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おちゃめくらぶ掲示板

109御茶目菜子:2010/02/03(水) 12:06:25
レンズを見に行ったのにカメラを買ってしまうとは・・・
私が使っているデジタル一眼レフK200Dで新しいレンズが欲しくて近所のキタムラを覗いて
みたものの欲しいレンズはなかなかないにょ。
予算も少ないので中古でいいから・・・とは思うものの中古レンズはニコン用とキャノン
用しか置いてないにょ。
確かにその2社で国内シェア約8割となっているから当然とはいえ、辛い現実を見せつけ
られてしまうにょ。
シェアから例えるとWindows用ソフトは置いているけどMac用ソフトは置いてないという
感じだからね。
これが大都市圏ならば多少はマシなのだろうけど地方だと交換レンズはニコン用とキャノン
用しか入手できない状況にょ。(新品を注文すれば入るだろうけど・・・)

私が使っているK200Dはエントリー向けの機種ながらミドルクラスに匹敵する機能を持つ
大変素晴らしい機種なのだけどPENTAXというだけで交換レンズの入手に制限ができて
しまうにょ。
純正レンズはキャノンやニコンに比べて安く、個性的なレンズもそろっているけどそれが
普通に店頭に置いてないわけだし、比較的安いといっても純正品の新品は高価だから
私には手が出せないにょ。(さすがに1本3万円を超えるレンズを買うのは厳しい)
ということで、交換レンズを中古などで安く入手しようとするならばキャノンかニコンの
ボディを買わざるを得ない状況にょ。
とはいえ、PENTAXもMF時代からのKマウント用のレンズが使えるので2、30年前の古い
レンズを買ってそれを付けて楽しむという方法もあるにょ。(AFは効かなくてもフォーカス
エイドは使えるし、手ぶれ補正がボディ側にあるためにどんな古いレンズでも手ぶれ補正が
使えるというメリットがある)

というわけで、中古コーナーを見ていたらニコンD50の中古を発見したにょ。
金額は13800円とかなりリーズナブルにょ。
D50は5年前の機種とはいえ、画素数を600万画素に抑えているために当時としては高感度に
強く人気の高いカメラだったにょ。
そういうことで思わず買ってしまったにょ。
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/review/2005/06/06/1651.html
中古とはいえ、デジタル一眼も1万円台で買える時代というのはなかなかすごいにょ。
確かに新品でもボディだけならば3万円台から買えるわけだから中古ではなく最新の
エントリーモデルを買った方が割安という考えもあるけどその2万円差は私には大きい
からね。

問題はボディだけを買ってもレンズがないと話にならないということにょ。
レンズは純正品のAF-S 18-135mmF3.5-5.6Gが新品9800円という超格安だったためにこれに
決めたにょ。(35mカメラ換算だと28-200mmくらいのレンズ)
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/lens_review/2007/01/31/5409.html
シグマの18-50mm(ニコンマウント)ならば中古で4800円だったけど本来ならば5万円する
純正レンズが9800円という安さには負けたにょ。(換算200mmまでカバーできればほとんど
これ1本で済むしAF-SレンズならばAF合掌後でもMFでピント微調整が可能になる)
この価格にはカラクリがなくはないにょ。
古い製品(2006年発売)ということでVR(手ぶれ補正)機能を内蔵してないからね。
とはいえ、それを考えても十分安価にょ。(VR付きでリニューアルされても発売時の実売
価格は5万円くらいになるだろうし)

さて、早速動作チェックを兼ねていつものようにベンチマーク・・・じゃなかったテスト
撮影をしてみたけど予想以上にいい感じにょ。
買ったレンズは開放からシャープとは言い難いけど私がK200Dで使っているキットレンズを
完全に超える性能だし、F8まで絞るとかなりシャープになるにょ。(K200Dのキットレンズ
ではF11まで絞らないとシャープにならない)
気になる周辺光量落ちは広角側では開放でやや目立つもののF8まで絞れば全く気にならなく
なるし、望遠側の収差もF11でほぼ目立たなくなるにょ。

高感度耐性を見てみると私のK200Dは2008年に発売されたデジタル一眼の中ではかなり
高感度ノイズが多い方ということで比較対象があまり良くはないとはいえ、D50はK200D
よりも3年も古い機種にも関わらずK200Dと同等以上ものを感じるにょ。
ISO800までは常用(A4プリント)可能と感じたにょ。
最近だとAPS-Cセンサー採用機ではISO1600が常用可能という機種は多く、PENTAXも
新センサーを採用のK-xは高感度耐性が高いのでISO1600は常用可能だし、フルサイズの
センサーを採用の機種ならばD3sのようにISO6400でも常用可能という機種もあるにょ。
それを考えればISO800で常用可能というのはたいしたことがないけどね。
同じセンサーを採用のD40ではISO1600常用が可能だけどこれは画像処理エンジンが改善
されたお陰らしいにょ。
だからD50もRAWで撮影して自分で現像すればISO1600常用は可能になりそうにょ。
5年前の機種ということを考えればすごいけどこれも600万画素に画素数を抑えている
お陰にょ。(D50のライバルのEOS Kiss Nは800万画素だった)

続いてAF性能を見てみるとこれはK200Dの完敗にょ。
AF-S18-135mmに内蔵されている超音波モーターのお陰で素早くほぼ無音でピントが合うにょ。
古いレンズであればボディ内のモーターで駆動させるために結果が変わったのだろうけど
超音波モーター内蔵レンズ相手では分が悪いにょ。
それとD50はAF補助光内蔵であるため暗所でもAFでピント合わせが可能にょ。
K200Dの場合外付けフラッシュを使わないとAF補助光が使えないため暗所でのピント合わせ
というのはAFではほぼ無理だったにょ。
3年も古いカメラにAF性能で負けるとは・・・(笑)
まぁ高速で動作する被写体をK200Dでは撮らないので問題はないけどやはり静物写真メイン
でないとPENTAXはお勧めできない感じにょ。

D50は細かい不満点こそあるけど5年前の機種ということを考えればやむを得ないかも
しれないにょ。
個人的には軍艦部にあるサブ液晶は最近のエントリーモデルでは省略される傾向にある
ということでこれがあるという点だけは最新のエントリー機種よりも良いと感じるにょ。
あと画素数は600万で不足になることはないのでいいとして不満点はSDHCに非対応という
ことと手ぶれ補正がないということにょ。
D50はニコンのデジタル一眼で初のSDカード採用機だし、当時はSDHC自体が市場に存在して
いなかったから仕方がないし、手ぶれ補正はニコン、キャノンの場合は最新機種であろうと
ボディ側には手ぶれ補正機能はなく、手ぶれ補正機能を持つレンズを買うしかないという
状況にょ。
記録写真として積み重ねていくならば2GBでは全然足らないけど一時記録としてであれば
2GBでもそれほど問題ないし、手ぶれ補正対応レンズを買えば済むというだけの話にょ。

2マウント維持するのは金銭的に辛いけどD50を買ったのも何かの縁ということで、今後は
レンズの入手性が高いニコン用マウントをメインにするかも・・・。(ニコンの場合は
フルサイズであるFXとAPS-CであるDXのどちらにするのかということを考えて買う必要が
あるので将来フルサイズセンサー搭載機を買うならばレンズはFX対応のものにしておいた
方がいい)
ある程度レンズがそろったらボディもD50から買い換えするにょ。(資金の問題もあるので
何年後かは分からないけど)
新品で買うならばミドルクラスであるD90以上の機種が欲しいところにょ。
ニコンの場合は露骨にエントリーとミドルクラスを差別化しているからね。
CPU内蔵でないとAEも使えなかったり、モーター内蔵レンズでないとAFが使えないという
問題があるからね。
とはいえ、レンズキットを買って終わりというユーザー層ならばそれで全く問題がなく、
中古や型落ちの安いレンズを買う場合に問題になるだけの話だからそこまで重要ではない
といえばそうなんだけどね。
D40からその傾向は強まったため私はD40が発売後にD50が市場から消える前にD50を買おう
と考えていたくらいにょ。(2007年2月にははレンズキットで新品49800円だった)
だからこそ買うならばミドルクラス以上の機種にした方がレンズの選択の幅が広がると
いうメリットがあるにょ。(ただ、現行ミドルクラスであるD90の後継機種として噂されて
いるD7000にはD40以降のエントリー機種と同様にAFモーターを内蔵していないらしい)
逆に言えばPENTAXはエントリー向けにそこまで露骨な差別化はしてないためにK200Dは
ミドルクラス並の機能になっているにょ。(基本性能面では他社ミドルクラスには負けて
しまうけどね)




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