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【ミ】『ワックワーク・フィールドワーク』【場】

595一抹 和世『一般人』@湖畔の教会:2021/10/21(木) 22:52:59
>>585
年に数回は異常事態に巻き込まれた挙句、『三回の死』を経ても生き残る奇妙なスタンド使いの異常な日常。
その全てが記されている。
かつて共闘したスタンド使いの能力については本人にしか分からない暗号で漏洩を警戒しているが敵についての考察などは貴重な情報だ。

「供与者との初戦闘から今に至るまでの全てが記されて
 おりますが共闘者の能力は暗号化されています」

「貞世は自分の死後、『何か』あった時に『アリーナ』
 と私達が取引できるようにと残したようですが…」

犯罪スタンド使いの能力から『悪霊』やら他派閥の情報まで記されている日記帳は『最中派』にとって宝だ。
供与者との交戦情報など普通は知り得ないもの。

「『最中派』は歴史が浅く交渉経験は僅か。大した力が
 無い癖に重い代価を押しつけ、弱った相手を従える手法
 しか知らないヤクザ」

「箔が無い。町には馴染めない。恨みを買う弱小派閥。
 両親を狙わないはずがない、とも『警告』が残されて
 います。そんな私達が無防備にしている…」

「私達が他派閥に護られている可能性もありますね?
『鐘』については『協力』しましょう。日記は…」

「夕立先輩、赤月ナカレ、小林先輩、夢見ヶ崎先輩など
 が『最中派』について『借り』を作っていた場合、
 それを解消する事で一部ページを譲渡するようにと
『日記帳』に一抹は書き残しています」

「私達夫婦にスタンドを行使しないのが最低条件。
 譲渡するページ内容は夢世界の住人『ガド子』と
 犯罪者集団『ウルトラ星見ボーイズ』の首魁と二人の
 スタンドや情報、夢世界の『悪霊』について」

「譲渡相手は『最中派』なら四木さん、一抹は貴女を
 指名しています。最中がスタンドを行使するなら…」

ライターを取り出した一抹和世は着火し、躊躇なく『日記帳』に火を近づかせる。
『鬼』を育てた親が義理であれど一般的な夫婦であるはずもなく『覚悟』を決めた瞳が二人に向けられた。

「『はい』と『YES』で答えなさい。3…2…1…」

ほぼ迷いの無い動きでライターの火が『日記帳』を焼く寸前まで近付けられていく…


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