鹿児島市の烏帽子山最福寺法主である池口恵観師(真言宗 江ノ島大師でも護摩行されてます)と安倍晋三自由民主党総裁(間もなく日本国首相)との関係についての記事。二人は月に一回会合する仲で、池口師は小泉首相のことも祈願してたとか。安倍さんとゆーと、統一教会との関係(参照記事:弁護士紀藤正樹のLINC TOP NEWS−BLOG版)が取り沙汰されてきましたが、池口師にも師事してたのね。池口師といえば、スポーツ選手に帰依者が多いことで知られているが、マスコミ業界的にはノンフィクション作家家田荘子さん(近畿三十六不動尊霊場会の大先達だとか…)が彼のところで一時出家したことも話題になった。政治的には1961年に起きた旧軍関係者によるクーデター未遂事件「三無事件」に連座したことでも有名。三無事件をテーマにした小説『革命』大野芳(祥伝社 2001年)にも登場しており、泥縄的なクーデター計画の渦中で動揺する池口師の姿もリアルに描かれている。文春記事の中では池口師と北朝鮮のよど号ハイジャック犯(日本赤軍)との交流にも触れている。池口師はイデオロギーに囚われず清濁併せ呑むガハハな宗教家という感じだが、批判的な人々からは安倍政権の「ダーティさ」の傍証としてあちこちで引用されそうな話だ