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おちゃめくらぶ掲示板
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果たしてD50はメイン機になれるか・・・?
3週間前に中古で購入したデジタル一眼レフのニコンD50だけど今回初めて実戦投入をして
みたにょ。
撮影したのはちょうど見頃になってきた梅にょ。(まだ三分咲きくらいだけど)
すでにテスト撮影によってどの程度の実力があるかは把握しているつもりだったので
描写性能だけではなく他の面のテストも行ったにょ。
まず1つ目は、バッテリテストにょ。
フル充電からならばメーカー測定値では2500枚という大容量バッテリ搭載しているし
レビューでも3000枚近い枚数撮影可能だったにょ。(デジタル一眼レフの場合、基本的に
液晶モニタを使って撮影しないのでCIPA準拠の測定値よりもかなり多く撮影可能になる)
http://allabout.co.jp/computer/digitalcamera/closeup/CU20050620A/index5.htm
とはいえ、バッテリは5年前の機種ということでかなり劣化はしているだろうからね。
どの程度劣化しているかは見当が付かないためあえて事前にフル充電をせず1目盛り減った
状態から持ち出したにょ。(残量の%表示がなく3段階でしか把握できない)
というのも購入した段階ではまだ十分にバッテリが残っていたためにそのまま充電をせず
テストをしていたのだけど前日の段階でちょうど1目盛り減ったのでこれはキリがいいと
いうことでバッテリのテストも兼ねることにしたにょ。
結果はその状態から63枚撮影できたにょ。
フル充電から何枚撮れるかは分からないけどバッテリ警告が出てからは5、60枚撮影する
ことが可能ということがいえそうにょ。(気に入らなければ新品電池を買えばいいだけ
ということになるけど5000円くらいする専用電池は気軽には買えない)
次に本題となるのは撮影の快適さにょ。
私が昨年新品で買ったPENTAX K200Dはエントリークラスの中では個人的には最高と思える
ものだったけどD50はさすがに「エントリークラス」と呼べるデジタル一眼レフの中では
初期に位置するもの(当時はデジタル一眼レフは高価だったため定価ベースで10万円を
切るD50はようやくエントリーといえるレベルだった)ということで上位機種から削られた
ものも少なくはないからね。
そういう面では上位機種(K20D)から削られた部分が少ないK200Dは中級機並のエントリー
一眼レフといえるにょ。
エントリークラスでは唯一となる防塵防滴設計だし、マグネシウムボディだし、上部には
サブ液晶も搭載されているからね。(現状ではこれらは中級機でないとありえない)
それにK200Dのファインダーは倍率が高く非常にクリアで見やすいにょ。
これは購入前に実際に見て確かめたけどK200Dのファインダーがエントリークラスでは
最も優れていたからね。
それと比較するとD50のファインダーは大きく劣るにょ。
これは実用にならないというレベルではないけどやはりエントリークラスだからこの程度
と思えるレベルのファインダーでしかないにょ。
構図の確認には十分だし(視野率100%ではないので厳密な構図には使えないけど)、
EVFとは異なり遅延がないために速写性には優れているため一眼「レフ」であるという
メリットは十分あるけどね。
とはいうもののニコンならば中級機に位置するD90以上を買わないとまともなファインダー
(ピントの山がつかめるようなファインダー)は得ることができないと思うにょ。
これは中級機はペンタプリズム採用で、エントリーはペンタミラーを採用しているという
点が非常に大きいにょ。(K200Dはペンタミラーを採用の割りにはかなりいい部類)
画質に関しては主観が大きく影響するのであまり善し悪しは述べないけど発色はかなり
良い方(私の好み)だと思われるにょ。
600万画素という画素数はまったく問題にはならないにょ。
コンデジでも最新機種はエントリークラスでも1400万画素に達し、ケータイのカメラも
1200万画素のものが登場しているため「たったの600万画素」と思う人も中にはいるとは
思うけどそもそもコンデジのセンサーサイズで1400万画素はレンズ性能がボトルネックに
なっており全く解像しないし、とてつもない高性能なレンズを搭載したと仮定した場合
でも回折現象によってまともに解像しないのでいくら画素数が多くても無駄になってしまう
からね。(ズーム全域でF2.8以上の明るいレンズを採用すればいいけどGRD3などのように
単焦点レンズでない限りサイズ面でコンデジに搭載するのは不可能)
「画素数が多いためトリミングに有利」なんてこともなく、まともに解像していないため
少ない画素数のデジカメの画像をレタッチソフトで拡大補完した方がキレイに見えると
いう場合も少なくはないにょ。
昨年末に私が買った1000万画素のコンデジであるTX1はレンズ性能はかなり低いため
1000万画素のTX1の画像と600万画素のD50では明らかに後者の方が上と感じるくらいにょ。
無駄に画素数が多いと1画素の大きさが小さいためダイナミックレンジが狭く暗所性能も
低くなるというデメリットが発生してしまうくらいにょ。(これは裏面照射センサーで
多少は改善されるけど根本的な解決はセンサーサイズを大きくするしかない)
そういう面ではAPS-Cサイズで600万画素という贅沢な画素ピッチであるためかなり有利に
なるにょ。
確かにAPS-Cであればそれなりに高性能なレンズと組み合わせることで1200万画素でも
十分解像できる(EOS 7Dのように1800万画素になるとかなり高性能なレンズが必要と
なるけど)ということで600万画素では勿体ないともいえるにょ。(5年前の機種だから
600万画素というのはやむを得ないけど)
しかし、2月3日にも書いたように当時のセンサー性能で600万画素に抑えているからこそ
ISO800でも常用が可能(多少ノイズが乗るのを我慢すれば最大のISO1600も問題のない
レベルであるためK200Dよりも暗所性能ではやや優れている)となっているからね。
とはいえ、600万画素と1200万画素の差はPC上で等倍鑑賞でもしない限りはそれほど大きい
ものではないにょ。
プリントする場合でもA4サイズでは両者の差はよほどじっくり比べないと分からない
レベル(600万画素でも実用レベルの250dpiで印刷可能)であり、一目で違いが分かる
(200dpiを大きく下回る)ためにはA3もしくはそれ以上でプリントする必要があるにょ。
A3サイズでのプリントを頻繁に行う人であれば600万画素は物足りないと感じるかも
しれないけどそうでなければ600万画素でも問題はないにょ。(だから、もう限界を迎えて
いるにも関わらず未だに画素数競争が続いているコンデジには疑問を持ってしまう)
さて、D50だけどK200Dの代わりにメインとなることができるかというと微妙にょ。
古い機種ではあるものの画質は悪くなく、高感度ノイズはK200Dよりもやや少なめだし
AF性能は圧勝(超音波モーター採用の純正レンズを使用時)だけどまだバッテリが未知数
なのとファインダーの違いが大きいにょ。
K200Dは単三電池であるためエネループで実測1000枚以上撮影できるし、いざとなれば
アルカリ電池を買ってくればそれである程度は撮影可能にょ。
D50は新品バッテリならば2500枚程度撮影できるためまったく問題はないのだけど
やはりファインダーはどうにもならないにょ。
あと手ぶれ補正がないことやSDHCに対応していないという点もデメリットだけどこれは
2月3日に書いたようにそれほど大きなデメリットではないにょ。(手ぶれ補正はレンズ
側の問題なので対応レンズを買えば済むだけの話なので)
そうなると逆に言えばファインダーさえ良ければK200Dよりもいいと感じる面も多いにょ。
これを改善するには本体そのものを買い換えるしかなく、しかもエントリークラスでは
最新モデルでもK200Dと比べても同等以下であるためD90やD300sといった中級機を買う
必要があるというのが難点にょ。
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