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【芸術表現】象徴とその働き【文化形成】

10Anonymous:2012/12/17(月) 00:55:36 ID:4iwSN.sg0
象徴の応用で大事なのは、ルネッサンス期の
記憶術を、それまでの場のイメージ化からさらに進化させ、記憶を
象徴空間と結合させる方法を確立したジョルダーノ・ブルーノ。

古代ローマ期のキケロは、場所と記憶を結びつける方法を
思いつき、記憶術を確立。

中世にはトマス・アクィナスが、場のイメージ化を行うことで
記憶を表象的・象徴的空間と結合させる手法へと進化。
そして最後に完成させたのがルネッサンス期のジョルダーノ・ブルーノ。

11Anonymous:2012/12/22(土) 12:27:51 ID:CAAf5ksk0
吉本隆明の共同幻想論ってどうなんだろ?
昔はもてはやされたけど、欧米の本格的な思想家
たちと比べると、なんかいまいちというか。
山口昌男がバカにしていた話なんか聞くと、
そう思ってしまう。
魔術やっている人で、吉本隆明に影響受けた人っている?

12Anonymous:2012/12/25(火) 03:01:23 ID:l38WjJ7Q0
誰か、占いと象徴との関係について語ってくれないかなぁ。
占星術は言うまでも無く、易占にしろ、手相にしろ、
象徴(体系)と占いの関係は非常に深くて興味深いんだが。

13Anonymous:2012/12/27(木) 13:24:07 ID:nVmXoPFA0
イコノロジー(図像解釈学)とか、イコノグラフィー(図像学)に
詳しい人がいてくれると、このスレも盛り上がるんだけどなぁ。

14Anonymous:2012/12/31(月) 07:04:21 ID:0DxW8qXg0
世界史板から

86 名前:世界@名無史さん 投稿日:2011/12/20(火) 07:53:19.47 0
黄色が話題になっているみたいですが、中世ヨーロッパでは黄色は
「愚か者・未熟・裏切り」と言った意味を持っていました。
ユダの着衣が黄色いのもそのためです。

紋章などにみられる「黄色」は「金」の代替色です。
「白色」が「銀」の代替色なのも同様です。

中世ヨーロッパに関しては、色だけでなく、
その組み合わせも重要になってきます。

15Anonymous:2013/01/02(水) 13:02:57 ID:W/Bz7C2o0
仙道・気の実践からこぴぺ

249 :豊葦原中国の仙人さん:2012/03/17(土) 21:28:47
シンボルの作用というものが先験的に存在するかどうかってのは
結構難問なようにも思うけど。

250 :豊葦原中国の仙人さん:2012/03/17(土) 22:46:06
先験的かどうか解らないがシンボルの効果ってのは大きいよな。
同じシンボルを信じる人間が集まって儀式をやる事で効果が倍増
するのだろう。
火とか水が何を象徴するかはダイアン・フォーチュンとルドルフ・
シュタイナーじゃ全然違うから先験的じゃないんじゃないか?

16Anonymous:2013/01/08(火) 05:05:01 ID:33mSrz960
象徴の話は、唯識の話と絡めても面白いと思う
各個人にとっての世界はその個人の表象(イメージ)に過ぎない
という説明とか。

17Anonymous:2013/01/08(火) 08:36:12 ID:z3T2n88QO
シンボルは幽体離脱、明晰夢に試すべし
ああこういう使い方するんだ、という体験しても戻ってからどういう形だったかは覚えてないが

18Anonymous:2013/01/08(火) 09:07:49 ID:9OpvTdzs0
>シンボルは幽体離脱、明晰夢に試すべし

全然意味が分からないだけど

19Anonymous:2013/01/08(火) 10:05:10 ID:z3T2n88QO
その状態で呼び出したり使ってみよう、って意味なんだが

20Anonymous:2013/01/08(火) 22:32:07 ID:d.IMT//k0
さて困ったね。

21Anonymous:2013/01/08(火) 23:59:07 ID:33mSrz960
シンボルっていろいろな分野で使われる言葉だから、もうちょっと
言葉を補って話さないと、全く噛み合わない話になってしまうな

22Anonymous:2013/01/10(木) 01:54:03 ID:QpHrwFa60
120 名前:世界@名無史さん 投稿日:2012/01/21(土) 09:55:31.85 0
なんでイスラムってあれほど月をシンボルに使いたがるん?
昼間は暑すぎて夜活動することが多いから、夜の太陽みたいな存在なのか?


124 名前:世界@名無史さん 投稿日:2012/01/21(土) 14:16:22.90 0
>>120
その場合、月といっても満月や半月ではなく常に三日月の図柄だな。

実際にはイスラム以前から広く三日月マークが使われており、ムハマンドが神の啓示を
受けたのが三日月の夜だったとかいろんな説があるにはしても、どうも後付けの説明っぽい。
トルコの国旗の場合、もともと月の女神アルテミスの象徴として三日月が使われていたのがその
起源という説がある。月神への信仰が先にあってイスラムがその図像を受け継いだんじゃないかな。


126 名前:世界@名無史さん 投稿日:2012/01/22(日) 16:18:35.12 0
「三日月の図柄」は「月」か「新月」だろうね。
イスラム圏の赤十字は十字の代わりに三日月マークで「赤新月社」というそうな。

図像学のレベルで読むなら、単に「月」であって、自然主義的に三日月の形だから
「三日月」というふうに読むべきでないと思うわ。

23Anonymous:2013/01/18(金) 09:29:05 ID:iQ0pC/iE0
雑談スレからコピペ


53 名前:Anonymous 投稿日: 2013/01/18(金) 07:19:55 ID:WkgTUmN20
「西洋の生命の樹より東洋の八卦のほうが、万物照応がずっとよくできてる」
なる書き込みをみたので、そうなんかいなーと思って調べてみてますが、
あんまり有用な一覧表とか見当たりません
(馬とか少女とか、説卦伝程度ならよくある。あと五行のほうもよく見つかる)

777の書ばりのハードコアな八卦の照応一覧表みたいなのはありませんか
八卦じゃなくて64卦でもいいんだけど

たとえば「蛇」って八卦だとどれにあたりますか。竜と同義で震?

24Anonymous:2013/01/18(金) 12:47:41 ID:iQ0pC/iE0
仙道と気の実践板の仙道・西洋魔術スレから
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/sports/5611/1056986180/185

185 :闇師:2004/01/22(木) 23:01
さて、>>174さんに言われて思い立ったので改めて東洋型の照合式を少々突っ込んで
調べてみました。 自分なりの結論。 「東洋の照合式の方がしっかりしてるやん!」
いやあ真面目な話、陰陽五行・八卦等照合式のシステム(及び 対応能力)は
生命の樹の照合式の上を余裕で飛んでます(汗) 。
当たり前っちゃあ当たり前なんですが・・・
改めて現行の易学 や中医の研究を見てみると物凄いものがあります

25Anonymous:2013/01/18(金) 23:51:42 ID:dkwFMUgw0
>八卦の照応一覧表みたいなのはありませんか

とりあえず易経は目を通した?

26Anonymous:2013/01/19(土) 00:29:17 ID:XuFjtqX20
>>23-24
君はコピペしかできんのか

27Anonymous:2013/01/19(土) 00:32:16 ID:rJu0AwBU0
雑談スレでやらずに、続きはこちらでやれって話だろ。
流れを読めよ。

28Anonymous:2013/01/19(土) 02:03:08 ID:XuFjtqX20
そう言われてもこの掲示板の全てのスレを見てるわけじゃないからなぁ

29Anonymous:2013/01/19(土) 04:48:16 ID:h.Yj9zx60
雑談スレからコピペって書いてあるのに。。

30Anonymous:2013/01/19(土) 09:02:53 ID:h.Yj9zx60
>>23
竜はどう見ても性質が違うだろう。
易経ネットでは、巽になっていたよ。
http://www.ekikyo.net/8ka/son.html

31Anonymous:2013/01/19(土) 14:48:00 ID:Oyg2n20w0
>>30
ありがとう! こういうの探してた

ところでこのサイトの出典て何からだろう。加藤大岳師の著作あたりかな

卦徳だけじゃ演繹的に出せないよね…

32Anonymous:2013/01/20(日) 00:38:46 ID:g55fTUSs0
>卦徳だけじゃ演繹的に出せないよね…

解釈するには、まず古代中国人の心性(精神空間)を知ってないと
だめだが、現代日本人がそれを知るための方法が、周代に書かれた
易経と、その後の時代に書かれた注釈。

易経は周代のものなので、現代人の思考体系との間には隔絶が
あって、後代の無数の人々による注釈によってそこにアクセス
できるといったところ。

演繹的にやろうとしても、自分オリジナルの体系ができるだけだね。

33Anonymous:2013/01/24(木) 11:19:32 ID:Eeh3Ou9.0
世界史板から

99 名前:世界@名無史さん 投稿日:2011/12/21(水) 21:11:41.49 0
ステンドグラスの解説を聴いたときに、赤色のガラスが一番高いと聴きました!


107 名前:世界@名無史さん 投稿日:2011/12/22(木) 00:33:56.55 0
>>99
赤色は金で出すからだよ。
俗に言う「金赤」ってやつね。
初期薩摩切子の赤は金赤だった。

あと、染料の赤だが、世界の国旗で最も多い色が赤なんだよ。
何故かと言うと赤は血を表し「民族純潔の血」「戦争で流された血」「メンスの血」を示すから。

ちなみに二番目に多い青はキリスト圏に多く、緑はイスラム圏に多い。
青は瞳の青、天空の青を示し、緑は葉緑素の緑を示す。

また☆は共産主義圏の旗には必ずあるのは「スターリン」を示しているから。
日本だと安倍晴明を真っ先に思い浮かべるけどね。
安倍の五芒星は旧日本軍に採用された。

34Anonymous:2013/01/27(日) 23:59:26 ID:kxuh9h3I0
>安倍の五芒星は旧日本軍に採用された。

単に五芒星ってだけで、別に安倍晴明判紋じゃないと思うが。

35Anonymous:2013/02/10(日) 23:00:23 ID:RxUeTyPI0
象徴って結局なんなんだろうね。
その側面的な性質とか働きを答えることはそれほど難しくないし、
辞書をひいてもそういうことばかり書いてあるけど、象徴とは何かと
正面から答えようとすると、逃げていくばかり。

36Anonymous:2013/02/10(日) 23:06:20 ID:QIqAYsSIO
西洋人のオカルト好きがが気に入って育てぬいた概念じゃねーの?魔術実践者をキリストの下に皆殺しにしてから
造り上げた妄想とも言う。

37Anonymous:2013/02/10(日) 23:14:30 ID:oDdSJBAs0
ユングの人間と象徴を読むと答えが書いてあるかもしれない。

38Anonymous:2013/02/10(日) 23:25:27 ID:QIqAYsSIO
ユングはユングでたにぐち出版の黄金の華の秘密に人の修行を進めさせたがる、
妙な霊が憑いてるのを知覚出来るようになってからが神秘行の始まりや。でも知覚出来るからって良い死に方出来る保証は無い。

39Anonymous:2013/02/10(日) 23:54:21 ID:d6TrqKtY0
>>37
どうせ読むならラカンだろう。
みんなユングに期待しすぎ。

40Anonymous:2013/02/11(月) 00:15:24 ID:73mCl3vo0
象徴は何かって問いを本質的な方向に突き進めるなら、オカルト関係より
記号学やら言語学の方から進めた方が的確だと思う。
「bird」と「と り」みたいに、そのシンボル自体に本質はないのもあるだろうし、
「赤」→血の色→「生命」「闘争」みたいに生理学的な根拠があるのも多いだろうし。

41Anonymous:2013/02/11(月) 00:49:47 ID:phHFy9GQ0
>記号学やら言語学の方から進めた方が

記号学で脈があるとしたら、チャールズ・パースあたりの研究になるのかな。
ソシュールのシニフィアンとシニフィエ論あたりの話は、参考にはなるけど、
どこまで行っても本質に近づけないもどかしさを感じてしまうと思う。

言語学でやるとしたら認知言語学とか?
あとはやっぱり精神分析学かな。

日本人には、南方熊楠が唱えた南方曼荼羅の話が、一番本質が見えやすいかも。

42Anonymous:2013/02/11(月) 01:18:58 ID:73mCl3vo0
>どこまで行っても本質に近づけないもどかしさを感じてしまうと思う。
本質は近づけないっていうより、本質とシンボルを恣意的に結びつける働き、
名付ける、命名する意識の方が重要かもね。自分はそう思ってる。
今のところ命名することができる動物は人間だけだし。

43Anonymous:2013/02/11(月) 04:04:27 ID:iMZF7SDM0
命名する意識なんて重要かなぁ。
なんでそう思う?

44Anonymous:2013/02/11(月) 20:46:12 ID:73mCl3vo0
自我が世界を認識する手段だから。
もしくは世界に対して自我を表現する手段だから。

そんなわけで、あくまで自我ありきの視点だから、自我を超えた視点だと
「それって重要?」って疑問が浮かぶのは当然かも。

45Anonymous:2013/02/11(月) 23:45:48 ID:iMZF7SDM0
>>42
>本質は近づけないっていうより、本質とシンボルを恣意的に結びつける働き、

なんか>>41を読み違えてるね。
>>41が言っている本質というのは、象徴とは何かって意味でしょ。

シンボルと結びつくって話は、ソシュールが論じたような話になってしまってるし。
つまり君は、象徴=シニフィアン(記号表現)が、シニフィエ(記号内容)に
結びつく際の、後者のことを本質と呼んでしまっている。

だから話が噛み合わなくなったんだよ。

46Anonymous:2013/02/11(月) 23:54:09 ID:iMZF7SDM0
と思ったら、「本質」という言葉を最初に出したのは君の方か。
>「bird」と「と り」みたいに、そのシンボル自体に本質はないのもあるだろうし、

特に抽象的な話をするときは、曖昧な言葉は、あまり使わない方がいいね。
当事者同士のやりとりはもちろん、第三者はもっと分からなくなる。

47Anonymous:2013/02/12(火) 00:56:15 ID:DXr0KhnA0
確かにその通りだな。使う場合でも、>>40でいう本質と>>42での本質が指し示す内容が
違うことは明示しとくべきだな。自分で書いといてひとごとのようだが。
言い訳代わりに解説すると、>>40での本質は象徴そのものの本質だけど、>>42でのそれ
は単なるシニフィエだけではなく、シニフィエのシニフィエ。
通常の思考でなく直観で直接的に把握する本質的なクオリアのつもりで書いた。

48Anonymous:2013/02/13(水) 04:05:42 ID:fdv9T9tw0
曖昧というか、複数の意味がある言葉は危ないね。
芸術的な効果を出したい場合を除き、文章は一つの意味
だけに解釈できるように書くのが望ましい。

「本質」って言葉は使うのが楽なんだよね。
なんで読み手のことを考えずに書くと、すぐに使ってしまう。
複数の意味を持つ語を使う場合は、できるだけ他の言葉と
組み合わせるなりして、意味を限定させるのがいいよ。

他のスレはまだいいとして、象徴の話をする場は、
そういうの気をつけないと、すぐカオスになるからw

49Anonymous:2013/02/13(水) 23:27:51 ID:4C/Ceqoo0
象徴とは何か、とか大上段に構えすぎると話が
抽象的になってすぐに話が終わってしまうね。
普通に象徴の効用とか、役割をいろいろ挙げていった
方が生産的じゃないかな。
まず象徴作用が無いと、言葉というものが生まれないし、
話すこともできないね。

50Anonymous:2013/02/14(木) 11:43:03 ID:pvmyMj820
フーコーが言うように、言語にはエコノミーの原理が働いていて、
言葉の数は、世の中に存在するものより必ず少なくて済むように
なっている。
(存在するもの全てに、それぞれ固有の名前をつけていっては
言葉の意味がない。)

そして多分、象徴作用というものが無いと、自分で直接経験したこと
以外のことが理解できなくなる。

非常に低レベルの意思疎通やコミュニケーションなら、象徴という
作用は不要だけど、高度になるにつれて必要性はます。
文学、芸術作品ともなると、象徴表現の塊だしね。

51Anonymous:2013/02/14(木) 21:45:39 ID:zFL5bHGA0
手っ取り早く言えば春、夏、秋、冬だとかの固有の事象とその時々の星座なんかを当てはめたり
朝、昼、夜の空の状態に類似する様々な事柄を結び付けて解釈したり
要は記録媒体が無いので普遍的なマクロコスモス中の個々の事象をメモ変わりにして
それと類似していたり同時発生的だったりする物事を当てはめて
「上なるは下なるが如し」とか「近くはこれを身に取り、遠くはこれを物に取る」とかいったというのに近かったのかなと思う
魔術日記に天気や体調を書くのと似てるような気がする
というか魔術日記っていうのが多分そういう、神話筆記者とか象徴観測者に倣う伝統なんじゃないかなと思ってる
自然科学の観測記録みたいなのもモデルなんだろうけど

52Anonymous:2013/02/15(金) 01:44:52 ID:dMJwix3.0
手っ取り早くというか、そういうのは象徴のごく一部なんだよね。
特にルネサンス期に盛んだった。
そういう方面の話をした方が具体的で面白そうだから、
それはそれでいいけど。

53Anonymous:2013/02/15(金) 04:34:03 ID:pbDFcDFM0
>>52
自分は>>51に書いた事は寧ろ最初期の、というか一番手続きの少ない象徴化の過程じゃないかなと思ってる
ごく一部ってのは確かにそうだと思うけど

哲学は疎いからあれだけど
内容と記号の関係って百円あれば等価の何をも表せる、みたいな話だから
クロソフスキーはカトリシズム等の枠組みさえ守れば内側で融通を効かせれば
究極的には支払う事=受け取る事で受け取る事=支払う事が成立してしまうという
江戸的な可塑的融通の体系で気分的で体系化、教義化を志向しないという意味で本居宣長に似ていて
バタイユは蕩尽=カバラ的に言うケトの小径=自然への喜捨として見た場合のクロウリーが「語り得ない事を決して語らない」時の仕方に通じると同時に
これは自然の界への導入部を女陰と身立てて自身を「司祭」の立ち位置であるとややパロノイアのキモさを漂わせつつ引っ切り無しに強調するのは
潜在的にはキリストへの同質化願望があってその自己犠牲性から自身を切り離す事に固執していたんだろうという事と同時に
そのやり方は丁度どうせ「月自体では無く月を指す指」しか表現し得ないなら自分は指しか絶対に表現しないという極端な思い切りを徹底させる事で
教義化を拒む国学なり神道を教義化しようとした平田篤胤と似ているのかもしれないなとか一所懸命頑張れば書けるけど
そういう記号学なり意味論なりを使ってオカルトに応用するのは出来るとは思うけど

54Anonymous:2013/02/15(金) 06:04:41 ID:Pym/qu5M0
頼むから、句読点打ってくれ。
これはちょっと読めないよ。
あと長い文章書くときは、4、5行ぐらい書いたら、
意味の区切りのところで、1行空けた方が見やすいよ。

5553:2013/02/15(金) 16:14:55 ID:pbDFcDFM0
確かに読みにくい。不慣れな英文魔術書に掛かり切ってるから言葉の感覚が変な事になってるのかもしれない
内容自体もまだ怪しいとこあるし、もうちょい文章練れるまでロムるよ
しかもケトじゃなくてペーの小径だった。凡ミス

56Anonymous:2013/02/15(金) 23:42:40 ID:dMJwix3.0
いや、ロムるよりは、ちょっとずつ短い文章を書き続けた方が
板のためにも、君のためにもいいと思うよ。
なんというかこういう話になると、自説を長々と書きたがる
人が多いんだよね。
2chの高藤スレもそうだけど。

ただそういうやり取りがいくつか続くと、当人以外は話に全く
絡めなくなってしまって電波スレになりがち。
それよりは会話を通じて、第三者にもどういう話がされているのか
見えやすくした方がいい。
ブログじゃなくて掲示板なんだから。

57Anonymous:2013/02/16(土) 23:03:19 ID:o1OtrADs0
カバラの重要な要素でもある数も、象徴を考える点では重要だね。
『777の書』の付録として収録されていた「数とは何か?」(タイトルはちょっとうろ覚え)
は、初心者にも分かる文章で、数の概念を根本的に疑うところから
説明してあり、面白かった。

58Anonymous:2013/02/17(日) 20:55:39 ID:Cj/XQXDU0
pbDFcDFM0

久々に真性のデムパをみた

59Anonymous:2013/02/18(月) 03:03:16 ID:0DMC6VM60
>>57
数秘って難しい
リガルディーの説明だと幾何学(三は三角、五は五角形、みたいな)と
組み合わせ(一と二を足したのが三、二が三つ、三が二つで六)みたいなところから
想像を膨らませつつ教義と整合性を取る、って感じだったけど
入門前の軽い予習ってノリだった気がする
トートの書だと(五は昼食後に腰を上げる際の物憂げな時間である)みたいに書いてあって
何か分かる、気がするけど難しい、みたいな

60Anonymous:2013/02/18(月) 05:57:00 ID:/aflXTQI0
そもそも、なんでカバラのアルファベットがそれぞれ数に対応して、
計算可能なのかが理解できないんだよな。

61Anonymous:2013/02/18(月) 11:37:18 ID:jGP2m62c0
数秘術とカバラってイコールでは無いんだっけ?
なんかカバラっていうと、数に事物を対応させて解釈するものって思ってたんだけど。

62Anonymous:2013/02/18(月) 20:40:34 ID:OV9GlAss0
>>60

ヘブライ語に限らず、セム語派の文字はもともと音価とともに数を表記するためのもの

むしろ文字と数字を別々の言語体系から持ち寄って表現するのは、現代的な利用の仕方といえる
どの文明も、文字を持っていたらそれを使って数を表現しようとするのは自然な考え方で、
われわれ現代人が「文字は漢字をつかって、数字はアラビア数字をつかって」と言語処理を別にするのは
古代の人たちからしたら異様に見えるのかもしれない

たとえば、ギリシア語で 777 と表したかったら ψοζ と書く。ギリシア人はそれ以外に数字を表記するものを持っていなかったから
逆に Ζευσ と書いたらそれは主神ゼウスの御名であり、同時に 7 + 5 + 400 + 200 = 612 だったわけだ。そうしか読めないから

これはわれわれ日本人が九十九と書いて「99」と読んだりあるいは「つくも」と読んだりするのを恒常的にしていたにすぎないわけだ

ヘブライ文字で書きたかったけど、unicodeつかえるか分からなかったからギリシア文字で説明したけど、いいたいことはいっしょ

unicode出るかな…ℵגב

63Anonymous:2013/02/18(月) 23:12:50 ID:h5iHcbYE0
解説サンクス。
なるほど、この説明は分かりやすいね。
ヘブライ文字、ちゃんと見えてるよ。
現代ギリシアは一通り文字の読み方分かるから、それはそれでありがたかったけど。

そう言われてみれば、中国語も数字は全て漢字なわけで、文章表記と
数の表記を分けてないね。
ただ表音文字じゃないから、文字の数が豊富で、両者が被らないよう
にはなっているけど。

日本語も、古代は、ひふみよいむなやここのたり、のように音声上は
両者のはっきりした区別は無くて、現在でも年代ゴロ覚えを行うときの
ように、数を意味を持った言葉にいつでも変換できるし。
ある意味近い世界なのかも。

64Anonymous:2013/02/25(月) 23:43:12 ID:Y6YwU0EM0
魔術(呪術)を行うに当たって、象徴が果たす役割、なぜ重要なのか
については、以前ここに引用したケネス・グラントの文章も必読

東洋系の呪術を語る
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/11908/1354973533/90-93

65Anonymous:2013/02/28(木) 09:18:11 ID:zC7AygLc0
人間の集団にとって、象徴機能は不可欠なものなんじゃないかな?
吉本隆明が考察した、国家のように高度で大規模なものは
言うまでも無く、原始的な小集団でも。
そうした作用が無くなると、途端に崩壊するんじゃないだろうか?

66Anonymous:2013/03/10(日) 15:32:15 ID:UZ4pc6fQ0
八卦の象徴ならそれこそ古来の易書に死ぬほどある。
それより六十四卦なら焦氏易林なんかを掘り下げてみると面白いかもね。

67<削除>:<削除>
<削除>

68Anonymous:2013/03/20(水) 02:59:11 ID:GN0PMeBw0
>>40-41
というか、象徴とは何かを問う前に、言語とは何かを問うた方が分かりやすいと思う。
言葉は、一番身近な上に、具体的な象徴だから。

69Anonymous:2013/03/21(木) 00:28:48 ID:o0RVSvQ60
言語の第一ステップは、五感で感じることができる具体的なモノを
記号化(音声or記号などの視覚情報に置き換えること)だろうね

70Anonymous:2013/04/02(火) 11:27:22 ID:G3KRkSvE0
ベヴァリー・ムーンの『元型と象徴の事典』って読んだことある人いる?
なんか興味あるんだけど、やたら高いからおいそれとは手を出しづらいんだよね。

71Anonymous:2013/04/06(土) 23:47:41 ID:vCkjvgas0
この板、数学に詳しい人がいれば面白いんだけどなぁ。
モノ→コト→コトを経たモノ、と進化してきた(色即空・空即色、
空色同時現成にも似た)数学の考え方と絡めて語れる人がいれば、
興味深いんだが。

72Anonymous:2013/04/11(木) 00:54:29 ID:NAEK/B/s0
数学は面白いよね。
南方熊楠が、南方曼荼羅についての文章でさらりと言及したり、
中沢新一もちょこちょこ書いてたり、クロウリーも数について
独立した論考を書いていたり。

73Anonymous:2013/04/11(木) 10:07:24 ID:fGwxm3Uo0
数学とは別だが、古神道の数霊=カズタマは秘教的部分の解釈に欠かせない。
西洋のゲマアトリアでも数とその象徴が重要な意味を持っている。

74Anonymous:2013/04/13(土) 13:26:08 ID:QBTP7obs0
これもちょっと違うかもしれんが、数学板で面白そうなやり取りがあったんでコピペしとく。


330 名前:132人目の素数さん 投稿日:2013/04/12(金) 00:23:22.36
たとえば島の面積とか川の長さとかが2xxkmとか先頭が「2」で始まる数字が有意に多い・・・
なんて記事を昔、数学セミナーかなんかの雑誌で見た覚えがあるのだが内容忘れてしまった。
何故なんでしょう


331 名前:132人目の素数さん 投稿日:2013/04/12(金) 07:41:50.27
メートル単位とヤード単位の変換ですら値が変わるんだから意味があるわけない


332 名前:132人目の素数さん 投稿日:2013/04/12(金) 12:49:00.83
新しい単位を作るときに、ありふれた例が1で始まるようなギリギリの単位は
避けて多くが2で始まるような単位にするからだろ
3を選ばないのは知覚が対数感覚だから1桁上との中間に感じられる3では違和感があるんだろう


333 名前:132人目の素数さん 投稿日:2013/04/12(金) 13:19:25.61
経済学か心理学かでそんな話題を聞いたことがあるな

例えばナンチャラ予算案などを考慮するときに
7〜9億円と言ってしまうと
すぐに「あふれて桁上がり」になってしまいそうな感覚

それよりも、2〜3あたりが「安定してそう」な感覚なのだそうだ
(人の感覚って)

矛盾してそうだが
1980円だと、2000円切ってお得そうな感覚

この惑星の住人は、イチキュッパ(1980円)が大好きだ
トミー・リー・ジョーンズ

75Anonymous:2013/05/10(金) 06:23:05 ID:Sf4aMw5I0
>>72
>南方熊楠が、南方曼荼羅についての文章でさらりと言及したり、

「次に事不思議は、数学の一事、精微を究めたり、また今も進行しおれり。」
って一文だね。

76Anonymous:2013/05/10(金) 15:17:55 ID:8TieQMwE0
できたら、もう少し詳しく教えてください。

77Anonymous:2013/05/22(水) 06:20:52 ID:/1dz3EK20
事不思議について説明しようとすると、ある程度南方曼荼羅についても
解説しないといけないので、かなり長くなってしまうけど。。。

まず南方熊楠の考えによると、「事」は「心」(精神世界)と「物」(物質界)が交わるところに生まれる。

人間の身の回り、世界には無数の物質があるが、それだけでは「物」に過ぎない。
また、人間は始終いろんなことを考えたり、いろんなことをやろうと思ったり、
想像したりするが、それだけでは「心」に過ぎず、考えた本人がその瞬間に
知ることができるだけで、後には何も残らない。

78Anonymous:2013/05/22(水) 06:35:13 ID:/1dz3EK20
分かりやすい例が建築で、建築家は自分の頭の中で考えた非物質的プランを
セメント、鉄、ガラスなどを使って現実化しようとする。
そこで出来上がった建築物自体は「物」だが、それは「心界」と「物界」が
交わる境界面のようなところに現象が起きたから生まれたもの。
つまり、「事」が起きて「物」があとに残る。

そして「事」というのは、人間の活動するいろんなレベルで常に起き、連鎖
していて、建築家が書く図面も「事」ということになる。
つまりこの世界にあるものは、自然現象により生まれてきたものを除き、
すべて「事」によって生まれてきたものと考えることができる。

ただし「事」は観測・分析の対象として、対象化が難しいため、科学の世界では
ほとんど手をつけられてなかった。

79Anonymous:2013/05/22(水) 06:45:10 ID:/1dz3EK20
だが熊楠は、純粋な「心」だけのものとか、純粋な「物」だけのものという
のは、人間の世界には意味を持たないと考えた。

また、「心界」における運動と「物界」における運動は、違う原理に従っている。
「物界」では因果応報が確実に起きるが、「心界」では起きるとは限らない。

例えば、ある人の心に悪い考えが生まれても、その考えが「物界」と出会って
そこに確かな「事」の痕跡を作り出し、「物界」の流れの中に巻き込まれて
しまうことがなかったら、「応報」が起きるとは限らない。

「事」は異質なものの出会いのうちに生成される。
そして、その「事」が再び「心」や「物」にフィードバックして働きかける
過程の積み重ねとして、人間にとって意味がある世界が作り出されてくる。

80Anonymous:2013/05/22(水) 07:00:28 ID:/1dz3EK20
「心界」に起こる動きが、それとは異質な「物界」に出会ったとき、そこに
「事」の痕跡が作りだされるわけだが、その「事」は元々「心界」の動きに
繋がっているものだから、「心界」の働きである知性には、「事」を「物」
のように対象化して扱うことができない。

しかし、分離したり対象化したりすることができないダイナミックな運動で
ある「事」を扱うことが出来なければ、どんな学問であろうと世界を扱って
いるなどと大口をたたくことはできない。

ここまでは熊楠の曼荼羅を構想する以前の考えで、この十数年後、
以上のようなことを元に遥かに複雑な南方曼荼羅に結実することになる。

以上の説明では、「心界」、「物界」、(事の世界)という言い方だったのが、
南方曼荼羅ではそれぞれ「心不思議」、「物不思議」、「事不思議」という用語に置き換えられている。
(さらのその上位には、「理不思議」と「大日如来の大不思議」がある。)

81Anonymous:2013/05/22(水) 07:17:40 ID:/1dz3EK20
>>75の「事不思議」については、以上の説明で大体分かるかと思う。

あと「不思議」という語だけど、彼は大いに密教の理論を活用していて、この「不思議」もその用語。

「不思議」という語に言い換えた理由は、中沢新一によると2つあり、
1. 存在世界には底がないということを強調するため
  (森羅万象は底なしの重層性を備えている。)
2. 世界は全体運動を行っていることを表現するため
  (全体構造は、「大日如来の大不思議」から始まる複雑で大きな運動体であり、
  どんな微小部分でも、それだけを取り出して独立して理解することは出来ない。)

82Anonymous:2013/05/22(水) 08:22:44 ID:/1dz3EK20
あとは中沢新一の『南方熊楠コレクション〈第1巻〉南方マンダラ』か
『森のバロック』でも読んでくれ。

83Anonymous:2013/05/22(水) 08:40:47 ID:tsZy8alw0
>>74
ベンフォードの法則だね。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20120628/233910/

84Anonymous:2013/05/22(水) 22:01:33 ID:M6ZTnvMc0
そんなのがあったのか。。

85Anonymous:2013/05/25(土) 07:45:38 ID:gkOox2f20
>>77-82なかなか読み応えあった

86Anonymous:2013/05/27(月) 08:53:49 ID:Bco0sPss0
へー、熊楠おもしろい

87Anonymous:2013/05/29(水) 06:21:59 ID:Qjpi6fS60
魔術にもかなり役に立ちそうな説明だな

88Anonymous:2013/06/13(木) 23:17:59 ID:OO3gNy2Q0
>>75
現代数学の潮流を一言で言うとモノからコトへ、といわれているぐらいだしね。

89Anonymous:2013/06/18(火) 09:37:05 ID:VaGJJNAE0
数学と関連が深いけど、物事の究極の姿を考えるとき、物理も面白そうだね。
高藤聡一郎の本や、『謎のカタカムナ文明』の寺田寅彦の下りでも出てくるけど。

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92Anonymous:2013/08/08(木) 22:54:39 ID:vFmrswC20
これは神秘主義の立場から見ても結構おもしろい議論かも

数字の「1」は「発見」されたのか「発明」されたのか
http://newskvip.blog.fc2.com/blog-entry-948.html

93Anonymous:2013/08/17(土) 01:40:07 ID:xBIEKjQg0
数秘術の話としては、中沢新一の初期の傑作『バルセロナ、秘数3』が面白い。

この本は著者がバルセロナを旅した際の旅行記となっていて、冒頭で
不思議な酔っ払いが示した数である3、そしてそれと対立する数4が
キーワードとなる。

3は非シンメトリー、4はシンメトリーを表し、その2つの数の相克が
ヨーロッパ=キリスト教文明のダイナミズムを作ってきたとする。
つまりキリスト教は一神教なのに、ユダヤ教やイスラム教と違って
内部に不安定性を抱え込んでいるが、これが芸術、思想、テクノロジー
における「歴史」の発生の可能にしてきたとする。

94Anonymous:2013/08/20(火) 03:25:04 ID:URgv0cjs0
数学的処理の意味を一般人にも分かりやすい言葉で
丁寧に解説している本でお薦めなのが、
瀬山士郎の『数学の目・算数のすがた』

数学をやさしい言葉で一般人に説明することで定評がある著者だが、
この本では最初に微分を小学生の算数で習う「濃度」の概念で説明してしまう。
他には、幾何学の根源的なところをバラバラに分解して説明し尽くす
くだりなどは、あらゆる知的分野に携わる人が読んでおくべきではないかと思う。

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96Anonymous:2013/09/18(水) 12:28:23 ID:idgXLpe.0
社会・国家と象徴の関係について考えるとき、反米・反日思想を題材にするとある程度
分かりやすいかもしれない。

中国の反日思想と、韓国の反日思想はかなり事情が違うけど、いずれも
エディプス・コンプレックスのようなものなんだよね。
そのことは、高度成長期の日本の反米思想とほぼ相似形をしていることからも分かる。

常に模倣の対象であり、力強い存在であり、だからこそ克服したい、そして
常に否定しようとするけどやはり自分がはるかに劣っていることは認めざるを
得ないのが腹立たしくてたまらない、という存在。

97Anonymous:2013/10/26(土) 07:52:08 ID:Z8tguRfo0
ただやっぱりエディプス・コンプレックスの定義からすると、
母親の関心をひきたい&父親に反発だから、
母親は何に当たるか?を考える必要があるな

98Anonymous:2013/12/17(火) 14:59:43 ID:Ry/oyuBY0
21世紀は水瓶座の時代。
ユングは「水瓶座はルシファーの凶暴な力に火をつける」と述べている。
これはアンチキリストの支配する時代の到来を予言しているということ。

元型的な働きのことでしょう。
水瓶座の時代の神話の体現者とはこういう人達のこと。

http://www.youtube.com/watch?v=HdXCPTdsHRw
http://www.youtube.com/watch?v=-Rqlrr97QtQ

99Anonymous:2013/12/17(火) 15:11:38 ID:Ry/oyuBY0
アイオーン『時代』の元型。

古代ギリシア語でアイオーンはである期間の時間を指し、時代や世紀、人の生涯というような意味。
手塚治の「火の鳥」は鳳凰が宇宙霊として登場して、時代、世紀についての物語られている。

100収功 ◆rpBJLiQIpc:2013/12/17(火) 20:13:59 ID:AY54I93k0
>>98西洋占星術のことはよく分からないのだけど、
その動画の人達が水瓶座の体現者というのがよく分からない。
少数派の人達に罪はないように思います。

101Anonymous:2013/12/17(火) 22:25:50 ID:gtcwWW420
よく○○座の時代っていう言い方というか時代区分があるけど、もうちょっと基本的なところを
解説してもらえれば。
黄道の何かを基準に区切ってるの?スパンって2000年周期?

102Anonymous:2013/12/18(水) 18:46:39 ID:k4FbXGN60
>西洋占星術のことはよく分からないのだけど、

占星術を知らなくても理解できますよ。知ってる人はピンと来るのかもしれませんけど。
占星術いうより神概念と元型の働きについての話です。
【芸術表現】象徴とその働き【文化形成】に沿った内容です。
ただ芸術、文化ではなくもっと広く『時代』というものを形成している力ついての話。

103Anonymous:2013/12/18(水) 18:54:22 ID:k4FbXGN60
>>101
言いだしっぺで無責任だけど、専門家ではないので詳しいことは分からない。申し訳ない。
実際に現代が水瓶座の時代に入っているのかどうかも意見が分かれるだろうし。

>黄道の何かを基準に区切ってるの?スパンって2000年周期?

だから、これについても、どのスパンの周期で魚座→水瓶座に移るということなのかまではわからない。
適当に拾って来たのだけど、これが参考になれば。
http://www.ffortune.net/fortune/astro/aquarian.htm

104Anonymous:2013/12/18(水) 19:12:02 ID:k4FbXGN60
>その動画の人達が水瓶座の体現者というのがよく分からない。

あくまで僕にとっては、その動画のような人達が時代を良く現わしてるなって感じるってことですね。
それから時代の枠から外れている人は誰もいないので、誰もがその『時代』の元型の影響を受けて生きているということ。
その『時代』の中でどのような役柄の元型を演じるかも違うわけで。

ですから
>少数派の人達に罪はないように思います。

については、僕には何とも判断しきれませんけど、役柄を演じているだけの人=罪人とするのも
舞台上だけでのことだと解釈しています。

105Anonymous:2013/12/18(水) 19:20:35 ID:k4FbXGN60
先に言って置きますけど、僕はこういう解釈をしていますよという話です。

こういう課題研究をして、ホームルームでそれを発表しているだけで、
こういうことは知的な理解を満たしているだけの段階ですから、
あんまり真に受けずに批判精神を持って聴いて頂けたらと思います。
夢見の話にあるように、ホラ吹き回ってるということに近いはずですから。

ですから、上級の方達には間違ってるなら、間違っていると指摘してもらえた方が
楽というか。まぁどちらでも構いませんけど。

106Anonymous:2013/12/18(水) 19:25:11 ID:k4FbXGN60
あくまで現象世界、相対性の世界をこういう観方を通して解釈できるという例です。
絶対無形の神を知覚したことがないので、こういうことしかわかりません。

107Anonymous:2013/12/18(水) 19:50:01 ID:k4FbXGN60
>その動画の人達が水瓶座の体現者というのがよく分からない。

これについて追記。
占星学的に水瓶座がどういうものか調べてみると、繋がるかも。

>ユングは「水瓶座はルシファーの凶暴な力に火をつける」と述べている。
これはアンチキリストの支配する時代の到来を予言しているということ。

ユング曰く、キリスト意識という元型は個人を超えたものなので、誰の中にも働いているらしい。
ですから誰も現代のキリストに成り得る要素を持っているということです。
ケースの違いはあっても磔にされる機会はあるわけで。

ルシファー、アンチ『キリスト』の『キリスト』とは何か。

ルシファーは反逆者、『キリスト』は既存の体制、固定概念。
体制への反逆者。
動画の人達、反逆者というと言い方悪いですけど、常識覆してるように見えませんか?(笑)
そういう人は叩かれやすいですし。
何が体制、常識に当たるかは、それぞれの運命によって違うのではないでしょうか?

あー疲れてきた。ただの知的な理解ですけど、ここの人こういうの好きでしょう?
つまらないですか?
というか『ルシファー』の概念の説明については、逆に聞きたいくらいだね。
そういうの詳しいでしょ?

108Anonymous:2013/12/18(水) 19:58:09 ID:k4FbXGN60
宮崎駿の絵。
http://livedoor.4.blogimg.jp/nwknews/imgs/5/3/53790b86.jpg

全体性から、二元対立した相対世界を観るということ。

109Anonymous:2013/12/18(水) 20:04:36 ID:k4FbXGN60
アイオーン『時代』の元型。

古代ギリシア語でアイオーンはである期間の時間を指し、時代や世紀、人の生涯というような意味。
手塚治の「火の鳥」は鳳凰が宇宙霊として登場して、時代、世紀についての物語られている。


多くを語らないほうが、説得力あるよね。解釈は勝手にしてもらえれば言いわけで。

110Anonymous:2013/12/18(水) 20:10:58 ID:LAXs3RHIO
アイオスは来る!違うか

111Anonymous:2013/12/18(水) 21:54:01 ID:k4FbXGN60
アイオスってなにかな?

それから、某仙道スレで、荒ぶってる人が想い想いにやってるようで。
僕はこっちの気まぐれでで行動してるだけで、あっちはあっちの思惑でやってるんでしょうかね。

仏教では、如来、菩薩、明王、天部とあるようで、
明王→救いがたい衆生に対して怒りの形相を持って相手を調伏し、力づくで仏の教えへ導く。
天部→天部は仏法を信仰する人々を外敵から守護する役目。

こういうことはよく分からないんですよね。

112Anonymous:2013/12/18(水) 21:54:36 ID:k4FbXGN60
そうそう、あっちで収功って名でやってる人は
そそのかすのが得意な『トリックスター』なので心してくださいね。

トリックスター
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC

113Anonymous:2013/12/18(水) 22:09:41 ID:k4FbXGN60
体がシンドイ。これ位にしておかないと滑稽。
言っとくけど、本当にただのニートだからな。

嘘つきなりに、やりきった。

114収功 ◆rpBJLiQIpc:2013/12/19(木) 02:15:27 ID:rfwnXVGw0
>>102そこは何となくだけど分かります。

>>104「ルシファーの凶暴な力に火をつける」「アンチキリストの支配する時代」
と言われると、どうしても良くないイメージが強かったもので・・・。
そのイメージと動画の人達が自分の中でどうしても結びつかないです、ごめんなさい。
『時代の元型』、役柄の元型という考え方は面白いと思います。

「役柄を演じている」と言えば、ある意味全ての人が舞台上で役柄を演じてるのだと思います。
とはいえ、どこまで行っても舞台上というか、舞台裏があるという訳でもないと思うので。
やはり、その役割の中に善もあり悪もあり、罪人という役割もあるのかもしれません。
元型の話とずれてしまったかもしれません・・・。

115収功 ◆rpBJLiQIpc:2013/12/19(木) 02:25:36 ID:rfwnXVGw0
>>107大変申し訳ない・・・、上の書き込みだけ見て書き込んでました。
そういう言い方をして頂けると理解出来ます。
「ルシファー」が反逆者は分かりますが、「キリスト」にそんな意味があるのですね。
キリストも出てきた当時は反体制みたいなものでしょうし、少し不思議な感じはしますが。

常識を覆していて普通なら叩かれやすいが、そういう人達がクローズアップされる時代というのは分かる気がします。
体制への反逆者の時代というのも何となく分かります。

116収功 ◆rpBJLiQIpc:2013/12/19(木) 02:33:10 ID:rfwnXVGw0
『ルシファー』について、自分は反道徳的とか悪いイメージしかありませんでした。
ただ、それはそのままのイメージであって、仰られているのは「元型」としての意味だったんですね。
自分に理解力が足りていませんでした。
元型としての『ルシファー』は必ずしも悪というわけではないのでしょうね。

117Anonymous:2013/12/19(木) 06:59:41 ID:SRT06XOA0
>>103
うお座の時代が、キリストが登場してから現代までってのも面白いな。
キリストのシンボルは魚だし。
ここ見ると、なぜキリストのシンボルが魚かってのは、頭文字をつなげると
たまたまそうなった、ってだけみたいだけど、それ以外にもいろいろ魚との
繋がりはあるようだし。
http://www.art-library.com/bible/jesus-fish.html

118Anonymous:2013/12/21(土) 12:59:57 ID:il3i0.Fk0
>>101>>103
アイオンの節目について、ケネス・グラントの『アレイスター・クロウリーと甦る秘神』に
ちょっと説明があった。

時代(アイオン)の節目はおよそ二千年ごとの間隔で訪れ、最近では1904年が
その節目で、この年に<ホルス>が<オシリス>に取って代わって、
<魔術の流れ>を伝達する代表的存在となり、霊気を発散している。

119Anonymous:2013/12/21(土) 13:20:46 ID:il3i0.Fk0
あと、第4章にこんな文が、

血は<オシリスの時代(アイオン)>の魔術的エネルギーを乗せる主な乗り物で、知の供犠と
「死にかけた神」がその時代の特色だったが、現在の時代--<ホルスの時代(アイオン)>--
では乗物の役目をになっているのは精液である。

血から精液への移行は、天体では<双魚宮>から<宝瓶宮>へと分至経線が変更された
ことを象徴している。魚と水を象徴している<双魚宮>は血液という水のようなあるいは液体の
流出物を魔術的エネルギーの源としている膣を意味しており、その術式は<物質の変化>である。

一方、<宝瓶宮>は空気の精、エーテル、あるいは無限の空間を象徴し、その術式は
<精神の変化>である。また精神ないし息は零(ゼロ)かズロ(精液)に象徴され、
<タロット>では<愚者>に象徴されている。したがって<精神の変化>という術式は
流血を伴う戦争よりも精神的な革命を意味しているのである。現在の時代(アイオン)の術式は
「対立者同士の激しい<結合>」であり、この術式は<精神>の洗礼を示唆している。

120Anonymous:2013/12/25(水) 11:14:18 ID:xrjBqKuw0
確かに、この手の話するときは水瓶座じゃなくて宝瓶宮って言った方がいいね

121Anonymous:2013/12/26(木) 12:17:09 ID:9iu.QULE0
いかにも性魔術的なケネス・グラントっぽい表現というか

オシリス:血:魚:液体:膣:物質の変化:流血を伴う戦争
ホルス:精液:水瓶:エーテル:息:対立者同士の激しい結合(精神の洗礼):精神的な革命
って対応関係は面白いね。

122Anonymous:2013/12/29(日) 02:30:39 ID:Q8n.w8G20
流血をともなう戦争と精神的な革命の時代の区切りが1904年なら、なぜその後二度も世界大戦が起きた
のか?って疑問が沸くだろうけど、それに対してグラントは、
「大戦によって起きた血の洗礼は、<新時代(アイオン)>の先触れなどではなく、むしろ古い時代に
別れを告げるための供物だったのである。」
と書いている。

123Anonymous:2013/12/31(火) 01:10:51 ID:ThrzRhMA0
この後に、もっと大事なことが書いてあった。

或る種の隠秘学上の伝統によれば、現在の地球の生活の波は七つの周期、
つまり七つの時代(アイオン)からなっていて、便宜上、それぞれ<零>から<六>までの
番号がつけられている。現在の時代(アイオン)は<五>番目である。

0、1、2の時代(アイオン)は大昔のことで名前もついていない。
つまり名前が歴史に残っていないのである。この三つの時代は、長期間におよんでおり、
一つの時代が二千、即ち分至経線が一回変更されるまでの期間、とはかぎらなかったのである。

太古のこの三時代を支配していたのは、<夜の時間の大いなる者>を最高神とする<上級の神々>だった。
こういった神々の勢力は大きく二つの派に分かれていて、その一派は地下に住む<旧支配者>で、
もう一派は時に<深き者>の名で知られる<深淵の主>であった。

124Anonymous:2013/12/31(火) 01:12:18 ID:ThrzRhMA0
最初の<時代(アイオン)>は空虚の時代だった。
<大いなる深淵>は時には<原初の眠り>とも呼ばれ、ビンドゥ(種ないし点)がその象徴となっている。
二番目の<時代(アイオン)>は<混沌>の時代で、男根に象徴される時代だった。
三番目の<時代(アイオン)>は<大地>あるいは<安定した混沌>の時代で、女陰(クテイス)が象徴だった。

この三つの原初的時代の表象となっているのが、<点(タオ)>と<線(陽)>と、
<円>か<裂け目>あるいは<破線(陰)>である。

古代中国の表記法を用いると、

  ・
 _

 - -
(0、1、2)
となる。
これは「A」という文字で表されている宇宙の振動に相当するものである。

125Anonymous:2013/12/31(火) 01:26:23 ID:LnO2cXEk0
この三つの時代(アイオン)のあとにやって来るのが、まず<イシス(母)の時代>で、
この時代を代表するのが<水>の精で、象徴としては三人の天使と<土星>がある。
その次が<オシリスの時代(アイオン)>で、<十字架>ないし<父親の四角形>の四つの角を象徴とし、
象徴的惑星は<木星>である。さらにその次に来るのが<ホルス(イシスとオシリスの子供)の時代>で、
<火星(マルス)>--<意思>の<五芒星>--の火ないし血をその乗り物としていえる時代である。

さらにそのあとに来るのが<マアト(娘)の時代>で、その太陽的な意識が見事に咲いた様子は
六条の光を放っている<星>にたとえられている。

126Anonymous:2013/12/31(火) 01:44:32 ID:ThrzRhMA0
第三から第六に至る時代は、この地球における生命の進化の状態をそれぞれ示しており、
(a)<処女受胎>(イシス)、
(b)<自己犠牲>(オシリス)、
(c)<分析>ないし<崩壊>(ホルス)、
(d)<統合>ないし<再統一>(マアト)
の術式をそれぞれ表しているのである。

要約すると次のようになる。

零時代(アイオン)は<虚>の時代。<暗闇>の時代。海を覆う<暗闇>(創世記第一章第二節)と比べてみよ。
第一時代(アイオン)は<混沌>の時代。トーテミズム以前の段階にある時代。
第二時代(アイオン)は<大地>(<アメンタ>即ち<地下世界>)の時代。<星>と<月>と<地下の神々>が崇拝される。
第三時代(アイオン)は<異教徒>の時代。<母=女神>と月=太陽が崇拝される。
第四時代(アイオン)は<父親>の時代。<父なる神々>と太陽が崇拝される。
第五時代(アイオン)は<テレマ>の時代。<原子(アトム)>(<太陽(サン)の蔭にいる<息子(サン)>)が崇拝される。
第六時代(アイオン)は<マアト>の時代。?。
(註 人間の意識は<第二時代(アイオン)>に発達した。)

127Anonymous:2014/01/13(月) 01:51:21 ID:eKDtGCpk0
紙芝居とマンガの視覚的象徴表現についての考察
こういうのはこういうので面白いし参考になる。
http://hosakanorihisa.tumblr.com/post/72813137601?og=1

128Anonymous:2014/01/26(日) 06:47:05 ID:v6U9y..Q0
ユダヤキリスト教文化圏ではセフィロト、中華文化圏では陰陽五行と八卦が象徴系の図として
あるけど、他の文化圏ってこういうのないのかな?

129Anonymous:2014/01/30(木) 00:37:31 ID:DnCcxLhw0
基本的に、占いの体系というのは象徴系と対応していることが多いと思う。
まず思いつくのは占星術か
インドは独自の占星術の体系があるよね。
今のところ他にはちょっと思いつかないんだけど。

130収功 ◆rpBJLiQIpc:2014/02/01(土) 02:52:13 ID:1fn/dsRY0
現在の曜日の元って実はインド占星術から来ているんですね。
一日の中にも時間ごとに火星の時間・水星の時間などがあるそうです。

九曜
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B9%9D%E6%9B%9C

131Anonymous:2014/02/01(土) 06:23:15 ID:2YqfmhME0
そう、宿曜道ってインド占星術由来なんだよね
http://booklog.jp/users/esoterica?display=front&amp;category_id=2415816&amp;status=0&amp;rank=0&amp;sort=sort_desc

132Anonymous:2014/02/01(土) 12:34:58 ID:CI1stChE0
インドとか上位カースト、司祭階級で英才教育受けるから実力ある人がいる。
一家で相談事とかする占い師とか、ちょっとしたグルの代わりになったりするんだよね。

ホロスコープ読めない。
読める人はどうぞ。

四柱推命
http://www.koufuku.ne.jp/maniacsuimei/
カバラ数秘術
http://www9.ocn.ne.jp/~n-abe/etc/cabbala.html
西洋占星術
http://astrology.neoluxuk.com/Astrology/

133Anonymous:2014/02/01(土) 13:19:07 ID:2YqfmhME0
現代のバラモン階級って、司祭を職業としているケースは滅多にないよ。

134Anonymous:2014/02/01(土) 23:59:29 ID:CI1stChE0
そう?そういう人達がいるって知ってるだけで、
いい加減な知識で申し訳ない。

135Anonymous:2014/02/02(日) 01:18:16 ID:7FA4GxGw0
結局、日本にはいろんな国の占いが流れ込んでいるように見えても、ほとんど欧米と中国のものばかりで、
せいぜいインド辺りもあるってことだな。

本当は世界中にいろいろな伝統的占いがあるはずなのに。

136収功 ◆rpBJLiQIpc:2014/02/03(月) 16:39:17 ID:HRFqFSAo0
インド占星術も結構当たると聞いたことはあります、自分の体験はないですが。
欧米も結構インドとかエジプトとかの文明の影響を受けてそうですね。
神道や古神道では天津金木というものがあったとされ、これが一応日本の占いにはなるでしょうか。
他の国に関しては分かりませんし、確かにあまり聞きませんね。

137収功 ◆rpBJLiQIpc:2014/02/03(月) 16:55:03 ID:HRFqFSAo0
占い自体はいろいろありそうですが、しっかりと理論化・体系化されて
世界的に知られているようなものが少ないということでしょうね、恐らく。

138Anonymous:2014/02/03(月) 23:31:08 ID:J6uL8ZTs0
>しっかりと理論化・体系化されて

日本で流行っている占いで、しっかりと理論化・体系化されてるものがどれだけあるものやらw
せいぜい2割でしょ

139Anonymous:2014/02/04(火) 02:20:48 ID:JKCtXcF20
>>136
>欧米も結構インドとかエジプトとかの文明の影響を受けてそうですね。

占星術そのものじゃないけど、現在世界で広く知られている星座はバビロニア起源で、
ギリシャに伝わってエピソードやら何やら加わって、豊かになっていった。
その他の大陸、地域にも独自の星座はあるんだが、ギリシャのような全天を覆う網羅的なものじゃなくて、
特に目立つ幾つかの並びとか、いくつかの明るい星や赤い星に名前が付いているぐらいなんだよね。

参考までに世界史板のスレ

星の信仰・伝説と術、学問
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/4198404.html

140収功 ◆rpBJLiQIpc:2014/02/04(火) 13:02:52 ID:YnIOY/.I0
>>138そう言われると確かにその通りですね・・・。
日本では四柱推命と言いつつ三柱推命だったり。
そこらへんも最近は変わってきているみたいですが、まだまだ本場の占術とは格差があるようです。
星座占いでも「〜座の今日の運勢は〜」などとよく言っていますが、
ああいうスタイルの占いはアメリカの占星術協会では禁止されていると聞いたことがあります。

141Anonymous:2014/02/04(火) 22:09:14 ID:JKCtXcF20
日本の象徴体系としては、水谷清の『三種の神器』に多く紹介されている。
水谷清は、あの大石凝真素美の弟子。
この本は大石凝から受け継いだ大日本言霊学、天津金木学、天津菅會学綱要の入門書で、
先生が出した謎などをめぐって弟子たちがそれぞれ解答にたどり着き、どんどん隠された
象徴体系を考えつくという話の展開。

前半は割とシンプルな話が多いので楽に理解できるけど、後半は本格的に天津金木の方法などが
紹介されて、結構読破するのは大変だけどね。
有名な、日本地図は世界地図のひな形という説も、この本がネタ元。
水谷は『三種の神器』のあとに『古事記大講』を出版して、更に詳しい解説をしている。

142Anonymous:2014/02/07(金) 01:12:17 ID:bezCM5YQ0
>>128
図ではないけど、図式的な象徴構成として忘れてはいけないのが、その民族に伝わる伝説、英雄譚、神話のキャラクター。
物語のキャラクターが3人で、ストリーもそれに応じて3パターンの展開があり、最後に成功するなんてのはその典型。
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/11908/1355145632/67

冒険物なんて分かりやすいよね。
西遊記、桃太郎、オズの魔法使いに共通して見られる1+3という構図で、いろんな性質を重層的に象徴させたりね。
地理情報も当然構図の一要素であって、各キャラクターが地図の上を移動するというストーリーは、
象徴の手法としてよく使われる。
高藤聡一郎も昔ムーの特集で、西遊記の暗号云々について似たようなこと書いてたね。

織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の3点セットも史実上の人物というだけでなく、今では桃太郎などと
同じ伝説のキャラクターとなっている。
以前読んだことがあるけど、売れる戦国小説を書く際は、絶対にこの3人のうち誰かを登場させないといけないそうだ。
その理由について、いろいろ言おうと思えば言えるけど、要は日本人が戦国時代を理解する際に、
この3人が道しるべ、基準になっているということだと思う。
3人が出てこないと、とたんに目の前がもやもやしてきて手探りで歩いているような感じ悪さがあるんだろう。

143Anonymous:2014/02/08(土) 06:01:32 ID:/qrNBjFo0
それを聞いて>>93の話を思い出した。
やっぱり3と4って数は、象徴図式を構成する重要な基本数だな。
もっと分割すれば1や2が根源にあるわけだが、運動と安定を象徴するのは3と4。
それから7はその和、12はその積であるわけだし。

145Anonymous:2014/02/14(金) 03:56:38 ID:5XRXGwq60
象徴と数という点で言えば、さらに>>142のような路線を推し進めたのが世界に飛び散った玉を集める話だな。
俺が知っている限りでは、南総里見八犬伝、霊界物語、ドラゴンボールがそう。
玉の数はそれぞれ8、12、7。

玉を使うと、キャラクターと地図の配置に加え、さらに抽象度が高い一次元上の象徴を導入することが可能。
まあドラゴンボールでの玉は、どれも同じだからさして工夫しているとは言えないが。
でもやっぱり4と3の組み合わせ数だね。

146Anonymous:2014/02/15(土) 13:23:47 ID:soMqMToU0
収功は欧米の占いにも通じているの?

147Anonymous:2014/02/17(月) 03:08:57 ID:tRno8.cAC
http://jbbs.m.shitaraba.net/b/i.cgi/music/15803/1318190346/

気の出る音楽を作るアーチストスレ。

148収功 ◆rpBJLiQIpc:2014/03/03(月) 02:52:44 ID:IJ6sIKR60
>>146欧米の占いにも中国の占術にも精通している訳ではない未熟者です。
星座にも生まれた月日から判断するものと生まれた時間から判断するものがあることを最近知ったくらいです。
ただ、タロットや西洋占星術に詳しい人が知り合いに居たりして、占星術協会の話も直接聞きました。

149Anonymous:2014/03/19(水) 11:49:10 ID:CSK4BcTE0
>>128
>ユダヤキリスト教文化圏ではセフィロト、中華文化圏では陰陽五行と八卦が象徴系の図として
>あるけど、他の文化圏ってこういうのないのかな?

自己レス
カナダ人がネイティブアメリカンに土、風、火の三元素説があるというのでぐぐってみた。
どうも本当は四元素っぽい。
http://www.aritearu.com/Influence/Native/NativeBookPhoto/MedicineWheel.htm

で、方角守護の四精霊(ワブース、ワブン、ショノデス、マジェキーウィズ)とか、
4つの動物(亀、蛙、サンダーバード、蝶)が方位に割りてられて、相互に相性がある
とか、やたら五行説と似ている。

150Anonymous:2014/04/14(月) 23:24:11 ID:nxsI3i0A0
冥王星が準惑星に格下げになったのって、オカルト界、占い界には何か影響あったのかな?

151Anonymous:2014/04/16(水) 16:37:38 ID:oADaqKm.0
そもそも、中世以降で占星術にも大きな影響を与えた天文学上の発見って、
「天王星、海王星、冥王星の発見」ぐらいじゃないか?
地動説やへび使い座ですら、(なくはないが)ほとんどメジャーな概念になってないし。
ホロスコープを利用した大系はとうの昔に完成されているから、新惑星の
追加という形でならともかく、ホロスコープを根底から破壊するコペルニクス
的転回を促すような大変化はそうそう受け入れられないと思う。

152Anonymous:2014/04/17(木) 04:51:13 ID:P3xE6.56O
冥王星の科学的な分類変わっただけじゃ占星術には関係ないだろう

153Anonymous:2014/04/18(金) 23:42:56 ID:oGep00HU0
冥王星の準惑星降格事件までは、天文学上の発見、見直しが即占星術に反映されていたらしい。
でも、冥王星の件でそのやり方がどうにもうまくいかなくなり、変更がなくなったとか。
http://tateito1.blog48.fc2.com/blog-entry-440.html

「恐らく、ここに来て占星術界も悟ったのか、冥王星を重要天体として外すことなく、そのままの状態で保つようになった。」

154Anonymous:2014/04/24(木) 22:25:33 ID:mijjWx4U0
>>140
>星座占いでも「〜座の今日の運勢は〜」などとよく言っていますが、
>ああいうスタイルの占いはアメリカの占星術協会では禁止されていると聞いたことがあります。

そうなの?
日本と同じようにこんな感じで今日の運勢やってるみたいだけど。

April 24: Your daily horoscope
http://www.theglobeandmail.com/life/horoscopes/april-24-your-daily-horoscope/article18055664/

155収功 ◆rpBJLiQIpc:2014/04/25(金) 09:19:20 ID:kyoyY6r.0
あら、本当ですね。
とりあえず自分が聞いたことは、占星術協会に入る時にはそういうことが禁止されるということです。
そういう契約書にサインしなければいけないと。なので巷の占いは分かりません。
少し言葉が足りないので補っておくときちんとホロスコープを作成して占断するということです。
もちろん、自分の聞いた話が間違いか、自分の記憶違いの可能性もあるかもしれません。

156収功 ◆rpBJLiQIpc:2014/04/25(金) 10:04:11 ID:kyoyY6r.0
自分が西洋占星術について少しだけ調べてわかったことは、星座には2種類あるということです。
一つはよく用いられるもので、一年のうちの○月○日〜○月○日と出生時の太陽の黄道上の位置から判断されます。
もう一つは生まれた時に東の空にある星座で判断するもので、本来はこれを用いるのですが
それは大変なので前者のもの(サン・サイン占星術というらしいです)が使われるようになったということです。

星座占い
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%9F%E5%BA%A7%E5%8D%A0%E3%81%84
西洋占星術
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%9F%E5%BA%A7%E5%8D%A0%E3%81%84

星座占いでも月の位置も使ったりいろいろあるみたいですね。
西洋魔術や西洋占星術に詳しい方にとっては基礎中の基礎の知識だとは思いますが・・・。

159Anonymous:2014/07/26(土) 05:27:03 ID:vC8/Qg1.0
対立するものが合わさると凄いエネルギーを発するという考え方は
結構あっちこっちにあると思うけど、ダビデの星の火と水、
前方後円墳の円と四角、十字架の他に何かある?

160Anonymous:2014/07/26(土) 11:22:04 ID:CbzgIP8E0
前方後円墳の大元ネタの天円地方(天は円で陰、地は四角で陽)とか。
でも天円地方自体には、対立するエネルギー的な思想はあるのかどうか不明
ところでググってたらこんなページが見つかった。
http://kanayorise.exblog.jp/21654360

161Anonymous:2014/08/01(金) 01:13:15 ID:axlF0/j20
六芒星の三角と逆三角形と同じ発想だけど、言霊で言うか(火)&み(水)とか
あとほとんど同じだけど、大本なんかでよくいう厳(いづ)と瑞(みず)とかも

162Anonymous:2014/08/02(土) 21:04:18 ID:vNWXeG2Y0
陰と陽、火と水以外の組み合わせって無いんかね

163Anonymous:2014/08/03(日) 00:27:56 ID:8W3BbFjs0
思いつかないなあ。
乾と湿。天と地。が一瞬うかんだけどしっくりこない。
ところで159の十字架の対立するエネルギーって何?

164Anonymous:2014/08/03(日) 03:56:04 ID:FHf1mNrg0
十字架は縦と横なんで、火と水じゃないかな

165Anonymous:2014/08/06(水) 01:33:25 ID:uglykaCQ0
水銀と硫黄は乾と湿じゃ?
あと確か物質と反物質が接触すると膨大なエネルギーが、ってのもあったような

166Anonymous:2014/08/08(金) 05:01:33 ID:De2k2SnM0
十字架は物質。丸は霊。三日月は魂。
で、その3つの組み合わせで占星術記号が作られてるっていう説もあった気がする。

167Anonymous:2014/08/10(日) 08:12:55 ID:q/sewLM20
性と死というのも、もしかしたらそういう組み合わせなのかもね。
性は生殖の象徴でもあるから、死と逆とも言えるし、性行為は細かい死を何度も経験すること
だったりするから関連する概念とも言えるかも

169Anonymous:2014/08/12(火) 10:18:32 ID:IBgZ7Z2E0
そういやGunとRoseの組み合わせも近いな
陽と陰の組み合わせだとも言えるし、死と性の組み合わせだとも言える

170Anonymous:2014/08/14(木) 13:16:45 ID:JJ5FBwJk0
昔からフリーメーソンがよく使っていて、その後その流れを汲む
魔術結社でも使われるようになった三点兄弟(∴)
これは弁証法の正反合をシンボル化していて、
実はこれが>>159のような現象を象徴する記号なんだよね。

171Anonymous:2014/08/16(土) 02:17:38 ID:3uEAgkw60
>>165
>水銀と硫黄は乾と湿じゃ?

もしかして水銀と硫黄って水と火のことなんかな?

172Anonymous:2014/08/16(土) 11:42:57 ID:qA9IOUNA0
男&女ってのもあるけど、これも結局陰と陽だな。
風水の原理で作る墓(隠宅)も、陽であるエネルギーを呼びこむための形だし。
琉球の亀甲墓なんかもろ女陰の形だし。

ヨーロッパ&オリエントのは基本的に水と火に還元できて、
中華文明圏のは基本的に陰と陽に還元できるような

173Anonymous:2014/08/16(土) 20:06:27 ID:qA9IOUNA0
>>171
>もしかして水銀と硫黄って水と火のことなんかな?

ぐぐってみたら見つかった。
http://web.kyoto-inet.or.jp/people/tiakio/antiGM/brimstone.html

>硫黄は錬金術の「能動的」原理で、不活性な水銀に作用し、受胎させるか「殺す」。
>水銀が「水」に対応するように、硫黄は「火」に対応する。〈男性生殖原理〉

>硫黄は火成の硫黄を象徴し、〈鉱物の精液〉を指す。

>イスラム神秘主義の錬金術における象徴体系によると、不毛の頑固さに閉じ籠もる魂に対しては、
>「液化させ」、次に「凝固させ」、さらに「溶解」と「結晶化」の作業を行う必要がある。
>魂の諸力は、自然の諸力、つまり熱、寒さ、湿気、乾燥と比較される。

>これに対応する魂の諸力は、錬金術師の硫黄と水銀に似た2つの相補的原理と関係がある。
>スーフィー教では、水銀が魂の柔軟性、硫黄が〈霊的行為〉を指す。
>イブン・アルアラビーにとって硫黄は神の行為、水銀が全体としての自然を指す。


錬金術の水銀と硫黄ってそういうことなんだな
>>170の正反合(テーゼ、アンチテーゼ、シンテーゼ)も、結局
「硫黄は錬金術の「能動的」原理で、不活性な水銀に作用し、受胎させるか「殺す」。」と同じことか。

175Anonymous:2014/08/21(木) 06:49:48 ID:dRyAVY820
ゾロアスター的な光と闇の対立がまだ出てない

176Anonymous:2014/09/04(木) 01:44:53 ID:AHYUK7PA0
>正反合(テーゼ、アンチテーゼ、シンテーゼ)

弁証法自体、ヘーゲルがスピノザの説を換骨奪胎したものだし
つまり元々はユダヤ教の教え

177Anonymous:2014/09/06(土) 19:46:57 ID:wLzZEmm20
ラコフスキー調書のこれっぽい

マルクス主義はヘーゲル主義であると云われている事は周知の事だ。これは通俗だ。
ヘーゲルの観念論はバルフ・スピノザの自然神秘主義を理解出来ない西側に対してこれを接種する為の応用手段として、広く普及しているだけである。
《彼等》はスピノザの後継者なのである。いや、その反対かも知れない。スピノザ主義が《彼等》の中にいる。
スピノザ主義(神の学問)は《彼等》独自の哲学時代の同一変種に過ぎない。この哲学は以前に発生し、遥かに高い水準に立っている。

いずれにしても、ヘーゲル主義者もスピノザ主義者も、双方ともこれを一時的、戦術的に採用しただけである。
物質とは、矛盾を除去した結果、ジンテーゼが生れるというマルクスの発表したようなものではない。
実際上これは反対の相互融合の結果であり、ジンテーゼはテーゼとアンチテーゼから得られるものだ。
主観と客観の間の最終的調和として真実、真理が生れる。

君にはこれがわからないかネ?
モスクワには共産主義があり、ニューヨークには資本主義がある。これはテーゼとアンチテーゼだ。
これを検討して見たまえ。モスクワは主観的共産主義で、資本主義は客観的国家共産主義だ。
ニューヨークにとっては、資本主義は主観的で、共産主義は客観的である。
人格化したジンテーゼ、真理とは金融インターナショナルであり、資本主義と共産主義が同一となっているものである。これが《彼等》だ。

178Anonymous:2014/09/07(日) 01:08:53 ID:elCTEyqk0
なにそれ面白そう

179Anonymous:2014/09/07(日) 07:34:21 ID:rlQ405660
ラコフスキー調書ってのは、第二次大戦直前、NKVD(ソビエトの秘密警察)のガブリエル・クジミンが
トロツキストのラコフスキーを取り調べた際の調書。

取り調べの過程で、クジミンが知りたかったトロツキストとゲシュタポとの関係をはるかに超えたやばい話が次々と出てくる。
フリーメーソンとかイルミナティの内幕情報は他にもたくさん本になってるけど、読んでみると
たいていはどうしようもないもの。
ラコフスキー調書は数少ないモノホンの流出もの。

和訳は永渕一郎がやったものが、『ロックフェラー帝国の陰謀』の上巻の巻末資料として収録。
ただしこの本で読む価値があるのはこの巻末資料だけ。

このサイトにそのラコフスキー調書をHTML化している奴がいたんで、コピペしたんだが、括弧で変なコメントを
しまくっていてそれをよりわけて読むのが結構面倒。
http://itisyugyousya.dousetsu.com/rakousuki.htm

ほとんどの箇所は「忍」と書いてるんだけど、時々書いてなくて上のコピペも一箇所削除し忘れた。

☓ スピノザ主義(神の学問)は《彼等》独自の哲学時代の同一変種に過ぎない。
○ スピノザ主義は《彼等》独自の哲学時代の同一変種に過ぎない。

180Anonymous:2014/09/13(土) 06:05:32 ID:IZbBiehU0
>ジンテーゼはテーゼとアンチテーゼから得られるものだ。

以前この板に書き込みがあった、中沢新一の南方マンダラの解説を思い出した。
心界と物界がぶつかることで事不思議が生まれるって話

多分中沢新一の頭の中には元々こういう知識があって、
それで南方曼荼羅を解釈したんじゃないかな

181Anonymous:2014/09/26(金) 05:27:16 ID:pE9GJTpQ0
パスワーキングをしてみたいんだけど、『魂の旅路』と『タロットパスワーク実践マニュアル』のどっちがよさそうかな?他におすすめある?
『神秘のカバラー』と『柘榴の園』は読んだ。
http://booklog.jp/item/1/4336038627
http://booklog.jp/item/1/4916217845

182Anonymous:2014/09/27(土) 03:37:04 ID:hVYIEuCY0
魔術と宗教スレで聞いた方がいいと思うよ

183181:2014/09/28(日) 13:25:44 ID:Njd/PwX.0
>>182
ありがとう。
そうしてみる。

186Anonymous:2014/10/08(水) 12:55:41 ID:UV9fU5pk0
いよいよ月食だね

187Anonymous:2014/10/12(日) 13:09:55 ID:RI0xfzqQ0
世界最古の絵がインドネシアで発見
http://io9.com/haunting-cave-paintings-in-indonesia-are-the-oldest-in-1643955106

188Anonymous:2014/10/28(火) 10:56:53 ID:2mwcwViY0
おー、俺が昔立てたスレがまとめられてるの発見!

【神話・SF】他界観史とその影響
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/4080863.html

189Anonymous:2014/11/13(木) 05:02:57 ID:2k84pI820
姓名判断ってどういう根拠があるんだろう?
画数ってのがよくわからない

190Anonymous:2014/11/23(日) 13:55:06 ID:y2hte2UA0
署名をすることで、人生の中で数限りなく同じ動きをするんで、その行為の結果が
ある一定の効果を持たないわけはないとかそういう理由だったかな?

191Anonymous:2014/11/30(日) 05:20:26 ID:CYWwfy4A0
念もこもりそうだし

192Anonymous:2015/01/14(水) 05:21:35 ID:XKabo3Cw0
手相って何か合理性のある説明誰かやってないの?

193Anonymous:2015/02/04(水) 08:34:36 ID:6KKd.nGU0
あんま見たことないね

194Anonymous:2015/05/05(火) 11:24:46 ID:eK57qh0M0
>象徴って結局なんなんだろうね。
>象徴とは何かと正面から答えようとすると、逃げていくばかり。

先日のNHKスペシャルで「日本人と象徴天皇」をやってた中で、保坂正康が
言ってたんだけど、以前象徴という言葉について調べたことがあって、近代日本では象徴と
いう言葉が使われたことはほとんどなかったらしい。

憲法によって一般に知られることになった戦後の言葉なのだとか。

枢密院で「象徴」という言葉を論議したときも、当時の辞典には
「無形な観念を有形なもので彷彿せしめること」となっているが、これじゃわけわからない、みたいな発言があったり。。
天皇は日本国の「代表」なのか、「代理」なのか、単なる「しるし」なのか、
法的意味がはっきりしないみたいな突っ込みがあったものの、結局象徴という言葉に落ち着いたのは、
政治的な意味が全然なくて曖昧なところがミソだったらしい。

195Anonymous:2015/08/09(日) 07:22:25 ID:n1Vu66ew0
質問です。
7って数が神秘数扱いされるようになった理由って何なんでしょう?

196Anonymous:2015/08/23(日) 06:14:34 ID:71fdtjaQ0
3と4の合計だから?

197Anonymous:2015/09/06(日) 01:46:06 ID:hmfkuk1A0
なんかヘキサグラムと似てるね
三角形と逆三角形の合成みたいな

198Anonymous:2015/09/26(土) 06:20:01 ID:5XRcRLwg0
最近プログラム開発やってて、様々なジャンルとか概念を数値的、プログラム的に扱う必要が出てきて、
最初はExcel使ってたんだけど、ピラミッド型のモデルじゃ無理なんで、アイディアプロセッサの
Frieve Editorってのを見つけた。

これはフリーなうえに使い勝手はいいんで、何か新しい物を作ろうとしている人にはぜひ使ってもらいたいソフト。
これの面白いところは、[政治]、[エンタメ]、[ニュース]、[音楽]、[科学]、[交通]みたいな項目を
相互にリンクさせたりして、配置もプログラムが勝手にやってくれるところなんだけど、項目も100超え、
具体的にどうインデックスを振って自動計算処理をするか考えていたところ、何かに似てると思いだした。

気づいたのが、これはセフィロトを巨大化したものだということ。
ノードとパスがあって、それぞれにインデックスが振られて記号的、論理的な処理を可能とする。
コンピューターが無い時代だったんで、人間が脳内で処理できるように、一つのものに何重にも
意味を被せ、11とか22に限定しているけど、あれはこういうところから生まれてきたに違いないと思った。

逆にこれで生命の木の理解も深まりそうな気もする。

199Anonymous:2015/09/28(月) 22:42:24 ID:e2SX6SNI0
カバラ、セフィロト、八卦、五行みたいな照応系がなぜ必要かというと、
人間の脳のメモリー容量が酷く限られているからだと思う。
この場合のメモリー容量っていうのは、記憶容量じゃなくてどれだけ動的に情報を
保持し、処理できるか。

個人差も結構大きいけど、人間のメモリーにはタスクの内容に応じて
いくつかの団塊がある
なんにも意味が無い情報を保持できるのは普通同時に2つまで。
これは多分手の数と関係しているんじゃないかな。

意味が無い数字だと4つというのが一つの限界。
なんで電話番号など長い数字は、最大4桁で小さい区切りを設けることになっている。
(中華文化圏の人間は、語呂合わせができるからもうちょっと長い桁数も大丈夫だったりするけど。)

アルファベットも無意味なものを3文字。
なんで3文字ネーミングがやたら多い。

200Anonymous:2015/09/28(月) 22:53:02 ID:e2SX6SNI0
こういう制約を回避するのに一番一般的な方法は、紙に書くということ。

そしてもう一つの方法がセフィロトや八卦、五行のような象徴体系を利用すること。
どれも世の中に存在する無数の事象を抽象化してテーブル上に汎用的に配置することで、
要素の数を極端に絞っている。

201Anonymous:2015/09/30(水) 03:59:32 ID:V9U4gmu20
考えてみたら東洋じゃ陰陽五行説のようにこういう象徴が「俗」世界でも
メジャーな存在だったけど、西洋はそういうのがまったくないね。
陰陽五行説は2×2=10で、10進数と相性が良かったけど、
セフィロトは11で、10進数とも12進数とも相性が悪かったからかな?

202Anonymous:2015/10/08(木) 07:21:20 ID:kok//ksM0
2×5=10の間違いだよね?

ヨーロッパの記憶術なんて、そういうのもうちょっと
使って良さそうな気がするけどないような。
古代ギリシャの幾何学があって、そのあとは修道院なんかで
やってたような聖書をインデックスで整理して暗唱したりで、
そして近代に入って、百科全書派が出て、アルファベットに
よるインデックス整理と数学による計算>>>>
現代の科学的手法まで続く、、、みたいな感じ?

203Anonymous:2015/10/09(金) 05:06:06 ID:NcCGzYLc0
記憶術というか記憶法かもしれないけど、
『魔術は英語の家庭教師』は、セフィロトと英単語を対応させて暗記する、
ってのがやり方だったな。

204Anonymous:2015/10/17(土) 08:24:49 ID:5AYd/w3A0
>7って数が神秘数扱いされるようになった理由って何なんでしょう?

そう言えば、ユダヤ人は15という数を好むと読んだことがある。
ルーズベルトが一番試合が面白い野球のスコアは何対何かと聞かれ、
「8対7」と答えたという逸話も、実は合計すると15になるかららしい。

で、話は飛んで1週間がなぜ7日なのか、という根拠をググってみた。
年は太陽の公転周期、月は満ち欠けの周期、日は地球の自転周期だけど、
その間の単位の週は?と思ってね。
http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2010/08/post-6aa3.html

ざっと要約すると、聖書に7日で世界ができたとあるんで、欧米人は一週間の
起源に疑問を持たないけど、実は最初ローマ帝国では8日だったのがあとで7日になり、
その後キリスト教が国教化されて聖書の記述と同じだからなじんだというだけらしい。

で、なんで7日か8日は、月と日の差がデカすぎるんで月が満ちたり欠けたりする
日数15日をさらに半分にした数なんだろう。
両方合計するとユダヤ人が好きな15になり、新月から満月までの日数になる。

205Anonymous:2015/10/17(土) 08:36:32 ID:akwwRTMU0
あとこのページに、曜日はオクターブ説が書いてあるけど、
昔、カタカムナの研究を載せていた相似象に、7が神秘数とされている
のは、実は8が大事だからで両者は並木算のような関係にあると
書いてあった。

つまり、8本ならんだ木を考えた場合、あいだは7つ。
8は化学の周期律や八卦を見てもわかるように1つのサイクルを
表し安定する数。

もしかしたら、7と8は3と4の関係のように動と静の関係にあるのかもしれない。
ピタゴラス音律も7だし。

206Anonymous:2015/10/20(火) 14:21:04 ID:mOB/KKBU0
3と4、7と8の他に、11と12という対立というか数の組み合わせみたいなもんがある。
11はクロウリーが特別視した数。
4、8、12は約数の多さから、古代より多用されてきた数。
こう考えると、素数と合成数の2元論みたいなものかもしれない。

207Anonymous:2015/10/21(水) 14:45:22 ID:FbhDnOGc0
ふと思ったけど、数学の人ってなんでやたらと素数に興奮するんだろう?
値が大きくなると希少だからか

208Anonymous:2015/10/23(金) 07:13:14 ID:sp4BdHhc0
>11はクロウリーが特別視した数。

kwsk

209Anonymous:2015/10/24(土) 11:38:43 ID:ac8MuMpo0
ケネス・グラントが『アレイスター・クロウリーと甦る秘神』の冒頭に書いている。
要約が難しいんで丸ごと書き出しとく。


第一章 十を超える一

1893年、18歳のアレイスター・クロウリーは<魔術>に確固たる科学的基盤を与えようと決意した。
自ら説明するところによると、「<魔術師の科学>と擬物(まがいもの)との区別をつけるために」
クロウリーは昔の英語の綴り字--Magick--をつかうことにしたのだという。
また、この綴によってクロウリーは自分の教えの持つ得意な性質、つまり、<10>を超えた<1>、
11という数と特に類似した性質を備えていることをも示そうとしたのである。

210Anonymous:2015/10/24(土) 11:41:07 ID:ac8MuMpo0
「K」(Magickの最後の文字)は幾種類かのおもだった字母表(アルファベット)で11番目の文字となっている。
Kは<ユピテル>の象徴であり、また<ユピテル>の乗り物(鷲)は魔力の象徴である。
さらにこの文字は「<磨羯宮>あるいは<ベイバロン>と類似した性質をもつ緋色の巨大な<力>の象徴でもある」。
<磨羯宮>(即ち<山羊>)が特殊な意味をもっていることは、インドの宗教では血を
その乗り物とする<カーリ神>の象徴に山羊がなっていることからも明らかである。

「K」はまた<クフン>、<クホン>又は<キュー>でもあり、尻尾あるいは膣に象徴され、
古代エジプトでは<大いなる魔力>の源として崇拝されていた。
従って、「K」を綴りの最後につけた<魔術(Magick)>は、<首領(セリオン)>(クロウリー)が
体系化し広めた<魔術の流れ>の性質を正確に示しているのである。

211Anonymous:2015/10/24(土) 11:42:20 ID:8k4JLKRQ0


10は<カバラ主義者>からは<聖なる放射物>即ち<セフィロト>の体系の
安定した数と見做されていたので、11は呪われた数と考えられた。
つまり、体系からはみ出した数だからである。
そこで<首領>は11を自分の数にすることにした。

<法の書>で女神<ヌイト>はこう叫んでいる。「私の数は11であり、これはわれらが同胞たち皆の数と同じである」。
この言葉はA∴A∴すなわち<銀星団>および団の<階級>のことについて言っているのである。
--中略--

212Anonymous:2015/10/25(日) 12:10:43 ID:U97m1eXA0
<野獣>、<龍>、あるいは七つ頭の<蛇>という形象(イメージ)は
<黄金の夜明け団>の<達人の部屋>の<床>にほどこされた模様を
造っている基本図柄である。
七つの頭にはそれぞれクリフォト的あるいは悪魔的力を表す名前が
与えられたが、その力の数は11である。

213Anonymous:2015/10/25(日) 12:15:23 ID:U97m1eXA0
《エル》と<タントラ>のもう一つの共通点は、<タントラ>が
一般に認められたのはそれがただ大昔のものだからというためでなく、
人間を超越した次元の由緒正しい、権威あるものだということが
明らかになったためだとされている点である。

<タントラ>との共通点はほかにも色々あるが、一つ大きな相違点もある。
それは、<タントラ信者>(殊に、<サクタ派>の信者)が11という数を
一切使用しない点である。
これは11が不吉だと考えられているためである。
クロウリーの信仰では大きな役割をになっているこの数についてダイアン・
フォーチュンは否定的意見を述べている。

214Anonymous:2015/10/25(日) 12:20:59 ID:U97m1eXA0
 クロウリーの『魔術』は初心者にとって貴重なものではあるが、
 しかしそれなりの修業を積んだ初心者でなければ巧く活用はできないだろう。
 クロウリーの作業の基本となる術式も、<ユダヤ神秘主義>の
 伝統に馴れ親しんでいる隠秘主義者は外道だ、邪悪だ、
 と看做されてしまうことになろう。
 
 なにしろ、クロウリーは魔術の儀式の際、道具を打ち鳴らす回数を10回
 ではなく11回としているのだが、11は<クリフォト>の数なのだから。
 本文中ではそんなことは一切触れられていないが、これは軽率な初心者に
 とっては飛んでもない罠になるのだ。

215Anonymous:2015/10/25(日) 12:21:50 ID:P37ndKy.0
>>214はフォーチュンの言葉)

216Anonymous:2015/10/26(月) 12:52:38 ID:Rjis8ecY0
訂正

× <ユダヤ神秘主義>の伝統に馴れ親しんでいる隠秘主義者は外道だ、邪悪だ、
○ <ユダヤ神秘主義>の伝統に馴れ親しんでいる隠秘主義者からは外道だ、邪悪だ、

217Anonymous:2015/10/26(月) 13:00:06 ID:w5D3aK3Y0
確かに11はクリフォトの数であり、10箇の<セフィロト>から
投げ出された、従って食(は)み出た不安定な余り物ではあるが、
人間は自らの性質・性格の中にあるこういった不安定な諸々の力を
克服して初めて本物の魔術師になれるのである。

そのために、人間はまずクリフォトを召喚せねばならない。
召喚するには、上向きの五芒星(<ヌイトの星>)で表される5つの要素の
平均(バランス)を心の中で保たせそれによって魔術師としての自分の
主権を確立し、そのあとで逆向きの五芒星(<セトの星>)を描くのである。

魔術師自身は第11番目の存在ということになる。
というのは魔術師は10(即ち2つの五芒星)の作用の及ばないところに
永遠にいるからである。

218Anonymous:2015/10/26(月) 13:03:15 ID:Rjis8ecY0
--中略--

いつでも自信たっぷりの姿勢をくずさなかったクロウリーは<生命の樹>の
<アレフの径(みち)>の数が11であるという重大な事実をも考慮に入れた。

--中略--

<アレフ>の全文字を綴った場合は合計すると111になる。
これは11を大規模にした数と看做される。

219Anonymous:2015/10/27(火) 08:07:28 ID:Uwdlsuc60
--中略--

<統一>(1)とその影(これも1)の合計は11という数字に象徴されているが
<2(ダイアド)>になる。
<2>は<女>の神秘的な数であり、<女>は事物を二分する(即ち母と子に二分する)。
女性には<ベース>(ヘブライ語アルファベットの第二字)の文字が
結びつけられており、この文字は家あるいは子宮を意味していて、
2がその数となっている。

そこで2の躍動的姿である11という数は、性的力と女性を利用して
宇宙の幻想を再創造しようとする魔術の数となる。

220Anonymous:2015/10/27(火) 08:12:30 ID:Uwdlsuc60
A∴A∴の秘密の封印は11の部分から成る星である。
またしても<10>を超えた<1>の登場である。

<エイワス>が明らかにした<法>の言葉は<テレマ>(<意志>)で、
これは《エル》の中では11語から成る格言として表現されている。
即ち、「汝の意志するところをなせ。これこそ<法>の全てとならん!」という言葉で。

221Anonymous:2015/10/27(火) 11:18:54 ID:OUhzsJQc0
<啓示の銘板>の裏には11行の文章が刻まれている。
<啓示の銘板>とは現在の<ホルスの時代(アイオン)>を守る魔よけのことである。
クロウリーはエイワスから《エル》を受け取って11年のちの
<大首領>--<大いなる野獣>--の称号をかかげてA∴A∴の
<魔術師(メイガス)>9°=2□となった。

222Anonymous:2015/10/27(火) 11:29:19 ID:OUhzsJQc0
<ホルスの時代(アイオン)>に行われる魔術は<ケテル>(<ヌイト>)と
<マルクト>(<ハディト>)とを同化させ同一のものにしてしまうためのものである。
なお<ケテル>の数字は1で<マルクト>の数字は10である。

魔術師の意識の中で両者が結びつき一体となると、<ティファレト>、
<太陽(サン)=息子(サン)>、<ホルス>、<永劫(アイオン)の主>が誕生する。

223Anonymous:2015/10/28(水) 06:56:21 ID:6Tw5CFoM0
乙です。
読んでると対になってるんは11と12じゃなくて
10と12みたいな。
12は13と対?

224Anonymous:2015/10/28(水) 13:45:15 ID:n5jtQ06.0
そんな気もしてきたけど、よくわからなくなってきた。
続けます。

225Anonymous:2015/10/28(水) 13:57:59 ID:bbfm/RSg0
<大いなる作業>--意識の中で<ケテル>と<マルクト>を結合させるための作業--
で唱えられる術式は、強力な11文字の言葉<アブラハダブラ>(abrahadabra)である。
『セファロディウム作業』(未公開)の中でクロウリーは「要塞」即ち<ホルスの家>
(《エル》では「神の家」と言われている)のことを「11塔の<永劫(アイオン)>」と表現している。

クロウリーが<シャイタン>信仰を<ハド>あるいは<ハディト>信仰と同じものとして
扱っていることを考えると、バグダットに隣接するシリア砂漠に今もなお存在している
<シャイタン>信者の宗派と縁の深い11の寺院をそれぞれ比較してみるのは興味深いことである。

226Anonymous:2015/10/28(水) 14:07:19 ID:n5jtQ06.0
O・T・Oでのクロウリーの魔術上の称号は<バフォメット>だった。
これは8倍の力を持つ名、<オクティノモス>であり<首領魔術師>をあらわしている。

<バフォメット>はまた<バフォメットの十字>を見ても分かるとおり11倍にもなる。
<バフォメット>は11人の<セフィロト>(即ち10の<セフィロト>と<ダアス>で、
合わせて11)を象徴するだけでなく、<外部>(<ヌイト>)の体系に遍く
見られる<10を超える1>の原理をも象徴しているのである。

227Anonymous:2015/10/31(土) 14:01:44 ID:H6Em7T0k0
「<力の術式>は<1の中に11>があり<11の中に1>があるという式で、
その数値は418になる」。
この一節の意味は、<アブラカダブラ>--その数値は418(<大いなる作業>の数--
は<11>文字から成る<一語>であるということ。
だから<1の中に11>があると表現されているのである。

228Anonymous:2015/10/31(土) 14:04:50 ID:H6Em7T0k0
また<アハド>(ahad)は<アブラハダブラ>(Abrahadabra)の中心
あるいは心臓部で、<ハディト>ないし<シャイタン>を意味する。
またこの語はカルデア語で<1>(<統一>)を意味する。
だから<11の中に1>があることになる。
--後略--

229Anonymous:2015/11/20(金) 07:13:09 ID:DxM3b2sY0
数秘術のオーソドックスな知識が得られる本かサイトがあったら教えてもらえませんか。
2はこういうものを象徴、3はこれ、4はこれみたいなの

230Anonymous:2015/12/03(木) 05:32:59 ID:1EErljaI0
ピタゴラス派の話とか?

231Anonymous:2015/12/06(日) 17:47:44 ID:ALji4q120
おー

https://twitter.com/Ripple1975/status/673421619348434944
チャクラはいっぱいあります、本当は。
だから人によってどこが感覚として強いかが異なってる。それは神経節が多いのと大差ない。そして人は心理的イメージと肉体的イメージを関連付けしているのです。だからこそGDでは大まかな分類として曖昧に象徴でかぶせる。それはあくまで心理的感覚なの。

232Anonymous:2016/01/23(土) 10:37:44 ID:wsiw7.vw0
>>150-153
太陽系に「第9番惑星」存在か 米チーム発表
http://www.afpbb.com/articles/-/3073949?cx_part=nowon_photo

まあもういくら発見されても占星術には影響ないんだろうけどね

233Anonymous:2016/01/28(木) 11:13:12 ID:abhChk6g0
>>229
ここはかなり本格的で面白い。
聖書の数学―その驚異 聖書のゲマトリア
http://www2.biglobe.ne.jp/remnant/104seisho.htm

234収功 ◆rpBJLiQIpc:2016/01/30(土) 01:07:11 ID:fVnIL2N.0
昔読んだ数秘術の本があったんだけど忘れちゃいました・・・。
タロットとかと対応させて9は隠者とか、いろいろ解説がありましたね。
アルファベットと数字を対応させるのは何通りか異なるやり方があるみたいです。
それによっては自分の数字が変わってきたりするので注意ですね。

例によって検索して一番上の方に出てきたサイトを
http://www.unmeinosekai.com/numerology/

235Anonymous:2016/01/31(日) 04:17:55 ID:8iFwZ1760
検索して一番上の方に出てきたサイトじゃなくて自分がいいと思ったのを書いた方がいいのに

236収功 ◆rpBJLiQIpc:2016/02/05(金) 08:22:30 ID:08FW0lf20
すいません。
そういうサイトがあれば紹介するのですが。
でも、上に出てくるサイトとかウィキペディアも意外とまとめられていたりはします。
もうちょっと吟味するようにはします。

237Anonymous:2016/02/05(金) 09:30:49 ID:fOU5mALQ0
まあ別にいいんだけど

>上に出てくるサイトとかウィキペディアも意外とまとめられていたりはします。

それって当たり前過ぎる話で、、、
だからウィキペディアとGoogleの知の独占体制みたいなことが起きているわけで、、、

238Anonymous:2016/03/11(金) 16:08:09 ID:MAOACQ8c0
これはウケた

中国は日本の江戸時代と同じで、政治的な発言が自由にできないので芸術作品や
映像作品、エロ関係に隠喩で多様な内容を潜ませて体制批判することが多い。
で、みんな深読みの癖がついていて、
「進撃の巨人はすばらしい。壁は憲法9条を指してるんじゃ?」
「巨人は中国なのでは?だから脳みそがなくて数が多い」
「巨人はアメリカで、日本はアメリカと戦っているうちに自分も巨人に変身できることに気づいた。」

福島香織×モーリー「中国人と進撃の巨人」
https://www.youtube.com/watch?v=7UEhUj4xoAw

239Anonymous:2016/03/15(火) 18:49:34 ID:hiuOGfQg0
このスレ、ちょくちょく数学の根本概念についての話が出てくるけど、
こういうの理解できないことを頭っからバカにしてしまうけど、
わからない人に説明できないってことは
1 .計算による算出方法を知っている。
2. 重さ、面積等の概念を経験から帰納的に理解している。

だけで、本来数学で大事な演繹的には理解出来ていないってことじゃないだろうか?

高卒社会人一年生(もうすぐ二年生)に「重さ」と「面積」と「体積」とは何かを教えている。
http://togetter.com/li/948140

240Anonymous:2016/03/18(金) 07:17:09 ID:M3ikBW2k0
>>239
じゃ重さってなに

241Anonymous:2016/03/19(土) 09:23:42 ID:iHeoiuc20
誰でも知ってる言葉を使ってシンプルに言うとすれば「下向きにかかる力」なんだろうけど、
物理学の素養がまったく無い人がこう言われても、力を抽象化して
考えることができないからあまり理解には役立たないんだろうなぁ。

242Anonymous:2016/03/20(日) 12:06:41 ID:H.FODi0U0
誰でも
・五感で感じられること
・個別に、具体的に経験可能なこと
の2つを満たしていることは理解できるんだよね。

例えば石を持ち上げて「重い」という経験をしたあとに、「石が重いのは重さがあるからだ」
と言われれば誰でも理解できるし、実際そこまでは誰でも理解している。

問題は抽象化(≒一般化)で、石とは見た目も材質も重さも全然違う物を持って同じ
経験をしたときにも「重さ」という概念が関わっているとかんがえられるかどうか。

例えばりんごを持ちあげたときはどうか?
幼児なら難しいだろうけど、小学生ぐらい経験があれば簡単に理解できるだろう。

水ならどうか?
海とか川を見て理解するのは難しくても、コップに入れて順序立てて説明すれば簡単。

自分の「手」ならどうか?紙なら?空気は?

それぞれ工夫次第で理解度はかなり違ってくるはず。
そこそこ常識があるとされている人は、それまでの人生である程度帰納的に
その辺りのことを理解していってるから、それが理解できない人を見ると
なぜそんな当たり前のことを?って思ってしまう。
で、当たり前と思ってしまうと言葉がそれ以上出なくなるから噛み砕いた
説明ができなくなってしまう。

まあこれだけ丁寧に説明しても、力を「下向きにかかる力」と表現する
物理的抽象化まではまだかなり距離があるんだけどね。

243管理人1★:2016/03/25(金) 12:21:09 ID:???0
>>101-103
Twitterの方に以下の解説をいただきました。

2000 年に30 度進むわけではないのですが、春分点の移動を基準にしています。
幾つものモデルがありますBC 630 〜430 年代が牡羊座の35に春分点があり、
現代迄の2466 年➗72 = 34 度進ますと魚座アンドロメダζ星で魚座の時代です。

244Anonymous:2016/04/01(金) 06:51:19 ID:q5I/kGuY0
>>242
面積は?

245孤矢:2016/04/03(日) 22:54:00 ID:CL/oBFsk0
>>205八卦も7律です。ドレミファソラシです。12律呂で12 音階もありますけど、基本的に、ドレミファソラシです。太公望の兵法書、に五音がありますが、360日に五音ありです。旧暦です、360 日は旧暦です。勝つ五音から相手を攻めると言う使い方です。毎日の五音は決まっている訳ですから、相手が発する音で、攻め方が変わると言う兵法です。

246Anonymous:2016/04/04(月) 01:47:37 ID:VDVD3Joo0
文章の密度がちょっと高すぎて理解がきついので、もうちょっとバラして書いてもらえるとありがたい

247Anonymous:2016/04/09(土) 07:35:20 ID:EwgPik.M0
漢文の世界にいる人の文章というか。。。
書いていることはすごく面白そうなんで、もっとゆっくりいくつかのネタとして書いた方がいいんじゃ?

248管理人1★:2016/04/11(月) 05:16:07 ID:???0
>>204
Twitterの方で以下の解説をいただきました。

7曜の始まりは古代エジプト起源です。
3は小岐路、一区切りついて分かれ道に立っ、神秘、六神通、
3は深い谷間に落ちる恐ろしい分かれ道。
反面一大飛躍のチャンス。
4は4位1体蘇生、生き返る大逆転7は個人的な完成、勝利で7が好まれます。

7は国家建国の理として木星が獅子座にあり月はアンタレスにあり
太陽は射手座にあり水星と太陽月が北の坎宮一部射手座山羊座、
水瓶座魚座にあると帝位に就ける天の配置でアンタレスから
蠍座乙女座の7星と蟹座双子座牡牛座迄が7星で神に認められた帝位につけるのです

249管理人1★:2016/04/11(月) 05:18:11 ID:???0
これにより神と人(帝王)は数により合わせ神と人が交流します。
7律と言い、音階のドレミブソラシに対応し数は音階であり、神であるのです。
故に7が尊ばれるのです。

この説明は西洋占星術ではありません。
中国古代の天文と言う占いです。(国家占星術です)

海蛇座のε星からコップ座、からす座のγ星、乙女座のα星、乙女座のχ星、
天秤座のα星、蠍座のπ星が7星。
水星は水瓶座のα星、β星に在って海蛇座から数えると28宿を右回りに
数えると14番目で12支で数えると海蛇座を午として未、申、酉、戌、亥、子と
数えると7に成ります。

この様な天象がある事を7度、7律、7列と言い神から王権を与えられる
位とし王に立っ位と言います。

250管理人1★:2016/04/11(月) 05:18:34 ID:???0
確かに西洋では7の倍数のものは見かけませんが、中国には28宿がありましたね。

251管理人1★:2016/04/11(月) 05:20:43 ID:???0
12次の方がこの時代は重要なんです。
28宿の発見はBC450 年代以降ですから、後から推算して理屈を付けたのです。
木星の次(やどり)が午の真ん中に有ってそこから12支を数えた話しが本筋です。

天下に革命を起こし建国出来る。神と人は7数で交わり7音、ドレミファソラシで一体となり。
神=数=音となり、人と神が一体になるのは7数です。

あの様な天象があると、神=数=音で帝位に就けるとして、人に神が
王権を与えられると言う天の配置に成るとして、その数を7数と言います。
これによりラッキーセブンに成るのです。

252マミタス:2016/04/12(火) 02:43:05 ID:JgLAqhxI0
>>250
>>西洋では7の倍数のものは見かけません

旧約聖書は西洋からはずれる扱いだ、ということであれば異論はありません。
ですが、西洋文化の基礎を成す旧約聖書をヘブライ語原典で
お読みになったことはありますでしょうか?

旧約聖書は「7のリズムで書かれている」と言われます。
大事な単語が7回ずつ繰り返されていたり、
そういう仕掛けが盛り込まれています。
日本語訳ではわかりませんが・・・。

ちなみに新約聖書のマタイの福音書はこれを受け継ぎ、
14のリズムで書かれています。

そこまでマニアックでなくても、ヤコブのはしごが7段であるとか・・・。
たくさんあります。

「西洋は○○、東洋は○○」
「7と12どっちが大事と考えられていたか」
というのはちょっと先走りの感を受けました。

肉体は5、精神は7、時間は12、というように、
場合によって大事な数って違うと思います。

細かいこと書いてしまってすみません。
ご不快な思いをなさった方がいらしたら申し訳ありません。

また、スレッドを全部読んでいないので、
トンチンカンなこと書いてしまったら申し訳ありません。。。

253管理人1★:2016/04/12(火) 09:04:21 ID:???0
7の倍数は無いと書いたのは、(1週間を除くと)暦法・天文関係に
無いという意味でした。

>トンチンカンなこと書いてしまったら申し訳ありません。。。

いえ、私は聖書の知識はほとんどないので大変興味深いです。
どんどん続けてください。

254収功 ◆rpBJLiQIpc:2016/04/12(火) 09:10:00 ID:sMESkX7.0
7と言えば太陽と月、水星・金星・火星・木星・土星の五星を合わせて七曜ですね。
ある意味陰陽五行とも言えますが。
それにラフーとケトゥ(羅喉星と計都星)を含めて本来は九曜であったらしいですが。
これが現在の曜日の元となったもので、西洋でも東洋でも使われてるのは面白いですね。
時間にしても西洋でも東洋でも12進数、60進数が使われているのも興味深いです。
7と言えば北斗七星などもあります。これも2つの星を足して9星としたりします。

学問の世界では、日本では陰数(偶数)が尊ばれ、中国では陽数(奇数)が尊ばれる。
とかいろいろ言われますが、必ずしもそう言い切れるのかは微妙な気がします。
なかなか難しいですね。

255収功 ◆rpBJLiQIpc:2016/04/12(火) 09:48:57 ID:sMESkX7.0
浅い知識で余計な口を挟みました。

256Anonymous:2016/04/15(金) 07:05:37 ID:eYJnPwsg0
60は純粋に幾何学的理由でしょ。なんでなんの不思議もない。
12はちょっと微妙。文化的影響があるのかないのか

257Anonymous:2016/04/15(金) 22:41:32 ID:b1BkJ8Q20
12と360を使う起源については太陰太陽暦の月の数と一年の日数だから。

でもなぜ汎用的に12と60を使うかについては、数学的には高度合成数であるからと
説明されることが多いけど、それだけじゃ十分な説明にはなってないね。
60については、円と相性がいい形が六角形であることを考えれば直感的に納得しやすいかも。
そして6と10進数との組み合わせで60が使われるようになったとも見えるけど、
それだけで文化的理由がないとも言えない。
というか、どうも12がシュメールではキーになる数だったらしい。

>10 は人間が指を折り曲げることで数える数字であり、12 は太陽と月という
>二大天体の関係を規定する数字である。六十進法は、十進法と十二進法が交差する位置、
>すなわち、地上の周期と天の周期、人間の秩序と神の秩序が調和する位置にある。
>そしてメソポタミアの社会において、この位置にいたのが神官、とりわけ最高の神官であった
>メソポタミアの王なのである。彼らにとって、六十進法を用いることは、自らの存在理由を示すことになるのである。

258Anonymous:2016/04/15(金) 22:59:37 ID:b1BkJ8Q20
リンクを忘れた。

シュメール人はなぜ六十進法を用いたのか
https://www.nagaitoshiya.com/ja/2013/sexagesimal/

259収功 ◆rpBJLiQIpc:2016/04/16(土) 01:44:22 ID:62bA8MOI0
>>257分かりやすい説明ではありますね。
1年の月と日数の数、あるいは十進法と十二進法が交差する位置。
高度合成数というのは1〜4までの最小公倍数が12で5までだと60とかそういうことでしょうか?
自分もそういうことじゃないかと思っています。
風水だと更に7までの420とか8までの840とか使ってた気もするんですが。

260Anonymous:2016/04/16(土) 05:41:35 ID:TwPC5O4E0
>>252
>肉体は5、精神は7、時間は12、というように、場合によって大事な数って違うと思います。

そこ面白そうですね。もっと詳しく説明してもらえますか?

素人考えですが、
3と4の和が7,積が12ってのも関係あるんじゃないかと思うんですが。
7と12がなぜ大事か、やはり3と4に秘密があるんじゃないでしょうか?

261Anonymous:2016/04/17(日) 04:59:39 ID:i1ccuyro0
>>252
>旧約聖書をヘブライ語原典でお読みになったことはありますでしょうか?

もしかして古典ヘブライ語を読むことできるんですか?もっとどんどん知識を披露していただけると嬉しいです。

262Anonymous:2016/04/21(木) 05:28:59 ID:ZnvguxME0
>>257
>円と相性がいい形が六角形である

なぜ六角形が円と相性がいいのか?
直感的に納得いく説明がなかなか思い当たらないけど、正三角形を
6つ組み合わせることでできる形だからってところか。

学校じゃπ=3.14ばっかり習って、それを使えば面積と円周が計算できる
ってことは散々叩き込まれるんだけど、それだけπと付き合っても
感覚的によくわからないんだよね。

例えば雪印のプロセスチーズ形、円を六等分した形をイメージする。
するとチーズ一粒の曲線部の長さは、直線部よりちょっと長い。
その長さはπ/3≒1.047倍、つまり約0.047だけ長いってだけのことなんだけどね。

πはチーズ3つ分(半円)を単位として導き出されているから、
1.047×3≒3.141ってだけのこと。
つまり円を分析・分解するときは、半径がキーになり、
その円を6分割してできる半径を一辺とする正三角形はとても
便利な図形で、その正三角形を組み合わせたものが正六角形
正三角形を考えるのが大事で、

263Anonymous:2016/04/21(木) 05:30:02 ID:ZnvguxME0
↑最後の行は消し忘れ

264管理人1★:2016/04/21(木) 07:28:46 ID:???0
>>204
Twitterの方に以下のレスをいただいていたのをまだ紹介していませんでした。

哺乳類の首の骨の数は概ね7。
5が五体満足で肉体を表す→性格的な部分が6→さらにその上の至高の精神の部分が7。
旧約聖書では特定の文字がある区間で7回、あるいは7の倍数回
繰り返されるよう計算して書かれています。

265Anonymous:2016/04/28(木) 12:37:08 ID:3Py2XgT20
7に関する書き込みを西洋魔術スレからコピペ

36 :Anonymous:2014/06/16(月) 00:44:24 ID:2O2nIYbE0
今ではイスラム教徒の生活って、ラマダンがあったり、宗教儀礼にやたら一日の時間が取られてしまって非効率って
思われているけど、実は現在の姿はギリシア正教に対する批判から効率化されたものであって、できた
当初は革新的なものだったらしい。

正教では8が聖なる数で、一日3時間毎、8回の祈りをし、1周間(正教では8日)が8回めぐった第8週は
復活祭の成就の週で、第7週が断食を行なう大斎ってことでムハンマドには正教徒が宗教の奴隷に思えた。
そこで一日の祈りの回数を5回にまで減らし、断食を年一回にまで減らしたとか。
http://diamond.jp/articles/-/54143?page=2

266Anonymous:2016/04/28(木) 12:38:36 ID:mH3Duk8E0
68 :Anonymous:2014/08/26(火) 11:15:00 ID:r0qtWLJY0
やっぱり一週間が7日って、生物にも自然にとっても不自然な周期だったんだね
http://gigazine.net/news/20140825-four-day-workweek/

69 :Anonymous:2014/08/27(水) 01:57:37 ID:Y.pEYsBo0
新月から満月になるまでの間隔が15日で生き物の体内リズムにもあう周期なんだが
それだと長すぎて便利じゃない、ってことからさらにそれを半分にした単位が一週間だからね。

70 :Anonymous:2014/08/27(水) 18:41:40 ID:g3raEyW60
全然違う。古代のバビロニア天文学における7惑星(他の恒星たちと軌道も周期もまるで違う「惑う」ような星)が
たまたま月の朔望月の約数にあたることからオカルト的なつながりができただけ。古代科学にはよくあること

>新月から満月になるまでの間隔が15日で生き物の体内リズムにもあう周期
意味不明。もしかして「たまたま2,3の生物種が概月リズムだから、生物全てもそうだ」とか思っちゃうひと?

267Anonymous:2016/04/28(木) 12:38:58 ID:mH3Duk8E0
71 :Anonymous:2014/08/27(水) 21:11:32 ID:ExvY9WJs0
なるほど、7惑星ってのは水金火木土天海?

72 :Anonymous:2014/08/28(木) 12:04:36 ID:776kyOw60
え、、概月リズムの生物って2、3種類しかないの?

73 :Anonymous:2014/08/28(木) 18:51:56 ID:oH5aZTLw0
>>71
水星・金星・火星・木星・土星・月・太陽の7つの惑星

>>72
さあね。オレが知ってるのは2,3種だけ。

268収功 ◆rpBJLiQIpc:2016/04/29(金) 12:19:52 ID:e9OPtPpw0
そういえば道教や現在では仏教でも重要な意味を持つ49日って7×7ですね。
そして易の64は8×8、何か意味があるのかな。

269Anonymous:2016/05/01(日) 03:54:19 ID:TlPZkNzA0
>>196-197
3と4については、中沢新一の『バルセロナ秘数3』が詳しい。

地図で見るカタルーニャは、じつにみごとな三角形をしているのだ。
--中略--
そのことは、不思議なことに、もう中世の錬金術師たちも気づいていたらしいのです。
ある錬金術師は、こう書いています。カタルーニャ、三角の土地、三の大地、とね。
--中略--
この土地は3という数のはらむ神秘の意味に、支配されるだろう。この大地から生まれ
でるものの産着には、かならずや3という数字のイデアが、こっそりと縫いこんであるだろう。
この国の幸運は、3が運んでくる。この国をおそうであろう不幸もまた、3がもたらすのだ。

270Anonymous:2016/05/01(日) 04:04:55 ID:TlPZkNzA0
--中略--
カタルーニャは何をやっても、いつも3という数字につきまとわれてきたような気がします。
カタルーニャ人のつくったこの国は、自分の領土を拡張しようとして
三度大きな戦争をしかけ、地中海とイベリア半島に確固たる勢力をきずきあげてきました。
でも、十七世紀をすぎると、その勢力にもかげりが見えはじめ、それにつづく三世紀は
不運と抵抗の時代にたえなければなりませんでした。
スペインにたいして、フランスのブルボン王家にたいして、そしてナポレオンの軍隊に
たいして、カタルーニャは三度にわたってはげしい抵抗の戦争をおこない、
そのたびに手ひどい傷をおったのです。
ここには三回も共和国ができかかったことがありました。
--中略--
でも、もっと不思議なのは、ここの国旗です
--中略--
あのストライプの数を数えてごらんなさい。9。3×3。
--中略--

271Anonymous:2016/05/01(日) 04:10:35 ID:TlPZkNzA0
どう考えても、そこには数のマジックが秘められているみたいです。
この国は3をかけあわせる算術のなかから、自分の歴史をつくりだすのだ。
この国旗はまるでそう言っているみたいでしょう。
それにこの絵にいっしょにデザインされている、龍を退治する聖ジョルディの
すがたにも、3を感じとることができませんか。
大地にからだをくっつけてはいまわる龍が底辺をあらわす2となって、
それにむかって馬上の聖ジョルディが垂直に立ち上がっている三角形をつくっているでしょう。
2+1=3
龍を退治する聖ジョルディを、街の守護聖人として選んだとき、バルセロナの人々は、
ひそかにそこに数の魔術をしのびこませたのだ、というのが私の考えです。
大地と自然の呪縛する力を2によってあらわし、そこに光をもたらす神の使いとしての聖者が1となる。
こうしてできた3を二度かけあわせて、カタルーニャはできあがる。
3がみずからの力だけでつくりだした自立の数が、カタルーニャを象徴するのです。
CATALUNYA。CATALUNYA。
なんという不思議でしょう。この国の人々は、自分の国の名前まで九つの文字を
よりあわせてつくったのです。
--中略--
秘数3。三位一体の3。
無数の3が自己増殖をとげていく。
私たちカタルーニャ人のたましいは、この国の土地のかたちと同じように三角形をしているのです。

272Anonymous:2016/05/02(月) 11:13:07 ID:O6Ca6fQU0
--中略--
その3は、4とのたえまない闘いをつづけてきたのです。
カタルーニャの3にたいする、スペインの4。
カタリ派異端の3にたいする、カソリックの4。
アナーキズムの3にたいする、スターリンとフランコの4。
三角形と十字架。
カタルーニャのたましいのなかでは、たえることなく3の神秘と4の神秘が闘いつづけてきました。
3の神秘がこの三角形の大地の上に、カタルーニャの世界を開き、きずきあげてきました。
しかし、その3はつねに4のもつ神秘の政治力におびやかされ、
それに抵抗するたびに、手ひどい敗北を味わってきました。
カタルーニャ人のすばらしい才能がつくりだしてきたものすべてのなかに、
3をめぐる数の神秘がやどっているように、私には思えてならないのです・・・・・・。
--中略--

273Anonymous:2016/05/02(月) 11:22:48 ID:O6Ca6fQU0
--中略--
3は現実をつくりだす力をひめている。
しかしあくまでも謙虚な3は、現実を超越したものがあることも知っている。
三角形の頂点は、自然である底辺に打ち込まれた超越の神の痕跡をあらわしている。
大地を象徴する龍にむかって突きたてられた聖ジョルディの槍は、
まっすぐに現実の世界ならぬものにつらなっている。
だが、3はそのためにけっして現実を否定しようとは思わない。
存在のほうへむかってたちあがろうとする力そのものを、この数字はあらわしている。
ところが4は……4は全体を、Wholenessを愛している……。

274Anonymous:2016/05/02(月) 11:30:35 ID:doE7eB6s0
このことは、すでに古代ギリシャのすぐれた知性たちが、はっきりと気づいていたことだ。
たとえば、エジブトのアレキサンドリアで最近発見されたピタゴラス派の古文書
『数と神との関係について』のなかにも、こう書いてある。

3について。この数はふたつの原初の数である1(これは男の数である)と2(これは女である)
との結婚をとおして、その力によってつくりだされ、産み出された結果である。
3は生命そのものであり、自分自身の力によって存在と運動をおこすすべてのものにかかわっている。
したがって3の相において、神は創造そのものであると同時に創造されたものであり、
創造者であり、また彼自身がみずからの原因となっている。

275Anonymous:2016/05/02(月) 11:34:35 ID:doE7eB6s0
4について。4は完全な原初の正方形をかたちづくる。
それはすべてのものの循環をあらわし、正しい平衡と比率をしめす数である。
4は神の正義の数であり、そこから神の全能がほとばしりでる。
なぜならば、あらゆるものについての完全な認識がないかぎり、
公正な裁きなどあろうはずもないからである。

276Anonymous:2016/05/04(水) 07:17:31 ID:NiFCe7yQ0
>>162
牡牛と竜(蛇)とか、龍虎とか
竜と鳳凰とか
シーパワーとランドパワーはどうかな
あと反宇宙とか

277Anonymous:2016/05/04(水) 12:55:11 ID:oV/OwqCw0
>シーパワーとランドパワー

地政学の事実上の祖マッキンダーはユーラシア大陸とアフリカ大陸は、マクロ的に見れば
一つの島だということで世界島と名付けた。
その中心に位置するのが、当時まだパレスチナだったイスラエル。
マッキンダーは、ヘレフォード大聖堂にあった中世のTO図(世界・外海を円で表し、
その円の中の上半分がアジア、左下四分の一円がヨーロッパ。右下がアフリカを表し、
上下を分ける筋がドン川と紅海、縦筋が地中海。で、TとOの字に見える)のTの字の
交差部分にエルサレムと記されているのを見つけた。

つまりランドパワーの象徴である世界島を分割する、海と川の交点がエルサレム。
これは他の十字とか六芒星と同じで、対立するものの交わるところに特殊な意味がある象徴と思ってもいいかも。

278Anonymous:2016/05/07(土) 02:49:47 ID:ZThhKp120
龍虎はなんかの象徴ってわけじゃない品ー。
龍と鳳凰なら、水と火と見ることもできるけど。
牡牛と龍も多分関係無い。

>あと反宇宙とか

反物質のこと?
物質と反物質がぶつかると対消滅が起きて大きなエネルギーを生み出して電磁波になり
物質は消える、んだから>>162の象徴的な話がもろ、現実の物理現象として起きているようなもんだね。

279275:2016/05/08(日) 15:58:37 ID:Oh4kwu0g0
続けます。

3は結婚とエロティシズムの数だ。
2と1とがひとつとなって、運動をまきおこし、世界をつくりだしていく。
このとき神は、自分自身のなかから、自分自身の力によって、世界をつくるのだ。
宇宙的オートノミーの数字。自己組織化する宇宙。その秘数が3だ。

280Anonymous:2016/05/08(日) 16:03:25 ID:3UMCvP2g0
だが、4には3がつくりだした世界にはなにかが欠けている、と感じられたのだ。
そこには運動へのうごめきと存在への意志はあるけど、正義と真理、
正しいプロポーションとバランスが欠けている。
存在しているもののあいだに循環やコミュニケーションをつくりだすきっかけが、ない。
3のおこなう認識は、けっして完璧なものとはなりえない、と4は考える。
3の結婚の幸福と、エロスの陶酔のなかにあり、生まれでてきたものや、
つくりだされたものや、現実のものにたいする愛にしばられているのだ。
しかし、そこからは人のつくる社会は生まれてこない。
結婚によって自分たちが産みだしたものへの愛を断念して、それをほかのものに気前よく
ゆずり渡していくことが必要だ。
かわいがってきた娘を手放して、それをほかの男にあげてしまうことができなければならない。
こうして、人間の世界には循環ができ、交換がはじまり、社会がつくられ、そのなかで正義が語られるようになる。
正方形の4が出現することによってはじめて、正しいことを正しいとして語ることのできる言葉が、あらわれる。
4にもとづく認識は、こうして世界の全体をつかみとろうとするだろう。

281Anonymous:2016/05/08(日) 16:08:39 ID:Oh4kwu0g0
ところが、キリスト教の神秘家たちは、3と4との緊張を、もっと深いレベルまで
掘り下げて考えようとした。
キリスト教は、生命をもって動いていく世界の本質を、3という数字によって説明しようとした。
父と子と聖霊の三位一体から、すべてが生まれ、存在し、動いていく。
3は存在の秘密をにぎっている数なのだ。
だが、その3の奥には、さらに神秘的な数4が隠されている。
父のつくった子は、むざんにも十字架にかけられて死んだのち、復活をとげた。
その十字架の秘跡がしめすもの、それが4に隠された神秘だ。

282Anonymous:2016/05/08(日) 16:13:54 ID:3UMCvP2g0
十字架は啓示をあらわす。
この世ではひとつにまじわりえないものが、十字架の交点で瞬間的に、
火花をちらしながら、ひとつにまじわるのだ。
犯罪者を処刑するための、まがまがしい刑具が、神秘のヴィジョンの象徴に変貌する。
あい反するものどうしが、十字架の交点でクロスシャッセをおこす瞬間に、
この世に神が裸の状態であらわになる。
神秘家だけが、その瞬間を知ることができる。
彼はこのとき地面にたたきつけられるような感覚のさなかに、
おそるべきものの出現を「見る」のだ。
4がその瞬間の、鍵をにぎる数だ。

283Anonymous:2016/05/09(月) 03:24:28 ID:lXM29LPY0
3は産み出し、4はそれをおそるべき沈黙と無のまえに誘い出す。
十字架の交点にとびちるハレーションのなかに、いっさいの言葉が吸い込まれていくのだ。
--中略--
膨大な『神学大全』を書きついできた、聖トマス・アクィナスは、ある日、突然この秘跡にみまわれた。
神の無限をたたえるために、あれほどたくさんの言葉をついやしてきた彼が、
このときを境にして、言葉を失っていったのだ。
聖トマスは、キリストの神の4を「見て」しまった。
それを「見て」しまったトマス・アクィナスは、以後いっさいものを書かなくなってしまった。

284Anonymous:2016/05/09(月) 03:30:15 ID:iBubzE3Q0
--中略--

キリスト教の神秘の数4は、エクリチュールの極北、その消滅点でもある。
存在の秘密と生成の神秘をつづってきた筆が(そのときまで筆は
秘数3の魔力をいきてきた)、その瞬間にストップする。
そして、聖トマスは、白痴のように夕日をみつめながら微笑みのなかに死に、
パスカルは数学と化学を捨て、ランボーはアビシニアの荒れ地に消えていった。

285Anonymous:2016/05/09(月) 03:34:11 ID:iBubzE3Q0
おそるべき数4。4は3を手なずけ、囲い込み、その言葉をうばう力さえもっている。
ほがらかに産み出す3。威厳にみちた4。
ずぼらで野放図な数3。4はそれを組織し、管理する。
ヨーロッパのたましいは、3と4との緊張をたえずかかえこみながら生きてきた。
神は現実のなかに生まれてあるもののなかに宿っているのだと3が言えば、
4はその神はほんものではないと言い、神を「見る」瞬間のおそるべき体験について語りだす。

286Anonymous:2016/05/09(月) 03:38:30 ID:iBubzE3Q0
しかし3は知っているのだ。この世の権力者たちがその力を得ているのは、
秘数4のはらんでいる魔力からなのだと。
この世の権力は4のしめす威力の陰にたてこもる。
詩人が沈黙し、神秘家が白痴となるその同じ場所に、
この世の権力は「全体と正義」のみなものを発見しようとした。
そして、3を自分のなかにおさえこもうとするのだ。
だから3は抵抗をつづけたのだ。
彼は4の偉大さを知りながらも、その権威の前に屈服することの危険をも知っていた。
--中略--

287Anonymous:2016/05/09(月) 03:45:26 ID:iBubzE3Q0
バルセロナの輝きは、秘数3にたいするそのあこがれと、忠誠のなかにみいだすことができる。
ここは秘数3の魔力を吹きこまれた都市なのだ。
街は、そのためにたえざる闘いを強いられてきた。
カスティリア・スペインの4。イザベラ女王の4。カソリック教会の4。
ハプスブルク家とブルボン家のかかげるぶよぶよした4。
皇帝ナポレオンの4。フランコのファシズムとスターリン主義がはびこらせた、
あらゆるタイプの全体主義の4。
異端糾問と軍隊と十字架によって武装した、おびただしい数の4の亡霊たちが、
(そう、それは秘数4のまずしい亡霊にすぎないのだ)、3の生命を包囲する。
3は闘い、傷つき、またたちあがる。
フランスからやってきた中世の錬金術師が予言したとおり、
バルセロナは3のはらむ神秘な運命を生き抜いてきた。
ヨーロッパのたましいのなかにひそかに生きつづけてきた秘数3は、
おおらかな太陽と澄んだ空気と水を得て、この街ではじめて自分の夢を実現した。

288Anonymous:2016/05/09(月) 03:54:46 ID:iBubzE3Q0
--中略--

アントニオ・ガウディはドラゴン(龍)のモチーフにとりつかれていた。

--中略--

龍は大地からたちあがる自然の力だ。それは渦を巻き、うねりながら、
この世界にわきおこってくる。
聖ジョルディは、その龍に槍を突き立てることによって、無分別に
たちあがろうとするカオスを、美しい生成の力につくりかえた。
ピタゴラス派の神秘家が、数字3のなかにみとめた、2と1の結婚による
自然の想像力の秘密が、そこにある。
ガウディは建築する聖ジョルディとして、おそるべき龍にたちむかう。
槍で突き殺すのではない。
金属や土や色レンガにかたちをあたえることによって、
やさしく龍を出現させるというのが、ガウディのやりかただ。
--中略--

ガウディにあっては、聖ジョルディの槍は、龍を突き刺すためにではなく、
それを不可視の空間からこちらの世界にひきだすための誘惑者として、
するどい光を放つのだ。

289Anonymous:2016/05/10(火) 02:39:44 ID:oboRtbDA0
--中略--

その尖塔を四本並べたてたとき、ガウディはその圧倒的な3の力を、
おおいなる4のイデアのなかに、組み込んでしまおうとしたのである。
生命の力を象徴する塔は、天にむかって高く伸びあがっていく。
尖塔の伸びゆくそのさきに、ガウディはエネルギーのみなもとである太陽ではなく、
キリスト教の神を見ようとしていた。
3のおこなう自然のオートノミー的な認識を、4の力によって完成するために、
彼はファサードの全体構造を秘数4のもとに、統一した。

--後略--

290Anonymous:2016/05/10(火) 02:46:19 ID:oboRtbDA0
--前略--

(1+2+3+4)2 = 100
3×3 = 9 (=10-1)

「ここには人間のたましいの謎のひとつを解く、重要な鍵が隠されています」

--中略--

291Anonymous:2016/05/10(火) 02:50:54 ID:oboRtbDA0
--中略--

奥底ではたがいに微妙な差異しかもっていなかったものどうしが、目に見えるものの世界、
歴史をつくるものの世界にあらわれると、もはやおたがいのあいだにつくりだされていた
霊妙な関係も忘れて、激しく対立しあうようになる。
そのために政治的な場面で、3と4はたがいの覇権をあらそって、
たくさんの血を流すことになったし、宗教における3と4も、おたがいが
じぶんこそ真実であるといって、相手をののしりあってきました。

--中略--

その微妙なるものどうしのたたかいが、この数式に表現されているのです。

--中略--

292Anonymous:2016/05/10(火) 02:58:44 ID:oboRtbDA0
1+2+3+4=10 の平方をあらわす、はじめのほうの式は、
遠い昔のギリシャで、ピタゴラス派の哲学者によってみいだされ、
中世のヨーロッパで神と宇宙の真理をしめすものとして、
あのニコラス・クザーヌスが再発見した、世界の「4による一性」をしめす数式です。

この式は秘数4の力に支配され、その神秘に突き動かされてきた、
この世のいっさいのもののたましいのかたちをしめしています。
4はいっさいのもののたましいのかたちをしめしています。
4こそが、神とその神が創造した世界の秘密に触れている。

そればかりではなく、「4による一性」を考えた人々は、
純粋にして単独な一性をしめしている神と精神が、
数4をもとにしてじぶんを展開してくるなかから、
この宇宙のいっさいがつくりだされてくる、と考えたのです。

293Anonymous:2016/05/10(火) 03:08:26 ID:dfpj7F2I0
--中略--

数4の神秘説では、いうまでもなく数1が、もっとも純粋で、
もっとも基礎的な一性(unitas)だと考えられていましたが、
この数1は、1、10、100、1000の四つの数を「四つの一性」として、
じぶんのなかから展開してくるのだ、という「発見」をしたのです。

この四つの数はどれもが統一性をもっています。
なぜなら、10も100も1000も、数1をもとにして、秘数4をなかだちとする
算術によってつくりだされてくるものとして、2とか3とか4とかのような、
1からの自然な加え算によってできてくる数とは、ちがう質をもっているからなのです。

294Anonymous:2016/05/10(火) 03:08:40 ID:oboRtbDA0
10についてみてみましょう。
この数は、1+2+3+4=10として生成されます。
10は4を展開の原理としながら、つぎのレベルの一性をつくりだすためのベースをつくるのです。

100はつぎのようにして生成してきます。
10+20+30+40=100 これは10をベースとなる第二の一性と考えたときの算術です。
でも、これは秘数4をもとにした展開の原理によってもつくりだすことができます。
それがこの数式です。
(1+2+3+4=10)2 =100

1000をつくりだす原理も同じです。
10の立方数として、第四の一性をつくればいいんですからね。

295Anonymous:2016/05/11(水) 13:02:37 ID:/oh4nEkQ0
--中略--

クザーヌスのような哲学者が、数4の魅力にひかれていた理由は、はっきりしているでしょう。
ひとつには、その数がピタゴラス派の神秘説でも、カバラの数秘術においても、
宇宙の完全性や全体性をあらわす力をひめていたからです。
それにもうひとつのもっと大きな理由は、ぼくたちの生きている世界にかんする
幾何学が、点と線と面と立体の四つをもとにして、ただその四つだけを
もとにしてつくられている、ということに関係している、と思われます。

点は世界の構造を記述するための幾何学の、出発点をなす「一性」です。
線はこの点の展開として生まれてくるものですし、
面はその線の平方として、また立体は面の展開として、
また線の立方としてつくられます。
そして、ぼくたちが肉体をもって生きているこの物質的世界においては、
点が自己展開していくすべての可能性は、この四つでつくされてしまうわけです。

296Anonymous:2016/05/11(水) 13:08:35 ID:/oh4nEkQ0
ぼくたちの宇宙が、どうして空間の三次元と時間をいっしょにした四次元で
つくられているのかは、いまも多くの物理学者たちを悩ませている、巨大な謎です。
この宇宙が四次元の構造をもっていなければならないという、決定的な理由などはないのです。

どうしてもそれに理由をあたえたいのだとしたら、
もしも宇宙がクザーヌスの考えたような「四つの一性」をもってつくられていなかったとしたら、
いまある物理法則のすべてがそのなかではなりたたなくなる、
ということはいまこうしたある人間なるものも、宇宙のなかには発生しえなかった。

しかし、神はじぶんの似姿として人間をつくりだしたのですから、
神が人間の精神をとおして、じぶんの純粋なる一性を展開しようと
お望みになったのだとしたら、神がこの現実の宇宙に四次元以上の
展開の余地を残さなかったのもうなずける、とでも考えるしかないでしょう。

297Anonymous:2016/05/12(木) 14:29:21 ID:W4ZjyT9A0
--中略--

秘数4の体系は、そののち北方に展開した神秘的な思想のすべての底流をなしています。
ロバート・フラッドの宇宙論。薔薇十字会の神秘主義。
3をもとにしたニュートンの色彩論に対抗した、4をベースにすえたゲーテの色彩論。
ヘーゲルの『精神現象学』。ハイゼンベルクとパウリの量子力学にも、
その思想的なバックボーンとしての秘数4をみいだすことができるのです……。

298Anonymous:2016/05/12(木) 14:33:23 ID:W4ZjyT9A0
たがいに対立しあうものが火花を散らして一致する瞬間をもとにして、
つくりだされてくる世界。
そこでは十字架の秘跡は、「対立するものの一致」の平方数を
象徴するものとして、とらえられてきました。
4による宇宙の生成。4を原理として展開される世界のもつ統一性や全体性。
でも、もっと深くたちいって、この世界のなりたちを調べてみると、
ぼくたちは意外にも、この秘数4による世界が、
じつは「2にして1」をもとにした二 - 一体の原理を、
その奥底に隠しもっていることに気づくのです。

299管理人1★:2016/05/14(土) 07:47:30 ID:???0
>>195
Twitter側に以下のレスがありました。

>前後左右上下の六方向に中心を付け加えた数というのもあるでしょうね。

300管理人1★:2016/05/14(土) 07:49:57 ID:???0
曜日(七曜)は、カルディアンオーダーがら生まれたものです。
昼間を12分割、夜間を12分割してアワールーラーを
カルディアンオーダーに従って割り付けて行くと、
1日の最初のアワールーラーに土日月火水木金のサイクルが得られます。

もっとも、ピタゴラス音階でダイアトニックな七音にカルディアンオーダーで
惑星を割りつけたでしょうから、音律が係わってないこともない、とは言えます。

301Anonymous:2016/05/14(土) 23:52:30 ID:xzxKdvvg0
クザーヌス的な宇宙で、どうして1は秘数4の原理をとおして、
10をつくりだしてみようとしたりしたのでしょうか。
その10はまたどんな情熱につき動かされて、みずからの展開と
しての平方数100を生み出そうなどと思ったのでしょう。

それはあの「一性」自身が、自分の外に自分を投射したいと欲望したからにほかなりません。
「一性」は、自分を外に展開してみて、そこから自分のほんとうの姿を
憶測したり、認識したりすることによって自分をよりよく知りたいと願ったのです。
ですから、クザーヌスの宇宙では、純粋なunitasは、
いつも自分の外に、「一性」にとっての「他者」を展開しようと身構えている、
ということがわかってきます。

ですから、1が10に、10が100に、その100が1000にと展開してくる、
例の「四つの一性」の展開全体が、神と精神の一性にとっては、
他者をたえまなくつくりだしてくる運動にほかならないわけです。
ということは、秘数4をもとにしたこの全体性の宇宙は、「一性」のなかから
「他性」をたえまなく生み出していく「一性-他性」の構造の繰り返しとして、
重層的につくられている、ということになるのではありませんか。

302Anonymous:2016/05/14(土) 23:59:10 ID:xzxKdvvg0
秘数4の宇宙の生成原理は、1が2であり、2が同時に1であるという二 - 一体のものだったのです。
キリストの両手を釘に打ちつけたあの一本の棒に秘められた、両端をいっきに結びあわす
「2にして1」の原理を平方し、十字架に組み合わせる行為の繰り返しと積み重ねのなかから、
北方ヨーロッパ的宇宙の全体がつくりだされる。

ヘーゲルはキリスト教のたましいのもっとも美しく純粋な核心部が、
一性から他性をたえまなく生み出す、弁証法的な運動のなかにひそんでいる、
と書いていますが、そのとき彼は精神の現象学の女神デメーテルが、
ピタゴラスの秘数4にほかならないことを、はっきりとみぬいていたはずです。
それどころか、現代の構造主義ですら、みずからの守護神たる
バイナリー・オポジション(二項対立)原理をとおして、
このような4の魔力のもとに、たましいの構造を科学しようとしているのです。

303Anonymous:2016/05/15(日) 11:22:41 ID:jK7k6Kj60
ところが、秘数3を生きるたましいにとって、もっとも不可解なものこそ、
秘数4の宇宙が出発点におく、その「一性」のなりたちにほかならないのです。

4の魔力にとりつかれたものたちは、神の統一性というものを、
ただひとつの本性をもつ統一的で単一な構造体としてとらえています。
これは、砂漠を放浪するユダヤ民族の頭脳にひらめいた、
あの超越する神をめぐるモノティズム(一神教)の思想を、
ラテン教父たちがもっともシンプルなものへと、変貌してしまった。
ラテン教父たちは、砂漠を放浪するユダヤ民族の頭脳にひらめいた、
あの超越する神をめぐるモノティズムの思想を、彼らが知っていた
もっともシンプルで、もっとも貧しい哲学の概念で理解しようとしました。

304Anonymous:2016/05/15(日) 11:23:17 ID:jK7k6Kj60
そして、それが大きな分かれ目だったのです。
ヨーロッパに発達したあらゆる哲学、あらゆる科学、あらゆる技術が、
この単一なる構造をもった絶対者の考えに呪縛されてきました。

量に換算できるエネルゲイア。一性 - 他性の弁証法がつくりだす単調な世界の構造。
ユニバーサルなものが実現されるという錯覚につき動かされた、
ミッションへの衝動。そして、伸縮自在な「一性」のメフィスト的化身である貨幣。
秘数4は、地球上のあらゆる場所で勝利をおさめてきました。
単純さと内容の貧しさとひきかえに、4は地球の制覇を果たしてきたのです。

--中略--

305Anonymous:2016/05/15(日) 11:37:17 ID:vQDDne2s0
秘数3にとって、宇宙の本性がそのような抽象的な単一性で
塗り固められてしまうことほど、たえがたいことはありませんでした。
地中海の乾燥した空気がつくりだした砂漠とその沿岸の都市に
生きたキリスト教の思想家たちは、ローマのキリスト教帝国と
ともに拡大する秘数4の支配にたいして、ラジカルな抵抗をつづけたのです。
彼らは、4の魔力にたいして、三位一体論の奥義をもって、
たちむかっていったのです。

306Anonymous:2016/05/15(日) 11:41:21 ID:jK7k6Kj60
秘数3の思想家たちは、神は一つの本質とか本性とかではなく、
つねに「父と子と聖霊」の三つのペルソナ(位格)をとおして、
統一されていることを強調しました。

この世界からは隠されている神、超越の神は、みずからの
ありあまる存在をエネルゲイアとして、ぼくたちの世界に
あふれださせてくるのですが、そのエネルゲイアは
けっして4が考えるような単純な実体の流れなどではなく、
つねに三つの位格をとおして輝きだしてくるものなのです。

307Anonymous:2016/05/15(日) 11:49:47 ID:vQDDne2s0
ひとつのものが三つに区分されていたり、三つのおたがいのあいだに
関係のない複数のものがあるというのとは、わけがちがいます。

ここでは、3は永遠の多様性を象徴しています。
三つのペルソナのどれひとつをとっても、ほかのものに置き換えたり、
還元したりすることは、不可能です。
また位格のそれぞれは他と対立しあうこともなく、他が
設定されるたびに自分も生まれ、おたがいにさえぎるもののないまま
たがいに相違している、そういうあり方で、絶対的な統一を
絶対的な多様性のなかで、展開してみせるのです。

308Anonymous:2016/05/15(日) 11:50:40 ID:vQDDne2s0
それは完全な多様性として、みずからをあらわす神が、その三つの位格のまま
ひとつであることを望んでいる、そのダイナミックな超越の運動そのものにほかなりません。

彼らにとって3はたんなる数ではありませんでした。
それは二 - 一体の宇宙を乗り越え、思考の単純さから神を救い上げる、ひとつの奥義なのでした。

地中海の教父のひとりはこう書いています。
「二つで一つという関係は超克される……三一体こそ、豊かで安定した完全なものである。
なぜなら、三一体にして、はじめて二一体の構造が乗り越えられるから」

309Anonymous:2016/05/19(木) 13:23:43 ID:vDkH1roU0
キリスト教のなかで深められた秘数3の奥義。
それは思考のなかから、ひとつの本質とかひとつの源とかの幻想を、
ふきとばしてしまおうとします。
三つのペルソナを通して顕現する神は、けっしてひとつの本質で統一されて
いるわけではありません。
そして3をもとにしてつくられる世界、3×3の世界は完全性10マイナス1を
あらわすものとして、単純な1による統一を否定しつづけるのです。
多様なものの統一としての、パラドキシカルな調和のうちに、
燃える柴となってあらわれる神……。

310Anonymous:2016/05/19(木) 13:25:44 ID:vDkH1roU0
弁証法などいらない。
4の原理がつくりだすという、全体性も幻想にすぎない。
完全さは、自分の本性をつつみこみながら、それをたえずのり越えていく
三位一体の統一のなかにこそあるのだから。

311Anonymous:2016/05/19(木) 13:29:11 ID:vDkH1roU0
キリスト教はだから自分の内部に、秘数3と秘数4とが演ずる、微妙な
差異のたたかいをかかえこんできたと言えるのです。
このたたかいでは、奥義めいた3の思想は、いつも4の単純さに押されぎみでした。
じっさい秘数3の奥義を体得するのは、なみたいてのことではありません。
3には苦行が必要なのです。
ところが、4は単純な哲学的概念に、燃える柴の神の奥義をゆずりわたすのとひきかえに、
思考にとって口あたりのよいあののっぺりとした、抽象的な単一性を手にいれ、
それによってカソリック(普遍性)にむけての進撃を開始することができたのです。

312Anonymous:2016/05/19(木) 13:46:49 ID:vDkH1roU0
--中略--

秘数4は、自分のなかに、多様性を圧倒して、それを統一性のもとに
ゆだねる権威主義への萌芽を、原理的に宿しています。
ところが秘数3には、それは思いもつかないことなのです。
ひとりひとりの人格は、三位一体としてつくられています。
ですから、それはもともと絶対的な多様性として、ほかのなにものにも
還元できない自立性や単独性をそなえているはずです。
こうして、3は自分を包囲する4との、終りのないたたかいに
たえなければならなくなったのです。
政治において、哲学において、宗教思想において、技術において、秘数3と
秘数4とが世界の奥義においてくりひろげている、霊妙にして微妙な
たたかいは、流血や死をともなる「目に見える世界」のがさつきわまりない
争いすら生み出してきましたが、そんな争いも、その発端のところでは、
気づくか気づかないかわからないくらい微妙な差異にすぎなかったものなのです。

--後略--

313管理人1★:2016/06/19(日) 16:56:28 ID:???0
>>274
Twitter側にレスいただきました。

プチ補足☆正確には、奇数は男性ではなく男性「性」、偶数は女性ではなく女性「性」を
表し、それぞれ男女双方に備わっています。男性「性」は拡散エネルギー、女性「性」は
形成エネルギーで、男にも女性「性」があり、女にも男性「性」があるのです。

314Anonymous:2016/07/11(月) 04:37:55 ID:26teqGy60
>>277
谷川渥の『幻想の地誌学』で円と地図に関する論考があった

球ないし円は、少なくとも古代ギリシア以来、宇宙を統べる基本形であり続けてきたといっていい。
いや、マンフレート・ルルカーの『象徴としての円』(1981)によれば、円は人類の思想、
宗教、芸術のあらゆる領域にわたって驚くべきほどの支配権をふるっている。
いずれにせよ、ガリレオ、ケプラー、デカルト、ニュートンもすべて
宇宙を球とみなし、星を円軌道において見たし、コペルニクスも
円軌道を観測によって発見したというよりは、むしろ「円のドグマ」への
絶対的信仰によってその観測結果を導き出したといったほうが、
どうやら真相に近いらしいのである。

中略

315Anonymous:2016/07/11(月) 04:46:06 ID:26teqGy60
フラ・マウロの世界地図(1496)の左下方に、とはつまり「世界」の外に「楽園」が描かれている。
この地図に関して、オーストラリアの作家ジェイムズ・カウアンが、
『修道士マウロの地図』(1996)という本を書いている。
ヴェネツィアのムラノ島の修道院で世界中からやって来る情報を蒐集しながら
世界地図の製作に打ち込んだフラ・マウロのの述懐というかたちで、地図の完成
までを小説化したものである。
中略

316Anonymous:2016/07/11(月) 04:48:49 ID:C8orBQNo0
マウロの「地図」は、しかし狭い空間のなかに閉じこもって肥大した想像力の産物である。
それはいわば彼の「幻想」のかたちである。
中世の「世界地図(マッパ・ムンディ)」の伝統を継承しているが、しかし印象はかなり違う。
最大の特徴は、南が上に来ていることで、これはイスラム世界の習慣を採用したものらしい。
マウロはポルトガルのアルフォンソ五世の依嘱により地図製作を続けたが、
王はイスラム圏のものを含む多くの海図を彼に与えたようである。
マウロの地図において、イェルサレムはもはや世界の中心ではない。
大西洋とインド洋の位置も地中海のかたちも正確である。
中略

「地理」はあたうかぎり正確を期したけれども、「地誌」のほうはイタリア的幻想に身を委ねたのだ。
そして、この「世界」の外に円形の「エデンの園」が描かれている。
中略

317Anonymous:2016/07/11(月) 04:51:26 ID:26teqGy60
「楽園」は、どの場合も円形をしている。
アダムとイヴの子孫たちは、いずれ完全な円形を求めて海の彼方へ、
あるいは空の彼方へ旅立つことになるだろう。
彼方なる「島」は、あの失われた「楽園」の再来のように円形のユートピアとして構想されるだろう。

318Anonymous:2016/07/19(火) 01:12:22 ID:byKsEsco0
象徴天皇って象徴としての日本国とイコールなわけだから、譲位、退位、崩御って
象徴的な世界とか霊界では巨大イベントだよね。
昔、猪瀬直樹が『ミカドの肖像』で昭和天皇崩御から元号が平成になるまでの空白を書いて
一躍注目されたのを思い出した。

荻上チキの番組で、原武史が解説者として呼ばれているけど、国家と法と天皇について
論点が分かりやすいのは当然として、皇族が毎日一般人がまったく見えないところで古来からの
儀式を仕事としてやっている話とか思しろい。

天皇陛下が生前退位の意向を示される。改めて知る『象徴天皇』とは?
https://www.youtube.com/watch?v=KIAk0W6QBI4

319Anonymous:2016/08/03(水) 12:36:57 ID:jYSsHweA0
これは人類史を塗り替えるとまでは行かなくても、文字の起源に大きく近づくことにはなりそう

http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/060100194/
古代人は「絵文字」を使っていた?欧州の洞窟壁画に残る幾何学的な記号の謎に迫る

>ヨーロッパの洞窟に描かれた躍動感ある壁画は、多くの考古学者の研究心をかき立ててきた。
>その一方で、こうした絵の脇に添えられることがある単純な幾何学的な記号に注意を払う研究者はほとんどいなかった。
>カナダのビクトリア大学博士課程在籍中の古人類学者ジェネビーブ・フォン・ペツィンガー氏は、これらの記号を詳しく調べ、
>氷河期のヨーロッパ人は3万年もの間、たった32種類の幾何学記号しか使っていなかったと報告している。そして、これらの記号が情報の伝達手段として用いられていて、文字発達の長い歴史の原型となったのではないかと考えている。

>「異なる地域の間で同じ記号が使われていたということはつまり、私たちの祖先が何らかのシステムを
>持っていたということだと考えました」。さらに、フランスの壁画からわかったように初期の頃から
>多様化していた幾何学記号が、ヨーロッパ全域で繰り返し使用されていたことも明らかになった。
>このことから、現生人類はヨーロッパへ到達するはるか以前、おそらくは人類の起源であるアフリカにいた頃に、
>これらの記号を発明していたと考えられる。

320Anonymous:2016/08/28(日) 06:48:57 ID:Q5SQebeQ0
>>283
中国人がシンゴジラをどう深読みするか気になる

321Anonymous:2016/09/09(金) 23:37:04 ID:epbZsCLg0
フロイトって今は批判されることが多いけど、精神分析の歴史ではやはり一番の巨人だと思うね。
ユングどっちを支持?みたいなことを言ってる人もよく見るけど、
フロイトって何もないところにゼロからいろんな話を創りだしたところが一番凄いわけで、
先行者と後継者を比べてもあんまり意味がない。

フロイトっていう叩き台が無ければ、現在もてはやされている多くの思想自体生まれなかった
わけで、言わばオオゲツヒメのように自分自身の説はイロモノ的なものと見られて
残らないけど、タネ、苗床として現代思想自体を生んだと言える。

彼の時代は今じゃ想像できないぐらいあらゆる情報が不足していたんで、
こじつけの天才みたいにならざるを得なくなり、それゆえに実証万能の
現代科学では哲学者という位置づけになったり、現代思想の領域でばかり
評価されるけど、20世紀初頭という時代的制約はどうしようもないわけで。

彼について特に評価されるべきは仮説を立ててモデル化し、そしてスキャンダラスな説を
表立って発表できてしまうところだろう。
彼の宗教・神話への知識を見ても、多分秘教的な人脈につながっていたんだろうことは推測できる。

322Anonymous:2016/09/21(水) 06:43:15 ID:pY6fW8g.0
フロイトってユングと違ってアウトサイダーだったんだよね。
ユダヤ人だったせいで大学にいられず、町医者だったし

323Anonymous:2016/09/27(火) 11:58:06 ID:wnEwYtds0
フロイトに関しては、フーコーの『言葉と物』のこの指摘が一番重要っぽい。

「他のだれよりもフロイトが、人間についての認識をその文献学的で
言語学的なモデルに近づけ、しかも、肯定的なものと否定的なもの
との分割を根源的に消去しようと企てた最初の人でもあったことを思いおこすとき、
いかに彼が、機能、葛藤、意味の用語による分析から、
規範、規則、体系の用語による分析へという移行を予告しているか、納得できるであろう。

こうして、その内部において、西欧文化が一世紀をかけて人間に関する
ある種のイメージをつくりあげた、この知全体は、だからといって
その基本的配置からでることなしに、フロイトの作品のまわりで展開するのである。」

この部分だけ読んでも何のことやらだろうけど、
取りあえず解説しとくと、フーコーは19世紀以降の人文科学の歴史を3段階(3つのモデル)に分けている。
1. 生物学的モデル: 機能の用語で分析
2. 経済学的モデル: 人間&人間の活動は葛藤の場所
3. 文献学的&: 隠された意味を解釈し発見する
 言語学的モデル: 意味する体系を構造化して明らかにする

で、2→3への移行に大きな役割を果たしたのがフロイトだってこと

324Anonymous:2016/10/05(水) 06:58:11 ID:z/4hmV8U0
トランプ人気って結局のところトリックスターとしてだと思う
ヒラリーはそこを理解し損ねると負けるだろうな

325Anonymous:2016/10/07(金) 07:24:31 ID:qWsDe1v.0
全然タイプは違うけど、坂本龍馬もトリックスターだったから人気があるんだと思うね。

326Anonymous:2016/10/08(土) 21:56:52 ID:ZWNLc4eM0
ロックフェラーの後継者U2のボノがトランプをディスりまくった話がちと気になる。
トランプが東部エスタブリッシュメントにとってそれだけ邪魔な存在ってことというか。
トランプがニューヨークの金融資本勢とアメリカの軍需産業群と全面戦争しているところは評価できるんだよね。
今までそんなことやって当選できた大統領一人もいなかったし。

327Anonymous:2016/10/13(木) 00:50:36 ID:G5AOVbj20
トランプは軍需産業と対立してないと思う
軍の一部から支援されてるし

328Anonymous:2016/11/09(水) 23:21:03 ID:GW.gbQIw0
>軍の一部

DIA(アメリカ国防情報局)だね

329Anonymous:2016/11/10(木) 11:07:25 ID:CODR/V8U0
オバマ政権でアメリカ軍の予算は削られまくった。
実は諜報活動っていうのはやたら金がかかるんだけど、事情を知らない人間からすると無駄に見えてしまう。
通常、外部の民間会社に調査を外注したり等、膨大な費用がかかる。
そういうことがどんどんできなくなって、米軍は世界で何が起きているのかわからなくなってきていた。

DIAがトランプを支援するのも当然だと思う。

330Anonymous:2016/11/13(日) 12:21:18 ID:hzHU0tcM0
神話って結局なんなんだろうね。神とは何かという疑問にも通じるかもしれないけど

331Anonymous:2016/11/18(金) 02:16:43 ID:XXiQUdUM0
民族のアイデンティティー、履歴書、出生証明書

332Anonymous:2016/11/18(金) 12:26:25 ID:/.Y0Uk9k0
個人にとって、幼少期の記憶ってのは自我の根幹なわけで、
DNAとこの幼少期の記憶(経験・考えたこと)とが死ぬまで
行動の底流というか根っこにあって、行動指針に強く影響し続けるんだと思う。
その幼少期がないと、ブレードランナーのレイチェルみたいな
人造生命で後から記憶だけを植え付けた存在になってしまうのでは。

民族で考えると、人口民族アメリカ人には神話が無かったのが
それじゃやっぱり落ち着かなかったのか、人々を国につなぎとめて
まとめるのに不都合が多かったのか、後にオズの魔法使いが
アメリカの神話という扱いをされることになった。

あくまでアメリカ白人のための神話が必要だったということで、
単に神話に文化的な意義しかないんだったらネイティブ・アメリカンの
神話で用が足りたはず。

333Anonymous:2016/11/19(土) 14:50:44 ID:21onXwIU0
>神とは何か

これは主に一神教の神についてだけど、先に人間とは何かを考えた方がわかりやすい。
人間とは、制約の中で生きる存在。
時間的にも、空間的にも、能力的にも。
それに対して万能なのが神。
ヨーロッパの文化というのはそういう大前提の元にできている。

335Anonymous:2017/03/03(金) 22:13:18 ID:b7yc/BKQ0
漢字って、中国人にとってと日本人にとってとでは結構違うと思うんだけど、
そういうことについて書いた本って何かないかな?
文化的な解説でもいいけど、どっちてかというと脳科学とか方面で
そういうのも象徴の理解にとって大事だと思うんだけど

336Anonymous:2017/03/04(土) 05:42:35 ID:Fnby7OCk0
中沢新一の『イコノソフィア』の解説がそんな感じのこと書いてたよ。
どっちかというとアルファベットとの比較だけど、ひらがなについても書いてるし。

中国を訪れたフランスの農民哲学者ミッシェル・セールが、すべての土地を
耕し尽くしてしまわれた中国の土地を見て驚いて、ちょっと考察するんだけど
著者の中沢新一は実はそうではなくて、それは漢字文化と根が同じなんじゃないかと語り始める。

彼いわく、

漢字によっておおいつくされたこの意味の世界には、言語的な知性のおよびつかない藪地も
森も林も残されていないように思えるではありませんか。あらゆる森羅万象が漢字の形象で
表現され、まるで田畑が耕されるように、「意味」の大地の上を耕しつくしているように
思えるわけです。しかし漢字は、ヨーロッパの農民たちが感じていたものとはまったく
ちがったやり方で、「意味」の大地を耕していたのです。

337Anonymous:2017/03/04(土) 05:55:39 ID:Fnby7OCk0
ヨーロッパの思考は、言葉をとおして、その場にないものを音声がその場に直接呼びだして
これるという形而上学の神話にかけてきました。言葉がその場にないものを呼び出す力を
もっている点に、彼らは注目したわけです。

もうひとつの点。アルファベット言語では、人間の身体の運動に直結した複雑な生体の
メカニズムの森に直結したものに対して、言葉がそれを抑圧していくような機構となって
働きだすことにある。ここから、たとえばヨーロッパの農民たちが感じていたような、
農耕の作業と言語的知性の働きのなかにはパラレルなものがあるという感性も生まれてきます。
彼らにとっては大地を耕し、「意味」の世界をカルティヴェートする行為は、言語の秩序、
神の秩序を現前させてくると感じられる。人間の耕作の行為(カルチャー=文化)が、
世界の背後にあってそれを支えていると思われる秩序の力の現れを保証する。そして同時に
それは森や藪地を隠蔽し、伐採し、抑圧していく。農民の感覚はその両方のバランスを
保つために、森や藪地を残そうとする。そこではアルファベット言語と、つねにその周辺や
深層に耕されつくさない森や藪地を残していこうとする詩的な衝動が結びついている。
つまり、アルファベット言語においては、詩的な衝動はその言語のもつ強力な抽象性と
深いつながりをもっていることになります。

338Anonymous:2017/03/04(土) 06:01:51 ID:Fnby7OCk0
これに対して漢字は、身体の運動性の先端にたち現れてくる痕跡(トレース)--これを
ジャック・デリダのまねして、エクリチュールと呼ぶこともできるでしょう--が、
そのままの姿でその場にたち現れ、その姿のままで「意味」という空虚を担うようになる。
しかも漢字のなかでは、このエクリチュール性という、漢字のもつ身振り性や運動に直結
したものが最後まで否定しつくされることがないのです。そのため漢字は、その場にない
空虚を呼び戻すという直接的現前の神話をつくりだそうとしないのです。

つまり漢字は、この場にないものとあるものとのちょうど中間点のようなところに立って、
どちらにかたよることもしないという不思議なねばり強さのようなものを備えるように
なっているわけです。この場にないものを呼び出す力をもってはいても、そのものを
直接性において取り戻すことは不可能だと考える文字だといってもいいでしょう。
漢字は魂を呼び覚ます触媒です。しかしそれは直接性を呼び覚ますものではないのです。
と同時にそれは、身体の身振り性を否定し去ることがない。身体的であり、さまざまな
自然物の動作やフォルムや運動を否定することがないだけに、それはこの場にないものの
空虚さのなかに飛躍してしまうこともない。漢字じたいはその生成の時点からこういう
不思議な性格をもってきた。そればかりか、現にこうやって漢字まじりの文章を読んでいる
わたしたちの意識の中でも、中間の薄膜を走りつづける一種のねばり強さと、どちらの
直接性にも落ちこまない老練さのようなものを保ちつづけているわけです。

339Anonymous:2017/03/04(土) 06:28:22 ID:Fnby7OCk0
こういう漢字文化のなかでは、「意味」はこの場にない空虚なものを呼びだし、
その空虚なものが観念的なイデーの世界のなかでみたされるという世界観は
生まれてきませんでした。それはむしろこの世界の「意味」をかたちとして
とらえるような思想をつくりだしてきた。太極とか無と空とか呼ばれる「場」
のなかから、さまざまなフォルムがわきあがってくる。そのフォルムそのものが
「意味」なのだということ、この世界はフォルムとしてつくられ、フォルムが
あるかぎり世界の「意味」はなくならないのだという考え方が、漢字的
思考の背景にあるような気がします。

そうなると、中国人の意味世界のなかでは、無数の漢字がひとつひとつすべて
ちがって、個性をもってくるようになる。それどころか漢字生成の力は無限で、
その生成のプロセスはどこまでもくりひろげていくことができるようなものなのです。
彼らの意識の世界が拡大すれば、それに見合った漢字がつくられてくる。世界の
隅々にいたるまで漢字のフォルムでおおいつくしていける、というわけです。

こういう感覚のなかでは、中国の農民たちが大地を耕すことの意味も、たぶん
ヨーロッパの農民とはちがうニュアンスがあるはずです。農耕は漢字文化を
つくりだした人々にとって、大地のなかからさまざまなフォルムをわきたたせ、
呼びだす行為なのですからね。農民が大地にむかって鋤を振るう、その鋤の
ひとふりひとふりが、太極や無のなかからフォルムをはじき飛びたたせる
原初的なエクリチュールの行為となっていたのです。中国人は大地を農耕地で
おおいつくそうとした。それは無数の漢字でおおいつくされた、アルファベットの
文化圏にはない「意味」の世界をつくろうとした行為とパラレルな光景です。

340Anonymous:2017/03/04(土) 11:41:16 ID:Fnby7OCk0
著者は、従来考えられていた儒教と道教の対立の意味についても疑問を呈したあと、
突然、ガラスの生成について語りだす。ガラスというと、普通は製品になった固体の
ものを考えてしまうけど、実は珪素を溶かし出して流動体にし、それが静止して結晶化
する過程のすべてがガラスだと。そしてまた、次のように語りだす。

341Anonymous:2017/03/04(土) 11:50:15 ID:Fnby7OCk0
漢字という文字じたいがこういう特徴をもっています。漢字は、身体の運動性や
さまざまな自然物のなかにある身振りや運動性がほとばしりでてくる流動の
さなかから、あるフォルムを切りだしてこようとする。そしてその運動そのものが、
じつは漢字生成の力なのだから、その運動が最終的にクリスタル状に結晶して
安定したイメージをもったフォルムがつくりだされてくる、そこだけをとらえて
漢字の本質であるとはいえないのです。流動性をもち、熱せられて溶けて動いている
状態が内蔵しているフォルムの生成力、あるいはフォルムの萌芽のような状態、
それさえもが漢字のなかに保存されている。つまり漢字は運動しているわけです。

こうしてみると、儒教と道教の対立などというものも、流動し運動する身体の
運動性や自然物の身振りがフォルムを切出してくる、そのプロセスのなかにある、
流動状態とフォルムの安定とを対立させるところから生まれてくる考え方なのでは
ないかと思えてきます。儒教は礼儀ということを非常に重んじた。それは、礼儀が
人間の感情や行動や人間同士の関係のさなかに、フォルムをつくりだそうとする
行動のパターンだからです。

342Anonymous:2017/03/04(土) 12:29:10 ID:Fnby7OCk0
儒教は、けっしてプラトニズムの考えでこの宇宙の背後にある秩序や
真理をもとにして、その仁・義・礼・智・信の思想を展開したわけでは
ないのです。仁・義・礼・智・信はまさにフォルムにほかならない
のですから。感情生活、思考生活、そのすべてにおいて均整のとれた
フォルムを切りだしてくることに儒教思想はかけていた、といっても
いいすぎではないかもしれません。儒教にとってフォルムとは、
エティックにほかならないのです。

道教の思想はこれに対して、そのフォルムを固定することを否定して
きました。この世界の意味は、漢字の生成の瞬間にある萌芽のなかに
宿り、「意味」の萌芽がわきたってくる流動状態のなかにこそある--
ガラスの比喩をつかえば、ガラスが結晶し、分子の揺らぎが静止状態
に近づいていくプロセスのはじまりの状態、分子があらゆる方向に
激しく流動し、揺らぎが静止してしまう状態にいたらない流動状態に
こそ、「意味」の根源があると主張したわけです。

343Anonymous:2017/03/04(土) 12:33:32 ID:Fnby7OCk0
ところが漢字は、このふたつの側面を両方ながら一身のうちにあわせもっています。
儒教と道教というふたつの思想の体系に分裂してくるものが、漢字のなかには統一
されてあるのです。この宇宙のもっともプライマルな状態である太極や無と呼ばれる
「場」からフォルムが生まれて、呼び起こされてくる。しかも「意味=フォルム」
は自分の力で生まれてくるのです。

儒教がフォルムの側にむかい、道教がそのフォルムを生成する太極や無や空の
なかへむかおうとしていったその思想的な対立を、もっと深いベースのところで
総合的に支えているのは漢字だということがわかってきます。

344Anonymous:2017/03/04(土) 12:44:41 ID:Fnby7OCk0
「かな」は、日本の古い民族的な宗教思想である古神道の世界と深いつながりを
もっています。「かな」の言葉とは、いってみれば妖精の言語理論のようなものです。
妖精が木の葉の裏に、か弱く、か細くわきたってくる、そういうわきたちの状態に
あるものをとらえる言語思想、それを「言霊」としてとらえてきた精神が、もっと
強固なフォルムを招き寄せようとする欲望をいだいた。妖精の言語が自らフォルムを
招き寄せて、自分の存在できる力をもっと永続させようとする欲望をいだいた。

日本語の言霊のなかにあるフォルムを求める力が漢字を呼び寄せていった。このことに
よって日本語は大きく飛躍することができたわけですけれども、同時にそれによって
日本語の言霊には、漢字に内在するフォルムの力強い安定へむかう儒教的側面が、
強くおおいかぶさるようになってしまったのです。これによって日本語は、身動きの
つかないような堅苦しさを漢字の存在から味わうようになってしまった、というわけです。

345Anonymous:2017/03/04(土) 13:16:58 ID:Fnby7OCk0
空海は、漢字の文化を強固なフォルムとしておびき寄せた。それと同時に、日本語の
なかにおびき寄せられた漢字によっておおい隠されていく日本語の言霊の運動性を、
もう一回彼の芸術的な全生涯をとおして取り戻そうする行動をとったのです。それは
ちょうど彼の真言密教が、古い山岳の宗教の思想が自ら招き寄せたフォルムであり、
彼じしんそれをふたたび山のなかへ帰していこうとしていたのとよく似ています。
だから、彼は書に異様な興味をもった。書には、漢字のもつ自らを開かれたプロ
セスに変えていく能力が、はっきりあらわれているからです。書のなかでは漢字の
もつ全能力、それがはらむ全プロセスがあますところなく発揮されるようになります。

いまや日本語は世界言語の実験場のようになりつつあります。それはヨーロッパの
デコンストラクションの思想によっても解明しつくされなかったものだし、中国の
道教の思想によってもおおいつくせなかったものを自分のうちにはらみながら、
いま言語のもっとも深い謎にせまるいちばん有利な地点に立ちつつあるのです。

日本人は漢字そのものがもつ形式主義的な思考からも脱出して、なにかまったく
新しい「意味」の空間を創出できる、そういう可能性の前に、いま立っています。

346Anonymous:2017/03/05(日) 05:35:33 ID:qL/W0SII0
中沢さんの話は面白いんだけど、またいつもの中沢節というかちょっとレトリックが鼻につく気も。
もうちょっと中国語とか漢文の構造と漢字について分析した人っていないのかな。

347Anonymous:2017/03/14(火) 10:04:44 ID:UxaP1zaI0
 >>117
魚とキリスト教については、この人のツイートも面白かった

>魚といえば、キリスト教のごく初期の象徴として有名である。
>この場合魚は洗礼、水に関わるこの儀式と関連付けられている。
>教会著述家ティルトリアヌスの表現によれば、信者は「小さな魚」、
>洗礼盤を「魚の池」と呼んでいる。また魚を表すギリシア語が、
>イエスキリストを讃える文句の頭文字になっている
https://twitter.com/momijitree/status/840850856127815681

348Anonymous:2017/03/14(火) 10:05:27 ID:UxaP1zaI0
>象徴としての魚はやがてキリスト自身を表すようになり、印章やランプ、
>カタコンベと呼ばれる地下墓所、石棺などに、数多くの魚の象徴が残されている。
>キリスト教には数多くの魚にまつわる説話がある。ヨナと大魚の物語。
>魚に説教したパトヴァのアントニウス。

https://twitter.com/momijitree/status/840858397469696002

349Anonymous:2017/03/14(火) 10:06:49 ID:UxaP1zaI0
>ペテロが魚の口から硬貨を取り出す、貢の銭。司教杖に魚を釣り下げたゼノ。
>パンと魚を無数に分け与えた、パンと魚の奇跡。キリスト教から離れれば
>魚の尾を生やした海神トリトンやネレイスがいる。
https://twitter.com/momijitree/status/840865954913386498

>先の洗礼と魚の関係に付け加えると、人が洗礼によって信徒としての新たな
>生命が与えられることを「われわれは、魚のごとく水から生まれる」と表現していて、
>これは旧約聖書のエゼキエルの予言の「水による清め」に由来するという。
>また、「魚もキリスト教徒も、水なしには生きられぬ」という言葉もある
https://twitter.com/momijitree/status/840873495529639937

350Anonymous:2017/03/14(火) 10:08:04 ID:UxaP1zaI0
>魚にまつわる説話の中から、トビト記を取り上げたい。ここに登場する
>トビアは、天使に伴われる図としてルネサンス時代に愛好された題材である。
>トビアの物語は、イエスに重ねられた奇跡の治療の物語だ。
>「視力と財産を失ったトビトはユダヤ人の捕虜。
https://twitter.com/momijitree/status/840881070203518978

>彼は人に貸した金の取り立てのために息子のトビアを隣国のメディアに遣わせる。
>トビアは家の前で大天使ラファエルと出会うが彼が天使だとは気づかず旅路を共にする。
>ティグリス川のほとりで二人が夜を明かした時、ラファエルの指示でトビアは魚を捕まえる。
https://twitter.com/momijitree/status/840888598039740416

351Anonymous:2017/03/14(火) 10:09:36 ID:UxaP1zaI0
>その魚の胆嚢と心臓と肝臓から薬が作られた。その薬がトビアの妻となる
>女性から悪魔を追い出し、盲目だった父の目を、再び見えるように回復させた。」
>目を見えるようにさせたトビアが、世界に光をもたらすイエスに重ねられた、
>ということである。絵ではトビアは魚、ラファエルは薬箱を持って描かれる
https://twitter.com/momijitree/status/840896151578529793

>以上キリスト教における魚の象徴を書いたが、比較として、簡単に
>エジプトにおける魚の象徴についてもツイートしようと思う。
>エジプトの壁画には双魚が描かれることがある。
>これは二本の糸で捕らえられた二匹の魚。魚たちを繋いでいる二本糸である。
https://twitter.com/momijitree/status/840903695369871360

352Anonymous:2017/03/14(火) 10:10:12 ID:UxaP1zaI0
>こうして魚たちを釣ることで、死者たちは彼らの昨日の魂と明日の魂を
>確保しているという。十二星座の双魚を連想するが、これはエジプトの
>獣帯と言い、起源はメソポタミアにある
https://twitter.com/momijitree/status/840911257175707648

353Anonymous:2017/04/08(土) 15:56:08 ID:jmYLjV2M0
前スレで五行説が形を類型化している話があったけど、西洋については荒俣宏が『図像探偵』のなかで面白いこと書いてた。

IBMイギリスの新進CGアーティスト、ウィリアム・レイザムは言うのだ--どんなに高度で複雑な
図像も、実は四角とか三角とかいったごく単純な<原始形>をいじりまわした結果にすぎない、と。
--中略--
どういうわけか、立方体でも球でも、これを無限に"彫刻"していくと、どんなに摩訶不思議な図像を
作っていくように見えても、それらはやがて私たちがよく知っているいくつかのイメージ・タイプにまとまってしまう。

そのタイプとは、「建築物のように構造的な形」、「ケルト装飾のように幾何学的な形」、
「有機体のようにうねうねとした形」、そして「中世ゴシック風のとげとげした形」。

こいつを言い換えれば、古典趣味、バロック趣味、ロマン趣味、ゴシック趣味といった、
古くさい美術史の用語に置き換えられる。

私たちが哲学だ趣味だ思潮だといって極力神秘めかしてきた美術史上の様式区分は、
すべて、形に対して加える"彫刻"すなわち操作のパターン集として解析できるのである。

354Anonymous:2018/01/27(土) 23:07:03 ID:qqIsYwqA0
>>238
>みんな深読みの癖がついていて、

でも、進撃の巨人って読むとなんか解釈したくなる。アニメじゃあんまり思わなかったけど、マンガの方はかなり

355Anonymous:2018/01/28(日) 23:33:23 ID:gEw8Y9Rg0
>238
>「進撃の巨人はすばらしい。壁は憲法9条を指してるんじゃ?」

これ、当たってるような気がしてた。
神によって作られた、っていうのは、アメリカが作ったことと、思考停止してるってことを言ってると思うし。

356Anonymous:2018/02/11(日) 21:15:43 ID:13/Px5420
そもそも、巨人が何の比喩かがわからん

357Anonymous:2018/09/11(火) 21:02:46 ID:hfEr/4b.0
>>142
>織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の3点セットも史実上の人物というだけでなく、

三国志が面白いのも、三つ巴の闘争だからだと思う。
そして玄徳、関羽、張飛がトリオになっているし。

>西遊記、桃太郎、オズの魔法使いに共通して見られる1+3という構図で
諸葛孔明を入れれば、三国志も3+1になる。
あと、三銃士もダルタニアンを入れれば3+1

358Anonymous:2019/03/21(木) 13:03:50 ID:SQf5niQg0
スター・ウォーズって、オズの魔法使いの翻案だったのね
言われてみれば、ブリキの人形なんてほぼそんままだし

359Anonymous:2019/10/31(木) 21:51:49 ID:nRot0xGs0
最近、東日本を襲っている大雨を見て、大本でいう水の洗礼を連想してしまった。
火の洗礼を恐れていたら、今日の首里城が。
平成から令和への切り替わりに伴うことなのか。

被害にあわれた方は大変だったと思うけど、大難が小難で済んだということなのかもしれない。
なんせ前回の火の洗礼は原爆投下だったのだから。

360Anonymous:2021/04/29(木) 22:19:10 ID:BCT3/lYo0
神話の荒唐無稽な設定・ストーリーってなんとなくレトロゲームに似ていませんか?
黄色い口がお化けを食べるとか
ゴリラが高いところからひたすら樽を転がすとか
キノコや亀をふんずけるとか

これらの設定は古いゲーム機の性能の制限からくるものですが
もしかしたら神話の時代にも、物語を作る際に何らかの制限があったと考えることもできるのではないでしょうか。語彙や、聴き手の言葉に対するリテラシー、世界の捉え方や価値観など…
故に神話は「仕方なく」不思議で神秘的な物語となっている可能性もあると考えます。

361Anonymous:2025/04/30(水) 00:32:44 ID:LamTFo3k0
>>149
バイロン・メトカーフ


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