したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

【芸術表現】象徴とその働き【文化形成】

80Anonymous:2013/05/22(水) 07:00:28 ID:/1dz3EK20
「心界」に起こる動きが、それとは異質な「物界」に出会ったとき、そこに
「事」の痕跡が作りだされるわけだが、その「事」は元々「心界」の動きに
繋がっているものだから、「心界」の働きである知性には、「事」を「物」
のように対象化して扱うことができない。

しかし、分離したり対象化したりすることができないダイナミックな運動で
ある「事」を扱うことが出来なければ、どんな学問であろうと世界を扱って
いるなどと大口をたたくことはできない。

ここまでは熊楠の曼荼羅を構想する以前の考えで、この十数年後、
以上のようなことを元に遥かに複雑な南方曼荼羅に結実することになる。

以上の説明では、「心界」、「物界」、(事の世界)という言い方だったのが、
南方曼荼羅ではそれぞれ「心不思議」、「物不思議」、「事不思議」という用語に置き換えられている。
(さらのその上位には、「理不思議」と「大日如来の大不思議」がある。)


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板