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仙台・宮城・陸奥

178荷主研究者:2008/12/31(水) 21:57:39

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/12/20081213t12044.htm
2008年12月13日土曜日 河北新報
東京エレクトロン着工延期 半導体市況見極め

 半導体製造装置大手の東京エレクトロン(東京)は12日、2010年4月に宮城県大和町で稼働を予定していた新工場の着工について、当初予定の09年4月から延期すると発表した。最低でも半年以上遅れ、稼働時期も遅れる見通し。世界的な景気悪化で半導体市場は大きく冷え込んでおり当面、回復の見通しが立たないと判断した。

 同社は「設備投資額や工場の規模などの計画自体に変更はない」(広報・IR室)と強調。東北で200―300人規模を予定する新規雇用も「大きく減らすつもりはない」(同)としている。工場用地も予定通り09年春に30ヘクタールを購入するという。

 これまでの計画で新工場は、生産棟など3棟(総延べ床面積7万2000平方メートル)を県の工業団地「大和リサーチパーク」に建設。生産子会社の東京エレクトロンAT宮城事業所(宮城県松島町)と山梨事業所に分散する半導体製造用エッチング装置の開発・製造機能を集約するとしていた。

 しかし東芝が北上市に予定していた大規模半導体工場の着工が延期見通しとなるなど、取引先の半導体メーカーが設備投資を相次いで先送り。「今後の半導体や製造装置の市場回復の見通しが立つまで」(東京エレクトロン)、着工延期を決めた。

 今後の見通しについて東京エレクトロンは「来春に市況回復の見通しが立てば、着工時期を決められる。確率は高くはないが、最短で半年程度の遅れで済む可能性もある」と説明している。

 同社は半導体製造装置の売上高で世界第2位。世界的な半導体不況に見舞われ、09年3月期決算(連結)の業績予想は純利益が80億円で92.5%減を見込むなど、厳しい経営環境にあった。

 村井嘉浩宮城県知事は「やむを得ない判断とは思うが大変に残念だ。景気が回復したら直ちに着工していただけると祈っている」と話した。


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