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仙台・宮城・陸奥

1とはずがたり:2008/06/05(木) 12:05:28
地区別スレ,遂に仙台も登場。陸奥とは勿論多賀城を首府とする明治以前の陸奥だ♪
本来はにぬけんが立てるべきだが何時迄俟っても立てやがらないので俺がたつヽ(`Д´)ノ

403荷主研究者:2009/10/04(日) 03:50:41
>>119 >>205 >>224 >>258 >>281 >>284 >>330
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/10/20091002t14044.htm
2009年10月02日金曜日 河北新報
宮スタ、渋滞緩和へ「新戦略」 日本代表―トーゴ戦

 サッカーの国際親善試合、日本―トーゴ戦が14日午後7時30分から宮城県利府町の宮城スタジアムで開催される。アクセスの悪さと周辺の交通渋滞が相変わらず懸念されており、宮城県サッカー協会(小幡忠義会長)は緩和策に力を入れている。

 国際試合が宮城スタジアムで行われるのは2005年9月の日本―ホンジュラス戦以来、4年ぶり。県協会は観客数を4万7000人と想定している。

 最寄りのJR東北線利府駅から会場までは、徒歩で約1時間。このためJRの仙台駅、利府駅、仙台市地下鉄泉中央駅の3カ所と会場を結ぶシャトルバスを運行する。JRも東北線仙台―利府駅間で上下線の臨時列車計8本を増発する。

 渋滞緩和策として行うのは一般車両の駐車台数制限。1000台と4年前の半分に抑える。その上で試合開始時刻を午後7時30分に設定。周辺住民の帰宅に影響が出ないよう配慮した。

 駐車台数を減らした分は、駐車とシャトルバスを組み合わせたパークアンドライドで対応。4年前に設けた仙台市宮城野区の夢メッセみやぎ(駐車600台)に加え、新たに宮城県大和町にサテライト大和と聖ウルスラ学院英智総合グラウンドの二つの駐車拠点を用意する。それぞれ500台、300台の駐車が可能だ。

 代表戦の開催決定直後の8月下旬、日本協会はスタジアムを視察。県協会に対しアクセスに万全を期すよう要請した経緯もある。それだけに「渋滞に拍車を掛ける会場周辺での送迎禁止を呼び掛けるなど、車の流れをスムーズにしたい」と県協会は話す。

 スタジアムの近くに住み、長年にわたって会場でのボランティア活動に取り組む東北大多元物質科学研究所の村松淳司教授は「車両1000台なら試合後約30分で出ることが可能」と話す。一方で「シャトルバスをJR東北線岩切駅へも運行し、利府駅との客の分散化を図るべきだ」と指摘している。

404荷主研究者:2009/10/04(日) 03:52:59

http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/きょうの建設情報.htm
2009/10/03 建設新聞
パナソニックEV、アイシン高丘など
トヨタ関連工場の本格着工へ期待高まる
宮城県黒川郡 一部工事追加・再開を検討

 エコカー減税などの政策効果によってハイブリッドカーなど一部の乗用車に増産の動きが出始めている状況の中、宮城県に立地決定しているトヨタ自動車関連の生産施設に工場の追加着工や工事再開の動きが起き始めている。

 ニッケル水素電池の製造拠点確保を目的に、黒川郡大和町の大和流通団地内で工場建設を進めているパナソニックEVエナジー(静岡県湖西市)は、現在、トヨタT&S建設の設計・施工で行っている約4万平方㍍規模の施設整備に加え、今秋をメドに厚生施設の建設に新たに着手する見通しであるほか、さらに、その後に約1万平方㍍規模の生産施設着工に向けた準備も開始しているものと見られている。同工場建設は、当初、全7棟前後での施設構成が全体計画として立案されたもようだが、着工しているのは現段階ではこのうちのまだ1棟部分と見られている。今回の追加工事が具体化すれば、徐々にフルライン設置に向けた動きが加速しているものと推測されるため、今後の動きに期待がかかるところ。

 一方、黒川郡大衡村大瓜にあった旧・金門製作所の跡地および既存施設を取得後に、既存施設改修工事を一部行ったところで工事をストップさせていたアイシン高丘(愛知県豊田市)も今冬をメドに整備工事を再開する動きを見せている。既存敷地に周辺用地を追加取得した上で行う新棟建設の見通しはまだ立っていないもようだが、既存施設2棟のブリッジによる接続工事などが今後具体化されていくもようだ。

 セントラル自動車の工場稼働が待たれる大衡村の第2仙台北部中核工業団地内では、トヨタ紡織も10月1日に子会社化するとともに関東シート製作所から社名変更したトヨタ紡織東北の新工場建設の来年8月完成に向け、10月4日に大林組の設計・施工で地鎮祭を行い本格着工に入る。ただ、一方ではトヨタ自動車東北の新たなエンジン製造ライン設置に関しては今のところ着工に向けた状況変化は見えていない状況だ。

2009/10/03付1面に掲載。

405荷主研究者:2009/10/04(日) 04:07:39

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/10/20091003t12038.htm
2009年10月03日土曜日 河北新報
松島水族館移転 経済効果は最大79億円 仙台市試算

 仙台市議会9月定例会は、2日も決算等審査特別委員会を行った。宮城野区の仙台港背後地への移転計画のある「マリンピア松島水族館」について、市側は開業を予定する2011年度に63億〜79億円の経済波及効果が見込めると説明した。

 市は、1990〜2000年前後に開業した全国の9水族館の実績などを基に、開業年度の入館者数を114万〜150万人と予測。入場料、グッズ購入、従業員給与などを含む経済波及効果を試算した。開業年度は最大で79億円、4年目でも46億円の効果が見込めると説明した。

 さらに、水族館施設建設による建設業などへの波及効果は約52億円、開業後の市税収は固定資産税、事業所税などで年7500万円と試算した。

 市区画整理課は「試算に含めなかった来場者の交通費や宿泊費、中心街での買い物による消費や、背後地への投資効果も期待できる」と述べた。

 青葉区の定禅寺通で8月末にケヤキ1本が倒れた問題では、市百年の杜推進部が市内の街路樹を対象にした緊急調査の結果を報告。植えてから30年以上経過した街路樹約1万4400本のうち、145本に異常が見つかったことを明らかにした。09年度内に樹木医らによる再調査を行い、対応を決めるという。

406荷主研究者:2009/10/04(日) 04:08:55

>>384
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/10/20091003t12012.htm
2009年10月03日土曜日 河北新報
エコ通勤定着へ一歩 大和・大衡工業団地にバス運行

バス路線開設を祝う関係者

 宮城県の大和町と大衡村の工業団地を通る路線バスと高速バスの運行が1日、始まった。自動車関連企業の立地が続く仙台圏北部地域で、マイカーに替わる「エコ通勤」の交通手段として定着するのかどうか、関係者の注目が集まる。

 大衡村役場前で行われた開通式で、バスを運行するミヤコーバス(仙台市)の山田秀夫社長が「収支の問題はあるが、企業の立地が相次ぎ、バスを運行することが何より先」とあいさつした。跡部昌洋村長は「工業団地へアクセスが格段に向上する。待ちこがれた」と感謝を述べた。

 運行が始まったのは、路線バス「北部工業団地線」と高速バス「仙台―加美線」。大衡村に建設中のセントラル自動車(神奈川県相模原市)の本社工場、トヨタ自動車東北(大和町)に停車する。路線バスは仙台市地下鉄泉中央駅と大和町中心部を結び、高速バスはJR仙台駅前を発着点とする。

 ミヤコーバス、東北運輸局、立地企業などはエコ通勤推進協議会を構成。協議会は、より利便性の高い路線や運行時間帯、便数を探っていく。

407荷主研究者:2009/10/04(日) 04:09:31

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/10/20091003t11036.htm
2009年10月03日土曜日 河北新報
富谷町、市制検討チーム設置へ

 宮城県富谷町が、町村合併をせずに単独での市制移行を検討するプロジェクトチームを近く設置することが、2日分かった。数年内に町人口が5万人を超える見通しで、地方自治法が定める市制移行の人口要件をクリアできる。市制移行によるメリットや、新たな負担が生じないかどうかをチームで整理し、「5万人都市」の在り方を議論する。

 プロジェクトチームは、町職員の中堅クラスを中心に10人程度で構成する。今月中旬にも設置し、11月から本格的な検討に入る。

 町村が単独で市制移行する場合、「人口5万以上」の要件のほか、地方自治法や県条例で「中心市街地の形成」「図書館などの文化施設」が求められている。

 チームは、市制移行に伴う財政負担を整理し、市制が住民サービスの向上につながるのかどうかを探る。住民との意見交換やアンケートも検討していく。

 若生英俊町長は「市制ありきではないが、町の将来を町民と考えていく準備を進める必要がある。積極的に情報を提供していきたい」と話している。

 富谷町の人口は4万6573(9月20日現在)で、町総合計画の基本構想では、2013年に5万1000人を超えると想定。隣接する大和町や大衡村に自動車関連企業の進出が相次いでおり、従業員の移住で人口増のペースが加速する可能性もある。

409荷主研究者:2009/10/10(土) 17:51:56

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/10/20091004t11022.htm
2009年10月04日日曜日 河北新報
地下鉄19年ぶり黒字 仙台市公営事業08年度決算

 仙台市は地下鉄、バス、水道、下水道、ガス、病院の各公営事業の2008年度決算をまとめた。地下鉄は19年ぶりに黒字を達成。バスを除く4事業も黒字を確保した。地下鉄、バス、下水道、病院は一般会計からの繰り入れが21億〜87億円あった。

●地下鉄
 総収益は141億3072万円で、総費用は支払利息の削減を図るなどして前年度比16億2373万円減の127億6251万円。黒字額は13億6821万円となった。一般会計からの繰入額は24億1736万円。乗客は前年度比1.7%減の5671万8000人で3年連続の減少。09年度決算も黒字を見込む。

●バス
 乗客数は大学、専門学校生らを対象とした「学生向けフリーパス」などの効果で前年度比1.8%増の3920万3000人と17年ぶりに増加した。一般会計からの繰入額は約28億8004万円。土地の売却や人件費の抑制を図り、赤字額を7708万円に抑えた。

●水道
 総給水量は前年度比1.8%減の約1億2294万立方メートルで、3年連続のマイナス。節水意識の浸透で給水量の減少傾向が続いている。支払利息の減額を図り、8億9893万円の黒字を確保した。累積欠損金は34億6756万円に減少した。

●下水道
 総収益は汚水などの処理量の減少で、前年度比2.5%減の260億710万円。支払利息の削減などで総費用を抑え、5年連続の黒字を確保した。一般会計からの繰入額は86億6513万円。資本費平準化債などを含めた累積負債額は175億5418万円。

●ガス
 都市、プロパンを合わせた販売量は2億7767万立方メートル。原料価格の高騰などにより、総収益は392億4974万円、総費用は390億9998万円と、ともに過去最高額を更新した。供給戸数は36万3757戸で61年ぶりに減少したが、業務用の販売量が増え、収支は2年ぶりの黒字に転じた。

●病院
 延べ患者数は入院、外来とも減り、41万4360人となった。減少は3年連続。診療所との連携が進んだのが主な要因だ。一般会計からの繰入額は20億7981万円。純利益は4611万円で5年連続の黒字だった。

410荷主研究者:2009/10/10(土) 17:53:29
>>338
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/10/20091005t12024.htm
2009年10月05日月曜日 河北新報
180メートル、眺め東北一 仙台トラストタワー初公開

初公開された最上階からの眺めを楽しむ見学者

 仙台市青葉区で複合ビル「仙台トラストタワー」を建設している森トラスト(東京)と、同ビルに入居する外資系高級ホテル「ウェスティンホテル仙台」が4日、ビル最上階の37階を初公開し、公募された見学者が東北一の約180メートルの高さからの眺望を楽しんだ。両社はホテルの開業日を来年8月1日と発表した。

 見学者は、1300人以上の応募から抽選で選ばれた男女9人。最上階は打ちっ放しのコンクリートにガラス窓がはめられ、眼下には仙台市街、太平洋も望めた。「仙台の街がよく分かる」「景色が広々として気持ちいい」と声が上がった。

 石巻市の塾講師遠藤愛理さん(23)は「一番に最上階に上ってみたかった。すてきな眺めで、オープンしたら夜景を見にきたい」と喜んでいた。

 ホテルは1〜3階と25〜37階で、最上階にはレストランが入る予定。ウィリアム・J・ピトン総支配人は「眺望の良さはホテルの魅力の一つ。サービス面とともにアピールしたい」と話した。開業日について「仙台七夕まつりの前にオープンしたかった」と説明した。

411荷主研究者:2009/10/10(土) 17:54:31
>>324
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/10/20091005t12031.htm
2009年10月05日月曜日 河北新報
大衡IC本体着工 東北道、工業団地アクセス向上

 東北自動車道大衡インターチェンジ(IC、仮称)の本体工事の起工式が4日、宮城県大衡村奥田の現地で行われた。村井嘉浩知事、跡部昌洋村長、国会議員、工事関係者ら約80人が出席した。

 村井知事は「大衡IC完成後は、仙台港へのアクセスが飛躍的に向上する。自動車や高度電子の関連企業の集積が一層進むだろう」と述べた。跡部村長は「宮城、東北の活性化につながる。経済効果は無限に広がる」と喜びを表した。

 大衡ICは、大和―古川IC間に設置。仙台北部中核工業団地(大和町、大衡村)と第2仙台北部中核工業団地(大衡村)の中間に当たる。県の事業で、2008年12月に県道大衡落合線との接続道工事が始まり、10年度中に開通する見通し。

 県と東日本高速道路を合わせた総工費は約35億円。県は一定規模の企業に課税する「みやぎ発展税」の一部を投入する。

412荷主研究者:2009/10/10(土) 17:57:01

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/10/20091005t15023.htm
2009年10月05日月曜日 河北新報
「MEMS」世界と競え 東北大で13日、代表決定戦

 高校生、大学生らが、次世代産業の核技術として期待される微小電気機械システム(MEMS)を活用したロボットなどの電子機械技術を競う第1回「国際ナノ・マイクロアプリケーションコンテスト(iCAN2009)」の国内予選が13日、仙台市青葉区の東北大百周年記念会館・川内萩ホールで開かれる。MEMSに対する関心を高め、最先端技術を担う次世代研究者の芽を育てる。

 産学官でつくるMEMSの研究開発組織「東北大マイクロシステム融合研究開発拠点」、支援組織「MEMSパークコンソーシアム」の主催。

 予選には書類審査を通過した県内外の16組45人が参加。1組6分の持ち時間で加速度センサーなどを使って試作した電子機械の操作を実演し、機能を説明。そのユニークさや実用性などを競う。

 予選の上位3組には、来年1月20〜23日、中国・厦門で開かれる本大会に日本代表として出場する権利が与えられる。

 コンテストは中国のMEMS研究学会が2年前から同国内で開催してきた。今回は米国やドイツ、台湾など5カ国・2地域で予選を開催することになり、初の国際大会が実現した。

 MEMS研究の第一人者の江刺正喜東北大大学院教授(マイクロマシン工学)に昨年10月、中国・北京大の研究者から呼び掛けがあり、仙台で国内予選が開かれることになった。

 MEMSの研究開発が盛んな仙台市でコンテストを開くことで、市民のMEMSに対する認知度を上げるとともに、MEMSに関心を持つ若者を増やし、育成する狙いがある。

 江刺教授は「若い世代にMEMSに親しんでもらう機会になってほしい」と、新鮮なアイデアに期待を寄せている。開催時間は午後0時半〜午後5時。入場無料。

413荷主研究者:2009/10/10(土) 17:59:28
>>75 >>126 >>344 >>353 >>393
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/10/20091005t12011.htm
2009年10月05日月曜日 河北新報
「宮城工場で飛躍期す」 大衡でトヨタ紡織東北が起工式

新工場の起工式でくわ入れをするトヨタ紡織東北の柴田社長

 トヨタ自動車グループのトヨタ紡織東北(岩手県北上市、10月1日に関東シート製作所から社名変更)は4日、宮城県大衡村の第2仙台北部中核工業団地で、宮城工場の起工式を行った。来年8月の完成、2011年1月の生産開始を目指す。

 同県でのトヨタグループの工場着工は、車体生産子会社のセントラル自動車(神奈川県相模原市)などに続き3社目。式にはトヨタ紡織東北の柴田和民社長、親会社トヨタ紡織の浦西徳一会長、村井嘉浩宮城県知事ら約50人が出席。柴田社長がくわ入れを行い、工事の安全を祈った。

 式後のあいさつで柴田社長は「気持ちが引き締まる思い。東北で生産されるトヨタ車の内装を担うという大きな課題にチャレンジしていきたい」と抱負を述べた。

 浦西会長は「プリウスの好調で生産の回復効果はあるが、将来は不透明な部分もある。宮城工場を飛躍のチャンスととらえ、この試練を克服したい」と話した。

 新工場は約40億円を投じ、約5万平方メートルの敷地に約1万3000平方メートルの建屋を建設。隣接地で建設が進むセントラルの本社工場向けにシートなどの内装品を供給する。20日に外構工事に着手し、来年1月に建屋の工事を始める予定。

 ほかにトヨタグループでは、トヨタとパナソニックが共同出資するパナソニックEVエナジー(静岡県湖西市)が宮城県大和町にハイブリッド車向けニッケル水素電池を生産する宮城工場を既に完成させており、年内にも稼働する見通し。

414荷主研究者:2009/10/10(土) 18:03:10

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/10/20091006t13028.htm
2009年10月06日火曜日 河北新報
さまよえる駐輪難民 東西口の市営2施設、午前0時半閉鎖

JR仙台駅西口の市営地下駐輪場が閉じる前に、オートバイや自転車を搬出する飲食店従業員ら=9月26日午前0時ごろ、青葉区中央1丁目

 仙台市のJR仙台駅周辺で深夜から未明にかけ、オートバイ・自転車などの「駐輪難民」が発生している。駅の西口と東口に1カ所ずつある市営地下駐輪場が午前0時半に閉鎖することから、飲食店従業員らが歩道や路肩などに駐輪しているためだ。7月末以降、駐車違反で宮城県警に反則切符を切られるケースも増えており、従業員らは「どこに駐輪すれば良いのか」と困惑している。

 9月末の週末。JR仙台駅西口の地下駐輪場(青葉区)の出入り口では午後11時半ごろから、オートバイや自転車などを慌ただしく搬出する姿が目立ち始めた。午前0時から閉鎖までのわずか30分で、搬出台数は約100台。搬出した人たちの半数近くをかっぽう着、エプロン姿の飲食店従業員が占めた。

 青葉区中央1丁目で飲食店を経営する太白区の男性(56)は7月末、店舗前の歩道にバイクを駐車していたとして午前2時すぎに反則切符を切られたという。

 「5年前から駐輪場の閉鎖後は歩道に止めていたが、取り締まりを受けたのは初めて。いつも帰宅時間は午前3時前後。近くに駐輪場はないし、どこに止めれば良いのか…」と戸惑う。

 仙台駅前の違法駐車の状況について、仙台中央署は「歩行者の邪魔になると苦情が寄せられているが、一向に改善されない」と説明。現在も夜間取り締まりを続ける。

 ただ、県警の狙いと裏腹に、駅周辺では歩道を避けて路肩や私有地にオートバイなどを無断で止めるケースが増加。歩道には、オートバイに替わり自転車が多く止められるようになった。

 市によると、仙台駅の西口と東口の市営地下駐輪場の開設時間は、JR線、地下鉄の運行時間をもとに午前5時から午前0時半までと設定された。一方、歓楽街の青葉区国分町周辺の市営の3地下駐輪場は24時間開設している。周辺の飲食店などからの要望を受け、終日開設に変更したという。

 仙台駅周辺の地下駐輪場の開設時間延長について、市道路管理課は「人件費や電気代などコストの問題がある。アンケートなどで利用状況を見極めてから判断したい」と話している。

415荷主研究者:2009/10/10(土) 18:04:17

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/10/20091006t15037.htm
2009年10月06日火曜日
川内萩ホール開館1周年 抜群の音響効果、仙台圏で存在感

一流の音響を誇る川内萩ホール。国際会議や演奏会と、来場者の反応を聞きながらよりよい運営を進めている

 東北大の創立百周年を記念して仙台市青葉区川内に建設された百周年記念会館(川内萩ホール)が10日、開館1周年を迎える。世界水準の音響効果を誇る音楽ホールは、仙台圏の音楽シーンに新たな刺激を与えているようだ。

 川内萩ホールは約1230席。仙台圏の音楽専門ホールとしては、東北福祉大けやきホール(青葉区、約740席)、市青年文化センターコンサートホール(同、約800席)を上回る。

 運営を担当する志賀野桂一特任教授(東北文化学園大総合政策学部教授)は「市の中心部にも近く、1千席を超える専門ホールは、地元にとっても財産だ」と話す。

 「大学施設であると同時に、社会性のある開かれたホールとして、大学のブランドイメージを高めたい」という狙いから昨年大みそか夜、市民向けにジルベスターコンサートを開催した。

 満員御礼になるほど盛況で、志賀野さんによると来場者の4割はクラシックファン以外。「いい音楽を聴きながら新年のカウントダウンを行う。そんなスタイルの年越しを望んでいた人たちに、開かれた場所としてアピールできた」と評価する。

 学内外の音楽団体の演奏会、大規模会議と、申し込みは多いが、課題は交通アクセス。地下鉄東西線が完成予定の2015年まで、公共交通機関はバスだけ。駐車場の収容台数は100台で、利用が集中する週末は近くの職員駐車場500台分を開放している。

 大学の施設である以上、営利目的を前面に出した公演はできない制約もある。志賀野さんは「クラシックの公演は満席でも収支トントンの現状からすれば、柔軟に対応する余地はある。自主企画でファンを獲得したサントリーホールのように、萩ホールのファンを作ることが大切」と今後の取り組みに意欲を燃やす。

 継続的な企画として、今年7月には東北大教授によるプレトーク付きコンサート「クラシックコレクション」がスタートした。地元ゆかりの音楽家を起用し、東北大の研究成果を一般市民に伝える役割を担う。

 施設を生かしてホールの企画運営を担う人材を養成する機能を持たせたらどうか、ホールの運営体制を強化すべきではないか、など課題は多い。志賀野さんは「学内外でさまざまな意見を出し合い、前向きに取り組みたい」と話している。

[東北大萩ホール開館1周年記念事業]11月28日に第2回クラシックコレクションを開く。今年がピアノ誕生300年に当たることも記念、午前11時から仙台市出身のピアニスト中川賢一さんと高橋麻子さんによるファミリー向けコンサート、午後3時からジャズピアニスト小曽根真さんのソロライブを行う。連絡先は仙台放送022(268)2174。

416荷主研究者:2009/10/10(土) 18:17:08
錯綜&複雑化する仙台駅周辺の高速バス乗降場の抜本的な解決策とは言えないが、仙台駅前付近の広瀬通の渋滞緩和にはなるだろう。バスターミナルの根本的な再編は >>355 の実験結果の纏めを待ちたい。

>>396
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/10/20091007t12010.htm
2009年10月07日水曜日 河北新報
高速バス網の拠点が完成 宮交センター、仙台にオープン

専用のバスレーンを設けたバスセンターの乗り場

 宮城交通(仙台市)の高速バス乗り場「宮交仙台高速バスセンター」が6日、仙台市青葉区中央1丁目に建設中の「東京建物仙台ビル」1階にオープンした。ビル脇の仮施設を移設、12月1日のビル開業に先行し、営業を始めた。

 センターの床面積は約330平方メートル。乗車券発売窓口、自動券売機などを設置し、待合室には54人分の座席を設けた。広瀬通沿いの歩道がビル側にセットバック(建物後退)した部分に幅3メートルのバスレーンを設け、渋滞緩和を図った。

 JR仙台駅とビル2階が直結するペデストリアンデッキを建設中で、11月末に完成する予定。

 オープン記念式典で、宮城交通の佐藤健社長は「高速バス網の拠点となって、東北と仙台の交流活性化のお役に立ちたい」とあいさつした。

 バスセンターでは東北各地、関東、関西などと往復する17路線で1日約140便が運行し、約5000人が利用している。

417荷主研究者:2009/10/10(土) 18:18:06

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/10/20091007t15033.htm
2009年10月07日水曜日 河北新報
仙台文化同盟発足、11施設が「加盟」 知的資源を横断的活用

仙台市内の文化施設を紹介する「仙台宮城ミュージアムアライアンス」のパンフレット

 仙台市内の11カ所の文化施設が連携し、共同事業体「仙台宮城ミュージアムアライアンス(SMMA)」を発足させた。領域・分野を横断したイベントを企画したり、共通のホームページ(HP)やパンフレットで情報発信したりする。地域の貴重な文化資源を総合的に生かす試みだ。

 イベントの第1弾は、施設の学芸員や研究者による全5回の「クロストーク」。「市天文台・市博物館」「せんだいメディアテーク・東北大総合学術博物館」などの組み合わせで、知の世界を紹介する。

 クロストーク第1回として、市八木山動物公園と市科学館による「アフリカゾウを見験楽学(けんけんがくがく)!」を12日、太白区の動物公園で開く。生きたゾウと全身骨格標本の写真を見比べ、ゾウの生態と進化を探る。

 市科学館の斎藤弘明指導主事は「2施設が持つ資源を活用する画期的な取り組みだ。科学館で骨の標本を見てもらうきっかけになればうれしい」と話す。

 HPは学芸員らがイベント情報やこぼれ話を書き込む。研修で施設を訪れた大学生のリポートも載せる予定。

 事務局の市教委生涯学習課の佐藤ゆうこ課長は「地域の施設がまとまれば、知的資源を何倍にも活用できる。知と文化のネットワークをつくり、各施設の魅力アップにつなげたい」と話している。

 そのほかの参加施設は、市富沢遺跡保存館、市歴史民俗資料館、仙台文学館、東北福祉大芹沢硑介美術工芸館、宮城県美術館。今後も参加施設を増やしていく。

 連絡先は市教委生涯学習課022(214)8886。

418荷主研究者:2009/10/10(土) 18:19:34

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/10/20091007t13029.htm
2009年10月07日水曜日 河北新報
仙台・高森の市道陥没 再発防止、来年に持ち越し

通行止めが続く市道陥没現場=仙台市泉区高森2丁目

 仙台市泉区の住宅街「泉パークタウン」で市道や住宅敷地の陥没=?=が発生してから6日で3週間となった。市の調査で、市道陥没現場の東隣のため池「高森堤」の泥水が一気に漏れ出して土砂を押し流し、陥没を引き起こした可能性の高いことが分かった。根本的な再発防止策は年明け以降になる見通しで、住民は不安な日々を過ごしている。

 陥没した泉区高森2丁目の市道は現在、土砂で仮埋めされ、約100メートルにわたって通行止めが続いている。近くの小学校や幼稚園の通学、通園路に当たり、住民は遠回りせざるを得ない不便を強いられている。

 陥没は、発生数日前から急激に水位が低下した高森堤の泥水が原因と考えられている。

 泉区によると、1972年の宅地造成工事前に高森堤で使用された農業用取水路、造成時に利用された排水管、雨水や地下水を集めるために造成時に掘られた縦穴が、市道周辺などの地下でつながっているとみられる。

 学者らでつくる調査委員会は「高森堤の泥水が取水路と排水管を経由し、縦穴の土砂を押し流して陥没した可能性が大きい」と推測する。

 再発を防ぐには、水の流入ルートを完全に遮断する工事が必要だ。だが、泉区の担当者は「排水管は地下5階相当の地点を通っている。探索は時間がかかり、年内に工事を終わらせるのは困難」と述べ、解決は来年に持ち越す見通しを示す。

 市はこれまで、周辺8カ所でボーリング調査、住宅敷地76カ所でレーダー調査を実施。新たに陥没の危険性がある個所は発見されていない。泉区は「一定の安全は保たれている」と言う。

 7日には住民説明会が開かれる。高森連合町内会の神谷亨会長は「不安は残る。徹底した調査をしてもらわないと、安心できない。情報提供をしっかりやってほしい」と求める。

 ある市関係者は「造成時に取水路や排水管、縦穴を完全にふさいでいれば、こんな事態は起きなかった」と漏らす。宅地開発業者の三菱地所東北支店は「住民の安全が第一。市に全面協力する」としている。

[仙台市泉区高森の陥没] 9月15日午後3時ごろ、泉区高森2丁目の市道に穴が空いているのが見つかった。アスファルトの路面が直径、深さとも約7メートルにわたって円柱状に陥没した。市道から約200メートル南の住宅の庭でも約1メートル四方の穴が空いた。

419荷主研究者:2009/10/10(土) 18:22:38
>>125 >>233
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/10/20091007t12011.htm
2009年10月07日水曜日 河北新報
名取エアリ 衣料・家電が11月13日開店 旧三越部分

名取エアリのリニューアルについて記者会見するイオンモールの山中専務(左)

 イオンモール(千葉市)は6日、宮城県名取市にある東北最大級のショッピングセンター(SC)「イオンモール名取エアリ」のリニューアル計画を正式に発表し、3月に撤退した三越名取店の後継店舗に大型複合衣料品店などを入れ、11月13日にオープンすることを明らかにした。30代の子育て層などに照準を定め、「親子連れが終日過ごせる施設」を目指す。

 旧三越部分は地上3階で、賃貸面積約1万平方メートル。1階にアパレル大手のワールドが運営する大型複合衣料品店「フラクサス」が東北初出店する。フラクサスは衣料品17ブランドと雑貨店で構成。2階は家電量販店大手のコジマが入居する。

 3階は親子向けの有料の屋内公園施設。抗菌の砂場や大型遊具、着せ替え写真が撮影できるスタジオなどがあり、屋内型の施設では国内最大級という。百円ショップのダイソーも入る。

 名取エアリは地上3階、賃貸面積7万5000平方メートルで、ジャスコのほか約170の専門店がモールを形成し、シネマコンプレックス(複合映画館)もある。専門店側の衣料品店や飲食店の計7店も今回、入れ替わる。

 イオンモールの山中千敏専務は仙台市内のホテルで記者会見し、「三越退店後、半年以上も空き店舗状態が続き、地元に迷惑を掛けた。リニューアルでさらに楽しいSCにしたい」と意気込みを語った。年間入館者数は、2008年実績比で200万人増の1300万人を目標に掲げた。

 仙台圏南部では、太白区の市地下鉄長町南駅前に29日、三井不動産(東京)の商業施設「三井ショッピングパーク ララガーデン長町」がオープンする。隣接するザ・モール仙台長町と合わせた店舗面積は約7万5000平方メートルで、集客競争の激化は必至だ。

 山中専務はザ・モールとララガーデンについて「顧客層や店舗構成が近く、競争相手として意識している」と語った。

420荷主研究者:2009/10/10(土) 18:25:45

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/10/20091008t12034.htm
2009年10月08日木曜日 河北新報
仙台駅前、際立つ集客力 市中心部大型店利用調査

 広告会社の第一エージェンシー(仙台市)は、仙台圏在住の女性中心のインターネットモニター2100人を対象に、仙台市中心部の大型店の利用状況を初めて調べた。その結果、JR仙台駅前の駅ビル、エスパルが年代別(5分類)のすべてで上位3位に入り、幅広い年齢層から人気を集めた。

 第一エージェンシーは「エスパルの増床やパルコ出店の影響で、仙台駅前の活性化傾向が顕著になっている」と分析している。

 調査は「最近3カ月でよく行った店はどこか」と質問し、複数回答で集計した。対象店はエスパル、仙台フォーラス、イービーンズ、アエル、仙台ロフト、クラックス、仙台パルコ、藤崎、三越仙台店、さくら野百貨店の10店。

 エスパルは20代で50.8%、30代で48.7%を占めて1位、40代でも2位だった。パルコは20代で2位、30代で3位と若者の支持を集めた。

 藤崎は40代が55.3%、60代以上が66.7%で1位。三越は50代で48.5%を占めトップに立った。

 仙台市内居住者(全年代)に限ると、1位藤崎(52.3%)、2位エスパル(50.7%)、3位三越(41.4%)の順だった。同市外居住者の場合、1位エスパル(45.2%)、2位藤崎(42.0%)、3位ロフト(28.9%)。

 調査は7月29日〜8月5日、仙台圏(仙台市など5市8町1村)の20歳以上を対象に行い、回答率は43.5%。回答者のうち女性が76.2%を占めた。

421荷主研究者:2009/10/10(土) 18:28:58
>>418
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/10/20091008t13031.htm
2009年10月08日木曜日 河北新報
仙台市、道路陥没原因を調査 ため池の水流出が有力

 仙台市泉区の住宅街「泉パークタウン」の高森地区で市道や住宅敷地が陥没した問題で、仙台市は7日、高森コミュニティセンターで住民説明会を開いた。市は市道東隣のため池「高森堤」の泥水が流出し、地下の土砂を押し流して陥没を引き起こした可能性が大きいとする調査結果を公表した。

 市は1972年の宅地造成工事時に使用した地下16メートル地点の排水管に、高森堤の泥水が流出したと想定。台風18号が接近しているため、雨水が高森堤から排水管に流れ出さないよう排水ポンプ6台を設置した。

 市は排水管や造成時に雨水を集めるために掘られた縦穴の位置を確認次第、泥水流出を完全に防ぐ工事を実施する方針。工事完了は年明け以降になる見通し。

 陥没は9月15日午後3時ごろ、泉区高森2丁目の市道で見つかった。アスファルトの路面が直径、深さとも約7メートルにわたり円柱状に陥没。市道から約200メートル南の住宅の庭でも約1メートル四方の穴が開いた。

422荷主研究者:2009/10/10(土) 18:33:18

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/10/20091009t15039.htm
2009年10月09日金曜日 河北新報
「仙台的電子音楽」映像と融合、創造性追求 10日イベント

国内の第一線で活躍するクリエイターが出演するイベント「occur2009」のポスター

 国内の第一線で活躍するクリエイターが、映像と音楽を融合した先鋭的な作品を紹介するイベント「occur(アカー=起こる=)2009 仙台発21世紀サウンド&デザイン」が10日、仙台市内で開かれる。主催者は「将来的には、国際的なイベントに育てたい」と意気込んでいる。

 昼と夜の2部構成。昼の部は青葉区一番町の多目的ホール「バー・イズント・イット?」で、仙台を拠点に活動する3アーティストが電子音楽のライブを開く。世界的に評価されている映像クリエイター集団「wow lab(ワウラボ)」も参加し、来場者参加型の楽曲制作を披露する。午前10時から午後4時まで。入場無料。

 夜の部は宮城野区のゼップ仙台で、沖縄県出身の双子テクノバンド「RYUKYUDISKO(琉球ディスコ)」や歌手の城南海さんらが出演し、ライブを開く。午後10時から翌日午前5時。チケット代は前売り2500円、当日3000円。

 主催は仙台市の建築家やデザイナーらでつくる「Fes Lab(フェスラボ)」。市の事業「仙台クリエイティブ・クラスター・コンソーシアム」の助成を受け、昨年9月に発足した。音楽や映像などのイベントを通じ、創造性に富む都市づくりを模索している。

 3月には宮城県美術館(青葉区)で、来場者の動きに応じて変化する映像作品イベントを開催し、期間中の2週間で延べ約5000人を集めた。

 東北大産学官連携研究員でクリエイターの柿崎慎也代表は「仙台の電子音楽は緑豊かな景観の影響からか、柔らかい独特の趣がある。今後、音楽と映像を組み合わせた国際的なイベントを開きたい」と意気込む。

 イベントを後援する市経済局産業振興課の天野元・課長は「仙台の音楽は既に新しい産業の芽となっている。積極的に育てたい」と話している。

423荷主研究者:2009/10/10(土) 18:34:05

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/10/20091009t12012.htm
2009年10月09日金曜日 河北新報
仙台・オフィスビル 空き室率17%に悪化

 仙台市のオフィスビルの9月末の空き室率は17.32%で、前月末より1.18ポイント上昇したことが、ビル仲介の三鬼商事仙台支店のまとめで分かった。3カ月連続で過去最悪を更新した。大型物件の供給がある一方、景気後退によるオフィス縮小傾向が続いていることが主な要因。

 3カ月ごとに公表している新築、既存別集計によると、9月末までの1年間に完成した新築ビル(8棟)の空き室率は77.15%に達し、前年同期より32.63ポイント悪化した。既存ビル(351棟)は4.99ポイント上昇し15.11%になった。

 5地区別空き室率では、JR仙台駅東地区が前月末から6ポイント悪化し、27.93%に上昇した。テナント募集面積を多く残したまま完成した新築ビルが全体を押し上げた。県庁・市役所周辺が13.51%(1.02ポイント悪化)、仙台駅前地区は17.92%(0.63ポイント悪化)といずれも悪化した。一番町周辺と泉区など周辺ビジネス地区は、わずかながら改善した。

 3.3平方メートル当たりの平均賃料は9246円で、前月末より14円、前年同月比では115円下がった。

 仙台支店は「新築ビルの賃料引き下げもあり、既存ビルからの移転を考える企業が増えてきた。景気の底が見え始め、夏までの様子見から本格的な検討へと移っている」と語り、新築ビルへの移転が進む可能性を指摘している。

 調査対象は、仙台市内の延べ床面積990平方メートル以上の賃貸オフィスビル359棟。

424荷主研究者:2009/10/18(日) 02:35:12

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/10/20091012t12034.htm
2009年10月12日月曜日 河北新報
仙台「街ナビ」存続の危機 発行会社が事業停止

40号まで発行されている街ナビプレス

 仙台市中心部の6商店街の情報を掲載するフリーペーパー「machinavi PRESS(街ナビプレス)」が存続の危機に陥っている。発行元のイベント企画会社「キャンプ」(仙台市宮城野区)が11日までに、事業停止になったことが明らかになった。協力してきた商店街関係者は「貴重な情報発信の素材で何とかしたい」と発行継続の道を模索する。

 街ナビプレスは2006年5月、インターネットサイト「街NAVI(ナビ)仙台」と連動した無料情報紙として創刊された。広告収入で毎月6万部を発行し、イベントや店舗の目玉商品などの情報を掲載していた。

 9月末に出した最新の40号は「仙台・宮城『伊達な旅』キャンペーン」(10〜12月)を特集。29日には41号の発行を予定していた。

 しかし「キャンプ」の経営危機が表面化。編集部は無人で社長とも連絡が取れず、発行の見通しは立っていないという。帝国データバンク仙台支店によると、広告受注の伸び悩みなどが原因とされる。

 6商店街でつくる「街ナビ活用部会」が毎号のテーマ決定や情報提供などに協力。商店街の見どころや目玉商品などを紹介してきた情報紙の廃刊の危機に、関係者は戸惑いを隠せない。

 クリスロード商店街振興組合の鈴木泰爾理事長は「3年間育ててきた貴重な媒体で、なくしてしまうのはもったいない。これまでのノウハウを生かして、半年後をめどに何らかの形で復活させたい」と話している。

425荷主研究者:2009/10/18(日) 02:36:51
>>403
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/10/20091015t14034.htm
2009年10月15日木曜日 河北新報
4年ぶり「ニッポン」ゴールラッシュに熱狂 宮スタ

宮城スタジアムで4年ぶりに行われた日本代表戦で声援を送るサポーター

 宮城スタジアム(宮城県利府町)で14日行われたサッカーの国際親善試合は、日本代表が5―0でトーゴを圧倒した。果敢にゴールを狙う「岡田ジャパン」の勇姿にスタンドを埋めた約3万3000人のサポーターは酔いしれた。

 宮スタでの代表戦は2005年9月のホンジュラス戦以来。東北のサポーターが待ちわびた試合とあって、日本がシュートを放つたびに地鳴りのような歓声が響いた。

 前半5分、8分にFW岡崎慎司選手(清水)が立て続けに得点。地元の少年サッカークラブ・利府グランディFC主将の遠藤佳介君(11)=利府町菅谷台小6年=は「前半の早い時間だけで2得点。集中力はすごい」と感激していた。

 「日本」コールの後押しを受け、後半も2点を追加した。塩釜市の歯科医佐々木元樹さん(52)は「日の丸を背負った緊張感のある試合を間近で見られるのは、うれしい」と喜んだ。

 海外リーグで活躍するMF中村俊輔選手(エスパニョール)や仙台市出身のDF今野泰幸選手(FC東京、宮城・東北高出)らもピッチに登場。仙台市太白区の杉本理菜さん(16)=宮城二女高2年=は「宮城スタジアムには初めて来た。間近で見る中村選手はやはり格好いい」と興奮気味に話した。

◎課題のアクセス「及第点」

 日本代表戦が開催された宮城スタジアムでは、懸案となっていた周辺の交通状況で大きな渋滞が発生せず、関係者は胸をなで下ろした。

 今回はスタジアム駐車場への一般車両乗り入れを1000台と大幅に制限。バス利用者の大半は試合後1時間ほどで帰路に就いた。宮城県北地区から訪れるサポーターの利用を見込み、初めて設置されたパーク・アンド・ライド方式のシャトルバスは県外利用者が目立った。サテライト大和(宮城県大和町)に車を止めた岩手県金ケ崎町の会社員米倉貴徳さん(30)は「渋滞もなく、予想以上にアクセスが良かった。また利用したい」と話した。

 一方、バスを優先したため、一般車両がすべて駐車場を出るまでに約1時間半を要した。仙台市泉区の男性会社員(54)は「30分以上待っても全く動く気配がない。明日は子どもの学校もあり、早く帰宅したいのに」と不満を漏らした。

 宮城県サッカー協会の小幡忠義会長は今回の交通対策について「及第点」と評価。Jリーグ2部(J2)ベガルタ仙台などとの連携を要因に挙げ「互いのノウハウを生かせた。結果を精査して次回に生かしたい」と手応えを感じていた。

426荷主研究者:2009/10/18(日) 02:38:43

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/10/20091016t13035.htm
2009年10月16日金曜日 河北新報
ウインズ塩釜断念 JRA、採算を不安視 構想13年

ウインズの進出計画があった塩釜水産物仲卸市場の北側駐車場

 日本中央競馬会(JRA)は、宮城県塩釜市新浜町に計画していた場外馬券売り場「ウインズ」の開設を断念することを決め15日、塩釜市の関係者らに伝えた。JRAは断念理由として「売り上げが低迷している上、ウインズよりもインターネットなどで馬券を買う電話投票の割合が多くなり、開設しても赤字になる」と採算上の問題を挙げている。

 JRAの担当者らが同日、塩釜市水産物仲卸市場を訪れ、組合員約150人に開設断念の理由を説明し、謝罪した。

 ウインズは、仲卸市場が市場北側の駐車場など約5000平方メートルの敷地に、集客の目玉として計画、1999年8月にJRAに誘致申請書を提出した。JRAは仙台市にも近く有望な立地場所と判断して、直営での開設を計画。地元6町内会から同意書を集め、県警と交通対策についての協議を進めていた。

 一方で、市民団体から交通渋滞悪化や青少年への悪影響を理由に開設反対の声もあった。

 誘致の先頭に立ってきた仲卸市場の八木良之理事長は「構想を含めると足かけ13年目。規模を縮小しても開設してもらいたかった。残念だが、今後は市と協議して独自の活性化策を探りたい」と肩を落とす。

 市関係者は「開設が先延ばしになり、仲卸市場の活性化も足踏み状態だった。JRAにはもう少し早く判断してほしかった」と不満を漏らす。

 JRAウインズ開発室の高橋敦樹上席調査役は「駐車場確保などで時間がかかった。そんな中で売り上げも、ウインズの販売割合も減り、開設しても赤字は必至。期待に応えられず申し訳ない」と話した。

428荷主研究者:2009/10/19(月) 01:42:45

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/10/20091017t13037.htm
2009年10月17日土曜日 河北新報
仙台市地下鉄 ホーム柵で安全を確保 富沢駅きょう稼働

工事を終えホーム柵が設置された富沢駅のホーム

 仙台市交通局は16日、地下鉄南北線全駅に本年度設置する可動式ホーム柵を、富沢駅(太白区)で報道関係者に公開した。最初となる同駅では17日に使用を始める。

 設置した扉は4両編成の列車2本分の32基。柵の高さは1.3メートル、開口幅は2メートル。車両の扉と連動し、チャイム音と柵に付けられた表示灯の点滅で開閉を知らせる。人や物を挟まないようセンサーも設置した。

 市交通局は総工費約21億円をかけ、全17駅に南の駅から順に工事を進める。最終の泉中央駅(泉区)の稼働は来年2月20日の予定だ。

 1987年7月の開業以来、人身事故は31件発生。交通局施設課の馬目幸弘課長は「故意の飛び込みや、目や耳の不自由な人の列車接触の防止につながる」と話している。

429カレンちゃん:2009/10/19(月) 16:09:57
ここって私しか知らないのかな?
↓    ↓    ↓
ttp://magiclien.com/?sk4

知ってる人が居れば情報ください!

430荷主研究者:2009/10/23(金) 00:43:33

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/10/20091020t12024.htm
2009年10月20日火曜日 河北新報
「餃子の王将」仙台進出 東北第1号年内にも

 「餃子の王将」を展開する王将フードサービス(京都市)が、年内にも仙台に出店する方針を決めたことが19日、分かった。候補地の絞り込みを行っており、出店すれば東北初進出となる。

 東北1号店は仙台市中心部で検討しており、直営店となる予定。ギョーザの具材などは当面、千葉県船橋市の自社工場から調達する。

 仙台店が成功した場合、店舗網を拡大する。同時に、東北への「セントラルキッチン(集中調理工場)」の建設を検討するという。

 同社経営企画部は「東北と北海道は空白区だったが、仙台を足掛かりに東北で店舗網を拡大したい」と話している。

 王将フードサービスは全国で直営店とフランチャイズ店計539店を展開。低価格路線とボリューム感が受け、2010年3月期連結業績予想で売上高627億円、純利益44億円といずれも過去最高を見込んでいる。ギョーザなど全店共通の主力メニューに加え、各店の客層に合わせた独自メニューが人気で、来店客が増加している。

431荷主研究者:2009/10/23(金) 00:44:44

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/10/20091020t15028.htm
2009年10月20日火曜日 河北新報
東北大・ロ科学アカデミー2支部 共同研究推進へ覚書

覚書に調印した(左から)アセーエフ総裁、井上総長、セルギエンコ総裁

 東北大は19日、ロシア科学アカデミーのシベリア支部(ノボシビルスク市)、極東支部(ウラジオストク市)の両支部と、学術研究を協力して推進する覚書を交わした。資源・エネルギー問題が国際的に重要な課題となる中、国内の大学に先駆けて資源が豊富な両地域との共同研究を進めていく方針だ。

 仙台市青葉区の仙台エクセルホテル東急であった調印式には、東北大の井上明久総長と両支部の総裁らが出席。井上総長は「両支部との共同研究の成果は、国際社会に大きく貢献するものと確信する。ロシアからの留学生受け入れも積極的に進めたい」と話した。

 シベリア支部のアレクサンドル・アセーエフ総裁は「連携を深め、共通する課題の解決を図りたい」とし、極東支部のバレンチン・セルギエンコ総裁も「極東はロシアで最も日本に近い地域。緊密な協力関係を築きたい」と述べた。

 東北大と両支部は今後、資源、エネルギー、環境、食料の4分野を中心に共同研究を進める。ノボシビルスク市にある東北大の研究拠点も拡充するという。本年度内にも井上総長がロシアを訪問し、今後の連携について協議する予定だ。

 調印式に先立ち、東北大片平キャンパスでは同日、両総裁の講演などのワークショップもあり、東北大関係者ら約50人が交流を深めた。

 東北大は1992年、同アカデミーシベリア支部と学術交流協定を締結し、気象観測や環境などの分野でロシアとの連携に着手。極東支部との全学的な連携は初となる。

432荷主研究者:2009/10/23(金) 00:46:24

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/10/20091021t12031.htm
2009年10月21日水曜日 河北新報
再開発促進か地価下落誘発か あすと長町の再入札に注目

 仙台市太白区の大規模再開発地「あすと長町」(約82ヘクタール)で、土地所有者の鉄道建設・運輸施設整備支援機構(横浜市)が11月10日に予定する大規模区画の入札を、再開発事業関係者が注視している。昨年秋に行った入札は応札者ゼロで不調に終わったが、今回は最低売却価格を2割以上引き下げた。売却が決まれば、再開発地区への企業進出が活発化する期待がある一方、地価の値崩れを誘発する恐れもある。

 入札を行うのは、JR長町駅(太白区)の東側の3区画で、面積は約8400〜約1万8300平方メートル。最低売却価格は、2008年10月の前回入札時(19億7084万円〜34億9554万円)よりも2割以上安い15億5151万円〜27億2689万円に設定した。

 ことし9月に発表された基準地価では、近くの長町1丁目(商業地)は1平方メートル当たり16万円と前年から1割ほど下落した。鉄道機構の設定価格は1平方メートル当たり約14万9000円〜約18万5000円で、一部は基準地価を下回る。鉄道機構は「不動産鑑定士に依頼し、現在の情勢に合った地価に改めた」と説明する。

 9月に実施した現地説明会では延べ13企業の参加があり、鉄道機構は「今度こそ売り切りたい」と期待を込める。

 気が気でないのは、仙台市が開発事業を委託する都市再生機構(横浜市)。基盤整備の終わった9区画、計7万7300平方メートルの保留地の売却を、景気低迷を理由に見合わせているからだ。

 鉄道機構の土地が売却され開発が進めば周辺地区の地価上昇に期待できるが、最低価格で落札されれば地価の値崩れを招きかねない。都市再生機構は「入札が再び不調に終われば、さらに地価が下落する恐れもある」と不安を口にする。

 あすと長町では11月末に開業予定の大型商業施設以降、大規模な進出の計画はほとんどない。10年度には基盤整備を終える予定だが、市街地形成は足踏み状態が続く。

 仙台市あすと長町整備事務所は「街づくりの観点では売れてほしいが、地価が下がり過ぎると再開発事業が成り立たなくなる」と気をもんでいる。

[あすと長町]1995年に都市計画決定し、97年に事業着手。事業費は1189億円で、計画人口は従業人口と居住人口が各1万2500人。2006年にJR東北線が高架化され、07年に太子堂駅が開業した。09年3月末の進ちょく率は事業費ベースで約86%。

433荷主研究者:2009/10/23(金) 00:52:12
高速道路スレだけでなく、こっちにも貼っておく。

>>133
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/10/20091022t13022.htm
2009年10月22日木曜日 河北新報
三陸道・春日PA、12年3月開業 宮城県道路公社

 宮城県道路公社は21日、三陸自動車道の仙台松島道路利府中―松島海岸インターチェンジ(IC)間に新設する利府町の春日パーキングエリア(PA、仮称)の開業時期を、同IC間が4車線化される2012年3月末と発表した。

 春日PAは駐車場が上り普通車44台、大型車13台、下り普通車51台、大型車21台。

 店舗が入る建物は500平方メートルで規模は東北自動車道の鶴巣PAとほぼ同じ。PAの出店者(運営業者)は公募し契約企業を来年3月に決める。

 仙台東部、南部、北部道路に休憩施設はなく、三陸道は矢本PAの1カ所だけ。PA新設で施設間の距離は短縮され、春日PAから三陸道矢本PAまで22キロ、東北道菅生PAまで37キロとなる。公社は「利便性向上に努め、期待に応えたい」としている。

 業者向けの説明会は28日午後1時半、利府町公民館で開く。連絡先は県道路公社022(263)0566。

434荷主研究者:2009/10/23(金) 00:52:41

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/10/20091022t15031.htm
2009年10月22日木曜日 河北新報
隠れた名所ご案内 市民発案の徒歩ツアー好評 仙台

ツアーでも立ち寄る古本屋さんで昔話に花を咲かせる三浦さん(左)=仙台市青葉区一番町1丁目の熊谷書店

 ガイドブックに載っていない仙台市の新たな魅力を発見してもらおうと、仙台商工会議所が市内を歩いて回る「杜の都 歩ってツアー」を開いている。「仙台・宮城『伊達な旅』キャンペーン」に合わせた企画で、四つのツアープランはいずれも市民の発案。昼食込み1000円の低料金も受けて、20人の定員はいずれも予約でいっぱいだ。商議所は今後、同様の新しい観光メニューを検討することにしている。

 3回目となる24日は「東北大サクセス・ストリート巡り 学都仙台・人物伝」と題し、ノーベル化学賞の田中耕一さんら東北大ゆかりの人々の足跡をたどる。

 昔ながらの古本屋などが立ち並ぶ片平キャンパス周辺を午前10時に出発。東北大出身の偉人の資料が残る史料館などを見学し、下宿生が多く住んでいた米ケ袋・花壇地区を回る。途中、田中さんが暮らしていた下宿跡なども立ち寄る。

 東北大OBでフリーライターの三浦二三男さん(56)=青葉区=が企画した。当日のガイド役でもある。
 目玉の一つが古本屋巡り。明治時代から続く書店の店主にエピソードなどを語ってもらい、昔の様子を知る。かつて多くの学生が通い詰め、三浦さんの行きつけでもあったという。

 三浦さんは「古き良き学都仙台の一端を感じてほしい」と準備に余念がない。
 ツアープランは昨年12月、国の「地方の元気再生事業」に採択された「自然と都市の共生する学都仙台再編プログラム」の一環。商議所と東北大が募集し、応募があった62点の中から三浦さんら4者の企画案の採用が決まった。

 既に「仙台辻標巡りツアー」(観光ボランティアガイド・橋本毅さん企画)、「榴岡地区周辺まち歩きガイドツアー」(仙台駅東口商工事業協同組合)を実施した。31日には「仙台秋の風物詩、芋煮会を体験しよう 北山散策」(はちのす会)を予定している。

 商議所は「いつもと違う街の一面を見ることができたと地元からも好評だった。今後も市民に親しまれる観光プランを打ち出していきたい」と話している。

435とはずがたり:2009/10/28(水) 10:19:15

仙台・地下鉄東西線青葉山トンネル 青葉山駅まで到達
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/10/20091027t13030.htm

青葉山トンネルの到達式で、奥山市長らがスイッチを押し、除幕した

 2015年度開業に向けて建設が進む仙台市地下鉄東西線で、青葉山トンネルが青葉山駅(いずれも青葉区)まで貫通し26日、トンネル内で「到達式」が行われた。東西線本体工事で、トンネルが別工区まで行き着いたのは初めて。

 式典には、仙台市や建設会社などから約100人が出席。奥山恵美子市長と、市から事業委託を受ける鉄道建設・運輸施設整備支援機構(横浜市)の元木洋鉄道建設本部統括役がスイッチを押し、トンネルと駅の間の除幕を行い到達を祝った。
 奥山市長は「東西線が具体的な形を見せてきており、今後さらに市民の期待が高まるだろう」と謝辞を述べた。

 青葉山トンネルは07年3月に着工。全長約1100メートルで、予算ベースの進行率は約75%となっている。
 仙台市は、09年度に本体工事全工区の発注を終え、13年度までに工事を終わらせる計画。


2009年10月27日火曜日

436とはずがたり:2009/10/31(土) 15:14:04
いやぁ楽しみですね。
>宮城県土木部は「仙台北部道路と東北道がつながれば、仙台都市圏に全国でも珍しい有料道路環状ネットワークが完成し、物流環境は一変するはず」と話している。

ホントは常磐道も全通してこそ山陽道と中国道・東名と新東名,名神と新名神と仙台から山口迄高速道路2本体制が確立するんじゃが…(現在は東名と中央道,名神と名阪国道だが。あと圏央道と中環と外環は残念ながら未完成。。)

高速道網整備、急ピッチ セントラル自稼働まで1年
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/10/20091031t12033.htm

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/p103103x0a100001_01k.jpg

 宮城県大衡村に移転するトヨタ自動車の車体生産子会社、セントラル自動車(神奈川県相模原市)の本格稼働が1年後に迫り、周辺の高速道整備が急ピッチで進んでいる。東北自動車道の大衡インターチェンジ(IC、仮称)は10月上旬、本体工事に着工。東北道と仙台北部道路を結ぶ富谷ジャンクション(JCT)も整備が進む。自動車産業が集積する仙台市北部と積み出し拠点の仙台港が短時間で結ばれることになり、物流ルートが一段と強化される。

 大衡村に開設する東北道の大衡ICは、10月4日に本体工事の起工式が行われ、村井嘉浩知事が「仙台港へのアクセスが飛躍的に向上する」と意義を強調した。

 セントラル自動車の本社工場が建設されている第2仙台北部中核工業団地(大衡村)と、トヨタ自動車東北がある仙台北部中核工業団地(大和町、大衡村)の中間に位置。物流の重要なアクセスポイントになる。

 東北道と仙台北部道路が交わる富谷JCTでは6月にランプ橋の架設工事が行われた。利府しらかし台IC―富谷JCTは2010年3月に開通予定。物流ターミナルの仙台港と大衡IC周辺の工業団地群が直結し、所要時間は一般道を使った場合の約1時間から25分に短縮される。

 仙台北部道路は、北東北からのアクセスも向上させる。年間約26万台(08年)の完成自動車を仙台港から積み出している関東自動車工業岩手工場(岩手県金ケ崎町)をはじめ、岩手、秋田などの企業が仙台港を利用しやすくなる。

 仙台港近くのICとしては、仙台東部道路の仙台港IC(仮称)の建設が07年に始まっており、13年ごろまでに完成する見通し。

 セントラル自動車大衡事務所は「いろいろな部品を組み立てる自動車産業にとって物流網は大事。道路やICが完成すれば利便性は高まる」と整備促進に期待する。

 宮城県土木部は「仙台北部道路と東北道がつながれば、仙台都市圏に全国でも珍しい有料道路環状ネットワークが完成し、物流環境は一変するはず」と話している。

2009年10月31日土曜日

437とはずがたり:2009/10/31(土) 15:15:27
>>435
ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/091027m201.jpg

438荷主研究者:2009/10/31(土) 15:44:39
>>355
仙台駅周辺地区の交通環境改善のための検討を行っています
http://www.city.sendai.jp/toshi/kotsukeikaku/sendaieki/index.html#4

以下、一部抜粋。

(2)実験から明らかになった課題【図3】
課題①: 青葉通(駅前区間)南側のバス停における発着バスと,愛宕上杉通への左折一般車両との交錯。
課題②: 中央一丁目交差点において,南側横断歩行者量が多いため,通行規制の迂回で増加した青葉通から愛宕上杉通への左折車両が青信号でも十分に捌けない。
課題③: 通行規制の迂回で増加した愛宕上杉通から青葉通への右折車両が直進車線へ溢れたことによる,直進交通流動への阻害。
課題④: 青葉通や愛宕上杉通の路上荷捌き車両や路上客待ちタクシーの駐停車による,歩道側車線の自動車交通流動への阻害(特に交差点周辺やバス停周辺)。

(4)まとめ
■ 本実験における南町通の通行規制により,通行規制区間直近の青葉通と愛宕上杉通に振りかわった交通量により混雑が発生し,その混雑の原因となった交通課題について,バス停の配置や荷捌き駐車施策,客待ちタクシー対策等,総合的に交通混雑緩和策を検討する必要があります。
■ バスプールの拡張等による西口広場の改善を目指した今回の社会実験の取組みについて,一般車ドライバーやバス乗客等の市民から良いとの意見も多く頂いたことから,改善に向けた検討をさらに進めていく必要があります。
■ 一方で,バスプールの改善については,実験期間が1週間と短期間であったことから,「実験前と変わらない」,「よくわからない」等の意見も多く頂いたことを捉え,地元や市民に社会実験の趣旨を理解していただく工夫等について今後検討が必要であります。

【3】今後の取り組み
■ 今年度は,県警や交通事業者等の関係者により,今回の実験により明らかになった課題の対応策等,バスプールの拡張等による西口広場の改善に向けた検討を進めます。
■ さらに,平成27年度の地下鉄東西線開業を捉えた西口広場の整備に向けては,東西線開業や元寺小路福室線開通といった仙台駅周辺の大きな交通環境の変化も捉え,段階的整備のあり方等,地元や市民への理解に努めながら検討を進めます。

439荷主研究者:2009/10/31(土) 15:45:13

新しい総合計画を策定します
http://www.city.sendai.jp/kikaku/sougou/sougou/index.html

■策定の趣旨について
 総合計画は、地方自治法第2条第4項の規定に基づく総合的かつ計画的な行政の運営を図るための「基本構想」と、それを実現するための長期計画である「基本計画」及び中間計画である「実施計画」の3つで構成される市政運営全般にわたる計画です。
 平成10年2月に策定した「仙台市基本計画(仙台21プラン)」の計画期間が22年度までであることや、現行総合計画策定の時期から社会状況の変動があることから、市では新しい総合計画づくりに取り組んでいます。

配布資料がたくさん貼られているが、仙台市の現況を知る上で非常に興味深い。

440荷主研究者:2009/10/31(土) 15:45:42

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/10/20091023t12013.htm
2009年10月23日金曜日 河北新報
大塚家具きょう開店 仙台・花京院のビル「ソララプラザ」

フロアごとに幅広い種類の家具を扱う大塚家具の売り場

 仙台市青葉区花京院1丁目のJR仙台駅北側に建設された複合ビル「ソララプラザ」に入居する大塚家具(東京)の「IDC大塚家具仙台ショールーム」が23日、オープンする。同社は22日、報道関係者などを対象に内覧会を開き、店内を公開した。

 ソララプラザは地上14階、地下1階で、大塚家具は3〜8階に入る。売り場面積は計約1万1300平方メートルと、家具インテリア専門店としては東北最大級。商品数は約1万点。

 フロア構成は3階が照明やカーテン。4〜7階がリビング、ダイニング向けで、カジュアル、モダン、フォーマル、書斎関連に分かれており、仙台箪笥(たんす)をはじめとする和家具もある。8階は寝具が中心。

 大塚家具は東北では2004年にうすい百貨店(郡山市)に出店したが9月23日に閉店。仙台が東北唯一の店舗となる。仙台ショールームは郡山の店舗と比べ、売り場面積で約2.5倍。

 ソララプラザは花京院1丁目第一地区再開発事業で建てられ、9〜14階に入居する「ホテル モンテ エルマーナ仙台」(客室275室)も23日、営業を始める。プラザの1、2階は物販、飲食店の出店を調整中。ペデストリアンデッキでJR仙台駅や宮城交通の「宮交高速バスセンター」が入るビルと直結している。

 大塚家具の熊本光博店長は「店の規模が大きく、家具だけでなくカーテン、照明とトータルで室内空間を提案できるのが強み」と話している。

441荷主研究者:2009/10/31(土) 15:47:55
>>226
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/10/20091024t15041.htm
2009年10月24日土曜日 河北新報
仙台駅前ネオン看板“消灯” 不況、ネット広告…次々退場

ネオン管を見つめる柿沼さん=仙台市太白区の東北電照

現在(上)と、1967年当時の仙台駅前。42年前は「ジャノメミシン」や「ソニー」「アサヒビール」など数多くのネオンサインが輝いていたが、現在は姿を消し、広告募集の看板もある

 仙台の夜を彩るネオン広告が、ビルの屋上から次々と姿を消している。背景にあるのは、不況やネット広告の台頭だ。キラキラと光り輝く看板は、風前のともしびになったのだろうか―。(夕刊編集部・神田一道)

 10月中旬の午後5時すぎ。JR仙台駅西口で、ネオン製造会社「東北電照」(太白区)の社長柿沼弘さん(71)と待ち合わせた。全国ネオン協会の東北支部長も務めた業界の生き字引だ。

 開口一番、柿沼さんはつぶやいた。「ネオン管を発光させる昔ながらのネオン看板は、確かに最近少なくなった」

 ビールや日本酒、家電製品、英会話学校、消費者金融―。駅前には数年前まで、十数社のネオン看板が立ち並んでいた。しかし、近年の広告不況でほとんどが撤去され、鉄骨だけが寒々しく残る。

 しばらく歩くと、点滅を繰り返すネオンサインが見えてきた。酒造会社と菓子製造会社の照明看板だ。ネオンの健在ぶりに気持ちが温かくなったが、「寿命の問題で、一つのネオンは11月末で姿を消す」と教えられた。

 柿沼さんと歩いた1時間。結局、確認できたネオン看板は三つだけだった。「光の強さは街の活力のバロメーター。厳しい経済状況を象徴するように、仙台の夜はめっきり暗くなった」

 柿沼さんが業界の門をくぐった1953年、仙台駅前には電照式の看板はほとんどなかった。高度経済成長期に入り、駅周辺にビルが建設されると、各社は競うように一等地に電飾看板を取り付けるようになった。

 柿沼さんは現場監督としてネオンの設置に追われた。厳しかったのは真冬の工事だ。寒風が吹きすさぶ高所で作業をしていると、つらくて涙がこぼれ落ちた。

 「ネオンの設置は危険と隣り合わせ。それだけに、ネオン管に初めて光がともる瞬間は、いつも心がホッとした」
 転機はバブル崩壊とともに訪れた。景気が冷え込み、新規の注文が集まらなくなった。ネット広告の台頭も追い打ちを掛けた。

 「今はネットや携帯電話など『引きこもり型』の広告が中心。大勢の人に見てもらう個性的なネオンは重視されない時代になったのだろうか」と寂しそうに語った。
 若林区にある「東京ネオン電気」。50年設立で、仙台市内で最も老舗のネオン設計会社にも、変革の波が押し寄せている。

 会長の小高信昭さん(71)は言う。「不況やネット広告に加え、景観の観点から行政が新たなネオンの設置を規制する動きが広がっている。時代はネオンに逆風だ」

 最近は内照式の看板の製作が専門。ネオン管を手作業で曲げる職人は既に会社を去り、作業場は倉庫になった。
 「社名からネオンを外そう」。そんな話が持ち上がったこともあったが、小高さんは反対した。再び同社のネオン管に光がともる日が来ると信じたからだ。

 「ネオンは街のシンボル。今は暗いが、人々の目を引きつけるネオンは、もう一度脚光を浴びるはずだ」
 再び仙台駅前。別れ際、柿沼さんに聞いた。ネオン業界に未来はあるのか、と。

 「時代の要請がなくなれば、ネオンは消えてなくなるだろう。でも、屋外広告はなくならない。われわれはネオン屋。『明るい』未来が来ると信じたい」
 ネオンのように明るい笑顔で、きっぱり語った。

444荷主研究者:2009/10/31(土) 16:05:18

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/10/20091025t12011.htm
2009年10月25日日曜日 河北新報
住宅大口需要に宮城沸く セントラル自進出

トヨタホームの建売住宅10棟が並ぶ。セントラル自動車従業員の購入も期待する=仙台市泉区将監殿

 トヨタ自動車の車体生産子会社、セントラル自動車(神奈川県相模原市)の宮城県大衡村への本社工場移転などトヨタ関連企業の同県進出に伴う住宅需要の増加を見込み、住宅販売会社の売り込みが熱を帯びてきた。各社は住宅情報提供や視察ツアー実施など物件探しの支援サービスを展開。不況下での「大口需要」の取り込みに懸命の営業を繰り広げている。

 セントラルだけで本社従業員約1400人、家族を含めると4000人前後が11月以降、順次、宮城県に移ってくる。「若い世代を中心に宮城移住後の生活を真剣に考え始めている」。トヨタグループの住宅販売会社トヨタホームとうほく(仙台市)の担当者はこう話す。

 同社はセントラルの工場から車で30分ほどの仙台市泉区将監殿など、一般向けも含め約60戸分の宅地を同市内に確保した。トヨタホーム東京と連携してセントラル本社に住宅情報を提供するとともに、5月から月1回、JR仙台駅からバスを運行して住宅視察ツアーも開催。20件の成約につなげた。

 東北ミサワホームは相模原市の展示場で定期的に説明会を開催し、同社の仲介で宮城の物件を視察する際の経費の一部補助などを行う。大和ハウス工業は仙台支店と相模原支店が連携した物件情報の提供などに加え、仙台圏への招待バスツアーを実施した。

 セントラルの従業員からは「工場の半径10キロ以内に住みたい」との声が多いという。通勤時間や価格面を考慮し、仙台市北部から大崎市辺りまでが視野に入っているようだ。

 一方で、各社には「新築、賃貸の割合がどのぐらいになるのかまだ分からない」(トヨタホームとうほく)との戸惑いもある。

 相模原市などにある持ち家の処分の行方や子どもの教育、定年までの年数などを総合的に判断し、単身赴任や賃貸住宅を選択するケースも予想される。「持ち家が売却できたら新居購入を考える」との声もあり、各社は売却の相談にも乗っている。

 新居購入を決めた仲間から情報を集めている人も多いとみられ、住宅販売各社は「従業員の考えがまとまり、商戦が本格化するのは年明け以降」とみて情報提供のサービスを続け、時間をかけて売り込む戦略だ。

445荷主研究者:2009/10/31(土) 17:18:10
>>307 >>357
結局「ゼップ仙台」は2012年5月までの営業のようだ。

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/10/20091030t12024.htm
2009年10月30日金曜日 河北新報
仙台駅東の再開発表明 「ゼップ後」15年度めど JR東

 JR東日本仙台支社の田浦芳孝支社長は29日の定例記者会見で、仙台駅東口に隣接し定期借地契約の延長が決まったライブホール「Zepp Sendai(ゼップ仙台)」の敷地について「さらなる延長はない」とし「契約満了後、2015年度の仙台市地下鉄東西線開通をターゲットに区画内で再開発を行う」と述べた。

 JRが、ゼップ仙台を含む自社所有地の再開発について会見で表明するのは初めて。

 再開発計画については、内部で高層ビル建設などの検討に入っていることが明らかになっている。田浦支社長は「仙台駅東側の(JRの)開発は中途半端。ビル建設を含めて、何ができるのか勉強を進めている」と述べたが、具体的な中身には触れなかった。

 整備から30年が経過した仙台駅南側の東西自由通路についても「老朽化が問題。権利を共有する仙台市と改善に向けて協議している」と、計画に含むことを示唆した。

 ゼップ仙台は、運営会社の「ホールネットワーク」(HAL)とJRが、2012年7月まで契約期間を延長することで合意。12年5月上旬まで営業した後、JRに更地で返還されることが決まっている。

446荷主研究者:2009/10/31(土) 17:18:42

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/10/20091030t12019.htm
2009年10月30日金曜日 河北新報
富谷に物流新拠点 投資総額は45億円超 みやぎ生協

 みやぎ生協(仙台市)が宮城県富谷町成田に共同購入事業の物流センターを建設し、同町にある既存施設から移転することが29日、分かった。新センターの隣地には水宅配事業の工場も新設する。2施設への投資総額は45億円超に上り、同生協では最大規模のプロジェクトとなる。

 新センターは施設面積1万8800平方メートル。既存の施設に耐震補強工事が必要となり、商品の収容量も不足していることから、より大きい施設への移転を決めた。

 土地は現在の所有者である米系不動産企業プロロジス(東京)から購入し、2011年秋の稼働を目指す。新拠点への投資額は約42億円。既存施設の跡地は売却する方針。

 みやぎ生協用の冷蔵庫として使うほか、東北6県7生協でつくるコープ東北サンネット用の冷凍庫としての機能も担う。扱う商品数は225から350程度に増える。

 節約志向の強まりから客単価が下落傾向にあるため、みやぎ生協は施設整備で共同購入事業を強化して利用者を拡大、単価下落分を補う方針だ。

 新センターの隣地も購入し、水宅配事業を展開する子会社「アクアクララみやぎ生協」(仙台市)の製造工場を建てる方針。投資額は約3億5000万円。来年春の稼働を目指す。

 みやぎ生協の宮本弘専務理事は新物流センターについて「扱う商品の幅が広がり、東北6県の生協に一括納品することで物流経費の削減にもなる」と話している。

448荷主研究者:2009/11/11(水) 22:55:45

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/11/20091103t12028.htm
2009年11月03日火曜日 河北新報
EVエナジー宮城工場ライン増設へ HV用需要増に対応

ニッケル水素電池の生産ライン増設が決まったパナソニックEVエナジーの宮城工場=9月

 トヨタ自動車とパナソニックが共同出資する車載用電池製造のパナソニックEVエナジー(静岡県湖西市)は宮城県大和町に新設し、近く稼働させる宮城工場で、ハイブリッド車(HV)向けニッケル水素電池の生産ラインを増設することを決めた。増設ライン用に新たに数十億円を投じ、2010年9月をめどに完成させる。同工場の従業員も大幅に増やす方針で、生産能力は当初計画の1.5倍に当たる年間30万台分に拡大する。

 ニッケル水素電池を供給するトヨタの新型「プリウス」などHVの人気が急速に高まり、基幹部品である電池の不足が課題となっているため、宮城工場で3本目となるラインを新設する。同工場の当初計画は10年1月にも第1ラインで本格操業を始め、4月に第2ラインを稼働。年20万台分を生産する予定だった。

 ライン増設に伴い、新工場の従業員数も従来計画の300人を増員。100人以上増やし、450人前後になる可能性もあるという。

 宮城工場の建屋はすでに完成し、1本目のラインの設備関係の搬入が始まっている。12月中にもラインを試験的に動かし、10年1月には量産体制に移行する見通し。

 トヨタのHVは「プリウス」のほか「レクサス HS250h」の販売も好調。12月には中型セダン「SAI(サイ)」の発売も控えており、電池の供給体制を一段と強化する必要があった。

 宮城工場で10万台分を増強することで、静岡の工場と合わせたEVエナジー社の生産能力は110万台分となる。静岡の工場では次世代車向けとなるリチウムイオン電池の量産準備が進められている。

449荷主研究者:2009/11/11(水) 22:59:33

http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/きょうの建設情報.htm
2009/11/04 建設新聞
仙台市茂庭土地区画整組設立準備委
土地区画整理事業の業務代行者を募集
約19・7㌶ 11月30日まで申請受付

 仙台市茂庭土地区画整理組合設立準備委員会(仙台市太白区茂庭字中ノ瀬西45の1 委員長・大井硎充氏)は、組合施行による土地区画整理事業を計画しており、財団法人・区画整理促進機構を通じて業務代行者の募集を行っている。

 代行業務の内容は、調査・設計、換地、工事、保留地処分、組合事務などの一括業務代行で、10月26日に開催した現地説明会には大手ゼネコンなど11社が参加した。関係資料の閲覧は、同機構内で27日まで行い、業務代行申込書の提出は30日まで受け付ける。業務代行者の特定は来年1月ごろを予定している。

 事業計画によると、施行地区は仙台市太白区茂庭字新御所川、字御所川、字新熊野、字熊野、字本郷、字西、字東、字曽根、字宇塚の各一部で、面積は約19・7㌶(地権者は96人)。

 同地区は国道286号が横断し、東北自動車道仙台南ICまで約1・5㌔㍍に位置していることから、広域物流と都市内物流の結節点を目指し、流通業務系と沿道業務系の土地利用を主体に計画。住宅地は0・3㌶、商業・業務地は13㌶、公共用地は6・4㌶をそれぞれ想定している。また、用途地域は現在、工業専用地域に指定されているが、仮換地指定の時期にあわせて、地区東側の流通業務地は準工業地域、そのほかは第1種住居地域と第2種住居地域の指定を予定している。

 組合設立認可は22年4〜5月ごろを見込み、事業期間は22年度から27年度までを予定しており、事業費は約25億円を試算。設立認可申請業務はパスコ・三洋設計JVが担当。土地・権利調査、基本計画、現況測量、基本設計、地質調査、環境アセス、事業計画書(案)の作成などを実施している。

 予定地区内への民間事業者の進出の動きとしては、ホームセンターのカインズが出店意向を持っていると見られているほか、物流業者数社からの打診などもあるもようだ。

2009/11/04付1面に掲載。

450荷主研究者:2009/11/11(水) 23:02:03
>>218 >>239 >>294 >>317
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/11/20091106t12032.htm
2009年11月06日金曜日 河北新報
家電量販店が先行開店 JT跡地 仙台

ケーズデンキやヨークベニマルが立地する店舗街区「フォレオせんだい 宮の杜」

 大手住宅メーカーの大和ハウス工業(大阪市)が仙台市宮城野区東仙台の日本たばこ産業(JT)仙台工場跡地で進める住宅地と商業施設の複合開発事業のうち、店舗街区「フォレオせんだい 宮の杜」の一部店舗が5日、先行オープンした。店舗街区は約4万2000平方メートルに飲食店11店を含む13棟35店で構成され、市東部の新たな商業拠点となる。20日までに全店オープンする。

 商業施設全体で年間売り上げ100億円、来場者400万人を目標に掲げており、仙台圏のエリア間の集客競争が激化しそうだ。

 5日営業を始めたのはデンコードー(名取市)が展開する家電量販店のケーズデンキ。売り場面積約5000平方メートルと同社では大型店。宮城県内で11店目、東北では70店目となる。

 13日には、食品スーパーのヨークベニマルが開店する。売り場面積約1900平方メートル。宮城県内で41店目、東北で120店目。年間売上高は21億円を目標としている。

 店舗街区はほかにカワチ薬品、ヤマト屋書店、レンタルビデオ店ツタヤなどが渋滞回避のため順次、開店する。

 142区画が整備される住宅地「ブルームスクエア せんだい宮の杜」は建築条件付き宅地の一般分譲第1期(16区画)の販売が20日に始まる。9〜10月に行った既存顧客向け優先分譲では対象22区画が完売した。

 JT工場跡地の複合開発事業は、2003年3月に閉鎖した工場と隣接する東仙台球場(旧JT球場)を合わせた面積約11万平方メートル。

 06年にはイトーヨーカ堂(東京)が大型ショッピングセンターとシネマコンプレックス(複合型映画館)の入る大規模商業施設の進出を計画したが、地元住民や中心商店街の強硬な反対を受け断念。07年の入札で大和ハウス工業が落札した。

451荷主研究者:2009/11/11(水) 23:03:17

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/11/20091105t12034.htm
2009年11月05日木曜日 河北新報
中心商店街にホテル 女性専用フロアも 仙台

ホテルの入り口。2階にフロントがある

 仙台市青葉区中央のクリスロード商店街に6日、ホテル「プレミアムグリーンプラス」がオープンする。市内でビジネスホテルを運営する松月産業グループの12カ所目のホテル。旧ホテル昭和の建物を取得し、全面改装した。

 8階建て。2〜8階がホテルで、1階は松月産業の事務所が入る。客室はシングルを中心に117室。8階を女性専用フロアにした。大中小の会議室も備え、商談や会議などビジネスユースにも対応する。

 JR仙台駅、市地下鉄仙台駅に近い。中心商店街や郊外のアウトレットモールなどに買い物に来る観光客の需要を期待する。

 12月28日までオープン記念特別料金を設定する。シングル1泊が通常6500円のところ、土曜日と祝前日は4700円、火―金曜日は4500円、日、月曜日と祝日は4000円で提供する。

 連絡先は同ホテル022(212)1255。

452荷主研究者:2009/11/11(水) 23:10:57

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/11/20091107t12034.htm
2009年11月07日土曜日 河北新報
セントラル自、本社工場12月完成 従業員一部移動

 宮城県大衡村の第2仙台北部中核工業団地に建設が進められているトヨタ自動車の車体生産子会社、セントラル自動車(神奈川県相模原市)の本社工場の建屋が、12月1日に完成する見通しとなった。本社移転に伴う従業員の移動も、第1陣として12月下旬をめどに、栗原市若柳の宮城工場に相模原市から約90人が移ってくる。

 新本社工場は2008年12月、起工式を行い、工事は最終段階を迎えている。プレス、溶接、防錆(せい)、組み立て、塗装、成形の各工場から成り、延べ床面積は約10万平方メートルに上る。

 トヨタが中部、北部九州に続く「国内第3の生産拠点」と位置付ける東北で、新工場は中核的な役割を担い、コンパクトカーの最先端工場を目指す。11年1月の本格稼働を予定し、建屋完成後に生産準備に入る。

 12月下旬をめどに栗原市の宮城工場に移動するのは、本社内にある生産設備設計部門の従業員。本社の移転に伴う大規模な従業員の移動は初めてとなる。従業員の移動に合わせ、宮城工場の敷地内に新しい事務棟の建設を進めている。国内の設備製造部門は4月に同工場に集約されており、移動した従業員は設備関係の設計から製造を担う。

 トヨタ関係では、ハイブリッド車向け電池を生産するパナソニックEVエナジー(静岡県湖西市)が宮城県大和町に宮城工場を完成させ、来年1月の本格稼働に向けて準備を進めている。トヨタ紡織東北(北上市)は10月、セントラルの隣接地でシートなど内装品の新工場を着工した。

453荷主研究者:2009/11/11(水) 23:30:35

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/11/20091109t14021.htm
2009年11月09日月曜日 河北新報
思い一つ扉開けた 選手・サポーター歓喜 仙台J1昇格

水戸に快勝後、来季からのJ1昇格が決まり、サポーターの声援に応える梁勇基選手(10)ら仙台の選手たち

 この時をずっと待っていた―。水戸市で行われたサッカーのJリーグ2部(J2)ベガルタ仙台―水戸戦で、仙台は4―0で快勝。昇格を争ってきた甲府、湘南が引き分け以下に終わり、来季の1部(J1)復帰を決めた。泣き崩れる選手。喜びを全身で表すサポーター。思いはずっと一つだった。みんな一緒に、J1の扉を再びこじ開けた。

 勝利の歓声もつかの間、スタジアムは異様な静寂に包まれた。甲府、湘南はまだ試合を終えていない。誰もが携帯電話の速報に見入る。引き金はバックスタンドから上がった歓声。「決まったぞー」。歓喜の輪がウエーブのように広がった。

 「まだ夢を見ているみたい」。両手を顔に当てて泣き崩れたのはDF菅井直樹選手。昨季はJ1磐田との入れ替え戦に臨みながら一歩及ばず昇格を逃し、「あの悔しい思いがあったからより強くまとまったチームに成長できた」。
 MF関口訓充選手は丹治祥庸強化部長と抱き合って涙を流した。「自分たち生え抜きの選手が増えてきた中で、J1に戻ることができる。こんなにうれしいことはない」

 悔しい思いをし続けてきたのは、サポーターも同じ。この日、敵地に4000人以上が詰めかけた。

 仙台市泉区の会社員、紺野祐一さん(41)は2001年の昇格シーンも見ている。「昨年の入れ替え戦で悔しい思いをしたので本当にうれしい」と感慨深そうだ。
 「待ちに待って、待ちすぎた瞬間。うれしくて、涙を流す選手につられて涙があふれた」というのは宮城県出身で現在は千葉市に住む主婦の佐竹裕紀さん(32)。チームカラーのタオルで目頭を押さえていた。

<熱い後押しが力/ベガルタ仙台・白幡洋一社長の話>
 感極まって何も言うことがない。昨年、入れ替え戦で敗れて昇格をあと一歩で逃した悔しい経験が生きている。選手の頑張りと手倉森監督の采配(さいはい)、そしてサポーターの熱い後押しのおかげで勝ち得ることができた。

<上位へ活躍期待/鬼武健二Jリーグチェアマンの話>
 6シーズンの間、仙台サポーターが待ち望んだ瞬間が訪れた。スピード感あふれるサッカーは観客を魅了し、警告、退場の少ないクリーンなプレーは称賛に値する。J1でも上位を狙う活躍を期待する。

454荷主研究者:2009/11/11(水) 23:31:13

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/11/20091110t12031.htm
2009年11月10日火曜日 河北新報
年間パス販売好調 既に4200枚 仙台・八木山動物公園

来園者で込み合う八木山動物公園の入園券売り場。張り紙で年間パスポートの販売を案内している

 仙台市八木山動物公園(太白区)の「年間パスポート」が4月の発売開始から、順調に売り上げを伸ばしている。低価格が魅力で、10月までに約4200枚を販売した。「1000枚も売れればいい」と思った動物公園の予想を上回る売れ行き。入場者増にも貢献し、4年ぶりに年間50万人の大台に乗る可能性も出ている。

 パスポートは1枚1000円で、一般(高校生以上)向けに販売している。購入日から1年間、何度でも入園できる。通常の入園料は400円で、3回利用すれば元が取れる。

 売り上げが伸びた最大の理由は低価格だ。2006年に来園者1400人を対象に実施したアンケートで、6割弱の人が「1000円なら購入したい」と答えたのを受け、1000円に設定した。多摩動物公園、上野動物園(ともに東京)の2400円の半額以下。秋田市大森山動物園の1200円と比べても安い。

 家族で年10回は訪れる柴田町の調理師大場和広さん(33)は「びっくりするほど安い。動物園は子どもも喜び、何度でも来たい」と話す。
 八木山動物公園の4〜10月の入場者は約43万人で、前年同期より5万人増えた。動物公園は「パスポートと、高速道の自動料金収受システム(ETC)割引の相乗効果でリピーターが増えた」とみる。

 年間入場者の最多記録は1978年度の63万5059人。2005年度はシロクマの展示を始め、前年度比約4万5000人増の50万5864人を記録した。だが、06年度からは毎年約1万人ずつ減っている。
 本年度は順調に推移すれば50万人を超す。年内創刊を目指す季刊誌やホームページ、窓口でパスポートをPRする。

 遠藤源一郎園長は「入場者が増えれば入園料収入が増え、人気動物を導入する契機になる。リピーターが増える魅力的な動物園をつくりたい」と話している。

455荷主研究者:2009/11/11(水) 23:43:53

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/11/20091111t12028.htm
2009年11月11日水曜日 河北新報
再び応札ゼロ 2割下げ効果なし 仙台・あすと長町

 仙台市太白区の大規模再開発地「あすと長町」(約82ヘクタール)で、土地所有者の鉄道建設・運輸施設整備支援機構(横浜市)は10日、大規模区画の入札を予定したが、応札者が集まらず、不調に終わった。機構は応札者がゼロだった2008年10月の入札よりも最低売却価格を2割以上安く設定したが、今回も買い手はつかなかった。

 対象はJR長町駅東側の3区画で、面積は約8400〜約1万8300平方メートル。最低売却価格は15億5151万〜27億2689万円。一部区画はことし9月に発表された入札予定地近くの基準地価よりも安く設定した。

 機構は「今の情勢に近いと思っていたが、業者からは『まだ高い』との声もあった」と説明している。当面は今回の最低売却価格を提示し、先着順で購入者を募る。

 あすと長町は、07年5月に「街開き」を行ったが、今月末に開業予定の商業施設以外、大型の進出計画はほとんどない。仙台市都市整備局は「市街地形成が早く進んでほしいと思っていたので残念」と落胆する。

 再開発コンサルタントの一人は「近くの市地下鉄長町南駅(太白区)周辺で商業地の集積が進み、商業系の誘致は難しい。市中心部でマンション、オフィスビルの空き室解消にようやく動きだした状況で、郊外での土地売却は当面難しいのではないか」と分析している。

456荷主研究者:2009/11/11(水) 23:44:22

http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/きょうの建設情報.htm
2009/11/11 建設新聞
名取市駅前の複合型拠点施設整備
企画提案を掲示・24日まで参加表明
中心市街地活性化へ約7100㎡を想定

 名取市は10日、名取駅前複合型拠点施設企画提案の実施要領を発表した。市の中心市街地活性化基本計画で、主要事業に位置付けられている同施設は、市街地再開発事業などの民間開発を想定。ノウハウを持つゼネコンやコンサルタント会社などに企画提案を求めることで、整備の促進と事業の実現に向けた有効な方法を検討する。施設規模は延べ7100㎡程度を想定している。

 参加表明書の提出は24日まで、企画提案書の提出は22年1月29日までで、2月5日に第1次審査を行い、数点の優秀提案を選定。同月10日にヒアリングを実施し、最優秀提案者を特定する。審査結果の通知は同月12日を予定している。

 参加資格は、同市の競争入札参加登録を行っており、企画提案書の提出期日までに指名停止の措置を受けていないこと。複数企業で結成したチームの申請も認めている。

 対象地は、JR名取駅東口に隣接する同市増田4丁目地内で、敷地面積は5708・18㎡。借地権利者を含む権利者は12人。施設内に設置する公共施設は、延べ3400㎡程度の図書館と同2200㎡程度の地域交流センターを想定している。

 提案内容は▽事業概要▽資金計画▽スケジュール▽周辺環境整備の考え方▽企画提案者独自の提案▽地区外転出希望者への対応策▽複合拠点施設への導入機能の考え方▽整備課台▽維持管理の考え方―の9項目。中活法に基づく認定を受けないものとして作成することとしている。また、企画提案者に対する謝礼金として10万円/件を支払う。

 今年7月に策定した同市の中心市街地活性化基本計画によると、対象区域は約78㌶で、南北に縦断する国道4号バイパスと国道4号を中心に、東は市役所や文化会館、西はJR名取駅、南は図書館、北は消防署までを含むエリア。計画期間は、認定要件の5ヵ年にとらわれず主要事業の実現に向けて熟度を高めていくことに重点を置き、10ヵ年とした。

 市街地再開発事業は今回、企画提案を求める名取駅前複合型拠点施設を含め6地区で計画。特に、公共施設を設置する複合型拠点施設は、市が保留床の一部を取得することで早期実現が期待できるため、再開発の先導的事業に位置付けている。

2009/11/11付1面に掲載。

457荷主研究者:2009/11/14(土) 15:10:54

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/11/20091113t12005.htm
2009年11月13日金曜日 河北新報
送電線整備、急ピッチ 仙台圏北部 企業進出で特需

パナソニックEVエナジー宮城工場の近くで、送電線の鉄塔組み立て工事が進む=6日

 トヨタ自動車系企業の進出が相次ぐ宮城県の仙台圏北部で、工場に高い電圧で電力を供給する送電線の整備が急ピッチで進んでいる。大衡村に本社を移転させる車体生産子会社、セントラル自動車(神奈川県相模原市)向けの延長約2キロの送電線は、工場完成前の11月から使用を開始。大和町に進出する車載用電池製造、パナソニックEVエナジー(静岡県湖西市)向けの約3.5キロは8月に着工し、鉄塔組み立てなどの工事が本格化している。

 東北電力宮城支店によると、パナソニックEVエナジー用の送電線は電圧が6万6000ボルトで、大和流通・工業団地(大和町)に完成した同社宮城工場と、仙台北部中核工業団地(同)内の変電所を結ぶ。最高約50メートルの鉄塔15基を建設して架線し、工場の本格操業に合わせ、来年2月に使用を始める予定だ。

 工事の進行率は約50%。作業用道路の建設や鉄塔基礎の工事に続き、10月下旬から鉄塔の組み立てを始めた。既に9基が組み上がり、今月中にも架線工事に移る。

 工事を担当する宮城支店仙台技術センターは「今年は台風も少なく工程は順調。工期を守りながら、無事故を最優先に進めている」と話す。

 一足先に6万6000ボルト送電線を整備したのが、2011年1月の本格操業を目指して大衡村の第2仙台北部中核工業団地で建設が進むセントラル自動車の本社工場。送電線は今年5月に着工し、10月までに鉄塔7基を建設、架線工事も完了した。

 同支店によると、大量に電気を使う大規模工場などが立地する場合、企業も一定割合を負担し送電線を整備することは多いが、「今回のように相次ぐのは珍しい」。

 部品メーカーのアイシン高丘(愛知県)が大衡村に設置し、稼働を繰り延べている部品加工工場向けの送電線計画もある。自動車関連産業の集積で、電力インフラも拡充しつつある。

458荷主研究者:2009/11/14(土) 15:19:00

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/11/20091113t12007.htm
2009年11月13日金曜日 河北新報
トライポッドなど3社と東北大 組み込みソフト共同研究

 トライポッドワークスなど仙台市内のソフトウエア開発3社が東北大大学院情報科学研究科の青木孝文教授(計算機構論)と連携し、組み込みソフトウエアを効率的に製品化する手法の開発に乗り出す。組み込みソフト市場は経験豊富な技術者を多く抱える大手企業が優位で、新手法の活用で東北の中小企業の参画拡大を目指す。

 開発に参加するほかの企業は東杜シーテックとバイスリープロジェクツ。

 共同研究では、青木教授のアルゴリズム(計算手順)の研究成果を生かし、ソフトウエア開発を効率的に進める手法を考案し、基本設計書にまとめる。来年3月までに手法を確立し、携帯電話向けなどのソフト試作も同時に行う。

 新手法が確立されると、試作品や製品で使われるソフトの開発期間が短縮されるとともに、中小企業の参画が可能となり、組み込みソフト技術者不足に対応できるようになる。産業用ロボットの高性能化、自動車の安全性向上など幅広い分野の活用が期待される。

 共同研究は経済産業省の「戦略的基盤技術高度化支援事業」に採択され、約1億円の支援を受ける。資金面の管理は投資会社の東北イノベーションキャピタル(仙台市)が行う。

 トライポッドワークスの佐々木賢一社長は「東北にはソフトウエア関連の中小企業が数多くある。東北大の技術が地元に循環する形になれば、産業を通じた地域活性化につながる」と意欲を示す。

459荷主研究者:2009/11/14(土) 15:20:00
>>419
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/11/20091113t12006.htm
2009年11月13日金曜日 河北新報
名取エアリ 30代子育て層に狙い きょう再オープン

報道関係者に公開された1階の複合衣料品店フラクサス

 宮城県名取市にある東北最大級のショッピングセンター「イオンモール名取エアリ」が13日、3月に撤退した三越名取店の店舗部分をリニューアルし、再オープンする。同社は12日、報道関係者向け内覧会で30代子育て層の顧客獲得に自信を示した。

 名取エアリの五十川清成ゼネラルマネージャーがあいさつし「地域ニーズに合わせた店づくりができた。生まれ変わった名取エアリを見てほしい」と意気込みを述べた。

 名取エアリから北に約7キロの仙台市太白区長町では10月、同じく30代子育て層をターゲットとする大型商業施設「ララガーデン長町」が開業した。同店との競争については「われわれなりの努力を続ければ、客は選んでくれるはず」と語った。

 旧三越部分は地上3階で、賃貸面積約1万平方メートル。1階にアパレル大手ワールドが運営する大型複合衣料品店フラクサスが東北初出店。2階に家電量販店のコジマが入居。3階には親子向けの屋内公園施設や100円ショップのダイソーが入る。専門店側も7店が入れ替わった。

 13日には、プロ野球の横浜や大リーグのマリナーズで投手として活躍した佐々木主浩さんを招き、テープカットをする。

465荷主研究者:2009/11/15(日) 22:57:35

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/11/20091115t12032.htm
2009年11月15日日曜日 河北新報
セントラル自 従業員の9割移住希望 宮城各地が本社でPR

県内の住宅物件情報が並ぶセントラル自動車の宮城移転サポートルーム=神奈川県相模原市の本社

 トヨタ自動車の生産子会社、セントラル自動車(神奈川県相模原市)の本社工場の宮城移転を見据え、宮城県内市町村の間で、移住してくる従業員の囲い込み競争が熱を帯びている。14日、セントラル自動車本社で開かれたイベントに参加した5市町村の首長らは「わが地域に住んで」とアピール。人口を増やして地域活性化につなげたい市町村の願いは従業員に届いたのだろうか。

<「宮城に国替え」>
 同社の石井完治社長が舞台からお礼を述べた。「宮城に新しい生活を求めて『国替え』する。各市町村には熱心にお迎えいただき、感謝したい」

 14日、同社本社で開かれたサンクスフェスティバル。栗原市と大崎市、大和町、富谷町、大衡村の首長や職員は産地直送の農産物を持ち込むとともに、住宅地の資料を配布した。

 同社が第2仙台北部中核工業団地(大衡村)で建設中の新本社工場は2011年1月に本格稼働する予定だ。従業員約1400人のうち9割の人が宮城移住の意向を示している。従業員の転居は来年春以降に加速するとみられる。

 「黙っていたら、仙台に取られてしまう」(首長の一人)。100万都市の吸引力への警戒が、市町村を従業員の呼び込みに駆り立てる。

 大崎市は4月、JR古川駅に「おおさき移住支援センター」を開いた。同市と周辺市町の不動産約700件、学校、病院、飲食店の情報が手に入る。近く栗原市の同社宮城工場に移る約90人のうち約20人がセンターの紹介物件を契約した。

 河合堯昭副市長は「宮城を新たな古里にする人に、的確な情報を発信するのは地元自治体の仕事。結果的に大崎市が選ばれればいい」と話す。

<生活環境を重視>
 同社が本社に3月に開設した「宮城移転サポートルーム」には、県内市町村が住宅団地のパンフレットやDVDなど地域の情報案内物を置いている。

 大和町の浅野元町長は「安心して暮らせる地域だと、いろんな機会でアピールしていかなければ」と力が入る。

 大衡村では、同社新工場の西隣で県住宅供給公社が92戸の住宅団地開発を進めている。跡部昌洋村長は「工場稼働後に採用される人も呼び込みたい」と言う。

 同社従業員の小松紀之さん(31)は「新しい地での生活は楽しみだが、現地の事情が分からない。生活環境重視で選びたい」と話す。

 加藤隆文さん(33)は既に仙台市泉区に新居を決めたという。「JR仙台駅になるべく近い所を選んだ。新幹線が使いやすい」と語る。

 同社宮城移転支援室の持田善彦室長は「移転当初は賃貸物件に住み、落ち着いてから自宅購入を考える社員も多いようだ。社員が安心して宮城に住めるように支えたい」と話している。

466荷主研究者:2009/11/22(日) 17:23:26

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/11/20091117t12032.htm
2009年11月17日火曜日 河北新報
太平洋工業、栗原進出へ 自動車部品大手

 自動車部品製造大手の太平洋工業(岐阜県大垣市)が宮城県栗原市栗駒に工場を開設する方向で検討していることが16日、分かった。トヨタ自動車グループの関東自動車工業岩手工場(岩手県金ケ崎町)の増産やセントラル自動車(神奈川県相模原市)の宮城県大衡村への本社移転を見据えた動きで、来春の操業を目指している。

 栗原市は関自工岩手工場とセントラルのほぼ中間点に位置しており、太平洋工業は両工場への製品出荷の利便性から進出候補地にしたとみられる。開設場所は栗原市栗駒の丸八真綿(静岡県浜松市)旧宮城工場。同工場は7年前に閉鎖され、約9ヘクタールの用地に約5000平方メートルの工場棟などがある。

 栗原市が11月中に丸八真綿から土地と建物を購入、太平洋工業に譲り渡す方向で調整している。

 栗原市の工場では当面、ホイールキャップの塗装を手掛ける。将来的にはホイールキャップの製造、ハイブリッド車向け部品などプレス・樹脂部品も視野に入れる。当初の従業員は約30人で、うち約20人を地元で雇用するとみられる。

 太平洋工業は東証、名証各1部上場で、タイヤバルブでは国内シェア95%。主にトヨタグループ向けの車体部品や、ハイブリッド車用バッテリーケースなど金属プレス・樹脂部品を生産する。2009年3月期の連結売上高は約804億円。

 太平洋工業は「東北進出の検討を進めているが、まだ正式に決まっておらず、話せる段階にはない」としている。

467荷主研究者:2009/11/22(日) 17:24:46

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/11/20091118t12028.htm
2009年11月18日水曜日 河北新報
トヨタ受注狙い拠点 岩沼・引地精工が宮城・大和に事務所

 生産設備開発・製造の引地精工(宮城県岩沼市)は、トヨタ自動車グループの進出が相次ぐ仙台圏北部の宮城県大和町吉岡地区に、同グループからの受注拡大を目指し、設備保守などを担う新たな拠点を設けることを決めた。

 同社によると、既に同地区に約2000平方メートルの用地を取得し、約200平方メートルの事務所棟の建設を進めている。12月中旬にも完成する予定。当初は従業員5、6人を常駐させる。総事業費は約1億5000万円を見込む。

 同社は生産設備の開発から製造、保守などを手掛け、約10年前からトヨタグループと取引実績がある。

 トヨタの車体生産子会社、セントラル自動車(神奈川県相模原市)の宮城県大衡村への本社工場移転など、仙台圏北部にグループ企業の立地が急速に進むことから、新拠点として事務所を設ける。

 グループ各社の工場近くに拠点を設けることで、各社のニーズに迅速に対応する態勢を整え、取引拡大を目指す。引地政明社長は「状況を見極めながら、業務を拡大したい」と話している。

468荷主研究者:2009/11/22(日) 17:26:02

http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/きょうの建設情報.htm
2009/11/17 建設新聞
青葉区一番町・太陽生命保険
仙台ビルの全面改築に着手へ
既存施設の解体撤去後に着工

 太陽生命保険(東京都港区海岸1丁目2の3 社長・中込賢次氏)は、仙台市青葉区一番町2丁目にある「太陽生命仙台ビル」の建て替えに着手する。

 仙台市青葉区一番町2丁目8の15地内の既存ビルは、青葉通と南町通の間に位置し、敷地面積は1055㎡。先に解体着工した既存ビルはSRC・B1/9/PH2F延べ約6700㎡。築後35年程度が経過し、老朽化が進んでいるうえ、設備等の更新時期を迎えたため、建て替え事業に着手するもの。建て替え後も自社利用を中心に、一部テナント導入が見込まれている。

 今後、施設概要の詳細を固めるとともに、既存施設の解体撤去を終えて、来年度の早期に着工させるものと見られている。

2009/11/17付1面に掲載。

469荷主研究者:2009/11/22(日) 18:20:15
>>47
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/11/20091119t12004.htm
2009年11月19日木曜日 河北新報
サンドビック、栗原工場を増築 生産2.5倍に

生産能力が2.5倍となった栗原工場の増設部分

 切削工具製造で世界最大手「サンドビック」(本社スウェーデン)の製造子会社「サンドビックツーリングサプライジャパン」(宮城県栗原市)の本社工場の増築工事が完了し18日、現地で落成式が行われた。切削用超硬チップの生産能力はこれまでの2.5倍となる。

 増築工事は本社工場(約7000平方メートル)に接続する形で7月に始めた。地上2階地下1階、増築面積は約1万平方メートル。増築後の面積は1万7000平方メートルでサンドビックグループでは、スウェーデンの本社工場に次ぐ規模となる。

 増築部分では移設された設備が8月に稼働。新生産設備は需要動向を見て来年、搬入する。総投資額は80億円。従業員は現在175人で、着工が延期されている第2工場が稼働すれば250人となる。これに伴い岩出山工場(大崎市)は8月に閉鎖した。

 落成式にはサンドビック関係者や村井嘉浩宮城県知事、佐藤勇栗原市長ら約90人が出席。藤井裕幸社長は「日本最大の超硬チップ工場となった。栗原から世界へ日本のものづくりの素晴らしさを発信したい」とあいさつした。

 サンドビックは栗原市をスウェーデン、米国と並ぶ世界3大拠点の一つに位置付け、1976年、超硬チップの生産を始めた。延期されている第2工場は「需要回復を見て再開の判断をしたい」(同社)としている。

470荷主研究者:2009/11/22(日) 18:20:55

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/11/20091119t13032.htm
2009年11月19日木曜日 河北新報
研究資料を地域に紹介 東北学院大博物館が開館

墨書人面土器など展示物を説明する辻館長(右)

 東北学院大は18日、大学の研究で収集した資料を地域住民や児童、生徒らに紹介する「東北学院大博物館」を、仙台市青葉区土樋1丁目の土樋キャンパス内に開館した。

 博物館前広場で同日、大学関係者ら約40人が出席して記念式典を開催。星宮望学長は「研究資料を伝えるとともに、地域の人との出会いと交流の場になることを願う」とあいさつした。

 博物館は鉄骨平屋、延べ床面積約300平方メートルで、総工費は約5000万円。約180平方メートルの展示スペースに、文学部歴史学科が収集した研究資料や、同大図書館が所蔵する資料約300点が並ぶ。

 多賀城市市川橋遺跡から出土した「墨書人面土器」は、4面に男性の顔が描かれた平安時代の貴重な史料。宮城県松島町の瑞巌寺と共同で同町雄島の海底から採集した中世の石造供養塔「板碑」や、古い聖書なども展示する。

 研究紹介に限らず、歴史資料の扱い方や展示手法を学ぶ博物館実習の授業など、教育の場としても活用する。所蔵する資料は膨大なため、実習の一環で不定期に展示物を入れ替える。

 館長を務める辻秀人文学部教授(考古学)は「大学の研究はあまり知られていない。特に小中高生に研究の雰囲気を感じてほしい」と話している。

 開館を記念して12月17日まで無料開放する。その後は入館料200円。高校生以下や65歳以上、障害者は無料。開館時間は午前9時半〜午後5時で日曜祝日、大学休業日などは休館。

 連絡先は博物館022(264)6920。

471荷主研究者:2009/11/22(日) 18:30:11
>>450
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/11/20091121t12015.htm
2009年11月21日土曜日 河北新報
JT跡地の宅地分譲開始 複合開発、本格化 仙台

第1期分譲が始まった「せんだい宮の杜」の住宅街区。左奥に店舗街区が見える

 大手住宅メーカーの大和ハウス工業(大阪市)が仙台市宮城野区の日本たばこ産業(JT)仙台工場跡地で進めている住宅地と商業施設の複合開発「せんだい宮の杜」のオープニングセレモニーが20日、現地であった。一般分譲宅地の第1期販売が始まり、先行オープンした店舗街区と合わせた新たな街づくりが本格的に始動した。

 住宅街区「ブルームスクエア せんだい宮の杜」は、敷地約3万平方メートルに142区画を整備する。店舗街区との境に緑地公園を配して緩やかに分離するなど、環境や安全面に配慮した。

 第1期分譲は16区画を予定。1区画当たり面積は190〜270平方メートルで、販売価格は1040万〜2080万円。このほか年内に建売住宅10棟を販売する予定。

 住宅街区にはマンション2棟分の敷地もあるが、経済情勢などから凍結中。大和ハウス工業は「市場動向を見極めながら判断したい。1棟分は福祉施設への転用も検討している」と話している。

 オープニングセレモニーで同社の沼田茂仙台支店長は「商業施設との一体開発は大きな魅力。利便性と安全、緑あふれるまちをアピールしていきたい」と話した。

472荷主研究者:2009/11/22(日) 18:31:26

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/11/20091121t13034.htm
2009年11月21日土曜日 河北新報
仙石線・多賀城駅周辺 29日から上り線高架化

 宮城県は20日、連続立体交差(高架化)事業を行っているJR仙石線で、多賀城駅周辺の上り線1.8キロ(多賀城市東田中―同市伝上山)が29日の始発から高架線に切り替わると発表した。下り線の高架化は2011年度の見込み。

 仙石線は複線で、多賀城駅周辺は現在、地上を走っている。先行して工事を進めていた上り線だけを高架化する。今後は地上の上り線跡地に下り線の高架橋を建設する。

 上り線の高架化によって、工事区間にある4カ所の踏切の遮断時間が現在の30〜70%に短縮される見込みで、周辺の渋滞緩和が期待される。特に多賀城駅西側の東田中踏切は、ピークの1時間当たり遮断時間がおおむね25分から8分に短くなる。

 事業は1999年度に始まった。総工費は128億円。

◎小鶴新田―東塩釜上下11本区間運休/28日夜から29日未明高架切り替え工事

 JR多賀城駅の高架線への切り替え工事で、28日夜から29日未明にかけ、仙石線小鶴新田―東塩釜間で上下11本が区間運休する。運休時間帯はバスで代行輸送し、東北線仙台―松島間でも臨時列車上下4本を運行する。

 運休するのは、上りが午後8時59分石巻発あおば通行き以降の6本、下りが午後9時4分あおば通発東塩釜行きと、午後11時5分あおば通発東塩釜行き以降の4本の計5本。

473荷主研究者:2009/11/22(日) 18:38:39
>>50 >>60
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/11/20091120t12019.htm
2009年11月20日金曜日 河北新報
天然ガスの仙台圏北部パイプライン 来月中旬にも供給

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/20091120_a3-01.jpg

 トヨタ自動車グループの企業進出が相次ぐ宮城県大衡村などの仙台圏北部の三つの工業団地に、仙台市ガス局が天然ガスを供給するパイプラインの延長工事がほぼ終わり、12月中旬にも開通する見通しとなった。

 延長分のパイプラインは敷設済みの大和町小野の新興住宅地から19.4キロ延ばした。当面の供給先はいずれもトヨタグループで、大和町の大和流通・工業団地で近く稼働する車載用電池製造のパナソニックEVエナジー(静岡県湖西市)、大衡村の第2仙台北部中核工業団地に立地するセントラル自動車(神奈川県相模原市)の2社。

 2社はガスを製造ラインの熱源や空調などに使う。市ガス局は今後、2社と契約を結ぶ。

 仙台北部中核工業団地のトヨタ自動車東北(大和町)にも供給する予定だったが、同社は新エンジン工場の計画を延期しており、供給時期も未定。

 延長パイプラインの供給能力は1時間当たり約6000立方メートル。総工費約19億2000万円で、今年2月に着工した。市ガス局が大衡村に供給するのは初めてで、セントラル近くに進出するトヨタ紡織東北(北上市)とも供給に向け協議中。周辺の自動車関連以外の4社にも働き掛けている。

 市ガス局が10キロ以上のパイプラインを新設するのは1996年以来。セントラルとEVエナジーへの供給量は約90の大口契約事業所のうち上位になる見込みという。市ガス局は「工業団地への供給はまとまった大企業進出がきっかけ。住宅も含め周辺に供給を広げたい」としている。

474荷主研究者:2009/11/22(日) 18:41:17
>>363
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/11/20091120t12013.htm
2009年11月20日金曜日 河北新報
宅配飲料水工場を新設、生産能力倍増 アクアクララ東北

操業を始めたアクアクララ東北の新工場

 ユアテック子会社で宅配飲料水製造販売のアクアクララ東北(仙台市)は、仙台市青葉区上愛子の本社敷地内に新工場を建設し、生産能力を約2倍に引き上げた。飲料水の宅配市場が引き続き拡大すると見込み、能力増強が必要と判断した。約5億円(2009年3月期)の売上高を5年後をめどに倍増させるという目標を掲げる。

 倉庫や事務棟も備える新工場は平屋で、延べ床面積約920平方メートル。設備は12リットル入りボトル詰め飲料水を1時間当たり330本製造する能力があり、旧本社工場(160本)から大幅に向上した。手作業が多かったボトル詰めなどの工程は半自動化。顧客から回収して繰り返し使う専用ボトルの洗浄工程も拡充した。投資額は約3億円。

 同社は02年、事業拡大を図るユアテックと、三井物産との共同出資で設立された。アクアクララ(東京)とフランチャイズ契約を結び、特殊フィルターで水道水をろ過し、ミネラル成分を加えて飲料水を製造。直販や約50社の代理店を通じて東北6県で販売している。

 同社によると、顧客の個人や事業所は宮城県内を中心に約1万1000件。景気悪化や他社との競合で伸びは鈍化したが、増加傾向が続いている。宅配料込みで12リットル入り1260円。冷水と温水が出る専用サーバーも貸し出している。

 小島吉雄社長は「自分で水を運ぶ必要がない宅配の魅力や、冷・温水が使える利便性が浸透してきている。催事での無料試飲などで営業を強化し、さらに認知度を上げたい」と話している。

477荷主研究者:2009/11/22(日) 21:52:44

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/news/20091120-OYT8T01543.htm
2009年11月21日 読売新聞
県醤油醸造組合が経営破たん

 東京商工リサーチ東北支社によると、県醤油(しょうゆ)醸造協同組合(大河原町、山口周右衛門理事長)が20日、事業を停止し、破産手続きの開始を仙台地裁に申し立てた。負債総額は約3億5000万円。

 同支社によると、協同組合は1971年、県内の醤油醸造業者が共同出資して設立。本醸造醤油の原液を共同生産するなど業務を拡大し、一時は県内6割のシェア(市場占有率)を獲得、ピークの91年3月期には売上高約8億7000万円を計上した。

 しかし、その後は大手醤油メーカーとの競争激化や景気低迷で生産量が落ち込み、99年3月期以降は4億円台にとどまっていた。

 さらに、理事による在庫の水増し計上が2007年度に発覚。08年3月期は1億3100万円の赤字を計上、債務超過に転じていた。

 協同組合の組合員は現在20数社。組合は「理事長が不在で取材に応じられない」としている。

478荷主研究者:2009/11/29(日) 21:00:46
>>442
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/11/20091123t11023.htm
2009年11月23日月曜日 河北新報
松島水族館、仙台移転計画大詰め 市の対応、焦点

 マリンピア松島水族館(宮城県松島町)の仙台港背後地(仙台市宮城野区など)への移転計画が、大詰めを迎えている。焦点は支援を表明している仙台市の対応。「経済効果は大きい」としながらも、背後地内に整備する公園の貸与や、10億円規模の出資には現時点で慎重な姿勢を崩していない。水族館側が2011年度の移転開業を見据える中、市は事業や資金計画の精査を重ねている。

 水族館がまとめた事業計画では、移転候補地は仙台市が整備する高砂中央公園(14.5ヘクタール)の一部約3万5800平方メートル。市から敷地を借り受け、鉄筋コンクリート2階、延べ床面積約1万300平方メートルの建物を建設。大水槽やイルカプールなどの整備を想定する。

 総事業費は80億円台半ばとみられ、金融機関からの融資と公的機関や企業からの出資で、ほぼ半分ずつを賄うという。

 融資は都銀や地元金融機関の協調融資で30億円超を確保するめどが立った。出資は水族館を運営する仙台急行(仙台市)の11億円、仙台市の10億円、国土交通省の外郭団体「民間都市開発推進機構」(東京)の9億円を軸に調整。ほかにも民間企業から合計で10億円以上を組み入れる。

 仙台急行の西条直彦社長は「融資と民間企業からの出資はおおむね目標に達しつつある」と見通しを明かす。移転実現の焦点は、公園使用の許可と出資をめぐる仙台市の判断に絞られた形だ。

 松島水族館が老朽化による移転構想を発表したのは昨年6月。仙台市に対して7月、仙台港背後地への移転に協力を要請した。梅原克彦前市長も後押しする考えを伝えていたが、ことし7月の市長選で奥山恵美子市長にトップが交代した。

 市は現在、水族館側に質問状を出すなどし、事業の仕組みを精査している。奥山市長は16日の定例記者会見で「公園利用地を貸すことなど支援を決断するには、議会や市民にきちんとした説明をするための作業が必要」と説明する。

 市は、水族館誘致による経済効果を、開業年度に63億〜79億円と試算。「港周辺の集客力が高まる。10億円の出資も固定資産税や公園使用料で将来的に回収可能」とメリットを説明する。

 一方で、市内部には「資金計画の確実性など事業の中身を見極めなければならない」と公金の支出に慎重な声も根強い。

 水族館側は11年夏のオープンを目標にしており、既に立地を見据えた県警との交通協議は終えた。年度内に着工し、11年春以降に松島からスタッフや動物などを移す―との青写真を描いている。

 市が関与する移転計画は、一部慎重意見がある市議会の議決も、事業化へのハードルとなる。公園区域内への設置をめぐって市建築審査会の同意も必要だ。

 西条社長は「仙台の経済界から広く支援を受ける仕組みが整いつつある。県内唯一の水族館を存続させるため、移転への理解を得られるよう努めたい」と話している。

479荷主研究者:2009/11/29(日) 21:02:34
>>370
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/11/20091123t13019.htm
2009年11月23日月曜日 河北新報
「トラック100円」効果で6割増 仙台松島道路交通量

 宮城県がトラックやバスを対象に10月18日から試行的に通行料金を割引している仙台松島道路(三陸自動車道利府中―鳴瀬奥松島インターチェンジ)の交通量が、100円に大幅値下げした午前0〜4時に前年同期と比べ6割増えたことが22日までに分かった。

 実験開始後1カ月の通行実績によると、10月18日〜11月15日の午前0〜4時は前年同期比で平日が61%、土日曜・祝日が59%それぞれ増えた。同時間帯はこれまで最大700円(中型車)だったのを100円に引き下げた。3割引きにした時間帯でも12〜23%増えた。

 県道路課は「トラックなどが一般道路から料金の安い仙台松島道路に乗り換えたようだ」と分析している。

 同じく割引が行われている仙台南部道路全区間は、100円に割り引かれる午前0〜4時でも4、5%増で大きな伸びは見られなかった。

 両道路は県道路公社管理区間。通行料金を下げる物流支援実験は来年3月まで、自動料金収受システム(ETC)を搭載したトラックやバスなどを対象に行われる。

480荷主研究者:2009/11/29(日) 21:08:46
両区間とも渋滞が激しいイメージがあるだけに優先順位が低いとは思えないのだが・・・。
>国道4号仙台バイパス拡幅(鶴ケ谷地区)と国道45号坂下拡幅(苦竹地区)は、それぞれ減額

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/11/20091125t11040.htm
2009年11月25日水曜日 河北新報
直轄道路費 仙台分4〜35%減 整備局、市長に説明

 東北地方整備局の青山俊行局長は24日、奥山恵美子仙台市長に、政府の2010年度予算編成の概算要求を基に算定した市の各事業費の見込み額を説明した。国直轄道路事業費は09年度当初予算と比べ4〜35%減る見通し。

 維持管理などを除く建設系に限ると、24〜60%減と削減幅が大きくなる。休止事業はなかった。

 09年度当初予算で14億円が盛り込まれた仙台東部道路の仙台港インターチェンジ建設工事は、6億〜8億円にとどまる見込み。国道4号仙台バイパス拡幅(鶴ケ谷地区)と国道45号坂下拡幅(苦竹地区)は、それぞれ減額され、1億〜3億円で用地買収を進める。

 完成時期が近い事業は国が優先的に整備する方針。11年度完成予定の国道4号長町拡幅(諏訪町地区)は必要な1億〜3億円を維持。12年度完成予定の国道45号仙台東部共同溝(原町地区)2.4キロも必要額の7億6000万〜9億3000万円を確保する。

481荷主研究者:2009/11/29(日) 21:09:26

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/11/20091125t15044.htm
2009年11月25日水曜日 河北新報
宮城野通にぎわい創出 清掃通し愛着心育つ 仙台

清掃活動を終え、ごみ袋を集める協同組合加盟社の従業員や住民ら=10月30日、仙台市宮城野区の宮城野通

 仙台市宮城野区のJR仙台駅東口と、プロ野球東北楽天ゴールデンイーグルスの本拠地・クリネックススタジアム宮城(Kスタ宮城)を結ぶ宮城野通(約1.5キロ)で、交通量の増加に伴う環境整備が進んでいる。長年、官民一体で取り組んできた美化活動も、通りへの愛着心を盛り上げた。東口が「駅裏」と呼ばれていた時代を知る人たちは、安全安心で活気ある通りに目を細めている。

 人の行き来が多くなった宮城野通に7月、自転車と歩行者の接触事故を防ぐための自転車専用レーンが国のモデル事業として新設された。にぎわい創出の原動力の一つとなった東北楽天にちなみ、「イーグルロード」と命名。レーンの色はチームカラーのクリムゾンレッドを採用した。約250メートルのレーンは本年度末までに、約650メートルまで整備される予定だ。

 10月には、通りに面した榴岡公園の入り口が石畳の広場として再整備され、新たにベンチを設置。同区公園課は「行き交う人たちが、ゆっくり休める場所をつくりたかった」と説明する。

 宮城野通への地域の愛着心は強い。イーグルロードの愛称や色の指定を区に働き掛けたのは、通り周辺の企業約70社でつくる仙台駅東口商工事業協同組合だった。

 組合と地域の10町内会、区が1999年に始めた通りの一斉清掃は、年3回の恒例行事として定着。10月30日朝にあった今年最後の清掃には約230人が集い、約1時間ごみ回収に汗を流した。

 市は91年度と2008年度、宮城野通のほぼ同一地点で自転車の交通量調査を実施。午前7時からの12時間で、91年度に2256台だった通過数が、08年度には約2倍の4461台に増えた。

 区まちづくり推進課は「全国からスタジアムに野球ファンが集まる今、宮城野通は仙台の立派な表玄関。清掃に参加する企業も増え、地域全体が通りを大切にしている」と話す。

 組合は92年、「仙台駅東口地区 50万人が行き来する街づくり」と題する計画を立てたことがある。宮城野通の近くで生まれ育った組合の松坂卓夫理事長(51)は「『駅裏』を一日50万人が歩く街にするのが目標だったが、当時は虚妄と笑われたものだ」と振り返る。

 今では隔世の感を抱きながら、「東北楽天の優勝パレードや光のページェントをやってみたい」と夢を膨らませている。

482荷主研究者:2009/11/29(日) 21:14:18

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/11/20091125t12029.htm
2009年11月25日水曜日 河北新報
仙台圏北部に針路 トヨタと取引 東海・関東の中小企業

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/091125_toyota_01k.jpg

 トヨタ自動車グループの進出が相次ぐ仙台圏北部で、東海や関東地方に本社があり、運送や設備保守などを手掛ける企業が営業所などを新設する動きが広がっている。いずれもトヨタと取引実績がある中小企業で、自動車生産や企業集積の状況を見ながら今後、規模拡大も検討するという。

 トラック運送業の大五運送(静岡県浜松市)は宮城県大衡村衡下地区に進出した。いずれもトヨタグループのセントラル自動車(神奈川県相模原市)とパナソニックEVエナジー(静岡県湖西市)が仙台圏北部でそれぞれ稼働準備中の工場の中間地点で、約2万4000平方メートルの用地を取得。11月に「宮城物流センター」を開設した。

 12月に部品や製品輸送の業務を本格的に始め、来年1月には床面積1750平方メートルの配送センターを建設。総事業費約12億円を見込む。従業員5人が常駐し、地元採用も10人以上を予定する。

 主要取引先のEVエナジーを含め、東北での受注拡大を図る。「今後の設備増設も見据え、広めに土地を取得した」(大五運送)と言う。

 設備工事のサンエイ(愛知県刈谷市)は、セントラルなどが進出する第2仙台北部中核工業団地(大衡村)に約5000平方メートルの用地を取得。7月に仮営業所を設け、年明けから従業員2人を常駐させる。今後、倉庫兼営業所を建設する考え。

 同社は製造ライン機械の設置、移設、修理などを手掛け、2009年3月期の売上高は257億円。主な取引先はトヨタグループで、これまでグループの進出に合わせ九州や北海道に営業所を設置。東北進出も決めた。

 電気工事のアシノ電設(相模原市)は大衡村駒場地区に約5000平方メートルの用地を取得、営業所を構えた。生産設備、照明などセントラルの工場の電気工事受注を狙う。従業員を4、5人配置して倉庫兼作業場を建てる方針で、総事業費は計約1億円を見込む。

483荷主研究者:2009/11/29(日) 21:16:52

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/11/20091125t12014.htm
2009年11月25日水曜日 河北新報
餃子の王将 仙台一番町に来月25日オープン 東北初

 「餃子の王将」を展開する王将フードサービス(京都市)は24日、東北初の店舗を仙台市に設ける計画を正式に発表した。「仙台一番町店」を同市青葉区一番町4丁目に来月25日、オープンさせる。

 新店は直営店で2階建て、座席数77。仙台市役所や宮城県庁に近いアーケード街のコーヒーショップ跡地を活用する。主力メニューのギョーザの具材などは当面、千葉県船橋市の自社工場から調達する。

 同社の鈴木和久専務は「今後数年で、仙台を中心に東北で数十店規模に拡大したい」と話している。将来的には、セントラルキッチン(集中調理工場)を東北に建設することも検討する。

 王将フードサービスは現在、全国で直営店とフランチャイズ店計543店を展開している。

484荷主研究者:2009/11/29(日) 21:26:34

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/11/20091127t12034.htm
2009年11月27日金曜日 河北新報
仙台港、整備着々 自動車産業集積に対応

自動車産業の集積を受け、物流機能の強化が進む仙台港=仙台市宮城野区

 宮城県大衡村に建設中のトヨタ自動車の車体生産子会社セントラル自動車(神奈川県相模原市)本社工場が、2011年1月に本格稼働するのに向けて、仙台港(仙台市宮城野区)で完成車を積み出す態勢整備が進んでいる。車を積み降ろしする際の一時保管場所「モータープール」の拡張工事は年末に本格化。大型船対応のため埠頭(ふとう)前の海底を掘り下げる工事は6月に始まった。宮城県は自動車産業のさらなる集積を見据え、港の機能強化を目指す。

 モータープールとシャシー(車台)置き場を合わせた車の保管用地は現在10.4ヘクタール。プロ野球東北楽天ゴールデンイーグルスの本拠地、クリネックススタジアム宮城のグランド8個分に当たり4000台を保管できる。

 宮城県はセントラル自動車新工場の本格稼働に備え、保管用地を10年秋までに16.0ヘクタールに拡張する計画。保管台数は7000台に増える。

 雷神埠頭近くの「みなと公園」と、県仙台塩釜港港湾事務所敷地を転用しモータープールを整備。港湾事務所は仙台港国際ビジネスサポートセンター(アクセル)に移った。

 拡張で関東自動車工業岩手工場(岩手県金ケ崎町)とセントラル自動車の年間生産約50万台に対応する。宮城県は09〜10年度に7億円を投じる。11年度以降は自動車の生産状況に応じ、埠頭周辺の事務所用地などを再編して整備。保管用地は20年ごろまでに現在の2.5倍に当たる26.1ヘクタールに広がり生産約70万台に対応する計画だ。

 完成車の積み出し増加に備え、クレーン設備を使わずに積み降ろしできるRORO(ロールオン・ロールオフ)船と自動車運搬船の大型化への対応も進む。

 国は6月、雷神埠頭前の海底を掘り下げ、水深を7.5メートルから9.0メートルにする工事を始めた。入港できる船は5000トン級から1万トン級になる。積み込める車はほぼ倍の1隻700〜800台に増える。10年秋に半分程度が完成する見込み。

 仙台港は東北の自動車産業の物流拠点。関自工岩手工場は生産台数の9割以上に当たる完成車26万台(08年度)を名古屋に向けて積み出している。ほとんどのメーカーが東北各県向けの新車を荷揚げする。宮城県土木部は「埠頭のインフラ整備が仙台港の物流メリットを大きくする」と期待する。

485荷主研究者:2009/11/29(日) 21:27:26

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/11/20091127t11025.htm
2009年11月27日金曜日 河北新報
環境問題で連携協定へ 仙台市と東北大が30日調印

 仙台市と東北大大学院環境科学研究科は26日までに、環境問題の解決に向けた連携を強化するため、協定を締結することで合意した。30日に市役所で調印式を行う。市は専門的な知見を得て「環境政策力」の向上を目指し、大学側は研究成果の地域への還元を狙う。自治体が大学と締結する例は多いが、環境問題に特化した協定は全国的にも珍しいという。

 協定の内容は人事交流が中心。仙台市は若手職員を東北大に社会人入学させるほか、大学で開催する環境問題をテーマにした学生向け講演会などに職員を派遣する。東北大は、教授らが市主催の勉強会などで専門的な知識を伝える。期間は5年を予定している。

 今後、地元産業界や環境NPOなどにも参加を促し、包括的なネットワークの構築を目指す。具体的な事業として(1)二酸化炭素の削減効果が高いとされる地中熱を利用した発電システム(2)家庭生ごみや落ち葉といったバイオ系廃棄物のエネルギー転換―など、次世代技術の共同研究や商品開発を想定する。

 仙台市環境局と東北大環境科学研究科は年1回、情報交換の場を設けていた。組織を挙げて環境問題に取り組む姿勢を明確にしようと今回、協定を結ぶことにした。企業との橋渡し役として、協定には市経済局も加わる。

 市環境局は「将来的に仙台モデルと呼ばれるような連携を目指したい」と話している。

486荷主研究者:2009/11/29(日) 21:30:16
>>72 >>178 >>347
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/11/20091126t12039.htm
2009年11月26日木曜日 河北新報
東エレク「RLSA」導入検討 宮城新工場の計画変更

 半導体製造装置大手の東京エレクトロン(東京)は、着工を延期している宮城県大和町の新工場建設計画の一部を見直し、プラズマを活用した次世代技術「RLSA」の生産機能を導入する方向で検討に入った。次世代技術導入は、国際的な競争力を高めるのが狙い。着工時期については、世界的な景気悪化で冷え込んだ半導体市場が「上昇局面にある」との認識で前向きに協議しており、早期に結論を出す考えだ。

 新工場は当初、半導体製造用エッチング装置の製造を主体に計画したが、見直し案ではエッチング装置を基本にしながらRLSAを柱の一つに加える。RLSAは仙台市泉区の子会社「東京エレクトロン技術研究所」が研究拠点であり、研究所の成果と新工場の製造を連動させ、最先端の製品の製造拠点化を目指す。

 RLSAは、来年12月までに閉鎖する研究開発拠点「関西テクノロジーセンター」(兵庫県尼崎市)から業務や研究員を仙台の研究所に集約する方針で、研究所の増設も計画している。

 東京エレクトロンの東哲郎会長は河北新報社の取材に答え、半導体製造装置の受注状況について「底を打ち、上昇していく段階にある」との認識を示した。新工場の着工は「ポジティブに考えていることは間違いない。なるべく早く結論を出したい」と極めて前向きな姿勢を示した。

 これまでの計画で新工場は、生産棟など3棟(総延べ床面積7万2000平方メートル)を県の工業団地「大和リサーチパーク」に建設。生産子会社の東京エレクトロンAT宮城事業所(宮城県松島町)と山梨事業所(山梨県韮崎市)に分散するエッチング装置の開発・製造機能を集約する予定だった。

 東京エレクトロンは昨年12月12日、半導体市場の悪化を理由に、新工場の09年4月着工、10年4月稼働の予定を延期すると発表した。

[RLSA] プラズマを活用した微細な半導体の加工技術。特殊なアンテナで高密度のプラズマを発生させ基板を加工する。プラズマは低エネルギーで半導体へのダメージが少なく、不良品削減効果もある。東京エレクトロンは東北大の大見忠弘客員教授(半導体電子工学)と1998年からRLSAを研究し、2001年に商品化。さらなる高度化を目指す。

487荷主研究者:2009/11/29(日) 22:06:16

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/11/20091128t12006.htm
2009年11月28日土曜日 河北新報
駅前の「顔」仙台ホテル解体 年内で営業終了、1月工事開始

解体されることになった仙台ホテル(中央)。右がGSビル。

 年内で営業を終えるJR仙台駅前の老舗ホテル、仙台ホテルが来年1月上旬から解体されることが27日、分かった。建物の老朽化などが理由で、市民に親しまれた仙台駅前の「顔」が消え、景観が大きく変わる。解体工事は11月まで続き、その後の跡地利用は流動的な面がある。

 解体方針は、ホテルの土地、建物を所有するオリックス不動産(東京)が決めた。同社は、ホテルに隣接する「GSビル」の土地と建物を買収しており、ホテル跡地との一体開発の可能性を探っているとみられる。

 ホテル解体後について同社は「現状では未定。さまざまな角度から可能性を検討し、解体終了までに何らかの方針を出したい」と話している。

 ホテル周辺の商業関係者には「駅前のにぎわいを維持してほしい」との声があり、ホテル跡地で飲食店を暫定的に営業する案なども検討されそうだ。

 仙台ホテルは地上9階、地下2階で、延べ床面積は2万2400平方メートル。客室は115。1896年開業で、東北初の洋式ホテルとして知られ、現在の建物は1964年に建築された。

 宿泊客の受け入れは12月30日までで、31日に宿泊者を送り出し、営業を終える。2階にあるイタリアンレストランは今月30日で営業を終える。

 ホテルの土地、建物は2005年、旧伯養軒(仙台市)が不動産業のケン・コーポレーション(東京)などが設立した会社に売却。07年2月、オリックス不動産がこの会社を買収して土地、建物を取得し、ケン社系のケン・仙台ホテルマネジメント(同)に運営を委託してきた。

488荷主研究者:2009/11/29(日) 22:13:16
「国道398号 石巻北部バイパス」の供用開始について 平成21年11月11日
http://www.pref.miyagi.jp/road/douro_kensetu/ishinomakibp1kyouyoukaishi(H211111%EF%BC%89.pdf

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/11/20091129t13018.htm
2009年11月29日日曜日 河北新報
国道398号バイパス、来月12日部分開通 石巻

 国道398号石巻北部バイパスの石巻市蛇田―同市南境間が12月12日、開通する。同市中心部の渋滞緩和や女川町への接続向上につながる。

 開通区間は国道45号と接続する石巻赤十字病院近くから、県道石巻河北線との交差点付近までの2.7キロ。暫定片側1車線で設計速度は時速60キロ。総工費98億円で、県が1998年度から事業を進めてきた。

 石巻専修大や企業団地「石巻トゥモロービジネスタウン」がある地区と三陸自動車道のアクセスが良くなる。市内で旧北上川5本目の橋となる曽波神大橋が完成し、市中心部の渋滞緩和が見込まれる。市東部や女川町から石巻赤十字病院への救急搬送の時間短縮も期待できる。

 石巻北部バイパスは石巻市蛇田―同市沢田の10.8キロで、最も西側に位置する工区が今回初めて開通した。

489荷主研究者:2009/12/01(火) 23:15:56

http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/きょうの建設情報.htm
2009/11/30 建設新聞
あすと長町に「複合開発プラン」浮上
ゼビオ、89ERS、全天候テニスなど
今後の企業等誘致の起爆剤としても期待

 今月27日にヨークベニマルの新店舗が開業する仙台市南部の新環境都市・あすと長町地区に、これに続く複合商業施設の設置が具体化しそうだ。

 店舗設置準備の本格的な検討に入っているのは、大手スポーツ用品等販売のゼビオ(福島県郡山市朝日3丁目7の35 社長・諸橋友良氏)。今回の出店計画は、同社の店舗のみならずプロバスケットボールBJリーグに加盟する仙台89ERSのホームゲームの拠点となるアリーナ、さらには屋内全天候型テニスコートなどとの段階的な複合開発となる可能性が高いと見られている。

 整備対象ブロックとして有力視されているのは、あすと長町エリアの中でも最も北側に位置する仙台市の新市立病院予定地の南側近接となる「杜の広場」を取り囲む一部ブロックで、都市再生機構(UR)の分譲等を所管する用地部分。関係者によると、「当初、開発を想定する際に想定していた土地費用がフィックスされる段階になって、ちょうどJR長町駅東側で鉄道・運輸機構が行う国鉄清算事業関係の大規模用地が9月初めに売却に向けて再公告となり、この際に発表された入札最低価格が前回価格より20㌫前後も下回ったたため、ゼビオ等がURと進めていた事前交渉が、土地価格について根拠を失ったものとなり、妥当価格の設定に関し再度互いに事前検討をする必要性に迫られ、多少、開発計画の進捗を妨げたように見られる」と言う。

 この“裏事情”の真偽はともかく、ヨーク以外に今のところ集客施設が整わないあすと長町地区にとって、オープンすれば若年層が集客されそうな今回の開発計画は、今後、企業などへの立地を促す起爆剤にもなりえるだけに、大規模小売店舗立地法の早期手続き着手により外向きに情報発信されることへの期待が高い。

2009/11/30付1面に掲載。

490荷主研究者:2009/12/01(火) 23:16:32

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/12/20091201t11027.htm
2009年12月01日火曜日 河北新報
セントラル自 工場完成 東北・年50万台体制へ

完成したセントラル自動車の新本社工場=宮城県大衡村の第2仙台北部中核工業団地

 トヨタ自動車の完成車製造子会社、セントラル自動車(神奈川県相模原市)が宮城県大衡村の第2仙台北部中核工業団地に建設を進めていた本社工場の建屋が完成した。同じトヨタグループの関東自動車工業岩手工場(岩手県金ケ崎町)に続いて東北で2カ所目の完成車製造拠点で、東北は両工場で年間約50万台の乗用車を生産できる体制となる。

 建屋の工事が終わり、所有権は12月1日にセントラルに移る。セントラルは最新ラインを備えたコンパクトカー生産の先端工場を目指し、2011年1月に予定する生産開始に向けた準備を本格化させる。

 セントラルの生産能力は最大12万台で、関自工岩手工場は36万台。ただ自動車販売が本格回復していない中、関自工岩手工場の生産台数はピーク時より落ち込んでおり、セントラルの生産台数がどうなるかは現時点では不透明な状況だ。

 トヨタは東北を中部、北部九州に続く「国内第3の生産拠点」と位置付けており、1993年操業開始の関自工岩手工場に次いでセントラルも宮城県への立地を決めた。

 自動車は多くの部品を必要とするため、完成車製造工場の周囲には部品工場が集積。セントラルの進出に伴い大手部品メーカーも相次いで東北進出を決めている。

 東北各県はさらなる企業進出のほか、地元企業の参入の進展も期待。東北経済を担う主要な産業の一つに自動車産業を位置付け、各種施策を通じて振興を図る。

 セントラルの新本社工場の敷地面積は約44ヘクタール、延べ床面積は約12万平方メートル。プレス、溶接、防錆(せい)、組み立て、塗装、成形の各棟で構成する。今後、生産設備の搬入、据え付けなどを経て来年夏ごろから試作を始める。

491荷主研究者:2009/12/01(火) 23:17:26

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/12/20091201t11025.htm
2009年12月01日火曜日 河北新報
拠点形成へ動き加速 セントラル自 工場完成

セントラル自動車の新本社工場が完成し今後、稼働に向けた準備が始まる

 トヨタ自動車の完成車製造子会社、セントラル自動車(神奈川県相模原市)の新本社工場が宮城県大衡村に完成した。2011年1月の本格稼働まで1年余り。セントラルや、同社の移転に伴い進出するトヨタグループ各社のうち一部で従業員の宮城県入りも始まり、自動車産業の新たな拠点形成に向けた動きが加速してきた。

 セントラルは4月、生産設備の製造部門を栗原市の宮城工場に集約。神奈川県愛川町の旧中津工場から従業員約40人を宮城工場に移した。12月下旬には本社の設備設計部門の約90人が栗原市の工場に移る。大衡村の新本社工場には今後、移転作業の必要に応じて若干の従業員を配置。10年1月には幹部らが入り、移転作業の指揮を執る。

 新本社工場に大規模に人員を移すのは10年夏ごろ。車両の試作開始に合わせて数百人規模が入る。11年の年明けには家族連れ従業員の宮城県移住がピークとなる見通し。同5月には相模原市での生産を終える。

 現在までのところ、本社から栗原市の工場に移る設備設計部門の従業員は大崎、栗原、登米の各市などに住むという。セントラルは移転に際し「地域との融和」をテーマに掲げており、ボランティアなどの地域貢献活動に力を入れる。

 トヨタグループで、車載用電池製造のパナソニックEVエナジー(静岡県湖西市)が宮城県大和町に建て、10年1月に本格稼働させる宮城工場には地元採用の正社員約260人、期間従業員約100人が既に入り、生産の準備を進めている。

◎地元行政・経済関係者/予定通りの完成を歓迎

 トヨタ自動車の完成車製造子会社、セントラル自動車(神奈川県相模原市)が宮城県大衡村に建設していた新本社工場が完成し、地元の行政や経済関係者からは30日、歓迎の声とともに、自動車産業参入に向けた地元企業の技術向上などを急ぐべきだとの指摘が多く聞かれた。

 昨年秋の世界同時不況以降、製造業を中心に設備投資案件の延期が相次いだ。その中での本社工場の完成に、宮城県大衡村の跡部昌洋村長は「不況下にもかかわらず予定通りに完成し、ありがたい」とほっとした表情。

 東北経済連合会の幕田圭一会長も「世界不況に加え、記録的な円高など明るい話題が乏しい中、地元を元気づけてくれる」と歓迎。同時に「自治体や大学などと連携を深め、地元企業の新規参入を全面的に支援したい」と産学官連携の一層の深化を促す。

 セントラル誘致を進めた宮城県は「操業開始に向け、着々と工事が進んだことをうれしく思う。地域経済のけん引役になることを期待している」(斉藤敬一産業立地推進課長)とコメントした。

 高い技術力や競争力が求められる自動車関連産業。地元企業にとって参入の壁は厚い。幕田会長は「新規取引などを目指し、地元企業も技術力に磨きをかける必要がある」とも指摘した。

 みやぎ工業会の川田正興会長は「地元企業の基盤技術強化、人材育成などを支援し、すそ野産業を形成したい」とし、地元の技術力をアップさせることにより、東北に自動車産業を根付かせたいとの考えを強調した。

492荷主研究者:2009/12/01(火) 23:17:53

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/12/20091201t11024.htm
2009年12月01日火曜日 河北新報
アイシン高丘、工場改修を今月開始 宮城・大衡

 トヨタ自動車系部品メーカーのアイシン高丘(愛知県豊田市)は、新工場として使うため既に取得済みの宮城県大衡村の空き工場について、12月中旬に改修工事を始める方針を決めた。同社は今年3月、新工場の稼働を当面延期しており、稼働時期は引き続き未定としている。

 取得した工場建屋は2棟に分かれており、改修工事で建屋をつなぐ。来年春ごろの工事完了を目指す。同社は新工場の稼働時期について「見通しは立っていない」と話している。

 トヨタグループのセントラル自動車(神奈川県相模原市)が大衡村に本社工場を移転させるのに伴い、アイシン高丘は昨年11月に宮城県、同村と工場立地協定を締結。しかし、自動車販売不振の深刻化で部品受注が減少し、今年8月に予定した新工場の稼働を当面延期とした。

493荷主研究者:2009/12/01(火) 23:18:21

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/12/20091201t11026.htm
2009年12月01日火曜日 河北新報
東エレク、研究開発を仙台に集約 施設増設、増員も

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/industry/091201a101.jpg

 半導体製造装置大手の東京エレクトロン(東京)は30日、仙台事業所(仙台市泉区)の研究開発施設を増設する方針を仙台市に伝えた。増設は研究機能を仙台に集約し、拠点化を進めるのが狙いで、研究員ら約300人の増員が可能となる。来年4月、稼働を始める予定。

 仙台事業所には、併設する子会社の東京エレクトロン技術研究所と合わせ、従業員計約120人が在籍している。来年12月までに閉鎖する関西テクノロジーセンター(兵庫県尼崎市)の研究者ら約100人が新施設に移るほか、仙台市など地元採用も積極的に進める考えだ。

 研究施設を増設するのは既存施設北側の約1万6500平方メートルの一角。2階建て、延べ床面積約3300平方メートルの建物を建設し、現在の施設と渡り廊下で結ぶ。投資額は約5億円。12月16日に着工し、来年3月末に完成する予定。

 東京エレクトロン技術研究所は東北大と連携し、プラズマを活用した最先端技術「RLSA」などを研究している。関西テクノロジーセンターのRLSAや、有機EL(エレクトロルミネッセンス)の研究開発業務を仙台に移管し、強化する。着工を延期している宮城県大和町の新工場でも、RLSAの生産機能を導入し、研究所と研究開発産の一体化を図る方向で検討している。東京エレクトロンは「人材と施設を仙台に集中し、RLSAの研究開発能力を高めたい」と話している。

494荷主研究者:2009/12/01(火) 23:21:52

http://www.kensetsu-sinbun.co.jp/menu/きょうの建設情報.htm
2009/12/01 建設新聞
青葉区国分町 大京東北支店
超高層・ライオンズ定禅寺の新築
193戸 12月上旬着工へ再始動

 大京東北支店(仙台市青葉区一番町2丁目4の1 支店長・中島一晃氏)は、着工を見合わせていた仙台市青葉区国分町に建設予定の「ザ・ライオンズ定禅寺通」(仮称)について、12月上旬にも着工する方針を固めた。実施設計は創建設計・大林組JV、施工は大林組が担当し、23年12月初めの完成を予定している。

 建設場所は、仙台市青葉区国分町3丁目9の5地内の敷地面積2783・23㎡で、市役所西側にほど近い旧勾当台会館跡地。

 施設規模は、RC29F延べ2万0078㎡の超高層マンション計画で、総戸数はファミリータイプ193戸を予定している。このところ、仙台市内では大型分譲マンションの新規着工がなかったことから、マンション市場を活性化させる意味でも期待が高まるところだ。

2009/12/01付1面に掲載。

495とはずがたり:2009/12/05(土) 22:47:09

寧ろ商業スレ対象か。

ジャスコ以外撤退とは凄い嫌われようだが確かに4号線沿いで立地は良さそう。
http://mallwalker.jp/db/miyagi/000216.html

サンコア事業停止 負債16億円 宮城・柴田
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/12/20091205t12001.htm

 宮城県柴田町で「ショッピングセンターサンコア」を運営するサンコア(柴田町)が4日までに事業を停止し、事後処理を弁護士に一任した。帝国データバンク仙台支店によると、負債額は約16億5000万円(2007年9月末時点)で、弁護士は「集計中」としている。
 来年1月をめどに、任意整理か法的整理かの方針を決める見通し。

 同支店によると、サンコアは1979年設立。ジャスコ船岡店を核店舗として約50店の専門店が出店し、2003年9月期には売上高4億5800万円を計上した。設備の老朽化や周辺の大型商業施設との競合激化で、集客力が低下。今年10月末までにジャスコ以外の全専門店が撤退した。
 ジャスコを運営するイオンリテール東北カンパニーは「地元のご愛顧を考慮し、船岡店の営業を続けたい」と話している。

 滝口茂柴田町長は「地元資本によるショッピングセンターのはしりとして町の発展に貢献してきただけに残念。立地環境はいいので、新しい事業主体が引き継ぐことを期待している」と話した。


2009年12月05日土曜日

496とはずがたり:2009/12/05(土) 23:27:46

センダイウイルスとな。。

石田名香雄氏死去 センダイウイルス発見 元東北大総長
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/12/20091205t13017.htm

 「センダイウイルス」の発見者として知られ、東北の産学官組織、東北インテリジェント・コスモス構想推進協議会の初代会長も務めた元東北大総長の石田名香雄(いしだ・なかお)氏が4日午後1時13分、肺炎のため仙台市の病院で死去した。86歳。新潟県上越市出身。自宅は仙台市青葉区南吉成2の9の7。通夜、葬儀・告別式は親族のみで執り行う。喪主は妻はるえさん。
 石田氏は東北帝大(現東北大)医学部卒。専門は細菌学。1960年東北大教授。75〜79年医学部長、83〜89年第15代総長、89年名誉教授。

 医学部時代の52年、同大病院で多くの新生児が肺炎に感染して死亡する事件をきっかけにウイルスの解明を進め、翌年、未知のウイルスを発見。センダイウイルスと名付けられた。発見の功績などで87年、日本学士院賞を受けた。

 東北大総長時代の87年、新潟を含む東北を学術、技術、情報発信基地にする東北インテリジェント・コスモス構想を提唱。母体組織となる同構想推進協議会の初代会長を87年から12年間務め、産学官連携をけん引した。

 89年に仙台市名誉市民に推された。96年勲一等瑞宝章を受章。東北の産業振興・発展の功績で2003年度河北文化賞を受賞。1993〜2002年、河北文化事業団理事も務めた。


2009年12月05日土曜日

497荷主研究者:2009/12/07(月) 00:50:01
仙台エクセルホテルは某業界団体の全国大会の開催時に利用したが、広い宴会場が発表の場に使われるなどコンベンション機能を備えていた。客室の印象はあまり残っていないが、料理は美味しかった気がする。
この業界団体の全国大会は全国数都市の持ち回りで毎年開催されるはずだが、数年後の次回の仙台での開催は別のホテルになるわけで、どこになるのだろうか…。

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/12/20091203t12027.htm
2009年12月03日木曜日 河北新報
仙台エクセルホテル東急閉鎖へ 来年11月

 仙台市青葉区一番町2丁目の青葉通沿いにある「仙台エクセルホテル東急」(客室302室、定員466人)が、来年11月30日をもって営業を終えることになった。運営会社の東急ホテルズ(東京)が2日、事業の将来性の厳しさなどを理由に、閉鎖方針を明らかにした。

 仙台市中心部ではホテル競争が激化し、JR仙台駅前の老舗ホテル、仙台ホテルも年内に営業終了するなど、淘汰(とうた)が進む。

 仙台エクセルホテル東急は地上13階、地下2階で宴会場や結婚式場、飲食店を備える。最近5年間の平均客室稼働率は74%だったが、土地建物を所有する日本生命保険(大阪市)との賃貸借期間が2011年3月末に満了を迎えることも踏まえ、閉鎖を決めた。

 東急ホテルズは「開業から29年が経過。新たな設備投資には多額の資金が必要となり、今後の事業性を考慮した結果、営業終了すべきだと判断した」と説明している。

 従業員122人(うち正社員47人)は雇用契約を終える。営業終了までに配置転換を含め、全員が再就職できるように支援する方針という。ホテルの跡地利用について日生は「現時点で未定。今後検討する」としている。

 同ホテルは1980年、「仙台東急ホテル」として開業、02年4月に現在名に変わった。東急ホテルズは55ホテルを運営。いわき市の「いわき東急イン」(客室133室)の営業を10月末に終了している。

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/12/20091203t12020.htm
2009年12月03日木曜日 河北新報
過当競争と不況直撃 仙台エクセル東急閉鎖へ

来年11月末での営業終了が決まった仙台エクセルホテル東急

 仙台エクセルホテル東急(仙台市青葉区)が来年11月末で営業終了する方針が2日、発表された。仙台市中心部では、JR仙台駅前の老舗、仙台ホテルが今月末で幕を下ろす予定で、同じ青葉通沿いのシティーホテルが相次いで姿を消す。ホテル業界や観光関係者らは、進出ラッシュによる競争激化と不況の影響の大きさをあらためて指摘する。

 仙台エクセルホテル東急は客室数302室で、ビジネスホテルも含め市中心部で5番目の規模。日本ホテル協会東北支部によると、仙台に他地域から進出した最初のシティーホテル。協会の青木昌敏支部長は「不況に伴う宴会需要の激減が響いたのではないか。本格的なシティーホテルがなくなるのは寂しい」と惜しむ。

 仙台市内では、東北最多の客室を持つ「アパヴィラホテル仙台駅五橋」(610室)が昨年2月に開業するなど、ホテル進出が続き、来年8月には外資系高級ホテル「ウェスティンホテル仙台」(292室)の開業を控える。青葉通沿いに立つ二つのシティーホテルが今後1年で営業を終え、市内のホテル地図が大きく塗り変わる。

 東北運輸局によると、仙台市内のホテル(東急を除く)は昨年秋以降の不況で、繁忙期を除き、客室稼働率50%強と低迷。帝国データバンク仙台支店は「過当競争の中、ホテル需要は伸びず、料金や立地条件などで老舗ホテルは苦戦している」と指摘する。

 「仙台は都市規模に対して本格的なシティーホテルが少なく、国際会議招致などの面で(東急の)営業終了はマイナス」と嘆くのは東北観光推進機構の畠山広推進本部副本部長。仙台商工会議所の間庭洋専務理事も「学会開催などの面で都市機能の低下が懸念され、大変残念だ」と話す。

 エクセルホテル東急は、学会や国際会議などで多用される仙台国際センターに最も近く、地元食材を使った料理も会場に提供してきた。

 仙台観光コンベンション協会の板橋博事務局長は「料理などのサービスが好評だっただけに、今後の会議誘致でも痛手だ」と驚きとショックを隠さない。

498荷主研究者:2009/12/07(月) 00:51:09
>>466
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/12/20091203t12025.htm
2009年12月03日木曜日 河北新報
宮城県・栗原市、太平洋工業と立地協定 来年5月操業

立地協定を締結し、握手を交わす(左から)伊藤副知事、小川社長、佐藤勇栗原市長

 自動車部品製造の太平洋工業(岐阜県大垣市)は2日、宮城県栗原市に東北工場を開設する立地協定を宮城県、栗原市と結んだ。東北への自動車産業の集積に伴う進出。来年5月に操業を始め、金属プレス・樹脂部品を生産する。

 県庁で立地協定の締結式が行われた。この後の記者会見で小川信也社長は「東北にトヨタグループの拠点が置かれ、関連企業も進出する」と立地理由を説明した。伊藤克彦副知事は「地震で甚大な被害を受けた栗原市にとって復興の象徴になる。自動車産業の集積が県全域に広がるきっかけになってほしい」と語った。

 太平洋工業は、トヨタ自動車の完成車製造子会社、セントラル自動車(神奈川県相模原市)の宮城県移転などにより東北での自動車生産が増えると見込み、岐阜県から部品を運ぶコストを下げるため東日本で唯一の工場を東北に設ける。

 栗原市への立地は、取引先の関東自動車工業岩手工場(岩手県金ケ崎町)とセントラルのほぼ中間点にあるため。工場の敷地面積は約9ヘクタールで、延べ床面積は約5600平方メートル。遊休工場を購入した栗原市から賃借する。設備投資額は約4億円で、非正規社員を含め30人程度を地元採用する。

 東北工場は初年度にホイールキャップとハイブリッド車用バッテリーケースをそれぞれ年25万個製造し、売上高約10億円を見込む。

 太平洋工業は岐阜、福岡両県に計6工場を持ち、タイヤバルブ、バルブコアでは国内シェアがほぼ100%という。

499荷主研究者:2009/12/07(月) 00:52:38
>>416
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/12/20091202t12015.htm
2009年12月02日水曜日 河北新報
東京建物ビルが駅前にオープン 仙台

東京建物仙台ビルとペデストリアンデッキ

 東京建物(東京)が、仙台市青葉区中央1丁目に建設を進めていた高層オフィスビル「東京建物仙台ビル」が1日、オープンした。ビル2階とJR仙台駅とを直結するペデストリアンデッキも同日、利用が始まった。

 ビルは地上20階の4階以上が賃貸オフィスで、賃貸面積は約1万7000平方メートル。1階では、宮城交通の「宮交仙台高速バスセンター」が10月6日から営業している。2、3階は吹き抜けなど。

 新設のペデストリアンデッキは幅約5メートル、延長約65メートル。JR仙台駅西口からアエル経由でビルまで結ぶ。

500荷主研究者:2009/12/07(月) 01:00:40

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/12/20091205t11018.htm
2009年12月05日土曜日 河北新報
仙台市人口、11年にも減少 総合計画審 成熟社会へ議論

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/MIYAGI/091205a201.jpg

 仙台市の人口は、転出入による社会動態が2008年水準で推移した場合、11年にも減少局面に突入することが、市がまとめた将来推計人口で分かった。中長期的な市政運営の指針を策定する目的で市が発足させた総合計画審議会(大村虔一会長)でも、人口減少社会を踏まえた都市づくりが論点になっている。

 出生率を標準的な中位に設定した10〜22年の主な将来推計は図の通り。08年10月の人口(103万1163人)を起点とし、社会動態の変化に応じた見通しをまとめた。

 08年と同様の社会移動率に固定した場合、11年をピークに22年は100万8226人まで落ち込む。過去5年の社会移動数の平均値に設定した推計でも12年、社会移動なしと楽観的に見積もった場合も14年を境に減少に転じるとみられる。

 1998年に策定された現行の市基本計画では、満了となる10年度の計画人口を112万人に設定した。だが、社会動態の悪化や少子高齢化による自然増の鈍化で、見通しは大幅に狂った形だ。

 市は10月21日発足の総合計画審議会に対し、基礎データとして将来推計人口を提出。11月20日の第2回会合では社会の変化による今後の課題と、「成熟社会の到来」「持続可能な都市」など七つの論点を示した。

 東北学院大の柳井雅也教授(経済地理学)は「大学卒業後、東京に流出する学生を地元に残す施策が重要」と強調。市連合町内会長会の樋口稔夫会長は「郊外ではいまだに開発が進んでいる。公共施設の維持管理コスト増大などへの対応はより難しくなる」と指摘した。

 審議会は今後、次期基本計画策定に合わせて新たな計画人口を定め、分野別の重点施策をまとめる。

 市総合計画課の折田裕幸課長は「右肩上がりの時代は終わり、痛みや負担といったマイナスの分配が避けられない。計画では『選択と集中』を意識しなければならない」との考えを示した。

502荷主研究者:2009/12/11(金) 00:04:35

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/12/20091206t11013.htm
2009年12月06日日曜日 河北新報
セントラル自の住所「中央平」に 大衡村、社名和訳

 宮城県大衡村は、同村に完成したトヨタ自動車の完成車製造子会社、セントラル自動車(神奈川県相模原市)の新本社工場と周辺地域の住所を「中央平(ちゅうおうだいら)」に変更する方針を固めた。セントラルを和訳した。来年4月1日から適用する。8日開会の村議会12月定例会に関連議案を提出する。

 住所変更地区は、第2仙台北部中核工業団地内の大衡村大衡、奥田、松の平の一部計152ヘクタール。セントラルの敷地と、敷地南側の県土地開発公社の造成地や緑地が中央平となる。セントラル本社の住所は大衡村中央平1となる見通し。

 村は、山林だった地域が自動車関連工場の集積地に変容することから、住所変更を検討。公社やセントラルと協議してきた。

 跡部昌洋村長は「大衡の中央、宮城の中央、自動車産業の中央という意味を込めた」と説明している。

 セントラル大衡事務所は「社名と関係する地名が付き、ありがたい」と話している。


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