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【ミ】『ワックワーク・フィールドワーク』【場】

40『あなたの血が必要とされています!』:2021/04/20(火) 22:07:52
>>38(遊部&関)
二人の脳内をさまざまな考察が駆け巡る。
二人はその思いの一端を互いに伝えあう。

 ………

    そうして、二人は『倒れた女性』の様子を見守る。
    一連のスタンドの行為の意味は、なんとなくは分かる。

      その想像が 正しければ………


                            「………ん」


             『倒れた女性』が、目を覚ます。


    「………ここは………?

                  あなたたちが、介抱してくれたんですか?」


      『女性』は軽く頭を振りながら、ゆっくりと立ち上がった。

41遊部『フラジール・デイズ』:2021/04/21(水) 20:49:04
>>40

>あなたたちが、介抱してくれたんですか?

「え えっと……あ、貴方の倒れてるところから出てきたスタンドが
血をくださいって言われたので、それに応じた事が介抱って言うのなら……」

「あ、え……っと。わ わたしは遊部って言います」

おどおどとした(演技)調子で、そうフラジールの蔭から自己紹介をする。

(さて……目覚めたが、この本体の思惑や実態が不明だ。
――状況に応じては先制で討つ)

昏い意図も胸中に隠しつつ、頼りない女子高生と言うヴェールの中で踊る。

42関 寿々芽『ペイデイ』:2021/04/21(水) 20:53:42
>>40(GM)
>>41(遊部)

「あっ……よかった、起きたんですねえ。  
 介抱というほどの事はしてませんけど、
 ……そうですね、遊部さんの言う通りで」

『ペイデイ』は解除しておく。

「『スタンドの血』を、少しだけ都合はしましたよう」

何もしてません――
と、なあなあにすることも一瞬考えたが、
遊部が事情を話すなら、嘘をつく理由はない。

「あのう……『貧血』とかですか?
 やっぱり『救急車』とか、呼ばなくていいですか?」

「治ったならいいんですけど…………」

起き上がりはしたわけだが、
倒れていた事情は未だ不明だ。
心配なのは事実。声を掛ける。

スタンドを解除した手に、スマホを取り出しておく。

43『あなたの血が必要とされています!』:2021/04/21(水) 21:51:37
>>41-42(遊部&関)

「遊部さんと……」
             「………どうも、ありがとうございます」

『女性』は『遊部』と『関』、それぞれに深々と礼をする。
起き上がったことで女性の顔がはっきりと見えるようになった。
線が細い儚い印象の女性。目にうっすらとクマがあり、不健康な印象を受ける。
年のころは、『30代中盤』といったところか―――

「あ、私も名乗らないと……。

 私は『加宮 芒(かのみや すすき)』………そういう名前です……

 ちょっとクラっとして、多分、『貧血』なのだけど………
  食べても食べても、良くならないのよね………

   病院にも行ってみたけど、『原因不明』………。
   貧血のお薬はかかさず飲んでいるし、
        食事療法も頑張っているのだけど………。

   ああでも、不思議ね………。
                         今は少し、平気…………」

 『女性』が自分の言いたいことを散発的に語る。

「あなたたち……『高校生』くらいかしら?
  本当にどうもありがとうございます……

 ただ、ちょっと、ちょっとだけ、訊きたいのだけど………

   ………『スタンド』って、いったいなんの事かしら?

    『血』を分ける―――っていったいなんの話をしているの?」

  ………

女性の胸には依然として『スタンドの眼のディスプレイ』が存在する。
いつのまにかそこには『460/3000』という数字が描かれていた。

44遊部『フラジール・デイズ』:2021/04/22(木) 20:36:58
>>43

>血』を分ける―――っていったいなんの話をしているの?

「え? あ、あの……そ、その……」

(ちっ……私も彼女のスタンドも『実体化』してるな。
これが見えますか? と非実体化のスタンドで自覚なしのスタンド使いなのか
確認は出来ない。いや、然し自分の胸に妙な物体があれば単語を知らずとも
推測出来る筈、と言う事はこの『スタンド』……寄生型などの一般人を害するものか?)

ボソッ

「……この人、スタンドに取り憑かれてるとかなら、正直……危険です。
私だとどうしようも出来ないですし、誰かこう言うの何とかしてくれる
心当たりとかありません?」

関に近寄って、小声でそう相談する。
正直言って、こう言う時『フラジール』と言う別名で活動してる『アリーナ』は
助けは望めない。別にあそこは正義の味方でも無いからな

45関 寿々芽『ペイデイ』:2021/04/22(木) 21:14:48
>>43(GM)

「慢性の貧血ですか、大変ですねえ……
 私もたまに、クラッと来る時は……って。
 ……ああっ、すみません、私ったら。
 関(せき)です。自己紹介を忘れてました〜」

     ペコリ

「ええ、そうですねえ、高校生で……」

相手の名前を聞いて、慌てて素性を名乗る。
遊部も名乗っているし、あえて隠す理由もない。
相手の体調に合わせ、ゆっくりと説明を――

「……………え!?」

しようと思ったが、
これは予想外だった。

(あのスタンド、『フニクリフニクラ』は、
 確かに勝手に動いているようでしたけど……)

「……あ、ええとですねえ、確認なんですけど〜。
 あのう、『それ』 加宮さんには、『見えてます』か?」

         ポフ

自分の胸のあたりを軽く叩いて示す。
見えてないような気はするが、『念のため』だ。

自分が変なやつだと思われても……まあ、『遊部』もいる。
彼女の方が信用を得て、話を続けてくれるならそれでいい。

>>44(遊部)

(無くはない――――)

と、言葉にするのは、すんでで止めた。
関は『アリーナ』から声を掛けられ、
漣という女性と『手を結んで』こそいる。
あの大組織なら『方法』があるかもしれない。
だが、彼女らとは別に友達とかではないし、
組織として頼るにしても『慈善団体』ではない。
見返りか、大きな借りを作りかねない。
それも、自分にではなく『加宮』の方に。

          ボソ

「少なくとも、『言えば解決する』アテはないですねえ。
 ええどうしましょう、説明するのも難しそうですけど」

      ボソ

無論、遊部も似たことを考えているのは、知る由もない。

「ただ……あの数字、見てくださいよう。
 『3000』……あれを溜めれば、『解決する』のかも」

     ボソ

       「……問題があるとしたら、
        どうやって集めるかと、
        どうやってそれを渡すか……ですねえ」

解決の糸口があるとしたら、あの『ディスプレイ』だ。
表記からして『やるべき事』はなんとなくわかる。
だが、関自身余裕のある生活をしてはいない。
金銭的にも、なによりも時間的にも……だ。

(それと『見返…………ああ、私ったら!
 でも……実際、私だって。慈善事業でそこまでは……)

『割く理由』が『善意だけ』では、厳しいものはあるのだが…………

46<削除>:<削除>
<削除>

47『あなたの血が必要とされています!』:2021/04/23(金) 06:28:20
>>44-45(遊部&関)

 「関……さんね……よろしくね」

 『関』は名乗り、それに反応する『女性』。

 ………

そして、『関』と『遊部』は、語る『女性』の言葉の中の『不自然さ』に気付いた。

 『スタンド』を知らない『スタンド使い』。

    いや、そもそもあの『ボール型スタンド』は彼女の『スタンド』なのだろうか?

                               ………

とりあえず『関』は、『それ』を確かめるもっとも単純な判別方法を試す。
すなわち、『彼女にスタンドが見えるかどうか?』
それを確認するべく、彼女自身の胸部に視線をやるよう促す。

「………? な……なにかしら………?
 これって、デジタルな『万歩計』か、なにか………?
 こんなもの、買った覚えは、ないのだけど………?」

『ディスプレイ』を発見した、『女性』は驚いたように目を見開く。
それをまるでそれを『初めて』見たような挙動だ。
『演技』の可能性だってあるにはあるだろうが………
すくなくとも、『遊部』と『関』の目にはそれは『真実』のように映った。

     そんな『彼女』を見つつも、『関』と『遊部』はこっそり会話する。
     『憑依』の可能性も確かにある。未だ、得体のしれない存在の『ボール型スタンド』。

     そんな中、『関』は『3000』という数字に注目する。
     普通に考えれば右にあるそれは、『分母』。左の『460』は『分子』。
     ならば『3000』を何かしらのMAXと考えるのは自然だろう。

     『最大まで溜める事で解決する』………。
     これは仮説ではあるが………少なくとも、最初の『献血』で、
     『女性』が目を覚ましたのは確からしいように思える。
     であれば、少なくとも『血』を集める事がマイナスになる事はないのかもしれない。

     『血』を集める方法は、今さっき、二人が身をもって実践した………
     ただ、これを『スタンド』という概念すら知らなそうな眼前の『女性』が
      達成できるかというと、きわめて困難ではありそうだ。

       考察しながら『関』は『女性』を見やる。
       改めて観察すると、着ているものはシンプルながら、
       『関』でも知っている『高級ブランド品』のようだ。

48関 寿々芽『ペイデイ』:2021/04/24(土) 00:30:33
>>47(GM)
>遊部PC

「はあい、よろしくお願いいたします〜」

頭を下げる。
そして、上げた視線は『ディスプレイ』へ。

「なるほど……見えてはいるんですねえ」

であれば話は進めやすい。
それに――――

(『ブランド品』を普段着にしてる。
 『お金持ち』なのは間違いない。
 それも倹約をするタイプじゃなくって、
 ちゃんと『使うときは使う』ようなタイプ)

(こっちからは、言い出しづらいですけど)

『意味』だけでなく、『価値』もありそうだ。

「落ち着いて聞いていただけると、
 嬉しいんですけど〜。
 私たちは、それが何かを知ってまして」

「それで。『貧血を治す方法』……『それ』かもしれません」

『貧血の原因』とは言わない。
あくまでポジティブな言葉を選んだ――――意味があるかは別だが。

49遊部『フラジール・デイズ』:2021/04/24(土) 00:52:31
>>47
>>48

少女『関』が加宮 芒と言う寄生型なのか、または発現し立てで自覚が無い
スタンド使いなのか曖昧な人物に語り掛けるのを見ながら考える事。

もし仮に、この人物の貧血を治療する補助をするとすれば注射器具を借用する
なりして別の星見町にいくつか見受けられるスタンド使いの血を集めてく
流れとかになるだろう。そして、ブランド品を身に着けるような人物なら
資金を潤沢に保有してるとは伺えるが……。

(金銭には、正直興味は沸かない。
私が求められる『力』 金は一つのアドバンテージとして働くのは間違いないが
可能ならば、私だけに味方するスタンドを得る。そのような『力』があれば……)

このボール型のスタンドに協力した所で、このスタンドが自身の物になるわけでもない。
助力した事で、この手の知識は皆無であろう貧血の女と所縁を作っても精々
今の遊部では茶飲み友達程度にしか交友は出来ない。

(……だが、それでも『足掛かり』か。
ローマは一日にして成らず)

「えー、っと。関さんの持ってるノートと、私……の親友のこの子から血を
抜き取ったら、お姉さんが元気になったので。
 多分ですけど、そう言うちょっと変わったものを持ってる人達って
この街に結構居る見たいなんで。その変な? ボールの注射器を色んな人から
血を貰ってメモリ一杯になったら、お姉さんの貧血も完治すると思います」

少女(関)の言葉を引き継ぐようにして話す。
 正直、こう言う役割は気弱な学生生活をするベソっ娘の遊部の役割でない。
観察眼の鋭い人物なら、今の話し方であれ流暢に感じて違和感を感じて
内部の『私』を見抜く輩も存在するかも知れないからな。

50『あなたの血が必要とされています!』:2021/04/24(土) 06:06:32
>>48-49(関&遊部)
『関』と『遊部』はそれぞれの思惑をもって、『加宮』に語りかける。
それは『無償の善意』などではなく、各々に『求めるもの』がある―――
しかし、二人の貴重な十代の時間を提供するのだから、それは当然の事だろう。

 ………

「……『貧血』を……… 治す方法………?
    そんなものがあるというの………?

  あ……『動転』していて、そちらの……親友? ………『双子』ではなく?
  いや、そこはいいのですけれども………
  そちらにもお礼は言っていなかったわね………ありがとうございました………

  ………それはそれとして………『血を抜き取ったら』……
       私が元気になった………?
 『ノート』から『血』を………? 『ボールの注射器』………?

                                 メモリ………?」

『関』の提案する『貧血の治す方法』には興味をもった様子ではあった。
だが、その後の『遊部』の説明はあまりにも突飛だったのだろう。
大いに『混乱』してしまっているようだった。

                            ………

   ギュ ウ ウ  ウ ウ  ウ  ウウ ウ  ウ ウ ウ ウ

               ―――と。

『加宮』の胸部の『ディスプレイ』が唐突に引っ込むと、
『加宮』の両腕内を通り、『両掌』から再度、
二体の『ボール型スタンド』が出現する。

                「………ひっ!」

『加宮』の顔に驚愕の感情が張りつく。
『スタンド』を知らないというのなら、当然の反応ではある。

『赤と青のボール』の状態で出てきた『スタンド』は、
そしてそのまま、その能力の要である『無数の注射器』を体から突き出す。

   「こ……こ……これ………   いったい………
     いやァ……… なんでこんなものが………
      『お化け』………『呪い』………? 私、なんか悪いことしたァ………?」

『加宮』は混乱を通り越して涙目になっている。
彼女にとっては、もはや『恐怖』かもしれないが………
『説得』のためには、この状況は悪くないのかもしれない。

51関 寿々芽『ペイデイ』:2021/04/24(土) 14:32:11
>>49(遊部)
>>50(GM)

「…………………あぁ〜、ええと」

自分の表情を意識して、微笑む。

「すみません、一気に説明しちゃって。
 いきなり言われたって分からないですよね。
 ただ、遊部さんの言ってる通りなんですよう。
 加宮さんにもお得な話ですから、
 ついつい早く全部教えたくなっちゃいまして〜」

咄嗟に『いい警官』になることにした。
皮肉な立場ではあるのだが…………
遊部の説明は、的確ながら『急すぎる』。
申し訳ないが踏み台にして、説得力を積んでいこう。

「『それ』」

「私たちは『スタンド』って呼んでますけど、
 加宮さんの『それ』とか――」

        スッ

手に『ペイデイ』を発現してから、
自分の胸元に抱くようにして持ち、
『見せただけである』事をはっきりさせる。

「私のこれみたいな、不思議な『力』の事なんです。
 こういう風に何も無いところから出せたり、
 加宮さんのみたいに、浮かべてみたり」

「ふふ、信じられないかもしれませんけど……
 私も最初は信じられなかったんですけどねえ。
 上手く使えば、生活にとっても便利ですし」

嘘だ。最初から信じている。
それに『ペイデイ』を生活に便利には使っていない。
だが、その嘘を確かめる手段はどこにも存在しないし、
別に何か害があるわけでも無い。『ついていい』。

      すぅーー  ・・・

息を吸い、慈愛や互助でない、打算を心の中に練る。

「……貧血も、もしかしたら治せるかもしれません。
 それがいま、遊部さんも言ってたことでして……
 今、ちょっと『楽になった』って言ってましたよね?
 その注射器を、私達の『スタンド』に使ったからなんです」

「…………あっ、勿論、私達が自分の判断で、
 使うべきだ!って思ったから、しただけですよう。
 『しろ』って、その『ボール』が言ったとかは無いです」

あくまで『自分から要求することはしない』。
音通り受け取られ『何の見返りもない』形であれば、
スタンドの説明だけをして帰ってしまうのもいい。
『想定される仕事』が、流石に無償ではキツすぎる。
それに、それだって、十分『善意』と言えるだろう。

だが――見返りがあれば、理由をくれれば、献身を向けられる。

52遊部『フラジール・デイズ』:2021/04/24(土) 22:43:03
>>50
>>51

こう言う手合いを見ると『ベソ』を彷彿させる。『私』はあの子が正直言って
好きでない。全ての痛みや精神的負荷を受け入れる役割がある手前、それでも
あの怯える瞳や顔つきを見ると……いけない、脱線したな。

「あ、すいません。私も その、おねえさん見たいなスタンドは
初めて見たから、つい、想像のままに語ってしまって。
けど、ほぼ関さんの言う通りだと思います」

『悪い警官』 相手の立場を追い込む役割と自然となっていたが
別にそれはそれで不満も何もない。この流れで、あちらの少女に
信用を置いたとして、『私』に損も得も無いのだ。

(然し、自動操縦に近いか? この献血のスタンド……恐らく数値が
完全に満ちれば本体の血に関する不調は全て完治すると言う感じか)

「えっと、私たちで良けれ……ば
加宮さんの、その注射の血を集めてきます……よ?」

(……ただ、全て想像の範疇。このスタンドに、それ以外の恩恵が
あると言うのなら幾らか私の『目的』に近づく参考の一つとはなる。
ここは、素直に協力する姿勢を続けよう)

53『あなたの血が必要とされています!』:2021/04/25(日) 00:22:11
>>51-52(遊部&関)

結論から先に言えば、『加宮』が二人の話に耳を傾けられるほど
落ち着くのに、まずは少しの時間を要した。
タイミングを見計らっていた『関』と『遊部』の『説得タイム』はその後の話となる。

  ………

             ………


「………正直な思いをつたえると
     困惑しているというのが一番の気持ちだけれども………」

『関』と『遊部』の話を聴き終えた『加宮』は、
 更にしばしの間を空けた後にぽつぽつと語りだす。

「…………『323』………
              いえ、『4』だったかしら………

 ともかく、これは、ここ数か月で私が
   『貧血症状』のためにかけたお金の『総額』よ………

 さっきはちょっと恥ずかしくて言えなかったけれども……
 正規のお医者様以外にも様々な事を試したわ………
 『民間療法』や『気功』、『宇宙にお祈り』とか『お祓い』だってした………

 ただ、誰も、あなたたちのようには、助けてくれなかった………

  『スタンド』………というのは、不思議な力で………

    この……ふたつの……ウニ………クリ………?

  なんとも表現しづらい『コレ』は………
  あなたたちのような『不思議な力』の『血』をとる事ができて………
  私を助けてくれる………そういうわけなのね……?

  ………私にはそんな『不思議な力』の知りあいなんて居ないし、
      そもそも、まともに出歩くのさえ、こんなふうに難しい………
      もう、あなたたちのその言葉にすがるしかないわ……

  もちろん……『無料』なんて言わない………
  あなたたちに払うお金は……
   今までの誰に払うお金より『価値』があるものに違いないもの………

   ただ、ちょっと、ちょっと……今までに使い過ぎてしまったのも事実なの………
   だから……せいぜい………そうね………
    せいぜい、それぞれに『20万』程度でしたら支払えるけれど………

      それで……

            私の『依頼』、受けていただけるかしら?」

54関 寿々芽『ペイデイ』:2021/04/26(月) 01:02:47
>>52(遊部)
>>53(GM)

語られた数字が、関の中の『そろばん』を動かす。

(――――私と遊部さんの平均を取って、
 だいたい……遊部さんのは珍しいし、
 少なめに見て『1回200』ですかね。
 残り2540で、2人で分担すれば……『6』?
 仕事としてのコスパは、悪くない気がします)

(この人が攻撃を受けてこうなってるなら、
 その『鉄砲玉』がこっちにも飛んでくるとか、
 そういうリスクはあるでしょうけど――――
 今のところ……そういう風にも、見えませんしねえ)

関寿々芽は金銭そのもの以上に、
『節約』『倹約』に一家言ある部類だ。
それは『コストパフォーマンス』にも及ぶ。
貨幣だけでなく、時間もまた貴重なリソース。
そして――――これは『価値がある』。
自分の時間を投資するに十分なリターンだ。

「……私に上手く出来るかは、
 分かりませんけれど。
 『貧血』って、大変ですもんね。
 それに……勿論、報酬も、嬉しいですし」

慈愛の笑みを浮かべてはいても、
『100%善意』を演じきれはしない。
濁すような口調で、報酬に触れた。

「『依頼』――――ぜひ、受けさせていただきますよう」

              ス ッ

そして、『注射器』に手を伸ばす。
打算はある。報酬のためでもある。
だが、『血』を必要としている『加宮のため』――その気持ちも本当だ。

55 遊部『フラジール・デイズ』:2021/04/26(月) 18:59:19
>>53
>>54

「えぇっと い 『依頼』ですか?」

(……『20』万。一般的には大金……だが、ひと月 ふた月散財すれば
すぐ消費されるであろう。その程度の価値でしかない)

『私』の中の内なる他の者達が各々小さく囁く。
受ければいい、面倒だ 拒否しないか? と。

(・・・『私』は こう答えよう)

「ぇ と、私は『依頼』は   ――『まだ受けない』です」

隣に居る少女も、目の前の『加宮』も、この言葉には顔色を変えるだろう。
だが、まだこの返答には続きがある。

「あ、あの。不思議な血を集める協力をしないって訳じゃないんです。
で、でも 今のところ その表示されてる血を全部集めて、お姉さんの
体調が完全に治るって言うのは私達の予想なんで……不安にさせる訳じゃないけど
『血を集めた後』のアフターケアも考えるべきだと思うんですよ。
全部見届けて、その献血を募るスタンドさんも完全に制御出来た暁には
私も、20万は貰ってもいいかなぁとは思いますけど……」

(『スタンド』には幾多もの可能性がある。
あらゆる精神の力『血』を吸収する。そのような特異な力が本体の貧血を
完治させる以外で収まるのだろうか? 私には別の『力』が備わる可能性がある。
『フラジール・デイズ』には相手の力を略奪するような能力は無い。
だがらこそ、見定め……この展望で私の望む結果を手元に引き寄せられるか
今は静観しつつ、善意の協力者でいよう)

56『あなたの血が必要とされています!』:2021/04/26(月) 23:28:55
>>54-55(遊部&関)

「あ………ありがとうございます………」

 『関』の快諾に『加宮』は喜びを浮かべるが―――

                     「………?」

 『遊部』の『まだ受けない』の言葉には不安そうな顔をする。
 ただ、『遊部』の説明を最後まで聴くと………

「………なるほど……… つまり、『血を集める』だけで
 ほんとうに私の『貧血』が治るかどうかは分からない………
 もしも、本当に治ったのなら、そこで初めて『依頼』を受け………
 そして、『報酬』を受け取りたい………という感じかしらね……?

 結果として『関』さんと同じように 協力してくれるというのなら………
     私としてはぜひお願いしたいところだけど………」

                   『加宮』は、一応の納得をみせた。

 ………

 そして、『関』が『ボール型スタンド』に手を伸ばす。
      『注射器』を借りていこうという算段か―――

   ただ、そんな『関』に対し、『ボール型スタンド』が自ら近寄って来る。
   それと同時に『遊部』の方にも『ボール型スタンド』が近寄って来る。
   それは先程、自らのスタンドの『血』を採った『ボール型スタンド』だ。

       ……(Φ)……            ……(Φ)……

      『私ハ フニクリ』           『私ハ フニクラ』

      『血ヲ集メル者二』           『ツイテイケル』

       『ツイテイク』              『ドコマデモ』


           それぞれが それぞれに語りかける。

              どうやら しばしの間

          彼らが二人のパートナーになりそうだ。

57<削除>:<削除>
<削除>

58関 寿々芽『ペイデイ』:2021/04/27(火) 01:37:22
>>55(遊部)
>>56(GM)

「いえいえ、困ったときはお互い様ですよう。
 ? ……それじゃあ、こちら、お借りしますねえ」

           スッ

『遊部』の思惑は分からないが、
『二人』でやれるなら有難い。
一人で『2500』を集めるのは、
どう考えても『難しい』からだ。

「『フニクラ』さん――――
 加宮さんのためにも、
 短い間にしたいですけど……
 よろしくお願いしますねえ」

『赤いフニクラ』に手を伸ばして、
伸ばして――――どうするんだろうか?
とりあえず、それを『連れて行く』ことにする。

「それで、ええと、『フニクラ』さん……
 『ついてくる』のはありがたいんですけど〜」

           シュン

「普段って、貴方をしまっておけたりはするんですか?
 例えばほら、私の『ペイデイ』をしまっておくみたいに」

『ペイデイ』を解除しつつ、そのような事を問いかける。
応えてくれるかは分からないが、『連れ歩く』には目立つ。

59 遊部『フラジール・デイズ』:2021/04/27(火) 20:46:40
>>56
>>58

「え、あっ よ、宜しくお願いしますね。『フニクリ』さん」

(……さて、妙なスタンドだ。献血の為に自動操縦? で付いてくるとはな。
いや、これも能力の一種と言う事か……完全に本体の献血を行う用途のみの
スタンド能力なのかも知れない)

だが、この『活動』も決して無駄ではない……。

(『フラジール』として活動し、この街のスタンド使いを調べるにあたって
素性を割れずに動くのにも、やはり限界がある。
善意の協力者。この仮面は使える……罅割れる事は少ない仮面なのだ。
『私』は、この街の頂点に必ずいずれ這い上がる……その為にも何が邪魔で
何が必要かを改めて見直す。その為にも、この『献血』を『利用』する)

「せ、関さんも一緒に頑張りましょうねっ。
え えっとさっき>>15の感じから見て 私達が触らないで付いて来て貰う感じなら
他の普通の人には見えない感じにならない……かな」

(おしゃべりを、少し し過ぎた。
ちっ 『ベソ』が学校で生活してる時よりも聡明になり過ぎてる!)

自分の粗さを自覚して段々苛立ちも内心感じつつ、最後に関に頼む。

「あ、か 加宮さんと関さん。れ、連絡先! 連絡先交換しましょう!」

(中間報告は必要だろうからな。
……やれやれ こう言うのを何故先導してやらなければいけない)

60『あなたの血が必要とされています!』:2021/04/27(火) 21:44:57
>>58(関&遊部)


                              『私ハ追従者ニ ツイテイク』
                               『追従者ハ 変更デキル』
                            『追従者ト 多少ナラ離レル事ハ可能』
                               『解除ハ 本体ニ潜ルノミ』

『関』の問いかけに、赤の『フニクラ』はいくつかの補足を加えて応える。
『追従者』というのが今の『関』の立場になるのだろう。
『多少離れる』の度合は不明だが、さすがに本当に
『プライベートな空間』からは離す事が出来る、という事だろう。

『追従者』を変えられるなら、誰か別の者を見つけられれば、
たまにはその者に預ける事で、『ボールの居ない時間』を確保する事も出来るだろう。
いっそ 、『加宮』に預けておくのも手か。
ただ、いちいちそんな事をするのは面倒ではあるが………

「………解除……というのはしまうという事かしら……
 私のところでないと、しまうのは無理という事なのね………

 でしたら、『バッグ』か何かに入れておけばいいんじゃあないかしら………
 そのくらいでしたら。『お礼』とは別に、私がプレゼントします………。

 『関』さんや……よければ『遊部』さんも………
 好きなタイプのバッグを買ってきて、
 『領収書』……いえ、『レシート』でかまわないわ………
 証明を持ってきてくれれば『必要経費』として支払います………」

『加宮』が気を利かせて、そんな提案をしてくる。
『スタンド』をバッグにしまう………
『スタンド』を知らなかった者だからこその自由な発想なのかもしれない。

 ………

『よろしく』という言葉に、青の『フニクリ』は
『遊部』に向かって会釈をするかのように揺れる。
これからこの『スタンド』としばらくは付き合っていく事となるのだろう―――

そして、『遊部』は『関』に呼びかける。
同じ目的に向かう『仲間』………仲良くしておくに越した事はないはずだ。

「………連絡先ね………
  電話番号と―――私の住所も書いておきますので………
   『血』を手に入れたらこまめに来てください……」

『加宮』は『メモ用紙』を取り出し、『関』と『遊部』にそれぞれ、
自らの名前、住所と電話番号を書いた紙を渡した。
駅近くのマンション―――賃貸か持ち家かは不明だが、
いずれにせよ立地的に、それなりのお値段はするだろう。

61関 寿々芽『ペイデイ』:2021/04/28(水) 01:11:27
>>59(遊部)
>>60(GM)

「なるほどですね……はあい、分かりました。
 それなら『鞄』に入れるのが良さそうですねえ。
 『すぐに取り出せる』方が、便利ですし」

(『家族』の誰かに預ける――
 のは、リスクが大きすぎますね。
 『アリーナ』の目もありますし、
 私が連れ歩くのが一番……のはず)

「スタンド使いの人に見られたら、
 警戒されてしまうか、
 『危ない人が寄って来る』かしそうですし〜」

ヴィジョンを常に出しっぱなしにするのは、
流石にリスクが高いと言わざるを得ない。
『加宮』の、『初心者』特有のアイディアが『正しい』。

「あっ、そうですね。
 連絡先は必要でした。 
 遊部さん、言ってくれてありがとうございます〜」

「これですね――――はい、『血』が溜まったら報告しに行きますよう」

メモ用紙の写真を撮りつつ、
用紙自体は受け取って、財布の中にでも入れておく事にする。

「それと、そのう、せっかくなので『バッグ』の『領収書』を渡す時にも……」

降ってわいた新調のチャンスにも、やや遠慮がちな口調だが、乗り忘れない。

62遊部『フラジール・デイズ』:2021/04/28(水) 20:06:14
>>60
>>61

(『鞄』……確かに、学生鞄だと身元が割れる必要がある。『危険行為』で
血を得ようとすればな。それでなくても『フラジール』として携行する時でも
必要性はあるか……私の場合、スタンドに携行させる必要もあるし
二つ鞄は必要だろう)

「あっ 有難うございます……ふ フラジールっ
お お揃いの鞄を買おうねっ え えへへ……」

(もう既に、無表情・寡黙な本体と瓜二つの実体化スタンドだと
この二人には認識されてる……余り下手に受け答えせず、このまま
微かに頷く程度のリアクションをさせるだけで良い)

遊部の発言に、フラジールは受動的に頷くだけだ。演技指導をしなければ
自ずとそうなる。『それでいい』 少なくとも、今この二人の前では
そう言う人形めいたスタンドなのだと思わせれば それでいいのだ。

(決して『私』の、我々の心を覗く隙は与えたりなどせん……)

「加宮さん、ご親切に有難うございます……ぁ あの、わ 私ドジだけど
一生懸命集める努力して治すの手伝いますから!
せ、関さんも が がんばろっ!」



(※PLとして質問:因みに分担して幾らかノルマを達成したら星間通信などで
加宮『GМ』に連絡する形でしょうか?)

63『あなたの血が必要とされています!』:2021/04/29(木) 04:50:44
>>61(関&遊部)

『鞄を買う』―――
最低限、『バレーボール』が入る大きさならば問題はないか。
『注射器』を生やした形態にあわせると
巨大なものになってしまうが、『利便性』は増すだろう。
『トートバッグ』や『リュックサック』、あるいはその他………
各々が自分のセンスや考え方によって好きなものを買えば良いはずだ。

「………ええ、『領収書』は遠慮なく持ってきてくださいね………。
この体調ですし、しばらく『自宅療養』していますので………。
『マンション』の……そう、住所のとおり五階の部屋です………。
『オートロック』なので、部屋番号を入力して呼びかけて下さい………」

何気に『スタンド』の分まで買おうとする『遊部』に、
『加宮』はわずかに表情を変えたが、その変化は一瞬だったので、
『遊部』や『関』が気付いたかどうか―――
しかし、それ以上、特に何か指摘するわけでもない。
『バッグ』の値段の限度額を決めない事もそうだし、
様々な機関に『貧血改善』の料金を絞り取られたのは
この『気の弱さ』や『詰めの甘さ』も一因にあるのかもしれない。

 ………

ふと、『関』と『遊部』は『フニクリ・フニクラ』を見やる。
『フニクラ・フニクラ』は『加宮』に背を向けている恰好であり、
『加宮』は彼らの『目』を見ることは出来ない状態だ。

『フニクリ・フニクラ』の『単眼』が『ディスプレイ』となり、

そこには―――

  『シバラクハ 持ツ』 『シバラクシカ 持タナイ』

  『私タチガ 害ヲ 及ボシテイル』『制御スルニハ』

   『『相応ノ 血ガ 必要ト サレテイマス!』』

   ………曖昧な『任務期限(タイムリミット)』。
        完全なる『後だし』だが、
        今更断るわけにもいかなそうな雰囲気だ………

64関 寿々芽『ペイデイ』:2021/04/29(木) 19:33:21
>>62(遊部)
>>63(GM)

「ええ、お互いよくやりましょう。
 ……それじゃあ加宮さんも、
 改めてよろしくお願いいたしますね」

        「……」

優しい、というより弱い人なのだろう。
家業柄もあって、何となくわかる。
ほうっておけない。

   ジッ

『ディスプレイ』を見る。
このスタンドが彼女に根差すなら、
制御するのは『必要』だ。
増して害を成すというなら――――

「出来るだけ吉報を持って来れるように、しますから」

「『お仕事』のためにも、
 それにあなたのためにも……私、頑張りますよう」

65遊部『フラジール・デイズ』:2021/04/29(木) 22:48:04
>>63
>>64
(※回答に関して了解)


 「は、はい。加宮さん わ わたしもフラジールも頑張るんで
安心して待っててください」

(……『タイムリミット』
はてさて、それが彼女自身の害が。または私達にとっての害か)

> 『シバラクハ 持ツ』 『シバラクシカ 持タナイ』

(その『シバラク』を過ぎると、自動的に私達に吸血を行おうとするか
周囲の一般市民も無差別に攻撃するか……どちらにせよ、本体の為の
スタンドと言う割には、随分と良い性格の能力をしてるようだ)

(――良いだろう。
お前達もこちらを利用するのだ、こちらも、精々それに則って利用しよう。
……それが『私』の流儀だ)

そのまま自然な形で離別する。学生寮に戻り、一先ずどう街を散策して
効率よく血を集められるか考えよう。

66『あなたの血が必要とされています!』:2021/04/30(金) 09:36:02
>>64-65(関&遊部)

『フニクリ・フニクラ』から同じメッセージを受け取っていても、
『関』と『遊部』―――二人の『思い』はそれぞれ異なる。
二人の採血への『アプローチ』もそれと同様、独自のものとなっていくのだろう。

『3000mlの血液』を集める………とにもかくにもそこへ『到達』すれば問題はないのだ。

「………あ……ありがとうございます………

 ………今なら少しは元気ですけれど、
      また、いつ、『症状』がやってくるかは分かりませんし……

     すみませんけれど、私はそろそろ自宅に戻らせていただきますね………」

『加宮』は二人が依頼を引き受けてくれた事に本当に安心した様子だった。
『20万円』の依頼………『口約束』ではあるが、
『加宮』の様子を見ると、それを反故にするようなタイプには見えない。
もちろん『100%』の保証はないが、『スタンド』がらみの依頼に関しては
どこかで『覚悟』を決めて、受諾していくしかないだろう………

 そして、三者はそれぞれの思いを胸に、それぞれが帰路に着くことなる。


  ………

 こんなふうにして、『遊部』と『関』の『血』を求める仕事は始まった。

   数多の『スタンド使い』をその胸に抱く『星見町』――――
    『この町(フィールド)』で『任務(ワーク)』を遂行していく。

      それが『歓喜の成功(ワクワク)』になるか、
       『無残な失敗(ワックワーク)』になるか。

    二人は『この町』に、試される事となるのかもしれない。



                 『あなたの血が必要とされています!』
                              → 『本編開始』

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68『あなたの血が必要とされています!』:2021/04/30(金) 09:54:51
本体の体内の『心臓』から腕を通り、
両掌から発現する球状の二体のヴィジョン。
一方は赤で一方は青。単眼と口を有する。
現段階で『自我』を持ち、独自の論理で動く。

『精神力』を『血液』として採取できる『注射器』を生み出すのが能力。

本来、『精神力を持つ生物およびスタンド』を能力対象とするが、
『機能不全』を起こしており『スタンド』にしか効果がないという
歪んだ能力対象となっている。

『注射器』は球体から『ウニ』の針のように無数に飛び出す。
ただし、針部分は『ウニ』とは逆に、球体に刺さるように発現し
持ち手が持ちやすいような形で飛び出してくる。
この『注射器』は抜く事で『実体化』し、だれでも扱う事ができる。
この『注射器』を対象に刺し採血する事で、精神力の『血液』を採取可能。

採血された自立型スタンドおよびDFのある本体は、
『献血後』レベルの立ち眩みを起こす場合がある。
そうでなくても『スタンドをしばらく動かした』程度の疲労が訪れる。

採取した後は『注射器』をスタンドの元の位置に戻す事で、
一時的にスタンド内に『ストック』された状態となる。
このまま、スタンドが本体の心臓に戻る事で、『血液』は本体に『輸血』される事となる。

『単眼』を『ディスプレイ』とし、思いを『文字』にして表示する事が出来る。
本体の心臓付近から外に飛び出すような格好となり、
『血の分析や採血量』『総採血量』などを確認することも可能。

この『注射器』はあらゆる『スタンド』に、硬度を無視して刺す事が可能。
痛覚があれば注射時のチクっとした痛みはあり、微細な傷も残る。
刺す場所や角度などは『採血』に特に関係しない。

現在、一種のスタンドにつき、一回しか『輸血不能』。
『採血量』に関する独自基準があり、対象の『スタンド』によって採れる量は異なる。
『採血対象』は、実体・非実体を問わず、『液体』『気体』『纏うタイプ』
『群体型』『本体がスタンドになるタイプ』も採血可能だが、『ヴィジョンなし』には対応不能。

『フニクリ・フニクラ』
破壊力:E スピード:C 射程距離:A
持続力:A 精密動作性:C 成長性:A

【備考(主にヴィジョン)】
・バレーボールほどの大きさの赤と青の二体のスタンド。単眼と口を有する。
・今現在、『自我』を持つ。その主たる目的は『本体の為に血を集める』事。
 性格については環境にて変動する。
・『超軟性』を持ち、仮に破壊力:Aで殴られても、
 ゴムボールのように凹んで吹っ飛ぶだけで破壊はされない。
・『注射器』はスタンド的なやや変わったデザインだが、
 強度や仕組みは一般の『注射器』と変わりない。
・DFは本体の心臓に来る。左右半分ずつを司り、
 一体だけでも破壊されれば、心臓は使い物にならなくなる。
・青は『フニクリ』、赤は『フニクラ』。
・現在、射程距離はAだが、他者に対する『追従状態』でしか移動できない。
・『追従状態』とはフワフワ浮かんだまま本体の移動にあわせスタンドも移動する現象。
  『フニクリ・フニクラ』は決めた他者を本体のように扱い、追従する。
・『フニクリ』『フニクラ』はそれぞれ別の追従者を持つことが可能。
・『追従時のスタンドと追従者の距離』は『5m』ほどの調整が可能。
・なんらかの要因で本体もしくは追従者と過剰に離れた場合は、
 『フニクリ・フニクラ』は対象の位置を正確に把握し、
 そこに向かってふわふわと浮遊しつつ、帰ろうとする。
・今現在、採血対象は『スタンドヴィジョンそのもの』である必要があり、
 『スタンド物質』には採血不能(厳密には『針』は刺せるが一滴もとれない)。
 ちなみに生物や一般物質に対しても、『針』は刺さるが一滴もとれない。
 普通の『注射器』のように液体を入れておく事なども不可能。

69『あなたの血が必要とされています!』:2021/04/30(金) 10:00:39
☆ ★ ☆『あなたの血が必要とされています!』のルール!☆ ★ ☆

・『関』と『遊部』は、板の中で自由に活動してとにかく
 『スタンド血液』を集めてきてください。
 『ゴール』はとにかく『3000ml』を集めきることです。
・期間は『5/1(土)0:00〜7/31(土)24;00』とさせていただきます。
 実働時間がこの期間ですので、それまででも、質疑などあれば受け付けます。
・期間を過ぎても『3000ml』が集まっていなければミッション失敗となります。
 リアル期間が『3か月』なだけで、板時間においてはその期限は『曖昧』です。
・『このスレだけでミッションの全貌が分かる』のが理想ですので、
 このミッションに関わる全ての事項はここで行うか、『URL』を貼っていただきます。
・参加者の『関連活動時』には大変お手数ですが、最初に
 『対応してくださる方々へ(>>70)』のURLを提示していただくようお願いします。
・『スタンド血液』を『加宮』に持ってきたロールと、
 その際の活動URLと共に書き込めば、GMがその『血液量』を提示させていただきます。
・更に『遊部』と『関』は、活動の成功失敗いかんを問わず、すべての関連URLをここに貼ってください。
・チャットログなどスレ外のものは任意ですが、ポジティブなもので
 『後で見返すと楽しいだろうな』というものは貼ってしまって構いません。
 逆を言えば、『雑味』になるようなものはスルーして下さい。
・『関』『遊部』に限らず、何らかの理由で、他PC・PLが
 このミッションに関連する活動を行ったのであれば、
 そのPCもURLを貼るよう、誘導をお願いします。
 相談して、『関』『遊部』が代行で貼っていただくのも一つの手です。
・このスレッドではGMからも何かしらの『状態報告』や『PL的告知』をする事があるので、
 『遊部』『関』両PLはレスがついているようでしたらとりあえず確認お願いします。
・『三か月』の期限は『クリアを満たす血液報告』までの期限です。
 ギリギリに『場スレ』に入って終わるまではOK……とはなりませんのでご注意ください。
・『遊部』『関』がこのミッションに関する活動の中で、『三日(72時間)以上』、
 相手の都合で待たされた場合は、『三日を超過した時間』をこのスレで申告していただく事で、
 『三か月』の期限を延ばす事ができます。ただ、これは個々で計算いたしますので、
 たとえば『関』が三日分ロスタイムを持っていても、『遊部』にはないのでしたら、
 ロスタイムで動けるのは『関』だけとなります。
・『フニクリ・フニクラ』の性格や喋り方などは『可変要素』です(環境により変動)。
  追従先のPL(『遊部』と『関』)がそれぞれのやり方・進め方で決めて構いません。
  場スレ等で第二のスタンドばりに追従先のPLが自由に動かしていただいて構いません。
・ただ、参加者の『フニクリ・フニクラ』の性格設定を参考にしつつ、
 GMが『フニクリ・フニクラ』を動かしたり、勝手に生態を決めたりする事があります。
 その場合、参加者もそれを踏まえて動かしていただきたく思います。
・つまりは『フニクリ・フニクラ』は参加者とGMの『シェアNPC』的な位置づけとなります。
・『遊部』『関』の両PLの他PC・NPCはこのミッションに関するあらゆる協力はお止めください。
 (ex:『関』PCに対し『遊部』PLの他PCがこのミッションに関する絡みを行うというのも禁止)
・その他、基本的な活動はこのスレ以外でフィールドワークして頂ければと思いますが、
 適切な場が見つからない『作戦会議』や、
 『フニクリ・フニクラ』とPCの閉じられた生活の一幕などを描写したい場合、
 あるいは『フニクリ・フニクラ』をGMに動かしてもらって戯れたい場合などは、
 タイミングを見計らって、自由にこのスレを『場』として使っていただいても構いません。
・また、採血を届ける以外にも『加宮』を訪問してもらっても構いません。
 その場合、供与者質疑レベルの数レスの応酬となります(雰囲気で伸びる事もあります)。
・上記利用時は、地の文、あるいは、メール欄に『使用用途』を
 はじめに明記していただけると分かりやすいかもしれません。
・『試行錯誤』中のミッションですので、その他、質問・提案は歓迎します。
 それもこのスレで構いません。それにより『ルール変更』もありえますので、
 繰り返しになりますが、『参加者』はとりあえずこのスレをチェックしつつ、
 『フィールドワーク』に勤しんでいただけると幸いです。

70『あなたの血が必要とされています!』:2021/04/30(金) 10:04:14
【対応してくださる方々へ】

・『関』と『遊部』は、板の中で自由に活動してとにかく『スタンド血液』を集めてくる
 『あなたの血が必要とされています!』という通称フィールドワークミッションに参加中です。
 ※以下は参考資料なので、詳しく知りたい方のみご覧ください※
 (フィールドワークミッションの説明>>1-2)(プロローグ:>>3-67)(利用スタンド&ルール>>68-69

・リアル時間での『期間』が定められていて、基本的には『5月1日0時〜7月31日24時』となっています。

・とりあえず、『関』と『遊部』を応援したい!という方も大勢いらっしゃると思いますが、
 実際に対応する場合は、『PL的優しさ』で無条件で協力するのではなく、
 なんらかの条件を課したり、『説得ロール』を裁定基準にするなど、
 願わくばこのミッションの『課題』になって下されば幸いです。
(あくまでお願いですので以上を踏まえつつ、それでもなお
 数レスで快諾してもそれはそれで問題はありません)。

・また、『遊部』『関』以外のPLでしたら、いくらでも違うPCで絡んで頂いて結構です。
 一度の失敗が即ミッション自体の失敗となるものではありませんので、
 『このPCでの絡みは低難易度』『このPCでの絡みは高難易度』
 『血液収集の進行状態を踏まえた難易度』などのコンセプトを決めて
 絡んでいただくのも一興かもしれません。
 (もちろん、何も考えずフィーリングで絡むのもいいかと思います)。

・対応にあたっての質問や提案を直接GMに行いたいのであれば、
 このスレにて自由に行っていただいて構いません。

・リアル時間制限があるものですので、
 あまりにも長期間拘束してしまうような『対応』を予定している場合、
 その旨を事前に参加者に伝え、その是非を確認していただけると幸いです。

71『あなたの血が必要とされています!』:2021/04/30(金) 10:16:00

以上で、プロローグおよび今回のルールについての説明を終わります。
5/1(土)0時より、『あなたの血が必要とされています!』本編を
本格開始いたしますので、参加者および星見町の方々は何卒よろしくお願いいたします。

72『あなたの血が必要とされています!』:2021/04/30(金) 20:30:59
>遊部PL
申し訳ありませんが、参加者としてもし>>69を、
読まれていないようでしたら読んでいただければ幸いです。

具体的には
>・期間は『5/1(土)0:00〜7/31(土)24;00』とさせていただきます。
ですので、湖畔は『フライング』となりますし、

分かりづらかったかもですが、
>・参加者の『関連活動時』には大変お手数ですが、最初に
>『対応してくださる方々へ(>>70)』のURLを提示していただくようお願いします。
というのは、このミッションに関する活動を行うために、
場スレ活動する場合は最初に、>>70、つまり、

【対応してくださる方々へ】
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1617983099/70n

を貼ってから絡んでいただければ幸いです。

今回は取り消すのもなんなので、URLを追記で貼っていただくのと、
『5/1』になってから、続きの絡みを行っていただければありがたいです。
色々面倒なルールがあって申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。

73遊部『フラジール・デイズ』:2021/04/30(金) 23:58:25
>>72

了解です、すみません。気持ちが昂って文章読み飛ばしてました。
今後はそのように致します。

74遊部『フラジール・デイズ』:2021/05/02(日) 01:15:22
【場】『 湖畔 ―自然公園― 』 その2より

飯田 咲良『シスター・ゴールデンヘアー』 と邂逅。
彼女の『スタンド能力の使用』の助力として『フラジール・デイズ』の演技により
自分自身を襲う事によって、彼女の能力を発揮させた。

詳細↓
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1591247432/642-655

75『あなたの血が必要とされています!』:2021/05/02(日) 05:53:13
>>74(遊部)
よかったね!

ただ、『報告』は場スレが全て終わってからで構いません。
また、PL的な『報告(活動URL貼り付け)』と『血を加宮に持ってくる』のは別物です。
『報告』だけしておいて、血を持ってくるのは後日。でも構いません。
『加宮』訪問は、一回ごとでなく、複数溜まってからでも構いません。

76関 寿々芽『ペイデイ』:2021/05/05(水) 23:38:40
>GM

マンションの部屋番号を入れ、呼びかける。

「加宮さ〜ん。関です。
 『一人分』――『例の』を、持ってきましたよう」

流石に血を持ってきました、とは言いづらい。
これはこれで怪しいが……まあ、背に腹は代えられない。

活動ログ↓
【場】『自由の場』 その1
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453049221/948-973

77『あなたの血が必要とされています!』:2021/05/07(金) 01:27:37
>>76(関)
「…………早速、来てくれたのね。
 ………その『リュック』が買ったものかしら?

 ………『血』……、実際、私が起きている時にもらえるのは、
           『初めて』だから………少し、緊張する」

『加宮』の部屋に招かれる『関』。
そして、『加宮』の腕から『フニクラ』が入っていき―――


      ペカァァ―――z______



 フニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラ

                   【ご協力者名】
      ―――――――――――――――――――――――――――

                    『チーロン』

      ―――――――――――――――――――――――――――

                    【基本事項】

       ?イ?:D【30】   ???:A【100】   ???:D【30】

                    【特記事項】

              ①『血』そのもの【+100】※1
              ②『血』関連能力【+100】※2
              ③本体一体化【+50】※3

                               合計:410ml
     ―――――――――――――――――――――――――――
       ※1:『血ソノモノ』ハ 『親和性』ガ高ク 『吸収効率』ガ段違イ!
       ※2:『関連能力』ハ 『親和性』ガ高ク 『吸収効率』ガ段違イ!
       ※3:本体自身ノ 『精神力』モ 併セテ 採レマス
      ――――――――――――――――――――――――――

フニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラ

「………こんなふうに、表示されるのね。
 ………なんだか、不思議だわ………」

『加宮』は自らの胸部をまじまじと見る。しばらくすると画面には、
『870/3000』という表記になる。最初の時に『460』になっていたはずだから、
純粋に『チーロン』の『410』が足された事になる―――

「………あ、少し、少しだけれど、ふらつきが軽減されたような」

確かに効果は、出ているようだ。

78関 寿々芽『ペイデイ』@『フニクラ』:2021/05/07(金) 01:44:27
>>77

「ええ、ちょっと良いリュックが欲しくて〜。
 これなら『フニクラ』もすっかり入りますし、
 それ以外の時でも、使いやすいかな〜っ、て!
 ……って、すみません、ちょっと公私混同でしたねえ」

エプロンのポケットに加えて、
多収納のリュックサックも背負えば、
物の入れ場に困る事はもうないだろう。

そして結果を見守るが――――

「…………!」

大当たりだったようだ。
輸血そのものの能力という事もあって、
内心『期待』はしていた。叶ったのは僥倖だ。

(かなりの上振れを引けましたけど、
 ただ……やっぱり、上の三つの数字は『低い』。
 『チーロン』の能力は全然見てませんけど、
 ここが高いスタンドだったらもっと…………)

法則性はいまだ見えてこないが、価値はあった。
美丹には、改めて礼を言う機会も必要そうだ。

「良かった……『3000』に近付けば近付くほど、
 貧血の方は『楽になっていく』みたいですねえ!」

「これからも時々『血』を持ってきます。
 今回ほどたくさんでは、ないかもしれませんけど……」

79『あなたの血が必要とされています!』:2021/05/08(土) 01:15:59
>>78(関)
「『カバン』は使いやすいのが一番だわ………
 良いものを買えたのならば、よかった………。
『血』は……これからも、ぜひお願いしますね………」

『領収書』の類があれば、『現金』を手渡しでお金がもらえるだろう。

「……『半信半疑』ではあったけど、本当に『血』を集めてきているのね………。
 『スタンド』………不思議な力………この『ボール』が私の………」

『役目』を終え、『腕』から出てきた赤い『フニクラ』を『加宮』はじっと見つめる。

「………ねえ、『関』さん……この子、『口』があるし、喋ったりするみたいだけど……
 『好きな食べ物』とかあるのかしら……? あとは、どんな事を考えているのかとか………。
 もし、暇があれば調べてみてくれると……本当に嬉しいわ………」

『加宮』がそんな事を口走る。『スタンド』に『食べ物』―――
おそらく『ペット』の一種のような感覚なのだろう。
無機質な印象の『フニクラ』………
『血が欲しい』以外の感情や個別の性格など果たしてあるかどうか―――

80関 寿々芽『ペイデイ』:2021/05/08(土) 02:12:58
>>79

「ええ、おかげさまで〜。
 それですみません、いやらしい話ですけど……」

         「『これ』……お願いします」

レシートホルダーを鞄から出し、
そこに入れた領収書を丁寧に差し出す。

「スタンド――――私も最初は信じられませんでした。 
 自分では動かせないときは、特に、そう思いますよね」

「『フニクラ』はいまのところ、
 仕事のお話ばかりですけど……
 そうですねえ、加宮さんが言うなら、
 ちょっとおしゃべりとかも、してみましょうか〜」

クライアントの言う事だし、
自分も短い間とはいえ付き合う相手だ。
『フニクラ』を見ながら、そんな考えを持った。

「……もうGWも終わって、私も学校なので、
 今回ほど早くは持って来れないかもですけど〜。
 代わりに『フニクラ』の情報も、次のお土産にしますよう」

実際に出来るかどうかは分からない。
が、『あんまり分からない』というのも一つの情報にはなる。

とりあえず今日のところは、『加宮』の下を立ち去ることにした。

81『あなたの血が必要とされています!』:2021/05/08(土) 02:29:42
>>80(関)
「………待っているわ。お願いします………」

『加宮』の様子にはまだ余裕があり、『期限』が迫っているといった様子はない。
『遊部』の方でもしっかり集めてくれているだろうし、このペースでいけば、
案外、余裕で『ミッション』達成出来るかもしれない………。

『関』は『加宮』から『バッグ代』を受け取り、マンションを後にした。
『関』には学校があり、自らの生活がある。
『血液集め』は並行して進めていくので、問題はないだろう―――

82遊部『フラジール・デイズ』:2021/05/12(水) 13:11:13
>GМ

 ピンポーン

「加宮さーん こ こんにちは。
こ、これ『三人分』 ですっ!」

「あ、それと買った『リュック』はフラジールのと合わせて
5980円ぐらいです」

買ったリュック↓
ttps://www.amazon.co.jp/-/en/WEATHER-Rucksack-Womens-Water-Repellent/dp/B07PJW1BPW/ref=sr_1_10?adgrpid=119874336435&dchild=1&hvadid=506546269135&hvdev=c&hvqmt=b&hvtargid=kwd-19910189904&hydadcr=27301_14361244&jp-ad-ap=0&keywords=%E3%83%AA%E3%83%A5%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AF&qid=1620792527&sr=8-10

活動ログ↓
【場】『 湖畔 ―自然公園― 』 その2より
スタンドの使い方に悩む飯田 咲良『シスター・ゴールデンヘアー』 の採血を行った
詳細↓
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1591247432/641-658

【場】『 歓楽街 ―星見横丁― 』 その2より
甘酒で酔ってた甘城天音『ビター・スウィート・シンフォニー』 の採血を行った
詳細↓
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1607077443/169-188

【場】『 私立清月学園 ―城址学区― 』 その2より
ベンチで勉強してる仁宇櫻子『ハスカー・ドゥ』の採血を行った
詳細↓
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1614349342/47-66

83『あなたの血が必要とされています!』:2021/05/13(木) 12:46:22
>>82(遊部)
「………『遊部』さん、ありがとう……ございます………
 この間は、『関』さんが来てくれたのよ………
     『献血』………実際にこの目で見せてもらって……
     改めて…本当なんだと分かりました」

『リュック』代は問題なく払ってもらえた。

『加宮』は少し調子がわるいようだ。
『献血』は『食事』みたいなものだと考えると、
『加宮』の体調面を考えるなら、
こまめに持ってきてあげる方がいいのかもしれない。

そして………

      ペカァァ―――z______



 フニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラ

                   【ご協力者名】
      ―――――――――――――――――――――――――――

               『シスター・ゴールデンヘアー』

      ―――――――――――――――――――――――――――

                    【基本事項】

       ?イ?:C【50】   ?イ?:C【50】   ?イ?:C【50】

                    【特記事項】

                      な し

                               合計:150ml
     ―――――――――――――――――――――――――――

    ―――――――――――――――――――――――――――

 フニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラ

84『あなたの血が必要とされています!』:2021/05/13(木) 12:52:17
>>82(遊部)

フニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラ

                   【ご協力者名】
      ―――――――――――――――――――――――――――

              『ビター・スウィート・シンフォニー』

      ―――――――――――――――――――――――――――

                    【基本事項】

       ?イ?:C【50】   ?イ?:C【50】   ?イ?:C【50】

                    【特記事項】

              ①生成能力(無機物/食品)【+50】※1
              ②完全自立型【+100】※2
              ③本体連動なし【-30】※3

                               合計:270ml
     ―――――――――――――――――――――――――――
       ※1:生ミ出ス力(パワー)ガ 多クノ『血』ヲ発生サセマス
       ※2:独自の精神カラ 『血』ガ タンマリ 採レマス
       ※3:本体カラ『血(シオクリ)』ガ アリマセン
    ――――――――――――――――――――――――――

フニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラ

フニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラ

                   【ご協力者名】
      ―――――――――――――――――――――――――――

                   『ハスカー・ドゥ』

      ―――――――――――――――――――――――――――

                    【基本事項】

       サイ?:D【30】   ?イ?:A【100】   ?イ?:D【30】

                    【特記事項】

              ①変化能力(無機物)【+30】※1


                             合計:190ml
     ―――――――――――――――――――――――――――
       ※1:変ジル力(パワー)ガ 多クノ『血』ヲ発生サセマス
     ―――――――――――――――――――――――――――

フニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラ

85『あなたの血が必要とされています!』:2021/05/13(木) 13:04:45
>>83(遊部)

『三体』のスタンドの血の内訳がゆっくりと順番に表示された。
?の項目は『献血』が増えるにつれ、少しずつ判明していっているようだ。
そして最後に浮かぶのは、『1470/3000』の文字………

「! ありがとうございます。

  不調が少しは治まってきました…

  『血』……もう半分くらい溜まっているんですね………」

『献血』の力か、『加宮』の体調が改善したようだ。

そして彼女の言う通り、『血集め』は順調―――
『関』も頑張っているだろうから、案外、早く終わる任務になるかもしれない。

86関 寿々芽『ペイデイ』@『フニクラ』:2021/05/17(月) 02:22:03
>GM

夕方に差し掛かる程度の時間帯に、
マンションの部屋番号を入れた。

「加宮さん、関です。
 『例の』……まあ新しく、手に入れましたよう」

↓活動ログ
【場】『自由の場』 その1とその2
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453049221/975-995
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1621051851/2-13

「『フニクラ』とは…………
 まだあんまり交流出来てませんけど、
 キャベツはどうも食べないらしいですねえ。
 ウニに似てるのは、見た目だけみたいです〜」

87『あなたの血が必要とされています!』:2021/05/17(月) 21:11:41
>>85
>遊部
「あ……いつのまにか行ってしまったのね………」

『遊部』が別れの言葉もかけず、颯爽と帰った後、
浮かんだ数字が『1470/3000』から『1480/3000』に変わる。
どうやら『上手く操作できていない』事が表示にも影響を与えていたようだ………


>>86(関)
「そう、キャベツは食べそうなのに、食べなかったの………」

『加宮』が『関』の言葉にすこし微笑む。
自分の『スタンド』の動向を聞くのが楽しいといった表情だ。

                            『血ガ必要ト サレテイル』
                           『不要ダガ アエテ食スナラ』
                           『血トナルモノガ 望マシイ』

そんな『加宮』の言葉に『フニクラ』が毅然と、そう応える。

「少し、少し、硬い喋り方よね………
 本当に私の『超能力』なのかしら………」

『加宮』が首をかしげる。

                                  『必要トアラバ』
                            『立チ振ル舞イハ変エル』
                                『必要トアラバ、ナ』

フニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラ

                   【ご協力者名】
      ―――――――――――――――――――――――――――

              『フォートレス・アンダー・シージ』

      ―――――――――――――――――――――――――――

                    【基本事項】

       サイ?:C【50】   タイ?:C【50】   ?イ?:C【50】

                    【特記事項】

              ①生成能力(無機物)【+30】※1
              ②所持品(無機物)【+10】※2



                             合計:190ml
     ―――――――――――――――――――――――――――
       ※1:生ミ出ス力(パワー)ガ 多クノ『血』ヲ発生サセマス
       ※2:所持品カラモ 力(パワー)ガ 採レマス
     ―――――――――――――――――――――――――――

フニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラ

その後に出る『1670/3000』の表示。
どうやら『遊部』がかなりの血を持ってきていたようだ。

88関 寿々芽『ペイデイ』@『フニクラ』:2021/05/17(月) 22:00:23
>>87

「それだったら、『鳥肝煮』なんかが好きなのかしら。
 今度、『フニクラ』の分も作ってみますね、
 せっかくですので……」

もちろん合理性は欠くが、
まだしばらくは連れ添う相手だし、
加宮を喜ばせたい気持ちもある。

「そうですねえ、喋る時はいつもこんな感じで。
 超能力(スタンド)と、その本体だと、
 性格が違うっていうのも珍しいない……んですかね?
 私のは性格なんて無いので、分かりませんけど〜」

遊部のスタンドも遊部と全く同じではなかった。
ともかく――――

「……まあっ、遊部さんったらいつの間にこんなに。
 ともかく、これでまた一歩前進しました。
 加宮さん、調子の方はどうですか?」

(サイ……は、サイズ?
 私の『ペイデイ』はかなり小さいから、
 そう考えたら納得はできますね……あと二つは?
 …………まあ、とはいってもサイズが大きいスタンドを
 狙って探すなんて無理だし、こだわる必要はないですか)

「フニクラがいつも言うように……
 『合理的』に、これからも集めていきたいですね〜」

89『あなたの血が必要とされています!』:2021/05/17(月) 23:14:03
>>88(関)

「あら、お料理するのね………
私も昔はしたのだけど、今はこんなでしょう……?
最近は色んなお店のものを『宅配』してくれる
サービスがあるから助かっているけれど………
そうね、ぜひ、作ってあげてみてちょうだい………」


        「『スタンド』というのは色々な種類があるのね………
         奥が深いというか………
         少し、まだ分からない世界だわ………」

『加宮』は『関』の話に応じていく。

「『調子』は………そうね。
いつも『血』を持ってきてもらった後は、少し良くなるのだけど………
『一時的』なもので………またそのうち悪くなる………」

『加宮』はそう言うと力なく首を振る。
今の『献血』はあくまで『対処療法』―――――
とりあえずは『/3000』の表記を信じてみるしかないのかもしれない。

90関 寿々芽『ペイデイ』@『フニクラ』:2021/05/17(月) 23:32:44
>>89

「ええ、家事はよくやってまして……
 『鳥肝煮』――家族も好きだって言ってくれてます。
 もし良かったら、加宮さんにもお裾分けしますよう。
 それで良くなるわけじゃあ、なくっても……」

血を納め終えた『フニクラ』に、
リュックに入るよう促しながら、
そんな提案をした。

「必要な『血』は、あと『半分』くらい……
 ここまでは順調に進んでますけど、
 気を引き締めて、残りも集めてきますから。
 加宮さんは、楽にして待っていてくださいねえ」

「それじゃあ、今日はこの辺りで……」

何もなければ、今日の所はそのまま立ち去るのだった。

91遊部『フラジール・デイズ』:2021/05/24(月) 15:38:10
【場】『 歓楽街 ―星見横丁― 』 その2にて雨宿りをする
平石基『キック・イン・ザ・ドア』より献血を行った
詳細↓
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1607077443/239-249


「加宮さん、持ってきましたよー! この前は挨拶もそうそうに早く
帰っちゃってすいません。お体は大丈夫ですか……?」

(あの少女『関』も、恐らく私の活動中に『献血』をしている筈。
恐らく、既に2000程度溜まっていても……ムっ)

 『1670/3000』

(まだ、1500を切った程度。となると持ってきたので大体1800程度になるか。
となると他のスタンド使いの献血の量を期待値200として私のノルマは残り三人は
必要だな。……スタンド使いが星見街にどのぐらい居るか不明だが、あの娘『関』と
被らず3〜4名。それでいて献血可能なスタンドと遭遇する。
思ったよりシビアになってきたな……)

心の中では難易度が少し上がってきたと悩みつつ、表面上は笑顔で加宮に応対する。

92『あなたの血が必要とされています!』:2021/05/24(月) 23:01:19
>>91(遊部)
『遊部』は様々な『交渉』を経つつ……………
(ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1591247432/702-710n)

再び、『献血』に成功したため、『加宮』の元を訪れた。

「ああ………ありがとう。来てくれて本当に嬉しいわ」

そういう『加宮』は以前よりやつれているように思えた。
そんな彼女に『フニクリ』を戻してやり―――

フニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラ

                   【ご協力者名】
      ―――――――――――――――――――――――――――

                『キック・イン・ザ・ドア』

      ―――――――――――――――――――――――――――

                    【基本事項】

       サイ?:C【50】   タイ?:C【50】   ライ?:C【50】

                    【特記事項】

              ①生成能力(無機物)【+30】※1


                             合計:180ml
     ―――――――――――――――――――――――――――
       ※1:生ミ出ス力(パワー)ガ 多クノ『血』ヲ発生サセマス
    ―――――――――――――――――――――――――――

フニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラ

ほどなくして『1850/3000』の表示が出る。

『遊部』の計算どおり、1800は超えたが………まだ、『遊部』は活動の必要があるようだ。
場合によっては『関』と共同で複数のスタンド使いを探す方法も考えてもいいだろうが………
もちろん単独での『献血』を続けていもいい。

「………ありがとう。少し、少しだけ楽になったわ………」

『加宮』はほっと一息つく。いずれにせよ、着実に前進はしている。

93遊部『フラジール・デイズ』:2021/05/25(火) 00:09:55
>>92


(以前より、やつれている……残り二月余裕は確かあれど
本人の精神状態によっては未知の病症なのだ……早めに、出来れば
6の月には達成させたほうがいいな)

「あ あまり具合が良くなさそうですね……が 頑張って
関さんと力を合わせて血をもっと一杯貰ってくるので!」

(……少し、あちらにも連絡するか)

別れの言葉と共に思案する。

加宮に心から労りの気持ち、と言うより。

自身にとって有益となるか不明だが、アレは貴重な『試験体』と言うものだ。
出来るだけ長く保たせないといけない。

決意を改めて、加宮の場所を後にした……。

94関 寿々芽『ペイデイ』@『フニクラ』:2021/05/31(月) 18:41:28

「加宮さあん、『いつもの』に来ましたよう」

リュックサックに加えて、
小さなクーラーバッグを持って来た。

活動ログ↓
【場】『 星見スカイモール ―展望楼塔― 』 その2
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1614349479/90-112

95『あなたの血が必要とされています!』:2021/06/01(火) 20:26:45
『関』と『遊部』は連絡をとりつつ、『採血』を進めていく―――――
(ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1456056964/162-167n)

>>94(関)
「ああ………いつもの………ありがとうございます……」

『加宮』が出迎えてくれる。ただ、前に来た時より弱っている感じは否めない。
まだまだ動けるようではあるが………

                           『…………』
                           『…………』

『フリクラ』が『加宮』を見つめる。
その様子は機械的で感情がない――――いや。
つきっきりの生活をしている『関』には、
『フリクラ』がどこか申し訳なさそうに思っているように感じられた。


              ギュウウ  ウ    ウ  ウ


フニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラ

                   【ご協力者名】
      ―――――――――――――――――――――――――――

                 『ノワール・デジール』

      ―――――――――――――――――――――――――――

                    【基本事項】

       サイズ:C【50】   タイ?:C【50】   ライ?:B【70】

                    【特記事項】

              ①生成能力(無機物)【+30】※1
              ②献血の応用【+30】※2

                             合計:230ml
     ―――――――――――――――――――――――――――
       ※1:生ミ出ス力(パワー)ガ 多クノ『血』ヲ発生サセマス
       ※2:応用ニテ献血ガ出来ルコトガ『親和性』ニ繋ガリマス
     ―――――――――――――――――――――――――――
【サイズ】A―自動車以上 B―人並みより大きく自動車より小さい C―人並み
      D―バレーボールより大きく成人並みより小さい E―バレーボール以下

フニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラ

それはそうと、とりあえずは『献血』を行うと、ほどなくして『2080/3000』の表示が出た。

             いよいよ『2000』の大台に乗ったようだ。

96関 寿々芽『ペイデイ』@『フニクラ』:2021/06/01(火) 22:29:29
>>95

(サイズ……自動車より大きいスタンドなんてあるのかしら。
 どんなに小さくてもポイントにはなるし、こだわる事は無いけれど)

見えて来た法則性は、『狙うべき』物ではない。
というより『小さいとしてもプラスになる』から、
大きいスタンドを狙って探すのは非合理的だ。

「……! ……大丈夫、これであと『1000』を切ったんですから。
 私と遊部さんならちゃあんと、最後まで集めきれます……絶対に」

加宮を励ます言葉――――
そして、彼女の『スタンド』に掛けた言葉でもあった。

「……それはそうと!」

クーラーボックスを下ろして、ゆっくりと開く。

「前に言っていた『鳥肝煮』を作って持ってきたんです。
 無理にとは言いませんけど、美味しく出来たと思いますし」

             スッ

「『フニクラ』と一緒に、いかがですか?
 ……御飯時には少し、早いですけど」

「あ、もし間に合ってましたら、家で食べますので……」

作り置き用に大量に作ったものの一部だが――――
宅配で食事を頼んでいるそうだし、嫌いとかでないなら足しになるだろう。

「それと……今回献血いただいた人が、能力で『輸血』が出来るそうなんです。
 血液型に関係なく……そういう、直接血を入れる治療法って、試した事はありますか?」

また、一応確認をしておく。もっとも、『抵抗が無ければ』が前提の話にはなるのだが。

97『あなたの血が必要とされています!』:2021/06/01(火) 23:07:18
>>96(関)
今まで表示されなかった液晶の詳細が見えるようになってきたのは、
『血液』が溜まってきたお陰というわけだろうか。
ただ、選り好みをするほど『スタンド使い』との出会いが多いわけでもないだろう。

「あ……持ってきてくれたのね。本当に。
最近は『デリバリー』ばかりで、こういう手作りのものは本当に助かるわ……」

『献血』をしたばかりの『加宮』は少しだけ血色もよくなり、
一時的な小康状態にあるようだ。

 「ぜひ頂きたいわ………
    さっそくだけど………今、いただこうかしらね」

『フニクラ』の方をチラッとみた『加宮』はそう述べる。

                       『血ニナル食ベ物デアル』
                       『食ベナクテモ生存可能』
                       『ダガ―――食ベテミヨウ』

『フニクラ』もそんなことを言っている。

「………『輸血』………? スタンドというのはそんな事も出来るのね………。
 ……『輸血』はしてみた事があるわ………少し、少しだけ気分が良くなったけど、
  結局はほどなくして元通りという感じね………」

話を聞くに、おそらく『造血機能』というべき身体機能が阻害されているのだろう。
だから『輸血』は一時的には体調改善をもたらすが、
それは結局は一時的に留まるという事か………

98関 寿々芽『ペイデイ』@『フニクラ』:2021/06/01(火) 23:31:32
>>97

「ふふ、せっかく沢山作るので……食べて貰えるなら嬉しいです。
 ……あ! それじゃあ、『フニクラ』の分もよそいましょうねえ!」

     「加宮さん、電子レンジってありますか〜?」

もちろん暖かいままを持って来てはいないので、
加熱するための器具を借りることにしよう。

――何かと世話を焼きたくなる加宮は勿論だが、
『フニクラ』も興味を示しているのが嬉しい事だ。

「元通り……なるほど、そうなんですねえ。
 それなら急いで無理にやる必要はない…………かしら」

  「今後……『少しでも楽に』、
   そういうタイミングがあったら…………
   その時の手段としては、覚えておきますね」

もっとも、その為には『眠目』の協力は必須。
彼女とのコネクションを保つためにも、
(……という口実無しでも、行く気はあるが)
やはりネイルサロンには行く事になりそうだ。

「……まあとりあえず、ご飯にしましょう〜。
 これだけだと濃いなら、お米も少しだけ持って来てますから」

クーラーバッグから更なるタッパーを出しつつ、努めて明るく、申し出た。

99『あなたの血が必要とされています!』:2021/06/01(火) 23:59:15
>>98(関)
「ええ………もちろん………あるわよ」

『加宮』が指さした方に行くと『キッチン』が存在する。
『電子レンジ』はもちろん、それなりの調理器具が揃っているようだ。
以前『加宮』が言っていたとおり、元気な頃は普通に調理をしていたのいうのは嘘ではないのだろう。

『フニクラ』は『関』の作業をなんとなく見つめている。本当に初期はただの無機質なスタンドではあったが、
最近の『フニクラ』は『献血』以外にも少しずつ『関』のやることに興味を抱いているように思えた。
この分なら言葉どおり『鳥肝煮』を食べてくれるのだろう。

『フニクリ・フニクラ』というスタンドは今はまだ不完全―――
おそらくスタンドの性格すらも明確に定まっていない、
ある意味では成長期の『子供』のようなものなのかもしれない。

『加宮』と『関』、そして『フニクラ』という奇妙な面子での食卓が始まろうとしている。
そしてそれが終われば、『関』は再び、『献血集め』の任務へと赴く事になるのだろう。

100関 寿々芽『ペイデイ』@『フニクラ』:2021/06/02(水) 00:07:52
>>99

「それじゃあお借りしますねえ、ありがとうございます」

耐熱容器を加熱しながら、
レンジの小窓に映る『フニクラ』を見る。

       (……なんだか、猫みたいですね)

単なるボールにも見える『その存在』に、
関自身、愛着のようなものは湧いてきている――――

「……はあい、温まりましたよう。
 お皿も……紙皿ですけど、持ってきてますので」

「それじゃあ、いただいちゃいましょう〜」

          ――――――だが、目標は、その先にある。
          『フニクラ』は『返す』のがゴールなのだから。

101関 寿々芽『ペイデイ』@『フニクラ』:2021/06/10(木) 01:38:55

「加宮さあ〜ん、例のを採って来ましたよう」

前回からあまり間も空いていないが、
それはどちらかと言えば良い事だろう。

インターフォンを鳴らして、部屋に上がらせて貰う。

『湖畔 ―自然公園― 』 その2より
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1591247432/766-776

102遊部『フラジール・デイズ』:2021/06/10(木) 09:55:18

【場】『 星見スカイモール ―展望楼塔― 』 その2にて
宗像征爾『アヴィーチー』から献血したぞ!

ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1614349479/113-122

>>101

 タッタッタッ

「あ! 関さん、久しぶりっ。いや、そこまで久しぶりでもない、かな?
丁度こっちも一本、血液を貰ってきましたよ!」

「加宮さん、大丈夫ですかー?」

偶然、合流する形で遊部も共に加宮の宅へと上がらせて貰う。

(丁度良い、ここら辺で加宮の能力に対して互いの情報を擦り合わせておくか。
新たな発見が、この少女『関』より知れるかもな)

103『あなたの血が必要とされています!』:2021/06/10(木) 22:14:09
>>101-102(関&遊部)

合流した『関』と『遊部』がチャイムを鳴らすと、無言で『オートロック』の『自動ドア』が開く。
そのまま部屋へ向かう二人………。

「………ああ……… 今日は………
    二人で………来てくれたのね…………」

『加宮』の様子は控えめに言ってもあまり良くはなさそうだ。
会った当初も痩せていたが、更にそれが加速しているように思える。


  シュウウウ ウ  ウウ
                    シュウウウウ ウ ウ ウ


そんな主人の危機をみた『フニクリ・フニクラ』が迅速に行動を開始した。
それぞれが両の手から心臓へと潜り、そして―――



フニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラ

                   【ご協力者名】
      ―――――――――――――――――――――――――――

                 『パンテオン・ロココ』

      ―――――――――――――――――――――――――――

                    【基本事項】

       サイズ:C【50】   タイプ:C【50】   ライ?:B【70】

                    【特記事項】

                     な し

                             合計:170ml
     ―――――――――――――――――――――――――――

     ―――――――――――――――――――――――――――
【サイズ】A―自動車以上 B―人並みより大きく自動車より小さい C―人並み
      D―バレーボールより大きく人並みより小さい E―バレーボール以下

【タイプ】A―血の通う生物のヴィジョン B―血の通わぬ生物のヴィジョン
     C―生物を模したヴィジョン(人型含む) D―生物の加工品のヴィジョン
      E―無機物、その他不明なヴィジョン

フニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラ


フニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラ

                   【ご協力者名】
      ―――――――――――――――――――――――――――

                    『アヴィーチ』

      ―――――――――――――――――――――――――――

                    【基本事項】

       サイズ:C【50】   タイプ:C【50】   ライフ:C【50】

                    【特記事項】

              ①所持品(無機物)【+10】※1

                             合計:160ml
     ―――――――――――――――――――――――――――
       ※1:所持品カラモ 力(パワー)ガ 採レマス
     ―――――――――――――――――――――――――――
【サイズ】A―自動車以上 B―人並みより大きく自動車より小さい C―人並み
      D―バレーボールより大きく人並みより小さい E―バレーボール以下

【タイプ】A―血の通う生物のヴィジョン B―血の通わぬ生物のヴィジョン
     C―生物を模したヴィジョン(人型含む) D―生物の加工品のヴィジョン
      E―無機物、その他不明なヴィジョン

【ライフ】対象の持つ内なるライフ(『持続力』)により増減する。

フニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラ


  その後に表示されたのは『2410/3000』の文字。


          「………いつも、ありがとうね。二人とも………」

その言葉と共に『加宮』の表情に少し生気が戻る。
ただその様子は到底『健康』とは言いかねた。

104遊部『フラジール・デイズ』:2021/06/10(木) 22:24:46
>>103(特に相談など無ければ退出する形で)

(サイズ・タイプについては予測出来た。そして最後のは
ライフ……成程、持続力、か)

これで、数値の種別は全て解明された。
残る血液は一名150mlと予測して関と自分で二人ずつ。

加宮の体調は、やはり日に日に悪化してる。今月の末には片づけるべきだろう。

「か、加宮さん。もう少しの辛抱ですからっ」

「関さん! 残り、私達で二人ずつ献血……頑張りましょう!」

105関 寿々芽『ペイデイ』@『フニクラ』:2021/06/10(木) 23:02:45
>>103(GM)
>>104(遊部)

ついに全容が明らかになった『血』の性質。
だが、ここまで来れば後はもう『根性論』だ。
元々狙っていける要素でもないのだから、
これに惑わされず、手当たり次第『採る』。
それが――――

「ええ、人数があと何人かは分かりませんけど、
 あとちょっとなのは…………間違いありません。
 加宮さん、本当に、あとちょっとですからね」

    「……『フニクラ』も!
     あともう少しだけ、
     私と一緒に頑張りましょうね」

それが、加宮の危機を救うなによりの方法だ。
残された時間も、そう長くはないだろうし、
残された役目も、そう多くはないのだろう。

「また、すぐ近いうちにきっと来ますから……
 無理はしないで、でも、元気でいて下さいねえ!」

特に呼び止められたりしなければ、ここを立ち去る。

106『あなたの血が必要とされています!』:2021/06/10(木) 23:17:26
>>104-105(遊部&関)


         『伝エナクテハ』     『ナラナイ事ガアル』


   思い思いの決意を表明し、帰ろうと廊下に出た『遊部』と『関』を、
   久々にそろった『フニクリ・フニクラ』が呼び止める。


  『アト少シ【血】ガ溜マレバ』      『本体ハ私タチヲ完全二制御デキル』

  『ダガ想定以上二』                   『本体ノ消耗ガ激シイ』

  『コレカラノ【血】二ハ』           『ヨリ濃密ナ【精神パワー】ガ必要』


『具体的ニハ強イ【感情】』    『相手ノ【感情】ヲ昂ラセテカラ【献血】シテ欲シイ』

『喜バセテモ』                                 『怒ラセテモ』

『哀シマセテモ』                              『楽シマセテモ』

          『ソレガ本気ノ』      『【感情】ナラ構ワナイ』


               …………………

順調に進み、いよいよ終わりが見えてきた『献血』の任務。
ひとりあたり『150ml』程度は稼げるとすれば、あと『四体』程度、
二人で分担すれば、おおよそ『二体』ずつでクリアはあるが……………
その『献血』に、厄介な課題が追加されてしまったようだ。

107関 寿々芽『ペイデイ』@『フニクラ』:2021/06/13(日) 14:27:27
追加ルールについて質問です。

・描写された相手PCの感情が『本気』であるかの判定基準は、相手PLにあるのでしょうか?
 
・血を採るまでのどこかのタイミングで、本気の感情を発露していればいいのでしょうか?
 それとも、血を採るその瞬間も継続して本気の感情である必要があるのでしょうか?

・喜怒哀楽ではない、困惑や憐憫といった感情でも良いのでしょうか?

・本気の感情を発さない相手からの採血は不可能かと思いますが、
 これは『採決は可能だが血に意味がない』という形でしょうか?
 それとも、『フニクラが採血自体を行えない』ような形でしょうか?

108『あなたの血が必要とされています!』:2021/06/13(日) 15:00:50
>>107(関)

・描写された相手PCの感情が『本気』であるかの判定基準は、相手PLにあるのでしょうか?
→基本的に活動URLを確認し、地の文などからGMが判定します。
  ただし判定が難しい場合は、相手PLに確認させて頂くこともあります。
  また、判定後、相手PLより『物言い』がつくようであればそちらを尊重させて頂きます。

・血を採るまでのどこかのタイミングで、本気の感情を発露していればいいのでしょうか?
 それとも、血を採るその瞬間も継続して本気の感情である必要があるのでしょうか?
→『感情の昂ぶり後』、10分程度は、『感情の力』が『献血』にのります。

・喜怒哀楽ではない、困惑や憐憫といった感情でも良いのでしょうか?
→構いません。

・本気の感情を発さない相手からの採血は不可能かと思いますが、
 これは『採決は可能だが血に意味がない』という形でしょうか?
 それとも、『フニクラが採血自体を行えない』ような形でしょうか?
→『採血自体』は行えますし、『加宮』の延命の役に立たない事もないですが、
  感情が乗っていない場合、『3000ml』への追加にはなりません。
  『感情が昂ぶり』が入っているかどうかは、『献血』したタイミングで、
  『フニクリ・フニクラ』が判定できますので、不安なようならば、
  献血の時点で、このスレに確認に来てもらっても構いません。

109『あなたの血が必要とされています!』:2021/06/13(日) 15:06:50
【対応してくださる方々へ(第二版)】

・『関』と『遊部』は、板の中で自由に活動してとにかく『スタンド血液』を集めてくる
 『あなたの血が必要とされています!』という通称フィールドワークミッションに参加中です。
 ※以下は参考資料なので、詳しく知りたい方のみご覧ください※
 (フィールドワークミッションの説明>>1-2)(プロローグ:>>3-67)(利用スタンド&ルール>>68-69

【NEW!】・新たに『有益な献血』をするのに、『本体もしくは自立型スタンドの感情の昂ぶり』が必要となっています。
      具体的にはなにかしらの『本気の感情の昂ぶり』から『10分以内』に『献血』する必要が出ています。
      その『昂ぶり』が有効かどうかは『GM』が判定させていただきますが、
      対応の方も『分かりやすく』書いて頂けると助かります。

・リアル時間での『期間』が定められていて、基本的には『5月1日0時〜7月31日24時』となっています。

・とりあえず、『関』と『遊部』を応援したい!という方も大勢いらっしゃると思いますが、
 実際に対応する場合は、『PL的優しさ』で無条件で協力するのではなく、
 なんらかの条件を課したり、『説得ロール』を裁定基準にするなど、
 願わくばこのミッションの『課題』になって下されば幸いです。
(あくまでお願いですので以上を踏まえつつ、それでもなお
 数レスで快諾してもそれはそれで問題はありません)。

・また、『遊部』『関』以外のPLでしたら、いくらでも違うPCで絡んで頂いて結構です。
 一度の失敗が即ミッション自体の失敗となるものではありませんので、
 『このPCでの絡みは低難易度』『このPCでの絡みは高難易度』
 『血液収集の進行状態を踏まえた難易度』などのコンセプトを決めて
 絡んでいただくのも一興かもしれません。
 (もちろん、何も考えずフィーリングで絡むのもいいかと思います)。

・対応にあたっての質問や提案を直接GMに行いたいのであれば、
 このスレにて自由に行っていただいて構いません。

・リアル時間制限があるものですので、
 あまりにも長期間拘束してしまうような『対応』を予定している場合、
 その旨を事前に参加者に伝え、その是非を確認していただけると幸いです。

110『あなたの血が必要とされています!』:2021/06/13(日) 15:08:09
>>109
『対応してくださる方へ】を更新しておきましたので、
参加者は新規のものをご利用ください。

111関 寿々芽『ペイデイ』@『フニクラ』:2021/06/13(日) 15:12:23
>>108-110
回答に感謝&テンプレの更新承知しました。

112関 寿々芽『ペイデイ』@『フニクラ』:2021/06/22(火) 19:35:10
  
             ピンポーーン

奥深き『謎解き』を経て、関は再び訪れる。

「加宮さーん。加宮さあん。
 ……持ってきましたよう、『例の』」

加宮は、まだ無事だろうか。
本当にまずいことになっているようなら、
この場所にいない可能性もあるが――

『小路のS』より
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1607077443/378-413

113『あなたの血が必要とされています!』:2021/06/23(水) 00:52:35
>>112(関)

 ………

             出ない。

             『他客二紛レテ』
              『行ッテミヨウ』

『フニクラ』がそう提案する。

もし『関』が言葉どおりに他の客に紛れて、
『オートロック』を突破し、『加宮』の部屋に行くのであれば、
『加宮』の部屋の鍵がかかっておらず、そのまま入れるの気付くだろう。

114関 寿々芽『ペイデイ』:2021/06/23(水) 15:17:43
>>113

「ええ……背に腹はかえられませんからねえ」

これくらいの悪事はなあなあにしよう。
誰に迷惑をかけるでも無いし、
しれっと……人を選ぶ間は無いので、
次に入ろうとした人間の後に続いて入る。

「……!? 鍵が……」

(もしかして、遊部さんが来ている……?
 いえ、それにしては話し声も聞こえない。
 外に出かけているとは思えないし、
 だとしたら鍵を開けてる理由は……)

「……………………っか……加宮さぁーん!」

……フニクラは消えていない。
おかしな様子も見当たらない。
『少しでもマシな可能性』を考えつつ、戸を開く。

115『あなたの血が必要とされています!』:2021/06/24(木) 00:07:29
>>114(関)

ドアを開き、『加宮』の部屋に入る『関』。

『加宮』は―――
ベッドで青白い顔で横たわっていた。

息は、ある。
『フニクラ』が居るので当然といえば当然だが………

『フニクラ』は素早く、『加宮』に潜り込み、

                  そして―――

フニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラ

                   【ご協力者名】
      ―――――――――――――――――――――――――――

                  『ストーン・エイジ』

      ―――――――――――――――――――――――――――

                    【基本事項】

       サイズ:C【50】   タイプ:A【100】   ライフ:A【100】

                    【特記事項】

              ①変化能力(無機物)【+30】※1

                             合計:280ml
     ―――――――――――――――――――――――――――
       ※1:生ミ出ス力(パワー)ガ 多クノ『血』ヲ発生サセマス
     ―――――――――――――――――――――――――――
【サイズ】A―自動車以上 B―人並みより大きく自動車より小さい C―人並み
      D―バレーボールより大きく人並みより小さい E―バレーボール以下

【タイプ】A―血の通う生物のヴィジョン B―血の通わぬ生物のヴィジョン
     C―生物を模したヴィジョン(人型含む) D―生物の加工品のヴィジョン
      E―無機物、その他不明なヴィジョン

【ライフ】対象の持つ内なるライフ(『持続力』)により増減する。

【血液量】A:100 B:70 C:50 D:30 E:10

フニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラ

その後、表示されるは、『2690/3000ml』の文字。

『前回』が、『2410』だったはずだから、『遊部』はあれから来ていないようだ。
『ロダン』のスタンドは血液量が多い部類だったようなので、
もしかすると、あと『二体』ほどでいけるのかもしれない―――


                               「…………んん」

『加宮』の瞼がゆっくりと開く。
『スタンド血液』が彼女の気力をすこし取り戻してくれたようだ。

116関 寿々芽『ペイデイ』@『フニクラ』:2021/06/24(木) 00:50:36
>>115

「まあっ……! フニクラッ――――」

      ・ ・ ・

            「―――― ……」

叫んだ時には既に『フニクラ』は動いていた。
彼はやはり、加宮のスタンドなのだと思った。

「……『280』。普通よりずっとたくさん……
 良かった。良かった、これならあと1人くらいで……!」

ベッドの傍に駆け寄って、
目に見える光景をそのまま口に出す。
それから、額に浮かんでいた汗に気付き、拭う。

「加宮さん……ああっ良かった、起きて……
 ……! む、無理には起きなくていいですよう」

顔を覗き込む。
言葉通り、無理に動いてもらうべきではないだろう。

「……遊部さんも血を集めたみたい、ですからねえ。
 きっとすぐに来てくれるはずです。
 私も、この後また、すぐに採りに行きますから……」

「もう少しだけ……そこでゆっくり、横になっていてください」

遊部はきっと自分よりずっと合理的な人間だ。
もしかすると二人分の血を集めてきてくれているかもしれない。

             ――――もう少しだ、本当にもう少しだけだ。

117『あなたの血が必要とされています!』:2021/06/24(木) 01:20:34
>>116(関)

「………来てくれた……のね。

 いつ、起きれるか分からなかったものだから……

      自分でドア開けておいたのだけれど………」

『加宮』が『関』にわずかに微笑む。
『貧血』………というより、『精神的』な疲弊に近いのかもしれない。

「合鍵………持っていって頂戴………

          『オートロック』用の鍵もあるから………」

『加宮』が力なく指さした先には確かに『二つの鍵』がある。
この鍵を預かったのならば『遊部』にも連絡して、
一緒に来るのがいいのかもしれない。

                 『【血】ニハ精神ノパワーガ詰マッテイル』
               『コレガ溜マレバ【使イコナセル】ヨウニナル』
                  『タダ一定量溜マッテ初メテ効果ガアル』
                   『ソレマデハ一時的ナ延命ニスギナイ』


『フニクラ』が改めて『加宮』の現状を説明する。
『加宮』の未熟な精神力で、スタンドを『使いこなす』為に
外部の精神力を借りる―――というわけなのだろう。

いずれにせよ、その『外部の精神力』が溜まるまであと少し。
『関』と『遊部』の活動(フィールドワーク)が、
報われる日が、すぐ近くまで来ているのを感じる。

118関 寿々芽『ペイデイ』:2021/06/24(木) 03:42:57
>>117

「ど……泥棒に入られちゃいますよう!
 もう……合鍵……無くさないように、
 大切にしまっておきますからねえ」

ドアが開けっぱなしな事について、
マシではない方の可能性として、
『防犯』に由来する事も頭をよぎっていた。
この物件なら過度な心配は不要なのだろうが……

       ゴソゴソ

「遊部さんにも伝えておくので〜
 今度からはちゃあんと、
 ドアは閉めててくれて、
 大丈夫ですから……ね!」

努めて暖かく、和やかな笑みを浮かべて、念を押した。
リュックからキーケースを出し、ひとまずはそこにしまっておく。

「……『フニクラ』、大丈夫。分かってますよう。
 3000にならないなら、2690でも2999でも同じ。
 少しだけ足りないときのお会計と、同じですね……
 ……遊部さんの集めた血次第ですけど、まだ足りない」

残るは『310』――――
理論上は『一人でも満ちる可能性はある』
だが、机上の空論を弄ぶヒマは無い。

「でも、きっと……『次が最後』です。私は……そう、信じてます」

             「だから、行きましょう、『フニクラ』」

だから――――向かおう。関と『フニクラ』との、きっと最後の『活動の場』へ。

119遊部『フラジール・デイズ』:2021/06/26(土) 12:18:17

『歓楽街 ―星見横丁― 』にて、スタンドの訓練をしていたらしい女性(赤月)を奇襲。
『殺意』の『血液』を得たぞ
>ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1607077443/353-373

『 湖畔 ―自然公園― 』2 にて、スタンドと言う単語混じりの呟きを聞き
『何者かの刺客に襲われる少女』を演じ、本体のスタンドを指示して
その呟きの主(一抹)と交戦させた。殺意を含む『憎悪』の『血液』を手に入れたぞ

>ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1591247432/792-812


 カツ カツ カツ……。

「…………」

高いビルを見上げる、裕福層の住居。加宮の、依頼主の居る場所へと。

(あの娘『関』は、もう既に居るかな)

立ち止まり、彼女が来てるか。または来る気配や人影を見渡して察知しようと試みる。

120関 寿々芽『ペイデイ』:2021/06/28(月) 23:25:24
>>119(遊部)
>GM

ここまでの道は、もう見ずにでも歩ける。
だから周囲を見渡しているのは、遊部を探して、だ。

「…………」

      キョロ キョロ

先に着いている彼女はいるだろうか――――
見当たらないようなら、まず連絡を入れるつもりだ。

【場】『歓楽街 ―星見横丁― 』 その2 より
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1607077443/434-463

121遊部『フラジール・デイズ』:2021/06/28(月) 23:34:03
>>120

「あぁ、関さん。待ってました」 にこ

階段入り口、日陰になる場所で座るピンク色の目立つ毛の少女。
貴方は見つける事が出来るだろう。
 軽く学生服の臀部部分を払って立ち上がる。

(これで、役者は出揃う。加宮の体調も考えれば
限界は近いのだ……今日が最後となるだろう)

「行きましょう」

表面上は、何時もの遊部だ。関に向ける顔は少し芯が弱そうな微笑だろう。

122関 寿々芽『ペイデイ』:2021/06/29(火) 15:17:52
>>121
>GM

「あぁ、遊部さん! お待たせしました〜」

        ススッ

小さく頭を下げ、小走りで駆け寄る。

「すみません、念のためにもう一人分、
 血の方を確保してたところでして……」

遊部の回収してきた『血』次第、
さらに言えば三刀屋の『血』次第だが、
おそらくは三人分のそれがここにある。

「…………ええ、行きましょう。
 今回できっと、加宮さんを元気にしましょう」

遊部がどのように血を集めたのかは、
また今度聞くことにしよう――今は加宮の元へ向かう。

123『あなたの血が必要とされています!』:2021/06/29(火) 21:36:01
>>121-122(遊部&関)

二人は各々が集めた血を『フニクリ・フニクラ』に入れ、
『加宮』の部屋へと向かう。合鍵は『関』が持っているため、
もう『加宮』の手を煩わせる事もない。


                 カチャリ

本来、『加宮』のチャイムを鳴らすべきなのだろうが、
そういう段階ではない事は入ってみて、改めて分かった。

『加宮』はベッドで静かに横たわっている。
その顔は真っ青で血の気というものを一切感じさせない。
ただ、死んでいるのではない事は、『フニクリ・フニクラ』が活動している事からも明らかだ。

                         ス ゥ

そして、まず動いたのは『遊部』とともに行動していた『フニクリ』の方。
『フニクリ』は二体分の『血』を有している。先に入るのは妥当といえるだろう。
『フニクリ』が、『加宮』の右腕から潜り込み………



                 ペカァァ―――z______


フニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラ

                    【ご協力者名】
      ―――――――――――――――――――――――――――

                     『サクソン』

      ―――――――――――――――――――――――――――

                    【基本事項】

       サイズ:C【50】   タイプ:C【50】   ライフ:D【30】

                    【特記事項】
              ①変化能力(無機物)【+30】※1
              ②所持品(無機物)【+10】※2

                             合計:170ml
     ―――――――――――――――――――――――――――
       ※1:変ジル力(パワー)ガ 多クノ『血』ヲ発生サセマス
       ※2:所持品カラモ 力(パワー)ガ 採レマス
     ―――――――――――――――――――――――――――
【サイズ】A―自動車以上 B―人並みより大きく自動車より小さい C―人並み
      D―バレーボールより大きく人並みより小さい E―バレーボール以下

【タイプ】A―血の通う生物のヴィジョン B―血の通わぬ生物のヴィジョン
     C―生物を模したヴィジョン(人型含む) D―生物の加工品のヴィジョン
      E―無機物、その他不明なヴィジョン

【ライフ】対象の持つ内なるライフ(『持続力』)により増減する。

【血液量】A:100 B:70 C:50 D:30 E:10

フニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラ

フニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラ

                   【ご協力者名】
      ―――――――――――――――――――――――――――

                  『インダルジェンス』

      ―――――――――――――――――――――――――――

                    【基本事項】

       サイズ:C【50】   タイプ:C【50】   ライフ:B【70】

                    【特記事項】
              ①所持品(無機物)【+10】※1

                             合計:180ml
     ―――――――――――――――――――――――――――
       ※1:所持品カラモ 力(パワー)ガ 採レマス
     ―――――――――――――――――――――――――――
【サイズ】A―自動車以上 B―人並みより大きく自動車より小さい C―人並み
      D―バレーボールより大きく人並みより小さい E―バレーボール以下

【タイプ】A―血の通う生物のヴィジョン B―血の通わぬ生物のヴィジョン
     C―生物を模したヴィジョン(人型含む) D―生物の加工品のヴィジョン
      E―無機物、その他不明なヴィジョン

【ライフ】対象の持つ内なるライフ(『持続力』)により増減する。

【血液量】A:100 B:70 C:50 D:30 E:10

フニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラ

124『あなたの血が必要とされています!』:2021/06/29(火) 21:45:01
>>121-122(遊部&関)

続いて左腕から入るのは、『フニクラ』。

          ギュウウウウ  ウ ウ  ウ ウウ ウ ウ ウウ


                  ペカァァ―――z______


フニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラ

                   【ご協力者名】
      ―――――――――――――――――――――――――――

                『ブラック・アンド・ホワイト』

      ―――――――――――――――――――――――――――

                    【基本事項】

       サイズ:C【50】   タイプ:C【50】   ライフ:D【30】

                    【特記事項】
              ①生成能力(無機物)【+30】※1

                             合計:160ml
     ―――――――――――――――――――――――――――
       ※1:生ミ出ス力(パワー)ガ 多クノ『血』ヲ発生サセマス
       ※2:所持品カラモ 力(パワー)ガ 採レマス
     ―――――――――――――――――――――――――――
【サイズ】A―自動車以上 B―人並みより大きく自動車より小さい C―人並み
      D―バレーボールより大きく人並みより小さい E―バレーボール以下

【タイプ】A―血の通う生物のヴィジョン B―血の通わぬ生物のヴィジョン
     C―生物を模したヴィジョン(人型含む) D―生物の加工品のヴィジョン
      E―無機物、その他不明なヴィジョン

【ライフ】対象の持つ内なるライフ(『持続力』)により増減する。

【血液量】A:100 B:70 C:50 D:30 E:10

フニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラフニクリフニクラ


『遊部』と『フニクリ』、『関』と『フニクラ』が集めた
『強い感情』の籠められた『血』は、
しっかりと『加宮』の糧となり、『プラス』となっているようだ。

    つまり―――――

                  『3200/3000』

『3000』を超えた表示が胸部のモニタに示され、

                    パ チ リ

            『加宮』が、その目をしっかりと見開いた。

125遊部『フラジール・デイズ』:2021/06/30(水) 22:01:15
>>123-124

「あぁ・・・良かった! 加宮さん、体調はどうです?
何か可笑しいところは? 大丈夫ですか……」

(さて、『ここからが本番』)

『感情』の血液……総じて私が採取したのは『憎悪』『殺意』と
負の感情で塗れたもの。少女(関)が集めたものが逆だとしても
それが加宮のエネルギーとなって、どう精神に影響を与えるか未知数。
いや、能力上 強い精神エネルギーが代謝機能になるだけで彼女には
害を与えないと言う可能性も高い。

どちらにせよ、この達成により彼女がどう言った変化を及ぼすか……
そこに関心が尽きる。表面上は何時もの遊部のままに彼女を案じながら
冷静に観察を瞳の中で収めていく。

126関 寿々芽『ペイデイ』:2021/06/30(水) 23:10:42
>>124-125

「『フニクラ』っ………………………」

彼は役目を果たした。それを実感した。
そこに自分の助力があり、自分も彼に助けられた。

(…………元気で。
 あなたの本体のこれからと同じだけ、
 あなたのこれからも、良いものであってほしい)

そして……新しい役目を、加宮と歩んでいくのだ。
願わくば自分の献身は血を集めた事実だけでなく、
新たなスタンド使いに、プラスとなった事を祈ろう。

「あ…………加宮さん!
 気付かれたんですねえ、良かった…………!
 ……血、集め終わりました。終わったんですよう」

    「これできっと、もう大丈夫……」

ベッドの傍に寄り、目覚めた加宮を見守る。
体調がどうか……気になるが、遊部への返答を待つ。

127『あなたの血が必要とされています!』:2021/07/01(木) 23:38:21
>>125-126(遊部&関)

「ええ―――
         大丈夫
               大丈夫です」

『遊部』と『関』の問いかけに『加宮』がその上半身を起こし、口を開く。
真っ白だった彼女の顔には明確に『紅』がさしている。
とにかく『病弱そうな印象』が抜け、
上品そうな本来の彼女の姿がそこには、あった。

「おかしなところ?
 辛い気持ちがなくなってとても晴れやかな状態だという事は確かだけれど。

   あとはそう―――『フニクリ・フニクラ』。

     私が彼らを『制御』できるという確固たる思いが心に生まれた、くらいかしらね」

しっかりとした口調で喋る『加宮』。
感情的には過剰に何かが偏っているというわけではないようだ。
『遊部』が想定した『負の感情』に引きずられているような様子はみられない。
それが、『感情は無関係』だったのか、
あるいは『関の方の感情と相殺』された結果なのかは分からないが―――

「―――改めて、本当にありがとうございます。
     私のために、二人とも、とても頑張ってくれて―――」

『加宮』が大きく頭を下げ、二人に礼を述べる。
                             フィールドワ-ク
その姿を見た『遊部』と『関』は、長きにわたった『献血業務』が
無事、終わりを告げたことを悟った。

128遊部『フラジール・デイズ』:2021/07/02(金) 09:07:09
>>127(了解しました。『終わり』で問題ありません。その後に1レス
遊部の後日談的な感じなの入れられるようなら投下させて貰えればと思います)


>ええ――― 大丈夫 大丈夫です

ほぉぉ……

「あぁ……加宮さん、本当に 良かった……治って。
一時は本当に顔色が凄く悪くて……ぅ……ひっぐ
このまま大変な事になるんじゃないかって、私」

喜びと、安堵の涙を流し手の甲で拭いつつ『ベソ』の人格を露呈させつつ。


(――ふむ、『こう言う形』で落ち着くか。
他にも隠れた力が眠ってる可能性はあるが……この場でも、今後も
追求するのは至難だな。引き際、だろう)

最初に吐いたため息は、他の者達には安堵に感じられただろう。
だが『私』の失意も少なからず含まれてる。
 貧血、その不調の改善以外の埋まったものが掘り起こされると期待してたのだ。

(だが、無駄ではないさ そう、無駄ではな……)

「ふぅ……せ、関さん。私達、やり遂げましたね!」

ある程度流した涙を取り出したハンカチで拭い、笑顔で彼女(関)にも
声をかける。

129関 寿々芽『ペイデイ』:2021/07/02(金) 10:31:25
>>127
>>128

「まあっ……!
 加宮さんったら、とっても顔色が良いですよう!
 すっかり元気になったみたいで……」

心配する感情も吹き飛ぶほど、
今の彼女は健康に見える。

「良いんです、良いんです。
 加宮さんがすっかり良くなって、
 『フニクラ』達がちゃあんと動かせるようになって」

「本当に、良かった……」

                フゥ ― ・・・

良かった、というほかにない。
遊部のように号泣まではしなかったが、
深い安堵と感慨が心を満たしている。

「遊部さんも……ありがとうございましたあ〜。
 一緒に、最後までやり遂げられて、良かった……」

     「貴女がいなかったら、きっと、上手くいきませんでした」

遊部には『何か』ある気はする――――だが、それは今は良い。
彼女の積極的な協力あってこそ、3,000のノルマを超えられた。
笑顔を返し、頭を下げる。

「……そうだっ、加宮さぁん。
 動かせるようになった……スタンド! 見せて下さいよう〜」

それからふと、そんな言葉が口をついて出た。
それは純粋な興味か、確認して安心するためか。

或いは――――『フニクラ』の姿を、最後にもう一度、見るためか。

130『あなたの血が必要とされています!』:2021/07/03(土) 10:52:23
>>128(遊部)

「遊部さん―――
 『献血』のために頑張ってくれたんですよね。
 重ねて、ありがとうございました」

『加宮』は『遊部』への感謝の思いを伝える。
『フニクリ・フニクラ』の能力は変容しているのかもしれないが、
この雰囲気で追及するのは確かに不自然なのかもしれなかった。

>>129(関)
『関』は自らの感情を素直に吐露する。
『献血仲間』であった『遊部』には気になるところはあるものの、
感謝する対象である事に間違いはないだろう。

「スタンド―― ええ、そうね。
 今なら、『分かる』」

『加宮』は集中するためか、軽く目を瞑る。

     両手を広げ、そしてそこから―――


       グウィイン              グウィイン

      ……(Φ)……           ……(Φ)……


最早見慣れた存在、『フニクリ』と『フニクラ』が『加宮』の両手から出現する。

………ただ、どこか、『雰囲気』のようなものが異なっている気がする………

131関 寿々芽『ペイデイ』:2021/07/04(日) 23:28:24
>>130

「…………『フニクラ』」 「……」 「いいえ」

今までと異なる雰囲気を感じて、
ふと、腑に落ちたような気がした。

               フ ・・・

息を短く吐き出す。

「いいえ、違いますよね〜。
 ……『フニクリ・フニクラ』。
 加宮さんのスタンドは、二つが揃って一つ」

自分とフニクラの繋がりは、もう終わったのだ。
分かっていたことを改めて実感する事が出来た。
そしてそれは意味がある事だったのだろう。

「ちゃんと出せるのを見て、ますます安心しました〜。
 ……これで本当におしまいだって、納得できて」

そう言って、ゆっくりと頷く。
視線を加宮の方に戻す事は、難しくはない。

「……あ、でも、これでご縁が切れるとは思ってませんよう!
 なにせ、『スタンド使い』同士の縁は引き合うものですし」

笑みを浮かべるのもだ。
自分達の献身が加宮の回復を助けたのだから――――

「これからも、たまにお話出来たら嬉しいです、……加宮さん」

132 遊部『フラジール・デイズ』:2021/07/04(日) 23:35:09
>>130-131(レス遅れ申し訳ない。こちらも、ミッション終了後に独自で一度だけ
エピローグ的な形でレスすると思いますが。ミッション自体のレスは終了です)

「ぐすっ……い、いえ。加宮さんが本当に元気になった姿を見られただけで
良かったです。せ、関さんの言う通り。
元気になったから、また時間がある時でも良いんで一緒にケーキでも食べたりして
集まって、今回の事以外でも色々お喋りして、仲良くなれたらと思います!」

『ベソ』っかきの少女は涙を拭きつつ笑って告げた。

『フニクリ・フニクラ』と、今後ともに街を練り歩く事は恐らく無いだろう。

それでも、この三人の絆が消えるわけでは無い……。

133『あなたの血が必要とされています!』:2021/07/05(月) 00:45:16
>>132(遊部)
「ええ、本当に―――
 今度、元気になったら、二人を招待させて頂くわ。
  その時はぜひ、美味しいケーキでも食べましょうね!」

『遊部』に『加宮』は笑顔で返す。
さきほどまで瀕死の様相を呈していた人物とは思えない。
彼女を救ったのは他ならぬ『遊部』の『献血』だ。
それは誇っていい事なのだろう。

>>129(関)
『フニクラ』の雰囲気が違う事を感じる『関』。
それは『フニクラ』が『加宮』のスタンドに戻ったという事なのだろう。
それは『祝福』すべき事ではある………

なにかを吹っ切るように『関』は『加宮』に語りかけていたが、


.                                『……関……』

     不意に『フニクラ』が、文字を表示し始めた。


..          『私ノ意思ハ 未熟な本体ヲ助ケル為ニ 存在シタ』
              『ツマリ一種ノ 暴走状態ダッタト 言ッテイイ』

                         『ソレハ 意思ガアル事ガ』
..                         『恒常 デハナイトイウ事』

『意思のあるスタンド』というものは確かに存在する。
ただ、『フニクリ・フニクラ』の場合、それは、
本体が扱い切れない『未熟な時期』をサポートするためのものであり、
本来的な性質ではないという事のようだ。

                               『……関……』

..                 『フニクリハ スデニ【沈黙】シテイル』
                   『私ガ語レテイルノハ 君ガ集メタ』
                      『余分ナ血ガ 残ッテイタカラ』

順番的に『関』が集めた『ブラック・アンド・ホワイト』の血は、
『3000』達成には用いられなかったようだ。
それが『フニクラ』に残って『活動のパワー』になっているという事か。


 「…………」


『加宮』は『関』にメッセージを伝える『フニクラ』を、
そして、『関』自身を慈しむように黙って見ている。

『関』は『フニクラ』と交流をしてもいいし、しなくてもいい。

134関 寿々芽『ペイデイ』:2021/07/06(火) 00:41:04
>>133

「『フニクラ』………………」

加宮の顔を一瞬だけ見て、それから、画面を見た。

「……あなたがっ」

フニクラとの間にあった関係は何だろうか?
関は……『関 寿々芽』は改めてそれを考えていた。

「あなたが……助けてくれたのは、加宮さんだけじゃあないです。
 ……いえ、結果から言えば加宮さんを助ける事に繋がった事」

        「だけど……」

この仕事をやり終えられたのは、なぜだろうか?
遊部が集めてくれた血のおかげでもあるだろう。
献血を惜しまず協力してくれた人たちのお陰だろう。
あるいは『ペイデイ』の能力のおかげで――――――

「フニクラ」

常に『口出し』をしてくる存在が、
成果の無い日の沈黙を和らげてくれる存在が、
一緒に人を探し、食事をして、謎を解いて―――――

「あなたが『いた』のは、加宮さんの、ためだとしても……。
 いてくれたおかげで、私はやり遂げる事が出来たんです。
 だから……っ、助けられたのは、きっと、私もですよう」

言葉に詰まりそうになるが、それをこらえた。
これが最後で、そして、それは、悲しい別れではないのだ。
 
「ずっと、ありがとう。フニクラ……あなたがいた事、私……」

            「私………わ………忘れません、よう」

だが、そこまで言って言葉が止まった。
別れを告げる事が、今になって、それは、引導を渡すようで――――

135『あなたの血が必要とされています!』:2021/07/06(火) 01:45:45
>>134(関)

                                 『……関……』
                        『助ケラレタ ト 君ハ言ウガ』
.                        『当然ダガ ソレハ私ノ方ダ』


心なしか『フニクラ』の画面が薄れてきたように感じる。


                           『君ニハ 感謝シテイル』
                           『本体ノ為ニ 【献血】ニ』
                              『奔走シテクレタ事』


『ブラック・アンド・ホワイト』が与えてくれた『160ml』。
これが一体どの程度の『猶予』を与えてくれるのかは分からない。


                               『………アトハ』


分かることは、この時が『永遠』ではないという事くらいか。
『関』が最後まで『献血』に注力したが故の『ロスタイム』。


                             『【鳥肝煮】ダッタカ』
..                     『アレガ齎シタ感覚ハ オソラク』
.                   『【美味シカッタ】ト イウモノ ダッタ』


過ごしたのは春から夏に変わるか変わらないかくらいのわずかの時間。


                               『………アトハ』


『加宮』を救うという任務で築かれた『絆』は、思いのほか強固になっていたようだ。


                           『猫獣トノ 【知恵比ベ】』
...                      『アレモ 興味ブカイモノダッタ』
                        『共ニ答エニ 辿リ着ケタ事』
                            『ソレヲ 誇リニ思ウ』


『フニクラ』は『関』への『思い出』と『感謝』とを次々と、表示していく。
最初だけは『本体』の為の『感謝』だったが、あとは『フニクラ』自身の『感謝』。
それは、淡々とはしていたが、一向に止まる気配はなかった。


.                            『……………アトハ』


..                             『…………アトハ』


                               『………アトハ』


                                『……アトハ』


                                 『…アトハ』


     そして――――――


 結局、『フニクラ』の『関』との『思い出』と『感謝』の羅列は、
 彼の『画面』が薄れ、完全に何も見えなくなるまで、最後まで、ずっと続いた。

136関 寿々芽『ペイデイ』:2021/07/06(火) 02:28:12
>>135

「…………………………………私も」

「私も…………」

「…………」

「……」

関は『フニクラ』という存在に手を伸ばし、ただ、添えた。
そして、ただ、その画面から目を離さない事だけを努めた。
詰まる声を押さえる事もせず、ぼやける視界も拭わず、
言葉を無理に絞り出す事もせず、ただ、彼との最後の時間を――――

「フニクラ……さようなら。
 ……あなたと過ごせて、一緒に仕事ができて、良かった」

「本当に……ずっと、忘れません、から…………」

だが――――それだけは伝えたかった。
それが届いていたのかは分からない。
献身や協調や慈愛の精神ではなく、
それをしなくては……違う。したくて、したのだ。

それを言い終え、画面が見えなくなっても、しばらく『フニクラ』に手を添えていた。
今にも、この先にも悲劇は無い。だが――――――

「加宮さん……私、ごめんなさい、もう少し、あと、少しだけ、このままで…………」

137『あなたの血が必要とされています!』:2021/07/06(火) 22:26:04
>>136(関)

『フニクラ』の画面にまだ『フニクラの思い』が羅列しているその間、
『関』が『フニクラ』に手を添えると、そこにはしっかりと『感触』がある。
通常、スタンドである『フニクラ』に触れる事は出来ない。
それが出来るという事は、『フニクラ』の方からも『関に触れたがっている』という事だ。

『画面』が消えても、しばらくはその『感触』は残っている。
『フニクラ』の『気持ち』は、まだ、残っている。

それにすがるように、『関』は『フニクラ』に触れ続けていたが、

  やがて、


          その『感触』が―――


                              …………………

                                 ……………

..                                   ………

                                     ……

                                      …



          ある『瞬間』に、すぅ、と消えた。


『フニクラ』という球体は、確かにまだそこにおり、
その姿は『関』と行動を共にした時のまま。そこに寸分の変化はない。

しかし、今の『それ』はただただ『加宮芒』の『スタンド』。
100パーセント、『加宮』の意志で動き、そこに他の要素はない。

    ……

「――――『関さん』」

  『加宮』の声が、響く。

   「たくさん、たくさん、

         たくさん、過ごしてくれて、本当にありがとう」

『加宮』は代弁するかのように、『関』にそう告げた。
その思いはもう、直接、伝えられることはないのだろう―――

                      ……………

138『あなたの血が必要とされています!』:2021/07/06(火) 22:30:43
>遊部&関

        フィールドワークミッション
こうして二人の『献血任務』は幕を閉じる。

『加宮 芒』という一人の女性を救うために、駆け抜けるように過ごした『二か月』あまりの期間。
その過程で『遊部』と『関』は、様々な『場所』で『スタンド使い』と出会い、その協力を仰いだ。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


                            「痕が残ったり、しないといいんですけどね!」


「も もうっ……フラジールってば。危ないかも知れないのに」

「献血、協力させてもらいます。
……もしかして、献血もスタンドでするんですか…?」


                     「血を摂るときは言ってくれよ? 目を逸らしておくからね」

「こうすればいいの…?
 あんまり痛くしないでね……」


「お金?いいよいいよそんなの」
「協力する!どうすればいいの?」

                                 「私にできることなら、協力しますよ。」


「……胡散臭いな」
「だが、人助けか」


                                           「……わかりましたぁ。
                      とてもいいお話だと思います。『営業』をお受けしましょう」


                                         「そんじゃ、お願いっショ!
                            けどけどぉ! 俺の頼みも聞いて欲しいっショ!
              時間あって、UFOに関して重要な話があったら清月のミス研に顔出して
                教えて欲しいっショ! だってUFOは直ぐ近くにきっと居るからさ!」


「多少でも誰かの役に立つなら『俺の血』を渡そう」


                      《――――まぁ、良かろう。だが、『程々』にしてくれたまえ。
                                         私は『君達』とは違うのだ。
                                      最も、君の言う『献血』とやらが、
                                  『文字通りの意味』だとは思わないが》


「私の・・・・『血』だと・・・?
 何を・・・・・! (プスッ) ・・・・・ッ!? く・・・・・ぁ・・・・・ッ!!」


「私程度がお役に立てるなら…えいっ!」


                                「今の僕なら、『献血』にも協力できそうだ」


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

この『成功』は、二人の活躍はもちろんの事、
『星見町』の『スタンド使い』の協力なくしては達成できないものだった。

   その活動のすべてを糧にしつつ、『関』と『遊部』、

                            To be continued...
そして、関わったすべてのスタンド使いの物語は、続いていく―――


                           『あなたの血が必要とされています!』 →『了』

139『あなたの血が必要とされています!』:2021/07/06(火) 22:33:29
★氏名― 加宮 芒(かのみや すすき)
★スタンド― 『フニクリ・フニクラ』
★性別― 女 ★年齢― 34 ★血液型― A
★生まれ― 双子座 ★髪の色― 黒 ★瞳の色― 黒
★趣味―献血 ★身長― 159cm
★好きな映画― 『ラ・ラ・ランド』 ★好きな色― 赤と青
★外見―ロングの黒髪。質素な恰好を好む。

備考―裕福な家庭に育ち、穏やかな性格に育った。
    今でも実家から十分すぎるほどの仕送りがあり、金銭に困ることはない。
    『非常勤講師』として生物の教師をやっていたが現在は休職中。

    穏やか過ぎる性格からか、何らかの要因により目覚めた『スタンド』を制御できず、
    その性質が害をなしてしまっていた。
    本体の制御から外れ、一種の暴走状態となった『スタンド』は、
    射程距離の枷から外れ『生存本能』を自らの意思として、『遊部』と『関』に助力を求めた。
    (参考資料:原作初期『スター・プラチナ』・『スパイス・ガール』、および空条ホリィ)

    そして、様々な『スタンド』の『精神パワー』を『献血』してもらった『加宮』は、
    そのパワーを利用して、『フニクリ・フニクラ』を制御する事に成功した。
    献血に協力した『スタンド』の『精神パワー』は『加宮』の『精神力の核』として、今もなお存在している。

140『あなたの血が必要とされています!』:2021/07/06(火) 22:37:30
本体の体内の『心臓』から腕を通り、
両掌から発現する球状の二体のヴィジョン。
一方は赤で一方は青。単眼と口を有する。

『精神力』を『血液』として採取できる『注射器』を生み出すのが能力。

『注射器』は球体から『ウニ』の針のように無数に飛び出す。
この際の『針』の向きは任意に変えることが可能で、
そのまま『針』を表面に向けたり、逆にして、持ちやすいような形で飛び出させる事も可能。
また、『注射器』は本体の意志でボウガンのように射出する事も可能。
この『注射器』は抜く事で『実体化』し、だれでも扱う事ができる。
この『注射器』を対象に刺す事で自動的に『注射器』が動き、『精神力の血液』を採取可能。
採取した後は『注射器』をスタンドの元の位置に戻す事で、スタンド内に『ストック』された状態となる。

『精神力の血液』は、生物に注入すれば『精神的ダメージ』の回復や抵抗力となったり
『精神機能の向上』をはかる事などが可能。
また『スタンド』に注入する事で、精神力の権化である『スタンド自体』の
ダメージを回復したりパワーアップをさせる事も可能。

『同一対象』から何度も『採血』する事も可能。
大量に行う事で『精神パワー』を減らし、『スタンド』を無力化させていく事も可能。
また、生物相手の場合、相手を『無気力』にさせたり、
能力などで植え付けられた『人格』自体を殺傷させるなどといった事もありうる。

『単眼』を『ディスプレイ』とし、本体自身の意思や、
『現在所有の血の情報』などを提示することも可能。

『精神力を持つ生物等およびスタンド』が能力対象。

『フニクリ・フニクラ』
破壊力:E スピード:C 射程距離:C
持続力:A 精密動作性:C 成長性:C

【備考】
・バレーボールほどの大きさの赤と青の二体のスタンド。単眼と口を有する。
・『超軟性』を持ち、仮に破壊力:Aで殴られても、
 ゴムボールのように凹んで吹っ飛ぶだけで破壊はされない。
・『注射器』はスタンド的なやや変わったデザインだが、
 強度や仕組みは一般の『注射器』と変わりない。
・感覚やDFの共有あり。一体だけでも破壊されれば、心臓は使い物にならなくなる。
・青は『フニクリ』、赤は『フニクラ』。
・この『注射器』はあらゆる対象に、硬度を無視して刺す事が可能。
 痛覚があれば注射時のチクっとした痛みはあり、微細な傷も残る。
 刺す場所や角度などは『採血』に特に関係しない。
・滅多にないとは思われるが、『採血相手』の『血液』との『相性』など、
 特定の条件が重なることにより、『精神力』を過剰に刺激し、
 『特異な才能』を目覚めさせる事もあるかもしれない。

141『あなたの血が必要とされています!』:2021/07/06(火) 22:45:55

後日、『遊部』と『関』は、『加宮』を訪問し、無事、報酬の『20万円』を受け取った。
『連絡先』も交換しているし、また、なにか用事があるのなら交流を持ってもいいだろう。

                       遊部『フラジール・デイズ』→『20万円』&『リュック』GET!
                               関『ペイデイ』→『20万円』&『リュック』GET!

142遊部『フラジール・デイズ』:2021/07/07(水) 22:32:22

 pi pi

トゥル ルルル   トゥ  ルルルル   トゥ  ルルルルル……

            pi……

「……」

「『シスター・ゴールデンヘアー』 対象を守る際に身体能力が上がるスタンド」

「『ビター・スウィート・シンフォニー』  食品の生成可能なスタンド」

「『ハスカー・ドゥ』 本体の肉体に接合されたスタンド、能力 不明」

「『キック・イン・ザ・ドア』 近距離型、歯車の意匠が特徴。
能力 推測だが歯車の生成。それ以上は不明」

「『アヴィーチ』 近距離型、能力は不明だが計り知れないパワーを私見で
内包してるのを感受」

「『サクソン』 本体の所有品を暗器に近い殺傷性の武具へ変化を目撃。
恐らく、能力によるもの」

「最後に 『インダルジェンス』……『鎮静』と言う悪感情を抑制する刃の能力」

「――私が得た情報は、これ等が全てだ『レコーダー』」

                「えぇ……有難うございます。遊部 玲実さん」


             ドドドドドドドドドドドド・・・

                「最後に、その因果となったスタンド
                 『フニクリ・フニクラ』は?」

「制御に至った。だが、本体の精神性らして、これ以上の展望は無い。
奪取か、それ以外の方法で。そちらが用途を望むなら」

      「いえ、興味深い能力ですが、効率が余り芳しくないし我々に差し障りは
基本ないのでね。基本、放置です。話を本題に戻します。
今回の情報料を元に、貴方の『誠意』は知れました。歓迎いたします」

「あぁ、今後とも宜しく願おう」

          「……ほかに、知れた能力者は居ないですよね?」

「あぁ、これが『全て』だ」

              「了解しました。では、今後も……」


          pi……。


 電話を切る。曇り空から月は淡く輝き我々の街を覗き見ている。

『目的』の為に、足掛かりとなすのは出来た。
 だが、まだ足りない。圧倒的に、全てが足りない。
それでも『私』 いや『我々』はどんな手段を使おうと、この街を敵に回そうと
必ず達成してみせる。そう、決めたのだ。

 「……」

彼女『関』の能力に関して彼等(レコーダー)に伝えなかったのは。
一時でも仲間と謳われた少女への何かの感傷があったのか?

それは、遊部の内側でしか知りえない。

 「吹きすさべ、風よ 風よ。ただ荒々しく ただ強く
やがて街を呑み込む程に……」

 そう、遊部の中でしか……。
                      To be continued...

143『あなたの血が必要とされています!』:2021/07/07(水) 23:05:25

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

『フィールドワークミッション』と銘打った特殊ミッションの第一回、いかがでしたでしょうか。
参加者、およびに絡んで頂いた方々のお陰で、無事、円満終了の運びとなりました。
『チャット』での感想戦を行う予定はありませんので、ここで、関係各位の『感想』を
募集させていただきます。参加者、絡んで頂いた方々、ROM者、どなたでもいいので
ご意見あれば、なんでもいいのでお書き頂ければ幸いです。一応、次もなにか
やりたいなあと思っておりますので、そのへんを踏まえたご意見もあればぜひ。
ただ、それを実際に参考にするかどうかは、こちらの判断とさせて頂きます。
というわけで、それではどうぞ、お手柔らかに、ご意見の方、お願いいたします。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

144関 寿々芽『ペイデイ』:2021/07/10(土) 03:47:35
>>143
GMお疲れ様でした。
『フィールドワークミッション』初回の参加者になれた事、
そして円満終了に至れたことに心から感謝します。

形式上、マスタリングで誘導する余地があまり多いとは言えないゆえに、
私自身、拙いながら、場活動を通しての『物語性』の付加に努めましたが、
『交流』とは全く異なる路線を歩んでくれた遊部PCの存在に大いに助けられ、
関と『フニクラ』の歩みをとても美しくまとめてくれたGMの手腕に、感服いたしました。
以下、僭越ながら参加者としての意見と感想とさせていただきます。

【よかった点】
・実質的な参加者の多さ
ミッションはどうしても告知時点で応募したPCに参加者が限られ、
落選したPCや、時には後発のPLがミッションに巡り合えない事もあります。
ですがフィールドワークミッションは参加者だけでなく『協力者』として関与でき、
非常に多くのPCが参入できるのが、面白さと同じくらいに価値があると思いました。

・板に流れが出来ること
参加者が場スレというオープンな場で活動するから、だけ(それもあります)でなく、
場スレで活動する=多くのPCが関与する=別の場スレでPC同士で口コミが広がる事で、
板の全体を巻き込んだ『流れ』が形成されるという面白さについてです。
今でも遊部PCの強行採血から発展した流れも見られ、献血の『後』についても楽しみです。

・フニクリとフニクラという存在
PCがただ依頼を受けて場で動く、というだけでなく、『フニクリ・フニクラ』がいた事が、
単純に『場スレ』と『フィールドワーク』の差別化を促進していたと思います。
NPCである『フニクラ』との存在・別れは普段の場スレでは通常不可能なことであり、
報告に行った際など時折見せてくれる愛嬌も含め、最後まで、大いに楽しませていただきました。

・変化がある事
加宮さんとの会話や様態の変化、フニクラの様子など、GMが次々に要素を提示してくれますので、
短期間に・同じPCで・同じテーマで・集中的に場スレで活動するという形式であっても、
それらの状況変化に応じた場スレ導入や展開を行うことができ、マンネリを感じず楽しめました。
血を採る→渡すをただ繰り返すだけでも勿論成立はしますが、だからこそ、ありがたかったです。

・GM負担
これについてはGM様にしか分からない部分もあるのですが、
必要な際にのみレスを入れる、という形式は多少なりとも負担が少なそうなので、
多忙なGMであっても無理なく板でコンテンツを展開できるという魅力を感じました。

【難しかった点】
・献血というテーマ
PCが自発的に場スレを行い、それを繰り返す以上『モチベーション』は必要で、
その点、金銭だけではなく命がかかっている献血というテーマは非常に助かりました。
関本人としても、レスを書く私自身としても、加宮さんを助けたい気持ちは強く、
それによって3ヶ月という期間内でのクリアを目指せたと思っております。
(もちろん、実際にクリアにこぎつけたのは協力者の皆様と遊部PCのお陰でもあります)

反面、『命がかかっている』というテーマ上、協力する側にも強いモチベーションが生まれ、
これを拒否する・渋る事が難しくなっているのではないか、という事については感じました。
もちろん『胡散臭い』など拒絶する方向性は思いつくのですが、PL視点では事情を把握しているわけですので、
ここで、『とりあえず血は渡す前提として、お礼をどうするか』となった方もいるのではないか、と考えております。
血の必要量がそこそこ多かった事もあって、参加者としてはありがたいことだったのですが、
血(クリアに必要な物)を得られるか・得られないかの『課題』という意味では、改善余地のある点と感じました。

145遊部『フラジール・デイズ』:2021/07/10(土) 08:47:16
>>143

まず最初にミッション告知からして場スレで他PCの協力を募り
『献血』すると言う内容から、大半のPCが救命活動に関し説明をすれば
倫理の観点からも拒否する人物は居ない。なら、その部分からして
どうミッション全体を盛り上げるか? そこは、やはり各参加者のPCの
手腕が大きく問われる。そう考えてたので能力はともかく場スレでの交流は
ほぼ無く、それでいて多重人格と言う、どのようなPCとも色んな態度をとれる
遊部で参加するのは必然であった。

『関』PCが参加する事に決定し、此処から自分の行動指針は ほぼ決定した。
『関』PCが『光』であるなら自身は『闇』 ここから最終的に汚れ仕事をかって
出ようと、のりのりで色々と他PCに攻撃したろう! と楽しんでました。
若干興奮し過ぎてGМの定めた時間よりフライングしたり等は、本当に申し訳ない・・・。

各PCにも、危険人物が血を集めてるぞ! と御影PCや赤月PC 一抹PC等と
私の暴れた事に反応して、そこから各自に物語を発展させてくれたのは
とても嬉しかったです。ミッション自体は終わりましたが、遊部が投石し板に
波紋を生じさせ、そこから他のPC達に得られたものが、いずれ確かな何かとして
自身の証明になれれば幸いかと思います。

改めて、協力してくれた皆さま、企画をしてくれたGМに感謝させて頂きます。
多々 お目汚しする行動があったかと思いますが、今後も稚拙なPLの遊びに
付き合って頂ければ幸いかと思います。
お疲れ様でした、今後とも宜しく願います。

146氷山:2021/07/10(土) 10:52:31
>>143

GM・参加者の皆様、お疲れ様でした
三刀屋・赤月として参加していました氷山PLです

ミッション後半の『感情採血』になってからの参加だったのですが、
普段の場スレとは一風違った『起点』を作ることが出来て面白かったです
また、別の場スレ導入ミッションと絡んだ展開など、純粋なROM者としても
見所のあるミッションだったかと思います

献血ミッションが始まった当初、PCごとにどんなお題を出してみようかと、
色々と想像を膨らませていたのですが、三刀屋の採血ではそのお題を出すことが出来ました
元々、三刀屋に誰かがやってきたら『面白い話をしてもらう』というお題を考えていたのですが、
『感情採血』になった事でスムーズにそれを出すことが出来ました

赤月の採血の際は、遊部PCの『強行採血』が
こちらとしても最悪(最高)のタイミング過ぎて素晴らしかったです!
赤月PC視点では元々あの時点で、得られた情報を元にして『アリーナ』への介入を考えていたのですが、
ちょうどそのタイミングで『アリーナ』とは全然無関係の襲撃を受けたことで
存在しない『アリーナ』の刺客に恐怖したり、不信感を抱いたりと、
場スレで使えそうなネタが増えて『流れ』が出来た事がPL的に楽しめました

改めて、今回は面白いミッション企画に巻き込んでいただきありがとうございました
GMの次回のミッションに期待しております

147『サマー・フォーエヴァー!』:2021/07/21(水) 22:59:57

             ぽたり

      落ちる汗は、盛んな太陽の証。

             そうだ

           『夏』が来た―――


     なぜかは分からないが『氷山』は、
    とにかく『夏』を満喫したいという思いに
         強く、強く、捉われた。

148『サマー・フォーエヴァー!』:2021/07/21(水) 23:00:50
それではこれより『フィールドワークミッション』の第二回、
『サマー・フォーエヴァー!』を始めさせていただきます。

参加者である『氷山』はお手数ですが、

0.はじめにひとこと(なんでもOK)
1.プロフィ―ル(数行の簡易プロフとプロフまとめURL)
2.スタンド能力(数行の簡易能力&能力値と能力詳細URL)

をお願いいたします。このレスに反応後、
『ルール』を提示し、ミッション開始といたします。

149氷山『エド・サンズ』:2021/07/21(水) 23:31:13
>>147-148
サマーシーズン到来!
この時期の星見町はお楽しみがいっぱい!
そう・・・・氷山にとってもきっと・・・・お楽しみがいっぱい・・・・

0はじめにひとこと
『前進』した『さんずさん』の能力をひっさげて・・・・
夏を楽しみに来ました!

1プロフィール
栗毛色の髪を肩のあたりまで伸ばした高等部一年の女子生徒
『時代劇』のクライマックスのような素晴らしい場面や、主人公のようなかっこいい人物が好き
自分のスタンド『エド・サンズ』のファンであり、彼がかっこいい事をすると楽しい

普段は常識的に振舞おうとしており、自分自身それなりに常識はある方だと思っているが、
『いい場面』を見る為なら、この街の『裏側』や『トラブル』に積極的に関わる事を辞さないし、躊躇しない
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050739/99

2スタンド能力
江戸期の『捕り物』に用いられた『捕具』を発現する。
発現はスタンドの手だけでなく、射程内の『味方』の手にも行える。
半自立型スタンドでどこか和風の意匠を持つデザインの人型。

『エド・サンズ』
破壊力:B スピード:C 射程距離:D(3m)
持続力:B 精密動作性:C 成長性:C
詳細:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/183-184

150『サマー・フォーエヴァー!』:2021/07/21(水) 23:44:49
☆ ★ ☆『サマー・フォーエヴァー!』のルール!☆ ★ ☆

・『氷山』はふと『夏を満喫したい』という『強い思い』に捉われた。
 こうなれば、仲間と、いや仲間以外とでも、とにかく『夏』を満喫するしかない!
・『氷山』は板の中で自由に活動して、とにかく『夏』を満喫してください。
 大掛かりな『行事』でなくても構いませんが、大掛かりな方が『進行』はします。
・明確な『ゴール』はお伝えしませんが、
 満喫した記録をURLと共に貼っていただければ、ミッションは『進行』します。
 一定量、『夏』を満喫すれば、それで『おしまい』です。
・『終了目安』としてはリアル時間での『8月末』ですが、それを過ぎてもミッションは継続します。
・『このスレだけでミッションの全貌が分かる』のが理想ですので、
 このミッションに関わる全ての事項はここで行うか、『URL』を貼っていただきます。
 質問などPL的な行動もこちらで構いませんし、関連する行動をここで行うのも構いません。
・活動中、GMが突然、『乱入レス』を行う事があるかもしれないことをご了承ください。
・参加者の『関連活動時』にはお手数ですが、最初に
 『対応してくださる方々へ(>>151)』のURLを提示していただくようお願いします。

151『サマー・フォーエヴァー!』:2021/07/21(水) 23:49:24
【対応してくださる方々へ】

・『氷山』は、板の中で自由に活動してとにかく『夏を満喫する』、
 『サマー・フォーエヴァー!』という通称フィールドワークミッションに参加中です。
 (フィールドワークミッションの説明>>1-2
・『氷山』がとにかく『夏を満喫』し続ければ、いつか『終わり』ますし、
 『氷山』自身はその思いに、『強く』捉われています。
 『相手』をして下されば幸いです。
・当然ですが『PC知識』に沿って行動して頂けきたく思います。

☆ このミッションの間、『氷山』を、小学生くらいの『影』が、何かしらの『影』に潜んで眺めています ☆

・この存在は『絵日記』と『たくさんの鉛筆』を有しており、
 『氷山』の様子をつぶさに観察し、嬉々として『絵日記』を描いています。
・『絵日記』は黒い『影』のため、何が描いてあるかは不明です。
 『影』の動きは活発な小学生のようで『無邪気』な印象を受けます。
・『氷山』および『エド・サンズ』には『この存在』を完全に認知する事ができません。
 その他の方々も『この存在』が『影』の内にいる間は『影』に紛れて認識する事が困難です。
・基本は何かしらの『影』に潜んでいるので、通常、『気づかない』描写で問題ないかと思います。
・もしなんらかの理由で、対応者が『気づいた場合』は、
 対応者自身が『このスタンド』の『描写』を行ってください。
 描写や判定が難しければ、このスレにて言って下されば『GM出動』いたします。
 また、何もなくても『GM判断』で『GM出動』することがあります。

・『氷山』抜きでも、このミッションに『関連する行動』を行った場合、
 まとめ的な意味で『URL』をこのスレッドに貼っていただきたく思います。
 また、ミッション関連行動であれば、このスレを何かに利用しても構いません。
・質問などもこのスレにて受け付けます。

152氷山『エド・サンズ』:2021/07/25(日) 00:18:52
7月X日

きょうの ひやまは うみで サメとあそんでいた
あそびつかれて うみのいえにいったら ともだちの つぶらやが いた
いろんなひとたちと はなしあって たのしそうにしていました

ぼくはすごいなとおもいました

>【全】夏への扉(2021) より
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1626775707/122-182

153『サマー・フォーエヴァー!』:2021/07/25(日) 22:16:25
>>152(氷山)
『氷山』は『夏』を堪能する。
『海』と『砂浜』にまみれた肉体は『ひんやり』とした心地良い温度を残す。
『潮』と『砂』と戯れたせいか、『シャリシャリ』とした感触が身体に留まっているような気がした―――

とはいえ、まだまだ『夏』は始まったばかり………

154『サマー・フォーエヴァー!』:2021/07/25(日) 22:26:01
>>152(氷山)
┌────────────────────―─┬─────┐
|     8月  1日 (日)                   |  晴れ  ...|
├───────────────────―──┴─────┤
│                     氷山l                ..│
│                   彡(・∀・ )}{/r             ...│
│                      l X l≦⌒ll∥    ∧      ........│
│                  / 了⌒\三ノ∥    ノ =_       │
│                 > "  ノ⌒⌒\T∥   |==_     .......│
│             >入   ∠人__丿リ∥    l-==_      ..│
│           > " さ 、< ̄_  〉- /l∥    、-==-_      ...│
│        > "  す<`   / ̄ "ー―‐/‐∥   _ノ=====_    ......│
│     > "  ま<       /   /   /"∥V// -======-=_   .......│
│    ー た<  __  /   /  ̄ /ヽ∥ ∨/======-- =_  .........│
│       /---------- 二 --=  /   ∥   V//====---=_   .....│
│       -=======-------------=  ∥丶   ∨--------=_   ....│
│     -============ ----------=∥- ノ  / 、、------=_   ....│
│      -=============--(●) ----∥---ニ/---\-----=  ..........│
│     -================----- ∥ヽ-----===------ =_   .....│
│     -(⌒丶============-----∥  ノ-----== ==---≦  .........│
│       -_    \============--∥-----_/==-== ---_   .......│
│       -_       ̄\======== ∥==--- _/-=--====-_   ......│
│     / -_           ̄ ̄ ̄ ∥、====--_/--- =====_  .........│
│   /    -   _____ ニニニ∥  \====-------∨===_    ...│
│ ∠    / ̄  ̄VWWWWWWWll∥i     )===------- }l ===_  ...........│
│    ̄        ヽ:::::::::::::::::::::}l }l    ー‐ }l   --- ノ====_  .........│
│              |::::::::::::::::::::}l }l      }l   --∥ ===_   ......│
│             ノWWWWWノ /       -∥ --∥ ===_    ....│
│               ( 二二二二ノ      - - ∥ --∥ ノ ==     .....│
│               \――      - - - - ∥ --∥===‐    ..........│
│                     ―――   ̄ ̄ ∥ --∥≦       ..........│
├───────────────────────────―┤
|今日から 「ひ山 あきは」の かんさつ日記をつけます       ....|
├----------------------------┤
|あきは には 「さんず」 という  相ぼうが います              |
├----------------------------┤
|あきは は ぼくと 同じで 夏が 大すきです               ..|
├----------------------------┤
|今日は 海にいって でっかい サメと たたかいました      . .....|
├----------------------------┤
│あきは は 夏を たのしみました。 よかったです          .. |
└────────────────────────────┘

155氷山『エド・サンズ』:2021/07/31(土) 23:54:03
●月×日

きょうの ひやまは おまつりさわぎをきいて でかけていきました
かっこいいめをした おんなのこがたおれてたので たすけようとしていました
そのあとは ふたりでおまつりをめぐって すごくすごく たのしそうです
ぴらにあは すこしこわいけど かっこよかったです
はなびがきれいでした 

ぼくはすごいなとおもいました

>【場】『 歓楽街 ―星見横丁― 』 その2 より
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1607077443/495-537

156『サマー・フォーエヴァー!』:2021/08/01(日) 23:03:56
>>155(氷山)
『氷山』は『夏』を堪能する。
『月夜』と名乗る少女と夏祭りの屋台を楽しんだ。
『ピラニア』に傷つけられた血が少しだけ『甘く』感じたのは、果たして気のせいだったのか―――

『夏』は、まだまだ続く………

157『サマー・フォーエヴァー!』:2021/08/01(日) 23:07:18
>>155(氷山)
┌────────────────────―─┬─────┐
|     8月  5日 (木)                 .....|   くもり  .|
├───────────────────―──┴─────┤
│                    ∧                         .│
│        \   ト、  / ∧                        │
│          \_l ∨   ∧                      .....│
│      \    、_)  、,⊥ -─ヘ-。、                  .........│
│     V\__,ノ  / c   ゚  \ \  ピラニア           ......│
│.       ∨    / 。   c   ',。∧                  .│
│        ∨  /      ,.---、  l| ,.- 、                 ..│
│.         〉 ,' c  /  Cハ  |ハノ ヽ                ..│
│    ヽ--'  /     {       ノ  l、   }               .....│
│   \_)   ,  、r、__ ヽ___/。  | ヽ-ィ                ...│
│    / c  }\ VVl\___/\__/                 .│
│.          /  ヽ\l∧∧∧/∨VW |               ..........│
│        ̄ ̄) \\:ハ:::::::::::::::::::::::| |                 ..│
│  。   。c / /`ヽ \\∧ハ:::∧ハ//                ......│
│     。 /: ::ヽ /^ヽ \\___//                 .......│
│    ̄  ̄ ̄`ヽ\   /^W⌒ー―一'ヽ                 ....│
│                                      ..........│
│   ./.| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|           ♪\   .....│
│  /.::: | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|              \  ...│
│  :::  |      @ きんぎょ. ,@   |      ワイワイガヤガヤ  .......│
│  ||"'''|____________|           ☆     ...│
│  ||  ..||        ,,-‐ー- 、  .||         ♪   / ..........│
│  ||  ..||⊂且∩     /(''ノ从ハ  .||            /   ..........│
│  ||~  _||_(・x・_)___ (lハl ´_ゞ) . ||                 ......│
│  ||  | .||.__.__.__.|  ||ilつl ρ} ..||            ___    ...│
│  ||  | .||         | ..||!.Eヨ|,,,,,,,,円χ ~ ̄~κ    く/二二,'ヽ>........│
│  ||/| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄<(((从从))    ((ハイ))|l| .......│
│  ||/| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ./|,l!i ^-^ ノ|ヽ   从゚ -‘ iリ|l| .......│
│  ||  |      @ す く い    /と)* Y *(つ.    ⊂l_介_|)|ヘ  ...│
│  ||  |                 .ζ└|===| 」ζ ≦ノヽノ`ヘ.≧ ......│
│    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ `/_|。__|    ミ<二二二>ミ .....│
├───────────────────────────―┤
|夏まつりは たのしい 夏 の行じ  です             ............|
├----------------------------┤
|あきは は 出あった つきよ と たこやき を 食べたり       ....|
├----------------------------┤
|ヨーヨーを つったり   ピラニアを とったりしました          ...|
├----------------------------┤
│あきは は 夏を たのしみました。 よかったです          .. |
└────────────────────────────┘

158氷山『エド・サンズ』:2021/08/18(水) 06:36:52
【場】『 湖畔 ―自然公園― 』 その2
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1591247432/965-

野原で『スイカ割り』をしていたら、
いつの間にか夏の定番『ホラー』に片足を突っ込んできた氷山です・・・・

上記のスレにて、眼目の指示のもと『黒い影』に攻撃をしかけました
何が起こるのか・・・・『GM判断』をいただけましたらありがたいです

159『サマー・フォーエヴァー!』:2021/08/18(水) 22:50:17
>>158(氷山)
対応いたしました。

160氷山『エド・サンズ』:2021/08/18(水) 23:20:51
>>159
ありがとうございます!

161氷山『エド・サンズ』:2021/08/19(木) 00:20:40
●月▲日

きょうの ひやまは スイカをもって のはらにでかけました
めかくしをして ぼくとうをもったら あやしげなさつじんきにだいへんしん!
とおりがかりの おねえさんが あやうくスプラッタ!
ホラーえいがみたいで おもしろかったです
でも ぼくをたたくのは やめてほしかったなあ・・・

ぼくはすごいなとおもいました

>【場】『 湖畔 ―自然公園― 』 その2
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1591247432/965-993

162『サマー・フォーエヴァー!』:2021/08/21(土) 00:55:06

8月8日(日)   雨

あきは は 通りま みたいに スイカをわりました。
あい手 の 人は とても おどろいていました。
あきは は すこし おかしかったと 思いました。

ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453647077/686-689n

――――――――――――――――――――――――――――――――

8月11日(水)   くもり

あきは が せっかく ゆかた に きがえて
はな火 を していたのに お友だちは だれも きませんでした
せんこうはな火 は しばらくして おちてしまいました

ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1614349342/216-217n

163『サマー・フォーエヴァー!』:2021/08/21(土) 00:56:23
>>161
夏を楽しむ『氷山』。

本来、陽に焼けてもおかしくない彼女の肌は、
逆に透きとおるように『白く』なっている。

また、たとえ猛暑が続いていても、『氷山』の身体はひんやりと『冷たい』。

時々、日焼けした肌が剥けるかのように肌がポロリと落ちる。
その肌は『シャリシャリ』と冷たい白い肌である。

夏の暑さで自然と流れる彼女の汗は、
少し粘着質で、仮に舐めたりすればほんのりと『甘い』だろう。

しかしその全ては『氷山』にとって『些末事』。
『氷山』自身はそれを大した事だとは思えない。
それよりも『夏を楽しみたい』という気持ちが日増しに強くなっており、、
もしそれを邪魔されるのならば、強いストレスを感じるだろう。

164『サマー・フォーエヴァー!』:2021/08/21(土) 01:00:21
>>161(氷山)
┌───────────────────────―─┬─────┐
|     8月  16日 (月)                      |   晴れ   |
├──────────────────────―──┴─────┤
│     ,. -‐'´:::::::::::::::::::::::::::::` ''''‐-、           ,,...r―'''''''''ー-:、_   ......│
│    ,.r '´:::::::::::::. . .: . ... . ..::::. .:::::::::::::::l       ,,r''",;::''".,;::".;;;, .;;;゙''::;...゙ヽ、  │
│   /:. . . . . ...:::::ィ:::::...::::.ィ::::::. ..::::::::::::::::l     ,r".,;;''"..;;;";" .;;;;;;... ゙;;;.. ゙.. ヽ. │
│  ./:.. . .::::::::::://::::::://:::::::::. . . ...:::::::::l    r".,::'' ..::'' ,;'  .,;;;;;;  '':;;;;,.. '..ヽ.│
│ //l:::::::::::::/ /:::/ /::::::::::::::::.. .. .:::::/i_   i'..;:''  .,;;' .,;;;;   :;;;;;;;   '';;;;,  i,│
│ .l:::l l::::::::::/  .l::/  ./:::___:::::::::::::::..:./:.:.::}‐、..! ;;  ,;;;; ,;;;;   ;;;;;     ';;;;   .!│
│ li  .l::::/   レ  /r'´ '‐- 、 ,.r '´:.:.:.:.:.:.l:.:.:.l.l .::  ,;;;: :;;;;:   ;;;;;     :;;;;..l..│
│  l  V      ,.    ,. r'´:.:.:.:.:.:r ''' ‐、! 、:l.l .::  ,;;;: :;;;;:   ;;;;;     :゙ l, │
│  l  氷山  /  ,r ' ´:.:.:.:.:.:.:.:.:.://  `l|:l `ヽ    ,;;   ,;;;:   ,;;;;:;   ,,;:  │
│  i .,_   ,,.. -‐ ' ´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./ {r‐  |::l   ゙t;,  ;;;;:  _,,..  ;;;;:;; ,,;:':   │
│ ヽ`''  ̄ ´:.:.:.:.:.:.:.:.、:.:.ヽ、.:.:.:.:.:./ ヽイ  /ヽl、  ''ー、;;;;;;:  _,,..  ;;;;:;; ,. ‐..........│
│ .l:ロ日ヽ:.:.:.:.:.ノヽ、ヽ__、:.:.:.:./   レ  /    ヽ             ,.r'´     ..│
│   .l:ロlメ、 l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,.r'´.l   r、i.イ_     \          / l::.. .......│
│   .l!:.::.::.,l..,, ____,,,,,..r ' ´    l   | :.l`'l` ゝ、    ヽ  ,. r '´l ./   l::...........│
│     ヽ, l  ヽ          |  .| .l ヽ◎ヽ   ,. r '´   l/     l::.........│
│      l            !  l :.l  ヽ、__l‐'ト、    ./:..      l::........│
│        !   ,.-__,,,,,,;;;:.、 ,..ヽ   ./  :.l  ,.r '´   l.r‐ヽ  / ::::...       〉´ .│
│      `'' r'"- -─ ' ´  ,. /l   ,.r'´    . ヽ- ' l/ヽ ::::...     /........│
│         ヽヽ-‐ '' _,,,./ /::::l / l`,.ヽ,    `ヽ.'   \ :::.....  /   .│
│ ∧眠 ∧    ヽ      /::::/    {、_,..i    ,../:..     ヽ、::...     ..│
│ ∩゚ー゚*)     l     //,__  ・  ヽ、l ,.r '´ /::...       Y::...    ...│
│ ヽ  U      `' ‐--‐'/ ヽr `ヽ   ,. r'´r '´ ./:::::.....      /::::....  ........│
│  |   |         /   ヽ‐'..,l,.r ',.r'´   /`''‐ 、::::.......:::::::: / :::::...........  │
│  U"'U       /   ・  ,.r' r'      /    `' ‐、::::../ `'‐ 、 ::.............│
├───────────────────────────────┤
|あきは は スイカ わり で さっか も わろうとしていました         |
├-------------------------------┤
|結きょく さっか は わられずに こんどは ぼくを わろうとしました  ...........|
├-------------------------------┤
│ぼくは ちょっとだけ びっくり しました                   ..............|
└───────────────────────────────┘

165氷山『エド・サンズ』:2021/08/22(日) 21:02:56
●月×日

ほんとうに こわいのは ひとのこころ だとおもいました

>【個】『烏兎ヶ池神社』【場】
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1549033452/433-457

166『サマー・フォーエヴァー!』:2021/08/22(日) 23:42:42
>>165(氷山)
夏に嵌り込んでいく『氷山』。

最近、夏に夢中なせいか体重が落ちた。
夏の暑さにさらされていると、『氷山』の身体は
少しずつ、まるで『溶けて』いくかのように痩せていく。
幸いにも『水分』を多量にとれば少し体重は回復するようだ。
『水分』をとれば良いのであれば、おそらくこれは、『熱中症』というものなのだろう。
そう『氷山』は『信じ込む』。
『熱中症』もある意味では『夏の風物詩』、何も問題はないはずだ。

『汗』に『甘さ』と共に、『色』がつく事がある。
『氷山』の気分の強弱や種類に合わせて色や濃さは変わるようだ。
もしも味わうのならば、それは『色』によって変わるのだろう。
奇妙な事ではあるが、そんな事より『夏』を楽しむ事が最優先。
些末事に思い悩む時間などはない。

『黒い影』を『幽霊』じゃあないか?
と疑う心も、少しずつ薄れてきつつある。
それほどまでに『黒い影』が『日常』になってきており、
また、そんな事を考えるより『氷山』は夏を楽しみたいのだ。


 『真夏』の象徴である『8月』は、『31日』で、『終わる』。

167『サマー・フォーエヴァー!』:2021/08/22(日) 23:46:02
>>165(氷山)
┌────────────────────―─┬─────┐
|     8月 21日 (土)                 .....|   くもり  .|
├───────────────────―──┴─────┤
│        \ヽ, ,、               *             ..│
│         `''|/ノ             * ※ *          .....│
│          .|は           * ※ ☆ ※ *          ..│
│      _    |し         * ※ ☆   ☆ ※ *       .│
│      \`ヽ、|ご        * ※☆     ☆※ *      ..│
│        \, V          * ※ ☆   ☆※ *        ....│
│          `L,,_           * ※ ☆ ※ *        ......│
│          |ヽ、)             * ※ *          .....│
│          .|                 *           .........│
│         /                   ,、          ............│
│    _,,....,,_  /                  ヽYノ        ................│
│ -''":::::::::::::`''.|                 r''ヽ、.|            ....│
│ ヽ:::::::::::::::::::::| :\                ー-ヽ|ヮ           ...│
│  |::::::;ノ´ ̄ | :::::::\_,. -‐ァ     __   ___`|   ______   .............│
│  |::::ノ   ヽ、ヽr-r'"´  (.__   ,´ _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ 、_ イ、    ....│
│ _,.!イ_  _,.ヘーァ'二ハ二ヽ、へ,_7   'r ´   り ん     ヽ、ン、 ....│
│ ::::::カー''キ-‐'"´ 氷  ;  ', `ヽ/`7 ,'==─-      -─==', i ...........│
│ r-'ァ'"´/  /! ハ  ハ  !  iヾ_ノ i イ iゝ、イ人レ/_ルヽイ i |  .......│
│ !イ´ ,' | /__,.!/ V 、!__ハ  ,' ,ゝ レリイi ( _]     ヒ_  ).| .|、i .||  .....│
│ `!  !/レi' ( _]    (_ ン レ'i ノ   !Y!    ,___,   |||| 「 !ノ i | ... │
│ ,'  ノ    ||||  ,___,  "' i .レ'    L.',.      │   L」 ノ| .|..........│
│  (  ,ハ    │     人!      | ||ヽ、       ,イ| ||イ| /  ....│
│ ,.ヘ,)、  )>,、 _____, ,.イ  ハ    レ ル` ー--─ ´ルレ レ´    .│
├───────────────────────────―┤
|きょう あきは が 出あった りん は 鈴らんが あたまから   .. ....|
├----------------------------┤
|はえています。 鈴らんは 春の 花 なので キライ です     ........|
├----------------------------┤
|ぼくは 夏が だいすきで 夏じゃないから イヤでした        ....|
├----------------------------┤
│二人は 屋ね から おちていって 大へんだと 思いました    .....|
└────────────────────────────┘

168氷山『エド・サンズ』:2021/08/23(月) 22:25:21
【場】『自由の場』 その2
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1621051851/292-

森で『昆虫採集』をしていたら、
かつての仲間達が心配して、『黒い影』に干渉を開始しました
『日記』を覗き見たり、『安息』を与えようとしているのですが・・・・どうなるでしょうか?

『絆の力』は『夏休み』を打倒する事が出来るのか!
『GM判断』をいただけましたらありがたいです

169『サマー・フォーエヴァー!』:2021/08/23(月) 23:36:48
>>168
対応いたしました。

170氷山『エド・サンズ』:2021/08/23(月) 23:45:51
>>169
ご対応ありがとうございます

171氷山『エド・サンズ』:2021/08/25(水) 10:19:03
【場】『自由の場』 その2
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1621051851/292-

かつての仲間達に拘束され、季節外れの花の香りを嗅がせられるという拷問を受けています
何か変化はありますか?

172『サマー・フォーエバー!』:2021/08/25(水) 11:16:19
>>171(氷山)
『悪感情』が鎮静されているので、
それに関しては何も思わないでしょう。
『影』も、遠くから見守っているのか、
その姿を見せる事はありません。
逆に『夏を楽しみたい』という思いは悪感情とは
言いづらく強く残っていると思われます。

この状況であえて変化したといえば、
『仲間』との絆くらいでしょうか……

173氷山『エド・サンズ』:2021/08/25(水) 11:43:17
『きっかけ』について、一抹くんを信用しているので話したいと思います
何か思い出せる事はありますか?

174『サマー・フォーエヴァー!』:2021/08/25(水) 12:03:35
>>173(氷山)
『きっかけ』………氷山は思い出す―――

あれは星見町のはずれの田舎道での事だった。
時代劇に出てきそうな昔ながらの『おばあちゃん』が
重い荷物を持っていたから、家まで運んであげたのだ。

お礼を言いたいという『おばあちゃん』に招かれるまま、
民家は古き良き日本の『家屋』の軒下でスイカをご馳走になる『氷山』。
様々な『夏の風物詩』が溢れる『民家』の、
ノスタルジックな雰囲気は『氷山』を大いに満足させた。

どっぷりと日本の『夏』を堪能し、それを楽しんだ記憶。
改めて考えれば、あれから『夏』を楽しもうと思ったのかもしれない。
ただ、それは自然な人間の思考の流れのはずだ―――

一応、『場所』はなんとなくだが覚えている。
口頭で説明も出来るだろう。

175氷山『エド・サンズ』:2021/08/26(木) 06:51:26
>【場】『自由の場』 その2 より
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1621051851/292-350

『夏』を満喫する氷山の様子がおかしいと思った一抹と七篠
二人は氷山を寮の自室に連れ込み、『治療』を試みる・・・・
しかし!それが逆に氷山の逆鱗に触れた!
激しい死闘の末、氷山を無力化(『幼児サイズまで小型化』『両腕の激しい損傷』)した二人は
氷山からこの騒動のきっかけとなった『民家』の場所を聞き出し、そこへ向かう
道中で一抹が応援を要請したスタンド使い達と合流し・・・・・

>GM
上記の状況で『民家』へと向かっています
ご対応をお願いします

(鉄さんとヤジさんはGMの許可が得られた場合、こちらにレスをお願いします)

176『サマー・フォーエヴァー!』:2021/08/26(木) 09:04:09
>>175(氷山)

タクシー運転手「………? 居ないじゃねェーかッ!
                 ガキのイタズラかァ〜〜〜ッ?」

『タクシー』を呼んでおいてキャンセルもせずに『バス』で向かった『一抹』達。
電話した『一抹』は、後でタクシー会社、そして、
たまたま居合わせて対応した『学生寮』の誰かにタップリ詰られるだろう。

 ………

>氷山・一抹・七篠

【当ミッションルール!】
当ミッションは円滑な進行の為、『レスが揃わなくても進める』方式をとります。
参加者は自身の『方針』や『レス頻度』などを踏まえ、
各レスにおいて「一行に黙ってついていく。〇〇なら××する。
もし△△の場合は改めて『行動』を考える」などの『基本方針』を提示する事を意識してください。
『レス頻度』に自信がある、かつ、『毎回、レスしたい』方はその旨を主張して下されば対応します。
逆に、『他の参加者のレスを待ってほしい場合』はその旨をレスやメール欄で提示してください。
また、『GM抜き会話』をしたい場合はそれも主張してください。

                  ………

三人は『バス』に揺られ、件の『民家』までやって来る。
『自然公園』にほどなく近いその場所―――
『氷山』も自然公園を訪れた際のついでの散策で、
『おばあちゃん』に出くわした事を思い出した。

『民家』は『氷山』が前に見た時と変わりはない。
古き良き、『昭和の時代』からあるであろう佇まい。
『おばあちゃん』の姿は今は見えない。

『インダルジェンス』での『鎮静』は続いている。
『氷山』からは『夏を楽しみたい』という純粋な感情は消えてはいないが、
過剰な『興奮』や、それを邪魔する二人に対する
『ストレス』のような『悪感情』は抑えられている。

太陽が照り付ける『夏』。幼児化した『氷山』は『寮』に居た時より
さらに小さくなっているような気がしないでもない。
周囲に『太陽』を遮るようなものはなく、
また、あったとしても熱気により、『氷山』に悪影響を与えてしまうかもしれない。
果たしてこのまま『外』で『合流』を待っていものだろうか―――

参加者は
名前・簡易プロフ・スタンド能力・持ち物・一言・その備考(あれば)を書きつつ、
初期レスを下さい。

177一抹 貞世『ディヴァイン・インダルジェンス』:2021/08/26(木) 13:01:18
>>175-176
「あっ、タクシーを断り忘れ…床を破壊した時点で
 アウトだから大差無いですね」

「水筒の水を飲んでください。はい、どうぞ」

氷山先輩に水筒を手渡して水分補給で幼女から戻ってもらう。
かなり古い家のようだが『おばあちゃん』は住んでいるのだろうか?
ここに『黒い影』の正体と解除方法のヒントが有れば…

「取り敢えずは氷山先輩が溶けちゃうので『民家』を
 訪問して日差しから逃げましょうか?」

途中で買った500mlペットボトルも氷山先輩に渡す。
来た当時の姿なら『おばあちゃん』も氷山先輩だと分かって話がスムーズに進むはずだ。
入る前に表札を探して名前を把握し、インターホンのスイッチを探す。

「先ずは『おばあちゃん』にどう説明しましょうか。
 私は直球で氷山先輩の変貌と影について聞くつもり
 ですが二人とも賛成ですか? それとも反対?」

氷山先輩と七篠先輩の賛成が得られなければ、訪問を取り止める。
賛成なら玄関の扉を軽くノックして住人を呼びたい。

『名前』一抹 貞世

『簡易プロフィール』
清月学園中等部一年生。
透き通った肌は血管が薄く見えて、淡い青色に微かなエメラルドの反射が混じる瞳。ウルフカットの白髪。
涼しく刺すような玲瓏とした風貌のあどけない少年。
赤子の時に『捨てられた』ことで無意識の怒りを抱える。
感傷的で敵に同情しがちだが最終的に殴るタイプ。脳筋。

十字架の意匠を各部に持つ、人型のスタンド。
手で触れた者の悪感情を、触れている限り『鎮静』する。
また手の甲から『刃』を伸ばし、『苦痛を伴わない』斬撃が可能。

『インダルジェンス』
破壊力:B スピード:C 射程距離:E
持続力:B 精密動作性:A 成長性:D

スタンド能力詳細:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/188

持ち物:スマホ、スクールバッグ(財布、縄跳び、折り畳み傘、500mlペットボトル二つ)

『一言』:レス速度が亀ですが頑張ります。
『備考』:関わったからにはやり遂げたいです。
『基本方針』は氷山先輩の『鎮静』だけは欠かさず行う。

178氷山『エド・サンズ』:2021/08/26(木) 13:47:22
>>176

「ここですね・・・・
 それにしても暑い・・・・ねえ、中に入って涼みましょうよ」

夏の暑さが照りつける野外は今の氷山にとっては厳しい
だらだらとシャーベット状になった肉体が流れ、
ここに来たときには年少さんくらいの大きさになっていた

『基本方針』できる限り毎回レスを行いたいと思ってます

>>177

「一抹くん・・・・」

水分を摂取させるため、一抹から提供された水筒を氷山は受け取らない
いや・・・・受け取れないのだ
両腕は『慈悲の刃』によってズタズタに切り裂かれている
出血こそ止まっているものの、腱が切れているのか、指先が動かせない

痛みもなく、『インダルジェンス』が常に『悪感情』を抑制しているため平静を保っているが、
どう見ても重傷だ・・・・・

「『おばあちゃん』がいたら直接話を聞いてみましょう
 私は・・・・あの人が悪い人だとは思えない
 何か事情があるんですよ」

江戸期の『捕り物』に用いられた『捕具』を発現する。
発現はスタンドの手だけでなく、射程内の『味方』の手にも行える。
半自立型スタンドでどこか和風の意匠を持つデザインの人型。

『エド・サンズ』
破壊力:B スピード:C 射程距離:D(3m)
持続力:B 精密動作性:C 成長性:C
詳細:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/183-184

179七篠 譲葉『リルトランク』:2021/08/26(木) 14:02:58
>>175-177

 七篠は私服のシャツから花の咲いた状態の『椿の枝』を生やし日陰を作りながら、氷山にペットボトルの水を飲ませようとしている。

「その、流石に小さいままだと『おばあちゃん』も氷山さんだとわかってくれないと思うので…。
 まずは水分補給をしましょう…?」

 『椿』は日差しや視線を避けるのに生け垣として庭に植えられることが多い。日除けにはなるはずだ。
 そして香らない『冬』の花でもある。もしここでも『季節外れ』が嫌われるのであればなにか反応があるかもしれない。

椿: ttp://www.souensha.com/tayori/green/03/

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

名前:七篠 譲葉
簡易プロフ:清月学園高等部二年生。いわゆる普通の女子高生。
実家から逃げるように星見に来た。現在は寮住まい(室内破損中)
自分が自分として認められたいという気持ちがある。最近は軽度の男性恐怖症気味。
持ち物:鞄、ルーズリーフ10枚、手のひら大の付箋の束、水のペットボトル。
   私服のズボンとシャツ(綿製品)

スタンド能力:『リルトランク』
ヴィジョンの手で触れた『植物』や『植物製品』から任意の『常緑広葉樹』の『木の枝』(パスCB)を生やすことができる。
また、『木の枝』には花や実、葉などの『付属物』が備わる。
破壊力:D スピード:C 射程距離:C(10m)
持続力:C 精密動作性:A 成長性:A
スタンド能力詳細: ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/166

一言:毎回レスできるように頑張ります。
  できるだけ穏便にいくことを祈っています。

180七篠 譲葉『リルトランク』:2021/08/26(木) 14:07:35
>>179
基本方針:後ろについていきます。

181一抹 貞世『ディヴァイン・インダルジェンス』:2021/08/26(木) 14:23:50
>>178
「あわわっ! そうでしたね。串刺しにするべきではありませんでした…」

ペットボトルの蓋を開けて氷山先輩の口許に近付けて徐々に飲めるようにする。

182『サマー・フォーエヴァー!』:2021/08/26(木) 14:55:46
>>177-179

『一抹』は『氷山』に水筒を渡そうとするが、
『一抹』が『氷山』の両腕を切り刻んだので、『氷山』はそれを受け取る事が出来ない。
『かき氷』化の操作を上手くすればもう少し、しっかりくっつける事も出来るのだろうが………
『辛さ』という悪感情を抑えられている為か、『鎮静』時は操作に集中出来ないようだ。

代わりに『七篠』が『ペットボトル』の水を飲ませる。
日よけには『季節外れ』の椿を使う―――
本来、『氷山』はそれを嫌悪するはずだが、
その『悪感情』は抑えられているようで、何も感じないらしい。

『民家』は平屋であり、庭には緑々と生い茂る植物に交じり、
『ヒマワリ』や『朝顔』が散見される。
軒下がついており、ここで『氷山』はスイカを食べたのだった。
『風鈴』や『すだれ』なども設置されており、
『氷山』の言うとおり、『夏の風物詩』に溢れた家のようだ。

『水分補給』は、飲んだ分だけ、身体を大きくさせるらしかった。
水ならば『一リットル』飲めば、『1kg』分、身体が元に戻るという事になる。
不思議なことにいくら飲んでも『満腹』になったり、身体に悪影響を与える事はなさそうだ。

なので、『氷山』の大きさはそう簡単に元に戻りそうになかったが―――
とにもかくにも『一抹』が『日野』という表札がかけられた『民家』のインターホンを見つける。

特別、反対意見もないようなので、軽くノックする『一抹』。

 ………

              ―――返事はない。出かけているのだろうか。

183『サマー・フォーエヴァー!』:2021/08/26(木) 14:57:26
>>181
飲ませようとしたがすでに『七篠』が飲ませていた。

184芦田『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』:2021/08/26(木) 15:00:24
>>175

〜〜〜♫

バカサバイバー♫ 生き残れこれっ♪

 バカサバイバー♫ 勝ち残れこれっ♫

〜〜〜♪

『民家に着き次第、こちらにも現状報告を逐一送ってくれ』

「わ〜〜〜ぁってますよってのぉ。いちいちうっせぇ〜ガキだぜ。
そー思わん? ウィゴーちゃん」

『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライトなっ!
 あと、ヤジさんは少し正体不明な部分が気にかかりますけど。
アリーナの中では、まともな感性してると思いますよ。私は』

現在、一抹が知り合いであるヤジ『一般人?』に氷山の助けを求められ
その情報を吟味した上でアリーナの助力などは得られず、個人間で何とか
しなければいけないだろうと踏んだ彼は、とある一件でアリーナに何度か
足を運んだ芦田と面識をもった事で、彼に最低限のレストランなどの食事券で
釣る事と通行費を負担する事で。今回の中核だろう『民家』へ
小粋なBGМを大音量で鳴らしつつ、D-Bクラス 最大6人乗りの
レンタルハイエースのハンドル握りつつスタンドと会話しながら走行してる。

「さーってと、古びた民家か。幽霊でも出てくんのかねーウィゴーちゃん」

『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライトだってーの、戯け!
確か人は住んでるんでしょう?』

「本当に人ならいいけどなー! けっけっけ!!
あと、これ何気に初ミッションだから、結構興奮してるんだぜ?」

『初ミッションって何だよ……』

★簡易プロフィール↓
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050739/151

★ウィゴーちゃんの詳細↓
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/191

★持ち物と服装
まだ暑いんだろ? 黒ジャケットの下は白シャツ。下はジーンズで安全靴だな。
ポケットに財布とスマホ。んでもって煙草とライター

で、肝心の持ち物は『ポリタンク(水)×4』(※以前は灯油入り)
『汚れたビニール袋×5(酒瓶が元々入り)』を車に載せてるぜー。

『一言』:まぁ無事に氷山を助けてやろうぜー。
『備考』:そろそろリアルの夏も終わるんだから、こっちの夏もなー。
『基本方針』:俺とウィゴーちゃん、ガチの戦闘は出来ねぇから
能力で捜査を主にするけど、戦闘になったら後方支援だけ覚えてくれよ

185『サマー・フォーエヴァー!』:2021/08/26(木) 15:16:48
>>184(芦田)

音楽を爆音で鳴らしながら、『レンタルハイエース』を飛ばす『芦田』。
場所情報がちょっと曖昧なのでしっかりたどり着けるかは微妙なところだが、
フライング気味にとにかく『車』を走らせる。

着くまで無心で走らせてもいいし、『ドライブ』を楽しんでもいい―――

186七篠 譲葉『リルトランク』:2021/08/26(木) 15:24:40
>>182

「……反応、ありませんね…?
 いらっしゃらないんでしょうか…?」

 七篠は一抹が行ったノックに反応がないのを確認し、どこかに人影がないか等を改めて『リルトランク』で確認して回る。
 『昭和からあるであろう民家』であれば裏に『お勝手』や扉の代わりになる大きな窓などないだろうか?
 あるのであれば中の様子が伺えないだろうか。
 もちろんスタンドの射程(10m)よりも『民家』が大きければ裏側まで確認できないだろうが…。

「……氷山さんの身体が小さくなっちゃったら本当に危険そうですし…、一抹くんが持ってる分も飲んじゃいますか…?」
「本当は中に入りたいですけど、ご近所さんでもないのに入るのは流石に失礼かなと…」

187一抹 貞世『ディヴァイン・インダルジェンス』:2021/08/26(木) 17:13:45
>>182
「結構な量の水を飲んでいるはすなのに飲めるとは。
 折角だから私の買ったペットボトル二本もどうぞ」

改めて氷山先輩の口許にペットボトルを寄せて飲んでもらう。老婆を見つける前に少しでも原形に戻したい。
追撃で水筒の水も氷山先輩に飲ませる。

「日野さァ〜ん! いらっしゃいますか!」

大声を出しながら『インターホン』を押してみる。
耳が遠くなっている可能性もある。
しばらくしても現れない場合は玄関を少しだけ開けて靴の有無を探る。

「孤独死なんてしてませんよね…?」

これでも現れないなら七篠先輩と同じく家の内部を覗ける窓を探して歩く。
『リルトランク』の射程外に出ない範囲で調べて家の構造を把握したい。

188氷山『エド・サンズ』:2021/08/26(木) 17:43:38
>>182

「ありがとうございます」

んく、んく、と差し出された『ペットボトル』を飲んでいく
先ほどの戦いによって大分消耗した事もあり、すぐに身体は戻らないが、
それでも暑さにより、文字通り身が削られる今の状況を思えば、随分とましだ

「おかしいな・・・・留守かな・・・
 一抹くんの言う通り、熱中症で倒れてるのかも・・・」

189芦田『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』:2021/08/26(木) 18:25:59
>>185(了解)

「カーナビだと、あんま良くわからねぇな。
ウィゴーちゃん ちょいと眺めの良い所でデートと洒落こまないかい?」

『いや急げよ! あっちも立て込んでいて危険に巻き込まれてるかも
知れないんだから!
 それとウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライトだっつーの!』

ドライブ継続中だぜー。『合図』あるまで返信は結構さ〜

190『サマー・フォーエヴァー!』:2021/08/26(木) 18:28:08
>>186-188
『氷山』は『一抹』がくれる『ペットボトル』の水を摂取し、
少しずつ元の体型を取り戻していく。

『七篠』は『リルトランク』を裏手に回す。
『裏口』のようなドアはあるが開けないと中が見れないタイプだ。
出入り出来るサイズの『窓』もあるが、一応はカーテンが設置されており確認は難しそうだ。

『一抹』が大声を出し、『インターホン』を押す事で、
ようやく、中からガサガサと人がやってくる音が聞こえ、

    ガラア

 「んあァ〜〜〜

          なにかァ〜〜
                       用かねェ〜〜〜」

玄関を開けて出てきたのは、確かに『氷山』が会った『おばあちゃん』だ。
『氷山』は間近でハッキリ喋ってたのであまり気にならなかったが、
ちょっと『耳』が遠くなっているのかもしれない。

191七篠 譲葉『リルトランク』:2021/08/26(木) 18:40:37
>>190

 室内の様子を伺えないことを確認すると七篠は『リルトランク』を自身の側まで戻させた。

「おばあちゃん、ごめんください。
 ちょっとお尋ねしたいことがありまして。
 最近、この辺で変わったことはなかったですか?」

 七篠は耳が遠くなってきた祖母を思い出しながら、ゆっくりと低い声で話しかける。
 高齢者は高音域が聞こえにくくなっている。子供や若い女性の声は特に聞き取りにくい。
 そのため、低い声で口の動きを見せながら話しかけると意図が伝わることが多い。

 七篠の服から『椿の枝』が生えているがそれに対して『嫌悪』のような様子はあるだろうか。
 話しかけながら様子をみる。

192一抹 貞世『ディヴァイン・インダルジェンス』:2021/08/26(木) 19:29:38
>>190
「こんにちは。氷山先輩の後輩の一抹と申します。
 こちらに氷山あきはって方が来てませんでしたか?」

「日野さんの重い荷物を持ってあげた女子高生を家に
 招いてスイカをご馳走させませんでしたか?」

「その時に何かありませんでしたか?」

若干、遅く喋り日野さんに氷山先輩のことを聞く。
隙を見てスマホで助っ人二人にLINEのトーク機能で現在の位置情報を送信する。

「その氷山先輩が『ノート』を手にした黒い影を見たり
 して様子がおかしいのです」

少しだけ元のサイズに戻って包帯を腕に巻く氷山先輩を見せる。
これで知らないと言われたら手掛かりが無い。
さらに水が無くなるまで氷山先輩に水を飲ませて元の姿に近づかせる。
喋るようなら給水をやめて氷山先輩に喋ってもらう。
再開によって氷山先輩の記憶が戻るかもしれない。
先ずは二人に記憶を思い出してもらう。

193氷山『エド・サンズ』:2021/08/26(木) 20:00:18
>>190

「おばあちゃん! おひさしぶりです!」

出来る限りの『水分』を摂取して体型を元の状態に戻す
そして、玄関から出てきた老婆に、この前と同じ調子で話しかけた

「ちょっと、この前の事が聞きたくなりまして!」

ところで、今現在『インダルジェンス』は『鎮静』のために常に体に触れている
老婆が『インダルジェンス』の姿に気付いた様子はありますか?

194『サマー・フォーエヴァー!』:2021/08/26(木) 20:26:16
>>191(七篠)
「変わったコトぉ〜〜?
 そうねェ〜〜 特にないと思うんだけどねェ〜〜〜」

『おばあちゃん』の声は妙に高く、そして大きい。

「それよりあなたの『服』 ウぅッフッフぅ
  そーゆーのが流行っているのかしらァ〜〜?」

『椿の枝』はヤングに流行にしているファッションの類と思われたようだ。
特に嫌悪感を覚えている様子はない。

>>192-193(一抹&氷山)
『一抹』が『氷山』について訊く………
その合間に『氷山』が『挨拶』する。

「………? ああ、近所のォ?
 『志原』さんちのお孫さん? よく来たわねェ〜〜〜
 『ノート』?『黒い影』? ちょっと若い人の事は分からないけど〜〜〜

  まァまァまァ せっかく来たんだしあがっていくかい?」

『ひやま』と『しはら』………韻的にはあっているか。
完全に誰かと勘違いされている様子だ。

『氷山』に特別、記憶を失っている、という認識はない。
『きっかけ』も訊かれたタイミングで自然に思い出しただけで、
『どうしても思い出せない』という感覚は、少なくとも『氷山』にはない。

『おばあちゃん』が『スタンド』に気づいた様子はなさそうにみえる。
少なくとも三人が見た限りでは、という話だが―――

195氷山『エド・サンズ』:2021/08/26(木) 20:32:28
>>194

「お邪魔しま〜〜〜す!」

『日野おばあちゃんの家』は居心地がいい
何故なら『夏』に満ちているからだ
だから、遠慮なく家に上がらせてもらう

ところで、今の自分の身長を確認する
水分の補給によってどの程度まで体型が戻りましたか?

196七篠 譲葉『リルトランク』:2021/08/26(木) 20:43:40
>>194

「そうですねー、ちょっと流行ってましてー」

 そう言って言葉を合わせながら、氷山が室内に入ろうとするのを確認すると『椿の枝』を解除し、ついていきながら背中に小さく『クチナシの枝』を生やした。
 もし『リルトランク』に危害が及んだ場合の退避場所だ。

「す、すみません。お邪魔します…」

 玄関の上がり框で一度留まって周囲の様子を確認する。
 靴は何足あるだろうか、ほかに人の気配はあるだろうか。

197一抹 貞世『ディヴァイン・インダルジェンス』:2021/08/26(木) 20:52:02
>>194
「『志原』…? それはそうと折角だから上がらせていただきます!」

「あとから友達も来ますけど大勢の方が楽しいですよね」

否定も、肯定もしない。『屋内』に潜入する良い口実が出来たので遠慮なく、靴を脱ぎ揃えて日野さんについていく。
氷山先輩の靴も脱がして綺麗に揃える。最低限の礼儀だ。

【と、言うことで良い感じに潜入する理由が出来ました。
 色々なことを根掘り葉掘り聞いてみましょう】

スタンド会話で残り二人に潜入の意思を伝える。
日野さんについて行く最中に奇妙なものがないか探そう。
写真などで日野おばあちゃんの家族構成を知りたい。
独り暮らしだと思うが念のために知るべきだ。

「日野さんは寂しくないの? 平気?」

子供だが子供っぽいふりをして聞き込みを始める。

198『サマー・フォーエヴァー!』:2021/08/26(木) 21:45:28
>>195(氷山)
『氷山』は小学一年生くらいまでの体長を取り戻している。

『おばあちゃんの家』に遊びに来るというのは最高の『夏体験』だ。
『夏』への欲求が強い『氷山』にとってはここは『理想郷』だろう。

>>196(七篠)
流行っている、という言葉に『おばあちゃん』はなぜかニンマリと笑顔で頷いた。
『クチナシの枝』を自身の背中に設置する『七篠』。


靴を確認すると、『おばあちゃん』や仲間たちが今さっき脱いだものしかない。
靴箱にはあるのかもしれないが、人の気配も感じず、とりあえず来客はいなそうだ。

>>197(一抹)
お邪魔する『一抹』。『友達が来る』という言葉に
『おばあちゃん』は『はいはい』と特に否定もしなかった。

「寂しいとか寂しくないとか、そういうのはもう吹っ飛んじゃったわねェ〜〜〜」

『一抹』の問いにそう答える『おばあちゃん』を横目に、
『氷山』の靴も脱がして、丁寧に揃えてあげた。
『スタンド会話』に『おばあちゃん』が反応する様子もない。

>ALL
順番的には『おばあちゃん』『氷山』『一抹』『七篠』の順で入っていく。
入ってすぐに左右に襖がある。その奥にも更に左右に部屋があるようだ。
奥まったところにはドアが設置されており、更に少し右に曲がるような構造になっている。

中にあるものはいかにも『田舎のおばあちゃん』家にあるものといった感じだ。
『夏の風物詩』も多々みられる。今が『夏』だからといえばそれまでだが………
少し気になるのは『虫かご』や『虫とり網』などまでも玄関に置いてあった点か。
まさかこの『おばあちゃん』が夜な夜な『虫取り』に繰り出しているわけでもあるまい。

「じゃあ、ここで待っていてねェ〜〜〜」

『おばあちゃん』は入ってすぐの左側の和室に三人を案内する。
軒下に繋がる部屋であり、『氷山』はここの様子を見た記憶があった。
外の庭がそのまま確認出来る。

中央におおきな和風の机が置いてあり、座布団が並べられている。
『TV台』と、古い型の『TV』がある。『リモコン』と『うちわ』が机の上に置いてあった。
『本棚』もあり、『子供』が好きそうな『漫画』から『婦人雑誌』のようなものまで
家族にあわせたような多種の本が並んでいる。
『本棚』の上には『おばあちゃんと男の老人、初老の男女、更に二人の男女の子供』が
笑顔で写る写真が置いてあった。
『扇風機』と『エアコン』もあり、更に奥に続く『襖』もある。

待っていてね、といった『おばあちゃん』は一端部屋を出る。
おそらく何かを持ってきてくれるのだろう。
よくある子供たちへの『おもてなし』か―――

199氷山『エド・サンズ』:2021/08/26(木) 21:52:06
>>198

「わぁ〜〜〜い!」

『夏への欲求』が満たされるこの空間で氷山ははしゃぎはじめてきた
脱がしてもらった靴もそのままにどたどたと家の奥に上がる
身体の大きさが小学生に戻ったからと言って、知性が下がっているわけではないのだが・・・・
『夏のテンション』はやはり恐ろしい

「前に来た時もここに上がらせてもらったんですよ」

そう言いながら、以前ここに上がった時の事を思い出す
以前はどんなものに興味を持っただろうか、順を追って回想する

200七篠 譲葉『リルトランク』:2021/08/26(木) 21:58:15
>>198

 この場にはおばあちゃんしかいないようだと確認し、なにかあるとすれば『おばあちゃん』によるものだと七篠は考えたようだ。

「ありがとうございます。
 その、お邪魔させていただくのですから、お手伝いさせてください」

 七篠は『おばあちゃん』について行こうとする。
 おそらく台所かどこかにいくのだろうが、なにか普通の家と違うところはないだろうか。

201一抹 貞世『ディヴァイン・インダルジェンス』:2021/08/26(木) 22:09:54
>>198
【独り暮らしのようですね…】

【じゃあ、物色を始めましょう】

老人にしては子供っぽい物が多過ぎる気がする。
氷山先輩を『鎮静』しながら『襖』を少し開けては中を見て、閉じては別の部屋を覗いて行く。
氷山先輩を抱っこしながら家の『違和感』を探る。

202『サマー・フォーエヴァー!』:2021/08/26(木) 22:35:02
>>199(氷山)

『氷山』は『悪感情』が『鎮静』されているからこそ
純粋な気持ちで、『夏への欲求』を満たしていく。

『氷山』は最初に来た時を思い出す。
軒下で『スイカ』を食べてから『おばあちゃん』と取り留めのない話をした気がする。
ついでにここで『麦茶』をもらったり『干菓子』をもらった事も思い出した。

『特殊なもの』や出来事はなかったように思う。
あえて、この家に漂う『夏の雰囲気』自体に興味を持ち、
それを存分に堪能したといったところか。

>>200(七篠)

「ええェ〜〜  いやァ、いいのにねェ〜〜
  今の若いコはリッパだねェ〜〜
   ええと……『吉川さん家』のお嬢ちゃんだったかねェ?」

『おばあちゃん』と共に『七篠』は席を立つ。
『おばあちゃん』は奥の右に曲がった方へ向かう。
そこが『台所』だったようだ。
わりと古いタイプの『お勝手』と『机』に『椅子』。
『冷蔵庫』『食器棚』が設置してあり、使い込まれた『調理道具』が雑多においてある。

「手伝うことなんてありゃあしないけどねェ〜〜〜。
 でも、せっかくだし『麦茶』でも入れといてくれないかねェ〜〜」

『おばあちゃん』は『七篠』に『冷蔵庫』に『麦茶』があり、
それを食器棚のコップに入れるよう指示する。
『おばあちゃん』自身は『スイカ』を切り始めようとしていた。

今のところ、違和感を感じるところはない。
ただ『冷蔵庫』を開けると、作り置きした『麦茶』と共に、
色々な食料品や食材、調味料などが乱雑におかれている。
単純にそういう性格なのかもしれなかったが、
もしかすると、『認知機能』が落ち、片づけられなくなっているのかもしれなかった。

>>201(一抹)
『一抹』は『一人暮らし』を確認すると、何の躊躇もなく『物色』を宣言する。

ただ、夏を感じ浮かれる『氷山』をだっこしながらの行動はそうスムーズにはいかない。
まず開けた『襖』の奥には『仏壇』が見え、そこには先ほど見た『男の老人』の遺影がある。
おそらくだが『おばあちゃんの夫』というところだろう。
別の部屋を覗くには一度この部屋を出る必要があるが―――

203氷山『エド・サンズ』:2021/08/26(木) 22:47:36
>>202

「痛っ・・・・ 一抹くん、私が言うのもなんですけど、
 あなたもなかなか容赦がないですね・・・・」

体格差もあり、悪感情も抑制されているため、簡単に抱きかかえられる
抱っこされるときに両腕の傷に振動が加わった事で、傷口にずきずきと痛みが出る

「私が最初にここに来た時は・・・・そうですね
『スイカ』が美味しかったかな・・・・・
 あとは『干菓子』をもらったり『麦茶』を飲んだりしましたけど」

何の躊躇もなく一人暮らしのご老人の家を物色する一抹に少し引きながら話す

204七篠 譲葉『リルトランク』:2021/08/26(木) 22:50:10
>>202

「いえ、お邪魔させていただくんですから…」
「わかりました、『麦茶』ですね。
 ちょっと冷蔵庫と棚、失礼します」

 七篠はそう言いながら食器棚からコップを取ると冷蔵庫から『麦茶』を取り出し注ぐ。

  とぽっとぽっとぽっ…

――ご近所さんと間違えたり、冷蔵庫が片付けられてなかったり…。
――『認知症』…なのかな。それなら同じのを何個も買ってたり賞味期限が過ぎてたりするのもありそうだけど…。

 七篠は冷蔵庫内の食品の賞味期限を確認する。『夏』や『8月』のような共通項はないだろうか。

【一抹くん、氷山さん。『おばあちゃん』はもしかしたら『認知症』なのかもしれません】
【冷蔵庫の中がうまく整頓できずにいるようです】
【これからスイカを切り終えたら麦茶を持ってそちらに戻ります。こちらからは以上です】

 念のため、スタンド会話で二人に現状を報告する。

205一抹 貞世『ディヴァイン・インダルジェンス』:2021/08/26(木) 23:07:14
>>202
「…………」

無言で仏壇に手を合わせる。写真の子供たちは日野さんを置いて上京でもしたのだろうか。
ほんの少し日野さんが可愛そうに思えてきた。

【あはは…全部、氷山先輩を助けるためですから何でも
 私はやりますよ。まだ何も分かってないのですから】

スタンド会話で氷山先輩に抗議しつつも仏壇に置かれているであろう位牌を見ておく。
あとは気になるような物が見当たらなければ、別の部屋を目指して移動したい。
この家の何とも言えない違和感と日野さんの柔らかな対応
それを理解する鍵を探したい。

【『認知症』でしたか。そうでもなければ、私たちを
 家に入れない。妙に夏の気配が濃い理由は…】

【帰って来ますか…もう一部屋だけッ…!】

足音が近付いて来たら部屋の物色を諦めて元の部屋に戻る

206『サマー・フォーエヴァー!』:2021/08/26(木) 23:50:38
>>203(氷山)

『氷山』は『インダルジェンス』にだっこされながら、
されるがままに移動する。

>>204(七篠)

『七篠』は『麦茶』をコップに入れながらそれとなく『冷蔵庫』を漁り、
『賞味期限』などを確認する。よくよく見ると同じ調味料や
『賞味期限』切れのものが存在するが、それは『夏』に限定されたものではないようだ。

「ふうぅ〜〜〜 それじゃあ行こうかねェ〜〜」

『おばあちゃん』は『四切れ』のスイカを皿にのせ、お盆に配置する。
何事もなければ、そのまま戻る流れになるだろう。

>>205(一抹)
『位牌』には『平成21年11月18日』と『戒名』が書かれている。
それを確認してから、もう一度、今の部屋をグルっと見回す。

 特に違和感は………いや。

ふと、雑多な『本棚』の中に、何か『ノート』のようなものがあるのに気づいた。
生前としている『本棚』ではないため、さっと見ただけでは気づきづらい代物だ。
まあ、ただの『メモ帳』や『家計簿』あたりである可能性も十分にある。
それを確認しているうちに『おばあちゃん』が帰ってきそうだし、
それよりも、少しでも別の部屋を探した方がいいのかもしれない。

207氷山『エド・サンズ』:2021/08/27(金) 00:01:35
>>205

「『位牌』・・・ですか 12年前に亡くなられたみたいですね
 それにしても・・・・・うん? これは何でしょうか?」

一抹(『インダルジェンス』)に抱っこされながら移動しているため、『ノート』が目についた
以前来た時に見た事はないが、妙に気になる・・・・

208一抹 貞世『ディヴァイン・インダルジェンス』:2021/08/27(金) 00:19:20
>>204
>>206
【少し気になる『ノート』を見つけました。
 時間稼ぎしてくださいッ! お願いします!】

物音を立てないように『ノート』を手にし、襖を閉めて元の部屋に戻り『スクールバッグ』に突っ込む。
なぜ、普通の『ノート』に『違和感』を持った?
あの影も『ノート』を手にしているが…

「ちょっと見てみようかな…」

『スクールバッグ』に隠した『ノート』を読む。
氷山先輩から目を離すのが怖いが『違和感』が気になる。
この家に感じる『違和感』。それさえ解き明かせば…

209七篠 譲葉『リルトランク』:2021/08/27(金) 00:27:55
>>206

「わっ…スイカ美味しそうですね。
 あれ?でも『4つ』って…あ!おばあちゃんも一緒に食べるんですね! なるほ…きゃっ」

 七篠は手を滑らせたようにお茶のコップを一つ倒してしまう。
 一抹の指定通り時間稼ぎのためだ。

「『おばあちゃん』ごめんなさい。
 ちょっと手がすべっちゃって…」

 謝りながら片づけをし、数への違和感について追及してみよう。

210『サマー・フォーエヴァー!』:2021/08/27(金) 00:48:12
>>209(七篠)

「そりゃあ食べるよォ〜〜〜
 ババアが食べちゃあおかしいかねェ〜〜」

『おばあちゃん』は楽しそうに笑う。

「ありゃりゃァ〜〜 倒しちゃったかい。
布巾は……ええと、どこだったかねェ〜〜」

『おばあちゃん』は布巾を探しているようだ。
『ティッシュペーパー』もおいてあるので最悪それで拭いてもいいかもしれない。

>>207-208(氷山&一抹)

『一抹』は万引き少年のように、とりあえず
『ノート』をすばやく『スクールバッグ』に突っ込んだが、
そのうち、どうしても気になって隠した『ノート』を読もうとする。

だっこされている状態では『氷山』は角度的に『ノート』を一緒に見ることはできない。
『おばあちゃん』が帰ってきた時、明らかに不自然な態勢ではあるので、
移動しないのであれば、一度、降りるのも手か。

『一抹』はまずはちらっと『ノート』を確認する。

 『表紙』を見るに、これは――――

    ド ドド
              ドドドド
                            ド


             『はすや ばん』


表紙に名前の書かれたそれは、どうやら『絵日記』のようだ。

211氷山『エド・サンズ』:2021/08/27(金) 01:04:45
>>210

「一抹くん、流石にずっとこの体勢は恥ずかしいので下ろしてください」

今は体格が逆転しているとはいえ、元々は3歳も年が離れているのだ
降ろしてもらうように提案して、身じろぎをする

「なんでしょうね? このノートは」

降ろしてもらったのなら、ノートの中身を一緒に見たい

212一抹 貞世『ディヴァイン・インダルジェンス』:2021/08/27(金) 01:07:23
>>210
「氷山先輩、ちょっと降ろしますね。
 誰かの日記みたいですよ」

「はすや ばん。この日記の持ち主…」

【これは日記ですね。七篠先輩の方は違和感とか
 感じる物は有りましたか?】

氷山先輩への『鎮静』を継続したまま『日記』を読む。
普通の『日記』だ。おそらく内容も普通のはずだ。
日野おばあちゃんが帰って来るまでに急ぎ内容を把握せねばッ!

213七篠 譲葉『リルトランク』:2021/08/27(金) 07:12:39
>>210

「おかしくなんてないです!
 ただ…ちょっと私たちに出してくれるなら
 私たち、『3人』しかいないのに不思議だなーって思っちゃっただけなんです…」
「気分を害したらごめんなさい」

 七篠はそう言いながらこぼした『麦茶』をティッシュで拭き取り、倒したコップを洗うために流しに立った。

「すみません、ちょっとコップ洗いますね」

 七篠はそう言い、おばあちゃんが切り分けたスイカの残りを見ながらスタンド会話を返す。

【お茶をわざとこぼして時間を稼ぎました。それでももうすこししたら戻ると思います】
【賞味期限切れのものや同じ食材が複数ありました。やっぱり『認知症』っぽいです】

【あと、スイカを『4枚』切って持って行くのが気になります…】
【おばあちゃんも一緒に食べるなら数は合ってるんですけど…『黒い影』の分だったりしないでしょうか…】

【それと…普段からスイカを常備してるんでしょうか…? 氷山さんが以前も食べたって言ってましたよね…?】
【一人暮らしっぽいおばあちゃんが刃を入れたら腐りやすいスイカを常備してるのは不思議です】
【私からは以上です】

214『サマー・フォーエヴァー!』:2021/08/27(金) 20:24:34
>>211-212(氷山&一抹)

『氷山』は『インダルジェンス』から降り、
『一抹』がめくる『絵日記』を、共に読み始めた―――

                     ペらり

まず、ページを一枚めくると、
表紙の『ひらがな』の名前からは想像もつかないような
しっかりとした字が目に飛び込んでくる。

『これは僕が【夏の魔物】とたたかった記録であるとともに』
『僕の懺悔の記録でもある』
『なぜなら僕は【弟】を救えなかったのだから』

大きなマス目にそれぞれ一文字ずつ書いているせいで、一ページごとの情報量は少ない。

『【絵日記】に書いたのは【擬態】できるからだ』
『この家において【夏】に類するものは良く馴染む』
『【夏休みの宿題】―――もっとも、僕はいつも完成させられなかったけど』

そして、絵の部分を見ると、そこには見覚えのある姿が描いてある。

           すなわち、『黒い影少年』―――

>一抹
滑らないように『氷山』を『鎮静』する手に集中する。
『日記』を『氷山』の読むペースと足並みを揃えつつ読む。
『七篠』にスタンド会話を送る。
『七篠』のスタンド会話を確認する。

ひとつひとつはなんてことない作業で『同時並行』も出来ない事はないが、
その分、一つ一つの精度は下がる。集中すべき事を『取捨選択』していくべきかもしれない。

>>213(七篠)
「気分を害するなんてそんな事、気にするんじゃあないよォ〜〜〜。
 スイカは好きでねェ〜〜 近所のヤスちゃんが
 いつも売りに来てくれるからつい買っちゃうんだよねェ〜〜〜。

   コップはそうかいィ、洗ってくれるならお願いするねェ〜〜〜」

『おばあちゃん』はそう返し、のんびりと椅子に座りだした。
別段急いでいる様子はなく、時間稼ぎをするならまだまだ可能ではありそうだ。
スイカの皮には『みずよし』というシールが小さく貼ってあった。
生産者か何かの名前かもしれない。

215七篠 譲葉『リルトランク』:2021/08/27(金) 20:33:34
>>214

「私がこぼしてしまったので…。
 ついでにお台所のお片付けも手伝いましょうか?」

 七篠はそう話しながら手を動かす。
 気分はお手伝いさんだ。

「ヤスさん、ですか?
 売りに来てくださるなんて今時珍しいですね。なんだかサザエさんみたいな話です。
 スイカ以外もヤスさんが持ってきてくださるんですか?」

 サザエさんの御用聞きとはまた種類が違うだろうが、七篠にはそう感じたようだ。
 長話をすることでもうすこし時間が稼げるのであれば稼ぐつもりらしい。

【もうすこし戻るのを延ばせるかもしれません】

 七篠はそう一言伝え、おばあちゃんとの会話に注力しようとする。

216氷山『エド・サンズ』:2021/08/27(金) 20:57:37
>>214

「一抹くん・・・・これは・・・・!」

一抹が開く『絵日記』を共に読み始める
この内容から察するに氷山が置かれている状況には『前任者』がいた事になる
この『絵日記』を書いている本人は違う・・・・彼は『黒い影』が見えているようだ
そうなると、ここに記載された『弟』こそが・・・・・

「一抹くん・・・・『インダルジェンス』の手を離してください
 流石の私もこのまま暢気している状況じゃないって事はよくわかりました
『インダルジェンス』の『抑制』が無ければこの『手』を使う事も出来そうですし、
 探索の効率も上がるはずです」

一抹の眼を見て、真摯に訴える
『悪感情抑制』がなくなれば、また以前の様になる可能性もあるが・・・・その『衝動』は意地でも抑える

「・・・・・信じてください」

そして、この訴えで『インダルジェンス』の手が離れたのなら、
腕の傷の『溶接』に全神経を集中して、まともに手を動かせるまでに修復を行いたい

>>213>>215

【ありがとうございます、七篠さん
 おばあちゃんですからね・・・・ちょっと忘れっぽくなってるのかも
 こちらは奇妙な『絵日記』を見つけました
 どうやら、私と同じ状況になった子のお兄さんが残した日記みたいです
 日記の解読を進めますのでもう少しだけ、足止めをお願いします】

スタンド会話で七篠に状況を伝えたい

217一抹 貞世『ディヴァイン・インダルジェンス』:2021/08/27(金) 21:09:05
>>214
多少は『違和感』がある屋内。優しいおばあちゃん。
何も警戒するものは存在しないのではないか?
そして、めくった日記の内容に血の気が引いた。

【これはッ!? 被害者の日記ッ! 少し読むのに集中
 します。必要な情報は引き続き伝えてください】

あまりにも衝撃的な内容と以前の被害者が存在する事実。
手が震えそうになる恐怖を押し殺して日記の続きを読む。

218一抹 貞世『ディヴァイン・インダルジェンス』:2021/08/27(金) 21:12:41
>>214
「では、手を離しますよ」

こんな恐怖を目にして浮かれるような人ではない。
手を離して氷山先輩を心配しながら読み進める。

219『サマー・フォーエヴァー!』:2021/08/27(金) 22:23:53
>>215(七篠)

「いいのかいィ?
 悪いねェ〜〜〜 お言葉に甘えちゃおうかねェ〜〜〜。

ヤスちゃんは近所の『八百屋』の倅だよォ〜〜〜
 新鮮な野菜だとか果物を持ってきてくれるんだよォ〜〜
 あそこは親父も出来が悪くてねェ〜〜〜」

『おばあちゃん』は『七篠』の申し出に甘えることにしたようだ。
嬉々として話し始めるのはやはり寂しかったのかもしれない。

話を続ける『七篠』。
その間に少しでも自体が好転すると良いのだが―――

220『サマー・フォーエヴァー!』:2021/08/27(金) 22:26:14
>>216-218(氷山&一抹)

『氷山』は『一抹』の眼を見て、真摯に訴える。
『信じてください』と訴えるその姿に、『一抹』は心動かされる。
こんな恐怖を前に浮かれるような人ではないはず。
そう信じて、『インダルジェンス』の手をそっと離す。


  『鎮静』は今、解除され――――






       『いヤッッッホい―――――――ッイイ!』

    夏
              夏            夏

        夏

                  夏

                                夏


        『 S   U   M   M   E   R ! ! !』


         『夏ってばサイコォ―――――――――ッ!!!』

よしッ! 『氷山』は言葉巧みに『一抹』を誑かし、
ついに『鎮静』の手をどける事に成功するッ!

今まで抑えられていた『夏への過度の興奮』が一気に噴出していく。
『日記』とかそういうのはどうでもいいし、いますぐスイカを丸かじりしたり、
『扇風機』の前であああああああとか言ったり、
アイスを頬張ったり虫取りしたりラジオ体操したりしたい!
『おばあちゃんの家』の中で、『氷山』の『夏への欲求』は爆発した。

 ………

『夏の風物詩』満載の『おばあちゃんの家』に遊びに行く。
『夏の醍醐味』が詰まった行為のひとつであり、
『氷山』はここに訪れてからずっとその空気をずっと浴びていた。
それを『鎮静』された『氷山』は穏やかに『満喫』していたのだ。
その『興奮』は『鎮静』されていたからこそ、気づけなかった―――
せめてこんな場所に居なければ、
『氷山』の精神力でもう少し耐えられたのかもしれないが………

『悪感情』は、『痛み』のようなものだ。それは『防御反応』のひとつであり、
それが抑えられている事で『真の危険』に気づけない事もある。
もし、『鎮静』されていなければ、『氷山』はこの『民家』に入った時点で、
過度な興奮状態に陥っただろう。そうなれば他の二人がすぐに止めたはずだ。

 『氷山』が、この『民家』に『鎮静』されながら入る………

            ・ ・ ・ ・
   この『最悪』が始まった時点で、全ての『運命』は決まっていたと言っていいだろう。

>>218(一抹)

『一抹』は、ふと、自分が『致命的』なミスを犯した事に気づいた。
それは今、『鎮静』の手を外した事だけではない。

『一抹』は氷山にかけられているのが『夏を満喫させて異形に変えるのが能力』と気づいていた。
それなのになぜ、『氷川』の話ですでに『夏の風物詩』が満載の、
『きっかけ』となるほど夏の匂いが濃厚な『民家』に『氷山』を連れてきてしまったのだろう。
重傷の『氷山』を『七篠』と二人で『寮』でケアし、『民家』の探索は『鉄』や『芦野』に任せる。
本当に『氷山』のためを思えば、そういった『選択肢』もあっただろう。

いわゆる『大岡裁き』の中に、『子争い』という有名なエピソードがある。
とある子供の『母親』だと主張する二人が奉行である大岡越前の前で
『子』を引っ張り合い、勝った方が『母親』だと認定する―――という話だ。

『氷山』への容赦ない『刃』と『毒』、重傷の『氷山』をつれ回し、
腕が使えないことへの配慮はなく、無遠慮に怪我した『氷山』を抱きかかえる………

『一抹』の中で『影から氷山を奪い返す』という目標だけがあまりにも先走りすぎてしまった結果、
『氷山』自身に対する『配慮』が足りず、『最後まで腕を引っ張る母親』になっていたのかもしれない。

221一抹 貞世『ディヴァイン・インダルジェンス』:2021/08/27(金) 22:44:56
>>220
「これだから神父に向いてないんだァァーーッ!!」

『元凶』と関連の有る氷山さんを連れて来なければ、とばかりに考えていたが逆効果だった。
頑なに位置やバス停の場所を教えなかったのも…
しかし、日野おばあちゃんの家で戦闘を行うわけにはいかない。

「2連続はつらいから『日記』に集中しましょう…」

攻撃してくるならスタンドで防御するがキリが無い。
『日記』を読みながら隙を窺うしかない。
夕立先輩も加われば戦闘にはなるが今は無理だろう。

222七篠 譲葉『リルトランク』:2021/08/27(金) 22:54:51
>>219

「そうなんですか、八百屋さんなんですね。
 来てくれるなんて優しい方なんですね」

 七篠は会話を続けながら台所を片付ける。
 スタンド会話が来なくなったことを不審に思いながらも会話を続ける。

「そういえばこの間、氷山さん…私と一緒にいた女の子が来たときってなにかお話とかされていたんですか?」

――足留めを頼まれてる以上、なんとか引き伸ばさないと…。

【こちら、状況に変化なしです。足留め継続しています】

 なにか物音が聞こえたり、周囲に変化はないだろうか…。

223氷山『エド・サンズ』:2021/08/27(金) 23:04:49
>>220

「ひゃっふぅぅぅぅううう〜〜〜〜〜っ!!!!!」

『夏』!『夏』!『夏』!
一抹くんもまだまだ甘いですねぇ〜〜〜〜っ!!
あと少し警戒心があればこんな言葉に騙される事もなかったのに!
あ・・・・でも、この腕では『夏』を楽しめない・・・・
全力で『夏』を楽しまないといけないのに・・・・
まずは腕の修復をしてみますか!

224『サマー・フォーエヴァー!』:2021/08/27(金) 23:47:44
>>222(七篠)
「あの女の子? 『志原』さんちの?」

『おばあちゃん』はまだ、『氷山』を別の人物と勘違いしているらしい。

「どうだったかねェ〜〜〜
 イヤな記憶はないからね、楽しかったんだと思うわよォ〜〜」

とぼけているわけではなく、本当に忘れているようだ。
『七篠』は『スタンド会話』で呼びかけていく。
さきほど見つけた『日記』とやらに集中しているだけかもしれない。

……さきほどの部屋が何か騒がしい。
おそらく、『氷山』と『一抹』、二人が何か叫んでいるようだが―――

225『サマー・フォーエヴァー!』:2021/08/27(金) 23:48:52
>>223(氷山)

『夏』ッ!

 『夏』『夏』ッ!

  『夏』『夏』『夏』ッ!

    『夏』『夏』『夏』『夏』ッ!

       『夏ゥ―――――――ッ!』


      「ひゃっふぅぅぅぅううう〜〜〜〜〜っ!!!!!」


『氷山』の『夏への思い』は『最大限』に高まるッ!
『腕』を治してたくさん遊んでたくさん食べて
海とか山とかたくさんたくさんたくさんたくさん

 …………



              あ




もう、そんな『日』か―――『夏休み』ってあっと言う間だ。
『おばあちゃん家』に行ったら、時間なんて溶けていく。
本当は『夏祭り』、行きたかったな――――


 ………

『氷山』には、認識できない。
認識できないが、皆が言うのだから確かに『そこ』に居るのだろう。

おそらく、眼前の存在は、最後の『宿題』を終わらせるべく、
熱心に『色鉛筆』を走らせているのだろう。

やがて、その存在は、最後に、満足そうに、『色鉛筆』を置くのだ。


 そして―――

――――――――――――――――――――――
8月31日                  はれ
――――――――――――――――――――――
 いろいろ あったけれど あきは は
 ぶじに かきごおりに なりました
 なつのいちぶ に なれて あきは は
 いちばん うれしそうでした
――――――――――――――――――――――


                                氷山あきは→『夏の終わり』

                                『サマー・フォーエヴァー!』
                                     →ミッションクリア!

226<削除>:<削除>
<削除>

227『サマー・フォーエヴァー!』:2021/08/28(土) 00:00:26
>>221(一抹)

鎮静を逃れた『氷山』は再び『夏』に囚われてしまったようだ。
『二連戦』はキツいと判断した『一抹』は、とりあえず『日記』に集中する事とした。

………と、ここで『TV裏』から不意に現れたのは、『影』だ。
『黒い影』は、よほど嬉しい事でもあるのか、『氷山』に近づき、『ノート』に色鉛筆を走らせる。

『攻撃』などしてもおそらく無駄だろうし、『鎮静』も効果がないのではないかという直観がある。
『黒い影』はあくまで『観測者』に過ぎないのだ―――

『黒い影』が書いているものがチラリと見えた。
『8月31日』と書かれた日付。
言うまでもなく、それは『8月の終わり』の日付だ。

そして―――

急に『氷山』が満足げな表情を浮かべ、
見る見るうちに小さくなったかと思うと、
その場にはただ、『かき氷』がひとつ、残された。

『一抹』はその光景に息を呑み、思わず、手持ちの『絵日記』を落としてしまう。

落下し、偶然にも開いたそのページには、

『【夏の魔物】が観察対象にするのは常にひとり』

『【夏の魔物】は完全に対象を【夏の風物詩】に変えた後、【その夏】の活動を終える』

『そうなれば次の夏まで【夏の魔物】は姿を消す』

『姿を消してしまえば、【夏の風物詩】化は確定してしまう』

『ただ、例外もある。誰かが【夏の風物詩】になった瞬間』

『その場に他に【夏を満喫しているもの】がいれば』

『【夏の魔物】はひと夏にもう一人だけ憑依する事もあるようだ』


                             と、書かれていた―――


『決断』をするのは『一抹』だ。

                   『運命』はけして、『強制』はしない。

ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453051014/736n

228七篠 譲葉『リルトランク』:2021/08/28(土) 00:27:31
>>224

「…?」

 七篠はなにやら二人がいる方が騒がしいのに気付いたようで片付ける手を止め、おばあちゃんに話しかける。

「ごめんなさい、ちょっとお手洗いお借りしてもいいですか…?」

 下腹部に手を当てながらそう言い、おばあちゃんから離れ二人がいるはずの方向に行ってみるようだ。

【なにか、騒がしいですが大丈夫ですか…?】

229一抹 貞世『ディヴァイン・インダルジェンス』:2021/08/28(土) 01:03:55
>>224-227
「よし、やるか。次はわたしの番だ…」

スマホで『日記』の写真を撮って送信し、急いで『夏の風物詩』である『扇風機』をスタンドに持って来させる。
『恐怖』はある。だが、それ以上に『夏の魔物』への報復心が強い。

【結論から言います。氷山先輩が『かき氷』になって
しまいました。ですが救う手段はあります】

【『日記』によれば、『犠牲者』が出た近くで夏を満喫
する者が居たら、もう一度だけ憑くようです】

【嫌なら逃げてください。なるべく自然にですよ?
では、私は『夏の魔物』に喧嘩を売ります】

【さようなら】

セットした扇風機のスイッチを押すと同時に自分の首元を押さえて『鎮静』。
これが通じるか分からないがやるだけのことはする。

「はい、次はわたし。来なさい」

230氷山『エド・サンズ』【かき氷】:2021/08/28(土) 01:13:49
>>225
『かき氷化』について質問です

・念のためお聞きしますが、人間と意思の疎通は出来ますか?
・スタンドを出す事は出来ますか?
・普通のかき氷と何か違う点はありますか?
・溶けたり、食べられたらどうなりますか?
・何らかのスタンド能力で『複製』されたり『別のもの』になった場合、
 能力が解除されて人間に戻った時どうなりますか?

回答、よろしくお願いします

231『サマー・フォーエヴァー!』:2021/08/28(土) 01:29:42
>>229(一抹)

『一抹』は『絵日記』の開いたページを写真に撮って『鉄』と『芦田』に送る。
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1456056964/246-n

その後、『スタンド会話』で『七篠』に情報を伝え―――

『扇風機』のスイッチを押すと同時に『鎮静』を図る。
『悪感情』である『報復心』や『恐怖』は抑えられ、そして………

それを見た『影人形』は少しだけ笑った後、
その姿をスゥ………と消した。

それと同時に―――『一抹』の中に『夏』への欲求が生まれる。
つまりは、『一抹』も憑依されたという事だろう。

『氷山』の時もそうだったが、『夏を楽しみたい』というこれは『悪感情』とは言えない。
『黒い影』への『悪感情』を『鎮静』している今、
『一抹』は『黒い影』に逆らおうという気が薄れており、
それよりも『純粋に夏を楽しみたい気持ち』が強くなっている。

ただ、同時に、『過剰な興奮』を抑えられた『一抹』は『冷静』だ。
このままだと『情報』を流した『スタンド使い』達が自分を止めに来るだろう。
そうなる前に、この場から逃げなくては―――

『一抹』は瞬間的にこの部屋から繋がる軒下に出て、
『夏』のひまわりなどに紛れ、この『民家』から逃亡を図る。

―――足取りが、妙に『ふわふわ』と軽い。
―――これも夏を楽しむ故の『変化』だろうか。


                           『一抹貞世』→『サマー・フォーエヴァー!(残暑)』、開始

232『サマー・フォーエヴァー!』:2021/08/28(土) 01:36:30
>>230(氷山)

・念のためお聞きしますが、人間と意思の疎通は出来ますか?
A.通常、出来ません。

・スタンドを出す事は出来ますか?
A.不明です。

・普通のかき氷と何か違う点はありますか?
A.特にないです。あなたは一介のかき氷です。

・溶けたり、食べられたらどうなりますか?
A.溶けても死ぬわけではなく、冷やせば復活します。
  全部食べられなければかき氷を足せば復活します。

・何らかのスタンド能力で『複製』されたり『別のもの』になった場合、
 能力が解除されて人間に戻った時どうなりますか?
A.不明です。

233『サマー・フォーエヴァー!』:2021/08/28(土) 01:38:59
>>228(七篠)

「ああァ〜〜〜いいとも、いいともさァ」

『おばあちゃん』はニコヤカに七篠のトイレを許可する。

「ここに来る前にドアがあったろ?
            そこが『トイレ』だからのォ〜〜」

『スタンド会話』を飛ばしてみると………
『一抹』から断末魔に似た『スタンド会話』が返ってきた(>>229)。

234『サマー・フォーエヴァー!』:2021/08/28(土) 01:41:53
>鉄&芦田

『鉄』がその『民家』を見つけたのと、
『芦田』のハイエースがようやく『民家』に辿り着いたのは、
偶然にもほぼ同じタイミングだった。
お互い、『件の民家』を意識しているため、声をかけやすい環境ではある。

『平屋』のいかにも田舎の雰囲気を濃密に漂わせた『民家』。
ここが、『一抹』から情報が送られてきた『いわくつきの民家』なのだろう。
『一抹』から情報が来た後、すぐに行動した為、そこまで遅くなったわけではないと思うが―――

そして、二人の『スマホ』がメッセージを受け取る。
(ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1456056964/246n)

『芦田』の基本情報(>>184)。

『鉄』は、名前・簡易プロフ・スタンド能力・持ち物・一言・その備考(あれば)を書きつつ、
初期レスを下さい。

235七篠 譲葉『リルトランク』:2021/08/28(土) 01:42:16
>>233

「ありがとうございます」

 七篠はそう言ってそそくさと台所を後にすると二人のいるはずの部屋へ向かった。

【一抹くん!?】
【さようならってどういうことですか!??】

236氷山『エド・サンズ』【かき氷】:2021/08/28(土) 02:01:21
>>232
回答ありがとうございます

237芦田『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』:2021/08/28(土) 02:37:11
>>234(よろしくお願いします)

――キキィ!

「へぇ〜〜中々良いところ か? 老後にゃウィゴーちゃんと
一緒に、こう言う場所で過ごすのも良いと思わない? ウィゴーちゃん」

『そん時は自立型になって、あんたの所から離れてますーー!
あと、ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライトって呼べ!』

あっちーなで手うちわで顔を扇ぎつつ、てきとーな場所でハイエース降りて
ポリタンクの水を一個。車から降ろしつつ……おそ松? 14松?
あぁ、カラ松と愉快な二人組 内一名はリタイアで
ちょろ松が何か変なのに夏満喫モンスターに絶賛され中だったか。
とりあえず冷や水ぶっかけたら、少しは持ち直すのかねー。

「ん? てめーも、依頼されて来た口か? 兄ちゃん(鉄PC)」

んで、近くにいるだろう奴(鉄PC)に声をかける。
居なかったら居なかったで、そりゃ何時も通りの独り言だな!

『初対面の方なんだから、もう少しまともな自己紹介してくださいよ……。
こんにちは、私はウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト。
こちらの素行不良の本体は芦田と言いまして、一抹さんと言う方を
救助する為に、その方の友人から依頼されて赴きました。
あ、私の声は聞こえてますか?』

「そりゃー、俺の天使の声だもん。聞こえなかったら聞こえなくて
俺だけしか聞けないスイートハニーの声を独り占めで。
聞こえたら聞こえたらで、話が早く済んで助かるで損は誰もしねー
幸せな世界じゃないのウィゴーちゃん」

『ちょっと、お口チャックしてね。
あと、ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライトって
いい加減ちゃんと呼んでくれないかなー!? (怒)』

何時もの夫婦漫才『夫婦違う!』しながら民家に歩いて近づくぜー。

238一抹 貞世『ディヴァイン・インダルジェンス』:2021/08/28(土) 03:01:14
>>231
「天敵の夕立先輩からの逃亡を優先とする。
 七篠先輩は臆病。大したことはできまい」

『民家』から飛び出して向日葵に紛れて駆ける。
今の私なら誰も追いつけない。最高の自由だ。
ずっと抱いてきた『目標』からだって『夏を満喫』しちゃえば解放される。

「派手に動くとバレる恐れがある。どうせ、追いつけない
 お腹が空いたから向日葵の種を食べるか…」

「夏と言えば食の季節。スイカ畑も有ったら良いのに…」

ちいさい一抹では向日葵の種に手が届かないだろう。
しかし、先程から身体が軽い気がする。
試しに跳躍して向日葵の種の部分に食らいついて折る。
可能なら向日葵の種を貪る。

「『速さ』だ。『速さ』さえ有れば負けない。
 夕立先輩も、七篠先輩だって恐れるに足りない」

よく考えたら『民間』に着くまで何も食べていない。
身体が軽ければ跳躍して周囲が見渡せるのに…
この弱々しい身体に必要なのは『速さ』だッ!

239鉄 夕立『シヴァルリー』&『C・セッション』:2021/08/28(土) 20:56:01
『名前』:鉄 夕立(くろがね ゆうだち)
『簡易プロフ』:
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050739/152
『スタンド能力』:視認した『刃』から殺傷力を奪い、なまくらにする。
奪った殺傷力は、その『刃』の形を成して手に発現出来る。
奪う際にも殺傷力が刃の形を成してこのスタンドに飛来し、それを吸収する。
その飛来経路に無生物があっても透過し、生物がいれば容赦なく切り裂く。

『シヴァルリー』
破壊力:B スピード:C 射程距離:E(2m)
持続力:B 精密動作性:B 成長性:C

奪った殺傷力は複数『統合』して『研ぎ澄ます』事で、
それらを一本の『刀』の形に変えた上で手に発現する事も出来る。

『シヴァルリー・セッション』Chivalry Session
破壊力:C〜A スピード:―  射程距離:D(4m)
持続力:B  精密動作性:―   成長性:―

【記】『スタンド能力詳細まとめスレ』
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/192-193

『持ち物』学生服(夏服)、スニーカー、スマホ、腕時計。
【財布、500mlペットボトル二本、鉄釘[75mm×15本]】はショルダーバッグに入れている。
黒曜石のネックレス。

『一言』なんとかクリアできるようにがんばります。
『備考』特になし。



>>234

「・・・・・・・・・・」
「まさか、氷山さんと一抹くんがやられてしまうとは」「だが、まだ死んだわけではない」
「まずは謎を解かなければ…この奇妙な現象の謎を…」

スマホをしまい、前にある『民家』を向く。
自転車はここに止めておこう。幸い、10km程しか離れていない場所で助かった。
そして時を同じくして現れた、『スタンド使い』の男性。
どうやら自分と同じく、一抹くんから救援依頼を受けてきたようだ。
そして彼のスタンドは、『さんずさん』と同じく自ら会話をするタイプらしい。

「よろしくお願いします、芦戸さん、『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』さん。
 オレは鉄 夕立(くろがね ゆうだち)、清月学園高等部二年生です。
 スタンドは『シヴァルリー』。戦闘ならば、多少は力になると思います」

挨拶と自己紹介を交わし、そして『民家』へと向かう。
現状はどうなっているのか、確かめなくては。

240『サマー・フォーエヴァー!』:2021/08/28(土) 21:51:58
>>235(七篠)

『七篠』は『おばあちゃん』に感謝を述べつつ、急いで『部屋』へ向かう。

『部屋』に入ると―――そこには、誰も居ない。
二人は『別の部屋』を調べているのか………

 ………いや、そんな事を考えるのは、『気休め』に過ぎない。
『さようなら』などという言葉を遺して消えた『一抹』。
あれを聴いて何もなかったとは到底、思えない。


                  そして。


『部屋』の畳には、ひとつの『かき氷』と、無造作に開かれた『ノート』が転がっていた。
『軒下』に繋がる『扉』は開け放たれ、また、『扇風機』が先程とは違う位置に移動している。

241『サマー・フォーエヴァー!』:2021/08/28(土) 21:53:20
>>238(一抹)

良くも悪くも芯の尖った『刃』のように、『一抹』の精神は『一直線』だ。

『夏を満喫する』という『精神操作』の能力により、彼の心は、
先程とは打って変わって、『仲間』であった『鉄』や『七篠』から逃れる術を模索する。

『進行』が早いのは『一抹』がこの『夏を満喫する』能力について、
予め深く知っていたせいなのかもしれない。
『一抹』は『夏を堪能する』ほど、自らの白い肌がフワフワと『煙』のように膨らみ、軽くなるのを感じた。
『氷山』は最終的に『かき氷』となったが、果たして『一抹』は―――

いやまあ、そんな事は『夏』を楽しむ事に比べたら些細な話か。

『一抹』は軽やかに跳躍し、『向日葵』を手折り、その種をボリボリと貪る。
この勢いで、ここに来る際に『バス』から見えた『スイカ畑』を襲撃するのも良い。
『一抹』は、『一抹』なりの『夏の楽しみ方』があった。

242『サマー・フォーエヴァー!』:2021/08/28(土) 21:54:20
>>237>>239(芦田&鉄)

事態はなかなかに深刻なようだが、
いつものように軽口を叩き合う『芦田』とその『スタンド』。
彼らが邂逅したのは真面目そうな男子高校生、『鉄』である。

お互いに挨拶と自己紹介をかわしながら、二人は『民家』へと近づいていく。

『民家』には、一見、なんの変哲も、異常も感じられない。
玄関近くまでやってくると『日野』と書かれた表札が見える。

そして、二人は『軒下』の奥の部屋の扉が開け放たれているのに気づく。
そこには何か、『少女』のような人影がちらついている。

243鉄 夕立『シヴァルリー』&『C・セッション』:2021/08/28(土) 22:13:08
>>242

「一抹くんからの情報では、どうやら能力の対象は常に『一人』のようです」
「氷山さんは既に能力が『完成』してしまったようで、
 代わりに一抹くんが能力を引き受けて、猶予を伸ばしている、と自分は判断しましたが…」

この場合、どこにいるか分からない一抹くんを探すよりかは、原因を突き止め能力を解除すべきだろう。
しかし、ここで起こった事態そのものを把握している人間はいるのだろうか?
一抹くんの先輩である七篠さんはいたようだが、彼女から話を聞けるならばありがたい。

ゆっくりと、静かにその『少女』へと近付いていく。
もしその『人影』が文字通り、一抹くんの言ったような影の姿だったなら、
向こうから見えないような位置に身体を隠しておこう。

244七篠 譲葉『リルトランク』:2021/08/28(土) 22:19:49
>>240

【一抹くーん!!! どこにいるんですか!?】
【夏を満喫したら大変なことになっちゃうんですよ!】

 七篠は『おばあちゃん』に聞かれないように、スタンド会話で一抹の名を外に向かって呼びかける。
 おそらく開いた『扉』から出て行ったはずだろうが…。

――…最後の会話からして…たぶん、この『かき氷』は氷山さん…。
――……氷山さんが溶けたらどうなっちゃうかわからない以上、外には出られない…。
――でも、ここに置いておいたら『おばあちゃん』に食べられちゃうかも…。

 七篠は落ちている『ノート』と『かき氷』を持ち、どうするか判断に迷っている。

――一抹くんが夏を満喫するのを止めるか、氷山さんが溶けるのをどうにか回避するか…。

 七篠はひとまず『かき氷』の器に4枚『手のひら大の付箋』を貼ってそこから『バルサの枝』を4つ、ピラミッドのように覆う形で生やすことにしたようだ。
 『バルサ』はまるで『発泡スチロール』のような内部構造をしている枝で断熱性が高い。溶けるのをいくらか防止できるだろう。

バルサ
ttps://www.flower-db.com/ja/flowers/ochroma-pyramidale

245一抹 貞世『インダルジェンス』:2021/08/28(土) 22:45:22
>>241
「この身体なら誰も追いつけない。なんて便利な…
 もし、みんなに見つかっても勝てるじゃないか!」

普段の一抹なら口にしない傲慢な考えがスラスラ出る。
どうせ、見つかったところで追いつけまいよ。
誰かを心配する必要も無いし、有象無象に気を揉むのも馬鹿らしい。

「ふふっ、ククッ…クスクス…」

思わず『影』と同じ嗤い声が出てしまうほど気分が良い。
食べられなかったスイカを求めて来る際に見かけたスイカ畑を目指し走る。
ただ、『インダルジェンス』を解除すると奇襲に対応できない。彼を置いてかない速度で走る。

「とぉーぅ! あははははっ!! えーいっ! よっと!」

ついでに軽くなった身体がどれだけ跳躍可能かも試しながら移動。
夏は『自由』だ。氷山先輩とは違う楽しみ方をするのが私
ド直球なだけではなく遊び心を加えてマイペースに!

246芦田『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』:2021/08/28(土) 23:39:37
>>242

「おぅ、よろしくなー。ちなみに、おめーは前衛。ウィゴーちゃんは後方支援担当って
感じで役割分担してくれ。あとウィゴーちゃんを傷つけたら、てめーから先に始末する」

『何でやねん!? 初対面の協力者に行き成り暴言か、あんた!??
あと、自分はウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト!
とにかくっ、中を調べましょうっ。猶予はそんなに無いと報告を受けてますし!』

どれ程の危機的状況でも俺は何時だって俺よ。
惚れてくれていいぜ、ウィゴーちゃん。『しねーよ!』

「おーーーい! トド松、いるかーーーっ?『一抹さんでしょ!』
まぁ、これで幾らか反応が戻ってくるだろ」

『まったく……とにかく、私は先に中に入ってますからねっ』

芦田は玄関口で声を掛け、先にウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライトは玄関より
中へと入っていく。

『すみません! 一抹さんの知り合いより救助の依頼を受けて来ました!』

ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライトは、そう声を上げつつ進む。

247『サマー・フォーエヴァー!』:2021/08/29(日) 00:04:00
>>243(鉄)
『鉄』はゆっくりと『少女』に近づく。
情報どおり、というべきか、その『少女』は―――『七篠』だ。

『軒下』から見える『部屋』は普通の和室と言える。
中央に『テーブル』、端に『TV』や『本棚』などが設置されている。

『七篠』は『ノート』のようなものと、変わった木製の何かに包まれた『オブジェ』のようなものを持っている。

>>244(七篠)
『七篠』の『スタンド会話』による『呼びかけ』は一方通行で虚しく響く。
この事件に関しては完全に『一抹』に言うがままだった『七篠』。
『一抹』を見失った今、果たしてどう行動すべきなのか―――

とりあえず、ノートを拾い、『かき氷』を『バルサ』で囲む。
そうこうしているうちに―――

                             ガサッ

外から音がしたので、そちらに目をやると、
『七篠』の見知った顔、『鉄』が『軒下』の外に立っていた。

それとあわせて、『玄関』から賑やかな音が聞こえる。
おそらく複数人、誰かが入ってきたようだ。

>>246(芦田)
『芦田』達は『鉄』に言いたいことをまくし立てると、
『鉄』や『少女』の事など気にせず、正面玄関からズカズカと入っていく。
『鉄』の動きを無視すれば『前衛』や『後方支援』などあったものでないが―――

玄関から左の部屋の扉は開いている。
これは『軒下』に繋がっているであろう部屋だ。
あとは右に一部屋、更に奥に左右に扉、
正面奥に扉、更に右に曲がる通路があるようだ。

『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』の姿や声は、普通の人間には見えない。
先行しても『一般人』には気づかれない恐れがある―――

248『サマー・フォーエヴァー!』:2021/08/29(日) 00:05:41
>>245(一抹)

『一抹』は自分の身体の奇妙な変化について意識する。

確かに軽くなった分は早く動けるのだが、それはあくまで以前よりは、という程度だ(Cの範囲内)。
それより特筆すべきは『跳躍力』か。垂直距離にして『2m』は跳べるようだ(スB相当の跳躍力)。
『インダルジェンス』は追従状態にしておけば、置いていく事はないだろう。

スイカ畑に向けて駆け抜ける『一抹』。ほどなくして辿り着くはずだ。

249芦田『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』:2021/08/29(日) 00:23:19
>>247

「俺の声に反応して家屋から誰も顔出さねぇって事は
さっきの奴『少女』以外、不在か?」

『うーん、先に内部を調査するより。こちらに居る協力者の方達に
話を聞くべきかと』

「そーだね、ウィゴーちゃん。流石はマイ・エンジェル!」

『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト! その誉め言葉やめろ!
サブいぼが吹き出るわ!』

家の中を調べるのも良いが、このままじゃ手がかりも何もないし
とりあえず目につく人物『少女(七篠)』から情報交換すべきだろ。

開いてる左部屋の扉、そっから『軒下』へとウィゴーちゃんと
『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライトです!』
一緒に向かう。あと、水の入ったポリタンクは片手に携行してるぜ。

250七篠 譲葉『リルトランク』:2021/08/29(日) 00:32:28
>>247,243

「ひゃ…鉄さん……でしたよね…?」

 以前『アリーナ』で一抹に会いに来ていた『男性』、鉄にどこか怯えながらも七篠は声をかけた。
 一抹が助っ人と言っていたのを思い出したのだ。
 そして『木のオブジェ(かき氷)』を抱えながらスタンド会話に切り替えて話を続ける。

【スタンド会話でごめんなさい、奥に人がいるので】

【そ、その…もしかしたら一抹くんから聞いてるかもしれないですが…。
 これ、『氷山さん』なんです…】

【たぶんなにかのスタンド攻撃で、ここに来て『夏を満喫したい』って気持ちになったらしくて…。
 それで『満喫』しきって『かき氷』になっちゃったらしいんです。
 今、私のスタンド能力で保温してます…】
【一抹くんも『夏を満喫したく』なってどこかに行っちゃったみたいで…】
【こっちの『ノート』が過去の『被害者の日記』らしいです。
 もしかしたらヒントになるかもしれないです】
【室内には『おばあちゃん』が一人、認知症みたいです】

 七篠は焦るように言葉を重ねる。

――トイレに行くって言って離れちゃったから…そろそろ『おばあちゃん』が怪しみはじめちゃいそう…。
――まずはなにより情報共有。
――……もし、『おばあちゃん』が呼びに来たら…そしたら鉄さんに『ノート』と『氷山さん』を預けて戻って遅延を…。

 七篠は『男性』である鉄にすこしばかり怯えながらも頼るつもりのようだ。

251一抹 貞世『インダルジェンス』:2021/08/29(日) 00:33:45
>>248
「しあわせは歩いて来ない〜! 二歩下がって…
 えっと、まぁ、いいや。お腹空きました!」

「しかし、私は氷山先輩と違って『拘りたい』のです。
 市販の微妙なスイカは飽きました。ガッツリ行きたい」

スイカ畑に到着したら『巻きひげ』を見て歩く。
学校の収穫授業で習った記憶が正しいなら根本までが茶褐色のスイカが熟した証。
そうでなければ、そいつはスイカではない。ゴミだ。
続いて叩いたらポンポンと澄んだ音色が出るか試す。
ここで高い音だと駄目だ。中身がスッカスカで不味い。
逆にボンボンという重い音は熟し過ぎてべっちゃりだ。

「これが難しいのですよ。数をこなして平均的な音と
 異音を何度も聞き比べてコツが掴める…」

休憩を入れながら『理想のスイカ』を探し求める。
『妥協』は許されない。一度でも『妥協』するとズルズルとラインが低くなってしまう。

252鉄 夕立『シヴァルリー』&『C・セッション』:2021/08/29(日) 00:45:13
>>246-250

何故彼のスタンドを傷付ける話になるのかは分からないが、恐らくスタンドへの愛情を示したいのだろう。
仲睦まじいのは良い事だ。頷きながら、七篠さんへと声をかけに行く。
が、先に声をかけられて頷いた。こちらも『スタンド会話』に切り替える。

【こんにちは、七篠さん。…事情は把握した。情報をありがとう】
【普通なら信じられないような事態だが、『スタンド』ならあり得ることだな】

七篠さんは怯えている。流石にいきなり友人が洗脳されてしまえば、こうなるのも自然だろう。
氷山さんとも知り合いだったかは分からないが、少なくとも人間の状態では会っていたはずだ。
人間がいきなりかき氷に変えられる─────戦いに慣れない少女が怯えるには十分な現象だろう。
そう判断した。

【七篠さん。身の危険を感じているのなら、後はオレともう一人の芦戸さんに任せて一旦自宅へ帰った方がいい】
【あの一抹くんと氷山さんが不覚を取る程の相手だ。正直、キミを守れる自信はない】
【だが、必ずあの二人は元に戻すと誓う。だからキミは無理にここにいる必要はないんだ】

そう言って、彼女の返答がどうあれノートを受け取りに行く。
認知症のお婆ちゃんが本当にその通りならば、今のところ一番の手掛かりはこのノートだろう。

253『サマー・フォーエヴァー!』:2021/08/29(日) 02:27:00
>>249>>250>>252(芦田&七篠&鉄)

『芦田』の声が届いたのか届いていないのか―――
とりあえず誰も出てこないので、左の『部屋』へと向かう。
そこでは『軒下』側から『鉄』がすでに『七篠』と語っていた。

『七篠』と『鉄』は『スタンド会話』で語る。
『七篠』は今までの概要を、『鉄』は『七篠』に場合によっては
帰宅する事を提案しつつ、『ノート』を受け取ろうとする。

254『サマー・フォーエヴァー!』:2021/08/29(日) 02:31:23
>>251(一抹)
『スイカ』を物色し始める。せっかく『夏』を満喫するのなら妥協は許されない。
真剣な面持ちで『理想のスイカ』を追い求める。
幸い、今はまだ見つかってはいないがあまりにも時間をかけると
『誰か』が来てもおかしくはないだろう。

255一抹 貞世『インダルジェンス』:2021/08/29(日) 03:38:38
>>254
なるべく条件に合ったスイカを『慈悲の刃』で斬り取り見つからないように移動。
スイカは『インダルジェンス』に持たせてスイカ畑から低めな跳躍の連続で離脱しよう。

「えへへ、やったぜ! でもなぁ、皿が無いって折角の
 スイカが映えないから駄目だ…」

「地べたに置いて食らうなど風情が無いッ!」

やり場の無い苛立ちをスタンドの拳を地に振り下ろして発散しよう。『夏』は私の味方だ。この程度の苦難など…
近くの『民家』の住人を適当な嘘で言いくるめるしかない

「ともだちができた〜! すいかの名産地〜!
 なかよしこよし〜! すいかの名産地〜!」

夏の童謡を歌いながら近くの『民家』に近寄る。
『インターホン』が有れば鳴らしてみる。

「すいませーん! お皿を貸してくださーい!」

スイカを大事そうに抱えて住民を待つ。
田舎道だから老人しか住んでないと思うが…

256七篠 譲葉『リルトランク』:2021/08/29(日) 07:24:14
>>252-253,249

「ひっ…知らない男の人…と、『スタンド』…」

 七篠は芦田が接近してきているのに気付き、『氷山さん』に縋るように抱きつきながら警戒した様子で二歩ほど後ろに下がる。
 そして、背中に生やした『クチナシの枝』を解除し、発現数を一つ空けた。

――も、もしかして、『夏』のスタンド使いなのかも…。
――……犯人に、今の会話を聞かれた…?

 そして鉄に対して、スタンド会話で呼びかける。

【私、帰りません】
【私は奥にいる『おばあちゃん』と既に接触してます】
【私が『おばあちゃん』を引きつけている間に鉄さんと芦戸さん?がここや…『ノート』を調べた方が効率的です】
【あの男の人……もしかしたら犯人かもしれないです。そんな相手に姿を見られたのなら…帰ってもどうなるか…】

 七篠はヤジに一抹が連絡していたことは知っているが芦田のことは知る由もない。
 『おばあちゃん』のいる台所へ戻る導線上にいるのだ、排除せねば行動が難しくなると思っているのだろう。
 『リルトランク』の手を『手のひら大の付箋』に触れさせる。
 もし、不審な動きをすれば『モッコウバラ(白)の枝』で全身を縛り上げるつもりらしい。

257芦田『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』:2021/08/29(日) 08:45:28
>>252  >>253 >>256

「芦田(あした)だ…二度と間違えるな!
わたしの名前はあしたというんだ!
アシカでもアシモでもない! それとウィゴーちゃんとは夫婦です(ドヤ顔)」

『え? あんた自分の名前間違って怒るタイプだっけ……って、さりげなく
勝手に捏造すんなや! あとウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライトぉ!
……ゴホンッ ゴホンッ! 気を取り直して、私の名前は今申し上げた通り。
こちらの馬鹿本体と共に、一抹さんの手助けをしろと命じられて来た次第です。
依頼主はヤジさんと言って、一抹さんの知り合いなんです。私は貴方がたの味方です。
宜しくお願いします、お二人とも』 スッ……(カーテシー)

「おぉ……ウィゴーちゃんのカーテシー…………見抜きしていいかい?」

『おいボンクラ変態野郎っ゛ ちょっと二分は息しないで黙っててよ゛
話進まないんだよっ!  フー……フーッ……えぇっと、それで
【ノート】に秘密が隠されてるんですか? スタンドであるなら、お手上げですが
私はフィルムと言う形で幾らか過去を調べる力があります。
宜しければ、そのノートを調査しますよ』

「ちなみに二回目だが。ウィゴーちゃんの邪魔するか、怪我させるか、告白してきたら
俺がじきじきにてめーらの眼球を舐めて失明させる所存です(マジ顔)」

『口を挟むな!! マイネームイズ・ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト!』

258鉄 夕立『シヴァルリー』&『C・セッション』:2021/08/29(日) 20:36:18
>>256-257

【ああ、あの人が一抹くんの友人の知り合いである、芦田さんだ】
【警戒する気持ちも分かるが、心配はいらない。…というよりかは、
 この場においてオレたちは『協力』し合うのは必須、と思っている】
【七篠さんも残ってくれるのなら、少しずつ、オレ達の事を信用してくれるとありがたい】

何となく予想はしていたが、やはり七篠さんは残ることを選んだ。
戦闘は慣れていないと聞いていたが、度胸はあるようだ。それとも、一抹くんや氷山さんへの友情が故か。
それならば、二人は良い友人に恵まれたな、と感じる。

【オレは主に直接戦闘を得意としている。何か危険なものを見つけたなら、すぐに呼んでほしい】

しかし、この感じ…ひょっとして七篠さんは、自分とは『逆のタイプのスタンド使い』か?
いや、この場合スタンドは関係ないのだが。
とにかく、避けられない場合を除いてなるべく彼女へは距離を詰めないようにしよう。

「芦田さんは情報収集が得意と仰っていましたね。どれくらい過去までの情報を得る事ができますか?」

この『民家』には、何かあるはずだ。
ノートだけでなくここを調べられたなら、大きく調査が進展するかもしれない。

259七篠 譲葉『リルトランク』:2021/08/29(日) 21:23:30
>>257

【ま、間違えてごめんなさい。芦田さんとスタンドさん…『ウェア・ディド』…
 えっと、すみません。ぱっと覚えきれそうにないのですがなんとお呼びしたら…】
【ヤジさんに一抹くん…。お二人のお名前をご存知ということは…『犯人』ではなさそうですね…】

 七篠はほっとしたように前に進み、手にした『ノート』を芦田に差し出した。

【私は調べ物をするのには向いていないので…お願いしたいです…】
【私のスタンドは常緑広葉樹の枝を生やすことができます。毒や薬にもなるんですが、基本的には遠くから刺したりして使います】

>>258

【…この事態を解決するまでの、『運命共同体』ですね。
 が、頑張ります】

 男性に囲まれ、緊張している様子だが協力する意志はあるようだ。

【私も…戦闘には使えるとは思うんですが…。
 あまり経験がないです。一抹くんにはよくヘタレとか言われてたので…その時は足を引っ張ることになるかもしれません】

>芦田さん
>鉄さん

【ひとまず、行動の選択肢としてあるのが
 一つ、『ノート』を調べる。
 二つ、『この家』と『おばあちゃん』を調べる。
 三つ、スタンド攻撃を受けているらしい一抹くんをなんとかする。
 くらいでしょうか…?】
【ほかに思いつきますか?】

260 芦田『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』:2021/08/29(日) 22:34:13
>>258

>どれくらい過去までの情報を得る事ができますか?

『建造物のようなスケールが大きすぎるものは難しいです。ですので大体の家屋全体の
過去を見ると言うのは出来ないですが、物品を対象とすれば骨董品や化石のような
古いもので無ければ大体の物の大きな変化が起きた過去は見れます。
あぁ……然しながら、今の私だとスタンドの干渉を受けた過去などはフィルムにしても
感光された真っ黒な状態でしか映せません。尽力はしますけどね』

「ついでに言っておくが、ウィゴーちゃんは能力を除くと女子供のスペックで
か弱いから、万が一でも戦闘などさせないように。嫁入り前なんだぞ(迫真)」

『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライトですっ。誰が嫁入り前じゃ、鼻潰すぞコラ』

>>259

>なんとお呼びしたら…

「ウィゴーちゃんが、ウィゴーちゃん呼びを嫌がるなら……ディウゴ?」

『嫌だよ! なに、そのディエゴのパチモン見たいなの。
あと、あんたはウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライトとちゃんと呼びなさい。
ゴホン! 七篠様は、好きによんで構いませんよっ
ウェアさんでも、ウィさんでも、なんでしたらライトさんでも……』

「計画通り……(にちゃあ)
あと、男に囲まれてとは失礼だろうが七篠。ここに絶世の一輪の花が
咲き誇ってるのが目に見えねーのか」

『それライト違いだわ! あと私は女性じゃなくて無性なんだよっ゛!!』

「とりあえず『ノート』はウィゴーちゃんに調べて貰う。ばーさんに関しては
生物にフィルム引き出すの出来ないし、ボケてんなら後回しだな。
家ん中は時間あれば一通り怪しいもん調べるけどよ……14松をとりあえず
殴るなり何なりして無力化して此処に戻さないとやべーんじゃねぇか?
分担するか、三人で行動して優先順位決めて一つずつ潰してくかは
そっちで決めてくれ。俺に決定権なんぞ無いしな」

『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライトなんだってぇの。
まぁ、それが妥当ですかね。一抹さんを先に何とかするにしても
行方不明なら、どうすればいいのか……』

「夏を満喫するって言うなら、夜だったら花火でも打ち明けたら
虫が明かりに寄って来るみてぇに誘き寄せられるけどな」

261鉄 夕立『シヴァルリー』&『C・セッション』:2021/08/29(日) 23:26:34
>>259

『運命共同体』との言葉に、微笑んで首を縦に振る。

【連携の不備で、不覚を取るような事があってはいけないからな】
【七篠さんには我慢を強いる形になって申し訳ないが、少しの間、よろしく頼む】

七篠さんの『スタンド』、『リルトランク』。
それが扱える『植物』(常緑広葉樹)というカテゴリーは幅広く、応用力は極めて高い。
その本体が、悪意に満ちた人間でなくて本当に良かったと思う程に。

【一抹くんの言葉通り、キミのスタンドは『強力』だとオレも思う】
【だが、無理に焦る必要はない。まずは少しずつ、自衛から始めていけばいい】

続いて彼女の提案に同意を示す。

【少なくとも現時点では、その三つで良いと思う】
【一抹くんを探すのは少し骨が折れそうだが、恐らく一抹くんを監視しているであろう
 『影の子供』が手掛かりになるとするなら、放置するわけにもいかなさそうだ】
【そうなると、お婆さんと面識もなく、情報収集能力も持たないオレがその任に当たるべきかもしれない】

>>260

「承知しました。ならば、いざという時は七篠さんを頼って下さい」
「どうしようもなければ、オレもここに戻ってきますので」

「一応、一抹くんに連絡を取ってみます。『夏』に関したもので誘ってみれば、来てくれるかもしれません」
「来なければ、地道に捜索をするしかなさそうですが…」

262七篠 譲葉『リルトランク』:2021/08/29(日) 23:42:53
>>260

【それでしたら、『ウェアさん』と呼ばせてもらいます。こちらも『様』とかなしに呼んでください】
【ウェアさんはその、スタンドさんなので…ちょっと安心しています…】

 七篠は以前『アリーナ』で聞いた『下卑た男たちの声』を思い出しぶるりと身を震わせたあと、改めて顔を上げた。

【『ここ』に戻すのが正解なのか、私には判断がつかないです。
 一抹くんは…子供ですけどスタンドとの戦いに慣れています。
 その一抹くんが『ここから離れること』を選んだのであればなにかしら意味があると思うんです】
【来てみてわかったんですが、ここはすごく『夏らしく』て…。
 氷山さんが一気に『かき氷』になっちゃったのもここの『夏らしさ』が原因なのかもしれないって考えちゃって…】

 七篠の中で一抹はスタンド使いとしての『先輩』であり『歴戦の猛者』だ。
 彼がここから離れたということはなにか意味があるはずだと七篠は考える。

【夏っぽいものだと、『夏みかん』とか『ハイビスカス』とか生やせますけど…。
 一抹くんが好むかはわかりません】

 正確には『夏みかん』は春が旬だ。その上、実が生るのは秋頃からで名前以外夏とはあまり関係がない。

>>261

【ありがとうございます。
 その…ヘタレててごめんなさい…】

 正直、七篠としては現在の『男性への恐怖』は不本意なものであり、それが原因で協力関係に問題が発生してしまうのは望むものではない。
 七篠は申し訳なさそうな様子でスタンド会話を続ける。

【そうですね。現状を考えると一抹くんのことは鉄さんにお願いした方がいいかもしれないです】
【ウェアさんが戦闘向きでないのなら戦いに関しては『リルトランク』で私が手伝うのも同意です。
 『リルトランク』も力は弱いですが、毒枝も出せますから、役に立てるはずです】


>芦田さん
>鉄さん

【では、ひとまずここで二手に別れる形…ですね。
 まず、芦田さんと私はここで情報収集を行います。
 私は既に奥にいる『おばあちゃん』と顔見知りになっているのでそちらを、芦田さんたちは『ノート』を。
 双方、可能であれば『この家』について調べます】
【鉄さんは一抹くんを探して、どうにか『夏』を満喫させないように…ですね】
【すみません、来たばかりでいろいろお願いすることになって…】

263 芦田『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』:2021/08/30(月) 00:13:52
>>261-262

「りょーかい。あと、結構この家って古い感じだしな。
夏の風物詩的なもん……風鈴とか、祭りの太鼓とかか? とりあえず
適当に、サマーシーズン到来松と化した奴を誘い出すのに相応しいもんが
あれば設置するのも考えて置くかね」

『斬新なネーミングだなっ! ふぅむ……この家屋そのものが
能力で変貌させるのに適した領域……と。
 私は奥の手として、家屋は無理ですが地形でしたら季節変化可能です。
幾らか周辺を【冬】に……雪原にも可能ですから、必要の際は言ってくださいね』

「じゃあ、とっととやるかー ウィゴーちゃん」

『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト! このやりとり
何回やらせる気だよっ』   ズギュン

件の『ノート』にウィゴーちゃんが『フィルム』で引き出す。
スタンドじゃなけりゃ、大まかな過去の出来事が書いた人物とか含めて
判明する筈だぜ。

264鉄 夕立『シヴァルリー』&『C・セッション』:2021/08/30(月) 00:41:54
>>262

【正直に言って、実のところオレも女性が得意ではないんだ。こういう非常時の時は、オレの場合は大丈夫になるんだが…】
【だからあまり気にしないでくれ。オレも偉そうな事を言えないからな】

苦笑いを浮かべながら、首を振る。
戦闘時など緊迫した状況では他の事に集中できるが、それは恐らく女性と相対した時の感情が羞恥に近いからだろう。
七篠さんのは、恐怖に近いようなものを感じる。より重度なものと言って差し支えないだろう。

>>263

「よろしくお願いします、芦田さん。念の為、オレとも連絡先を交換しておきましょう」
「小手先の『夏』で呼び出せなければ、それも検討したいですね。
 ただ、『夏』を摂取し過ぎて氷山さんのような事になることは避けなければ」

芦田さんに申し出て、断られなければスマホの連絡先を交換しておく。
これでいざという時は、自分を呼び出してもらえばいい。



「さて、まずは一抹くんと連絡を取ってみます」

スマホを取り出して、一抹くんとの会話を試みる。

265七篠 譲葉『リルトランク』:2021/08/30(月) 01:03:28
>>263-264

【ありがとうございます。
 じゃあ、私も…『おばあちゃん』についてもうすこし調べてみたいと思います】
【もしよければ、私も芦田さんの連絡先を教えてもらえると…】

 鉄とは以前会ったことがある。その際に一抹を通して連絡先を交換しているはずだ。
 七篠はそうスタンド会話で伝え、問題なければ連絡先の交換を行う。
 その後、芦田の横を通って台所の方へ戻っていった。

「ごめんなさい、おばあちゃん。
 ちょっと月のものが重たくて…時間がかかっちゃいました」
「えっと、『支原』さんをここに上げたときの話でしたよね…?
 おばあちゃんはよくスイカとかいろんな人に分けてあげるんですか?」

 お腹が痛いだけにしては時間がかかりすぎている。なにかしなければならなかったと思わせるための方便だ。
 もしこの後抜け出すことがあった際もこうして『月のもの』で具合が悪いと言うだろう。

 七篠は話しながら『かき氷』を『冷凍庫』に入れ、『バルサの枝』を1本だけ残して解除する。

266『サマー・フォーエヴァー!』:2021/08/30(月) 01:15:55
>>263(芦田)

芦田はスタンド能力を手渡された『ノート』に施行する。
『ウィゴー』が指示に従い、『ノート』から『フィルム』を取り出していく―――

              シュルシュルシュル

まず、

①『ノート』が『工場』で作られるシーン

続いて、

②『星見町』の『文房具店』に『出荷』されるシーン
③『文房具屋』に並ぶシーン
④それが『20歳ほどの青年』に買われるシーン

が『フィルム』化される。そして、

⑤先程の『青年』が一心不乱に『ノート』に内容を書き綴るシーン

が、一コマ挿入される。どうやらこの中身は一気に書き上げたようだ。

⑥先程の『青年』がこの家の『本棚』に『ノート』を入れるシーン

が次に入る。そして、最後に、

⑦『ノート』がここの『畳』に落ちており、特定のページが開いているシーン

が挿入された。このページは『芦田』と『鉄』へ添付された画像のものだ。

>>264(鉄)
『一抹』へと連絡を入れる。
果たして出てくれるかどうか―――

>>265(七篠)
相談を終えた『七篠』は、『台所』へと戻った。
すると、『おばあちゃん』は机でうつらうつらと眠りの世界へと向かっていた。
病的なものではなく、単純に眠くなって寝てしまったという感じのようだ。
だからさっきから三人が騒いでいても特に反応もなかったという事だろう。

「んン〜〜、 あァ、すまないねェ〜〜〜
 ちょっと眠くなっちゃってねェ〜〜〜」

『おばあちゃん』は言い訳するが、『七篠』にとっては好都合だったかもしれない。

「それでなんだっけ? スイカ? スイカねェ。
  そうねェ〜 ババアはスイカ好きだからねェ〜〜
   近所に『スイカ』作ってる知り合いもいるしねェ〜〜〜
    買う事もあればもらう事もあるし、あげちゃう事ももちろんあるねェ〜〜〜」

『かき氷』を『冷凍庫』に入れるのは『おばあちゃん』を起こす前にやっておいた。
ここにある限り、『溶ける』事はないはずだ―――

>ALL
三人は希望通りに『連絡先交換』を行っている。
誰も特に気にしていないが、ちなみに述べていくと
『ノート』は『はすや ばん』と名前が書かれた『絵日記』だった。

267『サマー・フォーエヴァー!』:2021/08/30(月) 01:16:42
>>255(一抹)

『一抹』はやがて理想の『スイカ』を見つけた為、『慈悲の刃』で刈り取る。
植物も痛みを感じるという学説もあるので、万全を期した形となるか。

『インダルジェンス』の拳で畑に大き目な穴を開けつつ、
『一抹』は理想の『夏の満喫』を達成するため、近所の『民家』に向かう。

一軒の手ごろな『民家』を見つけたところで―――
『一抹』のスマホが音を鳴らす。画面を見ると、『鉄』からの着信だ。

268一抹 貞世『インダルジェンス』:2021/08/30(月) 02:20:47
>>267
(着きましたか。ですが、私の味方は『夏』だ。
単独の私と三人集まったスタンド使いが互いの情報を
交換するまで長々と話すのでは速度が違う)

(だが、しかし……あの『日記』が気になって仕方ない。
ここは出ておいて動向を探ろうか。それ次第で…)

スタンドにスイカを手渡して着信に応じる。
七篠先輩はヤジ先輩の助っ人より信頼出来る夕立先輩と移動するに決まっている。彼女の主体性の無さは知り尽くしているのだから。

「全部終わっちゃいましたね! 私を信じたばかりに!
 七篠先輩は夕立先輩に付いて行くでしょうね。
 彼女は言われるがままにしか動かない。主体性が無い」

「私に言われるがままに付いて来て、次は男性でも信頼
 可能な夕立先輩に縋る。見える見える…」

通話をしたまま民家に向けて歩く。
既に『シヴァルリー』対策は頭の中に。七篠先輩も同じく
必要ものは日用品ではないが何処にでもあるものだ。
二つ揃えば場所次第では一方的に打ちのめせる。

「確かヤジ先輩は『黒服』だからC級を動かす権限は
 無い。私のスタンドを知る彼の事だから戦闘力を持た
 ない探索向きのスタンド使いを呼んだはずです」

「今頃、『日記』に能力を使ってるはずですが無駄。
 結局は『犠牲者』なのですから核心には至れなかった」

「そうだ! 間抜けな私が『時間稼ぎ』してる間に氷山
 先輩だけでも助けられるかもしれませんよ?
 私は氷山先輩と違う感じですから弱点は…どうかな…」

おそらく『綿飴』に成りつつある私の身体は水に弱い。
『民家』で揃えるものを揃えて…

269七篠 譲葉『リルトランク』:2021/08/30(月) 07:39:46
>>266
絵日記であることや名前が記載されていることはPCは知っていても大丈夫でしょうか?

270『サマー・フォーエヴァー!』:2021/08/30(月) 07:46:22
>>266(七篠)
商品として絵日記のフォーマットですし、
ノートを拾う過程で表紙を目にすれば
手に入る情報ですので、問題なく知っていて構いません。

271七篠 譲葉『リルトランク』:2021/08/30(月) 07:55:54
>>270
ありがとうございます

272芦田『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』:2021/08/30(月) 12:21:31
>>266

『①②③は、そこまで重要そうでは無いですね。
④……【20程の青年】 【はすや ばん】さんと言う方、本人でしょうか?
フィルムに描かれてる感じから察するに……』

ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライトがフィルムの現像されたシーンを細かく
調べる傍ら、芦田はノートの中身をペラペラ捲って>>214 >>227の内容を
少し目尻を上げつつ読み取る。

「………………」

『このノートに書かれてる夏の魔物については一気に書き上げたようですね。
はすやさん、一体どのような心境で弟さんの……』

「ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライトちゃん」

『だからウェア…………っえ!? なに突然そんな真顔でっ』

「【本棚】にも【フィルム】お願いして貰えるか?
俺は【色鉛筆】を探す……はすやって野郎が用意してた残りがあるに違いねぇ」

この近くに机なり小物を引き出す家具が目に付く場所にあるか調べる。
その最中にでも【ノートに余白】があるか確認するぜ。

『え、えぇ。そりゃあ調査だから能力は使用するけど……本当どうしたの?
変なもんでも食った?』

「いや……」ガシガシ

芦田は頭を掻きつつ、神妙に呟いた。

「――ただ『納得』がいかねぇ『夏』だって思っただけだ」

273七篠 譲葉『リルトランク』:2021/08/30(月) 18:22:29
>>266

「寝不足ですか…? すみません、そんなところに押しかけてしまって…」
「そうなんですね、『近所にスイカを作ってる知り合い』が…。
 じゃあ今頃大きなスイカがごろごろしてそうですねぇ」

 七篠は台所を片付けながら『夏らしい』話にもしやと考えたようでスマートフォンで鉄へ連絡する。

[鉄さんへ]
[このあたりにスイカを作っているお宅があるそうです。もしかしたら一抹くんはそこにいるのかもしれません…。
 私たちはスイカをご馳走になるところでした、未練があるかも…]

 送信すると『おばあちゃん』に向き合って、そういえばと話を続ける。

「その、『はすや』さんって今どうされてますか?
 昔、お世話になったことがあって…ここのお宅だったと思ったんですけどいらっしゃらないみたいですし…」

 先程のノートの名前を出し、『おばあちゃん』の様子を伺う。
 念のため『リルトランク』を『スイカ』に触れさせる。

274鉄 夕立『シヴァルリー』&『C・セッション』:2021/08/30(月) 20:18:57
>>268>>273

一抹くんと通話をしながら、七篠さんからメッセージを受け取った。
頷き、ここに来るまでに自転車で通った道を思い出す。その中に、スイカを栽培している所はあっただろうか。
なければ、直にそのお婆さんから話を伺いたいところだ。ひとまず会話を継続する。

「『夏』に洗脳されても、自虐的な所と先走るクセは変わらないようだな。安心したよ」

その推理力さえも据え置きなのは少々厄介だが。
もっと本能のままに生きている小学生のようになってくれたなら楽だったろう。

「オレとキミが会うことは、『夏』を終わらせることに関係はないだろう?
 良ければ直接話さないか。一抹くんがどんな風に『夏』を楽しんでいるか、興味がある」
「『夏』らしい、手土産を持っていこう」

そう提案する。
一抹くんを捕まえることがこの現象を解決することに何の関わりもなければ、この提案を受けるはずだ。
逆にこれを拒否をしたならば、一抹くんに接することで、何らかの手掛かりが得られる可能性がある。

275一抹 貞世『インダルジェンス』:2021/08/30(月) 20:52:43
>>274
「会いません。貴方たちから逃げなければならない」

即座に拒絶する。私はスイカを食べなきゃいけない。
なんとしてでも『夏』を謳歌しなければいけない。
そのためには『武器』が…

「あれ? 私は、なぜ、逃げている…? なんでだ?
『武器』など作る必要性が? どうしてですか?」

『衝動』のままに飛び出した理由が自分でも分からないので疑問ばかりが出てくる。
何故だ? 私は逃げる必要が無いのに逃げている?

「いや、でも、なんとなく会いに行けません。
 しかし、理由が、なんで、どうして?」

『衝動』に理由が無い。夏を楽しむのに理由がないように
咄嗟に逃げた理由が無いためロジックエラーが起きる。
断る理由が無いのに承諾できない。

「そう、お腹が空いたからスイカを…皿が必要だ…?
 あれさえ有れば『シヴァルリー』とも戦える!」

「何故…? 私は氷山先輩のために『時間稼ぎ』を…
 それで…それで…? 向日葵の種を食べて…」

276『サマー・フォーエヴァー!』:2021/08/30(月) 21:20:30
>>272(芦田)
GMから質問。
ノートの中身はパラパラと>>214>>227あたりを読みとるだけでOK?
それとも、パラパラと最初から全て読む感じだろうか。

277鉄 夕立『シヴァルリー』&『C・セッション』:2021/08/30(月) 21:21:21
>>275

「そうか、分かった」

一抹くんは混乱している。あるいはこのまま会話すれば正気を取り戻すかもしれないが、
時間と共に『夏』化は進行する以上、期待はできない。

まずは件の一抹くんがいると思わしき場所を調べる。道中に通っていたならそこへ、分からなければ
一旦耳元からスマホを離し、七篠さんにメッセージを送る。
『スイカを作っている家がどの辺りにあるか、お婆さんに訊ねておいてほしい』。

「一抹くん、キミは正気を失っている。まずは自分に『能力』を使ってみてはどうだろうか?」
「『夏』を楽しむのに、前後不覚の状態ではいられないだろう?」

278一抹 貞世『インダルジェンス』:2021/08/30(月) 21:45:23
>>277
「でも、今のわたしは速いですよ! ぴょんぴょん!
 えっ、『鎮静』ですか? 夏を楽しむのが『悪感情』
 だとでも言うのですか?」

「『時間稼ぎ』をする直前にしたものをまたやっても
 無駄ですよ! 私の『夏』は正常なのですよ!」

「あっ、でも『安息』なら…」

スイカを置いて言われるがままに『安息』を自分に使う。
任意で『鎮静』と切り替えられるし、この混乱を押さえ込めるかもしれない。

279芦田『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』:2021/08/30(月) 22:26:36
>>276

パラパラと最初から読む感じでお願いします

280『サマー・フォーエヴァー!』:2021/08/30(月) 23:13:11
>>273(七篠)

『七篠』は『鉄』の『スイカ畑』の情報を送りつつ、
『おばあちゃん』に問いかける。

「『はすや』ァ? 知らない名前だねェ〜〜〜
 イやァ、ババアもこう見えて顔が広いからねェ〜〜〜
  全員の名前はちィと覚えていらねないのよねェ〜〜〜」

『おばあちゃん』は悪びれもせず、笑いながらそう答える。
知らないというのが認知症によるものなのか、嘘をついているのか、
それは分からないが―――

『スイカ』を『リルトランク』で触れておく。

>>274-278(一抹&鉄)

『一抹』はそもそも『夏を楽しみたい』ので、
邪魔をする『鉄』達から逃れたという経緯がある。
混乱しているのは『夏を楽しみたい』という思いと、
『氷山を助ける』という使命がぶつかっている為という可能性はあるが、
『犯罪行為』にひた走る事も含め、
基本的に『一抹自身の気質』によるものが大きいのだろう。

いずれにせよ、時間が経てば『夏への欲求』が全てを塗りつぶすものだと思われた。

(※上記見解は、PC知識にフィードバックされるものではなく)
(※特殊ミッションだからこその、GMからの状況の分析結果をPLに伝えている)

『鉄』は、ここに来る間に『スイカ畑』を見かけた記憶を朧気ながら思い出す。
だが、『通り道』そのものというわけではなく、遠くに見えたため、
直行で辿り着けるかは少し自信がない。
とりあえず『七篠』へ追加メッセージはまだ、送っていない。

 そして―――

不意に『一抹』と『鉄』の会話は『終了』する。

その原因は………『一抹』が、究極の『安らぎ』、
目覚めた新たな力、『ディヴァイン・インダルジェンス』の
『安息』を『自分自身』に使ったからだ。
全ての『感情』は急激に抑えられ、瞑想状態のような
安らかな眠りに包まれたような『心持ち』に囚われる―――

流石に色々あって『一抹』の『精神』は疲弊しすぎている。
しばらくはこの『安息』に浸り、『心』を癒すのがいいだろう。



 少しのあいだだけでも―――お休み、『一抹 貞世』。

281『サマー・フォーエヴァー!』:2021/08/30(月) 23:17:49
>>272(芦田)

自らの『スタンド』が『ノートのフィルム』を精査する間に、
『芦田』は『ノート』自体を読み込んでいく。

『ノート』は『絵日記』の形式であり、『絵』と『文章』の二項目で分かれていた。
おそらくは『はすや ばん』という人物が書いた、この『絵日記』。

 …………

<黒い影少年の絵>
『これは僕が【夏の魔物】とたたかった記録であるとともに』
『僕の懺悔の記録でもある』
『なぜなら僕は【弟】を救えなかったのだから』
『【絵日記】に書いたのは【擬態】できるからだ』
『この家において【夏】に類するものは良く馴染む』
『【夏休みの宿題】―――もっとも、僕はいつも完成させられなかったけど』

<青年の絵>
『弟の名は【蓮谷 瀬央】。園芸部の高校三年生だった』
『僕といえば東京の大学に通っていて、その時は【夏休み】の帰省中だった』
『兄弟で自然公園に寄った帰り、弟がノスタルジックな民家に惹かれ近寄った』
『日野という老婆が庭仕事をしており、気さくに声をかけてきた』
『誘いにのって、老婆の家でスイカを頂いた。それが【きっかけ】だったんだ』
『弟は受験勉強もせず、【夏】を楽しむ事に集中し始めた』
『初めは受験に対する【ストレス解消】かと思ったけど』
『そのうち、弟の【夏への欲求】は異常なものになっていった』

<ツルが巻き付く青年の絵>
『ある日、弟の身体に植物の【ツル】が巻き付いているのを見た時』
『弟がふざけているのだとばかり思っていた。だってそうだろう?』
『人間の体がツルに変わるなんて普通の思考じゃあ到底受け入れられないし』
『でも、そのうち、ゾッとしたよ。弟の身体自体が少しずつツルになっていたんだ』
『でも本当にゾッとしたのは、弟がそのツルをむしろ【愛おしく】感じていた事だ』
『夏を楽しんでいくほどに弟はそのツルを自由に動かせるようになっていた』

<ツルが伸びる青年の絵>
『「これはスタンド能力なんだよ」、弟は自信ありげにそう言った』
『クラスの一風変わった友人にその名前を教えてもらったんだ、と』
『【スタンド】は【超能力の総称】らしい。俄に信じがたい話ではあるけれど』
『人知を超えた【何か】の力が働いているのは間違いない事実だ』
『とりあえず【受診】や【お祓い】なんかを提案してみたけど弟は笑う』
『【スタンド使いはそんな事しない】などと言うけれど』
『ごく最近知った弟に【スタンド使い】とやらの何が分かるというのだろうか』

<黒い影が他の影に隠れようとする絵>
『夏を満喫し続ける弟に、【影】が付きまとっているのは比較的早い段階で気づけた』
『小学生くらいの『ノート』と『鉛筆』をもったシルエットの【影】』
『【夏休みの小学生】を連想させるこの【影】と、【弟】の症状を結びつけるのは容易い事だった』
『ただ、だからといってこの【問題】を解決できるかどうかは別問題だ』
『無邪気に過ごす【影】を、僕はありたけの憎しみを籠めて【夏の魔物】と名付けた』
『僕は【夏の魔物】を観察した。【夏の魔物】が【弟】を観察するとの同じように』

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

       ドドド  ドド ド ド ド

                     ドドド ド ド
                                      ド

            まだまだ『ページ』は続くが―――

この『絵日記』………さしずめ『夏の魔物』の『かんさつ日記』といったところか。
             予想以上にしっかりとした『情報』がこの『ノート』に詰まっている。

            今は三人、別々の調査に勤しんでいるが、
もしかすると、欲しい情報は、シンプルに『すべて』、この中にあるのではないか………?

『鉄』は『スマホでの会話』に一区切りついたようだ。
『七篠』は『老婆』との会話でなにか、情報を得ているのだろうか。

282芦田『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』:2021/08/31(火) 13:25:44
>>281

「『蓮谷 瀬央(はすや せお)』……弟の名は、蓮谷 瀬央。
こいつを救う為に、はすや ばん。持ち主は『魔物』を記録し続けた」

「確か、カキ氷になった女も『スイカ』が起点だったって言ってたか?
植物のツル……ツル。夏のツルが伸びる植物って言えば『朝顔』とか
その類だな……まだページは続いてやがるが」

『ちょっとだけ、可笑しくないですか?
フィルムは嘘をつきません。【この中身は一気に書き上げられてる】んです。
普通、観察記録と称して全部を短時間で自分の見聞きした内容を書きます?
一日、一枚程度ですよね。観察日記を記録する時は』

「そうだよなウィゴーちゃん……『納得』できねー事が、このノートの
端々からプンプン匂いやがる。
 まるで極上のエールと称され、味や見た目もモノホンの美酒なんだが
その前に店員が生殖器曝け出して、そっからジョッキに直接注がれた強烈な
視覚インパクトを忘れてるような、そんな違和感がこいつには詰まってる。
あっ、ウィゴーちゃんの聖水なら喜んで腹下すまで飲むから安心してね」

『何の何処を安心する要素があんだよ!?! 一瞬でも真面目な感じになった事に
感心した少し前の私が馬鹿だったよ!!!
それとウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト!!』

「……この『魔物』は、どうやら強烈な光のある場所。影が出来ないような
空間には長居出来ないようだな。……病院とかの手術で使うライトは
無影灯って言うが、今から病院に殴り込んでかっぱらうのはムズいしな……」

『スルーかっ! ……まだまだページは続くようですね。となると、この
民家は元々、この住民の所有物ですので兄弟の私物が残ってる可能性があると
言えば【色鉛筆】、そして手元にある【ノート】だけですね。
近くに本棚以外の筆記用具が入ってる棚があるか探してみます』

「頼むぜ、俺はページを最後まで流し読みしてみる」

『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』は『色鉛筆』を探し
周辺の家具を調べる。ウィゴーちゃんの射程距離は8mだから、ある程度の
距離に置いてあるものは調べて回れるぜ。

俺(芦田)はノートを最後のほうまで読み進めていく。
余白なしで最後までビッシリ埋まってる感じか?

283七篠 譲葉『リルトランク』:2021/08/31(火) 13:25:56
>>280

「あれ、ここのお孫さんのお名前だったと思ってたんですが…。
 じゃあ、勘違いだったんでしょうか…?」

――おばあちゃん、あんまり知ってることがないのかな…。忘れてることが多いのかも…。
――あの『ノート』のことをストレートに聞くのはやぶ蛇だろうし…。

 七篠は『リルトランク』でおばあちゃんから視覚になるように『スイカ』から『ラベンダー』を生やした。
 安眠効果のあるハーブだ、先程までうとうととしていたのであればそのまままた眠りに落ちる可能性はある。
 そして芦田たちに向けてスタンド会話で現状を報告する。

【おばあちゃんはその『ノート』の持ち主について知らなかったです。
 認知症みたいで忘れているのかもしれませんが、情報は得られないかもしれません】
【これからちょっとよく眠れるハーブを嗅がせて寝てもらおうと思います。
 まだ玄関から右側の部屋は見ていないのでそちらを調べようかなと…】
【ウェアさんたちの方でお手伝いすることがあれば教えてください】

ラベンダー
ttps://love-evergreen.com/zukan/plant/15659

284鉄 夕立『シヴァルリー』&『C・セッション』:2021/08/31(火) 19:25:39
>>280

「…一抹くん?大丈夫か?」

呼びかけるも、応答はない。
『鎮静』の能力を自身に使用したようだ。だが、返事すらが出来なくなるほど強力だっただろうか?
それとも、この特殊な状況下で普段より能力が深く作用しているのだろうか。

「・・・・・・・・・・」

通話を切る。
これで一抹くんが逃走する心配はなくなったが、逆にこれ以上『黒い影』が一抹くんを観察することもないかもしれない。
つまり追う事による手掛かりには期待できなくなった、と見た方が良いだろう。
ならば、ここの調査に動くべきか。

【一抹くんは現在、自分に能力を使用することで平静を保っている。だが、これ以上話すこともできなさそうだ】
【こちらを一旦追うことは止めておく。家の中を歩くに当たって、まずは家主の許可を得ておきたい】
【まずはお婆さんに挨拶をしようと思う。もっとも、先にお休みになられてしまったならば、致し方のないことだとは思うが…】

七篠さんの進んでいった方向へと移動する。

285『サマー・フォーエヴァー!』:2021/08/31(火) 21:00:38
>>283(七篠)

「孫はそんな名前じゃあないよォ〜〜
 ええと、『カヨチャン』に『シゲル』……だったはずだよォ〜〜」

『おばあちゃん』はそう答える。
その合間を縫って安眠効果のある『ラベンダー』を生み出す『七篠』。


 ………

     ふ ワァ あああ あ あ あ あ

   ほどなくして、『おばあちゃん』が大きな欠伸をする。

「なんだか、いい匂いがしてきて、
   また、なんか眠くなってきたねェ〜〜〜

   『スイカ』を持っていってみんなお食べェ〜〜
   ゆっくりしていっていいからねェ〜〜〜」

そういうと『おばあちゃん』はうつらうつらし始めた。
得体のしれない少年少女が家に居るのにこの警戒心のなさ。
田舎特有のノンビリとした感性によるものかもしれない。
まあ『七篠』には好都合かもしれないが―――

『七篠』は現状を『スタンド会話』で二人に届けていく。
と、『鉄』から返事が返ってくると共に、彼自身もこちらにやってきた。

>>284(鉄)
『一抹』の返事が急に途切れた。
素直に自身に『鎮静』をしてくれた―――という事でいいのだろうか。
『鉄』の知っている『鎮静』に比して効果が強力なように思えるが………

なんにせよ、『鉄』はそのままスマホを切り、調査に専念する事とした。
『七篠』の『スタンド会話』に返事をしつつ、『七篠』の進んだ方向へ向かう。
すぐに『台所』があり、そこには『七篠』とウトウトと眠たそうな『老婆』の姿があった。

286『サマー・フォーエヴァー!』:2021/08/31(火) 21:08:32
>>282(芦田)

『芦田』は自らの『スタンド』と考察を深めつつ、
腰を据えて『絵日記』を読むこととした。
『絵日記』は完全にすべてのページに書かれているわけではなく『空白』のページはある。
別に結末から読んでもいいのだろうが、
内容すべては有用だと感じられ、順番に読んだ方が理解もしやすいだろう。

『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』は『色鉛筆』や『筆記用具』を探す―――
結果、それらが置いてありそうなスペースは
この部屋にないという結論に達した。

他の部屋を探してもいいが―――
持ち帰った可能性もあるし、あるいは、
そもそも、ここで書いたかどうかも不明ではある。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
<建物や自動車から影が伸びている絵>
『まず、弟の方からは【夏の魔物】を【認知】出来ないのが分かった』
『また、【夏の魔物】は表面的には【影】と酷似している』
『隠れる【影】から【影)への【移動】の際に』
『たまたま僕が触れるタイミングがあったけど』
『普通の【影】に触れられないように【夏の魔物】にも触れない』
『そして【夏の魔物】からも何かに干渉する事はできないようだ』

<ロッカーに入る青年の絵>
『続いて僕はなんとか【夏の魔物】を追い払う方法を考えた』
『【影】ならば【光】に弱いかと思い、強い光を浴びせてみたが駄目』
『【影】を作るような他の物質を極力、弟から離してみても』
『すぐにどこか別の【影】へ移動してしまうし』
『仮に移動できなくても【夏の魔物】が消えるなんてことはなかった』
『また、ちょっと可哀想だったけど、【弟】を狭い【密室】に閉じ込めてみても』
『【夏の魔物】はその体でスルリと密室に潜り込み、その中で弟を観察しているようだった』

<黒い影が日記を書いている絵>
『【夏の魔物】はすでに弟と不可分の存在となっているという事だろう』
『仮に弟が急に、マンガに出てくるような【異世界】に引きずり込まれても』
『問題なく【夏の魔物】はついてくるに違いない』
『夏を満喫する弟を救うにはこの【夏の魔物】を』
『どうにか除去しなければならないと思うが』
『消す方法も、離れる方法も、今の僕には考え付かない』

<星見町の地図の絵>
『ある日、弟が【星見町】から出れない事に気付いた』
『【星見町】から出ようとするのを弟はひどく嫌がる』
『一回、騙して弟を【星見町】から出そうとしたが』
『【見えない壁】のようなものに阻まれ、それは適わなかった』
『【夏の魔物】の【活動できる範囲】がこの【星見町】というわけなのだろう』
『いわゆる【地縛霊】というものに近い存在なのかもしれない』

<種々の冬の風物詩の絵>
『弟は【夏以外の風物詩】を嫌うようになっていた』
『現代社会では【季節もの】以外の【食料品】が多々流通する』
『その中でも他の季節のイメージが強い野菜や果物を弟は忌避するようになっていた』
『これは【夏の魔物】も同様なようで、そういう類のものが近くにある時は』
『【夏の魔物】は遠巻きに弟を見張っていた』
『これは明確な【夏の魔物】の弱点といえる』
『特に夏と真逆にあたる【冬のもの】が嫌いなようだ』
『【冬のもの】を無理に弟に近づけると、ツル化の進行が軽減される』

<不気味な黒い影の絵>
『これはいけるかもしれない、と思い、僕は【冬のもの】で【夏の魔物】を撃退する事を考えた』
『とりあえず、弟を【冬のもの】で囲み、逃げられないようにする事はできた』
『しかし、【夏の魔物】そのものを【季節外れのもの】で囲み、捉えるなどという事は【不可能】だった』
『これは【夏の魔物】を追い詰め続けた僕くらいしか知らない事かもしれないが』
『【夏の魔物】は袋小路に追い詰められれば、あっけないほど気軽に【瞬間移動する】』
『【幽霊】―――これも【夏】の雰囲気を漂わせる忌々しい概念だが―――』
『【夏の魔物】は神出鬼没の【幽霊】のような性質を持っていると思っていいだろう』
『【星見町】の中で神出鬼没に闊歩する。干渉不能の【夏の幽鬼】』
『こんなものに、一体どうやって太刀打ちすればいいというのだろうか?』

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

と、ここまで読んだところで、『芦田』は
『七篠』と『鉄』が『スタンド会話』でやりとりをして、
更に『鉄』が『七篠』の方へ向かうのを確認した。

287七篠 譲葉『リルトランク』:2021/08/31(火) 21:42:05
>>285

「ああ、おばあちゃん…ここで寝ると風邪引いちゃいますよ…?」

 七篠はいけしゃあしゃあとそう言ってからラベンダーの生えていないスイカを手に台所から抜け出そうとした。
 そこでこちらに向かってきている鉄に気付き、一度びくっとした後に先程届いたスタンド会話を思い出し、話しかける。

【く、鉄さん…】
【『おばあちゃん』、このまま寝ちゃいそうなので…寝かしておきませんか…?
 一抹くんがあとから友達が来るって断ってはいたので鉄さんたちがいても大丈夫なはずです】
【これ、スイカなんですけど、私たちに食べさせようとしたものなので…
 ウェアさんに見てもらったらなにかわかるかもしれないなと思って…。
 もちろん、空振りの可能性もあるんですが】

 七篠はそうスタンド会話で伝えると、スイカを最初に案内された部屋の机の上に置く。

【ウェアさん、このスイカ、ヒントになるかもしれないのでここに置いておきます】

 そうして声をかけた後、まだ行っていない部屋の襖を開けようとする。

――早くなんとかしないと一抹くんも氷山さんも…。
――おばあちゃんごめんなさい、勝手に調べます。

288鉄 夕立『シヴァルリー』&『C・セッション』:2021/08/31(火) 21:45:01
>>285

一抹くんの返事が途切れた理由。そして現在の一抹くんの状況。
気になることはあるが、どちらも即座に命に関わるものではない。
むしろ、この場所へ連れてくる方が危険だろう。
そして一方、この『夏』の謎を解かなければ、一抹くんはもちろん氷山さんも死ぬ。
ならば優先すべきは根本的な解決だ。『台所』へと到着する。

【・・・・・流石だな】

繰り返しになるが、七篠さんが悪党でなくて本当に良かったと思っている。
だが、本人が望まずとも周囲に染まれば。あるいは能力を狙われて、洗脳や誘拐などの可能性もある。
この先、篠譲葉という少女は、星見町に置いて大きな影響力を持つかもしれない。
もっとも、本人はそれを望んではいないだろうが。

このお婆さんに疑いをかけるなら、この眠っている状況。耳元で大声の『スタンド音声』を発すれば
反応次第で『スタンド使い』かどうか、探れるかもしれない。
が、まずは芦田さんの調査内容も知りたい。どちらにせよ、七篠さんと行動を共にするつもりもない。

【芦田さん、『ノート』から何か情報は得られましたか?】

289芦田『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』:2021/08/31(火) 22:17:07
>>286
>>287

>ウェアさん、このスイカ、ヒントになるかもしれないので


『あ、はい七篠さん。スイカにですね。
あぁ、それと色鉛筆はこの辺に無いですよっ』 ズギュン

『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』は『スイカ』へと
フィルムを発現させ調査をする。ついでに本体に筆記用具の有無を告げてだ。

「要約すると……魔物は憑依した奴からは理解できねぇ。
人間と魔物は非干渉、スタンドは試せなかった……だが、憑依してるとなると
そっちの方にも魔物のダメージが連動する可能性は大有りだな。
『光』『密室』 星見町の外への離脱も無理。
で、『冬のもの』が大っ嫌いで、憑依者を引き剝がすには有効打か……」

 ガシガシ

「だが、この野郎(はすや)が弟を助けられたんなら
こんなもんが残ってるはずもねぇし、結末がどっぴんぱらりのぷうって
感じに、めでたしって訳ねーわな。
ウィゴーちゃん、終わったかい?」

『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト!
 今、集中してるから話しかけないでっ』

「オーライッ、とりあえずもう少し読み進め終わってから
二人に報告すっか……」

(【夏の魔物】……影のような化け物か。
ならば【冬】をぶつけるしかねぇ……出来るのはウィゴーちゃん)

「おーい、七篠。おめー『梅の枝』って出せるか?」

ウィゴーちゃんがスイカを調べ終えそうな段階で、ノートを調べつつ
通路に出ながら七篠の能力はチラッと聞いたから、そう尋ねる。

290七篠 譲葉『リルトランク』:2021/08/31(火) 22:38:24
>>289

【梅の木は出せないです。あれは落葉してしまうので…】
【梅…ということはもしかして夏の反対、『冬』…ですか?
 それだと…『椿』に『南天』、あとは『ポインセチア』は出せます】

 七篠は氷山が『季節外れ』を嫌がっていたのを思い出しながら答える。

291芦田『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』:2021/08/31(火) 23:11:39
>>290

「あぁ、簡単に纏めるとだな」

「『はすや兄弟』は、此処の婆にちょっとした客人としてスイカ食った後に
【夏の魔物】に弟が取り憑かれた。兄貴は試行錯誤して引き離そうとしたが
結局おっ死んだ感じのが、このノートに全て書いてる」

「で、今見た限りだと。
1:弟は植物のツルを操る力を身に着け、それに依存していった
2:【夏の魔物】を取り憑かれた奴は認知が出来ない
3:【夏の魔物】は影見たいな感じで他の奴と相互不干渉。
ただスタンドは試せなかったようだから、そこら辺は要検証
4:【夏の魔物】はまぶしー光を浴びせたり、憑依者を密閉に居れても無駄
あと星見町の外に取り憑かれた奴は出ていく事が出来ない
5:【夏の魔物】は【冬のもの】が大嫌いとの事。だが、それで取り囲んでも
すぐに瞬間移動しちまう【幽霊】の性質がある」

「……って事だぜ。なんか打開策ありそうか?」

292七篠 譲葉『リルトランク』:2021/08/31(火) 23:38:14
>>291

【なるほどです…。
 氷山さん…一抹くんの前に被害にあった『かき氷』になった人も、
 身体がシャーベットのようになったり、身体からシロップのような液体を出せるようになったり、
 元々のスタンド能力以外にもう一つ能力があるみたいな状態でした】
【『影』…『夏の魔物』に『冬』はぶつけていませんが、
 氷山さんは『季節外れ』のもの…『夏以外』を嫌がっていました】

 七篠は芦田の得た情報を自身の経験も含め補強していく。

【……もしも、スタンド能力で拘束とかできるのであれば…『フユイチゴ』とかなら…?
 『フユイチゴ』は『冬』に実が生るイチゴの木で蔓があります。もしかしたら使えるかも…】

>>288

【鉄さんは、なにか思い当たることとかありませんか…?】

293鉄 夕立『シヴァルリー』&『C・セッション』:2021/09/01(水) 00:13:13
>>291-292

二人の会話を聞いてじっくり考える。やがて、口を開いた。

「どちらにせよ、その『夏の魔物』を探さなくてはいけないようだが…七篠さんはその影を実際に見たのだろうか?」
「捉えるにせよ、出す条件は何か必要なのか。一抹くんを連れて来る必要があるのなら、ここ以外のどこかの方がいいとは思うが」

294七篠 譲葉『リルトランク』:2021/09/01(水) 00:46:23
>>293

【私は『影』を二回見ています】
【一回目は海水浴の時に、二回目は山で。両方とも氷山さんを観察していました】
【影の中に隠れて逃げてしまったりしてうまく捕まえたりできなかったんですが…】

295芦田『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』:2021/09/01(水) 10:37:30
>>292-294

「誘い込む場所については任せる。五分程度準備する余裕くれるなら
冬の雪原でトド松を囲んでやるのは可能だからな。ねぇ ウィゴーちゃんっ」

『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライトです。
あと一抹さんでしょ』

「とりあえずページの最後まで、まだ確認してないから全部読ませて貰うわ」

 引き続き、ノートの最後まで読む。
ウィゴーちゃんはスイカをフィルムで調べて貰うぜ。

296七篠 譲葉『リルトランク』:2021/09/01(水) 18:10:40
>>295

【ありがとうございます。
 私は反対側の部屋を確認してきます】

297鉄 夕立『シヴァルリー』&『C・セッション』:2021/09/01(水) 20:08:43
>>294-295

【やはり、対象の観察という形でのみ発現しているのか。だが氷山さんや
 その日記を見る限りでは、この『民家』が起点のように思える】
【ひとまずは、この家の捜索を続けて『夏の魔物』が出てくるのを期待してみようか】

【了解しました。一抹くんを追い込む仕上げは、芦田さんに頼みます】
【それまでの時間稼ぎは、自分達がなんとかやってみます】

ノートを読むのは芦田さんに、未捜索領域に踏み込むのは七篠さんに任せて
自分は再度入り口へと戻る。同時に考える。ここの近くに、スーパーやコンビニなどはあっただろうか?
痴呆症が始まっているのだとしたら、日常の物事を誰かの助けなくして行うのは難しいと思う。
何者かの協力はあるのだろうか?靴箱の埃などを見て、最近使われた形跡がないか調べてみよう。

298『サマー・フォーエヴァー!』:2021/09/01(水) 21:10:34
>>287>>290>>292>>294(七篠)
『七篠』は他の二人とスタンド会話しつつ、まずは、『スイカ』を元の部屋に置いてくる。
続いて隣の部屋に向かう。

                              スゥー―ッ

襖を開けた隣の部屋は『遮光カーテン』で閉ざされている。
とはいえまるで中が見えないわけではない。
どうやら主に『衣裳部屋』のような扱いをしている部屋らしく、
『キャスター付き衣装かけ』が数点おいており、そこに衣服がびっしりかけられている。
大きな『衣装箪笥』がひとつ、クローゼットと思しき扉がひとつ、それぞれ存在する。
置いてある『服』は『夏服』ばかリ。
今が『夏』だから、といえばそれまでだが―――
また、ワンピースや短パン、麦わら帽子、水着まで、
様々な年齢に対応できるような服がかけられている。

>>288>>293>>297(鉄)
『鉄』はまず、『おばあちゃん』の耳元で大声で『スタンドでの声』を出してみる。
………特に反応はない。よほどの難聴か演技派でなければ
『音声』自体きこえてないと判断してよさそうだが………

また、『鉄』は他の二人と会話する。
『芦野』が読んでいる『絵日記』は、まだ途中。
いわゆる『夏の魔物』を止めるにはどうすればいいか、考察を重ねていく。

それと併せて『玄関』に向かう。
その間に考えたところ、『スーパー』や『コンビニ』は2、300m圏内に一軒ずつあったように思える。
『靴箱』は開けられた後がある。別に『おばあちゃん』が使っていたとも考えられるが。
もし、『鉄』がそのまま靴箱を開けるなら、『高齢者向け』の履きやすい靴の他に、
『サンダル』が数足、やけに多めに入っているのに気づくだろう。

299『サマー・フォーエヴァー!』:2021/09/01(水) 21:23:35
>>289>>291>>295(芦田)
『芦田』は『ウィゴー』に対し『冬の雪原』を作り出す案について同意を求めるが、
『ウィゴー』は『芦田』の全てに突っ込みを入れ、最後に『できませんよ、そんなの』と言い張る。

>引き出す対象の大きさに限界は無いが『建物』など改変の時間が大きく掛かる
>ものに関してはスタンドの性格上の問題か拒否される。よって建物の一部分のみの部屋を
>改変する等も出来ない。
(※能力まとめより抜粋)

『冬の雪原』を作り出すには普通に考えれば『地面』の『改変』が必要だ。
確かに『フィルム』を引き出す能力対象の『サイズ』に定義的な制限はないが―――
『建物』レベルでも時間がかかりすぎる為に『改変』を『拒否』されるのに、
『地面(地球や道)』や『環境』などという更に『巨大なもの』の
『フィルム』を改変する事が『拒否』されないわけがなかった。
『ウィゴー』の能力の『改変』には、スタンド心情的な『サイズ制限』があるという事だ。

そして仮に心情的な部分をクリアして無理に『ウィゴー』に『フィルム』を抜き出させても、
『ウィゴー』の見立て通り、『改変』するには時間が足りなくなる可能性が高い。
もちろん、それらをクリアする『アイディア』があるのなら、検討に値するが―――

それはそれとして『芦田』は『絵日記』を読み進めた。

300『サマー・フォーエヴァー!』:2021/09/01(水) 21:24:14
>>289>>291>>295(芦田)

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
<夏祭りの絵>
『底知れぬ【夏の魔物】に理不尽を感じながらも、僕はそれでも弟のために戦わなくてはならない』
『大前提として、【夏を堪能する】事でツル化は進行する』
『そして、その進行度合いは、どうやらいくつかの要素が絡んでくるみたいだ』
『具体的に述べると【関わる人が多い】【夏らしい】【多種多様な夏の風物詩】』
『あとはそれ全体を統一するような【夏の雰囲気】や【テーマ】があると進行は早まる』
『おそらく、逆の【冬のもの】への嫌悪も、同様の基準で強まるのだろう』
『つまりは【大規模な夏の行事】や【夏休みの実家での集まり】みたいなものが最悪だっていう事だ』

<陽が沈み、涼しげな風景の絵>
『弟のツル化をどうにか抑えようとする日々を過ごしつつ』
『僕はひとつの希望を抱いていた』
『すなわち、このまま【夏】が終わってしまえば、【夏の魔物】は去り』
『弟も元に戻るのではないかという淡い希望だ』
『実際その時、【夏】はもう終わりに近づいていた』
『後は時間の問題だ、僕はそう思っていたんだ』

<一輪の向日葵の絵>
『正直に言えば、僕は弟を【軟禁】していた』
『罪悪感もなくはなかったが、全ては弟のためと自分に言い聞かせて』
『二階の部屋に、弟の【夏欲】を少しだけでも満たせるよう【ひまわりの花】を一輪だけ置いて』
『弟は当然不満がっていたが眼前の【ひまわり】で少しは気が紛れていたようだった』
『しかし、結局、弟は【民家】へと逃亡する事となる』
『ツルをスルスルと巻き付け、二階から一階へと向かった弟』
『気づいて追いかけた先は、はじまりの【民家】だった』

<民家の絵>
『この場所はあまりにも【進行】の条件が揃い過ぎていた』
『様々な【夏の風物詩】と【田舎のおばあちゃんの家】というシチュエーション』
『ここが【呪い】に利用されているのは【夏を堪能させる】のに最適な場所だからではないか』
『【行事】のような一過性のものではなく、確実に存在し続ける紛れの少ないこの【民家】』
『おそらく『おばあちゃん』に罪はなく、【夏の魔物】が【仕掛け罠】のようにここを利用しているのだろう』
『いわゆる【夏休みの郷愁】をあまり感じない者にとってはあまり効果がないのだろうけど』
『【夏を堪能する】事が自身の破滅に繋がる者にとっては【鬼門】となる場所なのは間違いない』

<朝顔の絵>
『そして、【その時】はついに訪れてしまう。弟に辿り着いた時、弟は庭に居た』
『たくさんの夏の植物に囲まれて、弟からはツルと化し、そして【花】が生まれる』
『それは、【夏のツル科】の王道、【朝顔】の花だった』
『弟は恍惚とした表情で、全身で【夏】を楽しんでいるようだった』
『更に、近くに、【夏の魔物】。今までで一番、弟に近づき、一心不乱にノートを描いている』
『僕は意を決して今までできなかった事、【夏の魔物】のノートを盗み見た』

<8月31日と描かれた絵日記の絵>
『【夏の魔物】のノートもまた【漆黒】で出来ていたけど、鉛筆で書いた部分は淡いグレーと化していた』
『どうやらそれは【絵日記】のようで、その日付は【8月31日】と記されている』
『本当の日付とは違う【夏の魔物】独自の尺度の日付。それを見た僕の心に酷く嫌な予感が広がった』
『描かれている絵といえば【朝顔】と化した【弟】の絵』
『弟の姿はもうほとんどツルと花だけの【朝顔】になっていたのだ』
『そして【夏の魔物】が【はすや せお は あさがおになれました】と、最後に書き記す』
『それが、僕は、弟を助けられず、この【民家】に新しい【夏の風物詩】が生まれた瞬間だった』

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

『芦田』が、ここまで読み進めると、『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』の
『スイカ』への『調査』がひと段落ついたようだ。

①芽が出ます。
②スイカ畑で育ちます。
③おじさんに収穫されます。
④おじさんが『おばあちゃん』にプレゼントします。
⑤『おばあちゃん』に切られます。

『フィルム』については大体こんな感じだ。

301七篠 譲葉『リルトランク』:2021/09/01(水) 21:29:19
>>298

「う、うわ…気持ち悪い…」

 七篠は夏服ばかりの、それも子供も着られるようなものも含まれている衣装棚を見て思わずといったように呟いた。
 『おばあちゃん』以外の人がいないような家に、なぜこれだけの衣装が性別や年齢を問わず置かれているのか。
 それに妄執のような気持ち悪さを感じたようだった。

【こちらの部屋には『夏』の服が山ほど置かれています。
 ワンピースや短パン、水着が大きいのから小さいのまであります】

 そのように大声のスタンド会話で呼びかけた後、七篠は室内を物色し始めた。
 衣服以外のものや他の部屋への扉などがないかを主に探しているようだ。

302鉄 夕立『シヴァルリー』&『C・セッション』:2021/09/01(水) 22:30:58
>>298

このお婆さんは恐らく『スタンド使い』ではない。絶対ではないが、ひとまず推測からは外して良い。
次に、このお婆さん一人でも恐らく生活は可能。痴呆症でも、近隣の通い慣れた場所ならば
買い物程度はできるだろう。そこに馴染みの店員がいれば尚更だ。
それならば、不自然なところはない。

「ッ!これは・・・」

そう納得しかけたところに、『サンダル』。あのお婆さんが履くには不自然なところがある。
あの『夏の魔物』が、好む『夏のもの』をここに置いてあるのか?
あるいは、この『夏のもの』が誰かの成れの果てである可能性もあるが。

「ふむ・・・・・」

『夏の魔物』が大切にしているものならば、傷付けることで誘き寄せることも考えられるが。
元は人間で、戻せる可能性もあるとするならば、おいそれと扱うことはできない。

【既に調べたかもしれないが、靴箱の中にはお婆さんのものとは思えない『サンダル』がある】
【『夏の魔物』のコレクションか。この『民家』に出てくる可能性は、高い】

今度は入り口から奥へと向かい、芦田さんや七篠さんとは別の方へと進む。
その際、周囲を見渡して『夏の痕跡』や影に注目する。スマホのライトで照らしてみよう。

303芦田『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』:2021/09/01(水) 23:07:33
>>299-300
(※GМへ:悪い、ちょいと『妖甘』ちゃんに能力について
聞いてきて良いか? 建造物は納得するとして、半径8mの地面なら
ワンちゃん雪原いけそうな気がするから。ミッション中に応答ない場合は
ウィゴーちゃんの拒絶って言う処理で良いんで)

「ありゃ? ウィゴーちゃん、以前タイタニック号を直した時も
あった気がしたんだが……(※妄想クロスワード)
うっうっうっ……あん時のウィゴーちゃんは、居ないんだな。
でも、今のウィゴーちゃんも素敵だよ」

『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライトです。
妄想垂れ流すのは夜だけにしてね。いや、夜でも勘弁だけど』

「まぁ、駄目そうなら。適当な民家に置いてある除雪用具とかで
雪が載ってる頃まで改変するしかねぇよな」

ウィゴーちゃんと雑談しつつ『ノート』を読み続ける。
 一夜漬けで書いたにしちゃ、すげー文章量だ。ウィゴーちゃんは確かに
この量を1つのシーンで収まる形で書き上げたとフィルムで証明した。
 
(それが『変』なんだよな。普通は、こう言うのは区切って記録するだろ?
なのにウィゴーちゃんのフィルムだと纏めて書いてんだよ。
人間、時間が経つと記憶が薄れるから。こんな弟の命が掛かってるのを
自分の記憶頼りで弟が変わり果ててから全部書こうとするか?
 ……いや、はすや兄の原本となる記録は別にあって、最終的に此処に
何時か訪れる奴の為に、この絵日記をこちらにも残したって言う
お涙頂戴の遺産って可能性もあるか……それでも、しっくり来ないがな)


「まぁ、もうこれ以上読んでも意味あるかわからないが。
まだ続きあるかね……そっちはどうだい? ウィゴーちゃん」

『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライトですっ。
スイカは普通に美味しいスイカですよ。食べます?』

「これ読んだ後だと、食べる気あんまり起きないなぁ……」

『そこは同意ですね』

「七篠に付いてあげてくれや」

『はいはい』

『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』改めウィゴーちゃんには
七篠のほうに行って貰う。視聴覚共有はあるので、ノートの情報は
全部伝えられるから、今読んだ事を伝える。
スイカとノートのフィルムは解除する。

俺は、ノートを最後まで読む。

304『サマー・フォーエヴァー!』:2021/09/01(水) 23:42:11
>>301(七篠)
『七篠』は気味の悪さを感じながらも、部屋を物色する。
衣類以外には『水鉄砲』や『浮き輪』などの夏の遊具などが出てきた。
雑然とした様子を見るに、あまりに考えずに入れてしまったのかもしれない。
特に他の部屋へ続く扉はない。

『七篠』のところに『ウィゴー』がやってきて、
『絵日記』について口頭で説明し始める。
ただ、当然だが、百聞は一見に如かず。実際に読んだ方が『効率的』ではある。

>>302(鉄)
『鉄』は様々な考察を続け、気になる点を『スタンド会話』で発信する。
また『玄関』から奥へとゆっくりと探るように進んでいく。
ちなみに玄関からすぐ左の部屋が『芦田』がいる部屋、右が『七篠』のいる部屋だ。
そこから更に奥に左右への扉、更に奥にも扉、右に進むと『台所』があり、
『おばあちゃん』が寝ているであろう場所だ。
スマホのライトで『廊下』を照らすが、特に異常な影はないように思える。
更に探索を続けるならどこかの扉に入るのがいいのだろうが―――

305『サマー・フォーエヴァー!』:2021/09/01(水) 23:56:35
>>303(芦田)
※質疑については構いません。
※また、今後、質疑外の部分を当GMが判定して納得して下さるのならいいのですが、
※もし『判定のゆらぎ』が気になるのでしたら、大まかでも『かかる時間の指標』や、
※想定している『除雪用具での改変』あたりも、質疑しておいた方が無難かもしれません。

そして、『芦田』は、一気に『絵日記』を読む―――

―――――――――――――――――――――――――――――――――――
<朝顔の絵>
『全てが終わった後に残されたのは【朝顔】。ついさっき弟だったあの【朝顔】だった』
『ご丁寧に鉢まで生まれたのは【夏の魔物】のせめてもの餞別だったのか?』
『そして【夏の魔物】は満足したようにパタンと【ノート】を閉じ』
『【影】に紛れ、その姿を消した。隠れたのではなく、完璧に』
『これで今年の【夏】の任務を終えた、という事なのだろう』
『【夏の魔物】を止める術はなく、僕はただただその場から敗走した』

<両親の絵>
『やがて両親が【失踪届】を出したけど、僕は両親に弟の末路について話す気になれなかった』
『子供が一人、行方をくらませただけでもショックなのに』
『もう一人の【正気】まで行方をくらませてしまえば、彼らの精神は到底持たないだろうから』
『その代わり、僕は独自に【夏の魔物】について調査を始めた』
『【被害者】は弟だけじゃあない、そう踏んでの事だった』
『聞き込みを続けるうちに毎年、一、二人ほど【夏の魔物】の被害者が出ている事が分かった』
『といっても真相を知る者は少なく、【夏を楽しんでいる者が突然消えた】みたいな話が殆どだったけど』
『【有益】だと思える話を少しでもまとめて、いくつか記しておく』

<『おばあちゃん』の絵>
『【民家】と【老婆】。日野家は昔からこの場所に居を構える住民である事は間違いない』
『【老婆】も昔からここにいる存在。周囲の人も【昔からなんも変わってないよ】なんて証言していた』
『夫を亡くしてからずっと一人暮らし。周囲の住民の支えでしっかり生きているようだ』
『また、対象者をとにかく厳重に幽閉する事で実際の【夏】が終わるまで耐え抜いたケースも聞いた』
『ただ、その場合、【夏の魔物】が去っても【夏の風物詩】に変わってしまった身体は戻らず』
『そして次の【夏】、再度、【夏の魔物】が憑依し、結局、少しずつ【進行】する羽目になったらしい』

<夏の魔物の絵>
『【夏の魔物】が観察対象にするのは常にひとり』
『【夏の魔物】は完全に対象を【夏の風物詩】に変えた後、【その夏】の活動を終える』
『そうなれば次の夏まで【夏の魔物】は姿を消す』
『姿を消してしまえば、【夏の風物詩】化は確定してしまう』
『ただ、例外もある。誰かが【夏の風物詩】になった瞬間』
『その場に他に【夏を満喫しているもの】がいれば』
『【夏の魔物】はひと夏にもう一人だけ憑依する事もあるようだ』

<夏の魔物が笑う絵>
『さて、最初に書いた通り、これは僕の懺悔の記録だ』
『【擬態】のための絵日記なんて馬鹿げた形式を思いついて』
『今までの僕の思いを、一気に描ききってしまった』
『絵まで描いたのは、少しでも【擬態】の精度が上がれば、という思いからだ』
『結局、ここまで【夏の魔物】について調べたが、僕の力じゃあヤツを倒せそうもない』

<この絵日記の絵>
『初めに【たたかい】などと大仰な表現をしたが、実際に僕がやった事を考えると』
『ただただ翻弄されるだけだったように思えてくる』
『この日記を僕はあの【民家】に置いてくるつもりだ』
『願わくばあの【夏の魔物】と対峙する【誰か】の助けになれば嬉しい』

『最後に』

『実は【荒唐無稽】だが【退治方法】は思いついてはいる』

『だけど』

<緑色の大きな×>
赤色で、『そんな事、出来るはずもない』。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

     『絵日記』は、ここで終わっている。

『夏の魔物』についての情報が詰まっている『絵日記』。
これを描いた『蓮谷』は、『夏の魔物』の『退治方法』に辿り着いていた―――
であれば、この『日記』の中にその『ヒント』があるという事なのだろうか。

どうせなら、変にぼかさずに直接、描いてほしかったものだが、
普通に考えたら実行できない、本人が言うところの『荒唐無稽』な『退治方法』であり、
精神的に絶望していた『蓮谷』には描く気力が湧かなかったというところか。

306芦田『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』:2021/09/02(木) 01:42:32
>>305
(※悪いな。それじゃあ、そんな感じで宜しく頼む)

「いや、そこは書けよ」

思わずノートにツッコミ入れるが、虚しく民家に響くばかり。
まぁ、はすやは此処で『再起不能』になっちまったって感じか。
中身を一気に書き上げたのも、一応の『納得』はいった。

「何を思いついたんだ……はすやの野郎は」

(そんな事は出来る筈もない。
って事は物理的などうこう。現実的に一般人が出来る方法じゃないって事だ。
『此処の民家の放火【破壊】』『老婆を殺害』『周囲一帯を火の海で影を消す』
多分、そう言う荒っぽい方法じゃねーな。弟を救う為に大分色々考えてた
こいつが救えると確信してるなら必ず法を犯すとしてもする筈。
けど、それを除外したって事は何か破壊してどうこうで解決するって訳じゃねぇ)

「『擬態』……『擬態』か。
……はすやは、執拗に夏の魔物が好むようにしていた。七篠が見つけた物も
此処の婆さんが用意するのには重労働だ。って事はだ、はすやが用意したか?
一体それが何の為か? 決まってる。
そりゃ、弟を助けるのに自分が邪魔だと思われないようにだ。
…………『擬態』から、こいつは何を狙ってやがった……?」


『……と言うのが、今、本体が見たままの情報となります
あと、あの馬鹿(芦田)は変人だし私に関しては変態の極みですけど
仕事に関してはズボラが大きいですが、真剣にやる時はやるタイプ
だと思いますんで、安心して下さい。
 それと、今知った情報から、何か思いつきませんでしょうか?』

ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライトは本体が見たノートの情報を
伝え、何か良い案がないか聞く。

307七篠 譲葉『リルトランク』:2021/09/02(木) 17:40:30
>>304

【こっちは『夏』関係の倉庫みたいです。割と雑多にものが詰め込まれています。
 鉄さんの方の『サンダル』と同じように『夏の魔物』のコレクションかもしれません】

 七篠は大声のスタンド会話でそう伝えてからやってきた『ウェア』にぺこりとお辞儀をした。

【来てくださってありがとうございます。
 ここはたぶん『夏の魔物』のコレクションだと思うんですが、もしかしたら以前の犠牲者が使っていたものかもしれないです。
 ただ、今も『夏の魔物』が活動している以上、ここには失敗のデータしかないかもしれないです】
【『絵日記』の話、ありがとうございます。
 だいたいわかりましたが…『絵日記』なら絵にもなにか意味があるのかもしれないです。
 ちょっと私も見に行っていいですか?】

 七篠はそう言うとこの部屋から出て芦田のいる部屋に戻ろうとする。

――『絵日記』なら、文章以外に絵にヒントがあるのかもしれない…。色とかは見てみないとわからないし…。

308芦田『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』:2021/09/02(木) 18:45:00
>>307

「多分、これ以上『ノート』から解る事はあんま無さそうだけどな。
こりゃ完全に。
俺は……もう駄目だ。後はこれを読んだ人達に託す、この情報で考えてくれ。
って感じだから、あとは俺達で考えるしか無さそうだぜナナっち」

『もしかしたら、このコレクションも他の犠牲者の方々……?
ちょっと怖いですけど、私、フィルムで調べてみます。
こちらは任せてください、七篠さん』

「ウィゴーちゃん、大丈夫だよ。俺が付いてる」

『なに一つ安心する要素ねぇよ!
あとウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト!』

ノートを七篠に渡しつつ、俺もウィゴーちゃんの元へ。
ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライトは『サンダル』『水鉄砲』に
『フィルム』を引き出してみる。

309鉄 夕立『シヴァルリー』&『C・セッション』:2021/09/02(木) 20:28:30
>>304-305

更に奥にある扉を開けよう。ちなみに開けた扉はそのままにしておく。
その方が、足音や異変などを感知しやすい。『夏の魔物』とやらがかくれんぼをしていたとしても。

【こちらもその『退治方法』とやらを考えてみます】
【同時に、『夏の魔物』を探しつつ。あるいは、そいつの持つ漆黒の日記が鍵になるかもしれませんし】

返事をして、『シヴァルリー』を発現しつつ扉を開けさせる。
逆側の拳を引き、いつでも突き出せるようにしておこう。

310『サマー・フォーエヴァー!』:2021/09/02(木) 21:46:30
>>306>>308(芦田)
『芦田』は『絵日記』について考察しつつ、
『ウィゴー』は、『サンダル』と『水鉄砲』の『フィルム』を閲覧しようとしたが、『出来なかった』。

>>307(七篠)
『七篠』は『芦田の部屋』へと戻り、『芦田』と合流した。

>>309(鉄)
玄関から真っすぐ奥にある扉は………『トイレ』だ。
一応、洋式ではあるが使い込まれた雰囲気はある。
『夏の魔物』が居ないか、念入りに確認するが………特に異常は見られなかった。
他には『トイレットペーパーホルダー』や『ブラシ』など一般的な設備しかなかった。

>ALL
実際に読んだ『芦田』は完全に、
そして『ウィゴー』の『説明』をきいた『七篠』『鉄』は
『絵日記』の内容を基本的に把握している。
それを元に、自由に考察を行う事が可能な状態だ。

『星見町』を根城にし、『夏』を愛する『夏の魔物』。
『冬の風物詩』が弱点のようだが、『影』に紛れ、
仮に追いつめても、別の場所に『瞬間移動』してしまう。
そんな神出鬼没な相手を仕留める『退治方法』………

そんなものが本当にあるのであれば、考える価値は十分にあるだろう。
何か気になる事を指摘したり、仮に突飛な意見でも
とにかく出し、考察するのもいいのかもしれない。

311七篠 譲葉『リルトランク』:2021/09/02(木) 22:06:36
>>310

「……『瞬間移動』する相手に嫌がられるのって…なんでしょう。
 昔のゲームで『いしのなかにいる』みたいなのがあったらしいですけど…。
 実体がなければ埋まっちゃうこともなさそうですよね…」

 七篠は芦田からすこし距離を取り、『絵日記』を確かめながら話しはじめた。
 考えを整理するため、思考をそのまま漏らすように口にしている。実質的に独り言になってしまっているようだ。

「……そもそも、なんで『夏の魔物』は『影』なんでしょう。
 『犠牲者』にくっついて回ることからすると確かに『影らしい』行動に思えはするんですけど…」
「……いっそ、真っ暗にしてしまうとか…?
 でも真っ暗にして『影』ができなくなったとしても、
 そこからどうやって一抹くんから引き離せばいいのか…わかりません…」

312鉄 夕立『シヴァルリー』&『C・セッション』:2021/09/02(木) 22:34:04
>>310-311

「・・・・・・・・・・」「何の変哲もないトイレだ」

頷き、念の為にドアを開けたままにしておこう。振り返り、手前側の二つの扉を見る。

「『夏』を好み、『冬』を嫌う『夏の魔物』…だがその知覚は完璧ではない」
「少なくとも、不利になるというのに絵日記に『擬装』された程度で、この内容に気が付かないくらいには」
「『夏』と誤魔化して近寄らせて、それが『冬』だった場合、ダメージになるか…?」
「だが、具体的にどうする…?二つの間に、一見似通ったようなものはあるか…?」

呟きながら、二つの扉を順に開けて中の部屋を把握しておこう。
『夏の魔物』を探すのはもちろんだが、使える道具が何かないか。見ることでアイデアが出て来るかもしれない。

313芦田『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』:2021/09/02(木) 23:33:24
>>310

ゾグ……ッ とウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライトは感光で
黒しか映さないフィルムを視認して背筋に悪寒が走った。
 自身の能力は熟知してる。フィルム全体が完全に真っ黒であると言う事は
『それ自体がスタンド及びスタンド物質』か『スタンドに干渉された何か』
であると言う事だ。

『こ……この二つとも全部……っ』

「驚愕の真実にウィゴーちゃんの小さな桃色の吐息からは激しい息遣いが生じた。
成長期の膨らみかけた胸は上下すると共に・・・」

『おめぇは勝手にナレーションしてんじゃねぇ!!
あとウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライトだってーのぉ!』

あんまりウィゴーちゃんが怖がらないように、俺が茶目っ気たっぷりに
行動してるんだが、その気遣いはウィゴーちゃんにはあんま伝わらない。
夫の俺ってばショック。まぁ、しゃーねぇ 切り替えていこう。
ウィゴーちゃんも怒りでショックから立ち直ったし。

「この部屋ん中にある、夏が目立つ道具類。どうやら『犠牲者』っぽいぜー」

七篠 鉄へ聞こえるように声を上げつつ。

「なぁ、一個だけ【夏の魔物】を退治する方法思いついたんだけどよ。
おめーら二人、協力してくれるか?」

 一つだけ、ノートを全部網羅して思いついた。

「あのよ。【はすや兄】は【夏の魔物】に気づかれない様に
【夏への擬態】を執拗にしてたんよ。
 だからよ、間違いなく憑依されてる おそ松(一抹)とは接触しないと
いけねぇだろ? でもって季節真逆の攻撃して夏の魔物を一時的に
引き離しても奴さんは逃げちまう。
 だからよ、俺らウィゴーちゃん含めて四人。【夏に擬態】して魔物を
炙りだす。一時的に、俺達も夏の水遊びなり、何なりをカラ松に付き合う
振りして魔物が出た瞬間にだ……奴の【ノート】を奪う。
 んで奴のノートに【一抹、氷山、はすや、他の夏を楽しんでた者達は
これからの夏も楽しみたいので人間に戻りました】って書く」

どうよ? 不確定要素多いけどな。と芦田は意見を出した。

『まず私はウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライトです。
とは言え……ふむ、夏の擬態で炙り出しノートを奪うですが……
確かに、記録から見ると夏の魔物のノートは重要そうです。
けれど実行するとなると、まだ穴が色々ありますよ』

「まぁ、その辺は二人の意見を参考にな」

七篠、鉄の考えも聞こう。俺とウィゴーちゃんだけだと厳しいものがある

314七篠 譲葉『リルトランク』:2021/09/02(木) 23:59:25
>>313

「確かに、それであれば『夏の魔物』に近付けるかもしれないです…!
 ただ、『ノート』に触れることはできるんでしょうか…?」
「『夏の魔物』の持ち物であれば同じように触れないのかなって考えてしまうんですけど…。
 こればっかりはやってみないとわからない…ですよね…」

 七篠は>>286の記述を気にしているようだ。

>『たまたま僕が触れるタイミングがあったけど』
>『普通の【影】に触れられないように【夏の魔物】にも触れない』
>『そして【夏の魔物】からも何かに干渉する事はできないようだ』

「もしその案で行く場合、私や私のスタンド『リルトランク』は『ノート』を奪うのに向きません。
 力も弱くて、早さもそんなにないので…」
「なのでその場合は『夏』の演出を手伝うことになると思います」

315鉄 夕立『シヴァルリー』&『C・セッション』:2021/09/03(金) 00:34:39
>>313-314


>「この部屋ん中にある、夏が目立つ道具類。どうやら『犠牲者』っぽいぜー」

【やはり、ですか】

覚悟はしていたが、あまりの犠牲者の多さに少々慄く。
とはいえ、やる事は変わらない。救うべき人数が増えただけだ。
その為に必要な手段も工程も、未だ分からないままではあるが。

【承知しました。オレも候補の一つとして、その日記が鍵になるかと思っています】
【彼ではできなかったが、あるいは『スタンド』なら触れられるかも…だが
 オレの『シヴァルリー』も正直、スピードには自身がない。仕込みで少しなら補助できるが…】

その為には、呼ぶ場所を決めておかなくては。
幸い夏を装うには、必要なものはここに沢山ある。手段には事欠かないだろう。

316芦田『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』:2021/09/03(金) 00:51:21
>>314-315

「ウィゴーちゃんも、そんな素早いわけじゃねーしなぁ。
夜のテクニックはスBいくんじゃねぇかと予想するが」

『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライトです。今度下ネタ言ったら
股間からフィルム以外の機能不全にする臓器全部引き抜けと思えよ!
実際、私のスペックは人並みで。さっきも本体に言いましたが
土地を冬にするのは厳しいし、頑張っても6時間は掛かって
発動する前に馬鹿本体が息切れして私が解除されますんで
冬の風物詩の領域作成と言う作戦は厳しいですね。民家から除雪機を
集めて雪を出すにしても、量がいるからフィルムの数が足りないですし』

冬の風物詩作戦、もとい雪原で魔物の動きを制限すると言うのは
ウィゴーちゃんのフィルムの能力からも厳しい事はわかる。

「まー、はすや兄も雪がいるって言うなら。夏でも雪が作れる機械とか
用意してただろうし、それが此処に無いって事は冬の風物詩がそこまで
必要ねーって事だろ。魔物を足止めするのに、ちょいとは七篠の枝で
牽制する必要あるだろうがな。

あと、呼び出すにするなら影が作成されるのは最低限の場所にしろ。
魔物の奴さんは影への移動を好むようだから、特定出来る場所が良い。
日没までに場所決めするべきだな。んで、トド松(一抹)に
夏の行事するぞーって電話して決行だな」

317七篠 譲葉『リルトランク』:2021/09/03(金) 01:04:34
>>315-316

「えと…それじゃあ『夏』を装って一抹くんをおびき寄せるとして…。
 影が少ない場所とかにした方があちこちに隠れられないでいいでしょうか。
 このあたりに『丘』とか『開けた場所』ってありましたっけ…?」

 七篠はここに来たときのことを思い出そうとしているようだった。
 また、時間を確認しようと時計を探している様子だ。もし時計が見当たらないのであればスマホを取り出して確認するだろう。

――……『夏の装い』…。
――あそこの衣装部屋に夏っぽいお洋服もあるかもしれないけど…ちょっと気味が悪いし…。
――『寮』まで戻って『浴衣』みたいに悠長にはいかないよね…。

318鉄 夕立『シヴァルリー』&『C・セッション』:2021/09/03(金) 01:16:36
>>316-317

「動かない一抹くんに業を煮やして、住処にしているこの場所へ戻ってきてくれたら御の字ですが…」

実行するなら、なるべく日の出ている時間がいい。その方が逃げ場がなくなる。

「しかし、一抹くんが来てくれるから分かりません。先程も『夏』を示唆して
 こちらに来るように誘いをかけてみましたが、警戒していました」
「どうやらこちらは『夏』を奪うものとして認識されているようです。…まぁ間違ってはいませんが」

一抹くんを捕まえる、など一言も言わずに呼び出そうとしたが、やはり来る様子はなかった。
最悪、今のうちに捕まえておく必要があるか。

とりあえず、自分も使えそうな『夏の装い』を探しておこう。
道具や服装などが便利だが。なるべく手の塞がらないものがいい。

319芦田『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』:2021/09/03(金) 01:27:09
>>317

「じゃあ俺も、とりあえずこの衣装棚から適当に着替えるか。
下脱いでスク水姿になりゃいいよね? ウィゴーちゃん」

『ダメに決まってんだろ! 作戦決行前に不審者として
捕まってアウトオブ再起不能だよ!』

棚から適当に【夏服】を見繕う。【夏の擬態】を限りなくしねーと
多分【夏の魔物】出てこないからな。

(あと、ノートを奪えるとして。奴さんは絶対に必死に取り返そうとする。
どーにか、魔物の注意を引きつつノートに元に戻す事項を
書かないといけねーが……)

「ウィゴーちゃんはスク水になる?」

『ならねーよっっ゛!!
 あとウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライトっっっ!!』

とりあえず、適当な服を出す。鉄と七篠の分もな
夏の風物詩の服っつったら。やっぱ『浴衣』だな。俺の分も合わせ
三人分あるか? この家なら間違いなくありそうだが

320『サマー・フォーエヴァー!』:2021/09/03(金) 03:29:33
>ALL
三人は『絵日記』を考察する。
もし『はすやの案』を探りたいのならば、
『夏の魔物』に関する記述で気になるのは、

>『弟は【夏以外の風物詩】を嫌うようになっていた』
>『これは【夏の魔物】も同様なようで、そういう類のものが近くにある時は』
>『【夏の魔物】は遠巻きに弟を見張っていた』
>『これは明確な【夏の魔物】の弱点といえる』
>『特に夏と真逆にあたる【冬のもの】が嫌いなようだ』

>『具体的に述べると【関わる人が多い】【夏らしい】【多種多様な夏の風物詩】』
>『あとはそれ全体を統一するような【夏の雰囲気】や【テーマ】があると進行は早まる』
>『おそらく、逆の【冬のもの】への嫌悪も、同様の基準で強まるのだろう』
>『つまりは【大規模な夏の行事】や【夏休みの実家での集まり】みたいなものが最悪だっていう事だ』

>『【夏の魔物】の【活動できる範囲】がこの【星見町】というわけなのだろう』

>『しかし、【夏の魔物】そのものを【季節外れのもの】で囲み、捉えるなどという事は【不可能】だった』
>『【夏の魔物】は袋小路に追い詰められれば、あっけないほど気軽に【瞬間移動する】』

―――このあたりか。
     『夏以外、特に冬のものが【夏の魔物】の弱点』と明確に述べているのだから、
     少なくとも『はすや案』においてはこれが主軸となってくる可能性は高い。
     仮に『冬の風物詩』で追い詰めても、『瞬間移動』で逃げられる、事を『はすや』は懸念していた。
     逆に言えば、①『冬の風物詩』で追い詰めて、②『瞬間移動』しても逃げる事が出来ない、のならば
     『夏の魔物』を退治できるという考えなのかもしれない。

―――後は『風物詩』の具体的に何が『憑依者』や『夏の魔物』に影響を与えるかという問題もあるか。
     例えば『氷山』は『民家』内の『夏の風物詩』に直接触れたわけではないが、
     『民家』が醸し出す『夏の雰囲気』そのものが彼女を大きく『進行』させた。
     つまり『民家』の『どこにいても』、『氷山』はその雰囲気にあてられ、『夏を堪能』する事が出来たという事だ。
     つまり、『風物詩』はやりようによってはその『範囲』を大きく広げる事が出来るという事でもある。

   そして、『はすや』は『夏を堪能する』際の強度についても言及している。
   それは『夏』に関する記述だが、仮に『冬のもの』に当てはめるのならば
   『関わる人が多い』『冬らしい』『多種多様な冬の風物詩』『冬の雰囲気やテーマがある』、
   『大規模な冬の行事』や『年末の実家での集まり』などが、もっとも影響力が多いという事なのだろう。

そして、その案として意味深に記された『白地』の絵日記に記された『緑』の×と『赤字』。
『絵日記』の自己陶酔気味の記述から『はすや』の性格を推測するに、
出来るはずもないと言いつつ、色合いなども含めて、何かしらの『ヒント』を埋め込んでいる可能性は十分にある。

『×(ばつ)』はただそう見えるだけで、例えば『×(かける)』や『X(エックス)』などを表す可能性もあるか。
『ダイイングメッセージ』のようになにかについて書きかけて途中で止めた、という事もあり得るだろう。
『退治方法』というのであれば、『弱点』である『冬のもの』に関するものなのかもしれない。

321『サマー・フォーエヴァー!』:2021/09/03(金) 03:30:46

とはいえ、『はすみ案』などという不確定なものに頼らない方向でも、『作戦』は立てられる。

>>312(鉄)
『鉄』は二つのドアを開ける。
左は床の間のついている『和室』で、『押し入れ』がついている。
更に奥の方に襖がある。右には窓があり、カーテンが閉められている。
右はどうやら『洗面所』のようで更に『浴室』に続いているようだ。
双方、一見、気になるものはない。

>>313(芦田)
『芦田』は持論を述べる。『はすや』は『夏への擬態』を『執拗』にしていた
というが、そもそも『はすやの絵日記』以外にそんな描写はあっただろうか。
『はすやの絵日記』による擬態は全てが終わった後にふと思いついた『はすや』の案。
まあ、その後に『退治方法』を思いついているのでそれに絡めた案である可能性は否定できないが。

>>314(七篠)
『七篠』は『芦野』の『ノートを奪う案』に『はすやの絵日記』を論拠に反論する。
基本的に『何からも干渉できない』性質。『最後の瞬間』も、
『夏の魔物』がやる事はただ『絵日記』を描く事だけのようなので(>>300)、
基本的な性質がこの瞬間だけ変わるかどうかは微妙なところだろう。

もちろん『はすや』は『スタンド使い』ではなさそうなので、
もしかすると『スタンド』が干渉出来る可能性は残ってはいるが―――
『前憑依者』の『氷山』やそれに関わった者たちが好奇心で
それが出来るか試したりしているかもしれないが、それを確かめる術は今すぐにはない。

>>316(芦野)
『はすや』が『雪を作る機械』を用意しなかったか? それについては『不明』である。
ただ、今現在、ここに無いからといって、当時、用意しなかった事の証明にはならないだろう。

>>317(七篠)
現在は『14時21分』―――時計なりスマホなりが『七篠』にそう教えてくれる。

>ALL
『夏服』についてはそれぞれが着れそうな、夏の洋服、『浴衣』や『甚平』、『水着』などが見つかった。
夏の『擬態』というが、とりあえず『夏』そのものだ。

『芦田』の案はまとめれば『一抹と一緒に夏を楽しみ、油断させて隙を生ませ、ノートを奪う』というものか。
比較的実行しやすい案であり、『出来るはずがない』と記述された『はすや案』とは違うのだろう。
しかし、もちろん『はすや案』とやらをやらなければ倒せないという道理はないはずだ。
『自分たちだけでやろう』とするなら、現実的な案になるのは極めて真っ当だろう。

322芦田『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』:2021/09/03(金) 09:45:05
>>320-321

「う」

「う おぉぉぉぉっっ゛!! サンッキューGМッ!
ハレルヤ ロイドパ神!
 んだよ、やっぱ俺の事が好きなんじゃねーか! 後で俺ん家こいよ!
いまスク水の写真幾つか撮って あとでプレゼントしてやっからよぉ!」

『あ、すいません二人とも。この人の時々起きる発作なんて
気にしなくて良いです。病院も警察も必要ないので。
おい、コラ! ラリってんじゃねぇぞ! 仕事モードに戻れぇ!』 ゲシッ!

ウィゴーちゃんが自分にもDFが及ばぬように普段からの俺への愛ある
ツッコミの賜物で培った、流麗された極めて繊細な俺だけ衝撃を強く感ずる
足蹴りが背中を襲う。 おれは しょうきに もどった!

「いま、神からの お告げがあった! 
まぁ、ビビッと天啓や閃きって解釈してもいいぜ?

で、明確な作戦プランが来たのよ。
とりあえず、ばくまつ(一抹)を誘って夏の魔物を油断させる為にも
短時間は俺ら浴衣着て、水鉄砲なり持って夏の雰囲気を出して
待ち受ける。そんで、そっから一気に『冬の風物詩』で囲んで
逃れなくしようぜ」

『だから、雪原は無理だってば』

「何も雪だけが冬の風物詩ってわけじゃねぇよ、ウィゴーちゃん。
クリスマスツリー・焼き芋・節分・門松・焚火。今からでも此処の奥に
仕舞ってそうなもんは幾らでも引っ張ってこれるし用意出来るものはある。
 あぁ、あと寺とか近くにあるなら除夜の鐘とか引っ張っていくか」

『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライトな。
除夜の鐘とかは妄言と片付けるとして、まぁ大体は用意出来るとしてですよ?
はすや兄弟、そのお兄さんは試したが失敗したじゃないですか』

「おぅ、そこで。此処よ」

>その案として意味深に記された
>『白地』の絵日記に記された『緑』の×と『赤字』

「――阿也都古(アヤツコ) つまり、異界との行き来を禁ずる
『封印』のマークだ。はすやは、恐らく冬の風物詩でじわじわ囲みつつ
魔物を、その風物詩の中に封じようと考えこんだに違いねぇ。
 けれど、あいつはこんな奇想天外な話に付き合う『仲間』が居ない。
よって『囲み役』と『封印役』、どっちかが欠けてた。
 
俺達で『夏』を『冬の風物詩』で一抹から追い出す。
 そんで封ずる方法は……」


『方法は……?(ごくり)』

 「――――――……わりぃ、ちょっとおもいつかね」

『っこのスカポンタン! そこが一番大事なところだろ!! 
 何でも良いから、そのクソ見たいな脳みそから捻りだせ、てめぇコラ!!』

「おー、怖い怖いウィゴーちゃん……ちょっと、これ無茶かも
知れないけどよ。これ、星見町総出で乗り出さないと解決出来ねぇ規模
なんじゃねぇのかなって思うのよ、実際よ。
 俺の案としてはだぜ?
星見町全体に響く感じで除夜の鐘を鳴らすとか、それ厳しいなら雪でも
全体に夏で降らすって言う『そんな事、出来るはずもない』って感じよ」

二人にゃ、何か案あるか?
 町全体の規模で『冬の行事』なり『冬の風物詩』を短時間で良いから
満たす方法ってのぉ。

七篠と鉄に良い案があれば聞くぜ。

それと、これって俺に依頼した奴も巻き込めるか? ヤジって野郎な。
これ三人どころか、星見町の奴等の大半が手を合わす系の問題じゃねぇか?

323七篠 譲葉『リルトランク』:2021/09/03(金) 10:19:26
>>320-322

「つまり、『夏』でおびき寄せて、『冬』で身動きを取れないようにして、最後に『封印』する…ですよね…」

 七篠は考え込むようにしながら『リルトランク』で『床』(おそらく畳かフローリングだろう)から『実の生ったフユイチゴの枝』を出し、蔓を自身の周囲に囲むように這わせた。

「私には『街中を冬にする』みたいな大きなことはできないですが…。
 これは冬に生る『イチゴ』です。こうして『冬の囲い』を作ることはできると思います。
「『夏の魔物』が『犠牲者』を観察しようとするなら『犠牲者』から離れないと思うんです。
 『瞬間移動』するにしても、観察できる距離にはいないと『観察日記』が書けませんから。
 引き離すではなく、くっつける。
 一抹くんごとびっしりとイチゴで囲んでしまえば逃げ場をなくせませんか?」
「その後どうするかは問題ですけど…」

 七篠はそう言いながら『リルトランク』の枝の射程『30m』以内をイチゴで囲まれた一抹を想像したのかほんのり笑い、悩んだ様子でもう一つ案を出した。

「あとは…『冬の風物詩』かつ『夏の風物詩』のものだったらどうにかできたりしないでしょうか。
 例えば『鍋』に『激辛料理』、『サウナ』に『ストーブ』、『厚着』。
 これって『冬の風物詩』ですけど、『夏の我慢大会』でも使われる『夏の風物詩』です」
「『矛盾する夏』をぶつければ…と思ったんですけど、
 これだったらこの『お兄さん』でもできますよね…」

 七篠はイチゴの蔓を触りながら考え込んでいる。

324鉄 夕立『シヴァルリー』&『C・セッション』:2021/09/03(金) 13:37:30
>>320-323

「ふむ、そこかしこに『夏』らしいものが置いてあるわけではないのか」

だが、芦田さんが夏の衣服を見繕ってくれたようだ。
『甚平』なら自分も夏の寝巻きとしてよく着用している。
これを着て、後は道具の一つや二つを用意すれば、『夏』を装って誘うのはどうにでもなるだろう。

「『観察』がテーマだというなら七篠さんの言う通り、恐らく一抹くんからはそう離れられない」
「誘き寄せた後、移動しそうな影全てに『フユイチゴ』を置いてしまえば、逃げ場はなくなるかもしれない」

絵日記の書き手は影をなくしても消えることはないと言ったが、そこに『冬のもの』を押し付ければ、逃げることなく叩き込めるだろうか。

325『サマー・フォーエヴァー!』:2021/09/03(金) 14:54:29
>>322
『芦田』は『ウィゴー』に『冬の風物詩』について説明する。

『焼き芋』・『節分』・『門松』・『焚火』・『除夜の鐘』、それに、
『緑』と『赤』と『白』を基調とするいわゆるXmasカラーに彩られた
『代表的な冬の行事であり、当日は日本全土すべてを冬の雰囲気で
充満させる事ができるというあのXmas』で用いる『Xmasツリー』。

様々な『冬の風物詩』があるものだが、
もし『冬の風物詩』を利用するなら、一体どの『風物詩』が一番効果的なのか?
三人で、よく検討しなければならないだろう。

いや、そもそも別に『三人』で解決する必要はまるでないのかもしれないが―――
パーティー制限のあるRPGゲームではないのだから『ヤジ』に協力を仰ぐ事も当然、可能だ。

>>323(七篠)
『夏』でおびき寄せ、『冬』で身動きをとれないようにして、最後に『封印』する。
確かに『三人』だけでやるのなら、その規模の考えが妥当だろう。

もっとも芦野の言うような
【町全体の規模で『冬の行事』なり『冬の風物詩』を短時間で良いから満たす方法】があれば、
そんなまどろっこしい事も必要ないのだろうが………

                              バ ル サ ン
それは、『夏』に多発する『忌まわしい黒い虫』に『くん煙殺虫剤』して殲滅するのと同様の発想。

『星見町』全体に濃厚な『冬』という『猛毒』を充満させれば、
いくら『瞬間移動』しても『星見町』の籠の中の『夏の魔物』はそこから『逃れられない』。
『冬』がどこまで効くのかは不明だが、試してみる価値はあるのかもしれない。

そして、三人はいかに『一抹』と『夏の魔物』をおびき寄せるかを考えていたが
もしこの案を採用するなら『夏の魔物がどこにいようがまるで関係ない』、
『むしろコンタクトをとる方が相手にこちらの動向を気取られるかもしれない』という事か。

問題はそんな都合のいい『冬の風物詩』があるのかという事だが―――

>>324(鉄)
『鉄』はそんな事を考えつつ、考えるとはなしに『絵日記』に
最後に書かれた緑の『×』と赤い文字について思いを馳せる。
『緑』と『赤』→スイカという発想もあるが、
対抗するのは『冬』、つまり、そこから、導き出される答えは………

326七篠 譲葉『リルトランク』:2021/09/03(金) 15:17:45
>>325

「本当は、もっと大規模で逃げ場がない『冬』を準備できればいいんですけど…。
 まるで『クリスマスシーズン』みたいな…」 
「あちこちで飾り付けがされてて『クリスマスソング』が『ラジオ』から流れてるような『冬』ができれば…」

 七篠は考える。
 この街全体にそのようなことができるのであれば可能性はあるかもしれない。

「この『お兄さん』の時はできなかったような『夏』…」

327七篠 譲葉『リルトランク』:2021/09/03(金) 15:52:06
>>326

328鉄 夕立『シヴァルリー』&『C・セッション』:2021/09/03(金) 21:35:04
>>325

「・・・・・・・・・・」「『赤』と『緑』。そしてこれがバツではなく、エックスなのだとしたら」
「間違いなく冬の定番と言える、『クリスマス』か…?」

だがしかし、Xmasを真夏に執り行うなどそれこそ『出来るはずがない』だろう。
それを可能にするのは、いくら『スタンド使い』と言えど流石に不可能だ。

「少人数だけでなら、クリスマスを開催することはできる。
 しかしそれでは、根本的に逃げ場をなくして消滅させることは不可能だろうしな…」

思案する。どうすれば、町全体の協力を仰げるか?

329芦田『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』:2021/09/03(金) 22:04:22
>>325

「とりあえず依頼主に連絡するぜ。今からでもアリーナを動かす事は
無理だろうが、出来る事は幾らかある筈だからな」

『ヤジ(依頼主)』へ今まで獲得した情報について報告する。
 それによっては街のほうで対処は出来るだろう。

>>326-328

「おめーら、知り合いに誰かしら居ないのか?
 街一色をクリスマスシーズンに出来るような権力者の友達とか」

『そんな無茶な……』

「けどよぉ、ウィゴーちゃん。今出来る事つったら
1:この民家をクリスマスの飾りつけにする。
2:てきとーな場所から飾りつけを借りて、きょろ松(一抹)が
来る場所の周りをツリーで囲む準備する。

ぐらいが関の山だぜ? 夏にクリスマス?
 そりゃオーストラリアのシドニーとかなら話は別だがよ。
此処は星見街なんだよ。日本だぜ? 
 タチ悪いウイルスでタダでさえイベント自粛気味なのに
やってくれるような物好きは何処にいるんだ?」

『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライトです。
タチ悪いウイルスの時事ネタは置いとくとして、確かに街規模は厳しいです。
とりあえず、クリスマスの道具を探しましょう』

俺は、あいつ(ヤジ)に電話。

ウィゴーちゃんはクリスマスの道具探しだ。

330七篠 譲葉『リルトランク』:2021/09/03(金) 22:31:57
>>328-329

「街中で『クリスマス』…。
 それをできる知り合い……。正直、私は連絡先を知ってる人が少ないです…。
 一応、知ってる人には連絡してみますが…」

 七篠は困ったような顔をしながら言葉を続ける。

「……今って確か、『夏祭り』やっていませんでしたっけ…?
 そこにいけばいろんな人に協力を仰げるかも…」

331鉄 夕立『シヴァルリー』&『C・セッション』:2021/09/03(金) 23:10:03
>>329-330

「否定する材料など出したくはないんだが…」
「確かに『友人』から、この真夏に『クリスマス』を演じるという茶番にも付き合ってくれるだろう」
「だが、夏祭りで人が集まっているところに行ったとて、一般人の方にどう協力を仰ぐべきだろうか」

精神感応系の『スタンド能力』を持っている友人はいないし、そもそも罪のない一般人を
害がないとは言え、洗脳するのは気が引ける。氷山さんや一抹くんを失うくらいならやるが。
そういった力なしで、どうやって大勢の人たちを煽動できるだろうか。

「ひとまず、オレも友人達の知恵を頼ってみる。これは文殊の知恵ですら難しい案件かもしれない」

332『サマー・フォーエヴァー!』:2021/09/03(金) 23:25:33
>>328(鉄)
『クリスマス』―――
真夏にクリスマスを執り行う事などいくら『スタンド使い』だろうと不可能ではないか………?
いや、少人数なら出来るかもしれないが………町全体となると………

そもそも『土地全体を覆うイベント』の正体とはなんだろうか?

例えば『東京でオリンピックが行われた』といっても、
厳密には東京全体から見れば『ごく限られた場所』で
競技がオリンピックの規定数行われただけである。
『全米が泣いた』といっても全米の面積からみればごく小さい比率を占める
『映画館』でその映画が感動を与えた、というだけに過ぎない。
つまり、『土地全体を覆うようなイベントといっても
多数の住民の認識により、漠然と作られる』という事に過ぎないのかもしれない。

この能力における『夏』の『雰囲気』というのも曖昧なものだ。
『氷山』はどうやらここで『かき氷』になってしまったらしいが、
直接、『夏の風物詩』に触れたわけでもないのではないか?
ただ、『夏のおばあちゃん家』という『民家』全体の『雰囲気』にあてられた結果だとしたのなら、
逆に『冬』の効力にもその曖昧さは適用されて然るべきではないだろうか。

>>331(鉄)
『クリスマス』に一般の方をどう巻き込むか―――

『鉄』の脳裏に、ふと、『サンタクロース』の恰好をしながら、
『トナカイ』を走らせて『プレゼント』を配る姿が浮かぶ。
『クリスマス』とは半ば『強制的』に人々に『行事』に参加させられるイベントなのかもしれない。

まずは、事前に『星見住民』に『行う日を告知』をする。
その夜、多くの者が目撃する空飛ぶ『サンタクロース』と『トナカイ』。
『星見町』全土でそれなりの数の子供に配られる『プレゼント』。
『雪』はこの際、『サンタクロース』周辺の限定的でもいいかもしれない。

実際に子供に『プレゼント』を配るのは
『サンタ』でなくても良いのかもしれない。
最終的に枕元に『プレゼント』が置かれる事が『クリスマス』であり、
(夢を砕くようで申し訳ないが)、現に日本中では殆どの
『プレゼント』がサンタ以外に配られている………

>>329(芦田)
とりあえずなんにしろ『三人』で行うのは無理なのかもしれない。
『ウイルスでイベント自粛気味』という事実は少なくとも『星見町』ではないと思われるが………

>>330(七篠)
とりあえず、『困惑』しながらも、知り合いに連絡してみる『七篠』。

>ALL

                   →フィールドワークミッション『星見町の終わらない夏』
                                       開催トリガー解放!

※※※『クリスマス開催案』を三人が推進するつもりでしたら当ミッションは上記ミッションに移行します※※※
※※※その場合、ここでのリアル進行は、次レスにて一度終了とさせて頂きたく思います※※※※※※※※

なんにしろ、ここで出来る事はもうないのかもしれない。
もし『クリスマス案』に乗るつもりならば、
とりあえず一度戻り、それから、各々、連絡なり、計画を練った方がいいだろう。

もちろん、『クリスマス案』を『出来るはずない』とし、
他の道を模索するのもひとつのやり方だ。
その場合はここに留まってもいい。

333七篠 譲葉『リルトランク』:2021/09/03(金) 23:54:46
>>332

「とりあえず、『クリスマス』をするなら『寮』に催し事の道具とかありそうですし、
 今した連絡が返ってくるまで『寮』でクリスマスの準備をしたいと思います」

 七篠はそう言い、二人に止められなければ『寮』に戻る支度を始めるようだ。

 『ルーズリーフ』を取り出し、眠っている『おばあちゃん』へ帰る旨を書き、
 その後、台所に行くとそのメモ書きを置き、冷凍庫から『氷山さん』を取り出し『バルサの枝』で保温をしてから帰路につくだろう。

334芦田『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』:2021/09/04(土) 00:07:40
>>332
>>333へ同意 こりゃ一時撤退だわ)

「とりあえず、俺のレンタカーに乗って帰るべ。
鉄、おめぇも乗ってけ」

七篠と鉄に、自分の乗ってきた車に同乗するよう言い含め。

「キョロ松(一抹)は、どうすんだ?
いま、あいつ何処かしらでぶっ倒れてるんだろうけど、放置か?
まぁ、まだ暑い時期だから外で寝ても死にはしないだろうけどよ」

蚊とかに滅茶苦茶刺されてそうだな。と、憑依者(一抹)を
どうするか、電話してた鉄へと聞きつつ、こちらも帰り支度だ。

「戦闘とかなくてよかったねー、ウィゴーちゃん」

『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライトだ!
 余り、皆さん役に立てず申し訳ありません。
戻って作戦会議といきましょう!』

335鉄 夕立『シヴァルリー』&『C・セッション』:2021/09/04(土) 00:25:26
>>332-333

「雲を掴むような曖昧な作戦だが…事実、そもそもこの成り行きそのものが不安定だ」
「ならば、この作戦自体も雰囲気を重視することが肝要なのかもしれない」

どちらかと言えば、キッチリとした物事を好む自分の感覚ではあまり慣れないものだが、他に策も思い当たらない。
大勢の命が懸かっているこの状況で、不安は残るが。やるしかあるまい。

「それならば、まずは一旦体勢を整えようか。この民家に『冬』のものは期待できないかもしれない」

七篠さんの案に賛成する。

336鉄 夕立『シヴァルリー』&『C・セッション』:2021/09/04(土) 00:28:08
>>334

「回収して帰りましょう。流石に炎天下、何が起きてもおかしくはないですから」
「手足を縛り付けて、周囲に『フユイチゴ』を置いておけばしばらくは大丈夫でしょうか…」

どちらにせよ、住所は七篠さんと同じだと前に聞いた気がする。
彼女に任せる形になるだろう。

「では芦田さん。お手数をおかけしますが、よろしくお願いします」

自転車を含めて、一旦は自宅へ帰るとしよう。

337芦田『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』:2021/09/04(土) 00:36:54
>>333-336

「とりあえずは七篠の生やす木に任せるしかねぇか。
あと、学生寮住まいだっけか? 寮に置いてある除雪器具とかも
周りに置いてやろうぜ。要は冬の物が肝心で別にスタンド物質に
括る必要はねぇんだしよ」

乗ってきたハイエースで、カキ氷(氷山)と何処かに倒れてる一抹を回収。
GPS機能付いてんなら早めに見つけられるだろうし、なかったらしらみつぶしだな。
で、学生寮に送って冬の道具の設置終わったら帰ってウィゴーちゃんの
手料理食って早めに休むぜ。

てか俺って送迎の為にハイエース運転してきたのか??
 始終ふざけてた記憶しかねぇぞ、おい。

338『サマー・フォーエヴァー!』:2021/09/04(土) 01:03:19
>>333-337
『七篠』は、『おばあちゃん』にメモを遺しつつ、『氷山』を保温し持ち出す。
その後、『芦田』のハイエースに『鉄』の自転車を乗せつつ、
三人で乗り込み、『民家』を去った。

『スイカ畑』の周辺を探すも、『一抹』の姿はすでになく、
近くの民家の前に『割れたスイカ』だけが遺されていた―――
『電話』しても、電源を切っているのか繋がらない。

仕方がないので一行はとりあえず『一抹』抜きで帰路へと着く。

 ………


『夏』―――

ギラギラ輝く『太陽』が、自らがもっとも輝く季節、『夏』である事をこれでもかと主張している。

       ―――『真夏の星見町に真冬のクリスマスを齎す』―――

一同で決めた方針ではあるが果たして本当にできるのか………
ただ、『憑依』されたばかりの『一抹』がすぐに『夏の風物詩化』する事はないだろう。
『準備期間』はそれなりにあるはずだ。

『関わる人が多い』のも、『風物詩』の効力を強める一要因だった。
大規模なイベントにはとにかく人手が居る。
『星見町』で沢山の協力者を募り、なんとか『開催』にこぎつけたいところだ。

『クリスマス』―――

そもそもあまり『長期間』で行うと、『住民』や『警察』からの苦情が来る恐れもある。
であればゲリラ的に『一日』。
『夏の魔物』を退治するための神聖な『Xデー』を決め、
そこに向けて『準備』していくのがベターか。

まず、『星見町全土』をそういう雰囲気にしたいのであれば、『住民の認識』は重要な要素だろう。
『星見町』は広大であり、現実的には人気の離れた山奥や湖の中央など、
その全てに万遍なく『冬』を齎すのは困難だ。
であれば、住民の多数の意識が『その日、星見町で冬の行事をやっている』という意識を持たせる事で、
『星見町全土』に『冬の雰囲気』の意識のヴェールを纏わせる事が望ましいだろう。

ただ、それはあくまで半信半疑の『ヴェール』。
実際に納得できるような『クリスマス』を行う事で補強しなければ、『冬の意識のヴェール』は霧消してしまうだろう。
以上を満たすには『星見町住民』になるべく自然な形で『クリスマス告知』できる『広報』が必要という事だ。
『スタンド能力』や『それができる立場』、『草の根活動』や『マネーを用いる』などが考えられそうだ。

そして、『サンタクロース』の出動の他にも
『クリスマス』を補強できる行動はどんどんやった方がいいのだろう。
『イベント』の開催や、町を彩る種々の飾りつけなど………

別に必ずしも『スタンド』を用いて行う必要はない。
どんな人物にも様々なやり方で、何かしら『協力』できる事があるはずだ。

   ワックワーク
『出来るはずもない』と言われた任務だが、
 実行するのであれば多くの『人員勧誘』を行わなければならない。
                 フィールドワーク

凶悪な『夏の魔物』を退治するには 『星見町』の力を借りる必要があるという事だ―――


                  『サマー・フォーエヴァー! 〜民家編〜』→終了
                           『星見町の終わらない夏』→開始

339『サマー・フォーエヴァー!(残暑)』:2021/09/04(土) 01:36:19

―――時は少しだけ、遡る。


                               ゴトッ

『一抹』の『安息』を途切れさせてしまったのは、持っていたものを落としたからだ。
『安息』時は意識が朦朧としている。何かを持っていれば落として当然か―――

落としたものはどうやら置いた『スイカ』に直撃し、それを割りつつ、
更にその勢いで大きく跳ねてしまったようだ。

『安息』が途切れた『一抹』は落としたものの末路を見る。
………それは『スマホ』だ。寸前まで電話してて、思いついたように
『安息』に入ったのだから当然、『スマホ』は持っていたままだったか………

跳ねた『スマホ』は当たり所が悪かったのか画面に大きなヒビが入り、つかない。
仮にSDカードのようなものを使用していても、後で壊れていた事が分かるだろう。
一応、『スマホ』は回収するが、『通常の修理』では直らない予感がした。
もしかすると『スイカ泥棒』の報いなのかもしれない。

とはいえ、『安息』を挟み、落ちついた今、とにかく『夏を楽しみたい』という思いに捉われている。
『夏の魔物』のアレコレを忘れたわけではないが………
『夏のホラーの象徴』のような『夏の魔物』に対しては『夏を愛する者』としては『親近感』しか湧かない。
また、先んじて『夏の風物詩』になった『氷山』に関しては
羨望の思いはあれど、『戻す』事などはもはや考えられなかった。

『一抹』の思考は夏の『吸血鬼』に噛まれた『屍生人』のようなものだ。
言うなれば通常の『人間』に反抗する『夏ゾンビ』だ。

そして『一抹』は『冬の風物詩』にも強烈な嫌悪感を抱くようになっていた。
『夏を味わう事を邪魔』したり、『冬の風物詩を広めよう』としている者に対してもそれは同様だ。

ただ、一方で、『鉄』や『七篠』への記憶を失ったわけではない。
会ってしまえば『嫌悪』に支配されるので、会わないよう、
山奥で『向日葵の種』やスイカを盗んで『最低限の夏を堪能』して、
ひっそりと暮らすのもいいのかもしれない。

以上の状態をしっかりと『理解』出来ているのならば、
どうするのかは後は『一抹』の判断だろう。

とりあえず、『一抹』はここを去る事とした。
これから何かするには流石に『一抹』は疲れすぎていたからだ。
全ては、また、今度―――体力的にも『安息』してからがいいだろう。


                       『サマー・フォーエヴァー!(残暑)』→開始

340『??・???』:2021/09/04(土) 02:11:16

―――時は少しだけ、後になる。

・・・・ガッ
          ・・・・・ガッ
  ・・・・・ガッ
                 ・・・・・ガッ

        ・・・・・ガッ

                      ・・・・・ガッ


          『ガッテンデェ―――――――イッ!』

『七篠』達が去り、少しの間が空いた後・・・・
絵日記があった『本棚』の部屋で一体のスタンドが飛び出してきた
『さんずさん』と呼ばれた彼。彼の『主』はすでにそこには居ない

          『カァア―――ッ!ヤット出テコレタゼェ!』

『氷山』が活動を停止した今、スタンドである『さんずさん』も停止するはずだが・・・・
いや、『自我がある』分、『夏の堪能』に屈しなかったという可能性はあるだろう
『さんずさん』は『江戸の岡っ引き』の精神性を持つ
『江戸時代の岡っ引き』にとって、『昭和の夏の象徴』である
『夏休みの田舎のおばあちゃん宅』は郷愁漂う古き良き時代というより、もはや『未来』だ

      『寺子屋ニ! 「夏休ミ」ハ無ェンダヨォ―――――ッ!!』

『さんずさん』はそう一人ごちる
『夏の風物詩』も『江戸時代』に無かったものも多く、
『さんずさん』は『夏』の影響をあまり受けていなかった―――
それでも『主』である『氷山』の精神が働いていた時は
『さんずさん』は彼女に従うしかなかったというところか

今、『氷山』も『夏の魔物』も、彼のもとから離れている
『氷山』が死んでいるのか生きているのか微妙な状態である為、
疑似的に『完全自立型スタンド』となっているという事なのかもしれない

『さんずさん』には『七篠』達の会話がすべて聞こえていた為、『流れ』はすでに分かっている
その上で、どう行動するか―――それは『さんずさん』次第となるだろう


        『「さんたさん」テノモ、悪カネェ――カァ?』


冗談とも本気ともつかぬ呟きとともに
『さんずさん』は『民家』を後にする・・・・・・・・・


                             『エド・サンズ』→TO BE CONTINUED・・・

341『星見町の終わらない夏』:2021/09/04(土) 22:11:33
以下をこのミッション(『星見町の終わらない夏』)のルールとして提示いたします(告知スレ)。
これに沿って、ミッション進行していただければ幸いです。

ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453051014/745-746n

もし可能ならば、『民家編』に参加いただいた『七篠』『芦田』『鉄』が、
『軸』として『参加者』をまとめて下されば幸いです。
『軸』となる『参加者』は『希望』にあわせて『追加』や『削減』していただいて構いません。
連携をとって進めて頂ければありがたいです。

342『サマー・フォーエヴァー!(残暑)』:2021/09/04(土) 22:14:01
☆ ★ ☆『サマー・フォーエヴァー!(残暑)』のルール!☆ ★ ☆

※現在の参加者は『一抹貞世』です。『一抹PL』はご確認ください※
※また、『一抹PC』に絡む方は確認しておいてもいいかもしれません※

・基本的な『心理状態』は【>>339】となります。これを元にロールをお願いいたします。
・『氷山』と同様に『一抹』に対しても『夏の魔物(サマー・フォーエヴァー!)』が観察しています。
 『一抹』には全く認知が出来ない点、『絵日記』を書く点、
 基本は『影』に隠れている点、『夏以外の風物詩』を厭い遠ざかる点、
 『干渉は出来ない』点などは同様です。
・また、『一抹』は現在、体の表面だけがうっすら『白い煙』のように変わっています。
 これにより体が軽くなり、『通常の人間の中でも足が速い部類』となり、
 また、『跳躍力』が上がっています(真上に跳んで2m程度)。
・これは『氷山の症状』同様、『夏を満喫』し続ける事で少しずつ『進行』してきます。
 具体的には『夏を満喫した』活動履歴をこのスレに貼り付ける事で、『進行』する事があります。
・提示した心理状態を遵守して頂ければ、行動に制限はありません。
 野バトルをしても構いませんが、通常のマナー同様、嫌がる相手を無理やり襲う行為はお止め下さい。
 判定などは『一抹PL』が行って構いませんが、
 不明点やどうしても必要時はお呼びいただければ対応いたします。
・希望するならば、『クリスマス開催日』を狙って乱入する事も可能です。
・『このスレだけでミッションの全貌が分かる』のが理想ですので、
 このミッションに関わる全ての事項はここで行うか、『URL』を貼って下さい。
 質問などPL的な行動もこちらで構いませんし、関連する行動をここで行うのも構いません。
・活動中、GMが突然、『乱入レス』を行うかもしれないことをご了承ください。

343『星見町の終わらない夏』:2021/09/04(土) 22:15:30
★『さんずさん』のルール ★(氷山PLへ)

・『氷山あきは』は無事、『かき氷』化して、その精神は停止しています。
・ただ、自我を持つ『エド・サンズ』はその精神を『江戸』に特化する事で、
 昭和以降のイメージである『夏の風物詩』としての『田舎のおばあちゃん家』の影響を
 最小限に留め、なんとか逃れる事が出来ました。
・『エド・サンズ』は一時的に自立型スタンドのように射程距離を気にせず行動できます。
 『DF』などもありません。また、『身体破壊』してしまうと、『通常の方法』では回復しません。
・一体の『PC』として好きなように行動して頂いて構いません。
・『このスレだけでミッションの全貌が分かる』のが理想ですので、
 このミッションに関わる全ての事項はここで行うか、『URL』を貼って下さい。
 質問などPL的な行動もこちらで構いませんし、関連する行動をここで行うのも構いません。
・活動中、GMが突然、『乱入レス』を行うかもしれないことをご了承ください。

344甘城天音『ビター・スウィート・シンフォニー』:2021/09/05(日) 17:55:22
質問なんですが
今、自分と一抹さんは『自由の場』で列車に乗っています

ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1621051851/351-358
(一応ここまでの流れ)

『夏の魔物』に憑依された人間は星見の外に出ようとすると見えない壁に阻まれるようですが、
このまま列車が星見の外に出ると、一抹さんは高速で壁に叩き付けられ肉塊となり、
列車の走る勢いで肉を削がれ、最終的に壁と列車の間に圧し潰され惨たらしい死体となってしまうのでしょうか…!?
自分のせいで一抹さんが死んでしまったら悔やんでも悔やみきれません

345『星見町の終わらない夏』:2021/09/05(日) 19:14:07
>>344(甘城)

Q.『夏の魔物』に憑依された人間は星見の外に出ようとすると見えない壁に阻まれるようですが、
  このまま列車が星見の外に出ると、一抹さんは高速で壁に叩き付けられ肉塊となり、
  列車の走る勢いで肉を削がれ、最終的に壁と列車の間に圧し潰され惨たらしい死体となってしまうのでしょうか…!?
  自分のせいで一抹さんが死んでしまったら悔やんでも悔やみきれません

A.その解釈で構いません。もし列車に乗ったまま『一抹PC』が星見町を出てしまえば、
  高速で壁に叩き付けられ肉塊となり、列車の走る勢いで肉を削がれ、
  最終的に壁と列車の間に圧し潰され惨たらしい死体となってしまいます。

 『夏の魔物』が『一夏に二人までしか憑依しない』という情報もありますが、
 それはあくまで『はすやばん』が収集できた範囲での情報ですので、
 更に『憑依者』が増える可能性はあります。
 なので、もし、『一抹PC』が、高速で壁に叩き付けられ肉塊となり、
 列車の走る勢いで肉を削がれ、最終的に壁と列車の間に圧し潰され惨たらしい死体となった場合、
 『夏の魔物』が次の『夏の堪能者』に憑依するかどうかは未知数です。

 というわけで、
 『一抹PC』が、高速で壁に叩き付けられ肉塊となり、列車の走る勢いで肉を削がれ、
 最終的に壁と列車の間に圧し潰され惨たらしい死体となった際には、
 それらの『判定』を致しますのでGMをお呼びください。

 ちなみに、『一抹PC』は『星見町を出る』事を本能的に『嫌っています』。
 慣習的には先に居た甘城PLが『列車』の進行など『場の状況』を決められますし、
 なんらかの方法で『一抹PC』に『星見町から出る列車』だという事を教えてあげれば、
 勝手に『一抹PC』は場を離脱するでしょうから、
 甘城PLのせいで一抹さんが死んでしまって悔やんでも悔やみきれなくなる事はないはずですよ。

346甘城天音『ビター・スウィート・シンフォニー』:2021/09/05(日) 19:44:55
>>345
回答ありがとうございます
一抹さんも、こちらが言うまでもなく降りるようですし
あらびき肉団子と化した一抹さんの凄惨な死体を見せられたり殺人の容疑者になったり
魔物に憑りつかれる事も無さそうで安心しました

347塞川/烏丸:2021/09/08(水) 18:53:38
【他】『告知スレッド』 その1
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453051014/746
の『委託参加』制度にて、下記2名のPCの委託参加をお願いします。
各PCが連絡を受けたスレッド及びやり取りを併記します。

塞川唯『クリスタライズド・ディスペア』
【場】『 PC間連絡スレ ―星間通信― 』【他】
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1456056964/248-276

烏丸香奈枝『シュリンガラ』
【場】『 PC間連絡スレ ―星間通信― 』【他】
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1456056964/293-297

行動の内容は、それぞれ連絡を貰った相手PCへの協力という形でお願いします。(なんでもいいです)

委託対象者は、それぞれ連絡をしていただいたPCのPL
(塞川→鉄PL 烏丸→小石川PL)
を希望しますが、負担が大きい内容になるかと思いますので、
各PLからの積極的希望がなければ、どちらもGMに一任します。
結果的に動かなくても問題ありません。よろしくお願いいたします。

348『エド・サンズ』:2021/09/08(水) 22:53:37

>【場】『 私立清月学園 ―城址学区― 』 その2
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1614349342/218-234

村田と会話し、協力関係を深める『エド・サンズ』
協力者の輪が広がっている事を知った『エド・サンズ』は
スタンドである自分にしか出来ない事をなす事にした!

>【その夜】
特別な才能のない人間には決して見えないその身を利用して、
夜の住宅街を駆けまわる影があった
彼は時に『四方梯子』を、時に『鉤縄』を駆使して民家に侵入し
寝ている子供たちの枕元に『手紙』を置いて立ち去っていく・・・・
それを幾度も幾度も繰り返す・・・・季節外れの『クリスマス』を広める為に

【めりぃ くりすます
 近く 本物の『さんたくろおす』が お前のもとに来る
 12月を待つ必要はねぇ 残暑の『くりすます』も悪くはないだろう】

こうして、怪談めいた『怪文書』が子供たちの間に流布する事となった・・・

349『エド・サンズ』:2021/09/08(水) 23:14:06

>【個】『星見FM放送』【場】
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1619194604/58-59

――――ある日のラジオ番組。
その放送を聞いていた『スタンド使い』達は聞きなれないノイズを聞く
それは君達『星見町のスタンド使い』に対する『呼びかけ』のようにも聞こえた

『ヨ〜〜〜ウ、星見町ノスタンド使い達・・・元気カ?
 今、俺ハ「スタンド使い」ニシカ聞コエナイ声デお前ラニ話シカケテルゼェ』

『知ッテル奴モイルカモシレネエガ、コノ町ニハ「夏の魔物」ッツーヤバイスタンドが存在スル
 一夏ニ一人カ二人クライ・・・・無差別ニ攻撃シテ、ソイツノ存在ヲ消すヤベー奴ダ』

『今マデハスタンドを使エネー一般人ガ攻撃サレテ、人知れず姿ヲ消シテイタガ・・・・
 今回は「スタンド使い」ガ襲ワレタ・・・・オカゲデ発見スル事ガ出来タンダケドナァ』

『コイツの弱点ハ「冬の風物詩」ダ
 ダカラ俺達ノ仲間ガこの町ニ「冬の風物詩」・・・・「クリスマス」ヲ広メルタメニ動イテイル
 ハッ・・・・季節外れの「夏のクリスマス」ッテ奴ダゼ!』

『オイ! ソコノお前! 「夏のクリスマス」ナンテ馬鹿ラシイ、ドウセ俺ニハ関係ナイナンテ思ウナヨ?
「夏の魔物」が生キテイル限り・・・・次に標的にナルノハお前カモシレナインダカラヨォ!
 ダカラ・・・・・コノ放送ヲ聞イテイル「お前」・・・・「星見町のスタンド使い」デアル「お前」ニモ協力シテモライテェンダ!』

『俺達ノ仲間ハ「駅前の掲示板」ヲ使ッテ情報ヲヤリトリシテイル
 ・・・・この町ニ潜む悪意・・・・「夏の魔物」ヲ打ち倒すタメニモ、是非協力シテ欲シイ』

『以上ダ 頼ムゼ、「星見町のスタンド使い」』

この放送を聞いていた者は多いかもしれないし、少ないかもしれない
もしかしたら誰も聞いていなかったかもしれない
だが、確かに『彼』はこの町の・・・・『星見町のスタンド使い』に呼びかけていたのだ

350芦田『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』:2021/09/08(水) 23:24:45
『鉄』と『七篠』が清月学園で他の奴等に夏の魔物退治の為
星見街冬企画の説明する傍ら、俺って探偵事務所の一員だからよ。

『はすや兄』の現在の居場所なり、ちょっと調査するぜ。
まだ生きてるんなら、夏の魔物と直接因縁あるんだ。幾らか手伝いに
協力してくれるだろう一般人としては有力だからな。

学園での話し合いは、学生が(ヤジ『一般人』/小林 丈『リヴィング・イン・モーメント』)
やれば良いんだしな。依頼主(ヤジ)には『はすやのノート』は渡してるぜ。

351一抹 貞世『インダルジェンス』:2021/09/10(金) 01:35:09
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1621051851/351-364

夏休みの宿題として『ポケットショット』を作りました。
次の『工作』はどうしようかな。

『さんずさん』の生存確認。星見町のスタンド使いたちに『クリスマス』宣言をされてしまいました。
『冬のムード』が流れたら寮の襲撃をするとしましょう。
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1619194604/58-60

352『最中派閥』:2021/09/10(金) 22:53:20
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1607077443/589
『駅前』及び、『歓楽街の大人のお店』等にクリスマス装飾が出現しました

353小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2021/09/11(土) 00:29:56
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1614349342/235-270

屋外で使用可能な『業務用アロマディフューザー』を『100台』レンタル。
レンタル料金として『100万円』を支払う。
送付先は『自宅』。

354朱鷺宮親子:2021/09/11(土) 00:57:38
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1614349342/250-266

二人で学園内にて「文化祭をクリスマスにする」という活動を実施。
文化祭をクリスマス一色にすべく活動中。

355七篠 譲葉『リルトランク』:2021/09/11(土) 05:54:22
【場】『 PC間連絡スレ ―星間通信― 』【他】
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1456056964/247-269
上記にて、連絡先を知っている知人2名(関 小石川)に『街中』を『クリスマス』にしたいと呼びかける。
関発案:『町内放送でクリスマスソングを』→未実行
小石川発案:『街中にクリスマスの香りを』→後記にて調達実施済

【個】『学生寮 清月館』
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453647077/695-710
にて、『かき氷』となった氷山をペットボトルに詰め冷凍庫の一番下に入れ、器を自室のぬいぐるみの後ろに隠す。
途中、大神との会話により『寮』のクリスマス用品はおそらく『常原』なる人物が知っていそうだと発覚する。
大神発案:『マスコミでクリスマスを広めよう』(校内新聞やラジオ)→未実行
七篠提案:『クリスマスの奇術師』→未実行

【場】『 私立清月学園 ―城址学区― 』 その2
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1614349342/235-270
にて、小石川発案の『街中にクリスマスの香りを』の『業務用アロマディフューザー』の調達を行う。
途中、朱鷺宮親子の『ミニスカサンタ』による『文化祭をクリスマス』にするチラシを受け取る。

(各『クリスマス』案については仮称であり、実行の有無については七篠視点です)

356『星見町の終わらない夏』:2021/09/12(日) 09:03:09
>>347(塞川/烏丸)
返答遅れて申し訳ありません。『委託』について了承しました。

>鉄PL
>小石川PL
『鉄PL』と『小石川PL』は、『塞川/烏丸PC』について、
『委託』を受けられるかどうか、こちらに返答頂ければ幸いです。

357『星見町の終わらない夏』:2021/09/12(日) 09:08:34
>レスURL貼って下さっている方々
ありがとうございます。
もし、単に貼るだけでなくGMからの返答等欲しい場合は、
明記して頂ければ対応いたします。

【記録】朝山GMと『雑談スレ』にて夏ミ関連ミッションについての話しあい
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453047323/475-n

358『星見町の終わらない夏』:2021/09/12(日) 11:17:24
>>351
『一抹』は夏を満喫する―――

『一抹』の白い肌はそれにともない、モコモコと形のない『白い煙』のように変質していく。
そして意識すると『四肢』の一本くらいは完全に『煙』化出来るようになっているようだ。

『白い煙』になっても元の身体の性質を有しており、『足』でも問題なく歩けるし、
『腕』なら『腕』で何か持つ事も可能。一方で関節などもなく、自由な角度で身体として動かせる。
いわゆる物理的な干渉はすり抜けてしまう。『何か』するのなら有用かもしれない。
『煙』化や、その解除には『2,3秒』のタイムラグが必要となる。
弱点は『強風』。強力な『風』により、『煙』は吹き飛ばされてしまう。

――――――――――――――――――――――
8月11日                  はれ
――――――――――――――――――――――
 さだよが れっ車にのって 夏やすみの
 しゅくだいを がんばりました
 でも れっ車は ほしみ町を 出そうだったので
 あぶないところでした
 ほしみ町にいるのが いちばん たのしい事なので
 ぼくも さだよも ぜったい ほしみ町 にいます
――――――――――――――――――――――

359小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2021/09/12(日) 13:16:37
>>347

了解しました。
『小石川』に協力するという形で『委託』をお引き受けします。

>>356

『委託』を引き受けます。
当方のキャパシティに余裕がない場合は、
改めてGMにお願いするかと思います。

360小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2021/09/12(日) 13:23:55
>>347
>>359

『委託中』は、
烏丸PCは当方が動かす形とさせていただきます。
もしレスをしたいという場合がある時は、
烏丸PL自身に動かしていただければと思います。

361鉄 夕立『シヴァルリー』&『C・セッション』:2021/09/13(月) 23:56:12
>>356

何か必要な際に、名前を出したり鉄と共に行動をさせるという点での『委託』であれば、承知しました。

>GM

【場】『 大通り ―星見街道― 』 その2
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1586906856/731-748

での会話の流れで、『クリスマスイベント』をそれぞれ
『文化祭として学校に申請』『寮にも協力を申請』『市役所にも市街の飾り付けを申請』。
判定をお願いします。

362『星見町の終わらない夏』:2021/09/14(火) 00:32:44
>>360-361(小石川&鉄)
『委託』の了承ありがとうございます。よろしくお願いします。

>>361(鉄)

『鉄』は『文化祭として学校に申請』、『寮にも協力を要請』、
『市役所にも市街の飾り付けを申請』する。

まず、『寮』に関しては、首を傾げられはしたものの、
自主性を重んじている場所という事もあり、
『他の住民から文句が出なければ』、今からでも飾りつけて構わないという事だった。

『文化祭として学校に申請』だが………
『文化祭』の時期は今の『夏』ではなく、もう少し先、『秋』に行うようだ。
当然、年間行事として組み込まれており、よほどの理由がないと変えられないだろう。

そして『市街の飾り付け』もまた同様―――
『未成年』である『鉄』が『夏』に『クリスマスイベント』を行いたいから市街の飾りつけを行いたい、
と訴えても、残念ながら、市の担当者には相手にもされなかった。

全般的に足りないのは、あるいは『世論』かもしれない。
『世論』が形成されていれば『市役所』も、あるいは『学校』だって動いてくれる可能性はある。
『夏にクリスマスイベントを行う』、何か、分かりやすい、適切な『理由』を考えて、
『影響力のある誰か』や『何か』を用いて拡散する―――例えば、そういう事が必要なのだろう。
もちろん、それは『スタンド能力』でもいいのだろうが―――

363『星見町の終わらない夏』:2021/09/14(火) 00:53:41
>>362(鉄)
文化祭の『時期』については当ミッションだけでなく、
『学校の設定』に関わって来る事なので一時保留にさせて下さい。

ただ、文化祭が近日行われるにしても、
『学校全体をクリスマスカラーにする』のは、
『教師の納得&学生の大半の賛同』が必要となる判定とします。

364ナイ『ベター・ビリーブ・イット』『ディスタント・ラバー』:2021/09/14(火) 02:50:05

活動報告


【場】『 歓楽街 ―星見横丁― 』 その2
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1607077443/559-

このあいだは紙を配ったぞ!
(クリスマス宣伝のチラシ配り。なお、内容は怪文書の模様)



【個】『烏兎ヶ池神社』【場】
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1549033452/477-

神社がクリスマス風に!
(なお、ナイは何もしていない模様。ちなみに神社の人には無断である)

365村田瑛壱『ディズィー・スティック』:2021/09/14(火) 21:39:23
【場】『 PC間連絡スレ ―星間通信― 』【他】
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1456056964/326-342

アリーナの『漣派』、『冬川 凍』に委託し『150万円』ぶんのクリスマス用の飾りを発注した。
これでおそらく街中にクリスマスカラーを配置できるはずだ。
うち『50万円』ぶん(金額から言って、全体の1/3程度?)は過去に『クリスマスで使用された事のある』ものである。

一度でも『クリスマスを経験したことのある物品』のほうが『夏の魔物』に効くのではないか?と考えたからだ。
集める手間が一緒なら、試してみる価値はある。

366鉄 夕立『シヴァルリー』&『C・セッション』:2021/09/14(火) 22:32:13
>>362

判定ありがとうございました。

367『星見町の終わらない夏』:2021/09/15(水) 02:23:46
>>366(鉄)
『文化祭』の開催時期に関しては、以下の確認をさせていただき、
(ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453047323/482-485n)
GMとしてもPC間の自然なやりとりで決めて頂いて構わないとの判定といたします。
それに伴う学校の判定は、>>363を参照ください。

ただ、すでに同時並行で話が進んでいるため
多少整合性のあわない部分が出てきているかもしれませんが
『勘違い』などを利用うし、上手い具合に調整ください。

回答がブレてしまい申し訳ございませんが、よろしくお願いします。

368『エド・サンズ』:2021/09/19(日) 21:49:28
【個】『烏兎ヶ池神社』【場】
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1549033452/513-535
水宮アリア『ブラッディー・マリー』と交流を深め、
『クリスマス』で歌の協力をしてもらう約束をする
あと、何故か神社の一部が破損しました(老朽化が進んでいたのかな?)

369小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2021/09/21(火) 18:55:25
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1606787541/492-501

『呼び出し』を受けて『H城』に出向き、
『奇妙なウサギ』を『ゾッ』とさせた。
後日、『星の味金平糖 冬の味』が販売される予定。
食べた者は『冬の情景』を感じ、
『冬らしい事』をしたい気持ちが少しだけ強まるらしい。

370『星見町の終わらない夏』:2021/09/21(火) 23:14:57
【お知らせ】

①開催時期:
当ミッションは、文字通り『時期外れ』になるのを防ぐため、
一応は『9月30日(木)』までで、『場所スレ』での『準備期間』を終了とさせていただきます。
(とはいえ伸ばさない理由はそれだけですので、住民皆様の賛同を得て、
 『10月になっても町全体で夏だという事にしていただける』のであれば延長は問題ありません。
 希望多数の場合はお知らせください)。

②10月以降について:
告知したとおり、
(ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453051014/745-746n)
『10月』からは『残暑ギリギリのXデー』に行う、
通常イベント(ミッション)に移行するのが『GMのひとつの想定』です。

ただ、あくまで『ひとつの想定』であるので、
もし、参加者皆様が『準備期間全般』が『冬を創り出す行為』であり、
基本的に『文化祭や町中を飾り付けする』という形を中心とし、
『特別な一日(くらい)のイベントなどは必要としない・行わない』というのであれば、
皆様が『フィールドワーク活動』で行った冬を広める行動を改めて提示して頂き、
それをもって『星見町を冬で満たせた』かどうか判定する方式でも構いません。
(逆にひとりでも『Xデーをやりたい』のならば、その方向けに行います)。

③各自まとめの提案:
いずれにせよ、延長などなければ『あと10日』しかありません。
あくまで『任意』の提案ですが、各PLが『まとめ』の意味を籠めて、
『自PCが今何をやっているか・何を考えて動いているか』
『今後の展望』『最終的に10月からどういう方式の進行を想定しているか』
『その他いろいろ』
などをこのスレに書いて頂ければ、今ある『ルート』が可視化され、
足りないもの、補強することなどが分かり、
スムーズに『連携』をはかれるかもしれません。

④質問・提案募集:
また、GMの判定が必要な部分や、具体的なイベントの進め方、
『こういう事がしたいが可能か』などの質問・提案などは随時受け付けております。

371氷山:2021/09/22(水) 00:13:07
>>370

イベント進行、お疲れ様です
PLとしましては『Xデー』という形で『クリスマスイベント』を発生させ、
各自1レスでもイベント中に準備してきた行動を『発動』させるという形が望ましいかと思っています

また、以下に現時点での自PCの行動と今後の方針をまとめました

『エド・サンズ』
メインストリームとは別に遊撃隊として行動中
『Xデー』が始まった場合、『さんたさん』として乱入し
一般人の子供達に対して不可視の身で『プレゼント』を配る予定
・聖歌⇒水宮アリア『ブラッディ・マリー』の協力を得て、歌を歌ってもらう予定
・プレゼント⇒まだ用意していない(どうしよう?)

赤月『サクソン』
鉄夕立『シヴァルリー』と協力関係を結んでいる
現在、暴走した一抹貞世『インダルジェンス』と戦い敗北中
『Xデー』内で一抹との再戦機会があれば再度勝負を挑みたい

小翠『タキシードムーン』
小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』に協力している
『Xデー』では小石川の要請に応じて働く予定

372七篠:2021/09/22(水) 08:04:36
>>370

お疲れさまです。
PLとしましては氷山さんに同じく『Xデー』がある方が望ましいと思います。
お祭り感がありますし、『冬』が満ちたかどうかがはっきりとわかりやすいと思います。

続きまして、現時点のPCの行動及び方針を記載させていただきます。

七篠 譲葉『リルトランク』
・現在一抹PCを拘束中。
・小石川PCと『アロマディフューザー』の調達を行った。今後設置等を行う予定。>>355
・関PCとの交流を予定。

飯田 咲良『シスター・ゴールデンヘアー』
・校内放送があったこととについては知っている。
・行動予定未定。

眠目倫『ノワール・デジール』
・関PCの要請により、『冬』仕様のネイルを割引価格で施術中。
・『最中派』の夜の蝶たちを主な顧客として利益を上げている。
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1607077443/590
・今後もネイル割引の継続を予定、一般人に『冬』の装いが増えるイメージです。

合歓垣 瑛『ブラス・コンストラクション』
・『冬』について知らない
・可能であれば『演奏』を行う形で参加できるようにしたい。
(PLとしては『あわてんぼうのサンタクロース』あたりを『演奏』させたいです)

373朱鷺宮親子:2021/09/22(水) 19:13:19
>>370
どうもお疲れさまです。
こちらでも朱鷺宮親子の行動を考えておきたいと思います。

朱鷺宮笑美
朱鷺宮涙音両名

学園内でクリスマスを宣伝する活動を継続。
『アロマディフューザー』の設置に協力する予定。

374『エド・サンズ』:2021/09/22(水) 22:53:33
【場】『 大通り ―星見街道― 』 その2
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1586906856/772-788
美作くるみ『プラン9・チャンネル7』にラジオ番組の件で謝罪し、
『クリスマス』で子供たちに配るための『プレゼント』を用意してもらう約束をする

375一抹 貞世『インダルジェンス』:2021/09/23(木) 00:01:57
>>370
【場】『学生寮』
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453647077/778
にて『捕獲』されて『何処か』に投獄される予定です。
『クリスマス』当日に『脱獄』して赤月ちゃんを返り討ちにした後、『サンタ』さんを倒しに向かいたいです。

376朝山:2021/09/23(木) 15:23:05
>>370
お疲れさまです。上記に伴って『xデー』を希望させて頂きます。
現在の活動報告をさせて頂きます。

朝山『ザ・ハイヤー』
・清月学園にて、教師に対し冬の文化祭の開催の訴え(成果:低と予想)
その後、小林達PCの説明を受け。冬の文化祭をする告知のチラシを
普段悪の首領として大通りでビラ配りをしてる場所で行う予定(成果:不明)

芦田『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』
・『はすや兄』の生死の行方、所在地を今の期間まで調査。
判明次第、死亡してればヤジへ報告。生存してる場合は、そちらに赴き
今まで起きた事を踏まえて協力の要請をする予定。
また、『欲の部屋』にて供与者にxデーのみクリスマスの飾り付けを願う予定。

遊部『フラジール・デイズ』
・小石川PCより『アロマディフューザー』の設置の連絡を受け
今後設置等を行う予定。『レコーダー(エクリプス残党)』が一名
何食わぬ顔で遊部の友人として同行する予定。

小林『リヴィング・イン・モーメント』&ヤジ
【場】『私立清月学園』272-275よりエド・サンズの『60万』
小林の↓所持金
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1465476899/36
『99万』を合わせ『159万』をで新聞・テレビ・ラジオにて全資金を投入して
『xデー』前日より『冬の風物詩の開催』を放送する予定。

NPC『アリーナ(フーヴィアン派)』
・一抹PCを総合グラウンド地下闘技場にて軟禁。一週間程の予定
簡易の食事、寝台と時計以外は、ほぼ夏に関するものと外界の情報を
遮断する形での幽閉。見張りは二名程で交代しながらとなるが隙も幾らかある。

377『エド・サンズ』:2021/09/23(木) 19:54:33
【場】『 星見スカイモール ―展望楼塔― 』 その2
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1614349479/241-261
合歓垣 瑛『ブラス・コンストラクション』との交流にて、
『クリスマス』当日に『トナカイ役』として空を飛んでもらう約束をする

378佐々木澄絵『ヒューマン・クレイ』:2021/09/25(土) 13:09:45
【場】『 歓楽街 ―星見横丁― 』 その2
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1607077443/636-646
上記にて、飯田 咲良『シスター・ゴールデンヘアー』との交流で『冬』の花や『サンタ』を模した陶器を販売。
フリーマーケットで『冬』を広めた。

379『星見町の終わらない夏』:2021/09/25(土) 14:39:50
>>371-373
>>375-376
ご意見ありがとうございます。

10月からのミッションは今のところ、以下のような形にする予定です。
ご意見があれば流れ調整を検討いたします。

①『Xデー前日までの動きの披露』
・各自、『冬』を最終的に実際どのように広めたかを改めて披露する場面です。
 披露の形式はどのようなものでもかまいません。
 (箇条書き・実際の動きのレス・このスレに貼ったものへのアンカー・URLなどなど)。
 他者の許可などが必要なものなど微妙な部分は事前にGMに行動成否の
 確認をしておいた方が無難かもしれません
 (ぶっつけ本番だとその場で否定する可能性もあります)。
・動きをしたのが他PCのものでも、そのPLがいなそうであれば、
 他PLが主張して頂いて構いません。
>>376(朝山PL)で述べて頂いた動きもここで披露して頂ければと思います。

②『Xデー当日(昼・夜)』
・もし『昼パート』に、町で『特定のイベント』を行うのであればここで行う事が可能です。
 不要ならば、抜かして『夜パート』へ移行します。
 その旨を事前にお伝えいただくと進行がスムーズです。
 (『文化祭』についてはあくまで『通過点』で『Xデー』に行うものではないと
  GMは思っていますが、もし違うのであればお知らせください)
 『特に具体的な【催し物】はないが飾りつけした町で
  みんながロールを行う事でそのロール力をもって夏の魔物を締め上げる』と
 いうのならそれはそれで構いません。
・『夜』パートは『さんたさん』が協力者たちの力を得て、『プレゼント』を配布するパートとなります。
 事前募集した『子供NPC』、それとは『GMが繰り出す子供NPC』に順次、『プレゼント』を配って下さい。
 あとこのパートは『子供だと思うPC』も『プレゼント』待ちして構いません。

③『その後………』
 上記動きを全て考慮、判定を行い、
 そのまま、『ミッションの終わり』へと進んでいきます。
 場合によってはそれなりに長くなるかもしれません。

380『星見町の終わらない夏』:2021/09/25(土) 15:32:55
【その他色々なお知らせ】

①『判定基準のヒント』
・いくらかのレスで示唆しているので、おさらいになりますが、
 『冬の風物詩』そのもので直接『星見町全土』を覆うのは無理がありますので、
 『星見町民全体の世論』が『今、星見町で冬のイベントが行われている』というふうに
 思うことで『概念的』に『星見町全土を冬で覆う』必要があります。
・ですので冬の雰囲気を整えた後、明確に『この日、星見町でクリスマスが行われる』と
 多くの人々に認識される『Xデーの昼イベント』はひとつの有効な方法となりえます。
・また、これもレスで示唆していますが、『星見町全土』にこちらから満遍なく
 向かう事が出来る『サンタ行脚』も非常に有効です。
 『クリスマスに強い関心を抱かなくなった大人』の思いより、
 『サンタを信じる無邪気な子供の心のパワー』の方が強いと考えられます。
 逆に言えば『サンタをホンモノじゃあないと疑う心』や、
 『明らかに不満なプレゼントを渡された時の不信感』は出来るだけ減らした方がいいでしょう。
 逆に『シルエットだけでも空を飛ぶソリとサンタとトナカイ』
 『機械もないのにサンタと共に降る雪』あたりをとりあえず目撃させるなどは有効でしょう。
 当然、すべてはホンモノじゃなくても構いません。
・その他、人間、『超常的なこと』は強く印象に残ります。
 『クリスマス』という幻想的なイベントに紐づけ、
 『妄想クロスワード』に立ち向かうかのように些細な事でも
 『スタンド』を有効利用できないか検討してみるのも手かもしれません。
・『PC』だけではあまりにも難しい事は『NPC』や『GM』に打診してみるのもアリかも。

②『文化祭』・『市街』の飾りつけ許可
・『文化祭』全体への飾りつけの『許可』
 および、『市街』全体への飾りつけの役所の『許可』はまだ出ていません。
 個人の範疇、あるいはゲリラ的にやる分には当然、可能です。
・『文化祭』については残り『二週間』ほどという事ですので、
 各学級すでに準備に入っているとは思います。
・時間もないので各場所で各自『一レス行動』し、それをまとめた上で、
 許可判断をここで行っていただくという方法を一案として提案しておきます。
 もちろん普通に動いて頂いてからでも構いません。
 その他、GM判定が必要な事はどんどん頂ければ対応いたします。

381赤月『サクソン』:2021/09/25(土) 21:34:59
【個】『学生寮 清月館』
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453647077/711-800
学生寮で『クリスマス』の飾りつけをしていた所、一抹 貞世『インダルジェンス』の襲撃を受ける
激闘の末、助けに入ったスタンド使い達により一抹は確保され、
『フーヴィアン派』の管理下で保護・拘束を受ける事となった
拘束期間は『1週間』だが、一抹は『Xデー』における『脱獄』の意思を強く持っている

382鉄 夕立『シヴァルリー』&『C・セッション』:2021/09/27(月) 19:44:47
【個】『学生寮 清月館』
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453647077/711-800

にて、夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』からアイデアをもらう。
現在、『スカイモール』内のセレクトショップなどに電話をかけて『クリスマス』のものを
問い合わせることで、疑似的にクリスマスの需要を作り出す予定。

現在の参加者は
鉄 夕立『シヴァルリー』&『C・セッション』
塞川 唯『クリスタライズド・ディスペア』
夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』
三枝千草『イッツ・ナウ・オア・ネヴァー』
七篠 譲葉『リルトランク』
の五名。

また駅前で村田『ディズィー・スティック』と会話。
『エド・サンズ』が自立していることを知り、連絡手段を聞く。
そして三枝千草『イッツ・ナウ・オア・ネヴァー』から学園内の新聞を読んで、
クリスマスの動きを広めるための『サクラ』になる予定。

383鉄 夕立『シヴァルリー』&『C・セッション』:2021/09/29(水) 00:25:13
>>382

上記五人で『スカイモール』の店舗に問い合わせます。
内容は『ソリ』と『サンタの服』です、判定をお願いします。

384今泉『コール・イット・ラヴ』:2021/09/29(水) 00:41:05
>>382

募集時に反応し逃していましたが、
当PCも同じタイミングで同様の行動に参加いたします。
よって合計人数は『六名』となります。

385『星見町の終わらない夏』:2021/09/29(水) 06:23:20
>>383-384(鉄&今泉)
>上記五人で『スカイモール』の店舗に問い合わせます。
>内容は『ソリ』と『サンタの服』です、判定をお願いします。

>募集時に反応し逃していましたが、
>当PCも同じタイミングで同様の行動に参加いたします。
>よって合計人数は『六名』となります。

六人は『ソリ』と『サンタの服』について『スカイモール』の店舗に問い合わせる。
まず『サンタの服』だが基本的に在庫はないとの事。
ただ『予約販売』なら『大手オモチャ屋』でなんとか決行日までには用意できそうだ。
『ソリ』についてはたとえ冬場でも、
『子供』が使うようなプラスチックの板のようなものしか扱っていないとの事。
少なくとも『スカイモール』に入るようなチェーン店や小さな店舗では
『サンタのソリ』の対応は難しい様子だった。
とある店員には『インターネット』で頼む事を提案された。

『物品調達を行う』という意味の成果としては、以上。
『疑似的にクリスマス需要を創り出す』という目的については、
品目的に『サンタの需要がある』事は理解されたかもしれないが、
今の時期の若い男女六人ほどの問い合わせでは
『劇か何か特別な行事に使うもの』を皆で探していると捉えられる可能性が高いだろう。
それをもって
『クリスマス用品やサンタのコスチュームの需要がある』
とはすぐには判断されないようだ。

これが他の『クリスマス関連のグッズ』の問い合わせだったとしても同様かもしれない。
夏場に『クリスマス用品の問い合わせ』が大量に来たとしても
その需要を捌くためにまずは『予約販売』で対応するのが無難である。
その後、
『需要の理由は不明だが問い合わせが多いのだしクリスマス用品を積極的に並べよう』と
季節外れの在庫を抱えられる判断が即決できる店主はなかなかいないだろう。

その判断に踏み切らせるには、もっと『明確な理由』が必要かもしれない。
すなわち、すでに町に『クリスマスムード』が薄っすらと漂っている状態で行う、
『夏場のクリスマスブーム』が来ていると何かの『メディア』や『有名人』が取り上げる、
あとは『店舗に影響力のある人物』に直接交渉して働きかけてもらう、などの下準備が必要だろう。

386小石川:2021/09/29(水) 18:27:39
>>370

お世話になっています。
自PCの行動と方針をまとめておきます。

★小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』

○冬を感じさせる『シベリアモミ』の香りを町に広げるため、
 『業務用アロマディフューザー』を『100台』レンタルする。
 (完了)
   ↓
○『設置』と『見張り』のために『20人のスタンド使い』を集める。
 (自分を含めて『19人』を揃え、
  『遊部』の『フラジール・デイズ』を『一人』と計算し、完了)
   ↓
○『アリーナ』の知人『アルキス』経由の『呼び出し』を受けて、
 『金平糖冬の味』の完成に協力する。
 (完了)
   ↓
○『小角宝梦』の能力『イル・ソン・パティ』で、
 『夏の魔物』に関する『調査』を行い、
 計画を実行する前の最終調整を図る。
 (参加者が揃えば本日より行う予定)
   ↓
○町中にある『業務用エアコンの室外機』の陰に、
 手配した『アロマディフューザー』を設置し、
 『シベリアモミ』の香りを散布する計画を実行。
 (当日に行う予定)

●協力者一覧
・七篠譲葉『リルトランク』
・烏丸香奈枝『シュリンガラ』
・朱鷺宮笑美『トループス・アンダー・ファイア』
・朱鷺宮涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
・常原ヤマト『ドリーム・ウィーバー』
・薬師丸幸『レディ・リン』
・ココロ『RLP』
・小角宝梦『イル・ソン・パティ』
・今泉未来『コール・イット・ラヴ』
・神原幸輔『ストロンガー・ザン・アイアム』
・天雨サトリ『10cc』
・朝山佐生『ザ・ハイヤー』
・遊部玲実『フラジール・デイズ』
・ソラ『ステインド・スカイ』
・小翠蒼輝『タキシードムーン』
・関寿々芽『ペイデイ』
・小鍛冶明『ショットガン・レボルーション』
・稗田恋姫『ブルー・サンシャイン』

★夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』

○顔馴染みの『アリーナ』構成員『金一』に連絡を取り、
 『一抹』の身柄を『フーヴィアン派』に預ける。
 『監禁料』は一日につき一万円。
 一週間分の『七万円』を渡す。

○『クリスマス商品の問い合わせ』を行う事で、
 店側に『クリスマスの需要がある』と思わせて商品を扱わせ、
 それを見た客にも『クリスマス』を意識させる作戦を提案。
 現在、実行中。
 『スカイモール』近辺および『大通り』・『歓楽街』など、
 連絡先の分かる店に対し、
 電話・メール・店員との会話などで問い合わせを行う。

★美作くるみ『プラン9・チャンネル7』

○自身と番組の『宣伝』も兼ねて、
 『星見FM放送(Electric Canary Garden)』の『ノベルティ』を、
 『プレゼント』として『エド・サンズ』に提供予定。
 友人の『眠目』と協力して作業を進めている。
 『エド・サンズ』には『名刺』を渡した。

★三枝千草『イッツ・ナウ・オア・ネヴァー』

○『校内新聞』を利用した広報作戦において、
 『サクラ』を立てる策を提案。
 真っ先に乗る『サクラ役』を『鉄夕立』に依頼した。
 当日まで、学生寮の自室内に『ラッコ』を預かる。

★ラッコ『ハッピー・スタッフ』

○『三枝』の自室で数日間を過ごす。
 当日は『クリスマス仕様』のデコレーションを施され、
 『客寄せ』として人間達に利用される予定。
 本人は特に何も考えてない。

――――――――――――――――――――――――――――――

小石川が小角PCに依頼した調査ですが、
9月中に終わらない可能性が予想されます。
また、夢見ヶ崎の提案した作戦の補強に関しましても、
他PCとの話し合いを行う必要がある都合上、
こちらも9月中に終わらせるのは困難になるかと思われます。
大変恐縮ですが、今しばらく準備期間の延長を希望させていただきます。
ギリギリになってしまい、真に申し訳ありませんが、
ご検討をお願いいたします。

387芦田『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』:2021/09/29(水) 20:09:36
>>380

今の今までノートの所有者だった『はすや兄の現在所在地・生死の有無』について
場スレじゃ描写してねーが調査してたぜー。いやー 疲れた疲れた
てな訳で判定頼むな。


・活動報告。妖甘ちゃん【※欲の部屋 供与者】の所へ寄って
クリスマスらしい事を当日やってくれって質疑と一緒に伝えといたわ。無理くり
俺がどうこう出来るわけでもないし、後は本人に任せるぜー

388小林 丈『リヴィング・イン・モーメント』:2021/09/29(水) 20:45:17
『最中派』 サブリーダー 北落砂錫『ザ・オーメン』にとの交渉
詳細↓
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1607077443/663-674

メタ的には『クリスマス』の開催で冬の意識を街全体の共通認識として高めるのが
最有力であるだろうが、冬イベント開催が難しいであろう
アポロンクリニックセンター含む病院施設・マスメディアの流行に疎い後期高齢者
ブーム自体を好まない人物や郊外に住居を構える人々など、クリスマスで冬の意識を
統一するのが難しい人々が居る事も踏まえ、小林 丈はアリーナの『最中派』の
力を借りて『xデー』の日に街を覆う形で『除夜の鐘』を響かせる交渉を行う。
 結果として、当日に最中派は街全体に鐘を鳴らしてくれる事を約束した。
対価として、小林は これ以降アリーナ最中派に隷従する人生となる。

389『星見町の終わらない夏』:2021/09/29(水) 21:40:21
>>386(小石川)
『延長』に関しては先に述べた通り、GMとしては問題ありません。
ただ、板全体を『夏』に留める必要がありますので、
他PLの意見も確認したいところです。

>ALL
『延長』に賛同の方はどの程度いらっしゃるでしょうか?
また賛同にしても『どの程度の期間が必要か』もお聞きしたいと思います。

>>387(芦田)
具体的にどういった『調査』だったのかを教えて下さい。

390小石川:2021/09/29(水) 22:07:50
>>389

了解いたしました。
私からは、10月初旬まで(概ね10月10日付近まで)を、
一つの案として出させていただきます。

391薬師丸:2021/09/30(木) 06:47:56
>>389
各方面の『事前準備』の進行につきましては、
私自身のレス遅れで遅延している部分もあるため、
延長自体には『賛成』とさせていただきます。

が、期間は必要最小限が望ましいと考えます。
夏ミの流れは星見板全体を巻き込む一大イベントで、
非常に楽しい催しであるのは間違いありませんが、
反面板の動きや各人のキャパがそちらに集中する事、
リアルタイム稼働の必要性から負担が大きい事、
本来行われる秋にちなんだ動きの制限などから、
本来の予定通りに終わるのが最も望ましいと思います。

また、『イル・ソン・パティ』はその性質上、
発動時GMや関係者が常に拘束される事になるほか、
時間次第で際限なく難易度を低下させてしまうため、
それこそ『長くて10日まで』が限度ではないでしょうか。

392薬師丸:2021/09/30(木) 06:55:38
現状での自PC・NPCの行動を簡素ながら並べます。
振り返り・現状把握などにご利用いただければ幸いです。
判定が必要かもしれない項目には☆を付けています。
(主に>>382『問い合わせ』作戦の追加人員になります)

―――――――――――――――――――――――――――――――
小石川文子『スーサイド・ライフ』の提案する『アロマ作戦』に声が掛かった。
当日は彼女の招集に応じて、各地で行動を行う予定。
【連絡】ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1456056964/327-395

・ココロ『RLP』
・薬師丸幸『レディ・リン』:協力の対価として『金銭』を要求する。
・小角宝梦『イル・ソン・パティ』:加えて小石川からの依頼で『調査』を実施する予定。

・稗田恋姫『ブルー・サンシャイン』
【連絡】ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1456056964/448-469
【湖畔】ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1630107603/40-55

・天雨サトリ『10cc』:加えて小石川への『最大20万円の出資』を約束している。
【連絡】ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1456056964/343-360
【連絡】ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1456056964/384-389

―――――――――――――――――――――――――――――――
☆アリーナ『漣派』
目を掛けているスタンド使いから協力を要請された。
村田 瑛壱『ディズィー・スティック』に『クリスマス用品』を『販売』予定。
構成員『冬川凍』の判断により、最大で『150万円』分を用意している。
うち『50万円』分は、実際に過去のクリスマスに使用した品である。
既に『納品』の準備は完了済み。
【連絡】ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1456056964/326-342
【連絡】ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1456056964/495-496

―――――――――――――――――――――――――――――――
小林 丈『リヴィング・イン・モーメント』が主導した『作戦会議』に参加した面々。
学生寮を飾り付け、学内で新聞記事を作成し、文化祭をクリスマス化し、
最終的には流行を学外にまで拡散させる――――という案を持っている。
拡散手段としては『ラジオ広告』『新聞広告』の枠を購入する、など。
その為の資金としては『小林』と、『エド・サンズ』が持ち込んだ金を使う。
【学園】ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1614349342/271-333

☆黒羽 灯世『インク』
問い合わせ作戦については認知していない。
新聞部員であり、『新聞記事の作成』の主幹を担う。
また、小林らが作成する様子が無ければ『広告発注』も行う予定。
※正直に言ってしまうと広告や記事は、
 『作成した』という事実だけで良ければそうしたいです。
 内容を詰めて作成するキャパシティはありません。

☆空井イエリ『ソラリス』
作戦立案に関わった他、『問い合わせ』作戦に参加する。

☆関寿々芽『ペイデイ』
『問い合わせ作戦』に参加する。
小石川から『遊部』を介してアロマ作戦にも参加予定。
ラッコを手懐けるため、『1500円』でホタテを買った(即消費)
その場にいた全員に、能力概要と使いたい際の連絡先を伝えている。
【連絡】ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1456056964/354-398

⇒空井イエリ・関寿々芽の両名は『お客様の声』など、
  匿名の『メール』『投書』で大通りやスカイモール各店へ、
  『クリスマス用品を探している』旨の投稿を行い、同路線の継続をする。

――――――――――――――――――――――――――――――――
学生寮にて『一抹』と『赤月』の衝突現場に関わった。
【寮】ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453647077/711-801

・今泉未来『コール・イット・ラヴ』
夢見ヶ崎から招集を受けたことにより、治療に駆けつけた。
その場で問い合わせ作戦への参加を決めたほか、アロマ作戦にも参加予定。

393氷山:2021/09/30(木) 08:23:53
>>389

『延長』は賛成します
しかし、あまり伸びすぎるとそれ自体がレス遅れの原因にも繋がりますので
やはり長くて10/10が望ましいかと思います

また、現時点での自PCについて状況を更新します

『エド・サンズ』
メインストリームとは別に遊撃隊として行動中
『Xデー』が始まった場合、『さんたさん』として乱入し
一般人の子供達に対して不可視の身で『プレゼント』を配る予定
・聖歌⇒水宮アリア『ブラッディ・マリー』の協力を得て、歌を歌ってもらう予定
・トナカイ⇒合歓垣 瑛『ブラス・コンストラクション』に協力してもらい、空飛ぶトナカイをしてもらう予定
・プレゼント⇒美作くるみ『プラン9・チャンネル7』の協力により配布用の『プレゼント』を用意してもらう予定
・ソリ・サンタ服⇒村田瑛壱『ディズィー・スティック』経由でソリ・サンタ服を用意してもらう予定
現時点で、空飛ぶトナカイがソリを引きながら、クリスマスソングとともに子供達に『プレゼント』を配る
サンタ服を着た不可視の『何者』かとして『クリスマス』に参加する事が可能な準備が整いました

赤月『サクソン』
鉄夕立『シヴァルリー』と協力関係を結んでいる
現在、暴走した一抹貞世『インダルジェンス』と戦い敗北
一抹に効果的な冬の風物詩『サンタ服』を用意する予定
『Xデー』内で一抹との再戦機会があれば再度勝負を挑みたい

小翠『タキシードムーン』
小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』に協力している
『Xデー』では小石川の要請に応じて働く予定

394芦田『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』:2021/09/30(木) 09:41:19
>>389

『はすや ばん』『蓮谷 瀬央』って名前からインターネット SNSで検索して該当する奴が居たら
履歴を洗い出して所在地を調べる。蓮谷 瀬央に関しては失踪届けとか警察のほうに
来てる可能性が高いだろうから、そっちにも行ってみる。
ついでに興信所も頼って見たいが、それがPCマネー使用するんだったら
俺は持ってないからネットとSNSで、絵日記の年に はすやの奴は夏の魔物を
倒すのに色々とやってただろうからその年に時期外れの冬物を買いあさってた
客が居たかどうかを、あの夏の魔物が居た家屋周辺近くの店とかで調べる。

それと清月学園の生徒かどうか不明だが蓮谷 瀬央は園芸部の高校三年で
卒業する前に多分行方不明扱いになった感じだろ?
 そうなると当時は結構騒ぎだろうし、色々と学校も調べて行方不明になった
蓮谷 瀬央が居たか確認。そっから蓮谷 ばんの身元を割り出すぜ。

395『星見町の終わらない夏』:2021/09/30(木) 10:24:30
>ALL

今出た意見を踏まえつつ、
GM個人としても準備不足を感じている方が居る中で、
『Xデー』に突入するのは本意ではないので、
『延長』については、本日中に明確な反対案が出なければ
『10日(日)』までとさせて頂きたく思います。

当然、『秋を楽しみたい』という方も尊重したいと思いますので、
申し訳ありませんが板においては『夏』と『秋』が混在する状況で
柔軟に対応していただければ幸いです。

また、『準備』に関しては詳細は書かず言い切りで一レスのみの行動で完了してもいいですし、
芦田PCの調査のようにどこかで話にあげていれば後はこのレスで確認する形でも構いません。
ただし、いざ『判定』にあげる際はある程度の補足や意図、補強材料を提示した方が通りやすくなります。
(考え方としてはミッションやバトルでGMに行動を提示する際に、
念入りに理論武装や補強材料と提示する際と同じ感覚だと思って頂ければと思います)

396『星見町の終わらない夏』:2021/09/30(木) 16:24:26
>>394(芦田)
『芦田』は様々なやり方で『はすやばん』『蓮谷瀬央』について調べていく。
『行方不明届』や『ネットでの検索』などにより『蓮谷瀬央』が去年、居なくなっているのが確認できた。
『清月学園』の生徒ではなく、より星見町の外れの方の『高校』に在籍していたらしい。
一応、実家と思しき住所も手に入り、『両親』が住んでいるようだ。

兄である『蓮谷 晩(はすや ばん)』については東京の大学に進学している事は分かった。
当然、星見町を離れ、都内在住なのだろう。
去年、『夏の魔物』について聞いて回っていたという情報が得られた。
その過程で『電話番号』を入手できたが、電話しても繋がらない。
今は番号から『メッセージ』を送る事も可能だからそれを試みてみるのも一つの手だ。

397芦田『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』:2021/09/30(木) 19:30:53
>>396

 おぅ、サンキューサンキュー!

協力出来るとは最初(ハナ)から思ってねぇし、弟を助けられる見込みも
ねぇがノート残してくれなかったら、こっちもワンチャン無かったと思うから
そう言う義理も含めて。こんな感じで↓『メッセージ』をしておくか。


『あんた 蓮谷 晩だな?
俺は芦田。あんたの弟の瀬央と同じで【夏の魔物】に
取り憑かれた奴へ対処しようと奔走してる奴等の内の一人よ。
こよみ探偵事務所って言う星見町の従業員だから、もっと詳しく話を
聞きたいなら折り返し、そっちで連絡しな。

俺はあんたのノートを見た。だからと言ってご愁傷様とは赤の他人の俺が
慰めたって何も響かないだろうから、これだけ言っておく。
取り憑かれた奴等の為に、そいつと同じ【スタンド使い】って奴の仲間が
残暑厳しい星見町で冬のイベントなり何なりして星見町を一日だけでも
冬で満たそうって考えてんだ。あんたが居なけりゃ、こうやって実行にも
至らなかっただろうし、これをやって魔物を退治しても流石に一年前に
朝顔に変わっちまった弟を助ける事は出来ないだろうけど礼は言っておく。

どうなるか結果は分からないが、俺たちゃ勝つぜ。そんじゃあな』

398『星見町の終わらない夏』:2021/09/30(木) 19:52:50
>>397(芦田)

数時間後、返事が返ってきた。

『確かに私が蓮谷です。
 あのノートを見てくれた人がいるというのは本当に驚いたし、
 更にその人が僕の話を信じてくれたというのは本当に奇跡みたいな話です。

 僕が知っている事の概要はあの絵日記に書いたので、
 知識としてお手伝いできることは少ないかもしれません………

 【スタンド使い】というのは弟が言っていた『超能力者』の人たち、という事ですか?
 そんな人達が本当に居るのならば僕が想像した『真夏のクリスマス』だって可能なのかもしれません。

 魔法のような力で、真夏に『雪』が降り、
 駅前にいつも商店街が出している『巨大クリスマスツリー』がそびえたち、
 そこで『クリスマスイベント』が行われ、楽しむ『星見町の人々』。
 空飛ぶ『サンタ』や『トナカイ』、お目当ての『プレゼント』をもらって
 喜ぶ子供たちとそれをみて『本当にサンタが来た』と驚く大人たち。

『夏の魔物』が存在する『夏の間』にそんな事が出来れば、と夢想しましたが、
魔法使いでもない僕が出来るとは到底思えませんでした。
『冬のもの』をかき集めようと色々聞いて回ったりはしていたんですけどね。
最後には絶望してしまった。

長くなってすみません。弟は確かに戻らないと諦めていますが、
今、憑依されている方が助かる事、
そして『夏の魔物』が退治出来る事を心から祈っています』

399小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2021/10/02(土) 03:38:17

【場】『自由の場』 その2
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1621051851/
にて、『イル・ソン・パティ』による『調査』を始めました。
簡素なレスで結構ですので、
『調査結果』の判定をお願いいたします。

400小角 宝梦『イル・ソン・パティ』:2021/10/02(土) 07:10:21
>>399
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/52-53
念のため、能力詳細を置いておきます。
質問参加者の皆様も、良ければご一読ください。

401『星見町の終わらない夏』:2021/10/02(土) 07:27:14
>>399-400
順次、対応させていただきます。

402三刀屋『ブラック・アンド・ホワイト』:2021/10/03(日) 10:48:26

【場】『 私立清月学園 ―城址学区― 』 その2
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1614349342/335-352

において、『クリスマス』の情報を手に入れた三刀屋は行動を開始する

『スカイモール』や『商店街』など複数の店舗に対して、
『出版社勤務』という立場を使って取材の申し入れをする
内容としては
『最近、若者たちの間で真夏にクリスマスをやろうという風潮が高まっている
 今はSNSや口コミで流行っている程度だがそのうち現実世界の経済活動にも影響を与えるだろう
 雑誌の特集に使うかもしれないので、貴店では何かキャンペーンをしていないか教えて欲しい』というもの

ちょっとした風評をまき散らす程度の介入ではあるが
>>385の問い合わせと合わせると、各店舗に『クリスマス需要』に対する信憑性が生まれるかもしれない・・・・


また、自社の中でも一つの『活動』を始める

「流石に今から来月号に反映させるのは難しいからねぇ・・・・
 コッチ
『Web』の方でどうにかしてみようかな」

実は三刀屋が勤務する出版社『民星書房』はネットを使ったWeb漫画も公開している
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453647744/820

そこで、『残暑を吹き飛ばせ!夏のクリスマス特集!』と銘打って、
『クリスマス』に関連した連載作品の過去話を無料公開するキャンペーンを開始する

「うーん・・・・自分で企画しておいてなんだけど、
 これだけじゃ読者たちから『夏にクリスマス・・・・・・?』と不審がられるだけかもしれないなぁ
 せめて、SNSで『バズる』ような何かがあればそれとの相互作用で何か起こるかもしれないけどねぇ?
 例えば、『カワイイ動物のクリスマス画像』とか・・・・・ハハハ、そんな都合の良い事が起きるわけないか・・・・」

403『最中派』:2021/10/03(日) 20:35:24
>>352
の行動は無効判定ということでよろしいんでしょうか?

404『星見町の終わらない夏』:2021/10/03(日) 20:50:52
>>403(『最中派』)

『店舗』の具体的な数や内容が明示されていませんでしたので、
『風俗ビル』ひとつと後はそれに類する店の『数店舗』という認識で居ました。
ですので、行動自体は問題ないですが、あくまで『夜の街の店舗の突発的なキャンペーン』であり、
一般に流布するレベルの影響力はないとの判定です。

※具体的に『GM判定』が欲しい場合は、そう言って頂けると幸いです。

405最中派:2021/10/03(日) 21:01:22
>>404
了解です。申し訳ありません

406『星見町の終わらない夏』:2021/10/07(木) 07:06:32
【現状まとめ】
GMが考えている現状まとめです。
見逃しや解釈違いがあるかもしれませんので、
何かあればご指摘ください。

【Xデー】
あくまでPL間でメタ的に認知されているだけであり、
PCや星見町住民にその名で共有されているものではない。
そこに向けて何かが組まれているとしてもそれは『偶然』であり、
PC間の連携や、星見町民の『何か行われる』という期待は基本的にない。

【住民のきもち】
たまに『クリスマス』のものを見かけたり、
問い合わせがあったりする為、個々で『珍しいな』と思う気持ちはあるが、
『星見町でクリスマスが開催されている』というレベルには至っていない。
多くの人々にとっては『夏場にクリスマス』は『意味不明』であり、
完全に町中すべてが『クリスマス一色』になるか、
何か大きな『名目』が告知されていない限り、その気持ちには到達しないだろう。

【文化祭】
『文化祭』は『Xデー』より前に行われ、それに『クリスマス』を盛り込み、
気運を高めようという動きがある(つまりそろそろ開催されていてもおかしくない)。
それについてPC各々で個別に動いているが、『全校をあげて』、という動きにはなっていない。
これに関しては異論がなく、更に続報がなければ、
『Xデー前に行われ、個別に動いてはいたが
その活動はあくまでPCが出来る事レベル』と判定する。
逆に『こういう動きをしているので全校への波及を判定してほしい』ならば、申し出て頂きたい。

【町での飾りつけ】
役所の『許可』が下りていないので、散発的なものかゲリラ的なもの。
『星見町』の中心といえる『駅前』、人が集まる『スカイモール』あたりは、
『商店街』や『商業施設』が多く、そこの根っこを抑えれば相当を捗ると思われる。
このまま何事もなければ各PCが動いた範囲での影響力を判定。

【エドサンタ】
他PCの動きと連動しているのが確認出来なかったので(していたら教えて頂きたい)、
今のままだと『偶然』、『Xデー』にプレゼントを配る形となる。
『前日の夜』がいいのか『当日の夜』がいいのかは開催までに決定しておいて頂きたい。
GMとしては『活動時間をとる』事と『子供NPC・PC』を
事前準備しておく事しかしていないのでいざ始まった際に、
どう動くのか能動的に提示して頂く形となる。
『動きのシミュレート』・『子供たちの思いを想像する』などして、
『足りない部分』や『軌道修正』があればしっかり事前準備をする事を推奨。

【一抹】
『一抹』は逃亡して『Xデー』に絡みたいのであれば、事前にしっかりと逃亡しておく事を推奨。
(もちろん『失敗』もありうるだろう)。『Xデー』が始まってから逃亡しようとして、
間に合わなくても『一抹を待つ』という事はしない。
また、能力の本旨は『夏を満喫する』であり、現在『夏に飢えている』以上、
最優先事項は『夏を満喫する』事。
それが満たされて、ようやく、次の行動に移る事が出来るだろう。

【その他】
当日、まだ未判定の行動を行う場合は、
GMが具体的な行動内容を問い質したり、却下する可能性もある。
(ミッションでの行動判定と同様)。NPCの行動でも基本は一緒。
怪しい行動にはしっかりと行動がとおる『理論武装をしていただけると幸い。

407村田瑛壱『ディズィー・スティック』:2021/10/07(木) 21:03:36
村田の動向は以下の通り。

①.『フーヴィアン派』からの出資により『サンタなりきりセット(そりつき)』を参加者へ配布した。
  このセットはサンタの本場スウェーデンで使用される『本格派』のものである。

②.漣派から『150万円』で『クリスマス飾り』を一式購入。うち『50万円分』は一度クリスマスで使用された事のあるものである。

③.②の飾りを用いてまず『学生寮』の飾りつけを敢行。
  これを『黒羽』に取材させ、噂レベルでも『クリスマス』の空気を校内外に広めたい。
  これに関しての判定を希望するものです。
 (寮への飾りつけ自体は>>362で了承がとれているものと判断していますが、念のため。)

408『星見町の終わらない夏』:2021/10/07(木) 21:37:19
>>407(村田)

>③.②の飾りを用いてまず『学生寮』の飾りつけを敢行。
>  これを『黒羽』に取材させ、噂レベルでも『クリスマス』の空気を校内外に広めたい。
>  これに関しての判定を希望するものです。
> (寮への飾りつけ自体は>>362で了承がとれているものと判断していますが、念のため。)

『黒羽』が『取材・新聞作成』を行うのは>>392にて
予定に含まれていますので、それを『確定』とさせて頂きます。

――――――――――――――――――――――――――――――――――

―――『学生寮』の飾りつけは有志によって行われた。
それを『黒羽』が『新聞作成』する事で、それを読んだ学生達の中で
『真夏にクリスマスを行おうとしている謎の一派』がいる事は認識された。

>村田&ALL
※仮にこのまま『文化祭』の飾りつけに繋げたい場合
→『夏場のクリスマス』の噂自体は『新聞』により立っており、
 少しは受け入れ態勢が出来ているものの、やはり、もう一歩、
 夏場においてクリスマスを行う『理由』・
 あるいはそれを吹き飛ばす『話題性』どちらかがないと
 多くの学生の納得は得られ辛いだろう。
 ちなみに『文化祭実行委員』が存在しており、
 その『委員長』に直談判するのもひとつの手かもしれない。

409 小林 丈『リヴィング・イン・モーメント』:2021/10/08(金) 00:16:00
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1549033452/537-540

ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1456056964/573-575

鳥舟さんとの会話、そして作戦会議の成される視聴覚室の情報を照らし合わせ
星見街のXデーで除夜の鐘でなく、『クリスマスベル』をモチーフに
教会の鐘を同時の時間(※時刻は各PCのイベントを見て決定する)に三回鳴らす
事に決定した。当日には、星見街の全域に教会の鐘が鳴るだろう

410『星見町の終わらない夏』:2021/10/08(金) 00:28:17
>>409
『最中派』の方々が問題なく鐘を鳴らせるのならば可能かと思います。
ただ、知識不足で申し訳ないのですが、『教会の鐘』を同時刻に三回鳴らす事が
『クリスマスベル』に繋がるというソースがあればご提示いただけると幸いです。

411一抹 貞世『インダルジェンス』:2021/10/08(金) 00:41:48
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1456056964/585-589
『金一』を人質に取って『脱獄』をしました。
夏を満喫しつつ『Xデー』を待ちます。

412『星見町の終わらない夏』:2021/10/08(金) 00:54:44
>>411(一抹)
承知しました。『夏』満喫は行間でも構いませんが、
具体的にスレで行った場合はここで提示お願いします。

『Xデー乱入』については事前に希望タイミングをお知らせ頂ければ、
それにあわせGMが乱入タイミングをお知らせしますが、
タイミングは秘密で自由に乱入したいというのであれば、それはそれで構いません。
特定の誰かや何かに合わせるのであれば、出来るだけその整合性があるとありがたいです。
(〇〇の理由で××がこの場所に居るだろうことは推測できた、など)。
いずれの場合も、『いきなり〇〇の背後から攻撃』などの場合、
乱入初手から失敗する場合もありますのでご了承ください。

バトル判定は引き続き『一抹PL』が行っていただいて構いませんが、
こちらに判定を任せたいと言うのであればそれはそれで問題ありません。
どうしても判定しづらい箇所のピンポイントのみ判定なども可能です。

413 小林 丈『リヴィング・イン・モーメント』:2021/10/08(金) 00:57:11
>>410

 ttps://family.gr.jp/christmas/symbol/index.html
 ttps://lifestyle.studiorag.com/jingle-bells?disp=more
 ttps://kotobank.jp/word/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%A9%E3%82%B9-29172

クリスマスベル クリスマスの鐘は、生誕祭。キリストの誕生を祝う為に
鳴らされてましたが、回数については定まっていませんでした。
然しながら、ただ無意味に別々の教会で異なる回数 教会の鐘を鳴らすのでは
クリスマスの意識を星見街に浸透出来る筈が無いと考えています。

ですので、星見街でクリスマスを浸透するにあたって『アンジェラスの鐘』
聖母マリアの“受胎告知”になぞらえてクリスマスの神聖さを街の人々の
意識に根付かせる為に3回、時刻通りに同じ回数 鐘を共鳴させるように
響かせようと考えています。他の要素として、あわてんぼうのサンタクロースの
歌詞を連想するベルの回数に因んだからです。

 自分自身、小林も苦肉の策とは考えてますがアリーナ『最中派』を動かし
星見街全域にクリスマスへ意識を誘導する手段として他の方達の動きを阻害せず
且つサポートする方法としては、これ以外思いついてないので
クリスマスムードの一助になる事を信じ、当日は最中派に動いて頂く所存です。

414『星見町の終わらない夏』:2021/10/08(金) 01:06:02
>>413(小林)
意図は承知しました。
もし、この件に関し更に他の活動をしたのであれば、
『Xデー』の準備発表の際に発表して頂ければ参考にいたします。
(なければないで構いません)。

415氷山:2021/10/08(金) 06:39:19
>>393
>>406

自PCの『Xデー』当日の動きについて追記いたします

『エド・サンズ』
駅前の掲示板や町で配られるビラから『クリスマスイベント』が発生する日時を調べて
『当日の夜』に行動を開始します
その際に合歓垣・水宮両名を伴ってサンタ衣装でプレゼントを配ります

赤月『サクソン』
【場】『 湖畔 ―自然公園― 』 その2
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1591247432/60-68
で、一抹の『冬に対する認識』を調べた上で

【場】『自由の場』 その2
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1621051851/433-445
で入手した『サンタ服』を着て、ごみ袋を手に持ち歩く事で
一抹の強い『敵意』を引き付けようとします
一抹が『Xデー乱入』を行う際に、一番最初に襲われる事が目的です

416美作くるみ『プラン9・チャンネル7』:2021/10/08(金) 07:00:58

ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1621051851/493
人気のないタイミングを狙って海辺に赴き、
『サンタ風の格好で白い袋に詰まったクリスマスグッズと戯れるラッコ』の写真と動画を撮影した。
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1619194604/65
その後、自身の担当するラジオ番組で、『クリスマスブーム』について取り上げた。
写真は『Electric Canary Garden』の『番組サイト』に掲載。
SNSの『公式アカウント』にもアップし、『SNS連動クリスマスラッコ大喜利』の告知を出した。
動画サイトの『公式チャンネル』にも、『クリスマスラッコ』の動画をアップロードした。
当日には、『ちょっと早めのクリスマス特集』として、『クリスマスに因んだ曲』を流し、
同時に『SNS連動企画』を放送予定。

417三刀屋『ブラック・アンド・ホワイト』:2021/10/08(金) 07:05:20
>>402
>>416

「・・・・・・・いいねぇ
 これならネットで話題になりそうだよ」

『クリスマスラッコ』がSNSで話題になる事で『クリスマス』の注目度が上がるはず
その勢いを利用して『残暑を吹き飛ばせ!夏のクリスマス特集!』を話題に上らせて
相乗効果で『クリスマス』ムードをさらに強化させます

418黒羽 灯世『インク』:2021/10/08(金) 07:14:43
【場】『大通り ―星見街道― 』 その2
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1586906856/808

この後PCが訪れるかもしれないが、もし誰も訪れなかった場合でも、
駅前にて『クリスマスブーム』のアンケートを実施したという結果は残る。
また、謝礼品として『クリスマス柄のペン』を配布している(在庫50個)
入手元は、会議で同席した(>>392)文房具を購入出来る関 寿々芽の『ペイデイ』。
聞き取り対象は、サラリーマンや大学生など、ペンをよく使いそうな層。

行動の狙いについては『アンケートによる情報収集』そのものではなく、
目立った動きをして、『調べてるくらいだから、流行り出してる』と思い込ませる事。
また、謝礼品を受け取った層が職場などでクリスマス風のペンを使用する事や、
妙な中学生からアンケートを受けた事を話題に出すのも期待しており、
総じて、町中にわずかでも『冬の気配』を滲ませることを狙っている。

419一抹 貞世『インダルジェンス』:2021/10/08(金) 11:50:19
>>412
『湖畔』にて『かき氷』と『スイカ割り』をしました。
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1630107603/69-71

『大通り』にて『朝山』さんの配った『Xデー』開催の告知ビラから開催日を把握。
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1586906856/807

『当日』はスマホなどで変わった『サンタ』の目撃情報を調べながら病院で待ち伏せ。
病院には確実に重い病の子供が入院しているので『サンタ』需要があるはずと思っての行動。
可能ならバトル判定は自信が無いのでGMにお願いしたいです。

420村田瑛壱『ディズィー・スティック』:2021/10/08(金) 15:33:34
>>408
 「『理由』か。もっともらしい理屈をこねるのは得意とするところだ。
 ・・・ま、『黒羽』の名前を借りておくとするか。」

『文化祭実行委員会』に『談判状』を送りつける。
噛み砕いた内容としては以下のような感じだ。
(当然、送り主がおれだとは思われないよう、キチっと形式ばった形で書く。)

――――――――――――――――――――――――――――――――――

星見町は諸外国の都市と『姉妹都市連携』を締結しており、外国籍の住人や留学生も多く在籍している。
日本人にも耳慣れした『クリスマス』は『冬の行事』であるが、南半球の国々においては季節が反転するため『夏の行事』となっている。
故に此度の『夏のクリスマス文化祭』提案の理由については『異文化交流』・・・とくに『南半球との文化交流』を主とするものである。
とはいえ本場の夏のクリスマスを再現するのは手に入る資材の関係で不可能であるため、
見慣れた『冬のクリスマス』を『夏に行う』という形に落ち着いた次第である。

飾りつけに使用するツリーなどの『資材』や『サンタの衣装』などはこちらで用意できるツテがあるため、校費に負担もかけることはない。
また、それら資材はすべて使用後に『半額(150÷2 =75万円)』で譲渡することも可能である。
のちに行われる校内のクリスマス行事で使用する予定があるのならば、であるが。

――――――――――――――――――――――――――――――――――

 「これでひとまずはよし、と。
 『資材の半額譲渡』については蛇足だが、『冬川』サンにも言われたことだからな。
 学生諸君から毟るわけにいかねえことを考えると・・・ここいらが落としどころだろう。
 ・・・さて、どうなるかな。」

(※『姉妹都市連携』云々についてはモデルとなった『H市』がそうであったための弁となります。
実際の星見町がどうであるかについては判定等々お任せしたいと思います。)

421『星見町の終わらない夏』:2021/10/08(金) 22:17:05
>朝山
幾人かのPCが
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1586906856/792
を元に行動指針を立てているのですが、
このビラは具体的に、『何が行われる日時』を
宣伝しているのか教えて頂きたく思います。

>>416-418(小石川&三刀屋&黒羽)

『クリスマスラッコ』というマスコットを掲げた
メディア戦略は十分な効果を発揮したようだ。
また『黒羽』のボールペン作戦も堅実にクリスマスを町に刻んでいく。

なんとなく周囲に溢れていた『クリスマスムード』に、
『ラッコ』という『話題性』を与えた事で、
『クリスマス』の雰囲気は大いに前進する―――

422『星見町の終わらない夏』:2021/10/08(金) 22:19:13
>>419
『一抹』は夏を満喫する―――
それよりますます『夏の風物詩』化は進んでいく―――

『一抹』は現在、体の表面がうっすら『白い煙』のように変わっている。
これにより体が軽くなり、『通常の人間の中でも足が速い部類』となり、
また、『跳躍力』が上がっている(真上に跳んで3m程度)。
更に、集中する事で、二分ほど『浮遊』する事が可能になった。
『浮遊』の際の移動速度はゆっくり(スピード:D)程度となる。

意識すると『四肢』の二本くらいは完全に『煙』化出来るようになっている。
『白い煙』になっても元の身体の性質を有しており、『足』でも問題なく歩けるし、
『腕』なら『腕』で何か持つ事も可能。一方で関節などもなく、自由な角度で身体として動かせる。
いわゆる物理的な干渉はすり抜けてしまう。『何か』するのなら有用かもしれない。
『煙』化や、その解除には『2,3秒』のタイムラグが必要となる。

まだ、認識できていない『未知』の性質もあるようだ。

――――――――――――――――――――――
8月15日                  くもり
――――――――――――――――――――――
 さだよは かき氷をむさぼりました。
 スイカが さだよにわられました。
 さだよは 夏をまんきつできていなかったので
 たくさん 夏をまんきつしました。
 ほしみ町は 僕のキライな 冬みたいに
 なってきたので 僕は いやだなあと 思います。
――――――――――――――――――――――

423『星見町の終わらない夏』:2021/10/08(金) 22:21:34
>>420(村田)

『文化祭実行委員会』に『黒羽』の名前を借りて『談判状』を送りつける『村田』。
南半球の都市との『異文化交流』の一環………
この『理由』が果たして、『委員会』に通じるのか―――

それはそうと、『クリスマスラッコ』というものが流行り始めている為、
『話題性』については大分確保出来てきているようだ。
有志のスタンド使いの地道な活動の下地もあり、
『学生の世論』も次第に、『まあクリスマスの外装にするのも
面白いんじゃあない?』というところに傾きつつある。
あとは『文化祭実行委員会』が納得すればそのまま教師も説得できると思われた。

>『黒羽』
………………夏と秋の狭間の文化祭を何より愛する男、
         『文化祭実行委員長』、『佐間 応太(サマ オータ)』。
彼に名指しで『文化祭実行委員』が用いている『教室』に呼びつけられた。
心あたりがないのなら無視するのも良いし、誰かを身代わりを立てたり、
有志を誘っていくのも良いだろう。

※単発イベントのトリガーを満たしました。
※参加するのであれば別スレで進行いたしますので反応ください。

424朝山『ザ・ハイヤー』:2021/10/08(金) 23:23:52
>>421(回答)

ビラの内容としては
『Xデー』に清月学園及び街の幾つかでクリスマス的なイベントを
日中でする、と言う形の内容を記してます。
 暑い夏を一時、気分だけでも冬な感じで涼しく過ごそう!
みんなで家にあるクリスマスや冬柄のシャツなど着て冬のムードを
盛り上げよう! と言う内容で宣伝しています。

425一抹 貞世『インダルジェンス』:2021/10/09(土) 00:30:23
>>422
義母と『誰か』の通話で『アロマディフューザー』と『Xデー』の予定日について知りました。
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1630107603/72

一抹和世と七篠先輩が教会に『アロマディフューザー』を設置。家無き人々や教会員、ボランティアに『サンタ服』を配り、香りを付着させる計画を立てています。
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1456056964/591-593

『清月学園』の校庭で『蚊取り線香』を焚いて『線香花火』を楽しんだ後、テイクアウトした『蕎麦』を食べました。
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1614349342/378

426 小林 丈『リヴィング・イン・モーメント』:2021/10/09(土) 01:59:08

『〜〜〜♪(※冬の季節を題材としたイントロ)
残暑厳しい日々。ほんの少しの時間 冬を
 クリスマス気分を先取りして見ませんか?

〇月 〇日に、冬のイベントを実施! 当日は星見街を冬に変えます。
ツリーにジングルベルの鐘の音 聖夜の気分を街の人々に……』

ヤジ「……こんな無難な感じで良いか?」

小林「えぇ、ひとまずテレビでの告知はこのように。
新聞やラジオの宣伝も、テレビ内容になぞらえた形で行いましょう。
幸いにして有名な『Electric Canary Garden』のラジオ放送にも
動いてくれる誰かがクリスマスの扇動をしてくれたようです。
このまま街に一気に街の気分を冬へ……!」

 テレビ・新聞・ラジオに告知を行った……。資金は↓の通りだ。
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1614349342/271-333

427黒羽 灯世『インク』:2021/10/09(土) 02:03:56
>>423(GM)
『単発イベント』への対応を希望します。

428芦田『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』:2021/10/09(土) 03:47:59

「ありの〜♪ ままの〜♬ 姿見せるの〜よ〜ぉお〜っ!」

『へたっぴな音程だなーっ おいっ!』

「酷いぜウィゴーちゃん。でもよぉ 俺も本気出した美声
聞かせちゃ ウィゴーちゃんの下半身がレット イット ゴーに
なっちまうから、これでも制御してるのよ」

『意味不明な事言うの止めてくれる??
あとウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライトだよっ!』

――ピピーッ! そこの不審者! 木に飾りつけをするのは止めなさい!
いま直ぐ取り外さないと逮捕するぞ!

「おいおい、つれねーな お巡りさんよぉ。へいへい……」


 星見街の、ある程度でかくて一番目印になるんじゃねーかって言う木に
(※違法で)飾りつけをした。んで、お廻りの奴に直ぐ外せって言われて外した。

 ――当日が楽しみだな!

429芦田『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』:2021/10/09(土) 03:57:19
>>428(追記)

他の奴等。ヤジの奴から経由してクリスマスの飾りつけ借りた奴から
貰って、ゲリラ的に色んな場所に同じ作業するぜ。
 無論 直ぐにサツに見つかって撤去するのも織り込み済みでな!

430黒羽 灯世『インク』:2021/10/09(土) 05:00:02
>>427(追記)

>>423
『有志』については、この場で募ればよろしいでしょうか?
また自PCでも可であれば、誰を連れて行くかこの場で表明すべきでしょうか?

431小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2021/10/09(土) 05:41:03

ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1456056964/615
以下の『協力者達』に連絡を取り、自分を含めた全員で、
大通りやスカイモールの各商店に対し、
『クリスマス商品』に関する問い合わせを行いたい。

・七篠譲葉『リルトランク』※
・烏丸香奈枝『シュリンガラ』
・朱鷺宮笑美『トループス・アンダー・ファイア』
・朱鷺宮涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
・常原ヤマト『ドリーム・ウィーバー』
・薬師丸幸『レディ・リン』
・ココロ『RLP』
・小角宝梦『イル・ソン・パティ』
・今泉未来『コール・イット・ラヴ』※
・神原幸輔『ストロンガー・ザン・アイアム』
・天雨サトリ『10cc』
・朝山佐生『ザ・ハイヤー』
・遊部玲実『フラジール・デイズ』
・ソラ『ステインド・スカイ』
・小翠蒼輝『タキシードムーン』
・関寿々芽『ペイデイ』※
・小鍛冶明『ショットガン・レボルーション』
・稗田恋姫『ブルー・サンシャイン』
・風歌鈴音『ダストデビル・ドライヴ』

(※のPCは既に参加表明済みのため、新規は小石川自身を含めて17人)

432『星見町の終わらない夏』:2021/10/09(土) 06:27:14
>>424(朝山)
具体的なのは『日』だけで、具体的な内容や
時間のスケジュールは書いていないという認識で大丈夫そうですね。
承知しました。

>>428-429(芦田)
『蓮谷晩』を見つけた事自体に満足し、
特にそれ以上の情報収集や情報共有を行わなかった『芦田』。
それも『芦田』らしいといえば『芦田』らしいのだろう。
今日も『クリスマス活動』に勤しむが、『警察沙汰』にする事が果たして
全体の『クリスマス活動』に良い影響を及ぶのかどうか………

>>430(黒羽)
この場か点呼スレあたりで募って下さい。
自PCも一応、表明していただくと助かりますが、
あえて隠しておきたいという意図であればそれも可です。

時間もないので今日の夜から開始いたします。
また同じく時間がないので、たくさんキャラが来ても
誰か一人でもレスしたらすぐにそちらに反応して
どんどん話を進めていく方式とします。
極論、『いるだけ』になってしまうキャラも出るかもしれない事をご了承ください。

>>431(小石川)
『メディア戦略』―――『クリスマスラッコ』や
『小林のTV新聞ラジオ宣伝』がなされた後くらいから、
反応が良くなってきたように感じる。
実際、反応のいい『店舗』はちょっとした
クリスマスの雰囲気を出してきているようだ。
とはいえ今の時期、『クリスマスグッズ』を発注しても
在庫が揃わず、グッズを揃えるのは大変な業種もある。
また流行りに迎合しない店もあるため、
クリスマスなど関係ないという店もまだまだ多い。

433『星見町の終わらない夏』:2021/10/09(土) 06:47:03
>クリスマス問い合わせ者ALL
『メディア戦略』後、『クリスマス商品』を問い合わせる中で興味深い情報を聞いた。

・冬には『商店街主催』の『クリスマスイベント』があり、
 『商店街』として『巨大な模造クリスマスツリー』を有している。
 当然、『クリスマスイベント』のノウハウもあるだろう。
・『クリスマスグッズ』がありそうな場所といえば『保育園』や『老人ホーム』じゃないか?
 倉庫に『クリスマスグッズ』が眠っていそうだから上手く交渉すれば借りられるのでは。
 各自、冬には『クリスマス会』もやっているのだからそのノウハウもある。

434黒羽 灯世『インク』:2021/10/09(土) 07:00:13
>>432
承知いたしました。
特に隠したいという意図はありませんので、協調路線にいる自PCに同席を依頼します。

・空井イエリ『ソラリス』(大学部)

>全体
また、以下のPCには『有志』として召集をかけます。
黒羽側としては何故呼ばれたのか分からないものの、
文化祭実行委員側に働きかける良い機会として呼び付けます。

・村田瑛壱『ディズィー・スティック』(高等部)
・三枝千草『イッツ・ナウ・オア・ネヴァー』(中等部)

これにより中高大に属する学生(黒羽も中等部)を揃えた上で、
荒々しい言行から黒羽視点で最も『不良』っぽい印象がある村田PCと、
真面目そうな印象があり、委員会にも属する三枝PCを呼んで、
各人の『属性感』も異なる面々である事で説得力を高めます。

なお、呼ばれた理由が分からない事と各人それぞれの作業もある事から、
呼ぶ人数を最小限にすべく、同じく協力している小林PCや関寿々芽などは呼びませんが、
上記2名が来られない場合などは急遽呼びかける(関を乱入させる)可能性はございます。

435芦田『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』:2021/10/09(土) 09:12:59
>>432

『ねぇ、ゲリラ犯罪は百歩譲って人助けだし目を瞑りますけどね。
探してた人物についての結果の情報共有ぐらい したらどうです?』

「あ〜、そーいやどうっすかね」

芦田の考えとしては、遠方にいる『蓮谷晩』。前の夏で弟を失って傷心中の彼を
電話で指示して、どの程度 星見街に働きかけられるか正直不明だし
国会議員並みに偉くなってるとかだったら街に冬をけしかけるのを協力を
申し出てようと思ったが、大学で未だ勉学中の情報からも わざわざ大勢
他のスタンド使いが動いてるんだし、結果だけ後で伝えればいいだろうと
思ってたが。愛しのウィゴーちゃんにも言われたので、思案する。

(俺の頭だと、あんま蓮谷の実家にクリスマス飾り付け宜しくと伝えてくれ。
としか思い浮かばないんだよな。あ、してねーし、それ位は伝えとくか。
それと、あの二人【七篠・鉄】にも伝えとこ。何か妙案浮かぶかも知れねーし)

『蓮谷晩』には、決行日(明日)に実家にクリスマスの飾り付けを伝えて
おいてくれないか? と電話をする。ついでに、スタンド使いの仲間に
連絡先を教えておく事も一緒に。

鉄PCと七篠PCに、ノートの持ち主の『蓮谷晩』の居場所の判明。
連絡先も教えておく。

「ありがとねっ ウィゴーちゃんっ♡」

『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライトな。
それと、ハート付けるな!』

「わかった 聖夜までに溜めておくぜ」

『何をだよっ!!』

436赤月『サクソン』:2021/10/09(土) 13:09:30
『最中派』に動いてもらうことで、
『Xデー』当日にホテル・スターゲイザーにてパーティの開催を依頼しました
これによりクリスマスムードの高まった住民達に
「あ、本当に『クリスマスイベント』をやるんだ」という意識を強く持たせ、
星見町一帯に広がる空気感を『クリスマスイベント』を中心としてまとめていきます
これにより、中心的存在が欠けていて不明瞭だった『クリスマス』に一つの形を与えたいと思いますが
そうした事で何か街の様子に変化はありますか?
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1456056964/608
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1456056964/618-619

437『星見町の終わらない夏』:2021/10/09(土) 20:03:25
>>435(芦田)
『蓮谷晩』に連絡すると、またメールで戻ってきた。
『両親に実家をクリスマスで飾るように伝えて欲しい』という要望に関しては
『両親はちょっと精神的にダメージを負っていて………』とやんわり断られた。
おそらく『弟』のおかしな行動からの『失踪』がショックだったのだろう。

『クリスマスを開くにあたって困っている事なんかが
あればアドバイスできるかもしれませんけど―――』

『蓮谷』は『夏場にクリスマスを開こう』というアイディアの発案者。
ある程度、シミュレーションは下調べもして置いたという事だろう。
『芦田』が思いつかなくても『鉄』や『七篠』が何か質問してもいいのかもしれない。

(※芦田PCの言動には以前からメタ虚言が含まれている為、
  地の文の『明日』という文言はその一環と判定し、うやむやにしておきます)

438『星見町の終わらない夏』:2021/10/09(土) 20:22:39
>>436(赤月)
<以下、流れの抜粋>

(赤)『クリスマスパーティーに使える会場』を貸してくれるだけでも良い】
(最)『ホテル・スターゲイザーと繋がりがありますので、
   そちらの大ホールを手配いたします。
   どうせクリスマスパーティーをやるなら、盛大にやりましょう。
   協力者全員を掻き集めても足りるスペースとクリスマス料理を、なんとしてでも用意させます』

(赤)【溝口最中、以前君に連絡をした『クリスマスパーティ』の件だが準備は大丈夫か?
   日に日に肌寒い日も増えてきている・・・・残暑といえるのはもう少しも日はないと思う
   鉄達との話し合いは進んでいるか?】
  【彼らとの相談が進んでいないにしても流石に限界だ
  『クリスマスパーティ』の開催を告知し・・・・日程を確定するべきだ
  私の準備は整った・・・・仮に一抹が脱走したとしても絶対に迎え撃ってみせる】
(最)『話し合いとよべるものは全く進んでおりません。少なくともパーティーに関する連絡は一切』
  『ですが、こちらとしても既に他所を巻き込んでおりますので必ず決行はいたします』
  『準備そのものは進んでおりますのでご安心を』
(赤)「ん・・・・まあいいか
    話が動いているのならアイツもきっと動き出すはず、だから」
   【ありがとう。それなら、いいんだ】

上記流れを見ると『最中派』が『準備そのものが進んでいる』『決行する』というのは、
あくまで『会場を貸す&料理提供』のみの話であり、
『告知についてスルーされている』『パーティー内容の話しあいは一切行われていない』という事から、
『告知』含む『内容』については何も決まっていないという最中トラップなのではないでしょうか。

個人的には「ん・・・・まあいいか」ではない状況だと思います。

439『星見町の終わらない夏』:2021/10/09(土) 21:17:24
>>434(黒羽)
以下スレで開始いたします。
黒羽が声をかけているキャラは途中から居た事でも構いません。
よろしくお願いします。

ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1631985077/10-

440一抹 貞世『インダルジェンス』:2021/10/10(日) 00:21:41
>>425
に続いて『花火』をしました。ずっと。朝まで。
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1621051851/503

441『星見町の終わらない夏』:2021/10/10(日) 00:26:46
>ALL
予定通り、『フィールドワークミッション』としての『真夏のクリスマス準備』は10日(日)24時までで終了とします。
それ以降は場スレ等での『真夏のクリスマス活動』はお止め下さい。

ただ、それまでに生まれた準備イベントの種(例:文化祭実行委員長との対話)などは
終了まで行わせて頂きます。逆に言えば単品イベントを発生させておけば、
最後まで行いますので、気になる種や発生させたい種は積極的に提案して頂ければ対応する場合があります。
基本的にはこのスレか『ソウル・ダンジョン・ストーリー』スレ、
繁盛するようなら『フリミスレ』などを利用させて位だたきます。

ですので、『Xデー開始』はもしかするとその分遅れるかもしれません。ご了承ください。

442赤月『サクソン』:2021/10/10(日) 00:32:44
>>438

改めて『最中派』と連絡を取り、
『Xデー』における『クリスマスパーティー』の発生を確定させました
こちらとしては、このイベントを『Xデー』における『メインイベント』にしたいと考えております

ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1456056964/623
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1456056964/626-628
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1456056964/630-631

443『星見町の終わらない夏』:2021/10/10(日) 02:40:15
>>442(赤月)
『最中派』が『Xデー』に『ホテルディナーイベント』を行う事を確定しました。
『メインイベント』と呼称するかどうかについては『赤月PL』以外の意見もあるので保留としますが、
『最中派PL』に異論がなければ『Xデー当日』の時間の区分けの中に導入させて頂こうと思います。

ただ、『過去アリーナ映像』を流すという事なので、チケットもこれまでの
『最中派アリーナ』を『楽しめる層』を中心に出回っているという判定にさせて頂きます。
つまりはあまり『大っぴらに広がる話』ではないという形となります。

444小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』:2021/10/10(日) 06:35:42

ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1456056964/632
『クリスマスの雰囲気』を助長させるために、
『協力者達』に連絡して、『反応の良かった店』から、
実際に『クリスマス商品』を購入する事を頼んだ。
自分を含めた『20人』で、これを行いたい。
買い物は『生活費』で賄える範囲であり、
金銭で雇ったPC(薬師丸・ソラ)に対しては、
『購入費用』は『経費』として『報酬』に含める旨を伝えた。

445三刀屋『ブラック・アンド・ホワイト』:2021/10/10(日) 10:23:23
>>433

「そういえば・・・・・?」

『クリスマス』に関する問い合わせで、ふと耳寄りな情報を聞いた
毎年、冬になると飾られていた『クリスマスツリー』、それは『商店街』が保有しているという事だ

「あれがあるとさぁ、『クリスマス』が来た!って感じがするよねぇ
 流石にあれを引っ張り出してくるのは・・・・学生さん達だけじゃあ荷が勝ちすぎるかな」

可能であれば、アポを取り『商店街』の代表者に会いに行きます
目的は町内各所で行われているクリスマスイベントにかこつけて『ツリー』を引っ張り出してもらう事です

446『星見町の終わらない夏』:2021/10/10(日) 10:46:09
>>445(三刀屋)
『巨大クリスマスツリー』について気になった三刀屋が問い合わせを行うと
『ウィンターじいさん』と呼ばれる『おもちゃ屋』の老店主が管理している事が分かった。
早速、アポをとって、『商店街』の古びた『おもちゃ屋』の店舗に向かう事になる『三刀屋』。

→単発イベントのトリガーが解除されました。
 必要ならば、他者を誘ったりしても構いません。
 流れのご希望をお伝えください。
 すぐ始めた方がいいのであれば、準備が出来次第、開始します。

447『星見町の終わらない夏』:2021/10/10(日) 10:56:52
>>444(小石川)
実際、『購入』する事で、イタズラや営業妨害という雰囲気を軽減していく。
『メディア戦略』が功を奏している事もあり、
『扱うモノ』さえあれば『クリスマスフェア』的なものを行う『店舗』も増えていくかもしれない。

448眠目・合歓垣:2021/10/10(日) 10:58:24
【個】『星見FM放送』【場】
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1619194604/66-68

上記にて、番組を聞いた反響として引用し拡散しています。
眠目は主に顧客層の成人女性に向けて、宣伝を装い拡散し、
合歓垣はクラスメートである子供へ、ほしみまくろうと比較させる形で拡散を行っています。
総じて流行を好む層に届いているかと思われます。

449三刀屋『ブラック・アンド・ホワイト』:2021/10/10(日) 19:01:57
>>446

ありがとうございます
下記の連絡の通りに百目鬼小百合を伴って『ウィンターじいさん』に会いに行きます

>【場】『 PC間連絡スレ ―星間通信― 』【他】
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1617983099/636
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1617983099/641-642

450『星見町の終わらない夏』:2021/10/10(日) 19:49:50
>>449(三刀屋&百目鬼)
以下のスレでイベント開始します。

ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453049904/807-n

451夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2021/10/10(日) 22:45:26

ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1456056964/648
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1456056964/651
さらにクリスマスを広めるため、
『鉄』と共に、問い合わせに前向きだった店を巡り歩く。
自分の所持金から『30万円』分のクリスマス商品を買った。
購入した品物は、当日にも何らかの形で利用する予定。

452ダイアナ『オンリー・ガール』:2021/10/11(月) 00:02:42

ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1586906856/811
完全に出遅れている事に気付かず、
『サンタファッション』で町を練り歩いた。
見かけた人間がいれば記憶に残ったかもしれない。

453小石川:2021/10/11(月) 00:19:08

追加や変更があったため、改めて自PCの動きをまとめておきます。

――――――――――――――――――――――――――――――

★小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』

○冬を感じさせる『シベリアモミ』の香りを町に広げるため、
 『業務用アロマディフューザー』を『100台』レンタルする。

○『設置』と『見張り』のために『20人のスタンド使い』を集める。

○『アリーナ』の知人『アルキス』経由の『呼び出し』を受けて、
 『金平糖冬の味』の完成に協力する。

○『小角』の能力『イル・ソン・パティ』で、
 『笑美』および『朝山』と共に『夏の魔物』に関する『調査』を行い、
 『モミの香り』と『クリスマスツリー』の併用に軌道修正する。

○『協力者達』に連絡を取り、
  自分を含めた全員で『クリスマス商品の問い合わせ』を行い、
  『反応の良かった店』から実際に商品を購入する。

○人通りの多い街中に『アロマディフューザー』を配置して、
  『シベリアモミ』の香りを散布し、
  同時に『ナイ』の『クリスマスツリー』設置を手伝う予定。

●協力者一覧
・七篠譲葉『リルトランク』
・烏丸香奈枝『シュリンガラ』
・朱鷺宮笑美『トループス・アンダー・ファイア』
・朱鷺宮涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
・常原ヤマト『ドリーム・ウィーバー』
・薬師丸幸『レディ・リン』
・ココロ『RLP』
・小角宝梦『イル・ソン・パティ』
・今泉未来『コール・イット・ラヴ』
・神原幸輔『ストロンガー・ザン・アイアム』
・天雨サトリ『10cc』
・朝山佐生『ザ・ハイヤー』
・遊部玲実『フラジール・デイズ』
・ソラ『ステインド・スカイ』
・小翠蒼輝『タキシードムーン』
・関寿々芽『ペイデイ』
・小鍛冶明『ショットガン・レボルーション』
・稗田恋姫『ブルー・サンシャイン』
・風歌鈴音『ダストデビル・ドライヴ』

★夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』

○顔馴染みの『アリーナ』構成員『金一』に連絡を取り、
 『一抹』の身柄を一時的に『フーヴィアン派』に預けたが、
 その後に脱走される。

○『クリスマス商品の問い合わせ』を行う事で、
 店側に『クリスマスの需要がある』と思わせて商品を扱わせ、
 それを見た客にも『クリスマス』を意識させる作戦を提案。
 『スカイモール』近辺および『大通り』・『歓楽街』など、
 連絡先の分かる店に対して『問い合わせ』を行う。
 当日の直前まで続行。

○『クリスマスラッコ』を『メディア』に売り込む事で、
  『クリスマスブーム』の発端を作る作戦を提案し、
  『鉄』に『ラジオパーソナリティー』とのコンタクトを頼んだ。

○『問い合わせ』に対して『反応の良かった店』を全て回り、
  『30万円分』の『クリスマス商品』を購入する。

○当日は何かしらの手伝いをする予定。

★美作くるみ『プラン9・チャンネル7』

○ラジオの放送中に『乱入』を受けた事から、
  犯人である『エド・サンズ』を捜索し、
  和解の末に協力体制を結ぶ。

○『猫柳』から連絡先を得た『鉄』からの要請で、
  自身の番組中に『クリスマスブーム』の話題を取り上げ、
  番組公式サイト・SNS公式アカウント・動画サイトの公式チャンネルにて、
  『クリスマスラッコ』の存在を宣伝する。

○番組の宣伝も兼ねて、
 『星見FM放送(Electric Canary Garden)』の『ノベルティ』を、
 『プレゼント』として『エド・サンズ』に提供。
 友人の『眠目』と協力して準備を整えた。
 用意した『プレゼント』は『Quince Nail』に預けてある。

○当日は『ちょっと早めのクリスマス特集』として、
 『クリスマスソングセレクション』を流すと同時に、
 『SNS連動クリスマスラッコ大喜利』を放送する予定。

454小石川:2021/10/11(月) 00:19:57
>>453

★三枝千草『イッツ・ナウ・オア・ネヴァー』

○『校内新聞』を利用した広報作戦において、
  『サクラ』を立てる策を提案し、
  真っ先に乗る『サクラ役』を『鉄夕立』に依頼した。
 
○『問い合わせ』に協力し、
  学生寮の自室内で『ラッコ』を預かる。

○『黒羽』からの呼び出しを受けて、
  『文化祭実行委員長』および『副委員長』と対面する。

○当日は何かしらの手伝いをする予定。

★ラッコ『ハッピー・スタッフ』

○『クリスマスラッコ』として人間達に利用され、
  『夏のクリスマスブーム』の火付け役を務める。

○現在は『三枝』の自室にて待機中。

○当日も『クリスマスラッコ』としての役割を担い、
  引き続き人間達に利用される予定。

★百目鬼小百合『ライトパス』

○主任指導官として勤務する『大門総合警備保障』において、
 『夏のクリスマス』が流行っている旨を部下達に話した。

○当日は『ナイ』と『関』に同行して警護に当たる予定。

○商店街がイベントで使用している『クリスマスツリー』を出してもらうため、
 『三刀屋』と共に『管理者』の下へ向かう。

★ダイアナ『オンリー・ガール』

○関から連絡を受けていたが、色々あって延び延びとなり、
  完全に出遅れてしまっている事に気付かず、
  サンタ風のファッションで町を練り歩く。

○当日は賑やかしの一端になる予定。

455『星見町の終わらない夏』:2021/10/11(月) 00:21:45
>ALL
>>441で宣言したとおり、
『フィールドワークミッション』としての『真夏のクリスマス準備』は10日(日)24時までで終了とします。
今現在、場スレで活動している方々は終わるまで動いて頂いて構いませんが、
その後、新規で、場スレで当ミッション絡みで動くのはお止め下さい。

その一方、『星間通信』ですが、申し訳ありませんが、
もう少しだけ、当ミッションのために利用させて頂ければ幸いです。

また、『単発イベント』の『文化祭委員との会話』『巨大クリスマスツリー設置イベント』が
まだ終わっていませんので、これが終わってひと段落つき次第、
ようやく、『Xデー前後』の最終イベントに突入していきたいと思います。

疑問点やその他もろもろございましたら、ご相談ください。
それでは引き続きよろしくお願いいたします。

456猫柳 柚子『カーマ・カメレオン』:2021/10/11(月) 21:38:42
前にも言ったっけ?お店で『クリスマスイベント』をやってます。
『サンタさんのコスプレした店員さん』、『プレゼント企画』、『クリスマス風のカクテル』。
出してるよー。

457鉄 夕立『シヴァルリー』&『C・セッション』:2021/10/11(月) 21:49:52
現在行動中
・『クリスマスラッコ』、及び『クリスマス特集を組んだお店』の情報拡散。
 付随して、『Electric Canary Garden』のフォローを推奨。
・『アリス』との外出の際に、『ソラ』の能力媒体である氷も大量に購入。
 そのまま『学生寮』に赴き、冷凍庫の中に置かせてもらうように依頼中。
 また購入費用の『30万』を折半した。所持金『200万』→『185万』

行動予定のリスト。

・『校内新聞』を読んで、自然な形で校内に『夏のクリスマス』を広げる。
 その後は校内を哨戒しつつ、更に学園全体に行くまで広めていきたい。

458関 寿々芽『ペイデイ』:2021/10/12(火) 04:19:04
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1630107603/91-120

町に『雪だるま』を設置すべく、
ナイ『ベター・ビリーブ・イット』と手を組み、
彼女に必要な道具を『交換』して与えた。

また、ナイについてはその帰り道からすでに、
町に雪だるまの設置を始めているようだ。
湖畔公園には小・中・大の雪だるまが設置済み。
溶けてなくなるまでに誰かが目撃するかは不明。

459ナイ『ベター・ビリーブ・イット』『D・L』+猫『マシュメロ』:2021/10/12(火) 10:13:00
>>458にプラスして、
猫『マシュメロ』
ナイによって低クオリティなサンタの恰好をさせられる。
そのまま散歩へ出かけた。目撃する人もいるだろう。



ナイ『ベター・ビリーブ・イット』『D・L』 当日の行動予定


〜朝〜
家から出て、関 寿々芽『ペイデイ』と合流し、大中小の雪ダルマを置きながら移動。
小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』の家へ。

シールのセットをアロマ設置参加者に配り、シールを貼った場所にクリスマスツリー(150cm)を『交換』で出現させる。
また、回収も『交換』で可能なことを伝える。
(例えば、相手がいれば『声』『音』と『位置ごと交換』で、手元にツリーが現れる)
(ツリー側から見れば、ツリーが消え、謎の音がするという怪奇現象なので、地道に回収した方が良いという意見もあるだろうが)

〜昼〜
関、百目鬼小百合『ライトパス』と共に町を練り歩き、ツリーや雪ダルマの設置を行う。

〜夜〜
特に要望は出していないが、サンタからプレゼントが貰えると期待する。

460氷山:2021/10/12(火) 23:01:10
自PCの『Xデー』内の予定について更新します

『エド・サンズ』
『夜時間』から下記の方々とともに行動を開始する
 水宮アリア『ブラッディ・マリー』⇒クリスマスソングを歌ってもらう予定
 合歓垣 瑛『ブラス・コンストラクション』⇒トナカイの仮装をしてソリを飛ばしてもらう予定

・『さんたさん』として、一般人の子供達に対して『プレゼント』を配る予定
・プレゼント⇒美作くるみ『プラン9・チャンネル7』の協力により配布用の『プレゼント』を獲得済み
・ソリ・サンタ服⇒村田瑛壱『ディズィー・スティック』経由でソリ・サンタ服を獲得済み

赤月『サクソン』
『昼時間』〜『夜時間』にかけて
サンタ服姿に着替えて、一抹貞世『インダルジェンス』の襲撃を誘う囮になる予定
その際に、ついでに飯田咲良『シスター・ゴールデンヘアー』と一緒に街中を練り歩き、イベントを見て回る
一抹貞世の襲撃を切り抜ける事が出来た場合、『スターゲイザー・ホテル』に行き、『最中派』のディナーショーに出席する

小翠『タキシードムーン』
小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』に協力して雑用をする予定
『Xデー』では小石川の要請に応じて働くため『委託』状態とします

三刀屋『ブラック・アンド・ホワイト』
仕事があるため『Xデー』当日は活動せず

461一抹 貞世『インダルジェンス』:2021/10/12(火) 23:59:02
改めて方針と予定を書きます。

一抹 貞世『インダルジェンス』
昼行動:出歩くと危ないので教会の床下で仮眠。
夜行動:新調スマホで風変わりな『サンタ』や目立った異変を探りつつ、フードで髪を隠して『アロマディフューザー』を発見したら警察に通報。
Twitterに悪質な悪戯として稼働する風景を動画投稿。
風変わりな『サンタ』の位置情報が分かり次第、半殺しに向かいます。
風変わりな『サンタ』を始末したあとは、病院にて子供たちに『プレゼント』を持ってくるであろう『サンタ』を待ち伏せ。
まだ手足が動くなら一番バズっている『冬の風物詩』を破壊に向かう。

一抹和世&アイラト『一般人』
湖畔の教会にて教会員たちとサンタ衣装で炊き出しを行いながらホームレスにサンタ衣装を配布。鐘を鳴らす。
七篠が『アロマディフューザー』を持ち込む予定。

462七篠:2021/10/13(水) 19:29:28
自PCの行動予定を書きます

七篠 譲葉『リルトランク』
 ―事前もしくは当日朝―
  ・湖畔の教会へ行き『アロマディフューザー』を設置
 ―昼時間―
  ・小石川さん宅へ移動し、残りの『アロマディフューザー』を設置し巡回

飯田 咲良『シスター・ゴールデンヘアー』
 ―昼〜夜―
  ・赤月『サクソン』PCと行動を共にする。可能であればストーキングに近い形で距離を置きながら行動。
  ・問題が発生した場合は赤月『サクソン』から離れたところに待機し、いざという際の逃亡手段となる予定。

眠目倫『ノワール・デジール』
 ―昼〜夜―
  ・『サンタ』のプレゼント等を店舗内に保管。
  ・上記プレゼントは『サンタ』来店時に受け渡し予定。
  ・それまでは冬ネイルを提供予定。

合歓垣 瑛『ブラス・コンストラクション』
 ―昼―
  ・たくさんおひるね。
 ―夜―
  ・トナカイのコスプレをして『サンタ』さんのお手伝い。
   (『エド・サンズ』の指示に従って行動します)

463朱鷺宮親子:2021/10/13(水) 19:33:35
朱鷺宮親子の行動予定

朝:二人でサンタコスの準備
昼:小石川さんの宅へ移動。アロマディフューザーの設置のために行動する。
  設置したアロマディフューザーの防衛を予定。

464『星見町の終わらない夏』:2021/10/14(木) 03:20:24
【事前アンケート】
『Xデー開始』をお待たせしており、まことに申し訳ありません。
近日開始の運びとなりますのでもうしばらくお待ちください。

さて、>>461のとおり、『一抹』に夜行動からの『アロマディフューザー通報』
『サンタ襲撃』『冬の風物詩破壊』の意向があります。
これを阻止する為のバトル展開に積極的に参加したい
『PC』がどれだけいるかアンケートを行いたいと思います。

『バトル展開』となれば継続的なレスが必要になりますし、
『高危難バトルミッション』級のバトルリスクがあります。
また、ある程度、自然に一抹PCと邂逅できる立場である必要があります。
(具体的には『一抹PC捜索組』・『アロマディフューザー防衛組』など)
それも踏まえ、PL・PCともに『戦える』意向のある方は希望願います。
希望時に軽く『Xデーの行動(特に夜)』や『一抹と戦う動機』、
『その他備考』があれば、書いて頂けると、なお助かります。

※あくまで『アンケート』です。『希望』したからといって、
※必ず戦えるわけではない事をご承知ください。
※とはいえ、『希望』した場合、どこかのタイミングで急に
※GMより『呼びだし』を行う可能性がありますので、
※開催時は定期的に当スレ・点呼スレ等を確認して頂ければと思います。

※PCロール的に『捜索組・防衛組』等の宣言をしていても時間やリスクの関係等で
※実際は戦うのは遠慮したい方は無理に『希望』する必要はございません。

※『エド・サンズ』および『合歓垣』に関しては、『一抹』の『最終目標』となっておりますので、
※申し訳ありませんが希望しなくても『最終ボスバトルの可能性』がある事をご承知ください。

465空井イエリ『ソラリス』:2021/10/14(木) 08:21:29
>>464
希望しますが、さほど積極的ではありません。

『Xデーの行動(特に夜)』
現時点では『アロマ組』に関与するツテが無く、
それ以外の何か特別な動きなども予定が無いため、
視聴覚室の会議で教えられた『一抹』の容姿を元に、
彼の捜索と監視、可能であれば制圧を行いたい。
特別な捜索手段があるわけではないので、
SNSでそれらしい目撃情報を漁る程度にはなる。
発見ができない場合は、これまでにクリスマス用品を
問い合わせた町内各地の店に出向き、実際購入を行う。

『一抹と戦う動機』
特にはないが、自分が『夏の魔物』だとすれば、
冬が激化する当日に動かない理由は無いと考え、
念のための『パトロール』という感覚で動く。
発見出来ずとも『捜索組』の存在に向こうが気付けば、
行動を鈍らせたり、惑わせたり出来るかもしれない。
この作戦において自分が担える役割を考えると、
当日には他に担える事が無いので、担うことにした。

『その他備考』
特に因縁や、互いを倒す必然性などもありませんので、
因縁のあるPCや目的のサンタ組を差し置いてまで、
一抹PCとの決着を担うのは控えたいと思っています。
ミッションの長期化(冬突入)を懸念されている今、
戦うとしても長尺を取りたい意図はありませんので、
イエリ自身の意思とは裏腹に、という形になりますが、
小競り合いや前哨戦程度の役目を担えればと思います。

466赤月『サクソン』:2021/10/14(木) 08:55:42
>>464

積極的に戦闘参加希望です

『Xデーの行動』
>>460の通りに昼時間からサンタ服姿で街を練り歩いています
囮となって最初の襲撃を受ける事が目的です

『一抹と戦う動機』
元々、『一抹』個人と因縁があった事にプラスして
前回の戦いに敗れたリベンジマッチの意図があります

『その他備考』
サンタ服姿でゴミ袋を担ぎ、『一抹』のヘイトを稼ぎやすい格好で動いています
また、そんな状態は大分『風変わり』かと思いますので、『一抹』の索敵範囲にも引っ掛かりやすいかと思っています

467一抹 貞世『インダルジェンス』:2021/10/14(木) 10:49:58
>>422
質問です。
・『通常の人間の中でも足が速い部類』はスC+みたいなものでスBに少し迫る程度でしょうか?

・『煙』化した腕を吸い込ませる、口鼻から侵入させることは可能ですか?

・『煙』化した手足に指などの概念はありますか?
 指の概念が無い場合は同時に複数の物体を持てるでしょ
 うか。

・『インダルジェンス』の『煙』化は可能ですか?

・『浮遊』は落ちてる途中でも発動可能ですか?

468『星見町の終わらない夏』:2021/10/15(金) 00:27:09
>>465-466(空井&赤月)
ありがとうございます。参考にさせていただきます。

>ALL
とりあえず本日24時までは>>464の事前アンケートを続けます。
『希望』する方はレス頂ければ幸いです。

>>462(七篠)
確認ですが、赤月PCと行動に共にする飯田PCはバトルには参加せずに
あくまで劣勢時の逃亡の補助を行う予定という事でよろしいでしょうか?
(バトルに参加しないといっても、当然、『一抹』による
 攻撃を食らう可能性はあると思われます)

469『星見町の終わらない夏』:2021/10/15(金) 00:53:57
>>467(一抹)
・『通常の人間の中でも足が速い部類』はスC+みたいなものでスBに少し迫る程度でしょうか?
>『オリンピック選手上位クラス』並みと捉えて頂ければと思います。
 普通のPCと追いかっけこしたら追いつく程度です。

・『煙』化した腕を吸い込ませる、口鼻から侵入させることは可能ですか?
>可能ですが、場合によっては、引きちぎられる可能性もあります。

・『煙』化した手足に指などの概念はありますか?
 指の概念が無い場合は同時に複数の物体を持てるでしょうか。
>手指の概念はあります。

・『インダルジェンス』の『煙』化は可能ですか?
>不可能ですが、『煙』化した手足に沿うような形で発現するという事は可能です。
 ただし相手の口中などに『煙』を入れた状態では、スペースの関係で発現困難です。

・『浮遊』は落ちてる途中でも発動可能ですか?
>可能です。

【補足】
『煙』化は『気体』としての性質を持つ事であり、説明文の
>いわゆる物理的な干渉はすり抜けてしまう。
というのは、例えば相手の『殴打』などは
『気体』を殴るようにノーダメージですり抜けるという意味であり、
能動的に『壁などを透過できる』という意味ではありません。

470一抹 貞世『インダルジェンス』:2021/10/15(金) 01:50:16
>>469
最後です。
『煙』化した手足を人体の限界を超えて伸ばすことは可能ですか?

471夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』:2021/10/15(金) 04:10:02
>>464
積極的な参加を希望します

『Xデーの行動(特に夜)』
昼間は学校内や学校外におけるクリスマスの手伝いを行い、
夜間は脱走した一抹を探す。
学生寮で起きた戦いを踏まえ、
クリスマスに関わるスタンド使いと一抹が遭遇すれば、
必ず激しい争いが起こると予想している。
夢見ヶ崎は超人的四感によって、常人を超えた探知が可能。
これにより、学生寮で起きた一抹と赤月の戦いの際も、
寮内に入る前から現場の状況を察知する事が出来た。
その事から、超人的聴覚で争いの音や一抹の声を探り、
超人的嗅覚で強い血の匂いを探りながら町を歩く。

『一抹と戦う動機』
以前、同じ夢世界に巻き込まれた経験があり、
夢見ヶ崎は一抹を友達として見ている。
その後、最中派アリーナにおける赤月の試合を、
フーヴィアン派の選手・アルカラとして観戦中、
意見の相違で一抹と対立し、同時に赤月には助言を行った。
学生寮で起きた赤月と一抹の戦いが決着後に介入し、
一抹の拘束をフーヴィアン派に依頼すると共に、
一抹に必ず助ける事を約束した。
拘束の期限である一週間後に脱走され、
電話越しに状況を知り、一抹の行方を追っている。
なお、赤月は夢見ヶ崎とアルカラが同一人物である事を知らないため、
機会があれば、それを明かす場としても活用したい。

『その他備考』
実際の処遇はGMに一任しますので、参加できなかった場合は、
探し続けたが見つからなかったなどのように処理していただいて構いません。

472七篠:2021/10/15(金) 09:51:32
>>468
はい、認識相違ありません。
逃走時の手段として待機するため、体力の現象やダメージによる行動不能は避けるべきだと考えています。
また、何人かと共闘している場合でも赤月PCを最優先とする予定です。飯田のデッドウェイトは人一人分だと考えています。

『守護』するには『目視』『スタンドとの接触』『対象が襲われている』の三点がクリアすればいいので、
赤月PC戦闘時はスタンドを発現させた状態でスタンドには接触せず、極力離れた物陰に身を隠し、視線を向けている状態になります。

473『星見町の終わらない夏』:2021/10/15(金) 19:37:12
>>470(一抹)
『手』のみ可能ですが引き延ばした分、『細く』なってしまいます。
最大三倍の長さまで伸ばせます。

>>472-473(夢見ヶ崎&七篠)
ありがとうございました。参考にさせて頂きます。

<『>>464のアンケート』に『希望』してくれた方々への大事な補足>

現在出ている『希望』を踏まえて、様々な流れを検討させて頂いています。
その過程で、お伝えしておかないといけない事が浮上しましたので補足します。

当バトルは単純な『対NPC敵』ではなく、また様々な文脈が絡んでいる為に、
『物語』をある程度重視した、『展開提示』や『マスタリング』をさせて頂きたく思います。
ですので、参加者によっては明確に『理不尽』と感じる展開が出てきてしまう可能性が十分にあります。
つまり最適解をとったとしても、不本意な結果に終わったり怪我などする『判定』もありえるという事です。

本来、参加者はすべて『主人公』になれる可能性があるのが基本ですが、
今回は特殊な事情が絡んだバトルですので、このような形にさせていただきます。
上記をきちんと納得して下さる方のみ『希望』して頂ければと思います。
当然、今、『希望』されている方が『希望取り消し』をする事も受け付けます。
申し訳ありませんが、そのような形でお願いします。

474一抹 貞世『インダルジェンス』:2021/10/15(金) 20:01:30
>>473
回答ありがとうございました。

475鉄 夕立『シヴァルリー』&『C・セッション』:2021/10/15(金) 20:06:17
>>464

『戦闘』に関しては、参加を希望はしないが必要であれば戦う、というスタンスを取るつもりです。
その理由の一つに、『シヴァルリー』は『インダルジェンス』に対し有利を取りやすい能力であること。
もう一つは、鉄PCが一抹PCの拘束・無力化が不可能だと判断した場合、殺害も辞さない姿勢の為です。
ですがシナリオ上、あるいは仲間PCからの要請があった場合、参戦しない方が不自然なので戦闘を行うと思います。

『Xデー当日の行動』
校内を中心に哨戒し、『クリスマス』が滞りなく広がっているか、楽しめているか確認する予定。
何か問題があれば都度対処し、『アロマ組』などで問題が起きたなら、そちらへと向かう。

『一抹と戦う動機』
一抹くんならば、自分の行動が原因で誰かを死なせてしまうくらいなら
その前に殺されてでも止まった方がいいと思うはずだ、と認識しており、
彼の妨害、及び彼との戦闘も念頭において行動しています。

476ソラ『ステインド・スカイ』&水宮アリア『ブラッディー・マリー』:2021/10/15(金) 21:01:28
>>464
一応希望しますが、特に一抹PCとの面識もありませんし積極的ではありません
万が一こっちに来たらやろうかな程度です

『Xデーの行動(特に夜)』
ソラ:小石川さんの要請でアロマ設置したり、クリスマスグッズ買ったり
学生寮でラッコに雪降らせたりします
基本的に誰かの指示で動いてます
水宮:エドサンタさんの要請で聖歌を歌いに行きます、どこで歌うかはエドサンタさんの指示によるので知りません

『一抹と戦う動機』
ソラ:依頼とはいえくだらない仕事をさせられてイラついてる所に邪魔が入ったら戦うかもしれません
水宮:歌ってる所を襲われたら自己防衛で戦うかもしれません

『その他備考』
両方面識も無く戦う動機が極薄く、努力はしますが継続的なレスが出来るかは微妙です
他の希望者さんを優先して補欠程度に扱ってください

477『星見町の終わらない夏』:2021/10/16(土) 01:11:23
>>425>>440(一抹)
一抹の『夏の満喫』により『絵日記』の日付は『8月25日』まで進んだ―――
(この日付は一抹には把握できない)。
自らの『夏の風物詩』化は、更に進んだようだが、『理解』がまだ追いついていない。
『一抹』自身も把握できていない『風物詩化』による効用が何かあるかもしれない………

     そんな状態で、『一抹』はいよいよ、『Xデー』を迎える。

478『星見町の終わらない夏』:2021/10/16(土) 01:12:39
>>475-476(鉄&ソラ・水宮)
アンケート返答ありがとうございました。参考にさせていただきます。

479『星見町の終わらない夏』~Xデー編〜:2021/10/16(土) 01:16:59
<『告知』>

大変、お待たせいたしました。
『Xデー』を以下の流れで開催させていただきます。

1.【Xデーまでの準備披露】:10月16日(土)〜10月18日(月)24時まで

・各自、『クリスマス(冬)』を事前に実際どのように広めたかを、改めて披露・アピールする場面です。
・お手数ですが今まで貼ったものでも改めて披露して頂きたく思います
・披露の形式はどのようなものでもかまいません。
 (箇条書き・今までのレスの要点コピペまとめ・実際の動きのレス・このスレに貼ったものへのアンカー・URLなどなど)。
・少し待って、貼る気配がなければ、他PCの動きでも、他PLが披露して頂いて構いません。
 その後、改めて、他PCのPLが、詳細を披露し直しても大丈夫です。
・18日24時までとなって居ますが以下の『判定』の関係上、なるべく早めに披露して頂ければ幸いです。

1-5.【準備披露判定】:10月19日(火)24時までには

・上記披露を元にGMが事前にどの程度、『クリスマス(冬)』が浸透しているか、
 また、『Xデー当日』の布石が出来ているかを判定いたします。
 基本的には『行った事実』が判定材料ですが、『アピール』『演出』なども考慮にいれる場合があります。

2.【Xデー当日】
『昼パート』:10月20日(水)〜10月23日(土)24時まで

・いわゆる『Xデー当日』の『昼』に行う動きです。これは『疑似場スレ』といたします。
 「〇〇『××』@商店街」のように名前欄にて、@の後に動く場所を明記してください。
・基本は一レスでの『行動表示』ですが、待機する事で同場所に居るキャラで絡んでも構いません。
・単純に『クリスマスの賑わいの街を楽しむ』ロールを行っていただいても構いません。
・最中派の『ホテル・スターゲイザー』のイベントは『夕方』扱いとし、このパートで行って構いません。
 もし、期限が短すぎる、別スレで行いたい、などの要望があれば『事前準備披露』の段階でお伝えください。

『夜パート』10月24日(日)開始〜

A.『エド・サンズ』のサンタ巡業(当スレにて行います)
B.『一抹 貞世』のサンタ狩り(『ソウル・ダンジョン・ストーリー』スレで行います)

A.『エド・サンズ』が『サンタ巡業』を行うパートです。
  一応、『子供NPC』や『ナイ』などは準備していますが、
  何をするかは全て『エド・サンズ』とその仲間たち次第です。
  やりたい事を提示して頂ければそれにあわせてGMいたします。
  (※なので準備された『子供』が全て使われるとは限りません)。

B.『一抹貞世』が『クリスマス破壊』を目的として暗躍するパートです。
  事前に提示して頂いた行動方針(>>461)を元に、
  GMがシチュエーションや敵対PCを提示させていただきます。
  敵対PCは基本的に『事前アンケート』にて希望いただいた方から選出されます。
・『事前アンケート』への回答期間が短かった為、『希望の撤回』や、
 更なる『介入希望』は、『事前準備披露期間(10月16日(土)〜
 10月18日(月)24時まで)は受け付けます。

☆AとBが終了した後、『Xデー編』は終わり、次の結果へ移行します。
 その後についてはその都度、提示させていただきます。

480『星見町の終わらない夏』〜Xデー編〜:2021/10/16(土) 01:27:19


               その存在の通称は、『夏の魔物』。


   憑依した者が『夏を堪能する』事でその者を『夏の風物詩』化する能力を有する。
     この能力の今年最初の被害者、『氷山あきは』はすでに『かき氷』。
    現在は『一抹貞世』が憑依され、『夏の魔物』をこの『星見町』に引き留めている。

    『星見町』にしか存在できない『夏の魔物』は『冬の風物詩』が弱点だが、
    『冬の風物詩』の雰囲気を察知すると『瞬間移動』で遠ざかってしまう為、
     『星見町全土』の雰囲気を『冬の行事、クリスマスイベント』で
            覆ってしまおうという作戦が立てられた。

   一見、『出来るはずもない』このミッションの達成に、数多の『スタンド使い』が協力し、
   『クリスマスの濃度』を最大にする『Xデー』に向け、様々な準備を行った―――

481甘城天音『ビター・スウィート・シンフォニー』:2021/10/16(土) 09:18:23
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1621051851/504-505
一応実家の洋菓子店でクリスマスフェアをやっていますという報告

482『エド・サンズ』:2021/10/16(土) 10:01:03

『ヨウ!嬢ちゃんら。元気ダッタカ?』

市内某所
この町に『クリスマス』を運ぶために『サンタさん一味』はこの場所に集合していた
『エド・サンズ』の他にはクリスマスソングを歌う水宮、そしてトナカイとなる合歓垣がここにいる
『Xデー』直前となった今、イベント前の最後の打ち合わせのためだ

(ソウイエバ、コノ面子ガ全員集マルノハ今日ガ初メテダッタカ)

そんな事を考えながら、傍に置かれた装具を見る
村田から受け取ったソリに衣装、
そして美作から受け取った『Electric Canary Garden』の『ノベルティ』がそこに堆く積まれていた
『エド・サンズ』は既にサンタ服に着替えている・・・和風のヴィジョンと洋風の服装がなんともミスマッチだ
そのうえ、一般人には『エド・サンズ』の姿は見えないため、透明人間のサンタに見えるかもしれない

『ソレジャア、動きヲ確認スルゼ
 俺ガサンタとしてプレゼントを配ルカラ、嬢ちゃん達ハ「クリスマス」ッポク「チンドン」シテクレ』

『水宮ト「ブラッディー・マリー」ハ歌担当ダ
 二人の歌ハマジに迫力ガアルッツーカ・・・・すげぇカラナ、ヨロシク頼ムゼ』

『合歓垣ハトナカイ担当ダ
 お前ノ能力ガアレバ「ソリ」ゴト空ヲ飛ベルハズダ
 ソノ「ソリ」ニ俺ガ乗レバカナリ「サンタ」ッポクナレルハズダゼ』

二人にもトナカイやサンタの衣装を渡す

『フゥ・・・・コレデナントカナリソウダナ・・・・』

『エド・サンズ』はこれまでの下準備を思い出す
時にはラジオ局をジャックし、この町のスタンド使い達に呼びかけ・・・(>>349
時には良い子のいる家庭に忍び込み、クリスマスを予告する『怪文書』をばらまいた(>>348
これらの地道な広報活動によってこの町に『サンタを名乗る超自然的存在が到来する噂』が蔓延している事だろう
『エド・サンズ』はそれらの活動をしみじみと思い返した

『サテ!ソレジャア行クトスルカァ!』

出発の時だ!

483三刀屋『ブラック・アンド・ホワイト』:2021/10/16(土) 10:13:07

ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453049904/807-831

「はあ〜〜〜〜・・・・こんな日まで仕事だなんてツいてないなぁ」

『Xデー』当日の昼
三刀屋は自身の職場で昼食を取りながらスマホの画面を見ていた
そこに画面には巨大なクリスマスツリーを囲むように4人の男女が並んでいる
いずれも若者とはとうてい言いがたい年齢層の者達だ

「佐間さん、ウィンターさん、百目鬼さん・・・・」

1週間前からクリスマスツリーが駅前に飾られている
暦の上では秋だとはいえ、まだまだ暑い盛りだ
そんな中に現れた巨大ツリーは『クリスマスラッコ』と相まってSNSを賑わせている

「ま、僕は僕で動向をうかがいますかねぇ」

そんな彼らに思いを馳せながら、仕事に戻る三刀屋であった

484赤月『サクソン』:2021/10/16(土) 12:59:20

「咲良・・・一抹との戦いに向けて、君に頼みたい事がある」

『Xデー』当日の朝
サンタ服姿で学生寮を出る赤月は背後を振り返り『飯田咲良』に声をかける
今の服装はワンピースタイプのサンタ服の上から肩を覆うようにケープをかけ、
両手は赤い手袋で覆われている・・・・これは歓楽街のコスチュームショップで購入した衣装だ
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1621051851/433-445

「いざとなれば君が助けてくれるとはいえ、
 アイツの殺意が君にまで及ぶ可能性がある・・・・
 だから・・・・アイツを見かけたときに君に連絡を入れて欲しい人達がいる」

提示したのは2人の連絡先だ
『鉄夕立』と『アルカラ(夢見ヶ崎)』・・・一抹との戦いにおいて切り札になりうる人物

「2人とも『ああなる前』の一抹と関わりが深いスタンド使いだ
 冷静な判断力も併せ持っているから、きっと助けになるはずだ・・・・それと」

それと・・・・この後の言葉を彼女に伝えるためには勇気が必要であった
『サクソン』の隠された能力・・・・そのための協力を彼女にお願いするためには
その能力の秘密を話す必要があるからだ

(『サクソン』の能力はいずれ『目的』を成し遂げるための切り札になる・・・
 逆に言えば、この秘密が『アリーナ』に漏れてしまえば私は・・・・)

疑念と猜疑心が胸の奥を通り過ぎる
「咲良は信用できる」・・・・そう思いながらも、かつて感じた疑心は今も心の奥に残っていた
それを振り払うようにして言葉を口にする

「それと、私の『サクソン』には人に見られる事で発動するもう一つの能力がある
『第三者に見られている間、暗器による痛みが永続する』・・・・それが私の秘密の能力だ」

「私の『秘密』を知る人間は第三者に含まれない
 だから、『アルカラ』にはビデオ通話で私の戦いを見せてくれ
 そうすれば、私はこの能力を完全に使う事が出来ると思うから」

真剣な顔で彼女の顔を見つめながら、最後に言葉を付け加える

「この事は誰にも言わないで欲しい」

485合歓垣 瑛『ブラス・コンストラクション』:2021/10/16(土) 22:37:00
>>482

「『トナカイの服』ぅ? これのきるの??
 ……ゲームのためだし、きてあげるけどー…」

 ゲームを買ってもらう約束の元、ここへやってきた合歓垣はそうぼやきながらもどこか嬉しそうに衣装を受け取ると水宮の方に向き直り、喜色を顔に浮かべた。

「アリアちゃんだー。アリアちゃんが歌うの!?
 じゃあアリアちゃんもソリに乗るのかなー?」

 疑問のように口にするが、どちらかというとどのようにアリアを浮かせるか考えているようだ。

『エド・サンタ』との約束
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1614349479/241-260

486村田瑛壱『ディズィー・スティック』:2021/10/16(土) 22:38:06
様々な人物の協力のおかげで・・・
草の根活動から始めた『クリスマス』は『文化祭」を染め上げるに至った。
『紆余曲折』あったものの、最終的には当初の作戦どおり。
なにしろデカい学校だ。『話題の柱』になるのは間違いない。

そして文化祭を染め上げる過程で関わった人間たちに対しても、『クリスマス』は伝わっただろう。
目的達成とは別の軸で、町へのクリスマス浸透に貢献したかもしれない。
・・・そして、この作戦の完了はおれの出番の終わりを意味する。

今後の『夏の魔物』との諍いにおいて、村田瑛壱は関わり合いを持つつもりはない。
『鉄夕立』への義理を果たすためだ。

『一抹』という人間について、おれは何も知らない。
それを止める義務があるのは当事者たる『エド・サンズ』か、それらに関わる人間であるべきだ。
例え彼らがそれを止められず、殺し殺される結果になったとしても。
彼らとしても、自分の手でけじめをつけることを望んでいるだろう・・・ということだ。

ただし、その『一抹」が『おれの世界』にあだなすようであれば、その限りではない。おれが必ず『一抹」を始末する。
その邪魔をする奴がいるなら、そいつもおれの『敵』だ。それが例え義理を立てるべき『鉄夕立』であろうとも。

487飯田 咲良『シスター・ゴールデンヘアー』:2021/10/16(土) 22:48:43
>>484

 私は、赤月さんの『秘密』を飲み込んで目を見て首を縦に振った。

「わかった、もしなにかあったらこの連絡先の人たちに伝えて、
 アルカラさん?にはビデオ通話で監視役になってもらう」
「赤月さんの『秘密』は誰にも言わないよ」

 私はクリスマスとは関係ない動きやすい普段着のまま、赤月さんを追いかけるように『寮』から出た。
 私がフリーマーケットで買って赤月さんに渡した『サンタの陶人形』を赤月さんが忘れてないか念のためチェックもしとく。

「……気をつけてね」

『サンタの陶人形』入手
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1607077443/636-645
赤月への協力申し出および『サンタの陶人形』の譲渡
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453647077/803-829

488眠目倫『ノワール・デジール』:2021/10/16(土) 23:06:28
 眠目はため息をついて、『Quince Nail』の室内に置かれたダンボール数箱に目を向ける。
 眠目の描いたイラストカードと美作の準備したプレゼントが入っている箱だ。
 『和風のスタンド』がこれを配るらしいが、本当に受け取りに来てくれるのだろうか。
 置きっぱなしにならないことを祈りつつ、今日も割引中の『冬ネイル』を繁華街に広めていく。

『Quince Nail』にて『冬ネイル』割引イベント
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1607077443/590
美作との合作プレゼント
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1456056964/419-428
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1456056964/602,606,609-611
『Electric Canary Garden』での『サンタラッコ』拡散協力
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1619194604/66-67

489合歓垣 瑛『ブラス・コンストラクション』:2021/10/16(土) 23:07:38
>>485
『Electric Canary Garden』での『サンタラッコ』拡散協力
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1619194604/68

490ナイ『ベター・ビリーブ・イット』『D・L』+猫『マシュメロ』:2021/10/17(日) 14:16:12
>>479

行動まとめ


>>364
チラシ(怪文書)配り
(りんが)神社を(無断で)クリスマス風に(その後もとに戻されたらしい)


【場】『 私立清月学園 ―城址学区― 』 その2
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1614349342/335-352
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1614349342/353-376
クリスマスをアピールしつつ(?)クリスマスグッズを集めた。


>>458-459
大中小の雪ダルマを作成し、『交換記録』に記憶。道端に設置しながら帰宅。
また、猫にサンタっぽい恰好をさせた。猫は散歩へそのまま散歩へ行った模様。

491水宮アリア『ブラッディー・マリー』:2021/10/17(日) 18:55:27
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1549033452/513-535

『エド・サンズ』との約束で聖歌を歌う事になった水宮アリア…
否、歌うのはアリアではなく『ブラッディー・マリー』だ
しかし、『ブラッディー・マリー』が歌うという事はアリアが歌うという事と同義ではないか?
自分には誰かに歌を聴いてもらう資格は無い、しかし『ブラッディー・マリー』は歌う
この矛盾にアリアの心はいつも揺さぶられる…

>>482>>485
『エド・サンズ』に呼び出されやって来た水宮アリア
まさか、つい先日知り合った友人の合歓垣までいるとは思わなかった
思わぬ所で彼女と再会出来て、アリアは喜びを覚えた
どこか特定の場所で歌うだけかと思ったが、ひょっとして彼らと一緒に動く事になるのだろうか…?

『エド・サンズ』からサンタ衣装を渡される

えっ、僕もこれ着るの?何かちょっと恥ずかしいな…

そして合歓垣に渡されたトナカイの衣装を見て思う
彼女には空を飛ぶ能力があるのは知っていたが、だからってこの子にトナカイをやらせていいのか…?
スタンドだから体重が無いかもしれない『エド・サンズ』はともかくとして
自分は乗ってしまっても大丈夫なのか…?

492朱鷺宮親子:2021/10/17(日) 20:13:21
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1621051851/446-
こちらでの調査を受け、
アロマディフューザーの設置を実施する予定。

493七篠 譲葉『リルトランク』:2021/10/17(日) 20:58:49

「……『アロマディフューザー』は一台、受け取ったし、一抹くんのおうちに行かないと…」

 七篠はそう呟きながらカバンに問い合わせで購入した『クリスマス用品』を詰め込んだ。
 そしてそれを肩に掛けると『アロマディフューザー』を抱え持ち、
 血に染まったガチャピンのぬいぐるみの後ろには『かき氷の器』が隠されたままなのを確認すると、
 床が直った『寮』の自室から出て行った。

氷山さんをペットボトルに詰め食べられないように冷凍庫へ隠す
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453647077/695
小石川さんと『アロマディフューザー』調達
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1614349342/235-270
一抹くんによる攪乱情報の訂正
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1586906856/752
一抹くん捕獲(730から乱入)
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453647077/711-799
問い合わせ作戦
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1456056964/450-451,632
学校組への冬作戦についての情報共有および一抹くんの特徴提供
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1456056964/471
一抹くん母による炊き出しとサンタ服に便乗し『アロマディフューザー』で香り付けするため、教会へ行く話を付ける
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1456056964/591-604
『アロマディフューザー』事前に一台借り受け
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1456056964/644-649

494三刀屋『ブラック・アンド・ホワイト』:2021/10/17(日) 21:12:21
>>483
>>402
>>417

また、三刀屋は自社のホームページで『クリスマス』関連作品の無料公開を行っており、
『クリスマスラッコ』の追い風もあって大好評!・・・・・だといいな

495小石川:2021/10/18(月) 17:51:17

準備期間中に完了させた行動について、改めて纏めます。

★小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』

○植物園で出会った『七篠』から連絡を受け、
  『冬』を感じさせる『シベリアモミ』の香りを町に広げるため、
  『業務用アロマディフューザー』を『100台』レンタルする。

○機器の『設置』と『見張り』のために、
  自分を含めて『20人のスタンド使い』を集める。

○『アリーナ』の知人『アルキス』経由の『呼び出し』を受けて、
  『金平糖冬の味』の完成に協力する。

○『小角』の能力『イル・ソン・パティ』で、
  『笑美』および『朝山』と『夏の魔物』に関する『調査』を行い、
  『モミの香り』と『クリスマスツリー』を併用し、
  『相乗効果』を引き出す方針に変更する。

○『協力者達』に連絡を取り、
  20人掛かりで『クリスマス商品の問い合わせ』を行い、
  『反応の良かった店』から実際に商品を購入する。

○『計画』の内容を『協力者』および『鉄』にメールで周知する。

●協力者一覧
・七篠譲葉『リルトランク』
・烏丸香奈枝『シュリンガラ』
・朱鷺宮笑美『トループス・アンダー・ファイア』
・朱鷺宮涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
・常原ヤマト『ドリーム・ウィーバー』
・薬師丸幸『レディ・リン』
・ココロ『RLP』
・小角宝梦『イル・ソン・パティ』
・今泉未来『コール・イット・ラヴ』
・神原幸輔『ストロンガー・ザン・アイアム』
・天雨サトリ『10cc』
・朝山佐生『ザ・ハイヤー』
・遊部玲実『フラジール・デイズ』
・ソラ『ステインド・スカイ』
・小翠蒼輝『タキシードムーン』
・関寿々芽『ペイデイ』
・小鍛冶明『ショットガン・レボルーション』
・稗田恋姫『ブルー・サンシャイン』
・風歌鈴音『ダストデビル・ドライヴ』

★夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』

○親友の『今泉』に会いに来た所で『一抹』と『赤月』の戦闘に遭遇し、
  『七篠』が動きを封じた『一抹』を、『聴覚移植』と『四人分の声』で気絶させた。

○顔馴染みの『アリーナ』構成員『金一』に連絡を取り、
  『一抹』の身柄を一時的に『フーヴィアン派』に預けたが、
  その後に脱走される。

○『クリスマス商品の問い合わせ』を行う事で、
  店側に『クリスマスの需要がある』と思わせて商品を扱わせ、
  それを見た客にも『クリスマス』を意識させる作戦を提案して実行する。

○『クリスマスラッコ』を『メディア』に売り込んで、
  『クリスマスブーム』の発端を作る作戦を提案し、
  『鉄』に『ラジオパーソナリティー』とのコンタクトを依頼する。

○『問い合わせ』に対して『反応の良かった店』を全て回り、
  『鉄』と費用を出し合って、『30万円分』の『クリスマス商品』を購入する。

★美作くるみ『プラン9・チャンネル7』

○ラジオ番組の放送中に『乱入』を受けた事から、
  不法侵入の犯人である『エド・サンズ』を追跡し、
  和解の末に協力体制を結ぶ。

○『猫柳』から連絡先を得た『鉄』からの要請で、
  『電波』を使って『クリスマスムード』を盛り上げる事を承諾し、
  『三枝』と共に『ラッコ』の『写真』と『動画』を撮影する。

○自身の番組で『クリスマスブーム』の話題を取り上げ、
  番組公式サイト・SNS公式アカウント・動画サイトの公式チャンネルにて、
  『クリスマスラッコ』の存在を広める。

○『エド・サンズ』の依頼を受け、
  友人の眠目と協力して『プレゼント』を用意し、番組の宣伝も兼ねて、
  『星見FM放送(Electric Canary Garden)』の『ノベルティ』を提供する。

○番組内で『ちょっと早めのクリスマス特集』の放送を告知する。

496小石川:2021/10/18(月) 17:53:09
>>495

★三枝千草『イッツ・ナウ・オア・ネヴァー』

○『校内新聞』を利用した広報作戦において、
  『サクラ』を立てる策を提案し、
  真っ先に乗る『サクラ役』を『鉄夕立』に依頼した。
 
○『問い合わせ』に協力し、
  学生寮の自室内で『ラッコ』を預かる。

○『黒羽』からの呼び出しを受けて、
  『文化祭実行委員長』および『副委員長』と対面し、
  『実行委員』の『承認』を得た場に立ち会う。

★ラッコ『ハッピー・スタッフ』

○『サンタ風の格好』をさせられた上で、
  『クリスマスラッコ』として人間達に利用され、
  『夏のクリスマスブーム』の火付け役を務める。

○学生寮『三枝』の自室で待機している。

★百目鬼小百合『ライトパス』

○『主任指導官』として勤務する『大門総合警備保障』において、
  『夏のクリスマス』が流行っている旨を部下達に話し、
  社員の出向先であるスカイモール等の各店舗で、
  その話を広めさせる。

○商店街がイベントで使用している『クリスマスツリー』を出してもらうため、
  『三刀屋』と共に『管理者』の下へ向かい、
  『約束』を取り付ける。

★ダイアナ『オンリー・ガール』

○早い段階で『関』から連絡を受けていたが、
  色々あって伸び伸びになってしまい、
  完全に出遅れてしまっている事に気付かず、
  『サンタ風のファッション』で町を練り歩く。

497黒羽 灯世『インク』:2021/10/18(月) 18:52:02
【清月新聞部 週間活動報告書(顧問への提出物)】

_中_等部 _3_年

氏名__黒羽_灯世_

●今週の活動について

・高等部のサッカー部員にインタビューを行いました。対象者は一年生かつ内部進学生の方で、現在の中等部生へのアドバイスやメッセージなどをいただきました。次回の部活動欄の記事として掲載できるよう仕上げます。

・保険医さんに季節の変わり目の健康管理の話を聞きに行く記事ですが、ほぼ同じ内容を保険だよりでもやっていると読者から……

(中略)

………のため、美化委員への取材は中止とし、そのスキャンダルの記事を書こうかと思っています。問題ありそうならご指摘下さい。

・近ごろの夏のクリスマスブームの関係者の方に、いち早く取材を行いました。これについては前回の記事として掲載済みとなります。

・文化祭実行委員の方から直々にお呼び出しをいただき、今回の文化祭にクリスマスの要素を盛り込む旨を教えていただきました。この事を速報として当日までに掲載しました。私の記事が一番早かったと思います。

・上記の二つについて、文化祭の後、当日の盛り上がりも含めて再度記事にするつもりです。その際にゲリラ的な飾り付け活動や一部教室の無断使用など、先生からもご指摘いただいた問題行動への警鐘なども含めたいと思っています。

主な行動⇒『新聞記事』作成による、クリスマスブームへの燃料投下。
     および、それを発端とした会談による、文化祭実行委員への協力の取り付け。

【ミ】『ソウル・ダンジョン・ストーリー』【他】
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1631985077/10-69

498七篠:2021/10/18(月) 19:30:49
佐々木澄絵『ヒューマン・クレイ』の代理にて失礼します。

歓楽街のフリーマーケットにて『クリスマス』や『冬』関係の『陶器』を作り、販売。
『クリスマスのおじさん』、『雪のお団子』、『開かないプレゼント箱』、『サンタ』、『雪だるま』、『シクラメン』等。
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1607077443/636-646

499朝山:2021/10/18(月) 19:57:54
準備期間行動

朝山『ザ・ハイヤー』
・大通りでXデーに関するチラシを配布
・清月学園の教職員に対し文化祭に冬の提案
決行日
>>495に倣い『業務用アロマディフューザー』の配布の手伝い。
時間があれば、それ以外にも学園等でクリスマスの盛り上げを手伝う予定。

遊部『フラジール・デイズ』
決行日
・『業務用アロマディフューザー』配布手伝い。また、小石川氏の相談を受けた時
『エクリプス(レコーダー)』に連絡をし、その人物一名が手伝いと称し
街の使い手を、この機に軽く調べる為に参加する予定。(※あくまで星見街の仮想敵
利用出来るかも知れない使い手の下見の為、今回のイベントを直接・間接で妨害する
ような出来事は起きない。好意の協力者としての手伝い以上は何も無い予定)

芦田『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』
・『蓮谷』兄の住所を調査。結果として連絡先を入手
協力者である『七篠』『鉄』に連絡先の共有を行う
・街にゲリラ的に適当な大き目の大樹にクリスマスの飾り付け。
その後、警察に注意され飾り付けの撤去。それを決行日まで逮捕されない範囲で
時間一杯まで行う。
決行日
・自分が飾り付けを行い撤去された大樹に対し
『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』で『過去改変』により再度飾り付けの
状態に戻す予定。

小林 丈『リヴィング・イン・モーメント』
・エド・サンズと自身の資金を投入して新聞・テレビ・ラジオ等のマスメディアに
冬のイベントの告知
・『最中派』への忠誠と引き換えに、決行日に街全体に教会の鐘を指示した時間に
鳴らして貰う予定を取り付ける
・作戦会議により、学園・学生寮に細々と注意されない範囲でクリスマスの
飾り付けを行う。
決行日
・冬のイベントの手伝い。何だったらクリスマスムードの盛り上げの為
妄想クロスワードで行ったような水晶ジャグリングでも行う予定。
・決行日の雰囲気を見て、頃合いを判断し最中派には鐘を鳴らす正確な時間へ
指示を出す予定。

500関 寿々芽『ペイデイ』:2021/10/18(月) 22:20:38

(ええと、『冬らしさ』に貢献しつつ、
 高値になりすぎないメニューは〜……)

当日までにする事は多くはないが、
もっとも家族の多くは季節感とか、
趣きとか、そういうのには疎い方だ。

(「ねえさん、いつもありがとうございます」
 ……そう言ってくれるだけで、十二分ですけどねえ)

自己満足だが……これくらいは、ついでに、しておける。

主な行動⇒『クリスマス商品の問い合わせ』を行い、
     問い合わせた店で買ったものなどを中心に、
     無理のない範囲で冬らしい生活をする。
     当日の布石として、ナイとの連携(>>458)も組んだ。

501空井イエリ『ソラリス』:2021/10/18(月) 23:43:37

当日までも町内を回ってはみるが、
夏の魔物と会える可能性は低いだろう。
問い合わせを入れた店を巡るくらいはして、
この騒動で迷惑を被る人が少しでも少ないよう、
なるべく、そういうのも、背負い込んでおきたい。

(こっちは、子どもの命がかかっていて。
 それを一人一人説明して回るなんてのは、
 色んな意味で無理だろうからさ。
 際どいやり方を提案した人たちの責任は、
 全くないとは、思わないにしても)

           ガサッ   

(そんなのは終わってからでいい。
 そして、こうまでして効かせるための行動を、
 夏の魔物なら絶対に邪魔をするだろうから)

    (おれが共犯者になるなら、やはり、そこだ)

主な行動⇒『クリスマス用品の問い合わせ』。
     および問い合わせ後の店で実際に買い物をする。
     服飾など、身に付けられる物を優先的に買っておく。

502薬師丸:2021/10/18(月) 23:50:57
★他の各PCによる、当日までの行動★
ミッションに直接関与しているPCに加え、
場スレ等で1〜2レス程言及したPCも一応記載します。

鳥舟 学文『ヴィルドジャルタ』
小林からの知らせで事態を知ってはいるが、
神社という環境の特殊性から完全には乗れず、
よって、勤務中は夏に見合った日々を過ごす。
参拝客から問い合わせがあった場合には、
神社ではそのような事に関与しないと明言しつつ、
若者の流行りのようです、という事で伝えておく。

円谷 世良楽『リトル・スウィング』
この事態を把握する機会が偶然なかったが、
ブームを察知する機会と人脈はあったので、
友達や家族とクリスマスらしく過ごすつもりでいる。

薬師丸 幸『レディ・リン』
ココロ『RLP』
稗田 恋姫『ブルー・サンシャイン』
小角 宝梦『イル・ソン・パティ』
今泉『コール・イット・ラヴ』
天雨サトリ『10cc』
当日までについては、目立った動きはない。
せいぜい冬を想起させるアクセサリーをつける、等。
今泉は学生寮での一戦、小角は調査の主となるも、
それらは直接的に『冬』を広める行動ではない。
指示された通り、『お問い合わせ』に参加しており、
各々が思い思いに行きつけの店などで購入も行った。
それらは当日の『昼パート』に活かされるかもしれない。

503『星見町の終わらない夏』〜Xデー編〜:2021/10/19(火) 01:34:39
>申請していただいたALL
ありがとうございました。
本日(火)の24時までには『判定』をさせていただく予定です。
少なくとも20時までは『判定』致しませんので、
まだ『申請』していない方は滑りこみで行っていただいても構いません。
また、『申請期間』が短かったかもしれませんので、
GMの方で関知している動きは『申請』がなくても、『判定』に組み込む場合あります。
(『絶対』ではありませんので、『申請』していただくのが確実です)。

504常原ヤマト『ドリーム・ウィーバー』:2021/10/19(火) 01:51:49
駆け込み参加です。
このうえまだ我儘が許されるのであれば、以下のように当日行動を行いたい。

『備考』
まったく、何の、準備もしていない。
気を抜いていたため、普段の装いではなく
―――『夏服』。

『Xデーの行動(特に夜)』
小石川のアロマデフューザー設置を手伝うと約束したが、
間にいろいろあったのか『決行日』を『たった今』に知る。
クリスマス風情のない己の状況を打破する、
あるいは他PCが解決せねばならない『障害、いわゆるスタンドパズル的状況』になるロールを
『当日』『その場』から開始したい。

『一抹と戦う動機』
直接の面識はない。寮にそういう名前の人がいるのを知っている、かも、程度。

505『漣派』:2021/10/19(火) 01:59:22

「――『夏のクリスマス』の経済的なチャンスは、
 今年だけ見たらそんな大きいもんでもないやろね。
 やけど、これが『定例行事』になれば、
 一枚噛んでたウチらにも利益が出てくる」

彼女らのビジネスパートナーは、
『物販』や『不動産』も握っている以上、
闇医者や闇ホテルのような後ろ暗い相手だけではない。

「もちろん魔物とかいう輩も倒せれば一石二鳥、
 それにスタンド使いとのコネも出来るし……」

逆に言えばそうした『表側』の仕事相手たちは、
『漣派』だけを相手にしている訳ではないが……
新たなビジネスチャンスを提供することが出来れば、
より密接で、深い関わりも持って行けるだろう。

「お手柄やわ〜〜〜、冬川くん。
 ま、ま、狙いは別やったんかもしれへんけど〜?」

村田瑛壱に膨大な『クリスマス用品』を流したのは、
大きな意味があったと言える――――という事だ。

506赤月『サクソン』:2021/10/19(火) 07:38:37

(そういえば・・・・彼女らは上手くやってるだろうか?)

ふと、自身が依頼した『最中派』のクリスマスディナー(>>442)を思い出す
『ホテル・スターゲイザー』で行われるクリスマスイベントの一つだ
無事に事が済めば、顔を出すのも悪くはないかもしれない

507鉄 夕立『シヴァルリー』&『C・セッション』:2021/10/19(火) 20:06:32
>>480

・塞川『クリスタライズド・ディスペア』やナイ『ベター・ビリーブ・イット』『ディスタント・ラバー』と連絡を取る。
 『タダヒト派』と連絡を試みるも繋がらず。
・代わりに赤月『サクソン』から『最中派』への連絡を提案される。
 連絡を取り、ホテルを借りて『クリスマスパーティー』を開催する段取りを付けてもらう。
 その後、詳細の詰めはできておらず。
・村田『ディズィー・スティック』から学校や市内への飾り付けの提案、及び道具を提供してもらう。
 だが寮内はともかく、『文化祭』を題目とした校内や市内への飾り付けはこの時点で不可能。
・三枝千草『イッツ・ナウ・オア・ネヴァー』の依頼を受けて、
 学園内に掲示される『クリスマス』の記事を載せた学園新聞を読んで、学園内に広げるサクラの役を請け負う。
・一抹 貞世『ディヴァイン・インダルジェンス』の襲撃を受け、
 七篠譲葉『リルトランク』からの要請を受け『学生寮』へ赴く。結果として戦闘はせずに終了。
・夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』からクリスマス用品への『問い合わせ』を
 提案される。仲間へと連絡を取りつつ、作戦を実行するも効果が出ず。
 後に『クリスマスラッコ』作戦後に行うことで、一定の効果を得る。二人で『30万円』消費。
・『ラッコ』にクリスマスの飾り付けを行う際、ラジオパーソナリティの
 美作くるみ『プラン9・チャンネル7』の協力を得て、拡散に成功。
 その後同パーソナリティのSNSをフォロー、記事拡散に協力してもらえるよう仲間に頼む。

508猫柳 柚子『カーマ・カメレオン』:2021/10/19(火) 20:08:14
・自分が働くバー、『黒猫堂』で『真夏のクリスマスイベント』を開催。
 『特注サンタ服』『クリスマスプレゼント』『クリスマス風カクテル』などのサービスを行う。

509りん『フューネラル・リース』:2021/10/19(火) 20:58:07
大遅刻でごめんね

ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1549033452/477-512
神社をクリスマスっぽくしたけど片付けられちゃった
やっぱり勝手にやったのは駄目だったかな…
あやちゃんに謝らないと

ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1463236020/434-438
音のおねえさんともパーティをしたよ、楽しかったな〜

ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1630107603/73-87
やる事思いつかなくてどうしようかって思ってたけど
うち自身がクリスマスリースになれば良いって気付いたよ!
でもクリスマスリースってどういう恰好すればいいか分かんないや…

510『星見町の終わらない夏』〜Xデー編〜:2021/10/19(火) 23:26:24

    『夏の魔物』を退治するための『夏のクリスマス』。
  夏が終わるまでにその荒唐無稽なアイディアを実現する為、
  賛同する星見町のスタンド使い達は町中を奔走する事となった。

その戦いはまだ終わっておらず、まだ『準備段階』であるが―――
        少しだけその軌跡を紹介していこう。

【『協力者』達への告知】

『夏のクリスマス』を成し遂げるには『協力者』の存在が必須である。

『おばあちゃん家』の『はすやの絵日記』にて
『夏の魔物』の存在を知った『鉄』『芦田』『七篠』の三名は
それぞれの伝手を辿り、『スタンド使い』の『協力者』を募る。
ある『スタンド使い』から他の『スタンド使い』へ、協力要請は次々と伝わっていく。
それは星見町の『スタンド使い』達が今まで培ってきた『絆』と呼べるものだろう。

また、被害者のひとり『氷川』のスタンド、『エド・サンズ(>>482)』が独り歩きの形となり、
『電波ジャック』をする事で『スタンド使い』達に『夏の魔物』の存在を知らしめた。
これによりたまたま『連絡網』に入らなかった『スタンド使い』の『協力』を募ることも可能になった。

【街角のささやかなメリークリスマス】

『協力者』は自分が出来る事を行う。
大規模な動きはもちろん大事だが、小さな積み重ねが積もり積もって
星見町の『クリスマス』を形創っていく。

『ナイと猫(>>490)』は、雪ダルマを作成したり、サンタっぽい恰好をしたり、
クリスマスグッズを集めたりといったマイペースなやり方で『クリスマス』を広める。

出遅れた『ダイアナ(>>452)』が『サンタ姿』で走り、
図らずも『佐々木(>>498)』が『クリスマス』の陶器を売った。
鈴蘭の『りん(>>509)』が様々な試みを試みたと思えば、
駅前にて『黒羽(>>418)』が『クリスマス』のアンケをとる。
大通りでの『朝山(>>499)』の『Xデー』のチラシ配布や、
違法行為の『芦田(>>499)』のゲリラ飾りつけも見逃せない。


その他、多くの『協力者』が大なり小なり個人的な『クリスマス』の支援を行った。
『村田(>>486)』が『クリスマスグッズ』を『漣派(>>505)』から流してもらい、
それを有効利用したのも『クリスマス』の流行に一役買っただろう。

511『星見町の終わらない夏』〜Xデー編〜:2021/10/19(火) 23:28:46
【流行の火種、メディア戦略】

さて、『夏のクリスマス』を広めるにあたって、
考えておかなければならないのは『火種(きっかけ)』だろう。
スタンド使いの『協力者』がいくら多く集まったところで、星見町人口から見れば極小数。
愚直に自分たちだけの草の根運動で広げていくだけでは、『夏の終わり』には間に合わない。
そうであれば、まずは『流行の為の火種』を作らなければならない。
考えられるのは、各種メディアを利用して流行を広める『メディア戦略』か。

ではいったい、『協力者』達はどのようにこれを利用し、『夏の魔物』と戦う準備を行ったのか―――

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

                    「ミャァッ」


なぜか分からないが『学園の話し合いの場』に現れた『ラッコ(>>496)』。
『三枝(>>495)』が捕獲しておいた『ラッコ』を『夢見ヶ崎(>>495)』が
サンタ服を着せ、『クリスマスのマスコット』にする事を提案。
それを受け『鉄(>>507)』が『猫柳(>>508)』経由で連絡先を知った『美作(>>495)』に話す。
その後、『美作』と『三枝(>>496)』がサンタ姿の『ラッコ』を撮影、
更にラジオで流し、番組絡みのメディアで取り上げることで
サンタコスの『クリスマスラッコ』が
『星見町』に『クリスマス』を大きく意識づける。
それを拡散する『協力者』もおり(眠目>>488)(合歓垣>>489)、
『クリスマスラッコ』は大いに『クリスマス』を広める『象徴』『火種』となった。

また、『三刀屋(>>494)』の出版社では『クリスマスラッコ』に便乗し、
『クリスマス』関連の無料公開を行った。
漫画好きの『星見町民』の心に『クリスマス』の意識を植え付けただろう。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

『〜〜〜♪(※冬の季節を題材としたイントロ)
残暑厳しい日々。ほんの少しの時間 冬を
 クリスマス気分を先取りして見ませんか?

〇月 〇日に、冬のイベントを実施! 当日は星見街を冬に変えます。
ツリーにジングルベルの鐘の音 聖夜の気分を街の人々に……』

『エド・サンズ』の資金も投入しつつ
『小林(>>426>>499)』による、新聞・テレビ・ラジオ等の宣伝が行われた。
ネット時代とはいえ、これらのメディアの力も未だ強く、
また、比較的ネットになじみの薄い高齢者層にも大きくアピールできただろう。

512『星見町の終わらない夏』〜Xデー編〜:2021/10/19(火) 23:29:49
【学生寮、文化祭での飾りつけ】

学生の多い『協力者』達にとって、手近に出来る事のひとつは、
自分たちの住む『学生寮』、そして間近に迫っていた『文化祭』での飾り付けだろう。
しかし『学生寮』はともかく、『文化祭』の飾りつけには
『他の生徒』、『教師』、そして『文化祭実行委員』の壁が立ちはだかっていた―――

この問題に取り組んだのはまずは『村田(>>486)』。
『学生寮』→『文化祭』→『外部』の三段階の発展アイディアを提唱し、
また、『文化祭実行委員』に『黒羽』の名で
『クリスマスを行う理由』を叩きつけるなどの活躍が見られた。

後は『黒羽(>>497)』による『新聞』、その広報作戦の裏には『三枝(>>496)』や『鉄(>507)』が居た。
『朝山(>>499)』も教職員に文化祭の冬の提案なども行い、協力する姿が見られた。

『校内新聞』や『クリスマスラッコ』の後ろ盾もあり、『クリスマス文化祭』は拡散。
最後の砦であった『文化祭実行委員』の面々も、
『村田』『黒羽』『三枝』『空井(>>501)』の四人の活躍により説得する事が出来た。

諸事情により元々『クリスマス』が仕込まれていた『文化祭』は、
『協力者』達の手により、完全な『クリスマス文化祭』となり、
『Xデー』前の『クリスマス』拡散に大いに貢献することとなった。

513『星見町の終わらない夏』〜Xデー編〜:2021/10/19(火) 23:31:26
【商業クリスマスの流行】

『クリスマスの時期』は商売をする者たちにとって『かきいれ時』である。
猫も杓子も『クリスマスフェア』が行うその様は、
それ自体の雰囲気が『冬の風物詩』となり、
『星見町』をクリスマスで包むための大きな助けとなるだろう。
ただし、当たり前の話だが、彼らが『クリスマスフェア』を行うのは
それが『クリスマスの時期』だからだ―――
損得に敏い『商売人』達に『夏のクリスマス』を行わせる為にどうするか?

一つは『個人的な動機づけ』を発生させる事。
つまり、『協力者自身が店をやっていたり』、『親しい関係の者に勧められて』だったり、
『クリスマスがとにかく好き』という理由だったりという事だ。

もう一つは『クリスマスをやる事が儲かる』と思われる事。
『流行』や『需要』があれば言われなくても、『商売人』達はそれに乗っていく。

果たして『協力者』達は、『商売人』の心を動かす事が出来たのか―――

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

『夢見ヶ崎(>>495)』の提案から一気に拡散したのは、
『クリスマス商品』の『問い合わせ』&『購入』作戦だった。
これには本当に多くの『協力者』達が協力する。
『メディア戦略』が十分になされていない頃は、
その効果は薄かったが、『クリスマスラッコ』が流行った後は、
それに『便乗』し、ある程度の『店舗』がこれに乗っかる形となった。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

星見町のどこかの『洋菓子店』では『クリスマスフェア』が行われている。
『サンタ衣装』に身を包み店番をする、女子高生の働きかけがあったに違いない(甘城>>481)。
『洋菓子屋』と『クリスマス』が合わさる事で売り上げも上々だ。

『歓楽街』の『夜の店』を中心に『ミニスカサンタ』や『クリスマスイベント』が行われている。
これが届くのはかなり限定された層ではあるが、
逆に『協力者』達には届きづらい部分をケア出来ていると言えるのかもしれない(最中派>>352)。

ネイルサロン『Quince Nail』では『冬ネイル』割引イベントが行われている。
『クリスマスラッコ』のネイルが人気のようで、
『眠目(>>488)』もそれなりに『クリスマス』の恩恵に預かれていた。

『黒猫堂』では『真夏のクリスマスイベント』を開催。『特注サンタ服』
『クリスマスプレゼント』『クリスマス風カクテル』などのサービスを行われていた(猫柳>>508)。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

「フォッフォッフォッ
 いつみても『クリスマスツリー』は荘厳じゃのォ。よォしよし」

「まだ、暑いのによォ、季節外れもいいトコだぜ。
 しかしまァ、良い『メニュー』も教えてもらったし、
 せいぜい儲けさせてもらうかァ―――」

『星見町』の商業の要のひとつ、『駅前商店街』では、
『Xデー』の一週間前から『巨大なクリスマスツリー』が飾られていた。
また『さま定食』や『ウィンターじいさんのおもちゃ屋』を始めとして、
『商店街』の様々な店がそれぞれの『クリスマスフェア』を行っている。
一見、『クリスマス』の流行りに乗せられて『商店街』が独自に行った行為に見えたが、
その影には『大人たちの尽力』があった(三刀屋>>483)(百目鬼>>496)。

『商店街』を中心に、『クリスマス商品』を揃えられる『星見町』の店舗の多くが、
大なり小なり『クリスマス商品』を扱いだそうとしている。
これにより、老若男女、多くの人の心を『星見町のクリスマス』に傾かせることができるだろう。

514『星見町の終わらない夏』〜Xデー編〜:2021/10/19(火) 23:33:55
【そして、Xデーへ】

こんなふうに『星見町』を『クリスマス』で覆う作戦は様々なアプローチから着々と進んでいた。
そして実際に町に『クリスマス』を充満させる『ピーク』の日を誰ともなしに『Xデー』と呼んでいた。
まるで導かれるようにいくつかの道筋が、『Xデー』へと集約する。

『Xデー』の日中に行われるのは、
『小石川(>>495)』主導の20名による『アロマディフューザー』設置。
これまた『小石川(>>495)』が関与した『星の味金平糖 冬の味』の販売。
『小林』より『最中派』に依頼した『教会の鐘を同時に三回鳴らす』行事、
『鉄(>>507)』『赤月』から『最中派』に依頼した『ホテル・スターゲイザー』での『クリスマスディナー』。
『七篠』の依頼により行われる『一抹の実家の教会』の装飾や『炊き出し』。
その他、様々な者が『クリスマス』を広げ、楽しむ事で
『クリスマス』の気配を更に濃厚なものとしてくれるだろう。

   そして、夜には―――

『村田(>>486)』『眠目(>>』『美作』『合歓垣(>>485)』『水宮(>>491)』によって準備できた
『被害者の一人』、『氷山』のスタンド『エド・サンズ(>>482)』による『サンタ行脚』が予定されている。
『サンタクロース』によって星見町全土の子供に『プレゼント』が届けられ、
彼らやその親たちが満足し、サンタを『信じる』のであれば、その効果は最大限に発揮されるだろう。

思惑が見事達成され、数多の『星見住民』が『星見町でクリスマスが行われている』と感じてくれるのならば、
町中に振りまかれた『クリスマス』と連動して、『夏の魔物』を追い詰めてくれるはず―――

                              一方―――

『赤月(>>484)』『七篠(>>493)』『夢見ヶ崎(>>495)』『鉄(>>507)』『今泉(>>502)』によって捕らえられた、
『被害者の一人』、『一抹(>>461)』による『クリスマス妨害』『サンタ狩り』もまた予定されている。
『一抹』は、もはやどこから来るのか分からない感情に突き動かされ、
『夏の風物詩』に侵された身体を抱えながら、己の刃を研ぐ。

思惑が見事達成され、数多の『クリスマスの雰囲気』が妨害されたのならば、
町中に振りまかれた『クリスマス』は霧散し、『夏の魔物』は生きながらえるだろう―――

            『夏の魔物』に憑依されたふたつの『被害者』。
             『一体』は冬を見た。『一人』は夏を見た。
         交錯する真逆の思いが、最後に織りなすものは果たして………

515『星見町の終わらない夏』〜Xデー編〜:2021/10/19(火) 23:41:18


          『9月下旬』―――『Xデー』。


まだ、『残暑』の雰囲気を保ってはいたが、
もう少しで『10月』………まごうことなき『秋』となる。
そうなれば『夏の魔物』は『次の夏』まで去ってしまう事となるだろう。

去ってしまえば、『夏の魔物』を退治するのは次の『夏』を待たねばならない。
その時、再び、今の熱量の『クリスマス』を再現できるかは、不明。
であれば、今日、全てのカタをつけてしまうのが、『仲間』を救う『最短経路』のはずだ。

『日中』………『星見町』の各所が『クリスマス』の雰囲気で賑わっていた。
今日は『Xデー当日』、『協力者』が築き上げてきた『クリスマス』が『ピーク』に達するはずの日。
さあ、最後の一日の『仕上げ』を始めていこう―――


※先に述べたとおり複数展開の疑似場スレ形式です。
※『一レス』のみでもいいですが、〇〇『××』@商店街などと書き、同場所の方と交流して構いません。
※ここで更に『クリスマス』を拡張・展開する事も可能ですが、単純に『クリスマス』を楽しむレスも歓迎します。
※お祭り的要素のあるミッションですので、レアな『PC』『NPC』で練り歩くのも楽しいのかもしれません。
※場所ごとに時間帯が異なっても構いません(商店街が朝で最中パーティーが夕方でも同時に展開してOKという事)。
※GM判定が必要ならば呼べば対応しますが、基本は『準備判定』を踏まえ、ある程度、自身で決めて構いません。

516七篠 譲葉『リルトランク』@湖畔の教会(早めの時間):2021/10/19(火) 23:58:22
 焦げ茶の髪を背中に流した少女、七篠は準備したもの>>493を持って教会へとやってきた。
 『冬』の香りを街に広げるために、教会の人たちが着る『サンタ服』に『モミの木の香り』をつけるために訪れたのだ。

「失礼します…。
 一抹くんの件で来ました七篠です、どなたかいらっしゃいますか?」

 そう口にしながら七篠は教会へと足を踏み入れた。
 鞄に目を向けながら、なにかを考えているようだ。

――『クリスマス用品』、炊き出しに来てくれた人たちに配ったらクリスマスムードが強まるかも…。

 教会の人の指示に従って七篠は『アロマディフューザー』の設置と『プレゼント』を行うつもりのようだ。

517赤月『サクソン』@大通り:2021/10/20(水) 00:18:48

「・・・・・驚いた
 鉄達が『クリスマス』をするために動いているとは聞いてたけど
 ここまで大きなイベントになるとは思わなかった・・・・」

サンタ服姿(>>484)で学生寮を出た赤月は町の大通りへと来ていた
道の両脇に構えた出店ではクリスマスにちなんだ商品が並べられ、季節外れのモミの香りが漂う

寮を出た当初は、いつ『彼』が襲ってくるかわからず
目をぎょろぎょろさせながら周囲を警戒していた彼女であったが
生まれて初めて経験する『クリスマスイベント』に浮かれ始め、次第に険が取れていく

「あっ! 見てくれ、あれを」

後ろから追いかけて来る飯田に向かって手を振りながら呼びかける
指差した方向にある出店では、クリスマスオーナメントが各種机に並んでいた

「へぇ〜、こういう形のもあるんだ」

518一抹 和世『一般人』@湖畔の教会:2021/10/20(水) 06:10:51
>>516
既に『炊き出し』は始まっていた。
『サンタ衣装』の教会員たちが対応し、糧を得たネットカフェ民や古くから湖畔に居る者たちは休憩スペースに向かう。
そこには臨時の『クリニック』と生活相談スペースも併設されていた。

「貴女が貞世の『日記』に書かれた『殺意』を持たない
 スタンド使いの七篠さんね…?」

「NPO法人『熱誠』の代表。一抹和世。
 義理ですが貞世の育ての親となります」

七篠を迎えたのは白髪頭に着物姿の古風な容姿ながら気品のある、白い花のように清楚な趣きを持った年齢より若々しい老婆だ。
血の繋がりが無いだけあって容姿は似ていないが目の下にクマが出来るほどの異常事態に対応する気概。
かつて一抹と共闘した者だからこそ分かる土壇場の根性。
戦時の一抹と雰囲気が似ている…

「『アロマディフューザー』の香りが染み付くように
 休憩スペースを中心に施設を併設。
 前年度より休憩スペースを広くしております」

『アロマディフューザー』は『休憩スペース』の中心の『飾り付け』に隠されるように設置された。
ここに来て糧を得た結果、絶対に香りを持ち帰る設置がされている。
前日に教会も『飾り付け』を終えたのか厳かな往時の姿を取り戻していた。

「どうか貞世のことをお願いします…」

このまま何も無ければ七篠は帰るだけだ。
しかし、一抹夫婦は『鐘』を鳴らす作業が残っている。
『鐘』を見ていたという少女はおそらく『アリーナ』の者だろう。
積極的に関わって来ずに物事を企んでいるようなら『アリーナ』の者だろう、と『日記』に書かれている。

(『素人』には『トレズヴォン』は鳴らせない…)

『鐘楼』の急な階段を抜けた先の『鐘』の真下の踊り場で夫は『徹夜祷』を告げる時を待っている。
『クリスマス』の夜に『徹夜祷』を告げる『トレズヴォン』は、確実に人々の脳裏に『冬』を思わせる音色だ。
湖畔から町に鳴り響けば上手く行くが『アリーナ』の者が強引に『鐘』を鳴らせば、効果は薄れてしまう…

519小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』@自宅:2021/10/20(水) 07:12:25

最後に『帯』を締め、『着付け』を済ませた。
鏡に映るのは『黒い着物姿』。
普段の『洋装の喪服』ではなく『和装の喪服』だ。
『新年の装い』として、毎年の『年末年始』に着用している。
当然、これ自体に『冬』を高める効果は存在しない。
今、それを『前倒し』で身に纏っているのは、
自らの『決意』の表れだった。
必ず『目的』を果たすという意思を、
自分自身の『精神』に刻み付ける。

  「『治生さん』」

おもむろに右手を持ち上げ、薬指の『指輪』に語りかける。

  「相容れない者を『力』で退ける……」

  「これまで私にも『避けられない場面』がありました」

  「ですが……私は誰にも傷付いて欲しくないのです」

  「世界の何処かで『誰か』が傷付けば、
   『その人を愛する人』が悲しむはずです」

  「『あなた』を失った私と同じ思いを――
   他の誰にもさせたくない……」

  「どうか……私を見守っていて下さい」

520小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』@自宅[:2021/10/20(水) 07:13:40
>>519(協力者全員)

  「皆さん――」

  「本日はお忙しい中ご足労いただきまして、
   心から感謝を申し上げます」

正式な着付けを整えた『和装の喪服姿』で、
『協力者達』を出迎えた。

  「『機器』は『別室』に用意してあります」

  「……こちらです」

先に立って向かったのは、『離れ』にある『アトリエ』だった。
壁には多くの風景画や静物画、人物画が掛けられ、
空っぽのイーゼルが佇んでいる。
生前は『画家』であった、
『彼』の仕事場として作られた部屋だ。
今は使われていないが、掃除を欠かした事はないため、
埃一つ落ちていない。
その中央に、『19個』の『エコバッグ』が置かれている。
『協力者』の一人である『稗田恋姫』には既に渡してあり、
『七篠』にも一台だけ渡しておいた。
ゆえに、ここにあるのは残り『94台』という事になる。

  「一つに『五台』ずつ入れておきました」

  「……どうか、よろしくお願いします」

『18人のスタンド使い』を前にして深々と頭を下げ、
『アロマディフューザー』を全員に受け渡す。

  「それから『これ』を……。
   『クリスマスツリーの元』になるものです」

  「『アロマディフューザー』を設置する前に、
   『ツリーの準備』から取り掛かって下さい。
   『香り』と『ツリー』が出現するタイミングは、
   なるべく『同時』にしておきたいもので……」

  「まず『ツリーの仕込み』、
   次に『ディフューザーの配置』です。
   『機器』の設置が完了した直後に、
   『ナイさん』の能力で一斉に『ツリー』を出現させ、
   町全体に『相乗効果』を発揮させましょう」

  「その後は予定通り……
   各自で『見回り』をしていただく事になります」

『関』に同行してきた『ナイ』から、
『クリスマスツリーの元』になるであろう『シールセット』を、
(ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1630107603/104-107)
ここに集まった全員に渡してもらう。
『稗田』の分だけは、自分が代わりに受け取っておく。
彼女には、他のメンバーと入れ違いに渡す形になるだろう。

  「皆さん――改めてお願いいたします」

重ねて一礼し、全員の反応を待つ。
異論がなければ、遂に『計画』を実行に移す事になる。
事情を知るスタンド使い達の活動のお陰で、
星見町の『クリスマス化』は、概ね順当な流れで進んできた。
ここからが『最後の詰め』だ。
自分を含めた『20人のスタンド使い』で、
一気に『クリスマス』の気配を加速させ、
『夏の魔物』を包囲する。



(※一応、昼パートの最終日付近まで待ちますが、
 レスなしで受け取った事にしていただいても構いません)

521ナイ『ベター・ビリーブ・イット』『D・L』:2021/10/20(水) 08:33:21
>>520+皆様


すでに雪ダルマを置きながら小石川家まで来たのだ。


「ツリーが置ける空間がないと『交換』できんから気を付けての」


シールを配り、
クリスマスツリーを1本、その場でシールから『交換』して見せる。150cmくらいだ。
逆に言えば、参加者の懐にいきなりクリスマスツリーが現れたり、
クリスマスツリーの出現の勢いで何かを壊したりということはない。
まあ、何も無いと思ったら目の前にツリーが出現、ぶつかる。という事はありえるだろうが……
設置場所には気を付けて欲しい。


「あと、こっちのシールは雪ダルマに『交換』するからこっちも貼ってよいぞ」


と、雪ダルマ用シールも皆に渡しておく。
『ベター・ビリーブ・イット』の『交換』は位置を感知する能力は無い。
ナイ自身の記憶力も大して良いとはいえない。
どのシールが誰が持っていてどこに貼ったとかさっぱりである。
適当に一斉に『交換』するだけなので結構大雑把だ。
まあ、ツリーと雪ダルマだけならなんとかなるだろう……


「それから……ええと、何を言うんじゃったか、そう……回収も、『交換』で出来るが……
 声とか音とツリーを『交換』すれば、ツリーのあった場所に音が、こっちの手元にツリーが現れるぞ。
 別に皆で回収しても良いがの」


その場合、道端のツリーを眺めていた人が居たら、いきなりツリーが消えて謎の音がする。という怪奇現象になるが……
提案しておくだけしておいた。

522薬師丸 幸『レディ・リン』:2021/10/20(水) 10:54:18
>アロマディフューザー組
>>520
>>521

「良いの良いの、今日一日はあんたの貸し切り。
 貰うものだけ貰ったら、この計画の成功が私の『幸せ』よ」

年中着れる黒いワンピースを着た、
白髪赤目の少女――――『薬師丸』。

「私の『レディ・リン』は、『幸運』を呼ぶスタンド。
 比喩表現じゃあなくって、実際に運が良くなるの」
 
            ズギュン
 
「代わりに反動の『不運』も絶対に来るけど、
 それを『別人の幸運とリンクさせる』方法もある。
 目的が同じ人間同士でリンクさせちゃえば、
 その目的を達成できなくなるような不運は防げるってわけ」

「人が多くてバレやすいとこに私が着いてくわ。 
 私自身も、そーゆーとこに置きに行く予定。
 あと、番号教えとくから。
 危ない橋を渡ろうって人は呼んで。
 誰も呼ばないならここに戻ってきて、
 小石川さんに能力を使い続けてあげる」
 
「これで作戦全体の成功率、ってやつが上がると思うんだけど。どう?」

『報酬以上の働きはする気だけど――――』そう言外に滲ませ、反応を待つ。

523ココロ『RLP』:2021/10/20(水) 11:25:29
>>520
>>521

「あ、ありがとう。気を付けるわ……
 突然ツリーが出てきたら危ないから、
 人が見るけど、立ち入りはしない所に置いた方がいい……わよね」

                  チラ

(こういうのって、アトリエって言うのよね。
 うちには無いけど、
 画家さん……い、いえ。
 詮索するのはよしましょう、今は関係ないもの)

ナイからシールを受け取り、小石川からは機器を受け取る。
知らない人間も多い場だが、目的は全員同じだ。

「……あ、あの。それで……話の腰を折ってごめんなさい。
 終わったら見回りをするって話で、
 全体に置いた場所を共有するんだったわよね?
 あの、ど、どこに設置したかは何で連絡したらいいかしら……」

(れ、連絡網とか。ライングループとか……?
 そういうのって……な、無いなら私が提案すべき?
 で、でも、一人捕まったら全員連鎖的に捕まっちゃうかしら……?
 それに、もしかしたら今から説明があるのかもしれないし、
 そうだったら出しゃばってるって……でも、必要よね……た、多分……)

この場にいる人間全員の連絡先は当然知らないし、
連絡先というものがあるのかも分からない小さい子供も数名いる。
もちろん、全員がスマホを持っているのであれば、話が早いのでそれでいいだろう。

524<削除>:<削除>
<削除>

525@小石川宅:2021/10/20(水) 11:26:57
>>522(薬師丸)
>>523(ココロ)

526小角 宝梦『イル・ソン・パティ』@小石川宅:2021/10/20(水) 11:33:04
>>520-521

「む、シールをツリーに出来るのかね?
 いや、なるほど……それがきみの能力ということか。
 わかった、設置はわたしに任せたまえ」

         スッ

必要なものを受け取った。
特に個別で確認したい事などは現状ないので、
あとは解散の合図を待って行動に移ろう。

「小石川さん……
 これだけの人と道具を集めたきみのがんばり、
 このわたしとしても、全力で応えさせていただくとも」

全力と言っても、やる事は設置と見回りだけだ。
だが場合によっては……再びこの『能力』を使う事も想定しておく。

527天雨 サトリ『10cc』@小石川宅:2021/10/20(水) 11:39:13
>>520-521
>アロマディフューザー組

県外での仕事から帰って来てすぐ、タクシーを近隣まで走らせた。
小石川宅に直接つけなかったのは勿論、後の事を考えての事だ。

「これだけのスタンド使いが集まると壮観ですわね!
 あら、ありがとう。お返しにゼリーでも食べなさいな」

ナイからシール二種を、小石川からはエコバッグを受け取った。
代わりに粗品でも渡しておこう。いらないなら別にいい。

「この作戦、重要なのはスピードでしてよ。
 設置現場を抑えられさえしなければ、
 後からどうとでも言い訳は聞きますから。
 各々迷わず、目星を付けた箇所に行きましょう」

連絡先の交換が必要であれば、それもこの場で手早く済ませる。
なお、これも当然だが、教えるのはすぐ消せる一時的な連絡先としておく。

あとはこの場が無事に解散するのを待ち、行動に移るとしよう……

528今泉『コール・イット・ラヴ』@小石川宅:2021/10/20(水) 11:46:04
>>520 >>521

「わ、結構」「重たいですね、これっ」

知ってる人も何人かいる。
けど、今はおしゃべりの時じゃないよね。

「ありがとうございます!」
「無くさないように、気をつけないとですね」

シールと、エコバッグと。
町を冬にするために必要なものをもらう。
今日する事はちょっと、フツーじゃない。

「えーっと」「それじゃあ、これで解散ですかっ?」

「それとも、何か」
「あ、誰かか」

「最初にしておきたいこととかって、ありますか?」

けど、それがなんだか、楽しみって思う事なのかも。
ユメミンがするみたいな事を、私もするって事だから。

私は今ここでする事とか思いつかないから、待ってよう。

529関 寿々芽『ペイデイ』@小石川宅:2021/10/20(水) 12:49:25
>>520
>>521
>アロマディフューザー組

「はあい、ありがとうございました〜。
 ユキシラさん、説明お上手でしたよう。
 そういうわけですので……
 シールは無くさないように、大事に、してくださいねえ」

ユキシラの隣に立っていたが、補足はいらなさそうだ。

他人から見たらユキシラの何なのだと思われそうだが、
今回はそういう話だし、そうでなくとも放っておけないのだ。

「雪だるまシールは本当に本物の雪だるまになるので、
 溶けて水になったら危ない所には、貼っちゃだめですよ〜」

もちろん、自分もシールとエコバッグは受け取っておく。
あとはユキシラを伴って町中に出るわけだが……

「……さてっ。それじゃあ、早速出発ですかねえ〜?
 あ、私は『お買い物』が出来る能力があるので、
 もし何か欲しい人がいたら、ここで売りますよう。
 買えるのは食べ物と日用品に限りますけど、
 今世間で売ってない……冬の限定品なんかも買えますので!」

また、『ペイデイ』を使いたい人間がいるようであれば、それに応じる。

530小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』@自宅:2021/10/20(水) 14:40:32
>>521(ナイ)

  「ありがとうございます……」

  「――……『お久し振り』ですね」

シールの配布を終え、ナイに微笑みかける。
以前、彼女とは一度だけ顔を合わせた事があった。
その時は名乗る事もなかったが、
『知人』を通して再会できたのは幸いだった。

  「回収は『全てが終わった後』で構いません。
   今日一日は、『そこ』になければいけませんので……」

>>522(薬師丸)

  「薬師丸さん、ありがとうございます」

  「『万一』の際には――よろしくお願いします」

彼女の能力は詳しく知らなかったが、概要は理解できた。
人数の多さは、それ自体が力になるが、
スタンド使いであれば尚更だ。
各人の能力を活かして協力しあう事ができる。

>>523(ココロ)

『スタンド使い』になって、初めて出会ったのが彼女だった。
場所は『スカイモール』だった。
その時の事は、今でも記憶に残っている。

  「『電話』でも構いませんが……」

  「大勢の連絡で効率的なのは『グループチャット』でしょう」

全員の連絡先を把握しているのは自分だけだ。
スマートフォンを取り出して、画面を見せる。
『チャットアプリ』だった。

  「連絡用に『グループ』を作成してあります。
   私の方から、皆さんを『招待』させていただきました」

>>526(小角)

掛けられた言葉に対し、深い頷きを返した。

  「『それぞれの場所』で……
   他の方々も動いているようです」

  「必ず『成功』させましょう」

小角の『イル・ソン・パティ』。
事前の『情報収集』において、
その圧倒的な能力には大いに助けられた。
そして今、また彼女の手を借りる時が来ている。

>>527(天雨)

  「天雨さん――」

  「こうして来て下さった事に、改めてお礼を申し上げます」

渡された粗品を受け取り、丁寧に礼をする。
星見町にいなかったにも関わらず、
帰ってきて早々に駆けつけてくれた。
あくまで事態を俯瞰した上での判断ではあろうが、
喜ばしい事であるのは間違いない。
『紅鏡町』で起きた事件では、
彼女の『知性』と『機転』に救われた。
それを思い返しながら、言葉を返す。

  「ええ……おっしゃる通りです」

  「『計画』は既に決まっています。迅速に進めましょう」

531小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』@自宅:2021/10/20(水) 14:42:56
>>528(今泉)

  「少し重いですが……よろしくお願いいたします」

必要な品を渡し、少女に頭を下げる。
『金銭』で雇ったスタンド使いも『二人』いるが、
大部分は『善意』で来てくれている。
改めて感謝の念を感じずにはいられなかった。

  「以前、『治療』していただいた事がありましたね……」

最初に出会ったのは、本体の今泉ではなく、
スタンドである『コール・イット・ラヴ』だった。
その時の記憶が思い起こされるが、
今は過去を懐かしんでいる時ではない。
穏やかな微笑を向ける事で、それに代える。

>>529(関)

『ナイの隣にいる少女』とは初対面だった。
他のメンバーは自分で交渉したものの、
彼女だけは『遊部』の紹介で加わったスタンド使いだ。
名前は事前に聞いていたが、
実際に会うのは初めての事だった。

  「『関さん』――初めまして……」

  「――『小石川文子』です」

  「手短になってしまい申し訳ありませんが……
   よろしくお願いいたします」

挨拶と共に、丁寧に一礼する。
一通りの意見を聞き、
それが済んだら出発する事になるだろう。
関から視線を外し、全員に向けて口を開いた。

>>(全体)

  「連絡用に『グループチャット』を用意しました。
   『情報の共有』は、これを使って行う事としましょう……」

全員に向けて、スマートフォンの画面を見せる。

  「もし『不測の事態』が起きた場合は、
   私まで連絡をお願いします。
   『電話』でも結構ですので……」

  「一人で解決できない場合は――
   『近い方』に応援に向かっていただきたいと思います」

そこまで告げて、一度言葉を切る。

  「……ご存知の方もいらっしゃると思いますが、
   商店街に『大きなクリスマスツリー』が用意されています」

  「それは『作り物のツリー』ですが……
   『モミの香り』が加われば、
   『本物』に近付ける事もできるでしょう」

これは『追い風』だ。
巨大な模造クリスマスツリー。
それが『香り』によって『本物』に変われば、
『相応の効果』を引き出せるだろう。

532美作くるみ『プラン9・チャンネル7』@星見FM放送:2021/10/20(水) 14:52:19

『星見FM』の『オープンスタジオ』で、
『放送の準備』を整えていた。
間にCMを挟み、
その次にスタートするのが『自分の番組』だ。
この街の『何処か』で『誰か』が、それを聞いている事だろう。

「今日も貴方の隣に『電気カナリア』の囀りを」

「『Electric Canary Garden』――――パーソナリティー『美作くるみ』がお送りします!」

「リスナーの皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
 個人的な話なんですけど、『人の心』って難しいですよねぇ。
 良かれと思った事が、時には裏目に出てしまったり……」 

「私も失敗しちゃって、落ち込む事があります。
 そんな時は、色んな人に相談してみるのが大切ですよ」

「出来るだけ色んな意見を聞いてみると、
 今まで気付かなかった事に気付けたり、
 忘れてしまっていた事を改めて確認できるんです。
 私も、まだまだ勉強しなきゃいけませんねぇ」

「さて!既にお知らせしている通り、今日は『ちょっと早めのクリスマス特集』!!
 まずはクリスマスにピッタリな、この一曲をお届けしましょう」

          〜〜〜〜〜♪♪♪

軽いオープニングトークに続いて、
自身が選んだ『クリスマスソング』が流れ始める。

(『宣伝』はしたし、『プレゼント』も用意した。
 私に出来るだけの事は全部やってきた……)

(街の方でも結構盛り上がってるみたいだし、
 あとは『今日の放送』ね)

曲の終了が近くなった時、ディレクターの合図を受けて、
再び喋り始める。

「お聞きいただいたのは、『ジョン・レノン』の『Happy Xmas(War Is Over)』でした。
 『War is over if you want it』のフレーズが有名ですねぇ。
 最も美しいクリスマスソングの一つに数えられ、
 『望めば戦争は終わる』というメッセージが込められた歌でもあるんです」

「続いては、このコーナー!『SNS連動クリスマスラッコ大喜利』!!」

「こちらも告知させていただいてますが、
 リスナーの皆様と作り上げる『SNS連動企画』です!
 公式アカウントにアップされている『クリスマスラッコ』をお題にして、
 思った事や感じた事を自由に投稿していただくという趣旨ですね!」

「ラッコが考えている事を想像したり、写真にタイトルを付けてみたり、
 はたまた一枚の写真から物語を考えるなんていうのも素敵だと思います!」

「私が読み上げた投稿には、
 『番組特製クオカード』を差し上げちゃいます!
 普段は電話をくれた方にお送りしてるんですけど、
 今回は大盤振る舞いでいきますよ!」

「早速、『二つ』ご紹介しましょう。
 [うわぁん! プレゼントおとしちゃったよー…。
 たりなーい! どこいっちゃったのー]
 あらあら、プレゼントをなくしちゃったんでしょうか?
 思わず手伝ってあげたくなっちゃいますねぇ」

「[ほしみまくろうとぼく、どっちがかわいいかなっ?]
 アハハ、これは意表を突いてきましたねぇ〜。
 なかなか甲乙つけがたいといった所でしょうか?」

『Electric Canary Garden』は続いていく。
『リスナーからの投稿』があれば、
それは読み上げられるだろう。
これも『クリスマス』の一環だ。

533朱鷺宮親子@小石川宅:2021/10/20(水) 15:56:51
>>520
>>530
笑「こんなに多くの人に協力していただけるなんて…」
涙「なかなかその、あの人は慕われているんですね。」

そう言って二人はエコバッグにアロマディフューザーを受け取った。
ちなみに二人はこの作戦に備えてか、サンタ風の格好できているようだ。

笑「せっかくなので私たちも、少しでも助力になればと思いまして。」
涙「…お母さんは結構乗り気だったけど。」
どうやらふたりとも計画には乗り気なようだ。

笑「もし余った時には余分に持っていっても大丈夫です。
  私のスタンドは力持ちなので。」
そう言って微笑んだ。

涙「それで…やっぱり私たちも別々に行動したほうがいいですよね。
  なるべく囲むようにこれを設置したいでしょうから。」

笑「細かい場所の指定があったらぜひ、お知らせください。」

534飯田 咲良『シスター・ゴールデンヘアー』@大通り:2021/10/20(水) 18:11:38
>>517
 赤月が手を振った先には明るめの茶色の髪を二つに結んだ少女、飯田が尾行でもするようにある程度距離を取って見守っていた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 わ、赤月さん楽しそう。
 クリスマスの飾りがいろいろ置いてあるお店の前で手を振る赤月さんに思わず小さく手を振り返しちゃう。
 街中に満ちたクリスマスの雰囲気にちょっと流されてる気もするけど…今くらいならいいよね?

 楽しそうにしてる赤月さんに意識を向けながら、私も周囲のお店をあちこち見て歩いた。
 もちろん警戒もしてるけど、この珍しい『夏のクリスマス』を楽しみたかった。
 ……他のものを見ながらターゲットをつけまわすって、なんとなくスパイとかの尾行っぽい?

535七篠 譲葉『リルトランク』:2021/10/20(水) 18:33:00
>>518

「一抹くんのお母さんですか…!
 はい、私が七篠です。
 炊き出しってこんな大規模なんですね」

 七篠は和世へと頭を下げると、教会へ来たことがないようできょろきょろと周囲を見回し、隠されるように設置された『アロマディフューザー』を確認する。
 『家なき人々』が目に入ったのだろう、やや瞠目する。

――意外といっぱいいるんだ…。
――違う世界みたい…。



「はい、一抹くんが戻ってこれるように頑張ります。
 あの、私、これからこの近くで同じように『アロマディフューザー』を設置して回ってくるので、
 もし何かあれば連絡をいただければ、急いでこちらに戻ってきます」
「一抹くんが来たとかそういうことでもいいので気軽に連絡ください」

 七篠はそう言うと敷地から出て小石川の家へと向かった。
 あと4台の『アロマディフューザー』を設置しなければならない。

536朝山PC@小石川宅:2021/10/20(水) 18:53:26
>>531(本日この1レスのみ)

朝山「うわーっ! 沢山いるっスね!
小石川おねーさん、今日は宜しくっス! 頑張ってクリスマスで街を一杯にして
夏の魔物ってのを追い出すっス!」

遊部「小石川さん、お待たせしました。今日は宜しくお願いします」

フラジール・デイズ『宜しくお願いします』


?「――宜しく」

小石川宅へと、元気な少女。そして少し控えめに同じ容姿の二人が一緒に。
それと小石川には見覚えのない女が頭を下げ入って来た。

?「私は香音(かのん) 歳は十六。遊部さんとの知り合いですよ。
悪いスタンドが街を危険にして 人助けと言うなら黙って居られないんでね。
喜んで手伝いますんで」

そう、笑顔で香音と名乗る女性は小石川に自己紹介をした。

537ソラ『ステインド・スカイ』@小石川宅:2021/10/20(水) 19:43:42
>>520-521>>531
「ボランティアは金がかかって大変だねぇ」

アロマディフューザー諸々を受け取って

「会社でも何でもない烏合の衆でよくこんなに準備出来るな…
 魔物とやらを倒して何か得するわけでもないのによくやるよ」

「まぁ、ギャラの分はやってやる」

538りん『フューネラル・リース』@どっか:2021/10/20(水) 19:49:01
「メリ〜クリスマ〜ス♪」

年齢10歳程の、頭部から鈴蘭を咲かせた少女がどっかで

ク リ ス マ ス リ ー ス っ ぽ い 恰 好
で騒いでいる

どんな格好かって?
いちいち説明するのも面倒だ…てめえでかってに想像しろ…(ベジータ)

539甘城天音『ビター・スウィート・シンフォニー』@自宅:2021/10/20(水) 19:56:45
「…ありがとうございました〜」

自宅の洋菓子店で店番
そろそろ店番終わるし、どっか行こっかなぁと考えるあま公

540赤月『サクソン』@大通り:2021/10/20(水) 20:00:35
>>534

「しまったな・・・・私と一緒にいる所をアイツに見られたら彼女の方こそ危険だというのに
 ・・・・迂闊に話しかけてしまった」

ふわふわした気分で浮かれてしまっている自身の姿を省みる

(反省しなければならないな
 私が浮ついていると私だけではなく彼女の身も危険に晒される
 でも・・・・・そうだ)

ふと、思い立ちポケットからスマホを取り出す
最初にこの機械を受け取った時は使い方も知らず、ただの置物のようになっていたが
今では指先一つで滑らかな操作ができるまでになった

   ピコンッ!!

飯田のスマホに通知が入る
通信アプリを使ったメッセージのようだ

【見えてる?
 これを使えば、隠れて言葉を交わす事が出来るんじゃないかな?】

   ピコンッ!!

さらに追加でメッセージが入る
今度はご丁寧な事に今さっき撮影された画像も添付されていた

【(店先に並んだオーナメントの画像)
 ピカピカしてる】

541赤月『サクソン』@大通り:2021/10/20(水) 20:03:00
>>538

「あれ・・・・? 花・・・・? リース・・・・?」

りんが出歩いていたのは大通りであった
その格好の不審さに思わず声をかけてしまった

542小翠『タキシードムーン』@小石川宅:2021/10/20(水) 20:10:04
>>531

小翠蒼輝に声をかけた女性・・・小石川文子
彼女とこの少年との接点は乏しい・・・共にスタンド絡みの事件に巻き込まれた仲とはいえ
おおよそ2回程度しか言葉を交わした事はないのだ

「うわ・・・・っ!」

しかし、小翠が動く理由は『きれいなおねえさんが困っている事』・・・・それだけで事が足りる!
意気揚々と小石川拓に足を踏み入れると、思わず声が出てしまった
自分を含めて20人に及ぶスタンド使い・・・・・しかも、その多くは『きれいなおねえさん』だったからだ!

「うん・・・・ うん・・・・ 任せてよ!
 俺の能力は隠れてこっそりと色んな事をやるのに向いてるからさ
 頑張ってこのミッションを達成してくるよ!」

543飯田 咲良『シスター・ゴールデンヘアー』:2021/10/20(水) 20:24:28
>>540

  ヴーーヴーー

「…?」

 …赤月さんから?
 あ、写真! そっか、こうすればよかったんだ。
 ……前も同じこと考えた気がする…。あのときはスタンド会話だったけど…。

【ホントだね! 赤月さん流石!
 ……周りを警戒は続けながらになるから、
 返事遅れちゃったらごめんね】

【きらきらしてて綺麗!
 こっちにはテディベアがあったよ。本当に『クリスマス』広まってるんだね】

 お返しに見つけたテディベアの写真を送る。
 手に『プレゼント箱』を持っているデザインでなんとも『クリスマス』っぽい。

544赤月『サクソン』@大通り:2021/10/20(水) 20:45:38
>>543

前回と同じように、隠れた手段を使って連絡を取り合う二人
学校の時はスタンド会話であったが、今回は敵がスタンド使いという事もありスマホを使っている

・・・・・・・・もっとも、学校での会話は
とあるスタンド使いが盗み聞きをしていたのだが・・・・・

それはそれとして二人はスマホでの通信を続ける

【余計な苦労をかけさせてしまってすまない
 私の方でも警戒しているけど、今の所アイツの気配はなさそうだ】

【良いデザインだね
 そういえば、さっきこの近くを通りかかった子を見た?
 クリスマスリースのコスチュームをして、頭から花を生やしてた】

【少し・・・・困ったな
 アイツは『サンタクロース』を襲うって言ってたけど、サンタの恰好をしてる人が多すぎる
 私の服装程度じゃあ囮にならないかもしれない・・・・どうしよう】

545りん『フューネラル・リース』@大通り:2021/10/20(水) 20:50:33
>>541
「こんにちはおね〜さ〜ん
 おねえさんの赤いメッシュかっこいいね!」

実に余計なお世話だ

「はい、これどうぞ!」

何かクリスマスっぽい小さな包み紙に入った物を赤月に渡す
ちなみに中身は鈴蘭の絵が描かれたクッキーだ
本当は鈴蘭を使ったクッキーにしようと思ったが直前に思い止まった

546飯田 咲良『シスター・ゴールデンヘアー』:2021/10/20(水) 21:16:27
>>544

【いないみたいならよかった…。
 でも気を抜かないようにしないとね】

【頭から花…?
 もしかしてそれって鈴蘭みたいな?
 前に林檎くれた子がそんな感じだったかも?】

 赤月さんに前に話した『鈴蘭アクセサリの女の子』のことを思い出した。
 あのときは本当に具合悪くて気持ち悪くて困ったけど…。
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1614349342/159-161

【うーん、もっと目立たせる…とか?
 クリスマスで目立つとなると、さっきのピカピカとか…?
 何年か前のニュースでネックレスっぽい光る飾りとか見たことあるけど…】

 確かあれは遊園地のクリスマス限定だったけど似てるものはあるのかもしれない…。
 このあたりになにかないかな…?
ttps://youpouch.com/2019/11/07/609491/

547風歌鈴音『ダストデビル・ドライヴ』:2021/10/20(水) 21:40:14
>>520
しまった――説明を聞きながら、風歌は熱烈に悔いた。
香りを撒くという説明はしたが、『モミの木や雪だるまが物理的に出現する』件に付いては伝え損ねた。というか今初めて聴いた。
単に『香り』を撒くだけならばともかく、明確な『スタンド能力の行使』が確認されたとなれば、風歌は何らかの説明を求められる。
そんじょそこらの場所ではない、体育科は『アリーナ』に纏わる施設、予期せぬ事態はそれこそエクリプスとやらの攻撃と認識されかねぬ。
最低でも説明は求められるだろうし。最悪は、連絡不行き届きの制裁だ。

「(けど、やらねえ訳にもいかねぇ……)」

予期せぬ事態だが、責任は既に追っている――腹はくくらねばならないのであった。
風歌は受け取った『アロマディフューザー』と『シール』を手に、胃痛を覚えながら『総合体育館』に到着。
施設規模を考え、室外機付近に『2つ』設置した上で、シールセットから適当4.5枚を張り、逃げるように次の場所に向かった。

548『最中派』:2021/10/20(水) 21:43:31

アリーナ、『最中派』の一派はかの若人との契約を果たすために、動き始めた。
その内の一人――紫木葉巻は、もう少々年の行った――と入っても過ぎて三十と行った所の――若い女を引き連れていた。

対象的な、二人であった。
紫木の装いは、ヤニの染み付いたジャージの上にジャケットを羽織ったラフ・オブ・ラフ。
深夜、近所のコンビニに買い物に行く以外にはまず許されないような装い。
対する女は、異様なまでに整った顔の女である。
ピンク色のシャツワンピースという装いそのものは、さして異常を感じさせるものではない。
その顔も、誰が見ても明らかに『作った』――メスを入れたとしか思えないような顔。
美しくはある、しかし、それは造形の美でしか無い。天然の美がない彼女を美女と呼ぶ人間は、少ないだろう。
欠片たりとも整わぬ女と、違和感を覚える程に整えられた女。陰陽の如く混ざらぬ二人は、湖畔の教会の前に立った。


「で、、紫木。どうすんのよ。いきなり使って待つ?」
「……まずは……素直に……頼む……」
「は? あんた、自分のカッコ解ってんの。あっちで飯タカってるくっさいジジババとそう変わんない不審者よ?」

最低な言い草であるが、正論であった。紫木の装いは、ヤニ臭く礼節の欠片もない。
これで、頼んで聞くような事があろうか――女のの眼差しの訴えを察した紫木は、口を開く。

「あの子には、煙草の貸しがある……だから、最中さんのアレを使わない努力ぐらいは、するべき……」
「ぷっ……それ、本気で言ってるの、あんたが、努力?」

せせら笑う女――紫木は意にも還さないが、女は言葉を続く。

「髪は千円カット、風呂はシャワーか行水、服はオンボロ、ガッコは中卒……自分を欠片も磨かない挙げ句に楽なおしゃぶりで食うようになったあんたが、努力?……仕事中に冗談はやめてよね」

せせら笑う女――紫木は意にも介さず、どんどんと門を叩いた。

「いますか……」
「聞きなさいよ!」
「花梗、うるさい……礼儀……考えろ……失礼、します……」

そして、紫木は喚く女を尻目に、教会へと入った。
誰かが『出迎える』ならば、まずは『交渉』を行うだろう。

549赤月『サクソン』@大通り:2021/10/20(水) 21:44:45
>>545

「ん・・・・・? ありがとう」

頭から花を生やした、妙な衣装の少女からプレゼントをもらった
クリスマスに道端で通り魔的にプレゼントを行う習慣は知らないが、
もしかしたらこの国の風習ではそういうのが一般的なのかもしれない

流石にすぐに封を開けて食べるなんて事はしないが、もらった包みをポケットに仕舞い込む

>>546

「鈴蘭・・・・? あっ!」

そういえば、先程の少女の頭に生えていた花・・・それは『鈴蘭』であった
すぐに振り返って彼女の姿を探すが見つからない

【そうだ!確かに鈴蘭の花を頭から生やしていた
 お菓子の様な袋を受け取ってしまったのだけどもしかして・・・・】

右手の中にある『包み紙』をじっと見つめる
ひょっとしたらこの中には『毒物』が入っているのかもしれない
しかし、通りを歩く彼女のあの態度・・・・悪気があるようには見えなかったが・・・・

【念のため、このプレゼントは厳重に保管しておく事にする
 それにしても、目立つというのはいい考えかもしれない
 アイツは多分・・・・直接的でわかりやすいものの方が惹かれると思うから】

周囲には出店が多く出店しており、その中には奇抜な飾りを並べている店も多い
付近を探せば、何か見つかるかもしれない

550飯田 咲良『シスター・ゴールデンヘアー』:2021/10/20(水) 22:06:58
>>549

【えっ…。
 だ、大丈夫かな、『飯テロ』とか…】

 前にくれたときは後で慌てたように注意してくれてたけど…。
 ど、どうなんだろう…。

 私は赤月さんがポケットにしまったのをみて、ちょっと安心した。
 今、食べたらすぐに病院に行くことになっちゃうかもしれないし…。

【うん、保管してた方がいいと思う。
 食べるにしてもすこし毒味?みたいなことしてからとかで】

【その人、『クリスマス』詳しくなくて『クリスマスカラー』もわかんなかったんだよね…。
 一番わかりやすそうなのはサンタさんでこれはもう赤月さん着てるし…
 その次はツリー? あとはトナカイとか電飾とか…。
 流行ってる『クリスマスラッコ』もわかんなさそう】

 前に思い描いた『秘境で生まれ育ったターザン』みたいな『切り裂き魔』のイメージがリフレインする。
 ……そんな人がどういうのならわかるのかわかんないけど、とりあえず目立ってしまうしかない気がしてきた…。

【とりあえず今のうちに、光るものとか買っといて、
 夜になったら光らせてみる?】

551高見盛 炸盤『デイヴ・エドモンズ』@商店街:2021/10/20(水) 22:10:16
 
「弱ったね」
 
額に汗を浮かべながら、通りの店々へ視線を巡らせ行ったり戻ったりを繰り返す男。
学校指定のスラックスにタンクトップで身を鎧ったその姿は、
例えば今が真夏であったところで奇異の目で見られることもあったかもしれない。

ましてやそれが現在の様相の商店街であれば、尚更のことだろう。
 
「もう少し、学校に通えると思っていたのだけれど。
 『秋』の間くらいは、なんとかなるものだと、思っていたのだけれど」
 
流れる汗は勿論暑さに拠るものではない。
焦燥するだけの理由が、男にはあった。
 
「もう……『冬』──なのかな。
 せめてもう少し、もうしばらく、『文化祭』くらいまでは……ッてのは、贅沢だったかな」
 
男は高校生であった。
冬の時期になると自宅から出てくることがなくなり、授業はすべて欠席し、
暖かくなってきた頃に再び登校する。そんな男であった。
 
 
「学校に、行きたかったんだれどね」
 
 
男が『冬眠』と嘯いてやまない、真実不詳の、彼の事情であった。
 
 
「もう。俺にはもう。
 俺がおかしいのか『この事態』がおかしいのかすら分からないんだ。
 誰かが『いくらなんでも早すぎる』と、そう言ってくれたら」
 
誰にともなく呟く大男を見れば、なるほど確かに、彼の方が奇特だと言うものもあるだろう。
 
「夏も冬もなく、俺の青春を信じられると、そう思うのだけれど」

552鉄 夕立『シヴァルリー』&『C・セッション』@清月学園高等部:2021/10/20(水) 22:20:52
サンタの帽子を被り、付け髭をつけて、サンタの服装で校内を練り歩こう。
『クリスマス』が満遍なく校内に広まっていれば良し。そうでなければ対処をする。
誰だって楽しむこと自体は好きなはずだ。
それでも多少の違和感はあるだろうが、とにかく楽しんでもらいたい。
それが二人を、更には他の被害者を助けることにも繋がるのだから。

553赤月『サクソン』@大通り:2021/10/20(水) 22:35:44
>>550

【心配してくれてありがとう
 大丈夫、私とてその辺はちゃんと警戒しているよ
 少なくとも、アイツをどうにかするまではこれを食べるつもりはない】

後方で見守る飯田に目線を向けないまま、
お菓子の包みを頭の高さまで掲げて見せつける様に振る

【光る物か・・・そういえば、向こうの方にそんな感じのがあった気がする
 ちょっと向こうに行って見てみるよ】

そう言いながら、赤月は出店を見て回った
恐らくは夜までこんな風に大通りを練り歩いている事だろう

554一抹 和世『一般人』@湖畔の教会:2021/10/20(水) 22:52:43
>>548
二人を迎えたのは白髪頭に着物姿の古風な容姿ながら気品のある、白い花のように清楚な趣きを持った年齢より若々しい老婆。
『一抹 貞世』の名前が書かれた一冊の『日記帳』を手にしている。

「お二人が来た理由は貞世の残した『日記帳』で知って
 います。『鐘』を鳴らしに来たのですね…?」

「私は貞世の義母、一抹貞世です」

深々とお辞儀をすると四木に1カートンのロシア産の煙草を和世は差し出した。
以前、勝ったら差し出すと一抹が約束した物が一気に差し出される。

「『アリーナ』で来るとしたら『最中派』が最有力候補
 交渉が下手だから交戦経験が有る四木さんに頼るはず」

「日記の通りですね。外見的特徴も似ておられます」

『日記帳』には四木の外見からスタンドまで全てが記されていた。
二人組で来るとは思っていなかったのか隣の女性への言及は無かった。

「単刀直入に言います。貴女たちが『鐘』を鳴らすと
『冬の風物詩』としての力は激減するでしょう」

「『クリスマス』の時は『トレズヴォン』という奏法が
 使われます。つまり、私達夫婦が数十年も鳴らし続け
 たことで周辺住民に『トレズヴォン』は『冬』を思わ
 せるものとなっています」

「普通に鳴らしては『鐘』が鳴ったとしか認識されませ
 んし、『素人』では鳴らせません」

和世はスマホを取り出すと動画を二人に見せる。
大小五つの『鐘』を紐で演奏する二人組の演奏だ。
それはただ『鐘』を鳴らすのではなく、二人が決まった演奏をすることで澄んだ『鐘の音色』を奏でる姿。
ttps://m.youtube.com/watch?v=9kXX1y1uenk&feature=youtu.be

「待ちきれず夫のアイラトは『鐘楼』の踊り場で待機し
 、あとは私が向かえば鳴らすことが可能です」

一抹と戦った四木は分かるだろう。この老人も一抹のように『覚悟』を決めて障害にぶつかるタイプだと。
和世は二人に『鐘』を鳴らすタイミングの指示を求める。

「あぁ、四木さんは貞世からアドバイスが有りました。
 日記帳には煙草を特別製にするより縄で引き寄せて
 有無を言わさず撲殺すれば良いのにと…」

「最初の一撃を不意打ちに使えば良いとも書かれてます」

555常原ヤマト『ドリーム・ウィーバー』@小石川宅:2021/10/20(水) 23:42:01
「ここもか… 俺の帰省の間に街が『クリスマス』一色
 『奥様』のお宅に、季節外れな方々が出入りされているのが見える…」

柄の良くないガタイの良いな男が、
小石川宅のそばの電柱の影に隠れ(まったく隠れて見えない、発見は容易)、
なにやら躊躇している様子。

「手伝ういう約束……駆けつけた…
 …しかし…俺のこのナリ…
 ……冬モノすら一つも持っていない 迷惑をかけてしまう……」

     ションボリ

〜〜〜〜〜いまの装備〜〜〜〜〜〜
あたま:眼帯
からだ:アロハシャツ 黒のタンクトップ
あし:チノパン
くつ:スニーカー
アクセ:シルバーチェーンを各所にジャラジャラ
状態異常:線香くさい

556円谷 世良楽『リトル・スウィング』@商店街:2021/10/20(水) 23:43:39
>>539(甘城)

「あはーっ、天音ちゃんこそありがとありがと!
 あ! 今日の夜このケーキでクリパするから、
 よかったら天音ちゃんも来てくださーい。
 友達みんな呼ぶけど、急だからあんまり来ないかも。
 でもでも、ぜったい楽しいと思いまーす!」

        「あとでラインしとくネ!
         バイバーイ、また今夜!」

勝手なことを言って、ケーキを買って去った客だった。
甘城が来るかは定かではないが、『パーティ』は本当にやるらしい。

事態の根幹を何も知らない人間ではあったが、
だからこそ事態に深刻になりすぎることも、
縁を辿って仲間を頼る事も、非合法な集団に頼る事もなく、
自分のやり方で『冬を楽しむ』ことが出来ていた。

――事態のお陰、でもない。無ければ夏を楽しんでいた。セララはそういう人間だ。

>>551(高見盛)

――――その、後のことだった。特に予兆もない。単に通り道にいたのだ。

「あれあれ!? ミモリーだ! あはーっ、なんかお久しぶりでーすっ。
 またお会いしましょーって前言ったけど、学年違うとあんま会わないよネ!
 ヤクソク守れてなくてごめん、ごめーん。あははーっ」

町中にも関わらず『サンタ帽』を被り、
完全に浮かれたセララが、ケーキの袋を片手に、やってきた。
呟く声は聞こえていない。小さな声に耳を傾ける性分では無かった。

「あ! ねえねえねえ、ミモリーあたしのことまたいっぱい褒めてくれてたんでしょーっ?
 あはー、あはは! 誰から聞いたかは内緒だけど、
 あたし嬉しかったなー。ミモリーってやっぱり、いいとこありますよねー」

               「……あれーっ?」

そこまで言い終えて、その反応を待つでもなく、巨体の男の顔から、足先へ視線を動かした。

「どーしたのミモリー、なんか元気ないですネ。あ! ねえ、ケーキあげよっか?」

            パカ

                「じゃーんっ、クリスマスケーキでーす!
                 ホールは家でパパが焼くって言うから、小さいやつ!
                 すごいでしょー! あたしの友達のお店なんですよー。
                 あははーっ、見て、サンタ飾り! まだちょっと早すぎだけど!
                 でもでも、今年はクリスマス2回出来てあたし最高ーっ」 

ケーキの箱の中は色とりどりの、クリスマスらしいケーキが座っていた。セララの、幸せな光景だった。

557ナイ『ベター・ビリーブ・イット』『D・L』@小石川宅:2021/10/21(木) 00:01:01
>>530

「おお、確か……トンボと花の袋を交換してくれた人……?」


ちょっと自信なさげだったが一応覚えていた。


「スマホは通話とメール以外よくわからんの……」


関や小石川の力を借りて、なんとかグループチャットを設定しよう。


>>555

「知ってる人も多いの……
 む、なにか怪しい者が覗いておるぞ?
 敵か?」


きょろきょろを参加者を見回していたが、窓の外のアロハ男に気づき、他の者に知らせる。
ナイはメイド服ではないヤマトを知り合いと気づかず、怪しい人物認定した。
いや、一般的にはメイド服で外を歩く方が怪しいのだが……

558薬師丸 幸『レディ・リン』@小石川宅:2021/10/21(木) 00:07:07
>>530(小石川)

「万一ってほど低い確率かは、
 私には分かんないけどさ。
 ま、やる事はちゃんと全部やるからね」

それだけは告げておく。
正直に言って『トラブル』が起きないとは思えない。
だからこそ、報酬を受け取っている自分は、
他の誰よりも責任感を持ち……『顧客』を喜ばせる。

「で。言い訳の利かないとこに行く人、いる?
 私が『運よく』解決したげるからさ」

特にいないようなら、『小角』辺りに着いて行く。
彼女とは『月の降る夜』にも共闘をした仲で、
能力相性自体はたいして良くないが、双方『把握済』だからだ。

559ココロ『RLP』@小石川宅:2021/10/21(木) 00:17:21
>>530(小石川)

「さ、さすが小石川さん……手際が良いわ、 
 わ、私ったら、出しゃばっちゃったみたいで……」

        オズ
                オズ

「ご、ごめんなさい、とりあえず、
 交換を……で、出来たかしら……」

連絡先交換は、恙なく済ませる事が出来たが――――

>>555(???)
>>557(ナイ)

「……えっ!!? て、敵!?

          ――――あ、『RLP』!」

   〜〜〜♪

指輪をすべて外し、『エアピアノ演奏』を開始する。
これらの指輪は視聴覚共有のある『友達』となり、
窓の外にいる人間を『見に行く』。

「わ……私のスタンドで『偵察』するわ。
 『小さくてかわいい物』なら、
 私の演奏で、『力を貸してもらえる』……」

    「外の様子を見るとかは……わ、私、出来るから」

昔とは違う。『能力』は――――『自信』が、ないわけでもない。

560小角 宝梦『イル・ソン・パティ』@小石川宅:2021/10/21(木) 00:20:43
>>530(小石川)
>>555(???)
>>557(ナイ)

「う、うむ! 任せたまえ……な、なに、敵だと!?」

連絡先交換を済ませたが、
ナイの声に思わず窓から距離を取る。

「……こ、攻撃とかはよしたまえよ。
 こういうパターンで、
 結局味方だったという経験があるんだ」

「…………小石川さん、呼んだのはこれで全員、かね?」

『何』が起きているのか――――『小石川』は知っているのか?

561天雨 サトリ『10cc』@小石川宅:2021/10/21(木) 00:27:27
>>530(小石川)
>>555(???)
>>557(ナイ)
>アロマディフューザー組

「よろしくってよ!
 これこそ『ノヴレス・オブリージュ』。
 それにこういう経験をしておくのも、
 これから先、得難い財産になるでしょうから」

           ホホホ

「迅速と言うからには、私はもうここを出ますわよ。
 本当に『敵』がいるのだとすれば。いえ、そうでなくとも。
 誰か一人、闘いが出来る方が着いて来てくれるかしら」

         「どちらにせよ――――
          ここを出ないと、始まりませんものね」

何が起きているとしてもやる事は同じだ。
敵なら、逃がせば必ず危険を生む。『ここで芽を刈る』。

562高見盛 炸盤『デイヴ・エドモンズ』@商店街:2021/10/21(木) 00:33:44
>>556

「や」
 
掛けられた声に、軽く右手を挙げながら応じる。
 
「『セララちゃん』……じゃあ、ないか。
 確かに随分と久しい気がするね。俺が君のことを、ええと」
 
そこで一度言葉を区切り、『世良楽』の姿を改めて見遣る。
『サンタ帽』に『ケーキ』の袋。高見盛の日常ではまずあり得ないその姿を、見る。
 
「うん。確かに。俺は好きな人の話をするのが好きだから、君の話をしたこともあったけれど。
 ただ、そうだね……そこまで踏み込んで話した相手は実のところそんなにいないから、
 だから大体、そうだね、うん」

徐々に小さくなる声はやはり、目の前の少女に聞こえることはないのかも知れない。
 
「悪く言っていないでくれたら、良いのだけれど」
 
明確に人物を思い浮かべながら、しかしあくまで小さく呟く。
それよりも。
 
「しかし『セララちゃん』──『それ』は、どうなんだい?
 確かに俺はものを知らない方だけれど、いくらなんでもその『格好』、
 それに君だけじゃあなくこの『商店街』自体、いくらなんでも季節外れじゃないかって、
 『冬』を『先取り』してやしないかって、思わないかな」
 
『高校2年生』の夏は、一度切りだ。同じく秋も冬も一度きりで、春が来たら3年生だ。
『冬眠』のハンデを抱える高見盛にとって、それはどうあっても無視できない分野であったのだ。

563今泉『コール・イット・ラヴ』@小石川宅:2021/10/21(木) 00:35:52
>>531(小石川)
>>555(???)
>>557(ナイ)

「あはは」「大丈夫ですっ」
「治療したのは先生ですけど」

                『エエ 私デス』
                『――――オ元気デ 何ヨリデス』
                『貴女ガ明日モ 元気デ イラレルヨウ』
                『私モ 全力ハ尽クシマスヨ』

「そうですね〜。って」「『敵』ですかっ?」
「とりあえず、私は、その人がどうにかなってから出ますね」

闘うとか、得意じゃないし。
何かしてから敵じゃなかったら、みんな嫌だと思うし。

とりあえず、どうにかなってから。『その後』でも、フツーに遅くはないよね。

564関 寿々芽『ペイデイ』@小石川宅:2021/10/21(木) 00:47:01
>>531(小石川)
>>555(???)
>>557(ナイ)

「はあい、『関 寿々芽』ですよう。
 小石川さん、よろしくお願いします〜」

           ペコリ

「ええとグループチャットは、ここをこうして。
 よしよし、これで入れてますよ。
 発言をするときはここで、
 打ち込み方はメールと同じですからねえ」

ユキシラに指南をして、
自分の方もグループに入った。

               ――――と。

「まあっ、怪しい人……?
 あのう……小石川さん、心当たりはありますか〜?
 ここに来るはずで、来ていない人とか……どうでしょう?」

普通に『遅刻者』かもしれない。別にそれくらいは罪でもない。
警戒している人も多いし、自分はしても仕方ない。

565円谷 世良楽『リトル・スウィング』@商店街:2021/10/21(木) 01:15:16
>>562(高見盛)

「はーい、セララちゃんでーす。どもどもー!
 あはーっ! 悪くなんてぜーんぜん言ってなかったよ!
 ていうか、ミモリーのこと褒めてましたよー。
 なんだっけ、あ。良い人だーって」

「あたしもそう思いまーす。それに、とっても面白いですしーっ。あはは!」

フワフワした褒め言葉だが――――
これはセララが都合のいい事しか覚えていないだけだ。
話も都合のいい話ばっかりを聞いていた――――あらゆる意味で。

「あ、これー?
 あはは、季節感ぜんっぜんないですよねー!
 なんかねなんかね、クリスマス流行ってるんですって!」
 
         「おっきいツリーも飾ってるし、
           クリスマスケーキも売ってるし」

    「こんなのってさー!」

「こんなのってきっと、今までなかったですし! 高校の3年間で!
 人生で、ん-ん、世界の歴史のぜーんぶで! 今日だけだと思いまーす!
 あはーっ、明日になったらきっと、ふつーの夏に戻っちゃうんですよー!
 『変な夏』を今いっぱい楽しまなきゃ、損、損でーす! そーでしょ?」

        「ねえねえ、ミモリーもパーティ来る?」

                 「あたしの家で、クリスマス会ー!
                  今日は女子ばっかり呼んでるけどー、
                  あはーっ、ミモリーだったら来てもいーですよ!」

セララにとっては、今日の自分と友達が楽しいなら、
それは、世界中が楽しい世界であるのとほとんど違いは無かった。

               この出来事の本質が『冬を呼ぶ事』なのも知った事ではない。
               セララには今日は、『冬を楽しむ』そんな『珍しくて楽しい夏』なのだ。

566常原ヤマト『ドリーム・ウィーバー』@小石川宅:2021/10/21(木) 01:52:11
>>555
ううむ…いや。それでも、待たせる方がマズいか。
人命も関わっている事のようだし、関係者の意見も仰ぎたい所。

「この仕事を始めて以来、最大の失態………」
「まず、詫びる…全身全霊詫びますよ俺は!!!!!!」

小石川宅入口へと向かう。

>>557(ナイ)
確かに、常原はどうあがいても怪しい男である。それは間違いない。

>>559(ココロ)
君のスタンドで作った『友達』の視界から、
小石川邸を隠れるようにして伺う男の姿が見えた。

黒字のタンクトップの上から、花柄のアロハシャツを羽織り
首や手足にシルバーチェーン(髑髏の飾りもついている)を下げている、

筋骨隆々、半袖から見える肌には古傷の跡、片眼に眼帯。
『若い時分に喧嘩とかに明け暮れてたっぽいお兄さん』って感じだ。

あっ 何か意を決したのか、こっちに向かってきた。
据わった目をしている。

567小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』@自宅:2021/10/21(木) 09:57:31
>>533(朱鷺宮親子)

  「笑美さん、涙音さん――」

  「お二人とも、来て下さってありがとうございます」

親子に向き合い、頭を下げる。

  「ええ――別々に行動するのが、
   効率がいいとは思いますが……」

  「『戦闘向き』ではない方の場合は……
   その限りではありません」

  「設置場所はお伝えしている通りです。
   こちらから細かく指定する事はしませんので、
   お二人の判断にお任せします」

  「笑美さん……もしよろしければ、
   『天雨サトリさん』に同行していただけませんか?」

>>536(朝山・遊部)

  「……こんにちは」

まず、朝山に微笑と共に一礼を行った。

  「朝山さん、よろしくお願いします」

  「力を合わせて……『乗り越えましょう』」

そして、遊部に向き直る。
複雑な内情を抱えた人物だが、
紛れもなく『協力者』の一人だ。
とはいえ、彼女を『調査』に呼ばなかったのは、
決して偶然ではなかった。

  「――……お久し振りです」

  「来て下さった事に、心から感謝しています」

そして、残り一人に視線を向ける。

  「香音さん――同席して下さり、ありがとうございます」

丁寧に深く頭を下げる。

  「一つだけ……『質問』させて下さい」

  「あなたは『スタンド使い』ですか?」

>>537(ソラ)

ソラの言葉に小さく頷いて見せた。

  「おっしゃる通りかもしれません……」

  「ですが……倒されなければ大きな『損』になるでしょう」

  「ソラさん――『よろしくお願いします』」

事情や動機は、それぞれにある。
否定しない。
考えが違っていたとしても、
一つの目的に向かって動く事はできる。

>>542(小翠)

その少年の姿を見かけ、声を掛ける。

  「『小翠さん』――ですね……」

集めたスタンド使いは若者が多いが、
その中でも彼は明確に『子供』だ。
年齢は近いものの、『ソラ』のようなタイプとは違い、
年齢不相応に世慣れている訳でもない。
そんな少年であっても、
今は力を借りなければならなかった。

  「……ありがとうございます」

  「本当に……感謝しています」

胸の奥に『良心の呵責』を覚えながら、
謝意と罪悪感の入り混じった心持ちで、静かに頭を垂れた。

568小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』@自宅:2021/10/21(木) 09:58:36
>>547(風歌)

彼女とは、電話越しに話しただけ。
最低限の挨拶をしておこうと考えたが、
相手は既に立ち去りかけていた。
それを止める訳にはいかない。

  「『風歌さん』――」

  「今日ここに来て下さり、ありがとうございました」

  「……よろしくお願いいたします」

遠ざかる背中に言葉を掛け、丁寧に頭を下げて見送った。

>>561(天雨)

  「……そうですね」

天雨の言葉に頷き、全体を見渡す。

  「こちらの『朱鷺宮笑美さん』に、
   お願いしてはいかがでしょうか……?」

『能力』を目にした事はないが、
彼女のスタンドは『力強さ』を備えている。
同行者としては申し分ないだろう。
いつかの『パーティー』で、
天雨と会話している姿を見た覚えもあった。

>>557(ナイ)
>>558(薬師丸)
>>559(ココロ)
>>560(小角)
>>563(今泉)
>>564(関)

各自の反応を受けて、窓の外に視線を向けた。
普段であれば、
『敵』という言葉を大袈裟だと解釈する事もできただろう。
ただ、『夏の魔物』に取り付かれた人間がいる。
大規模な行動を起こそうとしている所を狙うというのは、
あり得そうな話だ。
『この場所の住所』を知っているとは思えないが、
絶対にないとも言い切れなかった。

>>566(常原)

  「――『常原さん』」

外に視線を向けた時、お互いに目が合った。
そちら側からは、
『和装の喪服』に身を包んだ小石川が見えるだろう。
お互いに『普段の装い』とは違う。

>>(全体)

  「……彼は『敵』ではありません」

全員から離れ、アトリエの入り口に向かう。

  「お迎えしてきますので、少々お待ち下さい。
   準備がお済みの方は、
   先に『出発』していただいても構いません」

>>566(常原)

  「常原さん――
   本日はおいでいただいてありがとうございます」

玄関を開けて『相手』を出迎え、姿勢を正して一礼する。

  「早速で恐縮ですが……『集合場所』までご案内します」

  「どうぞ、『こちら』へ……」

目線で『離れ』を示し、そちらに向かって歩き出そうとする。

569百目鬼小百合『ライトパス』@小石川宅:2021/10/21(木) 11:46:46
>>566(常原)

     フゥゥゥゥゥ――――…………

煙草を吹かしながら、家の外で待機している。
『関』と『ナイ』に同行してきたのだが、中には入らなかった。
『受動喫煙』を避けるためだ。
だったら火を消せばいいのだが、
今は妙に吸いたい気分だった。
その時、『怪しい挙動の男』が視界に入る。

(――――『見た顔』だね)

いつだったか、街で出くわした事がある。
『格好』は違うが、顔は覚えていた。
普段なら『不審者』としてマークする所だが、
あの男もスタンド使いだ。
タイミングを考えると、おそらくは『呼ばれた』のだろう。
そう結論を出し、家に近付く後姿を見送った。

570小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』@自宅:2021/10/21(木) 12:30:11
>>558(薬師丸)

  「――……私にも分かりません」

他の面々に聞こえないように、小声で囁いた。
『子供』を含めた様々な人間が入り混じる場所で、
『人手を集めた人間』が、
それを聞こえるように言う事は憚られた。
全体の『士気』に関わりかねないが、
『リスク』を熟慮する薬師丸には話せる。
安全を考えていない訳ではなく、
可能な限り危険を最小限に抑える手段を用意した。
ただ、薬師丸と電話で話した時のように、
一部の隙もないかと言われると断言はできない。

  「……『ありがとうございます』」

計画の規模が拡大していくと、
自分一人だけでは気が回らない部分も出てくる。
そこで『数の利』が活かされる。
客観的な視点からの忠言は貴重であり、
大きな助けになってくれる事を再認識できた。

  「先程出て行かれましたが……
   『風歌鈴音さん』をお願いできないでしょうか?」

  「何か――どことなく、
   『危うい雰囲気』が見えましたので……」

念のために、風歌の電話番号も伝える。
誰に同行するかの判断は、薬師丸本人に委ねておく。
それから、『常原』を出迎えるために玄関に向かった。

571薬師丸 幸『レディ・リン』@小石川宅:2021/10/21(木) 13:14:01
>>547(風歌)
>>568 >>570(小石川)

「そ、敵じゃないならいーわ。
 それと……着いていく相手も分かった」

       ボソ

        「私は雇われだから。
         あんたの言うことは全部聞く。
         期待以上なら嬉しいな」

金銭を受け取っているという事実は大っぴらにしない。
小石川に囁き返しつつ、風歌を追う。

    「待って待って、置いてかないで」

別に追いつけない理由は無いだろうが、
逃げ続けるなら追いかけ続ける。

「私、あんたと一緒に行くように言われたからさ」

体育館が危険な場所だとは薬師丸は『知らない』が、
身なりだけ考えても風歌は警戒される可能性が高い。
よって、小石川の考えに異論を挟む気はなかった。

「年下で生意気だと思うかもしれないけど……
 スタンド使いとしては、ま、多少慣れてるし。
 ちょっとだけ頼ってくれてもいいよ。
 私も、あんたをちょっとだけ頼るから」

どうしても拒否されるなら別だが……
基本的には風歌に同行しつつ、町のあちこちに設置を行う。
無事に設置が済んだら、その後は他所の状況次第という所だ。

572夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』@大通り:2021/10/21(木) 15:38:16

    リン リン リン ♪

                 リン リン リン ♪

両手に持った『ハンドベル』を鳴らし、
『クリスマスっぽい音色』を響かせながら街を歩く。
『音楽室』から借りてきたヤツだ。
しかし、特に『サンタ』の格好などはしていない。
普段通りの『アリス』ファッションだった。
いや、わかってるよウン。
わかってるんだけどさぁ、なんていうかアレだよ。
ダレだって『ゆずれないモノ』があるじゃん??
わたしは『アリス』だから『アリス』なのだ。
わかった??

「けっきょく『イッちゃん』のテガカリはナシ…………」

『脱走』されてからというもの、
毎日あちこち探し回っているのだが、
今日に至るまで全く音沙汰なしだ。
逆に言えば、派手な動きをしていないという事になる。
どこかで息を潜めているのかもしれない。
まったく『キンイチ』のアホがヘマしなければ……。
まぁ、すんだコトはしょうがない。

「そういや『ナカレ』にレンラクサキおしえたっけ。
 でも、ナンもいってこねーな。まだねてんのか??」

実際は、向こうも情報を掴んでいないという事だろう。
しかし、こっちからは連絡できない。
連絡先を知らないからだ。

「でも、ナンとなくわかるな。そろそろ『くる』ってのが」

街の『クリスマスムード』は日に日に高まっている。
いずれは耐えられなくなって『炙り出される』だろう。
その時がチャンスだ。
『ドクター・ブラインド』の『探知能力』は一級品。
必ず捕捉する。

「『待ってるよ』」

「――――――『約束』したからね」

573朱鷺宮親子@小石川宅:2021/10/21(木) 16:28:24
>>567
涙「ああ、その点は心配しなくて大丈夫だと思います、多分…」
そう言って涙音は手を降った。

笑「この日に備えてお互いのスタンドの確認をしておいたんですよ。
  そしたらこの子も私と同じようなタイプのスタンドみたいなんです。」
笑美も問題ない。というふうに答えた。


笑「天雨さんとご同行ですか…?」
そう言って天雨(>>561)の方に視線を向ける。
彼女とはパーティー以来となるだろうか…

笑「彼女がよろしければ私は大丈夫ですよ。」
意外なことだが、笑美は勝負事には案外慣れっこらしいのだ。

574小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』@自宅:2021/10/21(木) 16:49:06
>>573(朱鷺宮親子)

  「……分かりました」

『同じタイプ』という事は『戦闘向き』だと思っていいのだろう。
何か不測の事態が起こっても対処できる。
『涙音のスタンド』については知らない。
しかし、笑美の言葉は信じられる。
だからこそ、涙音を信頼しない理由はなかった。

  「――よろしくお願いします……」

それだけ告げて、離れのアトリエを出ていった。
断られる事はないと思うが、あとは天雨次第だ。
彼女は出発するつもりのようだし、他に確認がなければ、
もう行ってもらってもいいかもしれない。

575ココロ『RLP』@小石川宅:2021/10/21(木) 16:49:55
>>667(常原)
>>668(小石川)  

     「ひぃっ……い、いかにも悪そうだわ!
      しかもこっちに向かって――」

「あっ……そ、そう…………敵じゃないのね、
 ごめんなさい、私ったら取り乱してしまって……
 小石川さんがそう言うなら、私、信じますから」

      コクリ

「……と、とりあえずその人が来るまで、
 私は出発するのは待っておくわ。
 全員の顔は、ちゃんと見ておきたいもの」

ひとまずは演奏を続けつつ…………
指輪は手元に全て引き戻して、常原の入室を待つ。

出発のタイミングは、むしろバラバラな方が良いのもある。

576天雨 サトリ『10cc』@小石川宅:2021/10/21(木) 17:14:25
>>573(朱鷺宮)
>>568 >>574(小石川)

「異論なくってよ。幸い顔見知りでもありますし」

小石川に頷き、『朱鷺宮』親子につかつかと歩み寄る。

「お久しぶりですわね……奥様。
 となるとそちらがご息女の…………
 いえ、今はお話に花を咲かせるより、
 足を動かして種を蒔く時間ですわね。
 この任務、警戒されないのは『最初のうち』
 早くに全員が終えるのはマスト。早速参りましょう」

     「後回しだと面倒になりやすそうな、
      大通りあたりにいたしましょうかしら」

悪意でも善意でも、話題は必ず発生する。
そうなってから設置を始める人間は、
確実に『やりづらさ』を抱える事になる。

「私のスタンドは『周辺警戒』と『労力の再分配』。
 便利だけれど突出した戦力はない。
 もっとも無力だとは思いませんけれど、
 適材適所こそが急造チームの最大の課題。
 仮に妙な輩に遭遇した際は、お任せ致しますわ」

当然自分も出来ることは全てやるが、それは前提だ。
朱鷺宮が良ければ小石川宅を去り、大通り方面の設置を行おう。
設置中は『10cc』の振動探知で不意の接近者などを防ぐ。

577朱鷺宮親子@小石川宅:2021/10/21(木) 18:10:04
>>574
笑「了解しました。
   …夏の魔物を倒すために、そして巻き込まれた方を救うためにも
   出来る限りのことを尽くしましょう。」
笑美はいつになく真剣な表情となり、答えた。

涙「私もお母さんと同じ意見です。
   もし荒事になったときも任せてください。」
そう言ってうなずいた。
二人は小石川を見送っていく。

>>576
笑「ええ、お久しぶりです。
  積もる話は…ひとまず置いておいて。」
涙「話せる時間ができたら、またってことで…」
天雨の様子を見てとりあえずアロマディフューザーを抱える。

笑「大通りですね。あそこは人が多いでしょうから。
  大きな効果が見込めるかもしれませんね。」
彼女は同行する予定のようだ。

涙「私も頑張ってみます。
  学校なら私はうろついてても怪しまれない、と思います。」
涙音は学園への設置を検討しているようだ。
もちろん他の場所が良い場合は従うことも出来る。

笑「私の能力は、触れたものを『機雷』に変えて設置する能力です。
  あ、もちろん生き物はできませんが。
  …パワーもそこそこありますから、護衛としてはうってつけだと思います。」
その言葉にはどこか頼もしさを感じることが出来る。

578ソラ『ステインド・スカイ』@小石川宅:2021/10/21(木) 18:40:47
>>567
小石川がこれ以上、犠牲者を助けたいと思うのも
これ以上犠牲者を増やしたくないと思うのも分かる

だが組織でも何でもない個人が、見ず知らずの誰かのために
ここまで資材を投げ打ち、考えようによってはテロのような作戦を実行するのは

「ここまで行くと病気だな」

だが、少々行き過ぎているとは思うが
その思考自体は間違っているとは思わない
だからソラは小石川の考えは否定しないし、依頼を受ける気にもなった

何か変な奴が入って来たようだが、ソラには関係の無い事だ
これ以上話す事が無いのなら、もう行こうか

579小角 宝梦『イル・ソン・パティ』@小石川宅:2021/10/21(木) 18:53:05
>>668(小石川)

「な、なんだ…………安心したよ。
 この場にいる人間が全員無実なら、
 どこかから情報漏洩でもない限りは、
 安全面の問題はないだろうからね」

       チラ

エプロンの少女『関』や、
今小石川に質問されている『香音』は、
はっきり言って身元が一切証明出来ない。
……が、知っている限り『夏の魔物』の性質として、
正常な人間を従える事はないはずだ。杞憂だろう。

「とりあえず……わたしも戦闘は不得意だ。
 できたら誰かと一緒に行きたいところだが……
 まあ、効率の問題も頷けるところではあるからね。
 行く場所を決めていない人がもしいたら、
 わたしと共に…………ええと、そうだなあ、
 大通り……の、先に行った人と被らないところでどうだ!」

設置自体は恐らく、電撃的に行えば、
そう苦労なく終わるのではないだろうか?
問題はその後の『維持』の方だと小角は推理している。

「雪だるまやツリーは、建物の入り口の近くとかに置いたら迷惑か……」

ともかく、そろそろここを出る時だ。誰かが行くなら合わせて行こう。

580甘城天音『ビター・スウィート・シンフォニー』@スカイモール:2021/10/21(木) 19:01:29
>>556
折角誘ってくれたので、今夜は円谷さん家にお邪魔する事にする
ドンパチ賑やかになりそうで楽しみだな〜
あ、でも良い子にしてないとサンタさん来ないかな…と思うあま公だった

それはそれとして

パーティに手作りお菓子を持って行こうと思いつき(テロ)
何か材料を買いに来たあま公

581夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』@LINE:2021/10/21(木) 19:16:50
>>(イズミン)

「ふぅ――――」

           トスッ

ベンチに座り、ハンドベルを置いた。
これからの事についてボンヤリ考えていると、
友達の顔が浮かんできた。
自分では『親友』だと思っている。
スマホを取り出して、メッセージを送信した。
送り先は『イズミン』だ。

[トツゼンなんだけどさ]

[きょうのヨルとかジカンある??]

[できたら、ねないでおきといてほしいなぁって]

[こないだアバレてたコいたでしょ。
 まだみつけられてないんだけど]

この件については、事前に連絡済みだ。
(ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1456056964/596)

[さがしにいこうとおもってる]

[たぶんケガするヒトがいるとおもうから、
 そのときにイズミンとセンセーにたすけてほしい]

どういう結果になるとしても、『怪我人』は必ず出る。
そういう時に頼りになるのがイズミンの『センセー』だ。
急な話だから、無理にとは言えないけど。

582りん『フューネラル・リース』@川:2021/10/21(木) 19:26:00
いつの間にかどこかの川に移動していた
クリスマスリースっぽい恰好の鈴蘭少女

クリスマスと言えば鮭だ!
今が鮭の旬!
というわけで鮭を捕獲しに来たのだった

583小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』@自宅:2021/10/21(木) 19:43:34
>>579(小角)

  「よろしければ――小角さんには私が同行します」

最初に『調査』を依頼した時、
彼女の身の安全を守ると約束した。
『イル・ソン・パティ』の能力を知った上で、
襲ってくる人間はいないとは思うが、
彼女が戦闘向きではない事は確かだ。
もし何かが起きた時には、対処できる人間が必要になる。

  「……申し訳ありませんが、
   先に向かっておいていただけますか?」

  「落ち合う場所を決めて……そこで合流しましょう」

言い置いてから、玄関に向かった。
『常原』を迎えるためだけではなく、
最後に『稗田』を待つ必要もある。
他に相応しい同行者がいるなら、自分以外でも構わない。

584小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』@自宅:2021/10/21(木) 20:15:49
>>578(ソラ)

何気なく投げ掛けられた『病気』という言葉。
その響きに、不思議と納得できるような思いを感じていた。
以前にも、同じような言葉を送られた事がある。
客観的に見れば、確かに自分は『病んでいる』。
それこそが、今の自分自身を突き動かす原動力なのだろう。

  「――……そうかもしれませんね」

控えめな微笑を残し、小石川は玄関に歩いていく。
穏やかで物静かな表情からは、
ソラが発した言葉を受け入れているように見えた。
いつでも出発する事はできる。
一人で行く事もできるし、顔見知りに同行してもいいだろう。
一緒にスタンド絡みの事件に関わった少年もいる。

585『最中派』@湖畔の教会:2021/10/21(木) 20:24:54
>>554
老婦人の言葉を二人は黙って聞いていた。
煙草を受け取った四木はふむふむと聞き入り、花梗と外で呼ばれた女から、徐々に表情が失せていっている。
聞き終えた時――煙草を抱えた四木は笑顔を浮かべ、花梗からは表情が消えた。鉄のごとく、虚無だ。

「……解りました……参考にします……それで、ご協力……いただけるので……?」
「少し黙ってなさいこのニコ中!」

ヒステリック気味に声を張り上げた花梗――彼女はずいと踏み出る。明らかに作った笑顔を浮かべた。

「ええと、その。私、『最中派』の花梗銀箋(かこう ぎんせん)と申します……」

にこやかな笑顔――そして、欠片も笑っていない笑み。どこか、焦燥を見て取ることも出来る。

「その日誌には……お子さんの経験した全てが書かれているのでしょうか?」

586今泉『コール・イット・ラヴ』@小石川宅:2021/10/21(木) 20:33:29
>>568(小石川)
>>581(夢見ヶ崎@LINE)

「あ、敵じゃなかったんだ」「よかったですっ」
「それじゃあ私も学校に行きます」
「一人分の数じゃ、フツーに足りないでしょうし」

清月学園は、広いから。
2人ぶんくらいは無いと絶対足りないよね。

「……っと」
「ちょっと大事な連絡が来たのでっ」
「他に学校行く人は、先行っててくださーい」

でもまあ、それは別に2人で組む必要とかじゃなくて。
むしろ人の多い学校だと、それは目立つ気がする。

でも。 まあ。 それより。

――――――――――――――――――

私も行きます!
って言いたいんですけど

フツーに考えたら、ダメですよね
いざというとき私が倒れてたら
先生を呼べないですし

わかりました
寝ないでサンタさんを待ってるみたいに
絶対起きてますし

よかったら、近くまでは私も行って
そこでコーヒーとか飲んで待機してます!
先生と私も、何も戦えないわけじゃないし

だめですか? ユメミン。

――――――――――――――――――

もっと大事なことが、あるんだ。今出来たんじゃない。
ずっと前からだ。

私はフツーであるのに精一杯だけど。だから。
うさぎを追いかけて不思議の世界に行くのは、そんなに怖くはないんだ。

587関 寿々芽『ペイデイ』@小石川宅:2021/10/21(木) 20:53:33
>>568(小石川)
>ユキシラ
>>569(百目鬼)

「……あぁ! 怪しいだけだったんですねえ〜っ。
 ふふ、私たちったらみんな揃って……まあでも、
 外から覗いてる人なんて、怪しいですもんねえ。
 ユキシラさんは悪くないと思いますよ!」

別に誰も責めてないがユキシラを擁護しつつ、
一応自分でも外を確認してみた――――
よくよく考えると外には百目鬼を待たせている。
何かあれば彼女がどうにかしてくれるだろう。

「それじゃあ…………配るのも済みましたし。
 特になにか買いたい人もいなさそうですし。
 百目鬼さんも首を長あくして待ってるでしょうから、
 私たちも行きましょうか〜、ユキシラさあん」

      「場所は…………どうしましょう〜?
       大通りや学校は行く人がいますし、
       歓楽街とか……東の方、ですかねえ」

この辺りは町の『警備レベル』に詳しい筈の、
百目鬼とも相談しながら進めていけばいいだろう。

「お茶とお弁当も持ってきてますので〜、
 途中でお腹が空いたりしても安心ですよう。
 空かなかったら…………終わった後に食べましょう!」

気の抜けた事を言うが、腹が減っては戦はできぬ。
要するに、やたらとユキシラの世話を焼く準備も万端だった。

588村田瑛壱『ディズィー・スティック』@駅前:2021/10/21(木) 21:16:11
 「むちゃくちゃなハナシだと思っていたが・・・やってみればなんとかなるもんだな。
 もっとも、おれだけがどうこうしたわけじゃないが。」

少々早い『クリスマスムード』に染まった街を眺めながらぼそりとこぼす。

 「予想以上に大がかりなハナシになったが、舞台は整ったと思っていいだろう。
 あとは連中がキチっとやりゃあいいわけで、もうおれの出る幕はねえ。」

 「だが、『義理』は通しておかねえとな。」

駅前の掲示板・・・『エド・サンズ』と取り決めた連絡方法に従って、以下のように小さく書き記す。

 『サンタへ。
 暇があったら【勝間 多三子】という女に顔見せしといてくれ。
 多分見えないだろうが、それがサンタの【心意気】ってもんだ。
 方法は任せる。』

589天雨 サトリ『10cc』@小石川宅→大通り:2021/10/21(木) 21:19:21
>>577(朱鷺宮)

「ええ、秋の長閑な日にでもお話致しましょう。
 ――そのためにはまず、夏を終わらせる。
 その能力と私の『芽』の探知網を合わせれば、
 感知できない不穏な予兆など無いでしょう。
 頼りにしていましてよ、奥様」

あとは道中にでも能力の詳細を伝えて、
大通りでの設置活動を開始してしまおう。
先に朱鷺宮の分を済ませ、自分のは後にするが、
後であってもそれ程時間は経たずに済む筈だ。
片方が見張りに立つ事でも人避けは出来るため、
基本的には能力も最小限の使用で問題ない。

とにかく手早く設置を済ませ、『見回り』へ移行しよう。

590小角 宝梦『イル・ソン・パティ』@小石川宅→大通り:2021/10/21(木) 21:32:32
>>583(小石川)

「そっ、そうかい?
 小石川さんが来てくれるなら心強いよ。
 それじゃあ……先に大通りに行って、
 喫茶店にでも入って待っていようかな。
 場所はあとで、小石川さんにだけ伝えるよ」

      スッ

「それまでに1つ、2つは設置もするつもりだがね」

帽子を直して、外に出る準備をする。
この『夏のクリスマス』には多くのピースがあり、
その数は完成予想図より多いのかもしれないが、
一つ欠けるたびに完成は危うくなっていく。

ひとまずは慎重に・・・何より露見を防ぐよう動こう。
手袋を着けているのも冬らしさだけでなくその一環だ。
まあ、普通は指紋など取られることはないだろうが……
大通りに到着後、目立たないところに機器を一つ置き、
それから宣言通り、コーヒーチェーンにでも入って、
小石川の番号に繋げて彼女だけに居場所を伝える。

あとは、小石川側が来るのを待てばそれでひとまず問題はない。

591朱鷺宮笑美『トループス・アンダー・ファイア』@小石川宅→大通り:2021/10/21(木) 21:49:15
>>589
「ええ、私とあなたのスタンドの組み合わせは
 おそらく相性が良いと思いますよ。これならおそらくなんとかなるでしょうね。」
やや楽観的な言い方だが、それくらいの緊張感が良いのかもしれない。

「それじゃあ涙音。私は先に行くわね。」
そう言って娘に挨拶を告げると、天雨の後をついていった。

大通りへと歩いていく中で一通りの
自分の能力も伝えておく。
「設置はなるべく早く済ませないとですね。」
指定の場所に向かうことができれば、
諸々のアイテムの設置を行うことにしよう。

592小翠『タキシードムーン』@小石川宅:2021/10/21(木) 21:58:55
>>567

「え・・・ええっ!? そんな風に頭を下げなくても大丈夫だよ!
 これは、俺が好きでやろうとしてる事なんだから」

こんな子供に対しても、真摯な気持ちで頭を下げる小石川を静止する
年上の女性からこんな風にされるのは慣れていないのだ

「それにさ、俺ってこういう事が得意なんだ
 俺の『お爺ちゃん』はこういう小さな機械を誰にも見つからない場所に隠すのが抜群に上手かったからね!」

「じゃあ、俺もこの機械を仕掛けに行ってくるよ」

そう言いながら、小石川宅を飛び出して外に出る
そして、周囲に誰もいない事を確認すると自身のスタンド『タキシードムーン』を発現し・・・・

「・・・・・変身」

『タキシードムーン』の放つ光を浴びた直後、少年の身体は大きく変化する
未熟だった四肢は細身ながらもしなやかな筋肉に覆われ、背丈は骨格ごとググッと伸びあがる
数瞬の後、そこに立っていたのはブロンドの髪を持つラテン系の彫り深い顔立ちをした青年であった

「『祖父』はこういうのが得意だったからね・・・・
 この町にこういう機械を隠すのはどこがいいか・・・・知恵を借りるよ」

(ところで、なんで『おじいちゃん』はそんな知識を持ってるんだろう・・・・?)

『おじいちゃんの知恵袋』を借りながら、
青年はこの町にアロマデフューザーを仕掛けに向かった

593高見盛 炸盤『デイヴ・エドモンズ』@商店街:2021/10/21(木) 22:20:17
>>565
 
「──フフッ」

額の汗を腕で拭い、ここへ来て初めて明確な笑みを浮かべる。
 
「『彼女』が約束を守ってくれるタチで、良かったよ。
 それに『セララちゃん』に『面白い』と言ってもらえるのも、重ねて『良いこと』だ。
 今日の俺はひょっとしたら『ツイてる』という奴なのかも知れないね」
 
『不幸中の幸い』という語彙が、咄嗟には出てこなかった。
『冬』の到来は高見盛にとって間違いなく『不幸』であって、
『円谷世良楽』との邂逅が『幸い』であったのも、同じくらい間違いないのだけれど。
 
「しかしそれでも、『季節感』が無いと思っているのが俺だけじゃあなくって、安心したよ。
 きっとこれは『例外的』で『突発的』な『なにがし』といったところなのかな。
 あくまで今は『夏』で……変な、そう、『変な夏』なんだろうね」
 
言いながら、一重瞼を僅かに下ろし目を細める。強い光に当てられた時のように。
 
「そう思えば──今日が『夏』だッていうのなら、確かに楽しまないのは『損』ッてものだね。
 それが二度と得難い経験だというのなら尚更で、うん。
 俺もたまには、『羽目を外す』というのも面白いかもしれない」
 
『後輩の女子』から『クリスマスパーティ』に誘われる──しかもその娘の『自宅』へだ。
『その娘』というのは他でもない、高見盛炸盤が『一目惚れ』をした相手であって、
一介の『高校二年生』であれば、思わず宗旨変えをして乗り気になってしまうのも、無理からぬことであろう。
 
「ええとこういう時は……『ありがとう』だな。
 俺なんかをパーティに誘ってくれて、とても嬉しい。
 だから『ありがとう』だ」

本当に擬似的で一時的な『クリスマス』であるのならば、『冬眠』も何も知ったことか。
楽しまない理由が、『高見盛炸盤』には、既に無いのだ。

594芦田『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』@大通り:2021/10/21(木) 22:37:51

「そんじゃ〜ウィゴーちゃんっ 俺達の聖夜の愛 星見街に
見せつけてやろうぜぇ〜ウェーイ!」

『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト!
 愛じゃねぇよ、あくまでも人助け! 働くのは殆ど私なんだから
あんたは警察だけ警戒しなさい!』

飾りつけを前日に撤去された木々。それにウィゴーちゃんの『過去改変』発動!
前日だから、そこまでフィルムの改変は大変じゃないからなー。

 ズギュンッ

あっと言う間のツリーの完成だぜぇ!

「よっしゃードンドンこの調子でいくぜぇウィゴーちゃんっ」

『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライトだよっ!』

595一抹 和世『一般人』@湖畔の教会:2021/10/21(木) 22:52:59
>>585
年に数回は異常事態に巻き込まれた挙句、『三回の死』を経ても生き残る奇妙なスタンド使いの異常な日常。
その全てが記されている。
かつて共闘したスタンド使いの能力については本人にしか分からない暗号で漏洩を警戒しているが敵についての考察などは貴重な情報だ。

「供与者との初戦闘から今に至るまでの全てが記されて
 おりますが共闘者の能力は暗号化されています」

「貞世は自分の死後、『何か』あった時に『アリーナ』
 と私達が取引できるようにと残したようですが…」

犯罪スタンド使いの能力から『悪霊』やら他派閥の情報まで記されている日記帳は『最中派』にとって宝だ。
供与者との交戦情報など普通は知り得ないもの。

「『最中派』は歴史が浅く交渉経験は僅か。大した力が
 無い癖に重い代価を押しつけ、弱った相手を従える手法
 しか知らないヤクザ」

「箔が無い。町には馴染めない。恨みを買う弱小派閥。
 両親を狙わないはずがない、とも『警告』が残されて
 います。そんな私達が無防備にしている…」

「私達が他派閥に護られている可能性もありますね?
『鐘』については『協力』しましょう。日記は…」

「夕立先輩、赤月ナカレ、小林先輩、夢見ヶ崎先輩など
 が『最中派』について『借り』を作っていた場合、
 それを解消する事で一部ページを譲渡するようにと
『日記帳』に一抹は書き残しています」

「私達夫婦にスタンドを行使しないのが最低条件。
 譲渡するページ内容は夢世界の住人『ガド子』と
 犯罪者集団『ウルトラ星見ボーイズ』の首魁と二人の
 スタンドや情報、夢世界の『悪霊』について」

「譲渡相手は『最中派』なら四木さん、一抹は貴女を
 指名しています。最中がスタンドを行使するなら…」

ライターを取り出した一抹和世は着火し、躊躇なく『日記帳』に火を近づかせる。
『鬼』を育てた親が義理であれど一般的な夫婦であるはずもなく『覚悟』を決めた瞳が二人に向けられた。

「『はい』と『YES』で答えなさい。3…2…1…」

ほぼ迷いの無い動きでライターの火が『日記帳』を焼く寸前まで近付けられていく…

596常原ヤマト『ドリーム・ウィーバー』@小石川宅:2021/10/21(木) 22:53:45
>>568(小石川)
「奥様………」
相変わらず喪服でいらっしゃるのだな、
強い意志でもってそういう召し物にされているのは知っているが、
やはり、痛々しいと俺は思う、と思ってみたり。

「(しかし それに比べ俺の服装は意志薄弱
 がすぎるな…夏に浮かれてしまいましたよ)」

促されるままに門を通るが、
周りに見えるクリスマスっぽい雰囲気に立ち止まってしまう。

「………申し訳ッッッッっございません!!!!!!」
「事情としまして……夏の間と思い『帰省』しており……
 ………まさに、今の今、『決行日』を知り、駆け付けまして…」

「………そんなものは言い訳!!!!!」
「こんな墓参り帰りの線香臭いアロハで!!!!
 聖夜のムードなどと!!アロマなどと!!!!!!」

「うおおおおおおおおおおお!!!!!!」
「それっぽいアイテムを一つたりとも身に着けていない!!俺!!
 お宅に立ち入るこどなぞできません!!許されない!!!!!」

泣き崩れている。
このまま一日中ここで叫んでるんじゃないかなって勢いだ。
誰かがクリスマスっぽい物をこの男に恵んでやれば立ち直るかもしれない。

>>569(百目鬼)
『見た顔』だ。服装は前と違うようだが。大声は前と変わらず、だ。
>>575(ココロ)
大柄な男だ。見た目に反し、言動からは礼儀正しそうな印象があるかも。

597朝山PC@小石川宅 →大通り:2021/10/21(木) 22:57:51
>>567(レス遅れ失礼)

朝山「うん! みんなで力を合わせて夏の魔物退治っス!」

朝山は元気に小石川に応答する。彼女は遊部に関係なく大御所となってる
貴方の家の和気藹々とした空間に、はしゃいでる。

遊部「……えぇ、色々以前はありましたが。今回は、皆が全員幸せに終える
形が迎えられるように、少しでも力になりたいと思います」

短く、背景が不透明な彼女も粛々と返答を行い。

>あなたは『スタンド使い』ですか?

香音「……」  ―ズズッ

無言で微笑する彼女は、返答の代わりに『形』で示した。
肩の上に乗るように……『カニ』 だ。沢蟹程度の小さな蟹が乗っている。

そして、小石川が視認し終えたのを見届けてスタンドを消した。

香音「器具の設置の手伝いでしたよね? 私のスタンドは、運搬は余り
向いてないし、文字通り人手の一つとしてしか力は貸せないですが出来る限り
手伝いますよ。愛する星見街の為ですもの」

朗らかに、余り読めない笑顔で彼女は告げた。スタンドでのサポートは暗に
出来ないと宣言しつつ。

598小林PC@学園→商店街:2021/10/21(木) 23:33:22

清月学園では、既にクリスマスの催しらしきものが
チラホラと目についていた。多くの意思が、冬の意識に集約したお陰だ。

ヤジ「おーっし! それじゃークリスマスコンテストだ!
一番のクリスマスっぽい仮装をしてると思えた奴に
詳細→ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1465476899/36
『五万円分 無料宿泊券』を贈呈するから、我こそはって言う奴は
名乗り出てくれよー!」

 親友が、自身のチケットを餌に高等部の三年を伝播して、他の者にも
クリスマスの仮装を促して学園全体にクリスマスの意識を助けるのを見つつ
最後の仕上げとばかりに全体の飾りつけを数日前から行ったものが
一通り完成したのを見届けて教室を後にする。

「後は頼みます、親友」

ヤジ「おぅ 行け行け……あいつ(一抹)に会えたら、俺の分も
ちゃんと伝えられる事は伝えるんだぜ。悔いのないようにさ」

「えぇ」

あとは街全体のムードを確認し、『最中派』へとタイミングを狙い
鐘の指示を下さないと行けない。その為にも実際の街の雰囲気を直接
味わうべきだ。学園の祭りは親友に任せる。

(……一抹君)

もし叶うならば会いたい。せめて、少しで良い。
この夏の空の下に、クリスマスの奇跡と言うものがあるなら
私と彼を引き合わせてくれれば良いのだが……。

599円谷 世良楽『リトル・スウィング』@商店街:2021/10/21(木) 23:33:23
>>593(高見盛)

「そうそう、ツイてるツイてるー!
 ここで偶然会わなかったら、パーティー誘うの後になっちゃって、
 その時にはミモリー、お昼寝しちゃっててー、気付かなかったかもだよ?」

               クル

       「あたしに会えてよかったよかった。ネ。あははーっ」

     クル

身を翻し、踊るように喜ぶセララそのままに、何の重みもない言葉だった。
いま思いついた都合のいい事を並べているだけなのかもしれない。

「あたしも最初のところはよく分かんないんだけどー、
 なんかね、クリスマスの服着たラッコがいたりして、
 それがすっごい可愛いから、一気に流行っちゃったのかもねーっ。
 まーいいや、最初がなんでも今ですよ今ーっ!」

「夏にクリスマスして、シャンメリーポン!!って開けるのとか、絶対楽しーですよー」

それがいま思いつくくらい、楽しくて、幸いな気分という意味だ。
深く考えれば『何か』に行きつけたのかもしれないが――――
セララにはそんなものは必要なかった。すでにほしい答えは手の中にあるからだ。

「あはーっやったやった! ミモリーもパーティメンバーだー! よかったー。
 だってだって、冬眠するから、普段の冬はクリスマスパーティー来れないもんねー!?
 ほんとツイてるなー。それじゃー、今日のえーっと、17時くらいにあたしの家集合でーす。
 もっと早くに来てもなんにも、なーんにも用意してないから、待っててくださいネ」

『高見盛』の『宗旨』も、元々深くは捉えていなかったのだろう。
ただ単に、『本来来る予定の無かった友達』が一人増えて、嬉しい。

「って、ミモリーはあたしんち知らないかーっ。あははは、知ってたらこわーい。
 えっとねえっとねー、湖畔公園の方にあるんだけどー、
 めんどくさいでしょーし、他の子と一緒にパパの車で迎えに行ったげまーす」

                「ミモリーはー、車酔いとかだいじょーぶな方ですかーっ?」

それくらいのことで――――それだけでセララの器を満たすには十分で、喜びは、溢れ続けるくらいだ。

600ナイ『ベター・ビリーブ・イット』『D・L』@小石川宅→外:2021/10/22(金) 10:20:45
>>568(小石川)
>>587(関)

「そうじゃ! わしは悪くないぞ!」


ばつが悪かったのか、関の言葉に乗っかって、
周囲に無罪を主張しつつ、家を出て行く。


「お菓子は色々あるんじゃが、普通の食べ物は中々『交換』する機会が無いからの。
 お弁当、『交換』してくれるか……?」


子供相手だからか、お菓子をくれる人は多いらしい。
お菓子ばっかり食べているのだろうか。栄養が偏りそうだ。



>>596(常原)

「知り合いじゃったか……
 勘違いをして悪かったの……これをやるから元気を出せ」


まだ以前会ったメイドさんだと気づいていないナイ。
中で敵と誤認されたことなど常原は知らないだろうが、何か嘆いているし、悪いなと思ったのか、
家を出る時に横を通る際、『赤い靴下のお守り』を渡していく。
クリスマスグッズと言われればそう見える微妙なレベルのクリスマスっぽさだが。


>>569(百目鬼)

「待たせたの! ゆくぞ!」


外で待っていたら、小石川家から子供たちが出てきた。
威勢はいいが、どこへ行くかは考えていない。

601小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』@自宅:2021/10/22(金) 10:21:17
>>596(常原)

  「――……常原さん」

こうして駆けつけてくれただけでも十分だった。
しかし、それでは彼自身が納得しないのだろう。
無理に『冬らしい格好』をしてもらう必要はないが、
『夏らしい格好』をしているというのは、
確かにいささか良くないかもしれない。

  「少々お待ちを……」

そう言い置いて寝室に入り、ワードローブを開く。
冬物の衣類がしまってある場所だ。
その中から、いくつかの品を手にして戻ってきた。

  「……『これ』を着ていただけますか?」

最初に差し出したのは、
『くたびれたニット帽』と『青いコート』だ。
これは自分のものではなく、『彼』のものでもなかった。
『いつかのクリスマス』に、
『イルラ』というスタンド使いに出会った事がある。
寝室から持ってきたのは、
逃亡中の身であった彼女が着用していた品だ。
(ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453049904/207)
『香港マフィア』からイルラを逃がすために、
自分は彼女と『衣服を取り替えた』。
(ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453049904/278)
返却するタイミングがなかったため、
そのまま家に置いてあったのだ。
それらを常原に渡す。

「知人が『クリスマスの時期』に着ていたものです。
 きっと『冬』としての効果はあるでしょう」

クリスマスらしくはないが、紛れもない『冬服』だ。
少なくとも『夏服』のままでいるよりは、
いくらか効果があるのではないだろうか。
サイズの問題はあるものの、
コートなら袖を通さず羽織ってもいいし、
帽子が合わないという事は少ないはず。

  「よろしければ『こちら』も……」

続いて、『黒いストール』を同じく手渡す。
他の二つと違い、これは『私物』だ。
『以前のクリスマス』の時に、身に着けていたもの。
(ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453049904/192)
これもサイズは関係ない。
肩に掛けるなり首に巻くなり、どのようにでも使えるだろう。

602ソラ『ステインド・スカイ』@小石川宅:2021/10/22(金) 10:25:54
>>584
「そういえば、どこかの誰かが言ってた気がするな
 『誰でもどこかはイカれてるもんだ、度が過ぎなきゃそれはそれでおもしろい』って」

残念ながらソラと組んでくれる者は誰一人いないようだ
Syamuさん並に悲しい結果で終わりだが
元々ソラは嫌われ者で関わろうという者はいない
だから一人には慣れていてる

「じゃあ、また後で」

話す事も無くなり、いよいよ出発するソラ

603甘城天音『ビター・スウィート・シンフォニー』@スカイモール:2021/10/22(金) 10:37:33
>>580
しばらく食品売り場で材料を探していたあま公だが
中々良さそ気な物が見つからない…その時ッ!

                 コケコッコー

なんと、生きた七面鳥が売られていた!
よく考えたら、お菓子は既にケーキがあるんだし
それよりも七面鳥を目の前で料理する方がウケるやろなぁ
いや、七面鳥でお菓子を作るのも面白いか?

そんな事を考えつつ七面鳥を購入したのだった

604りん『フューネラル・リース』@ライブステージ:2021/10/22(金) 10:44:47
どこかのライブステージ

頭から鈴蘭を咲かせたクリスマスリースっぽい恰好をした少女が
ロックなクリスマスソングをバックに陽気なダンスを繰り広げている

観客「りったん愛してるよおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」
観客「キャー、りっちゃんが私にウィンクしたわあぁぁぁぁぁぁ!」

観客「何であいつは右腕を巨大な鮭に噛まれているんだろう…?」

605夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』@LINE:2021/10/22(金) 13:10:08
>>586(イズミン)

「――――――………………」

イズミンに一緒に行ってもらう事には迷いがあった。
それは『傷付くから』というだけじゃない。
イズミンは『フツーの子』で、『フツーの世界』にいる。
だから、『不思議の国』から帰ってきて、
イズミンに会うと安心できる。
『フツーの大切さ』が分かる気がするから。

『フツーの世界』に『戦い』はない。
だけど、それがいい。
イズミンという『フツーの友達』が近くにいるからこそ、
気付けた事がある。
『スタンド使い』というと、『戦えるから偉い』とか、
『戦いを経験したから凄い』とか、何かというと皆そう考える。
じゃあ、『そうじゃないスタンド使い』は『それ以下』なのか。

学校に行って、友達と遊んで、
何気ない日常を積み重ねていく。
それは、血を流したり流させたりする事に劣るものなのか。
私は、そうは思わない。

『フツーの世界』を『フツーに生きる』。
誰も怪我したりしないし、楽しくて幸せな気持ちになれる。
それは人を傷付けたり傷付けられたりするよりも尊くて、
とってもステキな事なんじゃないかな。
イズミンは、それを思い出させてくれる。
だからこそイズミンには、
『フツーの世界』にいてもらいたかった。

[ありがと]

[じゃあ、そうする!!]

(ジャンプする白ウサギのスタンプ×10)

でも、嬉しかった。
イズミンが『来てくれる』って言ってくれた事が。
本当は『フツーの世界』にいて欲しいと思ってる。
でも、イズミンが、
『不思議の国』に来てくれる事も素直に嬉しい。
今、心の中には『反対の気持ち』が一緒にあった。

[よなかにであるくなんてワルいコだな!!
 でも、たまにはイイか!!
 イズミンとユメミンでワルいコになっちゃおう!!]

[『ドクター』でさがしながらあるくつもりだから、
 もし『キャッチ』したらイズミンはドコかでまっててくれる??]

[それまではテキトーにブラブラしてようぜ!!
 せっかく『フツーじゃないクリスマス』なんだし!!]

今は楽しくない事ばかりじゃなくて楽しい事だってあるんだ。
楽しくない事は『半分』になるし、楽しい事は『二倍』になる。
イズミンと一緒なら、そういう風に出来ると思う。

606百目鬼小百合『ライトパス』@外→歓楽街:2021/10/22(金) 13:21:34
>>587(関)
>>600(ナイ)

ここに来る前、何かの足しになるかと考えて、
『知り合い』に連絡していた。
楽しい催しとは無縁の血生臭い能力の持ち主だ。
『クリスマス』に役立つとは思えないが、数にはなる。
しかし、何度掛けても繋がらない。
一体どこで何をしているのやら。

「――――おっと、出てきたね」

        ジュッ

『関』と『ナイ』の姿を確認し、煙草の火を消した。

「それじゃあ、ぼちぼち行くとしようか。
 歓楽街方面だと『手薄』な場所は…………」

そういった知識は、
『警察』に所属していた時代の名残としてあった。
悪用するものではないが、今は非常時だ。
『超法規的措置』という事で、自分自身を納得させる。

「もし途中で何かあったらアタシがどうにかするから、
 その辺は心配いらないよ」

『犯罪』とは言わないまでも、
これが真っ当な手段ではない事は明らかだ。
その片棒を担ぐとは思わなかったが、
『相手』もロクなヤツじゃあない。
まともな方法だけで対抗しようとするのは無理がある。

(ここの雰囲気だけ見ると、随分ノンビリしたもんだけどねぇ)

まるで『引率』になったような気分だ。
自分に子供がいたとしたら、
こんな気持ちになっていたのだろうか。
火を消した煙草を咥え直し、二人の後ろから歩いていく。

          ザッ

「ナイちゃんは寿々芽ちゃんの傍にいるんだよ」

               ザッ

ナイの世話は寿々芽が焼くだろう。
その二人を見守るのが『自分の役割』だ。
寿々芽はしっかりしているし、ナイも案外たくましいが、
同行するからにはキッチリと『大人』としての責任を果たす。

607小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』@自宅:2021/10/22(金) 13:24:51
>>597(朝山・遊部)

朝山の明るく元気な様子を見て、自然と表情を緩めた。
楽天的に見えて、彼女は信頼できる。
だからこそ『調査』にも同席を頼んだ。

  「『レミさん』……私も同じ気持ちです」

遊部が『信頼できない』と言うつもりはない。
ただ、『多重人格』である彼女の精神は、
非常に不安定である事も確かだ。
以前に『廃校』で共闘した姿からも、それは窺い知れた。
また、彼女の中には『危険な人格』も存在している。
そうした相手に『小角の秘密』を漏らす訳にはいかなかった。

  「……ありがとうございます」

香音に質問したのは、これが『リスク』を伴う計画だからだ。
『スタンド使いだけ』を集めたのは、
『一般人』を危険に巻き込まないため。
事を起こす前に、香音が『一般人』かどうかを、
念のために確かめておく必要があった。

  「朝山さん、レミさん、香音さん――よろしくお願いします」

これから大通り方面に向かうであろう三人に、
改めて一礼した。

608小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』@自宅:2021/10/22(金) 13:42:36
>>589(天雨)
>>591(笑美)

  「――よろしくお願いします……」

二人の出発を見届け、深々と礼をする。
どちらも『探知』に関わる能力。
これも何かの『縁』なのかもしれない。
あとは任せるだけだ。
彼女達なら、上手くやってくれると信じられる。

>>590(小角)

  「はい――では、そのように……」

玄関から出ていく小角を見送る。
最後に訪れる稗田を出迎えた後で合流し、
予定通りの行動に移ればいい。
少し待たせる事になってしまうが、
そう長くは掛からないだろう。

>>592(小翠)

  「……お願いします」

穏やかな微笑を浮かべて、
玄関を飛び出していく少年を送り出した。
次に会う事があれば、もっと楽しい話をしたい。
その時のために、自分も『今』に力を尽くす。

>>602(ソラ)

「――……ええ、またお会いしましょう」

この仕事が終わった後で、彼女には『報酬』を渡す約束をしている。
その時に、また顔を合わせる事になるだろう。
最後に一礼し、ソラの出発を見届けた。

609ほしみまくろう『スターライダー』@ライブステージ:2021/10/22(金) 14:15:01
>>604

頭から鈴蘭を咲かせた少女『りん』
彼女の演奏は会場に集まった老若男女達を熱狂させ、バイブスを上げる
いつしか会場内の熱気は最高潮に高まり・・・・

「さあ!それでは本日のサプライズゲストの登場だ!」

司会進行を勤める男性が唐突に声を張り上げた
会場内がざわめく・・・・それもそのはず、サプライズゲストなど予定にないからだ
当然、りんもそんな話は聞いていない!

「登場するのは当然この方・・・・・『ほしみまくろう』だァァァ――――ッ!!」

『◎△×▲。■〜〜〜〜〜〜〜ッ!!』

人間の精神をかき乱すフルートの演奏とともに『それ』は現れた
腐敗により緑色の泥状となった肉体・・・・噴出する血飛沫の赤・・・・『クリスマスカラー』だ!
ギリギリの所で人の姿を留めたその肉体は、ある種の刺胞動物のようにのたのたと蠢き、
壇上で名状し難き咆吼をあげる

その声を聞いた観客達は白痴の如き表情を浮かべながら、一様に歓声を轟かせる

「「「「「 いあ! いあ! ほしみまくろう! 」」」」」

りんの周囲が歪む・・・・
地平線の向こうから燃え上がるような球体が顔を覗かせる・・・・
ふと、会場を見ると非ユークリッド幾何学的曲面に支配された建築物が永遠に終わらない線を伸ばす

ここは星見町だ! そのはずだ!
しかし、頭上を見上げると3つの黄色い太陽が中天に並び、その常識を否定する
だとするとここは・・・・・ ここは・・・・・・!






  リンリンリン
 
            リンリンリン

軽快なハンドベルの音でりんは目を覚ます
そこは先程までいた『ライブ会場』だ・・・ほしみまくろうも怪しげな空も今は存在しない
観客席では大勢の観客達が呻き声をあげながら倒れていた

鈴蘭の毒と熱狂的なテンションが合わさり、『集団幻覚』を見ていたのだろうか・・・・?
あるいは・・・・ まさか・・・・・・・?

           【 Normal END NO.3
           『そこにいたのは・・・・?』】

610関 寿々芽『ペイデイ』@小石川宅→歓楽街:2021/10/22(金) 21:48:46
>>600(ユキシラ)
>>606(百目鬼)

「ふふ、交換して何度も食べたくなるくらい、
 ユキシラさんのお口に合えばいいんですけど……
 私なりに腕によりはかけたので、楽しみにしててくださいねえ」

ユキシラに微笑みかけて、
彼女から離れすぎないように歩き出す。

「百目鬼さん……頼りになりますよう。
 こういうことを手伝ってもらって、
 ちょっと申し訳ありませんけど……
 出来るだけ早く済ませてしまいましょう!」

関も『それらしい場所』は多少知っているが、
やはり百目鬼の知恵は段違いに役に立つ。

            スタ

「あっ、お弁当……
 百目鬼の分もあるので、よかったら〜」

      スタ

彼女の案内に従って、二人分『10基』の設置を行おう。

611『最中派』@湖畔の教会:2021/10/22(金) 22:25:15
>>595
親子とは、血の繋がりのみを意味するものではない。
血の繋がりよりも濃く、親子をつなげる鮮烈なる有り様――それを垣間見た二人。
動いたのは、四木でった。

「イエス」

普段の彼女らしからぬ、滑らかな即答――そして、花梗を押し退ける。

「あんた……!!」

花梗は声を荒げる――それを、眼光のみで圧した四木は、老婦人に向かってコクリと頷く。

「……私達の仕事は……『決められた時間に鐘を鳴らす』……それだけ……あなた達が……協力してくれるなら……それでいい……」

そして、ライターを向けられたままの日誌を見ると――老婦人に目線を戻す。

「『駆け引き』……『取引』……それ、私達の……仕事じゃ……ない……」
「あんた、何勝手に……!!」
「勝手は……そっち……それとも……『取引』……できるの……花梗……?」

花梗は押し黙る。少なくとも、彼女はそのレベルの権限を有していないようだ。
沈黙する相方を尻目に、四木は言葉を続ける。

「……だから……私達は……取引……『できない』……そもそも……その、『貸し借り』があるか、わからないし。だから……この仕事を取り仕切っている人への、連絡先を教える……」

そういった四木はスマートフォンを取り出すと、一つの番号を表示する。
そこには、電話番号と――『北落砂錫』の名が記されていた。

「『今日』は……多分出れないと思うけど……全部済んだら……あなた達でも、息子さんとでも……私達のボスと『取引』の話……すればいい……」

そして――四木は、夕暮れが過ぎた頃――ある『時刻』を告げる。

「この時間に……ならしてくれればいい……私達の話は……」

最後、花梗をじろりと睨めた後、四木は言葉を締める。

「『お終い』……どう……そっちの……返事は……?」

612ナイ『ベター・ビリーブ・イット』『D・L』@歓楽街:2021/10/22(金) 22:42:53
>>606(百目鬼)
>>610(関)

「うむ」


百目鬼に言われた通り、見えないヒモがあるかのように、
くるくると関を中心に回りながら、歩いていく。
あんまり無駄に動くと午後の体力が不安ではあるが……


「弁当楽しみじゃな〜」


アロマ設置場所以外にも良さそうな場所には遠慮なくツリー用シールや、雪ダルマ用シールを貼っていく。
ちなみに、『ベター・ビリーブ・イット』には、『同じものの交換ができない』という謎の縛りがある。
よってシールはナイの手により落書きが施されて1つ1つ別物判定にしてあるのだ。
元々のシール自体が種類が豊富なので今回だけで言えば必須というわけではなかったが。


「匂いのでるやつ、借り物なんじゃってな〜
 こっちは増やせんから惜しいの」


アロマやツリーの無断設置が「片付けられるかも」という認識はあっても、「悪い」という認識は無い。
協力しているが、『夏の魔物』に対する認識もあやふやで、『一抹』が襲ってくるかも、という認識も無い。
というか、被害者が『一抹』であると認識していない。
ナイは散歩中の犬くらいのんきだった。

613朱鷺宮涙音『フォートレス・アンダー・シージ』@小石川宅→清月学園:2021/10/22(金) 23:15:57
「さて、お母さんも言ったから、私も…行くかな」
小石川の家からやや遅れて外に出た涙音。
大勢が一斉に出るよりも怪しくはないだろう。

「この中でカバーできる場所となると…
 ここかな」
学園の方へと足を運んでいく。
おそらくはここは多くの人が集まることになる。
匂いも多くの人につけられるはずだ。

「こういうのって小道具みたいな形で設置すればいいのかな…」
ひとまず指示のとおりに設置を試みる。

614一抹 和世『一般人』@湖畔の教会:2021/10/23(土) 00:10:16
>>611
『貸し』で下に居る自分たちの元まで引き込むのが『最中派』のやり方だ。
前回で『最中派』のやり方に理解を深めた一抹は義父母に様々な『立ち回り』を遺した。
最中と一抹。似た系統のスタンドを持つが故にやり方は似ているが『苛烈』さは…

「えぇ、良いでしょう。貴女たちは命令される側です。
 今のは『交渉』の場を得るついでの『牽制』でしょう」

「『日記帳』に書かれている内容は他派閥だけでなく、
 『最中派』の失態についても入念に書かれています」

「こういった『恫喝』は誰の影響かしらね…
 我が子の将来が心配だけど、まぁ、いいでしょう…」

『ライター』の火が僅かに『日記帳』の隅を焦がした。
この『焦げ』がサインとなり生きて帰れば一抹は北落との話し合いに行くだろう。
息子に吉報を伝えられるのが嬉しいのか和世は少し微笑むと火を消した。

「『三回』死んでも生き残ったのです。当たり前のように
 帰って来るでしょう。そういった子ですもの…」

「その時間帯は『トレズヴォン』を奏でる時間ぴったり
 深夜24時にまた鳴らしますが私達にとっては24時が
『本命』なのです。地元民にとっても」

もしも、二人が実力行使に出ていた場合は『道具屋』と『アルモニカ』事件についての頁を抜き出したアイラトが『脅迫』をする予定だったが…
その必要も無くなった。四木は『正解』を選んだ。

「『正解』を選べた四木さんには追加の1カートンを。
 貞世は貴女の夢を応援しているようだから頑張ってね」

「それと花梗さん、貴女は『見かけ倒し』ね。
 外から私に聞こえるほど仲間を罵倒するようでは所属
 する組織の内情を見透かされますよ」

「真に人の価値が問われる瞬間に物言うのは心です。
 他人を軽々しく貶す姿を人前に晒すのは何よりも醜い」

「四木さんに謝りなさい。私の言葉に怒りを覚えたなら」

NPO法人の代表を務める老婆の言葉は鋭い。
実際に今の交渉で花梗は何の役にも立っていない。
四木が『覚悟』と『誠意』を見せなければ、何も出来ずに『日記帳』は焼かれていた。
二人の服装と容姿に差は有るが『人間』として一抹夫婦と渡り合えたのは四木だけだ。

615『星見町の終わらない夏』〜Xデー編〜:2021/10/23(土) 06:38:19
【大事なお知らせ】

>>514で書いた『Xデー昼に行われる事』はあくまで『予定』ですので、
実際、行うのでしたら各位、1レスでも良いので記述お願いします。

また、『昼の部』を本日、『24時まで』とさせて頂いておりましたが、
次の『夜の部』が始まるのは早くても『明日の21時以降』となりますので、
それまでは『昼の部』を楽しんで頂いて構いません。
ただ、締めが必要なものはご計画的なレスをお願いします。

更に、明日の21時まで
・『一抹と闘りたい(>>464)』
・『サンタと戯りたい』:
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453051014/759n
方の募集は継続しておきます。

※『一抹と闘りたい』アンケの返答は、以下でお願いします。
 【ミ】『ソウル・ダンジョン・ストーリー』【他】
 ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1631985077/
※メタ的に言うと、このアンケに答えていないPCは
  PL的な承諾がとれているかが不明なので、
  基本的に『夜の部、一抹パートのバトル部分』には出ません。
  (『全て終わった後』などは登場できるかも)。
  ですので、例えば今泉(>>586)など
  『呼ばれれば行くつもり』な方あたりは答えておいて頂けると助かります。
  (来る以上は、『リスク』は絶対にあります)

616『最中派』@湖畔の教会:2021/10/23(土) 11:25:58
>>614
――醜い。
その言葉を聞いた時、花梗の顔に本当の無が生まれた。
何もかもがかき消えたゼロ地点――そして、今まで存在していた全ての代わりに、こみ上げてきた物がある。
花梗の形相に生まれたもの――誰もが理解しただろう――怒りであると。
そして内に生まれたものは、外に漏れだそうとする――害意と成りて。
スタンド使いならざる彼女とて、向けられた感情には気付いただろう。その害を成す『ヴィジョン』を見ることは、叶わなかったであろうが。
少なくとも、四木の表情から何かが起きようとしているということは、察した筈だ。
――貴女は、顔に僅かな風圧を感じたかも知れない。だが、そこで全てが終わった。

「あ………」

花梗は倒れた――その目の前に、素早く四木が晒した『メモ用紙』を見た途端に。
外傷はない。痙攣のような反応もない。鮮やかに、速やかに『意識』が消えた。
その身体が倒れ込むギリギリで身体を支え、寝かせた四木は、貴女に向かって深々と頭を下げた。

「……申し訳ありません。同僚が、失礼を……」

四木の声色からは、僅かばかりに気怠さが消えていた。

「花梗は……大人げないところが……ありまして……代わりに……私が……すいません……」

そして、四木は煙草を脇に抱えつつ花梗をおんぶすると――改めて、老婦人を見る。

「今……私は……謝罪以外が……出来ません……それで……免じてくれと……いうのは……さしで……がましいんですが……この場は……収めて……いただけないで…しょうか……」

617ラッコ『ハッピー・スタッフ』@城跡公園:2021/10/23(土) 12:30:57

     ヒタ ヒタ ヒタ

               「ミャー」

清月学園に面した城址公園内を『ラッコ』が歩いている。
SNSで拡散された『サンタルック』だ。
上質な『毛皮』を得るために、
人間達によって乱獲されて激減し、『絶滅』の危機に瀕した。
そして、また人間達によって利用されている。
『歴史は繰り返される』――――のかもしれない。

         「ミャァ」

だが、『ラッコ』は『ラッコ』でしかない。
人間側の事情は分からないだろうし、
分かろうとする気もなさそうだ。
こうして歩いているのも、ただ何となく、
陸の上を散歩してみたい気分になっただけである。

               ヒタ ヒタ ヒタ

618ダイアナ『オンリー・ガール』@スカイモール:2021/10/23(土) 12:35:40

    「――――な、なによ!」

             「なんなのよ『コレ』はッ!?」

『サンタ風のファッション』でコーディネートして、
意気揚々と街に繰り出したものの、
眼前に広がる光景に驚きを隠せなかった。
思った以上に『クリスマス』が広がってしまっている。
流行っているらしいとは聞いていたが、
これほどとは思わなかった。

  「これじゃあ…………これじゃあ…………」

            「わたしが『目立てない』…………ッ!」

この舞台の『主演女優』になるつもりで出掛けてたのだ。
しかし、これでは端役の『大部屋女優』にも満たない。
せいぜい一言か二言喋って終わるだけの役……。
画面に映るかどうかすらも怪しいところだろう。
そんな扱いは自分に相応しくない!

「フフン!こんな事もあろうかと、
 今日は『とっておきの秘策』を用意してきたんだから!」

   ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド

ダイアナの傍らには、『サンタクロース』が同行していた。
中身は『オンリー・ガール』だ。
『オンリー・ガール』は『実体化』したスタンド。
全身に『サンタの衣装』を着せ、
『帽子』や『白ヒゲ』で顔を隠し、
『プレゼント袋』を背負わせている。
『偽装工作』は完璧だ!

「『本物のサンタ』なんて見たことないけど……フフン。
 これで皆、わたしに注目すること間違いなしね!」

本人の意図とは裏腹に、
注目が集まっているのは『オンリー・ガール』である。
むしろ、自分の存在感が薄まっているが、
全く気付いていないダイアナであった。
『サンタ姿のスタンド』を引き連れて、
スカイモール周辺を練り歩く。

619甘城天音『ビター・スウィート・シンフォニー』@公園:2021/10/23(土) 12:44:13
>>603
食材として買った七面鳥と楽しくキャッチボールをするあま公
賢い鳥だなぁ

620りん『フューネラル・リース』@スカイモール:2021/10/23(土) 12:57:24
妙な夢を見た気がしたが、今はこのキングサーモンだ
アイドル活動を終えたクリスマスリースっぽい恰好をした鈴蘭少女は、
今この右手に噛みついているキングサーモンを捌くための包丁を探して彷徨っている

621ラッコ『ハッピー・スタッフ』@公園:2021/10/23(土) 12:57:45
>>619

           「ミャッ」

いつの間にかキャッチボールに加わっていたラッコ。
後ろ足で立ち上がり、
前足で器用にボールを受け止めて七面鳥に投げ返す。
どこにでもある平和な光景だ。

622小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』@自宅:2021/10/23(土) 13:29:44
>>613(涙音)

  「『学校』は『人が集まる施設』です……。
   『匂い』を広めるには相応しい場所でしょう」

『笑美』と『天雨』に続いて出発する『涙音』の姿を、
玄関から見届けた。
学生の彼女であれば、学園の敷地内で怪しまれる事はない。
清月学園には大勢の生徒が在籍し、教師の数も多いはず。
『匂い』が衣服に付着する人間は多いだろう。
彼らが街に散らばれば、それだけ拡散の効率を上げられる。

  「涙音さん――よろしくお願いいたします」

623一抹 和世『一般人』@湖畔の教会:2021/10/23(土) 17:31:36
>>616
『最中派』は心弱いスタンド使いを集めた派閥とは名ばかりの最中の私兵集団…いや、北落なるスタンド使いが制裁も付け足して辛うじて指揮系統が成り立っている。
『日記帳』の通り『成長』しない者たち。

「今のが『スタンド』ね。『ヴィジョン』で殴ろうと
 した、って事なのかしら…」

「許しましょう。ただし、帰って来る一抹には報告を
 させていただきます。仕方のない人達ですね…」

「帰るのは『トレズヴォン』を鳴らすのを見てからでも
 構わないでしょう。隣の娘は『心配』ないはずよね?」

「この『繰り返し』で貴女たちが成り立っているのは見て
 分かりましたもの…」

「『重荷』を降ろして休んでもいいのよ?」

側廊の椅子を指差して巾着袋から『ダンヒル』『ブラックデビル』『ガラム』『ボディーショット』の銘柄を老婆は手に取る。
どれも珍しい銘柄ばかりで入手は難しいはずだが…

「どれにしますか? 貞世は『自販機』巡りが好きで珍
 銘柄を取り扱う場所も知っているの」

「はい、貞世が貴女にオススメの『クールブースト』。
 カプセルボールを潰し噛む姿が渋いかも、だそうよ」

「どうせ、教会なんて数えるほどしかないわ。
 キリスト教徒は約192万人。日本の総人口が約1.26億
 だから1.5%程度。一つの町に二つ存在するかどうか…」

「いずれは喫煙者も、そうなるのかしら…」

老婆は『ボディーショット』を吸い始めた。
着物姿の老婆が煙草を吸う様は四木の憧れた映画のマフィアたちとは違う独特の味がある。
ここで帰るも、喫煙するも自由だ。

624甘城天音『ビター・スウィート・シンフォニー』@公園:2021/10/23(土) 17:56:55
>>621
七面鳥とラッコが仲良くキャッチボールをしているどこにでもある平和な光景
七面鳥はこれから食われるのを知っているのか知らないのか
とにかく適度な運動が肉を美味くしてくれる
彼(彼女?)の肉は嘸かし美味しく仕上がる事だろう

「あっ」

つい力を込め過ぎたあま公
ラッコに向かって渾身の力を込めてボールを投げてしまう
このままじゃデッドボールだ!(パス精CCC)

625『最中派』@湖畔の教会:2021/10/23(土) 20:13:27
>>623


「本当は……鳴らすまでが……仕事なので……時間には……余裕が……あります……」

四木はクスリと笑い、花梗を椅子に座らせると――彼女の進める『クール・ブースト』の箱を受け取った。

「なので……心配……ないです……いただきます」

そして、『誰の目にも見える』ガスライターを取り出し、着火。ゆるりと紫煙を嗜み始める。

「……いつかは……何もかも……終ります……」

喫煙者も滅ぶのだろうか――そのつぶやきに紫煙を吐きながら四木は応えた。

「けど……終わったからって……終わるわけじゃ……ないでしょう?……世界から喫煙者が消えても……3日後に……ひょっこり……なんてね……」

ゆるり、ゆるり紫煙をを吸う。肺に送り、酩酊を嗜む。
灰の処理――そして、吸い殻の片付けは、四木はポケットから取り出した『携帯灰皿』を用いるだろう。
そして、ゆらり、一服を終えた後――

「……では……失礼……します……時間通りに……お願い……します……」

四木は、未だ気を失ったままの花梗を背負――神の家から

626今泉『コール・イット・ラヴ』@LINE→清月学園:2021/10/23(土) 23:52:41
>>605(ユメミン)

ユメミンが本当に困ってて。
そういう時、私がするべきフツーの事はなんだろう。
帰ってくる場所であれたらそれでいいのは、
ユメミンが行く先は私が行けない世界で、
それに、帰って来れるって、分かっているからだ。

今回の相手のいる世界には、私も行ける。
それに、あんな風に人を斬るような人と、
ユメミンが会って、絶対帰って来れるって、
ただ信じてるだけなんて、そんなのフツーじゃない。

―――――――――――――――――――――――

私だってフツーに
悪い子なところもあるんですよ!
ユメミンと同じです

私の先生も何かが傷付いたら探知できるので
もしかしたら探すのも手伝えるかも
そんなに都合よくはいかないですかね〜?

(首を傾げる犬のスタンプ)

夏のクリスマスでいろんなお店が
イベントとかセールとかしてるみたいですし
せっかくですからあちこち巡りましょう!

そうしてるうちに、見つかるかもしれませんしね!

―――――――――――――――――――――――

私と先生で、ユメミンに出来ないことをする。

ユメミンの帰ってくる場所ってだけじゃない。
ユメミンが帰って来れるように、
不思議の国でやりたい事を、手伝うんだ。
穴に飛び込んで、落ちて、また舞い上がって来るんだ。

>アロマディフューザー組

「……よしっ」
「それじゃー私は、学校に設置しに行きますっ」

もう残ってる人も、少なくなってきたかな。
私も行こう。本当に大事なのはこの後になったからさ。

627一抹 和世『一般人』@湖畔の教会:2021/10/24(日) 00:49:14
>>625
「貞世は執拗にスタンド使いは死ぬ運命だと記していた
 けど心配する必要は無さそうね」

「案外、スタンド使いもそうやって増えてるのかしら…」

四木が帰還するのを見届けてから『鐘楼』のアイラトと通話中にしたスマホを手に取る。
動画再生時にバレる恐れが有ったとしても『保険』は必要だった。

「終わりましたよ。二人で鳴らし続けて数十年は経つかしら?」

「赤月ちゃんが上手くやってくれるのを祈りましょう」

煙草片手にアイラトが待つ『鐘楼』に和世は向かう。
床下に息子が潜んでいると気づくこともなく…

「惜しかった…止まらなければ足を串刺しにしてあげら
 れたのに…!」

「大丈夫! 私が守ってあげますから『日記』を書いて…
 きみは私にとって一番大事な存在なんですからね」

「そろそろ町の方に行きましょう。サンタ狩りです。
 目立つ方を消していけば良い。赤月ちゃんは…」

「また来るなら滅多刺しにして手足を粉砕して人質に!」

628ラッコ『ハッピー・スタッフ』@公園:2021/10/24(日) 08:42:19
>>624

         「 ミ ャ ッ 」

全力で投げつけられたボールが飛んでくる。
きっと当たったら怪我をするだろう。
だから、ラッコは『当たらないようにしよう』と思った。

  ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド

ボールとラッコの間に、『ハッピー・スタッフ』が現れる。
『ボートに乗った人型スタンド』。
その手には『2.5m』の『銛』が握られている。
本体の意思とは無関係に動く『自動操縦』。
自身が攻撃されたと判断した場合に限り、
独自に防御・回避・反撃を行う。

          ド ン ッ !

『ハッピー・スタッフ』が、軽く腕を突き出した。
同時に、手にした『銛』でボールを突く(パス精BBB)。
一瞬の内に串刺しにされたボール。

629夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』@LINE:2021/10/24(日) 10:23:26
>>626(イズミン)

[イズミンはイズミンだもんね!!]

(右手を上げるウサギのスタンプ×5)

[ユメミンはユメミンだし!!]

(左手を上げるウサギのスタンプ×5)

[あ、ソレいいね!!]

(ハイタッチする二匹のウサギのスタンプ×5)

[『センセー』と『ドクター』がイッショだったら、
 ゼッタイさがせるよ!!
 よし!!ナンかみつかりそうなきがしてきた!!]

『ドクター・ブラインド』の『超人的四感』と、
『コール・イット・ラヴ』の『傷付いたものの探知』。
二種類のセンシング能力を組み合わせれば、
かなり情報の精度を高められる。
『治す』だけじゃなくて、やっぱり『センセー』は心強い。

[イズミンとあそぶのって、ひさしぶりだしさぁ]

(タップダンスするウサギのスタンプ×5)

[す〜〜〜〜〜〜〜〜〜]

(深呼吸するウサギのスタンプ×5)

[〜〜〜〜〜〜〜〜〜っごくたのしみ!!]

(パーティーを開くウサギ達のスタンプ×10)

『今夜の予定』は決まった。
この『光ある世界』には、本当に色んな『不思議』がある。
時には楽しくない事だってあるけど、
心から楽しいと思える事がある。
イズミンと一緒にいる事が楽しいから、
楽しくない事だってへっちゃらだ。
イッちゃんにも、それを教えてあげたい。

630夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』@大通り:2021/10/24(日) 11:08:53
>>629

[ヨルになっちゃうまえにイズミンのおへやいくね。
 ソコでまちあわせしよ!!]

(ジャンプする白ウサギのスタンプ×5)

[いま、ユメミンはハンドベルならしてるトコでさぁ〜〜〜]

(鈴を鳴らすウサギのスタンプ×5)

[じゃ、またあとで!!]

(手を振る白ウサギのスタンプ×5)

―――――――――――――――――――――――――

『夢見ヶ崎明日美の世界』に『光』はなかった。
多くの人間が当たり前に持っている『視力』を持たず、
生まれた時から『闇』の中で生きていた。
『トマト』が『赤い色』をしている事も分からないし、
『赤い色』が『どんな色か』も分からない。
そもそも、『色』というのが何なのかさえ定かではなかった。
しかし、今は違う。

世界には『沢山の色』が溢れている事が、
『自分自身の目』で分かる。
だが、もし『視力』を得る事がなかったとしたら、
世界にあるのは『闇』だけだと信じただろう。
『光』など『夢物語』に過ぎないと考え、
冷めた態度で世界と向き合っていたかもしれない。
有りもしない幻想、存在しない妄想の産物。
『闇しか知らない人間』にとっては、
そう思えても不思議ではない。

『ウサギ』を追いかけた『アリス』は、
『不思議の国』に落ちていった。
『角膜移植手術』によって『視力』を得た夢見ヶ崎は、
『闇の世界』から『光の世界』に足を踏み入れた。
包帯を外して目を開けた時、
そこはまさしく『不思議の国』そのものだった。
『見える人間』にとっては、
『平凡』で『退屈』で『つまらないもの』でも、
その全てが『面白く』、『楽しく』、『美しかった』。
だからこそ『夢見ヶ崎明日美』は『光の国のアリス』なのだ。

―――――――――――――――――――――――――

「――――――よし!!」

イズミンにメッセージを送信し、ベンチから立ち上がる。

      リン リン リン ♪

                 リン リン リン ♪

再びハンドベルを手に取り、
街中に『クリスマスの音色』を響かせながら歩いていった。

631小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』@自宅:2021/10/24(日) 11:28:15
>>626(今泉)

  「先程……『朱鷺宮涙音さん』も『学校』に行かれました」

出発する今泉に向けて、一言だけ伝えておく。
連携は『維持』に役立つ。
二人は同じ学年ではなさそうだが、逆に言えば、
その分だけ広い範囲をカバーする事ができるだろう。

  「――よろしくお願いします……」

玄関で一礼し、静かに彼女を送り出した。

>>601(常原)

  「常原さん――こちらへどうぞ……」

  「『アロマディフューザー』と――」

  「……『ツリーの元になるもの』です」

常原を伴ってアトリエに移動し、必要な品々を受け渡す。
『冬物の衣類』を渡したので、
どうにか『夏らしさ』は軽減できたのではないだろうか。
他になければ、あとは彼の出発を見届ける。

  「常原さん……あなたに連絡を差し上げた事を、
   心から『良かった』と思っています」

  「――……『よろしくお願いいたします』」

632甘城天音『ビター・スウィート・シンフォニー』@公園:2021/10/24(日) 15:33:22
>>628
『ハッピー・スタッフ』の『銛』に串刺しにされ、見るも無残な姿になるボール
ボールが無くなっちゃったわ

「すいませーん、怪我してませんか?」

怪我してるのはボールの方なのだが
貴重なボールを串刺しにしやがった『ハッピー・スタッフ』に気さくに話しかけ駆け寄るあま公

                コケコッコー!

『ハッピー・スタッフ』が見えない七面鳥には、
突然ボールが空中で静止して見えない何かに貫かれたようにしか見えない
七面鳥はラッコに何か超常的な恐ろしい物を感じ取り警戒をしている
その目は「少しでもおかしな動きをすれば即座にぶっ殺してやる」と語っているようだ

633りん『フューネラル・リース』@スカイモール:2021/10/24(日) 15:52:27
>>620
りん「すいませーん、この鮭を切るのに良い包丁ありませんか?」
店員「それなら、りっちゃんのために丁度良い包丁を用意してあるよ!」

鈴蘭の刻印がされた鮭切り包丁をりんに渡す店員

店員「値段は…5万円だ!」
りん「高いなー…もうちょっとまからない?」
店員「しょうがないなー、今日は特別に500円でいいよ」
りん「わーい、ありがとう(^^)」
店員「どういたしまして♪」

店員「ここで装備していくかい?」

→はい いいえ

店員「ここで調理していくかい?」

→はい いいえ

グサァ

右手に噛みついているキングサーモンに鮭切り包丁を突き立てるりん
魚の血が飛び散り周辺を汚していく

634ラッコ『ハッピー・スタッフ』@公園:2021/10/24(日) 16:06:21
>>632

        〜〜〜〜〜♪♪♪

『ボート』には『ラジオ』が備わっている。
そこから『クリスマスソング』が流れていた。
『ジョン・レノン』の『Happy Xmas(War Is Over)』だ。

  ドドドドドドドドドドドドドドドドドド
       ドドドドドドドドドドドドドドドドドド
            ドドドドドドドドドドドドドドドドドドド

甘城の移動と同タイミングで、『ハッピー・スタッフ』は、
本体である『ラッコ』の周りを旋回し始めた。
今は陸上なので、スピードは人間レベルに落ちているが、
そのパワーは人間を凌駕している。
迂闊に触れると吹っ飛ばされるだろう。
『自動操縦』なので操作もできない。
駆け寄る甘城に、全長3mの『ボート』が迫る。

       「ミャァ」

              ――――フ ッ

悲惨な結果になる前に、『ハッピー・スタッフ』は解除された。
同時に、支えを失ったボールが地面に落下する。
その真下にあるのは甘城の頭だ。

635小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』@自宅:2021/10/24(日) 17:11:39
>>(稗田)

次々に出発していく『18人のスタンド使い』。
その全員を見送った後、『最後の一人』を出迎えた。
『稗田恋姫』だ。

  「――……皆さんは既に『出発』されました。
   残っているのは『稗田さん』と『私』だけです」

             スッ

  「これが『ツリーの元になるもの』です……」

『ナイ』から受け取った『シールセット』を彼女に渡す。

  「情報の共有は『グループチャット』を指定しました。
   その他は事前にお話した通りです」

  「……よろしくお願いします」

彼女から何も質問がなければ、自分も出掛ける頃合だ。

636甘城天音『ビター・スウィート・シンフォニー』@公園:2021/10/24(日) 18:10:22
>>634
『戦争は終わった』
クリスマスの日くらいは、争い事を止めたいものだ…

ラッコの周りを旋回するボートにぶつかれば
あま公の肉体は無残に砕かれ血を吐き散らして吹っ飛び
腹から臓物をぶちまけていたかもしれない

コンッ

「…」

あま公の頭に落ちる穴開きボール
表情は変わらないが、ちょっと痛かったのか涙目になる

ラッコ達とのキャッチボールはとても楽しく
時間が経つのを忘れていたが、もう日暮れだ
間もなく夜になる
今夜は円谷さん家にお邪魔する予定なので
名残惜しいがもう行かなくてはいけない

「楽しかった
 じゃあ、また」

またとは言うが、ラッコとまた会う事などあるのだろうか…

七面鳥「コケコッコオォォォ(七面鳥語で「また会おうぜ、ブラザー!」と言っている)」

この時、七面鳥はまだ知らなかった
この後自分が捌かれてディナーにされるという事を…!

637ラッコ『ハッピー・スタッフ』@公園:2021/10/24(日) 18:27:42
>>636

たとえ敵同士であっても、互いに争う事を止め、
今日という日を共に祝う。
それが『クリスマス』だ。
『ラッコ』と『人間』と『七面鳥』による三つ巴の戦いは、
こうして幕を下ろした。

        「ミャー」

分かっているのかいないのか、
ラッコは甘城と七面鳥に鳴き声を返した。
そして、再び歩いていく。
特に何か目的がある訳でもなく、散歩を続行するためである。

               ヒタ ヒタ ヒタ

こうして『サンタ姿のラッコ』は、本人の意思とは無関係に、
『クリスマスらしさ』を街に広めていくのだった。

638空井イエリ『ソラリス』@大通り:2021/10/24(日) 18:41:00

茹だるような残暑に、クリスマス飾り。
奇妙な光景と化した町を歩みながら、
これまで連絡を取った店で冬用品を買い、
体調を崩さない程度に『冬の装い』をして、
町を歩き回る――『計画の目的』を見つけるために。

(さて……そう簡単には見つからないだろうが、
 いつ見つかっても……おかしくはないからな。
 場合によっては『魔物君』だけじゃあなく、
 別の障害だって、あってもおかしくはないぜ)

特徴的な容姿に、恐らく偏りの出る行動。
『被害者』を発見する事は簡単なようでいて、
そもそも『どこから来るか』が分からない以上、
捜索は、決して容易な事ではないだろう。
分かるのは、彼は『冬を敵視して行動する』
即ち『冬でない所にはいない』事くらいだろうか?
今で言うなら、この大通りなどは冬らしさが濃い。

(もちろん…………最善は何かって言えば、
 一抹君とこちら側の誰も最後まで鉢合わせずに、
 町の冬化がピークに達する時が来ることだろうけど)

本来、戦わないに越したことはない。それは当然だ。

(……………出来ることの準備はしておくべきだからな)

だが…………仮に戦わなくてはならないのなら、
それは、これまでもこれからも彼と友達でいる人間や、
傷付くこと、傷付けることを厭う優しい人間ではなく、
自分のような無関係の人でなしがやるべきなのだと思う。

639稗田 恋姫『ブルー・サンシャイン』@小石川宅→住宅地:2021/10/24(日) 18:51:05
>>635(小石川)

「…………………シール。えひ、これが例の追加要素か。
 まあ…………もう、本編はクリアしたからな。
 裏ステージがあるのはちょうどいい……」

恋姫への機器の受け渡しは『ロッカー』を使った為、
彼女は『早朝』からそれを回収している。
そして当然、ここまでそんな重い物は持って来ず、
駅からの道中で『設置』を済ませて来ている――

「…………じゃ、僕はもう一走りしてくるから。 
 グループは……常識的に考えて、サブアカで入るよ。
 えひ、ネットリテラシーってやつ…………
 ま、ちゃんと調べられたら普通にバレるだろうけど」

        トッ…

   「…………町はもう完全、クリスマス景色だぜ。
    小石川さんも籠ってる場合じゃない……
    待たせた僕が言うのも、なんだけど…………」

――そして、シールの追加にも向かうことにしよう。

640小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』@自宅→大通り:2021/10/24(日) 19:06:46
>>(薬師丸)
>>(遊部)
>>(小角)

  「――『行ってきます』」

本来であれば、そこに立っていたであろう『彼』に挨拶し、
家を出て『小角』との待ち合わせ場所へ向かった。
その最中、『薬師丸』に電話を掛ける。
万一のために、必要な手を打っておく。

  「薬師丸さん……そちらが済んだら、
   こちら側へ来ていただけますか?」

  「同行している『小角さん』のために、
   『力』を使っていただきたいのです」

『薬師丸』との通話を終えた後で、『遊部』に連絡する。

  「『レミさん』――
   『香音さん』に動いていただけないでしょうか……?」

『遊部』を通して、『香音』に移動を依頼する。
『見張りの穴埋め』のために、
人員が足りないエリアへ行ってもらう。
『完全自立型』の『フラジール・デイズ』がいるので、
『遊部』側の人手は十分だろう。

  「……よろしくお願いいたします」

諸々の連絡を終えた頃に、『小角』と合流した。
予定通りに『設置』を済ませ、
次の段階である『維持』に移行する。
そのために、本体の『片目』を切り離し、
自身の背中側に位置する『帯』の中に隠してある。
普段とは違い、『帽子』を被っていないので、
目を抉り取った方の瞼は閉じている。
『本体』と『目』で別々の方向を見張りながら、
『計画の遂行』に注力する。

>>(全員)

『グループチャット』を利用し、協力者達にメッセージを送る。

―――――――――――――――――――――――――

おそらく『夜』になるまでには、
アロマディフューザーにセットした『オイル』が尽きるでしょう。
『機器』を回収し、私の自宅まで運んでいただいた時点で、
『計画』の『完了』とします。
お手数ですが、最後までよろしくお願い申し上げます。

641りん『フューネラル・リース』@スカイモール:2021/10/24(日) 19:56:41
>>633
りんが捌いたキングサーモンはその場にいたみんなに振舞われた
よく脂がのっている刺身は、まさに鮭の王者だった
大勢の人間達に喜んでもらえて大満足のりん

今日は良い事をした(つもり)ので、
今夜はきっとサンタさんが来てくれるはずだ
うきうき気分でサンタを御出迎えするための準備をすりりんであった

642三枝千草『イッツ・ナウ・オア・ネヴァー』@学校:2021/10/24(日) 20:01:12

「『限りある学生生活』です。
 『今しか出来ない事』をしましょう」

こんにちは、千草です。
今、『文化祭』のお手伝いをしている所です。
もちろん本命は『夏のクリスマス』を盛り上げる事です。
『実行委員長』と『副委員長』のお墨付きも頂きました。
後顧の憂いはありません。

「『夏のクリスマス』は今年しかありません。
 思いっきり楽しみましょう」

その時、何だか気になる事がありました。
何か忘れているような気がするのです。
それは何でしょうか。

「あっ――――」

思い出しました。
そういえば出掛ける時に、
『鍵』を掛けるのを忘れてしまったかもしれません。
今、千草の部屋には『ラッコさん』がいます。
何も起きていないといいのですが。
でも、確かめている時間はありません。

「さぁ、『今』しか出来ませんよ。皆で楽しみましょう」

これが少しでも『クリスマス』の助けになれば嬉しいです。

643薬師丸 幸『レディ・リン』@風歌に同行中:2021/10/24(日) 20:20:23
>>640(小石川)

「オッケー。いつ済むか分かんないけど、
 済んだらすぐそっちに向かったげる。
 なんか派手な事しようとしてるなら、
 私がつくまでは待っててね」

風歌がどう動くかにもよるが、
そう時間はかけずに小石川と合流出来るだろう。
機器の『回収』は危険な事態を招きかねないが、
そうした不幸を回避するために自分がいる。

「言わなくてもそう思ってるでしょーけど、
 あんたの今の幸せは『計画の成功』よねぇ〜え。
 ……ま、意識してるだけでどうこうはならないけど、
 私の感覚として、そう思っててもらいたいのよ」

「逆に言えば不幸は…………だけど、
 私には『不幸の指向性』を操る術もあるの」

『レディ・リン』の能力は幸運を呼び、
その後には必ず『不幸』がやって来る。

だが――――『二名以上』が協力することにより、
一人の不幸をもう一人の幸福に繋げる『縁結び』が使える。
目的が同じ者同士が行えば、目的に関する不幸は最大限防げる。

「だから、少なくともあんたという人間を、
 今日、『運命の女神』は裏切らないってことよ」

644ソラ『ステインド・スカイ』@居酒屋:2021/10/24(日) 20:48:41
町中のいたる所に仕掛けを施してきた
この居酒屋が最後だ
ついでにここで一杯飲んでいく事にした

「まったく、どこもかしこもクリスマスで嫌になるね」

クリスマスの空気の無いここは落ち着く
この後はラッコの引き立て役として学生寮に行かなきゃいけないんだったか…
忙しいもんじゃい

クリスマスムードに辟易しつつ青りんごサワーを飲みながら
この後の仕事の事を考え一人溜息をつくのだった

645黒羽 灯世『インク』@自宅:2021/10/24(日) 20:57:23

窓の外から見える光景、そして画面の中の光景。
スマホで開いているSNS、パソコンで開いた掲示板。
星見町に広がるクリスマスの世界を黒羽は見下ろす。

「…………こうなって見ると、壮観ね!
 ニュースを探して広めるだけじゃなく、
 『作る』までしたのは、初めてだし……
 記者としては邪道も良いとこでしょうけど、
 ま、情報の力を改めて理解出来たのだわ」

        ギ…

椅子にもたれかかったのは瞬間。
気にかかる情報がないかは見ておく。
つまり、『空気を妨害するような何か』だ。
冬にするための『仕掛け』の中には、
おそらく法的に怪しいものもある。

例えば零細アカウントがそれを悪様に広めたところで、
事態の中止などには繋がらないだろうが…………
妙な事が起きそうなら、事前に察知はしておきたい。

(………………まっ、ここまで加速している以上、
 どんなに減速しても『夏には戻らない』
 フフッ……今ごろ、夏の魔物は歯噛みしているんじゃあないかしら!)

『Xデー』は刻一刻と『至点』へ向け加速する。
黒羽は記者として――その全体を可能な限り把握しておきたい。

646『最中派閥』:2021/10/24(日) 22:02:40
ホテル・スターゲイザー
星見町に聳えるホテルの一つ――シティホテルとしては相応の格を持つも、トップランカーには劣る場所。
そして、劣るが故に多様な客を迎え入れるホテルでもある。
今宵、17時以降――招待客のみが招かれる宴会場。ボールルームを用いたパーティー会場には、特に多様な客がいる。
彼らに例外なく共有されているもの――それは、『最中派閥』に纏わるか、『アリーナ』に纏わるもの達であるということ。
彼らは今、季節外れのクリスマスパーティーに出くわし、交流と歓談を行いながら、スクリーンに次々と映し出される闘争を見ている。
それは、かつての戦い、『最中派』のアリーナで行われし、屍山血河の物語。
無論、『映像ではスタンドは見えぬ』されど、故にこそ映るは超常の闘争。

闘技場――
美しく、硝子のように塗装されていく床――誰に触れられずとも砕け散るのを、握られず宙に浮く赤刃が斬り落とす。
次々と浮き上がり自分めがけて墜落してくるギミックを、生身の拳で打ち砕きながら前進する攻防がある。

夜のハイウェイ――
何かに跨ったような姿勢で宙を飛ぶ誰かを、バイクで追いかける赤い衣装の女がいる。
流れる映像を見る限り、どちらも途方も無い『疾さ』で夜を駆けていた。

目に見える戦いもある。スーツ姿の女が煙草を吸いながら獣じみた俊敏で駆け寄るのを、異
形の腕で迎撃する老人の姿ははっきりと映像に映し出されていた。

超常の戦い、かつて在りし戦い。
その戦いの当事者達を、見つけることは出来るだろう。彼と彼女は、多くの客達と歓談を行っていたりしている。
その内の一人、煙草を吸っていた女はターキーを貪り食い、塗装される床を生んだ作り物が如き美貌を持つ女は、客たちと話していた。

単純にチケットを持っていたならば入れるし、仮に君たちと『アリーナ』とコネクションがあるならば、どこかでこの『チケット』を入手したことにしても構わない。
少なくとも、一度でも試合に出た人間を、この場の人間たちが拒むことはないだろう。

……もっとも。
この場は、舞台裏ですら無い、背景の書き割りのようなもの。
君たちの舞台は、他にあろう。

647『最中派』:2021/10/24(日) 22:44:44
21:00。
鐘が鳴る、鐘が響く。鐘の音が星見の町を覆う。

それは破邪の音色、煩悩払う清浄なる旋律。

されど――ある場所、ホテル・スターゲイザーのパーティー会場においては、そうではない。

この時間から始まる特別な試合映像――最中派閥の負の結晶たる試合後の惨事が、映し出される。

ある種の諧謔によって始まる惨事――これもまた、誰も関わる事なき物語であった。

648ナイ『ベター・ビリーブ・イット』『D・L』:2021/10/25(月) 00:11:44
その後……

アロマとシールを設置しに歩き回って、弁当タイム。

関の『弁当』は……栄養バランスに配慮したものだった。
つまり、野菜もちゃんと入っていた。
ナイは嫌そうだったが、作り主の目の前でポイするわけにもいかない。
『交換』でこれからはいつでも食べられるが、ナイの食事が改善されるかは、
誰も見ていないところでも野菜をちゃんと食べるのかどうか、ということにかかっているだろう……
引き換えに出した『手作りアイスケーキ』……作り主の一抹はどこでどうしているのだろう?
ナイは知らない。

そして『クリスマスツリー』の設置。
皆がシールを貼ったと連絡が来たのを見てシールとツリーを『交換』する。
まあ、連絡来てなくてもやる。
そもそもシールを個別に認識してるわけではないのでそこらへん非常に大雑把なのだ。
あと『雪ダルマ』も。

それからパーティに参加したりしなかったり、
ナイは家に帰ってサンタを待つのだった……

649関 寿々芽『ペイデイ』:2021/10/25(月) 00:48:06

10基の『アロマディフューザー』の設置後――

「お野菜も食べれば、大きく、健康になれますよ〜。
 まあ……別に、全部は食べなくてもいいですけど。
 どっちにしても一種類だけだと飽きるでしょうし、
 また……今度お会いする時には、
 別のお弁当をちゃあんと用意しておきますからねえ」

      「今日はお肉とお野菜ですけど……
       ユキシラさんは鮭、好きですか〜?」

関なりに工夫はしたつもりだったが、
その工夫とは『お節介』の領域だ。
丸いハンバーグにもニンジンが入っているし、
のりを切って貼り付けてネコの顔のようにした、
小さなおにぎりにも野菜ふりかけがかかっていた。

百目鬼の分も、だいたい似たようなものだったが、
おにぎりではなくいわゆる『海苔弁』――――
米を敷き、おかか昆布を乗せ、上に海苔を敷いた物だ。
おかずには常備菜の小松菜のおひたしも入れている。
ユキシラの方では、代わりにツナ和えにして入れた。

「ふふ、能力だけじゃあなくって…………
 この場でおかずの交換をするのも、
 『お弁当』の醍醐味ですよねえ。
 まあ……そんな、交換する程は違わないですけど」

…………自分用のものは一番味が濃い。
別に『ずる』をしているというわけではなく、
ユキシラは『子供扱い』をしていて、
百目鬼には…………健康に気を遣っているからだ。

「お腹がいっぱいになったら、また行きましょう。
 シールの方も貼り付けなきゃいけませんからねえ。
 経済的に貼ってまわるためにも……
 百目鬼さん、この後も案内よろしくお願いしますよう!」

いずれにせよ、作戦の中核を成すユキシラを連れ、
無事に『機器』と『交換元』の設置を終えれば、
この『終わらない夏』における関の役割も、完遂だ。
その後は『家族』と冬らしく過ごすため、帰宅する。

いずれにせよ、今回の『場』を、『終わらせる』のは彼女ではない――

650『星見町の終わらない夏』〜Xデー編〜:2021/10/25(月) 01:21:39

                 ――― 『Xデー』 ―――

『協力者』達が築き上げた季節外れの『クリスマス』、
その総決算となるのが、今日この日である。
『日中』の間、『協力者』は最後の仕上げと言わんばかりに『クリスマス』を広げた。
『飾りつけ』『アロマディフューザー設置』『教会の鐘』『ホテルでのクリスマスパーティー』………
それと連動し、各場所で様々な者が『クリスマス』を堪能する。
彼ら・彼女らの尽力により『クリスマス』の雰囲気はかなり『星見町』に拡散したと言っていいだろう。

       ここで、『協力者』達についての物語は、ひとまず休止とし、
  これより、『夏の魔物』に侵された『当事者』達の『物語』を紡いでいこう。

ひとつは被害者でありながら『クリスマス』の主役、『サンタクロース』を担おうとする物語、
ひとつは被害者でありながら『クリスマス』を破壊、.『サンタクロース』を狩ろうとする物語。

             結末まで、ぜひお付き合い願いたい。

A:『サンタの躍進、一抹の不安』
>>651
B:『一抹の不安、サンタの躍進』
→ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1631985077/71-n

651『サンタの躍進、一抹の不安』:2021/10/25(月) 01:26:28

 『Xデー』―――

  その喧噪は落ちつき始め、

        そして、今は、

                  全てが決まるかのような『夜』。

『星見町』を照らす陽が落ち、周囲は闇に包まれ始める。
その『闇』を『クリスマスツリー』の暖かなイルミネーションが照らしている。

 そんな街に降り立つ『スタンド』の名は『エド・サンズ』。

傍らには二人の女子、『合歓垣』『水宮』が寄り添うように立っている。
『クリスマス』に拡散しつつあるこの街で、『やるべき事』を開始する―――

  ………

※最初に『エド・サンズ』がレスし、『現在の場所』や『会話』などを提示して下さい。
※GMレスなしで『会話』したいのであれば、メール欄等で各自示してください。
※『会話終了』時もきちんとメール欄等で各自示して下さい。
※参加者は最初のレスで『名前』『能力詳細』『外見』『持ち物』
※『簡易プロフ』『その他備考』を提示のこと。

652『エド・サンズ』:2021/10/25(月) 09:33:06
>>651

『サァテ・・・・ソンジャア、ソロソロ俺達モ行クトスルカァ・・・・』

『プレゼント』が詰め込まれた袋を担ぎ直し、『エド・サンズ』は動き出す
『場所』は鵺鳴川に沿って存在する『烏兎ヶ池神社』の裏手。水宮アリアと初めて会った場所だ
ここには『クリスマス』の装飾はなく、人気も少ない
隠れてこそこそ準備をするにはうってつけの場所だ
(監視カメラの存在に『エド・サンズ』は気づいていない)

『打チ合ワセ通リニ頼ムゼ
「水宮」ト「マリー」は歌を、「合歓垣」ハ・・・・コノ「ソリ」ゴト俺ヲ浮カセテクレ』

彼は今、サンタクロースの衣装を身に纏い、ソリに乗っている
スタンドが使えない一般人が見れば透明人間のサンタに見えるだろう

【名前】『エド・サンズ』
【能力詳細】
『捕具』を発現する人型スタンド
協力する他者の手の中に『捕具』を出現させる『大捕物』という技を持つ
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/183-184
【外見】和風の意匠を持つ人型スタンド。現在はサンタ服を上から纏っている
【持ち物】サンタ服、ソリ、プレゼント用に準備した『Electric Canary Garden』の『ノベルティ』
【簡易プロフ】
最初の犠牲者『氷山 あきは』のスタンド。
自立する意思を持っていたため、彼女が『かき氷』になった時に本体から離れて独自行動を行えるようになった
現在は本体を救うために『さんたさん』としての役割を全うしている
【その他備考】『さんたさん』としての仕事を頑張るつもりです

653合歓垣 瑛『ブラス・コンストラクション』:2021/10/25(月) 17:30:54
>>652

 合歓垣は『エド・サンタ』に声をかける。

「んー、おじさん。いちおー確認ね。
 あたしはふつうに飛ぶと『6m』…二階くらいの高さまでしか飛べないの。
 だから、はじめはあたしもいっしょにみんなで『ソリ』に乗って、
 あたしが『演奏』して上昇グリッサンドで6m飛んで、
 お休みして落っこちてまた6m飛んでってくりかえして高いところにいくことになるの。
 お休みの度にちょっとだけ落ちるけど、すぐまた飛ぶから心配しないで。
 高いところまでいったらあとはあたしはソリからはなれておじさんが言う方向に走ってくから」

 そして、水宮に声をかける。

「アリアちゃん、ごめんね。
 飛ぶときに飛ばす『物』にさわらないといけないから、何回かアリアちゃんのお靴をけっちゃうと思うの。
 先にあやまっとくね」
「あとね、えーっと…『このアトラクションはきゅーじょうしょうきゅーこうかをくりかえすゆれのあるジェットコースタータイプのアトラクションです』ってやつ?
 たぶんゆれちゃうけどアリアちゃんはへーき?」

 合歓垣のスタンド『ブラス・コンストラクション』は音階に合わせて最大6mの高低差が発生する。
 ある程度の高さまで到達したら今度はオクターブを上げ、クリスマスの曲を演奏することで最高高度を維持しながら飛び続けられるだろうが、
 そこに至るまでやそこから着陸するまではどうしても急上昇急降下が発生するだろう。
 合歓垣は水宮がその『ジェットコースター』状態を苦手としていないか気にしているようだ。

【名前】合歓垣 瑛
【能力概要】
纏うタイプのブーツ型のスタンド。
足を動かすことで『演奏』を行い、音の高低に合わせ、スタンドで触れたものや自分自身を上下させることができる。(パスCC)
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/194
【持ち物】
トナカイ服、女児物のブーツ、防犯ブザー
【簡易プロフ】
こまっしゃくれた性格の9才女児。
耳がよく『絶対音感』という特技を持っている。
【備考】
さんたさんの言うことをよく聞きます。

654水宮アリア『ブラッディー・マリー』:2021/10/25(月) 18:18:48
>>651
『エド・サンズ』と最初に出会った場所、『烏兎ヶ池神社』
初めて彼に会った時、あまりの『歌』の酷さについ口出し(実際はアリアは喋っていないが)してしまい
なりゆきで『歌』を担当する事になった

『ブラッディー・マリーの歌』をみんなに聴かせるのは、あまり気乗りはしない…が
『エド・サンズ』に歌を歌わせるわけにはいかない!
それに、『マリーの歌』が誰かの役に立つんなら、それはとても嬉しい事だ…

『エド・サンズ』の言葉にこくりと頷き、「了解」の意思を示す
そして、自分に『ジェットコースター』の類が平気かと問いかけて来る合歓垣に
スマホのボタンをぽちぽちと押して、画面を見せる

「ちょっと怖いけど、大丈夫だよ
 足手纏いにならないように頑張るから
 今日はよろしくね、ねむちゃん」

【名前】水宮アリア
【能力概要】
本体が『血涙』を流すと『血の海』が広がり、『血まみれの天使』が浮上する。
『天使の歌声』を聞いた者は、その美しさに『言葉を失う』。
『失われた言葉』は『天使語』に置き換わり、『言葉を失った者』には理解できない。
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/201-202
【持ち物】サンタ服、スマホ、メモ帳、ペン
【外見】水色のセミロングの髪、海の様に碧い瞳、現在サンタ服を着用
【簡易プロフ】
日本人と西洋人のハーフの13歳の少女
『天使の様な美しい歌声』を持っているが、目の前で両親を惨殺された事を切っ掛けに、『声』を出さないようになった
自由に『涙』を流す特技を持つ
【備考】
彼女は『声』を出さないので、スマホ等で意思を伝えるか
『ブラッディー・マリー』に代わりに話してもらっている

655『サンタの躍進、一抹の不安』:2021/10/25(月) 21:32:03
>>652-654

『烏兎ヶ池神社』の裏手に集まる三者。
中央のスタンドの恰好は『神社』の雰囲気とは明らかに場違いであるが………
この人気(ひとけ)のなさならば、気にする者もいないだろう。

『サンタ』を志すスタンド、『エド・サンズ』は、
協力者である『合歓垣』『水宮』に声をかける。
『労働基準法』など『スタンド使い』には無用の話と言わんばかりのラインナップ。
ただ、これから向かうであろう『子供たち』と同世代なのは、
何か良い効果をもたらすのかもしれない。

これから何かをどうするかについては『エド・サンズ』、
そして、『合歓垣』と『水宮』が決めていくことだろう。

果たして、しっかりと『サンタクロース』をこなし、
子供たちに『夢』と『希望』を与え、
『星見町』に満遍なく『クリスマス』を齎す事が出来るのか―――

656『エド・サンズ』:2021/10/25(月) 21:47:13
>>653(合歓垣)

『ぐり・・・?ぐりいさんど・・・・?
 ナンダカワカンネエケドヨォ!ヨロシク頼ムゼ!』

『エド・サンズ』は『凄い』パワーを持つスタンドだ
恐らく、高度変更に伴う落下にも耐えるだけの力があるはず
西洋語の訳の分からない言葉はともかく、力強く返事を返した

>>654(水宮)

『ソノ意気ダゼ!嬢ちゃん!
「マリー」ト嬢ちゃんノ歌声ニ期待シテルカラヨォ!』

>>655

そんな風に二人に声を掛けながらソリが浮かぶのを待つ
最初の目標は大通りにある商店街・・・巨大な『クリスマスツリー』があるあたりだ

657合歓垣 瑛『ブラス・コンストラクション』:2021/10/26(火) 00:16:12
>>654-656

「よーし! じゃあいっくよー!」

 合歓垣はソリの上で足をバタつかせ、『演奏』を始めた。
 『トランペット』の音が1オクターブ上がる。
 もし、聞いていた人がいたのなら『愛がすべて』という曲の始まりを連想したかもしれない。

 上昇と落下を3度繰り返し『15m』ほど上がると、今度はすぐさま1オクターブ上で『あわてんぼうのサンタクロース』の『演奏』が始まった。
 『ブラス・コンストラクション』の上昇は最大6m。
 その上限を越えた状態での演奏は一番上を維持する形になる。

「これくらいでいいかな?
 おじさーん! もっと高い方がいいなら教えてねー!」

 合歓垣はそう言いながらソリを出て空中で牽き始めた。
 『クリスマスツリー』に向けて。

658水宮アリア『ブラッディー・マリー』:2021/10/26(火) 10:25:54
>>655-657
いよいよ出発の時だ
彼女の『海の様に碧い目』からは、『血の様に紅い涙』が零れ落ちる
―――彼女のあまり好きではない、『偽りの涙だ』

                   ポトッ
                ズズズズズズズズズ

地面に落ちた『涙』からは『血の海』が広がり、そこから『血塗れの天使』が浮上してくる

アリアが手話で『ブラッディー・マリー』に『歌を歌う』ように伝える

♪〜              ♪〜             ♪〜
       ♪〜              ♪〜
              ♪〜             ♪〜          ♪〜

合歓垣の演奏に合わせて『あわてんぼうのサンタクロース』を歌うマリー
彼女の『歌』を聴いた者は、比喩表現無しに『血涙』を流してしまうかもしれない

659『サンタの躍進、一抹の不安』:2021/10/26(火) 21:02:44
>>656-658

『合歓垣』が『ブラス・コンストラクション』の演奏を駆使し、
『エド・サンズ』と『水宮』が共にのる『ソリ』を浮上させていく。

    ド ドド  ド ド ド  ド ド

                      ゴォォ―――――ゥ

『ソリ』はゆっくりと浮上し、やがて『15m』ほどの高さまで浮上する。
『トナカイ服』と『サンタ服』の女児と、透明人間の『サンタ』が『ソリ』に乗るという構図。
一般の『サンタクロース』とは少しかけ離れた構図ではあるが、
そこはご愛敬といったところか―――

♪〜              ♪〜             ♪〜
       ♪〜              ♪〜
              ♪〜             ♪〜          ♪〜

そこに『ブラッディ・マリー』の歌が響く。
能力上、『血の海』からは離れられないので、
『ソリ内』に血の海が出来ている格好となる。

      タラァ ア ア

そして、この歌を聴いたものは、みな『血の涙』を流し始める。
それは『エド・サンズ』と『合歓垣』とて例外ではない。

『一般人』にはただの『涙』に見えるからまだマシかもしれないが、
果たしてこんな『泣き虫サンタご一行』でいいのだろうか。

 ………
         ………
                   ………

そんなこんなで『商店街』の上を進む、『エドサンタご一行』。
動き続ければ『目撃』される機会も増える。
きちんとポジティブな『クリスマス』の効果が得られればいいのだが―――

そうこうしているうちに『クリスマスツリー』が見えてきた。
ピカピカと輝く装飾がとても綺麗で、周囲にはそこそこ見物客が居る。

660『エド・サンズ』:2021/10/26(火) 21:50:52
>>659

『ウオォォオオオ――――――ン!』

『ブラッディ・マリー』の人域を超えた驚異の歌唱を耳にして思わず唸りを上げる
スタンドであるその身には瞼も眼球も存在していないが、それでも『目』から涙が流れる
魂が叫び声を上げる証左・・・・血涙である!

ソリの中は血の海が出来上がり、     ブラッディバス
さながら血の伯爵夫人が浸かったという『血 の 浴 場』を想像させられる
しかし、この一団は『サンタ』だ! 誰が何と言おうと『サンタクロース』なのだ!

『メリィィィイイイイイクリスマァァァァアアアス!』

自身が纏うサンタ服の裾に付いた鈴をシャンシャンと鳴らし、
この場所に『さんたさん』がやってきた事をアピールする

そのまま、眼下を睥睨するようにして周囲を見回し
『クリスマスツリー』の周囲にいる子供を見つけてコンタクトを取ろうとする

661合歓垣 瑛『ブラス・コンストラクション』:2021/10/26(火) 22:14:52
>>658-670

「わわ、マリーちゃんあいかわらず歌上手いね!」

 合歓垣の足は忙しなく動き続け、『演奏』を続けている。
 『エド・サンタ』が下を見ているのに気付いたのか、見やすいように徐行でツリーの周りを走っているようだ。

「おじさん、なにかさがしてるのー?
 見つけたら教えてくれたらそこまでいくからね」

 『エド・サンタ』がなにかを見つけたようであればソリに戻り『演奏』を止めある程度落下したところで再開し、1.5mほどの高さで止まるようにするつもりらしい。

662水宮アリア『ブラッディー・マリー』:2021/10/27(水) 10:32:46
>>659-661
合歓垣の『演奏』に合わせ
水の潺の様に透きる美しい声で『歌』を歌う『ブラッディー・マリー』
その『歌声』を聴いて泣きながら行進する透明のサンタとトナカイの恰好をした女児
謎過ぎるだろ…

合歓垣の賞賛の声に満足そうな笑顔を返すマリー
歌うには集中しなければいけないから他の事は出来ない

『エド・サンズ』が誰か見つけたようだが、彼女に歌う以外やる事は無いだろう

663『サンタの躍進、一抹の不安』:2021/10/27(水) 21:29:31
>>660-662

「なんか………なんの匂い?」

一般人に『血の海』は見えないが、匂いはする。
血の匂いを不審がる『ツリー下』の住民たち。
しかし、それはそれとして―――

            「いい歌ね―――」

『天使の歌』の持つパワーに影響され、聴き惚れる人々の群れ。
無理やり良い雰囲気にもっていった感は否めないが、
それなりに『クリスマス』の雰囲気が出てきたかもしれない。

『ツリー下の群衆』は皆、『涙』を流している。
『一般人』からみればそれはまだ許容できる光景かもしれないが、
スタンド使いから見れば、皆が皆、『血涙』を流している格好となる………


   『メリィィィイイイイイクリスマァァァァアアアス!』


そして、『血涙』を流す子供たちのところにゆっくりソリを下降させた
     『エド・サンズ』の陽気な『スタンド音声』が響く。

 …………

                      ………

当然だが、一般人の子供に『エド・サンズ』の声は届かず、反応はない。
それどころか―――

          「うわああああああッッ」

幼い子供が『天使の歌』と違う理由で泣きだした。
そりゃあ、いきなり『サンタ服を着た透明人間』をみたら泣きたくもなるだろう。

例えば顔を『つけ髭とサングラス』のようなもので
顔を完全に隠したりすれば少しは違ったのかもしれない。
また、何か『一般の声』を出す方法を考えて置いた方がよかったか………

664『エド・サンズ』:2021/10/27(水) 23:48:07
>>663

>          「うわああああああッッ」

『アァ? アァン!? オイオイオイ・・・泣クンジャアネエゼ・・・・』

急に泣き出してしまった子供達を見て、うろたえる
どうやら、自分たちが『サンタクロース』である事が子供達に上手く伝わっていないようだ
・・・・・・これはいけない

『仕方ネェ・・・・コウナッタラ!』

筆と髪を使って文章を作る
それら筆記用具の用意は既に(>>348)行っている
そして完成した文章が・・・・・これだ!

【めりぃ くりすます!
「さんたくろぉす」が おまえたち に やってきた ぜ!】

         ボボッ!

これらの怪文書を子供たちにばら撒くと同時に『捕具』として『御用提灯』を発現!
それらをソリの周囲に設置する事で、なんとなく印象を『エレクトリカル』な感じにする!
(配っているプレゼントも『Electric Canary Garden』のノベルティだから、エレクトリカル二乗だ!)

『めりぃ くりすますだぜ!』

そうやって自分自身の演出をしながらノベルティ・・・・
電気カナリアのステッカーなどを渡していく

665合歓垣 瑛『ブラス・コンストラクション』:2021/10/28(木) 17:25:27
>>663

「みんな、こわがってる…。
 そっか、スタンドはふつーの人には見えないから…」

 合歓垣は『スタンドは一般人には視認できない』ということを思い出したようにつぶやくと今度は声を張り上げてこう言った。

「メリークリスマス!
 あわてんぼうのサンタさんとおとものトナカイさんだよー!」

    ヒヒヒヒーン!

 話しながら足をばたつかせ『馬のいななき』を演奏しはじめた。
 合歓垣のスタンド、『ブラス・コンストラクション』は『トランペット』の音を出すものだ。
 そして、『トランペット』には『ハーフバルブ』という演奏法で『馬のいななき』を表現することができる。

――トナカイのなき声はできないけど…。
――これで、サンタさんだってわかってくれるかな…?

666水宮アリア『ブラッディー・マリー』:2021/10/28(木) 20:03:47
>>663
『天使の歌』を聴きながらうっとりと『血涙』を流す民衆達
一般人から見れば普通の『涙』だが、それでも不気味だ…

『ブラッディー・マリー』の『歌』を聴いて感動してくれる人々を見てアリアは思う

マリーの『歌』は自分の『歌』であって自分の『歌』じゃない
それに何だかちょっと洗脳しているみたいで複雑な気持ちになるアリア

>「うわああああああッッ」

「…」

透明のサンタとかいう怪人の登場に怯える子供におろおろ
泣く子には勝てない

『ブラッディー・マリー』は本体とは別行動が可能なスタンドだ
『ブラッディー・マリー』にはそのまま歌い続けてもらいながら、自らのスタンドとは別行動を取る

メモ帳とペンを取り出し、何かを書いていく

【このサンタさんはてじなしさんで
 いま、とうめいになるてじなでからだをけしてるけど
 ほんとうはちゃんとからだがあるからだいじょうぶだよ】(子供に分かりやすいようにひらがな)

滅茶苦茶苦しい言い訳な気がするが…

『エド・サンズ』を手伝ってプレゼントを配る
怯えている子供を安心させるように、優しい笑顔で

667『サンタの躍進、一抹の不安』:2021/10/28(木) 21:38:12
>>664-666

『透明人間であるエド・サンタ』―――
突然空から現れた事もあり、『子供達』に相当な不安を与えているようだ。
必死にフォローしようと、『合歓垣』と『水宮』が動いた。

自分たちとそう変わらない年の『合歓垣』の『トナカイ』アピール、
『水宮』の『エドサンタは手品師』であるという『メモ』、
それぞれ、ある程度の効果は挙げているようだ。

そのサポートに応えるかのように『エド・サンタ』は『御用提灯』を発現する。

 更に―――

【めりぃ くりすます!
「さんたくろぉす」が おまえたち に やってきた ぜ!】

『エド・サンズ』が自らの思いを伝えようと、直筆の
『サンタクロース』のメッセージを『子供たち』にアピールした。



        「…………これって!」


 『子供たち』がメッセージに目を見開き、強く反応する。


 「………おかあさんが言ってた『通報』したって『手紙』だッ!」

   「うちにも来てた」

             「怖いって」

                 「防犯会社変えなきゃなって話」

                       ………

         ………

そりゃあ、『夜の住宅街』、しっかりと戸締りしているはずなのに、
『寝ている子供たち』の枕元に、手書きの、

【めりぃ くりすます
 近く 本物の『さんたくろおす』が お前のもとに来る
 12月を待つ必要はねぇ 残暑の『くりすます』も悪くはないだろう】

といった『怪文書』があれば、『不信感』を抱くなという方が無理だろう(>>348)。
『犯人』は見つかっていなかったが、
今まさに、『自首』してきたという形となったという事か―――

 『血のソリ』に『透明人間』、示されたのは『怪文書』、
 ピカピカ光るのはクリスマスから外れた『純和風の提灯』。

 やはり、『スタンド』に人間様の行事は、少し難しすぎたか………?

668『エド・サンズ』:2021/10/28(木) 22:46:53
>>665-667

『オ!オォッ!イイゼ、お前ラ!』

不気味な印象を与える『えどさんた』に代わって、子供たちの不安を取り除く二人
いいぞ!と思ったのも束の間、子供たちが配られたメッセージを見て反応した

それもそのはず!
『エド・サンズ』はこの日に備えて『怪文書』を市井の家々に配布・・・・その影響力を強めていたからだ
『不信感』を抱く子供たちの前にずずいっと詰め寄り、新たな『文書』を提示する

【『さんたくろぉす』はいつでもお前たちのそばにいる
 お前らが寝ていても カギをかけていても 家の中にいても】

『サンタクロース』の神秘性のアピールだッ!
『サンタクロース』とはヒトに非ず・・・・不可能を可能とする存在である!
人間には到底不可能な『家宅侵入』は自身が超常の存在である事の証明となる・・・・
つまりは子供達を心の底からビビらせて『さんた』の存在を脳裏に刻み付ける!

669合歓垣 瑛『ブラス・コンストラクション』:2021/10/29(金) 16:42:45
>>666-668

「えっ…『通報』…???」

 合歓垣はぽかんとオウム返しに言葉を発した。
 サンタさんに頼まれて代役をする『エド・サンタ』のトナカイ役としか合歓垣は聞いていない。
 それがまさか『通報』や『防犯』など不審なワードが飛び出した上に、『不法侵入』を示唆する怪文書が目の前で書かれたのだ。

「……」

 合歓垣は顔を隠すように手で覆いながら足をばたつかせ、ソリを急上昇させようとする。

「か、顔、みられちゃ…! 『通報』…! 『警察』…!」
「しきりなおし!!!」

 このままここにいても怪しまれている子供たちにプレゼントしても受け取ってもらえないだろう。
 それにこのままでは『お縄』につくことになってしまうのではないか。
 合歓垣はそう思ったようだった。

670水宮アリア『ブラッディー・マリー』:2021/10/29(金) 20:10:37
>>667-669
「…」

怖がる子供達を安心させようとするアリアだったが
サンタが余計な事しまくるせいでもはや挽回の余地無し!

>『オ!オォッ!イイゼ、お前ラ!』

何もよくないんだよ!

>【『さんたくろぉす』はいつでもお前たちのそばにいる
>お前らが寝ていても カギをかけていても 家の中にいても】

「」(絶句)

ただの脅迫だろ!
あんたの目的は何なんだ!?
子供達をPTSDにでもしたいのかな!?
そりゃ絶対に忘れられない一生物の思い出(トラウマ)になるだろうね!
大体こんな不審者集団がやって来た時点で通報されてもおかしくないだろ!

もうこうなると収拾がつかない
騒ぐ民衆達にあたふたしていると、合歓垣がとんずらの準備をしているではないか
慌てて一緒に撤退しようとするアリアであった

671『サンタの躍進、一抹の不安』:2021/10/29(金) 21:25:16
>>668-670

【『さんたくろぉす』はいつでもお前たちのそばにいる
 お前らが寝ていても カギをかけていても 家の中にいても】

     ゴゴ ゴ ゴゴ ゴ ゴ ゴゴ ゴ

混乱する場に更なる『怪文書』を重ねるという、
『決定的』な一手を放つ『エド・サンズ』。
この鮮やかさは、さすが歴戦を勝ち抜いた
『氷山あきは』の『スタンド』と言ったところか―――

  「「「「やっぱりコイツだァ―――――ッッ!!」」」」

パニックになる『子供たち』。
それに呼応するかのように『子供たち』の周りで見ていた
『お母さま方』が一斉にどこかへと『電話』し始めた。

  そして、その全員が三人から見ると『血の涙』を流している。

                『阿鼻叫喚』ッ!

  この惨状を例えるならこの言葉がふさわしいだろう。

    ………

(子供たちには見えないが)ドヤ顔で自分なりの
『サンタクロース』を見せつけた『エド・サンズ』。
江戸時代からそう進化していないのであろう
コチコチの『価値観』が最大限に悪い方に働いた結果か―――

現代に生きる協力者の子供たち二人は、この場から颯爽と逃亡を図ろうとしている。
このまま『エド・サンタ』が得意げに佇むだけならば、彼を残して『ソリ』は再び、浮上するだろう。

『トナカイ』と『ソリ』、『歌い手』を失った『エド・サンタ』は、
もはや、ただの『コスプレスタンド野郎』となってしまう………

672『エド・サンズ』:2021/10/29(金) 21:50:00
>>669-671

『ヤバイ! ズラカルゼ!』

子供たちの様子を見る限り、どうにも旗色が悪そうだ・・・
『トナカイ』と『歌い手』が状況判断で逃走を始めている
状況のヤバさに気が付いた『エド・サンズ』は慌てて『ソリ』に飛び乗り、少女達と一緒に逃走を図る

『オカシイナ・・・・俺ノ予想ジャア、コノ辺でイイ感じニ場ガ温マルハズダッタンダガ』

『氷山あきは』を失った影響だろうか
本来であれば、本体とスタンドは互いに互いの暴走を抑える事で窮地を突破して来た
だが、今の『エド・サンズ』は片輪の外れた手押し車・・・ただの『コスプレスタンド野郎』に過ぎない

『ナア・・・・何ガ問題ダッタンダロウナァ・・・?』

『ソリ』に乗って危険領域から離れた後、二人に向けて呟くように話しかける

673合歓垣 瑛『ブラス・コンストラクション』:2021/10/29(金) 22:07:50
>>670-672

 『エド・サンタ』が飛び乗ったのを確認してから合歓垣はソリを急上昇させる。
 何度か『演奏』を休止させ、先程より高く20mほどの高さを目指したい。
 可能ならそこから人気のないビルの屋上あたりに降りて一度足を休めたいが…。

「んー…。
 おじさんのこと、あたしたちは見えてるから変だなーとか思わなかったけど、
 『ふつーの子』だと『とーめー人間』みたいに見えてるからじゃないかなー?」

「あ! そうだ!
 ねぇねぇ、おじさんは『スタンド』が見える子がいるところとか知らないの?
 そういう子になら『サンタさん』らしく見えたりするんじゃないかな?」

 そうは言ってみるが合歓垣自身ではどこかそういう場所があるかはわからないようだ。

674水宮アリア『ブラッディー・マリー』:2021/10/30(土) 15:55:13
>>671-673
肉体労働をしている合歓垣と違ってスタンドに歌わせているだけなのに
何故か疲れる

けど、こうしてみんなでドタバタするのは
ちょっと楽しいかも…と思うアリアだった

けど次『コスプレスタンド野郎』が余計な事しようとしたら
『ブラッディー・マリー』の能力で止める事も辞さないと決意するのだった

「…」

『エド・サンズ』の
何が問題だったのかという呟きにどう答えればいいのか悩む

(メモ帳に何か書く音)

【お面か何かがあればちょっとは良いと思うんだけど…】

675『サンタの躍進、一抹の不安』:2021/10/30(土) 21:11:38
>>672-674
『夏のクリスマス』の集大成として行われる形となった
『エド・サンズ』の『サンタ行脚』。
それがまさか、こんな初手から躓いてしまうとは―――

『合歓垣』の判断で、一度、手ごろな『ビル』の屋上で仕切り直す事とした。

『まずはスタンドが見える子供に配る』
『お面のようなものでスタンドらしさを無くし、怪しさを軽減する』

いずれも真っ当な意見のように思える。
もっと早くに二人と相談しておけばよかったか………

『サンタを喜んでくれる子供たちのところへ、適切なプレゼントを配り、喜ばせる』

それが星見町全土で積み重なれば、『サンタクロース』という
『クリスマス』の象徴が星見町民の心に刻まれ、『クリスマス』の濃度は最大限になるはずだ。

まだ夜は始まったばかり。
今からなら、まだ『準備』する時間はあるはず………

※必要ならば、『協力者』の誰かに連絡をとっても構いません。

676『エド・サンズ』:2021/10/30(土) 21:39:36
>>675

『ナルホドナァ・・・・
 ドウヤラ、「クリスマス」ニ関してハお嬢ちゃんらニ従ッタ方ガ良いミテェダ・・・・』

2人の意見を聞き、その妥当性を判断する

『お面カ・・・・ソレナラ、丁度いい奴ニ心当たりがアルゼ
 チョットバカシ「スマホ」を貸してクレネェカ?』

そう言いながら、合歓垣にスマホを要請する
『エド・サンズ』の心当たり・・・・それはとある『組織』を束ねる『悪の首領』の事だ

677合歓垣 瑛『ブラス・コンストラクション』:2021/10/30(土) 21:51:49
>>674-676

「ふー、ひと休みひと休みっと…」

 合歓垣はすこし疲れたからか座り込んで『エド・サンタ』の言葉を首を傾げながら聞く。

「『スマホ』? いいけど…。
 あとでパパにおこられちゃうから長く電話しちゃやだよ?」

 合歓垣はそう言いながらスマホを取り出す。
 キッズスマホではないようで検索と課金以外の制限はかけられていないようだ。

678水宮アリア『ブラッディー・マリー』:2021/10/31(日) 19:35:17
>>675-677
取り合えず一息付けそうだ
『ブラッディー・マリー』を解除して喉を休めよう
スタンドに喉を休める必要があるかは知らないが、持続力の問題はある

「…」

『協力者』に連絡を取る事を考えたが、このメンバー以外で
連絡先を知っているスタンド使いの知り合いは一人しかいないし
この状況で頼るべき相手ではない

679『エド・サンズ』:2021/11/01(月) 18:11:19
>>677-678

>【場】『 PC間連絡スレ ―星間通信― 』【他】
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1456056964/654-660

『ヨォォオッシ! 話ハ着イタゼェ!』

『エド・サンズ』はそう言うと、合歓垣から借りたスマホを返す
通話の相手は『悪の首領』・・・・朝山であった

『コウイウノガ得意ナ嬢ちゃんニ心当たりガアッタカラナァ
 ソイツを拾ッテイッチャクレネェカ?』

『悪の組織・・・「ニューエクリプス」の首領ヲヤッテル嬢ちゃんデナァ
 朝山ッテイウンダ・・・・以前、一緒ニ戦ッタ事ガアルケド、結構頼リニナルヤツナンダゼ』

『合歓垣ノ嬢ちゃん、一休みシテル所悪イガ学校へ向かってクレネェカ?
 ソコデ合流シテ「さんた行脚」再開トイコウカ』

と合歓垣に伝えて、学校へ朝山を迎えに行く

680合歓垣 瑛『ブラス・コンストラクション』:2021/11/01(月) 20:52:47
>>678-679

「ふぅん? 『悪の組織』??
 ポケモンとかそんな感じなのかな?」

 合歓垣は首を傾げながらソリに戻り足を動かし始める。
 先程と同じように『あわてんぼうのサンタクロース』を1オクターブ上で演奏しながら目指すは『学校』だ。

「いっくよー!
 ……『悪の組織のサンタクロース』ってなんか変なのー」

681『サンタの躍進、一抹の不安』:2021/11/01(月) 22:10:21
>>676-680

『エド・サンズ』一行は仕切り直しの意味も籠めて、
新たな『サンタメイト』、『ニューエクリプス朝山』の元へ
その『ソリ』を走らせる―――

 ………

          ………

                      ………

『清月学園』の校門―――
さすがにすでに『門』は閉められている。

※『朝山PC』の追加参加を許可します。
※参加者は最初のレスで『名前』『能力詳細』『外見』『持ち物』
※『簡易プロフ』『その他備考』を提示のこと。

682『エド・サンズ』:2021/11/01(月) 22:28:07
>>681

『オォォーイ!』

空飛ぶ『ソリ』に揺られて清月学園の校門へとたどり着く
その場所で待ち構えているはずの人物・・・・朝山に向けて声をかけた

683朝山『ザ・ハイヤー』:2021/11/02(火) 00:24:23
>【場】『 PC間連絡スレ ―星間通信― 』【他】
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1456056964/654-660

「おーっ サンちゃん待ってたっスよーっ!!」 ぴょんぴょんっ

「さっ! いっちょ夏の魔物を倒すのに頑張るっス! イッツ・パワフルっスよ!!」
 クルクル シュッ タンッ シャキーンッ!!

校門には連絡通り朝山が元気に地上よりエド・サンズを見つけると飛び跳ねて
手を両手で振って居場所を知らせる。
 サンタの衣装も着たし、プレゼントも用意した。夏の魔物を頑張って倒すっス!

『名前』朝山 佐生(あさやま さお)

簡易プロフ:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050739/60

『能力詳細』:ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453050315/34
『球体』が命中した物体に『モーションキャプチャー』を設置し、
『一動作』に限定し、『スピード』と『精密動作性』を『再分配』する。
『ザ・ハイヤー』
破壊力:B スピード:C 射程距離:E
持続力:D 精密動作性:C 成長性:B

『外見』サンタ帽子、サンタ服。シャツもクリスマスのモミの木っス!

『持ち物』でっかい白い袋。そんでもってニュー・エクリプス印のタオルを
十枚ぐらい入れてるっス! プレゼント用っス!!

『その他備考』:パワフルにサンタとして活動するっス!

684水宮アリア『ブラッディー・マリー』:2021/11/02(火) 18:14:03
>>681-683
「…」

悪の組織の首領をやってる嬢ちゃんと聞いて意味が分からなかったが
何となく朝山を強面のヤクザみたいな人物と予想していたアリア

実際に会ってみると、とても悪人には見えない元気な女の子で逆に呆気にとられる

(メモ帳に書く音)

【初めまして、悪の組織の首領さん
 僕は水宮アリアです
 今日はよろしくお願いします】

685合歓垣 瑛『ブラス・コンストラクション』:2021/11/02(火) 18:41:08
>>681-684

「ねーねー! おねぇちゃんが『悪の組織のサンタクロース』さん!?」

 合歓垣は到着した先にいた元気な少女に声をかける。
 合歓垣の頭の中にあるのはゲームで出てくる『悪の組織』だ。
 『応援団』に『不良』、『モンスターの保護団体』のどれに近いのかいぶかしむような顔で眺めながら身体を動かす。

「あたし、合歓垣 瑛(ねむがき てる)って言いますー!
 よろしくねー」

  ぴょんぴょんっ
  クルクル シュッ タンッ シャキーンッ!!

 どうやら真似をしているらしい。

686『サンタの躍進、一抹の不安』:2021/11/02(火) 20:39:21
>>682-685
『朝山』と合流する『エド・サンタご一行』………
これが『サンタ行脚』を成し遂げる良き出会いとなればいいのだが。

687『エド・サンズ』:2021/11/02(火) 22:41:55
>>683-685

『サテ・・・朝山ノ嬢ちゃんガ加ワッタところデ、早速次の目的地に行キタイところダガ・・・・
 正直に言ッテコノママ同じヨーにヤッテモ上手クイカナイ気ガスルゼ・・・・』

先程の子供たちの反応は『エド・サンズ』にとって結構応えるものであったようだ
いつもよりも少し元気のない様子で話す

『俺ハ俺が考エタ「このやり方」ナラ間違イハナイト思ッテイタ・・・・
 ケドヨォー、ドウヤラ今の時代ノガキどもトハちょっとバカシ、そりガ合ワネェミタイダ
 ダカラヨォ〜、次の目的地ニ飛ビ立ツ前ニちょっとダケ相談サセテクレ』

『俺ハ「さんたくろおす」ッテェ奴ハ「福の神」や「疫病神」ミテーニすげぇ奴ダト思ッテイタ』

例えば・・・・民間の伝承に『蘇民将来』という信仰がある
恐ろしい『疫病神』の難を逃れるために家門に札を張り、難を逃れるというものだ
『客人神』という分類の強い力を持った神々に対して、ある種の儀式を行う事で益を得る
日本と言う国に古くから存在する信仰形態である

『ダカラ、すげぇ奴ラシク演出スルタメニ、ガキどもガいる家々ニこんな「札」ヲ配ッテ回ッタ』

【めりぃ くりすます
 近く 本物の『さんたくろおす』が お前のもとに来る
 12月を待つ必要はねぇ 残暑の『くりすます』も悪くはないだろう】

そこに書かれている言葉は『さんた』という存在に対して畏怖の心を想起させるための言葉
恐れ、慄け、超存在『さんたくろおす』が現れるぞ!という予告状である

『ナア・・・・「さんたくろおす」ッテノハ一体ナンナンダヨ・・・・
「さんたくろおす」ニナルタメニハ、俺達ハドウスリャアイインダ・・・・?』

(※次の方針が決まるまで『会話』状態を提案します
 レス順は順不同で、方針が決まり次第GMに次レスを要求していきたいと思います)

688合歓垣 瑛『ブラス・コンストラクション』:2021/11/02(火) 22:58:15
>>687

「えっと、おじさんは『サンタさん』がよくわかんない…んだよね?
 『サンタさん』にたのまれてしてるんじゃないのー?」

 合歓垣はそう言って怪しそうに『エド・サンタ』を見つめる。
 そして唇に人差し指を当て首を傾げるとまた口を開いた。

「んー、とりあえずそれはいっか。
 『サンタさん』は来たらすっごくうれしくなる神さまみたいな人――『福の神』みたいなのはあってると思うー。
 でも、悪い子にはプレゼントくれなかったりもして、
 『かんぜんちょーあく?』みたいな感じなんだって」

 合歓垣のところへ来る『サンタさん』はプレゼントをくれなかったことはないが、
 いい子にしていないとプレゼントをもらえないという父親の言葉を覚えていたらしい。
 9歳の合歓垣に聞かせられないようなことであれば耳を塞いで会話するのもありかもしれない。

689朝山『ザ・ハイヤー』:2021/11/02(火) 23:05:11
>>684-687

「よろしくっス! 自分、朝山 佐生あらため悪の秘密組織の首領の
モーニングマウンテンなんっスよ! また日を改めて部下になりたかったら
学校の放課後に家庭科室とかで、悪のお菓子作りをしてる時にでも
来て貰えれば助かるっスよ!」

水宮と合歓垣に邪悪な勧誘をしつつ、エド・サンズの話を聞く。

「うーん・・・サンちゃんの札だと、多分子供たちは
怖がるか、身構えるかも知れないっスよ」

「何でかって言うと、予告上を置くじゃないっスか? 子供は良くも悪くも
素直なんっス。両親に、変なのが置いてたよって渡して、親御さんは
それを見たら。変質者なり何なりか留守の間に置いたと思って
怖がるんっス。昔なら幾らか信じられても、今の時代には受け入れない人たちが
多いのは悲しいっスね。自分はサンちゃんのやり方は好きっスよ」

「『サンタクロース』として行動するなら……まず子供たちを怖がらせず
『魔法』とかそう言う夢を魅せる必要があるっスね。
サンちゃんは、いま一人で動けるっス。それでいて子供たちには
見えない存在っス。
 そこを上手く利用して、子供たちに見えないけれどサンタらしい
演出を上手く私や皆で協力して編み出すのが良いと思うっスよ」


余り朝山らしくないノリとか勢いを無くして変なものでも食べたのか
真っ当な発言だ。まぁ、そう言う時もあるだろう。

朝山のまとも振りはともかく。エド・サンズの手段を続けても
時代背景的に相性が悪いのは確実。今は朝山も居る
他の能力者と上手くコンビネーションを活用するべきだろう。

「みんな。自分はザ・ハイヤーって言ってスタンドの球体を発射すると
スタンドの動きに反比例で動きを精度が上がるけれど遅く
精度が粗くなるけど早くさせる事が出来るっス。
 何か良いサンタの演出が出来そうだと思ったらどんどん意見を出して
くれると嬉しいっスよ」

690『エド・サンズ』:2021/11/02(火) 23:14:03
>>688

『「さんたさん」ニ頼マレハシタガ、
「さんたくろおす」ノやり方ハ誰モ教エテクレナカッタゼ・・・・』

『サンタ』を騙って騙していた事に気付かれたか!?と思い、ヒヤッとしたが
なんとか誤魔化そうとする・・・・

『ナルホドナァ・・・・「勧善懲悪」ッテノハワカリヤスイゼ!
 ツマリヨォォ!』

    バアアァァ―――――ン!!

右手から『さすまた』を発現し、ビシッ!とした姿勢で構える

『悪い事ヲシタがきんちょヲトッチメリャアイイノカ!?』

>>689

『ムウッ!? ・・・・・怖ガラセチャアイケネェノカ・・・・』

しゅん・・・・としながら『さすまた』が消える
どうやら、秋田県の『なまはげ』のように子供達を怖がらせようとしていたらしい

『ナルホドナァ・・・ツマリ「さんたさん」の座ヲ一旦「朝山」ニ預ケテ
 俺ハ「黒子」ミテェナ裏仕事ニ回ルッテノカ・・・・』

『アア!ソッチノ方ガイイカモシレネェナ!』

そう言いながら、今まで来ていた『サンタ衣装』を脱ぎ捨てる
いずれまた使う時が来るかもしれないが、ここはいったんお休みだ

『イイゼ! 「さんたさん」ノ演出ガアレバ言ッテミテクレ!』

691水宮アリア『ブラッディー・マリー』:2021/11/03(水) 18:23:36
>>685-690
【えっと、
 とりあえずエド・サンズさんはさっきみたいな提灯で雰囲気を出すのがいいんじゃないかな】

結構考えたが大した案は出ないのだった

【このままさっきみたいに闇雲に配るよりも
 本当にサンタさんに会いたい子の所に行ければ良いと思うけど
 分かんないよね…】

692『エド・サンズ』:2021/11/03(水) 18:41:19
>>691

『ナルホドナァ・・・サッキハ雰囲気ノ違イノセイデ違和感ガ大キクナッタケド
 考エテミリャア、光ラセカタニヨッチャア、チャントシタ雰囲気ニモナルカ』

この国の『クリスマス』は大衆の中で大きく変化をしていった
純和風の『提灯』とはいえ、チンドン屋のように大衆的な雰囲気で構えれば
逆に『日本のクリスマス』としての雰囲気に近づくかもしれない

そもそも、今から擁立しようとしている『サンタ』は
西洋風の本格的な『サンタ』とは違い、女の子だ
『エド・サンズ』が透明人間の身を利用して、少女の周囲で騒々しく『提灯』を構えれば
それはそれで、日本風の商業的サンタの雰囲気が出てくるかもしれない

『「さんたさん」ニ会イタイ子・・・・・ソウダナ・・・・』

その言葉に、事前準備として家宅侵入を繰り返していた時の記憶を思い出す

>GM
今までに家宅侵入を繰り返した事で得た情報から
『サンタ』を待ち望んでいそうな子供達に目星をつけたいと思います
何か思い出せる情報はありますか?

693『サンタの躍進、一抹の不安』:2021/11/03(水) 21:57:09
>>692(エド・サンズ)

『エド・サンズ』はここで基本的な問題点、『一体どういった子供に配るのか?』の壁にぶちあたる。
それは一番最初に考えておくべきことであり、
少し脳内で『シミュレート』すればその部分が足りない事は容易に想像できただろう。
今となっては過ぎた事だが、『当日』になる前に『動きのシミュレート』・『子供たちの思いを想像する』などして、
『足りない部分』や『軌道修正』があればしっかり事前準備をした方がよかったのかもしれない(怒)【>>406】。

何もかもごちゃまぜの『日本の商業サンタ路線』も悪くはないが―――
そこまで割り切るのなら、もっとシンプルに、『サンタ服』を着込んだ沢山の『協力者』達が、
一斉に街頭でプレゼントを配る方が広範囲に効果は現れるだろうし、
実際、『商店街』の有志や『最中派』あたりはすでにそういう事をやっているだろう。
わざわざ『空飛ぶソリ』まで用意して、『ホンモノのサンタクロース』を
再現する道を選んだのであれば、それを貫き通すのも手だとも思えるが………
もちろん選ぶのは、『エド・サンタ』と『その協力者』達だ―――

『今までに家宅侵入を繰り返した事で得た情報から
 【サンタ】を待ち望んでいそうな子供達に目星をつける』という、
『コソ泥の下準備』のような発想をしてみるが、何も思い出せる情報はなかった。

配るだけ配って(>>348)、その後の状況確認をしていなかったのだから当然といえば当然か。
例えば、配った後も確認して『サンタに対し喜ぶ子供』をピックアップしておくなどすれば、
今、こんなに悩まなくてよかったのかもしれない。
(そもそも論として文面や書式を『スマート』なものにしておけば、
 心証が全然違ったという事もあるだろうが)。

手詰まりとなり、途方にくれ>る『エド・サンズ』。
今ま>での『絆』を思い返してみても、何も思い出せない・思いつかないのであれば、
このまま女子である『朝山』をメインに押しだ5して、
商業的な8『ニセモノサンタ』で『冬の風物詩』を表現し、
『任務(ミッション)』を終8わらせるしかないのかもしれない………

694『エド・サンズ』:2021/11/03(水) 22:11:57
>>693

『ア・・・・!』

唐突に・・・まるで『天からの啓示』を受けたかのように唐突に閃いた
いや、閃いたと言うよりも『思い出した』といった方が近いか
それは村田から届いていたメッセージ(>>588)・・・・

それにしても先程のGMレスにあった不可解なノイズは一体なんだったのか・・・?
まあそれはそれとして

『「勝間 多三子」ダ・・・・
 朝山ノ嬢ちゃん、「勝間 多三子」ッテ奴ヲ知ッテルカ?』

唐突に思い出したその名前について朝山に聞く

『電話番号デモナンデモイイ
 住所トカ、ソウイウノヲ知ッテイルナラ、ちょっくら会ッテオキタイ
 多分、俺たちノ「サンタ活動」ノ鍵ニナリソウナ気ガスルゼ!』

695朝山『ザ・ハイヤー』:2021/11/03(水) 23:02:34
>>694

「『勝間 多三子』さんっスか? ちょっと分からないっス……」

流石に悪の首領でも知らない人は知らない。名前だけでは難しい
エド・サンズが送られたメッセージに対し事前に調べてたら問題ないが
朝山の知識には其の人物について知識は無い。

「その人の事を教えてくれた人に連絡とか出来ないんっスか?
いま自分スマホ持ってないんで、心当たりのある人がいれば
住所とか教えて貰えると思うっスけど」

(※村田の名を教えて貰えれば、朝山からヤジ→小林→村田と言う形で
連絡は可能です)

696『エド・サンズ』:2021/11/03(水) 23:14:30
>>695

『ウゥゥム・・・・ヤッパリソウダヨナァ
 村田ッテヤツカラ聞イタ話ナンダケドヨォ・・・・』

『マ、ソレナラソレデ仕方ネェ
 チョックラ「職員室」ニ行ッテ見テクルトスッカ』

こうなっては仕方ないので、『職員室』に忍び込もうとする

697朝山『ザ・ハイヤー』:2021/11/03(水) 23:27:47
>>696

「『村田』さんっスか。
じゃあ、ちょっと学校で冬の風物詩の会議の代表してた人(ヤジ)に
連絡してみるっスよ。何かわかるかも知れないっス」

『村田』の名を知ったので、朝山は作戦会議で色々と仕切っていた
ヤジに連絡を試みようと考える。

「誰かスマホを貸して貰って良いすか?」

スマホを持ってる人に借りて、連絡を試みる事にしよう。

698合歓垣 瑛『ブラス・コンストラクション』:2021/11/04(木) 07:06:06
>>697

「え? スマホ??
 いいけど…おねぇちゃん、自分のスマホなくしちゃったの?
 あんまり長く話さないでね」

 合歓垣は困惑した顔でスマホを差し出す。
 先程まで自分のスマホを使い『エド・サンタ』が会話していた相手のはずだからなぜ持っていないのか疑問に思ったらしい。

699朝山『ザ・ハイヤー』:2021/11/04(木) 10:29:57
>>698(GМが許可されれば、そのまま星間通信から情報を
こちらに送る形にしたいと思います)

「ねむちゃん御免ねっス。急いで学校まで家から着替えて来たから
スマホをうっかり家に置いてきちゃったっス」

合歓垣(ねむがき)に謝罪しつつコールする……。

700『サンタの躍進、一抹の不安』:2021/11/04(木) 11:15:40
>>699(朝山)
※問題ありません。
※ちょうど『エド・サンズ』が『朝山』を勧誘したような形式で
※連絡・最終的にURLを貼るというやり方で大丈夫です。

701朝山『ザ・ハイヤー』:2021/11/05(金) 00:07:34
>>700(回答感謝)

ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1456056964/661-665

〜♪

「おっ! 先輩のほうから連絡が来たみたいっス。
メールで『勝間 多三子』さんの連絡先に住所も記載してるっス!

……あと村田って人が、サンちゃんに次会ったら殴るって書いてるっス……
物騒っスね」

連絡が来たぞ!

702『エド・サンズ』:2021/11/05(金) 13:42:35
>>701

そろりそろりと『職員室』に忍び込もうとしたところで声がかかる
次あったら殴るとは穏やかではない様子だ

『村田ノ奴モ気が立ッテルヨウダナ・・・・』

人の気も知らずに呑気な感想を述べる

『ソレジャア、目的地ハ決マッタナ
「勝間 多三子」ノ家ニ向カウぜ!』

そのまま彼女の家に向かおうとします

703水宮アリア『ブラッディー・マリー』:2021/11/05(金) 16:09:59
次の方針も決まった所で

「Zzz…」

やる事も無くてうつらうつらと眠りかけていた
眠気覚ましのガムでも持って来るんだったなと思うアリアだった

704合歓垣 瑛『ブラス・コンストラクション』:2021/11/05(金) 17:08:10
>>701-703

「ふぁあ…。
 アリアちゃんおきてー、行く先決まったみたいだよー」

 どうやら合歓垣も水宮につられて眠くなっていたようだ。
 一度大きく伸びをして朝山から行き先を確認する。

「んと、ここ…わかるかな…。
 迷子になってるなーって思ったらだれか教えてねー?」
「あと朝山のおねぇちゃん、飛ぶときにお靴何回かけっちゃうから…
 先にあやまっておくね。ごめんなさい。
 あと、ジェットコースターみたいにのぼったり下りたりしちゃうから気をつけてね」

 合歓垣は一度15mほど上昇し、『勝間 多三子』の家まで向かうつもりのようだ。

705朝山『ザ・ハイヤー』:2021/11/05(金) 18:50:43
>>702-704

「よーしっ! それじゃあ早速『勝間』さんって人の所に出発っス!
ねむちゃん、スマホ有難うっス! アリアちゃんはパワフルに目覚めるっス!
夏のクリスマスはこっからか本番っスからね!
 サンちゃん、レッズ ゴーっス!! foooooooooo!!!!」

空を舞いつつ興奮の声を上げて、勝間さんの場所へ向かうっス!!

706『サンタの躍進、一抹の不安』:2021/11/05(金) 21:47:38
>>702-705

『エド・サンズ』がナチュラルに犯罪に手を染める前に
『方針』が決まった『エドサンタご一行』。
『村田』に紹介してもらった『勝間 多三子』のところへと『ソリ』を急行する―――

  ………

         ………

                 ………

                         ………


『商店街』の片隅。『スマホ』で地図を確認すると
その住所は『ウィンターじいさんのおもちゃ屋』という玩具店だった。
古びたそのお店の前は、『閉店』していたが、
傍らに『1m』ほどのサンタ人形が置いてある。
『Xデー』にあわせて引っ張り出してきたという事だろうか。

すぐ横に『勝間』という表札と、上に続く『階段』がある。
上には玄関と思しきドアとインターホン。おそらくだが、
『店舗』と『住居』を共用で用いているのだろう。

707『エド・サンズ』:2021/11/05(金) 23:16:03
>>703-705

『マズイナ・・・・ガキ達ニ夜更かしハ体に毒ダカラヨォ
「サンタ行脚」モサッサト終ワラセテ寝カセテヤリタイゼ』

そんな事を呟きながら『ソリ』に乗り、目的地へと飛んでいく

>>706

『ココガ「勝間 多三子」ッテェ奴ノ家カ
 サテ・・・コッカラドウスルカナ?』

おもちゃ屋の前に辿り着き、店の外観を眺める
『サンタ』らしく彼女と会うためにはどうするべきか・・・

『ココハ「さんたくろおす」ラシク、2階ノ窓カラ忍び込むノハドウダ?
 俺ナラ家ノ連中ニ気ヅカレル事ナク侵入デキルシ
 先手を取ッテ、家の連中ヲビビラセル事ガ出来ルト思ウガ・・・・』

『エド・サンズ』はそんな事を提案し始めた

708合歓垣 瑛『ブラス・コンストラクション』:2021/11/06(土) 13:30:41
>>705-708

「えー、サンタさんなのに二階のまどからー? えんとつじゃないのー??
 まどからならソリは上に置いといて、上から下りてくのがいいのかな?」

 合歓垣は下りる場所を探すように家の形状を確認する。
 もしソリが降りられるくらいの広さの場所が確認できれば、道路の上の空中で『演奏』をやめ、
『予定地点』より1m低いところまで自然落下したところで再度『演奏』を開始し上昇、『音の高低』を変化させながら軟着陸させたいが…。

709水宮アリア『ブラッディー・マリー』:2021/11/06(土) 14:38:33
>>706-708
(っ ̯ -。).◦*ネムネム…。o○
zzz. . . (๑°ㅁ°) ハッ!

パシン!

両手で頬を叩いて気合を入れ直す

カキカキ

【煙突があれば良いんだけどね…
 歌は必要かな?】

本当は不法侵入は良くないけど
サンタさんらしくしなきゃいけないんなら、仕方ないかな…
と思うアリア

【それと、マリーの歌は一つ言葉を忘れさせる事が出来るんだけど…何か役に立つかな?】

710『エド・サンズ』:2021/11/06(土) 14:53:31
>>708-709

『何ッ!?「マリー」ノ歌ニハソンナ能力モアッタノカ!?
 ソレナラヨォォ〜〜〜・・・・俺ニ良い考エガアルゼ!』

水宮から能力を聞いた『エド・サンズ』は一つの考えを発案する
それは以下のようなアイデアであった

①ソリに乗って2階の窓から多三子の部屋に侵入する
 その際に『ブラッディー・マリー』が歌を歌って、『不審者』という言葉を忘却させる
②鍵が開いてない場合は窓を叩いて多三子に呼びかける
③『サンタ』役は朝山が行い、『エド・サンズ』は不可視の身を使って演出に専念する

『・・・・ッテノハドウヨ?
 窓カラ侵入スル奴ッテノハ、「サンタ」カ「不審者」ノ二択ダカラナ
「不審者」ジャナイトスリャア必然的ニ「サンタ」ニナルワケダゼ!』

711朝山『ザ・ハイヤー』:2021/11/06(土) 15:12:34
>>706-710

「えっ? 普通にインターホンを鳴らして
お邪魔しまーす。子供達にプレゼントを配るサンタらしい演出を
聞くのにお邪魔しましたっス って感じに家に入るんじゃ駄目なんっスか?」

朝山は悪の首領だが、一定の常識を以て行動もしてる。
はっちゃける時は普通にはっちゃける奇人ではあるものの今回は
星見町の危機だし、なるべく良識は備えてる。

「でも、サンタらしい事をあっちが喜んでるなら。サンタらしい
方法で入っていくのも良いと思うっスよ」

多数決でサンタらしく入っていくのなら、拒否せずそうする事にしよう。

712合歓垣 瑛『ブラス・コンストラクション』:2021/11/06(土) 16:27:54
>>709-711

「んー…。あたしたち『サンタさん』なんだよね?」

「『サンタさんのなり方』を聞きにいくの?
 それともその子に『サンタさん』をしにいくの??」
「『なり方』ならピンポンしておじゃましまーす、おしえてくださーい。でいいと思うけどー、
 『サンタさん』をするならピンポンしたりしたらがっかりさせちゃわない?
 きゅーに入った方がそれっぽいと思う」

 合歓垣は家の形状を確認するために旋回して飛びながらソリに乗ってる面々と会話をする。
 どうやら『この家での目的』を確認しメンバーの中で統一しなければと思っているらしい。

713水宮アリア『ブラッディー・マリー』:2021/11/06(土) 16:44:18
>>710
カキカキカキ

【エドさんがそのやり方で良いなら、僕もそれで良いと思うよ
 でも不審者じゃない=サンタっていうのはどうかな…】

>>711
【常識的に考えればそうですよね…】

>>712
【えっと…
 多三子さんって言う人にサンタさんをしに行って楽しんでもらって
 その上で、ダメ出ししてもらったりなり方を教えてもらうっていう感じで…】

714『エド・サンズ』:2021/11/06(土) 17:01:19
>>711-713

『ウーン・・・ ナルホドナァ・・・』

スタンド故の倫理観からか、悪の首領ですら持ち合わせている『常識』というものを
彼は持ち合わせていないようだ
3人の話を聞き、言葉が詰まったかのように唸る

『確カニ・・・俺達ハ今カラ朝山ノ嬢ちゃんヲ「サンタ」トシテ擁立シヨウトシテイル身ダ
 ナラ、ココハ正面カラ堂々ト教えヲ乞ウノガ筋ッテヤツカ・・・』

『ヨォシ、ワカッタ!
 ココハ朝山ノ嬢ちゃんニ「サンタ見習い」トシテ正面カラ訪ネテミルッテノデドウダ?』

715朝山『ザ・ハイヤー』:2021/11/06(土) 18:37:51
>>712-714

「わかったっス!」 ピンポーン!

インタホーンを鳴らすっス。応答が聞こえたら返事するっス

「夜遅くに失礼しますっス! こんばんわっス!
自分、朝山 佐生と言って清月の中学二年生っス!
勝間 多三子さんに用事があって来たっスけど、いま居るでしょうかっス!」

「あ! 村田さんの紹介で来ましたっス!」

716『サンタの躍進、一抹の不安』:2021/11/06(土) 22:02:21
>>710-715

喧々諤々の議論の末、『朝山』が『サンタ見習い』として訪ねる事となった。

(ちなみになぜかこの家には『煙突』も、『ソリ』が乗れそうな屋上スペースもあった。
 まるで『サンタ』を歓迎しているような形状の家だ―――)。

           『わかったっス!』

自信満々にそう宣言した『朝山』の動きは早かった。
まだ旋回して飛んでいるソリ(>>712)から躊躇なく飛び降りる。

                   朝山『ザ・ハイヤー』→『全身打ち身』

 ………

でもまあ、持ち前の元気でなんとか普通に行動する『朝山』。
インターホーンを押し、用件を告げると、

「………はい。私が『勝間』ですけれど。

              なんの用かしら?」

インターホン越しに『女性の声』が返って来る。

他の面子は『ソリ』の上からじっと『朝山』の動向を観察する。

717朝山『ザ・ハイヤー』:2021/11/06(土) 22:23:20
>>716

「じ じづば(は) ぶら゛たさん゛からばな゛しを゛ぎぃて
ぐりずまずのびけつ(秘訣)を゛おじえでもらうため゛にぎたっズ……」

まるで死闘を繰り広げたかのように死にかけた口調ながら
村田から話を受けてクリスマスの秘訣を教えて貰う為に来たと告げる朝山。
全身を打ってるなら、口も切ってるだろうし こんな感じの喋りだろう。

「ど……どぅかぐりずまずを成功するの゛に協力してぐれな゛いっスか」

まぁ、怪我の功名と言うか。これ程ボロボロな状態ながらクリスマスを
成功させようとする気迫や熱意を伴った懇願は相手の胸を打つのでは
無いだろうか? 先に救急車を呼ばれる確率も高いだろうが。

718『エド・サンズ』:2021/11/06(土) 22:35:54
>>716

『オ、オイ・・・・! アレ、ヤバインジャナイカ!?』

突然の朝山の行動に慌てる『エド・サンズ』
全身を負傷して心配なのもあるが、もう一つ心配事がある
現在の方針は『朝山をサンタとして擁立する』事だ
しかし、あの状態では全身がボロボロで『サンタ』として見られない恐れがある

『マア、ナントカナルカ・・・・』

ひとまず、二人の会話の行方を見守る事にした

719水宮アリア『ブラッディー・マリー』:2021/11/06(土) 22:47:15
>>716
「!?!?!?」

え゙っ゙!?
何で飛び降りたの!?
凄く痛そうじゃん…

カキカキカキ

【朝山さん、病院連れてった方がいいんじゃないかな!?
 無理に働かせたら、下手すると後遺症が残っちゃうかもしれないよ…?】

720合歓垣 瑛『ブラス・コンストラクション』:2021/11/06(土) 22:53:32
>>716

「えっ…えーー!!!??
 朝山のおねぇちゃん!?」

 飛び降りていった朝山を見ながら蒼白な顔をしている合歓垣は思わず足を、『演奏』を止めそうになる。
 なんとか足を動かし、空中から『ソリ』に戻ると『演奏』を止めての自由落下と『演奏』による再浮上を繰り返し地上に降りる。
 すぐ『演奏』できるように『ソリ』に乗ったまま会話の行方を窺うつもりのようだ。

721『サンタの躍進、一抹の不安』:2021/11/07(日) 01:54:10
>>717-720
もちろん『朝山』は、スタンドを用い、落下時のダメージを少しでも減らす努力をしていたので、
(原作第三部DIOの館から脱出時のアレ)、骨折などはしなくて済んだ。
ただ、それでもそれなりの怪我ではありそうなので『病院』に行った方がいいというのも正論だ。

    「ぐりずまず………?
      クリスマスでしょうがッ!
          きちんと発声なさいッ!」

        怪我をおして頑張っているというのに
      『勝間』にいきなり理不尽に怒られる『朝山』。

「…………ただ、『クリスマス』について考えたいというのは
       ヒジョーに素晴らしい事ですから、話は聞きますよ」

722『エド・サンズ』:2021/11/07(日) 08:20:28
>>719-721

『イヤ・・・・朝山モアイツハアイツデ歴戦ノ「スタンド使い」ダ
 ドウヤラタダ「ノリ」デ飛び降リタダケジャナイミテーダゼ』

落下時のダメージが最小化されている事に気付き、言う
これならこの一夜の『サンタ行脚』が終わるまではなんとか持つか・・・・?

『チョックラ俺モ向コウニ行ってクルゼ!』

そう言いながら、『エド・サンズ』もソリから降りて勝間の家の前へ行く
目的は多三子が非スタンド使いであるか確認するためだ

723朝山『ザ・ハイヤー』:2021/11/07(日) 09:47:42
>>721

>クリスマスでしょうがッ! きちんと発声なさいッ!

「すーっ はーっ……く、クリスマス! クリスマスっス!」

息を整えてクリスマス! そう、はっきり喋る事にする!

>『クリスマス』について考えたいというのは
>ヒジョーに素晴らしい事ですから、話は聞きますよ

「有難う御座いますっス。
空飛ぶソリとか、クリスマス服は用意出来てサンタらしい見た目は
出来たんっスけど。見ず知らずの子供達にプレゼントを贈ると
このご時世、まだクリスマスのムードも浸透しきってないし不審者として
警戒されてプレゼントも満足に贈れないから勝間さんの知恵を貸して
貰おうと思ったんっス。何か良い方法はないっスかね?」

724合歓垣 瑛『ブラス・コンストラクション』:2021/11/07(日) 12:56:30
>>721-723

「す、すごい…。
 もうちゃんと話してる…」

 全身打撲してるはずなのに、と合歓垣は驚きながら足踏みを始めた。
 クリスマスのムードをすこしでも出すために『サンタが町にやってくる』を『演奏』するつもりらしい。
 『ソリ』を『共鳴』させないことで地上に残ったままで行うようだ。

「……朝山のおねぇちゃん、だいじょうぶかな…」

725水宮アリア『ブラッディー・マリー』:2021/11/07(日) 14:47:06
>>721-724
「…」

ダメージを軽減してるとはいえ、その体で動く朝山の根性に驚愕する

カキカキカキ

【湿布とかあれば良いんだけど…
 せめてソリに乗ってる間はゆっくり休んでほしいね】

726『サンタの躍進、一抹の不安』:2021/11/07(日) 16:25:51
>>722-725

「……………」

『朝山』の問いかけに『勝間』は少し押し黙り、

 そして―――

「ええと、その、貴女は一体どういう立場から、それをきいているの?
 『サンタ』の『ニセモノ』をしたいって、そういうこと?」

その言い方は『剣呑』で、『ニセモノサンタ』というものに
あまり良い印象を抱いていないようだ。

        『ゴ ゴゴ ゴ ゴゴ ゴ  ゴ』

きっと、この問いかけへの『返答』は重要なはずだ。
おそらく、『勝間』という女、『村田』の言っていたとおり、相当な
クリスマス好きだろう。そして『サンタクロース』に会いたい、という
その思いは『村田』の言うとおり相当強いと思われる。であれば、
うっかり『ニセモノサンタ』のやり方なんて訊くのは良くないかもしれない。
しかし、『ホンモノサンタ』が、『やり方』など訊く必要はない。
つまり、なんらかの『言い訳』をする必要があるという事か。

↑を踏まえて、誰かが何かを思いつけばいいのだが―――

727『エド・サンズ』:2021/11/07(日) 18:04:57
>>726

   ドッ・・・・!

『オイ・・・・ナンダカ様子ガオカシイゼ・・・・!
                   ・・・・・・・
 コノ女・・・・「さんたくろおす」ノ存在ヲ信ジ切ッテイル!』

『俺ノ事ハ見エテネエミテーダケドヨォ!
 疑念ヲ抱カレタママジャアヤベェ事ニナルゼェ!』

『仕方ネェ!「次の手」ダ! 朝山ノ嬢ちゃん!
「自分はさんたくろおすヲ引き継イダバカリで未熟ダカラ教エヲ乞イニ来タ」ッテ言ッテクレ!』

『ソシテ合歓垣ノ嬢ちゃん達ハ「空飛ぶソリ」ヲ動カシテクレ!
「論より証拠」・・・・「空飛ぶソリ」ヲ見レバ、否応ナシニ「本物」ダッテワカッテクレルハズダ!』

朝山の傍に立ちながら、皆に指示を飛ばす

728合歓垣 瑛『ブラス・コンストラクション』:2021/11/07(日) 18:24:03
>>726-727

「とぶの? わかった!」

 合歓垣は『エド・サンタ』の指示を聞き、『サンタが町にやってくる』を一度止める。
 そして、『ソリ』と水宮の靴を軽く蹴り『演奏』を再開すると、1mほどの高さで『ブラス・コンストラクション』を鳴らし続ける。

「サンタさんのお手伝いをしてます。
 トナカイのネムです!」

 本当はメスの年若いトナカイである『ダンサー』や『プランサー』を名乗るのがいいのだろうが、流石に知らなかったらしい。

729水宮アリア『ブラッディー・マリー』:2021/11/07(日) 18:45:20
>>726-728
「!?」

えっ、えっと…僕はどうすれば?

突然の事に戸惑うアリア
この場において、『歌』は必要なのか?

とにかく、咄嗟に『ブラッディー・マリー』を発現して
合歓垣の『演奏』に合わせた『歌』を歌わせる

♪〜         ♪〜         ♪
     ♪〜         ♪〜
♪〜         ♪〜         ♪
     ♪〜         ♪〜

カキカキカキ

【助手のアリアです!】

歌手と名乗るべきだったろうか?
しかし、サンタの仲間に歌手などいるか?

730朝山『ザ・ハイヤー』:2021/11/07(日) 23:01:04
>>726-729

「いやっ、違うっス……!」

勝間の凄みに負けぬよう、引き締まった顔で言い返す。

「『偽物』なんかじゃない『本物』として今日一夜だけでも
奇跡のサンタになる為に私達は勝間さんに未だ『見習い』の
未熟であるサンタの私っスから教えを乞いに来たんっス!」

「――私達は絶対に『サンタ』になるっス!!」

力強く勝間へと宣言する。熱意は伝わってくれる筈だ……!

731『サンタの躍進、一抹の不安』:2021/11/07(日) 23:50:57
>>730(朝山)
「は?意味不明だしそもそも『サンタ』は貴女みたいな
 小娘じゃあないし万が一認めるにしたって『見習い』
 で未熟だったら成熟するまで待てば?って感じだし、
 何か事情がなきゃ『サンタ』は既にに成熟してるはず」

ガチャリ。切られた。

                        ………

きっと、さっきの問いかけへの『返答』は重要だったはずだ。
おそらく、『勝間』という女、『村田』の言っていたとおり、相当な
クリスマス好きだろう。そして『サンタクロース』に会いたい、という
その思いは『村田』の言うとおり相当強いと思われる。ならば、
うっかり『未熟』だなんて『ホンモノサンタ』らしからぬ事を言ってしまうのは問題だったか。
しかし、『ホンモノサンタ』は、そもそも『やり方』など訊かないだろう。
つまり、『ホンモノ』だが『やり方』を訊く必然性があればいいという事か。

↑を踏まえて、誰かが何かを思いつけばいいのだが―――

732『エド・サンズ』:2021/11/08(月) 00:28:29
>>731

『コイツハ一筋縄ジャアイカナソウダナ・・・・
 朝山、お前ハ怪我大丈夫カ?』

朝山の近くまで近づきながら、作戦会議をする

『ハッキリ言ッテ、サッキノ女・・・・俺ノ予想以上ニ意固地ナ奴ダッタゼ
「さんたくろおす」ニ対シテ確カナ「理想像」ヲ持ッテヤガル・・・・』

『「本物のさんたくろおす」・・・・例エバ、本物のさんたハもう既ニ倒サレテイナイッテノハドウダ?
 ソウスリャア、「未熟なさんた」デアル朝山ガ登場スル機会モ出て来ンダロウ』

733水宮アリア『ブラッディー・マリー』:2021/11/08(月) 12:31:21
>>731-732
>本物のさんたハもう既ニ倒サレテイナイッテノハドウダ?

カキカキ

【サンタさんは一子相伝の格闘家か何かなの!?】

【多分、あの人は本物のサンタさんはお爺さんってイメージで固まってるみたいだから
 朝山さんじゃ駄目だと思うよ
 もう一度エドさんがサンタさんの衣装を着てお爺さんっぽくした方が良いんじゃないかな?
 お爺さんだから、最近ボケが始まって来てて大事な事忘れちゃったから
 クリスマス好きの勝間さんの所に重要な所だけ教えてもらいたいとか、どこにどういうプレゼントを持ってけばいいかとか…】

【でもそれだと、顔とか声とかどうしよう…】

734『エド・サンズ』:2021/11/08(月) 17:21:52
>>733

『シカシヨォォ〜〜〜、勝間ノ嬢ちゃんハスタンドガ見エナイミタイダシ
 声ヲ出セネェノハ辛イゼェ〜〜〜?
 ココニイルノハ俺以外みんな娘っ子ダシヨォ〜〜〜
 声を当てるニモ無理ガアルゼ〜〜〜』

『ヒトの声ヲ変エル道具カ何カガアリャアナントカナルカモシレネェケドヨォ
 ソンナ都合ノ良い道具ナンテアルワケガ・・・・』

一応、サンタ衣装に着替える『エド・サンズ』
今度は朝山から借りた『サンタお面』も付けておく

735合歓垣 瑛『ブラス・コンストラクション』:2021/11/08(月) 18:31:06
>>733-734

「あ! ならさならさ!
 『サンタさん』は外国の人だから、日本のクリスマスがわからなくてこまってるってことにしたらどうかなー?
 日本語もわかんないから『サンタ見習い』な朝山のおねぇちゃんがかわりに聞きにきた、みたいな感じとか!」
「おじさんが『しゃべれないサンタさん』で、朝山のおねぇちゃんが通訳してる『サンタ見習い』!」

 合歓垣は一度『演奏』を止め、地上に下りてからそう話す。

736朝山『ザ・ハイヤー』:2021/11/08(月) 22:32:13
>>732-735

「怪我はへっちゃらっス。以前、サンちゃんと闘った
あいつ(アダージョ)にボコボコ殴られたのに比べれば何て事ないスよ」

「そうっスね。ねむちゃんのアイデアが一番良いかも知れないっス。
サンちゃんが本場のフィンランドとかからやって来たサンタさんで
自分は日本でサンタを目指す見習いサンタ。
外人だったら日本語喋れないから無口でも不思議じゃないっスもんね」

「それで、勝間さんにはどう改めて紹介するっスかね?
この流れ以外で何か付け加えたり修正する必要があったら教えて欲しいっス」

737『エド・サンズ』:2021/11/08(月) 23:09:51
>>735-736

『ナルホドナァ〜〜〜!
 ソンジャア、俺ハ子供ニ顔ヲ見ラレチャイケネェカラ「お面」ヲシテイルッテノハドウダ?
 ソウスリャア、顔ヲ隠ス理由ニモナルダロ』

『アン時ノ「アイツ」ニ比ベリャア「マシ」カモシレネェケドヨォ〜〜
 ソンナノ、「マシ」カドウカナンテ基準ニャアナラネエンダゼ?』

『勝間ノ嬢ちゃんニハダガ・・・・「空飛ぶソリ」デ遅レテ来タッテノヲ「アピール」スルノハドウダ?
 見習いサンタの朝山ガソソッカシク先走ッタッテ事ニシテ
「本物」デアル俺ガ登場シテもう一度再挑戦シテミヨウゼ』

738水宮アリア『ブラッディー・マリー』:2021/11/09(火) 18:11:43
>>734-737
【僕もそれが良いと思うけど
 世界中にプレゼントを配って回ってるサンタさんが
 日本語や日本の事を分からない訳ないとか言われちゃったらどうしよう…?】

739『エド・サンズ』:2021/11/09(火) 18:35:42
>>738

『ウーン・・・・ナルホドナァ・・・・
 アッ!ソレナラヨォ、「本物のサンタ」ハ通り魔ニ襲ワレテ喉ヲ潰サレタッテノハドウヨ?
 ソレナラ声ガ出セナクテモオカシクハナ・・・・・・・・アッ』

良い考えを思いついた!というばかりに提案をする『エド・サンズ』であったが、
途中で水宮の顔をちらりと見るとばつが悪そうに口をつぐむ

『悪イ・・・・ヤッパリサッキノハナシデ・・・・
 ウーン・・・・ヤッパ、外国人デ日本語ガ話セネェッテ事デイインジャネエカ・・・・?』

740水宮アリア『ブラッディー・マリー』:2021/11/09(火) 19:30:48
>>739
「…」

自分の顔を見て口をつむぐ『エド・サンズ』 に
彼が気を使ってくれたんだなという事が分かる

【気にしてくれてありがとう、エドさん
 でも、僕は大丈夫だから】

僅かな笑みを浮かべて『エド・サンズ』に礼を言う

【ちょっと不安だけど、それで通すしかないよね
 僕に手伝える事があったら言ってね】

若干の不安は残るものの、アリアからはもう異存はないようだ

741朝山『ザ・ハイヤー』:2021/11/10(水) 00:21:49
>>732-740

「それじゃあ、ある程度決まったし改めて勝間さんに再度アプローチしてみるっス」

インターホンを鳴らす。

「勝間さん、自分は『サンタ見習い』なんっス!
それでもって本物のサンタクロースさんも直ぐ近くに居るっスけど
本場のサンタ村から来た外から来た人だから日本語がちょっと通じないんっスけど
幾らか不思議な力で私も喋る事が可能になってて、サンタさんをすっごく
信じてる勝間さんに是非サンタさんも一度会って話をしてみたいって
言ってるんスよ! 一度、ちょっとドアを開けて
お話して見る気はないっスか?」

こんな感じで、インタホーンから勝間さんが出たら話しかけてみるっス!!

742『サンタの躍進、一抹の不安』:2021/11/10(水) 00:30:25
>>741(朝山)

「…………………」



   『勝間』が出たのだろうが―――――沈黙が怖い。





   「………………」




                  ガチャ



                               「ホントにィィ〜〜〜〜〜?」





                              ドアからちょっとだけ出てきた。
         『白雪』を思い起こさせる『薄水色』のショートボブの髪の少女だ。

743『エド・サンズ』:2021/11/10(水) 00:30:27
>>741

『ウ、ウオッ!? 仕掛ケルゼ!』

突然、『再挑戦』を仕掛ける朝山のビビりながらも、
大急ぎで『ソリ』に乗り込み、『空飛ぶソリ』を発進させる準備を合歓垣に整えてもらう
ちなみに服装はさっき着替えたので、サンタ服にサンタお面だ

744『エド・サンズ』:2021/11/10(水) 00:36:43
>>742-743

凄く、大慌てでソリに戻ったので、
場合によっては『勝間』に目撃されてるかもしれない

745合歓垣 瑛『ブラス・コンストラクション』:2021/11/10(水) 07:02:24
>>742-744

「『サンタさん』、はやくはやくー!」

 合歓垣はそう言うと『ソリ』と水宮を浮上させ、クリスマスの定番曲『そりすべり』を『演奏』しながら動き回ろうとする。
 クリスマスの『鈴』を連想させる軽やかさやソリを引く『馬のいななき』を真似た音も入っている曲で、『サンタのソリ』を引くのにぴったりのはずだ。

746水宮アリア『ブラッディー・マリー』:2021/11/10(水) 11:05:34
>>742-745
いきなり過ぎる!
『ブラッディー・マリー』に『そりすべり』を歌わせるアリアだが
この作戦、『歌』要る?

♪〜         ♪〜         ♪
     ♪〜         ♪〜
♪〜         ♪〜         ♪
     ♪〜         ♪〜

「…」

『勝間』の『薄水色』の髪を見て思う

僕と同じ『水色の髪』…

アリアと『勝間』は全く似ていないだろうが、
その『水色の髪』とサンタを信じている所だけは共通している
少しだけ親近感を覚えるのだった

747朝山『ザ・ハイヤー』:2021/11/10(水) 17:56:05
>>743-746

時間は限られている。長ければ長いほどプレゼントを配る子供達は
冬のムードを謡っても、まだまだ浸透してないのだから普通の時刻に眠る。
サンタの印象を刻む為にも出来るだけ早急に動くべきなのだ。

>ホントにィィ〜〜〜〜〜?

「あっ 勝間さん、こんにちは! 改めてサンタ見習いの朝山っス!
本当っスよ! ほらっ あっちの空飛ぶソリでサンタさんも
勝間さんに会えて嬉しいよって音楽を鳴らしつつアピールしてるっス!!」

あとは三人の表現力に期待するべきだろう。

748『サンタの躍進、一抹の不安』:2021/11/10(水) 20:55:08
>>743-747

「……………『ソリ』が、浮いている?」

『勝間』は泣いていた。
いや、みんな泣いていた。
スタンド使いなら血の色に見える例の涙だ。

「『サンタ』――――――なの?
  『ホンモノ』の――――?」

正直言ってまだ怪しい部分はあるが、
それでも『ソリが浮く』という『超常現象』は、
『勝間』の心を少しずつ溶かしているようだ。

二度にわたる優しいGMのヒントは、
今のところ特に意味をなしていないが、
それはそれでなんとか打破できそうなので問題はないだろう。

749『エド・サンズ』:2021/11/10(水) 22:26:29
>>748

『トウッ!』

空飛ぶソリから垂直に落下し、直立したまま地面に着地する『エド・サンズ』
スタンドに落下ダメージは存在しない

『本物ノ・・・・・「サンタ」ダゼ!』

と叫ぶ
まあ、勝間に対しては朝山の通訳が存在しないと聞こえないのだが・・・・

750朝山『ザ・ハイヤー』:2021/11/10(水) 23:21:17
>>748

「そうっス! 勝間さん、本物のサンタっス!
サンタさんもそう言ってるっスよ!」

同意の強い頷きをしつつ、畳みかけるように告げる。

「えっと、それで勝間さんには星見町に結構沢山子供たちが
居ると思うんスけど、【サンタを待ち望んでいる】子供たちが
何処ら辺に居るか聞きたくてサンタさんと一緒に来たっス。
サンタさんも、ある程度の子達にはプレゼントを渡したっスけど
もしも不注意で渡し損ねてる子供たちが居たら可哀そうだって事で
サンタについて物知りな勝間さんに確認しに来たっスよ」

この場合は嘘も方便だ。一応、エド・サンズからは話を聞いて
プレゼントを渡した(失敗した?)的な事は知ってるので
別に完全な嘘でも無いのだし。

751合歓垣 瑛『ブラス・コンストラクション』:2021/11/11(木) 18:34:55
>>748-750

「がんばって…!」

 『空飛ぶソリ』という『クリスマス』らしいアイテムに徹するため、合歓垣は心配そうにしながらも足を動かし続ける。
 サンタ役二人(一人と一体)の交渉を見守ろう。

752水宮アリア『ブラッディー・マリー』:2021/11/11(木) 19:13:39
>>748-751
せっかく優しいGMの出してくれたヒントだが
このまま強引に突破できそうで、今更気付いたとしてもどうなるものだろうか
『ブラッディー・マリー』に歌わせているだけで自分はやる事も無く
手持無沙汰なアリアは取り合えず手を振って指揮を執っていた

753『サンタの躍進、一抹の不安』:2021/11/11(木) 20:49:01
>>749-752

『トウッ!』

颯爽と飛び降りたのは『サンタ服』と『サンタ面』で全員を覆い、
一般人にも見えるようになった『エド・サンタ』だ。

「………おォ〜〜〜?」

一応、『勝間』は驚嘆しているようだ。
だが、まだ半信半疑といったところか―――

声が聴こえているようには見えないので、
演技などでなければ『勝間』は『一般人』という事でいいだろう。

『合歓垣』と『水宮』という古参サンタ支援勢が見守る中、
ニューフェイスである『朝山』が切々と
『サンタ』への支援を『勝間』に訴えかける。

 「ふ………『不注意』〜〜〜?」

     ん?

    「今、『サンタ』が『不注意』で『渡し損ねる』って言った〜〜?」


                    ピキピキ

………どうやら話の中に『勝間』のブチギレポイントがあったようだ。

「『サンタ』に限ってそんな事ないッ!
 子供たちに過不足なく、適切なプレゼントを配るのが彼の仕事!
   そんなメイン中のメインの仕事を、
     『ホンモノ』がそれをこなせないとかってあり得る?

  まさか『外国人だから地理に疎い』なんて言うつもりじゃあないでしょうね!?
   そもそも『サンタ』は『外国人』なんだから、そんな事言ったら毎回アウトじゃないのッ!」

              ファンタジー
    『勝間』の『サンタ幻想』は相当なものなようだ。

 ………

『時間』は無限ではない。
もう彼女を放っておいて、別の方法を考えてもいいのかもしれない。

だが、こんな『狂信者』だからこそ、有用な『サンタ行脚』の方法や、
他の『サンタ信者』の情報を握っているかもしれない―――

754『エド・サンズ』:2021/11/11(木) 21:30:24
>>753

『ヤ、ヤバイゼッ!!
 オイ、朝山・・・・コノ嬢ちゃんハドウヤラ「さんたくろおす」ニ心カラ心酔シテルミテーダ!
「さんたくろおす」ニ対スル悪口ハ厳禁・・・・命取りニナルゼ!』

『シカタネェ・・・・コウナッタラ!』

こうなったら先程閃いた天啓に頼るしかない

『実ハヨォォォ〜〜〜〜!
 コノ町ニ来た時ニイキナリ誰かニ襲ワレテ記憶ガ全然ネエンダヨ・・・
 朝山!コレヲコノ嬢ちゃんニ伝エテクレ!』

自分の頭をぽかぽか叩くジェスチャーをしながら言う

755水宮アリア『ブラッディー・マリー』:2021/11/12(金) 16:16:50
>>753-754
この『勝間』という女は些細な解釈違いも許さない厄介オタクのようだ
やはりヒントを活かして記憶喪失という事にした方が良いのかもしれない
問題は今更記憶喪失路線に切り替えたとして、話の流れが不自然にならないかという事だが

そして、記憶喪失という事にするならリアリティを出すために『ブラッディー・マリー』で頭をぶん殴ってコブを作る必要があるだろうか…?

756朝山『ザ・ハイヤー』:2021/11/12(金) 16:47:26
>>753-755

>子供たちに過不足なく、適切なプレゼントを配るのが彼の仕事!
そんなメイン中のメインの仕事を、『ホンモノ』がそれをこなせないとかってあり得る?

そうだ、朝山の告げたのは『失言』になるだろう。

「そうっス……サンタさんはこなせなかったんです」

「――だって、サンタさんは『襲われたんっス』!
私をよく見て欲しいっス……このボロボロの姿! 
 サンタさんは子供達にプレゼントを配ってる最中に何者かわからないけど
襲われちゃったんっス! 私もサンタさんを助けようと必死に応戦したけど
逆にサンタさんは怪我した私を庇おうとして……その所為で途中に配ろうとした
子供達についての大事な事が思い出せなくなっちゃったんスよ!
 さっき『不注意』って言ったのは勝間さんに心配をかけたくないって言う
サンタさんが優しいから言葉の綾で告げたんっス!!
 サンタさんは、サンタさんはこんなに色々酷い目に遭っても子供達の事が
大好きだから星見町の子供達全員にプレゼントを配ろうと必死なんスよ!!!」

悪の首領は転んでも只では起きない! 自分の落下ダメージのボロボロの姿を
何者かの襲撃と言う理由にして、サンタさんもそんな朝山を庇ったから
記憶喪失になったと言う上手いでっち上げを編み出したぞ!

757合歓垣 瑛『ブラス・コンストラクション』:2021/11/12(金) 18:43:12
>>753-756

 合歓垣は『エド・サンズ』の言葉を聞き、朝山の語りに合わせて『そりすべり』を長調から短調に変えて『演奏』する。
 長調から短調になれば悲壮な曲調になり、『サンタの悲劇』を演出できるはずだ。

758『サンタの躍進、一抹の不安』:2021/11/12(金) 21:25:25
>>754-757

『エド・サンズ』の助言や『音楽』での悲壮感の支援を受け、
『朝山』がうまい言い訳を捏ねくり出す。

「………『襲われた』。
     『夏の魔物』とかいうのの一派かしらね。
     それで、記憶喪失―――なるほど」

『勝間』は『朝山』の言葉を吟味していく。
なかなか『上手い』言い訳だったのかもしれない。
だいぶ納得してくれているようだ。

「もしかして、『襲われた』から
 本当のトナカイとかが逃げちゃった、とかそういうこと?
 申し訳ないけれど………貴女たちはどうみても『ホンモノ』じゃあないものね」

『エド・サンズ』以外の三人に辛辣な言葉をかける『勝間』。
三人に関しては『コスプレ』になってしまっているのは事実か………
ただ、勝手に『トナカイ』が逃げた事にしてもらえたのはプラスではある。

「…………『分かった』。確かにただ、ひとつだけ、最後の確認。

       『サンタ』の貴方、『サンタの面』をとってもらえるかしら」

………さすがに『サンタの面』がニセモノなのは分かるか。
    素直にとる事で事態がどう転ぶのかは………未知数だ。

759『エド・サンズ』:2021/11/13(土) 00:07:20
>>758

『ナイス言い訳ダゼ、朝山!
 ソレニ・・・コレハ好機ダゼ!勝間の嬢ちゃんハ「夏の魔物」ノ存在ヲ知ッテイル!
 ツマリ、アル程度ノ事ハ奴ノ仕業ニデキルッテ事ダゼ!』

どうやら彼女は『夏の魔物』の存在を知り、
その存在を信じている数少ない一般人の一人のようだ
それならば、いくつかの打つ手が・・・・・

>『サンタ』の貴方、『サンタの面』をとってもらえるかしら

『・・・・!?』

予想外の申し出だ
彼女は『サンタ』の存在を信じつつある・・・・しかし、素直にお面を取っていいものだろうか
お面を取らなければ、自身が『サンタ』である事に不審が生まれるかもしれない・・・・
かと言って、お面を取ればそこには何もない『虚』が広がるのみ・・・・怖がられるかもしれない

『ア、ア〜〜〜・・・・取ッテモイイケドヨォ、多分怖ガルと思ウゼ
「夏の魔物」ニ襲ワレタ時ニヨォォ・・・・「声」ダケジャアナク「姿」モ奪ワレチマッタカラヨォ・・・
 朝山ァ!コレモ伝エテクレルカ?』

お面に両手を当てて取ろうか取るまいか迷う素振りをしながら言う

760水宮アリア『ブラッディー・マリー』:2021/11/13(土) 20:39:32
>>758-759
サンタの面を取れば中身は空洞だ
もはやホラーの類だろう
それもこれも全部『夏の魔物』のせいにされるのだから
魔物もたまった物じゃないだろう
これから何かあったら全部の魔物のせいにすれば乗り切れそうだと思った

761朝山『ザ・ハイヤー』:2021/11/13(土) 23:11:06
>>758-760

「……わかったっス。でも、驚かないで欲しいっスよ」

そう言って、サンちゃんにサンタお面を取って貰う。
勿論、その中はぽっかりと透けて向こう側が見える透明人間だ。

「サンタさんは、夏の魔物の所為で姿を奪われちゃったんス……
声も、普通の人には聞こえなくなっちゃって。
 私や、こっちの子達も特殊な力が使えるんっス。そのお陰で
サンタさんの声は何とか聞こえるけど、このままプレゼントを子供たちに
配れずクリスマスムードが不十分だとサンタさんが夏の魔物の所為で
消えてしまうかも知れないんっスよ……!」

「お願いっス どうか勝間さんの力を貸して欲しいっス!
サンタさんを助ける為に、他のサンタを求める子達の居場所を
教えてくれないっスか?」

悲壮な顔つきで勝間に助けて欲しいと告げる。

実際、朝山の発言は間違ってない。このまま冬のクリスマスムードが
成功せず夏の魔物が消えなければ、一抹君や氷山さんは風物詩となって
完全に変化を終え、エド・サンズも其の影響で本体の氷山とのつながりが
途絶えれば消える可能性が高いのだ。
 後で、プレゼントを配り終えて夏の魔物が消えてなくなれば。他の
スタンド使いの助力で、エド・サンズに何かしらスタンドコーディングで
一般人に見えたりする事も出来るかも知れないし、後で無事に終わったら
改めて元に戻ったサンタに会わせて欲しいと言われた場合は
その時はその時で何とかするしかないだろう。

762合歓垣 瑛『ブラス・コンストラクション』:2021/11/13(土) 23:32:48
>>758-761

 合歓垣は悲壮な曲調で、先ほどよりキレよく『そりすべり』を演奏し続ける。
 悲しみの中に決意や希望のような印象が滲み出る…かもしれない。
 偽物のトナカイと思われたが真実であるし反論等はいらないと思ったのだろう。口は閉じたままだ。

763『サンタの躍進、一抹の不安』:2021/11/14(日) 04:26:56
>>759-762

『エド・サンズ』の『悪いことは全て夏の魔物』作戦が発動する!
『朝山』の説明にフンフンと頷きながら『勝間』が口を開く。

「なるほど―――
 『学園』の会議で言っていた
 『夏の魔物』というのはそんな事もしてくるのね。
  『魔物』だものね。そうかァ〜〜〜

 そういえば、あそこに集まった人たちは
  何か不思議な力が使えるとか使えないとか。
   あなた達もその仲間というわけね………。

  分かった! 何が『夏の魔物』よッ!
  こっちは『氷の女王』よッ! 目にもの見せてやるわッ!」

どうやら『氷の女王』とは『勝間』自身の事らしい。
なかなかにファンキーな性格の人物のようだ。

「ただ、その『サンタ面』はやっぱり明るいところだと分かっちゃうから、
『髭成分』を多くして目深に『帽子』を被った方がいいかもしれないわね。
あとはそもそも明るいところで正面から会わないようにするか」

早速、アドバイス的な何かをくれた。

「………なんだか色々心配になってきたんだけど、
 ………『プレゼント』の方は大丈夫なのよね?
          ちょっと見せてもらってもいい?」

764水宮アリア『ブラッディー・マリー』:2021/11/14(日) 20:31:32
>>763
「…」

こうもある事無い事話せる朝山に、感心していいのか…
だが朝山の話術のおかげで事が良い方向に運んだ
彼女がいなければ正直詰みだったかもしれない
素直に朝山に感謝するアリア

そういえば、プレゼントはどうなっているのだろう?
プレゼントに関しては『エド・サンズ』が用意した物しか無く
どんな物があるかは把握していない
これから配る子供達が求めるプレゼントを、ちゃんと配る事が出来るのだろうか?

765『エド・サンズ』:2021/11/14(日) 21:01:27
>>763

『プレゼント・・・・・ソレナラ万全ダゼ!
 ハハハッ!目ん玉かっぽじってよく見ろ!』

自信満々に意気揚々と袋の中の『プレゼント』を見せつける
『Electric Canary Garden』のノベルティがごろごろと転がり落ちる・・・・
逆に言えばそれしかないのだが・・・・・

766合歓垣 瑛『ブラス・コンストラクション』:2021/11/14(日) 21:19:15
>>763-765

 合歓垣は『ソリ』を一度着地させてから『演奏』をやめた。

 ここまでの流れからするとプレゼントも『子供が望むもの』ではない可能性が高いだろう。
 スタンドがどのようなプレゼントを準備したのかわからないが、泣き真似をしながらフォローすべく口を出す。

「あ、あのね…。『夏の魔物』にプレゼントもとられちゃって…。ひっく…。
 トナカイもにげて、プレゼントもとられて、ひく…親切な人にわけてもらったこれしかなくて…ひっく…」

767朝山『ザ・ハイヤー:2021/11/14(日) 23:23:47
>>763-766

「そうなんっス……もう碌なものは残ってないんスよ」

用意した白い袋には、ニュー・エクリプス印のタオルが幾つか
入ってるが、こんなのプレゼントになりもしない。精々プレゼントを
敷き詰める緩衝材程度だろう。
 正直エド・サンズのプレゼントも勝間を唸らせるものでは無いだろうし
合歓垣の言葉に乗っかってプレゼントも夏の魔物の所為にする。

それもこれも全部夏の魔物って奴の仕業なんだ……!

768『サンタの躍進、一抹の不安』:2021/11/14(日) 23:42:29
>>764-767

「……………」

 『エド・サンタ』が意気揚々と披露したのは、

『美作』が用意した『Electric Canary Garden』のノベルティ―――
『眠目』が用意した『ネイルサロン店の宣伝』つきのメッセージカード―――


                 「………しょ、商業サンタ」

    『勝間』の顔が引きつるのが分かる。

用意した『美作』と『眠目』の名誉のために補足しておくが、
二人は『子供たちに配る』としかきいていない為、
それこそ、『街頭』で無料で配るような『商業サンタ』のイメージで
『プレゼント』を用意したのだろう。
まさか、『サンタ』が枕元に届けるレベルの
『スペシャル』なものが必要だったとは思っていなかったはずだ。

同レベルの『ニューエクリプスタオル』を用意していた
『朝山』は急に冷静になって、披露しなかった。
これが『人間様』と『スタンド』の『臨機応変能力』の違いか―――


  「………それもこれも、すべては『夏の魔物』のせいなのね」


『合歓垣』のフォローに『勝間』は深く頷く。
信じやすい性格………というより、
そう信じ込む事で精神の安定を保とうとしているのだろう。

   そう―――

『サンタ』の声と姿が奪われたのも、『トナカイ』は逃がされのも、
『プレゼント』が無くなったのも、憑依者が『冬』を破壊しつくそうとしているのも、
『サンタ』が何かも分からぬ憑依者のスタンドが自信満々に『サンタ役』をしようとしているのも

           すべてが、『夏の魔物』のせいなのだ―――

「―――まあ

           じゃあ………

            『声』と『プレゼント』と、
            『需要のある子供達リスト』に関しては
            私がなんとかしましょう」

そして、『氷の女王』は『氷の女王』たる所以を見せつけてくる。
当面、問題となっている全ての解決方法を一気に提示してくれるようだ。

本当は事前に『脳内シミュレート』をして、問題点に気づき、
『準備段階』のうちにひとつひとつ、『出来るスタンド使い』を探したり、
『任務(ミッション)』をこなす事で解決していく内容だったのかもしれないが、
今更、そんな時間はないだろうから仕方がない(怒)。

769『エド・サンズ』:2021/11/15(月) 00:43:46
>>768

『ア、アァン? ダ、駄目ナノカ・・・?コレジャア・・・・』

自信満々に取り出したアイテムを見て、勝間の顔が引きつる
だがこれも全ては『夏の魔物』のせい・・・・という事にしておく

『オ・・・オオッ! 気前ガ良いジャネエカ・・・・アリガテェ!』

問題点の洗い出しと解決方法の提示を行うという『氷の女王』の言葉に素直に感謝の念を抱く
これで『成功』にまた一歩近づく・・・・!

770朝山『ザ・ハイヤー』:2021/11/15(月) 17:13:28
>>768

正直『氷の女王』とか、どう言う意味なのか朝山には知る由もない。
村田や黒羽等の学生たちの懸命な夏の文化祭を冬ムードに変える時の争いなどの
シーンを多少聞いてれば違ったかも知れないが。

まぁ、今回に関しては勝間の助っ人なくしては遂行は困難だ。
朝山は付け焼刃な急の助っ人で馳せ参じただけで、戦闘ならある程度役立てるか
今回のようなサンタミッションだと、今しがた見せた話術程度が限界だ。

「勝間さん、有難うっス! 宜しくお願いするっス!」

だから素直にお礼を告げて、勝間の妙技に期待するだけだ。

771合歓垣 瑛『ブラス・コンストラクション』:2021/11/15(月) 17:28:09
>>768-770

「ひぐっ…えぐっ…。
 ほんと? おねーちゃん、『じょーおーさま』で助けてくれるの??
 ありがとう、『じょーおーさま』…!」

 すぐ泣きやんでしまえば泣き真似だと看破されてしまうかもしれない。
 合歓垣は泣き真似を継続しながら『氷の女王』にお礼を言う。

「…ひくっ…。
 『じょーおーさま』、トナカイはなに運んだらいい?」

772水宮アリア『ブラッディー・マリー』:2021/11/15(月) 18:27:19
>>768-771
天狗や乾巧並に全責任を押し付けられる魔物には流石に少し同情する

♪〜         ♪〜         ♪
     ♪〜         ♪〜
♪〜         ♪〜         ♪
     ♪〜         ♪〜

噓泣きをする合歓垣をサポートするように
『ブラッディー・マリー』に歌わせて合歓垣に『涙』を流させる

カキカキカキ

【信じてくれてありがとう】

アリア自身も、『涙を流せる特技』で合歓垣に便乗する
あまり好きではない、『偽りの涙を流す特技』で

―――ごめんなさい…騙すような事しちゃって…

   こんな事してたら、本当にいつか、『本当の僕の涙』、分かんなくなっちゃいそう…―――

773『サンタの躍進、一抹の不安』:2021/11/15(月) 21:03:22
>>768-772

『ブラッディー・マリー』の歌により合歓垣はホンモノの涙を流す。
しかしまあ『勝間』含め全員泣いているのだから、
涙自体になんの効果もないだろう。

「まずは――― 一階に行きましょう」

『勝間』に案内され、一階に行く一行。

   ………

そこは『レトロなオモチャ屋』で多種多様のオモチャが揃っていた。
特に『サンタグッズ』が多いようだ。
『勝間一家』がすべて『サンタ信者』なのかもしれない。

「ここから好きな『おもちゃ』を持っていっていいわ。
 これだけあれば『プレゼント』になるでしょう」

『勝間』がさらっと太っ腹すぎる提案をしてきた。

「あとは――― 『商店街』は閉まっちゃっているけれど、
 私の祖父がそれなりに顔が利くから、
 どうしても必要な『プレゼント』があれば、
 開けさせて、直接、買いにいくという手もあるわね。
 もちろん、近所迷惑だから『どうしても』という時に限るけど」

『プレゼント』は、『店で用意する』という王道のアイディア―――
つまりは普通に、『エド・サンズ』が『協力者』の誰かに買ってもらえばそれで済む、
金さえあれば難易度:Eのイージー課題だったという事でもある。

              ………

          「続いては…………あった、これだ」

『勝間』は『オモチャ』の中から、
『残り一個』のなにかしらの機械のようなものを持ってきた。

「子供用の『ボイスレコーダー』よ。
『九つ』のボタンがあって、それぞれに『声』を吹き込める。
本格的な『ボイスレコーダー』や『スマホ』だと
ここまで咄嗟に声を使い分けるのは難しいんじゃあないかな。
『入れたいフレーズ』を教えてくれれば、
うちの『祖父』に入れてもらってあげるわよ。
『祖父』はホラ、『サンタもどき』だから―――」

『声』は、操作しやすい『ボイスレコーダー』で対応か―――
まあこの『声』(と『姿』)が認識できない問題も、
興行の為、『一般人にスタンドを認識させる技術』を
なにかしら有している『アリーナ』関係者に
訊いてみるという解決方法があったかもしれない。

                          ………

「配る相手は、私が『サン友(※1)』の情報を教えてあげる。
 あとは『サン相(※2)』が出ているオススメ児童もついでに教えようかな」

※1:おそらく『サンタを信じる良い子の会』の略。
※2:おそらく『サンタを信じそうな顔相』の略。

この『配る子供情報』は確かに『氷の女王』に頼った方が手っ取り早いが、
そうでなくても、子供が多い、『幼稚園』『小児科』『孤児院』などを
回ったりすれば、それなりに情報が揃っただろう。

    ………      ………       ………

そんなこんなであらゆる意味で時間がないので、
『氷の女王』に足りない部分を超ピッチでフォローしてもらった。
『村田』が『氷の女王』と化してからの『勝間』と
接触を持っていて本当に良かったというところか―――

774『エド・サンズ』:2021/11/16(火) 00:42:47
>>773

『流石ハ村田ガ信用スル程ノ女ダ・・・・・痛み入ルゼ』

『プレゼント』となるおもちゃの代金については、いずれどうにかする必要があるだろう
残念ながら・・・・今は手持ちがないため払う事は出来ないが、
いずれ必ず・・・・何らかの手段で金を用意しなければならない

『ン? ソウカ、コレハ音声録音機カ!
 確かにコイツヲ使エバ声ニ関シテハドウニカナリソウダガ・・・・
「9つ」カ・・・・ドンナ声ヲ入レルカナ・・・・』

『俺ハ「メリークリスマス!」「ホッホッホ!」「良い子のみんなにプレゼントだよ!」
「さようなら!」トカヲ入レルノガイイト思ウガ、嬢ちゃんラハドウ思ウ?』

『サンタの絵本』を参考にして入れるべき言葉を並び立てる
とはいえ、『エド・サンズ』の言動に対する信用はかなり低下しているだろう・・・・
彼の言葉に対してこの場の少女たちはどう思うだろうか・・・・・

775朝山『ザ・ハイヤー』:2021/11/16(火) 18:15:42
>>773-774

「うわーっ 勝間さん有難うっス!
これだけ一杯あれば、子供達も大喜び間違いないっス!」

用意した白い袋に出来る限り詰め込む。

「うーんっと吹き込むボイスっスか。
まず、『はい』と『いいえ』の二つの返答は必要だと思うっス。
色々と使い分けられるだろうっスからね。
それと、さようなら! よりは、また冬にね! と言う感じの台詞が
いいと思うっスよ。さよなら! より、またね! が子供達だって
寂しからず夏が過ぎて冬のメリークリスマスって言う希望を持てるっスから」

ホッホッホッと言う笑い声や、プレゼントだよ! については多分
問題ないと思う。お別れの挨拶だけちょっと変えるべきだと意見を出しつつ
プレゼントを詰め込む作業を続ける。

「商店街の お爺ちゃんの家っスか。
自分も家に帰ったら幾らか用意は出来るんスけどね」

いざとなれば、自分の家に帰ってPCマネーを用意するべきかも知れないと考える。

776合歓垣 瑛『ブラス・コンストラクション』:2021/11/16(火) 20:08:25
>>773-775

「えと、あとは『ありがとう』とかもいる…かな…?
 サンタさんには『クッキー』と『ミルク』をおそなえするし、食べたらお礼しないと…」

 合歓垣は朝山が袋に詰め込むのを手伝いながら、去年のクリスマスを思い出す。
 プレゼントを入れる『靴下』、プレゼントのお礼に『クッキー』と『ミルク』、手紙を準備したような気がした。

「お金…。おこづかいくらいしかない…」

 合歓垣はゲームを買う金ほしさにこのサンタ行脚に参加しただけあり、子供なりのお金しか持っていないようだ。

777水宮アリア『ブラッディー・マリー』:2021/11/16(火) 20:34:25
>>773-776
「…」

ここまでほとんど、いや全くと言っていい程
何の役に立っていないアリア
せめて金銭面での援助くらいはと言いたい所だが
アリアの財布もはした金しか入っていない
ここでも役に立たないアリア
後で元に戻った『エド・サンズ』の本体に払ってもらうしかないだろう

【『はい』と『いいえ』は確かに必要だと思うけど
 それだけ畏まった敬語なのはどうかな…?
 もうちょっと砕けた言い方でも良いと思うけど】

それにしてもこの『勝間』という女
児童の個人情報をそんなに詳しく調べているのか…?
この場面においてはありがたいが、内心『勝間』に恐れ戦くアリアであった

778『エド・サンズ』:2021/11/16(火) 22:34:20
>>775-777

『ナルホド・・・・ソレナラ、コンナ「声」ガイイカ!』

『エド・サンズ』はいくつかの言葉を指定する・・・・

【『メリークリスマス!』『ホッホッホ!』『良い子のみんなにプレゼントじゃ!』
 『そうじゃ!』『違うのう!』『また冬にね!』
 『ありがとう!』『ごめんよ!』『サンタさんのお出ましじゃ!』】

『ガキどもハ金の心配なんてシナクテイイゼ!
 ハッハッハ!代金ナラ俺の本体ガキット払ッテクレルカラヨォ!
 ア〜〜〜・・・・・・「裏試合」デ一回勝テバナントカナルかな―――?』

779『サンタの躍進、一抹の不安』:2021/11/16(火) 23:23:50
>>774-778

話し合いで『エド・サンズ』は『九つの言葉』を選定する。
場に居る誰かがそれを『勝間』に伝えると、
『勝間』はそれをメモし、奥へ向かう………

しばらくすると、サンタ姿の老人が奥の部屋から出てきた。
おそらく彼が『勝間』の『祖父』なのだろう。

「ホッホッホッ!
 ようこそ、我がオモチャ屋へ!
  ワシが『ウィンターじいさん』じゃあッ!」

………この『祖父』に育てられたのなら、
     『勝間』が『こんなふう』に育ったのも当然か―――

『ウィンターじいさん』は『九つの言葉』を迫真の演技で吹き込んでいく。
彼にとっては日常的な用語なのかもしれない。

もし、『修正希望』があれば、まだ変更することは可能だろう。

 ………

「さて―――いきなりだけど、

   私はまだ、貴方が本当の『サンタ』だって信じたわけじゃあない」

ここまで貢献した『勝間』が突然、いきなりそんな事を言い始めた。

「とりあえず、一人………
 『サン友』の情報をあげる。
 素直な子だし、欲しいものも『分かりやすい』。
 この子にスムーズに『プレゼント』できないようじゃあ、
 ホンモノと認めるわけにはいかないわね」

『氷の女王』の『テスト』―――
そして一行は、一人の男児の情報を聴いた。

―――――――――――――――――――――――――
『名前』:吉川 竜矢(よしかわ たつや)
『年齢』:8歳
『性別』:男
『略歴』:母親は保母で、父親は公立中学校の教師。
     両親が未だに子供扱いしてくるのが悩み。
『住居状況』:鵺鳴川以西の安アパートの2階。
       施錠はしっかりしている。
『希望するプレゼント』:特撮番組の主役が使う銃の玩具。
『サンタを信じているか?』:いる。
『その他備考』:変身ベルトは誕生日にもう貰った。
        本当にほしいのはエアガンだが、
        親からやんわり止められている。
        特筆するような物はない。

ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453051014/762n
――――――――――――――――――――――――

どうやって手に入れたかも謎な、
いやに生々しい『男児の個人情報』………
要はまずはここに行って『プレゼント』を配ってこいという事か。

歳が近いから『合歓垣』は彼について何か知っているかもしれない。

780合歓垣 瑛『ブラス・コンストラクション』:2021/11/17(水) 07:03:46
>>779

 その『サン友』の話を聞いて合歓垣はなにかを思い出すように首を傾げるとスタンド会話でその子供のことを共有する。

『吉川? あたしのクラスの子かなー?
 ぎょーかん休みとか外で走り回ったりしてて元気なお子ちゃまーって感じがする子。
 男子って子どもだよねー』

 合歓垣自身もまだ9歳だが、どうやら同学年の彼を幼く感じているらしい。
 特撮にハマっているというのは初耳のようだが、さもありなんといった様子だ。

781合歓垣 瑛『ブラス・コンストラクション』:2021/11/17(水) 08:04:49
>>780

 特に問題がないようであれば合歓垣は『エド・サンズ』の判断で吉川家に行くつもりのようだ。

782『エド・サンズ』:2021/11/17(水) 15:39:25
>>779

『「うぃんたーじいさん」カ! 随分ト気風ノ良サソウナご隠居ダゼ!』

奥から登場した『祖父』の口調を聞いてそんな感想を抱く
気性的にも『エド・サンズ』と似ているため、声にそれ程違和感はないだろう

『ナルホド・・・・コレハ俺ヲ試スタメノ「さんた試験」ッテヤツカ・・・・
 面白イゼ! 俺ハ逃ゲモ隠レモシネェ! イツデモカカッテキナ!』

そう息巻いているものの、『エド・サンズ』の『サンタ適正』は既に周知の事だろう
彼が『サンタ』として活躍するためには周囲のサポートは必須・・・・・ッ!
この『試練』・・・・・本当に苦労するのは少女達なのかもしれない・・・・

特に止められる事がなければ、合歓垣に『空飛ぶソリ』を動かしてもらって
『吉川くん』のところへ向かう

783水宮アリア『ブラッディー・マリー』:2021/11/17(水) 19:08:22
>>779-782
「」

感謝はする、感謝はするが
本 当 に 児 童 の 個 人 情 報 を 把 握 し て い る 事 に
改めて戦慄する…
しかも本人しか知りえないような情報まで

いや、今は気にしないでおこう…

【エアガンが欲しいっていうのは分かり易いけど
 どんなエアガンが欲しいんだろう?
 ハンドガンとかショットガンとか、〜〜社の〇〇とかじゃなきゃ嫌とか
 渡した時にコレジャナイって言われたら困っちゃうし…】

784朝山『ザ・ハイヤー』:2021/11/17(水) 21:25:26
>>779-783

どうやってそんな個人情報を入手したんだ。

普通の人間なら、そう思考するだろうが今この場に居るのは朝山だ。

「ほぇ〜! 勝間さんは物知りなんっスね!!」

素直に感心する。

「うわー! ウィンターじいさんっス!! ご協力有難うっス!
それじゃあ準備がみんな終わったんならソリに乗って早速みんなへ
メリークリスマスプレゼントを渡しに行くっスよ!」

「そうっスね。アリアちゃんの言う通り、エアガンって一口に言っても
色々種類があるっスもんね」

その辺は直接本人に聞くべきか、こちらで幅広く用意するべきか
悩む所だ。他の皆が特に意見がないなら、数種類エアガンを袋に詰めて
移動を開始するべきだろう。

785『サンタの躍進、一抹の不安』:2021/11/18(木) 01:04:34
>>782-784

意気揚々とプレゼントを用意せずにでかけようとする
『エド・サンズ』に、サポートスタッフが早速、補助を行う。

『エアガン数種』は『ウィンターじいさんのおもちゃ屋』に存在する―――
ただ、親から『やんわり止められているもの』でいいのかどうか、
『エド・サンタ』一行なりの考えを持っておくのがいいのかもしれない。

問題なければ、出発し、次の場面は『吉川家』の前となる―――

※以降、『エド・サンズ』以外は『休止』を行えます。
※『メール欄』に『休止』と入れつつ、『基本方針』を書いておいて
※くれれば、以後、レスなしでも自動で参加できます。
※『休止再開』したい場合は、好きなタイミングでレス下さればOKです。

786『エド・サンズ』:2021/11/18(木) 17:29:49
>>785

『オット・・・・!ソウカ、鉄砲ノおもちゃニシテモ色々ナ種類ガアルカラナ・・・・
 デモヨォ、俺達ハ「サンタ」ダゼ?
 親カラヤンワリト止メラレテルカラナンダッテンダ
 男の子ナラ「本当に欲しいもの」ヲ掴ミ取ルベキダト思ウゼ!』

そう言いながら、拳銃型の『エアガン』を適当に一つと・・・・
特撮ヒーローが持つ『銃のオモチャ』を袋に入れる

『マア・・・・イザトイウ時ニ備エテ「コレ」モ持ッテ行くケドヨォ・・・・』

特に反対がなければこのまま出発しようとする

787合歓垣 瑛『ブラス・コンストラクション』:2021/11/18(木) 18:45:05
>>785-786

「んー、パパとかママに止められてるならよくないと思うけど…。
 よろこんでくれるのはやっぱり本物だよね。
 あたしもパパにないしょでゲーム買おうとしてるし、吉川のことなにも言えないかも」

 合歓垣はそう言いながらメンバーが乗り込むのを待っている。
 何事もなければ吉川家へと向かうつもりのようだ。

788水宮アリア『ブラッディー・マリー』:2021/11/18(木) 20:51:54
>>785-787
【親から止められてる物を、僕達が勝手にあげるのは無責任だけど…
 あげる時に、この子とちゃんと話し合いをした方がいいと思う】

少しだけ意見を書き、ソリに乗り込む

789朝山『ザ・ハイヤー』:2021/11/18(木) 21:09:47
>>785-788

「とりあえず直接、その吉川君に会ってから渡すプレゼントについては考える
事にするべきっスかね。必要とあらば直ぐサポートするっス」

ソリへと同行。怪我もしてるし、暫くは体を休めて必要な時だけ
サンタことエド・サンズのサンちゃんが暴走しかねない時は動く事にしよう。

790『サンタの躍進、一抹の不安』:2021/11/18(木) 21:48:55
>>786-789

準備は終わり――
そうしてソリは『吉川宅』へ行く事となった―――

川を越え、住所付近までやってくる。
二階建ての築年数の高そうな安アパート。
『施錠』されているとはいえ、セキュリティはそう高いものではないだろう。

………ここで『エド・サンズ』は、以前に
     この『アパート』に侵入して、
     例の『告知状』をバラまいた事を思い出した。

果たして、上手くいくのかどうか………

791『エド・サンズ』:2021/11/18(木) 22:40:26
>>790

『オオッ! ココダッタラ知ッテルゼ!
 以前、俺ガ「予告状」ヲバラマイタ家ダ!
 ッテコタァヨォ、「さんた」ヲ歓迎スル心ノ準備ハデキテルッテ事ダゼ〜〜〜?』

『トウッ!』

言うや否や、『プレゼント』を満載にした袋を手に持ち飛び降りる
朝山は生身の人間だから怪我をしたが、『エド・サンズ』はスタンドだからノーダメージだ
ちなみに服装は既にサンタ服にサンタお面の状態だ

「メリークリスマス!」

               「メリークリスマス!」

怪しまれないようにドアの前で『録音機』を鳴らす
例の『告知状』を撒いたからにはきっと、家の中では『吉川くん』がワクワクしながら待っているはずだ
後はドアの前で『メリークリスマス!』と言えば、玄関を開けてくれるはず


開けてくれないなら、自分でドアを開ける

792合歓垣 瑛『ブラス・コンストラクション』:2021/11/19(金) 07:15:20
>>790-791

『おじさん!?』
『サンタさんは「えんとつ」とかからこっそり入るんだよ!
 朝起きたらプレゼントがあってびっくり!ってなるの!』

 サンタを信じている合歓垣としては堂々と玄関から入っていくのは納得がいかないらしい。
 サンタは子供が寝ている間に気付かずに訪れるものだという幻想を抱いているようだ。

――…窓を、外すみたいにちょっとだけ『ブラス・コンストラクション』で持ち上げて、
――アリアちゃんに『血の海』を持ち上げたすきまから中に入れて、マリーちゃんに中で発現してもらえたら中からカギ開けれるのかな…って思ってたけど…
――変な音がしてたら心配で窓とか確認しちゃうよね…。

 合歓垣は『エド・サンタ』が戻ってくるようであれば考えていた『中からカギを開ける方法』を相談してみるつもりのようだ。

793『エド・サンズ』:2021/11/19(金) 08:52:59
>>792

『オオッ!? ソウカ、ソレモソウダナ・・・・』

ソリを降りる直前で思い直し、ソリへと戻る
水宮の了解が得られるようなら合歓垣法での侵入を試みようとするが・・・・

794水宮アリア『ブラッディー・マリー』:2021/11/19(金) 10:22:18
>>790-793
【そうだね、そこから入っていくのは夢が無いかも
 僕も、サンタさんが来てくれるなら煙突とかからが良いな】

アリアも13歳にしてサンタの存在を信じている子だ
同じサンタを信じる者として、夢を壊すような真似はしたくない

【ねむちゃん、何か良い方法あるかな?】

アリアは合歓垣のアイデアに乗っかるつもりだ

795合歓垣 瑛『ブラス・コンストラクション』:2021/11/19(金) 12:27:56
>>793-794

「えっとね、こんなこと考えたんだけど――」

 合歓垣は>>792で考えていたアイデアを話し、水宮に協力を求める。

「あ、おじさん。ここのおうちって中がどうなってたかとかわかる?
 吉川の部屋…ちょっと子どもっぽいなーって感じの部屋なかった?」

 開けるべき窓(子供部屋)に関しては以前に潜入している『エド・サンタ』が知っているはずなのでそこに飛んでいくつもりのようだ。

796『サンタの躍進、一抹の不安』:2021/11/19(金) 17:37:26

『エド・サンタ』は『吉川竜也』の枕元まで忍び込んだ経験がある。

797『エド・サンズ』:2021/11/19(金) 18:55:27
>>796

合歓垣に情報を伝えて、先程の方法で侵入を試みます

798水宮アリア『ブラッディー・マリー』:2021/11/19(金) 19:01:11
>>795-797
合歓垣法を聞いて理解
自分の能力が役に立つならと快諾し、早速実行に移そうとする

799『サンタの躍進、一抹の不安』:2021/11/19(金) 19:41:40
>>791-798

常人の大きさでは通り抜けられない『窓の隙間』でも、
『血の海』ならば通り抜けられる―――

『合歓垣』の推理小説のような華麗なトリックが炸裂する。
『ブラッディー・マリー』が施錠を外し、スマートに侵入だッ!

          ⇒『CLEAR!』


 ………

ここからは『エド・サンズ』だけが判断しなければならない領域だ。
『吉川竜矢』の部屋は男児らしいオモチャに溢れた部屋。
枕元には大きな『靴下』が置かれている。
その横には汚い字で『サンタさん ようこそ!』とかかれた好意的なメッセージカード。
なんとこの『竜矢』―――『告知状』を素直に信じて、『サンタ』を待っているらしい。
さすが、『勝間』がチョイスした『サン友』というところか。

問題は『エド・サンズ』が『靴下』の意味を知っているかくらいか………

800『エド・サンズ』:2021/11/19(金) 20:53:00
>>799

『サァテトォ・・・・ココカラ先ハ「サンタさん」ノ領域ダゼェ・・・・』

『さんたがぁるず』の力を借りて見事に家屋への浸入を果たした『エド・サンズ』
ここから先は自分一人でどうにかするというのが筋というものだ

『「良い子」ジャアネェカ・・・・』

どうやら少年はあのすこぶる怪しい『怪文書』を素直に信じているらしい
健気な少年だ・・・・・彼の期待に応えるためにも、ここはしっかりと振舞わなければならない
本体である氷山ならこんな時どうするか・・・・振舞い方を想像する

『確か・・・・「靴下」ニ・・・・入れるんだったな・・・・・』

学校の図書館で読んだ『サンタの絵本』を思い出しながら部屋の中を見渡す
もしかして、おもちゃが既に被っていないだろうか?
靴下は十分な容量を確保しているだろうか?
部屋にあるおもちゃの趣味に、何か傾向・・・・例えば危険な物が意図的に避けられていたりだとか、していないだろうか?
また、メッセージカードの裏に何か書いていないだろうか?

801『サンタの躍進、一抹の不安』:2021/11/19(金) 21:30:58
>>800

流石の『エド・サンズ』も『靴下』に入れる流儀は知っていた。
『靴下』は片方で、『エアガン』が十分に入るほどの巨大なものだ。
『オモチャ』に関しては『エアガン』も
『特撮ヒーローものの銃のオモチャ』も被っていなかった。

『メッセ―ジカード』には他に何も書いていない。
『サンタなら自分の欲しいものくらい分かるだろう』という無類の信頼からかもしれない。

『オモチャ』は武器のようなものが多いが、『危険』なものは少なそうだ。
『竜矢自身』は(子供らしいなりきりの範疇で)危険な武器にも興味があるが、
親がとにかくそれを許さない、といったところか―――

さて、
音が鳴るだけの『特撮ヒーローの安全な銃』か、
少しの危険を伴う『本人が欲しがるエアガン』か―――
果たして、どっちを選ぶべきか。

802『エド・サンズ』:2021/11/19(金) 22:28:32
>>801

『ナルホドナァ・・・・』

両親の方針はなんとなくわかる
子供に危険な物を持たせたくないという親心なのだろう
しかし、男の子なのだ・・・・多少、危険なくらいがちょうどいいというもの

少なくとも『エド・サンズ』の価値観ではそんな風に思っている

『ダケドヨォ・・・・コイツヲ悪い事ニ使ウヨウジャアイケネエカラナァ』

プレゼントとして靴下の中に入れるのは『エアガン』だ
だが、『エド・サンズ』はプレゼントの他にも靴下の中に一枚のメッセージカードを入れる
『サンタさん ようこそ!』と書かれたカードの裏に手書きで書き残したメッセージは・・・・


『フォッフォッフォ、サンタさんじゃ!
 サンタさんは君の事をなんでもお見通しじゃからのう
 靴下の中には君が欲しい物を入れておいたぞい』

『ただし、気を付ける事じゃ』

『君の御両親は君の安全をとても心配しているようじゃからのう
 このおもちゃを危険な事に使ったり、悪い事に使ったらいけないぞい』

『サンタさんとの約束じゃ
 約束を守れないような悪い子は座敷牢に入れてしまうぞい!
 サンタさんはいつも君を見守っておるぞ!』

『ウィンターじいさん』との交流の中で、『サンタ的言葉遣い』はなんとなくわかってきた
・・・・・多少、語彙が怪しい部分もあるがそれなりの形にはなったと思う
『エド・サンズ』はそのままこの部屋を立ち去ろうとする・・・・

803『サンタの躍進、一抹の不安』:2021/11/19(金) 23:34:03
>>802

『エド・サンズ』は『エアガン』をチョイスし、『靴下』の中に入れる。
そしてメッセ―ジカードには『エド・サンズ』が思う
『サンタらしいメッセージ』を書いておいた。
今までの『エド・サンズ』を考えれば上出来の文かもしれない。

そのまま部屋を立ち去る『エド・サンズ』。
『竜矢』はよく寝入っている。
そういう意味でも『入門編』といえるのかもしれない―――

 ………

『吉川宅』を出ると、『トナカイガールズ』が待っていてくれた。
問題なければ、『勝間』のところにそのまま戻るといいだろう。

804『エド・サンズ』:2021/11/20(土) 00:01:32
>>803

『ヨォォ〜〜!戻ッタゼエ!
 チョットバカシ拍子抜けスルヨウナ案件ダケドヨォ・・・・コノクライガ丁度いいノカモシレネエナ
 俺モチョットバカシ「さんたくろおす」ノ振舞いッテ奴ガワカッテキタ気ガスルゼ!』

『サンタ活動』を終えて、ソリに戻る『エド・サンズ』
とくに何もなければ、拠点である勝間の所へ戻ろうとする

805『サンタの躍進、一抹の不安』:2021/11/20(土) 21:05:04
>>804(エド・サンズ)

『サンタ活動』が無事終わり、『ソリ』に揺られ、
『勝間』の待つ『オモチャ屋』に戻った『エド・サンズ一行』。

 ………

「―――ええ、

         ええ、

              なるほど、『エアガン』を……

   そう………分かったわ。

                  ありがとう、『ナンバー093』」


『勝間』は誰かと電話していたが、
『エド・サンズ』達が帰ってきたタイミングでそれを切る。

「―――おかえりなさい。
      無事、『プレゼント』出来た?

  よければ、あげた『プレゼント』を選んだ理由を訊かせてもらえるかしら?」

『勝間』がそう、問いかけてくる。

806『エド・サンズ』:2021/11/21(日) 20:18:27
>>805

『オウ! 間違イナク上手クイッタゼ!』

勝間が何者かに電話をしている事には気が付いたが
今の『エド・サンズ』はサンタ行為成功の高揚感に満たされている
喜び勇んで彼女に報告を上げた

『「プレゼント」ヲ選ンダ理由カ・・・・・強イテ言ウナラ・・・・「サンタ」ダカラカナ?
 「サンタ」ッテノハヨォォ〜〜〜、人間ノ外側ニイル存在・・・・ダト俺は思ッテル』

『ダカラヨォォ・・・・親の意思トカ以前ニ
 子供ガ欲シガルモノノ方ガイインジャネェカ・・・・ッテ思ッタワケヨ』

『トコロデヨォォ〜〜〜、お前さん、サッキ「エアガン」トカ言ッテタナ?
 モシカシテ・・・・見張ッテタノカ? 俺達ノ事ヲ』

朝山に翻訳してもらってこの言葉を伝えていく

807『サンタの躍進、一抹の不安』:2021/11/22(月) 00:35:53
>>806(エド・サンズ)

「なるほど………。

                      なるほど………?」

『勝間』は『朝山』が代弁した『エド・サンズ』の言葉に何度も頷いた。
ただ、それは『理解』の意味ではなかったのかもしれない。

 ………

  『サンタは人間の外側に居る存在』―――

    だから、『親の意思以前に子供が欲しがるものの方がいい』―――?

                           ………

『人間』には到底計り知れない
『スタンド』ならではの発想に、
『勝間』は勝手に何かを悟ってくれたようだ。

「見張っていたというか、電話で確認させてもらったわ。

 『子供』の思いをなにより尊重するその姿―――

  きちんと出来ている―――

     つまり、貴方は、『サンタ』、『ホンモノの』………」

『勝間』がそう告げる。告げざるを得なかったとも言える。
本気かどうかは………窺い知れない。

 「進呈するわ、私の『サン友』『サン相』リスト」

『勝間』は『アドレス帳』のようなものを『サンタ一行』に渡してくる。
『サン友』は『サンタを完全に信じる良い子のリスト』、
『サン相』は『サンタを信じそうな顔相の子供のリスト』、という事のようだ。

「あとは、『雪』でも降っていれば理想的だけれど、さすがにそれはね―――」

『勝間』はそんな事を言いつつ、『エド・サンズ』一行を送り出した………

808『サンタの躍進、一抹の不安』:2021/11/22(月) 00:37:43

  ………

                  ………

                               ………

それから『エド・サンタ』一行は、『エド・サンズ』特有の思いきりの良さと、
『トナカイガールズ』の手際の良さを融合させ、
今までの遅れを取り戻すかの迅速に、
数々の『子供たち』に『プレゼント』を配っていった。

 そうしてだいぶ、要領を掴めた頃―――次の『子供』は………

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
『名前』:六上 哲太(ろくうえ てぃーた)
『年齢』:10歳
『性別』:男
『略歴』:大手ゼネコン系列傘下の零細建設業者『FF社』社長の一人息子。
     ヒグマかカバかというイギリス系日系人3世の父親の体躯を引き継ぎ、10歳にしては身体が大きい。
     乱暴者というわけではないが、ガキ大将気質。
『住居状況』:ちょっとお高めのマンションの高層階。セキュリティはしっかりしてるが、ベランダからは入りやすい。
『希望するプレゼント』:小学生でも読める法律の本
『サンタを信じているか?』:両親がサンタなのは知っているが、
                    それはそれとしてトナカイとソリを操るサンタはいると思っている。
『その他備考』:英名は『ティータ・ロックウェル』。
           名前についてちょっとだけ両親に怒っているので、
           大人になったら『てつた』に改名してやろうと仕組みを調べている。

ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453051014/761n
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

【大事なお知らせ】
※ここから本格的に『エド・サンズ』をメインにミッションを進めます。
※『エド・サンズ』以外の三名は半『委託』のような形で、基本はレス不要です。
※基本的に『エド・サンズ』に従う、という事で、実質的に『エド・サンズ』PLが
※動かすような形とさせて頂きたく思います。
※ただし、『自分でレスしたくなった時』、あるいは
※『GM・実働子供PC・エド・サンズが要望した時』はレスをお願いしたく思います。
※また、これより『GM』は基本抜きで、『実働子供PC』と『エド・サンズ』で
※やりとりをして頂く方式をとります。『実働子供PC』の方は、
※やりとりが終わった後は、メール欄等で『終了』宣言して頂けると助かります。

809『エド・サンズ』:2021/11/22(月) 12:16:02
>>807-808

『アリガトウヨ、勝間ノ嬢ちゃん』

直接、言葉が伝わるわけではないが、面と向かってお礼を言う
『サン友』『サン相』リスト・・・・良識のある人間であれば眉をひそめる代物ではあるが
生憎、『エド・サンズ』に常識はないし、人間でもない・・・・
何も気にせずに、しっかりとリストを受け取った


  ………

                  ………

                               ………

その後の彼らの活躍は目覚ましいものであった
『エド・サンズ』は・・・・相変わらず常識のない行動が多かったが、
『トナカイガールズ』のフォローが凄まじく、まるで真っ当な『サンタ』であるかのような活躍ぶりだ

そして、次の『子供』のもとへと・・・・・

『何・・・・? 法律ノ本・・・・?
 ホホゥ〜〜〜、ガキのクセニ随分ト勉強熱心ジャアネエカァ〜〜〜』

行動開始だ
いつものようにベランダにソリを乗り付けて侵入する
窓のカギは先ほどのスタンドコンボで開けられるだろう・・・・

810六上 哲太『一般児童』:2021/11/22(月) 18:58:57
>>809
「クソッ!絶対に動かないぞ!!」

窓のカギを開けるまでもなく、その子供はベランダに「居た」。
既に声変わりは終わったのか、精悍なボイスで怒っているものの
膝丈のデニムに綿の半袖白Tを着て、ベランダの隅に何かに座って窮屈そうに膝を抱えている。

「父ちゃんと母ちゃんから謝るまで、絶対に入らないからな!」

と、窓に向かって怒っているのだった。

811『エド・サンズ』:2021/11/22(月) 20:38:03
>>810

『アァ〜〜・・・・コンナ所ニイヤガッタノカ』

窓から家屋への浸入を試みようとしたところ、
ベランダに乗り付けた段階でもうすでに少年は『居た』
ソリを浮かせたまま待機してもらい、ソリの上から少年に呼びかける

『メリークリスマス!』
  
        『ホッホッホ!』 
                 『良い子のみんなにプレゼントじゃ!』!!

まずは基本の3コンボだ
少年に対して挨拶代わりに言葉を投げかける

812六上 哲太『一般児童』:2021/11/22(月) 21:00:09
>>811
「……えっ!?」

キョロキョロと声の主を探し、そうしてすぐにソリの姿を見つけ――

「ソ、ソリ!?サンタクロース!?
 ほ、本当にいたんだ!しかも空飛ぶソリまで!!」

座っていた何かの上から降りて、スクッと立ち上がった。

「やっぱり本物もいたんだ!!」

813『エド・サンズ』:2021/11/22(月) 21:22:15
>>812

『ソウダゼ、ソウダゼ〜〜〜、「サンタさ・・・・』

>「やっぱり本物もいたんだ!!」

『アア?フゥーン・・・ナルホド、ソウイウ「たいぷ」カ』

『エド・サンズ』は・・・・ここまで『サンタ行為』が順調にいっている事で調子に乗り始めている!
先程の少年の言葉の端を捉えて、彼が何らかの『偽サンタ』に遭遇したものと勘付いた
ならばここは一流の『本物サンタ』らしく行動しなくては・・・・とハリキリ始める

    『そうじゃ!』
 
             『サンタさんのお出ましじゃ!』

そんな風に受け答えをしながら、少年の周囲を眺める
少年はいったい何に座っていたのか、また窓の中はどうなっているのか、という事を見ていく

814六上 哲太『一般児童』:2021/11/22(月) 21:46:51
>>813
窓は部屋の中でカーテンが閉められているので伺いしれない。
電気がついていることはかろうじてわかるが、
カーテンがほぼ完全に光を遮っていることから、遮光・遮音のカーテンなのかもしれない。
見えるところに付いている錠は開いているように見える。

「すげえ!ついに本物に会えたぞ!
 父ちゃんと母ちゃんはやっぱり隠してたんだ!!」

暗がりの中で分厚い座布団のようにも見えた
少年が腰掛けていたのはどうやら分厚い本だ。目を凝らすと『六法』の文字が見える。

「……でも、父ちゃんがこのニセクリスマスは悪い広告屋の金稼ぎだって言ってたよ?
 まだ12月じゃないのに来ても良かったの?」

_人人人人人人人人人人人_
> 突然のクールダウン <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄

815『エド・サンズ』:2021/11/22(月) 22:52:45
>>814

『ヤ・・・・ヤバイゼ・・・・!      ・・
 コイツ・・・・ティータのヤツ・・・・・既に! 「六法全書」ヲ持ッテヤガル!
 シカモ、ヤケニ賢シイゼ・・・・・・!』

思いもしなかった子供からの反撃に驚く『エド・サンズ』
やはり経験不足は痛いか・・・・・?

『デモヨォォ・・・・広告屋ノ金稼ぎッテノハ、チィット穿チスギダゼ
 ソコントコロ、ドウニカ言い訳ヲシテェトコダガ・・・・』

使用できるセリフは僅かに9つのみ
この状況でどうやって誤解を解くか・・・・

   『ホッホッホ!』 『そうじゃ!』

『良い子のみんなに『サンタさんのお出ましじゃ!』『また冬にね!』

音声を再生している最中に別の台詞を再生する
それと同時に右手でピースサイン・・・・『2』を意味するハンドサインを提示
今年は『2回』現われるという事をアピールする

さらに窓の外の風景の中に看板やチラシを見つけて指を指し
その直後に両手で大きく『×』を作る
これは広告屋と『サンタ』は一切関係ない事を示すボディサインだ!

816六上 哲太『一般児童』:2021/11/22(月) 23:53:55
>>815
「本当に?おもちゃ屋さんからの派遣でもないの??」

この家、サンタ派遣サービス、体験済み……!

「本当に!?12月も来てくれるの!?やった!!」

  ビ ュ オ オ オ オ

高層マンション特有のビル風が吹くと、六法全書がパラパラとめくれた。
そこには蛍光マーカーがあらゆる所に引かれており、
そして『?』マークも沢山書かれていた。
漢字もそうだが、言い回しにもわからないところが多いのか、
長いラインが見開き2ページだけでも、沢山あるようだ。

817『エド・サンズ』:2021/11/23(火) 12:55:04
>>816

>「本当に?おもちゃ屋さんからの派遣でもないの??」

『違うのう!』

>「本当に!?12月も来てくれるの!?やった!!」

『そうじゃ!』

無責任な約束かもしれないが、12月のサンタ分については少年の御両親に任せる事にしよう
そんな事を思いながら少年と話していると・・・・・

『そうじゃ!』

  ビ ュ オ オ オ オ

突然のビル風・・・・吹き上げる六法全書
そこには蛍光マーカーが・・・・

 『エ・・・・? 多クネェカ・・・・?』

あらゆる所に引かれたマーカーは少年の勉強意欲を表す・・・
だがそれだけではない! これは・・・・『ずっと昔から』この本を所持していた事を示す!

『ソンナ・・・・確カ「リスト」ニハ「六法全書」ガ欲シイッテ・・・・
 マサカ・・・・・「ガセネタ」ヲ掴マサレタノカ!? 勝間ノ嬢ちゃん・・・・!』

気を取り直して、少年とコミュニケートを図る
六法全書を指さし、次に袋を指さし、両手の手の平を空に向けて首をかしげる
『六法全書がほしかったんじゃないのぉ〜〜ぅ?』を示すジェスチャーだ!

818六上 哲太『一般児童』:2021/11/23(火) 19:19:17
>>817
「???
 あ、これのこと?
 俺、大人になったら絶対にやりたいことがあるんだ!」

膝を抱えた時に乗っていた本を両手に抱えて『エド・サンズ』に示す少年。
『六法全書』の四文字が手加減なしに突きつけられた。

「だけど、習ってない漢字が多いし、
 なんかわかんないことしか書いてなくて、全然読めないんだ……。
 父ちゃんの部下の兄ちゃんにも時々読んでもらってるんだけど、
 兄ちゃんも専門じゃないから、わかんないんだって」

そう、少年は既に『六法全書』を持っているが、読むことが出来ていないのである。

「父ちゃんが、マニュアルなら原文を読めないとダメだって、
 これしか買ってくれないし、母ちゃんも俺のやりたい事を聞くと、
 ちょっと複雑そうな顔するんだ……」

819『エド・サンズ』:2021/11/23(火) 19:58:37
>>818

『マ・・・・マズイゼ・・・・・!
 ヤッパリ、本ガ欲シイッテノハ坊主ノ本当ノ願いジャネエ!
 本当の願いハ・・・・・・別ニアル!』

  『ホッホッホ!』!!

ひとまず笑い声を流しながら、六上くんが『やりたい事』と言ったタイミングで首をかしげる
『やりたい事?』とでも言いたげなジェスチャーだ

820六上 哲太『一般児童』:2021/11/23(火) 21:08:34
>>819
「俺、『ティータ』って名前、好きじゃないんだ。
 漢字なのに変な読み方だと、キラキラネームって言うんだって」

ジェスチャーを察したのか、はともかく少年はやりたいことを話し始めた。

「父ちゃんの生まれた国だと変じゃないけど、
 ニッポンだと、漢字の名前でティータはおかしいって、
 クラスメイトにめちゃくちゃ言われちゃうんだ。
 だから、大人になったら『てつた』になりたいんだ」

「お兄ちゃんが言うには、大人は自分の名前を変えられるんだって。
 だから法律の勉強してるんだけど、全然読めなくて……」

821『エド・サンズ』:2021/11/23(火) 22:39:15
>>820

『変ナ読み方・・・・カァー・・・・・
 気に入ラネェ名前ナラ、変エチマッテイイト思ウケドナ〜〜〜』

『エド・サンズ』の価値観・倫理観は時代劇を基準にしている・・・・
名前を変えるのに法律的な手続きが必要というのは知っているが
現代の事情・・・・『親から与えられた大切な名前』という概念には疎い

時代劇の中では名前など、上司や主君の命令で変える事がよくある事だからだ

『マア、大人ニナルマデジックリ考エテオケバイインジャネエカァ〜〜?
 男ナラ、ソノウチ名前ヲ変エル程ノ出来事ニモブツカルダロウシヨォォ』


「『ホッホッホ!』・・・・『良い子『良い子『ホッホッホ!』!!」

再生音声を組み合わせて言葉を作る
その上で哲太を指さしサムズアップ、家を指さしサムズアップ、最後に頭を撫でる
両親の考えも、哲太の考えもどちらも認めるジェスチャーだ

822六上 哲太『一般児童』:2021/11/24(水) 21:14:36
>>821
「??
 ううん?別に寒くないよ、へへっ……」

あまりジェスチャーの意味は伝わらなかったが、
褒められていることはわかったらしい。

「俺、『漢字と言葉の勉強』を沢山して、次のクリスマスまでに
 少しは六法全書わかるようになるからさ、絶対にまた来てよ!約束だからね!!」

子供にプレゼントで喜ばれないがちな『勉強道具』をあげても、
この少年は喜びそうだぞ――。

823『エド・サンズ』:2021/11/24(水) 21:26:13
>>822

『エエイ! ヤッパリ、コウイウまどろっこしい方法ハ苦手ダゼ!』

   ガシィッ!

ジェスチャーで伝えるのも限界だ!
六上の頭にガシッと手を乗せる

『お前モナンダカ苦労シテルミテーダケドヨォォ!
 大人ニナリャア色々出来る様ニナルカラ・・・・ソノ・・・・ガンバレ!』

ガシガシと力強く撫でる
『サンタ』のイメージとは少しかけ離れるかもしれないが、
これが『エド・サンズ』に出来る最大の愛情表現だ・・・・!


「『そうじゃ!』 『また冬に『サンタさんのお出ましじゃ!』」

「『ホッホッホ!』」

少年に必要な物は六法全書ではない・・・・彼を助けるものはむしろこっちだ!
とばかりに袋の中からプレゼントを取り出す

それは『Electric Canary Garden』のノベルティ・・・
その中でもノートやペンなどの文房具だ

「『良い子のみんなにプレゼントじゃ!』」

824六上 哲太『一般児童』:2021/11/24(水) 23:31:59
>>823
「絶対だよ!!!」

そうして約束をした後にプレゼントを受け取る。

「俺、これで勉強して絶対六法全書読めるようになるよ!
 ありがとうサンタクロース!!」

プレゼントを受け取って、少年は決意を新たにしたようだ。

「他の家にもプレゼント配りに行くの?」

825『エド・サンズ』:2021/11/24(水) 23:42:12
>>824

『オウ! 頑張レヨ小僧!』

男の約束をした以上、また冬になったらちゃんと様子を見に来ないとな、と考えつつ
サンタクロースを見送ろうとする少年に手を振りながら応える

「『そうじゃ!』」

「『ホッホッホ!』 『また冬にね!』」

と空飛ぶソリに乗って去って行く

『あきはノ奴ガ元ニ戻ッタラ、「クリスマス」ニ頼ンデミルカ・・・・』

826六上 哲太『一般児童』:2021/11/25(木) 00:43:52
>>825
「頑張ってね!サンタクロース!!」

去っていくソリに向かってベランダから手を降る少年、
直後、ガラス戸が開いた音が聞こえた。
少なくとも、あのままベランダに居続けることはなさそうだ――。

「母ちゃん、俺、これで勉強するよ!」

827『サンタの躍進、一抹の不安』:2021/11/25(木) 01:48:02
>>825-826

単純なオモチャを欲しがる『子供』だけではない。
『エド・サンタ』はそんな教訓を学びながら、
『六上』訪問の後も更に幾人かの『子供』の家に『プレゼント』を配った。

『レコーダー吹き込み』に関しては使い勝手が悪ければ、
『ウィンターじいさん』に再度、吹き込み直してもらってもいいだろう。

続いての、『エド・サンタ』のお相手は―――

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
『名前』:朱鷺宮由楽(ときのみや ゆら)
『年齢』:5歳
『性別』:女
『略歴』:末っ子。アニメが大好き。姉も母も父親も大好き。
ややぼーっとしている子。
『住居状況』:住宅地の2階建て住居。寝室は2階にある。よじ登れるだけのスペースあり。
『希望するプレゼント』:お姉ちゃんのお守りがかっこいいから同じものがほしい。
『サンタを信じているか?』:いると思うけど多分女の人だと思う
『その他備考』:朱鷺宮笑美の子で、だいぶ歳が離れているが涙音の妹。
        二人に比べて少し落ち着いた子供。というよりぼーっとしている。

ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453051014/768n
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

828『エド・サンズ』:2021/11/25(木) 08:47:41
>>827

『坊主ノ相手ヲシテワカッタ事ダケドヨォ
 実際ニ使ッテミルトコノ「台詞」ダケジャア不十分カモシレネェナァ・・・』

と思いながら、レコーダーの吹き込みをお願いした

『良い子のみんなにプレゼントじゃ!』→『良い子の君にプレゼントじゃ!』
『ごめんよ!』→『何じゃ?』
『サンタさんのお出ましじゃ!』→『サンタさんじゃ!』

【『メリークリスマス!』『ホッホッホ!』『良い子の君にプレゼントじゃ!』
 『そうじゃ!』『違うのう!』『また冬にね!』
 『ありがとう!』『何じゃ?』『サンタさんじゃ!』】

今までの台詞の中に疑問文がなかったためそれを追加する形だ
さらにいくつかの台詞は使い勝手を高める為に調整している

『次ノ子供ハコノ嬢ちゃんカ・・・・家族仲ガ良いノハ良い事ダゼ
 お姉ちゃんのお守り?コレハ一体何ノ事ダ?』

お姉ちゃんのお守りが何かはわからないが、とりあえずそれっぽいおもちゃを袋に詰めていく
一応、烏兎ヶ池神社で本物のお守りも買って、朱鷺宮の家へと向かった
(神社ではサンタガールズにおつかいを頼んだ)

829朱鷺宮由楽『普通の人』:2021/11/25(木) 17:54:51
>>828
『エド・サンタ』が向かう先はそこそこの大きさの2階建ての家。

…普通の家のようだがよく見るとひと足早いクリスマスと言わんばかりにあちこちに電飾が光っていた。

その様子はサンタが来るのを心待ちにしているかのようである。

よく見ると、上の階の窓がちょっと空いている。窓の近くには


   『サンタさんどうぞ』

と、書かれた看板が下がっている。準備万端としか言いようがない。
朱鷺宮親子が夏の魔物対策に参加していたため、家の方も万全の準備をしていたのだろう。

830『エド・サンズ』:2021/11/25(木) 20:11:17
>>829

『次ハコノ家カ・・・・今度モウマクイクトイイケドヨォォ〜〜』

窓の近くに看板が下げられているという事はここから来てほしいというサインだろう
ソリをそこまで飛ばしてもらい、窓の中への侵入を試みる

「『メリークリスマス!』」

まずは早速のメリークリスマスだ!

831朱鷺宮由楽『普通の人』:2021/11/25(木) 20:39:06
>>830
「…はっ!」
ベッドの上でもぞもぞと動いていた少女はその声を聞いて一気に起き上がった。

「このこえ…サンタさん!」
あたりを見回す少女の顔はどこか楽しげである。

「おかーさんがいってたとーり…
 クリスマスがはやくきたんだ!」
どうやら彼女は母親から色々と話を聞いていたらしい。
物分りがいいのはそれが理由だろう。

「どこかな…」
寝起きなのか、すぐ近くにいる『サンタさん』にはまだ気づいていないらしい。

832『エド・サンズ』:2021/11/25(木) 21:02:45
>>831

『ウ〜〜〜ン・・・・寝テル子供ヲ起コスノモ忍ビナイケドヨォ
 ココハイッチョ景気良くイカセテモラウゼ!』

「『メリークリスマス!』『良い子の君にプレゼントじゃ!』」

まずはサンタの到来を告げる挨拶からだ!
この子はサンタクロースが来ることを知っている・・・・
つまり、楽にどうにか出来そうな案件・・・・・のはず

女の子の目の前に立つ

833朱鷺宮由楽『普通の人』:2021/11/25(木) 21:21:40
>>832
「そこにいるのは…サンタ、さん?」
不思議そうな表情でぼーっとサンタさんを見ている。

「わぁ!サンタさんだ!ほんとにきてる!」
すぐにベッドから這い出してじっくりと『サンタさん』を見ている。


「おねーちゃんもおかーさんも、サンタさんがくるかもしれないって
…もうちょっとちかくでみないと…」
サンタ服に興味津々で近づいていく。
どうやらかなり嬉しいらしい。

「ってことは、プレゼントもあるのかな?
 わたしのほしいの…」

834『エド・サンズ』:2021/11/25(木) 21:29:43
>>833

「『ホッホッホ!』『そうじゃ!』『サンタさんじゃ!』」

ここまでは上手く進んでいる
目の前の幼子は『サンタ』の存在を信じ切っているし、
会話の流れも順調・・・・・のはずだ

「『良い子の君にプレゼント『何じゃ?』」

あえて疑問文を最後に持ってくる事でプレゼントの内容を聞く文章にしている
それに加えて首をかしげる動作で何が欲しいのかな?という意思をアピールだ

835朱鷺宮由楽『普通の人』:2021/11/25(木) 21:52:57
>>834
「プレゼント!」
と、嬉しそうに手を伸ばそうとしたところで、はっとする。

「あ、サンタさんにおてがみださなきゃだめだったね。」
どうやら彼女はそういうものだと理解しているらしい。
一旦ベッドの枕の方に向かい、裏側を確認する。

「これ、これ。」
どうやら枕の下には手紙が入っていたようだ。
可愛い便箋に入れられている。

「これをよんで。」
そう言って手紙を差し出す。

ちなみに手紙には
『サンタさん 
        おねえちゃんのおまもりと 
                         おなじものがほしいです 
                             
                                         ゆら』
…と可愛らしい字で書かれている。

836『エド・サンズ』:2021/11/25(木) 21:59:57
>>835

『ナルホドナ、ワザワザ「手紙」モ用意シテクレタッテノカ
 ヘッ、ナカナカ気が回る嬢ちゃんジャアナイカ・・・・ドレドレ?』

と言いながら手紙を読む

『サンタさん 
        おねえちゃんのおまもりと 
                         おなじものがほしいです 
                             
                                         ゆら』
『ウ、ウ〜〜ン・・・・・ヤッパリ「おねえちゃん」ノおまもりガドンナモンカハ書イテネェカ
 仕方ネェ!ココハ数撃ちゃ当たるデイクゼ!』

まずはひゅっと袋の中からお守りを取り出す
烏兎ヶ池神社で売られている一般的なお守りだ

837朱鷺宮由楽『普通の人』:2021/11/25(木) 22:10:10
>>836
「おー、おまもり!」
取り出されたお守りを見て目をキラキラさせる。
そしてじっくり見ていると…

「これとおんなじのがあと、4つくらいあったかなー…おねえちゃんのおまもり…
 もっとあったり…する?」
少しキョトンとした顔で答える。
正解、ではあったようだが…
まさかの数がたりないようだ…果たして?

838『エド・サンズ』:2021/11/25(木) 23:34:07
>>837

『ホッ・・・・一時ハドウナルカト』

>「これとおんなじのがあと、4つくらいあったかなー…おねえちゃんのおまもり…
> もっとあったり…する?」

『ナン・・・・・ダト・・・・・?』

少女の顔を見た瞬間に正解を引いた、と確信をした
だが、実際のところそれは正しくもあり・・・・間違ってもいた
数・・・・! 単純に数が足らない・・・・・!

『クッ・・・・コ・・・・コウナッタラ・・・・・!』

「『また冬にね!』」

先延ばし・・・・! セコイがこれしかない・・・・!
『冬のクリスマス』にまた来るという先延ばしの約束で有耶無耶にする作戦だ・・・・!

839朱鷺宮由楽『普通の人』:2021/11/25(木) 23:53:38
>>838
「また冬にー…それじゃあ…」
少し考えてからくちをひらく。

「それじゃあこんどはおとしだまといっしょにおねがいします!」
そう言って頭を下げた。

「そしたら、わたしはいいとおもう!」
…お正月に来てほしいということなのだろうか。
もはやクリスマスからは時期外れになってしまう…

840『エド・サンズ』:2021/11/25(木) 23:57:42
>>839

『ダ、駄目カ・・・・・? マ、マア、確カニ冬マデ待テッテノハチョットムシガ良スギテ・・・・』

普段とは逆に
裁定を待つ罪人のような面持ちで由楽の言葉を待つ

>「それじゃあこんどはおとしだまといっしょにおねがいします!」

『オ?オオオ!オウ!イイゼェ!』

「『そうじゃ!』 『ホッホッホ!』 『ありがとう!』」

この機を逃すまいと、了承の言葉を流す
本体をとりもどした後に払う負担がどんどん大きくなるが、背に腹は変えられない

841朱鷺宮由楽『普通の人』:2021/11/26(金) 00:23:56
>>840
「うれしい!プレゼントがふえるね!」
そう言ってサンタさんに小指を向ける。

「やくそくしましょ。
 たのしみにしてるね。」
約束をしてくれたらどうやらそろそろ返してくれそうだ。
果たして指切りをすることができるのか…

842『エド・サンズ』:2021/11/26(金) 00:32:56
>>841

『オウ!』

冬に向けてプレゼントを待ち望む幼子に手を伸ばす
スタンドである自身の指は普通の人間には見る事が出来ない・・・・しかし

身をひるがえす際にサンタ服の裾をぶわっと舞い上げる
裾で視界を遮るようにした一瞬のうちに幼子の小指をこちらの小指で結ぶ
それにより、視界を遮ったまま指切りを行い、触覚でそれを感知してもらう!

「『また冬にね!』」

それが終わったら再び、一瞬のうちに指を離し、
窓の外のソリへと戻っていきたい

843朱鷺宮由楽『普通の人』:2021/11/26(金) 18:30:13
>>842
「お、やくそくげんまん!
 げんまんは、げんこついちまんぱつ!」
どこか物騒な約束のおまじないをしながら指切りの約束を行った。

「すぐにおわったけど、やくそくしたからね!
 またこんど!まってる!」
そう言って窓の外へ向かっていくサンタさんに対して手を振り始めた。

844『エド・サンズ』:2021/11/26(金) 21:57:26
>>843

『オウヨ!「やくそくげんまん」・・・・ダゼ!』

『マタ「冬のクリスマス」ガ来タラヨォォ〜〜〜
 必ズ俺ノ本体ト一緒ニココニ来るカラヨォ〜〜〜!』

拳骨一万発の重みを噛み締めて約束を結ぶ
後々の本体負担は大変だ!

そして、『エド・サンズ』はソリに乗ってこの家を去って行く
拠点となる『勝間家』に戻ったら、また『プレゼント』を配りに行く事だろう

845朱鷺宮由楽『普通の人』:2021/11/26(金) 22:53:06
>>844
「わすれちゃだめだよー」
遠くから聞こえる声がとても元気そうであった。

「おまもり4つー」
ひとまずは、彼女は満足したのだろう。
とはいえお正月にまた来ることになるか、それはまだわからない。

846『サンタの躍進、一抹の不安』:2021/11/26(金) 23:47:31
>>844-845

どんどん『本当のクリスマス』の約束を増やしていく『エド・サンタ』。
なんとなく、そんなに間もなく次の『クリスマス』も来そうな予感もしていた。

段々と調子づいてきた為、様々な場所の『子供たち』にも『プレゼント』を配る。
なんとなく『郊外』の子が多い気がするのは気のせいではないのかもしれない。

『星見町全土』を『クリスマスムード』にすると考えた時、
『街の中心部』―――『駅周辺』はさすがにもう十分と考えられる。
そうであれば『移動ができるクリスマス』、『サンタ一行』は
取り零している端の部分をメインに回るのが理に適っているからだ。
『勝間』が、『夏の魔物』打倒にここまで計算したのか、
あるいは、単純に『中心部』に居るスレた都会っ子より、
『郊外』の純朴な子の方が『サンタ』を信じる率が高いのかもしれない。

例によって、『レコーダーのワード』は修正可能だ。
『合歓垣』の発案によって、いちいち戻らなくても『スマホ』を介して
『ウィンターじいさん』の声を録音する技を編み出した為、
一回ごとに『修正』するのもそう難しい事ではなくなっていた。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
『名前』:初音 鳴(はつね なる)
『年齢』:5歳
『性別』:女
『略歴』:わたしは今、心臓の病気で病院にいます
もうずっと寝たきりで退屈です
ママもわたしと同じ病気で入院してます
わたし達は末期でもう長くないってせんせいが言ってました
わたしはママに生きてほしいのでママに健康な心臓をあげたいです
おねえちゃんが死んだ時、パパは凄く悲しそうにしてたから、もうパパを泣かせたくないです
でも、本当はわたしも死にたくありません
死ぬのは怖いです…
『住居状況』:病院
『希望するプレゼント』:健康な心臓(ママに直接くれても良いです)
『サンタを信じているか?』:いないと思うから、願掛けには丁度良いと思います
来なかったら諦めがつくから
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

次は、『病院』、三階の『302号室』のようだ。
『サンタを信じていない』ようだが、
『サン相』(『サンタを信じそうな顔相の子供のリスト』)に載っていた子。
『氷の女王』の見立てを、信じるしかない。

847『エド・サンズ』:2021/11/27(土) 00:19:31
>>846

『ウゥーン・・・・ドウシタモンカネェ』

次にプレゼントを配りに行く予定の子供・・・・その情報を見た時、今まで以上に『エド・サンズ』は唸る
・・・・・・『どうしようもない』からだ
本当に心臓を用意する事も出来ない・・・・だからと言って、無責任に希望を持たせる事も出来ない
それでも、『サンタ』を願う声がある以上は行かなければならない・・・・
今の『エド・サンズ』は曲がりなりにも『サンタ』なのだから

『ヒトマズ、実際に行ッテミルトスルカァ』

これまで通りにソリを動かし、本人のいる病室へと向かう

848『サンタの躍進、一抹の不安』:2021/11/27(土) 19:52:18
>>847

『エド・サンズ』は今までとは打って変わった『ヘビィな問題』に頭を悩ませる。
解決できるかは分からないが、それでも行くしかないだろう―――

とにもかくにも持ち前の『侵入スキル』で、
『302号室』までやってきた『エド・サンズ』。

『個室の病室』―――中を覗くと
儚げな雰囲気の少女が、ベッドに眠っている。
『サンタ』の歓迎のグッズなどはなく、
殺風景な病室で独りきりの『少女』………

849『エド・サンズ』:2021/11/28(日) 17:04:11
>>848

『メリークリスマス・・・・・ッテ雰囲気デモネェエカ・・・・』

勝間の『サン相』リストに書かれていた情報は確かなようだ
彼女は別に『サンタ』を信じているわけではない
ただ・・・・それでも勝間のセンサーに感知されたという事は・・・・・

『考エテモ仕方ネェカ
 ドウスル・・・・嬢ちゃんヲ起コシタ方ガイイノカ・・・・?』

ベッドの傍に立ち、じっと少女を見つめる

850『サンタの躍進、一抹の不安』:2021/11/28(日) 17:42:14
>>849

「―――おきています わたし」

『エド・サンズ』の声に反応する『少女』。
ベッドに横になったまま、その視線を『エド・サンズ』にジッと向ける。

「―――サンタさん なんですか?

            ほんとうに いたんだ………」

少女―――『鳴』の突き刺すような視線。

    「…………それじゃあ ようい できたんですか?」

『鳴』はそっと自らの胸部に触れる。
彼女が欲しいもの………それを『エド・サンズ』は把握している。

                           しているが………

851『エド・サンズ』:2021/11/28(日) 17:51:07
>>850

『・・・・・!?』

自身の『声』に反応した少女の言葉に思わず魂消る
そして、歴戦のスタンドとしての経験から理解する・・・彼女がスタンド使いである事に
恐らくはわざわざボイスレコーダーを使わなくても、意思の疎通を行う事が出来るだろう

『・・・・・・。』

これまでとは違い、互いに言葉を交わす事が可能なこの状況において、
あえてなお、『エド・サンズ』は沈黙を続ける

サンタ服にサンタ面を着けた男は無言のまま『鳴』をじっと見つめている

852『サンタの躍進、一抹の不安』:2021/11/28(日) 18:07:39
>>851

               ………

                           「………そっか」


『鳴』は、『エド・サンズ』の沈黙に何かを感じ取ったようだ。

「そうですよね。いくら『サンタクロース』だって、
 『しんぞう』、それもわたしとママの分、
 『ふたつ』もなんて ようい できないですよね。

 ―――『ママの分』、だけでもいいんですけど。

         それでも ダメ、ですよね………」

           『  グ  オ  ン  』

『鳴』の傍らに出てきたのは、ウサギのような長耳を生やす小型の『人型スタンド』だ。

「はじめにね、おねえちゃんの しんぞうが わるくなったときにね。
 『この子』がでてきて わたしのしんぞうを おねえちゃんにあげたんです。
 おねえちゃんの わるいしんぞうは わたしがひきとった。

 それで おねえちゃんは たすかる。
 そうおもったんだけど………
 でも わたしのしんぞうも おなじように わるくって。

  『いでんせい』なんですって、『おかあさん』のほうの。
  だから みんなで 『しんぞう』がわるくって。
  で、けっきょく、おねえちゃんが さきに しんでしまって。

         ………なんだか ばかみたい ですよね」

『心臓』を交換できる能力、ということか―――
しかし、いずれにせよ、『交換元』が居ないことには始まらない。

853『エド・サンズ』:2021/11/28(日) 19:08:18
>>852

『ソノ・・・・一ツ聞クガ・・・・
「その能力」ヲ他人ノ心臓ニ使オウト思ッタ事ハナイノカ?
「先祖からの病気」ナラヨォ・・・家族ト全然関係ネェ他人ナラ
 お前らノ事ヲ治療デキルカモシレネエンダゼ?』

『ソレニ、「ソイツ」ヲイクラ動カシテモ、
 普通ノ人間ニ「ソイツ」ハ見エナイハズダ・・・・誰ニモ気付カレズニ事ヲ済マセル事ガ出来るゼ?』

しばらくの沈黙の後、『エド・サンズ』は少女に問いかける

854『サンタの躍進、一抹の不安』:2021/11/28(日) 19:55:39
>>853

「………」

『サンタ』から問いについて『鳴』は少しの間、考える。

 そして―――

「でも だって それじゃあ その人が しんじゃうじゃない?
  しんじゃったら よくないよ」

  純朴な返答が戻って来る。

  『人にはやさしくしましょう』
   『自分がイヤな事を相手にするのは止めましょう』

幼稚園で習うようなピュアな標語は大人になるにつれて
『そうも言っていられない』現実に押し流され、忘れてしまうが―――
『初音鳴』の心には純粋にそれが宿っているようだ。

855『エド・サンズ』:2021/11/28(日) 20:50:34
>>854

『ソウカ・・・・・』

少女からの返答を聞き、再び『エド・サンズ』は言葉を切る
スタンド能力は、それを持たない人間に対して圧倒的な優位に立つ
如何なる犯罪行為であろうとも、相手が気づかなければそれを罪とする事は出来ない

自分の命がかかった状況だ・・・・生半可な良心など捨ててしまってもおかしくはない
にも関わらず、目の前の少女はその選択肢を一顧だにしない
彼女の意思を確かめると、『エド・サンズ』は重い口を開く

『スマネェ・・・・嬢ちゃんニ謝ッテオカナキャナラネェ事ガ一つアル・・・・
 俺ハ「さんたくろおす」ジャアネエ・・・・嬢ちゃんガ欲シガッテル「プレゼント」ヲ持ッテキテハ・・・イナイ』

それは、少女にとって最後に残された『希望』を突き放す言葉かもしれない
しかし、誠意を持って自身の病気と向かい合う彼女と相対するには
同じだけの誠意を持つ事が必要だ・・・・

『嬢ちゃん・・・・嬢ちゃんガ持つソノ「能力」ハ「スタンド」トイウ
 俺モソウダシ、他ニモタクサンノ人間ガその「能力」ヲ持ッテイル
 モシカシタラ・・・・本当ニモシカシタラダガ、中ニハ「心臓」ヲ治ス能力モアルカモシレネエ』

『ドウスル・・・・嬢ちゃん?
 嬢ちゃんガ望ムノナラ、俺ハソウイウ能力ノ持ち主ヲ徹底的ニ探ス
 コノ町ニイナイナラ別ノ町ヲ、ソレデモイナケリャ別の国ヲ』

『期待ガ生マレル分、ソレハ今マデヨリモズット辛い日々カモシレネェ
 選ンデクレ・・・・「希望」カ「安寧」カ・・・・・ドチラカヲ・・・・』

856『サンタの躍進、一抹の不安』:2021/11/28(日) 21:26:38
>>855

「スタ……ンド………?」

 『エド・サンズ』の話を真剣に聴く『鳴』。

「あなたは『サンタ』じゃなくて、
  でも、わたしと おなじような『能力』があって………」

 少し混乱がみられるようだ。

「よくは わからないけど………
  だれもきずつかずに なおるなら―――
    『ママ』の『しんぞう』もなおるなら―――」

『鳴』は、大きく頷く。『お願いしたい』という肯定の仕草だろう。

『エド・サンズ』は『由楽』のケースのように、
またしても、『宿題』を抱えてしまったようだ―――

このケースは、『サンタの領域』を大きく超えているように思えるが………
『勝間』の『サンタへの期待』を考えれば、
彼女的には『サンタなら何とかしてくれる』と判断したのだろう。

857『エド・サンズ』:2021/11/28(日) 22:50:24
>>856

『(我ナガラトンデモネェもんヲ抱えチマッタ気ガスルゼ・・・・)』

この一件は明らかに『サンタ』としての領域を逸脱している
だが・・・・それでもなお、『エド・サンズ』にとって目の前の少女を見捨てる気にはなれない
『サンタ』としてではなく、一人の男として、だ

『マア、コノ出会いモ「サンタ」ガ招イタ「運命」ッテ奴ナンダロウサ
「約束」ハ結ンダゼ・・・・! 俺ハ嬢ちゃんノ助けニナル「スタンド使い」ヲ探シテミセル
 ダカラヨォ・・・・嬢ちゃんモ頑張ッテクレ』

『心臓を治す能力』、『心臓を作る能力』、『心臓がなくても生きていけるようにする能力』・・・なんでもいい
この『サンタ騒動』が終わったら、きっとそんな能力を見つけてみせると決心する『エド・サンズ』
そんな都合の良いスタンド使いは見つかるのだろうか・・・・あるいは彼女たちの命が尽きるのが先か

『ジャアナ、「初音 鳴」!』

858『サンタの躍進、一抹の不安』:2021/11/29(月) 20:11:14
>>857
「ありがとう………ございます」

『鳴』は横に伏せたまま、頭を少しだけ下げる。

     「とりあえず、ママの分だけでも―――」

自分の命より『母親の命』を優先する『鳴』。

『姉』を喪った事がよほど辛く、これ以上誰かを喪うくらいなら、
いっそ自分が………というところか。『献身』といえば聞こえはいいが、
『五歳の少女』がそんな思いを持つ事が果たして健全かどうか―――

 『遺伝性疾患のある心臓をどうにかする』………

『治療』を出来る『スタンド』は貴重だし、
『遺伝性』や『先天性』ならば単純な『修復』では対応できない可能性もあるだろう。

『心臓を造る』のは命を造るにも似た行為であり、場合によっては命の冒涜にも繋がる。
通常の『精神パワー』の持ち主では難しいのではないだろうか。
それこそ『吸血鬼の息子』のような常人離れした精神でないと無理かもしれない。

『心臓がなくても生きていける』、これは一時的にならいけるかもしれないが、
能力には『射程距離』と『持続力』がある。そのスタンド使いが常時、
付きまとうわけにもいかないので、これも難しいだろう。

いずれにせよ、『簡単に見つかるはずはない存在』である事は容易に想像がつく。
そもそも『夏の魔物』が退治できず、本体が完全にかき氷のままの場合、
『エド・サンズ』自身もいつまで存在できるかどうか―――

そんな危機的状態だが、それでも『エド・サンズ』は彼女を助けようと心に決めた。
『エド・サンズ』には『サンタ』がわからぬ。
けれども『正義』に対しては人一倍に敏感であったのだ。

  ………

とはいえ、『エド・サンズ』には使命がある。
『鳴』には申し訳ないが、今はこの場を去るしかないだろう―――

                       ………

                         ……

                           …



心残りを抱えたまま、『エド・サンズ』は次の子供の元へ行く。
次の子供もなかなか癖がありそうだ―――

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
『名前』:無い(ユキシラ ナイ)
『年齢』:おそらく7〜10歳程度
『性別』:女性
『略歴』:
どこか外国から連れてこられた少女。
はじめは戸籍も名前も何も無い状態だったが、最近は色々と得て行っている。
『住居状況』:雪白権六郎(故)の家に住み着いている。平屋の日本家屋。狭いが庭がある。
『希望するプレゼント』:子供靴
『サンタを信じているか?』:最近知ったので存在を疑う段階ではない。
『その他備考』:
お菓子やジュースを用意して歓迎の準備をして待っている。
待っている間に寝落ちする可能性もある。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

859『エド・サンズ』:2021/11/29(月) 20:45:32
>>858

『アア・・・・』

あれほど小さな女の子が自分の命よりも母を優先している
『献身』という言葉だけでは生ぬるいその光景は
『エド・サンズ』の存在しない心臓をギリリと締め上げる

『(トハイエ・・・・ソンナ都合ノ良イ「スタンド能力」ソウソウ見ツカルワケネエカ・・・
  ソレコソ、「さんたくろおす」ノ奇跡デモナイ限リハヨォ・・・・)』

『エド・サンズ』に人間の社会通念はそれほどない
それでもなお、『心臓』を造る事に対する倫理的忌避はある程度理解できる
スタンド能力は精神の力・・・・忌避感は己の能力をそこから遠ざけるストッパーの役割を果たす
『心臓』をどうにか出来るスタンド使いがいるとしたら、
悪魔のように残忍な人間か・・・・・・あるいは・・・・・・

『天使トヤラミテーに純粋ナ人間カ・・・・』

『マアイイ、気ヲ取リ直シテ次ニイクゼ!
 ・・・・・・・ンン?ンンンン〜〜〜〜〜?』

次なる子供のプロフィールを見たとき、『エド・サンズ』は首を傾げる
この幼児・・・・・どこかで見たような・・・・・
何はともあれ、リストに書かれた少女のもとに向かい・・・・・そして、目の前で空飛ぶソリから飛び降りた

860ナイ『ベター・ビリーブ・イット』『D・L』+猫『マシュメロ』:2021/11/29(月) 20:55:12
>>859

『エド・サンズ』が降り立ったのは、中々立派な日本家屋だ。
庭に面した障子戸は開け放たれている。
不用心だが、クリスマスグッズやお菓子が散乱しているところを見ると、歓迎の心の表れであろう。


「……」


しかし目の前でサンタが空飛ぶソリから飛び降りるパフォーマンスをしても、反応はなかった。
座ったまま倒れた――土下座のような恰好で、金髪が床に広がっている。
待っている間に寝てしまったらしい。


   「ニャアン」


代わりに灰色の猫が『エド・サンズ』を歓迎するかのように、テテテと小走りで出迎えた。

861『エド・サンズ』:2021/11/29(月) 21:05:42
>>860

『アァン・・・・? アア、ソウカ、良い子ハ寝ル時間ダシナァ
 ソンジャア手っ取り早く仕事ヲ済マセテット・・・・』

『オォ〜〜ヨシヨシ』

駆け寄ってくる灰色猫をよしよしと撫でながら少女に近づく
確かこの子は『子供用の靴』を欲しがっていたはず・・・
だからこそ、『エド・サンズ』の手にはあらかじめ用意しておいた『子供用運動靴』が握られている
サイズについては・・・・勝間の執念深い調査能力を信用している

『メリークリスマスデスヨ・・・ット』

少女の傍に近づいたときに、ぼそっとそんな挨拶を口にした

862ナイ『ベター・ビリーブ・イット』『D・L』+猫『マシュメロ』:2021/11/29(月) 21:23:59
>>861

「……」


じゃれつく猫をあしらいながら、子供に近づく『エド・サンズ』
寝ているのならば、靴を置いて帰ればそれで問題ない。
歓迎が無駄になるだろうが、そもそも子供が寝ている間にプレゼントを置いていく。
それが『正しいサンタ』の在り方というものだ。


「んぬ」


挨拶を口にするが、その程度では起きない。
だが、『エド・サンズ』に追従して子供に近づいた猫が、
子供の頭を踏んづけたとなれば、さすがに反応はある。


「……サンタ?」

「おお! サンタ!」
             「オアア」


そして少しでも意識が戻れば、目の前の光景に一気に目が覚める。
猫を跳ね飛ばしながらガバッと起き上がった子供は、サンタを歓迎する。


「赤いな……!
 お菓子食うか?」


『エド・サンズ』は子供の差し出すクッキーを食べられるものなら食べてもいいし、
跳ね飛ばされてぶつかっってきた猫をキャッチしてもいい。

863『エド・サンズ』:2021/11/29(月) 21:41:14
>>862

『ウ、ウオッ!』

突然がばりと起き上がる子供の姿に驚き、背筋を伸ばす

「『メリークリスマス!』 『ありがとう!』」

『フゥ〜〜〜、イキナリ起キラレルトびっくりスルゼ〜〜
 ット、トトトト・・・・・』

はね飛ばされた猫をキャッチしながら、『さんた』は挨拶の言葉を口にする
しかし・・・・何か妙な『さんた』だ
サンタらしい挨拶の言葉を口にしながらも、精神に響くような声でどうでもいい事も言っている
なおかつ、彼の顔は『サンタお面』で覆われており、顔が見えない!

864ナイ『ベター・ビリーブ・イット』『D・L』+猫『マシュメロ』:2021/11/29(月) 22:03:16
>>863

      「ンニャン」

「ん? 2人おるのか?
 いや……」


精神の声にも個性があるとすれば、『聞こえる』者からすれば、
2人分の声がしたように感じるだろう。
猫は『エド・サンズ』の腕の中でばたばたともがき、子供は小首を傾げる。


「まあよい。
 それは靴か?
 頼みがあるのじゃが」


子供からは赤い服に身を包み、お面をした目の前の存在は『サンタ』としか言いようがない。
一方で、こうして向き合ってみると『エド・サンズ』としては、子供に見覚えがあるかもしれない。
子供は『エド・サンズ』の持つ『子供用運動靴』に目敏く反応する。


「サンタはよいこにプレゼントをくれるらしいが、
 その靴はくれるということでよいじゃろうか?
 そうならくれるんじゃなくて、何かと『交換』してほしいんじゃが、だめか?」


普通に考えれば、わけのわからないお願いをしてきた。
もっとも、サンタ業に協力する女子たちの中には、『昼の行事』に協力した者もいる。
となればこの子供の『能力』についても知っているだろう。


「ジュースもあるぞ。
 ラムネとリンゴジュースどっちがよい?」

865『エド・サンズ』:2021/11/29(月) 22:12:39
>>864

『ン? 2人イルダァ〜〜〜?
 俺ハココニ1人シカ・・・・イヤ、待テヨ・・・・モシカシテ・・・・?』

明らかに声を二人分として認識している子供の発言から気が付いた
ひょっとして・・・・この子供も『スタンド使い』なのではないか・・・・と

『ナルホドネェ・・・ドウヤラ「この声」モ聞コエテイルミテーダナ
 ・・・・・ッツーカ、コノ子供・・・・ヤッパリ「あの時」ノ・・・』

『(あの時ハ能力マデハワカラナカッタケドヨォ〜〜〜
  ドウ見テモ、あの時ノ嬢ちゃんジャネエカ!
  コイツハ・・・・お面ヲ取ラネェ方ガイイミタイダゼ)』

『アー・・・別ニ交換トカ気ヲ使ワナクテモイイゼェ・・・
 俺ハ「サンタ」トシテお仕事シテルワケダシヨォ
 マ、シイテイウナラ・・・・リンゴジュースでドウヨ?』

ちょっと投げやりな感じに言う

866ナイ『ベター・ビリーブ・イット』『D・L』+猫『マシュメロ』:2021/11/29(月) 22:31:54
>>865

「どうした?」


なにかぶつぶつ言っている『サンタ』に、不思議そうな顔をする子供。


「『サンタ』って仕事なのか?
 そういうオバケなんじゃと思っておったが……
 いや、オバケも仕事をするのか……?」


考えつつも、クリスマスグッズやその他のモノで散らかった部屋から、
床に転がっていたコップを手に取り、また別のゴミだか紙の切れ端だかを手に取り、コップに入れる。


「リンゴジュースじゃ」


そしてリンゴジュースを渡してきた。
別にゴミとかは浮いていない、普通のリンゴジュースだ。
ラムネを選べば瓶だったのだが、缶でもペットボトルでもない、コップに入ったリンゴジュースだ。
普通であれば、この場で飲むだろう。
人の家のコップを持ち帰るのは常識的ではない。


「お前さん、そういう顔のオバケだったりするか?
 口に穴が開いておらんようじゃが、飲めるのか?」

867『エド・サンズ』:2021/11/29(月) 22:40:49
>>866

『色々アルンダヨ・・・・「さんた」ニモヨォ』

そう言いながら、なにやら怪しい素振りを見せるナイを見る
どうやらゴミをコップの中に入れているようだが・・・・?

『(ア〜〜〜、ナルホドナァ・・・・ままごと遊びミテーナモンカ
  ショウガネェ、一丁ツキアッテ・・・・)』

>「リンゴジュースじゃ」

『ハァ!?』

突然、目の前に現れた『リンゴジュース』に驚愕の声をあげる
どう見てもそこにはゴミしかなかったはず・・・・なのにこれは・・・・?

『マサカ・・・・嬢ちゃん・・・・
 コレガ嬢ちゃんノ「スタンド能力」ナノカ!?』

ほんの少し・・・・好奇心がくすぐられた
ゴミをジュースにする錬金術のようなこの能力・・・・果たしてどこまでの事が出来るのか、と

『オイオイオイオイ・・・・今、何ヲシヤガッタンダ!?
 ゴミヲ・・・・ジュースに変エタノカ?
 他ニモ何カ変エル事ガ出来ルノカ!?』

矢継ぎ早に質問を投げかける

868ナイ『ベター・ビリーブ・イット』『D・L』+猫『マシュメロ』:2021/11/29(月) 22:57:33
>>867

「な、なんじゃ見ておったのか。
 ちゃんと飲めるぞ」


見ておったも何も、目の前で行われた行為だが、
確かに元がゴミの飲食物を口にするのは抵抗があるだろう。
手品であれば逆に安心して飲めるのだろうが、
今、『エド・サンズ』が問題にしているのはそこではない。


「わしは『交換』したものを『記憶』して、
 何度でも『交換』できるんじゃ。
 爺の靴しか持っておらんかったものでな。
 わしの靴が欲しかったんじゃ」


そこらへんに落ちていた紙……赤い何か(サンタ?)が描かれたチラシの裏……を手に取ったと思うと、
それは目の錯覚だったかのように、いつのまにか『子供用運動靴』だった。
『エド・サンズ』が持つ『子供用運動靴』はまだその手にある。
そしてそれと見分けがつかない『子供用運動靴』が、もう一つそこにある。
『エド・サンズ』は『リンゴジュース』と『子供用運動靴』の『交換』にさきほど同意した。
それが『記憶』された。そういうことだろう。

869『エド・サンズ』:2021/11/29(月) 23:10:24
>>868

『交換した物ヲ記憶・・・・? 増ヤス・・・・?
 オ、オイオイオイ・・・・チョット待テ・・・・ソレッテ・・・・!』

魂が天啓を受けたかのようにスパークする
『物を交換する、増やす能力』・・・・それはつまり・・・・

『教エテクレ! ソノ「能力」ハ人間の身体ノ一部ニモ使エルノカ?
 例エバ・・・・肝臓トカ腎臓トカ・・・・心臓ヲ交換シテ増ヤス事モ?』

血を吐くような言葉で問いかける

870ナイ『ベター・ビリーブ・イット』『D・L』+猫『マシュメロ』:2021/11/29(月) 23:22:56
>>869

「なんじゃ?
 実は怖いオバケなのか? プレゼントは罠か?」


空飛ぶソリでやってきた『サンタ』のお面の怪しい人物が、人の内臓を欲しがれば、
『サンタ』を妖怪の一種だと思っている子供がビビるのは当然だろう。


「カンゾーとかジンゾーとかよくわからんが、
 生き物を『交換』することは出来るぞ。
 一部だけも、まあ出来ると思うが……
 食うのか?」


こんな子供が人体の内臓の名称に詳しいわけもないが、
そう言ってうなずいた。

871『エド・サンズ』:2021/11/29(月) 23:33:02
>>870

『ット・・・・スマネェ、怖ガラセルツモリジャアナカッタンダ
「さんた」ハ本物ダゼ・・・・嬢ちゃんガ欲シガッテタ「靴」モアゲタシナ』

『ソノ上デ・・・・嬢ちゃんニ一つ頼ミガアル・・・』

ナイの姿を真っ正面から見つめて、両手を合わせる
そして、拝むようにナイを見つめる

『「病院」ニ・・・・病気デ寝込ンデイル女の子ガイル
 「心臓」ガ悪クテ明日の命モワカラナイヨウナ・・・・子ダ
 ソノお嬢ちゃんヲ助ケルタメニハ「健康な心臓」ガ必要ナンダガ・・・・
 ソンナモンスグニ手に入ルハズガネェ』

『ダカラ頼ム! 嬢ちゃんノ「その能力」ヲ使エバ、「健康な心臓」ヲ交換デ増ヤセルカモシレネェ!
 ダトスレバ・・・・病院の嬢ちゃんヲ救ウ事ガ出来ルハズダ・・・・・!』

『助ケテ・・・・クレネェカ・・・・?』

872ナイ『ベター・ビリーブ・イット』『D・L』+猫『マシュメロ』:2021/11/29(月) 23:49:19
>>871

「(怖いの)」


『サンタのお面』に拝まれるのも中々不気味である。
正面から見つめられれば、お面の隙間から見える目が人間のものではないこともまるわかりだ。
さっきまで内臓がどうとか言っていたのも併せて普通に怖い。
子供は一歩下がった。


「まあ、よいが……
 わしは交換屋さんじゃからの」


だがそれはそれとして、その頼みは断られなかった。
子供に損は一切ないのだから当然かもしれないが。


「と言っても、『交換』じゃからな。
 心臓とか言われても、『記憶』には無いし……
 テレビで見たが、何かこう、好き嫌いとか? あるんじゃろ」


好き嫌いというのは、適合率のことだろう。

873『エド・サンズ』:2021/11/29(月) 23:55:30
>>872

サンタのお面の向こう側からは人間の物ではない眼光を感じる
精神の力・・・・魂がむき出しで存在しているようなものだ
ある意味では『オバケ』という認識が最も正しいのかもしれない

『好キ嫌イ・・・・ア、ア〜〜・・・・ソレナンダガ、多分ある程度ハ無視出来ルト思ウ
 ソノ嬢ちゃんモスタンド使いデヨ・・・「心臓移植」ヲスル能力を持ッテイルラシイ
 本当ニドウニカ出来ルカハワカラネエケド・・・・嬢ちゃん達二人ノ能力ガ合ワサレバ・・・・
 ヒョットシタラ上手くイクカモシレネェ・・・・』

『頼マレテ・・・・クレネェカ?』

874ナイ『ベター・ビリーブ・イット』『D・L』+猫『マシュメロ』:2021/11/30(火) 00:10:22
>>873

「ほう、そうなのか?
 よくわからんが」


そう言うんだからそうなのだろう。
元々詳しく知っているわけではないし、
熱心に助けてやろうという気持ちがあるわけでもなく、
頼まれたから『交換』をするだけである。


「それでわしはどうすればよい?
 わしのシンゾーとその嬢ちゃんとやらのシンゾーを『交換』するのは困るぞ。
 その場合、『記憶』されるのは病気のシンゾーなのでな。
 まあ、一度『交換』した後にもう一度『交換』すれば持ち主は元通りでどっちも『記憶』は出来るが」


そう言いつつ、ふわあ、とあくびをする。
真剣な話をしている態度ではないが、夜だし眠いのだろう。
いつのまにか『エド・サンズ』の腕から逃れた猫も、床で丸くなっている。

875『エド・サンズ』:2021/11/30(火) 00:28:48
>>874

『例エバ・・・・物ノ位置ヲ変エナイママ所有権ダケヲ交換スル事ハ出来るカ?
 ソウヤッテ「心臓」ノ交換記憶ヲ作ッタ上でその辺ノ何カを「心臓」ニ変エテ
 病院の嬢ちゃんノ能力デお互イニ健康な心臓ヲ移植シタリトカ・・・』

876ナイ『ベター・ビリーブ・イット』『D・L』+猫『マシュメロ』:2021/11/30(火) 00:42:50
>>875

「わしのシンゾーを増やすということか?
 持ち主だけ変えることも出来るが……」


一時的かつ、すぐに自分のものに戻すといっても、
さすがに自分の心臓を『交換』するのは嫌そうだった。心情的な問題であろう。
『エド・サンズ』をオバケだと思っていることも一因だろう。
昔話だったら、騙されてそのまま心臓を持ち逃げされそうである。


「……まあ、わしもその嬢ちゃんが困っておるなら
 助けたくもなくもない……なくもなくない? が……」

877『エド・サンズ』:2021/11/30(火) 00:53:42
>>876

『マア・・・・ソレモソウカ・・・・』

いくら理論的には可能だとはいえ、事は自分の心臓・・・・命に及ぶ
出来るという事と、やってもいいという事は・・・・違う
突然の幸運に思わずはしゃぎすぎてしまった自身を省みて反省する

『トハイエ、俺ノ本体ハ今ハ「かき氷」ニナッテルシ・・・・
 嬢ちゃんニ命ヲ賭ケテモラウ義理モネェシナ・・・・』

『仕方ネェ、ココハ出直ストスルカ』

気落ちしたような姿勢でナイの家を出ようとする

『嬢ちゃん・・・・ソレナラヨォ、もう一度日ヲ改メテ来ル事ニスルゼ
 今度ハ俺ノ「本体」ヲ連レテ来ルカラヨォ・・・
 ソノ「心臓」デ改メテ、サッキノ「交換」ヲシテクレ・・・・』

『エド・サンズ』の本体への負債が・・・・さらに増えていく

878ナイ『ベター・ビリーブ・イット』『D・L』+猫『マシュメロ』:2021/11/30(火) 01:23:07
>>877

「ん? よいのか?
 本体?」


あっさりと引き下がった『エド・サンズ』を不思議そうに見る子供。
この子供はそこまで心が強くも賢くもなさそうだ。
全力で押せば、あるいは甘言で騙せば、なんとでもなるだろう。
渋っているのも、倫理観などではない。
なんとなく嫌だなぁ。というだけである。
『エド・サンズ』自身が先刻考えていたように、スタンド能力は精神の力。
心臓をどうにか出来る能力者がいたとして、
その使用を強要するのも同じくらい精神的な問題があるのかもしれない。
心臓を『交換』するなら『エド・サンズ』の本体がやるべき。それが彼が選んだ倫理だ。

だが

そうなると心臓病の子供を助けるためには、『エド・サンズ』の本体が必要になる。
しかしそもそも『エド・サンズ』の本体を助けるために、
『サンタ』の真似事をして心臓病の子供の願いを聞くことになったのだ。
これではまるっきり手段と目的が逆転している。
そして『エド・サンズ』が失敗してしまえば、共倒れだ。
心臓病の子供は果たされない約束を待ちつづけるのだろう。
いや、それ以前に、明日をも知れない命だ。
『エド・サンズ』の本体が復活する頃には『手遅れ』になっている可能性もある。

今ならまだ踵を返して発言を撤回することもできるが――

選択に正しいも間違いもない。
子供は背を向けて去っていく『エド・サンズ』を見送る。

879『エド・サンズ』:2021/11/30(火) 21:32:47
>>878

『ソウダ。俺ノ「本体」
 流石ニ命ニ関ワルヨウナ内容ダ・・・・赤の他人ニ無理強いハデキネェ』

全力で押せば、甘言で騙せば、あるいはこの場でこの問題を解決する事も出来ただろう
氷山が復活できるかどうかもわからず、『エド・サンズ』は奇跡のような瞬間に生きているだけかもしれない
このまま『エド・サンズ』が消滅してしまえば元も子もない・・・・

だが、だからといって『人の道』を曲げるわけにはいかない
社会通念や常識がない『エド・サンズ』だからこそ、最後の一線を踏み越えてしまえば、
容易にその魂は闇へと堕ちてしまう・・・・

『(俺ガソウナッチマッタラ・・・・あきはノ奴ニモ顔向けデキネェ)』

『ソウダナ・・・・ニ、三日シタラ本体ヲ連レテマタ来る
 ソレマデニ、誰モ来ナカッタラ・・・・スマネェガ、病院ニ行ッテ「初音 鳴」ッテ子ニ会ッテクレネェカ?
 嬢ちゃんノ能力ガ「希望」ナンダ・・・・頼ムゼ、「ナイ」』

合理的な判断とはとても言えない
愚かな判断だとも言える
それでもなお、『エド・サンズ』はナイに振り返る事無く、ソリに乗って去って行った

>GM
ナイPCとのサンタ交流を終了します

880『サンタの躍進、一抹の不安』:2021/12/01(水) 01:03:13
>>879

さきほどの少女、『初音鳴』を救えそうな『スタンド使い』は
意外なほど早く見つかった。しかし、それには、
『エド・サンズ』の本体、『氷山あきは』を救わなくてはならない。
つまりはこの『サンタ行脚』を成功させなければならない理由がまた一つ増えたという事だ。

どこか浮世離れした幼女、『ナイ』と別れ、
『エド・サンズ』の『サンタ行脚』は続く。


                       ………

                         ……

                           …


『エド・サンズ』は様々な思いと宿題を抱えつつ、更にソリを走らせる。
色々な場所をソリは駆け回り、様々な子供に『プレゼント』を配った。
途中、『プレゼントの話をしたら顔のパーツをグチャグチャにする能力』を持つ、
スタンド使いの『医者の息子』なんかも居たが、なんとかしのぐことができた。

  そして、次は…………

―――――――――――――――――――――――――――――
『名前』:ダイアナ
『年齢』:5歳
『性別』:女
『略歴』:名門私立幼稚園に通う幼稚園児。
『自分だけの椅子』に座る事を目指しており、
体は小さいが態度はデカく、ケンカを売って一瞬で負ける。
『バレエ』を習っている。
『住居状況』:
星見町の一等地に立つ豪邸に住む。
だが、防犯は行き届いていない。
両親は低所得層からの成り上がりであり、
見栄で大きな家を買ったものの、
管理に慣れていないためだと思われる。
『希望するプレゼント』:見栄えがするもの
『サンタを信じているか?』:
プレゼントとは両親がくれるものであり、
両親は常に直接プレゼントを渡してきた。
ゆえにサンタを見た事はないし、
サンタからプレゼントをもらった事はないと考えているが、
世の中のどこかにはいるのかもしれないとは思っている。
もし来たら、存在を信じるようになる可能性はゼロではない。
―――――――――――――――――――――――――――――

881『エド・サンズ』:2021/12/01(水) 11:52:06
>>880

『ダイアナ・・・・?
 オ、オイ・・・・待テヨ・・・・コノ名前マサカ・・・・?』

次なる『ターゲット』の名前を見て動揺が走る
この名前・・・・このプロフィール・・・・あの時、湖に突き落とした・・・・

『マ、バレネェヨウニヤルカ・・・・』

そうして、空飛ぶソリからダイアナの居場所に降り立つ

882ダイアナ『オンリー・ガール』:2021/12/01(水) 13:13:59
>>881

星見町の一等地に鎮座する『五階建ての豪邸』。
そこが『サンタご一行』の次なる目的地だった。
敷地も広く、見るからに贅沢な屋敷だが、
どことなく浮ついた印象が漂うのは気のせいではない。

『バッキンガム宮殿』。
外観を一言で説明するなら『それ』だった。
庭には『大理石の噴水』が設置され、
両隣には『金のマーライオン』と『銀のマーメイド』が並ぶ。
他にも、高そうな彫刻やらオブジェが至る所に見える。
まさしく『成金』の発想そのものと言えた。

「――――――………………」

邸宅の窓は一ヶ所開いており、
一人の少女が頬杖をつきながら外を眺めている。
プラチナブロンドの髪とエメラルドグリーンの瞳。
『ダイアナ』だ。
かつて『エド・サンズ』にケンカを売り、
一瞬で湖に叩き落された幼稚園児。
執念深い彼女は『恨みを晴らすチャンス』を狙い続けていた。
なお、『エド・サンズ』は知らない事だが、
ダイアナは『朝山』に『二度』敗北している。
よって、朝山の名前も『ブラックリスト』に載せられていた。

  ・・・・・・ ・・・・・・ ・・・・・・ ・・・・・・ ・・・・・・

まだ『一行』には気付いていないようだ。
積極的に『サンタ』を待っている訳ではないが、
知人の『関』から『夏の魔物』に関する連絡は受けていた。
大して貢献してはいないものの、一応『冬』は意識している。
コンタクトを取る事は簡単そうだが、
おそらくはバレないようにした方がいいだろう。
もし悟られた時は――――――
少しばかり『面倒』が起きるかもしれない。

883『エド・サンズ』:2021/12/01(水) 17:34:16
>>882

『ン? ンンン〜〜〜〜〜〜?』

『サン相』リストに従って、次なるターゲットのお宅にたどり着いた『エド・サンズ』
そこにそびえ立つ『豪邸』の様相を見て、彼の首は大きく傾げられる

『ナンジャア、コリャ?
 キンピカでゴテゴテシテテ、伴天連屋敷カ何カカ?
 ット、コウシチャアイラレネェ』

空飛ぶソリを飛ばしてしばらく屋敷の外装を見ていると、
侵入するのに都合が良い・・・・というよりも、ターゲットの姿を早速確認した
やはりこの幼児・・・・以前にちょっとしたいざこざで湖にたたき落とした子だ

彼女に『エド・サンズ』の正体を晒す事はこれまで以上に危険だろう

『ソンジャ・・・・行コウカ!』

『メリークリスマスッ!!』

彼女はスタンド使いである事は既に知っている
それであれば、無理に録音した声を使って怪しまれるよりは
初手から地声で話しかけた方がまだいいだろう

声をきっかけに『エド・サンズ』の正体に気付く可能性もあるが
普段の『エド・サンズ』は和風、今は洋装である
流石に何のきっかけもなく気付くのは難しいはず・・・・

『エド・サンズ』はクリスマスの声を上げて、ダイアナの目の前に飛び降りる

884ダイアナ『オンリー・ガール』:2021/12/02(木) 05:55:31
>>883

『今のいでたち』は『本来のヴィジョン』と大きく違う。
幼い子供という事を考えても、いきなり気付かれる事はない。
かくして、『エド・サンズ』は『ターゲット』との接触を図る。

        「 え ッ ! ? 」

突如として現れた『エド・サンタ』に目を見開き、
驚愕の表情を見せるダイアナ。
『あの時』は幼稚園の制服だったが、
今の格好は『サンタ風のファッション』だ。
天井には煌びやかな『シャンデリア』が飾られ、
天蓋付きの『キングサイズベッド』の上に、
大きな『テディベア』が置かれていた。

  ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ

同時に『エド・サンズ』は気付く。
外から見た時には分からなかったが、
部屋の中には『何者か』が立っていた。
『サンタの衣装』を着て、『帽子』を被って『白ヒゲ』を生やし、
『プレゼント袋』を背負っている。
その姿を見て、十人中十人が『同じ答え』を出すだろう。
『サンタクロース』と………………。

  ・・・・・・ ・・・・・・ ・・・・・・ ・・・・・・ ・・・・・・

時間は『今日の昼間(>>618)』に遡る。
ダイアナは『サンタ風のファッション』で町を闊歩していた。
自分の存在を世間にアピールし、
『夏のクリスマス』の『主演女優』になるために。
だが、既に『クリスマスムード』が蔓延している今、
誰よりも目立つためには、さらなる『秘策』が必要であった。
一計を案じたダイアナは、
『実体化スタンド』である『オンリー・ガール』に、
『サンタクロースの格好』をさせて連れ歩いていたのだ!!

本人の希望とは裏腹に、
『オンリー・ガール』に注目が集まったせいで、
『ダイアナ自身の存在感』は逆に薄まってしまっていた。
だが、『自分が注目された』と勘違いしたダイアナは、
それに機嫌を良くし、家に帰ってきた後も『まだ続けていた』。
そこに『エド・サンタ』が飛び込んできた訳である。
『サンタ』が来た時には、既に『サンタ』がいた。
期せずして、『奇妙な光景』が作り上げられる結果となった。

  ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド

ダイアナを挟んで、『二人のサンタクロース』が対峙する。
そして、お互いに『相手の正体』を知らない。
この状況から、どう動くべきか…………。

885『エド・サンズ』:2021/12/02(木) 17:09:23
>>884

『コイツ・・・・ コノ「服装」・・・・マサカ!』

赤い衣装に白い髭、袋を背負ったその姿はまさに鏡映しッ!!
『サンタ』と『サンタ』が出会うこの事態に・・・・運命は動き出す!

『メリークリスマス・・・・ワザワザ「ワシ」ノ「似姿」ヲ作ッテクレテ嬉シイゾイ
「わし」ガ「本物のさんたくろおす」・・・・今日ハ「プレゼント」ヲ持ッテキタゾイ!』

若干口調が怪しいものの、自分こそが『本物のサンタクロース』だとアピール!
先手を打って押し切る作戦だ

886ダイアナ『オンリー・ガール』:2021/12/03(金) 13:58:54
>>885

『クリスマス』の夜に、奇しくも邂逅した『二人のサンタ』。
先手を打ったのは『エド・サンタ』だった。
自分こそが『本物のサンタクロース』であると宣言するッ!!

「さ、『さんたくろおす』ってねぇ…………!」

       ジリッ…………

「『サンタの格好』はしてるみたいだけど…………」

               ――――ススッ

「ホントは『ドロボウ』なんじゃないのォォォ〜〜!?」

ダイアナは訝しげな表情で後ずさった。
それに合わせるようにして、『サンタ・ガール』が前進し、
本体であるダイアナの前に出る。
『半信半疑』といった所だろうか。
『サンタの格好をした誰か』が現れて『サンタ』を名乗る。
それだけで納得するほど、
『サンタの存在』を心から信じている訳ではなかった。
ひねくれた部分のある彼女には、
子供らしい『素直さ』が少々欠けている。
ここまでの『行脚』は概ね順調だったが、
今度の相手は一筋縄ではいかなそうだ。

「フフン!騙されないわよ!
 『クリスマス』が流行ってるから、
 そういう格好してれば目立たないもの!
 うちにある『金目のもの』を盗みにきたんでしょ!」

「――――『スタンド』を使って!!」

また、別の問題もあった。
『スタンド使い』が『スタンド会話』から連想するのは、
もちろん『スタンド』だ。
いくら幼いとはいえ、
『普通の声』と『スタンドの声』の区別はつく。
未知の『スタンド使い』あるいは『スタンド』が、
いきなり自室に侵入してきたと受け取るのは、
そう不自然な解釈ではないだろう。
そして、子供でも『スタンド』を警戒する気持ちくらいはある。
同じ『スタンド使い』でも『ナイ』とは違う。
『サンタクロースのインパクト』だけでは、
その点をカバーしきるのは難しいようだ。

「でもまぁ……どうしても欲しいんだったらあげてもいいけど。
 きっとお金が足りなくて困ってるんでしょうから。
 フフン!わたしからの『プレゼント』よ!」

           スッ

「『ダディ』に持ってきてもらうわ」

ダイアナは、ポケットから『スマホ』を取り出し、操作しようとする。
『思い込みの激しさ』が最大限に発揮された形だ。
在宅なのかどうかは不明だが、
このままでは『家族』に『連絡』されてしまいかねない…………!!

887『エド・サンズ』:2021/12/03(金) 17:40:59
>>886

『泥棒ダァ〜〜〜〜〜?』

「なぁ〜に言っちゃてんのぉぉ〜〜このガキ〜〜〜?」な雰囲気を出しつつ、食って掛かる
確かにこの浮かれた状況ではコスプレ強盗がまかり通ってもおかしくはない
しかし、それはそれとしてここは弁明しなければ・・・・『サンタ行脚』が失敗に終わりかねない

『違ウゼ! マアわしガ「スタンド」デアル事ハ間違イネェケドヨォォ
 嬢ちゃん・・・・ソレハ前提ガ間違ッテルぞい・・・・・』

『ツマリ・・・・真実ハコウイウ事じゃ・・・・
「さんた」モ「スタンド使い」・・・・ッテ事じゃ』

無知な子供を諭すような口調で言う

『考エテモミテ欲シイ・・・・普通ノ人間ガ世界中の人間ニプレゼントを配れるワケナイじゃろーが
 特殊な能力・・・・「スタンド能力」ヲ持ッテナイ限リハヨォォォ〜〜〜』

888ダイアナ『オンリー・ガール』:2021/12/05(日) 14:00:57
>>887

「――――『サンタがスタンド使い』?」

          ピクッ

「ダディなら『お金』でできるかもしれない……けど……」

「『普通の人』にはできっこない……」

スマホを操作しかけていた手が止まる。
『エド・サンタ』の言葉には『説得力』があった。
『世界中の子供にプレゼントを配る』というのは、
普通の手段では到底実現不可能な行動。
だが、『スタンド能力』なら可能かもしれない。
そういう力があってもおかしくないだろうと、
『スタンド使いの端くれ』であるダイアナは考えた。

「フフン――――だったら『証拠』を見せてもらうわ」

「あなたの『能力』をね!
 それで『本物のサンタ』かどうか分かるんだから。
 『世界中の人間にプレゼントを配れる能力』なんでしょ?」
 
「もし違ったら、やっぱり『ドロボウ』よ!」

ダイアナは、『能力』を見せる事を要求してきた。
まだ『完全な信頼』は得ていないが、
最初の段階は越えている。
『本物のサンタクロース』だと信じさせられるかどうかは、
『次の動き』に掛かっているだろう。

889『エド・サンズ』:2021/12/05(日) 14:40:57
>>888

『フゥ〜〜〜ム・・・・コウイウノハ「見世物」ジャアナイノじゃガ
 疑ワレルノハ気分ガわりぃ・・・・じゃぞい!
 ドォ〜レ・・・ソレジャア、世界中ノ皆にプレゼントを配ルタメノ能力ヲ見セテヤルカノォ』

『トコロデ、「ダイアナ」ノ嬢ちゃん
 お前さんノ住ンデイルコノ家・・・・素敵な置物ガ沢山アッテ「ナイス」ジャノウ
 デモ、コウイウノガあれバもっと素敵ニなるト思ウン・・・・ジャガノ!』

そう言いながら、『大捕物』の能力を起動
ダイアナの手元に『御用提灯』が出現する

西洋風のゴテゴテとした意匠に『提灯』・・・・?
趣味が・・・・・悪い・・・・・!

890ダイアナ『オンリー・ガール』:2021/12/05(日) 14:57:14
>>889

             ポ ン ッ

       「 ! ? ! ? ! ? 」

『大捕物』によって、ダイアナの手元に出現した『提灯』。
『バッキンガム宮殿』と『御用提灯』という妙な取り合わせ。
『和洋折衷』と言えば聞こえはいいが、
『合っているか』というのは極めて微妙な所だ。

    「ほ………………」

        「『ホント』だったみたいね………………」

ダイアナは『信じた』。
ひねくれているが、所詮は『五歳児』。
丸め込む事は、そう難しくはなかったようだ。

「フフン!『プレゼント』があるんでしょ?
 さぁ、早く出しなさいよ!」

今度は一転してプレゼントを催促してきた。
ここからが『サンタ』としての腕の見せ所だ。
ダイアナが気に入るものを渡せるかどうか…………。

891『エド・サンズ』:2021/12/05(日) 15:45:37
>>890

『ウ、ウ〜〜〜ン・・・・ヨク見タラ「プレゼント」トシテハ少し・・・・微妙ジャノう
 ヤッパリ、能力デ渡ス「プレゼント」ヨリモ、直デ渡ス方ガ一番ジャ・・・・』

そう言うと、『御用提灯』を解除して消しておく

『デハ「本命」ノ「プレゼント」じゃ!
 ヘッヘッヘ・・・・嬢ちゃんガ気に入るヨウな物ヲ選ンデキタゼ・・・・じゃぞい!』

『さんた』が袋の中から取り出した物・・・それは一見するとタオルのような形状の布だ
天鵞絨のような光沢のある起毛に覆われ、ベージュ色のシックな色合いをしている

『「チェアリボン」・・・・ッテ言うラシ・・・・言うンダゼ!
 「椅子」ニ結ンデ飾リツケに使うノジャ!』

いつもの『エド・サンズ』からは決して出ないセンスのプレゼントだ
水谷や合歓垣・・・・勝間に入れ知恵された結果かもしれない

892ダイアナ『オンリー・ガール』:2021/12/06(月) 09:35:03
>>891

「面白いけど、この『ランタン』わたしのセンスじゃないもの。
 もっといいものがあるはずよ!」

提灯の代わりに差し出された『チェアリボン』。
『サンタ・ガール』の前に出て、それを受け取った。
『自分だけの椅子』にこだわるダイアナに相応しい贈り物だ。

「フフン、よく分かってるじゃない!
 さすがに『サンタクロース』なだけはあるわね!」

            パサッ

『サンタ・ガール』が帽子と白ヒゲを取った。
それらの下から現れたのは半透明の人型スタンド。
通常のヴィジョンである『エド・サンズ』と違い、
確かな『実体感』を持っている。

       クルクル

              ギュッ

『サンタ・ガール』は頭にリボンを結んだ。
空気と同化している『オンリー・ガール』は『実体化スタンド』。
触れようという意思がなくても触れる事が出来る。

          ズズッ

そのヴィジョンが『椅子』に『変形』する。
腕が『肘置き』、体が『背もたれ』、脚が『シート』だ。
前に出くわした時には、
一瞬で終わってしまったために見る機会がなかったが、
これが『ダイアナの能力』の一端なのかもしれない。

     「フフン――――――」

            トスッ

そして、完成した『椅子』に腰を下ろす。
肘置きに頬杖をつき、偉そうに脚を組んで、
『エド・サンタ』を眺める。
『女王』か何かを気取っているようだ。

「いいじゃない、いいじゃない。
 『サンタ』からプレゼントをもらったのなんて初めてだわ。
 プレゼントをくれるのはダディとマミィだから…………」

ダイアナは満足気な表情だったが、
ふと何かに気付いたように言葉を切った。

「『世界中の人』にプレゼントを配ってるんでしょ?
 どうして今まで私の所に来なかったの?
 どうして今日は私の所に来たの?」

さっきのように頭から疑っている訳ではなく、
純粋に『疑問』を感じた。
『世界中の子供にプレゼントを配れる』なら、
なぜ今まで来なかったのか?
そして、どうして今日に限って来たのか?

「――――ねぇ、どうして?」

おそらく、これが『最終関門』だろう。
『子供の純粋な疑問』に上手く答えられるかどうか。
幼い子供である事を考えると、
『勝間』を説得した時のような『暴力的な話題』は、
出来るだけ避けた方が良さそうだ。

893『エド・サンズ』:2021/12/06(月) 11:54:38
>>892

『ヘッヘッヘ・・・・イヤ、フォッフォッフォ、ヤハリわしノ「センス」ニ狂いハナイノォ
 嬢ちゃんノ「椅子」ニ良く似合ッテオルワイ』

『(ア、危ネェェ〜〜〜〜〜!
 最初ニ見タ時ハコンナ「手ぬぐい」ミタイナ布がナンノ役ニ立つノカワカンナカッタガ
 コウシテ見ルトナカナカのモンじゃネェカ)』

ダイアナが浮かべる表情にほっと安堵の息をつく
時代劇世界の価値観しか持たない『エド・サンズ』が物を選んでいたら大変な事になっていただろう

>「『世界中の人』にプレゼントを配ってるんでしょ?
> どうして今まで私の所に来なかったの?
> どうして今日は私の所に来たの?」

『ソウダナァ・・・・』

ここは重要な局面だ
恐らくは既に『さんた』としての信用をある程度は獲得できているだろう
だが、ここで『さんた』らしくない回答をしてしまえば・・・・その信頼を裏切る事になる
『エド・サンズ』が『さんた』として振舞うための『最終関門』・・・・・

『サッキ見セタヨウニ、わしハ世界中ノ子供達ニ「プレゼント」を贈ル事ガ出来ル
「日本」デモ「フィンランド」デモ、ドコデモノウ』

『ダガ、ソレヲヤルト「その子」ガ本当ニ欲シガッテイル物ヲ渡ス事ガ出来ン
 実際ニ・・・・・直接会ワナイトワカラン事モ多イカラノゥ』

――――この部分は『エド・サンズ』の本心でもある
家宅侵入を繰り返し、『予告状』を配っていた時・・・・『エド・サンズ』は子供との交流を拒んだ
それが裏目に出た結果が『クリスマスツリーの惨状』だ
子供が何を欲しているのか、何を望んでいるのか、何も知らずにただただ好き勝手に振舞った結果である

『本当ニ欲シイ物・・・ 望ンデイル物・・・
 ソウイウノハ遠く離レタ「さんたの国」カラジャア全然ワカラネェ』

例えば・・・・悲しい運命から逃れる術を居もしないサンタに託す子供がいた
例えば・・・・本当に欲しい物を手に入れる為に一生懸命に頑張る子供がいた

環境ゆえに欲しい物が手に入らない子供、大好きな家族との絆を贈り物に求める子供
・・・・・・そして、さんたの方こそ求めたくなるような強い力を持った子供

勝間が用意したリストは確かに大した物だった
だが、本当の意味で子供たちの事を理解できたのはそういった触れ合いの中からだけである
これは・・・・・『エド・サンズ』自身が思う純粋な事実だ

『ダカラわしハ実際ニ子供ニ会ッテプレゼントヲ渡シニ来たッテワケジャ
 マア・・・・・・ソウスルト贈り物ヲモラエナイ子供ガ出テキテ元も子もないワケジャガ・・・・
 ダカラコレハ、わしノ我儘・・・・・トイウ事ニナルノウ』

894ダイアナ『オンリー・ガール』:2021/12/06(月) 18:21:45
>>893

「………………ふゥん」

『椅子』に腰掛けたまま、
ダイアナは『エド・サンズ』の話を聞き終えた。
『世界中の子供達に配れる能力』がありながら、
それを放棄して自らの手で『プレゼント』を渡す。
客観的に見ると、それは確かに『我儘』であろう。

「それって『サンタクロース』としては失格よね。
 『もらえる子』と『もらえない子』がいるなんて『不公平』じゃない」

『エド・サンタ』を見つめながら、ダイアナは流暢に語る。
五歳児にしては口が達者だ。
育った環境の影響か、
それとも両親から受けた英才教育の賜物か。

「でも、わたしはそういう考え方も嫌いじゃないわ。
 『質より量』と『量より質』――どっちがいいかは場合によると思うけど、
 両方試してみないと分からない事もあるもの」

ダイアナは『エド・サンズ』の答えに納得した。
全面的な肯定ではないものの、
『それも悪くない』と感じたようだ。
『経営者的な思考』なのかもしれない。

「フフン!まぁ、よく考えてこれからもがんばることね!
 わたしがいつでも『アドバイス』してあげるわ」

          フッフッフッフッフッ

不敵にほくそ笑みながら、椅子の上でふんぞり返るダイアナ。
ここまで偉そうに語った話は、
自分が『上』に立つためのものでもあったのだろう。
やはりダイアナは『素直な子供』ではなかった。

「ほら、もういいから早く行きなさいよ。
 他にも『プレゼント』をあげなきゃいけない子達がいるんでしょ?
 いつまでもここにいたら『クリスマス』が終わっちゃうわ」

       ――――コホン

「それと………………『プレゼントありがとう』」

しかし、最後に『お礼の言葉』を言い添える程度の素直さはあったらしい。
『サンタ』として、この家で為すべき事は全て果たした。
『自分だけの椅子』に座るダイアナに見送られながら、
『エド・サンタ』は『豪邸』を後にする――――――。

895『エド・サンズ』:2021/12/06(月) 18:37:04
>>894

>「それって『サンタクロース』としては失格よね。
> 『もらえる子』と『もらえない子』がいるなんて『不公平』じゃない」

『ハハハ・・・・ソレモソウじゃナア・・・・・』

『(ヤ、ヤッベェ――――ッ! コノ「答え」ハお気ニ召サナカッタカ―――ッ!?)』

ダイアナの言葉に内心では大慌てである
自分の言葉を口にするあまりに『さんた』としての振舞いを忘れかけていたからだ
『さんたくろおす』の『超常性』をアピールするのであれば『我儘』などという言葉はむしろ逆効果か・・・?

そう思った『エド・サンズ』は処刑を待つ罪人の様な気分で次の言葉を待つ

>「でも、わたしはそういう考え方も嫌いじゃないわ。
> 『質より量』と『量より質』――どっちがいいかは場合によると思うけど、
> 両方試してみないと分からない事もあるもの」

>「フフン!まぁ、よく考えてこれからもがんばることね!
> わたしがいつでも『アドバイス』してあげるわ」

『ヘッ・・・・? オ、オウ、アリガトウ!』

そんな『エド・サンズ』の頭上からかけられた言葉は予想に反して『納得』の意を示すものであった
思わず、自分が『さんた』である事を忘れて情けない声が出る
そんな気が抜けた『エド・サンズ』に発破をかけるように、ダイアナは彼が外に出る様に促す

『ア、アア・・・・ソレジャアマタ・・・・イヤ
「どういたしまして」ダ! マタ「クリスマス」ニノウ!』

因縁の難敵・・・・『ダイアナ』への『プレゼント』を終えた『さんたくろおす』は意気揚々と空を駆ける
次なる家・・・・子供達に幸せの『プレゼント』を届けるために

896『サンタの躍進、一抹の不安』:2021/12/08(水) 05:13:32
>>895

『ダイアナ』への『プレゼント配り』もなんとか終え、
『エド・サンズ』は再び方々を飛び回り、子供たちに『プレゼント』を贈り続ける。

回るにつれ、夜も深まってきている。
訪れてみるとすでに眠っている子供たちも多く、
さっと『プレゼント』を枕元に置くだけで済む事も増えてきた。
そのおかげでたくさんの家庭に『サンタ』を届ける事が出来ている。

『Xデー』の昼間の様々なイベントで『星見町』の『クリスマスムード』は強く高まっている。
その総決算としての『サンタ行脚』―――
星見町民の認知が『街をクリスマスで満たす』のに大きく影響しているというのならば、
それが最大数になるのは、夜が終わり、子供たちが目覚めた『朝』なのかもしれない。

  ………

              ………

                              ………

そうして、『エド・サンタご一行』はついに『氷の女王リスト』の
『子供たち』に『プレゼント』を配り終えた。
それは『エド・サンタ』だけの力ではなく、
『合歓垣』『水宮』『朝山』の『トナカイガールズ』の助力があってこその成果だろう。

                       ………

ここまで『サンタ業』に勤しみ、『サンタスキル』を向上させてきた『エド・サンタ』ならば、
最後に『プレゼント』を渡した方がいい『面々』が身近に居る事に気付くかもしれない。
今の『エド・サンタ』であれば、『適切なプレゼント』をチョイスできるはずだ。

897『エド・サンズ』:2021/12/08(水) 10:54:25
>>896

『バッキンガム宮殿』を離れた後、これまでの苦境が嘘のように『さんた行脚』は上手くいった
時刻が回り、子供たちが寝静まっているという事もある
しかし、それ以上に『エド・サンズ』がこれまでの経験を通して『さんた』として成長している・・・のかもしれない

どちらにせよ、夜が更け町が静かになる頃
『さんた一行』の旅は終わった・・・・プレゼントを配り終えたのである

『フゥ・・・・ コレデ、全員分ノ「プレゼント」ハ配り終エ・・・・イヤ、マダダナ』

プレゼントを配り終え、軽くなった袋を片手に周りを見回す

『空飛ぶソリ』の立役者・・・・トナカイガール合歓垣
『聖歌』の歌い手・・・・ゴスペルシンガー水宮
『助手』として助けを受けた・・・・サンタアシスタント朝山

『皆、今日ハ良くヤッテクレタ!
 嬢ちゃん達ノオカゲデこんな俺デモドウニカ「さんたくろおす」トシテ振舞う事ガ出来たゼ!
 ダカラ嬢ちゃん達ニ、俺カラ渡す最後ノお礼・・・・「プレゼント」ダ!』

袋の中に手を入れ、『プレゼント』を探す
『さんた行脚』を手伝ってくれた彼女たちに渡す物は既に決まっている
彼女らにバレないように、こっそりと勝間の家で袋の中に紛れ込ませた物だ

『ホラヨ!』

そうして、『プレゼント』が手渡される

ソリを飛ばし、空を駆け、トナカイとして一生懸命働いてくれた合歓垣には手の平サイズの『サンタとソリの置物』を
クリスマスに相応しく美しい歌声を聞かせてくれた水宮には真鍮製の『ハンドベル』を
悪の組織の首領として活躍し、サンタ助手として未熟な『さんた』を支えてくれた朝山には、間に合わせではない専用の『サンタ服』を
それぞれ贈る事にした

898合歓垣 瑛『ブラス・コンストラクション』:2021/12/08(水) 19:09:54
>>897

「えっ!? ホント!!?
 ありがとう!」

 合歓垣は先ほどまで眠たげだった顔を喜色に染めると包みを開けていく。

 『本物のサンタ』に代行の許可をもらっている(と合歓垣は信じている)『エド・サンタ』からのプレゼントであり、
 彼は実際、今に至るまでに何人もの子供たちを喜ばせてきたのだ。
 きっと素晴らしいものに違いない。合歓垣の顔にはありありと期待が浮かんでいる。
 いや、浮かんでいた。

「……んーっと…」

 合歓垣は小さく首を傾げ、何度か自分を納得させるように頷くと口を開いた。

「おじさんは本物じゃあないんだもんね。
 しょーがないね。うん…。
 ありがとう、うれしい…」

 遊びたい盛りの9歳児は置物にはあまり興味がないのかもしれない。

899水宮アリア『ブラッディー・マリー』:2021/12/08(水) 20:57:19
>>897
「!?」

まさか自分までプレゼントをもらえるとは、サプライズだった

あんまり役に立てなかったのに、貰っちゃっていいのかな…?

そんな事を思いつつ、サンタからのプレゼントを受け取る

「…」

真鍮製の『ハンドベル』
正直、使い道があまり考えつかない物だが…

                カラン カラン カラン

笑顔でハンドベルを鳴らすアリア
『エド・サンズ』が自分の事を考えて、ハンドベルを選んでくれた事が彼女には嬉しかった

900朝山『ザ・ハイヤー』:2021/12/08(水) 22:23:45
>>897

「サンちゃん! 有難うっス!!
ふぅーーーっ! けっこー色々と大変だったっスけど。
何とか、これで夏のサンタ大作戦も成功になりそうっスね!!」

サンタ服を貰い、軽く額の汗を拭う動作と共に呟く。

これで、もう他にアクシデントが無ければ大丈夫だろう……。

「けど、まだ気は抜けないっス。まだ夏の魔物に苦しんでる皆が
解放された訳じゃないっスからね。
他に、やり残した事は無いっスか?」

念のために確認もとっておこう。

901『エド・サンズ』:2021/12/09(木) 23:25:11
>>898-900

『さんた行脚』をやり遂げた『エド・サンズ』
経験も積み、『さんた』として一回り成長した彼の贈り物だ
自信満々に少女たちに渡したそれに対して、彼女らの反応は・・・・・『ビミョー』であった

『マ、マア・・・・・コンナもん・・・・カ・・・・』

終始微妙な空気が流れる中、ソリは宙を駆ける
『エド・サンズ』はサンタとして確かに成長した・・・・しかし、一晩程度で別人になる程世の中は甘くはない
ほんの少しの苦みを最後に残して、彼らは行く

―――今夜は『クリスマス』。
晩夏に起こす一夜限りの奇跡なのだから

902『サンタの躍進、一抹の不安』:2021/12/10(金) 21:59:30
>>897-901

『エド・サンズ』の贈り物は結局、『トナカイガールズ』の心を揺さぶるまでには至らなかった。
それでも予めプレゼントを用意できただけ『エド・サンズ』は成長していると言えるか―――

当然の事ではあるが、今まで『エド・サンズ』が発現する時は、いつも本体、『氷山あきは』が近くに居た。
こんなふうに長期間、まったくの束縛なく動く事は『エド・サンズ』にとって初めての経験だっただろう。
その中、本体の為に『クリスマス』を開くべく最大限に学習し、ついに『サンタクロース』の任務を成し遂げた。
それだけでもひとつの『奇跡』と言えるのかもしれない―――


         ヒラ

                           ヒラヒラ


   そんな折―――

『ブラッディー・マリー』の血の匂いをかき消すかのように、一陣の甘い香りが周囲に漂う。
それと共に『エド・サンズ』の身体から『白い氷片』があふれ出てきているのに、
『エド・サンズ』、それに他の者たちは気付いた。

『エド・サンズ』が踊るように身体を動かすと、
『白い氷片』はソリから落下し、その様はまるで『雪』のように見える。

903『エド・サンズ』:2021/12/11(土) 00:47:14
>>902
         ヒラ

                           ヒラヒラ

『・・・・・・?』

周囲に舞い散る『白い氷片』に気が付く
プレゼント用の紙吹雪が漏れだしたかとも思ったがそうではない
触ると冷たく・・・・それは『エド・サンズ』の身体から湧き出していた

『オ、オイ・・・・・! オイオイオイ!
 マズイゼ・・・・・モウ「時間切れ」ダッテノカヨ・・・・!』

己の身に起きた異常に『エド・サンズ』は心当たりがあった
それは自身の本体の身に今も降りかかっている『災厄』・・・・・『夏の魔物』による『風物詩化』だ!

『クソッ! コウナッタラやけダゼ!
 合歓垣! コノママ「ソリ」デ町中ニ「コレ」ヲばら撒くゼ!』

こうなってしまった以上は敵の能力を逆利用するしかない!
合歓垣に指示して、身体から出る『雪』を町中にばら撒き・・・・『クリスマス』を完成させる!

904合歓垣 瑛『ブラス・コンストラクション』:2021/12/11(土) 05:34:23
>>902-903

「えっ、おじさん…だいじょーぶなの…!?」

 合歓垣は驚き、戸惑いながらも足を動かし空を駆ける。
 『演奏』する曲は『We Wish You a Merry Christmas』、日本語名は『クリスマスおめでとう』。
 『クリスマス』の定番曲であり、『クリスマス』の訪れと幸せを歌った曲だ。

 『晩夏の聖夜』に『ソリ』が『GLAD TIDINGS』を響き渡らせる――。

905朝山『ザ・ハイヤー』:2021/12/11(土) 18:42:33
>>902-904


〜〜〜♫

『We Wish You a Merry Christmas』を一緒に空飛ぶソリの上で熱唱する。

エド・サンズが命をかけてサンタをしてるのだ。ならば痛む体に鞭をうつ!
 悪の首領がこう言う時に働かなければ何時働くと言うのか!

「うお〜〜〜〜おおおっス!! みんなぁあ!! クリスマスの奇跡っス〜〜!!」

空から叫び、下で歩いてる人達に雪が降ってる事を意識させよう!!

906水宮アリア『ブラッディー・マリー』:2021/12/11(土) 19:21:05
>>902-905
「!!」

『エド・サンズ』の体の異変に驚き戸惑う
そして自分の体を町中にばら撒くという、
彼の命懸けの行為にも驚くアリア

「…」

♪we wish you a merry Christmas,
 we wish you a merry Christmas,
 we wish you a merry Christmas
 And a happy New Year.
 Good tidings we bring
 To you and your kin;
 we wish you a merry Christmas
 And a happy New Year.♪

そんなアリアに出来る事は、
『ブラッディー・マリー』に歌わせる事だけだ

          カラン♪   カラン♪   カラン♪

今し方、そこのサンタから貰ったばかりのハンドベルを鳴らす
ほんの少しだけでもクリスマスらしくなるように…

907『サンタの躍進、一抹の不安』:2021/12/12(日) 07:19:04
>>903-907

『氷片』を見た時に『エド・サンズ』が真っ先に思い出したのは本体の『かき氷』化。
それがついに『エド・サンズ』の身にも訪れてしまったという事か―――?

  ヒラヒラヒラヒラ

                       ヒラヒラヒラヒラ


           ヒラヒラヒラヒラヒラ

しかし、不思議と『エド・サンズ』の身体が削られているような様子はない。
この『氷』の原材料は…………


                      シュウウウウウウ

『エド・サンズ』は自身の身体が足元の『血の涙』を吸い上げているのが分かった。
『かき氷』化は『水分』があればそれを原料に無尽蔵に行えるのだろう。
『血の涙』の赤と匂いは『練乳シロップ』により、甘く、白くコーティングされる。

 つまり、

  『ブラッディ・マリー』と『かき氷化』による『疑似雪』の『永久機関』が完成している…………


             しかし、なぜこんな事が―――


                             ………

ふと、『エド・サンズ』の脳裏に、『かき氷の器』の光景が浮かぶ。
更にそこに被せられているのは『赤と白』の陣笠。その顎紐は『緑色』。
どうやら『大事な人にプレゼントしたい』という『エド・サンズ』の『サンタ精神』が、
その能力と相まって、いつのまにか本体、『氷山あきは』に
『クリスマスカラー』の『陣笠』をプレゼントしてしまったようだ。

それによって起こったのは、
培った『絆』により出来るようになった『本体とスタンドの大捕物』。
すなわち、双方が『100%』のポテンシャルを発揮できる『同時行動』。
『エド・サンズ』が縦横無尽に『サンタ活動』をしながらも、
『氷山』が自らのかき氷化を応用した『疑似雪』の作成を行ったという事かもしれない。

それはつまり、『氷山』の意識がわずかでも戻ってきている可能性を示唆しており、
『夏の魔物』の『能力』が弱まっている証なのかもしれなかった。

   ………

なにはともあれ、これを利用しない手はないだろう。
もう夜も更け、歌を響かせるのは本来、近所迷惑極まりないが、
今夜に限っては、『見てもらう』必要がある。


     『サンタ』と『トナカイ』が乗る『ソリ』のシルエット。

      そこから降り注ぐ少し甘い匂いのする『雪』。

    【ホンモノ】の『サンタクロース』、星見町に降臨中だ。

908『エド・サンズ』:2021/12/12(日) 08:12:53
>>907

いざ、『その時』が来たのかと思い覚悟を決める『エド・サンズ』
しかし、どうにも様子がおかしい・・・・『エド・サンズ』のスタンド像は一向に削られる様子がない!

『違ウ・・・・・・コレハ「あきは」ノ・・・・・』

ふと、足元を見ると『血の海』が自身の肉体に吸い上げられている
そして、その『血液』はスタンドと本体を結び付ける『線』を通して氷片に変化・・・・!
無限に雪片を作り出す『永久機関』の完成だ!

『コイツハ「ノーベル賞」モノダゼ!
 ヨォシ、お前ら!コッチハ大丈夫ミタイダ!
 疲レテル所悪いガ、コノママ街中ヲ回ッテ「クリスマス」ヲばら撒きニ行コウゼ!』

起こり得るはずのない『真夏のホワイトクリスマス』
一夜限りの超常が今、この街を満たしていく
未熟なサンタの珍道中、多くの人々に助けられて成し得た奇跡の力である

909ダイアナ『オンリー・ガール』:2021/12/12(日) 16:58:22
>>907

「――――――『雪』?」

はらはらと舞い落ちる季節外れの『氷片』。
椅子形態の『オンリー・ガール』に腰を下ろし、
五階の『自室』から、それを目に留めた。
先ほど出会った『サンタクロース』の事を考えながら、
しばらくの間『雪景色』を眺める。

              「そうだわ!」

          バッ!

不意に『椅子』から飛び降りたと思うと、窓に歩み寄っていく。

「せっかくだから『願掛け』しておきましょう!」

      スッ

おもむろに目を閉じると、
胸の前に両手を置いて『願い事』を口にする。

「どうか『アキハ』と『アサヤマ』が痛い目にあいますように!」

910ナイ『ベター・ビリーブ・イット』『D・L』+猫『マシュメロ』:2021/12/13(月) 00:15:34
>>907

   「フナッ」

         「ンナン」


空からヒラヒラと落ちてくる白い欠片たちに反応して、猫が舞い踊る。


「んあ……何を騒いでおる?
 ……障子を開けっぱなしじゃったか」


床に突っ伏して寝ていた子供が、猫の鳴き声に反応して起き上がり、
のろのろと軒下へと歩み出た。


「雪?
 寒くはないがの。
 んー、しばらく眺めるのも良いか」


その場に腰を下ろし、半分まどろんだ瞳で、
虚空を叩く猫と、降り散る雪を楽しんだ……


「……?
 ぬわあ、この雪、べとべとするッ!」

911合歓垣 瑛『ブラス・コンストラクション』:2021/12/15(水) 19:56:10
>>907

「ほ、ホントにだいじょーぶなの!?
 …えっと、それじゃ星見のはしっこまでぜぇーんぶ飛んじゃうね!」

 合歓垣はそう言うとあくびを小さく噛みころし、うっかり眠らないように『フォルテ・ポシービレ』(できる限り大きく)で『演奏』しながら駆け出した。

 クリスマスの音色が街中に届くように、声で届かないであろう距離まで響きわたるように。

912水宮アリア『ブラッディー・マリー』:2021/12/15(水) 20:28:20
>>907
『エド・サンズ』が『ブラッディ・マリー』の『血』を吸収している…
これは奇跡なのか?
いや、これは『エド・サンズ』のこれまでの行動の積み重ねのおかげで起きた
なるべくしてなった結果なんだと、アリアは解釈した

こうなったらもう、行ける所まで行こう
どんな結果になったとしても、最後まで彼に付き合おう
あまり好きではない、『ブラッディー・マリーの歌』を
今日だけは町中に響かせよう


『エド・サンズ』が美味しそうなのでこっそりとちょびっとだけ摘まみ食いするアリアなのであった

913 朝山『ザ・ハイヤー』:2021/12/16(木) 17:55:10
>>907(かしこまりました、遅くなってすいません)

「! そうっスか・・・あきあき先輩も、倒れても頑張ってるんスね!」

色々な出来事があった。自分の知ってる場所 知らない所
様々な人達 想いは人によって異なるかも知れないけれど『クリスマス』を
今日この日を作る為に。

「よーしっ! サンちゃんに二人とも!!
最後の最後までめいいっぱいクリスマスを広めるっスよーーー!!!」〜〜♫

声の限りにクリスマスの歌を響かせ、雪を降らそう。
時節は夏でも、今日の夜空の下と上で誰しもが『クリスマス』を感じるように……。

914『サンタの躍進、一抹の不安』:2021/12/18(土) 00:33:55
>>908(『エド・サンズ』)

本体である『氷山あきは』との数々の経験による『成長』。
『クリスマスを捕らえ、この星見町に留める』という
『エド・サンズ』の大捕物を『同調行動』により『氷山』が支援してくれている。

―――本当にそうなのかは曖昧な部分もあるが、
     なんにせよこれは『夏のクリスマス』の奇跡………
     であれば、この波に乗り、『ホワイトクリスマス』を広めていくのが、
     『エド・サンズ』の、『サンタ』としての最後の仕事となるだろう。

>>909(ダイアナ)

こんな夏にこの地域で『雪』―――
ホンモノならば異常気象であるが『珍しいもの』であるのは事実。
『ダイアナ』はとりあえず『縁起物』と判断し、
咄嗟に憎っくき二者の不幸を祈っておいた。

>>910(ナイ&猫)

なんだか不思議な光景に『猫』は無邪気に喜んでいた。
それにあわせ『ナイ』もぼんやりと『雪?』を眺める。
しかし、この『雪』―――なんだかベトベトしている。
観賞用としては悪くはないが………

>>911(合歓垣)

『合歓垣』は名前どおりネムネムな頭を奮い立たせながら『演奏』を続ける。
『合歓垣』の『空飛ぶソリ』がなければ、
『エド・サンズ』のただでさえ薄いサンタ要素が更に薄くなり、
単なる『不法侵入スタンド』となっていたところだった。
『トナカイガールズ』の要の一人と言えるだろう。お疲れさま。

>>912(水宮)

『水宮』の能力―――直接的には『サンタ』には関係しないものの、
『歌声』で人々の心を震わせ、『エド・サンズ』の怪しさを軽減させた。
そして意外と役立った『血の池』のサブ能力………『侵入』と『雪作成』の礎となった。
『疑似雪』は『練乳』と『血』の入り雑じる奇妙な味だった。大人の味だ。

>>913(朝山)

途中からの参加だったが『朝山』は持ち前の明るさと、
何気に常識的な意見で、細かい部分で『サンタ一行』を支えた。
今はテンションが上がっており大丈夫だろうが、
家に帰ったら、全身の痛みでしばらく起き上がれないかもしれない。お大事に。

915『サンタの躍進、一抹の不安』:2021/12/18(土) 00:46:08
>サンタ一行

  ………

                    ………

                                      ………

『ブラス・コントラクション』の曲と、『ブラッディー・マリー』の歌は
様々な『クリスマスソング』を星のような綺麗な音色で紡ぎ出す。
そして、最期にメロディは一行にふさわしい曲となり………

┌――――――――――――――――――――――――――――――┐
│    あわてんぼうのサンタクロース クリスマスまえにやってきた   ...│
│        いそいでリンリンリン いそいでリンリンリン       ..........│
└――――――――――――――――――――――――――――――┘

>『エド・サンズ』はこの日に備えて『怪文書』を市井の家々に配布・・・・その影響力を強めていたからだ
>『不信感』を抱く子供たちの前にずずいっと詰め寄り、新たな『文書』を提示する

>【『さんたくろぉす』はいつでもお前たちのそばにいる
> お前らが寝ていても カギをかけていても 家の中にいても】

>『サンタクロース』の神秘性のアピールだッ!
>『サンタクロース』とはヒトに非ず・・・・不可能を可能とする存在である!
>人間には到底不可能な『家宅侵入』は自身が超常の存在である事の証明となる・・・・
>つまりは子供達を心の底からビビらせて『さんた』の存在を脳裏に刻み付ける!

┌――――――――――――――――――――――――――――――┐
│  ならしておくれよ かねを リンリンリンリンリンリン リンリンリン .........│
└――――――――――――――――――――――――――――――┘

             ♪  ♪        ♪  ♪

┌――――――――――――――――――――――――――――――┐
│   あわてんぼうのサンタクロース えんとつのぞいておっこちた  .........│
│         あいたたドンドンドン あいたたドンドンドン        ....│
└――――――――――――――――――――――――――――――┘


>           『わかったっス!』

>自信満々にそう宣言した『朝山』の動きは早かった。
>まだ旋回して飛んでいるソリ(>>712)から躊躇なく飛び降りる。

>                   朝山『ザ・ハイヤー』→『全身打ち身』

┌――――――――――――――――――――――――――――――┐
│   まっくろくろけのおかお ドンドンドンドンドンドン ドンドンドン    ..│
└――――――――――――――――――――――――――――――┘

916『サンタの躍進、一抹の不安』:2021/12/18(土) 00:47:23

             ♪  ♪        ♪  ♪

┌――――――――――――――――――――――――――――――┐
│   あわてんぼうのサンタクロース しかたがないからおどったよ    .│
│         たのしくチャチャチャ たのしくチャチャチャ       .......│
└――――――――――――――――――――――――――――――┘

>【めりぃ くりすます!
>「さんたくろぉす」が おまえたち に やってきた ぜ!】

>         ボボッ!

>これらの怪文書を子供たちにばら撒くと同時に『捕具』として『御用提灯』を発現!
>それらをソリの周囲に設置する事で、なんとなく印象を『エレクトリカル』な感じにする!
>(配っているプレゼントも『Electric Canary Garden』のノベルティだから、エレクトリカル二乗だ!)

>『めりぃ くりすますだぜ!』

>そうやって自分自身の演出をしながらノベルティ・・・・
>電気カナリアのステッカーなどを渡していく

┌――――――――――――――――――――――――――――――┐
│  みんなもおどろよ ぼくと チャチャチャチャチャチャ チャチャチャ.......│
└――――――――――――――――――――――――――――――┘

             ♪  ♪        ♪  ♪

┌――――――――――――――――――――――――――――――┐
│  あわてんぼうのサンタクロース もいちどくるよとかえってく      ...│
│       さよならシャラランラン さよならシャラランラン       .......│
└――――――――――――――――――――――――――――――┘

>『クッ・・・・コ・・・・コウナッタラ・・・・・!』

>「『また冬にね!』」

>先延ばし・・・・! セコイがこれしかない・・・・!
>『冬のクリスマス』にまた来るという先延ばしの約束で有耶無耶にする作戦だ・・・・!

┌――――――――――――――――――――――――――――――┐
│タンブリン ならしてきえた シャラランランシャラランラン シャラランラン.│
└――――――――――――――――――――――――――――――┘

             ♪  ♪        ♪  ♪

┌――――――――――――――――――――――――――――――┐
│  あわてんぼうのサンタクロース ゆかいなおひげのおじいさん   .......│
│      リンリンリンチャチャチャ ドンドンドンシャラランラン      ..│
└――――――――――――――――――――――――――――――┘

>「……………」

> 『エド・サンタ』が意気揚々と披露したのは、

>『美作』が用意した『Electric Canary Garden』のノベルティ―――
>『眠目』が用意した『ネイルサロン店の宣伝』つきのメッセージカード―――


>                 「………しょ、商業サンタ」


┌――――――――――――――――――――――――――――――┐
│わすれちゃだめだよ おもちゃ シャラランリン チャチャチャ ドンシャララン│
└――――――――――――――――――――――――――――――┘

917『サンタの躍進、一抹の不安』:2021/12/18(土) 00:48:33
>ALL

紆余曲折あった『サンタ行脚』。
しかし、どうにか形となり、『星見町』に『サンタクロース』を齎した。

『エド・サンズ』が配った『プレゼント』が本格的に花開き、
『子供たち』が『サンタクロース』の到来を知るのは朝―――
そして、今まさに夏の夜を駆ける『サンタのソリ』と『ホワイトクリスマス』。
これを視た人々が、『クリスマス』が到来した事を皆に告げ、
噂が広まっていくのもまた、朝からだろう。
それを受け入れる下地は『Xデー』によって十分に作られている。

  ………

『昼間のXデー』を形作った多くのスタンド使い達の活躍。
『サンタの躍進』を成し遂げた『エド・サンズ』とその協力者。
『一抹の不安』を水際で人知れず食い止めた、戦闘者達。

                        ………

幾多の行動や思いや戦いにより
『夏の星見町にクリスマスを展開する』という
途方もない話が、成し遂げられようとしている。
ただ、これで本当に『夏の魔物』、
『サマー・フォーエヴァー』を退治する事は出来るのか―――


     物語は『最終局面』へと進んでいく。



                     『サンタの躍進、一抹の不安』→『了』

918風歌鈴音『ダストデビル・ドライヴ』:2022/01/05(水) 17:43:49
GMに質問があります。
最終局面に自キャラクターが不参加ということで、おそらく再起不能になるということはないと思うので……「このミッションを生還した」という前提で新たなミッションに風歌で応募して大丈夫でしょうか?
無論、ミッション中にこのイベントの内容に触れることは無いと思います。
お手すきのときにで構いませんので、ご返信お願いします

919『星見町の終わらない夏』〜終わる夏編〜:2022/01/05(水) 22:58:58
>>918(風歌)
ミッション終了遅れまして誠に申し訳ありません。
こちらのイベントに触れないのであれば、
新たなミッションに参加していただいてなんの問題もございません。

920風歌鈴音『ダストデビル・ドライヴ』:2022/01/05(水) 23:59:08
>>919
ありがとうございます!

921『星見町の終わらない夏』:2022/07/01(金) 00:51:01

『サマー・フォーエヴァー!』および『星見町の終わらない夏』の『本編』は、
【ミ】『ソウル・ダンジョン・ストーリー』第二話【他】の214のレスをもって終了となります。
長らくのお付き合い、まことにありがとうございました。

以下、主要な流れを追う為の大雑把なまとめURLです。

――――――――――――――――――――――――――――――――――

第一章:『氷山あきはのひと夏の思い出』
>ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1617983099/147-174n

第二章:『おばあちゃん家に行こう!』
>ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1617983099/175-343n

第三章:『真夏のクリスマス作戦』
>ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1617983099/344-509n

・『サソリにオリオンの足を刻め』
>ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1606787541/490-501n
・『夏空にダイヤモンドを灯せ』
>ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1614349342/271-352n
・『学園祭と冬の女王』
>ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1631985077/10-69n
・『ウィンターじいさんとさま食堂』
>ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1453049904/807-831n

第四章:『Xデー当日』
>ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1606787541/502-650n
・『一抹の不安、サンタの躍進』
>ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1631985077/71-321n
・『サンタの躍進、一抹の不安』
>ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1606787541/651-917n

第五章:『おばあちゃん家に行こう!〜再訪〜』
>ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1631985077/322-753n

最終章:『星見町と終わらない夏』
>ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1631985077/754-981n
>ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1653187672/3-214n

※夏ミがらみの星間通信※
>ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/comic/7023/1456056964/233-670n

――――――――――――――――――――――――――――――――――

さて、本編後の『後日談』もありますので、
皆様には今しばらく、このミッションに関わっていただきたく思います。
『後日談』については、『告知スレ』等、PL関連スレにてすでに提示しておりますが、
更に細かくお伝えしていきますので、随時、ご確認ください。

このスレに関しては以後は『GM』がいわゆる『リザルト』を発表していく場所とします。
とりあえず、『報酬』については、この後、すぐに発表しますが、
『能力詳細』や『雑感』、その他もろもろは、後日、順次、発表していく予定とします。
ご関心のある方はチェック頂ければと思います。

922<削除>:<削除>
<削除>

923『星見町の終わらない夏』:2022/07/01(金) 01:02:57
<報酬について!>

・以下は『夏の被害者の夫』からの『莫大な謝礼金』の『分配結果』である。
 『謝礼金』の額の違いは『門倉』が念入りに聞き取りを行った結果らしく、
 主に『サマー・フォーエヴァーの能力の排除』に繋がった『貢献度』を評価しているようだ。
・『謝礼金』はあくまで『補填後』のプラス報酬。
 『補填』とは『サマー・フォーエヴァーの能力の排除』の為に使った経費をすべて支払うという事。
・『サマー・フォーエヴァー討伐』と関係のない費用は補填されない。
 (※具体的には『村田』の旧病棟の医師への支払いは補填されない)

・『補填』および『謝礼』は各々の『信条』により、『拒否』する事も出来る。
・受け取ると強制的に【門倉良次『ソウル・ダンジョン』】と
 縁が出来た事になる為、それがイヤな方も『拒否』が望ましい。
・『門倉』の『調査方法』はスタンド能力等ではなく単純にしつこい『聞き取り』。
 これを受けたからといって『スタンド能力』がバレるなどという事はない。

・協力した『各アリーナ派閥』にもそれに見合った『それなりの額』が提供されている。
 協力した『一般人』にも『多少の額』をあげたようだ。
・『門倉』自身も『仲介料』はもらったが、すべて自らの『事業運営』につぎ込んだ
 (ので、当然ながら、『門倉』のリアルマネーとしての『報酬』はなし)。

<謝礼金>
01.氷山あきは『エド・サンズ』→『50万』
02.一抹貞世『ディヴァイン・インダルジェンス』→『50万』

03.小石川文子『スーサイド・ライフ』&『ビー・ハート』→『40万』
04.鉄夕立『シヴァルリー』&『C・セッション』 →『40万』

05.七篠譲葉『リルトランク』→『30万』
06.村田瑛壱『ディズィー・スティック』→『30万』
07.関寿々芽『ペイデイ』→『30万』
08.ナイ『ベター・ビリーブ・イット』『ディスタント・ラバー』→『30万』
09.ラッコ『ハッピー・スタッフ』→『30万』
10.赤月ナカレ『サクソン』→『30万』
11.夢見ヶ崎明日美『ドクター・ブラインド』→『30万』
12.今泉未来『コール・イット・ラヴ』→『30万』
13.小林丈『リヴィング・イン・モーメント』 →『30万』だが『補填』も含む支払い出来ず

14.芦田裕『ウェア・ディド・ウィ・ゴー・ライト』→『20万』
15.美作くるみ『プラン9・チャンネル7』→『20万』
16.ソラ『ステインド・スカイ』→『20万』
17.空井イエリ『ソラリス』→『20万』
18.朱鷺宮笑美『トループス・アンダー・ファイア』→『20万』
19.朱鷺宮涙音『フォートレス・アンダー・シージ』→『20万』
20.小角宝梦『イル・ソン・パティ』→『20万』

21.百目鬼小百合『ライトパス』→『10万』
22.三刀屋路行『ブラック・アンド・ホワイト』→『10万』
23.黒羽灯世『インク』→『10万』
24.三枝千草『イッツ・ナウ・オア・ネヴァー』→『10万』
25.飯田咲良『シスター・ゴールデンヘアー』→『10万』
26.朝山佐生『ザ・ハイヤー』→『10万』
27.合歓垣 瑛『ブラス・コンストラクション』 →『10万』
28.水宮アリア『ブラッディー・マリー』→『10万』
29.薬師丸幸『レディ・リン』→『10万』

30.天雨サトリ『10cc』→『5万』
31.神原幸輔『ストロンガー・ザン・アイアム』→『5万』
32.遊部玲実『フラジール・デイズ』→『5万』
33.小翠蒼輝『タキシードムーン』→『5万』
34.小鍛冶明『ショットガン・レボルーション』→『5万』
35.水溜ココロ『RLP』→『5万』
36.稗田恋姫『ブルー・サンシャイン』 →『5万』
37.塞川唯『クリスタライズド・ディスペア』→『5万』
38.烏丸香奈枝『シュリンガラ』→『5万』
39.眠目倫『ノワール・デジール』 →『5万』
40.常原ヤマト『ドリーム・ウィーバー』→『5万』
41.風歌鈴音『ダストデビル・ドライヴ』→『5万』
42.大神或真『ネヴァー・グローイング・アップ』→『5万』
43.りん『フューネラル・リース』 →『5万』
44.甘城天音『ビター・スウィート・シンフォニー』→『5万』
45.ダイアナ『オンリー・ガール』→『5万』
46.猫柳柚子『カーマ・カメレオン』→『5万』
47.佐々木澄絵『ヒューマン・クレイ』→『5万』

以下は、『謝礼金』とは一切関係なく、
なんらかの『幸運』により手に入った、ささやかな『報酬』。

48.天之 月夜『レンブラント』→『1万』
49.志田忠志『イヴ・オブ・サルヴェイション』→『1万』
50.鳥舟 学文『ヴィルドジャルタ』→『1万』
51.桜井憐『ワッキー・ディップ』→『1万』
52.功刀真白『ユキカゼ』→『1万』
53.扇原映華『シルバーダスト』→『1万』
54.円谷世良楽『リトル・スウィング』→『1万』
55.高見盛炸盤『デイヴ・エドモンズ』→『1万』
56.ほしみまくろう『スターライダー』→『1万』
57.猫『マシュメロ』→『1万』

(58.門倉『ソウル・ダンジョン』)

※以上、夏ミに『縁』があったとGMが把握したPC、全員を挙げています。
 『抜けている』と思われるPCが居た場合、こっそりと教えて下さい※


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