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おちゃめくらぶ掲示板
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現在大阪オフ中にょ
現在大阪オフにょ。
昼食を12時に済ませ現在3時のおやつ休憩にょ。
昼ご飯を食べてから現在までいろいろ買い物をしたけどもう3万円くらい使っているにょ。
めぼしいものは大体買えたけどそろそろ資金が尽きるにょ。
マリモーマさんへ
>今日は 大阪オフだけど 関西は 雨が降ってたよ
さっきは結構降っていたにょ。
また詳しくは明日書くにょ。
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IntelがCULVを推している理由は・・・
なぜIntelはネットブックではなくCULVノートを推したいのか・・・?
それはネットブックよりもCULVの方が1個あたりの売上が大きいからだと思われるにょ。
Atomは安く販売しなくてはならないからね。(大手ベンダーに対しては一定の基準を
満たすことで定価の半値以下で提供している)
確かにAtomは製造原価が安いため安く売っても利益は出せるけど結局1台は1台でしか
ないからね。
CPU+チップセットの価格は2倍以上の価格であるCULVノートはAtomの半分の台数でも
Atom以上の売上となるにょ。
逆にいえばネットブックは非常に多くの数を販売しないと厳しいということにょ。
確かにネットブックによってPC売上は一気に伸びたけどパイに限りがあるため薄利多売を
するにも限界があるにょ。(元々AtomはPC用よりは1桁上の需要がある組み込み市場をも
狙ったCPUだしね)
したがって、Intelとしては同じ1台のPCを買おうとしているユーザーにおいてAtomと
普通のノートPCで迷っているならば普通のノートPCを売りたいと考えるのは当然にょ。
しかし、普通のA4オールインワンノートではサイズが大きいためにネットブックとの比較
対象にならないし(Intelとしても普通のPCの代わりにAtom搭載のネットブックが売れて
しまっては困る)、かといってモバイルノートでは高価すぎて比較対象にはならない
ということでネットブックと通常のノートPCの間を埋める存在として登場したのがCULV
ノートにょ。
ネットブックとCULVノートを比較すると下記のような感じになるにょ。
ネットブック CULVノート
※CPU Atom Core2ベース
※コア数 シングルコア デュアルコアあり
※標準搭載メモリ 1GB 2GB以上
GPU GMA950/GMA3150 GMA X4500
再生支援機能 基本的になし あり
※HDD 〜160GB 250GB〜
※液晶サイズ 〜10.2インチ 10.3インチ〜
解像度 基本的にWSVGA 基本的にWXGA
価格 概ね3〜5万円 概ね5〜9万円
※が付いているのはネットブック(ULCPC)として規定のある部分
ネットブックでは性能が低くて辛い・・・というユーザーをCULVノートへと誘導するべく
ネットブックは意図的に性能を落としている(CPU性能を上げず、動画再生支援機能も
標準で付けない)と思わせてしまうにょ。
あとネットブックは規定により10.2インチ液晶までとなっているために高解像度(WXGA)の
パネルをを採用しにくくなっているにょ。
7月15日に書いたように10.1インチWXGAでは155ppiとなり、これはユーザーをかなり
選んでしまうため広く売りたいネットブックでは採用を敬遠されがちになってしまう
わけだからね。(視力1.0の人が普通に使えるギリギリレベルのドットピッチだから
長時間使うには目の負担が大きい)
これがCULVノートだと11.6インチが主流となっており135ppiとなり多くの人が常用可能
となるにょ。
WXGAを搭載のネットブックはネットブックとしては高価なモデルとなるためCULVノート
との価格差は縮まるためよりネットブックを選ぶ意味は減ってくるにょ。
確かにコンパクトなPCが欲しいという人であればWXGAが基本となり11.6インチが主流と
なっているCULVノートにやや不満を感じるかもしれないけどこれは小さいCULVノートが
規定によって作れないとかいうのではなくあまり売れないから無理をして小さくしない
というだけの問題だと思われるにょ。
ネットブックで10.1インチWXGAを採用しないメーカーが多いのと同じように常用できる
液晶サイズ、解像度には相関関係があるし、CPUだけでTDP10W、チップセットも10W以上
だから小さくするにはそれなりの廃熱構造をしないといけないしね。
ネットブックの方は新しく出るPineView(Pine Trail)によってさらに簡単に小型化が
可能になるとはいえ、7〜8インチ液晶とそれに似合う小型筐体を採用してもキーボードが
打ちにくいなどの理由でユーザーを選んでしまうという点で結局小さいサイズは作らない
と思われるにょ。(8.9インチWSVGAならば133ppiだから多くの人が常用可能なレベル)
広く売るためには最大公約数的なものを作る必要があるから上記比較表から大きく外れた
ものは出しにくいにょ。
ということで、ひたすら安さを求めたり、小ささを最優先するならばネットブックは
良いけどそれなりに性能を求めるならばCULVノートを買うというのが無難な選択肢と
考えられるにょ。
しかし、自宅据え置きならばCULVノートは割高であり、通常電圧版CPUを搭載のオール
インワンノートを買った方がいい(CULVは光学ドライブも搭載してないし、価格も
大きさも中途半端)という人もいることだと思うにょ。
これは正論であり、結局用途に応じて買わないと割高になるのは当然にょ。
CULVが安いといってもあくまで比較対象がモバイルノートだからね。
5万〜9万円の価格レンジには通常のノートPCが入ってくるためにノートPCを持ち歩くか
どうかということが選択のポイントとなるにょ。(持ち歩くことが無いならばCULVノート
よりも普通のオールインワンノートを買った方が無難)
だから、個人的には13.3インチクラスのCULVノートはその価値をほとんど見いだすことは
できないにょ。(13.3インチ、2kg弱のノートPCをモバイル可能という人なら別だけど)
逆にネットブックは小さくても自分が求めている性能に足らないというのならばいくら
安くても「安物買いの銭失い」になってしまうからね。
個人的にはモバイル環境で行う作業ならばAtomの性能で十分と感じるけど自宅でサブPCと
して使うならばYouTubeのHD動画くらいは再生できて欲しいからね。
メインのデスクトップPCで再生できれば問題ないといえばそれまでだけど自宅内で気軽に
使用できるからこそその活用範囲は広がるにょ。
YouTubeのように動画再生だけなら再生支援機能さえあればAtomの性能でも十分だけど
ニコニコ動画のようにコメントを表示するタイプだとCPUパワーが要求されるため結局
Web動画を楽しむだけでももうAtomでは十分とは言い難くなってきているにょ。
Atomと同じくらいの性能のPenM(Banias)でもHD動画は当然としてそれ以外のものでも
厳しくなってきているからね。(2、3年前まではPen3 800MHzくらいあれば大丈夫で
PenM1GHzならば今後数年間は余裕と言っていたのに・・・)
しかし、Atomは今後も大きく性能が上がることはないにょ。
ネットブックはWinXPが主流の今ならばいいけどXPの提供は7発売から1年で終了するため
来年後半にはネットブックも7が主流になるにょ。
その時AtomではOSを動作させるだけでも必要最小限の性能であって十分な性能とはいえなく
なってしまうにょ。
これもCULVとの差別化と考えられるにょ。
CULV最下位のセレロン723(1.2GHz)とAtom N270はかなり微妙な差だからAtomが性能
アップする前にCULVの性能を底上げする必要があるにょ。(さすがにデュアルコアの
SU2300だとAtomの2〜2.5倍の性能があるのでULCPCでデュアルコアがOKになってネット
ブック用のデュアルコアAtomが登場しない限りは、Atomが追いつくことはないと思う)
さて、こうして見てみるとIntelの思惑通りに進んでいるみたいだけどIntelがCULVに力を
入れているのは今後45nmプロセスの製造キャパシティに余裕が出来るからと思われるにょ。
それはメインストリームCPUが急速に32nmに移行するからにょ。
従来ならば移行はハイエンドから緩やかに行われているのだけどClarkdale/Arrandale
ではメインストリームから発表となる見込みだからね。(1月7日に発表)
生産数の多いメインストリームが移行することで45nmは事実上AtomとCULV用となって
しまうにょ。(現行のCore2が生産終了するわけではないから一気には無くならないけど
徐々に縮小されていく予定)
Atomはダイサイズが小さいためにそのキャパシティを埋めることはできず(SoCでノース
ブリッジを統合したのもそれが1つの理由だと思われる)、必然的にCULVの生産数を増やす
しかなくなるにょ。
従来は「超低電圧」ということでプレミアム的価値の高かった(選別品のみが出荷されて
いた)ULVのCPUも45nmが主流の今は10月19日に書いたように低コストで作られるように
なったと推測されIntelの立場から見るとAtomを1つ売るよりもCULVを1つ売る方が売上も
利益も大きいのであればCULVに力を入れるのは当然のことにょ。
Atomの性能がもう少し上がり、再生支援に標準対応すればネットブックで十分と感じる
人も大勢出てくるだろうけどそんな日は訪れそうもないからね。(性能が上がる頃には
世の中のPCで求められる性能が高くなっているだろうから相対的には変わらない)
クラウドコンピューティングが当たり前の時代になればクライアントPCに求められる
性能はそれほど要らなくなるけどどこにいてもFTTH並の速度(100BASE-Tでつながれた
ネットワーク並の速度)以上のものが得られる時代は少なくとも今後10年以内には
やってきそうにないにょ。(回線速度はピーク値ではなく平均実効値)
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私がコンデジに求めるモノ
現在私は常時携帯する小型のデジカメとしてニコンのCOOLPIX S1を使っているけどこれは
2005年に発売機種(同年に購入)ということで500万画素しかなく今となっては世代遅れの
デジカメと言えるにょ。
画素数は500万で困ることはないのだけど問題は手ぶれ補正機能がついてないことにょ。
今となっては当たり前のようなこの機能だけど当時はまだ一部の機種にしか採用されて
いなかったからね。
しかも、高感度はISO400までだし、ISO400ではノイズが多いため出来るだけ使いたくは
ないにょ。
そういうことで、室内や夕刻はフラッシュ無しでの撮影は困難にょ。
とはいえ、日中晴天下であればそれなりに撮れるのでそのためだけに買い換えるのも・・・
ということで新しいコンデジが欲しいと思いつついつの間にか2年間経っていたにょ。
私がコンデジを選ぶ基準としては下記の通りにょ。
最初から撮影目的で出かける場合にはにはデジタル一眼レフを使うので常に持ち歩ける
デジカメとして、別の言い方だと私が設定しているモバイルランクでいうとBランクとなる
ようなものを欲しているにょ。
《必須要素》
◎2万円以下
◎光学式手ぶれ補正
◎薄型(厚さ20mm程度まで)
◎3倍以上の光学ズーム
《希望要素》
○換算28mm以上の広角
○暗所に強い(裏面照射センサーor大型センサー採用)
○SDHC対応(2GB以下しかない旧SD、xDのみ対応機種は却下)
○HD動画撮影(MPEG4系のコーデック)
○マクロに強い(1円玉を画面一杯に撮せるくらい)
○起動が速い(電源ボタンを押してから撮影可能になるまで2秒以下)
○1000分の1以上の高速シャッターが切れる
○シャッター速度の表示ができる
必須要素は買い替えの際には確実必要としているもので現在のS1(厚さ19.7mm)の置き
換えが前提となるための大きさは同程度以下が望ましいにょ。
予算的にも2万円が限界ということで型落ちを買うしかないにょ。
エントリークラスだと厚さの面で条件を満たせないし、光学式ではなく電子式の手ぶれ
補正が大半となっているため買い換える意味がないにょ。
画素数に関しては特に定めないにょ。
画素数はエントリー機種でも1000万画素に達しているけど500万画素で不満がないし、
コンデジの小さなセンサーで1000万画素オーバーは完全に無意味だから画素数の大小は
全く重視しないにょ。(コンデジならば500万画素あれば十分なので最新の技術を使った
500万画素のデジカメがあるならば1000万画素よりも500万画素の方が欲しいくらい)
必須要素だけでは買い替え意義をあまり感じないのでわざわざ買い換えるならば希望
要素も多く満たして欲しいところにょ。
実際買い換えようと考えてから2年間経つのも日中の撮影ならば普通に使うのに十分な
性能を持つS1から手ぶれ補正のためだけに1万数千円払うのが馬鹿らしいと感じるから
だしね。
だからこそ、必須要素を満たした上でさらに希望要素を満たす必要があるにょ。
希望要素は現在のS1の不満点を改善したい点にょ。
暗所性能を上げるには(コンデジとしては)大型の1/1.7インチクラスのセンサーを搭載
する必要があるけど筐体サイズが大きくなるという問題点があるにょ。
薄型と起動の速さを合わせて考えるとやはり屈折光学系が有利にょ。(画質の面では不利
となるけど)
上記携帯用として買った現在のニコンS1、その前に使っていたミノルタのX20(2003年
購入)はいずれも屈折光学系を採用となっているにょ。
あと、マクロ機能はX20、S1ともにそこそこ強いので買い換えるならば同程度のものが
欲しいところにょ。
以前だと乾電池駆動が可能なことも希望要素に入っていたけど今はエントリー機種以外で
乾電池駆動ができるものは絶滅したので希望要素から除外したにょ。
あとHD動画が撮影できればXacti HD2を別途持ち歩く必要性が無くなり荷物を減らすことが
できるためできれば欲しいところにょ。
S1はVGA15fps(motion JPEG)という貧弱な動画機能しか備えてないからね
シャッター速度に関してはS1は500分の1までしか切れないために日中だと露出オーバー
となってしまう場面があるにょ。
薄暗い場所だと手ぶれ警告が出るけどシャッター速度が分からないためにしっかり構えて
撮影すれば何とかなるレベルか、難しいのかというのが分からないにょ。
広角側で撮影するならば1/30で切れればフラッシュは使わなくても手持ち撮影が何とか
できるわけなのでシャッター速度を手動設定はできなくても画面上で確認できるように
して欲しいにょ。(手動設定ができるネオ一眼やハイエンドコンデジは当然可能だけど
ミドルクラスのデジカメならば一部の機種で確認程度は可能となっている)
ということで、前置きが長くなったけどソニーのサイバーショットTX1を買ったにょ。
この9月に発売されたばかりだというのに当初4.3万円の販売価格から半額以下の19800円
だったからね。(新品デジカメはこれで通算7台目で中古やジャンクを合わせると20台を
完全に超えているけど)
価格com最安値でも現時点で22800円だからかなりお買い得感が高いにょ。
http://kakaku.com/item/K0000050537/
ここ1ヶ月で急速に価格が下がった原因は1月に後継機種が発表される見込みだからと
思われるにょ。(先月末は3万円前後の価格だった)
とはいえ、新製品が発表されても発売は2〜3月頃だろうからまだ時間はあるけどね。
やはり、タッチパネルということでユーザーを選んでしまうのと前モデル(T90)の
1200万画素から1000万画素へと画素数が減ったので売れなかったためかもしれないにょ。
私が買ったTX1も発売から3ヶ月経つというのに未だに初回生産分の製品だった(初回
特典の液晶保護フィルムが付いていた)からね。
今回買ったTX1だけど価格下落によって上記の必須要素をすべて満たし、希望要素も広角と
SDHC対応以外はすべて満たしているにょ。(広角はスイングパノラマ機能を使うことで
カバーできるか?)
安価なメーカーのものがあるSDHCとは違い、メモステは製造メーカーが限られるので
割高だし(ただし、同じSandiskの製品同士を比較すれば両者には大差ない)、カード
リーダ無しで使えるPCが少ないという問題はあるもののメモステはPSPで使っていた
8GBのものが余っているし、マルチカードリーダでない限りは対応していないメモステ
だけどVAIO UXを持ち歩いているのでそれを使えば別途カードリーダ無しで読めるという
メリットがあるので必ずしもSDHCではないからデメリットとも言えないにょ。
むしろ、現時点では裏面照射センサー搭載というメリットの方が大きいにょ。(裏面
照射かつSDHCという選択肢が必須ならば先日発売になったカシオのFC150がある)
しかし、裏面照射センサーも暗所に強いと言うメリットはあるものの元々小さなセンサー
であるコンデジだけに2倍の暗所性能になってもたかが知れているし、十分明るい場所で
低感度で使ったときに解像感が低いというデメリットがあるにょ。
特にWX1は最低感度がISO160であるためか、最低感度で使っていてもノイズがかなりあり
とても高画質とは呼べないにょ。(縮小すればノイズは目立たなくなるので旧世代の
S1からの買い換えならばそれほど問題ないけどここ1、2年のデジカメの中では悪い部類
になるから最近のデジカメから買い換えると日中の画質ではやや不満を覚えそう)
レンズ性能ではWX1よりも劣るTX1だけど最低感度がISO125であるためかWX1よりも解像感は
高く感じるにょ。(TX1も一応カールツァイスレンズ搭載となっているけど所詮は屈折
光学系なので画質云々を語るカメラではない)
まぁ元々1/2.3インチという小さなセンサーで1000万画素は多すぎるわけであって、まだ
こなれていない裏面照射センサーだけが原因ではないのでコンデジだから(しかも超薄型
ポケットサイズだし)こんなものと思えば納得がいくレベルにょ。
裏面照射センサーのお陰でISO1600まで上げてもS1のISO400に近いレベルまでノイズが
抑えられているにょ。(500万画素で撮影したものを比較した場合)
さすがにISO1600だとノイズは多いけどISO400、ISO800くらいまでなら許容できるレベルに
なっているにょ。(最低感度のISO125があまりキレイではないから落差が少ないという
のもあるけど)
昨今は画像処理エンジンの向上によってISO400程度ならば使える機種は多いけどISO800で
まともに使える(2Lなら十分使えるレベル)と私が判断しているのは裏面照射センサーを
採用している機種か高級コンデジに使われている1/1.7インチセンサーを採用している機種
くらいしかないにょ。
ISO800ならば室内でも1/30秒でシャッターが切れるためにノンフラッシュで撮影が可能
だから活用範囲が大きく増えるにょ。
ISO800でも撮影困難な状況下でもISO3200まで設定できるし、この感度でもL版ならば
何とか使えるレベルの解像感を得られる(設定だけならばISO6400で撮影できるコンデジは
いくつもあるけどL版でさえ厳しいような写真しか撮れない)というのはこの筐体サイズの
コンデジとしては脅威に感じるにょ。(高感度がウリのF200EXRと比べてやや劣るくらいの
レベル)
Xacti HD2はISO1600まで設定ができるけどISO1600でもTX1のISO3200よりも大きく劣り
L版で使うのも厳しいレベルの写真しか撮れないからね。
とはいえ、いくら裏面照射といっても所詮はコンデジの範疇で高感度というだけの話
であってAPS-Cのデジタル一眼と比べたら格段に劣るし、一眼の中では小さなセンサーの
フォーサーズと比べても劣るにょ。(APS-Cならば高感度に弱い私のK200DでさえISO800で
A4サイズで使えるレベルの写真は撮れるし、フルサイズセンサー採用のニコンD3sならば
ISO6400でもそれと同レベル以上の写真が撮れてしまう)
まだ数カット撮影しただけなのでTX1のレビューは後日書くことにするにょ。
メインデジカメ、サブデジカメともに2005年に購入(FZ5とS1)したのが2009年に再び
両方とも買い換え(K200DとTX1)となったにょ。(しかも買った時期はFZ5とK200Dが
両方とも桜の季節の前だし、S1とTX1は両方とも年末だし)
昨今はデジカメの進化のペースは落ちたとはいえ、さすがにこの4年間の差は大きい
と感じるにょ。(というか、コンデジセンサーのFZ5とAPS-Cのデジタル一眼レフである
K200Dでは比較以前のレベルの差だけど)
しかし、これから大きな進化は期待ができないため次に両方を買い換えるのは一体
何年後になるやら・・・。
今度買い換えるならばこのTX1の暗所性能が選択の基本となるからね。
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デジカメは型落ちが一番にょ(笑)
TX1を購入に当たってライバルとなったのはやはり各社の屈折光学系のコンデジにょ。
フジだとFinePix Z300、ニコンならばCOOLPIX S70、PanasonicならLUMIX FP8とFT1が
あるにょ。
従来はxD対応だったFinePixもZ300ではSDHC対応になりネックは無くなったけど動画が
弱く、S70は私が使っているS1の子孫となるモデルだけど未だに2万円を切っておらず
1万円台で買える前モデルのS60はバッテリ駆動時間が短く、動画もマクロも弱いにょ。
FP8は地元のショップに売っておらず、FT1は屈折光学系の割りに厚いというのが難点
だけど防水というメリットがあり、動画も静止画もそこそこいい感じだけど価格が
ネックとなっているにょ。
動画は容量が大きく使いにくいMothon JPEGではなくMPEG4系コーデックを採用して
もらいたいところだけどMPEG4系動画で有名なカシオはV8以来屈折光学系カメラを
作ってないからMPEG4系という縛りがある時点でメーカーはかなり限られるにょ。
屈折光学系を離れて考えてみるとフジのFinePix F200EXRはコンデジでは最強クラスの
暗所性能を誇るけどやや厚めで動画やマクロに弱く、PanasonicのFX60は特に欠点のない
いいカメラだけど逆に言えばF200EXRの暗所性能のようにこの機種を強く望むような
要素もないにょ。(広角25mmというのは魅力だけど動画がMotion JEPG)
厚さ20mm台前半で2万円クラスというのは激戦区だからこれ以外にも多くのカメラが
あるけどなかなか私を惹きつけるものはないにょ。
私が興味を惹いた裏面照射センサー採用機となるとTX1の姉妹機となるWX1とカシオの
FC150があるにょ。
WX1は24mmの広角レンズ(しかも、F2.5と明るい)というのが魅力だけど裏面照射の
日中での悪さがもろに表れている機種なだけに躊躇してしまうにょ。
TX1のサイズならば屈折光学系だし、薄型なので画質はこんなものと思えば妥協はできる
レベルだけどWX1のサイズだと優秀な他社製品がたくさんあるからね。
その点、FC150は画像処理エンジンで改善されているのか日中でのノイズはWX1と同じ
裏面照射センサーを使用しているとは思えないレベルになっているにょ。(低感度に
おけるノイズは減っているけど解像感も減っているのでノイズが出やすいというセンサー
そのものの問題を改善しない限りは根本的な解決にはならなさそう)
しかも、カシオが得意としている高速連写や動画機能はかなりの魅力を感じるにょ。
ただ、発売して間もないせいでまだ高価(実売3万円弱)なのと厚さがやや厚いのと
動作がもっさりなのが難点にょ。
デジカメは多くは春秋年2回のモデルチェンジを行っているにょ。
春モデルは大体1〜2月に発表し、2〜3月に発売され、秋モデルは7〜8月に発表し、8〜
9月に発売しているにょ。
昨今のデジカメはエントリーモデルを除けば発売開始時には3〜4万円の価格となっており
次の機種が出ればそれが半額程度になっているにょ。
そして、市場から消えていくにょ。
だから、開始価格4万円のコンデジならば半年後には2万円で買えるのが普通であるため
予算がない場合はそれを狙って買うのはありだと思うにょ。
ただ、メーカーも生産調整、販売店も在庫調整をするので次の機種が出る頃には旧機種の
在庫は無くなっていることもあり、特に目当ての機種があるならば安くなるのを待って
いたら買い逃すこともあるにょ。(とはいっても、ショップが多数ある都会やネット通販
ならばいくらでも手に入るだろうけど)
その半年のモデルチェンジで当初の半額になってなおかつ売れ残ったモデルは時間と
ともに下がるので1万円前後という超目玉商品になることもあるにょ。
エントリーモデルで発売当初の価格が2万円のデジカメならば次のモデルが出る頃に
1万円になるというのは珍しくないため店頭では常時1万円少々からデジカメが買える
ことになるにょ。
というわけで、発売開始時4.3万円のTX1は19800円というのはほぼ底値と思われるため
次のモデルが発表されたからといってこれ以上の大幅な値下がりは期待ができないにょ。
確かに半年後、1年後まで売れ残っていたらさらなる値下げは期待できるかもしれない
けどね。
1月に発表される後継機種の内容を見てから買うという方法あったけど19800円というのは
台数限定価格だったために後継機が発売されてもそんなに価格に影響を与えるという
わけではないと思うにょ。
機能的にも後継機種がそんなに極端に変わるとは思えないしね。
○メモステからSDHCに
これはうらやましいけどまずあり得ないにょ。
○レンズが35-140mmの4倍ズームから28-140mmの5倍ズームに
これはありそうだし、ちょっと悔しいかも。
○画素数が1000万画素から1200万画素に
これは全然問題ないにょ。(このレンズ性能だと画素数増の意味はないため)
○裏面照射センサーの日中での問題をクリアした画像処理エンジン搭載
これは十分ありそう。
まぁいくら変更があってもどうせ開始価格は4万円程度になるだろうから新型(TX7?)と
19800円のTX1が並んでいたら間違いなくTX1を買うだろうけどね。
新型がよほど魅力的(28mmからのズーム搭載で裏面照射の問題を克服したもの)であれば
半年待ってから購入するという選択肢を取るかもしれないけどね(笑)
何にせよ予算の都合で新製品を発売当初に買うというのだけはないにょ。
デジカメは値下がり率が大きいのが分かっているだけにモデルチェンジする前後に買う
というのが一番お得な買い方だと思うにょ。
よほど革新的な進化がない限りは1世代古くても価格面のメリットの方が大きいからね。
革新的な進化というのは光学式手ぶれ補正やTX1などに搭載されている裏面照射センサーが
1つの例だけどここまでの新要素を半年ごとのモデルチェンジで新搭載するなんてほぼ
考えられないからね。
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PSCじゃなくてPS
あの、、、提案というか希望に近い願い事なんですが… 書かないと伝わらないので…
3回目で途絶えてしまったPSCですが、今考えてもとても残念で仕方ありません。
BASIC言語さえほぼ絶滅したなかで、『コンテスト』という二重のハードルを越えなければならない様な状態ですから、やっぱり厳しいものがありますよね。
第3回目のPSCのメインテーマの迷路にも参加したかったのですが、作れるだけの技量がなかったんです。悔しくて、あれからなんとか頑張って自力で自動迷路生成プログラムを組める様になったものの、それでさえ2007年の11月ですから。。。
そこで提案です!!!
『コンテスト』ではなく、ワンポイントテクニックみたいな通常の投稿でプログラムを応募してみてはどうでしょうか。
PSCのような要領であらかじめテーマを出しておいて、ほぼ無期限で募集します。
そして、毎月18日に発表という感じです。
…と、言うだけならば簡単ですが、プログラムを置くスペース、全ての段取りを行うお茶目さんの気力や時間、敷居が低くなったとはいえ投稿者が現れるかどうか等いろいろと問題がありますよねぇ。。。
毎月18日にテーマだけが増殖していったりとか ( ̄_ ̄;)
すみません、やっぱり現実的じゃないようです (*_*)
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今年も今日で終わりか・・・
今年も今日で終わりにょ。
というわけで恒例の無駄遣いチェックにょ(笑)
今年購入の高額(1万円以上)なデジタル機器はこんな感じにょ。
1月 PC VAIO UX(中古) 44800円
2月 デジカメ PENTAX K200D 54800円
4月 電子キーボード YAMAHA NP-30 25800円
6月 PC Let'snote CF-R5(中古) 47000円
10月 液晶モニタ IO DATA LCD-MF221XGBR 21800円
12月 デジカメ SONY Cybershot TX1 19800円
年間にPC2台というのは最近の購入ペースからすれば普通にょ(笑)
何せ最近は毎年2〜3台買っているからね。(今世紀に入って9年間買わなかった年はない)
新品デジカメを2台というのは12月28日に書いたように2005年以来にょ。
中古やジャンク品は年間数台買っているから今年買った台数自体は2台ではないけどね。
上記には単体で動作しないUSB接続のHDD等は含まれていないし、7月に買ったワンセグ付き
メディアプレイヤー(ダイナコネクティブのDY-1S35SP512、5980円)のような1万円未満の
ものは含まれていないためデジタル機器全体だともっと多数になるにょ。
さて、問題は買ってからどうだったかというと・・・。
UX・・・・起動が遅く駆動時間が短いためよほどのとき以外はR5を使用で出番は少ない
K200D・・デジタル一眼ということで撮影に出かけようという気力が起きやすくなった
NP-30・・77鍵ということで部屋で使用するには大きすぎたためほとんど使用していない
R5・・・毎日大活躍中!
MF221XGBR・毎日使用中だけどノートPCの外部出力(XGA)がメインでフルHDを生かしてない
TX1・・・買ったばかりということでいろいろお遊び中(機能チェック中)の段階
う〜ん・・・R5は十分元を取れそうなくらい使っているけどUXは微妙か・・・。
K200Dはデジタル一眼という寿命の長さを考えるとそのうち元は取れそう。(銀塩時代に
一眼レフを使っていただけにコンデジであるネオ一眼ではさすがにすでに限界を感じて
いたからね)
TX1はまだ分からないけど価格分以上は十分に使えそう。(普段はTX1を1つで済むため
Xactiの出番が無くなりそう)
NP-30は61鍵の安い電子キーボードを買えば良かった気がしてきたにょ。(要はタッチ
レスポンスさえあれば良かったので自分の部屋で使えないサイズのNP-30は・・・)
MF221XGBRは今後Blu-ray再生環境を整えた時にフルHDを有効活用できるようになるかも
しれないけどそれまではノートPCの外部液晶(XGA)、たまに使う自作PCでWXGAでの使用
(モニタまでの距離が遠いのでフルHDでは文字が判別しづらいため)ということで
生かし切れそうにないにょ。
というわけで、本年はおちゃめくらぶにお越しいただきありがとうございました。
来年もよろしくお願いします。
ミッピュさんへ
>3回目で途絶えてしまったPSCですが、今考えてもとても残念で仕方ありません。
私としても企画を立ち上げた以上は遂行したかったけど応募者ゼロでせめて言い出しっぺの
私だけでも何か作ろうとしていたらポケコンのトラブルで本体&RAMカードの全データが
初期化されてしまい意気消沈してしまったからね。(数年間積み重ねてきた資産をすべて
失ってしまったわけなので)
その影響は大きくポケコン関連コンテンツの更新が数年間滞ってしまったにょ。
今年は開設10周年ということで、心機一転やってきたけどね。
>『コンテスト』ではなく、ワンポイントテクニックみたいな通常の投稿でプログラムを応募してみてはどうでしょうか。
応募者の敷居が下がるのはいいけどPSCよりもさらに応募者は減りそうな気も・・・。
PSCをコンテスト形式にしたのは締め切りがないとわざわざ作らないという人が多い
(私も無期限だと後回しにしてしまうタイプだし)、競うことで技術的向上心が芽生える
(かもしれない)、コンテストという名目で参加者のプログラムを評価するためにその
プログラムを実際にプレイする人も増える(かもしれない)というメリットがあるにょ。
特に一番最後の多くの人にやってもらいたいというのは私の最大の願いだけどそれを
実現するのは容易ではないにょ。
時間をかけて入力しても入力ミスでプログラムが動作しないのを防ぐためにALICEを
作ったり、他人が入力したのをデータだけもらう場合は操作方法が分からないという
問題があるけどそういう場合はPSS準拠にすることでそれを防いだりなど私の個人の力で
できることをしてきたつもりだけどね。
>毎月18日にテーマだけが増殖していったりとか ( ̄_ ̄;)
まぁその可能性が高そうにょ(笑)
雑誌に掲載するしか不特定多数へ公開する手段が無かった昔とは異なり今はネットを
使い多種多様な公開方法があるために「Webサイトやブログを作るのは面倒臭いけど
せっかく作ったからみんなに見せたい」という人くらいしか集まりそうもないような
気がするにょ。(そもそもそれを面倒臭がる人ならば発表自体しなそうだけど)
良い提案をいただいたけどメリットが大きいとは感じないためPSC以上の盛り上がりに
なるとは思えないにょ。
ポケコンの現状を考えるとどんな案であっても難しそうだけどね。
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今年もよろしく!
新年あけましておめでとうございます。
http://ww5.tiki.ne.jp/~ochame/CG/2010.jpg
本年も当サイトをよろしくお願いします。
昨年はサイト開設10周年ということでポケコン関係の更新に力を入れてきたけどその
肩の荷が下りた感じなので今年はどうなることやら・・・。
今年は要望のあったポケコンBASICのアクションゲーム講座について書いていこうと思う
けど完成するかどうかは時間とモチベーション次第にょ。
あと昨日(12月31日)および12月28日に新品デジカメを年間2台買うのは2005年以来と
書いたけど2005年は調べてみたら3台買っていたにょ。
記憶ではなく記録(ログ)に残しているというのはやはり重要なことだと思ったにょ。
何せ家計簿の類はつけてないからここで書いたことが記録代わりだからね(笑)
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あけましておめでとうございます
ポケコンを今も大切に使っているのでこれからも楽しみにしています。
新しい情報も興味を持って見ています。
計算をする事に重点を置いているために表示速さについて考えた事が無かったので、print文中にカーソルコントロールを入れた効果に驚きました。
これで二度目となりました、と言う事は、三度目も期待できるかも?。
ことしもよろしく。
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今年買いたいデジタル機器
さて、昨年末には昨年1年間に買ったデジタル機器をまとめてみたけど昨年1月5日に
欲しいデジタル機器を書いたものがどの程度達成されたのかまとめてみるにょ。
○ネット用にデュアルコアCPU搭載ノートPC→達成できず!
○R3の後継となるモバイルノート→R5を購入
○リナザウ後継となるポケットサイズの端末→VAIO UXを購入
○デジタル一眼レフ→K200Dを購入
○手ぶれ補正機能がついた小型のコンデジ→TX1を購入
○D&Dで転送できる8GB以上のDAP→MP320を購入
何と6つ中5つ購入という素晴らしい達成率にょ。
実際に買ったのが成功だったか失敗だったかは大晦日に書いた私のコメントから察して
欲しいにょ(笑)
ということで今年欲しいものをまた挙げてみるにょ。
(1)ネット用にデュアルコアCPU搭載ノートPC
(2)Blu-ray再生環境
(3)UXよりコンパクトかつまともなキーボードのついたPC
(4)一眼レフ用交換レンズ
(5)Atom搭載ネットブック
(1)は新品でなくても中古でいいにょ。
今となってはCore2Duo搭載の中古ノートPCは2万円台から購入可能だから買おうと思えば
買えなくはないにょ。(予算は3万円まで)
とはいえ、問題は筐体サイズと液晶解像度にょ。
現在使っているノートPCが14.1インチSXGA+だからこれより大きく劣るものは・・・。
15.4インチWXGAならば安いけどサイズが大きくなった上解像度も下がってしまうからね。
ワイド15.4インチのサイズを妥協するならば今よりアップするWSXGA+が欲しいところにょ。
ワイド13.3もしくはワイド14.1インチならばWXGA+くらいは欲しいにょ。
特にクロックは問わないけどSATAに対応し、最大メモリ4GB搭載できるものがいいにょ。
できればHD動画再生支援機能が欲しいけどさすがにそれを望むのは無理かも・・・。
今使っているPenMノートは大きな不満はないけどYouTubeのHD動画はカクカクだし、
冷却ファンが壊れ冷却台に載せて使っている状態だからね。
(2)手っ取り早くBlu-ray再生環境を整えるならばプレステ3を買うのが一番にょ。
とはいえ、それでは面白くない(現時点でプレステ3でやりたいゲームがないし)という
ことでコスト面で有利なPC用のドライブがいいにょ。
内蔵型(バルク)ならば書き換え型でも1万円程度から購入可能(ROMならば1年前から
1万円を切っている)だし、USB外付けでも1万円台後半で購入が可能になっているからね。
私が買うならばUSB外付けにするにょ。
というのも私の自作PCでは普通に再生できるのが分かっているからね。
PenMノートなどで再生した場合どの程度コマ落ちするのか(再生がそもそもできるのか)
ということを実験で確かめたいにょ。
あと、妹が持っているVAIOならばBlu-ray再生可能な性能がある(Core2Duo 2GHzだし
再生支援機能があるRADEON2400proを搭載している)ということでUSB接続ならば必要に
応じて妹に貸してあげることもできるしね。
そもそも自作PCがすでに部屋の中で埋まっていてドライブの換装や増設ができない状態
というのもあるにょ(笑)
(3)は現時点であればオンキヨーのBXが一番の候補にょ。
とはいえ、さすがに64800円(実売6万円程度)の予算は用意できないにょ。
現在使っているUXもPCだからリナザウよりも便利・・・というわけではなく結局R5を
毎日持ち歩いているために使用する機会がそんなにないわけだからね。
R5は常時スタンバイで鞄から出して3秒で起動するために急ぐときはUXの休止からの
復帰を待つよりも早く使えてしまうにょ。
常時スタンバイができるくらいバッテリが持つPCならばUXよりも活用範囲は増える
だろうけどそれでも投資金額に似合うだけ使うかどうかは微妙だからね。
2004年以前はノートPCは持ち歩いておらず、モバイル中にはザウルスがメイン端末
だったけどモバイルノートを毎日持ち歩くようになってからはポケットサイズの端末を
使う機会は減ってしまったからね。
もし、PC持ち込みができない職場に変わったらモバイルノートを持ち歩く機会は大幅に
減ると思うけどそうなると必然的にこのようなポケットサイズのPCも持ち歩く機会が
減ってしまうにょ。
(4)は念願のデジタル一眼レフを購入して10ヶ月経つけど標準で付いていたWズーム以外の
レンズは買ってないからにょ。
確かに2本のレンズで35mmカメラ換算28mmから300mmまでカバーできるためほとんどの
被写体に対応できるとはいえ、不満も無くはないにょ。
それはズームであるが故に暗く、明るいレンズが欲しいということにょ。
レンズは上を見たらきりがないけどF1.4というズームでは実現不可能な明るさである
50mmF1.4ならば単焦点の価値はあるから焦点距離が被っていても明確な使い分けができて
しまうにょ。(銀塩時代は交換レンズは50mmF1.4他4本持っていたしね)
何せF1.4ならば最低感度(ISO100)であっても室内の蛍光灯の明るさで1/8でシャッターが
切れるために手ぶれ補正があれば手持ち撮影が可能になるからね。(D3sで可能になった
ISO102400ならば月明かりでも手持ち撮影ができるレベル)
TX1ではコンデジなのに室内手持ち撮影が出来てしまう(フラッシュを使わず実用レベルの
画質を持った高感度撮影)という感動を得ることができたけど(S1では室内では事実上
三脚が必須だったため)デジタル一眼で高感度で撮影することでいくらでも室内手持ち
撮影はできてしまうにょ。
しかし、いくらコンデジとくらべ1桁センサーサイズが大きいとはいえ、高感度ノイズが
少なくはない私のK200DではTX1と比べて大きなアドバンテージは無くなってしまうにょ。
まぁ、逆にいえばそこまでTX1の暗所性能がすごいというわけだけど・・・。
だからこそ、一眼レフならではの高画質を生かすには明るいレンズが必要になって
くるにょ。
というか必要に応じてレンズを選択できることこそが一眼レフの大きなアドバンテージ
だしね。(まぁレンズが「デジタル機器」と呼べるかは疑問だけどデジタル一眼レフの
周辺機器として考えれば問題ないか・・・最近のレンズはCPUも埋め込まれているし)
(5)は特に大きな意味はないにょ。
ここで散々ネットブックやAtomについて語っていても実機をもってない(まともに使って
さえいない)と説得力に欠けるためにょ。
買ったからといって、R5の代わりにモバイルのメイン機として使うということもなく
単にどの程度の性能か触ってみて確かめたいというだけにょ。
ちなみに私は過去20台以上のPCを買ってきたけどPen4機は1台も買ってないにょ。
まぁPen4機は触る機会が結構あったので実際に体感やベンチ結果によってどの程度の
ものかは把握できているし、それを把握した上で買うのをやめたからね。
ただ、Atomの場合は触るだけならばPCショップで触れるけどベンチの実行や同じアプリを
動作させてPenMやCoreSoloと比較するなんて店頭ではまず無理だしね(笑)
まぁ、BXなどのポケットサイズのAtom機を買えばわざわざネットブックを買うこともない
かもしれないけどね。
しかし、不景気と言うことで今年度の収入は激減が予想され、ただでさえ貧乏なのが
さらに貧乏になりどれも実現が難しそうにょ。
まぁBlu-rayドライブなら待てばどんどん安くなるので年末くらいにはUSB外付けが
1万円くらいまで落ちたら買えなくもないだろうけどね。
みやさんへ
>ポケコンを今も大切に使っているのでこれからも楽しみにしています。
これからもポケコンを活用してあげてくださいね。
>新しい情報も興味を持って見ています。
新しい情報といってもテクニック関連はかつて私が使っていたものを思い出して書いている
だけにすぎないにょ。(だから昔から私のプログラムを見ている人は新しい情報といえるか
どうかは微妙)
今年はアクションゲーム講座を書こうと思うけど新規にポケコンBASICを始める人が
どれだけいるのかを考えると需要があるのか・・・と思ってしまうけどね。
>計算をする事に重点を置いているために表示速さについて考えた事が無かったので、print文中にカーソルコントロールを入れた効果に驚きました。
>これで二度目となりました、と言う事は、三度目も期待できるかも?。
普通の人はポケコンのBASICで速度を求めたりしないからね。
私の場合はBASICでどこまで速くできるのかということで様々な方法を試していくうちに
各種テクニックを身につけたというだけにょ。
だからこの程度か・・・と思えるようなテクニックにもその影ではかなりの試行錯誤が
あったにょ。
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TX1レビュー
裏面照射センサーを搭載したTX1を購入して約1週間・・・ということで簡単なレビューを
してみるにょ。
今回は基本機能について書いていくことにするにょ。
まずは描画と発色からにょ。
デジカメの場合は高画素=高画質とはいえないとここで何度も書いたけどそれはセンサー
サイズの小さなコンデジの場合は高画素が高画質へと繋がらなくなってきているからにょ。
高画素化が高画質へとなってていたのは300〜500万画素程度の時代であって700万画素を
超えるあたりから高画素が高画質へと繋がりにくくなってきたにょ。
というのも1つの原因はレンズ性能がボトルネックになるからにょ。
昨年11月18日に書いたように最新型ケータイに搭載の1200万画素のデジカメ機能とプロ用
デジタル一眼レフであるニコンD3sが同じ1200万画素といっても同程度の画質なんてことは
ないのは誰の目から見てもすぐに分かることにょ。
コンデジに使われている1/2.3インチ程度の小さなセンサー(APS-Cのデジタル一眼レフ
よりも1桁小さなセンサーサイズ)では一眼レフ並の解像力があるレンズを使用しても
3月7日に書いたように1/2.3インチならば700万画素程度が限界となるにょ。(単純計算
ならば180万画素程度になるけどベイヤー配列ということを考慮してその4倍の数が必要と
考えても700万画素以上のものは高画素の意味がなくなる)
それに1000万画素を超えてくると今度は回避不能な回折限界がやってくるためにどれだけ
高性能なレンズを搭載しようが無意味になってくるにょ。
それを考えればポケットサイズで1000万画素というTX1に画素数に似合った高画質を求める
というのは無理があるのは明かにょ。
それにTX1は屈折光学系であるために一旦光を90度曲げなくてはならないためにそこで
劣化が起きてしまうからなおさら高画質を期待して買うようなものではないにょ。
それでも実際に撮影したものを見ると中央部ではそれなりに描写できており、高画素の
効果は少なからずあるということは実感できるにょ。
ただ、周辺部は描写の甘さがかなり見られるにょ。
換算35mmということであまり広角とは呼べない画角でこれなのだから無理に28mmの広角
レンズなんか搭載したらさらに酷いことになってそうにょ。
だから、35mmに止めたのは賢明とも考えられるにょ。
所詮は名前だけの「カールツァイスレンズ」なわけだしね。
高性能なGレンズを搭載のWX1も24mmでは周辺部の描写はかなり厳しいものとなっている
わけだし、設計上不利な屈折光学系ではレンズ性能を上げても光学系全体の性能アップは
難しいと思われるにょ。
発色は全体的に地味というかあっさり系にょ。
私が使っていたニコンS1は派手というかいかにも作られた感がある発色であり、多くの
コンデジはユーザーが派手な方を好む傾向があるのでそのような感じになっているにょ。
しかし、TX1は(および同じセンサーを搭載したWX1も同様)それとは異なるにょ。
2chのスレなどでは緑の木が枯れ木に見えるなんて言う人もいるけどそれは派手な発色に
慣れているだけにょ。(緑の発色が弱いせいか)
それは脳内の記憶色と実際の色が異なるために発生する問題でもあるためどちらが正しい
色なのかは判断は難しいにょ。
とはいえ、やはり色の浅さは気になる人が多そうにょ。
せめて彩度や色合いの調節ができれば多少は変わったのだろうけどね。
まぁPCでレタッチすれば済む問題なんだけど・・・。
カメラ内で何とかしたい場合は-0.3〜-0.7の露出補正をすれば若干改善されるにょ。
あと、TX1の場合は上記の周辺部の描写の低さもだけど周辺部の光量不足を感じるにょ。
これは屈折光学系の弊害ともいえるけど一面の青空を撮影したときなどは隅の方は
やや暗くなってしまうにょ。
とはいえ、これでもS1よりはまだ若干マシなレベルかもしれないにょ。
S1も屈折光学系のため周辺光量不足は顕著だったからね。(一眼レフ用でも安物のズーム
レンズなどはこのような傾向にあるからこれをもって駄目とはいえないけど)
あとWX1の試作品レビューで気になっていた最低感度におけるノイズ問題だけどTX1は
ISO感度がWX1のISO160からISO125に抑えられたためにそれほど気になるレベルでは
なかったにょ。
これもあくまでWX1と比較すればというだけの話で従来機や他社の製品と比較すれば
最低感度におけるノイズは少し目立つように見えるにょ。(まぁ等倍鑑賞すれば目立つ
というだけなので2Lくらいの版プリントでは全く分からないレベルなんだけど)
画質といえば、裏面照射センサー搭載による暗所(高ISOで撮影時)での画質がやはり
気になるところにょ。
デジカメは高画素化によって1画素あたりの性能は落ちる一方でそれをセンサー性能の
向上や画像処理エンジンでカバーしていたにょ。
画素ピッチに余裕のあるデジタル一眼とは異なり、コンデジの場合は小さなセンサーで
高画素を実現するために画素数が2倍になったら実質的な受光面積は半分ではなく、半分
よりもずっと小さなものとなっているにょ。
それを改善したものが裏面照射センサーにょ。
これによって従来比で2倍の暗所性能を実現しているにょ。
これは、購入してすぐに確かめてみており昨年12月28日にも書いたけどコンデジとしては
トップレベルではないかと思われるにょ。
私の手持ちのコンデジと比較した場合、同じ500万画素で撮影時にはニコンS1のISO400と
TX1のISO1600が同程度のノイズとなっており、単純計算で4倍暗所性能がアップして
いるにょ。(4年の歳月の差で画像処理エンジンとセンサー性能もアップしているため
裏面照射センサー採用による2倍の性能アップよりも大きなものとなっている)
Xacti HD2はISO1600まで設定できるけどHD2のISO1600はノイズだらけで見るに堪えられず
TX1のISO3200の方がまだマシというレベルにょ。
私の主観ではTX1で常用(2Lまでのプリント)に耐えられるのはISO800くらいまでだけど
ISO800が常用可能なコンデジなんてF200EXRなど一部の機種のみにょ。(センサー性能や
画像処理エンジンがアップしたとはいえ、ほとんどのコンデジはISO400以下が常用限界
レベルとなっている)
さすがにISO1600はノイズが多いけどそれでもコンデジとしては優秀にょ。
ISO3200になると無理があるのか色がかなり浅くなる傾向があるにょ。
裏面照射センサーということでただでさえ全体的に発色が地味(色が浅め)ということも
あり、さらに浅くなっているISO3200は積極的には使えない感じにょ。
それでもISO800くらいまでは画質とのトレードオフが少ないため暗所でも積極的に使用
でき、蛍光灯の明かり程度の室内でもノンフラッシュ撮影が手軽に出来るにょ。
TX1に搭載のレンズは35mmカメラ換算で35mmから140mmの4倍光学ズームとなっているにょ。
広角側の35mmは不満がありできれば28mmくらいは欲しかったけど上記のように無理に
搭載して使えないレベルの描写力の28mmならば要らないので35mmで妥協するしかないにょ。
望遠側の140mmはこのクラスと考えれば十分なレベルといえそうにょ。
私も一眼レフで良く使う画角は100mm前後と50mm前後と28mm前後だからね。
それでも望遠側の140mmで足りないという人もいるだろうけどそういう人はプレシジョン
ズームとスマートズームの2つが用意されているにょ。
前者は簡単に言えばデジタルズームにょ。
デジカメ内部で拡大補完して画像生成されるためその生成アルゴリズムによっては実用に
ならないレベルになるにょ。
2倍デジタルズームであれば300万画素のデジカメを1200万画素として出力したものと
同じレベルの画質になってしまうわけだからね。(その1200万画素で出力したものの
中から300万画素分をトリミングすることで2倍の拡大率を得ている)
スマートズームではそれとは異なるにょ。
拡大補完のない単純なトリミングであるため劣化はないからね。(劣化のないデジタル
ズームがスマートズームといえる)
1000万画素のTX1を300万画素モードで撮影した際にはスマートズームでは光学4倍なのが
7.1倍(約250mm相当)へとなるにょ。
http://allabout.co.jp/computer/digitalcamera/closeup/CU20071031B/index2.htm
単純なトリミングだからPCで画像加工している人ならばPC上でやれば済むだけのレベル
だけどカメラ内部で完結していることに意味があるにょ。
あとレンズ描写力の高い中央部のトリミングであるため同じトリミングであっても高画質を
得ることが可能になるにょ。
このような手法はソニーはスマートズーム、PanasonicはEXズームなど呼び方は異なる
だけで今は多くのメーカーが採用しているにょ。
これは必要以上の高画素化によって生まれたものでL〜2L程度しかプリントしないから
そんなに画素数が要らないという人でも高画素を有効活用できる良い方法だと思うにょ。
筐体サイズ的に光学ズームが採用しにくいケータイのデジカメでもこの方法ならば
ズームを搭載可能になるからね。(1200万画素あれば200万画素モードで撮影すると
2.4倍ズーム相当になる)
タッチパネル方式のデジカメを買うのはTX1が初めてだったのでやや困惑したけどタッチ
パネル自体はPDAなどで慣れているので問題ないので買う前に不安に感じるのは操作性に
関してにょ。
個人的にはボタンやダイヤルを駆使する方が好きでタッチパネル化の弊害でボタンは
最小限(電源ボタン、ズームレバー、シャッターボタン、再生ボタン)しか付いてない
からね。
S1はフラッシュやセルフタイマーなどの設定はメニューを選ばなくてもワンタッチで
行えたけど露出補正はメニューからたどらないといけないのが難点だったにょ。
S1の前に使っていたX20ではオプションで2つのボタンに機能割り当てができたために
露出補正のプラス/マイナスを設定したにょ。
このTX1も画面に常時表示されているアイコンはカスタマイズ可能なのでよく使う機能を
4つまでワンタッチで呼び出せるようになるにょ。
そこで早速露出補正を入れたにょ。
一旦露出補正機能を呼び出してからプラス/マイナスの補正をするためにワンタッチで
行えるX20よりは劣るけどタッチパネルのお陰で-2補正をする場合もマイナス2の
場所にタッチするだけで可能だから大きく補正する場合にはかえって簡単になって
いるともいえるにょ。
タッチパネルの操作性はかなり練り込まれておりボタン数が少ない割りに不便を
感じないにょ。
その点、ニコンS70は撮影時のズームでさえタッチパネルで行うのでかなり不便そうにょ。
確かにS70はマルチタッチ対応でビューア時はiPhoneのように画像縮小拡大が2つの指で
ピンチイン、ピンチアウトをすることで感覚的に行えるという点はかなり魅力だけどね。
もしも、それと同じことが撮影時のズームでも同じようにできたら楽しそうだけど・・・。
しかし、TX1もビューア時にはマルチタッチこそできないけどフリック操作で写真を
めくれるためにボタン操作よりも分かりやすいし、サムネイルも上下フリックで可能に
なっているのでビューア代わりとしては私が過去に買った20台くらいのコンデジの中でも
一番使い勝手がいいと感じるにょ。(強くフリックすると一気にめくれる)
あとタッチパネルは感圧式となっており静電容量方式のS70などとは異なり若干反応は
悪いけど誤動作を防止可能という面ではメリットといえるにょ。
あと指でなくても反応できるのでタッチペンを用いて写真に簡単なお絵かきもできて
しまうにょ。
そういう面では当初は懸念していたタッチパネル式というのも悪くない感じにょ。
ただ、遊んでいたらバッテリ駆動時間が短さを感じるにょ。
ただでさえCIPA240枚という最近のコンデジとしては平均よりもやや短めの駆動時間と
なっているからね。
CIPAによる測定法はJEITA測定法におけるPCの駆動時間と比べて現実に即した測定法では
あるもののそれは普通に写真撮影する場合のバッテリ駆動時間だからビューアなどの
用途で液晶画面を長時間使っていれば必然的に撮影可能枚数は少なくなるにょ。
あと気になったのはAFにょ。
AFは明るい場所ならば全く問題がないけど暗所だと遠距離にピントが合いにくいにょ。
これはコントラストAFの宿命とはいえ、星空がキレイだから撮ってみようと思っても
ピントが全然合わないにょ。
まぁ、風景モードにすれば自動的に無限遠になるため問題ないといえばそうなのだけど
やはりピントが合わない場合は無限遠に自動的にセットされるようにして欲しかったにょ。
ピント合わせは最近は多点測距が当たり前となっていていわゆる「ピントの中抜け」は
起きないようになっているのだけどオートではなく自分で合わせたい場所にピントを
合わせたいという人もいると思うにょ。(基本的にオートの場合は最も近くにあるものに
ピントを合わせてしまうし)
そういう場合は通常ならば中央1点測距に切り替えてフォーカスロックという方法を
用いるのだけどタッチパネルで好きな場所をタッチするだけでそこにピントを合わせる
ことができるというのは非常に便利にょ。
これは撮影におけるタッチパネルの最大のアドバンテージではないかと思うにょ。
次回はTX1がデジタル一眼レフに匹敵する性能を発揮する「手持ち夜景モード」や「人物
ぶれ軽減モード」などの個別機能について書いていくにょ。
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PineView搭載製品はもうすぐ登場するけど・・・
新旧Atomの比較
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1001/04/news002.html
いよいよ製品の登場を待つだけとなった次世代AtomのPineViewだけどここで新旧Atomの
実際の製品が比較されているにょ。
昨年の12月22日にも別のサイトでの比較を見たけど改めてこの比較を見ることにするにょ。
PC Mark05
U135 U100
Atom N450 Atom N270
PC Mark 1418 1288
CPU 1510 1438
Memory 2564 2362
Grapics 438 367
HDD 4359 4221
すでに分かっていたことだけどCPU性能はメモコン内蔵分だけ上がっただけにすぎない
ため大幅な性能アップは期待できないにょ。
グラフィック機能ははGMA3150の素性が分からなかったために何ともいえなかったけど
どうやらGM965(GMA X3100)ベースではなくG31(GMA 3100)ベースである模様にょ。
つまり、SM4.0ではなくSM2.0対応となりGPUの世代的には945GSE(GMA950)と変わってない
という今となっては時代遅れのものとなっているにょ。
Direct2Dに対応していればWin7使用時にはHWアクセラレーションが働くので快適動作が
可能になるけどここまで旧世代だと速度面では7を使う意味はないにょ。
まぁネットブック用の7StarterはAeroさえ使えない機能限定バージョンだからGPUの
世代はあまり関係無さそうだけどね。(GMA950→GMA3150でAeroの動作は快適になっている
と思われる)
つまり、PineTrail世代でも7よりはXPの方が適しているといえそうにょ。(しかし、
XPの提供も7の発売から1年で終了だからもう無くなるのも時間の問題だけど・・・)
さて、上記のGMA3150だけどHD動画の再生支援もついてない旧世代のものとはいえゲームは
多少は快適になるか・・・というとそんな甘くはないにょ。
Intelの場合、チップセット内蔵のGPUはバーテックスシェーダなど一部の機能はCPUで
ソフトウェアアクセラレーションによって実行されているためにCPU性能が上がらないと
CPUがボトルネックになるため性能が発揮できないにょ。
これはGMA boosterなどでネットブックに使用されているGMA950をOCすれば分かるけど
GPUクロックを2倍にしても描画速度はせいぜい2割り増し程度にしかならないからね。
だから描画性能は945GSE(GMA950)の1.5倍くらいあるGMA3150でも実際のアプリでは
10〜20%程度の性能アップに止まるにょ。(CPU性能が重要なFFベンチでは10%もアップ
しない)
GPU性能では劣る915GMでもPenM搭載ノートの方がAtom搭載ネットブックよりも快適に
動作する(PenM1.2GHzでもFFbenchのLOWでは2000くらい出る)わけだからAtomの性能が
大幅に上がらない限りはゲームを快適にプレイできるなんて考えない方が良さそうにょ。
そもそもAtomはPC用のCPUとは極めて珍しい、性能よりも省電力に舵取りをしたCPUな
わけだからね。(というか、元々は組み込み市場を狙っていたために性能よりもいかに
省電力にするかが重要だったわけだし、Atom Zの後継となるLincroftでその真価が
ようやく発揮されようとしている)
PineViewではCPUにGPU機能(ノースブリッジ機能)を内蔵したわけだけどこれは低コスト
だけではなく低消費電力を実現するにも非常に有用にょ。
今までは130nmプロセスで製造されていたノースブリッジがCPUに内蔵されることで45nm
プロセスとなり、さらにFSB経由で接続されてないために省電力となっているからね。
元々省電力だったAtomがさらに省電力となってもあまり意味はないけどチップセットが
(ネットブック全体から相対的に考えた場合)電力を馬鹿食いだったためにそれが上記の
ようにCPUにノースブリッジが内蔵されることにより大幅な消費電力低減となったにょ。
その効果はかなり大きく上記のレビューを見る限りは2割程度となっているにょ。
12月22日では構成が違う機種だったので参考程度とはいえ、1割程度の差しかなかった
けど2割の差というのはかなり大きいにょ。
5時間駆動の機種が、CPUとチップセットを変えるだけで6時間駆動となるわけだからね。
PineView搭載ネットブックは少し性能が上がってバッテリ駆動時間が伸びて価格は据え
置きという感じになるにょ。
実装面積の小ささを生かした小型の機種とかが発売されれば面白くなるけどAtom Zを
置き換えるにはTDPの問題があるから厳しそうにょ。
しかし、Atom Zの後継となるLincroft(Mooestownプラットフォーム)ではWindowsが
サポートされない予定となっているので従来Atom Zで作られていたPCはこのPineViewで
作るしか無くなるにょ。
すぐに現行のAtom Z+US15Wが生産終了するわけではないけどもう後がないわけだからね。
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TX1レビュー(後編)
一昨日書いたTX1レビューの続き・・・
TX1の目玉機能というとやはり「手持ち夜景モード」や「人物ぶれ軽減モード」を挙げる
ことができるにょ。
シーンモードの中に「夜景モード」や「高速シャッターモード」(一般的なコンデジだと
「スポーツモード」と呼ばれることの方が多い)があるけどそれらとの違いをまずは
書いてみるにょ。
TX1は高速なCMOSセンサーを搭載ということで1秒間に10コマ撮影可能なのだけどその
性能を生かし、6枚連写をし、BIONZによる高精度な画像重ね合わせ処理を行うことで
低ノイズ化を実現しているというものにょ。(画像の合成には撮影後数秒の時間がかかる
ため連続して複数の写真を撮りたいときにはあまり向かない)
単純計算すれば6枚重ね合わせの場合√6倍(約2.4倍)ノイズが減るのだけどメーカー
発表値では2倍のノイズ低減となっているにょ。
ノイズ低減だけではなくそれを生かしたシャッター速度やISO設定を自動で行って
いるにょ。
夜景モードの場合はできるだけ低ノイズで行うためにISO感度は低めになるように設定され
その代わりシャッター速度が遅くなるので三脚が必須になるにょ。
手持ち夜景モードではISO感度を変えながら手持ち撮影が可能なレベルにシャッター
速度を調整しているにょ。
また高速シャッターモードでは1/250秒、F5.6が最低ラインであるため日中の屋外以外の
場所では使えないにょ。
人物ぶれ軽減モードではその高速シャッターモードとは異なり基本は1/250秒だけど
明るさによってはISO感度を変えながらシャッター速度を落としているので室内であっても
できるだけ高速シャッターが切れるようにするため被写体ぶれを起こさないようにしたい
という場合は非常に有用にょ。
私が様々な明るさの元で撮影し、それを統計的にまとめたところTX1の両モードは下記の
ようになったにょ。(あくまで統計結果からこう言えたというだけであって実際にこの
ように制御されているという保証はできないけど参考程度にしてもらえれば)
手持ち夜景モードのシャッター速度の分岐点は1/40秒と1/15秒と1/4秒となるにょ。
1/40、絞り開放(F3.5)、ISO最低(125)で撮影できない明るさになるとISO感度を上げ
ISO400でも1/40で撮影できない場合はシャッター速度を落とすにょ。
1/15、絞り開放、ISO400で撮影できない場合はさらにISO感度を上げ、ISO3200まで上げた
後に今度はシャッター速度を1/4まで落とすにょ。
それ以上はシャッター速度は変わらないにょ。
ただ、1/4秒までシャッター速度が落ちるため手ぶれ補正機能があるとはいえ、手ぶれを
起こしてしまいかねないにょ。(ぶれてしまうと上手く重ならないのでディティールの
甘い画像になってしまう)
手ぶれが無ければ6枚がほぼ重なるためデジタル一眼に匹敵する低ノイズの写真が出来て
しまうにょ。
人物ぶれ軽減モードのシャッター速度の分岐点は1/250秒にょ。
1/250、絞り開放、ISO125で撮影できない明るさになるとISO感度を上げ、1/250、絞り開放、
ISO3200で撮影できない場合はシャッター速度を落としていくにょ。(手持ち夜景モード
と同じくシャッター速度の下限は1/4)
動くものを撮影する場合は高度な重ね合わせによって動いている部分だけを重ね合わせる
ことによってノイズ低減を行っているにょ。
自動車のように形が一定の状態で動作するような被写体ならばいいけど動物などの形が
大きく変わりながら高速に移動する被写体だと重ね合わせ処理がうまく出来ず身体が
透けてしまうという場合もあるため過度な期待は禁物にょ。
両者を見ると一番の違いは人物ぶれ軽減モードは比較的早く高ISO感度になるのに対して
手持ち夜景モードでは中クラスのISO感度を維持するということにょ。
しかし、言い換えれば十分に明るい場所(ISO125で1/250秒で撮影可能)や十分に
暗い場所(ISO3200で1/4秒で撮影できない)では両者は同じ結果になるということにょ。
とはいえ、手持ち夜景モードでは夜景はアンダー気味の方がキレイに見えるためか
0.7〜1段程度アンダー気味に撮影される傾向があるにょ。
だから明るい場所(というか、夜景以外)で手持ち夜景モードを使用する場合は+0.7〜
+1の補正を加えるといいにょ。
日中の明るい風景も手持ち夜景モードを使って撮影して問題はないにょ。(ただ、十分に
明るい場所ではマルチショットの効果は薄いけど)
要するに動くものを撮影する場合、「人物ぶれ軽減モード」を用いて、そうでない場合は
「手持ち夜景モード」(+露出補正)を用いれば良いというだけの話にょ。
これで単純なプログラム撮影よりも低ノイズ、ぶれ軽減の撮影が可能になるにょ。
特に手持ち夜景モードの低ノイズは目を見張るものがあるにょ。
ISO3200でも並のコンデジのISO400以下のノイズだからね。
もはやここまでくるとコンデジには敵なしで下手なデジタル一眼に近いレベルのものにょ。
実際、高感度に強いとは言えないもののAPS-Cセンサーを搭載の私のK200DとTXのマルチ
ショットを比較するとあまり大きな差は見られないからね。(低ISO感度では明らかに
勝っているとはいえ高感度に強いはずのデジタル一眼レフで暗所撮影で明確な差で勝つ
ことができないというのはうれしいやら悲しいやら・・・)
通常のISO3200は色が浅くて使えないレベルだったけどこのマルチショットによる手持ち
夜景モードだとそういうこともほとんど無くなるからね。
だからこの機能は積極的に使っていくべきものだと思われるにょ。
ただ、露出補正は電源を切ったら自動的に0になってしまうというのがネックにょ。
プラス補正を維持するように設定が可能ならばいいけどONにするたびに露出補正の設定を
し直すとなると積極的に使いたくても使いにくくなるにょ。(手持ち夜景モードの場合
露出補正アイコンはデフォで画面上にあるためにワンステップ動作が増えるだけだけど)
「手持ち夜景モード」も「人物ぶれ軽減モード」も高度な重ね合わせ処理はすごいこと
だけど単純に6枚連写することで露光時間を6倍稼いでいるというだけのものなんだけどね。
だから、6連写なんかしなくても6倍に露光時間を増やすか、6倍感度を上げてしまえば
他のコンデジでもTX1と同レベル写真は簡単に撮影可能にょ。
ただし、6倍露光時間を稼ぐ(シャッター速度を6倍遅くする)というのは手ぶれや
被写体ぶれが6倍大きくなることを意味するので動かない被写体を三脚で使って撮影
するのが前提となるにょ。
だから三脚を使って一般的なコンデジについている夜景モードを使えばTX1の手持ち夜景
モードレベルの写真は撮れてしまうけど三脚を使わず撮れるということがTX1のすごい
ところといえるにょ。
実際レビューでもそれらは優位的な差はないと書いているレビュアーはいるけどISO400の
TX1とISO100のS70で明確な差がないという時点でTX1の圧倒的勝利と私は感じるにょ。
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20090917/1028895/?P=5
ISO400で撮影して等倍鑑賞時にしてほとんどノイズのないコンデジなんて私は初めて
みたにょ。
TX1のレビューサイトは個人サイトを除けばあまりないのでWX1のレビューなんだけど
このページの手持ち夜景モードを使った写真とそうでないものを比較してもらえたら
手持ち夜景モードがいかにノイズが少ないのか分かると思うにょ。
http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0909/04/news015_4.html
また感度を6倍上げるというのはコンデジではまともなものにならないにょ。
今のコンデジでもISO400が辛い機種が多いし(ISO800がまともに使えるのはF200EXRなど
大型のセンサーを採用した一部の機種のみ)、それを6倍に設定してもノイズだらけになる
だけにょ。
そもそも感度なんてデジタルで増感(ゲインアップ)すればいくらでも上げられるけど
ノイズもそれに従ってふえていくために無理に感度を上げるということはノイズを映す
だけとなってしまうにょ。(だから、最高感度がいくらに設定できるというのは全く
意味のないカタログスペックとなる)
デジタル一眼ならばそのセンサーサイズのお陰で高感度で撮影してもノイズが目立たない
ために感度を上げてカバーしてやればTX1に勝てるけどね。(ただ、高感度ノイズが比較的
多い私のK200DではTX1の手持ち夜景モードに明確な差で勝つことはできないけど・・・)
しかし、肉眼では判別できなかったレベルの被写体が手持ちで撮せるコンデジというのは
すごいにょ。
まぁ暗い場所はフラッシュを使うから関係ないという人にとっては暗所に強いというのは
あまりメリットに感じないという人もいるかもしれないけどフラッシュを使えない場所
(博物館や水族館など)、有効ではない被写体(夜景など発光体を撮影する場合や
被写体までの距離が遠い場合)はいくらでもあるからフラッシュに頼ってばかりは
いられないにょ。(フラッシュ使用&低感度で撮影がぶれを無くす面でも画質の面でも
最も有利なのは確かだけど上手く使わないと雰囲気が犠牲になる)
あとTX1での目玉機能は上記の2つだけではなくスイングパノラマ機能があるにょ。(TX1で
パノラマというと真っ先にフジのパノラマカメラTX-1をイメージする人がいるかも・・・)
これはカメラを縦か横に振るだけで簡単にパノラマ写真が撮れるというすごいモードにょ。
実はこれは原理は非常に簡単で、その高速連写機能を生かし最大100枚連写を行いそれを
BIONZによる重ね合わせ処理によってキレイに繋げているだけにょ。(デジカメに付属の
ソフトを用いてPC上でパノラマ写真を生成してくれるデジカメは多くあり、フリーウェア
でもそのようなソフトはあるけどカメラ内でパノラマ写真を自動生成してくれる機種は
サイバーショットシリーズ以外は私は知らない)
これで、TX1の場合、185度のパノラマ写真(つまり2枚で360度をカバー)が撮影できて
しまうにょ。(銀塩コンパクトカメラで流行ったパノラマ写真は広く写せるためのモード
ではなく上下をカットして横長の写真にしただけの似非パノラマだったけどこちらは
ちゃんと広く撮せるパノラマとなっている)
ただ、回転軸をうまく固定してやらないとキレイなパノラマにならないのだけどこれは
左手の人足し指と親指でカメラの中央部分を上下からつまみ、それを軸にしてくるっと
回す形にすれば良いにょ。
厳密な撮影をするならば回転台が欲しいけどお手軽なパノラマ機能だからこれくらいで
十分にょ。
あとは、最近は多くのコンデジで搭載しているHD動画撮影機能があるにょ。
これは音声もモノラルだし、HDといっても720pだし、画質も高いというわけでもなく
手持ちのXacti HD2と比べてあまり変わらないレベルだからね。
ただ、HD2とは異なりこの筐体サイズでHD動画が撮影できるということに意義があるにょ。
それにMPEG4動画なのでmotion JPEGより容量を抑えることができるにょ。
Lumixに搭載のAVCHD Lite(最大17Mbps)とは異なり、ビットレートは最大9Mbpsという
ことでHD2と同じビットレートとなっているので再生負荷も小さく、CoreSolo1.2GHzの
R5でも50%〜70%程度のCPU負荷で再生できたにょ。(17MbpsのAVCHD Liteの動画はR5では
コマ落ちしまくる)
HD動画が撮影できるコンデジはここ1、2年急速に増えてきているものの多くは動画撮影中は
光学ズーム機能が無効になっているにょ。
このTX1はその中でも動画中にズームが可能という数少ない機種にょ。(屈折光学系では
この機種のみ)
このように厚さ最大16mmのポケットサイズの小さなコンデジなのにすごい機能が凝縮され
まくりにょ。
マクロも最短で1cmまで寄れるのでマクロが好きな私も満足だしね(ただし、平常時は
8cmまでで拡大鏡モードに切り替えることで1cmマクロが可能になる)
日中の描写力がもう少し高くて(屈折光学系ということで解像力不足なのは仕方がない
とはいえ、周辺部の描写が甘すぎる)、28mmまでカバーしたズーム(35mmでもやばいのに
28mmなんて無理そうだけど)で、SDHCに対応だったら個人的にはパーフェクトだったの
だけどね。(あとバッテリ駆動時間ももう少し欲しいけどこれは安い互換バッテリを
買えばなんとかなるか)
私は薄くてレンズが出っ張らない屈折光学系のコンデジが好きなんだけど暗所性能では
なく画質を重視する人にはお勧めできそうにないにょ。
何せ同じISO200同士で日中屋外で撮影した写真を比較した場合、描写力は4年前の500万
画素のコンデジであるニコンS1と比較して中央部はややTX1が上だけど周辺部では明らかに
TX1が下といった感じだから昨今のコンデジの中ではかなり悪い部類だと思うからね。
(なぜISO200同士にしたかというとTX1が最低がISO125でS1がISO50となっておりISO50
ならばS1の方が中央部の描写性能でも上になってしまうから)
私はS1の画質で大きな不満が無かったからいいようなものの画質に期待して買った人ならば
「1000万画素」に肩すかしを食らってしまうかもしれないにょ。
裏面照射センサーに興味がある人はレンズ性能が(TX1よりも)良いWX1を買った方が
無難だし、色が浅いTX1やWX1の発色に不満がある人は同じセンサーを使用でもカシオの
FC150を買った方がいいと思われるにょ。
これだけ低いレンズ性能でもISO400を超えれば並のコンデジを超える描写性能を発揮する
(というか他のコンデジが悪すぎるだけ)ので高ISO感度が必要な場面でどれだけ使うかを
天秤にかけて選択してこのサイズが魅力的に感じれば良い選択肢となるかもしれないにょ。
ISO1600(+手持ち夜景モード)ならば同じISO1600のデジタル一眼(+安物ズームレンズ)
と比べてもあまり差がないくらい素晴らしいものだからね。
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ついにソニーのコンデジがSDHC対応に!
海外でTX7が発表
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20100107_340904.html
先日TX1を買ったばかりの私としては後継機種はかなり気になるところにょ。
買う前に1月には後継機となるTX7が発表されるという情報があったけどTX1でフルモデル
チェンジが行われており、TX7は小改良(せいぜい広角対応)に留まるのではないかと
いう予想をしたためにほぼ底値であったTX1を買うことにしたにょ。
ところが、私の予想はいい意味で外れたにょ。
広角に対応なのは予想の範疇だったけど25-100mm相当の4倍ズームにょ。
屈折光学系で25mmはかなり難しいと思うけどそれが実現可能になるとは思わなかった
からね。
それ以上に驚いたのはSDHC対応にょ。
これはソニー製品を買う時点でメモステはやむを得ないと妥協しなくてはならない部分
だった(個人的には最大2GBのxDや旧SDよりはマシという感覚)けれどすでにデジタル
一眼ではSDHC対応となっているからコンデジで対応するのは時間の問題とはいえ
まさかこのタイミング(私がTX1を買った直後)に行うのは全くの想定外にょ。
ソニーがSDHCカードを発売するという力の入れ方を見ると今後は対応機器がさらに増え
そうな感じにょ。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1001/07/news024.html
メモステは事実上ソニーの独自仕様だったのでそれが広く使われているSDカードにも
対応するようになるというのはユーザーにとっては恩恵が大きいにょ。
あと動画も720pのMPEG4からフルHDのAVCHDに強化されたにょ。
個人的にはハンドリングのよさからフルHDのAVCHDよりも720pのMPEG4の方が良いと感じる
けれど720pの動画が撮れないと発表されてないのでこれは素直に性能アップと捉える
ことにするにょ。(動画もTX1がモノラルだったのがTX7ではステレオ音声になっているし)
それに液晶も23万画素から92万画素へと大幅にアップされているにょ。
動画のモノラル音声や液晶の画素数は旧機種のT90のモデルチェンジと考えればTX1は別に
現状維持なので問題無かったけどT90の上位機種であったT900の後継機種として考えた
場合TX1は劣化として考えられていた部分だっただけにT900の仕様に戻ったということで
TX1を買い控えていた人には朗報かもしれないにょ。
TX1は新センサーを搭載することのコストアップでそれらを実現するのは難しかった(T90
並の仕様なのに発売当初の価格はT900に近くなったのでそれ以上の価格アップは難しい
と判断か)だけだろうけど新センサーも製造コストが下がったためにT900の後継機種と
なるTX7を出したと思われるにょ。
ここまで仕様差があるとTX7はTX1の後継機種というよりも上位機種として考えた方がいい
ような気がするにょ。(T90→TX1、T900→TX7と考えれば仕様面では納得がいく)
まだ詳細が発表されてないもののTX7は昨年12月28日に書いたTX1の不満点をほとんど
克服しているにょ。
これで広角時の周辺部の描画性能がアップし、TX1やWX1に見られた発色の浅さが改善
されていたら現状では個人的にはパーフェクトなコンデジになるにょ。
とはいえ、当初は実売4万円を越えそうだし、事前にTX7の詳細が分かっていても予算面
から買えるのは半年後くらいになりそう(しかも、半年後に2万円まで下がるという
保証はない)だから予算内でぎりぎり買えたTX1を半年早く買って使い倒した方がいい
という考え方もあるにょ。(TX1があったお陰で撮れる写真も半年あればたくさんある
だろうしね)
だから、TX7なんて、ぜ、全然悔しくなんてないんだからね!
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SDXCは普及するか・・・?
SDXCはいよいよ来月発売
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20100107_340984.html
規格上32GBが上限のSDHCカードに代わりSDXCカードが登場するのだけど具体的な発売が
決定されたのは今回が初めてにょ。
1年前からカード自体は出来ていたけど発売には至らなかったのは技術的に64GBのSDXC
カードを量産するのが困難というわけではなく対応機器がないことには意味がないという
判断だと思われるにょ。(さらにexFATのライセンス問題もあった)
しかし、この度米国で開催されていたCESで多くのデジカメがSDXC対応を謳っていること
からSDXCカードはようやく発売することに意義が出てくるにょ。
しかし、問題は価格にょ。
NANDフラッシュメモリは近年、同一価格ならば年2倍という増加ペース(容量単価は1年で
ほぼ半減)を維持してきたのだけどここ1年は需要増と製造プロセスの限界(減価償却が
終わった旧世代ではなく最新の製造プロセスの使用)のためスポット価格を見てみると
逆に上昇しているにょ。(世界的不況の影響で多くのメーカーが減産しているしね)
フラッシュメモリは旧世代の製造プロセスで作っていたのが今は最新の製造プロセスでの
製造になったわけだし、SLC→MLCの移行で同一トランジスタ数での2倍の容量アップも
MLCが当たり前となった今ではさらに容量アップのためには1セル3bitや4bitの多値化が
必須となっているにょ。
とはいえ、速度や寿命の問題があるので量産されるのはもう少し先になりそうにょ。
だから、安くなるためには製造プロセスがさらに微細化しないと難しいにょ。
そうなると64GBのSDXCは単純に考えると32GBのSDHCの2倍程度の価格になってしまうにょ。
64GBのSDXCカードは予価約600ドルだけどこれは同じくPanasonicのClass10の32GBの
SDHCカードの価格(国内での平均実売価格3万円弱)から想定すれば妥当なところにょ。
さて、次に問題となるのはデジカメでSDXCが本当に必要かということにょ。
1000万画素のデジカメでもJPEG画像ならば1枚4MB程度だから32GBのSDHCに8000枚くらい
記録可能にょ。
確かにRAWだと12bit記録でも1枚15MB程度になるため2000枚くらいしか入らないのだけど
それでも2000枚あれば長期旅行で撮影しまくらない限りは足りなくなるということは
普通の人だとあまり考えにくいにょ。(1日400枚撮っても5日分)
だから、32GBのSDHCで足らないなんてことは普通の人にはほとんどないにょ。
とはいえ、それはあくまで常にカードの空きを十分に空けた状態で使用している場合の
話となるにょ。
近年はカードの容量アップが画素数のアップを大幅に超えているために昔のように
カードを一時保管用に使うのではなくカードそのものを最終記録媒体としている人も多い
のではないかと思われるにょ。(私もHDDにバックアップはとっているものの基本的に
容量が足りなくなったら消すのではなく大きい容量のものに引っ越ししている)
1日平均10枚撮影する人だと1000万画素、JPEG記録だと約2年分の写真が32GBのSDHC1枚に
収まる計算になるにょ。
2年分と考えるならば最終記録用としては32GBは十分とは言えない人も結構居そうな感じ
ではあるにょ。(1日平均1枚という人ならば20年となるのでカメラの寿命の方が遙かに
短そうだけど)
今後急速な高画素化がデジカメに起きればまた変わってくるけど現状の2倍の画素数に
なるような時代さえ恐らく訪れないのではないかと思うので画素数が増えることによる
撮影保存枚数の大幅減少はないため現状の32GBで将来的にも足りるかどうかは現時点で
判断は可能にょ。
静止画だけならば最大32GBのSDHCでも十分使えるけど問題は動画にょ。
最近はHD対応のデジカメも急増しており必要な量は飛躍的に増えているにょ。
とはいえ、720pのMPEG4で撮影する私のTX1やXacti HD2は最大でも9Mbpsということで
32GBのSDHC(メモステDuo)があれば単純計算で約8時間撮影可能にょ。
8時間となると最終記録媒体としては十分かというと微妙にょ。(DVD-R並に安ければ
複数枚買うという方法もあるけど32GBのSDHCはそんなに気軽に複数枚買えるほど安価
というわけではない)
静止画の8000枚よりも動画8時間の方が遙かに簡単に達してしまいそうにょ。
しかも、8時間というのは9MbpsのMPEG4で考えているにょ。
これがAVCHDならば17Mbpsなのでさらに記録時間は半減してしまうし、720pであっても
Moton JPEGではさらに大幅に記録時間は短くなってしまうにょ。(機種にもよるけど
ビットレート換算すると平均40〜50Mbpsに達する)
HD動画は容量が大きいせいでファイルサイズが大きくなるけどFAT32の1ファイル4GBという
制限に簡単に達してしまうにょ。(9MbpsのMPEG4ならば4GBで1時間撮れるけどMotion JPEG
ならば4GBでは10分程度で達する)
SDXCではexFATによりFAT32にあった1ファイル4GBの制限も無くなっているためにHDの
長時間動画の連続撮影も可能になるにょ。(ただ、HDで連続撮影が30分以上可能だとEUの
基準だと「ビデオカメラ扱い」となってしまうため関税がかかるので意図的に連続30分
未満でしか撮影できないようにするかもしれないけど)
32GBのSDHCでも動画撮影するにはカードの容量一杯に動画を撮影する場合、最低8つに
ファイルを分割する必要があったからね。
そういう意味では動画に関してはSDXCはSDHCにあった32GBの上限を超えることよりも
1ファイル4GBの制限の撤廃のがメリットが大きいと思われるにょ。
今は価格的にSDXCはまだ積極的に選ぶ理由はないけど「デジカメで使用するため」という
だけであっても気軽に買える価格になれば十分選択肢になると思うにょ。
あと容量制限の撤廃だけでなく速度面の向上も大きいにょ。
SDHCはSDカードと比べてバス速度の改善がされなかったためにNANDフラッシュが高速化
した今となってはバス速度ががボトルネックになるからね。(シーケンシャルリードで
今時のNANDフラッシュはMLCでもシングルで20〜25MB/sは出せるため2チップ搭載するならば
50MB/sの速度が出せるのにバスの制限で20MB/s程度しか出せない)
しかし、PCで読み取る場合もUSB2.0だとUSBの帯域(USB2.0では実効で30MB/s程度しか
出ない)がボトルネックになるけどUSB3.0が普及すればSDXCカードはそのカード本来の
速度で読み書き可能になるにょ。
だから、SDXCの本格普及にはUSB3.0が必須になるにょ。(多くのPCは内蔵カードリーダは
USB接続となっている)
USB3.0ホストアダプタカードやSDXC対応機器の登場によってようやくSDXCカードの登場
価値がようやく出てきたので発売となるにょ。
ただ、exFATのライセンス料は安くはないため当分の間、SDXC非対応(SDHCに対応)機器は
残ると思われるにょ。(デジカメで使用する場合のライセンス料金は30万ドル)
最大32GBで困るジャンルというのはそれほど多くはないわけだしね。
ただ、周囲がSDXCに対応してくると非対応ということはそれだけでユーザーの選択対象から
外れることになりかねないにょ。
現状で2GBあれば十分だからSDHC非対応の機器でもいいと感じている人はそれほど多く
ないわけだからね。
SDXCが普及してくるとフォトフレームを発売している文具メーカーはそのためだけに
exFATのライセンス提供の契約を結ぶか否かを迫られることになるにょ。
SDXCが当たり前のように使用される状態になればSDXCに非対応のフォトフレームなんて
使えないと判断されてしまうからね。
だから、SDXC対応が進むかどうかは周囲の状況によって変わってくるにょ。
少なくとも大手メーカーのデジカメは本年度に新発売する機種はほぼすべてSDXC対応に
なってくると思われるからSDXC対応機器は需要よりも早く普及しそうにょ。(SDHCの時は
SDHCカードが発売後もエントリークラスのデジカメではSDHC非対応という状況がしばらく
続いたけどね)
実際、上記のように現状のデジカメにおいて考えるとSDXCに非対応で困ると感じることの
方が少ないわけだからね。
動画も静止画と同じようにSDカードの中に撮り溜めたいという人やMotion JPEGでHD動画を
長時間連続で撮影したいという人には制限が緩和されたSDXCのメリットは大きいけど全体
からすると現状でそんなにそれらの需要が大きいとは思えないにょ。
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torneで撮るね!?
PS3用地デジレコーダキット「torne」
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20100114_342212.html
プレステ用のレコーダというとPSXが真っ先に思い浮かぶと思うにょ。
PSXは軽快で分かりやすいUIは良かったけど高価だったし、レコーダ部分としての機能は
同価格帯の専用機と比べて劣る部分も多かったからね。
安ければ「買い」だったけどさすがにミドルクラスの専用機が買える価格だとプレステ2
機能を内蔵しているということに大きな付加価値を持てる人でないとコストパフォーマンス
面においても厳しかったにょ。(PSXを買うような人はすでにプレステ2を持っていた
だろうからプレステ2機能内蔵というアドバンテージはほとんどない状態だった)
しかし、このtorneは単体ならば9980円と非常に安価にょ。
これはプレステ3をすでに持っている人はそのプレステ3をレコーダ代わりにするので
チューナー機能だけを有すればわけだから安価にできるのは当然にょ。
ただ、1時間で約9GB容量が必要なTS録画をするのにさすがに現状で最大120GBのプレステ3
内蔵HDDでは心許ないにょ。
しかし、それは外付けHDDや倍増の250GBのモデルを投入することでカバーしているにょ。
250GBモデルはすでにFF13のソフト同梱版で発売済みだけど「120GBでは少ない」という
ユーザーの声が多かったのでこれはレコーダとして使わなくても朗報といえるにょ。
5000円アップという価格はHDDそのものの価格差を考えれば微妙(120GBと250GBのHDDの
価格差なんてせいぜい1000〜2000円程度)だけど自分で換装すれば保証が無くなるから
内蔵HDDでしか保存できないデータが多い人だと5000円分の付加価値は十分にあるからね。
torneは9980円でも本体を持っていなければ120GBモデルで29980円、250GBモデルで34980円
別途にかかるので決して安くはないけどこの価格を払えばBlu-rayプレイヤー代わりに
なるため合計してもお買い得感は高いにょ。(おまけでプレステ3用のゲームも遊べるし)
ただネックとなるのはPC用の地デジチューナーと同じく外付けHDDに録画した番組の再生
には録画に使ったプレステ3本体&torneが必要になるにょ。
B-CASカードで紐付けすれば済むだけの問題で録画に使った機種を使用しない場合でも
再生できるようにするのは可能だと思うけどそれをどこもやらないということが私がPCでも
地デジの導入をなかなかできない理由の1つとなっているにょ。
このtorneは私がすでにプレステ3本体を持っているならば(もしくはプレステ3でやりたい
ゲームがあった場合)買ってみようかと思わせるくらいの価格ではあるもののこのような
地デジの不自由さが残っているので微妙にょ。
これはtorneの問題ではなく現状の地デジそのものの問題だけど光学ドライブに書き出す
機能をもっておらず、torneでTS録画した番組を他の機器を使って見る方法がないという
ことがより問題点を浮き彫りにしているにょ。(光学メディアであれば録画に使った機器を
使用しなくても再生は可能になる)
プレステ3&torne(同一個体である必要があるので壊れたら修理して使う必要がある)が
メインかつ唯一の録画機器として今後もずっとそうしていく人であれば些細な問題だけど
それが許せるかどうか、金額的に安いからそれでいいと思えるかどうか(つまり、メイン
機が別にあってサブとして使うことが前提の人)が分かれ目になると思われるにょ。
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ちっちゃいことはいいことなのか?
720pで動画撮影可能なデジカメ、動画カメラが多く登場する中、動画をウリにしていた
Xactiの動向が気になっていたけどこのCS1はフルHDで従来のXacti Cシリーズと同レベルの
筐体サイズ(厚みは従来機よりも約1cm薄い)を実現したにょ。
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20100115_342272.html
しかも、このサイズで光学9倍ズームを実現にょ。(従来のCG11は5倍ズーム)
それができたのもセンサーサイズを小型化しているからにょ。
1/5インチ340万画素という超極小センサーだからね。
これは現在一般的な1/2.5インチ1200万画素のセンサーの4分の1にしたものにょ。
単純に考えればセンサーサイズが小さくなれば筐体サイズも小さくできるので9倍光学
ズーム付きでもこの小型筐体を実現できているにょ。
しかし、その代償として静止画は大幅なダウンが必至にょ。(廉価なビデオカメラでは
1/5インチクラスのセンサーを使用しているものもあるし、フルHDでも207万画素あれば
最低限問題ないため動画では静止画ほど大きなダウンはないかもしれない)
従来のXacti(HD1000、2000を除く)は動画に強いコンデジであり動画と静止画は両方
ともそこそこの性能だったからね。
今までここでは「高画素=高画質」とはいえないと言っていたので画素数が減れば画質は
良くなる(もしくは、画質は変わらない)と思っている人もいるかもしれないけどそれは
あくまでセンサーサイズが変わらないで画素数だけが変化する場合にょ。
このCS1ではセンサーサイズが4分の1になっているためその大前提が崩れているにょ。
とはいえ、1200万画素のコンデジの4分の1をトリミングしたくらいの画質はあるために
L版くらいなら十分に使えると思うので一般的にはそんなに不満を覚えるレベルではない
かもしれないにょ。
L版印刷ならば150万画素あれば十分で画素数が340万あるCS1はすでに十分なレベルに
達しており、もしもL版印刷を実際に行ってみて不満がある場合は画素数以外が要因と
なると思われるにょ。(カタログスペック上の記録画素は最大800万になっているけれど
これはあくまで拡大補完だから340万画素ではジャギーが発生するようなA3印刷には有効
だけど撮影情報量が増えるわけではないので単にファイルサイズだけが大きい画像になる)
YouTubeのHD化が発端となってHD撮影が可能な安価な動画カメラ(カムコーダー)が海外では
多く発売され、それらと比較すると高価で大きいXactiは苦しい立場に立たされていたにょ。
そこでセンサーサイズを小さくすることで9倍の光学ズームを搭載しつつも低コストかつ
小型化が実現可能になったにょ。
(実際の画質は見てみないと分からないけど)このサイズでフルHDで撮影できるというのは
かなり魅力になるにょ。
コンデジでは静止画を犠牲にできないために9倍の光学ズームを搭載すればそれだけで
かなりのサイズになってしまうにょ。
実際、ビデオカメラなどを持っている人も何か行事の際に使うくらいという人が大半で
日常的に使っているという人は少なく、Xactiはそのコンパクトさから日常的に使っている
という人も多いのでやはり筐体サイズは重要にょ。
それに動画メインと静止画メインでは筐体形状にも向き不向きがあるからね。
Xactiはその筐体形状から動画に有利(静止画では不利)になっていたにょ。(普通の
コンデジスタイルだと長時間動画を撮るのには不向き)
だから、その長所を維持して小型化したのがCS1と考えれば納得がいくにょ。
とはいえ、現在私が使っているXacti HD2から乗り換えるかというと微妙にょ。
フルHDが必要かというと現状では要らない(手持ちのノートPCでは再生が厳しいため)
というのもあるし、720pで使うならばHD2から乗り換える意義がないからね。
もっともHD2よりも大幅に小型な筐体というだけでも十分に意義はあるけど720pで撮影でき
小型なのがよければ昨年末に買ったTX1があるからね。
9倍光学ズームでないと撮れないようなものは私は滅多にないためにCS1が入り込む余地は
今の私の環境にはないにょ。
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新型LOOX Uは旧機種よりも中途半端に感じてしまう・・・
新型LOOX U国内で正式発表
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20100118_343012.html
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/nishikawa/20100119_343099.html
すでに海外では発表されていたLOOX Uだけどようやく国内でも正式発表されたにょ。
従来のコンバーチブルスタイルをやめ奥行きが短くなり薄型化されたにょ。
私はモバイルランクを設定することでPCのスムーズな使い分けをしているのだけど従来の
LOOX Uはそのコンパーチブルスタイルが故に奥行きが長くポケットには入らず、昨年1月に
リナザウ後継機種を買う場合の選択肢として真っ先に候補から外れてしまったにょ。
私にとっては「ポケットに入る」「立ったまま使える」というのがモバイルランクCである
通常のモバイルノート(カバンを使って持ち歩くもの)とは決定的に異なるモバイル
ランクBの条件になるにょ。
例えば、ケータイを使う時のみバッグから取り出して、通話が終わったらすぐにバッグに
しまうという使い方をしている人ならば私のランクBとランクCの違いにはあまり差を感じ
ないかもしれないけどね。(使わない時も一時的であってもポケットに入れられるか否か
というのはケータイの例と同じくらい個人的にはかなり大きいということ)
この「ポケットサイズ」というのは非常に曖昧な言葉だけどポケットに入るか否かという
ことであれば昨年12月7日に書いたように私の実験から奥行き+厚さが14cm以下であれば
収まるにょ。
私がリナザウ後継に買ったVAIO UXは(最大突起部での数値合計でも)13.9cmとなり
ポケットに入るし、ポケットサイズを強調したVAIO Pも14cmということでポケットに
入るけど旧型LOOX Uは16.8cmであるため特別大きなジャケットのポケットなどの一部の
例外を除きポケットには入らないサイズといえるにょ。
しかし、この新型では13cmなので十分にポケットサイズといえるにょ。(ただ、幅が
長いためにはみ出す量も多いけどこれもVAIO Pよりはマシといった感じか)
ということで、小型ながらモバイルランクCに甘んじていた旧型LOOX Uとは異なりこの
新型LOOX UはようやくランクBになれるか・・・というとそんなに簡単ではないにょ。
それは昨年12月5日にも書いたように横幅が長くなったことが起因しているにょ。
両手持ちの親指入力で使用するならば横幅は最大でも17〜18cmが限界で、できれば
15〜16cmに止めて欲しいところだからね。
この新型LOOX Uは親指入力よりもテーブルに置いた状態でのタッチタイピングの方を
重視している設計といえそうにょ。
5本指でのタッチタイピングであれば自ずと横幅が必要となってしまうため(3本指
タイピングならば狭い横幅でも問題ない)VAIO Pと同じくキーボードサイズから逆算して
考えられた筐体といえそうにょ。
これは設計思想の問題でどっちが良い悪いという問題ではなく自分の使い方に合って
いるか否かという問題だけどポインティングデバイスは両手で持った状態で使うことを
重視したような配置となっているためにややちぐはぐした感じは否めないにょ。
それにタッチパネル搭載というのは良いことだけどこれはかなり微妙にょ。
というのもタッチパネルというのはあくまでポインティングデバイスの1つに過ぎない
からにょ。
タッチパネルでマウスの右ボタン、左ボタンまで兼ねるというPM(mbook m1)のような
ものであればマウスボタンの心配はしなくてもいいけどマウスボタンの配置から考えて
左手の親指でそのボタンを押すとなるとその横幅が長く、軽いと言っても500g近い重量に
加えてペンで描く力までも左手だけで支えるというのはかなり無理があるにょ。
そうなるとこのLOOX Uはサイズこそポケットサイズだけどテーブルの上で使うべきPCと
いえそうにょ。
タッチパネルは片手でちゃんとホールドできてこそ有用になるからね。
マウスボタンの位置を考えて無理なホールディングが必要になるのであれば使い勝手が
大幅に下がってしまうにょ。
散々酷評したVAIO UXだけどポインティングデバイスやマウスボタンの位置に関しては
かなり良いと感じるにょ。
例えば右手にペンを持って左手で筐体をホールドする場合も左手の親指が自然とマウス
ボタンの位置に来るように設計されているからね。
それに筐体の厚みもホールディング性を高めるのに役に立っているにょ。
片手で持てるか否かではなく持ちやすいか(=持った状態で使いやすいか)ということが
重要となるからね。
立った状態で使えるか否かということは私の主観も入るのでこれくらいにしておいて、
やはり気になったのはバッテリ駆動時間の短さにょ。
標準バッテリで公称4時間、Lバッテリで7.8時間だからね。
標準バッテリだと実駆動は2時間少々になりそうにょ。
従来機種は同じCPU、チップセットで標準バッテリで公称5.5時間(CPUクロックの低いC30は
6時間)だったので駆動時間は大幅に短くなっているにょ。
これはメモリが2GBに増えたのもあるけど標準バッテリの容量がリチウムポリマーによって
容量ダウンしており(従来2600mAh→新機種1800mAh)この影響が大きいにょ。
従来機よりも多少軽くなっても駆動時間が3割も減ってしまえばAtom搭載の魅力は失われて
しまうからね。(リチウムポリマーバッテリはサイズが柔軟に設定できるために薄型化に
貢献できるもののエネルギー密度がリチウムイオンバッテリよりも低いために同じ重量で
あれば容量が小さくなるために駆動時間が短くなってしまう)
あとは昨年12月5日にも書いたようにベゼル幅(額縁)が広すぎるということにょ。
この超横長筐体であればVAIO Pのような超ワイド液晶が似合うのだけどこれはドット
ピッチを維持した状態であれば1600x800ドットは6.6インチで実現できるにょ。
VAIO Pの8インチ、1600x768でも使うのが困難なのに6.6インチ1600x800なんて使えない
なんていう人はほぼ同じドットピッチであるLOOX Uの5.6インチWXGA(1280x800)も使う
ことができないことになるにょ。(旧型LOOX Uは両手持ちで常用できたけどこの新型
ではテーブルに置いて使用することに重点が来ているので同じドットピッチでも相対的に
小さく感じてしまう)
恐らくコスト削減のために従来機と同じ5.6インチWXGA液晶を使っているというだけ
だろうけどね。
LOOX Uが思ったほど売れずVAIO Pが売れているからVAIO PのようなLOOX Uを作ったと
感じさせられてしまうにょ。(液晶にコストをかけたらVAIO Pより高価になるしね)
「VAIO Pよりもう1周り小さな機種が欲しいな」という人にはこの新型LOOX Uは良い感じ
だけど立った状態で使うことを重視する人だと使い勝手がダウンしている部分も多いので
一概には良いとはいえないにょ。
テーブルに置いて使うならば旧型よりも使い勝手が良くなっているとはいえ、ドット
ピッチの細かさは従来通りなのでテーブルの上に置いて使うには約270ppiという5.6インチ
WXGA液晶は工夫無しでは使い勝手があまり良いとはいえないにょ。(従来機であれば両手
持ち主体で使用時にはドットピッチの細かさはそれほど気にはならない)
旧機種の横幅(17.3cm)で旧機種と同じ駆動時間ならば個人的には欲しい機種になって
いただろうからその点は非常に残念にょ。(CFスロットを無くしてUSBポートを2つにした
のは評価できるけど筐体の横幅を大きくしてしまったために魅力は半減)
-
ユーザーはなかなか変えられない
富士通LOOX U開発者インタビュー
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/gyokai/20100121_343615.html
従来のLOOX UはVAIO U(U1、U3、U101)と同じくコンパクトサイズのPCではあるものの
ポケットに入れることを想定されて作ったPCではないにょ。
しかし、新型LOOX Uは当初よりポケットに入るということを前提に開発された模様にょ。
ポケット自体に規格があるわけではないので「ポケットサイズ」というのは使用用途次第
(想定する衣服のポケット次第)だけど富士通では背広の内ポケットを基準に考えた
みたいにょ。
http://pc.watch.impress.co.jp/img/pcw/docs/343/615/html/918.jpg.html
実際に紳士服売場に行って測定した結果新型LOOX Uの(奥行き+厚さ)13cmでは91%の
背広に入ることが分かったとのことにょ。
私は昨年12月7日に書いたように手持ちの服やズボンのポケットのサイズを計測してみた
ところ多くのものが14cm(布の素材によって伸縮具合が変わるし、衣服を身につけた状態
では単純に測定通りにいかない可能性があるため誤差を考えて0.5cm単位で考えていった)
であり14.5cmだったものは少なかったということで「14cm」をポケットサイズの定義とし、
実際に13.9cmのVAIO UXを入れてみてギリギリ収まることからその測定結果と実際の使用
ではギャップがないことが分かったのだけど逆に言えば14cmのサイズというのはあくまで
ギリギリ入るというだけであってとてもスムーズに入るとは言えないにょ。
これが14cmのポケットに対して13cmのPCを入れればスムーズに出し入れが可能になるため
VAIO UXより小さな(薄い)PCを私は求めているにょ。
そういう点では今回のLOOX Uは私が求めているものに近いものにょ。(VAIO Pでは
14cmというギリギリポケットサイズであり分厚いUXと変わらないため意味がない)
バッグに入れて持ち運ぶならば500gも1kgもそれほど大きな差ではない(バッグの自重+PC
以外の荷物の合計が4kgならば500gの差であってもその差は10%程度にすぎない)けど
ポケットに入れるのであればその差は歴然にょ。
それに手に持って使う場合はバッグに入れて持ち運ぶ場合とは異なり、その重量差が
そのまま体感差へとなるので2倍重量があれば2倍重く感じるにょ。
これはわざわざ言う必要もなく当たり前のことだけどバッグに入れて持ち運ぶのが前提で
手に持って使うことがないならば前述のように重量差がそのまま体感重量差へとは繋がら
ないというだけにょ。。
4kgのバッグであれば500gの差であっても10%強の重量差でしかないのだけど手に持って
使うならば500gと600gの100g差は20%の重量差になるにょ。(とはいえ、バッグに入れた
場合にはあまり差がないといっても500gの絶対的な重量差は長時間持って歩く際に負担が
大きいのは確かなので軽い方がいいのは確かだけど)
バッグに入れることが前提のPCで100gの差に拘る(つまりほんの数%の重量差に拘る)
という人であれば手に持って使うPCであれば10g単位の重量差でさえ気になるはずだから
いかにこのクラスのPCの重量が重要かが分かると思うにょ。
大きなビジネスバッグ、大量の書類を抱えたビジネスマンならば多少の重さよりも堅牢性や
バッテリ駆動時間が重要になってくるのだけど一般人が日常的にそんな大きく重いバッグを
持ち歩くことはないため小型・軽量の恩恵は大きいにょ。(私はB5用紙サイズ、1kgまでの
PCならば問題ないけど)
http://pc.watch.impress.co.jp/img/pcw/docs/343/615/html/919.jpg.html
どの程度ならば持ち歩けるかは富士通調べでは500gあたりがボーダーラインの模様にょ。
また、この新型LOOX UはVAIO Pとは異なりポインティングデバイスの配置から想定して
立った状態でも使えるPCであり、横幅が狭いということも大きなアドバンテージには
なっているものの横幅20cmでは立った状態でタイピング(両手の親指でタイピング)は
よほど手の大きな人やしっかりホールディングせず、指の関節で支えるような持ち方を
してタイピングをしない限りは無理にょ。
そういう面からポケットサイズは意識しているものの立った状態でタイピングすることは
あまり考慮されていないPCといえそうにょ。
新型LOOX Uキーボードはキーピッチ16mmとこの手の小型PCとしては十分なピッチが確保
されていることから一昨日にも書いたようにやはりテーブルにおいてタッチタイピングを
する使い方を重視していると考えられるにょ。
つまり、立って使用するときはタイピングはあまりせず、ビューアがメインであると
想定しているのかもしれないにょ。
親指入力重視かタッチタイピング重視かでキーボードはまるで異なるものになるからね。
両方を重視するということは不可能にょ。
どちらかを重視してどちらかは妥協するしかないにょ。
そもそも小型化にはそのサイズ制限から妥協がつきものになるわけだしね。
開発者がどのような意図で開発したとしてもユーザーがその意図通りに使ってくれるとは
限らず開発者の意図通りにはならないことも多いにょ。
ポケットサイズを強調したVAIO Pだけど実際にポケットに入れて歩いている人を私は見た
ことがないにょ。(田舎だからといってしまえばそれまでだけど・・・)
それにポケットにPCを入れるというのは多くのユーザーが今までやってなかったような
使い方だからそのような使い方を普及させるのにも時間がかかるにょ。
「PCは使用しない時には電源を落とすもの」と考えているユーザーに常時サスペンドで
使用するメリットを唱えても理解を得られないのと同じにょ。
慣れない使い方はなかなか普及しないからね。(そのメリットよりもデメリットを大きく
考えて否定する方向に走ってしまう)
だから、開発者がそのように考えてもなかなか意図通りの使い方はされないにょ。
ユーザーの使い方が変わらないのだからユーザーアンケートを取っても「ポケットに
入れて持ち運ぶ人は少ない」ということで「ポケットサイズに拘る必要はない」という
認識がメーカーに生まれてしまう結果になりかねないにょ。
それでもさらなる改良を重ね作り続けていけば徐々にユーザーも変わってくるかもしれない
けれどそれは簡単なことではないにょ。
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PCの基本性能の差がモバイル性能の決定的な差でないことを教えてやる!
昨日書いたようにモバイルには妥協がつきものにょ。
固定場所でしか使わない据え置き型のPCであれば妥協なしのPCはありにょ。
自作PC(ショップブランドPC)ならばCore i7にメモリ16GB、HDD2TBx4なんて構成もいくら
でも可能だし、AdobeRGBを100%カバーした24インチフルHD液晶に7.1chのサラウンド
システムで画像加工だけに止まらず動画再生も快適にこなすことが可能になるからね。
当然キーボードやマウスも自分にとって最高の一品を使用することもできるにょ。
しかし、モバイルするには本体の基本性能(CPU、GPU性能、HDDやSSDの容量)だけでは
なく、筐体サイズや重量や液晶サイズ、解像度も問題となってくるにょ。
したがって据え置き型PCとは異なり、基本性能が高ければいいとは限らないにょ。
人によってはCore2Duo搭載PCよりもAtom搭載PCの方が良いという場合もあるからね。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/kaimono/20100121_343142.html
つまり、CPU性能の高さがモバイルPCの優劣とは直接関係ないこともあるということにょ。
現在、私の手元にある主要PCを書くとこんな感じにょ。(液晶サイズ順に記す)
液晶 重量 公称駆動時間 CPU メモリ HDD GPU
自作PC 21.5インチフルHD(102ppi)N/A N/A Core2Duo3GHz 4GB 640GB RADEON HD4850
FMV-S8305 14.1インチSXGA+(124ppi)1.78kg 4h PenM1.73GHz 2GB 160GB 915GM(GMA900)
FMV-7130MG 13.3インチXGA(96ppi)1.7kg 4.7h PenM1.3GHz 1.5GB??80GB 855GM(IEG2)
FMV-B8200 12.1インチXGA(106ppi)1.19kg 4.8h PenM1.2GHz 1.25GB 160GB 915GM(GMA900)
Let'snote R5 10.4インチXGA(123ppi)0.99kg 11h CoreSolo1.2GHz 1.5GB 60GB 945GMS(GMA950)
Let'snote R3 10.4インチXGA(123ppi)0.99kg 9h PenM1.1GHz 768MB 40GB 855GME(IEG2)
VAIO UX90S 4.5インチWSVGA(264ppi)0.52kg 3.5h CoreSolo1.2GHz 512MB 30GB 945GMS(GMA950)
上記手元にあるノートPC(自作PCを除いたもの)はどれも重量が2kg未満であり、一般的な
基準であればすべてモバイルノートのカテゴリに入りそうなものにょ。
しかし、問題はどこまでモバイル可能かというのは人によって異なるという点にょ。
3kgもモバイル可能と考える人が居てもおかしくはないからね。(ハイエンドGPUを搭載の
ハイスペックノートならば「3kg」はモバイルの範疇だし)
ただ多くの人がモバイル可能と感じるボーダーラインとなるといわゆる「リアルモバイル」
と呼ばれるもので、重量は1kg台前半まで(1.5kg未満)となるにょ。
そうなるとS8305、7130MGは重量の面でモバイル可能と感じる人は少なそうにょ。(まぁ
14.1インチSXGA+で1kg台というS8305は十分軽量で14インチでこれを超える軽さとなると
Let'snoteYシリーズくらいしかない)
私は毎日持ち歩くならば1kg程度が限界に感じるので1.5kgだとちょっと厳しいにょ。
昨日書いたようにバッグに入れて持ち運ぶならば100g程度の差はほとんど気にならない
ために1.2kgくらいまでは許容はできるけどね。
モバイルする場合には重量だけではなくサイズも重要になってくるにょ。
サイズはフットプリント(底面積サイズ)と厚さによって各自許容範囲が変わって来る
けれど私の場合は、厚みはそれほど重視せずフットプリントを重視しているにょ。
常用モバイルであればB5用紙サイズよりも小さなものが望ましいにょ。
それならば小さければ小さいほどいいのかというとそうではなく、まともに作業をする
ためにはある程度のサイズが必要になるから厄介にょ。
それはキーボードのサイズ(キーピッチ)だけではなく、液晶画面サイズ、解像度も
重要になるからにょ。
昨今のアプリを使ってまともに作業する場合、実用最低ラインと私が感じる解像度は
XGAとなるにょ。(閲覧メインであればWSVGAでもそれほど問題はないけど編集を伴う
作業であれば広ければ広い方がいい)
テーブルに置いてタイピングする場合、目線から液晶までの距離(概ね50cm)と私の視力
(0.9)から考えた実用的なドットピッチは昨年7月15日に書いたように150ppi程度で限界
となり、長時間の連続使用に耐えられるためには120〜130ppiくらいが望ましいにょ。
そうなると解像度とドットピッチの組み合わせを考えると次のようになるにょ。
10.4インチXGA 123ppi Let'snote Rシリーズ
11.1インチWXGA 141ppi VAIO X、VAIO T
11.6インチWXGA 135ppi 多くのCULVノート
12.1インチWXGA 129ppi ほとんどのモバイルノート
12.1インチWXGA+ 140ppi ThinkPad X200
現在メインモバイルで使っているR5は10.4インチXGA(123ppi)だけどそれと同レベルの
ドットピッチの確保ををワイド画面で実現するには12.1インチ必要になるにょ。
ドットピッチが同じであれば同じ距離から見て同じような文字サイズとなるので違和感を
感じることが無いというメリットがあり、これは自宅のネット用に使っているPCである
S8305の14.1インチSXGA+(124ppi)と併用して使用する機会が多いけど全く問題ないと
いうことを考えてみてもそれは明かにょ。(UXは手に持って使うことが前提であるため
テーブルに置いて使う距離の半分の距離で使用すれば264ppiであっても画面上のドット
サイズは132ppiで通常の距離で使用した場合と等しくなるために問題なく使える)
さて、ここで問題なのは12.1インチワイド液晶を搭載したPCだと確実にB5用紙サイズを
超えてしまうということにょ。
そうなると違和感なく使えるというのを失うか筐体サイズを妥協するかを迫られるにょ。
では、筐体サイズ優先で考えるならば11.1インチWXGAのVAIO XでもB5用紙サイズを超える
ためにそれよりも小さい10.1インチクラスである必要があるにょ。(ネットブックでは
コスト重視で堅牢性を確保するために液晶の枠を多めに取っているので10.1インチの機種
ではB5用紙サイズを超えてしまうけどB5用紙サイズよりも小さく作るのは十分に可能と
いえる)
ただ、10.1インチWXGAとなると155ppiに達するために常用するのがかなり厳しくなって
しまうという点が懸念されるにょ。
解像度の低いWSVGAであれば8.9インチであっても133ppiということで十分常用は可能に
なるし、実際にEeePCの8.9インチモデルでは横幅も奥行きもB5用紙サイズよりも2cm以上
小さい(横幅はR5とほぼ同じ)ために筐体サイズ重視であればこれを選択するのもあり
だと思うにょ。(とはいえ、ネットブックで8.9インチモデルはほぼ絶滅してしまったので
今となっては新品で購入するのは難しくなってきているけど)
しかし、8.9インチWSVGAでは筐体サイズやドットピッチは条件を満たしているものの今度は
解像度を妥協する必要があるにょ。
私はフットプリント至上主義であるために結局はLet'snote Rシリーズに落ち着いてしまう
けれど、もしA4用紙サイズの筐体サイズまで許容できる人であれば12.1インチワイドでも
問題ないために選択肢は非常に多くなるにょ。
さて、モバイルするには欠かせないのがバッテリ駆動時間にょ。
これも人によって大きく要求ラインが変わると思われるにょ。
私は理想では実駆動8時間欲しいところだけど普段の使用では実駆動3時間あればそれほど
不便はないために最低でもこれくらい(JEITA測定法だと5時間程度)欲しいところにょ。
最低実駆動3時間欲しいならば実駆動2時間の機種はアウトかというとそうではなく予備
バッテリを持ち歩けば問題はないにょ。
ただ、500gで実駆動2時間のA、550gで実駆動3時間のBという2つのPCがあったとして両方
とも予備バッテリの重量が100gと仮定した場合には実駆動3時間を実現するためにはBの
方はデフォでOKだけどAの方は予備バッテリと合わせた600gが必要重量となるにょ。
当然、予備バッテリを購入するには別途コストがかかる(一般的には国内メーカー製の
ものだと平均2万円くらい)わけだし、運用するにも2本分充電しなくてはならないため
可能な限りは1本で必要駆動時間ほど駆動する機種を選択したいところにょ。
常時サスペンド運用する場合はサスペンドでデータが失われる前に自動的にバッテリを
交換なんて無理なわけだから1本だけで必要な駆動時間が得られるということは絶対的とは
言わなくても重要な要素といえるにょ。
重量、サイズ、バッテリ駆動時間ときたけど基本性能に関して未だに触れてないのは今時の
モバイルノートであれば私が必要としている最低ラインをクリアしているからにょ。
昨年10月6日に「モバイルノートに求めるもの」ということで私がモバイルノートを買うに
あたって必要としているものを列記してみたけどWinXPで使うならばPenM1GHz以上もしくは
Atom N270以上、メモリは1GB以上ということで現行機で最低性能となるネットブックで
さえそれをクリアしているわけだしね。(中古であればPenM搭載モバイルノートも1万円台
から購入が可能ということで今となっては底辺に近いレベルとなっている)
だから、R3からの買い換えの際はネットブックも買い換え候補となったにょ。(しかし
基本性能はネットブックで十分としてもその他の部分がネックとなり、結局無難にR5に
買い換えとなったわけだけど)
ポケットサイズのPCであればこのCPU基準は意外に厳しいのでその場合はPenM600MHz程度
あればXPは快適に動作するためそのクラスのCPUで妥協は可能にょ。(Atomでいえば
1.1GHzのZ510が最低ライン)
初代Eee PCもこのクラスのCPUだったけどXPは快適に動作していたのでOSや高スペックを
要求しないアプリの動作ではCPU性能ではなくシステムドライブの速度の方がよほど重要と
なるにょ。
Eee PCの2倍の性能であり、R5と同じCPU性能を持つ私のVAIO UXだけど動作がもっさりして
いるのは低速1.8インチHDDが最大の原因なのでCPUだけが速くても良いとはいえないにょ。
CPU性能が半減しても体感速度ではAtom搭載のPM(mbook M1)などの方が快適になるという
可能性が高いにょ。
基本性能にせよサイズや重量にせよ結局はどれがベストかというと基準は人それぞれに
なるために難しいにょ。
サイズや重量が犠牲にならなければ基本性能は高くて困るという人は居ないと思うけど
それによってコストアップ(高価)になれば高性能は要らないと思う人は多いのでは
ないかと思うにょ。
コストを重視して自分が必要としている性能に極端に不足しているものを買ってしまうと
ストレスが溜まりあまり良いとはいえないけどPCをある程度使っていればどの程度なら
問題なく使えるかという基準は見えてくるために買う前からある程度予想は付くと思う
ために失敗することはないにょ。
しかし、失敗によって自分に本当に必要なものが何なのか見えてくるという場合もある
ために難しいにょ。(上記リンク先の後藤氏のコラムにその一例がある)
特にサイズ面は大きすぎても小さすぎても駄目なので自分に必要なものが何なのかは
実際にいくつか使ってみないと分からないからね。
確かに持ち歩くには単純に小さい方がいいのは事実であり、そのため私はモバイルする
PCを2段階に分けて欲しているにょ。
それは幾度となくここで書いているモバイルランクのことで普段使っているバッグに入る
ようなサイズであるモバイルランクC、ポケットにも入るモバイルランクBがそれに相当
するにょ。(モバイルランクAはケータイのみ)
ランクBとランクCはサイズ面だけではなく主にテーブルに置いて使うか、立った状態で
使うかという違いもあるにょ。
妥協するというのはどこまでなら許せるのかということなんだけど結局のところ妥協が
認められないならモバイルは難しいにょ。
もしくは筐体サイズ、重量の許容ライン設定を変えてもらうしかないにょ。
小型(12.1インチ未満の液晶を搭載したPC)ではAtomやULVのCPUを搭載したPCしか存在
しないので高スペックを要求する処理には対応できないし、そのサイズのPCでは現状では
単体GPUを搭載したものはASUSのN10くらいしかないからね。(N10も単体GPU搭載とはいえ、
高々GF9300だし、CPUがAtomであるためハイスペックなゲームの動作は厳しい)
Atomは元々実用最低レベルの性能しかないわけだけどAtomのCPU性能に不満があるならば
今ならばCULVノートにするという選択肢があるにょ。
価格差はネットブックと比較して2万円程度だけど多くの機種に採用されているセレロン
SU2300はCore2Duoに匹敵する性能(Atom N270と比べると2〜3倍という圧倒的な性能であり
同クロックのCore2Duoと比較しても9割くらいの性能)を持っているためにこの性能で全く
足りないような作業をモバイル環境下で行う必要がある人はそれほど多いとは思えない
ということで多くの人がCPU性能面では妥協できるのではないかと思うにょ。
しかし、フットプリント至上主義である私にとっては11.6インチ液晶を搭載のCULVノートは
大きすぎるために妥協が認められないにょ。
これは私にとっての主観だけど妥協ラインは上記のように人それぞれなので基本性能の優劣
だけでモバイルノートの選択はできないため難しいにょ。
駆動時間や堅牢性や使い勝手の良さも性能の1つだからね。
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案ずるより買うが易し(高いけど
VAIO Xですべてを置き換えた話は極端ですが、用途によってはそんな物かもしれませんね。個人的に、クロックアップしたmsi U100はかなり快適だと思いましたし。
さて、先日「買ってはいけない」に工人舍PM1が掲載されているのを見ました。書かれていることは正論ですが、それによって何かを損ねるワケでなし、ましてや生命の危機にかかわるわけでもないので、「買ってはいけない」は言い過ぎですね。
そのPM1ですが、毎日使い続け、プログラムもそれなりに進んでいます。.NETとWindowsMobileの変なクセに悩まされつつ、時間がかかっていますが、概ねBASICの生産性の高さを享受する毎日です。
HP200LXでプログラムを作っていた人間には当然のモバイルプログラミング環境ですが、Windowsになってからはまともに使えるものはありませんでした。
PM1でようやくその環境が復活したのですが、まさに0と1の差を感じています。なけれ何もできないけれど、ポケットにあるというだけで、何かができます。
この感覚は、実際に使う人間にしか分からないでしょうね。
モバイラーという言葉を聞かなくなって久しいのですが、Atomのおかげで10年前の状況に戻った感があります。
そういえば、iPhone、G-Phone、MS-Phoneの取り合わせは、Newton、Palm、PPCを思わせますね。
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選択肢はたくさんあるからね
しぶきさんへ
>VAIO Xですべてを置き換えた話は極端ですが、用途によってはそんな物かもしれませんね。個人的に、クロックアップしたmsi U100はかなり快適だと思いましたし。
モバイル時に行う作業においてAtom1.6GHzで全く性能不足に感じるようなものは少なくとも
私にはないのでAtomでモバイルを置き換えることには抵抗はないにょ。
ただ、画面解像度とフットプリントで私が妥協できる機種がないというのが難点にょ。
>さて、先日「買ってはいけない」に工人舍PM1が掲載されているのを見ました。
私はパラパラと立ち読みしただけどPMの対抗としてネットブックであるUXを挙げている
というのは私には理解できなかったにょ。
あとデジカメでも否定機種とその代替となる機種がちぐはぐ感がかなりあったにょ。
>そのPM1ですが、毎日使い続け、プログラムもそれなりに進んでいます。.NETとWindowsMobileの変なクセに悩まされつつ、時間がかかっていますが、概ねBASICの生産性の高さを享受する毎日です。
ところでPMのスペックでVS2005は実用レベルにょ?
Windowsだから開発環境は選択肢が多数あるので使いやすいのを使えばいいというだけの
話なんだけどね。
>モバイラーという言葉を聞かなくなって久しいのですが、Atomのおかげで10年前の状況に戻った感があります。
90年代後半から2000年頃まではPDAブームだったのが懐かしい感じにょ。
今はスマートフォンによってかつてのPDAレベルのことができるようになったし、PMの
ような小型のWindows PCが安価で買えるようになったためにフルWindows環境を持ち出す
ということも容易に可能になったしね。
>そういえば、iPhone、G-Phone、MS-Phoneの取り合わせは、Newton、Palm、PPCを思わせますね。
だからPDAは衰退したのではなくスマートフォンとして一般人に浸透したというだけの話
かもしれないにょ。
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使ってみないと分からないから悩むのですよね
御茶目さん、こんにちは。
PM1は画面サイズが小さい為、文字の見えにくさを購入前には懸念していましたが、現実には主に使用するのがエディタであることから、一度文字サイズを設定してしまえば全く不便を感じません。むしろPM1はマウスがないため、画面でタップしなければならないので、その時の反応範囲が狭くて辛いという方が問題になります。
VSのフォントは10ポイント、テキストエディタは12ポイントにしています。
マウスがないのは致命的で、右クリックは事実上無理と言っても良いくらいで、左クリックは良いけど、ホールドもまずうまくいきません。マウスオーバーもできないので、BXが羨ましくてなりません。
解像度は1024x600というのがもともと足りないサイズなので、そこは創意工夫が必要になります。擬似的な解像度が設定できるので、ソフトのインストール等には1024x768を使用しないとにっちもさっちもいかなくなります。
>あとデジカメでも否定機種とその代替となる機種がちぐはぐ感がかなりあったにょ。
Dual Diamond(S22HT)も載っているのですが、それの対抗がiPhoneというのもあまりにおかしい判断です。タッチパネルレス&フルキーボードがコンセプトの機種なのに、そこを悪いとするのは認識のズレが大きすぎます。
ところでPMのスペックでVS2005は実用レベルにょ?
VS2005自体が、AtomN270のU100で使っていても重いくらいなので、PM1では重くて当然というレベルです。
ただし、プログラミングの殆どの時間がテキスト入力であることを考えればスペックは問題になりません。
とはいえ、フォームデザインは画面描画の関係もあり、タブを切り替えるとしばし停止してしまいます。また、WindowsMobile(実際にはPPC2003)のエミュレータを起動して実行するとなると結構時間がかかってしまいます。
>Windowsだから開発環境は選択肢が多数あるので使いやすいのを使えばいいというだけの
残念なことにWindowsMobileのプログラミング環境は選択肢がありません。
>今はスマートフォンによってかつてのPDAレベルのことができるようになったし、PMの
スマートフォンってなんなんでしょうね。
PDA好きの開発者が、PDAが売れなくなったので電話とくっつけただけ(苦笑)って感じだったのが、iPhone登場で猫も杓子もタッチパネルという感じになり、ユーザーの好みを完全に無視して二匹目のドジョウ狙いばかり・・・って、いつものことですね(^^;
-
悩んでいる時が一番楽しいけどね(笑)
しぶきさんへ
>使ってみないと分からないから悩むのですよね
性能面はベンチなどで粗方判断は可能だけど使用感(キーボードや液晶の見え方や使い
勝手など)は実際に使ってみないと分からないからね。
他人のレビューでは駄目っぽいものも慣れたら十分許容範囲内ということもあるし・・・。
だから私は実際に購入、もしくは長時間使用した経験がない限りはできるだけ否定的な
意見は書かないようにしているにょ。(自分の使い方に合わないという個人的な意見は
書くことはあるけど)
>マウスがないのは致命的で、右クリックは事実上無理と言っても良いくらいで
マウスボタンを適当なキーに置き換えるという方法もあるけどただでさえ少ないキーで
それをやるのも使い勝手の面で大きく問題が生じるからね。
>解像度は1024x600というのがもともと足りないサイズなので、そこは創意工夫が必要になります。擬似的な解像度が設定できるので、ソフトのインストール等には1024x768を使用しないとにっちもさっちもいかなくなります。
VSはXGAが必須だからWSVGAの時点で不自由なのは分かっているのでその辺の工夫は
やむを得ないにょ。
速度面ではコーディングがメインならば十分使えそうということはしぶきさんのレスで
分かったにょ。
>残念なことにWindowsMobileのプログラミング環境は選択肢がありません。
Windowsソフトの開発環境ならば多数あるけどWindowsMobileとなると選択肢が他にはない
というのは残念にょ。
>タッチパネルレス&フルキーボードがコンセプトの機種なのに、そこを悪いとするのは認識のズレが大きすぎます。
筆者の主観によっていくらでも優劣がひっくり返るようなものだからあの本の内容を気に
しては駄目にょ。
>スマートフォンってなんなんでしょうね。
私的見解だとGUIを搭載のOS上でネイティブアプリが動くものといった感じにょ。
だから国内のJAVAアプリが動作するケータイはスマートフォンではないことになるにょ。
しかし、それだとAndroidはどうなのか・・・となるので難しいにょ。
定義なんて細かいことは気にしない方が良さそうにょ(笑)
>iPhone登場で猫も杓子もタッチパネルという感じになり、ユーザーの好みを完全に無視して二匹目のドジョウ狙いばかり
それだけタッチパネルがユーザーに浸透したお陰かもしれないにょ。
PDAならば初期のザウルスでも(さらに遡ればDB-Zから)タッチパネルを採用している
のでタッチパネルに関しては目新しさはないにょ。(実用的なマルチタッチを搭載した
端末という面ではiPhoneは目新しさはあるけど)
タッチパネルは小型端末においては現状ではベストなポインティングデバイスだと
私は思うにょ。
トラックポイントのようなポインティングデバイスは実装面積はそれほど大きくないとは
いえ、慣れない人の直感動作においてもコスト面でもメインテナンスフリーという面でも
タッチパネルの方が有利だしね。
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R9の筐体サイズでタスクマネージャで論理4コア動作を見ると萌えるにょ(笑)
Let'snote R9発表
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1001/25/news059.html
春モデルには間に合わないかと思っていたR9だけど予想外に他のモデルと一緒に発表
されたにょ。
他のモデルと同様にArrandale採用にょ。
アンダーB5サイズで初のCore i7搭載PCとなったにょ。
さて、期待半分、不安半分だった新型筐体の採用は見送られたにょ。
相変わらず4:3のXGAというのは・・・。
Rシリーズの場合は解像度を上げると筐体サイズを大きくする(11.6インチWXGA)か、
ドットピッチを細かくする(8.9インチWXGA)しかないからね。
11.6インチWXGA(1280x800)だと130ppiということで常用可能なレベルに落ち着くけど
上のクラスに位置する12.1インチ液晶搭載のS9、N9とほとんど変わらないレベルまで
大きくなってしまうし、筐体サイズを維持して8.9インチWXGAだと169ppiということで
大半の人が常用が難しいレベルになってしまうにょ。
Rシリーズは10.4インチXGAということで常用可能なドットピッチを確保しつつXGAという
実用最低ラインの解像度を持つ小型のノートPCというすでに完成されているものだから
それを変えるのは容易なことではないにょ。
そうなると期待が高いのは新型プラットフォームによる性能アップにょ。
R8Hに搭載のCore2Duo SU9600(1.6GHz)からCore i7 620UM(1.06GHz)へと大幅にクロック
ダウンしているため性能が上がっているかは微妙に感じるかもしれないにょ。
i7もCore2と比べてシングルスレッド性能は同クロックならば1割程度しか変わらないので
この大幅なクロックダウンは性能ダウンに繋がりかねないにょ。
ただ、マルチスレッド対応アプリではi7はHTTによって論理4コアとなるためそのクロック
差をひっくり返してしまうにょ。(ベンチにもよるけどHTTによって概ね20〜40%の性能
アップとなるためそれにシングルスレッドの性能向上分を加算すればクロックが下がった
分はほとんど相殺可能になる)
また、シングルスレッドアプリではTB(ターボブースト)によって2.13GHzへと自動的に
OCされる(ただし廃熱が十分である必要がある)ために性能は大幅アップするにょ。
これによってメーカー公称値でも従来機より1.4倍に性能アップとなっているにょ。
TB時であってもクロック自体は1.33倍しか速くなってないけどi7のシングルスレッド性能は
Core2より1割程度高くなっているから1.4倍という公称値はそれほど間違いではないにょ。
GPU性能を見てみるとArrandaleに内蔵のGPUはGS45と比べて大きく性能アップとなって
いるにょ。
3DMark06を見ても概ね1.6倍くらい性能アップとなっているからね。
とはいえ、元々性能が低いものが1.6倍になってもたかが知れているにょ。
それにIntelのチップセット内蔵GPUはCPUに一部処理を依存しているので高速なCPUを
使わないとその本領を発揮できないにょ。
Arrandaleと同等のデスクトップPC用のClarkdaleであればCPUコア部分を3GHz以上にOC
すればATiやnVidiaのローエンドGPUと同等以上の性能を発揮するのだけどクロックの低い
ULVのもの(CPUクロックもGPUクロックも低い)では、さすがにそこまでの性能はなく
上記のように従来のGS45より少し速くなったというレベルであってGS45でまともに動作
しなかったゲームがArrandale内蔵のGPUで快適に動作するなんてことはないにょ。
とはいえ、筐体こそ目新しさはないもののCPUもGPUも大幅に強化され、内部設計(廃熱
部分)には大きな改善が見られるにょ。
内部チップの合計TDPではほぼ同じでもCPUのTDPが10Wから18Wへと増えているため熱源が
集中となり内部設計を変えずに作った場合は負荷時にはかなり無理が生じると思うにょ。
R8まではファンレス設計だった名残で廃熱が不十分であり、ケース内温度を下げるために
ファンを付けましたという程度のものだったけどようやく「ファン付き」として設計
されたものになったにょ。
個人的には騒音や故障の原因となるファンはモバイルノートではない方が望ましいの
だけどこれだけ発熱が大きくなっている中、ファンレスはもはや無理だと思うので
十分な廃熱が可能で静かであるならばファン付きは許容するしかないと思うにょ。
レビューにある通り静かであるならばR5で性能面で不満が出た際への買い換え候補として
R9はかなり魅力となるにょ。
しかし、懸念材料もないわけではないにょ。
それはバッテリ駆動時間の公称値がR8の8時間から7.5時間へと減っていることにょ。
昨年末に量産化が始まった3100mAhの新型セルを採用しているために本来であれば公称
駆動時間は2900mAからの比例計算分ほど伸びるはずにょ。(単純計算分だけ伸びても
R5の11時間に匹敵することはないし、R3の9時間に迫るのが精一杯だろうけど)
それが出来ないのはArrandale世代の消費電力が増えているからにょ。
負荷時こそCPUコアが45nmから32nm、チップセットは65nmから45nmへと微細化されて
いる影響で消費電力は増えてはないもののPC使用時に大半の時間を占めるアイドル時の
消費電力が増えているみたいだからね。(パッケージこそCPUとチップセットを1つに
まとめたものの別のダイなのでその影響があるのかもしれない)
これは同じR9だけではなくArrandale採用のすべてのPCにおいていえるにょ。
Let'snoteでもN9、S9は従来と同じバッテリを採用でN8、S8の公称駆動時間16時間から
14時間へと駆動時間を減らしているからね。
これは次の世代(Sandy Bridge)では改善されると思うにょ。
Sonoma、SantaRosaと2世代毎に性能はジャンプアップしその分消費電力は増えているけれど
次の世代ではそれが改善されているしね。
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iPadは果たして売れるのか!?
iPad 発表
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20100128_345309.html
かねてから発売の噂があったアップル社のタブレット端末は「iPad」という名前で発表
されたにょ。
9.7インチXGA液晶、自社製1GHz CPU、サイズは189.7x242.8x13.4mm、重量は680〜730g、
バッテリ駆動時間は10時間となっているにょ。
価格は499ドルからにょ。(16GB、32GB、64GBがラインナップ)
ぶっちゃけビッグサイズのiPhone(iPod touch)といった感じにょ。
アップル社のことだから何かサプライズがあるのかと思いきや平凡なタブレット端末と
なっている感じにょ。
かつて、このようなタブレット端末は多く発表され、国内メーカーからもいくつか発売
されたもののヒットには至らなかったにょ。
売れない理由は需要が少ないからと思われるにょ。
ポメラのように最初からニッチ層を狙った製品であれば数万台の売上はヒットとなるわけ
だけど幅広い層を狙ったこのような製品は数万台ではヒットと見なされてないだけであり
決して売れないわけではないけど広い層を狙って発売してそれだけしか売れないので
あれば需要が少ないからとしか言えないにょ。
個人的には筆圧検知とまともに使えるお絵かきソフトを搭載したお絵かきタブレット端末
なら少し使ってみたい気がするにょ。(ただし、価格が499ドルならば)
しかし、有象無象のタブレット端末とは異なりこのiPadにはiPodとしての機能やiPhone用
アプリが動作するというメリットがあるにょ。
とはいうもののそのようなメリットのためにiPadを買う人はほぼ居ないと思うにょ。
このサイズではiPodの代わりにはならないし、iPhoneとの解像度の違いのせいでiPhone用
アプリを使用するメリットもあまりないにょ。(iPad用のXGAアプリが今後多数登場
すれば話は別だけど)
したがって、それらの互換性はそれほどアドバンテージにはならず、アップル社という
ブランド力で販売するしか無さそうにょ。
さて、このiPadのこのサイズが生かせるのはやはりビューアメインの用途となるにょ。
iPhoneは今となってはハーフVGAという解像度は低いと言わざるを得ない状態でWeb閲覧
だけをとっても上下スクロールだけではなく左右スクロールが頻発し、とても快適に
閲覧できる状態ではないにょ。
昨今のWebサイトは横1024ドットを基準に作られているものが大半であり、このXGA液晶を
搭載したiPadであればWeb閲覧も不足を感じることがないにょ。
しかし、問題なのはiPhoneと同じくFlashに非対応(らしい)ということにょ。
iPhoneならばFlashを使ったサイトが閲覧が出来なくても妥協ができるという人も多い
だろうし、YouTubeに関しては専用プレイヤーを使用によって動画は再生できるので不満を
持つ人もそんなに多くはないだろうけどこのサイズでiPhoneと出来ることが変わらない
というのであればやはり妥協ができないという人が多いのではないかと思われるにょ。
そもそも10インチ前後の画面サイズであれば安価なネットブックがいくらでも入手可能に
なっているからWeb閲覧目的であればこちらの方がよほど使えそうにょ。
ただし、安くても重量が1kg以上の製品が大半で、駆動時間も公称4〜7時間程度のものが
ほとんどということでモバイルで使うには重量や駆動時間で物足りないと感じる人も多い
かもしれないにょ。
そういう面においてはARM端末が有利にょ。
Web閲覧においてはiPadよりも今後多数登場するTegraなどを搭載したスマートブックを
選択することでネットブックの不満点である駆動時間や重量の問題は軽減されるからね。
ARM用ではFlash10.1の正式版がリリースされ、YouTubeをはじめとする動画サイトも
普通に閲覧できるようになったというのもスマートブックの追い風となるにょ。(CPUが
非力であっても10.1からは動画再生支援機能に対応しているのでYouTubeのHD動画も再生が
可能になった)
これによって従来は懸念されていたWebの利用でのARMの互換性に乏しいという問題も
かなり改善されてきていると思われるにょ。
やはり、閲覧用途としてiPadのサイズを最大限に生かせるのは電子ブックリーダ端末と
してにょ。
編集を伴う作業を行う場合はドットピッチは120〜130ppiが望ましく、150ppiを超えると
常用が困難になるというのが私の考え(Vista以降であれば柔軟にDPI変更できるため
このような制約が薄れているけどレイアウトが崩れるアプリもあるため完全なものでは
ない)なのだけど閲覧メインであればそのような制約はなくタブレット型ということで
顔に画面を近づけることで細かい部分も見えるためドットピッチは細かくても解像度は
出来るだけ高い方がいいにょ。
とはいえ、顔を近づけるにしても30cm未満の距離では目の負担が大きいためXGAで3インチ
とかだとさすがに常用には耐えられないにょ。
その点、9.7インチXGAであれば132ppiであるため余裕で文字を読めるし、通常の書籍で
あればXGAならば1ページが丸々収まるため電子ブックリーダ端末としては悪くないにょ。
しかし、わざわざ電子ブックリーダ端末としてiPadを買う人がどれだけ居るかが問題と
なるにょ。
結局はソフトウェア資産がすべてだからね。
iPodの人気が高まったのもiTMS(現iTunes Store)が充実してきたお陰だしね。
電子ブックではAmazonのKindleが世界シェアでダントツのナンバーワン(90%以上)と
なっているけれどやはり資産量が半端ではないせいにょ。
このiPad発売によってアップル社もiBook storeを立ち上げるもののその圧倒的なシェアを
ひっくり返すのは難しいにょ。
音楽と違ってデファクトスタンダードとなる形式がない電子ブックにおいてはその資産
量の差は端末の出来だけでは到底ひっくり返すことはできないにょ。
著作権フリーの書籍ならばKindle形式に変換することで閲覧が可能になるけど音楽とは
異なり他メーカーのビューアに乗り換える場合は互換性もなくDRMの付いている購入書籍は
変換手段もないため乗り換えも容易ではないにょ。
アップルとしては今後さらに需要が高まる電子ブックに関して遅れを取ることは許され
ないため早めの投入(まだiBook storeが充実してない段階での投入)となったわけだけど
これによってKindleからの乗り換えユーザーの獲得は難しくても新規ユーザーの獲得は
可能になるわけだから決して悪いわけではないにょ。
ということで、iPadそのものには革新性は感じられないけどiPod(iPhone)の機能を
有した電子ブックリーダ端末として見ればiPadという製品はそれほど悪くはないにょ。
問題点となるのは10時間という駆動時間と重量と価格にょ。
10時間というのは多くのネットブックなどと比べると長いけど今後多数登場が予想される
スマートブックと比べると決して長くはなく、重量が700g前後というのも軽くはないにょ。
重さだけならば先日発表された新型LOOX Uの方が軽く、こちらの方が電子ブックリーダ
用途には向いているとさえ思えるにょ。(コンバーチブルな旧型LOOX Uの方がより向いて
いるけど)
あと価格は499ドルからというのも電子ブックリーダ端末と考えれば安くはないにょ。
日本国内での価格は発表されてないものの49800円〜54800円くらいになるのではないかと
思われるにょ。
しかし、日本向けにはiBook storeがオープンされないので当面日本では販売がされそうも
ない感じだけどね。
日本では電子ブックではデファクトスタンダードとなる端末が存在しないためPSPも配信
サービスを開始するなどより混迷となっているもののiPadが発売されたらどうなるのか
というのは見物にょ。
iPadはKindleとは異なり電子ブック専用端末ではなくスマートフォンとPCとの間を埋める
ものという意図で作られたのだけどそれが強みでもあり弱みでもあるにょ。
まだ第1世代の製品ということで製品自体に魅力が乏しくなおかつそれ専用の資産もない
(iPadでないとできないことがない)ということで売れるかどうかは未知数だけど
今後の展開によってはiPod、iPhoneと並ぶヒット商品になる可能性は無くはないにょ。
ただ、iPadならではというのが電子ブックリーダというのでは現時点では弱すぎるにょ。
Kindle for PCを導入すればKindle形式の電子ブックがPCでも閲覧できるわけだし、iPad
ならではというものが登場するか、電子ブックのソフト資産でKindleと太刀打ちできる
くらいのレベルに達しないと勝ち目はないにょ。
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今年はピュアタブレット型端末の普及元年になる!?
iPadは昨日も書いたように私は売れる要素はアップルブランドの製品というだけに感じ
られるにょ。
価格はおいといて重量が約700gというのは電子ブックリーダ端末としては重すぎるために
それを主体にして展開するのには無理があるしね。(それにまだ電子ブック資産がない)
KindleはiPadとは製品の性質がまるで異なるとはいえ、重量は約300gとなるにょ。
300gくらいならば片手で保持が可能だけど700gもあれば両手で支える必要があるため使用
スタイルに制限が出てくるにょ。
片手で支えるのが難しいためタッチパネル搭載の魅力も半減してしまうしね。(個人的
にはタッチパネルを主体とした端末は片手で保持できるということが重要と考えるため
最低でも500g以下、できれば300g以下でないと使うのを躊躇われてしまう)
薄型でグリップしにくい形状となっているためなおさら片手で持って使うのは難しいにょ。
私が使っているVAIO UXは約500gという重量は片手で保持し続けられるギリギリの重量と
感じているけどグリップしやすい形状であることが片手で使える理由にもなっていると
思われるにょ。
iPadが売れるか売れないかという予想はとりあえずおいといて、仮に売れたとした場合、
やはり変わるのは電子ブック関係だけに止まらずピュアタブレットの端末が増えるの
ではないかということにょ。
昨日も書いたようにピュアタブレット型の端末は過去に多く発売されたもののヒットに
繋がったものはないからね。
さて、タブレット型の端末というとやはり思い出させるのがOrigamiにょ。
低価格の小型Windows PCというのがウリだったOrigamiだけど今となってはその座はネット
ブックに奪われてしまったにょ。
Origamiの失敗は低価格を強調した割りには高価だった(安価であったSmartCaddieでさえ
99800円だった)というのもあるし、安価なカーナビ用液晶を流用したために7インチ
WVGAという解像度でXPを使うには十分ではなかったというのもあるし、バッテリ駆動時間が
短かったというのもあるけどやはりキーボードレスというのが一番の問題と思われるにょ。
Windowsというのはキーボード+ポインティングデバイスで使用することを前提になって
いるのがキーボードレスのWindows端末を敬遠する人が多い原因となっていると思うにょ。
ピュアタブレット型のWindows PCはOrigami以前も多くあり古くはAMiTY(Windows for Pen
Computing搭載)など業務用のPCとして販売されていたにょ。
WinXPでもTablet Editionではペンのみを使った動作が可能になり、「タブレットPC」と
いうジャンルも確立されたにょ。
しかし、Origamiでは高価だったXP Tablet Editionではなく安価なHomeを採用したために
タッチパネルはただのポインティングデバイスでしかなくそのメリットを十分に生かせない
(キーボードがないデメリットのみが浮き彫りになった)ということがことが失敗の原因
となったと思われるにょ。(Tablet EditionはProの上位SKUということで高価だったため
やむを得ないけど)
しかし、VistaではすべてのSKUでタブレット機能が標準で備わり7ではマルチタッチに
対応し、タッチパネルのみのピュアタブレット型の端末でも操作面の不自由さはかなり
改善されたにょ。
それによって、登場するのが今月初めのCESでマイクロソフトが発表したSlate PCにょ。
http://ascii.jp/elem/000/000/488/488854/
Slate PCは特別新しいものではなくピュアタブレット型のPCの総称だけどタブレット
機能を大幅に強化した7だからこそ意味があるにょ。
それにネットブックによって光学ドライブ無しの小型PCが一定の普及を見せており
タッチパネル型のゲーム機やスマートフォンなども人気を集めていることからXP登場時
からあるタブレットPCとは比較にならないくらい有望なものとなっているにょ。
iPadは現状ではそれ自体は大して魅力はないけどWindows PCでもピュアタブレット型の
端末が多く登場し、今年はピュアタブレット型端末が活気づく年になりそうにょ。
そんな中、iPadは平凡な端末として埋もれてしまいそうな気がしないでもないにょ。
軽量化しても小型化してしまえばiPadの居場所は無くなるためサイズを維持したまま
500gを切って欲しかったところにょ。(5インチXGAでもビューア目的であれば十分使える
とは思うけどiPhoneよりも圧倒的に画面が見やすいというのをウリとしているのでそこまで
小型化されることはなく今後小型化されるとしてもiPhoneと同じドットピッチである7.8
インチXGAまでになると推測)
もし、500gを切っていればインパクトがあるだけではなく、電子ブックリーダとしての
使い勝手も大幅に高まっていたと思うにょ。
専用端末ならばKindleとの真っ向勝負となるけど電子ブックリーダにもなる汎用端末で
あるiPadにおいてはピュアタブレット型のスマートブック(ARM搭載)やSlate PC(x86搭載)
などがライバルとなるにょ。
iPadが狙っているスマートフォン以上PC未満という需要は確かに大きいけれど激戦区と
なるため電子ブックリーダではなく汎用端末と考えた場合には競争相手は非常に多くなり
そうにょ。
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コンデジはようやくすべての面でeggyを超えた!
私にとってデジカメの原点はやはりeggyにょ。
2001年に登場したeggyは当初約4万円で売られていたけど発売から半年後に6000円という
特価販売されているのを見つけ複数買いしてしまったにょ。(手元に1台だけ残して後は
妹たちにあげたりした)
eggyは私が最初に買ったデジカメ(eggyは正確にはデジカメではないし、単体駆動でなく
ても良いならばパワーザウルスのデジカメユニットが初めてのデジカメとなるけどVGAに
耐えられるほどの画質がないため専らQVGAで撮影していたし、ストレージ用に使っていた
PCカードスロットをカメラで占有されるためただでさえ空き容量の少ない本体メモリに
記録しなくてはならないということで気軽にパシャパシャ撮れるわけではなかった)と
いうことですべての原点がこのeggyになるわけにょ。
eggyが良かったのは購入時の価格の安さが確かに最も大きかったのだけど気軽に撮れる
デジカメの魅力を私に教えてくれた1台となったことにょ。(QVGAでも空き容量の関係で
10数枚しか撮れなかったパワザウのデジカメユニットと異なり、128MBのCFを使えば
VGAで1000枚以上撮れたので気軽にどんどん撮影できた)
銀塩ならばフィルム代もかかるし、現像やプリント代もかかるけどデジカメであれば
ストレージの空き容量さえあれば投資ゼロでいくらでも撮影できるのが非常に魅力が
大きいにょ。(撮ったその場で見れるというのならばデジカメ登場前にインスタント
カメラの存在はあったけどデジカメは初期投資は大きいけど追加投資が少ないという
ことが一番の魅力に感じた)
35万画素というのはカメラとして考えるならばL版印刷でさえ厳しいため物足りないけど
Webで公開する程度ならば問題ないし、フラッシュが無くても気軽に撮れる(画素数が
少ないお陰で実効感度も高く、なおかつ画素数が少ないお陰でぶれも目立ちにくい)
わけだし、動画撮影ではその魅力は非常に大きかったにょ。
当時高価だったインターネットビューカムと同レベルのMPEG4での撮影ができたからね。
MPEG4のお陰で最高画質(QVGA)でも128MBのCFで40分も動画撮影できたにょ。
さて、eggyは購入価格を考えると非常に良いものだったけど不満も無くはないにょ。
それは起動が遅いということと筐体サイズが大きいということにょ。
あとせっかく買い換えるならばeggyで不満となっていたプリントに耐えられるレベルの
静止画性能(200万画素以上)、QVGA動画でまともに撮れる(eggyはQVGAでは5fpsだった
ためカクカクだった)ということで買ったデジカメがミノルタのDiMAGE X20にょ。
静止画は屈折光学系ということであまり高くはなかったけど起動の速さや筐体サイズの
小ささはeggyを上回っており、気軽に撮影できるカメラが欲しかった私にとっては十分な
性能だったにょ。
肝心の動画はQVGAのフレームレートこそ15fpsでeggyよりも上だけどMotion JPEGなので
ファイルサイズが大きくなるため256MBのSDカードで11分しか撮影できず、画質そのものも
eggyよりも下だったにょ。
X20購入の3ヶ月後に買ったケータイvodafone V601SHはケータイ初の200万画素でQVGAで
MPEG4動画動画撮影が可能という当時(2003年)としては恐ろしく高性能だったにょ。
ただ、200万画素といってもさすがに専用機であるX20には画質で明らかに劣り、200万
画素では記録に15秒くらい時間がかかるため気軽には撮影できなかったにょ。
だから、静止画はX20で動画はV601SHという感じで使い分けていたにょ。
X20は購入して約2年で故障したために買い換えたのがニコンCOOLPIX S1にょ。
同じく屈折光学系で非常にコンパクトだし、屈折光学系の割りに画質が良かったという
のが予想外によかったにょ。
動画はVGAで撮影できたものの15fpsでMotion JPEGということでファイルサイズや関係や
再生環境を考えるとあまり気軽には使えなかったにょ。(Motion JPEGを再生するための
QuickTimeを入れていたPCは1台だけだったため)
V601SHの後に機種編したSoftbank 905SHはVGAでMPEG4撮影ができたもののフレームレートが
10fps程度だし、いくらケータイは毎日持ち歩いているとはいえ、カメラは極力使用したく
ないということで動画撮影に使う機器はなかなか1つに決まらなかったにょ。
やはり、当時であってもQVGAではもう満足できず、VGAで撮影可能なものが欲しかったわけ
だしね。
VGAでまともに撮れる動画カメラを探していたところでたまたま見つけたのがビクターの
HDDビデオカメラであるEverio GZ-MC100にょ。(2005年の発売当初13.8万円だったのが
2007年には19800円だった)
ビデオカメラの中では画質は悪い部類とはいえ、ビデオカメラの中では最小サイズだった
からね。
とはいえ、eggy代替(気軽に使える動画カメラ)として使用する場合、気になったのが
起動時間にょ。
何せ電源オフからの起動に11秒くらいかかってしまうからね。
それにバッテリ駆動時間が短い(実測で30分程度)ということで結局すぐに使わなくなって
しまったにょ。
起動が速く、VGAでまともに撮れるカメラ・・・ということで見つけたのがXacti HD2にょ。
こちらも当初は9万だったのが発売から1年後(2008年)には19800円という破格値だった
からね。
起動が1.5秒でしかも720pのHD撮影ができるということで非常に使えるカメラだったにょ。
ワンタッチでHD(720p)とSD(VGA、QVGA)の切り替えもできたしね。
Xactiは動画に強いコンデジであるため動画はもちろんのこと静止画でもそれなりに使える
レベルだったにょ。
とはいえ、コンデジはすでに手ぶれ補正機能を内蔵しているものが主流になっていたのに
それを有さないXactiは静止画用にはあまり使えなかったにょ。(ただでさえ、普通の
コンデジと比べて手ぶれを起こしやすい筐体形状にも関わらず2010年現在もXactiは光学式
手ぶれ補正機能が搭載されていないため静止画主体の人にはおすすめできない))
そういうわけでS1とHD2を併用していたのだけどそろそろS1の2GBのSDでは限界というのと
室内での撮影では大きく不満(200万画素のX20はeggyが対抗だったため室内での撮影は
VGA相当にリサイズ前提ならばノンフラッシュで撮影可能ということで妥協はできたけど
S1ではプリント前提となったために高感度撮影ではX20と変わらずISO400まででしかも
その感度であっても実用なのはVGA相当までリサイズ時ということで不満が強くなった)
ということでS1の買い換えを検討していたけどそれならばXactiも置き換えられるくらいの
動画撮影も可能にしたかったにょ。
eggyと同じくノンフラッシュで室内撮影ができるレベル(ただし、VGAのeggyとは異なり
プリントに耐えられる200〜300万画素でノイズがあまり気にならないレベル)であり、
なおかつXacti HD2レベルの動画の画質があるということが私が求めていたものにょ。
(あと2GBの容量制限を脱出するためにSDHCなどに対応していることも必須)
この辺は昨年12月28日に書いた私がコンデジに求めるもので詳しく書いているにょ。
さて、この条件に当てはまりなおかつ2万円未満で買えるということで買ったのがソニー
サイバーショットTX1にょ。
新機種であるTX7の発表が迫っていたせいか当初の半額以下(19800円)という処分価格に
なっていたからね。
TX7の発表後に私がTX1を買ったキタムラを覗いてみたらすでにTX1は売り切れており
「TX7の様子を見てからTX1を買おう」なんて考えていたら買い損ねるところだったにょ。
TX1に関しては1月3日、1月5日の2回に分けてレビューを書いているのでそちらを参考に
してもらえばいいけどとりあえず当初の目的であったニコンS1とXacti HD2の統合は
可能なレベルであり買って良かったと思うにょ。
静止画に関しては日中屋外の画質こそ今ひとつだけど室内での高感度撮影においては
デジタル一眼レフに迫る低ノイズであり、普段はフラッシュを使う機会は無くなりそうと
いう感じにょ。(私がコンデジで撮る写真の大半は室内撮影だけどS1ではフラッシュか
三脚を使う必要があったのが難点だった)
あと2GBの制限からようやく脱することができたのもうれしいにょ。
私は基本的にSDカードに撮り溜めていくタイプ(PCへバックアップはやっているものの
そのデジカメを買ってからの写真はすべて1枚のカードへ記録しており足りなくなったら
より大容量のカードへ買い換えをしている)ということでカードの容量は多ければ多いほど
いいからね。(そういう面では静止画主体であってもSDXCに対応しているというのは魅力に
なる)
私はeggyからの流れでコンデジで撮影する写真は記念写真というより記録写真が主流に
なっており、今日買ったもの食べたものなど様々な何気ない写真を電子メモとして残して
いるにょ。(記録ではなく作品というようなものはデジタル一眼レフで撮影する)
従来使っていたS1であれば容量の都合上重要度に応じて5Mモード、VGAモードを使い分けて
いたけれどそれも結構面倒だったにょ。
ただの記録写真でも今となってはVGAというのも物足りないし、あとからもう少し高画素で
撮影しておけば良かったと思う機会もあったからね、
しかし、5Mモードだと1枚2〜2.5MBとなるため最大2GBのSDカードで5Mモード常用は
できない状態だったにょ。(3Mモードなら1.5倍の枚数撮影できるけどそれでも十分とは
言い難い)
そういうことで、TX1ではすべての撮影を3Mモードに統一することにしたにょ。
8GBのメモステが余っていたので追加投資無しですんだわけだけど3Mモードならば8GBで
約5000枚撮れるにょ。
これならば2年くらいは安泰にょ。(SDHCならば16GBのが余っていたからSDHC対応に対応
したTX7はうらやましいのは確かだけど)
いざとなれば32GBのメモステを買えば2万枚撮れるしね。
最大の10Mピクセルモードだと8GBのメモステだと1年も経たずに一杯になるため実用的では
ないにょ。
3Mあれば2Lまでは全く問題なくプリントできるし、A4でも何とかなるからね。
というか、TX1はレンズ性能が低いために元々10Mモードでは解像できないので常用する
価値はあまりないしね。
3Mモード常用ならばスマートズームによってデフォの4倍ズームが7.1倍ズーム相当で使用
可能になるというメリットがあるにょ。(とはいえ、7.1倍となる換算250mm相当の画角を
使う機会はほとんど無さそうだけど)
ということで、TX1は記録写真としては十分なレベルで撮影でき、動画も記録用としては
十分撮れる上にeggyで感じていた不満点(起動が遅い、筐体サイズが大きい)をようやく
完全に克服できたというだけではなくeggyで出来ていたけど従来のコンデジでは難しい
ものだったノンフラッシュで手軽に室内撮影が可能ということが実現できたというのは
感慨深いものがあるにょ。
長年かかってようやく完全にeggyを超えるものに出会えた感じにょ。(性能面では
とっくの昔に超えているけどフラッシュ無しでも普通に撮影できるというお手軽さは
なかった)
静止画に関してはeggyとは異なりプリントにも耐えられる画質を求めているため今の
コンデジではセンサーサイズのせいで暗所性能は低くハードルが高かったので大型センサー
採用のコンデジを望んでいたけどそれだと小型化と相反してしまうというのがネックだった
けど裏面照射CMOSセンサーでそれが可能になったにょ。
確かに室内ではフラッシュを使えばいいだけといえばそれまでだけど私はフラッシュを
使わないと絶対に撮れないという場合を除いて極力使いたくないからね。
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レンズを見に行ったのにカメラを買ってしまうとは・・・
私が使っているデジタル一眼レフK200Dで新しいレンズが欲しくて近所のキタムラを覗いて
みたものの欲しいレンズはなかなかないにょ。
予算も少ないので中古でいいから・・・とは思うものの中古レンズはニコン用とキャノン
用しか置いてないにょ。
確かにその2社で国内シェア約8割となっているから当然とはいえ、辛い現実を見せつけ
られてしまうにょ。
シェアから例えるとWindows用ソフトは置いているけどMac用ソフトは置いてないという
感じだからね。
これが大都市圏ならば多少はマシなのだろうけど地方だと交換レンズはニコン用とキャノン
用しか入手できない状況にょ。(新品を注文すれば入るだろうけど・・・)
私が使っているK200Dはエントリー向けの機種ながらミドルクラスに匹敵する機能を持つ
大変素晴らしい機種なのだけどPENTAXというだけで交換レンズの入手に制限ができて
しまうにょ。
純正レンズはキャノンやニコンに比べて安く、個性的なレンズもそろっているけどそれが
普通に店頭に置いてないわけだし、比較的安いといっても純正品の新品は高価だから
私には手が出せないにょ。(さすがに1本3万円を超えるレンズを買うのは厳しい)
ということで、交換レンズを中古などで安く入手しようとするならばキャノンかニコンの
ボディを買わざるを得ない状況にょ。
とはいえ、PENTAXもMF時代からのKマウント用のレンズが使えるので2、30年前の古い
レンズを買ってそれを付けて楽しむという方法もあるにょ。(AFは効かなくてもフォーカス
エイドは使えるし、手ぶれ補正がボディ側にあるためにどんな古いレンズでも手ぶれ補正が
使えるというメリットがある)
というわけで、中古コーナーを見ていたらニコンD50の中古を発見したにょ。
金額は13800円とかなりリーズナブルにょ。
D50は5年前の機種とはいえ、画素数を600万画素に抑えているために当時としては高感度に
強く人気の高いカメラだったにょ。
そういうことで思わず買ってしまったにょ。
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/review/2005/06/06/1651.html
中古とはいえ、デジタル一眼も1万円台で買える時代というのはなかなかすごいにょ。
確かに新品でもボディだけならば3万円台から買えるわけだから中古ではなく最新の
エントリーモデルを買った方が割安という考えもあるけどその2万円差は私には大きい
からね。
問題はボディだけを買ってもレンズがないと話にならないということにょ。
レンズは純正品のAF-S 18-135mmF3.5-5.6Gが新品9800円という超格安だったためにこれに
決めたにょ。(35mカメラ換算だと28-200mmくらいのレンズ)
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/lens_review/2007/01/31/5409.html
シグマの18-50mm(ニコンマウント)ならば中古で4800円だったけど本来ならば5万円する
純正レンズが9800円という安さには負けたにょ。(換算200mmまでカバーできればほとんど
これ1本で済むしAF-SレンズならばAF合掌後でもMFでピント微調整が可能になる)
この価格にはカラクリがなくはないにょ。
古い製品(2006年発売)ということでVR(手ぶれ補正)機能を内蔵してないからね。
とはいえ、それを考えても十分安価にょ。(VR付きでリニューアルされても発売時の実売
価格は5万円くらいになるだろうし)
さて、早速動作チェックを兼ねていつものようにベンチマーク・・・じゃなかったテスト
撮影をしてみたけど予想以上にいい感じにょ。
買ったレンズは開放からシャープとは言い難いけど私がK200Dで使っているキットレンズを
完全に超える性能だし、F8まで絞るとかなりシャープになるにょ。(K200Dのキットレンズ
ではF11まで絞らないとシャープにならない)
気になる周辺光量落ちは広角側では開放でやや目立つもののF8まで絞れば全く気にならなく
なるし、望遠側の収差もF11でほぼ目立たなくなるにょ。
高感度耐性を見てみると私のK200Dは2008年に発売されたデジタル一眼の中ではかなり
高感度ノイズが多い方ということで比較対象があまり良くはないとはいえ、D50はK200D
よりも3年も古い機種にも関わらずK200Dと同等以上ものを感じるにょ。
ISO800までは常用(A4プリント)可能と感じたにょ。
最近だとAPS-Cセンサー採用機ではISO1600が常用可能という機種は多く、PENTAXも
新センサーを採用のK-xは高感度耐性が高いのでISO1600は常用可能だし、フルサイズの
センサーを採用の機種ならばD3sのようにISO6400でも常用可能という機種もあるにょ。
それを考えればISO800で常用可能というのはたいしたことがないけどね。
同じセンサーを採用のD40ではISO1600常用が可能だけどこれは画像処理エンジンが改善
されたお陰らしいにょ。
だからD50もRAWで撮影して自分で現像すればISO1600常用は可能になりそうにょ。
5年前の機種ということを考えればすごいけどこれも600万画素に画素数を抑えている
お陰にょ。(D50のライバルのEOS Kiss Nは800万画素だった)
続いてAF性能を見てみるとこれはK200Dの完敗にょ。
AF-S18-135mmに内蔵されている超音波モーターのお陰で素早くほぼ無音でピントが合うにょ。
古いレンズであればボディ内のモーターで駆動させるために結果が変わったのだろうけど
超音波モーター内蔵レンズ相手では分が悪いにょ。
それとD50はAF補助光内蔵であるため暗所でもAFでピント合わせが可能にょ。
K200Dの場合外付けフラッシュを使わないとAF補助光が使えないため暗所でのピント合わせ
というのはAFではほぼ無理だったにょ。
3年も古いカメラにAF性能で負けるとは・・・(笑)
まぁ高速で動作する被写体をK200Dでは撮らないので問題はないけどやはり静物写真メイン
でないとPENTAXはお勧めできない感じにょ。
D50は細かい不満点こそあるけど5年前の機種ということを考えればやむを得ないかも
しれないにょ。
個人的には軍艦部にあるサブ液晶は最近のエントリーモデルでは省略される傾向にある
ということでこれがあるという点だけは最新のエントリー機種よりも良いと感じるにょ。
あと画素数は600万で不足になることはないのでいいとして不満点はSDHCに非対応という
ことと手ぶれ補正がないということにょ。
D50はニコンのデジタル一眼で初のSDカード採用機だし、当時はSDHC自体が市場に存在して
いなかったから仕方がないし、手ぶれ補正はニコン、キャノンの場合は最新機種であろうと
ボディ側には手ぶれ補正機能はなく、手ぶれ補正機能を持つレンズを買うしかないという
状況にょ。
記録写真として積み重ねていくならば2GBでは全然足らないけど一時記録としてであれば
2GBでもそれほど問題ないし、手ぶれ補正対応レンズを買えば済むというだけの話にょ。
2マウント維持するのは金銭的に辛いけどD50を買ったのも何かの縁ということで、今後は
レンズの入手性が高いニコン用マウントをメインにするかも・・・。(ニコンの場合は
フルサイズであるFXとAPS-CであるDXのどちらにするのかということを考えて買う必要が
あるので将来フルサイズセンサー搭載機を買うならばレンズはFX対応のものにしておいた
方がいい)
ある程度レンズがそろったらボディもD50から買い換えするにょ。(資金の問題もあるので
何年後かは分からないけど)
新品で買うならばミドルクラスであるD90以上の機種が欲しいところにょ。
ニコンの場合は露骨にエントリーとミドルクラスを差別化しているからね。
CPU内蔵でないとAEも使えなかったり、モーター内蔵レンズでないとAFが使えないという
問題があるからね。
とはいえ、レンズキットを買って終わりというユーザー層ならばそれで全く問題がなく、
中古や型落ちの安いレンズを買う場合に問題になるだけの話だからそこまで重要ではない
といえばそうなんだけどね。
D40からその傾向は強まったため私はD40が発売後にD50が市場から消える前にD50を買おう
と考えていたくらいにょ。(2007年2月にははレンズキットで新品49800円だった)
だからこそ買うならばミドルクラス以上の機種にした方がレンズの選択の幅が広がると
いうメリットがあるにょ。(ただ、現行ミドルクラスであるD90の後継機種として噂されて
いるD7000にはD40以降のエントリー機種と同様にAFモーターを内蔵していないらしい)
逆に言えばPENTAXはエントリー向けにそこまで露骨な差別化はしてないためにK200Dは
ミドルクラス並の機能になっているにょ。(基本性能面では他社ミドルクラスには負けて
しまうけどね)
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ついにYouTubeが3D対応に!
気づかないうちにまたYouTubeが変わっていたにょ。
すでに1080pに正式対応していたYouTubeだけどHDが720pなのか1080p(フルHD)なのか分かり
にくかったりHD、HQという画質モードが入り交じり分かりにくかったのが360p、480p(HQ)、
720p(HD)、1080p(フルHD)という感じで非常に分かりやすくなったにょ。
ということで、再び再生チェックをしてみたにょ。
再生に使ったPCは私のR5(CoreSolo1.2GHz)にょ。
再生サンプルとして使用したのはこの動画にょ。(とある科学の超電磁砲の新OP)
http://www.youtube.com/watch?v=MykXk1qT2Dg
さて、これをR5で再生してみたら次のようになったにょ。(精度を上げるために読み込み
ながら再生するのではなく完了してからWebブラウザ上で測定した)
360p CPU負荷平均20%弱 (ドロップフレームほぼ無し)※再生ボタンを押した直後のみ
480p CPU負荷30〜40%程度 (ドロップフレームほぼ無し)※ 同上
720p CPU負荷70〜90%程度 (ドロップフレーム177)
1080p CPU負荷常時100% (ドロップフレーム2196)
同じ動画をR3(DothanコアのPenM1.1GHz)で試したら次のような感じになったにょ。
360p CPU負荷20〜30%程度 (ドロップフレームほぼ無し)※再生ボタンを押した直後のみ
480p CPU負荷40〜50%程度 (ドロップフレームほぼ無し)※ 同上
720p CPU負荷90〜100%程度 (ドロップフレーム799)
1080pはR5と同じく紙芝居状態なので省略
これを見ると720pまではCoreSolo搭載のR5では普通に再生できる(上記の動画だと瞬間的に
CPU負荷100%に達しコマ落ちが起きているけどそれ以外は問題ないため)と言っても良い
感じにょ。
とはいえ、アニメではなく再生負荷の高い実写の動画では720pもドロップフレームが
増えるため必ずしもすべての動画でこれだけスムーズな再生ができるとはいえないけど
720pならばそれほど気になるレベル(再生に耐えられないレベル)にはなりそうにないにょ。
しかし、1080pとなると全2400フレーム中90%以上がドロップしてしまうにょ。
平均1fpsという完全に紙芝居状態であるためとても視聴できるようなレベルではないにょ。
やはり、再生支援機能付きGPUを使用するか、最低でもCore2DuoクラスのCPUを搭載した
PCでないと視聴に耐えられないと思われるにょ。
R3とR5を比較すると480pまでは多少R5の方が再生負荷が小さい程度であり、再生している
動画を見ただけでは性能差を見いだせなかったけど720pでは見ただけで大きく異なるくらい
性能差が発生したにょ。
ドロップフレームはR5は177に対してR3は799だからね。
R3も若干ぎこちない感じで何とか再生できているけど見た目でほとんどコマ落ちを感じない
R5と比較すれば大きく劣る感じにょ。
やはり、ギリギリのラインだと多少の性能差(2〜3割程度の性能差)というのが明らかに
なって表れてくるということが分かるにょ。
あと今回のバージョンアップで3D動画にも正式対応したにょ。
http://www.youtube.com/watch?v=b7SPQ3POi0o
3Dメガネが無くても交差法(静止画の立体視によく使われる手法)を使っても鑑賞可能で
あるため誰でもすぐに3D動画を見ることが可能になるにょ。(鑑賞方法はプルダウン
メニューで選択可能)
かつては、YouTubeといったらQVGAでブロックノイズ入りまくりのいかにもWeb動画という
感じだったのに今となってはフルHD、3Dに対応ということで昔のイメージで語ることは
できないレベルに達しているにょ。
昔だったらPen3 500〜600MHzくらいで十分再生できていたけど今(フルHD)はCore2Duoが
必須となっているからその分求められるスペックも高くなってはいるけどね。
フルHD、3Dを超える動画なんてものは今とのところ民生用にはないから今後は大きな変化は
なく、コーデックやビットレートくらいしか変わらないと思われるにょ。
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性能をとるか、駆動時間をとるか・・・
新型LOOX Uの実力は・・・
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1002/04/news030.html
LOOX UはVAIO Pとは異なり、多くのポケットに入るPCとなっているにょ。
ポケットサイズPCに求めるものといえばモバイルノートに求めるものが人それぞれなのと
同様に必要なものは変わるけど性能が低いよりは高い方がいいと考える人が大多数なの
ではないかと思うにょ。
ただ、WinXPでは初代EeePC(セレロンM630MHz)でも快適に動作するし、Atomの中でも
下位に位置するAtom Z510(1.1GHz)搭載のPM(mbook m1)でも問題なく動作するにょ。
しかし、Win7はVistaよりも軽いとはいえXPよりは重いからそんなCPUでは微妙にょ。
AeroによってCPUとGPUに処理を分散させるためある程度のスペックがあればかえって
XPよりも軽くなるとはいえ、オンボードVGAではそれは難しく、しかもポケットサイズの
PCで用いられているUS15W(GMA500)はAeroがまともに動作しないためにCPUパワーが
OSの動作において非常に重要になるにょ。
GDI性能はそれなりなのでXPであれば普通に動作するけどVistaであればGDIアクセラレータ
機能は使用せずCPUで行うためCPU性能が重要になるにょ。(7ならばDirect2Dに対応ない
かぎりはVistaと同じくCPU性能だけで快適さが決まる)
というわけで、同じLOOX Uでも店頭モデルであるAtom Z520(1.33GHz)と直販のカスタム
モデルであるAtom Z550(2.0GHz)との差は気になるにょ。
その差は約3割だけどこの差は大きいのか、それとも小さいのか。
Windowsエクスペリエンスインデックスのスコアを見るとZ520は1.9、Z550は2.8となって
いるにょ。
動作推奨ラインが「3」だからZ550でも7が快適とはいえず、2にも達していないZ520は
そのスコアを見ればとても快適とは言えそうにないにょ。
ただし、実際のOSの動作やアプリの動作がそのエクスペリエンスインデックス通りかと
いうとそれは確かめてみないと分からないにょ。
CPUベンチとまで言われているFFベンチだけど特にCPUの影響力が大きいLOWのスコアを
見てみるとZ550が764に対して、Z520が722でその差は5%程度しかないにょ。
本来ならば3割程度のスコアの差が出てもいいのだけどそれが出ないのはGPUがボトル
ネックになっているからにょ。
つまり、ボトルネックになっている部分があればそこが足を引っ張るためCPUの性能差
である3割の差はスコアでは出てこないことになるということにょ。
起動にかかる時間を見てみるとZ550が55.4秒に対して、Z520が67.22秒で2割くらいの差と
なっているにょ。
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1002/04/news030_2.html
起動に関してはシステムドライブの影響も大きいけど両者ともSSD搭載で十分に速く
搭載のSSDの速度もほぼ互角ということでCPUの差がスコアの差となって現れてた感じと
なっているにょ。
休止やスリープもZ550の方が速く、CPUの性能差というのは重いアプリを実行しなくても
十分に享受できることが分かるにょ。
重い動作となると動画再生が挙げられるにょ。
フルHDやAVCHDの再生はGMA500が再生支援機能を持っているお陰でZ520でも何とか再生が
できているにょ。
これもWin7だから可能になることで、XPだと再生支援機能が有効なのはH.264だけで
VC-1は無効だし、ドライバの出来が悪いせいで空きメモリが十分にないとハングアップ
するという問題があるにょ。(このせいでメモリ512MBのPCではUS15Wの再生支援機能は
十分に使うことができない)
では、フラッシュ動画はどうなのか・・・。
Flash10.1で再生支援機能に対応したもののGMA500は対象外となっているために従来通り
CPUパワーによって再生する必要があるにょ。
YouTubeであれば昨日書いたようにCoreSolo1.2GHz搭載のR5で720pは十分再生でき、480p
だと余裕となったにょ。
Flash動画の再生性能はAtom1.6GHzでPenM1.1GHzのR3と同レベルだからAtom Z550(2GHz)
ではCoreSolo1.2GHzのR5とほぼ同レベルかと思いきやR3よりも再生負荷は大きそうにょ。
やはり、OSがXPではなく7というのが影響してそうにょ。
Z520(1.33GHz、Win7)では480pの再生負荷がR5(WinXP)の720p並の再生負荷となって
いるのでこれがまともに再生できる限界となりそうにょ。
それを考えると昨日の実験結果から推測して720pの再生は480pの2倍以上の再生負荷である
ためにZ520は紙芝居、Z550はコマ落ちしまくりとなると予想されるにょ。
とはいえ、ギリギリの環境下だと3割の性能差は大きいのでZ550でギリギリの動画だと
Z520ではコマ落ちしまくりとなるためCPU性能は高い方がいいため自分が再生する動画が
どの程度なのか完全に把握できてない限りはクロックが高いものの方が有利にょ。
YouTubeの480pまで、DVDクラスの動画までしか再生しないのならばZ520とZ550では性能差
というのはほとんどないだろうけどね。
やはり、一番の問題はバッテリ駆動時間にょ。
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1002/04/news030_3.html
BBenchだと輝度最大でZ520モデルで1時間44分(Z550モデルだと1時間41分)、省電力
設定で2時間7分(Z550モデルは2時間3分)というのはあまりに心許ないにょ。
バッテリ駆動時間が短いと実感している私のUXと大差ないレベルだからね。
2倍容量のLバッテリを使えば駆動時間は倍増できるため及第点(4時間前後)になるけど
それだと厚さが増えてしまうのがネックにょ。
UXも2倍容量のLバッテリがあるけどデフォでギリギリポケットに入るくらいのサイズで
あるためLバッテリを付けてしまえばポケットに入らなくなってしまうにょ。
LOOX Uの場合、(計算上では)UXよりはスムーズにポケットに入るためLバッテリの厚さが
増えてもUX並のギリギリさでポケットには入ると思うけど重さ600gを超えてしまうため
UXよりも重く、ポケットからはみ出す量も大きい(UXはほぼぽけっとに隠れてはみ出す
ことはない)ということでポケットサイズといっていいか微妙なラインになってきて
しまうにょ。
その辺は自分の使い方との相談になるにょ。
とはいえ、LOOX Uより明らかに小型なBXやPMの方がバッテリ駆動時間において優れている
ということを考えるとLOOX Uの駆動時間はとても褒められたものではないにょ。
バッテリ容量が旧LOOX Uより減っているとはいえ、容量あたりの駆動時間も公称値から
計算するとダウンしているわけだからね。
持ち歩いて使いたい時に使うならば気になるのは動作音にょ。
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1002/04/news030_4.html
個人的には自宅外で使用する機会の多いモバイルノートはファンの動作音の心配をせずに
済むファンレスのものを望んでいるけど小型化が難しいという問題があるにょ。
非AtomではULVのCPUでもTDP10Wクラスとなっており、ファンレス動作が非常に難しくなって
きているにょ。
Atomであっても発熱の大きな最高クロック(2GHz)のZ550ではファンレスのVAIO Pの筐体
では思うように廃熱ができず、負荷を上げたらクロックダウンすることもあるくらいと
いうことでVAIO Pより1周り小さなこのLOOX Uではそのサイズを実現するためにファンを
搭載しているにょ。
ファンを搭載するということはヒートシンクのみでの冷却よりは明らかに有利であるため
筐体が熱くなるという心配も軽減されるというメリットがあるにょ。
とはいえ、その動作音が気になるにょ。
このLOOX Uでもそれなりの音はするみたいなので気になる人は確かめてみるといいけど
うるさい店頭ではその音を確かめる手段がないというのがネックにょ。
ファンの音が気になるか気にならないかは周囲の環境によって大きく変わってくるからね。
WinXP搭載のPCが販売可能なのはあと8ヶ月・・・(7発売から1年以内)
それ以降はULCPC版もダウングレード版も供給がされなくなるため店頭在庫のみとなって
しまうにょ。
したがって、XP搭載モデルが欲しければ早めに買った方がいいにょ。
LOOX UでもXPであれば1.33GHzのAtom Z520で問題ないからね。
とはいえ、そうなるとメモリは自動的に1GBとなってしまうにょ。
増設が無理ということを考えると将来7を使うつもりならば無理にXPモデルではなくメモリ
2GBの7搭載モデルを買った方がいいにょ。
とはいえ、7を動作するならばZ520では心許ないというジレンマが・・・。
LOOX Uは7搭載PCの中では最小とはいえ、やはり、横幅のサイズは気になるにょ。
それに標準バッテリでは2時間前後の駆動時間というのもネックにょ。
せめてあと3cmくらい幅が短く、標準バッテリで3〜4時間動作すれば個人的には魅力的な
機種になったんだけどね。
ポケットサイズのPCが欲しければ7を使う気がない(XPで十分)というのならばBXなどを
買った方が私の用途には合ってそうにょ。
私の場合、現在モバイルランクBに位置しているVAIO UXの置き換えになるためUXで出来る
ことがほぼできる必要があり、さらにバッテリ駆動時間やキーボードの不満が改善される
ものを望んでいるにょ。
しかし、XPでCoreSolo1.2GHzという私のVAIO UXはこのサイズのPCでは非常に強力である
ためそれを置き換えることはAtomでは難しいにょ。(マルチスレッドに特化したベンチで
Z550ならばCoreSoloを超えられるだろうけど)
まぁ、CPU性能に関しては持てあましている状態(そんな重い作業はUXではやってない)
ということで多少性能は下がっても駆動時間(&サスペンド保持時間)が大きく改善
され、まともに使えるキーボードが搭載されるならば問題はないんだけどね。
LOOX Uではキーボードは大きく改善されるけどその他の要素はほとんど改善されない
(2chの情報ではスリープで6時間放置で11%バッテリ消費ということで24時間放置では
半分近くバッテリを消費してしまうため常時スリープは微妙)ということでやはり
せめて現行サイズであればバッテリ容量がもう少し増えて欲しかったところにょ。
私が最低限求めているサスペンドで3日というラインをクリアするためにはバッテリ容量が
1.5倍必要だけどこれは旧LOOX Uの容量並で十分実現可能なものであり、それができれば
実駆動3時間も可能になるからバッテリ駆動時間は及第点に達することができるからね。
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最近 PI Zaurusにはまってます
ふと、思い出しては 御茶目菜子さんの書き込みを拝見させてもらっています。
部屋を片付けていたら、PI-6500が、表面のピーチスキン加工がベトベト状態になって出てきました。PI-7000とか4500とか5000とかも発掘して(^^;
電池を入れ替えると問題なく動作するのですが、表面のネバネバ感が嫌〜な感触なので、おもいきって表面塗装を剥ぎ取ってみました。
そして持ち歩いてみると、使えるんですよね。ストレス無く。
もちろん出来る事は限られるし、CPUの速度はATOMなんか目じゃないぐらい遅い。(^^;;
でも、軽いしサクサク動くしバッテリー切れの心配がほとんど無いというのが正直ありがたい。
もう誰も使わないだろうなぁとか思いつつAdd inの再開発を開始したり。
そんなわけで、Windows上で動作する ZauLINK for Win32(メールウエア)をダウンロードして、、、、流石に古いソフトなので、対応してくれるかどうか不安に思いつつ ユーザー登録希望メールを出したところ、
にゃんと!
XP以降対応の修正を実施中で、近々V1.8.0をリリースする予定との事。
思わず機能的な要望を出させてもらったりしております。
、、、、、時代に逆行してるな〜(^^;;;
そんなわけで御茶目菜子さんの作成された資料を活用させていただきますです。
発表できる何かが完成するかは、、、、不明ですが(^^;;
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PIMならばPIザウルスがベストにょ
阿寒湖まりもさんへ
>部屋を片付けていたら、PI-6500が、表面のピーチスキン加工がベトベト状態になって出てきました。PI-7000とか4500とか5000とかも発掘して(^^;
これはまた懐かしいものが見つかりましたね。
>でも、軽いしサクサク動くしバッテリー切れの心配がほとんど無いというのが正直ありがたい。
PDAは高性能化が進んだため乾電池駆動が可能なものがなくなりバッテリ駆動時間も短く
なってしまったけどPIMであればPIザウルスで十分にょ。
PIに慣れていたらリナザウのPIMの方がかえって使いづらいくらいだしね。
>そんなわけで御茶目菜子さんの作成された資料を活用させていただきますです。
とはいえ当サイトのザウルスコーナーはほとんど何も置いてない状態だけど・・・(笑)
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やはり紙が一番にょ!?
昨年1月にリナザウからVAIO UXに乗り換えて一番困ったのはPIM機能にょ。
UXもサスペンドからの復帰は5秒程度と速いのはいいけど常時サスペンドで使用したら
待機状態だけで24時間でバッテリが3分の2も無くなってしまうため常用できないにょ。
というわけで、休止をメインに使っているけどそれだと復帰に30秒以上かかるためPIM用途
にはUXは使えないにょ。
PIMといってもそんな大げさなものではなくちょっとしたメモやスケジュールとかを書く
だけでいいので大したものは要らないにょ。
とはいえ、そのためだけにリナザウを復活させるのもアレだし、それこそバッテリ駆動
時間やPIMの使い勝手から言えばPIザウルスの方がリナザウよりも上だからリナザウより
そちらの方がいいにょ。
その結果、結局選んだ選択肢は「紙」だったにょ。
PDAを持ち歩いても筆記具は必要になることは多いためにそれならば紙の手帳で十分となる
からね。
自分の用途に合致する手帳が店頭で見あたらなかったため昨年4月26日に書いたように
手帳を自作することにしたにょ。
とはいえ、100円ショップに売っている手帳を分解して組み合わせただけ何だけどね。
ベストなのはポケットサイズのシステム手帳だけどそれが売っていない以上は自分で
作るしかないにょ。(ここでいうポケットサイズというのはポケットサイズのPCのように
「ポケットに入るレベルのサイズ」ではなく「ポケットに入れっぱなしにできるサイズ」
となっている)
前回作ったのがこれにょ。
http://ww5.tiki.ne.jp/~ochame/test/A7note.jpg
しかし、作ってから10ヶ月経ったわけだけどもう見た目がボロボロであまりに見窄らしい
ため再び自作することにしたにょ。
今度は強度を重視するにょ。
ガワの強度も弱いし、それに輪をかけてリングで脆くなっているにょ。
ということで100円ショップで買ってきたものは下記の3つにょ。
(1) 2010年ダイアリー
(2) カードケース
(3) A7ノート
(1)のダイアリーはポケットサイズの手帳(2010年版)で「わざわざ作らなくてもこれで
いいのでは?」と思う人もいるはずにょ。
確かにそうなんだけどスケジュール部分とメモ部分は着脱可能であることを重視している
わけだし、何よりこのダイアリーはペンを挿す場所がないというのがネックとなるにょ。
だから、このダイアリーで問題なければペン挿し部分を自作するだけでいいにょ。
というわけで、いよいよ自作開始にょ。
このダイアリーはスケジュール部分だけをいただくために買ったのでスケジュール部分
だけをまずは分離にょ。
このダイアリーは内部的には32ページ×4冊構成の手帳(スケジュール部分1冊、メモ帳
部分2冊、便利資料部分1冊)となっており、スケジュール部分だけを抜き取るのは容易
だったにょ。(接着剤で固定されているだけ)
あとは、その抜き取った部分は(2)のカードケースに入れるわけだけどこのカードケースに
収めるためにはサイズが大きすぎるためA7サイズにカットすることにしたにょ。
あと巻末の便利資料もせっかくなのでいただくことにしたので同様にカットしたにょ。
(2)のカードケースは中のカードホルダー部分が邪魔なので半分を切って取り除いたにょ。
全部切らずに半分残したのは後から手帳をカードホルダーとして利用することができる
ためにょ。
さて、次はいよいよ分離したものの合体作業にょ。
スケジュール部分、便利資料、A7手帳をどのようにこのカードケースに固定するかは
今回の悩みどころとなったにょ。
前回は1ページごと抜き差し可能というコンセプトによってリング式が採用されたけど
これを強引に実現するために強度がかなり犠牲になったからね。
そういうことで今回は1ページごとの抜き差しはあきらめ強度重視でやったにょ。
手っ取り早くやるために単純にホチキスでとめたにょ。
これで完成!
http://ww5.tiki.ne.jp/~ochame/test/A7diary.jpg
似非革製のガワのお陰で前回のよりも高級感があるし、無理な設計はないので強度面でも
それほど問題は無さそうにょ。
しかし、メモ部分が1冊単位での交換となるのがネックにょ。
A7ノートを分解して、リングで止めるという方法もあるけど今回はやめたにょ。
強度面の問題もあるけど今回使ったケースがほぼジャストA7サイズだったためにサイズ的に
リングを付けることができないからにょ。
もう1cmくらい大きなケースならばいいけどリングを付けたら用紙がケースからはみ出て
しまうために見た目が良くないにょ。
まぁ用紙の方をカットすればいいけどダイアリーに入っていたスケジュール部分はカット
してようやくA7サイズまで小さくできたのでこれ以上小さくするのは無理にょ。
それこそA7ではなくカードサイズまで小さくする必要があるわけだからね。
-
紙の手帳
今回の手帳は綺麗ですね。
私の場合は、仕事で使うのでメモ帳ではなくスケジュール帳なのですが、使っているうちに月単位で十分という結論になり、3年前から現在の形に落ち着いています。
http://blog.goo.ne.jp/tshibuki/e/36c65aca414c9d77bec9a27cc4ef346c
仕事用なので名刺ポケットをつけて名刺を入れ、最終ページの付箋紙をメモに使用しています。
この付箋紙を付けるというのはおすすめです。
しかし「ないものは作る」というのは性なのでしょうかね(^^;
http://www.geocities.jp/t_shibuki/diary/sb2010.html
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自分の欲しいものは自分にしか分からない
しぶきさんへ
>今回の手帳は綺麗ですね。
前回は機能最優先で作ったので見た目はあまり良いものではなかったにょ。
それよりも耐久性に難があったけどね(笑)
今回は見た目(だけ)は前回のものよりはよくなっているしサイズも一回り小さくなって
いるにょ。(外寸実測サイズ10.7x8.2cm)
>私の場合は、仕事で使うのでメモ帳ではなくスケジュール帳なのですが、使っているうちに月単位で十分という結論になり、3年前から現在の形に落ち着いています。
私は自作は昨年が初めてだけどそれまで使っていたリナザウよりもメモの使い勝手は
格段に良くなったにょ。
PDAを10数年使ってようやく紙のありがたみが分かったにょ。
というか、高性能化による弊害で乾電池駆動のPDAが絶滅し、駆動時間も短くなり手帳と
してのPDAの価値は下がる一方という感じだったけどね。
>仕事用なので名刺ポケットをつけて名刺を入れ、最終ページの付箋紙をメモに使用しています。
私の自作手帳はカード入れがベースなので名刺入れは標準装備ということでいい感じにょ。
前のはビニールでポケットまで自作してしまったからね。
>この付箋紙を付けるというのはおすすめです。
最終ページが一発で分かるという点では非常に良いテクニックだと思うにょ。
>しかし「ないものは作る」というのは性なのでしょうかね(^^;
まぁ80年代のポケコンユーザーならばそれが普通だったけどね(笑)
それほどコストや時間がかからずにできるのならばまずは自作にょ。
本当に自分に必要なものは自分にしか分からないわけだしね。
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手帳の自作は思いつかなかった。
フロッピーディスクの1Pケースに入るサイズのカレンダーとかは自作しているのですが、手帳は思いつかなかった(^^;;
使うか否かとは別に、作りたい気分がムクムクと。(^^;
印刷の綺麗さと鉛筆・ボールペンの書きやすさとペン収納部分の確保とか考えて、、、、、
あ。汗っかきだからその対策も。とか色々構想が膨らんできてます。
でも、私の場合、紙の手帳だと困る事が一点あって、、、、
漢字がわからないので平仮名ばかりになって 後で難読(笑)
そんなわけで絶滅(酷っ)した恐竜(ザウルス)さんのお世話になってます。
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PDAはもう要らない・・・?
一昨日書いた自作手帳だけどスケジュール部分はホチキスで留めたけどメモ部分となる
A7ノートはこのようにクリップで留めているにょ。(カードホルダーに入れている電卓は
100円ショップで買ったものだけどこれがあるお陰で引っ張っても抜けないレベルの強度は
確保されている)
http://ww5.tiki.ne.jp/~ochame/test/A7diary_2.jpg
こうすることによってメモが簡単に交換可能になるにょ。(理想は1枚単位で抜き差し可能
だけどそれは諸般の事情で今回の自作では見送られた)
なぜこうするのかというと、スケジュールとメモは消費する速度が異なるからにょ。
スケジュールはたくさん使っても少ししか使わなくても1年分を消費するには1年かかる
けどメモはそうではないからね。
私の場合はメモの9割以上は用件が済んだら廃棄してもいいようなものだからどんどん書くと
手帳にゴミが増える一方となるにょ。
だから、ページ単位で廃棄できるというのは非常に有用にょ。
1ページに1用件ならば廃棄も簡単にできるからね。
メモ用としてA7ノート1冊を1ヶ月で消費する場合、普通に売っている年間スケジュール帳に
ついているメモ部分はメモ用ページが多いものでさえノート2冊分相当のページしかない
ために2ヶ月でメモ部分のページが無くなってしまうにょ。(週間の詳細スケジュールに
対応したタイプの手帳だとノート0.5冊分くらいしかメモ用のページがない)
そうならないためには1ページ1用件ではなく多数書く必要があるけどそうなると必要な
ものとそうでないものが混在してメモの検索性は大幅にダウンしてしまうにょ。
小さい付箋紙を使いジャンル毎に仕分けをするという方法を用いるという方法で検索性は
アップするもののそれにも限界があるにょ。(1ページに別々の用件が重なってしまうと
検索が困難になる)
したがって、残り枚数を気にせずメモが使えるようにするためにもメモのページを気に
して思うように使えない既製の年間スケジュール帳はメモにはあまり使えず別途メモ帳を
持ち歩くという本末転倒なことになったにょ。
だから、90年代初頭にシステム手帳の導入をしたにょ。
私の手帳の変遷を見てみると、電子手帳(PA)に始まり、紙の年間スケジュール帳→
システム手帳→ザウルス(PI)→ザウルス(MI)→リナザウ→自作手帳となっているにょ。
PAでは手帳としては使い物にならないし(閲覧メインならばいいけど入力に時間がかかり
すぎるため)、既製の年間スケジュール帳では上記のようにメモページに不満があるし、
システム手帳は大きすぎるということでPI-6500を買った時はシステム手帳の機能がすべて
収まりこれで何とかなるとようやく電子化ができると思ったにょ。
ただ、PDAに高性能を求めすぎて、結局手帳としては使いにくくなってしまったにょ。
PDAをPC的な利用(PIM以外の汎用用途に利用)するならば別途小型のPCを持ち歩いた
方がいいし、昨今の高性能なケータイやスマートフォンを使えばPDAの出番は無くなって
しまうにょ。
高性能化が進んだ今だからこそ乾電池で長時間駆動できるようなPIMやメモ特化型のPDA
(要するにポメラのように割り切った製品)の登場に期待したいところだけどそれは
あまりにニッチな需要であるためにそんな製品を待つのは難しいにょ。
それこそ、モノクロ画面でPIM特化のPDAが欲しいならばPIザウルスを中古で買った方が
確実にょ。
PDAにPCのような汎用性を求めている人ならば最近はポケットサイズのWindows PCも多く
発売されているためにそれを買うという方法もあるにょ。
PMやBXならばかつての名機であるHP200LXとほぼ同じサイズ、重量だからそれらから
乗り換えという場合にも有用にょ。(バッテリー駆動時間やキーボードの出来でかなり
劣るけどその辺は妥協が必要)
私もリナザウはPC的な利用が多かったために重宝したけど結局別途メモ帳を持ち歩いて
いたからね。
PDA(Webやデジタルデータ閲覧用)+メモ帳というのは確かに心強いけど私は今は毎日
PCを持ち歩いているためWebもそれを使えばいいし、ケータイもあるからね。
だから上記のようにリナザウの出番は減ってしまったにょ。(最近はリナザウでは閲覧
できないサイトも増えてきているし)
だから、PC的用途がメインであったにも関わらずそれに対して不満を持ち始めていた
リナザウの代わりとしてVAIO UXを買ったのはいいけど完全にPDA代わりとしてPIM用には
使えるレベルにはならなくなってしまったにょ。
そこで、昨年の4月26日、および一昨日に書いたように紙の手帳を自作し、それをメインに
することで解決することにしたにょ。
確かにPDAもまだまだ便利なこともあるけどあまりに使用頻度が低いためそれを持ち歩く
というのは持ち物の量が制限されるモバイル環境ではあまり好ましくないにょ。
持ち歩かないPDAはそれこそ価値がないからね。
だから、PDAの出番がある(持ち歩いて活用する)という人にとってはまだまだPDAの
価値は非常に高いけどPDAを有効活用できない私にはもう使えなくなってしまったにょ。
阿寒湖まりもさんへ
>使うか否かとは別に、作りたい気分がムクムクと。(^^;
とりあえず自己満足のために作るといいにょ(笑)
>印刷の綺麗さと鉛筆・ボールペンの書きやすさとペン収納部分の確保とか考えて、、、、、
私は昨年作った手帳はPCで印刷したけど今年は既製の手帳を分解して作ったにょ。
>でも、私の場合、紙の手帳だと困る事が一点あって、、、、
>漢字がわからないので平仮名ばかりになって 後で難読(笑)
私の場合は普通に書くと可読性が低くなるという難点があるにょ。
まともに読める字を書くならばキーボードで打つよりも遙かに遅くなるにょ。
そのためにキーボードのないザウルスではインクワープロ機能や手書きメモ機能が重宝
したにょ。
>そんなわけで絶滅(酷っ)した恐竜(ザウルス)さんのお世話になってます。
PIザウルスを持っていて紙の手帳を使うというのは紙の手帳ならではの何かが必要な場合
だけなので本当にいいマシンにょ。
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付箋紙は・・・
ひとつだけ、誤解を招く書き方をしてしまったので訂正です。
「最終ページの付箋紙」ですが、これは付箋紙の束を裏表紙の裏(表3)に入れておき、ページを切り取ってメモをする代わりに、付箋紙にメモをして必要に応じで相手に渡す等の用途に使うということです。
栞には栞紐を付けているのでそのへんは普通のスケジュール帳と同じ感覚で使っています。
>>御茶目さん
>というか、高性能化による弊害で乾電池駆動のPDAが絶滅し、駆動時間も短くなり手帳と
>してのPDAの価値は下がる一方という感じだったけどね。
PM1のおかげで使える環境は手に入りましたが、駆動時間的にはLXに及びません。
とはいえ、もはやありえないと思っていたハンディ環境が存在するだけで今のところは満足です。
>まぁ80年代のポケコンユーザーならばそれが普通だったけどね(笑)
そういえば、「手帳ぐらい作れるでしょ」って言ったら「無理です」と答えた奴がいたなぁ・・・。作れるのに(笑
>>阿寒湖まりもさん
>フロッピーディスクの1Pケースに入るサイズのカレンダーとかは自作しているのですが
3.5インチですよね。
古い人間なので5インチとか8インチとかが浮かんできます(^^;
会社の卓上カレンダーは自分で作って置いています。
サイズはCDケースサイズです。
年々カレンダーをくれる会社が減ってしまって・・・不景気ですねぇ。
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他人へ気軽に渡せるのが紙の最大のメリットかも
しぶきさんへ
>「最終ページの付箋紙」ですが、これは付箋紙の束を裏表紙の裏(表3)に入れておき、ページを切り取ってメモをする代わりに、付箋紙にメモをして必要に応じで相手に渡す等の用途に使うということです。
栞の代わりではなく他人への受け渡し用か。
PDAではできない(自分も相手もザウルスを所有なら可能だけど)ためにこれは紙の最大の
利点といえるにょ。(メールやネットワーク経由という方法もあるけど紙のお手軽さには
勝てない)
私は前回の手帳では1ページ毎に切り離し可能だったから良かったけど今回作った手帳
ではカードホルダーの中にあらかじめ切り離されたメモ用紙を入れることで対処する
ことにしたにょ。
>PM1のおかげで使える環境は手に入りましたが、駆動時間的にはLXに及びません。
200LXはポケコン並の駆動時間となっているからね。
ザウルスでもPIまではポケコン並の駆動時間だったけどMIから大幅な性能向上とカラー
液晶採用によって大幅に駆動時間がダウンしたにょ。
とはいえ、ザウルスカラーポケット(MI-310)は反射式液晶によって公称30時間、普通に
使っても10時間以上は使えるためにカラーだから短いとは一概にいえないけどね。
カシオが出した電子辞書もカラー液晶で公称150時間駆動だしね。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/jisho/20100204_346684.html
ただ、WinXPが動作するレベルのスペックや無線LANを内蔵したらポケットサイズ、300g台の
重量ではPMの駆動時間が限界だと思われるにょ。
>とはいえ、もはやありえないと思っていたハンディ環境が存在するだけで今のところは満足です。
あのサイズ、重量で普通のWinXPが動作するわけだからね。
しかも無茶をさせなければ普通にOSが動作するくらいの性能があるわけだしね。
これが可能になったのもAtomのお陰にょ。(あとXPの延命も大きい)
>そういえば、「手帳ぐらい作れるでしょ」って言ったら「無理です」と答えた奴がいたなぁ・・・。作れるのに(笑
市販されているものと同レベルのクオリティのものを作れと言われたら難しいけど作るだけ
ならば簡単にょ。
これはプログラミングでも同じことで、「RPGが作れるか?」と言われてドラクエ9レベルの
ものを想像したら難しいけどシンプルなポケコンゲームならば簡単に作れるわけだしね。
最初から「できない」と考えるのではなくどの程度のものなら「できる」と考えられるかが
重要だと思うにょ。
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ウドの大木は要らない
VAIO Zのニューモデル発表
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/hothot/20100216_349242.html
VAIO Zの特徴はモバイルノートでありながら単体GPUを搭載しているということにょ。
モバイルノートなんてオンボード(チップセット内蔵のGPU)で十分と考える人も多い
だろうし、私自身もモバイル時に行う作業を考えればそれで十分なのだけど欲しいという
人に対して選択肢があるということは重要となるにょ。
それに13.3インチとはいえ、1.35kg(最軽量時)というのは13インチクラスとしては最軽量
ということで十分モバイルPCといっていいレベルだからね。(一般的には2kgを切れば
「モバイルノート」の範疇だろうけどやはり1.5kg以下でないと厳しい)
さて、話は変わるけど私はモバイル機器に関してはモバイルランクを設定しており、その
サイズや使用頻度によってA〜Dのランク付けを行っているのだけど常用のポケットサイズの
PCはランクB、毎日持ち歩くモバイルノートはランクC、自宅からほとんど持ち出さない
ノートPCはランクDと設定をしているにょ。(ランクAのモバイル機器はケータイのみ)
ここで重要なのは、やはりサイズと性能の関係にょ。
筐体のサイズにおいては当然D>C>Bという感じになっているのだけどPCにおける基本
スペック(CPUやHDDやメモリ)においてもD>C>Bとなっているにょ。
液晶のサイズや解像度に関してもD>C>Bとなっているにょ。
これによって役割分担がはっきりすることになるにょ。
また、それ故に小さいから性能を妥協したり、もしくは大きいから妥協をしたくなかったり
しているにょ。
ポケットサイズの小さなPCであれば(今となっては低性能の)Atomで十分だし、解像度は
WSVGAでもいいかと思えるけど自宅での使用がメインとなる14〜15インチクラスのノートで
AtomレベルのCPUでは不満が大きいし、その筐体サイズであれば解像度はWXGAでも満足は
できないにょ。
個人的には120ppiくらいは欲しいのでWXGAで妥協できるのは12.1インチまでとなり、
14.1インチならばWXGA+以上、15.6インチならばWSXGA+以上の解像度が欲しいにょ。
話を元に戻すとVAIO Zは一般的なモバイルノート(12.1インチ)よりも一回り大きな
13.3インチということで性能面もそれ相応のものを求めている人向けといえるにょ。
そういう面では高性能CPUや単体GPU搭載というのは十分なアピールポイントになるにょ。
搭載されているGPUはGeForce GT 330MということでノートPC用としてはミドルクラスの
下位に位置するものでモバイルノートに搭載するならば十分なものといえるにょ。
これ以上のものを搭載するならば恐らく熱設計で問題が出てくるので筐体サイズを大きく
するしかなく、それを無視すれば故障率がアップするためにこれが限界だと思うにょ。
デスクトップPC用におけるGF8600GTSクラスの性能だから最新のゲームが快適・・・と
いうわけにはいかないけどそれでも少し解像度を落とすなどすれば最新の3Dゲームも
快適に動作するレベルであり、1kg台半ばのモバイルノートならば驚異的にょ。
単体GPUを搭載するとなると懸念されるのが駆動時間だけどVAIO ZはオンボードVGAとの
切り替え機能を持つためにその点は安心にょ。
性能を求めるか、駆動時間を求めるかで使い分ければいいからね。
ただ、多くのPCはスイッチによる切り替え式であり、その都度再起動が必要になるために
の使い分けというのはなかなか難しかったにょ。
その点、VAIO Zは再起動なしに切り替えが可能だったし、このニューモデルでは自動切り
替えモードも搭載されたので使い分けということを考える手間さえ要らなくなったにょ。
これはZの専売特許だけど先日nVidiaが自動切り替えを行う技術「Optimus Technology」を
公開したので今後はこのような自動切り替え搭載のPCは増えるのではないかと思うにょ。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20100209_347871.html
また、CPUやGPUだけではなくやはり脅威なのはSSDにょ。
何せクアッドSSDを搭載可能だからね。
http://pc.watch.impress.co.jp/img/pcw/docs/349/242/html/21.jpg.html
シーケンシャルではリード576MB/s、ライト376MB/sというのはまさに圧巻にょ。
これをHDDで実現するのはデスクトップPC用の高速HDD(140MB/s)を4台RAID0で接続しても
無理なレベルにょ。
2.5インチHDDならばせいぜい70MB/sくらいなので理論値でも8台をRAID0で接続する必要が
あるにょ。
もっとも、RAID0だと信頼性に問題があるけどSSDの場合はHDDとは異なり物理的な故障の
可能性は極めて低いためRAID0でもそんなに不安はないかもしれないにょ。(4台のSSDの
書き込み回数が均等になるようにコントローラで制御していた場合、残り容量が少なく
なった際の速度低下は懸念されるけど)
ただし、専用SSDというのがネックにょ。(普通の2.5インチマウントに専用SSDを2基搭載)
通常のSSDを搭載する場合はクアッドでは搭載は無理であるため速度低下は必至にょ。
あとクアッドSSDは光学ドライブとの排他となるにょ。
デュアルでも十分速い(クアッドの半分強の速度だから一般的なSSDよりも速い)ので
光学ドライブが必要ならばデュアルでも良さそうにょ。
それから液晶の解像度も13.3インチながら1600x900(138ppi)が選べた前モデルだけど
この度のニューモデルでは1600x900が標準となり直販ではフルHDが選べるようになった
というのは魅力にょ。
個人的には13.3インチで1600x900というのはベストな解像度だと思うけどそれでは物足り
ないという人がいると思うのでオプションで用意されているのは非常に有用にょ。
ただし、13.3インチでフルHDとなると165ppiとなり、工夫なしで使うには常用が難しい
レベルに達するにょ。(それを考慮してフルHDモデルでは出荷時にはフォントサイズは
125%で設定されている模様)
このVAIO Zを買えば自宅据え置き用のノートPCの存在価値がかなり危ぶまれそうにょ。
大きい方が性能も液晶の解像度も高く(大きく)なるべきという考えに基づいて考える
ならばこれよりも高性能なものを用意しなくてはならなくなるにょ。
ゲームやエンコといった負荷の高い作業を断続的に行うのであればデスクトップPC
(自作PC)を使うことでVAIO Zと十分差別化はできるけどそうではない普通のノートPC
だと差別化は難しそうにょ。(17インチクラスの液晶ならばドットピッチの関係上フルHDが
常用できるというメリットはあるけどそこまで大きくなるならば個人的にはノートPCに
拘る必要性が薄れてくると思う)
オンボードVGAのデスクノートも価格が安ければ存在価値はあるけどVAIO Zを持っている
人がわざわざそれを買う必要性があるかというと疑問だからね。
私の場合は、モバイルで使用しているのがアンダーB5サイズのLet'snote R5ということで
自宅用のノートPCは十分に価値があるにょ。
10.4インチXGAというR5はドットピッチ的にはベストな感じでXGAということで普通に
使っていて大きな不満は感じないけどR5だけですべてを賄うというのはキーピッチや
CPU性能やHDD容量などから考えても難しいにょ。
よって、自宅では14.1インチSXGA+(1400x1050)のノートPCをメインに使っているにょ。
ただ、これもVAIO Zならば標準で1600x900だし、CPU、GPUも圧倒的に上だから現在使用の
自宅用ノート(FMV-S8305)は完全に出る幕が無くなるにょ。
とはいえ、私の使い方では13.3インチのVAIO Zは大きすぎる(B5用紙サイズよりも小さい
ものが望ましい)ためメインモバイルとして使えないにょ。
確かにこれだけのスペックを備えながら直販では最小構成で15万円からというVAIO Zは
安いとも言えるけれどサイズ(というか重量)に拘らなければ同レベルの性能でそれより
安いPCはいくらでもあるからね(ただし、解像度はWXGAとかだけど)
オンボードVGAでよければ今は4万円程度(デュアルコアCPU搭載でも5万円程度)から
新品のオールインワンノートPCが買える時代だから15万円というのはそれを考えれば
高価だけどこの軽さ(モバイル性)を考えるとそうでもないにょ。
でかくて重いノートPCはそれしか持っていなければそれをメインで使うけど高性能で
コンパクトなPCがあればそれは使わなくなると思うにょ。(つまりウドの大木となる)
例えばWeb閲覧をするにも自分が所持しているノートPCよりも低性能な自作PCしか持って
いなければわざわざその自作PCを使う機会なんてほとんどないだろうからね。
それこそWeb閲覧程度ならばネットブックレベルの性能の旧型ノートで十分にょ。(まぁ
YouTubeのフルHD再生とかの例外はあるけど)
これがモバイル時であれば小さい(軽い)ということが基本性能の高さよりも重要となる
ために多少性能が低くても出番はいくらでもあるにょ。
要は、前述のように小さければ様々な面で妥協ができる(というか妥協せざるを得ない)
けど大きいとそれが出来にくいというだけの話にょ。
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今年はポケットサイズPCがポピュラーになるか・・・?
今年1月に新型Atom(PineView)が発売され小型のネットブックもどんどん発売されるかと
思いきや今のところそんな気配はないにょ。
PineViewによって初代Eee PCクラスの筐体サイズのPCは容易に作れるようになるものの
ネットブックの大型化が進んだ理由は熱設計の問題ではなく使い勝手の向上(要はより
多くの需要を満たすため)を目的としていたのでPineViewが従来ネットブックで採用されて
いたAtom N270+945GSEよりもTDPが低いからといって小型化がどんどん行われるという
わけではないにょ。
とはいえ、ポケットサイズのPCも一定の需要があるから小型化可能という恩恵が受ける
場面もあるにょ。
しかし、いくらCPUにノースブリッジ機能が統合されパッケージサイズが縮小されても
PineTrailのAtom NではAtom Zの代用にはならないにょ。(チップのフットプリントは
PineTrailの方がAtom Z+US15Wよりも小さいため基板の小型化は容易に可能となる)
PineTrailのCPU+チップセットの合計TDPは8WでMenlow(Atom Z+US15W)の合計TDPは
4.3〜4.7W程度だからね。
それにPineView(Atom N450)はノースブリッジ機能を内蔵した割りには消費電力やTDPが
抑えられているとはいえ熱源が一カ所に集中しているため廃熱がシビアになるにょ。
システム全体のTDPが変わらなかったにも関わらずLet'snote R8からR9では大幅な熱設計が
必要になったのは最大の熱源であるCPUのTDPが10Wから18Wへと大幅に高くなったというのが
影響しているにょ。
だから、合計TDPとCPUのTDPは分けて考える必要があるにょ。
従来TDP2W台であったAtomにいくらノースブリッジ機能が内蔵されていようがCPUのTDPが
6.5Wになった時点で大幅な設計変更を余儀なくさせられてしまうと思うにょ。(ネット
ブックの場合、945GSEがTDP6WだったからPineViewで熱設計の変更は不要だった)
それこそCoreSolo(TDP5W)が搭載可能なレベルの熱設計をしないといけないように
なってしまうにょ。
システム全体のTDPよりもこの熱源一括集中の方が小型化に関しては悪影響を与えてしまう
ためにPineTrailでチップのフットプリントがいくら小さくなってもPCのサイズを小さく
できにくいため現在のAtom Zで作られているようなレベルのサイズのPCは作れないにょ。
作ることは可能だけど効果的な廃熱を行うためにはかなり強力な冷却ファンを付けなくては
ならないにょ。(TDPやチップのフットプリントを考えると初代OQOのような感じになる)
それならばポケットサイズのPCは現状のAtomZで作り続ければいいだけの話になるけど
それも難しいわけだからね。
現行のAtom Zの後継となるMooestownはPC用(つまり、Windows用)のドライバが用意され
ない予定となっているため現行のAtom Zが出荷終了になった時点で終わりにょ。
しかも、現行よりも上のランク(つまり2GHz越え)のAtom Zは登場が予定されていない
ために新機種を発表してもセールスポイントに乏しかったにょ。
しかし、今年に入ってそれは一転したにょ。
Atom Zの継続投入(さらに上のSKUの登場)とMooestown世代のPCへの正式対応が発表
されたにょ。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/ubiq/20100217_349391.html
これにより、設計面で厳しくなると思っていたポケットサイズのPCは従来の設計のまま
より性能アップが図られることになったにょ。
この新しく発表されたOak Trailは具体的な性能は発表されてないものの恐らくUS15Wの
ノースブリッジ機能を45nmにシュリンクしてCPUに内蔵さたものだと思われるにょ。
US15Wは130nm世代という超旧世代の製造プロセスであり、ポケットサイズのPCにおいては
消費電力面でボトルネックとなっていたにょ。
PineViewは945GSEに相当する機能(といってもGPUはGMA950のクロックを1.5倍に高めた
GMA3150を搭載)を内蔵したためにCPUのTDPは2.5Wから6.5Wへと大幅に上がってしまった
けれどそれでもシステム全体の消費電力はかなり(1〜2割)下がりバッテリ駆動時間の
向上を見せたけどUS15Wの性能を維持したまま45nmへとシュリンクすれば大幅な消費電力
減少が可能になると思われるにょ。
ただ、US15Wそのままでは性能面での不満はあるにょ。
内蔵されているGPUのGMA500がAeroも満足に動作しない(DirectX全般の性能が低い)と
いう点とPATAしかサポートしていないという点にょ。
GAM500の性能が低いというのはこれはドライバの影響が大きいためそれが改善されると
性能は大幅にアップする可能性はあるにょ。(あくまで「可能性」だけだけど搭載されて
いるチップは本来の性能の1/5〜1/10しか発揮できていないという人もいるくらい)
GMA500の性能は初期よりはドライバの出来が良くなったものの依然として(本来の性能は
おいといて)実効性能ではGMA950と比較して数分の1の性能しかない(初期の頃はものに
よっては1/20〜1/30の性能しかなかった)ためにPC用としては不満が出る場面はあると
思われるにょ。(3Dゲームはほとんど全滅なのはやむを得ないとしてせめてAeroくらいは
満足に動作する性能は欲しいところ)
SATA対応は時代を考えれば当然行うべきことだと思われるにょ。
VAIO P(店頭モデルを除く)、VAIO X、新型LOOX UなどAtom Z+US15WというPCの多くは
別途PATA→SATA変換基板を使用してSATAのSSDを使っていたけどこの変換基板の消費電力も
バカにはできないレベルにょ。
消費電力やコスト面で無駄になる(変換しているだけなのでSATAだからといってPATAから
速くなるわけではない)というのに変換基板をわざわざ使用するのはPC用のSSDがすでに
SATAが主流になっているからにょ。
mbookなどのように基板に直付けのSSDならばPATAだろうがSATAだろうが関係ないけど
さすがにすべてのPCでこのような基板直付けのSSDを推奨するわけにはいかないからね。
これが、組み込み市場を狙ったものならば専用のSSD IFを導入すればいいけれどPC用と
なると汎用性のあるSATAを採用せざるを得ないにょ。
CPUコア部分もOak TrailではMooestownで導入される待機電力の大幅削減が享受できると
思われるにょ。
ポケットサイズのPCならばCPUがアイドルの状態が多いと思われるためこれによって駆動
時間の大幅な向上が期待できるにょ。
性能面では現状のAtom Z+US15Wより少し向上するかどうかというレベルに止まるだろう
けど駆動時間が数割延びてくれれば使い勝手が良くなるからね。
とはいえ、Win7で使うならばXPよりも高いスペックが要求されるために現状でAtom Zで
XPを搭載したモデルを使用しているならばWin7が搭載したOak Trail世代のPCを使っても
体感速度の向上は期待できないかもしれないにょ。(現状で使っているのが1.8インチ
HDDモデルならば体感速度は大幅にアップするだろうけど)
しかし、実現は不可能と思われたポケットサイズ(理想はリナザウサイズ)で実駆動8時間
というPCに一歩近づいた感じにょ。(Viliv S5は現状で実駆動5〜6時間程度だからプラット
フォーム変更で実駆動8時間にかなり近づきそう)
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大は小を兼ねない
2月17日には高性能なモバイルノートを購入した場合、低性能なA4の据え置きノートPCは
ウドの大木と化してしまうということを書いたけどこれは「大きい方が高性能であるべき」
という考えた場合のみいえることにょ。
別に大きくて性能が今ひとつのPCが使えないなんてことはなく使い分けをすればいいだけ
となるにょ。
私はモバイル機器に関してはモバイルランクを設定し、それらを使い分けているのだけど
「大きい方が高性能」というラインナップにしておけば使うのに迷うことも減るし、
何より死蔵する機器の減少にも繋がるにょ。
私は毎年のようにPCを買っている(ほとんど中古とはいえここ数年は1年平均で3〜4台
程度購入している)ということで台数は増えているけどこの考え方によって使い分けと
いうのは非常に明確となっているにょ。
以下に私が過去8年間に使っていたPCを書いておくにょ。(各年度の末現在に使っていた
PCを記憶を元に書いてみた)
ランク外 ランクD ランクC ランクB ランクA
自作PC メインノート モバイルノート ポケットサイズ端末 ケータイ
2002年 初代機 ??LaVie LV16C なし ザウルスMI-E1 J-SH03
Celeron800MHz MMX Pen166MHz
2003年 初代機(改) ??LaVie LW30H なし 同上 V601SH
Celeron1.4GHz Celeron300MHz
2004年 同上 VersaPro VA46H FMV-6300MC ザウルスSL-C750 同上
Celeron466MHz Celeron300MHz XScale400MHz
2005年 二台目 VersaPro VA80J Let'snote R2 同上 同上
Athlon64 2.2GHz Pen3 800MHz PenM 1GHz
2006年 同上 同上 Let'snote R3 同上 905SH
PenM 1.1GHz
2007年 同上 FMV-S8305 同上 同上 同上
PenM1.73GHz
2008年 三台目 同上 同上 同上 同上
Core2Duo 3GHz
2009年 同上 同上 Let'snote R5 VAIO UX90S 同上
CoreSolo 1.2GHz CoreSolo 1.2GHz
この一覧は、モバイルランクのA〜Dに当てはまるもの(参考としてランク外となる自作PCも
加えておいた)なのだけどノートPCだけに止まらずランクA、Bに関してはケータイやPDAも
一緒に入っているにょ。(性能の判断基準の1つとしてCPUのみ記載した)
これらの一覧に入ってない予備機や自宅用ノートもメインとなるネット用だけではなく
ゲーム用やTV録画用もあるし、世代交代の時期には同時使用もしていたため実際に使用
している台数は上記のものよりかなり多くなっているにょ。
さて、上記の表を見ていると下克上(小さいものが大きいものより高性能)が起きている
ことに気が付くにょ。(上記には記載されていないけど2005年に購入したゲーム用の
ノートPCのCL504RNは当時使っていた自作PC 初代機 改を大きく越える性能だった)
自宅ではPen3 800MHzのノートをメインに使っていた時代にモバイルではPenM1GHzの
Let'snote R2を買ったからね。
私はLet'snoteを自宅ではサブ機として使っているけどサブの方が高性能という状態と
なっていたにょ。(搭載メモリもメインノートが256MB、サブノートが768MBだった)
Let'snoteの方をメイン機としなかったのは自宅で使うには小さすぎるからにょ。
解像度は同じくXGAだったから変わらないけどキーボードも液晶も小さいからね。
別途モニタやキーボードを繋げるくらいならば多少性能は落ちても使い勝手がいい方を
選んだにょ。
私は自宅ではノートPCを常時起動の状態で使っているけどLet'snoteはファンレスなので
ACで長時間駆動させた場合には発熱が大きいし、バッテリ駆動のみで使用していたら
いざ持ち出す際には残量が乏しいという状態になりかねないため使用はほどほどにして
いたにょ。(バッテリ駆動で寝落ちしてしまったら朝起きたときにはバッテリがほとんど
無くなっているという事態が起きかねないため常用モバイル用のノートはメインには使用
することができない)
だから必ずしも高性能な方を使用するというわけではないにょ。
そもそも自宅でネットに使用するならば最も高性能な自作PCがあるからそれを使えば
いいわけだからね。
それをやらないのはノートPCの方が使い勝手がいいからにょ。
自作PCを使用する場合、わざわざPCのある場所(2m先)まで行かないといけない上に
その固定場所から移動することができなし、毎回コールドブートしているのでノートPC
よりも起動が遅いからね。
だから高性能なPCで低性能なPCをカバーできるというわけではないにょ。
これは自作PCにおいては顕著で、超ハイエンドなゲーム用の自作PCが常時起動用の
ファイルサーバに使えるかというと発熱や消費電力や動作音の関係でカバーは難しいと
思われるにょ。
ノートPCでもそれはいえるにょ。
ゲーム用ノート(ゲーミングノート)が常用のノートとして使えるかどうかは微妙と
なるにょ。
単体GPUとオンボードとの切り替え機能が付いていれば、発熱や消費電力の問題は無くなる
とはいえ、筐体サイズはどうしようもないからね。
ハイエンドなゲーミングノートは17インチ液晶が多いけどそこまでくると15インチクラスの
一般的なノートPCと比べてもやや使い勝手が変わってくるにょ。(設置場所や重量が
ワンランク上というだけだからほぼ固定位置で使うならどっちも大差なくむしろ高解像度
環境を快適に使える17インチ液晶の方が良いともいえる)
そこまで極端に消費電力が異なる場合はあくまで例外ともいえるけどモバイルにおいて
考えるならば「大は小を兼ねない」といえるにょ。
これは私のモバイルランクの考えは使用頻度とともに「筐体の大きさ」が非常に重要な
ファクターとなっていることにも由来するにょ。
いくら高性能であってもA4ノートではランクCにはなれないし、普通のモバイルノートや
ネットブックではランクBにはなれないにょ。(ランクCの基準はB5以下、ランクBの基準は
ポケットに入ること)
よって、VAIO Zは据え置き型(A4ノート)と比べてそれほど遜色のない操作性や並の
据え置き型ノートを上回る性能や高解像液晶モニタを搭載によって据え置き型ノートを
置き換えることは可能になるもののモバイルノートとして毎日持ち歩けるかというと
大きい分だけ不利になるにょ。
この辺は主観が大きいので13.3インチ、1kg台半ばのVAIO Zでも常用モバイルできるという
人は結構いるだろうけどね。(普通のモバイルノートよりは大きいとはいえ安価な11.6
インチのCULVノートと同レベルの重さだし、その重量やサイズで考えれば非常に高性能な
わけだし)
しかし、いくら私が使っているR5より圧倒的に高性能(最新のR9と比べても遙かに高性能)
とはいってもそのサイズを私自身は許容ができない(11.3インチのCF-S51でさえ大きいと
感じたため)ということで、R5を置き換えることはできないにょ。
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果たしてD50はメイン機になれるか・・・?
3週間前に中古で購入したデジタル一眼レフのニコンD50だけど今回初めて実戦投入をして
みたにょ。
撮影したのはちょうど見頃になってきた梅にょ。(まだ三分咲きくらいだけど)
すでにテスト撮影によってどの程度の実力があるかは把握しているつもりだったので
描写性能だけではなく他の面のテストも行ったにょ。
まず1つ目は、バッテリテストにょ。
フル充電からならばメーカー測定値では2500枚という大容量バッテリ搭載しているし
レビューでも3000枚近い枚数撮影可能だったにょ。(デジタル一眼レフの場合、基本的に
液晶モニタを使って撮影しないのでCIPA準拠の測定値よりもかなり多く撮影可能になる)
http://allabout.co.jp/computer/digitalcamera/closeup/CU20050620A/index5.htm
とはいえ、バッテリは5年前の機種ということでかなり劣化はしているだろうからね。
どの程度劣化しているかは見当が付かないためあえて事前にフル充電をせず1目盛り減った
状態から持ち出したにょ。(残量の%表示がなく3段階でしか把握できない)
というのも購入した段階ではまだ十分にバッテリが残っていたためにそのまま充電をせず
テストをしていたのだけど前日の段階でちょうど1目盛り減ったのでこれはキリがいいと
いうことでバッテリのテストも兼ねることにしたにょ。
結果はその状態から63枚撮影できたにょ。
フル充電から何枚撮れるかは分からないけどバッテリ警告が出てからは5、60枚撮影する
ことが可能ということがいえそうにょ。(気に入らなければ新品電池を買えばいいだけ
ということになるけど5000円くらいする専用電池は気軽には買えない)
次に本題となるのは撮影の快適さにょ。
私が昨年新品で買ったPENTAX K200Dはエントリークラスの中では個人的には最高と思える
ものだったけどD50はさすがに「エントリークラス」と呼べるデジタル一眼レフの中では
初期に位置するもの(当時はデジタル一眼レフは高価だったため定価ベースで10万円を
切るD50はようやくエントリーといえるレベルだった)ということで上位機種から削られた
ものも少なくはないからね。
そういう面では上位機種(K20D)から削られた部分が少ないK200Dは中級機並のエントリー
一眼レフといえるにょ。
エントリークラスでは唯一となる防塵防滴設計だし、マグネシウムボディだし、上部には
サブ液晶も搭載されているからね。(現状ではこれらは中級機でないとありえない)
それにK200Dのファインダーは倍率が高く非常にクリアで見やすいにょ。
これは購入前に実際に見て確かめたけどK200Dのファインダーがエントリークラスでは
最も優れていたからね。
それと比較するとD50のファインダーは大きく劣るにょ。
これは実用にならないというレベルではないけどやはりエントリークラスだからこの程度
と思えるレベルのファインダーでしかないにょ。
構図の確認には十分だし(視野率100%ではないので厳密な構図には使えないけど)、
EVFとは異なり遅延がないために速写性には優れているため一眼「レフ」であるという
メリットは十分あるけどね。
とはいうもののニコンならば中級機に位置するD90以上を買わないとまともなファインダー
(ピントの山がつかめるようなファインダー)は得ることができないと思うにょ。
これは中級機はペンタプリズム採用で、エントリーはペンタミラーを採用しているという
点が非常に大きいにょ。(K200Dはペンタミラーを採用の割りにはかなりいい部類)
画質に関しては主観が大きく影響するのであまり善し悪しは述べないけど発色はかなり
良い方(私の好み)だと思われるにょ。
600万画素という画素数はまったく問題にはならないにょ。
コンデジでも最新機種はエントリークラスでも1400万画素に達し、ケータイのカメラも
1200万画素のものが登場しているため「たったの600万画素」と思う人も中にはいるとは
思うけどそもそもコンデジのセンサーサイズで1400万画素はレンズ性能がボトルネックに
なっており全く解像しないし、とてつもない高性能なレンズを搭載したと仮定した場合
でも回折現象によってまともに解像しないのでいくら画素数が多くても無駄になってしまう
からね。(ズーム全域でF2.8以上の明るいレンズを採用すればいいけどGRD3などのように
単焦点レンズでない限りサイズ面でコンデジに搭載するのは不可能)
「画素数が多いためトリミングに有利」なんてこともなく、まともに解像していないため
少ない画素数のデジカメの画像をレタッチソフトで拡大補完した方がキレイに見えると
いう場合も少なくはないにょ。
昨年末に私が買った1000万画素のコンデジであるTX1はレンズ性能はかなり低いため
1000万画素のTX1の画像と600万画素のD50では明らかに後者の方が上と感じるくらいにょ。
無駄に画素数が多いと1画素の大きさが小さいためダイナミックレンジが狭く暗所性能も
低くなるというデメリットが発生してしまうくらいにょ。(これは裏面照射センサーで
多少は改善されるけど根本的な解決はセンサーサイズを大きくするしかない)
そういう面ではAPS-Cサイズで600万画素という贅沢な画素ピッチであるためかなり有利に
なるにょ。
確かにAPS-Cであればそれなりに高性能なレンズと組み合わせることで1200万画素でも
十分解像できる(EOS 7Dのように1800万画素になるとかなり高性能なレンズが必要と
なるけど)ということで600万画素では勿体ないともいえるにょ。(5年前の機種だから
600万画素というのはやむを得ないけど)
しかし、2月3日にも書いたように当時のセンサー性能で600万画素に抑えているからこそ
ISO800でも常用が可能(多少ノイズが乗るのを我慢すれば最大のISO1600も問題のない
レベルであるためK200Dよりも暗所性能ではやや優れている)となっているからね。
とはいえ、600万画素と1200万画素の差はPC上で等倍鑑賞でもしない限りはそれほど大きい
ものではないにょ。
プリントする場合でもA4サイズでは両者の差はよほどじっくり比べないと分からない
レベル(600万画素でも実用レベルの250dpiで印刷可能)であり、一目で違いが分かる
(200dpiを大きく下回る)ためにはA3もしくはそれ以上でプリントする必要があるにょ。
A3サイズでのプリントを頻繁に行う人であれば600万画素は物足りないと感じるかも
しれないけどそうでなければ600万画素でも問題はないにょ。(だから、もう限界を迎えて
いるにも関わらず未だに画素数競争が続いているコンデジには疑問を持ってしまう)
さて、D50だけどK200Dの代わりにメインとなることができるかというと微妙にょ。
古い機種ではあるものの画質は悪くなく、高感度ノイズはK200Dよりもやや少なめだし
AF性能は圧勝(超音波モーター採用の純正レンズを使用時)だけどまだバッテリが未知数
なのとファインダーの違いが大きいにょ。
K200Dは単三電池であるためエネループで実測1000枚以上撮影できるし、いざとなれば
アルカリ電池を買ってくればそれである程度は撮影可能にょ。
D50は新品バッテリならば2500枚程度撮影できるためまったく問題はないのだけど
やはりファインダーはどうにもならないにょ。
あと手ぶれ補正がないことやSDHCに対応していないという点もデメリットだけどこれは
2月3日に書いたようにそれほど大きなデメリットではないにょ。(手ぶれ補正はレンズ
側の問題なので対応レンズを買えば済むだけの話なので)
そうなると逆に言えばファインダーさえ良ければK200Dよりもいいと感じる面も多いにょ。
これを改善するには本体そのものを買い換えるしかなく、しかもエントリークラスでは
最新モデルでもK200Dと比べても同等以下であるためD90やD300sといった中級機を買う
必要があるというのが難点にょ。
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速いか遅いかは比較対象があって初めて分かる
近所のキタムラに行ってみるとタムロンの70-300mm(35mm版換算105-450mm)の望遠
ズームが現品限りで12000円だったので思わず買ってみたにょ。
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/lens/2008/01/21/7763.html
このレンズは価格com最安値でも14576円なのでそれよりも2K円以上安いお買い得品にょ。
http://kakaku.com/item/10505511933/
普段の撮影は最初に買った18-135mmでほとんどカバーできるためそれでカバーできない
室内スナップやマクロ撮影用のレンズを次に買おうと思ったけど望遠レンズもごく希に
欲しい時があるからね。
さすがに135mm(換算200mm)だと不満に思う場面もあるにょ。(スポーツや飛行機や鳥
などの動物を撮影する場合は完全に不足)
最近は専ら静物写真メインとなっているためそのような撮影はほとんどしないけどいざ
やりたいときにレンズがないとやっぱりやめたとなりかねないからね。
だから、望遠レンズはあまり使わないので高いものは要らないけどいざという時のために
1本は欲しいところにょ。
それにこのレンズは300mmで95cmまで寄れるということで望遠マクロ的な使い方ができる
ので活用範囲は広そうにょ。(撮影倍率1/2倍ということで500円玉をほぼ画面一杯に撮影
できるレベル)
さて、このタムロンのレンズだけど価格が安いだけあってどの程度の性能かが心配に
なるにょ。
価格だけなら9800円の18-135の方が安いけどこちらは普通に買えば5万円前後のレンズで
たまたま安かったというだけでこちらのレンズは定価でも5万円を切っており実売だと
1万円台半ばで普通に入手可能な製品だからね。(モデルチェンジで安くなったというより
最初から定価の半額以下で売られている廉価レンズ)
とりあえず、画質テスト・・・と思ったけど画質以前の問題が・・・。
AFがやたら遅いにょ。
D50で使っている超音波モーター内蔵の純正レンズがやたら速い(というか、ニコンや
キャノンならばこれが普通なのだけど)ということで相対的に遅く感じるのかと思いきや
そうでもないにょ。
というわけで、AF速度をチェックしてみたにょ。
被写体や照度によって変わるためストップウオッチで測定するよりも速いか遅いかという
ことが分かればいいだけなので体感速度を4本のレンズ(ただし、DA18-55とDA50-200は
セットで行ったので3種類)で比較してみたにょ。
P=ペンタックス DA18-55&DA50-200(K200D使用、50mmまではDA18-55を使用)
N=ニコン AF-S 18-135(D50使用)
T=タムロン A17N(D50使用)
18mm N>>>P
35mm N>>>P
50mm N>>>P
70mm N>>T>P
100mm N>>>P≒T
135mm N>>>P>T
200mm P>>T
135mmまでは全焦点距離でニコン純正がペンタックス純正に圧勝にょ。(>が1つで3〜5割
くらいの差)
そこに今回買ったタムロンがどう割り込む形になるかというのが上記の比較にょ。
70mmではペンタックス純正よりもやや速く感じるけど100mmでは互角でそれから焦点距離が
長くなればなるほどAFが遅くなるにょ。
200mmではAFが遅くて動体撮影向きではないとまで言われるペンタックスよりも完全に
遅くなり、300mmでは比較対象がないけど200mmとは比較にならないくらい遅くなって
しまうにょ。(被写体にもよるけど70mmでは1〜2秒、300mmでは2〜5秒くらいかかる)
D50+純正レンズを使用してなかったら「望遠レンズだから仕方ないよね」と思ってしまう
かもしれないけど比較対象があるだけにこの遅さはかなり目立つにょ。
もはや、「動体撮影向きではない」というよりも「動体撮影には使えない」という
レベルに達しているにょ。(動体を追いかけるのではなく置きピンで撮影すればOKだけど)
室内の明るさ程度ではもはやAFが迷いまくってMFの方が速いくらいにょ。
まぁ手ぶれ補正もないこのレンズを室内で使うことはほぼあり得ないけどね。
さて、手ぶれ補正がないというのがこのレンズの難点(こういう場合でもボディ内に
手ぶれ補正機能があるペンタックスやソニーは有利)だけど日中屋外での撮影ならば
それほど問題はないにょ。
とはいえ、望遠端で使う場合はかなりシビアになるにょ。
一般的に手ぶれを抑えるためには焦点距離分の1のシャッター速度が必要と言われている
けれど300mm(換算450mm)では1/450よりも速い1/500のシャッター速度が必要にょ。
ISO100だと真夏の日中で1/500、F5.6の明るさだから少しでも曇ったり、太陽が傾き
始めたら高感度での撮影が必須になるにょ。
D50ならばISO800まではA4印刷に耐えられるレベルの画質は確保できるので薄曇り程度
ならば大丈夫だけどそれより暗くなるともうお手上げにょ。(慎重に構えて撮影すれば
必要シャッター速度より1〜2段遅くても大丈夫だけどなかなか実際には難しい)
あと安物レンズということで絞り開放で使うと描写は甘そうだけどかといってF8〜F11に
絞るとなるとそれだけど1〜2段(2〜4倍)シャッター速度が遅くなるからね。
これが手ぶれ補正機能があれば3〜4段(8〜16倍)遅いシャッター速度でも大丈夫だから
曇りでも手ぶれを抑えることができるにょ。
しかし、手ぶれ補正機能がついた300mmをカバーする望遠ズームは純正だと5万円以上
するし、互換メーカーであるタムロンやシグマのでさえ4万円くらいするからね。
それを考えると滅多に使わないこの焦点域でそこまでの金額は出せないということで
このAF性能、手ぶれ補正機能なしで妥協するしかないにょ。
画質に関してのテストはまた別の機会に行うとするにょ。
これで18mmから300mm(換算27mm〜450mm)をカバーできるためにほとんどの被写体を
カバー可能になるにょ。
したがって、次は焦点域を広げるのではなく明るい単焦点レンズが欲しいところにょ。
キャノンならば50mmF1.8が1万円以下で買えるのだけどニコンだとF2より明るいレンズは
35mmF1.8あたりがお買い得品にょ。(といっても、実売2万円台だけど)
F2でもいいから安くてそこそこの性能のレンズ(50mm前後の焦点距離のもの)が欲しい
けどなかなかないからね。(中古で出るのを待つしかないか)
F2.8まで妥協できるならばF2.8通しの標準ズームを買うという方法もあるけどそこまでの
予算があればタムロンの60mmマクロが買えるにょ。
http://kakaku.com/item/K0000048629/
マクロレンズでF2と明るいためポートレートや室内スナップ用としても使える便利そうな
レンズだけどこれも今回買ったレンズのようにAFが遅かったらと思うとここまでの金額を
出せないにょ。(画質はズームレンズとは比較にならないくらいいいし、何よりF2という
のがいい)
それならばもう1万円少々出して純正の60mmマクロを買うという手もあるけどこちらは
F2.8だからね。
純正としての安心感、AFの速度、そしてナノクリスタルコーティングによるクラス最高の
性能を得られるということを考えれば決して高くはないけどさすがにここまでの金額を
出すのは私には無理にょ。
ならば、とりあえずマクロはやめて室内撮影用に明るい単焦点レンズを(以下ループ)
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モバイルノートに高性能GPUは必要か・・・?
モバイルサイズのゲーミングノートAlienware M11x
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/gpl/20100225_350793.html
2月17日にはモバイルノートなのに高性能GPUを搭載のVAIO Zについて書いたけどこの
M11xはその逆でゲーミングノートをモバイルサイズにしたものにょ。
Alienwareといえば「(自称)宇宙最強」のゲーミングノートで有名だけどこのM11xは
そのAlienwareのブランドに恥じないレベルの高性能なGeForce GT335Mを搭載しているにょ。
これはVAIO Zに搭載のGT330Mと比較するとシェーダ数で1.5倍、実効性能でも1.3倍くらい
という高性能なものにょ。
これならばさぞかしゲームも快適に動作しそうにょ。
しかし、ゲームをプレイする上で必要なのはGPU性能だけではないということが問題と
なるにょ。
Atom N270+945GSEの非力なネットブックは昨今の3Dゲームをやるのにとても十分な性能
とはいえず、よほど軽いゲームを除いては解像度など描画設定を落としても厳しいレベル
だけどION(Atom N270+GF9300M)だとそれなりに動作はするにょ。
確かに一部のゲームはすさまじく重いけどすべてのゲームがそんなに重いというわけでは
なくて、Mobility RADEON9600くらいでも十分動作するものは多いにょ。
ところが、945GSEに内蔵のGMA950は6年くらい前にポピュラーだったM.RADEON9600などと
比べても半分〜3分の1程度の性能しかないためにその十分条件を満たすことはとても
できないにょ。
それならば、ネットブックにGT335Mを搭載すればIONよりもさらに快適にゲームができる
となるけどそうではないからね。
実は重要なのはCPU性能にょ。
Atom搭載のネットブックがゲーム向きではないというのはAtomがゲーム向きではないと
いうことが最大の理由となっているにょ。
ゲームは未だに大半のものがシングルスレッドで動作しているけどAtomのシングル
スレッド性能は同クロックのPen4並ということでAtom N270はPen4 1.6GHzと大差ない
レベルのCPU性能でしかないにょ。
古めのゲームであればこれでいいけど最近はPen4 2.4〜3GHzくらいが「最低限」必要
となるゲームは多いにょ。(「動作必須環境」というのはそのゲームがプレイできる
ための最低ラインであってまともにプレイするならば「推奨環境」レベルは必要)
描画負荷を落とせばGPU性能が多少低くても何とかなるけどCPU性能が足りない場合は
動作fpsが下がり、「どこまで妥協できるか」というレベルになるにょ。(国内のネット
ゲーは国内メーカー製PCのほとんどが統合型チップセットのCPU番長的なPCであるために
CPU依存型のものが多くなっており描画負荷を落とせばそれほど高いGPU性能は要らない)
さて、CPU性能が重要なさらなる理由としてはIntelのチップセット内蔵のGPUは最新の
Arrandaleに内蔵のものであってもバーテックスシェーダなど一部の機能をCPUエミュ
レーションによって実現しているため描画にCPUパワーが食われているためにょ。
したがって、仮にネットブックでGPU性能がアップし、動作fpsがアップした場合
CPUパワーが追いつかないという状態が発生しやすくなるにょ。
これが単体GPUであればそのような心配は軽減するとはいえ、CPUがボトルネックになる
ということが多い現状では10倍の性能のGPUを搭載しても動作fpsはそれほど向上する
ことはないにょ。
例えば、CPU性能が重要なFFベンチ3(LOW)ではAtom N270+945GSEというネットブックが
1400前後のスコアなのに対し、それよりもGPU性能が下のSonoma世代(915GM)の
PenMノートの方が高いスコア(2000以上)が出るくらいだからね。(CPU性能にほぼ比例)
これが945GSEの10倍くらい(915GMと比べると10倍以上)の性能を誇るIONでようやく
2000くらいのスコアとなるにょ。
それくらいゲームにおいてはそのゲームに必要なレベルのCPU性能があるのか無いのか
ということが重要になってくるにょ。
そういう面を考えてみるとVAIO Zは高性能な通常電圧版のCore i7/i5を搭載している
ためにCPU性能が不足するゲームというのはほとんど無く、不足するのはGPU側がほとんど
だから描画設定さえ落とせば現行のゲームならば大抵のものがストレスなくプレイ可能
となるにょ。(ほとんどのゲームを標準設定で快適にプレイしようとするならばデスク
トップ用ならば最新ミドルクラスGPU、ノートPCならば最新ハイエンドGPUが必要となる)
それに対して、Alienware M11xはベースとなるのはCULVノートにょ。
確かにULV版のCore2ということでクロックが低いとはいえ、シングルスレッド性能でも
同クロックのAtomの2倍以上の性能となる(マルチスレッド性能では論理デュアルコア
ではなく物理デュアルコアなのでさらに差は広がる)ということで普通にPCを使うには
十分な性能といえるにょ。
ところが、ゲームをやるにはCPU性能はAtomでは完全に不足だったのULV版Core2では
それがマシになるというだけにょ。
これはゲームではなくベンチである3DMark06でもVAIO Zより1ランク上のGPUを搭載して
いるにも関わらずスコアが下回る原因となっていると思われるにょ。
というわけで、ゲーム用にモバイルノートを買うならば新型VAIO ZとAlienware M11x
とどっちがいいかというとGPU性能はM11xの方が上とはいえ、CPU性能が高いため多くの
ゲームで快適なVAIO Zの方が良さそうにょ。
しかし、M11xは標準構成ならば直販価格で10万円を切るというのが魅力にょ。
CULVノートが安いものは5万円くらいで買えると考えてしまうと10万円でも割高に感じて
しまうけどこのサイズでここまでの性能が得られて10万円ならば高くはないにょ。
CPUとのバランス的を考えるならばGF9400MGあたりでもいいとは思うけどGT335Mを搭載
していることによってCPU性能の割りにGPU性能が高いためCPU負荷の小さいゲームならば
かなり高画質でプレイ可能になるというメリットはあるにょ。
ただ、ベース価格で5万円以上安いとはいえ、メモリを4GBに変えたり、3年保証をつけ
たりしたらその差は3万円程度になってしまうにょ。
VAIO Zより一回り小さいフットプリントも重量が約600g重いのでどっちがモバイル性が
高いかは評価が分かれるところにょ。
そもそも「モバイルノートでゲームなんかやるな」と言われたらそうだけどゲームを
しない場合でも動画再生支援機能によって高画質で快適に見られたり(GMA4500HDでは
支援機能はあるけど不完全であり単に見れるだけで快適に見れるという訳ではない)や
高解像度でもAeroが快適に動作するためにあって困るものではないからね。(バッテリ
駆動時間が短くなったり、筐体サイズが大きくなりすぎたら問題だけど)
高性能なモバイルノートがあると2月21日に書いたように大きな据え置き型のノートPCの
存在が不要になるからね。
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最高でデュアルコア、最低でもデュアルコア
昨年にLet'snote R3(PenM1.1GHz)からR5(CoreSolo1.2GHz)に買い換えたけどやはり
一番の恩恵はメモリ搭載量が増えたことにょ。
R3はMAX768MBなのに対してR5はMAX1.5GBだからね。
XPでも今となっては512MBが実用最低ラインと感じるし、複数のアプリを同時に使用する
ならば1GBは欲しいところにょ。(実際R3でも頻繁に使用メモリが1GBに達していたし)
そういう面ではR5は1.5GB搭載しているためXPを使用する限りは非常に快適にょ。
まぁお絵かき(A4用紙に描いたものを400dpiで取り込んで色塗り)してたら簡単に使用
メモリが2GBとかになってしまうために体感的に厳しいものを感じるけどね。(昔は
200dpiとかで取り込んでいたけど)
CPUはというといくらPenMよりは新しい世代のCPUであるCoreSoloとはいえ、同じシングル
コアでクロック差は0.1GHzでは体感速度にはそれほど差はないにょ。(世代が新しいと
いってもアーキテクチャはほとんど同じCPUなわけだし)
セレロン300MHzのFMV6300MCからPenM1GHzのR2に買い換えた時には明かな体感速度の差が
あったけど逆に言えばこれくらいの差がないと体感では分からないにょ。(新しいPCに
買い換えて体感速度が速くなるのはプラシーボ効果もあるし、HDDがキレイな状態である
ということが体感速度を高めているし、PCにおいてはシステムドライブの性能が重要と
なるためそれが新しいPCだと性能差が大きいけど6300MCはすでにHDDを差し替えた状態
だったためHDDの性能差はほとんどなく純粋にCPUのみで体感速度の差となって表れた)
とはいえ、それでもフルHDの動画再生やYouTubeのHD動画再生(720p)ではR3の性能
では不足だったためこういったギリギリの使用下においては昨年8月11日や今年の2月6日に
書いたようにR3とR5は大きな性能差となって表れるにょ。
http://ww5.tiki.ne.jp/~ochame/test/1080p-divx.jpg
ただ、これも純粋にCPUの性能差かというとそうではなくチップセット(というかメモリ
帯域)の差が大きいと思われるにょ。(B8200を基準にR3、R5を比べれば分かる)
PenMにしろCoreSoloにしろ今となってはどんぐりの背比べ状態のCPUだけどPenMでも
シングルスレッドで動作するアプリでは同クロックのAtomの2倍くらいの性能となるにょ。
Atom N270(1.6GHz)ならば概ねPenM800MHz程度と思っていれば失敗はないにょ。
これがマルチスレッド対応のアプリになるとAtomに搭載のHTTによってその性能は底上げ
されるにょ。
アプリのマルチスレッドの対応状況にもよるので一概には言えないけどHDBenchやCrystal
Markなどでは最大1.6倍くらいの性能になるものの一般アプリならば1〜3割程度に収まり
Atom N270(1.6GHz)とPenM1.1GHzではほとんど性能差が無くなる場合もあるにょ。
それでもCoreSolo1.2GHzならばマルチスレッド対応アプリでもAtom2GHz以上の性能となって
いる(マルチスレッドに対応したPC MARK05のCPUスコアでもAtom2GHzを越えている)と
いうことで、「Atomに対する優位性」は保たれるという自己満足だけは達成できたにょ。
しかし、シングルコアCPUのPCを買うのはR5で最後にしたいにょ。(ポケットサイズの
PCを除く)
R5が壊れたり、性能不足を感じたりした場合に買い換えるとすれば間違いなくデュアル
コアCPU搭載のものにするにょ。
R5はアンダーB5サイズ、アンダー1kgで公称11時間駆動で、さらにファンレスという
ことでバランス的には最強に感じるけどデュアルコアCPUを選んだ時点でファンレスと
いう選択肢はなくなるにょ。
もっとも現状ではファンレスのPCなんてAtom搭載の一部のモデルに限られるためR5から
だとスペックダウンは必至にょ。(上記のようにCoreSolo1.2GHzと互角になるためには
マルチスレッド対応アプリでもAtom2GHz以上が必要になるし、シングルスレッド対応
アプリでは2.5GHzくらい必要になるし、2GHzのAtomに対応し、ファンレスでの動作が
容易なUS15WはGPU性能が945GMSの3分の1くらいの性能しかないため描画速度において
越えられない壁が存在してしまう)
したがって、デュアルコアCPU搭載PCを選ぶ時点でファンレスは諦めるしかないにょ。
そして、「アンダーB5サイズ」というのを必須とするならば現行ではLet'snote Rシリーズ
以外の選択肢は無くなってしまうにょ。
デュアルコアのシングルコアに対する優位性は何度も書いたので今更言うまでもない
けれどデュアルコアは「マルチスレッド対応アプリで速い」というよりも「速度が
落ちにくい」という点がモバイルでも有用だと思うにょ。
「デュアルコアは速くなる」といっても未だに多くのアプリはシングルスレッド対応と
なっており速度面の優位性は期待できないからね。
しかも、形だけ「デュアルコア対応」にしてもコアが2つあるのに速度はほとんど速く
ならない(1〜2割程度)というものも少なくはないにょ。
というか、デュアルコアでシングルコアと比べ1.5倍以上速くなるものはエンコなどを
始めごく一部しかないにょ。
これはアムダールの法則があるが故にやむを得ないにょ。(並列性の極めて高いH.264の
エンコなどは1.8倍くらいの性能になるけど一般アプリで並列性の高いものは存在しない)
速度が落ちにくいという点はそういう面で現状ではシングルコアに対する最大の
アドバンテージといえるにょ。
確かにシングルコアでもAtomなどのようにHTTによって2スレッド(論理2コア)で動作
させるということでデュアルコア的なものが期待できそうだけどHTTは余ったリソースを
有効活用するというだけであってデュアルコアとは似て非なるものにょ。
タスクマネージャでCPU使用率を見た際にはデュアルコアCPUもAtomもシングルスレッド
対応アプリを1つ実行時には最高で50%までしか上がらないのだけどデュアルコアで
あれば50%の余力を残した状態だけどAtomでは残りリソース次第であって実は実質
10%も余力がない可能性もあるにょ。
したがって、タスクマネージャ上では余力があるのに別のアプリを実行したらそれに
引っ張られてメインで使っているアプリが遅くなるという問題がHTTには存在するにょ。
それでも少ないリソースを少しでも有効活用できるためにHTTは非常に有用だけどね。
デュアルコアはシングルコアとは別格なのは実際に使ってみれば分かるけどそれならば
クアッドはさらに快適かというと一概にそうとはいえないにょ。
というのもアプリの対応度が低いというのもあるし、そこまで使うことは少なくとも
モバイルではほとんどないからにょ。
仮にあるマルチスレッド対応アプリでデュアルコアで性能が1.5倍になった場合、それは
逆に言えば平均CPU使用率は1/1.5(66%)程度に止まることになるにょ。
そのアプリがクアッドコアにも対応しておりデュアルコアからさらに1.5倍高速になったら
平均CPU使用率は44%程度となるにょ。
つまり、CPU性能を半分も発揮できないということになるにょ。(実際には速度上昇率は
シングル→デュアルよりもデュアル→クアッドの方が小さいからさらにCPU使用率は下がる
ことになる)
そんな重量級アプリをモバイル環境下で複数同時使用するという人ならばクアッドが
必要になるだろうけどそういう人はほとんど居ないと思われるにょ。
したがって、モバイルノートにはクアッドコアCPUは不要にょ。(重量級アプリを複数
同時使用するような自作PCユーザーならばクアッドコアの優位性は高いけど)
デュアルコアであればシングルコアと比べ確実に性能ダウンはないために作業時間が
短くなるというメリットだけではなく、それは消費電力低減にも繋がるにょ。
また、クアッドコアCPUは現状では消費電力や発熱(TDP)が大きいためモバイルノートに
搭載は難しいからね。
TDP100Wオーバーが許される自作PCにおいては価格面以外で積極的にデュアルコアCPUを
選択する意味はなくなっている(コアがアイドル状態の時には電力をほとんど消費しない
ためにクアッドコアはデュアルコアの2倍の電力消費をしているわけではない)けれど
それをノートPCに搭載するのは困難にょ。
性能面でもデスクトップPC用ではクアッドコアとデュアルコアではクロックが変わらない
(上記のように熱設計に余裕があるためクアッドであってもデュアルコア並の高クロック
製品が用意されている)ということで性能面で問題はないにょ。
しかし、ノートPC用となるとCore i7の最高クロックはデュアルコアでは2.66GHzなのに
対してクアッドでは2GHzとなるにょ。
ターボブースト機能によって性能は一概には比較できないけどこれだけのクロック差が
あればデュアルコアの2.66GHzの方が高速になる場合が多いと思われるにょ。
重量級アプリを複数同時に使いクアッドコアで常時CPU使用率100%を維持するならば
そのクロック差は簡単に逆転できるけど少なくともモバイル環境下でそこまでの処理を
するという機会はほとんどないだろうからね。
よって、モバイルノートでクアッドを選択する時が来るとすれば用意されているCPUで
クアッドコアのものとデュアルコアのクロックが同レベルになった時にょ。(クロックで
性能は測れないけど同一アーキテクチャであればCPU性能はクロックに比例するため)
シングルコアのPenMからデュアルコアのCoreDuoに移行する際、プロセスルールが90nm
から65nmに下がり、なおかつTDPが27Wから35Wへと底上げされて何とかクロックは
維持できていた(それでも同価格帯ではPenMが1.73GHzに対してCoreDuoは1.66GHzという
ことで価格帯でみればクロックは若干下げられた)けれどさすがに現状では45nmから32nmに
移行してもクアッドコアCPUをノートPCに搭載するには荷が重いからね。
クアッドコアCPUがノートPCのメインストリームに降りてくるのは22nm世代以降では
ないかと思われるにょ。
私が欲するアンダーB5サイズのモバイルノートに搭載するならばULV版でないと難しい
だろうけどULV版に関してはデュアルコアになった時点でTDP5.5WからTDP9Wに引き上げ
られたにょ。
それによって、クロックをほぼ維持したままデュアルコア化でき65nm→45nmの移行する
際にクロックは上げられたにょ。(65nmのCoreDuo U2500は1.2GHzだったけど45nmの
Core2Duo SU9600は1.6GHzとなった)
それでもCPUにノースブリッジ機能を内蔵したCore i7-620UMは32nmに移行した上に
TDPを18Wに上げたにも関わらずクロックは1.06GHzに下がったからね。
このTDPを維持したままクロックを下げずにクアッドコア化なんて無理にょ。
それが可能ならばクロックを上げた方がほとんどの場合快適になるからね。
CPUは(同一アーキテクチャで他にボトルネックがないならば)動作クロックに比例して
アプリの実行速度が上がるけどいくらクアッドコアといってもクロックが低ければ
そのコアをすべて使い切るような使い方をしない限りは速度は上がらないにょ。
クアッドコア化によってクロックが下がれば余力がいくらあっても速度ダウンするため
快適にはならないにょ。
それでも、現状でデュアルコアでCPU使用率が常時100%になり、クアッドでないと作業が
まともにできないというような人ならば多少クロックが下がっても(というか、現状だと
同一TDPにするにはクロックをほぼ半減する必要がある)クアッドの恩恵はあるだろう
けどモバイルノートでそのような作業(クアッドコアでCPUを100%近く使い切るような
作業)をするということはほぼありえないし、そういう作業をするような人はULV版の
CPUを搭載のモバイルノートを買うべきではないにょ。
もっとも、デュアルコアよりもクアッドコアの方が高クロックのものが用意されるように
なる(同じTDP18WでデュアルコアCPUは1.6GHzでクアッドコアCPUは2GHzといった感じ)
ならば「TDPの制約が大きなCPUではクアッドコア化によってデュアルコアよりも
クロックが下がる」という大前提が変わってくるけどそんなことは今後数年間にそれは
あり得ないにょ。
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魔法使いOCN(謎)
tiki.ne.jp宛てにMIXIの招待メールを送ったよ
最近 レコード ナウでDVD-Rに焼くのにエラーが出るよ
でも いくつか焼けてるから どれが焼けてないのか分からないよ
http://liv0.com
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メールボックスを覗くのは6年ぶり!?
久々にプロバイダ(tikitiki)のメールボックスを覗いてみたにょ。
前回見たのが2004年くらいなので6年ぶりとなるにょ。
なぜこのような事態になってしまったかというとまずは一時期パスワードが分からなかった
という点が挙げられるけどやはり一番大きな理由は容量にょ。
プロバイダ提供の容量は今となって雀の涙ほどの10MBの容量にょ。
これが何とホームページ兼用となるにょ。
すでに10MBのうち9MB以上使っていたために実質数100KBでやりくりしていかなくては
ならなかったにょ。
それなのに当時はメアドを普通に公開していたせいか毎日大量のスパムメールが届いて
いたにょ。
ただでさえ容量が少ないのにそれではメアドとして機能しないため使用をやめたにょ。
そして現在はそのメールアドレスは捨てて(放置状態)、サイトのトップページに
書いているhotmailを中心に使っていたにょ。(複数のPCからメール管理するにはWeb
メールの方が使い勝手が良かったしね)
ということで、久々に覗いてみたら何と3000通以上のメールの山が・・・。
(サーバ容量がほとんどないため)こんなにメールが来るはずがないと思いつつよく
見てみると大半はここ2ヶ月に来たメールにょ。
どうやら知らないうちにメールボックスの容量が拡張されたみたいにょ。(しかし、
ホームページ用は拡大されてなかったのでメールボックスだけが別途拡大されたのかも
しれない)
う〜ん・・・良かったのか悪かったのか・・・。
ということで、一応プロバイダ提供のメアド(私が以前公開していたアドレス)は
普通に使えるようになったため今後は時々覗いてみることにするにょ。
とはいえ、なるべくhotmail宛に送って欲しいにょ。
こちらの方が対応が早いだろうからね。
しかし、こちらもメールをかなり溜めているので反応に関しては五十歩百歩かもしれない
けどね(笑・・・えない)
すぐに返事が欲しい場合はここに書き込んでもらうのが一番かも(笑)
マリモーマさんへ
>tiki.ne.jp宛てにMIXIの招待メールを送ったよ
どうもにょ。
今はトップページに書いているhotmailしか使ってないので久々にそのメールボックスを
見てみたにょ。
>でも いくつか焼けてるから どれが焼けてないのか分からないよ
焼けることがあるならその都度ベリファイして駄目なものはその場で焼き直すしか
ないにょ。
メディアを変えたりヘッドクリーニングしても状態が改善されないならヘッドの寿命が
近いので買い直すしかないかもしれないにょ。(保証期間が残っているならば修理に
出すという方法もあるけど保証期間が終わっていたら買い換えた方が安くつく)
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ULV版CPU搭載のモバイルノートは近い将来絶滅する・・・?
CPUの性能を上げるにはアーキテクチャの変更、クロックの上昇、コア数の上昇などが
考えられるけど2月28日に書いたようにTDPの制約が大きいULV版CPUにおいてはコア数の
上昇(クアッドコアの標準化)は難しいにょ。
デュアルコアでTDP枠を5Wクラスから9W(10W)に変えたようにクアッドコアを標準化
するためにはTDPを上げないと難しいからね。(すでにノースブリッジ機能を内蔵で
TDPが10Wから18Wへと上がったのにそれをさらに28WくらいにしないとULV版のクアッド
コアCPUは難しいけどそれだと設計面では完全に別物になってしまう)
そうなると必然的にアーキテクチャの変更やクロックの上昇で性能を上げるしか無く
なってしまうにょ。
TDP5Wクラス(デュアルコアだと10Wクラス)のULVのCPUはCrusoe対抗として登場した
ULV版Pen3-Mが初めてだったにょ。(昔のCPUはもっと低くて250nm世代のMMX Pentiumは
TDPが2W台だったけどそれがどんどん上昇し、10W、20Wが当たり前になってしまった)
700MHzで登場したULV Pen3-Mも末期には933MHzへと達し、その後継となるBaniasコアの
PenMへとバトンタッチしたにょ。
Baniasでは800、900MHzが最初に用意されPen3-Mよりクロックが下がったものの33MHzの
差を跳ね返すだけの性能向上があったにょ。
Baniasも最終的には1.1GHzへと到達し、DothanコアのPenMへとバトンタッチしたにょ。
Dothanでは最初から1.1GHzのものがあり、アーキテクチャ変更はほとんど無かったけど
L2が倍増され高速化されたにょ。(アーキテクチャの変更がほとんどないといっても
プリフェッチの改善によってHDBenchでは同クロックで3割アップの整数演算速度の
向上が見られる)
Dothanは最終的には1.3GHzに到達し、新世代のIntel Coreにバトンタッチしたにょ。
CoreSoloは当初1.06GHzと1.2GHzのものが用意され最終的には1.33GHzに到達したにょ。
CoreSoloと同じく登場したCoreDuoは当初1.06GHzで登場し、最終的には1.2GHzに到達
したにょ。
時代はデュアルコアが主流になり、アーキテクチャも久々にデスクトップPC用と同じに
なった(Pen4は発熱が大きくモバイルノートへの搭載は不可能だったためノートPCは
デスクトップPCとは異なる道をしばらく歩んだ)Core2Duoが登場にょ。
MeromコアのCore2Duoは当初1.06GHz、1.2GHzで登場し、最終的には1.33GHzに達したにょ。
そして、L2が3MBに増量されたPenrynコアのCore2Duoは1.2GHzで登場し、最終的には
1.6GHzに達したにょ。
そして今年になってようやくULV版が用意されたCore i7は1.06GHz(TB時は2.13GHz)で
登場したにょ。
このようにULV版のCPUはクロックが上がって、アーキテクチャの変更がされたときには
下がって登場するためにクロックはなかなか上がらないにょ。
クロックを上げれば駆動電圧を維持した場合でもクロックにほぼ比例した消費電力と
なってしまうため大幅にクロックを上げるには製造プロセスの微細化が必要になるけど
微細化したあとにアーキテクチャの変更でトランジスタ数が増えてしまい消費電力増と
なってしまっておりシュリンク分で生じた消費電力低減がほとんど相殺されるわけだし
最近は微細化しても駆動電圧をあまり下げられなくなっているためにクロックも上げ
にくくなってきているにょ。
ではクロックが上がらなくてもアーキテクチャの変更で性能が上がっているから問題は
ないといえるのか。
これは旧世代であるPenMと新しい世代のCore2をベースとしたセレロンでの比較だけど
アーキテクチャの変更による性能向上はあまりない模様にょ。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/hot/20100301_351574.html
ただし、CPU以外の部分が大幅に刷新されているために性能は底上げされているにょ。
これは、私自身も実際に試してみて実感したにょ。
R3とR5のCrystalMark2004R3の比較だけどこれを見る限り、CPU性能はクロック上昇分に
ちょっとプラスされたくらいのものしかないにょ。
CF-R3 CF-R5
PenM733(1.1GHz) CoreSolo U1400(1.2GHz)
855GME 945GMS
Mark 21104 27931
ALU 4048 4715
FPU 4957 5588
MEM 3011 4920
HDD 3018 4901
GDI 2395 1502
D2D 1972 4953
OGL 1703 1352
CrystalMarkのCPUスコア(FPU、ALU)はHDBenchと同じく単純計算によるベンチとなる
ために実際のアプリの実行速度とは剥離しており、マルチスレッドに完全対応であるため
デュアルコアCPUは単純に2倍のスコア、AtomのHTTでさえ1.6〜1.7倍のスコアになると
いう代物にょ。(HTTで1.6倍速になるようなアプリは存在しない)
したがって、これだけで性能が上がったかどうかを決めるのはナンセンスにょ。(L2の
搭載量もCPUベンチでは反映されてないし)
新命令(SSE3や4など)によって速くなってもそれを使わなければ速度上昇はほとんど
ないわけだからね。
だから、メモリ速度やL2搭載量を考慮しなければ旧世代のアプリを実行する場合、クロック
当たりの性能はPenMもCore2も大きくは変わらないといえるにょ。
CPUコア速度(というか、CPUのパッケージ内部の速度)はそうなんだけどCPUとデータを
やりとりする部分、つまりメモリ速度は実質CPUの性能ととらえても私はいいと思うにょ。
同じPen4でFSB400、FSB533、FSB800では大きく速度が変わったからね。(もっともメモリ
帯域を使わないものに関してはそれほど変わらないけど)
このメモリ帯域はHD動画を再生する上では非常に重要となり、FSB133MHzのPen3ではそれが
致命的なボトルネックになるにょ。
2008年3月24日に書いたように実際に私が試してみたところ720pのDivXの動画を再生した
場合、OSや再生ソフトを統一して検証してもPen3-M1.13GHzよりもPenM600MHzの方が
明らかにスムーズに再生できていたにょ。(単純に考えればPenMがPen3の2倍の性能)
解像度を576pで再生すればそれが逆転することからPC133とDDR266のメモリ帯域の差が
非常に大きいことが分かったにょ。(純粋にCPUコア部分、つまり演算基のみのの速度は
BaniasコアのPenMとPen3ではあまり変わらない)
2月6日、2月28日に書いたR3とR5の動画再生性能の差もこのメモリ帯域によって生じて
いると思われるにょ。
R3はDDR333でR5はDDRII533で上記のCrystalMarkのメモリのスコアを見てもその実際の
性能の違いは明かとなるにょ。
ではメモリ性能(リード、ライト速度)を上げればCPU性能が上がるのかというとそう
ではなくメモリをギリギリまで使っている状態で初めて上がるものだからね。
だからむやみにFSBだけを上げても消費電力増となるためにモバイルノート向きのCPU
ではなくなってしまうにょ。(通常電圧版のDothanコアのPenMもFSB400からFSB533へ
移行する際に消費電力増を見越してTDP21だったのを27Wへと引き上げたくらいだしね)
そうなると結局アーキテクチャの変更かクロック上昇で性能を上げるしかないにょ。
しかし、アーキテクチャの変更というのも難しいにょ。
経験則によるポラック法則ではトランジスタ数を2倍にしても性能は1.4倍しか上がらない
わけだし、x86命令の並列処理にも限界があるのでアーキテクチャの変更によって速く
するというのも難しいにょ。
大幅に変更した場合、アプリ側が対応されないと逆に遅くなるという結果を生みかねない
ために大きなアーキテクチャの変更は両刃の剣ともいえるにょ。
このポラックの法則を逆利用したCPUがAtomにょ。
トランジスタ数を2倍にしても1.4倍にしか性能がアップしないということは逆にいえば
トランジスタ数を半減しても性能は1/1.4にしかならないわけだからね。
これによってトランジスタ数を大幅に減らしワット当たりの効率を上げたのがAtomにょ。
だから、Atomはワット当たりの性能だとCore2Duoを越えるにょ。(x86デコードがボトル
ネックとなるためワット当たりの性能でいえばARM系のCPUには勝てないけど)
そうなると残るはクロックの上昇による性能向上だけど最初に書いたようにULV版の
CPUはTDPの制約が大きいためにアーキテクチャの変更の度にクロックダウンを繰り返して
いる状態でほぼコンスタントにクロックが上がってきたデスクトップPC用や通常電圧版の
ノートPC用のCPUとは大きく差が開いたにょ。(PenM登場時には900MHzと1.6GHzという
ことで1.78倍の差だったのがArrandale世代のCore i7では1.06GHzと2.66GHzという
ことでクロック差は2.45倍になった)
今後はさらにその差は開くと思われるけどクアッドが主流になれば変わってくるかも
しれないにょ。
TDPの制約が比較的緩いデスクトップPC用CPUであっても4GHzの壁があり、4GHzに到達する
前にコア数が増えてクロックダウンというのを繰り返しているくらいだからね。(未だに
ターボブースト時でさえ4GHzに到達しない)
ノートPCがクアッドコアにならなくてもアプリがマルチスレッドに対応すれば2コア、
4スレッドのULV版Core i7はPenMと比べて別格の性能だし、クロックで負けるCore2Duoに
対して優位に立てる(クロック1.6GHzのCore2Duo SU9600よりクロック1.06GHzのCore i7-
620UMの方が速くなる)場合もあるのだけどそれは現状で4スレッド(4コア)に特化した
アプリがほとんど無い以上は望みは薄いにょ。
ほとんどのアプリはマルチスレッド非対応だし、最適化されているのはデュアルコアまで
だったりだからね。
そこで有用なのがターボブーストで、シングルスレッドで動作するアプリを使用する
際には1.06GHzのCore i7-620UMは最大2.13GHzになるにょ。
これによって1.6GHzのCore2Duo SU9600と比べて1.4倍の性能を得られるにょ。
結局コア数ではなくクロックが最終的には性能上昇に最も有用ということにょ。
コア数を倍増してもTDPを維持するためにクロックを大幅に落とせばよほどマルチ
スレッドに特化したアプリを実行したり、そういったアプリを複数同時使用しない限り
性能はダウンしてしまうからね。
しかし、コア数を倍増化してクロックが3分の2になってしまったという場合でもターボ
ブーストなどによって一時的に使用するコア数を半減して1.5倍以上のクロックに高める
ことが可能であれば性能面のデメリットはなくなるにょ。
だからTDPの制約が大きなULV版のCPUでクアッドコアは2月28日にも書いたように現状では
あり得ないにょ。
とはいえ、セレロンSU2300によってそれは難しくなったにょ。
このデュアルコア版セレロンは多くのCULVノートに搭載されているけど何せ安い(100
ドルを切る)ということが大きいにょ。
マルチスレッドアプリは使用しないからとはいってもCPU負荷が一時的にも100%近く
まで高まるのは日常茶飯事(ウイルス検索中など)であり、デュアルはシングルと比べて
大きな優位性が見られるにょ。
したがって、このデュアルコアセレロンで多くの人は不満がなくなりそうで、それに
対して優位性がないと高価なモバイルノートは売れないからね。
安いけどシングルコア、高価だけどデュアルコアという境目が無くなったにょ。
「セレロンだと駆動時間が短くて・・・」というのはすでに昔の発想で、6セルバッテリを
搭載のAcer1410などは実駆動5、6時間ということでCore2搭載の国内メーカー製のモバイル
ノートと比べてもあまり変わらないにょ。
軽量・堅牢性が高いというだけではなく長時間駆動がウリだったLet'snoteもS8/N8から
従来のT/Wで使用していたULV版のCPUから通常電圧版のCPUへと変えたにょ。
CULVノートが5万円程度で買えるのに15〜20万円出してそれと大差ない性能だとさすがに
厳しいからだと推測されるにょ。
これがAtom搭載のネットブックが相手だったらULV版のCore2Duoでも3〜4倍の性能を
得られるために十分に価格差に似合うだけの性能差はあったけどCULVだとそうはならない
からね。
それくらいCore2ベースのデュアルコアセレロンの性能は高いにょ。(Atomの2.5倍くらいの
性能)
ULV版のCPUはコア数を上げることもクロックを上げることも出来ず大幅な性能向上は
今後もないにょ。
そうなると近い将来はULV版のCPUは安価なCULVノート専用となってしまうと思われるにょ。
もっとも、薄型ノートという需要はあるのでULV版のCPUを搭載のモバイルノートは残る
だろうし、Core iシリーズがCLUVとして販売される際には差別化としてターボブーストを
削られる可能性が高いからULV版CPUを搭載したものはCULV版以外に無くなるということは
ないだろうけど減っていく可能性は高いと思われるにょ。
というか、元々ULV版のCPUは主に日本(モバイルノート大国であるため)でのみ売れて
いたわけだからIntelとしてはそれが減ってもCULVノートが増えればULV版CPUの出荷数
そのものが減るどころか増えるだろうけどね。
個人的にはアンダーB5サイズのULV版CPU搭載ノートPCは無くなって欲しくないにょ。
さすがにLet'snote Rシリーズのサイズで通常電圧版CPUを搭載するのは難しいからね。
まぁCULVノートが10.1インチWXGA採用でその液晶サイズに似合ったギリギリの筐体
サイズとなって、なおかつ十分な堅牢性があればそれでもいいんだけど現状のCULVノートは
どれも個人的には大きく重く感じるからLet'snoteなど国内メーカーのPCに頑張ってもらう
しかないにょ。
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IONはネットブックの救世主になれるか・・・?
2月27日にモバイルノートに高性能GPUは必要かということを書いたのだけど高価になったり
大きくなったりしなければ搭載が望ましいと思うにょ。
特にネットブックに関してはGMA950やGMA3150がHD動画の再生支援を持っておらずYouTube
などでも画質(解像度)を落として再生する必要があるから再生支援付きのGPUは有用に
なるにょ。
低画質で問題なければiPhoneなどの非PCでも再生できるためネットブックのアンドバン
テージが減ってしまうにょ。
これがCULVノートならばGS45に内蔵されたGMA4500HDは一応再生支援機能を持っているし
再生支援が働かなくてもデュアルコアのセレロンSU2300ならば1080pの動画がCPUパワー
だけでも見れなくはないにょ。
とはいえ、ビットレートの高いものはかなりコマ落ちしてしまうためにコマ落ちなく再生
させようと思えばSU2300では720pに止めておく必要があるにょ。
多少のコマ落ちが許容できるならばシングルコアのセレロン723(1.2GHz)でも何とか
720pの動画が再生できるにょ。(恐らくXPであればCPUパワーに多少余裕ができると思う)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/hot/20091215_335846.html
ビットレートがあまり高いものではないならば2月6日に書いたようにCoreSolo 1.2GHzを
搭載の私のR5でもOSがXPであるお陰でYouTubeの720pの動画は再生可能にょ。(1分半の
動画でドロップフレームが177だから見た目ではそれほどコマ落ちしているとは感じない
レベル)
しかし、そのセレロン723にも劣るCoreSolo1.2GHzでさえHD動画を再生においては(メモリ
帯域などを考慮しても)Atom換算だと2GHz以上の性能(PenM1.1GHzのR3と比べて2〜3割高い
性能)くらいはあるからね。(メモリ帯域を考慮しても1.6GHzのAtom N270でPenM1.1GHzの
R3と同レベルの性能だと思うのでそれを元にCoreSolo1.2GHzはAtom2GHz以上と推測した)
だから、Atom1.6GHz程度のネットブックでHD動画を再生するにはビットレートが低めの
720pの動画でもCPU性能が全然足らないにょ。(紙芝居にはならないレベル)
性能不足を感じるAtom Nは2GHzまで用意されているAtom Zとは異なり1.66GHzまでしか
無かったけどこの度1.83GHzのAtom N470が登場したにょ。
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1003/02/news024.html
とはいえ、それでもYouTubeの720pの動画を再生するには不十分にょ。(これは推測だけど
YouTubeの720pの平均レベルのビットレートの動画をほぼコマ落ちなく再生するにはXPでも
Atom2.4GHzくらい、7やVistaならば3GHzくらい必要かもしれない)
それでも1.66GHzのものよりはコマ落ちは減るだろうし、480pのものであれば元々十分に
再生できていたためにより低いCPU負荷で再生できるためメリットはあるけどね。
しかし、Webブラウザ上で再生するならば2月7日に書いたようにXPの方が7よりも有利で
あるためにネットブックで7が主流になれば1.83GHzのAtom N470でも480pの動画再生が
ギリギリになりそうにょ。
だから、ネットブックはWeb閲覧メインだから高いCPU性能は要らないといってもWebの
利用で動画鑑賞が増えている現状を考えると今のネットブックの性能で7が主流になれば
かなり厳しいものになるといえるにょ。(Gyaoでも利用するための推奨スペックが
Pen4 2GHz以上だから現状のネットブックではそれを満たしていない)
そんな中期待されるのが新しく発表されたIONにょ。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20100302_351954.html
AtomはPineViewではGPUにノースブリッジ機能を内蔵してしまったために従来のIONの
ようにチップセットとして高いGPU性能を提供することはできなくなったにょ。
したがって、新しいIONは単体GPUとして供給にょ。
これはASUS N10Jcなどですでに実現済みだけど要はサウスブリッジに用意されている
PCI-Ex1スロットに単体GPUを接続するというだけにょ。(当時とは異なり新技術によって
スイッチ切り替えなしにシームレスにCPU内蔵GPUと単体GPUとの切り替えが可能)
一般的なビデオカードがx16で接続しているためx1だと速度低下が心配されるけど接続
されるものが現在のローエンドに位置するものであるため問題はないにょ。
ローエンドとはいえそこまで性能面では問題はないにょ。
10インチクラスのネットブックに搭載を想定したものではシェーダ数(最近は「ストリーム
プロセッサ」と呼ぶようになってきているけど)は8基、12インチクラスに搭載を想定した
ものはシェーダ数は16基ということでノートPC用としては最新のミドルレンジに位置する
新型VAIO Zに搭載のGT330M(48基)やAlienware M11xに搭載のGT335M(72基)と比べると
圧倒的に低い性能だけどAtomのCPU性能で問題がない古めのゲームや動作の軽いゲームを
プレイするならば十分な性能があると思われるにょ。
8基のION下位モデルでもかつてのGeForce6600Go(4〜5年前のミドルクラス)を完全に
凌駕するくらいの性能で16基のION上位モデルなら8600M GS(2〜3年前のミドルクラス)に
匹敵する性能になると予想されるため当時のPCに搭載のCPU性能を考えれば逆にAtomの
方が足を引っ張りそうな感じにょ。
実際N10JcでもCPUであるAtom N270がボトルネックになってGeForce9300M GSの性能を
十分に引き出せなかった感じだからね。
ゲームもだけど動画再生支援機能によってAtomのCPU性能でもHD動画が余裕で再生できる
というのはかなり大きなメリットになるにょ。
IONの懸念材料は価格にょ。
HD動画が普通に再生できるCULVノートが安いものならば5万円以下で買える以上はCPU
性能が半分以下のAtomでは5万円以上の価格では厳しいにょ。
私の感覚では現状のネットブック(3万円前後)から1万円増くらいが限界にょ。(つまり
実売価格で4万円程度)
再生支援機能だけで良ければアクセラレータボードが20ドル程度で入手可能だからね。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/nishikawa/20100222_350132.html
国内では普通に手に入るわけではなくネットブックでは分解を伴うため保証が無くなる
とはいえ、PCベンダーが最初から用意すれば価格に20ドル上乗せする(ベンダーの利益を
考慮して5000円アップくらいになりそう)だけで再生支援機能が付くわけだからそれ
よりも大幅に高価になるようだとIONは売れないにょ。
ゲーム目的だと何度も書いているようにAtomではCPU性能(シングルスレッド性能)が
低すぎるわけだからね。
旧世代であるFFXIでさえAtom N270+GeFoorce9300M GSのN10JcはPenM1.2GHz+915GMの
オンボードVGAの旧世代モバイルノート並であり、915GMよりも10数倍高性能な9300M GSを
搭載しているというアドバンテージもCPU性能の低さによってすべて失われている形と
なっているにょ。(両者ともFFベンチのLOWで2000程度だから動くだけでやっとのレベルで
快適とは言い難い)
最近のゲームはGPU比重が高まっているとはいえ、要求CPU性能はFFXIの頃よりも高く
なっているので大半のものが快適にはプレイできないにょ。(CPU性能的には私が昔使って
いた自作PC初号機 改に搭載の鱈セレ1.4GHz以下だろうから2004年頃のゲームでもCPU
性能が足らないものは結構多かった)
それでも、普通のネットブックではカクカクなゲームが何とかプレイできないこともない
レベルにはなるだろうからIONは十分に価値はあるにょ。(CPUが完全にボトルネックとは
いえCPUで処理していた部分がGPUで処理可能になりCPU負荷が若干小さくなるため)
ただし、そのレベルの付加価値に1万円出せる人はかなり少ないと思うにょ。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/event/20100303_352375.html
ネットブックは安さが最大の武器であるためこのクラスで1万円の差は非常に大きいにょ。
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CULVノートがシェアを奪うのはネットブック?それともモバイルノート?
「CULVノート」というのはネットブックのような特別なCPU(PCで使用するのが前提で
開発されたものではなく最初から低発熱、低価格を最優先した特別設計のCPU)を使用
しているのではなく普通のモバイルノート用のCPUやチップセットを搭載しながら安く
販売しているにょ。
なぜ「CULVノート」がモバイルノートに比べて安く作れるかということは昨年10月19日
にも書いたけど改めてモバイルノートとの比較をすることで書いてみるにょ。
従来のモバイルノートが高価だった理由は主に下記の3点が挙げられるにょ。
(1)高価なULV(超低電圧版)のCPUを使うので高い
(2)筐体が高い
(3)少量生産だから高い
(1)に関して書くとULVのCPUは低消費電力という付加価値があるためそれがセレロンで
あっても従来は200ドル程度の価格が付けられていたにょ。
これはメインストリームのCPUの価格(通常電圧版であればCore2Duoが買える価格)と
なっているにょ。
しかし、CULVではそれが変わったにょ。
「CULV用」という特別なCPUが加わったのではなくULVのCPUを特別な条件下では100ドル
以下という低価格で提供するというわけにょ。
その条件は明かにはなってないけど今は当初より緩和されほとんど無いに等しいレベル
ということにょ。(Atomの場合は低価格で提供するには厳しい条件がある)
これが可能になったのもULVのCPUの歩留まりがかなり高くなったせいだと思われるにょ。
ULVのCPUは電圧を下げることでTDPを下げていたけどそれだと高クロックで動作するCPUの
製造は難しいにょ。(十分な歩留まりの高さがあればULVでも通常電圧版でも製造原価は
変わらないので特別値引きで安くしたCLUVのセレロンは通常電圧版のセレロンよりも高価
であるためIntelにとっては十分なメリットがある)
3月2日に書いたようにアーキテクチャの変更をするごとにクロックを1GHz付近まで落とし
ステッピングの改善や微細化によってクロックを高めていっているために長い目で見ると
クロックは上がって下がってを繰り返しているわけにょ。
逆に言えば低クロックのものならば高い歩留まりでできてしまうということにょ。
しかし、そんな低クロックだといくらULVという付加価値があろうと高価で提供する場合は
需要が少ないのだけど「安いこと」が大きな需要を喚起するということがネットブックで
分かったのでその歩留まりが高くなったULVのCPUをAtomより少し高いレベルの低価格で
提供することにしたにょ。
(2)に関して書くとモバイルノートというのは持ち歩きを考慮しているため極めて高い
堅牢性を持っているし軽量化にもコストをかけているにょ。
しかし、過剰な堅牢性や軽量化は価格に大きく転化されてしまうにょ。
毎日持ち歩いて使うという人でないとその付加価値の恩恵を受けるのは難しいからね。
私は当時としては安価だったFMV6300MCを中古で買ってノートPCを毎日持ち歩くという
習慣を付けるきっかけとなったけどこれはあまり堅牢性が高くなくて1年余りで3回も
壊れてしまったにょ。(安かったので壊れるたびに同じ機種を買い直していた)
したがって、そのFMV6300MCから乗り換える際には堅牢性が高いLet'snoteにしたのだけど
多くの人はここまでの堅牢性は求めないだろうし、200〜300gの軽量化に3倍の価格を
払える人はほとんどいないと思うにょ。
(3)に関しては工業製品であれば量産効果で安くなるというのは言うまでもないにょ。
しかし、モバイルノートというのは需要が少ない(1kg前後の軽量モバイルノートに
おいては需要のほとんどが日本国内だったのでパイ自体が小さい)わけだし、性能の
割りに高価な機種ばかりということで(軽量さや堅牢性に高い付加価値を置くような人
ではない)一般人が気軽に買えるものではなかったにょ。
気軽に持ち運べるサイズ、重量で安価だったネットブックが大ヒットにつながったのも
価格が安ければ小さいノートが欲しいという潜在需要が大きかったせいにょ。
ネットブックは量産効果で安くなっているPCの典型例だからね。
このようにCULVノートはネットブックの成功があったからこそそのワンランク上を用意
することで大きな需要があると判断したためにULVのCPUの大幅な割引サービスを行う
ことで実現できたと思われるにょ。
新型AtomのPineViewでもHD動画の再生支援機能を付けなかったのはCULVへと誘導する
意図があるのかもしれないにょ。(新しく再生支援対応のGPUコアを作るのもコストが
かかるし、GS45に内蔵されているGMA4500HD相当の機能をAtomに内蔵するには現状では
コスト面で無理があるというのが本当のところだろうけど)
しかし、この結果ULVのCPUを搭載したモバイルノートは苦戦に立たされてしまうにょ。
Atom搭載のネットブックが登場後PC市場が活気づいた(不況の中、販売台数ベースで
前年を越えた)けど唯一モバイルノートは前年比で大きなマイナスになったからね。
CPU性能面では一昨日にも書いたようにULVのシングルコアセレロン(セレロン723や743)
と比べても大きく劣るAtomでさえこれだけの影響があるのだから実質モバイルノートに
使用しているものと同じCPUであるCULVノートの影響力は計り知れないものがあるにょ。
Atomが条件を満たすことでCPU+チップセットの価格は40ドル程度で供給されるけど
CULVの場合は下位モデル(といっても上記のようにAtomより完全に格上)で80ドル程度
だからね。
だからこそ実売4万円台のCULVノートというものが可能になるにょ。
ネットブックとは異なりOSは制限の大きなStarterではなくHome Premiumだし、廉価な
ネットブックは未だにWSVGAが主流なのに対してCULVはWXGAが主流だから価格を考えれば
非常に優秀にょ。
1月初頭に登場した新CPU「Arrandale」(32nmのノースブリッジ機能同梱のCPU)によって
モバイルノートの性能も底上げされたけど今夏にははそのArrandaleをベースとしたCULVが
登場する見込みとなっているにょ。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/ubiq/20100305_352927.html
3月2日に書いたようにCULVノートがシェアを伸ばすとULVのCPUを搭載したモバイルノート
に対して壊滅的なダメージを与えてしまいかねないためモバイルノートはULVをやめ
通常電圧、もしくは低電圧へとシフトするのではないかと考えたにょ。
Atomとは異なり、CULVは最新世代のULVのCPU(の下位モデル)をそのまま使うことで
開発コストはかからないというIntel側のメリットもあるからね。
しかし、上記記事を見るとCULVにも使われるArrandale世代のセレロンは大きく差別化を
するみたいにょ。
スピードステップ機能やVTが付いたために上位モデルとほぼクロック分の性能差しか
なかったセレロンSU2300(L2が1MBということで上位モデルよりは少なめだけどアプリの
実行速度はクロック当たりでは1割の差も出ない)は価格を考えると非常に優れたCPUなの
だけどさすがにそこまで優れたセレロンは今後は登場しないというのであればULV搭載の
モバイルノートが絶滅するという心配は要らなくなるかもしれないにょ。
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もし15万円あったら どんなPCにするだろう?
あれから外付けでファイルを焼いてみたけど エラーが出たよ
どれか分からないけど ファイル自体が悪いのかも
ヘッドは 関係なさそうだよ
http://liv0.com
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やはりゲームをするなら自作PC(ショップブランドPC)に限るにょ
マリモーマさんへ
>もし15万円あったら どんなPCにするだろう?
量販店で普通にメーカー製PCを買うならば標準レベルのものが買えるにょ。
自作PCならばミドルクラスのものが余裕で組めてしまうにょ。(標準クラスのメーカー製
PCはおまけがたくさんついているのでPCそのものの性能でいえば自作PCのローエンド並)
用途にもよるけどCPUは10万円台前半の予算ならばCore i7-860がベストにょ。
ビデオカードもミドルクラスのものが買えるにょ。
CPUはi7-860のワンランク上になると一気に3万円アップ(i7-860の価格が2.5万円くらい
なので1ランク上で価格は倍増)となるために選択肢は限られるけれどビデオカードは
細かく分類されているので予算に応じて選び放題にょ。(15万円あればハイエンドな
ビデオカードも搭載可能)
しかし、選択幅が広がるのが難しいと考えるならばショップブランドPCを買うというのは
ありにょ。(価格的にも新規に自作するなら下手にパーツを買って自分で組むより安い)
最初からビデオカードを搭載済みのPCならば相性問題に悩む必要もないし、電源も十分な
ものが搭載されているしね。
http://www.dospara.co.jp/5goods_pc/pc_bto.php?h=g&f=g&m=g&mc=1205&sn=51&vn=1&lf=0
現時点でシングルカード最高のRADEON HD5870を搭載しているので現状のどのゲームも
快適にプレイできるにょ。
マリモーマさんの現在のPC構成を考えると予算15万円を1台のデスクトップPCに使うのでは
なくてデスクトップPC+ノートPCの方が利便性がアップすると思うにょ。
デスクトップPCは10万円で買えるこれがおすすめにょ。
http://www.dospara.co.jp/5goods_pc/pc_bto.php?h=g&f=g&m=g&mc=1152&sn=79&vn=1&lf=0
これでもGeForce GTS250を搭載で上記のハイエンドなRADEONよりは性能は劣るとはいえ
十分高性能にょ。
残った5万円でCULVノートを買うといいにょ。
5万円あればACERのAspire1410が買えるにょ。
http://kakaku.com/item/K0000063048/
予算が15万円ではなく5、6万円ならば選択肢は上記CULVノートもいいけどゲームをする
ならばデスクトップPCがいいにょ。
http://www.dospara.co.jp/5goods_pc/pc_detail.php?h=d&f=d&m=pc&mc=1393&map=7
5万円PCとはいえ、CPU性能もビデオカード性能も普通にゲームするのに十分にょ。
これでものどかの100倍以上の3D性能があるからね。
>あれから外付けでファイルを焼いてみたけど エラーが出たよ
>どれか分からないけど ファイル自体が悪いのかも
最初からファイルが壊れているならばどうしようもないにょ。
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ローエンドが最高性能・・・?
PCの場合、いくらミドルやハイエンドのものを購入しても数年後のローエンドに性能面で
負けてしまうということは当然のように起きてしまうにょ。
だからハイエンドならば「高価でも性能が高いため長く使えるからお得」というわけでは
なく実際はミドル下位やローエンドを頻繁に買い換えた方が同じ金額を払っても性能面に
関しては有利なことが多いにょ。
これはPCが依然として大きな高性能化を続けている(特にGPU性能は1年に2倍近いペースで
性能が向上している)というのが原因にょ。
デジカメもPCと比べて性能向上は少ないもののそのような下位クラスに上位クラスが負ける
という下克上は起きてしまうにょ。
というのもデジタル一眼レフにおいて入門機は毎年モデルチェンジをしているのに中級機
に関しては2年、プロ機に関しては基本的にオリンピック毎にモデルチェンジをしている
わけだからね。
PCの場合は、ローエンドからハイエンドまで一斉にモデルチェンジされるため店頭に
売っている製品に関してはよほどの旧機種が店頭に並んでない限りは上位クラスが下位
クラスに性能面で負けることはないにょ。
もしそんな旧製品があれば下位クラスの新製品以下の価格で上位クラスの製品が特価販売
されているのが普通だけどそれは上位クラスの後継機種が存在するということが非常に
大きいにょ。
しかし、デジタル一眼レフの場合はモデルチェンジされる間隔が異なる(下位機種の方が
早くモデルチェンジされる)ために上記のような下克上は頻繁に起きてしまうにょ。
さて、PCにおける性能といえば真っ先に考えるのがCPUにょ。
CPUは各社ともモデルナンバーが取り入れられ「クロック至上主義」から脱却しようとは
しているものの同一アーキテクチャであれば「高クロック=高性能」なのは事実にょ。
デジカメに置ける性能といえば、やはりセンサー性能にょ。
CPUのクロックと同じく「高画素=高性能」いうのが強く根付いているにょ。
CPUの場合は処理性能をベンチマークなどで計測することで実際に速くなっているかを計測
することができるわけだけどデジカメの場合はそれは難しいにょ。
どうしても数字に表れない感覚というものが判断基準に入ってしまうからね。
「高画素=高画質」ではないということをここで何度も書いたわけだけどそれは決して
高画素を否定するわけではないにょ。
記録されるデータが重くなるから・・・と単純に否定はできず、画素数が十分多ければ
トリミングの余裕がある高画素が選べるという選択肢が用意されているというメリットが
あるわけだからね。(高画素が要らなければ1ランク下のサイズで撮影すればいいし)
ただし、それはトリミングに耐えられるだけの実効性能があるかどうかが非常に重要と
なるにょ。
コンデジの場合、米粒並の小さなセンサーを使用しているために1000万画素ではいくら
高性能なレンズを使ってもその性能を発揮できず、収差のない理想的なレンズを使用する
という机上の空論においても回折限界のためF値が大きくなるズームの望遠側では物理的に
解像するのが不可能になってくるにょ。
したがって、コンデジには1000万画素を越えるような高画素はまず不要といっていいの
だけどそれでも画素数が増えたから性能が年々落ちていると単純にはいえず、画像処理
エンジンの改良によってISO400が常用できるレベル(2L印刷に耐えられるレベル)に
なってきたし、一部のコンデジはISO800も常用ができるレベルになってきているにょ。
ただ、デジタル一眼レフの場合、ポピュラーなAPS-Cサイズでもコンデジでポピュラーな
1/2.3インチセンサーの10倍以上のセンサー面積となっており単純に考えればコンデジの
10倍の画素数に耐えられる計算になるにょ。
実際はレンズは汎用性を持たして設計されているために専用設計のコンデジの方が有利
だし、常用可能かどうかの判断基準も私の基準でもコンデジはL〜2Lサイズなのに対して
デジタル一眼レフだとA4〜A3くらいとなりデジイチの方がより高いものを求めている
からね。
この判断基準は人によって変わると思うけど「デジイチでもコンデジ並に撮れればいい」
と考える人はさすがに居ないと思うにょ。(デジイチ>コンデジであるべきと考える人が
大半だと思う)
ではデジイチの画素数はどれくらいがベストなのかというと画素ピッチがコンデジのように
まだ物理限界には達してないものの画素数が多ければ基本的に暗所性能が弱くなるし、
回折限界のために選択できるF値に制限ができる(APS-Cだと1000万画素ではF11、2000万
画素ではF8くらいが限界となりそれ以上絞るとかえってシャープさが損なわれる)という
ことで高画素が必ずしも有利とはいえないにょ。
暗所性能に関してはコンデジのように年々向上しているセンサー性能に加えて画像処理
エンジンの改善(要はノイズをいかにごまかすかというテクニック)によって暗所性能が
改善されてきているため高画素だから暗所性能が弱いとは単純にはいえないにょ。
同一世代のセンサーで同一世代の画像処理エンジンを使用する場合は高画素の方が暗所
性能が低くなるのは確実だけどね。(画素数が2倍になれば単純計算でノイズも2倍)
デジイチで暗所性能の高さを見せつけたのは2006年に登場した入門機のニコンD40にょ。
当時は1000万画素が主流になりつつあったけど前年発売のD50でも好評だった600万画素の
センサーを採用し、さらに画像処理エンジンの改善をすることでISO1600が常用できる
レベルの画質(A4印刷に十分使えるレベル)となったにょ。
当時は設定こそISO1600や3200にできてもまともに常用できるのはISO800止まり(どこ
まで実用に耐えられるかは個人の判断にゆだねられるところが大きいのであくまでこれは
私の主観だけど)ということで最も安い入門機なのに中級機をも越える暗所性能という
ことは高く評価されたにょ。(600万画素で足りるかどうかという点と入門機で満足
できるかという点がポイントとなる)
センサー性能は年々向上しており、2008年に登場した中級機のニコンD90は1200万画素
にも関わらずISO1600が常用できるレベルの画質となったにょ。(画素数ではD40の2倍と
なり暗所性能でもD40を越えたために「600万画素神話(?)」は崩壊した)
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/review/2008/11/10/9595.html
このD90に搭載されたセンサーは後に登場したD90の上位機種であるD300sや入門機のD5000
にも搭載され現在のニコンの標準的なセンサーとなっているにょ。
つまり、画素数が多くなると駄目になるというのではなく時代に合わせた高画素を進めて
いく必要があるわけにょ。
2006年の時点ではある程度の暗所性能が欲しければ600万画素がベストだったけど最近
だと1200万画素くらいでも問題ないということにょ。(600万画素あればA4用紙に250dpiで
印刷できるためトリミングをせず最大でもA4印刷までという人ならば全く問題がない)
これが一気に2000万画素くらいになると後継機種の方が暗所性能で劣るということに
なってしまいかねないからね。
そんな中、昨年11月に登場したEOS 7DはAPS-Cとして1800万画素というのはインパクトが
大きかったにょ。
キャノンは比較的高画素を求めているためにライバル(ニコン)よりも高画素の機種を
積極的に投入しているからね。
一昨年に1200万画素のD90の対抗として登場したEOS 50Dは1500万画素だったし、APS-Cの
最上位となるD300s(D90のセンサーを流用しているので1200万画素)の対抗として昨年
登場したEOS 7Dは1800万画素ということでD90 vs 50Dよりもさらに画素数の差は大きく
なったにょ。
50Dの時は画素数が増えても画像処理エンジンが今ひとつといった感じで個人的には
画素数が300万少なくてもD90の方がトータルでは高画質に感じたのだけど7Dの場合は
違ったにょ。
対抗であるD300sは高画質なD90と同じものとはいえ、さすがに今となってはもう旧機種に
なりつつあるためEOS 7Dの方が有利な面も多く見られたにょ。
最新のセンサー、最新の画像処理エンジンを用いているEOS 7Dは画素数が1.5倍も多い
D300s(D90)に対して暗所性能も負けてない感じだったにょ。
そして、そのEOS 7Dに採用されたセンサーと画像処理エンジンを使った入門機である
EOS Kiss X4が登場したにょ。
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/newproduct/20100308_353045.html
デジカメの場合はセンサー、画像処理エンジン、レンズでその画質は決まるために同じ
レンズを用いればAPS-C最上位となるEOS 7Dと同じ画質がこの入門機であるKiss X4でも
得ることができるにょ。
これは当然とはいえば当然のことだけどすごいことにょ。
キャノンのAPS-Cのデジイチの現行機は上位からEOS 7D、EOS 50D、EOS Kiss X4となった
(この度旧機種となったX3はX4の下位としてもうしばらく平行販売される)けれど
発売されたのが一昨年である50DはKiss X4の上位モデルなのに画質面で完全に劣るものと
なったにょ。
画素数が増えた分だけ暗所性能がどうなったのか気になるところだけど上記レビュー
および他所でのレビューを見る限りは暗所性能はD90を完全に抜き去ったためにAPS-Cでは
一番ではないかと思われるにょ。
http://digicame-info.com/2010/03/eos-kiss-x4d90.html
7Dと比べても同等以上の暗所性能を持ちAPS-CながらISO3200を常用できるレベルにまで
引き上げたにょ。
D90などではISO3200は使えなくはないけどさすがにノイズが多いため使用するのはやや
躊躇われるし、ISO6400に至っては色ノイズが激しく出てしまうので完全に非常用だった
のに対してこのKiss X4はISO6400でもそれなりに使えるレベルで最高感度のISO12800は
さすがにノイズが多く非常用といった感じだけど2Lくらいならば十分使えそうなレベルと
なっているにょ。
昨年登場したニコンのプロ機のD3sではAPS-Cの2倍以上のセンサー面積を持つ35mmフル
サイズセンサーということでISO6400が常用できるレベルの性能だったけどAPS-Cも最新の
センサーを用いればISO3200の常用ができるということがこれで明らかになったにょ。
ただ、1800万画素を生かすにはかなり高性能なレンズが必要になるにょ。
キャノンの場合標準でついてくるキットレンズは優秀だけどそれでも1800万画素に耐える
ことはできないにょ。
実際、撮影サンプルを見てみると1800万画素という解像感は感じられないからね。
低感度では1200万画素のD90とと比べても変わらないレベルだし、画素数が1800万画素と
多いため等倍鑑賞ではむしろX4の方が劣っているように見えるのでこの画素数を生かす
ならば高性能なレンズが必須といえそうにょ。(高画素が高画質には繋がっていない)
とはいえ、入門機を買うような人が高価なLレンズを買うとは思えないし、恐らく大半の
人が標準で付いてくるキットレンズを買って終わりという感じになるだろうから1800万
画素の性能を発揮出来ずに終わるのではないかと思うにょ。(だから一昨年に発売された
1200万画素のKiss X2からの買い換えで高画素のメリットを感じる人はほとんどプラシーボ
だと思う)
それに新機種ということでKiss X3と比べて高め(入門機の中では全メーカーで最高値)と
なっているにょ。
しかし、優れた暗所性能は魅力だし、動画機能もかなり強化されているからその価格分に
似合うだけのメリットはあるにょ。
入門機なのにAPS-Cのデジイチの中で最高画素数かつ暗所性能も最高だからね。
個人的にはもう入門機は買うつもりはないのでKiss X4を買うことはないと思う(それ
以前にペンタックス、ニコンに加えてキャノンの3マウントは金銭的にも厳しい)けど
D90(ニコンの現行中級機下位モデル)の後継機種がKiss X4並の暗所性能を持っていれば
ぜひ欲しいにょ。
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センサーサイズが大きいことはいいことだけど・・・
デジカメにおいて「高画素=高画質」とはいえないということは何度もここで書いたの
だけど失うものが無ければ画素数が多いにこしたことはないにょ。
風景写真などを撮影する際には遠景の木々の描写は数100万画素程度のデジカメでは満足
いくようなものではないからね。(インクジェットプリンタでA4でプリントするくらい
ならば600万画素のデジタル一眼レフで何の問題もないけど)
きちんと解像するならば画素数が多い方がいいにょ。
画素数を多くしても失うものを減らすにはセンサーサイズを大きくするしかないにょ。
一般的なコンデジに使われている1/2.3インチセンサーと比べて入門〜中級機のデジタル
一眼レフに採用されているAPS-C相当のサイズのセンサーでさえコンデジの13倍の面積を
持ちハイエンド、プロ機に採用されている35mmフルサイズセンサーに至っては約30倍の
面積となるにょ。
一般的には800万〜2000万画素相当と言われている普通(35mm)の銀塩フィルムだけど
フルサイズセンサーを使用、2000万画素オーバーのハイエンド機が登場してようやく
銀塩を越えたと思われるにょ。(高感度時の画質はとっくに銀塩を越えていたけど)
ただ、風景写真をメインにとっている人の中には35mm版ではなく中判カメラを使用して
いる人も少なくはないにょ。
プロ用デジタル一眼レフが銀塩を越えたといってもあくまで35mm判での話にょ。
中判では面積が最も小さな6x4.5でさえ35mmフルサイズの3倍以上の面積となるにょ。
これはAPS-Cと35mmフルサイズの差よりも大きなものにょ。
中判銀塩をデジタルで置き換えるならばいくら35mmフルサイズのハイエンド機が高性能
とはいってもまだまだ描写能力で力不足は否めないため中判デジカメを投入するしかない
けれどセンサーサイズの大きさが価格に直結してしまうため200〜300万円くらいの投資が
必要になってしまうにょ。
そんな中ペンタックスから中判デジタルカメラが登場したにょ。
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20100310_353556.html
中判カメラの多くはユニット式となっており背部にフィルム装填の代わりにポラロイドを
付けられるようになっていたのをデジカメに変えたようなデジタルバックでの使用が
一般的となっているのだけどこの645Dは最初からデジタルカメラとして設計されたもの
なのでそのようなユニット交換は不要(できない)なものになっているにょ。
6x4.5の中判カメラとはいえ、センサーサイズはそれよりも小さめの44x33mmにょ。
これでも35mmフルサイズの1.7倍のセンサーサイズとなっているにょ。
さて、問題は価格だけど実売80万円というのはかなり安いにょ。(35mmデジタル一眼
レフの最上位モデルとあまり変わらない価格)
まぁ比較対象が200〜300万円するハッセルやマミヤ用のデジタルバックだからね。
とはいえ、200〜300万円という中判デジカメはプロ用の保守サービスや拡張性の高さも
含まれているわけだからそういう面で645Dは中判デジカメとして考えるならば廉価モデル
(制約の多いもの)と考えられてしまいそうにょ。
問題はどのような写真がとれるかにょ。
今まで中判デジカメを作っていたメーカーはデジカメを作り慣れているメーカーではない
ということで最低感度の描写は良くても少し感度を上げたらノイズの非常に多い写真と
なるものも少なくなかったにょ。
これはデジカメがセンサー、レンズに加えて画像処理エンジンが大きなウェイトを占めて
いるからにょ。
そういう面ではペンタックスはデジカメに参入して長く、シェアこそはキャノン、ニコン
と比べて大きく劣るけど一定数のファンはいるにょ。
私自身ペンタックスのデジタル一眼レフのK200Dを持っているけどなかなかいい絵を出し
性能そのものには満足しているにょ。
気になる画素数は4000万画素にょ。
これでもAPS-Cでいえば1000万画素くらいの画素ピッチであるため性能面で無理をしている
ようなものではないにょ。
したがって、それなりのレンズを装着すれば4000万画素で解像可能にょ。(ベイヤー配列
であるため完全にピクセル単位での解像は不可能だけど)
EOS Kiss X4のようにAPS-Cで1800万画素もある機種もあるけどそれだと並のレンズでは
解像しないため画素数を生かせないからね。
この645DでKiss X4並の画素ピッチを実現したら7000万画素に達してしまうにょ。(実際に
デジタルバックでも6500万画素の高性能モデルはあるため4000万画素というのは決して
多い画素数ではない)
そういうことで無理をせず、しかも2000万画素オーバーの35mmフルサイズよりワンランク
上の描写が可能になるというのはセンサーサイズの魅力にょ。(あくまで「可能になる」
というだけで実際にどの程度の差があるかは撮影サンプル待ちだけど)
ただ、4000万画素もあると非常にデータが重いいにょ。
非圧縮TIFFで保存すれば1枚あたり120MBだし、RAWでも50MBに達するからね。
デュアルSDHCスロット搭載とはいえ、32GBのSDHCでも心許ないにょ。
CFに対応してないのでせめてSDXCに対応して欲しかったところにょ。
とはいえ、中判カメラは連写でバシバシ撮影するようなものではないのでそれほど問題は
なくむしろSDHCの書き込み速度に問題がありそうにょ。
Class10のSDHCで実効12MB/sで書き込みできたとしても120MBだと1枚10秒もかかって
しまうわけだからね。
バッファメモリをどれだけ搭載しているのかは分からないけどいくら連写をすることは
あまりなくても最低でも1GB以上のバッファがないと話にならないにょ。
やはり、センサーサイズが大きいことはいいことだけどその分カメラそのものが大きく
なってしまうのがネックにょ。(645Dも中判カメラ+デジタルバックよりは小さいけど)
中判カメラを買うような層だとそんなことは気にしないけど35mm判で慣れている人から
すればかなり大きく感じるからね。
コンデジのセンサーは小さすぎるから大きい方がいいとはいってもあのセンサーサイズ
だからこそ5倍や10倍ズームを搭載してもポケットサイズに収まるわけだからね。
ネオ一眼(一眼レフ風のコンデジ)でついに光学30倍ズームを搭載するカメラが登場した
けどこれもセンサーサイズが小さいからこそ可能にょ。
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20100309_353564.html
デジタル一眼レフで実現しようとするとAPS-Cでさえとんでもないことになるにょ。
フルサイズ換算で24-720mmF2.8-5.6相当のレンズということはAPS-Cでは実焦点距離が
16-540mmとなるわけだからそれで明るさが2.8-5.6となるとレンズだけで5kgを越えて
しまいそうにょ。
というわけで中判デジタルカメラは35mm判では満足できなくなった人、もしくはすでに
中判用のレンズシステムがある人にとっては有用な選択肢だけどそうでなければただの
大きくて重いカメラでしかないにょ。
金銭面で新規にカメラ&レンズ一式の購入問題がないという人でもこのサイズ、重量が
使用面で大きな制約を受けるにょ。
元々中判カメラはスタジオ内で使うとか、屋外で使う場合は三脚を用いて風景のように
静止した被写体を撮影するのが主な使用用途だからそれを「制約」と呼んでいいものか
どうかは微妙だけど・・・。(制約というよりは向き不向きというだけの話かも)
だからセンサーサイズが大きい方が必ずしも良いとはいえず、自分の用途に合わせて
選択すべきにょ。
万能に使え、かつコストパフォーマンス重視ならばAPS-Cのデジタル一眼レフがベストだし
常に持ち歩くならばポケットに収まるコンデジの方が有利にょ。
普通にスナップ撮影してインクジェットで2Lくらいに出力するならば両者に画質面の
違いはほとんどないしこれが中判カメラだろうと違いは出てこないにょ。
結局最終的なアウトプット(出力媒体)が何かということが重要となるにょ。
A4ではなくA2、A1まで伸ばすならば4000万画素の中判デジカメの本領が発揮ようやく発揮
できるわけだからね。(A3程度では35mmフルサイズのデジタル一眼レフと比べて優位性は
ほとんどない)
PCで等倍鑑賞をするのが目的ならばピクセル単位でしっかり解像するフォベオンセンサー
採用機(DP1など)を使用するのが自己満足度が最も高くなるにょ。
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暗所性能の高いデジカメの方がお買い得感が高い!?
私がデジカメを購入する際には気にしているのは画素数ではなくセンサーサイズや
高感度時の画質にょ。
基本的に同じ世代のセンサーで同じ画像処理エンジンを使えばセンサーサイズが大きい
方がすべての面において有利になるからね。
ただ、一昨日に書いたようにセンサーサイズが大きくなると筐体サイズも大きくなる上に
高価となるために単純に大きければ良いというものではないのが難しいところにょ。
さて、デジカメを購入する際に高感度に強いものを買う場合において最大設定がISO1600の
デジカメ(デジカメA)とISO12800のデジカメ(デジカメB)のどちらが上かというと
これは「上限感度だけでは分からない」が正解にょ。
実際に同じ感度で撮り比べないと何ともいえないにょ。
デジカメAがISO1600で十分常用できるくらいの画質が得られ、デジカメBはISO800が
実用限界と感じる人であればデジカメAの方が高感度に強いといえるにょ。
その際に比較となるのがノイズ(色ノイズ、輝度ノイズ)の量とディティール(細部)の
描写にょ。
デジカメの場合はデジタル記録であるが故に設定上の感度を上げようと思えばいくらでも
上げることが可能になるにょ。
ただ、感度を2倍に上げようとするとノイズも2倍になってしまうにょ。
したがって、それを防ぐためにノイズ除去機能が備わっているにょ。
とはいうものの100%ノイズのみ除去するというのは不可能であり、本来必要である
情報まで消してしまいがちなのでディティールが甘くなりがちにょ。
だから感度の低いセンサーやコンデジのように1画素当たりの受光面積が小さなセンサー
だと元々十分ではないために高感度で描写性能を上げるのは非常に難しいにょ。
例えば感度の高いセンサーを用いた場合、あるピクセルでは輝度70、別のピクセルでは
78だった場合それを2倍に増感したら140と156となるけどそれより10倍感度の低いセンサー
において考えるとあるピクセルが7、別のピクセルも7となりそれを2倍にしても14と
14で増感しても情報自体に変化はないにょ。
暗部にグラデーションがある場合はそれを再現できず一面同じ色になってしまうにょ。
それ故に無理な高感度を行うとディティールが失われノイズまみれになるかもしくは
ノイズをごまかしても塗り絵のようになってしまうかのどちらかになるにょ。
したがって、高感度時の描写力を見る場合はノイズだけディティールだけを見ては駄目で
両方を総合的に判断する必要があるにょ。
銀塩フィルムはダイナミックレンジが広くデジカメよりもディティールの描写に優れて
いると考えている人がいるけど決してそんなことはないにょ。
ダイナミックレンジはそんなに美化されるほど広くはないにょ。
デジカメは色飽和しやすいためダイナミックレンジが狭いようなイメージがあるけど
ダイナミックレンジを数値化すれば最近のデジタル一眼レフ用のセンサーの方が銀塩
フィルムよりも広いくらいだからね。
ただこれはレコードと音楽CDのように数字で表現できない違いがあるためにどっちが
勝っているかは判断が難しいことけどね。
ただ、高感度時の画質においてはもう完全にデジタルの方が勝っているにょ。
銀塩フィルムのISO1600やISO3200は多くのノイズがあったけれど当時はそれでないと
撮れない写真もあったということで価値はあったので非常に有用だったにょ。
しかし、その反面ノイズが多すぎるため高感度フィルムの常用は無理だったにょ。
ISO400のフィルムが常用可能なレベルになったのも80年代になってからだし、デジタルの
進化と比べると銀塩フィルムの進化は遅いため結局ISO1600が常用可能になるような
時代は訪れなかったにょ。
したがって、室内と屋外の2カ所の写真を交互に撮る場合は感度の異なるフィルムを装填
したカメラの2台体制で行う必要があったにょ。
その点、デジカメでは1枚ごとに感度設定が変えられるために高感度に強ければ積極的に
それを使うことが可能になるために高感度に強いというアドバンテージは誰しも生かす
ことが可能になるにょ。(ISO1600の高感度フィルムは使ったことがないという人も
相当数いると思う)
さて、「室内や暗所ではフラッシュを使えばいいだけでは?」という人も中にはいる
とは思うけどフラッシュは決して万能ではないにょ。
夜景のような発光体には無意味だし、そもそも遠距離だと光が届かないにょ。
フラッシュの光がどこまで届くかというのはこれはGN(ガイドナンバー)とレンズのF値に
よって計算可能にょ。
GNはフラッシュの光量を示し、F値はレンズの明るさを示すにょ。
GN7のフラッシュ、F値3.5のレンズを搭載したコンデジで撮影する場合は光が届く距離は
「(GN)7÷(F)3.5=2」となりフルパワーで発光時には2mまで有効となるにょ。
もっともそれより離れたら光が届かないというわけではなく光が弱くなるというだけの
話であり2倍距離が離れたらその二乗分の4倍暗く写ってしまうというだけにょ。
それを明るくしようとすれば高感度が有用にょ。
上記の計算は感度をISO100の場合で考えたものだからISO400ではそれより4倍明るく
撮せるため距離が2倍になった分を相殺可能になるにょ。
つまり、ISO感度の倍数の平方根分ほどGNが増えた形になりISO400で撮影する場合は
GN7のフラッシュはGN14相当になるということにょ。
だから、フラッシュを使用時でも高感度に強い方が有利となる場合があるにょ。
夜景などではフラッシュを使わない(使うのは無意味)といっても夜景は基本的には
三脚据え置きで低感度&長時間露光で撮影するものだから高感度画質に優れていても
それをもって夜景撮影において有利とは一概には言えないにょ。
ただ三脚を常時持ち歩いている人はほとんど居ないだろうし、三脚の代わりに固定できる
ものを探そうにもそんなに都合良いものなんて滅多にないにょ。
遊園地のナイトパレードや博物館など暗所撮影も場所によっては三脚自体が使用不可と
いう場合もあるにょ。
したがって、暗所に強い(高感度画質に優れる)ということはそれだけ有利になるにょ。
それにフラッシュ自体は個人的にはあまり使わないにょ。
私はコンデジを専ら画像メモ代わりに食事や買ったものなどを撮影に使用しているけれど
そういう撮影をする場合はフラッシュでは臨場感が出ないし、ビニールコーティングを
している物を正面からフラッシュで撮影すると反射で肝心の被写体が写らなくなって
しまうにょ。
そういう場合は、一眼レフを用いてフラッシュを別方向から当てるという方法を取るしか
ないにょ。(一番楽なのは天井バウンズ撮影)
夜景撮影のように低感度でも三脚を用いて長時間露光すれば良いだけの話だけどわざわざ
画像メモ代わりの撮影でそこまでしたくはないにょ。
したがって、手ぶれ補正機能があり、なおかつ高感度に強いコンデジというのが理想で
そういう面では昨年末に購入したTX1はほぼ理想通りだったにょ。
とはいえ、TX1も1月3日、5日にここで書いたレビューのように暗所で優れていても日中
屋外での描写は今ひとつにょ。
これは現在の裏面照射センサーが明るい場所でノイズが出やすいことやあまりノウハウの
蓄積のないセンサーなので画像処理エンジンでもうまく対応ができていないというのが
原因にょ。(TX1とWX1は初採用なので同じセンサーのTX7よりも劣る)
それに加えてTX1は屈折光学系の宿命でレンズ性能が低いにょ。
低感度ではTX1の1000万画素で撮影したものよりも500万画素の5年前に購入したコンデジ
(ニコンS1)の方が解像感において上に感じるくらいだからね。
TX1はそのようなデメリットがあっても暗所に強いというメリットがあるために私は
便利に感じているにょ。
では、実際にTX1の暗所性能がどれくらいなのかを作例を挙げてみるにょ。
たまたま手元にあったコミックスの表紙を室内の蛍光灯の下で撮影してみたにょ。(撮影
モードは手持ち夜景モードを使用)
1000万画素ではレンズ性能が低いためまともに解像しないのでレンズ性能の低さと
ディティールの欠損を分けて考えられるようにそれなりに解像する300万画素モードで
撮影したものを無加工状態にしているにょ。
まずはISO400にょ。
http://www.42ch.net/UploaderSmall/source/1268368353.JPG
これだけ見ると普通だけどコンデジでISO400でここまでノイズがないものというのは
ほとんどないにょ。(等倍で見てもノイズはほとんど気にならないレベル)
裏面照射センサーは最低感度でもノイズが乗ってしまうので手持ち夜景モードの
ISO400は標準モード(プログラムモード)のISO125と同レベルの画質となっているにょ。
だからこれをTX1の最高画質の基準として考えても過言ではないためそれで高感度では
どのように劣化するかを見てもらいたいにょ。
次は最高感度のISO3200にょ。
http://www.42ch.net/UploaderSmall/source/1268370019.JPG
多くのコンデジでは等倍では見るに堪えられないレベルの画質(ノイズまみれや塗り絵
状態)となるのに対してそれなりに見れるレベルになっているのが分かるにょ。(手持ち
夜景モードではぶれなければよりノイズ低減があるためにしっかり構えればこれよりも
さらに高画質で撮影も可能)
TX1には低画素における画素混合はないので1000万画素で撮影してもこれと同じレベルの
ノイズ量で撮影可能にょ。(画素混合で感度を上げている機種だと高感度時には最高
画素数で撮影できないという制約がある機種も多い)
ISO400よりも彩度が低く微妙なグラデーションが失われているとはいえこれを単体で
見せられたらコンデジのISO3200で撮影したものと信じる人は居ないレベルだと思うにょ。
彩度が低めだけどフォトレタッチソフトで彩度を上げれば見た目の印象は大きく変わる
ので彩度は無視してノイズ量とディティール(この場合は小さい文字など)だけに注目
して欲しいにょ。
実際、ISO1600同士においてTX1はデジタル一眼レフのK200D(2年前の暗所性能最低クラス)、
D50(5年前の暗所性能最高クラス)と比較しても暗所ノイズの量やノイズリダクションに
よって発生するディティール損失においては大きな差がないくらいだからね。(さすがに
レンズ性能の差は明白だけど)
TX1の手持ち夜景モードはISO感度がオートとなってしまうため微妙なISO設定ができない
のでISO3200で撮影する際にはわざわざ蛍光灯の光が当たらないように影を作って撮影した
けどそれは逆に言うと室内でお手軽にブツ撮りしたいけど蛍光灯の光が表面に反射したり
自分の影が入るのが嫌という場合にいっそのこと全部影で覆って高感度で撮影しても
これくらいの画像が得られるということにょ。
もっともコストや手間暇を惜しまない人ならば室内でのブツ撮りはライティングが命なので
照明機器を購入しそれにあった撮影場所を用意し、三脚を用いてしっかり撮影するのが
ベストだけ毎日の日記やほんのメモを書くのに俳句や短歌のように一字一句しっかり吟味
して書くようなものでとても手軽に撮影なんてできないにょ。(ここで現在書いている
文章もとりあえず意味が伝わればOKというレベルのものなのでそこまで一字一句吟味して
書かれた物ではないし、そこまで吟味して書くとハードルが高くなりすぎてとても気軽には
書けなくなってしまうので書くのを躊躇してしまう)
暗所性能に優れているということは私のように室内でノンフラッシュ撮影をする人に
とっては非常に有用だけどTX1の裏面照射センサー+手持ち夜景モードを用いたものより
センサーサイズが1桁違うデジタル一眼レフの方が上にょ。
何せ入門機のAPS-CサイズでさえTX1の13倍のセンサーサイズだからね。
だからデジタル一眼レフではどの機種でもTX1以上の画質で撮影できるにょ。(しかし
私が所持しているデジタル一眼レフは現在では暗所性能に弱いものなのでTX1と比較して
大きな差が感じられないのが辛いところ)
それでも、まだまだ暗所性能は十分とはいえないにょ。
デジタル一眼レフでは大きなさまざまな撮影に対応できるようにメーカーが別途用意して
いるレンズの焦点距離が多種多様に富んでいるのだけど同じ焦点距離でも明るさが異なる
ものが複数あるにょ。
レンズの明るさというのはレンズの焦点距離を有効口径で割ったもので300mmのレンズで
有効口径が6cmならば「300÷6=5」でF値は5のレンズとなるにょ。(単焦点の望遠レンズ
では有効口径≒前玉の口径なので600mmF4の望遠レンズでは最前面のレンズの直径は
150mmに達する巨大なものとなる)
上記のフラッシュの撮影と同じく暗い場所で撮影するためにはF値の小さな明るいレンズを
使用するのが一番(レンズが明るくなれば感度を下げることが可能になるため画質面でも
有利となる)なのだけどF値が半分になると(レンズの有効面積が4倍になるため)4倍
明るくなる代わりに重さも飛躍的に増大するにょ。(単純に考えれば体積は8倍となるわけ
だからね)
それに加えてコスト面も非常に高くなるにょ。
1段(=2倍)明るくなるだけで価格差は概ね3〜5倍は高価になるからね。
2段明るくなれば文字通り桁違いの価格になるにょ。
一眼レフにおいては同じAPS-Cであっても常用できるレベル(A4にプリントしても全く
問題ないレベル)となると私が所持している機種ではISO800程度なのに対して3月8日に
書いたEOS Kiss X4ではISO3200が常用レベルに達しているにょ。(ブログなどでVGAや
SVGAに縮小使用したり、L判しか印刷しなければTX1でもISO3200で十分使えるけど)
ISO800とISO3200では2段(4倍)異なるにょ。
三脚を使ってじっくり撮影できるような静止物ならいいけど室内スポーツや屋内での
ライブ撮影などある程度の動きがありなおかつ十分な明るさが確保できない場合は
明るいレンズが必要になるけど上記のように2段明るいレンズなんて桁違いに高価になって
しまうにょ。
つまり「暗所に強い(高感度画質に優れる)=コスト面で有利」とも言えるにょ。
とはいえ、同じシャッター速度で撮れるから同じような写真になるかといえばそうでは
なく、高価なレンズはそれに似合った描写力を持っているし、シャッター速度ではなく
絞りも写真には影響するためボケを生かした写真を撮影するにはF値の小さな明るい
レンズの方が有利となるためこれを持ってして高感度画質が高ければ明るいレンズは
不要になるというわけではないけどね。
同じ条件であれば明るいレンズを使用すればより暗い場所にも対応できる(2段明るければ
さらに4倍速いシャッター速度で撮影できる)ためにさらに暗所で有利になるにょ。
だからレンズの明るさを考えてみると新型のTX7よりもTX1の方が若干上でTX1よりも
さらに1段レンズが明るいWX1が最も暗所性能で優れているコンデジといえそうにょ。
あくまで手持ち夜景モードを使用した場合の話(ドラゴンボールで例えるならば界王拳の
ように条件付きで一時的に高めている)だからセンサーそのものの性能とレンズの明るさ
でいえば1/1.7インチCCDを用いて(広角側で)F2の明るいレンズを使ったPowerShot S90が
最高だろうけどね。
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レンズ選びこそがデジタル一眼の最大の醍醐味だけど・・・
昨日は暗所に強いデジカメが欲しければ高感度時の画質だけではなくレンズの明るさも
重要になると書いたのだけどレンズが固定のコンデジとは異なりデジタル一眼の場合は
レンズが(予算も需要だけど)選び放題にょ。
とはいえ、問題は交換レンズはメーカー、機種によって装着できるものが異なるという
ことにょ。
これはPCでいうとUSBとIEE1394くらい別物となるにょ。
物理的形状が異なるというだけではなくプロトコルも異なるにょ。
昔(1970年代以前)の一眼レフカメラとレンズは機械的につながっていたのだけどAF全盛に
なる前(1980年代)から電子機器の塊になったにょ。
レンズにもその情報が埋め込まれたチップが搭載され(ニコンではそれを「CPU内蔵レンズ」
と呼んでいる)そのチップとカメラ側のCPUで情報をやりとりしながらAEやAFを制御して
いるにょ。
だから同じマウントであっても古いレンズを新しいカメラに装着(もしくはその逆)した
場合は使用ができなかったり、使用できても使用モードに制限ができたりするにょ。
キャノンの場合はAFに移行する際にFDマウントから完全電子制御式のEFマウントに変えた
ためにニコンほどは複雑ではない(MF時代のレンズは装着自体が不可能だから選択肢が
減らされているというのもあるし、キャノンの場合はEFマウント移行時にレンズ内にAF
駆動用のモーターを組み込んだためモーター内蔵・非内蔵のレンズという選択肢も存在
しない)けれどニコンの場合はマウント形状自体は50年前のニコンFから同じであるため
古いMF時代のレンズを使用する場合には注意が必要となるにょ。
ニコンの場合はレンズ内にCPUが内蔵されていることを前提にカメラ側が作られている
ためにCPU内蔵ではない古いMFレンズを装着時には大きな制限ができてしまうにょ。(初代
ニコンFのような完全マニュアルで使うならばいいけどカメラ内蔵の露出計が動作して
くれないため露出も別途露出計を用意するかカンで行うことになる)
これはハイエンドやプロ機ではCPU内蔵ではないレンズを装着時を想定してレンズの焦点
距離や被写体までの距離を元にした分割測光は使えないけどCPUの情報が不必要な中央部
重点測光など最小限の機能は使えるようにはなっているにょ。(入門機、中級機では
差別化のためにそれらの機能はカットされている)
またD40以降の入門機では本体にAFのためのレンズ駆動用のモーターが内蔵されていない
のでモーター内蔵レンズ以外はAFが使用できないにょ。
その場合、AFを使いたければ純正ならばAF-Sタイプ、互換メーカーならばモーター内蔵と
書かれたものを買う必要があるにょ。
この点はキャノンならばレンズ駆動用のモーターが内蔵されていることを前提に設計
されているのでそういう問題は発生しないにょ。
あとペンタックスもボディにレンズ駆動用モーターが内蔵されているために当初はレンズに
モーターが組み込まれてなかったけど最近は超音波モーターを内蔵するレンズも一部登場
してきているけどそれは対応するカメラでないとAFが使えないにょ。
次に問題となるのはイメージサークルにょ。
現在のデジタル一眼の主流(入門機〜中級機)はセンサーがAPS-C相当のサイズだけど
ハイエンドおよびプロ機や銀塩時代時代の主流は35mmフルサイズとなっているにょ。
イメージサークルはレンズから入った像がどのサイズに投影可能かというものなので
基本的に大は小を兼ねることが可能となるにょ。(イメージサークルの大きなレンズでは
投影サイズが大きいために小さいセンサーを搭載したカメラで問題なく使用できる)
銀塩時代もAPSフィルムを使った一眼レフはあったけどマウントが変わってしまう(カメラ
本体を小さなAPS用に設計したため)ということで結局APSの銀塩一眼レフはすぐに廃れて
しまったにょ。(コンパクトカメラはカメラがレンズの互換性をユーザーが気にする
必要がないし、コンパクトにできることやフィルムの装填が楽だったり、対応機種では
フィルムの途中交換が可能になるためにAPSが主流になった)
現在のデジタル一眼レフの元になったニコンD1ではAPS相当のセンサーを使用している
(フルサイズのセンサーはあまりに高価で搭載できないのとデジカメはカメラとしての
光学的、機械的部分に加えてデジタル処理をするための部品が必要になるため銀塩よりも
大きくなってしまうということでサイズを抑えるならば大きなセンサーを搭載することが
できない)けれどレンズは35mmフルサイズのものを使用するということでマウント自体は
変更がないために銀塩のAPS機よりはスムーズに受け入れられたにょ。
そのイメージサークルだけどニコンの場合はフルサイズを「FXフォーマット」、APS-C
サイズと「DXフォーマット」と呼んでいるにょ。
それらはマウントの互換性があるし、大は小を兼ねるためFXフォーマットのレンズをDX
フォーマットの本体に使えるけどその逆は基本的にはできないにょ。
あえて「基本的には」と書いたのは使用は可能だけど100%の性能を生かせないためにょ。
大きいイメージサークルのカメラに小さいイメージサークル用のレンズを装着すれば
周辺部の描写ができないためにまともに写らないけどFXフォーマットのカメラにはDX
フォーマットのレンズが使えるモード(センサーの中央部の約半分のみを使用するモード)
というものが用意されている(純正レンズなら自動的にFXからDXへと切り替わる)ために
それを使えば画素数こそ半減するもののDX用のレンズが普通に使えるようになるにょ。
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/longterm/20091221_338282.html
ここで問題が発生するのがEFマウントにょ。
キャノンはAF時代にマウントを一新し、それをデジカメでも使用してきたのだけど
デジタル一眼の主流がAPS-Cサイズとなったためにそれに最適化したEF-Sマウントを用意
したにょ。
ニコンの場合はFXとDXではマウントを変えなかったために両者で相互利用(ただし、DXの
レンズをFXのカメラで使用する場合には上記のような制約がある)が可能となったのだけど
キャノンの場合はマウント形状を変えたためにEFマウントのカメラにはEF-Sマウントの
レンズは物理的に装着が不可能となったにょ。(マウント直径は同じだけど差し込めない
ようにしてる)
逆にEF-Sマウントのカメラは両方のレンズが使用可能な仕組みになっているにょ。
このような仕組みにしたのはイメージサークルが異なるためだと思われるにょ。
大は小を兼ねるためにAPS-CのEF-Sマウントでは両方が使えるけれどAPS-Cのイメージ
サークルであるEF-Sマウントのレンズはフルサイズのカメラに装着してしまったら周辺部が
描写できないためにそうならないように意図的に装着ができないようにしたのではないか
と思われるにょ。(ニコンのようにFXでDXのレンズを使うモードは用意されてないし)
ただ、ネックとなるのは初期のAPS-C相当のセンサーを搭載しながら普通のEFマウント
(フルサイズ用マウント)の機種にょ。
割高であり広角に弱い(キャノンの場合、APS-Cでフルサイズ用のレンズを使用すると
換算焦点距離が1.6倍となってしまうために28mmの広角レンズが45mm相当の標準レンズと
なり、換算28mmのレンズとなると高価な17mmの超広角レンズが必要となるため)という
問題点を抱えてしまうにょ。
もっともそれはEOS KissデジタルやEOS 20D以降のAPS-Cサイズ機ならば問題ないため
わざわざ旧機種のEOS10D本体の中古を入手しなければ今となっては気にする必要はない
けどね。
さて、ニコンも最近はEFマウントと同じような完全電子制御式のレンズ(「Gタイプ」と
呼ばれるレンズ)を作っているけどこれはデジタル一眼で使うならば問題はないけれど
古い銀塩カメラで使用することはできないにょ。(絞りリングが機械的なのは「Dタイプ」
と呼ばれ、それだと古いカメラでも使用が可能になる)
50年の歴史を持つニコンのFマウントだけどこのように「Fマウント」と一口で言っても
複雑怪奇であることが分かると思うにょ。
このような互換性の問題はUSBにおいてもUSB1.1、USB2.0、USB3.0では本体、ケーブル、
対応機器において起こっているわけだから特別ニコンFマウントだけが異常というわけでは
ないけれど一眼レフを作っている国内のカメラメーカーにおいて「MF→AF→デジタル」と
移行する過程においてマウントを変更しなかったのはニコンとペンタックスだけだし、
ペンタックスはフルサイズ用のデジタル一眼を作ってない(デジタル一眼用のレンズは
すべてAPS-C用)ということでニコンが一番複雑になるのはやむを得ないにょ。
このようにデジタル一眼はレンズ交換ができるが故に使用できるレンズがどれなのかを
把握することが難しくなっているにょ。
とはいっても、現行品のカメラ本体と現行品の純正レンズを買うなら問題はないにょ。
(フルサイズセンサー搭載機でAPS-C用のレンズを買わないようにさえ注意しておけばよい)
しかし、カメラ本体やレンズを中古や旧機種ということで安く入手する場合には上記の
ようなさまざまな問題があるので注意が必要となるにょ。
そういう面では最も有利なのがペンタックスにょ。
MF時代からマウント形状を変更してこなかったためそのレンズ資産は膨大にょ。
ニコンと違い本体に使用制限を加えてないために古いレンズでもそのレンズが持っている
ほとんどの機能を使うことができるにょ。(AFのレンズではAFが働くし、MFのレンズでも
フォーカスエイド機能が有効になる)
しかも、フルサイズのデジタル一眼を作ってないので間違ってAPS-C用のレンズを買うと
いう失敗もないしね。
ただ、地方民にとってはペンタックス用のレンズは店頭入手が難しいというのが難点にょ。
デジタル一眼のシェアの8割以上がキャノンとニコンとなっているために交換レンズを
手軽に入手しようと思えばこの2社のどちらかにする方が有利にょ。
安価な互換メーカーのレンズを買う場合でもシェアが少ない分ペンタックス用は作られ
ないこともあるしね。
レンズ選びはデジタル一眼の一番の醍醐味にょ。
画質でコンデジよりも優れるというだけではなく用途や目的に合わせたレンズを選べる
からね。
最初から本体とセットになっていた高倍率ズーム1本で済ますという使い方もありだけど
自分の用途に合ったお気に入りのレンズというのを見つけることで写真を撮ることがより
楽しくなると思うにょ。
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デジカメ高感度性能撮り比べ
お久しぶりです。鈴原です。
1年半前にデジタル一眼レフを購入してから、写真撮影に懲り始めていましたので、最近
のデジカメ記事も含めて、いつも楽しく拝見させていただいています。PowerShot S90の
名前が出ていたので書き込みさせていただきました。
私が最近購入したデジカメは下記の通りです。
2008年10月 Canon EOS Kiss X2
2009年11月 Panasonic LUMIX DMC-GF1
2010年02月 Canon PowerShot S90
高感度性能に焦点を当てると、S90の健闘ぶりは特筆に値すると感じます。
東京ディズニーランドに行く機会があり、S90とGF1でエレクトリカルパレードを撮り比べ
たのですが、S90のローライトモードは凄まじい威力でした。夜の屋外で電飾に照らされ
た人物を撮影してみたところ、解像度は落ちるものの、ISO 5000 F2.0 1/20秒を実現し、
2Lサイズプリント程度であれば、十分耐える絵を出力してくれました。
反対にGF1の高感度性能には疑問が残りました。ただし、最新ファームウェアを使用して
いないことと、RAW現像をAdobe Camera RAWで行っていることから、S90に対して条件が
フェアでないので、ファームウェアアップデートを実施してから付属のSilkypixで現像
したあとで再度検証してみようと思っているところです。
これからも掲示板の記事楽しみにしています。
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これが私のモバイル機器 ver.2010
ここで何度も書いているように私は所持デジタル機器に「モバイルランク」というものを
設定しているにょ。
ランクA(常時手元に所持)、ランクB(外出時は必ず持ち出す)、ランクC(基本的に
毎日持ち出す)、ランクD(必要があるときのみ持ち出す)というランク分類をすることに
よって多数のモバイル機器の中からどれを持ち出すかというものが、単純化されると
ともに用途に合わないもの(自分には不必要なもの)を購入してしまい失敗するという
確率を下げることが可能になっているにょ。
ランクCまでのモバイル機器は普段からほぼ毎日持ち歩いており、昨年の3月9日の段階では
このような感じになっていたにょ。
http://ww5.tiki.ne.jp/~ochame/test/mobile.jpg
もう少し詳しくモバイルランクに関して書くとこんな感じにょ。
◎ランクA→入浴時以外は手元に置いているように常時ポケットに入れていても問題ない
サイズ、重量のもので使う頻度が非常に高いもの。
(モバイル機器以外では家の鍵や小銭入れがランクAに相当する)
◎ランクB→外出時は手ぶらでも持ち出せるようにポケットに入れておくことも可能な
サイズのもの。PCの場合、立った状態でも使用できることが必須。バッグに
入れることなく持ち出せるためにランクCよりもタイムラグが小さい。
ランクAほどではないけど使用頻度が高いものはランクBとなる。
(モバイル機器以外では札入れや各種カードなどがランクBに相当する)
※近所に出かける場合の装備
◎ランクC→毎日持ち歩くことができるそれが必要な場所で気軽に使用することが可能な
サイズ、重量となる。あると便利けど使用頻度が低いものはランクCとなる。
(モバイル機器以外では仕事に必要な書類等がランクCに相当する)
※仕事や日帰りのお出かけの場合の装備
つまり、簡単に言えば使用頻度とサイズ、重量によって分類されているにょ。
ランクA装備=ランクAのみ
ランクB装備=ランクA+ランクB
ランクC装備=ランクA+ランクB+ランクC
という感じでその日によって持ち出すものが単純に決まるにょ。
あとはその日に必要なものを別途持ち出すにょ。
撮影に出かけるときは近所であればランクB+デジタル一眼レフ(+必要ならば交換
レンズ、三脚、フラッシュ)、遠出であればランクBではなくランクC装備になるという
わけにょ。
サイズ、重量、使用頻度でランクが決まるといってもPCにおいてはランクBとランクCには
「ポケットに入れられる」(持ち歩くのにバッグが必要ない)、「立った状態で使える」
という決定的な壁が存在するにょ。(立った状態では使いづらいVAIO PではランクBには
なれない)
ランクCのモバイルノートをランクBにする場合、服にそのモバイルノートが入るような
巨大ポケットを作るかそれが入るようなポーチを常用する(近所に出かけるときも持ち
歩く)しかないにょ。
そして、そのモバイルノートを立った状態で使えるようには駅弁売りスタイルをする
しかないにょ。
それらが「普通に」可能ならばランクBとランクCには壁がないけどやはり大きな壁と
なってしまうにょ。
とはいえ、ランクB装備で出かける機会は少ないから事実上BとCの壁は心理的なものしか
ないけどね。
あれから1年経ちその間に変化があったものもあるため私が普段持ち歩いているデジタル
機器の2010年度版を書いてみたにょ。
http://ww5.tiki.ne.jp/~ochame/test/mobile10.jpg
○ケータイ 905SH(ランクA)
○PC VAIO UX90S(ランクB)
○デジカメ Cybershot TX1(ランクB)
○PC Let'snote R5(ランクC)
○USB電卓(ランクC)
○外付け320GB HDD(ランクC)
※SDカードやUSBメモリなどの小物類は割愛
昨年から変わった機器は2つにょ。
R3をR5に変更、Nikon COOLPIX S1(スナップ、画像メモ用)とXacti HD2(動画撮影用)を
統合しそれをTX1に置き換えたにょ。
最も大きい機器がR5ということで普段はB5サイズまで収納可能なショルダーバッグを
使っているにょ。(R5はB5用紙よりも小さいサイズ)
これがA4ノート(12.1インチワイドのモバイルノートはA4用紙とほとんど変わらない
サイズ)になるとバッグも大きいものが要求されてくるにょ。
普段から大きめのビジネスバッグなどを持ち歩いているという人ならば薄型のA4サイズ
モバイルノートがベストマッチかもしれないけどPCのためにバッグを大きくするという
のは本末転倒だからやりたくないにょ。(それ以前にR5より大きいと電車やバスの中で
使いづらいためにバッグの大きさだけの話ではないけど)
昨年1月にリナザウからVAIO UXに乗り換えたために普段から持ち歩いているモバイル
機器の体積は増えてしまったけど今年は昨年と比べるとデジカメをTX1一本に統合した
ためその体積は減ったにょ。(モバイルノートはR3とR5で同面積、同体積で変わらない)
では、来年以降はこれらをがどうしたいかということを考えてみるにょ。
905SH→3年経ちそろそろバッテリがやばいので買い換え候補を探しているものの割賦販売
導入によって高価格化してしまったので買い換えを躊躇している
VAIO UX→より小型(ポケットにスムーズに収まる)で長時間駆動のPCに乗り換えたい
(候補:BX、N5)
TX1→日中の画質は最低だけどコンパクトサイズで暗所に強いため画像メモ用には最適
なのでこのサイズでTX1を完全に超えるデジカメが安価で売られるまでは安泰
R5→現状ではバランス面では最高だけど徐々にスペック不足を感じる場面も増えそうで
その際はCore2DuoクラスのデュアルコアCPU搭載機にする予定
外付けHDD→現状の320GBでは埋まるのは時間の問題で500GBか640GBのに買い換えたい
USB電卓→事実上Excel専用なので壊れるまでは買い換え予定は無し
あとは、ランクCに相当するデジカメ(毎日持ち歩けるレベルの大きさでなおかつ
それなりに高画質なもの)が欲しいところにょ。
とはいえ、「本当に必要か」と言われたら微妙なので購入には至らないと思われるにょ。
私のPC、PDA、ケータイの変遷(最近9年間)については2月21日に書いたけど果たして
このモバイルランクは2011年にはどうなっているのか・・・。
予算と生活スタイルによって左右されるからなかなか予想は難しいにょ。
鈴原透さんへ
>お久しぶりです。鈴原です。
お久しぶりにょ。
>1年半前にデジタル一眼レフを購入してから、写真撮影に懲り始めていましたので、最近
>のデジカメ記事も含めて、いつも楽しく拝見させていただいています。PowerShot S90の
>名前が出ていたので書き込みさせていただきました。
私は自己紹介ページに書いているように1987年に銀塩一眼レフのCanon A-1(中古)を
買ってから本格的にはまったにょ。(A-1は購入時点で9年前に発売の旧機種だったけど
MFの一眼レフということで9年前の機種でも陳腐化をそれほど感じなかった)
写真部でもないのに校内行事で写真を撮りまくったりしてたにょ。
ただ、後で「現像代がない・・・」と泣きを見ることになったけどね(笑)
そういう面ではデジカメのランニングコストの安さは最高にょ。
>私が最近購入したデジカメは下記の通りです。
> 2008年10月 Canon EOS Kiss X2
> 2009年11月 Panasonic LUMIX DMC-GF1
> 2010年02月 Canon PowerShot S90
私がここ1年くらいに買ったデジカメは下記のような感じにょ。
2009年 2月 PENTAX K200D(新品)
2009年12月 SONY Cybershot TX1(新品)
2010年 2月 Nikon D50(中古)
上記のものに加えてジャンク品のコンデジを5、6台にょ。
EOS Kiss X2は今でも十分一線級で通用する良い機種だと思うにょ。
各所で実際に撮影された作例を見る限りはISO1600でもA4サイズで十分通用するレベルだし
入門機なのにAF性能もめちゃくちゃ高いからね。
私もK200Dを買う際には予算が十分あればX2を買っていたかもしれないにょ。
K200DはAFが遅いのは購入する前から分かっていたとはいえ静物写真メインなのでそれほど
気にしなかったけど購入後に気になったK200Dの不満といえば高感度時の画質とレンズの
入手性にょ。
先月13800円という超破格値で売られていたD50を見つけたので思わず買ってしまったけど
K200Dよりも3年も古い機種なのに高感度(ISO1600)の画質は同程度という有様だからね。
あと昨日も書いたように地元ではペンタックスのKマウントレンズはほとんど売られて
いないにょ。
それとマイクロフォーサーズ機や高級コンデジは私のモバイルランクCのデジカメとして
ぜひ欲しいところにょ。
TX1はコンパクトでいつも持ち歩けるのは良いことだけど日中の画質があまりに悪い
からね。(ただし高感度時には屈折光学系の薄型コンデジでは最高性能の画質)
だからGF1とS90を持ってるなんてうらやましすぎるにょ。
S90は一昨日に書いたようにコンデジの中では暗所性能でトップだからね。
WX1やTX1のような裏面照射センサーも確かに高感度に強く、しかも手持ち夜景モードを
用いればコンデジではトップレベルの性能とはいえ、裏面照射センサーはまだ問題が
多く、低感度でノイズが乗るし、発色が悪いからね。
その点、S90は日中はもちろんのこと暗所の高感度撮影でもでもナチュラルな発色をして
くれるにょ。
TX1でもレタッチで発色の悪さはある程度カバーできるとはいえJPEGからのレタッチでは
限界があるからね。
とはいえ、ランクCのデジカメが必要な頻度がどれだけあるかを考えると考えるとなかなか
購入には至らないにょ。
最初から撮影目的で出かけるならばデジイチを持ち出すし、画像メモやちょっとした
スナップ(L判プリント程度)ならばTX1で十分だからね。(L判ならばJPEGのレタッチで
問題はないし、レンズ性能の悪さも気にならない)
だから予算の捻出が難しいためにむしろD90クラスのデジイチの中級機を先に買ってしまう
かもしれないにょ。
>高感度性能に焦点を当てると、S90の健闘ぶりは特筆に値すると感じます。
S90のローライトモードはコンデジの中で最強だからね。
裏面照射センサー&手持ち夜景モードもすごいけどセンサーサイズが1/1.7インチと1/2.3
インチでは約2倍のハンデがあるにょ。
それに加えてTX1はワイド側でF3.5だからS90と比べて1.5段分(約3倍)のハンデがある
ために単純計算で6倍不利になってしまうにょ。
これで勝とうとする方が無理と言えば無理だけどそれでも屈折光学系というのを考えると
暗所性能はピカイチだと思うにょ。
常夜灯の中ポケコンの画面を撮影してみたけどこのアングルでは肉眼で辛うじて見える
レベルなのがTX1では十分文字が見えるレベルになっているにょ。(1000万画素、無加工)
http://www.42ch.net/UploaderSmall/source/1268536909.JPG
ISO3200が最大だし、手持ちだと1/4秒が限界なので完全に露出アンダーだけどそれでも
暗部の階調も辛うじて残っているからね。(肉眼では見えなかった本の文字も見える)
これが並のコンデジ(1/2.3インチ1200万画素クラス)だとISO3200では暗部はベタ塗りに
なるにょ。
>反対にGF1の高感度性能には疑問が残りました。
専用レンズで画像処理エンジンもそのセンサーやレンズに最適化してあるコンデジの方が
同じセンサーサイズならばレンズ交換式よりは有利とはいえ、センサー面積が5倍以上
異なるのにこの性能は解せない面があるにょ。
センサーサイズが大きいから高感度に強いと単純に言えないのは事実だけどね。
実際、フルサイズのライカM9や中判のデジタルバックでも高感度時の画質が今ひとつなのを
見ても分かるようにコンデジの画像処理エンジンがいかにすごいかというだけかも
しれないにょ。
>これからも掲示板の記事楽しみにしています。
私の趣味関係ということで小型PC、モバイルPCやデジカメの話題が多くなると思うけど
今後もよろしくにょ。
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全のどか補完計画
「のどか」のパワーアップ構想を考えてみた
Core i7 860 Box (LGA1156) + P7P55D-E セット 41,980円
http://shop.tsukumo.co.jp/goods/2010020700011/999999990000000/
MonsterX-i 16,500円
http://kakaku.com/item/K0000001791/
GeForce GT 240 512MB V2 (NE3T2400FHD51) ドスパラ通販特価 6,980円
http://www.dospara.co.jp/5goods_parts/parts_list.php?h=d&f=d&m=parts&sbr=435&utm_source=AdWords&utm_medium=cpc&gclid=CJLS9O2PuKACFQcupAod2RHPSw&lf=0
W3U1333Q-2G 8880円X2 = 17760円
http://bbs.kakaku.com/bbs/05201613745/
マザーボードが よく分からないけど セットがあったから選んでみた
http://liv0.com
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デジカメの話をすると新しいデジカメが欲しくなる罠
さて、現在デジタル一眼レフはニコンD50とペンタックスK200Dを持っているけどやはり
一番の不満となるとのは暗所性能にょ。
両者とも私が常用可能と思うのはISO800止まりだからね。
一昨年にはAPS-CでもニコンD90やキャノンEOS Kiss X2でISO1600が常用レベルに達し
最近ではEOS Kiss X4がISO3200が常用レベルにまで達しているのと比べると何とも物足り
ない感じにょ。
そしてさらに不満があるのは入門機ということで仕方がないのだけどファインダーが
ペンタプリズムではなくペンタミラーという点にょ。
店頭で見る限りはEOS Kiss X4はペンタミラーの割りには明るくて大きなファインダー
だけどそれでもペンタプリズム搭載機と比べるとピントの山の掴みやすさは雲泥の差が
あるにょ。
そういうことで、次に買うならばもう入門機はやめて中級機にしたいところにょ。
銀塩時代に使っていた一眼レフカメラはキャノンA-1だったけどこれは当時はペンタミラー
なんてものはなくペンタプリズムだったし、1978年の発売当時の価格でボディが83000円
だったので今の中級機の上位レベルの(このワンランク上となるとハイエンドやプロ機)
価格帯に位置する製品にょ。(キャノンでいえば7D、ニコンでいえばD300sに相当)
そういうわけで私が欲しい機種(中級機)を挙げると下記のようになるにょ。
◎ペンタックス K-7
◎ニコン D90
◎ニコン D300s
◎キャノン EOS 50D
◎キャノン EOS 7D
他のメーカーは欲しい機種が無いため割愛
K-7は機能面ではクラス最高なんだけどペンタックスというのが難点(地元では普通に
店頭にレンズを置いてない)な上に高感度画質は他社よりも劣るにょ。(入門機である
K-xの高感度時の画質は高いのでこのセンサーを搭載した後継機種が出ればまた評価も
変わりそうだけど)
D90は一昨年に登場の古い機種だけどその分価格も下がっているというのは魅力にょ。
高感度時の画質も7DやKiss X4を除けば依然としてAPS-Cではトップレベルだしね。
強いてケチを付けるならば中級機なのにエンプラのボディという点くらいにょ。
D300sは基本的にはD90と同じ画質だけどAPS-Cのフラッグシップということでボディの
作りが違うにょ。(その代わり重い)
ただ、予算的に厳しいにょ。
50DはD90と同じ時期に出たのだけど1500万画素と若干無理をしているせいか高感度時の
画質ではD90の方が上でわざわざマウント変更してまで50Dを買いたいとは思わないにょ。
7Dは性能面では現時点でAPS-Cのトップといっても過言ではないけど唯一のネックは
マウント変更の必要があるということにょ。
APS-Cのフラッグシップということでボディも高価なのにまたレンズから買い直すのは
予算的には難しいにょ。
ただ、キャノンはシェアでトップということでレンズも中古が豊富だし、AF性能は
ダントツだから魅力は大きいにょ。(そういう点を考えるとマウント変更でソニーや
オリンパスへ行くメリットは私にはない)
予算が十分にあるならばマウント変更してもEOS 7Dを買うべきだろうけどそこまでの
予算がない現実を見るとD90あたりが無難な選択になりそうにょ。
しかし、ここで問題がなくはないにょ。
中級機は2年に1回モデルチェンジをしているのだけど今年の9月でD90も丸2年にょ。
そろそろ後継機種の足音が聞こえる時期にょ。
どうせ後継機種が出ても最初は高価だから価格がこなれた現行機を買うというのがいい
という考えもあるけどね。
その後継機種にも問題があるにょ。
キャノンのEOS 50Dも今年で2年なので後継機種の情報がそろそろがリークされてもおかしく
ない時期だけど後継機種である60D(?)の情報がない以前に「後継機種はない」という
噂の方が多く見られるにょ。
確かに現行の7DとKiss X4の間に位置する60Dはかなりニッチな製品となるだろうからね。
そうなるとその「後継機種はない」という噂も出任せではなさそうにょ。
それと同じことがニコンにも言えるにょ。
D90はヒット商品になったのだけどその後継機種はない可能性があるにょ。
正確には入門機のD5000と統合されるという方が正しそうにょ。
D5000も今年モデルチェンジをする(入門機は毎年モデルチェンジをする)ということで
発表されるのは時間の問題だと思うけどその後継機種と噂されているD7000(仮)は
D5000とD90の両方の後継機種みたいだからね。
つまり事実上の入門機ということでAF駆動用のモーターは内蔵されないにょ。
モーター無しのレンズを使いたければD300sもしくはその後継であるD400(?)を使用
する必要が出てくるにょ。
もしそれが本当ならば下手をするとD90の相場が上がりそうな気がするにょ。
D40は小型かつ高感度に強いということで未だにファンはいるけどボディ内にモーター無し
と発表されたときにはかなりの反発もあったにょ。
それ以外は前モデルのD50にほとんど勝っていたのにD40ではなくD50の方を好んで買う人も
少なくなかったからね。
それくらいニコンユーザーにとってはボディ内モーターの有無は重要ということがいえる
わけにょ。(一昨日に書いたように同じニコンFマウントのレンズといっても機種によって
どれが使えるかが決まり入門機ではコストダウンや上位機種との差別化ののために過去の
レンズを使えなくしたり制限を加えたりしている)
そうなるとD90は後継機種が正式発表される前に確保しておいた方がいいのか・・・?
それともニコンはやめキャノンにするか・・・。
ニコンは高感度時の画質や総合的なバランス面で優れていたけど最近はキャノンの方が
上手になっているからね。
ニコンが後継機種を出すとしても7DやKiss X4の高感度時の画質を越えるのは難しい
だろうからね。(プロ機ではD3sという一眼レフの頂点となる高感度画質を持つ製品が
あるけどさすがにそれは予算的に全く手が届かないので眼中には入らない)
同クラスの製品を比較するとEOS 7D>D300sだし、EOS Kiss X4>D5000で唯一ニコンが
勝っていたと私が思うD90>EOS 50Dでは両者とも消えて無くなる運命だとしたら・・・。
まぁ結局のところ購入するかどうかはすべて予算しだいなんだけどね。
先立つものが・・・。
マリモーマさんへ
>「のどか」のパワーアップ構想を考えてみた
ついに自作に足を踏み入れるにょ!?
>Core i7 860 Box (LGA1156) + P7P55D-E セット 41,980円
これはこれで悪くないけど予算が少ないならCPUは下記の物でも普通にゲームをするには
問題ないにょ。
Pentium Dual-Core G6950 BOX(LGA1156)8580円
http://kakaku.com/item/K0000079481/
Pentium G6950はローエンドとはいえ、私が一昨年に自作するときに使用した(当時で
2万円台半ばだったから今のi7 860と同価格帯の製品)Core2Duo E8400(3GHz)と同じ
くらいの性能はあるので現在でも十分に通用すると思われるにょ。
ビデオカードのGT240はローエンドとミドルクラスの間の性能なのにi7 860だとCPUだけは
ミドルクラスの上位というのもゲームをプレイするならば若干アンバランスだしね。
まぁCPU負荷のみ大きなエンコなどが中心になるならばCPUの方が格上という構成は別に
問題はないけどね。
>GeForce GT 240 512MB V2
性能はそれなりに欲しいけど省電力も重視、ゲームはそんなに高画質(高解像度)で
プレイしない、性能が足りなくなったときにもっといいのに変えるという予定がある
などの意図があるならばそれでいいけど少ない予算で少しでもゲームを快適にプレイ
したいとかCPU(i7 860)とのバランスを考えるとこれくらいは欲しいにょ。
(本来ならばゲーム用のPCならばCPUとビデオカードは同じくらいの予算は欲しい)
GeForce GTS 250 E-Green 1GB (NE3TS25EFHD02 9980円
http://www.dospara.co.jp/5goods_parts/parts_detail.php?h=d&f=d&m=parts2&ic=103342&lf=0
3000円差で性能は1.5倍くらい上がるにょ。
http://journal.mycom.co.jp/articles/2009/11/18/gt240/001.html
ここからさらに1.5倍に上げようと思ったらGTX280クラスのハイエンドのものが必要になる
けどそれだと2倍の金額を出しても難しいのでコストパフォーマンスを重視ならばGTS250が
一番にょ。
さて、あと残るはケース、電源、ドライブ(HDD、光学ドライブ)、OSにょ。
ケースは流用可能として電源は現時点の構成でも400W〜500Wは最低欲しいにょ。
ビデオカードのランクの高い奴にしたり、HDDをさらに増設するということを考えると
600Wクラスにしておいた方がいいにょ。(600Wの電源は最大600Wの電力を供給可能と
いうだけであって600Wの電力を消費するわけではないので大は小を兼ねる)
ドライブはDVDドライブは流用するとしてHDDは買い換えが必要になるにょ。
予算に応じて1TB〜2TBのものを選ぶといいにょ。(現行規格のSATA2.0対応のものならば
どれでも特に問題はない)
OSは流用可能なものがあるならばそれでもいいけどないならばWin7のDSP版をマザー
ボードなどと一緒に買うといいにょ。
総組み替えなら自作よりも出来合品のショップブランドPCを買った方が安上がりだった
なんていう可能性も高いけど自作は自作ならではの良さもあるからね。
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今後、PCゲームの主役はネットブックになる・・・?
Atom搭載PCは携帯型ゲーム機の夢を見るか
http://www.4gamer.net/games/107/G010710/20100313003/
ネットブックはゲーム向きのPCではないということを今まで何度も書いたけどその要因は
上記リンク先にもあるけど大きなものは下記の2つにょ。
(1)CPU性能が低い
(2)GPU性能が低い
わざわざネットブックでゲームなんてと思うかも知れないけどPCゲーム市場というのは
すでに飽和状態となっているにょ。
しかし、PCが高性能化してきたために開発コストは年々増える一方となっているにょ。
DirectX11にフル対応し従来のDirectX10では味わえないレベルのゲームを作ろうとすれば
莫大なコストがかかってしまうにょ。
ハイエンドVGAの購入はそういった最先端のゲームを高画質でプレイしたいというニーズが
あったからこそであり、そういったユーザーが多く購入し、そういうユーザーのニーズに
合わせてハイエンドなグラフィックのゲームがどんどん作られていったにょ。
しかし、この開発コストの増大によってそれは難しくなったにょ。
例えば開発コストが10億円の場合、1本で仮に4000円の利益ならば25万本が損益分岐点
となるけど40億円の場合100万本が損益分岐点になるからね。
確かにCOD4モダンウォーフェア2のようにミリオンセラーに軽々達するソフトもあるけど
大半のPCゲームはそこまで売れないにょ。
プレステ3も同じように開発コストの増大という悩みを抱えているもののこちらは
ユーザーが基本的にゲームプレイを目的として購入しているためゲームプレイ人口
そのものはやはりコンシューマゲーム機の方が多いと思われるからね。
確かに普及台数そのものはPCの方がプレステ3やXBOX360といった現行世代のゲーム機と
比べても多いけどその性能(ゲームにおける性能)はコンシューマゲーム機に劣るものが
大半にょ。
最近は開発コスト増大によってそれを回収するためにPC、プレステ3、XBOX360のマルチ
展開をするゲームも増えてきているけどPCだからコンシューマゲーム機よりも上の性能
とはならない場合が多いにょ。
プレステ3に搭載されているGPUはGF7800GTXのカスタム版(メモリ帯域を半減してコストや
消費電力を抑えたもの)ということで今となっては大した性能ではないとはいうものの
これらは最新の統合型チップセットに内蔵されているGPUと比べても格段に上回るため
この性能を越えるためには独立GPUが不可欠となるにょ。
現行品ならローエンド上位、2年前ならミドルクラス、4年前ならハイエンドのものが
搭載されていればプレステ3と同程度、もしくはそれ以上の性能となるわけだけど
コンシューマゲーム機の場合はそれに最適化されてあるため処理効率を考えると同程度の
性能では同程度の「実効性能」を得ることはできないにょ。
PCにおいてプレステ3を越える実効性能を得るためにはGeForceならば8800GT以上のものが
欲しいところにょ。(2年前ならばミドルクラスの最上レベル)
それをさらに上回る性能であればプレステ3よりもより高画質でプレイでき、コンシューマ
ゲーム機では味わえないPCのメリットを味わうことが可能となるにょ。(「高画質」と
いうことだけがゲームの重要な要素とは思えないけどハイエンドVGAを買うユーザーに
とってはそれが重要なポイントになるのは間違いない)
したがって、今のPC用ゲームは概ね8800GTくらいの性能があればデフォ設定であれば
どれでも快適に動作するように作られているにょ。(もちろんCPU性能はそれに似合った
性能は必要になるけど)
GT240(=9600GSO)<8800GT(=9800GT)<GTS250(=9800GTX+)ということでPC
ゲームをプレステ3以上の画質でプレイしたい場合はGeForceの現行モデルであれば
GTS250以上が欲しいところにょ。(RADEONならばHD5750もしくはHD4850以上)
PC用のみグラフィックを強化してもコストがかかる一方であるためにコンシューマとの
マルチ展開が主流になるならばこれから要求スペックが大幅に上がるという心配はない
ためにこれだけの性能があればしばらくは安泰だと思われるにょ。(ちなみにノートPC
用では最高性能であるGTX280MでデスクトップPC用の8800GTと同等以上のレベル)
しかし、8800GTを越える性能のVGAカードの売上数がコンシューマゲーム機を越える
とは思えないにょ。
それならば要求ラインを落とすしかないにょ。
実際多くのPCゲームはグラフィックの設定項目はいくつか用意され、それを変えることで
性能の低いPCでも対応可能になっているにょ。
したがって、性能の低い統合型チップセットのオンボードVGAであっても設定を落とせば
プレイできるものも多いにょ。
統合型チップセットのPCにおいてここ1、2年で最も売れたものといえばネットブックかも
しれないにょ。(GPU別売上シェアの統計をもし取るならばGMA950がトップかも)
日本においてもピーク時はPC売上の3割くらいをネットブックが占めていたからね。
そうなるとPCゲームの裾野を広げたい(プレステ3などとのマルチ展開を考えてない)
という場合はそれに合わせるという手段をとるのがベストといえるにょ。
とはいうもののネットブックに搭載されている945GSE(GMA950)はとても十分な性能
ではないにょ。(RADEON9600と比べても大きく劣り、GF8800と比べたら数10分の1の性能)
それに加えてCPUのAtomがゲームをプレイするのには貧弱にょ。
Atom1.6GHzはマルチスレッドに対応した一般アプリだとPenM換算1GHz前後の性能はあるの
だけどゲームにおいてはせいぜい同クロックのPenMの半分程度(PenM0.8GHzくらい)の
性能しかないからね。
一定のGPU性能があればスコアがCPU性能に比例するFFベンチのLOWでPenM1.2GHzは2000を
超えるのに対しAtom1.6GHzは1400弱しかないのでそれからも分かるにょ。(GPU性能は
915GMのGMA900より945GSEのGMA950の方が高いためもしもGPUがボトルネックならばPenMと
Atomの性能差はさらに開くことになる)
グラフィックは設定を落とすことでカバーができてもCPU性能の低さはカバーできないにょ。
しかし、PSPなどの携帯機のCPUと比べるとAtomの性能は莫大に高いにょ。
それなのにゲームで十分な性能ではないというのはAtomを最初から考慮に入れて作って
ないからにょ。
コンシューマゲーム機がスペックの割りに高性能(性能の割りに快適にゲームをプレイ
可能)なのはそのCPUで十分プレイなレベルのゲームというのもあるけど上記のように
それにビルドの段階で最適化してあるからにょ。
この最適化というのは速度において非常に重要なポイントにょ。
かつて、Pen4が登場したとき旧世代のアプリの実行においてはPen3の方が快適という
ものも少なくなかったにょ。(多くのアプリでPen3 1GHz>Pen4 1.3GHzとなりPen3 1GHzと
同程度の性能を得るには当時のPen4 1.4〜1.5GHz必要だった)
確かにPen4はパイプライン段数を増やしIPCが下がった分を高クロックで補うCPUである
ために単純比較はできないけど当時多くのアプリがPen3(P6コア)に最適化されていた
というのが非常に大きいにょ。
それが、多くのアプリがPen4に最適化するようになってからはそれが変わってきたにょ。
本来ならばPen4よりも性能が高いはずのAthlon64でも多くのアプリやベンチがPen4に
最適化しているために実アプリの実行速度やPen4登場後に新たに作られたベンチでは
Pen4の方が速いためPen4の方が高性能という印象を与えることになったにょ。
これは対Athlon64だけではなく対PenMにおいても同様のことがいえるにょ。
しかし、今となってはPen4に最適化ではなくCore MAに最適化されているためPen4は
絶対性能で劣るだけではなく最適化によって高速だったというアドバンテージまで
失うことになったにょ。
PenMが登場したときにはPenMは同クロックのPen4の1.5倍程度の性能と言われていたけど
クロック当たりの性能がAtomはPen4と同じくらいなのに今となってはPenMはAtomの1.5倍
ではなく(マルチスレッド非対応のアプリにおいていえば)2倍近い性能となっている
くらいだしね。
だから異なるCPUの性能を比較する場合にはPen4とPenMはベンチA、PenMとAtomはベンチB
というように変えてAtomとPen4の比較ではあまり有用ではなく同じアプリ、ベンチで
やらないとあまり参考にならないにょ。
それくらい最適化の影響は大きいにょ。(PenMは最適化されてもされなくてもそれなりに
速いけどPen4は最適化されてこそその真価を発揮できる)
GPUにおいてもそれはいえ、RADEONに最適化されているか、GeForceに最適化されている
かでゲームの実行速度は大きく変わるにょ。(性能が高いから高速とは限らない)
だから本来の性能はどうであれ、それに最適化されているものが有利なのは間違いは
ないにょ。
というわけで、Atomに最適化すればAtomの性能は現行よりも実質2〜3割向上すると言われて
いるにょ。(昔のPen4 vs PenMのようにAtomが同クロックのPenMの0.6〜0.7倍になる)
あとはPCアプリベンダーの対応次第にょ。
下手なコンシューマゲーム機よりも売れているネットブックだけにこれらでゲームが
プレイ可能になればかなりPCゲームのパイは広がるにょ。
PCゲームは敷居が高いというのは昔(DOSの時代)の話で今はPCが要求スペックさえ
満たしていれば難しいことは何もないにょ。
とはいえ、この要求スペックを満たしているかどうかを判断すること自体がPC知識のない
人にとっては難しいにょ。
そういう面ではネットブックは仕様がほぼ共通であるためにネットブック対応とゲームに
明記されていれば簡単に判断が付くようになるにょ。
しかし、Atom1.6GHz、945GSE、メモリ1GB、WinXPで動作するゲームを作りさえすればPC
ゲームの裾野は広がるかというとそうとはいえないにょ。
確かにプレイ可能なユーザー数は圧倒的に増えるけどゲーム目的で買うのが普通である
コンシューマゲーム機とは異なりPCの場合はゲーム目的で買う人は少数だろうからね。
特にネットブックを買うような人はゲーム目的で買うとはとても思えないにょ。
PCだからPCゲームが動作すると思って買う人も中にはいると思うけど古めのゲームなら
ともかく最近のゲームはかなり厳しいものばかりだからね。
PCゲームの中では軽いと言われる静止画主体の美少女ゲームでさえネットブックの
スペックではギリギリにょ。(リアルタイム性が低いためエフェクトが重いということを
我慢すれば3Dものを除くとほとんどプレイは可能だと思う)
やはり、売り方も非常に重要となるにょ。
コンシューマゲームならば各所にあるゲームショップの店頭でいくらでも買えるけど
PCゲームは扱っている店自体が少ないからね。(扱っていても本当の売れ筋ソフトしか
置いてないことが大半)
かといって、MMO RPGのようなセーブデータをサーバ上で管理する月額課金のゲームは
ともかくとして売り切り型の有料ゲームをダウンロード購入する人も限られるからね。
コンシューマゲーム機やiPhoneやケータイなどでは大元となっている企業が1カ所で集中
してダウンロード販売しているためにその敷居は低いけどそうではないライセンスフリーな
PCゲームの場合は自由が効くからこそそういうことが難しくなっているにょ。
FTTHのような高速なブロードバンドが当たり前になればダウンロードしてローカルで
ゲームではなくサーバ上で実行するクラウド化もゲームの主流になる可能性はある(これ
ならば動画を再生できるスペックで3Dゲームがプレイできる)のだけどさすがに現時点の
回線帯域を考えると主流になるのは難しそうにょ。(これはむしろ海賊版対策だろうけど)
http://www.4gamer.net/games/107/G010710/20100311063/
とはいえ、最新のゲームをプレイするには最新のハイスペックなPCでないと駄目(最新の
ゲームを快適にプレイするには常に最新ミドルクラス以上のCPU、GPUが必要だった)と
いうわけではないという時代が訪れるのは時間の問題と思われるにょ。
-
デジタル一眼は本当にコンデジよりも優れているのか・・・?
私がコンデジではなくデジタル一眼を使う理由といえば、用途に合わせたレンズが選べる
という点や表現の幅が広がるというものにょ。
コンデジは基本的にプログラムオートのみとはいえ、機種によっては絞り優先AEや
シャッター優先AEやマニュアル露出で撮影できるものもあるけどコンデジのセンサー
サイズの関係上、回折限界からあまり絞ることができず絞りのコントロール幅はほぼ
ないに等しいレベルだからね。(ほとんどのコンデジは絞りをNDフィルターでコントール
しているため絞りを変えても絞りの効果は得られない)
人気のTZシリーズも先日新型のTZ10が発売されたにょ。
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/newproduct/20100316_354909.html
12倍の光学ズームを搭載しながらポケットにも収まるような小型サイズであるため人気の
機種だけどこのような10倍前後の光学ズームレンズを搭載の薄型デジカメ(数年前までは
これはネオ一眼の領域だったけど今はネオ一眼では20〜30倍の光学ズームとなっている)
というのは各社から発売されているにょ。
ここまでの焦点距離をカバーできれば多くの人は一眼レフのメリットであるレンズ交換が
可能ということに対してアドバンテージを感じないのではないかと思われるにょ。
というか、コンデジで十分にょ。
したがってデジタル一眼ののメリットというのは暗いところでもキレイに撮せるとか
くっきり撮せるとかいうものではないかと思うにょ。
暗いところでもキレイに撮せるかどうかはフラッシュを使えばその調光精度ですべて
きまるにょ。
でも、やはりフラッシュが使えない場所、被写体や雰囲気を残して撮影したいことも
あるにょ。
その時はノンフラッシュとなり高感度時の画質でキレイか決まるのだけど現在のデジタル
一眼の主流であるAPS-Cセンサーでは概ねISO1600くらいまではA4サイズのプリントで
問題がないレベルの画質で撮影でき、最新のEOS Kiss X4ならばISO3200までなら問題が
ないくらいのレベルとなっているにょ。
これはコンデジだと厳しいにょ。
数年前までは最高感度設定がISO400止まりだったコンデジは今ではISO3200以上に設定
可能な機種が大半だけどコンデジでISO3200となるとほとんどの場合塗り絵状態になって
しまうため階調に乏しくディティールもかなり失われてしまうにょ。
Powershot S90、G11のようにコンデジとしては比較的大きな1/1.7センサーを使い、
1000万画素のセンサーを250万画素として使うローライトモードや裏面照射センサーを
用いてマルチショット(TX1やWX1では「手持ち夜景モード」と呼んでいる)でノイズを
減らすという方法もあるけどこれならばA4プリントには厳しいけど2Lくらいでは十分
使える写真が撮影できるためにこれで不満ならばデジタル一眼を購入するしかないにょ。
しかし、「くっきり撮せる」というのは微妙なものにょ。
日中の屋外で撮影したスナップ写真をL版や2L版にプリントするならば今普通に店頭で
売られているコンデジ(トイデジカメを除く)ではどれでも十分実用になるレベルに
なるにょ。
それでさらなるくっきりさを求めるとなるとやはり鑑賞の主流がPCになっているせいだと
思うにょ。
PC画面で等倍鑑賞をするというのはL版印刷した写真を10倍のルーペで観察するようなもの
だから粗が簡単に見えてしまうにょ。(もっとも、一旦プリントした写真をルーペで見る
場合はプリンタ側がボトルネックとなるためこの例えは正しいとはいえないけど)
コンデジに700万画素以上要らない、1000万画素は不要など何度もコンデジの高画素不要を
唱えてきた私だけど依然として画素数がデジカメ買い換えの大きな要因となっている
現状においては本当に高画素が無意味とユーザーが感じるまでは画素数が増え続けること
だと思うにょ。(画質を求めるハイエンドモデルでは逆に画素数が減っておりメーカーは
高画素化によるデメリットを感じているのは間違いないけど)
コンデジで1000万画素にまともに耐えうるレンズを使用しているのは私が知る限りは
リコーのGRD3くらいだしね。
ほとんどのコンデジは無理に1000万画素もしくはそれ以上の画素数を実現しているため
とても細部の描写はできてないにょ。
上記のTZ10も日中での撮影は1400万画素の極小センサーの割りには結構よい描写をして
いるもののさすがに望遠側は駄目にょ。
http://dc.watch.impress.co.jp/img/dcw/docs/354/909/html/803.jpg.html
これはレンズ性能が全く足りてないので仕方がないにょ。
ではデジタル一眼ならきっちりピクセル単位で解像するのかというとそうではないにょ。
専用設計ではないという点がコンデジより不利になるとかイメージサークルの大きな
レンズでそこまで描写性能を上げるのは難しい(高コスト)というのもあるけどそもそも
理論上センサー自体がピクセル単位で解像できないようになっているからにょ。
一部のものを除きデジカメはRGGBのべイヤー配列となっているにょ。
1000万画素のデジカメといってもフルカラーのセンサーというわけではないためセンサーの
前にフィルターを通し特定の色にのみ反応するようになっているにょ。
1000万画素のセンサーの場合R(赤)とB(青)が250万画素、G(緑)が500万画素となって
いるにょ。
1つのセンサーだけではフルカラーの情報を持たないために周辺のセンサーの情報を元に
フルカラーの画像を生成しているにょ。
ベイヤー配列の場合、色の境目では偽色が発生しやすいし細かい幾何学的な模様(アップで
撮影した時の服の繊維など)を撮影するとモアレが発生してしまうにょ。
被写体によっては偽解像が極端に出てしまうラーメンノイズとなることもあるにょ。
これはRGGBが異なる場所にあるためその座標の狂いが原因にょ。
ならばセンサーの1つの画素でフルカラーに対応すればいいと思うかも知れないけどそれも
難しいにょ。
シグマDP1などに採用されているフォベオンセンサーはフルカラーのセンサーだけど
フルカラーセンサーであると今度は色の分離が難しくなるにょ。(正確な色が出せない)
それにセンサー1つでRGB3つのフィルターを通すために感度の面でも不利になるにょ。
実際フォベオンセンサーはAPS-Cセンサー並のサイズに460万画素という低画素でも
1000万画素超のベイヤーセンサーと比べて感度で大きく劣っているからね。
だから、画素数の面でも感度の面でもベイヤー配列が有利になるのだけど上記の問題点を
緩和させるためにあるのがローパスフィルターにょ。
ローパスフィルターというのは一定以上の高周波成分を通さずに低周波の成分だけを
通すフィルターなのだけどデジカメのローパスフィルターは簡単にいうとセンサーに入る
映像をぼやけさせるためのものにょ。
これによって、RGGBの各センサーの微妙な位置のずれで発生する偽色問題をかなり緩和
させることが可能になるにょ。
要するに最初からピクセル単位で解像できないようにしているわけにょ。
基本的にセンサーサイズで解像しきれないような細かな模様(不定形の自然物では問題
なく人工的に作られた格子状や柵状のもの)を撮影したときのみ発生するのでデジカメが
低画素であればかなり有用だったけど高画素化すればローパスフィルターの役割は
どんどん失われてきているとは思うけど高画素化したら今度はさらに細かく解像する
ためにさすがに不要にはならないにょ。
デジタル一眼の場合まだセンサーの画素ピッチよりもレンズの解像力の方が上となって
いるからね。(高画素のセンサーでも高解像のレンズを使えば十分解像する)
機種によって多少は変わると思うけどキャノンはローパスフィルターが弱め、ニコンは
ローパスフィルターが強めとなっているにょ。
要するにキャノンの方が解像力ですぐれニコンの方が偽解像が少ないということになる
わけにょ。
コンデジの場合は、すでに画素ピッチがレンズの解像力よりも細かくなっているために
すでにローパスフィルターは要らないレベルに達しているにょ。(私が知らないだけで
すでにローパスフィルターを使ってないコンデジもあるかもしれない)
レンズの解像力が足りないのをTZ10では超解像技術を使って補っているにょ。
場合によっては良い描写になっているもののけどさすがにそこまでのアドバンテージは
サンプル画像を見る限りは感じられないにょ。
結局、デジタル一眼でもピクセル単位できちんと解像しないならコンデジとあまり変わら
ないのでは?なんて思う人もいるかもしれないにょ。
確かにピーク時の画質を比べたらそんなに大差はないにょ。
デジタル一眼でも付属のキットレンズや高倍率ズームしか使ってなければそこまで高画質
というわけではないからね。(デジタル一眼に大きな期待をしている人はこれを見たら
がっかりするかもしれないけど)
レンズ交換ができないコンデジはセンサー、画像処理エンジンに最適化が施されている
ためにセンサーサイズの割りに非常に優秀にょ。
銀塩で標準的なコンデジ(1/2.3インチセンサー)くらいのサイズのフィルムを使った
場合はL版印刷さえキレイにはできないレベルとなりそうだからね。(普通の35mm版で
撮影したものを縦横6倍にトリミングしたくらいのものになるため)
ピーク時の画質ではコンデジでもデジタル一眼と大差はないといってもここで言う
「コンデジ」というのはあくまで平均以上の描写力を持つコンデジで「デジタル一眼」は
APS-Cで付属のキットレンズを使うことを前提に考えているからにょ。
平均以下の描画性能のコンデジの場合はデジタル一眼でキットレンズを使用して撮影した
ものと比べても明らかに劣るし、デジタル一眼で高性能なレンズを使った場合には
どんなコンデジであろうと明確な差が出てしまうにょ。
それでもL版印刷程度ならば両者に差はないけどね。
だから明確な差となるためにはA4くらいでプリントする必要があるにょ。
A4サイズであれば400万画素あれば普通に鑑賞するのに問題ない画素数(200dpiでプリント
可能)だけど細かい部分をじっくり見るならば900万画素くらい欲しい(300dpiでプリント
可能)ところにょ。(これがL版ならば300dpiでも150万画素あれば十分となるために150万
画素できっちり解像できれば両者の差はなくなる)
つまり、900万画素できっちり解像(等倍で見ても十分鑑賞に堪えうるレベル)であれば
両者の区別はないけどほぼすべてのコンデジはレンズの性能不足でそこまでの描写性能が
ないからデジタル一眼と比べてプリントされた写真を見ただけで差を感じてしまうにょ。
これも見比べず、コンデジで撮影した写真のみを見た場合には十分なレベルと感じる
機種が大半だからコンデジの進化は非常に大きいけどね。(300万画素世代の頃の方が
等倍鑑賞では優れていたけどA4プリントではいくら画素当たりの性能が落ちていても
最近のコンデジの方が上となる)
それに少しでも悪条件ではコンデジはすぐに破綻してしまうのに対してデジタル一眼の
場合はそれが少ないにょ
高感度時の描写ではそれが明か(APS-Cサイズのデジタル一眼でもISO400まではほとんどの
機種で無ノイズだしISO1600でも1/2に縮小すれば等倍鑑賞に堪えられるレベル)だからね。
それに上記のような望遠側の描写も明らかに異なるにょ。
私がデジタル一眼を買う前に使っていたネオ一眼のFZ5だけどこれは5年前の機種で500万
画素ながら広角側を使い日中屋外での撮影ならば今でも十分に通用するレベルの画質と
なっているものの望遠側は500万画素ですら全く解像できてないためにアップで撮影する
場合には不満が大きかったにょ。(上記のTZ10の望遠側のサンプルのようにぼやけた
感じとなってしまう)
もっともL版程度ならば実効で150万画素で解像できればいい(1500×1000くらいに
リサイズして等倍で見て十分にキレイと感じるレベル)ので問題はないのだけどPC鑑賞が
メインとなるとどうしても等倍鑑賞をしてしまう機会が増えてしまうから厄介にょ。
私が使っているTX1はレンズ性能があまりに低く1000万画素で撮影する意味は皆無と感じる
レベルにょ。
等倍で辛うじて見れるくらいの画質を得るためには300万画素くらいまで画素数を落とす
必要があるにょ。
300万画素でも2Lくらいまでなら問題ないので300万画素のデジカメと思えばいいけど
1000万画素のデジカメでこれは・・・。
画素ピッチに余裕があるデジタル一眼の場合はよほど性能の低いレンズを使用しない限りは
等倍でもそれなりに見れるくらいの画質を得ることができるにょ。
それでも等倍鑑賞をするならば不満があるために私は1000万画素のデジタル一眼である
K200Dで撮影する場合には600万画素モードで撮影することが多いにょ。
キットレンズが1000万画素できっちり解像しないというのもあるけど600万画素ならば
ベイヤー配列でもほぼピクセル単位で解像してくれるから最初から600万画素しかないD50と
比べると等倍鑑賞時には圧倒的にK200Dの方が高画質(解像感が高い)に感じるにょ。
600万画素あればA4に250dpi以上でプリントできるためほとんど問題ないしね。
それに600万画素ならば1000万画素と比べてファイルサイズは6割になるというメリットも
あるにょ。
デジタル一眼が良いかコンデジが良いのかというのは画質で判断するとどの程度のものを
要求しているのかで変わってくるということにょ。
高いレベルを要求しなければほとんどのコンデジで(望遠側を除き)十分な性能に
達していると思うにょ。(TX1くらいになるとさすがに十分な性能ではないけど)
だからあとはデジタル一眼の柔軟性な表現力と速度とコンデジの手軽さ(筐体サイズや
重量を含めたもの)との天秤にかけて選択するべきであってどちらが優れているかという
ものではないにょ。
表現力に関していると一例としてボケを生かした撮影をしたい場合、通常は望遠レンズで
絞りを開けて撮るのが普通だけど換算432mmという望遠のFZ5も実際はセンサーが小さい
ため実焦点距離は72mmとなっているにょ。
したがって、ボケ量は72mmのレンズと同程度のものしか得られないにょ。
だからボケを生かした撮影をするならばセンサーサイズが大きい方が有利になるにょ。
まぁコンデジにそんなことを求めるのは一部の人であり多くの人は全体にピントが合った
パンフォーカスな写真をキレイな写真と認識しているだろうからセンサーサイズと
キレイな写真に感じるかどうかはまた別物にょ。
だからどっちが良いかではなく自分の用途や目的で選択するというのがベストとなるにょ。
実際、TX1のその筐体サイズや手軽さはデジタル一眼と比べると圧倒的なアドバンテージと
なっているにょ。
私がモバイル機器に設定しているモバイルランクでも性能面ではなくサイズ、重量などを
考慮しているからね。
15インチ、3kg、駆動時間1時間のデスクノートがモバイルノート代わりにならないのと
同じだけど手軽に持ち歩けるかというラインも人によって異なるので小さければ良いという
わけでもないのでその辺のバランスも重要となるにょ。
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よく考えたら自作になるのか win7は また今度 金が出来たらにするかも
構成を見直してみたよ
Core i7 860 Box (LGA1156) + P7P55D-E セット 41,980円
http://shop.tsukumo.co.jp/goods/2010020700011/999999990000000/
MonsterX-i 16,500円
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http://kakaku.com/item/K0000090055/
買っても繋ぎ方が よく分からないよ
電源ユニットは マザーボードに繋ぐのかな?
http://liv0.com
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動画を気軽に撮るならコンデジが最高!
昨日は現在のコンデジは画質に大きく拘ったり等倍鑑賞をしなければ十分な性能に達して
いるためにデジタル一眼とは比較する場合別物ということを書いたにょ。(PCを買う際に
15インチデスクノートとネットブックでどちらが良いのかと言うようなもの)
確かに表現力から言えばコンデジは歯が立たないのだけど(写真を作品として撮る場合
センスが重要となるため必ずしも良い機材を使えば良い写真が撮れるわけではないけど)
その代わりコンデジは動画機能が優れているにょ。
ライブビューがデジタル一眼で普及することによって一昨年に登場のD90では一眼レフと
しては世界で初めて動画撮影が可能になり、今となってはほとんどの機種に動画撮影
機能がついているのだけどデジタル一眼の動画機能はまだまだ制約が大きいにょ。
撮影中はAFが効かなかったり、絞りやシャッター速度がが固定だったりという制限のある
ものがほとんどにょ。(EOS Kiss X4の場合は絞りとシャッター速度は固定でISO感度を
変えることで露出調整をしている)
現在でレンズ交換式カメラで(大きな制約なく)普通に動画が撮影できるものといえば
(「一眼レフ」ではないけど)PanasonicのGH1くらいしかないにょ。
コンデジはライブビューが当たり前ということで古くから動画機能を備えてきている
けれどデジタル一眼で動画機能がなかなか付かなかったのはセンサーサイズが大きいため
データをフルに読み続ける動画撮影では発熱が大きくなることやCCDでは読み出し速度が
追いつかないためにCMOSである必要があることなどが挙げられるにょ。
それに加えて一眼レフではAFでは位相差検出方式で行っているけどライブビュー中は
それが使えないのでコントラスト検出方式で行う必要があるにょ。
したがって、ライブビュー専用のセンサーがないと実用レベルの速度は得られないにょ。
その点、最初からミラーレスで設計されたマイクロフォーサーズのカメラはライブ
ビュー前提であるために動画撮影という面に関しては有利となるにょ。
だから、通常のデジタル一眼レフでの動画は問題を多く抱えておりまだまだこれからと
いった感じにょ。
したがって、動画を撮るならばデジタル一眼よりもコンデジの方が設計するメーカーに
とってもそれを使用するユーザーにとっても「楽」になるわけだけどそこで気になるのは
光学ズームと動画形式にょ。
古くからコンデジでは動画が撮れるとはいっても動画撮影中は光学ズームができない
機種が多かったからね。
しかし、最近は動画というのがウリの1つになってきているせいか、動画撮影中に光学
ズームが可能な機種が増えているにょ。(コンデジの場合、電動で動かすパワーズーム
となっているために動画中にズームを可能にするためにできるだけその音が入らない
ような工夫をする必要があった)
10倍くらいの光学ズームが可能な機種であれば動画撮影も楽しくなるにょ。
そういう面では最近の売れ筋となっている10倍前後の高倍率ズームを備えたコンパクトな
デジカメが便利にょ。
サイズ的にはポケットに入るくらい小さいためビデオカメラと違って気軽に持ち運びが
できるしね。
http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/zooma/20100317_355099.html
このHX5VはコンデジでありながらフルHDのAVCHDで撮影可能であるためもはやビデオ
カメラと何の遜色もないにょ。(デジカメということで動画の記録時間は最大で連続29分
という時間制限が加えられているのは残念だけど)
さて、ビデオカメラというと今ではフルHDが当たり前となったけどそれでもHDが当たり前
という状況になるにはかなりの年月を要したにょ。
コンデジでHD動画といえば最初に実現したのはXactiにょ。
2006年に登場のXacti HD1でいよいよコンデジ動画もHD化とはいえ、もともとXactiは
動画重視のコンデジだったからMPEG4系のエンコードチップを搭載していたけど多くの
コンデジはMotion JPEGしか備えてなかったためにHD化はかなり難しかったにょ。
そんな中2007年に登場したPowerShot TX1で変わったにょ。(私がCybershot TX1を持って
いる関係上ここで「TX1」と書いたら通常は「Cybershot TX1」の方を示している)
720pのHD動画でさえ40Mbpsくらいのビットレートとなるため高速なSDHCが必須となる
ものの別途エンコードチップを搭載する必要がないためコスト面で有利なせいか翌2008年
にはHD動画が撮影可能な機種がかなり増えたにょ。(HDが初登場から2、3年で一気に
普及した形になるためビデオカメラよりもHD対応機の増え方が早い)
さらにYouTubeがHD対応になりコンデジ動画のHD化の後押しをしたにょ。
動画形式はMPEG4系(H.264を含む)とMotion JPEGの2つでメーカーによってどちらを
採用するのかが分かれていたけどMPEG4系を選択したいとユーザーが思っていても選択肢は
かなり限られていたにょ。
特殊な形状(ガングリップスタイル)であるためユーザーを選んでしまうサンヨーの
Xactiを除けばソニーのCybershotシリーズかカシオのEXILIMシリーズしか無かったからね。
(Xactiは今のようなガングリップスタイルになる前から動画をウリにしているし、
Cybershotは200万画素世代からMPEG1動画を取り入れている)
これは各社ビデオカメラとの競合を避ける意味合いもあったのかもしれないにょ。
しかし、PanasonicがAVCHDの720pのサブセット版であるAVCHD Liteを発表し、自社の
コンデジにどんどん搭載していったにょ。
こうやってH.264コーデックで動画撮影可能な機種が増えたためH.264エンコードチップの
価格が下がった影響を受けたのかついに頑なにMotion JPEGに拘っていたニコンさえも
ついにH.264の動画撮影が可能なコンデジを発表したにょ。(この分だとデジタル一眼の
ニューモデルでもH.264対応になりそう)
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/newproduct/20100317_355089.html
このように小型のコンデジで10倍ズームを備えHD動画を撮影できるならばよほどしっかり
動画を残したいという場合以外はビデオカメラの出番は無くなるのではないかと思うにょ。
私の動画カメラの変遷は1月30日に書いたけど今となっては「ただの動画メモだからQVGAで
十分」とは思えなくなってきているにょ。
これは「画像メモだからVGAで十分」ではなくそれでは物足りないので「300万画素くらいは
欲しい」というように変わったのと同じにょ。(300万画素だと横が2048ピクセルとなり
フルHDのモニタで鑑賞する場合ドットバイドットで鑑賞できる丁度良いサイズとなる)
動画をPCで鑑賞するならばWXGAモニタとマッチする720pくらい欲しいからね。
リビングのフルHDの大型TV(私の自宅はまだアナログブラウン管だけど)で鑑賞する
ならばフルHDが望ましいけどデジカメで撮影する簡易動画ということを考えると720p
あたりが手頃だと思うにょ。
MPEG4、9Mbpsで記録されたXacti HD2やTX1の720pの動画であればPenM1.1GHzのモバイル
ノートPCでも十分再生ができるためネットブックなどでも問題なく再生可能だと思うにょ。
H.264となるとさすがに重いけどそれでも現在のローエンドノートPCでも余裕で再生が
可能になるにょ。
私が動画メモに720pのHD動画を求めているのは現在使用しているPCすべて(予備機を
含めて即稼働なPCは7台くらい)で720pの動画ならば普通に再生できるからにょ。
これがフルHDのAVCHDとなると再生支援機能付きのGPUを搭載してない限りはコマ落ち
なく再生するにはCore2Duo 2GHzくらいが必要になってくるためにシングルコアCPUや
ULVのCPU搭載のPCでは敷居が高いにょ。(私の所持PCだと再生可能なのは自作PC1台だけ)
とはいえ、現行品でいえばGS45ならばH.264の支援機能を持っているためにCULVノートでも
問題ないし、Atom搭載機でもAtom ZのチップセットであるUS15W内蔵のGMA500は支援機能を
持っているために再生が可能となっているにょ。(Atom NではIONでない限りは無理)
フルHDで撮影できるのはベターだけどフルHDでしか撮影できないのはさすがに現時点では
敷居が高いと思うにょ。(ビデオカメラならばそれでもいいけど)
そういう面では私が持っているXacti HD2では720p、VGA、QVGAと使い分けられるし、
TX1も720pとVGAの使い分けができるにょ。
私は今は720pが動画撮影でベストと考えているけど720pでも敷居が高いとか、デジカメ
動画ならばVGAで十分という人もいるだろうからHD全盛になってもSD動画の切り捨ては
(デジカメにおいては)できるだけやって欲しくないにょ。
「気軽に撮れること」「気軽に見れること」こそがコンデジ動画の最大のアドバンテージ
だからね。
マリモーマさんへ
>win7は また今度 金が出来たらにするかも
自作PCに使用するならば安価なDSP版がおすすめにょ。
ただ、DSP版は自作用パーツと一緒でないと購入できないし、ライセンス上その一緒に
買ったパーツを内蔵したPCでないと使用ができないので注意にょ。
>構成を見直してみたよ
予算10万円程度でゲーム、エンコ用ならば悪くない構成にょ。
ケチるとすると一番高価なCPUのランクを落とすくらいだけど先日書いたようにPentium
G6950にすれば2万円近くコストを削減できるにょ。
しかし、今度は相対的にマザーボードの方が高価になってしまうためマザーボードも
安価なものを探す必要があるにょ。
そこまで予算をケチるならば安価で良質のマザーが多いAMDも選択肢に含めるべきにょ。
この予算で問題ないなら現状のCPU&マザーで全く問題はないけどね。
>買っても繋ぎ方が よく分からないよ
マザーボードに説明書くらい入っているだろうし、自作の入門本も本屋に行けば売って
いるのでそれを参考にするといいにょ。
今はネットで情報はいくらでもあるからネットに繋がるPCが1台は最低残しておけば
万一の際も安心にょ。
>電源ユニットは マザーボードに繋ぐのかな?
マザーボードへは24ピンの専用コネクタとPen4から導入された田型コネクタの両方を
挿すことによって電源供給を行うにょ。
マザーボード上に装着されたCPUやメモリやビデオカードはマザーボードから電源供給
されるけどビデオカードはスロットからは最大75Wしか供給されないため最大消費電力が
75Wを越えるビデオカードは別途補助電源ケーブルを接続する必要があるにょ。
その補助電源用のケーブルは購入する電源ユニットに一緒に入っているので別のものを
購入するという必要はないにょ。
GTS250は元ハイエンドである9800GTX+を省電力にして型番を変えただけのものだから
消費電力は最大140Wくらいになるにょ。
したがって、ビデオカードをマザーボードに接続した後にさらに電源ユニットから直接
ビデオカードに専用のケーブルを挿して電源供給する必要があるにょ。
マリモーマさんの構成だとピーク時には300W近い消費電力になるだろうけど購入予定の
電源はマザーボードとビデオカードへの供給する「+12V」だけで最大500W供給可能(あと
HDDやDVDなどに120W供給可能)なので電源ユニットは十分な性能だと思われるにょ。
私が自作した際に購入した電源は「サイズ」というメーカー(マリモーマさんが購入
予定の電源と同じメーカー)の「剛力短」の500Wにょ。
計算したらピーク時で200Wくらいだったけど電源出力はピーク時消費電力の1.5倍くらい
あるのが望ましいので「+12V」だけで384W供給可能なこの電源にしたにょ。
電源はプラグイン方式だとケース内がすっきりするのでいい感じにょ。
電源はあまり粗悪品やギリギリの出力のものだと寿命が短くなるのであまりケチるのは
おすすめできないにょ。
とはいっても、私が初自作したときはケースの付属電源(300W)だったけどね(笑)
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念願の単焦点レンズをゲット!
一眼レフ用の交換レンズを2本買ったにょ。
とはいっても、ジャンク品で1本1050円(税込)という品だけど(笑)
買ったのは下記の2本
◎PENTAX-A 50mm F1.7 (カメラ本体に付けているレンズ)
◎シグマ TELEPHOTO 400mm F5.6 (外している方のレンズ)
http://ww5.tiki.ne.jp/~ochame/test/lens.jpg
両方ともペンタックスKマウント用のレンズにょ。(正確にはKAマウントのレンズ)
さすがに古い製品ということでMFだけど3月13日に書いたようにニコンとペンタックスは
MF時代から現在までマウント変更をしてないために使用が可能にょ。
ペンタックスの場合は、ニコンとは異なりMF用の古いレンズでもボディ側に制限を加えて
ないために古いレンズでも普通に内蔵露出計を使ったAE撮影が可能になるにょ。(KA
マウントなので自動絞りに対応しておりカメラが持っているすべてのAE機能を使用可能)
したがって、古いMFレンズを使いたいならばペンタックスのデジタル一眼が最適と
いえるにょ。(ニコンの場合はハイエンドやプロ機でないと内蔵露出計さえ動いて
くれないため古いMFレンズがまともに使用できない)
K200Dでは固有情報の入ったチップを搭載のレンズ(ニコンでいう「CPU搭載レンズ」)で
ないと焦点距離が不明であるためレンズを挿すごとに焦点距離の入力を行う必要がある
もののこれによってボディ内の手ぶれ補正も最適化してくれるだけではなくJPEG Exifにも
レンズの焦点距離が残せるというメリットがあるにょ。
さて、中古レンズを買う際に気を付けなくてはならないのは外観ではなく中身にょ。
多少のホコリの侵入は普通にレンズを使っていれば必ずあるし、問題はないけどカビが
入っていると描写に悪影響を及ぼすからね。
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20091023/1029837/
http://allabout.co.jp/gm/gc/20924/
分解してレンズを清掃、研磨するだけの技術と設備を持っている人ならばいいけどやはり
いくら安くてもカビ入りやキズ入りのレンズは手を出さない方が無難にょ。
カビも多少ならば問題ないとはいえ、放置していたらどんどん侵食するため購入時は
大したことなくてもしばらく経つと使い物にならないレベルになる可能性があるからね。
そのため中古レンズを買う際に確実行うべきことはのはレンズを実際に手に取ってみて
透過することで自分の目でカビやキズの有無を確認することにょ。(信頼できるショップ
ならば事前にチェックをしているだろうけど買う前には必ず現物を見せてもらうべき)
そして、ピントリングやズームリングを実際に操作してみて引っかかりがないかどうか
試してみるのも重要にょ。
私が今回買ったのはジャンク品ということで動作保証が全く無い品にょ。
しかしながら、上記のようなチェックを店頭で行い問題が無さそうなので地元では
滅多に入らないKマウント用のレンズということでゲットすることにしたにょ。
自宅に帰り確認したら両方とも問題なく動作したのでラッキーだったにょ。(中身が
シンプルなMFレンズだから外観にぶつけたような跡がない限りは滅多に壊れているものは
ないけどね)
というわけで簡単なレビューをしてみるにょ。
まずは50mmF1.7の方からにょ。
50mm前後の明るい単焦点レンズが欲しいとずっと思っていたものの予算的になかなか
買えなかったので待望の1本となるにょ。
レンズ表面についていた汚れはクリーナーで落とし早速撮影にょ。
F1.7だと夜間室内の蛍光灯の明るさでもISO100で1/15でシャッターが切れるにょ。
50mmとはいえ、APS-Cだと換算75mmとなるため1/90秒くらいのシャッター速度でないと
手ぶれを起こしてしまうけど手ぶれ補正機能がボディ内に内蔵されているので安心にょ。
私の経験上50mmのレンズならばしっかり構えれば1/8秒までいけるからね。(被写体ぶれは
どうしようもないので室内人物スナップではISO200〜400に感度を上げる必要性が出てくる
かもしれないけどISO1600での撮影が必要だった標準ズームと比べると2段半〜3段半
(6〜12倍)明るいというのはすごいアドバンテージになるにょ。
とはいえ、絞り開放(F1.7)ではさすがに設計が古いレンズであるせいかさすがに少々
甘い描写にょ。
http://www.42ch.net/UploaderSmall/source/1268967170.JPG
(自宅の庭木を撮影 ※600万画素で撮影したものを無加工)
F2.8まで絞れば実用レベルに達し、F8まで絞るとかなりシャープになったにょ。
http://www.42ch.net/UploaderSmall/source/1268967902.JPG
(自宅窓からの風景を撮影 ※600万画素で撮影したものを無加工)
これだけの描写ができれば個人的には何ら不満はないにょ。
ただ、問題は解放時の描写の甘さよりもピント合わせにょ。
描写の甘さは味と思ってしまえばいいし、F2.8まで絞れば標準ズームより明るく、標準
ズームの解放時(広角側でF4、望遠側でF5.6)よりもすぐれた描写となるわけだしね。
しかし、F1,7で使用するには描写が甘いだけではなくピント合わせがシビアになるという
問題があるにょ。
最短撮影距離付近(50cmくらいの距離)では被写界深度(ピントの合う範囲)は数mmしか
ないにょ。
http://www.42ch.net/UploaderSmall/source/1268968678.jpg
(もの差しの10cmの部分にピントを合わせて撮影)
これはよほど気合いを入れてピントを合わせないとピンぼけ写真を量産してしまいそうな
感じにょ。(ペンタックスの場合MFレンズでもフォーカスエイド機能が働くため大ざっぱな
ピント合わせは誰でも楽にできるけどF1.7で使用するには精度が全然足りないのでラフな
ピント合わせを行うならば被写界深度を稼ぐためF4くらいまで絞る必要がある)
銀塩時代(MF)は50mmF1.4のレンズで頑張っていたためにピント合わせには慣れていた
とはいえ、当時はそれが普通だったし、ピントの山が見やすいペンタプリズムの
ファインダー(今のデジタル一眼では中級機以上に搭載)だったし、何よりほとんど
L版プリントだったために多少ピントがはずれていても問題なかったからにょ。
デジカメだと等倍鑑賞が容易に出来てしまうためにピンぼけがすぐに分かってしまうと
いうのが良くもあり悪くもあるにょ。(銀塩時代に使っていたキャノンA-1は最高
シャッター速度が1/1000秒だったのでNDフィルター無しでは日中の屋外では絞り開放が
使えなかったけどK200Dは1/4000秒なので日中でも絞り開放が使えるのはうれしい)
L版プリント前提ならば150万画素にリサイズしてピンぼけと確認できなければそれで全く
問題がないわけだけど600万画素モードの撮影であっても等倍鑑賞した場合L版前提よりも
ピント合わせが格段にシビアになるからね。
とはいえ、明るいレンズなのでファインダーも明るく、ボケ味も自然なので写真を撮る
のが楽しくなるレンズにょ。
最近は暗いズームレンズに慣れていたのでこの明るさは新鮮にょ。
次はシグマ400mmF5.6のレビューにょ。
400mmF5.6(ヨンゴーロク)は古くから庶民向けの超望遠レンズということで人気が
あったにょ。
300mmF2.8(サンニッパ)や400mmF2.8(ヨンニッパ)はカメラメーカー純正品ならば
50万円以上、互換メーカーの品でも30万円以上する上に重さも3〜4kgもありとても素人が
手を出せる品ではなかったにょ。
その点、400mmF5.6ならば純正でも10万円台、互換メーカーならば7〜10万円とかなり
安価だし、重量も1kg前後ということで何とか手持ちが可能なレベルだったにょ。
私も学生時代はこのクラスのレンズが欲しかったけどさすがに気軽に買えるような価格
ではない(300mmF5.6ならばそれの半分以下の価格で買える)ため結局買わなかったにょ。
今は400mmの画角が必要な被写体はほとんど撮らないし、APS-Cであれば換算600mmと
なるためにジャンルを選んでしまうレンズにょ。(屋外スポーツや鳥の撮影にはこれ
くらいは最低必要になるけど)
さて、実際に使用してみるとさすがに三脚座が付いているようなレンズを使用するのは
初めてであるためなかなか重量感はあるにょ。
画角的には銀塩時代に使ったことがある300mmレンズ+2倍テレコンと同じため驚きはない
(テレコンは借り物だったため一時的な使用となる)けれど600mm相当の画角でF5.6と
いうのは魅力にょ。
何せ300mm+2倍テレコンだとF11になってしまったためにファインダーも暗くピントを
合わせるのが困難だったからね。
その点F5.6だとMFでも十分ピント合わせが可能になるにょ。(AF対応のレンズであっても
F11ではAFは作動しないためF5.6のレンズをテレコン前提で買う場合は注意が必要)
まぁ上記のようにファインダーがペンタプリズムではなくペンタミラーだから微妙な
ピントが分かりづらいというのは難点だけどね。
それでも気合いを入れればピント合わせは十分可能にょ。
換算600mmということは手ぶれをしないためには1/1000秒くらいで撮影したいところだけど
手ぶれ補正が3段分効くと考えれば1/125秒でも何とかなるため日中であればISO100でも
十分手持ち撮影ができそうにょ。
実際に撮影してみるとさすがに絞り開放(F5.6)ではやや厳しい感じの描写にょ。
http://www.42ch.net/UploaderSmall/source/1268969476.JPG
(※600万画素で撮影したものを無加工)
しかし、2段絞って(F11)撮影すると十分実用に耐えられるレベルになるにょ。
それでも超望遠レンズなのに低分散ガラスを使用してない(今でこそ低分散ガラスは
小型の物ならば安く作れるようになったためズームレンズにも搭載されるようになったけど
当時は加工が難しく高級レンズにしか搭載されなかった)ということで2段絞っても少し
色収差があるのはやむを得ないところか・・・。
個人的には十分許容範囲内なので良しとするにょ。(下手なズームの望遠端よりは良い
描写だし)
ただ、このレンズを生かす被写体を私が撮影することがあるのか謎にょ。
超望遠としては小柄なレンズだけど十分大きいので必要でもないのに持ち歩くなんて
ことはまずしないだろうからね。
だから、超望遠レンズは欲しかったけど実際はほとんど使用することがないからと思い
買い止まっていたわけだし、この金額でなかったら買うことは無かったかもしれないにょ。
今回の2本でKマウントレンズが一気に充実したにょ。
この2本はまともに動作するレンズであれば中古で普通に買えば両方とも1万円くらいは
するようなものだからかなりお買い得だったにょ。(特に50mmF1.7は人気のレンズだから
ヤフオクでも5000円は下らない品)
今までは35mmフルサイズ換算の焦点距離で27〜300mmしかカバーできず明るさもズーム
レンズしか持ってなかったのでF4〜5.6だったからね。
それで今回F1.7のレンズと換算600mmのレンズが加わりF値は1.7から望遠は換算600mm
までカバーできるようになったにょ。(300mmと600mmの間がガラガラだけどこれは必要を
感じるようになったら考える)
これであとは超広角レンズとマクロレンズがあれば個人的には完璧にょ。(室内スポーツ
などを撮影するには明るい望遠レンズが欲しいけど今のところ撮影の予定はないので
問題はない)
しかし、マクロレンズなんて滅多に中古やジャンクで入らないし、超広角レンズは
銀塩時代のものでは無理(APS-Cセンサー搭載機で使うと換算焦点距離が1.5倍になる
ために超広角レンズでも普通の広角レンズとなってしまう)なのでデジタル一眼レフ用の
ものが必要になるため安価な入手は難しいにょ。
それにMF用のレンズを買うとペンタプリズム搭載の中級機のデジタル一眼レフが欲しく
なってくるから厄介にょ。
とはいえ、今回の2000円の投資でしばらく遊べそうなのでコストパフォーマンスは非常に
高いにょ。(中級機を買うならば結果として安くならないかもしれないけど)
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良い写真を撮るには・・・
一眼レフというのは自分でピントや絞りやシャッター速度を調節して撮るものという
常識が1970年代まではあったにょ。
一眼レフにも自動露出(AE)が取り入れられたあともメーカーによってシャッター優先AEと
絞り優先AEのどちらかのみが採用されの2つのどちらが良いのかということがよく論争に
なっていたにょ。
それを解決すべく1977年にはその両方のAEに対応したミノルタXDが登場したにょ。
翌年に登場したキャノンA-1は両優先AEに加えてプログラムAEまで備えたにょ。
「一眼レフなのに絞りもシャッター速度もカメラ任せにするなんて」という批判も当時は
あったけど今となってはプログラムAEは当たり前になったにょ。
ピント合わせも1981年に登場したペンタックスME Fによってオートフォーカス(AF)が
可能(ボディ内にAF機能を内蔵)になったもののあくまでデフォはMFでありAFが使用
可能になるためにはAF用のレンズが必要だったためにヒットはしなかったにょ。
AF一眼レフといえば、1985年に登場したα-7000を忘れてはならないにょ。
世界初のAFを前提としたシステムの一眼レフであり、それを追従すべく他社も一気にAFの
一眼レフを発表したにょ。
今となっては初心者に優しい機能をてんこ盛りで一眼レフの敷居は当時と比べたらかなり
下がったにょ。
30年前には露出はカメラ任せ、20年前にはピントもカメラ任せという状況になっていた
中でMF用のレンズ(AFが普及する前に発売されたレンズ)のを先日買ったわけだけど
ピント合わせに四苦八苦するなんて私が一眼レフで写真撮影を始めた頃(23年前)を
彷彿させるにょ。
さて、昨日は50mmF1.7のレンズでは被写界深度が浅いのでピントを正確に合わせるのが
難しいということを書いたわけだけど一般的にいう「ピンぼけ」というのはこの被写界
深度と密接な関係になっているにょ。
被写界深度というのはピンぼけにならない範囲(=ピントが合っている範囲)のこと
だからね。
やはり、失敗写真の代表となるのはピンぼけであるためにできるだけピンぼけ写真には
ならないようにしたいところにょ。
では、そうなるとピンぼけとそうでないものの分岐点が気になるかもしれないにょ。
昨日も使ったこのものさしの写真だけど10cmを基準に前後何mmまでピントが合っている
と判断するのかは個人差があると思うにょ。
http://www.42ch.net/UploaderSmall/source/1268968678.jpg
ピントが合っているかどうかはコントラストで判断がつくけどコントラストが最大の
何%までは許容ができるかは人それぞれだからね。(コンデジはこのコントラストを
計測することでピント合わせをしている)
つまり、ピントが合っているのと合ってない場所というのはある地点で明確な境目が
あるわけではなく連続的なものといえるにょ。
「人それぞれ」で終わるのも何なので古くから言われている一般基準としては許容錯乱円
(ぼけてみえる円)のサイズがフィルムの対角線の1000分の1〜1500分の1よりも小さい
場合にピントが合っていると見なされるにょ。
これによると35mmフルサイズで概ね0.03mmとなりAPS-Cだと0.02mmとなるにょ。
APS-Cの場合は概ね24x16mmであるためセンサー上で0.02mmというのは言い換えれば
1200x800ピクセル当たり1ピクセル以下のサイズといえるにょ。
錯乱円サイズが明確ではないため上記の写真では分かりづらいけど1200x800ピクセルに
リサイズした場合にボケがない(最大1ピクセル)の場合にはピントがあっていると
見なされるということにょ。
写真の場合は点によって面を構成している(レンズの焦点が合うのは1点だけだけどレンズを
通過する光というのは真ん中だけではなく周辺部もあるため結果的に面となっている)
けれど分かりづらいため錯乱円(ぼけの円)はこちらの写真の方が分かりやすいにょ。
http://www.42ch.net/UploaderSmall/source/1268967170.JPG
この背景の部分のようにピントが合っていない部分は円状となって表れてくるにょ。
この許容錯乱円サイズ0.02mm(APS-Cの場合)というのは実際に見てみるとすごく甘い基準
であることが分かるにょ。(1500万画素のデジカメならば4x4ピクセルの錯乱円でも
許容範囲内となるため)
何せデジカメの場合は容易にピクセル等倍で見ることができるわけだからね。
銀塩時代ではルーペで確認しないと分からないレベルのピンぼけはピンぼけとは見な
されなかったというのもあるけどLサイズプリントであれば上記基準でも間違いではない
と思われるにょ。(人間の目で判別可能なほぼ限界である300dpiでプリント時でもL版
ならば1500x1000ピクセル程度なので)
つまり、デジカメの画素数が増えるに従い求められているピントの精度は上がってきて
いるといえるにょ。(本来であれば同じサイズにプリントするのであれば画素数がいくら
増えても変わらないけどデジカメの場合は上記のようにピクセル等倍で簡単に鑑賞が
できてしまうため従来の認識が通用しなくなってきているというわけにょ。
被写界深度(ピントが合っている範囲)については上記のように35mmフルサイズとAPS-C
でも錯乱円サイズが異なっているのを見て分かるようにようにセンサーサイズ)によっても
被写界深度は変わってくるにょ。
あとレンズの焦点距離やF値や撮影距離によって変わってくるにょ。
それをまとめると次のようになるにょ。
被写界深度の深さ 浅い ← → 深い
◎センサーサイズ 大きい ← → 小さい
◎焦点距離 長い(望遠) ← → 短い(広角)
◎F値 小さい(明るい) ← → 大きい(暗い)
◎撮影距離 近い ← → 遠い
これらを変えることで被写界深度を自由にコントロールすることも可能になるにょ。
例えば使い捨てカメラでは焦点距離35mm程度、明るさF10程度の広角レンズを使用し、
ピントは3mくらいの位置に設定しておくことで被写界深度を深くしているにょ。
これにより1.5mから無限遠までほぼピントが合うためにパンフォーカス(画面全体に
ピントが合った状態)な写真を撮ることが可能になるわけにょ。(ピント合わせが要ら
ないため誰でも失敗なく撮れるだけでなく安価に作ることができる)
逆に被写界深度を浅くすれば背景を大きくぼけさせて撮りたい被写体のみを浮き上がらす
ことが可能になるにょ。
そのためには出来るだけ望遠を使い、近づいて撮影し、絞りは開けて撮ることが重要に
なるにょ。
とはいえ、コンデジの場合意図的に絞りを変えることができない機種が大半だし、
センサーサイズが小さいというのがネックとなるにょ。
たとえば35mmフルサイズ換算で600mm相当の超望遠のレンズを搭載したコンデジで撮影
する場合、使用しているセンサーのサイズが1/2.5インチならば実際の焦点距離は
100mmでしかないにょ。
つまり、100mmのレンズで撮影したのと同程度のボケしか得られないことになるにょ。
実際はコンデジの小さなセンサーだとそのフルサイズで100mmのレンズで撮影したものを
一部をトリミングして拡大して600mm相当にしたようなものだからボケも6倍になっている
とはいえ、被写体が同じようなサイズで撮影するならば撮影距離が短くなるために被写界
深度の浅くなるために6倍は相殺どころでは済まず、被写界深度の浅さはF値が同じ場合
「 コンデジにおける換算600mm = 35mmフルサイズの100mm 」ではなくて
「 コンデジにおける換算600mm < 35mmフルサイズの100mm 」となるにょ。
つまり、被写体が同じサイズになるように撮影した場合は実焦点距離とF値が同じレンズを
使用した場合でもセンサーサイズが大きい方が被写体深度が浅くなる(ボケやすい)と
いえるにょ。
同じ600mm同士(コンデジは換算600mmでF5.6、フルサイズは実焦点距離600mm、F5.6)を
比べるならば被写体までの距離は同じだけど当然のことながらセンサーサイズが大きい
ためにフルサイズの方が被写界深度は浅くなるにょ。
同じように35mm100mmF2.8のレンズに2倍テレコンを付けて200mmF5.6のレンズとして使用
する場合には上記のコンデジと同じく被写体が同じ距離に映るようにした場合においては
100mmF2.8の方が被写体に近づいて撮影するために被写界深度は浅くなるにょ。
そういうことで、望遠レンズを絞りを開けて撮るというのは被写界深度を浅くするのには
有効な方法だけど「被写体に近づいて撮影する」というのが最も有効であることが
分かるにょ。
小さなセンサーを使用したコンデジにおいて普通にスナップ撮影した場合レンズの広角
側を使用する限りはほぼパンフォーカス状態になってしまうにょ。
換算35mmでF2.8のレンズを搭載したコンデジ(1/2.5インチセンサー使用のもの)よりも
その約6倍の大きさ(面積比はその二乗)のフルサイズのセンサーで実焦点距離35mmの
レンズを使った方が被写界深度が浅くなるというのは分かるけどそれがどの程度になる
かというと単純計算ではセンサーサイズに比例するにょ。
センサーサイズの大きさが6倍(面積36倍)ならばF値を6倍にしたものとほぼ同じに
なってしまうにょ。(大ざっぱな計算においては)
つまり、コンデジにおける換算35mmF2.8のレンズは被写界深度だけで言うならば
2.8×6=16.8でフルサイズセンサー搭載で35mmF16.8相当のレンズとなるにょ。
それだと使い捨てカメラ以上にF値が大きいためコンデジの広角側ではパンフォーカスに
なりやすいというのが分かると思うにょ。
それを使うと室内で手持ち撮影をする場合に大きなセンサーを搭載したデジタル一眼
よりもコンデジの方が有利になる場合があるにょ。
デジタル一眼はセンサーサイズが大きい分だけ被写界深度を浅くしやすい(ボケさせ
やすい)ということは逆に言うとセンサーサイズが小さい方が被写界深度を深くできる
ためにぼかしたくない場合でも絞りを絞る必要はないからね。(というか回折限界の
ためにほとんどのコンデジで絞りを変えることはできないけど)
上記のようにF2.8でもフルサイズのF16.8相当になるため室内でノンフラッシュの手持ち
撮影において被写界深度を深くしたい場合(室内で人物と背景の両方にピントを合わせたい
ときなど)には非常に有用にょ。(デジタル一眼では被写界深度を深くするにはかなり
絞る必要があるため三脚かISO12800などの超高感度を使用しなくてはならない))
とはいえ、それも近接状態では変わってくるにょ。
近づけば近づくほど被写界深度は浅くなっていくのだけどそれが等倍くらいになると
被写界深度が前後1mmもない(つまり1mmずれたらピンぼけ)という場合さえあるにょ。
35mmフルサイズだとセンサーサイズは縦24mmなので10円玉が画面の縦一杯に撮せる
くらいが等倍となるにょ。
これはレンズ単体で行うには専用のマクロレンズを使用して(ズームレンズのマクロ
機能ではその1/2〜1/3くらいが限界)で最大まで近づかないと無理にょ。
しかし、コンデジではマクロに強い機種ならばそれくらい余裕でできてしまうにょ。
被写界深度はF値によってもかなり変わるけど被写体までの距離が近ければ被写界深度
そのものが極端に浅くなり、それが6倍になろうとまだまだ浅いため被写体に十分に
近づいて撮影すればコンデジでも背景をぼかすことは可能になるにょ。(その代わり
かなり被写体を選んでしまうけど)
このように一眼レフであれば様々なレンズを使い分けられる上に絞りも自由に変えられる
ために被写界深度をコントロールしてさまざまな表現をすることが可能になるにょ。
コンデジの場合は、基本的に絞りが変えられずボケを生かした写真を撮影しにくいとは
いえそれを生かしてパンフォーカスの写真を撮りやすかったり、マクロ撮影では一眼レフ
ほどではないけど十分にボケを生かした写真を撮影することが可能になるにょ。
とはいえ、コンデジからデジタル一眼レフに乗り換えた場合に厄介となるのがこの
被写界深度にょ。
使い捨てカメラやケータイのカメラ機能やコンデジでの写真に慣れている人であれば
パンフォーカスの写真というのが普通の写真なのだけどデジタル一眼を使用すると被写界
深度が浅いため簡単に背景をぼかすことが可能になるにょ。
しかし、それ故に撮れた写真を見て「背景にピントが合ってない」と不満を漏らす人も
中にはいるにょ。
デジタル一眼の価格が下がり、キレイに撮せるからコンデジを卒業してデジタル一眼を
買おうとする人も多くいるとは思うけど「画面全体にピントが合っている写真=良い写真」
という認識の人が買うには適してないと思うにょ。
ピンぼけ写真というのは狙った位置にピントが合ってない写真のことを示すけどその
狙った位置というのが人物と背景の両方を指すならば確かに「人物のみピントが合って
背景がぼけている写真」というのはピンぼけと言えなくもないにょ。
EOS650で初導入された深度優先AEのような機能を持つ機種であれば2カ所にピントを合わせて
その2点が被写界深度に収まるように自動的に絞りを調節してくれるけどこの機能は
最低限の「被写界深度」の意味を知らないと使えない機能だからね。
今では多点測距と組み合わせることでわざわざ2カ所にピントを合わせることはなく
多点センサーがとらえたすべての被写体を被写界深度に入れるようになってくれるように
なった自動深度優先AEに発展しているので使いやすくなったにょ。
とはいえ、EOSシリーズで純正レンズを使った場合のみ可能な機能だし、デフォ状態で
自動深度優先AEになっているわけではないので結局どのように撮りたいのかを事前に
ユーザーが判断しないと使えない機能にょ。
やはり、カメラがどれだけ進化して、どれだけ高機能になってもそれを使うのはあくまで
人間だからね。
所詮カメラもレンズも道具に過ぎず、撮る人のセンスや技術が重要で機材というのはその
アシストをしてくれるだけにすぎないにょ。
だからプロ用の一眼レフと高性能なレンズを使ったとしても良い写真が撮れるとは限らない
ということにょ。(入門用の一眼レフであろうとコンデジであろうと良い写真を撮る
ことはいくらでも可能)
良い写真が撮れないというのは自分にセンスや技術が足りないというだけの話にょ。
まぁAFがあればピント合わせに使う労力を他のことに回せるため便利な道具は良い
写真を撮るためには合った方が有利なのは間違いないけどそれはベターであってマスト
ではないにょ。(撮りたいものがちゃんとあってそれをとるために必要な道具という
ものがあるから高価な機材は不要とは言えないけど)
「良い写真とは何か?」かというのも明確な基準がないため機械だけを頼りにするの
ではなく自分のセンスを磨くのが重要となるにょ。(パンフォーカスこそすべてという
人にボケを生かした写真を見せても失敗写真扱いだろうし)
まぁ私もまだまだだから人のことは言えないけどね(笑)
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メモリー以外は 注文・入金済み
注文してたのが届いたよ
Core i7 860 Box (LGA1156) + P7P55D-Eは ケーブルが いっぱいあったよ
ピン付の端子を どこに使うのか謎かも
一応CPUとファンは 付けたよ
GeForce GTS 250 E-Greenは かなりでかいね 小さいケーブルも2つあったよ
http://www.hcn.zaq.ne.jp/cabvq706/PC1.jpg
http://www.hcn.zaq.ne.jp/cabvq706/PC2.jpg
http://www.hcn.zaq.ne.jp/cabvq706/PC3.jpg
http://liv0.com
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XPに残されたタイムリミットはあと1年!?
Windows7のXPモードの要件緩和
http://enterprise.watch.impress.co.jp/docs/news/20100319_355738.html
7のXPモードは要はVirtual PCそのものだけど使うのにはPro以上のSKUのものを購入する
必要があっただけではなくハードウェアの必要要件としてはVTなどの仮想化支援機能が
必須だったのでVT無しでもXPモードが使えるというのは朗報といえるにょ。
現行のCPUはAtom Nを除きほぼすべてがVT(それと同等の仮想化支援を含む)に対応して
いるし、Intelではデスクトップ用PCではPrescottコアのPen4の一部のSKUからノートPCでは
Core Solo、Core DuoからVTに対応しているということでデスクトップPCでは2005年、
ノートPCでは2006年以降に発売された新機種においては多くの機種がVTに対応している
はずにょ。
しかし、昨年の8月12日に書いたようにVTはCPUとBIOSの両方が対応してないと使用する
ことができないにょ。
VAIOも当時の現行機種がVTに対応していないということを発表し、「VAIOではXPモードが
使用できない」ということが一時話題になったけどこれは公式のBIOSのアップデートにより
使えるようになったにょ。(ただし、ここ最近のモデルに限るけど)
Let'snoteの場合公式にVTに対応を謳っているのは8シリーズ(R8、W8、T8)以降であり
それよりも古い機種ではBIOSのアップデートが必要になるにょ。(依然として未公開)
さて、XPモードは所詮は無料で公開されているVirtual PCを使ったものだからXPモードに
対応しているかどうかはあまり関係ないという考えもあるかもしれないけどXPのライセンス
不要であることとシームレスで起動できることメリット大きいにょ。
わざわざVirtual PCを起動してその上でさらにアプリを起動させる必要がなく7上で
「XP上で動作するアプリ」として起動するわけだからね。(そのアプリがVirtual PC上
ではなく7上で直接動作しているような感じ)
そして、XPのライセンスが不要というのも大きいにょ。
今となってはXPそのもののライセンスを入手すること自体が困難であり、XPでないと
動作しないアプリをどうしても使いたいと言う場合はダウングレード権を用いてXPを
インストールするという方法もあるけどインストール用のディスクが必要(ライセンス
有無は関係ないけどXPのディスクを所持している必要がある)であるため気軽に出来る
というわけではないにょ。
あらかじめダウングレード済みのPCを購入するという方法をとればそれは緩和できる
とはいえ、そのXPへのダウングレードが可能なのもあと1年(来年4月末まで)となって
いるにょ。(XPへのダウングレードは電話によるアクティべーションを行う必要がある
ために期間が終了すればそれが使用できなくなってしまうしメーカーもXPのインストール
ディスクを添付することができない)
そのうえXPの最終サポート期限があと4年という問題があるにょ。
ダウングレードでXPにした場合、そのXPを削除すればあらかじめそのPCに与えられた
OSのライセンスがあるため7 proなどを再び使用可能になるとはいえ、7を使えばXPで
しか動作しない特定アプリの使用はできなくなるにょ。
それを解決する1つの方法としてはMSがXPのサポート期限をさらに延長することだけど
さすがに一時しのぎにしかならず、XPを永続サポートなんて無理だから恐らく今回の
XPモードの必要要件の緩和(VT不要)をしたのだと思われるにょ。
「XPモードではVTが必要」と発表されるまではVTの必要性をPCメーカーもあまり重視して
おらず、逆にVTがあることによるトラブルも希にあるためにVTを使えない状態で出荷
してたから自作PCやショップブランドではなく大手メーカー製PCに限って言えばここ
1年以内に発売された機種を除けばデフォでVTが使える機種は非常に少なかったにょ。
古いPCで7がまともに動作しないスペック(メモリ最大搭載量が1GB以下のPC)ならばPCの
買い換えも考慮すべきだけどVistaプリインストールのPCであれば7を動作させるのに十分な
性能を持っているわけだからそれで7を使いどうしてもXPでないと動作しないアプリだけ
XPモードを使うという方法がXPから7へとスムーズに移行させる最善の方法だからね。
特に業務用のアプリでは専用で代用が効かないものもあるためにOSの移行に関しては
法人の方が個人よりも敏感になりがちにょ。
しかし、「XPモード」にはあまり過大な期待は厳禁だけどね。
いくらマルチコアのPCでもXPモードではシングルコアでしか動作しない(CPUを1つしか
使ってくれない)わけだし、そもそもオーバーヘッドによって大幅にCPU性能が落ちて
しまうために7がある程度快適に動作するくらいのスペックではないとXPは実用には
ならない可能性が高いにょ。
そして仮想的なVGAとなっているのがTrio64だけどこれは2D表示(GDI)さえも決して速い
ものではなく3Dには対応さえしてないにょ。
したがって、XPで動作していたけどVistaや7で動作しなかったゲームをが7のXPモードなら
プレイ可能かというと仮想PCのスペック面でほぼ全滅だと思われるにょ。(DirectXに
対応した別の仮想PCソフトを使用すればいいけど上記のようにXPのライセンスを別途用意
しなくてはならないという問題が再び発生してしまう)
もっとも個人が主に購入するHome EditionではXPモードはサポートされてないため
「XPモードでゲームが動作するか?」なんていうのはそれほど重要なことではないけどね。
ゲームなどにPCを使用している人が7のXPモードを目当てにProを選択してもその目的を
果たすことができないためどうしてもXPが必要ならば現在使用しているXPが動作する
PCをそのまま使い続けるのがベストといえるにょ。
もしくは、ライセンスが有効なXPを持っている人であれば新しく購入したPCにXPを
導入する方法もあるにょ。(すでにXPは1年前にはDSP版も生産を終了しているのですでに
流通在庫のみとなっており今から新規に入手するのはかなり難しくなってきている)
XPのライセンスは持っているけどPCの故障などでやむを得ず7搭載PCを購入する場合や
すでに7が十分動作するスペックにも関わらず自前でXPを導入している場合はサポート
期限に関して言うとデュアルブートで使用すれば問題がないにょ。(XPのライセンスの
予備はないけどインストールディスクを持っているという人ならば上記のように7 pro以上
のSKUを購入しダウングレード権を行使すればよい)
サポートが切れたからといってOSそのものが使えなくなるわけではないのでオフラインの
ゲーム専用として割り切って使い、メイン環境を7にすれば問題ないからね。
ただ、問題となるのは新しくPCを購入する場合にはそのPCでXPが使用できるのかという
ことにょ。
現状では自作PC用のパーツであればほとんどがXPに対応しているとはいえ、それも
あと4年サポート期限が残されているからだからね。(XPへのダウングレードが終了
すればXP用のドライバを公開するPCメーカーは無くなると思うので自力で他所から
ドライバを入手する必要がある)
しかし、サポート期限が切れる頃にはXP非対応の機器、パーツというのはかなり増える
だろうし、サポート期限より前の段階からXP非対応化は進んでいくと思われるにょ。
したがって、XPを切り捨てるかもうしばらく使いたいかはあと1年くらいの間(上記の
ようにXPのダウングレードもあと1年だし)にで考えておく必要がありそうにょ。
新品に拘らなければXPのリカバリ付きの中古PCを買えば済むからそこまで焦る必要は
ないけどXP世代のゲームがまともに動作するPCとなるとそれなりのスペックが要求される
ため選択肢はかなり限られてきそうにょ。
XPのライセンスさえあればVista世代や現在の最新PCもXPには対応しているため問題ない
けど上記のようにXPは今となっては入手困難だけにOSのライセンスの予備が無いけど
XPモードではなくXPを使いたいならばあと猶予は1年といっても過言ではないにょ。
マリモーマさんへ
>注文してたのが届いたよ
ついにパーツを買ったにょ?
おめでとうにょ。
自作はただのパーツのはめ込みなので「自作」というより「自組み」といった方がいい
けれどどのパーツをどこへはめ込むのかというのは初心者には分からないと思うので
説明書や入門本を参考にゆっくりやるといいにょ。
静電気にさえ気をつければ焦らずに組み立てていけば組み立てミスで壊れることは滅多に
ないからね。
LEDインジケータなどはケーブルをはめ込む場所が違うために正常しない場合があるけど
それ以外はケーブルの規格が決まっているので間違った場所に挿して壊すという心配は
ないからね。(唯一FDDだけがケーブルの裏表を逆にしてもささってしまうけどそれを
除けば向きが間違っていたらささることはない)
組むのはいいけどのどかのPCケースを流用するならば事前にのどかのHDDのバックアップを
とっておいた方がいいにょ。
まぁ組んだあとにPATA経由かUSB経由でHDDの中のデータを取り出してもいいけどすぐに
必要なデータがあってもそれだと組み終わるまで使用できないからね。
>ケーブルが いっぱいあったよ
たくさんあるのはSATA(HDDなどをつなぐ規格)用のケーブルだと思うにょ。
平べったくて幅の広いケーブルがPATA(HDDなどをつなぐ旧規格)ケーブルにょ。
>一応CPUとファンは 付けたよ
これは単純だけど意外に難しいにょ。
今はピンがマザーボード上にあるしピンが1156本もあるので慎重にCPUを載せないと
ピンが折れてしまうし、ファンを固定するにも力加減がなかなか難しいからね。
あと新品のCPUならばあらかじめグリスが塗ってあるから問題ないけどファンが一発で
装着できなかった場合はグリスが外れてしまうためまた塗り直しが必要になるにょ。
グリスが均一になってないとうまく熱を逃がすことができないにょ。
>GeForce GTS 250 E-Greenは かなりでかいね
元はハイエンドな製品だからね。
型番変更の際に多少は消費電力を減らしたとはいえ、消費電力はハイエンド級にょ。
消費電力が大きいためPCI-Eに挿しただけでは動作しないので電源ユニットに付属して
いるPCI-Eの補助ケーブルもこのビデオカードに挿す必要があるにょ。
性能は普通に使うには十分なものがあるので現行のゲームであればよほどのものでない
限りは快適にプレイできるにょ。
>小さいケーブルも2つあったよ
PCI-E補助電源への変換ケーブルとS/PDIF音声ケーブルか。
S/PDIFはHDMI1本で音声と映像を出力したい人(普通のハイビジョンTVでPCを使用したい
人など)には便利にょ。
使わない人も結構居ると思うので必要でないならば無くさないように箱の中にしまって
おくといいにょ。
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2TB SATA300
WD20EARS (2TB SATA300)が届いたよ
端子は 横にあるやつなのか
よく考えたら設置する場所を考えてなかったよ
ネジで ちゃんと止めないと いけないかも
http://www.hcn.zaq.ne.jp/cabvq706/pc4.jpg
http://www.hcn.zaq.ne.jp/cabvq706/pc5.jpg
http://liv0.com
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これでK200Dがパワーアップ!?
K200D用の定価2万円のバッテリグリップが4480円だったの買ってしまったにょ。
http://ww5.tiki.ne.jp/~ochame/test/grip.jpg
こういうオプションのグリップは主に中級機にオプションとして用意されているにょ。
バッテリに単三電池が使用できたり、縦位置撮影用のシャッターボタンなどが用意される
というだけではなく装着によって連射速度が上がるという機種もあるにょ。
このバッテリグリップ用意されたギミックは縦位置用のシャッターボタンのみにょ。
単三電池が使えるというのもメリットにはなるけど元々本体が単三電池で動作している
K200Dにおいてはそれは全くメリットにはならないにょ。
バッテリ駆動時間が2倍になるというメリットがあるけどそれならば予備の単三電池を
持ち歩いた方が遙かに楽だからね。
そういうわけで、このバッテリグリップは4980円で半年前から売られていたけど買わずに
いたにょ。
でも、セール期間ということで500円引き(1割引)となったため買ってしまったにょ。
セールが終わったらまた4980円の価格に戻るだろうし、半年間値段が変わらない商品の
値下げなんて二度とない可能性があるから少しでも平常よりも安いときに買った方が
お得と考えたにょ。
というわけで、早速装着したのはいいけど元々本体が入門機の割りには重かったのが
さらに輪を掛けて重くなったにょ。
本体重量(レンズ未装着時)は1kgに達し、もはや上級機並の重さにょ。
これはさすがに売れないのは分かるにょ(笑)
入門機は軽くて扱いやすい機種の方が人気が出るのにK200Dは単三電池で動作ということで
他メーカーの機種よりも不利な上にエンジニアリングプラスチックのみで作られた他の
機種とは違い本体を頑丈にするためにアルミを使用し、本体は防塵・防滴加工がしてある
ため下手な中級機並の重さがあるということが本体があまり売れず発売から9ヶ月で
ディスコンになった理由だと思われるからね。(他にもコストがかかりすぎてしまうため
に少量生産では割りに合わないからメーカーも生産終了を決断したとも考えられる)
その上こんなオプションを買ってさらに重くするような奇特な人は滅多にいないと
思われるにょ。
このグリップのすごいところは本体と同様に防塵・防滴であるということにょ。
こういう部分にも手を抜いてないのはいいことにょ。
K200Dは入門機に位置する機種ながら防塵・防滴ということで下手な中級機よりも上
(防塵・防滴は上級機、プロ機ならば常識だけど中級機でも上位クラスしか実装されて
いない)だったけどこれにグリップ装着で見た目や重さまで上級機に迫ったにょ。
見た目や持った感じの重量感が増したというだけではなくやはり一番のメリットは
本来の役割である縦位置のシャッターボタンがあるということにょ。
私の場合標準ズーム(換算27-82mm相当)を使用時には手持ち限界のシャッター速度は
手ぶれ補正機能をONにした状態で1/8秒程度(慎重に構えて慎重にシャッターを押して
600万画素であれば何とか手ぶれをしないレベル)だったけど縦位置の場合は1/30秒が
手持ち限界だったにょ。
しかし、このグリップを使えば縦位置でも通常の横位置で撮影するのと同じように
ホールディングできるため手ぶれ限界が1/8秒までアップしそうにょ。
重くなった分、さらにぶれにくくなるだろうしね。
手持ち限界が2段分(4倍)アップするというのは非常に大きいにょ。
ISO感度を4倍にするのと同じ効果があるわけだからね。
もっとも手ぶれが抑制できても被写体ぶれはどうしようもないのでISO感度を4倍にする
だけの効果があるというのは本当は正しくないけど縦位置の手ぶれが抑制できるという
ことで積極的に縦位置の構図を使用していけるということもかなり重要になるにょ。
使いやすいからといって横位置で撮影しがちだからね。
そういう面においてはシャッターボタンがグリップ側にあるのにダイヤルがないという
のは残念にょ。
露出補正をしたいとかシャッター速度を変えたいとかいう場合にはまた横位置に持ち替える
必要があるからね。
定価で2万円程度のパーツだからそこまで凝った作りになってないのはやむを得ないこと
だけどね。(というか入門機にこのようなオプションがあるだけでもありがたいこと)
それに、この1kgの重さに慣れれば今後中級機や上級機を買う場合でも重さが気にならなく
なるというのもメリットかもしれないにょ(笑)
これで重いから使えないと感じるならばとても上級機なんて買えないからね。(というか
それ以前に予算の関係で買えないけど)
マリモーマさんへ
>WD20EARS (2TB SATA300)が届いたよ
2TBあれば一生使えそう・・・と思っていても動画を入れまくったらすぐに埋まる罠。
まぁXPでは最大(1台当たり)2TBのHDDしか扱えないし、一杯になったらまたHDDを
買えばいいだけの話だけどね。(テラバイト単位のバックアップはHDDでないと無理)
>ネジで ちゃんと止めないと いけないかも
自作PCで使うネジには主に「ミリネジ」と「インチネジ」があるけどHDDの固定には
インチネジの方を使うにょ。
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裸眼で3D映像が楽しめる次世代DS発表!
任天堂の次世代携帯ゲーム機「ニンテンドー3DS」が発表されたにょ。
http://game.watch.impress.co.jp/docs/news/20100323_356362.html
http://www.nikkei.com/tech/news/article/g=96958A9C93819696E0E1E2909E8DE0E1E2E1E0E2E3E2E2E2E2E2E2E2;da
http://www.asahi.com/business/update/0323/OSK201003230076.html
詳細は6月に開催するE3で明かされるということでまだ名称と概要しか明らかにはなって
ないものの上記の日経での情報(予想もしくはリーク)を元にまとめると以下のような
感じになるにょ。
(1)裸眼で3Dに対応
(2)DSとの互換性搭載
(3)加速度センサー内蔵
(4)3Dスティックを搭載
(5)振動機能を搭載
(6)画面サイズは上下共に4インチ程度
(7)WiFi通信を更に強化
(8)電池消耗を更に低減
(1)の「裸眼で3D」というのは公式発表でも明かしておりこれが3DSの最大のウリになるのは
間違いないと思われるにょ。
任天堂の3D対応ゲーム機というと15年前に発売されたバーチャルボーイを思い出す人も
多いのではないかと思われるにょ。
バーチャルボーイは当時は斬新さこそあったものの外見や使用スタイルから使用するのが
自宅内に限られるし、すでに携帯ゲーム機もカラー化が進んでいた(海外から入ってきた
リンクスとセガのゲームギアがすでに存在していた)にも関わらずモノクロ(というか
赤黒)の表示は物足りなさを感じる人も少なかったにょ。
それで話題にはなったもののすぐに廃れてしまい任天堂のカートリッジ交換式ゲーム機と
しては最も短命となったにょ。
バーチャルボーイ登場当時はカラーでまともな3D表示を行うにはコストがかかりすぎると
いうのもあったし、当時は3D化を望んでいた人はほとんど無かったというのもヒットには
繋がらなかった理由と思われるけど最近はHD化とともに3D化も世間の関心を集めているので
あの頃とは状況が異なっているにょ。
TVも3D対応のものが登場しているし、プレステ3も3D対応TVを使用時には3Dでゲームを
楽しむことが可能になったにょ。
ただし、それらは専用のメガネを装着することで実現が可能になっているにょ。
現状では「裸眼で3D」というと方式は限られてくるにょ。
バーチャルボーイの失敗経験があるからこそ裸眼にこだわっていると思われるけれど
裸眼で3Dを実現するにはシャープや日立が作っている表面に偏光フィルムを装着した
3D液晶を搭載するくらいしか考えられないからね。
3D液晶は偏光フィルムによって左右の目には異なる像を表示しそれによって奥行きを認識
可能になっているもののこの方式は視野角が狭くなるし、画面との距離が一定範囲内で
ないとうまく3Dとして認識できないという問題があるにょ。
複数の人が同時に視聴可能な大画面TVやそのTVを使ってプレイする据え置き型のゲーム機
ではそれは致命的な問題となるけど基本的にプレイしている本人のみが視聴し、手に持って
プレイすることで画面との距離がある程度限定可能な携帯用ゲーム機だとこの方式は
相性がいいにょ。
ただ、「枯れた技術の水平思考」が任天堂(というか故、横井軍平氏)のモットーだけに
そんな最先端のものを使うのか・・・ということになるけど3D液晶は最近になって世間の
認知度が高まったというだけであってPCには8年前から搭載されている機種は存在するにょ。
すでにケータイでも搭載している機種もあるわけだからそれほどすごい新技術でも何でも
ないにょ。
http://k-tai.hitachi.jp/h001/index.html
TVの3D化が普及するためにはコンテンツが問題(上記のケータイも3D対応コンテンツは
ほとんどないわけだし)と言われているけどその点は3DSならば問題ないにょ。
DSの後継ゲーム機ということで任天堂はもちろんのこと各社からそれを使ったゲームが
大量に出るだろうからね。
DSも発売当時は無意味にタッチペンを使用するものが多かったくらいだからね。(今は
必要に応じて十字キー&ボタンと使い分けているゲームが大半だけど)
新しいデバイスを搭載するのに意味があるのではなくそれをどのように使っていくのか
ということがゲーム機においては最も重要になるにょ。
DSも「2画面だから」とか「タッチパネルだから」とかいう理由でヒットをしたわけでは
ないからね。
それとDSiで初搭載されたカメラ機能も3DSでは楽しめそうにょ。
カメラを片面に2つ搭載すれば3DS単体で3D写真が撮れるし、3DSに3D液晶を搭載している
ならば単体で3D写真ビューアとしても活用できてしまうからね。
現時点では3D写真の視聴環境を得るには選択肢が少なすぎるからそれが3DSで可能になる
ならば一気に敷居が下がりそうにょ。
ただ、3D液晶もそれほど良いものではないにょ。
DSの場合は2画面&タッチパネル搭載ということで視野角の狭さとタッチパネルとの相性の
悪さが問題となるにょ。
2画面の開く角度は自由に調整できるし、縦でも横でも使用可能となっているわけだから
その傾き加減ではうまく3Dと認識できなくなるし、左右の目に異なる映像を表示される
ことによって3Dとして認識させるためタッチペンは右目基準と左目基準では異なる座標と
なってしまうにょ。
これはタッチペンの座標認識をアバウトにする(ゲームでは当たり判定を大きめに設定
する)という方法をとればいいけど場合によっては不自然な認識となってしまう可能性が
あるにょ。
これらはタッチパネルを使用した下画面は通常の液晶で上画面だけ3D液晶にすればほぼ
解決できる問題にょ。
しかし、3D液晶は目に負担がかかるし、映像を見るにはいいけど文字を読むには適して
ないという問題があり、それらはどうすることもできないにょ。
そうなると裸眼で3Dというのは3D液晶を示すのではないのではないかもしれないにょ。
先日DSiウェアとして発売された「立体かくし絵 アッタコレダ」のように本体を動かす
ことでゲームに3Dの奥行き感を感じられるようにするというものかもしれないにょ。
http://www.youtube.com/watch?v=h5QSclrIdlE
これはどうやって実現しているのかというと最近流行の顔認識を使用しているにょ。
とはいえ、専用のハードウェアを搭載しておらず66MHzの低速CPU(本来は200MHz以上で
動作するARM9だけどバッテリ駆動時間を伸ばすために66MHzで動作させている)でそれを
実現しているために精度は今一つという感じらしいにょ。
これが専用の制御チップを搭載していれば精度は格段にアップするにょ。
ただ、それだと「3D」をウリにするのは難しいけどね。
従来型3D(ポリゴンゲーム)を本体やプレイヤーの動きに追従したというだけの話で
しかないからね。
任天堂が来年3月期に発売予定(つまり来年の3月までに発売する予定)ということで
発売まで最長1年あるゲーム機を6月に開催ののE3ではなく今の段階で発表するのは他社
(SCE)に先を越されないというためかもしれないにょ。
まだ名称と「裸眼で3D」という情報しかない状況で昨日からネット上では3DSの話題で
持ちきりだからね。
次世代PSP(PSP2?)も恐らく3D液晶を搭載するのではないかと思われるけどこういう
のは先に発表したもの勝ちだからね。
E3、もしくはその直前で「PSP2は3D液晶を搭載」と発表してもすでに3DSで先に発表して
いるためインパクトに欠けるものとなってしまうにょ。
あと気になるのは3DSの性能にょ。
一説のはゲームキューブ並とも言われているけどPC Watchのライターの後藤氏も言っている
ようにTegraを搭載しているというのが最も有力そうにょ。
上記(2)のDSとの互換性も公式発表されているということはDS用カートリッジスロットを搭載
というのは確実にょ。(GBAの互換性に関してはすでにDSiの段階で切られているから3DSに
搭載はないと考えてもいい)
互換性を持たせるためにはGBアドバンスがGB用のZ80カスタムCPUとアドバンス用のARM7、
DSがアドバンス用のARM7とDS用のARM9のCPUを搭載したように従来機種のハード(CPU)を
そのまま内蔵するのが最も確実にょ。
とはいえ、よほど厳密な互換性を求めない限りは同系統のCPUを搭載していればほとんど
問題はないにょ。
したがって、3DSはARM系のCPUを搭載するのはほぼ確実にょ。
Tegraであればその点は安心にょ。
新世代のTegra(Tegra2)ではCortex-A2をベースとしており非常に高性能なものとなって
いてもしもこれを搭載するならばゲームキューブを上回る性能になるにょ。
コスト面を考えるならば旧Tegraという可能性もあるけどね。
こちらもARM11ベースであり、DSと比べると格段に性能アップとなるにょ。
逆にPSPの場合はMIPS系のCPUを搭載しているけど今はMIPS系の新型CPUは存在しておらず
互換性を保つにはCPUの選択肢がないにょ。
Cellのように自社でMIPSベースの新型CPUを開発すればいいだけの話だけどさすがに
そんな予算はないだろうからPSP2では現行PSP用のCPUも搭載するかPSP互換を持たせない
という2つの選択肢のどちらかを選ぶ必要があるにょ。
エミュで互換性を保つという方法もあるけど333MHzのPSPのCPUと同レベルの速度をエミュで
実現するにはPCならば最適化が進んでないこともあってCore2Duoでもまともな速度では
動作しないレベルであり、いくら最適化を施したところでPSPに搭載可能なレベルのCPUで
実機と同じ速度を実現するのは難しいにょ。
22nmプロセスの頃になり(Intel製のものを除いた現状の一般的なCPUより2〜3世代新しく
なる)なおかつエミュの最適化を行えばそれは可能になるだろうけどそうなるとPSP2の
発売は数年後になるにょ。
国内ではモンハンによってPSPは極めて高い売上となっている(ここ最近だけを見れば
本体の売上台数はDSと互角だし国内販売台数1500万台というのもDSの3000万台が異常な
だけでそれ単体で見れば十分成功のレベル)とはいえ、海外ではかなり苦戦を強いられて
いるにょ。
販売不振となっているPSP goも小売店に見放されつつある海外市場(海外では日本よりも
小売りの力が強いためソフトを小売りで売れないとなるとダウンロードに頼るしかない)を
考えてのことだろうけど国内100万台の売上を予定していたPSP goは未だに10万台程度の
販売台数となっており現時点で成功しているとはとても言い難い状況にょ。
したがって、PSP2は3DSに大きな遅れをとることは許されない状況となっているにょ。
3DSはまだ不明な点も多いけど詳細は6月に開催のE3で発表されるのでそれまでは様々な
想像や妄想を楽しむとするにょ。
恐らくE3ではPSP2についても何か発表されるだろうしね。
もしかすると両者とも実機が展示されるかもしれないにょ。
また両者の激しい激突が始まりそうにょ。
今度はその2社だけではなくAppleのiPhoneなどもライバルになるにょ。
すでにアプリの売上ではコンシューマゲーム機として無視できないレベルまで成長してきて
いるからね。
棲み分けをするにしてもそれとの差別化をいかにして行うかが重要となるにょ。
性能だけでは差別化は難しいと思われるにょ。(5年以上はハードウェアが固定となる
コンシューマゲーム機では当初は高性能であっても1年ごとに高性能化がされている
iPhoneなどにすぐに追いつかれてしまうし、すでにiPhone 3GSではPSPの性能を追い越して
いる)
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携帯から
電源が届いたから
とりあえず組んでみたけど よくわからないよ
元に戻せそうにないから
かえるさんの予定があいてれば頼むしかないかも
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PSP2なんていらない・・・?
昨日はDSの後継機が発表されたことについて書いたけどやはり気になるのはPSPの後継と
なる機種にょ。
DSは性能面で明らかにPSPに劣っているから後継機で性能をアップするだけでも買い換え
需要はあると思うけどさらに新しい要素を取り入れてきたのにどうやって対抗するかが
楽しみだからね。
3DSのように3D液晶搭載(?)をするのは簡単だけどSCEは携帯機の3Dには懐疑的にょ。
http://gs.inside-games.jp/news/225/22523.html
DSもPSPも登場して5年余りが経過し、(PSPと比較して)低性能と言われるDSもあくまで
当時ハイスペックだったPSPが相手だからそう言われていただけであって、前モデルとなる
GBアドバンスと性能比較を行えば順当な性能アップがされているにょ。
GBAがスーファミ並の性能なのに対してDSはN64並の性能があるわけだしね。
しかし、時代の流れを考えればDSの後継となる3DSはGC並の性能があっても特に驚く
ことはないにょ。
3D化によって負担が増えるために性能アップは確実に行う必要があるけどN64並からGC並
へと性能アップすれば3D化をしなくてもグラフィックそのものも大きく見た目で変わって
くるにょ。
しかし、PSPはすでにプレステ2並の性能があるにょ。(正確にはプレステ2の半分程度
だけど画面解像度も半分ということでグラフィックのクオリティはプレステ2並のものが
実現出来ている)
ここから見た目だけで驚くレベルに進化させるのはもはや無理にょ。
これは昨年3月17日にPSPの後継機種を予想する時にも書いたけどPSPは現状でも携帯機と
して考えるならば十分な性能があるからね。
このことは据え置き型ゲーム機でもいえるにょ。
プレステの世代からゲーム本格的に3D(ポリゴン)化が進んできたけどプレステの頃は
できの良い2Dゲームの方がグラフィックがキレイというイメージを受けたにょ。
しかし、ゲーム機が世代交代をするごとにグラフィックのクオリティはどんどん上がって
いったにょ。
グラフィックのクオリティがどんどん上がっているというだけではなくプレステ時代は
ほとんどのゲームがQVGAだったけどプレステ2ではVGAとなりプレステ3はフルHDとなった
わけだからね。
解像度はこれで当面打ち止めとなるとはいえ、プレステ3にしろXbox360にしろ多くの
ゲームは速度面からフルHDで描画をしておらず実質解像度は1280x720以下というものが
ほとんどとなっているにょ。
プレステ3はGF7800GTXのカスタム版を使用しているのだけどPCゲームでGF7800GTXでは
フルHDで最新ゲームをプレイするのはかなり厳しいにょ。
いくら専用機ということで最適化を施したところで描画クオリティを落とさないと常時
フルHDで描画をするのは難しいにょ。
据え置き機も来年以降に次世代機の発表が行われるだろうけど単純に性能アップした
だけでは新たな感動を得るのは難しくなっているにょ。
プレステ1→2→3という世代交代において確かにグラフィック面だけでも感動を得る
ことができたけど仮にプレステ4が登場するとしてもグラフィック面だけで同じような
感動を得るのはもはや無理にょ。
その点WiiはGCから性能アップを抑えて新しいユーザーインターフェイスを考案することで
今までにない遊び方を広げていったにょ。
性能面ではWiiは全然物足りないけどそれはいくらでもアップする余地があるからね。
半導体の性能は同一コストであっても(増えたトランジスタ数の分が性能アップに
繋がった場合)2年で2倍くらいになるので世代交代までに6年の年月があれば8倍以上の
性能アップは可能にょ。
グラフィックの見た目の進化は可能だし、性能がアップした分新たな遊び方を提案する
余裕が出来るにょ。
それに対してプレステ3やXbox360は現状ですでにグラフィック性能は十分なレベルに
達しており差別化が難しくなっているにょ。
そこで新たなUIとして考案されたのがMSの「Natal」とSCEの「PS Move」にょ。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/kaigai/20100323_356251.html
両者とも根本的なものは脱コントロールパッドということで同じだけどゲームベンダー
としてはUIの違いはゲームの違いとなりマルチ展開が難しくなるにょ。(Natalに適した
ゲームもあればMoveに適したゲームもありどちらが良いのかは判断は難しい)
3月16日に書いたようにゲームの開発費は高騰を続けており、マルチ展開で少しでも多く
開発費を回収するようにしているのがUIが異なるとそれも難しいからね。
DSは性能が低く、なおかつ異質である(2画面&タッチパネルであるためベタ移植を
行いにくい)ためマルチ展開からの対象外となることが多いもののDSは開発費が比較的
安価だったり世界で最も普及しているゲーム機であるために単独展開(他機種とは異なる
オリジナル仕様)が行われており、WiiもDSと同様なのだけどけど開発費が高価な
プレステ3やXbox360ではそれも難しいにょ。
しかも、Wiiとは異なり標準装備ではないUIにサードパーティが足並みを揃えてくれる
とはとても思えないにょ。
コントローラのアナログ入力にしてもプレステではオプションとして用意されたデュアル
ショックもSCPH-7000以降は標準装備となり、それによってアナログ対応のゲームが
増えていったからね。
買った時点で標準となっているのとオプションとして用意されているのとではは雲泥の
差があるにょ。
NatalにしろMoveにしろ標準対応にならない限りは普及はしないと思われるにょ。
Wiiの場合はWiiリモコンが標準装備だからね。
これがクラシックコントローラが標準装備でWiiリモコンとヌンチャクがオプション
だったらWiiの方向性は全く変わるため恐らく成功は無かったと思われるにょ。
さて、PSPに話を戻すと携帯機として考えるならばプレステ3やXbox360のように現時点から
性能アップをしても驚きや感動を与えるのは非常に難しいと思われるにょ。
現在の480x270の液晶からWVGAクラスへとアップさせた場合には性能アップは必須となる
けれどそこまで解像度を上げて「少しグラフィックがキレイになったね」という程度の
感動しかもはや得ることはできないだろうからね。
これは3DSも同じにょ。
PSP以上の性能になって、3D液晶を搭載したとしてもそれによって得られる驚きは1回
だけにょ。
3DSの後継ではそれだけでは通用しないにょ。
やはりグラフィックが多少すごくなった程度では新たな驚きや体験はできないからね。
恐らく現時点で具体的には明かしてないだけで3DSには新たなUIが搭載されるのは間違い
ないにょ。(日経の予測記事でもそれらしいことが書いてあるし)
グラフィックが2Dから3D(ポリゴン)に変わったときに新しいUIとしてアナログ入力が
広まったけどこれからはそれをさらに広げた新しいUIが必要になるにょ。
その1つの形がDSのタッチパネルであり、WiiのWiiリモコンであり、Xbox360のNatalであり
プレステ3のMoveというだけであってどれが良いのかという優劣は付けられないにょ。
優劣を付けるとすればUIではなくそれを生かしたどんなゲームが登場するかということ
だからね。
PSPはPSP goで進化の方向の一面を見ることができたにょ。
メディアプレイヤーとしての進化としてはこれはありだし、パッケージソフトを無くして
ダウンロードオンリーにするというのはiPhoneやケータイアプリでは普通のことだから
問題はない(とはいえ現状ではブロードバンド必須というのはまだ敷居が高い)けど
アプリサイズが1GB以上のものもあるというのに低速の802.11bのまま進化してないという
のはアンバランスだったにょ。
あとは価格面もだし、サードパーティも付いてきてないために新作ソフトもSCEのもの
以外ではプレイできないもの多いからね。
GBミクロと同じくバリエーションモデルの1つとして考えるとPSP goは悪くないけど
これをメインにする(PSP-3000を終了してgo1本にする)というのはさすがに無理がある
と思われるにょ。
果たしてPSP2はどのような進化を遂げるのか・・・。
PSP goの販売不振があるからUMDを捨てるのは難しいと判断したならば筐体デザインや
サイズは制約ができてしまうにょ。
本体が「売れる」か「売れない」かという観点からするとキラーソフト次第となる
(バーチャ2登場でサターンに圧勝ムードがあったのにプレステが勝てたのもFF7の発表が
大きい)ために新しい感動や驚きが得られるハードウェアが必ずしも良いわけではない
ので難しいところにょ。
もしも、モンハンポータブル4thがPSP2で発売されるならば少なくとも国内ではPSP2の
需要は大きいだろうからね。
しかし、新たな感動が得られないと固定層のみから支持を受けるだけであって需要の
広がりには繋がらないにょ。
DSにしろWiiにしろ新しいUI搭載で新たな需要を掘り起こした(ゲームがコアな存在に
なりつつあったのをライト層がゲームをプレイするようにし向けた)という点がヒットに
繋がったのだけどそれは同時に任天堂の自社ゲーム(マリオやポケモンだけではなく
脳トレやWiiスポーツなど)がキラーソフトになったというのも大きいにょ。
結局ハードだけ、ソフトだけでは考えられず、その両方を考えないといけないからね。
だからこそ新しいUIを考案したというだけでは全く意味が無くキラーソフトの存在が
重要となるにょ。(国内でのPSPの躍進はモンハンの影響が途方もなく大きい)
だからUIを変えず、少し性能をアップしたというレベルのPSP2ならば存在の必要性は
かなり微妙となってくるにょ。
マリモーマさんへ
>とりあえず組んでみたけど よくわからないよ
自作PC入門本やWebの自作入門サイトをちゃんと見たにょ?
自作PCなんて所定の場所にパーツをはめ込むだけだし現行規格品だから情報はたくさん
あるため慣れれば難しいところは全くないにょ。(難しいのは組むまでよりも組んだ
後に発生するトラブルの対処の方かも)
具体的にどこが分からないのかというのを教えてもらえれば私も手助けはできるかも
しれないけど現物を見ながらでないとなかなか難しいからね。(所定の場所にはめ込む
だけなので)
携帯からということは「今ネットに繋げるPCがない」ということ?
それだと困ったにょ。
PCを自作する場合、情報収集やドライバ入手などでネットは必要になるからね。
-
携帯から2
なんとかPCの電源は はいったけど画面がでない
電源ボタンも利いてないよ
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後からレスがあるのに気がついた
携帯で自作入門サイトとかみたよ
わからないのは ぐぐって調べたよ
あやの用のメモリーを買えば ネットは できるよ
-
ついにデジカメは1画素1円の時代に!?
またデジカメが増えてしまったにょ。
といっても500円のジャンク品だけどね。
買ったのは下記の2台にょ。
http://ww5.tiki.ne.jp/~ochame/test/990_P10.jpg
◎Nikon COOLPIX 990(334万画素)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20000223/nikon.htm
◎SONY Cybershot P10(510万画素)
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/rev/camera/20030519/104692/
私は年に5、6台、今までトータルでは20台以上ジャンクデジカメを買ってきたわけだけど
ついに500万画素のものがジャンクコーナーに並ぶ時代になってしまったとは・・・。
無意味な計算だけど1画素あたり1円となるにょ(笑)
両方とも動作確認をした結果今のところ問題はなしにょ。
今までに買った段階で壊れていたものは2台しかないのでジャンク品とはいえ9割は動作
するため「ジャンク品=故障品」とはいえないにょ。(ジャンク品といっても動作
チェックをしてないものや保証のないというだけのものが大半であり、文字通り
「ジャンク=故障品」を示すとは限らない)
まぁ程度が良さそうなもの(外観で衝撃が加わったような痕跡がないもの)を買っている
わけだから無作為に買えば半分くらいは故障品かもしれないけどね。
それにテスト撮影程度しかしてないので使っていたらたまに発生するような不具合はない
とはいえないのでメインデジカメとしてジャンク品を買うのはおすすめできないにょ。
あとジャンクを買う際には注意しないとけないのは付属品の有無にょ。
ほとんどの場合、付属品なんてないからね。
その点ジャンクとはいえ今回買ったものに関しては両方ともちゃんとACアダプタも付いて
いたので問題はないにょ。
COOLPIX 990は単三電池だからACアダプタなしでも使えるけどCybershot P10の方は
専用のリチウムイオン電池だからACアダプタが付いてないないものやバッテリが付属して
ないものを買うと使うことができないにょ。
別途新品で購入してしまったらカメラ本体の数倍、いや10数倍の金額を払うハメになって
しまうからね。
私がジャンクデジカメにはまったのは数年前からだけど最初の頃はスペックに関係なく
程度の良さそうなものを探していたにょ。
しかし、見つけるたびに買っていたらきりがないので最低ラインを100万画素に上げて
それでも増えるので200万画素に上げ今はよほどの思い入れのある機種を除きいくら程度が
良くても300万画素に達しない機種は購入しないようにしているにょ。(当然、すでに所有
している機種と同型機も購入しない)
でないと部屋がデジカメだらけになってしまうしね(笑)
古い機種とはいえ、300万画素あればL版や2L版へのプリントならば十分な性能があるにょ。
500万画素あればA4サイズもそこそこいけるにょ。
COOLPIX 990は当時125000円というコンデジの最上位機種だったので作りも良くレンズ
性能も非常に高いものを搭載しているにょ。(そのかわりコンデジとは思えないほど
デカイけど・・・)
当時は欲しかったけどとても買える金額ではなかったにょ。(今ならばデジタル一眼の
入門機がWズームセットで買える価格だしね)
COOLPIX900シリーズはスイバル式(レンズ回転式)の筐体がウリの1つとなっているけど
スイバル式のデジカメはQVを処分したために無くなったので私にとってこのCOOLPIX990は
貴重な存在にょ。
あとジャンクデジカメを買うときに最近になってそれに加えてた条件は現行で普通に
売られている記録メディアを使用可能ということにょ。(もっと具体的にいうと128MB
までしか対応していないスマメや旧メモステ対応機は除外ということ)
古いデジカメを購入する場合困るのが記録メディアだからね。
すでにスマメは生産が終了し、流通在庫のみとなっているために価格は非常に高騰して
いるにょ。
何せ128MBで29800円というすさまじい価格で売っているショップもあるにょ。(32GBの
SDHCが余裕で買える金額)
http://kakaku.com/item/00542910003/
そのためスマメにしか対応していないようなデジカメはいくら性能や状態が良くても
商品的な価値はほとんどない状態となっているにょ。(2、3年前まではジャンクコーナー
入りしているデジカメの大半はスマメ対応機だった)
もっとも、そういうこともあろうかと思って私は基本的に古いメディアも処分せず取って
あるので安心にょ。
私が持っているメディアはこんな感じにょ。(家の中に存在する予想数量)
国内で普通に使われていたメディアはほぼ網羅しているため古いデジカメを買っても
大丈夫にょ。(デジカメやPDAに挿しっぱなしで部屋の奥の方にあったりするため正確な
枚数は分からない)
スマメ 約3枚
xD 約3枚
メモステ 約4枚
メモステPro 約10枚
CF 10数枚
マイクロドライブ 1枚
SD 20数枚
SDHC 10数枚
※メモステ、メモステProにはDuoを含む、SD、SDHCにはmicro、miniを含む
それだけデジカメを買ってどうするのかという人もいるかもしれないけどその理由は
収集目的だったり、メーカーによるインターフェイスの差異(COOLPIX990も古い機種とは
いえニコンのデジタル一眼のUIとほぼ同じなので違和感なく使える)や同じ被写体を
撮影することで当時デジカメの画質を今のものと比較するためだったりするにょ。
買った段階で壊れている機種はキタムラで新品デジカメを買うときに下取りにだせば
それだけで500円〜5000円割引になるため全く損をしないにょ。(それだけの台数分
新品デジカメを買うとは思えないために実際に元が取れるかは謎だけど・・・)
また動作確認品については飽きたら誰かに無料であげてるにょ。
その際困るのは記録メディアにょ。
現行で普通に入手可能でなおかつ余分が大量にあるなSDカードだと一緒に付けてあげる
けどスマメは上記のように希少品となっているためなかなかあげにくいにょ。(ジャンク
デジカメの半数はスマメ使用となっているため手元のスマメが無くなったらそれこそ
ただの箱になってしまう)
だからこそ現行の記録メディアが必要となるにょ。
最悪の場合「カメラはあげるけどメディアは自分で用意してちょうだい」と言えるからね。
まぁ現行の記録メディアといっても古い機種の場合はFAT16の制限で2GBまでしか使えない
けどね。(CF対応のCOOLPIX990は10年前の機種とはいえ当時は存在さえしなかった2GBの
CFが動作するという報告例がある)
まぁいくら台数が増えても結局使う機種というのは限られているわけだけどね。
一番使用頻度が高いのは画像メモ&スナップ用のTX1であとはデジタル一眼のK200DとD50
くらいでその他の機種はほぼ使ってない状態にょ。
デジタル一眼(=筐体は大きいけどキレイに撮れる)、薄型コンデジ(=画質はそれなり
だけど携帯性は抜群)の2つでほとんどまかなえるわけだからね。
あとはその両者の中間があれば便利にょ。
TX1は発売されてからまだ1年も経ってない1000万画素のデジカメだけどこの度ジャンクで
購入した10年前に発売で、しかも334万画素のCOOLPIX 990の方が屋外撮影では画質で優れて
いるにょ。
だから、デジカメの画質は画素数によって比較するのは無意味だけどCOOLPIX 990も
わざわざ別途持ち歩くほどTX1より優れているかというと微妙にょ。(日中の屋外撮影で
若干優れているとはいえそれ以外のすべての面でTX1の方が優れている)
だからこそこのCOOLPIX990やcybershotP10も元のオーナーが新しいデジカメを買った際に
下取りとして手放したんだろうからね。
デジタルになってカメラの製品的な寿命は短くなってしまったけどだからこそ安価に
旧型を入手できるにょ。
新品であっても1年前の機種だと1万円を切ることが珍しくないからね。
マリモーマさんへ
>なんとかPCの電源は はいったけど画面がでない
画面(BIOS)が出ないとなるとケーブル類がきちんと刺さってないせいだと思われるにょ。
電源ユニットからマザーボードへは24ピンコネクタ(24ピンがひとまとまりではなく
20ピン+4ピンという感じで分かれているものもある)と田型の4ピンコネクタの両方を
挿す必要があるにょ。
あとビデオカードも消費電力が大きいためにPCI-Eの補助電源コード(6ピン)を接続する
必要があるにょ。
>電源ボタンも利いてないよ
電源ボタンが効いてないということは電源ボタンからマザーボード上のジャンパーピンに
接続してないのでは?
http://jisaku.nobody.jp/make/7.html
>携帯で自作入門サイトとかみたよ
>わからないのは ぐぐって調べたよ
ケータイの小さい画面では画像付きのサイトを閲覧するのは厳しいからね。
早急にPCでのネット環境を作ることをおすすめするにょ。
ネットカフェでは作成中の自作PCが目の前に用意できないのであまり意味がないにょ。
>あやの用のメモリーを買えば ネットは できるよ
のどかに使っているメモリをあやのに使えば問題ないにょ。
規格自体は同じなので普通に使えるはずにょ。
のどかに使われているのがPC133だとしても基本的に下位互換性があるためPC100や
PC66メモリとして使用することができるにょ。
だけどあやののi810(FSB66MHz)ではPC133のメモリが相性で使えないこともあるため
少々厄介だけどね。
それはPC133のメモリは2段階低い動作クロック(PC133をPC66として使う)には対応して
いないものもあるためにょ。(1段階低いものは対応しているのでPC100なら問題ないはず)
PC66として動作しないPC133のメモリもBIOSでSPDを無効化し、手動設定をすれば動きそう
だけどメーカー製PCだとそういう設定も無さそうにょ。
さすがにPC66のメモリなんて今は入手が困難にょ。(現在生産されてないため)
私の部屋の中を探せば64MBで良ければあると思うのでそれで良ければあげるにょ。
上記のように1段階低いクロックには100%対応しているのでPC100のメモリを買えばほぼ
問題なく動作すると思うけどね。
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まだwin98のまま動かしてる
133メモリーを あやのに入れてネットに復活したよ
電源スイッチが壊れたり ドライバーがうまく動かなかったり苦労したよ
ボードに2個所電源を 繋いでるよ fan1とかにも繋ぐ必要があるのかも?
ピンは HDDとか電源ランプとかリセットのを繋いだよ
どこに繋いだらいいのか分からないのがあるけど たぶんFDDのランプかも
もし PC66メモリーを貰うにしても 直接会うか 送ってもらうかしないといけないね
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なんとかXPに戻せたよ
※重要】サーバーメンテナンスのお知らせ(10/03/26)
いつもteacup.サービスをご利用いただき、誠にありがとうございます。
一部サーバーのリプレイス、およびネットワーク機器のリプレイスのため、
以下のとおりサービスを一時休止させていただきます。
【メンテナンス実施日時】
3月31日(水)午前3:00〜午前10:00
【対象サービス】
・My teacup.
・レンタル掲示板
・レンタルチャット
・teacup.ブログ "AutoPage"
・ショップレンタル
・プロフネット
・メッセージBOX
長時間のメンテナンスに伴い、
ご利用者様にはご迷惑とご不便をおかけいたしますが、
何卒ご理解とご協力のほどお願いいたします。
以上、今後ともteacup.をよろしくお願い申し上げます
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ついに来ました〜桜の季節♪
私の所でもようやく桜が咲き始めたにょ。
そういうことで近いうちに毎年恒例の桜の写真撮影に出かけるにょ。
私が過去に購入したデジカメの多くが2月〜3月というのもこの桜の影響が大きいにょ。
5年前にまともに桜が撮れるレベルのデジカメが欲しいということでPanasonicのFZ5を
買ったのもちょうど今頃だったにょ。
デジタル一眼レフが欲しかったものの入門機でさえ標準ズームセットで10万円くらいして
いたために予算の目処が付かずネオ一眼で済ませたのだけどお陰でネオ一眼のメリットも
デメリットもよく分かったにょ。
昨年にはついに念願のデジタル一眼レフであるK200Dを購入、そして今年は中古ながら
2台目のデジタル一眼レフとなるD50を購入ということで年々機材が充実してきているにょ。
さて、問題は機材が増えれば増えるほどどれを持ち出すのか迷うということにょ。
機材が少ないうちは所持機器(カメラ+レンズ)を全部持ち出しても大した量には
ならなかったけど増えてくると取捨選択が必要になるからね。
モバイル機器はとっくにすでに取捨選択なしでは持ち出せないレベルに達しているため
モバイルランクを設けることでどれを持ち出すのかを簡単に決められるにょ。
しかし、一眼レフカメラの場合は常時持ち出しではないものであり、モバイルランクで
いえば「D」に相当するため必要に応じて持ち出すようになっているにょ。
まぁ被写体が決まっているならば自ずと必要なレンズは決まってくるとはいえ、さすがに
1本で済ませるというのも難しいにょ。
というわけで現在私が持っているレンズをここでまとめてみるにょ。
◎ペンタックスKマウント レンズ
・PENTAX DA18-55mm F4-5.6
・PENTAX DA50-200mm F4-5.6
・PENTAX A50mm F1.7
・SIGMA 400mm F5.6
◎ニコンFマウント レンズ
・Nikon AF-S18-135mm F3.5-5.6
・TAMRON AF70-300mm F4-5.6
あとは銀塩時代に使っていたキャノンFDマウントのレンズが4本(50mmF1.4、135mmF3.5、
28-70mmF2.8-4.5、60-300mmF4-5.6)あるにょ。
レンズの取捨選択の前にどちらのマウントを持ち出すかを考えなくてはならないにょ。
桜の撮影に適した方・・・といってしまえば簡単に終わるけどデジタル一眼レフが
2台に増えたお陰で取捨選択の楽しみ(?)も増えたにょ。
画質で選ぶならばK200D>D50であるため結論をいうとKマウントレンズに決まりにょ。
D50とK200Dは高感度時の画質はほぼ互角といってもわずかにD50の方が上だけど夜桜撮影
ではなく日中での撮影だからそこまで関係ないにょ。(夜桜を手持ち撮影するならば
多少高感度画質で負けてても明るい50mmF1.7があるKマウントの方で決まりだけど)
Wズームセットに付いてきた2本のDAレンズはさすがに廉価レンズということで絞り開放では
描写が甘めだけどF11まで絞れば十分解像してくれるし、目立った収差もなくなるにょ。
それに対してAF-S18-135mmは絞り開放での描写は廉価DAレンズよりはやや上だけど絞って
使用しても色収差が目立つためあまり性能の良いレンズとはいえないにょ。
AF-S18-135mmはD80のキットレンズとして用意されたためにそれ以降の機種であれば
その色収差をカメラ側である程度補正してくれるためそこまで目立った収差に感じない
かもしれないけどD50で使用時にはかなり目立つからね。
かといって、AMRON AF70-300mmはそこまで目立った色収差はないけどF11くらいまで
絞らないと描写が甘いという難点があるにょ。
しかし、ニコンはペンタックスと比べて全般的にAFが速いというメリットがあるにょ。
K200DはD50よりも3年も新しい機種であるにも関わらずAFの速度は完敗だからね。
これは標準ズームが超音波モーター内蔵というのも大きいにょ。
ペンタックスでも超音波モーター内蔵レンズを買えばAF速度は一気に速くなるとはいえ
選択肢はほとんどないにょ。
あと本体側が対応している必要があるにょ。(KAF2マウントの本体のみ使用可能)
K200Dならば対応しているので超音波モーター内蔵レンズを買えばD50+AF-S18-135mmと
互角の速度は出せるとは思うにょ。
確かに静止物にピントを合わせる場合はそれで解決だけど動く物にピントを合わせる
場合は変わってくるにょ。
何せAFが遅いのに加えてペンタックスの場合はコンティニュアスAF使用時でもレリーズ
優先ではなくフォーカス優先になるからね。
本来ならばコンティニュアスAFは被写体を常にAFで追いかけていてピントが合って
無くても狙った瞬間に撮れる方が正しいとは思うけどなぜかこのような仕様になって
いるため動きのある被写体をAFでとらえることはほぼ無理となっているにょ。
静止物のAFが遅い、動く物にはピントが合わないでは駄目なような感じだけど
ペンタックスの場合はピント精度を優先しているからと思われるにょ。
K200Dは入門機なのに11点測距に加えて中の9点はクロス測距だからね。
これは他のメーカーだと中級機でないと考えられない仕様にょ。(中級機でもニコンD90
ではクロスは中央1点のみ)
メーカーも風景写真をメインに考えているのでAFの仕様もそのせいかもしれないにょ。
カスタムイメージで「風景」を選択すると緑がくっきり鮮やかに描写され、コントラストが
高いものになるし、K20D、K200Dから追加された「雅」を選択するとマゼンダが強調され
桜の色を脳内イメージに近いものにできそうにょ。(日本で主流となるソメイヨシノは
写真に撮ると思ったほど桜のイメージのようなピンクではなく白いことが分かる)
カスタムイメージは「風景」で撮影するか「雅」で撮影するか悩みそうにょ。(RAWで
撮ってあとから調整すればいいだけなのだけど私は基本的にJPEGで済ませるタイプなので)
そういうことで、桜の撮影にはペンタックスであるK200Dの方が適している(AFが遅く
ても問題ない)といえそうにょ。
D50は最初から撮りたい被写体が明確に決まってない場合には有効活用しているにょ。
(今となっては全然速い部類ではないけど)K200DよりもAFが速いし、暗い場所では
K200DはAFが極端に遅くなったり動作しなくなったりするためD50はその速度を生かして
動体やスナップ撮影には有効だからね。
それに色収差が目立つとはいえAF-S18-135mmは35mmカメラ換算で27〜200mm相当という
高倍率でズームであるためこれ1本でほとんどまかなえるため荷物を減らして撮影したい
という場合にも有効にょ。
K200Dを持ち出すならばレンズ選びはほぼ終わったのに等しいにょ。
全体を撮るためには広角レンズが必要だし、花弁のアップを撮るには望遠レンズが
必要ということでWズームは確定であとはキレイなボケが生かせる50mmF1.7も活躍して
くれそうにょ。
さすがに400mmF5.6の出番はないか・・・。
時間があれば地元で開催される航空祭にでも行くかな。
そうすれば400mmF5.6ならば戦闘機もかなりアップで撮れるので活躍しそうにょ。(しかし
MFでそんなものにピントを合わせる自信はないけど)
マリモーマさんへ
>133メモリーを あやのに入れてネットに復活したよ
PC133のメモリがちゃんと動作して良かったにょ。
>ボードに2個所電源を 繋いでるよ fan1とかにも繋ぐ必要があるのかも?
CPUファンやケースファンはちゃんと回ってる?
>どこに繋いだらいいのか分からないのがあるけど たぶんFDDのランプかも
FDDが動作してないにょ?
FDDの電源ケーブルはちゃんと刺さってるにょ?
>もし PC66メモリーを貰うにしても 直接会うか 送ってもらうかしないといけないね
住所を教えて貰えたら郵送するにょ。
まぁ今度大阪に行く機会があるまで待てるならそのときに渡すけどね。
次回いつ行くか分からないけど(笑)
>なんとかXPに戻せたよ
戻って良かったにょ。
-
ww5.tiki.ne.jp/~ochame/test/grip.jpgが携帯ではスクロールしないと端まで見れないな
あやので PC133メモリーは 動くけど スカイプとかが動かないよ
メモリー1つだけじゃ十分じゃないのかも
p7p55d-eのファンは 回ってるよ もしかしたら ボードが認識してないのかも?
Gフォースの端子に付けても インストールするまでに認識してくれるか分からないよ
住所は hotmailに送ったよ 郵便番号書き忘れたよ
566-0074ね
http://liv0.com
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競い合うことで安く買えるのはいいことにょ
DirectX11対応のGeForce GTX480登場
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/tawada/20100327_357454.html
DirectX11に関しては昨年9月にAMDがRADEON HD5xxxシリーズですでに対応しているため
後追いとなるけれど開発そのものはこのGF100コアのGTX480はかなり前から行っていた
ために歩留まりの悪さから発売延期になったために結果的に後追いとなった感じにょ。
やはり、注目点となるのはその性能にょ。
SP数は現ハイエンドのGTX285の240基と比べて倍増の480基となっているにょ。
本来は512基として設計されているのだけど歩留まりを上げるために1ユニット(32基)は
無効化しているのではないかと思われるにょ。(プレステ3のCellが本来SPEを8基搭載
しているけど歩留まりアップのため公称スペックを7基にしているのと同じような感じか)
アーキテクチャが変わったためにSP数に性能が比例するというわけではないけどかなりの
性能アップは期待できるにょ。
ベンチ結果を見てみるとDirectX11対応のゲームだとRADEONのハイエンドに位置するHD5870
と比べて20%〜50%くらい速いにょ。(DirectX11特化GPUという感じなのでDirectX10対応
ゲームだと思ったほどスコアが伸びていない)
3DMarkを見る限りはピクセルシェーダはあまり速くないのでジオメトリ演算が多い場合に
その性能を発揮できる感じにょ。(だから場合によってはRADEONに負けているものもある)
テッセレータを多用するソフトや物理演算が多いソフト(PhysX対応のもの)ではRADEONに
対して大きなリードをすると思われるにょ。
GeForceの場合は最近はCUDAに力を入れており、このGF100コアではGPGPUの性能は大幅
アップとなっているけどゲームに関してはそれほどでもないという噂もあっただけに
GTX480順当な性能アップとしては評価できるくらいのレベルにはなったにょ。
とはいえ、RADEONにはすでにデュアルチップ搭載のHD5970があるにょ。
直接対決をしているベンチはないもののこのスコア差ならばHD5970を上回るかというと
微妙にょ。(消費電力的にはGTX480とHD5970は余り変わらないけど2チップ構成という
ことでHD5970の方が冷却面で有利となる)
それでもGTX480が現時点でシングルチップ最速というのは過言ではないけどね(あくまで
DirectX11環境においてという条件付きだけど)
半年後にはRADEON HD6xxxシリーズが登場するのでシングルチップ最速の座もそこで受け
渡す可能性もないとは言えないためやはり登場の遅れは少々大きかったにょ。
それに、性能は高くてもやはり気になるのは消費電力にょ。
シングルチップにも関わらずカードの最大消費電力は250Wに達するからね。
CPUは140Wが空冷限界と言われているけどいくらVGAカードがVRAMや周辺チップと合わせても
250Wに達するというのは空冷では相当厳しいみたいで動作している動画を見ても冷却
ファンが発する音はまさに異常なほどにょ。(そこまで猛烈な勢いでファンを回しても
GPU温度は95度なので発熱のすごさが分かる)
トランジスタ数は30億(クアッドコアのCore i7でも7.3億だからその4倍!)に達している
ため現ハイエンドのGTX285(183W)と比べると55nm→40nmへと微細化されているにも
関わらず消費電力は1.4倍になっているにょ。
ここまで巨大なダイにしないとならないのもAMDやIntelとは異なりGPU専業メーカーで
あるためパフォーマンスリーダーにならなくてはならないためにょ。
そのせいでGTX480はシングルチップのVGAカードとしては過去最高だったGTX280の236Wを
越えてしまったにょ。
電力供給も8ピン+6ピンとなっているにょ。(GTX280もそうだったけど)
PCI-Eスロットから75W、6ピンが75W、8ピンが150Wで合計で最大300W供給可能であるため
この8ピン+6ピンという構成は納得がいくにょ。
過去のハイエンドGPUは多くても200W前後だったために6ピン×2(最大225Wの供給電力)で
賄うことができたのでGTX480は電源ユニットやケースを選んでしまうにょ。
もっともハイエンドを選ぶ人はそんなことを気にしないことが多い(ひたすら性能重視)
ということで問題ないと思うけどね。
2、3年前と違い今は1000Wクラスの電源ユニットも普通に売られるようになったため
カード単体で250Wくらいなら問題ないにょ。(システム全体で500W弱なので700〜800W
クラス、+12Vが50A以上の電源が欲しいところ)
とはいえ、SLIを行うならばカードだけで500Wに達し、システム全体では700Wに達する
ために1000Wの電源ユニットでも心許ないけどね。
このクラスのSLIをする人にとっては1000〜1200Wの電源は大したことは無さそうだけど
ファンの騒音も2倍になるためそちらの方が厳しそうにょ(笑)
これを常用するならば水冷は必須と言っても過言ではないかもしれないにょ。
この新コアによってようやくミドルクラス以下のコアが新しくなる見込みにょ。
何せ今までは3年前に登場した8800GTと同じG92コアが未だに現役だったからね。(現在も
GTS250がミドルレンジとして現役となっている)
その間AMDの方はHD2xxxをDirectX10.1に対応し低消費電力化したHD3xxxが登場し、さらに
その性能をアップしたHD4xxxが登場し、DirectX11に対応し、高性能化をしたHD5xxxが
登場したにょ。
GeForceはその間微細化で省電力化を行った程度でコアは変わっておらずずっとDirectX10
対応のままだったにょ。
先にバリュークラスから10.1対応となったくらいだからね。
これでようやくまともな勝負ができるようになるにょ。
1社が独走しても正常な価格競争はできず、2社(多社)が競い合うことでより良い製品が
安く買えるにょ。
これはCPUも同じにょ。
Core i7(Lynnfield)は登場から高値安定だったけど6月に大幅な値下がりがある見込み
となっているにょ。
これはAMDが第2四半期に6コアCPUのThuban(製品名「PhenomIIx6」)を発売するから
だと思われるにょ。
現時点ではAMDにはCore i7 860を越えるような性能のCPUは存在しないけどこのThubanが
3.2GHzの上位モデルが300ドルくらいで登場するためにIntelも対抗策をしてくるにょ。
現在はLynnfieldの最高クロックは2.93GHzの870(562ドル、実売6万円弱)でその1ランク
下に位置するのが2.8GHzの860(284ドル、実売3万円弱)だったけど870の1ランク上に
位置する880(3.06GHz)が登場することで870の価格が現在の860と同じになる見込みにょ。
http://northwood.blog60.fc2.com/blog-entry-3680.html
つまり、Core i7 870の価格は一気に半額になるということにょ。
過去にはCore2Quad Q6600の値下がりも大きかったけど今回の値下がりはそれに近いものが
あるにょ。(もしもThubanが予想通りの価格ならばCore i7はさらに価格が下がりそう)
ハイエンドCPUは「ハイエンド」というプレミアム価値があるからこそ高値を付ける
ことが可能になるからね。
それがわずか数%の性能差で実売3万円差を生んでしまうにょ。
しかし、それにプレミアム価値があるかどうかは他社次第だからね。
1社独占ならば完全にその価格で市場コントロールできるし、これはPenIIの頃でも
最上位は10万円で当時のAMDの最高クロックのK6は当時のセレロンと互角だったので
セレロンと価格競争をしなければならず辛い立場にあったにょ。
これがAthlon、AthlonXPでIntelに並びAthlon64で追い越し、Athlon64x2では完全に
トップの座を手に入れたにょ。
その時のAMDは最上位のもので実売12万円ということでIntelが高値を付けているという
よりも勝者が高値を付けられるというだけのことにょ。
RADEON HD2xxxシリーズは性能こそ悪くはなかったけど消費電力が高すぎるという問題に
直面したにょ。(最高位の2900XTシングルチップで200W近くに達した)
しかし、それがあったからこそHD3xxxシリーズでは省電力に舵取りをしたにょ。
結果として性能は2xxxシリーズと変わらない(高負荷時の弱さはそのまんま残っている)
ためにGeForceのG92コアの出来の良さもあって完全にGeForceに性能差を付けられたにょ。
だからHD4xxxシリーズでは消費電力をほとんど上げずに性能を大幅に上げGeForceに
対して勝負に出たにょ。
何せハイエンドであるはずのHD4850は199ドル(実売2万円少々)という低価格な製品で
ありながら当時のGeForceのハイエンドモデルであり実売でも3〜4万円していた9800GTXと
互角(高負荷時には9800GTXを凌駕)の性能があったからね。
これにより両者とも激しい価格競争が始まったにょ。
しかし、上記のようにウルトラハイエンドに舵取りしたGF100コアはそのダイサイズの
大きさのため歩留まりが悪く開発が遅れRADEONの圧勝ムードとなっていたにょ。
だからHD4850と同じレンジであるはずのHD5850は3万円前後という価格で登場したにょ。
今回登場するGeForce GTX480/470によってRADEON HD5870/5850の価格下落は必至となり
そうにょ。(すでに登場から半年経つため価格自体下がっているけど)
そして、このGF100コアを使ったミドルクラス以下のGPUも登場するのでミドルクラス〜
バリュークラスまで一気に価格が変わってきそうな感じにょ。
GTX480が499ドルということは初物価格で6万円強、価格がこなれたら5万円台前半と
なりそうだけどクラスで言うとGTX480の真のライバルはデュアルチップのHD5970だろうから
HD5870は3万円台前半、HD5850は2万円台前半くらいに下がることに期待にょ。(それぞれ
RADEON HD4870、4850が登場した頃の価格)
私が前回自作PCを組んで今年の6月で早2年・・・。
基本的に3年おきくらいに自作しなおしているために組み替えは来年あたりとなるけど
Core2Duo E8400(3GHz)&RADEON HD4850で性能面では全然不満はないにょ。
エンコをするならばCPUは速ければ速い方がいいけど最近はそんなにエンコをしないし
ゲームをするにもCore2Duo 3GHzで不足するゲームなんてほとんどないからね。(強いて
挙げるならばらぶデス4くらいか)
もしも、今、新しく組み替える場合、CPUを変えるならばマザーボードごと変える必要が
あるけど投資金額を考えるとシングルスレッド性能で1.5倍、マルチスレッド性能で3倍は
欲しいため現時点ではCore i7の最上位クラスを買わないといけないにょ。(3割高速に
なれば体感的にも速く感じるけどCPUを買い換えのみではなくマザーボードごとになるため
求める要求ラインは厳しくせざるを得ない)
VGAも買い換えるならば性能は3倍は欲しいけどこちらも最上位クラスが必要になるにょ。
組んでから2年も経ってないから当然とはいえまだまだ買い換えるには時期が早そうにょ。
それだとCPUとVGAだけで10万円を大きく越えてしまうにょ。
CPU、VGAともに2万円で現在私が使っているものと比べて3倍の性能のものが手に入る
ようになるためにも競い合っている2社にはお互い頑張って欲しいところにょ。(2年後
くらいには可能になっているかも)
マリモーマさんへ
>ww5.tiki.ne.jp/~ochame/test/grip.jpgが携帯ではスクロールしないと端まで見れないな
300万画素(2048x1536)で撮影したものを640x480まで解像度を落としているのでPCなら
余裕で見れるけどケータイならば最近のものでもギリギリといった感じだからね。
>あやので PC133メモリーは 動くけど スカイプとかが動かないよ
>メモリー1つだけじゃ十分じゃないのかも
今どれくらいメモリを搭載しているにょ?
>p7p55d-eのファンは 回ってるよ もしかしたら ボードが認識してないのかも?
ちゃんと刺さっているのに認識してくれないというのもおかしな話にょ。
もう1度聞くけどPCI-Eの6ピン電源ケーブルはビデオカードに刺さっているにょ。
私も組んだあとに画面が出ないのでよく見たらビデオカードに刺さってなかったという
経験があるからね。
>住所は hotmailに送ったよ
PC66のメモリは見つかり次第送るにょ。
見つからないときはPC100の方にするにょ。
PC100ならば確実にPC66として動作するはずだからね。
あとデジカメも良かったらあげるにょ。
-
HDDを USB接続できるケーブルは 3000円ぐらい買えるのか
状況が よく分かるように たくさん画像を撮影したよ
http://www.hcn.zaq.ne.jp/cabvq706/pc6.jpg
http://www.hcn.zaq.ne.jp/cabvq706/pc7.jpg
http://www.hcn.zaq.ne.jp/cabvq706/pc8.jpg
http://www.hcn.zaq.ne.jp/cabvq706/pc9.jpg
http://www.hcn.zaq.ne.jp/cabvq706/pc10.jpg
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http://www.hcn.zaq.ne.jp/cabvq706/pc22.jpg
http://www.hcn.zaq.ne.jp/cabvq706/pc23.jpg
http://www.hcn.zaq.ne.jp/cabvq706/pc24.jpg
>>今どれくらいメモリを搭載している
531MHzの 256MB RAMだよ
>>PCI-Eの6ピン電源ケーブルはビデオカードに刺さっている
よく分からないけど スロットに刺さってる Gフォースは 電源に繋いでるよ
>>見つからないときはPC100の方にする
ゆっくり探していいよ
>>デジカメも良かったらあげる
貰える物は 貰うよ
http://liv0.com
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新しいケータイが欲しいけれど・・・
さて、私のケータイの905SHも3年となるためにそろそろ買い換えを検討しているのだけど
なかなか良い機種が見あたらないにょ。
最新機種は8万〜10万円となるために2年分割でもかなりの負担になってしまうというのが
買い換えを躊躇している理由にょ。
ソフトバンクの場合、端末代は高価だけど月月割として毎月の割賦金のうち最大2000円、
つまり2年間では48000円は基本料金から引いて貰えるために実質負担金は9万円の端末で
あっても42000円程度で済むためにドコモと比べても高くはないんだけどね。(それでも
割賦制導入前よりは高くなったけど)
私は昔と違いそこまでケータイに高性能化を望んでいないにょ。
カメラもTX1をいつも持ち歩いているのでカメラ機能はそれこそVGA程度でも問題ないし、
ネットはVAIO UXやR5があるために必要最小限機能だけあれば十分だからね。
ということで、実際のところ905SHで何も困ることはないにょ。
ただ、現在困っているのはバッテリにょ。
劣化が著しく気が付いたらバッテリ切れなんてことも度々あるからね。
まぁそれならば新品バッテリを買ってしまえばいいだけの話だけどガジェット好きの
私としてはせっかくなので機種変更をしたいところにょ。
しかし、上記のように予算的に・・・。
ソフトバンクといえばiPhone使用者が多いけどこれも実質負担金を考えると別途iPod
touchを買うよりも遙かに安上がりというのが大きいと思われるにょ。
ただ、私はあまりiPodに興味がない(次にDAPを買うならばiPodではなく恐らくウォーク
マンを選択すると思う)からね。(アプリは面白そうだけどそのためだけに買うという
のも・・・)
それにiPhoneは個人的に気に入らない面も少なくないためにスマートフォンを買うならば
iPhone以外を選択したいところにょ。
そこで期待しているのがAndroidケータイにょ。
昨日ついにソフトバンクからAndroidケータイ「HTC Desire」が発表されたにょ。
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20100328_357645.html
すでに発売されているNexus Oneをベースにした機種だと思われるけどOSは最新の2.1を
搭載しているにょ。
Android自体は普及度からいうとまだまだこれからといった感じだけどWindows Phone 7は
ネイティブアプリ実行機能を無くしたためもう私の眼中にはないので消去法でAndroidに
期待しているというだけなんだけどね。(そこまで強い思い入れがあるわけでもない)
ただ、このHTC Desireの最大の問題は価格にょ。
実質負担金が2万円程度というのは別に高くはないのだけどXシリーズと同じ基本料金
となるとパケット定額の上限が5985円となるにょ。
http://mb.softbank.jp/mb/price_plan/X/packet_full/
今は上限が4079円のパケット定額の旧プランだから月々の出費が1906円増えてしまう
計算になるにょ。
もしも3年間使えば68616円の負担増となり、端末代の実質負担金の約2万円を合わせると
約9万円の出費となるにょ。
そこまでの金額をだしてAndroidケータイが欲しいかと言われたら微妙にょ。
それならばスマートフォンではなく普通のケータイの方が安上がりにょ。
しかし、買い換えるとなるとまた変わってくるにょ。
現行プランだとパケット定額上限が4410円だし、PCサイトブラウザ(フルブラウザ)を
1回でも使用するとその月の上限金額はスマートフォンと同じく5985円に跳ね上がって
しまうにょ。
現在は旧プランのままなのでどんな使い方でも4079円が上限となるためフルブラウザを
全く使用しなくてもパケット上限が月331円、3年間使用すると端末代とは別に11916円の
負担増となるにょ。
まぁこれくらいなら何とか許容できるけどそれでもそこまでの金額(端末代+1.2万円)
出して欲しい機種というのがないから困るにょ。
今はPCを常に持ち歩いているというのがやはり大きいと思われるにょ。
ケータイだけで済ますなんてことはないからそこまでの性能は要らないし、それならば
低スペックのケータイに変えるという手段をとっても毎月の出費が増えるという
デメリットは無くならないため機種変更をしないのがベストという結果になってしまって
いるにょ。
ケータイ単体でUXと同レベルのことができるようになれば2回線を1回線にすることで
コストダウンが可能になるため月々の負担金が多少増えても十分相殺ができるけれど
そのためにはD4のようにフルバージョンのWindowsが搭載されないと無理にょ。
普通のスマートフォンサイズでスライド式キーボードが付いてまともに使えるレベルで
Windowsが動作しなおかつ十分な駆動時間が実現できれば即買い換えたいところだけど
そんなものが登場するのはいつのことやら・・・。
Mooestownはそれを実現するための第一歩だけどOSそのものが徐々に重くなっているために
(MSがスマートフォン用にカスタマイズしたSKUを出さない限りは)フルバージョンの
Windowsが普通のスマートフォンサイズの端末に載ることはないかもしれないにょ。
マリモーマさんへ
>状況が よく分かるように たくさん画像を撮影したよ
細かい部分が確認できないので何とも言えないけどこの写真を見る限りではそんなに
問題点は見えないにょ。
ケーブルがしっかり刺さっているか、ビデオカードも奥までささっているのかもう1度
チェックして欲しいにょ。
あと1つだけ気になったのはこの写真にょ。
>http://www.hcn.zaq.ne.jp/cabvq706/pc14.jpg
何でビデオカードが2つ刺さってるにょ?
>531MHzの 256MB RAMだよ
256MBあればXPはとりあえず普通に動作するにょ。
skypeが使えないのは別の部分に問題点がありそうにょ。
>貰える物は 貰うよ
それでは適当な機種を送るにょ。
古い機種だけど携帯のカメラよりはキレイに撮れるし、光学ズームもあるし、スポーツ
モードとか風景モードとかを切り替えればさまざまな被写体を効果的に撮影可能にょ。
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メディアの寿命がデジカメの寿命・・・?
3月26日には古いデジカメを買う場合には記録メディアに何を使っているかが重要になると
いうことを書いたにょ。
しかし、今となってはxDピクチャーカードを推していたオリンパス、富士フイルムは
いずればSD系のカードに対応し、メモステ1本だったソニーも今年に入って同じくSD系の
カードに対応したためにSD陣営に加わったために国内メーカーのコンデジに関してはSD系の
カードで完全に統一されたにょ。
これはカメラ選びで対応メディアを考えずに済むと言うことで非常に喜ばしいことにょ。
しかし、今はSDカードに統一されたとはいえ、古いデジカメを買う場合にはやはり
使用メディアが何かが重要になるにょ。
ということで、私が考えている記録メディアの優劣を比較を書いてみるにょ。
基本的に「大容量のもの」が「安く」「手軽に」買える方を優先しているにょ。
SDHC>メモステPro>CF(FAT32対応)>(2GBの壁)>SD>CF(FAT16対応)>xD
>(128MBの壁&現役の記録メディアの壁)>メモステ>スマメ
最大容量だけでいえばCFがトップなのだけど価格面を考えるとSDHCやメモステProの方が
有利となるにょ。
CFも安価なメーカーのものは安いとはいえ地方の家電量販店ではそういったメーカーの
ものは入手が厳しいし、同一メーカー間比較であれば製造コスト上不利になるCFが
最も高価になるにょ。
2GBまでのメディアに関して言うと2GBのものが数100円で買えるSDカードが圧勝にょ。
CFとxDの優劣は微妙だけど汎用性を考慮してCFの方が良いと判断したにょ。
規格上最大128MBの旧メモステやスマメに関してはもはやメーカー生産がないためにその
メディアを持ってない人は論外で持っていてもあえてそれにのみ対応したデジカメを
買うというのはお勧めできない感じにょ。
コレクター目的ではなくまともに使うために買うとすればやはり最低でもL版くらいには
まともにプリント可能なレベルのものが欲しいし、そうなると200万画素がボーダー
ラインとなるにょ。(130万画素でもギリギリOKだけど)
被写体や機種によって変わるものの200万画素だとファインで1枚1MB程度、ノーマルで
500〜600KB程度になるにょ。
128MBのメディアをすでに所持しているというならば100枚撮れるのでまぁ実用の範囲内
ともいえるけど枚数を気にせず撮影できるデジカメのメリットが十分に生かせるとは
思えないにょ。(128MBのメディアを複数持っている人ならばカメラの電池が切れるまで
使えるため問題ないけど)
そうなると現在の実用の最低ラインといえるのは最大2GBのメディアに対応している
機種となるにょ。
仮に500万画素であるとしてもファインで2〜2.5MB、ノーマルで1MB前後となるために
2GBのメディアであれば1000枚近くは撮影でき、静止画しか撮影しない人であれば
ほとんど困らない容量と思われるにょ。
2泊3日くらいの旅行に持っていく場合、1回の充電で300枚撮れる(標準的なデジカメで
1回の充電に撮れる最大枚数)デジカメでならば3日で最大900枚撮影可能なので2GBあれば
困ることはあまりないだろうしね。
さて、ここで問題となるのはCFにょ。
CFは配線的にはPCカードと同じでインターフェイスはIDEをベースとしているために
HDDと同じ制限ができてしまうにょ。
CFには規格上の最大容量というのはないけどBigDriveに対応していない現行のCFは
HDDと同じく137GBの壁があるにょ。
それに加えてファイルシステムの壁があるにょ。
他の記録メディアはファイルシステムが変わる度に規格そのものを変えてきたけどCFは
そのような規格が存在せず容量だけ増えていったからね。
したがって、デジカメ側がサポートするファイルシステムで最大容量が決まってくるにょ。
FAT32に対応しているならば現在のCFの壁である137GBまでのものが使用可能(SDHCや
メモステProが32GBなのはFAT32の制約ではなく規格上の制約)だけどFAT16までしか対応
していなければ2GBが上限となるにょ。
上記比較においてCFが2GB超と2GBまでの2カ所に存在しているのはそのためにょ。
そのデジカメがFAT32に対応しているかどうかということが非常に重要になってくるにょ。
とはいえ、ここ数年CFスロット搭載のコンデジなんてないわけだからFAT32に対応して
いるコンデジがあるかどうかは分からないにょ。
そう書くと同じ規格のメモリを使ってファイルシステムの制約があるなんて分かりづらく
SDとSDHCのように対応しているファイルシステムによって規格そのものを変えた方が
分かりやすいともいう人もいるかもしれないにょ。(SDHC対応機ならば100%FAT32に
対応しているわけだしね)
しかし、そんなに単純ではないにょ。
CFの場合はフラッシュメモリとそのコントローラがカード内に内蔵されているという
ことで対応しているためFAT16対応であれば2GBまでは確実に使えるし、4GB以上のCFを買い
PC側でFAT16フォーマットをすれば2GBのCFとして使用することができるため低容量の
メディアを店頭に売って無くて困るという心配も無用になるにょ。
しかし、CF以外の記録メディアに関してはコントローラは対応機器側(つまりデジカメ
本体)にあるため古い機種だとコントローラの制約が発生してしまう可能性もあるにょ。
私が持っているオリンパスC-730ultra zoomはxDとスマメに両方対応しているコンデジ
だけどxDは規格上2GBなので2GBのメディアが使用できると思いきや対応しているの
は512MBまでにょ。
メーカー公称値より多く使えることは少なくないために実際1GBのxDを入れて試したけど
認識さえしてくれないにょ。
デジカメではないけどリナザウでも同じような制約があるにょ。
3桁機(C700、C800シリーズ)ではSDカードスロットはSDHCに対応していないということで
最大では2GBのSDカードが使えそうだけど実際は1GBまでのものしか認識してくれないにょ。
もっともそれはコントローラ(それを制御しているファームウェアやドライバ)によって
変わるのでバージョンアップで規格最大まで対応させることは可能にょ。
リナザウも有志のドライバによってSDカードの1GB制限は突破可能になっただけではなく
SDHCにも対応したからね。(メーカー公式なものではないので導入は自己責任で)
http://petit-noise.net/blog/20100304/sl-c750760860%E7%94%A8-sdhc-%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%90%E6%9B%B4%E6%96%B0
しかし、コンデジの場合はファームウェアのバージョンアップを行うことはよほどの
不具合がない限りほとんどないと思われるにょ。
結局はどこまでの容量に対応しているかは自分自身で実際に使ってみるかネットなどで
使用ユーザーの情報を入手しないと分からないにょ。
さて、私が近所のキタムラでジャンクカメラを漁り始めて数年経つけどジャンクとそうで
ないもの(中古として販売されているもの)は付属品の有無だけではなく年式の問題も
ありそうにょ。
ジャンクとして並んでいるものは最も新しいもので2003年の機種、中古としてショーケース
内に並んでいるものは(コンデジに限っては)2004年以降の機種となっているからね。
この辺の年式が現時点では中古とジャンクの境目になってそうにょ。
2GBのメディアに対応していれば静止画しか撮らない場合はそれほど問題ないけど動画を
撮影したり、私のように基本的にカード内に撮り溜めたいという場合はやはり容量が
大きければ大きい方がいいにょ。
その場合、SDHCに対応した機種ならば問題はないけどSDHC対応が始まったのが2006年で
あり、すべての機種が対応になったのは2007年になってからのことなのでここ2、3年の
機種を買うならば間違いなくSDHCに対応(当然SDカードが使える機種)しているにょ。
新品の型落ち品ならば問題ない(コンデジはモデルチェンジが早いので2年以上前の機種が
店頭に並んでいることはほぼ考えられない)けど格安の中古やジャンクを買う場合は
SDHCに非対応という可能性も充分に考えられるにょ。
特に上記のようにジャンクであれば(明かな故障品でない限りは)2003年〜2004年が
ボーダーラインと推測されるためSDHC対応のものはまず望めないにょ。
安価な中古やジャンクデジカメを購入する際に使用可能な記録メディアの使用可能な
容量を重視するならばメモステPro対応の機種がおすすめにょ。(中古やジャンクの
デジカメは年式で価格が決まることが多いため基本的に古い機種の方が安い)
Pro対応機種が登場したのは2002年からだけどすべての機種が対応になったのは2003年から
となっているにょ。
したがって、Proに対応の初期のものはすでにジャンク入りとなっており、実際に私は
Cybershot P10とT1のジャンクを入手したにょ。(両方とも明かな故障箇所というのは
見あたらなかった)
メモステはPro(256MB以上のものがProになる)が登場した時点でFAT32が採用されており
SDでいえばSDHCと同じく32GBまで規格上は対応しているにょ。
確かに規格上対応しているからといって必ずしも規格上限サイズのものが使用可能とは
いえないけど私が持っているP10やT1(いずれも2003年発売の機種)では私の手元にある
最大容量となる8GBのメモステDuoが普通に使用できたにょ。
これはメーカーが動作確認した最大容量(P10が2GB、T1が4GB)よりも大きなものと
なっているにょ。
古い機種とはいえ500万画素ならばファインでは1枚2MBを越えるしカードの空き容量の
限界までMPEG1での動画撮影可能なため対応している記録メディアの容量が大きければ
大きいほど便利なのは間違いないにょ。
もっとも新規にメディアを購入するならばメディア代も考慮する必要があるのだけど
すでに手元にSDHCの予備がある人ならば多少予算を上乗せしてもSDHC対応のデジカメを
買った方が有利になる場合も多いかもしれないにょ。
新規にSDHCのメディアを買うとなるとまた使い回せるあてが無ければそこまで対応して
いる記録メディアに拘る必要はないにょ。
手持ちの記録メディアで購入判断するというのは持っているのがSDHCにしろメモステに
しろ大容量(8GB以上)のメディアであることが重要になるにょ。
低容量(2GB以下)のものしか持ってないようだとだとそのメディアに合わせて買う
必要性はないにょ。
例えば手元に1GBのxDカードがあるからといってあえてxD対応のものを選ぼうとすると
選択肢がかなり狭められてしまうからね。
2GBのSDカードなんて数100円で買えるわけだから「2GB以下で充分」と考えている人ならば
手持ちにSDカードが無くても気にせずSDカード対応機を買う選択肢もあるにょ。
500円のジャンクに別途数100円のメディアを買うのも馬鹿らしいかもしれないけどSD
カードならばそれに対応している機器を1つも持ってないという人は少ないだろうから
コンデジ専用のxDよりは使い回しが効く分だけ有利にょ。
また規格上2GBまで対応していることが現役記録メディアといってもいいボーダーラインと
今は考えているけどそれも時代によって変化するにょ。
NANDフラッシュの主流が16Gbitから32Gbitへと移り変わろうとしている今、1GBのSDカード
(少し前まで1世代前だったけど今は2世代前の製造プロセスとなり生産量が大幅に減って
いる)は、すでに店頭から徐々に消えつつあるし、2GBのSDカードもいずれは消えるにょ。
(今は2GBと4GBでは製造原価がほとんど変わらない)
したがって、今となっては2GBのメディアが使えない(1GBや512MBまでしか認識できない)
つまり規格上限のものが使えないデジカメはそのメディア自体(SDカード)が現役で
あっても「現役の記録メディアが使える」とは言い難いものとなっているにょ。(512MBの
xDなんて店頭でほとんど見かけないので私が持っているC-730ultra ZoomはxDカード対応
でありながら現役の記録メディアが使えるとは言い難い)
もっとも規格上限である2GBのSDと2GBのxDは需要があるためしばらく製造が続けられる
だろうけどそれでも32Gbitから64Gbitへと主流が移り変わる時期になったら生産量が
少ない2GBのカードはかえって製造コストは割高になるため現在の1GBのように店頭から
消えることはなくても4GBの方が安価という価格の逆転現象が発生しはじめる可能性が
出てくるにょ。(最大容量である32GBのSDHCの容量単価が高いのは「最大」という
プレミアム価値の上乗せもあるけど需要が少ないため生産量が少ないというのも理由の
1つとなっている)
実際旧メモステも末期には128MBのものが256MBやそれ以上の大容量のメモステProよりも
高価という状態になったからね。
メモステのように容量が大きな物と比べて価格の逆転現象が起きたとき規格上限となる
2GBのSDは「現役の記録メディア」といっていいか立場が微妙になってくるにょ。
xDカードが安くないのは2GBが規格上限ということに加えて生産量が少ないというのが
理由だから旧SDカードの生産量がxD並になれば2GBのSDカードの価格はxDと変わらない
レベルになると思われるにょ。
今は上記のように店頭での入手性を考慮し「2GBの記録メディアが使える」ということが
現役といえる条件と私は考えており、それは時代とともに変わるのだけで同じデジカメを
同じように使用し続けるならば話は変わってくるにょ。
1枚の記録メディアで静止画が数10枚撮影できればいいと言う人であればスマメ対応の
デジカメも現役といえるからね。(使い方が変わらない限りは大容量のものは不要だし)
しかし、それも予備のメディアがある場合の話にょ。
予備メディアがないとメディアの寿命がカメラの寿命になってしまうにょ。(どちらが
長いかは別にしてフラッシュメモリは突然死が怖い)
とはいえSDカードはスマメよりも遙かに普及しているし、2GBのSDカードが市場からほぼ
消えたり、16GBや32GBのSDHCカードよりも高価になるという時代はもうしばらくは来ない
だろうから安価で入手したSDカード対応(SDHC非対応)のデジカメを10年以上使おうとか
考えない限りはそんな予備メディアのことは気にしなくてもいいけどね。
128MBというのは当時としても明らかに不足(300万画素の時代までスマメは使われていた
けど最高画質で数10枚しか保存できない)だったのに対して2GBのSDはそこまでの不足
ではないのでSDHC非対応機で使うというよりも容量が少なくても安い方がいいと感じる
人がいるからそれなりに需要はありそうということでスマメや旧メモステの末期のように
極端に容量単価が高く感じるようになるのは相当先になると思われるにょ。
ここまで長々と書いたもののデジカメを買うならば新品を薦めるにょ。
200万画素あればL版印刷には問題ないし、ここで何度も書いているように最近は
高画素化=高画質とはいえなくなっているため古い機種でも問題ないといえるけど
自分の最低限必要なものを見極めて選択できなければ結局は安物買いの銭失いとなって
しまうからね。(日中屋外での画質は良くても古い機種は暗所性能が悪すぎるし
手ぶれ補正機能もないし、液晶画面や動作レスポンスも最近の機種と比べて劣る)
デジタル機器は進化(モデルチェンジ)が早いけどデジカメは特にそれがいえるので
型落ち新品が最もコストパフォーマンスが高いにょ。(1年前の機種だと発売当時の
半額以下で買えることは珍しくないし1年差だと極端に性能で劣ることはない)
逆に中途半端に古い中古デジカメが一番コストパフォーマンスが悪いにょ。
私のように収集目的でジャンクを買うというのもそれはそれで楽しいけどね。
500円で最新ケータイ(一部の高画質のものを除く)のカメラを上回る画質の機種が
買えてしまうからね。(最近の800万画素ケータイよりも昔の300万画素のコンデジの
方が画質が上のことが多いし、専用品だけあってカメラとしての使い勝手は上)
それに昔あこがれだった機種、往年の名機などをコレクション目的で買うというのも
いいかもしれないにょ。
デジカメには骨董品的価値がほとんどないので古い機種は安くなるからね。(上記の
ように2003年以前のコンデジはジャンクコーナー行きになっているし)
画質はさすがにメインとして使うのは厳しいかもしれないけど古き良き時代を思い出す
というのもいいかもしれないにょ。
そのためにも対応した記録メディアがないと話にならないのでメディアの寿命が
そのデジカメの寿命といっても過言ではないにょ。
まぁ買ったデジカメを使わず飾っておくならばそれは根本から変わってくるけどね(笑)
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デジカメで何を撮るのか考えないといけないな
ボードを一つ外して試してみたよ(radeon7500だったのかも?)
緑のランプが付くだけで ファンは 回ってなかったよ
自分では これ以上どうしょうも出来ないから 分かる人が来るまで放置するしかないかも
ボードも何のボードなのか書いてないと しばらく時間がたったら分からなくなるよ
http://liv0.com
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さくらちゃんは最高ですわ♪
今年も桜を撮ってきたにょ。
3月27日には使用する機材の選定を行ったのだけど実際はどうだったのかというと
400mmF5.6以外のレンズは結局全部持ち出したにょ。
それに加えてコンデジも5台ほど投入したにょ。(画質比較用のため)
全部で撮影枚数は200枚少々だったにょ。
銀塩時代は静物撮影ならば1日に24枚撮りフィルムで1〜2本だったのでデジタルになって
から撮影枚数はかなり増えたにょ。(これが動体撮影ならば連射が加わるので飛躍的に
枚数が増える)
今年一番活躍したレンズは何と言っても1000円で買った50mmF1.7にょ。
アップとロング用に望遠ズームと標準ズームを持っていったもののほとんどの写真が
50mmF1.7だけで十分だったにょ。
正確にいうと1本で何とかなるといった感じかもしれないにょ。
私が銀塩一眼レフを始めた頃は50mmF1.4で何でも撮影していたからね。
それを思えば至極当然にょ。
「一部」を撮ろうと思えば「被写体に近づく」
http://www.42ch.net/UploaderSmall/source/1269967084.JPG
「全体」を撮ろうと思えば「被写体から遠ざかる」
http://www.42ch.net/UploaderSmall/source/1269966272.JPG
(※上記画像は600万画素で撮影したものを無加工のため2MB強のファイルにつき注意)
こんなの当たり前のことだけどズームレンズを使い始めてから手を抜きがちだったにょ。
少し反省・・・。
今回も1000万画素のK200Dを600万画素モードで撮影したにょ。
これはPCでの等倍鑑賞の機会が多いのであまり画素数が大きいと逆に不便(600万画素で
あってもSXGA+のノートPCで一度に全体の4分の1しか見れない)ということで画素数を
減らし、最大でA4サイズのプリントということを前提に考えれば200万画素では少ない
ので間を取って600万画素となったにょ。
L版プリントしかしないとか、JPEGはあくまで確認用でありプリントの際はRAWから行う
という人ならば200万画素で全く問題はないけど私はあくまでRAWは保険用であり普段は
ほぼJPEGで鑑賞やプリントをしているにょ。
1000万画素のセンサーから出力されたものを600万画素にすることで密度が上がるため
PC画面上でピクセル等倍鑑賞をしても十分耐えられるレベルになるにょ。(ベイヤー
センサーにローパスフィルターを使っている以上は最大画素数で撮影した場合は等倍で
完全にピクセル単位に描写するのは不可能)
そもそも高い枝の花弁を写さない限りはそんなに望遠なんて要らないわけだしね。
なぜ望遠レンズを使うのかというと背景をぼけさせてすっきりさせるために被写界深度を
浅くして撮影したいというのが一番の理由にょ。(背景が遠景ならばいいけどそうではなく
後ろの枝をぼかす必要があるためかなり浅くしないといけない)
ネオ一眼を使用していた頃はセンサーサイズが小さく望遠側を使わないと背景をぼけさせる
というのは出来なかったけどそれよりも1桁大きいAPS-Cサイズのセンサーを搭載した
デジタル一眼レフだと中望遠くらいで十分にょ。
50mmのレンズは35mm換算で75mm(概ね一般的なコンデジでは2倍ズームくらいの焦点距離)
ということで標準レンズというより中望遠レンズに近い感じなので十分ボケ効果は期待
できるにょ。(ただし距離が長くなれば被写界深度が深くなる)
しかもF1.7と明るいため絞りを開けて撮影すれば簡単に背景をぼかせるにょ。(というか
3月20日に書いたように絞り開放で近距離撮影をすると被写界深度が浅すぎて正確なピント
合わせが困難なくらい)
ちなみに絞りを変えるとどのように背景のボケは変化するかというと次のような感じに
なるにょ。
同じAPS-Cセンサーのデジタル一眼で50mm(換算75mm)のレンズを使って同じ被写体を
同じF値で撮影すればボケの量はどれも同じになるためボケ量の相対的な違いという面では
参考になると思うにょ。(色あいやボケ味はレンズによって異なる)
F1.7 (今回使用したレンズの開放F値)
↑ http://www.42ch.net/UploaderSmall/source/1269968040.JPG
↓1段半の差(約3倍の明るさ差)
F2.8 (明るい高性能標準ズームの開放F値並)
↑ http://www.42ch.net/UploaderSmall/source/1269968952.JPG
↓2段の差(4倍の明るさ差)
F5.6 (一般的な標準ズームの開放F値並)
http://www.42ch.net/UploaderSmall/source/1269969810.JPG
このレンズは絞り開放(F1.7)ではシャープさに欠けるけどこのソフトフォーカス気味の
描写はポートレートなどでは有効活用できそうにょ。
F2.8ではピントの合っている部分はかなりシャープになり、F2.8のズームレンズを絞り
開放で使うよりは有利になると思われるにょ。
元が明るいため1段半しぼっても十分ぼけてくれるにょ。
F5.6では十分シャープになり一般的な標準ズームを絞り開放で使用するよりは圧倒的に
有利となるにょ。(開放から1〜2段絞らなければシャープな像を得ることは難しい)
私は桜をキレイに撮りたいためにデジタル一眼レフを買ったわけだけどその買っただけの
価値は十分あったと思うにょ。
細部の描写や質感はコンデジとは桁違いだからね。
桜を撮りたいけど一眼レフは持ってないから・・・なんていうのは非常に勿体ないにょ。
確かに細部の描写や大きなボケを望むならば一眼レフがベストとはいえ、コンデジでも
望遠側で撮影したり、近くまで寄って撮影すれば十分にぼかすことが可能になるにょ。
そんな10倍ズームの機種とか持って無くても3倍ズーム(望遠側が換算100mm程度)でも
これくらいは撮れるにょ。
http://www.42ch.net/UploaderSmall/source/1269970558.JPG
http://www.42ch.net/UploaderSmall/source/1269971224.JPG
これは普段私が持ち歩いているCybershot TX1で撮影したものにょ。
裏面照射センサーを採用いうことで暗所には強いけど日中屋外の描写を苦手としている
センサーだし、屈折光学系のためレンズ性能は今ひとつでここ1年くらいに発売された
コンデジの中では日中屋外の撮影に関しては最下位クラスの描写性能にょ。
それでも数枚に1枚は上記くらいに撮れるにょ。
レンズ性能が低いため1000万画素のセンサー搭載にも関わらず300万画素モードで撮影して
いるにょ。
上記のように必要画素数以上で撮影しても性能が伴わなければ画質向上はないからね。
(300万画素モードで撮影することでお陰でレンズの粗が見えにくくなり等倍でもそこそこ
見れるレベルになっているだけではなくカードの容量の節約にもなる)
TX1は最低クラスといっても半年前の機種だし、自分の持っている機種はそれよりも
ずっと古い機種だから・・・というならば7年前(2003年)に発売のT1(cybershot T
シリーズの初代モデル)でもこれくらいは撮れるにょ。(T1は7年前の発売当時でさえ最低
クラスの描写性能)
http://www.42ch.net/UploaderSmall/source/1269971949.JPG
こちらはうっかり(?)フル画素(500万画素)で撮影してしまったためにレンズ性能が
追いついてないのでPC上(等倍鑑賞)では今ひとつかもしれないにょ。
それでも、200〜300万画素にリサイズすれば十分キレイに見えると思うにょ。
L版印刷ならば150万、ハガキサイズならば200万、2Lサイズならば300万画素でキレイに
見える機種ならば十分だからね。(必要以上の画素数あっても解像してなければ意味が
ないために画素数にはそれほど拘らなくてもよい)
デジカメは「ランニングコストが安い」ということを生かしてたくさん撮っていけば
その中で何枚かは良く撮れた写真ができるにょ。
成功率を上げようとするならばちゃんと写真の知識を身につけるなり、一眼レフを使った
方が有利だけどそこまでしなくても撮りたいイメージを思い浮かべて液晶画面を見ながら
構図や被写体のサイズを変えながらたくさん撮影していけばいいにょ。(「下手な鉄砲も
数打ちゃ当たる」というわけではないけど頭の中だけで考えるよりも実際にどんどん
撮影することが上達へと繋がる)
桜は咲き始めてから満開まで約1週間ということで見頃の時期というのは限られているにょ。
だから外出するときはデジカメを装備しておくと「しまった。カメラを持ってくれば
良かった」という事態は防げるにょ。
デジカメを持っていなくても最近のケータイのカメラ性能重視機種ならばTX1くらいは
撮れると思うので非常時にはそれを使うという手もあるけどね。
何にせよ「キレイだから映像として残したい(写真に撮りたい)」と思ったときにそれを
残す手段があるということが重要となるにょ。
心の中に残すという方法もあるけどそれだと不自然に美化されがちだからね(笑)
マリモーマさんへ
>デジカメで何を撮るのか考えないといけないな
撮りたいものを撮ったらいいにょ。
あげる予定のデジカメはこれにょ。
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/rev/camera/20021031/102580/
絞りやシャッター速度などさまざまな調節ができるので様々な被写体に対応できるにょ。
もちろんオートでカメラ任せでも撮影できるので安心にょ。
ちなみにこのデジカメで撮った桜はこんな感じにょ。
http://www.42ch.net/UploaderSmall/source/1269972765.JPG
380mm相当の望遠レンズを生かしてこんな感じに背景をぼけさせて撮りたいものだけを
浮き上がらせることが可能にょ。
あと被写体別の効果的な撮影方法はこのサイトがすごく参考になるにょ。
http://www.itmedia.co.jp/keywords/kyoukarahajimeru.html
全部を一度に読まなくてはいいので興味のあるの項目だけでも読んでおくといいにょ。
>ボードを一つ外して試してみたよ(radeon7500だったのかも?)
さすがにビデオカードを2枚挿すと競合してしまうからね。
最近のビデオカードは2枚差しに対応しているため同じ型番ならば2枚挿すことで性能を
上げることができるにょ。(RADEON7500とGeForce GTS250では型番どころかチップ
メーカーも異なるからただの競合で終わりにょ。
>緑のランプが付くだけで ファンは 回ってなかったよ
>自分では これ以上どうしょうも出来ないから 分かる人が来るまで放置するしかないかも
恐らくケーブルがちゃんと繋がってないだけだと思うんだけどね。
実物を見ないと難しいにょ。
自作入門本などを見ながらもう一度すべてのケーブルがちゃんとささっているか
チェックするといいにょ。
自作系の雑誌も今月号は初心者向けの自作特集を組んでいるにょ。
http://www.dosv.jp/back_number/1005/index.htm
私も初自作した際には実際に組む半年前からこうやって自作についての知識を勉強して
いったにょ。
>ボードも何のボードなのか書いてないと しばらく時間がたったら分からなくなるよ
買ったサイトのアドレスから購入した商品の型番をコピペして1つのテキストファイルに
まとめておくといいにょ。
型番さえ分かればあとは詳しいスペックはぐぐれば分かるからね。
-
桜もいいけど 団子もね
HDDを USB接続できるケーブルを注文した
値段的にも手ごろかも
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B001K97W56/ref=ox_ya_os_product
>>http://www.42ch.net/UploaderSmall/source/1269966272.JPG
横に咲く桜とは珍しいな(違う)
>>あげる予定のデジカメはこれ
慣れが必要みたいだけど 望遠機能を生かしたら いろいろ撮影できそうだね
>>ビデオカードを2枚挿すと競合してしまう
両方の相性が良くないと そうなるのかもね
>>ケーブルがちゃんと繋がってないだけだと思う
下手にケーブルを繋いで壊れたら困るから 少し怖いかも
>>自作系の雑誌も今月号は初心者向けの自作特集を組んでいる
本屋で見かけたら買うかも
>>実際に組む半年前からこうやって自作についての知識を勉強
僕は 半年まで行く前に飽きそうな気がするよ
本当に好きで やる気がある人しか そこまで続かないかも
>>購入した商品の型番をコピペして1つのテキストファイル
前に書いたのを まとめて テキスト形式で保存してあるよ
もう一度 書くとこれね
Core i7 860 Box (LGA1156)
P7P55D-E
MonsterX-i
GeForce GTS 250 E-Green 1GB NE3TS25EFHD02
W3U1333Q-2G
WD20EARS (2TB SATA300)
ストロンガープラグイン SPSN-060P
http://liv0.com
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今日は・・・
毎年恒例「エイプリルフールネタ」
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20100401_matome_april_fool/
1年に1度のこれにすべてをかけているかのように気合いが入っているものもあるにょ。
びっくりする嘘や面白い嘘は大歓迎だけどね。
まぁ私は生まれてから嘘なんて1度もついたことがないけどね(笑)
マリモーマさんへ
>HDDを USB接続できるケーブルを注文した
こういうのは1つあると便利だから買っておいて損はないにょ。
ただ、それは現行規格のHDD用だからのどかに内蔵のHDDでは使えないにょ。
まぁ変換アダプタを使えば使えなくもないけどね。
>慣れが必要みたいだけど 望遠機能を生かしたら いろいろ撮影できそうだね
他のコンパクトデジカメでは考えられないくらい細かい設定が可能なのでずべての機能を
使いこなすのは難しいけど(何せ機能説明だけで説明書200ページ分あるため)最初の
うちは望遠でズームをしながらオート撮影で楽しむのもいいと思うにょ。
10倍ズームなので遠くからこっそり撮影もできるにょ(謎)
あとマクロ機能も結構使えるにょ。
ここまでキレイに撮れるにょ。
http://www.42ch.net/UploaderSmall/source/1270090265.JPG
古い機種とはいえレンズの性能も高いし、細かく設定できるからね。
ちなみに私が普段使っているデジカメ(昨年発売の機種)ではこんな感じにょ。
http://www.42ch.net/UploaderSmall/source/1270090944.JPG
ピントが合う範囲を設定できないので一部にしかピントが合ってないにょ。
そういう面ではマクロ撮影では細かい設定をすることで古い機種とはいっても最新型の
オート専用のデジカメよりも有利になる場合があるにょ。
>両方の相性が良くないと そうなるのかもね
異なるビデオカードを2枚挿すというのは相性以前の問題で起動できないにょ。
どっちを基準にしていいのかPCからは分からないからね。
確かにビデオカード2枚挿しで性能アップという方法もあるけど先日も書いたように
同じ2枚挿しに対応しているマザーボード、ビデオカードを使い、同じ型番のビデオ
カードを挿して事前に2枚挿し用の設定してからでないと使えないにょ。
>僕は 半年まで行く前に飽きそうな気がするよ
PCは欲しいと思ったときが買い時だからね。
欲しいと思ったときに買う(組む)というのはいいことだと思うにょ。
ただ、私にとっては大金だったので失敗しないように入念に準備していたというだけの
話にょ。
>前に書いたのを まとめて テキスト形式で保存してあるよ
それなら問題ないにょ。
ネット上で質問する場合、自分のPCの構成が分からなければ回答者も回答のしようがない
からね。
しかし、トラブル系の質問ならば製品名で答えた方がいいけどゲームとかで動作スペックを
訪ねられた時は分かりづらいので具体的な製品名よりも型番の方が分かりやすい場合も
あるからね。
CPU Core i7 860(2.8GHz)
メモリ 4GB(DDR3)
マザーボード P55
ビデオカード GeForce GTS250(VRAM1GB)
HDD 2TB
電源 600W
現在のスペックで動くか動かないか分からないレベルのゲームが登場するのはかなり後に
なると思うけどね。(少なくとも2、3年は動作スペックを気にせずゲームが買えそう)
たぶんスペックで足きりよりも先にXPの方が足きりされそうにょ。
その時はWindows7を買えばまた数年は延命できるにょ。
ところで先日出したというメールは本当にHotmailの方に送ったにょ?
まだ届いてないにょ。
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恐竜はアンドロイドの夢を見るか
リナザウの後継モデルとして期待されたNetWalkerだけどやはり筐体サイズが大きいこと
そして(リナザウと比べて)重いことさらにはキーボードのタッチ感が特殊であることが
問題点となったにょ。
キーボードも慣れれば問題ないとはいえ、シーソー方式でありキーの中央部分を叩かな
ければ打ちもらしをしてしまうというのは個人的にはあまり好きではなかったにょ。
さて、そんなシャープがまたしても新しいクラムシェル端末を発表したにょ。
auからはスマートフォンIS01として発売され、シャープからはキャリア縛りのない
JN-DK01が発売されるにょ。
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20100330_kddi_android_is01/
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20100330_357935.html
83x149x17.9mm、227gというのはサイズ面でNetWalkerへの置き換えを断念した人には
朗報にょ。
スマートフォンとしては大きいけどPDAとして考えるとそうでもないにょ。
リナザウSL-C3200と比べると横幅こそ2cmほど大きくなっているけど厚さと重さは概ね
3分の2しかないから体感サイズはかなり小さく感じそうにょ。
さて、肝心のキーボードだけど上記IS01のレビューを見ると「同社の『NetWalker』の
反省を生かして、タッチ感を重視したパンタグラフキーボードを採用しています。」
ということでキータッチに関しては改善されてそうにょ。
NetWalkerのシーソー方式はかなり不満の声が大きかったせいかもしれないにょ。
ただ、個人的に一番の気になるのはUSBホスト機能の有無にょ。
シャープ端末の方は無線LANを搭載していてキャリア縛りがないというのはいいこと
だけどUSBホストがないとキャリアが選べなくなってしまうため魅力半減にょ。
いざとなればどこでもWi-fiやPocket Wi-fiのような機器を使うという手もあるけどね。
さてiPhoneが優れているというのは端末そのものよりもiTunes storeの存在が大きいと
思われるにょ。
ケータイならばアプリや音楽配信はキャリアが行っており、それによって誰もが手軽に
利用できるものとなっているからね。
PC向けのアプリのダウンロード販売と比べて一極集中しているという利便性だけではなく
料金もキャリアからの請求と合算になるというのも大きな利便性を高めているにょ。
iPhoneの場合はキャリアからではなくiTunes storeで一極集中しているのだけど音楽も
アプリもすべてそこで買えて代金支払いも量販店で気軽に買えるプリペイドカードが
あるために敷居はかなり低いにょ。
これにより音楽配信では1位の座となっただけではなく最近はアプリ、しかもゲーム
限定で考えても「利益シェア」では米国内で何とPSPを抜きDSに続いて2位になったにょ。
http://www.sgame.jp/newsinfo.php?datacd=2683&catecd=3
これはiPhone用アプリが売上の7割を制作側に還元しているためだと思われるにょ。
コンシューマゲームのパッケージソフトの場合は、販売店の取り分とハードメーカーの
取り分だけで3割を越えてしまうため作為的な比較ともいえるけどゲーム制作側から
すればこれは正しい比較なのでiPhone用アプリの存在が大きいかが分かると思うにょ。
利益が出ないようなシステムでは活性化はまずないからね。
iTunes storeはキャリアの縛りを無くしたという面では日本においては大きい(iPhoneは
ソフトバンクからしか発売されていないけど解約してもアプリは使えるし、キャリアは
無関係のiPod touchでもアプリは使える)けれどそれと同時にキャリアの地位の存続
まで危うくしてしまったからね。
キャリアはアプリやコンテンツを販売することで多くの利益をあげているけれどキャリア
主導ではないiTunes storeのようなものはキャリアにとってはメリットがないにょ。
ではAndroidはどうなのかというと現時点では未知数にょ。
Android Marketがすでにあるけど英語サイトであり日本人としては敷居が高いにょ。
それに代金支払いもクレジットカードが必須となるため誰でも手軽に買えるという
わけではないにょ。
しかし、日本のキャリアが中間に立つことでそれが緩和されるにょ。
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20100330_357725.html
キャリアが自身のサーバを使いそこで配信することでキャリアからの請求額と合算して
請求となるため支払いという面ではかなり敷居が低くなるにょ。
それに、言語の面でも敷居が低くなるにょ。
しかし、それで本質的な改善となるかは微妙にょ。
上記のようにキャリア主導ではないということがiTunes storeの成功だったわけだからね。
恐らく企業も慈善活動ではないのだからKDDIが中間に入ることである程度のマージンを
確保すると思われるにょ。
例えば、10ドルのアプリは日本円換算で900円程度だったけどそれが3割程度のマージンを
とり1200円くらいになるかもしれないにょ。(どの程度のマージンを取るのかは分からない
けれど為替が変動するということを考えるとそれなりのマージンを取らないと赤字運営は
確実となる)
それは利便性をとり多少高価というのが分かっていてもKDDIから買うことの安心感を
得ることの方が重要(キャリアの請求と合算請求されるため手軽)と考える人もいる
だろうからそれ自体は問題ないにょ。
ただ、それではiTunes storeのような発展は望めないにょ。
結局はKDDIが選んだアプリしか認知されないわけだしね。
それはキャリアとしては正しい判断にょ。
そもそもAndroid Marketではアプリの審査をしてないので問題のあるアプリがあるという
可能性はあるからね。
iPhoneの場合は世界共通端末であるためそれで動作に問題がないことを確認して販売が
可能になるけどAndroid端末は数多く存在するためにすべてにおいて動作確認を行う
ということは非現実的にょ。
したがって、特定の機種や特定のバージョンのOSのセキュリティーホールを突いたような
アプリが存在する可能性も十分にあるにょ。
これはPCならばそういうものがあるということを前提に考えるけどケータイユーザーから
すれば「キャリアが配信するから安全なもの」という認識があるからね。
したがって、KDDIも少なくとも自社発売の製品では動作確認をしてセキュリティー面で
問題がないかという程度のチェックは行うのではないかと思われるにょ。
そもそもスマートフォンはネイティブアプリが実行可能であるためPCと同程度の危険度は
認知しておかないといけないにょ。
そのため海外ではスマートフォンが普及を始めた頃でもキャリア独自仕様のいわゆる
「ガラパゴス携帯」がメインとなっていたにょ。
W-ZERO3の成功を皮切りに各キャリアも積極的に導入をし始めたけれどこのセキュリティー
面の問題からはどうしても逃れることはできないにょ。
そもそもOS自体にセキュリティーホールがあったら簡単に突破されてしまうからね。
「セキュリティーホールが全くないOS」なんて存在しないためにMSはスマートフォン向けの
新しいWindows Mobileである「Windows Phone 7」からはネイティブアプリの実行が
できなくしたくらいにょ。
iPhoneは端末の提供からアプリ配信まですべてAPPLE社のみで行っているからこそうまく
いっているのだから似たようなことを他社が始めた場合、そのまま真似ても成功できると
いうわけではないにょ。
AndroidにはAndroidの良さがあると思うのでそれを生かしていかないと結局はWindows
mobileのように廃れてしまいそうになるにょ。
コアユーザーだけでは市場がどんどん狭くなっていくからね。
ザウルスが終息を迎えたのは「PDAの需要が少なくなった」というのはあくまで理由の1つ
でしかなくコアユーザーでのみ盛り上がっていたというのが問題と思われるにょ。
これはLinux(オープンソースのアプリが主流)であるが故にアプリはソースから自分で
ビルドすれば問題ないというレベルのユーザーにとってはリナザウは未だに便利な端末
だけどそれはコアユーザー視点の話だからね。
コアユーザーだけで利益が出せるシステムだったらそれでもいいけどそうではなかったのが
終息につながったにょ。
-
3Dだけがすべてじゃない・・・?
シャープ、裸眼3D+縦/横位置の3D切替可能な3.4型液晶 発表
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20100402_358729.html
ニンテンドー3DSの発表があったすぐ後にこの液晶の発表となるとやはり3DSへの搭載が
期待されるにょ。
しかし、スペック的にはいいけど問題はコストにょ。
任天堂の場合は基本的にハードで赤字にならない(逆さやにならない)ようにしている
ため自社携帯ゲーム機の上限定価が2万円(過去最高がDSi LLの2万円ジャスト)となると
よほど安く提供してもらわない限りはこの液晶を採用するのは難しいにょ。
DSの現在の解像度は256x192だけど視差バリア方式で3D表示をすると左右の解像度は半減
するため左右解像度は2倍必要になるにょ。
縦横どちらでも3D表示を行うには縦横の解像度が現状の2倍となり512x384の液晶が必要と
なるにょ。
上記の新型液晶はFWVGA(854x480)は最新のケータイやスマートフォン標準的な解像度
だけどDSで使うのはオーバースペックとなるにょ。
しかし、3D表示を行うことで高解像度の液晶が必要となるとそこまで極端にオーバー
スペックというほどでもないにょ。
新型PSP(PSP2?)で採用するならばこれくらいの解像度はないと駄目だろうけど
3DSならば3.4インチVGAでも十分にょ。
というかワイドにしたら横幅が広くなりすぎて液晶のインチ数を下げないとGBAから
GBASPに変わったくらいボタン配置を全く異なるものにする必要があるためコスト面の問題を
除いてもFWVGA採用の信憑性は薄いにょ。
実際に3DSに採用されるかどうかは別にして一度この目でどの程度のものかは見てみたい
というのはあるにょ。
ケータイを買い換える時にはこの3D液晶搭載モデルにしようかな・・・。
思えば、私がケータイを買い換える際には特定の機能を目的でその時点の最新の機種を
買っていたからね。
J-SH03ではFM4和音着メロ機能、V601SHではAF付き200万画素カメラ、そして今使っている
905SHでは録画機能付きのワンセグという感じでそれらの機能がその機種を選択する際の
一番大きな動機となっているにょ。(どれもケータイでは初のものばかり)
905SHの時は割賦販売導入直前だったし、2、3年使うことを考えると3G以外に考えられない
ということで新モデル発表前に購入となったにょ。(一応その時点では最新だったけど)
特にV601SHの時は発表された段階から発売日に機種編をするき満々で丁度休みだったので
発売日に無事機種編ができたにょ。(私の所は関東よりも1週間早く発売されたしね)
1つ前のモデルのJ-SH53を検討していたけど買う時期を逸してしまったために新モデルに
しようと思っていたらV601SHが発表されたからね。
カメラ機能は当時最強だったし、QVGAのMPEG4動画が再生可能というのにも魅力を
感じたにょ。
ザウルスMI-E1用にエンコした動画、eggyで撮影した動画、MPEG4レコーダー(CE-VR-1)で
録画した動画がそのまま見ることができたのは大きかったにょ。(E1は160x120のものを
再生するのがやっとでQVGAはスペック不足で2〜3fpsという紙芝居状態だった)
J-SH03はFM4和音目当て買ったけど実は反射型カラー液晶も当時としてはすごかったし、
V601SHは上記のようにカメラだけではなく動画機能もすごかったし、905SHはワンセグが
入らない場所ではアナログも便利だったしということで3D目的でも実際はそれ以外の
プラス要素で楽しめることを期待するにょ。
3DSも現時点では「裸眼で3Dが可能」というのを全面に出しているけど恐らく何か新しい
要素を別に隠し持っているだろうからそれが非常に楽しみにょ。
DSも発表最初は2画面ということを全面に出していたけど実際はタッチパネルや通信を
使った新しいゲームの提案の方が魅力になったからね。
-
小さくなると妥協は必要になるにょ
世界初の裏面照射型COMセンサーを搭載のコンデジであるWX1とTX1が登場して早半年・・・。
今ではそのセンサーは各社にライセンスされ多くの製品が登場しているにょ。
その中でもやはり気になるのは私が持っているTX1の後継であるTX7にょ。
すでに1月に発売となっている製品だけどね。
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/newproduct/20100331_358083.html
フルHDの動画が撮れるとかSDHCに対応したとかTX7発売直前にTX1を買った私としては
少々悔しい面もあるけどすでに安くなっていたTX1との価格差を考えれば仕方がないかも
しれないにょ。
さて、TX1だけど一番の不満点はそこではなく画質にょ。
屈折光学系であるが故にレンズ性能が低く(というかその中でも平均以下かも)、その
上最低感度(基本感度)でもノイズが乗り、すぐに彩度不足の写真になる(彩度調整の
設定も用意されてない)からね。
元々画質を求めるならばコンデジを使うなとかさらに光学設計で不利な屈折光学系の
機種を使うなということになるのだけど薄型で使用時にも出っ張らないというメリットが
あるために屈折光学系のコンデジは魅力となるにょ。
メモ程度にしか使わないのでそこまでの画質は求めてなかったのだけどあまりに酷い
ということで買った後に少々不満になったにょ。
特にセンサーのせいか、画像処理エンジンのせいかは分からないけど露出オーバーに
非常に弱いという特性を感じたにょ。
これは常に露出アンダー気味に撮影することで何とかなるとはいえ、どうしてもくすんだ
ような色になってしまうのが難点にょ。
それではこのTX7の作例を見てみると相変わらずレンズ性能は高いとはいえず、ノイズも
改善されているとは言い難いけど色は少しはまともになった気がするにょ。
露出オーバーに弱いという問題もHDR機能搭載を使えば軽減が可能になっているしね。
しかし、こういう作例はたまたま上手く撮れたものだけを掲載するというのもあるから
これを鵜呑みにはできないけどね。
それに個体差による影響も無視できないからね。(良く撮れる個体がたまたまレビューに
使われたら画質の良いデジカメだと勘違いしてしまう)
実際私のTX1が駄目といっても現時点(発売された2009年時点)で駄目というだけだしね。
300万画素モードで撮影した場合、元々300万画素のデジカメと比較しても劣らないにょ。
もっとも300万画素のデジカメが普及クラスになったのは7〜8年前だからTX1が負ける方が
ヤバイともいえるにょ。(発色面では勝っているとは言い難いけど・・・)
裏面照射センサーが低感度でもノイズが発生するのは薄く削っているために熱による
ノイズが発生しやすくなっているせい(明るい場所でノイズが発生するのはせのせいで
TX1においては日中の屋外でISO125で撮影するよりも室内でISO400で撮影する方がキレイに
撮れるくらいのレベル)であるため現状でこれはどうにもならないけど画像処理エンジンで
誤魔化すことは可能と思われるにょ。
現在のコンデジは相当無理な設計なので画像処理エンジンの誤魔化しが相当入っている
からね。
画質の善し悪しはレンズ性能やセンサー性能だけではなくその誤魔化し具合のうまさも
重要になってくるにょ。
したがって、同じセンサーを用いていてもTX1やWX1と比べて低感度でのノイズが目立た
ないようになったり、発色も各社の画像処理エンジンで独自の味付けによって裏面照射
センサーが抱えていたデメリットもどんどん薄れつつあるにょ。
さて、気になっていたTX7の動画性能を見てみるにょ。
HD対応のデジカメは今では数多く存在するけどTX7はフルHDであるAVCHDを採用にょ。
TX1の720pの動画もデジカメとして考えればそこそこキレイだけど所詮はデジカメ動画の
域を脱しておらず、TX7の動画は別格に感じるにょ。
しかし、問題はその動画をPCで再生したときの負荷の高さにょ。
HD動画(H.264)の再生支援機能付きのGPUを搭載のPCならば余裕だけどCPUでデコード
するならば最低でもCoreDuo 2GHzくらいのデュアルコアCPUが必要になるにょ。
ちなみに私が普段持ち歩いているLet'snote R5(CoreSolo1.2GHz)で再生してみた
ところ下記のような感じになったにょ。(上記レビューにあるサンプル動画の210〜213の
ファイルをGOMプレイヤーを使って再生)
210.mts AVCHD 1920x1080(60fps)17Mbps 6〜 7fps
211.mts AVCHD 1440x1080(60fps) 9Mbps 8〜10fps
212.mp4 MP4 1440x1080(30fps)12Mbps 16〜20fps
213.mp4 MP4 1280x720 (30fps) 6Mbps 30fps(ほぼコマ落ちなし)
もしもTX7を私が持っていたらこの4つの中で主に使うのは一番下の720p、6MbpsのMP4と
なりそうにょ。
普段よく使っているPCはR5とPenM1.73GHzのネット用PCだからそれより上のものは再生の
荷が重いにょ。(もしも、使用するとしてもワンランク上の1440x1080のMP4まで)
720pを多用するならばTX1と大差はないけどそれよりも上に対応しているというのは
いざというときに心強いのは確かにょ。(Core2Duo 3GHzの自作PCもあるので再生できない
というわけでもないし)
個人的には普段のスナップ程度ならば300万画素のデジカメでもいいと思っているけど
300万画素で十分かと言われるとそうではないからね。
TX1はほとんど室内撮影ばかりだから屋外での描写性能はそれほど重視していないしフル
HDで残したい動画がそれほどない(フルHDだと上記理由により気軽に見れない)という
ことで、動画も720pまでの対応でそれほど問題ないにょ。
そうなるとあとはTX7がどこまで暗所性能が強いのかというのが気になるくらいにょ。
同じセンサーであるためかサンプルを見る限りは暗所性能はTX1とそれほど変わらない
ように感じられるにょ。
無理に広角に対応したためにレンズが若干暗くなっており、その分だけわずかにTX1の
方が暗所性能で勝っているかもしれないにょ。
TX1といえば手持ち夜景モードが超強力だけどTX7も同様に強力にょ。
上記レビューでTX7でISO800で普通に夜景を撮った場合はこんな感じになっているにょ。
http://dc.watch.impress.co.jp/img/dcw/docs/358/083/html/0501.jpg.html
これは1/2.3インチの極小センサーということを考えればかなり低ノイズでありコンデジの
中ではトップレベルの性能といっても過言ではないのだけど当然のことながら最近の
デジタル一眼と比べれば雲泥の差があるにょ。
しかし、手持ち夜景モードではここまでノイズを減らせるにょ。
http://dc.watch.impress.co.jp/img/dcw/docs/358/083/html/0502.jpg.html
ISO800なのにほぼ無ノイズというデジタル一眼レフ並の暗所性能を実現しているにょ。
ただし、上記サンプルは三脚使用時のものにょ。
手持ちで撮ればこんな感じにょ。
http://dc.watch.impress.co.jp/img/dcw/docs/358/083/html/0503.jpg.html
通常モードよりはノイズが減っているとはいえ細部の描写は甘くなっているにょ。
手持ち夜景モードは6連写した写真をうまく重ね合わせることでノイズを軽減している
ためにその6枚の写真が重なるかどうかが画質に大きく影響してくるにょ。
もしも、手ぶれを起こさなければデジタル一眼レフ並の低ノイズな写真となるけど
手ぶれを起こしてしまうとそれなりのものになってしまうため手持ち夜景モードは完璧
かといわれたらそうではなく使用者の力量次第となるため手ぶれを起こしやすい人だと
手持ち夜景モードの効果はあまり感じられないかもしれないにょ。(ノイズが減るけど
細部の描写が甘くなるというデメリットが発生するため)
最初から三脚を使うことが前提ならば低感度で撮影することでどのコンデジでもノイズの
少ない写真が撮れるわけだからね。(というか夜景は基本的に三脚+低感度で撮影だし)
今から買うならばTX1よりも断然TX7の方がお勧めできるけどTX1をすでに持っているならば
TX7に買い換えするのは微妙にょ。(TX1もディスコンによって2万円を切ったくらいの
価格で停止しているのに対してTX7はどんどん値下がりしているため)
静止画の画質は買い換えるほど向上しているわけではないし、暗所性能もほぼ現状維持
だからね。(安価なSDHCが使えるからTX1からTX7へと買い換えるというのはTX7よりも
32GBのメモステの方が安いことを考えればあり得ない選択)
ただ、動画に関しては圧倒的に高画質になっているし、広角が25mmまで対応となってる
からそこに大きな魅力を感じれば買い換えは悪くはないにょ。
広角に対応した分望遠が弱くなっている(TX1が換算140mm相当だったのに対してTX7は
100mm相当であるため光学ズーム付きのコンデジでは最も望遠が弱い)からどちらが良い
かというと用途によるから広角対応は一概に改善とは言えないにょ。
だから、TX1よりはTX7の方が良いとはいえ、TX1にしろTX7にしろ画質を期待して買うならば
どちらもお勧めはできないにょ。
これだけの機能や暗所性能を持ちデザインや筐体サイズを重視する人ならば買いという
感じにょ。(私もこの筐体サイズでこれだけのことができるから買ったわけだし)
これはTXシリーズだけの問題ではなく屈折光学系を採用したどの機種でもいえるにょ。
小さくすること(薄くすること)で画質が若干犠牲になっているのは否めないからね。
もっとも、一眼レフとコンデジの性能差を考えれば屈折光学系と一般的な光学系との
性能差なんてどんぐりの背比べという人ならば全く気にする必要はないけどね。
-
sata2という規格もあるのか
自作してる方は なんとか立ち上がるとこまで行ったよ
XPのCD-ROMを入れても反応がないから CDを読んでないのかも
一応 ケーブルは ブルーの端子を マザーボード
黒い端子を CD-ROMに繋いでるよ
カーソルが出て これ以上は何も起きない
http://www.hcn.zaq.ne.jp/cabvq706/pc25.jpg
これは エラーなのか?
http://www.hcn.zaq.ne.jp/cabvq706/pc26.jp
http://www.hcn.zaq.ne.jp/cabvq706/pc28.jpg
CD-ROMを sata接続してないから認識してない?
http://www.hcn.zaq.ne.jp/cabvq706/pc27.jpg
ぐぐってたら こういう本を見つけたけど 分かりやすいのかな?
http://www.amazon.co.jp/%E8%87%AA%E4%BD%9C%E3%83%91%E3%82%BD%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%81%8C%E5%88%9D%E5%BF%83%E8%80%85%E3%81%A7%E3%82%82%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%82%AD%E3%81%AB%E4%BD%9C%E3%82%8C%E3%82%8B-%E7%A9%B6%E6%A5%B5%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC-100-%E3%83%A0%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA-Vol-18/dp/4883807088
http://liv0.com
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久々に書き込み行数制限を超えてしまったにょ
マリモーマさんへ
>sata2という規格もあるのか
端子形状は同じだけど最大転送速度が2倍になっているにょ。(1.0が最大150MB/sだから
2.0は300MB/s)
最近SATA3.0もできたけどそちらはさらに2倍(600MB/s)になっているにょ。
あくまで最大速度が速くなっただけであり自動車に例えると今まで制限速度が150kmの
道路が300kmになったようなものにょ。
時速150kmより速く走れる車でないと速くなった恩恵がないことが分かるにょ。
>CD-ROMを sata接続してないから認識してない?
のどかのCD-ROMを流用しているにょ?
だったらSATAではなくPATA(ATA100やATA133も同一規格)で接続する必要があるにょ。
あと厄介なのはPATAの場合はプライマリとセカンダリがありそれぞれにマスターと
スレイブがあるにょ。
その設定をちゃんとしておかないと正常に起動できないことがあるにょ。
>ぐぐってたら こういう本を見つけたけど 分かりやすいのかな?
自作初心者であれば本来ならばそういった本を見ながら組んだ方がいいにょ。
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300万画素でいいなら300万画素のデジカメで十分なのか・・・?
私は300万画素がコンデジにおける1つのボーダーラインと考えているにょ。
昨日も書いたけど300万画素あればスナップ程度ならば特に不足は感じないからね。
不足を感じないという理由としてはやはり大きいサイズでプリントすることを重視して
いないということにょ。
300万画素でどの程度までのサイズならば問題ないのかというとその写真の鑑賞距離に
よって変わるものの至近距離からでも十分なものとなると300dpi程度で印刷可能なことが
必要条件となるにょ。
人間の目の分解能やインクジェットプリンタの実効印刷解像度が300dpi程度しかない
というのが理由だけどそれを実証するために昨年3月16日に自らブラインドテストを
行い300dpiを越えたらじっくり鑑賞しても有為的な差がないことを実感したからにょ。
300万画素あれば300dpiでは2Lサイズでプリント可能にょ。
A4プリントであれば至近距離で鑑賞することはないため200〜250dpiでもそれほど問題ない
けれど200dpiでA4にプリントするには400万画素が必要になるにょ。
それでも175dpiではプリント可能であるため額に入れて遠くから見るくらいならば
300万画素で問題ないにょ。(150dpiでも60cm以上離れて見れば全く問題ない)
ただ、これが200万画素になると多少変わってくるにょ。
至近距離から鑑賞する場合、250dpiと300dpiでは明かな差があるため200万画素では
300dpiで印刷可能なのはL判だけでありハガキサイズ(270dpi)でさえギリギリといった
感じにょ。
上記300万画素でA4印刷をする場合のように200dpiや250dpiも他の物と比較さえしなければ
単独で見た場合は鑑賞に耐えられるという人も多いから200万画素でで2Lプリントも問題
ないという人もいるだろうけどA4印刷となれば相当遠くから鑑賞しない限りは厳しそうにょ。
実際200万画素のデジカメで撮影したものをA4サイズでプリントしたことがあるけど
肉眼ではっきり元のドットが見えてしまったくらいだしね。(離れて鑑賞すればドットが
見えないとはいえ、あまり気持ちの良いものではない)
これは画像加工ソフトを用いて上手く拡大補完してやれば200万画素でもA4にキレイに
印刷できなくはないけど普通に印刷するならば最低300万画素、できれば400〜600万画素
欲しいところにょ。
もっともこれらは200万画素、300万画素でまともに解像している写真の場合にょ。
一昔前のケータイ内蔵カメラの場合、200万画素であっても同じ画素数のコンデジと比較
すれば大きく見劣りするものであり、画素数だけでは単純に判断はできないためしっかり
解像しているのかということがポイントとなるにょ。
逆にしっかり解像していれば必要dpiに満たない場合でもソフトウェアによる拡大補完に
よって多少画素数が少ないのを十分にカバーできるけど200万画素あればL判は余裕と
思ってもまともに解像していない200万画素の写真であればL判印刷でも不十分なものに
なるわけだからね。
私は数年前であれば200万画素を普段使用する最低ボーダーラインに置いていたのだけど
今は300万画素を最低ボーダーラインにおいていて、ジャンクデジカメを買う場合にも
それに則り最低基準を300万画素に引き上げたにょ。(ジャンクコーナーに300万画素の
機種を見かけることが珍しくなくなったというのも影響しているけど)
最近はフルHD(209万画素)で静止画が撮れるコンデジが多いけど200万画素モードは
それとダブるために用意されず、4:3の写真ではVGAの上がいきなり300万画素モードという
機種も少なくないにょ。
センサーの画素数が300万画素の時代には300万画素、200万画素、XGA、VGAといった感じで
200万画素モードは印刷する場合はL判のみだから最大画素数は要らないので容量を抑えたい
という人には有用だったけど32GBのSDHCに対応し、2〜3K円だせば8GBのSDHCが買えるような
今となってはメモリカードの容量は静止画オンリーならば十分な量に達しているために
JPEG画像オンリーの場合そうやって節約しながら使う必要性は失われつつあるにょ。
それでも容量を節約したい人やL判程度しか印刷しない人やほぼPCでの鑑賞しかしない
という人にとっては最大画素数での撮影は必要なく画素数は200万画素程度でも十分と
いうことで必然的に300万画素モードを選ぶことになるにょ。(VGAではさすがに使用用途が
限定されすぎるため)
また、最近のコンデジはほとんどの機種においてレンズ性能を上回るだけの画素数と
なっており、最大画素数で撮影することは単にファイルサイズを大きくするだけとなって
いるから空き容量は気にしないという人以外は逆に最大画素数での撮影はお勧めできない
状況になっているにょ。(PCでの鑑賞がメインであるならばなおさら最大画素数で撮影
する意味は薄い)
特にレンズ性能が低いTX1などの屈折光学系を採用している機種の場合は1000万画素で
撮影するのは非常に躊躇われるくらいにょ。
私のTX1での実際の撮影データを見る限り500万画素でさえオーバースペックに感じ、
300万画素でようやくレンズ性能に似合っていると感じられるくらいだからね。
TX1の場合、300万画素でも周辺部は全然解像してないけど・・・。
ここで気になるのは元々300万画素のデジカメと300万画素を越えるデジカメの300万画素
モードの性能差にょ。
元々300万画素として設計されたものと1000万画素として設計されたものを300万画素で
撮影する場合にはその余力の差が大きいかもしれないし、センサー性能がアップしている
分だけ性能がアップしているかもしれないにょ。
2008年2月25日には所有デジカメの200万画素モードでの比較をし、昨年3月8日にはそれに
デジタル一眼レフの200万画素モードを加えて再比較をしたわけだけど200万画素で撮影
すれば昨今のコンデジならばどれも差がなくデジタル一眼レフと比べても有為的な差は
感じられない状態だったにょ。
それでも200万画素センサーのコンデジと500万画素や700万画素のコンデジを搭載した
コンデジでは同じ200万画素モードでの撮影であっても後者の方が優れていると分かる
くらいの差はあったにょ。
それはレンズ性能がボトルネックになっておらずセンサー性能のアップ(主に画素数の
向上)がそのまま性能アップへとなったということを意味しているにょ。
それでは300万画素ではどうなのか・・・?
果たして200万画素と同じことが言えるのか・・・?
というわけで、最近300万画素で撮影可能なデジカメが手元に急増したために実験をして
みることにしたにょ。
撮影に使ったのはコンデジ8台とデジタル一眼1台の計9台にょ。
被写体は桜にしようかと思ったので桜の撮影時に5台のコンデジを持って行ったのだけど
写真を比較してみたところ三脚を使わず手持ちによる撮影だったため被写体が異なる
(撮影している枝や構図が異なる)ため正確な比較ができないということで仕方がない
のでいつも行っている私の自宅からの風景となったにょ。
そのため300万画素モードを有し即稼働可能なデジカメを総動員したところ上記の台数に
なったというわけにょ。(300万画素で撮影可能なコンデジはあと数台あるけど部屋の中に
埋まっているものは今回除外となり、300万画素モードを備えていない700万画素のXacti
HD2と1000万画素のK200Dも今回除外となった)
メーカー/機種名 / 発売年月 /センサーサイズ/ 画素数 /記録メディア
Nikon COOLPIX 990 2000年 4月発売 1/1.8インチ 334万画素 CF
OLYMPUS C730 Ultra Zoom 2002年10月発売 1/2.7インチ 330万画素 xD
FUJIFILM FinePix F420 2003年11月発売 1/2.7インチ 310万画素 xD
(上記3機種分) http://www.42ch.net/UploaderSmall/source/1270433761.lzh
PENTAX Optio S 2003年 3月発売 1/2.5インチ 320万画素 SD
SONY Cybershot P10 2003年 4月発売 1/1.8インチ 510万画素 メモステPro
Nikon COOLPIX S1 2005年 4月発売 1/2.5インチ 510万画素 SD
(上記3機種分) http://www.42ch.net/UploaderSmall/source/1270434534.lzh
Panasonic LUMIX FZ5 2005年 2月発売 1/2.5インチ 500万画素 SD
Nikon D50 2005年 6月発売 APS-C 610万画素 SD
(上記2機種分) http://www.42ch.net/UploaderSmall/source/1270434534.lzh
SONY Cybershot TX1 2009年 9月発売 1/2.4インチ 1020万画素 メモステPro Duo
http://www.42ch.net/UploaderSmall/source/1270435939.JPG
どれもすべて広角端(35mm〜38mm相当)を使用(D50のみ広角端が27mm相当であるため
35mm相当で撮影したけどアスペクト比が異なるため撮影された範囲は少し異なる)し
オートで同じカットを3カット撮影し、その中でベストと思うものをピックアップしたにょ。
なおTX1は適正露出だと色乗りがあまりに悪いということが事前に分かっていたために
意図的に露出アンダーで撮影しているにょ。
なおそれぞれ300万画素モードの中で最も高画質なもので保存しているけど保存品質が
選択できないものや機種によって圧縮率が異なるということでファイルサイズに大きな
差があり、本来ならば厳密な比較が可能とはいえないけど最大解像度で撮影したものを
300万画素にPC上でリサイズして優位性があるのかを判断するのではなく300万画素モードで
撮影したものを比較という今回の目的からすれば問題ないと思うにょ。
画素数の多いデジカメを300万画素モードで撮影する意味があるのかということが
一番のポイントだからね。(300万画素モードでは高画質保存ができない機種もあるけど
それを含めての比較になっている)
露出や色のバランスは各メーカー、機種の特性ということで優劣は主観が多く含まれる
ので今回はおいといて解像感だけ見てみるにょ。(言及すればTX1とS1の2機種は屈折
光学系ということで周辺光量ダウンが大きく上辺青空の隅が黒くなっている)
中央付近の家の屋根やブロック塀の描写などを見比べた場合、やはり300万画素センサーの
機種は最大画素で撮影となるため不利になっているのは否めないにょ。
COOLPIX 900も10年前の機種の割りに健闘はしたけどさすがに画素数の差を覆すことは
できなかったにょ。(桜の撮影ではコンデジの中でトップだったのをみても10年前の
機種とは思えないほどの描写を見せることも多々けど古い機種のせいか描写に安定感が
ないというのが今回の結果となったと思う)
やはり、画素数の多さに加えてセンサーサイズがコンデジとは別格のAPS-C相当のサイズ
であるD50が解像感においては1位となっているにょ。
ただ、センサーサイズ分の大きな差があるかと言われたら微妙にょ。
300万画素程度では実力が計れないというのもあるけど使用しているレンズが高倍率ズーム
ということで描写性能が良くない(開放時でもそこそこの性能だけど絞っても描写力が
上がらない)というのが影響しているし、ローパスフィルターが強すぎるため解像感の
面では不利になっているというのもありそうにょ。
コンデジの中では頭一つ抜けていると感じた機種はP10にょ。
300万画素を大きく越える500万画素のセンサーだし、サイズも1/1.8インチとコンデジの
中では大きめなのに加えて無理のない3倍光学ズームというのが効いていると思うにょ。
画素数や発売年では一番有利となるTX1だけどさすがにレンズ性能がボトルネックになり
画素数が半分のP10にやや劣る形となったにょ。(被写体によっては10年前に発売された
COOLPIX 990に劣る場合があるのでそれを考えれば今回のテストは健闘した方か・・・?)
前回の200万画素モードでは1000万画素のセンサーを搭載したデジタル一眼(K200D)と
僅差に迫ったFZ5だけど300万画素モードですでに若干レンズがボトルネックになりつつ
あるせいか今回はD50と比べてひと目で劣るのが分かるくらいの大きな差となったにょ。
P10、FZ5と同じく500万画素センサー搭載のS1だけどその2機種に大きく引き離された
感じにょ。
屈折光学系ということで300万画素センサー搭載機種と比べても互角、もしくはそれ以下
といった感じにょ。
前回の200万画素テストでは十分にシャープに描写できていたのを見るとやはり300万
画素ですでにレンズがボトルネックになっているためと思われるにょ。
昨今のコンデジはどれも200万画素モードで撮影した場合(言い換えればL判プリントを
した場合)では差が出てこないけど300万画素モードで撮影した場合(言い換えれば
2Lプリントをした場合)では徐々に差が表れつつあるといえそうにょ。
これを考えればコンデジで1000万画素オーバーがいかに無駄であるかが分かるにょ。
1000万画素のTX1も300万画素でさえ厳しいという感じだしね。
ただ、中央部分だけは画素数が多いために今回のテストに使ったコンデジではトップの
解像力を持つけど画面平均では500万画素機(P10、FZ5)にも劣っているにょ。
周辺部に関しては300万画素機以下といった感じにょ。
ということで、今回の300万画素モード比較テストでは分かったのは下記のことにょ。
(1)高い解像感を求めるならば求めている画素数よりも多くの画素数を搭載したセンサーが
必要になる。
(2)200万画素ではほとんどのコンデジでレンズがボトルネックにならなかったけど
300万画素ではレンズがボトルネックになり始める。
(3)画素数が同じでもセンサーサイズが大きい方が画素ピッチに余裕があるために解像感
では有利になる。
(1)は200万画素テストの時にも言えたことだけど今のデジカメの主流がベイヤー配列の
センサーであるが故にこれは当然のことにょ。(ベイヤーセンサーについての問題点を
書き出したら長くなるのでそれはまた後日書くことにする)
これは300万画素センサーの時代と比較した場合には画素数がそれより多ければ増えた分
だけ解像感が増すと言い換えても間違えではないにょ。
高画素センサー搭載機を300万画素モードで撮影すれば解像感は増し元々300万画素の
センサー搭載機よりも優れている(ことの方が多い)ということがこれで分かるにょ。
つまり、「わざわざ300万画素モードで撮影するならば300万画素センサー搭載機で十分」
というわけではないということにょ。
「高画素=高画質」というのを頑なに信じている人も困りものだけど高画素化の悪影響
ばかり採り上げて「200万画素、300万画素の頃の方が画質が良かった」という懐古主義も
同じく困りものにょ。
前回(200万画素)、今回(300万画素)のテスト結果を見ても200万画素、300万画素
当時の機種と比べてそれよりも新しいもの(画素数が多いもの)の方が良い結果を
得られているからね。
駄目と感じるのは1画素当たりの解像力が高画素化によって低下してあるからでそれが
画素数向上によって相殺可能なレベルであれば高画素による恩恵は十分にあり、それは
最大解像度で撮影しなくても(今回のように500万画素や1000万画素センサー搭載機を
300万画素モードで撮影時でも)得られる恩恵といえるにょ。
画素数が多ければその分解像感に優れた写真が撮れるかというと必ずしもそうではなく
(2)があるために一定のラインでボトルネックが生じそれ以上画素が増えても解像感の
向上はほとんど望めない(屈折光学系であるS1は500万画素搭載でありながら300万画素
センサー搭載機と有為的な差は感じられない)ものとなってしまうわけにょ。
最近はレンズ性能のボトルネックに加えて物理的に回避不能な回折限界の問題によって
解像力が低下しているくらいだからなおさらにょ。
その問題は(3)の大型センサーを用いることで改善できるけどコストや筐体サイズの
制約があるコンデジではそれを求めるのは難しいにょ。
センサーサイズが一定である以上これからいくらセンサー性能(ダイナミックレンジ
等)が上がってもさらに日中屋外での画質を高めるのは難しく暗所性能を高めていく
ということ以外は難しいにょ。
もっとも(1)、(3)なんてわざわざ実験しなくても考えれば分かりそうだけど頭の中で
分かっているのとそれが正しいと自らの体験で得た物は何倍も違うからね。
300dpiあればプリントするのに十分かどうかとかMP3は128kbpsで十分かどうかなども
自らブラインドテストの経験があるからこそれが正しいかどうかが判断を下せるからね。
これはPCにおいて異なるアーキテクチャのCPUを比較する際にも言え、使ったことがない
のに他所に掲載のベンチ結果だけで十分な性能か否かを語るようなものであって自らの
経験が伴ってないと説得力に欠けるにょ。(これが私がAtom搭載PCを欲している1つの
理由となっている)
とりあえず、これで300万画素比較は終わりとするけどふと疑問に思ったことがあるにょ。
TX1は室内では屋外よりもキレイに撮れるから・・・というわけで日中屋外の明るさを
室内並に落としてしまえばキレイに撮れるのでは?という考えが思い浮かんだにょ。
ND8フィルターを2枚重ね(露出倍数64倍)してからTX1のレンズの前にかざして暗くして
手持ち夜景モードで撮影したところ驚くべき結果が・・・。
http://www.42ch.net/UploaderSmall/source/1270437754.JPG
手持ち夜景モードは露出アンダーで記録されるとはいえ、コントラストも増し、色の
乗りもずいぶんと良くなったにょ。
そのせいか若干解像感も高まった感じにょ。
これで風景なども運に頼らずまともに撮れそうにょ。(本体に彩度やコントラストを
調整するモードもなくJPEGから調整するにも限界があるため最初から色乗りが良い方が
加工もしやすい)
ただ、お手軽撮影が最大のメリットとなるTX1において別途NDフィルターを持ち歩いて使う
度にかざしてやるなんてそのメリットが完全に失われてしまうにょ(笑)
でも、まともな色で撮れないと諦めていたのが改善する方ががあることが分かったのは
いいことにょ。
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pataは 古い規格なのか
マザーボードのp7p55d-eには pata接続の端子がないみたい
sataに変換する端子が2つあれば FDDもCD-ROMも使えるのか?
http://liv0.com
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おひさです
マリモーマさんへ
先ほどのぞいたらえらくお困りのご様子ですね。
いま今度の土日まで休めないのですぐに手助けはできませんが、
アドバイスでよければ。
1、ケースはどんなのを買いましたか?
ケースのレイアウトによってはマザーボードがはいらない形状のものがありす。
ケースを写した写真がないのがちょっと気になるんで。
2、基本的な組立順番(かえるは自作の時だいたいこういう手順を踏んでます)
(0)ビス留めする前にケースに各パーツを仮配置してじゃまにならないか
確認する
(1)マザーボードにCPU、メモリを配置する
(2)ケースにマザーボード、電源を設置する
(3)内部3.5インチベイにHDDを設置する。おすすめはOS、アプリ用
(cドライブ)に160〜500GB程度、データ用に1TB以上の
2ドライブ構成。これならどちらかが壊れても被害は半分ですむ。
(4)5インチベイにDVDドライブを設置。
お好みで外部3。5インチベイにFDDやUSBカードリーダを設置。
(5)マザーボードに電源、ケースの各種コネクタ、HDDのSATAコネクタ
(あれば)IDEコネクタ、外出しUSBコネクタetcを差し込む
(6)PCI、pci-exスロットに必要なボードを差し、ケース本体に固定する(GPUなど)
*注意 GPU以外のボード、とくにビデオキャプチャなどは
マニュアルを参照してその通りに導入すること。
でないと思ったようにドライバがインストールできないことがある。
(6)ケースのふたを閉じる前にモニタをつなぎ、
キーボード、マウスをつないで、
電源を入れて正常動作するか確かめる
(7)電源が入らなかったり異常動作した場合は
即電源を切って原因を確かめる。主なトラブルには
・電源のマスタースイッチが入っていない、
または240V設定になっている
・ケーブルの逆差し(FDDや音声LINE、
内部USBに多い)
・差し込みが甘い(IDEでありがち)
・コネクタがすっぽ抜け(SATAでありがち)
・コネクタの接続漏れ(CPUファンや
GPU補助電源)
・IDEフラットケーブルの断線
などがある。
(8)正常に起動する事を確認したら、
ケースのふたを閉める。
これで、あとはOSをインストールするのみです。
がんばってください。
これでまだだめなら連絡ください。
追記:ちなみにヒッジョーにわかりやすい自作の特集が
今週の週刊アスキーにのっていたので一読をおすすめします。
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春は自作のシーズンにょ!?
マリモーマさんへ
>マザーボードのp7p55d-eには pata接続の端子がないみたい
>sataに変換する端子が2つあれば FDDもCD-ROMも使えるのか?
PATAをSATAに変換するアダプタを購入すればPATA用のCD-ROMドライブは使用可能になる
けれどそこまでして使うのならば個人的にはSATAのドライブを購入するのを薦めるにょ。
あとFDDはFDD専用コネクタとなっているにょ。
かえるさんへ
>おひさです
お久しぶりにょ。
>ケースを写した写真がないのがちょっと気になるんで。
ケースはかえるさんがマリモーマさんに差し上げたのをそのまま流用みたいにょ。
それとメールの返事は近日中に出します(遅れてすみません)
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後2万円あったら ブルーレイドライブを付けたかも
>>今度の土日まで休めないのですぐに手助けはできません
急がないので土日でいいよ 住所は お茶目さんが知ってるよ
まあ調べないと家の場所までは 分からないと思うけどね
>>ケースのレイアウトによってはマザーボードがはいらない形状
端子を合わせてマザーボードを固定するのが難しいよ
一応 マザーボードは ネジで中蓋に固定してるよ
>>基本的な組立順番
初めての自作だから順番までは考えなかったよ
>>ケースはかえるさんがマリモーマさんに差し上げたのをそのまま流用
CD-ROMドライブとFDDドライブも流用してるよ
>>PATAをSATAに変換するアダプタを購入すればPATA用のCD-ROMドライブは使用可能
これがあれば大丈夫だね
http://www.yodobashi.com/ec/product/100000001000824217/index.html
>>FDDはFDD専用コネクタとなっている
FDDは 当分 使わなさそうだから後回しでいいかもね
http://liv0.com
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iPadは万人向け端末といえるのか・・・?
先日、ついに話題のiPadが米国で発売されたにょ。
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1004/04/news003.html
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1004/05/news060.html
初日の販売台数は30万台ということでなかなか好調な出足にょ。
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20100406_359389.html
iPadは私も使ってはみたいものの何に使うかといわれたら困ってしまう端末だからね。
発表時はkindle対抗の電子ブックリーダという使い方を強調していたけどiPodと同様の
音楽、動画再生機能に加えて、iPhone(iPod touch)と同様のWebブラウザを搭載し
iPhone用アプリの動作サポートもあり(ピクセル等倍と2倍拡大表示をサポート)、さらに
iPad専用のアプリも動作するということで電子ブックリーダという枠にとらわれずに
総合コンテンツビューアという使い方が可能にょ。
しかし、日本ではアップルストアで電子ブックを取り扱う予定は今のところないため
電子ブックリーダアプリのiBooksは自作(iPad用)電子ブックの再生に限られるにょ。
ウリの機能の事実上1つがないため日本でもうすぐiPadは発売されるとはいえは米国よりも
インパクトに欠ける感じにょ。
それでも、それ以外の機能は有用だからそれらの機能目的で買うのはありにょ。
ただ、iPadではiPhone用アプリが動作するとはいえ、現状ではスムージングが働かず
単純に拡大している形となっているせいか、拡大時の描画クオリティは3GSに劣るどころか
3Gにも劣る模様にょ。
http://blog.drikin.com/2010/04/iphone%E7%89%88%E3%83%A9%E3%83%96%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%B9%E7%94%BB%E8%B3%AA%E6%AF%94%E8%BC%83.html
この辺は本体の対応で何とかなるのかアプリ側の対応が必要なのかは分からないけど
せっかくの大画面が台無しになってしまうのは難点にょ。
とはいえ、iPad専用アプリを使用すれば問題ないにょ。
国内のソフトウェアベンダーもすでにiPad用アプリの発表をしているしね。
http://game.watch.impress.co.jp/docs/news/20100405_359223.html
http://game.watch.impress.co.jp/docs/news/20100405_359251.html
http://game.watch.impress.co.jp/docs/news/20100405_359227.html
4月2日に書いたように米国ではすでに利益ベースではiPhoneアプリがコンシューマ
ゲーム機であるPSPを追い抜いているにょ。
iPadはまだリリースされたばかりであり、専用アプリは今のところ少ないけどそのような
状態を考えると今後はどんどんアプリも充実していきそうにょ。
しかし、無料公開されているものを含めるとコンシューマゲーム機のタイトル数なんて
比べ物にならないくらいの多くのアプリがあり、珠玉混合のiPhone用アプリは人気のある
アプリとないアプリの格差がどんどん広がる傾向にあるにょ。
だから、今は採算を取るのが難しくなっているにょ。
もっとも、開発費が安くても数千万円、平均的に見ると億単位の金額がかかるコンシューマ
ゲーム機で発売し、数千本しか売れないで大赤字を出すことを考えればリスクは小さい
というメリットがあるにょ。
ゲームソフトは基本的に返品不可の商品なので小売店は話題作や人気作以外は注文を
渋ってしまうから作っても店頭に並ぶことさえないという場合も少なくないにょ。
それが、iPhone用アプリであれば個人制作や弱小メーカー制作のものであっても超大手
メーカーの制作によるものであってもすべて対等にょ。
iPadは性能がベンチで計測してみたところiPhone 3GSと比べて1.5〜1.6倍高速である
模様にょ。
http://www.macotakara.jp/blog/index.php?ID=7415
画面解像度が480x320のiPhoneからXGAへと高まっているために性能アップは必然といって
いいんだけどね。
しかし、メモリに関しては256MBと言うことで3GSから据え置きの模様にょ。
http://www.gizmodo.jp/2010/04/ipad256mb.html
画面が大きくなった分、扱えるデータも増えているためにメモリ搭載量アップがされない
というのはやや残念にょ。
256MBといえばWin XP初期のPC並の量だからよほど凝ったことをしなければ問題ないし
そもそもシングルタスクであるためそこまで多くのメモリが必要になることは少ないにょ。
このシングルタスクであることがiPadをPC的に使うための最大の障害となるにょ。
常駐型アプリを除いて一度に動作可能なのは1つだけだからね。
これがゲーム機であれば2つの異なるゲームを交互に使うということを考慮しなくても
いいけどWebブラウザで情報を集めながらそれをテキストエディタでまとめるという
レベルのことさえ満足にできないからPC的な活用方法を求めてiPadを買うのはとても
おすすめできないにょ。
iPadはあくまで単一機能端末(機能を切り替えることが可能)であり汎用端末ではない
と割り切ってしまえばそれは些細な問題でしかないにょ。
メモリが256MBと3GSから据え置きなのもアプリが1つ1つの機能(アプリ)を交互に使用
するからだろうしね。
マルチタスクに対応してしまうとハードウェアにより多くのリソースが必要になって
くるにょ。
ザウルスもLinuxザウルス(リナザウ)からマルチタスクに対応したのだけどOSが肥大化
しただけではなくアプリを複数起動させたままにしておくことが多いため搭載メモリは
大幅に多くなったにょ。
MIシリーズでは初期のカラーザウルス(MI-10)が1MB、パワーザウルス(MI-5xx/6xx)が
2MBだったけどMI-C1からは一気に8MBに拡大されXGA画像も扱えるようになったにょ。
それが、末期のMI-E21やE25DCでは16MBと拡大され、リナザウのSL-C700では32MBになった
ものの32MBでは全然足りず、それ移行のモデルでは64MBとなったという経緯があるにょ。
OSが肥大化したとはいえ、SL-C700の32MBとMI-E21の16MBではOSの使用量を引いた空き
メモリは大差ないためにマルチタスクに対応したことでより多くのメモリが必要になった
といえるにょ。
特定アプリを速く起動させるために高速起動をONにしたり、アプリを常時立ち上げた
状態にするといった使い方をすればメモリはどんどん消費していったからね。
これが画面の小さなiPhoneであればマルチタスクの必要性は薄いのだけど画面サイズが
大きくなり、解像度もPC並に高くなったためにそういう不満が生まれてくるにょ。
とはいうものの4月8日(米国時間)に発表される次世代のiPhone OS 4.0はマルチタスクに
対応するとの噂があるにょ。
もしもそうならば、iPadの次世代モデルはメモリの大幅増強は必須となるにょ。
それを考えるとiPadでどうしても使いたいアプリがあるという人やiPadでないと出来ない
ような使い方をするという人(つまり、iPadをどのように使用していくのかという具体的
かつ明確なビジョンのある人)は別として「持っていたら(iPhoneとは比べ物にならない
くらい)いろいろなことが出来そう」という程度の認識の人でならばあまりお勧め
できるとは言い難いにょ。
そもそもWebブラウザでも未だにFlashに非対応なくらいだしね。
HTML5で動的コンテンツをサポートするため徐々にFlashの必要性は薄れてくるとはいえ
それは多くのサイトがHTML5に移行して始めていえることにょ。
ジョブズ氏も「Flashは要らない」と言っているもののあくまで「『現状では』要らない」
というだけの話だろうからね。
「iPodを動画対応にしない」と言った2年後には動画対応のiPodを発売しているにょ。
十分な下地(ハードウェアリソースやコスト面を考えたもの)があれば搭載するだろう
けどそうでなければ要らないというだけの話だろうからね。
Flash10からはARMでFlashのフルサポートが行われたのだけどFlashを使ったPC向けの
サイトでエラーを出すことなく動作するというだけであって十分に使えるレベルかと
いうと微妙にょ。
現在はWindows PCであってもFlashを使いまくったサイト(YouTubeのHD動画のような
例外的に重いものは除く)はPen3クラスのCPUではとても快適とは言い難いからね。
最低でもAtom 1.6GHzのネットブックくらい(もしくはULV PenMクラス)の性能は欲しい
ところはにょ。
iPhoneやiPadがそれくらいの性能になればFlashに正式対応させるのではないかと私は
予想するにょ。
何にせよiPadは分かっている人が買うには便利な端末だろうけど私のようにPC的な活用を
しようと考える人には全く向かない端末なので万人向けの端末かというと微妙にょ。
もっとも万人向けの基準が自由度の高さ(制約の少なさ)ではなく固定機能の使い勝手
というならばiPadはネットブックなどと比べても遙かに万人向けの端末といえるけどね。
かつて多くの機種が存在していたワープロ専用機はPCよりも制約が大きいけど使い勝手と
いう面で考えるとPCよりも上だったわけだけどそれは文書作成(プレーンテキストでは
なくレイアウトや印字に至るまでを含めたもの)という用途に使用することを前提に
考えているからにょ。
ワープロ専用機は文書作成の面では万人向けといってもそれ以外ではどうなのか。
ワープロでも末期のモデルではWebブラウザを搭載していたけどWeb閲覧目的として
ワープロを買うのが正しいかというと微妙にょ。
iPadはアプリを切り替えることで「多くの種類のの専用機」として使えると言っても
過言ではない(マルチタスク対応ではないためこのような表現になっている)けどゲーム
機として考えるならばアプリが出そろったとしてもハードウェアキーがないために
アクション系のゲームは厳しいし、電子ブックリーダと考えるとその重量やバッテリ駆動
時間は褒められたものではないにょ。
使用するユーザーがiPadに合わせられてこそ始めてiPadの良さ生かすことができるため
それに合わせられるかということも重要になってくるにょ。
マリモーマさんへ
>後2万円あったら ブルーレイドライブを付けたかも
Blu-rayドライブも安くなったので2万円あれば書き換え対応のドライブも十分買えて
しまうからね。
それにPCも十分にBlu-rayを再生するのに十分な性能があるのでドライブさえ買えば
再生はできるにょ。
ただし、再生ができるだけで本来のHDの再生はできないにょ。
というのもPC、ドライブ、モニタが対応してないと駄目だからにょ。
モニタはHDCP対応の液晶モニタが必要になるにょ。(デジタル入力であるHDMIもしくは
DVIコネクタは必須)
今店頭に並んでいる液晶モニタならばどれもその条件は満たしているので問題はないけど
これから新規に買うならば3D対応モニタはどうにょ?
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/lcd/20100407_359415.html
GeForceならば専用のメガネを付けることで3D(ポリゴン)ゲームが3D(立体視)で
プレイできるようになるにょ。
別に3D対応なんて要らないという場合でもこれから買うならばフルHD(1920x1080)の
モニタがお勧めにょ。
安いものならば2万円程度で買えるからね。
対応モニタがないとせっかくのBlu-rayもDVDと変わらない画質になってしまうにょ。
先にモニタを買っておけば高性能なCPUによってDVDをリアルタイムでHDにアップ
コンバート再生をすることが可能にょ。(PS3は高性能なCellでこれを実現している)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1736185 (左上と右下の差に注目)
Blu-rayよりはさすがに画質は落ちるとはいえ、それBlu-rayドライブを買うまでのつなぎや
現行タイトルを高画質で見たい場合には有用にょ。
>これがあれば大丈夫だね
ただ、変換アダプタを経由しての接続は相性問題があるし、若干性能も低下するため
可能な限りはアダプタなしでの接続がおすすめにょ。
まぁ性能低下といってもCD-ROMドライブは元々そこまで高い性能(読み出し速度)を
要求されてないのでそんなに気にしなくてもいいと思うけどね。
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高画素で撮影することに意味はあるのか・・・?
4月5日に手持ちのデジカメにおいて300万画素モードにおける比較を行ったけどそのまとめと
して書いたように300万画素モードで撮影する場合でも300万画素のセンサーでは十分とは
いえないとか、(機種による程度の違いはあるけど)300万画素ですでにレンズがボトル
ネックになってきているということがいえたにょ。
この辺のことは昨年3月7日にデジカメに適した画素数は何画素かということでコンデジの
レンズ性能が一眼レフ用の高性能レンズ並(解像力250本/mm)という仮定でも178万画素を
描写できるほどの性能しかないわけだからね。
実際に試してみて200万画素時(前回)と300万画素時(今回)の結果を比較することで
計算上やチャートの撮影ではなく実際に撮影した結果から判断した場合でも1/2.5インチ
前後の極小センサーを搭載のコンデジではレンズが300万画素を完全に解像するだけの
性能がないということが分かったにょ。
さて、その中でも最も興味深いのがTX1の結果にょ。
何せ中央部分の解像感ではテストに使った全機種の中で最も優秀だったからね。
しかし、実際に1000万画素で撮影すると300万画素での結果との剥離が非常に大きいにょ。
これはレンズ性能の低さに加えて4月4日にも書いたように裏面照射センサーの問題点で
ある低感度時のノイズが発生しているからにょ。
レンズ性能が低いため全体的に締まりが無くしかも輪郭部分や影の部分には目立った
ノイズがあるためピクセル等倍にはとても耐えられないレベルにょ。
レンズ性能の低さは撮影後に適当な小ささにリサイズするか意図的に低画素モードで
撮影するという手段を用いることで改善可能だし、低感度時のノイズはノイズを軽減
する手持ち夜景モードを用いることで改善できるにょ。(ノイズ軽減だけでなく色乗りも
良くなる)
実際、手持ち夜景モードを使用したら明らかにノイズが減ったにょ。
画面中央部分を等倍で切り出したものを比較するとこのような感じになるにょ。
http://www.42ch.net/UploaderSmall/source/1270697376.jpg
(※左側が標準のプログラムモードで撮影、真ん中が手持ち夜景モードで撮影)
ノイズにより解像感が極端に悪かったのが手持ち夜景モードでノイズが大幅に軽減される
ことにより改善されたにょ。(真ん中の画像が暗いのは基本的に手持ち夜景モードが
夜景撮影を考慮してあるので露出アンダーの傾向になるため)
ノイズによる解像感の低下は大幅に改善されたとはいえ、レンズの解像力不足は否めないし
PCでの鑑賞がメインであればどうしてもピクセル等倍鑑賞の機会が増えてしまうため
等倍では鑑賞が厳しいTX1では「あらかじめ高画素で撮影して低画素にリサイズする」か
「低画素モードで撮影する」かの二択となるにょ。
リサイズは一括変換できるアプリもあるため問題はないとはいえ、わざわざPC鑑賞用の
ファイルを別途作るというのもお手軽なコンデジとしてはあまり良いとはいえないにょ。
PC鑑賞がメインならば低画素で撮影しても良いとはいえいざプリントをする場合に
困るのでは?という意見もありそうにょ。
それは300万画素比較テストでも書いたように300万画素あればちゃんと解像していれば
2Lまでは余裕だし、A4サイズくらいなら何とか使えるにょ。
それでも、メモリカードの大容量化、低価格化、そしてそれを保存するためのPC用の
HDDの大容量化によってファイルサイズを節約するためにわざわざ低画素で撮影すると
いうのはナンセンスと思う人も結構いるのではないかと思われるにょ。
確かに「大は小を兼ねる」ということでセンサーの画素数である1000万画素で撮影した
ものを後から300万画素にリサイズはできても300万画素で撮影したものを1000万画素に
したら大幅に劣化するという考えも分からなくはないにょ。
ただ、それは300万画素以上の画素数できっちり解像できるくらいのレンズ性能があった
場合の話にょ。
300万画素が限界ならばいくら頑張ってもそれ以上にはならないし、500万画素が限界で
あれば300万画素で撮影時よりも解像感はアップするとはいえ、それでも1000万画素で
撮影する意味はないにょ。
本当に意味があるか無いかは実際に試してみるのが一番にょ。
300万画素で撮影したものを1000万画素にリサイズした画像と1000万画素で撮影した
画像を比較してみたにょ。(上記画像の右側が300万画素モードで撮影したもの)
これを見ての通り、有為的な差は見られないにょ。
300万画素モードで撮影したものだけ色が全く異なるのは手持ち夜景+NDフィルター併用に
よって色乗りが良くなったためでこれによりアンダー気味な画像を明るくしただけで
この色が出せたにょ。(TX1ではこの色はなかなか出せない)
レンズ性能の最も優れている画面中央部分で辛うじて1000万画素で撮影したものの方が
上になっているけど周辺部はレンズの解像力が大幅に落ちるために300万画素モードで
撮影してものと1000万画素モードで撮影したものとはでは解像感に差はないにょ。
PCで鑑賞する場合、無理に1000万画素(つまり、最大画素での撮影)に拘らず、精細感で
300万画素モードを選択するというのも十分に「あり」というのが分かると思うにょ。
ただ、これはメーカーや機種によって変わるのでこの「300万画素」というボーダー
ラインはあくまでTX1のボーダーラインにょ。
Lumixは画像処理エンジンで細部の描写に力を入れている(1000万画素超で解像しない
ようなレンズでも超解像などの技術によって埋めている)ために高画素で撮影したものを
リサイズした方が良い結果を得られるかもしれないにょ。
私はコンデジだけではなくデジタル一眼のK200Dで撮影する場合もセンサーの画素数である
1000万画素モードではなく主に600万画素モードで撮影しているにょ。
これはキットレンズが1000万画素の描写には性能不足というのもあるし、ベイヤー配列の
センサーである以上は縮小サイズの方が見た目で精細感を得られるというのもあるにょ。
十分に性能の良いレンズを使用した場合には最大画素数で撮影するのがベストだけど
ベストな結果を求めるならばRAW現像からやるべき(RAWは記録画素数とは関係なく
センサーの画素数で保存される)なので、それこそJPEGで最大画素数で撮影することに
拘る必要性はほとんどないと思うにょ。(最大画素数で残したいというのはあくまで
気分の問題といえる)
とはいえ、RAW現像は面倒なのでしたくないという人でなおかつA3以上にプリントする
という人であれば最大画素数で撮影するのがベストだけどそのような人は滅多にいないと
思われるにょ。(600万画素でもA3でも使えなくはないレベルだし)
もっとも、トリミング前提で撮影するならば高画素で残した方が有利だからRAWを使わない
JPEGオンリーの人は最大画素数で撮影した方が有利ともいえるけどこれはセンサーサイズが
大きく十分なレンズ性能があるデジタル一眼だからこそ言える話であって、極小センサー
搭載にもかかわらず1000万画素以上が当たり前の昨今のコンデジはすでにレンズが完全に
ボトルネックとなっているために最大画素数を使う意味は(気分的なものを除けば)
ほとんどないと思われるにょ。
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