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おちゃめくらぶ掲示板

198御茶目菜子:2010/04/16(金) 12:27:05
iPadによってモバイルネット人口は大幅拡大する・・・?
初回30万台売れたiPadは米国では依然として好調な売上を見せておりその結果日本では
発売が5月に延期になったにょ。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20100415_361271.html
日本でも米国と同じようにヒットすればこのようなピュアタブレット型の端末としては
異例の出来事になるにょ。
過去に数多くこのような端末は発売されたもののヒットに至ったというものは存在
しないからね。

なぜヒットしなかったのかというと1月28日に書いたように需要が少ないからにょ。
タブレット型端末を使うことによるメリットは特定業種においては大きいけれど一般の
個人ユーザーにはそのメリットがどうしても伝わりにくいからね。
それ故、製品も個人向けよりは業務用というものが多く高価でありなおさら個人が買う
ようなものではないという悪循環に陥っていたにょ。

iPadは何と言ってもAPLLEブランド(iPodブランド)が強いというのが大きいにょ。
しかも、アプリの互換性もあるし、どんなことができるのかというのはすでにiPhone
などでもユーザーに伝わっているためそれが画面が大きくなり、より使いやすくなった
というだけなので一般人でも簡単に想像できると思うにょ。

やはり、iPadがヒットすれば二番煎じ、三番煎じのような機種が登場すると思われるにょ。
1月29日に書いたようにマイクロソフトもSlate PCを準備しているからね。
大画面(10インチクラス)ピュアタブレット型の端末はiPadが流行ることで一気に需要が
拡大しそうにょ。
かつて、(当時としては)低価格ピュアタブレット型のPCであるOrigamiは失敗して
しまったのけどこれは何ができるのかということがユーザーに伝えることができなかった
のが最大の原因と思われるにょ。(キーボードを付けて安価で小型なPCとして売り出した
だけのネットブックがあれだけヒットしたわけだから価格だけではなく「何に使えるのか」
ということがいかに重要かが分かる)
したがって、iPadが成功すればSlate PCも成功する可能性が見えてくるにょ。
もっとも、Slate PCは価格や駆動時間がネックとなりかねないけどね。

10インチというとちょうどネットブックの画面サイズとなるので要するにピュアタブレット
型のネットブックということになるにょ。
昨日はネットブックの売上が落ち込んでいるけどデュアルコア版が登場するならば少しは
需要回復のきっかけになるかもしれないということを書いたにょ。
しかし、このようなピュアタブレット型の端末であればすでにネットブックを買っている
人であっても製品的には競合しないために再び大きな需要が訪れる可能性があるにょ。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/mobile/20100415_361359.html

ただ、可能性があるのはIntel(Atom CPU)だけではなくARMも同様であるといえるにょ。
ネットブックはWebを利用するのには十分な性能がありさらに安価ということで一時的とは
いえ莫大なヒットとなったのだけどそれはPCであるということもヒットの理由の1つと
なったにょ。
Windows用のアプリを使いたい人が安いPCとして購入するだけではなくWebを利用するにも
Flashの最新版のフルバージョンはx86用しか用意されていなかったということが原因にょ。

しかし、Flashは最新の10.1からはARM CPUに正式対応し、さらにFlashを使うことなく
動的コンテンツを作れるHTML5の登場によってWindows PCの優位性はかなり失われることに
なりそうにょ。(iPadはFlash非対応でHTML5に対応だからWeb制作者もHTML5への移行が
急加速する可能性がある)
そう考えるとiPadがヒットすることでタブレット型の端末の需要が増大になってもそれが
Windows搭載のタブレット型の端末であるSlate PCのヒットには直接的には結びつかない
といえそうにょ。

10インチクラスでXGAの端末というのはドットピッチの面ではなかなか良い感じ(私も
10.4インチXGAのLet'snote R5を使っているし)とはいえ、テーブルで使うのがメインで
あるノートPCならいざ知らず手に持って使う端末で10インチクラスというのは個人的には
少々大きく感じるにょ。
ほぼB5サイズだから週刊誌を読む感覚で使い勝手が良いとは思うけど電車などで立った
状態で週刊誌を広げるというのは意外に抵抗があるからね。(ガラガラに空いた座席に
座って使うならいいけどそれならばノートPCやネットブックでも使えてしまう)

それならばどの程度が適当かと言われたら私はポケットサイズが望ましいと考えており、
インチ数からいえば最大でも7インチが限界となるにょ。
7インチで最小なのはGIGABYTEのM704にょ。
http://www.tsukumo.co.jp/gigabyte/note/m704.html
ただ、7インチでポケットサイズ(私の基準では幅+厚みで14cm以下)が実現するため
には液晶周りのベゼル幅をかなり小さくしないといけないため強度的なことを考えると
「ポケットサイズ」に拘るならば新型LOOX Uの5.6インチくらいが限界となるにょ。

恐らく電車やバスの中で気軽に取り出そうとするならば私と同じくらいのサイズを上限と
考えている人は少なくないのではないかと思われるにょ。
ただ、そうなるとスマートフォンとの棲み分けが微妙になってくるにょ。
スマートフォンが4インチWVGAならば、5.6インチWSVGA(LOOX UはWXGAだけど5.6インチ
ならばWSVGAくらいの方が使い勝手が良いと思う)でも十分差別化は可能とはいえ、
両方ともポケットに収まるレベルのサイズであれば競合してしまうと考えてしまう人も
少なくないだろうからね。
私のようにモバイルランクで使い分けをしている人なんてほんのごくわずかだろうから
ポケットに収まるサイズなら同じような物としてカテゴライズしてしまう人もかなり
多そうにょ。
同じカテゴリーならば標準で3G通信を搭載しているスマートフォンの方が有利と考える
人もいるだろうからポケットサイズのタブレット型の端末というのは非常に中途半端に
映ってしまいそうにょ。
したがって、そのようなポケットサイズの小型端末(ポケットサイズPC)が生き残る
ためにはハードウェアのキーボードの搭載が必要不可欠といえそうにょ。

その点、10インチクラスの画面サイズならばスマートフォンと同じカテゴリーと考える
人は皆無だろうから十分棲み分けが可能になるにょ。
iPadで出来ること出来ないことというのははっきりしているためiPadではない他の
ピュアタブレット型の端末にも付けいる隙はいくらでもあるにょ。
したがって、iPadが売れれば売れるほどピュアタブレット型の端末全体が盛り上がって
いくのではないかと思われるにょ。

ピュアタブレット型の端末はネットブックと比較して見た目からして別物であるため
ネットブックの需要が大きく損なわれることがなくケータイ以外のモバイルネット
ユーザーは単純に増加する可能性があるにょ。
ネットブックも実際のところ持ち歩いて使うというユーザーはごく限られているからね。
そうなると通信環境が重要になるにょ。
iPhoneは3G内蔵ということでモバイル時に自由にネットを利用できるけれどネットブックは
基本的に無線LANしか内蔵しておらず、それがモバイル時には有効活用できないという
理由となっていたからね。(それに加えて筐体サイズの大型化もモバイル性ダウンの
大きな原因となっていた)

ネットブックは自宅で自分専用の小さなPCとして活用する人も多いけどこのようなサイズの
ピュアタブレット型の端末というのは自宅内で使うには両手が塞がれてしまい使い勝手が
良いとはいえないからね(クレードルに挿して大画面モニタで使うのがメインであれば
このサイズや形状に拘る必要はないわけだし)
つまり、このようなデバイスはモバイル時でこそ活用意義が出てくるということにょ。
もっとも、純粋にコンテンツビューア(動画やゲームや本を楽しむ)として考えるならば
事前にデータを入れておけば良いだけなので端末から常時ネット接続できる必要性はない
のでネット人口が増えるかどうかはユーザーの需要や使い方次第かもしれないにょ。
やはり、モバイル通信用に別途回線契約すれば運用コスト面も馬鹿にならないからね。
先日発表されたKINのようなネット接続前提の端末であれば別だけどiPadの場合はネット接続
してない状態であってもいろいろな用途に使えるため無線LAN以外の通信環境が必須と
考える人はそれほど多くはないだろうからね。




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