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おちゃめくらぶ掲示板

92御茶目菜子:2010/01/04(月) 13:51:35
PineView搭載製品はもうすぐ登場するけど・・・
新旧Atomの比較
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1001/04/news002.html
いよいよ製品の登場を待つだけとなった次世代AtomのPineViewだけどここで新旧Atomの
実際の製品が比較されているにょ。
昨年の12月22日にも別のサイトでの比較を見たけど改めてこの比較を見ることにするにょ。

 PC Mark05
      U135   U100
    Atom N450 Atom N270
 PC Mark 1418   1288
 CPU   1510   1438
 Memory  2564   2362
 Grapics  438    367
 HDD   4359   4221

すでに分かっていたことだけどCPU性能はメモコン内蔵分だけ上がっただけにすぎない
ため大幅な性能アップは期待できないにょ。
グラフィック機能ははGMA3150の素性が分からなかったために何ともいえなかったけど
どうやらGM965(GMA X3100)ベースではなくG31(GMA 3100)ベースである模様にょ。
つまり、SM4.0ではなくSM2.0対応となりGPUの世代的には945GSE(GMA950)と変わってない
という今となっては時代遅れのものとなっているにょ。
Direct2Dに対応していればWin7使用時にはHWアクセラレーションが働くので快適動作が
可能になるけどここまで旧世代だと速度面では7を使う意味はないにょ。
まぁネットブック用の7StarterはAeroさえ使えない機能限定バージョンだからGPUの
世代はあまり関係無さそうだけどね。(GMA950→GMA3150でAeroの動作は快適になっている
と思われる)
つまり、PineTrail世代でも7よりはXPの方が適しているといえそうにょ。(しかし、
XPの提供も7の発売から1年で終了だからもう無くなるのも時間の問題だけど・・・)

さて、上記のGMA3150だけどHD動画の再生支援もついてない旧世代のものとはいえゲームは
多少は快適になるか・・・というとそんな甘くはないにょ。
Intelの場合、チップセット内蔵のGPUはバーテックスシェーダなど一部の機能はCPUで
ソフトウェアアクセラレーションによって実行されているためにCPU性能が上がらないと
CPUがボトルネックになるため性能が発揮できないにょ。
これはGMA boosterなどでネットブックに使用されているGMA950をOCすれば分かるけど
GPUクロックを2倍にしても描画速度はせいぜい2割り増し程度にしかならないからね。
だから描画性能は945GSE(GMA950)の1.5倍くらいあるGMA3150でも実際のアプリでは
10〜20%程度の性能アップに止まるにょ。(CPU性能が重要なFFベンチでは10%もアップ
しない)
GPU性能では劣る915GMでもPenM搭載ノートの方がAtom搭載ネットブックよりも快適に
動作する(PenM1.2GHzでもFFbenchのLOWでは2000くらい出る)わけだからAtomの性能が
大幅に上がらない限りはゲームを快適にプレイできるなんて考えない方が良さそうにょ。

そもそもAtomはPC用のCPUとは極めて珍しい、性能よりも省電力に舵取りをしたCPUな
わけだからね。(というか、元々は組み込み市場を狙っていたために性能よりもいかに
省電力にするかが重要だったわけだし、Atom Zの後継となるLincroftでその真価が
ようやく発揮されようとしている)
PineViewではCPUにGPU機能(ノースブリッジ機能)を内蔵したわけだけどこれは低コスト
だけではなく低消費電力を実現するにも非常に有用にょ。
今までは130nmプロセスで製造されていたノースブリッジがCPUに内蔵されることで45nm
プロセスとなり、さらにFSB経由で接続されてないために省電力となっているからね。

元々省電力だったAtomがさらに省電力となってもあまり意味はないけどチップセットが
(ネットブック全体から相対的に考えた場合)電力を馬鹿食いだったためにそれが上記の
ようにCPUにノースブリッジが内蔵されることにより大幅な消費電力低減となったにょ。
その効果はかなり大きく上記のレビューを見る限りは2割程度となっているにょ。
12月22日では構成が違う機種だったので参考程度とはいえ、1割程度の差しかなかった
けど2割の差というのはかなり大きいにょ。
5時間駆動の機種が、CPUとチップセットを変えるだけで6時間駆動となるわけだからね。
PineView搭載ネットブックは少し性能が上がってバッテリ駆動時間が伸びて価格は据え
置きという感じになるにょ。
実装面積の小ささを生かした小型の機種とかが発売されれば面白くなるけどAtom Zを
置き換えるにはTDPの問題があるから厳しそうにょ。
しかし、Atom Zの後継となるLincroft(Mooestownプラットフォーム)ではWindowsが
サポートされない予定となっているので従来Atom Zで作られていたPCはこのPineViewで
作るしか無くなるにょ。
すぐに現行のAtom Z+US15Wが生産終了するわけではないけどもう後がないわけだからね。




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