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おちゃめくらぶ掲示板

121御茶目菜子:2010/02/17(水) 13:37:45
ウドの大木は要らない
VAIO Zのニューモデル発表
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/hothot/20100216_349242.html
VAIO Zの特徴はモバイルノートでありながら単体GPUを搭載しているということにょ。
モバイルノートなんてオンボード(チップセット内蔵のGPU)で十分と考える人も多い
だろうし、私自身もモバイル時に行う作業を考えればそれで十分なのだけど欲しいという
人に対して選択肢があるということは重要となるにょ。
それに13.3インチとはいえ、1.35kg(最軽量時)というのは13インチクラスとしては最軽量
ということで十分モバイルPCといっていいレベルだからね。(一般的には2kgを切れば
「モバイルノート」の範疇だろうけどやはり1.5kg以下でないと厳しい)

さて、話は変わるけど私はモバイル機器に関してはモバイルランクを設定しており、その
サイズや使用頻度によってA〜Dのランク付けを行っているのだけど常用のポケットサイズの
PCはランクB、毎日持ち歩くモバイルノートはランクC、自宅からほとんど持ち出さない
ノートPCはランクDと設定をしているにょ。(ランクAのモバイル機器はケータイのみ)
ここで重要なのは、やはりサイズと性能の関係にょ。
筐体のサイズにおいては当然D>C>Bという感じになっているのだけどPCにおける基本
スペック(CPUやHDDやメモリ)においてもD>C>Bとなっているにょ。
液晶のサイズや解像度に関してもD>C>Bとなっているにょ。
これによって役割分担がはっきりすることになるにょ。

また、それ故に小さいから性能を妥協したり、もしくは大きいから妥協をしたくなかったり
しているにょ。
ポケットサイズの小さなPCであれば(今となっては低性能の)Atomで十分だし、解像度は
WSVGAでもいいかと思えるけど自宅での使用がメインとなる14〜15インチクラスのノートで
AtomレベルのCPUでは不満が大きいし、その筐体サイズであれば解像度はWXGAでも満足は
できないにょ。
個人的には120ppiくらいは欲しいのでWXGAで妥協できるのは12.1インチまでとなり、
14.1インチならばWXGA+以上、15.6インチならばWSXGA+以上の解像度が欲しいにょ。

話を元に戻すとVAIO Zは一般的なモバイルノート(12.1インチ)よりも一回り大きな
13.3インチということで性能面もそれ相応のものを求めている人向けといえるにょ。
そういう面では高性能CPUや単体GPU搭載というのは十分なアピールポイントになるにょ。
搭載されているGPUはGeForce GT 330MということでノートPC用としてはミドルクラスの
下位に位置するものでモバイルノートに搭載するならば十分なものといえるにょ。
これ以上のものを搭載するならば恐らく熱設計で問題が出てくるので筐体サイズを大きく
するしかなく、それを無視すれば故障率がアップするためにこれが限界だと思うにょ。
デスクトップPC用におけるGF8600GTSクラスの性能だから最新のゲームが快適・・・と
いうわけにはいかないけどそれでも少し解像度を落とすなどすれば最新の3Dゲームも
快適に動作するレベルであり、1kg台半ばのモバイルノートならば驚異的にょ。

単体GPUを搭載するとなると懸念されるのが駆動時間だけどVAIO ZはオンボードVGAとの
切り替え機能を持つためにその点は安心にょ。
性能を求めるか、駆動時間を求めるかで使い分ければいいからね。
ただ、多くのPCはスイッチによる切り替え式であり、その都度再起動が必要になるために
の使い分けというのはなかなか難しかったにょ。
その点、VAIO Zは再起動なしに切り替えが可能だったし、このニューモデルでは自動切り
替えモードも搭載されたので使い分けということを考える手間さえ要らなくなったにょ。
これはZの専売特許だけど先日nVidiaが自動切り替えを行う技術「Optimus Technology」を
公開したので今後はこのような自動切り替え搭載のPCは増えるのではないかと思うにょ。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20100209_347871.html

また、CPUやGPUだけではなくやはり脅威なのはSSDにょ。
何せクアッドSSDを搭載可能だからね。
http://pc.watch.impress.co.jp/img/pcw/docs/349/242/html/21.jpg.html
シーケンシャルではリード576MB/s、ライト376MB/sというのはまさに圧巻にょ。
これをHDDで実現するのはデスクトップPC用の高速HDD(140MB/s)を4台RAID0で接続しても
無理なレベルにょ。
2.5インチHDDならばせいぜい70MB/sくらいなので理論値でも8台をRAID0で接続する必要が
あるにょ。
もっとも、RAID0だと信頼性に問題があるけどSSDの場合はHDDとは異なり物理的な故障の
可能性は極めて低いためRAID0でもそんなに不安はないかもしれないにょ。(4台のSSDの
書き込み回数が均等になるようにコントローラで制御していた場合、残り容量が少なく
なった際の速度低下は懸念されるけど)
ただし、専用SSDというのがネックにょ。(普通の2.5インチマウントに専用SSDを2基搭載)
通常のSSDを搭載する場合はクアッドでは搭載は無理であるため速度低下は必至にょ。
あとクアッドSSDは光学ドライブとの排他となるにょ。
デュアルでも十分速い(クアッドの半分強の速度だから一般的なSSDよりも速い)ので
光学ドライブが必要ならばデュアルでも良さそうにょ。

それから液晶の解像度も13.3インチながら1600x900(138ppi)が選べた前モデルだけど
この度のニューモデルでは1600x900が標準となり直販ではフルHDが選べるようになった
というのは魅力にょ。
個人的には13.3インチで1600x900というのはベストな解像度だと思うけどそれでは物足り
ないという人がいると思うのでオプションで用意されているのは非常に有用にょ。
ただし、13.3インチでフルHDとなると165ppiとなり、工夫なしで使うには常用が難しい
レベルに達するにょ。(それを考慮してフルHDモデルでは出荷時にはフォントサイズは
125%で設定されている模様)

このVAIO Zを買えば自宅据え置き用のノートPCの存在価値がかなり危ぶまれそうにょ。
大きい方が性能も液晶の解像度も高く(大きく)なるべきという考えに基づいて考える
ならばこれよりも高性能なものを用意しなくてはならなくなるにょ。
ゲームやエンコといった負荷の高い作業を断続的に行うのであればデスクトップPC
(自作PC)を使うことでVAIO Zと十分差別化はできるけどそうではない普通のノートPC
だと差別化は難しそうにょ。(17インチクラスの液晶ならばドットピッチの関係上フルHDが
常用できるというメリットはあるけどそこまで大きくなるならば個人的にはノートPCに
拘る必要性が薄れてくると思う)
オンボードVGAのデスクノートも価格が安ければ存在価値はあるけどVAIO Zを持っている
人がわざわざそれを買う必要性があるかというと疑問だからね。

私の場合は、モバイルで使用しているのがアンダーB5サイズのLet'snote R5ということで
自宅用のノートPCは十分に価値があるにょ。
10.4インチXGAというR5はドットピッチ的にはベストな感じでXGAということで普通に
使っていて大きな不満は感じないけどR5だけですべてを賄うというのはキーピッチや
CPU性能やHDD容量などから考えても難しいにょ。
よって、自宅では14.1インチSXGA+(1400x1050)のノートPCをメインに使っているにょ。
ただ、これもVAIO Zならば標準で1600x900だし、CPU、GPUも圧倒的に上だから現在使用の
自宅用ノート(FMV-S8305)は完全に出る幕が無くなるにょ。
とはいえ、私の使い方では13.3インチのVAIO Zは大きすぎる(B5用紙サイズよりも小さい
ものが望ましい)ためメインモバイルとして使えないにょ。

確かにこれだけのスペックを備えながら直販では最小構成で15万円からというVAIO Zは
安いとも言えるけれどサイズ(というか重量)に拘らなければ同レベルの性能でそれより
安いPCはいくらでもあるからね(ただし、解像度はWXGAとかだけど)
オンボードVGAでよければ今は4万円程度(デュアルコアCPU搭載でも5万円程度)から
新品のオールインワンノートPCが買える時代だから15万円というのはそれを考えれば
高価だけどこの軽さ(モバイル性)を考えるとそうでもないにょ。

でかくて重いノートPCはそれしか持っていなければそれをメインで使うけど高性能で
コンパクトなPCがあればそれは使わなくなると思うにょ。(つまりウドの大木となる)
例えばWeb閲覧をするにも自分が所持しているノートPCよりも低性能な自作PCしか持って
いなければわざわざその自作PCを使う機会なんてほとんどないだろうからね。
それこそWeb閲覧程度ならばネットブックレベルの性能の旧型ノートで十分にょ。(まぁ
YouTubeのフルHD再生とかの例外はあるけど)
これがモバイル時であれば小さい(軽い)ということが基本性能の高さよりも重要となる
ために多少性能が低くても出番はいくらでもあるにょ。
要は、前述のように小さければ様々な面で妥協ができる(というか妥協せざるを得ない)
けど大きいとそれが出来にくいというだけの話にょ。




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