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おちゃめくらぶ掲示板
現在大阪オフ中にょ
現在大阪オフにょ。
昼食を12時に済ませ現在3時のおやつ休憩にょ。
昼ご飯を食べてから現在までいろいろ買い物をしたけどもう3万円くらい使っているにょ。
めぼしいものは大体買えたけどそろそろ資金が尽きるにょ。
マリモーマさんへ
>今日は 大阪オフだけど 関西は 雨が降ってたよ
さっきは結構降っていたにょ。
また詳しくは明日書くにょ。
選択肢はたくさんあるからね
しぶきさんへ
>VAIO Xですべてを置き換えた話は極端ですが、用途によってはそんな物かもしれませんね。個人的に、クロックアップしたmsi U100はかなり快適だと思いましたし。
モバイル時に行う作業においてAtom1.6GHzで全く性能不足に感じるようなものは少なくとも
私にはないのでAtomでモバイルを置き換えることには抵抗はないにょ。
ただ、画面解像度とフットプリントで私が妥協できる機種がないというのが難点にょ。
>さて、先日「買ってはいけない」に工人舍PM1が掲載されているのを見ました。
私はパラパラと立ち読みしただけどPMの対抗としてネットブックであるUXを挙げている
というのは私には理解できなかったにょ。
あとデジカメでも否定機種とその代替となる機種がちぐはぐ感がかなりあったにょ。
>そのPM1ですが、毎日使い続け、プログラムもそれなりに進んでいます。.NETとWindowsMobileの変なクセに悩まされつつ、時間がかかっていますが、概ねBASICの生産性の高さを享受する毎日です。
ところでPMのスペックでVS2005は実用レベルにょ?
Windowsだから開発環境は選択肢が多数あるので使いやすいのを使えばいいというだけの
話なんだけどね。
>モバイラーという言葉を聞かなくなって久しいのですが、Atomのおかげで10年前の状況に戻った感があります。
90年代後半から2000年頃まではPDAブームだったのが懐かしい感じにょ。
今はスマートフォンによってかつてのPDAレベルのことができるようになったし、PMの
ような小型のWindows PCが安価で買えるようになったためにフルWindows環境を持ち出す
ということも容易に可能になったしね。
>そういえば、iPhone、G-Phone、MS-Phoneの取り合わせは、Newton、Palm、PPCを思わせますね。
だからPDAは衰退したのではなくスマートフォンとして一般人に浸透したというだけの話
かもしれないにょ。
使ってみないと分からないから悩むのですよね
御茶目さん、こんにちは。
PM1は画面サイズが小さい為、文字の見えにくさを購入前には懸念していましたが、現実には主に使用するのがエディタであることから、一度文字サイズを設定してしまえば全く不便を感じません。むしろPM1はマウスがないため、画面でタップしなければならないので、その時の反応範囲が狭くて辛いという方が問題になります。
VSのフォントは10ポイント、テキストエディタは12ポイントにしています。
マウスがないのは致命的で、右クリックは事実上無理と言っても良いくらいで、左クリックは良いけど、ホールドもまずうまくいきません。マウスオーバーもできないので、BXが羨ましくてなりません。
解像度は1024x600というのがもともと足りないサイズなので、そこは創意工夫が必要になります。擬似的な解像度が設定できるので、ソフトのインストール等には1024x768を使用しないとにっちもさっちもいかなくなります。
>あとデジカメでも否定機種とその代替となる機種がちぐはぐ感がかなりあったにょ。
Dual Diamond(S22HT)も載っているのですが、それの対抗がiPhoneというのもあまりにおかしい判断です。タッチパネルレス&フルキーボードがコンセプトの機種なのに、そこを悪いとするのは認識のズレが大きすぎます。
ところでPMのスペックでVS2005は実用レベルにょ?
VS2005自体が、AtomN270のU100で使っていても重いくらいなので、PM1では重くて当然というレベルです。
ただし、プログラミングの殆どの時間がテキスト入力であることを考えればスペックは問題になりません。
とはいえ、フォームデザインは画面描画の関係もあり、タブを切り替えるとしばし停止してしまいます。また、WindowsMobile(実際にはPPC2003)のエミュレータを起動して実行するとなると結構時間がかかってしまいます。
>Windowsだから開発環境は選択肢が多数あるので使いやすいのを使えばいいというだけの
残念なことにWindowsMobileのプログラミング環境は選択肢がありません。
>今はスマートフォンによってかつてのPDAレベルのことができるようになったし、PMの
スマートフォンってなんなんでしょうね。
PDA好きの開発者が、PDAが売れなくなったので電話とくっつけただけ(苦笑)って感じだったのが、iPhone登場で猫も杓子もタッチパネルという感じになり、ユーザーの好みを完全に無視して二匹目のドジョウ狙いばかり・・・って、いつものことですね(^^;
悩んでいる時が一番楽しいけどね(笑)
しぶきさんへ
>使ってみないと分からないから悩むのですよね
性能面はベンチなどで粗方判断は可能だけど使用感(キーボードや液晶の見え方や使い
勝手など)は実際に使ってみないと分からないからね。
他人のレビューでは駄目っぽいものも慣れたら十分許容範囲内ということもあるし・・・。
だから私は実際に購入、もしくは長時間使用した経験がない限りはできるだけ否定的な
意見は書かないようにしているにょ。(自分の使い方に合わないという個人的な意見は
書くことはあるけど)
>マウスがないのは致命的で、右クリックは事実上無理と言っても良いくらいで
マウスボタンを適当なキーに置き換えるという方法もあるけどただでさえ少ないキーで
それをやるのも使い勝手の面で大きく問題が生じるからね。
>解像度は1024x600というのがもともと足りないサイズなので、そこは創意工夫が必要になります。擬似的な解像度が設定できるので、ソフトのインストール等には1024x768を使用しないとにっちもさっちもいかなくなります。
VSはXGAが必須だからWSVGAの時点で不自由なのは分かっているのでその辺の工夫は
やむを得ないにょ。
速度面ではコーディングがメインならば十分使えそうということはしぶきさんのレスで
分かったにょ。
>残念なことにWindowsMobileのプログラミング環境は選択肢がありません。
Windowsソフトの開発環境ならば多数あるけどWindowsMobileとなると選択肢が他にはない
というのは残念にょ。
>タッチパネルレス&フルキーボードがコンセプトの機種なのに、そこを悪いとするのは認識のズレが大きすぎます。
筆者の主観によっていくらでも優劣がひっくり返るようなものだからあの本の内容を気に
しては駄目にょ。
>スマートフォンってなんなんでしょうね。
私的見解だとGUIを搭載のOS上でネイティブアプリが動くものといった感じにょ。
だから国内のJAVAアプリが動作するケータイはスマートフォンではないことになるにょ。
しかし、それだとAndroidはどうなのか・・・となるので難しいにょ。
定義なんて細かいことは気にしない方が良さそうにょ(笑)
>iPhone登場で猫も杓子もタッチパネルという感じになり、ユーザーの好みを完全に無視して二匹目のドジョウ狙いばかり
それだけタッチパネルがユーザーに浸透したお陰かもしれないにょ。
PDAならば初期のザウルスでも(さらに遡ればDB-Zから)タッチパネルを採用している
のでタッチパネルに関しては目新しさはないにょ。(実用的なマルチタッチを搭載した
端末という面ではiPhoneは目新しさはあるけど)
タッチパネルは小型端末においては現状ではベストなポインティングデバイスだと
私は思うにょ。
トラックポイントのようなポインティングデバイスは実装面積はそれほど大きくないとは
いえ、慣れない人の直感動作においてもコスト面でもメインテナンスフリーという面でも
タッチパネルの方が有利だしね。
R9の筐体サイズでタスクマネージャで論理4コア動作を見ると萌えるにょ(笑)
Let'snote R9発表
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1001/25/news059.html
春モデルには間に合わないかと思っていたR9だけど予想外に他のモデルと一緒に発表
されたにょ。
他のモデルと同様にArrandale採用にょ。
アンダーB5サイズで初のCore i7搭載PCとなったにょ。
さて、期待半分、不安半分だった新型筐体の採用は見送られたにょ。
相変わらず4:3のXGAというのは・・・。
Rシリーズの場合は解像度を上げると筐体サイズを大きくする(11.6インチWXGA)か、
ドットピッチを細かくする(8.9インチWXGA)しかないからね。
11.6インチWXGA(1280x800)だと130ppiということで常用可能なレベルに落ち着くけど
上のクラスに位置する12.1インチ液晶搭載のS9、N9とほとんど変わらないレベルまで
大きくなってしまうし、筐体サイズを維持して8.9インチWXGAだと169ppiということで
大半の人が常用が難しいレベルになってしまうにょ。
Rシリーズは10.4インチXGAということで常用可能なドットピッチを確保しつつXGAという
実用最低ラインの解像度を持つ小型のノートPCというすでに完成されているものだから
それを変えるのは容易なことではないにょ。
そうなると期待が高いのは新型プラットフォームによる性能アップにょ。
R8Hに搭載のCore2Duo SU9600(1.6GHz)からCore i7 620UM(1.06GHz)へと大幅にクロック
ダウンしているため性能が上がっているかは微妙に感じるかもしれないにょ。
i7もCore2と比べてシングルスレッド性能は同クロックならば1割程度しか変わらないので
この大幅なクロックダウンは性能ダウンに繋がりかねないにょ。
ただ、マルチスレッド対応アプリではi7はHTTによって論理4コアとなるためそのクロック
差をひっくり返してしまうにょ。(ベンチにもよるけどHTTによって概ね20〜40%の性能
アップとなるためそれにシングルスレッドの性能向上分を加算すればクロックが下がった
分はほとんど相殺可能になる)
また、シングルスレッドアプリではTB(ターボブースト)によって2.13GHzへと自動的に
OCされる(ただし廃熱が十分である必要がある)ために性能は大幅アップするにょ。
これによってメーカー公称値でも従来機より1.4倍に性能アップとなっているにょ。
TB時であってもクロック自体は1.33倍しか速くなってないけどi7のシングルスレッド性能は
Core2より1割程度高くなっているから1.4倍という公称値はそれほど間違いではないにょ。
GPU性能を見てみるとArrandaleに内蔵のGPUはGS45と比べて大きく性能アップとなって
いるにょ。
3DMark06を見ても概ね1.6倍くらい性能アップとなっているからね。
とはいえ、元々性能が低いものが1.6倍になってもたかが知れているにょ。
それにIntelのチップセット内蔵GPUはCPUに一部処理を依存しているので高速なCPUを
使わないとその本領を発揮できないにょ。
Arrandaleと同等のデスクトップPC用のClarkdaleであればCPUコア部分を3GHz以上にOC
すればATiやnVidiaのローエンドGPUと同等以上の性能を発揮するのだけどクロックの低い
ULVのもの(CPUクロックもGPUクロックも低い)では、さすがにそこまでの性能はなく
上記のように従来のGS45より少し速くなったというレベルであってGS45でまともに動作
しなかったゲームがArrandale内蔵のGPUで快適に動作するなんてことはないにょ。
とはいえ、筐体こそ目新しさはないもののCPUもGPUも大幅に強化され、内部設計(廃熱
部分)には大きな改善が見られるにょ。
内部チップの合計TDPではほぼ同じでもCPUのTDPが10Wから18Wへと増えているため熱源が
集中となり内部設計を変えずに作った場合は負荷時にはかなり無理が生じると思うにょ。
R8まではファンレス設計だった名残で廃熱が不十分であり、ケース内温度を下げるために
ファンを付けましたという程度のものだったけどようやく「ファン付き」として設計
されたものになったにょ。
個人的には騒音や故障の原因となるファンはモバイルノートではない方が望ましいの
だけどこれだけ発熱が大きくなっている中、ファンレスはもはや無理だと思うので
十分な廃熱が可能で静かであるならばファン付きは許容するしかないと思うにょ。
レビューにある通り静かであるならばR5で性能面で不満が出た際への買い換え候補として
R9はかなり魅力となるにょ。
しかし、懸念材料もないわけではないにょ。
それはバッテリ駆動時間の公称値がR8の8時間から7.5時間へと減っていることにょ。
昨年末に量産化が始まった3100mAhの新型セルを採用しているために本来であれば公称
駆動時間は2900mAからの比例計算分ほど伸びるはずにょ。(単純計算分だけ伸びても
R5の11時間に匹敵することはないし、R3の9時間に迫るのが精一杯だろうけど)
それが出来ないのはArrandale世代の消費電力が増えているからにょ。
負荷時こそCPUコアが45nmから32nm、チップセットは65nmから45nmへと微細化されて
いる影響で消費電力は増えてはないもののPC使用時に大半の時間を占めるアイドル時の
消費電力が増えているみたいだからね。(パッケージこそCPUとチップセットを1つに
まとめたものの別のダイなのでその影響があるのかもしれない)
これは同じR9だけではなくArrandale採用のすべてのPCにおいていえるにょ。
Let'snoteでもN9、S9は従来と同じバッテリを採用でN8、S8の公称駆動時間16時間から
14時間へと駆動時間を減らしているからね。
これは次の世代(Sandy Bridge)では改善されると思うにょ。
Sonoma、SantaRosaと2世代毎に性能はジャンプアップしその分消費電力は増えているけれど
次の世代ではそれが改善されているしね。
iPadは果たして売れるのか!?
iPad 発表
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20100128_345309.html
かねてから発売の噂があったアップル社のタブレット端末は「iPad」という名前で発表
されたにょ。
9.7インチXGA液晶、自社製1GHz CPU、サイズは189.7x242.8x13.4mm、重量は680〜730g、
バッテリ駆動時間は10時間となっているにょ。
価格は499ドルからにょ。(16GB、32GB、64GBがラインナップ)
ぶっちゃけビッグサイズのiPhone(iPod touch)といった感じにょ。
アップル社のことだから何かサプライズがあるのかと思いきや平凡なタブレット端末と
なっている感じにょ。
かつて、このようなタブレット端末は多く発表され、国内メーカーからもいくつか発売
されたもののヒットには至らなかったにょ。
売れない理由は需要が少ないからと思われるにょ。
ポメラのように最初からニッチ層を狙った製品であれば数万台の売上はヒットとなるわけ
だけど幅広い層を狙ったこのような製品は数万台ではヒットと見なされてないだけであり
決して売れないわけではないけど広い層を狙って発売してそれだけしか売れないので
あれば需要が少ないからとしか言えないにょ。
個人的には筆圧検知とまともに使えるお絵かきソフトを搭載したお絵かきタブレット端末
なら少し使ってみたい気がするにょ。(ただし、価格が499ドルならば)
しかし、有象無象のタブレット端末とは異なりこのiPadにはiPodとしての機能やiPhone用
アプリが動作するというメリットがあるにょ。
とはいうもののそのようなメリットのためにiPadを買う人はほぼ居ないと思うにょ。
このサイズではiPodの代わりにはならないし、iPhoneとの解像度の違いのせいでiPhone用
アプリを使用するメリットもあまりないにょ。(iPad用のXGAアプリが今後多数登場
すれば話は別だけど)
したがって、それらの互換性はそれほどアドバンテージにはならず、アップル社という
ブランド力で販売するしか無さそうにょ。
さて、このiPadのこのサイズが生かせるのはやはりビューアメインの用途となるにょ。
iPhoneは今となってはハーフVGAという解像度は低いと言わざるを得ない状態でWeb閲覧
だけをとっても上下スクロールだけではなく左右スクロールが頻発し、とても快適に
閲覧できる状態ではないにょ。
昨今のWebサイトは横1024ドットを基準に作られているものが大半であり、このXGA液晶を
搭載したiPadであればWeb閲覧も不足を感じることがないにょ。
しかし、問題なのはiPhoneと同じくFlashに非対応(らしい)ということにょ。
iPhoneならばFlashを使ったサイトが閲覧が出来なくても妥協ができるという人も多い
だろうし、YouTubeに関しては専用プレイヤーを使用によって動画は再生できるので不満を
持つ人もそんなに多くはないだろうけどこのサイズでiPhoneと出来ることが変わらない
というのであればやはり妥協ができないという人が多いのではないかと思われるにょ。
そもそも10インチ前後の画面サイズであれば安価なネットブックがいくらでも入手可能に
なっているからWeb閲覧目的であればこちらの方がよほど使えそうにょ。
ただし、安くても重量が1kg以上の製品が大半で、駆動時間も公称4〜7時間程度のものが
ほとんどということでモバイルで使うには重量や駆動時間で物足りないと感じる人も多い
かもしれないにょ。
そういう面においてはARM端末が有利にょ。
Web閲覧においてはiPadよりも今後多数登場するTegraなどを搭載したスマートブックを
選択することでネットブックの不満点である駆動時間や重量の問題は軽減されるからね。
ARM用ではFlash10.1の正式版がリリースされ、YouTubeをはじめとする動画サイトも
普通に閲覧できるようになったというのもスマートブックの追い風となるにょ。(CPUが
非力であっても10.1からは動画再生支援機能に対応しているのでYouTubeのHD動画も再生が
可能になった)
これによって従来は懸念されていたWebの利用でのARMの互換性に乏しいという問題も
かなり改善されてきていると思われるにょ。
やはり、閲覧用途としてiPadのサイズを最大限に生かせるのは電子ブックリーダ端末と
してにょ。
編集を伴う作業を行う場合はドットピッチは120〜130ppiが望ましく、150ppiを超えると
常用が困難になるというのが私の考え(Vista以降であれば柔軟にDPI変更できるため
このような制約が薄れているけどレイアウトが崩れるアプリもあるため完全なものでは
ない)なのだけど閲覧メインであればそのような制約はなくタブレット型ということで
顔に画面を近づけることで細かい部分も見えるためドットピッチは細かくても解像度は
出来るだけ高い方がいいにょ。
とはいえ、顔を近づけるにしても30cm未満の距離では目の負担が大きいためXGAで3インチ
とかだとさすがに常用には耐えられないにょ。
その点、9.7インチXGAであれば132ppiであるため余裕で文字を読めるし、通常の書籍で
あればXGAならば1ページが丸々収まるため電子ブックリーダ端末としては悪くないにょ。
しかし、わざわざ電子ブックリーダ端末としてiPadを買う人がどれだけ居るかが問題と
なるにょ。
結局はソフトウェア資産がすべてだからね。
iPodの人気が高まったのもiTMS(現iTunes Store)が充実してきたお陰だしね。
電子ブックではAmazonのKindleが世界シェアでダントツのナンバーワン(90%以上)と
なっているけれどやはり資産量が半端ではないせいにょ。
このiPad発売によってアップル社もiBook storeを立ち上げるもののその圧倒的なシェアを
ひっくり返すのは難しいにょ。
音楽と違ってデファクトスタンダードとなる形式がない電子ブックにおいてはその資産
量の差は端末の出来だけでは到底ひっくり返すことはできないにょ。
著作権フリーの書籍ならばKindle形式に変換することで閲覧が可能になるけど音楽とは
異なり他メーカーのビューアに乗り換える場合は互換性もなくDRMの付いている購入書籍は
変換手段もないため乗り換えも容易ではないにょ。
アップルとしては今後さらに需要が高まる電子ブックに関して遅れを取ることは許され
ないため早めの投入(まだiBook storeが充実してない段階での投入)となったわけだけど
これによってKindleからの乗り換えユーザーの獲得は難しくても新規ユーザーの獲得は
可能になるわけだから決して悪いわけではないにょ。
ということで、iPadそのものには革新性は感じられないけどiPod(iPhone)の機能を
有した電子ブックリーダ端末として見ればiPadという製品はそれほど悪くはないにょ。
問題点となるのは10時間という駆動時間と重量と価格にょ。
10時間というのは多くのネットブックなどと比べると長いけど今後多数登場が予想される
スマートブックと比べると決して長くはなく、重量が700g前後というのも軽くはないにょ。
重さだけならば先日発表された新型LOOX Uの方が軽く、こちらの方が電子ブックリーダ
用途には向いているとさえ思えるにょ。(コンバーチブルな旧型LOOX Uの方がより向いて
いるけど)
あと価格は499ドルからというのも電子ブックリーダ端末と考えれば安くはないにょ。
日本国内での価格は発表されてないものの49800円〜54800円くらいになるのではないかと
思われるにょ。
しかし、日本向けにはiBook storeがオープンされないので当面日本では販売がされそうも
ない感じだけどね。
日本では電子ブックではデファクトスタンダードとなる端末が存在しないためPSPも配信
サービスを開始するなどより混迷となっているもののiPadが発売されたらどうなるのか
というのは見物にょ。
iPadはKindleとは異なり電子ブック専用端末ではなくスマートフォンとPCとの間を埋める
ものという意図で作られたのだけどそれが強みでもあり弱みでもあるにょ。
まだ第1世代の製品ということで製品自体に魅力が乏しくなおかつそれ専用の資産もない
(iPadでないとできないことがない)ということで売れるかどうかは未知数だけど
今後の展開によってはiPod、iPhoneと並ぶヒット商品になる可能性は無くはないにょ。
ただ、iPadならではというのが電子ブックリーダというのでは現時点では弱すぎるにょ。
Kindle for PCを導入すればKindle形式の電子ブックがPCでも閲覧できるわけだし、iPad
ならではというものが登場するか、電子ブックのソフト資産でKindleと太刀打ちできる
くらいのレベルに達しないと勝ち目はないにょ。
今年はピュアタブレット型端末の普及元年になる!?
iPadは昨日も書いたように私は売れる要素はアップルブランドの製品というだけに感じ
られるにょ。
価格はおいといて重量が約700gというのは電子ブックリーダ端末としては重すぎるために
それを主体にして展開するのには無理があるしね。(それにまだ電子ブック資産がない)
KindleはiPadとは製品の性質がまるで異なるとはいえ、重量は約300gとなるにょ。
300gくらいならば片手で保持が可能だけど700gもあれば両手で支える必要があるため使用
スタイルに制限が出てくるにょ。
片手で支えるのが難しいためタッチパネル搭載の魅力も半減してしまうしね。(個人的
にはタッチパネルを主体とした端末は片手で保持できるということが重要と考えるため
最低でも500g以下、できれば300g以下でないと使うのを躊躇われてしまう)
薄型でグリップしにくい形状となっているためなおさら片手で持って使うのは難しいにょ。
私が使っているVAIO UXは約500gという重量は片手で保持し続けられるギリギリの重量と
感じているけどグリップしやすい形状であることが片手で使える理由にもなっていると
思われるにょ。
iPadが売れるか売れないかという予想はとりあえずおいといて、仮に売れたとした場合、
やはり変わるのは電子ブック関係だけに止まらずピュアタブレットの端末が増えるの
ではないかということにょ。
昨日も書いたようにピュアタブレット型の端末は過去に多く発売されたもののヒットに
繋がったものはないからね。
さて、タブレット型の端末というとやはり思い出させるのがOrigamiにょ。
低価格の小型Windows PCというのがウリだったOrigamiだけど今となってはその座はネット
ブックに奪われてしまったにょ。
Origamiの失敗は低価格を強調した割りには高価だった(安価であったSmartCaddieでさえ
99800円だった)というのもあるし、安価なカーナビ用液晶を流用したために7インチ
WVGAという解像度でXPを使うには十分ではなかったというのもあるし、バッテリ駆動時間が
短かったというのもあるけどやはりキーボードレスというのが一番の問題と思われるにょ。
Windowsというのはキーボード+ポインティングデバイスで使用することを前提になって
いるのがキーボードレスのWindows端末を敬遠する人が多い原因となっていると思うにょ。
ピュアタブレット型のWindows PCはOrigami以前も多くあり古くはAMiTY(Windows for Pen
Computing搭載)など業務用のPCとして販売されていたにょ。
WinXPでもTablet Editionではペンのみを使った動作が可能になり、「タブレットPC」と
いうジャンルも確立されたにょ。
しかし、Origamiでは高価だったXP Tablet Editionではなく安価なHomeを採用したために
タッチパネルはただのポインティングデバイスでしかなくそのメリットを十分に生かせない
(キーボードがないデメリットのみが浮き彫りになった)ということがことが失敗の原因
となったと思われるにょ。(Tablet EditionはProの上位SKUということで高価だったため
やむを得ないけど)
しかし、VistaではすべてのSKUでタブレット機能が標準で備わり7ではマルチタッチに
対応し、タッチパネルのみのピュアタブレット型の端末でも操作面の不自由さはかなり
改善されたにょ。
それによって、登場するのが今月初めのCESでマイクロソフトが発表したSlate PCにょ。
http://ascii.jp/elem/000/000/488/488854/
Slate PCは特別新しいものではなくピュアタブレット型のPCの総称だけどタブレット
機能を大幅に強化した7だからこそ意味があるにょ。
それにネットブックによって光学ドライブ無しの小型PCが一定の普及を見せており
タッチパネル型のゲーム機やスマートフォンなども人気を集めていることからXP登場時
からあるタブレットPCとは比較にならないくらい有望なものとなっているにょ。
iPadは現状ではそれ自体は大して魅力はないけどWindows PCでもピュアタブレット型の
端末が多く登場し、今年はピュアタブレット型端末が活気づく年になりそうにょ。
そんな中、iPadは平凡な端末として埋もれてしまいそうな気がしないでもないにょ。
軽量化しても小型化してしまえばiPadの居場所は無くなるためサイズを維持したまま
500gを切って欲しかったところにょ。(5インチXGAでもビューア目的であれば十分使える
とは思うけどiPhoneよりも圧倒的に画面が見やすいというのをウリとしているのでそこまで
小型化されることはなく今後小型化されるとしてもiPhoneと同じドットピッチである7.8
インチXGAまでになると推測)
もし、500gを切っていればインパクトがあるだけではなく、電子ブックリーダとしての
使い勝手も大幅に高まっていたと思うにょ。
専用端末ならばKindleとの真っ向勝負となるけど電子ブックリーダにもなる汎用端末で
あるiPadにおいてはピュアタブレット型のスマートブック(ARM搭載)やSlate PC(x86搭載)
などがライバルとなるにょ。
iPadが狙っているスマートフォン以上PC未満という需要は確かに大きいけれど激戦区と
なるため電子ブックリーダではなく汎用端末と考えた場合には競争相手は非常に多くなり
そうにょ。
コンデジはようやくすべての面でeggyを超えた!
私にとってデジカメの原点はやはりeggyにょ。
2001年に登場したeggyは当初約4万円で売られていたけど発売から半年後に6000円という
特価販売されているのを見つけ複数買いしてしまったにょ。(手元に1台だけ残して後は
妹たちにあげたりした)
eggyは私が最初に買ったデジカメ(eggyは正確にはデジカメではないし、単体駆動でなく
ても良いならばパワーザウルスのデジカメユニットが初めてのデジカメとなるけどVGAに
耐えられるほどの画質がないため専らQVGAで撮影していたし、ストレージ用に使っていた
PCカードスロットをカメラで占有されるためただでさえ空き容量の少ない本体メモリに
記録しなくてはならないということで気軽にパシャパシャ撮れるわけではなかった)と
いうことですべての原点がこのeggyになるわけにょ。
eggyが良かったのは購入時の価格の安さが確かに最も大きかったのだけど気軽に撮れる
デジカメの魅力を私に教えてくれた1台となったことにょ。(QVGAでも空き容量の関係で
10数枚しか撮れなかったパワザウのデジカメユニットと異なり、128MBのCFを使えば
VGAで1000枚以上撮れたので気軽にどんどん撮影できた)
銀塩ならばフィルム代もかかるし、現像やプリント代もかかるけどデジカメであれば
ストレージの空き容量さえあれば投資ゼロでいくらでも撮影できるのが非常に魅力が
大きいにょ。(撮ったその場で見れるというのならばデジカメ登場前にインスタント
カメラの存在はあったけどデジカメは初期投資は大きいけど追加投資が少ないという
ことが一番の魅力に感じた)
35万画素というのはカメラとして考えるならばL版印刷でさえ厳しいため物足りないけど
Webで公開する程度ならば問題ないし、フラッシュが無くても気軽に撮れる(画素数が
少ないお陰で実効感度も高く、なおかつ画素数が少ないお陰でぶれも目立ちにくい)
わけだし、動画撮影ではその魅力は非常に大きかったにょ。
当時高価だったインターネットビューカムと同レベルのMPEG4での撮影ができたからね。
MPEG4のお陰で最高画質(QVGA)でも128MBのCFで40分も動画撮影できたにょ。
さて、eggyは購入価格を考えると非常に良いものだったけど不満も無くはないにょ。
それは起動が遅いということと筐体サイズが大きいということにょ。
あとせっかく買い換えるならばeggyで不満となっていたプリントに耐えられるレベルの
静止画性能(200万画素以上)、QVGA動画でまともに撮れる(eggyはQVGAでは5fpsだった
ためカクカクだった)ということで買ったデジカメがミノルタのDiMAGE X20にょ。
静止画は屈折光学系ということであまり高くはなかったけど起動の速さや筐体サイズの
小ささはeggyを上回っており、気軽に撮影できるカメラが欲しかった私にとっては十分な
性能だったにょ。
肝心の動画はQVGAのフレームレートこそ15fpsでeggyよりも上だけどMotion JPEGなので
ファイルサイズが大きくなるため256MBのSDカードで11分しか撮影できず、画質そのものも
eggyよりも下だったにょ。
X20購入の3ヶ月後に買ったケータイvodafone V601SHはケータイ初の200万画素でQVGAで
MPEG4動画動画撮影が可能という当時(2003年)としては恐ろしく高性能だったにょ。
ただ、200万画素といってもさすがに専用機であるX20には画質で明らかに劣り、200万
画素では記録に15秒くらい時間がかかるため気軽には撮影できなかったにょ。
だから、静止画はX20で動画はV601SHという感じで使い分けていたにょ。
X20は購入して約2年で故障したために買い換えたのがニコンCOOLPIX S1にょ。
同じく屈折光学系で非常にコンパクトだし、屈折光学系の割りに画質が良かったという
のが予想外によかったにょ。
動画はVGAで撮影できたものの15fpsでMotion JPEGということでファイルサイズや関係や
再生環境を考えるとあまり気軽には使えなかったにょ。(Motion JPEGを再生するための
QuickTimeを入れていたPCは1台だけだったため)
V601SHの後に機種編したSoftbank 905SHはVGAでMPEG4撮影ができたもののフレームレートが
10fps程度だし、いくらケータイは毎日持ち歩いているとはいえ、カメラは極力使用したく
ないということで動画撮影に使う機器はなかなか1つに決まらなかったにょ。
やはり、当時であってもQVGAではもう満足できず、VGAで撮影可能なものが欲しかったわけ
だしね。
VGAでまともに撮れる動画カメラを探していたところでたまたま見つけたのがビクターの
HDDビデオカメラであるEverio GZ-MC100にょ。(2005年の発売当初13.8万円だったのが
2007年には19800円だった)
ビデオカメラの中では画質は悪い部類とはいえ、ビデオカメラの中では最小サイズだった
からね。
とはいえ、eggy代替(気軽に使える動画カメラ)として使用する場合、気になったのが
起動時間にょ。
何せ電源オフからの起動に11秒くらいかかってしまうからね。
それにバッテリ駆動時間が短い(実測で30分程度)ということで結局すぐに使わなくなって
しまったにょ。
起動が速く、VGAでまともに撮れるカメラ・・・ということで見つけたのがXacti HD2にょ。
こちらも当初は9万だったのが発売から1年後(2008年)には19800円という破格値だった
からね。
起動が1.5秒でしかも720pのHD撮影ができるということで非常に使えるカメラだったにょ。
ワンタッチでHD(720p)とSD(VGA、QVGA)の切り替えもできたしね。
Xactiは動画に強いコンデジであるため動画はもちろんのこと静止画でもそれなりに使える
レベルだったにょ。
とはいえ、コンデジはすでに手ぶれ補正機能を内蔵しているものが主流になっていたのに
それを有さないXactiは静止画用にはあまり使えなかったにょ。(ただでさえ、普通の
コンデジと比べて手ぶれを起こしやすい筐体形状にも関わらず2010年現在もXactiは光学式
手ぶれ補正機能が搭載されていないため静止画主体の人にはおすすめできない))
そういうわけでS1とHD2を併用していたのだけどそろそろS1の2GBのSDでは限界というのと
室内での撮影では大きく不満(200万画素のX20はeggyが対抗だったため室内での撮影は
VGA相当にリサイズ前提ならばノンフラッシュで撮影可能ということで妥協はできたけど
S1ではプリント前提となったために高感度撮影ではX20と変わらずISO400まででしかも
その感度であっても実用なのはVGA相当までリサイズ時ということで不満が強くなった)
ということでS1の買い換えを検討していたけどそれならばXactiも置き換えられるくらいの
動画撮影も可能にしたかったにょ。
eggyと同じくノンフラッシュで室内撮影ができるレベル(ただし、VGAのeggyとは異なり
プリントに耐えられる200〜300万画素でノイズがあまり気にならないレベル)であり、
なおかつXacti HD2レベルの動画の画質があるということが私が求めていたものにょ。
(あと2GBの容量制限を脱出するためにSDHCなどに対応していることも必須)
この辺は昨年12月28日に書いた私がコンデジに求めるもので詳しく書いているにょ。
さて、この条件に当てはまりなおかつ2万円未満で買えるということで買ったのがソニー
サイバーショットTX1にょ。
新機種であるTX7の発表が迫っていたせいか当初の半額以下(19800円)という処分価格に
なっていたからね。
TX7の発表後に私がTX1を買ったキタムラを覗いてみたらすでにTX1は売り切れており
「TX7の様子を見てからTX1を買おう」なんて考えていたら買い損ねるところだったにょ。
TX1に関しては1月3日、1月5日の2回に分けてレビューを書いているのでそちらを参考に
してもらえばいいけどとりあえず当初の目的であったニコンS1とXacti HD2の統合は
可能なレベルであり買って良かったと思うにょ。
静止画に関しては日中屋外の画質こそ今ひとつだけど室内での高感度撮影においては
デジタル一眼レフに迫る低ノイズであり、普段はフラッシュを使う機会は無くなりそうと
いう感じにょ。(私がコンデジで撮る写真の大半は室内撮影だけどS1ではフラッシュか
三脚を使う必要があったのが難点だった)
あと2GBの制限からようやく脱することができたのもうれしいにょ。
私は基本的にSDカードに撮り溜めていくタイプ(PCへバックアップはやっているものの
そのデジカメを買ってからの写真はすべて1枚のカードへ記録しており足りなくなったら
より大容量のカードへ買い換えをしている)ということでカードの容量は多ければ多いほど
いいからね。(そういう面では静止画主体であってもSDXCに対応しているというのは魅力に
なる)
私はeggyからの流れでコンデジで撮影する写真は記念写真というより記録写真が主流に
なっており、今日買ったもの食べたものなど様々な何気ない写真を電子メモとして残して
いるにょ。(記録ではなく作品というようなものはデジタル一眼レフで撮影する)
従来使っていたS1であれば容量の都合上重要度に応じて5Mモード、VGAモードを使い分けて
いたけれどそれも結構面倒だったにょ。
ただの記録写真でも今となってはVGAというのも物足りないし、あとからもう少し高画素で
撮影しておけば良かったと思う機会もあったからね、
しかし、5Mモードだと1枚2〜2.5MBとなるため最大2GBのSDカードで5Mモード常用は
できない状態だったにょ。(3Mモードなら1.5倍の枚数撮影できるけどそれでも十分とは
言い難い)
そういうことで、TX1ではすべての撮影を3Mモードに統一することにしたにょ。
8GBのメモステが余っていたので追加投資無しですんだわけだけど3Mモードならば8GBで
約5000枚撮れるにょ。
これならば2年くらいは安泰にょ。(SDHCならば16GBのが余っていたからSDHC対応に対応
したTX7はうらやましいのは確かだけど)
いざとなれば32GBのメモステを買えば2万枚撮れるしね。
最大の10Mピクセルモードだと8GBのメモステだと1年も経たずに一杯になるため実用的では
ないにょ。
3Mあれば2Lまでは全く問題なくプリントできるし、A4でも何とかなるからね。
というか、TX1はレンズ性能が低いために元々10Mモードでは解像できないので常用する
価値はあまりないしね。
3Mモード常用ならばスマートズームによってデフォの4倍ズームが7.1倍ズーム相当で使用
可能になるというメリットがあるにょ。(とはいえ、7.1倍となる換算250mm相当の画角を
使う機会はほとんど無さそうだけど)
ということで、TX1は記録写真としては十分なレベルで撮影でき、動画も記録用としては
十分撮れる上にeggyで感じていた不満点(起動が遅い、筐体サイズが大きい)をようやく
完全に克服できたというだけではなくeggyで出来ていたけど従来のコンデジでは難しい
ものだったノンフラッシュで手軽に室内撮影が可能ということが実現できたというのは
感慨深いものがあるにょ。
長年かかってようやく完全にeggyを超えるものに出会えた感じにょ。(性能面では
とっくの昔に超えているけどフラッシュ無しでも普通に撮影できるというお手軽さは
なかった)
静止画に関してはeggyとは異なりプリントにも耐えられる画質を求めているため今の
コンデジではセンサーサイズのせいで暗所性能は低くハードルが高かったので大型センサー
採用のコンデジを望んでいたけどそれだと小型化と相反してしまうというのがネックだった
けど裏面照射CMOSセンサーでそれが可能になったにょ。
確かに室内ではフラッシュを使えばいいだけといえばそれまでだけど私はフラッシュを
使わないと絶対に撮れないという場合を除いて極力使いたくないからね。
レンズを見に行ったのにカメラを買ってしまうとは・・・
私が使っているデジタル一眼レフK200Dで新しいレンズが欲しくて近所のキタムラを覗いて
みたものの欲しいレンズはなかなかないにょ。
予算も少ないので中古でいいから・・・とは思うものの中古レンズはニコン用とキャノン
用しか置いてないにょ。
確かにその2社で国内シェア約8割となっているから当然とはいえ、辛い現実を見せつけ
られてしまうにょ。
シェアから例えるとWindows用ソフトは置いているけどMac用ソフトは置いてないという
感じだからね。
これが大都市圏ならば多少はマシなのだろうけど地方だと交換レンズはニコン用とキャノン
用しか入手できない状況にょ。(新品を注文すれば入るだろうけど・・・)
私が使っているK200Dはエントリー向けの機種ながらミドルクラスに匹敵する機能を持つ
大変素晴らしい機種なのだけどPENTAXというだけで交換レンズの入手に制限ができて
しまうにょ。
純正レンズはキャノンやニコンに比べて安く、個性的なレンズもそろっているけどそれが
普通に店頭に置いてないわけだし、比較的安いといっても純正品の新品は高価だから
私には手が出せないにょ。(さすがに1本3万円を超えるレンズを買うのは厳しい)
ということで、交換レンズを中古などで安く入手しようとするならばキャノンかニコンの
ボディを買わざるを得ない状況にょ。
とはいえ、PENTAXもMF時代からのKマウント用のレンズが使えるので2、30年前の古い
レンズを買ってそれを付けて楽しむという方法もあるにょ。(AFは効かなくてもフォーカス
エイドは使えるし、手ぶれ補正がボディ側にあるためにどんな古いレンズでも手ぶれ補正が
使えるというメリットがある)
というわけで、中古コーナーを見ていたらニコンD50の中古を発見したにょ。
金額は13800円とかなりリーズナブルにょ。
D50は5年前の機種とはいえ、画素数を600万画素に抑えているために当時としては高感度に
強く人気の高いカメラだったにょ。
そういうことで思わず買ってしまったにょ。
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/review/2005/06/06/1651.html
中古とはいえ、デジタル一眼も1万円台で買える時代というのはなかなかすごいにょ。
確かに新品でもボディだけならば3万円台から買えるわけだから中古ではなく最新の
エントリーモデルを買った方が割安という考えもあるけどその2万円差は私には大きい
からね。
問題はボディだけを買ってもレンズがないと話にならないということにょ。
レンズは純正品のAF-S 18-135mmF3.5-5.6Gが新品9800円という超格安だったためにこれに
決めたにょ。(35mカメラ換算だと28-200mmくらいのレンズ)
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/lens_review/2007/01/31/5409.html
シグマの18-50mm(ニコンマウント)ならば中古で4800円だったけど本来ならば5万円する
純正レンズが9800円という安さには負けたにょ。(換算200mmまでカバーできればほとんど
これ1本で済むしAF-SレンズならばAF合掌後でもMFでピント微調整が可能になる)
この価格にはカラクリがなくはないにょ。
古い製品(2006年発売)ということでVR(手ぶれ補正)機能を内蔵してないからね。
とはいえ、それを考えても十分安価にょ。(VR付きでリニューアルされても発売時の実売
価格は5万円くらいになるだろうし)
さて、早速動作チェックを兼ねていつものようにベンチマーク・・・じゃなかったテスト
撮影をしてみたけど予想以上にいい感じにょ。
買ったレンズは開放からシャープとは言い難いけど私がK200Dで使っているキットレンズを
完全に超える性能だし、F8まで絞るとかなりシャープになるにょ。(K200Dのキットレンズ
ではF11まで絞らないとシャープにならない)
気になる周辺光量落ちは広角側では開放でやや目立つもののF8まで絞れば全く気にならなく
なるし、望遠側の収差もF11でほぼ目立たなくなるにょ。
高感度耐性を見てみると私のK200Dは2008年に発売されたデジタル一眼の中ではかなり
高感度ノイズが多い方ということで比較対象があまり良くはないとはいえ、D50はK200D
よりも3年も古い機種にも関わらずK200Dと同等以上ものを感じるにょ。
ISO800までは常用(A4プリント)可能と感じたにょ。
最近だとAPS-Cセンサー採用機ではISO1600が常用可能という機種は多く、PENTAXも
新センサーを採用のK-xは高感度耐性が高いのでISO1600は常用可能だし、フルサイズの
センサーを採用の機種ならばD3sのようにISO6400でも常用可能という機種もあるにょ。
それを考えればISO800で常用可能というのはたいしたことがないけどね。
同じセンサーを採用のD40ではISO1600常用が可能だけどこれは画像処理エンジンが改善
されたお陰らしいにょ。
だからD50もRAWで撮影して自分で現像すればISO1600常用は可能になりそうにょ。
5年前の機種ということを考えればすごいけどこれも600万画素に画素数を抑えている
お陰にょ。(D50のライバルのEOS Kiss Nは800万画素だった)
続いてAF性能を見てみるとこれはK200Dの完敗にょ。
AF-S18-135mmに内蔵されている超音波モーターのお陰で素早くほぼ無音でピントが合うにょ。
古いレンズであればボディ内のモーターで駆動させるために結果が変わったのだろうけど
超音波モーター内蔵レンズ相手では分が悪いにょ。
それとD50はAF補助光内蔵であるため暗所でもAFでピント合わせが可能にょ。
K200Dの場合外付けフラッシュを使わないとAF補助光が使えないため暗所でのピント合わせ
というのはAFではほぼ無理だったにょ。
3年も古いカメラにAF性能で負けるとは・・・(笑)
まぁ高速で動作する被写体をK200Dでは撮らないので問題はないけどやはり静物写真メイン
でないとPENTAXはお勧めできない感じにょ。
D50は細かい不満点こそあるけど5年前の機種ということを考えればやむを得ないかも
しれないにょ。
個人的には軍艦部にあるサブ液晶は最近のエントリーモデルでは省略される傾向にある
ということでこれがあるという点だけは最新のエントリー機種よりも良いと感じるにょ。
あと画素数は600万で不足になることはないのでいいとして不満点はSDHCに非対応という
ことと手ぶれ補正がないということにょ。
D50はニコンのデジタル一眼で初のSDカード採用機だし、当時はSDHC自体が市場に存在して
いなかったから仕方がないし、手ぶれ補正はニコン、キャノンの場合は最新機種であろうと
ボディ側には手ぶれ補正機能はなく、手ぶれ補正機能を持つレンズを買うしかないという
状況にょ。
記録写真として積み重ねていくならば2GBでは全然足らないけど一時記録としてであれば
2GBでもそれほど問題ないし、手ぶれ補正対応レンズを買えば済むというだけの話にょ。
2マウント維持するのは金銭的に辛いけどD50を買ったのも何かの縁ということで、今後は
レンズの入手性が高いニコン用マウントをメインにするかも・・・。(ニコンの場合は
フルサイズであるFXとAPS-CであるDXのどちらにするのかということを考えて買う必要が
あるので将来フルサイズセンサー搭載機を買うならばレンズはFX対応のものにしておいた
方がいい)
ある程度レンズがそろったらボディもD50から買い換えするにょ。(資金の問題もあるので
何年後かは分からないけど)
新品で買うならばミドルクラスであるD90以上の機種が欲しいところにょ。
ニコンの場合は露骨にエントリーとミドルクラスを差別化しているからね。
CPU内蔵でないとAEも使えなかったり、モーター内蔵レンズでないとAFが使えないという
問題があるからね。
とはいえ、レンズキットを買って終わりというユーザー層ならばそれで全く問題がなく、
中古や型落ちの安いレンズを買う場合に問題になるだけの話だからそこまで重要ではない
といえばそうなんだけどね。
D40からその傾向は強まったため私はD40が発売後にD50が市場から消える前にD50を買おう
と考えていたくらいにょ。(2007年2月にははレンズキットで新品49800円だった)
だからこそ買うならばミドルクラス以上の機種にした方がレンズの選択の幅が広がると
いうメリットがあるにょ。(ただ、現行ミドルクラスであるD90の後継機種として噂されて
いるD7000にはD40以降のエントリー機種と同様にAFモーターを内蔵していないらしい)
逆に言えばPENTAXはエントリー向けにそこまで露骨な差別化はしてないためにK200Dは
ミドルクラス並の機能になっているにょ。(基本性能面では他社ミドルクラスには負けて
しまうけどね)
ついにYouTubeが3D対応に!
気づかないうちにまたYouTubeが変わっていたにょ。
すでに1080pに正式対応していたYouTubeだけどHDが720pなのか1080p(フルHD)なのか分かり
にくかったりHD、HQという画質モードが入り交じり分かりにくかったのが360p、480p(HQ)、
720p(HD)、1080p(フルHD)という感じで非常に分かりやすくなったにょ。
ということで、再び再生チェックをしてみたにょ。
再生に使ったPCは私のR5(CoreSolo1.2GHz)にょ。
再生サンプルとして使用したのはこの動画にょ。(とある科学の超電磁砲の新OP)
http://www.youtube.com/watch?v=MykXk1qT2Dg
さて、これをR5で再生してみたら次のようになったにょ。(精度を上げるために読み込み
ながら再生するのではなく完了してからWebブラウザ上で測定した)
360p CPU負荷平均20%弱 (ドロップフレームほぼ無し)※再生ボタンを押した直後のみ
480p CPU負荷30〜40%程度 (ドロップフレームほぼ無し)※ 同上
720p CPU負荷70〜90%程度 (ドロップフレーム177)
1080p CPU負荷常時100% (ドロップフレーム2196)
同じ動画をR3(DothanコアのPenM1.1GHz)で試したら次のような感じになったにょ。
360p CPU負荷20〜30%程度 (ドロップフレームほぼ無し)※再生ボタンを押した直後のみ
480p CPU負荷40〜50%程度 (ドロップフレームほぼ無し)※ 同上
720p CPU負荷90〜100%程度 (ドロップフレーム799)
1080pはR5と同じく紙芝居状態なので省略
これを見ると720pまではCoreSolo搭載のR5では普通に再生できる(上記の動画だと瞬間的に
CPU負荷100%に達しコマ落ちが起きているけどそれ以外は問題ないため)と言っても良い
感じにょ。
とはいえ、アニメではなく再生負荷の高い実写の動画では720pもドロップフレームが
増えるため必ずしもすべての動画でこれだけスムーズな再生ができるとはいえないけど
720pならばそれほど気になるレベル(再生に耐えられないレベル)にはなりそうにないにょ。
しかし、1080pとなると全2400フレーム中90%以上がドロップしてしまうにょ。
平均1fpsという完全に紙芝居状態であるためとても視聴できるようなレベルではないにょ。
やはり、再生支援機能付きGPUを使用するか、最低でもCore2DuoクラスのCPUを搭載した
PCでないと視聴に耐えられないと思われるにょ。
R3とR5を比較すると480pまでは多少R5の方が再生負荷が小さい程度であり、再生している
動画を見ただけでは性能差を見いだせなかったけど720pでは見ただけで大きく異なるくらい
性能差が発生したにょ。
ドロップフレームはR5は177に対してR3は799だからね。
R3も若干ぎこちない感じで何とか再生できているけど見た目でほとんどコマ落ちを感じない
R5と比較すれば大きく劣る感じにょ。
やはり、ギリギリのラインだと多少の性能差(2〜3割程度の性能差)というのが明らかに
なって表れてくるということが分かるにょ。
あと今回のバージョンアップで3D動画にも正式対応したにょ。
http://www.youtube.com/watch?v=b7SPQ3POi0o
3Dメガネが無くても交差法(静止画の立体視によく使われる手法)を使っても鑑賞可能で
あるため誰でもすぐに3D動画を見ることが可能になるにょ。(鑑賞方法はプルダウン
メニューで選択可能)
かつては、YouTubeといったらQVGAでブロックノイズ入りまくりのいかにもWeb動画という
感じだったのに今となってはフルHD、3Dに対応ということで昔のイメージで語ることは
できないレベルに達しているにょ。
昔だったらPen3 500〜600MHzくらいで十分再生できていたけど今(フルHD)はCore2Duoが
必須となっているからその分求められるスペックも高くなってはいるけどね。
フルHD、3Dを超える動画なんてものは今とのところ民生用にはないから今後は大きな変化は
なく、コーデックやビットレートくらいしか変わらないと思われるにょ。
性能をとるか、駆動時間をとるか・・・
新型LOOX Uの実力は・・・
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1002/04/news030.html
LOOX UはVAIO Pとは異なり、多くのポケットに入るPCとなっているにょ。
ポケットサイズPCに求めるものといえばモバイルノートに求めるものが人それぞれなのと
同様に必要なものは変わるけど性能が低いよりは高い方がいいと考える人が大多数なの
ではないかと思うにょ。
ただ、WinXPでは初代EeePC(セレロンM630MHz)でも快適に動作するし、Atomの中でも
下位に位置するAtom Z510(1.1GHz)搭載のPM(mbook m1)でも問題なく動作するにょ。
しかし、Win7はVistaよりも軽いとはいえXPよりは重いからそんなCPUでは微妙にょ。
AeroによってCPUとGPUに処理を分散させるためある程度のスペックがあればかえって
XPよりも軽くなるとはいえ、オンボードVGAではそれは難しく、しかもポケットサイズの
PCで用いられているUS15W(GMA500)はAeroがまともに動作しないためにCPUパワーが
OSの動作において非常に重要になるにょ。
GDI性能はそれなりなのでXPであれば普通に動作するけどVistaであればGDIアクセラレータ
機能は使用せずCPUで行うためCPU性能が重要になるにょ。(7ならばDirect2Dに対応ない
かぎりはVistaと同じくCPU性能だけで快適さが決まる)
というわけで、同じLOOX Uでも店頭モデルであるAtom Z520(1.33GHz)と直販のカスタム
モデルであるAtom Z550(2.0GHz)との差は気になるにょ。
その差は約3割だけどこの差は大きいのか、それとも小さいのか。
Windowsエクスペリエンスインデックスのスコアを見るとZ520は1.9、Z550は2.8となって
いるにょ。
動作推奨ラインが「3」だからZ550でも7が快適とはいえず、2にも達していないZ520は
そのスコアを見ればとても快適とは言えそうにないにょ。
ただし、実際のOSの動作やアプリの動作がそのエクスペリエンスインデックス通りかと
いうとそれは確かめてみないと分からないにょ。
CPUベンチとまで言われているFFベンチだけど特にCPUの影響力が大きいLOWのスコアを
見てみるとZ550が764に対して、Z520が722でその差は5%程度しかないにょ。
本来ならば3割程度のスコアの差が出てもいいのだけどそれが出ないのはGPUがボトル
ネックになっているからにょ。
つまり、ボトルネックになっている部分があればそこが足を引っ張るためCPUの性能差
である3割の差はスコアでは出てこないことになるということにょ。
起動にかかる時間を見てみるとZ550が55.4秒に対して、Z520が67.22秒で2割くらいの差と
なっているにょ。
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1002/04/news030_2.html
起動に関してはシステムドライブの影響も大きいけど両者ともSSD搭載で十分に速く
搭載のSSDの速度もほぼ互角ということでCPUの差がスコアの差となって現れてた感じと
なっているにょ。
休止やスリープもZ550の方が速く、CPUの性能差というのは重いアプリを実行しなくても
十分に享受できることが分かるにょ。
重い動作となると動画再生が挙げられるにょ。
フルHDやAVCHDの再生はGMA500が再生支援機能を持っているお陰でZ520でも何とか再生が
できているにょ。
これもWin7だから可能になることで、XPだと再生支援機能が有効なのはH.264だけで
VC-1は無効だし、ドライバの出来が悪いせいで空きメモリが十分にないとハングアップ
するという問題があるにょ。(このせいでメモリ512MBのPCではUS15Wの再生支援機能は
十分に使うことができない)
では、フラッシュ動画はどうなのか・・・。
Flash10.1で再生支援機能に対応したもののGMA500は対象外となっているために従来通り
CPUパワーによって再生する必要があるにょ。
YouTubeであれば昨日書いたようにCoreSolo1.2GHz搭載のR5で720pは十分再生でき、480p
だと余裕となったにょ。
Flash動画の再生性能はAtom1.6GHzでPenM1.1GHzのR3と同レベルだからAtom Z550(2GHz)
ではCoreSolo1.2GHzのR5とほぼ同レベルかと思いきやR3よりも再生負荷は大きそうにょ。
やはり、OSがXPではなく7というのが影響してそうにょ。
Z520(1.33GHz、Win7)では480pの再生負荷がR5(WinXP)の720p並の再生負荷となって
いるのでこれがまともに再生できる限界となりそうにょ。
それを考えると昨日の実験結果から推測して720pの再生は480pの2倍以上の再生負荷である
ためにZ520は紙芝居、Z550はコマ落ちしまくりとなると予想されるにょ。
とはいえ、ギリギリの環境下だと3割の性能差は大きいのでZ550でギリギリの動画だと
Z520ではコマ落ちしまくりとなるためCPU性能は高い方がいいため自分が再生する動画が
どの程度なのか完全に把握できてない限りはクロックが高いものの方が有利にょ。
YouTubeの480pまで、DVDクラスの動画までしか再生しないのならばZ520とZ550では性能差
というのはほとんどないだろうけどね。
やはり、一番の問題はバッテリ駆動時間にょ。
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1002/04/news030_3.html
BBenchだと輝度最大でZ520モデルで1時間44分(Z550モデルだと1時間41分)、省電力
設定で2時間7分(Z550モデルは2時間3分)というのはあまりに心許ないにょ。
バッテリ駆動時間が短いと実感している私のUXと大差ないレベルだからね。
2倍容量のLバッテリを使えば駆動時間は倍増できるため及第点(4時間前後)になるけど
それだと厚さが増えてしまうのがネックにょ。
UXも2倍容量のLバッテリがあるけどデフォでギリギリポケットに入るくらいのサイズで
あるためLバッテリを付けてしまえばポケットに入らなくなってしまうにょ。
LOOX Uの場合、(計算上では)UXよりはスムーズにポケットに入るためLバッテリの厚さが
増えてもUX並のギリギリさでポケットには入ると思うけど重さ600gを超えてしまうため
UXよりも重く、ポケットからはみ出す量も大きい(UXはほぼぽけっとに隠れてはみ出す
ことはない)ということでポケットサイズといっていいか微妙なラインになってきて
しまうにょ。
その辺は自分の使い方との相談になるにょ。
とはいえ、LOOX Uより明らかに小型なBXやPMの方がバッテリ駆動時間において優れている
ということを考えるとLOOX Uの駆動時間はとても褒められたものではないにょ。
バッテリ容量が旧LOOX Uより減っているとはいえ、容量あたりの駆動時間も公称値から
計算するとダウンしているわけだからね。
持ち歩いて使いたい時に使うならば気になるのは動作音にょ。
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1002/04/news030_4.html
個人的には自宅外で使用する機会の多いモバイルノートはファンの動作音の心配をせずに
済むファンレスのものを望んでいるけど小型化が難しいという問題があるにょ。
非AtomではULVのCPUでもTDP10Wクラスとなっており、ファンレス動作が非常に難しくなって
きているにょ。
Atomであっても発熱の大きな最高クロック(2GHz)のZ550ではファンレスのVAIO Pの筐体
では思うように廃熱ができず、負荷を上げたらクロックダウンすることもあるくらいと
いうことでVAIO Pより1周り小さなこのLOOX Uではそのサイズを実現するためにファンを
搭載しているにょ。
ファンを搭載するということはヒートシンクのみでの冷却よりは明らかに有利であるため
筐体が熱くなるという心配も軽減されるというメリットがあるにょ。
とはいえ、その動作音が気になるにょ。
このLOOX Uでもそれなりの音はするみたいなので気になる人は確かめてみるといいけど
うるさい店頭ではその音を確かめる手段がないというのがネックにょ。
ファンの音が気になるか気にならないかは周囲の環境によって大きく変わってくるからね。
WinXP搭載のPCが販売可能なのはあと8ヶ月・・・(7発売から1年以内)
それ以降はULCPC版もダウングレード版も供給がされなくなるため店頭在庫のみとなって
しまうにょ。
したがって、XP搭載モデルが欲しければ早めに買った方がいいにょ。
LOOX UでもXPであれば1.33GHzのAtom Z520で問題ないからね。
とはいえ、そうなるとメモリは自動的に1GBとなってしまうにょ。
増設が無理ということを考えると将来7を使うつもりならば無理にXPモデルではなくメモリ
2GBの7搭載モデルを買った方がいいにょ。
とはいえ、7を動作するならばZ520では心許ないというジレンマが・・・。
LOOX Uは7搭載PCの中では最小とはいえ、やはり、横幅のサイズは気になるにょ。
それに標準バッテリでは2時間前後の駆動時間というのもネックにょ。
せめてあと3cmくらい幅が短く、標準バッテリで3〜4時間動作すれば個人的には魅力的な
機種になったんだけどね。
ポケットサイズのPCが欲しければ7を使う気がない(XPで十分)というのならばBXなどを
買った方が私の用途には合ってそうにょ。
私の場合、現在モバイルランクBに位置しているVAIO UXの置き換えになるためUXで出来る
ことがほぼできる必要があり、さらにバッテリ駆動時間やキーボードの不満が改善される
ものを望んでいるにょ。
しかし、XPでCoreSolo1.2GHzという私のVAIO UXはこのサイズのPCでは非常に強力である
ためそれを置き換えることはAtomでは難しいにょ。(マルチスレッドに特化したベンチで
Z550ならばCoreSoloを超えられるだろうけど)
まぁ、CPU性能に関しては持てあましている状態(そんな重い作業はUXではやってない)
ということで多少性能は下がっても駆動時間(&サスペンド保持時間)が大きく改善
され、まともに使えるキーボードが搭載されるならば問題はないんだけどね。
LOOX Uではキーボードは大きく改善されるけどその他の要素はほとんど改善されない
(2chの情報ではスリープで6時間放置で11%バッテリ消費ということで24時間放置では
半分近くバッテリを消費してしまうため常時スリープは微妙)ということでやはり
せめて現行サイズであればバッテリ容量がもう少し増えて欲しかったところにょ。
私が最低限求めているサスペンドで3日というラインをクリアするためにはバッテリ容量が
1.5倍必要だけどこれは旧LOOX Uの容量並で十分実現可能なものであり、それができれば
実駆動3時間も可能になるからバッテリ駆動時間は及第点に達することができるからね。
最近 PI Zaurusにはまってます
ふと、思い出しては 御茶目菜子さんの書き込みを拝見させてもらっています。
部屋を片付けていたら、PI-6500が、表面のピーチスキン加工がベトベト状態になって出てきました。PI-7000とか4500とか5000とかも発掘して(^^;
電池を入れ替えると問題なく動作するのですが、表面のネバネバ感が嫌〜な感触なので、おもいきって表面塗装を剥ぎ取ってみました。
そして持ち歩いてみると、使えるんですよね。ストレス無く。
もちろん出来る事は限られるし、CPUの速度はATOMなんか目じゃないぐらい遅い。(^^;;
でも、軽いしサクサク動くしバッテリー切れの心配がほとんど無いというのが正直ありがたい。
もう誰も使わないだろうなぁとか思いつつAdd inの再開発を開始したり。
そんなわけで、Windows上で動作する ZauLINK for Win32(メールウエア)をダウンロードして、、、、流石に古いソフトなので、対応してくれるかどうか不安に思いつつ ユーザー登録希望メールを出したところ、
にゃんと!
XP以降対応の修正を実施中で、近々V1.8.0をリリースする予定との事。
思わず機能的な要望を出させてもらったりしております。
、、、、、時代に逆行してるな〜(^^;;;
そんなわけで御茶目菜子さんの作成された資料を活用させていただきますです。
発表できる何かが完成するかは、、、、不明ですが(^^;;
PIMならばPIザウルスがベストにょ
阿寒湖まりもさんへ
>部屋を片付けていたら、PI-6500が、表面のピーチスキン加工がベトベト状態になって出てきました。PI-7000とか4500とか5000とかも発掘して(^^;
これはまた懐かしいものが見つかりましたね。
>でも、軽いしサクサク動くしバッテリー切れの心配がほとんど無いというのが正直ありがたい。
PDAは高性能化が進んだため乾電池駆動が可能なものがなくなりバッテリ駆動時間も短く
なってしまったけどPIMであればPIザウルスで十分にょ。
PIに慣れていたらリナザウのPIMの方がかえって使いづらいくらいだしね。
>そんなわけで御茶目菜子さんの作成された資料を活用させていただきますです。
とはいえ当サイトのザウルスコーナーはほとんど何も置いてない状態だけど・・・(笑)
やはり紙が一番にょ!?
昨年1月にリナザウからVAIO UXに乗り換えて一番困ったのはPIM機能にょ。
UXもサスペンドからの復帰は5秒程度と速いのはいいけど常時サスペンドで使用したら
待機状態だけで24時間でバッテリが3分の2も無くなってしまうため常用できないにょ。
というわけで、休止をメインに使っているけどそれだと復帰に30秒以上かかるためPIM用途
にはUXは使えないにょ。
PIMといってもそんな大げさなものではなくちょっとしたメモやスケジュールとかを書く
だけでいいので大したものは要らないにょ。
とはいえ、そのためだけにリナザウを復活させるのもアレだし、それこそバッテリ駆動
時間やPIMの使い勝手から言えばPIザウルスの方がリナザウよりも上だからリナザウより
そちらの方がいいにょ。
その結果、結局選んだ選択肢は「紙」だったにょ。
PDAを持ち歩いても筆記具は必要になることは多いためにそれならば紙の手帳で十分となる
からね。
自分の用途に合致する手帳が店頭で見あたらなかったため昨年4月26日に書いたように
手帳を自作することにしたにょ。
とはいえ、100円ショップに売っている手帳を分解して組み合わせただけ何だけどね。
ベストなのはポケットサイズのシステム手帳だけどそれが売っていない以上は自分で
作るしかないにょ。(ここでいうポケットサイズというのはポケットサイズのPCのように
「ポケットに入るレベルのサイズ」ではなく「ポケットに入れっぱなしにできるサイズ」
となっている)
前回作ったのがこれにょ。
http://ww5.tiki.ne.jp/~ochame/test/A7note.jpg
しかし、作ってから10ヶ月経ったわけだけどもう見た目がボロボロであまりに見窄らしい
ため再び自作することにしたにょ。
今度は強度を重視するにょ。
ガワの強度も弱いし、それに輪をかけてリングで脆くなっているにょ。
ということで100円ショップで買ってきたものは下記の3つにょ。
(1) 2010年ダイアリー
(2) カードケース
(3) A7ノート
(1)のダイアリーはポケットサイズの手帳(2010年版)で「わざわざ作らなくてもこれで
いいのでは?」と思う人もいるはずにょ。
確かにそうなんだけどスケジュール部分とメモ部分は着脱可能であることを重視している
わけだし、何よりこのダイアリーはペンを挿す場所がないというのがネックとなるにょ。
だから、このダイアリーで問題なければペン挿し部分を自作するだけでいいにょ。
というわけで、いよいよ自作開始にょ。
このダイアリーはスケジュール部分だけをいただくために買ったのでスケジュール部分
だけをまずは分離にょ。
このダイアリーは内部的には32ページ×4冊構成の手帳(スケジュール部分1冊、メモ帳
部分2冊、便利資料部分1冊)となっており、スケジュール部分だけを抜き取るのは容易
だったにょ。(接着剤で固定されているだけ)
あとは、その抜き取った部分は(2)のカードケースに入れるわけだけどこのカードケースに
収めるためにはサイズが大きすぎるためA7サイズにカットすることにしたにょ。
あと巻末の便利資料もせっかくなのでいただくことにしたので同様にカットしたにょ。
(2)のカードケースは中のカードホルダー部分が邪魔なので半分を切って取り除いたにょ。
全部切らずに半分残したのは後から手帳をカードホルダーとして利用することができる
ためにょ。
さて、次はいよいよ分離したものの合体作業にょ。
スケジュール部分、便利資料、A7手帳をどのようにこのカードケースに固定するかは
今回の悩みどころとなったにょ。
前回は1ページごと抜き差し可能というコンセプトによってリング式が採用されたけど
これを強引に実現するために強度がかなり犠牲になったからね。
そういうことで今回は1ページごとの抜き差しはあきらめ強度重視でやったにょ。
手っ取り早くやるために単純にホチキスでとめたにょ。
これで完成!
http://ww5.tiki.ne.jp/~ochame/test/A7diary.jpg
似非革製のガワのお陰で前回のよりも高級感があるし、無理な設計はないので強度面でも
それほど問題は無さそうにょ。
しかし、メモ部分が1冊単位での交換となるのがネックにょ。
A7ノートを分解して、リングで止めるという方法もあるけど今回はやめたにょ。
強度面の問題もあるけど今回使ったケースがほぼジャストA7サイズだったためにサイズ的に
リングを付けることができないからにょ。
もう1cmくらい大きなケースならばいいけどリングを付けたら用紙がケースからはみ出て
しまうために見た目が良くないにょ。
まぁ用紙の方をカットすればいいけどダイアリーに入っていたスケジュール部分はカット
してようやくA7サイズまで小さくできたのでこれ以上小さくするのは無理にょ。
それこそA7ではなくカードサイズまで小さくする必要があるわけだからね。
紙の手帳
今回の手帳は綺麗ですね。
私の場合は、仕事で使うのでメモ帳ではなくスケジュール帳なのですが、使っているうちに月単位で十分という結論になり、3年前から現在の形に落ち着いています。
http://blog.goo.ne.jp/tshibuki/e/36c65aca414c9d77bec9a27cc4ef346c
仕事用なので名刺ポケットをつけて名刺を入れ、最終ページの付箋紙をメモに使用しています。
この付箋紙を付けるというのはおすすめです。
しかし「ないものは作る」というのは性なのでしょうかね(^^;
http://www.geocities.jp/t_shibuki/diary/sb2010.html
自分の欲しいものは自分にしか分からない
しぶきさんへ
>今回の手帳は綺麗ですね。
前回は機能最優先で作ったので見た目はあまり良いものではなかったにょ。
それよりも耐久性に難があったけどね(笑)
今回は見た目(だけ)は前回のものよりはよくなっているしサイズも一回り小さくなって
いるにょ。(外寸実測サイズ10.7x8.2cm)
>私の場合は、仕事で使うのでメモ帳ではなくスケジュール帳なのですが、使っているうちに月単位で十分という結論になり、3年前から現在の形に落ち着いています。
私は自作は昨年が初めてだけどそれまで使っていたリナザウよりもメモの使い勝手は
格段に良くなったにょ。
PDAを10数年使ってようやく紙のありがたみが分かったにょ。
というか、高性能化による弊害で乾電池駆動のPDAが絶滅し、駆動時間も短くなり手帳と
してのPDAの価値は下がる一方という感じだったけどね。
>仕事用なので名刺ポケットをつけて名刺を入れ、最終ページの付箋紙をメモに使用しています。
私の自作手帳はカード入れがベースなので名刺入れは標準装備ということでいい感じにょ。
前のはビニールでポケットまで自作してしまったからね。
>この付箋紙を付けるというのはおすすめです。
最終ページが一発で分かるという点では非常に良いテクニックだと思うにょ。
>しかし「ないものは作る」というのは性なのでしょうかね(^^;
まぁ80年代のポケコンユーザーならばそれが普通だったけどね(笑)
それほどコストや時間がかからずにできるのならばまずは自作にょ。
本当に自分に必要なものは自分にしか分からないわけだしね。
手帳の自作は思いつかなかった。
フロッピーディスクの1Pケースに入るサイズのカレンダーとかは自作しているのですが、手帳は思いつかなかった(^^;;
使うか否かとは別に、作りたい気分がムクムクと。(^^;
印刷の綺麗さと鉛筆・ボールペンの書きやすさとペン収納部分の確保とか考えて、、、、、
あ。汗っかきだからその対策も。とか色々構想が膨らんできてます。
でも、私の場合、紙の手帳だと困る事が一点あって、、、、
漢字がわからないので平仮名ばかりになって 後で難読(笑)
そんなわけで絶滅(酷っ)した恐竜(ザウルス)さんのお世話になってます。
PDAはもう要らない・・・?
一昨日書いた自作手帳だけどスケジュール部分はホチキスで留めたけどメモ部分となる
A7ノートはこのようにクリップで留めているにょ。(カードホルダーに入れている電卓は
100円ショップで買ったものだけどこれがあるお陰で引っ張っても抜けないレベルの強度は
確保されている)
http://ww5.tiki.ne.jp/~ochame/test/A7diary_2.jpg
こうすることによってメモが簡単に交換可能になるにょ。(理想は1枚単位で抜き差し可能
だけどそれは諸般の事情で今回の自作では見送られた)
なぜこうするのかというと、スケジュールとメモは消費する速度が異なるからにょ。
スケジュールはたくさん使っても少ししか使わなくても1年分を消費するには1年かかる
けどメモはそうではないからね。
私の場合はメモの9割以上は用件が済んだら廃棄してもいいようなものだからどんどん書くと
手帳にゴミが増える一方となるにょ。
だから、ページ単位で廃棄できるというのは非常に有用にょ。
1ページに1用件ならば廃棄も簡単にできるからね。
メモ用としてA7ノート1冊を1ヶ月で消費する場合、普通に売っている年間スケジュール帳に
ついているメモ部分はメモ用ページが多いものでさえノート2冊分相当のページしかない
ために2ヶ月でメモ部分のページが無くなってしまうにょ。(週間の詳細スケジュールに
対応したタイプの手帳だとノート0.5冊分くらいしかメモ用のページがない)
そうならないためには1ページ1用件ではなく多数書く必要があるけどそうなると必要な
ものとそうでないものが混在してメモの検索性は大幅にダウンしてしまうにょ。
小さい付箋紙を使いジャンル毎に仕分けをするという方法を用いるという方法で検索性は
アップするもののそれにも限界があるにょ。(1ページに別々の用件が重なってしまうと
検索が困難になる)
したがって、残り枚数を気にせずメモが使えるようにするためにもメモのページを気に
して思うように使えない既製の年間スケジュール帳はメモにはあまり使えず別途メモ帳を
持ち歩くという本末転倒なことになったにょ。
だから、90年代初頭にシステム手帳の導入をしたにょ。
私の手帳の変遷を見てみると、電子手帳(PA)に始まり、紙の年間スケジュール帳→
システム手帳→ザウルス(PI)→ザウルス(MI)→リナザウ→自作手帳となっているにょ。
PAでは手帳としては使い物にならないし(閲覧メインならばいいけど入力に時間がかかり
すぎるため)、既製の年間スケジュール帳では上記のようにメモページに不満があるし、
システム手帳は大きすぎるということでPI-6500を買った時はシステム手帳の機能がすべて
収まりこれで何とかなるとようやく電子化ができると思ったにょ。
ただ、PDAに高性能を求めすぎて、結局手帳としては使いにくくなってしまったにょ。
PDAをPC的な利用(PIM以外の汎用用途に利用)するならば別途小型のPCを持ち歩いた
方がいいし、昨今の高性能なケータイやスマートフォンを使えばPDAの出番は無くなって
しまうにょ。
高性能化が進んだ今だからこそ乾電池で長時間駆動できるようなPIMやメモ特化型のPDA
(要するにポメラのように割り切った製品)の登場に期待したいところだけどそれは
あまりにニッチな需要であるためにそんな製品を待つのは難しいにょ。
それこそ、モノクロ画面でPIM特化のPDAが欲しいならばPIザウルスを中古で買った方が
確実にょ。
PDAにPCのような汎用性を求めている人ならば最近はポケットサイズのWindows PCも多く
発売されているためにそれを買うという方法もあるにょ。
PMやBXならばかつての名機であるHP200LXとほぼ同じサイズ、重量だからそれらから
乗り換えという場合にも有用にょ。(バッテリー駆動時間やキーボードの出来でかなり
劣るけどその辺は妥協が必要)
私もリナザウはPC的な利用が多かったために重宝したけど結局別途メモ帳を持ち歩いて
いたからね。
PDA(Webやデジタルデータ閲覧用)+メモ帳というのは確かに心強いけど私は今は毎日
PCを持ち歩いているためWebもそれを使えばいいし、ケータイもあるからね。
だから上記のようにリナザウの出番は減ってしまったにょ。(最近はリナザウでは閲覧
できないサイトも増えてきているし)
だから、PC的用途がメインであったにも関わらずそれに対して不満を持ち始めていた
リナザウの代わりとしてVAIO UXを買ったのはいいけど完全にPDA代わりとしてPIM用には
使えるレベルにはならなくなってしまったにょ。
そこで、昨年の4月26日、および一昨日に書いたように紙の手帳を自作し、それをメインに
することで解決することにしたにょ。
確かにPDAもまだまだ便利なこともあるけどあまりに使用頻度が低いためそれを持ち歩く
というのは持ち物の量が制限されるモバイル環境ではあまり好ましくないにょ。
持ち歩かないPDAはそれこそ価値がないからね。
だから、PDAの出番がある(持ち歩いて活用する)という人にとってはまだまだPDAの
価値は非常に高いけどPDAを有効活用できない私にはもう使えなくなってしまったにょ。
阿寒湖まりもさんへ
>使うか否かとは別に、作りたい気分がムクムクと。(^^;
とりあえず自己満足のために作るといいにょ(笑)
>印刷の綺麗さと鉛筆・ボールペンの書きやすさとペン収納部分の確保とか考えて、、、、、
私は昨年作った手帳はPCで印刷したけど今年は既製の手帳を分解して作ったにょ。
>でも、私の場合、紙の手帳だと困る事が一点あって、、、、
>漢字がわからないので平仮名ばかりになって 後で難読(笑)
私の場合は普通に書くと可読性が低くなるという難点があるにょ。
まともに読める字を書くならばキーボードで打つよりも遙かに遅くなるにょ。
そのためにキーボードのないザウルスではインクワープロ機能や手書きメモ機能が重宝
したにょ。
>そんなわけで絶滅(酷っ)した恐竜(ザウルス)さんのお世話になってます。
PIザウルスを持っていて紙の手帳を使うというのは紙の手帳ならではの何かが必要な場合
だけなので本当にいいマシンにょ。
付箋紙は・・・
ひとつだけ、誤解を招く書き方をしてしまったので訂正です。
「最終ページの付箋紙」ですが、これは付箋紙の束を裏表紙の裏(表3)に入れておき、ページを切り取ってメモをする代わりに、付箋紙にメモをして必要に応じで相手に渡す等の用途に使うということです。
栞には栞紐を付けているのでそのへんは普通のスケジュール帳と同じ感覚で使っています。
>>御茶目さん
>というか、高性能化による弊害で乾電池駆動のPDAが絶滅し、駆動時間も短くなり手帳と
>してのPDAの価値は下がる一方という感じだったけどね。
PM1のおかげで使える環境は手に入りましたが、駆動時間的にはLXに及びません。
とはいえ、もはやありえないと思っていたハンディ環境が存在するだけで今のところは満足です。
>まぁ80年代のポケコンユーザーならばそれが普通だったけどね(笑)
そういえば、「手帳ぐらい作れるでしょ」って言ったら「無理です」と答えた奴がいたなぁ・・・。作れるのに(笑
>>阿寒湖まりもさん
>フロッピーディスクの1Pケースに入るサイズのカレンダーとかは自作しているのですが
3.5インチですよね。
古い人間なので5インチとか8インチとかが浮かんできます(^^;
会社の卓上カレンダーは自分で作って置いています。
サイズはCDケースサイズです。
年々カレンダーをくれる会社が減ってしまって・・・不景気ですねぇ。
他人へ気軽に渡せるのが紙の最大のメリットかも
しぶきさんへ
>「最終ページの付箋紙」ですが、これは付箋紙の束を裏表紙の裏(表3)に入れておき、ページを切り取ってメモをする代わりに、付箋紙にメモをして必要に応じで相手に渡す等の用途に使うということです。
栞の代わりではなく他人への受け渡し用か。
PDAではできない(自分も相手もザウルスを所有なら可能だけど)ためにこれは紙の最大の
利点といえるにょ。(メールやネットワーク経由という方法もあるけど紙のお手軽さには
勝てない)
私は前回の手帳では1ページ毎に切り離し可能だったから良かったけど今回作った手帳
ではカードホルダーの中にあらかじめ切り離されたメモ用紙を入れることで対処する
ことにしたにょ。
>PM1のおかげで使える環境は手に入りましたが、駆動時間的にはLXに及びません。
200LXはポケコン並の駆動時間となっているからね。
ザウルスでもPIまではポケコン並の駆動時間だったけどMIから大幅な性能向上とカラー
液晶採用によって大幅に駆動時間がダウンしたにょ。
とはいえ、ザウルスカラーポケット(MI-310)は反射式液晶によって公称30時間、普通に
使っても10時間以上は使えるためにカラーだから短いとは一概にいえないけどね。
カシオが出した電子辞書もカラー液晶で公称150時間駆動だしね。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/jisho/20100204_346684.html
ただ、WinXPが動作するレベルのスペックや無線LANを内蔵したらポケットサイズ、300g台の
重量ではPMの駆動時間が限界だと思われるにょ。
>とはいえ、もはやありえないと思っていたハンディ環境が存在するだけで今のところは満足です。
あのサイズ、重量で普通のWinXPが動作するわけだからね。
しかも無茶をさせなければ普通にOSが動作するくらいの性能があるわけだしね。
これが可能になったのもAtomのお陰にょ。(あとXPの延命も大きい)
>そういえば、「手帳ぐらい作れるでしょ」って言ったら「無理です」と答えた奴がいたなぁ・・・。作れるのに(笑
市販されているものと同レベルのクオリティのものを作れと言われたら難しいけど作るだけ
ならば簡単にょ。
これはプログラミングでも同じことで、「RPGが作れるか?」と言われてドラクエ9レベルの
ものを想像したら難しいけどシンプルなポケコンゲームならば簡単に作れるわけだしね。
最初から「できない」と考えるのではなくどの程度のものなら「できる」と考えられるかが
重要だと思うにょ。
ウドの大木は要らない
VAIO Zのニューモデル発表
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/hothot/20100216_349242.html
VAIO Zの特徴はモバイルノートでありながら単体GPUを搭載しているということにょ。
モバイルノートなんてオンボード(チップセット内蔵のGPU)で十分と考える人も多い
だろうし、私自身もモバイル時に行う作業を考えればそれで十分なのだけど欲しいという
人に対して選択肢があるということは重要となるにょ。
それに13.3インチとはいえ、1.35kg(最軽量時)というのは13インチクラスとしては最軽量
ということで十分モバイルPCといっていいレベルだからね。(一般的には2kgを切れば
「モバイルノート」の範疇だろうけどやはり1.5kg以下でないと厳しい)
さて、話は変わるけど私はモバイル機器に関してはモバイルランクを設定しており、その
サイズや使用頻度によってA〜Dのランク付けを行っているのだけど常用のポケットサイズの
PCはランクB、毎日持ち歩くモバイルノートはランクC、自宅からほとんど持ち出さない
ノートPCはランクDと設定をしているにょ。(ランクAのモバイル機器はケータイのみ)
ここで重要なのは、やはりサイズと性能の関係にょ。
筐体のサイズにおいては当然D>C>Bという感じになっているのだけどPCにおける基本
スペック(CPUやHDDやメモリ)においてもD>C>Bとなっているにょ。
液晶のサイズや解像度に関してもD>C>Bとなっているにょ。
これによって役割分担がはっきりすることになるにょ。
また、それ故に小さいから性能を妥協したり、もしくは大きいから妥協をしたくなかったり
しているにょ。
ポケットサイズの小さなPCであれば(今となっては低性能の)Atomで十分だし、解像度は
WSVGAでもいいかと思えるけど自宅での使用がメインとなる14〜15インチクラスのノートで
AtomレベルのCPUでは不満が大きいし、その筐体サイズであれば解像度はWXGAでも満足は
できないにょ。
個人的には120ppiくらいは欲しいのでWXGAで妥協できるのは12.1インチまでとなり、
14.1インチならばWXGA+以上、15.6インチならばWSXGA+以上の解像度が欲しいにょ。
話を元に戻すとVAIO Zは一般的なモバイルノート(12.1インチ)よりも一回り大きな
13.3インチということで性能面もそれ相応のものを求めている人向けといえるにょ。
そういう面では高性能CPUや単体GPU搭載というのは十分なアピールポイントになるにょ。
搭載されているGPUはGeForce GT 330MということでノートPC用としてはミドルクラスの
下位に位置するものでモバイルノートに搭載するならば十分なものといえるにょ。
これ以上のものを搭載するならば恐らく熱設計で問題が出てくるので筐体サイズを大きく
するしかなく、それを無視すれば故障率がアップするためにこれが限界だと思うにょ。
デスクトップPC用におけるGF8600GTSクラスの性能だから最新のゲームが快適・・・と
いうわけにはいかないけどそれでも少し解像度を落とすなどすれば最新の3Dゲームも
快適に動作するレベルであり、1kg台半ばのモバイルノートならば驚異的にょ。
単体GPUを搭載するとなると懸念されるのが駆動時間だけどVAIO ZはオンボードVGAとの
切り替え機能を持つためにその点は安心にょ。
性能を求めるか、駆動時間を求めるかで使い分ければいいからね。
ただ、多くのPCはスイッチによる切り替え式であり、その都度再起動が必要になるために
の使い分けというのはなかなか難しかったにょ。
その点、VAIO Zは再起動なしに切り替えが可能だったし、このニューモデルでは自動切り
替えモードも搭載されたので使い分けということを考える手間さえ要らなくなったにょ。
これはZの専売特許だけど先日nVidiaが自動切り替えを行う技術「Optimus Technology」を
公開したので今後はこのような自動切り替え搭載のPCは増えるのではないかと思うにょ。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20100209_347871.html
また、CPUやGPUだけではなくやはり脅威なのはSSDにょ。
何せクアッドSSDを搭載可能だからね。
http://pc.watch.impress.co.jp/img/pcw/docs/349/242/html/21.jpg.html
シーケンシャルではリード576MB/s、ライト376MB/sというのはまさに圧巻にょ。
これをHDDで実現するのはデスクトップPC用の高速HDD(140MB/s)を4台RAID0で接続しても
無理なレベルにょ。
2.5インチHDDならばせいぜい70MB/sくらいなので理論値でも8台をRAID0で接続する必要が
あるにょ。
もっとも、RAID0だと信頼性に問題があるけどSSDの場合はHDDとは異なり物理的な故障の
可能性は極めて低いためRAID0でもそんなに不安はないかもしれないにょ。(4台のSSDの
書き込み回数が均等になるようにコントローラで制御していた場合、残り容量が少なく
なった際の速度低下は懸念されるけど)
ただし、専用SSDというのがネックにょ。(普通の2.5インチマウントに専用SSDを2基搭載)
通常のSSDを搭載する場合はクアッドでは搭載は無理であるため速度低下は必至にょ。
あとクアッドSSDは光学ドライブとの排他となるにょ。
デュアルでも十分速い(クアッドの半分強の速度だから一般的なSSDよりも速い)ので
光学ドライブが必要ならばデュアルでも良さそうにょ。
それから液晶の解像度も13.3インチながら1600x900(138ppi)が選べた前モデルだけど
この度のニューモデルでは1600x900が標準となり直販ではフルHDが選べるようになった
というのは魅力にょ。
個人的には13.3インチで1600x900というのはベストな解像度だと思うけどそれでは物足り
ないという人がいると思うのでオプションで用意されているのは非常に有用にょ。
ただし、13.3インチでフルHDとなると165ppiとなり、工夫なしで使うには常用が難しい
レベルに達するにょ。(それを考慮してフルHDモデルでは出荷時にはフォントサイズは
125%で設定されている模様)
このVAIO Zを買えば自宅据え置き用のノートPCの存在価値がかなり危ぶまれそうにょ。
大きい方が性能も液晶の解像度も高く(大きく)なるべきという考えに基づいて考える
ならばこれよりも高性能なものを用意しなくてはならなくなるにょ。
ゲームやエンコといった負荷の高い作業を断続的に行うのであればデスクトップPC
(自作PC)を使うことでVAIO Zと十分差別化はできるけどそうではない普通のノートPC
だと差別化は難しそうにょ。(17インチクラスの液晶ならばドットピッチの関係上フルHDが
常用できるというメリットはあるけどそこまで大きくなるならば個人的にはノートPCに
拘る必要性が薄れてくると思う)
オンボードVGAのデスクノートも価格が安ければ存在価値はあるけどVAIO Zを持っている
人がわざわざそれを買う必要性があるかというと疑問だからね。
私の場合は、モバイルで使用しているのがアンダーB5サイズのLet'snote R5ということで
自宅用のノートPCは十分に価値があるにょ。
10.4インチXGAというR5はドットピッチ的にはベストな感じでXGAということで普通に
使っていて大きな不満は感じないけどR5だけですべてを賄うというのはキーピッチや
CPU性能やHDD容量などから考えても難しいにょ。
よって、自宅では14.1インチSXGA+(1400x1050)のノートPCをメインに使っているにょ。
ただ、これもVAIO Zならば標準で1600x900だし、CPU、GPUも圧倒的に上だから現在使用の
自宅用ノート(FMV-S8305)は完全に出る幕が無くなるにょ。
とはいえ、私の使い方では13.3インチのVAIO Zは大きすぎる(B5用紙サイズよりも小さい
ものが望ましい)ためメインモバイルとして使えないにょ。
確かにこれだけのスペックを備えながら直販では最小構成で15万円からというVAIO Zは
安いとも言えるけれどサイズ(というか重量)に拘らなければ同レベルの性能でそれより
安いPCはいくらでもあるからね(ただし、解像度はWXGAとかだけど)
オンボードVGAでよければ今は4万円程度(デュアルコアCPU搭載でも5万円程度)から
新品のオールインワンノートPCが買える時代だから15万円というのはそれを考えれば
高価だけどこの軽さ(モバイル性)を考えるとそうでもないにょ。
でかくて重いノートPCはそれしか持っていなければそれをメインで使うけど高性能で
コンパクトなPCがあればそれは使わなくなると思うにょ。(つまりウドの大木となる)
例えばWeb閲覧をするにも自分が所持しているノートPCよりも低性能な自作PCしか持って
いなければわざわざその自作PCを使う機会なんてほとんどないだろうからね。
それこそWeb閲覧程度ならばネットブックレベルの性能の旧型ノートで十分にょ。(まぁ
YouTubeのフルHD再生とかの例外はあるけど)
これがモバイル時であれば小さい(軽い)ということが基本性能の高さよりも重要となる
ために多少性能が低くても出番はいくらでもあるにょ。
要は、前述のように小さければ様々な面で妥協ができる(というか妥協せざるを得ない)
けど大きいとそれが出来にくいというだけの話にょ。
今年はポケットサイズPCがポピュラーになるか・・・?
今年1月に新型Atom(PineView)が発売され小型のネットブックもどんどん発売されるかと
思いきや今のところそんな気配はないにょ。
PineViewによって初代Eee PCクラスの筐体サイズのPCは容易に作れるようになるものの
ネットブックの大型化が進んだ理由は熱設計の問題ではなく使い勝手の向上(要はより
多くの需要を満たすため)を目的としていたのでPineViewが従来ネットブックで採用されて
いたAtom N270+945GSEよりもTDPが低いからといって小型化がどんどん行われるという
わけではないにょ。
とはいえ、ポケットサイズのPCも一定の需要があるから小型化可能という恩恵が受ける
場面もあるにょ。
しかし、いくらCPUにノースブリッジ機能が統合されパッケージサイズが縮小されても
PineTrailのAtom NではAtom Zの代用にはならないにょ。(チップのフットプリントは
PineTrailの方がAtom Z+US15Wよりも小さいため基板の小型化は容易に可能となる)
PineTrailのCPU+チップセットの合計TDPは8WでMenlow(Atom Z+US15W)の合計TDPは
4.3〜4.7W程度だからね。
それにPineView(Atom N450)はノースブリッジ機能を内蔵した割りには消費電力やTDPが
抑えられているとはいえ熱源が一カ所に集中しているため廃熱がシビアになるにょ。
システム全体のTDPが変わらなかったにも関わらずLet'snote R8からR9では大幅な熱設計が
必要になったのは最大の熱源であるCPUのTDPが10Wから18Wへと大幅に高くなったというのが
影響しているにょ。
だから、合計TDPとCPUのTDPは分けて考える必要があるにょ。
従来TDP2W台であったAtomにいくらノースブリッジ機能が内蔵されていようがCPUのTDPが
6.5Wになった時点で大幅な設計変更を余儀なくさせられてしまうと思うにょ。(ネット
ブックの場合、945GSEがTDP6WだったからPineViewで熱設計の変更は不要だった)
それこそCoreSolo(TDP5W)が搭載可能なレベルの熱設計をしないといけないように
なってしまうにょ。
システム全体のTDPよりもこの熱源一括集中の方が小型化に関しては悪影響を与えてしまう
ためにPineTrailでチップのフットプリントがいくら小さくなってもPCのサイズを小さく
できにくいため現在のAtom Zで作られているようなレベルのサイズのPCは作れないにょ。
作ることは可能だけど効果的な廃熱を行うためにはかなり強力な冷却ファンを付けなくては
ならないにょ。(TDPやチップのフットプリントを考えると初代OQOのような感じになる)
それならばポケットサイズのPCは現状のAtomZで作り続ければいいだけの話になるけど
それも難しいわけだからね。
現行のAtom Zの後継となるMooestownはPC用(つまり、Windows用)のドライバが用意され
ない予定となっているため現行のAtom Zが出荷終了になった時点で終わりにょ。
しかも、現行よりも上のランク(つまり2GHz越え)のAtom Zは登場が予定されていない
ために新機種を発表してもセールスポイントに乏しかったにょ。
しかし、今年に入ってそれは一転したにょ。
Atom Zの継続投入(さらに上のSKUの登場)とMooestown世代のPCへの正式対応が発表
されたにょ。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/ubiq/20100217_349391.html
これにより、設計面で厳しくなると思っていたポケットサイズのPCは従来の設計のまま
より性能アップが図られることになったにょ。
この新しく発表されたOak Trailは具体的な性能は発表されてないものの恐らくUS15Wの
ノースブリッジ機能を45nmにシュリンクしてCPUに内蔵さたものだと思われるにょ。
US15Wは130nm世代という超旧世代の製造プロセスであり、ポケットサイズのPCにおいては
消費電力面でボトルネックとなっていたにょ。
PineViewは945GSEに相当する機能(といってもGPUはGMA950のクロックを1.5倍に高めた
GMA3150を搭載)を内蔵したためにCPUのTDPは2.5Wから6.5Wへと大幅に上がってしまった
けれどそれでもシステム全体の消費電力はかなり(1〜2割)下がりバッテリ駆動時間の
向上を見せたけどUS15Wの性能を維持したまま45nmへとシュリンクすれば大幅な消費電力
減少が可能になると思われるにょ。
ただ、US15Wそのままでは性能面での不満はあるにょ。
内蔵されているGPUのGMA500がAeroも満足に動作しない(DirectX全般の性能が低い)と
いう点とPATAしかサポートしていないという点にょ。
GAM500の性能が低いというのはこれはドライバの影響が大きいためそれが改善されると
性能は大幅にアップする可能性はあるにょ。(あくまで「可能性」だけだけど搭載されて
いるチップは本来の性能の1/5〜1/10しか発揮できていないという人もいるくらい)
GMA500の性能は初期よりはドライバの出来が良くなったものの依然として(本来の性能は
おいといて)実効性能ではGMA950と比較して数分の1の性能しかない(初期の頃はものに
よっては1/20〜1/30の性能しかなかった)ためにPC用としては不満が出る場面はあると
思われるにょ。(3Dゲームはほとんど全滅なのはやむを得ないとしてせめてAeroくらいは
満足に動作する性能は欲しいところ)
SATA対応は時代を考えれば当然行うべきことだと思われるにょ。
VAIO P(店頭モデルを除く)、VAIO X、新型LOOX UなどAtom Z+US15WというPCの多くは
別途PATA→SATA変換基板を使用してSATAのSSDを使っていたけどこの変換基板の消費電力も
バカにはできないレベルにょ。
消費電力やコスト面で無駄になる(変換しているだけなのでSATAだからといってPATAから
速くなるわけではない)というのに変換基板をわざわざ使用するのはPC用のSSDがすでに
SATAが主流になっているからにょ。
mbookなどのように基板に直付けのSSDならばPATAだろうがSATAだろうが関係ないけど
さすがにすべてのPCでこのような基板直付けのSSDを推奨するわけにはいかないからね。
これが、組み込み市場を狙ったものならば専用のSSD IFを導入すればいいけれどPC用と
なると汎用性のあるSATAを採用せざるを得ないにょ。
CPUコア部分もOak TrailではMooestownで導入される待機電力の大幅削減が享受できると
思われるにょ。
ポケットサイズのPCならばCPUがアイドルの状態が多いと思われるためこれによって駆動
時間の大幅な向上が期待できるにょ。
性能面では現状のAtom Z+US15Wより少し向上するかどうかというレベルに止まるだろう
けど駆動時間が数割延びてくれれば使い勝手が良くなるからね。
とはいえ、Win7で使うならばXPよりも高いスペックが要求されるために現状でAtom Zで
XPを搭載したモデルを使用しているならばWin7が搭載したOak Trail世代のPCを使っても
体感速度の向上は期待できないかもしれないにょ。(現状で使っているのが1.8インチ
HDDモデルならば体感速度は大幅にアップするだろうけど)
しかし、実現は不可能と思われたポケットサイズ(理想はリナザウサイズ)で実駆動8時間
というPCに一歩近づいた感じにょ。(Viliv S5は現状で実駆動5〜6時間程度だからプラット
フォーム変更で実駆動8時間にかなり近づきそう)
大は小を兼ねない
2月17日には高性能なモバイルノートを購入した場合、低性能なA4の据え置きノートPCは
ウドの大木と化してしまうということを書いたけどこれは「大きい方が高性能であるべき」
という考えた場合のみいえることにょ。
別に大きくて性能が今ひとつのPCが使えないなんてことはなく使い分けをすればいいだけ
となるにょ。
私はモバイル機器に関してはモバイルランクを設定し、それらを使い分けているのだけど
「大きい方が高性能」というラインナップにしておけば使うのに迷うことも減るし、
何より死蔵する機器の減少にも繋がるにょ。
私は毎年のようにPCを買っている(ほとんど中古とはいえここ数年は1年平均で3〜4台
程度購入している)ということで台数は増えているけどこの考え方によって使い分けと
いうのは非常に明確となっているにょ。
以下に私が過去8年間に使っていたPCを書いておくにょ。(各年度の末現在に使っていた
PCを記憶を元に書いてみた)
ランク外 ランクD ランクC ランクB ランクA
自作PC メインノート モバイルノート ポケットサイズ端末 ケータイ
2002年 初代機 ??LaVie LV16C なし ザウルスMI-E1 J-SH03
Celeron800MHz MMX Pen166MHz
2003年 初代機(改) ??LaVie LW30H なし 同上 V601SH
Celeron1.4GHz Celeron300MHz
2004年 同上 VersaPro VA46H FMV-6300MC ザウルスSL-C750 同上
Celeron466MHz Celeron300MHz XScale400MHz
2005年 二台目 VersaPro VA80J Let'snote R2 同上 同上
Athlon64 2.2GHz Pen3 800MHz PenM 1GHz
2006年 同上 同上 Let'snote R3 同上 905SH
PenM 1.1GHz
2007年 同上 FMV-S8305 同上 同上 同上
PenM1.73GHz
2008年 三台目 同上 同上 同上 同上
Core2Duo 3GHz
2009年 同上 同上 Let'snote R5 VAIO UX90S 同上
CoreSolo 1.2GHz CoreSolo 1.2GHz
この一覧は、モバイルランクのA〜Dに当てはまるもの(参考としてランク外となる自作PCも
加えておいた)なのだけどノートPCだけに止まらずランクA、Bに関してはケータイやPDAも
一緒に入っているにょ。(性能の判断基準の1つとしてCPUのみ記載した)
これらの一覧に入ってない予備機や自宅用ノートもメインとなるネット用だけではなく
ゲーム用やTV録画用もあるし、世代交代の時期には同時使用もしていたため実際に使用
している台数は上記のものよりかなり多くなっているにょ。
さて、上記の表を見ていると下克上(小さいものが大きいものより高性能)が起きている
ことに気が付くにょ。(上記には記載されていないけど2005年に購入したゲーム用の
ノートPCのCL504RNは当時使っていた自作PC 初代機 改を大きく越える性能だった)
自宅ではPen3 800MHzのノートをメインに使っていた時代にモバイルではPenM1GHzの
Let'snote R2を買ったからね。
私はLet'snoteを自宅ではサブ機として使っているけどサブの方が高性能という状態と
なっていたにょ。(搭載メモリもメインノートが256MB、サブノートが768MBだった)
Let'snoteの方をメイン機としなかったのは自宅で使うには小さすぎるからにょ。
解像度は同じくXGAだったから変わらないけどキーボードも液晶も小さいからね。
別途モニタやキーボードを繋げるくらいならば多少性能は落ちても使い勝手がいい方を
選んだにょ。
私は自宅ではノートPCを常時起動の状態で使っているけどLet'snoteはファンレスなので
ACで長時間駆動させた場合には発熱が大きいし、バッテリ駆動のみで使用していたら
いざ持ち出す際には残量が乏しいという状態になりかねないため使用はほどほどにして
いたにょ。(バッテリ駆動で寝落ちしてしまったら朝起きたときにはバッテリがほとんど
無くなっているという事態が起きかねないため常用モバイル用のノートはメインには使用
することができない)
だから必ずしも高性能な方を使用するというわけではないにょ。
そもそも自宅でネットに使用するならば最も高性能な自作PCがあるからそれを使えば
いいわけだからね。
それをやらないのはノートPCの方が使い勝手がいいからにょ。
自作PCを使用する場合、わざわざPCのある場所(2m先)まで行かないといけない上に
その固定場所から移動することができなし、毎回コールドブートしているのでノートPC
よりも起動が遅いからね。
だから高性能なPCで低性能なPCをカバーできるというわけではないにょ。
これは自作PCにおいては顕著で、超ハイエンドなゲーム用の自作PCが常時起動用の
ファイルサーバに使えるかというと発熱や消費電力や動作音の関係でカバーは難しいと
思われるにょ。
ノートPCでもそれはいえるにょ。
ゲーム用ノート(ゲーミングノート)が常用のノートとして使えるかどうかは微妙と
なるにょ。
単体GPUとオンボードとの切り替え機能が付いていれば、発熱や消費電力の問題は無くなる
とはいえ、筐体サイズはどうしようもないからね。
ハイエンドなゲーミングノートは17インチ液晶が多いけどそこまでくると15インチクラスの
一般的なノートPCと比べてもやや使い勝手が変わってくるにょ。(設置場所や重量が
ワンランク上というだけだからほぼ固定位置で使うならどっちも大差なくむしろ高解像度
環境を快適に使える17インチ液晶の方が良いともいえる)
そこまで極端に消費電力が異なる場合はあくまで例外ともいえるけどモバイルにおいて
考えるならば「大は小を兼ねない」といえるにょ。
これは私のモバイルランクの考えは使用頻度とともに「筐体の大きさ」が非常に重要な
ファクターとなっていることにも由来するにょ。
いくら高性能であってもA4ノートではランクCにはなれないし、普通のモバイルノートや
ネットブックではランクBにはなれないにょ。(ランクCの基準はB5以下、ランクBの基準は
ポケットに入ること)
よって、VAIO Zは据え置き型(A4ノート)と比べてそれほど遜色のない操作性や並の
据え置き型ノートを上回る性能や高解像液晶モニタを搭載によって据え置き型ノートを
置き換えることは可能になるもののモバイルノートとして毎日持ち歩けるかというと
大きい分だけ不利になるにょ。
この辺は主観が大きいので13.3インチ、1kg台半ばのVAIO Zでも常用モバイルできるという
人は結構いるだろうけどね。(普通のモバイルノートよりは大きいとはいえ安価な11.6
インチのCULVノートと同レベルの重さだし、その重量やサイズで考えれば非常に高性能な
わけだし)
しかし、いくら私が使っているR5より圧倒的に高性能(最新のR9と比べても遙かに高性能)
とはいってもそのサイズを私自身は許容ができない(11.3インチのCF-S51でさえ大きいと
感じたため)ということで、R5を置き換えることはできないにょ。
果たしてD50はメイン機になれるか・・・?
3週間前に中古で購入したデジタル一眼レフのニコンD50だけど今回初めて実戦投入をして
みたにょ。
撮影したのはちょうど見頃になってきた梅にょ。(まだ三分咲きくらいだけど)
すでにテスト撮影によってどの程度の実力があるかは把握しているつもりだったので
描写性能だけではなく他の面のテストも行ったにょ。
まず1つ目は、バッテリテストにょ。
フル充電からならばメーカー測定値では2500枚という大容量バッテリ搭載しているし
レビューでも3000枚近い枚数撮影可能だったにょ。(デジタル一眼レフの場合、基本的に
液晶モニタを使って撮影しないのでCIPA準拠の測定値よりもかなり多く撮影可能になる)
http://allabout.co.jp/computer/digitalcamera/closeup/CU20050620A/index5.htm
とはいえ、バッテリは5年前の機種ということでかなり劣化はしているだろうからね。
どの程度劣化しているかは見当が付かないためあえて事前にフル充電をせず1目盛り減った
状態から持ち出したにょ。(残量の%表示がなく3段階でしか把握できない)
というのも購入した段階ではまだ十分にバッテリが残っていたためにそのまま充電をせず
テストをしていたのだけど前日の段階でちょうど1目盛り減ったのでこれはキリがいいと
いうことでバッテリのテストも兼ねることにしたにょ。
結果はその状態から63枚撮影できたにょ。
フル充電から何枚撮れるかは分からないけどバッテリ警告が出てからは5、60枚撮影する
ことが可能ということがいえそうにょ。(気に入らなければ新品電池を買えばいいだけ
ということになるけど5000円くらいする専用電池は気軽には買えない)
次に本題となるのは撮影の快適さにょ。
私が昨年新品で買ったPENTAX K200Dはエントリークラスの中では個人的には最高と思える
ものだったけどD50はさすがに「エントリークラス」と呼べるデジタル一眼レフの中では
初期に位置するもの(当時はデジタル一眼レフは高価だったため定価ベースで10万円を
切るD50はようやくエントリーといえるレベルだった)ということで上位機種から削られた
ものも少なくはないからね。
そういう面では上位機種(K20D)から削られた部分が少ないK200Dは中級機並のエントリー
一眼レフといえるにょ。
エントリークラスでは唯一となる防塵防滴設計だし、マグネシウムボディだし、上部には
サブ液晶も搭載されているからね。(現状ではこれらは中級機でないとありえない)
それにK200Dのファインダーは倍率が高く非常にクリアで見やすいにょ。
これは購入前に実際に見て確かめたけどK200Dのファインダーがエントリークラスでは
最も優れていたからね。
それと比較するとD50のファインダーは大きく劣るにょ。
これは実用にならないというレベルではないけどやはりエントリークラスだからこの程度
と思えるレベルのファインダーでしかないにょ。
構図の確認には十分だし(視野率100%ではないので厳密な構図には使えないけど)、
EVFとは異なり遅延がないために速写性には優れているため一眼「レフ」であるという
メリットは十分あるけどね。
とはいうもののニコンならば中級機に位置するD90以上を買わないとまともなファインダー
(ピントの山がつかめるようなファインダー)は得ることができないと思うにょ。
これは中級機はペンタプリズム採用で、エントリーはペンタミラーを採用しているという
点が非常に大きいにょ。(K200Dはペンタミラーを採用の割りにはかなりいい部類)
画質に関しては主観が大きく影響するのであまり善し悪しは述べないけど発色はかなり
良い方(私の好み)だと思われるにょ。
600万画素という画素数はまったく問題にはならないにょ。
コンデジでも最新機種はエントリークラスでも1400万画素に達し、ケータイのカメラも
1200万画素のものが登場しているため「たったの600万画素」と思う人も中にはいるとは
思うけどそもそもコンデジのセンサーサイズで1400万画素はレンズ性能がボトルネックに
なっており全く解像しないし、とてつもない高性能なレンズを搭載したと仮定した場合
でも回折現象によってまともに解像しないのでいくら画素数が多くても無駄になってしまう
からね。(ズーム全域でF2.8以上の明るいレンズを採用すればいいけどGRD3などのように
単焦点レンズでない限りサイズ面でコンデジに搭載するのは不可能)
「画素数が多いためトリミングに有利」なんてこともなく、まともに解像していないため
少ない画素数のデジカメの画像をレタッチソフトで拡大補完した方がキレイに見えると
いう場合も少なくはないにょ。
昨年末に私が買った1000万画素のコンデジであるTX1はレンズ性能はかなり低いため
1000万画素のTX1の画像と600万画素のD50では明らかに後者の方が上と感じるくらいにょ。
無駄に画素数が多いと1画素の大きさが小さいためダイナミックレンジが狭く暗所性能も
低くなるというデメリットが発生してしまうくらいにょ。(これは裏面照射センサーで
多少は改善されるけど根本的な解決はセンサーサイズを大きくするしかない)
そういう面ではAPS-Cサイズで600万画素という贅沢な画素ピッチであるためかなり有利に
なるにょ。
確かにAPS-Cであればそれなりに高性能なレンズと組み合わせることで1200万画素でも
十分解像できる(EOS 7Dのように1800万画素になるとかなり高性能なレンズが必要と
なるけど)ということで600万画素では勿体ないともいえるにょ。(5年前の機種だから
600万画素というのはやむを得ないけど)
しかし、2月3日にも書いたように当時のセンサー性能で600万画素に抑えているからこそ
ISO800でも常用が可能(多少ノイズが乗るのを我慢すれば最大のISO1600も問題のない
レベルであるためK200Dよりも暗所性能ではやや優れている)となっているからね。
とはいえ、600万画素と1200万画素の差はPC上で等倍鑑賞でもしない限りはそれほど大きい
ものではないにょ。
プリントする場合でもA4サイズでは両者の差はよほどじっくり比べないと分からない
レベル(600万画素でも実用レベルの250dpiで印刷可能)であり、一目で違いが分かる
(200dpiを大きく下回る)ためにはA3もしくはそれ以上でプリントする必要があるにょ。
A3サイズでのプリントを頻繁に行う人であれば600万画素は物足りないと感じるかも
しれないけどそうでなければ600万画素でも問題はないにょ。(だから、もう限界を迎えて
いるにも関わらず未だに画素数競争が続いているコンデジには疑問を持ってしまう)
さて、D50だけどK200Dの代わりにメインとなることができるかというと微妙にょ。
古い機種ではあるものの画質は悪くなく、高感度ノイズはK200Dよりもやや少なめだし
AF性能は圧勝(超音波モーター採用の純正レンズを使用時)だけどまだバッテリが未知数
なのとファインダーの違いが大きいにょ。
K200Dは単三電池であるためエネループで実測1000枚以上撮影できるし、いざとなれば
アルカリ電池を買ってくればそれである程度は撮影可能にょ。
D50は新品バッテリならば2500枚程度撮影できるためまったく問題はないのだけど
やはりファインダーはどうにもならないにょ。
あと手ぶれ補正がないことやSDHCに対応していないという点もデメリットだけどこれは
2月3日に書いたようにそれほど大きなデメリットではないにょ。(手ぶれ補正はレンズ
側の問題なので対応レンズを買えば済むだけの話なので)
そうなると逆に言えばファインダーさえ良ければK200Dよりもいいと感じる面も多いにょ。
これを改善するには本体そのものを買い換えるしかなく、しかもエントリークラスでは
最新モデルでもK200Dと比べても同等以下であるためD90やD300sといった中級機を買う
必要があるというのが難点にょ。
速いか遅いかは比較対象があって初めて分かる
近所のキタムラに行ってみるとタムロンの70-300mm(35mm版換算105-450mm)の望遠
ズームが現品限りで12000円だったので思わず買ってみたにょ。
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/lens/2008/01/21/7763.html
このレンズは価格com最安値でも14576円なのでそれよりも2K円以上安いお買い得品にょ。
http://kakaku.com/item/10505511933/
普段の撮影は最初に買った18-135mmでほとんどカバーできるためそれでカバーできない
室内スナップやマクロ撮影用のレンズを次に買おうと思ったけど望遠レンズもごく希に
欲しい時があるからね。
さすがに135mm(換算200mm)だと不満に思う場面もあるにょ。(スポーツや飛行機や鳥
などの動物を撮影する場合は完全に不足)
最近は専ら静物写真メインとなっているためそのような撮影はほとんどしないけどいざ
やりたいときにレンズがないとやっぱりやめたとなりかねないからね。
だから、望遠レンズはあまり使わないので高いものは要らないけどいざという時のために
1本は欲しいところにょ。
それにこのレンズは300mmで95cmまで寄れるということで望遠マクロ的な使い方ができる
ので活用範囲は広そうにょ。(撮影倍率1/2倍ということで500円玉をほぼ画面一杯に撮影
できるレベル)
さて、このタムロンのレンズだけど価格が安いだけあってどの程度の性能かが心配に
なるにょ。
価格だけなら9800円の18-135の方が安いけどこちらは普通に買えば5万円前後のレンズで
たまたま安かったというだけでこちらのレンズは定価でも5万円を切っており実売だと
1万円台半ばで普通に入手可能な製品だからね。(モデルチェンジで安くなったというより
最初から定価の半額以下で売られている廉価レンズ)
とりあえず、画質テスト・・・と思ったけど画質以前の問題が・・・。
AFがやたら遅いにょ。
D50で使っている超音波モーター内蔵の純正レンズがやたら速い(というか、ニコンや
キャノンならばこれが普通なのだけど)ということで相対的に遅く感じるのかと思いきや
そうでもないにょ。
というわけで、AF速度をチェックしてみたにょ。
被写体や照度によって変わるためストップウオッチで測定するよりも速いか遅いかという
ことが分かればいいだけなので体感速度を4本のレンズ(ただし、DA18-55とDA50-200は
セットで行ったので3種類)で比較してみたにょ。
P=ペンタックス DA18-55&DA50-200(K200D使用、50mmまではDA18-55を使用)
N=ニコン AF-S 18-135(D50使用)
T=タムロン A17N(D50使用)
18mm N>>>P
35mm N>>>P
50mm N>>>P
70mm N>>T>P
100mm N>>>P≒T
135mm N>>>P>T
200mm P>>T
135mmまでは全焦点距離でニコン純正がペンタックス純正に圧勝にょ。(>が1つで3〜5割
くらいの差)
そこに今回買ったタムロンがどう割り込む形になるかというのが上記の比較にょ。
70mmではペンタックス純正よりもやや速く感じるけど100mmでは互角でそれから焦点距離が
長くなればなるほどAFが遅くなるにょ。
200mmではAFが遅くて動体撮影向きではないとまで言われるペンタックスよりも完全に
遅くなり、300mmでは比較対象がないけど200mmとは比較にならないくらい遅くなって
しまうにょ。(被写体にもよるけど70mmでは1〜2秒、300mmでは2〜5秒くらいかかる)
D50+純正レンズを使用してなかったら「望遠レンズだから仕方ないよね」と思ってしまう
かもしれないけど比較対象があるだけにこの遅さはかなり目立つにょ。
もはや、「動体撮影向きではない」というよりも「動体撮影には使えない」という
レベルに達しているにょ。(動体を追いかけるのではなく置きピンで撮影すればOKだけど)
室内の明るさ程度ではもはやAFが迷いまくってMFの方が速いくらいにょ。
まぁ手ぶれ補正もないこのレンズを室内で使うことはほぼあり得ないけどね。
さて、手ぶれ補正がないというのがこのレンズの難点(こういう場合でもボディ内に
手ぶれ補正機能があるペンタックスやソニーは有利)だけど日中屋外での撮影ならば
それほど問題はないにょ。
とはいえ、望遠端で使う場合はかなりシビアになるにょ。
一般的に手ぶれを抑えるためには焦点距離分の1のシャッター速度が必要と言われている
けれど300mm(換算450mm)では1/450よりも速い1/500のシャッター速度が必要にょ。
ISO100だと真夏の日中で1/500、F5.6の明るさだから少しでも曇ったり、太陽が傾き
始めたら高感度での撮影が必須になるにょ。
D50ならばISO800まではA4印刷に耐えられるレベルの画質は確保できるので薄曇り程度
ならば大丈夫だけどそれより暗くなるともうお手上げにょ。(慎重に構えて撮影すれば
必要シャッター速度より1〜2段遅くても大丈夫だけどなかなか実際には難しい)
あと安物レンズということで絞り開放で使うと描写は甘そうだけどかといってF8〜F11に
絞るとなるとそれだけど1〜2段(2〜4倍)シャッター速度が遅くなるからね。
これが手ぶれ補正機能があれば3〜4段(8〜16倍)遅いシャッター速度でも大丈夫だから
曇りでも手ぶれを抑えることができるにょ。
しかし、手ぶれ補正機能がついた300mmをカバーする望遠ズームは純正だと5万円以上
するし、互換メーカーであるタムロンやシグマのでさえ4万円くらいするからね。
それを考えると滅多に使わないこの焦点域でそこまでの金額は出せないということで
このAF性能、手ぶれ補正機能なしで妥協するしかないにょ。
画質に関してのテストはまた別の機会に行うとするにょ。
これで18mmから300mm(換算27mm〜450mm)をカバーできるためにほとんどの被写体を
カバー可能になるにょ。
したがって、次は焦点域を広げるのではなく明るい単焦点レンズが欲しいところにょ。
キャノンならば50mmF1.8が1万円以下で買えるのだけどニコンだとF2より明るいレンズは
35mmF1.8あたりがお買い得品にょ。(といっても、実売2万円台だけど)
F2でもいいから安くてそこそこの性能のレンズ(50mm前後の焦点距離のもの)が欲しい
けどなかなかないからね。(中古で出るのを待つしかないか)
F2.8まで妥協できるならばF2.8通しの標準ズームを買うという方法もあるけどそこまでの
予算があればタムロンの60mmマクロが買えるにょ。
http://kakaku.com/item/K0000048629/
マクロレンズでF2と明るいためポートレートや室内スナップ用としても使える便利そうな
レンズだけどこれも今回買ったレンズのようにAFが遅かったらと思うとここまでの金額を
出せないにょ。(画質はズームレンズとは比較にならないくらいいいし、何よりF2という
のがいい)
それならばもう1万円少々出して純正の60mmマクロを買うという手もあるけどこちらは
F2.8だからね。
純正としての安心感、AFの速度、そしてナノクリスタルコーティングによるクラス最高の
性能を得られるということを考えれば決して高くはないけどさすがにここまでの金額を
出すのは私には無理にょ。
ならば、とりあえずマクロはやめて室内撮影用に明るい単焦点レンズを(以下ループ)
モバイルノートに高性能GPUは必要か・・・?
モバイルサイズのゲーミングノートAlienware M11x
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/gpl/20100225_350793.html
2月17日にはモバイルノートなのに高性能GPUを搭載のVAIO Zについて書いたけどこの
M11xはその逆でゲーミングノートをモバイルサイズにしたものにょ。
Alienwareといえば「(自称)宇宙最強」のゲーミングノートで有名だけどこのM11xは
そのAlienwareのブランドに恥じないレベルの高性能なGeForce GT335Mを搭載しているにょ。
これはVAIO Zに搭載のGT330Mと比較するとシェーダ数で1.5倍、実効性能でも1.3倍くらい
という高性能なものにょ。
これならばさぞかしゲームも快適に動作しそうにょ。
しかし、ゲームをプレイする上で必要なのはGPU性能だけではないということが問題と
なるにょ。
Atom N270+945GSEの非力なネットブックは昨今の3Dゲームをやるのにとても十分な性能
とはいえず、よほど軽いゲームを除いては解像度など描画設定を落としても厳しいレベル
だけどION(Atom N270+GF9300M)だとそれなりに動作はするにょ。
確かに一部のゲームはすさまじく重いけどすべてのゲームがそんなに重いというわけでは
なくて、Mobility RADEON9600くらいでも十分動作するものは多いにょ。
ところが、945GSEに内蔵のGMA950は6年くらい前にポピュラーだったM.RADEON9600などと
比べても半分〜3分の1程度の性能しかないためにその十分条件を満たすことはとても
できないにょ。
それならば、ネットブックにGT335Mを搭載すればIONよりもさらに快適にゲームができる
となるけどそうではないからね。
実は重要なのはCPU性能にょ。
Atom搭載のネットブックがゲーム向きではないというのはAtomがゲーム向きではないと
いうことが最大の理由となっているにょ。
ゲームは未だに大半のものがシングルスレッドで動作しているけどAtomのシングル
スレッド性能は同クロックのPen4並ということでAtom N270はPen4 1.6GHzと大差ない
レベルのCPU性能でしかないにょ。
古めのゲームであればこれでいいけど最近はPen4 2.4〜3GHzくらいが「最低限」必要
となるゲームは多いにょ。(「動作必須環境」というのはそのゲームがプレイできる
ための最低ラインであってまともにプレイするならば「推奨環境」レベルは必要)
描画負荷を落とせばGPU性能が多少低くても何とかなるけどCPU性能が足りない場合は
動作fpsが下がり、「どこまで妥協できるか」というレベルになるにょ。(国内のネット
ゲーは国内メーカー製PCのほとんどが統合型チップセットのCPU番長的なPCであるために
CPU依存型のものが多くなっており描画負荷を落とせばそれほど高いGPU性能は要らない)
さて、CPU性能が重要なさらなる理由としてはIntelのチップセット内蔵のGPUは最新の
Arrandaleに内蔵のものであってもバーテックスシェーダなど一部の機能をCPUエミュ
レーションによって実現しているため描画にCPUパワーが食われているためにょ。
したがって、仮にネットブックでGPU性能がアップし、動作fpsがアップした場合
CPUパワーが追いつかないという状態が発生しやすくなるにょ。
これが単体GPUであればそのような心配は軽減するとはいえ、CPUがボトルネックになる
ということが多い現状では10倍の性能のGPUを搭載しても動作fpsはそれほど向上する
ことはないにょ。
例えば、CPU性能が重要なFFベンチ3(LOW)ではAtom N270+945GSEというネットブックが
1400前後のスコアなのに対し、それよりもGPU性能が下のSonoma世代(915GM)の
PenMノートの方が高いスコア(2000以上)が出るくらいだからね。(CPU性能にほぼ比例)
これが945GSEの10倍くらい(915GMと比べると10倍以上)の性能を誇るIONでようやく
2000くらいのスコアとなるにょ。
それくらいゲームにおいてはそのゲームに必要なレベルのCPU性能があるのか無いのか
ということが重要になってくるにょ。
そういう面を考えてみるとVAIO Zは高性能な通常電圧版のCore i7/i5を搭載している
ためにCPU性能が不足するゲームというのはほとんど無く、不足するのはGPU側がほとんど
だから描画設定さえ落とせば現行のゲームならば大抵のものがストレスなくプレイ可能
となるにょ。(ほとんどのゲームを標準設定で快適にプレイしようとするならばデスク
トップ用ならば最新ミドルクラスGPU、ノートPCならば最新ハイエンドGPUが必要となる)
それに対して、Alienware M11xはベースとなるのはCULVノートにょ。
確かにULV版のCore2ということでクロックが低いとはいえ、シングルスレッド性能でも
同クロックのAtomの2倍以上の性能となる(マルチスレッド性能では論理デュアルコア
ではなく物理デュアルコアなのでさらに差は広がる)ということで普通にPCを使うには
十分な性能といえるにょ。
ところが、ゲームをやるにはCPU性能はAtomでは完全に不足だったのULV版Core2では
それがマシになるというだけにょ。
これはゲームではなくベンチである3DMark06でもVAIO Zより1ランク上のGPUを搭載して
いるにも関わらずスコアが下回る原因となっていると思われるにょ。
というわけで、ゲーム用にモバイルノートを買うならば新型VAIO ZとAlienware M11x
とどっちがいいかというとGPU性能はM11xの方が上とはいえ、CPU性能が高いため多くの
ゲームで快適なVAIO Zの方が良さそうにょ。
しかし、M11xは標準構成ならば直販価格で10万円を切るというのが魅力にょ。
CULVノートが安いものは5万円くらいで買えると考えてしまうと10万円でも割高に感じて
しまうけどこのサイズでここまでの性能が得られて10万円ならば高くはないにょ。
CPUとのバランス的を考えるならばGF9400MGあたりでもいいとは思うけどGT335Mを搭載
していることによってCPU性能の割りにGPU性能が高いためCPU負荷の小さいゲームならば
かなり高画質でプレイ可能になるというメリットはあるにょ。
ただ、ベース価格で5万円以上安いとはいえ、メモリを4GBに変えたり、3年保証をつけ
たりしたらその差は3万円程度になってしまうにょ。
VAIO Zより一回り小さいフットプリントも重量が約600g重いのでどっちがモバイル性が
高いかは評価が分かれるところにょ。
そもそも「モバイルノートでゲームなんかやるな」と言われたらそうだけどゲームを
しない場合でも動画再生支援機能によって高画質で快適に見られたり(GMA4500HDでは
支援機能はあるけど不完全であり単に見れるだけで快適に見れるという訳ではない)や
高解像度でもAeroが快適に動作するためにあって困るものではないからね。(バッテリ
駆動時間が短くなったり、筐体サイズが大きくなりすぎたら問題だけど)
高性能なモバイルノートがあると2月21日に書いたように大きな据え置き型のノートPCの
存在が不要になるからね。
最高でデュアルコア、最低でもデュアルコア
昨年にLet'snote R3(PenM1.1GHz)からR5(CoreSolo1.2GHz)に買い換えたけどやはり
一番の恩恵はメモリ搭載量が増えたことにょ。
R3はMAX768MBなのに対してR5はMAX1.5GBだからね。
XPでも今となっては512MBが実用最低ラインと感じるし、複数のアプリを同時に使用する
ならば1GBは欲しいところにょ。(実際R3でも頻繁に使用メモリが1GBに達していたし)
そういう面ではR5は1.5GB搭載しているためXPを使用する限りは非常に快適にょ。
まぁお絵かき(A4用紙に描いたものを400dpiで取り込んで色塗り)してたら簡単に使用
メモリが2GBとかになってしまうために体感的に厳しいものを感じるけどね。(昔は
200dpiとかで取り込んでいたけど)
CPUはというといくらPenMよりは新しい世代のCPUであるCoreSoloとはいえ、同じシングル
コアでクロック差は0.1GHzでは体感速度にはそれほど差はないにょ。(世代が新しいと
いってもアーキテクチャはほとんど同じCPUなわけだし)
セレロン300MHzのFMV6300MCからPenM1GHzのR2に買い換えた時には明かな体感速度の差が
あったけど逆に言えばこれくらいの差がないと体感では分からないにょ。(新しいPCに
買い換えて体感速度が速くなるのはプラシーボ効果もあるし、HDDがキレイな状態である
ということが体感速度を高めているし、PCにおいてはシステムドライブの性能が重要と
なるためそれが新しいPCだと性能差が大きいけど6300MCはすでにHDDを差し替えた状態
だったためHDDの性能差はほとんどなく純粋にCPUのみで体感速度の差となって表れた)
とはいえ、それでもフルHDの動画再生やYouTubeのHD動画再生(720p)ではR3の性能
では不足だったためこういったギリギリの使用下においては昨年8月11日や今年の2月6日に
書いたようにR3とR5は大きな性能差となって表れるにょ。
http://ww5.tiki.ne.jp/~ochame/test/1080p-divx.jpg
ただ、これも純粋にCPUの性能差かというとそうではなくチップセット(というかメモリ
帯域)の差が大きいと思われるにょ。(B8200を基準にR3、R5を比べれば分かる)
PenMにしろCoreSoloにしろ今となってはどんぐりの背比べ状態のCPUだけどPenMでも
シングルスレッドで動作するアプリでは同クロックのAtomの2倍くらいの性能となるにょ。
Atom N270(1.6GHz)ならば概ねPenM800MHz程度と思っていれば失敗はないにょ。
これがマルチスレッド対応のアプリになるとAtomに搭載のHTTによってその性能は底上げ
されるにょ。
アプリのマルチスレッドの対応状況にもよるので一概には言えないけどHDBenchやCrystal
Markなどでは最大1.6倍くらいの性能になるものの一般アプリならば1〜3割程度に収まり
Atom N270(1.6GHz)とPenM1.1GHzではほとんど性能差が無くなる場合もあるにょ。
それでもCoreSolo1.2GHzならばマルチスレッド対応アプリでもAtom2GHz以上の性能となって
いる(マルチスレッドに対応したPC MARK05のCPUスコアでもAtom2GHzを越えている)と
いうことで、「Atomに対する優位性」は保たれるという自己満足だけは達成できたにょ。
しかし、シングルコアCPUのPCを買うのはR5で最後にしたいにょ。(ポケットサイズの
PCを除く)
R5が壊れたり、性能不足を感じたりした場合に買い換えるとすれば間違いなくデュアル
コアCPU搭載のものにするにょ。
R5はアンダーB5サイズ、アンダー1kgで公称11時間駆動で、さらにファンレスという
ことでバランス的には最強に感じるけどデュアルコアCPUを選んだ時点でファンレスと
いう選択肢はなくなるにょ。
もっとも現状ではファンレスのPCなんてAtom搭載の一部のモデルに限られるためR5から
だとスペックダウンは必至にょ。(上記のようにCoreSolo1.2GHzと互角になるためには
マルチスレッド対応アプリでもAtom2GHz以上が必要になるし、シングルスレッド対応
アプリでは2.5GHzくらい必要になるし、2GHzのAtomに対応し、ファンレスでの動作が
容易なUS15WはGPU性能が945GMSの3分の1くらいの性能しかないため描画速度において
越えられない壁が存在してしまう)
したがって、デュアルコアCPU搭載PCを選ぶ時点でファンレスは諦めるしかないにょ。
そして、「アンダーB5サイズ」というのを必須とするならば現行ではLet'snote Rシリーズ
以外の選択肢は無くなってしまうにょ。
デュアルコアのシングルコアに対する優位性は何度も書いたので今更言うまでもない
けれどデュアルコアは「マルチスレッド対応アプリで速い」というよりも「速度が
落ちにくい」という点がモバイルでも有用だと思うにょ。
「デュアルコアは速くなる」といっても未だに多くのアプリはシングルスレッド対応と
なっており速度面の優位性は期待できないからね。
しかも、形だけ「デュアルコア対応」にしてもコアが2つあるのに速度はほとんど速く
ならない(1〜2割程度)というものも少なくはないにょ。
というか、デュアルコアでシングルコアと比べ1.5倍以上速くなるものはエンコなどを
始めごく一部しかないにょ。
これはアムダールの法則があるが故にやむを得ないにょ。(並列性の極めて高いH.264の
エンコなどは1.8倍くらいの性能になるけど一般アプリで並列性の高いものは存在しない)
速度が落ちにくいという点はそういう面で現状ではシングルコアに対する最大の
アドバンテージといえるにょ。
確かにシングルコアでもAtomなどのようにHTTによって2スレッド(論理2コア)で動作
させるということでデュアルコア的なものが期待できそうだけどHTTは余ったリソースを
有効活用するというだけであってデュアルコアとは似て非なるものにょ。
タスクマネージャでCPU使用率を見た際にはデュアルコアCPUもAtomもシングルスレッド
対応アプリを1つ実行時には最高で50%までしか上がらないのだけどデュアルコアで
あれば50%の余力を残した状態だけどAtomでは残りリソース次第であって実は実質
10%も余力がない可能性もあるにょ。
したがって、タスクマネージャ上では余力があるのに別のアプリを実行したらそれに
引っ張られてメインで使っているアプリが遅くなるという問題がHTTには存在するにょ。
それでも少ないリソースを少しでも有効活用できるためにHTTは非常に有用だけどね。
デュアルコアはシングルコアとは別格なのは実際に使ってみれば分かるけどそれならば
クアッドはさらに快適かというと一概にそうとはいえないにょ。
というのもアプリの対応度が低いというのもあるし、そこまで使うことは少なくとも
モバイルではほとんどないからにょ。
仮にあるマルチスレッド対応アプリでデュアルコアで性能が1.5倍になった場合、それは
逆に言えば平均CPU使用率は1/1.5(66%)程度に止まることになるにょ。
そのアプリがクアッドコアにも対応しておりデュアルコアからさらに1.5倍高速になったら
平均CPU使用率は44%程度となるにょ。
つまり、CPU性能を半分も発揮できないということになるにょ。(実際には速度上昇率は
シングル→デュアルよりもデュアル→クアッドの方が小さいからさらにCPU使用率は下がる
ことになる)
そんな重量級アプリをモバイル環境下で複数同時使用するという人ならばクアッドが
必要になるだろうけどそういう人はほとんど居ないと思われるにょ。
したがって、モバイルノートにはクアッドコアCPUは不要にょ。(重量級アプリを複数
同時使用するような自作PCユーザーならばクアッドコアの優位性は高いけど)
デュアルコアであればシングルコアと比べ確実に性能ダウンはないために作業時間が
短くなるというメリットだけではなく、それは消費電力低減にも繋がるにょ。
また、クアッドコアCPUは現状では消費電力や発熱(TDP)が大きいためモバイルノートに
搭載は難しいからね。
TDP100Wオーバーが許される自作PCにおいては価格面以外で積極的にデュアルコアCPUを
選択する意味はなくなっている(コアがアイドル状態の時には電力をほとんど消費しない
ためにクアッドコアはデュアルコアの2倍の電力消費をしているわけではない)けれど
それをノートPCに搭載するのは困難にょ。
性能面でもデスクトップPC用ではクアッドコアとデュアルコアではクロックが変わらない
(上記のように熱設計に余裕があるためクアッドであってもデュアルコア並の高クロック
製品が用意されている)ということで性能面で問題はないにょ。
しかし、ノートPC用となるとCore i7の最高クロックはデュアルコアでは2.66GHzなのに
対してクアッドでは2GHzとなるにょ。
ターボブースト機能によって性能は一概には比較できないけどこれだけのクロック差が
あればデュアルコアの2.66GHzの方が高速になる場合が多いと思われるにょ。
重量級アプリを複数同時に使いクアッドコアで常時CPU使用率100%を維持するならば
そのクロック差は簡単に逆転できるけど少なくともモバイル環境下でそこまでの処理を
するという機会はほとんどないだろうからね。
よって、モバイルノートでクアッドを選択する時が来るとすれば用意されているCPUで
クアッドコアのものとデュアルコアのクロックが同レベルになった時にょ。(クロックで
性能は測れないけど同一アーキテクチャであればCPU性能はクロックに比例するため)
シングルコアのPenMからデュアルコアのCoreDuoに移行する際、プロセスルールが90nm
から65nmに下がり、なおかつTDPが27Wから35Wへと底上げされて何とかクロックは
維持できていた(それでも同価格帯ではPenMが1.73GHzに対してCoreDuoは1.66GHzという
ことで価格帯でみればクロックは若干下げられた)けれどさすがに現状では45nmから32nmに
移行してもクアッドコアCPUをノートPCに搭載するには荷が重いからね。
クアッドコアCPUがノートPCのメインストリームに降りてくるのは22nm世代以降では
ないかと思われるにょ。
私が欲するアンダーB5サイズのモバイルノートに搭載するならばULV版でないと難しい
だろうけどULV版に関してはデュアルコアになった時点でTDP5.5WからTDP9Wに引き上げ
られたにょ。
それによって、クロックをほぼ維持したままデュアルコア化でき65nm→45nmの移行する
際にクロックは上げられたにょ。(65nmのCoreDuo U2500は1.2GHzだったけど45nmの
Core2Duo SU9600は1.6GHzとなった)
それでもCPUにノースブリッジ機能を内蔵したCore i7-620UMは32nmに移行した上に
TDPを18Wに上げたにも関わらずクロックは1.06GHzに下がったからね。
このTDPを維持したままクロックを下げずにクアッドコア化なんて無理にょ。
それが可能ならばクロックを上げた方がほとんどの場合快適になるからね。
CPUは(同一アーキテクチャで他にボトルネックがないならば)動作クロックに比例して
アプリの実行速度が上がるけどいくらクアッドコアといってもクロックが低ければ
そのコアをすべて使い切るような使い方をしない限りは速度は上がらないにょ。
クアッドコア化によってクロックが下がれば余力がいくらあっても速度ダウンするため
快適にはならないにょ。
それでも、現状でデュアルコアでCPU使用率が常時100%になり、クアッドでないと作業が
まともにできないというような人ならば多少クロックが下がっても(というか、現状だと
同一TDPにするにはクロックをほぼ半減する必要がある)クアッドの恩恵はあるだろう
けどモバイルノートでそのような作業(クアッドコアでCPUを100%近く使い切るような
作業)をするということはほぼありえないし、そういう作業をするような人はULV版の
CPUを搭載のモバイルノートを買うべきではないにょ。
もっとも、デュアルコアよりもクアッドコアの方が高クロックのものが用意されるように
なる(同じTDP18WでデュアルコアCPUは1.6GHzでクアッドコアCPUは2GHzといった感じ)
ならば「TDPの制約が大きなCPUではクアッドコア化によってデュアルコアよりも
クロックが下がる」という大前提が変わってくるけどそんなことは今後数年間にそれは
あり得ないにょ。
魔法使いOCN(謎)
tiki.ne.jp宛てにMIXIの招待メールを送ったよ
最近 レコード ナウでDVD-Rに焼くのにエラーが出るよ
でも いくつか焼けてるから どれが焼けてないのか分からないよ
http://liv0.com
メールボックスを覗くのは6年ぶり!?
久々にプロバイダ(tikitiki)のメールボックスを覗いてみたにょ。
前回見たのが2004年くらいなので6年ぶりとなるにょ。
なぜこのような事態になってしまったかというとまずは一時期パスワードが分からなかった
という点が挙げられるけどやはり一番大きな理由は容量にょ。
プロバイダ提供の容量は今となって雀の涙ほどの10MBの容量にょ。
これが何とホームページ兼用となるにょ。
すでに10MBのうち9MB以上使っていたために実質数100KBでやりくりしていかなくては
ならなかったにょ。
それなのに当時はメアドを普通に公開していたせいか毎日大量のスパムメールが届いて
いたにょ。
ただでさえ容量が少ないのにそれではメアドとして機能しないため使用をやめたにょ。
そして現在はそのメールアドレスは捨てて(放置状態)、サイトのトップページに
書いているhotmailを中心に使っていたにょ。(複数のPCからメール管理するにはWeb
メールの方が使い勝手が良かったしね)
ということで、久々に覗いてみたら何と3000通以上のメールの山が・・・。
(サーバ容量がほとんどないため)こんなにメールが来るはずがないと思いつつよく
見てみると大半はここ2ヶ月に来たメールにょ。
どうやら知らないうちにメールボックスの容量が拡張されたみたいにょ。(しかし、
ホームページ用は拡大されてなかったのでメールボックスだけが別途拡大されたのかも
しれない)
う〜ん・・・良かったのか悪かったのか・・・。
ということで、一応プロバイダ提供のメアド(私が以前公開していたアドレス)は
普通に使えるようになったため今後は時々覗いてみることにするにょ。
とはいえ、なるべくhotmail宛に送って欲しいにょ。
こちらの方が対応が早いだろうからね。
しかし、こちらもメールをかなり溜めているので反応に関しては五十歩百歩かもしれない
けどね(笑・・・えない)
すぐに返事が欲しい場合はここに書き込んでもらうのが一番かも(笑)
マリモーマさんへ
>tiki.ne.jp宛てにMIXIの招待メールを送ったよ
どうもにょ。
今はトップページに書いているhotmailしか使ってないので久々にそのメールボックスを
見てみたにょ。
>でも いくつか焼けてるから どれが焼けてないのか分からないよ
焼けることがあるならその都度ベリファイして駄目なものはその場で焼き直すしか
ないにょ。
メディアを変えたりヘッドクリーニングしても状態が改善されないならヘッドの寿命が
近いので買い直すしかないかもしれないにょ。(保証期間が残っているならば修理に
出すという方法もあるけど保証期間が終わっていたら買い換えた方が安くつく)
ULV版CPU搭載のモバイルノートは近い将来絶滅する・・・?
CPUの性能を上げるにはアーキテクチャの変更、クロックの上昇、コア数の上昇などが
考えられるけど2月28日に書いたようにTDPの制約が大きいULV版CPUにおいてはコア数の
上昇(クアッドコアの標準化)は難しいにょ。
デュアルコアでTDP枠を5Wクラスから9W(10W)に変えたようにクアッドコアを標準化
するためにはTDPを上げないと難しいからね。(すでにノースブリッジ機能を内蔵で
TDPが10Wから18Wへと上がったのにそれをさらに28WくらいにしないとULV版のクアッド
コアCPUは難しいけどそれだと設計面では完全に別物になってしまう)
そうなると必然的にアーキテクチャの変更やクロックの上昇で性能を上げるしか無く
なってしまうにょ。
TDP5Wクラス(デュアルコアだと10Wクラス)のULVのCPUはCrusoe対抗として登場した
ULV版Pen3-Mが初めてだったにょ。(昔のCPUはもっと低くて250nm世代のMMX Pentiumは
TDPが2W台だったけどそれがどんどん上昇し、10W、20Wが当たり前になってしまった)
700MHzで登場したULV Pen3-Mも末期には933MHzへと達し、その後継となるBaniasコアの
PenMへとバトンタッチしたにょ。
Baniasでは800、900MHzが最初に用意されPen3-Mよりクロックが下がったものの33MHzの
差を跳ね返すだけの性能向上があったにょ。
Baniasも最終的には1.1GHzへと到達し、DothanコアのPenMへとバトンタッチしたにょ。
Dothanでは最初から1.1GHzのものがあり、アーキテクチャ変更はほとんど無かったけど
L2が倍増され高速化されたにょ。(アーキテクチャの変更がほとんどないといっても
プリフェッチの改善によってHDBenchでは同クロックで3割アップの整数演算速度の
向上が見られる)
Dothanは最終的には1.3GHzに到達し、新世代のIntel Coreにバトンタッチしたにょ。
CoreSoloは当初1.06GHzと1.2GHzのものが用意され最終的には1.33GHzに到達したにょ。
CoreSoloと同じく登場したCoreDuoは当初1.06GHzで登場し、最終的には1.2GHzに到達
したにょ。
時代はデュアルコアが主流になり、アーキテクチャも久々にデスクトップPC用と同じに
なった(Pen4は発熱が大きくモバイルノートへの搭載は不可能だったためノートPCは
デスクトップPCとは異なる道をしばらく歩んだ)Core2Duoが登場にょ。
MeromコアのCore2Duoは当初1.06GHz、1.2GHzで登場し、最終的には1.33GHzに達したにょ。
そして、L2が3MBに増量されたPenrynコアのCore2Duoは1.2GHzで登場し、最終的には
1.6GHzに達したにょ。
そして今年になってようやくULV版が用意されたCore i7は1.06GHz(TB時は2.13GHz)で
登場したにょ。
このようにULV版のCPUはクロックが上がって、アーキテクチャの変更がされたときには
下がって登場するためにクロックはなかなか上がらないにょ。
クロックを上げれば駆動電圧を維持した場合でもクロックにほぼ比例した消費電力と
なってしまうため大幅にクロックを上げるには製造プロセスの微細化が必要になるけど
微細化したあとにアーキテクチャの変更でトランジスタ数が増えてしまい消費電力増と
なってしまっておりシュリンク分で生じた消費電力低減がほとんど相殺されるわけだし
最近は微細化しても駆動電圧をあまり下げられなくなっているためにクロックも上げ
にくくなってきているにょ。
ではクロックが上がらなくてもアーキテクチャの変更で性能が上がっているから問題は
ないといえるのか。
これは旧世代であるPenMと新しい世代のCore2をベースとしたセレロンでの比較だけど
アーキテクチャの変更による性能向上はあまりない模様にょ。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/hot/20100301_351574.html
ただし、CPU以外の部分が大幅に刷新されているために性能は底上げされているにょ。
これは、私自身も実際に試してみて実感したにょ。
R3とR5のCrystalMark2004R3の比較だけどこれを見る限り、CPU性能はクロック上昇分に
ちょっとプラスされたくらいのものしかないにょ。
CF-R3 CF-R5
PenM733(1.1GHz) CoreSolo U1400(1.2GHz)
855GME 945GMS
Mark 21104 27931
ALU 4048 4715
FPU 4957 5588
MEM 3011 4920
HDD 3018 4901
GDI 2395 1502
D2D 1972 4953
OGL 1703 1352
CrystalMarkのCPUスコア(FPU、ALU)はHDBenchと同じく単純計算によるベンチとなる
ために実際のアプリの実行速度とは剥離しており、マルチスレッドに完全対応であるため
デュアルコアCPUは単純に2倍のスコア、AtomのHTTでさえ1.6〜1.7倍のスコアになると
いう代物にょ。(HTTで1.6倍速になるようなアプリは存在しない)
したがって、これだけで性能が上がったかどうかを決めるのはナンセンスにょ。(L2の
搭載量もCPUベンチでは反映されてないし)
新命令(SSE3や4など)によって速くなってもそれを使わなければ速度上昇はほとんど
ないわけだからね。
だから、メモリ速度やL2搭載量を考慮しなければ旧世代のアプリを実行する場合、クロック
当たりの性能はPenMもCore2も大きくは変わらないといえるにょ。
CPUコア速度(というか、CPUのパッケージ内部の速度)はそうなんだけどCPUとデータを
やりとりする部分、つまりメモリ速度は実質CPUの性能ととらえても私はいいと思うにょ。
同じPen4でFSB400、FSB533、FSB800では大きく速度が変わったからね。(もっともメモリ
帯域を使わないものに関してはそれほど変わらないけど)
このメモリ帯域はHD動画を再生する上では非常に重要となり、FSB133MHzのPen3ではそれが
致命的なボトルネックになるにょ。
2008年3月24日に書いたように実際に私が試してみたところ720pのDivXの動画を再生した
場合、OSや再生ソフトを統一して検証してもPen3-M1.13GHzよりもPenM600MHzの方が
明らかにスムーズに再生できていたにょ。(単純に考えればPenMがPen3の2倍の性能)
解像度を576pで再生すればそれが逆転することからPC133とDDR266のメモリ帯域の差が
非常に大きいことが分かったにょ。(純粋にCPUコア部分、つまり演算基のみのの速度は
BaniasコアのPenMとPen3ではあまり変わらない)
2月6日、2月28日に書いたR3とR5の動画再生性能の差もこのメモリ帯域によって生じて
いると思われるにょ。
R3はDDR333でR5はDDRII533で上記のCrystalMarkのメモリのスコアを見てもその実際の
性能の違いは明かとなるにょ。
ではメモリ性能(リード、ライト速度)を上げればCPU性能が上がるのかというとそう
ではなくメモリをギリギリまで使っている状態で初めて上がるものだからね。
だからむやみにFSBだけを上げても消費電力増となるためにモバイルノート向きのCPU
ではなくなってしまうにょ。(通常電圧版のDothanコアのPenMもFSB400からFSB533へ
移行する際に消費電力増を見越してTDP21だったのを27Wへと引き上げたくらいだしね)
そうなると結局アーキテクチャの変更かクロック上昇で性能を上げるしかないにょ。
しかし、アーキテクチャの変更というのも難しいにょ。
経験則によるポラック法則ではトランジスタ数を2倍にしても性能は1.4倍しか上がらない
わけだし、x86命令の並列処理にも限界があるのでアーキテクチャの変更によって速く
するというのも難しいにょ。
大幅に変更した場合、アプリ側が対応されないと逆に遅くなるという結果を生みかねない
ために大きなアーキテクチャの変更は両刃の剣ともいえるにょ。
このポラックの法則を逆利用したCPUがAtomにょ。
トランジスタ数を2倍にしても1.4倍にしか性能がアップしないということは逆にいえば
トランジスタ数を半減しても性能は1/1.4にしかならないわけだからね。
これによってトランジスタ数を大幅に減らしワット当たりの効率を上げたのがAtomにょ。
だから、Atomはワット当たりの性能だとCore2Duoを越えるにょ。(x86デコードがボトル
ネックとなるためワット当たりの性能でいえばARM系のCPUには勝てないけど)
そうなると残るはクロックの上昇による性能向上だけど最初に書いたようにULV版の
CPUはTDPの制約が大きいためにアーキテクチャの変更の度にクロックダウンを繰り返して
いる状態でほぼコンスタントにクロックが上がってきたデスクトップPC用や通常電圧版の
ノートPC用のCPUとは大きく差が開いたにょ。(PenM登場時には900MHzと1.6GHzという
ことで1.78倍の差だったのがArrandale世代のCore i7では1.06GHzと2.66GHzという
ことでクロック差は2.45倍になった)
今後はさらにその差は開くと思われるけどクアッドが主流になれば変わってくるかも
しれないにょ。
TDPの制約が比較的緩いデスクトップPC用CPUであっても4GHzの壁があり、4GHzに到達する
前にコア数が増えてクロックダウンというのを繰り返しているくらいだからね。(未だに
ターボブースト時でさえ4GHzに到達しない)
ノートPCがクアッドコアにならなくてもアプリがマルチスレッドに対応すれば2コア、
4スレッドのULV版Core i7はPenMと比べて別格の性能だし、クロックで負けるCore2Duoに
対して優位に立てる(クロック1.6GHzのCore2Duo SU9600よりクロック1.06GHzのCore i7-
620UMの方が速くなる)場合もあるのだけどそれは現状で4スレッド(4コア)に特化した
アプリがほとんど無い以上は望みは薄いにょ。
ほとんどのアプリはマルチスレッド非対応だし、最適化されているのはデュアルコアまで
だったりだからね。
そこで有用なのがターボブーストで、シングルスレッドで動作するアプリを使用する
際には1.06GHzのCore i7-620UMは最大2.13GHzになるにょ。
これによって1.6GHzのCore2Duo SU9600と比べて1.4倍の性能を得られるにょ。
結局コア数ではなくクロックが最終的には性能上昇に最も有用ということにょ。
コア数を倍増してもTDPを維持するためにクロックを大幅に落とせばよほどマルチ
スレッドに特化したアプリを実行したり、そういったアプリを複数同時使用しない限り
性能はダウンしてしまうからね。
しかし、コア数を倍増化してクロックが3分の2になってしまったという場合でもターボ
ブーストなどによって一時的に使用するコア数を半減して1.5倍以上のクロックに高める
ことが可能であれば性能面のデメリットはなくなるにょ。
だからTDPの制約が大きなULV版のCPUでクアッドコアは2月28日にも書いたように現状では
あり得ないにょ。
とはいえ、セレロンSU2300によってそれは難しくなったにょ。
このデュアルコア版セレロンは多くのCULVノートに搭載されているけど何せ安い(100
ドルを切る)ということが大きいにょ。
マルチスレッドアプリは使用しないからとはいってもCPU負荷が一時的にも100%近く
まで高まるのは日常茶飯事(ウイルス検索中など)であり、デュアルはシングルと比べて
大きな優位性が見られるにょ。
したがって、このデュアルコアセレロンで多くの人は不満がなくなりそうで、それに
対して優位性がないと高価なモバイルノートは売れないからね。
安いけどシングルコア、高価だけどデュアルコアという境目が無くなったにょ。
「セレロンだと駆動時間が短くて・・・」というのはすでに昔の発想で、6セルバッテリを
搭載のAcer1410などは実駆動5、6時間ということでCore2搭載の国内メーカー製のモバイル
ノートと比べてもあまり変わらないにょ。
軽量・堅牢性が高いというだけではなく長時間駆動がウリだったLet'snoteもS8/N8から
従来のT/Wで使用していたULV版のCPUから通常電圧版のCPUへと変えたにょ。
CULVノートが5万円程度で買えるのに15〜20万円出してそれと大差ない性能だとさすがに
厳しいからだと推測されるにょ。
これがAtom搭載のネットブックが相手だったらULV版のCore2Duoでも3〜4倍の性能を
得られるために十分に価格差に似合うだけの性能差はあったけどCULVだとそうはならない
からね。
それくらいCore2ベースのデュアルコアセレロンの性能は高いにょ。(Atomの2.5倍くらいの
性能)
ULV版のCPUはコア数を上げることもクロックを上げることも出来ず大幅な性能向上は
今後もないにょ。
そうなると近い将来はULV版のCPUは安価なCULVノート専用となってしまうと思われるにょ。
もっとも、薄型ノートという需要はあるのでULV版のCPUを搭載のモバイルノートは残る
だろうし、Core iシリーズがCLUVとして販売される際には差別化としてターボブーストを
削られる可能性が高いからULV版CPUを搭載したものはCULV版以外に無くなるということは
ないだろうけど減っていく可能性は高いと思われるにょ。
というか、元々ULV版のCPUは主に日本(モバイルノート大国であるため)でのみ売れて
いたわけだからIntelとしてはそれが減ってもCULVノートが増えればULV版CPUの出荷数
そのものが減るどころか増えるだろうけどね。
個人的にはアンダーB5サイズのULV版CPU搭載ノートPCは無くなって欲しくないにょ。
さすがにLet'snote Rシリーズのサイズで通常電圧版CPUを搭載するのは難しいからね。
まぁCULVノートが10.1インチWXGA採用でその液晶サイズに似合ったギリギリの筐体
サイズとなって、なおかつ十分な堅牢性があればそれでもいいんだけど現状のCULVノートは
どれも個人的には大きく重く感じるからLet'snoteなど国内メーカーのPCに頑張ってもらう
しかないにょ。
IONはネットブックの救世主になれるか・・・?
2月27日にモバイルノートに高性能GPUは必要かということを書いたのだけど高価になったり
大きくなったりしなければ搭載が望ましいと思うにょ。
特にネットブックに関してはGMA950やGMA3150がHD動画の再生支援を持っておらずYouTube
などでも画質(解像度)を落として再生する必要があるから再生支援付きのGPUは有用に
なるにょ。
低画質で問題なければiPhoneなどの非PCでも再生できるためネットブックのアンドバン
テージが減ってしまうにょ。
これがCULVノートならばGS45に内蔵されたGMA4500HDは一応再生支援機能を持っているし
再生支援が働かなくてもデュアルコアのセレロンSU2300ならば1080pの動画がCPUパワー
だけでも見れなくはないにょ。
とはいえ、ビットレートの高いものはかなりコマ落ちしてしまうためにコマ落ちなく再生
させようと思えばSU2300では720pに止めておく必要があるにょ。
多少のコマ落ちが許容できるならばシングルコアのセレロン723(1.2GHz)でも何とか
720pの動画が再生できるにょ。(恐らくXPであればCPUパワーに多少余裕ができると思う)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/hot/20091215_335846.html
ビットレートがあまり高いものではないならば2月6日に書いたようにCoreSolo 1.2GHzを
搭載の私のR5でもOSがXPであるお陰でYouTubeの720pの動画は再生可能にょ。(1分半の
動画でドロップフレームが177だから見た目ではそれほどコマ落ちしているとは感じない
レベル)
しかし、そのセレロン723にも劣るCoreSolo1.2GHzでさえHD動画を再生においては(メモリ
帯域などを考慮しても)Atom換算だと2GHz以上の性能(PenM1.1GHzのR3と比べて2〜3割高い
性能)くらいはあるからね。(メモリ帯域を考慮しても1.6GHzのAtom N270でPenM1.1GHzの
R3と同レベルの性能だと思うのでそれを元にCoreSolo1.2GHzはAtom2GHz以上と推測した)
だから、Atom1.6GHz程度のネットブックでHD動画を再生するにはビットレートが低めの
720pの動画でもCPU性能が全然足らないにょ。(紙芝居にはならないレベル)
性能不足を感じるAtom Nは2GHzまで用意されているAtom Zとは異なり1.66GHzまでしか
無かったけどこの度1.83GHzのAtom N470が登場したにょ。
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1003/02/news024.html
とはいえ、それでもYouTubeの720pの動画を再生するには不十分にょ。(これは推測だけど
YouTubeの720pの平均レベルのビットレートの動画をほぼコマ落ちなく再生するにはXPでも
Atom2.4GHzくらい、7やVistaならば3GHzくらい必要かもしれない)
それでも1.66GHzのものよりはコマ落ちは減るだろうし、480pのものであれば元々十分に
再生できていたためにより低いCPU負荷で再生できるためメリットはあるけどね。
しかし、Webブラウザ上で再生するならば2月7日に書いたようにXPの方が7よりも有利で
あるためにネットブックで7が主流になれば1.83GHzのAtom N470でも480pの動画再生が
ギリギリになりそうにょ。
だから、ネットブックはWeb閲覧メインだから高いCPU性能は要らないといってもWebの
利用で動画鑑賞が増えている現状を考えると今のネットブックの性能で7が主流になれば
かなり厳しいものになるといえるにょ。(Gyaoでも利用するための推奨スペックが
Pen4 2GHz以上だから現状のネットブックではそれを満たしていない)
そんな中期待されるのが新しく発表されたIONにょ。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20100302_351954.html
AtomはPineViewではGPUにノースブリッジ機能を内蔵してしまったために従来のIONの
ようにチップセットとして高いGPU性能を提供することはできなくなったにょ。
したがって、新しいIONは単体GPUとして供給にょ。
これはASUS N10Jcなどですでに実現済みだけど要はサウスブリッジに用意されている
PCI-Ex1スロットに単体GPUを接続するというだけにょ。(当時とは異なり新技術によって
スイッチ切り替えなしにシームレスにCPU内蔵GPUと単体GPUとの切り替えが可能)
一般的なビデオカードがx16で接続しているためx1だと速度低下が心配されるけど接続
されるものが現在のローエンドに位置するものであるため問題はないにょ。
ローエンドとはいえそこまで性能面では問題はないにょ。
10インチクラスのネットブックに搭載を想定したものではシェーダ数(最近は「ストリーム
プロセッサ」と呼ぶようになってきているけど)は8基、12インチクラスに搭載を想定した
ものはシェーダ数は16基ということでノートPC用としては最新のミドルレンジに位置する
新型VAIO Zに搭載のGT330M(48基)やAlienware M11xに搭載のGT335M(72基)と比べると
圧倒的に低い性能だけどAtomのCPU性能で問題がない古めのゲームや動作の軽いゲームを
プレイするならば十分な性能があると思われるにょ。
8基のION下位モデルでもかつてのGeForce6600Go(4〜5年前のミドルクラス)を完全に
凌駕するくらいの性能で16基のION上位モデルなら8600M GS(2〜3年前のミドルクラス)に
匹敵する性能になると予想されるため当時のPCに搭載のCPU性能を考えれば逆にAtomの
方が足を引っ張りそうな感じにょ。
実際N10JcでもCPUであるAtom N270がボトルネックになってGeForce9300M GSの性能を
十分に引き出せなかった感じだからね。
ゲームもだけど動画再生支援機能によってAtomのCPU性能でもHD動画が余裕で再生できる
というのはかなり大きなメリットになるにょ。
IONの懸念材料は価格にょ。
HD動画が普通に再生できるCULVノートが安いものならば5万円以下で買える以上はCPU
性能が半分以下のAtomでは5万円以上の価格では厳しいにょ。
私の感覚では現状のネットブック(3万円前後)から1万円増くらいが限界にょ。(つまり
実売価格で4万円程度)
再生支援機能だけで良ければアクセラレータボードが20ドル程度で入手可能だからね。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/nishikawa/20100222_350132.html
国内では普通に手に入るわけではなくネットブックでは分解を伴うため保証が無くなる
とはいえ、PCベンダーが最初から用意すれば価格に20ドル上乗せする(ベンダーの利益を
考慮して5000円アップくらいになりそう)だけで再生支援機能が付くわけだからそれ
よりも大幅に高価になるようだとIONは売れないにょ。
ゲーム目的だと何度も書いているようにAtomではCPU性能(シングルスレッド性能)が
低すぎるわけだからね。
旧世代であるFFXIでさえAtom N270+GeFoorce9300M GSのN10JcはPenM1.2GHz+915GMの
オンボードVGAの旧世代モバイルノート並であり、915GMよりも10数倍高性能な9300M GSを
搭載しているというアドバンテージもCPU性能の低さによってすべて失われている形と
なっているにょ。(両者ともFFベンチのLOWで2000程度だから動くだけでやっとのレベルで
快適とは言い難い)
最近のゲームはGPU比重が高まっているとはいえ、要求CPU性能はFFXIの頃よりも高く
なっているので大半のものが快適にはプレイできないにょ。(CPU性能的には私が昔使って
いた自作PC初号機 改に搭載の鱈セレ1.4GHz以下だろうから2004年頃のゲームでもCPU
性能が足らないものは結構多かった)
それでも、普通のネットブックではカクカクなゲームが何とかプレイできないこともない
レベルにはなるだろうからIONは十分に価値はあるにょ。(CPUが完全にボトルネックとは
いえCPUで処理していた部分がGPUで処理可能になりCPU負荷が若干小さくなるため)
ただし、そのレベルの付加価値に1万円出せる人はかなり少ないと思うにょ。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/event/20100303_352375.html
ネットブックは安さが最大の武器であるためこのクラスで1万円の差は非常に大きいにょ。
CULVノートがシェアを奪うのはネットブック?それともモバイルノート?
「CULVノート」というのはネットブックのような特別なCPU(PCで使用するのが前提で
開発されたものではなく最初から低発熱、低価格を最優先した特別設計のCPU)を使用
しているのではなく普通のモバイルノート用のCPUやチップセットを搭載しながら安く
販売しているにょ。
なぜ「CULVノート」がモバイルノートに比べて安く作れるかということは昨年10月19日
にも書いたけど改めてモバイルノートとの比較をすることで書いてみるにょ。
従来のモバイルノートが高価だった理由は主に下記の3点が挙げられるにょ。
(1)高価なULV(超低電圧版)のCPUを使うので高い
(2)筐体が高い
(3)少量生産だから高い
(1)に関して書くとULVのCPUは低消費電力という付加価値があるためそれがセレロンで
あっても従来は200ドル程度の価格が付けられていたにょ。
これはメインストリームのCPUの価格(通常電圧版であればCore2Duoが買える価格)と
なっているにょ。
しかし、CULVではそれが変わったにょ。
「CULV用」という特別なCPUが加わったのではなくULVのCPUを特別な条件下では100ドル
以下という低価格で提供するというわけにょ。
その条件は明かにはなってないけど今は当初より緩和されほとんど無いに等しいレベル
ということにょ。(Atomの場合は低価格で提供するには厳しい条件がある)
これが可能になったのもULVのCPUの歩留まりがかなり高くなったせいだと思われるにょ。
ULVのCPUは電圧を下げることでTDPを下げていたけどそれだと高クロックで動作するCPUの
製造は難しいにょ。(十分な歩留まりの高さがあればULVでも通常電圧版でも製造原価は
変わらないので特別値引きで安くしたCLUVのセレロンは通常電圧版のセレロンよりも高価
であるためIntelにとっては十分なメリットがある)
3月2日に書いたようにアーキテクチャの変更をするごとにクロックを1GHz付近まで落とし
ステッピングの改善や微細化によってクロックを高めていっているために長い目で見ると
クロックは上がって下がってを繰り返しているわけにょ。
逆に言えば低クロックのものならば高い歩留まりでできてしまうということにょ。
しかし、そんな低クロックだといくらULVという付加価値があろうと高価で提供する場合は
需要が少ないのだけど「安いこと」が大きな需要を喚起するということがネットブックで
分かったのでその歩留まりが高くなったULVのCPUをAtomより少し高いレベルの低価格で
提供することにしたにょ。
(2)に関して書くとモバイルノートというのは持ち歩きを考慮しているため極めて高い
堅牢性を持っているし軽量化にもコストをかけているにょ。
しかし、過剰な堅牢性や軽量化は価格に大きく転化されてしまうにょ。
毎日持ち歩いて使うという人でないとその付加価値の恩恵を受けるのは難しいからね。
私は当時としては安価だったFMV6300MCを中古で買ってノートPCを毎日持ち歩くという
習慣を付けるきっかけとなったけどこれはあまり堅牢性が高くなくて1年余りで3回も
壊れてしまったにょ。(安かったので壊れるたびに同じ機種を買い直していた)
したがって、そのFMV6300MCから乗り換える際には堅牢性が高いLet'snoteにしたのだけど
多くの人はここまでの堅牢性は求めないだろうし、200〜300gの軽量化に3倍の価格を
払える人はほとんどいないと思うにょ。
(3)に関しては工業製品であれば量産効果で安くなるというのは言うまでもないにょ。
しかし、モバイルノートというのは需要が少ない(1kg前後の軽量モバイルノートに
おいては需要のほとんどが日本国内だったのでパイ自体が小さい)わけだし、性能の
割りに高価な機種ばかりということで(軽量さや堅牢性に高い付加価値を置くような人
ではない)一般人が気軽に買えるものではなかったにょ。
気軽に持ち運べるサイズ、重量で安価だったネットブックが大ヒットにつながったのも
価格が安ければ小さいノートが欲しいという潜在需要が大きかったせいにょ。
ネットブックは量産効果で安くなっているPCの典型例だからね。
このようにCULVノートはネットブックの成功があったからこそそのワンランク上を用意
することで大きな需要があると判断したためにULVのCPUの大幅な割引サービスを行う
ことで実現できたと思われるにょ。
新型AtomのPineViewでもHD動画の再生支援機能を付けなかったのはCULVへと誘導する
意図があるのかもしれないにょ。(新しく再生支援対応のGPUコアを作るのもコストが
かかるし、GS45に内蔵されているGMA4500HD相当の機能をAtomに内蔵するには現状では
コスト面で無理があるというのが本当のところだろうけど)
しかし、この結果ULVのCPUを搭載したモバイルノートは苦戦に立たされてしまうにょ。
Atom搭載のネットブックが登場後PC市場が活気づいた(不況の中、販売台数ベースで
前年を越えた)けど唯一モバイルノートは前年比で大きなマイナスになったからね。
CPU性能面では一昨日にも書いたようにULVのシングルコアセレロン(セレロン723や743)
と比べても大きく劣るAtomでさえこれだけの影響があるのだから実質モバイルノートに
使用しているものと同じCPUであるCULVノートの影響力は計り知れないものがあるにょ。
Atomが条件を満たすことでCPU+チップセットの価格は40ドル程度で供給されるけど
CULVの場合は下位モデル(といっても上記のようにAtomより完全に格上)で80ドル程度
だからね。
だからこそ実売4万円台のCULVノートというものが可能になるにょ。
ネットブックとは異なりOSは制限の大きなStarterではなくHome Premiumだし、廉価な
ネットブックは未だにWSVGAが主流なのに対してCULVはWXGAが主流だから価格を考えれば
非常に優秀にょ。
1月初頭に登場した新CPU「Arrandale」(32nmのノースブリッジ機能同梱のCPU)によって
モバイルノートの性能も底上げされたけど今夏にははそのArrandaleをベースとしたCULVが
登場する見込みとなっているにょ。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/ubiq/20100305_352927.html
3月2日に書いたようにCULVノートがシェアを伸ばすとULVのCPUを搭載したモバイルノート
に対して壊滅的なダメージを与えてしまいかねないためモバイルノートはULVをやめ
通常電圧、もしくは低電圧へとシフトするのではないかと考えたにょ。
Atomとは異なり、CULVは最新世代のULVのCPU(の下位モデル)をそのまま使うことで
開発コストはかからないというIntel側のメリットもあるからね。
しかし、上記記事を見るとCULVにも使われるArrandale世代のセレロンは大きく差別化を
するみたいにょ。
スピードステップ機能やVTが付いたために上位モデルとほぼクロック分の性能差しか
なかったセレロンSU2300(L2が1MBということで上位モデルよりは少なめだけどアプリの
実行速度はクロック当たりでは1割の差も出ない)は価格を考えると非常に優れたCPUなの
だけどさすがにそこまで優れたセレロンは今後は登場しないというのであればULV搭載の
モバイルノートが絶滅するという心配は要らなくなるかもしれないにょ。
もし15万円あったら どんなPCにするだろう?
あれから外付けでファイルを焼いてみたけど エラーが出たよ
どれか分からないけど ファイル自体が悪いのかも
ヘッドは 関係なさそうだよ
http://liv0.com
やはりゲームをするなら自作PC(ショップブランドPC)に限るにょ
マリモーマさんへ
>もし15万円あったら どんなPCにするだろう?
量販店で普通にメーカー製PCを買うならば標準レベルのものが買えるにょ。
自作PCならばミドルクラスのものが余裕で組めてしまうにょ。(標準クラスのメーカー製
PCはおまけがたくさんついているのでPCそのものの性能でいえば自作PCのローエンド並)
用途にもよるけどCPUは10万円台前半の予算ならばCore i7-860がベストにょ。
ビデオカードもミドルクラスのものが買えるにょ。
CPUはi7-860のワンランク上になると一気に3万円アップ(i7-860の価格が2.5万円くらい
なので1ランク上で価格は倍増)となるために選択肢は限られるけれどビデオカードは
細かく分類されているので予算に応じて選び放題にょ。(15万円あればハイエンドな
ビデオカードも搭載可能)
しかし、選択幅が広がるのが難しいと考えるならばショップブランドPCを買うというのは
ありにょ。(価格的にも新規に自作するなら下手にパーツを買って自分で組むより安い)
最初からビデオカードを搭載済みのPCならば相性問題に悩む必要もないし、電源も十分な
ものが搭載されているしね。
http://www.dospara.co.jp/5goods_pc/pc_bto.php?h=g&f=g&m=g&mc=1205&sn=51&vn=1&lf=0
現時点でシングルカード最高のRADEON HD5870を搭載しているので現状のどのゲームも
快適にプレイできるにょ。
マリモーマさんの現在のPC構成を考えると予算15万円を1台のデスクトップPCに使うのでは
なくてデスクトップPC+ノートPCの方が利便性がアップすると思うにょ。
デスクトップPCは10万円で買えるこれがおすすめにょ。
http://www.dospara.co.jp/5goods_pc/pc_bto.php?h=g&f=g&m=g&mc=1152&sn=79&vn=1&lf=0
これでもGeForce GTS250を搭載で上記のハイエンドなRADEONよりは性能は劣るとはいえ
十分高性能にょ。
残った5万円でCULVノートを買うといいにょ。
5万円あればACERのAspire1410が買えるにょ。
http://kakaku.com/item/K0000063048/
予算が15万円ではなく5、6万円ならば選択肢は上記CULVノートもいいけどゲームをする
ならばデスクトップPCがいいにょ。
http://www.dospara.co.jp/5goods_pc/pc_detail.php?h=d&f=d&m=pc&mc=1393&map=7
5万円PCとはいえ、CPU性能もビデオカード性能も普通にゲームするのに十分にょ。
これでものどかの100倍以上の3D性能があるからね。
>あれから外付けでファイルを焼いてみたけど エラーが出たよ
>どれか分からないけど ファイル自体が悪いのかも
最初からファイルが壊れているならばどうしようもないにょ。
ローエンドが最高性能・・・?
PCの場合、いくらミドルやハイエンドのものを購入しても数年後のローエンドに性能面で
負けてしまうということは当然のように起きてしまうにょ。
だからハイエンドならば「高価でも性能が高いため長く使えるからお得」というわけでは
なく実際はミドル下位やローエンドを頻繁に買い換えた方が同じ金額を払っても性能面に
関しては有利なことが多いにょ。
これはPCが依然として大きな高性能化を続けている(特にGPU性能は1年に2倍近いペースで
性能が向上している)というのが原因にょ。
デジカメもPCと比べて性能向上は少ないもののそのような下位クラスに上位クラスが負ける
という下克上は起きてしまうにょ。
というのもデジタル一眼レフにおいて入門機は毎年モデルチェンジをしているのに中級機
に関しては2年、プロ機に関しては基本的にオリンピック毎にモデルチェンジをしている
わけだからね。
PCの場合は、ローエンドからハイエンドまで一斉にモデルチェンジされるため店頭に
売っている製品に関してはよほどの旧機種が店頭に並んでない限りは上位クラスが下位
クラスに性能面で負けることはないにょ。
もしそんな旧製品があれば下位クラスの新製品以下の価格で上位クラスの製品が特価販売
されているのが普通だけどそれは上位クラスの後継機種が存在するということが非常に
大きいにょ。
しかし、デジタル一眼レフの場合はモデルチェンジされる間隔が異なる(下位機種の方が
早くモデルチェンジされる)ために上記のような下克上は頻繁に起きてしまうにょ。
さて、PCにおける性能といえば真っ先に考えるのがCPUにょ。
CPUは各社ともモデルナンバーが取り入れられ「クロック至上主義」から脱却しようとは
しているものの同一アーキテクチャであれば「高クロック=高性能」なのは事実にょ。
デジカメに置ける性能といえば、やはりセンサー性能にょ。
CPUのクロックと同じく「高画素=高性能」いうのが強く根付いているにょ。
CPUの場合は処理性能をベンチマークなどで計測することで実際に速くなっているかを計測
することができるわけだけどデジカメの場合はそれは難しいにょ。
どうしても数字に表れない感覚というものが判断基準に入ってしまうからね。
「高画素=高画質」ではないということをここで何度も書いたわけだけどそれは決して
高画素を否定するわけではないにょ。
記録されるデータが重くなるから・・・と単純に否定はできず、画素数が十分多ければ
トリミングの余裕がある高画素が選べるという選択肢が用意されているというメリットが
あるわけだからね。(高画素が要らなければ1ランク下のサイズで撮影すればいいし)
ただし、それはトリミングに耐えられるだけの実効性能があるかどうかが非常に重要と
なるにょ。
コンデジの場合、米粒並の小さなセンサーを使用しているために1000万画素ではいくら
高性能なレンズを使ってもその性能を発揮できず、収差のない理想的なレンズを使用する
という机上の空論においても回折限界のためF値が大きくなるズームの望遠側では物理的に
解像するのが不可能になってくるにょ。
したがって、コンデジには1000万画素を越えるような高画素はまず不要といっていいの
だけどそれでも画素数が増えたから性能が年々落ちていると単純にはいえず、画像処理
エンジンの改良によってISO400が常用できるレベル(2L印刷に耐えられるレベル)に
なってきたし、一部のコンデジはISO800も常用ができるレベルになってきているにょ。
ただ、デジタル一眼レフの場合、ポピュラーなAPS-Cサイズでもコンデジでポピュラーな
1/2.3インチセンサーの10倍以上のセンサー面積となっており単純に考えればコンデジの
10倍の画素数に耐えられる計算になるにょ。
実際はレンズは汎用性を持たして設計されているために専用設計のコンデジの方が有利
だし、常用可能かどうかの判断基準も私の基準でもコンデジはL〜2Lサイズなのに対して
デジタル一眼レフだとA4〜A3くらいとなりデジイチの方がより高いものを求めている
からね。
この判断基準は人によって変わると思うけど「デジイチでもコンデジ並に撮れればいい」
と考える人はさすがに居ないと思うにょ。(デジイチ>コンデジであるべきと考える人が
大半だと思う)
ではデジイチの画素数はどれくらいがベストなのかというと画素ピッチがコンデジのように
まだ物理限界には達してないものの画素数が多ければ基本的に暗所性能が弱くなるし、
回折限界のために選択できるF値に制限ができる(APS-Cだと1000万画素ではF11、2000万
画素ではF8くらいが限界となりそれ以上絞るとかえってシャープさが損なわれる)という
ことで高画素が必ずしも有利とはいえないにょ。
暗所性能に関してはコンデジのように年々向上しているセンサー性能に加えて画像処理
エンジンの改善(要はノイズをいかにごまかすかというテクニック)によって暗所性能が
改善されてきているため高画素だから暗所性能が弱いとは単純にはいえないにょ。
同一世代のセンサーで同一世代の画像処理エンジンを使用する場合は高画素の方が暗所
性能が低くなるのは確実だけどね。(画素数が2倍になれば単純計算でノイズも2倍)
デジイチで暗所性能の高さを見せつけたのは2006年に登場した入門機のニコンD40にょ。
当時は1000万画素が主流になりつつあったけど前年発売のD50でも好評だった600万画素の
センサーを採用し、さらに画像処理エンジンの改善をすることでISO1600が常用できる
レベルの画質(A4印刷に十分使えるレベル)となったにょ。
当時は設定こそISO1600や3200にできてもまともに常用できるのはISO800止まり(どこ
まで実用に耐えられるかは個人の判断にゆだねられるところが大きいのであくまでこれは
私の主観だけど)ということで最も安い入門機なのに中級機をも越える暗所性能という
ことは高く評価されたにょ。(600万画素で足りるかどうかという点と入門機で満足
できるかという点がポイントとなる)
センサー性能は年々向上しており、2008年に登場した中級機のニコンD90は1200万画素
にも関わらずISO1600が常用できるレベルの画質となったにょ。(画素数ではD40の2倍と
なり暗所性能でもD40を越えたために「600万画素神話(?)」は崩壊した)
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/review/2008/11/10/9595.html
このD90に搭載されたセンサーは後に登場したD90の上位機種であるD300sや入門機のD5000
にも搭載され現在のニコンの標準的なセンサーとなっているにょ。
つまり、画素数が多くなると駄目になるというのではなく時代に合わせた高画素を進めて
いく必要があるわけにょ。
2006年の時点ではある程度の暗所性能が欲しければ600万画素がベストだったけど最近
だと1200万画素くらいでも問題ないということにょ。(600万画素あればA4用紙に250dpiで
印刷できるためトリミングをせず最大でもA4印刷までという人ならば全く問題がない)
これが一気に2000万画素くらいになると後継機種の方が暗所性能で劣るということに
なってしまいかねないからね。
そんな中、昨年11月に登場したEOS 7DはAPS-Cとして1800万画素というのはインパクトが
大きかったにょ。
キャノンは比較的高画素を求めているためにライバル(ニコン)よりも高画素の機種を
積極的に投入しているからね。
一昨年に1200万画素のD90の対抗として登場したEOS 50Dは1500万画素だったし、APS-Cの
最上位となるD300s(D90のセンサーを流用しているので1200万画素)の対抗として昨年
登場したEOS 7Dは1800万画素ということでD90 vs 50Dよりもさらに画素数の差は大きく
なったにょ。
50Dの時は画素数が増えても画像処理エンジンが今ひとつといった感じで個人的には
画素数が300万少なくてもD90の方がトータルでは高画質に感じたのだけど7Dの場合は
違ったにょ。
対抗であるD300sは高画質なD90と同じものとはいえ、さすがに今となってはもう旧機種に
なりつつあるためEOS 7Dの方が有利な面も多く見られたにょ。
最新のセンサー、最新の画像処理エンジンを用いているEOS 7Dは画素数が1.5倍も多い
D300s(D90)に対して暗所性能も負けてない感じだったにょ。
そして、そのEOS 7Dに採用されたセンサーと画像処理エンジンを使った入門機である
EOS Kiss X4が登場したにょ。
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/newproduct/20100308_353045.html
デジカメの場合はセンサー、画像処理エンジン、レンズでその画質は決まるために同じ
レンズを用いればAPS-C最上位となるEOS 7Dと同じ画質がこの入門機であるKiss X4でも
得ることができるにょ。
これは当然とはいえば当然のことだけどすごいことにょ。
キャノンのAPS-Cのデジイチの現行機は上位からEOS 7D、EOS 50D、EOS Kiss X4となった
(この度旧機種となったX3はX4の下位としてもうしばらく平行販売される)けれど
発売されたのが一昨年である50DはKiss X4の上位モデルなのに画質面で完全に劣るものと
なったにょ。
画素数が増えた分だけ暗所性能がどうなったのか気になるところだけど上記レビュー
および他所でのレビューを見る限りは暗所性能はD90を完全に抜き去ったためにAPS-Cでは
一番ではないかと思われるにょ。
http://digicame-info.com/2010/03/eos-kiss-x4d90.html
7Dと比べても同等以上の暗所性能を持ちAPS-CながらISO3200を常用できるレベルにまで
引き上げたにょ。
D90などではISO3200は使えなくはないけどさすがにノイズが多いため使用するのはやや
躊躇われるし、ISO6400に至っては色ノイズが激しく出てしまうので完全に非常用だった
のに対してこのKiss X4はISO6400でもそれなりに使えるレベルで最高感度のISO12800は
さすがにノイズが多く非常用といった感じだけど2Lくらいならば十分使えそうなレベルと
なっているにょ。
昨年登場したニコンのプロ機のD3sではAPS-Cの2倍以上のセンサー面積を持つ35mmフル
サイズセンサーということでISO6400が常用できるレベルの性能だったけどAPS-Cも最新の
センサーを用いればISO3200の常用ができるということがこれで明らかになったにょ。
ただ、1800万画素を生かすにはかなり高性能なレンズが必要になるにょ。
キャノンの場合標準でついてくるキットレンズは優秀だけどそれでも1800万画素に耐える
ことはできないにょ。
実際、撮影サンプルを見てみると1800万画素という解像感は感じられないからね。
低感度では1200万画素のD90とと比べても変わらないレベルだし、画素数が1800万画素と
多いため等倍鑑賞ではむしろX4の方が劣っているように見えるのでこの画素数を生かす
ならば高性能なレンズが必須といえそうにょ。(高画素が高画質には繋がっていない)
とはいえ、入門機を買うような人が高価なLレンズを買うとは思えないし、恐らく大半の
人が標準で付いてくるキットレンズを買って終わりという感じになるだろうから1800万
画素の性能を発揮出来ずに終わるのではないかと思うにょ。(だから一昨年に発売された
1200万画素のKiss X2からの買い換えで高画素のメリットを感じる人はほとんどプラシーボ
だと思う)
それに新機種ということでKiss X3と比べて高め(入門機の中では全メーカーで最高値)と
なっているにょ。
しかし、優れた暗所性能は魅力だし、動画機能もかなり強化されているからその価格分に
似合うだけのメリットはあるにょ。
入門機なのにAPS-Cのデジイチの中で最高画素数かつ暗所性能も最高だからね。
個人的にはもう入門機は買うつもりはないのでKiss X4を買うことはないと思う(それ
以前にペンタックス、ニコンに加えてキャノンの3マウントは金銭的にも厳しい)けど
D90(ニコンの現行中級機下位モデル)の後継機種がKiss X4並の暗所性能を持っていれば
ぜひ欲しいにょ。
センサーサイズが大きいことはいいことだけど・・・
デジカメにおいて「高画素=高画質」とはいえないということは何度もここで書いたの
だけど失うものが無ければ画素数が多いにこしたことはないにょ。
風景写真などを撮影する際には遠景の木々の描写は数100万画素程度のデジカメでは満足
いくようなものではないからね。(インクジェットプリンタでA4でプリントするくらい
ならば600万画素のデジタル一眼レフで何の問題もないけど)
きちんと解像するならば画素数が多い方がいいにょ。
画素数を多くしても失うものを減らすにはセンサーサイズを大きくするしかないにょ。
一般的なコンデジに使われている1/2.3インチセンサーと比べて入門〜中級機のデジタル
一眼レフに採用されているAPS-C相当のサイズのセンサーでさえコンデジの13倍の面積を
持ちハイエンド、プロ機に採用されている35mmフルサイズセンサーに至っては約30倍の
面積となるにょ。
一般的には800万〜2000万画素相当と言われている普通(35mm)の銀塩フィルムだけど
フルサイズセンサーを使用、2000万画素オーバーのハイエンド機が登場してようやく
銀塩を越えたと思われるにょ。(高感度時の画質はとっくに銀塩を越えていたけど)
ただ、風景写真をメインにとっている人の中には35mm版ではなく中判カメラを使用して
いる人も少なくはないにょ。
プロ用デジタル一眼レフが銀塩を越えたといってもあくまで35mm判での話にょ。
中判では面積が最も小さな6x4.5でさえ35mmフルサイズの3倍以上の面積となるにょ。
これはAPS-Cと35mmフルサイズの差よりも大きなものにょ。
中判銀塩をデジタルで置き換えるならばいくら35mmフルサイズのハイエンド機が高性能
とはいってもまだまだ描写能力で力不足は否めないため中判デジカメを投入するしかない
けれどセンサーサイズの大きさが価格に直結してしまうため200〜300万円くらいの投資が
必要になってしまうにょ。
そんな中ペンタックスから中判デジタルカメラが登場したにょ。
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20100310_353556.html
中判カメラの多くはユニット式となっており背部にフィルム装填の代わりにポラロイドを
付けられるようになっていたのをデジカメに変えたようなデジタルバックでの使用が
一般的となっているのだけどこの645Dは最初からデジタルカメラとして設計されたもの
なのでそのようなユニット交換は不要(できない)なものになっているにょ。
6x4.5の中判カメラとはいえ、センサーサイズはそれよりも小さめの44x33mmにょ。
これでも35mmフルサイズの1.7倍のセンサーサイズとなっているにょ。
さて、問題は価格だけど実売80万円というのはかなり安いにょ。(35mmデジタル一眼
レフの最上位モデルとあまり変わらない価格)
まぁ比較対象が200〜300万円するハッセルやマミヤ用のデジタルバックだからね。
とはいえ、200〜300万円という中判デジカメはプロ用の保守サービスや拡張性の高さも
含まれているわけだからそういう面で645Dは中判デジカメとして考えるならば廉価モデル
(制約の多いもの)と考えられてしまいそうにょ。
問題はどのような写真がとれるかにょ。
今まで中判デジカメを作っていたメーカーはデジカメを作り慣れているメーカーではない
ということで最低感度の描写は良くても少し感度を上げたらノイズの非常に多い写真と
なるものも少なくなかったにょ。
これはデジカメがセンサー、レンズに加えて画像処理エンジンが大きなウェイトを占めて
いるからにょ。
そういう面ではペンタックスはデジカメに参入して長く、シェアこそはキャノン、ニコン
と比べて大きく劣るけど一定数のファンはいるにょ。
私自身ペンタックスのデジタル一眼レフのK200Dを持っているけどなかなかいい絵を出し
性能そのものには満足しているにょ。
気になる画素数は4000万画素にょ。
これでもAPS-Cでいえば1000万画素くらいの画素ピッチであるため性能面で無理をしている
ようなものではないにょ。
したがって、それなりのレンズを装着すれば4000万画素で解像可能にょ。(ベイヤー配列
であるため完全にピクセル単位での解像は不可能だけど)
EOS Kiss X4のようにAPS-Cで1800万画素もある機種もあるけどそれだと並のレンズでは
解像しないため画素数を生かせないからね。
この645DでKiss X4並の画素ピッチを実現したら7000万画素に達してしまうにょ。(実際に
デジタルバックでも6500万画素の高性能モデルはあるため4000万画素というのは決して
多い画素数ではない)
そういうことで無理をせず、しかも2000万画素オーバーの35mmフルサイズよりワンランク
上の描写が可能になるというのはセンサーサイズの魅力にょ。(あくまで「可能になる」
というだけで実際にどの程度の差があるかは撮影サンプル待ちだけど)
ただ、4000万画素もあると非常にデータが重いいにょ。
非圧縮TIFFで保存すれば1枚あたり120MBだし、RAWでも50MBに達するからね。
デュアルSDHCスロット搭載とはいえ、32GBのSDHCでも心許ないにょ。
CFに対応してないのでせめてSDXCに対応して欲しかったところにょ。
とはいえ、中判カメラは連写でバシバシ撮影するようなものではないのでそれほど問題は
なくむしろSDHCの書き込み速度に問題がありそうにょ。
Class10のSDHCで実効12MB/sで書き込みできたとしても120MBだと1枚10秒もかかって
しまうわけだからね。
バッファメモリをどれだけ搭載しているのかは分からないけどいくら連写をすることは
あまりなくても最低でも1GB以上のバッファがないと話にならないにょ。
やはり、センサーサイズが大きいことはいいことだけどその分カメラそのものが大きく
なってしまうのがネックにょ。(645Dも中判カメラ+デジタルバックよりは小さいけど)
中判カメラを買うような層だとそんなことは気にしないけど35mm判で慣れている人から
すればかなり大きく感じるからね。
コンデジのセンサーは小さすぎるから大きい方がいいとはいってもあのセンサーサイズ
だからこそ5倍や10倍ズームを搭載してもポケットサイズに収まるわけだからね。
ネオ一眼(一眼レフ風のコンデジ)でついに光学30倍ズームを搭載するカメラが登場した
けどこれもセンサーサイズが小さいからこそ可能にょ。
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20100309_353564.html
デジタル一眼レフで実現しようとするとAPS-Cでさえとんでもないことになるにょ。
フルサイズ換算で24-720mmF2.8-5.6相当のレンズということはAPS-Cでは実焦点距離が
16-540mmとなるわけだからそれで明るさが2.8-5.6となるとレンズだけで5kgを越えて
しまいそうにょ。
というわけで中判デジタルカメラは35mm判では満足できなくなった人、もしくはすでに
中判用のレンズシステムがある人にとっては有用な選択肢だけどそうでなければただの
大きくて重いカメラでしかないにょ。
金銭面で新規にカメラ&レンズ一式の購入問題がないという人でもこのサイズ、重量が
使用面で大きな制約を受けるにょ。
元々中判カメラはスタジオ内で使うとか、屋外で使う場合は三脚を用いて風景のように
静止した被写体を撮影するのが主な使用用途だからそれを「制約」と呼んでいいものか
どうかは微妙だけど・・・。(制約というよりは向き不向きというだけの話かも)
だからセンサーサイズが大きい方が必ずしも良いとはいえず、自分の用途に合わせて
選択すべきにょ。
万能に使え、かつコストパフォーマンス重視ならばAPS-Cのデジタル一眼レフがベストだし
常に持ち歩くならばポケットに収まるコンデジの方が有利にょ。
普通にスナップ撮影してインクジェットで2Lくらいに出力するならば両者に画質面の
違いはほとんどないしこれが中判カメラだろうと違いは出てこないにょ。
結局最終的なアウトプット(出力媒体)が何かということが重要となるにょ。
A4ではなくA2、A1まで伸ばすならば4000万画素の中判デジカメの本領が発揮ようやく発揮
できるわけだからね。(A3程度では35mmフルサイズのデジタル一眼レフと比べて優位性は
ほとんどない)
PCで等倍鑑賞をするのが目的ならばピクセル単位でしっかり解像するフォベオンセンサー
採用機(DP1など)を使用するのが自己満足度が最も高くなるにょ。
暗所性能の高いデジカメの方がお買い得感が高い!?
私がデジカメを購入する際には気にしているのは画素数ではなくセンサーサイズや
高感度時の画質にょ。
基本的に同じ世代のセンサーで同じ画像処理エンジンを使えばセンサーサイズが大きい
方がすべての面において有利になるからね。
ただ、一昨日に書いたようにセンサーサイズが大きくなると筐体サイズも大きくなる上に
高価となるために単純に大きければ良いというものではないのが難しいところにょ。
さて、デジカメを購入する際に高感度に強いものを買う場合において最大設定がISO1600の
デジカメ(デジカメA)とISO12800のデジカメ(デジカメB)のどちらが上かというと
これは「上限感度だけでは分からない」が正解にょ。
実際に同じ感度で撮り比べないと何ともいえないにょ。
デジカメAがISO1600で十分常用できるくらいの画質が得られ、デジカメBはISO800が
実用限界と感じる人であればデジカメAの方が高感度に強いといえるにょ。
その際に比較となるのがノイズ(色ノイズ、輝度ノイズ)の量とディティール(細部)の
描写にょ。
デジカメの場合はデジタル記録であるが故に設定上の感度を上げようと思えばいくらでも
上げることが可能になるにょ。
ただ、感度を2倍に上げようとするとノイズも2倍になってしまうにょ。
したがって、それを防ぐためにノイズ除去機能が備わっているにょ。
とはいうものの100%ノイズのみ除去するというのは不可能であり、本来必要である
情報まで消してしまいがちなのでディティールが甘くなりがちにょ。
だから感度の低いセンサーやコンデジのように1画素当たりの受光面積が小さなセンサー
だと元々十分ではないために高感度で描写性能を上げるのは非常に難しいにょ。
例えば感度の高いセンサーを用いた場合、あるピクセルでは輝度70、別のピクセルでは
78だった場合それを2倍に増感したら140と156となるけどそれより10倍感度の低いセンサー
において考えるとあるピクセルが7、別のピクセルも7となりそれを2倍にしても14と
14で増感しても情報自体に変化はないにょ。
暗部にグラデーションがある場合はそれを再現できず一面同じ色になってしまうにょ。
それ故に無理な高感度を行うとディティールが失われノイズまみれになるかもしくは
ノイズをごまかしても塗り絵のようになってしまうかのどちらかになるにょ。
したがって、高感度時の描写力を見る場合はノイズだけディティールだけを見ては駄目で
両方を総合的に判断する必要があるにょ。
銀塩フィルムはダイナミックレンジが広くデジカメよりもディティールの描写に優れて
いると考えている人がいるけど決してそんなことはないにょ。
ダイナミックレンジはそんなに美化されるほど広くはないにょ。
デジカメは色飽和しやすいためダイナミックレンジが狭いようなイメージがあるけど
ダイナミックレンジを数値化すれば最近のデジタル一眼レフ用のセンサーの方が銀塩
フィルムよりも広いくらいだからね。
ただこれはレコードと音楽CDのように数字で表現できない違いがあるためにどっちが
勝っているかは判断が難しいことけどね。
ただ、高感度時の画質においてはもう完全にデジタルの方が勝っているにょ。
銀塩フィルムのISO1600やISO3200は多くのノイズがあったけれど当時はそれでないと
撮れない写真もあったということで価値はあったので非常に有用だったにょ。
しかし、その反面ノイズが多すぎるため高感度フィルムの常用は無理だったにょ。
ISO400のフィルムが常用可能なレベルになったのも80年代になってからだし、デジタルの
進化と比べると銀塩フィルムの進化は遅いため結局ISO1600が常用可能になるような
時代は訪れなかったにょ。
したがって、室内と屋外の2カ所の写真を交互に撮る場合は感度の異なるフィルムを装填
したカメラの2台体制で行う必要があったにょ。
その点、デジカメでは1枚ごとに感度設定が変えられるために高感度に強ければ積極的に
それを使うことが可能になるために高感度に強いというアドバンテージは誰しも生かす
ことが可能になるにょ。(ISO1600の高感度フィルムは使ったことがないという人も
相当数いると思う)
さて、「室内や暗所ではフラッシュを使えばいいだけでは?」という人も中にはいる
とは思うけどフラッシュは決して万能ではないにょ。
夜景のような発光体には無意味だし、そもそも遠距離だと光が届かないにょ。
フラッシュの光がどこまで届くかというのはこれはGN(ガイドナンバー)とレンズのF値に
よって計算可能にょ。
GNはフラッシュの光量を示し、F値はレンズの明るさを示すにょ。
GN7のフラッシュ、F値3.5のレンズを搭載したコンデジで撮影する場合は光が届く距離は
「(GN)7÷(F)3.5=2」となりフルパワーで発光時には2mまで有効となるにょ。
もっともそれより離れたら光が届かないというわけではなく光が弱くなるというだけの
話であり2倍距離が離れたらその二乗分の4倍暗く写ってしまうというだけにょ。
それを明るくしようとすれば高感度が有用にょ。
上記の計算は感度をISO100の場合で考えたものだからISO400ではそれより4倍明るく
撮せるため距離が2倍になった分を相殺可能になるにょ。
つまり、ISO感度の倍数の平方根分ほどGNが増えた形になりISO400で撮影する場合は
GN7のフラッシュはGN14相当になるということにょ。
だから、フラッシュを使用時でも高感度に強い方が有利となる場合があるにょ。
夜景などではフラッシュを使わない(使うのは無意味)といっても夜景は基本的には
三脚据え置きで低感度&長時間露光で撮影するものだから高感度画質に優れていても
それをもって夜景撮影において有利とは一概には言えないにょ。
ただ三脚を常時持ち歩いている人はほとんど居ないだろうし、三脚の代わりに固定できる
ものを探そうにもそんなに都合良いものなんて滅多にないにょ。
遊園地のナイトパレードや博物館など暗所撮影も場所によっては三脚自体が使用不可と
いう場合もあるにょ。
したがって、暗所に強い(高感度画質に優れる)ということはそれだけ有利になるにょ。
それにフラッシュ自体は個人的にはあまり使わないにょ。
私はコンデジを専ら画像メモ代わりに食事や買ったものなどを撮影に使用しているけれど
そういう撮影をする場合はフラッシュでは臨場感が出ないし、ビニールコーティングを
している物を正面からフラッシュで撮影すると反射で肝心の被写体が写らなくなって
しまうにょ。
そういう場合は、一眼レフを用いてフラッシュを別方向から当てるという方法を取るしか
ないにょ。(一番楽なのは天井バウンズ撮影)
夜景撮影のように低感度でも三脚を用いて長時間露光すれば良いだけの話だけどわざわざ
画像メモ代わりの撮影でそこまでしたくはないにょ。
したがって、手ぶれ補正機能があり、なおかつ高感度に強いコンデジというのが理想で
そういう面では昨年末に購入したTX1はほぼ理想通りだったにょ。
とはいえ、TX1も1月3日、5日にここで書いたレビューのように暗所で優れていても日中
屋外での描写は今ひとつにょ。
これは現在の裏面照射センサーが明るい場所でノイズが出やすいことやあまりノウハウの
蓄積のないセンサーなので画像処理エンジンでもうまく対応ができていないというのが
原因にょ。(TX1とWX1は初採用なので同じセンサーのTX7よりも劣る)
それに加えてTX1は屈折光学系の宿命でレンズ性能が低いにょ。
低感度ではTX1の1000万画素で撮影したものよりも500万画素の5年前に購入したコンデジ
(ニコンS1)の方が解像感において上に感じるくらいだからね。
TX1はそのようなデメリットがあっても暗所に強いというメリットがあるために私は
便利に感じているにょ。
では、実際にTX1の暗所性能がどれくらいなのかを作例を挙げてみるにょ。
たまたま手元にあったコミックスの表紙を室内の蛍光灯の下で撮影してみたにょ。(撮影
モードは手持ち夜景モードを使用)
1000万画素ではレンズ性能が低いためまともに解像しないのでレンズ性能の低さと
ディティールの欠損を分けて考えられるようにそれなりに解像する300万画素モードで
撮影したものを無加工状態にしているにょ。
まずはISO400にょ。
http://www.42ch.net/UploaderSmall/source/1268368353.JPG
これだけ見ると普通だけどコンデジでISO400でここまでノイズがないものというのは
ほとんどないにょ。(等倍で見てもノイズはほとんど気にならないレベル)
裏面照射センサーは最低感度でもノイズが乗ってしまうので手持ち夜景モードの
ISO400は標準モード(プログラムモード)のISO125と同レベルの画質となっているにょ。
だからこれをTX1の最高画質の基準として考えても過言ではないためそれで高感度では
どのように劣化するかを見てもらいたいにょ。
次は最高感度のISO3200にょ。
http://www.42ch.net/UploaderSmall/source/1268370019.JPG
多くのコンデジでは等倍では見るに堪えられないレベルの画質(ノイズまみれや塗り絵
状態)となるのに対してそれなりに見れるレベルになっているのが分かるにょ。(手持ち
夜景モードではぶれなければよりノイズ低減があるためにしっかり構えればこれよりも
さらに高画質で撮影も可能)
TX1には低画素における画素混合はないので1000万画素で撮影してもこれと同じレベルの
ノイズ量で撮影可能にょ。(画素混合で感度を上げている機種だと高感度時には最高
画素数で撮影できないという制約がある機種も多い)
ISO400よりも彩度が低く微妙なグラデーションが失われているとはいえこれを単体で
見せられたらコンデジのISO3200で撮影したものと信じる人は居ないレベルだと思うにょ。
彩度が低めだけどフォトレタッチソフトで彩度を上げれば見た目の印象は大きく変わる
ので彩度は無視してノイズ量とディティール(この場合は小さい文字など)だけに注目
して欲しいにょ。
実際、ISO1600同士においてTX1はデジタル一眼レフのK200D(2年前の暗所性能最低クラス)、
D50(5年前の暗所性能最高クラス)と比較しても暗所ノイズの量やノイズリダクションに
よって発生するディティール損失においては大きな差がないくらいだからね。(さすがに
レンズ性能の差は明白だけど)
TX1の手持ち夜景モードはISO感度がオートとなってしまうため微妙なISO設定ができない
のでISO3200で撮影する際にはわざわざ蛍光灯の光が当たらないように影を作って撮影した
けどそれは逆に言うと室内でお手軽にブツ撮りしたいけど蛍光灯の光が表面に反射したり
自分の影が入るのが嫌という場合にいっそのこと全部影で覆って高感度で撮影しても
これくらいの画像が得られるということにょ。
もっともコストや手間暇を惜しまない人ならば室内でのブツ撮りはライティングが命なので
照明機器を購入しそれにあった撮影場所を用意し、三脚を用いてしっかり撮影するのが
ベストだけ毎日の日記やほんのメモを書くのに俳句や短歌のように一字一句しっかり吟味
して書くようなものでとても手軽に撮影なんてできないにょ。(ここで現在書いている
文章もとりあえず意味が伝わればOKというレベルのものなのでそこまで一字一句吟味して
書かれた物ではないし、そこまで吟味して書くとハードルが高くなりすぎてとても気軽には
書けなくなってしまうので書くのを躊躇してしまう)
暗所性能に優れているということは私のように室内でノンフラッシュ撮影をする人に
とっては非常に有用だけどTX1の裏面照射センサー+手持ち夜景モードを用いたものより
センサーサイズが1桁違うデジタル一眼レフの方が上にょ。
何せ入門機のAPS-CサイズでさえTX1の13倍のセンサーサイズだからね。
だからデジタル一眼レフではどの機種でもTX1以上の画質で撮影できるにょ。(しかし
私が所持しているデジタル一眼レフは現在では暗所性能に弱いものなのでTX1と比較して
大きな差が感じられないのが辛いところ)
それでも、まだまだ暗所性能は十分とはいえないにょ。
デジタル一眼レフでは大きなさまざまな撮影に対応できるようにメーカーが別途用意して
いるレンズの焦点距離が多種多様に富んでいるのだけど同じ焦点距離でも明るさが異なる
ものが複数あるにょ。
レンズの明るさというのはレンズの焦点距離を有効口径で割ったもので300mmのレンズで
有効口径が6cmならば「300÷6=5」でF値は5のレンズとなるにょ。(単焦点の望遠レンズ
では有効口径≒前玉の口径なので600mmF4の望遠レンズでは最前面のレンズの直径は
150mmに達する巨大なものとなる)
上記のフラッシュの撮影と同じく暗い場所で撮影するためにはF値の小さな明るいレンズを
使用するのが一番(レンズが明るくなれば感度を下げることが可能になるため画質面でも
有利となる)なのだけどF値が半分になると(レンズの有効面積が4倍になるため)4倍
明るくなる代わりに重さも飛躍的に増大するにょ。(単純に考えれば体積は8倍となるわけ
だからね)
それに加えてコスト面も非常に高くなるにょ。
1段(=2倍)明るくなるだけで価格差は概ね3〜5倍は高価になるからね。
2段明るくなれば文字通り桁違いの価格になるにょ。
一眼レフにおいては同じAPS-Cであっても常用できるレベル(A4にプリントしても全く
問題ないレベル)となると私が所持している機種ではISO800程度なのに対して3月8日に
書いたEOS Kiss X4ではISO3200が常用レベルに達しているにょ。(ブログなどでVGAや
SVGAに縮小使用したり、L判しか印刷しなければTX1でもISO3200で十分使えるけど)
ISO800とISO3200では2段(4倍)異なるにょ。
三脚を使ってじっくり撮影できるような静止物ならいいけど室内スポーツや屋内での
ライブ撮影などある程度の動きがありなおかつ十分な明るさが確保できない場合は
明るいレンズが必要になるけど上記のように2段明るいレンズなんて桁違いに高価になって
しまうにょ。
つまり「暗所に強い(高感度画質に優れる)=コスト面で有利」とも言えるにょ。
とはいえ、同じシャッター速度で撮れるから同じような写真になるかといえばそうでは
なく、高価なレンズはそれに似合った描写力を持っているし、シャッター速度ではなく
絞りも写真には影響するためボケを生かした写真を撮影するにはF値の小さな明るい
レンズの方が有利となるためこれを持ってして高感度画質が高ければ明るいレンズは
不要になるというわけではないけどね。
同じ条件であれば明るいレンズを使用すればより暗い場所にも対応できる(2段明るければ
さらに4倍速いシャッター速度で撮影できる)ためにさらに暗所で有利になるにょ。
だからレンズの明るさを考えてみると新型のTX7よりもTX1の方が若干上でTX1よりも
さらに1段レンズが明るいWX1が最も暗所性能で優れているコンデジといえそうにょ。
あくまで手持ち夜景モードを使用した場合の話(ドラゴンボールで例えるならば界王拳の
ように条件付きで一時的に高めている)だからセンサーそのものの性能とレンズの明るさ
でいえば1/1.7インチCCDを用いて(広角側で)F2の明るいレンズを使ったPowerShot S90が
最高だろうけどね。
レンズ選びこそがデジタル一眼の最大の醍醐味だけど・・・
昨日は暗所に強いデジカメが欲しければ高感度時の画質だけではなくレンズの明るさも
重要になると書いたのだけどレンズが固定のコンデジとは異なりデジタル一眼の場合は
レンズが(予算も需要だけど)選び放題にょ。
とはいえ、問題は交換レンズはメーカー、機種によって装着できるものが異なるという
ことにょ。
これはPCでいうとUSBとIEE1394くらい別物となるにょ。
物理的形状が異なるというだけではなくプロトコルも異なるにょ。
昔(1970年代以前)の一眼レフカメラとレンズは機械的につながっていたのだけどAF全盛に
なる前(1980年代)から電子機器の塊になったにょ。
レンズにもその情報が埋め込まれたチップが搭載され(ニコンではそれを「CPU内蔵レンズ」
と呼んでいる)そのチップとカメラ側のCPUで情報をやりとりしながらAEやAFを制御して
いるにょ。
だから同じマウントであっても古いレンズを新しいカメラに装着(もしくはその逆)した
場合は使用ができなかったり、使用できても使用モードに制限ができたりするにょ。
キャノンの場合はAFに移行する際にFDマウントから完全電子制御式のEFマウントに変えた
ためにニコンほどは複雑ではない(MF時代のレンズは装着自体が不可能だから選択肢が
減らされているというのもあるし、キャノンの場合はEFマウント移行時にレンズ内にAF
駆動用のモーターを組み込んだためモーター内蔵・非内蔵のレンズという選択肢も存在
しない)けれどニコンの場合はマウント形状自体は50年前のニコンFから同じであるため
古いMF時代のレンズを使用する場合には注意が必要となるにょ。
ニコンの場合はレンズ内にCPUが内蔵されていることを前提にカメラ側が作られている
ためにCPU内蔵ではない古いMFレンズを装着時には大きな制限ができてしまうにょ。(初代
ニコンFのような完全マニュアルで使うならばいいけどカメラ内蔵の露出計が動作して
くれないため露出も別途露出計を用意するかカンで行うことになる)
これはハイエンドやプロ機ではCPU内蔵ではないレンズを装着時を想定してレンズの焦点
距離や被写体までの距離を元にした分割測光は使えないけどCPUの情報が不必要な中央部
重点測光など最小限の機能は使えるようにはなっているにょ。(入門機、中級機では
差別化のためにそれらの機能はカットされている)
またD40以降の入門機では本体にAFのためのレンズ駆動用のモーターが内蔵されていない
のでモーター内蔵レンズ以外はAFが使用できないにょ。
その場合、AFを使いたければ純正ならばAF-Sタイプ、互換メーカーならばモーター内蔵と
書かれたものを買う必要があるにょ。
この点はキャノンならばレンズ駆動用のモーターが内蔵されていることを前提に設計
されているのでそういう問題は発生しないにょ。
あとペンタックスもボディにレンズ駆動用モーターが内蔵されているために当初はレンズに
モーターが組み込まれてなかったけど最近は超音波モーターを内蔵するレンズも一部登場
してきているけどそれは対応するカメラでないとAFが使えないにょ。
次に問題となるのはイメージサークルにょ。
現在のデジタル一眼の主流(入門機〜中級機)はセンサーがAPS-C相当のサイズだけど
ハイエンドおよびプロ機や銀塩時代時代の主流は35mmフルサイズとなっているにょ。
イメージサークルはレンズから入った像がどのサイズに投影可能かというものなので
基本的に大は小を兼ねることが可能となるにょ。(イメージサークルの大きなレンズでは
投影サイズが大きいために小さいセンサーを搭載したカメラで問題なく使用できる)
銀塩時代もAPSフィルムを使った一眼レフはあったけどマウントが変わってしまう(カメラ
本体を小さなAPS用に設計したため)ということで結局APSの銀塩一眼レフはすぐに廃れて
しまったにょ。(コンパクトカメラはカメラがレンズの互換性をユーザーが気にする
必要がないし、コンパクトにできることやフィルムの装填が楽だったり、対応機種では
フィルムの途中交換が可能になるためにAPSが主流になった)
現在のデジタル一眼レフの元になったニコンD1ではAPS相当のセンサーを使用している
(フルサイズのセンサーはあまりに高価で搭載できないのとデジカメはカメラとしての
光学的、機械的部分に加えてデジタル処理をするための部品が必要になるため銀塩よりも
大きくなってしまうということでサイズを抑えるならば大きなセンサーを搭載することが
できない)けれどレンズは35mmフルサイズのものを使用するということでマウント自体は
変更がないために銀塩のAPS機よりはスムーズに受け入れられたにょ。
そのイメージサークルだけどニコンの場合はフルサイズを「FXフォーマット」、APS-C
サイズと「DXフォーマット」と呼んでいるにょ。
それらはマウントの互換性があるし、大は小を兼ねるためFXフォーマットのレンズをDX
フォーマットの本体に使えるけどその逆は基本的にはできないにょ。
あえて「基本的には」と書いたのは使用は可能だけど100%の性能を生かせないためにょ。
大きいイメージサークルのカメラに小さいイメージサークル用のレンズを装着すれば
周辺部の描写ができないためにまともに写らないけどFXフォーマットのカメラにはDX
フォーマットのレンズが使えるモード(センサーの中央部の約半分のみを使用するモード)
というものが用意されている(純正レンズなら自動的にFXからDXへと切り替わる)ために
それを使えば画素数こそ半減するもののDX用のレンズが普通に使えるようになるにょ。
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/longterm/20091221_338282.html
ここで問題が発生するのがEFマウントにょ。
キャノンはAF時代にマウントを一新し、それをデジカメでも使用してきたのだけど
デジタル一眼の主流がAPS-Cサイズとなったためにそれに最適化したEF-Sマウントを用意
したにょ。
ニコンの場合はFXとDXではマウントを変えなかったために両者で相互利用(ただし、DXの
レンズをFXのカメラで使用する場合には上記のような制約がある)が可能となったのだけど
キャノンの場合はマウント形状を変えたためにEFマウントのカメラにはEF-Sマウントの
レンズは物理的に装着が不可能となったにょ。(マウント直径は同じだけど差し込めない
ようにしてる)
逆にEF-Sマウントのカメラは両方のレンズが使用可能な仕組みになっているにょ。
このような仕組みにしたのはイメージサークルが異なるためだと思われるにょ。
大は小を兼ねるためにAPS-CのEF-Sマウントでは両方が使えるけれどAPS-Cのイメージ
サークルであるEF-Sマウントのレンズはフルサイズのカメラに装着してしまったら周辺部が
描写できないためにそうならないように意図的に装着ができないようにしたのではないか
と思われるにょ。(ニコンのようにFXでDXのレンズを使うモードは用意されてないし)
ただ、ネックとなるのは初期のAPS-C相当のセンサーを搭載しながら普通のEFマウント
(フルサイズ用マウント)の機種にょ。
割高であり広角に弱い(キャノンの場合、APS-Cでフルサイズ用のレンズを使用すると
換算焦点距離が1.6倍となってしまうために28mmの広角レンズが45mm相当の標準レンズと
なり、換算28mmのレンズとなると高価な17mmの超広角レンズが必要となるため)という
問題点を抱えてしまうにょ。
もっともそれはEOS KissデジタルやEOS 20D以降のAPS-Cサイズ機ならば問題ないため
わざわざ旧機種のEOS10D本体の中古を入手しなければ今となっては気にする必要はない
けどね。
さて、ニコンも最近はEFマウントと同じような完全電子制御式のレンズ(「Gタイプ」と
呼ばれるレンズ)を作っているけどこれはデジタル一眼で使うならば問題はないけれど
古い銀塩カメラで使用することはできないにょ。(絞りリングが機械的なのは「Dタイプ」
と呼ばれ、それだと古いカメラでも使用が可能になる)
50年の歴史を持つニコンのFマウントだけどこのように「Fマウント」と一口で言っても
複雑怪奇であることが分かると思うにょ。
このような互換性の問題はUSBにおいてもUSB1.1、USB2.0、USB3.0では本体、ケーブル、
対応機器において起こっているわけだから特別ニコンFマウントだけが異常というわけでは
ないけれど一眼レフを作っている国内のカメラメーカーにおいて「MF→AF→デジタル」と
移行する過程においてマウントを変更しなかったのはニコンとペンタックスだけだし、
ペンタックスはフルサイズ用のデジタル一眼を作ってない(デジタル一眼用のレンズは
すべてAPS-C用)ということでニコンが一番複雑になるのはやむを得ないにょ。
このようにデジタル一眼はレンズ交換ができるが故に使用できるレンズがどれなのかを
把握することが難しくなっているにょ。
とはいっても、現行品のカメラ本体と現行品の純正レンズを買うなら問題はないにょ。
(フルサイズセンサー搭載機でAPS-C用のレンズを買わないようにさえ注意しておけばよい)
しかし、カメラ本体やレンズを中古や旧機種ということで安く入手する場合には上記の
ようなさまざまな問題があるので注意が必要となるにょ。
そういう面では最も有利なのがペンタックスにょ。
MF時代からマウント形状を変更してこなかったためそのレンズ資産は膨大にょ。
ニコンと違い本体に使用制限を加えてないために古いレンズでもそのレンズが持っている
ほとんどの機能を使うことができるにょ。(AFのレンズではAFが働くし、MFのレンズでも
フォーカスエイド機能が有効になる)
しかも、フルサイズのデジタル一眼を作ってないので間違ってAPS-C用のレンズを買うと
いう失敗もないしね。
ただ、地方民にとってはペンタックス用のレンズは店頭入手が難しいというのが難点にょ。
デジタル一眼のシェアの8割以上がキャノンとニコンとなっているために交換レンズを
手軽に入手しようと思えばこの2社のどちらかにする方が有利にょ。
安価な互換メーカーのレンズを買う場合でもシェアが少ない分ペンタックス用は作られ
ないこともあるしね。
レンズ選びはデジタル一眼の一番の醍醐味にょ。
画質でコンデジよりも優れるというだけではなく用途や目的に合わせたレンズを選べる
からね。
最初から本体とセットになっていた高倍率ズーム1本で済ますという使い方もありだけど
自分の用途に合ったお気に入りのレンズというのを見つけることで写真を撮ることがより
楽しくなると思うにょ。
デジカメ高感度性能撮り比べ
お久しぶりです。鈴原です。
1年半前にデジタル一眼レフを購入してから、写真撮影に懲り始めていましたので、最近
のデジカメ記事も含めて、いつも楽しく拝見させていただいています。PowerShot S90の
名前が出ていたので書き込みさせていただきました。
私が最近購入したデジカメは下記の通りです。
2008年10月 Canon EOS Kiss X2
2009年11月 Panasonic LUMIX DMC-GF1
2010年02月 Canon PowerShot S90
高感度性能に焦点を当てると、S90の健闘ぶりは特筆に値すると感じます。
東京ディズニーランドに行く機会があり、S90とGF1でエレクトリカルパレードを撮り比べ
たのですが、S90のローライトモードは凄まじい威力でした。夜の屋外で電飾に照らされ
た人物を撮影してみたところ、解像度は落ちるものの、ISO 5000 F2.0 1/20秒を実現し、
2Lサイズプリント程度であれば、十分耐える絵を出力してくれました。
反対にGF1の高感度性能には疑問が残りました。ただし、最新ファームウェアを使用して
いないことと、RAW現像をAdobe Camera RAWで行っていることから、S90に対して条件が
フェアでないので、ファームウェアアップデートを実施してから付属のSilkypixで現像
したあとで再度検証してみようと思っているところです。
これからも掲示板の記事楽しみにしています。
これが私のモバイル機器 ver.2010
ここで何度も書いているように私は所持デジタル機器に「モバイルランク」というものを
設定しているにょ。
ランクA(常時手元に所持)、ランクB(外出時は必ず持ち出す)、ランクC(基本的に
毎日持ち出す)、ランクD(必要があるときのみ持ち出す)というランク分類をすることに
よって多数のモバイル機器の中からどれを持ち出すかというものが、単純化されると
ともに用途に合わないもの(自分には不必要なもの)を購入してしまい失敗するという
確率を下げることが可能になっているにょ。
ランクCまでのモバイル機器は普段からほぼ毎日持ち歩いており、昨年の3月9日の段階では
このような感じになっていたにょ。
http://ww5.tiki.ne.jp/~ochame/test/mobile.jpg
もう少し詳しくモバイルランクに関して書くとこんな感じにょ。
◎ランクA→入浴時以外は手元に置いているように常時ポケットに入れていても問題ない
サイズ、重量のもので使う頻度が非常に高いもの。
(モバイル機器以外では家の鍵や小銭入れがランクAに相当する)
◎ランクB→外出時は手ぶらでも持ち出せるようにポケットに入れておくことも可能な
サイズのもの。PCの場合、立った状態でも使用できることが必須。バッグに
入れることなく持ち出せるためにランクCよりもタイムラグが小さい。
ランクAほどではないけど使用頻度が高いものはランクBとなる。
(モバイル機器以外では札入れや各種カードなどがランクBに相当する)
※近所に出かける場合の装備
◎ランクC→毎日持ち歩くことができるそれが必要な場所で気軽に使用することが可能な
サイズ、重量となる。あると便利けど使用頻度が低いものはランクCとなる。
(モバイル機器以外では仕事に必要な書類等がランクCに相当する)
※仕事や日帰りのお出かけの場合の装備
つまり、簡単に言えば使用頻度とサイズ、重量によって分類されているにょ。
ランクA装備=ランクAのみ
ランクB装備=ランクA+ランクB
ランクC装備=ランクA+ランクB+ランクC
という感じでその日によって持ち出すものが単純に決まるにょ。
あとはその日に必要なものを別途持ち出すにょ。
撮影に出かけるときは近所であればランクB+デジタル一眼レフ(+必要ならば交換
レンズ、三脚、フラッシュ)、遠出であればランクBではなくランクC装備になるという
わけにょ。
サイズ、重量、使用頻度でランクが決まるといってもPCにおいてはランクBとランクCには
「ポケットに入れられる」(持ち歩くのにバッグが必要ない)、「立った状態で使える」
という決定的な壁が存在するにょ。(立った状態では使いづらいVAIO PではランクBには
なれない)
ランクCのモバイルノートをランクBにする場合、服にそのモバイルノートが入るような
巨大ポケットを作るかそれが入るようなポーチを常用する(近所に出かけるときも持ち
歩く)しかないにょ。
そして、そのモバイルノートを立った状態で使えるようには駅弁売りスタイルをする
しかないにょ。
それらが「普通に」可能ならばランクBとランクCには壁がないけどやはり大きな壁と
なってしまうにょ。
とはいえ、ランクB装備で出かける機会は少ないから事実上BとCの壁は心理的なものしか
ないけどね。
あれから1年経ちその間に変化があったものもあるため私が普段持ち歩いているデジタル
機器の2010年度版を書いてみたにょ。
http://ww5.tiki.ne.jp/~ochame/test/mobile10.jpg
○ケータイ 905SH(ランクA)
○PC VAIO UX90S(ランクB)
○デジカメ Cybershot TX1(ランクB)
○PC Let'snote R5(ランクC)
○USB電卓(ランクC)
○外付け320GB HDD(ランクC)
※SDカードやUSBメモリなどの小物類は割愛
昨年から変わった機器は2つにょ。
R3をR5に変更、Nikon COOLPIX S1(スナップ、画像メモ用)とXacti HD2(動画撮影用)を
統合しそれをTX1に置き換えたにょ。
最も大きい機器がR5ということで普段はB5サイズまで収納可能なショルダーバッグを
使っているにょ。(R5はB5用紙よりも小さいサイズ)
これがA4ノート(12.1インチワイドのモバイルノートはA4用紙とほとんど変わらない
サイズ)になるとバッグも大きいものが要求されてくるにょ。
普段から大きめのビジネスバッグなどを持ち歩いているという人ならば薄型のA4サイズ
モバイルノートがベストマッチかもしれないけどPCのためにバッグを大きくするという
のは本末転倒だからやりたくないにょ。(それ以前にR5より大きいと電車やバスの中で
使いづらいためにバッグの大きさだけの話ではないけど)
昨年1月にリナザウからVAIO UXに乗り換えたために普段から持ち歩いているモバイル
機器の体積は増えてしまったけど今年は昨年と比べるとデジカメをTX1一本に統合した
ためその体積は減ったにょ。(モバイルノートはR3とR5で同面積、同体積で変わらない)
では、来年以降はこれらをがどうしたいかということを考えてみるにょ。
905SH→3年経ちそろそろバッテリがやばいので買い換え候補を探しているものの割賦販売
導入によって高価格化してしまったので買い換えを躊躇している
VAIO UX→より小型(ポケットにスムーズに収まる)で長時間駆動のPCに乗り換えたい
(候補:BX、N5)
TX1→日中の画質は最低だけどコンパクトサイズで暗所に強いため画像メモ用には最適
なのでこのサイズでTX1を完全に超えるデジカメが安価で売られるまでは安泰
R5→現状ではバランス面では最高だけど徐々にスペック不足を感じる場面も増えそうで
その際はCore2DuoクラスのデュアルコアCPU搭載機にする予定
外付けHDD→現状の320GBでは埋まるのは時間の問題で500GBか640GBのに買い換えたい
USB電卓→事実上Excel専用なので壊れるまでは買い換え予定は無し
あとは、ランクCに相当するデジカメ(毎日持ち歩けるレベルの大きさでなおかつ
それなりに高画質なもの)が欲しいところにょ。
とはいえ、「本当に必要か」と言われたら微妙なので購入には至らないと思われるにょ。
私のPC、PDA、ケータイの変遷(最近9年間)については2月21日に書いたけど果たして
このモバイルランクは2011年にはどうなっているのか・・・。
予算と生活スタイルによって左右されるからなかなか予想は難しいにょ。
鈴原透さんへ
>お久しぶりです。鈴原です。
お久しぶりにょ。
>1年半前にデジタル一眼レフを購入してから、写真撮影に懲り始めていましたので、最近
>のデジカメ記事も含めて、いつも楽しく拝見させていただいています。PowerShot S90の
>名前が出ていたので書き込みさせていただきました。
私は自己紹介ページに書いているように1987年に銀塩一眼レフのCanon A-1(中古)を
買ってから本格的にはまったにょ。(A-1は購入時点で9年前に発売の旧機種だったけど
MFの一眼レフということで9年前の機種でも陳腐化をそれほど感じなかった)
写真部でもないのに校内行事で写真を撮りまくったりしてたにょ。
ただ、後で「現像代がない・・・」と泣きを見ることになったけどね(笑)
そういう面ではデジカメのランニングコストの安さは最高にょ。
>私が最近購入したデジカメは下記の通りです。
> 2008年10月 Canon EOS Kiss X2
> 2009年11月 Panasonic LUMIX DMC-GF1
> 2010年02月 Canon PowerShot S90
私がここ1年くらいに買ったデジカメは下記のような感じにょ。
2009年 2月 PENTAX K200D(新品)
2009年12月 SONY Cybershot TX1(新品)
2010年 2月 Nikon D50(中古)
上記のものに加えてジャンク品のコンデジを5、6台にょ。
EOS Kiss X2は今でも十分一線級で通用する良い機種だと思うにょ。
各所で実際に撮影された作例を見る限りはISO1600でもA4サイズで十分通用するレベルだし
入門機なのにAF性能もめちゃくちゃ高いからね。
私もK200Dを買う際には予算が十分あればX2を買っていたかもしれないにょ。
K200DはAFが遅いのは購入する前から分かっていたとはいえ静物写真メインなのでそれほど
気にしなかったけど購入後に気になったK200Dの不満といえば高感度時の画質とレンズの
入手性にょ。
先月13800円という超破格値で売られていたD50を見つけたので思わず買ってしまったけど
K200Dよりも3年も古い機種なのに高感度(ISO1600)の画質は同程度という有様だからね。
あと昨日も書いたように地元ではペンタックスのKマウントレンズはほとんど売られて
いないにょ。
それとマイクロフォーサーズ機や高級コンデジは私のモバイルランクCのデジカメとして
ぜひ欲しいところにょ。
TX1はコンパクトでいつも持ち歩けるのは良いことだけど日中の画質があまりに悪い
からね。(ただし高感度時には屈折光学系の薄型コンデジでは最高性能の画質)
だからGF1とS90を持ってるなんてうらやましすぎるにょ。
S90は一昨日に書いたようにコンデジの中では暗所性能でトップだからね。
WX1やTX1のような裏面照射センサーも確かに高感度に強く、しかも手持ち夜景モードを
用いればコンデジではトップレベルの性能とはいえ、裏面照射センサーはまだ問題が
多く、低感度でノイズが乗るし、発色が悪いからね。
その点、S90は日中はもちろんのこと暗所の高感度撮影でもでもナチュラルな発色をして
くれるにょ。
TX1でもレタッチで発色の悪さはある程度カバーできるとはいえJPEGからのレタッチでは
限界があるからね。
とはいえ、ランクCのデジカメが必要な頻度がどれだけあるかを考えると考えるとなかなか
購入には至らないにょ。
最初から撮影目的で出かけるならばデジイチを持ち出すし、画像メモやちょっとした
スナップ(L判プリント程度)ならばTX1で十分だからね。(L判ならばJPEGのレタッチで
問題はないし、レンズ性能の悪さも気にならない)
だから予算の捻出が難しいためにむしろD90クラスのデジイチの中級機を先に買ってしまう
かもしれないにょ。
>高感度性能に焦点を当てると、S90の健闘ぶりは特筆に値すると感じます。
S90のローライトモードはコンデジの中で最強だからね。
裏面照射センサー&手持ち夜景モードもすごいけどセンサーサイズが1/1.7インチと1/2.3
インチでは約2倍のハンデがあるにょ。
それに加えてTX1はワイド側でF3.5だからS90と比べて1.5段分(約3倍)のハンデがある
ために単純計算で6倍不利になってしまうにょ。
これで勝とうとする方が無理と言えば無理だけどそれでも屈折光学系というのを考えると
暗所性能はピカイチだと思うにょ。
常夜灯の中ポケコンの画面を撮影してみたけどこのアングルでは肉眼で辛うじて見える
レベルなのがTX1では十分文字が見えるレベルになっているにょ。(1000万画素、無加工)
http://www.42ch.net/UploaderSmall/source/1268536909.JPG
ISO3200が最大だし、手持ちだと1/4秒が限界なので完全に露出アンダーだけどそれでも
暗部の階調も辛うじて残っているからね。(肉眼では見えなかった本の文字も見える)
これが並のコンデジ(1/2.3インチ1200万画素クラス)だとISO3200では暗部はベタ塗りに
なるにょ。
>反対にGF1の高感度性能には疑問が残りました。
専用レンズで画像処理エンジンもそのセンサーやレンズに最適化してあるコンデジの方が
同じセンサーサイズならばレンズ交換式よりは有利とはいえ、センサー面積が5倍以上
異なるのにこの性能は解せない面があるにょ。
センサーサイズが大きいから高感度に強いと単純に言えないのは事実だけどね。
実際、フルサイズのライカM9や中判のデジタルバックでも高感度時の画質が今ひとつなのを
見ても分かるようにコンデジの画像処理エンジンがいかにすごいかというだけかも
しれないにょ。
>これからも掲示板の記事楽しみにしています。
私の趣味関係ということで小型PC、モバイルPCやデジカメの話題が多くなると思うけど
今後もよろしくにょ。
全のどか補完計画
「のどか」のパワーアップ構想を考えてみた
Core i7 860 Box (LGA1156) + P7P55D-E セット 41,980円
http://shop.tsukumo.co.jp/goods/2010020700011/999999990000000/
MonsterX-i 16,500円
http://kakaku.com/item/K0000001791/
GeForce GT 240 512MB V2 (NE3T2400FHD51) ドスパラ通販特価 6,980円
http://www.dospara.co.jp/5goods_parts/parts_list.php?h=d&f=d&m=parts&sbr=435&utm_source=AdWords&utm_medium=cpc&gclid=CJLS9O2PuKACFQcupAod2RHPSw&lf=0
W3U1333Q-2G 8880円X2 = 17760円
http://bbs.kakaku.com/bbs/05201613745/
マザーボードが よく分からないけど セットがあったから選んでみた
http://liv0.com
デジカメの話をすると新しいデジカメが欲しくなる罠
さて、現在デジタル一眼レフはニコンD50とペンタックスK200Dを持っているけどやはり
一番の不満となるとのは暗所性能にょ。
両者とも私が常用可能と思うのはISO800止まりだからね。
一昨年にはAPS-CでもニコンD90やキャノンEOS Kiss X2でISO1600が常用レベルに達し
最近ではEOS Kiss X4がISO3200が常用レベルにまで達しているのと比べると何とも物足り
ない感じにょ。
そしてさらに不満があるのは入門機ということで仕方がないのだけどファインダーが
ペンタプリズムではなくペンタミラーという点にょ。
店頭で見る限りはEOS Kiss X4はペンタミラーの割りには明るくて大きなファインダー
だけどそれでもペンタプリズム搭載機と比べるとピントの山の掴みやすさは雲泥の差が
あるにょ。
そういうことで、次に買うならばもう入門機はやめて中級機にしたいところにょ。
銀塩時代に使っていた一眼レフカメラはキャノンA-1だったけどこれは当時はペンタミラー
なんてものはなくペンタプリズムだったし、1978年の発売当時の価格でボディが83000円
だったので今の中級機の上位レベルの(このワンランク上となるとハイエンドやプロ機)
価格帯に位置する製品にょ。(キャノンでいえば7D、ニコンでいえばD300sに相当)
そういうわけで私が欲しい機種(中級機)を挙げると下記のようになるにょ。
◎ペンタックス K-7
◎ニコン D90
◎ニコン D300s
◎キャノン EOS 50D
◎キャノン EOS 7D
他のメーカーは欲しい機種が無いため割愛
K-7は機能面ではクラス最高なんだけどペンタックスというのが難点(地元では普通に
店頭にレンズを置いてない)な上に高感度画質は他社よりも劣るにょ。(入門機である
K-xの高感度時の画質は高いのでこのセンサーを搭載した後継機種が出ればまた評価も
変わりそうだけど)
D90は一昨年に登場の古い機種だけどその分価格も下がっているというのは魅力にょ。
高感度時の画質も7DやKiss X4を除けば依然としてAPS-Cではトップレベルだしね。
強いてケチを付けるならば中級機なのにエンプラのボディという点くらいにょ。
D300sは基本的にはD90と同じ画質だけどAPS-Cのフラッグシップということでボディの
作りが違うにょ。(その代わり重い)
ただ、予算的に厳しいにょ。
50DはD90と同じ時期に出たのだけど1500万画素と若干無理をしているせいか高感度時の
画質ではD90の方が上でわざわざマウント変更してまで50Dを買いたいとは思わないにょ。
7Dは性能面では現時点でAPS-Cのトップといっても過言ではないけど唯一のネックは
マウント変更の必要があるということにょ。
APS-Cのフラッグシップということでボディも高価なのにまたレンズから買い直すのは
予算的には難しいにょ。
ただ、キャノンはシェアでトップということでレンズも中古が豊富だし、AF性能は
ダントツだから魅力は大きいにょ。(そういう点を考えるとマウント変更でソニーや
オリンパスへ行くメリットは私にはない)
予算が十分にあるならばマウント変更してもEOS 7Dを買うべきだろうけどそこまでの
予算がない現実を見るとD90あたりが無難な選択になりそうにょ。
しかし、ここで問題がなくはないにょ。
中級機は2年に1回モデルチェンジをしているのだけど今年の9月でD90も丸2年にょ。
そろそろ後継機種の足音が聞こえる時期にょ。
どうせ後継機種が出ても最初は高価だから価格がこなれた現行機を買うというのがいい
という考えもあるけどね。
その後継機種にも問題があるにょ。
キャノンのEOS 50Dも今年で2年なので後継機種の情報がそろそろがリークされてもおかしく
ない時期だけど後継機種である60D(?)の情報がない以前に「後継機種はない」という
噂の方が多く見られるにょ。
確かに現行の7DとKiss X4の間に位置する60Dはかなりニッチな製品となるだろうからね。
そうなるとその「後継機種はない」という噂も出任せではなさそうにょ。
それと同じことがニコンにも言えるにょ。
D90はヒット商品になったのだけどその後継機種はない可能性があるにょ。
正確には入門機のD5000と統合されるという方が正しそうにょ。
D5000も今年モデルチェンジをする(入門機は毎年モデルチェンジをする)ということで
発表されるのは時間の問題だと思うけどその後継機種と噂されているD7000(仮)は
D5000とD90の両方の後継機種みたいだからね。
つまり事実上の入門機ということでAF駆動用のモーターは内蔵されないにょ。
モーター無しのレンズを使いたければD300sもしくはその後継であるD400(?)を使用
する必要が出てくるにょ。
もしそれが本当ならば下手をするとD90の相場が上がりそうな気がするにょ。
D40は小型かつ高感度に強いということで未だにファンはいるけどボディ内にモーター無し
と発表されたときにはかなりの反発もあったにょ。
それ以外は前モデルのD50にほとんど勝っていたのにD40ではなくD50の方を好んで買う人も
少なくなかったからね。
それくらいニコンユーザーにとってはボディ内モーターの有無は重要ということがいえる
わけにょ。(一昨日に書いたように同じニコンFマウントのレンズといっても機種によって
どれが使えるかが決まり入門機ではコストダウンや上位機種との差別化ののために過去の
レンズを使えなくしたり制限を加えたりしている)
そうなるとD90は後継機種が正式発表される前に確保しておいた方がいいのか・・・?
それともニコンはやめキャノンにするか・・・。
ニコンは高感度時の画質や総合的なバランス面で優れていたけど最近はキャノンの方が
上手になっているからね。
ニコンが後継機種を出すとしても7DやKiss X4の高感度時の画質を越えるのは難しい
だろうからね。(プロ機ではD3sという一眼レフの頂点となる高感度画質を持つ製品が
あるけどさすがにそれは予算的に全く手が届かないので眼中には入らない)
同クラスの製品を比較するとEOS 7D>D300sだし、EOS Kiss X4>D5000で唯一ニコンが
勝っていたと私が思うD90>EOS 50Dでは両者とも消えて無くなる運命だとしたら・・・。
まぁ結局のところ購入するかどうかはすべて予算しだいなんだけどね。
先立つものが・・・。
マリモーマさんへ
>「のどか」のパワーアップ構想を考えてみた
ついに自作に足を踏み入れるにょ!?
>Core i7 860 Box (LGA1156) + P7P55D-E セット 41,980円
これはこれで悪くないけど予算が少ないならCPUは下記の物でも普通にゲームをするには
問題ないにょ。
Pentium Dual-Core G6950 BOX(LGA1156)8580円
http://kakaku.com/item/K0000079481/
Pentium G6950はローエンドとはいえ、私が一昨年に自作するときに使用した(当時で
2万円台半ばだったから今のi7 860と同価格帯の製品)Core2Duo E8400(3GHz)と同じ
くらいの性能はあるので現在でも十分に通用すると思われるにょ。
ビデオカードのGT240はローエンドとミドルクラスの間の性能なのにi7 860だとCPUだけは
ミドルクラスの上位というのもゲームをプレイするならば若干アンバランスだしね。
まぁCPU負荷のみ大きなエンコなどが中心になるならばCPUの方が格上という構成は別に
問題はないけどね。
>GeForce GT 240 512MB V2
性能はそれなりに欲しいけど省電力も重視、ゲームはそんなに高画質(高解像度)で
プレイしない、性能が足りなくなったときにもっといいのに変えるという予定がある
などの意図があるならばそれでいいけど少ない予算で少しでもゲームを快適にプレイ
したいとかCPU(i7 860)とのバランスを考えるとこれくらいは欲しいにょ。
(本来ならばゲーム用のPCならばCPUとビデオカードは同じくらいの予算は欲しい)
GeForce GTS 250 E-Green 1GB (NE3TS25EFHD02 9980円
http://www.dospara.co.jp/5goods_parts/parts_detail.php?h=d&f=d&m=parts2&ic=103342&lf=0
3000円差で性能は1.5倍くらい上がるにょ。
http://journal.mycom.co.jp/articles/2009/11/18/gt240/001.html
ここからさらに1.5倍に上げようと思ったらGTX280クラスのハイエンドのものが必要になる
けどそれだと2倍の金額を出しても難しいのでコストパフォーマンスを重視ならばGTS250が
一番にょ。
さて、あと残るはケース、電源、ドライブ(HDD、光学ドライブ)、OSにょ。
ケースは流用可能として電源は現時点の構成でも400W〜500Wは最低欲しいにょ。
ビデオカードのランクの高い奴にしたり、HDDをさらに増設するということを考えると
600Wクラスにしておいた方がいいにょ。(600Wの電源は最大600Wの電力を供給可能と
いうだけであって600Wの電力を消費するわけではないので大は小を兼ねる)
ドライブはDVDドライブは流用するとしてHDDは買い換えが必要になるにょ。
予算に応じて1TB〜2TBのものを選ぶといいにょ。(現行規格のSATA2.0対応のものならば
どれでも特に問題はない)
OSは流用可能なものがあるならばそれでもいいけどないならばWin7のDSP版をマザー
ボードなどと一緒に買うといいにょ。
総組み替えなら自作よりも出来合品のショップブランドPCを買った方が安上がりだった
なんていう可能性も高いけど自作は自作ならではの良さもあるからね。
今後、PCゲームの主役はネットブックになる・・・?
Atom搭載PCは携帯型ゲーム機の夢を見るか
http://www.4gamer.net/games/107/G010710/20100313003/
ネットブックはゲーム向きのPCではないということを今まで何度も書いたけどその要因は
上記リンク先にもあるけど大きなものは下記の2つにょ。
(1)CPU性能が低い
(2)GPU性能が低い
わざわざネットブックでゲームなんてと思うかも知れないけどPCゲーム市場というのは
すでに飽和状態となっているにょ。
しかし、PCが高性能化してきたために開発コストは年々増える一方となっているにょ。
DirectX11にフル対応し従来のDirectX10では味わえないレベルのゲームを作ろうとすれば
莫大なコストがかかってしまうにょ。
ハイエンドVGAの購入はそういった最先端のゲームを高画質でプレイしたいというニーズが
あったからこそであり、そういったユーザーが多く購入し、そういうユーザーのニーズに
合わせてハイエンドなグラフィックのゲームがどんどん作られていったにょ。
しかし、この開発コストの増大によってそれは難しくなったにょ。
例えば開発コストが10億円の場合、1本で仮に4000円の利益ならば25万本が損益分岐点
となるけど40億円の場合100万本が損益分岐点になるからね。
確かにCOD4モダンウォーフェア2のようにミリオンセラーに軽々達するソフトもあるけど
大半のPCゲームはそこまで売れないにょ。
プレステ3も同じように開発コストの増大という悩みを抱えているもののこちらは
ユーザーが基本的にゲームプレイを目的として購入しているためゲームプレイ人口
そのものはやはりコンシューマゲーム機の方が多いと思われるからね。
確かに普及台数そのものはPCの方がプレステ3やXBOX360といった現行世代のゲーム機と
比べても多いけどその性能(ゲームにおける性能)はコンシューマゲーム機に劣るものが
大半にょ。
最近は開発コスト増大によってそれを回収するためにPC、プレステ3、XBOX360のマルチ
展開をするゲームも増えてきているけどPCだからコンシューマゲーム機よりも上の性能
とはならない場合が多いにょ。
プレステ3に搭載されているGPUはGF7800GTXのカスタム版(メモリ帯域を半減してコストや
消費電力を抑えたもの)ということで今となっては大した性能ではないとはいうものの
これらは最新の統合型チップセットに内蔵されているGPUと比べても格段に上回るため
この性能を越えるためには独立GPUが不可欠となるにょ。
現行品ならローエンド上位、2年前ならミドルクラス、4年前ならハイエンドのものが
搭載されていればプレステ3と同程度、もしくはそれ以上の性能となるわけだけど
コンシューマゲーム機の場合はそれに最適化されてあるため処理効率を考えると同程度の
性能では同程度の「実効性能」を得ることはできないにょ。
PCにおいてプレステ3を越える実効性能を得るためにはGeForceならば8800GT以上のものが
欲しいところにょ。(2年前ならばミドルクラスの最上レベル)
それをさらに上回る性能であればプレステ3よりもより高画質でプレイでき、コンシューマ
ゲーム機では味わえないPCのメリットを味わうことが可能となるにょ。(「高画質」と
いうことだけがゲームの重要な要素とは思えないけどハイエンドVGAを買うユーザーに
とってはそれが重要なポイントになるのは間違いない)
したがって、今のPC用ゲームは概ね8800GTくらいの性能があればデフォ設定であれば
どれでも快適に動作するように作られているにょ。(もちろんCPU性能はそれに似合った
性能は必要になるけど)
GT240(=9600GSO)<8800GT(=9800GT)<GTS250(=9800GTX+)ということでPC
ゲームをプレステ3以上の画質でプレイしたい場合はGeForceの現行モデルであれば
GTS250以上が欲しいところにょ。(RADEONならばHD5750もしくはHD4850以上)
PC用のみグラフィックを強化してもコストがかかる一方であるためにコンシューマとの
マルチ展開が主流になるならばこれから要求スペックが大幅に上がるという心配はない
ためにこれだけの性能があればしばらくは安泰だと思われるにょ。(ちなみにノートPC
用では最高性能であるGTX280MでデスクトップPC用の8800GTと同等以上のレベル)
しかし、8800GTを越える性能のVGAカードの売上数がコンシューマゲーム機を越える
とは思えないにょ。
それならば要求ラインを落とすしかないにょ。
実際多くのPCゲームはグラフィックの設定項目はいくつか用意され、それを変えることで
性能の低いPCでも対応可能になっているにょ。
したがって、性能の低い統合型チップセットのオンボードVGAであっても設定を落とせば
プレイできるものも多いにょ。
統合型チップセットのPCにおいてここ1、2年で最も売れたものといえばネットブックかも
しれないにょ。(GPU別売上シェアの統計をもし取るならばGMA950がトップかも)
日本においてもピーク時はPC売上の3割くらいをネットブックが占めていたからね。
そうなるとPCゲームの裾野を広げたい(プレステ3などとのマルチ展開を考えてない)
という場合はそれに合わせるという手段をとるのがベストといえるにょ。
とはいうもののネットブックに搭載されている945GSE(GMA950)はとても十分な性能
ではないにょ。(RADEON9600と比べても大きく劣り、GF8800と比べたら数10分の1の性能)
それに加えてCPUのAtomがゲームをプレイするのには貧弱にょ。
Atom1.6GHzはマルチスレッドに対応した一般アプリだとPenM換算1GHz前後の性能はあるの
だけどゲームにおいてはせいぜい同クロックのPenMの半分程度(PenM0.8GHzくらい)の
性能しかないからね。
一定のGPU性能があればスコアがCPU性能に比例するFFベンチのLOWでPenM1.2GHzは2000を
超えるのに対しAtom1.6GHzは1400弱しかないのでそれからも分かるにょ。(GPU性能は
915GMのGMA900より945GSEのGMA950の方が高いためもしもGPUがボトルネックならばPenMと
Atomの性能差はさらに開くことになる)
グラフィックは設定を落とすことでカバーができてもCPU性能の低さはカバーできないにょ。
しかし、PSPなどの携帯機のCPUと比べるとAtomの性能は莫大に高いにょ。
それなのにゲームで十分な性能ではないというのはAtomを最初から考慮に入れて作って
ないからにょ。
コンシューマゲーム機がスペックの割りに高性能(性能の割りに快適にゲームをプレイ
可能)なのはそのCPUで十分プレイなレベルのゲームというのもあるけど上記のように
それにビルドの段階で最適化してあるからにょ。
この最適化というのは速度において非常に重要なポイントにょ。
かつて、Pen4が登場したとき旧世代のアプリの実行においてはPen3の方が快適という
ものも少なくなかったにょ。(多くのアプリでPen3 1GHz>Pen4 1.3GHzとなりPen3 1GHzと
同程度の性能を得るには当時のPen4 1.4〜1.5GHz必要だった)
確かにPen4はパイプライン段数を増やしIPCが下がった分を高クロックで補うCPUである
ために単純比較はできないけど当時多くのアプリがPen3(P6コア)に最適化されていた
というのが非常に大きいにょ。
それが、多くのアプリがPen4に最適化するようになってからはそれが変わってきたにょ。
本来ならばPen4よりも性能が高いはずのAthlon64でも多くのアプリやベンチがPen4に
最適化しているために実アプリの実行速度やPen4登場後に新たに作られたベンチでは
Pen4の方が速いためPen4の方が高性能という印象を与えることになったにょ。
これは対Athlon64だけではなく対PenMにおいても同様のことがいえるにょ。
しかし、今となってはPen4に最適化ではなくCore MAに最適化されているためPen4は
絶対性能で劣るだけではなく最適化によって高速だったというアドバンテージまで
失うことになったにょ。
PenMが登場したときにはPenMは同クロックのPen4の1.5倍程度の性能と言われていたけど
クロック当たりの性能がAtomはPen4と同じくらいなのに今となってはPenMはAtomの1.5倍
ではなく(マルチスレッド非対応のアプリにおいていえば)2倍近い性能となっている
くらいだしね。
だから異なるCPUの性能を比較する場合にはPen4とPenMはベンチA、PenMとAtomはベンチB
というように変えてAtomとPen4の比較ではあまり有用ではなく同じアプリ、ベンチで
やらないとあまり参考にならないにょ。
それくらい最適化の影響は大きいにょ。(PenMは最適化されてもされなくてもそれなりに
速いけどPen4は最適化されてこそその真価を発揮できる)
GPUにおいてもそれはいえ、RADEONに最適化されているか、GeForceに最適化されている
かでゲームの実行速度は大きく変わるにょ。(性能が高いから高速とは限らない)
だから本来の性能はどうであれ、それに最適化されているものが有利なのは間違いは
ないにょ。
というわけで、Atomに最適化すればAtomの性能は現行よりも実質2〜3割向上すると言われて
いるにょ。(昔のPen4 vs PenMのようにAtomが同クロックのPenMの0.6〜0.7倍になる)
あとはPCアプリベンダーの対応次第にょ。
下手なコンシューマゲーム機よりも売れているネットブックだけにこれらでゲームが
プレイ可能になればかなりPCゲームのパイは広がるにょ。
PCゲームは敷居が高いというのは昔(DOSの時代)の話で今はPCが要求スペックさえ
満たしていれば難しいことは何もないにょ。
とはいえ、この要求スペックを満たしているかどうかを判断すること自体がPC知識のない
人にとっては難しいにょ。
そういう面ではネットブックは仕様がほぼ共通であるためにネットブック対応とゲームに
明記されていれば簡単に判断が付くようになるにょ。
しかし、Atom1.6GHz、945GSE、メモリ1GB、WinXPで動作するゲームを作りさえすればPC
ゲームの裾野は広がるかというとそうとはいえないにょ。
確かにプレイ可能なユーザー数は圧倒的に増えるけどゲーム目的で買うのが普通である
コンシューマゲーム機とは異なりPCの場合はゲーム目的で買う人は少数だろうからね。
特にネットブックを買うような人はゲーム目的で買うとはとても思えないにょ。
PCだからPCゲームが動作すると思って買う人も中にはいると思うけど古めのゲームなら
ともかく最近のゲームはかなり厳しいものばかりだからね。
PCゲームの中では軽いと言われる静止画主体の美少女ゲームでさえネットブックの
スペックではギリギリにょ。(リアルタイム性が低いためエフェクトが重いということを
我慢すれば3Dものを除くとほとんどプレイは可能だと思う)
やはり、売り方も非常に重要となるにょ。
コンシューマゲームならば各所にあるゲームショップの店頭でいくらでも買えるけど
PCゲームは扱っている店自体が少ないからね。(扱っていても本当の売れ筋ソフトしか
置いてないことが大半)
かといって、MMO RPGのようなセーブデータをサーバ上で管理する月額課金のゲームは
ともかくとして売り切り型の有料ゲームをダウンロード購入する人も限られるからね。
コンシューマゲーム機やiPhoneやケータイなどでは大元となっている企業が1カ所で集中
してダウンロード販売しているためにその敷居は低いけどそうではないライセンスフリーな
PCゲームの場合は自由が効くからこそそういうことが難しくなっているにょ。
FTTHのような高速なブロードバンドが当たり前になればダウンロードしてローカルで
ゲームではなくサーバ上で実行するクラウド化もゲームの主流になる可能性はある(これ
ならば動画を再生できるスペックで3Dゲームがプレイできる)のだけどさすがに現時点の
回線帯域を考えると主流になるのは難しそうにょ。(これはむしろ海賊版対策だろうけど)
http://www.4gamer.net/games/107/G010710/20100311063/
とはいえ、最新のゲームをプレイするには最新のハイスペックなPCでないと駄目(最新の
ゲームを快適にプレイするには常に最新ミドルクラス以上のCPU、GPUが必要だった)と
いうわけではないという時代が訪れるのは時間の問題と思われるにょ。
デジタル一眼は本当にコンデジよりも優れているのか・・・?
私がコンデジではなくデジタル一眼を使う理由といえば、用途に合わせたレンズが選べる
という点や表現の幅が広がるというものにょ。
コンデジは基本的にプログラムオートのみとはいえ、機種によっては絞り優先AEや
シャッター優先AEやマニュアル露出で撮影できるものもあるけどコンデジのセンサー
サイズの関係上、回折限界からあまり絞ることができず絞りのコントロール幅はほぼ
ないに等しいレベルだからね。(ほとんどのコンデジは絞りをNDフィルターでコントール
しているため絞りを変えても絞りの効果は得られない)
人気のTZシリーズも先日新型のTZ10が発売されたにょ。
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/newproduct/20100316_354909.html
12倍の光学ズームを搭載しながらポケットにも収まるような小型サイズであるため人気の
機種だけどこのような10倍前後の光学ズームレンズを搭載の薄型デジカメ(数年前までは
これはネオ一眼の領域だったけど今はネオ一眼では20〜30倍の光学ズームとなっている)
というのは各社から発売されているにょ。
ここまでの焦点距離をカバーできれば多くの人は一眼レフのメリットであるレンズ交換が
可能ということに対してアドバンテージを感じないのではないかと思われるにょ。
というか、コンデジで十分にょ。
したがってデジタル一眼ののメリットというのは暗いところでもキレイに撮せるとか
くっきり撮せるとかいうものではないかと思うにょ。
暗いところでもキレイに撮せるかどうかはフラッシュを使えばその調光精度ですべて
きまるにょ。
でも、やはりフラッシュが使えない場所、被写体や雰囲気を残して撮影したいことも
あるにょ。
その時はノンフラッシュとなり高感度時の画質でキレイか決まるのだけど現在のデジタル
一眼の主流であるAPS-Cセンサーでは概ねISO1600くらいまではA4サイズのプリントで
問題がないレベルの画質で撮影でき、最新のEOS Kiss X4ならばISO3200までなら問題が
ないくらいのレベルとなっているにょ。
これはコンデジだと厳しいにょ。
数年前までは最高感度設定がISO400止まりだったコンデジは今ではISO3200以上に設定
可能な機種が大半だけどコンデジでISO3200となるとほとんどの場合塗り絵状態になって
しまうため階調に乏しくディティールもかなり失われてしまうにょ。
Powershot S90、G11のようにコンデジとしては比較的大きな1/1.7センサーを使い、
1000万画素のセンサーを250万画素として使うローライトモードや裏面照射センサーを
用いてマルチショット(TX1やWX1では「手持ち夜景モード」と呼んでいる)でノイズを
減らすという方法もあるけどこれならばA4プリントには厳しいけど2Lくらいでは十分
使える写真が撮影できるためにこれで不満ならばデジタル一眼を購入するしかないにょ。
しかし、「くっきり撮せる」というのは微妙なものにょ。
日中の屋外で撮影したスナップ写真をL版や2L版にプリントするならば今普通に店頭で
売られているコンデジ(トイデジカメを除く)ではどれでも十分実用になるレベルに
なるにょ。
それでさらなるくっきりさを求めるとなるとやはり鑑賞の主流がPCになっているせいだと
思うにょ。
PC画面で等倍鑑賞をするというのはL版印刷した写真を10倍のルーペで観察するようなもの
だから粗が簡単に見えてしまうにょ。(もっとも、一旦プリントした写真をルーペで見る
場合はプリンタ側がボトルネックとなるためこの例えは正しいとはいえないけど)
コンデジに700万画素以上要らない、1000万画素は不要など何度もコンデジの高画素不要を
唱えてきた私だけど依然として画素数がデジカメ買い換えの大きな要因となっている
現状においては本当に高画素が無意味とユーザーが感じるまでは画素数が増え続けること
だと思うにょ。(画質を求めるハイエンドモデルでは逆に画素数が減っておりメーカーは
高画素化によるデメリットを感じているのは間違いないけど)
コンデジで1000万画素にまともに耐えうるレンズを使用しているのは私が知る限りは
リコーのGRD3くらいだしね。
ほとんどのコンデジは無理に1000万画素もしくはそれ以上の画素数を実現しているため
とても細部の描写はできてないにょ。
上記のTZ10も日中での撮影は1400万画素の極小センサーの割りには結構よい描写をして
いるもののさすがに望遠側は駄目にょ。
http://dc.watch.impress.co.jp/img/dcw/docs/354/909/html/803.jpg.html
これはレンズ性能が全く足りてないので仕方がないにょ。
ではデジタル一眼ならきっちりピクセル単位で解像するのかというとそうではないにょ。
専用設計ではないという点がコンデジより不利になるとかイメージサークルの大きな
レンズでそこまで描写性能を上げるのは難しい(高コスト)というのもあるけどそもそも
理論上センサー自体がピクセル単位で解像できないようになっているからにょ。
一部のものを除きデジカメはRGGBのべイヤー配列となっているにょ。
1000万画素のデジカメといってもフルカラーのセンサーというわけではないためセンサーの
前にフィルターを通し特定の色にのみ反応するようになっているにょ。
1000万画素のセンサーの場合R(赤)とB(青)が250万画素、G(緑)が500万画素となって
いるにょ。
1つのセンサーだけではフルカラーの情報を持たないために周辺のセンサーの情報を元に
フルカラーの画像を生成しているにょ。
ベイヤー配列の場合、色の境目では偽色が発生しやすいし細かい幾何学的な模様(アップで
撮影した時の服の繊維など)を撮影するとモアレが発生してしまうにょ。
被写体によっては偽解像が極端に出てしまうラーメンノイズとなることもあるにょ。
これはRGGBが異なる場所にあるためその座標の狂いが原因にょ。
ならばセンサーの1つの画素でフルカラーに対応すればいいと思うかも知れないけどそれも
難しいにょ。
シグマDP1などに採用されているフォベオンセンサーはフルカラーのセンサーだけど
フルカラーセンサーであると今度は色の分離が難しくなるにょ。(正確な色が出せない)
それにセンサー1つでRGB3つのフィルターを通すために感度の面でも不利になるにょ。
実際フォベオンセンサーはAPS-Cセンサー並のサイズに460万画素という低画素でも
1000万画素超のベイヤーセンサーと比べて感度で大きく劣っているからね。
だから、画素数の面でも感度の面でもベイヤー配列が有利になるのだけど上記の問題点を
緩和させるためにあるのがローパスフィルターにょ。
ローパスフィルターというのは一定以上の高周波成分を通さずに低周波の成分だけを
通すフィルターなのだけどデジカメのローパスフィルターは簡単にいうとセンサーに入る
映像をぼやけさせるためのものにょ。
これによって、RGGBの各センサーの微妙な位置のずれで発生する偽色問題をかなり緩和
させることが可能になるにょ。
要するに最初からピクセル単位で解像できないようにしているわけにょ。
基本的にセンサーサイズで解像しきれないような細かな模様(不定形の自然物では問題
なく人工的に作られた格子状や柵状のもの)を撮影したときのみ発生するのでデジカメが
低画素であればかなり有用だったけど高画素化すればローパスフィルターの役割は
どんどん失われてきているとは思うけど高画素化したら今度はさらに細かく解像する
ためにさすがに不要にはならないにょ。
デジタル一眼の場合まだセンサーの画素ピッチよりもレンズの解像力の方が上となって
いるからね。(高画素のセンサーでも高解像のレンズを使えば十分解像する)
機種によって多少は変わると思うけどキャノンはローパスフィルターが弱め、ニコンは
ローパスフィルターが強めとなっているにょ。
要するにキャノンの方が解像力ですぐれニコンの方が偽解像が少ないということになる
わけにょ。
コンデジの場合は、すでに画素ピッチがレンズの解像力よりも細かくなっているために
すでにローパスフィルターは要らないレベルに達しているにょ。(私が知らないだけで
すでにローパスフィルターを使ってないコンデジもあるかもしれない)
レンズの解像力が足りないのをTZ10では超解像技術を使って補っているにょ。
場合によっては良い描写になっているもののけどさすがにそこまでのアドバンテージは
サンプル画像を見る限りは感じられないにょ。
結局、デジタル一眼でもピクセル単位できちんと解像しないならコンデジとあまり変わら
ないのでは?なんて思う人もいるかもしれないにょ。
確かにピーク時の画質を比べたらそんなに大差はないにょ。
デジタル一眼でも付属のキットレンズや高倍率ズームしか使ってなければそこまで高画質
というわけではないからね。(デジタル一眼に大きな期待をしている人はこれを見たら
がっかりするかもしれないけど)
レンズ交換ができないコンデジはセンサー、画像処理エンジンに最適化が施されている
ためにセンサーサイズの割りに非常に優秀にょ。
銀塩で標準的なコンデジ(1/2.3インチセンサー)くらいのサイズのフィルムを使った
場合はL版印刷さえキレイにはできないレベルとなりそうだからね。(普通の35mm版で
撮影したものを縦横6倍にトリミングしたくらいのものになるため)
ピーク時の画質ではコンデジでもデジタル一眼と大差はないといってもここで言う
「コンデジ」というのはあくまで平均以上の描写力を持つコンデジで「デジタル一眼」は
APS-Cで付属のキットレンズを使うことを前提に考えているからにょ。
平均以下の描画性能のコンデジの場合はデジタル一眼でキットレンズを使用して撮影した
ものと比べても明らかに劣るし、デジタル一眼で高性能なレンズを使った場合には
どんなコンデジであろうと明確な差が出てしまうにょ。
それでもL版印刷程度ならば両者に差はないけどね。
だから明確な差となるためにはA4くらいでプリントする必要があるにょ。
A4サイズであれば400万画素あれば普通に鑑賞するのに問題ない画素数(200dpiでプリント
可能)だけど細かい部分をじっくり見るならば900万画素くらい欲しい(300dpiでプリント
可能)ところにょ。(これがL版ならば300dpiでも150万画素あれば十分となるために150万
画素できっちり解像できれば両者の差はなくなる)
つまり、900万画素できっちり解像(等倍で見ても十分鑑賞に堪えうるレベル)であれば
両者の区別はないけどほぼすべてのコンデジはレンズの性能不足でそこまでの描写性能が
ないからデジタル一眼と比べてプリントされた写真を見ただけで差を感じてしまうにょ。
これも見比べず、コンデジで撮影した写真のみを見た場合には十分なレベルと感じる
機種が大半だからコンデジの進化は非常に大きいけどね。(300万画素世代の頃の方が
等倍鑑賞では優れていたけどA4プリントではいくら画素当たりの性能が落ちていても
最近のコンデジの方が上となる)
それに少しでも悪条件ではコンデジはすぐに破綻してしまうのに対してデジタル一眼の
場合はそれが少ないにょ
高感度時の描写ではそれが明か(APS-Cサイズのデジタル一眼でもISO400まではほとんどの
機種で無ノイズだしISO1600でも1/2に縮小すれば等倍鑑賞に堪えられるレベル)だからね。
それに上記のような望遠側の描写も明らかに異なるにょ。
私がデジタル一眼を買う前に使っていたネオ一眼のFZ5だけどこれは5年前の機種で500万
画素ながら広角側を使い日中屋外での撮影ならば今でも十分に通用するレベルの画質と
なっているものの望遠側は500万画素ですら全く解像できてないためにアップで撮影する
場合には不満が大きかったにょ。(上記のTZ10の望遠側のサンプルのようにぼやけた
感じとなってしまう)
もっともL版程度ならば実効で150万画素で解像できればいい(1500×1000くらいに
リサイズして等倍で見て十分にキレイと感じるレベル)ので問題はないのだけどPC鑑賞が
メインとなるとどうしても等倍鑑賞をしてしまう機会が増えてしまうから厄介にょ。
私が使っているTX1はレンズ性能があまりに低く1000万画素で撮影する意味は皆無と感じる
レベルにょ。
等倍で辛うじて見れるくらいの画質を得るためには300万画素くらいまで画素数を落とす
必要があるにょ。
300万画素でも2Lくらいまでなら問題ないので300万画素のデジカメと思えばいいけど
1000万画素のデジカメでこれは・・・。
画素ピッチに余裕があるデジタル一眼の場合はよほど性能の低いレンズを使用しない限りは
等倍でもそれなりに見れるくらいの画質を得ることができるにょ。
それでも等倍鑑賞をするならば不満があるために私は1000万画素のデジタル一眼である
K200Dで撮影する場合には600万画素モードで撮影することが多いにょ。
キットレンズが1000万画素できっちり解像しないというのもあるけど600万画素ならば
ベイヤー配列でもほぼピクセル単位で解像してくれるから最初から600万画素しかないD50と
比べると等倍鑑賞時には圧倒的にK200Dの方が高画質(解像感が高い)に感じるにょ。
600万画素あればA4に250dpi以上でプリントできるためほとんど問題ないしね。
それに600万画素ならば1000万画素と比べてファイルサイズは6割になるというメリットも
あるにょ。
デジタル一眼が良いかコンデジが良いのかというのは画質で判断するとどの程度のものを
要求しているのかで変わってくるということにょ。
高いレベルを要求しなければほとんどのコンデジで(望遠側を除き)十分な性能に
達していると思うにょ。(TX1くらいになるとさすがに十分な性能ではないけど)
だからあとはデジタル一眼の柔軟性な表現力と速度とコンデジの手軽さ(筐体サイズや
重量を含めたもの)との天秤にかけて選択するべきであってどちらが優れているかという
ものではないにょ。
表現力に関していると一例としてボケを生かした撮影をしたい場合、通常は望遠レンズで
絞りを開けて撮るのが普通だけど換算432mmという望遠のFZ5も実際はセンサーが小さい
ため実焦点距離は72mmとなっているにょ。
したがって、ボケ量は72mmのレンズと同程度のものしか得られないにょ。
だからボケを生かした撮影をするならばセンサーサイズが大きい方が有利になるにょ。
まぁコンデジにそんなことを求めるのは一部の人であり多くの人は全体にピントが合った
パンフォーカスな写真をキレイな写真と認識しているだろうからセンサーサイズと
キレイな写真に感じるかどうかはまた別物にょ。
だからどっちが良いかではなく自分の用途や目的で選択するというのがベストとなるにょ。
実際、TX1のその筐体サイズや手軽さはデジタル一眼と比べると圧倒的なアドバンテージと
なっているにょ。
私がモバイル機器に設定しているモバイルランクでも性能面ではなくサイズ、重量などを
考慮しているからね。
15インチ、3kg、駆動時間1時間のデスクノートがモバイルノート代わりにならないのと
同じだけど手軽に持ち歩けるかというラインも人によって異なるので小さければ良いという
わけでもないのでその辺のバランスも重要となるにょ。
よく考えたら自作になるのか win7は また今度 金が出来たらにするかも
構成を見直してみたよ
Core i7 860 Box (LGA1156) + P7P55D-E セット 41,980円
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MonsterX-i 16,500円
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http://kakaku.com/item/K0000090055/
買っても繋ぎ方が よく分からないよ
電源ユニットは マザーボードに繋ぐのかな?
http://liv0.com
動画を気軽に撮るならコンデジが最高!
昨日は現在のコンデジは画質に大きく拘ったり等倍鑑賞をしなければ十分な性能に達して
いるためにデジタル一眼とは比較する場合別物ということを書いたにょ。(PCを買う際に
15インチデスクノートとネットブックでどちらが良いのかと言うようなもの)
確かに表現力から言えばコンデジは歯が立たないのだけど(写真を作品として撮る場合
センスが重要となるため必ずしも良い機材を使えば良い写真が撮れるわけではないけど)
その代わりコンデジは動画機能が優れているにょ。
ライブビューがデジタル一眼で普及することによって一昨年に登場のD90では一眼レフと
しては世界で初めて動画撮影が可能になり、今となってはほとんどの機種に動画撮影
機能がついているのだけどデジタル一眼の動画機能はまだまだ制約が大きいにょ。
撮影中はAFが効かなかったり、絞りやシャッター速度がが固定だったりという制限のある
ものがほとんどにょ。(EOS Kiss X4の場合は絞りとシャッター速度は固定でISO感度を
変えることで露出調整をしている)
現在でレンズ交換式カメラで(大きな制約なく)普通に動画が撮影できるものといえば
(「一眼レフ」ではないけど)PanasonicのGH1くらいしかないにょ。
コンデジはライブビューが当たり前ということで古くから動画機能を備えてきている
けれどデジタル一眼で動画機能がなかなか付かなかったのはセンサーサイズが大きいため
データをフルに読み続ける動画撮影では発熱が大きくなることやCCDでは読み出し速度が
追いつかないためにCMOSである必要があることなどが挙げられるにょ。
それに加えて一眼レフではAFでは位相差検出方式で行っているけどライブビュー中は
それが使えないのでコントラスト検出方式で行う必要があるにょ。
したがって、ライブビュー専用のセンサーがないと実用レベルの速度は得られないにょ。
その点、最初からミラーレスで設計されたマイクロフォーサーズのカメラはライブ
ビュー前提であるために動画撮影という面に関しては有利となるにょ。
だから、通常のデジタル一眼レフでの動画は問題を多く抱えておりまだまだこれからと
いった感じにょ。
したがって、動画を撮るならばデジタル一眼よりもコンデジの方が設計するメーカーに
とってもそれを使用するユーザーにとっても「楽」になるわけだけどそこで気になるのは
光学ズームと動画形式にょ。
古くからコンデジでは動画が撮れるとはいっても動画撮影中は光学ズームができない
機種が多かったからね。
しかし、最近は動画というのがウリの1つになってきているせいか、動画撮影中に光学
ズームが可能な機種が増えているにょ。(コンデジの場合、電動で動かすパワーズーム
となっているために動画中にズームを可能にするためにできるだけその音が入らない
ような工夫をする必要があった)
10倍くらいの光学ズームが可能な機種であれば動画撮影も楽しくなるにょ。
そういう面では最近の売れ筋となっている10倍前後の高倍率ズームを備えたコンパクトな
デジカメが便利にょ。
サイズ的にはポケットに入るくらい小さいためビデオカメラと違って気軽に持ち運びが
できるしね。
http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/zooma/20100317_355099.html
このHX5VはコンデジでありながらフルHDのAVCHDで撮影可能であるためもはやビデオ
カメラと何の遜色もないにょ。(デジカメということで動画の記録時間は最大で連続29分
という時間制限が加えられているのは残念だけど)
さて、ビデオカメラというと今ではフルHDが当たり前となったけどそれでもHDが当たり前
という状況になるにはかなりの年月を要したにょ。
コンデジでHD動画といえば最初に実現したのはXactiにょ。
2006年に登場のXacti HD1でいよいよコンデジ動画もHD化とはいえ、もともとXactiは
動画重視のコンデジだったからMPEG4系のエンコードチップを搭載していたけど多くの
コンデジはMotion JPEGしか備えてなかったためにHD化はかなり難しかったにょ。
そんな中2007年に登場したPowerShot TX1で変わったにょ。(私がCybershot TX1を持って
いる関係上ここで「TX1」と書いたら通常は「Cybershot TX1」の方を示している)
720pのHD動画でさえ40Mbpsくらいのビットレートとなるため高速なSDHCが必須となる
ものの別途エンコードチップを搭載する必要がないためコスト面で有利なせいか翌2008年
にはHD動画が撮影可能な機種がかなり増えたにょ。(HDが初登場から2、3年で一気に
普及した形になるためビデオカメラよりもHD対応機の増え方が早い)
さらにYouTubeがHD対応になりコンデジ動画のHD化の後押しをしたにょ。
動画形式はMPEG4系(H.264を含む)とMotion JPEGの2つでメーカーによってどちらを
採用するのかが分かれていたけどMPEG4系を選択したいとユーザーが思っていても選択肢は
かなり限られていたにょ。
特殊な形状(ガングリップスタイル)であるためユーザーを選んでしまうサンヨーの
Xactiを除けばソニーのCybershotシリーズかカシオのEXILIMシリーズしか無かったからね。
(Xactiは今のようなガングリップスタイルになる前から動画をウリにしているし、
Cybershotは200万画素世代からMPEG1動画を取り入れている)
これは各社ビデオカメラとの競合を避ける意味合いもあったのかもしれないにょ。
しかし、PanasonicがAVCHDの720pのサブセット版であるAVCHD Liteを発表し、自社の
コンデジにどんどん搭載していったにょ。
こうやってH.264コーデックで動画撮影可能な機種が増えたためH.264エンコードチップの
価格が下がった影響を受けたのかついに頑なにMotion JPEGに拘っていたニコンさえも
ついにH.264の動画撮影が可能なコンデジを発表したにょ。(この分だとデジタル一眼の
ニューモデルでもH.264対応になりそう)
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/newproduct/20100317_355089.html
このように小型のコンデジで10倍ズームを備えHD動画を撮影できるならばよほどしっかり
動画を残したいという場合以外はビデオカメラの出番は無くなるのではないかと思うにょ。
私の動画カメラの変遷は1月30日に書いたけど今となっては「ただの動画メモだからQVGAで
十分」とは思えなくなってきているにょ。
これは「画像メモだからVGAで十分」ではなくそれでは物足りないので「300万画素くらいは
欲しい」というように変わったのと同じにょ。(300万画素だと横が2048ピクセルとなり
フルHDのモニタで鑑賞する場合ドットバイドットで鑑賞できる丁度良いサイズとなる)
動画をPCで鑑賞するならばWXGAモニタとマッチする720pくらい欲しいからね。
リビングのフルHDの大型TV(私の自宅はまだアナログブラウン管だけど)で鑑賞する
ならばフルHDが望ましいけどデジカメで撮影する簡易動画ということを考えると720p
あたりが手頃だと思うにょ。
MPEG4、9Mbpsで記録されたXacti HD2やTX1の720pの動画であればPenM1.1GHzのモバイル
ノートPCでも十分再生ができるためネットブックなどでも問題なく再生可能だと思うにょ。
H.264となるとさすがに重いけどそれでも現在のローエンドノートPCでも余裕で再生が
可能になるにょ。
私が動画メモに720pのHD動画を求めているのは現在使用しているPCすべて(予備機を
含めて即稼働なPCは7台くらい)で720pの動画ならば普通に再生できるからにょ。
これがフルHDのAVCHDとなると再生支援機能付きのGPUを搭載してない限りはコマ落ち
なく再生するにはCore2Duo 2GHzくらいが必要になってくるためにシングルコアCPUや
ULVのCPU搭載のPCでは敷居が高いにょ。(私の所持PCだと再生可能なのは自作PC1台だけ)
とはいえ、現行品でいえばGS45ならばH.264の支援機能を持っているためにCULVノートでも
問題ないし、Atom搭載機でもAtom ZのチップセットであるUS15W内蔵のGMA500は支援機能を
持っているために再生が可能となっているにょ。(Atom NではIONでない限りは無理)
フルHDで撮影できるのはベターだけどフルHDでしか撮影できないのはさすがに現時点では
敷居が高いと思うにょ。(ビデオカメラならばそれでもいいけど)
そういう面では私が持っているXacti HD2では720p、VGA、QVGAと使い分けられるし、
TX1も720pとVGAの使い分けができるにょ。
私は今は720pが動画撮影でベストと考えているけど720pでも敷居が高いとか、デジカメ
動画ならばVGAで十分という人もいるだろうからHD全盛になってもSD動画の切り捨ては
(デジカメにおいては)できるだけやって欲しくないにょ。
「気軽に撮れること」「気軽に見れること」こそがコンデジ動画の最大のアドバンテージ
だからね。
マリモーマさんへ
>win7は また今度 金が出来たらにするかも
自作PCに使用するならば安価なDSP版がおすすめにょ。
ただ、DSP版は自作用パーツと一緒でないと購入できないし、ライセンス上その一緒に
買ったパーツを内蔵したPCでないと使用ができないので注意にょ。
>構成を見直してみたよ
予算10万円程度でゲーム、エンコ用ならば悪くない構成にょ。
ケチるとすると一番高価なCPUのランクを落とすくらいだけど先日書いたようにPentium
G6950にすれば2万円近くコストを削減できるにょ。
しかし、今度は相対的にマザーボードの方が高価になってしまうためマザーボードも
安価なものを探す必要があるにょ。
そこまで予算をケチるならば安価で良質のマザーが多いAMDも選択肢に含めるべきにょ。
この予算で問題ないなら現状のCPU&マザーで全く問題はないけどね。
>買っても繋ぎ方が よく分からないよ
マザーボードに説明書くらい入っているだろうし、自作の入門本も本屋に行けば売って
いるのでそれを参考にするといいにょ。
今はネットで情報はいくらでもあるからネットに繋がるPCが1台は最低残しておけば
万一の際も安心にょ。
>電源ユニットは マザーボードに繋ぐのかな?
マザーボードへは24ピンの専用コネクタとPen4から導入された田型コネクタの両方を
挿すことによって電源供給を行うにょ。
マザーボード上に装着されたCPUやメモリやビデオカードはマザーボードから電源供給
されるけどビデオカードはスロットからは最大75Wしか供給されないため最大消費電力が
75Wを越えるビデオカードは別途補助電源ケーブルを接続する必要があるにょ。
その補助電源用のケーブルは購入する電源ユニットに一緒に入っているので別のものを
購入するという必要はないにょ。
GTS250は元ハイエンドである9800GTX+を省電力にして型番を変えただけのものだから
消費電力は最大140Wくらいになるにょ。
したがって、ビデオカードをマザーボードに接続した後にさらに電源ユニットから直接
ビデオカードに専用のケーブルを挿して電源供給する必要があるにょ。
マリモーマさんの構成だとピーク時には300W近い消費電力になるだろうけど購入予定の
電源はマザーボードとビデオカードへの供給する「+12V」だけで最大500W供給可能(あと
HDDやDVDなどに120W供給可能)なので電源ユニットは十分な性能だと思われるにょ。
私が自作した際に購入した電源は「サイズ」というメーカー(マリモーマさんが購入
予定の電源と同じメーカー)の「剛力短」の500Wにょ。
計算したらピーク時で200Wくらいだったけど電源出力はピーク時消費電力の1.5倍くらい
あるのが望ましいので「+12V」だけで384W供給可能なこの電源にしたにょ。
電源はプラグイン方式だとケース内がすっきりするのでいい感じにょ。
電源はあまり粗悪品やギリギリの出力のものだと寿命が短くなるのであまりケチるのは
おすすめできないにょ。
とはいっても、私が初自作したときはケースの付属電源(300W)だったけどね(笑)
念願の単焦点レンズをゲット!
一眼レフ用の交換レンズを2本買ったにょ。
とはいっても、ジャンク品で1本1050円(税込)という品だけど(笑)
買ったのは下記の2本
◎PENTAX-A 50mm F1.7 (カメラ本体に付けているレンズ)
◎シグマ TELEPHOTO 400mm F5.6 (外している方のレンズ)
http://ww5.tiki.ne.jp/~ochame/test/lens.jpg
両方ともペンタックスKマウント用のレンズにょ。(正確にはKAマウントのレンズ)
さすがに古い製品ということでMFだけど3月13日に書いたようにニコンとペンタックスは
MF時代から現在までマウント変更をしてないために使用が可能にょ。
ペンタックスの場合は、ニコンとは異なりMF用の古いレンズでもボディ側に制限を加えて
ないために古いレンズでも普通に内蔵露出計を使ったAE撮影が可能になるにょ。(KA
マウントなので自動絞りに対応しておりカメラが持っているすべてのAE機能を使用可能)
したがって、古いMFレンズを使いたいならばペンタックスのデジタル一眼が最適と
いえるにょ。(ニコンの場合はハイエンドやプロ機でないと内蔵露出計さえ動いて
くれないため古いMFレンズがまともに使用できない)
K200Dでは固有情報の入ったチップを搭載のレンズ(ニコンでいう「CPU搭載レンズ」)で
ないと焦点距離が不明であるためレンズを挿すごとに焦点距離の入力を行う必要がある
もののこれによってボディ内の手ぶれ補正も最適化してくれるだけではなくJPEG Exifにも
レンズの焦点距離が残せるというメリットがあるにょ。
さて、中古レンズを買う際に気を付けなくてはならないのは外観ではなく中身にょ。
多少のホコリの侵入は普通にレンズを使っていれば必ずあるし、問題はないけどカビが
入っていると描写に悪影響を及ぼすからね。
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20091023/1029837/
http://allabout.co.jp/gm/gc/20924/
分解してレンズを清掃、研磨するだけの技術と設備を持っている人ならばいいけどやはり
いくら安くてもカビ入りやキズ入りのレンズは手を出さない方が無難にょ。
カビも多少ならば問題ないとはいえ、放置していたらどんどん侵食するため購入時は
大したことなくてもしばらく経つと使い物にならないレベルになる可能性があるからね。
そのため中古レンズを買う際に確実行うべきことはのはレンズを実際に手に取ってみて
透過することで自分の目でカビやキズの有無を確認することにょ。(信頼できるショップ
ならば事前にチェックをしているだろうけど買う前には必ず現物を見せてもらうべき)
そして、ピントリングやズームリングを実際に操作してみて引っかかりがないかどうか
試してみるのも重要にょ。
私が今回買ったのはジャンク品ということで動作保証が全く無い品にょ。
しかしながら、上記のようなチェックを店頭で行い問題が無さそうなので地元では
滅多に入らないKマウント用のレンズということでゲットすることにしたにょ。
自宅に帰り確認したら両方とも問題なく動作したのでラッキーだったにょ。(中身が
シンプルなMFレンズだから外観にぶつけたような跡がない限りは滅多に壊れているものは
ないけどね)
というわけで簡単なレビューをしてみるにょ。
まずは50mmF1.7の方からにょ。
50mm前後の明るい単焦点レンズが欲しいとずっと思っていたものの予算的になかなか
買えなかったので待望の1本となるにょ。
レンズ表面についていた汚れはクリーナーで落とし早速撮影にょ。
F1.7だと夜間室内の蛍光灯の明るさでもISO100で1/15でシャッターが切れるにょ。
50mmとはいえ、APS-Cだと換算75mmとなるため1/90秒くらいのシャッター速度でないと
手ぶれを起こしてしまうけど手ぶれ補正機能がボディ内に内蔵されているので安心にょ。
私の経験上50mmのレンズならばしっかり構えれば1/8秒までいけるからね。(被写体ぶれは
どうしようもないので室内人物スナップではISO200〜400に感度を上げる必要性が出てくる
かもしれないけどISO1600での撮影が必要だった標準ズームと比べると2段半〜3段半
(6〜12倍)明るいというのはすごいアドバンテージになるにょ。
とはいえ、絞り開放(F1.7)ではさすがに設計が古いレンズであるせいかさすがに少々
甘い描写にょ。
http://www.42ch.net/UploaderSmall/source/1268967170.JPG
(自宅の庭木を撮影 ※600万画素で撮影したものを無加工)
F2.8まで絞れば実用レベルに達し、F8まで絞るとかなりシャープになったにょ。
http://www.42ch.net/UploaderSmall/source/1268967902.JPG
(自宅窓からの風景を撮影 ※600万画素で撮影したものを無加工)
これだけの描写ができれば個人的には何ら不満はないにょ。
ただ、問題は解放時の描写の甘さよりもピント合わせにょ。
描写の甘さは味と思ってしまえばいいし、F2.8まで絞れば標準ズームより明るく、標準
ズームの解放時(広角側でF4、望遠側でF5.6)よりもすぐれた描写となるわけだしね。
しかし、F1,7で使用するには描写が甘いだけではなくピント合わせがシビアになるという
問題があるにょ。
最短撮影距離付近(50cmくらいの距離)では被写界深度(ピントの合う範囲)は数mmしか
ないにょ。
http://www.42ch.net/UploaderSmall/source/1268968678.jpg
(もの差しの10cmの部分にピントを合わせて撮影)
これはよほど気合いを入れてピントを合わせないとピンぼけ写真を量産してしまいそうな
感じにょ。(ペンタックスの場合MFレンズでもフォーカスエイド機能が働くため大ざっぱな
ピント合わせは誰でも楽にできるけどF1.7で使用するには精度が全然足りないのでラフな
ピント合わせを行うならば被写界深度を稼ぐためF4くらいまで絞る必要がある)
銀塩時代(MF)は50mmF1.4のレンズで頑張っていたためにピント合わせには慣れていた
とはいえ、当時はそれが普通だったし、ピントの山が見やすいペンタプリズムの
ファインダー(今のデジタル一眼では中級機以上に搭載)だったし、何よりほとんど
L版プリントだったために多少ピントがはずれていても問題なかったからにょ。
デジカメだと等倍鑑賞が容易に出来てしまうためにピンぼけがすぐに分かってしまうと
いうのが良くもあり悪くもあるにょ。(銀塩時代に使っていたキャノンA-1は最高
シャッター速度が1/1000秒だったのでNDフィルター無しでは日中の屋外では絞り開放が
使えなかったけどK200Dは1/4000秒なので日中でも絞り開放が使えるのはうれしい)
L版プリント前提ならば150万画素にリサイズしてピンぼけと確認できなければそれで全く
問題がないわけだけど600万画素モードの撮影であっても等倍鑑賞した場合L版前提よりも
ピント合わせが格段にシビアになるからね。
とはいえ、明るいレンズなのでファインダーも明るく、ボケ味も自然なので写真を撮る
のが楽しくなるレンズにょ。
最近は暗いズームレンズに慣れていたのでこの明るさは新鮮にょ。
次はシグマ400mmF5.6のレビューにょ。
400mmF5.6(ヨンゴーロク)は古くから庶民向けの超望遠レンズということで人気が
あったにょ。
300mmF2.8(サンニッパ)や400mmF2.8(ヨンニッパ)はカメラメーカー純正品ならば
50万円以上、互換メーカーの品でも30万円以上する上に重さも3〜4kgもありとても素人が
手を出せる品ではなかったにょ。
その点、400mmF5.6ならば純正でも10万円台、互換メーカーならば7〜10万円とかなり
安価だし、重量も1kg前後ということで何とか手持ちが可能なレベルだったにょ。
私も学生時代はこのクラスのレンズが欲しかったけどさすがに気軽に買えるような価格
ではない(300mmF5.6ならばそれの半分以下の価格で買える)ため結局買わなかったにょ。
今は400mmの画角が必要な被写体はほとんど撮らないし、APS-Cであれば換算600mmと
なるためにジャンルを選んでしまうレンズにょ。(屋外スポーツや鳥の撮影にはこれ
くらいは最低必要になるけど)
さて、実際に使用してみるとさすがに三脚座が付いているようなレンズを使用するのは
初めてであるためなかなか重量感はあるにょ。
画角的には銀塩時代に使ったことがある300mmレンズ+2倍テレコンと同じため驚きはない
(テレコンは借り物だったため一時的な使用となる)けれど600mm相当の画角でF5.6と
いうのは魅力にょ。
何せ300mm+2倍テレコンだとF11になってしまったためにファインダーも暗くピントを
合わせるのが困難だったからね。
その点F5.6だとMFでも十分ピント合わせが可能になるにょ。(AF対応のレンズであっても
F11ではAFは作動しないためF5.6のレンズをテレコン前提で買う場合は注意が必要)
まぁ上記のようにファインダーがペンタプリズムではなくペンタミラーだから微妙な
ピントが分かりづらいというのは難点だけどね。
それでも気合いを入れればピント合わせは十分可能にょ。
換算600mmということは手ぶれをしないためには1/1000秒くらいで撮影したいところだけど
手ぶれ補正が3段分効くと考えれば1/125秒でも何とかなるため日中であればISO100でも
十分手持ち撮影ができそうにょ。
実際に撮影してみるとさすがに絞り開放(F5.6)ではやや厳しい感じの描写にょ。
http://www.42ch.net/UploaderSmall/source/1268969476.JPG
(※600万画素で撮影したものを無加工)
しかし、2段絞って(F11)撮影すると十分実用に耐えられるレベルになるにょ。
それでも超望遠レンズなのに低分散ガラスを使用してない(今でこそ低分散ガラスは
小型の物ならば安く作れるようになったためズームレンズにも搭載されるようになったけど
当時は加工が難しく高級レンズにしか搭載されなかった)ということで2段絞っても少し
色収差があるのはやむを得ないところか・・・。
個人的には十分許容範囲内なので良しとするにょ。(下手なズームの望遠端よりは良い
描写だし)
ただ、このレンズを生かす被写体を私が撮影することがあるのか謎にょ。
超望遠としては小柄なレンズだけど十分大きいので必要でもないのに持ち歩くなんて
ことはまずしないだろうからね。
だから、超望遠レンズは欲しかったけど実際はほとんど使用することがないからと思い
買い止まっていたわけだし、この金額でなかったら買うことは無かったかもしれないにょ。
今回の2本でKマウントレンズが一気に充実したにょ。
この2本はまともに動作するレンズであれば中古で普通に買えば両方とも1万円くらいは
するようなものだからかなりお買い得だったにょ。(特に50mmF1.7は人気のレンズだから
ヤフオクでも5000円は下らない品)
今までは35mmフルサイズ換算の焦点距離で27〜300mmしかカバーできず明るさもズーム
レンズしか持ってなかったのでF4〜5.6だったからね。
それで今回F1.7のレンズと換算600mmのレンズが加わりF値は1.7から望遠は換算600mm
までカバーできるようになったにょ。(300mmと600mmの間がガラガラだけどこれは必要を
感じるようになったら考える)
これであとは超広角レンズとマクロレンズがあれば個人的には完璧にょ。(室内スポーツ
などを撮影するには明るい望遠レンズが欲しいけど今のところ撮影の予定はないので
問題はない)
しかし、マクロレンズなんて滅多に中古やジャンクで入らないし、超広角レンズは
銀塩時代のものでは無理(APS-Cセンサー搭載機で使うと換算焦点距離が1.5倍になる
ために超広角レンズでも普通の広角レンズとなってしまう)なのでデジタル一眼レフ用の
ものが必要になるため安価な入手は難しいにょ。
それにMF用のレンズを買うとペンタプリズム搭載の中級機のデジタル一眼レフが欲しく
なってくるから厄介にょ。
とはいえ、今回の2000円の投資でしばらく遊べそうなのでコストパフォーマンスは非常に
高いにょ。(中級機を買うならば結果として安くならないかもしれないけど)
良い写真を撮るには・・・
一眼レフというのは自分でピントや絞りやシャッター速度を調節して撮るものという
常識が1970年代まではあったにょ。
一眼レフにも自動露出(AE)が取り入れられたあともメーカーによってシャッター優先AEと
絞り優先AEのどちらかのみが採用されの2つのどちらが良いのかということがよく論争に
なっていたにょ。
それを解決すべく1977年にはその両方のAEに対応したミノルタXDが登場したにょ。
翌年に登場したキャノンA-1は両優先AEに加えてプログラムAEまで備えたにょ。
「一眼レフなのに絞りもシャッター速度もカメラ任せにするなんて」という批判も当時は
あったけど今となってはプログラムAEは当たり前になったにょ。
ピント合わせも1981年に登場したペンタックスME Fによってオートフォーカス(AF)が
可能(ボディ内にAF機能を内蔵)になったもののあくまでデフォはMFでありAFが使用
可能になるためにはAF用のレンズが必要だったためにヒットはしなかったにょ。
AF一眼レフといえば、1985年に登場したα-7000を忘れてはならないにょ。
世界初のAFを前提としたシステムの一眼レフであり、それを追従すべく他社も一気にAFの
一眼レフを発表したにょ。
今となっては初心者に優しい機能をてんこ盛りで一眼レフの敷居は当時と比べたらかなり
下がったにょ。
30年前には露出はカメラ任せ、20年前にはピントもカメラ任せという状況になっていた
中でMF用のレンズ(AFが普及する前に発売されたレンズ)のを先日買ったわけだけど
ピント合わせに四苦八苦するなんて私が一眼レフで写真撮影を始めた頃(23年前)を
彷彿させるにょ。
さて、昨日は50mmF1.7のレンズでは被写界深度が浅いのでピントを正確に合わせるのが
難しいということを書いたわけだけど一般的にいう「ピンぼけ」というのはこの被写界
深度と密接な関係になっているにょ。
被写界深度というのはピンぼけにならない範囲(=ピントが合っている範囲)のこと
だからね。
やはり、失敗写真の代表となるのはピンぼけであるためにできるだけピンぼけ写真には
ならないようにしたいところにょ。
では、そうなるとピンぼけとそうでないものの分岐点が気になるかもしれないにょ。
昨日も使ったこのものさしの写真だけど10cmを基準に前後何mmまでピントが合っている
と判断するのかは個人差があると思うにょ。
http://www.42ch.net/UploaderSmall/source/1268968678.jpg
ピントが合っているかどうかはコントラストで判断がつくけどコントラストが最大の
何%までは許容ができるかは人それぞれだからね。(コンデジはこのコントラストを
計測することでピント合わせをしている)
つまり、ピントが合っているのと合ってない場所というのはある地点で明確な境目が
あるわけではなく連続的なものといえるにょ。
「人それぞれ」で終わるのも何なので古くから言われている一般基準としては許容錯乱円
(ぼけてみえる円)のサイズがフィルムの対角線の1000分の1〜1500分の1よりも小さい
場合にピントが合っていると見なされるにょ。
これによると35mmフルサイズで概ね0.03mmとなりAPS-Cだと0.02mmとなるにょ。
APS-Cの場合は概ね24x16mmであるためセンサー上で0.02mmというのは言い換えれば
1200x800ピクセル当たり1ピクセル以下のサイズといえるにょ。
錯乱円サイズが明確ではないため上記の写真では分かりづらいけど1200x800ピクセルに
リサイズした場合にボケがない(最大1ピクセル)の場合にはピントがあっていると
見なされるということにょ。
写真の場合は点によって面を構成している(レンズの焦点が合うのは1点だけだけどレンズを
通過する光というのは真ん中だけではなく周辺部もあるため結果的に面となっている)
けれど分かりづらいため錯乱円(ぼけの円)はこちらの写真の方が分かりやすいにょ。
http://www.42ch.net/UploaderSmall/source/1268967170.JPG
この背景の部分のようにピントが合っていない部分は円状となって表れてくるにょ。
この許容錯乱円サイズ0.02mm(APS-Cの場合)というのは実際に見てみるとすごく甘い基準
であることが分かるにょ。(1500万画素のデジカメならば4x4ピクセルの錯乱円でも
許容範囲内となるため)
何せデジカメの場合は容易にピクセル等倍で見ることができるわけだからね。
銀塩時代ではルーペで確認しないと分からないレベルのピンぼけはピンぼけとは見な
されなかったというのもあるけどLサイズプリントであれば上記基準でも間違いではない
と思われるにょ。(人間の目で判別可能なほぼ限界である300dpiでプリント時でもL版
ならば1500x1000ピクセル程度なので)
つまり、デジカメの画素数が増えるに従い求められているピントの精度は上がってきて
いるといえるにょ。(本来であれば同じサイズにプリントするのであれば画素数がいくら
増えても変わらないけどデジカメの場合は上記のようにピクセル等倍で簡単に鑑賞が
できてしまうため従来の認識が通用しなくなってきているというわけにょ。
被写界深度(ピントが合っている範囲)については上記のように35mmフルサイズとAPS-C
でも錯乱円サイズが異なっているのを見て分かるようにようにセンサーサイズ)によっても
被写界深度は変わってくるにょ。
あとレンズの焦点距離やF値や撮影距離によって変わってくるにょ。
それをまとめると次のようになるにょ。
被写界深度の深さ 浅い ← → 深い
◎センサーサイズ 大きい ← → 小さい
◎焦点距離 長い(望遠) ← → 短い(広角)
◎F値 小さい(明るい) ← → 大きい(暗い)
◎撮影距離 近い ← → 遠い
これらを変えることで被写界深度を自由にコントロールすることも可能になるにょ。
例えば使い捨てカメラでは焦点距離35mm程度、明るさF10程度の広角レンズを使用し、
ピントは3mくらいの位置に設定しておくことで被写界深度を深くしているにょ。
これにより1.5mから無限遠までほぼピントが合うためにパンフォーカス(画面全体に
ピントが合った状態)な写真を撮ることが可能になるわけにょ。(ピント合わせが要ら
ないため誰でも失敗なく撮れるだけでなく安価に作ることができる)
逆に被写界深度を浅くすれば背景を大きくぼけさせて撮りたい被写体のみを浮き上がらす
ことが可能になるにょ。
そのためには出来るだけ望遠を使い、近づいて撮影し、絞りは開けて撮ることが重要に
なるにょ。
とはいえ、コンデジの場合意図的に絞りを変えることができない機種が大半だし、
センサーサイズが小さいというのがネックとなるにょ。
たとえば35mmフルサイズ換算で600mm相当の超望遠のレンズを搭載したコンデジで撮影
する場合、使用しているセンサーのサイズが1/2.5インチならば実際の焦点距離は
100mmでしかないにょ。
つまり、100mmのレンズで撮影したのと同程度のボケしか得られないことになるにょ。
実際はコンデジの小さなセンサーだとそのフルサイズで100mmのレンズで撮影したものを
一部をトリミングして拡大して600mm相当にしたようなものだからボケも6倍になっている
とはいえ、被写体が同じようなサイズで撮影するならば撮影距離が短くなるために被写界
深度の浅くなるために6倍は相殺どころでは済まず、被写界深度の浅さはF値が同じ場合
「 コンデジにおける換算600mm = 35mmフルサイズの100mm 」ではなくて
「 コンデジにおける換算600mm < 35mmフルサイズの100mm 」となるにょ。
つまり、被写体が同じサイズになるように撮影した場合は実焦点距離とF値が同じレンズを
使用した場合でもセンサーサイズが大きい方が被写体深度が浅くなる(ボケやすい)と
いえるにょ。
同じ600mm同士(コンデジは換算600mmでF5.6、フルサイズは実焦点距離600mm、F5.6)を
比べるならば被写体までの距離は同じだけど当然のことながらセンサーサイズが大きい
ためにフルサイズの方が被写界深度は浅くなるにょ。
同じように35mm100mmF2.8のレンズに2倍テレコンを付けて200mmF5.6のレンズとして使用
する場合には上記のコンデジと同じく被写体が同じ距離に映るようにした場合においては
100mmF2.8の方が被写体に近づいて撮影するために被写界深度は浅くなるにょ。
そういうことで、望遠レンズを絞りを開けて撮るというのは被写界深度を浅くするのには
有効な方法だけど「被写体に近づいて撮影する」というのが最も有効であることが
分かるにょ。
小さなセンサーを使用したコンデジにおいて普通にスナップ撮影した場合レンズの広角
側を使用する限りはほぼパンフォーカス状態になってしまうにょ。
換算35mmでF2.8のレンズを搭載したコンデジ(1/2.5インチセンサー使用のもの)よりも
その約6倍の大きさ(面積比はその二乗)のフルサイズのセンサーで実焦点距離35mmの
レンズを使った方が被写界深度が浅くなるというのは分かるけどそれがどの程度になる
かというと単純計算ではセンサーサイズに比例するにょ。
センサーサイズの大きさが6倍(面積36倍)ならばF値を6倍にしたものとほぼ同じに
なってしまうにょ。(大ざっぱな計算においては)
つまり、コンデジにおける換算35mmF2.8のレンズは被写界深度だけで言うならば
2.8×6=16.8でフルサイズセンサー搭載で35mmF16.8相当のレンズとなるにょ。
それだと使い捨てカメラ以上にF値が大きいためコンデジの広角側ではパンフォーカスに
なりやすいというのが分かると思うにょ。
それを使うと室内で手持ち撮影をする場合に大きなセンサーを搭載したデジタル一眼
よりもコンデジの方が有利になる場合があるにょ。
デジタル一眼はセンサーサイズが大きい分だけ被写界深度を浅くしやすい(ボケさせ
やすい)ということは逆に言うとセンサーサイズが小さい方が被写界深度を深くできる
ためにぼかしたくない場合でも絞りを絞る必要はないからね。(というか回折限界の
ためにほとんどのコンデジで絞りを変えることはできないけど)
上記のようにF2.8でもフルサイズのF16.8相当になるため室内でノンフラッシュの手持ち
撮影において被写界深度を深くしたい場合(室内で人物と背景の両方にピントを合わせたい
ときなど)には非常に有用にょ。(デジタル一眼では被写界深度を深くするにはかなり
絞る必要があるため三脚かISO12800などの超高感度を使用しなくてはならない))
とはいえ、それも近接状態では変わってくるにょ。
近づけば近づくほど被写界深度は浅くなっていくのだけどそれが等倍くらいになると
被写界深度が前後1mmもない(つまり1mmずれたらピンぼけ)という場合さえあるにょ。
35mmフルサイズだとセンサーサイズは縦24mmなので10円玉が画面の縦一杯に撮せる
くらいが等倍となるにょ。
これはレンズ単体で行うには専用のマクロレンズを使用して(ズームレンズのマクロ
機能ではその1/2〜1/3くらいが限界)で最大まで近づかないと無理にょ。
しかし、コンデジではマクロに強い機種ならばそれくらい余裕でできてしまうにょ。
被写界深度はF値によってもかなり変わるけど被写体までの距離が近ければ被写界深度
そのものが極端に浅くなり、それが6倍になろうとまだまだ浅いため被写体に十分に
近づいて撮影すればコンデジでも背景をぼかすことは可能になるにょ。(その代わり
かなり被写体を選んでしまうけど)
このように一眼レフであれば様々なレンズを使い分けられる上に絞りも自由に変えられる
ために被写界深度をコントロールしてさまざまな表現をすることが可能になるにょ。
コンデジの場合は、基本的に絞りが変えられずボケを生かした写真を撮影しにくいとは
いえそれを生かしてパンフォーカスの写真を撮りやすかったり、マクロ撮影では一眼レフ
ほどではないけど十分にボケを生かした写真を撮影することが可能になるにょ。
とはいえ、コンデジからデジタル一眼レフに乗り換えた場合に厄介となるのがこの
被写界深度にょ。
使い捨てカメラやケータイのカメラ機能やコンデジでの写真に慣れている人であれば
パンフォーカスの写真というのが普通の写真なのだけどデジタル一眼を使用すると被写界
深度が浅いため簡単に背景をぼかすことが可能になるにょ。
しかし、それ故に撮れた写真を見て「背景にピントが合ってない」と不満を漏らす人も
中にはいるにょ。
デジタル一眼の価格が下がり、キレイに撮せるからコンデジを卒業してデジタル一眼を
買おうとする人も多くいるとは思うけど「画面全体にピントが合っている写真=良い写真」
という認識の人が買うには適してないと思うにょ。
ピンぼけ写真というのは狙った位置にピントが合ってない写真のことを示すけどその
狙った位置というのが人物と背景の両方を指すならば確かに「人物のみピントが合って
背景がぼけている写真」というのはピンぼけと言えなくもないにょ。
EOS650で初導入された深度優先AEのような機能を持つ機種であれば2カ所にピントを合わせて
その2点が被写界深度に収まるように自動的に絞りを調節してくれるけどこの機能は
最低限の「被写界深度」の意味を知らないと使えない機能だからね。
今では多点測距と組み合わせることでわざわざ2カ所にピントを合わせることはなく
多点センサーがとらえたすべての被写体を被写界深度に入れるようになってくれるように
なった自動深度優先AEに発展しているので使いやすくなったにょ。
とはいえ、EOSシリーズで純正レンズを使った場合のみ可能な機能だし、デフォ状態で
自動深度優先AEになっているわけではないので結局どのように撮りたいのかを事前に
ユーザーが判断しないと使えない機能にょ。
やはり、カメラがどれだけ進化して、どれだけ高機能になってもそれを使うのはあくまで
人間だからね。
所詮カメラもレンズも道具に過ぎず、撮る人のセンスや技術が重要で機材というのはその
アシストをしてくれるだけにすぎないにょ。
だからプロ用の一眼レフと高性能なレンズを使ったとしても良い写真が撮れるとは限らない
ということにょ。(入門用の一眼レフであろうとコンデジであろうと良い写真を撮る
ことはいくらでも可能)
良い写真が撮れないというのは自分にセンスや技術が足りないというだけの話にょ。
まぁAFがあればピント合わせに使う労力を他のことに回せるため便利な道具は良い
写真を撮るためには合った方が有利なのは間違いないけどそれはベターであってマスト
ではないにょ。(撮りたいものがちゃんとあってそれをとるために必要な道具という
ものがあるから高価な機材は不要とは言えないけど)
「良い写真とは何か?」かというのも明確な基準がないため機械だけを頼りにするの
ではなく自分のセンスを磨くのが重要となるにょ。(パンフォーカスこそすべてという
人にボケを生かした写真を見せても失敗写真扱いだろうし)
まぁ私もまだまだだから人のことは言えないけどね(笑)
メモリー以外は 注文・入金済み
注文してたのが届いたよ
Core i7 860 Box (LGA1156) + P7P55D-Eは ケーブルが いっぱいあったよ
ピン付の端子を どこに使うのか謎かも
一応CPUとファンは 付けたよ
GeForce GTS 250 E-Greenは かなりでかいね 小さいケーブルも2つあったよ
http://www.hcn.zaq.ne.jp/cabvq706/PC1.jpg
http://www.hcn.zaq.ne.jp/cabvq706/PC2.jpg
http://www.hcn.zaq.ne.jp/cabvq706/PC3.jpg
http://liv0.com
XPに残されたタイムリミットはあと1年!?
Windows7のXPモードの要件緩和
http://enterprise.watch.impress.co.jp/docs/news/20100319_355738.html
7のXPモードは要はVirtual PCそのものだけど使うのにはPro以上のSKUのものを購入する
必要があっただけではなくハードウェアの必要要件としてはVTなどの仮想化支援機能が
必須だったのでVT無しでもXPモードが使えるというのは朗報といえるにょ。
現行のCPUはAtom Nを除きほぼすべてがVT(それと同等の仮想化支援を含む)に対応して
いるし、Intelではデスクトップ用PCではPrescottコアのPen4の一部のSKUからノートPCでは
Core Solo、Core DuoからVTに対応しているということでデスクトップPCでは2005年、
ノートPCでは2006年以降に発売された新機種においては多くの機種がVTに対応している
はずにょ。
しかし、昨年の8月12日に書いたようにVTはCPUとBIOSの両方が対応してないと使用する
ことができないにょ。
VAIOも当時の現行機種がVTに対応していないということを発表し、「VAIOではXPモードが
使用できない」ということが一時話題になったけどこれは公式のBIOSのアップデートにより
使えるようになったにょ。(ただし、ここ最近のモデルに限るけど)
Let'snoteの場合公式にVTに対応を謳っているのは8シリーズ(R8、W8、T8)以降であり
それよりも古い機種ではBIOSのアップデートが必要になるにょ。(依然として未公開)
さて、XPモードは所詮は無料で公開されているVirtual PCを使ったものだからXPモードに
対応しているかどうかはあまり関係ないという考えもあるかもしれないけどXPのライセンス
不要であることとシームレスで起動できることメリット大きいにょ。
わざわざVirtual PCを起動してその上でさらにアプリを起動させる必要がなく7上で
「XP上で動作するアプリ」として起動するわけだからね。(そのアプリがVirtual PC上
ではなく7上で直接動作しているような感じ)
そして、XPのライセンスが不要というのも大きいにょ。
今となってはXPそのもののライセンスを入手すること自体が困難であり、XPでないと
動作しないアプリをどうしても使いたいと言う場合はダウングレード権を用いてXPを
インストールするという方法もあるけどインストール用のディスクが必要(ライセンス
有無は関係ないけどXPのディスクを所持している必要がある)であるため気軽に出来る
というわけではないにょ。
あらかじめダウングレード済みのPCを購入するという方法をとればそれは緩和できる
とはいえ、そのXPへのダウングレードが可能なのもあと1年(来年4月末まで)となって
いるにょ。(XPへのダウングレードは電話によるアクティべーションを行う必要がある
ために期間が終了すればそれが使用できなくなってしまうしメーカーもXPのインストール
ディスクを添付することができない)
そのうえXPの最終サポート期限があと4年という問題があるにょ。
ダウングレードでXPにした場合、そのXPを削除すればあらかじめそのPCに与えられた
OSのライセンスがあるため7 proなどを再び使用可能になるとはいえ、7を使えばXPで
しか動作しない特定アプリの使用はできなくなるにょ。
それを解決する1つの方法としてはMSがXPのサポート期限をさらに延長することだけど
さすがに一時しのぎにしかならず、XPを永続サポートなんて無理だから恐らく今回の
XPモードの必要要件の緩和(VT不要)をしたのだと思われるにょ。
「XPモードではVTが必要」と発表されるまではVTの必要性をPCメーカーもあまり重視して
おらず、逆にVTがあることによるトラブルも希にあるためにVTを使えない状態で出荷
してたから自作PCやショップブランドではなく大手メーカー製PCに限って言えばここ
1年以内に発売された機種を除けばデフォでVTが使える機種は非常に少なかったにょ。
古いPCで7がまともに動作しないスペック(メモリ最大搭載量が1GB以下のPC)ならばPCの
買い換えも考慮すべきだけどVistaプリインストールのPCであれば7を動作させるのに十分な
性能を持っているわけだからそれで7を使いどうしてもXPでないと動作しないアプリだけ
XPモードを使うという方法がXPから7へとスムーズに移行させる最善の方法だからね。
特に業務用のアプリでは専用で代用が効かないものもあるためにOSの移行に関しては
法人の方が個人よりも敏感になりがちにょ。
しかし、「XPモード」にはあまり過大な期待は厳禁だけどね。
いくらマルチコアのPCでもXPモードではシングルコアでしか動作しない(CPUを1つしか
使ってくれない)わけだし、そもそもオーバーヘッドによって大幅にCPU性能が落ちて
しまうために7がある程度快適に動作するくらいのスペックではないとXPは実用には
ならない可能性が高いにょ。
そして仮想的なVGAとなっているのがTrio64だけどこれは2D表示(GDI)さえも決して速い
ものではなく3Dには対応さえしてないにょ。
したがって、XPで動作していたけどVistaや7で動作しなかったゲームをが7のXPモードなら
プレイ可能かというと仮想PCのスペック面でほぼ全滅だと思われるにょ。(DirectXに
対応した別の仮想PCソフトを使用すればいいけど上記のようにXPのライセンスを別途用意
しなくてはならないという問題が再び発生してしまう)
もっとも個人が主に購入するHome EditionではXPモードはサポートされてないため
「XPモードでゲームが動作するか?」なんていうのはそれほど重要なことではないけどね。
ゲームなどにPCを使用している人が7のXPモードを目当てにProを選択してもその目的を
果たすことができないためどうしてもXPが必要ならば現在使用しているXPが動作する
PCをそのまま使い続けるのがベストといえるにょ。
もしくは、ライセンスが有効なXPを持っている人であれば新しく購入したPCにXPを
導入する方法もあるにょ。(すでにXPは1年前にはDSP版も生産を終了しているのですでに
流通在庫のみとなっており今から新規に入手するのはかなり難しくなってきている)
XPのライセンスは持っているけどPCの故障などでやむを得ず7搭載PCを購入する場合や
すでに7が十分動作するスペックにも関わらず自前でXPを導入している場合はサポート
期限に関して言うとデュアルブートで使用すれば問題がないにょ。(XPのライセンスの
予備はないけどインストールディスクを持っているという人ならば上記のように7 pro以上
のSKUを購入しダウングレード権を行使すればよい)
サポートが切れたからといってOSそのものが使えなくなるわけではないのでオフラインの
ゲーム専用として割り切って使い、メイン環境を7にすれば問題ないからね。
ただ、問題となるのは新しくPCを購入する場合にはそのPCでXPが使用できるのかという
ことにょ。
現状では自作PC用のパーツであればほとんどがXPに対応しているとはいえ、それも
あと4年サポート期限が残されているからだからね。(XPへのダウングレードが終了
すればXP用のドライバを公開するPCメーカーは無くなると思うので自力で他所から
ドライバを入手する必要がある)
しかし、サポート期限が切れる頃にはXP非対応の機器、パーツというのはかなり増える
だろうし、サポート期限より前の段階からXP非対応化は進んでいくと思われるにょ。
したがって、XPを切り捨てるかもうしばらく使いたいかはあと1年くらいの間(上記の
ようにXPのダウングレードもあと1年だし)にで考えておく必要がありそうにょ。
新品に拘らなければXPのリカバリ付きの中古PCを買えば済むからそこまで焦る必要は
ないけどXP世代のゲームがまともに動作するPCとなるとそれなりのスペックが要求される
ため選択肢はかなり限られてきそうにょ。
XPのライセンスさえあればVista世代や現在の最新PCもXPには対応しているため問題ない
けど上記のようにXPは今となっては入手困難だけにOSのライセンスの予備が無いけど
XPモードではなくXPを使いたいならばあと猶予は1年といっても過言ではないにょ。
マリモーマさんへ
>注文してたのが届いたよ
ついにパーツを買ったにょ?
おめでとうにょ。
自作はただのパーツのはめ込みなので「自作」というより「自組み」といった方がいい
けれどどのパーツをどこへはめ込むのかというのは初心者には分からないと思うので
説明書や入門本を参考にゆっくりやるといいにょ。
静電気にさえ気をつければ焦らずに組み立てていけば組み立てミスで壊れることは滅多に
ないからね。
LEDインジケータなどはケーブルをはめ込む場所が違うために正常しない場合があるけど
それ以外はケーブルの規格が決まっているので間違った場所に挿して壊すという心配は
ないからね。(唯一FDDだけがケーブルの裏表を逆にしてもささってしまうけどそれを
除けば向きが間違っていたらささることはない)
組むのはいいけどのどかのPCケースを流用するならば事前にのどかのHDDのバックアップを
とっておいた方がいいにょ。
まぁ組んだあとにPATA経由かUSB経由でHDDの中のデータを取り出してもいいけどすぐに
必要なデータがあってもそれだと組み終わるまで使用できないからね。
>ケーブルが いっぱいあったよ
たくさんあるのはSATA(HDDなどをつなぐ規格)用のケーブルだと思うにょ。
平べったくて幅の広いケーブルがPATA(HDDなどをつなぐ旧規格)ケーブルにょ。
>一応CPUとファンは 付けたよ
これは単純だけど意外に難しいにょ。
今はピンがマザーボード上にあるしピンが1156本もあるので慎重にCPUを載せないと
ピンが折れてしまうし、ファンを固定するにも力加減がなかなか難しいからね。
あと新品のCPUならばあらかじめグリスが塗ってあるから問題ないけどファンが一発で
装着できなかった場合はグリスが外れてしまうためまた塗り直しが必要になるにょ。
グリスが均一になってないとうまく熱を逃がすことができないにょ。
>GeForce GTS 250 E-Greenは かなりでかいね
元はハイエンドな製品だからね。
型番変更の際に多少は消費電力を減らしたとはいえ、消費電力はハイエンド級にょ。
消費電力が大きいためPCI-Eに挿しただけでは動作しないので電源ユニットに付属して
いるPCI-Eの補助ケーブルもこのビデオカードに挿す必要があるにょ。
性能は普通に使うには十分なものがあるので現行のゲームであればよほどのものでない
限りは快適にプレイできるにょ。
>小さいケーブルも2つあったよ
PCI-E補助電源への変換ケーブルとS/PDIF音声ケーブルか。
S/PDIFはHDMI1本で音声と映像を出力したい人(普通のハイビジョンTVでPCを使用したい
人など)には便利にょ。
使わない人も結構居ると思うので必要でないならば無くさないように箱の中にしまって
おくといいにょ。
2TB SATA300
WD20EARS (2TB SATA300)が届いたよ
端子は 横にあるやつなのか
よく考えたら設置する場所を考えてなかったよ
ネジで ちゃんと止めないと いけないかも
http://www.hcn.zaq.ne.jp/cabvq706/pc4.jpg
http://www.hcn.zaq.ne.jp/cabvq706/pc5.jpg
http://liv0.com
これでK200Dがパワーアップ!?
K200D用の定価2万円のバッテリグリップが4480円だったの買ってしまったにょ。
http://ww5.tiki.ne.jp/~ochame/test/grip.jpg
こういうオプションのグリップは主に中級機にオプションとして用意されているにょ。
バッテリに単三電池が使用できたり、縦位置撮影用のシャッターボタンなどが用意される
というだけではなく装着によって連射速度が上がるという機種もあるにょ。
このバッテリグリップ用意されたギミックは縦位置用のシャッターボタンのみにょ。
単三電池が使えるというのもメリットにはなるけど元々本体が単三電池で動作している
K200Dにおいてはそれは全くメリットにはならないにょ。
バッテリ駆動時間が2倍になるというメリットがあるけどそれならば予備の単三電池を
持ち歩いた方が遙かに楽だからね。
そういうわけで、このバッテリグリップは4980円で半年前から売られていたけど買わずに
いたにょ。
でも、セール期間ということで500円引き(1割引)となったため買ってしまったにょ。
セールが終わったらまた4980円の価格に戻るだろうし、半年間値段が変わらない商品の
値下げなんて二度とない可能性があるから少しでも平常よりも安いときに買った方が
お得と考えたにょ。
というわけで、早速装着したのはいいけど元々本体が入門機の割りには重かったのが
さらに輪を掛けて重くなったにょ。
本体重量(レンズ未装着時)は1kgに達し、もはや上級機並の重さにょ。
これはさすがに売れないのは分かるにょ(笑)
入門機は軽くて扱いやすい機種の方が人気が出るのにK200Dは単三電池で動作ということで
他メーカーの機種よりも不利な上にエンジニアリングプラスチックのみで作られた他の
機種とは違い本体を頑丈にするためにアルミを使用し、本体は防塵・防滴加工がしてある
ため下手な中級機並の重さがあるということが本体があまり売れず発売から9ヶ月で
ディスコンになった理由だと思われるからね。(他にもコストがかかりすぎてしまうため
に少量生産では割りに合わないからメーカーも生産終了を決断したとも考えられる)
その上こんなオプションを買ってさらに重くするような奇特な人は滅多にいないと
思われるにょ。
このグリップのすごいところは本体と同様に防塵・防滴であるということにょ。
こういう部分にも手を抜いてないのはいいことにょ。
K200Dは入門機に位置する機種ながら防塵・防滴ということで下手な中級機よりも上
(防塵・防滴は上級機、プロ機ならば常識だけど中級機でも上位クラスしか実装されて
いない)だったけどこれにグリップ装着で見た目や重さまで上級機に迫ったにょ。
見た目や持った感じの重量感が増したというだけではなくやはり一番のメリットは
本来の役割である縦位置のシャッターボタンがあるということにょ。
私の場合標準ズーム(換算27-82mm相当)を使用時には手持ち限界のシャッター速度は
手ぶれ補正機能をONにした状態で1/8秒程度(慎重に構えて慎重にシャッターを押して
600万画素であれば何とか手ぶれをしないレベル)だったけど縦位置の場合は1/30秒が
手持ち限界だったにょ。
しかし、このグリップを使えば縦位置でも通常の横位置で撮影するのと同じように
ホールディングできるため手ぶれ限界が1/8秒までアップしそうにょ。
重くなった分、さらにぶれにくくなるだろうしね。
手持ち限界が2段分(4倍)アップするというのは非常に大きいにょ。
ISO感度を4倍にするのと同じ効果があるわけだからね。
もっとも手ぶれが抑制できても被写体ぶれはどうしようもないのでISO感度を4倍にする
だけの効果があるというのは本当は正しくないけど縦位置の手ぶれが抑制できるという
ことで積極的に縦位置の構図を使用していけるということもかなり重要になるにょ。
使いやすいからといって横位置で撮影しがちだからね。
そういう面においてはシャッターボタンがグリップ側にあるのにダイヤルがないという
のは残念にょ。
露出補正をしたいとかシャッター速度を変えたいとかいう場合にはまた横位置に持ち替える
必要があるからね。
定価で2万円程度のパーツだからそこまで凝った作りになってないのはやむを得ないこと
だけどね。(というか入門機にこのようなオプションがあるだけでもありがたいこと)
それに、この1kgの重さに慣れれば今後中級機や上級機を買う場合でも重さが気にならなく
なるというのもメリットかもしれないにょ(笑)
これで重いから使えないと感じるならばとても上級機なんて買えないからね。(というか
それ以前に予算の関係で買えないけど)
マリモーマさんへ
>WD20EARS (2TB SATA300)が届いたよ
2TBあれば一生使えそう・・・と思っていても動画を入れまくったらすぐに埋まる罠。
まぁXPでは最大(1台当たり)2TBのHDDしか扱えないし、一杯になったらまたHDDを
買えばいいだけの話だけどね。(テラバイト単位のバックアップはHDDでないと無理)
>ネジで ちゃんと止めないと いけないかも
自作PCで使うネジには主に「ミリネジ」と「インチネジ」があるけどHDDの固定には
インチネジの方を使うにょ。
裸眼で3D映像が楽しめる次世代DS発表!
任天堂の次世代携帯ゲーム機「ニンテンドー3DS」が発表されたにょ。
http://game.watch.impress.co.jp/docs/news/20100323_356362.html
http://www.nikkei.com/tech/news/article/g=96958A9C93819696E0E1E2909E8DE0E1E2E1E0E2E3E2E2E2E2E2E2E2;da
http://www.asahi.com/business/update/0323/OSK201003230076.html
詳細は6月に開催するE3で明かされるということでまだ名称と概要しか明らかにはなって
ないものの上記の日経での情報(予想もしくはリーク)を元にまとめると以下のような
感じになるにょ。
(1)裸眼で3Dに対応
(2)DSとの互換性搭載
(3)加速度センサー内蔵
(4)3Dスティックを搭載
(5)振動機能を搭載
(6)画面サイズは上下共に4インチ程度
(7)WiFi通信を更に強化
(8)電池消耗を更に低減
(1)の「裸眼で3D」というのは公式発表でも明かしておりこれが3DSの最大のウリになるのは
間違いないと思われるにょ。
任天堂の3D対応ゲーム機というと15年前に発売されたバーチャルボーイを思い出す人も
多いのではないかと思われるにょ。
バーチャルボーイは当時は斬新さこそあったものの外見や使用スタイルから使用するのが
自宅内に限られるし、すでに携帯ゲーム機もカラー化が進んでいた(海外から入ってきた
リンクスとセガのゲームギアがすでに存在していた)にも関わらずモノクロ(というか
赤黒)の表示は物足りなさを感じる人も少なかったにょ。
それで話題にはなったもののすぐに廃れてしまい任天堂のカートリッジ交換式ゲーム機と
しては最も短命となったにょ。
バーチャルボーイ登場当時はカラーでまともな3D表示を行うにはコストがかかりすぎると
いうのもあったし、当時は3D化を望んでいた人はほとんど無かったというのもヒットには
繋がらなかった理由と思われるけど最近はHD化とともに3D化も世間の関心を集めているので
あの頃とは状況が異なっているにょ。
TVも3D対応のものが登場しているし、プレステ3も3D対応TVを使用時には3Dでゲームを
楽しむことが可能になったにょ。
ただし、それらは専用のメガネを装着することで実現が可能になっているにょ。
現状では「裸眼で3D」というと方式は限られてくるにょ。
バーチャルボーイの失敗経験があるからこそ裸眼にこだわっていると思われるけれど
裸眼で3Dを実現するにはシャープや日立が作っている表面に偏光フィルムを装着した
3D液晶を搭載するくらいしか考えられないからね。
3D液晶は偏光フィルムによって左右の目には異なる像を表示しそれによって奥行きを認識
可能になっているもののこの方式は視野角が狭くなるし、画面との距離が一定範囲内で
ないとうまく3Dとして認識できないという問題があるにょ。
複数の人が同時に視聴可能な大画面TVやそのTVを使ってプレイする据え置き型のゲーム機
ではそれは致命的な問題となるけど基本的にプレイしている本人のみが視聴し、手に持って
プレイすることで画面との距離がある程度限定可能な携帯用ゲーム機だとこの方式は
相性がいいにょ。
ただ、「枯れた技術の水平思考」が任天堂(というか故、横井軍平氏)のモットーだけに
そんな最先端のものを使うのか・・・ということになるけど3D液晶は最近になって世間の
認知度が高まったというだけであってPCには8年前から搭載されている機種は存在するにょ。
すでにケータイでも搭載している機種もあるわけだからそれほどすごい新技術でも何でも
ないにょ。
http://k-tai.hitachi.jp/h001/index.html
TVの3D化が普及するためにはコンテンツが問題(上記のケータイも3D対応コンテンツは
ほとんどないわけだし)と言われているけどその点は3DSならば問題ないにょ。
DSの後継ゲーム機ということで任天堂はもちろんのこと各社からそれを使ったゲームが
大量に出るだろうからね。
DSも発売当時は無意味にタッチペンを使用するものが多かったくらいだからね。(今は
必要に応じて十字キー&ボタンと使い分けているゲームが大半だけど)
新しいデバイスを搭載するのに意味があるのではなくそれをどのように使っていくのか
ということがゲーム機においては最も重要になるにょ。
DSも「2画面だから」とか「タッチパネルだから」とかいう理由でヒットをしたわけでは
ないからね。
それとDSiで初搭載されたカメラ機能も3DSでは楽しめそうにょ。
カメラを片面に2つ搭載すれば3DS単体で3D写真が撮れるし、3DSに3D液晶を搭載している
ならば単体で3D写真ビューアとしても活用できてしまうからね。
現時点では3D写真の視聴環境を得るには選択肢が少なすぎるからそれが3DSで可能になる
ならば一気に敷居が下がりそうにょ。
ただ、3D液晶もそれほど良いものではないにょ。
DSの場合は2画面&タッチパネル搭載ということで視野角の狭さとタッチパネルとの相性の
悪さが問題となるにょ。
2画面の開く角度は自由に調整できるし、縦でも横でも使用可能となっているわけだから
その傾き加減ではうまく3Dと認識できなくなるし、左右の目に異なる映像を表示される
ことによって3Dとして認識させるためタッチペンは右目基準と左目基準では異なる座標と
なってしまうにょ。
これはタッチペンの座標認識をアバウトにする(ゲームでは当たり判定を大きめに設定
する)という方法をとればいいけど場合によっては不自然な認識となってしまう可能性が
あるにょ。
これらはタッチパネルを使用した下画面は通常の液晶で上画面だけ3D液晶にすればほぼ
解決できる問題にょ。
しかし、3D液晶は目に負担がかかるし、映像を見るにはいいけど文字を読むには適して
ないという問題があり、それらはどうすることもできないにょ。
そうなると裸眼で3Dというのは3D液晶を示すのではないのではないかもしれないにょ。
先日DSiウェアとして発売された「立体かくし絵 アッタコレダ」のように本体を動かす
ことでゲームに3Dの奥行き感を感じられるようにするというものかもしれないにょ。
http://www.youtube.com/watch?v=h5QSclrIdlE
これはどうやって実現しているのかというと最近流行の顔認識を使用しているにょ。
とはいえ、専用のハードウェアを搭載しておらず66MHzの低速CPU(本来は200MHz以上で
動作するARM9だけどバッテリ駆動時間を伸ばすために66MHzで動作させている)でそれを
実現しているために精度は今一つという感じらしいにょ。
これが専用の制御チップを搭載していれば精度は格段にアップするにょ。
ただ、それだと「3D」をウリにするのは難しいけどね。
従来型3D(ポリゴンゲーム)を本体やプレイヤーの動きに追従したというだけの話で
しかないからね。
任天堂が来年3月期に発売予定(つまり来年の3月までに発売する予定)ということで
発売まで最長1年あるゲーム機を6月に開催ののE3ではなく今の段階で発表するのは他社
(SCE)に先を越されないというためかもしれないにょ。
まだ名称と「裸眼で3D」という情報しかない状況で昨日からネット上では3DSの話題で
持ちきりだからね。
次世代PSP(PSP2?)も恐らく3D液晶を搭載するのではないかと思われるけどこういう
のは先に発表したもの勝ちだからね。
E3、もしくはその直前で「PSP2は3D液晶を搭載」と発表してもすでに3DSで先に発表して
いるためインパクトに欠けるものとなってしまうにょ。
あと気になるのは3DSの性能にょ。
一説のはゲームキューブ並とも言われているけどPC Watchのライターの後藤氏も言っている
ようにTegraを搭載しているというのが最も有力そうにょ。
上記(2)のDSとの互換性も公式発表されているということはDS用カートリッジスロットを搭載
というのは確実にょ。(GBAの互換性に関してはすでにDSiの段階で切られているから3DSに
搭載はないと考えてもいい)
互換性を持たせるためにはGBアドバンスがGB用のZ80カスタムCPUとアドバンス用のARM7、
DSがアドバンス用のARM7とDS用のARM9のCPUを搭載したように従来機種のハード(CPU)を
そのまま内蔵するのが最も確実にょ。
とはいえ、よほど厳密な互換性を求めない限りは同系統のCPUを搭載していればほとんど
問題はないにょ。
したがって、3DSはARM系のCPUを搭載するのはほぼ確実にょ。
Tegraであればその点は安心にょ。
新世代のTegra(Tegra2)ではCortex-A2をベースとしており非常に高性能なものとなって
いてもしもこれを搭載するならばゲームキューブを上回る性能になるにょ。
コスト面を考えるならば旧Tegraという可能性もあるけどね。
こちらもARM11ベースであり、DSと比べると格段に性能アップとなるにょ。
逆にPSPの場合はMIPS系のCPUを搭載しているけど今はMIPS系の新型CPUは存在しておらず
互換性を保つにはCPUの選択肢がないにょ。
Cellのように自社でMIPSベースの新型CPUを開発すればいいだけの話だけどさすがに
そんな予算はないだろうからPSP2では現行PSP用のCPUも搭載するかPSP互換を持たせない
という2つの選択肢のどちらかを選ぶ必要があるにょ。
エミュで互換性を保つという方法もあるけど333MHzのPSPのCPUと同レベルの速度をエミュで
実現するにはPCならば最適化が進んでないこともあってCore2Duoでもまともな速度では
動作しないレベルであり、いくら最適化を施したところでPSPに搭載可能なレベルのCPUで
実機と同じ速度を実現するのは難しいにょ。
22nmプロセスの頃になり(Intel製のものを除いた現状の一般的なCPUより2〜3世代新しく
なる)なおかつエミュの最適化を行えばそれは可能になるだろうけどそうなるとPSP2の
発売は数年後になるにょ。
国内ではモンハンによってPSPは極めて高い売上となっている(ここ最近だけを見れば
本体の売上台数はDSと互角だし国内販売台数1500万台というのもDSの3000万台が異常な
だけでそれ単体で見れば十分成功のレベル)とはいえ、海外ではかなり苦戦を強いられて
いるにょ。
販売不振となっているPSP goも小売店に見放されつつある海外市場(海外では日本よりも
小売りの力が強いためソフトを小売りで売れないとなるとダウンロードに頼るしかない)を
考えてのことだろうけど国内100万台の売上を予定していたPSP goは未だに10万台程度の
販売台数となっており現時点で成功しているとはとても言い難い状況にょ。
したがって、PSP2は3DSに大きな遅れをとることは許されない状況となっているにょ。
3DSはまだ不明な点も多いけど詳細は6月に開催のE3で発表されるのでそれまでは様々な
想像や妄想を楽しむとするにょ。
恐らくE3ではPSP2についても何か発表されるだろうしね。
もしかすると両者とも実機が展示されるかもしれないにょ。
また両者の激しい激突が始まりそうにょ。
今度はその2社だけではなくAppleのiPhoneなどもライバルになるにょ。
すでにアプリの売上ではコンシューマゲーム機として無視できないレベルまで成長してきて
いるからね。
棲み分けをするにしてもそれとの差別化をいかにして行うかが重要となるにょ。
性能だけでは差別化は難しいと思われるにょ。(5年以上はハードウェアが固定となる
コンシューマゲーム機では当初は高性能であっても1年ごとに高性能化がされている
iPhoneなどにすぐに追いつかれてしまうし、すでにiPhone 3GSではPSPの性能を追い越して
いる)
携帯から
電源が届いたから
とりあえず組んでみたけど よくわからないよ
元に戻せそうにないから
かえるさんの予定があいてれば頼むしかないかも
PSP2なんていらない・・・?
昨日はDSの後継機が発表されたことについて書いたけどやはり気になるのはPSPの後継と
なる機種にょ。
DSは性能面で明らかにPSPに劣っているから後継機で性能をアップするだけでも買い換え
需要はあると思うけどさらに新しい要素を取り入れてきたのにどうやって対抗するかが
楽しみだからね。
3DSのように3D液晶搭載(?)をするのは簡単だけどSCEは携帯機の3Dには懐疑的にょ。
http://gs.inside-games.jp/news/225/22523.html
DSもPSPも登場して5年余りが経過し、(PSPと比較して)低性能と言われるDSもあくまで
当時ハイスペックだったPSPが相手だからそう言われていただけであって、前モデルとなる
GBアドバンスと性能比較を行えば順当な性能アップがされているにょ。
GBAがスーファミ並の性能なのに対してDSはN64並の性能があるわけだしね。
しかし、時代の流れを考えればDSの後継となる3DSはGC並の性能があっても特に驚く
ことはないにょ。
3D化によって負担が増えるために性能アップは確実に行う必要があるけどN64並からGC並
へと性能アップすれば3D化をしなくてもグラフィックそのものも大きく見た目で変わって
くるにょ。
しかし、PSPはすでにプレステ2並の性能があるにょ。(正確にはプレステ2の半分程度
だけど画面解像度も半分ということでグラフィックのクオリティはプレステ2並のものが
実現出来ている)
ここから見た目だけで驚くレベルに進化させるのはもはや無理にょ。
これは昨年3月17日にPSPの後継機種を予想する時にも書いたけどPSPは現状でも携帯機と
して考えるならば十分な性能があるからね。
このことは据え置き型ゲーム機でもいえるにょ。
プレステの世代からゲーム本格的に3D(ポリゴン)化が進んできたけどプレステの頃は
できの良い2Dゲームの方がグラフィックがキレイというイメージを受けたにょ。
しかし、ゲーム機が世代交代をするごとにグラフィックのクオリティはどんどん上がって
いったにょ。
グラフィックのクオリティがどんどん上がっているというだけではなくプレステ時代は
ほとんどのゲームがQVGAだったけどプレステ2ではVGAとなりプレステ3はフルHDとなった
わけだからね。
解像度はこれで当面打ち止めとなるとはいえ、プレステ3にしろXbox360にしろ多くの
ゲームは速度面からフルHDで描画をしておらず実質解像度は1280x720以下というものが
ほとんどとなっているにょ。
プレステ3はGF7800GTXのカスタム版を使用しているのだけどPCゲームでGF7800GTXでは
フルHDで最新ゲームをプレイするのはかなり厳しいにょ。
いくら専用機ということで最適化を施したところで描画クオリティを落とさないと常時
フルHDで描画をするのは難しいにょ。
据え置き機も来年以降に次世代機の発表が行われるだろうけど単純に性能アップした
だけでは新たな感動を得るのは難しくなっているにょ。
プレステ1→2→3という世代交代において確かにグラフィック面だけでも感動を得る
ことができたけど仮にプレステ4が登場するとしてもグラフィック面だけで同じような
感動を得るのはもはや無理にょ。
その点WiiはGCから性能アップを抑えて新しいユーザーインターフェイスを考案することで
今までにない遊び方を広げていったにょ。
性能面ではWiiは全然物足りないけどそれはいくらでもアップする余地があるからね。
半導体の性能は同一コストであっても(増えたトランジスタ数の分が性能アップに
繋がった場合)2年で2倍くらいになるので世代交代までに6年の年月があれば8倍以上の
性能アップは可能にょ。
グラフィックの見た目の進化は可能だし、性能がアップした分新たな遊び方を提案する
余裕が出来るにょ。
それに対してプレステ3やXbox360は現状ですでにグラフィック性能は十分なレベルに
達しており差別化が難しくなっているにょ。
そこで新たなUIとして考案されたのがMSの「Natal」とSCEの「PS Move」にょ。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/kaigai/20100323_356251.html
両者とも根本的なものは脱コントロールパッドということで同じだけどゲームベンダー
としてはUIの違いはゲームの違いとなりマルチ展開が難しくなるにょ。(Natalに適した
ゲームもあればMoveに適したゲームもありどちらが良いのかは判断は難しい)
3月16日に書いたようにゲームの開発費は高騰を続けており、マルチ展開で少しでも多く
開発費を回収するようにしているのがUIが異なるとそれも難しいからね。
DSは性能が低く、なおかつ異質である(2画面&タッチパネルであるためベタ移植を
行いにくい)ためマルチ展開からの対象外となることが多いもののDSは開発費が比較的
安価だったり世界で最も普及しているゲーム機であるために単独展開(他機種とは異なる
オリジナル仕様)が行われており、WiiもDSと同様なのだけどけど開発費が高価な
プレステ3やXbox360ではそれも難しいにょ。
しかも、Wiiとは異なり標準装備ではないUIにサードパーティが足並みを揃えてくれる
とはとても思えないにょ。
コントローラのアナログ入力にしてもプレステではオプションとして用意されたデュアル
ショックもSCPH-7000以降は標準装備となり、それによってアナログ対応のゲームが
増えていったからね。
買った時点で標準となっているのとオプションとして用意されているのとではは雲泥の
差があるにょ。
NatalにしろMoveにしろ標準対応にならない限りは普及はしないと思われるにょ。
Wiiの場合はWiiリモコンが標準装備だからね。
これがクラシックコントローラが標準装備でWiiリモコンとヌンチャクがオプション
だったらWiiの方向性は全く変わるため恐らく成功は無かったと思われるにょ。
さて、PSPに話を戻すと携帯機として考えるならばプレステ3やXbox360のように現時点から
性能アップをしても驚きや感動を与えるのは非常に難しいと思われるにょ。
現在の480x270の液晶からWVGAクラスへとアップさせた場合には性能アップは必須となる
けれどそこまで解像度を上げて「少しグラフィックがキレイになったね」という程度の
感動しかもはや得ることはできないだろうからね。
これは3DSも同じにょ。
PSP以上の性能になって、3D液晶を搭載したとしてもそれによって得られる驚きは1回
だけにょ。
3DSの後継ではそれだけでは通用しないにょ。
やはりグラフィックが多少すごくなった程度では新たな驚きや体験はできないからね。
恐らく現時点で具体的には明かしてないだけで3DSには新たなUIが搭載されるのは間違い
ないにょ。(日経の予測記事でもそれらしいことが書いてあるし)
グラフィックが2Dから3D(ポリゴン)に変わったときに新しいUIとしてアナログ入力が
広まったけどこれからはそれをさらに広げた新しいUIが必要になるにょ。
その1つの形がDSのタッチパネルであり、WiiのWiiリモコンであり、Xbox360のNatalであり
プレステ3のMoveというだけであってどれが良いのかという優劣は付けられないにょ。
優劣を付けるとすればUIではなくそれを生かしたどんなゲームが登場するかということ
だからね。
PSPはPSP goで進化の方向の一面を見ることができたにょ。
メディアプレイヤーとしての進化としてはこれはありだし、パッケージソフトを無くして
ダウンロードオンリーにするというのはiPhoneやケータイアプリでは普通のことだから
問題はない(とはいえ現状ではブロードバンド必須というのはまだ敷居が高い)けど
アプリサイズが1GB以上のものもあるというのに低速の802.11bのまま進化してないという
のはアンバランスだったにょ。
あとは価格面もだし、サードパーティも付いてきてないために新作ソフトもSCEのもの
以外ではプレイできないもの多いからね。
GBミクロと同じくバリエーションモデルの1つとして考えるとPSP goは悪くないけど
これをメインにする(PSP-3000を終了してgo1本にする)というのはさすがに無理がある
と思われるにょ。
果たしてPSP2はどのような進化を遂げるのか・・・。
PSP goの販売不振があるからUMDを捨てるのは難しいと判断したならば筐体デザインや
サイズは制約ができてしまうにょ。
本体が「売れる」か「売れない」かという観点からするとキラーソフト次第となる
(バーチャ2登場でサターンに圧勝ムードがあったのにプレステが勝てたのもFF7の発表が
大きい)ために新しい感動や驚きが得られるハードウェアが必ずしも良いわけではない
ので難しいところにょ。
もしも、モンハンポータブル4thがPSP2で発売されるならば少なくとも国内ではPSP2の
需要は大きいだろうからね。
しかし、新たな感動が得られないと固定層のみから支持を受けるだけであって需要の
広がりには繋がらないにょ。
DSにしろWiiにしろ新しいUI搭載で新たな需要を掘り起こした(ゲームがコアな存在に
なりつつあったのをライト層がゲームをプレイするようにし向けた)という点がヒットに
繋がったのだけどそれは同時に任天堂の自社ゲーム(マリオやポケモンだけではなく
脳トレやWiiスポーツなど)がキラーソフトになったというのも大きいにょ。
結局ハードだけ、ソフトだけでは考えられず、その両方を考えないといけないからね。
だからこそ新しいUIを考案したというだけでは全く意味が無くキラーソフトの存在が
重要となるにょ。(国内でのPSPの躍進はモンハンの影響が途方もなく大きい)
だからUIを変えず、少し性能をアップしたというレベルのPSP2ならば存在の必要性は
かなり微妙となってくるにょ。
マリモーマさんへ
>とりあえず組んでみたけど よくわからないよ
自作PC入門本やWebの自作入門サイトをちゃんと見たにょ?
自作PCなんて所定の場所にパーツをはめ込むだけだし現行規格品だから情報はたくさん
あるため慣れれば難しいところは全くないにょ。(難しいのは組むまでよりも組んだ
後に発生するトラブルの対処の方かも)
具体的にどこが分からないのかというのを教えてもらえれば私も手助けはできるかも
しれないけど現物を見ながらでないとなかなか難しいからね。(所定の場所にはめ込む
だけなので)
携帯からということは「今ネットに繋げるPCがない」ということ?
それだと困ったにょ。
PCを自作する場合、情報収集やドライバ入手などでネットは必要になるからね。
携帯から2
なんとかPCの電源は はいったけど画面がでない
電源ボタンも利いてないよ
後からレスがあるのに気がついた
携帯で自作入門サイトとかみたよ
わからないのは ぐぐって調べたよ
あやの用のメモリーを買えば ネットは できるよ
ついにデジカメは1画素1円の時代に!?
またデジカメが増えてしまったにょ。
といっても500円のジャンク品だけどね。
買ったのは下記の2台にょ。
http://ww5.tiki.ne.jp/~ochame/test/990_P10.jpg
◎Nikon COOLPIX 990(334万画素)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20000223/nikon.htm
◎SONY Cybershot P10(510万画素)
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/rev/camera/20030519/104692/
私は年に5、6台、今までトータルでは20台以上ジャンクデジカメを買ってきたわけだけど
ついに500万画素のものがジャンクコーナーに並ぶ時代になってしまったとは・・・。
無意味な計算だけど1画素あたり1円となるにょ(笑)
両方とも動作確認をした結果今のところ問題はなしにょ。
今までに買った段階で壊れていたものは2台しかないのでジャンク品とはいえ9割は動作
するため「ジャンク品=故障品」とはいえないにょ。(ジャンク品といっても動作
チェックをしてないものや保証のないというだけのものが大半であり、文字通り
「ジャンク=故障品」を示すとは限らない)
まぁ程度が良さそうなもの(外観で衝撃が加わったような痕跡がないもの)を買っている
わけだから無作為に買えば半分くらいは故障品かもしれないけどね。
それにテスト撮影程度しかしてないので使っていたらたまに発生するような不具合はない
とはいえないのでメインデジカメとしてジャンク品を買うのはおすすめできないにょ。
あとジャンクを買う際には注意しないとけないのは付属品の有無にょ。
ほとんどの場合、付属品なんてないからね。
その点ジャンクとはいえ今回買ったものに関しては両方ともちゃんとACアダプタも付いて
いたので問題はないにょ。
COOLPIX 990は単三電池だからACアダプタなしでも使えるけどCybershot P10の方は
専用のリチウムイオン電池だからACアダプタが付いてないないものやバッテリが付属して
ないものを買うと使うことができないにょ。
別途新品で購入してしまったらカメラ本体の数倍、いや10数倍の金額を払うハメになって
しまうからね。
私がジャンクデジカメにはまったのは数年前からだけど最初の頃はスペックに関係なく
程度の良さそうなものを探していたにょ。
しかし、見つけるたびに買っていたらきりがないので最低ラインを100万画素に上げて
それでも増えるので200万画素に上げ今はよほどの思い入れのある機種を除きいくら程度が
良くても300万画素に達しない機種は購入しないようにしているにょ。(当然、すでに所有
している機種と同型機も購入しない)
でないと部屋がデジカメだらけになってしまうしね(笑)
古い機種とはいえ、300万画素あればL版や2L版へのプリントならば十分な性能があるにょ。
500万画素あればA4サイズもそこそこいけるにょ。
COOLPIX 990は当時125000円というコンデジの最上位機種だったので作りも良くレンズ
性能も非常に高いものを搭載しているにょ。(そのかわりコンデジとは思えないほど
デカイけど・・・)
当時は欲しかったけどとても買える金額ではなかったにょ。(今ならばデジタル一眼の
入門機がWズームセットで買える価格だしね)
COOLPIX900シリーズはスイバル式(レンズ回転式)の筐体がウリの1つとなっているけど
スイバル式のデジカメはQVを処分したために無くなったので私にとってこのCOOLPIX990は
貴重な存在にょ。
あとジャンクデジカメを買うときに最近になってそれに加えてた条件は現行で普通に
売られている記録メディアを使用可能ということにょ。(もっと具体的にいうと128MB
までしか対応していないスマメや旧メモステ対応機は除外ということ)
古いデジカメを購入する場合困るのが記録メディアだからね。
すでにスマメは生産が終了し、流通在庫のみとなっているために価格は非常に高騰して
いるにょ。
何せ128MBで29800円というすさまじい価格で売っているショップもあるにょ。(32GBの
SDHCが余裕で買える金額)
http://kakaku.com/item/00542910003/
そのためスマメにしか対応していないようなデジカメはいくら性能や状態が良くても
商品的な価値はほとんどない状態となっているにょ。(2、3年前まではジャンクコーナー
入りしているデジカメの大半はスマメ対応機だった)
もっとも、そういうこともあろうかと思って私は基本的に古いメディアも処分せず取って
あるので安心にょ。
私が持っているメディアはこんな感じにょ。(家の中に存在する予想数量)
国内で普通に使われていたメディアはほぼ網羅しているため古いデジカメを買っても
大丈夫にょ。(デジカメやPDAに挿しっぱなしで部屋の奥の方にあったりするため正確な
枚数は分からない)
スマメ 約3枚
xD 約3枚
メモステ 約4枚
メモステPro 約10枚
CF 10数枚
マイクロドライブ 1枚
SD 20数枚
SDHC 10数枚
※メモステ、メモステProにはDuoを含む、SD、SDHCにはmicro、miniを含む
それだけデジカメを買ってどうするのかという人もいるかもしれないけどその理由は
収集目的だったり、メーカーによるインターフェイスの差異(COOLPIX990も古い機種とは
いえニコンのデジタル一眼のUIとほぼ同じなので違和感なく使える)や同じ被写体を
撮影することで当時デジカメの画質を今のものと比較するためだったりするにょ。
買った段階で壊れている機種はキタムラで新品デジカメを買うときに下取りにだせば
それだけで500円〜5000円割引になるため全く損をしないにょ。(それだけの台数分
新品デジカメを買うとは思えないために実際に元が取れるかは謎だけど・・・)
また動作確認品については飽きたら誰かに無料であげてるにょ。
その際困るのは記録メディアにょ。
現行で普通に入手可能でなおかつ余分が大量にあるなSDカードだと一緒に付けてあげる
けどスマメは上記のように希少品となっているためなかなかあげにくいにょ。(ジャンク
デジカメの半数はスマメ使用となっているため手元のスマメが無くなったらそれこそ
ただの箱になってしまう)
だからこそ現行の記録メディアが必要となるにょ。
最悪の場合「カメラはあげるけどメディアは自分で用意してちょうだい」と言えるからね。
まぁ現行の記録メディアといっても古い機種の場合はFAT16の制限で2GBまでしか使えない
けどね。(CF対応のCOOLPIX990は10年前の機種とはいえ当時は存在さえしなかった2GBの
CFが動作するという報告例がある)
まぁいくら台数が増えても結局使う機種というのは限られているわけだけどね。
一番使用頻度が高いのは画像メモ&スナップ用のTX1であとはデジタル一眼のK200DとD50
くらいでその他の機種はほぼ使ってない状態にょ。
デジタル一眼(=筐体は大きいけどキレイに撮れる)、薄型コンデジ(=画質はそれなり
だけど携帯性は抜群)の2つでほとんどまかなえるわけだからね。
あとはその両者の中間があれば便利にょ。
TX1は発売されてからまだ1年も経ってない1000万画素のデジカメだけどこの度ジャンクで
購入した10年前に発売で、しかも334万画素のCOOLPIX 990の方が屋外撮影では画質で優れて
いるにょ。
だから、デジカメの画質は画素数によって比較するのは無意味だけどCOOLPIX 990も
わざわざ別途持ち歩くほどTX1より優れているかというと微妙にょ。(日中の屋外撮影で
若干優れているとはいえそれ以外のすべての面でTX1の方が優れている)
だからこそこのCOOLPIX990やcybershotP10も元のオーナーが新しいデジカメを買った際に
下取りとして手放したんだろうからね。
デジタルになってカメラの製品的な寿命は短くなってしまったけどだからこそ安価に
旧型を入手できるにょ。
新品であっても1年前の機種だと1万円を切ることが珍しくないからね。
マリモーマさんへ
>なんとかPCの電源は はいったけど画面がでない
画面(BIOS)が出ないとなるとケーブル類がきちんと刺さってないせいだと思われるにょ。
電源ユニットからマザーボードへは24ピンコネクタ(24ピンがひとまとまりではなく
20ピン+4ピンという感じで分かれているものもある)と田型の4ピンコネクタの両方を
挿す必要があるにょ。
あとビデオカードも消費電力が大きいためにPCI-Eの補助電源コード(6ピン)を接続する
必要があるにょ。
>電源ボタンも利いてないよ
電源ボタンが効いてないということは電源ボタンからマザーボード上のジャンパーピンに
接続してないのでは?
http://jisaku.nobody.jp/make/7.html
>携帯で自作入門サイトとかみたよ
>わからないのは ぐぐって調べたよ
ケータイの小さい画面では画像付きのサイトを閲覧するのは厳しいからね。
早急にPCでのネット環境を作ることをおすすめするにょ。
ネットカフェでは作成中の自作PCが目の前に用意できないのであまり意味がないにょ。
>あやの用のメモリーを買えば ネットは できるよ
のどかに使っているメモリをあやのに使えば問題ないにょ。
規格自体は同じなので普通に使えるはずにょ。
のどかに使われているのがPC133だとしても基本的に下位互換性があるためPC100や
PC66メモリとして使用することができるにょ。
だけどあやののi810(FSB66MHz)ではPC133のメモリが相性で使えないこともあるため
少々厄介だけどね。
それはPC133のメモリは2段階低い動作クロック(PC133をPC66として使う)には対応して
いないものもあるためにょ。(1段階低いものは対応しているのでPC100なら問題ないはず)
PC66として動作しないPC133のメモリもBIOSでSPDを無効化し、手動設定をすれば動きそう
だけどメーカー製PCだとそういう設定も無さそうにょ。
さすがにPC66のメモリなんて今は入手が困難にょ。(現在生産されてないため)
私の部屋の中を探せば64MBで良ければあると思うのでそれで良ければあげるにょ。
上記のように1段階低いクロックには100%対応しているのでPC100のメモリを買えばほぼ
問題なく動作すると思うけどね。
まだwin98のまま動かしてる
133メモリーを あやのに入れてネットに復活したよ
電源スイッチが壊れたり ドライバーがうまく動かなかったり苦労したよ
ボードに2個所電源を 繋いでるよ fan1とかにも繋ぐ必要があるのかも?
ピンは HDDとか電源ランプとかリセットのを繋いだよ
どこに繋いだらいいのか分からないのがあるけど たぶんFDDのランプかも
もし PC66メモリーを貰うにしても 直接会うか 送ってもらうかしないといけないね
http://liv0.com
なんとかXPに戻せたよ
※重要】サーバーメンテナンスのお知らせ(10/03/26)
いつもteacup.サービスをご利用いただき、誠にありがとうございます。
一部サーバーのリプレイス、およびネットワーク機器のリプレイスのため、
以下のとおりサービスを一時休止させていただきます。
【メンテナンス実施日時】
3月31日(水)午前3:00〜午前10:00
【対象サービス】
・My teacup.
・レンタル掲示板
・レンタルチャット
・teacup.ブログ "AutoPage"
・ショップレンタル
・プロフネット
・メッセージBOX
長時間のメンテナンスに伴い、
ご利用者様にはご迷惑とご不便をおかけいたしますが、
何卒ご理解とご協力のほどお願いいたします。
以上、今後ともteacup.をよろしくお願い申し上げます
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ついに来ました〜桜の季節♪
私の所でもようやく桜が咲き始めたにょ。
そういうことで近いうちに毎年恒例の桜の写真撮影に出かけるにょ。
私が過去に購入したデジカメの多くが2月〜3月というのもこの桜の影響が大きいにょ。
5年前にまともに桜が撮れるレベルのデジカメが欲しいということでPanasonicのFZ5を
買ったのもちょうど今頃だったにょ。
デジタル一眼レフが欲しかったものの入門機でさえ標準ズームセットで10万円くらいして
いたために予算の目処が付かずネオ一眼で済ませたのだけどお陰でネオ一眼のメリットも
デメリットもよく分かったにょ。
昨年にはついに念願のデジタル一眼レフであるK200Dを購入、そして今年は中古ながら
2台目のデジタル一眼レフとなるD50を購入ということで年々機材が充実してきているにょ。
さて、問題は機材が増えれば増えるほどどれを持ち出すのか迷うということにょ。
機材が少ないうちは所持機器(カメラ+レンズ)を全部持ち出しても大した量には
ならなかったけど増えてくると取捨選択が必要になるからね。
モバイル機器はとっくにすでに取捨選択なしでは持ち出せないレベルに達しているため
モバイルランクを設けることでどれを持ち出すのかを簡単に決められるにょ。
しかし、一眼レフカメラの場合は常時持ち出しではないものであり、モバイルランクで
いえば「D」に相当するため必要に応じて持ち出すようになっているにょ。
まぁ被写体が決まっているならば自ずと必要なレンズは決まってくるとはいえ、さすがに
1本で済ませるというのも難しいにょ。
というわけで現在私が持っているレンズをここでまとめてみるにょ。
◎ペンタックスKマウント レンズ
・PENTAX DA18-55mm F4-5.6
・PENTAX DA50-200mm F4-5.6
・PENTAX A50mm F1.7
・SIGMA 400mm F5.6
◎ニコンFマウント レンズ
・Nikon AF-S18-135mm F3.5-5.6
・TAMRON AF70-300mm F4-5.6
あとは銀塩時代に使っていたキャノンFDマウントのレンズが4本(50mmF1.4、135mmF3.5、
28-70mmF2.8-4.5、60-300mmF4-5.6)あるにょ。
レンズの取捨選択の前にどちらのマウントを持ち出すかを考えなくてはならないにょ。
桜の撮影に適した方・・・といってしまえば簡単に終わるけどデジタル一眼レフが
2台に増えたお陰で取捨選択の楽しみ(?)も増えたにょ。
画質で選ぶならばK200D>D50であるため結論をいうとKマウントレンズに決まりにょ。
D50とK200Dは高感度時の画質はほぼ互角といってもわずかにD50の方が上だけど夜桜撮影
ではなく日中での撮影だからそこまで関係ないにょ。(夜桜を手持ち撮影するならば
多少高感度画質で負けてても明るい50mmF1.7があるKマウントの方で決まりだけど)
Wズームセットに付いてきた2本のDAレンズはさすがに廉価レンズということで絞り開放では
描写が甘めだけどF11まで絞れば十分解像してくれるし、目立った収差もなくなるにょ。
それに対してAF-S18-135mmは絞り開放での描写は廉価DAレンズよりはやや上だけど絞って
使用しても色収差が目立つためあまり性能の良いレンズとはいえないにょ。
AF-S18-135mmはD80のキットレンズとして用意されたためにそれ以降の機種であれば
その色収差をカメラ側である程度補正してくれるためそこまで目立った収差に感じない
かもしれないけどD50で使用時にはかなり目立つからね。
かといって、AMRON AF70-300mmはそこまで目立った色収差はないけどF11くらいまで
絞らないと描写が甘いという難点があるにょ。
しかし、ニコンはペンタックスと比べて全般的にAFが速いというメリットがあるにょ。
K200DはD50よりも3年も新しい機種であるにも関わらずAFの速度は完敗だからね。
これは標準ズームが超音波モーター内蔵というのも大きいにょ。
ペンタックスでも超音波モーター内蔵レンズを買えばAF速度は一気に速くなるとはいえ
選択肢はほとんどないにょ。
あと本体側が対応している必要があるにょ。(KAF2マウントの本体のみ使用可能)
K200Dならば対応しているので超音波モーター内蔵レンズを買えばD50+AF-S18-135mmと
互角の速度は出せるとは思うにょ。
確かに静止物にピントを合わせる場合はそれで解決だけど動く物にピントを合わせる
場合は変わってくるにょ。
何せAFが遅いのに加えてペンタックスの場合はコンティニュアスAF使用時でもレリーズ
優先ではなくフォーカス優先になるからね。
本来ならばコンティニュアスAFは被写体を常にAFで追いかけていてピントが合って
無くても狙った瞬間に撮れる方が正しいとは思うけどなぜかこのような仕様になって
いるため動きのある被写体をAFでとらえることはほぼ無理となっているにょ。
静止物のAFが遅い、動く物にはピントが合わないでは駄目なような感じだけど
ペンタックスの場合はピント精度を優先しているからと思われるにょ。
K200Dは入門機なのに11点測距に加えて中の9点はクロス測距だからね。
これは他のメーカーだと中級機でないと考えられない仕様にょ。(中級機でもニコンD90
ではクロスは中央1点のみ)
メーカーも風景写真をメインに考えているのでAFの仕様もそのせいかもしれないにょ。
カスタムイメージで「風景」を選択すると緑がくっきり鮮やかに描写され、コントラストが
高いものになるし、K20D、K200Dから追加された「雅」を選択するとマゼンダが強調され
桜の色を脳内イメージに近いものにできそうにょ。(日本で主流となるソメイヨシノは
写真に撮ると思ったほど桜のイメージのようなピンクではなく白いことが分かる)
カスタムイメージは「風景」で撮影するか「雅」で撮影するか悩みそうにょ。(RAWで
撮ってあとから調整すればいいだけなのだけど私は基本的にJPEGで済ませるタイプなので)
そういうことで、桜の撮影にはペンタックスであるK200Dの方が適している(AFが遅く
ても問題ない)といえそうにょ。
D50は最初から撮りたい被写体が明確に決まってない場合には有効活用しているにょ。
(今となっては全然速い部類ではないけど)K200DよりもAFが速いし、暗い場所では
K200DはAFが極端に遅くなったり動作しなくなったりするためD50はその速度を生かして
動体やスナップ撮影には有効だからね。
それに色収差が目立つとはいえAF-S18-135mmは35mmカメラ換算で27〜200mm相当という
高倍率でズームであるためこれ1本でほとんどまかなえるため荷物を減らして撮影したい
という場合にも有効にょ。
K200Dを持ち出すならばレンズ選びはほぼ終わったのに等しいにょ。
全体を撮るためには広角レンズが必要だし、花弁のアップを撮るには望遠レンズが
必要ということでWズームは確定であとはキレイなボケが生かせる50mmF1.7も活躍して
くれそうにょ。
さすがに400mmF5.6の出番はないか・・・。
時間があれば地元で開催される航空祭にでも行くかな。
そうすれば400mmF5.6ならば戦闘機もかなりアップで撮れるので活躍しそうにょ。(しかし
MFでそんなものにピントを合わせる自信はないけど)
マリモーマさんへ
>133メモリーを あやのに入れてネットに復活したよ
PC133のメモリがちゃんと動作して良かったにょ。
>ボードに2個所電源を 繋いでるよ fan1とかにも繋ぐ必要があるのかも?
CPUファンやケースファンはちゃんと回ってる?
>どこに繋いだらいいのか分からないのがあるけど たぶんFDDのランプかも
FDDが動作してないにょ?
FDDの電源ケーブルはちゃんと刺さってるにょ?
>もし PC66メモリーを貰うにしても 直接会うか 送ってもらうかしないといけないね
住所を教えて貰えたら郵送するにょ。
まぁ今度大阪に行く機会があるまで待てるならそのときに渡すけどね。
次回いつ行くか分からないけど(笑)
>なんとかXPに戻せたよ
戻って良かったにょ。
ww5.tiki.ne.jp/~ochame/test/grip.jpgが携帯ではスクロールしないと端まで見れないな
あやので PC133メモリーは 動くけど スカイプとかが動かないよ
メモリー1つだけじゃ十分じゃないのかも
p7p55d-eのファンは 回ってるよ もしかしたら ボードが認識してないのかも?
Gフォースの端子に付けても インストールするまでに認識してくれるか分からないよ
住所は hotmailに送ったよ 郵便番号書き忘れたよ
566-0074ね
http://liv0.com
競い合うことで安く買えるのはいいことにょ
DirectX11対応のGeForce GTX480登場
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/tawada/20100327_357454.html
DirectX11に関しては昨年9月にAMDがRADEON HD5xxxシリーズですでに対応しているため
後追いとなるけれど開発そのものはこのGF100コアのGTX480はかなり前から行っていた
ために歩留まりの悪さから発売延期になったために結果的に後追いとなった感じにょ。
やはり、注目点となるのはその性能にょ。
SP数は現ハイエンドのGTX285の240基と比べて倍増の480基となっているにょ。
本来は512基として設計されているのだけど歩留まりを上げるために1ユニット(32基)は
無効化しているのではないかと思われるにょ。(プレステ3のCellが本来SPEを8基搭載
しているけど歩留まりアップのため公称スペックを7基にしているのと同じような感じか)
アーキテクチャが変わったためにSP数に性能が比例するというわけではないけどかなりの
性能アップは期待できるにょ。
ベンチ結果を見てみるとDirectX11対応のゲームだとRADEONのハイエンドに位置するHD5870
と比べて20%〜50%くらい速いにょ。(DirectX11特化GPUという感じなのでDirectX10対応
ゲームだと思ったほどスコアが伸びていない)
3DMarkを見る限りはピクセルシェーダはあまり速くないのでジオメトリ演算が多い場合に
その性能を発揮できる感じにょ。(だから場合によってはRADEONに負けているものもある)
テッセレータを多用するソフトや物理演算が多いソフト(PhysX対応のもの)ではRADEONに
対して大きなリードをすると思われるにょ。
GeForceの場合は最近はCUDAに力を入れており、このGF100コアではGPGPUの性能は大幅
アップとなっているけどゲームに関してはそれほどでもないという噂もあっただけに
GTX480順当な性能アップとしては評価できるくらいのレベルにはなったにょ。
とはいえ、RADEONにはすでにデュアルチップ搭載のHD5970があるにょ。
直接対決をしているベンチはないもののこのスコア差ならばHD5970を上回るかというと
微妙にょ。(消費電力的にはGTX480とHD5970は余り変わらないけど2チップ構成という
ことでHD5970の方が冷却面で有利となる)
それでもGTX480が現時点でシングルチップ最速というのは過言ではないけどね(あくまで
DirectX11環境においてという条件付きだけど)
半年後にはRADEON HD6xxxシリーズが登場するのでシングルチップ最速の座もそこで受け
渡す可能性もないとは言えないためやはり登場の遅れは少々大きかったにょ。
それに、性能は高くてもやはり気になるのは消費電力にょ。
シングルチップにも関わらずカードの最大消費電力は250Wに達するからね。
CPUは140Wが空冷限界と言われているけどいくらVGAカードがVRAMや周辺チップと合わせても
250Wに達するというのは空冷では相当厳しいみたいで動作している動画を見ても冷却
ファンが発する音はまさに異常なほどにょ。(そこまで猛烈な勢いでファンを回しても
GPU温度は95度なので発熱のすごさが分かる)
トランジスタ数は30億(クアッドコアのCore i7でも7.3億だからその4倍!)に達している
ため現ハイエンドのGTX285(183W)と比べると55nm→40nmへと微細化されているにも
関わらず消費電力は1.4倍になっているにょ。
ここまで巨大なダイにしないとならないのもAMDやIntelとは異なりGPU専業メーカーで
あるためパフォーマンスリーダーにならなくてはならないためにょ。
そのせいでGTX480はシングルチップのVGAカードとしては過去最高だったGTX280の236Wを
越えてしまったにょ。
電力供給も8ピン+6ピンとなっているにょ。(GTX280もそうだったけど)
PCI-Eスロットから75W、6ピンが75W、8ピンが150Wで合計で最大300W供給可能であるため
この8ピン+6ピンという構成は納得がいくにょ。
過去のハイエンドGPUは多くても200W前後だったために6ピン×2(最大225Wの供給電力)で
賄うことができたのでGTX480は電源ユニットやケースを選んでしまうにょ。
もっともハイエンドを選ぶ人はそんなことを気にしないことが多い(ひたすら性能重視)
ということで問題ないと思うけどね。
2、3年前と違い今は1000Wクラスの電源ユニットも普通に売られるようになったため
カード単体で250Wくらいなら問題ないにょ。(システム全体で500W弱なので700〜800W
クラス、+12Vが50A以上の電源が欲しいところ)
とはいえ、SLIを行うならばカードだけで500Wに達し、システム全体では700Wに達する
ために1000Wの電源ユニットでも心許ないけどね。
このクラスのSLIをする人にとっては1000〜1200Wの電源は大したことは無さそうだけど
ファンの騒音も2倍になるためそちらの方が厳しそうにょ(笑)
これを常用するならば水冷は必須と言っても過言ではないかもしれないにょ。
この新コアによってようやくミドルクラス以下のコアが新しくなる見込みにょ。
何せ今までは3年前に登場した8800GTと同じG92コアが未だに現役だったからね。(現在も
GTS250がミドルレンジとして現役となっている)
その間AMDの方はHD2xxxをDirectX10.1に対応し低消費電力化したHD3xxxが登場し、さらに
その性能をアップしたHD4xxxが登場し、DirectX11に対応し、高性能化をしたHD5xxxが
登場したにょ。
GeForceはその間微細化で省電力化を行った程度でコアは変わっておらずずっとDirectX10
対応のままだったにょ。
先にバリュークラスから10.1対応となったくらいだからね。
これでようやくまともな勝負ができるようになるにょ。
1社が独走しても正常な価格競争はできず、2社(多社)が競い合うことでより良い製品が
安く買えるにょ。
これはCPUも同じにょ。
Core i7(Lynnfield)は登場から高値安定だったけど6月に大幅な値下がりがある見込み
となっているにょ。
これはAMDが第2四半期に6コアCPUのThuban(製品名「PhenomIIx6」)を発売するから
だと思われるにょ。
現時点ではAMDにはCore i7 860を越えるような性能のCPUは存在しないけどこのThubanが
3.2GHzの上位モデルが300ドルくらいで登場するためにIntelも対抗策をしてくるにょ。
現在はLynnfieldの最高クロックは2.93GHzの870(562ドル、実売6万円弱)でその1ランク
下に位置するのが2.8GHzの860(284ドル、実売3万円弱)だったけど870の1ランク上に
位置する880(3.06GHz)が登場することで870の価格が現在の860と同じになる見込みにょ。
http://northwood.blog60.fc2.com/blog-entry-3680.html
つまり、Core i7 870の価格は一気に半額になるということにょ。
過去にはCore2Quad Q6600の値下がりも大きかったけど今回の値下がりはそれに近いものが
あるにょ。(もしもThubanが予想通りの価格ならばCore i7はさらに価格が下がりそう)
ハイエンドCPUは「ハイエンド」というプレミアム価値があるからこそ高値を付ける
ことが可能になるからね。
それがわずか数%の性能差で実売3万円差を生んでしまうにょ。
しかし、それにプレミアム価値があるかどうかは他社次第だからね。
1社独占ならば完全にその価格で市場コントロールできるし、これはPenIIの頃でも
最上位は10万円で当時のAMDの最高クロックのK6は当時のセレロンと互角だったので
セレロンと価格競争をしなければならず辛い立場にあったにょ。
これがAthlon、AthlonXPでIntelに並びAthlon64で追い越し、Athlon64x2では完全に
トップの座を手に入れたにょ。
その時のAMDは最上位のもので実売12万円ということでIntelが高値を付けているという
よりも勝者が高値を付けられるというだけのことにょ。
RADEON HD2xxxシリーズは性能こそ悪くはなかったけど消費電力が高すぎるという問題に
直面したにょ。(最高位の2900XTシングルチップで200W近くに達した)
しかし、それがあったからこそHD3xxxシリーズでは省電力に舵取りをしたにょ。
結果として性能は2xxxシリーズと変わらない(高負荷時の弱さはそのまんま残っている)
ためにGeForceのG92コアの出来の良さもあって完全にGeForceに性能差を付けられたにょ。
だからHD4xxxシリーズでは消費電力をほとんど上げずに性能を大幅に上げGeForceに
対して勝負に出たにょ。
何せハイエンドであるはずのHD4850は199ドル(実売2万円少々)という低価格な製品で
ありながら当時のGeForceのハイエンドモデルであり実売でも3〜4万円していた9800GTXと
互角(高負荷時には9800GTXを凌駕)の性能があったからね。
これにより両者とも激しい価格競争が始まったにょ。
しかし、上記のようにウルトラハイエンドに舵取りしたGF100コアはそのダイサイズの
大きさのため歩留まりが悪く開発が遅れRADEONの圧勝ムードとなっていたにょ。
だからHD4850と同じレンジであるはずのHD5850は3万円前後という価格で登場したにょ。
今回登場するGeForce GTX480/470によってRADEON HD5870/5850の価格下落は必至となり
そうにょ。(すでに登場から半年経つため価格自体下がっているけど)
そして、このGF100コアを使ったミドルクラス以下のGPUも登場するのでミドルクラス〜
バリュークラスまで一気に価格が変わってきそうな感じにょ。
GTX480が499ドルということは初物価格で6万円強、価格がこなれたら5万円台前半と
なりそうだけどクラスで言うとGTX480の真のライバルはデュアルチップのHD5970だろうから
HD5870は3万円台前半、HD5850は2万円台前半くらいに下がることに期待にょ。(それぞれ
RADEON HD4870、4850が登場した頃の価格)
私が前回自作PCを組んで今年の6月で早2年・・・。
基本的に3年おきくらいに自作しなおしているために組み替えは来年あたりとなるけど
Core2Duo E8400(3GHz)&RADEON HD4850で性能面では全然不満はないにょ。
エンコをするならばCPUは速ければ速い方がいいけど最近はそんなにエンコをしないし
ゲームをするにもCore2Duo 3GHzで不足するゲームなんてほとんどないからね。(強いて
挙げるならばらぶデス4くらいか)
もしも、今、新しく組み替える場合、CPUを変えるならばマザーボードごと変える必要が
あるけど投資金額を考えるとシングルスレッド性能で1.5倍、マルチスレッド性能で3倍は
欲しいため現時点ではCore i7の最上位クラスを買わないといけないにょ。(3割高速に
なれば体感的にも速く感じるけどCPUを買い換えのみではなくマザーボードごとになるため
求める要求ラインは厳しくせざるを得ない)
VGAも買い換えるならば性能は3倍は欲しいけどこちらも最上位クラスが必要になるにょ。
組んでから2年も経ってないから当然とはいえまだまだ買い換えるには時期が早そうにょ。
それだとCPUとVGAだけで10万円を大きく越えてしまうにょ。
CPU、VGAともに2万円で現在私が使っているものと比べて3倍の性能のものが手に入る
ようになるためにも競い合っている2社にはお互い頑張って欲しいところにょ。(2年後
くらいには可能になっているかも)
マリモーマさんへ
>ww5.tiki.ne.jp/~ochame/test/grip.jpgが携帯ではスクロールしないと端まで見れないな
300万画素(2048x1536)で撮影したものを640x480まで解像度を落としているのでPCなら
余裕で見れるけどケータイならば最近のものでもギリギリといった感じだからね。
>あやので PC133メモリーは 動くけど スカイプとかが動かないよ
>メモリー1つだけじゃ十分じゃないのかも
今どれくらいメモリを搭載しているにょ?
>p7p55d-eのファンは 回ってるよ もしかしたら ボードが認識してないのかも?
ちゃんと刺さっているのに認識してくれないというのもおかしな話にょ。
もう1度聞くけどPCI-Eの6ピン電源ケーブルはビデオカードに刺さっているにょ。
私も組んだあとに画面が出ないのでよく見たらビデオカードに刺さってなかったという
経験があるからね。
>住所は hotmailに送ったよ
PC66のメモリは見つかり次第送るにょ。
見つからないときはPC100の方にするにょ。
PC100ならば確実にPC66として動作するはずだからね。
あとデジカメも良かったらあげるにょ。
HDDを USB接続できるケーブルは 3000円ぐらい買えるのか
状況が よく分かるように たくさん画像を撮影したよ
http://www.hcn.zaq.ne.jp/cabvq706/pc6.jpg
http://www.hcn.zaq.ne.jp/cabvq706/pc7.jpg
http://www.hcn.zaq.ne.jp/cabvq706/pc8.jpg
http://www.hcn.zaq.ne.jp/cabvq706/pc9.jpg
http://www.hcn.zaq.ne.jp/cabvq706/pc10.jpg
http://www.hcn.zaq.ne.jp/cabvq706/pc11.jpg
http://www.hcn.zaq.ne.jp/cabvq706/pc12.jpg
http://www.hcn.zaq.ne.jp/cabvq706/pc13.jpg
http://www.hcn.zaq.ne.jp/cabvq706/pc14.jpg
http://www.hcn.zaq.ne.jp/cabvq706/pc15.jpg
http://www.hcn.zaq.ne.jp/cabvq706/pc16.jpg
http://www.hcn.zaq.ne.jp/cabvq706/pc17.jpg
http://www.hcn.zaq.ne.jp/cabvq706/pc18.jpg
http://www.hcn.zaq.ne.jp/cabvq706/pc19.jpg
http://www.hcn.zaq.ne.jp/cabvq706/pc20.jpg
http://www.hcn.zaq.ne.jp/cabvq706/pc21.jpg
http://www.hcn.zaq.ne.jp/cabvq706/pc22.jpg
http://www.hcn.zaq.ne.jp/cabvq706/pc23.jpg
http://www.hcn.zaq.ne.jp/cabvq706/pc24.jpg
>>今どれくらいメモリを搭載している
531MHzの 256MB RAMだよ
>>PCI-Eの6ピン電源ケーブルはビデオカードに刺さっている
よく分からないけど スロットに刺さってる Gフォースは 電源に繋いでるよ
>>見つからないときはPC100の方にする
ゆっくり探していいよ
>>デジカメも良かったらあげる
貰える物は 貰うよ
http://liv0.com
新しいケータイが欲しいけれど・・・
さて、私のケータイの905SHも3年となるためにそろそろ買い換えを検討しているのだけど
なかなか良い機種が見あたらないにょ。
最新機種は8万〜10万円となるために2年分割でもかなりの負担になってしまうというのが
買い換えを躊躇している理由にょ。
ソフトバンクの場合、端末代は高価だけど月月割として毎月の割賦金のうち最大2000円、
つまり2年間では48000円は基本料金から引いて貰えるために実質負担金は9万円の端末で
あっても42000円程度で済むためにドコモと比べても高くはないんだけどね。(それでも
割賦制導入前よりは高くなったけど)
私は昔と違いそこまでケータイに高性能化を望んでいないにょ。
カメラもTX1をいつも持ち歩いているのでカメラ機能はそれこそVGA程度でも問題ないし、
ネットはVAIO UXやR5があるために必要最小限機能だけあれば十分だからね。
ということで、実際のところ905SHで何も困ることはないにょ。
ただ、現在困っているのはバッテリにょ。
劣化が著しく気が付いたらバッテリ切れなんてことも度々あるからね。
まぁそれならば新品バッテリを買ってしまえばいいだけの話だけどガジェット好きの
私としてはせっかくなので機種変更をしたいところにょ。
しかし、上記のように予算的に・・・。
ソフトバンクといえばiPhone使用者が多いけどこれも実質負担金を考えると別途iPod
touchを買うよりも遙かに安上がりというのが大きいと思われるにょ。
ただ、私はあまりiPodに興味がない(次にDAPを買うならばiPodではなく恐らくウォーク
マンを選択すると思う)からね。(アプリは面白そうだけどそのためだけに買うという
のも・・・)
それにiPhoneは個人的に気に入らない面も少なくないためにスマートフォンを買うならば
iPhone以外を選択したいところにょ。
そこで期待しているのがAndroidケータイにょ。
昨日ついにソフトバンクからAndroidケータイ「HTC Desire」が発表されたにょ。
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20100328_357645.html
すでに発売されているNexus Oneをベースにした機種だと思われるけどOSは最新の2.1を
搭載しているにょ。
Android自体は普及度からいうとまだまだこれからといった感じだけどWindows Phone 7は
ネイティブアプリ実行機能を無くしたためもう私の眼中にはないので消去法でAndroidに
期待しているというだけなんだけどね。(そこまで強い思い入れがあるわけでもない)
ただ、このHTC Desireの最大の問題は価格にょ。
実質負担金が2万円程度というのは別に高くはないのだけどXシリーズと同じ基本料金
となるとパケット定額の上限が5985円となるにょ。
http://mb.softbank.jp/mb/price_plan/X/packet_full/
今は上限が4079円のパケット定額の旧プランだから月々の出費が1906円増えてしまう
計算になるにょ。
もしも3年間使えば68616円の負担増となり、端末代の実質負担金の約2万円を合わせると
約9万円の出費となるにょ。
そこまでの金額をだしてAndroidケータイが欲しいかと言われたら微妙にょ。
それならばスマートフォンではなく普通のケータイの方が安上がりにょ。
しかし、買い換えるとなるとまた変わってくるにょ。
現行プランだとパケット定額上限が4410円だし、PCサイトブラウザ(フルブラウザ)を
1回でも使用するとその月の上限金額はスマートフォンと同じく5985円に跳ね上がって
しまうにょ。
現在は旧プランのままなのでどんな使い方でも4079円が上限となるためフルブラウザを
全く使用しなくてもパケット上限が月331円、3年間使用すると端末代とは別に11916円の
負担増となるにょ。
まぁこれくらいなら何とか許容できるけどそれでもそこまでの金額(端末代+1.2万円)
出して欲しい機種というのがないから困るにょ。
今はPCを常に持ち歩いているというのがやはり大きいと思われるにょ。
ケータイだけで済ますなんてことはないからそこまでの性能は要らないし、それならば
低スペックのケータイに変えるという手段をとっても毎月の出費が増えるという
デメリットは無くならないため機種変更をしないのがベストという結果になってしまって
いるにょ。
ケータイ単体でUXと同レベルのことができるようになれば2回線を1回線にすることで
コストダウンが可能になるため月々の負担金が多少増えても十分相殺ができるけれど
そのためにはD4のようにフルバージョンのWindowsが搭載されないと無理にょ。
普通のスマートフォンサイズでスライド式キーボードが付いてまともに使えるレベルで
Windowsが動作しなおかつ十分な駆動時間が実現できれば即買い換えたいところだけど
そんなものが登場するのはいつのことやら・・・。
Mooestownはそれを実現するための第一歩だけどOSそのものが徐々に重くなっているために
(MSがスマートフォン用にカスタマイズしたSKUを出さない限りは)フルバージョンの
Windowsが普通のスマートフォンサイズの端末に載ることはないかもしれないにょ。
マリモーマさんへ
>状況が よく分かるように たくさん画像を撮影したよ
細かい部分が確認できないので何とも言えないけどこの写真を見る限りではそんなに
問題点は見えないにょ。
ケーブルがしっかり刺さっているか、ビデオカードも奥までささっているのかもう1度
チェックして欲しいにょ。
あと1つだけ気になったのはこの写真にょ。
>http://www.hcn.zaq.ne.jp/cabvq706/pc14.jpg
何でビデオカードが2つ刺さってるにょ?
>531MHzの 256MB RAMだよ
256MBあればXPはとりあえず普通に動作するにょ。
skypeが使えないのは別の部分に問題点がありそうにょ。
>貰える物は 貰うよ
それでは適当な機種を送るにょ。
古い機種だけど携帯のカメラよりはキレイに撮れるし、光学ズームもあるし、スポーツ
モードとか風景モードとかを切り替えればさまざまな被写体を効果的に撮影可能にょ。
メディアの寿命がデジカメの寿命・・・?
3月26日には古いデジカメを買う場合には記録メディアに何を使っているかが重要になると
いうことを書いたにょ。
しかし、今となってはxDピクチャーカードを推していたオリンパス、富士フイルムは
いずればSD系のカードに対応し、メモステ1本だったソニーも今年に入って同じくSD系の
カードに対応したためにSD陣営に加わったために国内メーカーのコンデジに関してはSD系の
カードで完全に統一されたにょ。
これはカメラ選びで対応メディアを考えずに済むと言うことで非常に喜ばしいことにょ。
しかし、今はSDカードに統一されたとはいえ、古いデジカメを買う場合にはやはり
使用メディアが何かが重要になるにょ。
ということで、私が考えている記録メディアの優劣を比較を書いてみるにょ。
基本的に「大容量のもの」が「安く」「手軽に」買える方を優先しているにょ。
SDHC>メモステPro>CF(FAT32対応)>(2GBの壁)>SD>CF(FAT16対応)>xD
>(128MBの壁&現役の記録メディアの壁)>メモステ>スマメ
最大容量だけでいえばCFがトップなのだけど価格面を考えるとSDHCやメモステProの方が
有利となるにょ。
CFも安価なメーカーのものは安いとはいえ地方の家電量販店ではそういったメーカーの
ものは入手が厳しいし、同一メーカー間比較であれば製造コスト上不利になるCFが
最も高価になるにょ。
2GBまでのメディアに関して言うと2GBのものが数100円で買えるSDカードが圧勝にょ。
CFとxDの優劣は微妙だけど汎用性を考慮してCFの方が良いと判断したにょ。
規格上最大128MBの旧メモステやスマメに関してはもはやメーカー生産がないためにその
メディアを持ってない人は論外で持っていてもあえてそれにのみ対応したデジカメを
買うというのはお勧めできない感じにょ。
コレクター目的ではなくまともに使うために買うとすればやはり最低でもL版くらいには
まともにプリント可能なレベルのものが欲しいし、そうなると200万画素がボーダー
ラインとなるにょ。(130万画素でもギリギリOKだけど)
被写体や機種によって変わるものの200万画素だとファインで1枚1MB程度、ノーマルで
500〜600KB程度になるにょ。
128MBのメディアをすでに所持しているというならば100枚撮れるのでまぁ実用の範囲内
ともいえるけど枚数を気にせず撮影できるデジカメのメリットが十分に生かせるとは
思えないにょ。(128MBのメディアを複数持っている人ならばカメラの電池が切れるまで
使えるため問題ないけど)
そうなると現在の実用の最低ラインといえるのは最大2GBのメディアに対応している
機種となるにょ。
仮に500万画素であるとしてもファインで2〜2.5MB、ノーマルで1MB前後となるために
2GBのメディアであれば1000枚近くは撮影でき、静止画しか撮影しない人であれば
ほとんど困らない容量と思われるにょ。
2泊3日くらいの旅行に持っていく場合、1回の充電で300枚撮れる(標準的なデジカメで
1回の充電に撮れる最大枚数)デジカメでならば3日で最大900枚撮影可能なので2GBあれば
困ることはあまりないだろうしね。
さて、ここで問題となるのはCFにょ。
CFは配線的にはPCカードと同じでインターフェイスはIDEをベースとしているために
HDDと同じ制限ができてしまうにょ。
CFには規格上の最大容量というのはないけどBigDriveに対応していない現行のCFは
HDDと同じく137GBの壁があるにょ。
それに加えてファイルシステムの壁があるにょ。
他の記録メディアはファイルシステムが変わる度に規格そのものを変えてきたけどCFは
そのような規格が存在せず容量だけ増えていったからね。
したがって、デジカメ側がサポートするファイルシステムで最大容量が決まってくるにょ。
FAT32に対応しているならば現在のCFの壁である137GBまでのものが使用可能(SDHCや
メモステProが32GBなのはFAT32の制約ではなく規格上の制約)だけどFAT16までしか対応
していなければ2GBが上限となるにょ。
上記比較においてCFが2GB超と2GBまでの2カ所に存在しているのはそのためにょ。
そのデジカメがFAT32に対応しているかどうかということが非常に重要になってくるにょ。
とはいえ、ここ数年CFスロット搭載のコンデジなんてないわけだからFAT32に対応して
いるコンデジがあるかどうかは分からないにょ。
そう書くと同じ規格のメモリを使ってファイルシステムの制約があるなんて分かりづらく
SDとSDHCのように対応しているファイルシステムによって規格そのものを変えた方が
分かりやすいともいう人もいるかもしれないにょ。(SDHC対応機ならば100%FAT32に
対応しているわけだしね)
しかし、そんなに単純ではないにょ。
CFの場合はフラッシュメモリとそのコントローラがカード内に内蔵されているという
ことで対応しているためFAT16対応であれば2GBまでは確実に使えるし、4GB以上のCFを買い
PC側でFAT16フォーマットをすれば2GBのCFとして使用することができるため低容量の
メディアを店頭に売って無くて困るという心配も無用になるにょ。
しかし、CF以外の記録メディアに関してはコントローラは対応機器側(つまりデジカメ
本体)にあるため古い機種だとコントローラの制約が発生してしまう可能性もあるにょ。
私が持っているオリンパスC-730ultra zoomはxDとスマメに両方対応しているコンデジ
だけどxDは規格上2GBなので2GBのメディアが使用できると思いきや対応しているの
は512MBまでにょ。
メーカー公称値より多く使えることは少なくないために実際1GBのxDを入れて試したけど
認識さえしてくれないにょ。
デジカメではないけどリナザウでも同じような制約があるにょ。
3桁機(C700、C800シリーズ)ではSDカードスロットはSDHCに対応していないということで
最大では2GBのSDカードが使えそうだけど実際は1GBまでのものしか認識してくれないにょ。
もっともそれはコントローラ(それを制御しているファームウェアやドライバ)によって
変わるのでバージョンアップで規格最大まで対応させることは可能にょ。
リナザウも有志のドライバによってSDカードの1GB制限は突破可能になっただけではなく
SDHCにも対応したからね。(メーカー公式なものではないので導入は自己責任で)
http://petit-noise.net/blog/20100304/sl-c750760860%E7%94%A8-sdhc-%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%90%E6%9B%B4%E6%96%B0
しかし、コンデジの場合はファームウェアのバージョンアップを行うことはよほどの
不具合がない限りほとんどないと思われるにょ。
結局はどこまでの容量に対応しているかは自分自身で実際に使ってみるかネットなどで
使用ユーザーの情報を入手しないと分からないにょ。
さて、私が近所のキタムラでジャンクカメラを漁り始めて数年経つけどジャンクとそうで
ないもの(中古として販売されているもの)は付属品の有無だけではなく年式の問題も
ありそうにょ。
ジャンクとして並んでいるものは最も新しいもので2003年の機種、中古としてショーケース
内に並んでいるものは(コンデジに限っては)2004年以降の機種となっているからね。
この辺の年式が現時点では中古とジャンクの境目になってそうにょ。
2GBのメディアに対応していれば静止画しか撮らない場合はそれほど問題ないけど動画を
撮影したり、私のように基本的にカード内に撮り溜めたいという場合はやはり容量が
大きければ大きい方がいいにょ。
その場合、SDHCに対応した機種ならば問題はないけどSDHC対応が始まったのが2006年で
あり、すべての機種が対応になったのは2007年になってからのことなのでここ2、3年の
機種を買うならば間違いなくSDHCに対応(当然SDカードが使える機種)しているにょ。
新品の型落ち品ならば問題ない(コンデジはモデルチェンジが早いので2年以上前の機種が
店頭に並んでいることはほぼ考えられない)けど格安の中古やジャンクを買う場合は
SDHCに非対応という可能性も充分に考えられるにょ。
特に上記のようにジャンクであれば(明かな故障品でない限りは)2003年〜2004年が
ボーダーラインと推測されるためSDHC対応のものはまず望めないにょ。
安価な中古やジャンクデジカメを購入する際に使用可能な記録メディアの使用可能な
容量を重視するならばメモステPro対応の機種がおすすめにょ。(中古やジャンクの
デジカメは年式で価格が決まることが多いため基本的に古い機種の方が安い)
Pro対応機種が登場したのは2002年からだけどすべての機種が対応になったのは2003年から
となっているにょ。
したがって、Proに対応の初期のものはすでにジャンク入りとなっており、実際に私は
Cybershot P10とT1のジャンクを入手したにょ。(両方とも明かな故障箇所というのは
見あたらなかった)
メモステはPro(256MB以上のものがProになる)が登場した時点でFAT32が採用されており
SDでいえばSDHCと同じく32GBまで規格上は対応しているにょ。
確かに規格上対応しているからといって必ずしも規格上限サイズのものが使用可能とは
いえないけど私が持っているP10やT1(いずれも2003年発売の機種)では私の手元にある
最大容量となる8GBのメモステDuoが普通に使用できたにょ。
これはメーカーが動作確認した最大容量(P10が2GB、T1が4GB)よりも大きなものと
なっているにょ。
古い機種とはいえ500万画素ならばファインでは1枚2MBを越えるしカードの空き容量の
限界までMPEG1での動画撮影可能なため対応している記録メディアの容量が大きければ
大きいほど便利なのは間違いないにょ。
もっとも新規にメディアを購入するならばメディア代も考慮する必要があるのだけど
すでに手元にSDHCの予備がある人ならば多少予算を上乗せしてもSDHC対応のデジカメを
買った方が有利になる場合も多いかもしれないにょ。
新規にSDHCのメディアを買うとなるとまた使い回せるあてが無ければそこまで対応して
いる記録メディアに拘る必要はないにょ。
手持ちの記録メディアで購入判断するというのは持っているのがSDHCにしろメモステに
しろ大容量(8GB以上)のメディアであることが重要になるにょ。
低容量(2GB以下)のものしか持ってないようだとだとそのメディアに合わせて買う
必要性はないにょ。
例えば手元に1GBのxDカードがあるからといってあえてxD対応のものを選ぼうとすると
選択肢がかなり狭められてしまうからね。
2GBのSDカードなんて数100円で買えるわけだから「2GB以下で充分」と考えている人ならば
手持ちにSDカードが無くても気にせずSDカード対応機を買う選択肢もあるにょ。
500円のジャンクに別途数100円のメディアを買うのも馬鹿らしいかもしれないけどSD
カードならばそれに対応している機器を1つも持ってないという人は少ないだろうから
コンデジ専用のxDよりは使い回しが効く分だけ有利にょ。
また規格上2GBまで対応していることが現役記録メディアといってもいいボーダーラインと
今は考えているけどそれも時代によって変化するにょ。
NANDフラッシュの主流が16Gbitから32Gbitへと移り変わろうとしている今、1GBのSDカード
(少し前まで1世代前だったけど今は2世代前の製造プロセスとなり生産量が大幅に減って
いる)は、すでに店頭から徐々に消えつつあるし、2GBのSDカードもいずれは消えるにょ。
(今は2GBと4GBでは製造原価がほとんど変わらない)
したがって、今となっては2GBのメディアが使えない(1GBや512MBまでしか認識できない)
つまり規格上限のものが使えないデジカメはそのメディア自体(SDカード)が現役で
あっても「現役の記録メディアが使える」とは言い難いものとなっているにょ。(512MBの
xDなんて店頭でほとんど見かけないので私が持っているC-730ultra ZoomはxDカード対応
でありながら現役の記録メディアが使えるとは言い難い)
もっとも規格上限である2GBのSDと2GBのxDは需要があるためしばらく製造が続けられる
だろうけどそれでも32Gbitから64Gbitへと主流が移り変わる時期になったら生産量が
少ない2GBのカードはかえって製造コストは割高になるため現在の1GBのように店頭から
消えることはなくても4GBの方が安価という価格の逆転現象が発生しはじめる可能性が
出てくるにょ。(最大容量である32GBのSDHCの容量単価が高いのは「最大」という
プレミアム価値の上乗せもあるけど需要が少ないため生産量が少ないというのも理由の
1つとなっている)
実際旧メモステも末期には128MBのものが256MBやそれ以上の大容量のメモステProよりも
高価という状態になったからね。
メモステのように容量が大きな物と比べて価格の逆転現象が起きたとき規格上限となる
2GBのSDは「現役の記録メディア」といっていいか立場が微妙になってくるにょ。
xDカードが安くないのは2GBが規格上限ということに加えて生産量が少ないというのが
理由だから旧SDカードの生産量がxD並になれば2GBのSDカードの価格はxDと変わらない
レベルになると思われるにょ。
今は上記のように店頭での入手性を考慮し「2GBの記録メディアが使える」ということが
現役といえる条件と私は考えており、それは時代とともに変わるのだけで同じデジカメを
同じように使用し続けるならば話は変わってくるにょ。
1枚の記録メディアで静止画が数10枚撮影できればいいと言う人であればスマメ対応の
デジカメも現役といえるからね。(使い方が変わらない限りは大容量のものは不要だし)
しかし、それも予備のメディアがある場合の話にょ。
予備メディアがないとメディアの寿命がカメラの寿命になってしまうにょ。(どちらが
長いかは別にしてフラッシュメモリは突然死が怖い)
とはいえSDカードはスマメよりも遙かに普及しているし、2GBのSDカードが市場からほぼ
消えたり、16GBや32GBのSDHCカードよりも高価になるという時代はもうしばらくは来ない
だろうから安価で入手したSDカード対応(SDHC非対応)のデジカメを10年以上使おうとか
考えない限りはそんな予備メディアのことは気にしなくてもいいけどね。
128MBというのは当時としても明らかに不足(300万画素の時代までスマメは使われていた
けど最高画質で数10枚しか保存できない)だったのに対して2GBのSDはそこまでの不足
ではないのでSDHC非対応機で使うというよりも容量が少なくても安い方がいいと感じる
人がいるからそれなりに需要はありそうということでスマメや旧メモステの末期のように
極端に容量単価が高く感じるようになるのは相当先になると思われるにょ。
ここまで長々と書いたもののデジカメを買うならば新品を薦めるにょ。
200万画素あればL版印刷には問題ないし、ここで何度も書いているように最近は
高画素化=高画質とはいえなくなっているため古い機種でも問題ないといえるけど
自分の最低限必要なものを見極めて選択できなければ結局は安物買いの銭失いとなって
しまうからね。(日中屋外での画質は良くても古い機種は暗所性能が悪すぎるし
手ぶれ補正機能もないし、液晶画面や動作レスポンスも最近の機種と比べて劣る)
デジタル機器は進化(モデルチェンジ)が早いけどデジカメは特にそれがいえるので
型落ち新品が最もコストパフォーマンスが高いにょ。(1年前の機種だと発売当時の
半額以下で買えることは珍しくないし1年差だと極端に性能で劣ることはない)
逆に中途半端に古い中古デジカメが一番コストパフォーマンスが悪いにょ。
私のように収集目的でジャンクを買うというのもそれはそれで楽しいけどね。
500円で最新ケータイ(一部の高画質のものを除く)のカメラを上回る画質の機種が
買えてしまうからね。(最近の800万画素ケータイよりも昔の300万画素のコンデジの
方が画質が上のことが多いし、専用品だけあってカメラとしての使い勝手は上)
それに昔あこがれだった機種、往年の名機などをコレクション目的で買うというのも
いいかもしれないにょ。
デジカメには骨董品的価値がほとんどないので古い機種は安くなるからね。(上記の
ように2003年以前のコンデジはジャンクコーナー行きになっているし)
画質はさすがにメインとして使うのは厳しいかもしれないけど古き良き時代を思い出す
というのもいいかもしれないにょ。
そのためにも対応した記録メディアがないと話にならないのでメディアの寿命が
そのデジカメの寿命といっても過言ではないにょ。
まぁ買ったデジカメを使わず飾っておくならばそれは根本から変わってくるけどね(笑)
デジカメで何を撮るのか考えないといけないな
ボードを一つ外して試してみたよ(radeon7500だったのかも?)
緑のランプが付くだけで ファンは 回ってなかったよ
自分では これ以上どうしょうも出来ないから 分かる人が来るまで放置するしかないかも
ボードも何のボードなのか書いてないと しばらく時間がたったら分からなくなるよ
http://liv0.com
さくらちゃんは最高ですわ♪
今年も桜を撮ってきたにょ。
3月27日には使用する機材の選定を行ったのだけど実際はどうだったのかというと
400mmF5.6以外のレンズは結局全部持ち出したにょ。
それに加えてコンデジも5台ほど投入したにょ。(画質比較用のため)
全部で撮影枚数は200枚少々だったにょ。
銀塩時代は静物撮影ならば1日に24枚撮りフィルムで1〜2本だったのでデジタルになって
から撮影枚数はかなり増えたにょ。(これが動体撮影ならば連射が加わるので飛躍的に
枚数が増える)
今年一番活躍したレンズは何と言っても1000円で買った50mmF1.7にょ。
アップとロング用に望遠ズームと標準ズームを持っていったもののほとんどの写真が
50mmF1.7だけで十分だったにょ。
正確にいうと1本で何とかなるといった感じかもしれないにょ。
私が銀塩一眼レフを始めた頃は50mmF1.4で何でも撮影していたからね。
それを思えば至極当然にょ。
「一部」を撮ろうと思えば「被写体に近づく」
http://www.42ch.net/UploaderSmall/source/1269967084.JPG
「全体」を撮ろうと思えば「被写体から遠ざかる」
http://www.42ch.net/UploaderSmall/source/1269966272.JPG
(※上記画像は600万画素で撮影したものを無加工のため2MB強のファイルにつき注意)
こんなの当たり前のことだけどズームレンズを使い始めてから手を抜きがちだったにょ。
少し反省・・・。
今回も1000万画素のK200Dを600万画素モードで撮影したにょ。
これはPCでの等倍鑑賞の機会が多いのであまり画素数が大きいと逆に不便(600万画素で
あってもSXGA+のノートPCで一度に全体の4分の1しか見れない)ということで画素数を
減らし、最大でA4サイズのプリントということを前提に考えれば200万画素では少ない
ので間を取って600万画素となったにょ。
L版プリントしかしないとか、JPEGはあくまで確認用でありプリントの際はRAWから行う
という人ならば200万画素で全く問題はないけど私はあくまでRAWは保険用であり普段は
ほぼJPEGで鑑賞やプリントをしているにょ。
1000万画素のセンサーから出力されたものを600万画素にすることで密度が上がるため
PC画面上でピクセル等倍鑑賞をしても十分耐えられるレベルになるにょ。(ベイヤー
センサーにローパスフィルターを使っている以上は最大画素数で撮影した場合は等倍で
完全にピクセル単位に描写するのは不可能)
そもそも高い枝の花弁を写さない限りはそんなに望遠なんて要らないわけだしね。
なぜ望遠レンズを使うのかというと背景をぼけさせてすっきりさせるために被写界深度を
浅くして撮影したいというのが一番の理由にょ。(背景が遠景ならばいいけどそうではなく
後ろの枝をぼかす必要があるためかなり浅くしないといけない)
ネオ一眼を使用していた頃はセンサーサイズが小さく望遠側を使わないと背景をぼけさせる
というのは出来なかったけどそれよりも1桁大きいAPS-Cサイズのセンサーを搭載した
デジタル一眼レフだと中望遠くらいで十分にょ。
50mmのレンズは35mm換算で75mm(概ね一般的なコンデジでは2倍ズームくらいの焦点距離)
ということで標準レンズというより中望遠レンズに近い感じなので十分ボケ効果は期待
できるにょ。(ただし距離が長くなれば被写界深度が深くなる)
しかもF1.7と明るいため絞りを開けて撮影すれば簡単に背景をぼかせるにょ。(というか
3月20日に書いたように絞り開放で近距離撮影をすると被写界深度が浅すぎて正確なピント
合わせが困難なくらい)
ちなみに絞りを変えるとどのように背景のボケは変化するかというと次のような感じに
なるにょ。
同じAPS-Cセンサーのデジタル一眼で50mm(換算75mm)のレンズを使って同じ被写体を
同じF値で撮影すればボケの量はどれも同じになるためボケ量の相対的な違いという面では
参考になると思うにょ。(色あいやボケ味はレンズによって異なる)
F1.7 (今回使用したレンズの開放F値)
↑ http://www.42ch.net/UploaderSmall/source/1269968040.JPG
↓1段半の差(約3倍の明るさ差)
F2.8 (明るい高性能標準ズームの開放F値並)
↑ http://www.42ch.net/UploaderSmall/source/1269968952.JPG
↓2段の差(4倍の明るさ差)
F5.6 (一般的な標準ズームの開放F値並)
http://www.42ch.net/UploaderSmall/source/1269969810.JPG
このレンズは絞り開放(F1.7)ではシャープさに欠けるけどこのソフトフォーカス気味の
描写はポートレートなどでは有効活用できそうにょ。
F2.8ではピントの合っている部分はかなりシャープになり、F2.8のズームレンズを絞り
開放で使うよりは有利になると思われるにょ。
元が明るいため1段半しぼっても十分ぼけてくれるにょ。
F5.6では十分シャープになり一般的な標準ズームを絞り開放で使用するよりは圧倒的に
有利となるにょ。(開放から1〜2段絞らなければシャープな像を得ることは難しい)
私は桜をキレイに撮りたいためにデジタル一眼レフを買ったわけだけどその買っただけの
価値は十分あったと思うにょ。
細部の描写や質感はコンデジとは桁違いだからね。
桜を撮りたいけど一眼レフは持ってないから・・・なんていうのは非常に勿体ないにょ。
確かに細部の描写や大きなボケを望むならば一眼レフがベストとはいえ、コンデジでも
望遠側で撮影したり、近くまで寄って撮影すれば十分にぼかすことが可能になるにょ。
そんな10倍ズームの機種とか持って無くても3倍ズーム(望遠側が換算100mm程度)でも
これくらいは撮れるにょ。
http://www.42ch.net/UploaderSmall/source/1269970558.JPG
http://www.42ch.net/UploaderSmall/source/1269971224.JPG
これは普段私が持ち歩いているCybershot TX1で撮影したものにょ。
裏面照射センサーを採用いうことで暗所には強いけど日中屋外の描写を苦手としている
センサーだし、屈折光学系のためレンズ性能は今ひとつでここ1年くらいに発売された
コンデジの中では日中屋外の撮影に関しては最下位クラスの描写性能にょ。
それでも数枚に1枚は上記くらいに撮れるにょ。
レンズ性能が低いため1000万画素のセンサー搭載にも関わらず300万画素モードで撮影して
いるにょ。
上記のように必要画素数以上で撮影しても性能が伴わなければ画質向上はないからね。
(300万画素モードで撮影することでお陰でレンズの粗が見えにくくなり等倍でもそこそこ
見れるレベルになっているだけではなくカードの容量の節約にもなる)
TX1は最低クラスといっても半年前の機種だし、自分の持っている機種はそれよりも
ずっと古い機種だから・・・というならば7年前(2003年)に発売のT1(cybershot T
シリーズの初代モデル)でもこれくらいは撮れるにょ。(T1は7年前の発売当時でさえ最低
クラスの描写性能)
http://www.42ch.net/UploaderSmall/source/1269971949.JPG
こちらはうっかり(?)フル画素(500万画素)で撮影してしまったためにレンズ性能が
追いついてないのでPC上(等倍鑑賞)では今ひとつかもしれないにょ。
それでも、200〜300万画素にリサイズすれば十分キレイに見えると思うにょ。
L版印刷ならば150万、ハガキサイズならば200万、2Lサイズならば300万画素でキレイに
見える機種ならば十分だからね。(必要以上の画素数あっても解像してなければ意味が
ないために画素数にはそれほど拘らなくてもよい)
デジカメは「ランニングコストが安い」ということを生かしてたくさん撮っていけば
その中で何枚かは良く撮れた写真ができるにょ。
成功率を上げようとするならばちゃんと写真の知識を身につけるなり、一眼レフを使った
方が有利だけどそこまでしなくても撮りたいイメージを思い浮かべて液晶画面を見ながら
構図や被写体のサイズを変えながらたくさん撮影していけばいいにょ。(「下手な鉄砲も
数打ちゃ当たる」というわけではないけど頭の中だけで考えるよりも実際にどんどん
撮影することが上達へと繋がる)
桜は咲き始めてから満開まで約1週間ということで見頃の時期というのは限られているにょ。
だから外出するときはデジカメを装備しておくと「しまった。カメラを持ってくれば
良かった」という事態は防げるにょ。
デジカメを持っていなくても最近のケータイのカメラ性能重視機種ならばTX1くらいは
撮れると思うので非常時にはそれを使うという手もあるけどね。
何にせよ「キレイだから映像として残したい(写真に撮りたい)」と思ったときにそれを
残す手段があるということが重要となるにょ。
心の中に残すという方法もあるけどそれだと不自然に美化されがちだからね(笑)
マリモーマさんへ
>デジカメで何を撮るのか考えないといけないな
撮りたいものを撮ったらいいにょ。
あげる予定のデジカメはこれにょ。
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/rev/camera/20021031/102580/
絞りやシャッター速度などさまざまな調節ができるので様々な被写体に対応できるにょ。
もちろんオートでカメラ任せでも撮影できるので安心にょ。
ちなみにこのデジカメで撮った桜はこんな感じにょ。
http://www.42ch.net/UploaderSmall/source/1269972765.JPG
380mm相当の望遠レンズを生かしてこんな感じに背景をぼけさせて撮りたいものだけを
浮き上がらせることが可能にょ。
あと被写体別の効果的な撮影方法はこのサイトがすごく参考になるにょ。
http://www.itmedia.co.jp/keywords/kyoukarahajimeru.html
全部を一度に読まなくてはいいので興味のあるの項目だけでも読んでおくといいにょ。
>ボードを一つ外して試してみたよ(radeon7500だったのかも?)
さすがにビデオカードを2枚挿すと競合してしまうからね。
最近のビデオカードは2枚差しに対応しているため同じ型番ならば2枚挿すことで性能を
上げることができるにょ。(RADEON7500とGeForce GTS250では型番どころかチップ
メーカーも異なるからただの競合で終わりにょ。
>緑のランプが付くだけで ファンは 回ってなかったよ
>自分では これ以上どうしょうも出来ないから 分かる人が来るまで放置するしかないかも
恐らくケーブルがちゃんと繋がってないだけだと思うんだけどね。
実物を見ないと難しいにょ。
自作入門本などを見ながらもう一度すべてのケーブルがちゃんとささっているか
チェックするといいにょ。
自作系の雑誌も今月号は初心者向けの自作特集を組んでいるにょ。
http://www.dosv.jp/back_number/1005/index.htm
私も初自作した際には実際に組む半年前からこうやって自作についての知識を勉強して
いったにょ。
>ボードも何のボードなのか書いてないと しばらく時間がたったら分からなくなるよ
買ったサイトのアドレスから購入した商品の型番をコピペして1つのテキストファイルに
まとめておくといいにょ。
型番さえ分かればあとは詳しいスペックはぐぐれば分かるからね。
桜もいいけど 団子もね
HDDを USB接続できるケーブルを注文した
値段的にも手ごろかも
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B001K97W56/ref=ox_ya_os_product
>>http://www.42ch.net/UploaderSmall/source/1269966272.JPG
横に咲く桜とは珍しいな(違う)
>>あげる予定のデジカメはこれ
慣れが必要みたいだけど 望遠機能を生かしたら いろいろ撮影できそうだね
>>ビデオカードを2枚挿すと競合してしまう
両方の相性が良くないと そうなるのかもね
>>ケーブルがちゃんと繋がってないだけだと思う
下手にケーブルを繋いで壊れたら困るから 少し怖いかも
>>自作系の雑誌も今月号は初心者向けの自作特集を組んでいる
本屋で見かけたら買うかも
>>実際に組む半年前からこうやって自作についての知識を勉強
僕は 半年まで行く前に飽きそうな気がするよ
本当に好きで やる気がある人しか そこまで続かないかも
>>購入した商品の型番をコピペして1つのテキストファイル
前に書いたのを まとめて テキスト形式で保存してあるよ
もう一度 書くとこれね
Core i7 860 Box (LGA1156)
P7P55D-E
MonsterX-i
GeForce GTS 250 E-Green 1GB NE3TS25EFHD02
W3U1333Q-2G
WD20EARS (2TB SATA300)
ストロンガープラグイン SPSN-060P
http://liv0.com
今日は・・・
毎年恒例「エイプリルフールネタ」
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20100401_matome_april_fool/
1年に1度のこれにすべてをかけているかのように気合いが入っているものもあるにょ。
びっくりする嘘や面白い嘘は大歓迎だけどね。
まぁ私は生まれてから嘘なんて1度もついたことがないけどね(笑)
マリモーマさんへ
>HDDを USB接続できるケーブルを注文した
こういうのは1つあると便利だから買っておいて損はないにょ。
ただ、それは現行規格のHDD用だからのどかに内蔵のHDDでは使えないにょ。
まぁ変換アダプタを使えば使えなくもないけどね。
>慣れが必要みたいだけど 望遠機能を生かしたら いろいろ撮影できそうだね
他のコンパクトデジカメでは考えられないくらい細かい設定が可能なのでずべての機能を
使いこなすのは難しいけど(何せ機能説明だけで説明書200ページ分あるため)最初の
うちは望遠でズームをしながらオート撮影で楽しむのもいいと思うにょ。
10倍ズームなので遠くからこっそり撮影もできるにょ(謎)
あとマクロ機能も結構使えるにょ。
ここまでキレイに撮れるにょ。
http://www.42ch.net/UploaderSmall/source/1270090265.JPG
古い機種とはいえレンズの性能も高いし、細かく設定できるからね。
ちなみに私が普段使っているデジカメ(昨年発売の機種)ではこんな感じにょ。
http://www.42ch.net/UploaderSmall/source/1270090944.JPG
ピントが合う範囲を設定できないので一部にしかピントが合ってないにょ。
そういう面ではマクロ撮影では細かい設定をすることで古い機種とはいっても最新型の
オート専用のデジカメよりも有利になる場合があるにょ。
>両方の相性が良くないと そうなるのかもね
異なるビデオカードを2枚挿すというのは相性以前の問題で起動できないにょ。
どっちを基準にしていいのかPCからは分からないからね。
確かにビデオカード2枚挿しで性能アップという方法もあるけど先日も書いたように
同じ2枚挿しに対応しているマザーボード、ビデオカードを使い、同じ型番のビデオ
カードを挿して事前に2枚挿し用の設定してからでないと使えないにょ。
>僕は 半年まで行く前に飽きそうな気がするよ
PCは欲しいと思ったときが買い時だからね。
欲しいと思ったときに買う(組む)というのはいいことだと思うにょ。
ただ、私にとっては大金だったので失敗しないように入念に準備していたというだけの
話にょ。
>前に書いたのを まとめて テキスト形式で保存してあるよ
それなら問題ないにょ。
ネット上で質問する場合、自分のPCの構成が分からなければ回答者も回答のしようがない
からね。
しかし、トラブル系の質問ならば製品名で答えた方がいいけどゲームとかで動作スペックを
訪ねられた時は分かりづらいので具体的な製品名よりも型番の方が分かりやすい場合も
あるからね。
CPU Core i7 860(2.8GHz)
メモリ 4GB(DDR3)
マザーボード P55
ビデオカード GeForce GTS250(VRAM1GB)
HDD 2TB
電源 600W
現在のスペックで動くか動かないか分からないレベルのゲームが登場するのはかなり後に
なると思うけどね。(少なくとも2、3年は動作スペックを気にせずゲームが買えそう)
たぶんスペックで足きりよりも先にXPの方が足きりされそうにょ。
その時はWindows7を買えばまた数年は延命できるにょ。
ところで先日出したというメールは本当にHotmailの方に送ったにょ?
まだ届いてないにょ。
恐竜はアンドロイドの夢を見るか
リナザウの後継モデルとして期待されたNetWalkerだけどやはり筐体サイズが大きいこと
そして(リナザウと比べて)重いことさらにはキーボードのタッチ感が特殊であることが
問題点となったにょ。
キーボードも慣れれば問題ないとはいえ、シーソー方式でありキーの中央部分を叩かな
ければ打ちもらしをしてしまうというのは個人的にはあまり好きではなかったにょ。
さて、そんなシャープがまたしても新しいクラムシェル端末を発表したにょ。
auからはスマートフォンIS01として発売され、シャープからはキャリア縛りのない
JN-DK01が発売されるにょ。
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20100330_kddi_android_is01/
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20100330_357935.html
83x149x17.9mm、227gというのはサイズ面でNetWalkerへの置き換えを断念した人には
朗報にょ。
スマートフォンとしては大きいけどPDAとして考えるとそうでもないにょ。
リナザウSL-C3200と比べると横幅こそ2cmほど大きくなっているけど厚さと重さは概ね
3分の2しかないから体感サイズはかなり小さく感じそうにょ。
さて、肝心のキーボードだけど上記IS01のレビューを見ると「同社の『NetWalker』の
反省を生かして、タッチ感を重視したパンタグラフキーボードを採用しています。」
ということでキータッチに関しては改善されてそうにょ。
NetWalkerのシーソー方式はかなり不満の声が大きかったせいかもしれないにょ。
ただ、個人的に一番の気になるのはUSBホスト機能の有無にょ。
シャープ端末の方は無線LANを搭載していてキャリア縛りがないというのはいいこと
だけどUSBホストがないとキャリアが選べなくなってしまうため魅力半減にょ。
いざとなればどこでもWi-fiやPocket Wi-fiのような機器を使うという手もあるけどね。
さてiPhoneが優れているというのは端末そのものよりもiTunes storeの存在が大きいと
思われるにょ。
ケータイならばアプリや音楽配信はキャリアが行っており、それによって誰もが手軽に
利用できるものとなっているからね。
PC向けのアプリのダウンロード販売と比べて一極集中しているという利便性だけではなく
料金もキャリアからの請求と合算になるというのも大きな利便性を高めているにょ。
iPhoneの場合はキャリアからではなくiTunes storeで一極集中しているのだけど音楽も
アプリもすべてそこで買えて代金支払いも量販店で気軽に買えるプリペイドカードが
あるために敷居はかなり低いにょ。
これにより音楽配信では1位の座となっただけではなく最近はアプリ、しかもゲーム
限定で考えても「利益シェア」では米国内で何とPSPを抜きDSに続いて2位になったにょ。
http://www.sgame.jp/newsinfo.php?datacd=2683&catecd=3
これはiPhone用アプリが売上の7割を制作側に還元しているためだと思われるにょ。
コンシューマゲームのパッケージソフトの場合は、販売店の取り分とハードメーカーの
取り分だけで3割を越えてしまうため作為的な比較ともいえるけどゲーム制作側から
すればこれは正しい比較なのでiPhone用アプリの存在が大きいかが分かると思うにょ。
利益が出ないようなシステムでは活性化はまずないからね。
iTunes storeはキャリアの縛りを無くしたという面では日本においては大きい(iPhoneは
ソフトバンクからしか発売されていないけど解約してもアプリは使えるし、キャリアは
無関係のiPod touchでもアプリは使える)けれどそれと同時にキャリアの地位の存続
まで危うくしてしまったからね。
キャリアはアプリやコンテンツを販売することで多くの利益をあげているけれどキャリア
主導ではないiTunes storeのようなものはキャリアにとってはメリットがないにょ。
ではAndroidはどうなのかというと現時点では未知数にょ。
Android Marketがすでにあるけど英語サイトであり日本人としては敷居が高いにょ。
それに代金支払いもクレジットカードが必須となるため誰でも手軽に買えるという
わけではないにょ。
しかし、日本のキャリアが中間に立つことでそれが緩和されるにょ。
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20100330_357725.html
キャリアが自身のサーバを使いそこで配信することでキャリアからの請求額と合算して
請求となるため支払いという面ではかなり敷居が低くなるにょ。
それに、言語の面でも敷居が低くなるにょ。
しかし、それで本質的な改善となるかは微妙にょ。
上記のようにキャリア主導ではないということがiTunes storeの成功だったわけだからね。
恐らく企業も慈善活動ではないのだからKDDIが中間に入ることである程度のマージンを
確保すると思われるにょ。
例えば、10ドルのアプリは日本円換算で900円程度だったけどそれが3割程度のマージンを
とり1200円くらいになるかもしれないにょ。(どの程度のマージンを取るのかは分からない
けれど為替が変動するということを考えるとそれなりのマージンを取らないと赤字運営は
確実となる)
それは利便性をとり多少高価というのが分かっていてもKDDIから買うことの安心感を
得ることの方が重要(キャリアの請求と合算請求されるため手軽)と考える人もいる
だろうからそれ自体は問題ないにょ。
ただ、それではiTunes storeのような発展は望めないにょ。
結局はKDDIが選んだアプリしか認知されないわけだしね。
それはキャリアとしては正しい判断にょ。
そもそもAndroid Marketではアプリの審査をしてないので問題のあるアプリがあるという
可能性はあるからね。
iPhoneの場合は世界共通端末であるためそれで動作に問題がないことを確認して販売が
可能になるけどAndroid端末は数多く存在するためにすべてにおいて動作確認を行う
ということは非現実的にょ。
したがって、特定の機種や特定のバージョンのOSのセキュリティーホールを突いたような
アプリが存在する可能性も十分にあるにょ。
これはPCならばそういうものがあるということを前提に考えるけどケータイユーザーから
すれば「キャリアが配信するから安全なもの」という認識があるからね。
したがって、KDDIも少なくとも自社発売の製品では動作確認をしてセキュリティー面で
問題がないかという程度のチェックは行うのではないかと思われるにょ。
そもそもスマートフォンはネイティブアプリが実行可能であるためPCと同程度の危険度は
認知しておかないといけないにょ。
そのため海外ではスマートフォンが普及を始めた頃でもキャリア独自仕様のいわゆる
「ガラパゴス携帯」がメインとなっていたにょ。
W-ZERO3の成功を皮切りに各キャリアも積極的に導入をし始めたけれどこのセキュリティー
面の問題からはどうしても逃れることはできないにょ。
そもそもOS自体にセキュリティーホールがあったら簡単に突破されてしまうからね。
「セキュリティーホールが全くないOS」なんて存在しないためにMSはスマートフォン向けの
新しいWindows Mobileである「Windows Phone 7」からはネイティブアプリの実行が
できなくしたくらいにょ。
iPhoneは端末の提供からアプリ配信まですべてAPPLE社のみで行っているからこそうまく
いっているのだから似たようなことを他社が始めた場合、そのまま真似ても成功できると
いうわけではないにょ。
AndroidにはAndroidの良さがあると思うのでそれを生かしていかないと結局はWindows
mobileのように廃れてしまいそうになるにょ。
コアユーザーだけでは市場がどんどん狭くなっていくからね。
ザウルスが終息を迎えたのは「PDAの需要が少なくなった」というのはあくまで理由の1つ
でしかなくコアユーザーでのみ盛り上がっていたというのが問題と思われるにょ。
これはLinux(オープンソースのアプリが主流)であるが故にアプリはソースから自分で
ビルドすれば問題ないというレベルのユーザーにとってはリナザウは未だに便利な端末
だけどそれはコアユーザー視点の話だからね。
コアユーザーだけで利益が出せるシステムだったらそれでもいいけどそうではなかったのが
終息につながったにょ。
3Dだけがすべてじゃない・・・?
シャープ、裸眼3D+縦/横位置の3D切替可能な3.4型液晶 発表
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20100402_358729.html
ニンテンドー3DSの発表があったすぐ後にこの液晶の発表となるとやはり3DSへの搭載が
期待されるにょ。
しかし、スペック的にはいいけど問題はコストにょ。
任天堂の場合は基本的にハードで赤字にならない(逆さやにならない)ようにしている
ため自社携帯ゲーム機の上限定価が2万円(過去最高がDSi LLの2万円ジャスト)となると
よほど安く提供してもらわない限りはこの液晶を採用するのは難しいにょ。
DSの現在の解像度は256x192だけど視差バリア方式で3D表示をすると左右の解像度は半減
するため左右解像度は2倍必要になるにょ。
縦横どちらでも3D表示を行うには縦横の解像度が現状の2倍となり512x384の液晶が必要と
なるにょ。
上記の新型液晶はFWVGA(854x480)は最新のケータイやスマートフォン標準的な解像度
だけどDSで使うのはオーバースペックとなるにょ。
しかし、3D表示を行うことで高解像度の液晶が必要となるとそこまで極端にオーバー
スペックというほどでもないにょ。
新型PSP(PSP2?)で採用するならばこれくらいの解像度はないと駄目だろうけど
3DSならば3.4インチVGAでも十分にょ。
というかワイドにしたら横幅が広くなりすぎて液晶のインチ数を下げないとGBAから
GBASPに変わったくらいボタン配置を全く異なるものにする必要があるためコスト面の問題を
除いてもFWVGA採用の信憑性は薄いにょ。
実際に3DSに採用されるかどうかは別にして一度この目でどの程度のものかは見てみたい
というのはあるにょ。
ケータイを買い換える時にはこの3D液晶搭載モデルにしようかな・・・。
思えば、私がケータイを買い換える際には特定の機能を目的でその時点の最新の機種を
買っていたからね。
J-SH03ではFM4和音着メロ機能、V601SHではAF付き200万画素カメラ、そして今使っている
905SHでは録画機能付きのワンセグという感じでそれらの機能がその機種を選択する際の
一番大きな動機となっているにょ。(どれもケータイでは初のものばかり)
905SHの時は割賦販売導入直前だったし、2、3年使うことを考えると3G以外に考えられない
ということで新モデル発表前に購入となったにょ。(一応その時点では最新だったけど)
特にV601SHの時は発表された段階から発売日に機種編をするき満々で丁度休みだったので
発売日に無事機種編ができたにょ。(私の所は関東よりも1週間早く発売されたしね)
1つ前のモデルのJ-SH53を検討していたけど買う時期を逸してしまったために新モデルに
しようと思っていたらV601SHが発表されたからね。
カメラ機能は当時最強だったし、QVGAのMPEG4動画が再生可能というのにも魅力を
感じたにょ。
ザウルスMI-E1用にエンコした動画、eggyで撮影した動画、MPEG4レコーダー(CE-VR-1)で
録画した動画がそのまま見ることができたのは大きかったにょ。(E1は160x120のものを
再生するのがやっとでQVGAはスペック不足で2〜3fpsという紙芝居状態だった)
J-SH03はFM4和音目当て買ったけど実は反射型カラー液晶も当時としてはすごかったし、
V601SHは上記のようにカメラだけではなく動画機能もすごかったし、905SHはワンセグが
入らない場所ではアナログも便利だったしということで3D目的でも実際はそれ以外の
プラス要素で楽しめることを期待するにょ。
3DSも現時点では「裸眼で3Dが可能」というのを全面に出しているけど恐らく何か新しい
要素を別に隠し持っているだろうからそれが非常に楽しみにょ。
DSも発表最初は2画面ということを全面に出していたけど実際はタッチパネルや通信を
使った新しいゲームの提案の方が魅力になったからね。
小さくなると妥協は必要になるにょ
世界初の裏面照射型COMセンサーを搭載のコンデジであるWX1とTX1が登場して早半年・・・。
今ではそのセンサーは各社にライセンスされ多くの製品が登場しているにょ。
その中でもやはり気になるのは私が持っているTX1の後継であるTX7にょ。
すでに1月に発売となっている製品だけどね。
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/newproduct/20100331_358083.html
フルHDの動画が撮れるとかSDHCに対応したとかTX7発売直前にTX1を買った私としては
少々悔しい面もあるけどすでに安くなっていたTX1との価格差を考えれば仕方がないかも
しれないにょ。
さて、TX1だけど一番の不満点はそこではなく画質にょ。
屈折光学系であるが故にレンズ性能が低く(というかその中でも平均以下かも)、その
上最低感度(基本感度)でもノイズが乗り、すぐに彩度不足の写真になる(彩度調整の
設定も用意されてない)からね。
元々画質を求めるならばコンデジを使うなとかさらに光学設計で不利な屈折光学系の
機種を使うなということになるのだけど薄型で使用時にも出っ張らないというメリットが
あるために屈折光学系のコンデジは魅力となるにょ。
メモ程度にしか使わないのでそこまでの画質は求めてなかったのだけどあまりに酷い
ということで買った後に少々不満になったにょ。
特にセンサーのせいか、画像処理エンジンのせいかは分からないけど露出オーバーに
非常に弱いという特性を感じたにょ。
これは常に露出アンダー気味に撮影することで何とかなるとはいえ、どうしてもくすんだ
ような色になってしまうのが難点にょ。
それではこのTX7の作例を見てみると相変わらずレンズ性能は高いとはいえず、ノイズも
改善されているとは言い難いけど色は少しはまともになった気がするにょ。
露出オーバーに弱いという問題もHDR機能搭載を使えば軽減が可能になっているしね。
しかし、こういう作例はたまたま上手く撮れたものだけを掲載するというのもあるから
これを鵜呑みにはできないけどね。
それに個体差による影響も無視できないからね。(良く撮れる個体がたまたまレビューに
使われたら画質の良いデジカメだと勘違いしてしまう)
実際私のTX1が駄目といっても現時点(発売された2009年時点)で駄目というだけだしね。
300万画素モードで撮影した場合、元々300万画素のデジカメと比較しても劣らないにょ。
もっとも300万画素のデジカメが普及クラスになったのは7〜8年前だからTX1が負ける方が
ヤバイともいえるにょ。(発色面では勝っているとは言い難いけど・・・)
裏面照射センサーが低感度でもノイズが発生するのは薄く削っているために熱による
ノイズが発生しやすくなっているせい(明るい場所でノイズが発生するのはせのせいで
TX1においては日中の屋外でISO125で撮影するよりも室内でISO400で撮影する方がキレイに
撮れるくらいのレベル)であるため現状でこれはどうにもならないけど画像処理エンジンで
誤魔化すことは可能と思われるにょ。
現在のコンデジは相当無理な設計なので画像処理エンジンの誤魔化しが相当入っている
からね。
画質の善し悪しはレンズ性能やセンサー性能だけではなくその誤魔化し具合のうまさも
重要になってくるにょ。
したがって、同じセンサーを用いていてもTX1やWX1と比べて低感度でのノイズが目立た
ないようになったり、発色も各社の画像処理エンジンで独自の味付けによって裏面照射
センサーが抱えていたデメリットもどんどん薄れつつあるにょ。
さて、気になっていたTX7の動画性能を見てみるにょ。
HD対応のデジカメは今では数多く存在するけどTX7はフルHDであるAVCHDを採用にょ。
TX1の720pの動画もデジカメとして考えればそこそこキレイだけど所詮はデジカメ動画の
域を脱しておらず、TX7の動画は別格に感じるにょ。
しかし、問題はその動画をPCで再生したときの負荷の高さにょ。
HD動画(H.264)の再生支援機能付きのGPUを搭載のPCならば余裕だけどCPUでデコード
するならば最低でもCoreDuo 2GHzくらいのデュアルコアCPUが必要になるにょ。
ちなみに私が普段持ち歩いているLet'snote R5(CoreSolo1.2GHz)で再生してみた
ところ下記のような感じになったにょ。(上記レビューにあるサンプル動画の210〜213の
ファイルをGOMプレイヤーを使って再生)
210.mts AVCHD 1920x1080(60fps)17Mbps 6〜 7fps
211.mts AVCHD 1440x1080(60fps) 9Mbps 8〜10fps
212.mp4 MP4 1440x1080(30fps)12Mbps 16〜20fps
213.mp4 MP4 1280x720 (30fps) 6Mbps 30fps(ほぼコマ落ちなし)
もしもTX7を私が持っていたらこの4つの中で主に使うのは一番下の720p、6MbpsのMP4と
なりそうにょ。
普段よく使っているPCはR5とPenM1.73GHzのネット用PCだからそれより上のものは再生の
荷が重いにょ。(もしも、使用するとしてもワンランク上の1440x1080のMP4まで)
720pを多用するならばTX1と大差はないけどそれよりも上に対応しているというのは
いざというときに心強いのは確かにょ。(Core2Duo 3GHzの自作PCもあるので再生できない
というわけでもないし)
個人的には普段のスナップ程度ならば300万画素のデジカメでもいいと思っているけど
300万画素で十分かと言われるとそうではないからね。
TX1はほとんど室内撮影ばかりだから屋外での描写性能はそれほど重視していないしフル
HDで残したい動画がそれほどない(フルHDだと上記理由により気軽に見れない)という
ことで、動画も720pまでの対応でそれほど問題ないにょ。
そうなるとあとはTX7がどこまで暗所性能が強いのかというのが気になるくらいにょ。
同じセンサーであるためかサンプルを見る限りは暗所性能はTX1とそれほど変わらない
ように感じられるにょ。
無理に広角に対応したためにレンズが若干暗くなっており、その分だけわずかにTX1の
方が暗所性能で勝っているかもしれないにょ。
TX1といえば手持ち夜景モードが超強力だけどTX7も同様に強力にょ。
上記レビューでTX7でISO800で普通に夜景を撮った場合はこんな感じになっているにょ。
http://dc.watch.impress.co.jp/img/dcw/docs/358/083/html/0501.jpg.html
これは1/2.3インチの極小センサーということを考えればかなり低ノイズでありコンデジの
中ではトップレベルの性能といっても過言ではないのだけど当然のことながら最近の
デジタル一眼と比べれば雲泥の差があるにょ。
しかし、手持ち夜景モードではここまでノイズを減らせるにょ。
http://dc.watch.impress.co.jp/img/dcw/docs/358/083/html/0502.jpg.html
ISO800なのにほぼ無ノイズというデジタル一眼レフ並の暗所性能を実現しているにょ。
ただし、上記サンプルは三脚使用時のものにょ。
手持ちで撮ればこんな感じにょ。
http://dc.watch.impress.co.jp/img/dcw/docs/358/083/html/0503.jpg.html
通常モードよりはノイズが減っているとはいえ細部の描写は甘くなっているにょ。
手持ち夜景モードは6連写した写真をうまく重ね合わせることでノイズを軽減している
ためにその6枚の写真が重なるかどうかが画質に大きく影響してくるにょ。
もしも、手ぶれを起こさなければデジタル一眼レフ並の低ノイズな写真となるけど
手ぶれを起こしてしまうとそれなりのものになってしまうため手持ち夜景モードは完璧
かといわれたらそうではなく使用者の力量次第となるため手ぶれを起こしやすい人だと
手持ち夜景モードの効果はあまり感じられないかもしれないにょ。(ノイズが減るけど
細部の描写が甘くなるというデメリットが発生するため)
最初から三脚を使うことが前提ならば低感度で撮影することでどのコンデジでもノイズの
少ない写真が撮れるわけだからね。(というか夜景は基本的に三脚+低感度で撮影だし)
今から買うならばTX1よりも断然TX7の方がお勧めできるけどTX1をすでに持っているならば
TX7に買い換えするのは微妙にょ。(TX1もディスコンによって2万円を切ったくらいの
価格で停止しているのに対してTX7はどんどん値下がりしているため)
静止画の画質は買い換えるほど向上しているわけではないし、暗所性能もほぼ現状維持
だからね。(安価なSDHCが使えるからTX1からTX7へと買い換えるというのはTX7よりも
32GBのメモステの方が安いことを考えればあり得ない選択)
ただ、動画に関しては圧倒的に高画質になっているし、広角が25mmまで対応となってる
からそこに大きな魅力を感じれば買い換えは悪くはないにょ。
広角に対応した分望遠が弱くなっている(TX1が換算140mm相当だったのに対してTX7は
100mm相当であるため光学ズーム付きのコンデジでは最も望遠が弱い)からどちらが良い
かというと用途によるから広角対応は一概に改善とは言えないにょ。
だから、TX1よりはTX7の方が良いとはいえ、TX1にしろTX7にしろ画質を期待して買うならば
どちらもお勧めはできないにょ。
これだけの機能や暗所性能を持ちデザインや筐体サイズを重視する人ならば買いという
感じにょ。(私もこの筐体サイズでこれだけのことができるから買ったわけだし)
これはTXシリーズだけの問題ではなく屈折光学系を採用したどの機種でもいえるにょ。
小さくすること(薄くすること)で画質が若干犠牲になっているのは否めないからね。
もっとも、一眼レフとコンデジの性能差を考えれば屈折光学系と一般的な光学系との
性能差なんてどんぐりの背比べという人ならば全く気にする必要はないけどね。
sata2という規格もあるのか
自作してる方は なんとか立ち上がるとこまで行ったよ
XPのCD-ROMを入れても反応がないから CDを読んでないのかも
一応 ケーブルは ブルーの端子を マザーボード
黒い端子を CD-ROMに繋いでるよ
カーソルが出て これ以上は何も起きない
http://www.hcn.zaq.ne.jp/cabvq706/pc25.jpg
これは エラーなのか?
http://www.hcn.zaq.ne.jp/cabvq706/pc26.jp
http://www.hcn.zaq.ne.jp/cabvq706/pc28.jpg
CD-ROMを sata接続してないから認識してない?
http://www.hcn.zaq.ne.jp/cabvq706/pc27.jpg
ぐぐってたら こういう本を見つけたけど 分かりやすいのかな?
http://www.amazon.co.jp/%E8%87%AA%E4%BD%9C%E3%83%91%E3%82%BD%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%81%8C%E5%88%9D%E5%BF%83%E8%80%85%E3%81%A7%E3%82%82%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%82%AD%E3%81%AB%E4%BD%9C%E3%82%8C%E3%82%8B-%E7%A9%B6%E6%A5%B5%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC-100-%E3%83%A0%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA-Vol-18/dp/4883807088
http://liv0.com
久々に書き込み行数制限を超えてしまったにょ
マリモーマさんへ
>sata2という規格もあるのか
端子形状は同じだけど最大転送速度が2倍になっているにょ。(1.0が最大150MB/sだから
2.0は300MB/s)
最近SATA3.0もできたけどそちらはさらに2倍(600MB/s)になっているにょ。
あくまで最大速度が速くなっただけであり自動車に例えると今まで制限速度が150kmの
道路が300kmになったようなものにょ。
時速150kmより速く走れる車でないと速くなった恩恵がないことが分かるにょ。
>CD-ROMを sata接続してないから認識してない?
のどかのCD-ROMを流用しているにょ?
だったらSATAではなくPATA(ATA100やATA133も同一規格)で接続する必要があるにょ。
あと厄介なのはPATAの場合はプライマリとセカンダリがありそれぞれにマスターと
スレイブがあるにょ。
その設定をちゃんとしておかないと正常に起動できないことがあるにょ。
>ぐぐってたら こういう本を見つけたけど 分かりやすいのかな?
自作初心者であれば本来ならばそういった本を見ながら組んだ方がいいにょ。
300万画素でいいなら300万画素のデジカメで十分なのか・・・?
私は300万画素がコンデジにおける1つのボーダーラインと考えているにょ。
昨日も書いたけど300万画素あればスナップ程度ならば特に不足は感じないからね。
不足を感じないという理由としてはやはり大きいサイズでプリントすることを重視して
いないということにょ。
300万画素でどの程度までのサイズならば問題ないのかというとその写真の鑑賞距離に
よって変わるものの至近距離からでも十分なものとなると300dpi程度で印刷可能なことが
必要条件となるにょ。
人間の目の分解能やインクジェットプリンタの実効印刷解像度が300dpi程度しかない
というのが理由だけどそれを実証するために昨年3月16日に自らブラインドテストを
行い300dpiを越えたらじっくり鑑賞しても有為的な差がないことを実感したからにょ。
300万画素あれば300dpiでは2Lサイズでプリント可能にょ。
A4プリントであれば至近距離で鑑賞することはないため200〜250dpiでもそれほど問題ない
けれど200dpiでA4にプリントするには400万画素が必要になるにょ。
それでも175dpiではプリント可能であるため額に入れて遠くから見るくらいならば
300万画素で問題ないにょ。(150dpiでも60cm以上離れて見れば全く問題ない)
ただ、これが200万画素になると多少変わってくるにょ。
至近距離から鑑賞する場合、250dpiと300dpiでは明かな差があるため200万画素では
300dpiで印刷可能なのはL判だけでありハガキサイズ(270dpi)でさえギリギリといった
感じにょ。
上記300万画素でA4印刷をする場合のように200dpiや250dpiも他の物と比較さえしなければ
単独で見た場合は鑑賞に耐えられるという人も多いから200万画素でで2Lプリントも問題
ないという人もいるだろうけどA4印刷となれば相当遠くから鑑賞しない限りは厳しそうにょ。
実際200万画素のデジカメで撮影したものをA4サイズでプリントしたことがあるけど
肉眼ではっきり元のドットが見えてしまったくらいだしね。(離れて鑑賞すればドットが
見えないとはいえ、あまり気持ちの良いものではない)
これは画像加工ソフトを用いて上手く拡大補完してやれば200万画素でもA4にキレイに
印刷できなくはないけど普通に印刷するならば最低300万画素、できれば400〜600万画素
欲しいところにょ。
もっともこれらは200万画素、300万画素でまともに解像している写真の場合にょ。
一昔前のケータイ内蔵カメラの場合、200万画素であっても同じ画素数のコンデジと比較
すれば大きく見劣りするものであり、画素数だけでは単純に判断はできないためしっかり
解像しているのかということがポイントとなるにょ。
逆にしっかり解像していれば必要dpiに満たない場合でもソフトウェアによる拡大補完に
よって多少画素数が少ないのを十分にカバーできるけど200万画素あればL判は余裕と
思ってもまともに解像していない200万画素の写真であればL判印刷でも不十分なものに
なるわけだからね。
私は数年前であれば200万画素を普段使用する最低ボーダーラインに置いていたのだけど
今は300万画素を最低ボーダーラインにおいていて、ジャンクデジカメを買う場合にも
それに則り最低基準を300万画素に引き上げたにょ。(ジャンクコーナーに300万画素の
機種を見かけることが珍しくなくなったというのも影響しているけど)
最近はフルHD(209万画素)で静止画が撮れるコンデジが多いけど200万画素モードは
それとダブるために用意されず、4:3の写真ではVGAの上がいきなり300万画素モードという
機種も少なくないにょ。
センサーの画素数が300万画素の時代には300万画素、200万画素、XGA、VGAといった感じで
200万画素モードは印刷する場合はL判のみだから最大画素数は要らないので容量を抑えたい
という人には有用だったけど32GBのSDHCに対応し、2〜3K円だせば8GBのSDHCが買えるような
今となってはメモリカードの容量は静止画オンリーならば十分な量に達しているために
JPEG画像オンリーの場合そうやって節約しながら使う必要性は失われつつあるにょ。
それでも容量を節約したい人やL判程度しか印刷しない人やほぼPCでの鑑賞しかしない
という人にとっては最大画素数での撮影は必要なく画素数は200万画素程度でも十分と
いうことで必然的に300万画素モードを選ぶことになるにょ。(VGAではさすがに使用用途が
限定されすぎるため)
また、最近のコンデジはほとんどの機種においてレンズ性能を上回るだけの画素数と
なっており、最大画素数で撮影することは単にファイルサイズを大きくするだけとなって
いるから空き容量は気にしないという人以外は逆に最大画素数での撮影はお勧めできない
状況になっているにょ。(PCでの鑑賞がメインであるならばなおさら最大画素数で撮影
する意味は薄い)
特にレンズ性能が低いTX1などの屈折光学系を採用している機種の場合は1000万画素で
撮影するのは非常に躊躇われるくらいにょ。
私のTX1での実際の撮影データを見る限り500万画素でさえオーバースペックに感じ、
300万画素でようやくレンズ性能に似合っていると感じられるくらいだからね。
TX1の場合、300万画素でも周辺部は全然解像してないけど・・・。
ここで気になるのは元々300万画素のデジカメと300万画素を越えるデジカメの300万画素
モードの性能差にょ。
元々300万画素として設計されたものと1000万画素として設計されたものを300万画素で
撮影する場合にはその余力の差が大きいかもしれないし、センサー性能がアップしている
分だけ性能がアップしているかもしれないにょ。
2008年2月25日には所有デジカメの200万画素モードでの比較をし、昨年3月8日にはそれに
デジタル一眼レフの200万画素モードを加えて再比較をしたわけだけど200万画素で撮影
すれば昨今のコンデジならばどれも差がなくデジタル一眼レフと比べても有為的な差は
感じられない状態だったにょ。
それでも200万画素センサーのコンデジと500万画素や700万画素のコンデジを搭載した
コンデジでは同じ200万画素モードでの撮影であっても後者の方が優れていると分かる
くらいの差はあったにょ。
それはレンズ性能がボトルネックになっておらずセンサー性能のアップ(主に画素数の
向上)がそのまま性能アップへとなったということを意味しているにょ。
それでは300万画素ではどうなのか・・・?
果たして200万画素と同じことが言えるのか・・・?
というわけで、最近300万画素で撮影可能なデジカメが手元に急増したために実験をして
みることにしたにょ。
撮影に使ったのはコンデジ8台とデジタル一眼1台の計9台にょ。
被写体は桜にしようかと思ったので桜の撮影時に5台のコンデジを持って行ったのだけど
写真を比較してみたところ三脚を使わず手持ちによる撮影だったため被写体が異なる
(撮影している枝や構図が異なる)ため正確な比較ができないということで仕方がない
のでいつも行っている私の自宅からの風景となったにょ。
そのため300万画素モードを有し即稼働可能なデジカメを総動員したところ上記の台数に
なったというわけにょ。(300万画素で撮影可能なコンデジはあと数台あるけど部屋の中に
埋まっているものは今回除外となり、300万画素モードを備えていない700万画素のXacti
HD2と1000万画素のK200Dも今回除外となった)
メーカー/機種名 / 発売年月 /センサーサイズ/ 画素数 /記録メディア
Nikon COOLPIX 990 2000年 4月発売 1/1.8インチ 334万画素 CF
OLYMPUS C730 Ultra Zoom 2002年10月発売 1/2.7インチ 330万画素 xD
FUJIFILM FinePix F420 2003年11月発売 1/2.7インチ 310万画素 xD
(上記3機種分) http://www.42ch.net/UploaderSmall/source/1270433761.lzh
PENTAX Optio S 2003年 3月発売 1/2.5インチ 320万画素 SD
SONY Cybershot P10 2003年 4月発売 1/1.8インチ 510万画素 メモステPro
Nikon COOLPIX S1 2005年 4月発売 1/2.5インチ 510万画素 SD
(上記3機種分) http://www.42ch.net/UploaderSmall/source/1270434534.lzh
Panasonic LUMIX FZ5 2005年 2月発売 1/2.5インチ 500万画素 SD
Nikon D50 2005年 6月発売 APS-C 610万画素 SD
(上記2機種分) http://www.42ch.net/UploaderSmall/source/1270434534.lzh
SONY Cybershot TX1 2009年 9月発売 1/2.4インチ 1020万画素 メモステPro Duo
http://www.42ch.net/UploaderSmall/source/1270435939.JPG
どれもすべて広角端(35mm〜38mm相当)を使用(D50のみ広角端が27mm相当であるため
35mm相当で撮影したけどアスペクト比が異なるため撮影された範囲は少し異なる)し
オートで同じカットを3カット撮影し、その中でベストと思うものをピックアップしたにょ。
なおTX1は適正露出だと色乗りがあまりに悪いということが事前に分かっていたために
意図的に露出アンダーで撮影しているにょ。
なおそれぞれ300万画素モードの中で最も高画質なもので保存しているけど保存品質が
選択できないものや機種によって圧縮率が異なるということでファイルサイズに大きな
差があり、本来ならば厳密な比較が可能とはいえないけど最大解像度で撮影したものを
300万画素にPC上でリサイズして優位性があるのかを判断するのではなく300万画素モードで
撮影したものを比較という今回の目的からすれば問題ないと思うにょ。
画素数の多いデジカメを300万画素モードで撮影する意味があるのかということが
一番のポイントだからね。(300万画素モードでは高画質保存ができない機種もあるけど
それを含めての比較になっている)
露出や色のバランスは各メーカー、機種の特性ということで優劣は主観が多く含まれる
ので今回はおいといて解像感だけ見てみるにょ。(言及すればTX1とS1の2機種は屈折
光学系ということで周辺光量ダウンが大きく上辺青空の隅が黒くなっている)
中央付近の家の屋根やブロック塀の描写などを見比べた場合、やはり300万画素センサーの
機種は最大画素で撮影となるため不利になっているのは否めないにょ。
COOLPIX 900も10年前の機種の割りに健闘はしたけどさすがに画素数の差を覆すことは
できなかったにょ。(桜の撮影ではコンデジの中でトップだったのをみても10年前の
機種とは思えないほどの描写を見せることも多々けど古い機種のせいか描写に安定感が
ないというのが今回の結果となったと思う)
やはり、画素数の多さに加えてセンサーサイズがコンデジとは別格のAPS-C相当のサイズ
であるD50が解像感においては1位となっているにょ。
ただ、センサーサイズ分の大きな差があるかと言われたら微妙にょ。
300万画素程度では実力が計れないというのもあるけど使用しているレンズが高倍率ズーム
ということで描写性能が良くない(開放時でもそこそこの性能だけど絞っても描写力が
上がらない)というのが影響しているし、ローパスフィルターが強すぎるため解像感の
面では不利になっているというのもありそうにょ。
コンデジの中では頭一つ抜けていると感じた機種はP10にょ。
300万画素を大きく越える500万画素のセンサーだし、サイズも1/1.8インチとコンデジの
中では大きめなのに加えて無理のない3倍光学ズームというのが効いていると思うにょ。
画素数や発売年では一番有利となるTX1だけどさすがにレンズ性能がボトルネックになり
画素数が半分のP10にやや劣る形となったにょ。(被写体によっては10年前に発売された
COOLPIX 990に劣る場合があるのでそれを考えれば今回のテストは健闘した方か・・・?)
前回の200万画素モードでは1000万画素のセンサーを搭載したデジタル一眼(K200D)と
僅差に迫ったFZ5だけど300万画素モードですでに若干レンズがボトルネックになりつつ
あるせいか今回はD50と比べてひと目で劣るのが分かるくらいの大きな差となったにょ。
P10、FZ5と同じく500万画素センサー搭載のS1だけどその2機種に大きく引き離された
感じにょ。
屈折光学系ということで300万画素センサー搭載機種と比べても互角、もしくはそれ以下
といった感じにょ。
前回の200万画素テストでは十分にシャープに描写できていたのを見るとやはり300万
画素ですでにレンズがボトルネックになっているためと思われるにょ。
昨今のコンデジはどれも200万画素モードで撮影した場合(言い換えればL判プリントを
した場合)では差が出てこないけど300万画素モードで撮影した場合(言い換えれば
2Lプリントをした場合)では徐々に差が表れつつあるといえそうにょ。
これを考えればコンデジで1000万画素オーバーがいかに無駄であるかが分かるにょ。
1000万画素のTX1も300万画素でさえ厳しいという感じだしね。
ただ、中央部分だけは画素数が多いために今回のテストに使ったコンデジではトップの
解像力を持つけど画面平均では500万画素機(P10、FZ5)にも劣っているにょ。
周辺部に関しては300万画素機以下といった感じにょ。
ということで、今回の300万画素モード比較テストでは分かったのは下記のことにょ。
(1)高い解像感を求めるならば求めている画素数よりも多くの画素数を搭載したセンサーが
必要になる。
(2)200万画素ではほとんどのコンデジでレンズがボトルネックにならなかったけど
300万画素ではレンズがボトルネックになり始める。
(3)画素数が同じでもセンサーサイズが大きい方が画素ピッチに余裕があるために解像感
では有利になる。
(1)は200万画素テストの時にも言えたことだけど今のデジカメの主流がベイヤー配列の
センサーであるが故にこれは当然のことにょ。(ベイヤーセンサーについての問題点を
書き出したら長くなるのでそれはまた後日書くことにする)
これは300万画素センサーの時代と比較した場合には画素数がそれより多ければ増えた分
だけ解像感が増すと言い換えても間違えではないにょ。
高画素センサー搭載機を300万画素モードで撮影すれば解像感は増し元々300万画素の
センサー搭載機よりも優れている(ことの方が多い)ということがこれで分かるにょ。
つまり、「わざわざ300万画素モードで撮影するならば300万画素センサー搭載機で十分」
というわけではないということにょ。
「高画素=高画質」というのを頑なに信じている人も困りものだけど高画素化の悪影響
ばかり採り上げて「200万画素、300万画素の頃の方が画質が良かった」という懐古主義も
同じく困りものにょ。
前回(200万画素)、今回(300万画素)のテスト結果を見ても200万画素、300万画素
当時の機種と比べてそれよりも新しいもの(画素数が多いもの)の方が良い結果を
得られているからね。
駄目と感じるのは1画素当たりの解像力が高画素化によって低下してあるからでそれが
画素数向上によって相殺可能なレベルであれば高画素による恩恵は十分にあり、それは
最大解像度で撮影しなくても(今回のように500万画素や1000万画素センサー搭載機を
300万画素モードで撮影時でも)得られる恩恵といえるにょ。
画素数が多ければその分解像感に優れた写真が撮れるかというと必ずしもそうではなく
(2)があるために一定のラインでボトルネックが生じそれ以上画素が増えても解像感の
向上はほとんど望めない(屈折光学系であるS1は500万画素搭載でありながら300万画素
センサー搭載機と有為的な差は感じられない)ものとなってしまうわけにょ。
最近はレンズ性能のボトルネックに加えて物理的に回避不能な回折限界の問題によって
解像力が低下しているくらいだからなおさらにょ。
その問題は(3)の大型センサーを用いることで改善できるけどコストや筐体サイズの
制約があるコンデジではそれを求めるのは難しいにょ。
センサーサイズが一定である以上これからいくらセンサー性能(ダイナミックレンジ
等)が上がってもさらに日中屋外での画質を高めるのは難しく暗所性能を高めていく
ということ以外は難しいにょ。
もっとも(1)、(3)なんてわざわざ実験しなくても考えれば分かりそうだけど頭の中で
分かっているのとそれが正しいと自らの体験で得た物は何倍も違うからね。
300dpiあればプリントするのに十分かどうかとかMP3は128kbpsで十分かどうかなども
自らブラインドテストの経験があるからこそれが正しいかどうかが判断を下せるからね。
これはPCにおいて異なるアーキテクチャのCPUを比較する際にも言え、使ったことがない
のに他所に掲載のベンチ結果だけで十分な性能か否かを語るようなものであって自らの
経験が伴ってないと説得力に欠けるにょ。(これが私がAtom搭載PCを欲している1つの
理由となっている)
とりあえず、これで300万画素比較は終わりとするけどふと疑問に思ったことがあるにょ。
TX1は室内では屋外よりもキレイに撮れるから・・・というわけで日中屋外の明るさを
室内並に落としてしまえばキレイに撮れるのでは?という考えが思い浮かんだにょ。
ND8フィルターを2枚重ね(露出倍数64倍)してからTX1のレンズの前にかざして暗くして
手持ち夜景モードで撮影したところ驚くべき結果が・・・。
http://www.42ch.net/UploaderSmall/source/1270437754.JPG
手持ち夜景モードは露出アンダーで記録されるとはいえ、コントラストも増し、色の
乗りもずいぶんと良くなったにょ。
そのせいか若干解像感も高まった感じにょ。
これで風景なども運に頼らずまともに撮れそうにょ。(本体に彩度やコントラストを
調整するモードもなくJPEGから調整するにも限界があるため最初から色乗りが良い方が
加工もしやすい)
ただ、お手軽撮影が最大のメリットとなるTX1において別途NDフィルターを持ち歩いて使う
度にかざしてやるなんてそのメリットが完全に失われてしまうにょ(笑)
でも、まともな色で撮れないと諦めていたのが改善する方ががあることが分かったのは
いいことにょ。
pataは 古い規格なのか
マザーボードのp7p55d-eには pata接続の端子がないみたい
sataに変換する端子が2つあれば FDDもCD-ROMも使えるのか?
http://liv0.com
おひさです
マリモーマさんへ
先ほどのぞいたらえらくお困りのご様子ですね。
いま今度の土日まで休めないのですぐに手助けはできませんが、
アドバイスでよければ。
1、ケースはどんなのを買いましたか?
ケースのレイアウトによってはマザーボードがはいらない形状のものがありす。
ケースを写した写真がないのがちょっと気になるんで。
2、基本的な組立順番(かえるは自作の時だいたいこういう手順を踏んでます)
(0)ビス留めする前にケースに各パーツを仮配置してじゃまにならないか
確認する
(1)マザーボードにCPU、メモリを配置する
(2)ケースにマザーボード、電源を設置する
(3)内部3.5インチベイにHDDを設置する。おすすめはOS、アプリ用
(cドライブ)に160〜500GB程度、データ用に1TB以上の
2ドライブ構成。これならどちらかが壊れても被害は半分ですむ。
(4)5インチベイにDVDドライブを設置。
お好みで外部3。5インチベイにFDDやUSBカードリーダを設置。
(5)マザーボードに電源、ケースの各種コネクタ、HDDのSATAコネクタ
(あれば)IDEコネクタ、外出しUSBコネクタetcを差し込む
(6)PCI、pci-exスロットに必要なボードを差し、ケース本体に固定する(GPUなど)
*注意 GPU以外のボード、とくにビデオキャプチャなどは
マニュアルを参照してその通りに導入すること。
でないと思ったようにドライバがインストールできないことがある。
(6)ケースのふたを閉じる前にモニタをつなぎ、
キーボード、マウスをつないで、
電源を入れて正常動作するか確かめる
(7)電源が入らなかったり異常動作した場合は
即電源を切って原因を確かめる。主なトラブルには
・電源のマスタースイッチが入っていない、
または240V設定になっている
・ケーブルの逆差し(FDDや音声LINE、
内部USBに多い)
・差し込みが甘い(IDEでありがち)
・コネクタがすっぽ抜け(SATAでありがち)
・コネクタの接続漏れ(CPUファンや
GPU補助電源)
・IDEフラットケーブルの断線
などがある。
(8)正常に起動する事を確認したら、
ケースのふたを閉める。
これで、あとはOSをインストールするのみです。
がんばってください。
これでまだだめなら連絡ください。
追記:ちなみにヒッジョーにわかりやすい自作の特集が
今週の週刊アスキーにのっていたので一読をおすすめします。
春は自作のシーズンにょ!?
マリモーマさんへ
>マザーボードのp7p55d-eには pata接続の端子がないみたい
>sataに変換する端子が2つあれば FDDもCD-ROMも使えるのか?
PATAをSATAに変換するアダプタを購入すればPATA用のCD-ROMドライブは使用可能になる
けれどそこまでして使うのならば個人的にはSATAのドライブを購入するのを薦めるにょ。
あとFDDはFDD専用コネクタとなっているにょ。
かえるさんへ
>おひさです
お久しぶりにょ。
>ケースを写した写真がないのがちょっと気になるんで。
ケースはかえるさんがマリモーマさんに差し上げたのをそのまま流用みたいにょ。
それとメールの返事は近日中に出します(遅れてすみません)
後2万円あったら ブルーレイドライブを付けたかも
>>今度の土日まで休めないのですぐに手助けはできません
急がないので土日でいいよ 住所は お茶目さんが知ってるよ
まあ調べないと家の場所までは 分からないと思うけどね
>>ケースのレイアウトによってはマザーボードがはいらない形状
端子を合わせてマザーボードを固定するのが難しいよ
一応 マザーボードは ネジで中蓋に固定してるよ
>>基本的な組立順番
初めての自作だから順番までは考えなかったよ
>>ケースはかえるさんがマリモーマさんに差し上げたのをそのまま流用
CD-ROMドライブとFDDドライブも流用してるよ
>>PATAをSATAに変換するアダプタを購入すればPATA用のCD-ROMドライブは使用可能
これがあれば大丈夫だね
http://www.yodobashi.com/ec/product/100000001000824217/index.html
>>FDDはFDD専用コネクタとなっている
FDDは 当分 使わなさそうだから後回しでいいかもね
http://liv0.com
iPadは万人向け端末といえるのか・・・?
先日、ついに話題のiPadが米国で発売されたにょ。
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1004/04/news003.html
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1004/05/news060.html
初日の販売台数は30万台ということでなかなか好調な出足にょ。
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20100406_359389.html
iPadは私も使ってはみたいものの何に使うかといわれたら困ってしまう端末だからね。
発表時はkindle対抗の電子ブックリーダという使い方を強調していたけどiPodと同様の
音楽、動画再生機能に加えて、iPhone(iPod touch)と同様のWebブラウザを搭載し
iPhone用アプリの動作サポートもあり(ピクセル等倍と2倍拡大表示をサポート)、さらに
iPad専用のアプリも動作するということで電子ブックリーダという枠にとらわれずに
総合コンテンツビューアという使い方が可能にょ。
しかし、日本ではアップルストアで電子ブックを取り扱う予定は今のところないため
電子ブックリーダアプリのiBooksは自作(iPad用)電子ブックの再生に限られるにょ。
ウリの機能の事実上1つがないため日本でもうすぐiPadは発売されるとはいえは米国よりも
インパクトに欠ける感じにょ。
それでも、それ以外の機能は有用だからそれらの機能目的で買うのはありにょ。
ただ、iPadではiPhone用アプリが動作するとはいえ、現状ではスムージングが働かず
単純に拡大している形となっているせいか、拡大時の描画クオリティは3GSに劣るどころか
3Gにも劣る模様にょ。
http://blog.drikin.com/2010/04/iphone%E7%89%88%E3%83%A9%E3%83%96%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%B9%E7%94%BB%E8%B3%AA%E6%AF%94%E8%BC%83.html
この辺は本体の対応で何とかなるのかアプリ側の対応が必要なのかは分からないけど
せっかくの大画面が台無しになってしまうのは難点にょ。
とはいえ、iPad専用アプリを使用すれば問題ないにょ。
国内のソフトウェアベンダーもすでにiPad用アプリの発表をしているしね。
http://game.watch.impress.co.jp/docs/news/20100405_359223.html
http://game.watch.impress.co.jp/docs/news/20100405_359251.html
http://game.watch.impress.co.jp/docs/news/20100405_359227.html
4月2日に書いたように米国ではすでに利益ベースではiPhoneアプリがコンシューマ
ゲーム機であるPSPを追い抜いているにょ。
iPadはまだリリースされたばかりであり、専用アプリは今のところ少ないけどそのような
状態を考えると今後はどんどんアプリも充実していきそうにょ。
しかし、無料公開されているものを含めるとコンシューマゲーム機のタイトル数なんて
比べ物にならないくらいの多くのアプリがあり、珠玉混合のiPhone用アプリは人気のある
アプリとないアプリの格差がどんどん広がる傾向にあるにょ。
だから、今は採算を取るのが難しくなっているにょ。
もっとも、開発費が安くても数千万円、平均的に見ると億単位の金額がかかるコンシューマ
ゲーム機で発売し、数千本しか売れないで大赤字を出すことを考えればリスクは小さい
というメリットがあるにょ。
ゲームソフトは基本的に返品不可の商品なので小売店は話題作や人気作以外は注文を
渋ってしまうから作っても店頭に並ぶことさえないという場合も少なくないにょ。
それが、iPhone用アプリであれば個人制作や弱小メーカー制作のものであっても超大手
メーカーの制作によるものであってもすべて対等にょ。
iPadは性能がベンチで計測してみたところiPhone 3GSと比べて1.5〜1.6倍高速である
模様にょ。
http://www.macotakara.jp/blog/index.php?ID=7415
画面解像度が480x320のiPhoneからXGAへと高まっているために性能アップは必然といって
いいんだけどね。
しかし、メモリに関しては256MBと言うことで3GSから据え置きの模様にょ。
http://www.gizmodo.jp/2010/04/ipad256mb.html
画面が大きくなった分、扱えるデータも増えているためにメモリ搭載量アップがされない
というのはやや残念にょ。
256MBといえばWin XP初期のPC並の量だからよほど凝ったことをしなければ問題ないし
そもそもシングルタスクであるためそこまで多くのメモリが必要になることは少ないにょ。
このシングルタスクであることがiPadをPC的に使うための最大の障害となるにょ。
常駐型アプリを除いて一度に動作可能なのは1つだけだからね。
これがゲーム機であれば2つの異なるゲームを交互に使うということを考慮しなくても
いいけどWebブラウザで情報を集めながらそれをテキストエディタでまとめるという
レベルのことさえ満足にできないからPC的な活用方法を求めてiPadを買うのはとても
おすすめできないにょ。
iPadはあくまで単一機能端末(機能を切り替えることが可能)であり汎用端末ではない
と割り切ってしまえばそれは些細な問題でしかないにょ。
メモリが256MBと3GSから据え置きなのもアプリが1つ1つの機能(アプリ)を交互に使用
するからだろうしね。
マルチタスクに対応してしまうとハードウェアにより多くのリソースが必要になって
くるにょ。
ザウルスもLinuxザウルス(リナザウ)からマルチタスクに対応したのだけどOSが肥大化
しただけではなくアプリを複数起動させたままにしておくことが多いため搭載メモリは
大幅に多くなったにょ。
MIシリーズでは初期のカラーザウルス(MI-10)が1MB、パワーザウルス(MI-5xx/6xx)が
2MBだったけどMI-C1からは一気に8MBに拡大されXGA画像も扱えるようになったにょ。
それが、末期のMI-E21やE25DCでは16MBと拡大され、リナザウのSL-C700では32MBになった
ものの32MBでは全然足りず、それ移行のモデルでは64MBとなったという経緯があるにょ。
OSが肥大化したとはいえ、SL-C700の32MBとMI-E21の16MBではOSの使用量を引いた空き
メモリは大差ないためにマルチタスクに対応したことでより多くのメモリが必要になった
といえるにょ。
特定アプリを速く起動させるために高速起動をONにしたり、アプリを常時立ち上げた
状態にするといった使い方をすればメモリはどんどん消費していったからね。
これが画面の小さなiPhoneであればマルチタスクの必要性は薄いのだけど画面サイズが
大きくなり、解像度もPC並に高くなったためにそういう不満が生まれてくるにょ。
とはいうものの4月8日(米国時間)に発表される次世代のiPhone OS 4.0はマルチタスクに
対応するとの噂があるにょ。
もしもそうならば、iPadの次世代モデルはメモリの大幅増強は必須となるにょ。
それを考えるとiPadでどうしても使いたいアプリがあるという人やiPadでないと出来ない
ような使い方をするという人(つまり、iPadをどのように使用していくのかという具体的
かつ明確なビジョンのある人)は別として「持っていたら(iPhoneとは比べ物にならない
くらい)いろいろなことが出来そう」という程度の認識の人でならばあまりお勧め
できるとは言い難いにょ。
そもそもWebブラウザでも未だにFlashに非対応なくらいだしね。
HTML5で動的コンテンツをサポートするため徐々にFlashの必要性は薄れてくるとはいえ
それは多くのサイトがHTML5に移行して始めていえることにょ。
ジョブズ氏も「Flashは要らない」と言っているもののあくまで「『現状では』要らない」
というだけの話だろうからね。
「iPodを動画対応にしない」と言った2年後には動画対応のiPodを発売しているにょ。
十分な下地(ハードウェアリソースやコスト面を考えたもの)があれば搭載するだろう
けどそうでなければ要らないというだけの話だろうからね。
Flash10からはARMでFlashのフルサポートが行われたのだけどFlashを使ったPC向けの
サイトでエラーを出すことなく動作するというだけであって十分に使えるレベルかと
いうと微妙にょ。
現在はWindows PCであってもFlashを使いまくったサイト(YouTubeのHD動画のような
例外的に重いものは除く)はPen3クラスのCPUではとても快適とは言い難いからね。
最低でもAtom 1.6GHzのネットブックくらい(もしくはULV PenMクラス)の性能は欲しい
ところはにょ。
iPhoneやiPadがそれくらいの性能になればFlashに正式対応させるのではないかと私は
予想するにょ。
何にせよiPadは分かっている人が買うには便利な端末だろうけど私のようにPC的な活用を
しようと考える人には全く向かない端末なので万人向けの端末かというと微妙にょ。
もっとも万人向けの基準が自由度の高さ(制約の少なさ)ではなく固定機能の使い勝手
というならばiPadはネットブックなどと比べても遙かに万人向けの端末といえるけどね。
かつて多くの機種が存在していたワープロ専用機はPCよりも制約が大きいけど使い勝手と
いう面で考えるとPCよりも上だったわけだけどそれは文書作成(プレーンテキストでは
なくレイアウトや印字に至るまでを含めたもの)という用途に使用することを前提に
考えているからにょ。
ワープロ専用機は文書作成の面では万人向けといってもそれ以外ではどうなのか。
ワープロでも末期のモデルではWebブラウザを搭載していたけどWeb閲覧目的として
ワープロを買うのが正しいかというと微妙にょ。
iPadはアプリを切り替えることで「多くの種類のの専用機」として使えると言っても
過言ではない(マルチタスク対応ではないためこのような表現になっている)けどゲーム
機として考えるならばアプリが出そろったとしてもハードウェアキーがないために
アクション系のゲームは厳しいし、電子ブックリーダと考えるとその重量やバッテリ駆動
時間は褒められたものではないにょ。
使用するユーザーがiPadに合わせられてこそ始めてiPadの良さ生かすことができるため
それに合わせられるかということも重要になってくるにょ。
マリモーマさんへ
>後2万円あったら ブルーレイドライブを付けたかも
Blu-rayドライブも安くなったので2万円あれば書き換え対応のドライブも十分買えて
しまうからね。
それにPCも十分にBlu-rayを再生するのに十分な性能があるのでドライブさえ買えば
再生はできるにょ。
ただし、再生ができるだけで本来のHDの再生はできないにょ。
というのもPC、ドライブ、モニタが対応してないと駄目だからにょ。
モニタはHDCP対応の液晶モニタが必要になるにょ。(デジタル入力であるHDMIもしくは
DVIコネクタは必須)
今店頭に並んでいる液晶モニタならばどれもその条件は満たしているので問題はないけど
これから新規に買うならば3D対応モニタはどうにょ?
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/lcd/20100407_359415.html
GeForceならば専用のメガネを付けることで3D(ポリゴン)ゲームが3D(立体視)で
プレイできるようになるにょ。
別に3D対応なんて要らないという場合でもこれから買うならばフルHD(1920x1080)の
モニタがお勧めにょ。
安いものならば2万円程度で買えるからね。
対応モニタがないとせっかくのBlu-rayもDVDと変わらない画質になってしまうにょ。
先にモニタを買っておけば高性能なCPUによってDVDをリアルタイムでHDにアップ
コンバート再生をすることが可能にょ。(PS3は高性能なCellでこれを実現している)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1736185 (左上と右下の差に注目)
Blu-rayよりはさすがに画質は落ちるとはいえ、それBlu-rayドライブを買うまでのつなぎや
現行タイトルを高画質で見たい場合には有用にょ。
>これがあれば大丈夫だね
ただ、変換アダプタを経由しての接続は相性問題があるし、若干性能も低下するため
可能な限りはアダプタなしでの接続がおすすめにょ。
まぁ性能低下といってもCD-ROMドライブは元々そこまで高い性能(読み出し速度)を
要求されてないのでそんなに気にしなくてもいいと思うけどね。
高画素で撮影することに意味はあるのか・・・?
4月5日に手持ちのデジカメにおいて300万画素モードにおける比較を行ったけどそのまとめと
して書いたように300万画素モードで撮影する場合でも300万画素のセンサーでは十分とは
いえないとか、(機種による程度の違いはあるけど)300万画素ですでにレンズがボトル
ネックになってきているということがいえたにょ。
この辺のことは昨年3月7日にデジカメに適した画素数は何画素かということでコンデジの
レンズ性能が一眼レフ用の高性能レンズ並(解像力250本/mm)という仮定でも178万画素を
描写できるほどの性能しかないわけだからね。
実際に試してみて200万画素時(前回)と300万画素時(今回)の結果を比較することで
計算上やチャートの撮影ではなく実際に撮影した結果から判断した場合でも1/2.5インチ
前後の極小センサーを搭載のコンデジではレンズが300万画素を完全に解像するだけの
性能がないということが分かったにょ。
さて、その中でも最も興味深いのがTX1の結果にょ。
何せ中央部分の解像感ではテストに使った全機種の中で最も優秀だったからね。
しかし、実際に1000万画素で撮影すると300万画素での結果との剥離が非常に大きいにょ。
これはレンズ性能の低さに加えて4月4日にも書いたように裏面照射センサーの問題点で
ある低感度時のノイズが発生しているからにょ。
レンズ性能が低いため全体的に締まりが無くしかも輪郭部分や影の部分には目立った
ノイズがあるためピクセル等倍にはとても耐えられないレベルにょ。
レンズ性能の低さは撮影後に適当な小ささにリサイズするか意図的に低画素モードで
撮影するという手段を用いることで改善可能だし、低感度時のノイズはノイズを軽減
する手持ち夜景モードを用いることで改善できるにょ。(ノイズ軽減だけでなく色乗りも
良くなる)
実際、手持ち夜景モードを使用したら明らかにノイズが減ったにょ。
画面中央部分を等倍で切り出したものを比較するとこのような感じになるにょ。
http://www.42ch.net/UploaderSmall/source/1270697376.jpg
(※左側が標準のプログラムモードで撮影、真ん中が手持ち夜景モードで撮影)
ノイズにより解像感が極端に悪かったのが手持ち夜景モードでノイズが大幅に軽減される
ことにより改善されたにょ。(真ん中の画像が暗いのは基本的に手持ち夜景モードが
夜景撮影を考慮してあるので露出アンダーの傾向になるため)
ノイズによる解像感の低下は大幅に改善されたとはいえ、レンズの解像力不足は否めないし
PCでの鑑賞がメインであればどうしてもピクセル等倍鑑賞の機会が増えてしまうため
等倍では鑑賞が厳しいTX1では「あらかじめ高画素で撮影して低画素にリサイズする」か
「低画素モードで撮影する」かの二択となるにょ。
リサイズは一括変換できるアプリもあるため問題はないとはいえ、わざわざPC鑑賞用の
ファイルを別途作るというのもお手軽なコンデジとしてはあまり良いとはいえないにょ。
PC鑑賞がメインならば低画素で撮影しても良いとはいえいざプリントをする場合に
困るのでは?という意見もありそうにょ。
それは300万画素比較テストでも書いたように300万画素あればちゃんと解像していれば
2Lまでは余裕だし、A4サイズくらいなら何とか使えるにょ。
それでも、メモリカードの大容量化、低価格化、そしてそれを保存するためのPC用の
HDDの大容量化によってファイルサイズを節約するためにわざわざ低画素で撮影すると
いうのはナンセンスと思う人も結構いるのではないかと思われるにょ。
確かに「大は小を兼ねる」ということでセンサーの画素数である1000万画素で撮影した
ものを後から300万画素にリサイズはできても300万画素で撮影したものを1000万画素に
したら大幅に劣化するという考えも分からなくはないにょ。
ただ、それは300万画素以上の画素数できっちり解像できるくらいのレンズ性能があった
場合の話にょ。
300万画素が限界ならばいくら頑張ってもそれ以上にはならないし、500万画素が限界で
あれば300万画素で撮影時よりも解像感はアップするとはいえ、それでも1000万画素で
撮影する意味はないにょ。
本当に意味があるか無いかは実際に試してみるのが一番にょ。
300万画素で撮影したものを1000万画素にリサイズした画像と1000万画素で撮影した
画像を比較してみたにょ。(上記画像の右側が300万画素モードで撮影したもの)
これを見ての通り、有為的な差は見られないにょ。
300万画素モードで撮影したものだけ色が全く異なるのは手持ち夜景+NDフィルター併用に
よって色乗りが良くなったためでこれによりアンダー気味な画像を明るくしただけで
この色が出せたにょ。(TX1ではこの色はなかなか出せない)
レンズ性能の最も優れている画面中央部分で辛うじて1000万画素で撮影したものの方が
上になっているけど周辺部はレンズの解像力が大幅に落ちるために300万画素モードで
撮影してものと1000万画素モードで撮影したものとはでは解像感に差はないにょ。
PCで鑑賞する場合、無理に1000万画素(つまり、最大画素での撮影)に拘らず、精細感で
300万画素モードを選択するというのも十分に「あり」というのが分かると思うにょ。
ただ、これはメーカーや機種によって変わるのでこの「300万画素」というボーダー
ラインはあくまでTX1のボーダーラインにょ。
Lumixは画像処理エンジンで細部の描写に力を入れている(1000万画素超で解像しない
ようなレンズでも超解像などの技術によって埋めている)ために高画素で撮影したものを
リサイズした方が良い結果を得られるかもしれないにょ。
私はコンデジだけではなくデジタル一眼のK200Dで撮影する場合もセンサーの画素数である
1000万画素モードではなく主に600万画素モードで撮影しているにょ。
これはキットレンズが1000万画素の描写には性能不足というのもあるし、ベイヤー配列の
センサーである以上は縮小サイズの方が見た目で精細感を得られるというのもあるにょ。
十分に性能の良いレンズを使用した場合には最大画素数で撮影するのがベストだけど
ベストな結果を求めるならばRAW現像からやるべき(RAWは記録画素数とは関係なく
センサーの画素数で保存される)なので、それこそJPEGで最大画素数で撮影することに
拘る必要性はほとんどないと思うにょ。(最大画素数で残したいというのはあくまで
気分の問題といえる)
とはいえ、RAW現像は面倒なのでしたくないという人でなおかつA3以上にプリントする
という人であれば最大画素数で撮影するのがベストだけどそのような人は滅多にいないと
思われるにょ。(600万画素でもA3でも使えなくはないレベルだし)
もっとも、トリミング前提で撮影するならば高画素で残した方が有利だからRAWを使わない
JPEGオンリーの人は最大画素数で撮影した方が有利ともいえるけどこれはセンサーサイズが
大きく十分なレンズ性能があるデジタル一眼だからこそ言える話であって、極小センサー
搭載にもかかわらず1000万画素以上が当たり前の昨今のコンデジはすでにレンズが完全に
ボトルネックとなっているために最大画素数を使う意味は(気分的なものを除けば)
ほとんどないと思われるにょ。
そのうち3Dで撮影できたり 念写で撮れるのが出るかもね
---------------------------
例のデジカメが届いたよ ありがとう
SDカードの中の画像と動画は だいたい見たよ
デジカメの方を 使いこなすには もう少しかかると思うよ
電池は バッテリーが あまりなかったから使う前に充電しておくよ
メモリーを付けて容量は上がったけど スカイプは まだエラーで落ちるよ
まだ何か入れ忘れてるのかも
買うかどうか迷ったけど 今朝 この前 書いたパソコンの自作本を注文したよ
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【けいおん!!】新OP「GO! GO! MANIAC」+ED「Listen!!」320kbps【歌詞付き】
http://www.nicovideo.jp/watch/sm10319530
http://liv0.com
上記の続き
もっとも、そこまで高画素化が可能になれば99年に登場したニコンD1のように1000万画素
以上の画素数のセンサーを搭載しておきながら感度やレスポンスを重視するために260万
画素で出力(4画素を混合したものを1画素として記録)したようにローパスフィルターを
無くし、8000万画素センサー搭載で2000万画素記録というやり方もありだと思うにょ。
これならば、1画素あたりでFoveonセンサー並の解像力を持ちがら大伸ばしにも耐えられる
センサーとなり、新規に3層センサーを開発するよりは簡単に実現できるとは言え、需要が
少ないだろうから実現は難しそうにょ。
プロフェッショナルな用途でそこまでの画素数が必要ならばAPS-Cではなくフルサイズや
中判デジタルを使うだろうからね。
一般的な用途では2000万画素は完全にオーバースペックであり、個人レベル(一般的に
販売されている最大のプリンタであるA3ノビ対応でも十分いける)であれば1000万画素で
困ることはないし、普通に使う(PCで鑑賞、A4までのプリント)ならば600万画素くらいで
十分にょ。(ただし、まともに解像できている場合に限る)
確かにレンズ性能が十分にあれば画素数が増えれば増えるほど解像感は高めらるのは
(オーバースペックというのを抜きにすれば)間違いではないのだけど十分な画素ピッチが
あれば極小ピッチでは得られない立体感(高ダイナミックレンジによる高い階調性)が
あるために画素数のみで語ることはできないにょ。
コンデジでは画素数の割りにレンズ性能が足りないのために画像処理エンジンで解像感を
無理に高めている機種も少なくないけどデジタル一眼でもそんな画像を望んでいる人は
いないだろうからね。
画素数を2倍に増やしたらセンサー性能も2倍に高めないとバランスが崩れてしまうにょ。
いくらセンサー性能がどんどん向上しているとはいえかなり限界に近づいているために
今の2倍の性能にするということ自体が不可能に近いかもしれないにょ。
実際コンデジでも画質アップのために画素数を減らさないといけないレベルに突入して
いるくらいだしね。
つまり、画素数に関しては「大は小を兼ねる」ではなく「過ぎたるは及ばざるがごとし」
ということが言えるにょ。
マリモーマさんへ
>そのうち3Dで撮影できたり 念写で撮れるのが出るかもね
さすがに念写に対応したデジカメは現時点では市販はされてないけど3D撮影対応のもの
ならばすでに市販されているにょ。
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/newproduct/20090831_311510.html
カメラに2つ付いているレンズを同時撮影することによって3Dを実現しているにょ。
ただ、3Dのファイルは専用形式だし、3Dとして見るにはカメラ本体の液晶か専用の
デジタルフォトフレームが必要にょ。
あとはメーカーに送れば3Dプリントも可能なのでそれを利用する方法もあるにょ。
ちなみに私が持っているOptio S(7年前に発売のデジカメ)は簡易的な3D撮影モードを
備えているにょ。
こんな感じで誰でも簡単に3D写真が撮れるにょ。
http://www.42ch.net/UploaderSmall/source/1270783411.jpg
(※交差法で見て)
同じようなことはデジカメを横に2台並べて撮影し、1台しかない場合は一旦撮影した後に
数cm右にカメラを平行移動してもう一度撮影して2枚の写真をPCで合成すればできるにょ。
あげたデジカメはツーショット撮影モード(説明書P107参照)によってPCを使わなくても
カメラ単体で上記の私の写真のような3D写真を撮ることが可能にょ。
>例のデジカメが届いたよ ありがとう
無事に届いたみたいでよかったにょ。
古い機種ということで画質は最新のものよりは劣るけどケータイのカメラよりは上だと
思うので写真屋さんなどで普通のサイズにプリントするならば十分使えるにょ。
10倍ズーム機能も使っていて楽しいだろうし、カメラのことがある程度分かってくると
絞りやシャッター速度を自由に変えられるというのは魅力になると思うにょ。
最近のコンパクトデジカメは無理に画素数を高めているために画素数に似合っただけの
性能はないし、絞りもまともに調整できない機種が大半だからね。
その点、その送ったデジカメは開放でF2.8と明るくF8までは絞れるため露出コントロール
できる幅が広いにょ。
>SDカードの中の画像と動画は だいたい見たよ
動画はアレだけど静止画はこのデジカメでどんな写真が撮れるのかの参考にはなると
思うにょ。
あともしメディアを追加購入する場合は「SD」ではなく「xD」を買わないと駄目にょ。
>電池は バッテリーが あまりなかったから使う前に充電しておくよ
電池は新品なので充電しておけば十分実用になると思うにょ。
これは単三対応だからできることにょ。
専用電池だと普通に買えば5000円くらいするし、そもそも古い機種なので店頭には置いて
おらず、取り寄せになるしヘタをすると生産終了してメーカーがすでに在庫を持ってない
場合もあるからね。
>メモリーを付けて容量は上がったけど スカイプは まだエラーで落ちるよ
>まだ何か入れ忘れてるのかも
まぁメモリは元々256MBで問題はなかったため原因は別の所にありそうにょ。
私はskypeを使ってないので使っている人に聞いた方がいいかもしれないにょ。
>買うかどうか迷ったけど 今朝 この前 書いたパソコンの自作本を注文したよ
その本を見ながらもう一度ケーブルの挿し間違えやちゃんと奥まで挿してあるかどうか
確認するといいにょ。
画素数は多ければ多い方がいい・・・?
昨日はTX1においては300万画素モードで記録した写真と1000万画素モードで記録した写真
とでは有為的な差はないということを書いたにょ。
これは、1000万画素で撮影するにはレンズ性能が足りてないためにょ。
とはいえ、1000万画素は無意味かというとそうではなく4月5日に書いたように300万画素で
キレイに残したいならば300万画素のセンサーのデジカメでは不十分だから300万画素モード
しか使わなくてもそれよりも多い画素数のセンサーは有用にょ。
なぜ不十分かというとまとめ(1)の部分で書いたように現在のデジカメはほとんどのものが
RGGBのベイヤー配列のセンサーを採用しているせいにょ。
それ以外のものということで代表的なものといえば、やはりFoveonセンサーをあげる
ことができるにょ。
1画素では輝度情報(=フィルターを通すことで単一色の色情報となる)しかないベイヤー
センサーとは異なりFoveonセンサーは1画素でフルカラーの情報を持つためにその解像感は
まさに別次元にょ。
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/newproduct/20100401_358073.html
作例を見てもその違いがはっきりわかり、デジカメにおいて「高画素=高解像感」と考える
のはいかに間違っているかが分かると思うにょ。
CPUでいえばPen4とCore i7をクロックだけで比較をするようなものであり、センサーの
仕組みが根本的に異なる場合は画素数で単純に比較はできないにょ。
解像感を高めるのに必要な画素数よりも多くの画素数が必要なのはベイヤー配列である
というのが前提となっているにょ。
ベイヤー配列センサーは(原色系フィルターを用いた場合)輝度解像度は画素数の半分、
色解像度は画素数の4分の1しかないためFoveonよりも画素数が多くても高い解像力がある
というわけではないにょ。(被写体にもよるけどFoveonを上回るためにはその概ね3倍
程度の画素数が必要になるため言い換えれば出力する画素数の3倍くらいはあると十分な
解像感が得られる)
それに単体ではR、G、B、1つの色に関する色情報しかないということで周辺部の色情報を
元に演算してフルカラー画像を生成する必要があるために偽色の発生は防ぐことが
できないということやモアレやラーメンノイズ防止のためにローパスフィルタで意図的に
解像感を落とす必要があるにょ。
そのためそのセンサーのフル解像度で保存した画像データはピクセル単位で解像する
ことは不可能になっているにょ。
その点Foveonセンサーならばピクセル単位で解像してくれるにょ。
しかし、このFoveonセンサーにも問題点はあるにょ。
(1)色分離が不完全
(2)高感度に弱い
(3)小型化しにくい
(4)シグマの開発力の問題
(1)に関してはFoveonは波長の短いものから順に吸収するとはいえ、横から見たら変形した
鏡餅のように下の記録層の方が大きくなっているにょ。
したがって、上から順にB、G、Rの記録層とはいえ、現実的にはB、B+G、B+G+Rという
感じになっているにょ。
Gで受光したB+Gのデータは上のBから差し引けば純粋に出るかと思うけど受光面積が異なる
わけだし、吸収率も異なるためにそう単純にはいかないにょ。
各層の吸収率や面積比率も考慮した上で演算を行う必要があるからね。
そのため下の層となるRは非常に飽和しやすいし、Bが弱いことで黄色(R+G)が強くなる
傾向があるにょ。
とはいえ、同じセンサーを数年間使用しているため今は画像処理エンジンが改善され黄色
かぶりの色問題は改善されてきているけどね。
(2)現在のFoveonセンサーはAPS-Cより一回り小さいサイズのセンサーに460万画素という
ことでAPS-Cでは1800万画素センサーさえもが登場していることを考えれば画素ピッチに
余裕があるため高感度に強そうというイメージがあるけどそうでもないにょ。
これはセンサーに使っている素材がベイヤーセンサーと異なるため画素ピッチが広いから
(1画素当たりの受光面積が広いから)と高感度に有利とは単純には言えないわけにょ。
感度を上げれば色ノイズが出てくるけどペイヤーセンサーの場合は画素数が多いことに
加えて元々演算で生成されたフルカラーデータであるためにノイズ除去のデメリットは
小さいけどFoveonの場合は画素数が少ないけど(色分離の問題を無視すれば原理的には)
偽色が発生しないというメリットが高感度時には損ねられるし、ノイズ除去をすれば
ピクセル単位で解像するというメリットも無くなってしまうにょ。
(3)現在のFoveonセンサーは特殊な3層構造であるため製造するには広い画素ピッチが
要求されてくるにょ。
コンデジに搭載するならばサイズ的にも価格的にも大きなセンサーでは採用はしにくい
ので小さいセンサーを作る必要があるにょ。
そのためコンデジに使われているセンサーサイズに使用するならば画素数はせいぜい
50万画素程度(SVGAくらい)になってしまうにょ。
これでは、L版プリントでも心許ないにょ。
実際はFoveonセンサーの解像力は上記のように平均的に見てもベイヤーの3倍程度ある
ために50万画素のFoveonセンサーも150万画素に拡大補間してやれば150万画素のベイヤー
配列センサーにもさほど見劣りはしないためにL版印刷に十分と感じる条件は満たせるとは
いえ、2LやましてA4サイズでは画素数が少ないということが致命的になるにょ。
つまり、Foveonセンサーは一般的なコンデジに搭載するには不適なセンサーといえるにょ。
(4)が恐らく現在最も危機的な立場にありそうにょ。
シグマは2008年にFoveonセンサーを開発したFoveon社を買収したけどそのせいでシグマ
以外からはFoveonセンサー搭載のデジカメが登場しなくなったにょ。
ソニー製のセンサーを搭載したデジカメがソニー以外からもたくさん出ている(現在の
ニコンはすべてソニー製のセンサーだし、ペンタックスもK-xではソニー製のセンサーを
採用している)ということでライセンスはできないことはないけどそれが行われない理由
としては画像処理エンジンを1から作り直す必要があるということに加えて(1)、(2)の
問題点もあるからだと思われるにょ。
キャノンやソニーも自社で3層センサーを開発しているらしいけど旧Foveon社が持っている
特許に抵触することなく優れたセンサーを作るのは至難の業であるため厄介にょ。
かといって、シグマの現在の開発力(資本金)ではセンサーを改良するのは難しいにょ。
開発原価を償却するにはそれなりの数を販売しなくてはならないけど事実上シグマの
デジカメでしか採用されず、そのデジカメもヒットしているとは言い難い状況である
ために数年前に作ったセンサーを未だに使い回している状態にょ。(そのお陰で画像処理
エンジンは飛躍的に改善されたけど)
ソニー製のセンサーは需要が多いためにどんどん作られその資本を元に改良を加えられて
いるという好循環とはまるで正反対のものにょ。
現実的にはピクセル単位で解像することを求めている人が少ないからというのがベイヤー
センサーが主流になっている理由だと思われるにょ。(やはり、「画素数」が一般的には
デジカメの性能を判断する大きなファクターとなっているだろうし)
ベイヤー配列は1画素では色情報が1色のみということで周りの色情報が必要不可欠とは
いえその分高画素化が容易ということでセンサー面積が同じであればFoveonセンサー
よりも解像感を高めるには有用にょ。
RGBGRGBGRGBGRGBG
GBGRGBGRGBGRGBGR
RGBGRGBGRGBGRGBG
GBGRGBGRGBGRGBGR
RGBGRGBGRGBGRGBG
GBGRGBGRGBGRGBGR
このような一般的なベイヤーセンサーの場合任意のどの場所で4つの画素を取り出しても
Rが1つ、Bが1つ、Gが2つとなるため実効解像力が4分の1に落ち込むことはほとんどない
からね。
だから必要としている画素数の2〜4倍あれば十分で、5倍とか10倍の画素数あっても
解像感が目に見えて変わることはないにょ。(300万画素の画像が欲しいのに10倍の3000万
画素あっても無意味)
GがR、Bの2倍あるというのはGの感度が比較的弱いせいもあるし、マイクロレンズの
関係上1画素の大きさは正方形に近い方が有利というのもあるにょ。
液晶モニタやTVなどでは細長いRGBのサブピクセルを3つまとめてフルカラーとして表示
しているけど1つのサブピクセルがあんなに細長いとセンサーとしては非常に不利と
なってしまうにょ。
本来は1画素が液晶モニタのサブピクセルに近いベイヤーセンサーであるため画素分の
解像感はないとはいっても極小センサーで画像処理エンジンで補正しまくりのコンデジの
写真でも普通に鑑賞するには十分と感じる人が大半だからね。
実際、コンデジはセンサーサイズあたりで考えるとデジタル一眼を越える描写力を
持っているにょ。(面積では30倍以上を誇る35mmフルサイズのセンサーだけどフルサイズで
コンデジと同じ画素ピッチならば4億画素に達するもののその4億画素をピクセル等倍で
見た場合コンデジをピクセル等倍で見たものよりよりも劣るものとなる)
これはAtomがワット当たりの効率(もしくはトランジスタ当たりの効率)がCore i7
よりも高いというのと同じで絶対性能が高いというわけではないけどAtomで普通に使う
のに困るような使い方をしなければ十分な性能であるというのと同じくコンデジでも
普通に使うには十分な性能があるというのは間違いはないではないにょ。
確かに3月20日に書いたように写真的な表現を求めるならばセンサーサイズの面でデジタル
一眼の方が圧倒的に有利だけど画質面のみでの比較ならば昨年に書いた200万画素モード
での比較で書いたようにL版では有為的な差は出ず、2Lプリントでも4月5日の300万画素
モード比較で書いたように一部のレンズ性能の低いコンデジを除けばコンデジとデジタル
一眼の両者に大きな差はないにょ。(A4もしくはそれ以上のサイズにプリントしない限り
コンデジとデジタル一眼で明確な差は出てこない)
したがって、ベイヤー配列センサーは同じ画素数同士で比較するならば解像感においては
Foveonセンサーに大きく劣るとはいえベイヤー配列センサーが高画素になってしまえば
高解像感というFoveonセンサーのメリットは減ってしまうにょ。
最近は写真をほとんどプリントせずPCのみで鑑賞する人も増えてきているけどそういう
人ならば無駄にデータが大きくならない(少ない画素数で多くの情報を得られる)Foveon
センサーが有利となりそうだけどそうでもないからね。
ベイヤーで1000万画素超のデータはPCで鑑賞するにはオーバースペックだけど画素数が
要らないという人は低画素モードで撮影するという選択肢が用意されているからにょ。
実際私は1000万画素のK200Dを600万画素モードで撮影することが多いけど600万画素で
撮影すればPCでの鑑賞は1000万画素よりも有利になるにょ。
PC鑑賞をメインにするならば1000万画素クラスのデジタル一眼であれば300万画素モードが
用意されていればFoveonセンサーに負けないくらいのピクセル単位での描写力を得ることが
できると思われるにょ。(300万のうちいくつかは偽色があるかもしれないけれど1画素
当たりの解像力という面ではほとんど差はなくなると思う)
そういうことで、1000万画素のK200Dで撮影したものを300万画素相当(アスペクト比は
コンデジと異なるのでデジタル一眼のD50の300万画素モードの縦横ピクセルサイズを
参考にした)にリサイズしてみたにょ。(わざわざリサイズしたのはK200Dには200万画素
モードはあるけど300万画素モードはないため)
http://www.42ch.net/UploaderSmall/source/1270784430.jpg
これを見ると4月5日に書いた300万画素モードの9機種と合わせて比較した場合にトップの
解像感になっているにょ。
この画像を昨日書いたTX1のように1000万画素に拡大補間して元の画像と比較してみた場合
TX1とは明らかに異なる結果となったにょ。
http://www.42ch.net/UploaderSmall/source/1270822059.jpg
見てのように1000万画素で撮影されたものと300万画素で撮影(リサイズによる300万画素
だけど)されたものを1000万画素に拡大補間したものではまるで別物になっているにょ。
これはTX1の場合は、レンズがボトルネックとなり、1000万画素であっても300万画素
レベルの情報量しか無かったのだけどK200Dでは300万画素では情報がかなり欠落している
ために1000万画素に拡大補間した際にはその分劣化しているということにょ。
この辺は補間アルゴリズム次第で変わってくるけどこの大幅な差はアルゴリズムの差に
よって埋められるレベルのものではないにょ。
いくら安もののキットレンズを使用とはいえ、600万画素モードでさえ余裕で解像している
わけだから300万画素では大幅な情報欠落は当然にょ。(1ピクセルに含まれる情報量には
限界があるため)
Foveonセンサーで撮影された写真もそれと同様にょ。
いくら計算上1ピクセル当たりの情報量は3倍程度あるとはいえ、3倍の画素数に拡大補間
してしまえば上記のK200Dでの例のように解像感に乏しい写真となってしまうにょ。
ただ、Foveonセンサー搭載機の場合はカメラ内部で約3倍の画素数に拡大補間する機能が
あるけどそれを使うと一旦JPEGで出力したものをPC上で拡大補間するよりは有利だから
K200Dでの結果ほどは差が付かないにょ。
SD14 Foveonセンサー460万画素
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/parts/image_for_link/155370-9544-7-1.html
SD14 カメラ内にて1400万画素相当に拡大補間
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/parts/image_for_link/155371-9544-7-2.html
460万画素の方も1400万画素の方も画像全体に画像に含まれる情報量は同じということで
1画素あたりの情報量は大幅に減っているにょ。
ベイヤー配列センサーは1画素では単一色の情報しか持ってないないために周囲の情報に
よって偽解像が発生しやすいとかそれを軽減するためにローパスフィルターを用いて
意図的に解像感を落としているという問題があるけどセンサーの画素数よりも少ない
画素数で撮影すればそれらの問題は無視できるレベルになるからね。
Foveonセンサーは良いセンサーだけど同一センサーサイズで比較するならば高画素である
ベイヤー配列センサーの方が融通が利く分だけ有利になることが多いにょ。
このように1画素当たりの解像力と必要な画素数を自分で選べるのは高画素であるベイヤー
センサーがFoveonセンサーに対する優位点であるともいえるのだけどコンデジにおいては
ローパスフィルターやベイヤー配列の問題とか以前にレンズ性能の圧倒的な不足や回折
限界のために昨日も書いたようにフル画素を常用する意味はほとんど私には感じられない
レベルになっているにょ。
TX1のように300万画素でさえ(中心部以外は)レンズ性能不足でまともに解像していない
機種もあるし、1000万画素になるとまともに解像している機種なんて皆無の状態となって
いるにょ。(画像処理エンジンが頑張って補間してくれているような状態)
それでも、コンデジの画素数は1000万画素を突破し、1200万画素、1400万画素にまで
到達しているにょ。
1200万画素あればA3プリントでも十分に使える(250dpiでプリント可能)画素数であり
大伸ばしをする人にとっては有用だけどコンデジのレンズ性能がそこまではないため
解像してないものをいくら画素数が増えても無駄になるだけにょ。
画素数が増えればトリミングで有利といっても解像していないものをトリミングしても
ただの拡大補間でしかないからね。
とはいえ、1000万画素のコンデジも300万画素モードでよりキレイに撮れるために画素数が
無意味というではないにょ。
センサーの画素数が増えれば解像感が高まるというのは300万画素モード比較でも明らかに
なったし、それは上記のようにベイヤーセンサーでは実効解像力が1/2〜1/4に落ちて
しまうために必要な画素数の2〜4倍の画素数までは解像感を高めるのに有用となるからにょ。
したがって、300万画素でしか解像できない程度のレンズしか搭載していないコンデジでも
1000万画素あればそれだけ性能アップ(主に解像感のアップ)に繋がるということにょ。
これは逆に言うと1000万画素のフル画素で撮影したものは300万画素の画像を拡大補完した
ものと大差ないものともいえるにょ。(昨日の比較画像参照)
ただし、コンデジの場合は画素ピッチが狭く配線サイズを考えると画素数を2倍に増やした
場合には1画素の面積は半分を大きく下回るということでダイナミックレンジや感度の低下
と直結する問題となるために解像感だけで画質の判断は下せないにょ。
必要画素数の4倍以上にセンサーの画素数が増えても解像感はほとんど変わらないために
欠点だけ目立つことになり、高画素化は高画質とは逆ベクトルになってしまうわけにょ。
これがデジタル一眼であればまた話は変わるにょ。
安物キットレンズを使用時には1000万画素でさえ完全に解像するのは無理だけど高性能
(高解像力)レンズであれば全画面で解像できるにょ。
中心部で250本/mm、画面平均で125本/mmの高性能レンズをAPS-C相当(約24mmx16mm)の
センサーのデジタル一眼に用いた場合は2400万画素までは解像できるわけだからね。
ベイヤー配列のセンサーだと必要な画素数の3倍程度あることでさらに解像感が高まる
ということは私の実験でも明らかになったのでAPS-Cサイズのセンサーで7000万画素という
のは無意味ではないけど現状の技術でそんなことをやってしまうと高画素化のデメリット
ばかり目立ったしまうにょ。
とはいえ、すでに(現状のセンサーサイズを維持する限り)これ以上高画素化するのは
全く無意味なコンデジと比較すればまだまだセンサー性能の改善によって高画素化の
恩恵があるデジタル一眼においては現状(現在はAPS-Cサイズのセンサー搭載機はEOS 7D
とKiss x4の1800万画素)と比べてさらなる高画素化を否定はできないにょ。
しかし、RAWで撮ることが多いデジタル一眼で不必要に画素数が多くなるとレスポンスが
大幅に落ちてしまうためベイヤー配列であることを考慮した高画素化はあまり望ましく
なく、レンズ性能が2400万画素程度で限界ならばその画素数で止めておく方がいいと
思われるにょ。
2400万画素まで画素数が増えればF8で回折限界となるためそれ以上の画素数の増加は
せっかく絞りが使用者の自由にコントロールできるデジタル一眼のメリットが失われて
しまう(F5.6のレンズを使えばF8までだと1段分しかコントロール幅がない)ことになって
しまうにょ。(それ以上絞れば絞るほど画面全体がピンぼけの状態になってしまうため
解像感を高めるために画素数をアップする意味が無くなる)
明日どこで
マリモーマさん
なんとか明日休み取れそうなんで手助けできるかもしれません。
連絡先が解らないので、御茶目さんに確認取りますが問題ないでしょうか?
かえるさんへ
住所と携帯の番号を お茶目さんが知ってるはずだから両方 聞いて置けばいいよ
かえるさんが梅田に着いた 今から家に来るらしい
例の変換コネクターが届いたから付けてみたよ
でも まだ認識しないみたい
ウルトラDMAケーブルか sata接続の片一方しか繋げないのが問題なのかも
>>3 D撮影対応のものならばすでに市販
もう発売されてるのか 6万は まだ高いから もう少し安くなって欲しいかも
>>3 Dのファイルは専用形式
形式も特殊で専用のフォトフレームが必要だから 普及までは まだまだかかるかも
>>写真屋さんなどで普通のサイズにプリントするならば十分使える
デジカメの画像を DVDに焼いてくれるサービスもあるよ
http://www.jumbo.co.jp/
10年以上前 ここの大阪現像所に勤めてた頃から やってたよ
>>動画はアレだけど静止画はこのデジカメでどんな写真が撮れるのかの参考にはなる
盗撮が趣味だとよく分かったよ(違う)
桜やお金の画像は 掲示板に張られてた画像だね
>>メディアを追加購入する場合は「SD」ではなく「xD」を買わないと駄目
覚えておかないと間違えそうだよ 今度 調べておくね
>>取り寄せになるしヘタをすると生産終了してメーカーがすでに在庫を持ってない
その時は普通の充電電池を使うよ
>>メモリは元々256MBで問題はなかったため原因は別の所にありそう
まだ原因は分からないけど のどかを組み終わったら そっちで試してみるよ
>>奥まで挿してあるかどうか確認するといい
Hの時は 奥まで刺さってるか確認できないかも
http://liv0.com
誰のための制限か・・・
iPhone OS 4.0が開発者向けに発表されたにょ。
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20100409_360103.html
予定されていたマルチタスクに対応しただけでなく多くの新機能が増えたのだけどやはり
Flashには対応しなかったにょ。
私は4月7日に書いたように現状のハードウェアでは十分に動作しないからというのが
理由だと思っていたけどどうやらそうではない模様にょ。
http://japanese.engadget.com/2010/04/09/iphone-flash/
Flashは10.1からARM系CPUを正式にサポートし、今まではフルバージョンはPC用のみで
ARM搭載機器はサブセット版であるFlash Liteのみが用意されていたけれどそういった
機器でもフルバージョンのFlashがサポートされることによりFlashコンテンツが利用
可能な環境というのは大幅に広がることになったにょ。
しかし、それをiPhoneで意図的に拒んでいたのはコンテンツの囲い込みを行うためと
なるにょ。
どの機種であっても同じように使えるFlashコンテンツではiPhoneのアドバンテージが
生かせないからね。
さて、日本のケータイはSIMロックによって他のキャリアのSIMを挿しても使えないのだけど
海外ではSIM(キャリア)と端末は独立しているためどの端末であろうとSIMカードを
差し替えれば使えるということを考えると日本のケータイは制限が大きいものとなって
いるにょ。
これはユーザーにとっても不利益ということで総務省からSIMロックの解除の指示を
各キャリアに出そうとしているにょ。
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20100406-OYT1T00548.htm
ただ、これも多くの問題があり単純にロックを解除すれば必ずしもユーザーにとって
メリットがあるとは言えないにょ。
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20100408_359817.html
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20100331_358085.html
「コンテンツの囲い込み」というと悪いイメージを持つ人もいるけどそれ自体は全く
問題ないにょ。
キャリアは有料でコンテンツを提供することで利益を出し、その利益によって端末
メーカーに開発補助金を出し、メーカーはより多機能な端末をユーザーに提供している
からにょ。
もしも、コンテンツの囲い込みが終了・・・言い換えればキャリア独自コンテンツの終了と
なれば資金力のある端末メーカーのみが生き残り、国内でしか販売ルートを持たない
大多数のメーカーの存続が危なくなるにょ。
端末メーカーは、今更キャリア独自コンテンツが利用できない端末を作るなんていう
ことはできないので端末価格の上昇を招きかねないにょ。
それにドコモとソフトバンクは通信方式が同じだけどauは異なるのでSIMロックを解除
したからといって他のキャリアの端末が自由に選べるといわけではないためSIMロック
解除はユーザーにとってメリットがそんなに大きいとはいえないにょ。
ソフトバンクもしくはドコモ独自の機能が使えなくなり、なおかつ端末料金が値上げに
なりかねないわけだからね。
そう考えるとアップル社がFlashコンテンツを使用できなくしてコンテンツの囲い込みを
行う理由は分からなくはないにょ。
しかし、元々キャリア独自の機能やコンテンツを使用することを前提として作っている
わけではなくiPhoneアプリの場合はキャリアに関係なく使えるため囲い込みの意味は
上記のSIMロック解除とは方向性が異なるにょ。
元々キャリア間での互換性がないから制限をしていたというキャリアの考えと標準という
Flashを単に使えなくするために制限を加えているアップル社を比較すると前者の制限は
ユーザーにとってメリットもデメリットもあるけど後者の制限はユーザーにとって
メリットは何もないからね。
マリモーマさんへ
>例の変換コネクターが届いたから付けてみたよ
>でも まだ認識しないみたい
ATAケーブルと電源ケーブルの両方をちゃんと挿した?
>もう発売されてるのか 6万は まだ高いから もう少し安くなって欲しいかも
カメラは1台だけどレンズとセンサーは2台分のコストがかかっているわけだからやむを得
ないにょ。
デジカメの場合は1年経てば半額以下になることはよくあることだし、3Dカメラが
増えればコストダウンによってさらに安くすることは可能にょ。
>形式も特殊で専用のフォトフレームが必要だから 普及までは まだまだかかるかも
2D画像のJPEGのような3D画像の標準フォーマットができないとなかなか普及はしないと
思うにょ。
そのためにも他のメーカーからもどんどん登場する必要があるにょ。
標準フォーマットができればそれに対応するだけだから対応するフォトフレームは
どんどん登場すると思うにょ。
>デジカメの画像を DVDに焼いてくれるサービスもあるよ
PCを持ってない人ならば有用だけどPCを持っていればわざわざ高値でやってもらう必要は
ないからね。
プリントの方はPCを持っていてもプリンタは持ってないという人も多いし、プリンタの
初期投資やランニングコストを考えるとよほど大量にプリントしない限りはプリンタを
使うより写真屋さんでプリントをした方が安上がりにょ。
もっとも別の用途でプリンタが必要で購入したというならばランニングコストのみの
比較となり、プリンタでプリントした方が若干安くなるけどね。(一度に大量の
プリントをするならば写真屋で一括注文した方が安くなることも多いだろうけど)
>その時は普通の充電電池を使うよ
その「普通」というのがよく分からないけど単三対応であればどのメーカーのもので
あっても問題ない(といっても消費電力が大きいデジカメはアルカリ電池ではほとんど
動作しないためニッケル水素充電池が推奨)けれど専用バッテリしか使えない機種だと
メーカーが生産終了し、在庫も切らしたら互換バッテリを使うしか方法はないにょ。
互換バッテリも古い機種やマイナーな機種用のバッテリは作ってないから入手は困難に
なるにょ。
私が持っているOptio Sは古い機種とはいえ今でも通用するくらい小型軽量サイズなのは
いいけど古い機種ということで電池が劣化しているし、専用電池ということで簡単に
入手できない(金額的な面でも入手性の面でも)のが難点にょ。
やはり、古い機種を実用的に使うならば単三対応のものがベストにょ。
>Hの時は 奥まで刺さってるか確認できないかも
それは経験を積むしかないにょ(謎)
かえるさんへ
ぜひ頑張ってマリモーマさんのPCを動くようにしてあげてにょ。
私には応援することしかできないので・・・。
PCが発明された頃は CPUに水をかけてたらしい 壊れないのか?
かえるさんに手伝ってもらって動くようになったよ
XPは アップデート用のバージョンだったから うまくインストールできなかったけど
他のXPを インストールして うまくいったよ
それでも FDDは 繋ぐ場所がないから外付けしかないみたい
それでも ネットへの接続は まだ うまくいかないよ
この前 アマゾンで注文した自作の本を 読んだけど
ケースを光らせたり ファンを改造したりと まだまだ工夫できるみたいだよ
このスレで新岩国駅がいらないと言われてるよ
http://live23.2ch.net/test/read.cgi/liveanb/1270943004/l50
ログ
http://www.hcn.zaq.ne.jp/cabvq706/log.html
>>レンズとセンサーは2台分のコストがかかっている
部品を安く大量に作れるようになるまで待つしかないかも
>>2 D画像のJPEGのような3D画像の標準フォーマット
使いたい人が増えたら 標準フォーマットが作られるかもね
http://liv0.com
APS-Cのデジタル一眼は600万画素で十分・・・?
4月8日にはTX1はレンズがボトルネックになっているため1000万画素モードで撮影した
ものと300万画素モードで撮影したものを1000万画素相当に拡大補間したものとを比較
しても有為的な差はないということを書いたにょ。
これによって300万画素モードを常用することでカードやHDDの容量を節約したりPCで
ピクセル等倍で鑑賞する場合にも有利になるというメリットがあるにもかかわらず
失う物(デメリット)がほぼないということが分かったにょ。
TX1では低画素(300万画素)モードで撮影することは良いことづくめなのだけどデジタル
一眼レフであるK200Dにおいてはどうなのか・・・?
私はこちらも1000万画素のセンサーにもかかわらず600万画素モードをメインに使って
いるからね。
そういうことで、まずは今回のたたき台となる600万画素モードで撮影したものは
こんな感じにょ。
http://www.42ch.net/UploaderSmall/source/1270959478.JPG
300万画素での比較では各コンデジの広角側に合わせるため換算35mm程度の焦点距離で撮影
したものを比較したけど今回は換算75mm程度となったにょ。
その理由は手持ちのレンズで最も高解像感が得られるのが50mmF1.7だからにょ。(APS-C
サイズのセンサーだと1.5倍になるので35mmカメラ換算だと75mm相当になる)
私の実験ではF8で撮影した場合、最もシャープとなっているので上記の写真もF8で撮影
しているにょ。
ベイヤー配列&ローパスフィルターによってデジタル一眼であろうとフル画素では等倍
鑑賞時には精細感に欠けるのだけど1000万画素のセンサーを搭載で600万画素モードで撮影
することによって精細感が高まっているにょ。
ここまで撮れれば個人的には十分なレベルにょ。
TX1で300万画素と1000万画素を比較したように今回もまた600万画素と1000画素を比較して
みるにょ。
http://www.42ch.net/UploaderSmall/source/1270961146.jpg
1000万画素モード(最高解像度)で撮影されたものと600万画素モードで撮影し1000万画素
相当に拡大補間されたものでは前者の方が完全に上に感じるにょ。
つまり、TX1では1000万画素で300万画素モードで撮影しても失うものは無かったけど
K200Dを600万画素で撮影すると失うものはかなりあるということにょ。
これは今回使ったレンズ性能が600万画素で余裕で解像する高性能なものというのもある
けれどね。
これがもし600万画素でさえ解像しているか怪しいようなレンズであれば600万画素モード
で撮影し1000万画素に拡大補間したものと1000万画素モードで撮影したものではTX1での
比較のように両者に有為的な差はなくなるだろうからね。
では、同じくAPS-Cサイズのセンサーを搭載したD50と比較した場合はどうなのかというと
600万画素のD50で撮影したものを1000万画素に拡大補間をするとさすがにかなり辛く
なってしまうにょ。
元々ローパスフィルターが強めという点とセンサーの画素数が600万ということで1000万
画素のK200Dよりも不利だからね。
ならば、画素数が1000万画素のTX1が相手なら・・・となるとこれはあえて比較するまでも
なくTX1の方が劣っているにょ。
TX1は中心部でさえ300万画素で解像しているかどうか微妙だったのだけど今回は中望遠
での撮影だったためにより解像力が落ちている感じでさらに1000万画素の等倍切り出し
では厳しいものとなっているにょ。
これでも、TX1で最善の結果が出せるようにNDフィルター&手持ち夜景モードを用いて
ノイズを限界まで減らしているんだけどね。
ということで同じ1000万画素で比較した場合に解像感に優劣を付けるならば迷うことなく
このようになるにょ。
K200D(1000万)>K200D(600万→1000万)>D50(600万→1000万)>TX1(1000万)
今回K200Dで使ったレンズが高解像力のものというのがこの結果を生んだのだけど
600万画素でさえ全く解像しないようなレンズを使わない限りはこの結果が覆ることは
ないにょ。
ではどの程度の解像力のレンズがあれば600万画素でまともに解像がが可能かというと
これはセンサーサイズによって左右されるにょ。
APS-Cサイズで1000万画素ならば81本/mm、600万画素ならば63本/mmの解像力のレンズが
あれば解像が可能にょ。
一眼レフ用の交換レンズは中心部200本/mm、画面平均で100本/mmくらいあれば高解像力
といえるのだけどそれを考えればAPS-Cで1000万画素を解像するのはそれほど高いハードル
ではなく600万画素は安物のキットレンズでさえ全画面で平均で達成できるレベルなので
のでハードルが低いにょ。(絞り開放時ではさすがに無理だけど)
EOS Kiss x4のように1800万画素になると116本/mmとなり画面平均でこれを達成するには
キットレンズでは全然足らず高解像力レンズが必要になるにょ。
1/2.4インチセンサーのTX1の場合、この基準が大幅に高くなるにょ。
何せセンサー面積はAPS-Cより1桁小さいため要求されるレンズ性能は1桁高くなってしまう
からね。(解像力はそのセンサーサイズ差の平方根分必要)
1000万画素を解像するには327本/mm、300万画素でさえ184本/mm必要になるにょ。
200本/mmという一眼レフ用の高解像力レンズであっても辛うじて300万画素で解像させる
のがやっとにょ。(しかもそれは中心部の話)
ただ、センサーサイズが小さいためイメージサークルも小さい分だけ高解像力のレンズを
作るのは容易にょ。
それでも327本/mmというのはかなりハードルが高いにょ。
ズームレンズでは実現はほぼ不可能というレベルだし、あくまで中心部分の解像力であり
周辺部はその半分以下に落ち込むことも少なくないためか全画面平均ではまず無理にょ。
センサーサイズが小さい場合は仮にレンズ性能が十分でも回折限界の問題があるにょ。
回折限界は可視光線限界(波長830nm)で考えると概ね画素ピッチ(μm)を2倍したものを
F値に置き換えたくらいの値になるにょ。(詳しい計算方法は昨年2月23日に書いた)
画素ピッチ1.53μmの1/2.4インチ1000万画素のセンサーだと計算上はF3.1で回折限界を
迎えるため開放F値はそれより明るいものが必要になるにょ。
広角側では満たしている機種はあるものの望遠側ではほぼすべての機種がその限界点を
越えているにょ。
限界点を越えたからといってすぐに解像しなくなるというわけではないので可視光線の
ギリギリではなく中央の緑基準(550nm)で考えるとそれでも画素ピッチを3倍したものと
F値に置き換えたくらいが必要であるためF4.6くらいがボーダーラインになるにょ。
それでも多くの機種はすでにこのラインを満たしてないにょ。(つまり、フル画素では
解像していない)
最新の1400万画素のセンサーでは画素ピッチは1.35μmとなるためF2.7で回折限界を迎え
始めF4では解像しなくなるにょ。
1/2.4インチクラスの小さなセンサーを搭載したコンデジで1000万画素モードでまともに
解像することを求めるのは物理的に考えても不可能に近いため実質解像力は300万画素
くらいで妥協するしかないにょ。(よほど高性能なレンズを搭載した機種でもまともに
解像しうるのは500〜600万画素くらいであり1000万画素を越える昨今の機種はすでに
オーバーサンプリング状態となっている)
APS-Cサイズのセンサーを搭載したデジタル一眼では高性能なレンズを使えば一昨日書いた
ように2400万画素程度までは解像が可能とはいえ、そこまで解像するレンズはほとんど
ないため最低ラインとして600万画素程度を完全に解像できれば良いのではと私は考えて
いるにょ。
これならばキットレンズでも十分可能だしF16(可視光線の上限基準)で回折限界を迎える
ため絞りの範囲も広くとれるにょ。(F5.6の暗いズームレンズでも4段分の選択が可能)
300万画素あれば2Lサイズならば全く問題ないし、A4も遠目で鑑賞するならば問題はない
と私は思っているのでコンデジならばこれで十分にょ。
至近距離(30cm以内)で鑑賞するならば300dpiでプリントできるくらいの画素数は必要
だけどこれが少し離れれば200〜250dpiでも十分になるからね。
とはいえ、やはり150ppiくらいはないと近づいて見たときにドットが明瞭に見えてしまう
というのが難点なので最低でも150dpi〜200dpiくらいでプリントできる画素数がは欲しい
ところにょ。
すると300万画素ではA4サイズは175dpiでプリント可能なため何とかA4でも使えるレベル
となるにょ。
ではA3ではどうなのかというと150dpi(430万画素)〜200dpi(770万画素)となるにょ。
もちろん、これらの画素数はちゃんと解像している場合の画素数にょ。
そうなると600万画素でしっかり解像していればA3までは対応可能といえるにょ。
つまり、コンデジはA4、デジタル一眼はA3でプリント可能なレベルがあれば個人レベルに
おいては問題ないということにょ。
では、それ以上のサイズのプリントではどうなのか・・・?
人間の目は視野角と分解能を元に考えるとせいぜい600万画素相当しかないため実は一度に
全体を鑑賞する場合(大きくプリントした写真を鑑賞する場合に全体が視野に収まるまで
離れて鑑賞する場合)においてはどんなに大きなプリントサイズであっても600万画素で
きっちり解像できていれば十分となるにょ。
とはいえコンデジの場合は300万画素テストでもすでにレンズ性能不足を感じるものが
あったくらいであり達成するのは難しいけどデジタル一眼であれば上記のようにこれを
達成するのは容易にょ。
ただし、ベイヤー配列の関係上600万画素できっり解像するには600万画素を大きく越える
画素数がないといけないけどね。
その「600万画素あれば十分」というのは網膜の中にある色を関知する錐体細胞の数が
600万個程度なのでそれと合致するにょ。(600万画素の写真よりも人間の目の方が高精細に
思えるのはコントラストを感知する桿体細胞が1億個以上あるためであり、デジカメで言えば
輝度解像力のみ1億画素を越えるため)
だから600万画素を越える画素数は一度に目に入らないレベルのサイズにプリントして
始めて役に立つ画素数といえるにょ。(近くから見るのにA3でプリントするなど)
4000万画素の中判デジカメも一度に視野に入りきらないような大伸ばしをした場合でも
細部の描写が可能というメリットがあるためそれをきっちり映し出すレンズ性能や
センサーサイズがあれば高画素が不要というわけでないにょ。
風景写真などでは細部の描写は600万画素程度では全然足りないからね。
普通の人はそんな大伸ばしをしないから・・・と思うかも知れないけどPCでのピクセル
等倍での鑑賞は超大伸ばしをし一部のみを鑑賞するという行為を行っているのと等しい
ことだから厄介にょ。
しかし、そのイレギュラーとも言える部分拡大がデジカメではPCのモニタを使うことで
誰でも簡単にできてしまうしね。
たとえば1200万画素の写真を125ppiの液晶モニタでピクセル等倍鑑賞をする場合は、A3の
4倍であるA1サイズに拡大したものの一部分をアップで見ているのと等しいにょ。(A1サイズ
というのは銀塩時代でいうならば全紙サイズを遙かに超えるほどの大伸ばしに相当する)
銀塩時代は大延ばしをするかルーペで鑑賞しない限りは分からなかったレベルのアラが
ピクセル等倍鑑賞では簡単に見えてしまうわけにょ。
「昨今のコンデジは高画素によって描写性能が落ちた」と感じている人はそのような
無駄なアラ探しによってそう感じているわけにょ。(WUGXAモニタでも液晶で全画面が
表示可能なのは200万画素までだし)
それが正しいかどうかは、同じ画素数同士で比較しないと分からないにょ。
高画素センサーの搭載したものを画素数を下げて使えば解像感が高くなるわけだからね。
4月5日に書いたように同じ300万画素で比較すれば古い機種と新しい機種で同じ基準で
比較が可能になるにょ。
300万画素でも全画面をピクセル等倍表示するためにはQuad XGAというすさまじいモニタが
必要になり、PC鑑賞メインであれば十分すぎるくらいの画素数にょ。
とはいえ、プリントを考慮するならば上記のように600万画素程度は欲しいところにょ。
もちろん、画素数が600万あればいいというのではなくきちんと600万画素解像している
ということが重要になるわけだけどね。
600万画素きちんと解像させるにはベイヤー配列&ローパスフィルターを使用という
現状から考えるとその2〜3倍の画素数は欲しいため1200〜1800万画素くらいががAPS-C
サイズのセンサーにおいてベストといえそうにょ。
普段は精細感重視で600万画素モードで使用すれば等倍鑑賞でも十分にキレイに見えるし、
レンズ性能も大きく要求されないし、A3くらいまでならプリントにも使えるしからね。
さすがにPC鑑賞がメインといってもデジタル一眼を使い300万画素常用ではあまりに
勿体ないにょ。(手持ちのレンズが1200万画素解像できるものばかりならば1200万画素
常用でもいいくらいだけど)
とはいえ、600万画素あれば完璧というのは上記の通りなのだけど画素数に余裕があれば
それをフルに発揮できる高性能なレンズを使って撮影した際にはRAW現像によってさらに
キレイな画像になるにょ。
コンデジの300万画素比較の時に書いたのと同じくAPS-Cサイズのセンサー搭載のデジタル
一眼レフでは600万画素あればいいからといって600万画素のセンサーで十分かといわれたら
十分ではないにょ。
マリモーマさんへ
>PCが発明された頃は CPUに水をかけてたらしい 壊れないのか?
水を掛けたら壊れるというのは水の中に含まれる不純物が原因にょ。
純水で洗い流すのは全く問題ないにょ。
>かえるさんに手伝ってもらって動くようになったよ
それは良かったにょ。
これで当分の間、最新ゲームを買ってもスペック不足で悩むなんてことは無くなるにょ。
>それでも FDDは 繋ぐ場所がないから外付けしかないみたい
まぁFDなんて使うことは今後はないと思うので問題はないだろうけどね。
私もWin98を使っていた頃に使って以来使ってないにょ。
>ケースを光らせたり ファンを改造したりと まだまだ工夫できるみたいだよ
自作PCは普通に組んで終わりならばプラモデルを組み立てるのと変わらないけど
プラモデルも色を塗ったり工夫次第では自分だけのものになるように自作PCも
様々な工夫を凝らすことで自分だけの1台にできるにょ。
>このスレで新岩国駅がいらないと言われてるよ
ただでさえ利用客が少なそうな山口県に新幹線の駅は5つも要らないしね。
>使いたい人が増えたら 標準フォーマットが作られるかもね
デジカメもJPEGで統一され、それを拡張したJPEG Exif規格で統一されたお陰で広く
普及することができたにょ。
普及させるには独自規格ではなく標準規格は必要不可欠にょ。
もっとも独自規格の段階で普及してしまえばそれが事実上の標準規格になるけどね。
ケースなんて ただの箱です 偉い人には それが分からんのですよ(某ロボットアニメ)
ケースについて調べてみたよ
高いので 3万とか5万するんだね
http://www.sofmap.com/product_detail/exec/_/sku=11391630/-/gid=PS05030000
金の余裕がないけど でかいのを 探さないといけないよ
どこの通販も サイズを 書いてない場合が多いな
>>水の中に含まれる不純物が原因
不純物をなくす為に ろ過したり沸かしたりするのが大変かも
>>最新ゲームを買ってもスペック不足で悩むなんてことは無くなる
最新ゲームを買う 余裕がないから しばらくは マジバトで我慢するかも
まあ今日試したら まだ エラーが出てたけどね
>>FDなんて使うことは今後はないと思うので問題はないだろうけどね
OSインストール後の メール設定とかFFFTPの設定などを 3.5インチフロッピーに入れてるから面倒だよ
これからは 一枚 初期設定専用のCD-ROM作らないといけないかも
>>自作PCは普通に組んで終わりならばプラモデルを組み立てるのと変わらない
プラモデルを組みぐらい簡単だから 自作が普及しやすいかもね
>>プラモデルも色を塗ったり工夫次第では自分だけのものになる
足や手が多いとか奇抜なのも作れそうだね
>>利用客が少なそうな山口県に新幹線の駅は5つも要らない
山口は 昔1回だけ行ったきりだけど 5つも駅があるんだね
この駅を利用して町おこししたら 利用客も増えて 町も儲かって一石二鳥かも
>>普及させるには独自規格ではなく標準規格は必要不可欠
ソニーが一番 標準規格を作るのが苦手そうな気がするよ
>>独自規格の段階で普及してしまえばそれが事実上の標準規格になる
普及させるには いい物を作るか 営業が頑張るしかないかもね
http://liv0.com
「のどか」から書きこ
かえるさんから貰った 外付けHDDで一部のデーターを渡せたよ
「あやの」の方は FDDが壊れてるから もう読み込めないかも
リヴリーという バーチャルペット飼ってるけど
「のどか」だと早すぎて ついていくのが大変だよ
http://liv0.com
来月にはAIR-EDGEを解約予定だけど・・・
私は現在AIR-EDGEの新つなぎ放題プランを使っているにょ。
これは2年縛りによって月3880円で最高8x(理論最大800kbps)が使い放題というものだけど
私の持っている端末は4xであるため理論最大128kbpsで実効では50〜80kbpsといった
感じとなっているにょ。
電波状態の良い場所で使用して56kbpsのモデムと同等かやや速いというレベルの速度で
あり今となってはとても満足いくものではないにょ。
2年縛りが5月末で解けるためにこれを期に解約を考えているにょ。
しかし、AIR-EDGEを解約してもそれより安いものはないのが難点にょ。
金額面と速度面を考慮して候補になり得るのはモバイルWiMAXとイーモバイルくらいにょ。
エリアで選ぶならばドコモだけど制約が大きい上にコストが高いので選択外にょ。
イーモバイルはようやく私の地元でもそれなりに使えるようになったので十分選択肢に
なり得るとはいえ、モバイルWiMAXは辛うじてエリア内になったというだけであって
市街地から離れたら圏外というのがネックにょ。(あと建物内でも圏外になりやすい)
それさえ許容できればイーモバイルよりも速度面でも金額面でも有利になるにょ。
さて、イーモバイルにしろモバイルWiMAXにしろプランがいくつかあるのでどれを選ぶか
というのが重要になってくるにょ。
それは月にどの程度の通信量を行うかで選択すればいいにょ。
◎モバイルWiMAX
UQ FLAT 月4480円
UQ STEP 月380〜4980円
◎イーモバイル
スーパーライトデータプラン 月1000円〜5980円
バリューデータプラン 月2980円〜6980円
ギガデータプラン 月3980円〜6980円
(2年縛りの新にねんだと上記より1000円割引)
まずは、モバイルWiMAXの方を見てみるとUQ STEPは最小維持費が安いというのはいいけど
これは月に9050パケット(約1.1MB)までの使用時のものにょ。
UQ STEPとUQ FLATの分岐点は116671パケット(約14.2MB)となっているにょ。
よって、これより多く使うことが多ければUQ FLATの方がお得になるにょ。
次にイーモバイルの方を見てみるにょ。
プランが3つあるので複雑だけどバリューデータとギガデータとの比較であれば2552838
パケット(311.6MB)以上使うならばギガデータの方が得になるにょ。
ライトデータは文字通りあまり通信をしない人向けのプランということで70968パケット
(8.7MB)でバリューデータプランよりも高くなり、94778パケット(11.6MB)でギガ
データプランよりも高くなるにょ。
ところが上限が1000円安いことで再び逆転現象が起きるにょ。
438077パケット(53.5MB)でバリューデータプランよりも安くなり、84839039パケット
(1035.6MB)でギガデータプランよりも安くなるにょ。
したがって、使う月と使わない月がはっきりしている時に一番安くなるにょ。
さて、私の使用方法だけど実際そんなに使ってないのでAIR-EDGEでも困らないような
感じにょ。
掲示板だけの書き込みならば1ページ100〜200KBということで1回のリロードで平均150KB
とすると書き込み前と書き込み後に2回は行うので1日300KBとなり、月に9MBとなるにょ。
実際はそれだけで済むわけではなくそれよりも多くなるのは確実であるためUQ STEPと
UQ FLATの価格逆転のボーダーライン(14MB)に達してしまうと思われるにょ。
それと同様に14MBで達するスーパーライトデータの上限に到達する可能性も同じくらい
高いと思われるにょ。
回線速度が遅いAIR-EDGEということで重いサイトへは極力アクセスしなかったために
1ヶ月の通信量は14MBを少し越えるであろうくらいの予想だけど速い回線に乗り換えたら
通信量は飛躍的に増えるだろうから14MBなんてあっという間に到達するにょ。
実際、自宅の回線は7年前にナローバンド(56Kのモデムを使用)からCATVに乗り換えた
けれど当時は2Mbps(実効で1.8Mbpsくらい)の回線であっても通信量は数10倍に増えた
からね。
それから価格維持で2Mbps→8Mbps→12Mbpsとなり現在に至っていてさらに増えたにょ。
さらに525円を追加すれば26Mbpsに増速、2100円を追加すれば120Mbpsに増速可能である
ものの現状で多くの場合12Mbpsでは回線速度そのものがボトルネックになる機会が少ない
というわけで基本プラン(12M)を使い続けているにょ。
実際これでも回線が混んでない時は実効で8Mbpsくらい出るからね。
さて、問題はモバイル時にそこまで飛躍的に通信量が増えるかということだけどこれは
実際にやってみないと分からないにょ。
現状ではまず無理だからモバイル時にはYouTubeなどの動画サイトへのアクセスはして
いないけどもしも行えば14MBなんてあっという間にょ。
AIR-EDGEは月に30時間くらい通信をしているけど実効で1Mbpsの回線で30時間での通信量は
最大13500MB(13.2GB)になるにょ。
AIR-EDGE使用時には(あくまでモバイル用回線ということで)月に1GBの通信はあり得な
かったけど回線速度が速くなれば1GBを越えることは容易にょ。
自宅のCATVの調子が悪い日にはメインで使うとなるとさらに増える可能性が高いにょ。
ということで、まずは安価なプランに入っておいて様子をみてそれから最適なプランを
見極めるという形をとるのがベストとなりそうにょ。
AIR-EDGE解約予定まであと1ヶ月半ということで猶予はそれまでしかないからね。
今月、もしくは来月には決断を下す必要があるにょ。
まぁいざとなったらモバイル時は無線LANのみという方法も無くもないけど自宅外で無線
LANが無料で使える場所なんて限られているために事実上モバイル時には通信はケータイ
のみというのと変わらない状態になるにょ。
まぁそれでも何とかなりそうだけどそうなるとケータイを買い換えたくなるのでかえって
高く付きそうな気がするにょ(笑)
さて、どうなることやら・・・。
マリモーマさんへ
>ケースなんて ただの箱です 偉い人には それが分からんのですよ(某ロボットアニメ)
そんなふうに考えていた時期が私にもありました(某マンガ)
ケースはデザイン性だけではなく高価なものは放熱性にすぐれていたり、軽量であったり
という良さがあるにょ。
私も最初の自作の時に買ったケースは2980円(しかも電源を込み)だったからね(笑)
>どこの通販も サイズを 書いてない場合が多いな
サイズはメーカーのサイトを見れば書いてあるにょ。
あと対応しているフォームファクタ(規格)にも注目しないといけないにょ。
ATX、Micro ATX、Mini-ITXなどの規格があるけどそれらは大は小を兼ねる(ネジ穴の
位置は共通)ために大きいケースには小さい規格用のマザーボードを入れることは
可能にょ。(サイズの大きさはATX>Micro ATX>Mini-ITXとなる)
>最新ゲームを買う 余裕がないから しばらくは マジバトで我慢するかも
>まあ今日試したら まだ エラーが出てたけどね
マジバトなんて私が普段持ち歩いているノートPCでも動作するくらいのスペックだから
マリモーマさんの新「のどか」(?)ならば余裕で動作するはずにょ。
>OSインストール後の メール設定とかFFFTPの設定などを 3.5インチフロッピーに入れてるから面倒だよ
>これからは 一枚 初期設定専用のCD-ROM作らないといけないかも
私はそういうデータは全部USBメモリに入れているにょ。
だから、FDを使う機会というのはほぼないにょ。
FDDを搭載したPCなんて今はほとんどないので人にFDに入れて他人に渡すと渡された
相手も困ることも多いからね。
>プラモデルを組みぐらい簡単だから 自作が普及しやすいかもね
プラモデルは組んで飾ったらそれで終了だけど自作PCの場合あくまでPCだからトラブルは
つきものにょ。
自作PCの場合「メーカー=自分」だから何かあっても自分自身で対処できなくては
いけないにょ。
それでも10年以上前はメーカー製PCを買うより圧倒的に安かったらメリットは大きかった
けれど今となってはその価格面のメリットはほとんど無くなったために自作が流行ることは
ないと思うにょ。
好きなパーツを組み合わせて作れるというくらいのメリットしかないけどそんなことを
考えるのはPCオタくらいだろうし・・・。
>普及させるには いい物を作るか 営業が頑張るしかないかもね
良いものが必ずしも普及するというわけではないのが世の常にょ。
劣っていても安ければユーザーに受け入れられて普及に繋がることが多いからね。
>「あやの」の方は FDDが壊れてるから もう読み込めないかも
FDを読ませたいというのであれば、FDDを搭載したノートPCをあげるにょ。
ただ、重さが3kgくらいあるから持ち運びには適してないPCだけどね。
>リヴリーという バーチャルペット飼ってるけど
>「のどか」だと早すぎて ついていくのが大変だよ
動作速度がCPU速度に依存したゲームならそうなってしまうにょ。
Windows用のゲームならば普通はタイマー割り込みによってCPU速度が一定のラインを
越えればそれ以上速くでも動きがなめらかになるだけで動作速度が速くなるということは
ないように作っているけどね。
だからCPUが速すぎて困るということはないにょ。
コストを抑えるならばb-mobileか・・・
昨日はAIR-EDGEからの乗り換え候補としてモバイルWiMAXとイーモバイルを挙げたにょ。
確かに現状から大幅に速度アップするのは確実とはいえ、コストアップも確実ということで
導入はもう少し様子見となったにょ。
コスト優先であれば別の選択肢もあるにょ。
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1004/12/news074.html
先日発売になったb-mobile SIM U300は年額29800円(半年だと14900円)ということで
月換算では2500円弱という格安なのに制限時間なしで使い放題となるにょ。
ドコモのFOMAのMVNOとなるこのサービスだけど本家よりも圧倒的に安い理由は速度が遅い
ということにょ。
帯域制限をかけることでトラフィックを減らしコストダウンを行っていると思われるにょ。
さて問題はそれでどの程度使えるかということにょ。
上記レビューを見る限りは概ね300kbps〜600kbpsくらいの速度が出ているにょ。
昨今のWebサイトをまともに閲覧しようと思えばやはり実効で1Mbpsくらいは欲しいけど
この速度でも私が現在使っているAIR-EDGEよりも6倍以上速いため現状を考えると高速化
となるにょ。
しかも、現在は月3880円払っているわけだからコストダウンにもなるにょ。
ただ問題は本サービスの利用者がまだ少ないということでこれからどんどん帯域を絞る
ことになるだろうからね。
そもそもこのサービスは300kbps程度に帯域を絞ることによって成り立っているので現在の
ようにピーク時で600kbpsを越えるということは長くは続かないと思われるにょ。
それに上記レビューであるように動画などに関してはかなり厳しい帯域制限が設けられて
いる模様にょ。
auでも同じような帯域制限があり、ストリーミング再生のように断続的な通信をしていたら
一定量ごとにかなり厳しい帯域制限が待ちかまえており、ストリーミング再生ができる
だけの速度があっても事実上できないからね。
それがどの程度のものなのか実際に使用しているユーザーがキャプチャしていたけど
使いものになるのかは時間帯などでも大きく左右されそうな感じにょ。
http://zoome.jp/b-mobile/diary/1/
あと懸念されるのがドコモのMVNOということでプロコトル制限があるということにょ。
この辺は普通にWeb閲覧をしている分には影響はないとはいえやはり気になるところにょ。
ドコモの場合はプロコトル制限をしているにも関わらず料金が他キャリアよりも高め
ということで全く眼中になかったけどこのb-moblie SIMは何と言っても安いから多少の
ことは許容できてしまうにょ。
ただ、このサービスはSIMのみの提供だから実際に利用するには白ROM端末を入手するか、
WWAN搭載の端末を入手しないと駄目にょ。
それを考えたら投資金額が多少増えるとはいえ、A2502あたりだと白ROMでも1万円以下で
入手可能なために1年間の利用料金込みの価格では現状のAIR-EDGEの料金(3880円x12ヶ月=
46560円)よりも割安になるにょ。
またUSB端末付きのバージョンも発売されるにょ。
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/1004/12/news083.html
こちらは3G通信料金と公衆無線LANを込みで32800円(10ヶ月)となっているにょ。
ホットスポットでの利用が多いのであればこちらもかなりお得になるにょ。
個人的には昨日の二択だったら速度面から考えてモバイルWiMAXがいいかなと思っては
みたものの屋内への浸透性が低いためエリア内でも使えない場所が多いというのが非常に
難点となるにょ。(イーモバイルはPocket WiFiが魅力だけど)
実際カバーエリアだけを見るとイーモバイルとモバイルWiMAXではそれほど大きな差はない
けれどモバイルWiMAXは建物内部などエリア内でまともに使えない可能性も高いからね。
そういう面からするとエリアもこのb-mobile SIMの圧勝にょ。
FOMAのエリアとなるのでイーモバイルやモバイルWiMAXとは比べ物にならない広いからね。
選択肢が増えてますます悩むことになったにょ。
ついにコンデジはデジタル一眼を越えた!(画素数で)
ついにコンデジは1400万画素の時代へと突入!
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/newproduct/20100408_359720.html
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/newproduct/20100409_359717.html
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/newproduct/20100412_360662.html
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/newproduct/20100413_360820.html
1000万画素を越えてもなお高画素化が止まらないコンデジだけどついにこの春、夏モデル
からは1400万画素に突入したにょ。
「700万画素のデジカメは必要か!?」ということで1/2.5インチクラスの極小センサーで
700万画素が主流となってきたことに対して疑問を抱いていることを2007年2月24日に書いた
けれどそれからたった3年で画素数は2倍になったにょ。
さて、あの頃と変わったことといえば4月11日に書いたように画素数に対してレンズ性能が
全く足りてないことや回折限界に達し、広角側の絞り開放以外は解像させるのが物理的に
不可能になったということにょ。
私は4月5日に書いたようにコンデジに関しては300万画素できっちり解像するならば十分
と考えているので1400万画素という画素数も300万画素でリサイズすればキレイになる
ため画素数が多いから駄目という単純なものではないにょ。
ベイヤー配列ということでオーバーサンプリングはレンズの解像力の2〜4倍くらいまでは
無駄ではないからね。(500万画素解像可能なレンズであれば1000万画素を越えても多少は
解像感アップに貢献できる)
それに600万画素ならば性能の良いレンズを使用すればコンデジの極小センサーでもほぼ
解像が可能というメリットがあるにょ。
屈折光学系ということでレンズ性能の面では不利とはいえ、その中でも低いレベルである
TX1においては300万画素モードで撮影した場合に中央部分でさえ解像しているといえるか
ギリギリといったところであり周辺部分は300万画素モードでさえ解像してないのだけど
ちゃんと解像するレンズを搭載していればコンデジも意外に悪くないにょ。
デジタル一眼の場合は機種によってはローパスフィルターがかなり強めになっているのに
対して、コンデジの場合は最初から解像しないようなレンズを搭載しているせいか
ローパスフィルターが弱めになっている(もしくはローパスフィルター自体を搭載して
ない?)機種も多いからね。
1000万画素のコンデジは手元にTX1しかないために4月11日に1000万画素時の解像感比較と
してコンデジの代表はTX1になったのだけどTX1は上記のようにここ1年に発売のコンデジ
では最低クラスの画質ということであれを持ってしてコンデジはデジタル一眼より大きく
劣るという結論として考えている人がいれば正しいとはいえないにょ。
4月5日の300万画素比較においてデジタル一眼であるD50が意外にコンデジと差が無かった
というのを見ても分かるように一般的なコンデジより1桁大きいセンサーを搭載した
デジタル一眼とはいえ、必ずしもコンデジより解像感が高くなるというわけではないにょ。
むしろ、ローパスフィルターが効き過ぎていて単純に解像感での比較であれば性能の
高いレンズを搭載していた場合、デジタル一眼を上回る解像感を発揮することもあるにょ。
1/2.3インチセンサーで1400万画素を解像するには370本/mmという超高性能なレンズが
必要だけどそんなレンズを搭載できるはずもなく中央部分でさえ全く解像しないのだけど
性能の良いレンズならば600万画素程度なら十分解像できるにょ。
逆にAPS-Cのデジタル一眼でもキットレンズであれば600万画素程度しか解像しないことも
あるし、ローパスフィルターによって実質600万画素では解像しないからね。
もしもローパスフィルターが強めのデジタル一眼だったら解像感でコンデジの方が上回る
という可能性も十分にあり得る話にょ。
3月17日にはコンデジとデジタル一眼レフでは解像感で大差ないと書いたわけはこういう
ことがいえるからにょ。
潜在的なセンサー性能は1桁異なるのだけどそれが解像感として表れるかというのとは
別問題にょ。
もしも、ローパスフィルターが搭載されていなかったら解像感は飛躍的に高くなるにょ。
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/newproduct/20100407_359457.html
フルサイズのセンサーに1800万画素のライカM9は画素ピッチは十分広く、1800万画素で
あっても十分解像可能な上にローパスフィルターが搭載されてないから解像感は抜群に
高いにょ。
その代わりローパスフィルターが無いことで被写体によってはモアレが非常に出やすく
なってしまうにょ。
モアレは一定のパターンのある細かい被写体を撮影した時に発生しやすいために人工物を
撮らなければほとんど問題はないにょ。
ペンタックスの中判デジカメ645Dもローパスフィルターを搭載してないけどこちらは
スタジオ撮影ではなくフィールド撮影がメインになるだろうからということで意図的に
搭載してないにょ。
今の高画素のコンデジはレンズ性能不足で解像してないのでローパスフィルターは不要にょ。
逆にAPS-Cのデジタル一眼は高解像力のレンズを使えば2000万画素オーバーでも解像可能で
あるためローパスフィルターは不要とはいえないにょ。
ライカM9や645Dのように「モアレはソフトで取り除いてくれ」ということでローパスレスの
デジタル一眼の選択肢があってもいいいとは私は思うけどね。
1000万画素程度ではさすがにローパスフィルター不要とはとても言えないけどAPS-Cでも
2000万画素に達すればローパスフィルターのメリットよりもデメリットの方が大きくなる
だろうからね。
私が持っているデジタル一眼レフのニコンD50は600万画素ということで昨今のコンデジ
よりも画素数が少ないし、ローパスフィルターが強めで撮影した写真は輪郭線が太めに
なるということで解像感はお世辞にも高いとはいえないにょ。
コンデジでこのD50を越える解像感を持つ機種は多く存在すると思うにょ。
コンデジとデジタル一眼で解像感の差を比べていたものの解像感というのは画質を比べる
尺度の1つにすぎないにょ。
だからそれだけをもって画質の優劣は語れないにょ。(私も300万画素比較や1000万画素
比較においてあくまで「解像感」のみの比較であり画質の比較とは一言も言ってないしね)
3年前と比べてコンデジの画素数は2倍に増えたからといっても暗所性能はセンサー性能の
向上と画像処理エンジンの向上によって画素数が倍増したにも関わらず良くなっている
くらいにょ。
マイナス面を挙げるならばトータルでの解像感(同じサイズにリサイズした時の解像感)は
向上したとはいえ、1画素あたりで見るとダウンしているのは否めないということにょ。
デジタル一眼の場合は性能の良いレンズを使えば画素数のアップでリニアに解像感は
増している(数年前の600万画素時代と比較して1200万画素が当たり前の今だけど1画素
あたりを比較しても劣っていない)のに対してコンデジはすでにレンズ性能の限界を
超えた画素数となっているので画素数を増やしても解像感はほとんど変わらないにょ。
かつてコンデジも35万画素であったものが100万画素、200万画素へと増えて行くに
したがって、リニアに性能(主に解像感)の向上を感じたけど今となっては画素数の
増加はカタログスペックの向上以外はほとんどプラスにはならない状態にょ。
理想を言えばコンデジは600万画素くらいに止めておけば高感度時の画質は高くなるし、
ダイナミックレンジは広くなるし、600万→300万でリサイズすれば300万画素で十分
キレイな画像を残すことができるから基準点を300万画素に設定すれば解像感以外の画質は
現状より向上するにょ。(コンデジの場合はセンサーサイズが小さいため画素数を半減
すれば実質的な画素面積は2倍以上になる)
600万画素で少ないという人であっても1000万画素あれば十分にょ。
どうせそれ以上の画素数があっても解像しないしね。
画素数を増やすことでピーク時の解像感は確かにアップするけどそれ以外の要素はダウン
しているから本当に性能がアップしているとは言い難いからね。
そして、そのピーク時の解像感のアップもレンズがボトルネックなのでアップにならなく
なってきているにょ。
それでも高画素を望むユーザーが多いから高画素化は止まらないにょ。
デジタル一眼もAPS-Cでは1200万〜1400万画素が主流となっているためにコンデジの
画素数はデジタル一眼を追い抜いた形となるにょ。
センサー面積は1桁小さいのに・・・
シングルコアの時代はもう終わり!?
新型デュアルコアAtom発表の予定
http://japan.cnet.com/news/ent/story/0,2000056022,20412064,00.htm
さて、デュアルコアのAtomといえば、ネットトップ用にすでにAtom 330があるし
PineView(ノースブリッジ内蔵版Atom)ではAtom D510があるにょ。
したがって、あえて新型と言うからには今までに無かったネットブック用として考える
ことができそうにょ。
さて、今までネットブック用のデュアルコアAtomが無かった理由は簡単であり、要は
ネットブックとして認められるにはシングルコアである必要があったためにょ。
もっと、具体的に言うとマイクロソフトがネットブック(ULCPC)に提供している安価な
Windowsを使うための要件が指定されたシングルコアCPU、メモリは標準1GB、HDDは250GB
(SSDならば32GB)、画面サイズは10.2インチ以下となっているからにょ。
つまり、その要件から外れてしまうと安価なULCPC用のWindowsは提供されず、通常の
価格のものを搭載する必要があるにょ。
ULCPC用が30ドル弱、通常のものが100ドル弱ということで価格差は70ドルになり、これは
ネットブックの価格(300ドル程度)から考えるとかなり大きな差になるにょ。
ネットブック用のデュアルコアAtomはいつでも出せるけどそのような面を考えると需要が
少ないために発売されなかったと思われるにょ。
では、なぜ需要が少ないと考えるのかというとOSの価格差は販売価格へとそのまま
反映されてしまうというためにょ。
ただでさえ、ネットブックの上には性能面でワンランク上になるCULVノートがあり、それ
と比べても200ドル程度の差しかないため70ドルも価格が上昇したら性能面を考えると
ネットブックの需要はないと思われるにょ。(さらにCPUの価格上昇を考えると差は130
ドルよりもさらに縮まるからね)
デュアルコアで性能がアップしようともセレロンSU2300と比べると大幅に性能が劣る上に
HD動画再生支援機能を持たないため性能差はCPUの差以上に大きくなるにょ。
それにCULVは基本がWXGAなのに対してネットブックは基本がWSVGAということである程度の
価格差がないと余計に中途半端な存在となり売れなくなってしまうにょ。
現状で大型化が進んだネットブックにおいてはCULVと棲み分けができるほど筐体サイズに
違いはないからね。
ただ、これがIntelの独断ではなくULCPCの要件の緩和であれば話は変わってくるにょ。
シングルコアのD410、デュアルコアのD510搭載のマザーボードの実売価格は1500円程度の
差ということで多く見積もっても2000円くらいのアップでデュアルコアCPU搭載機が
手に入るわけだからね。(ネットブックの売価における部品金額の占める割合とネット
ブックの要件を満たすことでCPUはほぼ半値で提供されるということを考慮した場合)
もしも、ULCPCの要件の緩和がなければ(OSの価格アップと合わせて)1万円アップになる
ことを考えるとかなりお買い得感は高いにょ。
所詮は低性能のAtomがデュアルコアになったところで・・・と考える人もいるかも
しれないけど低性能だからこそデュアルコア化の恩恵は大きいにょ。
恐らくこれでYouTubeのHD動画も720pであればCPUパワーでデコードできるようになると
思うからね。(2GHzオーバーのAtomに相当する性能を持つCoreSolo1.2GHzであと一歩
という感じなので)
とはいえ、これもOSがXPだったらという話なので搭載されるOSが7ならばCPUのデュアル
コア化はOSのオーバーヘッド増加分でほとんど相殺されてしまいそうだけどね。
それを考えるとプラスにはならないけど7搭載で明らかに性能不足となるネットブックが
ようやく7をまともに使えるだけの性能になるというだけの話にょ。
一昨年は日本をはじめとする先進国でシェアを大幅に拡大していたネットブックだけど
昨年はすっかり落ち着いたにょ。
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/trend/20090819/1017874/
その背景にあるのは絶対的需要がそれほど大きいわけではなく欲しい人には粗方行き渡った
というのもあるし、買い換えの喚起をするほど明確な差があるモデルも登場しなかった
のも原因ではないかと思われるにょ。
では、ネットブックがデュアルコア化したら再びあのようなブームが訪れるかというと
私はそうは思わないにょ。
すでにネットブック登場時の頃とは状況が異なるからね。
OSの主流が7へと移り変わっていることとネットブックの上にはCULVノートがあるという
ことにょ。
さすがにシングルコアのAtomでは7の動作は快適とはいえず、XPは過去のOSとなりつつ
ある現状から考えるとデュアルコアは必然といえるけどシングルコアAtomで性能不足を
感じて買い換えを考えているユーザーがデュアルコアAtom搭載機を選択してくれるか
というと微妙だからね。
10万円を大きく下回る金額で1kg台前半の小型ノートPCがネットブックしか存在しなかった
頃とは異なりネットブックに2万円プラスすればそれより格段に高性能(1年前のモバイル
ノートに匹敵する性能)のCULVノートが手に入ってしまうしね。
とはいえ、買い換えならばシングルコアAtomからデュアルコアAtomへと乗り換えても
メリットは小さいけど新規購入ならばやはりCULVノートとの価格差は小さくないために
デュアルコアAtomは有用にょ。
しかし、上記のようにWin7ではYouTubeのHD動画も厳しいかも知れないという現状が
待ちかまえているにょ。
多少高価でも再生支援によってフルHDの動画が再生できるというメリットがあるために
CULVノートに流れるのではないかと思うにょ。(IONならばそのCULVのアドバンテージは
無くなるけど価格上昇も同時にあるために微妙か)
ULCPC用のXPは7発売から1年間、つまりあと半年で提供が終了してしまうにょ。
AtomはXPであれば十分な性能を持つけど7では十分とはいえないにょ。(シングルコアで
現在最底辺の性能であるセレロン743と互角の性能となる3GHz近いAtomが必要になる)
ポケットサイズの小型端末であれば他の選択肢も存在しないということで妥協して使う
こともできるけど安価な小型ノート(アンダーA4サイズ)はネットブックしかないという
わけではないからね。
ULCPCの要件が緩和されデュアルコアAtomを搭載したネットブックが発売されれば確かに
売上は上向きの可能性があるけど現在下降しているのに歯止めを掛けるのが精一杯では
ないかと思われるにょ。
とはいえ、ネットブックがデュアルコア化されればその時点でPCにおいてシングルコアの
時代はほぼ終わりと言っても過言ではないにょ。
iPadによってモバイルネット人口は大幅拡大する・・・?
初回30万台売れたiPadは米国では依然として好調な売上を見せておりその結果日本では
発売が5月に延期になったにょ。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20100415_361271.html
日本でも米国と同じようにヒットすればこのようなピュアタブレット型の端末としては
異例の出来事になるにょ。
過去に数多くこのような端末は発売されたもののヒットに至ったというものは存在
しないからね。
なぜヒットしなかったのかというと1月28日に書いたように需要が少ないからにょ。
タブレット型端末を使うことによるメリットは特定業種においては大きいけれど一般の
個人ユーザーにはそのメリットがどうしても伝わりにくいからね。
それ故、製品も個人向けよりは業務用というものが多く高価でありなおさら個人が買う
ようなものではないという悪循環に陥っていたにょ。
iPadは何と言ってもAPLLEブランド(iPodブランド)が強いというのが大きいにょ。
しかも、アプリの互換性もあるし、どんなことができるのかというのはすでにiPhone
などでもユーザーに伝わっているためそれが画面が大きくなり、より使いやすくなった
というだけなので一般人でも簡単に想像できると思うにょ。
やはり、iPadがヒットすれば二番煎じ、三番煎じのような機種が登場すると思われるにょ。
1月29日に書いたようにマイクロソフトもSlate PCを準備しているからね。
大画面(10インチクラス)ピュアタブレット型の端末はiPadが流行ることで一気に需要が
拡大しそうにょ。
かつて、(当時としては)低価格ピュアタブレット型のPCであるOrigamiは失敗して
しまったのけどこれは何ができるのかということがユーザーに伝えることができなかった
のが最大の原因と思われるにょ。(キーボードを付けて安価で小型なPCとして売り出した
だけのネットブックがあれだけヒットしたわけだから価格だけではなく「何に使えるのか」
ということがいかに重要かが分かる)
したがって、iPadが成功すればSlate PCも成功する可能性が見えてくるにょ。
もっとも、Slate PCは価格や駆動時間がネックとなりかねないけどね。
10インチというとちょうどネットブックの画面サイズとなるので要するにピュアタブレット
型のネットブックということになるにょ。
昨日はネットブックの売上が落ち込んでいるけどデュアルコア版が登場するならば少しは
需要回復のきっかけになるかもしれないということを書いたにょ。
しかし、このようなピュアタブレット型の端末であればすでにネットブックを買っている
人であっても製品的には競合しないために再び大きな需要が訪れる可能性があるにょ。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/mobile/20100415_361359.html
ただ、可能性があるのはIntel(Atom CPU)だけではなくARMも同様であるといえるにょ。
ネットブックはWebを利用するのには十分な性能がありさらに安価ということで一時的とは
いえ莫大なヒットとなったのだけどそれはPCであるということもヒットの理由の1つと
なったにょ。
Windows用のアプリを使いたい人が安いPCとして購入するだけではなくWebを利用するにも
Flashの最新版のフルバージョンはx86用しか用意されていなかったということが原因にょ。
しかし、Flashは最新の10.1からはARM CPUに正式対応し、さらにFlashを使うことなく
動的コンテンツを作れるHTML5の登場によってWindows PCの優位性はかなり失われることに
なりそうにょ。(iPadはFlash非対応でHTML5に対応だからWeb制作者もHTML5への移行が
急加速する可能性がある)
そう考えるとiPadがヒットすることでタブレット型の端末の需要が増大になってもそれが
Windows搭載のタブレット型の端末であるSlate PCのヒットには直接的には結びつかない
といえそうにょ。
10インチクラスでXGAの端末というのはドットピッチの面ではなかなか良い感じ(私も
10.4インチXGAのLet'snote R5を使っているし)とはいえ、テーブルで使うのがメインで
あるノートPCならいざ知らず手に持って使う端末で10インチクラスというのは個人的には
少々大きく感じるにょ。
ほぼB5サイズだから週刊誌を読む感覚で使い勝手が良いとは思うけど電車などで立った
状態で週刊誌を広げるというのは意外に抵抗があるからね。(ガラガラに空いた座席に
座って使うならいいけどそれならばノートPCやネットブックでも使えてしまう)
それならばどの程度が適当かと言われたら私はポケットサイズが望ましいと考えており、
インチ数からいえば最大でも7インチが限界となるにょ。
7インチで最小なのはGIGABYTEのM704にょ。
http://www.tsukumo.co.jp/gigabyte/note/m704.html
ただ、7インチでポケットサイズ(私の基準では幅+厚みで14cm以下)が実現するため
には液晶周りのベゼル幅をかなり小さくしないといけないため強度的なことを考えると
「ポケットサイズ」に拘るならば新型LOOX Uの5.6インチくらいが限界となるにょ。
恐らく電車やバスの中で気軽に取り出そうとするならば私と同じくらいのサイズを上限と
考えている人は少なくないのではないかと思われるにょ。
ただ、そうなるとスマートフォンとの棲み分けが微妙になってくるにょ。
スマートフォンが4インチWVGAならば、5.6インチWSVGA(LOOX UはWXGAだけど5.6インチ
ならばWSVGAくらいの方が使い勝手が良いと思う)でも十分差別化は可能とはいえ、
両方ともポケットに収まるレベルのサイズであれば競合してしまうと考えてしまう人も
少なくないだろうからね。
私のようにモバイルランクで使い分けをしている人なんてほんのごくわずかだろうから
ポケットに収まるサイズなら同じような物としてカテゴライズしてしまう人もかなり
多そうにょ。
同じカテゴリーならば標準で3G通信を搭載しているスマートフォンの方が有利と考える
人もいるだろうからポケットサイズのタブレット型の端末というのは非常に中途半端に
映ってしまいそうにょ。
したがって、そのようなポケットサイズの小型端末(ポケットサイズPC)が生き残る
ためにはハードウェアのキーボードの搭載が必要不可欠といえそうにょ。
その点、10インチクラスの画面サイズならばスマートフォンと同じカテゴリーと考える
人は皆無だろうから十分棲み分けが可能になるにょ。
iPadで出来ること出来ないことというのははっきりしているためiPadではない他の
ピュアタブレット型の端末にも付けいる隙はいくらでもあるにょ。
したがって、iPadが売れれば売れるほどピュアタブレット型の端末全体が盛り上がって
いくのではないかと思われるにょ。
ピュアタブレット型の端末はネットブックと比較して見た目からして別物であるため
ネットブックの需要が大きく損なわれることがなくケータイ以外のモバイルネット
ユーザーは単純に増加する可能性があるにょ。
ネットブックも実際のところ持ち歩いて使うというユーザーはごく限られているからね。
そうなると通信環境が重要になるにょ。
iPhoneは3G内蔵ということでモバイル時に自由にネットを利用できるけれどネットブックは
基本的に無線LANしか内蔵しておらず、それがモバイル時には有効活用できないという
理由となっていたからね。(それに加えて筐体サイズの大型化もモバイル性ダウンの
大きな原因となっていた)
ネットブックは自宅で自分専用の小さなPCとして活用する人も多いけどこのようなサイズの
ピュアタブレット型の端末というのは自宅内で使うには両手が塞がれてしまい使い勝手が
良いとはいえないからね(クレードルに挿して大画面モニタで使うのがメインであれば
このサイズや形状に拘る必要はないわけだし)
つまり、このようなデバイスはモバイル時でこそ活用意義が出てくるということにょ。
もっとも、純粋にコンテンツビューア(動画やゲームや本を楽しむ)として考えるならば
事前にデータを入れておけば良いだけなので端末から常時ネット接続できる必要性はない
のでネット人口が増えるかどうかはユーザーの需要や使い方次第かもしれないにょ。
やはり、モバイル通信用に別途回線契約すれば運用コスト面も馬鹿にならないからね。
先日発表されたKINのようなネット接続前提の端末であれば別だけどiPadの場合はネット接続
してない状態であってもいろいろな用途に使えるため無線LAN以外の通信環境が必須と
考える人はそれほど多くはないだろうからね。
iPadのヒットでネットブックは衰退する・・・?
昨日はiPadがヒットすることでタブレット型の端末の市場が盛り上がるということを
書いたのだけどiPadがヒットすることでネットブックが衰退すると予想している
アナリストも少なくはないにょ。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20100407/213873/
http://japan.cnet.com/marketing/story/0,3800080523,20411691,00.htm
私は個人的には昨日も書いたようにiPadとネットブックは競合しないものとして考えて
いるにょ。
確かに特定の用途に使用する場合、それがどちらにおいても実現可能ならば競合する
可能性は十分にあるとはいえネットブックは単に安いPCとして買っている人が圧倒的に
多いと思われるからにょ。
Web閲覧さえできれば困らないという人ならば両方ともケータイよりも遙かに広い画面
サイズ、解像度であるためケータイ以上のことができるというメリットはあり、競合
する可能性はあるけどそれは一部に止まると思われるにょ。(ネットブックの販売台数に
若干は影響を与えるけど衰退になるほどの影響は与えないと予想)
それに基本的にはiPadはPCの周辺機器扱いだしね。(スタンドアローンで動作するものの
PCがないとかなりの制約が出来てしまうため)
iPadだけではなくSlate PCなどタブレット型の端末全体を合わせるとネットブックに
与える影響は小さくないけどそれでもネットブックは「安い」「それなりに小さい」
「キーボードが付いている」ということで差別化が可能だからネットブックの存在意義は
大きいにょ。
とはいうものの最近、特に今年に入ってから国内ではネットブックに勢いがなくなって
しまったのも事実にょ。
海外では依然として高い伸びを見せているけど国内ではピーク時にはノートPCの3割の
シェアを占めていたのが半減している状態にょ。
これはiPad発表の影響というのではなく一昨日に書いたように欲しいと思った人に
ほぼ行き渡ったためだと思われるにょ。
PCを持ってない人が1台目のPCとして買ったり家族共用のPCしかなかった人が自分専用の
1台として買うというパターンが多いけどそういう人はそんなに多くはいないだろうからね。
生活環境が変わったりして必要になるというパターンもあるから現在欲している人に粗方
行き渡ったといってもこれから増える需要もあるため急に需要が無くなるということは
ないにょ。
ゲーム機でいえばプレステ2本体もピークは遙か昔に迎え、ほとんどの人に行き渡っている
とはいえ未だに売れ続けているわけだしね。
「一般的なPCより安い」「(PCであるが故に)汎用性が極めて高い」という点から急な
衰退があるはずがないにょ。(「安価でPCを置き換えるような機器」が数億台クラスの
超大ヒットしない限り)
とはいえ、ネットブック用のWin7starter(ULCPC版のWin7)は機能制限も多く、ネット
ブックのスペックではWin7そのものが快適とは言い難いためXPの提供が終了すれば今の分
だとネットブックは終息に近づいていきそうな気もしないでもないけど・・・。
ネットブックは持ち歩き用に買ったという人も多いけどいざ買ってみたら持ち歩くことは
ないという人も少なくはないにょ。
確かにネットブックが小さかった初期の頃(7〜8.9インチ)だと持ち歩きはそれほど
苦にはならなかったけど大型化が進んだ今のネットブックは持ち歩きには適していると
言い難くなっているにょ。(私の主観ではジャストB5サイズが気軽に持ち歩けるかどうか
というののギリギリのラインと感じている)
フットプリントはB5サイズを超え、ワイド液晶ということもあって横幅はかつてのB5
ファイルノートPC(12.1インチスクエア液晶搭載のモバイルノート)と同程度になって
しまいPCがどうしても必要という人でないと持ち歩くのに抵抗があるのではないかと
思われるにょ。
サイズアップによって操作性(特にキーピッチ)は初期の小型のネットブックよりは大きく
改善されており、それを犠牲にしてまで「元のサイズの方が良かった」と言うのはやはり
少数派なのかもしれないにょ。
ここで幾度も書いたけどネットブックと呼べるPCの元祖となった初代Eee PCは意図的に
あのサイズにしたのではなく当時安く調達可能なカーナビ用に用いられていたの7インチ
WVGA液晶を使い、HDDではなく安くするために価格崩壊が進んでいたフラッシュメモリを
用いたため筐体サイズには制約が無かったためにょ。
しかし、PCとして使うならば7インチWVGAでは不満が大きいということで需要拡大によって
わずかな金額差で8.9インチWSVGA液晶が搭載可能になり、4インチSSDでは不満が大きい
ということで2.5インチHDDが用いられるようになったにょ。
つまり、市場の需要拡大によってより多くの人が望んでいる方向にネットブックは進化
していったということにょ。
とはいえ、廉価なULCPC版のWindowsを提供するためには制約があるため現在はその制約
ギリギリのサイズのものとなっており、これ以上の大幅な進化はネットブックにおいて
実現するのは難しいにょ。
そういうわけでネットブックを買っても持ち歩かない人は意外と多いにょ。
タブレット型の端末は昨日も書いたように持ち歩いてこそその本領を発揮できるため
ネットブックを持ち歩いている人であればそれらと競合するけどそうでない人が多い
となると競合する機会も減ってしまうからね。
現時点でネットブックを持ち歩いていてなおかつキーボードをあまり必要としない人
であればネットブックからiPadのようなタブレット型の端末へと買い換え・買い増しを
する人も出てくるだろうけどそういう人は多くはいないと思っているにょ。
持ち歩かないならばネットブックではなくA4オールインワンノートを買えばいいという
人もいるかもしれないけど実際にA4オールインワンの据え置き型ノートはネットブック
より遙かに売れているにょ。(個人向けノートPC販売台数の7〜8割が据え置き型だし)
わざわざPCを持ち歩くなんてことはしないという人であればこちらの方がお買い得感が
圧倒的に高いしね。
とはいえ、一般的な据え置き型ノートは2〜3kgの重量があるため部屋から部屋への移動は
できても自宅から持ち出すというのはさすがに大変にょ。
私も昔は3kgのノートPCを持ち歩いたことがあるからよく分かるにょ。
気軽に持ち運ぶならば1kg半ば、できれば1kgを切るということが重要になってくるからね。
毎日持ち歩くとなると1kgでもかなり重く感じるにょ。
しかし、10インチクラスが標準となったネットブックは1.2〜1.3kg(6セルバッテリ搭載
機種の場合)が平均的な重量となっており、1kgを切っていた初期のものと比べると筐体
サイズ面でも重量面でも大きく増加しているにょ
それでも、毎日持ち歩くのではないけどたまに持ち出す人や少しでも机の上を広く使い
たい人などは多少スペックが劣っていても据え置き型ノートよりはネットブックの方が
良いと思う人も多いのではないかと思うにょ。
光学ドライブが付いてないことやOS自体の価格が安いということで本体の価格もネット
ブックは安いしね。
特に最近はイーモバイルとの回線契約で100円とかで売られるパターンもあるためネット
ブックでモバイルデビューする人も少なくないにょ。(その大きさから結局持ち歩かなく
なるというパターンも多そうだけど)
ネットブックは多くのユーザーに受け入れられ、そして、ユーザーの要望によって
使いやすく(筐体サイズが大きく)変わっていったにょ。
しかし、ネットもYouTubeのフルHD対応など大きく変わりつつあり「ネットなら十分」
ともいえず、1台目のPCとして買った人からは不満の声も多く聞かれるようになったにょ。
ネットブックが大型化することで完全なサブ機(すでに高性能なメイン機がありスペック
不足の場合はメインの方を使えばよいということである程度の性能面の妥協ができる
もの)ではなくメイン機として購入する人も増えたというのが大きな理由にょ。
そこで用意されたのがCULVノートにょ。
CULVノートとAtom搭載のネットブックの違いに関しては昨年12月24日に書いたように
ネットブックとはスペックは大幅に異なり(安価なセレロンSU2300搭載モデルであっても
CPUは2〜2.5倍の性能でチップセット内蔵GPUはHD動画再生支援機能を持ちWXGAが基本で
あるため高解像度でOSは廉価版ではなく通常のものを使用)ネットブックではスペックに
不満という人には最適なものといえるにょ。
CULVはWXGAが基本と言うことで液晶は11.6インチ〜ということでネットブックより大型化
というのを危惧している人も中にはいるにょ。
しかし、同一メーカー、同一セル数のバッテリを搭載の機種で比較すると思った以上に
小さいことが分かるにょ。
たとえばAcerのネットブックP531とAspire1410を比較すると幅3cm、奥行き2cm大きく
なっているけどこれは液晶の1.5インチサイズアップ(10.1インチ→11.6インチへと
サイズアップ)と比べたら小さいにょ。
重量は1.27kgと1.38kgということで110gの重量差しかないにょ。
筐体サイズの2〜3cm差は確かに体感できるほどの差があるけどWSVGAとWXGAといった画面
解像度の差は筐体サイズ差以上のものがあるし、重量の110gの差なんて体感ではほとんど
分からないレベルにょ。
バッグに入れて持ち運ぶ場合、総重量2kgならば5%の重量差だからね。(手に持って使う
端末の場合は重量差はもろに影響を受けてしまうけど)
確かに3セルバッテリモデルだと1.1kgだけどそれだと公称4時間ということで実駆動だと
2時間少々ということでさすがに心許ないにょ。
それに比べるならば同一駆動時間における重量比較でないと意味がないにょ。(例えば
1セルバッテリで950gというPCがあっても1セルで30分しか駆動しないためオプションの
350gの6セルバッテリを買わないと使い物にならないばらば実質1.3kgと同じことだし
金額面もそのバッテリを合算しないといけない)
実駆動で4時間欲しいならば確実に予備バッテリが必要となるので予備バッテリ分の
重量を加算したものが実際比べるべき重量となるにょ。
上記のP531とAspire1410は公称7.5時間と7時間ということでほぼ同じだからそのまま
単純比較が可能になるにょ。
というわけでCULVはわずかなサイズアップさえ黙認できればネットブックよりも遙かに
快適にネットを楽しむことが可能になるにょ。
価格面も上記2機種だと価格com最安値での差は1.6万円にょ。
同じメーカーならネットブックを買う予算に1.5〜3万円程度追加するでより快適に使える
CULVノートが買えるということになるにょ。
CULVノートに拘らなくてもモバイルノートを買うという選択肢もあるにょ。
ただその場合、重量が軽くなる代わりに価格が一気に跳ね上がるにょ。
型落ち処分品でない限りは基本的に15〜20万円くらいするからね。
予算は十分にあり、駆動時間や重量で妥協はできないという人ならばモバイルノートを
選択するのがベストとはいえ、CULVノートと比べてあまり性能差はなく(CULVノート自体が
1年前のモバイルノート並の性能があるため)CULVノート2〜3台分の金額が出せるという
人はわずかだと思うにょ。(モバイルノートは12.1インチが主流であるため筐体サイズは
11.6インチのCULVノートと同レベルであり、10.2インチのネットブックでさえ大きいと
いう人ならば金額以前に選択肢にならないけど)
もっともモバイルノートも新品だと高価だけど中古ならばそうでもないにょ。
ネットブックが登場してからモバイルノートの中古相場は大幅に下がったからね。
ネットブック並の性能をもつPenM搭載モバイルノートならば1万円程度から購入が可能に
なっているにょ。(ネットブックが新品だと3〜4万円だから予算が少ないという人で
あれば中古PenMノートは有用だけどバッテリがへたっている可能性があるのだけがネック)
しかし、CULVノート並の性能を持つ中古ノートPCとなると話は別にょ。
SU2300搭載のCULVに対抗するならば最低でもCoreDuo以上が必要になるため中古でも
3万円以上となってしまうにょ。(Let'snoteならばR6となり中古5万円程度)
さらに動画再生支援付きとなると選択肢はほとんどないにょ。
重量が1kg程度で再生支援機能付きとなればCULVと同じくGS45を搭載したモバイルノートしか
選択肢がないために中古であっても5万円では買えないにょ。(Let'snoteならばR8となり
中古8万円程度)
「(スペックは低くてもいいから)安くて小さい(軽い)ノートPCが欲しい」という層が
いたからこそネットブックはヒットし、それによって国内ではモバイルノート市場に
影響を受けた(といっても法人向け市場はあまり影響がなく主に個人向けということで
致命的な影響には至ってない)けれど今度は「ネットブックではスペックに不満」
というユーザーが出始めているためにCULVノートがネットブック市場に影響を与えて
いるにょ。
その結果、ネットブックのシェアが減ったのではないかと私は思っているにょ。
ネットブックのシェア低下とCULVノートの登場してからの10.3〜12.1インチノートの
急激な伸びを考えると実際に相当の影響があったと思われるにょ。
毎日持ち歩く人ならば1cmでも100gでも小さく、軽い方がいいけれどそこまで持ち歩く
人が居ないからこそネットブックはCULVノートと差別化ができていないだろうからね。
昨年10月19日に書いたようにネットブックが今の主流のもの(10インチクラス)から小型化
することでCULVノートとの差別化は可能だと思うにょ。
いくらCULVの方がネットブックより圧倒的に性能が高く、コストパフォーマンスが高い
とはいえ誰の目で判断しても明確なサイズ差があれば十分差別化はできるからね。
今の10インチクラスと11.6インチCULVノートはよほど細かいことを気にする人以外は
分からない差となっているにょ。(「14.1インチ2.5kgの据え置きノートは15.6インチ
2.7kgのノートとは別物だ!」というのと同じレベルの違いでしかない)
小型化もPineView(Atom N450)登場によって容易に実現が可能になったにょ。
サイズを小型化しなくてもネットブックを現状よりもさらに安価にすれば十分に差別化は
可能とはいえ、すでにギリギリのレベルとなっており、PCベンダーにとってはネット
ブックの1台当たりの利益額は小さいということでこれ以上の価格ダウンは避けたいところ
だと思うにょ。(現状だと国内メーカー製ネットブックと海外メーカー製CULVノートで
価格が逆転している状態なので価格的優位も十分にアピールできない)
そうなるとコストゼロで差別化となるとやはりサイズを小さくするしかないにょ。
とはいえ、小さくするとAtom Z搭載のUMPCと今度は競合してしまうにょ。
それに使い勝手を良くするために大きくしたものを小さくするというのはなかなか難しい
と思うにょ。
したがって、ネットブックは持ち歩き用でキーボードが要らない人はiPadをはじめとする
タブレット型の端末に食われ、スペック不足の不満がある人はCULVノートに食われて
いくのをじっと待つしかないにょ。
「安い」という最大の武器があるためそう簡単には廃れないけど国内ではすでにピークを
過ぎたというのは否めないにょ。
私自身1年前(R5の中古を買う前)ならばネットブックを買おうと真剣に考えていたけど
今はそうではないからね。
要求スペックが上がった(ネットブックではYouTubeのHD動画は再生できない)ことや他の
選択肢(CULVノートやiPadなどのタブレット型の端末)が出来たということは非常に
大きいし、私にとってのみ言えばLet'snoteのRシリーズが最適であるということが
分かったのも大きいからね。(ネットブックの中ならばサイズ的にはEee PCの8.9インチ
モデルが欲しかったけどもう作ってないしね)
今後、ネットブック(つまりULCPC)の制限が大幅に緩和されない限りは(少なくとも
国内においては)ネットブックは衰退化するのは確実でこれはiPadのヒットの有無とは
あまり関係のないことにょ。(ユーザーの予算は有限だからiPadを買ってしまったらネット
ブックを買う予算は無くなるためそういう意味では影響を受けてしまうけど)
ネットブックを持ち歩いている人は少ない・・・?
私が現在使っているLet'snote R5を中古で買って約10ヶ月経つにょ。
それまで使っていたR3は約3年間ノートラブルで使うことができたとはいえ、だんだん
R3ではスペック不足(最大の768MBでも厳しくなった)を感じたためネットブックなどを
候補に入れて比較した結果R5に買い換えることになったにょ。
毎日持ち歩いていればトラブルの1つや2つ起こりうるけどそれが無かったということが
R5を買うに当たって大きなプラス要因として働いたからね。(必要スペックを消去法で
考えてR5しか残らなかったというのもあるけど)
さて、私はモバイル機器はザウルス(PI-6500)を14年前からノートPCは6年前から毎日
持ち歩いているけど毎日持ち歩くということは様々なトラブルと遭遇してしまうにょ。
PCを毎日持ち歩いている人というのは少ないだろうけどケータイを持ち歩いている人は
非常に多くいるのではないかと思うにょ。(というかケータイを買って自宅でしか使わない
なんていう人は圧倒的に少数派だと思う)
毎日持ち歩くというと「精密機器である」なんてことは意識から薄れてしまうからね。
ケータイにおいても無造作にポケットに突っ込んだり、片手で取り出したり振り回したり、
手が滑ってうっかり落下させたりなんて経験がある人は多そうにょ。
むしろ、絶対に落ちないように使うときは常にストラップを巻き付け、さらに落ちたり
衝撃を加えないように慎重に扱い、運搬時もポケットに入れるなんてとんでもないことを
せず、耐衝撃のクッションケースに入れるという徹底ぶりをしている人なんてごく少数
だろうからね。(というか、ホントに居るのか?)
それくらいケータイは身近な存在になったということにょ。
しかし、PCは全然その域には達してないにょ。(落下させてもケータイのように簡単に
壊れないという意味ではなくケータイ並に気軽に持ち歩いて使っているかという意味)
実際、電車やバスなど公共交通機関の中でケータイを使っている人は非常に多く見かける
けどPCを使っている人は見たことがないからね。
これは地方ということで都会ならば少々変わってくるのかもしれないけどやはり持ち歩いて
使うという絶対数が少ないせいだと思われるにょ。
ケータイは契約者数が1億人を突破して久しいけどそのうち2回線契約をしている人が
仮に4割いるとしても実質6000万人(人口の半分)がケータイを持っていることになる
からね。
上記のように「ケータイを持っている人≒ケータイを持ち歩いている人」と言えるため
6000万人がケータイをモバイルしていることになるにょ。
ケータイに次いで多く見かけるDSやPSPを考えてみるとDSが国内約3000万台、PSPが1500
万台販売され、そのうち買い換えや故障や買ったけど使ってないというものが半数と
見積もってもそれぞれ現役で1500万人、750万人が使っていることになるにょ。
ケータイのように常に持ち歩くというわけではないけどそれだけ多くの人が使っている
ならば実際に見かけることが多くても不思議ではないにょ。
では、PCはどうなのか・・・?
2009年の国内年間出荷台数約1300万台なので5年に1回買い換えると仮定すれば大ざっぱに
考えて約6000万台のPCが現役稼働している計算になるにょ。(5年以上古いPCで現役で動作
しているものもあるだろうけど5年以内のものでも使われずホコリを被っているものもある
だろうということで相殺して考えた)
そのうち6割強がノートPCということでノートPCは約4000万台にょ。
実際には3kgあるような据え置き型ノートPCを持ち歩く人なんてことをする人はほとんど
居ないということを考えるとノートPCのうちの5%のシェアを持つモバイルノートでのみ
考えればいいと思うにょ。
4000万台の5%となると200万台にょ。
つまり、PCを持ち歩いている人というのは多く見積もっても約200万人程度しかいない
ということになるにょ。(モバイルノートを使っている人が全員毎日持ち歩いていると
いうわけではないので実際に持ち歩かれている数はこれよりずっと少ない数になる)
しかし、無視できないのがネットブックの存在にょ。
一時期はノートPCの販売台数の3割を占めていたくらいだからね。
具体的な国内販売台数が分からないけど過去2年間のノートPCの販売台数(1600万台)の
2割と仮定すると320万台となるにょ。
ノートPCにおけるシェアが最大3割に達したのに上記では平均2割という数値を元に
計算したのは最近はシェアを落としているためであり、具体的な数は発表されてない
ものの国内で300万台程度の販売台数ではないかと思っているにょ。
とはいえ、300万台ならば上記で計算した現役駆動しているモバイルノート(200万台)
よりも多いにょ。
これらが本当に持ち歩かれているならばPSPやDS並とはいかなくてももっとに目にする
機会があってもいいような気がするにょ。
昨日もネットブックはあまり持ち歩いている人が少ないからiPadとはそれほど競合は
しないということを書いたのだけどそれは昨日も書いたようにネットブックの大型化に
よる影響が大きいと思われるにょ。(持ち歩く人が少ないから使い勝手を高めるために
大型化したともいえる)
ネットブックは小さくしようとして作られたものではなく安くして作ったらたまたま
Eee PCのサイズになったというだけであり、さらに一般のノートPCと棲み分けをするため
ULCPCの規定で10.2インチまでとなっているのでユーザーが増え万人向けということで
使い勝手の向上を目指した結果ギリギリの大型化されたものが主流となっているという
だけの話にょ。
目にする機会が少ないのは単純にサイズ面の問題だとするとネットブックがこれから
どれだけ売れても電車やバスなどの中で使用する人が増えることがないといえるにょ。
実際、ネットブックを使っている人の約4割はほとんど自宅で使用しているというアンケート
結果も出ているからね。
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/column/20090306/1012934/
移動中に使っている人はわずか5%程度にすぎないにょ。(誤差の範囲内の人数)
しかも、これは1年前のアンケートということでまだ10インチクラスのものがメインに
なる前のものだから今ならばさらに自宅で使うというユーザーの割合が増えてそうにょ。
モバイルノートは多くが仕事で使われているのに対して、ネットブックはプライベートで
使用することが多いだろうからケータイではできないような個人的用事でしかも電車や
バスの中で行う必要があるようなものというのは非常に少ないということを考えると
ネットブックのような大きなものをわざわざ取り出して使うという人が少なくても当然
かもしれないにょ。
では、ネットブックよりも小さなUMPCではどうなのか・・・?
こちらは、気軽に持ち運べていつでも使えるように設計されているためもっと目にする
機会があってもいいはず・・・。
しかし、PMやBXのようなUMPCは数が売れてない(台数は分からないけどランキングの
上位に来ないところを見ると10万台の単位には達してないと推測される)ので見かける
ことはないと思われるにょ。
iPhoneも販売台数が100万台を越えてようやく私の地元(地方の10万人都市)でも使う人を
見かけるようになったように100万人単位の人が持ち歩かない限りは目にする機会は
ほとんどないのではないかと思われるにょ。
要するにPCを使用している人を見かけるのがケータイやゲーム機と比べて圧倒的に少ない
のはこのような理由といえるにょ。(あくまで私の推測にすぎないけど)
◎モバイルノート・・売れている台数がやや少なめで電車やバスの中で使うには大きすぎる
◎ネットブック・・・多く売れているけど持ち歩いている人は少ない
(ネットブックの大型化も影響している)
◎UMPC・・・・・・・一部の機種(VAIO Pなど)を除いてあまり売れてない
ということで、仕事、プライベートともに関係なくPCを毎日持ち歩いている私のような
人はそれほど多くはないといえそうにょ。(仕事で持ち歩く人は多くてもプライベート
ではほとんど持ち歩かないという人は多いだろうからね)
毎日持ち歩いていていろいろな場所で取り出して使用すれば必ず何らかの失敗は起きて
しまうにょ。
私はケータイをうっかり落としたというだけではなく落としたケータイの画面を踏んで
割ってしまったことさえあるからね。(当時は折りたたみ式ではなくストレートタイプの
機種を使っていたので液晶画面にもろに衝撃が加わったせい)
ザウルスも落下などの衝撃で2回壊しているにょ。
PCもバッグの中に入れたまま壁にぶつけたり、うっかりそのバッグの上に座ったりという
こともあるため3回壊しているにょ。
「今、精密機器を持っているんだ!」と常時考えていればそのような失敗をする機会
なんて皆無になるだろうけど持ち歩いて使うことが普通になるとトラブルの原因となって
しまうにょ。
それは、車の運転でいえばペーパードライバーと公私問わず毎日運転しているベテラン
ドライバーがミスを起こす割合を比べるのと同じようなものにょ。
使う機会が多く、それに慣れているというのが失敗を起こす原因となるからね。
ペーパードライバー(普段持ち歩かない人)が無事故無違反(落下や衝撃による故障などの
トラブルを起こしたことがないこと)を主張してもそれには何の意味もないのと同じにょ。
それを考えるとR3が約3年間ノートラブルだったというのはいかにすごいことかというのは
使っている私自身が一番実感しているにょ。
壊れてもおかしくないような経験を何度もしているからね。
PCなんて持ち歩かなければ滅多なことでは物理的に壊れないけどね。(HDDのクラッシュや
ファンやバックライトの経年劣化はあるけどそれは人為的な問題ではないため除外する)
つまり、壊れるのが嫌ならばPCは持ち歩かない方がいいというわけにょ。
もっとも、家庭内モバイル(部屋と部屋の行き来)を行うことを考えると自宅内であっても
安心とは単純には言えないけどね。
さすがにネットブックを自宅で使うという割合が多くても家庭内モバイルもせず完全据え
置きで使っている(同じ場所で固定して使用している)人はごく少数だと思われるにょ。
PCを毎日持ち歩くならば「PCは壊れるもの」というのを想定して保証が充実したものを
買うという方法や壊れても惜しくないくらいの金額のものを買うという方法はあるけど
やはり堅牢性があり安心できるものを買うというのが重要に感じるにょ。
私はそんな保証が充実した新品モバイルノートを買うようなお金はないし、1万円程度の
安い中古PCでも壊したら惜しいからね(笑)
だからこそ、R3の買い換えとしてR5を選んだことは私にとって非常に大きな意味を持つ
といえるにょ。(他人のお薦めではなく自分の実体験によって得られたことだからね)
R3が約3年間ノートラブルだったからR5も同じようなものが期待できるし、R5に万一の
ことがあってもR3をすぐに稼働できるように準備してあるため余裕があるということが
安心へと繋がるにょ。
したがって、R5を安心して持ち歩くことが可能になるにょ。(R3という予備機があるから
R5は気兼ねなく持ち歩ける)
せっかく買った小型のPCなので持ち歩かないと損・・・と考えるのは私くらいか(笑)
ポケットサイズPCにおけるポインティングデバイスのあり方について
iPadの画面サイズは指での操作を考えるといい感じなんだけど持ち歩いて気軽に取り出して
使うには大きいと感じるため電車やバスといった移動中に使用することが多い端末であれば
個人的にはポケットサイズの端末が望ましいと考えているにょ。
座ってじっくり使うならばある程度は大きい方が使い勝手がいいのは確かだけど立った
状態で使うならば小さい方が良いからね。
といっても小さすぎると使い勝手は悪くなるために使いやすいサイズというのは用途に
よって粗方決まってくるにょ。
ポケットサイズを求めるならば一昨日に書いたように画面サイズは5〜6インチクラスが
最大となるにょ。(これくらいなればWSVGAでも十分実用になる)
その時に問題となるのがキーボードとポインティングデバイスにょ。
キーボードはキーピッチの問題があるためポケットサイズのような小型のPCでは物理的な
制約が大きいけどそれに比べたらポインティングデバイスの制約は小さい(キーボードと
比べてどれでも大差はない)と考える人もいるのではないかと思うにょ。
しかし、本当にそうなのかを考えていくことにするにょ。
PCにおけるもっとも普及しているポインティングデバイスはマウスだけどノートPC本体に
ついているポインティングデバイスとなると人気(?)のタッチパッド、実力(?)の
トラックポイント(などのスティック型デバイス)が主に挙げられるにょ。
◎タッチパッドのメリット
・コストが安い
・メインテナンスフリー
・指先の移動距離と画面上での移動距離が比例関係にあるので慣れなくてもすぐ使える
◎スティック型デバイスのメリット
・ホームポジションから手を離さずに使える
・指先の移動距離が短くて済む
・画面の端から端まで素早く移動できる
どちらが良いかは結論を出すことはできないけどタッチパッドは「万人向けで安い」
スティック型は「使い勝手が良いけど慣れが必要」というのだけは確かにょ。
ただし、これらはテーブルや膝の上などに置いて使うことが前提となるために上記の
ようなポケットサイズのデバイス用としては適しているとは言い難いにょ。
「ポケットサイズのPCならばタッチパネルが付いているからそれでいいのでは?」と
考える人もいるけどマウスボタンの配置も重要となるし、タッチパネル以外のデバイス
との共存も重要となるにょ。
というわけで、ポケットサイズのPCにおいてポインティングデバイスはどのようなもので
あるべきかを考えてみることにするにょ。(今回は種類ではなく位置について重点を置いて
考えてみる)
Windowsでは古くからタッチパネルを採用したPCはあり、Win95 for PenServiceのように
ペン入力に対応したものも存在するにょ。
やはり、タブレット型がメジャーになったのはOSレベルでペン入力をサポートした
XP Tablet PC Edition 発売以降だと思われるにょ。
ただTablet PC EditionはProの上位SKUということで高価なタブレットPCにしか採用
されなかったにょ。(安価なタッチパネル採用機はポインティングデバイスとして
タッチパネルが使用可能というだけだった)
しかし、VistaではHome Basic以外のすべてのSKUでタブレット機能をもち7ではマルチ
タッチに対応するなどタッチパネル採用機はXP時代と異なり安価でかつ実用的に
なってきているにょ。
そういうことで、Win7ならばほぼすべての操作がペン(タッチパネル)で可能になった
わけだけどポケットサイズの端末ではスペック的に7は辛いし、XPならば快適に動作する
とはいってもXPのTablet PC EditonではなくHome Edition(のULCPC版)であるため
タブレット機能は有してないにょ。
したがって、たっちパネルはポインティング操作にしか利用されない機種も多くそのため
タッチパネルによる操作と既存のポインティングデバイスの共存が重要になってくるにょ。
PMのようにXPであるにも関わらずポインティングデバイスはタッチパネルのみでマウス
ボタンも付いてないというのはさすがに辛いからね。
ポケットサイズPCにおけるポインティングデバイスに関しては一昨年の5月17日に書いた
けれどどのようなPCが欲しいということから全般的に考えたためあまり詳しくは追求
していなかったということもあり今回はさらに掘り下げて考えてみることにするにょ。
本来ならばWin7で考えるべきなのだけど上記のようにWin7がまともに動作するポケット
サイズPCというのが皆無であるため今回はWinXPに限定して考えるにょ。(タッチパネルの
扱いが別物であるため7が主流になる頃には改めて考え直そうと思う)
というか、私自身がWin7をまともに使ってないので間違った考えをしている可能性もある
わけだしね。
さて、XP搭載のポケットサイズPCだけど上記のようにほぼすべての機種がタッチパネルを
搭載しているにょ。
そのタッチパネルは主にポインティングデバイスとして使用され一部の例外を除き
タッチパネル以外のポインティングデバイスも用意されているにょ。
そこで問題となるのはそのポインティングデバイスの種類と配置にょ。
XP(Home Editon)では基本的にタッチパネルだけで完結させるのは難しいために他の
ポインティングデバイスとの併用を考慮する必要があるにょ。
では、まず普通にポインティングデバイスを使う場合を考えてみるにょ。
ポケットサイズのPCであるということは立ってことが可能というのが重要になるにょ。
しかし、立って使う場合(両手に持って使う場合)と座って使う場合(テーブルや膝の上に
置いて使う場合)では使いやすいポインティングデバイスも変わってくるにょ。
座って使うならばなるべくホームポジションからずれないように真ん中にポインティング
デバイスがあることが望ましいのだけど立って使う場合はそうではないからね。
では、立って使う場合にはどのような位置にあるのが望ましいのか・・・?
立った状態でポインティングデバイスを操作するということはそのPCを安定した状態で
支えた上で使用することになるのでまずはどのように支えて使うのかということから
考えないといけないにょ。
そうなると考えられるのは2つにょ。
(1)片手で支えてもう片手でポインティングデバイスを操作する場合
(2)両手で支えてその支えた状態でポインティングデバイスを操作する場合
まずは(1)から考えていくと片手でホールディングできる重量や形状であるということが
必須条件となるにょ。
この時点で1kgに達し、片手で十分にホールディングできない普通のモバイルノートは
アウトにょ。(駅弁スタイルで使用するならば両手がフリーになるけどそういう使い方を
使用するというのはさすがに考慮しなくていいだろうからね。)
それがあるから、最初に「ポケットサイズ」という条件を入れておいたわけなので
ポケットサイズという条件を満たしている機種であればこの必須条件をほぼ満たせるの
ではないかと思うにょ。(薄くて1枚板のピュアタブレット型のPCであれば片方の腕で
支えることが可能ということでiPadのようなサイズでも立った状態で使えるけど)
ホールディングと一言で言ってもどのように持つかということも重要になるにょ。
片手で支えるとなると底面から鷲掴みにするのかサイドから鷲掴みするのかという2通りが
考えられるにょ。
サイドから支える場合にはよほど軽くて小さい機種でないと安定性が乏しいにょ。
重量が500gを越えればサイドから支える場合は重く感じるため筐体にグリップを設ける
といった感じの工夫が必要になるにょ。
ある程度のサイズや重量があれば底面から支えざるを得ないと思われるにょ。
このような片手ホールディングの場合は片手がフリーだからポインティングデバイスは
どこにあっても問題ないと考えられるけど安定性が重要となるためにポインティング
デバイスの位置はある程度限定されてくるにょ。
どの位置が良いかというと筐体の中心よりは支えている手の逆側、つまり、ポインティング
デバイスを操作する手の側にある方が良いと思われるにょ。
また、その際にマウスボタンの位置も重要になるにょ。
片手で支えるためにポインティング操作とマウスボタンの操作を支えてない方の手で
やらないといけないため片手で操作できるような位置に持っていく必要があるにょ。
ポケットサイズというにはやや大きいけど立って使うことを考慮した初期のリブレット
(Crusoeモデルではない方)は親指でポインティングデバイスであるリブポイントを
操作し、そして逆側(天板側)についているマウスボタンを中指、人差し指で操作
可能となっているにょ。
このようにマウス操作が片手ですべてできることが片手ホールディングにおいては
重要といえるにょ。(分散して行ってもいいけど自由が効かないホールディングしている
方の手でマウス操作をすべて行うというのは無理がある)
次に(2)を考えていくと(1)とは完全に異なることが分かるにょ。
というのも両手でホールディングをすると手の可動範囲に著しく制約ができるからにょ。
つまり、ホールディングした状態で指が届く位置にポインティングデバイスとマウス
ボタンを設置する必要があるからね。
両手持ちを普通に行えば両手とも親指のみがPCの上面に出てあとの4本はPCを支えるのに
使っていると思われるにょ。
したがって、ポインティングデバイスは片手の親指で、マウスボタンはもう片手の親指で
操作するという選択肢以外には考えられないにょ。(片手が完全にフリーになる片手持ち
とは異なり片方の手でマウス操作をすべて行うのは難しい)
底面にマウスボタンを設置すればこの限りではないけどそれだと両手持ちスタイル
以外では使用できないという問題が出てくるからね。(上面に普通にマウスボタンを
用意して、テーブルに置いて使う場合には底面のマウスボタンが無効化できる仕組みに
すれば良いだけの話だけどそこまで無駄なコストをかける意味は感じられない)
つまり、(1)は片手操作、(2)は両手操作が基本となり操作方法が異なるためどちらが
絶対的に良いというものではなく筐体形状(サイズ、重量)によって大きく左右されて
しまうにょ。
さて、次はいよいよタッチパネルを使用する場合のことについて考えることにするにょ。
普通は片手でペンを持ち片手で支えるという感じになると思うにょ。
そうなると右利きの人が使用するには左手一本で十分にホールディングできるような
形状と重量ということが重要になるにょ。(これは上記の片手持ちホールディングと
同じだけど)
あとは形状だけでなく重心の問題もあるにょ。(画面を押さえつけることになるため
それに耐えられる必要がある)
そうなると片手持ちスタイルで使用可能な機種が有利かというとそうでもないにょ。
まず考えないといけないのはなるのはペン1本でマウスボタンの機能を持つかどうかと
いうことにょ。
これはドライバでどうにでもなることだけどマウスの右ボタン、左ボタンに相当する
機能をペン1本で使えない機種もあるわけだし、すべてペン操作で行うよりもハード
ウェアであるマウスボタンによる操作の方が使い勝手がいい場合が多いからね。
そうなると既存のマウスボタンとの併用使用が快適にできるかどうかということが重要に
なってくるにょ。
とはいうもののペンを持った状態でマウスボタンの操作なんてできないので実質的に
支えている方の手でマウスボタンを操作することになるにょ。
片手持ちスタイルの機種だと片方の手のみでマウスボタンやポインティングデバイスを
操作するように作られている機種もあるため支えている方の手の側にはマウスボタンは
付いていない場合もありペンとマウスボタンの併用というのが出来ないこともあるにょ。
たとえば、初期のリブレットのように片手のみでマウス操作を行うPCにタッチパネルを
付けた場合はタッチパネルのみで操作を完結させる必要があるということにょ。
つまり、どのような配置にするのが良いのかというのはどのようにそのPCを使うのかという
ことで変わってくるというわけにょ。
だから、そのPCの使い方(どのように手に持って、どのように操作するのか)をあらかじめ
想定しないと良いか悪いかは判断ができないにょ。
ベストな使い方を想定するのが難しい場合は開発者が想定した使い方をされず、ユーザー
から批判を浴びることになるわけだから筐体を見てどのようにホールディングして
どのように操作するのが良いかということがユーザーに伝わるかどうかも重要となって
くるにょ。
私が使っているVAIO UXはキーボードやバッテリ駆動時間には不満を感じているけど
ユーザーにどのように使って欲しいかというメーカーの考えは良く伝わっている機種だと
思うにょ。
筐体形状を見ただけで両手持ちスタイルで使うのが明白だし、ポインティングデバイスも
右手でポインティング操作を行い左手でマウスボタンを操作できる(タッチパネルを
使用時は右手でタッチパネルを用いてポインティング操作を行い左手で同様にマウス
ボタンを操作できるというのが見ただけで分かってしまうからね。
縦横入れ替え時でも[+][−]キーがマウスボタンの代わりになるため上記の操作方法が
変わらないためポインティングデバイスとボタンの配置はかなり絶妙に感じるにょ。
これはUXの前身であるtype Uでも同じことがいえるにょ。
Viliv S5はそれらとは左右が逆であるため左手でペン操作するかマウスボタンを使わずに
ペンのみで操作を完結する必要があるにょ。
このようにポインティングデバイスとマウスボタンの位置によってどのように持って使う
のが良いかということが粗方判断が可能になってくるけどそうではない使い方をして
(つまりわざわざ使いにくい使い方をして)「位置が悪い」と言うのは正しいとは言えない
のではないかと思うにょ。(ユーザーにより良い使い方というのを上手く伝えることが
できなかったメーカーにも責任がないとはいえないけど)
今回はポインティングデバイスのみで考えたけど立って使う場合にはキーボードを使用
したときにどのように持ち方が変わるかも重要となり、キーボードを両手持ちで打つことを
想定した機種だと両手持ちホールディングを想定したポインティングデバイスの配置の方が
ベターといえるにょ。
片手持ちホールディングの機種だと持ち替えが頻繁に発生してしまうから立って使うことを
前提にして考えると良いとは言えないと私は考えているにょ。
この辺は「立った状態ではキーボードは操作しない」「片手でタイピングすれば問題ない」
「持ち替えが発生しても苦にならない」という人もいるだろうからあくまで私の個人的な
考えだけどね。
モバイルはどのように使うかで優劣が大きく変わってしまう上に自分に合うか合わないか
ということが重要になるため絶対的に優れた物というものは存在しないにょ。
したがって、良い、悪いを判断するときに製品の方向性を考慮せず、自分の価値観のみで
批判を行うようなこと(例えば「ポメラはテキスト入力しかできないけどせめてWeb閲覧
機能くらいないと駄目だろう」など)は正しいとは言えないと思うにょ。
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