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第26回参議院議員選挙(2025年)

1172OS5:2025/07/24(木) 23:58:35
https://www.tokyo-np.co.jp/article/423223
泉房穂氏、立民会派入りへ ラサール石井氏も
2025年7月23日 23時07分 (共同通信)

 参院選兵庫選挙区に無所属で立候補し、初当選した泉房穂・元明石市長が立憲民主党会派に入会する方向となった。党関係者が23日明らかにした。泉氏は立民兵庫県連の推薦を受けていた。社民党から比例代表で出馬し、初当選したタレントのラサール石井氏も近く会派入りする見通し。立民と社民は参院で統一会派を組んでいる。

1173OS5:2025/07/25(金) 10:12:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/ffb0ec77ebe00101d9fd53734f2391f8dcfaf7f5
参政・神谷氏「勝利の女神」と絶賛の元維新議員 党は議員より党員主体で「民意」暴走恐れ 「第三極」変動㊤
7/22(火) 7:08配信

産経新聞

参院選投開票から一夜明け、街頭演説する参政党の神谷宗幣代表(右から2人目)ら=21日午後、東京都港区(梶山裕生撮影)

「解散総選挙に向けてもう一度、大飛躍をさせてほしい。これは日本を取り戻す戦いだ」

参院選投開票の翌21日夕、参政党代表の神谷宗幣は東京都内で演説し、次期衆院選で30議席獲得を目指す考えを示した。

【写真】「勝利の女神」と絶賛された元維新議員

参院選で参政は自民党の支持層などを切り崩し14議席を得て、非改選と合わせて改選前2議席から15議席に躍進した。比例代表では約742万票を獲得。令和4年前回選(約176万票)の4倍を超え、これまで自民批判票の受け皿だった日本維新の会の約437万票を上回った。

■「捨てる神あれば」

うねりの契機は選挙前にあった。比例当選した梅村みずほの加入だ。維新に所属していた梅村は参院選候補を決める党内予備選で敗れ、「ガバナンス不全」を理由に離党。参政に引き入れたのが、神谷だった。

当初、参政の国会議員は4人。公選法が定める国政政党要件の1つ(国会議員5人以上)を満たしていなかった。しかし6月下旬の梅村入党後、要件を満たしたことで党首討論会への出席が認められ、その後もテレビなどで神谷の露出が増えると注目を集め、ユーチューブの党公式チャンネル登録者数が急増した。

公示後、大阪市内の演説で梅村が「捨てる神あれば、拾う神谷宗幣」と持ち上げれば、並び立った神谷も、活路を開いた梅村を「勝利の女神だ」とたたえた。梅村加入だけが躍進の理由でないとはいえ、維新がその遠因をつくり、票を奪われたとすれば皮肉というほかない。

■ネットと「どぶ板」

参政は令和2年設立の新興政党だ。「投票したい政党がないから、自分たちでゼロから作る」をスローガンに現代表の神谷ら5人がユーチューブで約2800人を集めて創設した。

5年12月時点の党員は約7万5千人。元大阪府吹田市議の神谷は党設立前の平成22年以降、自虐史観からの脱却を掲げる超党派の地方議員組織を設立してネットワークを構築した。ユーチューブで政治や歴史問題を扱うチャンネルを開設するなどネットを通じた勢力拡大の基盤を整えてきた。

ただ「ネット戦略だけでは頭打ちになる」(党関係者)として神谷は令和4年の参院選後、全国での支部設立を指示。翌5年の統一地方選で100人の地方議員を誕生させ、全都道府県に287支部を立ち上げた。参院選と同じく20日に投開票された奈良市議選(定数39)では参政候補がトップ当選している。全国各地でポスティングなどを続けて浸透を図り、足腰を鍛えてきた点は、地域政党を母体とする日本維新の会とは異なる。


■支持者、苦境打開を「期待」

マーケティングに基づく戦略もある。参政は、人種や信条などを巡るポリティカル・コレクトネス(ポリコレ、政治的公正)をいぶかしむ保守層に照準を定め、これまで新型コロナウイルスのワクチン接種政策の検証や外国人の過度な受け入れ制限を主張してきた。今回掲げた「日本人ファースト」もその一環だ。

保守層は主に自民党の支持基盤だ。国際政治アナリストの渡瀬裕哉は「自民がリベラルになり反ポリコレ層が流れた」と話す。実際に今回、神谷が「LGBT理解増進法を作ったのは自民党。国会でろくに審議もせず決まった」と批判すると聴衆は喝采を送った。

神谷の演説を交流サイト(SNS)で視聴したという大阪市の男性会社員(30)は演説会場を訪れ「直接聞いてみたくなった。参政党には、減税や少子化対策などで苦境を打開してくれるという期待を感じる」。

■他党支持層も取り込みか

参政の特徴は、議員ではなく党員を主体とした体制だ。5年分の政治資金収支報告書によると、収入額約12億7千万円のうち、党員からの党費が4億5千万円と35%を占める。党運営の実務を担う「運営党員」は党の政策を決めたり、党内予備選で投票したりすることが可能。極めつけが、法律のプロではない党員らの生の意見を集約し、今年5月に発表した「新日本憲法」構想案だ。

渡瀬は経済や外交、安全保障などに関する参政の政策を「現実的ではない」と指摘。政策転換しようにも神谷が「熱心な党員の意見に反対はできないのでは」とみる。急拡大の原動力となった党員の「民意」が暴走し、もろ刃の剣になりかねない危うさがあるとの指摘だ。渡瀬はいう。

「参政党員は自分の意思で入党しており、士気が違う。自民だけでなく他党の支持層もいずれ取り込んでいくだろう」(敬称略)



与党が過半数割れした参院選では「第三極」を巡る情勢も変化した。関西での動きを追う。

1174OS5:2025/07/25(金) 10:19:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/06c0cd36ee1b89b0a5991f85e6e93504d3efc85b
なりふり構わぬ異例ノルマ 維新、牙城死守も比例4割減 国民や参政と300万票差の現実 「第三極」変動㊦
7/23(水) 7:03配信

産経新聞

参院選の開票結果を受けて記者会見に臨む日本維新の会の吉村洋文代表=20日、大阪市北区

毎日100人に電話で投票を依頼し、達成状況を報告せよ-。参院選後半戦の7月中旬、日本維新の会は本拠地の大阪選挙区(改選数4)で府内の地方議員約200人にこうしたノルマを課し、なりふり構わぬ総力戦を展開していた。


指示が出たのは新人、岡崎太の陣営だ。陣営の見立てでは、同じ維新の新人、佐々木理江は当選圏内。だが肝心の岡崎は最後の議席を争い、当落線上をさまよっていた。

平成28年以来、2議席を獲得し牙城であるはずの大阪での苦戦。従来の構図を崩したのは、大阪をルーツとし、急速に支持を広げた参政党だ。維新議員は古参の先輩議員がうめくのを聞いた。「報告まで求める指示など出たことがない。今までで一番厳しい選挙だ」

蓋を開けてみれば佐々木は1位、岡崎は2位。維新は全体で改選6議席を上回る7議席を確保したが、代表の吉村洋文ら党幹部の表情は硬い。

無理もない。全国の選挙区候補15人で当選したのは、大阪以外では京都のみ。6年前に議席を得た東京も兵庫も敗れた。

比例代表の得票数は、令和4年前回選の約784万票から4割以上減の約437万票。参院選では過去最少で、半分近くは近畿での得票だ。第三極では、いずれも700万票台にのせた国民民主党と参政に水をあけられ、全国規模で支持を広げるには至らなかった。

■再生回数1桁少なく

参院選で日本維新の会は、社会保険料引き下げによる現役世代の負担軽減を「一丁目一番地」に掲げた。ただ、参政党の「日本人ファースト」に代表される外国人政策が主要争点に急浮上し、埋没した感は否めない。

それでも維新代表の吉村洋文は20日夜の記者会見で「日本の人口構造を考えると、高すぎる社会保険料を下げるのは絶対必要だ」と強調する。

現役世代の負担軽減は国民民主党も主張した。所得税が生じる「年収の壁」引き上げを中心に訴え、改選4議席を17議席に増やし、非改選と合わせた議席は、維新の19を上回る22。14議席を獲得した参政とともに第三極として躍進した。

伸長した国民、参政と微増の維新。交流サイト(SNS)が影響力を持つ中、ネットでの発信力が選挙結果を左右したことは間違いない。

各党首が選挙戦最終日の19日夜に行った「最後の訴え」。各党がユーチューブの公式チャンネルで配信した動画の再生回数(22日午後6時時点)は、3党のうち最も多い参政が約90万回、国民が約23万回。維新は約2万9千回で1桁少ない。

有権者への訴求力で維新は国民や参政に及ばなかったといえそうだ。維新が打ち出した「社会保険料から、暮らしを変える」よりも、国民の「手取りを増やす」、参政の「日本人ファースト」のほうが刺さりやすい。

■吉村氏以外「いない」

維新にとって今後の焦点は、吉村が代表を続投するか否かだ。特別党員は選挙結果を踏まえ、近く代表選実施の是非を決める。吉村に代わる人材は「いない」という声が大勢だが、あるベテラン議員は「関西以外では地方議員が自身の選挙で応援に来ない執行部に切り捨てられたと思い、不安を募らせている。執行部が目配りしないと見限られる」と指摘する。

衆参両院で与党が過半数割れし、第三極の役割は今後どうなるのか。吉村は20日の会見で「日本人ファースト」への有権者の共感を念頭にこう述べた。

「各野党がワンイシュー(単一の問題)を明確にすることが求められている。維新は改革政党であり、愚直に訴える。今後は第三極という概念がなくなっていくだろう」(敬称略)



鈴木文也、石橋明日佳、山本考志が担当しました。

1175OS5:2025/07/25(金) 10:49:05
>>1092
https://news.yahoo.co.jp/articles/f93287d480d7591e2e0dde1606fb24388a748f30
ふくしま2025参院選 総括(上)与党 示した地力喜びはなく 党勢の衰退に危機感
7/22(火) 11:05配信
福島民報

参院選から一夜明け、役員会で選挙戦を振り返る星会長(右)ら自民党県連幹部=21日午前10時ごろ、福島市

 参院選の福島県選挙区(改選1議席)で、自民党の現職森雅子(60)が4選を果たしてから一夜明けた21日、党県連幹部が役員会のため福島市の県連会館に集まった。一様に硬い表情で当選を喜ぶ様子はない。「政治とカネ」問題などで党への逆風は依然強く、東北地方で議席を得たのは福島県のみ。県連が「地力」を示した形だが、党勢が衰退していけば地方創生や復興施策の継続もおぼつかない。「組織の立て直しが急務だ」。幹部の一人はつぶやいた。

   ◇    ◇

 昨秋の衆院選で党所属の県選出議員は比例復活も含め新人の2人だけになった。福島県1区の次期衆院選候補者となる支部長は不在のままだ。対する立民は比例単独と復活を含め5人。政権与党として存在感を示すには友好・支援団体との選挙運動における連携強化が必要となる。党県連は次期衆院選を見据え、協力を呼びかけていく考えだ。

 保守系の無党派層の取り込みも重要と県連はみる。今回の参院選で福島民報社が実施した出口調査によると「支持政党なし」の無党派層の比例投票先は自民が20・3%。一方、保守的な政策を訴え「台風の目」となった参政は15・6%で自民に4・7ポイント差まで迫った。県連も参政への票の流出を実感しており、幹事長の矢吹貢一は「党の浮沈を懸け、保守系の無党派層に響く政策を訴えていかなくてはならない」と語る。

 森は東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の発生前から活動を続ける唯一の党所属福島県選出国会議員。福島県と岩手、宮城の被災3県の党県連はこれまで連携して政府や党本部に復興加速の要望活動を展開した経緯があり、東北の自民勢力の弱体化により復興の停滞を危惧する声も出る。県連は森を先頭に党本部と一体となって第3期復興・創生期間の着実な復興推進を国に求めていく方針だ。

   ◇    ◇

 中央で連立を組む公明党の県本部も党勢の維持に頭を悩ます。自民の裏金問題に対する支持母体の反発に配慮し、森には推薦を出さずに「強力なる心情的支援」にした。県本部は比例代表の重点支援候補である新人佐々木雅文(44)の初当選に注力。しかし県内で獲得した比例票は約6万7700票で目標の10万票に及ばなかった。出口調査によると、無党派層の比例投票先で公明は3・2%。共産や維新に後塵[こうじん]を拝す。県本部幹事長の伊藤達也は「無党派層を取り込めなければ党は生き残れない」とし、交流サイト(SNS)での情報発信などで政策の浸透を強化する考えを示す。(文中敬称略)

 参院選福島県選挙区は与野党の総力戦となった。自民の勝利となったが、与野党とも抱える困難が浮き彫りになる戦いでもあった。次期衆院選も見据え、各党は課題をどう克服していくのか。今後の動きを探った。

1176OS5:2025/07/25(金) 10:49:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/64d13ce028591d2dbeefa2f0caa873c84117cc27
ふくしま2025参院選 総括(下)野党 組織強化課題浮き彫り 5者協の関係変化も
7/23(水) 10:41配信

福島民報

(写真:福島民報)

 立憲民主党の新人石原洋三郎(52)は自民党のベテラン現職を追い詰めたがあと一歩、届かなかった。福島県連幹部は22日、選挙戦を支えた5者協議会を構成する連合福島や県議会会派「県民連合」などを訪れ、謝意を伝えた。「政治とカネ」の問題や物価高騰対策などを巡り政権への不信感が高まった中での参院選。「千載一遇のチャンスを逃した」。新興勢力の参政党にも批判票が流れ、陣営関係者は十分に受け皿になり切れなかったと悔しがった。

   ◇    ◇

 これまで何度も指摘されてきた「足腰の強い組織」の確立を急がなければならないと県連は自覚する。昨年秋の衆院選で党は躍進し、県内では比例単独や復活を含め5人が当選した。新人2人だけとなった自民に差をつけた。ただ、全県を選挙区とする参院選となれば地方議員や友好・支援団体の数では自民にかなわない。全59市町村のうち、相手候補の得票を上回ったのは石原が地盤とする福島市など8市町村のみ。県連は近く常任幹事会を開いて選挙戦を総括するが、最大の支持母体・連合福島を軸に組織に厚みを付けていくことは必須だ。

 5者協議会を組む国民民主との関係の在り方も課題になる。衆院選に続き参院選でも国民は躍進した。国民県連幹部は「有権者の期待を裏切らないためにも県内で独自候補を擁立することは必要なことだ」と述べ、県選出国会議員の輩出に意欲を示す。これまでは立民が主導して候補者を立ててきたが、関係に変化が生じる可能性がある。加えて、参院選で「台風の目」となった参政への対策も必要で、立民県連幹事長の宮下雅志は「これからの選挙は形が変わり、より難しくなる。党の立ち位置を明確にし、勢力を拡大していかなければ」と話す。

   ◇    ◇

 福島県選挙区への候補者擁立を取り下げた共産党県委員会は石原への投票を党員らに呼びかけ比例代表での県内得票目標は10万票とした。ただ、実際は4万176票にとどまり、前回2022(令和4)年の参院選より1万1639票落とした。

 委員長の町田和史は「今後も共闘、連携に力を入れ、国民の声が届く政治に変える先頭に立つ決意だ」と語るが、「野党候補の一本化」と党勢の維持・拡大の両立の困難さがあらためて浮き彫りになった。立民側にとっても共産との距離の取り方は難しく、連合福島傘下の労組関係者からは「『立民と共産は連携しているのか』との不信感があった」と明かす。次の国政選挙で立民と共産はどう対応するのか、両党の支援者は注視する。

 一方、参政党は支持の一層の掘り起こしに向け、始動している。21日には落選した大山里幸子[りさこ](51)が街頭に立ち、党の主張をアピールした。県連会長の郡剛志は「まずは地方組織を強化していく」と地道に活動していく考えだ。(文中敬称略)

1177OS5:2025/07/25(金) 10:53:41
>>1111
https://www.tokyo-np.co.jp/article/423045?rct=stm_san25
参院選埼玉 各党、激戦を振り返る(上)
2025年7月23日 08時03分
 参院選を終え、各党の埼玉県組織の幹部が21日、県庁で記者会見し、結果を振り返った。2回に分けて紹介する。(杉浦正至、大久保謙司、足立優作)
◆自民 他党へ票流出防げず
自民の柴山昌彦県連会長=いずれも県庁で

 自民の柴山昌彦県連会長は「参政の躍進を許してしまったのも自民に責任がある。厳しい結果をしっかりと検証し、解体的な立て直しをする必要がある」と険しい表情を崩さなかった。
 県連は、古川俊治さんの「圧倒的な差をつけての1位」と「与党で2議席確保」の目標を掲げたが、いずれも達成できなかった。
 選挙区の約57万票は、2019年から約21万票減。比例も22年より約32万票減らした。「大変な逆風での選挙。他党に票が流れるのを防げなかった」と受け止めた。SNS(交流サイト)で動いた民意の風に「トレンドや検索ワードの急速な状況の変化に対応しきれなかった」と悔やんだ。
◆国民 「手取り増」の政策浸透
国民の鈴木義弘県連会長

 国民は江原久美子さんが野党最多の約53万票を獲得。「103万円の壁はシンボリック(象徴的)なものだった」。県連の鈴木義弘会長は、選挙戦で一貫して訴えた「手取りを増やす」政策の浸透ぶりを語った。
 「人数的に組織だった活動が厳しい中で、一致団結できた」と充実した表情。SNS戦略は発信が巧みな参政を意識し、陣営内で「『参政党に勝てていないから頑張れ』というやりとり...

https://www.tokyo-np.co.jp/article/423312?rct=stm_san25
参院選埼玉 各党、激戦を振り返る(下)
2025年7月24日 08時03分
 参院選でともに現職が議席を失った公明、共産の埼玉県組織の幹部は21日の記者会見で、歯止めがかからない党勢の低迷に強い危機感を示した。(杉浦正至、大久保謙司)
◆公明 自民に余力なかった
公明の宮崎勝県本部副代表=いずれも県庁で

 公明は、3期目を目指した矢倉克夫さんが約44万票を得たものの惜敗。県本部の宮崎勝副代表は「痛恨の極み。党の将来を担う人材だった」と肩を落とした。党代表が落選した昨年の衆院選に続く連敗に「所属議員の活動のあり方の見直しに取り組んできたが、十分に達成されなかった」と反省を口にした。
 「埼玉方式」と呼ばれる自公の協力関係も機能しなかった。自民の推薦を受けたが、政権と自民の支持率が低迷。「自民もかなり組織を引き締めた部分があった。公明に票を分ける余力がなかったのかなという気がする」とこぼした。
 自民の柴山昌彦県連会長は同日の会見で、自公の選挙協力について「検証や問題があったのか点検をし、協力関係の枠組みは維持していく」と述べている。
◆共産 高齢化で組織力低下
共産の柴岡祐真県委員会委員長

 共産の伊藤岳さんの得票は約22・7万票。6年前から約13万票も減らした。
 柴岡祐真県委員長は「党全体の組織の弱まりを感じる。事実として党員が高齢化している」と硬い表情。「これまで届けられていた層にまで届けきれない。ビラ配布1枚でも、そういう低下はある」とアピール力不足を課題に挙げた。
 物価高対策などで政権与...

1178OS5:2025/07/25(金) 10:57:28

静岡
○752,187国:榛葉賀津也 現 
○426,237自:牧野京夫  現
×296,680参:松下友樹
×141,213共:鈴木千佳
以下略

https://www.chunichi.co.jp/article/1103504?rct=siz_san25
<検証参院選しずおか>(上)逆風の自民「信頼失った」
2025年7月21日 05時05分 (7月22日 00時22分更新)
 「自民党におごりがあり、国民の信頼を失ってしまった」。20日深夜、当選確実の一報が入った直後、自民党現職の牧野京夫さん(66)の口から出たのは喜びではなく反省の言葉だった。
 17日間の戦いを終えた参院選。静岡選挙区では、いずれも現職の自民と国民民主の候補が議席を守った。戦いぶりを2回に分けて検証する。

 「ダブルスコアで負ける可能性もある」。公示前、陣営には強い危機感がにじんでいた。
 牧野さんは過去3回、静岡選挙区(改選数2)で国民民主党現職の榛葉賀津也さん(58)と議席を分け合ってきた。直近2回は牧野さんがトップ当選。それなのに「どれだけ差をつけられずに2議席目を確保できるか」(別の陣営幹部)が選挙の焦点だった。
 根っこにあるのが、自民党派閥パーティーの裏金事件だ。問題発覚後の昨年5月の知事選では推薦候補が敗北。同10月の衆院選でも議席を減らした。
 「自信を持って攻めの選挙をしていきたい」。参院選公示の約1カ月前、自民県連大会に出席した党選対委員長の木原誠二さんは高らかにこう呼びかけていた。だが、選挙戦では党が物価高対策として公約した1人2万〜4万円の給付金が「有権者にあまり評価されなかった」(陣営幹部)こともあり、従来の支援者回りや企業・団体回り、電話作戦を中心とする足元固めに終始した。
 そこに台頭したのが、参政党新人の松下友樹さん(41)だった。「日本人ファースト」を掲げ、交流サイト(SNS)で積極的に政策を発信。松下さんの勢いが増す中、選挙戦中盤に急きょ再び県内入りした木原選対委員長は、今度は「追い上げられている。党員党友への働きかけを強化してほしい」と陣営にげきを飛ばした。
 牧野さんは選挙期間中、130回ほど街頭演説した。県連会長で、陣営の選対委員長を務めた井林辰憲衆院議員=静岡2区=は「逃げ切れた理由は徹底した『地上戦』だ」と分析する。
 牧野さんは得票数で、トップ当選の榛葉さんとはダブルスコアにはならなかったものの32万票余りの大差をつけられ、松下さんには13万票差にまで迫られた。
 牧野さんは投開票から一夜明けた21日、「とても攻めの選挙ではなかった」と力なく振り返るとともに、危機感をあらわにした。「このままでは自民党が消滅する。少数与党であることをチャンスとして生まれ変わるしかない」

1179OS5:2025/07/25(金) 10:57:55
https://www.chunichi.co.jp/article/1104032?rct=siz_san25

<検証参院選しずおか>(下)榛葉さん SNSで若者票
2025年7月23日 05時05分 (7月23日 05時05分更新)
 「若い人が政治に関心を持ってくれた。有権者に興味を持ってもらえる政治をこれからもやっていきたい」
 参院選の投開票から一夜明けた21日、5選を果たした国民民主党現職の榛葉賀津也さん(58)は報道陣にこう語った。
 選挙戦中盤の夜。JR浜松駅前の街頭演説で、榛葉さんが約600人を前に「もう一度、強い日本経済を取り戻そう。そのために徹底的に現役世代を強くしたい」と声をからして訴えると、多くの若者らがスマートフォンを掲げた。
 浜松市内の大学生の男性(21)は交流サイト(SNS)を見て初めて街頭演説に足を運んだといい「映像と生で聞くのとでは全然違う。政治が少し身近になった」と興奮気味に話した。
 榛葉さんは今回、直近2回の選挙でトップの座を明け渡していたライバルの自民党現職の牧野京夫さん(66)に大差をつけてトップ当選した。党幹事長として全国の新人候補の応援に飛び回り、県内での活動はわずか4日。それでも圧勝した一因は、SNS戦略で現役世代の心をつかんだことだった。
 応援先からX(旧ツイッター)で連日、有権者にメッセージを送り、動画配信サイトで選挙戦の様子を生配信。SNS上は「政治に希望を持たせてくれてありがとう」「政治を変えて」などの投稿であふれた。
 ただ共同通信社の出口調査で得票の年代別を見ると、70代以上では牧野さんを下回った。ネットの情報が届きづらい世代にどう政策を伝えるか。陣営幹部は「せめてあと4日は県内に入りたかった」と漏らした。
 榛葉さんが圧勝したことで、今後は立憲民主党との関係が焦点となる。立民県連は今回、独自候補の擁立を見送って榛葉さんの後方支援に回ったが、県連内には「十分に感謝されていない」(地方議員)との不満がくすぶる。立民は次の2028年参院選では候補者を擁立したい考えだが、国民は「3年後は分からない」(県連幹部)と態度を明確にしていない。
 昨年の衆院選では県内8選挙区のうち、国民が候補者を立てたのは静岡4区のみ。残り7選挙区は立民の候補者が出馬した。国民が今後、積極的に擁立するのは必至で、両党間の調整は難航する可能性もある。
 県内の政治に詳しい法政大の白鳥浩教授は「これまでは野党第一党の立憲民主に求心力があり、国民民主は小政党の立場に甘んじていたが、立場は逆転した」と指摘する。「衆参両院で少数与党になり、野党の責任は重くなる。政権批判ばかりでなく、どういう政治を目指すのか野党側も示す必要がある」 (この連載は、鈴木弘人、戸田稔理、木谷孝洋が担当しました)


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