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おちゃめくらぶ掲示板

99御茶目菜子:2010/01/21(木) 11:30:44
ユーザーはなかなか変えられない
富士通LOOX U開発者インタビュー
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/gyokai/20100121_343615.html
従来のLOOX UはVAIO U(U1、U3、U101)と同じくコンパクトサイズのPCではあるものの
ポケットに入れることを想定されて作ったPCではないにょ。
しかし、新型LOOX Uは当初よりポケットに入るということを前提に開発された模様にょ。
ポケット自体に規格があるわけではないので「ポケットサイズ」というのは使用用途次第
(想定する衣服のポケット次第)だけど富士通では背広の内ポケットを基準に考えた
みたいにょ。
http://pc.watch.impress.co.jp/img/pcw/docs/343/615/html/918.jpg.html
実際に紳士服売場に行って測定した結果新型LOOX Uの(奥行き+厚さ)13cmでは91%の
背広に入ることが分かったとのことにょ。

私は昨年12月7日に書いたように手持ちの服やズボンのポケットのサイズを計測してみた
ところ多くのものが14cm(布の素材によって伸縮具合が変わるし、衣服を身につけた状態
では単純に測定通りにいかない可能性があるため誤差を考えて0.5cm単位で考えていった)
であり14.5cmだったものは少なかったということで「14cm」をポケットサイズの定義とし、
実際に13.9cmのVAIO UXを入れてみてギリギリ収まることからその測定結果と実際の使用
ではギャップがないことが分かったのだけど逆に言えば14cmのサイズというのはあくまで
ギリギリ入るというだけであってとてもスムーズに入るとは言えないにょ。
これが14cmのポケットに対して13cmのPCを入れればスムーズに出し入れが可能になるため
VAIO UXより小さな(薄い)PCを私は求めているにょ。
そういう点では今回のLOOX Uは私が求めているものに近いものにょ。(VAIO Pでは
14cmというギリギリポケットサイズであり分厚いUXと変わらないため意味がない)

バッグに入れて持ち運ぶならば500gも1kgもそれほど大きな差ではない(バッグの自重+PC
以外の荷物の合計が4kgならば500gの差であってもその差は10%程度にすぎない)けど
ポケットに入れるのであればその差は歴然にょ。
それに手に持って使う場合はバッグに入れて持ち運ぶ場合とは異なり、その重量差が
そのまま体感差へとなるので2倍重量があれば2倍重く感じるにょ。
これはわざわざ言う必要もなく当たり前のことだけどバッグに入れて持ち運ぶのが前提で
手に持って使うことがないならば前述のように重量差がそのまま体感重量差へとは繋がら
ないというだけにょ。。
4kgのバッグであれば500gの差であっても10%強の重量差でしかないのだけど手に持って
使うならば500gと600gの100g差は20%の重量差になるにょ。(とはいえ、バッグに入れた
場合にはあまり差がないといっても500gの絶対的な重量差は長時間持って歩く際に負担が
大きいのは確かなので軽い方がいいのは確かだけど)
バッグに入れることが前提のPCで100gの差に拘る(つまりほんの数%の重量差に拘る)
という人であれば手に持って使うPCであれば10g単位の重量差でさえ気になるはずだから
いかにこのクラスのPCの重量が重要かが分かると思うにょ。
大きなビジネスバッグ、大量の書類を抱えたビジネスマンならば多少の重さよりも堅牢性や
バッテリ駆動時間が重要になってくるのだけど一般人が日常的にそんな大きく重いバッグを
持ち歩くことはないため小型・軽量の恩恵は大きいにょ。(私はB5用紙サイズ、1kgまでの
PCならば問題ないけど)
http://pc.watch.impress.co.jp/img/pcw/docs/343/615/html/919.jpg.html
どの程度ならば持ち歩けるかは富士通調べでは500gあたりがボーダーラインの模様にょ。

また、この新型LOOX UはVAIO Pとは異なりポインティングデバイスの配置から想定して
立った状態でも使えるPCであり、横幅が狭いということも大きなアドバンテージには
なっているものの横幅20cmでは立った状態でタイピング(両手の親指でタイピング)は
よほど手の大きな人やしっかりホールディングせず、指の関節で支えるような持ち方を
してタイピングをしない限りは無理にょ。
そういう面からポケットサイズは意識しているものの立った状態でタイピングすることは
あまり考慮されていないPCといえそうにょ。

新型LOOX Uキーボードはキーピッチ16mmとこの手の小型PCとしては十分なピッチが確保
されていることから一昨日にも書いたようにやはりテーブルにおいてタッチタイピングを
する使い方を重視していると考えられるにょ。
つまり、立って使用するときはタイピングはあまりせず、ビューアがメインであると
想定しているのかもしれないにょ。
親指入力重視かタッチタイピング重視かでキーボードはまるで異なるものになるからね。
両方を重視するということは不可能にょ。
どちらかを重視してどちらかは妥協するしかないにょ。
そもそも小型化にはそのサイズ制限から妥協がつきものになるわけだしね。

開発者がどのような意図で開発したとしてもユーザーがその意図通りに使ってくれるとは
限らず開発者の意図通りにはならないことも多いにょ。
ポケットサイズを強調したVAIO Pだけど実際にポケットに入れて歩いている人を私は見た
ことがないにょ。(田舎だからといってしまえばそれまでだけど・・・)
それにポケットにPCを入れるというのは多くのユーザーが今までやってなかったような
使い方だからそのような使い方を普及させるのにも時間がかかるにょ。
「PCは使用しない時には電源を落とすもの」と考えているユーザーに常時サスペンドで
使用するメリットを唱えても理解を得られないのと同じにょ。
慣れない使い方はなかなか普及しないからね。(そのメリットよりもデメリットを大きく
考えて否定する方向に走ってしまう)
だから、開発者がそのように考えてもなかなか意図通りの使い方はされないにょ。
ユーザーの使い方が変わらないのだからユーザーアンケートを取っても「ポケットに
入れて持ち運ぶ人は少ない」ということで「ポケットサイズに拘る必要はない」という
認識がメーカーに生まれてしまう結果になりかねないにょ。
それでもさらなる改良を重ね作り続けていけば徐々にユーザーも変わってくるかもしれない
けれどそれは簡単なことではないにょ。




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