地力松。大阪の代表的花街のひとつ南地の芸妓で、多くのレコードを吹き込んだ人気歌手だった。都々逸の一節は次の通り。

 『主(ぬし)は我がまま 私は気まま 国勢調査は有りのまま』今でも十分通用するようなユーモアとエスプリを併せ持つ。「浪曲は説明会の顧客動員に活用し、レビューで調査の内容までをしっかり説明する。それぞれの芸能の持ち味を生かした展開を工夫していたと考えられる。多様なジャンルの芸能に精通した総合プロデューサー的人材が、プロジェクトを動かしていたのかもしれない」(大西特別研究員)

4793名無しさん:2015/11/01(日) 20:14:35
>>4792

関西一円に点在していたレコード会社
 浪花節宣伝隊からオール芸能大応援団へ。サポート態勢の充実には大阪の世相も反映していたのではないか。1925年4月1日、大阪市は第2次市域拡張を行い、人口は241万4804人に増加。当時の東京市を抜いて人口日本一に輝き、世界第6位の大都市になった。新聞も「歓声みなぎる大大阪」などと報じている。

 翌26年御堂筋の拡幅工事着手、27年大阪市営バスが運行開始、28年ジャズの「道頓堀行進曲」がヒット。29年には阪急百貨店が開業し、四ツ橋に文楽座が落成して、30年の国勢調査を迎える。大大阪時代は色鮮やかな都市文化が花開いた時代だった。

 「7枚セットの国調レコードには、他にもシリーズがあった可能性がある。国調落語があってもおかしくないし、ジャズのヒット曲『道頓堀行進曲』にちなんで『国調行進曲』が作られても不思議ではないと、想像してみるのも楽しい」(大西特別研究員)

 レコード文化黎明期の舞台は、東京だけではなかった。関西でも大正から昭和初期にかけて、多くのレコード会社が点在し、レコードを世に送り出していたという。

 「神戸、京都、大阪、奈良、西宮、尼崎など、関西各地でレコード会社が設立され、さまざまなレコードが録音されていた。芸能による国勢調査啓発活動が関西のレコード文化を背景に実現した半面、関西のレコード産業は経営的には長続きしなかった。大大阪は素晴らしい時代だったが、大阪は過去を大事にしない、過去を振り返らないまちになってしまったのではないか。外国人観光客は安らげる場所を求めて日本へやってくる。文化を大切にするという観点から、大大阪の時代をとらえ直したい」(大西特別研究員)

 はつらつと技芸を競い合う芸能人たち。その多様な「芸能力」を、独自の企画力で活用しようと試みる行政。芸能と行政をつなぐレコード産業。大大阪時代の国勢調査を通じて、活力にあふれ奥行きの深い大阪の姿が浮かび上がってきた。
(文責・岡村雅之/関西ライター名鑑)

4794名無しさん:2015/11/14(土) 19:02:57
<首都、副首都>

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151112-00000006-wordleaf-pol
「副首都」をめぐる考え方 首都・東京はどう見るか
THE PAGE 11月12日(木)18時0分配信

 大阪・橋下徹市長は、先月の新党「おおさか維新の会」立ち上げ会見で、再び「大阪都構想」の実現を目指すと同時に、「副首都」をつくることを打ち出しました。橋下市長は以前から「東京と大阪、2つのエンジンで日本を成長させる」と語り、都構想でも同様の主張をしています。この会見では、新たに副首都という聞き慣れない言葉が飛び出してきました。現在の日本では「首都」の定義は明確になっていませんが、一般的に東京が日本の首都と解されています。東京都は、副首都についてどう見ているのでしょうか?

日本全体の経済活性化
「現段階では、副首都がどのような制度設計になるのかが不透明ですので、東京都が橋下市長の掲げる副首都構想に何かを述べることはありません」

 東京都政策企画局はこう語りました。ただ日本経済の活性化という観点からは大阪が盛り上がることを歓迎します。「東京都は地方都市とも共存共栄を目指しています。橋下市長が提唱する『東京と大阪、2つのエンジン』といった考え方で、日本全体が発展し、経済が活性化することは東京にとってもいいことだと考えています」。

首都機能のバックアップ
 橋下市長の会見でいきなり飛び出したかのような副首都ですが、その発端は阪神大震災までさかのぼります。阪神大震災では大阪・神戸を中心に大きな被害が出ました。大阪・神戸といった大都市が震災で壊滅的な打撃を受けると、都市の機能や経済が一時的に停滞してしまい、食料品の物流機能や電気・ガス・水道といった生活インフラも停止してしまいます。それをきっかけに、混乱が起きます。

 首都直下型地震はいつ発生してもおかしくないといわれています。東京には国会議事堂や霞が関の官庁群などの政治の中枢が集積し、多くの企業が本社を置いています。東京で大震災が起きれば、阪神大震災とは比較にならないレベルの被害や混乱が起きと予想されています。

 そうした想定から、関西圏に一部の首都機能を移転させて東京と同様の機能をもたせればリスクヘッジになる――。一般的に副首都には、災害に備えて首都機能をバックアップするという考え方が根底にあるといえます。

4795名無しさん:2015/11/14(土) 19:03:21
>>4794

近隣の9都県市で連携強化
 こうした首都機能のバックアップという考え方自体は、都も必要なことだと考えており、近隣都県との連携を強化しているといいます。

「東京都は周辺の県や政令指定都市で構成される9都県市で防災力を強化するなど、さまざまな分野で連携しています。これらの県や政令市には国の地方合同庁舎や民間の大規模施設も多く立地し、これらを代替拠点として活用すれば首都機能をバックアップすることは可能です。仮に首都のバックアップ機能を遠方の都市に移転させることになれば、その移転費用は莫大になるでしょう。移転に費用を投じるよりも、国際競争力を高めるために空港機能や三環状道路などインフラを整備し、防災体制を強化することにお金をかける方が有効だと考えています」(同)

 バブル期、東京の地価が高騰したこともあり、政府は“飽和状態”にある東京を少しでも緩和させようと首都移転を検討。国会でも『国会等の移転に関する法律』が成立しました。しかし、具体的に首都移転候補地は選定されることなく、現在に至っています。

 しばらく、首都移転の議論は棚上げされていましたが、東日本大震災が発生してから少し状況は変わっています。国会議員を中心に首都のバックアップ機能を地方都市に持たせようと検討する動きも見られます。首都機能をめぐる動きは果たして国民的な議論になるでしょうか?

(小川裕夫=フリーランスライター)

4796名無しさん:2015/11/21(土) 17:39:09
>>4785

<大都市制度・都市自治体>

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151120-00000050-mai-pol
<大阪ダブル選>「二重行政」他都市でも
毎日新聞 11月20日(金)13時53分配信

 ◇19政令市長で13市長が「感じる」と回答

 22日投開票の大阪府知事・大阪市長のダブル選では、府市の類似事業が「無駄な二重行政」なのかも論争の的だ。毎日新聞が大阪市を除く全国19の政令市長と、政令市のある14道府県の知事にアンケートを実施したところ、13市長と5知事が「二重行政を感じる」と答えた。各地で知事と市長が協議の場を設けたり、新たな都市制度の導入を模索する動きが出たりするなど、大都市行政のすみ分けは全国でも課題になっている。

 各知事・市長に質問を送り、今月上旬までに全員から回答を得た。愛知県の大村秀章知事のみ全ての設問で無回答だった。

 「道府県と政令市で二重行政があると感じているか」との質問に、「感じている」と答えた市長は19人のうち13人。横浜市の林文子市長は「私立幼稚園の設置認可や二級河川の管理、医療計画の策定などで存在し、事務・権限が分断されている」と主張。「現行の政令市制度では解決できない」として、権限と財源を市に一元化する「特別自治市」制度の早期創設を訴える。

 これに対し、知事で「二重行政を感じる」と回答したのは5人。静岡県の川勝平太知事は「美術館や文化会館、図書館などで県と静岡市が同一・類似の施設を整備しており、一体運営や集約化で質の高い運営ができる」と指摘。静岡市を三つの特別区に再編する「県都構想」を提案する。だが、静岡市の田辺信宏市長は「目指す方向性は基礎自治体の権限、財源の充実強化」としており、両者の考えは対立している。

 二重行政を話し合いで解決しようとする自治体も目立つ。京都府の山田啓二知事と京都市の門川大作市長は「実務者レベルでも協議を進めてきた」とそろって強調。中小企業への融資や動物愛護センターの設置運営など具体的な連携効果が出ているとした。

 また、政令市長に必要と考える都市制度を尋ねると、10市長が「特別自治市」と明言した。「各政令市の特性に応じた多様な制度を選択できるようにすべきだ」(熊谷俊人・千葉市長)など、地域の実情や独自性を尊重すべきだとした市長も6人いた。来春から導入が可能となり、区長の権限を強化する「総合区」制度については名古屋、新潟両市長が「検討中」とした。

 ダブル選の主な立候補者のうち、大阪維新の会の候補は「府市の二重行政が成長を阻害してきた」として「大阪都構想」への再挑戦を目指す。総合区には否定的な立場だ。

 一方、自民党の推薦候補は「同じような事業があっても全て無駄とは言えない」とし、「大阪戦略調整会議」で協議していくべきだと訴える。総合区は中央、西成両区で先行導入する方針だ。【まとめ・小林慎】

4797とはずがたり:2015/11/22(日) 21:30:29
<大阪ダブル選>「二重行政」他都市でも
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20151120k0000e010256000c.html
11月20日 13:53毎日新聞

 ◇19政令市長で13市長が「感じる」と回答

 22日投開票の大阪府知事・大阪市長のダブル選では、府市の類似事業が「無駄な二重行政」なのかも論争の的だ。毎日新聞が大阪市を除く全国19の政令市長と、政令市のある14道府県の知事にアンケートを実施したところ、13市長と5知事が「二重行政を感じる」と答えた。各地で知事と市長が協議の場を設けたり、新たな都市制度の導入を模索する動きが出たりするなど、大都市行政のすみ分けは全国でも課題になっている。

 各知事・市長に質問を送り、今月上旬までに全員から回答を得た。愛知県の大村秀章知事のみ全ての設問で無回答だった。

 「道府県と政令市で二重行政があると感じているか」との質問に、「感じている」と答えた市長は19人のうち13人。横浜市の林文子市長は「私立幼稚園の設置認可や二級河川の管理、医療計画の策定などで存在し、事務・権限が分断されている」と主張。「現行の政令市制度では解決できない」として、権限と財源を市に一元化する「特別自治市」制度の早期創設を訴える。

 これに対し、知事で「二重行政を感じる」と回答したのは5人。静岡県の川勝平太知事は「美術館や文化会館、図書館などで県と静岡市が同一・類似の施設を整備しており、一体運営や集約化で質の高い運営ができる」と指摘。静岡市を三つの特別区に再編する「県都構想」を提案する。だが、静岡市の田辺信宏市長は「目指す方向性は基礎自治体の権限、財源の充実強化」としており、両者の考えは対立している。

 二重行政を話し合いで解決しようとする自治体も目立つ。京都府の山田啓二知事と京都市の門川大作市長は「実務者レベルでも協議を進めてきた」とそろって強調。中小企業への融資や動物愛護センターの設置運営など具体的な連携効果が出ているとした。

 また、政令市長に必要と考える都市制度を尋ねると、10市長が「特別自治市」と明言した。「各政令市の特性に応じた多様な制度を選択できるようにすべきだ」(熊谷俊人・千葉市長)など、地域の実情や独自性を尊重すべきだとした市長も6人いた。来春から導入が可能となり、区長の権限を強化する「総合区」制度については名古屋、新潟両市長が「検討中」とした。

 ダブル選の主な立候補者のうち、大阪維新の会の候補は「府市の二重行政が成長を阻害してきた」として「大阪都構想」への再挑戦を目指す。総合区には否定的な立場だ。

 一方、自民党の推薦候補は「同じような事業があっても全て無駄とは言えない」とし、「大阪戦略調整会議」で協議していくべきだと訴える。総合区は中央、西成両区で先行導入する方針だ。【まとめ・小林慎】

4798とはずがたり:2015/11/23(月) 21:26:14
10年以上放置された駅前に、年間80万人
オガールプロジェクト(1) 公ができなかったから民がやる
http://www.nikkeibp.co.jp/article/tk/20150216/435677/
黒田 隆明【2015.2.18】

4799とはずがたり:2015/11/26(木) 19:30:04
<近畿・東海>三重県名張市・奈良県山添村葛尾

>この事件の舞台は「三重県名張市」となっているが、一部は奈良県山添村にかかっていることだ。事件の起きた集落は、二つの県にまたがっていた
調べると葛尾http://map.goo.ne.jp/map/latlon/E136.3.52.875N34.38.58.667/zoom/8/と云う聚落らしい。

事件は三奈の会という集まりで起きたそうだが三重と奈良に分かれたけどと云うことのようだ。
http://wiki.chakuriki.net/index.php/%E5%90%8D%E5%BC%B5%E5%B8%82
名張事件も謎ではあるけど葛尾が分かれた理由も知りたい所。

まあそれは兎も角俺もゴルフ場は農薬まみれで宜しくない施設だとは今でも思っている。農薬散布量減ったと云ってもどの位なんだろうねぇ。。

名張毒ぶどう酒事件とゴルフ場建設反対運動
http://bylines.news.yahoo.co.jp/tanakaatsuo/20151006-00050189/
田中淳夫 | 森林ジャーナリスト
2015年10月6日 11時8分配信

10月4日、名張毒ぶどう酒事件の「犯人」とされた奥西優が、43年にわたって確定死刑囚のまま収監され続けていたが、執行されることなく89歳で死亡した。

この事件では、集落の宴会で女性用に出されたぶどう酒に、農薬が混入されて5人が亡くなっている。だが奥西死刑囚には、常に冤罪の疑いが語られ、また再審請求も繰り返され続ける特異な経緯をたどる。
彼の死によって事件を振り返る報道が多くされたので、ここでは深く語らない。ただ以前、現役裁判官にこの事件を振った際に、概要も知らなかったのに驚いたことがある。それほど歴史の彼方になっていたのか、と思った次第だ。

ここでは事件から私が連想した、まったく別の話をしたい。
まず知っていただきたいのは、この事件の舞台は「三重県名張市」となっているが、一部は奈良県山添村にかかっていることだ。事件の起きた集落は、二つの県にまたがっていた。そして山添村と言えば、別の事象で有名になったことがあるのだ。

毒ぶどう酒事件では5人の死者のほかにも12人の女性がぶどう酒を飲んで急性中毒を起こしている。その中には妊婦もいた。
幸い彼女はお腹の子供とともに無事助かった。しかし、この事件が元で彼女の家族は農薬の毒性の恐ろしさを知る。そのため農家であったが、農薬に対する強烈な拒否反応を持つようになった。彼女の夫・浜田耕作さんはその後有機無農薬栽培に切り替え、米作と養鶏を組み合わせた農業に取り組んだ。また生まれた子供たちが健康に育つように玄米菜食を実行した。

4800とはずがたり:2015/11/26(木) 19:30:28
>>4799-4800
この家族の生活が一変するのは、成長して大学生になった長男が村内にあるグリーンハイランドカントリー倶楽部にアルバイトをするようになってからだ。彼は、そこで大量の農薬を目にした。それは芝生の病害虫対策として散布されていた。
これを聞いた浜田さんは、猛然とゴルフ場反対運動に取り組み始める。毒ぶどう酒事件に端を発した農薬への恐れがゴルフ場へとむけられたのだ。

それまで村内には3つのゴルフ場があり、もう一つ建設中だった。とくに反対運動はなかった。むしろ雇用の場などを提供してくれる「緑の企業」として歓迎されていたそうだ。
だが、さらに2つのゴルフ場建設計画が進んでいた。その一つは、浜田さんの地所と隣接していたという。しかもゴルフ場の位置するのは、村の水源地に当たる。そのため大量の農薬散布と水源地の破壊を理由にゴルフ場反対運動を起こしたのだ。

それは全国でくすぶっていたゴルフ場建設反対の機運に火をつけた。呼応するゴルフ場計画地に関わる人々や運動家、そして研究者たちが山添村に集まった。農薬というキーワードは、漠然と抱かれていたゴルフ場に対する反感に火をつけた。山添村に続け、が合い言葉となった。かくして山添村は、ゴルフ場反対運動のメッカとなったのだ。

その後、山添村には建設中だった一つのゴルフ場ができて4つになったが、計画されていた2つは建設が止まり、事実上の中止となった。

私自身は、一つの村に6つもゴルフ場があるのはあまりにも多すぎるから、反対運動が起きたのも仕方ないと思っている。また当時のゴルフ場が農薬を大量散布していたのも事実だろう。
ただ、農業も農薬を大量に使っていた時代である。農家がゴルフ場建設の反対理由に農薬を持ち出すのはどうも納得が行かなかった。しかし、毒ぶどう酒事件が農薬に対する強烈な忌避感を生み出していたとしたら……。

ゴルフ場=農薬まみれというイメージが定着した裏に、こんな事情があったことは頭の片隅に置いておいてほしい。

ちなみに現在のゴルフ場の農薬使用量は、当時の10分の1以下まで減ったといわれる。いまや農地より少ないと言われるほどだ。場内を調査すると、絶滅危惧種の動植物がたくさん見つかり、里山の自然の隠れ家になっているという指摘もある。一方でゴルフ人口は減り続け、余剰ゴルフ場は全国に500を越えるといい、リストラが課題になっている。

……なんとも不思議な因果である。

4801とはずがたり:2015/11/30(月) 13:59:46
<近畿>京都府相楽郡

精華って名前が人工的で気に喰わなかったけど中学校由来だったとわ。
因みに相楽は「そうらく」で,「さがら」と云う訓みもあるだが「さがなか」と訓む地名もあり不思議に思ってたが神社由来だそうな。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B2%BE%E8%8F%AF%E7%94%BA%E7%AB%8B%E7%B2%BE%E8%8F%AF%E4%B8%AD%E5%AD%A6%E6%A0%A1
精華高等小学校[編集]
1896年(明治29年)、狛田村・稲田村・祝園村・山田荘村・相楽村組合立精華高等小学校が開校した。「精華」は教育勅語の「国体の精華」(日本の国の最も美しい美点)という一節からとられた。尋常小学校卒業後、村を出ずに進学できる精華高等小学校は地域に歓迎された。しかし、校舎の建て替え経費の問題もあり、1920年(大正9年)、組合は分離・解散し、精華高等小学校は閉校している。
精華中学校の創立[編集]
戦後の学制改革により、新制中学校が設立されることとなった。地域にあって、家から通う新制中学校は、戦前の精華高等小学校を連想させた。村の中心的世代である40代、50代の多くが精華高等小学校卒であり、二度目の組合設立の大きな牽引力となった。それに、組合は川西村・山田荘村・相楽村の3村で組むことになり、精華高等小学校と同じ範囲であったため、新制中学校は「精華」の名前を継承することとなった。戦後の学制改革により、学校教育を律するのは戦前の教育勅語から日本国憲法と教育基本法に変わったが、「精華」と言えば、かつて地域の村々が協力し、共同で運営した学校の名前であったため、新制中学校にも採用されることとなった。
1949年2月、京都府自治制度調査委員会によって出された町村合併の試案によると、相楽郡の合併の組み合わせはいずれも新制中学校の区域に基づいたものであった。相楽郡北西部では精華中学校の区域である川西村・山田荘村・相楽村の3村の合併が検討された。最終的に相楽村は木津町との合併を決定し、川西村・山田荘村の2村合併となったが、ともに精華中学校を運営している仲間の村々ということが強く意識され、1951年4月、精華中学校の名を由来とする精華村が誕生することとなった。それに伴い、組合立精華中学校は精華村立精華中学校へ改称し、木津町と合併した相楽村の生徒は木津中学校へ通うこととなった。

〈相楽〉地名と神社、同じなのに違う読み
http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/121220/wlf12122011010011-n1.htm
2012.12.20 11:00 (1/2ページ)[難読地名辞典]
 京都府木津川市にあるJR片町線(学研都市線)西木津駅から南西に数分歩いたところに、相楽神社がある。同市が木津町など相楽郡3町の合併で発足し、現在も同郡に精華町などが残ることから、郡の今の呼び名である「そうらく」神社だと思っていた。(篠田丈晴)

 だが、大いなる思い込みだった。「さがなか」と呼ぶ。神社名もさることながら、所在地は相楽清水(さがなかしみず)で、近くにある新興住宅地「相楽台」も「さがなかだい」なのである。言い訳になってしまうが、平城・相楽(へいじょう・そうらく)ニュータウンのイメージがあまりにも強かった。郡の呼称だけ「そうらく」なのだ。

 それでは、「さがなか」の語源は何か。真偽はともかくとして、古事記や日本書紀に興味深い説が述べられている。

 垂仁天皇の后に召された丹波道主(たんばのみちぬし)の4人の娘のうち、美しくないとの理由で都から国に送還された円野比売命(まどのひめのみひと)がそれを恥じ、途中の「山代国之相楽」で木の枝に取り懸(か)かって首をつって自殺しようとした。それで、そこを名付けて懸木(さがりき)といった。のちに、「さがらか」「さがなか」と訛(なま)ったのだという。

 さて、相楽神社である。創立の時期は定かではないが、江戸時代までは八幡神社と呼ばれていた。だが、明治10年に『延喜式』神名帳に相楽郡一座「相楽(さからかの)神社」と明記されていることがわかったため、社名を改めた。室町時代初期に造営された本殿は国の重要文化財である。

 また、同神社から西北に数分歩くと、藤原百川(ももかわ)公墓がある。平安遷都を成し遂げた桓武天皇の擁立に尽くした藤原式家の百川の墓と伝わる小さな塚だ。夫人とともに葬られたとされ、桜の木に囲まれて2つ並んでいる。

4802とはずがたり:2015/12/01(火) 13:43:29
膨大で転載挫折してたが非常に示唆深い。再び転載に挑戦。

この記事に関しては都道府県という区分には正統性がないと思っている(俺の卒論の背後のテーマでもあった)けど木下さんも指摘していて心強い。

>都道府県も市町村も国の出先も、「補助金をもらっていない民間団体の取り組みについて知らない」という現実です。

>ある意味で、おカネをもらいにくる民間とは接点があるものの、補助金もらわずに成果を収めているような地域での本当の取り組みの人たちとは、接点がないのです。

>何より問題なのは、「失敗した情報」は伝わらない、ということです。当然伝える側は自分たちが損する情報など、上にはあげるはずがありません。…結局のところは、都合の良い補助金を使って、なんとなく成果が生まれたような感じのところを、事例にまとめるしかないわけです。

安倍首相の地方創生は、すでに失敗している
明治維新以来の「伝言ゲーム」が地方を滅ぼす
http://toyokeizai.net/articles/-/55351
木下 斉 :まちビジネス事業家 2014年12月09日

地方創生は安倍政権の大きなテーマですが、別に安倍政権とは関係なく、みなさんも素朴な疑問をお持ちではありませんか?そもそも、これまでも歴代の政権はいろいろな地域活性策を打ってきたはずですが、なぜこうした活性策は、ことごとく失敗してきたのでしょうか。

ひとことでいえば、時代に合わなくなった昔の組織を温存したうえで、政策を実行しているからです。つまり、インターネットも高速道路も新幹線もなかった時代、明治維新政府が樹立したような都道府県・市町村というツリー構造を温存したまま、情報を集めて、その情報をもとに政策を立てて、都道府県・市町村を経て民間に実践させるからです。

このような旧来型の組織構造では、問題が次から次へと加速度的に細分化して深刻化する今の時代には、課題解決を図るのは不可能です。

都道府県単位での社会構造は、すでに崩壊している

私は県庁所在地を「明治維新利権」と冗談で言っています。というのも、各都道府県単位に行政拠点をおいて、それぞれを管理する仕掛けは、事実上崩壊しようとしているからです。

従来は、その都道府県ごとに置かれた県庁所在地に、官庁だけでなく、都道府県単位での民間企業の支店やら営業所やらの中枢が置かれ営業活動をしていました。つまり、行政も産業もそこに集まり、名実ともに県庁所在地がその都道府県の中心部であるという時代がありました。

しかし、これも1970年以降は中心部にあった県庁や市役所も郊外に移転、さらに新幹線と高速道路が開通したことで「民間企業の支店などは複数都道府県で1つずつ」、といった形で統廃合されています。もはや、「都道府県単位でうんぬん」というのは事実上、地域をコントロールできるわけでも、地域の中心部であるわけでもなくなってしまっています。

例えば、山形市は完全に高速道路によって仙台市に組み込まれてしまっていて、行政拠点の近くに民間が47都道府県全部に支店や営業所を置くという時代は、すでに終焉を迎えています。新幹線によって、これは東北全域に見られ、ますます影響は強まるばかりです。

東北だけの話ではありません。こうした構造は、九州であれば福岡市に、中部であれば名古屋市にと、業務機能から商圏さえもどんどん統合されていっています。国の出先機関さえ北海道、東北、関東甲信越、中部などで1つずつなのですから、実質的に都道府県ごとでできることは、どんどん少なくなってきています。

さらに、インターネットの登場によって、今度はこのような都道府県の事実上の経済圏統廃合が加速しているわけですから、いつまでも昔の構造を国が踏襲して施策を打ち込んでも、無理があるわけです。

情報収集でも「三重苦」、正確な政策立案は不可能

無理というのは、情報を集めるうえでも、事業を実行するうえでも、両方の意味でです。

地域活性化の情報を集めるのにあたって、ほとんどの場合、活性化事業で成果をあげているのは民間です。すると国は、都道府県や国の出先機関に「地方にいい事例はないか」と聞きます。都道府県は市町村に聞いて、市町村は普段から補助金を出している地元の民間団体に聞き取りに回ったりします。

4803とはずがたり:2015/12/01(火) 13:43:58
>>4802-4803
国の出先機関も、過去の補助金支給実績のある民間団体に聞いて回ります。こうして集まった情報を、今度は上(都道府県や、国)に戻していくわけです。

ここで3つの問題があります。

まず1つは、こんな伝言ゲームをしていたら、伝わる情報も伝わらない、という話です。しかも毎度、実践者ではない役人のフィルターが入りますから、事例の概要や分析について、偏りがどんどん生まれていってしまいます。それが2度、3度と重なっていくわけですから、上に行く頃には・・書いているだけで、うまくいかないのがよくわかりますよね。

「え、それって間違いでしょ」という事例紹介が普通に行われていたりするわけです。まあ、本人は見たことも聞いたこともないことを、人から聞いた情報だけで政策の資料にするわけですから、当たり前です。

もう1つの問題は、都道府県も市町村も国の出先も、「補助金をもらっていない民間団体の取り組みについて知らない」という現実です。

実際に、「商店街での成功事例◯◯選」といったものを国が企画してやった時も、都道府県・市町村・国の出先機関などが調べて行ったのですが、驚くほどに、補助金をもらっている取り組みばかりでした。ある意味で、おカネをもらいにくる民間とは接点があるものの、補助金もらわずに成果を収めているような地域での本当の取り組みの人たちとは、接点がないのです。

そして3つめ、何より問題なのは、「失敗した情報」は伝わらない、ということです。当然伝える側は自分たちが損する情報など、上にはあげるはずがありません。民間も、市町村も、都道府県も、国の出先機関だって当たり前です。結局のところは、都合の良い補助金を使って、なんとなく成果が生まれたような感じのところを、事例にまとめるしかないわけです。

事実、今年の9月9日、政府の「まち・ひと・しごと創生本部」が、今までの地域再生関連政策の総括を求める安倍総理の指示に基づいて、各省庁に失敗事例について聴取すると、過去の政策の失敗を告白したところは「ゼロ」であったといいます。

つまり、どの省庁も「どれも失敗していなかった」と解答したわけです。「これは失敗作でしたということは言いにくい」と石破地方創生相も認めていますが、このように、都合の悪い情報は集まらず、都合のよい情報ばかりが集まってしまうわけです。

こうしたなか、今年、私たちのエリア・イノベーション・アライアンスで過去の中心市街地活性化における失敗事例をまとめた『あのまち、このまち失敗事例集?「墓標シリーズ」』http://areaia.jp/item/aia_text/review_mook-995.phpは大変な反響を得ました。

中でも驚いたのは、財務省主計局の主計官が私たちのレポートを読んで、「自分たちのつけていた予算が、このようなことになっていたとは知らなかった」と話していたことです。もう明治維新以降の都道府県・市町村・国の出先構造では、地方の実態は霞ヶ関には届かず、正確な政策立案は不可能であることを痛感させられた時でした。

旧来の枠組みで考えず、民間の取り組みから考えよ

こんな状況で作られた政策に乗っかったらどうなるかは、いうまでもありません。

地方再生政策が軒並み失敗してきた背景には、上述のように、個別の事業内容が悪い云々以前に、もはや国からの伝言ゲームをベースにした構造で政策が作られ、さらに上から下へと予算が流される形で成果を残すなんてこと自体が、「無理じゃないのー?」ということなのです。

実は、地域での取り組みは、民間が、農業、林業、漁業、地方の中心部の再生などを含め、さまざまな分野で新しい仕掛けを始めて、成果を収めてきています。これを政策に活かすためには、直接的に国が地方事業に手をいれるのか、もしくは地方が自由に事業に取り組む権限を与えるほかないと思います。

「まち・ひと・しごと創生法」にかかれているような、国による基本戦略、都道府県による基本戦略、市町村による基本戦略のような流れ作業では、もう事態は改善しません。

今回の地域創生は、まずは、この構造での情報収集、事業実施から離れて、戦略や事業実施を先進的な民間の取り組みに基づいて考えなおす、いいタイミングであると思います。

4804とはずがたり:2015/12/01(火) 13:49:58
親譲りの口先野郎め,云うだけなら誰も(利権まみれの自民党議員の大半は云えもしないんだけど)云えるし与党内にいるんだからちゃんと実行せえ。

小泉進次郎政務官は、ハードボイルドだ!
補助金に頼らない、本物の地方創生とは?
http://toyokeizai.net/articles/-/48985
ぐっちーさん :投資銀行家

…(小泉進次郎政務官が)地方創生担当の内閣府大臣政務官として、われわれがやっている「オガールプロジェクト」をぜひ見たい、ということで、9月24日に岩手県紫波(しわ)町にお越しになったのです(筆者はプロジェクトの金融アドバイザー)。

補助金一切使わず、1年目から税金を納め大成功

われわれのやっているオガールプロジェクトは、補助金を一切使わず、すべてリスクマネー(株式)と民間ファイナンスで調達をし、地代も紫波町に払い、固定資産税も払い、さらに公共物である図書館の経営をまかなった上で利益を出し、1年目から税金を納めているという目覚ましい成果になっています。

日本中でこれをやれば、補助金を一切使わずに地方に雇用を生み(オガールだけで100人の雇用を生みました)、さらに納税額も増えるというまさに夢のような話なのですが、この補助金を使わない、という点が多くの国会議員の方にはひっかかるようで、実はそこをよく無視されるのです。

しかし民間ではあたりまえのこういう話、つまり人に頼らず、身銭を切ってリスクをとって事業を進めるということこそが、ソリューションであるにもかかわらず、どうも地方では何でもとにかく補助金をもらえばそれでいい、ということがまかり通るのです。

国会議員にしてみると、それで地方の有力者が手なずけられ、票が固められるならそもそも自分の金ではないし、たやすいものであり、そこには妙な「ギブアンドテーク」といいますか、「魚心あれば水心」的な日本独特の妙な助け合いが存在する、というのが地方における現実なのです。

考えてみると、元をただせばこれはわれわれの税金なのですから、こんな使い方をされてはたまらないのですが、今再び、これをやろうとしているのが現実です。

小泉政務官が紫波町に視察に来ることになったワケ

特に東北地方は、震災復興と言いさえすれば補助金が付く、という傾向があるために、ワタクシの眼から見ると全く必要がない無駄な事業に補助金が投入され、本当に必要な所に全くお金がいっていない、という矛盾だらけのことが普通におきてしまうのです。

しかし、これだけ政府債務が巨額になっており、しかも過去50年にわたり巨額の地方バラマキをやったあげく、その時に作ったハコモノの維持管理費に耐えられず地方自治体が倒産に瀕している、なんて場所が日本全国にそこらじゅうあるわけです。そして、結局地方再生どころか、地方から都市への人口流出は未だに止まっていないのです。

4805とはずがたり:2015/12/01(火) 13:50:16
>>4804-4805
効果があればまだしも、今までのバラマキを今回も続けたところで、何ら効果が上がらないことは、既に何年にもわたって実証されてきていることで、それを続けることは単なる税金の無駄遣いになることがはっきりしています。にもかかわらず、そんな過去を忘れて、また地方にバラマキをしようとしているという現政権の姿勢には、ほとほと呆れてしまうのです。

そこに今回地方創生担当の政務官になられた小泉氏がお越しになることになったわけです。われわれの、「これまでのバラマキを繰り返してはならない」という危惧と、実際に起きている紫波の実績が小泉政務官にわかって頂けるかどうか、かなりガチな議論となったわけです。

言いたいことをはっきり言う、ハードボイルド政治家

…彼は、ほぼ毎週、復興担当政務官としても、被災地をまわり(この日も紫波町をあとにし、そのまま同県の釜石に向かいました)、それでも週末は地元の横須賀に帰って活動をするというのですから大したもんでしょう。
そしてわれわれのディスカッションが終わった後、小泉政務官がおっしゃった話は結構すごい内容でした。地方創生政務官としてはかなり踏み込んだ発言をしたのではないかと思うのです。

要約しますと・・・

「日本全国すべての地方が、これからの時代生きていけるとは思っていない。生きようと行動する地方は生き続ける。そして、生きようと行動すれば必ず規制にぶつかる。何もしないところは規制にぶつかることすらない。われわれができることは、その規制を取っ払うこと。学校が廃校になっても、補助金で建てられたからといって、自由に使えないという規制がある。廃校を転用すれば、税収が上がる可能性があるのに、逆に税金で維持している。そんな建前だけの規制を取っ払うのが我々の仕事であると強く認識した」

みなさまいかがですか?

これまでの自民党にはいなかったタイプの政治家だと思われませんか??われわれは、別に自民党の支持基盤でもなんでもありません。ただ、たくさんの政治家とお話をしてみて、こういう話をする政治家はいなかったな、とつくづく思うのです。まして地方創生担当の政務官という立場になると、なかなかここまでは言えません。

そうなのです。投資は民間で十分できるのであり、国に頼る必要はそもそもない。ホントに必要があるとするとそれは、地方創生ではなく、弱者を救う社会保障なのです。

そこを勘違いしている人が多すぎるわけですね。そしてばらまくことが地方経済活性化の対策だ、なんて勘違いしている政治家がそこらじゅうにいます。実際「アンチ自民党」で政権を取ったはずの民主党に、そういう政治家が多くいたのにはびっくりしたのですが、それが現実だったわけです。

政治家が本当にできることとは?

しかし小泉氏が言うように、政治家が本当に力を発揮できるのはばらまきではなく、まさに改革が必要な時に、それを邪魔をする古い規制をとっぱらうことであり、こればっかりは、つまり規制を撤廃することは民間にはできません。

繰り返しますが、投資は民間でいくらでもできますが、規制撤廃は政治家にしかできない。そしてまさにそのさまざまな規制こそが、地方再生の障害になっている、ということを何度も申し上げてきたわけです。…

4806とはずがたり:2015/12/01(火) 14:00:00

>「税収が減ったから、公共施設を減らしていく」。これは、成熟化や人口減少で税収の伸びが見込めない地方自治体などからすれば、一見すると、まともな意見です。…(しかし)昨今、求められているのは、単に収入に基づいて公共施設を減らすことだけではありません。むしろ、「何でもかんでも税金で」という前提に囚われている、公共施設のあり方自体を、変えてしまうことであったりします。

>オガールプロジェクトをすすめるにあたっての大前提は、「行政にお金がないなら、民間開発に切り替えて、金融機関から資金調達して公共施設と民間施設両方の開発を進める」という方針です。紫波町の行政・民間の協働チームはあきらめずにプロジェクトと向き合います。民間金融機関から資金調達をするためには、「貸したカネが金利をつけて返ってくる」「投資した案件が、継続的な仕組みで稼いでくれる」という見込みがなければ、出してくれません。知恵を絞って、従来の発想から抜け出た斬新な図書館をつくることになり、「年間でのべ10万人以上は訪れてくれる」という仮説を立てました。図書館は公共性のある施設ですが、民間的な視点からすれば「大きな集客装置」と見立てることができる、と発想を転換したのです。年間10万人以上がやってくる施設の内部に店を出せるのであれば、出したい人はいます。それなら、主要施設部分である図書館は無償で開放しつつ、そこを訪れる人達に、カフェやクリニックや生鮮食品の販売をする民間テナントから家賃や管理費を集めて、そこで稼ごうと考えたわけです。

>多くの自治体で「公共施設」と「民間施設」を一緒に建てる開発は行われています。しかし、そのほとんどが失敗しています。これはひとことでいえば、公共施設開発の手法を用いて、民間施設を一緒に建ててしまうからです。「マーケットの厳しい目」のチェックを事前に受けるほうが、「プロジェクトの持続可能性」を見るうえで、極めてまともな現実的な問題と向き合うことになるわけです。「儲け主義」うんぬんではありません。むしろ、返済可能な施設というものは、財源が減少していく地方にこそ、求められる重要な客観的評価です。

>オガールプラザは、金融機関からの投融資を決めるため、開発前にテナント募集の営業をするのに、実に18カ月もの時間をかけています。すべてのテナントが決まるまで、開発はできなかったからです。ただし、その結果として、貸し出す床面積すべてのテナントを、事前にすべて確定できました。さらに、実は重要な見直しも行っています。当初の基本設計が過大であると判断し、計画の途中で当初の「鉄筋コンクリート造3階建て」の施設を取りやめ、より安価に建設できる木造2階建てに変更しました。こうした計画の途中での抜本的変更などは、従来の行政主導型の開発では、事実上極めて難しいのです。

>公と民が協力する図書館と言えば、最近では、佐賀県・武雄市の「武雄市図書館」(蔦屋書店?武雄市図書館)が有名です。同図書館は、武雄市がCCC(カルチュアコンビニエンスクラブ)に指定管理委託をして(つまりお金を払って)図書館を運営しています。しかし紫波町の「オガールプラザ」は「その先」を行っています。つまり、民間企業であるオガールプラザの運営会社と入居テナントが、紫波町に家賃や固定資産税などを逆に支払っているのです。紫波町からオガールプラザへは、一切の委託料や補助金などは出ていません。

リアルな地方創生は、補助金に頼らない
小泉進次郎も絶賛した、岩手のオガールとは
http://toyokeizai.net/articles/-/56603
木下 斉 :まちビジネス事業家 2014年12月24日

前回(12月9日)のコラム「安倍首相の地方創生は、すでに失敗している」(〜明治維新以来の「伝言ゲーム」が地方を滅ぼす〜)>>4802-4803には、かなり大きな反響がありました。「従来の組織を温存したままで実行する地方活性策は、うまくいかない」「民間に任せよ」ということを指摘したわけですが、問題意識をもっておられる現場の方々などからも、「言いたかったことを言ってくれた」というお話を、多数頂戴しました。

では、「従来の組織」にとらわれず、「新しい発想や仕組み」で「民間に任せている」、地方創生のリアルな現場はないのか。実はあるのです。代表的なのが、私も参画している岩手・紫波(しわ)町の「オガールプロジェクト」(参考記事「小泉進次郎政務官は、ハードボイルドだ!〜補助金に頼らない、本物の地方創生とは?)>>4804-4805なのですが、今回はこのオガールを題材に、読者のみなさんと考えていきたいと思います。

公共施設は、すべて税金で作らなければダメなのか?

「税収が減ったから、公共施設を減らしていく」。これは、成熟化や人口減少で税収の伸びが見込めない地方自治体などからすれば、一見すると、まともな意見です。

4807とはずがたり:2015/12/01(火) 14:00:28
実は、こうした発想は「公共施設はすべて税金で作り、税金で維持しなくてはならない」、という前提にたっています。しかし、人口が減り、地方内需も細っていく昨今、求められているのは、単に収入に基づいて公共施設を減らすことだけではありません。むしろ、「何でもかんでも税金で」という前提に囚われている、公共施設のあり方自体を、変えてしまうことであったりします。

実は、そんなことをやってのけてしまったのが、岩手県の紫波町なのです。東京から新幹線と在来線で3時間ほど。人口は約3.4万人。盛岡市と花巻市に挟まれた、農業が主力産業の小さな小さな町です。

紫波町はもともと財政基盤が脆弱だったにもかかわらず、1997年にさまざまな公共施設と住宅を集約するため、町の中心部の駅(紫波中央駅)前の土地11.7ヘクタールの駅前を、28.5億円もの大金をかけて購入します。

しかし、あとから振り返ると、この年が税収のピークでした。翌年からは減収となってしまい、開発計画がすべて頓挫してしまいます。つまり土地を買ったら、建てようと思っていた施設建設の予算がなくなった、というまったく笑えない状況に陥ったわけです。そして、その土地は開発できずに、日本で最も費用がかかる高い「雪捨て場」として、10年来活用されていました。しかもこれを決定した町長は選挙で負けて退陣してしまいます。

この状況だけ見たら、もはや誰でも諦めてしまいそうな悪夢のような話です。万事休す、です。

しかし、このあとに就任した町長(藤原孝町長、当時)をはじめ、関係者は諦めませんでした。購入したその土地を「役所が開発するのを諦め、民間に任せて開発することを、公民連携事業として推進する」という決断をし、紫波町公民連携基本計画を策定。そのプロジェクト名は「オガールプロジェクト」と名づけられました。すなわち、塩漬け同然で雪捨て場だった土地を、カフェやマルシェ(市場)、子育て支援施設、図書館、運動場、ホテル、さらには先進的なエコ住宅の分譲までを行うという、一大再生プロジェクトです。この公民連携の考え方は、2014年2月に就任した熊谷泉・現町長や、職員の皆さんに共有されています。

「民に任せる?」「行政の仕事放棄だ!」当初は非難続出

オガールプロジェクトをすすめるにあたっての大前提は、「行政にお金がないなら、民間開発に切り替えて、金融機関から資金調達して公共施設と民間施設両方の開発を進める」という方針です。

しかし「そんな開発形式は聞いたことがない」、地元からは「行政がやるべきことを放棄した」「そんなうまい話は無理だ」、といった反対論が続々と出てきました。

紫波町の行政・民間の協働チームはあきらめずにプロジェクトと向き合います。民間金融機関から資金調達をするためには、「貸したカネが金利をつけて返ってくる」「投資した案件が、継続的な仕組みで稼いでくれる」という見込みがなければ、出してくれません。

前出のように、紫波町は人口3.4万人にすぎません。しかし、プロジェクトを進めるにあたっては、発想の転換がありました。その象徴がプロジェクトの中核施設「オガールプラザ」にある図書館です。

知恵を絞って、従来の発想から抜け出た斬新な図書館をつくることになり、「年間でのべ10万人以上は訪れてくれる」という仮説を立てました。

ここからが大事です。図書館は公共性のある施設ですが、民間的な視点からすれば「大きな集客装置」と見立てることができる、と発想を転換したのです。

誰も来ないような立地には店を出したくないですが、年間10万人以上がやってくる施設の内部に店を出せるのであれば、出したい人はいます。それなら、主要施設部分である図書館は無償で開放しつつ、そこを訪れる人達に、カフェやクリニックや生鮮食品の販売をする民間テナントから家賃や管理費を集めて、そこで稼ごうと考えたわけです。

こうして、図書館を中心とした情報交流館(中央棟)と、サンドイッチするように民間事業棟(東棟・西棟)がくっついた、一体的な公民合築施設「オガールプラザ」のモデルが開発されました。オガールプロジェクトの中核をなす施設ですが、プロジェクトの全体は、まだまだ奥行きのある話なので、別の機会にまたご紹介をしたいと思います。

なぜ自治体主導で施設を開発すると、失敗するのか

ここまで「オガールプラザ」の話を書いてきましたが、これまでも、多くの自治体で「公共施設」と「民間施設」を一緒に建てる開発は行われています。しかし、そのほとんどが失敗しています。これはひとことでいえば、公共施設開発の手法を用いて、民間施設を一緒に建ててしまうからです。

4808とはずがたり:2015/12/01(火) 14:00:54
>>4806-4808
どういうことでしょうか?例えば、自治体と政府による開発と、民間と金融機関などによる開発には違いがあります。この違いは、とても重要です。

皮肉なことに、「マーケットの厳しい目」のチェックを事前に受けるほうが、「プロジェクトの持続可能性」を見るうえで、極めてまともな現実的な問題と向き合うことになるわけです。「儲け主義」うんぬんではありません。むしろ、返済可能な施設というものは、建設費の捻出さえ難しく、維持費にかけられる財源が減少していく地方にこそ、求められる重要な客観的評価です。

本当は行政のほうが持続可能性と向き合わなくてはならないはずが、従来の自治体・政府の手法では、「開発できる予算さえあれば、作ってしまう」わけです。もちろん、すべて民間資金でできるとは言いませんが、施設全体のあり方を考えるうえで、最初に「厳しい現実」と向き合ったほうが良いのではないでしょうか。

オガールプラザは、金融機関からの投融資を決めるため、開発前にテナント募集の営業をするのに、実に18カ月もの時間をかけています。すべてのテナントが決まるまで、開発はできなかったからです。ただし、その結果として、貸し出す床面積すべてのテナントを、事前にすべて確定できました。

さらに、実は重要な見直しも行っています。当初の基本設計が過大であると判断し、計画の途中で当初の「鉄筋コンクリート造3階建て」の施設を取りやめ、より安価に建設できる木造2階建てに変更しました。

これで圧倒的に建設費が抑制できるようになり、結果的に図書館部分についても、役所が主体で建てる標準的なプランよりは数億円も安くなりました。

こうした計画の途中での抜本的変更などは、従来の行政主導型の開発では、事実上極めて難しいのです。

武雄市とは真逆の、オガールの図書館の発想

今回は、「オガールプロジェクト」の中核をなす「オガールプラザ」にある、図書館の話を中心にしてきましたが、公と民が協力する図書館と言えば、最近では、佐賀県・武雄市の「武雄市図書館」(蔦屋書店?武雄市図書館)が有名です。同図書館は、武雄市がCCC(カルチュアコンビニエンスクラブ)に指定管理委託をして(つまりお金を払って)図書館を運営しています。

しかし紫波町の「オガールプラザ」は「その先」を行っています。つまり、民間企業であるオガールプラザの運営会社と入居テナントが、紫波町に家賃や固定資産税などを逆に支払っているのです。紫波町からオガールプラザへは、一切の委託料や補助金などは出ていません。

オガールプラザに入居した民間テナントである、カフェや居酒屋、マルシェや学習塾、クリニックなどでは多数の雇用が生まれています。さらに紫波町図書館は安価に建設された図書館ですが、当初の計画を大きく越えて年間10万人ではなく、30万人を超える人が来館し、巨額の開発予算を投じた盛岡駅前の県立図書館に引けをとらない貸出冊数を誇るようになっています。

地元の主力産業である農業関連の書籍のラインナップも素晴らしく、図書館内では勉強会も頻繁に行われています。中高校生も多く来館して、夕方にはフリースペースを使っています。従来は利用を「吸い取られていた」、盛岡市や花巻市からさえも、逆に利用登録をもらえるようになりました。

これは、地元の民間人が高い「パブリックマインド」をもち、町長はじめ議会も民間を信頼し、さらに自治体職員が手続きを含めて自治体法務と向き合って結実したプロジェクトだからこそできた成果と言えます。

地方創生を考えるとき、「地方は弱っているから、政治や行政の力でどうにかしてもらおう」といった話が出てきがちです。しかし、それではうまくいかない、というのがこれまでの地域再生政策の結果だと思います。単に助けてもらうのでは、再生はないのです。

何より、いつまでも国から地方へと権限移譲などといって、「主導権」と「税金」を奪い合ったりしているのは、もう諦めたほうがよいように思います。むしろ、地方で民間が金融機関と向き合い、知恵を絞って「公共施設や経済開発をセットにした、新たなプロジェクトを開発する」ほうが、よほど可能性があるということです。

4809とはずがたり:2015/12/01(火) 14:08:01
>では、なぜ補助金をもらうと、地方に活力が生まれないのでしょうか。タダでおカネをもらえれば活性化しそうなものですが、ズバリ、地方創生に必要なのは「おカネそのもの」ではなく、「おカネを継続的に生み出すエンジン」なのです。

>たとえば商店街が、国の予算などを使って大手代理店などに外注して、格好のいいポスターをつくってもらったり、大規模なイベントをやったところで、一度やったらもう終わりです。しかも、その予算は地方雇用の代理店の社員の「給与の足し」になり、利益は東京にもっていかれるだけです。

地方の為みたいな顔してばらまきして本当は東京が甘い汁吸う為にやってんだな。

>逆に言えば、すべてとは言わないまでも「利益を出せないような活性化事業は、すべて止めてしまう」くらいの、思い切った意思決定が必要なのです。

>民間主体で利益と向き合わないと、出口はない。しかし、普通に儲けが出るのであれば、税金をもらってまで、活性化事業なんてやらなくていいじゃないか、と。
>地域活性化に取り組むという名目で資金が流れ、その一回しのシステムの中で食っている人たちにとっては「税金での地域活性化」は不可欠です。しかし地域全体においては、その効果は全く波及しません。「成果を出している事業は、補助金に頼らない」というより、補助金に依存した段階で、もはや「衰退の無限ループ」にハマってしまうわけです。

>そもそも行政は、利益を出すことなど、やったことがないし、そんな目的で作られていません。政治も同様で、分配の内容やルールこそ決めることができても、稼ぎを出す集団ではありません。つまりは、民間が立ち上がるほか、地方が活力を取り戻すなんてことはないのです。

なぜ地方は補助金をもらっても衰退するのか
地方創生に必要なのは、「おカネ」ではない
http://toyokeizai.net/articles/-/57362
木下 斉 :まちビジネス事業家 2015年01月07日

「シャッター通り」を活性化しようと、いたずらに補助金を投入しても衰退が進むだけだ。それはなぜなのか?
前回のコラムでは、「リアルな地方創生は補助金に頼らない」>>4806-4808ということを書きました。

では、なぜ補助金をもらうと、地方に活力が生まれないのでしょうか。今回はその基本原則について取り上げたいと思います。

タダでおカネをもらえれば活性化しそうなものですが、ズバリ、地方創生に必要なのは「おカネそのもの」ではなく、「おカネを継続的に生み出すエンジン」なのです。

安倍政権が、地方創生を目玉政策にする以前から、地方には莫大な予算が、さまざまな名目で配分されてきました。しかしながら、成果がまったくでない。なぜ何兆円もの資金を、地方の活性化目的に配分しても活性化しないのか。

その理由は、結構シンプルです。つまり「利益」を出さない、いや税金を使う=「利益を出せない」事業ばかりだからです。

中央からカネを送っても、1サイクルで終わる地方活性化

地域活性化は、単なる「所得再配分」では達成できません。
東京より地方のほうが割をくっている、だからその分を、再配分しようと配ったとしても、それだけでは地方は活性化しません。

なぜならば、配ったその途端に、その事業に必要な各種経費として消えてしまい、それで終わりだからです。「1サイクル」(1回転)しか、経済が回りません。その経費の一部が人件費として各地域の人に配られるならば、まだましですが、地域の外などに外注してしまえば一度来た予算は、別の地域にいってしまいます。なんといっても問題は、一度使ったらそれだけで終わりです。もう2度と同じような効果を生み出すことはできません。

4810とはずがたり:2015/12/01(火) 14:08:22

たとえば商店街が、国の予算などを使って大手代理店などに外注して、格好のいいポスターをつくってもらったり、大規模なイベントをやったところで、一度やったらもう終わりです。しかも、その予算は地方雇用の代理店の社員の「給与の足し」になり、利益は東京にもっていかれるだけです。

公共施設の開発でも、大規模な建設事業は、大手ゼネコンが取得して、下請けくらいは地元企業へ分配されるでしょうが、やはり、地域内経済でみると、そのわずかなおカネが一回し(ひとまわし)されるだけで終わりです。地方活性化事業に予算を出すことを「砂漠に水を撒く」とか「カンフル剤」といったものに例えられたりするのは、これが所以です。

つまり、問題は「一回しで終わってしまうという、構造そのもの」にあります。

「利益」と真正面から向き合わない、「予算型活性化事業」

地方に必要なのは、一回しで終わらない、一度資金を入れたらそれをもとに、地域内経済を取り込んで回り続けるエンジンです。

投資した金額をもとにして利益が生み出されて、はじめて継続的に市場が生まれ、その市場を相手にした事業で、人が雇用され、彼らが地域でさらに消費を生み出していくという「好循環」が求められているわけです。

もし、継続する事業があれば、立ち上げに投じた資金も、1回だけの金額だけで終わらず、毎年雇用を生み出し、利益を生み出し、さらにその地域を活性化させる「再投資」を地域内で行うことができます。そうしていくうちに、エンジンはさらに強化されて、地域内経済だけでなく、地域外経済も対象にした事業に発展していく可能性があります。これが地域の発展につながります。

では、地域の衰退とは何でしょうか。それは、経済問題に端を発しています。

「仕事がない」→「仕事がないから人もいなくなる」→「人もいなくなるから、ますます仕事がなくなっていく」、という負の循環をいかにして断ち切るかしかありません。

そのためには、利益を生み出す事業と向き合わなくてはなりません。

その際、「利益を出す」というと、搾取的な発想をする人がいるわけですが、それは大間違いです。誤解を恐れずに言えば、そもそも、利益が出ないというのは、誰もその事業に対価を支払たくないと思うような内容の可能性があります。恐喝や詐欺をするのではなく、真っ当な事業で利益を出すためには、効率的なやり方をしていかなくてはなりません。

利益が出ないようなことばかり続けていると、前出のように、地域の経済がいつまでたってもプラスにはなりません。いくら資金を投入しても、常に減るだけでプラスにならない、循環もしていかない、足りなくなったらさらに投入せざるをえないという構造になり、活性化とは程遠い状況になります。

地域活性化が「公共性がある→補助金を出す→利益は出していけない」という概念に基づいてしまっていては、限界があります。これでは難しい。

行政が関わった途端に、官民両方が根から利益は出ない、出していけないという固定観念も未だ強いです。とある自治体の研修で「金儲けを考えるいやしい民間が嫌だから、役所にきた」と、言われたことがあったりもします。民間は民間で「地域活性化は利益が出ない、行政の仕事」だなんて普通にいってしまったりします。

税金を用いた活性化事業の限界は、利益を出してはいけない、出せないという、その資金の性質と諦めで縛られてしまっているわけです。

4811とはずがたり:2015/12/01(火) 14:08:36
>>4809-4811

逆に言えば、すべてとは言わないまでも「利益を出せないような活性化事業は、すべて止めてしまう」くらいの、思い切った意思決定が必要なのです。本当に活性化を目指すのであれば、です。

単に人が集まることや、メディアに取り上げられることでも、一過性の経済効果を謳うことではダメなのです。「地域で資金を回し続けるエンジンを作り出すこと」、すなわち「しっかり利益を出すこと」でしか、地域の持続的な活性化なんて不可能なわけですから。

民間主体で利益と向き合わないと、出口はない

しかし、ここで矛盾がありますよね。

普通に儲けが出るのであれば、普通に地域の個人や銀行から資金調達をして、取り組むことが可能ではないか、と。税金をもらってまで、活性化事業なんてやらなくていいじゃないか、と。

まさに、そこです。

地域活性化に取り組むという名目で資金が流れ、その一回しのシステムの中で食っている人たちにとっては「税金での地域活性化」は不可欠です。しかし地域全体においては、その効果は全く波及しません。「成果を出している事業は、補助金に頼らない」というより、補助金に依存した段階で、もはや「衰退の無限ループ」にハマってしまうわけです。

地方創生に必要なのは、資金調達が可能な事業開発であり、民間が立ち上がって市場と真正面から向き合い、利益と向き合って取り組むことが必要です。成果をあげているのは、民間が立ち上がり、事業を推進している地域ばかりです。

そもそも行政は、利益を出すことなど、やったことがないし、そんな目的で作られていません。政治も同様で、分配の内容やルールこそ決めることができても、稼ぎを出す集団ではありません。つまりは、民間が立ち上がるほか、地方が活力を取り戻すなんてことはないのです。

逆にいえば、民間が「そんな損することなんか、わざわざやってられないよ」、「やはりリスクは行政に負ってもらわなくては」などと言い出して、地元での事業開発に取り組むことを諦めたら、再生することは基本的にないとも言えます。

「地域活性化は政治・行政の仕事だ」、などと本気で思ってはいけません。それこそ、地方衰退のスパイラルに根本的に犯され、「衰退の無限ループ」から逃れられないのではないでしょうか。

4812とはずがたり:2015/12/01(火) 14:18:04
>補助金が必要なほど資本力がない生産者・加工者のグループであるにもかかわらず、強豪の多い商品市場に参入し、埋没してしまう

>、「売れる最終的な商品像」から原材料を選択するのではなく、「地域資源だから」といって、地元にある原材料から商品を考えてしまう

>「技術頼み」になっていて、「果たして、それは価格に転嫁することが可能なものなのか」を、考えていない

>背景には、特産品開発が、「地方の生産者」「加工者」「公務員」が中心となった「協議会組織」が中心となっていて、肝心の消費地の販売者や消費者の関与が希薄、という大きな構造問題があります。

>そのため,価格を決める場合も「コスト積み上げ型」であることが多く見られます。結果として、平気で「超高価格」になったりします。そうすると、なんと、商品が高価格になったときの解決方法として「東京や、海外にいる富裕層に販売しよう」という話になったりします。商品自体が富裕層に向けたものではない特産品を、単純に高値にするだけで「目の肥えた富裕層」に、売れるはずはありませんよね。

>「協議会組織」の会議の行方によって、価格決定がブレるわけですが、その理由は、商品化の意思決定を行う際、責任者が合理的判断で行うのではなく、「協議会に参加する人たちの合議」を基本としていることにも起因しています。

>地方自治体からの依頼などを受けて、特産品の取り扱いをした販売店などは、そのようにブレまくる地方の特産品開発に振り回されて疲れ果ててしまった経験を少なからず持っています。

>例えば「突然の値上げ」はまだましなほうかもしれません。最悪の場合には年度末になって予算がつきてしまい、急に製造終了をされたり、販売委託をしていた場合などは、「補助金減額」を理由に、急に支払いが中断されたりすることもあったりします。
>「予算事業の世界の理屈」は、普通に商売をしている販売店にはまったく通用しません。そのような対応をしていると、販売店に「二度と取引したくない」と思わせてしまうのです。

>特産品開発に必要なのは「予算」ではなく、「営業」です。
>営業力を持った販売店が最初から連携し、販売できる商品を、生産者と共に作り上げていく。決まった数の販売を契約で約束してくれるため、生産者にとってはリスクも少なく、販売店が商品企画から実際の顧客でのモニタリングもするため、受け入れられればすぐに販売に結びつく。そして販売実績に基づいて、徐々に製造数を増加させていく。最初から行政予算が入っていないからこそ、すべてが「自然の流れ」となり、無理なく継続できるわけです。

特産品で地方創生ができるという「幻想」
自治体がからむプロジェクトは失敗だらけ
http://toyokeizai.net/articles/-/60862
木下 斉 :まちビジネス事業家 2015年02月17日

予算型の「特産品開発」の問題点は?

さて、今回のコラムでは、国や自治体などが支援を行っている「特産品」の問題点について考えてみたいと思います。

ある地域が「自分の地方を活性化したい」という場合、「特産品」の開発は、よく「切り札」のように言われます。「わがまちの名産をつくろう!」 という取り組みにも、さまざまな予算支援が行われています。

例えば「六次産業化」(農業や水産業などの一次産業が、加工(二次産業)や、流通・販売など(三次産業)にまで乗り出すこと)、「農商工連携」、最近では「ふるさと名物」なんて言葉も出てきており、実にさまざまな省庁や自治体が、特産品開発支援をしています。

では、なぜ特産品開発を行うのでしょうか。それは、地元の原材料を加工した特産品を作って、販売まで手掛けることができれば、原材料のまま販売するよりも格段に儲かる、という論理です。

例えば、ゆずをそのまま出荷するよりも、ゆずを絞ってポン酢に加工すれば、価格もあがり利益もとれます。もちろん、この論理自体は間違ってはいません。

しかし、特産品を作れば売れるのかと言えば、そう簡単にはいかないのです。

4813とはずがたり:2015/12/01(火) 14:18:17

小売店の売り場をみればわかる通り、特産品だけでなく、さまざまなメーカーの商品が競合になります。そのため、商品を作ったはいいが、「全く売れない」どころか、「そもそも売り場さえ確保できない」ということも、ごく普通に起こります。

そのような中でも、特産品開発の予算はどんどん拡充されがちで、”予算がつくから”商品を作っている、という場合も出てきてしまっています。

地元の物なら必ず売れるのか?特産品開発の「幻想」

こうした予算型の特産品開発では、「売れないもの」がどんどん生みだされてしまいます。それには、3つの問題点があります。

1つ目は、商品です。

商品自体が成功商品のコピー、もしくは「流行」に左右されてしまいがちです。例えば、ジャム、ジュース、カレーのように、過去に他の地域で成功してコピーがしやすいものであったり、お酢のように、その時の「はやり」のものだったりします。補助金が必要なほど資本力がない生産者・加工者のグループであるにもかかわらず、強豪の多い商品市場に参入し、埋没してしまうのです。

2つ目は、材料です。

なぜか根拠がないのに「自分の地域のものが日本一うまい」、などの「勘違い」を前提にしてプロジェクトが進められたり、「従来は生産過剰で、捨てていた材料を使う」などということもあります。つまり、「売れる最終的な商品像」から原材料を選択するのではなく、「地域資源だから」といって、地元にある原材料から商品を考えてしまうのです。

3つ目は、加工技術です。

「新技術を導入すれば、売れる」と勘違いしてしまうのです。例えば、新たな冷凍技術を導入すると意気込んで、高額の製造設備を導入するまではいいのですが、結局、小売店側から、「冷凍は冷凍だから、一段落ちるね〜」などと言われて、二束三文に買いたたかれ、設備投資の分が、まるまる損になったりします。

つまり、「技術頼み」になっていて、「果たして、それは価格に転嫁することが可能なものなのか」を、考えていないのです。

しかも、最も深刻な問題は、こうした商品、材料、技術の「3つの選択」をする場合、結局、具体的な商品像が曖昧なために、整合性がないことです。

その結果、例えば「地元の玉ねぎを使った焼酎」とか、「変な色の野菜を使ったカレー」とか、「売れる」「売れない」以前のレベルのものが大量発生したりします・・。私は、今まで地方に出かけていった際に、こうした「売れないもの」を何度も試食したことがありますが、「どうしてこんな商品が出てくるんだ」と、大変苦々しい気持ちになります。

では、どうしてこのような商品が、次から次へと出てくるのでしょうか。背景には、特産品開発が、「地方の生産者」「加工者」「公務員」が中心となった「協議会組織」が中心となっていて、肝心の消費地の販売者や消費者の関与が希薄、という大きな構造問題があります。

つまり、基本が「作ってから売りに行く」という流れのため、初期の段階では販売者・消費者は、あまり声をかけられません。

そのため、価格を決める場合も、原材料費、加工費、流通費等を計算し、生産者や加工者がほしい利益を上乗せして割り出す、「コスト積み上げ型」であることが多く見られます。結果として、平気で「超高価格」になったりします。

もちろん、合理的な理由で高価格になっていれば良いのです。しかし、経費の積み上げだけで高価格になっただけというのは、「作り手」の勝手な都合であって、売ってくれる側や、買う消費者側にとっては受け入れられない話です。販売者も消費者も不在のままです。

4814とはずがたり:2015/12/01(火) 14:18:41
>>4812-4814
そうすると、なんと、商品が高価格になったときの解決方法として「東京や、海外にいる富裕層に販売しよう」という話になったりします。ウソのような本当の話です。商品自体が富裕層に向けたものではない特産品を、単純に高値にするだけで「目の肥えた富裕層」に、売れるはずはありませんよね。

特産品開発に必要なのは「予算」ではなく「営業」

一方で、「高すぎて売れないのでは」と弱気になると、補助金を使って、各種経費を補助で減額して、見せかけの「安値」で販売をしたりするケースも後を絶ちません。そして、補助金が切れたら普通に値上げをします。当然、売れなくなります。

「協議会組織」の会議の行方によって、価格決定がブレるわけですが、その理由は、商品化の意思決定を行う際、責任者が合理的判断で行うのではなく、「協議会に参加する人たちの合議」を基本としていることにも起因しています。

地方自治体からの依頼などを受けて、特産品の取り扱いをした販売店などは、そのようにブレまくる地方の特産品開発に振り回されて疲れ果ててしまった経験を少なからず持っています。

例えば、前述のような「突然の値上げ」はまだましなほうかもしれません。最悪の場合には年度末になって予算がつきてしまい、急に製造終了をされたり、販売委託をしていた場合などは、「補助金減額」を理由に、急に支払いが中断されたりすることもあったりします。

「予算事業の世界の理屈」は、普通に商売をしている販売店にはまったく通用しません。そのような対応をしていると、販売店に「二度と取引したくない」と思わせてしまうのです。

このような中、実は「特産品」を開発する際に、参考になるケースがあるのです。

「東京八百屋の会」という組織があります。東京都内の小さな「3軒の八百屋さん」が集まったものですが、実は、補助金ゼロで、「自分たちの販売力」をもとに、生産者と連携した独自の「特産品開発」が行われているのです。

具体的に、どんなことをやっているのでしょうか。2014年に行われたのは、それぞれの八百屋さんの店舗で30人×3=90人の「お客様モニター」を募集して、試作品を試食してもらうことです。

それを通じて商品を決定。その後は各店舗が「販売数を約束」(これが大事です!)して、生産地に発注、売れ行きに応じて、追加で発注をしていくという方法です。

第一弾で高知の生産者と連携して作った「ミョウガの茎・ピクルス」は販売も絶好調。需要に対応しきれないほどになっていました。

つまり、特産品開発に必要なのは「予算」ではなく、「営業」です。

「東京八百屋の会」のように、小さな店舗グループでも、確実な営業が可能だからこそ、自前で生産地と連携すれば特産品開発が可能なのです。

営業力を持った販売店が最初から連携し、販売できる商品を、生産者と共に作り上げていく。決まった数の販売を契約で約束してくれるため、生産者にとってはリスクも少なく、販売店が商品企画から実際の顧客でのモニタリングもするため、受け入れられればすぐに販売に結びつく。そして販売実績に基づいて、徐々に製造数を増加させていく。最初から行政予算が入っていないからこそ、すべてが「自然の流れ」となり、無理なく継続できるわけです。

従来のように、「予算の力」で進める「内輪受けの商品開発」と、身勝手な取引を要求することばかりが先行する方法ではなく、これからは営業が先を走り、市場と向き合いながら確実に改善を繰り返して販売数を増加させていく、「当たり前の商品開発」が大切です。

現在のやり方は、地方を活性化するどころか、地方の信用をなくしかねない方法になってしまっています。営業と向き合った、地方の繁栄につがる特産品開発が、求められています。

4815とはずがたり:2015/12/01(火) 14:27:37
予算主導の商品開発も酷かったけどこの話しも酷い。

>従来から、自治体の地域活性化分野の業務といえば、施設開発もコンサルタントを入れ、商品開発もコンサルタントに頼み、委員会の事務局もコンサルタントが取り仕切る、とまぁ、コンサルタントと呼ばれる「人」や「会社」に、なんでもかんでも外注されてきました。

>そもそも、国や自治体の地域活性化については、全国各地で入札(プレゼンによる競争)が行われています。驚くことですが、落札が終わってから、落札に成功したコンサルタントがヒアリングに行って、別の成功地域から方法を教わっています。それ自体が、かなりおかしな話です。

>地域活性化の分野では、役人だけでなく、コンサルタントの方々が現場に「ヒアリング」で訪れます。地方創生で注目されている地域には、「どうやったら良いのか教えてください」、というヒアリングが殺到しています。
>しかも、ヒアリングに来るコンサルタントの多くは、基本的な知識もないこともしばしばです。まして、自らのリスクで投資して、地域で事業を立ち上げた経験がある方などは皆無に近いのです。

>地域で事業ができる才能がある人なら、そもそも自分で仕掛けます。案件を受託してからヒアリングなどには行きません。つまり、こうした「名ばかりコンサルタント」に任せた段階で、プロジェクトの失敗は、偶然ではなく必然になる、と言えます。
>そもそも、成功地域の当事者でさえ、そのままのやり方が「日本全国全ての地域」で通用するなどとは思っていないでしょう。ましてや、多少の資料と話を聞いただけで別のコンサルタントがやるなんて、無理なのです。
>コンサルタントは、自治体からは相当額のコンサル委託料をもらっているのに、結局、現場の実行部隊にはわずかな謝金だけ、もしくは一銭も支払わないこともあります。大手でさえ、そんな「フリーライド」(ただ乗り)を平気にやってのけます。

地方を滅ぼす「名ばかりコンサルタント」
「パクリの再生計画」に自治体の未来はない
http://toyokeizai.net/articles/-/62102
木下 斉 :まちビジネス事業家 2015年03月03日

地方創生で発生している「コンサルタントバブル」

さて、今回も地方創生を考えるうえで、重要なトピックを採り上げたいと思います。コンサルタントの問題です。現在、地方創生に関しては、政府の基本計画である「まち・ひと・しごと総合戦略」があり、それに基づいて全国の都道府県や市町村のもとで、具体的な政策の策定が進められています。

この戦略策定に、自治体の多額の予算が投入されており、自治体からの「怒涛の外注」に、コンサルタントの手が足りないという話をよく聞きます。

従来から、自治体の地域活性化分野の業務といえば、施設開発もコンサルタントを入れ、商品開発もコンサルタントに頼み、委員会の事務局もコンサルタントが取り仕切る、とまぁ、コンサルタントと呼ばれる「人」や「会社」に、なんでもかんでも外注されてきました。

しかし、現状を見ればわかるように、そんなやり方をしているからこそ、地域は衰退を続けています。「地域の将来の行方」をコンサルタント任せにしてしまっては「結果」は見込めないのです。

では、なぜコンサルタントに任せても地域は再生しないのでしょうか。

地域活性化の分野では、役人だけでなく、コンサルタントの方々が現場に「ヒアリング」で訪れます。地方創生で注目されている地域には、「どうやったら良いのか教えてください」、というヒアリングが殺到しています。

4816とはずがたり:2015/12/01(火) 14:27:50

補助金を使った「劣化コピー」で、地方は衰退する

そもそも、国や自治体の地域活性化については、全国各地で入札(プレゼンによる競争)が行われています。驚くことですが、落札が終わってから、落札に成功したコンサルタントがヒアリングに行って、別の成功地域から方法を教わっています。それ自体が、かなりおかしな話です。

しかも、ヒアリングに来るコンサルタントの多くは、基本的な知識もないこともしばしばです。まして、自らのリスクで投資して、地域で事業を立ち上げた経験がある方などは皆無に近いのです。自分が経験したこともない、わからないのに、なんとなく仕事だからやっているという姿勢で、どうやって地域を再生できるのでしょうか。

コンサルタントの中には、成功地域からもらった資料を流用し、成功地域と同じことをやりませんか、と営業をする人がいます。「実はあれは私がやった」、と嘘をつく人さえいます。

地域で事業ができる才能がある人なら、そもそも自分で仕掛けます。案件を受託してからヒアリングなどには行きません。つまり、こうした「名ばかりコンサルタント」に任せた段階で、プロジェクトの失敗は、偶然ではなく必然になる、と言えます。

そもそも、成功地域の当事者でさえ、そのままのやり方が「日本全国全ての地域」で通用するなどとは思っていないでしょう。ましてや、多少の資料と話を聞いただけで別のコンサルタントがやるなんて、無理なのです。

問題は、それだけではありません。コンサルタントは、自治体からは相当額のコンサル委託料をもらっているのに、結局、現場の実行部隊にはわずかな謝金だけ、もしくは一銭も支払わないこともあります。大手でさえ、そんな「フリーライド」(ただ乗り)を平気にやってのけます。

しかし、地域活性化分野では、補助金という「裏の手」があります。

「パクリ」レベルのひどい企画でも、補助金を使うことで、見た目だけ、似たような「偽物」の計画は作れるのです。

ただし、悲しいことに偽物は偽物でしかありません。予算を使って成功地域と類似した商品開発をしても実際は、ほとんど売れません。似たような施設を開発しても、経営危機に陥る施設が少なくありません。

事業は「見た目」ではなく、「プロセス」であり、目に見えない仕組みが大切なのを、理解していないのです。

結局、成功地域の取り組みとは似て非なる「劣化コピー」を補助金頼りに作れば、失敗して負の遺産となり、地域をさらに衰退させてしまいます。現状では、そのような悪質なコンサルタントが野放しになっています。

これまで述べたように、悪質なコンサルタントの問題もありますが、そもそもコンサルタントに任せると、以下の3つが邪魔をし、地域での事業に成果がでません。

コンサルに任せた時点で失敗する「3つの理由」

① 需給の不一致=必要なのは、客観的助言ではなく、主体的な実行

そもそも地域を活性化させるのに必要なのは、客観的な助言ではなく、主体的に問題解決のために知恵を出し、実行することです。いくら正しい助言をしたとしても、それを実行できるチームがなければ、何の役にもたちません。

4817とはずがたり:2015/12/01(火) 14:28:09
>>4815-4817
つまり主体ではない人間が、横から客観的なスタンスで助言をしたところで、それは全く地域での取り組みで役に立つどころか、むしろ実行の邪魔になることさえあります。地域での事業には客観的分析ではなく、主観に基づく決断と実行が重要なのです。

地域が再生に必要としていることと、コンサルタントにできることの需給が、不一致なのです。

② 主体性の不在=自治体の基本姿勢は「他力本願」

計画や事業を、コンサルタントに任せてしまう地元側にも問題があります。

何か詳しい人に任せれば、「わからない問題が一気に解決する、もしくは面倒なことが整理されて前に進む」と勘違いしている人がいます。そのような他力本願の姿勢こそが、地域衰退の問題の一因とも言えます。

地元側の数名の小さなチームでもいいから、自分たちで事業を立ち上げるために資金を出しあい、必要な実行を行い、様々な壁を超える覚悟を決めなければ、どんなに優秀なコンサルタントを雇っても、何もできません。

③ 責任が不明確=税金だから、「結果三流」でも誰も困らない

コンサルタントは計画や業務遂行を担っているものの、任された範囲で業務はやっても、その結果に責任をとれる立場にはありません。

頼まれたことは手続きにそってきちんとやります。これは一流です。しかし、手続きだけしっかりしているものの、活性化するという意味での結果は三流だったりします。

普通なら、結果が出ない場合、民間会社なら最悪の場合倒産です。しかし、コンサルタントへの依頼する財源が、「税金」であることが多いため、誰もその責任を問わないのです。むしろ、制度に従い、地元によく来てくれて、融通がきく便利なコンサルタントが良くて、成果を出す、出さないは「二の次」になってしまったりするのです。

自分たちで考え、行動する「自前主義」がまちを変える

昨年12月24日のコラム「小泉進次郎も絶賛した、岩手のオガールとは=リアルな地方創生は、補助金に頼らない」>>4806-4808でも触れましたが、岩手県紫波町の公民連携基本計画やPFI仕様書は、自治体職員が自分たちで調べ、自分たちで考え、策定しています。

職員たちが考えて不慣れでもいいから、考えぬいて独自にプランを作成するのです。自分たちで必死になって策定したからこそ、それをしっかり実行していくことにも力がはいります。

私自身も、仲間と事業に取り組む地域で、最初に予算をもとにコンサルタントを招いて計画を立ててもらったことはありません。わからないなりに、自分たちで地元の状況をもとに考え、自分たちで出せる資金を出資し、事業を立ち上げ、細々とでも継続するため努力しています。

地域の行政も民間も、コンサルタントなどに任せず、自分たちの頭で考え実行することが、地域活性化における基本であると思います。必要な専門家の方にはその時々に助けてもらえばいいのであって、そもそもの計画や業務を任せてはいけません。

地方創生については、何でもコンサルタントに依頼する習慣を一度止めてみませんか。各地域が「自分たちで考え、やっていこう」と決めれば、まちはそれぞれのやり方で、小さくとも前進していける可能性を秘めていると思います。

4818とはずがたり:2015/12/01(火) 14:39:08

道の駅は皆公共事業だと思ってると思うし結構儲かってそうなんだけどもっと事態は深刻のようだ。

>道の駅は基本的に、自治体が事業主体となって、施設そのものは税金によって開発されていきます。作った施設を、指定管理制度を活用した第3セクターなどに任せて経営してもらうというモデルが主流です。
>もし、普通に民間が事業として施設を開発するならば、施設整備の初期投資部分の回収も含めて、施設運営の売上げから捻出するのが常識です。しかし、道の駅のほとんどは、初期投資は税金で作られています。
>したがって、「その部分」については、稼ぐ必要がないという前提になってしまいます。そのため、事業計画の段階から、あまり売上げがあがらなくても「成立する」というような環境になってしまいます。

>「立派なものを支援して作ってあげて、その後も大して儲からなくてもいいような仕組みになっているので、楽だからいいじゃないか」と言われたりするのですが、その過剰投資を税金で賄って、その後「楽になる」ということが、実際は経済を活性化するうえで、関係者の生産性を下げてしまう

>売上げの面で目標が低くても、事業が一見成立するようになり、一方、経費面では過剰投資のツケが運営にまわって割高なコストで薄利になってしまう。この「ダブルパンチ」によって、道の駅事業は、表向きは人がそこそこ来ていたとしても、地元で大きな利益を産んで、再投資がされていく、という理想的なサイクルにつながっていないことが多くなっています。

なぜ道の駅は儲からなくても店を出せるのか
地方活性化とは名ばかりの「産直販売施設」
http://toyokeizai.net/articles/-/58373
木下 斉 :まちビジネス事業家 2015年01月20日

さて、今回は全国各地にある「道の駅」をとりあげたいと思います。

この施設を一度でも訪れたことがある方は、結構いるのではないでしょうか。では、道の駅は誰が作っているのでしょうか。「民間業者が、普通に地元の特産品などを買える便利な商業施設として営業している」、と思っている方も多いと思います。

しかし、実は、道の駅の約8割は行政が設置しているという、立派な公共事業の一つです。

そのため、売上げを伸ばしていこうという努力が足りなかったり、そもそも立派な建物すぎてコストが高かったり、さらには「破綻しても行政が事業主体だから、行政任せ」という状況になっていたりしているのです。今回は、道の駅が「おカネを継続的に生み出すエンジン」になっているのかどうか、検証してみましょう。

熾烈な「道の駅」競争、「負け組駅」は地域の重荷に

道の駅は、1993年に建設省(現・国土交通省)によって認定制度がつくられ、当初は103カ所からスタートしました。現在は全国に1040駅(2014年10月10日)もの道の駅が、点在しています。これだけできれば、さまざまなところで取り上げられるような、儲かっている道の駅もあれば、完全に失敗してしまっている道の駅もあるのです。

道の駅は、「休憩機能」、「情報発信機能」、「地域の連携機能」、という3要素を持つことが期待されています。とはいえ、実態としては、ほとんどがロードサイドの商業施設として、地域の商品を販売したり、観光拠点にしたりという、地域活性化効果を狙っているものばかりです。つまりは、経済の活性化、消費の喚起を大きな目標として経営されているのです。

そうすると、結局のところ、消費者が「わざわざ行きたい」と思えるような運営をするかどうか、に成否がかかってきます。当然ながら顧客にとって別に利用したくないような施設であれば、経営的には成り立ちません。行政が関わるのでいたずらに公共性を意識して、情報発信だの、地域の連携だの、という要素を謳うものの、実態としては、道の駅自体は、やはりマーケット(市場)にさらされているのです。

4819とはずがたり:2015/12/01(火) 14:39:29

私は、東京と地方を行ったり来たりの毎日ですが、最近は地方で車に乗っていると、「これでもか」というほど国道沿いなどに、次から次へと道の駅が出てきたりするところもあります。当初は「トイレ休憩などもできる貴重な場所」といったように、存在感もありましたが、昨今ではコンビニの多くも、公共性を謡うことが集客につながるとわかってからは、綺麗なトイレを開放していたり、地方の特産品も売っていたり、と競合が激しくなる一方です。

そのため、実際に経営不振に陥り、赤字が続く道の駅が出てきています。これが普通に民間でやっていれる商業施設であれば、「すべてがうまくいくもんじゃないよね、それが当たり前だよね」で済みます。しかし、自治体が関与して税金で建てた施設が、失敗してしまえば、地域の重荷になってしまう事態に発展します。

実際に「このままだと経営破綻しそうだ!」となって自治体が特別予算を組んで実質的な救済に乗り出したり、はたまた閉鎖するという事例も出ています(ここでは大手新聞社が報道している「道の駅」のニュースを参考に挙げておきます)。

もちろん、道の駅は、その他のさまざまな政策なども考えれば、「産直で地元の付加価値生産をあげよう」という趣旨は、評価できます。

しかし、「成功しているように見えるもの」にも、行政が主導することで、構造的には地域全体に与える問題もあったりします。では、こうした「経済活性化」という名目で行政が施設整備を税金で行い、その施設運営を民間に委託して実施することで生じる問題点は、どこにあるのでしょうか。

「初期投資ゼロ」がもたらす「大きな歪み」とは?

道の駅は基本的に、自治体が事業主体となって、施設そのものは税金によって開発されていきます。作った施設を、指定管理制度を活用した第3セクターなどに任せて経営してもらうというモデルが主流です。

もし、普通に民間が事業として施設を開発するならば、施設整備の初期投資部分の回収も含めて、施設運営の売上げから捻出するのが常識です。しかし、道の駅のほとんどは、初期投資は税金で作られています。

したがって、「その部分」については、稼ぐ必要がないという前提になってしまいます。そのため、事業計画の段階から、あまり売上げがあがらなくても「成立する」というような環境になってしまいます。立派な施設を税金で作っておカネはかかっているのに、経営上、売上げのハードルが楽になる、という歪んだ状況がここに生まれます。

一見すると、「立派なものを支援して作ってあげて、その後も大して儲からなくてもいいような仕組みになっているので、楽だからいいじゃないか」と言われたりするのですが、その過剰投資を税金で賄って、その後「楽になる」ということが、実際は経済を活性化するうえで、関係者の生産性を下げてしまうわけです。

結局、地方の生産性が上がらないのは、「損益分岐点が歪んだ形で、通常より低い水準で容認され、生産性は低くても維持可能な環境そのもの」にあります。運営を任された第三セクターなどの、売上げ向上・改善に向けての努力があまり行われなくなり、自ずとその地域に本来生まれるはずの利益が小さくなってしまうのです。

「ゼロよりはいいだろ」、と言われればそうかもしれません。しかし、普通に事業規模に対応した初期投資を皆で行い、より高い利益を生み出そうとして売上げの水準を上げていこうという「サイクル」の先に、活性化があるのです。

何も高いリスクをとることだけを奨励しているのではありません。しかし、「リスクが低く生産性をほとんど考えず、ソコソコでいいよね」という経営環境を求めているのであれば、それは活性化とは程遠い状況になってしまいます。

しかも、事はそう簡単ではありません。「初期投資がゼロ=売上げを上げる努力が怠られがち」だけなら、まだましかもしれません。実は、経費面でもマイナス効果を生みます。

4820とはずがたり:2015/12/01(火) 14:39:40

どういうことでしょうか。行政が中心となって最初に立派な施設を建設するため、普通の民間事業では到底建てられないような施設になりがちなのです。数億円の施設はザラで、場合によっては温浴施設などと一緒に整備して20億円以上かけているようなケースもあります。こうした過剰投資は、税金だからこそ可能なのです。それらは結果的に、自治体の財政負担=市民の負担、国の支援=国民の負担、という形で成立しています。

過剰投資をすると、施設の維持費も「ハンパない」

行政が計画する施設は、商業施設としては過剰な内容になりがちです。また必ずしも運営者が設計するわけでもありません。あくまで設計は設計、開発は開発、運営は運営というカタチが多く、いざ運営する側からすると、不便も多かったりするのです。

さらに過剰投資した施設の維持費は、カタチには見えにくいものの、実際は、運営で生まれる利益から捻出したり、もしくは自治体が予算を立てて維持しています。結果として、経営的にはせっかくの売上げからも高い施設維持費が差し引かれて一段と薄利になったりします。もちろん、自治体が予算を新たに組めば、その分、財政は悪化するわけです。

一般に、施設を建ててから解体するまでの「ライフサイクル全体のコスト」は、建設費の4〜5倍かかると言われており、決して馬鹿にできません。このような、見えないコストが事業の利益を蝕んでいるわけです。

売上げの面で目標が低くても、事業が一見成立するようになり、一方、経費面では過剰投資のツケが運営にまわって割高なコストで薄利になってしまう。この「ダブルパンチ」によって、道の駅事業は、表向きは人がそこそこ来ていたとしても、地元で大きな利益を産んで、再投資がされていく、という理想的なサイクルにつながっていないことが多くなっています。

さらに、まだ問題は隠されています。「事業主体が行政である」という、初期段階からの依存構造が発生してしまっています。

結局、道の駅の事業主体は自治体です。

そのため、施設の運営を委託された業者や産直施設への納入者は、事業主体としての意識が希薄になりがちです。結局、最終責任は自治体なわけですから。「行政の事業を受けて施設を経営している」、「誘われたので、産直施設に商品を納入している」、という「受け身の姿勢」を生み出す構造も大きな問題になります。

初期投資だけでなく、経営が行き詰まれば行政に救済を求める。さらに、産直市場での売れ行きが悪ければ「わざわざ出荷しても、どうせ売れない」と、農家は商品さえ持って行かなくなってしまう。こうなると、ますます経営は悪化します。

今まで道の駅の構造を見てきましたが、これを前々回のコラム「リアルな地方創生は、補助金に頼らない」>>4804-4805で取り上げた、岩手・紫波町のオガールの施設と比べてみましょう(オガールは「道の駅」ではありませんので、お間違えのないように)。

オガールの商業施設の一つである、「紫波マルシェ」は、ひとことでいうと、産直市場+肉屋、八百屋の複合業態です。普通に市中銀行から借り入れをして施設整備をして、立派に黒字経営されています。これらは、全体の事業計画から逆算し、建物は坪あたり40万円未満という低い建設費と、初期の農業者の加入登録制度などによって、成功しています。

実は、補助金などをもらうと、地元産品の比率を一定以上にするなどのルールがあり、冬場になると、商品がほとんど地元でとれないので売り場が閑散としてしまうような産直市場もあることを、皆さんはご存知でしょうか。

しかし、紫波マルシェは完全に自前でやっているため、そういう制約もありません。冬は九州などからも仕入れを行い、売り場の充実を図ることで、年間を通じて安定的な経営を実現しています。これは、施設を開発し、その運営を担い、事業責任をとるのが「オガール紫波株式会社」である、と明快でかつ一貫しているからと言えます。

4821とはずがたり:2015/12/01(火) 14:40:05
>>4818-4821
地域で経済を生み、生産性を高めていくのは行政ではなく、民間です。逆に、民間が「なんでもかんでも行政に金を出してもらおう」という姿勢でいる限り、その地域が活性化することはありません。また、行政も「税金で手助けすれば、地域で楽に事業ができる」という過信を持つと、支援なしに事業に取り組む人が地域からどんどん少なくなり、生産性が下がって、ますます衰退を招くことを認識しなくてはなりません。

「民間主導の行政」は、実現できるか

本来、商業施設などをつくる場合は、トイレなどの公共機能部分は行政が整備するにしても、その脇という優位な立地を活かして、事業を考え、利益から逆算して施設規模を計算し、資金の調達をして経営するのが基本です。

もちろん、私も地方において自分たちで投融資をして事業に取り組んでおり、すべてのケースで事業がうまく行くわけではなく、環境面で難しい場所があることも重々承知しています。しかしながら、「難易度が高いから不可能」なのではなく、また、「都会と同じやり方」ではなく、別の工夫をして、事業を成り立たせるよう、努力しています。

簡単にいえば、都市部なら「坪当たり100万円」を投資して施設の整備ができるような事業でも、地方だと坪30〜40万円、つまり民家とほとんど同様の建築費で整備をしなくてはならない、などというケースはザラにあるのです。

場合によっては、それでも無理で、最初はテントなどを張ったマーケット形式で事業を始めていくこともあります。私のような者から言わせれば、道の駅のように都会同様の立派な施設を地方に作るのであれば、税金が必要になってしまうのは当然です。

地方創生を貫くテーマであり、これからも何度も繰り返すと思いますが、地方の活性化は「おカネがないからできない」のではなく、「知恵がないからできない」のです。

かつては私自身も関わったプロジェクトでは、まず初期の段階で行政支援を仰ぎ、そのうえで事業にとりかかったこともありました。しかしながら、すりあわせをしていくと、どうしても民間の事業ルールと行政の計画との間にはズレがあり、結果として成果も小さくなってしまうことが過去何度もありました。

だからこそ、最初は本当に大変なのですが、民間でできることを考え抜いて実行することこそ、しっかりと地に足の着いた経営ができると思って取り組んでいます。

何でもかんでも行政が支援をしていると「支援もないのに頑張れない」という依存心がますます強くなり、普通の市場では戦えなくなってしまいます。正常な民間の力がどんどん失われていってしまうのです。

道の駅に似たような産直業態でも、民間でしっかり利益をあげている商業施設もあります。しかし、一度「行政支援」を前提として道の駅を出店してしまえば、そのような芽は摘んでしまうことにもなりかねません。

地方では、民間で事業を起こしてくれるめぼしい人がいないから、「まずは先行投資などで行政が頑張る」という話は一見理解を得られやすい話です。しかし、行政が頑張れば頑張るほど、民間は行政に依存してしまうという矛盾があります。これが地方創生事業における難しさでもあり、一番の大きな問題でもあります。

見た目では分からない、一見民間の事業活動なのに、実際は行政支援が行われ、それが見えないカタチで地域の生産性を低下させているという矛盾、その一例が道の駅だと思います。今一度、公共としての役割、民間としての役割についてしっかり線を引き、一定の緊張感をもった連携ができるか、が問われています。

【参考URL】道の駅の全国リスト(国土交通省)
http://www.mlit.go.jp/road/Michi-no-Eki/list.html

4822とはずがたり:2015/12/01(火) 15:05:58

>右肩上がりの時代なら、事前に計画も立てやすく、計画どおりいかなくても、結局、拡大する経済と財政のおかげで、事後的に問題は解決されました。「拡大する社会」では、いかに迅速に正確にまじめに供給する、というのが計画の基本です。需要は当たり前に増加するのですから、考える必要はほとんどありません。
>しかし縮小する社会においては、これが逆転しています。需要がそもそも先細るため、単に供給をまじめにルールに沿って行ったとしても、需要と一致しません。恐ろしいのは、初期の計画で失敗すると、後に需要はますます細るので、ほぼ再生不能になってしまうのです。

>計画段階こそ、最も情報量が足りない
>取り組みを進めていく中で、得られた情報をもとにして、執行する規模や内容をどんどん変更していきます。そうすることをする時期と基準を、初期に定めておく必要があります。場合によっては撤退を決断することも躊躇なくやれるよう、初期に撤退基準を設けておく必要があります。
>従来の計画論で重要視された「一貫性」などは、無意味です

>予算を獲得するための計画策定をすると、予算獲得自体が目的になり、「タテマエ」としての計画をたてることになります。
>組織的に決定された計画は、その後数年にわたり、その組織を縛り続けることになります。
>無理矢理でも計画をもとに補助金や交付金を獲得し、その資金をもとにして事業に取り組んでしまうのです。そして結果は言わずもがな失敗し、地域に大きな禍根を残していきます。

>”合意”を優先すると、未来は二の次になる
>縮小する社会では、優先順位をつけて実行する必要がでてきます。しかし、真っ向正面からそのようなことをやっては、合意はとれません。
>現在の地域に住む人達にとっては「総論賛成各論反対」になり、各論で合意形成を行うことは事実上、極めて困難になります。
>解決策の一つは、意思決定者こそ皆の合意で決めるものの、各論に関してはその責任者に一任して取捨選択をしていく方法です。代表制民主主義や株式会社の取締役会と同様です。

合意形成してはだめなんだなぁ。それにしても地方はこれから行政ではなく経営の時代になるな。

なぜ地方は厳しい現実を直視できないのか
「建前だけのバラ色計画」が地方をつぶす
http://toyokeizai.net/articles/-/64736
木下 斉 :まちビジネス事業家 2015年03月31日

今回のコラムでは、地方創生にあたって、「形ばかりの『タテマエ計画』をつくることが、いかに地方にダメージを与えるか」ということをお伝えしたいと思います。

地方創生については2014年末に「まち・ひと・しごと創生総合戦略」が閣議決定され、今後5年の目標や施策、基本的な方向性が国から提示されました。それを受け、各地方自治体でも「自らの総合戦略」を発表しています。

なぜ自治体は非現実的な計画を平気で出すのか

3月3日のコラム「地方を滅ぼす『名ばかりコンサルタント』」>>4815-4817でも触れましたが、他の地域をパクったような計画や、実効性のない計画は、その自治体を疲弊させるだけです。残念ながら、各地域の”戦略”をウォッチしていると、正直首をかしげたくなるものがいくつも見かけられるのです。

例えば、先日発表された京丹後市(京都府)の”戦略”には「驚き」の声があがっています。なぜかというと、人口がV字回復するというシナリオに沿って、計画が立てられているからです。京丹後市の「まち・ひと・しごと創生」に関する「総合戦略」(移動しちゃってるけどこの辺https://www.city.kyotango.lg.jp/shisei/shisei/tihousousei/documents/vision_270302_3.pdfか?)をご覧いただくとよくわかります。

4823とはずがたり:2015/12/01(火) 15:06:09

「地方創生」は、そもそも地方の人口問題を発端にスタートしました。それゆえ、地方自治体として国に提出する計画が、人口減少を前提としていては、理屈が通らないのかもしれません。

しかし、同市の人口は約5.9万人(2010年の国勢調査)です。国立社会保障・人口問題研究所では2060年には2.6万人程度まで減少すると予測しているものを、一気に7.5万人にするという計画をたてているのですから、あまりに非現実的とも言えます。

このような「都合」と「願望」をもとに全国の計画を積み上げていけば、日本の人口が計画上は2億人を突破してしまうという笑えない話になりそうです。これは今に始まったことではありません。このような野心的な目標を設定し、無謀な開発を行った結果、その都度計画は失敗に終わり、ツケは計画を立てた主体(地方自治体)に残されてきたのです。

この連載でも指摘してきた通り、地方活性化事業をすればするほど、負債が拡大し、衰退が加速するのです。では、なぜこのような事態は繰り返されるのでしょうか。

よく地域活性化事業の失敗では「ヒモ付き予算」などが問題視されます。事業を実行するおカネがつくかわりに、自由にそのおカネが使えないことで事業がうまくいかないという批判です。

しかし、一番の問題はおカネとヒモ云々ではありません。そもそも、従来型の「計画行政」が通用しなくなったにもかかわらず、未だに従来通りのやり方をしているので、深刻な問題を引き起こしています。

「供給」ではなく、「需要」がカギを握る

右肩上がりの時代なら、事前に計画も立てやすく、計画どおりいかなくても、結局、拡大する経済と財政のおかげで、事後的に問題は解決されました。「拡大する社会」では、いかに迅速に正確にまじめに供給する、というのが計画の基本です。需要は当たり前に増加するのですから、考える必要はほとんどありません。

役所が主導して基本計画をたて、しっかりルールに沿って乱開発を制限しながら都市整備する。それさえすれば、民間がビルを立てたり、店をひらいたり、工場を建設したりしたわけです。ひとことで言えば、供給に需要が従う時代でした。

しかし縮小する社会においては、これが逆転しています。需要がそもそも先細るため、単に供給をまじめにルールに沿って行ったとしても、需要と一致しません。恐ろしいのは、初期の計画で失敗すると、後に需要はますます細るので、ほぼ再生不能になってしまうのです。

だからこそ、最初に需要の確保を行い、その実需に沿って、実行する事業の規模を最適化するという、従来とは「全く逆のプロセス」が計画論の基本になります。こうした「需給逆転」は、地方における社会構造の前提を大きく変えています。このような前提にたち、計画のあり方を見直していく必要があるのです。

さらに、将来が不透明な縮小時代において事前に計画をたて、皆が合意し、成果を残すには3つの限界があり、それぞれに対応しなくてはなりません。ではどんな限界があるのでしょうか。

(1) 計画段階こそ、最も情報量が足りない

初期に予見できる情報には限りがあります。何事もプロセスを踏んでいくごとに情報量が増していき、的確な意思決定ができるようになります。つまり計画段階とは、最も情報量が少ない段階です。

そのため、取り組みを始めた段階で得られている情報では、「そもそも正確な計画などできない」、と最初から諦めることが大切です。


取り組みを進めていく中で、得られた情報をもとにして、執行する規模や内容をどんどん変更していきます。そうすることをする時期と基準を、初期に定めておく必要があります。場合によっては撤退を決断することも躊躇なくやれるよう、初期に撤退基準を設けておく必要があります。

従来の計画論で重要視された「一貫性」などは、無意味です。今回の地方創生でも、目標設定を数字などで出すだけでなく、数年間のプロセスで示し、この時期にこれが未達成の場合には修正する、もしくは中止する、といった修正・撤退要件を入れておくことが大切です。

4824とはずがたり:2015/12/01(火) 15:06:34
>>4822-4824
(2) 予算獲得が目的化し、計画は”タテマエ”になる

予算を獲得するための計画策定をすると、予算獲得自体が目的になり、「タテマエ」としての計画をたてることになります。

時に「これはあくまで予算をもらうための建前(タテマエ)ですから」という言い訳がされます。しかし、組織的に決定された計画は、その後数年にわたり、その組織を縛り続けることになります。無理矢理でも計画をもとに補助金や交付金を獲得し、その資金をもとにして事業に取り組んでしまうのです。そして結果は言わずもがな失敗し、地域に大きな禍根を残していきます。

建前論を防ぐためには、各事業の責任を明確にすること、その責任を、個人や組織で負い切れる範囲で実行する必要があります。建前論が言えるのは、自分が責任をとる気がないからです。計画に基づいて執行される各事業の責任の所在は誰にあるのか、を明確にし、その人・組織が成功した時、失敗した時の取り扱いを初期に契約で決めておく必要があります。

(3) ”合意”を優先すると、未来は二の次になる

計画策定においては、よく「地域の人たちで合意しなくてはならない」という話が出てきます。拡大する社会であれば、なんでもプラスの話ばかりすればよかったものの、縮小する社会では、優先順位をつけて実行する必要がでてきます。しかし、真っ向正面からそのようなことをやっては、合意はとれません。

現在の地域に住む人達にとっては「総論賛成各論反対」になり、各論で合意形成を行うことは事実上、極めて困難になります。合意することを優先するあまり、計画はすべて現状で地域に合理的な結論となっていきます。予算獲得のための計画というのはその一つです。

解決策の一つは、意思決定者こそ皆の合意で決めるものの、各論に関してはその責任者に一任して取捨選択をしていく方法です。代表制民主主義や株式会社の取締役会と同様です。

一例を挙げましょう。昨今は空き家などを活用して、店舗にしたり、ゲストハウスにしたりという「リノベーション事業」の取り組みなどが全国各地で実行されています。人口減少のなか、地方創生では非常に重要な取り組みです。

その中でも、失敗するケースは従来型計画の方法です。多くの人達を入れた協議会で、「立派な計画」をたてて、それをもとに自治体が補助金を出して立派な改装工事を行ったものばかりです。

「縮小社会型」で成功しつつある、北九州市小倉地区

一方、成功するケースは、最初に営業活動をしながら実需に沿って計画を修正していきます。すなわち、入居する人たちが支払い可能な家賃を調査しなおして再設定したりして、十分に投資回収ができるよう、改修工事の水準を見極めています。資金も民間の投融資を中心としており、ちゃんと稼ぐシステムとなる仕掛けをしています。

例えば、北九州市小倉地区で展開されている取り組みでは、北九州市を中心に「北九州小倉家守(やもり)構想」を産官学横断で立てつつも、あくまで概要という位置づけを示したうえで、個別プロジェクトは民間主導で各自の責任を明確にしつつ、複数の不動産オーナーや建築家などが実行しています。

北九州市は、産業空洞化等による人口減の深刻な大都市の一つです。この取り組みによって、3年間で10件ほどの物件が再生され、のべ300人以上の就業・雇用が生まれ、中心部の通行量も増加に転じています。実は、過去に国の方針にそった「中心部再生計画」にも取り組んできましたが、成果が出ていませんでした。それを転換し、現在の縮小社会型の計画と実行の方法に転換してから、成果が一気に出ているのです。

いかがでしょうか。問題は予算がないとか少ない、あるいは外部環境が一段と悪化したとかいったことではなく、過去に囚われたやり方なのです。縮小時代に対応した方法を用いれば、どれだけ困難な環境でも、「身の丈にあった解」が必ずあります。

非現実的な計画を立てると、計画が破綻した時に悲惨なことになります。その時、ツケを払うのは、未来の若者や子どもたちです。地域活性化に関連する計画に重要なのは、「血気盛んな今の大人たち」の願望ではなく、最悪な状況になっても対応できる、「未来に向けたリアリズム」ではないでしょうか。

4825とはずがたり:2015/12/01(火) 15:15:32
>前回のコラム「地方を滅ぼす『名ばかりコンサルタント』〜パクリの再生計画に自治体の未来はない」には、連載開始以降、最高といっても良いほどの反響がありました
俺もまずこの記事で衝撃を受けた。

新幹線は地方創生に役立っているのか
利益を大都市に吸い取られるだけ?
http://toyokeizai.net/articles/-/63381
木下 斉 :まちビジネス事業家 2015年03月17日

前回のコラム「地方を滅ぼす『名ばかりコンサルタント』〜パクリの再生計画に自治体の未来はない」>>4815-4817には、連載開始以降、最高といっても良いほどの反響がありました。頂戴した「いいね!」の数などを見ると、本当に驚いてしまいます。これからも読者の皆さんに、地方創生を考えるうえでヒントになる材料を提供できれば幸いです。

さて、3月14日、北陸新幹線が開業しました。そこで、今回のコラムでは「新幹線と地方創生について」考えて見たいと思います。一言でいえば、「新幹線は本当に地域活性化に役立っているのか」ということです。

新幹線は地方創生の「夢の切り札」ではない

地域での取り組みを考えるとき、その地域が抱えるすべての問題が解消される「地域活性化の起爆剤」がいつも期待されます。新幹線はそうした「夢の切り札」とされてきました。

しかしながら、新幹線は過去の結果を見る限り、「作って地域活性化完成」「作って終わり」ではありません。

かつては、社会資本は地方で手薄だったので、「いかに新幹線を地方にもってくるか」に、皆の注目が集まっていました。作るまでが大切だったのです。しかし作ったからといって、果たして、その地方は活性化したのでしょうか。答えは皆さんもご存知の通りです。

2つの国土交通省の資料をみればわかるように、約半世紀をかけて、新幹線だけでなく、高速道路、地方空港含め、かなりの交通網が整備されてきました。今後の地方活性化には、作ることよりも、むしろ「いかに活用できるか」が求められるのです。

では、地域活性化においては、新幹線開通とともに、何が起きるのでしょか。その結果、どのような対策をとらなくてはならないのでしょうか。さっそく過去の教訓を踏まえながら、皆さんと今一度考えたいと思います。

この14日に石川県の金沢まで開業した北陸新幹線も、「北陸地域活性化の起爆剤」になることが期待されています。

石川県の新幹線開業影響予測調査によれば、新幹線による観光・ビジネスを含めた経済効果は年間約121億円と試算されています。石川県の観光産業の規模は約2600億円ですので、これから観光産業が一定レベル伸び、波及効果もあることが予想されます。

とはいえ、石川県の県民総生産は4.2兆円もあるのです。「新幹線開業の効果はない」とは言いませんが、新幹線効果だけで県民が皆、飯が食えるわけではないことがわかります。

交通網は、単なる「ひとつの手段」に過ぎない

何よりも、新幹線が開発されてから半世紀が経ちます。先述のように、日本全国で空港や高速道路といった高速移動手段が多様に整備され、半世紀前よりも新幹線の優位性は相対的に落ちています。さらにインターネットの存在も加味すると、仕事や居住地域の選択、観光行動、商圏構造などはますます複雑になっています。

こうして見た時、まず重要なことは何でしょうか。それは「新幹線に過剰な期待をしない」ということです。

自分たちのまちは、何で食っていくのか。そのために必要な取り組みはなにか。その基本方針のほうが大切です。それを実現するために、交通手段を活用するのが基本です。

過去のケースを振り返ると、新幹線の開通に際しては、以下の3つが成功のための必須条件です。一つ一つ見ていきましょう。

4826とはずがたり:2015/12/01(火) 15:15:43
その1?他と異なる「地域独自の営業」をしよう

すでに地方での新幹線としては、東北新幹線、上越新幹線、九州新幹線が開通しています。では、これらの新幹線は、地域を再生してきたのでしょうか。

一部については「再生してきた」といえるかもしれません。しかし、1982年開通の上越新幹線の開通前後の5年を見ると、新潟県内の人口増加率は低下、県民総生産の増加率も低下しています。近年ではこの傾向が加速しています。

1997年開通の長野新幹線はどうでしょうか。やはり開通前後を見ると、長野県内では1996年と比較すると2001年までに人口こそ約2万1000人増えたものの、約4,600件の事業所が減少、従業員数は約3万人減少しました。その後、長野県も2002年以降は人口減少に転じ、その減少幅は、むしろ全国平均よりも大きくなっています。

専門家の中には、新幹線駅のある市町村の、短期的な統計だけに着目する人がいます。典型的なのは初期の誘客効果を見て、「心配されたような(東京などの大都市に吸い取られる)ストロー効果はなかった」などという人もいます。しかし、長期的には、もしくは広域でみれば、長野のケースでもわかるように、確実に地域外に都市機能が吸い取られています。単に、新幹線を引くだけでは厳しいのです。

一方で、「独自の活用法」を選択した地域は、効果を出しています。

例えば、長野新幹線の軽井沢です。軽井沢は宅地としての魅力を基本軸にしており、未だ需要が堅調に推移し、高く評価されていることは多くの方もご存知の通りです。単に商業や観光だけでなく、「住んでもらうための新幹線」という活用法を選択することによって、人口増や地元市場規模の拡充につなげています。

また、上越新幹線の通る新潟県大和町(現在の南魚沼市)は、新幹線開通と共に、国際大学や、県立国際情報高校の誘致で一気に学術集積を図っています。英語教育の必要性が声高に叫ばれ始めていますが、国際大学はすでに英語を学内公用語として採用し、教育レベルも国際的に評価を得ています。これに伴って、新潟の優良企業が本社を移転してくるなどの集積も果たしています。

軽井沢や南魚沼市のケースでもわかるように、エリアの特色を活かし、「どうしたら大都市圏との競争でも優位にたてるのか」、という明確なターゲット思考が重要です。つまり、突き詰めれば、「その場所に行くだけの、明確な目的づくり」が求められているのです。

これに対し最悪なのは、単に新幹線を引いてしまうケースです。一般的な交付金の対象になるような「駅前広場整備」や「区画整理」をして、補助金が出るからといって、観光での誘客キャンペーンを展開してしまいます。こうした「従来型の模範解答」をやってしまうと、間違いなくその地域は埋もれて、衰退してしまいます。

その2 新幹線開通で逆に不便になる、地域内交通をどう再構築できるか

新幹線ができると、都市間の移動は目に見えて便利になります。反面、地域内での公共交通が不便になっていくという、厳しい現実があります。

新幹線に並行する在来線などは、第3セクター方式で切り離されることが珍しくなくなります。大抵は赤字路線のため、運賃は従来よりも1.2倍〜1.5倍程度も値上がりします。さらに特急路線の廃止、JR関連バスの再編なども行われ、新幹線以外の地域内公共交通利用は、ますます高コストかつ不便になります。

そのため、新幹線駅が近隣にない周辺地域の活用という点では、「新幹線+在来線」だけでなく、「新幹線+アルファ」でいかに来てもらえるか、という活用案を考える必要があります。

例えば、新幹線駅から離れた地域の例としては、青森県八戸市において、郊外の生鮮卸売市場の観光拠点化で成功している「八食センター」があります。八食センターでは、八戸駅からの「八食100円バス」を運行し「新幹線+バス」でのルート開発で観光誘客へとつなげています。さらに市街地を結ぶ八食200円バスも運行をし、駅と郊外である八食センター、そして街なかを結んでいます。

その際、拠点経営的に重要なのは、「地元利用(卸や小売)+観光利用」という組み合わせで構成を考えることです。観光客には常に波があります。あくまで基礎収入は地元客で確保しつつ、新幹線駅を活用した観光客収入については、「ボーナス的な位置付け」をすることによって、安定的な経営と「伸びしろ」を確保するのです。

4827とはずがたり:2015/12/01(火) 15:16:04
>>4825-4827

このように、地元として明確な来訪目的を作りつつ、不便になった地域内交通網を「補完する手段を、独自に用意すること」が、新幹線駅拠点だけでなく、周辺地域へ波及を生み出すうえで非常に大切です。

さて、大事なことは3つといいましたが、3つ目は何でしょうか。ストロー効果の話です。先述のように、新幹線開通で地元事務所などが閉鎖され、人も大都市部へ流出するなどのいわゆる典型的なストロー効果も一部では見られます。石川県も実際に、北陸新幹線によるこうした「ストロー効果」を「年27億円のマイナス」と試算しています。

しかし、実は、目に見えない地域間のストロー効果もあります。それは大都市資本が地方にどんどん進出し、「地方市場をどんどん席巻していくという構造」です。

その3 目に見えない資本ストロー効果を防ぐため地元資本投資を行う

わかりやすいのは、新幹線の主要駅における駅ビル開発でしょう。その際、駅ビルのテナントを見るとわかるように、東京や大阪資本の百貨店や、大型チェーンストア企業ばかりです。

これは何を意味するでしょうか。大都市資本企業の地方都市進出は、地元にとっては一見利便性が高まります。人が集まり、事業所数も増加し、雇用も拡大し、歓迎されるべき話に見えます。しかし大都市資本の進出が進めば、その地域から生まれた利益は、結局、チェーンを通じて、大都市へと吸い上げられるのです。

では、指をくわえて見ているしかないのでしょうか。そんなことはありません。例えば、鹿児島中央駅前では、地元の事業者によって「かごっまふるさと屋台村」が経営されています。若手経営者を中心に切磋琢磨しており、とても活気を帯びています。新駅周辺に形成される、新しい市場に対しては、小規模でも地元事業者が商機を見出して投資することは極めて大切なのです。

大都市間の高速・安定・大量の輸送を可能にする新幹線は、国家単位での生産性改善にはさまざまな面で合理性があると思います。一方で、地方にとっては明確な活用方法を独自に考え、対策を打たなくては、逆効果になることもあるのです。

新たな産業や拠点の作り方、まちのあり方を考える機会となれば、新幹線を活用することも十分に可能でしょう。観光産業での活用もありますが、ありきたりな観光イベントやツアーだけでは不十分です。見てきたように、独自のターゲットを定めた営業、新幹線と在来線だけでない独自の交通補完、さらに地元資本での投資が成功の「必須3条件」です。

もう一度言いますが、重要なのは「新幹線を作ることではなく、使うこと」です。活性化の起爆剤などという言葉に踊らされず、自分の地元は何で飯を食っていくのか、それにはどう使えるのか、という独自の考えと具体的な取り組みが問われています。これは、新幹線に限らず、あらゆる地方活性化事業に言えることでもないでしょうか。

◯ 参考資料

鯉江康正「全国都道府県間産業連関表による地域間産業連関構造の分析」

内閣府「県民経済計算(平成23年度)」

日本政策投資銀行「北陸新幹線金沢開業による石川県内への経済波及効果」

4828とはずがたり:2015/12/03(木) 15:43:27
>>4802-4829の木下氏の連載の初回

ゆるキャラは、地方創生に役立っているのか
「地域活性化」という曖昧な言葉に騙されるな
http://toyokeizai.net/articles/-/54183
木下 斉 :まちビジネス事業家 2014年11月25日

都電荒川線をジャック、「鉄道王国・熊本」をアピールする「くまモン」。くまモンのように、日本を代表するようなキャラになるのは難しいが、ゆるキャラに自治体が税金を投入するのは、正しいことなのか(アフロ)

はじめまして、木下斉(ひとし)です。今回から「リアルな地方創生」についての連載を開始することになりました。普段は全国各地の都市中心部で、不動産オーナー等と共に投資して共同出資会社を作り、地域活性化に取り組んでいます。「政治行政的なアプローチが多い地域再生・都市再生に経営を!」、がモットーです。どうぞよろしくお願いします。

さて、初回のコラムでは、「ゆるキャラ」についてとりあげたいと思います。7〜9月期の実質GDPの成長率が年率マイナス1.6%となるなど、改めて消費税の影響の大きさにはビビりました。安倍首相は「アベノミクス解散」で政策の正当性を問うようですが、政権の重点課題は、地方創生や地域活性化です。その地域活性化というと、いまだに地方自治体は「ゆるキャラ」にジワジワと取り組んでおり、頭が痛いです。

ゆるキャラは、税金をブチ込んでまでする経済政策か

自治体が中心となって取り組んでいるゆるキャラは総数で2000を超えているといわれ、ヒットしたゆるキャラと言えば「ひこにゃん」から始まり、今は「くまモン」が筆頭株といったところ。特にくまモンが出てきて以降は、大変な人気なわけですが、「そもそも論」として、大の大人たちが集まって、税金をブチ込んでやるような経済政策なのか、との疑問符がつくわけです。

読者の皆さんからは、「何をいっているんだ、観光振興などに大いに役立っているじゃないか」との反論もあると思います。

確かに、一部のキャラクター商品を販売する企業などにとっては、プラス効果はあるかもしれません。しかし、実体的な経済効果を考えると、プラスだけでなく、それらの関連商品に追いやられて売れなくなる商品もあるわけですから、マイナス効果も少なからずあるわけです。新たなキャラクター商品による売上げが、別の商品の売上げを食っているという構造です。

ましてや、「キャラクタービジネス」に関連して、「独自のオリジナルな製品」などがイノベーティブに開発されたわけでは、必ずしもありません。多くの場合は、単に「携帯カバー」にキャラクターをつけたり、地元のおまんじゅうにキャラクターをつけたり、そういった既存商品のデザインを変えるだけに使われているケースも多いわけです。

付加価値高まらず、経済効果の根拠も薄弱

新たなキャラクター商品による売上げが、既存商品の売上げから置き代わっているという構造もあるのです。逆に言えば、地元やその他を含めて、多くの事業者が、単にキャラクターをくっつけて商品を売ればいいだけですから、ブームに簡単に便乗できます。地元からも支持されやすいとも言えます。

キャラクター経済効果のプラスとマイナスとは?
ただし、ここでより深刻な問題は、多くの場合、根本的に製品の技術性能やサービスの優位性などによって、より生産性の低い商品から置き代わって売れているわけではない、ということなのです。

商品改善など、地道な経営努力をせずに、「自治体におんぶにだっこ」で、ゆるキャラヒットに便乗して商品を売ろうという話が地域活性化策であるとすれば、それは筋が悪いですし、長続きはしないのではないでしょうか。

もちろん、個別の民間企業が皆でおカネを出して、ブランド形成のためにプロモーションをやるのであれば理解できます。しかし、「マスマーケティング」的な発想で、中身がスカスカなのにもかかわらず、「キャラ人気」でどうにか物を売ろうという、浅はかなる取り組みを、よりによって自治体が全力で税金を使って展開してしまう。しかも、「地域活性化の切り札」とも言われてしまうわけですから、政策企画力の低下も甚だしい、と思わずにはいられません。

4829とはずがたり:2015/12/03(木) 15:44:07

ゆるキャラなどによる地域活性化に対する希薄な考え方を、それっぽく見えるように支えているものの一つとして、「経済効果」というキーワードが挙げられると思います。「これだけ経済的な効果がありました」、などといいながら、事業を肯定化するわけですが、この数字の根拠は怪しいといわざるをえません。ゆるキャラ関連だけではなく、常々、世の中で唱えられるこの「経済効果」がまともに実体経済に発生して、成長に繋がっていれば、日本の経済成長は万々歳なわけですが、地域活性化分野の経済効果も、注意してみないといけないわけです。

例えば、かの有名な熊本県庁がPRキャラクターとして採用している「くまモン」の場合には、日銀の熊本支店が気を利かせたのか、2013年末に「1000億円超の経済効果」、と謳ったわけです。しかしながら、数字の根拠を見ると、「くまモンをつけた関連商品売上高」のアンケート調査が主体になっています。

前述したような、実際の経済全体を見据えた上でのマイナス効果も考慮されず、何でもかんでも売上げから産業連関分析に基づく効果まで、積算してしまっての効果をあげています。

しかしながら、こんな数字が出れば、ひとり歩きをはじめて、一気に他の自治体も「くまモンにつづけー」といった具合に参入しかねません。せっかくのくまモンも、ご愁傷様です。

さらには、戦いは過熱しており、最近はコンテストなどで優勝するため、メディア露出を高めるために、莫大な予算を広告代理店に支払ったりして戦っているケースがあります。これは、結局は、キャラクターを活用する民間企業と共に、プロモーターなどのビジネスプレーヤーに税金が搾取されているだけとも言えます。

冷静に考えれば、一過性の人気商売で、さらには、まったく別の次元でガチの企業も参入してやっているキャラクタービジネス領域に、自治体が税金をブチこんで全国区で戦うということ自体、全く合理的ではないわけです。稀有な一部の成功事例に引き込まれて、皆でそこに参入して「二番煎じ、三番煎じ」を争い、殴り合いを「税金」を使ってやるわけです。不毛としかいいようがありません。

一般的に言って、日本の自治体の財政は「火の車」であるところも少なくないのです。もっと地元経済の中で改善できることがヤマほどあるというのに、なぜか、外を向いて「ゆるキャラ」で激戦を繰り広げてしまうわけです。

例えば、先日、「財政破たん懸念」を発表した千葉県の富津市でさえ「ゆるキャラ」の取り組みをしていて、「おーい、大丈夫かー」、と思わず言いたくなってしまいます。もちろん、大丈夫ではないわけですが。

4830とはずがたり:2015/12/03(木) 15:44:18
>>2828-2830
全国区で無駄な競争をするより、地元経済と向き合え

本来は、「ゆるキャラ」で全国区で戦う前に、地元の経済活動と向き合うべきです。個別の商品力を高め、付加価値をあげていこうとか、使わない地域内の遊休不動産などを活用して、新規開業者を増加させるなどの地味な取り組みのほうが、地域内で雇用も生まれ、他の自治体と不毛な競争に巻き込まれず、適切な設備投資などが促されるわけです。

しかし、例えば地元向けに自治体関係者が「そんな低生産的な仕事をやめて、もっと工夫しろ」などと上から目線で言ったら、ひんしゅくを買いますよね。結局、自治体は、頑張ってキャラクターをヒットさせて、関連商品で地元企業が一時的にでも儲かれば、そっちのほうがありがたがられるってわけですから、ついそっちのほうをを選択してしまいがちになる、というわけです。ヒットするのは一部だけですから、ほとんどは経費を無駄に使って終わるだけになってしまうのですが・・。

自治体が取り組む地域活性化策は、大抵はその時に話題になっていることや、数字の根拠が必ずしもはっきりしないのに、一見大きな経済効果が示されるようなネタに、集中しがちです。

しかし、「ゆるキャラ」のように、皆で一気に参入、ガチで殴り合いをして、互いに憔悴しきってしまって最後は尻すぼみで終焉を迎えることも少なくありません。どの地域も幸せにならない「不毛なる戦い」が、毎回のように繰り広げられてしまう。そのうちに「これはもはや時代遅れ。効果がなくなった」などと言い出して、次なる不毛なる戦いとなる「カッセイカジギョウ」を探し求めていくのです。

全てとは言いませんが、こんなことばかりを繰り返しているから、ずーっと活性化事業に数十年取り組んでいるはずの、地方自治体の歳入はなかなか増えず、歳出だけが増加して自治体財政が悪化していくばかりなのです。そうこうしているうちに、「自治体が破綻するー」と大騒ぎになって、「地方創生だー!!」 などといった話にもなっているわけです。

「ゆるキャラ」からわかる教訓としては、少なくとも、自治体が主導する地域活性化に期待することは、やめたほうがいいということなのです。地道に地域で民間が事業を積み上げていくことが、一番信用できる地域活性化であると思います。

4831名無しさん:2015/12/05(土) 14:17:17
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151201/k10010325051000.html
中山間地域の生活改善 2つの村の計画認定し支援
12月1日 6時36分

政府は地方創生に向けて、中山間地域などの生活環境を改善するための計画として、地域の交流拠点を整備したり生鮮食品などを販売する「道の駅」を拡充したりする、茨城県と岡山県の2つの村の計画を初めて認定し、交付金で施設整備を支援することになりました。
政府は中山間地域などの生活環境を改善するため、診療所や商店といった医療や買い物などの拠点となる施設の集約を後押しする方針で、先の通常国会では、自治体の計画を認定して交付金を配分することを柱とした改正地域再生法が成立しました。
これを受けて政府は、自治体から申請を募った結果、茨城県美浦村と岡山県新庄村の2つの村の「地域再生計画」を初めて認定しました。
このうち茨城県美浦村は、高齢者が交流するサロンや農産物の直売所のほか、保育施設も備えた地域の交流拠点を整備するとしています。
また、岡山県新庄村は、独り暮らしのお年寄りが一時滞在して共同生活できる施設を整備するほか、これまで村内では買えなかった魚や肉などの生鮮食品を販売するため、「道の駅」を拡充することにしています。
政府は計画の認定を受けて、交付金で施設整備を支援することにしており、ほかの自治体にも制度の積極的な活用を促すことにしています。

4832とはずがたり:2015/12/08(火) 13:16:16
冨山氏は大学を専門学校みたいにして仕舞おうとしているので日本の知識階級の再生産に関して非常に危険だと思うけど,そもそも大学が増えすぎているのは問題ではある。

>明確に言えることは中小、零細の企業数が多過ぎるということです。結局、ものすごい数の経営者がいるわけですが、現実には優秀な経営者の数は限られる。さらに、政策として、会社が潰れないようにしてきたことも大きいですね。
一方で冨山氏自身も解って居てて,実際に指摘もしているけど,日本は無能な経営者─自民党の支持基盤である─を保護しまくっていてそれが低生産性の企業の存続を許し日本の労働生産性を大いに下げている。

>>4802-4829の木下氏の地方経済活性化とも通じるのであるけど,地方が衰退しているのは政府の財政出動が少なすぎるからでは無く多すぎるからなのである。
市場経済の中に突き落として競争させれば良い。無能な地方の零細企業経営者は倒産して労働者として働かないと行けないからこれは大変な事だけど,財政が彼らに安穏とした生活をただで送らせるだけの余裕を許さないのだから仕方が無い。

第一回まち・ひと・しごと創生会議 説明資料
2014年9月19日(金)
株式会社経営共創基盤
代表取締役CEO 冨山和彦
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/sousei/meeting/souseikaigi/h26-09-19-siryou3-5.pdf

我が国の産業構造と労働市場のパラダイムシフトから見る
高等教育機関の今後の方向性
2014年10月7日(火)
株式会社経営共創基盤
代表取締役CEO 冨山和彦
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/061/gijiroku/__icsFiles/afieldfile/2014/10/23/1352719_4.pdf

[地方から変える日本の未来]
ローカル経済成長のカギは「労働生産性」の向上--冨山和彦(経営共創基盤CEO)
http://net.keizaikai.co.jp/archives/10924
2014年8月5日

近頃、メディアは「景気回復による人手不足が問題」だと言う。しかし、人手不足は景気に左右される一過性の問題ではなく、今後は、さらに深刻な労働者不足が予想される。冨山和彦氏が近著『なぜローカル経済から日本は甦るか』(PHP新書)で主張したのは、グローバル経済とローカル経済のふたつの経済圏の存在と分離。さらに、日本の70%のGDPと80%の雇用を占めるローカル経済の危機だ。少子高齢化が世界最速で進む日本で何が起こっているのか、地域の課題を俯瞰できなければ解決もない。日本の現状と今後を経営共創基盤の冨山氏に聞いた。20140826_Tokushu_2_01y

グローバルとローカルふたつの経済圏

-- グローバル経済とローカル経済のふたつの経済圏があるそうですが、その違いは。

冨山 競争がグローバルで行われている産業なのか、実質的に地域、ローカルの中で完結するのか。経済の地理的な広がりで分けていて、産業の中身によっても違うわけです。

 製造業やIT産業に加え、エネルギーとか油のようなコモディティーなどがグローバル経済ですね。一方、ローカル経済というのは、サービス産業などがそうで、分かりやすく言うと、例えば東京に住んでいる限りは、東京の床屋にしか行けないわけです。また、私たちは岩手県でみちのりグループというバス会社を経営していますが、人件費が高いからといってベトナムで走らせても岩手県の人は乗れないわけです。つまりは、地域で完結する経済圏。これがローカル経済です。ですから、この先いくらグローバル化しようとしてもグローバルワンマーケットにはならないんです。グローバルワンマーケットになっていく産業領域とローカルで帰結する産業領域との間は離れるどころか実際には分断してしまっているのです。

4833とはずがたり:2015/12/08(火) 13:16:32
-- トリクルダウンも起きないということですね。

冨山 かつての加工貿易立国のモデルであれば、大手組立メーカーの下に部品メーカーがぶら下がる形でしたから、世界で売れたものがローカルの部材メーカーにも大きな影響を及ぼしたのですが、今のグローバルな競争下では、世界中から参加したプレーヤーが熾烈な競争を行っています。この世界では、部材の調達も世界中から最適なものを持ってくるわけですから、国民経済という単位で見れば、この分野の経済の調子が良いからといって、国民経済のローカルの分野にこぼれ落ちるわけではありません。ですから、いくら大手製造業の業績が良くなっても大半の人には関係ないのです。

 しかし、これはしょうがないことで、日本だけの問題ではなく世界中が同じ条件のもとで戦っているからです。言うなれば、グローバル経済はワールドカップやオリンピックの舞台で戦っているようなものですね。

 日本のグローバル企業は世界的に見ても生産性が高く、プレーヤーは優秀ですから、また復活するのではないでしょうか。

-- では、ローカル経済のほうはいかがですか。

冨山 ローカルの経済圏、その多くは対面で行うようなサービス産業が主役で、規模の経済性があまり効かないので中小企業が多いんです。こちらは空洞化しようがありません。先進国ではこのローカルなサービス産業でご飯を食べる人が増えて、日本でも80%の人たちがこちら側の世界で働いています。

 ただ、労働生産性が低いという問題を抱えています。アメリカの半分でイギリスやフランスにも負けています。

-- その原因は何ですか。

冨山 明確に言えることは中小、零細の企業数が多過ぎるということです。結局、ものすごい数の経営者がいるわけですが、現実には優秀な経営者の数は限られる。さらに、政策として、会社が潰れないようにしてきたことも大きいですね。

 日本は、過去20年間需給ギャップにあえいでいました。設備の過剰、雇用の過剰、債務の過剰で、供給力過多の状態で人間も余っていました。この時期、労働集約型のサービス産業は雇用吸収力の最後の砦でしたので、労働生産性が低いのはいいことだったんです。人が余っていたので、賃金は低いがメシを食わすことができる。社会政策的には、総動員で中小企業の破綻を止めていたことに意味があった。ある種のワークシェアリングだったんですね。

 でも、アベノミクスが始まって、第1の矢と第2の矢は需要刺激策でしたから、その結果、株価が上がって、土地の値段も上がってきました。需要も高級品から活発化してきました。円安によって企業業績も良くなった。そうなると、需給ギャップが埋まってくるわけです。

 しかも、じわじわと生産労働人口が減り続けているので、グッと需要が高まったある日「人手が足りない」となった。確かに団塊世代の大量退職で、ここ数年、急激に減った事実もあります。ただ、人が足りないのは長期的な構造要因ですから、短期的に効く手はありません。

 また、地方ではもっと前から生産労働人口の減少による人手不足は始まっていたんです。ローカルを支えるサービス産業の多くが介護士や交通機関などの公共サービスですから、需要は高齢者の数が大きく影響します。地方は高齢者が多いですから昔から人手不足で、私たちが経営する、みちのりグループではリーマンショックの時でも人手不足でした。だって、グローバル経済とは関係ないですから。トレンドは先に地方で起きているんです。それがようやく、東京でも顕在化した。

-- 今後、どうすればいいのでしょうか。

冨山 日本経済の持続的成長を促すのは、サービス産業の潜在成長力、すなわち労働者の頭数の確保と労働生産性の向上しかありません。そのためには、まず何とか生きながらえているゾンビ企業の速やかな退出と、今後増えると見込まれる人件費倒産を放っておくことです。間違っても倒産を止めちゃいけない。

4834とはずがたり:2015/12/08(火) 13:16:58
>>4832-4834
 右肩上がりの高度成長時代は旺盛な外需に対して生産性を上げてきたのですが、今の右肩下がりの時代でも生産性を上げなければならないわけです。

-- 人が路頭に迷う危険性は。

冨山 ないです。今こそ、もう一度生産性を高めることを真剣に考えなければ、この国の経済成長は持続しなくなります。

 ただ、今後多くの倒産が起きてもそれが、人生の悲劇にならないようにしなければなりません。大事なことは2つあって、ひとつは、倒産すれば職場を移動しなければなりませんから、移りやすいような仕組みが必要になります。サービス産業の職の多くが総合職型ではなく運転手や保育士などのいわゆるジョブ型と言われる職です。そのためにも職業訓練と転職支援の充実が求められます。

 もうひとつが、移った先で賃金が上がるようにすることです。

 労働生産性と賃金は比例しますから、当然、労働生産性の高い会社に移れば賃金も上がるはずです。

 また、経営者もクビをくくらないでいいようにしなければなりませんね。これは、制度を変えてしまえばいい話ですけどね。

-- 海外は連帯保証制度を取ってないのですか。

冨山 連帯保証を取る商習慣はないですし、中小企業を守る政府の厚い保護も海外ではありません。会社がつぶれるのは当たり前のことですから。その代わり、欧州などは職業訓練などが充実していますよね。

-- 近い将来、日本の経済は変わっていると思いますか。

冨山 変わっていないと日本経済は大変なことになりますよ。潜在成長力は下がってくるわけですから。シニアと女性の就労参加は大事なんですが、劇的に労働力は増えませんし、既に地方ではかなりの高参加率です。

 みちのりグループも、キーワードは女性ドライバーとシニアです。既に定年制も事実上なくなっています。政府が女性の就労という前に、民間は生き残らなければなりませんから、既に活用しているわけです。

 アベノミクス第3の矢も、グローバル経済関連メニューはもうおおむね十分です。どんなに応援してもグローバルの雇用は20%ですし、GDP比は30%でしかない。もちろんグローバルも大事ですが、彼らは既に世界トップレベルで戦っています。

 むしろ、今後の本丸はローカル経済圏の再生なのです。繰り返しますが、労働生産性の向上と労働者の頭数の増加しかないんです。労働者も増やしますが、これだけでは無理なので、国内製造業の半分といわれている労働生産性を上げて、実質賃金を上げていく。この実質賃金が持続的に上がることで、消費に回って、投資に回って、さらなる生産性の向上という循環につなげていかねばなりません。

 そうしなければ、日本の未来は厳しいですよ。

(聞き手=本誌・古賀寛明 写真=佐々木伸)

4835名無しさん:2015/12/17(木) 21:42:35
意味があるかはともかくまともな取り組みだ。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151217/k10010344411000.html
全国知事会 沖縄の基地問題検討の場を設置へ
12月17日 20時47分

全国知事会は東京都内で会議を開き、沖縄に集中しているアメリカ軍基地による負担をどう軽減していくかなど、基地問題について話し合う場を知事会に新たに設ける方針を確認しました。
17日に東京都内で開かれた全国知事会議では、政府が編成作業を進めている来年度、平成28年度予算案に関する要望事項など、地方が抱えている当面の課題に関して意見を交わしました。
この中で、沖縄県の浦崎副知事は「全国知事会で、沖縄の基地負担を軽減する場の設定などを含めて議論していただきたい」と述べ、沖縄に集中しているアメリカ軍基地による負担を巡って幅広く議論する場を設置することを提案しました。
これについて、全国知事会の会長を務める京都府の山田知事は「国の大きな防衛問題の中で、一つの都道府県に過大な重荷が背負わされている。こうした問題に地方公共団体が結束して当たる必要がある」と応じ、基地問題について話し合う場を知事会に新たに設ける方針を確認しました。

4836とはずがたり:2015/12/18(金) 21:55:15
>>4785
亀レス失敬ですが私の>>104サルベージ頂き感謝っすヽ(´ー`)/

都市の効率的な行政制度の確立はマイテーマの一つなんですがなかなか定着しているのをぶっ壊すのは難しいっすねー。
橋下は或る意味狂人だと思うけど,あれくらいの神経持ってないと凝り固まった制度を動かせないのかも知れないです。。

4837名無しさん:2015/12/19(土) 11:33:00
<近畿>兵庫県芦屋市

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151218/k10010345921000.html
兵庫・芦屋市 “全国一厳しい”屋外広告規制の条例
12月18日 20時50分

兵庫県の芦屋市議会は、現在市内にある看板などの4割近くが基準から外れることになる、景観条例案を可決しました。芦屋市は、屋外広告を規制する条例としては全国で最も厳しいとしています。
条例は、閑静な住宅街が広がる芦屋の景観と環境を守ることを目的に、屋上の看板やネオンサインなどの設置を全面的に禁止するとともに、看板やポスター、のぼり旗などについても、面積や色、文字の大きさに制限をかけ、違反した場合は50万円以下の罰金が科されます。
芦屋市によりますと、ことし3月現在で市内にある看板などのうち、4割近い318の広告物が基準から外れ、屋外広告を規制する条例としては全国で最も厳しいということです。
市議会では慎重な意見も出て、市民への周知期間を設けるため、施行日を3か月延長して来年7月からとする修正案が提出され、18日の本会議で賛成多数で可決されました。
市は基準から外れる広告物について、原則3年間の猶予期間を設けて撤去を求めていくことにしています。
屋上の看板やネオンなどは市全域で禁止
芦屋市議会が制定した広告を規制する条例では、屋上の看板やネオンサイン、LEDを利用して文字を表示する看板などは、原則すべて、市内の全域で禁止されます。
それ以外も地域ごとに厳しく規制され、例えば幹線道路沿いではのぼり旗を出すことが全面的に禁止されます。建物の壁に取り付けるタイプの看板も、高さが地上から4メートル50センチ以下、面積が1平方メートル以下に制限され、道路にはみ出さないように設置しなければなりません。
市長「市民に丁寧に説明」
条例案が可決されたことを受けて、芦屋市の山中健市長は「商業などに影響が出るという懸念の声もあるので、可決されたからといって終わりではなく、市民に丁寧に説明していきたい。芦屋市の景観は世界のトップランナーを目指し、とびきりの街を作って行きたい」と話しています。

4839とはずがたり:2015/12/20(日) 18:47:25
大企業の富裕サラリーマンが自然の豊かさに地方を選んで住んで地域にカネ落としてくれるなら効果でかいんちゃうか。富裕層へのやっかみ剥き出し(まあかなり抑制的に書いては居るけど)の記事はみっともない。

地方移住促進のため通勤手当控除を拡大、これって意味あるの?
http://thepage.jp/detail/20151213-00000004-wordleaf?pattern=2&amp;utm_expid=90592221-48.hwO5r5EoTSCBuGKgIeW2Fg.2&amp;utm_referrer=https%3A%2F%2Fwww.google.co.jp%2F
2015.12.14 07:00

 自民党の税制調査会が、地方への移住を促進する目的で、通勤手当にかかる所得税の限度額を引き上げる方針を固め、来年度の税制改正大綱に盛り込まれる予定です。

 現在、サラリーマンが会社から通勤手当を受け取る際には、月10万円までが非課税となっていますが、改正後は月15万円まで税金がかかりません。消費税の引き上げで通勤費の負担が大きくなっていることに加え、東京一極集中を緩和し、地方への移住を促進することが目的です。

 新幹線を利用して東京まで通勤するケースでは、非課税範囲が100キロから200キロに広がるため、東海道新幹線では静岡県の「静岡」、東北新幹線では福島県の「新白河」、上越新幹線では新潟県の「越後湯沢」までが対象範囲に含まれます。長距離通勤をしてきた世帯にとっては朗報でしょうし、これをきっかけに地方への移住を検討する人もいるかもしれません。

 ただ、こうした通勤費を実質的に政府が補助することについては異論もあります。政府が住む場所によって実質的に国民の所得を変化させるということになると、経済的な利益を得られる人と、そうでない人との間で不公平感が生じてしまいます。また企業の経済活動に政府が介入することになりますから、場合によっては市場メカニズムに合わない非効率的な結果をもたらす可能性も出てくるでしょう。地方への移住については、政府が介入せず、自然の成り行きに任せた方が最終的な問題解決は容易との意見もあります。

 さらにいうと、15万円という高額の通勤手当を払える企業というのは、裕福な大企業に限定されると考えられます。地方移住を推進させるという点では効果があるかもしれませんが、所得の再分配という点ではむしろ逆効果となりかねません。

 企業の中には、政府の方向性とは逆に、会社の近くに住むことを奨励しているところもあります。ネット企業のサイバーエージェントでは、勤務しているオフィスの最寄駅から2駅圏内に住んでいる正社員に対して月3万円が補助されます。つまり会社としてはできるだけ近い所に住んで、通勤時間の無駄をなくして欲しいというメッセージです。最近では、ベンチャー企業を中心に、サイバーエージェントと同様の通勤手当を導入するところも増えているようです。

 人がどこに住んで、どの程度、交通費をかけるのかについては、最終的には本人が決めるべきことです。コストが高くてもよいので近くて便利なところに住みたいのか、遠くてもよいので安いところや環境のよいところに住みたいのかというのは、人それぞれです。各人の考え方に合った働き方を選択できる社会を目指すべきでしょう。

(The Capital Tribune Japan)

4840とはずがたり:2015/12/20(日) 18:56:19

地方移住
1万人超え 5年で4倍 支援策拡充で
http://mainichi.jp/articles/20151220/k00/00m/010/063000c
毎日新聞2015年12月19日 20時28分(最終更新 12月20日 00時04分)

http://tohazugatali.we b.fc2.com/pop/063000c.jpg
移住者数の推移

 2014年度に地方自治体の移住支援策を利用するなどして地方に移住した人が1万1735人と1万人を超えたことが、毎日新聞とNHK、明治大学地域ガバナンス論研究室(小田切徳美教授)の共同調査で分かった。09年度から5年間で4倍以上に増えた。移住志向の高まりを受け、支援策を拡充した自治体が増えたことが背景にあるとみられる。【阿部亮介】

 東京都と大阪府を除き、移住相談の窓口や中古住宅を活用する「空き家バンク」などの支援策を利用した人や、住民票提出時の意識調査で移住目的とした人のうち、別の都道府県から移り住んだ人を都道府県や市町村に尋ねた。昨年12月に09〜13年度分を初めて調査。今秋、14年度分を調べた。昨年12月の回答率は92%、今秋は90%だった。

 13年度の移住者数は8181人で09年度(2864人)の2.9倍だった。14年度は43%増えて1万人を突破した。ただ、移住者数を集計していない自治体もある。行政の支援策に頼らない移住者もいるとみられ、実際はさらに多いとみられる。

 14年度に最も多かったのは岡山県の1737人で前年度より1000人以上も増加。続いて鳥取県が1246人、長野県953人、島根県873人、岐阜県782人。09年度に移住者数が0人だった青森県は10人、沖縄県は25人だった。

 一方、09年度からの6年間でみると、群馬県は2人から135人に、高知県は19人から652人に急増した。高知県の担当者は「相談窓口を東京に設置したり情報発信を増やしたりするなど取り組みを強化している。窓口を多く設置したため『移住者』として把握できる人が増えたことも要因ではないか」と分析している。

 政府は地方移住の促進に向け、20年までに東京圏から地方への転出を13年の37万人より4万人増やす一方、地方から東京圏への転入を47万人から6万人減らす目標を掲げている。

 移住希望者や受け入れ自治体をサポートする民間団体「生涯活躍のまち移住促進センター」(東京都)の渥美京子センター長は「東京に住む50〜60代は、介護施設の不足など10年後の生活を心配して『第二の人生』の相談に来る人が多い。30〜40代でも安心して子育てできる環境を求めて地方移住を考える人も増えている」と話している。

上位5県で48%、地域間格差課題

 共同調査では移住者は岡山や鳥取、長野といった10県ほどに集中し、「地域間格差」がみられる。14年度は島根、岐阜を加えた上位5県で計5591人で、全体の48%を占めた。

 鳥取や島根は過疎化による人口減少に悩み、早くから移住支援に取り組んできた。小田切教授は「移住者数が持続的に伸びる傾向は評価できるが、『地方消滅』という課題に対処するには幅広い地域への移住が望ましい」と指摘。「地域の特徴や特産品を生かし、魅力ある地域づくりに取り組む必要がある」と語った。【阿部亮介】

4841とはずがたり:2015/12/20(日) 19:04:57
今迄安保スレでやってたっけか?

所有者不明8島
国有化求める 五島の期成会、県に要望書 /長崎
http://mainichi.jp/articles/20150319/ddl/k42/040/378000c
毎日新聞2015年3月19日 地方版

 五島市の商工団体や漁協などでつくる「五島市鳥島等の保全・整備を求める期成会」(立石光徳会長)は、日本の領海を定める基準となっている離島の保全、管理を強化するため、県内にある所有者不明の8島について、早急に国有化に向けた働き掛けをするよう求める中村法道知事宛の要望書を県に提出した。

 政府は昨年8月1日、日本の領土・領海をアピールするため、沖縄県・尖閣諸島の五つの小島を含め、正式名称がなかった全国158の島に名前をつけた。県内では、男女群島にある「ガメ瀬小島」など五島市の4島と「一本松のはなれ」など対馬市の4島の計8島について、名称が国土地理院の地図や海上保安庁の海図に記載された。

 県によると、これらの島は登記簿と国有財産台帳に記載が無く、国は民法の「所有権のない不動産は、国庫に帰属する」に基づき、国有化できるか検討しているという。立石会長は「五島沖では外国漁船の不法操業が相次いでいる。海洋資源の確保のためにも、県当局から国へ強く要望してほしい」と話した。【大場伸也】

〔長崎版〕

4842とはずがたり:2015/12/20(日) 19:07:44

高齢者移住構想
3500人計画 15市町が受け入れ
http://mainichi.jp/articles/20151209/k00/00m/010/086000c
毎日新聞2015年12月8日 21時27分(最終更新 12月9日 08時22分)

http://tohazugatali.we b.fc2.com/pop/086000c.jpg
高齢者の移住受け入れを検討している自治体

 健康な定年前後の人の地方移住を促す「日本版CCRC」構想に関し、全国15市町が計3500人程度の高齢者の受け入れを検討していることが、毎日新聞の調査で分かった。この他にも受け入れを検討している自治体が複数あり、「移住計画」はさらに拡大する見通しだ。地方創生の柱であるCCRCに関する政府の有識者会議は11日にも最終報告書をまとめ、構想実現に向け動き出す。

<73歳金沢移住ルポ 課題は?>
 調査は11月下旬〜12月初旬に実施。今年秋に地方創生に関する政府の交付金を受けた5県・32市町村に対し、受け入れ人数や居住施設整備の有無などを尋ねた。概数のケースも含め人数を固めていたのは15市町だった。山梨県都留市と栃木県那須町はそれぞれ各1000人を見込んでいる。

 実施時期は「2019年度までの5年間」(那須町など)や「最短で17年度から」(新潟県南魚沼市)などのほか、「早期に」とするにとどまるところもある。

 ただ、どれだけ希望者が集まるかは未知数のうえ、受け入れ施設の整備の大半は民間活力の導入を前提としており、実際にどの程度の移住が実現するかは不透明だ。

 都留市は団地の空き部屋や空き住宅を改修し、見守りサービスの付いた民間の「サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)」として運営。地元の大学と連携して生涯学習や交流の場の提供を目指す。鹿児島県伊仙町は賃貸住宅を借り上げて移住者に安く貸すことなどを想定する。生活支援には、要介護高齢者らを総合的にサポートする「地域包括支援センター」などを活用する。

 大半の市町村は首都圏からの受け入れを考えている。埼玉県秩父市は人数は未定だが、友好都市の東京都豊島区を主な対象とする意向だ。一方、徳島県美馬市などは首都圏だけでなく都市部の市出身者を中心に呼び込む。高知県土佐町は定着率を高めるため、仕事の多い高知市に住んで週末を土佐町で過ごす「2地域居住」から始め、将来的に土佐町に移住を促す構想を検討中だ。

 西日本のある自治体の担当者は「元気な高齢者が移住してくることで地域の活性化につなげたい」と話す。【阿部亮介】

 【ことば】CCRC

 「Continuing Care Retirement Community」(継続的なケア付きのリタイア共同体)の略称。健康なうちに移住してボランティアなどの社会活動に取り組んだり働いたりして地域に溶け込み、新たなコミュニティーを形成。医療や介護が必要になってからもケアを受けて暮らし続ける。米国で発達しており、日本国内では「シェア金沢」(金沢市)や「ゆいま?る那須」(栃木県那須町)が知られている。有識者でつくる日本創成会議が、将来、首都圏で多くの「介護難民」が生まれる可能性を指摘し、推進を求めた。政府も、希望者が地方に移住すれば東京一極集中の是正につながるとし、「生涯活躍のまち」として推進方針を決めている。

4843とはずがたり:2015/12/20(日) 19:10:23
なんか違和感あるけどなぁ。。

地方移住
昨年度、1万人超 5年で4倍に 岡山・鳥取1000人超
http://mainichi.jp/articles/20151220/ddn/001/040/002000c#cxrecs_s
毎日新聞2015年12月20日 大阪朝刊

 2014年度に地方自治体の移住支援策を利用するなどして地方に移住した人が1万1735人と1万人を超えたことが、毎日新聞とNHK、明治大学地域ガバナンス論研究室(小田切徳美教授)の共同調査で分かった。09年度から5年間で4倍以上に増えた。移住志向の高まりを受け、支援策を拡充した自治体が増えたことが背景にあるとみられる。【阿部亮介】

 東京都と大阪府を除き、移住相談の窓口や中古住宅を活用する「空き家バンク」などの支援策を利用した人や、住民票提出時の意識調査で移住目的とした人のうち、別の都道府県から移り住んだ人を都道府県や市町村に尋ねた。昨年12月に09?13年度分を初めて調査。今秋、14年度分を調べた。昨年12月の回答率は92%、今秋は90%だった。

 13年度の移住者数は8181人で09年度(2864人)の2・9倍だった。14年度は43%増えて1万人を突破した。ただ、移住者数を集計していない自治体もある。行政の支援策に頼らない移住者もいるとみられ、実際はさらに多いとみられる。

 14年度に最も多かったのは岡山県の1737人で前年度より1000人以上も増加。続いて鳥取県が1246人、長野県953人、島根県873人、岐阜県782人。09年度に移住者数が0人だった青森県は10人、沖縄県は25人だった。

 一方、09年度からの6年間でみると、群馬県は2人から135人に、高知県は19人から652人に急増した。高知県の担当者は「相談窓口を東京に設置したり情報発信を増やしたりするなど取り組みを強化している。窓口を多く設置したため『移住者』として把握できる人が増えたことも要因ではないか」と分析している。

 政府は地方移住の促進に向け、20年までに東京圏から地方への転出を13年の37万人より4万人増やす一方、地方から東京圏への転入を47万人から6万人減らす目標を掲げている。

 移住希望者や受け入れ自治体をサポートする民間団体「生涯活躍のまち移住促進センター」(東京都)の渥美京子センター長は「東京に住む50?60代は、介護施設の不足など10年後の生活を心配して『第二の人生』の相談に来る人が多い。30?40代でも安心して子育てできる環境を求めて地方移住を考える人も増えている」と話している。

一部の県に集中

 共同調査では移住者は岡山や鳥取、長野といった10県ほどに集中し、「地域間格差」がみられる。14年度は島根、岐阜を加えた上位5県で計5591人で、全体の48%を占めた。

 鳥取や島根は過疎化による人口減少に悩み、早くから移住支援に取り組んできた。小田切教授は「移住者数が持続的に伸びる傾向は評価できるが、『地方消滅』という課題に対処するには幅広い地域への移住が望ましい」と指摘。「地域の特徴や特産品を生かし、魅力ある地域づくりに取り組む必要がある」と語った。【阿部亮介】

4844とはずがたり:2015/12/20(日) 19:28:35

東京圏から地方へ 移住希望者の心つかめ 目標41万人、国が情報提供強化
http://mainichi.jp/articles/20150516/dde/001/010/047000c
毎日新聞2015年5月16日 東京夕刊

http://tohazugatali.we b.fc2.com/pop/047000c.jpg
市町村による移住支援の主な取り組み(2014年度)

 東京一極集中を是正する「地方創生」の柱として、政府が東京圏(東京、神奈川、埼玉、千葉の1都3県)から地方への移住支援に力を入れている。総務省は3月、JR東京駅近くに情報提供施設「移住・交流情報ガーデン」をオープンした。地方の人口減少対策は時間との闘いだ。地方創生を、都市部で広がる「田舎暮らし」志向にいかに結びつけるのか。成果が問われている。【田中裕之】

 「コンサートやお芝居はやってますか。図書館へのアクセスは?」。同ガーデンで4月18日に開かれた北海道厚真町(あつまちょう)の相談会で、埼玉県の地方公務員(58)が担当者を質問攻めにした。以前旅した北海道の自然にひかれ、定年後に娘との移住を考えている。「都会暮らしが長くて、いきなり山奥に住む勇気はない」。厚真町は「有力候補にしたい」と気に入った様子だ。

 厚真町は人口4700人。民間の「日本創成会議」が「消滅可能性」を指摘した自治体の一つだ。札幌市から車で1時間20分。新千歳空港にも35分と近く、「東京圏との日帰りも可能」が売り文句の一つだ。同町への道外からの移住者は、2014年度までの5年間で42人。

 「働き盛り」の人々にとっては、雇用の確保が条件だ。相談会に参加した東京都墨田区の会社員男性(48)は「新しい仕事を考えれば、雇用が多い都市近郊が希望だ」と語る。北海道の担当職員は「空港周辺は東京や札幌などとのアクセスの良さで人気が高い。道東地域などは苦戦しており、道内でも移住人気には格差がある」と説明する。

 ガーデンでは毎週末、移住者を待ち望む各地の市町村が個別の相談会を開いている。東京、福島を除く45道府県のパンフレットがずらりと並び、一度に何冊も持ち帰る人も。

 総務省は、地方の仕事や住居の検索サイト「全国移住ナビ」(https://www.iju-navi.soumu.go.jp/ijunavi/)も開設。自治体などから収集した情報を随時掲載している。

 一方、移住支援は「田舎暮らし」ブームもあり、民間が一歩先んじている。02年設立のNPO「ふるさと回帰支援センター」の東京・有楽町の事務所には14年に1万人が訪れた。センターの同年のアンケートで、移住先の人気上位は山梨、長野。担当者は「積極的な情報提供と、東京との近さが人気を呼んだのではないか」と言う。

 政府目標は、20年までに東京圏から地方への年間転出者数を41万人(現在37万人)に増やすことだ。ただ、政府統計の転出者には転勤、進学が含まれ、自発的に動いた人の公式データはないのが実情だ。

 毎日新聞と明治大地域ガバナンス論研究室(小田切徳美教授)の共同調査で、13年度に自治体の移住支援策を利用するなどして東京都、大阪府以外の45道府県に移り住んだ人は8169人。移住先は鳥取、岡山、岐阜の順に多かった。鳥取県へは962人で、3分の1を近畿圏からが占めたが、東京圏からも147人いた。県は、07年に相談窓口を設け情報発信するポータルサイトも整備したことなどが奏功したと分析する。小田切教授は「人口減のスピードが速い中国地方は、早くから移住政策に取り組んできた。大都市から離れていても、サポート態勢を決め手にする人は多い」と話し、移住希望者の心をつかめるかは受け入れ先の自治体の努力次第とみている。

4845とはずがたり:2015/12/20(日) 19:30:10
京丹後市のは有名だけど,こんなに極端なのは此処だけなのか?それともたまたま取り上げられて有名になっただけで他所も同じなん??

見かけの「改善」、すり替え、押し付け…地方創生の虚実
http://mainichi.jp/articles/20151215/dde/012/010/003000c
毎日新聞2015年12月15日 東京夕刊

 「自治体消滅」の危機が叫ばれ、安倍晋三政権が重要課題と位置付ける「地方創生」は今、どうなっているのか。安倍首相は“成果”を語るが、お寒い実態も浮かび上がってきた。これでホントに「地方こそ成長の主役」(今年2月の施政方針演説)なんて言えるの?【小林祥晃】

求人倍率のカラクリ

 今月8日夜、東京都心の高級ホテル。企業経営者らが集うパーティーで、安倍首相は誇らしげに語った。「この1年、地方創生に取り組んでまいりましたが、七つの県で有効求人倍率は過去最高になりました。高知県においては1963年に統計を取り始めて以来、初めて有効求人倍率が1・0倍になった。県庁で乾杯をしたそうです」

 有効求人倍率とは、求職者1人当たりに何件の求人があるのかを示した数字。それが上がったということは、雇用環境が改善されたことに他ならない。この話がよほど気に入ったのか、首相は先月29日の自民党立党60年記念式典でも披露した。地方創生の成果としてアピールするには、もってこいなのだろう。

 ところが、である。厚生労働省高知労働局と高知県に「首相が話題にしているが」と尋ねると、いずれも「え、そうなんですか」と驚くのだ。担当者の話を総合すると、確かに県の今年9月と10月の有効求人倍率は、史上初めて1倍の大台に乗った。だが、その要因は求人の増加だけでなく、求職者の減少にもあるというのだ。

 労働局によると、2009年の求職者は毎月平均約1万9000人だったが年々減少し、今年10月は約1万4000人。仮に求職者数が09年と変わらなければ、10月の倍率は約0・75倍だった。計算上、分母に当たる求職者が減れば、有効求人倍率が上がるのは当然だ。では、なぜ求職者が減ったのか。「明確には分かりません。ただ、若者の県外流出などで労働力人口が減っているのは事実。人手不足は否めません」と担当者は声を落とす。

 「雇用改善」の一因が過疎化・少子化による人手不足にもあるとすれば、地方の「創生」どころか「衰退」が進んだことにもなりかねない。

非現実的な人口目標

 政府が「地方創生」を打ち出したきっかけの一つが、日本創成会議(座長=増田寛也・元総務相)のリポートだ。「40年には全国約半数の市区町村で20?39歳の女性が半数以下となり、その結果896自治体が消滅する恐れがある」という衝撃的な内容だった。

 これを受け、政府は60年の人口を1億人程度に維持することを目標とする「長期ビジョン」を掲げた。13年の合計特殊出生率は1・43。これを30年に1・8に、40年までに、人口の増減がないレベルの2・07に上げるよう対策を講じる。国立社会保障・人口問題研究所(社人研)が60年の人口を「9000万人を割る」と予測しているのと比べると、強気な目標だ。

 国は昨年、全国約1800の自治体に対し、個別に「人口ビジョン」を策定するよう求めた。しかし、ここでも奇妙なことが起きている。

 例えば、人口約5万8000人の京都府京丹後市。社人研の推計では60年の人口は2万6000人だったが、市の人口ビジョンでは高速道路や大学の建設で、同年に7万5000人にV字回復するというのだ。同市は「市の魅力を高めれば、流入人口は増やせると信じている」とする。

4846とはずがたり:2015/12/20(日) 19:30:31
>>4845-4846
 現在約37万人の和歌山市も社人研の推計で60年に21万人に減るとされたが、子育て支援の拡充などで33万〜36万人を維持するとしている。

 「多くの自治体が『実現は難しい』と知りながら、あり得ない数字を掲げている。国が掲げる出生率に合わせた数字を出しているからです」。こう批判するのは「地方創生の正体」(ちくま新書)の共著がある金井利之・東京大大学院教授(行政学)である。「正直に『できない』と言えば、財政面などで国から不利な扱いを受けかねない。非現実的な計画を、余計な労力をかけて策定しなければならない地方も気の毒です」

 国は自治体に、大都市への人口流出を防ぐための「地方版総合戦略」策定も求めている。雇用創出や地域活性化のプランに数値目標や達成年度を明記させ、優れた案には「新型交付金」で支援する。金井教授は、このやり方にも批判的だ。「地方同士を競わせ、限られた人口の奪い合いをさせているだけで、少子化対策に全くなっていない。問題のすり替えです。本当に人口減少を解決したいなら、少子化がより深刻な大都市部の対策を考えるべきなのです」

 そして、こう訴えるのだ。

 「少子化がここまで深刻化したのは、大都市圏で若い世代のワーキングプアが増えたことが原因です。長期的な視点に立って、経済界とともに国が雇用政策を見直し、非正規労働者の正社員化や安定した賃上げを進めるべきです。それは自治体の仕事ではない。『地方創生』は国が地方に責任を押しつける『ヤレヤレ詐欺』です」

介護難民は嫌々移住?

 地方創生の目玉施策の一つに「日本版CCRC」(継続的なケア付きのリタイア共同体)がある。定年前後の中高年が健康なうちに地方のケア付き住宅などへ移り住み、地域でボランティアなどをして過ごし、医療や介護が必要になったら現地でケアを受けて暮らし続ける新しい生活スタイルで、米国で発達した。都会から地方への人の流れをつくるなどの狙いで、国が支援のあり方を検討している。

 国はCCRC推進の根拠として「東京在住者の4割が、地方移住を望んでいる」というインターネット調査の結果を挙げる。しかし、埼玉大と埼玉県が今年、無作為抽出した県民約2500人に調査した結果、7割が「今、住んでいる場所に住み続けたい」と回答した。移住したいという人の中にも「同じ地域の別の場所」を選ぶ人がいて、「全く別の地域に移住したい」という人は全体の1割程度だった。

 宮崎雅人・埼玉大准教授(地方財政論)は「国は『高齢者の希望をかなえる政策』と強調していますが、この結果を見る限り、遠方への移住を希望する人は極めて少ない」と指摘する。ではなぜ、CCRCを進めるのか。「国の本音は、首都圏で懸念される大量の『介護難民』の受け皿にしたいのでしょう」

 社人研によると、10年後に東京、神奈川、千葉、埼玉の1都3県で、75歳以上の後期高齢者が現在より175万人増える。一方、首都圏の医療・介護の人材は今後、大幅に不足すると見られている。

 「国は大都市の高齢化に向き合わず、責任を地方に押しつけているようにしか見えません。このままでは『嫌だけど移住せざるを得ない』という高齢者が出てくるかもしれない。それでも形だけは『本人の希望』ということになる」(宮崎准教授)

 国の責任を自治体、そして国民に押しつけるのが地方創生だとしたら、ますます地方は弱くなり、国民生活はじり貧になるだけだ。

4847名無しさん:2016/01/25(月) 06:38:03
<九州・沖縄>鹿児島県奄美大島

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&amp;k=2016012400154&amp;j4
奄美に雪「初めて見た」=115年ぶり、島民驚き

 南の島に、115年ぶりに雪が降った。24日午後1時すぎ、降雪が観測された鹿児島県・奄美大島では「本当にびっくり」「初めて見て感動した」と島民が驚きの声を上げた。

 島南部の瀬戸内町で、ペンション「海人スタイル奄美」を営む諌山綾香さん(41)は「普段はまず10度以下にならない。パラパラ降る氷の粒を見て本当にびっくりした」と興奮気味。中学1年の娘と3歳の息子は大喜びで、外に出て空を見上げたり、かき集めて解ける様子を見守ったりしたという。「島の子供は雪を見たことがなく、取り寄せて学校の授業で観察するほど。良い思い出になったのでは」と話した。
 島西部・宇検村の職員相良博樹さん(27)は近くの湯湾岳に登り、頂上近くの公園で雪景色を撮影した。風が強く痛いほどの寒さだったが、多くの見物人が集まっていたという。「山間部で時折降ることもあるが、これほどの雪を見たのは初めて。感動しました」とうれしそうに話した。(2016/01/24-19:08)

4848とはずがたり:2016/02/07(日) 05:58:54
商品券 静岡の町活性化ならず2015年8月15日(土) 15時21分掲載
プレミアム商品券 地元商店活性化にならず 静岡・吉田町中間報告
http://news.yahoo.co.jp/pickup/6170783

 吉田町がプレミアム商品券発行事業の中間報告をまとめた。町が発行した1億8千万円分のうち、7月末時点で9割近い1億6千万円分がすでに消費された。しかし消費された商品券の70%以上がスーパーマーケットやドラッグストアなどの量販店で、地元商店の経済活性化につながったとはいえない状況が浮き彫りになった。(@S[アットエス] by 静岡新聞)

4849とはずがたり:2016/02/07(日) 05:59:10
「地域消費つながらぬ」プレミアム商品券に疑問の声
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/206387?area=ranking
2015年07月10日 11時00分

■エリアや店に制限なく

 佐賀県が発行するプレミアム商品券の販売が12日から再開される。初回分は発売直後に在庫切れし、売れ残った販売所には県内各地から購入客が殺到した。地域内での買い物増を期待する商工団体などからは「域内消費につながらない」との指摘も。県全域で使えるため、消費者のメリットは大きい半面、運用や消費喚起を狙った政策の効果をめぐっては疑問の声も上がっている。

 6月下旬の発売日に1万6000セットが売れた佐賀市の佐賀玉屋。開店直後から数百人が並び、在庫切れで他店から流れてきた客も加わって、社員20人が対応に追われた。残りが発売される12日は、バーゲンや中元商戦の最盛期。「初回のように人は割けない」。窓口の混乱に不安を募らせる。

 商品券は1セット1万円で、1万1000円分の買い物ができる。発行総額は60億5000万円。10%の上乗せ分は国の交付金を活用。全県で消費を喚起するために県がとりまとめ、初回は全55万セットの半分を販売した。

 地域振興策として市町ごとに発行してきた従来の商品券と違い、利用できる地域や店に制限はなく、県外資本の大型店でも使える。車の購入や住宅のリフォームなどにも使えるため、上限の20セットをまとめ買いする人も多く、県などには「金持ちの優遇策」といった苦情も相次いだ。

 対面販売の混乱を避けるため、他県ではインターネット限定で販売する自治体もあるが、課題は販売手法にとどまらない。

 初回分が数日間、売れ残った唐津上場商工会には、佐賀市などから購入客が殺到した。担当者は「域内の消費につながるかは疑問。中心部に資本が集まる動きが加速しかねず、地方創生の流れに逆行している」と政策の整合性に疑問を投げ掛ける。

 抽選会などを打ち出して顧客の囲い込みを狙う店もあるが、「市街地の利便性や大型店の品ぞろえを上回る魅力は簡単につくり出せない」。佐賀市郊外の菓子店主は商品券を生かす手だてを見いだせないでいる。

 一過性の消費にとどまれば、反動で需要が減る恐れもある。商品券自体、「ばらまき」との指摘もあり、「このままだと景気対策の棚ぼたで終わってしまう」と佐賀市の商工会幹部。消費喚起のかけ声の一方で、地域浮揚につなぐ取り組みは手探りが続いている。

4850とはずがたり:2016/02/07(日) 15:23:07
商品券にプレミアムついてるから余分にカネ使おうなんて阿呆なんてゐるのか!?

プレミアム商品券を巡る論点。必要な「費用対効果」の見極め
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150501-00000005-wordleaf-bus_all
THE PAGE 2015年5月8日(金)7時0分配信

 額面に上乗せした金額で使えるプレミアム商品券を発売する地域が増えている。国の交付金を使うことで必要な費用を捻出し、地域振興に役立てるとの見方がある一方で、税金を使った「バラマキ」との批判もつきまとう。プレミアム商品券をめぐる論点を考えてみる。

プレミアム商品券を巡る論点。必要な「費用対効果」の見極め
[画像]プレミアム商品券はバラマキか?
 プレミアム商品券とは、一定額の商品券を購入すると、地元商店街などでプレミアム(上乗せ分)を含めた金額まで使える商品券のことで、たとえば、1万円で500円券が22枚=1万1000円分=が得られる場合は、1000円分がプレミアムにあたる。

 地域社会の振興を目的に、公明党の主張を受けて、政府が2014年度補正予算で交付金を創設し、各地に広がりを見せている。プレミアム商品券の発行額は1500億円を超え、全国で1700を超える市町村が既に実施したり、これから実施する計画を立てたりしている。今後、5月から7月にかけて動きが本格化すると見られている。

 ここで焦点となるのは、「おまけ」の金額を上乗せすることで、それを使う地域にどれほどの経済効果がもたらされるかである。大都市の企業に郊外の自治体から通勤している人の多くは、普段、買い物を都市で済ませることが多いのだろうが、そうした人が居住地の地元商店街で買い物する場合には、地元消費を促すことができる。またプレミアム分で、普段は買わないような高額商品を思い切って買う動きにつなげることができるかどうかもカギだ。この部分を節約に回すような人が多ければ効果はあまり期待できないだろう。

 さらに、プレミアム部分を交付金(税金)で補填する場合には、費用と効果を比べてみて、全ての市町村や商店街で必ずしもうまくゆくとは限らないケースもある。プレミアムを使っても、継続的に客を呼べない場合などである。

 交付金を使うとなると、自治体は「我も、我も」と参加したがるが、必ずしも効果のない地域で使うと、最初のうちは物珍しさで需要があるかもしれないが、二度、三度と出すうちに、人気がなくなる事例もこれまで起きている。

 第一生命経済研究所・首席エコノミストの熊野英生氏は「商店街が集積しているようなところは『呼び水効果』となり、プレミアム商品券が売り切れても、商店街として自力を持っているところでなら効果が上がる可能性がある。そうでない場合は、期待したほどの効果は得られないだろう」と指摘する。

 多くの自治体がこぞってやろうとしているものの、税金を原資とする交付金を使う場合には、本当に効果が出るのかを見極める必要がある。自治体は消費の喚起効果をアピールしがちだが、結果として税収が増えたのか、事後に需要の反動減などはなかったのかなどの検証は必要となるだろう。

 もちろん各自治体も昨今のような財政難の折、慎重な取り組みをするだろうが、全国一律でやると、どうしても対応が甘くなるところが出るのはやむを得ない。地方創生とは、交付金を使って商店街を保護するのではなく、創意工夫で商店街を強くすることが目的である。あくまで地域の民間の力をいかに高めるかにかかっているのである。
(3Nアソシエイツ)

4851とはずがたり:2016/02/12(金) 22:30:56
なぜかお金持ちが多い「岐阜県大野町」に学ぶ世帯年収1千万超えの鉄則
http://news.livedoor.com/article/detail/11164283/
2016年2月10日 6時0分 女性自身

「なぜ岐阜県の小さな町が第7位なんだ?」とマネー専門家も首をかしげる統計結果が話題を呼んでいる。

「昨年、総務省が公開した『平成25年住宅・土地統計調査』がそれ。全国の市区町村別に世帯の年間収入階級(300万円未満、300万〜500万円未満、500万〜700万円未満、1千万円未満、1千万円以上の5区分)を公表。市区町村別に世帯収入1千万円以上が何パーセントいるかがわかるようになったんです」

そう話すのは、1千万円以上貯蓄のある家庭の分析などで定評のあるファイナンシャルプランナー(FP)・西山美紀さん(生活情報サイト・オールアバウト貯蓄ガイド)。

このランキングで驚きなのが、お金持ちが多いといわれる兵庫県芦屋市と肩を並べ、神奈川県鎌倉市を上回る全国第7位に岐阜県揖斐郡大野町が入っていること。東海エリアを中心にアクサ生命でFPとして活躍する牛田松雄さんは次のように語る。

「第7位の大野町だけでなく静岡県長泉町、愛知県田原市が12%超えで、全国第21位。首都圏と名古屋市周辺、芦屋市を除くと、ベスト25に入っているのはこの3市町だけですべてが中部地方。東海エリアには豊かな地域が点在しているということです」

なぜ、中部地方の小さな町にそんなにお金持ちが集まっているのか?

「豊臣秀吉が天下人になる立役者の1人で、質素をむねとし、聡明で堅実な人柄だったことで知られる竹中半兵衛の故郷ということは大野町が全国第7位ということと関係があると思います。長い時代を経ても気質は受け継がれているようで、収入が1千万円を超えてもおごらず倹約家が多いんです」

こう話すのは、大野町に隣接する大垣市生まれで、東京と大垣を行き来しながらFPとして活躍する伊藤亮太さん。

「また、大野町のバラ苗は以前、美智子妃殿下がいらっしゃってご覧になられたほど有名で、バラ苗農家はおしなべて非常に裕福。これも全国第7位になった理由の1つでしょう」

伊藤さんは岐阜県大野町、静岡県長泉町、愛知県田原市にお金持ちが集まる共通点をあらためてこう分析する。

【便利なわりに土地が安い】
「大野町は車社会では岐阜も大垣も近く便利なのに周辺より土地が安い。田原市は知多半島の先端で不便そうですが、じつは新幹線停車駅の豊橋市に隣接。また長泉町はやはり新幹線停車駅の三島市に隣接。三島から東京までは約50分。十分に通勤圏内なのに、首都圏と比べたら地価が安い。資産家はこうしたお得感に敏感で集まってくるので、高収入世帯の割合が高くなる」

【日本一の特産品や医療施設がある】
「大野町がバラなら、田原市は農家1戸あたりの農業産出額が日本一。菊とキャベツが有名です。また長泉町には日本全国から患者が集まる静岡がんセンターがあり、そこで働く医療関係者の多くが町に住む。こうしたことが世帯収入1千万円を超える下支えをしていると思います」

【住民福祉も充実】
「長泉町は町の財政が豊かで中学生までの子どもは医療費がタダ。大野町も保育施設の待機児童ゼロをずっと維持しています。田原市も含め、この3地域はなにより道路舗装が抜群にきれい。これもお金持ちが集まる条件ではないでしょうか」

4852とはずがたり:2016/02/23(火) 16:04:40
持続性を理解出来ず永久に国の補助金を乞食すれば良いと思ってる地方が多すぎる。

地方創生、持続可能なまちづくりのヒント
https://www.salesforce.com/jp/blog/2015/09/local-creation.html?d=701300000021KtO&amp;soc=OU

1920 年の第一回国勢調査以来、2005 年に初めて日本の総人口は減少に転じました。その後一時は持ち直すものの、2011 年以降の対前年人口増減率はずっとマイナスをキープしており、これから先もずっと人口は減り続けると予測されています。人口減少による地方都市への影響は 深刻で、産業の減退、シャッター商店街の拡大などに苦しむ都市は増えていくと予想されています。

日本の人口の推移と将来人口の予測

地方都市にとって、地方創生や町おこし・村おこしは「生存戦略」と言っても過言ではありません。しかし、そのような厳しい状況でも地方創生に成功している自治体があります。彼らの戦略の共通項は、

一過性ではなく、持続可能なまちづくりを行うこと
自治体が持っている良さを客観的に見直し、最大限活かすこと
にあります。

今ある街並みを活かして、観光地化に成功した豊後高田市
大分県北部に位置する豊後高田(ぶんごたかだ)市は、かつて賑わっていたころの昭和 30 年代の町並みをテーマにして「昭和の町」を設立。一時期は「人よりも犬、猫が多い商店街」とまで言われた町を、年間 20 万人近い観光客が訪れる観光スポットに育て上げました。
豊後高田市は、その昔は海上交通の拠点としておおいに栄えました。最盛期の昭和 30 年代には 300 店を超える商店街で賑わっていたものの、時代の流れに押され衰退の一途をたどっていきました。商店街のお店はどんどんと撤退していき、一時期はまさに シャッター商店街そのものとなってしまいました。

1990 年代に入り、かつての賑わいを取り戻すべく、地元の商工会議所が大手広告代理店に地域活性化の施策立案を打診したところ、既存の商店街を取り壊し、巨大な 商業施設へと作り変えるプランが提案されました。しかし、財政難であった豊後高田市にとって、到底受け入れられる提案ではありません。そこで地元の若者が 立ち上がり議論を重ねた結果、寂れた商店街を逆手に取った「昭和の町」構想にたどり着きました。

ポイントは、豊後高田市が持っている資産・強みと、他の観光地の持つ特性を分析し、最もコストパフォーマンスの優れる施策を打ったことです。豊後高 田市の商店街は昭和 30 年代から大規模な再開発を行っておらず、少しの改修で当時の街並みを再現することができました。「寂れた商店街」という見方を「レトロな町並み」として評 価したのです。また史跡や歴史スポットを前面に押し出して観光地化すると、京都や金沢、鎌倉など強力なライバルとの勝負が避けられません。しかし、昭和を テーマとした観光地は他に競合がほとんどいませんでした。つまり豊後高田市は、自身の持つ最大の強みを生かせるブルーオーシャンで戦うという、最も効率の 良い戦い方を選択したのです。

2005 年からは「豊後高田市観光まちづくり株式会社」による第 3 セクター方式で運営されており、ますますの発展が見込まれています。豊後高田市の取組みは、2003 年に「半島活性化優良事例表彰 国土交通大臣賞」、「日本観光協会主催第 11 回優秀観光地づくり賞 テーマ賞」を受賞、2004 年には「手づくり郷土賞 地域整備部門 国土交通大臣賞」を受賞するなど、大きく評価されました。またその結果、ここ数年、人気雑誌のランキングで 3 年連続「住んでみたい地域」として選出されるなど、「人口増」に向けた戦略が実を結び始めています。

ないものはない! あるものを活かした島根県・海士町

松江から約60km沖にある、島根県・海士町。10 年前には財政破たんの危機に瀕し「島が消える」寸前だった海士町は、町を挙げて様々な取り組みに挑み、今や町おこしの代表例とまで言われるようになりました。海士町はどのようにして再生の道を歩んだのでしょうか。

2002 年に当選した山内町長は、政策を「守り」と「攻め」の両面から進めていきました。「守り」の政策では、行政職員の年功序列廃止、不要な役職の廃止、自らの 給与カット断行など、徹底的な行財政の改革を進めていきました。町長だけではなく、他の職員や町の人々も給与カットや行政からの補助金の削減を自主的に申し出るなど、町全体で政策を後押ししていきました。

4853とはずがたり:2016/02/23(火) 16:04:58
>>4852-4853
一方「攻め」の政策では、海士町に現在する資源を活かした産業を作ることが目標に掲げられました。例えば地元の隠岐牛。急峻な崖地で育つため、足腰 が強く病気にもかかりづらく、また海風のミネラル分を豊富に含んだ牧草により、美味しい肉質に仕上がることが特徴です。これまでは子牛のうちに本土の業者 に卸していましたが、利益率の向上を目指して繁殖から肥育までの一貫した生産販売ができる体制が整えられました。また、白イカや牡蠣などの海産物も有名で すが、離島ゆえに本土への輸送の間に鮮度が落ちてしまい、高値でさばくことが難しい状況でした。そこで海士町では、CAS という最新の凍結設備を導入し、鮮度を保ったまま本土に商品を届けることを可能にしました。CAS は決して安い投資ではありませんが、輸送時間の問題さえクリアすれば海産物を高値で取引できる=投資の回収が確実に見込めるという判断でした。また年間を 通じて取引が行えるようになり、収入の安定化にもつながりました。
並行して海士町は様々な施策を打ち、2004 年から 10 年間で 294 世帯、437 人が島外から定住しました。人口の約 2 割(島の人口が全体で 2,300 人)を増やした上、驚くべきことに、その多くは 20 代から 40 代の若い世代でした。

コンビニもない、ショッピングモールもないと、無い無い尽くしに見える島根県・海士町。しかし、島のキャッチフレーズ「ないものはない!」にある通り、無いことを悲観するのではなく、あるものをどのように活かしていくかに注力することで開けた再生の道でした。

和歌山県白浜町のふるさとテレワークにおける地方創生
国としても地方創生のための施策を遂行しており、その一つとして総務省が現在「ふるさとテレワーク推進のための地域実証事業」を進めています。

2014 年の内閣府世論調査によると、東京在住者の 40.7 %が地方への移住を「検討している」または「今後検討したい」と回答しています。しかし、同世論調査では、「仕事が少ない」という問題点もあわせて指摘さ れているのです。この解決策として、現在、時間・場所の制約に縛られずに仕事ができるテレワークの活用が検討されています。

セールスフォース・ドットコムも「ふるさとテレワーク推進のための地域実証事業」に参加しており、クラウドサービスを活用した戦略的テレワーク拠点 「Salesforce Village」を和歌山県白浜町に設置し、本社機能の一部を移転して業務を行う新しいテレワークモデルの効果検証を行います。テレワークだけでなく、地 域の課題を解決する生活直結サービスのアプリを開発し、地域の活性化を支援します。また効果検証後には、同ソリューションを他の地域で展開することも検討 しています(詳しくはこちら)。

自治体の強みを再評価することの重要性
豊後高田市や島根県・海士町の事例にみられるように、自治体が今すでに持っている強みをきちんと再評価することで、「持続可能なまちづくり」への道 が大きく開けてきます。日本の人口減から生まれる各種の問題は確かに深刻ですが、このような自治体の学びを活かすことで、未来に希望をつなぐことができる でしょう。セールスフォース・ドットコムもクラウドサービスを活かして、地方創生に取り組んでいきます。
【参考文献】

総務省 豊後高田市(大分県)商業と観光の一体化による中心市街地の再生-「昭和の町」
宮崎幹朗 愛媛大学地域創成研究センター 地域創成研究年報 vol.2, p.78-87
大分県豊後高田市「昭和の町」に見る 地域活性化策の展開と課題
富沢 木実 法政大学地域研究センター 地域イノベーション第5号 p.65-78 海士町にみる「地域づくり」の本質
宇野 重規 nippon.com「Iターン」と地域活性化??海士町の挑戦(2014年12月11日)

4854とはずがたり:2016/02/24(水) 17:16:01
ビジネスチャンスは佐賀にあり
【実直・謙虚な県民に、日本一地震が少ない佐賀】
http://toyokeizai.net/articles/-/101163
制作 :東洋経済企画広告制作チーム

4855とはずがたり:2016/03/02(水) 21:28:12
幸福度「ビリから2番目」高知県にみる「逆転」のヒント
http://news.yahoo.co.jp/feature/114
3月1日(火)11時21分配信

2016年2月に発表された国勢調査では、1920年の調査開始以来、初めて日本の人口が減少に転じる結果だった。東京圏への人口の集中が進む一方、33の道府県で減少率が拡大した。…地方移住を進めたい政府側と、地方は疲弊しており、移住は甘くないという意見。果たして地方活性化の兆しはないのか。その答えのヒントを高知県から探る。(Yahoo!ニュース編集部/Forbes JAPAN編集部 副編集長兼シニアライター 藤吉雅春)

2015年2月、地方移住を推進する政府の「日本版CCRC構想有識者会議」でのことだ。…時代の変化を象徴する数字が、会議で配布された「東京在住の50・60代の地方移住に関する意向」という資料である。
定年退職後の第二の人生を念頭に、東京から脱出しようと考えている50代男性は50.8%だった。
団塊の世代がすべて後期高齢者となる2025年、東京圏では介護要員や医療施設が圧倒的に不足する。この危機を解消するためにも、政府は地方移住を後押しする「CCRC構想」を推進している。CCRCとは、Continuing Care Retirement Community(継続的なケア付き退職者コミュニティ)の略で、移住した人たちの地域交流や健康寿命の延伸ができるよう、受け皿機能を充実させた町づくりである。

しかし、50代以降の地方移住に対しては、会議中に懐疑的な声が出た。
「移住者の多くは、病気や伴侶の死を機に、都会に戻っている現実があります」
それに、自然災害を起きた場合、高齢者ばかりの集落で誰が助けてくれるのか。地域の扶助力は低下している。働く世代が減り、経済的な疲弊だけでなく、自治体そのものが消滅するとまで言われている。高齢化や人口減少に伴う地方の課題を、高齢者の移住で解消できるのか。
都会か地方か。どちらも難題を抱えるが、ここで興味深い県を紹介したい。日本がバブル期最後の繁栄を謳歌していた1990年、47都道府県で最も早く人口が自然減に転じた県。高知県である。

「ビリから2番目の県」
「知事、高知県と高知大学は一蓮托生の関係ですよ」
2012年に高知大学学長に就任した脇口宏氏は、高知県の尾﨑正直知事にそう言い、危機感を込めてこう続けた。
「高知大学が消えれば、高知県も消えるんです」
日本の10年後の姿は高知県にあると言われている。「少子・高齢化」が、「全国より約10年先行」と厚生労働省や内閣府で指摘されているからだ。高齢化率31.1%は秋田県に次ぎ日本で2番目の高さであり、年少人口割合は全国45位。また、県民所得は46位で、相対的貧困世帯率は全国トップと、経済基盤が弱い。

他にもさえない数字が並ぶ。中学生の学力テストではワースト2~3位と低迷。高知大学医学部の医師国家試験の合格率も、全国80の医学部ランキングで下位と「中の下」の間をさまよっている。
多くの指標で数字が低いため、「47都道府県の幸福度ランキング」(2011年の法政大学大学院調査、2014年の日本総研の調査)では、そろって高知県は46位。「ビリから2番目の県」と自嘲する県民もいる(ちなみにどちらも最下位は大阪府で、1位は福井県)。
そこで、産業振興や人材育成、CCRCなど多くの分野で、高知大学を拠点として県の地域活性化を行うことになった。だから学長は、「一蓮托生」と言ったのだ。

4856とはずがたり:2016/03/02(水) 21:28:37
>>4855-4856
最悪の数字が並ぶ環境と、ごく一般的な地方大学。実は、この両者が作用しあい、ある効果を生み出している。
(中略)
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1097992700/4587-4588

人を育てることで、課題解決に挑戦できる。これが高知大学が導き出した答えである。

それは産業にも言えることだった。

悪いデータは「斜陽」か「伸びしろ」か
高知県の食料品出荷高に目を向けると全国46位と、またしてもビリから2番目。しかし、農業生産高は31位だし、高知の食材のおいしさは有名である。
生鮮品は流通できる量に限度があるため、本来なら地元で食品加工を行い、付加価値をつけて県外に売って利益を得るべきだが、そういう商売ができていない。そこで2008年、高知大学と県が連携協定を結び、金融機関や経済界の協力をもとにスタートした事業が、「土佐FBC(フードビジネスクリエイター)」である。
食品製造の技術からマーケティングまで、食のプロを育てようというものだ。さっそく誕生したのが、特産品である柚子を使った「ポン酢」「食後酒」や、トマトソース、グァバ茶の機能を活かしたコスメ商品。つまり、悪い数字は、視点を変えれば伸びしろでもあったのだ。
同じく2008年、高知大学では全学部で地域で働きながら課題を探求するプログラムが開始された。当初は「自律型人材の育成」を目標にした取り組みだった。
しかし、「高知は課題が多くて学生が鍛えられやすい環境でした」と、ある教授は苦笑する。地域に分け入ることで本音を掴み、課題の解決方法を考える教育に進化した。このプログラムは、企業など外部モニターの高い評価を受け、2015年、「地域協働学部」として創設が認可された。

「入学した学生の半数は起業家志望です。学生たちは地域に仕事がない現実を知っている。だから、生産から流通までを見据えた6次産業化で仕事を創出したいと考えているのです」(上田健作学部長)
数ある暗いデータとは真逆の数字がある。土佐経済同友会が県内在住の20歳以上(回答者数4009人)を調査したところ、「高知で暮らして幸せと感じる」人が約7割もいたのだ。実際、高知市内で、こんな声を聴いた。「ビリから2番目でこれだけ幸せなんだから、日本も捨てたもんじゃないですよね」。
医療費の無駄遣いの県と指摘される一方で、高知県は内閣官房が調査した、全国都道府県の「稼ぐ力分析(労働付加価値額)」の「医療・福祉部門」で4位。また、首相官邸に提出された「医療・介護余力指数」(高橋 泰・国際医療福祉大学教授)でも、トップレベルに位置する。
斜陽、負担、お荷物ーー。モノサシを変えれば、それは潜在的な成長力にもなる。最悪の数字を「伸びしろ」と見る人たちは、高知に限らず、全国にいる。どん底にビジネスを見い出す人々を、この連載で紹介してきたい。

4857とはずがたり:2016/03/27(日) 00:23:37

<人口激減の足音>相続契機に首都圏へ
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201512/20151208_43012.html

銀行や証券会社の支店が集まる秋田駅前を背景に、地元金融機関が扱う相続定期のパンフレットのコラージュ
拡大写真
 人口が約102万と東北で最も少ない秋田県は、全国最速のペースで人口減少が進む先行県でもある。2040年には70万人にまで落ち込むとの国の推計が出て以降、動揺が広がった。人々が消えゆくまちで何が起きているのか。立ち向かう有効な手段はあるのか。金融や住宅供給、小売りなどの現場で、人口激減の足音に耳を傾けた。(秋田総局・上田敬)

◎先行県・秋田のいま(1)資産流出

<関係途切れる>
 人口減の進行に伴い、個人資産が県外に流出するとの危機感が、秋田県内の金融関係者に広がっている。理由は相続だ。
 「相続人は全員が首都圏在住というケースが珍しくなくなった」。SMBC日興証券秋田支店の依田正文支店長が明かす。顧客が亡くなって相続が発生すると、相続人は自社の口座に財産を残してくれる。ただ、住宅購入や子どもの教育などでまとまったお金が必要になると、口座から引き出される。それきりということも少なくない。
 営業現場からは「信頼関係を積み上げてきても、相続というタイミングで関係が途切れてしまう」と嘆きが漏れる。相続相談の専門担当者の配置や相続セミナーの開催などにも力を注ぐ。とはいえ、営業の基本は顔を合わせること。首都圏にいる子世代と新たに関係を築くのは簡単ではない。
 依田支店長は「後継者がいない富裕層の企業経営者や医師が少なくない。将来が見えず、子どもに無理に秋田に帰ってこいと言えないケースも多く、事業承継もお金の承継も難しくなった」と解説する。

<金利で優遇も>
 危機感を抱くのは銀行も同様だ。
 北都銀行(秋田市)は、相続で受け取った財産に限定して金利を優遇する定期預金の取り扱いを2014年12月に始めた。ことし3月には県外への資金流出防止を念頭に、インターネット支店でも受け付けを開始。担当者は「今後とも秋田とつながってもらいたい」と狙いを話す。秋田銀行も店頭限定で相続専用定期預金を扱っている。
 今後20〜25年間に、相続に伴って家計金融資産の5割以上が首都圏と近畿圏に集中する-。三井住友信託銀行は昨年公表したリポートで、こんな見通しを示した。高度成長期以降、地方の親と大都市圏の子という組み合わせが多くなり、相続で地域間の資産移動が起きることを踏まえた。
 親子同居世帯比率や別居世帯の地域内訳などから、地域ごとに域外流出の割合を試算。全国で相続されると見積もった資産は650兆円で、東北は38兆円を占める。東北からはこのうち10兆円が首都圏を中心とした域外に流出するとした。

<5年間正念場>
 ただ、秋田県内もここ10年は県内金融機関の預金残高が横ばいで推移する、と秋田銀行系シンクタンク、秋田経済研究所の松渕秀和所長はみる。
 国の推計では、10年に32万1000人だった65歳以上の人口が25年には35万3000人に増加する。預金する年金受給者が増え、資産流出のマイナスと一定程度相殺されると推計する。
 問題は25年以降、高齢者数も減少に転じる局面だ。松渕所長は「地方創生の総合戦略に取り組むこの5年間が正念場。人口減に歯止めをかけ、地域で稼ぐ力を高めて雇用を増やしていかなければ経済活動の縮小が加速する」と警告する。

4858とはずがたり:2016/03/29(火) 00:08:05
<東北・北海道>

支庁再編計画、支庁→総合振興局へ
編集部・2009/06/30
http://pucchi.net/hokkaido/gappei/area_info.php

4859とはずがたり:2016/04/01(金) 08:21:14
<北関東>茨城県

合併して筑波市,市役所土浦市内で良いんじゃないかと思ったんだけどなぁ。
阿見や牛久とも一緒になって政令指定都市を狙いたい所。

つくば、土浦の両市が広域連携探る 合併にこだわらず
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1224160558/6836
2016年3月30日

 勉強会終了後の記者会見で、協議が進まなかった理由について、市原健一つくば市長は「土浦は長期的な財政の見通しを立てているが、つくばは、まだ行っておらず、すり合わせが難しかった」と説明した。
 中川清土浦市長は「平成の大合併のように国が面倒を見てくれる時代ではなく、合併は簡単ではない」と感想を述べた。
 市原市長は、オブザーバーの石岡、守谷、かすみがうら、つくばみらいの四市にも参加を呼び掛けて、今後も勉強会を継続し、広域連携について話し合っていく考えを示した。

4860とはずがたり:2016/04/05(火) 10:16:01
青根は此処。中央道の道志ルートが通りそうな相模のどん詰まりだ。
http://map.goo.ne.jp/map/search/latlon/E139.7.54.375N35.32.25.931/q/%E7%B7%91%E5%8C%BA%E9%9D%92%E6%A0%B9/zoom/7/?

<相模原・青根小全焼>誇り失い「悔しい」 住民、涙の消火
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20160404k0000e040254000c.html
04月04日 16:34毎日新聞

 「青根の誇り、心のよりどころを焼失して、悔しい」??。県内で唯一の木造校舎だった相模原市立青根小(同市緑区青根)の校舎が3日朝、全焼した。駆け付けた須藤ゆかり校長ら教職員9人は、「何もかも焼けて」と顔色を失った。同小を拠点に地域おこしに取り組んでいた地元住民は泣きながら消火活動を手伝った。【高橋和夫】

 同小近くで商店を営む井上和夫さん(62)は「パーン、パーン」と打ち上げ花火のような音に気付いた。「火事だ」という母親の声で20メートルほど高台にある学校を見ると、校舎西側から火の手が上がっていた。消火栓からホースを引いて駆けつけた2人と一緒に消火活動に当たったが、火の回りが早く瞬く間に燃え広がったという。

 同市消防局から消防隊22隊約100人が出動したが、火勢は衰えず消し止めるまでに約2時間かかった。わずかに校舎の正面玄関と校舎東側の一部を残しただけで焼け落ちてしまった。近くに住む林業会社社長の佐藤好延さんは「みんな泣きながら消火活動を手伝った」と声を詰まらせた。青根地域振興協議会の関戸正文会長も「我々のおやじたちが力を出し合って建てた地域の宝が失われて悔しい」と話した。

 同小は1873年に民家を仮校舎として開設。1928年に青根村尋常小学校として校舎が建てられたが、41年に全焼。住民が山から木を切り出して製材し、2年後に青根村国民学校として国内でもまれな総ヒノキ造りの校舎が建築された。現役の木造校舎だけに映画やテレビのロケ地にも利用されていた。

 類焼を免れた体育館に集まった教職員はみな言葉を失った。同小は先月に3人が卒業し、新入生1人を含めた児童数は4人と県内の小学校で最も規模が小さく、5日の入学式を前に2日に職員5人が出勤して式典会場となる体育館の飾り付けなどの準備をした。「職員室のファンヒーターを使っただけで校舎に火の気はなかった。職員は清掃して午後6時半ごろに引き揚げた」(須藤校長)という。

 青根地区は今年2月現在、219世帯576人が暮らす山間過疎地。「限界集落にならないように」と、同小と連携した環境教育や休耕田の復活など地域の活性化に取り組む市民グループ「あざおね社中」代表の村山史世・麻布大学地域環境研究室長も駆け付け、「残念でならない」と話した。

 5日の入学式は近くの青根中学校の空き教室を借りて行う予定。岡本実・同市教育長は「子どもたちの心のケアを第一に、近隣の中学校と連携し、教育活動に支障がないよう万全の体制を整える」とコメントした。

4861とはずがたり:2016/04/13(水) 10:17:08
沖縄県が這入っていないのは何故だ?そんなにも急成長したのか?!
鳥取は島根と合併させないとしゃーないやろー。
鳥取と島根で3.0兆円,徳島と高知で4.0兆円だ。

県民所得ランキング 日本で最も低いのは「◯◯県」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160409-00000004-zuuonline-bus_all
ZUU online 4月9日(土)11時10分配信

内閣府が公表している「平成25年度県民経済計算暫定版(平成28年3月末現在)」によれば、県民所得が最も多かった東京都の60兆円弱に対し、最も少なかった鳥取県は1兆円強となった。

地域格差の大きさを改めて認識させられる結果だが、今後の方策を考えることが大切ではあるにせよ、まずは実態を捉えておく必要があるはずだ。なお、石川県については算出記録が無かったため、ランキング計算には入れていない。

■県民総生産が最も少なかったのは鳥取県

名目の県民総生産を見ると、最も多かったのはやはり東京都で93兆1283億円だった。第2位は大阪府の37兆3150億円で、以下愛知県の35兆4475億円、神奈川県の30兆2185億円、埼玉県の20兆6782億円が続く。

一方最も少なかったのは鳥取県で、1兆7676億円だった。2番目は高知県の2兆2627億円で、以下島根県の2兆3508億円、佐賀県の2兆6811億円、徳島県の2兆9371億円が続いている。

■県民所得が最も少なかったのも鳥取県

県民所得が最も多かったのは、東京都の59兆9592億円だった。第2位は神奈川県の26兆9807億円で、以下愛知県の26兆6391億円、大阪府の26兆5056億円、埼玉県の20兆6466億円が続く。

これに対して最も少なかったのは鳥取県で、1兆3497億円だった。2番目は島根県の1兆7016億円で、以下高知県の1兆8226億円、佐賀県の2兆1103億円、徳島県の2兆2155億円が続いている。

■一人当たりの県民所得も計算

さらに県民所得を総務省統計局が公表している2014年10月1日時点の県別人口推計で除した「一人当たりの県民所得推計」で見ると、県民所得が最も少なかったのは鳥取県で一人当たり約235万円となった。これは東京都の約448万円と比較すると約半分強となる。ちなみに島根県は約244万円、高知県は約247万円、佐賀県は約253万円、徳島県は約290万円となる。

県民所得の多かった神奈川県は約297万円、愛知県は約357万円、大阪府は約300万円、埼玉県は約285万円などとなっており、東京都がいかに際立っているのかがわかる。

また、県民所得では5番目に少なかった徳島県だが、一人当たりの県民所得は埼玉県よりも多かったこと、他方愛知県の一人当たり県民所得が、その他の県民所得の多かった県の2割程度多くなっていることなども明らかになっている。

■最も貧しい県にある『金持神社』

こうして見ると、日本で「最も貧しい県」は鳥取県、ということになるのだが、面白いのは、東西に長く広がる鳥取県の西方には、『金持神社』という名所があることだ。全国にひとつしかない縁起のよい名前とあって、金運祈願に全国から多くの参拝者が集まるのだという。もちろん「開運八社巡り」のひとつにも挙げられている。

このほか鳥取砂丘や水木しげるロードなど、同県には見どころもたくさんある。ぜひとも観光に訪れて、少しでも県の経済に貢献できたと満足感を味わうのも悪くはないのかもしれない。(ZUU online 編集部)

■県民所得トップ10、ワースト10

<トップ10>(単位百万)
東京都:約60兆円(59.959,202)
神奈川県:約27兆円(26,980,700)
愛知県:約26.6兆円(26,639,100)
大阪府:約26.5兆円(26,505,585)
埼玉県:約20.6兆円(20,646,618)
千葉県:約18.7兆円(18,693,885)
兵庫県:約15.7兆円(15,650,854)
福岡県:約14.4兆円(14,406,447)
北海道:約13.8兆円(13,821,483)
静岡県:約12.4兆円(12,381,679)

<ワースト10>(単位百万)
鳥取県:約1.3兆円(1,349,726)
島根県:約1.7兆円(1,701,647)
高知県:約1.8兆円(1,822,583)
佐賀県:約2.1兆円(2,110,329)
徳島県:約2.2兆円(2,215,472)
福井県:約2.3兆円(2,260,764)
山梨県:約2.5兆円(2,472,479)
秋田県:約2.6兆円(2,586,434)
宮崎県:約2.7兆円(2,697,540)
香川県:約2.8兆円(2,757,623)

4862とはずがたり:2016/04/22(金) 10:31:24
<九州・沖縄>熊本県

この辺は地震より台風で屋根瓦重たく作ってたのかねぇ・・。家に恐くて入れないという報道が今迄より多い気がする。

小規模自治体で苦境とあるが財政的には全部国からの補助が少なくとも後から出るんだろうけど,此を機に西原と嘉島と合併したり出来ないのかねぇ?
そもそも益城は熊本近郊の発展著しい自治体で熊本との合併も拒否して独立を選んだ訳で小規模自治体というのは失礼だけど。

それはさておき熊本市も熊本市民が避難してるなら応分の応援はすべきだね。

熊本地震:避難数千人 小規模自治体は苦境に 益城町
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E7%86%8A%E6%9C%AC%E5%9C%B0%E9%9C%87%E9%81%BF%E9%9B%A3%E6%95%B0%E5%8D%83%E4%BA%BA-%E5%B0%8F%E8%A6%8F%E6%A8%A1%E8%87%AA%E6%B2%BB%E4%BD%93%E3%81%AF%E8%8B%A6%E5%A2%83%E3%81%AB-%E7%9B%8A%E5%9F%8E%E7%94%BA/ar-BBs3d1F
毎日新聞
19 時間前

 熊本地震で住宅1026棟が全壊、4374棟が半壊・一部損壊した熊本県益城(ましき)町は、人口約3万4000人の小規模自治体だ。約250人の職員は避難所運営やインフラの復旧に忙殺され、被災者のニーズに十分応えらず、苦境に立たされている。

 益城町の役場本庁舎は1982年に完成し、2012年度に震度7に耐えられる耐震工事を終えた。だが16日の地震で亀裂が入り、倒壊の恐れがあるとして約1.5キロ西の保健福祉センターに避難した。

 同センターには既に避難者がいたため、一部に他の部屋に移動してもらい、約50平方メートルのスペースを確保した。地域防災計画は災害時、センターをお年寄りや障害者が身を寄せる「福祉避難所」に位置づけていたが、その機能は果たせなくなった。

 消防隊員や警察官もいて混み合う対策本部には、他の自治体から応援職員を呼べるスペースはない。更に隣接する熊本市からとみられる数千人が町内の指定避難所ではない施設の駐車場に避難し、車中泊をしている。指定避難所でないため本来は職員を派遣する必要はないが、あまりにも避難者が多いため、職員3人を交代で常駐させるなど「想定外」の対応も迫られた。

 益城町の苦境は財政規模などが似ている自治体にとって、他人事ではない。

 仙台市に隣接する宮城県富谷(とみや)町は人口約5万2000人で、町職員は約300人。東日本大震災では16棟が全壊、537棟が半壊するなどの被害が出た。町職員は「仮に益城町と同じような被害が出れば、町職員が足りない。避難所も運営には手が回らなくなるだろう」と話す。

 南海トラフ地震による被害が懸念される高知県いの町は指定避難所が115カ所あるが、職員は約310人しかいない。担当者は「避難所の職員常駐は無理。一部は巡回する方針だ。ニュースで益城町の状況を見ると、自分たちも災害時に要援護者のケアに手が回らなくなるのではないかと感じた」と話す。

 1995年の阪神大震災後、神戸市生活再建本部長を務めた金芳外城雄(かねよし・ときお)さん(73)は「中小自治体は災害対応に限界がある。車中泊の避難など今回の被災を踏まえて防災計画を作る必要がある」と話している。【吉川雄策】

4863とはずがたり:2016/04/25(月) 14:06:53
北陸新幹線開業で浮き彫りになる新潟の苦悩
連携構築しづらい「大きな1人っ子」
http://toyokeizai.net/articles/-/87497
櫛引 素夫 :青森大学教授・地域ジャーナリスト・専門地域調査士 櫛引 素夫 青森大学教授・地域ジャーナリスト・専門地域調査士 1962年青森市生まれ。東奥日報記者を経て2013年より現職。東北大学大学院理学研究科、弘前大学大学院地域社会研究科修了。整備新幹線をテーマに研究活動を行う。

本州の真ん中に位置し、大きすぎるがゆえに置き場所が定まりにくい「1人っ子」の新潟県。今後、2本の新幹線の間で、どんな将来像を描いていくのだろう。

4864とはずがたり:2016/05/02(月) 12:45:11
<九州・沖縄>熊本県阿蘇地方

道路が出来ても過疎が進んだ話ししか聞いたこと無いけど,ちゃんと発展した地域もある事をこういう事象でもないとマスコミは報道しにくいんだな。。

阿蘇大橋失い集落消滅の危機 「新しい橋はいつ、どこに」 南阿蘇・黒川地区
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160502-00010000-nishinp-soci
西日本新聞 5月2日(月)10時5分配信

 熊本地震で崩落した阿蘇大橋(熊本県南阿蘇村)のたもとにある同村の黒川地区が地域消滅の危機に直面している。村を襲った4月16日の本震から半月が過ぎた1日、地区から住民や東海大学生の姿がほとんど消えた。「大橋と大学が再建されなければ、地域はこのままなくなる」。区長の竹原満博さん(55)は故郷の未来像を描けないでいる。

 深い渓谷と山々に囲まれた黒川地区。押しつぶされたり、倒れかかったりしている家屋やアパートが目立つ。道路にも無数の地割れ。家の片付けに訪れる住民や学生がぽつぽついる程度で、野鳥が静かに鳴く。

阿蘇大橋が開通すると一変

 地区はもともと、約25世帯が農業を営んでいた。1960年代の高度経済成長期に人口が減少。「牧畜や養豚にも挑戦したがうまくいかず、他の仕事もなかった」と旧長陽村の村議だった古沢育男さん(80)。

 ところが、71年に大型車両も通れる全長205メートルの阿蘇大橋が開通すると一変。東海大誘致にも成功し下宿やアパートが続々と建てられ、活況を見せた。村史は「大学の建設は大きな刺激だった。特に黒川地区住民への経済効果は絶大であった」と記す。

 73年4月に開校した東海大だけでなく、周辺にはゴルフ場などレジャー施設が建てられ、雇用も増加。新住民も流入し世帯数は約60世帯に。学生800人が定住し、人口は大橋開通前の約10倍に膨れた。古沢さんは「小さな石橋しかなかった地域を大橋が開いた。黒川は村で最も潤う地域になった」と言う。

 大学の校舎から徒歩15分圏内にある「学生村」の下宿とアパートの総数は68軒。アパートごとに毎春、大家主催で卒業パーティーや新入生の歓迎会が開かれ、ボウリング大会や夏のキャンプも企画される。

 農業兼アパート経営の竹原区長も全国に散らばった卒業生の結婚式にたびたび招かれた。「学生も含めて黒川は大きな家族だった」

観光の玄関口だった大橋は住民の生活路でもあった
 「家族」の崩壊を招いた地震。大学は6月末まで休校を決め、学生は全員が親元へ戻り、住民は地区から離れた避難所で別々に暮らす。親類宅へと村を離れた住民も少なくない。「怖いので自宅に住めない」と自営業の竹本カヨ子さん(63)。

 阿蘇観光の玄関口だった大橋は熊本市や大型ショッピングセンターがある隣町に向かう住民の大切な生活路でもあった。石井啓一国土交通相は4月30日、阿蘇大橋について国が主体となって再建する方針を示したが、現地調査をした土木学会は同じ場所での再建は困難との見解を示した。

 大家の中にはアパート再建を断念した人も。「(新しい橋は)いつ、どこに架けられるのか。大橋がなければ大学の再建はない。そして学生も戻らない」と竹原さん。竹原さんの自宅は全壊したが、下宿が無事だったため、年老いた両親の求めで黒川に残ると決めた。「先祖が守ってきた、この地の行く末が心配なのでしょう」。倒壊した家々の庭先には、ピンクのツツジや紫のアヤメなどの花々が咲き誇り、それぞれの家族の帰りを待っている。

=2016/05/02付 西日本新聞朝刊=

4865とはずがたり:2016/05/09(月) 11:11:58
<防災計画>連続震度7想定せず 全ての都道府県
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20160509k0000m040100000c.html
00:33毎日新聞

 災害時の緊急対策などを定めるため、各自治体が策定する「地域防災計画」に、熊本地震のような最大震度7の地震が連続発生することを想定した記載がないことが、47都道府県への取材で分かった。熊本地震では、4月14日の震度7の発生後、避難者が自宅に戻り、16日の2度目の震度7で死者を含む深刻な被害が出た。専門家は地域防災計画に盛り込むよう呼び掛けており、兵庫県など4府県が見直しを検討すると回答した。

 今月2?6日に取材した結果、「震度7が連続して発生する」と想定した地域防災計画を定めている都道府県はなかった。熊本県は、熊本地震を引き起こしたとされる布田川(ふたがわ)、日奈久(ひなぐ)の断層帯で地震が発生した場合、「最大震度7」と想定していたが、連続発生については記載していなかった。

 連続して発生することを計画に盛り込んでいない理由について、各担当者は「国が想定していない」(滋賀県)▽「過去に例がない」(長野県)▽「1回でも複数回でも対応は同じ」(宮崎県)??などと回答した。ただ、阪神大震災で被災した兵庫県は「震度7」とは明示していないものの、「(四国の南の海底にある)南海トラフ沿いで、複数の地震が数時間から数日のうちに連続発生する可能性がある」と記載。最初の地震で損傷した建物が次の地震で倒壊して死傷者が出るのを防ぐため、建築士らが住宅などの安全性を調べる「応急危険度判定」を早急に実施するなどの対応を盛り込んでいる。

 一方、「地域防災計画の見直しを検討する」と回答したのは、兵庫、奈良、鳥取、大阪の4府県。このうち、奈良県は「県に影響する八つの断層を確認しているが、現在の計画では複数の断層が同時に動くことは想定しておらず、実際に発生すると十分に対応できない」と説明。大阪府も「ハード面での対策は国の対応を待たなくてはならないが、避難に関しては独自に見直すことができる」と答えた。兵庫県も「実際に連続で発生した以上、具体的な対策が必要」としている。熊本県は見直しについて「未定」と回答した。

 熊本地震で4月14、16日に震度7を記録し、大きな被害を受けた熊本県益城(ましき)町では、14日の地震による死者(地震による直接死)は8人、16日は12人。12人の中には、14日の地震でいったん屋外に避難したものの、自宅に戻って被災したケースが含まれている。役場も使用不能になり、熊本県の蒲島(かばしま)郁夫知事は4月25日、記者団に対し「(震度7の地震の連続発生が)あった時の対応を考えておかなければならなかったが(想定が)そこに至っていなかった」と語った。

 内閣府の担当者も取材に対し「地域防災計画の基になる国の『防災基本計画』には、大きな地震が2度連続で起こった場合の対策については特に明示していない。今後、中央防災会議の中で見直される可能性は十分にある」と語った。【樋口岳大、林由紀子、吉住遊、尾垣和幸】

 【ことば】地域防災計画

 災害対策基本法に基づき、都道府県や市町村が定める。震災対策や風水害対策など災害の種類ごとに、予防や応急対策、復旧・復興に関して実施すべき業務などについて策定する。国の「防災基本計画」や「南海トラフ地震防災対策推進基本計画」、各自治体の被害想定などを踏まえて決める。各地で発生した災害や地域の実情などに応じ、順次見直すことになっている。

4866とはずがたり:2016/05/13(金) 20:01:40
冷泉彰彦
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代
どうして被災県知事が情報の司令塔になれないのか?
http://www.newsweekjapan.jp/reizei/2016/04/post-827.php
2016年04月19日(火)12時00分

 熊本地震では、余震が続く中で被災者の避難をどうするか、物資の調達をどうするかなど、日々、危機管理が続いています。危機管理の中で、最も重要なのが情報です。情報の管理といっても、別に情報を隠せとか操作しろというのではありません。被災県民に対しても、全国に対しても必要な情報が的確に流れることは重要ですし、それに加えて、顔の見える個人が肉声で情報を整理して発信することができれば、心理的な安心感を与えることもできるはずです。

 今回の危機管理を見ていますと、こうした人的なリーダーシップとコミュニケーションという問題がとても気になります。2011年の東日本大震災でも同様の感想を持ったのですが、例えばですが、県知事が行う定例会見を情報集約とメッセージ発信の場にすることはできないのでしょうか?

 これはアメリカの例で、しかも天災ではなく人災ですが、2001年に911のテロが起きた際には、当時のジュリアーニ(ニューヨーク)市長は、連日定例会見を行い、それがローカルと全国のテレビに流れて、地元の人々と全国の人々とのコミュニケーションの「ハブ」になりました。

 その内容は多岐に渡り、「昨日の時点では何丁目から南は立ち入り禁止だったのを、本日の◯時から立ち入り禁止を解除します」という種類の具体的な生活情報もあれば「本日時点での身元判明犠牲者は何名、不明者は何名です」といったファクトの確認、そして「小職は殉職した市警のAさんの葬儀に行って参りました。悲しいがいい式でした」といったエモーショナルなものまで、連日キチンと会見で説明し、質問に答えていたのです。

 時には「今は戦争状態だと言うこともできるかもしれません。でも、皆さん閉じこもっていてはダメです。ショッピングに行ける方は行ったらいいと思います。お子さんのいらっしゃる方は、お連れになったらいい。安全は私が請け合います」というような、ヒューマンなメッセージも発信していました。

 ジュリアーニ氏個人に関して言えば、その後は保守的な外交政策を掲げたり、今はドナルド・トランプを支持したり、政治的な立場はハッキリしていますが、この危機管理の期間中は、定例会見で党派的な発言は一切しなかったのも見事だったと思います。

 私にとってさらに身近なのは、ハリケーン「サンディ」の襲来を受けた際のクリス・クリスティ(ニュージャージー州)知事の対応です。知事は、ハリケーン上陸の前からFMラジオに出ずっぱりで、州民からの質問に答えたり、被災後は状況を説明したり、コミュニケーションの「ハブ」の役割をしていました。

4867とはずがたり:2016/05/13(金) 20:02:04
>>4866-4867
 知事は時にはざっくばらんに、時には真剣に怒ったりしながら、州民に情報提供をしながら、どうして強制避難措置になっているのかを説明したり、現状を確認したりしていました。このハリケーン被災というのは、大統領選の直前でしたが、知事は、自分は共和党員なのでロムニー候補を応援していたにも関わらず、オバマ大統領を被災地に招いて州と連邦が団結して復興への努力をするという超党派的なメッセージを出し、州民の喝采を浴びていたのも記憶に新しいところです。

 今回の熊本地震の場合も、蒲島郁夫知事がそのコミュニケーションの「ハブ」となって、その定例会見の場が「最新の事実の確認」の場となり、また「被災者へのメッセージ発信」も、「全国へのメッセージ発信」の場ともなる、そしてそのコミュニケーション全体が、蒲島知事という「顔の見える個人」を中心に回っていく、そのような方法論が取れれば、極めて効果的だと思うのです。

 例えば、全国の世論としては「どうして物資が届かないのか?」「どうして広域避難が難しいのか?」「支援として今は何をすべきなのか?」といった疑問があるわけです。また県民にとっては、「家屋が倒壊した場合は当面何に注意したらいいのか?」とか「家族構成はこうだが、どの避難所が適当なのか?」とか「水道やガスの復旧見込みは?」といった具体的な質問が山のようにあると思います。

 もちろん、細かな点まで定例会見で答えていては大変ですが、大きな方向性や、クリティカルな問題点に関しては、日々知事が肉声で対応していれば、安心感と信頼感がまったく違うのではないでしょうか?

 どうして東京の大手町の気象庁の会見が重視されたり、経験の浅いテレビ各局のレポーターによるランダムな情報がバラバラに出て来たりするのでしょうか? あるいはどうして被災者への注意事項を、東京などのスタジオから「専門家」がやっているのでしょうか? そして、玉石混交の情報がSNSで飛び交う中で、多くの人がそれに振り回されるのはどうしてなのでしょう?

 そうしたコミュニケーションの多くの部分は、できれば全部、熊本で蒲島知事がやって、メディアは、万が一それに対してチェックが必要な場合を想定して、冷静なファクト報道で補完する、それで良いと思うのですが、なぜそれではダメなのでしょうか?

 現場と中央政府の関係についても、不自然でムダが多いように思われます。例えば、菅官房長官も何度も会見していましたが、そのたびに「災害のプロでもない官邸詰め記者」が「現在の被害状況は?」などと、怖い顔をして突っ込むのは、なぜなのでしょう? 何となく「官邸の危機管理を試してやるぞ」的な意地悪なニュアンスを感じますし、それに対して官房長官が必死になって答える、ということも含めて、全体的に無駄なプロセスのように思います。

 熊本から遠く離れた官邸で、何度も緊急会議を首相が招集するというのも、どう考えてもセレモニー的に見えます。現場での迅速で現実的な対処にイニシアチブを任せて、中央政府はその支援に回るという役割分担には、どうしてできないのでしょう?

 例えば被災地であっても、知事の会見を取材するのは県庁記者クラブの独占で他のメディアは入れないとか、そういう理由があるのでしょうか? それとも、そんな高度な広報体制を敷ける準備は、都道府県レベルではできていないのでしょうか? それとも国家的危機には総理と官房長官が「顔」になるのが中央集権国家の「しきたり」なのでしょうか? ガチンコの会見の「場」を危機管理の司令塔にするようなカルチャーは、そもそも日本には馴染みがないのでしょうか? 何とも理解に苦しみます。

4868とはずがたり:2016/05/15(日) 20:07:53
<政令市調査>「総合区」検討3市のみ 大半「利点ない」
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20160515k0000m040115000c.html
05月14日 23:25毎日新聞

 地方自治法改正(今年4月)で政令市に導入が可能になった「総合区」制度について、毎日新聞が全国20政令市にアンケート調査したところ、導入を検討しているのは新潟、名古屋、大阪3市にとどまることが分かった。大半は「メリットがない」などとして導入予定がなかった。道府県と政令市が二重行政解消などを協議する「調整会議」では、会合を開催したのは大阪、名古屋2市で、大半は開催のめども立っていない。総合区、調整会議とも住民自治の強化や行政の合理化を図る目的で新設されたが、政令市のニーズに合っていない実態が浮かんだ。

 総合区導入を検討している3市で、新潟は「住民自治の強化につながる可能性がある」と評価。「有用な大都市制度」として位置付ける大阪は区割りなど具体案づくりに着手しているが、新潟は「議会や市民と丁寧に検討を進める」、名古屋は「導入の可否を検討している段階」と温度差がある。

 導入予定がない17市で最も多かった理由は、「区の権限強化は現行制度で対応できる」。区によって住民サービスに差が出る可能性を懸念する声や、人口規模や区数に合わないとする意見もあった。

 調整会議の未開催18市のうち14市は「協議するべき課題がない」と答えた。道府県と協議する場が以前からあり、二重行政を解決してきた経緯があったためとみられる。会議自体は「法定の会議で協議結果の意義・位置付けがより一層強化される」(横浜)と評価する一方、「課題解決には県市の粘り強い努力で協力関係を築くことが重要。制度の変更によって解決できるものではない」(千葉)と否定的な意見もあった。

 首相の諮問機関「地方制度調査会」の答申(2013年)は調整会議への議会の参画が重要と指摘したが、会議メンバーに常に市議が入るのは名古屋、神戸、仙台3市だった。

 総合区は政令市の行政区を格上げして権限を強化する制度で、区長が福祉やまちづくりなどの権限を持ち、人事や予算にも関与する。調整会議は道府県と政令市の間で設置が義務付けられた。首長で構成し、必要と認めた場合は両議会の代表者も加える。

 大阪市では市を解体して特別区を設ける「大阪都構想」が住民投票(昨年5月17日)で否決されたが、総合区と修正した都構想とで賛否を問う再度の住民投票を18年度中に実施する構えだ。【牧野宏美、青木純】

 ◇総合区導入についての自治体の意見

【導入する】

・住民自治の強化につながる可能性(新潟)

・大阪にふさわしい大都市制度の一つ(大阪)

【導入しない】

・現行制度で区役所の機能強化に取り組み、きめ細かな住民サービスが提供できている(仙台、さいたま、京都、広島、福岡など)

・区ごとにサービス水準に差が出る可能性がある(札幌、北九州)

・人口や行政区数が多くないため、導入のメリットはない(千葉、岡山)

・現行の政令市制度自体が不十分。そこで総合区を導入しても効果はない(横浜)

4869とはずがたり:2016/05/16(月) 10:37:54
地方から都市への人口移動の減少には少子化が原因として確かにあるんだけど,地方から都市への若者の移動は優秀な人材の移動であったと,若い頃に地方から都市部(関西も一応都市部だと思っている)へ移動してきた俺は思ってゐて,移動が減ったと云ふのは「優秀な」人材(この優秀は戦後経済に特有に利いた一定のと云う限定付きかも知れないけど)が既に地方に方に残ってゐないのか,地方の優秀な人材が地方と中央の格差の中で能力を発揮出来なくなってゐるのかどちらなのかが気になってゐる所。この筆者もさう云ふ視点は持ってゐる様ではある。

賢者の知恵
2016年05月11日(水) 貞包英之 日本人が「移動」しなくなっているのはナゼ? 地方で不気味な「格差」が拡大中大都市と地方の、幸福と不幸
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/48598
文/貞包英之(山形大学准教授)

地方から出ることをためらう人びと

現在の「地方創生」の声の賑やかさには、これまでにない特徴がある。

地方都市の「消滅」に対する危機感があおられ、巨額の税金がそれを回避するという名目で地方に投入されている。しかしその一方で、地方を居心地のよい場所とみなす声も少なくない。

ベストセラーになった藻谷浩介らの『里山資本主義』から、ネットで話題のイケダハヤト氏のブログまで、地方はしばしば快適で、金がかからず、ひょっとすれば人情のある場所としてもてはやされているのである。

たしかに地方を理想化する声だけなら、かつてもみられた。魂の故郷として地方を称えることは、たとえば戦前の農本主義や、1970年代の第三次全国総合開発計画(三全総)でみられたことである。地方を純朴な場とみなす一方で、都会の風俗の堕落を嘆き、その都会によって地方が汚染されていると批判すること――それがこれまで地方賛美のひとつの型になってきた。

ただし現在の賛美の声において興味深いのは、地方が理念的にもちあげられるだけではなく、集団的な「移動」の変容というかたちで、地方への固執が実際に確認されることである。

たしかに地方に向かうUターン、Iターンの動きが大きくなっているわけではない。しかし地方に入ってくる人が減るのに応じて、地方からの転出者も少なくなっていることが確かめられる。

たとえば下のグラフは東京、中京、大阪の三大都市圏に移動した人口を示したものである。長期的にみれば移動者は1970年に158万人を記録して以降、70年代、また90年代なかばや00年代末に目立って減少し、2011年には最盛期の半分の79万人にまで減っている。

移動の退潮を引き起こしたのは、ひとつには少子高齢化である。日本では10代後半から20代の若者の移動率が高いのであり、それゆえ少子化による若者層の縮小はそれだけ移動者数の減少にむすびつく。

ただ移動が少なくなっているのは、そのためだけではない。詳述はしないが、若者自体の移動率の減少も目立つのであり、その両者が重なることで移動者は急減している。

こうした移動の減速が一概に悪いかといえば、そうはいえないだろう。地方を出る若者が減ったのは、端的にいえば地方が「豊か」になったからではないか。地方に快適な家が立ち並び、また巨大なモールがつくられることで、都会発のモードに遅れない暮らしが容易になった。

それに加え、商業環境の充実は、雇用の場――ただし非正規的なものが多い――を誰にでも開きつつある。これまでのように受け継ぐ土地や資産やコネを持たなくとも、地方に留まることのできる状況が生まれているのである(参照:巨大化するショッピングモールは、地方都市の「最後の希望」か「未来の廃墟」かhttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1146061388/3063-3065)。

4870とはずがたり:2016/05/16(月) 10:38:20
>>4869-4870
移動は階層化し、地方は閉塞する

以上のような見方を、ここで否定したいわけではない。知らない人の多い大都市で、古くて狭い家に住み、長い通勤時間に耐え暮らすことに比べれば、地方の暮らしのほうがよっぽど「快適」とみる見方も、一定の説得力をもっている。

ただしだからといって地方から出る人の動きが小さくなっていることを、手放しで喜ぶことはできない。最大の問題は、移動の減少が均一にではなく、格差を伴い起こっている恐れが強いことである。

たとえば近年、大学進学のため、また大学卒業後に就職のために地方を出る人びとはかならずしも減っていないのに対し、進学や就職のため県外に出る高卒者や専門学校卒の人びとは減少している(学校基本調査)。

それはつまり移動が階層化されていることを意味しよう。学歴、そしておそらく特別の資産やコネをもたない者は、地方を出づらい傾向が高まっているのである。

言い換えるならば、「移動できる者」と「できない者」の二極化が、地方では進んでいる。近年、国境さえ超える社会的な移動が活発になっていることがしばしば話題になっているが、移動の拡大には、あくまで学歴的、資産的な偏りが大きいのである。

問題になるのは、そのせいで地方社会の風通しが悪くなっていることである。学歴に優れ、資産を持つ「社会的な強者」がいち早く抜けていく地方で、なお留まる人びとには、これまで以上に地元の人間関係やしきたりを大切にすることが迫られる。地方を出る可能性が低いとすれば、それらを何よりの資源としてサバイバルしていかなければならないためである。

結果として、地方には、「地域カースト」的とでも呼べる上下関係が目立つようになっている。移動の機会の減少は、それまでの人間関係を変え、ちがう自分になる可能性を奪う。

それによって子供のころからの関係がたびたび持ちだされ、補強されていくのであり、そのはてに飲み屋や「まちづくり」の場などで大きな顔をするのはいつも一定の集団――最近「ヤンキーの虎」などと呼ばれもてはやされ始めているが――になり、そうではない人は地元でこっそり暮らすという分断が、地方社会で強められているのである。

(以下犯罪と結びつけて説明が続くがそちらは省略。但し地方で豊かに暮らしながら上京して困窮して犯罪に至った2例をみると地方の閉塞感としては興味深い。)

貞包英之(さだかね・ひでゆき)
山形大学准教授。1973年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻博士課程単位取得満期退学。専攻は社会学・消費社会論・歴史社会学。著書に『地方都市を考える 「消費社会」の先端から』『消費は誘惑する 遊廓・白米・変化朝顔〜一八、一九世紀日本の消費の歴史社会学〜』など。

4871とはずがたり:2016/05/19(木) 21:40:40

冷泉彰彦
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代
どうして被災県知事が情報の司令塔になれないのか?
http://www.newsweekjapan.jp/reizei/2016/04/post-827.php
2016年04月19日(火)12時00分

 熊本地震では、余震が続く中で被災者の避難をどうするか、物資の調達をどうするかなど、日々、危機管理が続いています。危機管理の中で、最も重要なのが情報です。情報の管理といっても、別に情報を隠せとか操作しろというのではありません。被災県民に対しても、全国に対しても必要な情報が的確に流れることは重要ですし、それに加えて、顔の見える個人が肉声で情報を整理して発信することができれば、心理的な安心感を与えることもできるはずです。

 今回の危機管理を見ていますと、こうした人的なリーダーシップとコミュニケーションという問題がとても気になります。2011年の東日本大震災でも同様の感想を持ったのですが、例えばですが、県知事が行う定例会見を情報集約とメッセージ発信の場にすることはできないのでしょうか?

 これはアメリカの例で、しかも天災ではなく人災ですが、2001年に911のテロが起きた際には、当時のジュリアーニ(ニューヨーク)市長は、連日定例会見を行い、それがローカルと全国のテレビに流れて、地元の人々と全国の人々とのコミュニケーションの「ハブ」になりました。

 その内容は多岐に渡り、「昨日の時点では何丁目から南は立ち入り禁止だったのを、本日の◯時から立ち入り禁止を解除します」という種類の具体的な生活情報もあれば「本日時点での身元判明犠牲者は何名、不明者は何名です」といったファクトの確認、そして「小職は殉職した市警のAさんの葬儀に行って参りました。悲しいがいい式でした」といったエモーショナルなものまで、連日キチンと会見で説明し、質問に答えていたのです。

 時には「今は戦争状態だと言うこともできるかもしれません。でも、皆さん閉じこもっていてはダメです。ショッピングに行ける方は行ったらいいと思います。お子さんのいらっしゃる方は、お連れになったらいい。安全は私が請け合います」というような、ヒューマンなメッセージも発信していました。

 ジュリアーニ氏個人に関して言えば、その後は保守的な外交政策を掲げたり、今はドナルド・トランプを支持したり、政治的な立場はハッキリしていますが、この危機管理の期間中は、定例会見で党派的な発言は一切しなかったのも見事だったと思います。

 私にとってさらに身近なのは、ハリケーン「サンディ」の襲来を受けた際のクリス・クリスティ(ニュージャージー州)知事の対応です。知事は、ハリケーン上陸の前からFMラジオに出ずっぱりで、州民からの質問に答えたり、被災後は状況を説明したり、コミュニケーションの「ハブ」の役割をしていました。

 知事は時にはざっくばらんに、時には真剣に怒ったりしながら、州民に情報提供をしながら、どうして強制避難措置になっているのかを説明したり、現状を確認したりしていました。このハリケーン被災というのは、大統領選の直前でしたが、知事は、自分は共和党員なのでロムニー候補を応援していたにも関わらず、オバマ大統領を被災地に招いて州と連邦が団結して復興への努力をするという超党派的なメッセージを出し、州民の喝采を浴びていたのも記憶に新しいところです。

4872とはずがたり:2016/05/19(木) 21:40:57
>>4871-4872
 今回の熊本地震の場合も、蒲島郁夫知事がそのコミュニケーションの「ハブ」となって、その定例会見の場が「最新の事実の確認」の場となり、また「被災者へのメッセージ発信」も、「全国へのメッセージ発信」の場ともなる、そしてそのコミュニケーション全体が、蒲島知事という「顔の見える個人」を中心に回っていく、そのような方法論が取れれば、極めて効果的だと思うのです。

 例えば、全国の世論としては「どうして物資が届かないのか?」「どうして広域避難が難しいのか?」「支援として今は何をすべきなのか?」といった疑問があるわけです。また県民にとっては、「家屋が倒壊した場合は当面何に注意したらいいのか?」とか「家族構成はこうだが、どの避難所が適当なのか?」とか「水道やガスの復旧見込みは?」といった具体的な質問が山のようにあると思います。

 もちろん、細かな点まで定例会見で答えていては大変ですが、大きな方向性や、クリティカルな問題点に関しては、日々知事が肉声で対応していれば、安心感と信頼感がまったく違うのではないでしょうか?

 どうして東京の大手町の気象庁の会見が重視されたり、経験の浅いテレビ各局のレポーターによるランダムな情報がバラバラに出て来たりするのでしょうか? あるいはどうして被災者への注意事項を、東京などのスタジオから「専門家」がやっているのでしょうか? そして、玉石混交の情報がSNSで飛び交う中で、多くの人がそれに振り回されるのはどうしてなのでしょう?

 そうしたコミュニケーションの多くの部分は、できれば全部、熊本で蒲島知事がやって、メディアは、万が一それに対してチェックが必要な場合を想定して、冷静なファクト報道で補完する、それで良いと思うのですが、なぜそれではダメなのでしょうか?

 現場と中央政府の関係についても、不自然でムダが多いように思われます。例えば、菅官房長官も何度も会見していましたが、そのたびに「災害のプロでもない官邸詰め記者」が「現在の被害状況は?」などと、怖い顔をして突っ込むのは、なぜなのでしょう? 何となく「官邸の危機管理を試してやるぞ」的な意地悪なニュアンスを感じますし、それに対して官房長官が必死になって答える、ということも含めて、全体的に無駄なプロセスのように思います。

 熊本から遠く離れた官邸で、何度も緊急会議を首相が招集するというのも、どう考えてもセレモニー的に見えます。現場での迅速で現実的な対処にイニシアチブを任せて、中央政府はその支援に回るという役割分担には、どうしてできないのでしょう?

 例えば被災地であっても、知事の会見を取材するのは県庁記者クラブの独占で他のメディアは入れないとか、そういう理由があるのでしょうか? それとも、そんな高度な広報体制を敷ける準備は、都道府県レベルではできていないのでしょうか? それとも国家的危機には総理と官房長官が「顔」になるのが中央集権国家の「しきたり」なのでしょうか? ガチンコの会見の「場」を危機管理の司令塔にするようなカルチャーは、そもそも日本には馴染みがないのでしょうか? 何とも理解に苦しみます。

4873とはずがたり:2016/05/29(日) 17:10:57
<九州・沖縄>熊本県
滅茶苦茶だ。
熊本からの合併の誘いを断った益城町だから自業自得と云いたくも成るんだけど。。
町政の機能が崩壊したのを奇禍に合併したらどうか。

<熊本地震>「出直せ」罹災証明書めぐり益城町民から怒り
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20160529k0000e040150000c.html
11:03毎日新聞

罹災証明書の交付受け付けは午前9時開始とされているが、実際は午前7時過ぎに始まる。午前7時半過ぎには受け付け終了の看板が立てられた
(毎日新聞)

 「83歳の姉を連れて熊本市内からタクシーでもう3回来ました」と60代の女性。「僕は98歳のおやじの家の壊れたから、神戸から来たけど、もういっぺん出直せて言われました」と70代の男性。「0歳の孫を連れて来た時も追い返されて、もう何度、来たのか分からん」と50代の女性。熊本県益城町の罹災(りさい)証明書を交付するグランメッセの駐車場には、被災者たちの行政に対する怒りとため息と不信の声があふれていた。【福岡賢正】

 ◇行政側の危機感欠如

 私自身、同町小池で被災した両親のために順番待ちの列に並んで痛感したのは、被災者の切実な声と乖離(かいり)した行政側の危機感の欠如だ。

 私がグランメッセに到着したのは午前6時ごろ。テント内の300席ほどの椅子は埋まり、列が長く延び始めていた。両親の元に送られてきた「『り災証明書』の発行開始について」という町役場からの通知には「午前9時整理券配布開始」と明記され、小池地区の指定日は28日だった。

 ◇何も知らされずに並ぶ被災者

 ところが、列に並んだ大半の人は、28日の指定地区の人々ではなく、27日以前に交付を終えたはずの地区の人たちだった。しかも整理券の発行開始は午前9時ではなく、午前7時ごろ。1日700人を受け付け、701番目以降の人は後日再度並ばせられるという。

 町職員に聞くと、午前7時に整理券を配ることや、700人で打ち切ることも町民には知らせていないという。701番で出直しを求められた広崎地区の白木敏美さん(66)が怒りの表情で語る。「1日に700人と決まっているなら、通知を出す時に何日の何時に来てくださいと書いておけば済むこと」。白木さんも27日に続いて来たのは2度目で、28日は午前7時から並んだという。

 午前9時過ぎ、町役場の通知を信じてグランメッセ駐車場の入り口にやってきた人々が、「今日はもう終わりました」とその日も「追い返され」続けていた。

4874とはずがたり:2016/05/30(月) 07:48:50

大峯に大切畑,古閑はこの辺http://map.goo.ne.jp/map/latlon/E130.55.51.750N32.50.31.250/zoom/8/

布田はここらhttp://map.goo.ne.jp/map/latlon/E130.54.21.188N32.49.24.944/zoom/8/。布田川断層の布田はここなのか。

風当は見付からず。残る3地区はどこだ?

西原村、集団移転を提案へ 熊本地震初、150世帯に
http://www.asahi.com/articles/ASJ5Y4TFTJ5YTIPE00M.html
北崎礼子、吉田啓2016年5月30日07時31分

 熊本地震の本震で震度7に襲われた熊本県西原村が、被害の大きい7地区に集団移転を提案する方針を固めた。付近に活断層が通っていることなどから、将来的に住むのが難しいと判断したためで、6月1日に住民説明会を開く。その後、地区ごとの住民の意向を確認し、同意が得られれば移転候補地の選定に入る。

 熊本地震で、集団移転について検討しているのが明らかになったのは初めて。

 村によると、対象は大切畑や古閑、布田、風当などの計約150世帯。大部分が山の斜面やふもとに家屋が立っていて、全壊か大規模半壊した家が多く、高齢化も進んでいる。各地区は活断層付近にあり、再び地震が起きればさらに家屋が倒壊する危険性がある。複数の地区に山すそがかかる大峯(おみね)(標高409メートル)の山肌の一部に亀裂が入り、土砂崩れの恐れもあるため、村は将来的に住むには危険と判断した。

4875とはずがたり:2016/05/30(月) 07:49:06

口永良部島噴火1年、警戒引き下げ見通し立たず
http://news.goo.ne.jp/topstories/nation/37/59c675d15e5d052e48f06ce082952b60.html
(読売新聞) 09:19

 鹿児島県屋久島町・ 口永良部 ( くちのえらぶ ) 島の新岳で爆発的噴火が発生し、全島避難が行われてから29日で1年を迎える。

 全島避難は昨年末に解除されたが、故障した観測機器の復旧の遅れなどにより、火山活動の危険度を示す「噴火警戒レベル」は最高の「5(避難)」のままで、いまだレベル引き下げの見通しは立っていない。

 口永良部島では昨年5月、9000メートル以上の噴煙や火砕流を伴う噴火が発生。現在も、火口から約2〜2・5キロ・メートルが、危険が及ぶ恐れのある「警戒範囲」になっている。範囲内の住民(7世帯15人)は、隣の屋久島で避難生活を続けたり、帰島しても自宅以外で生活したりしている。

口永良部噴火29日で1年 復興計画は夏以降か
http://news.goo.ne.jp/article/minaminippon/nation/minaminippon-35569841.html
09:00南日本新聞

 屋久島町・口永良部島の新岳が爆発的噴火し、住民が島外に避難してから29日で1年を迎える。昨年12月の全島避難解除で住民の8割が帰島し、人口100人余りの小さな島をいかに復興させるかが今後の課題だ。柱となる復興計画の策定は夏以降になるとみられている。
 昨年9月、町は復興対策本部を設置した。企画調整課によると、復興計画策定に向け、どのような事業ができるか各課の意見を集約している段階。「長期振興計画のような形にするのか、復興事業をまとめた形になるのかなど、まだ決まっていない」としている。
 町は防災態勢の強化をまずは優先し、関連のソフト事業の費用を計上した補正予算案を6月議会に提出する方針。復興関連のメニューが出そろうのは、9月議会以降になる見込みだ。
 一方、鹿児島県はU・Iターン者の受け入れを狙い、「特定離島ふるさとおこし推進事業」で定住促進住宅を建設する意向を示す。伊藤祐一郎知事は5月13日の定例記者会見で「公共事業の準備は進んでいるが、生活の構築がむしろ大きな問題。(定住促進住宅を)5軒くらいつくる話を町とした」と述べている。

4876とはずがたり:2016/05/30(月) 10:30:19
<北関東>

残念だ。市議の利権オヤジどもが反対と云う事は良い施策だって事だ( ゜д゜)、 Peッ

みどり市、桐生市 合併協議 白紙に
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1224160558/6903
2016年5月28日

 みどり市が桐生市との任意合併協議会設置見送りを回答したことを受け、桐生市の亀山豊文市長は27日、市役所で会見し「みどり市の最終判断ということで重く受け止めざるを得ない」と話した。近いうちに両市が合併する可能性はほぼなくなったが、両市長は別の枠組みでの合併には含みも残している。 (原田晋也)
 昨年四月の市長選で、みどり市との三年以内の合併を公約に掲げて再選した亀山市長。会見では「合併を現時点で実現できないことは市民に大変申し訳ない。機運の醸成まで至らなかったという点ではもう一度、どこに問題があったのか検証する必要がある」と述べた。
 みどり市の石原条市長は、設置見送りの最大の理由は市議会の意向だったと明らかにしている。市内の関係団体や市議に意見を聞いたところ賛成が四割、反対が六割だったという。

4877とはずがたり:2016/06/20(月) 19:43:49
ひでえなぁ。。と云うか寧ろどんな事業なのか良く判らない。

若者食いつぶす“ブラック自治体” 地域おこし協力隊のトンデモ実態
dot. 2016年6月20日 07時00分 (2016年6月20日 18時52分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20160620/asahi_2016061700059.html

 7年間で200億円という巨額が投入された、安倍首相肝煎りの地方創生事業「地域おこし協力隊」。取り組む自治体が広がる一方で、“地域おこし”とは程遠い、トンデモ話が全国各地から出てきている。

 隊員側が、自治体の対応に戸惑うケースもある。

 滋賀県内で隊員になった木村智樹さん(28)は、「活動は観光施設での接客とPRのはずが、実態はただのブラック企業だった」と憤る。施設内の掃除はもちろん、職員用トイレの便器磨きにも明け暮れた。

「丁寧に作業すると、『ゆっくりしないで!』と急かされて。次から次へと雑用を押し付けられました」

 木村さんは結局2カ月で“除隊”を余儀なくされた。

 11年から14年までの3年間、長崎市で協力隊として活動していた小島健一さん(40)。長崎の離島、池島の魅力を発信したいという思いから、協力隊に志願した。だが、初日から驚きの連続だったという。

「市が用意してくれた住居を確認しに行ったところ、あまりに傷んでいてとても住める状況ではない。さらに活動予算がないと、隊員の活動は大幅に制限されるにもかかわらず、見積もりを出す締め切り日すら教えてくれなかった」

 最初のうちは隊員から市に要望等を伝える場が月に一度は設けられていたが、いつの間にかなくなった。「こんなことをやってほしい」という要求もなく、完全に放置状態。地域の住人はおろか、活動に関与する他部署の人の紹介すらしてくれなかった。

「活動期間中は、ほとんどメールのやり取りで、月報を出すのと1年に一度経過報告を出すぐらい。出しても特に反応がないし、必要性に疑問を持ちながら書いていました」

 任期を終えるとき、市の担当者から、市長をはじめ市議会議員らが参加する報告会でスピーチしてほしいと頼まれた。「悪い面も話して良いなら」という条件で登壇し、「受け入れ側が変わらないとだめだ」と思いの丈をぶつけたという。

「ここで自分が言わなかったら、次の代の人たちが同じ目にあうと思いました。でも、さらっと『ごめんね』と言われた程度で『じゃ、2次会行こうか』という軽いノリ。最後までそんな感じで、とても残念でした」

4878とはずがたり:2016/06/20(月) 19:44:09
>>4877-4878
 高知県で13年から2年間、協力隊員として活動した木村良子さん(仮名・41)も同様の経験をした一人だ。

「せっかくアイデアを企画書にまとめても、担当者のところでストップしたままで待てど暮らせど反応がない。実際は会議すら参加させてもらえなかった。“出る杭は打たれる”的な空気でした」

 なぜ、こんな例が続出するのか。元島根県議会議員で、在職中から協力隊制度の問題点について提起している三島治さんは、「ビジョンを持たない自治体側が、“臨時のお手伝いさん”感覚で協力隊を受け入れる例が多すぎる」と指摘する。

「費用は国が負担してくれるし、人手が足りないから、とりあえず隊員で賄おうとする地域が目立つ。本来、地域内でやるべきことを、よそから来た若者に押し付けている。任期が終わればポイと、使い捨てです」

 管轄の総務省は、こうした実態をどこまで捉えているのか。聞くと、隊員の意識の低さや自治体の受け入れ体制の未熟ぶりは、「ちらほら耳に入ってきています」という。では、改善策をどう考えているのか。

「まずは自治体の受け入れ体制強化を図るべく、昨年から職員を対象に、地域ブロックごとの研修会を開始しました。成功例をもとに、識者らの意見を交えつつ学ぶ場を設けています。これに加え、隊員の相談を受け付けるサポートデスクも設置に向け準備を進めています。これで全て解決というわけにはいきませんが、地道に現場の声を拾いながら、少しずつ改善の方向に持っていければ」(総務省地域自立応援課)

 もちろん、協力隊は悪い例ばかりではない。実際に、協力隊の活動が地域の発展につながり、新たな動きが生まれている例もある。

 人口165人の「限界集落」、岡山県美作市の上山地区もそうした地域の一つだ。数年前までは荒れ放題だった棚田を地域資源として甦らせる活動が、元協力隊員らの手によって着々と進められている。みるみるうちに美しい風景を取り戻す上山地区の姿は口コミで広まり、多くの人が集うようになった。13年にはこれまでの活動が評価され、日本ユネスコ協会連盟のプロジェクト未来遺産にも登録された。

 こうした活動の中心にいる元協力隊員・梅谷真慈(まさし)さん(29)は言う。

「協力隊制度は、あくまで地域を良くしたいという目的のための“手段”として活用させてもらった。地域に根ざす意識と思いが集まるなら、良い制度だと思います」

 地域イノベーションについて研究する、飯盛義徳教授(慶応義塾大学)は、協力隊と自治体側のミスマッチを防ぐには「ビジョンの共有が欠かせない」と釘を刺す。「地域をどうしていきたいのか、自治体側と協力隊側がとことん議論することが大切。“よそ者”を生かすには、対等に意見を言い合える場づくりが必要です。隊員も、主体的に動くことで初めて楽しいと思える。やる気を持ち続けてもらうためにも、お互いが歩み寄る姿勢を持つべきです」

 各地で拡大が進む協力隊。現在の条件で政府が目標に掲げる4千人に到達すれば、年間でおよそ126億円という巨額の税金投入が見込まれる。今のままでは、ふたを開けたら“なんちゃって地域おこし”ばかりになりかねない。国も自治体も、制度の充実のために、対策を練る必要があるだろう。

※週刊朝日 2016年6月24日号より抜粋

4879とはずがたり:2016/07/19(火) 17:48:27
なんの工夫も無く寂れて行く中心市街地を見るに財政支援を図々しくも要求する自営業者から嫌悪感しか感じないけど,考えてみたら京都にはおくだ・あかし・風媒館・せんなり・まさ・東京ラーメン・ままかり・ブラウン・大銀・花梨・くるみ・天宝と素晴らしい自営業者の食い物屋が充実していた。自営業者万歳である。
営業生活権は京都(少なくとも左京区界隈)の規模の都会でしか成立しないのではないか?知ってる他都市だと生駒レベルでも厳しいしつくばは密度が薄すぎて掛川は田舎過ぎる。名古屋(御器所から千種付近)は行けそうかもしれない。神戸も西区辺りはつくばと同じ傾向で,三宮など都心近くでは都市過ぎるかも。その他の都市はどうかなぁ。

京都に関しては分厚い大学生の存在が外食産業のクオリティを上げてるだろうから田舎なら田舎なりのクオリティが確保出来る産業があるかどうかが課題。とりま農業って事になるんだろうけど,バイオマスや中小水力の発電や休耕田での飼料作物,輸入農産物と価格競争力のある野菜なんかと組み合わせて地域毎に特色出せる場所が生き残れれば良いんだけど利権政治の自民政権がばらまきするから田舎民どもがものを考えなくなってしまってゐる。

秋田で唯一消滅しない村「大潟村」に学ぶ「営業生活権」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1046080617/1700-1701
『和の国富論』藻谷 浩介[著]
ネット書店で購入する
■地域再生の成功学(7)

4880とはずがたり:2016/08/13(土) 08:18:49

名古屋めし 天むす、トンテキ、モーニングにパクリ疑惑
http://www.excite.co.jp/News/column_g/20160813/Postseven_436990.html
NEWSポストセブン 2016年8月13日 07時00分 (2016年8月13日 07時33分 更新)

 23万部超のベストセラーとなった『京都ぎらい』は、京都人の「いけず」さを表し多くの人の共感を呼んだ。しかし、「京都ぎらい」よりも潜在数は多い(!?)との説も存在するのが「名古屋ぎらい」。「何かイラッとする」と不人気な「第3の都市」について調べてみた。食べ物編をお届けしよう。
●豚汁も「赤味噌」しか認めない
味噌汁と言えば赤だし。定食屋もチェーンもインスタントも赤だし。それ以外認めない。
●「台湾ラーメン」なのに名古屋名物
豚挽肉、ニラ、唐辛子の辛さが特徴の「台湾ラーメン」。「味仙」という店が発祥。台湾にはないという謎の食べ物だが、名古屋に行くと高確率で地元民に連れて行かれる。
●冷やし中華には「マヨネーズ」をかける
名古屋人はほぼマヨネーズをかける。小学校の給食でも小さなマヨチューブが添えられる。セブンーイレブンがマヨを付けずに冷やし中華を発売した時は大ブーイング。今は付いている。
●天むすもトンテキもちゃんも、モーニングの習慣まで“パクリ”
「名古屋めし」として喧伝される天むすとトンテキは三重県、鶏ちゃんは岐阜のパクり。ボリューム満点のモーニングの文化も実は一宮や豊橋あたりが発祥。
●日本初のファストフードは「名古屋のケンタッキーだ」と自慢してくる
しかし、わずか半年で撤退。
◆監修/川合登志和(『名古屋あるある』共著者)
※週刊ポスト2016年8月19・26日号

4881とはずがたり:2016/10/02(日) 20:02:48
幸福度日本一の福井、実際は24位? 県議会でランキング疑問視
http://news.goo.ne.jp/article/fukui/politics/fukui-20161001174445591.html
10月01日 17:43福井新聞

 福井県議会は30日、人口減少対策特別委員会を開いた。同県がU・Iターン促進や地域の魅力発信のよりどころにしている幸福度日本一について、委員から「人口増加率など基本となる指標は前回調査より下がっている。本当の意味で福井は幸福な県だと他県に発信できるのか」と、ランキングの在り方を疑問視する意見が出た。

 シンクタンクの日本総合研究所(東京)が7月に発表した都道府県別の2016年版幸福度ランキングで、福井県は前回の14年版に続き2回連続で日本一に輝いた。人口増加率や1人当たりの県民所得、財政健全度などを基にした基本指標は24位と前回(14位)より下がったが、女性の労働力人口比率や子どもの運動能力、学力など関連指標が上位を占め総合1位になった。

 山岸猛夫委員(自民党県政会)が「トータルで1位になったが、基本指標での24位が本県の本当の順位ではないか」とただした。理事者は「教育分野やU・Iターン促進に結び付く仕事分野は前回に続き1位。幸福度1位は全65指標を統一した結果で、自信を持って発信していきたい」と答えた。

 井ノ部航太委員(希望ふくい)は、ブランド総合研究所(東京)が昨年発表した都道府県の魅力度調査で、福井県は29位だったことに触れ「幸福度がそのまま地域の魅力につながっていない」と指摘。理事者は「幸福度ランキングは、幸福な暮らしをするための基盤がどの程度のレベルにあるかという指標。一方でブランド力や観光魅力度は、そこに出掛けていきたいという個人の主観的な価値評価になる」と述べ、幸福度と魅力度は必ずしもリンクしないとの考えを示した。

4882とはずがたり:2016/10/21(金) 23:13:48
此処かな?

「斜陽」×「高齢化」の可能性 新聞屋がドローン飛ばす理由
http://news.yahoo.co.jp/feature/129
3月18日(金)12時51分配信

2015年、国内の新聞発行部数はスポーツ紙も含めて4424万部。10年間で806万部も減った。2007年を境に、1世帯あたりの部数はついに1紙を割っている。新聞社だけでなく、各家庭に新聞を届ける新聞販売店も部数減の影響を大きく受ける。
しかし、数字だけを見て「斜陽」とあきらめていいのだろうか。新聞販売店ならではの強みを活かして、高齢社会に活路を見出そうとする人たちがいる。(Yahoo!ニュース編集部/Forbes JAPAN編集部 副編集長兼シニアライター 藤吉雅春)

マイナスからビジネスチャンス
「斜陽産業」×「超高齢化社会」。マイナスの掛け合わせが、新たなビジネスを生んでいる。
2015年5月、幕張メッセで開催された「国際ドローン展」でとある映像が注目を集めた。

山間の集落に暮らす老夫婦の庭先に、一機のドローンがゆっくりと舞い降りる。ドローンに搭載されていた箱を開けると、そこに入っていたのは好物のおはぎだった。この老夫婦の自宅500メートル圏内には生鮮食料品店がない。いわゆる「買い物弱者」だ。経済産業省によれば、日本には約700万人の買い物弱者がいると言われている。彼らの自宅一軒一軒にドローンが生活必需品を運ぶようになればこうした問題の解決の糸口も見える。すでにアメリカでは世界最大の小売チェーン・ウォルマートがドローンメーカーと協業、店舗から家庭への宅配をドローンでおこなうべく実験を始めている。
老夫婦のもとにドローンを飛ばしたのは、IT企業ではない。新聞販売店である。全国の隅々に販売網をもつ新聞販売店の強みを活かしてシニア向けサービスを展開するのが、元外資系企業で働いていた鯉渕美穂が社長を務める「MIKAWAYA21」だ。冒頭のドローンの映像は展開する事業の一つ。「MIKAWAYA21」の狙いは何か。彼女はこう答えた。
「社名は『サザエさん』に登場する「三河屋さん」からとりました。21世紀版の御用聞きを目指しているんです」
2012年に創業した「MIKAWAYA21」は、3人の創業者たちが日本の社会が抱えた数々の課題に直面して生まれた。
1977年生まれの鯉渕はもともと、外資系企業のキャリアウーマンだった。彼女は妊娠した時、「育児か仕事か」という問題に直面した。

「その頃、ママ友達がたくさんできたのですが、多くの女性が妊娠・出産を機に仕事を辞めたまま、仕事に復帰できるタイミングを失っていました」

苦戦する新聞屋、「iPhoneを売る」というアイディア

社会との関わりをもちたい女性たちのために何かできないか。そう考えていた時に出会ったのが、のちに「MIKAWAYA21」の役員となる青木慶哉だった。奈良県生駒市で読売新聞の販売店を経営していた青木の取り組みが「MIKAWAYA21」のビジネスの原型となっている。
23歳で新聞販売の世界に飛び込んだ青木は、大阪府寝屋川市の販売店で7年働き、購読件数を1919件から1万2000件に拡大した実績をもつ。その手腕を買われて、次に大阪のベッドタウンである生駒市の販売店で経営を任された。ところが、最初の4年間はまったく営業成績が上がらなかった。

生駒市は現役世代の人口が増加中なのに、なぜ契約件数が落ち込むのか。彼は購読者の年齢を調べた。すると――、
「読者の8割が60代以上でした。新聞は若い世代には見向きもされなくなり、"シニアの媒体"になっていたのです」
そこで彼は経営を圧迫するプロ野球のチケットや洗剤による販促をやめて、代わりに「シニアサポート」を始めたのである。最初はiPhoneの販売とそのサポート業務に乗り出した。
「iPhoneを購入したお客様に対して、『真心をこめて異常なくらい親切にしよう』をテーマにしました。困りごとを頼まれたら断らない。草むしりでも何でも手伝う。特殊な用件であれば、業者を紹介する。これを売りにしたのです」

当時、携帯電話ショップはシニア層への販売をためらいがちだったという。機能をなかなか覚えてもらえず、手間暇がかかるからだ。この負担を逆手にとって、徹底的に親切にすることに集中したのである。社内からは反発の声があがった。
「俺たちは草むしりをしたり携帯を売ったりするために入社したんじゃない。必死に営業をしても成果が出ないのに、なぜ手間がかかることを増やすんだ」
ところが、嫌々ながら手伝いに出かけたスタッフの表情に変化が見えた。草むしりに行くと、ぜんざいをつくって待っているおばあちゃんがいる。別れ際に手を握り、「ありがとう」と涙をこぼす老人がいる。彼らは自分が客から頼りにされ、必要とされていることに気づいた。

4883とはずがたり:2016/10/21(金) 23:14:08
>>4882-4883
結果的にこの取り組みは当たった。当初、月間60〜80台がiPhoneの売り上げ目標に対し、多い月で月間300台に伸びた。シニアがお年寄りの仲間や家族を店に連れてきたり、首都圏に住む家族が「いつも、おじいちゃんがお世話になっています」と、わざわざ携帯電話の契約にやってくるからだ。こうして全国に当時400店舗以上あった「コラボショップ」と呼ばれる副業型のソフトバンクショップで、売り上げ1位を達成したのである。

国に頼っていたら超高齢社会は破綻する
「青木さんの経験を全国に広げましょうよ!」
そう言って共鳴したのが、鯉渕の知人で、同じくのちにMIKAWAYA21の役員となる岡田光信である。7年前、彼の母親は脳梗塞で倒れて、介護が必要となった。介護保険制度により、ヘルパーが食事の世話や入浴介助を担う。通院の介助は介護保険制度の対象になっているが、途中で美容院や買い物、墓参りに行くことは制度の対象になっていない。制度上、仕方がないこととはいえ、自分の親、あるいは高齢者にしてあげたいことをすべて国に頼っていたら、超高齢社会は破綻するだろう。岡田が言う。
「1時間3000円の家事代行サービスがあったのですが、9万2000円の年金暮らしの母にとって、その金額では頼めない。近くにいる叔母が『お金はいらないから』と手伝おうとしたら、母は『それだと頼みにくい』と言って、少しお金を出すことにしたのです」
少額のお金で地域社会に助け合いの仕組みができるのではないか。そんなことを思いついた矢先、彼は青木に出会ったのだ。
出産後、仕事に復帰できない女性、斜陽の新聞販売店、サポートを必要とする高齢者を持つ家族。こうした課題に直面した三者が出会い、MIKAWAYA21は創業したのである。

高齢者のニーズは「ガマン」
鯉渕が社長に就任して切り盛りを始めると、彼女は高齢社会のキーワードに気づいた。それは「我慢」である。
鯉渕が話す。
「最初の依頼は、『話を聞いてください』でした。水道の修理は専門業者に頼めるし、トイレットペーパーや洗剤など生活必需品の買い物は人に頼みやすい。でも、会話の相手やちょっと重いものを持ってほしい、とかは人に頼みにくいですよね。頼みにくいことになると、高齢者は我慢してしまうのです」。

不便さと寂しさを我慢している間に心身が弱まり、気がついたらトイレや入浴が困難になってしまうこともあるという。
MIKAWAYA21はこの「我慢」に着目した。新聞販売店が、購読者には30分500円で、非購読者は750円でシニアサービスを提供。草むしり、窓拭き、網戸の張り替えからコメの精米、なかには「畳の上に針を落としたけれど、見えない」といった依頼があった時は、スタッフが知恵を使い、掃除機の吸引口にストッキングをつけてすぐに発見したりと、日常のちょっとした困り事をすべて請け負う。MIKAWAYA21は販売店と月1万5000円で契約を結び、派遣される新聞配達員にシニアケアのアドバイスを行っていく。販売店のスタッフだけでは手が足りないため、育児中の女性もスタッフとして登録されている。

「子供をシニアに見てもらいながら、草むしりなどのお手伝いができます。地域で働くことから社会との関わりを増やしていき、次へのステップにしてもらう。そんな道筋をつけてもらえればなと思いました」と、鯉渕は狙いを語る。

地方の高齢者にとって、「新聞」はまだまだ信頼が厚い。頼みやすさから、月に50件ものサービスを受ける販売店が複数誕生した。また、本業の新聞販売でも38%の店が新規契約件数を増やしたのだ。

買い物弱者をドローンで助ける

次に、鯉渕たちが組んだのは地方自治体である。
「自治体は住民の課題解決を最大のミッションにしています。それだけでなく、自治体は地域のリーダー格の高齢者を知っています。そうした高齢者の方々は、どの地域の誰が困難を抱えているかを把握しています。地域のことは地域の人にしかわからないのです」

高齢者と一括りにしても、千差万別。近所に世話をしてくれる人がいる人もいれば、弁当の宅配や移動スーパーがある地域もある。自治体と組むことで、本当の買い物弱者を絞り込める。そこで実用化に向けて実験し始めたのが、ドローンだった。まだドローン事業は実証実験の段階であり、乗り越えるべき規制はある。だが、鯉渕は「自治体や住民側の協力と、機体価格が安くなっていくことで改善の余地はある」と手応えを語る。

たった3人で始まった「斜陽」×「高齢化」のビジネス。現在は、30都道府県、311エリアの新聞販売店に拡大した。「次は47都道府県に広げる」と目標を掲げる。
「先日、窓ガラス拭きに行ったら、お嫁さんのことや息子さんの会社の問題まで相談されました」と、鯉渕は笑う。新聞で得てきた信頼を、次は超高齢社会のサポートに活かす。ここに、未来を切り開くビジネスのヒントがあるのかもしれない。

4884とはずがたり:2016/10/28(金) 13:03:14
面白い!
けど,義務化したら合弁しか認めない社会主義中国と同じになってしまうから無理だな〜。
そもそも本社直轄店がそんなに多いのか?フランチャイズが多いのかと思ってた。

チェーン店の地方出店は「フランチャイズ」を義務化してしまえ。(玉木潤一郎 経営者)
http://news.goo.ne.jp/article/sharescafe/business/sharescafe-20161020075217237.html?page=1
10月20日 07:51シェアーズカフェ・オンライン

何かと元気な東京に比べ、地方経済の衰退が問題視されている。

中小零細企業の収益低下はもちろんのこと、シャッター街と化した商店街の寂れ具合は特に深刻だ。

それらは、新幹線が停車する程度のいわゆる中核都市に類する街にあっても同様で、商店街に残っている商店のほとんどが、駅前のチェーン店や郊外の大型店に完敗している状況だ。

地方で零細企業を経営する筆者としても、このまま地方経済が衰退すれば商売の継続に関わる切実な問題である。

■チェーン店の地方出店の実態

出張などで訪れる地方都市の風景は、今や全国どこへ行っても同じであることに気づく。

筆者の住む静岡市でも、駅前にはパルコや丸井などのファッションビルがあり、商店街にはスターバックスや吉野家、マクドナルド、サイゼリアなどのチェーン店が並ぶ。

また繁華街には、ドンキホーテやシダックス、居酒屋系チェーン店の看板が目立ち、郊外に出ればイオンなどのSC(ショッピング・センター)や、ユニクロなどの量販店、ファミレスなど全国チェーンの飲食店が幹線道路沿いに建ち並ぶ。

それらのチェーン店が、強力な販売力をもって地方の商店街から客を奪っているのは明らかである。各個店の経営努力にも期待したいところだが、品揃えや販売力の面では小舟で巨大戦艦に挑むくらいの差があるのが現実だ。

■商店街から客を奪うチェーン店の出店は規制できないのか

しかし、商店街の衰退につながるからといって、「チェーン店は地方に進出してくるな」と言うのは、消費者の利益を阻害する上、自由経済の精神にもとる。

実は、かつては売り場面積の大きい店舗に関してだけは、大規模小売店舗法(大店法)により出店が制限されていた。大型店舗は面積によって、地元の商業活動調整協議会(商調協)による審議が必要であった。商店街はそこで大型店の出店に反対する機会があったわけだが、何度かの改正を経て、1998年には大店法は廃止され、かわって「大規模小売店舗立地法」(大店立地法)が成立した。

大店立地法は、大型店と地域社会との融和の促進を図ることを目的としており、店舗面積等の量的な調整は行わないものであり、商店街はかつてのように商調教を通じて大型店の出店に反対する機会を失った。

しかし大店法廃止前であっても、コンビニやファミレス、ファストフードなど、中小規模の売り場面積に収まるチェーン店は地方への出店をどんどん加速しており、それらは商店街から文字通り客を奪い、関係する地元の企業をも衰退させていった。

そこに大型店の出店規制が緩くなった事で、更に地方の商店は客を奪われていくことになる。

4885とはずがたり:2016/10/28(金) 13:03:24

■なぜチェーン店が増えると地方経済は衰退するのか

消費者にとっては便利になるメリットだけに思える地方へのチェーン店の波及だが、実は地方で働き、地方で暮らす人々にとって、深刻な問題もはらむ。

かつての金融ビッグバンをはじめとする業界再編で、企業の合併が相次ぎ、金融機関や商社はもちろんのこと、地方に本社機能を置いていた企業の多くが、東京に本社を移転した。

チェーン店を展開する会社も同様で、飲食業を始めとする各業種でも買収と吸収と合併を繰り返し、結果的に本社が東京にある会社が多い。

地方自治体の税収面も含め、地方の企業や商店、またそこで働く人にとっては、東京本社のチェーン店が地方を席巻することが、様々な側面から経済に影響をおよぼす。

まず、チェーン店の出店にあたって、資金調達を行うのは東京本社であるから、金融機関からの借入れを行なうとしたら、都内の取引銀行からとなる。
店舗の建築や内装も、ダイワハウスなどお抱えの大手建築会社を使うケースが多い。
事務機器、パソコンや通信機器などランニングコストがかかるものも本社の取引先から支給される。
食材や消耗品、什器備品も、ほとんどが本社から納品される。
そして、パートアルバイトは地元であっても、店長クラスの人材は本社の正社員がやってくる。

更に、地方で売り上げた利益は本社が吸い上げ、本社が再投資する。東京に本社があるチェーン店の売上は、要するに東京に集まるのだ。

■地方に経済的メリットのある出店とは

ところで、かつて酒類販売が距離で制限されていた頃、地方の幹線道路沿いの酒屋がいつの間にかコンビニエンスストアに変わっていた、という光景をよく目にしなかっただろうか。

これは、酒屋の商店主が、コンビニエンスストア本部とのフランチャイズ(FC)契約を締結し、加盟店オーナーとなってコンビニ経営を始めた場合が多い。

さてこの場合、先に述べた地方から東京への金の吸い上げは部分的に解消する。

実は筆者も地方で、居酒屋、雑貨店、介護施設、ファストフード、不動産店舗などのFC加盟店を経営しているが、FC本部によって差異があるものの、地元の加盟店が地元で回せる金は、直営店が出店する場合よりもはるかに多い。

資金調達は、加盟店企業と取引する地元の地方銀行や信金である。
建物の建築は、加盟店が地元の建築会社に発注できる。
設備、什器、備品なども地元の商社に頼める。
食材や消耗品も、一部は地元で調達できるケースが多い。
そして、店長クラスの人材も地元で雇用し、店舗数が増えていけばエリアマネージャーや事業部長クラスの管理職まで地元の人材が担う。

更に、加盟店が地方で売り上げた利益は、その地方で再投資されるケースが多いだろう。

4886とはずがたり:2016/10/28(金) 13:03:45
>>4884-4886
■地方企業がFC出店するメリット

大手チェーン店が地方に出店するにあたり、本社の直営店であるか、地方企業のFC加盟店であるかで、地方経済に与える影響の違いは大きい。

さらには、副次的に解消する社会問題もある。たとえば最近大きな問題となったチェーン店の過剰労務も、地元の加盟店では起きにくい。すき家のワンオペ(深夜に店員1人で店を運営する事)や、自殺者まで出た和民のブラック勤務も、地方にあって本社経費が薄く、利益目標が低い地元の加盟店企業であれば、起きにくい問題である。

また、地方の企業がFC加盟する事で、経営者もレベルアップする。FC化できるほど良くできた商売の仕組みを、内部からつぶさに見ることができるからだ。それは筆者がFC加盟店として地方で運営する中で実感してきたことでもある。

例えばファストフード業態の某FCでは、QSC(クオリティ・サービス・クリーンリネス)に関する管理ノウハウが、個人店では到底構築できないほどハイレベルなもので、特にフードセイフティー(食材の鮮度管理)に対する本部の指導は、極めて厳しい。

また居酒屋業態の某FCでは、アルバイトでも一定の衛生管理ができるようにするためのオペレーションの仕組みや、シーズン毎の新規メニュー開発など、やはり筆者が個人店だとしたらやり切れないであろう仕事量を、本部の業務部門が担ってくれている。

そんなFCの仕組みの中で、地元の経営者は加盟店として人材教育と経営計数の管理に専念できる。企業が新規事業に取り組む際には、一定のリスクを想定する必要があるが、既に直営店で成功しているFCの加盟店なら、そのリスクは軽減すると言っていい。

■地方経済のための提案

商店街の衰退は、実は大手チェーン店に客を取られてしまった事だけが原因なのではない。実際には衰退した商店街の中にあっても、独自の経営努力で収益を確保している個店は存在するのだ。

消費者の選択肢が増え、得られる情報が膨大になった現在では、個店の独自性、更にはその経営力により高いものが望まれている。

チェーン店を嫌う商店街の商店主も、むしろ家業存続のためにも異業種(大抵のFC本部が、加盟店が同業種の競業店舗を経営する事を禁じているから)のFC加盟を思い切って試してみることをお勧めする。

そこで一定の収益を確保して、経営基盤を安定させた上で家業を追求すればいいし、場合によっては新しい事業展開に打って出るヒントが見つかるかもしれない。少なくとも現状に籠って衰退していくよりは、商売に広がりが出ることは疑いない。

この際、チェーン店の地方出店には、一定の割合でFC化を義務化してしまえば、経済の東京一極集中を解消する一助になると考える。

もちろんFC本部となる大手チェーンにとっても、加盟店による展開を推進することでメリットはある。FC募集を通じて出店速度を高めたり、ノウハウの構築にもつながる。

大手チェーンが地元のFC加盟店に地方出店を任せることで、地方企業の収益を向上させたり、衰退した商店街の商店主が新規事業にチャレンジする機会を得る。そこから得た収益を、雇用や納税、また新たな設備投資など、地元経済に再投資することが出来れば、地方経済の発展にも寄与する。

玉木潤一郎 経営者 株式会社店舗応援団 代表取締役

4887とはずがたり:2016/11/04(金) 18:00:39
新発田藩と長岡藩に挟まれた土地で,しかも歴史有る沼垂が没落して矢鱈大きくなった新潟に対して一時期県庁を石川郡に持ってかれたり富山県が分離したり苦戦の金沢だから金沢を応援したくもなるけど新潟の工業都市っぷりもなかなか好ましい。

新潟市と金沢市 全国的には無名な美女事情でも張り合う
NEWSポストセブン 2016年11月4日 16時00分 (2016年11月4日 16時33分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/column_g/20161104/Postseven_461979.html

 これまで新潟市は日本海側ナンバーワンを自称し、加賀百万石の城下町の伝統を持つ金沢市に対抗してきた。この二つの都市のライバル関係をたどると、インフラ面でいち早く整備が進んだのは新潟。田中角栄元首相の影響力で、1982年には上越新幹線が開業した。
「“金沢には新幹線がない”と言われて、ずっと悔しい思いをしてきた。でも、やっと金沢に新幹線が通ったし、ますます観光客で賑わいそう」(金沢市民)
 北陸新幹線開通による新潟市民の焦りは隠せないようだ。新潟市にある北方文化博物館の佐藤隆男専務理事がいう。
「金沢が“新幹線が通った”と浮かれているのは気分が悪い。この前、金沢に行ったら、駅にでかでかと『金沢に来るなら、春か夏か秋か冬がいいと思います。』なんてキャッチコピーが掲げられていた。金沢は雨が多くて一年中ドンヨリしていますよ。新潟も雨が多いですが、四季を楽しむなら新潟のほうがふさわしい」
 さらに、全国的には有名でないようなことでも、両市は張り合っている。
「新潟といえば『新潟美人』。色白で肌がキレイな女性が多い。新潟の離婚率が低い(全国46 位)のも、新潟女性が美人で我慢強いからです」(前出・佐藤氏)
「新潟美人? 聞いたこともない。制服のスカートが短いのは知ってるけど、品がないですよね。その点、金沢女性はエレガント」(金沢市民)
 そんな両市に挟まれている富山県民は「いつも置いてけぼり」とぼやくのみ。
 富山の頭越しに石を投げ合うこの争い。決着はなかなかつきそうにない。
※週刊ポスト2016年11月11日号

4888とはずがたり:2016/11/13(日) 00:03:03
商店街みたいな昭和の遺物はさっさと解体せにゃいかん。
高いし品揃え悪い癖に保護寄越せの要求の声ばかりでかくて地域にダメージしか与えてない。

…と思ったけどもうその力すら無い商店街も相次いでいるんだな。良い傾向だ。

商店街組合の「解散」全国各地で相次ぐ 北海道、新潟、広島、沖縄……
http://www.excite.co.jp/News/economy_g/20161112/zuuonline_127670.html
ZUU Online 2016年11月12日 19時02分 (2016年11月12日 23時13分 更新)

地方の人口減少が深刻さを増す中、各地の商店街組合解散がこのところ、全国で相次いでいる。売り上げ激減に伴い、加盟組合員が減少して組織運営が困難になっているためだ。法人組織が解散しても商店街自体は残るが、中心商店街はその都市の顔ともいえる存在だけに、地域に与える悪影響は計り知れない。

中心市街地の空洞化は大都市圏を除けば、ほとんどの地方都市に共通した悩み。商店街組合の解散は空洞化に一層拍車をかけかねないだけに、各自治体や地元商工会議所は対応に苦慮している。

■財政破綻の夕張で本町商店街振興組合が解散

市の財政破綻で急激な人口減少が続く北海道夕張市。中心部の本町商店街振興組合が今春、解散した。地区内では新たに任意団体の振興会が設立されたが、中心商店街の法人組織解散に地元の経済界はショックを隠せない。

夕張市はかつて石狩炭田の中心都市として栄え、約12万人が暮らしていた。しかし、2006年に約353億円の財政赤字を抱えて財政破綻を表明、財政再建を続けている。廃坑後、観光、リゾート面で地域振興を図ろうと、無理な投資をしたのが原因だ。

市は超緊縮財政となり、住民負担を限度いっぱいまで引き上げる一方、公共施設の廃止と補助金の打ち切りを進めた。「最高の負担で最低の行政サービス」という状態を嫌がった住民は、相次いで市を離れ、今や人口1万人を下回っている。

これに伴い、商店街を訪れる買い物客も激減した。小売店は櫛の歯が抜けるように次々に営業を取りやめ、シャッター通りと化した。近くに市役所があるのに、平日の昼時も人影は見えない。市の財政破綻前、50店近くあった加盟店は10店ほどに減少、振興組合を維持できなくなった。

夕張商工会議所の担当者は「中心商店街だけに、何とかしたいが、これだけ人口が減ればどうしようもない」と表情を曇らせる。市も財政再建中のため、商店街の危機を救うことができなかった。

同じ北海道では、旭川市中心部にある平和通買物公園の商店街のうち、北側の旭川平和通三和商店街振興組合が2016年度中の解散を決めた。1970年代の最盛期に比べ、加盟店が半減し、組合運営が難しくなったという。

旭川商工会議所は「組合代表者のなり手がいないとも聞く。中心商店街の1つだけに、市とともに地域への支援を続けるつもりだが、時代の流れは厳しい」と肩を落とした。

4889とはずがたり:2016/11/13(日) 00:03:30
>>4888-4889
■振興組合の解散後、さらに遠のく客足

商店街が苦境に立たされているのは、郊外型ショッピングセンターやインターネット通販の登場、地方で急速に進む人口減少の影響が大きい。しかし、このトリプルパンチにあえぐのは北海道だけではない。

沖縄県第2の都市・沖縄市では2014年、沖縄市銀天街商店街振興組合が62年の歴史に幕を閉じた。数軒のバラックから市の経済を牽引するまでに育った中心商店街だったが、かつて120店を超えていた加盟店が40店足らずまで減り、組合費を支払えない店舗が増えていた。

沖縄市商工振興課は「組合と2人3脚で地域を立て直したかったが、顧客の減少に歯止めがかからなかった」と苦い口調。新規出店の初期費用に補助金を出すなどの対策を講じているものの、組合の解散後さらに客足が遠のいているという。

新潟県上越市の稲田商店街振興組合も2015年末で解散している。かつて50店舗が軒を連ねていたが、後継者不足などから10店ほどしか残っていない。任意団体の商店会はあるものの、法人組織の解散が地域の沈滞ムードに拍車をかけている。

上越商工会議所は「市がイベントなどに補助金を出しているが、店主の高齢化で元気を取り戻せていない。地方の商店街を取り巻く環境は年ごとに厳しさを増している」と厳しい見方を示した。

■売り上げ減少と後継者不足で見えない明日

広島県尾道市瀬戸田町のせとだ本町商店街協同組合も2015年に解散した。尾道市と合併する前は瀬戸田町の中心商店街だったが、合併後は客足が大きく減少、加盟店の廃業が相次いでいた。

2001年に53店舗の加盟で「しおまち商店街」の愛称をつけ、協同組合方式で運営していたが、解散前には店舗が45に減少していた。解散後は任意団体の組織も作らず、それぞれの店舗が個人で活動しているだけだ。

解散時の理事長だった鹿田恭一さん(68)=土産物店経営=は「後継者もなく、高齢化した店主が多い。もう限界と感じ、早めに組合を解散した。解散から1年以上が過ぎたが、地域はますます元気がなくなっている」と視線を落とした。

商店街はいわばその地域の顔。そこが元気を失えば、地域全体の活力も乏しく見える。しかし、売り上げの減少と後継者不足から、店主が高齢になると店をたたんでいるのが実情。息子や娘に跡を継がせたくないと思うほど商店街の店舗経営に魅力がなくなっているわけだ。

そこへ人口減少が追い打ちをかけている。このまま人口減少と高齢化が進めば、多くの自治体が消滅の危機を迎えるといわれるが、それをひと足早く商店街が体現しているようにも見える。

もはや自治体や経済団体が手をつけられないほど衰退しきった地方の商店街に、明日の希望は感じられない。このまま消滅に向かうのを、指をくわえて眺めるしかないのだろうか。

高田泰 政治ジャーナリスト この筆者の記事一覧(https://zuuonline.com/archives/author/takadatai
関西学院大卒。地方新聞社で文化部、社会部、政経部記者を歴任したあと、編集委員として年間企画記事、子供新聞などを担当。2015年に独立し、フリージャーナリストとしてウェブニュースサイトなどで執筆中。マンション管理士としても活動している。

4890とはずがたり:2016/11/16(水) 11:04:50
路線図が複雑とか大阪人をバカにしとるやろ。大阪人はネタでゆうとるやけやで(多分)
で,オノマトペを多用するのは大阪人で京都人はそんなんではない様な気がする。神戸人は知らん。。
東京は嫌いで京都や神戸が好きな静岡人の俺だが,お上品な関西のうっすいうどんだけには不味くて閉口している。つゆはどす黒くて田舎風で下品な東国風でなきゃ〜だめだら♪

「大阪人が東京住みづらいって言う理由」ハッシュタグが盛り上がる
http://www.excite.co.jp/News/bit/E1479192238103.html
Excite Bit コネタ 2016年11月15日 17時00分
ライター情報:和泉涼

東京と大阪にはさまざまな違いが存在する。有名なものとしては、エスカレーターに立つ時は「東京は左、大阪は右」、ハンバーガーチェーンの「マクドナルド」の呼び方は「東京はマック、大阪はマクド」などが挙げられるだろう。大阪人にとって東京は住みづらいと感じることがあるらしく、Twitterでは「#大阪人が東京住みづらいって言う理由」というタグをつけたツイートを投稿する人たちで盛り上がっている。

東京の食文化が無理

「東京のうどんは二度と食べない」「あんな醤油臭いうどん好きになれない」という声があるように、東京の出汁を嫌う大阪人はたくさんいる。昆布出汁+薄口醤油で慣れた口にとって、かつお出汁+濃口醤油は「クソ濃くてワロてるwww」「つゆが茶色くてひどい」と感じるらしい。

また、日清食品カップ麺の「どん兵衛」も東日本と西日本では出汁が異なるため「西のどん兵衛が恋しい…」と嘆く大阪人も。「関東版のどん兵衛食べた時のあの真っ黒い出汁を見て、ダメだわと思ったよね」「どん兵衛の味濃すぎ」「どん兵衛がまずい」という投稿が見られた。

東京の路線図は複雑

「東京都内の電車路線図を見ただけで気が遠くなる乗り継ぎ、乗り換えだけで死亡するレベル」という投稿があるほど、東京の路線図の複雑さに戸惑う大阪人も多い。「東京の路線図は新参者にはきつい」「路線図が鬼畜。わからん」などの声が上がっている。

また、「なんだかんだでいつも電車は混んでる」「満員電車がほんまに無理」と、電車の混雑具合を苦手とする人も多い。しかも、東京の電車はギチギチに人が詰め込まれているにもかかわらず静かなため「めっちゃ静かやった。雰囲気が気持ち悪い…」という人も。

「会話に笑いどころが無い」

最も分かりやすい違いである“言語”に対しては、「東京もんの男の喋りが好かん」「言葉づかいがそもそも嫌い。あれは標準語ちゃう、東京弁」と嫌悪する声が。会話の内容についても「テンポが合わん。会話に笑いどころが無いのが慣れない」「シュッ! とかドバーっと! とかドン! とかいうオノマトペが少ない」ということが違和感を抱くポイントのようだ。

そして、「#大阪人が東京住みづらいって言う理由」というタグについても、「大阪なら『住みづらい』ではなく『住みにくい』って言うやろ。このタグ作ったん絶対関西人違う」という意見まで。方言の違いはなかなか根が深いらしい……。

4891とはずがたり:2016/11/24(木) 13:32:12
3世代同居+共稼ぎ最強だなぁ(;´Д`)
それに福井県民何人か知ってるけど皆結構賢い。原発銀座なのも進取の気性と云えなくもないしな。

「貯める力」トップの都道府県は?
http://www.excite.co.jp/News/economy_g/20161123/zuuonline_129117.html
ZUU Online 2016年11月23日 13時13分 (2016年11月24日 12時55分 更新)

お金持ちの都道府県はどこかと聞かれて、まず思い浮かべるのは東京都などの大都市ではないでしょうか。確かに、日本経済の中心としてヒトも企業も集中し、たくさんお金を持っているイメージがあります。

■「貯める力」NO.1は福井県

不動産や株式、預貯金などを多く保有する資産家のことを「お金持ち」と呼ぶように、貯蓄残高が多い人も「お金持ち」といえます。たしかに、今の貯蓄が多ければ、しばらくはお金持ちでいられます。しかし、預貯金などは使い続けるうちに、いつかなくなってしまうものです。これからの時代、貯蓄残高の目減りを抑え、いざという時にも困らないように貯蓄を増やす力が求められます。では、実際に得た収入からどれだけ貯蓄できるのかという「貯める力」に地域による違いはあるのでしょうか。

「貯める力」を示すデータの一つとして、5年に1度行われる総務省の「全国消費実態調査(平成26年)」に「平均貯蓄率」という項目があります。「平均貯蓄率」は、実収入から税金や社会保険料などを差し引いた可処分所得に対する貯蓄純増※の割合を示しています。
※貯蓄純増:「(預貯金-預貯金引出)+(保険料-保険金)」

2人以上の勤労者世帯※での「平均貯蓄率」上位の都道府県
※2人以上の勤労者世帯:世帯主が会社、公官庁、学校、工場、商店などに勤めている世帯

1位:福井県(21.7%)
2位:山梨県(20.1%)
3位:鳥取県(19.1%)
4位:富山県(19.0%)
5位:秋田県(17.3%)

1位の福井県は、全国平均10.7%の約2倍となっています。

■「貯める力」が貯蓄残高を増やす

一方、「お金持ち度」を表すデータの一つとして、同調査での「貯蓄現在高」上位をみてみましょう。今度は、預貯金に加え、株式や債券、投資信託などの有価証券や生命保険などもカウントされます。

2人以上の勤労者世帯での「貯蓄現在高」上位の都道府県

1位:福井県(約1,601万円)
2位:香川県(約1,438万円)
3位:愛知県(約1,420万円)
4位:東京都(約1,413万円)
5位:富山県(約1,413万円)

※公表資料の数字を万円単位に四捨五入しています。

こちらでは、東京都や愛知県といった大都市圏も上位に入ってきています。

興味深いのは、福井県が「平均貯蓄率」ばかりでなく「貯蓄現在高」でもトップであることです。同様に、富山県も両データで上位にあります。

お金を貯める力が強い要因としてはどのようなことが考えられるでしょうか。

総務省の「平成24年就業構造基本調査」によると、夫婦共働き世帯の割合(共働き率)の全国平均は45.4%ですが、前出の「平均貯蓄率」上位の都道府県のうち秋田県を除く4県は「共稼ぎ率」でも高い方から10位までに入っています。また、福井県が共働き率58.8%でこちらでも1位となっています。「貯める力」が強いところでは、共働きで稼いだ分をしっかりと貯蓄に回していることがうかがえます。

世帯の構成も考慮する必要がありそうです。共働きだと家事や育児と仕事を両立させる負担も重くなりがちですが、2010年(平成22年)の国勢調査によりますと、3世代が同居している世帯の割合が最も高いのは山形県で21.5%、2位以降は福井県(17.6%)、秋田県(16.4%)、新潟県(16.4%)、富山県(16.1%)と続いており、貯蓄率上位の福井県、富山県、秋田県が再び登場します。日本列島は気候・風土もさまざまで地方によって文化や生活習慣が異なるため一概に結論づけることはできませんが、祖父母と孫が同居して家事や育児を分担しながら共働きを支えることが貯蓄率の高さに反映されているとみることもできそうです。

4892とはずがたり:2016/11/24(木) 13:32:27
>>4891-4892
■「貯める力」は持ち家率とも関係あり?

では、家計においては財産である「持ち家」の保有率が高いのはどこでしょうか。総務省「平成25年住宅・土地統計調査」によると、持ち家率が最も高いのは富山県で79.4%、2位以降は秋田県(78.1%)、3位山形県(76.7%)、4位福井県(76.5%)、5位新潟県(75.5%)と続きます。

こちらでも、貯蓄率上位の富山県、秋田県、福井県の名前が見え、一定の共通した地域特性がうかがえます。

持ち家があれば、住宅ローンを抱えている場合もありますし、固定資産税や修繕費といった維持費もかかりますが、そのようななかで「貯める力」を維持する堅実さがうかがえます。

こうしてみると、貯蓄率上位の地域では持ち家や親世帯との同居といった環境も生かしながら、しっかりと働き、貯めている様子がうかがえます。大都市では仕事口は多いかもしれませんが、核家族化や待機児童の問題で共働きを続けづらかったり、さまざまな出費も多かったりするために貯蓄に回しづらい環境になっているという実情が浮かびあがってきます。(提供:お金のキャンパス)

4893とはずがたり:2016/11/24(木) 13:35:42
>>4874
集団移転いい!と思ったけど先走りだった様だ(;´Д`)
そんな直ぐには結論出ないか。。

集団移転「提案」は誤報 熊本・西原村の抗議で朝日新聞が訂正
http://bylines.news.yahoo.co.jp/yanaihitofumi/20160602-00058375/
楊井人文 | 日本報道検証機構代表・弁護士
2016年6月2日 18時15分配信

【GoHooレポート6月2日】朝日新聞は5月30日付朝刊で、熊本県西原村が熊本地震で大きな被害を受けた7地区に集団移転を提案する方針を固めたと報じた。しかし、西原村は、ウェブサイトで「提案」の事実を否定し、誤報だとして強く抗議したことを明らかにした。朝日新聞は「集団移転を提案する方針を固めた」は「集団移転の検討を始めた」の誤りだったと認め、6月2日付朝刊で訂正した。

朝日新聞は5月30日付西部本社版の朝刊1面トップに「西原村、集団移転提案へ 熊本地震初 7地区150世帯に」と見出しをつけて「特ダネ」扱いで大きく報道。第1社会面にも対象地区の住民の思いなどを伝える記事を掲載した。東京本社版は、第2社会面で「西原村、集団移転提案へ 熊本地震 活断層付近の7地区」とやや小さい扱いで掲載された。



これに対し、西原村はウェブサイトに「誤報!『集団移転提案』という記事について」と題する記事を載せ、集団移転「提案」の事実を否定したうえで、「説明会」については「風当地区の区長様より『集団移転とはどのようなことなのか地区住民に説明をしてほしい』という要望により、行われるものです」と指摘していた。



動画投稿ニュースサイト「8bitNews」は、朝日の報道が出た5月30日、地震で大きな被害を受けた西原村布田地区などを上空から撮影したとみられる投稿映像を掲載。「集団移転」報道が先き走ったことで地元住民が困惑しているとの古閑地区長、志賀さんの話も伝えた。志賀さんは朝日の取材も受け、西部本社版社会面の記事に登場していた。

楊井人文
日本報道検証機構代表・弁護士
慶應義塾大学総合政策学部卒業後、産経新聞記者を経て、平成20年、弁護士登録。弁護士法人ベリーベスト法律事務所所属。平成24年4月、マスコミ誤報検証・報道被害救済サイト「GoHoo」を立ち上げ、同年11月、一般社団法人日本報道検証機構を設立。

4894とはずがたり:2016/11/24(木) 13:36:38
西原村、集団移転の事例説明へ
http://www.yomiuri.co.jp/kyushu/feature/TO001139/20160530-OYS1T50066.html
2016年05月30日
特集 熊本地震
 熊本地震の本震で震度7を観測した熊本県西原村は、区長の要望を受け、集団移転に関する住民説明会を6月1日に開く。村民の中に集団移転を希望する声があり、東日本大震災の事例などを説明する。

 西原村では5人が死亡し、住宅の全半壊は1134棟に達している。特に活断層に近い風当や大切畑などの地区で被害が大きく、今後の地震でさらに家屋が倒壊したり、土砂災害が起きたりする危険がある。村によると、4月末に開いた区長会で、一部の区長が集団移転を検討する意向を表明したという。

 区長の要望を受けて開く住民説明会では、東日本大震災で津波被害を受けた沿岸部の集団移転に活用された「防災集団移転促進事業」や、新潟県中越地震で集落再生に適用された「小規模住宅地区改良事業」を紹介。いずれも国の補助が受けられることなどを説明する。

 内田安弘副村長は「集団移転するかどうかは住民主導で決めること。村としては住民に判断材料を提供したい」と語った。

4895とはずがたり:2016/11/29(火) 21:05:25
地方で働くにあたり不安なこと、1位は?
http://news.goo.ne.jp/article/mycom/bizskills/mycom_1551857.html
11月28日 15:01マイナビニュース

エン・ジャパンは11月25日、ミドル世代の転職活動を支援する転職サイト「ミドルの転職」上で、「地方で働くこと」についてアンケート結果を発表した。調査は9月30日?10月31日、サイトを利用している東名阪の三大都市圏(東京、神奈川、千葉、埼玉、愛知、大阪、兵庫、京都、奈良)在住のユーザー682名を対象にインターネットで行われた。

○地方で働くことに「興味がある」は59%

「地方で働くことに興味はありますか?」と聞いたところ、59%が「興味がある」と回答。昨年行われた同調査より10ポイントマイナスという結果になった。希望するエリアで人気が高いのは「九州・沖縄エリア」(23%)、「北信越エリア」(16%)、「中国・四国エリア」(11%)だった。

地方で働く際に不安な点を聞くと、「働き口が少なく、転職先が見つからなそう」(65%)、「給与減少の可能性がある」(35%)、「交通の利便性が悪そう」(11%)、「家族の理解が得られない」(10%)、「友人とのつながりがなくなる」(6%)などが挙げられた。

地方で働くにあたり妥協可能な条件については、「交通の利便性」(41%)、「役職・ポジション」(37%)、「給与の減少」(34%)、「友人とのつながり」(32%)、「レジャー・娯楽施設の減少」(31%)が多く票を集めた。

地方で働くことに興味がない人に、どのような条件であれば地方で働いてもよいか聞くと、「やりたい仕事内容である」(63%)、「給与のアップ」(59%)、「交通の利便性が良い」(37%)、「賞与のアップ」(33%)、「家族と同居できる」(32%)となった。

4896とはずがたり:2016/12/08(木) 14:55:04
若手の「U・Iターン」が増加、成功するには
http://www.excite.co.jp/News/economy_clm/20161128/Itmedia_business_20161128011.html
ITmedia ビジネスオンライン 2016年11月28日 07時00分 (2016年11月28日 07時15分 更新)

移住・起業の経験を話す井上さん

 大都会を離れ、地方で働く――「Uターン」や「Iターン」といった言葉を耳にする機会が増えた。窮屈な都会を離れ、生まれ育った故郷へ帰ったり、魅力的な地域へと移住する動きは近年急増。希望者も、従来のリタイア組から働き盛りの家族へとシフトしているという。

●地方移住希望者は増加中、「若返り」が顕著に

 地方暮らし希望者を支援するNPO法人・ふるさと回帰支援センター(東京都千代田区)によると、「地方で働きたい」という問い合わせは、2008年のリーマンショックを機に増え始めたという。その後13年にかけて緩やかに増え続け、政府が「地方創生」を掲げた14年を機に急増。地方への移住施策が拡充された15年の問い合わせ件数は2万1584件と、08年の約10倍に上った。

 08年までは50〜70代が移住希望者全体の7割を占めており、団塊世代の移住相談が多かった。だがリーマンショックを境に20〜40代が増加。東日本大震災が起きた11年には、30代の移住希望者の増加が特に多かった。「地域のきずなの重要性が再評価された」とみている。

 震災以降も若手の移住希望者が増え続け、2015年には利用者の7割が20〜40代に。「若返り」が顕著となっている。

 若い世代が移住を考えるきっかけは、就職後10年が経過したタイミングや、子供が小学校に入学するタイミングがほとんどだという。「子供を自然環境の良いところで育てたい」「これまでの経験を生かし、地域に密着した仕事がしたい」という動機が多いそうだ。移住の種類別では、ここ3年間でUターン就職の希望者が約15ポイント増加。一方、Iターン就職の希望者は減少している。

●地方移住後のライフスタイルは?

 移住を希望する地域は「地方都市」が47.5%を占め、「農村」「山村」「漁村」などを大きく上回った。希望するライフスタイルは、「就労」が年々増加し、2015年には約8割に達している。一方、「半農半休」「悠々自適」は減少中だ。

 希望する就労形態の内訳をみると、「企業への就職」が61.4%と最多。次いで「農業」(23.5%)、「自営業(起業)」(22.5%)の順に多かった。

 全体的に一般企業への転職を目指す人が多く、農業への転向や起業、老後の生活を目的に地方への移住を希望する人は少ないようだ。

 希望する住環境は「空き家」が約70%を占め、「アパート」「マンション」などの賃貸物件を大きく上回る結果に。古民家を有効活用するニーズが強い傾向がみられた。

●移住・転職経験者の声

 実際に移住を経験した人の働き方はどう変わったのか。

 広島県呉市で飲食店などを展開する「合同会社よ〜そろ」代表執行役員の井上明さんは、九州の地方都市で就職後、出身の広島に戻ってきたUターン組。移住者としては少数派の「起業」に成功している。

 井上さんは九州在住時に営業マンとして企業に7年間勤務。その後、妻の実家がある呉市へと8年前に移住した。会社を構えた御手洗地区は、瀬戸内海に面し、江戸時代の建物も残る町並みなどで知られる。現在は飲食店などのほか、移住希望者のための仕組みづくりにも取り組んでいるという。

 「移住当初、観光ボランティアとして観光業を手伝う中、御手洗という地域に観光客向けの店舗が少ないことに気づきました」という。そこでカフェを開店し、うどん店や土産物店も立ち上げ、事業の幅を広げていった。「働き盛りの若者の移住を受け入れるための雇用作りも兼ねています」(井上さん)。

 ただ、移住者の受け入れについては課題も残されているそうだ。

 「移住希望者の住環境として人気の空き家ですが、データベース化や賃貸の仕組みの整備はまだ未完成。移住希望者と空き家を結びつけるシステム作りにも取り組んでいきたい」(井上さん)

 移住先で起業を成功させるポイントは、地域の特徴を理解することだという。井上さんは「移住先で新たに事業を始める場合は、考え過ぎず、まずは行動に移してみるべき。働く中で、建物・風景・特産物といった『その場所にしかない特徴』を見つけ出し、事業展開の手がかりにすることが大事」と、働く地域や仕事内容が変わっても活躍するためのポイントを説いていた。

4897とはずがたり:2016/12/30(金) 19:42:11
<東北・北海道>北海道
道央県が大きすぎるな。。

もしも北海道が4県になったら 自民道議ら「分県」提言
http://digital.asahi.com/articles/ASJDF6DCBJDFIIPE03L.html?_requesturl=articles%2FASJDF6DCBJDFIIPE03L.html&amp;rm=273
花野雄太、光墨祥吾2016年12月27日10時31分

http://tohazugatali.web.fc2.com/gyosei/AS20161224002060.jpg

 「でっかいどう」が小さくなる? 北海道議会の与党議員たちが、「北海道分県」を提言した。面積は九州7県や東北6県より広いのに、知事は1人だけ。いくつかの県に分割すればきめ細かな地域運営ができ、全国的な存在感も増すのだという。その現実味は――。

 「九州には7人の知事、県議会議長、経済団体トップがいる。まとまって動いた時のパワーを想像してもらいたい」

 11月に提言をまとめた「北海道分県研究会」会長の喜多龍一道議(64)は、こう話す。道議会議長も務めた自民党会派の重鎮。地元の十勝地方は今夏の台風で大きな被害を受け、道内の疲弊を改めて実感した。

 ログイン前の続き九州と本州の間にはトンネルと橋が計4本。四国も本州と3ルートでつながっているのに、北海道は青函トンネル1本だけ。国にインフラ整備を働きかける「政治力」が弱いのではないか。そんな問題意識から、自民党会派の有志37人が研究会を設立したのが昨年10月。1年余りかけて、高橋はるみ知事に「北海道の未来に、熱く!」と題した約30ページの報告書を提出した。1千部印刷し、希望者にも配っている。

 報告書では「4県案」(道央、道南、道北、道東)と「6県案」(道央、道南、道北、オホーツク、十勝、釧路・根室)を検討した。道央は札幌市、道南は函館市、道北は旭川市などが主な都市だ。

 北海道の面積は、北方領土(約5千平方キロメートル)を除いても全国の21%を占め、面積の小さい21都府県分の広さだ。4県に分割しても、3県は北海道に次いで大きい岩手県(1万5275平方キロメートル)を上回る。最小の「道南県」(6568平方キロメートル)でも島根県ほどの広さがあり、報告書は「面積において問題はない」とした。

 問題は、人口と経済規模だ。「道南県」の人口は45万5千人で、全国最少の鳥取県(58万3千人)の8割ほど。国内総生産(GDP)を都道府県別にみると、「道央県」が11位の茨城県並みで、「道東県」が40位の奈良県並み。ほかの2県は鳥取県と最下位を争う位置になる。

 税収も同様で、報告書は4県または6県への分割は「自立力保持の観点から、無理と言わざるを得ない」と結論。2〜3分割が望ましいとしている。

4898とはずがたり:2016/12/30(金) 19:42:28
>>4897-4898
■札幌一極集中を是正? 否定的な意見も

 分県には、北海道が抱える「札幌一極集中」という課題を是正する狙いもある。道内179市町村のうち8割が、国から過疎指定を受ける。一方で、札幌市の人口は道内の36・28%(2015年国勢調査)を占める。札幌に集中する道や国の機関を分散すれば、地域活性化につながるというわけだ。

 今月9日の道議会予算特別委員会では、他会派議員からも賛同する声が出た。「鉄道を維持するため、分県は一考に値する」と発言したのは、無所属議員らでつくる第3会派「北海道結志会」の金岩武吉氏(72)。地元の日高地方では、JR北海道による日高線の廃線が現実味を増す。「県庁所在都市があれば、線路はなくならない。ただ『国頼み』の分県ではだめ。北海道独立ぐらいの気概を持つべきだ」と話す。

 分県論は、ネットでも話題だ。ただツイッターには「札幌圏とくっついたところは勝ち組で、それ以外は負け組になりそうな予感」「マジで札幌以外終わるわ」などと否定的なつぶやきが多く、「考え直すのはいいことだ」といった賛成派は少ない。

 分県となれば、住民投票や特別法の制定が必要。前大阪市長の橋下徹氏らが目指した大阪都構想が頓挫したように、簡単ではない。高橋知事は提言について「一つのご見識だと思う」としつつ、「法体系などを考えるとハードルは高い」。分県より「分権」を重視する姿勢だ。

■昔、3県に分かれていた時期も

 実は北海道は、3県に分かれていた時期がある。札幌大の桑原真人学長によると、1882年に開拓使が廃止されて函館県、札幌県、根室県が置かれた。4年後、北海道庁の設置に伴い姿を消したが、直後に道南地方で函館県の復活を求める運動が起きたという。

 戦後も1947年の地方自治法制定期に3〜4分割案が議論されたほか、55年に日本民主党(現自民党)が5分割案を提案。83年には釧路市で地元新聞社を中心に4〜5分割を求める運動が起きたという。ただ、桑原氏は「札幌との格差が開きすぎたので、分県しても手遅れ」と指摘する。

 自民党の道州制推進本部は昨年7月、参院選の合区問題で都道府県への帰属意識が強まり、道州制への国民の支持が得にくくなったなどとして、道州制推進法案の国会提出を当面見送ると決めた。道州制への動きが下火になっていることで、反対の分県論が盛んになっている一面もありそうだ。

 分県案をまとめた側は、報告書で「一段落」の雰囲気だ。喜多氏は「一つの問題提起ととらえてもらえれば。課題が浮き彫りになり、道政に緊張感が生まれた」と話す。賛意を示した金岩氏も「分県は国会議員じゃないとできない話。若くて骨のある先生がいなくなったなあ」。現実の政治日程にのぼる気配は、今のところない。(花野雄太、光墨祥吾)

4899とはずがたり:2017/01/09(月) 18:13:19
俺が居た頃は正式名称はごきしょだったんか!?!
黄金通はこがねやろー。県が勝手に読み方決めちゃったんだな。。

名古屋の「黄金通」読み変更へ 「誰も口にしなかった」
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/region/ASK15566FK15OIPE01C.html
14:54朝日新聞

 名古屋市中村区の町名「黄金通」が、「おうごんどおり」から「こがねどおり」に変更される。地元で口にする人がほとんどいなかったという「おうごん」。少なくとも70年近く続いた違和感が、ようやく解消される。市の町名変更は、昭和区の「御器所」を「ごきしょ」から「ごきそ」に初めて変えて以来、15年ぶりになるという。

 昨年8月に地元から町名変更の要望があり、市の町名・町界審議会が今月5日、河村たかし市長に変更を答申した。2月市議会で認められれば、市が6月にも変更を告示し、晴れて「こがねどおり」となる。

 「黄金通」は地下鉄・中村区役所駅から近鉄・黄金(こがね)駅にかけての1〜8丁目の地域(約14万平方メートル)。市によると、1939(昭和14)年、土地区画整理組合の上申書を受けた県が「オウゴンドホリ」と振り仮名を付けて告示し、正式名となった。

4900とはずがたり:2017/01/12(木) 12:35:44
糸魚川大火、火元の「上海軒」は醤油ラーメンで大繁盛だった
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20170112/DailyShincho_516552.html
デイリー新潮 2017年1月12日 05時58分 (2017年1月12日 12時20分 更新)

 有名人の炎上騒動ばかりが取り沙汰された2016年――。奇しくも、その年の瀬に文字通りの「大炎上」に見舞われたのは新潟・糸魚川の商店街である。近年稀に見る「大火」は、消し止められるまでに30時間を要し、実に150棟を焼き払った。その火元となったのは、地元では誰もが知る大繁盛店だった。

 ***

 火災発生から数日が経過しても、現場は煤に塗れた真っ黒なガレキで埋め尽くされていた。焼け出された住民によれば、

「あの日は“空襲”のようにあちこちで火の手が上がった。ようやく鎮火したと思ったら戦後の焼け野原のような有り様ですよ……」

 12月22日の午前10時半ごろ、JR糸魚川駅にほど近い中華料理店「上海軒」から黒煙が立ち上った。


焦土と化した街並み
 これが、幕張メッセの総面積に相当する7万5000平方メートルが焦土と化した「大火」の発端である。

 飲食店従業員の目撃談。

「すぐに消防車が到着したものの、換気ダクトから炎が噴き出し、屋根の上には大きな火柱が立って全く手が付けられない状態でした。上海軒の“店主”は全身を水や煤でドロドロに汚しながら立ち尽くしていた」

 この中国籍の店主(72)が、鍋に火をつけたまま近所にある自宅へ戻ったことが出火の原因だった。

 店主の甥っ子によると、

「火災後は妻子と一緒に、うちに身を寄せていました。伯父さんは憔悴し切った様子で、“もう死んでお詫びするしかない”と繰り返すだけ。早まったことをしないように親族が24時間態勢で監視していたんです」


「店主」の謝罪文
 火災から5日後、店主は「謝罪文」を新聞各紙に折り込み、1万6000世帯に配布した。それでも、
「市が開いた住民向け相談会では、“火元の店主を呼んで土下座させろ!”という声も上がった」(先の住民)

 火災保険に入っていない高齢者も多いため、不注意による失火が非難されるのは当然だろう。だが、意外にも、店主に同情的な声も少なくないのだ。

■長野から通うファンも
 町の古老が振り返る。

「上海軒は中国から渡ってきた、今の店主の親父さんが始めたんです。創業した約60年前は糸魚川に国鉄の機関区があって、昼休みになると職員があの店に雪崩れ込んだものです。代替わりしてから30年ほど経ちますが、客足が途切れることはなかった」

 近所の商店主が言葉を継ぐには、

「店の売りは1杯550円の中華そば。先代の頃から変わらない、昔ながらの醤油ラーメンで、魚介系の出汁がきいたスープがクセになる。上越や富山どころか、長野から足を運ぶファンもいたし、お盆や年末になれば帰省客が行列を作るほど。かくいう私も週に4、5回は通っていました。こんな時に不謹慎だけど、あのラーメンが食べられなくなるのはさみしい」

 商売が繁盛していたのも事実のようで、

「1日平均で100食は出ていたから、月に100万円以上の売り上げがあったと思う。ご主人が厨房で奥さんは接客、息子さんが麺を打つという家族経営なので人件費も掛からない。去年の秋口には自宅隣の空き家も買い取った。ただ、蓄えがあったかは疑問です。仕事が終わると夫婦でタクシーに乗ってパチンコに通うのが日課だったからね」

 無論、補償問題に発展すれば、店の再建など夢のまた夢。地元に愛された「醤油ラーメン」も、災禍の果てに失われようとしている。

「週刊新潮」2017年1月12日号 掲載

4901とはずがたり:2017/01/15(日) 14:25:33

子どもの絆で活気呼べ 「島留学」始めます
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/391655
唐津・馬渡、加唐島
2017年01月01日 09時11分

◆住民ぐるみ受け入れ

 玄界灘に浮かぶ唐津市鎮西町の馬渡島(153世帯)と加唐島(65世帯)は、新年度から小中学生を対象に「島留学」を始める。少子高齢化が顕著に進む離島で「子どもの声を絶やしたくない」との島民たちの切なる願いが事業を後押し。豊かな自然体験や少人数教育、島民とのふれあいを通じて、島の子と一緒に成長する子どもたちを募集している。

 県内では過疎化による児童数減を食い止めようと、佐賀市富士町の北山東部小が学校の生き残り策として1994年から留学生を受け入れている「山村留学」の例がある。今回はこの離島版と言える取り組みで、島ぐるみでの受け入れ体制をつくる。

 七つの離島では神集島が小中学校が廃校になり、小学校分校の向島と松島が休校の現状にある。島民や市職員でつくる「からつ七つの島活性化協議会」が3年前から先進地を視察するなどして準備を進め、12月26日に二つの島で実行委員会を立ち上げた。馬渡島は現在小学生15人、中学生14人、加唐島は小中学生3人ずつが在校している。

 留学期間は原則4月から1年間で、留学は島内の里親宅から通う「里親留学」、家族と一緒に島に住み込む「家族留学」、島に祖父母が住む家庭の「孫留学」の3タイプがある。里親留学は里親への委託料月額6万円を実行委と実親で半額ずつ負担する。家族留学は転入家族に、孫留学では祖父母世帯に、月額3万円の助成金を実行委が出す。原資は公的な補助金を見込んでいる。

 1月28日に現地で説明会を開く。唐津市の離島地域コーディネーターの小峰朋子さん(47)は「親の思いよりも、『島に行ってみたい』という思いのある子どもに来てほしい」と話している。現在、里親も募集している。

 問い合わせは唐津市地域づくり課内の同協議会、電話0955(72)9220。

4902とはずがたり:2017/01/17(火) 21:34:27

北関東3県、「地域ブランド調査」不名誉ワースト3のワケを徹底分析 隠れた魅力も紹介
http://www.iza.ne.jp/kiji/life/news/161117/lif16111715560011-n1.html
2016.11.17 15:56

4903とはずがたり:2017/01/26(木) 13:38:46
人口減の衝撃、896の自治体が消える
増田寛也元総務相が説く「不都合な真実」
http://toyokeizai.net/articles/-/48330?utm_source=yahoo&amp;utm_medium=http&amp;utm_campaign=link_back&amp;utm_content=related
塚田 紀史 :東洋経済 記者 2014年09月28日

増田寛也(ますだ・ひろや)●東京大学公共政策大学院客員教授。1951年東京都生まれ。同大法学部卒業後、建設省入省。1995年4月より2007年4月まで3期にわたり岩手県知事、2007年8月から2008年9月(第1次安倍改造内閣、福田内閣、福田改造内閣)に総務相を務める。2009年から現職。2011年から日本創成会議座長。(撮影:尾形文繁)
第2次安倍改造内閣の金看板になった地方創生。その背景には「896の自治体が人口減で消滅しかねない」ことがあるという。『地方消滅』(中公新書)を書いた増田寛也・元総務相に話を聞いた。

──サブタイトルに「東京一極集中が招く人口急減」とあります。

人口減少は、とかく出生率や少子化の問題として議論されることが多い。その観点に加えて、東京一極集中が人口減少を加速させていて、国土政策が大いに関係していることに気づいてもらいたかった。そこで、副題に強いメッセージ性を込め、東京一極集中は極点社会化を招いてしまうと警告を発した。

極点社会=東京だけが残る社会

──極点社会化?

東京だけが一極となり、東京だけが残る社会だ。そこには二つの意味があって、東京だけに人が集まる特異さ、異様さ、しかも「人口のブラックホール現象」を招いて、若者を集めのみ込んだうえで、東京での出産・子育ては厳しいがゆえに、結局東京自体も消滅していくことになる。その結果、日本は国全体としても消滅に向かってしまう。その状況を表現している。マイナスイメージを植え付けるつもりはないが、人口動態をあえてこういう表現にした。

──東京には大規模災害リスクもあります。

特に心配されるのは首都圏直下型地震だ。私は昨年末に報告をまとめた検討委員会の委員長をしていた。その報告で被害リスクが95兆円と試算したが、これは一次的な被害額。関連することを考え合わせればさらに被害は大きくなる。しかも、地震学者が30年以内に70%の確率で首都直下型地震は起きる可能性があるとしている。今のままで東京にだけあらゆる機能を集めておくのではなく、企業の事業継続計画(BCP)のようなもので作り替えていかなければならない。災害の面からも東京一極集中は問題なのだ。

──この本のデータ分析では東京都豊島区も「消滅可能性」のある自治体になっています。

今のままなら東京でも、たとえば豊島区は2040年には消滅しかねない。豊島区には、埼玉県からの社会的移動があればこそ人口を確保できてきたが、そうもいかなくなる。今回の分析は若年女性(20〜39歳)人口の減少率(10年→40年)において、その率が5割を超える推計の自治体を「消滅可能性都市」としたものだ。日本では生まれる子どもの95%をこの若年女性層が産んでいる。

──自治体ごとの2040年の姿が一覧できます。

岩手県知事の時代にいちばん欲しかったのが、市町村ごとのこの種のデータだった。国全体で人口が減るといわれ、県レベルの予測もできることはできるが、それに対して制度設計をどうするかとなったときに、せめて市町村ごとの減り方の見当がつかないと、住民の皆さんになかなか納得してもらえない。

4904とはずがたり:2017/01/26(木) 13:39:03
>>4903-4904
地域ごとに特徴がある

──市町村によって、増減はもちろん一律ではありません。

岩手県でいえば盛岡市には周辺の市町村から若い人が集まる。盛岡市も人口は減るが、近隣県都の秋田市や青森市とは違って消滅可能性都市には入っていない。同じ県都でも、また同じ県内の市町村でもそれぞれ様子が異なる。だから、どういう人口推計になるのか、粗い数字でも欲しいと思っていた。

昨年3月、政府の研究機関によって市町村ごとの推計が出されたので、これを私の属する日本創成会議なりにリアルな形にして、東京一極集中は止まらないという前提なども取り込んで、40年時点での姿を描いてみた。

──もともと出生率には地域差があります。

人口学者に聞くと、九州が高いのは結婚時期が早いからと。結婚時期がなぜ早いのか、この理由を追究しないといけないが、8割程度が消滅可能性都市に当てはまる北海道、東北地方は近年時期が遅くなり出生率も低い。たとえば北海道は札幌市内に若い女性が集まっているが、男性は道外に出て少なくなる。これに対して東北は、特に農村部に男性はけっこういるが、若い女性が少ない。こういう具合に結婚・出産の適齢と思われる年代層のいる割合は地域でだいぶ違う。

──政策が5年遅れると、人口が全国で300万減るペースになるのですか。

どこで減り、それが積み上がっての300万人なのかをはっきりさせたい。そこがカギだ。現状認識の差が対策を遅らせたり、間違った方向に行かせたりする。人口が増える自治体はもう本当にわずかだ。てきめんにあおりを受ける社会保障が全滅することのない形にしなければいけない。

──来年は国勢調査の年です。

人口の減った現実がはっきり見えてくる。また地域間のバランスの崩れもはっきり見える。東京へ人が集まる状況はまだ変わらず、地方がそうとう減る形だろう。

──悲観論でもなく楽観論でもなく対応せよ、と。

人口が減るのは間違いない。しかしこの程度のことでうちひしがれていても意味がない。本当にやらなければいけないことは何なのか。とにかくデータを集めて、住民がどう動いているか移動表を作る。年齢別にどうなっているのかもはっきりさせる。まず社会増減、自然増減の実態をつぶさに把握することだ。

西日本の県や市町村では、沖縄県や鹿児島県あたりで自然増が続くようなところもある。しかし全国的には自然減が圧倒的に多くなってくる。その理由が何なのか。いま起きていること、これから起きそうなことを具体的に考えて対策を取る。

それも一つの市町村だけでは対策は完結しなくなる。たとえば自分の自治体だけで若い人が外に出ていかないような仕事場をつくるのには限度がある。機能分担するところまで近隣自治体が連携しなければならなくなる。あれやこれや、試み挑戦すべき対策メニューはたくさんある。

社会保障制度の見直しが必要

──社会保障への影響も大きい。

人口減少が町村部で先行的に起きてくれば、介護保険の将来の姿は不安に包まれたものになる。いずれは市町村ごとの介護保険のあり方を抜本的に変えていかなければいけなくなり、社会保障の制度設計のし直しが始まる。人口急減は、「一人で一人を肩車する」ような社会保障制度さえ無理にする。社会保障はもろに影響を受けてしまう。

──政府が新たに創設した「まち・ひと・しごと創生本部」の役割は大きいわけですね。

鳥取県出身の適役を地方創生担当相に迎えて大いに期待している。有識者懇談会においても真剣な議論が始まっている。

4905とはずがたり:2017/02/15(水) 05:55:14
400年続く「農民ロケット」 轟音が渡す次世代へのバトン
http://news.yahoo.co.jp/feature/500
2/5(日) 12:16 配信

空に次々とロケットが打ち上がる。天に昇る龍にその姿が似ていることから「龍勢(りゅうせい)」と名付けられた。それは戦国時代の狼煙(のろし)の風習と技法を源流とする「農民ロケット」だ。かつては全国に30カ所以上あった龍勢も現在は4カ所を残すのみ。そのうちのひとつ、秩父市・吉田の龍勢祭は400年の歴史を誇る。龍勢が打ち上がるその日までの人々の姿を追った。
(作家・伊勢華子/Yahoo!ニュース編集部)

4906とはずがたり:2017/02/19(日) 20:31:56
新名神・京奈和道など開通済みに堪え難く『街の達人コンパクト京阪神』入手。
更に県別マップルの『京都』・『大阪』・『兵庫』も大人買い♪
こうなると『滋賀』・『奈良』・『和歌山』も欲しいなあ(;*´Д`*)

4907とはずがたり:2017/02/19(日) 20:49:08

「名古屋飛ばしを明言した」 河村市長、首相に抗議検討
http://www.asahi.com/articles/ASJB34DFTJB3OIPE00X.html
嶋田圭一郎2016年10月3日17時38分

 河村たかし名古屋市長は3日、安倍晋三首相が今国会の所信表明で地方創生について「東京と大阪を大きなハブ(結節点)とする」と演説したことに対し、「国会で『名古屋飛ばし』を明言した。抗議したほうがええ」と述べ、抗議を検討していることを明らかにした。

 河村氏が発言したのは、3日の市幹部会。首相の所信表明演説について、「名古屋がすっぽり抜け落ちている。『最も行きたくない街ナゴヤ』も笑い事では済まん状況になる。内閣がこういうことを言うとは何事だ」と不満を語った。

 河村氏には、名古屋港が国の予算を重点配分する「国際コンテナ戦略港湾」の選に漏れるなど、名古屋が国の戦略から取り残されているとの危機感がある。この日は愛知県の製造品出荷額や名古屋港の貿易黒字額も引き、「この地域は圧倒的な日本の金もうけの原点だ」と訴えた。

 首相は9月26日の所信表明で、リニアも含む新幹線整備について「東京と大阪を大きなハブとしながら、全国を一つの経済圏に統合する『地方創生回廊』を整える」と演説していた。(嶋田圭一郎)

4908とはずがたり:2017/02/28(火) 10:36:29
圏央道スレにて。日本は欧州の大国2個分ぐらいの大国なんで3大都市圏(+福岡都市圏)があるのは寧ろ当然。
>イギリスもフランスもロンドンとパリ以外の大都市がないだけで、
>人口は結構農村部に分散してる。
これは本当かな?だけど此処は大陸の欧州と山岳列島日本の違いか?(イギリスよりも日本の方が山がちのイメージ)

350 名前:R774[sage] 投稿日:2017/02/28(火) 00:50:43.75 ID:2IR72nX+
日本は外国みたいに分散してないから
人も物も都心に向かってく、都心をスルーしていくのは誤差の範囲で切り捨てても影響しない
それぐらいに一極集中が進んでる

371 名前:R774[sage] 投稿日:2017/02/28(火) 08:05:35.01 ID:8DF5KS6T [2/2]
>350
外国=分散とか日本=一極集中とか勝手に決めつけるなよ

イギリスやフランスなんて東京どころじゃない首都一極集中だし
首都圏の他に関西圏や中京圏みたいな都市圏持てる国なんてそうそうないんだぞ

378 名前:R774[sage] 投稿日:2017/02/28(火) 09:27:10.04 ID:a1EEdchQ [2/2]
>371
イギリスもフランスもロンドンとパリ以外の大都市がないだけで、
人口は結構農村部に分散してる。
イギリスなんてイングランド中部の人口はかなり多い。
中都市が重なり合ってるだけ。

人口集中度で見れば日本のほうが異常だぞ。
1億2千のうちの3分の1が首都圏集中だからね。

パリやロンドン(都市圏約1500万)は4分の1くらいの集中度。

379 名前:R774[sage] 投稿日:2017/02/28(火) 09:35:19.34 ID:vpfQbCoF
とは言っても日本は三大都市圏があるのでイギリスのロンドンやフランスのパリ程には国内の他都市を圧倒しているわけじゃない

4909とはずがたり:2017/03/15(水) 21:52:29
>>4802-4830
木下先生の意見は本当に正論。俺だったら彼を自治相にする(地方創成みたいな胡散臭い単語造るよりも自治省復活やろ)。

地方は儲からない「イベント地獄」で疲弊する
現場がボロボロになる3つの「危険な罠」とは
http://toyokeizai.net/articles/-/154998?utm_source=goo&amp;utm_medium=http&amp;utm_campaign=link_back&amp;utm_content=related
木下 斉 :まちビジネス事業家 2017年01月25日

地方はただでさえ人手がない。なのに「にぎわいが出るから」とイベントばかりやりすぎていないか(写真:OrangeMoon/PIXTA)

「何をするか」だけでなく「何をやめるか」も決めているか

2017年も読者の皆さんは、自治体や商工会議所など、さまざまな会議の場で「今年は新たに何をするか」「4月からの新年度は何をするか」ということをテーマにしているかもしれません。しかし、実は「何をするか」ばかりが議題に上がっている段階で、ヤバイのです。それは事業が失敗する「予兆」といっても、いいかもしれません。

どういうことでしょうか。そもそも衰退している地域ではヒト・モノ・カネが慢性的に不足しています。その中でも、一番の問題は、「人手」です。モノやカネは国などが支援したとしても、結局地元で真剣に事業に取り組む「人」は、簡単に補えません。

そうした状況にもかかわらず、自治体や商店街などのトップ層は「活性化のためだ」という名目で、新たに事業をプラスすることばかり考えがちです。「過去にやってきたことを減らす」という発想がないのです。

その結果、午前と午後で、違う組織の違う会議なのに、参加しているメンバーはほとんど一緒、などということも珍しくありません。メンバーは限られているのに、それぞれの組織で「新たにやること」ばかりが決められ、現場で動くメンバーたちはどんどん消耗していくことになります。

たとえば、毎年増えることはあっても、減ることはないものにイベントがあります。ひとことでいえば、イベント地獄です。

にぎわうだけのイベントは、「精神安定剤」にすぎない

「イベントをやればにぎわいが出る」というようなことで、「月1回」だったイベントが2週に一度、毎週末などと増加し続け、イベントだらけになったりします。人は来るけど商売は必ずしも伸びないのに、精神安定剤のようににぎわいを求めて、さらなるイベントを仕掛けていきます。

たとえば、温泉街などでは「花火大会をやれば満室になる」ということで宿泊施設が加盟する組合主催の花火大会を年に1度から四半期に1度、毎月、隔週末と増やしていったら組合が潰れかけた、なんて笑えない話も耳にします。ただでさえ資源がないのに、毎年やることばかりを増加させたらどうなるでしょうか。一つひとつにかけられる人手も資金も手薄になります。当然、それぞれから得られる成果は乏しくなるわりに、つねに忙しくなってしまい、現場は疲弊していきます。

しかも地域活性化の現場は、本業がある中で、ボランティアとして協力しているヒトがほとんどです。ある一定の量を超えると「これ以上はもうできない」ということで若手がますます離れ、青年部などは解散という地域も少なくありません。中には、地域活性化事業ばかりに付き合いすぎて、本業が傾いてしまった事業者もいます。

毎年増加する「やること」に現場の人たちが振り回されて、忙しい割に成果もでず、なおかつ地方の経済を支えている本業まで傾いてしまっては、地域が活性化するはずもありません。

読者の皆さんの地域のトップや責任者の方針は、以下の「3つのチェックポイント」に当てはまっていないでしょうか。もし該当するなら、要注意です。

4910とはずがたり:2017/03/15(水) 21:52:44
>>4909-4910
いつのまにか、もらうこと自体が取り組みに…

危険信号1 : 「予算目当て」で事業を増加させる
まず危険なのは、「予算目当て」で事業に取り組むことです。「◯◯事業をすると予算がつく」といったような情報をもとにして、毎年新たな事業を増加させていないでしょうか。コンサルタントが「今なら、この事業をやれば予算がつきますよ」といった具合に地域側に売り込みにきて、それに乗っかって「やること」を増やしてしまうのです。さらに補正予算などが決定されると、予算消化のための「突発イベント」を急にやるなどと言い出すのは最悪です。

予算をもらうことは、目的を達成するための手段にすぎないはずです。なのに、いつのまにかもらうこと自体が取り組みになっている組織が少なくありません。結局、すべては予算ありきで事業は進みます。予算が尽きれば何も残らない。そこにかけた人手も組織予算も、すべて予算をもらうためだけなので地域に何も残らず、事業が終わると、むしろ衰退していくのです。

危険信号2 : 「はやり」に左右されて事業に一貫性がない
地域活性化の分野では、毎年「はやり」というのがあります。仕事を増やすことばかりを考えている危険なトップは、そうした情報にすぐに左右されます。新聞で取り上げられる事例、年度末に出てくるさまざまな役所が出していく報告書などに掲載される「先進地域の事例」に、強い関心を示すのです。

そして、トップは「ウチのまちでも、同じような取り組みをやろう!」と言い出し、やることを増やしていきます。

各地域の成功は「地域の課題」「解決に取り組むメンバーの力量」「タイミング」という3つの要素によって成立しています。本連載で繰り返し指摘しているように、他地域の事例は参考にはしても、自分の地域の状況判断とその解決策の起案は、あくまで地域のトップたちが自分たちの頭で答えを出すしかありません。

課題もメンバーもタイミングも異なるほかの地域でパクっても、成果を再現できるものではないのです。一過性のはやり廃りでパクリ事業を増加させるトップのいる地域もまた衰退していきます。

危険信号3 :「無駄な数値目標」のために、やることを増やす
最近では、活性化事業の計画に数値目標が設定されることが当たり前になりました。たとえば「年間で前年比数千人の”観光客”を増加させる」。一見、とてもよさそうですが、無駄な計画を立てて、自分たちの首をしめることもあるのです。

どういうことでしょうか。たとえば、インバウンド需要でも重要なのは、人数ではなく「消費総額」です。しかし、計画で数千人の観光客と目標を掲げてしまえば、人数を達成しなくてはならなくなります。そうなると、今度はイベントやらモニター募集をやったり、イベント会場を通過した地元の人さえも「日帰り観光客」とするなど、数値目標を無理やり達成しようとします。

本来は人が商品やサービスを使って地域に「経済」が発生することが活性化のはずなのですが、それは二の次になる。トップが定めた「誤った数値目標」に縛られて、予算を使い、人手を食いつぶす。こうした、非効率で活性化効果の薄い「やること」を増加させる地域も、当然衰退していきます。

「やめること」を決めることから、始めよう

地域におけるトップの仕事として重要なのは、限られた資源を有効活用するために優先順をつけること、そして優先順位の低いものについては「やめる決断をすること」です。何かを始めることは比較的簡単で、これはトップでなくとも起案できます。しかし、過去に組織的にやってきたことをやめる、という決断はトップにしかできないことです。

新たなことを始めるためには少なくとも2〜3つのことはやめ、資源の余裕を作らなくてはなりません。人手が変わらないまま、やることばかりを増加させるのは、トップとして何の意思決定もしていないのと同義です。

年初や来年度に向け、まずは「今まで取り組んできたことの中で、やめること」について意思決定してほしいのです。やめることができるからこそ、新しいことが始められる。実は、この順番を間違わない地域こそ、適切に成果を挙げているのです。

4911とはずがたり:2017/03/15(水) 21:56:25
いってみてえ〜>4月25日(火)に「地方創生」や「日本の明日」について考える「超・生産性会議」(主催:東洋経済新報社、参加申し込み受付中)が東京・品川で開催されます。

地方は結局「若者」を排除して自ら衰退する 「若者に活躍してほしい」は、ほとんど口だけ
http://news.goo.ne.jp/article/toyokeizai/bizskills/toyokeizai-161667.html
06:00東洋経済オンライン

前回の記事「地方は儲からない『イベント地獄』で疲弊する」では、地方がいたずらに「やることばかり」を増加させ、「やめること」を意思決定できない無能なマネジメントによって衰退している話を解説しました。今回は、地方では人手不足などといいながら、多くの組織で有能な若い人材を排除し、自ら衰退を招いている構造について触れたいと思います。

地方の「上の世代」は若者を積極的に受け入れていない
そもそも「地方から若者がいなくなる」などということは、新しくも何ともありません。

若者がいなくなる原因については、「大学も含めて、東京にはさまざまな機能が集中しているから」「地方は相対的にインフラが貧弱で不便だから」「経済力が劣っており金融面でも不利」など、構造的な要因がいくつもあります。

しかし、それだけではないのです。従来、地方を担ってきた上の世代が、若者を積極的に受け入れてきたのかといえば、そんなことはありません。

自分たちの言うことを聞かない若者、自分たちの理解できない感性をもっている若者をないがしろにし、多様性を排除してきた結果、地域のさまざまな組織が社会変化に対応できなくなり、衰退が加速している側面が強くあります。全国でまちの再生に携わっていると、たとえば商店街の重鎮などが「いやー、うちのまちは閉鎖的で」などと、自虐的に話しかけてきたりします。

しかしながら、私はかれこれ20年近く、さまざまな地域の再生にかかわっているからわかるのですが、閉鎖的でない地域など、見たことがありません。全国津々浦々の人が何気なしに「うちのまちは閉鎖的だから……」と言うとき、それは「閉鎖的なことはその地方の伝統的なもの」であり、「排除している自分たちには直接的な責任はない」と肯定しようとしているにすぎないと私は思っています。

何よりも重要なのは、排他的な地域をこれから変えられるか否かは、「今そこにいる人達次第」ということです。もし過去からの流れをまったく変えずに、力のある若者を排除していくと、その地域の未来に必要な「リーダーシップ人材」「サポート人材」「イノベーション人材」の3つを失っていくことになります。一つひとつみていきましょう。

「うちのまちには”いい若者”がいない」は、ウソ
まずは、「リーダーシップ人材」です。全国各地で、地元のさまざまな組織の上役は、口をそろえてよくこう言います。「いやー、うちのまちには”いい若者”がいなくて……」と。しかしながら、本当にそうかと言われれば、大抵の場合は間違っています。

とある、残念な地方都市の商店街に行った時のことです。「若い世代に世代交代したいが、いい若者がいない」と例のごとく言われる年配の会長さんがいらっしゃいました。「いやー、そんなことはないでしょう。ほら、地元に〇〇〇〇さんという、魅力的な居酒屋を全国区で展開している人がいるじゃないですか! 彼みたいな商売上手な人に、次の世代の商店街を担ってもらえればベストですよ」とお話すると、「アイツは俺の話を聞かない。商店街の活動にも消極的だからダメだ」と言うのです。

そりゃあ、衰退する商店街の事業なんて、大抵は駄目な取り組みばかりで、賢い事業者ほど、かかわりません。成果の出ない取り組みを延々と繰り返しているわけですから、全国区の居酒屋のトップが、そんな人の話を聞かないのも当然です。

「地元で人気のお店を経営している」ということは、「何が地元で求められているのか」を掘り起こすマーケット感覚に優れている証拠です。さらに「多数のスタッフを雇えている」ということは、マネジメント能力に長けているということです。そのような若くて有望な人材に重要な役割や立場を与えずして、どうしてその地域が発展するのでしょうか。

結局、上役たちが欲しいのは「地方に必要な、いい若者」ではなく、自分たちにとっての「都合のいい若者」なわけです。上役の好き嫌いではなく、有能である人材を認め、役割を渡せるかどうかが、地方の未来を分けていきます。

4912とはずがたり:2017/03/15(水) 21:57:58
>>4911-4912
「若者は『キツい仕事』を安く引き受けて当然」は傲慢
次に「サポート人材」です。若者に、自分たちにできないことを頼むときの「頼み方」にも大きな問題があるのです。結果として、サポート人材を失っているケースが多々あります。

よく「地方活性化のために、若者のアイデアと行動力に期待したい」と言いながら、実際は自分たちがやりたくないことを押し付け、若者に支払う報酬は自分たちよりも低く設定するのに何の躊躇もなかったりします。

さらに、せっかく手を挙げてきた若者たちに「期待ほどではなかった」などと、「上から目線」で批判的な評価を平気で下したりします。そんなことをしているうちに、本当に誰も来なくなります。

私が20代のころ、とある地方経営者が集まる会議において、「最近の若者は我慢が足りない」と経営者の方々が盛り上がる現場に出くわしたことがあります。そのとき、私は「従業員の我慢が足りないのではなく、むしろ従業員に不当な処遇をしているのではないですか? この場所に『従業員の我慢に頼らない経営』を考える人はいないのですか?」と言って、場がシーンと静まり返ったのを思い出します。

地方の経営者たちがこんな考え方では、地方に必要な業務を遂行してくれる人材層は、より恵まれた機会を求めて、別の都市へと移動していくわけです。

自分にできないことは年齢にかかわらず、むしろ「自分たちより高い報酬を支払ってでもやってもらう」という覚悟なくして、地方に良い人材が集まることはありません。

若者の感性を完全否定したら、そのまちは「おしまい」
さらに、3つ目は「イノベーション人材」の喪失です。若者が特段の迷惑をかけていないことでさえも、自分たちに理解できないことは、頭ごなしで「ダメだ」「劣化している」と決めつけがちです。匿名性の低い地方においては、そのような圧力によって、新たな芽がつぶされてしまう危険性があります。

たとえば、北九州市の成人式などはマスコミによって、「変な格好しているヤンキー」くらいに報道されたりして、つぶされそうになったことがあります。しかし、実際には地元でまじめに働く若者たちが何十万円もかけて衣装を作ったり、レンタル衣装を借りて、自分たちの文化として発信しているのです。そもそも、それだけのおカネを持っているということは、しっかりと働き、さらに計画的に預金を積み立てているからこそ、できることです。北九州市の知人によれば最近では「同じような衣装を着て写真を撮りたい」とわざわざ北九州市に来る人さえいるそうです。

このごろはよく「イノベーション人材を地方へ!」などという話で盛り上がりますが、そもそもイノベーションとは、従来のサービスや構造が、新しいものに置き換わることを意味します。自分たちに理解できない若者文化などを攻撃し、排除してしまっては、イノベーションもへったくれもありません。自分が理解できないことを否定しないことが、地方でイノベーションを起こす第一歩なのです。

もし、いま挙げたような「3つの人材」を排除していくと、結果として地方には上役の言いなりになる、「年齢こそ若いものの考え方は保守的で硬直的な人たち」が残っていきます。その結果、どうなるかは言うまでもありません。

今、実権を握る人はまずは役職を降り、若者に意思決定を委ね、事業報酬などはフェアに転換することが大切です。たとえば、宮城県女川町は、2011年の東日本大震災を契機に、官民のさまざまな組織で、意思決定を若い世代に委ねました。私も女川は被災前から知る地域だったため、その転換が被災後のまちづくりに大きな影響を与えるのを目の当たりにしました。過去の閉鎖性を未来につなげず、むしろ今の世代で大きく転換を果たし、若い人材に機会を与えることが求められています。

さて、4月25日(火)に「地方創生」や「日本の明日」について考える「超・生産性会議」(主催:東洋経済新報社、参加申し込み受付中)が東京・品川で開催されます。私も登壇しますので、ぜひお越しください。

4913とはずがたり:2017/03/23(木) 18:44:05
糸魚川大火3カ月 復興へ課題多く
http://news.goo.ne.jp/article/bsn/region/bsn-kennai20170322-7781656
03月22日 20:03BSN新潟放送

糸魚川市中心部で147棟を焼いた糸魚川大火から22日で3か月です。糸魚川市では焼け落ちたがれきの撤去も今月中には終了する予定で、街は元の姿を取り戻すため動き始めていますが、難しい課題も控えています。
去年12月22日に発生した糸魚川大火。中華料理店から出た火は強風などの影響で燃え広がり、4万平方メートルが焼失しました。糸魚川市によりますと、この大火により、17人がけがをしたほか147棟が焼けました。糸魚川市によりますと、これまでに被災した56の事業所のうち、31の事業所が仮設店舗や元の店舗で営業を再開しています。大火からの復興を手助けしようと全国からも支援の手が差し伸べられています。3カ月となる22日、被災した造り酒屋・加賀の井酒造の小林大祐さんと加賀の井の酒を取り扱う東京の食材宅配業者が糸魚川市役所に義援金を届けました。利用者に呼びかけ、糸魚川市に98万円、加賀の酒造に対しては124万円が集まったということです。加賀の井酒造小林大祐さんは「復興と言うと何がゴールかわからないが、まずは私としては、酒屋として待ってくださるお客様に対して商品を届けられるように頑張っていきたい」と語りました。
糸魚川市は8月中の復興計画策定を目指していますが、住宅再建を急ぎたいとする住民もいて、復興への道のりを早期に示せるかが課題です。復興を目指して、糸魚川市は被災エリアを「居住」「商業飲食」「にぎわい」の3つに分け、市道を6メートルに拡幅する整備計画案を示しています。エリア分けは地域ごとの特徴に合わせるためで、市が被災者に行ったアンケートによりますと、全体では土地や建物を所有している人のおよそ6割が同じ地域で再建したいとしています。ただ、エリアごとに見ていくと意識の差が浮き彫りになっています。商店街が中心のエリアでは67%と高いものの、一般住宅が多いエリアと飲食店が多いエリアでは半数を下回ります。敷地の広さや道路の幅などそれぞれ抱える課題が違うためです。エリアごとの特性を生かしたまちづくりですが、居住区、商店街、飲食店街、抱える課題はそれぞれ違います。例えば、居住区では道路拡幅に協力すると住宅の再建が難しくなるといった事情も抱えているようです。糸魚川市では8月までに「復興計画」を策定する予定ですが、計画が進めば進むほど、細かな現実問題に直面することがあり被災者の意向をくみ取り、納得してもらうためには市側の丁寧な説明が求められています。

4914とはずがたり:2017/03/25(土) 19:33:35
すさみ町に新保育所完成 高台移転第1号
http://news.goo.ne.jp/article/agara/region/agara-330560.html
03月15日 17:00AGARA 紀伊民報

すさみ町に新保育所完成 高台移転第1号
【完成した新しい周参見保育所。公共施設の高台移転計画では第1弾になる(和歌山県すさみ町周参見で)】
(AGARA 紀伊民報)
 和歌山県すさみ町周参見に、新しい町立周参見保育所が完成した。町が進める公共施設の高台移転計画の第1号で、4月3日に開所する。2017年度から、年末年始を除く土日曜と祝日の保育も始める。19日に竣工(しゅんこう)式がある。

 新しい保育所は、紀勢自動車道すさみインターチェンジ(IC)近くの造成地(海抜11メートル)にできた。いまの周参見保育所がある場所は海抜4メートルで、巨大地震で想定される津波浸水区域内。町は16年6月から工事を進めていた。

 新保育所の敷地面積は4466平方メートル。紀州材を多く使った木造平屋の1棟(床面積901平方メートル)や園庭(762平方メートル)がある。遊戯室(109平方メートル)は高い天井が特徴だ。

 一部の屋根には太陽光パネルを設置。災害時でも最低限の電気は確保できるようにしたとしている。避難所にもする。総事業費は3億8368万円。うち9730万円は県からの補助を充てた。

 定員は95人。0歳(10カ月)?5歳の子どもが利用する。1日現在の園児は77人。

 岩田勉町長は「保育所の完成で『安全なまちづくり』に弾みがつく。これから続ける高台移転の第一歩が踏み出せた」と話している。

4915とはずがたり:2017/04/08(土) 18:09:17
商店主と結託した腐敗自民のクソ政策は日本を滅ぼすものばかり。
中心商店街への補助金を直ぐに全廃しろよなあ。

「シャッター商店街」は本当に困っているのか
国交省の「空き家バンク」で空き家は減らない
http://toyokeizai.net/articles/-/139294?utm_source=goo&amp;utm_medium=http&amp;utm_campaign=link_back&amp;utm_content=related
木下 斉 :まちビジネス事業家 2016年10月07日

…さっそく数字で検証してみましょう。国土交通省実施の「平成 26 年空家実態調査」では、空き家にしておく理由の3分の1以上を占める37.7%の人が「特に困っていないから」と回答しています(調査結果の概要の14ページ、複数回答)。

その他の理由でも44.9%の人が「物置として活用する」とか、36.4%の人が「将来使うかもしれない」といったような理由で空き家にしているわけです。

他人に貸したり、売ったりしなければ、家計や事業が破綻するような切羽詰まった状況にあれば、必死になって営業してどうにか借り手や買い手を探します。つまり、そこまでに至らない空き家が問題の中心になっているのです。

実際に、全国の自治体で行われている「空き家バンク」にアクセスするとわかりますが、大した物件がアップされていない地域が多数あります。つまり、マッチング以前に、空き家を貸し出す必要がない人が多いという状況こそが問題なのです。

シャッターを閉めているオーナーはカネに困っていない

これと同じ構造なのが、いわゆる「シャッター商店街」です。私が再生に関わる地方都市部では、昔からシャッター商店街が問題視されてきました。

しかしながら、シャッター商店街の不動産オーナーが明日の生活にも困っているかと言われれば、そんなことはない、むしろ豊かであることが多くあります。

シャッター商店街の不動産オーナーは、多くがもとから商売をやっていて、特に戦後の高度成長期、大儲けした時代がありました。その時代には小さな土地の値段もうなぎ登り。その土地を担保に銀行からおカネを引き出して小さな店をビルに変え、さらに周辺のアパート・マンション等にも投資。このようにして一財を成した人が少なくありません。

たとえ今の商売が大して儲からなくなっても、息子たちも立派に東京などで自立しているし、過去の蓄財と不動産収入などで「死ぬまで生活するカネには困らない」、といった人々が、シャッター商店街のオーナーたちだったりします。

商売が行き詰まって、不動産収入も乏しく余裕がなくなってしまった人は、土地・建物・自宅・車などなど一切合切もって行かれ、現在のシャッター商店街の所有者ではないのです。本当に困っている人は、シャッターを閉めて不動産を放置しておくことなどはできないのです。

例えば、大手の新聞の1面に「シャッター商店街」が深刻な話として描かれていても、実際にその商店街の理事長さんとお会いしたら「不動産オーナーたちも別に収入があり、組合も駐車場経営がうまくいっているから全く困っていない」と誇らしくお話頂いたりしたこともありました。これはある意味素晴らしいことです(笑)。

4916とはずがたり:2017/04/08(土) 18:09:31
>>4915-4916
「空き店舗対策」の補助金で、かえって街はシャッター化

このように、当座の生活に困っていない不動産オーナーが保有する商店街中心部の空き店舗に補助金を入れて、市民や学生活動の拠点やらチャレンジショップなどに変える、「空き店舗への家賃補助金制度」なるものがいまだに全国にあります。

このような家賃補助は一見、市民活動をしている人や、学生や、これから商売を始める人を支援しているように見えます。しかし、実際には生活に困らず適当な家賃設定をして、営業の努力もせずに放置している豊かな不動産オーナーの懐に税金が入るだけ、とも言えます。

さらに最悪なのは、補助金で一部の不動産オーナーが「おいしい思い」をしたことで、他の不動産オーナーにも「次はうちも補助金で……」といらぬ期待を持たせてしまったりします。その地域では結果、不当な家賃相場が維持され、シャッター商店街のシャッター化はさらに加速します。

これからの日本全体をみれば、人口減少・世帯減少が続く中で空き家は増加しますし、今後はEC(電子商取引)などの伸長によって、商業店舗の需要も減少するので、空き店舗も増加するのは避けられないでしょう。

「空家対策特別措置法」などでは、空き家のまま放置している場合に固定資産税を高くする「マイナスの政策」によって、活用を促進させようとしています。

行政は「マイナス」+「プラス」政策で支援を

しかしながら、空き家認定の実務は未だ難しく、また不動産の価値が下がりきった地方都市では、固定資産税が数倍になっても放置したほうが得という場合もあります。これからの日本では、道路や公共施設などの社会資本が手厚く整備されているエリアでは、「より積極的なマイナス政策」を検討しても良いと考えます。

一方で、例えば北九州市の小倉では、不動産オーナーの世代交代をきっかけに、10年近く空き店舗にしていた不動産への入居者営業や投資を不動産オーナー自らが行い、空き店舗が多かった周辺の不動産まで再生している中屋興産などの取り組みもあります。

また、従来であれば不動産屋さんが相手にしなかったような地元の古い空き家・空き店舗を積極的に取扱い、エリア再生にまで繋げている大阪の丸順不動産などの取り組みも出てきています。

従来の不動産オーナーや不動産会社では考えられなかったような民間の取り組みが、エリア全体の変化をも生み出すのです。実は、このような「プラスの事業」が全国各地で増加しています。

民間はこのような取り組みを着々と増加させていくことが大切です。一方で、行政はこのような取り組みを、「素晴らしいので補助金を出して全国に広げる」、などとやっては絶対に駄目です。むしろ空き不動産を活用して再生したものについては、一定期間の固定資産税減免などを講じるなど、行政にしかできないことと向き合って頂きたいのです。

どちらにしても、間違った政策や事業は「街の空洞化」を加速させます。しっかりと、実態を捉え、表面的な「空いている」という状況の先にある、ホンネに即した政策や事業が求められています。

4917とはずがたり:2017/04/08(土) 18:28:45
地震からの復興課題に 熊本市政令市移行から5年
https://news.goo.ne.jp/article/kumanichi/region/kumanichi-20170401151753.html
04月01日 15:14熊本日日新聞

 熊本市は4月1日、政令指定都市移行から丸5年を迎える。観光客数や企業立地などで政令市効果がうかがえる一方、熊本地震からの復興や人口減少への対応など課題も少なくない。

 100万人以上だった政令市の人口要件が70万人程度に緩和されたことを受け、市が政令市を見据えた取り組みをスタートさせたのは2002年。富合、城南、植木3町との合併を経て、12年4月に全国20番目の政令市が誕生した。

 政令市移行に伴い、市内に五つの行政区が設置され、県から317事務の権限が移譲された。児童相談所の設置や国道、県道の維持管理、教員も市教委独自で採用できるようになった。

 政令市効果の一つが都市ブランド力の向上だ。企業や観光客から“選ばれるまち”へと成長した。企業立地は政令市移行後、10件以上で推移。企業立地推進室は「政令市移行による知名度アップが大きい」と分析する。九州新幹線全線開業や外国人観光客の入り込みもあり、10年ほど前、年間400万人台だった観光客数はほぼ右肩上がりで増え、15年度は560万人を突破した。

 区制も定着。身近な区役所では証明書の発行などさまざまな行政サービスが受けられ、各区が年2千万円でまちづくりを支援する仕組みも整えた。

 昨年10月の市民アンケートで、区役所のサービスに「満足」と回答したのは約6割。一方、区のまちづくりを知っていると答えた人は約3割で、市民への浸透はいまひとつ。市は新年度、地域担当職員を配置したまちづくりセンターを各所に設け、まちづくり支援を強化する。

 中心市街地も様変わりした。ダイエー熊本下通店や県民百貨店が閉店。跡地には再開発ビルがたつ。JR熊本駅では駅ビル計画も進んでおり、市中心部の再開発とともに新たなにぎわい創出が見込まれる。

 人口は転入数が転出数を上回り、14年度には人口74万人を突破したが、15年度は政令市になって初めて転出超に転じた。

 市は昨年4月、人口70万人維持を目標に経済振興や子育て環境の充実など「上質な生活都市」への取り組みをスタートさせたが、その直後、熊本地震が起きた。市は復興を最優先課題と位置付け、新しい都市づくりに力を入れる。(高橋俊啓)

4918とはずがたり:2017/04/15(土) 16:22:30
2016.12.2 08:36
大阪府岸和田市が中核市移行断念 財政赤字膨らみ、組織体制維持も困難…市長「極めて残念」
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1038805069/3857-3858

 中核市 規模や能力などが比較的大きな都市の権限を強化し、住民の身近なところで行政を行うことができるようにした都市制度。保健所の設置や産業廃棄物の不法投棄の監視などが都道府県から移管される。平成26年5月に、人口要件が30万人以上から20万人以上に緩和。大阪府岸和田市の人口は約19万5千人(27年10月時点)で要件を満たさないが、国の特例措置により31年度末までは移行が可能だった。府内では、高槻、東大阪、豊中、枚方の4市が中核市。八尾と寝屋川の両市が移行を目指している。

4919とはずがたり:2017/04/16(日) 08:02:50
経営からの地域再生・都市再生 [木下斉]
http://blog.revitalization.jp/

中心市街地活性化、地域活性化、商店街活性化、まちづくり、コミュニティビジネスなど
地域問題に取り組む中で気づいた内容を木下斉が書いていきます。

4920とはずがたり:2017/04/16(日) 20:39:02
二宮尊徳の報徳精神は第二次大戦に利用されて印象悪くしちゃったよなあ。。

600農村を再生した報徳仕法、現代に活かす10の教訓。 (No.1031)
http://blog.revitalization.jp/?eid=810928
2015.09.18

人口縮小社会において、縮小する600もの農村を再生した取り組みが、かつて江戸時代にありました。

自ら自然災害が原因で衰退し、その苦労で両親をなくした一人の少年は、自らの手で薪を売り、田を耕し、失った田畑を買い戻して、家を復興させます。少年は青年となり、その手腕を買われ、依頼された借金に喘いでいた藩の重臣の家計も見事に再生。その後、藩主からの命を受けて今の栃木県に移ります。

その頃、天明・天保の大飢饉などにより、北関東から東北などを中心に多くの農村が廃村の危機に陥っていました。地元生産力の要である田畑は荒れ、各藩の財政は重税を貸してもなおりずに借金を続けて破たん寸前までに追い込まれ、そのような悪条件から多くの住民は土地を離れて、他の土地へと移住していってしまいました。残る人々の人心は荒み、勤労意欲もなく、賭博に走り、わずかな利得を互いに奪い合うという有り様になっていました。

そのような環境下で、彼は移り住んだ衰退する三ヶ村の再生までをも達成します。

その噂は広く多くの人々が知ることとなり、全国各地の農村から再生依頼が押し寄せます。最初の頃は個別の申し出についても個別対応していたものの、もはや全てに対応することは不可能。弟子を集め、自らが取り組んできた農村の生産力再生と金融手法、さらに租税に関わる藩財政改革までをも体系的に整理し、その手段を細かくまとめたマニュアルを作成します。

それこそが「報徳仕法」です。
報徳仕法は、その後、弟子たちを中心に問題を抱える藩や農村に積極的に採用され、実に600もの農村を再生したと言われています。

関係書籍などを全部をまとめるのはいきなりは難しいのですが、ひとまず10の教訓としてまとめてみました。
その面白さを垣間見ていただければと思います。

【報徳仕法・現代に活かす10の教訓】

(1) 補助金は地域生産力を低下させる

彼は、自分が派遣される先に向けて支給されている支援金について、停止するように殿様に進言しています。
殿様がお下しになるから、地元の役人も農民もそれをいかに自分がもらうかということばかりを考えるようになる。といっています。貧しい地域が、自らの自らの生産力をもって生活を豊かにし、地域全体の再生につなげていく。それに集中させるためにも、補助金をやめてくれなければ、私はいかない、と云います。

これは今の地域でも同じですね。
地域で生産力を拡大するのではなく、単に補助金などの制度活用ばかりが議論され、やってみたら大赤字。地域はますます衰退したりするわけですが、その補助金関係で仕事をして得をする人たちがいる。役人もそれが仕事。民間でもそれをもらって何かをやるほうが生産力を拡大して儲けるというよりもてっとり早い。だからますます生産力がマイナスになり、財政負担も拡大する。

江戸も今も変わらないですね。

(2) 基礎税収に対応した、継続可能な地域財政計画を約束する

彼は、まず各世帯を周り、困窮の状況を図るとともに、過去の長期にわたる収穫記録から豊作、凶作の平均を求め、田畑の生産力分析を行います。生産力にもとづいて、妥当な租税を改め、基礎的な租税合計額を算定。それをもって、各藩の今の基礎税収にあたる歳入を算出し、その基礎税収額を下にして歳出予算計画を見直します。いわゆる収支均衡予算の策定を行います。彼はこれを「分度」と呼び、全ての仕法のスタート地点としていました。
もしこれを行わなければ、いくら民が生産力を拡大しても、結局は重税を課されるか、藩が高利貸などからさらに借金し続けることになり、不健全財政が継続し、結局のところ、民間は働けど生活が改善せず、生産意欲が奮起しないと考えたからです。当時は、既に借金地獄の藩も多く、商人などから決して安くない金利で金をかりつづけ、その返済でさらに重税を課していくという悪循環に陥っていたからです。

彼は「三年の蓄えなくして、その国、国にあらず」という中国古典からの引用もしています。

4921とはずがたり:2017/04/16(日) 20:39:14

生産力拡大に基づいて、分度改定を行っていく健全な経営モデルを目指しているのは、今の地方自治体にも求められる考え方です。重要なのは、あくまで生産力の拡大が先であるということです。それに基づく、税収によって収支を均衡させていく。蓄財をし、時に投資をするとしても、返済の見込みなき負債を重ねていけば、必ずそれを一気に返済しなくてはならなくなる。

その時には極端な緊縮財政になるので、さらに地域は危機に陥る。常に余裕を作り、過度な緊縮が起こらないように、長期的な安定的財政計画を地元の税収を下に策定することが求められていますね。

(3) 税制優遇をもとに新規経済開発を優先せよ

彼は、既存の田畑の再生だけでなく、新田開発を積極的に取り組ませます。
新田開発は一定期間無税になるため、農民たちはこぞって新規開墾に取り組めば、豊かになるわけです。時に、既存の豊かな畑を豊かな農民から貧しい農民に売却させ、豊かな農民には自ら新田開発に乗り立たせるということもしています。当座の生活に困らない人ほど、より生産力を拡大するために投資させる。この循環で地域は豊かになっていきます。豊かな人が既得権のようにその生産力を我が物にしていれば、時期にその地域は衰退していく。当座の生活にこまる人は新田開発なんてしていられないため、いい場所を持つものばかりに搾取され、結局のところは地元を離れていく。

今の地方も同様ですね。農業も、水産業も、林業も、商業さえもそうです。

新たな産業力改善に向けたところに、既存事業者に今の権利を極力放棄させるようディスインセンティヴを設け、その資本をもとにして、新規事業に投資させるインセンティヴを設ける方向性が必要です。

(4) 移民を積極的に取り入れ、優遇せよ

怠惰な生産活動問題です。とはいえ、なかなか苦しくなると心も荒んできます。
地域が衰退するというから、新田開発などを指導すれば、「今の田畑だけでも大変なのに、新田なんてとんでもない」というわけです。であれば、ということで地域外から移民を引き受けるよう、家も田畑も用意して受け入れる体制を彼はつくります。やはり元々の生活を捨ててくるわけですから、住む場所や田畑が昔からある地元民と同じスタートラインでは誰も移住しません。だから、そういうスタートラインだけは作り、あとは自分で生産力拡大に向けて頑張ってもらうわけです。
しかし、地元民の一部は移民に対して無理難題をおしつけ、集落の様々なものに協力させ、仕事をやっていられないようにし、住みにくくなって地元を離れさせる。それで「どうら地元も捨ててここにきたような薄情な奴だから、次なる土地に逃げていったんだ」と罵る。溜飲は下がるかもしれませんが、地域はさらに衰退していくわけです。

今の時代も地域外から若い労働力を受けいれても、彼らに苦労するのが当たり前、といわんばかりにしたり、もしくはあまり協力的でなかったりします。それで最近の若い者は、、、という場合もありますね。もう少し地域として生産力を拡大していくために、元々の地元の人より豊かになる機会を提供するという意識を持って迎え入れないといけないわけです。

(5) 官民共に遊休資産は生産活動に活用せよ

彼は、潰れかかった家老の家計(といっても禄をもらい、人をやとっているので今でいう企業会計に近い)の建て直しをする際にも、使っていない庭の木などは梅の木にしたり、裏庭などにも売却可能な生産物をつくるように転換したりしています。

お金がないのに立派な庭を単に庭にしていたら単なるコストセンター、しかしながら有価物を育てる場所にすれば、それはプロフィットセンターになるわけです。マイナスがプラスに変われば、それは毎年積み重ねるととてつもない変化になります。また、かまどについてススについても、炊事場を任されている人たちから買い取る制度を作ります。鍋からススを細かに落とせば、燃料代が大幅に安くなるわけです。その燃料効率改善の金額を割り出し、その中からススの買い取り財源を捻出したりもします。これでコストセンターの負担も軽くなっていきます。

稼げないものだと諦めるのは簡単ですが、実は知恵を出せば活用できるものが沢山あるわけです。

公共資産などについても既に国内では余っているものがやまほどあります。一方で財源はりなくなってる。
民間資産でも空き家も空き店舗もあるわけですが、これらも活用できる。

まちには活用できる資産だらけですが、過去のやり方に囚われていると活用されないんですよね。もっと知恵出すことが大切です。

(6) インセンティヴを効果的に活用せよ

彼の特徴はタテマエのみならず、個人などの純粋な損得意識をテコにして取り組みを設計しているところにあります。
先ほどのスス落としもそうですが、儲けが出る仕組みをつくって、その一部を従事者に還元するモデルにします。だから担当者は熱心にそれに取り組む。

4922とはずがたり:2017/04/16(日) 20:39:35

新田開発も同様です。無税期間を効果的に活用することによって、個人にとって既存田だけではないメリットを認識させるようにしているわけです。

インセンティヴがなければ、誰も真剣に取り組みません。
しかも、そのインセンティヴを皆に理解させないといけないのです。

現代においては「べき論」とか綺麗な話にばかり注目が集まりますが、それはマヤカシであることが多かったりします。実際には、巨額の交付金などで展開されており、誰よりも資金を使うだけつかっている取り組みも沢山あります。そういうプロジェクトの関係者に限って、「まちづくりは損得ではない」とか「地域活性化で利益とか考えてはならない」とか未だに眠いことを言っていたりします。しかし、結局は利益をだしている誰かのお金を使って、地域の衰退を加速させているだけだったりするわけです。結局は雇用も増やせなければ、税収も改善しない。個人のメリットと地域社会全体のメリットは相反するモデルにならない。それを構築するのが重要なのです。

(7) 地域金融を用いて経済の複利効果を導入せよ

実は彼は、先の個々人にインセンティブを設けて得をさせた後、その資金をさらに集めて「五常講」という仕組みを作ったりしています。今で言う、信用組合、市民型のマイクロファイナンスの仕組みです。

それぞれが毎月1万円ずつもらえるインセンティヴが作られたとして、それを1年で12万。100人から集めれば、1200万になります。また、地元でタンス預金しているような個々人の資金、そういう様々な地域内に台流している資金を原資にして、金融事業を始めるのです。しかも、単なる貸金みたいな話ではありません。

彼は、経済開発、弱者対策、社会資本整備を金融の力で区分して行っていたことが極めて優れています。
地域で富める人が武士のような給与所得のようなものをもらえる人、事業や当座資金などで資金が必要な時はそれなりの利子設定をしてお金をかりてもらう。一方で、貧しい人には無金利で融資して(高利貸しからの借り換えなどを推進)、元本返済だけ(金利計算すると返済意欲がなくなるのでわかりやすい元本返済の目標設定)で良しとするが、元本返済が終わった後にはその返済金と同額を何ヶ月か出資させる仕組みを作ったりしています。これにより、貧しい人の生活再建をするだけでなく、返済能力=生活力としつつ、さらにその返済能力をそのまま生活に使うのではなく、出資させて、家計に金融収入モデルまでも作り上げます。労働力だけではない収入モデルを樹立するわけです。さらに、いわゆる社会資本整備についても長期低金利で投資・融資する仕組みをつくるなど、開発銀行のような仕掛けをつくっています。

このように地域金融を多重的に作り上げ、地域の余剰資金を使い、今では財政などでやっていることまで金融で仕掛けています。
これは現代においても、金融支援などのほうが事業が稼ぐ力を身につけ、地方を豊かにする事例が出てきています。地域内の資金で、地域において産業力に?がり、公共サービスに繋がるものに投融資を展開すれば、その資金を預けている地元の人達にさらに資金が回るようになっていきます。この循環効果は複利的に発生するため、地域はより豊かになっていきます。

今はこの循環構造が地方では断絶してしまっているため、これを変化させるのが大切です。

(8) 家庭、企業、行政を一体的に考え、全体の収支黒字化を目指せ

報徳仕法は、「域外収支」などの概念がしっかりしています。
家庭においても収支をしっかり黒字化させる、産業においても同様で黒字化、さらに行政についても黒字化をして蓄えをしていくことを求めています。これが単純な緊縮財政と思われがちなところなのですが、弱者を切り捨てろという話ではなく、彼はあくまで弱い人にまで支援がいきつくためにも、堅牢な稼ぐ仕掛けをつくりあげようとしているところがあります。彼自身が自然災害で家族が崩壊した経験を持つわけでもあるので。

現代においては、地方におていはこのあたりの黒字化についての意識が、かなりごちゃごちゃになり、特に財政支援が多くつくことで、より判断が「使うこと」にばかりいって、収支のイメージがありません。公共事業さえ東京に資金が戻る仕組みになってしまっているところもあります。

今の活性化でも域外収支を意識し、個別でしっかり黒字化を目指すというのが、重要です。

(9) 成果の生まれるところから手を付けよ

いきなり困難な地域を取り扱わないのも重要です。

4923とはずがたり:2017/04/16(日) 20:40:11
>>4920-4923
報徳仕法をやってくれときた藩の一部では、藩内で一番困難な場所を指定したりします。まぁ外モノの二宮をいじめてやろうと意地悪にやっている可能性もあるし、逆になんか困っているところから手助けするのがいいと勘違いしている人もいたりします。「この土地が再生すればどこの地域でも再生できる」とか間違ったことをいい出す人って今でも居ますよね。そんな考え方では全く物事うまくいきません。

重要なのは、成果がうまれるところからやる、ことです。
なぜならば、今ある手元資金で困難な地域を手がけたら、すぐに枯渇しますし、時間がかかりすぎる。結局成果が出る前に終わります。ただ成果がうまれやすいところからやれば、すぐに成果がでて、資金がむしろリターンで大きくなる。その大きくなっていく資金をもとにして、困難な地域はある程度成果がうまれていったうえでやらないといけない。成果が生まれれば、関係者の納得感も強くなり、物事は進みやすくなる。

彼は、何度も失敗している河川工事を任された時に、上の人から「お前ならどうしたらできるか」という答えに対して、「これは何年かかるかもわからないし、いくらの予算がかかるかも分からない。しかし、やり続ければ、いつかはできる。そのため、まずは河川工事をすることは後回しにすべき。そうすればできる」という回答をします。上のものは「河川工事をしろといってんのに、なんで河川工事は後回しにしていたらますますできないだろ」という話をするわけですが、彼は「河川工事予算をつかって、新田開発を行い、その新田開発から得られる収入を毎年の予算とすれば、永年完成するまでの予算を生み出し続けるモデルができる。だからまずは河川工事は後回しにして新田開発をし、それを活用すべき」というわけです。特定財源として、開発をしてその収入で何年かかるか、いくらかかるか分からない河川工事をすすめるべきというわけですね。極めて理にかなっていますが、当然そんなことは受け入れられません。今と同じ縦割り。順序などを戦略的に設定できないカタチです。

これは今も同じですね。なんか皆、困難なことから始めて成果がでれば、簡単なところはできると思っているけど、逆です。
簡単なところからはじめ、困難なところにシフトしないと、困難なところはそれだけマイナスが大きいので、必要な投資も時間も額が違います。物事の順序を間違えると、誰も救えないのです。さらに、順序によってはできないこともできるようになる。物事を1側面からだけ捉えてはならないのです。

私もまち会社設立の初回は確実に稼げる事業を作り上げて、その利益をもとに継続させる仕掛けを創ります。熊本城東マネジメントにおいてもごみ処理などのエリア全体でのファシリティマネジメントコストの削減をしてその財源で取り組みを続けています。このあたりの構造をいかにして効果的に維持、継続していくモデルとするか、が問われています。

(10) 身分を尊重しても、信念は捨ててはならない

彼は農民から幕臣にまで登用された身ですが、それでもやはり元々の武士のような立場にはなれない。
しかし、相手に対して身分の尊重はしつつも、自らの信念を曲げるようなことはせず、道から外れたことは断ります。これは今の時代にも必要なことですが、意外と皆は迎合主義で、自分だけは嫌われないようにしていきます。

それによって地域の取り組みはますます変な方向にいったりしますね。信念を捨てないまちづくり。どこまでできるでしょうか。自分に対する宿題でもあります。

実は、このような報徳仕法をまとめた人物こそ、皆がよく知る「二宮金次郎(二宮尊徳)」、その人です。
彼は単に薪を背負って本読んでいる人として有名になったのではありません。彼が有名になったのは、報徳仕法を作り上げていく、自らの実践と体系化が評価され、さらに死後に報徳記という彼の取り組みを弟子が記した本が遍参され、明治天皇に上奏され、廃藩置県後の各自治体に配布されたことが発端になっています。しかしながら、彼はその思想性である、報徳思想が注目されたり、その忍耐強く幼少期から努力した姿が政策的に使われたりと、大変偏りのある評価になってしまいました。私は彼自身の実践におけるケーススタディも参考になるだけでなく、その報徳仕法(方法論)を現代の経済、経営、政策などの観点から評価をすると極めて立体的かつ重要な地域経営の方針として採用できると思っています。

そのため、人口減少社会における地方創生において最も参考にすべきは報徳仕法であると思います。

現在、二宮金次郎の超訳を「エリア・イノベーション・レビュー」にて不定期連載をしていますので、ご関心ある方はぜひ購読いただければと思います。来年にはどうにか報徳仕法に関する書籍をまとめたいと思っています。
◯ 「元祖再生人」二宮金次郎に学ぶ地方創生
http://toyokeizai.net/articles/-/59625

4924とはずがたり:2017/04/17(月) 21:38:29
コンピュータとか意外に古くからあるのを知って一寸吃驚したりするもんだけど,海外への産業空洞化が1970年代に始まってたって印象は余りない(勿論ニクソンショックは知識としては知ってるけど矢張り1985年のプラザ合意の世代。)

>んでもってダンピング訴訟が収束するのが1983年。この頃には現地生産体制はバッチリ、地元で大規模な雇用を生み出し、彼らをベースにして政治家へのロビイングなどを積極的に展開するまでに至ったわけです。
対策完了してから満を持しての円高か。

田中角栄が地方に持ってくるはずだった工業はどこへ消えたか。 (No.1035)
http://blog.revitalization.jp/?eid=810939
2016.09.03
木下斉 HitoshiKinoshita

昨日TBSラジオの「荻上チキSession-22」という番組で田中角栄の話をやっていて、地方ネタということでお声がけ頂いて電話出演したのですが、あろうことかスタジオにいた田中角栄大好きな感じのコメンテーターの方に阻まれて不完全燃焼だったので、先日、エリア・イノベーション・レビューのコラムで田中角栄について書きました。笑

さて、そもそも私も含めて田中角栄をリアルタイムで知らない人は、色々な本も出ていますし、さらにウィキペディアにも詳しく書かれています。まぁ今になってもこれだけムック本とかで話題になるんだから、それだけ強烈な印象を残した人物であることは間違いないですよね。

田中角栄wikipedia

私は82年生まれですから全く首相歴任時代などは知らないわけですけれども、私の高校時代などは田中真紀子大活躍ということもあり、人物としては知っているわけです。そういえば、田中邸の早稲田口って勝手口があって、そこから田中真紀子さんがスーパーで買い物する姿などは目撃したりしておりました。

実際に彼が首相歴任をするのは、1972年〜1974年というかなりの短期間だったんですよね。実際に彼は首相になるまでがとてつもない馬力で突き進み、首相になった後には一気にやせ細って憔悴してしまい、最後にはロッキード事件で逮捕されるに至るわけです。 もともと持病持ちということもあり、それが年齢と共に深刻になったという話もあります。

【日本列島改造論とは何か】
さて、そんなことはさておき、それでは田中角栄と地方といえば、日本列島改造論を抜いては語ることは出来ません。

日本列島改造論

田中(+ブレーンたち)は、「日本列島を高速道路・新幹線・本州四国連絡橋などの高速交通網で結び、地方の工業化を促進し、過疎と過密の問題と公害の問題を同時に解決する」ということを構想し、書籍というカタチで打ち出し、そしてそれを引っさげて首相になるわけです。

戦後復興は雪の降らない太平洋ベルトを先行し、北米市場への輸出といった大市場に向けた展開を積極的に日本は行ってきました。結果として、各地工業地帯・工業地域として発展できなかった地域(まさに田中の出身地の新潟はその一つ)は、その分復興も遅く、生活水準格差も大きくなっていたわけです。

一方で、都市部は過密問題・公害などを抱えていたのも事実で、それを地方分散すれば地方も繁栄するばかりではなく、都市部の生活環境も改善する、という話だったわけです。

しかしながら、実態としてはそうならなかったわけです。

全国各地に「売れ残った産業団地」は山程出現して今となっては外資のアウトレットモールになったりしているのはマシという状況。 高速道路のIC付近にはバイパスが整備されてチェーンストアが軒を並べて地方市場で儲けた利益を東京へ送り、2000m以上の滑走路を持つ60以上の地方空港も結局は赤字の第三セクター経営ばかり。地元のひとが東京に行きやすく、出て行った人が帰省に便利になるが、県内企業が多少集まっただけの新幹線駅は数えられないほど出現してしまったのです。

4925とはずがたり:2017/04/17(月) 21:38:41

【もはや時代遅れだった!?日本列島改造論】
1970年というのは大変微妙な年代で、1950-60年代というまさに戦後復興、高度経済成長、まっただ中を過ぎて、日本は国際的にも経済大国としての存在感と共に、世界的な責任を負わされる時代に入ろうとしていたわけです。特にこれは、田中角栄が示していた「工業化=製造業の地方移転」というシナリオに大きな変化をもたらしてしまいます。

変化をもたらした要因は大きくは2つあります。

1つは、為替です。1973年には日本は変動相場制に移行し、徐々に為替変動リスク(特に円高)を製造業企業(輸出するため)は抱えるようになり、従来のような経営では立ちゆかなくなっていきます。

もう1つは、貿易摩擦。1965年からは日米間における貿易収支においてアメリカ側が赤字に転落したことから貿易摩擦も活発化して、 1968年にはアメリカ電子機械工業会(EIA)は「日本製テレビのダンピングの容疑」をもとにし、ソニーを含む日本メーカー11社を財務省に提訴したりし始めていました。

その後、1972年に日米繊維協定(繊維製品)が締結、1977年には鉄鋼・カラーテレビにおいて日本による実質上の対米輸出自主規制がなされ、1980年代に入れば自動車・コンピューターなど幅広い分野で問題が噴出していきます。日米のみならず日本企業の世界的躍進は国際的な軋轢を産むことになっていく、そんな時代になっていったわけです。まさにエコノミック・アニマルの時代ですな。

んでもって、日本企業が何をしたか。ここが大切。

「現地生産体制」への移行です。

部材を日本に仕入れて、そして日本で加工して輸出販売するビジネスから転換。できるだけ消費地に近い場所に工場を作り、地元の人を雇用して、そこで出来た商品をその国や周辺国で販売する。つまり脱日本でのビジネスモデルを模索し始めたわけです。
ソニーの盛田さんとかも、変動為替や貿易摩擦を鑑みてアメリカやイギリスでのテレビ工場建設を積極に推進し、「これはアメリカのテレビ工場です。アメリカ人が自らつくったソニーのテレビを買ってください」といったようなことを地元の人達にスピーチしたり、イギリスでも同様のことをしていた文書を読んだことがあります。

以下のソニーの社史をみてもサンディエゴ工場の操業開始が1972年ですから、もう田中角栄の時代には現地生産体制がソニーくらい当時のスピードある会社だとスタートしていたわけですね。

http://www.sony.co.jp/SonyInfo/CorporateInfo/History/SonyHistory/2-20.html

んでもってダンピング訴訟が収束するのが1983年。この頃には現地生産体制はバッチリ、地元で大規模な雇用を生み出し、彼らをベースにして政治家へのロビイングなどを積極的に展開するまでに至ったわけです。

実は国際企業は既にこの時に「東京と地方」だなんていうような小さなスケールの政治ではなく、国際問題を解決するための「政治」と向き合っていたと思うと、感慨深いものですね。

実際に1970年には2700万人いた製造業従事者は、2007年には1700万人へと減少していきます。日本はもともと内需中心でしたが、さらに内需サービス中心の経済大国へと突き進んだ結果として、「人がいるところに仕事が集まる」という構造になっていきます。つまりは、サービス産業大国ってことは、大都市にたくさんの仕事があるということになったのです。工場に仕事があるのではなく。てか、そもそも工場は国外に出て行ったわけです。

太平洋側から日本海側などへの工場分散のはずが国外に行ってしまい、国内においては公害は規制強化によってイノベーションが起きて技術的に解決されると共に、太平洋側の工場自体も閉鎖していくことになって生活環境も改善したわけです。

4926とはずがたり:2017/04/17(月) 21:39:06
>>2923-2925
【日本列島改造によって『成長パターン』を失った日本】

結果として何が起きたか、ですね。以下の衆議院発行の資料をみてもらうと良く分かります。

【PDF】戦後日本の人口移動と経済成長
http://www.sangiin.go.jp/japanese/annai/chousa/keizai_prism/backnumber/h20pdf/20085420.pdf

膨大な公共事業は地方に税金による仕事を生み出しました。結果として、地方から東京への若者の移動は一気に鈍化します。地方でも仕事が生まれたわけですから、当然です。

日本はそれまで「強烈な生産性改善」を図りながら、そこに生産力としての人口を全国から集めて生産量を高めて、工業によって世界で戦っていたわけですが、これが完全に終焉しました。地方で仕事が生まれたことで国内生産拠点においては人も集まらない=人件費が高騰していく、ということで、結果として先の工場の世界分散の理由の一つにもなっていったわけです。

目先としては地方に仕事ができたわけですが、今となっては農業に従事していた人たちの多くが土建業に転向したものの、あまりに従事者が多くなってしまった中で、00年代に入ると公共事業費が削減されると共に、結果として地方は引きずられて縮小。皮肉な話です。

そもそも地方の産業構造そのものが完全に行政支出だけで回されるようなものになってしまったのです。そのため、作ったインフラを活用するとかでもなく、「作っている時が一番儲かる」ということになってしまったわけです。だからひたすら作り続けるが、インフラの維持コストだけで地元にバリバリ残っていき、それをつかって稼ぐ人は出てこない。負のループです。インフラは使ってなんぼです、使うからこそ社会資本と言われるわけです。使わないのであれば、単なる金食い虫。それが地方に増加したわけですから、見せかけでは資本、けど実際にはそれは「負債」だったのです。

このあたりは参考までに、金持ち父さん貧乏父さんは読みましょう。
https://www.amazon.co.jp/%E6%94%B9%E8%A8%82%E7%89%88-%E9%87%91%E6%8C%81%E3%81%A1%E7%88%B6%E3%81%95%E3%82%93-%E8%B2%A7%E4%B9%8F%E7%88%B6%E3%81%95%E3%82%93-%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%81%AE%E9%87%91%E6%8C%81%E3%81%A1%E3%81%8C%E6%95%99%E3%81%88%E3%81%A6%E3%81%8F%E3%82%8C%E3%82%8B%E3%81%8A%E9%87%91%E3%81%AE%E5%93%B2%E5%AD%A6-%E5%8D%98%E8%A1%8C%E6%9C%AC/dp/4480864245/ref=as_li_ss_il?ie=UTF8&amp;qid=1472870242&amp;sr=8-1&amp;keywords=%E9%87%91%E6%8C%81%E3%81%A1%E7%88%B6%E3%81%95%E3%82%93&amp;linkCode=li1&amp;tag=chiikikeiei-22&amp;linkId=bf732587fba957d121209782c3ea5e4f

さらに日本列島改造論はもともとが東京と地方を接続するというネットワーク構造のため、外部性が発生し、結局は全てのアクセスで相対的優位性を持つのは「東京」という事実はもともと変わらない話なんですよね。ヒト・モノ・カネが集まるのは当然なのですが、当時は地方が不便だから人が集まらないと思い込んでいた(今もそうかも)わけです。目的があるか、全国各地が東京と結ばれたら、地方同士の関係は変わらず、むしろ拠点地域に全てがあつまるという「地方の共食い」を始めることになるというあたりもノンタッチだったわけです。今や各地方で一強(北海道なら札幌、東北なら仙台といったように)となっているのも、インフラ投資の賜物です。

このようにこのように列島改造論だけによるものではないですが、日本工業化の曲がり角の時代に全て重なってしまったこともあり、結果としては地方は便利になったけど、、、というところで終わってしまったということでもあります。ただ負債は確実に地方に残り、近代化によって東京資本が進出して利益は飛んでいき、多少の観光客が増加したということにも地域外資本のホテルチェーンによって駆逐される、という話になっているのも悲しいところです。

人口減少社会となった今、懐古主義的に田中角栄を褒め称えたりするのではなく、未来に向けたビジョンを我々は持たなくてはならないと改めて思わされるところです。

4927とはずがたり:2017/04/17(月) 21:45:57
>【PDF】戦後日本の人口移動と経済成長

>なぜ 70 年代に人口移動が急減したのか
この視角は恥ずかしながら知らなかった。

この時期から地方へのばらまきで現在に至る日本衰退(特に地方衰退)の芽が蒔かれたのかもね。

4928とはずがたり:2017/05/12(金) 21:21:08
魅惑のブラックホール説をひもとく「福岡スタイル」が再び始動
http://qbiz.jp/article/105329/1/
2017年03月12日 03時00分 更新記者:吉武和彦

吉武和彦(よしたけ・かずひこ)
1971年7月生まれ、北九州市出身。大学を卒業後、福岡市の月刊経済誌を経て、1999年9月西日本新聞社に入社。経済部、宇佐支局(大分県宇佐市)、経済部、東京報道部、北九州本社編集部から、2015年8月にqBiz編集長に。「ガラケー」を使いこなすが、今回の異動を機にスマートフォンの練習を始める。
 東京・新橋のガード下に並ぶ居酒屋。週末の夜ともなると、スーツ姿のおじさんたちでごった返す。その混雑ぶりは、後ろの席の客と背中が触れ合うほどだ。モツ煮やマグロの刺し身をさかなに、ホッピー(麦芽発酵飲料)で割った甲類焼酎で乾杯する。

 東北の吟醸酒などにも手を出し、さんざん飲んで、さて、お会計。幹事から「一人8000円でーす」。えっ、新橋ってサラリーマンの味方じゃなかったのか…。

 芋焼酎のロックを頼めば、店員からまるで高級ウイスキーのように「ツーフィンガーで800円」などと言われる。

 安く飲むにはもう、上野の立ち飲み屋で足をふらつかせながらもぶれずにホッピーで割った甲類焼酎をあおり続けることだ。

 今から10年前。4年半に及んだ東京勤務時代の私の実体験。自分自身も含めて酒臭いおじさんたちでぎゅうぎゅう詰めになった帰りの深夜の常磐線で、いつも思った。

 「早く福岡に帰りたい…」

 ■芋焼酎ロックは驚きの安さ

 毎年7万?8万人の転入者を迎える福岡市。その4割近くが3?4月の春の異動シーズンに集中する。

 この春、東京や大阪から転勤や就業で初めて福岡で生活するという方々も少なくないだろう。

 どんな街なのか。

 多くの店では、甲類焼酎はまず飲まない。ホッピーもほとんど置いていない。

 しかし、芋焼酎のロックはグラスになみなみ注いでくれて400円とか500円とか。東京価格に比べたら、その安さにまずは驚くことだろう。

 焼き鳥屋なのに、豚バラが人気。「お通し」のように、焼き上がりを待つ間に出てくる生キャベツは、酸味のあるタレがかかっていて、口直しにもちょうどいい。

 住居費も、家賃の相場は東京に比べて安いため、職場の近くに住むことができるだろう。タクシーでも帰れるため、飲み会が終わるのは午前様になりがちだ。

 アジアの都市の光景をほうふつとさせる屋台街では、隣のおじさんから「どっから来たと?」と博多弁で話しかけられ、友達になることだってあるかもしれない。

 私は朝の通勤バスの二人がけ席で隣のおじさんから旧知の友人のように話しかけられ、会話が盛り上がったこともある。

 ■「もう本社に帰りたくない」

 「暮らしやすい」「食べ物もおいしい…」。そうして転勤してきたサラリーマンを優しくとりこにし、本社に帰りたくなくさせる魅惑の「ブラックホール」説までささやかれる街が福岡だ。

 実際、「帰ってこい」とする本社の命にも従わず、「帰りたくない」と、ずるずる勤務を延ばしているIT会社勤務の40代男性を私は知っている。理由は「(プロ野球)福岡ソフトバンクホークスがあるから」だった。

 この春、福岡に着任された方々に、ぜひ、福岡ライフを満喫していただきたい。そんな願いを込めて、福岡の魅力と魅惑をひもとく人気連載「福岡スタイル」を今年も始めました。

4929とはずがたり:2017/05/23(火) 22:01:56
《ビジネスマナー》福岡人が「どんどん不機嫌になる」驚きのNGワード
https://www.nishinippon.co.jp/feature/fukuoka_style/article/259099/
2016年07月15日 11時06分

 福岡市に転勤後は、歓迎会などの席で、締めの手拍子を余計にたたいて注目されるかもしれない。地元の「博多手一本」には、全国的な一本締めとは異なる独特の「間」があるからだ。地元通にすれば「かわいいミス」。「福岡のビジネスマナーにタブーはない」と余裕をみせてくれるが、油断は禁物だ。福岡人がどんどん不機嫌になっていく「NGワード」(地元営業マン)がある。

■転勤者が陥るワナ 
 「いよーお!」
 パン、パン

 「も一つ」
 パン、パン

 「よっさの」
 パパン、パン

 これが、博多手一本である(かけ声には諸説あり)。特に、最後の手拍子は、一本締めの「パパパン、パン」に比べ、1回少ない。独特の「間」に、転勤者は手をたたいて、周囲の目を集めてしまう。

 だが、心配は無用。これは間違えていい。むしろ、手拍子の仕方を教えてくれる、親切な福岡人と巡り合うチャンスになることだってある。

 問題は、ここから先だ。優しくされたあなたが、つい言ってしまう一言。

 「九州の人は、独特の文化をお持ちですね…」

 これを言われた福岡人の表情に注目してほしい。

 親切心たっぷりのにこやかな表情が一転、悲しそうになったり、不機嫌そうになったり、複雑な表情を浮かべることだろう。

 転勤者が陥るワナ、禁句、タブー。心の琴線に触れる「NGワード」が、お分かりだろうか。

 答えは「独特の文化」?

 いえいえ、「九州の人」なのである。

■「九州の人」はNG 「県名を言った方がいいよ」

 「他の県と一緒にされたら嫌な気がするよ」

 16年前。横浜市出身の藤井学さん(42)は、職場で”意味不明”の注意を受けた。

 民間シンクタンクの九州経済調査協会の主任研究員。大学院を修了後、就職のため「縁もゆかりもない」福岡市に移り住んだ。

 悪気はなかった。が、着任早々、職場で言ってしまった。

 「九州の人は…」

 すぐさま、上司や先輩がやって来て、「注意」された。中には、鹿児島県出身者もいて、「九州の人」が、九州各県に共通するNGワードであることを知る。

 東京がナンバーワンの関東とは違う。九州は各県が「ナンバーワン」と思っている。中でも、福岡は思い入れが強く、ひとくくりに「九州」とされると、「個性が認められなかった」(地場企業幹部)と、しょんぼりしてしまうのだ。

 福岡人は、福岡が好き。「福岡の人は…」と言ってほしい。

 藤井さんは「知らず知らず、相手に嫌な思いをさせた」と自省した過去を打ち明けてくれた。

 福岡の歴史や習慣を解説する「福博講座」の講師、斉藤寛さん(50)=三好不動産経営企画課長=も「東京出張などアウェイならともかく、ホームの福岡で『九州の人』は厳禁だ」と注意を呼び掛けている。

■成功のチャンスに

 このほか、支店長クラスなどエグゼクティブ層は「博多祝い唄(祝いめでた)」のサビは歌えた方がいい▽焼酎のお湯割りは、お湯を先に注ぐ▽博多祇園山笠の期間中、祭り関係者はキュウリを食べない―などさまざまなマナーがある。

 飲み会は長く、閉会も遅い。東京に比べ家賃が安く、職場の近くに住めることが背景にあるとみられるが、「会議ではなく、酒席でだいたいのことが決まる」(中堅サラリーマン)との証言もあり、あなどれない。

 面倒に思われることだろう。しかし、「福岡だから事業ができた」と語る札幌出身者もいる。福澤俊幸さん(59)だ。16年前、福岡市で人材研修会社をつくった。

 「飛び込み営業でも、責任者が会ってくれる」。来るもの拒まずの市民性が「起業の支えになった」と振り返る。

 タブーも逆手に取れば、ビジネスチャンスだ。

 福澤さんは「福岡で成功するには、福岡を本当に好きになること。福岡のことをいっぱい褒めること」とアドバイスする。

 ただ、ご注意を。福博講座の斉藤さんは言う。

 食べ物がおいしい、人が優しい…と”マニュアル”みたいに心がこもっていない「福岡好き」を連呼すると、すぐに見抜かれるという。

 「福岡好きを商売の『手段』に使うと、逆効果になりかねない」のだ。

4930とはずがたり:2017/05/23(火) 22:03:11
「モスルの西側9割を制圧」…米主導有志連合
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20170517-567-OYT1T50002.html
05月17日 00:18読売新聞

「モスルの西側9割を制圧」…米主導有志連合
読売新聞 【読売新聞社】
(読売新聞)
 【カイロ=倉茂由美子】イスラム過激派組織「イスラム国」の要衝イラク北部のモスルで奪還作戦を展開する米主導有志連合の報道官は16日、モスルの西側約9割を制圧したと発表した。

 記者会見をしたジョン・ドリアン報道官は「敵は完全に包囲された。完全敗北は目前だ」と述べた。

 有志連合による空爆で、「イスラム国」が備えていた300以上の車爆弾や200以上の地下トンネルなどを破壊し、「イスラム国」の支配地は、旧市街周辺に1割程度残っているだけだという。

 ただ、旧市街周辺は、細い道が入り組んでおり、作戦は難航する可能性がある。イラク軍は同日、モスルの完全奪還が近いことを市民に知らせるチラシを上空からまき、有志連合が誤爆しないよう、車の使用を控えるよう呼びかけた。

4931とはずがたり:2017/05/25(木) 13:29:21
HOMEトピック地方経済から見た中国企業の“ニッポン買収”
http://newswitch.jp/p/3964
2016年03月15日
文=滝口亮(JCナレッジマネジメント代表取締役、日立市日中友好協会理事)

 北海道は、長きにわたり中国人観光客を惹きつけている人気観光地だ。札幌、函館を訪れた後は、知床の世界自然遺産、紋別、網走のオホーツク海流氷ツアーなどを訪れるリピーターも多い。その北海道で2015年11月、大きなニュースがあった。星野リゾートが運営する「星野リゾート トマム」(北海道占冠村)を中国企業が買収したのだ。買収したのは商業施設を運営している上海豫園旅游商城。

星野リゾート「所有」と「運営」を分離

 そして、その親会社は国際的な投資活動で、急成長した復星集団(フォースン・グループ)。中国系企業による買収と聞くと、ニセコなどでホテル買収が多発したこともあり、今回もマイナス要素の強いニュースだった。ただ、当事者である星野リゾートの姿勢は冷静で、運営も引き続き星野リゾートが担い、名称も変えないとしている。

 近年の動きを振り返ってみれば、09年にラオックスが、10年にレナウンが中国企業に買収され、14年に東京スター銀行が台湾企業に買収された。台湾の鴻海精密工業も長いことシャープの買収にこだわっている。

 これら老舗企業の買収以外にも、今では多くの分野でチャイナマネーが日本に入り込んでいる。たいていの日本人にとっては歓迎しにくい現象だろうが、足腰が弱った日本企業の経営再建を担っている一面もある。こうした動向に、今や地方も無縁でいられなくなっている。

米沢はレノボ傘下で活況に

 山形県米沢市でも中国企業に関連した大きな動きがあった。ここにはNECの法人向けパソコン(PC)を生産する米沢事業場がある。どのメーカーも不振が続くPC事業の再編を進める中、NECは11年、中国最大手のレノボと事業統合を実施。

 この再編の中で米沢事業場の存続も懸念されたが、一転レノボのノートPC「シンクパッド」の生産が加わり活況が続いている。日本の工場ならではの生産管理システムが注目されて実現したこの事例は、地方に工場を持つ他の製造業にも参考になるのではないか。

水資源、地主側の事情も

 一方で、中国系企業を含む海外企業が、水資源を目的に地方の山林買収を進めている報道もある。この問題をよく掘り下げてみると、林業不振から山を手放したいという地主側のニーズもあるようだ。

 つまり地方が疲弊し続ければ、こういう買収は増加する可能性が高い。自分たちが住む地域を守り、発展させていくためにも海外の動向に敏感になっておくべきだろう。今後は地方でもグローバルな視点が必要な時代だと言える。
日刊工業新聞2016年3月15日 金融面

明 豊
03月15日 この記事のファシリテーター
それぞれ個別事情があってひとくくりににはできないが、ある側面で中国の方がよっぽど資本市場の論理で動いてくる。星野氏のようなグローバルな経営センスを持つ経営者が、政治家がどれだけいるか・・。

4932とはずがたり:2017/06/10(土) 10:15:38
たわけなたもりなんか出禁にすりゃーいーがーw
そろそろ名古屋・愛知・東海スレたてにゃーいかんがあ。
でしょ〜??

ブラタモリが来る、ざわつく名古屋 「宿敵」に期待も?
http://www.asahi.com/articles/ASK5R42S2K5ROIPE00Q.html?iref=pc_rellink
原知恵子2017年6月5日18時14分

 NHKの人気紀行番組「ブラタモリ」の名古屋編が10、17日午後7時半から放送される。名古屋の人にとってタモリさんといえば、かつて「エビフリャー」(エビフライ)のギャグなどで方言や気質を揶揄(やゆ)されたという因縁もあり、注目が集まっている。

 番組は、タモリさんが街をブラブラ歩きながら知られざる歴史や人々の暮らしに迫るもの。NHKによると、名古屋編では名古屋城や熱田神宮などをめぐったという。

 「ついに」「歴史的な出来事」――。放送決定が発表されると、インターネットにはタモリさん来訪の衝撃を物語る書き込みが相次いだ。

 昨年、名古屋市の調査で国内主要8都市で名古屋が「行きたくない街ナンバーワン」となり、市民の多くも「仕方がない」などと受け止めていることが明らかに。要因や打開策が論じられる中、タモリさんの過去の「イジリ」が負のイメージや人々の「地元コンプレックス」に大きな影響を与えたとの見方がある。

 名古屋に関する著書も多いフリーライターの大竹敏之さんは地元の盛り上がりについて「自分の街に対する自信を失いかけているこのタイミングだからこそ、かつての『宿敵』タモリさんが魅力を発見してくれることに期待を寄せる方が多いのでは」とみる。

 撮影には市も協力した。市ナゴヤ魅力向上室は「市のウェブサイトでロケ地のルートを紹介するなど、放送が内外の方に名古屋の魅力を知っていただく起爆剤になってほしい」と期待を寄せている。(原知恵子)

4933とはずがたり:2017/07/13(木) 16:34:25
コミュニケーションに問題ありの富山県人は労働者でもやってろって意味の偏見としか聞こえない。
遊び人の東京生まれで青学出身の馬鹿者は採るのは止そう,と本人が云われたらどう思うか?

富山生まれ「極力採りません」「閉鎖的な考え方が強いです」 本間不二越会長、会見で持論
05:00北日本新聞
https://news.goo.ne.jp/article/kitanihon/nation/kitanihon-96041159.html

■「不適切」と怒りの声
 総合機械メーカーの不二越(富山市不二越本町)が5日、本社の東京一本化を発表した会見の席上、本間博夫会長(71)が採用に関し「富山で生まれ地方の大学に行ったとしても、私は極力採らない」「偏見かも分からないが、閉鎖的な考え方が強い」などと発言した。1928(昭和3)年に富山市で産声を上げた不二越。その経営トップが、富山生まれを否定するかのような持論を語り、県内企業、行政関係者は「出身地などでレッテルを貼るのはおかしい」「侮辱だ」などと怒りをあらわにした。学校関係者からは「富山の若者が閉鎖的とは思わない」と戸惑いの声が上がった。

 本間氏は東京都出身、青山学院大経営学部卒。1970年に入社し2009年に社長、今年2月に代表権のある会長に就いた。

 発言があったのは5日、富山市の富山商工会議所ビルで開いた17年5月中間期の決算発表会見。本間氏は、富山と東京の2本社体制から、8月に本社を東京に一本化する理由について、ロボットを核とした事業拡大に向け「最先端の情報や優れた人材を獲得するため」とし「富山に優秀な人材がいないわけではないが、幅広く日本全国、世界から集めたい」と説明した。

 その上で「富山で生まれて幼稚園、小学校、中学校、高校、不二越。これは駄目です」と述べ、「富山で生まれて地方の大学へ行った人でも極力採りません。なぜか。閉鎖された考え方が非常に強いです」と明言。一方で「ワーカーは富山から採ります」とも話した。

 県内の経済団体トップや企業経営者からは、批判や異論が相次いだ。富山経済同友会の米原蕃代表幹事(米原商事会長)は「地方創生の機運が高まる中、時代に逆行している。富山県民を侮辱していると言わざるを得ない」と語気を強めた。

 富山市出身で富山大OBの電子機器メーカー社長と電子部品メーカー社長はそれぞれ「極端な意見で賛同できない」「出身地でレッテルを貼るのは理解しがたく、不適切」などと疑問視した。釣谷宏行CKサンエツ社長は「富山県民はまじめで素直。これまでに閉鎖的だと感じたことはない」と話す。

 富山大OBで富山経済同友会特別顧問の中尾哲雄アイザック取締役最高顧問は「富山が工業立県として発展したのは不二越の力が大きい。本社一本化は経営判断であり、やむを得ない」と理解を示す一方、県出身者を「閉鎖的」と表現したことは「極めて遺憾。上場している大企業のトップとしてふさわしくない」と苦言を呈した。

4934とはずがたり:2017/07/13(木) 16:34:43
>>4932-4933
■不二越経営企画部、県出身者採用「抑制せず」
 不二越は来年春、大学と大学院卒、短大、高卒を合わせて今春より22人多い166人の採用を計画している。同社経営企画部は「採用は人物本位。富山の出身者の採用を抑えるということではない」とした。現在、社員約3千人の多くは富山県出身者で占めるという。 北日本新聞は本間氏の発言の真意について取材を申し入れたが、同経営企画部は「コメントを控えたい」とした。

◆本間会長の会見発言要旨(抜粋)◆

 不二越は2020年に(売上高)4千億円を目指しており、うち約4割をロボットで担おうとしている。大きな飛躍を狙う中で必要なのは、ソフトウエアの人間だ。特に不二越は機械メーカーのイメージが強く、富山にはまず来ない。富山で生まれて幼稚園、小学校、中学校、高校、不二越。これは駄目です、駄目です。変わらない。 ことしも75名ぐらい採ったが、富山で生まれて地方の大学に行ったとしても、私は極力採らないです。学卒ですよ。地方で生まれて、地方の大学もしくは富山大学に来た人は採ります。しかし、富山で生まれて地方の大学へ行った人でも極力採りません。なぜか。閉鎖された考え方が非常に強いです。偏見かも分からないけど強いです。
 閉鎖的な考え方が強いです。いや優秀な人は多いですよ、富山の人には。だけど私の何十年、40年くらいの会社に入ってからの印象は、そういう印象が強いです。ですから全国から集めます。ただしワーカーは富山から採ります。

■公正とは言い難い
 富山中央法律事務所の丸山哲司弁護士の話 出身地を採用の判断基準の一つにするのは公正とは言い難く、就職差別につながる。公平な採用選考が重視される中、近年は出生地や本籍、家族構成といった本人の能力や適正とは関係のない事項を尋ねる企業は、減少している。

■トップとして不見識 宮井清暢・富山大経済学部経営法学科教授(憲法学)の話
 企業に採用の自由はあるが、法の下の平等や職業選択の自由を不当に侵害しないことが前提だ。発言は出身地による採用差別のように聞こえ、法的に不適切と言われてもやむを得ない。企業トップしては不見識で不用意な発言だ。

4936とはずがたり:2017/07/29(土) 06:32:29
ハッキリ言って正論であるし俺もそう思うし正しいが,山本が言うなら反発喰らってしまえ( ゜д゜)、 Peッ

頑張らなければ応援せず=地方創生で山本担当相
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017072801482&amp;g=pol

 山本幸三地方創生担当相は28日、地元の北九州市内で地方創生について講演し、「(地方は)稼がなければだめだ」と強調した。その上で「稼ぐことに頑張ろうという所はどんどん応援し、そうじゃない所は(応援)しませんということだ」と述べた。
 同相は、地方創生は地方の平均所得を上げることと定義。地方が稼ぐには「自助の精神の発揮」が大事と説明したが、過疎化などに悩む自治体の反発を招く恐れもある。
 応援方法として同相は財政支援のほか、中央省庁の職員や専門家を地方に派遣することなどを挙げた。(2017/07/28-23:42)

4937とはずがたり:2017/08/31(木) 14:18:23
木下斉さんが「我々は儲けているが、もっと多くの奴隷さえいればもっと儲かるのに残念だ」みたいな話をいけしゃあしゃあとできるのすごいな。感心した。」と辛辣なコメしてた。

ほんとに人手不足で倒産する事になったら賃金支払い始めるのだろう。高い賃金支払わなきゃならなくなる前に外国人労働者入れてくれと云う主張だが,都心並みに儲けながら賃金として還元出来ない強突く張りの阿漕振りには批判されても仕方が無いであろう。

日本一豊かなホタテの村も人手不足で四苦八苦、オホーツク沿岸の猿払
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-08-24/OV2UX06TTDW901
日高正裕
2017年8月25日 06:00 JST

ベルトコンベヤーの両側にずらりと並んだパートの女性たちが手作業でホタテのウロやミミを取り除く。地方自治体の所得ランキング上位の北海道・猿払村の干し貝柱加工場。自動化が進んだとはいえ、加工は人の目と手に頼るところが大きい。日本で最も豊かな村でも、最大の課題は人手不足だ。
  加工場を運営する漁業協同組合の木村幸栄専務理事(73)は「やる気になれば24時間稼動して生産を3倍に増やせるが、それにはあと100人以上必要だ」と語る。加工場の従業員90人のうち19人は中国などの技能実習生。木村氏は「日本人従業員の多くは高齢者で、あと7、8年したら日本人はいなくなる」と悲鳴を上げる。

  少子高齢化に伴う人口減少で縮む地方経済。北海道は他都府県への転出超過幅が全国最多で、全国より速いペースで人口減少が進行している。日銀札幌支店は2月に公表したリポートで、道内企業は技能実習生への依存度が高いと指摘。働くことを希望する女性と高齢者が全員仕事に就いても、働く人の数は中長期的に現在の水準を維持できないと試算した。
  深刻な労働力不足は猿払村のように稼げる産業や企業を抱える地域も例外ではない。北海道大学の宮脇淳教授は優良企業でさえ「工場移転を考えざるを得ない環境にある」と分析する。将来的に「札幌以外に一つか二つしか町が残らない可能性もある」という。

最高級品
  猿払村は東京23区をやや下回る面積に人口2764人(8月1日現在)を抱え、昨年の住民の平均所得は港区、千代田区、渋谷区に続き4位。高級住宅街が立ち並ぶ兵庫県芦屋市を上回る。村の平均所得を押し上げているのはホタテ漁に携わる約250人の漁業組合員で、加工場の時給は最低賃金の786円にとどまっている。
  北海道北端の稚内市の東隣に位置し、晴れた日には遠くサハリンを望む。冬は雪に閉ざされる厳しい環境下、目前に広がるオホーツク海はホタテの好漁場で、日本有数の水揚げ量を誇る。加工したホタテは道内最大の輸出品だ。干し貝柱の大部分は香港を経由し、世界中の中華料理店に高級具材として提供される。

  東京赤坂の中華料理店トゥーランドット臥龍居のオーナーシェフで、村の観光大使を務める脇屋友詞氏は、30年前から猿払産ホタテを使っている。「世界でも最高級品。味が濃く、かめばかむほど味が出る」と語る。

4938とはずがたり:2017/08/31(木) 14:18:47
>>4937-4938
移住実績ゼロ
  村もあの手この手で人集めを試みている。3年前からふるさと納税者約100人を対象に2泊3日の移住体験ツアーを実施。移住に際して仕事や住居だけでなく介護やお墓の心配があることも分かったため、短期滞在型の介護施設を開き、公営の合葬墓地の建設も計画する。冬の就労場所確保のため、イチゴ栽培も検討中で、販路としてサハリンにも目を向ける。
  それでも移住実績はゼロ。伊藤浩一村長(57)は都会との収入格差が障害だと話す。ある40歳代の男性は500-600万円の年収を希望していたが、見合った就労先はなく、畜産振興公社の年収300-400万円の商品開発の仕事を打診したものの話は進んでいないという。
  村長は「それほど収入がなくても十分暮らしていけるのだが」と嘆く。加工場の賃金についても、「時給1000円くらいに上げて他地域と差別化できないか」と述べ、企業側の協力も不可欠だと訴える。
  漁業協同組合の木村氏は「時給を多少上げたところで日本の若い人は来てくれない。2、3倍にすれば来るかもしれないが、それでは採算が合わない」と述べた。漁業が先細る中、省力化投資しようにも特殊な技術が必要な機械は量産が難しく、コストも高くつくという。

美しい理論 
  猿払産ほたてを冷凍加工している稚内市の「稚内東部」は従業員73人中18人が中国人。「せっかく海にホタテというお金があるのに、人手がない」と、実習生の受け入れ枠拡大を望む。しかし、同社も採用当初は最低賃金で、仲村房次郎相談役(79)は「うちだけ賃金を上げると、より小さな会社から人を奪うことになる」と話す。

  日銀は最近、人手不足に対応した省力化投資や無駄な事業からの撤退で生産性が上がり、経済の成長力向上につながると主張している。中曽宏副総裁は7月の講演で、人手不足は構造改革を強力に促す「究極の成長戦略」との見方を示した。
  北海道大の宮脇教授は「需要構造が大きく変わっており、これだけ投資コストが下がっているのに新規投資は出てこない」と指摘。「ごく一部の地域では、日銀が言う非常に美しい経済理論のような世界も描けるかもしれないが、北海道では極めて難しい」としている。

4939とはずがたり:2017/09/15(金) 20:03:39
後輩が関わってるらしい。

JTB関東と山梨県北杜市が地域振興に関する包括連携協定を締結
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001259.000005912.html
産業振興及び地域経済活性化を目的
株式会社ジェイティービー 2017年9月11日 14時00分

 JTBグループの株式会社JTB関東(埼玉県さいたま市、代表取締役社長:今枝敦、以下JTB関東)は、山梨県北杜市と地域振興に関する包括連携協定を2017年9月14日に締結します。
 JTB関東は、地域の課題と正対し、旅のチカラにより地域経済を活性化させる「地域交流事業」に力を入れています。北杜市はその特有の観光資源を活かし、北の杜フードバレープロジェクト事業等をはじめとした「食」と「農」を核とした産業振興に力を入れています。
 両者が協定を締結することで、北杜市の更なる産業振興及び地域経済が活性化することを目的としています。

1、締結日時
2017年9月14日(木)11:00〜 北杜市役所(西会議室)

2、連携事業内容
(1)「食」と「農」を核とした産業振興による地域経済活性化に関すること
(2)「食」と「農」を核とした魅力ある観光地づくりに関すること
(3)「食」と「農」の分野で北杜ブランド力向上に関すること
(4)その他、地域活性化に関すること

3、実施予定事業
・JTBファームの活用 等

※JTBファームとは
弊社が株式会社ファームフェス(株式会社ジェイティービーと9月7日付で業務提携締結)と連携し、旅のチカラにより北杜市の農地(一般社団法人里くらが運営・管理)を活用する事業。これにより、交流人口の増加を狙い、地域経済の活性化を目指す。

4940とはずがたり:2017/09/18(月) 19:04:58

県内移住者右肩上がり 自治体、積極策で結果
https://news.goo.ne.jp/article/gifu/region/gifu-20170917100151.html
09月17日 10:01岐阜新聞

 岐阜県内の自治体は、県外からの移住者の受け入れを積極的に進めている。田舎暮らしの体験ツアーをはじめ、住まい探しや職のあっせんなどさまざまな分野で移住者をサポートする。

 県は東京、大阪、名古屋の三大都市圏に相談窓口「清流の国ぎふ移住・交流センター」を設置。移住セミナーなどを通じて都市部からの移住をPRしている。

 県外からの移住者は右肩上がりで、2016年は過去最多の1310人。16年度からは県内へのUターンを条件に返済を免除する県出身の学生向け奨学金制度を設け、若者の県外流出対策にも力を入れる。

 市町村では、回答した40市町村が移住定住に関する取り組みを実施。最も多い取り組み項目は「PR」で、32市町村が東京でのセミナーなどの事業を挙げた。

 「住居」は、18市町村が空き家のあっせんや住宅取得の助成などを実施していると回答。うち住居の事業で成果が出たと答えたのは7市町村あり、「移住を検討している方から住居の情報がほしいため、予想以上に問い合わせがある」(関市)などと答えた。

 その他の取り組みでは、大垣市がUターンを促すための親元近居支援などを行い、「移住定住支援事業は移住先を決める一つの材料になっている」と回答。移住実績が県内トップの高山市は「補助金制度の充実」を成果の理由に挙げた。

 中心市街地への転居者向けの助成制度を設ける岐阜市は「市外に限らず、市内からのまちなか居住も進めている」と説明。JR岐阜駅周辺では再開発事業やマンション建設が相次いでいるため、「移住者の実績はマンションの供給数に左右される」と答えた。

4941とはずがたり:2017/09/20(水) 22:47:30
路面電車を残した地方都市の共通点
http://www.excite.co.jp/News/economy_clm/20170920/Itmedia_business_20170920017.html
ITmedia ビジネスオンライン 2017年9月20日 06時30分 (2017年9月20日 22時31分 更新)

 地方都市の中心市街地が衰退したと言われるようになって久しい。

 実際、さまざまな地方都市を訪れてみても、場所によっては県庁所在地のアーケード商店街に人がほとんど通っていない、というケースも少なくない。こうした風景を目にしたり、映像をテレビなどで見たりすることがあれば、地方都市は廃墟になりつつあるように感じられるかもしれない。

 ただ、冷静に考えれば、シャッター商店街を抱える街だからといって、人口が10分の1に減少している、ということではなく、人々が中心市街地を歩いていないだけなのである。それが証拠に、街を歩いている人はいなくても、周辺道路を見れば、ひっきりなしにクルマが通っているはずだ。

 見た目の街のにぎわいとは何か? それは単純に人が歩いているか否か、ということになる。歩いている人が多い、とは街に用がある人が多いという以上に、地域の公共交通が機能していて、交通ハブである中心市街地を経由して目的地まで行っている人がどれくらいいるかによって決まってくる。中心市街地の衰退とは、街の交通ハブ機能が失われたことによって、そこを通る人が減少した、ということなのである。

 そして、その主要因は、地方都市がクルマによる域内移動を是としたことである。元々、公共交通の利便性が低い地方においては、パーソナルな移動が自由なクルマが普及すれば、公共交通を利用する人は減少し、その影響から公共交通の運営基盤が傾き、利便性がさらに悪化し、利用者の減少に拍車がかかる、という負のスパイラルが進行し続けた。こうして、クルマ移動が主流となった地方においては公共交通のハブ機能が失われ、中心市街地の存在意義自体が希薄となったのである。

 ただ、その衰退度合いにはかなり差があり、中心市街地が存在感を維持している街もないわけではない。そうした街にある程度共通する要素とは、「路面電車」の存在である。

●路面電車と百貨店の関係

 若い読者の方は記憶にもないと思うが、路面電車は、モータリゼーション以前の市内交通の主役であり、全国ほとんどの主要都市で走っていた。しかし、1960年代以降、慢性化した渋滞の邪魔ものとされた路面電車は多くの街から姿を消し、一部の都市で存続したのみであった。

 首都圏や京阪神といった大都市では、代替公共交通として地下鉄、民鉄、バスが十分に機能したが、地方では公共交通への追加投資をする余力もなかったため、モータリゼーションが取って代わることとなった。中でも、80年代以降、地方に分散した製造業を誘致して雇用を創出したタイプの都市は、クルマへの依存度を高めた。工場は中心市街地ではなく、周辺郊外部に立地するため、共働きが多くなった住民の生活動線は、郊外にある自宅と郊外にある勤務先の往復となり、中心市街地を通る必要はなくなった。

 中心市街地のにぎわいは、そこを中心とした放射状の生活動線が前提であり、公共交通の維持が条件となる。地方の中心市街地は、路面電車(公共交通維持への意思)を捨てたときから、その衰運は不可避だったと言っていいだろう。活性化のために、周辺に駐車場を設けるといった小手先の対策は無意味ではないが、本質的な問題解決にはならないということになる。

 中心市街地の機能維持を示す目安として、百貨店が存在感を保っていることだと思っているのだが、そうした百貨店が残っている都市の大半が、路面電車などを存続させた街である。以下に示す図は、「日経MJ」の2016年度百貨店調査のデータを基に、三大都市圏、および札幌、福岡以外の地方都市に存在する百貨店の売り上げランキングと路面電車などの存在を表にしたものである。これを見ると、その関係性を感じてもらえるだろう。路面電車などを存続させているといっても、その路線はピーク時から縮小を余儀なくされている街が多いが、コストをかけても残すという街の姿勢の現れだと思う。

 例えば、熊本県熊本市は筆者の妻の実家もあり、よく訪れる街なのだが、この街のにぎわいはなかなか大したものだ。震災後、1年少し経ったが、修復工事中の熊本城の姿が未だ痛々しいながら、熊本の中心市街地には時刻表を気にすることのない路面電車とバスが行き来し、平日でも地方都市とは思えない人の往来が残されている(ちなみに夜遅くなって往来が絶えないのも素晴らしい)。

4942とはずがたり:2017/09/20(水) 22:47:54
>>4941-4942
 熊本も他地域同様、クルマ社会化が進行しており、郊外には巨大な商業施設である「イオンモール」や「ゆめタウン」が数多く出店し、中心市街地もその影響を免れなかったのであるが、公共交通の利便性もあって一定水準以上のにぎわいを保った。「鶴屋百貨店」はそうした往来を背景にしつつも、売り場面積を大手百貨店の基幹店並みに整え、品ぞろえを強化するという積極策を貫き、その存在感を十分に維持している。

 同様の存在としては、広島の「福屋」、鹿児島の「山形屋」、岡山の「天満屋」といった百貨店があり、路面電車の残る街では百貨店の存在感は残されているという実感がある。昔を知る街の住民から言わせれば、人が少なくなったということのようだが、よそとの比較ではかなりマシなのである。

 こうした存在感は企業努力も大きいとは思うが、中心市街地がそのハブ機能を維持したという前提があってのことだろう。路面電車はそのための施策の1つにすぎないが、無策に広域化、希薄化する市街地に歯止めをかける取り組みが有効であるという事例を示しているように思う。

 路面電車などへの投資で、中心市街地の機能を再構築する動きは全国にあるようだが、なかなかスムーズには行かないようだ。宇都宮市は中心市街地の活性化に向けてLRT(次世代型路面電車システム)の導入を決定し、準備を進めているということだが、反対論も根強いと聞いている。多くの公費投入が必要であるため、賛否両論あるのもうなずける。ただ、栃木県は日本でも有数のクルマ依存度の高い地域であるため、このまま自然体で推移すれば、中心市街地の再構築の難易度はかなり高い。こうした問題は今後、各地の都市を悩まし続けることになるだろう。

●都市機能を再集結できるのか

 地方都市の公共交通に関する投資判断を悩ませている最大の要因は、自動運転とカーシェアリングが、いつごろ普及するかという環境変化の問題であろう。こうしたインフラが完全に整備されると、完全にパーソナルな移動手段が実現し、公共交通自体が不要のものとなることが想定される。

 2040年以降には、半分以上が自動運転車になるという予測もあり、そうなれば現在の公共交通の整備は極めて非効率な投資になってしまう。これによって、地方の郊外に住む高齢者の不便は、解消するかもしれないが、完全に自由な移動が実現するということになれば、公共交通のハブ機能を背景として成立している現在の中心市街地は立地優位性を完全に失うことになる。こうなると地域住民が求める利便性は、後は時間だけとなるため、なるべく近くにあって機能(買物、官庁、病院、学校など)が集積している場所に人は集まる、ということになるだろう。

 これまで役所、大学、病院といった公共施設を郊外に移転してきた地方都市も多い。その割にはターミナル駅の裏側がスカスカで未利用地が残っていたりする。とにかく、機能が分散していて住民がさまざまな用事を済ますのに、移動時間がかかって仕方がない。都市機能を最も効率的な場所に再集結することが、今後の地方都市に求められることではないだろうか。そして多くの場合、その場所とは現在の中心市街地ということになるだろう。もしもそれが郊外の大型商業施設とその周辺地だとすれば、そこを中心とすればいい。

 こうした街の再構築にはさまざまなハードルがあり、極めて困難な話であることは当然だが、整備ができない街は、都市としての引力を失い、人口流出を避けることはできないだろう。都市機能をワンストップ化できた街の周辺に人口は集まり、そうでない街は消えていく。住民の移動制約が完全になくなった世界では、街自体の容赦ない選別が起こることになるだろう。

 このような前提に立てば、広域の商圏を必要とする商業者は、これまで以上に街づくりに協調して、関与していかざるを得ない。特に交通ハブ機能に依存していた百貨店、駅ビル運営者などは、住民の動線を享受するためには応分の負担をしていく必要がある。これからは立地へのタダ乗りは許されないのであり、受益者として都市機能を維持することに投資していくことが求められる。

 かつて、モータリゼーションは、小売業の盛衰に大きな影響を与えてきたが、自動運転によってまた大きな環境変化が起きようとしている。ただ、過去のモータリゼーションで何が起きたかを振り返れば、ある程度の想定は可能である。2040年まではまだ年月があるが、手をこまねいている時間はあまりない。

(中井彰人)

4943とはずがたり:2017/09/30(土) 22:34:07
>>4877-4878>>4749
閉鎖的な地方はどうしようもないなあ。早いところ潰れてしまえ。

地方公務員の恐ろしい告白「地域おこし協力隊を使って起業させた後は、追い出して乗っ取る」
HARBOR BUSINESS Online 2017年9月15日 08時45分 (2017年9月18日 18時29分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/economy_g/20170915/Harbor_business_150918.html

 先月、筆者は日本海側のとある山中にあるゲストハウスを訪れた。目的は単なる観光だったが、思いもよらない情報を得られた。

 そのゲストハウスにたまたま訪れていたメンバーのほぼ全員が、地方自治体職員だったのだ。

 彼らは口々に、「地域おこし協力隊はみんな一生懸命やっていますよ」と言う。しかしその発言には根本的に裏があるのだ。以前も説明したが、地域おこし協力隊とは週24時間程度の臨時職員扱いでパート程度の給与が支払われている。ところが一生懸命やるにはそれだけでは時間が全く足りない。

 同じ頃、あるブログが話題になった。 この春、地域おこし協力隊を辞めたZさんは、地域で起業しようとして1年目でかなりのビジネス枠組みを作った。そのことが地元自治体の反感を買い、何度も警告文を送られて、辞めざるをえなくなったのだ。

 自治体では来たばかりの地域おこし協力隊に、目立った活躍などしてほしくないのだ。自治体が地域おこし協力隊に求めるものはひとつ。一生懸命、地域のために時間外も駆け回り、自治体のためになることをすることだ。

 移住してきた人間をバックアップする体制も人材も地方自治体にはない。地域おこし協力隊は、身寄りのない村で、自力で生きるつてを探さなくてはならない。でもビジネスセンスを生かしてバリバリやるのはご法度ということだ。それなのに「田舎で成功する!」という希望夢を持たせて、田舎に人を移住させるうわついた夢を与えようとしている。

 ある県で地域おこし協力隊にとっているアンケートの中には「自己実現」というと項目がしっかり入っている。まずはこの項目を見ていただきたい。

 地域おこし協力隊の入隊者アンケートの中の項目はいかにも生半可な項目が並ぶ。居住者の期待に関しての質問の答え(選択制)にこんな項目がある。

(1)活動を通じて、自己実現を感じられること(自分の持つ能力や可能性を最大限発揮し、何かを成し遂げること)
(2)活動そのものがおもしろいこと
(3)地域(住民や自治体など)から自分の活動や働きが認められ、評価されること
(4)地域の広報誌やマスコミなどで取り上げられたり、注目されたりすること
(5)地域(住民や自治体など)から受け入れられ、良好な人間関係を築けること
(6)地域に心を開ける友達がいること、できること
(7)報酬や活動費などにより、生活に困らないこと
(8)不満や不便を感じない住居に住めること
(9)地域(住民、自治体、NPO法人など)が活動をバックアップしてくれること
(10)活動を通じて、任期終了後の生活がイメージできるようになること(能力が高まる、定住のための準備ができるなど/その地域に定住する、しないに関わらず)

4944とはずがたり:2017/09/30(土) 22:34:25
>>4943-4944

◆パソナが仕切る「地方インターンシップ」の謎

 一番に、自己実現があるところが興味深い。自己実現を田舎で得られれば移住を決意するだろうと自治体が思っているのは明白だが、ちょっとビジネス書の読みすぎなんじゃないかとも思える。

 その後、先ほど話にでた地方自治体職員に詳しい話を聞くともっと恐ろしい計画が聞けた。

 村とはいえ職員たちは公務員法で起業ができない。そのため地域おこし協力隊を使ってゲストハウスを運営するNPOを作り、自分たちがそこの理事の一員に収まる算段だという。

 NPOであれば理事になるのは違法ではないのだ。最終的にはそのNPOで採算がとれるようになったら、公務員を辞めてゲストハウスを経営するという計画だというのだ。地域おこし協力隊は3年を過ぎたらお払い箱になる。ただの使い捨て要員と思われている側面を垣間見た。

 若者の間では、就職感覚で地域おこし協力隊に応募するものも増えている。そのため受け入れ先である自治体を訴える隊員も出現した。そのためか、国は地域おこし協力隊は失敗だったと思っているフシがある。なぜなら別途、「地方インターンシップ」という制度が新しくはじめたからだ。

 仕切りは派遣会社のパソナ。ブラック自治体の搾取がいいか、派遣会社の搾取がいいか、どちらも暗雲がたちこめている。

 多少はアドバイスを派遣会社からもらえるほうがいいか、地方に行ってまで派遣で暮らすか。どちらを選ぶかは本人次第だ。ただこの手の地方人材事業にパソナが参入してきたということは、国から大きな資金が派遣会社に流れていることは間違いない。

 ほかにもパソナは、「歌・踊り・芝居」で『地方の未来を創生する』地方創生エンターテイナーを探すオーディションを開催している。この地方再生派遣事業も数年後に結果が語られるだろう。

(文・小手平箸歌)

4945とはずがたり:2017/10/03(火) 14:48:18
>>4943とか

観光協会で人員募集も「問い合わせすら無い」 和歌山県北山村の「厳しすぎる」採用条件とは
http://news.livedoor.com/article/detail/13694218/
2017年10月2日 18時2分 J-CASTニュース

「本州の自治体では人口が一番少ない村」(写真は北山村の「地域おこし協力隊」募集ページより)
写真拡大
村の97%を山林が占め人口約450人程度の「秘境」、和歌山県北山村が観光協会配属の職員を総務省の「地域おこし協力隊」制度を使って募集したところ、1カ月近くたっても「問い合わせもない」状態が続いた。

そうしたことが新聞記事になり、採用条件を知った人たちから「誰が応募するのか?」などといった批判が出ることになった。村の担当者はJ-CASTニュースの取材に対し、条件の見直しを検討していると語った。

20〜35歳で車を持ちパソコン操作にたけ月給は16万6000円
読売新聞が2017年9月28日にネット配信した記事の見出しは、

「地域おこし隊、応募ゼロ...『問い合わせもない』」
となっている。町興しをするためにはパソコン操作にたけた人材が必要だと「地域おこし協力隊」の公募を決め、9月5日から募集を開始した。配属先は村の観光協会で、20〜35歳の1、2人を採用する。報酬は月額16万6000円と書いている。募集要項を見るとこの他にも、3大都市圏など都市部に在住している人、委嘱後に北山村へ住民票を異動させて生活できる人、自家用車を所有し運転している人、などが書かれている。住む家は用意されるが、家賃が発生する。勤務期間は最長3年だ。これらの条件についてネット上では、まず、都市部に住んでいる若者は車を持っていない人が多い、ということから始まり、

「東京の荒波に負けたUターンは40オーバーしていることを分かってないな。35歳とか都会で歯食いしばってるわ」
「若い人に働きに来てもらうということは、その若い層に向けて魅力的なものを提示する必要があるのに、それらを全部蔑ろにしている」
「車はあるけど16万じゃ維持費で死ぬわ」
などといったことが掲示板に書き込まれた。さらに、

「そもそも補助金でしか給料払わないドケチな村が本当に村興しする気あるのか疑問」
というものもあった。実はこの募集要項、総務省の「地域おこし協力隊推進要綱」に則ったものなのだ。

国から上限400万円が交付されるが応募が無い例も
J-CASTニュースが17年10月2日に総務省に取材したところ「地域おこし協力隊」というのはおおよそこんな制度だった。

都会に住む人が人口減少や高齢化の進む地域に行き、農林漁業の応援、水源保全・監視活動、住民の生活支援などの各種地域協力活動を行い、勤務の後に定住を目指す。どのような活動をしてもらうか、何人募集するかは受け入れる自治体が決める。自治体は国に申請をし、認可が下りれば、1人当たり給与として200万円、その他経費として200万円の計上限400万円が特別交付税措置として自治体に渡される。つまり、北山村が支払う給与の16万6000円というのは、単純に200万円を12カ月で割ったものだ。

この制度は09年から始まり、16年度は約3000人が働いている。最長3年働いた後だが、17年3月末に総務省が調査したところ、定住した人は約6割で、そのうちその地で就業した人は47%、起業した人は29%だった。隊員の約70%は20代、30代で、60歳以上の人もいる。女性は約40%だ。では自治体が公募すると人は集まるのかについて担当者は、

「応募が無かった、という例もあります」
と打ち明けた。

募集が初めてのため願望が先走ってしまった
それでは今でも北山村には、問い合わせすらゼロなのか。J-CASTニュースが10月2日に村の政策推進室に話を聞いてみたところ、

「メールなどで問い合わせが来るようになりました」
と喜んでいた。新聞のショッキングな報道内容で興味を持った人たちが現れたようだ。ネット上で募集要項内容に批判が出ていることについては、「地域おこし協力隊」募集が初めてのため、願望が先走ってしまった、と説明した。村には若い人が少ないから来てくれるのは若者が良いし、車が無ければ移動するのが難しい地域であるため車所有を条件としたが、都会の若者は車を持っていない人が多いことに気付いた。村の観光協会が機能していないため、地域観光の掘り起こしと、発信力を期待し「パソコンができたほうがいいよね?」となって、基本操作ができる人を募集した。給与も交付金から割り出したけれども、

「募集する年齢や、車の有り無し、パソコン操作、給与面など、再考することになると思います。せっかく問い合わせが来るようになりましたので、そうした人たちを逃さないように、募集の締め切りも当初の10月4日から延長します」
と担当者は話していた。できれば永住を考えてくれる人がいいという。

4946とはずがたり:2017/10/07(土) 08:02:36
名古屋がえーがね

愛知の若者、なぜ海外嫌い? 出国率で東京・大阪下回る
http://www.asahi.com/articles/ASK9H4QNWK9HOIPE018.html?ref=goonews
吉野慶祐2017年10月6日11時37分

 愛知の若者は東京や大阪に比べ、海外旅行に出かけない――。そんな調査結果に危機感を抱いた中部空港(愛知県常滑市)の関係者が、対策に乗り出している。

 「こんなに立派な空港があるのに、若い方々が海外に行かない。ぜひセントレア(中部空港)から出かけてほしい」。9月中旬、中部空港であった若者への海外旅行を呼びかけるイベントで、名古屋商工会議所の田中豊理事が訴えた。

 空港を運営する中部空港会社によると、都道府県別の20代の出国者率(2016年)は、東京33・7%、大阪27・4%に対し、愛知は23・4%。海外路線網の充実度は地域で異なるため単純比較できないものの、全国平均(23・5%)も下回った。

 なぜ低いのか。三菱UFJリサ…

4947とはずがたり:2017/10/30(月) 10:46:12
週刊サラダぼうる・それホント?
若い女性、過疎地に急増 「狭くて濃い」関係が新鮮
https://mainichi.jp/articles/20171030/ddm/014/040/032000c
毎日新聞2017年10月30日 東京朝刊

 最近、離島や中山間地域などの過疎自治体で若い女性が増えている。一般社団法人・持続可能な地域社会総合研究所によると、2010年と15年を比べると、全国の過疎市町村の4割で、20代後半から30代女性が増加した。どんな思いで離島に移住するのか。【塩田彩】

 新潟市の北方63キロの日本海沖に浮かぶ粟島。9月下旬に訪れると、1週間前に通過した台風が海の濁りを一掃し、透明度の高い波が強い日差しを受けてきらめいていた。

 人口360人の粟島浦村は島唯一の村。1955年の885人をピークに12年には337人にまで減少した。しかし、13年ごろから島外からの移住者が増え始めた。主な産業は観光と漁業。周囲23キロの島の大部分は緑深い山で、海との間のわずかな平地に「内浦」と「釜谷」という二つの小さな集落がある。港に面した通りに民宿が軒を連ねるが、観光シーズンも終わってひっそりと静まりかえっていた。

 「お待たせしました」。エプロン姿で港に現れたのは、釜谷地区の旅館で「若おかみ」として働く渡辺佑香さん(32)。渡辺さんも移住した一人だ。

 大学卒業後の10年、NPO法人・地球緑化センターが派遣する「緑のふるさと協力隊」で粟島にきた。大阪府吹田市出身。マンション生活だった小学生の頃、テレビ番組の「ムツゴロウ王国」を見て田舎暮らしに憧れた。大学時代、全国の農家を回って住み込みで働き、「作った野菜を顔の見える相手に食べてもらえる手の届く範囲で農業をしたい」と思うようになった。

 島で民宿の手伝いなどを無償で引き受けるうち、食事に誘われるようになった。「なしてあそこに行ったんにおらとこ来ねえんだ」。たまに誘いを断るとそう怒られる。うわさ話は1日で島中に広まる。そんな「狭くて濃い」人間関係が新鮮で面白かった。1年の任期を終え、村の臨時職員として働いていた12年に旅館の後継ぎの泰介さん(38)と結婚、翌年に長女が生まれた。

 島と本州をつなぐ船は1日3便。冬は2便に減り、海がしけると数日欠航することも。島民は野菜や大豆を自作し、島内で生活を回してきた。集落の裏手には、畑に続く急な石段や坂道がある。渡辺さんも子育てと旅館業の合間に野菜を作り、早朝の漁で取れた魚と一緒に宿泊客に提供する。願っていた「手の届く範囲」の暮らしを営んでいる。

 地方の深刻な人口減少が叫ばれて久しいが、持続可能な地域社会総合研究所の藤山浩所長は「東京の後追いではない暮らしにひかれて移住する若者を地域住民が支える。そんな関係が離島や中山間地域で生まれている」と話す。農業や漁業に従事する移住者を村民が支援したり、地域の将来像をともに話し合う場を持ったりする。子育て世帯への手厚い補助施策を打ち出す自治体もある。都市部とは異なる生き方を模索する若い世代に、地域消滅の危機感から積極的に移住者獲得に動き始めた過疎自治体が応え、成果が出ている形だ。

 粟島浦村も移住者の体験談や移住までの流れをネットで発信し、積極的に移住相談を受ける。15年から今年7月末までに島外からIターンで定住した人は計59人に上る。

 一方、生計を立てられる職が少ないのも現実だ。島民たちは、仕事が続かず島を離れる移住者の姿を見続けてきた。「あんたもいつかは帰るんでしょう」。渡辺さんも村職員時代にそう言われた。この島で暮らし続けるため、商売を始めることも考えていた。「仕事があるからここにいるのではなくて、ここで暮らしたいから仕事を探す。そうやって島の人間になっていくんでねえかなあ」。言葉に、島のアクセントがにじんだ。
        ◇
 ちょっと気になるデータや現象の現場を記者が歩いて検証する。

30代女性増加率上位の過疎市町村
順位 市町村     増減率(%)
 1 鹿児島県十島村 129
 2 和歌山県北山村  83
 3 鹿児島県三島村  79
 4 沖縄県北大東村  48
 5 島根県海士町   47
 6 長野県北相木村  38
 7 山梨県小菅村   35
 8 島根県知夫村   31
 9 沖縄県伊是名村  30
10 鹿児島県大和村  27
 (全国持続可能性市町村リストより)

4948とはずがたり:2017/11/01(水) 21:51:03
田舎の全体主義の自民利権政治屋どもがクルマ乗り回してイオンで買い物して新興住宅街に住むと云ふ快適な郊外ライフを抑圧しようとしているのだ。怒れ中間層よ!

コンパクトシティはなぜ失敗するのか 富山、青森から見る居住の自由
https://news.yahoo.co.jp/feature/423
2016/11/8(火) 14:00 配信

4949とはずがたり:2017/11/09(木) 20:10:48

全国でUターン者のトラブル多く 「村八分」で弁護士会が是正勧告も 感覚のギャップに起因
12:03西日本新聞
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1223559981/306

 勧告書などによると、男性は2009年6月に兵庫県から出身地の集落(男性を含め14世帯)に戻った。介護していた母親は11年12月に死去。男性は営農を始めたが、農地や水路整備のために国から交付される補助金の分配に疑問を抱いて市役所に問い合わせるなどし、集落内で13年3月ごろからトラブルになった。

4950とはずがたり:2017/11/09(木) 20:12:51

【生きる 働く 第6部】ブラック企業 現場の叫び<1>求人情報 数々のわな
https://www.nishinippon.co.jp/feature/life_topics/article/177664/
2015年06月24日14時37分 (更新 06月25日 11時24分)

 今なら理解できる。そのときは意味が分からなかった。

 3年前、不動産会社に転職した貴弘さん(42)=仮名=は、入社1週間後に開かれた退職者4人の「合同送別会」の席上、自分を面接した当時の男性上司からひたすら謝られた。

 「ごめんね、ごめんね。僕が辞めることができる条件が、同業他社から5人引き抜くことだったから…」

 妻と幼い子ども3人を養うため、より良い条件を求めて10年以上勤めた不動産会社を依願退職。当時の年収は約580万円。「条件を満たす求人はハローワークにはないだろう」。キャリアを生かせる同業で給与水準が下がらないことを条件にインターネットで検索した。「スタートは月給25万円だが、力を発揮すればどんどん上がる」。面接での誘い文句を信じ、転職先を選んだはずだったが…。

 配属された支店には約50人の営業マンがいたが、机は30席ほどしかなかった。業務で使うパソコンは当初は支給されなかったが、離職者が出ると回ってきた。最初は不思議だったが、次々に誰かが辞めて誰かが入社してくる。出入りが激しいのでこれで事足りることが次第に分かってきた。

 仕事は過酷だった。深夜、未明までの残業は当たり前。たまに午後9時ごろ帰ろうとすると上司から「みんながいるのに何で帰るんだ! 仕事がなくてもみんなと一緒にいろ!」と叱責(しっせき)された。休日も「公休だから昼から出てきていいよ」と平気で言われた。なのに、勤務表は定時の午前9時〜午後6時に入力しないとはねつけられた。

 営業車は4台しかなかった。私用のミニバイクで営業に回っていたとき車との接触事故を起こした。救急車で搬送された病院で、鎖骨を折っていると診断された。上司に報告すると「休みの日にプライベートで事故したことにしといて。まさか労災って言い出すんじゃないよね」。辞職を決意した。

 異常な長時間労働や残業代未払いなどで、主に若者を使いつぶす「ブラック企業」。大量に採用し、大量の離職者を出すのが典型パターンだ。入社の際には、月収の誇張や虚偽の条件での募集など、わなが仕掛けられている。

 貴弘さんの場合も正社員で募集されながら、実は契約社員だった。「半年の試用期間が終われば正社員になる」と言われたが辞めるまでの2年間、契約社員のままだった。月給25万円には月30時間の残業代が含まれていることも後で知らされた。「残業は30時間を超えることはない」と説明されたが、ゆうに月100時間は残業させられた。

 「募集内容は何もかもがうそだった。なぜ、気付くことができなかったのか。歯がゆい」。貴弘さんは今、自分を責める毎日を送っている。

    ◇    ◇

 人口減少や少子高齢化で人手不足が深刻化する中、過酷な労働条件で働く人を使い捨てるブラック企業が、法の網をかいくぐり、はびこっている。その巧妙な手口を紹介しながら、今後も登場するであろう新たな手法への防衛策を考えたい。

 【チェック】 大量採用には注意

 インターネットでの求人サイトは、求人する企業が広告料を払っているのがほとんど。いわゆる「求人広告」のため、企業に不利な情報は載りにくい。現状の社員数に対し明らかに多い採用計画には注意したい。職種や地域によって異なるが、大学新卒の初任給の相場は基本給17万〜20万円。学者や弁護士らでつくる市民団体「ブラック企業対策プロジェクト」は、「27万円以上の提示には用心しよう」と呼び掛けている。採用後の試用期間は、面接だけではその人の性格、能力などが分からないため観察を行う期間。勤務態度が悪いなど合理的な理由があれば労働契約を解除できるが、一般的に半年間を超える長期の試用期間は認められず、原則延長もできない。契約した初任給を支払う義務があり、減額は許されない。


=2015/06/24付 西日本新聞朝刊=

4951とはずがたり:2017/12/14(木) 22:59:03
宮城県七ケ宿町稲子は此処だそうだが町道所か国道がはしっとる。後沢や稲子峠の方か?
https://map.goo.ne.jp/map/latlon/E140.19.20.830N37.57.48.700/zoom/8/

こういう聚落がなくなって行政コストが掛からなくなるのは歓迎すべき事だ。我々の税金ではとてもまかないきれん。

「超限界集落」ついに1世帯1人に 高齢者相次ぎ特養へ
http://www.asahi.com/articles/ASKCZ71R5KCZUNHB01F.html?ref=goonews
石橋英昭2017年12月14日08時00分

 仙台藩の藩境警備に由来する山中の集落で「超限界集落」化が進んでいた宮城県七ケ宿町稲子(いねご)の住人が、1世帯1人だけになった。昨年は3世帯4人が暮らしたが、高齢の3人が今年、相次いで町中心部の特別養護老人ホームに入居。残る1人も冬の間は山を下り、無人となる。

 稲子は1681年、仙台藩が足軽10人を住まわせたのが始まりで、町役場から車で30分ほどの山あいにある。明治以降も養蚕や炭焼きで生計を立て、1960年には127人がいた。仕事を求めて若い世代が山を下り、自立生活ができなくなったお年寄りも次々と離れ、集落はついに消滅寸前となった。

 町は6年前から、稲子に向かう町道の除雪費節減や吹雪の際の緊急搬送が難しいことを理由に、住人に冬期間は山を下り、施設や空いている町営住宅で過ごすよう要請してきた。さらに今夏までに、大葉富男さん(91)、敦子さん(88)夫婦と一人暮らしだった佐藤あきをさん(96)が特養に入り、住民票も移した。

 残る佐藤富世司さんは71歳。町の水道検針などの仕事を請け負い、小さな畑を耕して暮らす。「ほかの住人の心配をしなくてよくなり、かえって気が楽だ」と話していた。

 稲子には空き家が数軒残り、うち2軒は、福島市などに住む元住人がときどき泊まるなどしている。(石橋英昭)

4952とはずがたり:2017/12/14(木) 23:00:21
グーグルマップ
https://www.google.co.jp/maps/place/%E3%80%92989-0643+%E5%AE%AE%E5%9F%8E%E7%9C%8C%E5%88%88%E7%94%B0%E9%83%A1%E4%B8%83%E3%83%B6%E5%AE%BF%E7%94%BA%E7%A8%B2%E5%AD%90/@37.9668795,140.3160075,16z/data=!4m5!3m4!1s0x5f8a58c5b39be975:0x2ab656d37a4f9764!8m2!3d37.966512!4d140.3190822

4953旧ホントは社民支持@鹿児島2区に転居:2017/12/14(木) 23:41:56
>>4946
商売柄どっかで見たデータなんで,ソースは覚えてないんですが,確か県内高校からの大学進学者に占める自県内の大学に進学した生徒の割合が一番高いのは愛知。8割弱くらいだったはず。
東京は第3位でした。

4954とはずがたり:2017/12/27(水) 15:28:50

湯沢町ふるさと納税 初の3億円超
返礼商品券が人気
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/politics/20171226365217.html

 湯沢町の2017年度のふるさと納税寄付額が、25日までに初めて3億円を突破した。町内のスキー場などで使える感謝券(商品券)が人気で、本年度末には目標額の3億5千万円に届くペースとなっている。

 同町によると、寄付額はスキーシーズンが近づいた11月に8503万円と急増。12月中旬には合計額で、過去最高だった16年度の2億5583万円を上回った。12月も24日現在で9289万円となっており「冬場の観光での利用を見越して申し込みが増えた」(担当の企画政策課)と分析している。

 昨年7月に返礼品を寄付の半額相当の感謝券に一本化。スキー場や飲食店など町内の約280の施設で使うことができる。同課によると「(昨年度の寄付者からの)リピート率が高い」という。利用先の5〜6割が宿泊施設で、商店やスキー場、飲食店が続く。

 「善意を新たな政策に活用していきたい」という田村正幸町長は「町のネームバリューもあると思う。ぜひふるさと納税をきっかけに町を訪れて、リフレッシュしてほしい」と呼び掛けている。

【政治・行政】 2017/12/26 15:13

4955とはずがたり:2017/12/27(水) 15:31:08
>>4953
有り難うございます!
なるほど〜。私は河合塾千種校出身なんですが,愛知での名大の圧倒的な存在感はありますよね。

4956とはずがたり:2017/12/27(水) 22:00:30
地方移住に失敗した人たちが語る、田舎暮らしの“影の部分” 週プレNews 2015年4月3日 06時00分 (2015年4月16日 06時01分 更新)
https://www.excite.co.jp/News/column_g/20150403/Shueishapn_20150403_45910.html

ここ最近、都会での暮らしに見切りをつけて、田舎で第二の人生を始める人が増えているらしい――。

とはいえ、誰もが地方へ行けば平穏が約束されるわけではない。“田舎の掟”を知らなかったために地元になじむことができず、逆にストレスを抱えて出戻り…なんていう例も少なくないのだ。ここでは、そんな地方移住の“影”の部分をクローズアップする。

まずは、東京都X区から福島県Y町へ移住したAさん(24歳・男性・フリーター)。「行けば仕事ぐらいあるはず」という甘い認識が招いた“悲劇”の日々とは…。

* * *

都内の大学を卒業後、2年間で3社ほど離転職を繰り返し、会社員という生き方が窮屈に思えてフリーターになりました。当時は実家で悶々(もんもん)とした生活を送ってましたね。

そんなある日、福島のある村を舞台にしたドキュメント番組を見たんです。都会から村に移住した大勢の若者が地元の人と一緒に村おこしに携わる姿は楽しそうで、「これだ!」と思いましたね。放射線量が低かったことも移住の決め手となりました。

翌週、村に入ると、NPOの人に安いシェアハウスを紹介してもらえました。ただ、仕事はない。村にはハローワークもありません。ネットで求人検索しても「農作業」しかヒットせず…。

先輩移住者は皆、有名大卒でそれぞれNPOを運営したり、農産品のネット通販をやったりと賢い仕事をされていたのですが、学歴コンプレックスからか、うまく絡めませんでした。

移住して1ヵ月、貯金が底を突きかけていたある日、村役場が地域おこし協力隊を募集していることを知り、その募集要項には「地域活性化補助事業・月収15万円」とある。役場に速攻で連絡、後日面接を受けて内定をもらいました。

村おこし頑張るぞ、と勇んで役場に向かった勤務初日、上司に「とりあえず田畑の草刈りを」と指示されました。午後は村外の芸術家向けに貸し出している小学校の廃校舎の清掃業務。それが終わると子供向けのグリーンツーリズムに駆り出され、森で遊んで汚れた玩具の水洗いを延々と…。思い描いていた村おこしのイメージとはかけ離れた、雑用とも呼べない仕事が毎日続き、正直ウンザリしていたんです。

腐りかけていた頃、「新しい仕事をやる」と、今度は村のゆるキャラの着ぐるみを渡されて。それから1ヵ月後の真夏の炎天下、その日もゆるキャラに扮(ふん)してスーパーの入り口横にポツンと立っていました。ゆるキャラの正体が私だということはすでに知れ渡っていて、買い物帰りのじいさんにこう言われたんです。

「地域おこしというけど、ソレ、意味あんの? あんた、税金で食べてるんだよね」

もう、心をへし折られましたね。3日後、東京の実家に帰りました。

4957とはずがたり:2017/12/27(水) 22:00:49
>>4956
■田舎暮らしの特殊なルール

次に、京都府P市から長野県Q村へ移住したBさん(29歳・男性・営業マン)のケース。“癒やし”を求めて移住するも田舎特有の閉塞感から人間不信になってしまったという…。

* * *

僕が移住したのは長野県の山村。観光で一度訪れたことがあって、雄大な山岳風景や美しい棚田など日本の原風景を残すこの村にひと目ぼれし、移住を決断しました。

冬はスキー場、それ以外は土建業や林業で食いぶちを得ていたんですが、田舎暮らしの理想と現実のギャップは受け入れ難いものでした…。

まず田舎は出費が多い。例えば、冬場の光熱費は月数万円。零下の環境では家の水道管の中にたまった水が凍るので留守中も常時、ストーブをつけっぱなしにしなきゃいけないんです。加えて、ムダに回数が多い集金。月4千円の集会費に青少年育成会費、体育協会費、交通安全協会費…と何かと持っていかれ、低収入な僕には地味ながらきつい負担でした。


村じゃ60代までは若者扱いで、80過ぎのじいさんも現役バリバリの農家。年寄りがみんな元気すぎるんです。毎晩誘われる酒盛りは身体的にきつかったですね。

また、家の鍵は基本、開けっ放しだからプライバシーがなく、仕事後に帰宅したら勝手に洗濯物が取り込まれていたり、掃除されていたり、エロ本の置き場所が変わっていたり…。

正直、これもストレスに感じてたんですが、田舎暮らしを断念する決定的なきっかけになったのが、2年目の春に実施された村役場の職員採用試験に合格してしまったことですね。

役場といえば、最も安定的な収入が得られる村一番の大企業であり、村を出た若者がUターンできる唯一の仕事。何年かに1名という、その採用枠をよそ者の私が奪ってしまったことで、役場の同僚や一部の村民から拒絶されるようになったんです。あいさつをしても返事がなかったり、「あのコ、京都で借金をつくって村に逃げてきた」とか「女癖が悪い」とか根も葉もない噂まで広められて…。

私の悩みを優しく聞いてくれていた人も、地区の役員が集まる集会の場では「コイツ、この村から出ていきたいらしい」なんて平気で裏切るし、もう人間不信に陥りましたよ。

そのうち酒盛りにも誘われなくなって村で孤立し、役場も退職。京都に戻らざるを得ない状況となりました。二度と田舎暮らしをしようなんて思いません。

(構成/興山英雄)

4958とはずがたり:2018/01/02(火) 18:52:13
>90年代以降は地方部の人口減少傾向が強くなり、さらに生産性改善が伴わない非効率な構造がそのまま放置され、需要がない中で支援による供給を継続した結果、使われない宅地、工場用地、インフラなどが地方にとって負担となりました。支援が逆効果となったわけです。

>地方の不動産などには大きなマイナス効果を生んでいます。既に空き家、空き店舗などが問題視されているにもかかわらず、区画整理、再開発、農地の商業・住宅への転換利用といった「供給を支援する政策」を継続、一部拡大しており、結果として空き家や空き店舗がさらに増加。地方不動産の下落を加速させてしまっています。

>中心部の活性化を目的に大きな再開発施設を建設したら、それが大きな廃墟ビルとなってしまい、結果として地元自治体がそれを税金で購入したり、借りることになったりしてしまった事例も後を絶ちません。

>しかしながら、このように地方にとって割を食うはずの政策を、なぜ地方が選択してしまうのでしょうか。それは都道府県、市町村は「国から何か予算をもらう」ということが半世紀以上にわたり主業務となってしまい、それが地域にとって中長期の発展につながるかどうかを判別したり、独自に稼ぎを増やしていく工夫をする力が鈍化してしまったからと言えます。戦前などには地方自治体は独自の都市開発や政策展開をして、都市間で競争をしていました。

>例えば、戦前は大阪市が東京市(今の東京23区)を超える人口となった時期もあるほどに、画期的な都市開発を展開、大阪発の成長企業も続々と誕生し、産業集積も進んでいました。当時大阪市も予算が潤沢にはなく、御堂筋開発では、開発による資産価値上昇による利益を試算し、周辺不動産所有者から前納で資金調達する受益者負担制度を作るなど、民間資金によってしっかりと稼げる都市開発を推進していました。民間投資も活発で、阪急電鉄の沿線宅地開発、ターミナル駅での百貨店開発などは全国主要都市にも広がる画期的なビジネスでした。

>九州であれば、出島時代からの貿易などで優位性があった長崎、新政府による行政拠点が集積していた熊本、九州一の呉服商など商人がいた博多を擁する福岡市といった都市が互いにけん制し合いながら独自の成長を果たしていました。九州帝国大学誘致において長崎、熊本、福岡が競った時には、「国からいくらもらうか」ではなく、「地元でいくら出すか」の競い合い。福岡市は当時財政力が低く、まったく資金がない。そのため地元有力の民間事業家たちの多額の寄付や用地提供によって九州帝国大学誘致合戦に打ち勝っています。

>各地域がそれぞれの状況に応じた都市発展を模索し、「民間」投資が地方の中核企業を作り出して雇用や税収を拡大、自らの都市の発展に尽くしました。結果として地方都市の競争力を押し上げたそんな時代が、ほんの100年ほど前にはあったわけです。

地域活性化伝道師が語る:
「地方は不利」――そんな常識を覆す手段はあるのだ
http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1801/01/news002.html
2018年01月01日 00時00分 公開
[木下斉,ITmedia]

 明けましておめでとうございます。いよいよ2018年が始まりました。

 昨年は地方創生政策がスタートして3年が経過。計画ではなく、その実績が問われる1年となりました。例えば、地方創生先行型交付金、加速化交付金、推進交付金というカタチでさまざまな支援先が講じられました。若者を地方に移住させて出生率を改善するという狙いから始まり、高齢者を病院不足の都市部から地方部に移住させるといった話も展開されました。

 地方から人がいなくなり、地方自治体が消滅するといったセンセーショナルな人口論からスタートした地方創生政策ですが、実態としては大都市部にいまだ人口は続々と流れ込んでいます。

 地方自治体が互いに人口を減らさないように、限られた日本人の取り合いをするのではなく、むしろ人口が減ったとしても自治体が破たんせず、地方に住み続ける人の生活が一定担保されることの必要性を感じます。従来のやり方で人口だけでどうにか地方を保持しようとするのではなく、新たな地方の持続可能な仕組みを考えるというテーマに地方創生はシフトしていくのが本筋ではないか、と思わされる1年でした。

 地方創生議論は数年前から盛り上がり、その後、個別事業について国の予算がつけられ、さまざまな事業が行われてきました。しかしながら、このような方式は決して新しいものではなく、地方が計画を立てて、それを国が審査・認定し、予算をつけるというのは伝統的な地方政策の方式です。

 戦後、GHQのシャウプ勧告から中央集権型によるあらゆる地域での予算平準化を目指した「地方交付税交付金」をはじめとして、地方に足りない予算を、国を通じて稼ぎが大きい東京などから分配することによって、地方を発展させてきたのです。

4959とはずがたり:2018/01/02(火) 18:52:35
支援が支援にならなくなった「地方政策」
 そのような支援策は、1970年代〜80年代の人口増加や経済発展などに伴い国全体、また地方に需要がある時期には機能しました。国を通じ、地方で不足する道路、公共施設、宅地、工場用地を予算の力で作り上げるという供給支援が、地方での雇用拡大、経済発展、財政改善につながりました。

 しかし、90年代以降は地方部の人口減少傾向が強くなり、さらに生産性改善が伴わない非効率な構造がそのまま放置され、需要がない中で支援による供給を継続した結果、使われない宅地、工場用地、インフラなどが地方にとって負担となりました。支援が逆効果となったわけです。

 本来の市場取引であれば需要が減少するときには、併せて供給が減少し、経済効率は自律されるはずなのですが、財政的支援は市場とは異なる論理で展開されてしまうため、どんどん供給だけがなされて効率が悪くなっています。

 例えば、地方の不動産などには大きなマイナス効果を生んでいます。既に空き家、空き店舗などが問題視されているにもかかわらず、区画整理、再開発、農地の商業・住宅への転換利用といった「供給を支援する政策」を継続、一部拡大しており、結果として空き家や空き店舗がさらに増加。地方不動産の下落を加速させてしまっています。

 また、中心部の活性化を目的に大きな再開発施設を建設したら、それが大きな廃墟ビルとなってしまい、結果として地元自治体がそれを税金で購入したり、借りることになったりしてしまった事例も後を絶ちません。

 有名な事例としては、青森市中心部に開発された「アウガ」という複合施設は、開発したもののテナントが思うように入らず運営赤字が続き、債務超過に至りました。結局、市役所が資産買取することとなり、今後、青森市民は施設維持、行政機能維持に必要な負担を強いられ、その分、ほかの事業予算を圧迫することになります。経済が活性化し税収が改善するはずが、そんな施設の需要は民間には存在せず、地方の財政負担が拡大する結果となってしまったわけです。

 時代の局面が変わり、かつて効果があった地方政策も、資産価値の低下、財政負担の拡大につながる「衰退加速政策」となってしまっている側面があるのです。

「もらう」より「稼ぐ」、地方が輝いた時代
 しかしながら、このように地方にとって割を食うはずの政策を、なぜ地方が選択してしまうのでしょうか。

 それは都道府県、市町村は「国から何か予算をもらう」ということが半世紀以上にわたり主業務となってしまい、それが地域にとって中長期の発展につながるかどうかを判別したり、独自に稼ぎを増やしていく工夫をする力が鈍化してしまったからと言えます。戦前などには地方自治体は独自の都市開発や政策展開をして、都市間で競争をしていました。

 例えば、戦前は大阪市が東京市(今の東京23区)を超える人口となった時期もあるほどに、画期的な都市開発を展開、大阪発の成長企業も続々と誕生し、産業集積も進んでいました。当時大阪市も予算が潤沢にはなく、御堂筋開発では、開発による資産価値上昇による利益を試算し、周辺不動産所有者から前納で資金調達する受益者負担制度を作るなど、民間資金によってしっかりと稼げる都市開発を推進していました。民間投資も活発で、阪急電鉄の沿線宅地開発、ターミナル駅での百貨店開発などは全国主要都市にも広がる画期的なビジネスでした。

 九州であれば、出島時代からの貿易などで優位性があった長崎、新政府による行政拠点が集積していた熊本、九州一の呉服商など商人がいた博多を擁する福岡市といった都市が互いにけん制し合いながら独自の成長を果たしていました。九州帝国大学誘致において長崎、熊本、福岡が競った時には、「国からいくらもらうか」ではなく、「地元でいくら出すか」の競い合い。福岡市は当時財政力が低く、まったく資金がない。そのため地元有力の民間事業家たちの多額の寄付や用地提供によって九州帝国大学誘致合戦に打ち勝っています。

 各地域がそれぞれの状況に応じた都市発展を模索し、「民間」投資が地方の中核企業を作り出して雇用や税収を拡大、自らの都市の発展に尽くしました。結果として地方都市の競争力を押し上げたそんな時代が、ほんの100年ほど前にはあったわけです。

 しかし現在は、財政均衡政策によって国からいかに予算をもらうかに腐心する地方自治体、さらに地方自治体からいかに予算をもらうかという民間企業が増加してしまった結果、地方は自らの発展を独自に考えるのではなく、画一的な都市開発、そして衰退を招いてしまったと言えます。

「技術革新」を地方自立に向けた挑戦につなげよ
 そもそも都市は技術革新によって成立、発展してきました。

4960とはずがたり:2018/01/02(火) 18:53:39
>>4958-4960
 産業革命による動力革命で鉄道が開発され、物資の大量・定期輸送、そしてさまざまな企業による製品の大量生産が可能となり、近現代の大都市が成立していきます。人々が高密度に生活しても、衛生的な生活ができるのは、上下水道など含めたさまざまな技術革新があったからです。人口が急激に増加、密集するという社会問題も解決したのは技術なのです。

 人口集積がある大都市と、そうでない中小規模の都市との間では、本来であれば技術的に解決を図るべきテーマが別です。しかし、戦後は大都市も小都市も戦後復興、地方都市活性化に向けた政策によって、基本的に技術は同じものを採用しながら、「予算」支援、つまりお金の力によって無理やり成立させてきました。

 例えば、都市は人口集積によって、「単位あたりコスト」を引き下げる効果があります。上下水道なども同じ中央処理型のシステムであれば、密度の高い都市部のほうが、人口密度の低い地方部より一人当たりの負担は少なくて済む。密度の高い地域でやっている技術をそのまま、密度の低い地域に持って行ってしまっては、本質的には地域の負担に対して割に合わないことが多数あります。

 今後、地方に必要なのは、人口規模と人口密度で効率が左右されない方法を新技術で達成できるかどうかが1つの命題です。人口減少しながらも生産力を維持して稼ぐことができたり、密度が低くとも公的負担が低くとも衛生的で現代的な生活が可能になれば、地方は新たな活性化のシナリオを組み立てられます。

 例えば、人口減少で労働力不足の地域こそ、生産性を高め、付加価値を向上する新たな技術が積極的に採用されれば、労働力に依存しない産業モデルを樹立できるようになります。自動化技術はその大きな柱となるものですが、日本はまだまだ地方での活用が遅れているものの、通信大手のソフトバンクやNTTドコモなどが地方バス路線を活用した実証実験を始めるなど、今後に期待が集まります。

 また、従来は非効率なものとして成長を諦めてきた地方に集積する農林水産業分野においても、農業での生産管理、林業では自伐林業などの新業態に適した伐採機材の開発、水産業でも科学的な水産資源管理や魚価を高める地方空港からの飛行機輸送などを活用した取引、物流革新などによって、地方経済の成長力を引き出すことができます。例えば、羽田市場は地方空港を活用した航空路線を活用して朝獲れた海産物を夕方には都内などに流通させて魚価を上げ、地方産業の付加価値向上につなげています。

 そのほかにも、シェアリングエコノミーといったインターネットを活用したマッチングサービスを適切に用いれば、使わない空き部屋を民泊に活用したり、町の空きビルを簡易宿泊業態に転換したりして、観光振興にプラスにつなげることもできます。過疎地など従来のバス路線などでは交通網を整備・維持できなかった範囲までをマッチングシステムを活用して効率的にカバーしようとする試みも、Uberと提携した京都府京丹後市、相乗りサービスのnottecoと提携した北海道天塩町など各地で始まっています。

 さらに、従来よりも効率的なインフラ技術活用によって全国一律かつ、自治体単位でやってきた昭和のころから変わらない電話やFAX、窓口、専用の公共施設などでの非効率な公共サービスを変える可能性を秘めています。自治体単位でやっていた業務を広域で統合し、重複投資をなくし、互いに効率を追求した結果、人口減少でも負担増加を軽減した岩手県北上市、花巻市、紫波町の水道企業団なども出てきています。

 人手だけに依存しない新たな「稼ぐ産業」構造という攻めと、効率的な「公共サービス」という守りの両面を実現することで、地方に新たな活路が見出されていきます。

 もちろん新技術を採用したり、元々のやり方を変えたりすることに消極的な地方部が多いのも実態ですが、逆に言えばそれは人口減少で滅ぶのではなく、人口が少なくても発展する方法を選択しなかったからこそ滅んでしまうと言えます。状況に応じて新たな技術を使い、従来のやり方を変える地域が生き残っていくのは、かつて人口急増に対応した都市部がそうであったように、人口減少に対応する地方部に課せられた構造的な課題です。都市の真似をしても発展はしないのです。

 地方創生とは、新たな技術によって従来の価値観、常識では不利とされた立地環境を転換することであると考えられます。

 従来では不可能とされたことが可能になる新技術が次々と登場する今だからこそ、地方には多様なチャンスがあります。従来の技術では「不利な地方」であった構造を、予算の力ではなく、新技術によって変革する試みこそ、地方創生の本質です。

木下 斉(きのした ひとし)
1982年東京生まれ。早稲田大学高等学院在学中の2000年に全国商店街合同出資会社の社長就任。早稲田大 学政治経済学部政治学科卒業後、一橋大学大学院商学研究科修士課程へ進学。

4961とはずがたり:2018/03/22(木) 12:43:56
1日で消えた市名もあったような。東葛市とか違ったっけ?→調べたら2ヶ月はあったようだ。

【幻の東葛市】
http://park20.wakwak.com/~toukatsu/toukatsushi.htm

“最も短命”な「幻の福岡県宇島市」 わずか4日で改名 何があった? 福岡県
https://www.nishinippon.co.jp/feature/attention/article/272465/
2016年04月15日 17時22分

 1955年、今の豊前市の名前がわずか4日間だけ「宇島市」だったことをご存じだろうか。宇島市は「昭和以降、市名としては最も短命」(総務省市町村課)。2番目の徳島県鳴南市(現・鳴門市)が61日間なだけに短さが際立つ。豊前市で61年前、何があったのか。

 宇島市が存在したのは、築上郡中部の9町村が合併して市制施行した55年4月10日から同13日まで。14日には豊前市に名称を変えている。その謎を解くため、手にしたのは同市が91年に発行した「豊前市史」だ。

 市史によると、事の発端は戦前の35年にさかのぼる。当時、旧宿場町で早くから発展していた旧八屋町が、石炭積み出し港の宇島港のある旧宇島町を編入合併した。旧八屋町は存続し、自治体名から「宇島」が消滅することになる。

 ところが54年9月、旧八屋町と近隣8村の合併のために設置された新市建設協議会が、国鉄(現JR)日豊線宇島駅や宇島港の知名度から新市の名前を宇島市と決めた。

 これに反発したのが八屋地区住民だ。35年合併以前の八屋町域だけ新市に加わらない「分町」を主張、八屋、宇島両地区が対立する事態に陥った。

 当時、旧八屋町職員で、協議会事務局が置かれた同町総務課勤務だった畑憲一さん(81)は振り返る。「住民が農協に『八屋町役場』と書いた看板を掲げ分町をアピールしたり、八屋、宇島双方の住民がデモ行進したり。八屋の銭湯に行くと『役場のスパイが来た』といわれました」

 当時から八屋地区に住む豊前市教育委員会の戸田章教育長(72)は「両地区は今も4〜5月にそれぞれが祇園祭をやって競い合うほど。ライバル意識は今より強かった」と話す。

 しかし、深刻な町内対立に不信感を募らせた2村が合併不参加を表明するに至り、八屋の住民側が態度を軟化。「一応『宇島市』として発足するが(中略)『宇島市』『八屋市』『築上市』のいずれでもない市名に変更する」(豊前市史)条件で合併を了承、予定から4カ月以上遅れて宇島市が誕生した。その翌日の初めての市議会で「豊前市」への改名条例案を可決。わずか4日で宇島市は豊前市に名称を変えた-。これが「幻の宇島市」の経緯だ。

 そんな豊前市は24日、市内にある東九州自動車道の未開通区間が開通、「素通り」を防ぐための対策が待ったなしだ。

 八屋出身で現在、宇島に住む畑さんはいう。「いろいろあったが、最終的には合併できた。(歴史を教訓に)今後も全市民が手を携え、市を盛り上げていかないと」

この記事は2016年04月15日付で、内容は当時のものです。

4962とはずがたり:2018/03/27(火) 12:21:39
福島県双葉郡8町村に「合併」という選択肢はあるか?
http://machi-pot.org/modules/topics/index.php?page=article&amp;storyid=244
2018-03-23

「政経東北」(東北圏と中央を結ぶユニークな政治経済情報誌と銘打っている)は2月号で、「8町村「単独運営困難」で合併不可避!?」という記事を掲載している。その記事の信ぴょう性はともかく、現在の個々の町村が財政もふくめて自立して行けるのかというのは、今後の重要な名課題であることは確かである。

4963とはずがたり:2018/03/29(木) 19:47:26

<首都圏>埼玉県

川口市
県と事務引き継ぎ 来月1日、中核市に移行 /埼玉
毎日新聞2018年3月29日 地方版
https://mainichi.jp/articles/20180329/ddl/k11/010/057000c

 川口市が4月1日から中核市に移行するのを前に、県と同市の事務引き継ぎ式が28日、県庁で行われた。保健や福祉分野などを中心に県から約2200件の事務権限が同市に移譲され、保健所の設置や特別養護老人ホームの設置認可などを独自にできるようになる。

 同市の奥ノ木信夫市長と上田清司知事が事務引き継ぎ書に署名した。奥ノ木市長は「市民生活に関する新たな責任を担うことになり、改めて身が引き締まる思いだ」と述べた。上田知事は「市民の幸福度を上げていく作業を微力ではあるが支えていきたい」と応じた。

 県内では既に川越、越谷両市が中核市に指定されている。【鈴木拓也】

4964とはずがたり:2018/04/03(火) 13:14:15

「ほどよい田舎」車の街 愛知・豊田、山間部に移住者増
https://www.asahi.com/articles/ASL3M45PVL3MOBJB005.html?iref=com_rnavi_arank_nr02
臼井昭仁2018年4月3日12時02分

 40万都市、愛知県豊田市の山あいにある空き家へ移り住む人が増えている。市の空き家情報バンクを利用して移住した人は2017年度、過去最高の34世帯82人になった。都市部に比較的近い「ほどよい田舎」が人気の理由という。

 市中心部から車で約1時間、旭地区の東萩平町。1月に横浜市から移ってきた堀内厳(つよし)さん(49)は、妻(42)、長男(4)とともに築80年超の木造平屋建ての家を借りて暮らしている。「自然環境がいいのか、子どもの体調が良くなりました」

 妻の希望で有機農業をしながら田舎暮らしができる場所を探していた。農産品を売る大消費地、名古屋にも近いうえ将来、親の介護の際は首都圏とも行き来しやすい豊田の場所が決め手になった。「買い物はネットで間に合うし、地元の人たちが助言もくれる。住みやすいです」

 トヨタ自動車系販売店勤務の男性(37)は昨年10月、旭地区の時瀬町にある古民家へ妻子と引っ越した。築91年で宅地面積は約1千平方メートル。カメムシが多いことを除けば、まきストーブを備えた夢の「広い庭がついた古民家」での生活に満足しているという。市中心部の職場まで車で45分はかかるが、「仕事を一から探すような場所は避けたかった。幸い豊田には希望を満たす物件がいくつもあった」。

 豊田市は05年に周辺の旧6町村を吸収合併した後も自動車産業に支えられて人口は増え続けている。だが旭、足助(あすけ)、小原(おばら)、下山(しもやま)、稲武(いなぶ)の山村地域の5地区は過疎化が進み、空き家が増えていった。そこで少しでも定住者を増やそうと空き家情報バンクを10年に立ち上げた。

 5地区(他地区の一部も含む)にある空き家を物件として登録する一方、賃貸、購入を希望する人に情報として提供。トラブル防止のため、希望者は地元住民とも面談する。移住後は住民が相談に乗ってくれるのが売りだ。

 市は補助制度を充実させ、また住民らに空き家を提供するようPRし、物件を充実させてきた=表参照。堀内さんに家を貸した名古屋市昭和区の男性(69)は「空き家は壊すにしてもカネがかかり、草刈りなど管理が大変だった。住む人が現れることは所有者だけでなく、地元住民にとってもいいこと」と話す。

 バンクを利用して移住する人は当初、年10世帯前後だったが徐々に増え、累計で124世帯300人になった。

 分析によると、これまでの移住者のうち県外からは1割と「県内組」が多いのも特徴だ。移住者の相談窓口「おいでん・さんそんセンター」の鈴木辰吉センター長は「全国的にみれば、田舎暮らしの候補地として知名度は低いが、『移住しやすい場所』として知られている」と説明する。豊田市地域支援課の担当者は「物件が多いことに加え、車を走らせれば働く場所も病院もあるという『ほどよい田舎』である点が魅力になっているようだ。今後も地元を中心にアピールしていきたい」と話している。(臼井昭仁)

     ◇

〈豊田市の人口〉 2005年4月に市周辺の旧6町村を合併した当時は40万7682人。今年2月時には42万5059人と増え続けている。だが山村地域の旧5町村だけは、05年の計2万6248人から5002人減った。

移住者向けの補助制度
・賃貸物件向け 空き家の改修費の8割以内(上限100万円)

・用地の取得費の1割以内(上限50万円)

・建物の取得費の1割以内(上限50万円)

※市が指定する山村地域(他地区の一部も含む)のみ。空き家情報バンクの利用が前提など諸条件あり。

空き家情報バンクの登録物件(抜粋)
 地区 家賃(月額、円)  建築時期   宅地面積

・足助 3万5千     1945年   145平方メートル

・小原 1万5千     1955年以前 687平方メートル

・下山 2万       1868年   583平方メートル

・下山 3万       1945年ごろ 688平方メートル

・稲武 売却希望(応相談)1897年   154平方メートル

※2018年3月末現在の登録物件数は22。移住希望の登録者は262。

4965とはずがたり:2018/04/08(日) 19:05:57


過去10年間の企業転入超過数、埼玉県が全国トップ861社
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/sankei-ecn1804070021.html
04月07日 10:24産経新聞

 平成20?29年までの10年間の都道府県をまたぐ企業の本店移転で、転入から転出を差し引いた転入超過数は埼玉県が861社で全国トップだったことが帝国データバンク大宮支店の調査で分かった。埼玉県への転入企業数は2360社で転出企業数は1499社だった。都道府県別の転入超過数のランキングは2位が神奈川県、3位が千葉県、最下位が転出が多い東京都だった。(黄金崎元)

 調査は本店所在地の移転(転入・転出)状況を同社のデータベースから抽出して分析した。

 埼玉県へ転入した企業の転入元は東京都(1992社)がトップで千葉県(85社)、神奈川県(65社)と続いた。転出先も東京都(1084社)がトップで、次いで千葉県(114社)、神奈川県(57社)だった。

 業種別にみると、転入企業は卸売業が605社、サービス業が545社、製造業が491社の順。転出企業はサービス業の337社がトップで、次いで卸売業が288社、製造業が279社だった。

 埼玉県の転入超過数が全国トップレベルにあることについて、同支店は、新幹線が北海道や北陸まで延伸した▽高速道路の整備▽東京に近い割に土地が比較的安価?を挙げている。ただ、ここ数年は転入超過数が減少傾向にあり、同支店は「伸ばすには東京都との関係で誘致政策をいかに進めるかがポイントになる」と指摘している。

4966とはずがたり:2018/04/13(金) 13:02:40
地域商社・四万十ドラマの挑戦!直営店開始で高知・四万十川の魅力を世界へ!
https://faavo.jp/kochi/project/2730

https://twitter.com/shoutengai/status/984641065494822912
木下斉/HitoshiKinoshita
?@shoutengai
50 分50 分前
その他
道の駅の運営ではなく、自ら直営店を作り経営していくというあるべき姿に挑戦することに。応援!→地域商社・四万十ドラマの挑戦!直営店開始で高知・四万十川の魅力を世界へ! - FAAVO高知

もともと不透明な経緯で道の駅入札の指定管理者を外されたけど、結果オーライになるでしょう。地域商社が自ら新たな事業を作っていく上で、資産を公共資産に依存する必要はなく、自ら民間資金調達で攻めていくほうが自由であり、奪われるとかもないですからね。

20:54 - 2018年4月12日

4967とはずがたり:2018/04/19(木) 13:38:26
もう一段の合併が必要である。長野は康夫が合併を邪魔して回ったツケが出ている。

“定員割れ”ならまだマシ!?〜村議会消滅の危機を救った74歳〜
https://www3.nhk.or.jp/news/web_tokushu/2018_0418.html
4月18日 16時55分

4968とはずがたり:2018/04/20(金) 15:24:01
https://twitter.com/shoutengai
木下斉/HitoshiKinoshita
?@shoutengai
4月19日
その他
地方自治に向けた全体的な展望とかそういうのがなくて、なんでも反対、自由でたくさんの予算を国からもらいたい、というだけの答申とかばかりだもんな。知事会っているのかね・・・。

木下斉/HitoshiKinoshita
@shoutengai
4月19日
その他
地方財源の充実って地方独自の経済活性化であって、国から予算を沢山ください、なんて誰でも言えるわな。合区にも反対。難局なのに現状維持求めている。│「地方財源充実が命題」=全国知事会の上田新会長が会見:時事ドットコム https://www.jiji.com/jc/article?k=2018041700921&amp;g=pol … @jijicomさんから


「地方財源充実が命題」=全国知事会の上田新会長が会見
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018041700921&amp;g=pol

 全国知事会議が17日、都内で開かれ、新会長に埼玉県の上田清司知事を正式に選任した。上田氏は就任記者会見で「地方財源の充実は大きな命題だ」と述べ、政府が今夏に策定する経済財政運営の基本指針「骨太の方針」に向け、安定的な地方財源の確保を求めていく考えを示した。
 徳島と高知、鳥取と島根で導入された参院選挙区の「合区」については、「徳島県に居住や活動の実態がある人が高知県も代表しているのはなかなか難しい話だ」と批判。早期の解消を訴えた。
 会長交代は7年ぶり。山田啓二前京都府知事の引退に伴うもので、上田氏は無投票で新会長に選ばれた。
 山田氏も同日の知事会議前に退任のあいさつに訪れ、骨太の方針や合区など多くの課題が残されていると述べ、「力を合わせてこの難局を乗り切っていただきたい」と出席していた知事らを激励した。(2018/04/17-17:56)

4969とはずがたり:2018/05/18(金) 12:23:08
異例、財源不足で市職員の給与減 大雪影響の福井市が方針
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180516-00010001-fukui-l18
5/16(水) 10:33配信 福井新聞ONLINE

 2018年2月の記録的大雪で除雪経費など多額の財政負担が生じた福井県福井市は、本年度予算で財源不足に陥る見通しとなり、全職員の給与10%を9カ月間削減する方針を固めたことが5月15日分かった。貯金に当たる財政調整基金は、除雪経費に充てるため既に全額取り崩す異例の措置を実行。本年度は事業を凍結・先送りするなど厳しい市政運営を強いられる。給与削減について市職員労組は反対の姿勢を示しており、曲折も予想される。

 市によると、除雪や傷んだ公共設備の補修など大雪関連経費の17年度決算見込みは約50億円。このうち、自然災害など年度当初に予想できなかった経費として国が配分する特別交付税約14億円や国土交通省の関連補助金など約4億6600万円に加え、市の災害対策基金の全額約8億円を当てても足りないため、財政調整基金約7億4千万円を全て取り崩した。

 財政調整基金が底をつくのは「突然の支出があっても柔軟に対応できる財源がない」(財政課)という異例の事態。市は15日、わずかずつでも同基金を積み立てられるよう、新たな財政計画を策定する方針を議会に示した。

 市の予算では例年、財源不足を前年度の繰越金で穴埋めし、それでも不足する場合に財政調整基金を充てていた。しかし、17年度は多額の除雪経費を計上したため繰越金は見込めず、財政調整基金もなく、本年度は約13億円分の財源が不足する見通しという。

 このため市は、大型事業の先送りや既存事業の見直しにより約5億円を捻出した上で、さらに不足する約8億円を職員の給与削減で補填する方針を決定。賞与を除き、全常勤職員の給与10%と管理職手当10%、特別職報酬20%を7月から来年3月までの9カ月間削減する案を職員労組に提示した。

 常勤職員は約2300人で、職員労組によると1人当たりの平均給与は32万100円(17年度)。給与を9カ月間10%削減した場合、合計28万8090円の減額になる。職員労組は▽健全財政計画を見直した上でも必要な措置と言えるのか▽10%の削減率は生活に与える影響が大きすぎる▽市のイメージ低下が懸念される―などの理由から反対を表明している。

 6月議会に給与削減の条例改正案を提案したい市は「事業を先送り、凍結することで、市民にサービス低下などの負担を強いることになる」とし、職員の負担も避けられないと職員労組に理解を求めている。

 記録的大雪により、県内の自治体で除雪費用などが通常よりかさんだが、福井市を除く嶺北の各市町は、国庫補助や各種基金を充てるなどして賄っている。

福井新聞社

4971とはずがたり:2018/05/30(水) 10:57:26
新卒1年目で解雇された地方公務員の主張
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180529-00025254-president-soci&amp;p=1
5/29(火) 9:15配信 プレジデントオンライン

4972とはずがたり:2018/06/17(日) 23:49:43

日南市長が明かした、秘策「日南バディ」モデルとは何か
https://excite.co.jp/News/economy_clm/20180612/ForbesJapan_21514.html
Forbes JAPAN 2018年6月12日 12時30分

宮崎県日南市は2017年度だけで113もの自治体が視察に訪れ、話題の地域再生モデルとして知られる。5年前、33歳で市長になった崎田恭平が初めて明かしたノートの中身とは。

「誰にも見せたことがない。初めてですよ」としきりに恥ずかしがりながら、崎田恭平は、市長室から6冊のノートを引っ張り出した。

現在2期目。「猫さえ歩かない」と言われた商店街の活性化などで、全国から視察や取材が引きも切らない。崎田に政策のルーツを尋ねるなかで話題に上ったのが、県庁職員だった27歳の年始から、故郷の日南市で市長選を迎えるまでの覚書をつづったノートだ。開くと、地域再生への思いが目に飛び込んできた。

「カリスマはいらない。コーディネーターが必要」。そして赤ペンで「俺がそうなるんだ!!」

若き日の決意は、”チーム日南の総合プロデューサー”を自任する今につながる。地元の人々に化学反応を起こし、知恵と工夫を生む触媒となるような民間人を外から登用してきた。その極意とは。

「民間人が地域を巻き込んだチームのプレイヤーとして一緒に汗をかくこと」と、崎田は言い切る。その好例が、江戸時代から280年続いた飫肥(おび)藩の城下町、飫肥地区の再生事業だ。風情ある町並みが残る観光地だが、知名度が低く、宿泊施設もなかった。景観を損ねる空き家問題も抱えていた。

そこで崎田は「まちなみ再生コーディネーター」を公募。2015年に3人目の民間人として着任、移住してきたのが、当時28歳の徳永煌季だ。大学卒業後、JPモルガンに4年半勤務。知人に誘われて訪れた日南市で公募を知り、すぐ応募した。飫肥の潜在力や地方創生ブームなどに商機を感じたのに加え、「人ですよね、市長に惹かれたり」と振り返る。

何十年変わらなかったことが動き出した

徳永は老朽化した武家屋敷2軒の宿泊施設改築に奔走し、宮崎銀行と地域経済活性化支援機構から計9000万円の資金を調達。17年4月には一棟貸しの宿を「季楽 飫肥」としてオープンさせた。

この取り組みに、広告・コンテンツ制作などを手がける「プラスディー」(東京)が共鳴し、同地区の古民家を再生してサテライトオフィスを開設。さらに飲食業などを展開する地元の会社「大清」も、同様に古民家をカフェレストランに。同社常務取締役の本田清大は、崎田のやり方を「市内でも賛否あるが、何十年もかけて変わらなかったことがこの数年で大きく動き出した」と評価する。

月額65万円の「まちなみ再生コーディネーター」委託料のほかに特別な予算を付けずして、建物整備だけでおよそ2億円が地元工務店に流れ込んだ。しかも町並みが整い、宿や飲食店に観光客を呼び込める。サテライトオフィスは地域の若者6人分の雇用を生み、運営するECサイトで地元の産品が扱われることに。

民間人起用が成功のカギ? 市長就任時に民間から「マーケティング専門官」に抜擢された田鹿倫基は、否定する。

「うまく転がすのは市役所の力量。民間人には見えない地元のしがらみや既得権益に切り込む時、根回ししてくれたり止めてくれたりする存在が必須ですから」

崎田は、民間人と公務員とで必ず「バディを組ませる」という。崎田流のもう一つの極意だ。徳永の「バディ」に任命された市職員は、「民間のスピード感を共有して職員たちもスキルアップしてきた」と行政への波及効果も挙げる。

他自治体からの招聘をはじめ年間50回近くの講演もこなす崎田だが、”総合プロデューサー”としての密かな矜持がある。

「まちづくりのプロを入れればいいと勘違いしている自治体が多く、首長は人を見てどうチームを組むかまで意識していない。ノウハウは隠さないですが、真似できるものなら真似してみろ、ともどこかで思っています」。

Forbes JAPAN 編集部

4973とはずがたり:2018/06/22(金) 14:48:14

>今まで簡単に出入りできていた海岸に行くことが難しくなってきたから。
海岸沿いを占有する企業は一部を一般に開放義務づけとかやったらいいね。

古き良き自民党的公共事業というか懐かしきバブル期的活況とでもいうべきかで調子の良い宮古島。宮古島だけでは無く県全体がこんな感じになってくると,県知事選は勿論,参院選もやばいかもね。

「宮古島バブル」が地元住民にもたらす光と影
観光業が成長する中で問題が起こっている
https://toyokeizai.net/articles/-/225301
桝本 誠二 : クリエイターズアイ代表取締役 2018年06月19日

通称、宮古島(正確には宮古諸島、沖縄本島から南西に約300kmに位置)は、宮古島、来間島、伊良部島、下地島、池間島、大神島の6島からなっている。

主な産業は、農業と観光業だ。十数年前までは、移住者も今ほど多くなく、島の歴史をそのまま受け継いだ文化に包まれていた。

今、その島はバブルを迎えている。

その要因はいくつかあるが、まずは、「下地島空港が国際空港に生まれ変わる」という点だ。

下地島空港が国際空港化する光
下地島は、6つの島からなる宮古島の中でも、西端に位置するのどかな場所だ。

2015年1月31日に開通した、伊良部大橋(無料で通れる橋では日本一長い)が開通するまでは、宮古島から船で渡るしかなかった。

その島に2019年、国際空港が誕生する。

私が行った日は、平日だったが、敷地外から見ると、工事が行われているようには見えない。ちょうど潮干狩りの時期で、空港の周りの海では、多くの家族やカップルが貝掘りをしていた。

下地島空港とは、もともとパイロットを養成する訓練用の空港だった。以前は民間航空機が発着したこともあったが、近年では、訓練飛行場として活用されている。

この空港が、国際空港に生まれ変わるのだ。これからの活用方法としては、既存の訓練飛行場事業に加え、国際線、国内線、プライベートジェットの離着陸を行うとのこと。その狙いは、宮古諸島を国際的なリゾート地にすることだ。

沖縄県は、2021年までに入域観光客数1200万人を目標にしている。2017年度(2017年4月〜2018年3月)の宮古諸島の観光客数は98.8万人。さらに多くの観光客確保のため拡大の一翼を担う国際空港になる予定だ。その旅客ターミナル施設の建設工事を大手企業の三菱地所が行っている。2017年10月に着工しており、2019年3月の開業を目指す。

今年の春時点ではこれから国際空港になる雰囲気は見られなかったが、来年の夏には海外発の飛行機からたくさんの観光客が降りてくるだろう。

下地島空港に続く道を車で走るとサトウキビ畑の間から、あちらこちらで大規模な工事が行われている。

全国でホテルやリゾート開発を手がける森トラストは2016年1月、伊良部島の土地を取得した。2019年には高級ホテルを開業させる見通しだ。

4974とはずがたり:2018/06/22(金) 14:48:29

また、フィリピンの新興住宅企業レボリューション・プレクラフテッドは、宮古島にヴィラタイプのブティックホテルを建設する事業を受注したと発表。この事業が同社にとって日本進出の足ががりとなる。

さらに、宮城県仙台市の不動産業は、伊良部島に低価格ホテルと賃貸マンションの建設を予定。その他、埼玉県の不動産コンサルティング企業もホテル建設に参入するなど、まさに宮古島、特に伊良部島はホテルの建設ラッシュで沸いている。

宮古島市の下地敏彦市長は、「今、宮古島の景気がいい。都内も東京オリンピック開催で建設業の景気がいいだろう。それと連動しているのではないだろうか。さらに、下地の空港が国際空港として生まれ変わる準備をしている。空港が開設されると、グレードの高いホテルが必要となるので、今、大手企業が参入し建設を始めているところだ。これからも建設ラッシュは、進んでいくので平良(宮古島の中心街)だけではなく、伊良部もどんどん栄えるだろう」と語る。

下地島空港に続く道路の開発は、まだまだ手付かずだが、今後数年の間には、さらなる大手企業の進出も考えられる。

だが、このリゾート開発に地元民は手放しに喜んでいるわけではない。

海岸が買われる恐怖が現実に
大手企業が、リゾートホテルを運営することにより、観光客が増え、雇用も増える。その中で、50代の宮古島在住の男性は、リゾートホテル建設に対して次のように語った。

「宮古島は、どんどん変わっていっています。伊良部島の海岸線は本土企業に買い占められ、リゾートホテルの建設ラッシュで、僕たちが見てきた昔の風景とはどんどん変わってきているんです。それは伊良部島民の方がいちばん感じていることでしょう。

はじめに東急ホテル(1984年開業)が来て、ユニマットプレシャス(シギラリゾート、1993年開業)が来て、今度は森トラストが来ました。大手企業がどんどん宮古島に入ってきているんです。

東急さんが来たとき、あの一帯は何もない雑木林とさとうきび畑でした。そこに突然リゾートホテルができたんです。その後、ユニマットさんが上野村(2005年に合併)一帯を買っていきました。

そのとき、仲間内から『ちょっと待てよ、これ大変なことじゃない?』という声が上がったんです。なぜなら今まで簡単に出入りできていた海岸に行くことが難しくなってきたから。

これまで雑木林を駆け抜け、遊んでいた浜辺も企業のものになり、ホテルの敷地になってしまいました。当時、もしかして宮古島の海岸線は、全て本土企業に買い占められるんじゃないかという大きな衝撃があったんです。そう思っていたのが、まさに現実になったんです」

このように考えている島民は決して少なくない。

別の50代男性は、「島の土地は限られているので、自分たちが代々大切にしてきたいた土地が内地の企業や外国人の手に渡るのは、いい気がしない。城辺(ぐすくべ)、来間島などの海岸を買われているのは嫌だな」と島民感情を語った。

さらに40代の女性は、「基幹産業は、サトウキビでもそれだけでは成り立たないので、観光産業も大きな柱になっています。観光で多くの人が来て、おカネも落ちるし、ホテルで雇用も生まれているのはいいことだけど、見慣れた風景がどんどんなくなっていくというのに関しては、すごく寂しいことだなと思います」と続けた。

4975とはずがたり:2018/06/22(金) 14:48:42

島の発展とともになくなっていく自由と自然。この問題をどう解決すべきなのか。

利便性を求める声も確かにある。続々と内地企業が進出する中、40代の男性は、「宮古島に昔から何度も来る観光客は、どんどん変わっていく島を嘆くけど、それならもっと田舎の島に行けばいい。生活している俺たちは、便利になった方がいいんだから」という。

観光客が求めるものと、現地に住む人の間には、少なからず乖離がある。観光するのと住みよい島にするのとでは異なるので、当然と言えば当然かもしれない。

内地企業が潤い、現地の企業はバブルではない
景気がいいからといって、手放しで喜んでもいられない。別の40代男性は、「外から入って来た大手企業が儲けているだけで、宮古の企業は潤っていない」という。

タクシー業界は人手不足という反面、「観光客はレンタカーを使うので、そんなに儲からない」(60代のタクシーの運転手)

沖縄本島でも見られるが、大手レンタカー会社は無料バスで空港から営業所まで送迎するサービスを行っている。やはり内地企業におカネを吸い上げられているという肌感覚があるのだ。

さらに、横浜から移住して来たゲストハウスの30代オーナーは、「大手企業が入り、個人経営で頑張っている現地商店のお店が減るのは嫌だなと思うので、ぼくはなるべく現地のお店に行くんです」と話してくれた。

ほとんどの大手企業は、島外から来ている。また建設業界や観光業界だけではなく、飲食業界においても、マクドナルドや吉野家、大戸屋などの大手チェーン店の進出により、個人商店が危機を迎えているようだ。

この現状を下地市長にぶつけてみた。
島外の大手企業の売り上げに対して、地元民の企業のそれは、多くないどころか、減っているという現状を下地市長は認識しており、以下のように語った。

「観光業にも力を入れているが、いちばんは、やはり農業だ。観光業は、いついかなるときにどうなるかわからないので、農業を基幹産業にしている。この分野を活性化させることで島民の生活は守られるだろう。

だからさらなる農業の成長を促すために農産物の新しい商品開発の資金や技術の支援をしている。こうしながら生産量を増やすという地道な活動をしているのだ。さらに農業と観光をリンクできれば、地元の小さな企業も景気が良くなると思う」

宮古島には地下ダムがある。地下にはサンゴ層と粘土層があるため雨が降ると、粘土層で止まる。この水を組み上げて農業用水として活用しているのだ。昔の水無農業から水あり農業へと変換。結果、生産量は伸びている。

たとえば、サトウキビ、ゴーヤー、かぼちゃの生産高は、県内トップ。サトウキビに関しては沖縄県の生産量の半分を占める。

また、宮古島市の農業生産額は、県内の市町村別で3年連続県内トップの182億4000万円(2016年)と県内の農業界を牽引しているという。

大型観光クルーズ船入港によるバブル
宮古島のバブルは、新たにできる下地島の国際空港だけではない。これまで宮古島空港とともに観光客を入島させてきた平良港がある。この港にクルーズ船が就航し、アジアの観光客が続々と入島するようになった。

現在は改修工事が進められ、さらなるバブルを引き起こすトリガーとなりそうだ。

4976とはずがたり:2018/06/22(金) 14:49:08
>>4973-4976
下地市長は、「現在15万トンのクルーズ船が埠頭に接岸するための工事をしている。3年間で完成させようと工事を進めている最中だ。世界では25万トンクラスのクルーズ船が主流の時代になってきている。この工事が終わると、それに対応するために港湾のルールを改定し工事を始める計画も考えている」という。

宮古島におけるクルーズ船での入島は、昨年だけで約36万人。直近の5月には約6万3000人で、前年度比約170パーセントを記録した。工事が進めばさらに多くのクルーズ船観光客を受け入れることができる。

彼らが飲食し、お土産を買えば、わずか人口5万5000人の島に、大きな経済効果をもたらしていくことは間違いない。宮古島の農産品を訪日観光客にうまく紹介できれば、地元経済も活発化できるだろう。

宮古島はダイビングスポットとして有名だが、魅力はそれだけではない。観光客の集客のために、鉄人レースのトライアスロンをはじめとするさまざまなイベントを企画してきたのだ。…

イベントをさらにもり立てるのは、美しい風景が映えるインスタグラムやツイッターという情報発信ツール。…

移住者が住むためのアパートがない
こういった取り組みも奏功し、近年は観光客だけではなく、内地からの移住者も増えている。

島民も移住者も口を揃えて言うのが、「家賃が急騰している」という言葉。これまで家賃3万円前後のワンルームマンションが、高いものだと5万円を超えるほどになっている。

地元の不動産に話を聞くと、「4、5年前からすると2倍近く家賃が上がっている。しかも高騰するだけではなく、物件自体がない。入居したいというご連絡は連日いただくのですが、紹介できる物件がないというのが実情です」と話す。

また、ゲストハウスで出会った移住希望の20代女性は、「マンション入居の契約はもう済んでるんですけど、そのマンションがまだ建設中なので、できるまで、ここにいるんですよ」と語る。

このような移住希望者は山ほどいるという。移住や長期出張などで島内に住もうと思っても住む場所がないのだ。

移住者が増える一方で、増えるのが荷物だ。日本全国から集まる船の荷物の運送を行う海運業に勤める40代男性は、「伊良部大橋ができてから、荷物が1.5倍に増えたんです。宮古島はもちろん、伊良部島への荷物が大変多くなりました」と汗を拭く。近年、アマゾンや楽天などのネット通販が多く、離島には欠かせないものとなっている。この流れは当分続くだろう。

アパートやホテル建設、空港や港など公共の大型工事が増える中、1つ興味深い話がある。島内の仮設トイレが、足りていないのだ。

4月のトライアスロン取材のルール説明のため、各メディアの取材者たちが集められた。そこで発せられた言葉は、「他の工事で島内の仮設トイレが足りないため、なるべく用を済ませてから、来てください」とのこと。

仮設トイレが足りなくなるという珍事。逆にいえば、想定を上回る工事量だともいえる。

今の宮古島が直面する問題
建築資材を扱う40代男性は、「建築資材は高くなっているが、入ってくれば、まだいい。資材が入ってこない」と嘆く。資材や人材の不足が建設を遅らせ、アパート不足につながる。それがまた移住者を困らせるという、景気が良いからこその悪循環が起きている。

今の宮古島は、観光業が大きく成長する中で生じた問題に直面している。

経済的豊かさを重視するのか、また生まれ育った自然を守るのか。島民の間でも意見は分かれている。これからも、インバウンドを中心とした観光客増加、移住希望者増加の波は変えることができないだろう。その中で、大切なものを失わない努力をしなければならない。

4977とはずがたり:2018/06/25(月) 17:25:52
地方を貧乏にして働かざるを得ない状況に持ってくのが自民党流。

新規就業30万人増目標 政府
https://www.asahi.com/articles/DA3S13529452.html
2018年6月7日05時00分

 政府は6日、地方の新規就業者を今後6年間で30万人増やす目標を掲げた今年度の地方創生政策の基本方針を取りまとめた。東京一極集中を是正して地方の人口減少に歯止めをかけるため、移住推進施策に取り組む自治体を国が交付金で後押しすることなどが柱。今月中旬にも閣議決定し、具体的な政策を進める。移住推進施策は…

4978とはずがたり:2018/07/04(水) 10:56:10

義務的に掛かってくる経費は統合してスケールメリット活かせるだろうしね

人口減、行政に「圏域」提言 市町村連携でサービス維持
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/politics/kyodo_nor-2018070301002263.html
20:43共同通信

 人口減少や高齢化が深刻になる40年ごろの自治体行政を巡り、総務省の有識者研究会は3日、複数の市町村で構成する「圏域」を行政主体として法制化し、連携して行政サービスを担う態勢を整えるよう提言する報告書をまとめた。市町村ごとで施策を続けていては住民の暮らしが維持できなくなると強調した。

 同省は市町村に関して近年、合併ではなく連携を推進しており、この流れを加速する内容。5日に発足する首相諮問機関の地方制度調査会で、具体化に向けた議論を進める。

 報告書は「市町村が全分野の施策を手掛けるフルセット主義を脱却し、圏域単位の行政を標準にしなければならない」と明記した。

4979とはずがたり:2018/07/04(水) 11:20:27
>>4978
画像貼り忘れた。テキストに起こして貼り付け

総務省研究会の報告書ポイント
●地方の9割以上の市町村で人口減少が見込まれ,市町村ごとで施策をしていては住民の暮らしが維持できなくなる

●複数の市町村で構成する圏域を法律で新たな行政単位に位置付け,圏域単位での行政を標準にしなければならない

●圏域から離れた地域の小規模な市町村に関しては,都道府県が支援すべきだ

●人工知能(AI)などを活用し,職員が半減しても自治体が機能できる仕組みが必要だ

4980とはずがたり:2018/08/01(水) 21:40:46

4915 名前:とはずがたり[] 投稿日:2017/04/08(土) 18:09:17
商店主と結託した腐敗自民のクソ政策は日本を滅ぼすものばかり。
中心商店街への補助金を直ぐに全廃しろよなあ。

「シャッター商店街」は本当に困っているのか
国交省の「空き家バンク」で空き家は減らない
http://toyokeizai.net/articles/-/139294?utm_source=goo&amp;utm_medium=http&amp;utm_campaign=link_back&amp;utm_content=related
木下 斉 :まちビジネス事業家 2016年10月07日

…さっそく数字で検証してみましょう。国土交通省実施の「平成 26 年空家実態調査」では、空き家にしておく理由の3分の1以上を占める37.7%の人が「特に困っていないから」と回答しています(調査結果の概要の14ページ、複数回答)。

その他の理由でも44.9%の人が「物置として活用する」とか、36.4%の人が「将来使うかもしれない」といったような理由で空き家にしているわけです。

他人に貸したり、売ったりしなければ、家計や事業が破綻するような切羽詰まった状況にあれば、必死になって営業してどうにか借り手や買い手を探します。つまり、そこまでに至らない空き家が問題の中心になっているのです。

シャッターを閉めているオーナーはカネに困っていない

これと同じ構造なのが、いわゆる「シャッター商店街」です。私が再生に関わる地方都市部では、昔からシャッター商店街が問題視されてきました。

しかしながら、シャッター商店街の不動産オーナーが明日の生活にも困っているかと言われれば、そんなことはない、むしろ豊かであることが多くあります。

例えば、大手の新聞の1面に「シャッター商店街」が深刻な話として描かれていても、実際にその商店街の理事長さんとお会いしたら「不動産オーナーたちも別に収入があり、組合も駐車場経営がうまくいっているから全く困っていない」と誇らしくお話頂いたりしたこともありました。これはある意味素晴らしいことです(笑)。

「空き店舗対策」の補助金で、かえって街はシャッター化

このように、当座の生活に困っていない不動産オーナーが保有する商店街中心部の空き店舗に補助金を入れて、市民や学生活動の拠点やらチャレンジショップなどに変える、「空き店舗への家賃補助金制度」なるものがいまだに全国にあります。

このような家賃補助は一見、市民活動をしている人や、学生や、これから商売を始める人を支援しているように見えます。しかし、実際には生活に困らず適当な家賃設定をして、営業の努力もせずに放置している豊かな不動産オーナーの懐に税金が入るだけ、とも言えます。

さらに最悪なのは、補助金で一部の不動産オーナーが「おいしい思い」をしたことで、他の不動産オーナーにも「次はうちも補助金で……」といらぬ期待を持たせてしまったりします。その地域では結果、不当な家賃相場が維持され、シャッター商店街のシャッター化はさらに加速します。

これからの日本全体をみれば、人口減少・世帯減少が続く中で空き家は増加しますし、今後はEC(電子商取引)などの伸長によって、商業店舗の需要も減少するので、空き店舗も増加するのは避けられないでしょう。

「空家対策特別措置法」などでは、空き家のまま放置している場合に固定資産税を高くする「マイナスの政策」によって、活用を促進させようとしています。

行政は「マイナス」+「プラス」政策で支援を

しかしながら、空き家認定の実務は未だ難しく、また不動産の価値が下がりきった地方都市では、固定資産税が数倍になっても放置したほうが得という場合もあります。これからの日本では、道路や公共施設などの社会資本が手厚く整備されているエリアでは、「より積極的なマイナス政策」を検討しても良いと考えます。

一方で、例えば北九州市の小倉では、不動産オーナーの世代交代をきっかけに、10年近く空き店舗にしていた不動産への入居者営業や投資を不動産オーナー自らが行い、空き店舗が多かった周辺の不動産まで再生している中屋興産などの取り組みもあります。

また、従来であれば不動産屋さんが相手にしなかったような地元の古い空き家・空き店舗を積極的に取扱い、エリア再生にまで繋げている大阪の丸順不動産などの取り組みも出てきています。

4981名無しさん:2018/08/15(水) 07:24:11
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180814-45178865-bbc-int

「世界で最も住みやすい都市」ランキング発表 日本の都市も上位に
8/14(火) 14:58配信

BBC News
英誌エコノミストの調査部門「エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)」がこのほど発表した「2018年世界で最も住みやすい都市ランキング」で、オーストリアの首都ウィーンが1位となった。前年まで7年連続で首位だったオーストラリアのメルボルンは2位に転落した。

EIUが毎年発表している国際調査で、ウィーンが1位となるのは初めて。

調査は世界140都市について、政治的安定性、社会的安定性、犯罪、教育、健康医療制度の利用しやすさなどの項目を評価し、順位付けする。

調査では英マンチェスターが欧州の都市で最も順位を上げ、前年度から16位上昇して35位タイとなった。

同じ英国のロンドンは48位で、マンチェスターとは13位差。調査が始まった20年前以来、この2都市の差は最大となった。

エコノミストは、マンチェスターのランキング大幅上昇は、治安の点数が増えたためと述べた。

「復活力」この調査は昨年、死者22人を出したマンチェスター・アリーナでの自爆攻撃を受けてマンチェスターの順位を下げ、批判を受けた。

ロクサナ・スラブチェバ調査担当編集長は今年の順位について、マンチェスターが「話題となった最近のテロ攻撃で安定性が揺らいだが、攻撃からの都市復興で復活力を見せた」と述べた。

スラブチェバ氏は、「西欧の複数都市」で治安が改善したとし、ウィーンがランキングの首位を獲得したのは、「治安の改善に関連する、欧州の大半にわたる安定性の回復」を反映したものだと語った。

調査結果によると、この1年で対象都市の半数近くで、住みやすさが改善した。

今年の国際ランキングでは2位となったメルボルンは、前年まで7年連続で1位だった。

オーストラリアからは他にもシドニーとアデレードの2都市が今年の上位10都市に入った。

調査の対極にある「住みにくさ」ランキングでは、戦争で荒廃しているシリアのダマスカスが最も住みにくい都市にランク付けされた。バングラデシュのダッカ、ナイジェリアのラゴスもダマスカスに僅差となっている。

犯罪、市民の不安、テロリズムもしくは戦争が、同ランキングの下位10都市で「強い役割」を果たしたとエコノミストは述べた。

2018年版 世界で最も住みやすい都市ベスト101位 ウィーン(オーストリア)

2位 メルボルン(オーストラリア)

3位 大阪(日本)

4位 カルガリー(カナダ)

5位 シドニー(オーストラリア)

6位 バンクーバー(カナダ)

7位 東京(日本)

8位 トロント(カナダ)

9位 コペンハーゲン(デンマーク)

10位 アデレード(オーストラリア)

2018年版 世界で最も住みにくい都市ワースト101位 ダマスカス(シリア)

2位 ダッカ(バングラデシュ)

3位 ラゴス(ナイジェリア)

4位 カラチ(パキスタン)

5位 ポートモレスビー(パプアニューギニア)

6位 ハラレ(ジンバブエ)

7位 トリポリ(リビア)

8位 ドゥアラ(カメルーン)

9位 アルジェ(アルジェリア)

10位 ダカール(セネガル)

(英語記事 The city ranked as the most liveable in the world)

(c) BBC News

最終更新: 8/14(火) 14:58
BBC News

4982とはずがたり:2018/08/25(土) 11:07:58
まあ無事廃村になったようでなにより。カネがないのだ。維持する為にカネかけるならもっと現代の貧困層に使わねばならない。

勿論自主的になんかしようとする動きが生まれるのは素晴らしい事だが。

https://twitter.com/kendou774/status/1033005313455091714
R774@まとめ屋
@kendou774

百夜月集落について、東さんからお聞きした話を纏めます。
百夜月集落は歴史ある集落とはいえ、すっと人が住んでいたわけではない。人が途絶えていた期間もある。一番近いところでは、終戦前は無人になっていたようだ。その後、終戦後の食糧難の時代、東さんのお父さんがこの地に入られた。


2010.10.04 Monday
説話の集落「百夜月」に行ってきました。
http://kumano-kodou.jugem.jp/?eid=510

熊野移住して9年目。
以前からずっと行きたいと思っていた場所があったのですが、昨日ようやくそれが実現できました。
その場所とは「百夜月(ももよづき)」。(名前の由来はこちらから)
ロマンチックな地名と共に数々の説話が残るところです。
何といっても、車では行くことができず、また歩いていくのも険しい山道を行かなければならない事がその神秘性を一層かきたてます。
対岸のバス停に車を止めて、川舟で向こう岸に渡してもらうしかないのです。
(google map ではこちら 地図中では「百夜月」という小字名は使われず「紀和町花井と」いう大字の表現になっています)
http://maps.google.co.jp/maps?hl=ja&amp;q=%E7%86%8A%E9%87%8E%E5%B8%82%E7%B4%80%E5%92%8C%E7%94%BA%E8%8A%B1%E4%BA%95&amp;lr=lang_ja&amp;um=1&amp;ie=UTF-8&amp;hq=&amp;hnear=%E4%B8%89%E9%87%8D%E7%9C%8C%E7%86%8A%E9%87%8E%E5%B8%82%E7%B4%80%E5%92%8C%E7%94%BA%E8%8A%B1%E4%BA%95&amp;gl=jp&amp;ei=uGypTOe4E5K0vgO30Oz0DA&amp;sa=X&amp;oi=geocode_result&amp;ct=image&amp;resnum=1&amp;ved=0CCwQ8gEwAA

百夜月、地名の由来
http://www.mikumano.net/setsuwa/momoyoduki.html

 三重県熊野市紀和町花井(けい)に「百夜月(ももよづき)」という美しい地名があります。北山川沿いにあり、現在でも対岸の和歌山県新宮市熊野川町九重(くじゅう)から渡し船で渡るしか行く方法がないという陸の孤島のような集落です。

 そこには光月山紅梅寺という寺があった。この寺には美しく若い尼僧がひとり住み、仏道修行に励んでいた。尼僧は近隣の村の若者たちの憧れの的であった。

 ひとりの若者が彼女に会って話をしたいと思い、昼間では村人に知られては尼僧に迷惑になるので、夜に川を渡って会いに行こうと決心をした。
 若者が夜、川を渡ろうとすると、山の上に顔を出してきた月があまりに明るく、こんなに明るくては村人に知られてしまうとその夜は行くのを諦め、家に引き返した。次の日もその次の日もそのまた次の日も、若者は尼僧に会いにいこうと川まで下りてきたが、月明かりがまぶしく行くことができなかった。「今晩で何度めだろうか」と若者が数えてみると、九十九夜めであった。
 家に引き返し、母にそのことを打ち明けると、母は「あの方は仏様をお守りしている方なのだから、お前が好きになってはいけない人だよ。あのお月様の光は人々が悪さをしないようにいつも辺りを照らしているのだよ。だから百夜通っても駄目だよ」と諭した。それからこの土地を「百夜月」と呼ぶようになった。

 このお話にはまだ続きがあります。

 尼僧は仏の教えを広めるため、寺の宝物を近隣の村に分け与え祀ってもらおうと考え、川下の村には花瓶を与え、川向の村には九重の重箱を与え、川向川上の村には竹の筒を与えた。花瓶を与えられた村が花井と呼ばれるようになり、九重の重箱を与えられた村が九重(くじゅう)、竹の筒を与えられた村が竹筒(たけと)と呼ばれるようになった。

 百夜月、現在では1戸があるのみです。

2007.10.11 UP

4983とはずがたり:2018/08/25(土) 11:14:53
あれ,無人になったんちゃうのか?

R774@まとめ屋
@kendou774
8月23日

誰も参りに来なくなったお寺。時々、地元の方が手入れをしている以外に訪れる人はいない。『寂しくなったな』なんて、背後のお墓に祀られているご先祖様がぼやいていそうだ。紀和町花井(けい)集落。最後の住人(1名)が残る。

で,軌道がある!?!?なんだかすげえ。。

R774@まとめ屋
@kendou774

百夜月集落には車道がない代わりに軌道が存在する。その名は『紀和町百夜月軌道等運搬施設』。東さんによると、町長に百夜月集落への道路を作ってくれと度々陳情したが難しいと言われ、その代わりに軌道が敷設されたとのことだった。

4984とはずがたり:2018/08/25(土) 11:16:57
紀和町花井(きわちょうけい)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%80%E5%92%8C%E7%94%BA%E8%8A%B1%E4%BA%95

歴史

近代

1871年(明治4年)7月、花井村は和歌山県の管轄となったが、同年11月に度会県へ移管し[15]、1876年(明治9年)に度会県が三重県に編入されたことで同県の所属となった[10]。これは、廃藩置県の際に北山川を境に右岸(西岸)を和歌山県、左岸(東岸)を度会県(三重県)にすると決定されたためであり、右岸は九重村、左岸は花井村となった[6]。当時の村人は明治政府の意向に対し、従来通り両岸とも花井村とすることを望んだが、要望は聞き入れられず、左岸のみが花井村となった[6]。このため、花井村だった西の峯が九重村に移った一方、九重村だった百夜月が花井村となった[15]。また1879年(明治12年)に牟婁郡が南北に分かたれ、南牟婁郡花井村となり、1889年(明治22年)には周辺村と合併し、上川村の大字となった[10]。

一方で花井の子供は北山川対岸(和歌山県側)の九重小学校(1876年〔明治9年〕開校)へ通学[注 4]し、1908年(明治41年)には九重と花井が共同出資して校舎を新築し、「九重花井尋常小学校」に改称した[10]。この頃の花井では、花井紙の生産は大幅に縮小し、農林業が生業となっていた[24]。なお当時の田の面積は1町2反(≒11.9ha)、畑の面積は5町6反(≒55.5ha)であった[10]。大正時代になると養蚕が盛んになった[10]。

近代のうちに道路の整備はなされず、三重県内の他の集落から孤立していた花井の住民は各自船を所有して、対岸の九重[注 5]に渡っていた[6]。ただし棹と櫂を使って船を操るのは難しく、操船技術を持たない住民は操船の可能な住民と相乗りして川を渡っていた[6]。相乗りのタイミングが合わず、九重で対岸の自宅を見つめながら半日待った経験を持つ住民もいたという[6]。

現代
戦後になると九重との間に渡船ができ、交通条件は多少改善された[6]。とはいえ北山川が増水すると川を越えることができず、急病人や怪我人が出ても九重の診療所へ連れていくこともできない状況は変わらなかった[6]。このため周辺地域の人々の間では「舟で渡らないと行けない所には嫁に行くな」と言われることもあった[6]。1949年(昭和24年)には役場から紹介を受けた人々が百夜月に入植[注 6]し、山を切り崩し田畑を開拓した[11]。百夜月に渡船はなく、子供達は親が漕ぐ木造船で対岸の学校へ通学した[16]。1964年(昭和39年)、百夜月に電気が通り、ラジオを付けるとちょうど東京オリンピックを中継していたという[25]。

1980年(昭和55年)になっても花井には自動車が通れる道路が建設中という有様で、地域住民は和歌山県側から北山川の渡船を利用するしかなかった[14]。この頃、地元の新聞が百夜月の住民が植えた1万株超に及ぶショウブやハスの美しさを紹介して、各地から観光客が訪れるようになった[11]。百夜月への交通手段は船しかないため、ショウブなどを植えた住民自らが観光客を船で送迎した[11]。

1984年(昭和59年)になってようやく林道が開通し、三重県内から花井へアクセスできるようになった[9]。しかし百夜月まで道路が整備されることはなかった[11]。この頃には、花井の人口は25人まで減少しており[26]、最後まで残ったのは4世帯のみとなった[9]。百夜月の方は1997年(平成9年)時点で2戸4人となっていた[25]。最後まで残った4世帯の住民も最終的には花井を離れる選択をし、2人の男性を残して和歌山県新宮市や三重県御浜町・紀宝町へ転居した(挙家離村)[9][11]。この4世帯は花井にある住宅や墓、ミカン畑を維持するために、盆や正月に帰省するという生活を送るようになった[9]。2000年(平成12年)6月25日に実施された第42回衆議院議員総選挙兼参議院議員三重選挙区補欠選挙の際の花井の有権者は10人で、うち花井集落が5人、百夜月が5人であったと中日新聞が報じている[27]。投票所は花井の区長宅で、縁側に候補者名を書く記載台と投票箱が置かれ、投票立会人4人は座敷から投票を見守った[27]。投票者は7人(すなわち投票率は70%)で、うち3人は百夜月から船で投票に訪れた[27]。

2006年(平成18年)、百夜月の最後の住民であった男性が病で倒れ、故郷に帰ることなく2011年(平成23年)に亡くなった[11]。2011年(平成23年)7月には花井の最後の住民であった男性[注 7]が亡くなり、事実上無人地区となった[9]。同年9月3日には台風12号(紀伊半島豪雨災害)が襲来して北山川が氾濫し、花井の住宅が流され、跡にはがれきが残った[9]。この時、住宅を復興すると朝日新聞の取材に答えたのは2世帯にとどまった[9]。

沿革

4985とはずがたり:2018/08/27(月) 18:48:00
買おうかどうしようかな。。

日本版DMOは、TMOと同じ轍を踏まずに済むか。学ぶべきは海外よりも、国内で長く続く観光事業組織。
https://note.mu/shoutengai/n/nfc50068f1445
木下斉/HitoshiKinoshita
2018/03/25 09:17
\500

日本で近年で経済成長している地方はどこか。この一つの共通要素は観光産業が伸長している地域です。北海道の倶知安などは不動産だけみても日本トップクラスの価値向上を実現しています。国が観光ビザ発給を規制緩和し、それに対応して地方での観光産業が適切に動いていけば地方成長も可能であることが良くわかります。

【目次】
◯ 市場と向き合い顧客から稼ぐ制度か、国と向き合い予算を貰う制度か
◯ 日本型TMO政策の失敗から学ぶ
◯ 「人を集めるポイント」と「稼ぐポイント」をしっかり組み合わせる
◯ 初期予算は経費ではなく、投資に回す。補助金ではなく、金融が肝

さて、このような流れを受けて、日本の経済成長に向けてインバウンド政策が強化され、それに伴い全国各地に設立されている日本版DMO。現在、観光庁に登録される日本版DMOの候補法人は平成29年11月28日時点で広域連携DMO2件、地域連携DMO52件、地域DMO79件の計133件。実際に登録されたものは平成29年11月28日現在で、広域連携DMO5件、地域連携DMO23件、地域DMO13件の計41件とあります。

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4986とはずがたり:2018/09/03(月) 19:05:45
内閣の仕事は首になったんか??
参院選に野党から出て貰いたい。

徳島は「阿波おどり」で揉めてさらに衰退する
地方を滅ぼす「本当の敵」は常に「外」にいる
https://toyokeizai.net/articles/-/235812
木下 斉 : まちビジネス事業家
2018/09/01 6:00

徳島の夏の風物詩、「阿波おどり」が大混乱のうちに幕を閉じました。いろいろな意味でメディア露出は多かったにもかかわらず、4日間での人出は減少して約108万人。昨年より15万人減少しました。

確かに日取りも悪かったものの、「主催者団体の巨額累積赤字」だけでなく「徳島市観光協会の破産」と来て、さらには全員参加でフィナーレとして行う総踊りについても「やる、やらない」を、祭りの当日まで引きずってしまったため大混乱となりました。

大混乱を招いた原因についてはすでに「徳島の阿波踊りが『イベント地獄化』した理由」で触れたとおりですが、「地域内の泥仕合」に本当に飽き飽きした方も多かったのではないでしょうか。一時が万事、今回の阿波おどりの混乱は徳島市の現在の状況を象徴する出来事であり、衰退地域によくある構造とも言えます。

「地域の衰退→行政の予算化→利権争い」の構図
そもそも祭りは、本来であれば「稼ぐ地域産業」があり、その「地域産業による余剰を地域内で循環させるための行事」といった側面が強くあります。大抵の伝統行事は神事と絡んだものです。そのなかでも華やかな祭りには「その地域の経済力が増した時代に発展したもの」が多くあります。

しかしながら栄華を極めた地域産業が衰退していくと、「不採算だけど伝統行事だから」ということで行政が予算を出すようになり、祭りに関連する利権で稼ごうとする人が暗躍します。阿波おどりも例外ではありません。長い歴史の中で形成されてきた、さまざまな利権の所在をめぐって互いに争っているわけです。

今回の「総踊りをめぐる小競り合い」も、ある意味の茶番です。徳島市の思惑はこうです。阿波おどり事業で過去の赤字責任を事実上認めて3億円の寄付を行った徳島新聞を、運営の中核に置きつつ、新たな「分散会場での手法で稼ごう」とするのが本心なのに、表向きは「安全のため」という建前で「総踊り中止」で押し切ろうとしました。

対立している踊り手団体である「阿波おどり振興協会」側も、「いやいや、ダイナミックな総踊りを市民は望んでいる」、などといって「総踊り」を独自に決行しましたが、不明瞭な運営が指摘され、破産した徳島市観光協会との関係がチラついたままです。

表向きは権力側と市民側の対立のようにメディアは描いていたものの、実際のところはどっちもどっちというところです。こうした「しょうもない対立」に、市民や観光客など多くの人が飽き飽きとしたことが動員数の伸び悩みにつながったことは否めないでしょう。

市と地元有力団体との対立は、実はこれだけではありません。

徳島市の遠藤彰良(あきよし)市長(2016年就任)は、選挙の争点となっていた「新町(しんまち)西地区市街地再開発」でも、白紙撤回することで市民の信託を得て当選し、中止を決定して大きな争点となっています。

「阿波おどり騒動」の裏にある、深刻な再開発めぐる対立
この新町西地区は、阿波おどり会館のある眉山(びざん)のふもとで、地元の有力者たちが土地を持ち、長年にわたって再開発計画を進めてきたエリアです。

しかし、実はこれまでの市政と再開発組合が計画してきた再開発事業は、総事業費約225億円にも上り、さらにこれから開発される施設の多くは巨大な市民ホールなどとなり、市が税金で買い取るというものでした。中止決定後、再開発組合は遠藤市長を相手取って異例の訴訟に踏み切りましたが、1審で市の決定に権利の濫用などはないとされ、控訴審判決でも棄却されています。

4987とはずがたり:2018/09/03(月) 19:06:01

今回、阿波おどりをめぐる混乱のなかで破産した観光協会などは前市長、つまりは再開発推進派を選挙で推していたわけですが、当選した遠藤市長はそれを真っ向から中止に追い込んだという形となっており、再開発問題だけでなく阿波おどり問題にも無関係とは言い切れないのです。

このように、遠藤市長率いる市政側と、地元の各種団体との間ではさまざまな形で対立が起きています。阿波おどりは目に見えやすい対立構造であるからこそ、メディアなども巻き込み大騒動になっただけでしょう。

そもそも徳島自体がこのように再開発をめぐる問題や、阿波おどりの事業赤字問題などでもめるのは、前出のように、「そもそも地域経済が大きく沈んでしまっているから」と言えます。

経済に余裕があれば、再開発も行政投資などを期待せずとも推進できるわけですし、また祭りに資金を拠出する民間企業などもより多く出てくるはずなのです。経済が好調であれば財政力も豊かになるため、逆説的ですが市民ホールなどを建設する事業費などもそれほど問題にならないと言えます。しかし、経済が低迷し、引きずられて税収も低迷する徳島市にとっては、過去にやっていたことを当たり前のように続けることさえできなくなり、地域内のさまざまな組織が「誰がそのマイナスを引き受けるか」でもめていると言えます。

読者の皆さんの中には驚かれる方もいるかもしれませんが、かつて、徳島市は全国有数の大都市だった時代があります。その繁栄の礎は戦国時代に築かれていきます。藍染(あいせん、あいぞめ)です。藍染めは、「虫などが近づいてこない」ということで武士の間で人気になり、さらに江戸時代に入ると一般大衆にまで普及していきます。

人々が着る服の素材として麻から綿へ普及が変化したものの、一般的な自然染料では綿が染まらない中、藍染は綿にも染色が可能だったからと言われます。こうして、藍は多くの人たちに愛され、日本社会の到るところで見られるようになりました。明治時代に日本にやってきたイギリス人宣教師で科学者でもあるR.W.アトキンソンによって書かれた「藍の説」の中では「ジャパンブルー」と呼ばれるようになり、今でもサッカー日本代表のユニフォームは藍色なのは、これに起源があります。

もしくは、安藤広重の浮世絵で世界に広まったことで「ヒロシゲブルー」と呼ばれることもあります。安藤広重の「東海道五拾三次」を活用して、当時の人々の中でどれだけ古い藍染が普及しているかを調べた研究があります。結果、同作品に登場する衣類全体の41%、登場人物の64%が藍染めされたものを着用しているなど、いかに当時藍染が普及していたかがわかります。

このように江戸時代から明治初期にわたって広く普及した藍。そのトップブランドを誇ったのが、実は徳島だったのです。なかでも阿波藍は「本藍」と呼ばれ、その他の地域で生産されるものは「地藍」と呼ばれるほど「一段上のブランド」でした。

徳島で藍染が栄えた「3つの理由」
なぜ徳島は藍染で栄えることができたのでしょうか。その背景には大きくわけて3つあると言われます。

1)【政策要素】紆余曲折ありながらも、徳島藩は、藍染流通を一部の藍商などに独占させ、製造・販売・品質管理に至る統制制度を徹底し、藩の財政基盤として藍産業を形成していきました。こうした政策要素があります。

2)【生活様式】時代が移り変わる中で、人々の着る衣料素材が麻から綿に変化し、染料としての藍の需要が拡大しました。こうした生活様式の変化です。

3)【地理的要因】地政学的に吉野川流域に位置する、徳島の広範囲なエリアの恩恵です。徳島は毎年のように吉野川の氾濫などの影響を受けていました。そのため台風が到来する旧盆よりお前に収穫が終わる作物として藍が最適だったという地理的要因があるのです。

実質的に言えば、藍染は植物から作られる加工品であり、地域経済に落とされるお金は極めて大きく、江戸時代には「吉野川が育てた最大の特産物」と称されました。実際、阿波藩の財政基盤となり、「阿波25万石、藍50万石」ともいわれるほどの経済力を誇っていました。

その勢いは、明治時代の中ほどまで続いたのです。実は、1873(明治6)年から、1889(明治22)年の市政が敷かれるまでは徳島市は、全国トップ10の人口規模を擁する大都市でした(5万〜6万人前後で推移)。当時の徳島市は、のちに急速に発展していく横浜や神戸などとさほど変わらない繁栄を謳歌していたのです。

全国の市場を相手に形成された藍産業などによる経済力は、地域内経済にも強い影響を与えます。

4988とはずがたり:2018/09/03(月) 19:06:24
>>4986-4988
たとえば取引業者が徳島を訪れた際に、藍商が接待などを積極的に行うことで飲食業界や花柳界が栄え、発展していきます。この折に阿波おどりも一般大衆の踊りというだけでなく、華やかさをグンと高めるようになったというのが定説です。地域産業によって、阿波おどりは全国からも注目されるレベルの華やかさ、藍商などの経済力で全国各地の踊りの流派を呼び込むなどして、先進的な形式へと進化していったのです。

しかしながら、武士の世の中が終わり、工業的なインディゴ(鮮やかな藍色の染料)が流通し始める明治時代の後半からは藍産業は衰退していきます。残念ながら、戦後は主たる地域産業も大きくは発展することができていません。さらに1990年代には明石海峡大橋で陸続きとなった神戸・関西エリアへ消費が流出していくことなどによってさらに衰退することになり、その結果、現在の徳島市は全国88位の人口規模の市となっています。

「内輪もめ」している暇はない、敵はつねに「外」にいる
今回の阿波おどりの大混乱については、それぞれの組織・個人に言い分はあるはずです。しかし、内輪で互いにもめればもめるほど、地域としての力は低下していきます。敵は地元ではなく、外にいます。徳島市の状況は江戸・明治中期までを頂点にして、その後産業は細り、衰退の流れを止められていません。

2018年は徳島と関西を接続することになった明石海峡大橋が開通して、20年の節目の年に当たります。もともと、徳島経済は関西経済とも海によって一定の隔たりがあったものが、橋の開通によって神戸や大阪の商業とつながりが深くなり、そして物流が改善したことによって徳島内にさまざまな「地元外資本」による大型モールが開業していきました。競争のゆるい内需経済に慣れていた徳島市中心部商業は壊滅的な打撃を受け、地域として輸出する産業も細る中、内需経済にも「決定打」となる変化となりました。

このような中で、年に一度の大イベントである阿波おどりや、再開発事業といったもので互いに利権を奪い合い地元でもめればもめるほど、それは地元が衰退し「その分だけ他の地域に吸い上げられる」と認識したほうがよさそうです。写真は2009年に撮影したものですが、今の徳島市の中心部は残念ながら、あまり変わっていません。

実は、徳島市と対極にある都市も数多くあります。代表的なのが、筆者が前から注目している福岡市です。

地元のおじさんたちのもめごとが地域を衰退させる

日本の他の地域の商店街が「百貨店よ、出て行け!」などと大型店を排斥しようとし、地域内対立を深めていた時代に、福岡市では天神地区にある百貨店や商店街などが互いに連合して「都心界」を組織しました。そして、合同で、隣接する都市の商業中心地に「天神に来てください」といった「エリア営業」をかけて、しだいに優位性を築いていきました。

また、祭りでも大いに参考になります。もともと「博多祇園山笠」は、「博多部」で長らく続いてきていた伝統行事でしたが、「福岡部」にあたる天神から参画することを受け入れ、「飾り山笠」を建てるなどしています。

こうしたこともあり、もともとは新興商業エリアにすぎなかった天神は、今や九州一の商業中心市へと発展。1889(明治22)年時点では徳島市よりも人口が少なく全国15位だった福岡市は、現在全国5位の大都市へと成長しています。

徳島市の実情をみれば、市の経済力も財政力も、伝統行事とのかかわり方も含め、内輪でもめている猶予はもうありません。

一刻も早く外を見て、新たな地域経済の立て直しにとりかからなくてはいけません。簡単に言えば、次の100年に徳島は「何で飯を食っていくのか」「何に力を注ぐのか」を決めることです。それらは、官民の関係なく、地元のさまざまな組織のトップの重要な役目です。

ひとことで言えば、「地元のおじさんたちのもめごとが未来を衰退に至らしめる」のは、何も徳島市に限った話ではないのです。

「誰と戦い、誰と組むべきなのか」。より合理的な判断と行動が熱望されます。

<参考文献> 鍛冶博之「近世徳島における阿波藍の普及と影響」

4989とはずがたり:2018/09/07(金) 09:26:01
地方創生大全 単行本 ? 2016/10/7
木下 斉 (著)
https://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4492212256/toyokeizaia-22?p=TK

福岡市が地方最強の都市になった理由 単行本(ソフトカバー) ? 2018/2/18
木下 斉 (著)
https://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4569837670/toyokeizaia-22?p=TK

4990とはずがたり:2018/09/09(日) 09:42:47

どうも賛同出来ないけど

畳に土足で上がりこめ!
現代日本を独自の視点で考察する
いつの間にかアメリカの街より広大になっていた日本の地方都市
https://blogs.yahoo.co.jp/alohaggyy/22227194.html
2018/9/6(木) 午後 11:00

宇都宮市内にサンフランシスコ市域がスッポリ入る

 平成の大合併が進められた2000年代、合併のほとんどは地方で行われた。結果的に、超広大な面積を有する地方都市が大量に出現した。結果的に起きたのがアメリカの都市よりもデカイ地方都市の大量出現である。

 上のMAPfrappeの比較を見てほしい。左がサンフランシスコ、右が宇都宮である。アメリカ西海岸を代表するあのサンフランシスコの市域全体が、宇都宮にスッポリおさまるのである。実際の宇都宮市域は鬼怒川の反対側や、日光に近い山間部などにも広範囲に広がっているので、これよりもはるかに大きい。

 日本人の多くはアメリカ=巨大国家、日本=小さな島国と思い込んでいるが、それは国土全体の話。全米のあちこちを行き来する人なんて大統領くらいである。実際の国民が普段の日常を過ごす生活圏の範囲は限られていて、その幅は日本と大差ないか、日本の方がデカイことさえ当たり前なのである。

ハワイより巨大な釧路の住宅街の路地

 一目でわかる。どう見てもホノルルより釧路の方がバカでかい。日本人の多くはアメリカは土地が広いので、家がバカでかくて路地の道路さえ広大だと思っているが、私たちが想像するアメリカに近い住宅街は国内の釧路に存在していて、れっきとしたアメリカでありながら、茅ヶ崎市内のような密集度合いの狭路だってホノルルにはあるのだ。どの家も広大な庭もプールもない。道路沿いを歩くと、家の中から生活の匂いが漂ってくるのが楽しい。

 北海道が開拓地だから特別広いわけではない。内地である秋田県でも同じくらい広い路地を私は歩いたことがある。そして、ホノルルの路地を歩けば、自動車さえも入れないくらい狭い路地だっていくらでもある。

宇都宮市内にサンフランシスコ市域がスッポリ入る

 平成の大合併が進められた2000年代、合併のほとんどは地方で行われた。結果的に、超広大な面積を有する地方都市が大量に出現した。結果的に起きたのがアメリカの都市よりもデカイ地方都市の大量出現である。

 上のMAPfrappeの比較を見てほしい。左がサンフランシスコ、右が宇都宮である。アメリカ西海岸を代表するあのサンフランシスコの市域全体が、宇都宮にスッポリおさまるのである。実際の宇都宮市域は鬼怒川の反対側や、日光に近い山間部などにも広範囲に広がっているので、これよりもはるかに大きい。

 日本人の多くはアメリカ=巨大国家、日本=小さな島国と思い込んでいるが、それは国土全体の話。全米のあちこちを行き来する人なんて大統領くらいである。実際の国民が普段の日常を過ごす生活圏の範囲は限られていて、その幅は日本と大差ないか、日本の方がデカイことさえ当たり前なのである。

ハワイより巨大な釧路の住宅街の路地

 上の画像はホノルル郊外。下は釧路郊外の路地の様子だ。
 一目でわかる。どう見てもホノルルより釧路の方がバカでかい。日本人の多くはアメリカは土地が広いので、家がバカでかくて路地の道路さえ広大だと思っているが、私たちが想像するアメリカに近い住宅街は国内の釧路に存在していて、れっきとしたアメリカでありながら、茅ヶ崎市内のような密集度合いの狭路だってホノルルにはあるのだ。どの家も広大な庭もプールもない。道路沿いを歩くと、家の中から生活の匂いが漂ってくるのが楽しい。

4991とはずがたり:2018/09/09(日) 09:43:09
>>4990
 北海道が開拓地だから特別広いわけではない。内地である秋田県でも同じくらい広い路地を私は歩いたことがある。そして、ホノルルの路地を歩けば、自動車さえも入れないくらい狭い路地だっていくらでもある。

 釧路市には片側4車線の8車線道路が一直線に何キロも続く区間があるという。これはその一部の映像で、この様子が延々とあるというのだから、壮観である。

 ハワイの場合、ワイキキの真ん中を貫くクヒオ通りは片側2車線の4車線。ビーチ沿いのカラカウア大通りと運河沿いのアラワイ大通りはそれぞれ対面通行の3車線道路なので、大して道幅が広いわけではない。ハッキリ言って東京の街中の幹線道路と同じ水準だ。

 郊外の幹線道路なども片側2〜3車線の4~6車線道路なので、日本国内の地方都市と水準的に大差はない。したがってロードサイド店舗などの規模も、相模原や厚木の国道バイパス沿いに近い。建物は大きいといえば大きいが、バカみたいに広い母屋に滑走路みたいな広大な青空駐車場が広がる感じはなく、徒歩や自転車での来客もある。それに比べれば釧路や苫小牧のホーマックやイオンがあるあたりの方がよほどアメリカ的なのである。

課題点は肥大化に即した公共インフラと行政の不在
 ただし日本の地方都市は最初から大きかったわけではない。
 大昔は、東京圏と同じくらいに狭い街のサイズだった。戦前の大合併、昭和の大合併、平成の大合併と合併を繰り返して大きくなった。
 特に戦後のマイカーの普及の影響が大きい。それに合わせて高速道路やバイパス道路が整備され、職住近接で徒歩圏の集落内に人生の殆どが完結していた構造から生活圏が広がった。

 アメリカの場合、最初から広くて当たり前であるし、戦前にはモータリゼーションを迎えていた。つまり巨大な地方都市が当たり前である前提で社会システムが成立していて、たとえばスクールバスで通学する学校のような仕組みが最初からあったりする。
 問題は日本の場合、首都圏が過密地帯で相変わらず狭い暮らしをしているので、土地と地方で世界が違くなっているのに、社会の仕組みが合わないのである。例えばアメリカでは路線バスが高速道路を走れるが日本では高速自動車国道は走行不可能(自動車専用道路なら走れる場合もある)だったりするので、地方都市の路線バスは距離は長く速度は遅く、客離れが進んでいる。しかも路線経路を簡単に変更できないので、バイパスができても旧道沿いを走ったりする。

 東京首都圏だけが日本じゃない。都市部の過密化して、電車移動や歩きばかりの生活をしている空間は、首都圏と関西くらい。広く見ても、北海道なら札幌くらいでしか成立しない。東京の人間が、東北地方などの地方都市の国道沿いとかに行けば「これは完全に別の国が出来上がっているなあ」と肌で感じることができるはずだ。にもかかわらず、生活実態はアメリカ並か、アメリカより広大な地方都市だってあるのに、路線バスやローカル鉄道などの公共交通は、公立学校は、医療機関は・・・あらゆるものが現代のファスト風土地帯の生活実態と乖離しているし、東京も東北も全く同じ法律が適応されている。歩行者なんていやしない高規格道路でも100キロ出せば捕まるのである。

 日本はアメリカのように地方分権がされていない。東京と東北は誰がどう見ても地続きなだけで外国同然であるにもかかわらず、州が独自の地域事情に合った法整備や州政による統治を行うことが、日本ではできない。東北の人たちの多くは、東京に出るということは東京の人が海外旅行に行くくらいにレアな経験なのに、なぜ同じ法律なのか。結果的に東北の人々は昔より便利になった近代化された生活と不便を強いられる中央集権的なシステムのゆがみの中で生きている現状がある。

 社会が根本から違うなら、日本を分割するべきだと考えるのは私だけじゃないはずだ。

4992とはずがたり:2018/09/10(月) 16:33:24
篠山って響きが昔から好きで良い名前だと思うけど先日篠山城へ行って来て知ったが篠山は家康が対大阪城包囲罔形成の為に西国大名に笹山と呼ばれる小丘に築城させてからの比較的新しい名前。
元々この辺は多紀郡だった。丹波がなんか印象良くなっちゃって氷上郡も丹波市になってしまった。篠山市は多紀市に,丹波市は氷上市に帰るのが復古主義者としての俺の持論w

「丹波篠山市」改名 篠山市、住民投票実施へ
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201809/0011625780.shtml
時計2018/9/10 13:17神戸新聞NEXT

 兵庫県篠山市の市名を「丹波篠山市」へ改名することの賛否を問う住民投票を目指し、市民団体「市名の名付け親になろう会」が集めた署名が、投票実施に必要な数を超えたことが10日、関係者への取材で分かった。署名活動は9日に締め切られ、今後、署名簿を市選挙管理委員会に提出する。市住民投票条例によると、審査などを経て、有効署名数が有権者数の5分の1に当たる7095以上と確定すれば、2019年1月までに住民投票が行われる。

 市民団体の関係者によると、集まった署名は1万669人分。一部、要件を満たしていない無効な署名が含まれているとみられるが、1万は超える見通しという。

 市民団体は7月下旬、「(市名変更に)賛成でも反対でもなく中立的な立場で、名付け親になるための市民の権利を行使したい」(小寺恵美代表)などとして発足。8月9日に署名活動を始めた。

 篠山市の市名を巡っては、酒井隆明市長が8月1日、かねて市商工会など各種団体から要望があった「丹波篠山市」に変更する方針を表明。ただ、市民団体が住民投票実施を目指して活動を始めていたことから、変更に必要な条例案を市議会へ提出することは見合わせている。(尾藤央一)

4993とはずがたり:2018/09/17(月) 00:18:23
すげえ

1人当たり所得増減マップ あなたのまちは?
2018.9.15公開
https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/income-map/#8/138.6227/36.6243/2004/5/

4994とはずがたり:2018/09/18(火) 22:45:19
なにをいっちゃってんだこいつは。
四つって事は東京洲は関東東北北海道か。

日本を「四洲」に再編せよ 東京一極時代と決別へ
川勝平太・静岡県知事
https://mainichi.jp/premier/politics/articles/20180619/pol/00m/010/009000c
2018年6月20日

川勝平太氏=長谷川隆撮影
川勝平太氏=長谷川隆撮影
首都機能を那須野が原へ移す
 日本は、奈良、平安京都、鎌倉、室町京都、安土桃山、江戸と首都機能を移してきた世界でも珍しい国である。首都機能の地名に時代をつければ、それがそのまま日本の時代区分(奈良時代、平安時代、鎌倉時代……)になる。明治以降の日本は、東京に首都機能が置かれた。過去150年間は「東京時代」と名付けられる。

 1980年代の日本は、東京の一極集中が極端に進み、集中のメリットよりも、災害の際のデメリットなどへ…

この記事は有料記事です。

4995とはずがたり:2018/09/22(土) 15:14:33

野党は,身の丈に合った事業で収益性・自立をって云ふ木下さんのラインで地域政策立案すべし。

https://twitter.com/shoutengai/status/1043146084485230592
木下斉/HitoshiKinoshita
@shoutengai

ロスにお茶のカフェだすとかで2億円以上出資するのがすごいねw てか、どういう経緯でこの会社はできたんだか色々と不思議・・・。│

7:33 - 2018年9月21日

「事業は瀕死」クールジャパン機構を長崎企業連合が提訴
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180921-00000109-asahi-soci
9/21(金) 20:28配信 朝日新聞デジタル

 官民ファンド「海外需要開拓支援機構(クールジャパン機構)」と組んで米国で「日本茶カフェ」事業を展開する長崎県の企業グループが、機構が一方的に運営会社を清算しようとして損害が出ているとして、約4千万円の損害賠償と出資契約の無効確認を機構に求める訴訟を東京地裁に起こした。提訴は11日付。

 原告は、日本茶を輸出するマエタクや地方銀行十八銀行など長崎県や周辺の11企業・団体が出資する会社グリーンティーワールドホールディングス。機構とは15年4月、約210万ドルずつ出資して運営会社をつくり、米ロサンゼルスでカフェ1店舗を営む。運営会社株は長崎側が50・1%、残りを機構が持つ。

 訴状によると、機構は昨年以降、事業赤字などを理由に運営会社の解散を迫り、今年4月には米国の裁判所に清算を申し立てた。長崎側は、機構から不相応に大きな組織や新ブランドの商標登録を要求されて費用負担が膨らんだにもかかわらず、今度は運営会社を無理やり清算させられようとしているとして、出資時の契約に違反すると主張する。

 長崎側は単独での事業継続を望んでいるという。原告代表者は取材に「不毛な時間と費用、労力を費やして事業は瀕死(ひんし)の状態。早く機構のしばりから解放してほしい」とコメントした。

 機構は取材に対して「機構としては手続きを踏んでやむなく清算を求めるに至ったと認識している」と回答した。

 クールジャパン機構は日本の商品や文化の海外発信支援を目的に13年に設立。会計検査院から投融資額を回収額や保有株の評価額などが下回る損失状態と指摘され、近く改組される産業革新機構の傘下に入る方向で再編が検討されている。(藤田知也)

朝日新聞社

4996とはずがたり:2018/09/25(火) 09:22:11
2012/9/2819:47:00
「多治見」
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1094807635
多治見風土記によると、天火明命(あめのほあかりのみこと)の十一世の子孫が、この辺りに移り住み、タジヒ部を名乗ったことから、その地の人をタジヒ部と呼び、やがてタジミの地になったとあります。
タジヒとは、マムシの古称。

古来、蛙目粘土(がいろめねんど)、木節粘土(きぶしねんど)を産出する、陶磁器(美濃焼)の産地。
平安時代の新撰姓氏録に「多治部を諸国に定め、皇子の湯沐邑と為す」とあり、それが地名となった説があります。
「多治部」は天皇の養育に当たる古代の部曲の一つ「蝮部(たぢひべ)」、「湯沐邑」とは皇族に与えられた領地のこと。
なお、虎杖(イタドリ)を指す「多遅(タヂ、タヂヒ)」とする説もあり、県内に旧「板取(村)」の地名も見えます。



「多治見」という地名が登場するのは南北朝時代頃で、それ以前は「只見」と書いて「たじみ」と読んだともされます。
歴史に詳しい人にとっては、「太平記」に登場する多治見国長が有名です。
後醍醐天皇が鎌倉幕府に叛旗をひるがえそうとした時に参画したのが、岐阜県の名族土岐氏の一族である多治見国長。しかし、事は事前に幕府側にもれて京都で幕吏に急襲され、自害しました、いわゆる「正中の変」です。

以後、「多治見」の名前は歴史の表舞台には登場しません。
中世は名家・土岐氏の勢力圏の一部に組み込まれ、江戸時代は天領。多治見を中心とした政治圏や経済圏は誕生しなかった。

4997とはずがたり:2018/09/30(日) 18:32:30

9/6の記事。

台風被害に悲痛な声 停電や集落孤立、爪痕深刻
https://www.gifu-np.co.jp/news/20180906/20180906-71564.html
2018年09月06日 07:40

 台風21号の猛威から一夜明けた5日、岐阜県内では本巣市の国指定天然記念物「淡墨桜」の枝が折れる被害や、収穫期を迎えた栗やナシの農業被害など、台風が残した深刻な爪痕が明らかになった。市民生活への影響も大きく、停電からの復旧が遅れ医療機関や高齢者施設では対応に追われたほか、山県市の孤立集落では「早く電気を」と悲痛な声が聞かれた。

◇電話も不通

 台風21号の風雨による県道の倒木で、山県市神崎の伊往戸(いおど)地区が孤立状態になっている。5日も停電が続き、電話も不通のまま。住民は「電気だけでも早く通じて」と訴える。

 「家が揺れて、トタン屋根の一部が吹き飛んだ。伊勢湾台風以上の風だった」。神崎川沿いの山あいの同地区で、男性(78)は振り返った。

 風雨が強まる中、4日午後4時半ごろに停電し、慌ててろうそくを探した。情報源はラジオだけ。食料は3日分程度あるが、男性の妻(76)は「冷蔵庫が使えず傷んでしまう」と不安がる。

 市部に通じる県道神崎高富線は、7月の豪雨で一部が通行止めに。歩いて通る程度には復旧していたが、今回の台風で同地区手前の少なくとも5、6カ所で倒木や土砂が道をふさぎ、再び通行が困難になった。

 県岐阜土木事務所によると、倒木が電線や電話線に掛かっている箇所が複数あり、各事業者による処理が必要になるため、除去や道路復旧の見通しは「まだ分からない」という。

 同地区には5日現在、5世帯10人が住んでいる。長屋勝自治会長(87)は「発電機のガソリンが足りず、風呂も入れない状態。いま一番欲しいのは電気で、早く復旧してほしい」と話す。

 同市によると、近くの円原地区でも8世帯14人が孤立している。

◇診療所停電

 長時間にわたる停電によって、高齢者が入る医療機関や介護施設でも空調設備が使えなくなるなどの影響を及ぼした。

 高齢者が長期入院する療養病床などがある岐阜市安食の診療所「福富医院」では、4日午後から約27時間にわたり停電した。蓄電池式の自家発電機は5日早朝に残量が尽き、職員らは冷蔵が必要な免疫製剤などの注射薬を保冷バッグに移すなどの対応に追われた。

 60〜80代の15人が入院。病室の窓を開け放すことで風を通し、氷枕を用意するなどして体調の悪化を防いだが、福富悌院長は「暑さがピークの時期だったらより深刻になっていたかもしれない。停電が長期化した場合の備えを見直したい」と話す。

 岐阜市大洞の特別養護老人ホーム「大洞岐協苑」では4日午後から5日早朝にかけて停電。ナースコールが使えなくなり、職員は巡回の頻度を増やし、自力で動ける利用者には代わりに鈴を渡した。

 発電機や投光器を用意し、照明を確保するなど事故防止に努めたが、長谷部博施設長は「電力がないと備えがあっても対応が難しいと痛感した。停電がさらに長引いていたらと思うとぞっとする」と表情をこわばらせた。

4998とはずがたり:2018/09/30(日) 18:32:43
>>4997
◇大木折れる

 本巣市根尾板所の淡墨桜は、地元住民が枝4本が折れているのを確認した。60年以上生育状態を記録し続ける藤原俊博さん(78)=同市根尾神所=は「これだけの被害は伊勢湾台風以来」と話し「花付きが良く、見事な花を咲かせてくれる枝だった」と声を詰まらせた。

 樹木医大平猛司さん(44)=同市屋井=は「現段階で来年以降の開花にどのような影響があるかは何とも言えない」としつつ「折れた箇所が腐らないよう早急に処置する必要がある」と指摘した。枝を支える支柱も倒れたり傾いたりしており、市と県は「専門家の意見を交え早急に対応したい」としている。

 揖斐郡揖斐川町谷汲岐礼では、高さ約35メートルの県指定天然記念物「伊野一本杉」が強風で折れた。同所の新宮神社のご神木で、樹齢千年以上。古くから住民の信仰の対象で地域のシンボルだった。地面から約7メートルの高さで折れた木は、近くを通っていた電線と電柱を巻き込んで倒れた。子どもの頃に一本杉を遊び場にした男性(79)は「すっかり殺風景になってしまった」と肩を落とした。

 歴史的な建物などの被害も。岐阜市司町では、1924年に建設された旧県岐阜総合庁舎の2階と3階の約1メートル四方の窓ガラス計4枚が割れた。県によると、塔屋の金属製の扉も外れ、屋上に吹き飛んでいたという。

◇秋の味覚大きな痛手 栗、ナシ落下

 猛威を振るった台風21号の強風で、県内では特産の栗やナシが落下し、秋の味覚が打撃を受けた。

 JAひがしみのによると、中津川、恵那市では相当数の栗園に影響が出たといい、木が倒れ、大量のいが栗が青いまま落ちた。中津川市栗振興会長の榊間信明さん(77)の栗園は約250本のうち幼木が数本倒れ、いが栗は3割が落ちた。「不作の年で例年の7割の収量を見込んでいたが、6割になるかもしれない」と肩を落とした。

 同市の観光栗園も約300本が被害を受けた。8日に今季の営業が始まるため、5日は約15人が復旧作業に当たった。恵那市のえな笠置山栗園も倒木や実が落ちる被害があった。今季の収量は5トンの予定だったが、1・5トンに落ちる見込み。

 県内有数のナシの産地・美濃加茂市山之上町では「豊水」が数多く落下した。山之上果樹農業協同組合の湯浅誠組合長(67)によると「6〜7割落下した農家が多く、ひどい農家は9割。今季は雨が少なく、実が小さめで収量も少ない。台風とダブルパンチで品薄は避けられない」と嘆く。

 約7割が落下したナシ農園の経営者(41)は、落ちた実を拾いながら「防風ネットで対策したが、効果はなかった」と天を仰いだ。

4999とはずがたり:2018/10/02(火) 11:03:44
>ここ数年、日本の労働者の実質賃金は下がる一方だったが、若年層の賃金の下がり方は尋常なレベルではなかった。

>先ほど筆者は地方では雇用が少ないと述べたが、一方で地方は深刻な人手不足に悩まされている。…考えられるのは雇用のミスマッチだろう。

この国で、地方移住がまったく進まない根本理由が分かった
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180919-00057571-gendaibiz-bus_all
9/19(水) 7:00配信 現代ビジネス

 このところ地方移住への関心が再び高まっている。安倍政権がアベノミクスの一環として地方創生を掲げたことや、石破茂元幹事長が自民党総裁選への出馬に際して地方創生を全面的に打ち出したこともあり、このテーマがメディアに取り上げられる機会も増えてくると思われる。

 一方、地方移住にはトラブルがつきものであり、理想と現実はだいぶ異なる。地方移住が漠然とした希望であるうちはそれでよいが、本格的に移住を考えるのであれば、相当な下調べが必要だ。

若年層の移住希望者が増えている
 国土交通省の調査によると、20代の4人の1人が、それ以外の年齢層の6人に1人が、地方移住について関心を持っているという。地方移住の支援を行っている、特定非営利法人100万人のふるさと回帰・循環運動推進・支援センター(ふるさと回帰支援センター)への来訪や問い合わせ件数はこのところ急激に増加しており、10年間で10倍以上となっている。

 支援センターへの問い合わせ件数については、地方創生という政策強化によってセミナーの開催件数が増えるなど、別の要因があるため、数値の増加がそのまま関心の高まりを示しているわけではない。だが、地方移住を取り上げたブログやSNSにおける関連投稿の状況などを考えると、関心を持つ人が増えているのは間違いないだろう。

 もっとも、関心が高まっているからといって、多くの人がすぐに移住を決断するとは限らない。先ほどの国土交通省の調査においても「親世代との同居もしくは近居」「中古住宅の取得」といった項目も、地方移住と同じくらいの関心度合いになっている。

 興味深いのは、地方移住に関心を持つ人の属性が年々変化していることである。

 ふるさと回帰支援センター利用者の年齢構成は、2008年には50代が27.9%、60代が35.1%と圧倒的に中高年が多かった。だが2017年では20代が21.4%、30代が28.9%と若年層と高齢者が完全に入れ替わっている。

 若年層の関心が高まっているのは、経済的な問題と関連している可能性が高いだろう。
 
ここ数年、日本の労働者の実質賃金は下がる一方だったが、若年層の賃金の下がり方は尋常なレベルではなかった。一部の若年層労働者は、都市部の物価では暮らすことそのものが困難になっており、これが地方移住に対する漠然とした関心を高めていると考えられる。

政府は金銭的な支援も検討している
 もっとも地方に移住したからといって経済的な問題が解決するとは限らない。地方は物価が安く、農村地域に行けば、食料が「おすそわけ」で手に入ったりするので、現金の支出は大幅に減る。だが地方では基本的に雇用が少なく、仮に職を見つけられたとしても、年収が200万円以下というケースもザラにあるため、結局は経済的な問題がつきまとう。

 政府もこうした状況は認識しているようで、地方移住者に対する経済的支援について検討を開始している。

 現在、議論されている制度は、東京、埼玉、神奈川から地方に移住し、現地で起業した人には最大300万円、現地の中小企業に転職した人には最大100万円を支援するというものである。経済的な理由で地方への移住を諦めていた人に、直接的な支援で行動を促そうという仕組みだ。

 だが、この施策は、はからずも地方移住が抱えている根本的な問題を浮き彫りにしたともいえる。

 先ほど筆者は地方では雇用が少ないと述べたが、一方で地方は深刻な人手不足に悩まされている。これは相反する事象であり話が矛盾している。

 地方に雇用が少ないのも、人手不足が深刻なのも事実だとすると、考えられるのは雇用のミスマッチだろう。適正な条件の求人があれば、本来ならすぐに求職者が応募してくるので、深刻な人手不足にはならないはずだ。

5000とはずがたり:2018/10/02(火) 11:04:08
>>4999
 だが、多くの人が考える雇用環境や雇用条件を満たす職場が少ないのだとすると、いくら求人をかけても人は集まらない。一方、都市部から移住を希望する人にとっては、自分が求める仕事はないという結論になってしまう。

 このような状態だからこそ、人手不足が深刻な中小企業への転職の場合には100万円、さらにハードルが高く雇用を生み出してくれる起業の場合には300万円の支援があると考えた方がよい。

村八分でゴミが出せない?
 一連の状況を総合的に考えた場合、このままでは地方移住が進展する可能性は低いだろう。

 自由な移動というのは資本主義を成り立たせる根源的な要因とひとつであり、人口減少社会において都市部への人口集中が進むのは自然な動きといってよい。都市部の方が物価の高さをカバーできるくらいに賃金が高いのも自然なことであり、都市部で生活するのは合理的な選択といえる。

 しかしながら、政策として地方を重視するということであれば、それはそれでひとつの決断であり、多くの国民がそれを望むのであれば、推進していく価値はあるだろう。

 だが、実施しようとしている政策が市場メカニズムとは逆の流れにある場合、これを確実に実施するためには相応の準備が必要となる。現時点ではそうした準備が出来ているとは到底、思えない。

 地方移住を妨げている最大の理由は、経済的な問題はもちろんのこと、それ以前の社会的な問題である。

 近年、SNSが発達してきたことで、多くのナマの声がネットで拡散されるようになった。地方移住に関する話題もSNSに投稿されているのだが、その中には、近代民主国家としては目を疑うような事例も散見される。

 よく目にするのはゴミの問題である。

 ある地域では、都会からやってきた新住民が村八分のような扱いを受け、何十キロも離れた集積所までゴミを運ばなければならない状態になっているという。

 ゴミの集積所は自治会が運営しており、自治体のゴミ収集はその集積所でしか行わないという。新しい居住者は自治会に加入していないため、自治会の集積所にはゴミが出せず、自治体が運営する遠くの集積所まで、毎日、クルマを運転してゴミを出しに行っているという。しかも自治会に加入できないのは、本人に加入の意思がないわけではなく、自治会側が新住民を拒否しているという。

経済的な問題ではなく社会的な問題
 SNSの情報なので真偽の程は不明だが、似たような事例が多数、ネットで報告されている現状を考えると、こうしたケースは珍しくないものと考えられる。

 自治会はあくまで自治会なので、そのルールは地域住民が決めるべきものだが、自治会に加入していないことで行政サービスが受けられないという話が本当だとすると、それは近代民主国家として絶対にあってはならないことである。

 ゴミの収集をはじめとする各種行政サービスを受ける権利は、納税する住民に等しく保障されたものであり、特定の住民が何の理由もなくこうしたサービスを受けられないというのは、基本的人権にも関わる重大問題といってよい。

 本当に地方移住を推進したいのであれば、場当たり的な支援ではなく、社会的な部分での対策をしっかりすることが先決である。

 ごくわずかな金銭的な支援だけを行い、あとは自己責任ということでは、誰もこうした施策には乗らないだろう。地方創生や地方移住というのは、実は日本社会の制度そのものが問われている問題なのである。

加谷 珪一

5001とはずがたり:2018/10/02(火) 11:05:12
もう15年位も市町村合併なんかを観察してきたこのスレも遂に5000。容量の半分迄来た。
感慨深い。

5002とはずがたり:2018/10/05(金) 13:41:00
徳島は「阿波おどり」で揉めてさらに衰退する
地方を滅ぼす「本当の敵」は常に「外」にいる
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木下 斉 : まちビジネス事業家
著者フォロー
https://toyokeizai.net/articles/-/235812
2018/09/01 6:00

5003とはずがたり:2018/10/05(金) 13:44:08
地方を変えるのは巨大計画より小さな店だ
日高の名店が「フェス」を開く理由
企業経営 2017.10.14 #地方創生 #地域活性化
木下 斉
まちビジネス事業家 木下 斉
PRESIDENT Online
https://president.jp/articles/-/23319

5004とはずがたり:2018/10/10(水) 09:37:11
スーパー編輯者もいつかはマンネリが来る。二代目が育成出来るかどうかだな。

それにしても三芳ってなんでそんなに豊かなんだ??

若者に読まれる「日本一」の三芳町広報誌。作ったのはスーパー公務員編集者
https://www.businessinsider.jp/post-176601
室橋祐貴 [Business Insider Japan]
Oct. 04, 2018, 05:05 AM MEDIA, ADVERTISING97,272

東京・池袋から電車で約25分。東京にもっとも近い「町」、埼玉県三芳町。

人口約3万8500人の小さな町に、多くの若者に読まれている自治体広報誌がある。町役場が毎月発行する「広報みよし」だ。

2011年にリニューアルするまでは他の自治体と変わらない平凡な自治体広報誌だったが、リニューアルからわずか4年後の2015年には全国広報コンクールで内閣総理大臣賞を受賞。この年に行われた住民への調査では、20代の8割が町の情報を「広報みよし」で得ていると回答するなど、若者からの反響も大きい。

通常、自治体が発行する広報誌は固い内容が多く、その内容は若者に伝わり難いが、なぜ「広報みよし」は若い世代で読まれているのか?ほぼ一人で「広報みよし」を作り上げてきた三芳町秘書広報室の佐久間智之さん(41)に話を聞いた。

捨てられている広報誌「税金の無駄だな」

定期的に自宅に届く自治体の広報誌。中身を読まずに、ゴミ箱に捨てている人も多いだろう。

健康増進課に所属していた佐久間さんが広報誌作りに関わるようになったのも、広報誌がゴミ箱に捨てられているのを見たのがきっかけだった。

「マンションのポスト脇のゴミ箱に広報誌が捨てられているのを見て、『税金の無駄だな』と思ったんです。読まれていないということは町の情報も伝えられていない。これをどうにかしたいと考えました」(佐久間さん)

その後、庁内で広報担当の公募があり、手を挙げた。

広報みよし2011年

外部に発注して作っていたリニューアル前の「広報みよし」。

広報誌作りは未経験だったが、制作費が税金から出ていることを考えて、それまで外部に委託していたデザインやレイアウトをやめ、自分で全て制作することにした。写真撮影からデザインまで独学で学んだ。

リニューアルにあたり意識したのは、より幅広い層に読んでもらえるように、直感的に「面白そう」と感じる写真やレイアウトに変えること。

「若い人にも読んでもらえるように、タイトルをひらがなの『みよし』からローマ字に変え、写真を大きく掲載したところ、町民からは『外国かぶれ』、庁内からは『もっと文字をたくさん入れろ』という批判もありました。わかりやすく伝える工夫をし続けていった結果、少しずつ理解していただけるようになりました」(佐久間さん)

リニューアル後は「雑誌」のように文字量が少なく、ぱっと見でわかりやすいビジュアルメインの広報誌に生まれ変わった。

結果的には役所内部で制作することでコストが半減した一方で、読みやすさが評判となり、広告収入は1.5倍に、財政面でも貢献した。

三芳町は県内でも数少ない地方交付税をもらっていない自治体の一つだが、財政に余裕はなく、「1円でも収入源を自分たちでつくっていく」と佐久間さんは意気込む。

5005とはずがたり:2018/10/10(水) 09:37:23
>>5004
表紙は住民、「アイドル」として子どもも
大きく変えたのはデザインやレイアウトだけではない。

「住民が主役の広報誌」を意識し、単なる「町のお知らせ」ではなく、住民が読みたいと思うような特集を毎月組んでいる。その企画や取材もほぼ佐久間さん一人が担当している。

今まで認知症や障害者差別解消法、食育などさまざまなテーマを特集として扱ってきたが、その反響は大きく、町内で蛍が見られるスポットを特集したら、例年700人ほどだったイベントに約1300人も訪れるようになったという。

表紙の写真も「主役」である住民を積極的に載せ、「読者と目が合うように」正面からの写真にこだわっている。

「毎月最後のページに『MIYOSHIのアイドル』として小学校入学前の子どもの写真を載せていて、最初は足りないから職員の子どもの写真を載せていたんですが、今では載せきれないほどたくさん応募が来ます」(佐久間さん)

住民も自分が載ったら親戚に配ったり、知り合いが載るのを楽しみにしている人も多いという。

AR、動画も活用「広報はラブレター」
佐久間智之

佐久間さん自身は東京都板橋区出身。バンドマンでプロを目指していたが、途中で音楽の道を諦め、公務員になった。

より多くの若者に読んでもらうために、紙だけではなく、ウェブはもちろん、多言語アプリ、町のFacebookやTwitterのアカウント、AR(拡張現実)、動画も活用し、さまざまな形で読めるようにしている。メディア・ユニバーサルデザインの資格を取得し、お年寄りから子ども、外国人にも配慮したデザインを心がけている。

三芳町の広報大使には、埼玉県出身で「ハロー!プロジェクト」のグループ「Juice=Juice」の金澤朋子さんが任命されている。町役場には、金澤さんが表紙になっている号の「広報みよし」をもらうために、町外からもファンの若者たちが訪れる。

2015年に「日本一」の自治体広報誌になって以降、他の自治体から多くの講演依頼が来るようになった。2018年5月には『パッと伝わる!公務員のデザイン術』を出版。 「結論を早く伝え、自分事と気付いてもらう」「文章ではなく箇条書きにする」など、具体的なノウハウがまとめられている。

しかし、もっとも重要なのは、職員自身が町のことを好きになることだと佐久間さんは語る。

「自分の勤める自治体のことにあまり関心がない職員は意外と多いですが、町のことが好きになれば、多くの人にその良さを伝えたくなる。どんな地域にもダイヤの原石のような魅力があります。広報誌はすべての人に情報(想い)を伝えるラブレターだと思っています」

(文、写真・室橋祐貴)

5006とはずがたり:2018/10/11(木) 13:49:20

高島市役所
新庁舎が開庁 地下水を空調に利用 /滋賀
https://mainichi.jp/articles/20181010/ddl/k25/010/496000c#cxrecs_s
会員限定有料記事 毎日新聞2018年10月10日 地方版

 高島市役所本庁舎(同市新旭町北畑)の隣に新庁舎(新館)が8日、開庁した。本庁舎(本館)は各部局が新館に移転を終えた後、改修に着手し、新館とは通路でつながれる。来年5月のゴールデンウイーク後には、3カ所に分かれている各部局が本館と新館に全て集約される予定。

 2005年1月に旧6町村が合併して発足した高島市は、新庁舎の整備地を巡り今津町での新築案と現庁舎の増改築案が対立。15年4月の住民投票にまでもつれた経緯がある。この日の…

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残り320文字(全文533文字)

5007とはずがたり:2018/10/20(土) 10:56:49
鷺山問題,総務省は新地名いやがるのか?
随分糊塗的な解決策やな。。
>新しい町名は作らず、登記上の地番は「鷺山1769の2」のまま各世帯をブロック分けしたうえで、建物ごとに住居番号を割り振ることにした。
鷺山1769-2-1-13とかなるのか!?

救急車も呼べぬ、同じ住所の250世帯に新住所
https://www.yomiuri.co.jp/national/20181013-OYT1T50009.html?from=yartcl_outbrain1
2018年10月13日 17時19分

 岐阜市鷺山地区で、同じ住所「鷺山1769の2」になっていた約250世帯について、市は12日、建物ごとに割り振った新しい住所表示を公表した。新住所への変更は来年2月4日に行われる。

 市によると、鷺山地区では1950年、戦後の住宅不足を補うため、市が地権者から一帯の土地を購入して賃貸住宅を建設したが、入居を急いだため、住所が同じまま残されたという。

 しかし、郵便物の誤配、救急車や消防車を呼ぶ際などの不便があり、2015年1月、住民が市との会合で解決を要求。これを受け、市が総務省と協議した結果、新しい町名は作らず、登記上の地番は「鷺山1769の2」のまま各世帯をブロック分けしたうえで、建物ごとに住居番号を割り振ることにした。

(ここまで314文字 / 残り81文字)

5008とはずがたり:2018/11/06(火) 20:33:03

首相 地方銀行や路線バス事業者の経営統合へ仕組み整備を
2018年11月6日 20時31分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181106/k10011700681000.html

人口減少などに伴い、地方銀行や路線バスの事業者の経営環境が悪化していることを受けて、安倍総理大臣は未来投資会議で、地域住民に不可欠なサービスを維持するために経営統合を後押しする新たな仕組みを整備する考えを示しました。

総理大臣官邸で開かれた未来投資会議で、内閣官房の事務局は、人口減少などに伴う経営環境の変化で、全国の5割の企業がメインバンクにしている地方銀行と第二地方銀行の半数のほか、路線バスの事業者の3分の2が、赤字に陥っていると報告しました。

これを受けて、安倍総理大臣は「地方銀行や乗り合いバスは、地域住民に不可欠なサービスを提供しており、サービスの維持は国民的課題だ」と指摘したうえで、地方でのサービスを維持するために、地方銀行や路線バスの事業者の経営統合を後押しする新たな仕組みを整備する考えを示しました。

政府内では、経営統合を後押しする方策として、特例法の制定などによる法整備や、独占禁止法に基づいてガイドラインを策定することが検討されていて、未来投資会議のもとに設けられた専門家による協議会で具体的な検討が進む見通しです。

5009とはずがたり:2018/11/16(金) 17:22:28
「受かる気なかった」けど町議に当選 名前すら未掲載で
https://www.asahi.com/articles/ASLC6454JLC6UJUB005.html?ref=goonews
成田認、大西英正2018年11月13日06時29分

 無効票が3割超、選挙公報に名前すら出さなかった候補者が当選――。10月28日にあった岩手県雫石町議補選は異例ずくめだった。町村議員のなり手不足や地方議会の弱体化は全国的な課題だが、ここ岩手でもひとごとではなくなっている。

投票箱開けたら…無効票3割 岩手・雫石町議補選
 町議補選は1議席を巡って農業の細川祐弘氏(62)と自営業の宮嶋浩二氏(57)が争い、細川氏が3710票で当選した。9325の投票総数に対し、白紙などの無効票は3割超の3138。宮嶋氏は無効票より少ない2476票だった。1票足りないのは、誰かが投票用紙を持ち帰ったためとみられる。

 同じ日にあった町長選の無効票は1・51%。補選とはいえ3割超の無効票には町の選挙管理委員会も「こんな数字は初めて」と驚きを隠さない。

 細川氏は2014年の補選、15年の町議選に出馬。いずれも落選し、今回が3回目だった。だが、選挙公報には「希望しない」として名前を出さず、作成した選挙ポスターにも公約こそ書き並べたが、自身の写真は載せなかった。

 当選後、細川氏に理由を尋ねると「当選しようという気はなかった。ポスターを見て少しでも政治に関心を持ってくれる人がいればという気持ちで立候補した」という。「通ったからにはきちんと務める」とし、人口増につながる施策に取り組む意欲を示した。

 県知事選などにも関わった同町…

5010とはずがたり:2018/11/18(日) 17:25:49
「母の慈愛を」発言、小池知事は不快感 鳥取知事が謝罪
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181116-00000044-asahi-soci
11/16(金) 12:55配信 朝日新聞デジタル

 東京都の小池百合子知事は、今月の全国知事会議で鳥取県の平井伸治知事から「母の慈愛の心を持って」と言われたことに対し、16日の定例会見で「私は母になれなかった。安易な発言で、大変傷ついた」と不快感を示した。

 全国知事会議は9日に都内で開かれ、大都市の税収の一部を地方に配分する「偏在是正」をめぐり、議論が交わされた。地方を中心に多くの県が是正に賛同しているが、東京都は税収減につながるため、小池知事が反対している。

 平井知事は、今年のハロウィーンのコスプレイベントで小池知事が人気漫画「銀河鉄道999」のキャラクター「メーテル」の衣装を着たことに触れ、「先日のメーテルはすばらしかった。私たちの世代、男たちはメーテルに恋をしている。メーテルに頭をなでてもらう『鉄郎』になりたいと思っていたもので、いまの柔らかいお声に感激もした」と発言した。さらに「メーテルの名前の語源はギリシャ語で母。ぜひ母の慈愛の心を持って、大都市と地方の折り合える案を考えていただければ」と語った。

 これに対し、小池知事は16日の定例会見で、この発言への批判を自ら切り出し、「ちゃかすような発言があり、非常に困惑した」と強調。小池知事は子宮筋腫のために子宮を全摘出しており、「『母として』と言われたが、私は母になれなかった。私ができなかったことをみなさんにかなえてほしいと、多くの女性に仕事も子育てもやってもらえるような環境づくりをしている」と話し、「大変傷ついた」と述べた。

 平井知事はこの日、「広い視野で議論したいという以外に全く他意はありませんでした。しかしながら、小池知事のお気持ちを害したこととなり、率直に心から深くお詫(わ)び申し上げます」とのコメントを出した。

朝日新聞社

5011とはずがたり:2018/11/18(日) 21:41:02
丹波市は丹波氷上市にでも変えるべきやね。

50%の壁突破、篠山の住民投票成立へ 市名変更問う
12:42朝日新聞
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASLCK5QF2LCKPIHB00K.html

 市名変更への賛否を問う全国的にも珍しい兵庫県篠山市の住民投票が18日、成立する見通しになった。期日前投票者数とこの日の投票者数の合計が午後1時現在で当日有権者数の50%を超え、開票要件を満たした。黒枝豆などで有名な「丹波ブランド」を強く意識した「丹波篠山市」に変えるかどうか、18日夜には市民の「意思」が判明する。

 住民投票は出直し市長選とのダブルで、当日有権者数は3万5005人。住民投票は、期日前投票者数1万479人と、18日午後1時現在の投票者数の7728人を合わせた投票者数が1万8207人となり、投票率が50%を超えた。

 住民投票は投票率が50%に達しないと成立せず開票されないと、市の条例は定めている。前回の市長選は無投票で、前々回は投票率が過去最低の48・45%。この1、2年、各地の住民投票は条例の多くが成立条件とする投票率50%に達せず、開票されない例が相次いでおり、投票率も注目されていた。

 市長選は、前市長の酒井隆明氏(64)=自民、国民、公明、維新推薦=と、前市議会副議長で住職の奥土居帥心(すいしん)氏(60)がいずれも無所属で立候補し、舌戦を展開した。

 市名変更を巡っては、隣接する同県丹波市の誕生後、農業関係者や経済関係者らの間で黒枝豆や焼き物などのブランドイメージを奪われる懸念が強まり、市名に「丹波」を加えるべきだとの声が上がった。市長だった酒井氏が今年8月、変更の方針を発表。ところが、市民団体「市名の名付け親になろう会」が「市民の手で市名を決めよう」と、住民投票の実施に必要な数を大きく上回る1万人を超える署名を集めた。

 実施が決まると、酒井氏は「市名変更を進めた活動の信を問う」と3期目途中で辞職し、出直し選への立候補を表明。奥土居氏も立候補を表明した。両氏ともに住民投票の結果を尊重するとしている。

5012とはずがたり:2018/11/19(月) 08:34:24
兵庫・篠山市
「丹波篠山市」変更が賛成多数 住民投票
毎日新聞2018年11月18日 23時15分(最終更新 11月19日 00時31分)
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20181119/k00/00m/010/115000c

出直し市長選、改名進める前市長の酒井隆明氏が4選
 「丹波篠山市」への市名変更の賛否を問う兵庫県篠山市の住民投票が18日、投開票された。「賛成」は1万3646票で、「反対」の1万518票を上回り、賛成多数となった。同日あった出直し市長選では改名を進める前市長の酒井隆明氏(64)が4選を決め、「丹波篠山市」の誕生に大きく前進した。

 市名変更を巡る住民投票は異例。投票率は69.79%で、条例で成立要件とする50%を大幅に上回った。市選挙管理委員会によると、当日有権者数は3万5005人で、3割に当たる1万479人が期日前投票し、市民の関心の高さを示した。

 酒井氏は市内で支持者を前に「市名の問題をやっと解決できる。住民投票の結果を尊重し、手続きを進めたい」と述べた。12月の定例市議会にも改名の条例案を提出し、改元に合わせて来年5月の市名変更を目指す方針だ。

 これまで市特産の「丹波」ブランドの黒豆やクリなどが、隣接する兵庫県丹波市や京都府京丹波町の生産と間違われる事例が頻発。2007年に市長に就いた酒井氏は、「丹波」を冠した市名に変更する条例の準備を進めた。しかし「トップダウン」との批判から市民団体「市名の名付け親になろう会」が先月に住民投票を請求し、酒井氏も辞職して市長選と同日実施する異例の事態に発展した。

 市民の間では「『丹波篠山ブランド』が特産品のPRに役立つ」という賛成派と、システム改修をはじめ市支出は6550万円に上ることなどから「費用や手間がかかる」とする反対派に二分された。改名への賛否を呼び掛ける行為が市長選候補の応援と捉えられるおそれもあり、市民団体などは11日の告示以降は活動を控えた。それでも投票率は50%以上となった。

 同会の小寺恵美代表(35)は「市名論争に終止符を打ち、賛成、反対を超えて市を良くするため力を合わせたい」とコメントした。【丸井康充、目野創、黒詰拓也】

旧国名「丹波」付けるのは今の時流にも合致
 辻幸恵・神戸学院大教授(ブランド論)の話 ブランド化のため自治体名を変えるのは一つの有効な手法。自治体名、地名、商品名の関係が密になるほどイメージされやすい。旧国名の「丹波」を付けるのは、古いものを見直す今の時流にも合う。ただ、全国の「○○銀座」が全て栄えたわけではないように、特産品も「篠山」ならではの具体的価値を生み出さなければ埋没してしまうだろう。

「丹波篠山市」への市名変更を巡る動き
1999年 4月 4町が合併して兵庫県篠山市誕生

2004年11月 兵庫県丹波市誕生

  05年10月 京都府京丹波町誕生

  17年 2月 篠山市商工会などが市名変更の要望書提出

  18年 8月 酒井隆明市長が丹波篠山市へ改名する意向表明

         市民団体が住民投票を求める署名活動開始

      9月 市民団体が約1万人分の署名提出

     10月 住民投票の実施決定。酒井市長が辞職表明

  11月11日 住民投票と出直し市長選告示

     18日 住民投票と出直し市長選投開票

5013とはずがたり:2018/12/15(土) 20:58:59
木下さんの本買うだけ買って読んでない,,
この本も買うかなあ。

東京より成長できる"平日ガラガラ"の福岡
100万人増えても、まだまだ余裕
https://president.jp/articles/-/26962
政治・社会 2018.12.14 #福岡市 #国内経済
長崎 洋二
観光経営研究者 長崎 洋二
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福岡市の人口が増え続けている。人口増加率は日本一で、2035年には160万人に達すると試算されている。観光経営研究者・長崎洋二氏は「福岡人が『平日はガラガラ』とよく言うくらい、もともと都市機能の割に人口が少なかった。そのぶん伸びしろが大きい」と分析する――。
※本稿は、長崎洋二『福岡人はなぜ超活躍するのか』(河出書房新社)の一部を再編集したものです。

5014とはずがたり:2018/12/15(土) 21:02:05

木下さんの本買うだけ買って読んでない,,
この本も買うかなあ。

勝田線を復活させて福岡市交と相互乗り入れさせよう♪

東京より成長できる"平日ガラガラ"の福岡
100万人増えても、まだまだ余裕
https://president.jp/articles/-/26962
政治・社会 2018.12.14 #福岡市 #国内経済
長崎 洋二
観光経営研究者 長崎 洋二
PRESIDENT Online

福岡市の人口が増え続けている。人口増加率は日本一で、2035年には160万人に達すると試算されている。観光経営研究者・長崎洋二氏は「福岡人が『平日はガラガラ』とよく言うくらい、もともと都市機能の割に人口が少なかった。そのぶん伸びしろが大きい」と分析する――。

※本稿は、長崎洋二『福岡人はなぜ超活躍するのか』(河出書房新社)の一部を再編集したものです。



少子化時代に人口が増えている理由
なぜ、福岡は人口が増えているのだろうか。

それは「福岡市はもともと、都市機能の割に人口が少なかったから」である。

2018年現在、福岡市の人口は約150万人だが、試算では2倍の300万人前後まで増えても大丈夫だといわれている。研究者によっては500万人まで増えても大丈夫だという方もいる。この根拠は、福岡市発表の資料「構造改革特別区域計画」のなかからも求められる。

1500万人経済圏の中枢地域高速交通体系等の整備にともない、近年は、福岡に九州・山口1500万人経済圏の中枢管理機能がさらに集積しており、福岡を核として人・モノ・情報の交流構造が構築され、九州・山口の活性化に貢献している。また、九州は約4070億ドル(平成16年)の国内総生産(GDP)を有し、福岡県は、その約4割を占め、九州経済の中心地として発展している。

なぜ福岡が「日本を救う」のか?
上記の資料は2004年のものだが、2005年には九州のGDPは5000億ドルを突破している(九州経済調査協会)。

1500万人の経済圏で「福岡県は4割」と示してあるので、福岡県全体では「600万人の経済圏」とまず試算できる。ここから福岡市内のみのGDPに限定すると、約4〜5割なので、240万〜300万人となる。ただ、これは「経済圏」という文言であり「居住者(人口)」とはいっていないので注意が必要だ。しかし、それでも現在の福岡市内の人口150万人には遠く及ばず、定量データからは福岡市は「あと100万人程度は、人口が増えても大丈夫」といえるだろう。

さらに、筆者自身の肌感覚や福岡在住の方々の観察、いわゆる数値にはできない「定性データ」でもこのことは裏付けできうる。

たとえば、福岡空港と博多駅は混雑していても、福岡市営地下鉄のひとつ隣、東比恵駅、その次の祇園駅、中洲川端駅で降りると土日祝日であっても空いていることが多い。というよりも、よほど大きな祭りやイベントがない限り、ガラガラといえるレベルですらある。

5015とはずがたり:2018/12/15(土) 21:02:18
>>5014
「福岡は都会といっても平日はガラガラやけんね」は、福岡市民の間では、けっこうよく使われる日常会話の言い回しでもある。

2035年には160万人を超えると予想
したがって、都市機能の割に人口が少なかった街に「特区」や「インバウンドビジネス」など、国策レベルでの後押しが入り、国内のみならず国外からも人気がでてきたというのが福岡市の人口増の支配的な要因だと思われる。

福岡市総務企画局の推計では人口は微増し続け、2035年、福岡市の人口は160万人を超えると予想されている。それでも200万人には届かないので、東京のように混雑することはないだろう。

ともあれ福岡は、大きな自然災害やミサイルが飛んでくるようなことが起こらない限り、あと約20年は人口増ボーナスの恩恵を受け、プレミア感が増していく都市であることは間違いないといえる。

日本全体では人口減となっている。ここ20年の福岡の活躍と伸びしろは、自県のみならず「日本を救う一翼を担う」といっても暴論ではないかもしれない。

どこからでも中心部へ1時間
また、福岡と東京と海外をトライアングルで行き来する筆者には、人口増のデータだけではなく、もっとハッキリみえてくることがある。

福岡市は、博多区、中央区、東区、西区、南区、城南区、早良区と合計「7区」で構成されており、さらにこの周辺に大野城市、春日市、那珂川市、筑紫野市など住み心地と利便性を兼ね備えたベッドタウンが点在する。

福岡市内の中心部へは、これらどこからでもタクシーなどクルマはもちろん、公共交通機関を使えば「ほぼ1時間以内」で到着できる。それゆえに、東京だと1時間半くらいなら通勤圏内だが、福岡の場合は「よくぞ遠方からきんしゃった(いらっしゃいました)」と労をねぎらうレベルなのである。JR、福岡市営地下鉄がとかく便利で、終電を逃し、タクシーで帰っても3000円前後で家路につくことができる。

この「終電を逃してもタクシーで数千円」は、「深夜まで飲む福岡人」をサポートしている。

「深夜まで飲める福岡」の裏付けデータとしては、大都市比較統計年表の「深夜における酒類提供飲食店営業数」を確認すれば一目瞭然だ。2013年のデータでは、東京都区部の3万6622店には及ばないものの、福岡市(6846店)と北九州市(5826店)の合計1万2672店は、横浜市(7267店)+川崎市(3491店)の合計1万758店より多い。人口は「横浜市+川崎市」のほうが「福岡市+北九州市」よりも2倍以上多いのに、深夜まで営業している店は福岡県のほうが多いのである。

この数値データは「いかに福岡人が夜遅くまで飲食をしているか(経済活動がおこなわれているか)」の裏付けといっていい。「東京は飲み会で帰るのが早い」と筆者は思っていたが、こうして数字でみると「福岡人が深夜まで飲み過ぎ」という言い方もできるのかもしれない。どっちが良いか悪いかは、人それぞれである。

長崎洋二
観光経営研究者
福岡県生まれ。観光経営、MICE(国際会議などのイベントマネジメント)、ホスピタリティ・マネジメントを研究。外資系、日系大手のIT企業、広告代理店の現場で培ったビジネス経験と学術的視点を融合させ、大学や企業で講師を務める。

5016とはずがたり:2018/12/18(火) 17:44:03
YouTubeと「さびれた街」の共通点
http://qbiz.jp/article/145744/1/
2018年12月16日 03時00分 更新
記者:福間慎一

YouTubeとシャッター街の共通点とは…

福間慎一(ふくま・しんいち)
福岡市生まれ、2001年入社。文化部、長崎総局、本社報道センターなどで記者。1年間のヤフー出向を経て17年9月からqBiz編集長。特技は居酒屋のメニューを指1本でくるくる回すこと。

 「『人生の大半の時間を動画で台無しにすることができるね』なんて話してましたよ」

 福岡市・天神のアクロス福岡でイベントに登壇した、動画共有サービスYouTubeの共同創業者、チャド・ハーリー氏。創業当時を振り返る際に出たその言葉に、思わず「あ、あなたが “犯人”か…」と独りごちてしまった。

 というのも、わが家の下の子(4歳)、一通りいろいろ遊びを終えると、「見ていい?」と聞いてくる。YouTubeだ。

 もちろん「30分だけだぞ」などと決めて見せているが、その間は「人間ってこんなに集中することができるのか」というほど画面に見入る。時間が来たことを告げなければ、どこまでも見続ける勢い。まさに時間“泥棒”である。

 ハーリー氏が描いていたのは▽動画にコメントを付けられる▽関連する動画を表示する▽動画をウエブサイトに埋め込むことができる――といった機能。今でこそ当たり前のサービスだが、2005年のYouTube登場当時、こういうものはなかった。

 企業価値は1年半で8倍以上に。といっても実際の金額で言えば220億円が1850億円だ。ケタが違う。もちろん、誰もやっていなかったサービスを着想したということが一番大きいのは言うまでもない。だが、それを実現するために必要な要素がちゃんとあった。

 とても分かりやすかったので、自分なりに理解した部分を箇条書きする。

▽小さいチームで、小さく始める。チームが大きいと、コンセンサスを得にくい
▽外ではアイデアを盗まれることを恐れずに話す。するとサポートが得られる
▽最初のうちは、利益よりも「人」を増やすことを重視する
▽競合に入られないよう「この事業は大変だ」とホラを吹く
▽先々起こる問題のことは(あまり)考えない
▽自分の直感を信じる
▽成功には「運」も大事

★★  ★★  ★★

 世界でもまれに見る「成功者」の話を聞きながら思い出したのが、数日前に天神で昼食を一緒に食べた、事業家の木下斉さんの話だ。

 私より5歳年下だが、学生時代から全国の商店会に「でっち奉公」し、その後も熊本や女川(宮城県)など全国50都市以上で街おこしの現場にかかわってきた木下さん。「いや、もうひどいところは本当にひどいですよ」と言う。

 補助金を「麻薬」と断じ、全国の失敗事例を「墓標シリーズ」として有料コンテンツ化さえしてしまうその舌鋒は「狂犬」だとか「溺れる人に石を投げる」などとも言われる。その木下さんが見てきた、地域活性化の現場での悪例を思い出したのだ。これも列挙する。

▽マインドが暗く、物事を面白がらない
▽変化することで立場が危うくなると感じる人が、何か創ろうとする人を妨害する
▽「喜ばれるモノやサービスを作る」ことよりも、お金の出入りに執着する
▽「こんな懸念が」「ここが危ない」とリスクを見つけてばかりいる
▽必要のないものを無理やり作る
▽「誰も取り組まない」と愚痴を言い、その本人に当事者意識と覚悟がない
▽過去の成功体験に固執する

 多少のずれはあるが、見事にハーリー氏の言葉の「裏側」が表現されている。要は「新しいこと」と「再生すること」のプロセスは同じ。というか、再生することはもはや新しいことをやることだ。

 そういう意味では、「さびれた中心市街地」というのは、ベンチャー(冒険)の最前線なのかもしれない。

 さらに言えば、これは街に限った話ではない。今、私がいる新聞業界だって同じことだ。「さびれた」と書くと怒られそうだが、少なくとも紙の新聞の部数は今後も落ち続けるだろう。まだ人口は多くても、着実に衰退する中心市街地のようなものだ。ここでも、さきほど列挙した現象が見られる。「うんうん、うちも」という別業種の方もいるだろう。

 YouTubeのハーリー氏の言葉で印象に残ったことがもう一つある。「今でこそ、YouTubeの(成功の)ストーリーを語ることができるが、当時は自分でも何をやっているのかわからなかった」。

 先のことは分からない、だからとにかく信頼できる仲間と信じる方向へ一生懸命進め――。こう書くと実に平易な表現だが、やるのは簡単ではない。でも自分がいるところを元気にしたいのだったら、やるしかない。

5017とはずがたり:2018/12/30(日) 14:07:45
出羽国・秋田県

立倉トンネルで出てくる南外村。その響きが違和感有りで調べてみた。
http://yamaiga.com/tunnel/tatikura/main.html

南外(なんがい)村・仙北郡所属。
1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行に伴い仙北郡南楢岡村,外小友村が成立。
1955年(昭和30年)3月31日 - 仙北郡南楢岡村、外小友村が合併し、南外村となる。南楢岡村の南・外小友村の外という外延部同士の合併と云う訳か。
2005年(平成17年)3月22日 - 大曲市、仙北郡中仙町、神岡町、太田町、協和町、仙北町、西仙北町と合併し、大仙市となる。

南樽岡村の相方は北樽岡村であるが元々神宮寺村の一部であったようで再合併後に神宮寺の神と北樽岡の岡で神岡町となったようだ。全然記憶にないなあ。

1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、神宮寺村、北楢岡村の区域をもって神宮寺村が発足。
1890年(明治23年)3月24日 - 神宮寺村の一部(北楢岡)が分立して北楢岡村が発足。
1955年(昭和30年)3月31日 - 北楢岡村が神宮寺町と合併して神岡町が発足。同日北楢岡村廃止。
2005年(平成17年)3月22日 - 神岡町が大曲市・西仙北町・中仙町・協和町・南外村・仙北町・太田町と合併して大仙市が発足。


一方,小友村は 秋田県由利郡にあって,合併により本荘市,現由利本荘市となる。
小友は由利郡であって由利郡の外,仙北郡下の小友が外小友って感じか。

1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、荒町村、万願寺村、三条村、南ノ股村、北ノ股村、金山村、大沢村、館前村、大中ノ沢村、二十六木村の区域をもって発足。
1954年(昭和29年)3月31日 - 本荘町に編入。同日小友村廃止。本荘町は即日市制施行して本荘市となる。

wikiの記述によると小友は結構内部であるから隣接はしていない。なんか飛び地的にあったのかな?
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E5%8F%8B%E6%9D%91_(%E7%A7%8B%E7%94%B0%E7%9C%8C)
goo mapだと此処
https://map.goo.ne.jp/map/search/latlon/E140.5.30.938N39.21.19.889/q/%E7%94%B1%E5%88%A9%E6%9C%AC%E8%8D%98%E5%B8%82%E5%B0%8F%E5%8F%8B/zoom/8/?order=1&amp;qo=%E7%94%B1%E5%88%A9%E6%9C%AC%E8%8D%98%E5%B8%82%E5%B0%8F%E5%8F%8B
因みに小友村は出羽本荘藩領。仙北郡下の出羽本荘藩領とかだったんかね??wikiには仙北郡は全領久保田藩領だったとあるが。。

5018とはずがたり:2019/02/15(金) 12:06:25
長崎の貿易現状は「鎖国」 日銀支店リポートで指摘 空港と港湾 機能に課題 [長崎県]
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/nagasaki/article/485795/
2019年02月10日06時00分 (更新 02月10日 07時07分)

 「“鎖国”から“開国”へ」がキーワード-。日銀長崎支店は、県内産業を巡る輸出の現状と課題をまとめたリポートで、こう指摘をした。江戸時代、海外に開かれた唯一の貿易窓口だった長崎が「鎖国」状態とはどんな意味なのか? リポートからは、港湾の施設や航路・航空路の数など貿易機能が九州他県に比べて脆弱(ぜいじゃく)で、県産品を海外に売り込む態勢が劣る実情が浮かび上がった。

 リポートは、豊富な水揚げを誇る魚介類を中心とした農林水産品などを、海外を含む県外に積極的に“輸出”することを「人口減少が著しい県内の経済発展の鍵」として奨励。アジアに近い地の利を生かし、県内から直接輸出する態勢を考察、問題点を探っている。

 データ分析の一例が、長崎港発着の定期貨物航路。週3便(昨年5月時点)しかなく、全て韓国行きだ。北九州港は42便、博多港は38・5便、伊万里港(佐賀県)は6便で、いずれも大消費地の中国行きがある。

 コンテナ輸出に関する九州7県の自県内港湾の利用率をみると、長崎が8・6%で最下位。コンテナの大半が、博多港や神戸港、伊万里港など県外から輸出されている実態を示した。

 また、長崎空港国際線の貨物取扱量(2017年度)は52トンで、福岡空港(約3万トン)に遠く及ばず、佐賀空港(1893トン)とも大きな開きが確認できた。県によると、長崎空港は貨物専用機の発着はなく、貨物は全て上海行き旅客機(週2便)の空きスペースに載せて送る鮮魚だという。

 九州7県で輸出された農林水産品の額を08〜12年と、13〜17年の年間平均で比較すると、長崎は7・2%減で、唯一減少していた。ただ、産出額ベースでは増えており、同支店は「県外港湾・空港を経由して輸出される割合が高まっている可能性がある」と指摘。県内企業の声として「毎日出荷できず、近隣の港に持って行くしかない」との見方も紹介した。「港湾の設備が他県に比べ見劣りしている」との、施設面の厳しい評価も加えた。

 リポートは「空港の24時間化を含め、需要地のニーズに合わせた物流体系の確立が急務」と総括。貿易の玄関口として(1)港湾や空港のインフラ整備(2)生産地から港湾や空港までのアクセスの整備(3)需要地に向けた航路、航空路の拡充-などの遅れている対応を列挙した。平家達史支店長は「これまでは長崎の中で商売していれば何とかなったので、販路の開拓を他地域よりしてこなかったのではないか」と辛口に評価する。関係者はどう受け止めるか。

   ◇    ◇

輸出額2846億円 2年連続減少 県内貿易概況

 長崎税関がまとめた2018年の県内貿易概況によると、輸出額は2846億8800万円(前年比11・4%減)で2年連続のマイナス、輸入額は2213億9000万円(同17・9%増)で2年連続のプラスだった。差引額は632億9800万円で40年連続の黒字となった。

 輸出の内訳は、船舶類が2323億6600万円(同14・3%減)で全体の8割を占める。新造船が45隻(同8隻減)、中古船が17隻(同8隻減)といずれも減少し、全体のマイナスに影響した。一般機械は、ケニア向けの発電プラント用資材の輸出があり、399億8700万円(同5・1%増)。

 輸入は、石炭や液化石油ガスなどの価格上昇に伴い、鉱物性燃料が1858億8500万円(同32・6%増)と大幅に増えた。韓国からの船舶建造用の資材が減り、金属製品は63億7300万円(同42・9%減)、鉄鋼は56億7000万円(同38・1%減)だった。

 港別では、長崎港の輸出額は1590億6400万円(2・9%減)、輸入額は684億3000万円(6・1%増)。佐世保港の輸出額は1253億6200万円(20・3%減)、輸入額は1520億3200万円(24・6%増)だった。

=2019/02/10付 西日本新聞朝刊=

5019とはずがたり:2019/02/19(火) 14:22:14

慶応出てトラックの運転手に……稼いだ金で通う「消えゆくムラ」 24歳が「遠い親戚」づくりに励む理由
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190212-00000002-withnews-soci
2/18(月) 7:00配信

withnews
慶応出てトラックの運転手に……稼いだ金で通う「消えゆくムラ」 24歳が「遠い親戚」づくりに励む理由

「消えゆくムラ」に通う古川拓さん

 繁華街で信号を待っているときに、派手なトラックを見かけたこと、ありませんか? 慶応高校から慶応大学へ進み、そうした宣伝広告用トラックの運転手になった若者がいます。東京で稼いだお金で通うのは、群馬県にある小さな村です。南牧村。なんもくむら、と読みます。人口は60年間で5分の1になり、1875人。高齢化率は62%と全国一です。海外メディアからは「消えゆくムラ」と呼ばれています。若者はそこで「できるだけ長く続けたい」と話す活動をしています。さて、いったい何をしているのでしょう?(朝日新聞記者・藤原学思)

【画像】トラック運転手の給料で通っている意外な場所……渋谷とは別世界!奥深い谷、人の気配は……
「大学卒業後、フリーターをしています」

 話は若者の街、東京・渋谷から始まります。

 若者は、よくこの街で宣伝広告用トラックに乗り、スクランブル交差点付近を低速でうろついています。

 主張の強すぎる外装の車両から、宣伝対象が爆音で連呼されるおなじみの光景。

 いったいどんなひとが運転しているんでしょうか?

 「私です」

 え!?

 「まさに、ああいう車を運転しているんです」

 元気に答えるこの若者が、今回の記事の主人公。名前は古川拓さん。24歳。

 「車を運転するのが好きなんですよ。あと、ひとを観察するのも」

 なるほど。って、違う。渋谷と「消えゆくムラ」の関連性がわからない。

 もらった名刺をよく見ると、こう書かれています。

 「大学を卒業後、フリーターをしています。趣味は旅行、トラックの運転、カホン、DIYなど」

 そして、こう続きます。

 「誰もが第二第三の故郷を持つ時代を夢見て、全国各地で活動中」

 月8回ほどトラックで稼いだお金で古川さんが通っているのが、「消えゆくムラ」なのです。

 やっとつながった……。
もう一つの職業は「大学の事務局長」

 渋谷をうろつくトラックのドライバーが、「消えゆくムラ」に行くと、大学の事務局長になります。大学名は「なんもく大学」です。

 もちろん、正式な大学ではありません。でも、どこの大学よりもたぶん、キャラが立っています。

 2014年末から「開校準備」を始め、2016年5月に「正式開校」しました。村に通っていた会社員の女性が発起人で、現在、フェイスブック(FB)の登録者は1千人を超えています。

 いったい何をしているのか? 活動のテーマは「幸せな村が100年続くためのアクションを仕掛ける現代版寺子屋」。壮大です。

 メンバーは月1回程度、FBの募集に応じて現地に泊まります。地元の祭りの手伝いをしたり、メープルシロップづくりなどの体験学習を企画したり。学生たちの宿泊先でもある「キャンパス」は、村民が貸し出してくれている古民家です。

5020とはずがたり:2019/06/22(土) 15:26:25

東京23区、「区」の廃止表明で「市」への脱却目指す…東京都、財源と権限を収奪し弊害
https://www.excite.co.jp/news/article/Bizjournal_mixi201904_post-15201/
ビジネスジャーナル 2019年4月22日 10:00 1



●市への脱却目指す千代田区

 実は、東京23区制度は時代遅れと認識される向きが強く、各区からも「特別区制度をやめるべき」との声が出ているのだ。
 
 例えば、東京の中心に位置する千代田区は、15年以上前から千代田市になりたいと宣言している。千代田区が千代田市になったところで、名前が替わるだけだと思ってはいけない。

 東京23区は、本来なら自分たちの税収になる固定資産税・市町村民税法人分・特別土地取得税の3税を東京都に収めている。千代田区の場合、3税で約3300億円の税収を1年間で得ているが、これが一旦はすべて都に収奪されている。ある千代田区職員は言う。

「千代田区が『市になりたい!』と宣言した約15年前、3税の合計は約2500億円前後でした。千代田区に企業が集中したこともあり、都に取られる3税の税収はさらに増えました。千代田区も『3300億円全額を千代田区の財源にしろ』と主張したいわけではありません。千代田区にはオフィスがたくさんあり、昼間人口は100万人近くまで増えます。そのオフィスで働く人や学生、買い物に来る人などのためにも案内板の設置、緑化や街の清掃、フリーwi-fiの整備、歩道や公園の整備、図書館をはじめとした公共施設の充実などをしなければならないのです」

 千代田区の人口は約5万5000人。平たく言えば、約6万人で100万人を支えることになる。ゆえに千代田区はそれらの人たちのために、インフラ整備に取り組まなければならない。

 金持ち自治体の千代田区だから、こうしたワガママを言っているわけではない。世田谷区も同様に、特別区から脱却を模索している。世田谷区職員は言う。

「世田谷区の人口は90万人を突破していますが、まだ増える傾向にあります。90万人といえば、政令指定都市に匹敵する人口です。人口規模だけを見れば、世田谷区が半人前の区のままなのはおかしい。住民サービスを充実させるためにも市になるという選択は、当然ながら検討されるべきです」

5021とはずがたり:2019/06/22(土) 15:26:43
>>5020

●実情に合わせた都市開発の妨げに

 特別区が奪われるのは財源ばかりではない。本来なら市が有する権限も奪われる。その一例が、都市計画における用途地域だ。東京23区には、用途地域と呼ばれる都市計画の権限がない。そのため、「地域の実情に合わせた都市開発が進められない」とこぼすのは杉並区の職員。

 従来、街には人が住む住宅地域、商店が営業しオフィスが立地する商業地域、工場などが操業する工業地域、食糧生産や酪農のできる農業地域といったように、人が住みやすいように地域の役割を明確化して、それに応じた計画が立てられている。

 極端な例を出せば、閑静な住宅街にガスコンビナートが立地していたら、住民は常に事故の危険性に怯えなければならない。小中学校の隣にラブホテルや風俗店が進出するのは教育上よろしくない。オフィス街に牧場を開設すれば、家畜の糞や肥料から発せられる臭気でビジネスに影響が出る。そうした混在を避けるのが、用途地域の目的にある。実態に合わせた用途地域が定められなければ、住民の生活は著しい混乱を生じる。

 近年、建築基準法の規制緩和で閑静な住宅街にもコンビニ出店が可能になった。これにより、来店客による騒音・振動問題をはじめ、店舗から排出される臭気、排気口や電気設備の騒音が不安視されている。また、コンビニが出店することで往来する自動車が増加し、その自動車のライトや店舗看板の照明等による光害も地域住民は悩まされるだろう。

「特別区には、それらを変更する権限がありません。東京都は東京都全体を管轄する立場にあるので、仮に区が都に陳情してもすぐには動いてくれないでしょう。都市開発においても、区が機動的に動けなくなるわけです。だから、都になったからといってメリットがあるとはいえないのです」(前出・杉並区職員)

 都制度の弊害を解決するべく、東京23区で構成される特別区協議会は「特別区の廃止」を表明している。23区の一部には特別区廃止にそれほど積極的ではない区もあるが、特別区協議会は東京23区すべてが加盟している。つまり、「特別区の廃止」は東京23区の総意と見なすことができる。

●大阪都構想は劇薬

 また、維新の「府市が一体化することで成長する」という主張も必ずしも正しいとはいえない。昨今、地方自治体関係者の間で、「もっとも伸びている都市」と衆目一致しているのが福岡だ。その福岡は政令指定都市が2つ存在する。いわば、県知事・福岡市長・北九州市長と、それぞれトップが3人いる。なおかつ、福岡県知事と福岡市長は対立している。

 統一地方選の福岡県知事選でも、福岡市長は対抗馬として出馬した新人候補への支持を表明。3選を目指した現職との対立が鮮明化した。それでも、福岡はすごい勢いで成長している。府と市、県と市の対立と都市の発展・成長に相関関係はない。

 選挙直前、大阪府の府内総生産額が愛知県の県内総生産額に抜かれたという衝撃的なニュースも流れた。都道府県の総生産は為替や海外市況にも大きく左右されるので、大阪府と愛知県の総生産額が入れ替わることは大きな出来事として受け止める必要はない。しかし、東の東京、西の大阪という長らく固定化されていた概念はすでに崩れた。

 東京都でさえ、足下から特別区を廃止する声が出ているのに、大阪は成長を名目にして「都」を目指そうと躍起になる。その間、愛知県や福岡県が急成長を遂げ、大阪の立場は揺らぐ。

 大阪市を解体する大阪都構想は、まさに劇薬。本当に、大阪都は大阪を成長させられるだろうか。(文=小川裕夫/フリーランスライター)

5022とはずがたり:2019/07/19(金) 20:17:27
そのまま住むには就職口がないよね。老人になって住もうかと思ってるくれるかも知れないけど。

高齢になって田舎に引っ込むって現象はよくある気がするけど限界集落の無住化をその程度阻止してるんだろうか?

広がる「離島通学」 生徒ら船で登校、地域の未来託す
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO47239130R10C19A7SHB000/?n_cid=NMAIL007
ドキュメント日本 社会
2019/7/14 6:00 日本経済新聞 電子版

>廃校寸前だった学校が島外の子供に転入学を呼びかけ、自然体験や少人数授業を提供している。

5023とはずがたり:2020/02/10(月) 20:09:00


『限界』から『消滅』集落へ 高齢化・人口減の厳しい現実「成り行きに任せるしか」「出たくない」地元の声https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200123-00010000-mbsnews-l36&amp;p=1
1/23(木) 15:49配信MBSニュース

住民の半数以上が65歳以上の集落を「限界集落」と言いますが、さらに高齢化や都心回帰などが進んで住民が0人となってしまった集落を「消滅集落」といいます。いま、この消滅集落が徐々に増えているといいますが、人が住まなくなった「集落」はどのような状況になるのか、徳島県三好市を取材しました。

『限界』から『消滅』集落へ 高齢化・人口減の厳しい現実「成り行きに任せるしか」「出たくない」地元の声
双子布集落へと向かう車
消滅した「双子布集落」
徳島県三好市。人口は約2万6000人で山間部が市全体の9割を占めています。その山間部に「双子布(ふたごの)集落」がありましたが、消滅してしまったそうです。MBSの辻憲太郎解説委員が三好市役所の集落支援員・日浦孝夫さんと車で向かいました。

「最寄りの駅から車で30分ほど走った場所です。ほぼもう、山の中です。」(辻解説委員)

双子布集落へと続く道はほとんど車も通らないのか、狭いアスファルトの道路は枯れ葉で覆いつくされていました。通ると車が大きく左右に揺れ、危険な状態です。

『限界』から『消滅』集落へ 高齢化・人口減の厳しい現実「成り行きに任せるしか」「出たくない」地元の声
双子布集落にある住宅
「到着しました。家があります。ほとんど森の中ですけども、家があります。」(辻解説委員)

『限界』から『消滅』集落へ 高齢化・人口減の厳しい現実「成り行きに任せるしか」「出たくない」地元の声
三好市役所の集落支援員・日浦孝夫さん(左)とMBS辻憲太郎解説委員(右)
山の途中に開かれた土地にかつて存在していた「双子布集落」。ぽつぽつと住居は存在しますが、誰も住んでいません。双子布集落には、ともに80歳を超える2人の女性が最後まで暮らしていたといいますが、1人は亡くなり、もう1人は転居。2014年に消滅集落となりました。2人の女性が住んでいた家へ案内していただくため、日浦さんとともに山を登ります。



5024とはずがたり:2020/05/04(月) 00:12:24

まぷすた
https://kudougames.com/mapstudy/

5025とはずがたり:2020/05/06(水) 19:56:56
ホボロ島
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%9C%E3%83%AD%E5%B3%B6

概要
豊田郡安芸津町(あきつちょう)に属していたが、2005年2月7日に安芸津町が東広島市に編入されたため、現在は東広島市に属している。地元でホボロと言われる竹かごをひっくり返したような形をしていることから、ホボロ島の名が付けられた。

地元では、嫁入りしてきたこの島が、松の木や周囲の島の励ましにもかかわらず、すこしずつやせ細っているという伝説[1]があり、年々小さくなっている。昭和時代中期に国土地理院が発行した地形図によれば、昭和3年に発行された地図には島の高さは21.9mと標記されており[2]、島名の由来になった「竹籠」のような小山であったが、21世紀初頭現在では満潮時に岩が顔をのぞかせるのみである。

この急速な景観の変化の原因が、島を構成する凝灰岩がワラジムシ目コツブムシ科のナナツバコツブムシによって生物侵食(英語版)されているためであることが、広島大学名誉教授沖村雄二の調査により明らかになった[2]。島は、2007年現在では高潮位時で6mに過ぎず[2]、100年後には島自体が消滅してしまうとも言われている[3]。

5026とはずがたり:2020/05/07(木) 22:27:01
広域行政派としては県はこのくらいの大きさの方が良い。

https://twitter.com/katsunomisanzai/status/1257688627267514371
ミサンザイ 「天皇を旅する本」 「まんが東京ご縁起めぐり」
@katsunomisanzai
明治36年(1903)12月に閣議決定された「府県廃置法律案」付図をみなおしてみる。

全道府県を28に再編する法案で、第19回帝国議会の短期解散がなければ通過していた可能性が高いもの。
実現してたら「他県」「県境」の意識もずいぶん違ってたろうな…などと考えつつ明日も暮らしていこうと思います。

5027とはずがたり:2020/05/08(金) 22:35:36

これ嫌がらせする連中の人権意識の希薄さに腹立たしい案件だけど県を越えた生活圏という視点は大好き。都道府県体制の打破が持論。

県境またぐけど「生活圏を共有しています」…自粛の対象外アピール、車に掲示する「圏域証」配布
2020/05/08 15:39
https://www.yomiuri.co.jp/national/20200508-OYT1T50170/

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、県境をまたぐ移動の自粛が続くなか、三重県伊賀市と京都府笠置町、南山城村、奈良県山添村でつくる「伊賀・山城南・東大和定住自立圏」(略称・伊賀城和定住自立圏)が、圏域住民であることをアピールする「圏域証」を作成し、配布を始めた。車のダッシュボードなどに掲示して使う。岡本栄・伊賀市長は「伊賀市内で京都、奈良ナンバーを見ても、同じ生活圏であり、自粛の対象外だと分かってもらえれば」と話している。(山本哲生)


 圏域証はA4判。4市町村の地図に「わたしたちは生活圏を共有しています」の文字を載せた。三重県は緊急事態宣言延長の発表後、県内の移動自粛を求めなくなった一方で、県境を越える移動の自粛は「これまで以上に徹底」すると発表しているが、各町村から伊賀市内へ買い物や通勤する人が多い。この圏域証を掲示すれば、三重県が自粛を求めている「県境をまたぐ移動」には当たらないとアピールできる。

 伊賀城和定住自立圏は、2016年10月に三重県伊賀市と京都府2町村で発足、昨年10月に奈良県山添村が加わった。日常的に往来がある同一の生活圏となっている。

 4市町村の公式サイトからダウンロードできるほか、伊賀市役所や3町村の役場でも配布するという。

 伊賀、亀山、滋賀県甲賀の3市が13年度から進める「いこか連携プロジェクト」もあり、伊賀市は、2市にも呼びかけて同様の圏域証を作成する。

 他県ナンバー車は「県境を越えてきた」と見なされ、静岡県では車を傷つけられたり、徳島県ではあおり運転や暴言を浴びせられたりするなどの嫌がらせが各地で発生している。

5028とはずがたり:2020/05/18(月) 23:49:19
聳え戸とか聳え洞とか聳え渡と聳え門とかが由来かな? 

ソビエト (和歌山県)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BD%E3%83%93%E3%82%A8%E3%83%88_(%E5%92%8C%E6%AD%8C%E5%B1%B1%E7%9C%8C)

5029とはずがたり:2020/06/25(木) 20:51:18

北海道稚内

避難所って看板でてるけどどうみても崖崩れ現場なんですけど。。
https://www.google.co.jp/maps/@45.387538,141.6426567,3a,58.7y,91.59h,95.55t/data=!3m9!1e1!3m7!1sgMZap1BrUnrFSF5ziFKSrQ!2e0!7i16384!8i8192!9m2!1b1!2i31

5030とはずがたり:2020/07/23(木) 23:25:52
https://7cascades.blog.fc2.com/blog-entry-24.html

 実はその「支庁」、現在は「総合振興局」と「振興局」などという何だか訳のわからない名称に変わってしまいました(笑)。従って、旧「釧路支庁管内」ですと「釧路総合振興局管内」というふうに変更されました。この狙いは、元々14あった支庁を9つの「総合振興局」に再編し、その下に5つの「振興局」を置こうとしたものらしいです。「振興局」にされてしまう5つの支庁管内の自治体からすれば、今まで横並びの支店だったものが営業所に格下げされて隣の支店の下に置かれるようなものですからそりゃあ面白いはずがありません。これら管内の自治体から激しい反発を受けて結局この5支庁も同格組織として存続することが決まったそうですが、名称だけは当初の計画どおり「総合振興局」と「振興局」に分けることになりました。道庁としては「名を捨て実を取った」のではなく「実を捨て名を取った」という結果なんでしょうが、いかにもお役所仕事らしい足して2で割ったような素晴らしい折衷解決策です(これならやらんでもよかったような気もしますが)。この時、釧路や石狩などの支庁名はそのまま踏襲されたのですが「網走支庁」だけは「オホーツク総合振興局」に改称されてしまいました。何故にわざわざロシア語の地名を冠してまで改称する必要があったのでしょうか。網走市は元々支庁の所在地でもありますし、映画でも有名になった監獄のある都市として全国的に高い知名度を誇りますから「そのままでよかったんじゃないの」というのは、私を含めた事情を知らぬよそ者の考えの致すところであります。みなさまも長文で大変お疲れのことと思いますので三行で答えを書きます。旧網走支庁管内には3つの市がありますが、その人口は次のとおりです(2018年現在)。

網走市 36,300人(管内総人口に占める割合:12.9%)
紋別市 22,500人(同:7.9%)
北見市 118,800人(同:42.1%)

以上です(笑)。あ、ちなみに先の冬季オリンピックのカーリング種目で見事銅メダルに輝いたロコ・ソラーレは、北見市(旧常呂町)を拠点とするチームで、創設者であり現代表理事の本橋麻里さんをはじめとするメンバー全員が北見市の出身者です。「何がなんでも『網走』にはしたくね北見の気持ちもわかるっしょー」、「そだねー」(笑)。

5031とはずがたり:2020/10/29(木) 11:36:32
<近畿>

4363 自分:とはずがたり[] 投稿日:2020/10/27(火) 13:35:35
大阪市に隣接する2市、都構想実現なら「特別区を目指す」
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20201027-OYT1T50109/
2020/10/27 11:18

 「大阪都構想」の住民投票(11月1日投開票)の手続きを定めた大都市地域特別区設置法(大都市法)には、都構想が実現した場合、大阪市に隣接する自治体も特別区に移行できる規定がある。該当する大阪府内10市の市長に読売新聞がアンケートをしたところ、守口、八尾両市長が特別区を目指す考えを持っていることが判明した。住民投票の結果は、周辺自治体のあり方にも波及する可能性がある。(浦野親典)

議会で可決必要
 大都市法は、政令市と隣接市町村を含む人口200万人以上の地域で特別区を設置できるようにした法律だ。来月1日に賛否が問われる制度案は、大阪市を廃止して4特別区を新設する内容で、市民対象の住民投票で賛成多数になると、実現する。

 さらに同法の規定では、4特別区が設置される2025年1月以降、現在の大阪市に隣接する自治体も特別区への移行が可能で、堺、豊中、吹田、守口、八尾、松原、大東、門真、摂津、東大阪の10市が対象となる。


 実現までの手続きは、移行を希望する市と府で制度案をまとめ、府・市両議会で可決する必要がある。

 市を複数の特別区に分割する場合、議会可決後に住民投票を実施し、賛成多数となる必要があるが、市を丸ごと一つの特別区にする場合、住民投票は不要。これは市域が分割されなければ、住民生活への影響は少ないと考えられたためだ。

2市は否定
 読売新聞がこれら10市長にアンケートをしたところ、松原市長を除く9人が回答。地域政党・大阪維新の会に所属する守口、八尾両市長が特別区移行の考えが「ある」と答えた。

 このうち、大松桂右・八尾市長は、八尾市の人口が約27万人にとどまることから特別区の数は「1区」を選択。西端勝樹・守口市長は「市域の成長と市民福祉の向上につながるなら特別区の議論を否定する必要はない」としつつ、「(区数は1区か複数区か)どちらともいえない」とした。

 ほかの7市長のうち、堺、大東、門真、摂津、東大阪の5人は、特別区移行について「どちらともいえない」を選択。永藤英機・堺市長と宮本一孝・門真市長は維新所属だが、永藤市長は「今任期中は都構想の議論はしない」、宮本市長は「特別区を目指す考えはあるが、具体的な制度設計や道筋が示されていない」とした。

 一方、豊中、吹田の2市長は特別区移行の考えは「ない」とした。豊中市では、特別区に移行すると、市税収入の最大5割超が他の区に分配されると試算。長内繁樹市長は「現在の市のサービスが維持できるか保証がない」と説明した。

 10市は政令市の堺市、中核市の豊中、吹田、八尾、東大阪の4市など権限や財源規模が異なり、特別区になった場合、府との間で権限や財源をどう分担するかは制度案の作成時に決めていくことになる。また、特別区移行の時期は早くても25年1月以降で、10市長の現任期以後となるため、方針は変わる可能性がある。

5032とはずがたり:2020/11/16(月) 17:35:02
新過疎法案で激変緩和を 自民道連、二階氏に要望
10/24 20:38 更新
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/474247

 来年3月末に期限切れとなる過疎法に代わり自民党が検討している新法案で、道内の最大13市町村が過疎地域から外れる見通しとなっていることについて、自民党道連は24日、二階俊博幹事長に激変緩和措置などの支援を要望した。

 二階氏は党道連が札幌市内で開いた政経懇談会に出席し、吉川貴盛道連会長が「財政力が弱い市町村にとって大きな課題。北海道の窮状を理解して」と求めた。道連幹部によると、二階氏は「党内にしっかりと指示を出していく」と述べ、要望に沿って対応する考えを示した。

残り:60文字/全文:292文字

5033とはずがたり:2020/11/16(月) 17:35:54
新過疎法、半数以上が指定外れる見通し 現在指定は18市町村 財政に打撃
10/12(月) 6:04配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/2e52c38ef5e446024ddf108c1107b493b63eba7a
琉球新報
(写真:琉球新報社)

 過疎化が進む市町村に国が財政支援する過疎地域自立促進特別措置法(過疎法)が2020年度で期限切れとなり、現在指定を受けている県内18市町村のうちの半数以上が、21年度から始まる予定の新法では、指定から外れる見通しであることが9日、県の試算で分かった。与党自民党は新法案で人口減少率の指定要件基準を変更する方針を示している。方針に沿えば県内の指定自治体では減少率に改善が見られるため指定外になる見込み。指定外になると、ハード事業の高率補助や診療所の運営費などに充てられてきた過疎債が使用できなくなり、自治体財政に深刻な影響を与える可能性がある。 
 沖縄の指定自治体は財政力に乏しい離島市町村が多い。また米国施政下に置かれていたため全国で唯一、同法の適用が10年遅れた特殊事情もある。県と県過疎地域振興協議会(過疎協)は、それらの事情を基に国へ指定継続を求めている。

 現在過疎法の指定を受けているのは国頭村、大宜味村、東村、本部町、伊江村、渡名喜村、渡嘉敷村、座間味村、粟国村、伊平屋村、伊是名村、南大東村、北大東村、久米島町、竹富町、与那国町、多良間村、宮古島市。県は「混乱を来す」として、指定が外れる見込みの市町村名を公表していない。本紙による各市町村への取材では本部町と座間味村、南大東村、北大東村、竹富町が新法の指定から外れる見通しを持っているとした。

 県過疎協会長の宮里哲座間味村長は「(新法は)沖縄の過疎地域にとっては非常に厳しい内容になると思う。簡単ではないが、過疎協としては1市町村も外れることがないよう訴えていきたい」と述べた。

 県地域・離島課の森田賢課長は「指定要件は人口減少に重きを置いているが、財政力指数が低いところは一定の配慮が必要だと訴えないといけない。ただ過疎法は全国法なので、要請活動が難しい面もある。過疎協と連携して取り組んでいきたい」と話した。
 (梅田正覚)

5034とはずがたり:2020/11/16(月) 17:37:02
2020/11/12 17:00
新過疎法の自民素案 鹿児島県内の十数市町村が指定除外・縮小 南日本新聞試算
https://373news.com/_news/?storyid=128451

南日本新聞ニュース 国が過疎の自治体を支援する過疎地域自立促進特別措置法(過疎法)は2021年3月末で期限切れを迎える。自民党は議員立法による新法を検討中だが、要件見直しで鹿児島県内の十数市町村が指定から外れたり、対象地域が縮小したりする可能性があることが分かった。指定除外になると、返済額の7割が交付税措置される過疎対策事業債(過疎債)が発行できなくなるため、自治体運営にも影響が及ぶとみられる。

 過疎法が指定する「過疎地域」は人口の減少率と財政力の弱さで決まる。現在県内ではいちき串木野市と出水市を除く41市町村が対象。自民党の特別委員会が9月にまとめた素案では、人口減少の基準年を見直す方針が示された。現行法の1960年を、地方圏からの人口流出がいったん収束した75年か80年を軸に「引き続き検討する」としている。

 南日本新聞が75、80年を基準年に、人口減少率を含む主な要素を現状通りで試算したところ、東串良町や龍郷町などが除外対象となった。離島で財政基盤も弱い十島村も外れる恐れがある。人口減少率や合併前の過疎市町村の扱いのほか不確定な面もあり、実際にどうなるかは流動的だ。

 県過疎地域自立促進協議会の森田俊彦会長(南大隅町長)は「どう考えても過疎と思われる自治体が外れる可能性が出ている。一部の指数だけで判断せず、しっかり状況分析してほしい」と話す。

 素案は、過疎地域の持続的発展を後押しするため、デジタル技術による遠隔医療・教育やテレワーク推進、企業移転による雇用創出などを重点分野と位置付け、財政支援を強化するとしている。期間は31年3月末までの10年間。自民は公明や野党とも協議し、年明けの通常国会に法案を提出し、4月施行を目指す。

〈過疎法〉1970年に10年間の期限付き議員立法として施行され、期限延長や内容を再検討した新法制定を繰り返してきた。現在県内の95.3%に当たる41市町村が過疎地域に指定され、割合は島根県に次いで2番目に高い。指定は市町村単位が基本だが、合併特例で旧市町村単位の「一部過疎」もあり、県内では鹿児島市(旧桜島町)や姶良市(旧蒲生町)など6市が該当する。

5035とはずがたり:2020/11/16(月) 17:39:35

過疎法の対象地域継続を 期限切れ控え田辺市議会が意見書
(2020年07月14日 14時30分 更新) 和歌山 紀南 政治・行政
https://www.agara.co.jp/article/70604

 国が過疎の自治体を財政支援する「過疎地域自立促進特別措置法」(過疎法)が、2020年度末に期限切れを迎える。新たな過疎対策法の制定に向けた動きはあるが、対象地域が縮小される可能性があり、これまで市内全域が対象となってきた和歌山県田辺市は気をもんでいる。市議会は6月定例会で、現行の過疎地域を引き続き対象とすることなどを求める意見書を可決した。


 過疎法は1970年に10年間の期限付きで施行されたが、その後も新法の制定や期限の延長を繰り返してきた。

 現行法には、市町村合併の特例として「一部過疎」と「みなし過疎」が設けられている。一部過疎は、合併前の旧市町村のみを過疎地域とみなす制度で、県内では白浜町が対象。みなし過疎は、合併後の新市町村が過疎地域の要件を外れていても、人口や面積など一定の要件を満たしていれば新市町村全体を過疎地域とみなす制度で、県内では田辺市と有田川町が対象となっている。

 自民党の過疎対策特別委員会が3月に示した「今後の過疎対策の方向性」素案では、一部過疎については「設けることを検討」としているのに対し、みなし過疎は「設けることの是非を含めて検討」となっており、継続されるかは不透明な状況だ。

 過疎法に基づく「過疎対策事業債」(過疎債)は、元利償還金の7割が交付税として戻ってくる「有利な借金」で、過疎自治体にとって貴重な財源となっている。みなし過疎が廃止されれば、旧田辺市地域での事業に過疎債が利用できなくなる。

 田辺市は合併後、過疎債を84億409万円(ハード事業分、20年度予算含む)発行している。旧町村地域でケーブルテレビの整備や小中学校の施設整備などに活用してきたほか、旧田辺市地域でも消防施設整備や小中学校のトイレ改修などに充ててきた。

 ハード事業だけではなくソフト事業も対象で、市では集落支援員の人件費やスクールバスの運行などに活用している。

 また、意見書では、主に旧町村部をカバーしていた旧簡易水道事業についても過疎債の対象とするよう要望した。18年度から簡易水道事業と上水道事業を統合し、過疎債が活用できなくなったため。市のこれまでの過疎債発行額のうち、簡易水道事業は約2割を占めている。

5036とはずがたり:2020/11/16(月) 17:40:24
東京一極集中是正へ過疎地支援
新法案の概要判明
https://www.47news.jp/5251531.html
2020/9/13 06:01 (JST)9/13 06:19 (JST)updated
c一般社団法人共同通信社

 2021年3月末に期限切れとなる過疎法に代わる新法案の概要が12日、分かった。新型コロナウイルス感染拡大に伴い、東京一極集中是正と地方分散の受け皿となる過疎地域の役割を重視。持続的な発展を後押しするため、デジタル技術による遠隔医療・遠隔教育やテレワークの推進、企業移転による雇用創出などを重点分野と位置付け、財政支援を強化する。期間は31年3月末まで10年間。

 自民党を中心に公明党や野党とも協議し、議員立法として来年の通常国会に法案を提出する。早期に成立させ、21年4月施行を目指す。

5037とはずがたり:2020/11/16(月) 17:41:50

社説:国の過疎対策 地方の現状映す新法を
2019年11月30日 掲載
https://www.sakigake.jp/news/article/20191130AK0017/

 国が過疎の市町村を財政支援する過疎地域自立促進特別措置法(過疎法)が2021年3月で期限切れを迎える。学識経験者による国の懇談会や、自民党の過疎対策特別委員会は過疎対策を継続させる方向で議論を進めている。人口減少が著しく、財源に乏しい地方の厳しい現状を十分に踏まえ、新法が制定されることが求められる。

 過疎法は1970年から10年ごとに議員立法で制定されてきた。現行法は2000年に制定され、10、12年の2度の改正で期限が延長された。

 人口や財政面で一定の要件を満たす市町村を過疎地域に指定する。インフラ整備や地域活性化などの財源として過疎対策事業債の起債を認め、元利償還額の7割に地方交付税を充当する形で、国が肩代わりする。公立小中学校の校舎などの整備事業で、国庫補助率をかさ上げする制度もある。

 本県では現在、潟上市と大潟村を除いた23市町村が過疎指定されている。ただし秋田市は河辺地域だけの指定となっている。全市町村が対象の島根県などと並び、指定された自治体の割合は全国トップクラスである。

 過疎債の起債は18年度、全国で計約4600億円だったが、そのうち本県は約139億円だった。県内市町村の財政にとっては、過疎債をはじめとする支援は極めて重要であり、引き続き過疎対策制度は不可欠だと言える。

 ただ、国も財政再建が大きな課題になっている。市町村の多くは過疎指定の対象地域が今後、縮小されることを懸念している。特に心配されるのは「みなし過疎」が現行通り継続されるかという点である。

 みなし過疎は、合併後の新市町村全体では過疎地域に該当しなくても、合併前の市町村が過疎地域だった場合など、一定の要件を満たせば、新市町村全体を過疎指定する制度。全国では25市町村、本県では大館、由利本荘、大仙、横手の4市が対象となっている。

 例えば横手市は18年度、12億2千万円を起債し、道路整備や特別養護老人ホームの助成などに充てた。みなし過疎が廃止されたり、要件が厳しくなった場合、事業遂行に大きな支障を来しかねない。市町村側も要望活動を一層強め、国側の理解を得る努力をするべきだ。

 過疎指定地域は、人口は全国の8・6%にすぎないが、面積は6割を占めている。食料や水の供給、国土の保全など重要な機能を担っている。人口減少、高齢化、集落の衰退が加速している状況に歯止めをかけなければならない。

 安倍政権が掲げる地方創生は目立った成果がないと指摘されている。新法と過疎対策の制度設計は、国が地方振興に取り組む本気度を測るバロメーターにもなる。過疎地域の期待を裏切らない対応が必要だ。

5038とはずがたり:2020/11/16(月) 19:55:45
政府、2市を中核市指定 長野県松本、愛知県一宮
2020年10月09日11時51分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020100900547&amp;g=pol

 政府は9日の閣議で、長野県松本、愛知県一宮の2市を中核市に指定する政令を決定した。2021年4月1日からの施行で、全国の中核市は62市となる。

5039とはずがたり:2020/11/16(月) 21:14:07
2020/6/19 金曜日
自民過疎対策特委と大鰐町などが意見交換
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2020/06/60343.html

 自民党の過疎対策特別委員会は18日、本県と熊本県の過疎関係市町村と意見交換し、参加した大鰐町など市町村側が、加速する少子高齢化や人口減少、厳しい財政状況などを訴え、新たな支援措置を要望した。
 意見交換はビデオ会議システムを使って行われ、本県からは大鰐町、佐井村、新郷村が参加した。
 大鰐町の山田年伸町長は過疎対策事業債について、町立病院の有床診療所化などに活用されている事例を挙げながら「県全体では地方債の約6割を占める。諸課題に対処するためにも市町村が必要とする額を確保していただきたい」と訴え、今年度末に失効する現行の過疎法についても「『みなし過疎』『一部過疎』を含む現行の過疎地域を引き続き対象とするよう最大限の配慮をいただきたい」と要望した。
 意見交換会終了後、山田町長は「新型コロナの影響で陳情に行けない中、このような形で意見交換の場を設けてもらったのはうれしいこと」と述べた。
 同党では現行の過疎地域自立促進特別措置法が今年度末で期限切れとなることから、市町村からのヒアリングを重ね、今夏に「今後の過疎対策の基本的な考え方」を取りまとめる予定。

5040とはずがたり:2020/12/11(金) 13:20:08
2020.12.10 22:01
自民大阪、「都構想停止法」を検討 再投票阻止狙う
https://www.sanspo.com/geino/news/20201210/sot20121022010010-n1.html?fbclid=IwAR01os2eaRAgWAQ_1aRzxRuv_bvthQCEcTCG5TPCCXzlN9TMx_-T1T-UKv0

 自民党大阪府連は、11月の住民投票で否決された大阪都構想の根拠法である大都市地域特別区設置法(大都市法)の効力を停止させる法案を策定する方向で検討に入った。3度目の住民投票阻止が狙い。府連関係者が10日、明らかにした。党本部へ働き掛ける意向だが、菅義偉首相が同法成立を後押ししただけに党内で賛同を得られるかは見通せない。

 同法は2012年に自民党など与野党7会派が共同提出し成立した。政令指定都市を廃止し複数の特別区に再編するための手続きを規定し、住民投票の結果に法的拘束力を与えている。


 日本維新の会が推進する都構想は15年5月と今年11月の住民投票で2度否決された。同法には住民投票の回数を制限する規定はない。

5041とはずがたり:2021/01/10(日) 23:21:26

すげえw

砺中町,調べて見ると今の小矢部市。砺中+石動=小矢部だそうな。小矢部は何処から出てきたんだ??

https://twitter.com/nekonoizumi/status/1347155264340848641
猫の泉
@nekonoizumi
昭和の大合併の富山県の砺中町の合併議決の事例で、反合併派で議決を防ぐために沈黙する議長に対し副議長が議長席に駈け上り議長を突き落として「議長事故あるものと認め、副議長が代行する」と叫んで合併議決したというのがあったけど、今のアメリカなら起こりそうな雰囲気がある。
午後9:16 ・ 2021年1月7日・Tween

5042名無しさん:2021/01/25(月) 21:29:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/8fddf212007b550c0dad0e214e785cd502d43969
消防団員の待遇改善を検討 減少に危機感、人員確保へ
1/25(月) 8:13配信
共同通信
 総務省消防庁は、地域で消火活動や災害救助に当たる消防団員を確保するため、待遇改善に向けた検討を始めた。2020年の全国の団員数は過去最少の約81万8千人。少子高齢化などで減少傾向が止まらず、地域防災力の低下に危機感が強まっている。同庁は団員に支払う報酬や出動手当の引き上げを視野に有識者会議で議論し、今夏にも対策の方向性を打ち出す方針だ。

 消防団員は1955年に200万人近くいたが、90年に100万人を割り込んだ。若年層を中心に入団者数も落ち込み、20年の団員数は前年比で約1万4千人減少。1万人以上減ったのは2年連続で、消防庁は「危機的状況」と強調する。

5043とはずがたり:2021/01/26(火) 17:23:07

夕張の工業団地、未利用また一つ マルハニチロ撤退 地の利に限界
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/504617
01/25 18:07

 【夕張】水産加工食品大手のマルハニチロ(東京)が3月末で夕張工場を閉鎖させることにより、市内の工業団地にまた一つ未利用区画が生じる。市は空港や札幌、港湾に近い地の利を武器に企業誘致を進めてきたが、近年は人口減による従業員確保などが課題となっており、操業見合わせや撤退の流れが止まらない。

 同社夕張工場がある夕張緑陽工業団地(沼ノ沢)は、1997年に中小企業基盤整備機構により分譲が開始され、マルハニチロ以外に4社が進出している。計8万平方メートルの敷地に空き区画はないが、計5社のうち2社は土地を所有しているのみで操業の実績がない。

5044とはずがたり:2021/01/29(金) 12:44:07
指定外れていいんじゃないか。限界集落を温存する様な土地に対する支援から人に対する支援に切り替えた方が良い。
どうせ此処から地方の声とやらでひっくり返されるのが自民だけど。

>新法案では人口減少の起点となる「基準年」を地方からの人口流出が進んだ60年から、流出が一度は収まった75年とする案が浮上している。

>上野村の場合、財政健全化の指標の一つ「財政力指数」(1・0を上回れば地方交付税は不交付)が、現行法の制定当時は過疎指定の要件となる0・42以下だったが、現在は0・9に改善している。

>合併で市に編入された5地区のうち2地区でも「過疎地域」の要件を満たさず、指定を外れる可能性が出ている。

新過疎法案で指定除外も 自民検討 群馬の嬬恋と上野両村と2地区
毎日新聞2021年1月29日 12時04分(最終更新 1月29日 12時04分)
https://mainichi.jp/articles/20210129/k00/00m/010/092000c

 人口減少などが進む自治体を国が財政支援する時限立法「過疎地域自立促進特別措置法」(過疎法)が2020年度末で期限切れとなり、現在は「過疎地域」に指定されている群馬県内の9自治体5地区のうち嬬恋、上野両村と2地区が、自民党が検討する新法案で指定から外れる可能性があることが分かった。新法案の内容は流動的だが、コロナ禍の中で指定から外れれば厳しい財政運営が迫られそうだ。

 00年に制定された現行法では「1960〜95年の人口減少率が30%以上」などの一定の要件を満たせば過疎指定される。だが、新法案では人口減少の起点となる「基準年」を地方からの人口流出が進んだ60年から、流出が一度は収まった75年とする案が浮上している。

 嬬恋村によると、基準年が60年の場合の人口減少率は35・7%だが、75年とした場合は9・8%となり、要件を満たさなくなる恐れがある。

 上野村の場合、財政健全化の指標の一つ「財政力指数」(1・0を上回れば地方交付税は不交付)が、現行法の制定当時は過疎指定の要件となる0・42以下だったが、現在は0・9に改善している。

 06年に藤岡市と合併した旧鬼石町など、合併で市に編入された5地区のうち2地区でも「過疎地域」の要件を満たさず、指定を外れる可能性が出ている。

 過疎法は70年に10年間の期限付きで議員立法として初めて制定。その後、新法として更新されてきた。人口と財政力に基づき過疎地域の要件を定め、過疎市町村は返済金の7割を国が手当てする過疎対策事業債を発行できるなど、財政支援措置が受けられる。【庄司哲也】

5045とはずがたり:2021/01/29(金) 14:57:33

https://twitter.com/shoutengai/status/1355029603698368515
木下斉/Hitoshi Kinoshita
@shoutengai
これなんだけど社会移動しか見ないで一極集中が鈍化はミスリード。東京は2020年通じれば8000人程度の人口増。減少の多くは外国人人口に起因。一方地方は自然減が今、猛烈に進んでいるので相対的な東京人口優位は変わらず。

東京圏への人口集中、コロナで大幅減速
2021/1/29 14:41 (JST)
c一般社団法人共同通信社
https://this.kiji.is/727760846079770624

 総務省が29日公表した2020年人口移動報告によると、東京圏への人口流入を示す「転入超過」は約9万9千人で、前年の約14万8千人から大幅に減った。新型コロナウイルス感染拡大で転入が減り、人口集中のペースが減速した。

5046名無しさん:2021/03/14(日) 07:04:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/44b14f2d48a4322b3c4b2ea08858a9862e21da9c
「”被災地”から脱皮を」 報道の難しさ知る 兵庫から東北へ10年通う記者 「善意の暴走」も垣間見る【#これから私は】/兵庫・丹波篠山市
3/13(土) 15:19配信
丹波新聞
 東日本大震災の発生から10年が過ぎた。直後は1000キロ近く離れた兵庫県丹波地域からも数多くの支援が行われ、現在も東北の人々との交流が続いているケースもある。記者は発生1カ月後に初めて現地に入り、ボランティアをしながらルポを書いた。その後も訪問を続ける中でたくさんの友人ができ、毎年、東北に足を運んでいる。この経験は自身の考え方や記事執筆にも大きな影響を与えた。被災直後、そして、変わっていったまちと人の姿を振り返りたい。

 2011年4月、巨大な津波が襲った宮城県を初めて訪れた。復旧への支援はもちろん、丹波地域(丹波市、丹波篠山市)を発行エリアとする新聞社ではあるが、全国、世界中に衝撃を与えた大災害の現場を、丹波で暮らす者の目で見て、伝えさせてほしいと考えたからだった。

◆話すつらさ 記者の仕事に悩む

 あの時の記憶は、10年が過ぎても鮮明に思い出せる。家々が立ち並んでいたと思われる沿岸部には、元が何であったか分からないものが至る所に山積みになっていた。マンション4階に刺さった木、ひしゃげた電車や車。水の力が起こしたことだとはなかなか信じられなかった。

 目の前に広がる異様な光景とは裏腹に、潮風は悠々とまちを吹き抜け、ウミネコが鳴いていた。人の営みは徹底的に破壊されているのに、自然はいつもと同じ表情だった。

 そんなまちでスコップを手にひたすら泥をかき出し、「がれき」と呼ばれた地元の人たちの生活の痕跡を片付けた。

 壊されたまちを見ること以上につらかったのが地元の人と話すことだった。ボランティア作業の合間、話をしたいという地元の人は一定数おられた。外から来た人間に思いを吐き出すことで、少しでも気持ちを落ち着かせたかったのかもしれない。

 「家族が目の前で津波に持っていかれてね。毎日、捜しに歩いている」「主人が見つかったんだけど、フェンスの高い所に引っ掛かっていて降ろすのが大変だったの」

 ただうなずくしかできず、記者という職業を明かすこともできなかった。「話を聞く」から「取材」に変わってしまうからだ。

 あの時、地元の人が求めていたのは取材ではなく、ただ、話をすること。もし記者だとわかれば、話をやめてしまうかもしれない。記者という仕事に悩み、こんなに逡巡をしたことはなかった。

◆「みんなに伝えて」 この言葉で書けた

 顔なじみになった人に勇気を振り絞って記者であることを告げると、「それなら見ていって」と案内された場所がある。高台の公園に急きょ作られた仮土葬場だった。

 朝もやの中、何本もの木の墓標が立ち並び、声を上げて泣いている人、ただ茫然と立ち尽くしている人、想像もできないような悲しみが霧の粒子のように辺りを包み込み、重く沈殿していた。

 写真を撮ることをためらっていると、「撮って。そして、帰ったらみんなに伝えてね」。情けないことだが、この言葉がなければ記事を書けなかったと思う。

 兵庫県に戻ってから、何度も東北の夢を見た。悲惨な光景だけでなく、「また来てね」と言ってくれた人々の顔も。それから個人で、あるいは市や市社会福祉協議会が出したボランティアバスに乗って、また、高校生たちの交流・支援事業をサポートする役として、ほとんど毎月、東北に通う日々が始まった。「あらぁ、また来たの」と言ってくれる人が増えていった。

5047名無しさん:2021/03/14(日) 07:04:45
>>5046

◆善意は暴走する 垣間見た現実

 「助け合い」「絆」。あのころよく使われた言葉。その通り、地元の人々は助け合い、また、ボランティアなどとも絆を結んでいった。美しく、勇気づけられる出来事がたくさんあり、当時も今も多く報道されている。けれど、そうではない場面に出くわすこともあった。

 震災後、物資の配給にきちんと列を作って並ぶ人々の姿が報道された。「災害時にあっても冷静で、礼儀を忘れない日本人」と報じられたが、少なからず物資の奪い合いや避難所内での盗難もあった。

 支援活動を行う中で地元の軋轢に悩み、失語症になった友人もいた。また知人の女性は家の修繕に来た業者に料金を支払ったものの、工事には来なかった。料金は法外な額だった。

 被災地の内部だけではない。

 全国各地から物資が届けられていたが、使い古された衣服もあり、結局捨てられた。また震災直後はともかく、その後も延々と送られてくる物資は無料で配られ続け、営業を再開した地元経済を圧迫した。

 ボランティアの多くは被災地のためにという志と礼儀をわきまえた人だったとは思うが、中には津波が襲った後のまちで、住民の前で平然と「汚い」「臭い」と言ったり、ピースサインで記念撮影をしたり。作業を巡って地元の人とトラブルになる人、地元でがんばっている団体の代表者に、「全然ダメ」と見下す発言をする人もいた。

 仮設住宅ではボランティアセンターなどを介さないボランティアが突然訪れ、大音量で音楽を演奏し、「がんばって」と呼びかけた。「支援に来てくれているんだから断れない。でも、もう疲れた。ボランティア疲れ」。自治会長の男性が嘆いていた。

 「善意は暴走する」。これは何度も被災地に入らないと分からないことだった。

 一方、あの時、それらが報道されることでより溝を深めたり、復興の邪魔になるのではないかとも思えたりし、報道の難しさを知った。

◆歩み続ける いつか出会う日まで

 いろんなことがあった10年。しかし、まだ10年でもある。

 沿岸の一部を除き、見た目はきれいなまちとして再建された。しかし、避難所から仮設住宅、そして災害公営住宅や自力で再建した新居など、被災した人たちの生活は転々とし、そのたび孤独死やコミュニティーの再建など、新しい課題が出ている。

 最も仲が良く、現地の住民でありながら、被災者支援や自立活動に取り組んできた友人は言う。

 「私たちは今、『被災地』『かわいそうな被災者』という肩書から脱皮して、ふるさとで暮らし、さらによいまちにするためにがんばる一市民になりたい。災害を経験した人が、いろんなことを乗り越え、自分にできることで地域に恩返しがしたいという気持ちが芽生えたときにこそ、復興したと言えるんじゃないかな」

 さらに「いつか、亡くなった人たちに出会うときが来たら、目と目を合わせて、『がんばってきたよ』と言えるように、これからも歩み続けていこうと思う」。

 この思いを称賛して終わりではなく、これから、それぞれの暮らす場所で、同じ方向を向き、「共に」取り組んでいくことが、よりよいまちを全国につくっていくことになるのではないか。今、そう感じている。

5048名無しさん:2021/03/31(水) 18:00:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/7e02264f283bca23a9deb1ba66439abee6fd519a
「ふざけんなよ」「偉そうにしてんじゃねえよ」…市の女性職員、職場で暴言
3/31(水) 7:00配信
読売新聞オンライン
 職場で暴言を繰り返したとして、静岡市は30日、保健福祉長寿局の30歳代の女性職員を戒告の懲戒処分にした。職員は2月15日、文書が自分に回覧されなかったことに腹を立て、職場内で上司や同僚に対し、「ふざけんなよ」「悪すぎでしょ、頭が」などと大声で暴言を発した。同24日にも自分の意見が受け入れられなかったことに怒り、同僚に「偉そうにしてんじゃねえよ」などと暴言を浴びせた。

 一方、静岡県富士宮市は30日、大勢の人の前で職員を叱責(しっせき)した市立病院の50歳代の男性診療部長を戒告の懲戒処分とした。部長は昨年2月まで、複数回にわたって病院職員を大声で叱責したり、ごみ箱や椅子を蹴飛ばしたりしたとして、パワーハラスメントにあたるとした。また、昨年11月、警察官が持参した公文書を庁内で引き裂いたとして逮捕された50歳代の男性の市民生活課長も戒告とした。課長は不起訴となっている。

5049とはずがたり:2021/05/07(金) 16:06:11
<広域合併>東海

岐阜が嫌がったのか〜。。

8110 :チバQ :2021/05/04(火) 03:46:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/e7e1e1c1c6d608e97aedb9a7b0613af2bb4b73be
東海3県合併構想なぜ消えた 海なし岐阜県、海を諦め「川の水守る」
5/3(月) 9:27配信


中経連の説明会開催を1面トップで報じる1963年8月29日付の岐阜日日新聞・朝刊
 新型コロナウイルスの感染拡大でこの1年強、岐阜、愛知、三重の3県が連携する理由として聞かれるのが「東海3県は経済圏、生活圏が一体」だということ。実感を伴う言葉だが、本当に一つになろうとしたことがあった。その根拠となるのが「東海3県合併構想」だ。1964年東京五輪の開催に向かう高度経済成長期、岐阜、愛知、三重県の3県合併が真剣に議論された。結局実現せず現在に至るが、合併構想はなぜ浮上し、そして消えたのか。幻となった歴史を掘り起こした。

 戦国時代、織田信長の正室、帰蝶は美濃の斎藤家から尾張の織田家に嫁いだ。両家の和議の象徴として。昨年のNHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」で、斎藤道三は稲葉山城(岐阜城)の天守から濃尾平野を眺め、構想を語った。「国を豊かにするなら海を手に入れることじゃ。尾張の向こうには海がある。和議を結べば海が近うなる」と。

 同じような話が昭和期にもあった。それが、59年から中部経済連合会が旗を振り始めた東海3県合併構想だ。同年の岐阜県議会。推進派県議は「海のない岐阜県が海を持つことこそ岐阜県の幸い」「強大な経済力を持つ愛知県と合併することによって県民生活を豊かにする」(県議会史4巻)と訴えた。臨海部の工業化で、海あり県と海なし県との間に経済格差が広がることへの危機感があった。

 合併構想は57年に国の第4次地方制度調査会が示した「地方制」がきっかけだった。都道府県を廃止し、全国7〜9ブロックの「地方」に分ける案で、採用されなかったものの東海3県では実現させようと中経連が継承した。そして構想の中で岐阜、愛知、三重県は木曽三川の恵みの下につながり、繊維や陶磁器、自動車といった産業も県境を越えて結束。人の動きも名古屋を中心に同じ生活圏にあると強調した。

 また中経連は、各県が自県本位で行政の計画を立てるため、重複や対立があると指摘した。特に治山治水は当時、自県域だけしか見ておらず、上・中流の岐阜県は「膨大な事業費を投入」しているが、下流の愛知、三重県は「利水面の受益のみを主張」し、協力姿勢に欠けていると批判した。ちょうど、構想が浮上した59年は伊勢湾台風の被害に見舞われた年。復旧復興などで、広域的に行政を行う必要性が高まっているとして「一体化した行政体制」を求めた。

 合併構想を巡り、愛知県は前向きに捉えて審議を始めた。だが、岐阜県で合併機運が高まることはなかった。63年、中経連が岐阜市で開いた説明会。岐阜日日新聞(現岐阜新聞)は「批判的な発言が多かった」と報じた。県内財界の代表者約80人が出席するも「愛知県が岐阜県を吸収する形になり、資金も人も愛知県へ流れてしまう」といった不安の声が上がった。「歴史的な県民感情があって、一挙に解決できない」と両県の長年の"因縁"に触れる人さえいた。

 当時の松野幸泰知事も県議会で慎重な姿勢を崩さなかった。製鉄所など臨海部の工業地帯では工業用水として「淡水」が必要で、愛知県が岐阜県の川の水を狙っているとみた。松野知事は59〜63年の県議会で、推進派県議の質問に「岐阜の水を持ってゆくこと以外の何ものでもない」「本県の財政は、むしろ愛知県に食われる立場に立つ」(県議会史4巻・5巻)と警戒し、合併に反対した。そして「時期尚早」という形で決議され、合併議論は次第に熱を失っていった。「海を持つ」ことを諦め「川の水を守る」ことを選択したのだった。

 当時は全国総合開発計画の時代で、県内では同じ時期に名神高速道路や東海道新幹線、新県庁舎の建設など大型プロジェクトが進んだ。揖斐川と琵琶湖をつなぐ日本横断運河や、岐阜県営空港といった幻の計画もあった。合併構想も、経済成長があってこその夢物語だったのだろう。
岐阜新聞社

5050とはずがたり:2021/08/02(月) 21:36:41
なぜか番地表示が2丁目から始まる「1丁目がない町」の不思議
ライフサイエンス
https://diamond.jp/articles/-/277611?page=2
ライフ・社会 おもしろ雑学 日本地図のすごい読み方
2021.8.1 5:05

5051とはずがたり:2021/08/03(火) 00:18:08
島根県知事は自民党と喧嘩したから出来てる云えてるって自由度を感じるけど,和歌山・鳥取・島根等の県知事が光ってる。これ人口少ない方が小回り効くという事なら都市部の都府県分割した方が良いとなるけど人口が多い都市部そのものの困難さだとなると都市部にもっとカネ掛けないと無理。個人的には小池も維新も支持しないが彼らの失政より都市部冷遇構造に原因がある気はしてる

https://twitter.com/yogoren/status/1422177916440354819
よごれん
@yogoren
島根県知事すごいな。首都圏は既に医療崩壊していて、新型コロナに罹っても必要な療養を受けられないから、首都圏にいる島根県民と親近者に島根県への帰省を呼びかけて費用も補助すると発表。
島根県民近親者の帰省を支援へ 島根県知事「医療崩壊と理解するのが自然」

詳しくは記事を読んで下さいね。誰彼構わず帰省を支援しているのではありませんので。基礎疾患があり、島根県民の1親等または2親等に当たる親族の一時避難的な帰省を支援、です。

海外で新型コロナが蔓延している国から、チャーター機で邦人を救出した時のよう。国内でこのようなことが発生するとは思わなかった。特に地方部では大多数の県民から批判を受けるでろう政策を、人命最優先で堂々と発表できる知事は凄いと思いました。

首都圏でのコロナ療養…島根県民近親者の帰省を支援へ 島根県知事「医療崩壊と理解するのが自然」
7/29(木) 19:36配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/f8a1612a747f03dc176f00fe2e4fe768e50bf7fb
BSS山陰放送

首都圏の新型コロナ陽性者が連日過去最悪を更新しているのを受け、島根県は、医療体制のひっ迫で県民の近親者の命が危険にさらされるのを防ぐため、基礎疾患がある人の一時避難的な帰省を支援すると発表しました。

29日、県が公表した支援策によりますと、対象になるのは、東京都または埼玉・千葉・神奈川の3県に居住し、慢性の呼吸器や心臓の病気などの基礎疾患があって、島根県民の1親等または2親等に当たる親族です。

安心して実家などに帰られるよう、帰省直後6泊7日から13泊14日、ホテルなどに宿泊するための費用を1泊当たり半額(上限5000円)補助します。8月3日から9月13日までの宿泊分が対象で、同様の制度は今年1月からと4月からに次いで3回目です。

「療養者を観察できても、状況が悪化したと認知した後に実際に医療を届けることができるとはとても思えませんので、そういう意味で自宅療養自体のリスクは残ったままだと思う」

支援決定の理由について島根県の丸山知事は、「今回は緊急事態宣言発令中の急増で今後も増えると見込まれる。自宅療養を病床のように使ってという都の現状は、健康状態を確認する体制を整えているとはいっても医療崩壊と理解するのが自然で、県民の近親者が病状が悪化しても医療を受けられないといった状況に置かれることは避けたい」と説明し、県民の理解を求めました。


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5052とはずがたり:2021/10/06(水) 10:41:07
脱成長という罠?地域再生にも蔓延る、豊かな老人たちの欺瞞?
https://note.com/shoutengai/n/n2e6b9fe24b83
木下斉/HitoshiKinoshita
2021年8月21日 16:30

5053とはずがたり:2024/01/04(木) 23:23:50

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240103/k10014307791000.html
石川で孤立状態の地域相次ぐ 自衛隊ヘリも 孤立地区の現状は…
2024年1月4日 21時52分

石川県によりますと、4日午後3時現在、能登地方の5つの市と町の30の地区で、少なくともおよそ780人が孤立状態になっているということです。

【珠洲市】
大谷町でおよそ300人、折戸町でおよそ110人、馬緤町でおよそ100人、高屋町でおよそ90人、川浦町でおよそ50人、折戸木ノ浦でおよそ40人、宝立町大町泥木でおよそ15人です。
狼煙町横山も孤立状態になっていますが、人数など詳しい状況は確認中となっています。
また、真浦町の8人は自衛隊による救出活動が行われています。

【七尾市】
中島町河内地区で5世帯およそ10人

【穴水町】
麦ケ浦地区でおよそ20人、北七海地区で1人

【能登町】
北河内地区で16世帯20人、桐畑地区で5世帯9人、田代地区で3世帯7人が孤立状態になっているほか、十郎原地区も孤立状態になっていて、人数など詳しい状況は確認中だということです。

【輪島市】
14の地区が孤立状態になっていて、人数など詳しい状況は確認中です。
孤立状態になっているのは▽町野地区、▽鵠巣地区、▽西保地区、▽大屋地区、▽南志見地区三井地区、▽仁岸地区、▽小山地区、▽諸岡地区、▽小石地区、▽本郷地区、▽浦上地区、▽七浦地区、▽河原田地区です。

孤立状態の地域 衛星画像では…(2日時点)

NHKは民間の測量会社「パスコ」の協力を得て、フランスの人工衛星が今月2日に撮影した衛星画像をもとに周辺の状況を確認しました。

輪島市長井町

輪島市鳳至町

輪島市西保地区

輪島市諸岡地区

輪島市浦上地区

輪島市河原田地区

珠洲市蛸島町

NHKにも孤立の情報寄せられる(4日午後7時時点)

NHKの情報提供窓口「ニュースポスト」などには、石川県の輪島市や珠洲市、それに能登町などで孤立状態になっている地区があるという情報が複数寄せられています。

4日午後7時の時点で、NHKが確認できている情報は以下のとおりです。

【輪島市】
▽町野町広江、▽町野町寺山、▽長井町、▽深見町一乗地区、▽門前町七浦地区、▽門前町皆月地区、▽白米町、▽空熊町前田、▽空熊町別所、▽滝又町、▽別所谷町、▽稲屋町、▽小池町

【珠洲市】
▽川浦町、▽笹波町

【能登町】
▽小間生地区、▽十郎原地区

専門家分析でも 孤立訴える声 多数

一方、インターネットのセキュリティーに詳しい慶応大学の武田圭史教授がSNS上に発信された情報などをもとにまとめたところ、県が公表している地区以外にも孤立を訴える声が多数、寄せられていることがわかりました。

3日午後4時までの情報では
▽珠洲市の三崎町、笹波町、高屋町、馬緤町、若山町、蛸島町、狼煙町
▽輪島市の町野町、門前町、縄又町、南志見地区、鳳至町、西保地区、上山町、尊利地町、
▽穴水町、
▽能登町、
▽内灘町となっています。

5054とはずがたり:2024/01/08(月) 17:11:01
https://twitter.com/tohazugatali1/status/1744264747623788950

石川県内の死者168人に…連絡取れない「安否不明者」は323人に増加
2024/01/08 15:36
https://www.yomiuri.co.jp/national/20240108-OYT1T50039/

 石川県能登地方で最大震度7を観測した地震で、同県は8日、県内の死者が168人(午後2時現在)になったと発表した。輪島市と 珠洲 市で各70人、穴水町で18人、七尾市で5人、志賀町と能登町で各2人、 羽咋 市で1人。
地震から初めての風呂、被災者の表情和らぐ…石川・七尾の避難所に自衛隊が入浴施設を開設
時折雨が降る中、倒壊した住宅を捜索する消防隊員ら(6日午前10時15分、石川県珠洲市で)=秋月正樹撮影

 行方不明者は珠洲市の1人。連絡がとれない「安否不明者」は323人となっている。


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