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おちゃめくらぶ掲示板

98御茶目菜子:2010/01/19(火) 12:12:45
新型LOOX Uは旧機種よりも中途半端に感じてしまう・・・
新型LOOX U国内で正式発表
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20100118_343012.html
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/nishikawa/20100119_343099.html
すでに海外では発表されていたLOOX Uだけどようやく国内でも正式発表されたにょ。
従来のコンバーチブルスタイルをやめ奥行きが短くなり薄型化されたにょ。

私はモバイルランクを設定することでPCのスムーズな使い分けをしているのだけど従来の
LOOX Uはそのコンパーチブルスタイルが故に奥行きが長くポケットには入らず、昨年1月に
リナザウ後継機種を買う場合の選択肢として真っ先に候補から外れてしまったにょ。
私にとっては「ポケットに入る」「立ったまま使える」というのがモバイルランクCである
通常のモバイルノート(カバンを使って持ち歩くもの)とは決定的に異なるモバイル
ランクBの条件になるにょ。
例えば、ケータイを使う時のみバッグから取り出して、通話が終わったらすぐにバッグに
しまうという使い方をしている人ならば私のランクBとランクCの違いにはあまり差を感じ
ないかもしれないけどね。(使わない時も一時的であってもポケットに入れられるか否か
というのはケータイの例と同じくらい個人的にはかなり大きいということ)

この「ポケットサイズ」というのは非常に曖昧な言葉だけどポケットに入るか否かという
ことであれば昨年12月7日に書いたように私の実験から奥行き+厚さが14cm以下であれば
収まるにょ。
私がリナザウ後継に買ったVAIO UXは(最大突起部での数値合計でも)13.9cmとなり
ポケットに入るし、ポケットサイズを強調したVAIO Pも14cmということでポケットに
入るけど旧型LOOX Uは16.8cmであるため特別大きなジャケットのポケットなどの一部の
例外を除きポケットには入らないサイズといえるにょ。
しかし、この新型では13cmなので十分にポケットサイズといえるにょ。(ただ、幅が
長いためにはみ出す量も多いけどこれもVAIO Pよりはマシといった感じか)

ということで、小型ながらモバイルランクCに甘んじていた旧型LOOX Uとは異なりこの
新型LOOX UはようやくランクBになれるか・・・というとそんなに簡単ではないにょ。
それは昨年12月5日にも書いたように横幅が長くなったことが起因しているにょ。
両手持ちの親指入力で使用するならば横幅は最大でも17〜18cmが限界で、できれば
15〜16cmに止めて欲しいところだからね。
この新型LOOX Uは親指入力よりもテーブルに置いた状態でのタッチタイピングの方を
重視している設計といえそうにょ。
5本指でのタッチタイピングであれば自ずと横幅が必要となってしまうため(3本指
タイピングならば狭い横幅でも問題ない)VAIO Pと同じくキーボードサイズから逆算して
考えられた筐体といえそうにょ。

これは設計思想の問題でどっちが良い悪いという問題ではなく自分の使い方に合って
いるか否かという問題だけどポインティングデバイスは両手で持った状態で使うことを
重視したような配置となっているためにややちぐはぐした感じは否めないにょ。
それにタッチパネル搭載というのは良いことだけどこれはかなり微妙にょ。
というのもタッチパネルというのはあくまでポインティングデバイスの1つに過ぎない
からにょ。
タッチパネルでマウスの右ボタン、左ボタンまで兼ねるというPM(mbook m1)のような
ものであればマウスボタンの心配はしなくてもいいけどマウスボタンの配置から考えて
左手の親指でそのボタンを押すとなるとその横幅が長く、軽いと言っても500g近い重量に
加えてペンで描く力までも左手だけで支えるというのはかなり無理があるにょ。

そうなるとこのLOOX Uはサイズこそポケットサイズだけどテーブルの上で使うべきPCと
いえそうにょ。
タッチパネルは片手でちゃんとホールドできてこそ有用になるからね。
マウスボタンの位置を考えて無理なホールディングが必要になるのであれば使い勝手が
大幅に下がってしまうにょ。
散々酷評したVAIO UXだけどポインティングデバイスやマウスボタンの位置に関しては
かなり良いと感じるにょ。
例えば右手にペンを持って左手で筐体をホールドする場合も左手の親指が自然とマウス
ボタンの位置に来るように設計されているからね。
それに筐体の厚みもホールディング性を高めるのに役に立っているにょ。
片手で持てるか否かではなく持ちやすいか(=持った状態で使いやすいか)ということが
重要となるからね。

立った状態で使えるか否かということは私の主観も入るのでこれくらいにしておいて、
やはり気になったのはバッテリ駆動時間の短さにょ。
標準バッテリで公称4時間、Lバッテリで7.8時間だからね。
標準バッテリだと実駆動は2時間少々になりそうにょ。
従来機種は同じCPU、チップセットで標準バッテリで公称5.5時間(CPUクロックの低いC30は
6時間)だったので駆動時間は大幅に短くなっているにょ。
これはメモリが2GBに増えたのもあるけど標準バッテリの容量がリチウムポリマーによって
容量ダウンしており(従来2600mAh→新機種1800mAh)この影響が大きいにょ。
従来機よりも多少軽くなっても駆動時間が3割も減ってしまえばAtom搭載の魅力は失われて
しまうからね。(リチウムポリマーバッテリはサイズが柔軟に設定できるために薄型化に
貢献できるもののエネルギー密度がリチウムイオンバッテリよりも低いために同じ重量で
あれば容量が小さくなるために駆動時間が短くなってしまう)

あとは昨年12月5日にも書いたようにベゼル幅(額縁)が広すぎるということにょ。
この超横長筐体であればVAIO Pのような超ワイド液晶が似合うのだけどこれはドット
ピッチを維持した状態であれば1600x800ドットは6.6インチで実現できるにょ。
VAIO Pの8インチ、1600x768でも使うのが困難なのに6.6インチ1600x800なんて使えない
なんていう人はほぼ同じドットピッチであるLOOX Uの5.6インチWXGA(1280x800)も使う
ことができないことになるにょ。(旧型LOOX Uは両手持ちで常用できたけどこの新型
ではテーブルに置いて使用することに重点が来ているので同じドットピッチでも相対的に
小さく感じてしまう)
恐らくコスト削減のために従来機と同じ5.6インチWXGA液晶を使っているというだけ
だろうけどね。

LOOX Uが思ったほど売れずVAIO Pが売れているからVAIO PのようなLOOX Uを作ったと
感じさせられてしまうにょ。(液晶にコストをかけたらVAIO Pより高価になるしね)
「VAIO Pよりもう1周り小さな機種が欲しいな」という人にはこの新型LOOX Uは良い感じ
だけど立った状態で使うことを重視する人だと使い勝手がダウンしている部分も多いので
一概には良いとはいえないにょ。
テーブルに置いて使うならば旧型よりも使い勝手が良くなっているとはいえ、ドット
ピッチの細かさは従来通りなのでテーブルの上に置いて使うには約270ppiという5.6インチ
WXGA液晶は工夫無しでは使い勝手があまり良いとはいえないにょ。(従来機であれば両手
持ち主体で使用時にはドットピッチの細かさはそれほど気にはならない)
旧機種の横幅(17.3cm)で旧機種と同じ駆動時間ならば個人的には欲しい機種になって
いただろうからその点は非常に残念にょ。(CFスロットを無くしてUSBポートを2つにした
のは評価できるけど筐体の横幅を大きくしてしまったために魅力は半減)




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