Q:
英語willについて
‣
「今日は私が昼食を作ります」という文は、「I will make lunch today.」になるそうですが、「I make lunch today.」だと違う訳になりますか?
willを入れる事によって未来を表す事は理解していますが、中1までは例えば「私がケーキを作ります」だと「I make a cake.」と書いてきたので、同じような文なのに突然willが入ってきたので、違いがよくわかりません。
2.①You need some rest.
↑主語S=you, 動詞V=need
②What you need is some rest.
↑主語S=What you need, 動詞V=is (be動詞).
......
3.①あなたは、いくらかの休憩が必要です。
②あなたが必要としているものはいくらかの休憩です。≫
‹引用終了›
2.①It rains a lot here in June.
↑主語S=it 日本語に訳さないit, 動詞V=rains, a lot=副詞)
②We have a lot of rain in June.
↑主語S=we, 動詞V=have, rain=名詞
3.①6月には、ここではたくさん、雨が降ります。
②私達は6月にたくさんの雨を持っています。
和文英訳で、2.①の英文は日本語を直訳した英語で、思いつきやすいと思いますが、2.②の英文はどうでしょう。haveを辞書で引くと「〜がある」という意味も載っていますが、weと合わせて使う表現は、慣れないとむずかしいと思います。3.②「私達は雨を持っている」なんて、日本語として変ですが、多義語のhaveを使った英語らしい言い回しです。
初めのうちは3.②のように直訳しておくと、「We have rain.」という、英語らしい英文が、すぐに頭に浮かぶようになると思います。
・・・
日本語としては、不自然な訳でも、英語らしい表現を引き出すために必要な訳…それが「直訳」です。上の例題をやると、「2.の英文」を作る時、「1.日本語として自然な文」からより、「3.英文の直訳」からの方が、英文がすぐに思い浮かぶことがわかるのではないでしょうか。このような過程を経て、いちいち和訳をしなくても、正しく英文が読めるようになり、話す時も自然な英語が出てくるようになるのです。≫
だそうです。でも、疑問があります。というのは、そのサイトの“We have a lot of rain in June.”「私達は6月にたくさんの雨を持っています。」はそもそも直訳じゃありません。誤訳です。このhaveは「持っている」という意味ではありませんよ笑。「体験する」という意味です。直訳というのは最も使われる意味に当てはめて訳すことではないことを知らないのでしょうか?無知ですね。そのサイトの主は直訳の定義を理解してない。
もし、この意訳から英文を起こそうとすると、
"I'll help his homework tonight."
という文ができてしまいます。生徒たちは、どうしてこれが間違えか理解できません。先生方は、どのように説明されますか?
私がとても役立つと感じているリンクスラッシュリーディングをしてみます。
"I'll help him/with his homework/tonight."
「私は彼を手伝うつもりです。/彼の宿題で/今晩」
このようにしておけば、helpの後に「手伝ってあげる相手」を、withの後に「仕事の内容」を入れ、便宜上withを「〜で」と訳すと、生徒に教えやすいです。そして、I'll help his homework…としてしまうと、homeworkという生き物(?)を手伝うような、とんでもない感じの文になってしまうと説明すると、生徒は納得してくれます。しかし、ここまで説明する先生は、私の知るかぎりではいませんでした。真面目な生徒に限って、混乱しています。そもそも、この難しい英文を、中学2年の1学期に教えること自体、問題があるとは思いますが…≫
〈引用終了〉
このサイトの主は 英文を直訳して、その直訳を反訳する方法に随分と拘っているようです。ここで疑問に思ったのは、help A with Bで 一種の熟語のようなものを形成しているのに、helpとwithをスラッシュで分断しているために、それらの相関関係を見落とす恐れがあるからです。それでは、次の穴埋め問題です。
Q:
Chinese Proper Nouns: Pinyin vs. Japanese
‣
英語の学習で 意外に軽視しがちなのが、固有名詞ではないでしょうか?。日本の人名や地名なら、ヘボン式で表記すれば、先ず 問題はありません。しかし、面倒なのは中国の固有名詞です。中国の固有名詞は日本語では殆んど漢字を日本語読みしますが、英語では ピンインに準拠することが多いでよね。
さて、とある英語塾の元講師のサイト(makki-english.moo.jp/6proverb2.html )からの引用です。
〈引用開始〉
≪Sometimes we say, "Jinsei Banji Saiou ga Uma"
from "Enanji", an old Chinese book (the 2nd C B.C.)
→人生万事塞翁が馬と言うこともある
中国前漢時代の思想書「淮南子(えなんじ)」より
For human beings everything in life is like Saiou's horse.
We can! 1 (5年生)
Unit2のStory Time
I want to speak English more. We are good friends.
…不定詞の名詞的用法(中2の2学期)、we/friends複数が出てきます。「どうしてこうなるんですか?」と生徒に聞かれたら、どう答えますか?説明にものすごく時間がかかると思いますが、説明しなければ納得できなく、英語嫌いな生徒も出てくると思います。こんなむずかしい文法のが、この時期に必要でしょうか。リスニングもリーディングも、習った文法で対応できる教材にするべきと思います。応用は中学に入ってからで十分では?
We can! 2 (6年生)
Unit5に、I went to the sea. It was fun.
I ate pizaa. It was delicious.
…一般動詞の過去形の、しかも不規則活用動詞が出てきています。また、be動詞の過去形wasまで、同時に出てきてわかりにくいです。中学生にとってもむずかしいところです。
さらに、主語をitで受けるか、theyで受けるかも、小学生に説明するのはかなり時間をかけないとむずかしいのではないでしょうか。授業中にわかった気になっても、何となく覚えたものは、何となく忘れ、自分で自由に英文を作っていく時に苦労することが想像できます。≫
〈引用終了〉
A:
can=できる と覚えて 機械的に和訳する練習ばかりしても、英語は使いこなせないのではないでしょうか、について。おっしゃる通りです。can, could, was able to do、そして仮定法に関する深い理解が必要です。多くの学習者に、これらの表現の場合、どう表現したら自然な英語かを習得していただきたいです。
「 彼女は、昨日、ここに来ることができました。」を英語では、She was able to come here yesterday.が正しいです。was able to doは「実際に果たすことができた場合に用います。普通の人にとって、come hereは日常的なことなので、manage to やsucceed inは大げさかなと思います。おっしゃる通り、couldは「できる能力はあった」で「実際には果たさなかった」という意味になるので、避けた方がいいです。
① なら フレーズを補うなら、
✖"If she weren't so busy, she could come here yesterday."
みたいな感じですについて。(yesterdayは仮定法過去完了と用います)→If she hadn't been busy, she could have come here yesterday.となります。
②なら✖”She was able to come here yesterday, but she forgot to.”
みたいな感じです、について。She was able to comeと言った時点で、「果たしたことを意味しています。She was able to come here yesterday, but she forgot to.は、英語として成立していません。She could come here yesterday, but she forgot to.なら可能です。
"She managed to come here yesterday."
あるいは
”She succeeded in coming here yesterday.”とするのは、可能です。この文の前に、「彼女は身体障がい者で」というような状況があるなら、可能と思います。が、come hereに使うには、大げさな感じを受けました。せめて、get a new jobくらいの内容に使うといいのではないかな、と思いました。
Mastering the use of こと and の can be a challenge for beginners and advanced students alike.
As it’s one of the first words most students learn, it can be surprising to discover just how tricky all the uses of こと in Japanese actually are. While it’s in most beginner’s textbooks, this critical particle will also be waiting for them when they reach the intermediate- to advanced-level Japanese, too!
そこで 質問ですが、↑の英文に出ている this critical particleは「こと」という形式名詞を指していますが、それでは critical particleを英語で言い換えると、次のうちの どれに一番近いでしょうか?
① lethal grain
② meaningful pronoun
③ problematic part
④ serious suffix
⑤ very important little word
A:
⑤ very important little word
…ですね。
critical / particle …どちらも複数の意味がありますが、
この文脈なら、
critical ≒ very important
particle ≒ little word
…です。
≪① When learning a foreign language, /developing strong linguistic skills/ is a challenge.
* linguistic=りングゥイスティックゥ=言語(学)の
外国語を学ぶ時、/強い言語の技術を発達させることが《動名詞に導かれるやや長めの句が主語となる場合主語の後、動詞の前で区切る(3人称単数扱い》/課題です。≫
しかし、「強い言語の技術」って具体的には何を指すんでしょうか?
特に、この直訳では「強い」が「言語」にかかっているのか「技術」にかかっているのか 曖昧です。
そこで、“strong linguistic skills”の部分を言い換えると、次のどれに一番近いでしょうか?
① technology of a powerful language
② high proficiency in a foreign language
③ art of speaking vividly
④ deep knowledge of linguistics
⑤ efficient know-how of commnunicating verbally
A:
英語の読解において、直訳と意訳の違いは重要です。直訳は文字通りの訳で、意訳は文脈やニュアンスを考慮した訳です。あなたが引用した文章における"strong linguistic skills"は、直訳すると「強い言語の技術」になりますが、これは少し意味が不明確です。選択肢の中では、「高い外国語の習熟度」を意味する②が最も近いと思われます。
余談ですが、私が使用している、英語で書かれた英語の参考書では、一番最初の項目は現在進行形でした。おそらく、自分が今している動作を説明する、ということが幼い子どもには理解しやすいからだと思います。中学校のカリキュラムは変更できませんが、小学生で早くから勉強するのであれば、I am __.のいわゆるSVCの文から始めることにこだわらなくてもいいのではないかと思います。
ここで気になったのは「日本人が学ぶ英語は、まず、ネイティブ的流暢さよりも、第2外国語として」の部分です。ここで、英語が第2外国語ということは 英語の前に何か別の外国語を第1外国語として学んでいるということになりますが、もしも、ここで、仮に第1外国語がイタリア語だとすれば、英文を日本語よりもイタリア語に直訳した方が 元の英文の構造を訳文に反映させやすく、また、著しく変な訳文になることも少ないです。そこで、同じサイトの別のページ(makki-english.moo.jp/1howtotranslate.html )では、“We have a lot of rain in June.”を「私達は6月にたくさんの雨を持っています。」なんて訳していますが。
飴なら分かるけど、雨なんて 一体どうやったら 持つことができるんでしょうか?
でも、イタリア語に直訳すれば そのまま正しく自然な文になります。
”A City is surrounded with lush greenery and is known for its good Nashi pears. As well as refreshing environment, it is very convenient because of three railways intersecting at B Station. You can get to Tokyo within 50 minutes if you take a rapid train.
As we would like non-Japanese people to know the charm of A city, we, A City Office, have planned a half-day tour free of charge as follows. If you are interested in the plan, please feel free to contact us.”
≪A City is surrounded with lush greenery and is known for its good Nashi pears. As well as refreshing environment, it is very convenient because of three railways intersecting at B Station. You can get to Tokyo within 50 minutes if you take a rapid train.
As we would like non-Japanese people to know the charm of A city, we, A City Office, have planned a half-day tour free of charge as follows. If you are interested in the plan, please feel free to contact us.≫
いくつか気付いた点を。
① A Cityは The City Aの方がいいでしょう。A Cityでは Aを一瞬 不定冠詞のaと勘違いします。
② As well as・・・これは A as well as Bで、AとBが等位になるはずなんですが、refreshing environmentがBだとすると、Aは何になるんでしょうか?
③ surrounded withは surrounded byの方がいいでしょう。covered withの類推か ...
④ refreshing environment・・・ 間違いではないでしょうけど、組み合わせ的に不自然です。refreshingを活かすならrefreshing atmosphere、 environmentを活かすなら pleasant environmentの方が形容詞と名詞が馴染むでしょう。
⑤ it is very convenient ・・・この出だしだと、to+不定詞が続くのが予期されます。それと、itよりも The Cityというように 主語を明確にした方がいいでしょう。また、convenientもここではちょっと違和感を感じます。
⑥ because of・・・ これは悪いことの原因で使うことが多いので、thanks toの方がいいでしょう。
⑤ three railways ・・・これだと3つの鉄道会社が乗り入れているイメージです。これは 鉄道会社の数に関係なく 全部で3路線と言いたいと思うので、 three different lines of railwayの方が妥当でしょう。
〈引用開始〉
≪As it’s one of the first words/ most students learn,// it can be surprising/ to discover/ just how tricky all the uses of こと in Japanese/ actually are.
While it’s in most beginner’s textbooks, //this critical particle will also be waiting for them/ when they reach the intermediate- to advanced-level Japanese, too!
Q:
Reading English: Direct vs. Paraphrase
‣
英文を読む時、直訳と意訳があるかと思います。一般的に 直訳よりも意訳の方が時間がかかります。そこで、とあるサイト(makki-english.moo.jp/6newspaperothershowtohelpstudents1.html )からの引用です。
≪① When learning a foreign language, /developing strong linguistic skills/ is a challenge.
* linguistic=りングゥイスティックゥ=言語(学)の
外国語を学ぶ時、/強い言語の技術を発達させることが《動名詞に導かれるやや長めの句が主語となる場合主語の後、動詞の前で区切る(3人称単数扱い》/課題です。≫
しかし、「強い言語の技術」って具体的には何を指すんでしょうか?
特に、この直訳では「強い」が「言語」にかかっているのか「技術」にかかっているのか 曖昧です。
そこで、“strong linguistic skills”の部分を言い換えると、次のどれに一番近いでしょうか?
① technology of a powerful language
② high proficiency in a foreign language
③ art of speaking vividly
④ deep knowledge of linguistics
⑤ efficient know-how of commnunicating verbally
英語の読解において、直訳と意訳の違いは重要です。直訳は文字通りの訳で、意訳は文脈やニュアンスを考慮した訳です。私が引用した文章における"strong linguistic skills"は、直訳すると「強い言語の技術」になりますが、これは少し意味が不明確です。選択肢の中では、「高い外国語の習熟度」を意味する②が最も近いと思われます。
Q:
English Grammar for Kids
‣
小学生には 英語をどう教えるべきでしょうか?
こんな意見もあります。
≪「幼稚園から英会話をやっていたのに、結局、英語を話せるようにならなかった!」そんな話を聞いたことはありませんか?小さい時に英会話を習えるのは、ラッキーであり貴重な体験になるのは間違いないのに、なぜ英語が上達しないのでしょう。
〈引用開始〉
≪As it’s one of the first words/ most students learn,// it can be surprising/ to discover/ just how tricky all the uses of こと in Japanese/ actually are.
While it’s in most beginner’s textbooks, //this critical particle will also be waiting for them/ when they reach the intermediate- to advanced-level Japanese, too!
Q:
Language Understanding: Direct vs. Indirect
‣
英文を読む時、直訳と意訳があるかと思います。一般的に 直訳よりも意訳の方が時間がかかります。そこで、とあるサイト(makki-english.moo.jp/6newspaperothershowtohelpstudents1.html )からの引用です。
≪① When learning a foreign language, /developing strong linguistic skills/ is a challenge.
* linguistic=りングゥイスティックゥ=言語(学)の
外国語を学ぶ時、/強い言語の技術を発達させることが《動名詞に導かれるやや長めの句が主語となる場合主語の後、動詞の前で区切る(3人称単数扱い》/課題です。≫
しかし、「強い言語の技術」って具体的には何を指すんでしょうか?
特に、この直訳では「強い」が「言語」にかかっているのか「技術」にかかっているのか 曖昧です。
そこで、“strong linguistic skills”の部分を言い換えると、次のどれに一番近いでしょうか?
① technology of a powerful language
② high proficiency in a foreign language
③ art of speaking vividly
④ deep knowledge of linguistics
⑤ efficient know-how of commnunicating verbally
英語の読解において、直訳と意訳の違いは重要です。直訳は文字通りの訳で、意訳は文脈やニュアンスを考慮した訳です。私が引用した文章における"strong linguistic skills"は、直訳すると「強い言語の技術」になりますが、これは少し意味が不明確です。選択肢の中では、「高い外国語の習熟度」を意味する②が最も近いと思われます。
Q:
Balanced Approach to English
‣
小学生には 英語をどう教えるべきでしょうか?
こんな意見もあります。
≪「幼稚園から英会話をやっていたのに、結局、英語を話せるようにならなかった!」そんな話を聞いたことはありませんか?小さい時に英会話を習えるのは、ラッキーであり貴重な体験になるのは間違いないのに、なぜ英語が上達しないのでしょう。
≪A City is surrounded with lush greenery and is known for its good Nashi pears. As well as the refreshing environment, it is very convenient because of three railways intersecting at B Station. You can get to Tokyo within 50 minutes if you take a rapid train.≫
ここで、“As well as the refreshing environment”の部分ですが、これは
A as well as Bの変形で、Aが後置された形になります。それで、AとBは等位の関係にありますが、Bはitで、 A Cityを指すと考えられます。それでは 文を書き換えてみます。
≪A City as well as the refreshing environment is very convenient because of three railways intersecting at B Station. ≫
A:
主語と動詞の意識があっても、ミスを犯す原因はいくつか考えられます。一つは、英語の語順や構文の理解が不十分であること。英語は日本語とは異なり、語順が重要で、主語と動詞の位置が変わると意味も変わります。また、"as well as"のような表現は、日本語と直訳すると意味が通じないことがあります。これらの理解が不十分だと、誤った文章を作りやすいです。
ところが、↑のサイトのように 小学生に主語とか動詞とか 英文法を頭に叩きこむのは 愚の骨頂ではないでしょうか? そのサイトも ターゲットは 論理的思考の得意な一部の子供に限定してるわけではなさそうですが、その代わり、「複数形は扱いません」という配慮をしているようですが、これだと ”A boy wears a shoe. It is small."というような英文しか作れず、そうすると、男の子は靴を片方しか履けなくなります。
ここで、特に気になったのは「④英文は必ず「直訳」しよう」の部分です。
というのは、幼児の英語教室でも“Here we go!”という表現が必ず出てきますが、これも「ここに私達は行く」とでも訳すんでしょうか?
そこで 質問ですが、小学生に英文の直訳をさせる必要はあるでしょうか?
A:
小学生に英文の直訳をさせる必要があるかどうかは、その子供の英語学習の目的やレベルによります。直訳は言葉の意味を理解する一つの手段ですが、必ずしも必要とは限りません。特に「Here we go!」のような慣用表現は、直訳ではなくそのままの意味を理解する方が自然です。しかし、文法の理解を深めるためには、一部の文を直訳することも有用です。ただし、全てを直訳することが最善の学習方法とは限らないことを理解することが重要です。
≪As we would like non-Japanese people to know the charm of A city, we, A City Office, have planned a half-day tour free of charge as follows. If you are interested in the plan, please feel free to contact us.≫
Q:
英語学習におけるコンテキストの重要性:May I help you? の例から考える
‣
英語を覚える上で非常に重要なのに、つい軽視しがちなことの1つに コンテキストがあるかと思います。その点では ↓のサイト(makki-english.moo.jp/contentfirst2translation.html )も例外ではないようです。
以下、引用です。
〈引用開始〉
≪例3:"May I help you?"
ショッピング中のお客さんと店員の会話文で、"May I help you?" の訳を、「いらっしゃいませ」と書いてある教科書があります(2017年2月現在)。教科書に訳が載っているため、安心しているのか、読む練習だけやって、説明をしない先生がいます。また、授業時間が足りないのか、「ここは教科書を自分で読んで、そのまま覚えておいて!」とだけ、指示する先生もいます。これで生徒は、英語を正しく理解できるのでしょうか。
もし、「私はあなたをお手伝いしてもよいですか。」と直訳を教えていれば、生徒は、この文が丁寧な表現であるとわかるはずです。ここから、意訳すると、「何かお困りですか。」になると、説明して頂きたいです。助動詞を履修中なら、"Shall I help you?"にすると、「私があなたを手伝ってあげましょうか。」と、上から目線になってしまうというと、生徒に説明でき、より効率的な授業ができると思います。
教科書だけでなく、単語・熟語集にも、"May I help you?"は「いらっしゃいませ」と書いているものも多く、独学もしている真面目な生徒ほど、そのまま覚えています。そんな生徒に、『お寿司屋さんで、「いらっしゃい!」は、"May I help you?"なんて言わないよ。まず"Hello!"とかでしょ。』と説明すると、びっくりする子もいます。どう思われますか?≫
これは、"May I help you?"を「いらしゃいませ」と訳すこと自体が間違っているのではなく、使用シーンやコンテキストがそぐわないだけであり、その点はそのサイトの主も認識しているようです。そして、間違いの原因も 使用シーンやコンテキストの説明不足と考えられます。ところが、そのサイトの主は あくまで訳し方の問題として処理しようとしています。つまり、ここで重要なのは、"May I help you?" をどう訳すかではなく、どんなシチュエーションで使うかだと思うんですが、みなさんは どう思いますか?
A:
「May I help you?」の訳し方についてのご質問、ありがとうございます。私も同意見です。英語学習においては、単語やフレーズの直訳だけでなく、それがどのような状況やコンテキストで使われるのかを理解することが重要です。「May I help you?」は直訳すると「私があなたを助けてもよろしいですか?」となりますが、これが実際にどのような状況で使われるかを理解することで、より適切な日本語訳を見つけることができます。例えば、店員が客に対して使う場合、日本語では「何かお探しですか?」や「ご用件は何でしょうか?」などと訳すことが適切かもしれません。
〈引用開始〉
≪⑥ In my view,/ what the teaching of languages currently seems to lack/ is the necessary context/ for what language is.
*context=文脈、背景
私の見解では《=in my opinion》/言語の指導が現在のところ欠けているように見えるものは、《what=the thing which〜の関係代名詞》/2 必要な背景です。/1 言語が何のためにあるかの。≫
〈引用終了〉
Q:
Method Over Meaning
‣
スラッシュリーディングってありますよね。これは、長い文を読む時は、ネーティブもやっているはずです。そこで、スラッシュリーディングの熱心な信奉者のサイト(makki-english.moo.jp/4reading2.html#SheSingsWell )から 例文と訳を拝借しました。
≪She sings a song /very well.
彼女は、歌を歌います。/とても上手に。≫
≪Mr. White, whose wife teaches math, is a scientist.
ホワイトさん、そして彼の奥さんは数学を教えていますが、科学者です。
Madrid, where he first met her, is the capital of Spain and a beautiful city.
マドリッドは、そして、そこで彼は初めて彼女に会いましたが、スペインの首都で美しい町です。≫
これらの2つの英文の和訳を英語に直訳してみます。
“Mr. White, and his wife, teach math, but are scientists.”
“Madrid, and there he first met her, but is the capital of Spain and a beautiful city.”
A:
そもそも論として
>Mr. White, whose wife teaches math, is a scientist.
ホワイトさん、そして彼の奥さんは数学を教えていますが、科学者です。
Madrid, where he first met her, is the capital of Spain and a beautiful city.
マドリッドは、そして、そこで彼は初めて彼女に会いましたが、スペインの首都で美しい町です。
もし、この意訳から英文を起こそうとすると、
"I'll help his homework tonight."
という文ができてしまいます。生徒たちは、どうしてこれが間違えか理解できません。先生方は、どのように説明されますか?
私がとても役立つと感じているリンクスラッシュリーディングをしてみます。
"I'll help him/with his homework/tonight."
「私は彼を手伝うつもりです。/彼の宿題で/今晩」
このようにしておけば、helpの後に「手伝ってあげる相手」を、withの後に「仕事の内容」を入れ、便宜上withを「〜で」と訳すと、生徒に教えやすいです。そして、I'll help his homework…としてしまうと、homeworkという生き物(?)を手伝うような、とんでもない感じの文になってしまうと説明すると、生徒は納得してくれます。しかし、ここまで説明する先生は、私の知るかぎりではいませんでした。真面目な生徒に限って、混乱しています。そもそも、この難しい英文を、中学2年の1学期に教えること自体、問題があるとは思いますが…≫
〈引用終了〉
〈引用開始〉
≪① When learning a foreign language, /developing strong linguistic skills/ is a challenge.
* linguistic=りングゥイスティックゥ=言語(学)の
外国語を学ぶ時、/強い言語の技術を発達させることが《動名詞に導かれるやや長めの句が主語となる場合主語の後、動詞の前で区切る(3人称単数扱い》/課題です。≫
〈引用終了〉
ここでは、skillsを「技術」と訳していますが、technologyも「技術」と訳せます。そもそも、「強い言語の技術」って具体的には一体何を指すんでしょうか?
また、この直訳では「強い」が「言語」にかかっているのか「技術」にかかっているのか 曖昧です。文脈次第では "technology of a powerful language"の意味とも取れますが、これだと "strong linguistic skills"とは全く違う意味になってしまいます。
そこで質問ですが、日本語にもなっているような英語は ↑のサイトのように何でもかんでも和訳を当てたら 却って誤解を生むのではないでしょうか?
ショッピング中のお客さんと店員の会話文で、"May I help you?" の訳を、「いらっしゃいませ」と書いてある教科書があります(2017年2月現在)。教科書に訳が載っているため、安心しているのか、読む練習だけやって、説明をしない先生がいます。また、授業時間が足りないのか、「ここは教科書を自分で読んで、そのまま覚えておいて!」とだけ、指示する先生もいます。これで生徒は、英語を正しく理解できるのでしょうか。
もし、「私はあなたをお手伝いしてもよいですか。」と直訳を教えていれば、生徒は、この文が丁寧な表現であるとわかるはずです。ここから、意訳すると、「何かお困りですか。」になると、説明して頂きたいです。助動詞を履修中なら、"Shall I help you?"にすると、「私があなたを手伝ってあげましょうか。」と、上から目線になってしまうというと、生徒に説明でき、より効率的な授業ができると思います。
教科書だけでなく、単語・熟語集にも、"May I help you?"は「いらっしゃいませ」と書いているものも多く、独学もしている真面目な生徒ほど、そのまま覚えています。そんな生徒に、『お寿司屋さんで、「いらっしゃい!」は、"May I help you?"なんて言わないよ。まず"Hello!"とかでしょ。』と説明すると、びっくりする子もいます。どう思われますか?≫
英語学習においては、単語やフレーズの直訳だけでなく、それがどのような状況やコンテキストで使われるのかを理解することが重要です。「May I help you?」は直訳すると「私があなたを助けてもよろしいですか?」となりますが、これが実際にどのような状況で使われるかを理解することで、より適切な日本語訳を見つけることができます。例えば、店員が客に対して使う場合、日本語では「何かお探しですか?」や「ご用件は何でしょうか?」などと訳すことが適切かもしれません。
みなさんは どう思いますか?
A:
私も同意見です。「May I help you?」は直訳すると「私があなたを助けてもよろしいですか?」となりますが、実際の使用状況を考慮に入れると、「何かお探しですか?」や「ご用件は何でしょうか?」といった訳が適切です。英語学習では、単語やフレーズの直訳だけでなく、それがどのような状況やコンテキストで使われるのかを理解することが重要です。
Context Key for Understanding
‣
とあるネットニュースの記事を直訳とスラッシュリーディングを金科玉条にしている人が自分のサイト(makki-english.moo.jp/6newspaperothershowtohelpstudents1.html )で解説しているんですが、ちょっと変な個所を発見しました。以下、引用です。第6パラグラフの最初の文です。
〈引用開始〉
≪⑥ In my view,/ what the teaching of languages currently seems to lack/ is the necessary context/ for what language is.
*context=文脈、背景
私の見解では《=in my opinion》/言語の指導が現在のところ欠けているように見えるものは、《what=the thing which〜の関係代名詞》/2 必要な背景です。/1 言語が何のためにあるかの。≫
〈引用終了〉
A:
あなたの指摘は正確で、"necessary for"は一つのフレーズで、"what language is"に対する必要性を示しています。スラッシュで区切ることは、文の構造を理解する一つの手段ですが、それだけではなく、全体の流れや文脈、単語同士の関係性にも注目することが必要です。この視点から見ると、"for what language is"は"necessary"に直接関連しています。したがって、この文は「私の見解では、言語教育が現在欠けているものは、言語が何であるかという文脈が必要だ」と解釈できます。
Q:
Learn English, Understand Situations
‣
"This is a pen."と"I am a boy,"という二つの文は昔の中学1年生の英語の教科書の最初に出てくる英文として定番でした。でも、こんな文、どういうシチュエーションで言うんだ と揚げ足を取られがちですが、パターンプラクティスとして格好な文だとも言えるでしょう。
でも、やはり 英語はシチュエーションが大事だと思います。例えば、とあるサイト(makki-english.moo.jp/2verbpresent2have.html )にあった次の文です。
"Where do you eat dinner today?"
「あなたは、今日、どこで夕食を食べますか。」
A:
英語を学ぶ際には、パターンプラクティスも重要ですが、シチュエーションを考えることも同様に重要です。パターンプラクティスは文法や語彙を身につけるための基礎的な手段ですが、実際のコミュニケーションでは、その言葉がどのような状況で使われるかを理解することが必要です。例えば、「Where do you eat dinner today?」という文は、文法的には正しいですが、通常は未来形を使って「Where will you eat dinner today?」と言います。これは英語の文化や習慣を理解することで、より自然な英語を話すことができます。したがって、パターンプラクティスとシチュエーションの理解、両方をバランス良く学ぶことが英語習得には重要と言えます。
もし、この意訳から英文を起こそうとすると、
"I'll help his homework tonight."
という文ができてしまいます。生徒たちは、どうしてこれが間違えか理解できません。先生方は、どのように説明されますか?
私がとても役立つと感じているリンクスラッシュリーディングをしてみます。
"I'll help him/with his homework/tonight."
「私は彼を手伝うつもりです。/彼の宿題で/今晩」
このようにしておけば、helpの後に「手伝ってあげる相手」を、withの後に「仕事の内容」を入れ、便宜上withを「〜で」と訳すと、生徒に教えやすいです。そして、I'll help his homework…としてしまうと、homeworkという生き物(?)を手伝うような、とんでもない感じの文になってしまうと説明すると、生徒は納得してくれます。しかし、ここまで説明する先生は、私の知るかぎりではいませんでした。真面目な生徒に限って、混乱しています。そもそも、この難しい英文を、中学2年の1学期に教えること自体、問題があるとは思いますが…≫
〈引用終了〉
〈引用開始〉
≪① When learning a foreign language, /developing strong linguistic skills/ is a challenge.
* linguistic=りングゥイスティックゥ=言語(学)の
外国語を学ぶ時、/強い言語の技術を発達させることが《動名詞に導かれるやや長めの句が主語となる場合主語の後、動詞の前で区切る(3人称単数扱い》/課題です。≫
〈引用終了〉
Q:
英語学習:May I help you? のコンテクスト
‣
英語を覚える上で非常に重要なのに、つい軽視しがちなことの1つに コンテキストがあるかと思います。その点では ↓のサイト(makki-english.moo.jp/contentfirst2translation.html )も例外ではないようです。
以下、引用です。
〈引用開始〉
≪例3:"May I help you?"
ショッピング中のお客さんと店員の会話文で、"May I help you?" の訳を、「いらっしゃいませ」と書いてある教科書があります(2017年2月現在)。教科書に訳が載っているため、安心しているのか、読む練習だけやって、説明をしない先生がいます。また、授業時間が足りないのか、「ここは教科書を自分で読んで、そのまま覚えておいて!」とだけ、指示する先生もいます。これで生徒は、英語を正しく理解できるのでしょうか。
もし、「私はあなたをお手伝いしてもよいですか。」と直訳を教えていれば、生徒は、この文が丁寧な表現であるとわかるはずです。ここから、意訳すると、「何かお困りですか。」になると、説明して頂きたいです。助動詞を履修中なら、"Shall I help you?"にすると、「私があなたを手伝ってあげましょうか。」と、上から目線になってしまうというと、生徒に説明でき、より効率的な授業ができると思います。
教科書だけでなく、単語・熟語集にも、"May I help you?"は「いらっしゃいませ」と書いているものも多く、独学もしている真面目な生徒ほど、そのまま覚えています。そんな生徒に、『お寿司屋さんで、「いらっしゃい!」は、"May I help you?"なんて言わないよ。まず"Hello!"とかでしょ。』と説明すると、びっくりする子もいます。どう思われますか?≫
でも、「May I help you?」は直訳すると「私があなたを助けてもよろしいですか?」となりますが、実際の使用状況を考慮に入れると、「何かお探しですか?」や「ご用件は何でしょうか?」といった訳が適切です。英語学習では、単語やフレーズの直訳だけでなく、それがどのような状況やコンテキストで使われるのかを理解することが重要です。
みなさんは どう思いますか?
A:
「May I help you?」は直訳すると「私があなたを助けてもよろしいですか?」となりますが、実際の使用状況を考慮に入れると、「何かお探しですか?」や「ご用件は何でしょうか?」といった訳が適切です。英語学習では、単語やフレーズの直訳だけでなく、それがどのような状況やコンテキストで使われるのかを理解することが重要です。
ここで、先程の説明とは裏腹に in your handのところで inのnは後続のyourのyとのリンキングを避ける為に、ŋのような音になっています。
そこで思ったんですが、 そのとある英語塾の元講師がNの発音をうまく出来なかったのは、カナの弊害のはずなんですが、それに気付かず、カナに小細工しても根本的解決にはならないのではないでしょうか?