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おちゃめくらぶ掲示板

196御茶目菜子:2010/04/14(水) 12:35:30
ついにコンデジはデジタル一眼を越えた!(画素数で)
ついにコンデジは1400万画素の時代へと突入!
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/newproduct/20100408_359720.html
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/newproduct/20100409_359717.html
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/newproduct/20100412_360662.html
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/newproduct/20100413_360820.html
1000万画素を越えてもなお高画素化が止まらないコンデジだけどついにこの春、夏モデル
からは1400万画素に突入したにょ。
「700万画素のデジカメは必要か!?」ということで1/2.5インチクラスの極小センサーで
700万画素が主流となってきたことに対して疑問を抱いていることを2007年2月24日に書いた
けれどそれからたった3年で画素数は2倍になったにょ。

さて、あの頃と変わったことといえば4月11日に書いたように画素数に対してレンズ性能が
全く足りてないことや回折限界に達し、広角側の絞り開放以外は解像させるのが物理的に
不可能になったということにょ。
私は4月5日に書いたようにコンデジに関しては300万画素できっちり解像するならば十分
と考えているので1400万画素という画素数も300万画素でリサイズすればキレイになる
ため画素数が多いから駄目という単純なものではないにょ。
ベイヤー配列ということでオーバーサンプリングはレンズの解像力の2〜4倍くらいまでは
無駄ではないからね。(500万画素解像可能なレンズであれば1000万画素を越えても多少は
解像感アップに貢献できる)

それに600万画素ならば性能の良いレンズを使用すればコンデジの極小センサーでもほぼ
解像が可能というメリットがあるにょ。
屈折光学系ということでレンズ性能の面では不利とはいえ、その中でも低いレベルである
TX1においては300万画素モードで撮影した場合に中央部分でさえ解像しているといえるか
ギリギリといったところであり周辺部分は300万画素モードでさえ解像してないのだけど
ちゃんと解像するレンズを搭載していればコンデジも意外に悪くないにょ。
デジタル一眼の場合は機種によってはローパスフィルターがかなり強めになっているのに
対して、コンデジの場合は最初から解像しないようなレンズを搭載しているせいか
ローパスフィルターが弱めになっている(もしくはローパスフィルター自体を搭載して
ない?)機種も多いからね。

1000万画素のコンデジは手元にTX1しかないために4月11日に1000万画素時の解像感比較と
してコンデジの代表はTX1になったのだけどTX1は上記のようにここ1年に発売のコンデジ
では最低クラスの画質ということであれを持ってしてコンデジはデジタル一眼より大きく
劣るという結論として考えている人がいれば正しいとはいえないにょ。
4月5日の300万画素比較においてデジタル一眼であるD50が意外にコンデジと差が無かった
というのを見ても分かるように一般的なコンデジより1桁大きいセンサーを搭載した
デジタル一眼とはいえ、必ずしもコンデジより解像感が高くなるというわけではないにょ。
むしろ、ローパスフィルターが効き過ぎていて単純に解像感での比較であれば性能の
高いレンズを搭載していた場合、デジタル一眼を上回る解像感を発揮することもあるにょ。

1/2.3インチセンサーで1400万画素を解像するには370本/mmという超高性能なレンズが
必要だけどそんなレンズを搭載できるはずもなく中央部分でさえ全く解像しないのだけど
性能の良いレンズならば600万画素程度なら十分解像できるにょ。
逆にAPS-Cのデジタル一眼でもキットレンズであれば600万画素程度しか解像しないことも
あるし、ローパスフィルターによって実質600万画素では解像しないからね。
もしもローパスフィルターが強めのデジタル一眼だったら解像感でコンデジの方が上回る
という可能性も十分にあり得る話にょ。
3月17日にはコンデジとデジタル一眼レフでは解像感で大差ないと書いたわけはこういう
ことがいえるからにょ。
潜在的なセンサー性能は1桁異なるのだけどそれが解像感として表れるかというのとは
別問題にょ。

もしも、ローパスフィルターが搭載されていなかったら解像感は飛躍的に高くなるにょ。
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/newproduct/20100407_359457.html
フルサイズのセンサーに1800万画素のライカM9は画素ピッチは十分広く、1800万画素で
あっても十分解像可能な上にローパスフィルターが搭載されてないから解像感は抜群に
高いにょ。
その代わりローパスフィルターが無いことで被写体によってはモアレが非常に出やすく
なってしまうにょ。
モアレは一定のパターンのある細かい被写体を撮影した時に発生しやすいために人工物を
撮らなければほとんど問題はないにょ。
ペンタックスの中判デジカメ645Dもローパスフィルターを搭載してないけどこちらは
スタジオ撮影ではなくフィールド撮影がメインになるだろうからということで意図的に
搭載してないにょ。

今の高画素のコンデジはレンズ性能不足で解像してないのでローパスフィルターは不要にょ。
逆にAPS-Cのデジタル一眼は高解像力のレンズを使えば2000万画素オーバーでも解像可能で
あるためローパスフィルターは不要とはいえないにょ。
ライカM9や645Dのように「モアレはソフトで取り除いてくれ」ということでローパスレスの
デジタル一眼の選択肢があってもいいいとは私は思うけどね。
1000万画素程度ではさすがにローパスフィルター不要とはとても言えないけどAPS-Cでも
2000万画素に達すればローパスフィルターのメリットよりもデメリットの方が大きくなる
だろうからね。

私が持っているデジタル一眼レフのニコンD50は600万画素ということで昨今のコンデジ
よりも画素数が少ないし、ローパスフィルターが強めで撮影した写真は輪郭線が太めに
なるということで解像感はお世辞にも高いとはいえないにょ。
コンデジでこのD50を越える解像感を持つ機種は多く存在すると思うにょ。
コンデジとデジタル一眼で解像感の差を比べていたものの解像感というのは画質を比べる
尺度の1つにすぎないにょ。
だからそれだけをもって画質の優劣は語れないにょ。(私も300万画素比較や1000万画素
比較においてあくまで「解像感」のみの比較であり画質の比較とは一言も言ってないしね)

3年前と比べてコンデジの画素数は2倍に増えたからといっても暗所性能はセンサー性能の
向上と画像処理エンジンの向上によって画素数が倍増したにも関わらず良くなっている
くらいにょ。
マイナス面を挙げるならばトータルでの解像感(同じサイズにリサイズした時の解像感)は
向上したとはいえ、1画素あたりで見るとダウンしているのは否めないということにょ。
デジタル一眼の場合は性能の良いレンズを使えば画素数のアップでリニアに解像感は
増している(数年前の600万画素時代と比較して1200万画素が当たり前の今だけど1画素
あたりを比較しても劣っていない)のに対してコンデジはすでにレンズ性能の限界を
超えた画素数となっているので画素数を増やしても解像感はほとんど変わらないにょ。
かつてコンデジも35万画素であったものが100万画素、200万画素へと増えて行くに
したがって、リニアに性能(主に解像感)の向上を感じたけど今となっては画素数の
増加はカタログスペックの向上以外はほとんどプラスにはならない状態にょ。

理想を言えばコンデジは600万画素くらいに止めておけば高感度時の画質は高くなるし、
ダイナミックレンジは広くなるし、600万→300万でリサイズすれば300万画素で十分
キレイな画像を残すことができるから基準点を300万画素に設定すれば解像感以外の画質は
現状より向上するにょ。(コンデジの場合はセンサーサイズが小さいため画素数を半減
すれば実質的な画素面積は2倍以上になる)
600万画素で少ないという人であっても1000万画素あれば十分にょ。
どうせそれ以上の画素数があっても解像しないしね。
画素数を増やすことでピーク時の解像感は確かにアップするけどそれ以外の要素はダウン
しているから本当に性能がアップしているとは言い難いからね。
そして、そのピーク時の解像感のアップもレンズがボトルネックなのでアップにならなく
なってきているにょ。
それでも高画素を望むユーザーが多いから高画素化は止まらないにょ。
デジタル一眼もAPS-Cでは1200万〜1400万画素が主流となっているためにコンデジの
画素数はデジタル一眼を追い抜いた形となるにょ。
センサー面積は1桁小さいのに・・・




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