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【芸術表現】象徴とその働き【文化形成】

344Anonymous:2017/03/04(土) 12:44:41 ID:Fnby7OCk0
「かな」は、日本の古い民族的な宗教思想である古神道の世界と深いつながりを
もっています。「かな」の言葉とは、いってみれば妖精の言語理論のようなものです。
妖精が木の葉の裏に、か弱く、か細くわきたってくる、そういうわきたちの状態に
あるものをとらえる言語思想、それを「言霊」としてとらえてきた精神が、もっと
強固なフォルムを招き寄せようとする欲望をいだいた。妖精の言語が自らフォルムを
招き寄せて、自分の存在できる力をもっと永続させようとする欲望をいだいた。

日本語の言霊のなかにあるフォルムを求める力が漢字を呼び寄せていった。このことに
よって日本語は大きく飛躍することができたわけですけれども、同時にそれによって
日本語の言霊には、漢字に内在するフォルムの力強い安定へむかう儒教的側面が、
強くおおいかぶさるようになってしまったのです。これによって日本語は、身動きの
つかないような堅苦しさを漢字の存在から味わうようになってしまった、というわけです。


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