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地域綜合スレ

262とはずがたり:2004/03/08(月) 23:31
<中部> 富山県

http://mytown.asahi.com/toyama/news02.asp?kiji=4325
小杉町の合併協離脱方針、新湊市への反発も

  射水広域圏合併の枠組みをめぐり、小杉町は新湊市を除く4町村合併を掲げる方針に転換した。転換の背景に合併後の財政を心配する声がある一方、主導権を握った形での合併を目指す同町の思惑も潜む。9日の同町議会で新湊市など5市町村による法定合併協議会からの離脱が議決される見込みだが、大門、大島、下の3町村が小杉町に同調するかどうか、先行きは不透明だ。

  1月30日の小杉町議会合併問題特別委員会。

  「5市町村合併では、444億円の合併特例債を使って、新庁舎の建設などが計画されている。そうなると、133億円余りを借金として背負わなければならない」

  4町村合併を主張する石黒勝三郎町議は、5市町村合併による「無駄な借金」を指摘した。

  多数派である4町村合併支持の町議は、合併特例債などで借金が増えることを理由に5市町村合併に反対する。小島啓子町議は「人や交通の流れが新湊と小杉に二極化することが予想され、新たな建物建設が必要。4町村なら現在の施設を有効利用できる」と話す。

  しかし、4町村合併でも合併特例債の規模は、4町村で協議して決めるため、最終的な住民負担が5市町村合併より減るとは限らない。むしろ4町村派の町議に横たわるのは新湊市への反発だ。

  ある町議は昨年暮れの合併協で「小杉は早く態度を決めて欲しい」と菊民夫・新湊市議長が発言したことなどを挙げ、「新湊が小杉を5市町村合併に押さえつけるような発言をするたび、対立が深まった」と話す。

  5市町村でつくる射水地区広域圏事務組合。組合議会は各市町村の議会から議員を出し合うが、「今は新湊5に対し小杉は4だが、10対5と大幅に違った時代があり、歴史的なわだかまりが以前からある」と4町村派の温井順一議長はもらす。

  小杉町の土井由三町長は「農耕文化である小杉町と、海に面した新湊とは文化が違う」と、5市町村合併への違和感を口にする。しかし、5市町村支持の同町の自営業男性(40)は「土井町長は子どもの権利条例など独自の町政を進めてきた。5市町村では従来のような町政ができないとの思いがあるからだ」とみる。

  4町村合併の実現には小杉以外の4市町村の議会が、小杉町の合併協離脱を認める議決をしない限り先へ進まない。だが、大門、大島、下の3町村は5市町村を主張。土井町長は「3町村は4町村合併では発言力が弱まるとして新湊を入れたがっている」と指摘する。

  今後、3町村が方針を転換するかどうかが、射水地域の合併の行方を左右する。しかし、4町村を主張する小杉町議らでさえ、4町村合併で目指す新市像は「まだ何もない」と認めるだけに、3町村を説得できる見通しは立っていない。


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