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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1とはずがたり:2008/10/26(日) 15:36:55

統一地方選スレから東海・北陸所謂中部地方のネタを独立させます
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/l40
合併ネタはこちら
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1066974699/l40
掛川ネタはこちらへ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1187487997/l40

3313チバQ:2012/10/21(日) 17:26:00
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000001210180005
【現場で考える】(3)農業地帯
2012年10月18日


収穫された野沢菜をはかりにかける百崎友幸さん=津南町内

 田畑ばかりです。ここ魚沼地域は「魚沼産コシヒカリ」をはじめ、農業が中心の土地柄ですから。そんな農業地帯でも、農家の担い手不足は深刻になるばかり。都会の若者の間で農業ブームが起きていると聞くのですが、田畑で20代の姿はほとんど見かけません。どうしてでしょうか。津南町で考えました。


     ◇


 午前6時。元IT会社員の百崎友幸さん(26)は、津南町の新規就農者用アパート「ファームハイツ」で目を覚ます。昨夜の残りのカレーで朝食をすませると、軽トラックで研修先の畑へと急いだ。


 野沢菜をはかりにかけ、束にして、荷台に積む。


 「早く一人前になり、自分の頭で考える農業をしたい。ブログで読んだ青年農業家のようにトマト栽培に挑戦したいんです」


 4月までニートだった。東京のIT会社は上司と衝突し、24歳で辞めた。新潟市の祖父母宅に居候して職探しをしていたとき、「TPP(環太平洋経済連携協定)反対」を訴えるポスターが目に入り、農業に興味がわいた。


 ネットでいろいろ検索してみた。農業人口が減っているとか、休耕地が増えているとか……。「逆に、ビジネスチャンスなのでは」。津南町の新規就農者支援制度に応募した。


 研修を始めて半年。就農するなら、トラクターやハウスをそろえるだけで数百万円かかりそうだ。「農業ってお金がかかりますね」


     ◇


 農業で生計を立ててみたいという人は増えたのか。県農林水産部によると、2008年のリーマン・ショックを受けて緊急雇用対策の国の交付金を適用したら、09年に県内の農業法人に就いた人は前年の4倍の152人に膨らんだ。


 県農林公社の山本匡里・就農相談員に聞くと、リーマン・ショックのころから「生活のために農業を始めたい」といった就農相談が年50件ほど増えた。ハローワークで紹介されてくる人も多い。ただ、3カ月以内の短い農業体験や研修は県内で約60農家が受け入れているが、1年以上かけて独立を支援するのは10農家にとどまる。


 「天候や市場で年収が変わる農家が自力で1人雇うのは、かなり思い切りがいる」と山本さん。どうもミスマッチがあるようだ。


     ◇


 津南町の石橋雅博・地域振興課長を訪ねた。


 町が新規就農者を受け入れ始めたのは1995年。約2年の研修後、畑地があっせんされ、農機を借りることもできる。首都圏の元サラリーマンら21人がこの制度を使い、町内で農業を始めた。


 ただ、町の予算は厳しく、国や県の給付金に頼って制度を維持しているのが実情だ。県の方針変更に振り回されたこともあった。


 町は、県が貸し付ける就農研修資金(月15万円)を研修者の生活費にあてていたが、県は2005年、5年間就農すれば返さなくてもいいという「償還免除」をやめた。赤字続きの新米農家にとって研修時の借金返済は負担が大きい。町独自で1人月15万円を給付する余裕もなく、受け入れは事実上ストップした。


 今年、百崎さんら新規就農者を3人、久々に受け入れることができたのは、年150万円を最長7年間支給する国の青年就農給付金制度が始まったからだ。


 県が若者の就農を増やそうとするなら、もっと受け入れ側の農家や市町村との連携が必要だ。若者のニーズや現場の実情に応じたきめ細かな就農プランを立てられるかどうかは、農業県・新潟の将来を左右しかねない。


     ◇


《担当記者》服部誠一(はっとり・せいいち)。茨城県出身。地元で記者生活を始め、宇都宮や編成局(整理)勤務を経て2010年から六日町支局。コメや雪に関わる問題を取材。42歳。

3314チバQ:2012/10/21(日) 17:26:25
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000001210190005
【現場で考える】(4)北陸新幹線
2012年10月19日


建設中の北陸新幹線上越駅(仮称)の駅舎(西側)。周辺の開発はこれからだ=上越市大和

 2015年春に開業する北陸新幹線。上越駅(仮称)ができる場所を初めて見たのは昨年5月でした。上越市の中心部から離れ、近くには田んぼが広がるのどかな風景。ここに駅が? 正直びっくりしました。それから1年5カ月。建設が進む駅舎の姿を見て、駅周辺を歩いて、考えました。この駅が地域や新潟県に何をもたらすのか、と。


     ◇


 上越市役所から車を走らせて15分ほど。南へ約8キロ離れた北陸新幹線上越駅(仮称)の建設場所に着いた。近くにはJR信越線の脇野田駅がある。


 かつては田んぼだった。駅西側は道路が整備されているが、一部区域に家が立っているだけで、雑草が茂り、閑散としている。


 民家を訪ねた。「駅は地元の悲願。地域が発展してほしい」。そう話すのは50代男性。商業地域や宅地となる駅周辺の民有地約14ヘクタールの地権者の1人だ。「上越新幹線は東京と新潟をつなぐだけ。こっちはいずれ関西方面にもつながる。ビジネスをするにしてもいい」


 まだ、にぎわいは想像できない。周辺の開発を手がける不動産業、太田商店の太田建太郎さん(64)のもとに足を運んだ。


 「新幹線駅ができたのに周りはぺんぺん草が生えているようじゃだめ。ほかと競争するなら玄関口がしっかりすることが必要でしょう」。周辺の地権者でつくる組織の会長を務め、企業誘致に動く。


 だが、高田、直江津両地区を中心市街地と位置付ける市は、新駅周辺を新たな核にしようとは考えていない。太田さんは「商業施設ができればイメージアップにつながる。第3の核としてにぎわいがある街並みがほしい。県も力を入れて考えてほしい」と語る。


     ◇


 国土交通省の試算では、上越には主要駅しか止まらない「速達型」の列車が停車すると想定され、東京から最短で1時間48分。市は上越に1時間以内で来られる交流人口は現在の6・8倍の約350万人、2時間圏なら3・7倍の約3500万人になるとみている。


 ただ、市は新駅の1日の平均乗降客数は在来線の290人を含めて3200人と予測する。上越新幹線の燕三条駅の3900人に及ばない。開業効果を十分に生かすには、観光客を中心にどれだけ人を呼び込めるか、にかかっている。


 目立った観光資源が少ない市は、妙高、柏崎、十日町、佐渡の各市や県、民間団体と連携会議をつくって観光客誘致策を練る。関西圏から人を呼び込めるかもポイントだ。市企画政策部の竹田淳三部長は「このチャンスを生かし切れるかが我々の課題」と話す。


 気になるのは、上越地域と中・下越地域に「温度差」があることだ。


 上越地域の行政も民間も「上越―柏崎―十日町―越後湯沢駅」「上越―佐渡―新潟」といった北陸新幹線も上越新幹線も使える観光ルート開拓に熱心だが、なかなか他地域に広がらない。


 「ほくほく線経由の北陸方面の客が減り、上越新幹線が減便されないか」「上越と中・下越を結ぶ特急や快速が減って、各地域の結びつきが弱くならないか」――。かねて指摘されている心配も、中・下越でさほど関心は持たれていない。


     ◇


 新幹線開業をどう生かし、負の問題もどう克服していくか。県は全市町村と連携するぐらいの意気込みでこうした問題に取り組むテーブルをつくるべきだ。中・下越地域で北陸新幹線開業の恩恵を感じにくいのは確かだが、県全体で考えていかないと、新潟に二つの新幹線が通るメリットは十分に享受できない。


     ◇


《担当記者》上嶋紀雄(かみじま・のりお)。長野県出身。長年、東京本社などでスポーツ部に在籍し、主にサッカーを取材。昨年5月、名古屋本社から異動し、上越支局長に。47歳。

3315チバQ:2012/10/21(日) 17:26:45
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000001210210002
【現場で考える】(5)人口減少
2012年10月20日


平田村長の部屋には、2009年4月12日以降に生まれた116人の子どもたちの名前と自作の判子の印影の一覧が保管されている(画像の一部加工)=関川村役場

 山々に囲まれた地に約6500人が暮らす関川村は、2010年までの5年間で人口が8・3%減りました。県平均の2・3%を大幅に超えるペースです。多くの自治体が直面する「人口減少」の問題。歯止めをかける策はあるのでしょうか。緑豊かな村の中を歩いて、話を聞きました。


     ◇


 「廉太郎? ちょっと難しい字だな」。平田大六村長(78)は、女性職員から、赤ちゃんの名前が書かれた紙を渡されると、楽しそうにつぶやいた。


 村は2009年春、経費を削減するため、誕生祝いの記念品を、アルバムから、村長が自ら彫った判子に切り替えた。これまでに作ったのは116本。篆刻(てん・こく)の特技と、年間出生数が30〜40という少なさがあってできることだ。


 国勢調査のデータでは、1947年に1万2278人を数えた人口は減り続け、2010年はピーク時の半分に。65歳以上の割合は35・9%で、県平均26・3%を大きく上回る。


 若い世代を村に集めようと、村は昨年春、45歳までの人を対象に家賃3万〜4万円の賃貸住宅12戸を提供した。満室になったため、来春までに6戸を増やす予定だ。ただ、村長は「村上や胎内といった近隣市とパイを奪い合う面もある」と語った。抜本的な対策は、なかなか見えてこない。


     ◇


 過疎や少子高齢化といった問題を子育て世代はどう考えているのだろう。村に三つある保育園の一つで、園児数が21人と少ない大島保育園の年長組7人が、保護者と一緒に登山をすると聞いて、同行した。


 村上市との境にある標高386・7メートルの薬師山。1時間40分をかけて登った子どもたちが、日本海を望む山頂で、大人たちの間をすり抜けるように走り回る。


 近浩之さん(34)は「どの子も、他の子のお父さん、お母さんに懐いている。人数が少ない分、家族のような良さがある」と話した。新発田市生まれ。長女の誕生を機に妻の実家がある関川村に移った。妻の両親と暮らし、新発田の建築会社に通っている。


 「子どもを産み、育てるには生活の安定が必要。働く場があれば、いったん村を離れた人たちも戻ってくるのではないでしょうか」


     ◇


 独身者の意見を聞こうと、山あいの集落に住む加藤貴光さん(38)を訪ねた。村の魅力を再発見しようと、昨年、20〜30代の独身者約15人で発足したグループ「せきかわゼミナール」のメンバーだ。


 「小中学生の頃に、自分の住む土地や周りの人々を好きになることが大事だと思う」。名古屋市の大学で4年間学んだが、「土地柄が合わない」と帰郷。村上市の会計事務所に就職した。


 仲間と小さな集落を回ったり、JR米坂線に乗ったりして、新たな発見を感じることがある。「子どもの時に村のよさに気がつけば、帰ってこようと思ったり、ここで暮らそうと思ったりするのじゃないかな」


 県は「ふるさと回帰対策」として首都圏を中心に他の都府県から新潟県への移住を促したり、「若者の定住促進対策」としてUターンのための実用的な情報提供に努めたりしている。


 日本の人口は、横ばいから減少に転じつつある。その流れを逆転させるのは容易ではない。地道に、地域で暮らしやすさのための工夫を続け、魅力を高めようと努力することが、その地に住みたいと思う人を増やすことにつながるのではないか。高校卒業後、県外暮らしを続けた身として、少し自責の念を抱きつつ、そう考えている。=終わり


     ◇


《担当記者》戸松康雄(とまつ・やすお)。新潟市出身。1984年入社。青森、水戸支局、政治部で取材活動を続け、西部本社(福岡)社会部デスク、政治部デスク、静岡総局長などを経て2010年から新発田支局長。50歳。

3316チバQ:2012/10/21(日) 17:30:13
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121016-00000289-mailo-l16
検証・富山の課題:/1 「焼肉えびす」県の監視、届かず /富山
毎日新聞 10月16日(火)16時42分配信

 ◇行革で職員増は“禁句”
. 焼き肉チェーン店「焼肉酒家えびす」で昨年4月に発生した集団食中毒事件の被害者でつくる「家族の絆の会」のメンバーが県民会館の会議室に通された今年5月10日。会議室の前には中に入れない大勢のマスコミが押し寄せ、騒然とした雰囲気に包まれた。応対した県生活衛生課の杉田和樹課長に、メンバーは死をも意識した病床での苦しみや家族を亡くした悲しみを切々と訴えた。その一言一言が杉田課長の胸にしみた。
 同店では国のガイドラインから逸脱した生肉をユッケにして提供していた。しかし、最も多くの被害者を出した砺波店には09年の開店以来、一度も県による立ち入り検査がなされていなかった。「県の監視、監督が抜けていたのではないか」。メンバーから県の責任を追及された杉田課長は「肉はすでに汚染されていた。(作業手順を確認する)立ち入り検査をしていても防ぐのは相当難しかった」と答えた。メンバーが肩を落とす。いたたまれなかった。
 県によると、焼き肉店への立ち入り検査は年2回実施することになっているが、実際は店の責任者がいないなどの理由で検査ができないこともある。10年度の監視率は69%にとどまる。つまり、1年間に1度も検査できていない店舗が複数あるということだ。砺波店はそうした店舗の一つだった。
 事件を受けて県は、昨年から食品衛生担当者を2人増やした。これで県内の厚生センター4カ所で42人(今年4月1日現在)となったが、それでも十分とは言い難い。昨年6月の県議会で人員不足ではないかと追及された島田純・県生活衛生課長(当時)は「まずは現在の人員の体制の範囲内で、できる限り工夫してみる」と繰り返した。人件費削減を進める石井県政下では職員増加は「禁句」に等しい。
 石井知事が初当選した当時、約400億円の財源不足が見込まれていた。この財源不足を解消しなければ、借金の額が積み上がり、借金返済の支出が毎年上昇し、県民サービスの大幅な低下を招く。徹底的な行財政改革が求められていた。
 財源不足を解消する主な手段は(1)人件費の削減(2)事業の見直し(3)歳入面などその他の改善−−だ。この8年間で石井知事は(1)については一般行政部門で19・1%に相当する795人を減員したり、給与を減額するなどして92億6000万円(2)外郭団体8法人を廃止したり、事務事業の見直しなどをして143億7000万円の計236億3000万円の削減を実現。さらに新幹線整備の地元負担の軽減や地方交付税の増額などを国に働きかけるなどした結果、65億円にまで圧縮された。
 しかし、10年度までの3カ年の決算で平均実質公債比率が18・2%となったため、県は県債の発行に際し国の許可が必要な起債許可団体に転落した。県は北陸新幹線の建設に伴い県債発行が一時的に増加したことなどを理由に挙げているが、いずれにせよ、行財政改革はこれからも進めていかなければいけない。
 行財政改革と県民への行政サービス低下は重なる部分がある。「人員減のしわ寄せが各部門に出てきているのではないか」と指摘する県議もいる。二つのバランスをどのようにとっていくのか。難しい課題への取り組みが今後も求められる。
     ◇
 任期満了に伴う県知事選が告示された。今後4年間の県政の舵取りを誰に託すのか。県民の審判が下る前に、富山の課題を検証する。
10月16日朝刊

3317チバQ:2012/10/21(日) 17:30:33
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121017-00000242-mailo-l16
検証・富山の課題:/2 小水力発電さらなる推進 /富山
毎日新聞 10月17日(水)15時17分配信

 ◇カギは国の規制緩和
 真夏の太陽が照りつける東京・霞が関。石井隆一知事は7月30日、須沼英俊・県農林水産部次長とともに国土交通省の一室にいた。向かい側には奥田建・副国交相(53)=当時=が座る。農業用水を利用した小水力発電所設置の手続きを許可制から届け出制に規制緩和するよう求める石井知事。熱心な様子で耳を傾ける奥田副国交相。普段と変わらない穏やかな石井知事の声を聞きながら、須沼次長は1年前のことを思い出していた。
 2人は昨年夏、小水力発電に対する要望のため農林水産省を訪れた。この時は、発電所を運営する土地改良区が得た売電収入の用途拡大を要求。この要求は程なくして昨年10月に実現した。「小水力発電に対する知事の熱意は、国にも届いている」と、須沼次長は感じたという。
 秋晴れが広がった先月17日。砺波平野と比べて小高い位置にある砺波市庄川町庄で庄発電所の完工式が行われた。農業用水を利用した県営の小水力発電所としてはこれで2カ所目となる。
 「それではどうぞ」。司会の掛け声に合わせて石井知事や上田信雅・砺波市長、子どもたちがくす玉を引くと、会場からは拍手がわき起こった。川上では、透き通った水が取水口に流れていく。発電の始まりだ。敷地内には見学施設もある。発電所の模型を、子どもたちはガラスに顔をくっつけて見つめた。
 設置費用4億5000万円のうち、県は約2億8000万円を負担する。発電した電気は北陸電力に売電する。7月から始まった固定価格買い取り制度(FIT)を活用した売電価格は1キロワット時あたり25・42円だ。年間の売上価格は約3400万円となる。
 式のなかで、あいさつに立った石井知事は「東日本大震災後、改めて再生可能エネルギーの大切さを痛感している」と語った。そして「富山は県内での発電量のうち7割が水力という、全国有数のクリーンエネルギーの推進県だ」と、胸を張った。
 石井知事は9月の県議会で「小水力発電所の数を16年度までに30カ所程度以上にする」と、それまでの設置目標23カ所から上方修正する答弁をした。担当課の職員も「すごいスピード感ですね」と舌を巻く。ここまで石井知事が小水力発電の推進に積極的なのは水力発電として利用可能な水力エネルギー量が全国2位と高いポテンシャルを有しており、これを活用して電源の多様化を進め、安定的な電力供給を確保することで安心して暮らせる県を目指しているからだ。
 しかし、さらに発展させるためにはまだまだ規制緩和が必要だ。水利権取得の手続きを巡っては、煩雑な点がまだ残されている。新知事には国から規制緩和を勝ち取る手腕が求められる。
10月17日朝刊

3318チバQ:2012/10/21(日) 17:31:00
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121018-00000269-mailo-l16
検証・富山の課題:/3 進む交通インフラ整備 /富山
毎日新聞 10月18日(木)15時24分配信

 ◇投資見合う効果引き出せ
. 東京までの所要時間を1時間短縮する北陸新幹線の富山開業まであと2年半−−。開業効果を生かそうと、高岡市では若手経済人グループが先月、アイドルグループ「AKB48」にちなんだ企画「TKB(高岡観光ブランド)総選挙」を実施。市内の観光スポット48カ所から投票で「高岡の顔」を決めるイベントだ。新幹線開業に向けて、観光に対する市民の意識を高めてもらうのが狙いだった。
 開業を地元活性化に結びつけようと各地でさまざまな取り組みが行われている。しかし、その陰で県民の生活に大きな影響を与える事態が進行している。
 新幹線開業に伴って、JRから経営分離される現在のJR北陸線。県は市町村や民間企業と共同出資で三セクを設立して引き継ぐが、赤字経営は必至の情勢だ。5月21日のANAクラウンプラザホテル(富山市)。「並行在来線対策協議会」の会場に、各市町村長や経済界の代表たちが集まった。参加者たちは手元にある分厚い資料の中の1枚に目を落とした。「運賃水準等の検討について」。1・25倍の運賃値上げ案のほか、同線を運営するための公的支援の必要性を示していた。
 「公共性を考え、経済界でも応分の支援をするべきだと思った」。県商工会議所連合会の犬島伸一郎会長は民間からの出資について説明。その上で、「市町村も応分の支援をして運営を支えていかないといけないのではないか」と諭すように語りかけた。財政的にも厳しい市町村が三セクへの財政支援に難色を示すことを見越しての発言だった。
 県が負担する北陸新幹線整備費は約2356億円。さらに並行在来線の問題もある。新幹線の効果について、奥村義雄・富山大学名誉教授(産業労働社会学)は限定的だとみる。「漠然とした期待感はあるが、実際問題として期待は薄いのでは」
 インフラ整備は新幹線だけではない。石井県政は富山空港の海外便の充実にも力を入れてきた。5月9日夜。石井隆一知事は台湾のホテルで同便を運航する「中華航空」のソン・コウショウ総経理に向き合った。石井知事は4月に週2便で就航した富山−台北便のお礼に続けて切り出した。「観光、ビジネスでも週3便のメリットは大きい」。県内企業が台湾でのビジネスに関心を持っていることなどもたたみかけた。
 事前の事務折衝では3便実現の確約は取れていなかった。「台湾に行ってどんな話しを聞けるか期待半分、不安半分だった」。同席した県総合交通政策室の籠浦克幸・航空政策担当課長はソン氏の言葉を祈るような思いで待った。「7月以降、週3便としましょう」。ソン氏はそう言うと、石井知事と握手を交わした。
 だが、尖閣諸島の国有化以降、日台、日中関係は冷え込むと状況は一変する。台北便は冬季ダイヤが始まる28日からは2便に減便し、いったん状況をみる方針。また、富山−北京便は28日から運休となった。
 北陸新幹線、富山空港と、交通インフラの整備は着実に進んでいる。しかし、整備されたインフラをどのように生かすかは今後、大きな課題だ。多額の投資を行ったインフラが県民の重荷となる最悪の事態は決して有り得ない話ではない。
10月18日朝刊

3319チバQ:2012/10/21(日) 17:31:29
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121019-00000226-mailo-l16
検証・富山の課題:/4 「1億円産地づくり」始動 /富山
毎日新聞 10月19日(金)16時18分配信

 ◇「米だけ」からの転換なるか
. のどかな田んぼが広がる砺波市太田。その一角に8棟のビニールハウスが並ぶ。中には緑のじゅうたん。その正体は、高さ約10センチに育ったタマネギの苗だ。前日、局地的な大雨が降り、雨水の一部がハウス内に入っていた。「横の溝が先や。横を掘り下げよう」。ハウスを見回りに来たJAとなみ野の雄川勉・特産振興課長が臨時職員2人に声をかけた。スコップを持って駆け出す男たち。苗の間でカエルがぴょんと跳んだ。
 このビニールハウスは同JAが08年から特産化を始めたタマネギの育苗用ハウスだ。同JAでは通常より1カ月ほど早く、苗の植え付けを今月中旬から始める。雪の多い富山ではしっかりと根づかせないと冬を越せないからだ。過酷な環境を耐え抜いた苗は春の豊富な雪解け水を吸収して、来年6〜7月にはみずみずしい肉厚のタマネギを実らせる。
 「米どころ」として知られる富山県だが、野菜産出額は全国最低レベル。これは米作に著しく特化していることを示している。加えて米作農家は兼業農家が多く、富山国際大学の浜松誠二教授(地域計画)は「富山では産業としての農業が成り立っていない」と指摘する。県の農業産出額は1985年の1346億円をピークに減少が続き、08年で673億円とほぼ半減した。このような状況を打開していくために県が打ち出している施策の一つが「1億円産地づくり」だ。
 「1億円産地づくり」とは県内の各JAが取り組む大規模生産地作り活動に対して、市場調査や機械整備の補助などをする施策だ。10年度から始まり今年度は当初予算で4600万円を計上。これまでに15JAが補助を受けている。
 JAとなみ野が県の補助を受けて大規模産地作りを目指したのは、米の価格が低迷し、さらに消費量が低下していることが背景にある。米以外の作物で、農家の活路を探さなければならなかったのだ。そこで目をつけたのがタマネギだった。タマネギは普段よく使われる野菜で、さらに同JA特産のチューリップと栽培サイクルが重なる部分が大きいためだ。
 産地作りに乗り出した08年、営農組合など24の経営体が約8ヘクタールを作付けし、出荷額は1200万円。雄川課長は「初めての年にしては悪くなかった」と、振り返る。しかし、1億円にはほど遠い。大規模化するためには機械で作業できるように苗を作らなければならない。「大きすぎず、小さすぎないタマネギを作るための苗作りに苦労した」と雄川課長は振り返る。試行錯誤の上、苗の植え付けを1カ月早めるなどの工夫をこらし、今年は98の経営体が約60ヘクタールを作付けし、売り上げも出荷ベースで約1億1000万円と、ついに1億円を突破した。
 同JAだけでなく、ほかの団体が「1億円産地」になるためには、稲作用の耕地でどのような野菜や果物を作っていくかという代替作物の選定から、収穫した作物を大消費地へ売り込むための販売戦略の確立など、さまざまな課題がある。浜松教授は「稲作に特化している富山県では、(生産、加工、販売流通の第1〜3次産業を掛け合わせた)第6次産業が育つ基盤がほとんどない。裏作、転作などを組み合わせて、生産の多様化をしていくことで、農業が産業として成り立つのではないか」としている。「米だけ」農業からの転換に新知事がどのように立ち向かうのかに注目が集まる。
10月19日朝刊

3320チバQ:2012/10/21(日) 17:31:50
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121020-00000231-mailo-l16
検証・富山の課題:/5止 相談・解決に県も力点 /富山
毎日新聞 10月20日(土)16時35分配信

 ◇いじめ問題、社会連携で
 「『あの人を無視しよう』って誘われて、したくないのに何となくやってしまうことがあるよね」。「うん、本当は周りにいる人が『どうして』って止めたり、注意してくれればいいんだけど、難しいよね」−−。先月30日、富山市立速星中学校。いじめについて考える臨時集会が体育館で開かれた。全校生徒約840人の前で、生徒会のメンバーが普段の学校生活でよく目にする場面を演じた。「いじめを少しでも自分のことのように感じてほしい」。生徒会長(当時)の中村和貴さんは願った。
 県内でのいじめの発見件数は全国平均より高い傾向にある。昨年度、県内の子ども1000人当たりのいじめ認知件数は、5・5件で、全国平均の5・4件より0・1ポイント高かった。県の総合計画では、これを将来「できるだけゼロに近づける」との目標を立てている。
 しかし、いじめがない学校が必ずしも良い学校とは限らない。昨年度のいじめ認知件数が32・9件と全国最多だった熊本県は、いじめ解消率も98・1%と全国トップを誇る。
 OECD「学校におけるいじめ・暴力国際ネットワーク」日本国内委員も務めた、久保田真功・富山大准教授(教育社会学)は「学級はそもそもいじめが生じやすい空間だ」と指摘。そのうえで「学校ではいじめが起こり得ることをみんなで共有化して、学校側はどう対処しているのかを世間に公表していくことが大事だ」と話す。熊本県義務教育課の担当者も「いじめの認知件数以上に大切なのは、問題を早期に発見し、対応し、解消することだ」と、早期発見・解決に力を入れていると明かす。
 石井県政でもいじめの解消に力点を置いている。それまで一部の小中学校に限定されていた、いじめなどの相談を聞く「スクールカウンセラー」(SC)を07年から全公立中学校に拡大。08年からは社会福祉士などの専門家19人を「スクールソーシャルワーカー」(SSW)として任命。教師の家庭訪問に同行するなどして、経済的に困っている家庭や精神的に不安定な保護者を関係機関につなぐ役割を果たす。県小中学校課の菊池政則主幹は「(行革で事業費を抑制しているさなかに)ここまで充実できるのは珍しい」と胸を張る。しかし、富山県のいじめ解消率は熊本に遠く及ばない80・7%で全国平均(81・0%)からもやや下回っている。
 県教委は今年6月、有識者7人と小中学校の教頭、養護教諭6人を合わせた計13人で「いじめ防止・解消対策支援チーム」を結成。県内外のいじめの事例を分析し、年度内にも対応事例集などをまとめる方針だ。またSC・SSW同士や地域との連携方法なども話し合われるとみられる。いじめはもはや、学校だけではなく、社会全体で考えるべき問題だ。県民の負託に応えるため、知事がリーダーシップを発揮することが求められている。
     ◇
 この連載は大森治幸が担当しました。
10月20日朝刊

3321チバQ:2012/10/21(日) 17:46:56
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121021-00000081-mailo-l20
東御市役所庁舎建て替え再整備:市道計画を巡る監査請求を棄却 住民訴訟へ /長野
毎日新聞 10月21日(日)10時56分配信

 東御市監査委員は19日、市が計画している市道新設を巡り「舞台が丘整備計画を考える市民の会」(吉田周平代表世話人)が設計・調査費3400万円の支出差し止めを求めた住民監査請求を棄却した。市民の会は決定を不服として、住民訴訟を起こす方針。
 計画中の市道は、市役所近くの「県・東深井線」(延長320メートル・事業費15億円)。災害時の防災機能強化を掲げる市に対し、市民の会は「道路予定地にある県立東御清翔(せいしょう)高校の建て替えが目的だ」として、地方財政法上などで問題があると主張していた。
 棄却を受けて記者会見した市民の会の吉田代表世話人は「我々の指摘した問題点がほとんど検討されていない。市側の言い分をそのまま受け入れた内容でとても納得いかない」と述べた。【仲村隆】
10月21日朝刊

3322チバQ:2012/10/21(日) 19:52:00
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121020-00000054-mai-soci
<名古屋・議会事務局>河合氏問題で残業代18倍
毎日新聞 10月20日(土)14時10分配信

 当て逃げ事故を起こし、議員辞職勧告決議が可決された名古屋市の河合優市議=減税日本ナゴヤを除名=への対応を巡り、4〜9月の市議会事務局職員12人の残業代の総額が約68万円に上り、前年の3万6000円の約18倍に増えていたことが市の調べで分かった。自民市議の調査要請を受け、議会事務局が19日の市議会総務環境委員会で明らかにした。
 事務局によると、議会運営委員会理事会は前年同期より10回多い36回開催。総会議時間は約89時間で、うち河合氏問題への対応に約44時間が費やされた。管理職でなく残業代が支給される職員12人の時間外勤務時間は計246時間で、うち171時間が河合氏問題への対応に充てられた。

 河合氏は9月11日の議員総会で議員辞職勧告決議が可決されたが、辞職を拒否した。その後、河合氏への対応を巡って減税ナゴヤと自民など5会派が対立し、理事会の開催回数や協議時間が増えた。【高木香奈】

3323名無しさん:2012/10/21(日) 21:29:49
http://mytown.asahi.com/aichi/news.php?k_id=24000001210170004
岡崎市長選 候補者の横顔
2012年10月17日
園山康男氏
内田康宏氏

 21日に投開票される岡崎市長選に、ともに無所属で立候補した新顔の園山康男氏(47)と内田康宏氏(59)の横顔を紹介する。(届け出順。【】の政党は推薦・支持)
●園山康男氏(47) 無新 【公】
『経営感覚、行政に生かす』
 大学時代を豊田市で過ごし、故郷の島根県で教壇に立っていたが、28歳の時、妻(47)の父の採石会社を手伝うため岡崎へ。現場や営業、関連会社の社長も経験。肌で学んだ経営感覚を行政に生かしたいという。
 39歳で地域に推されて市議になり、2期目途中の昨春、「日本一愛知の会」公認で県議に初当選した。
 県議1年半での市長選転身には迷いもあったが「岡崎は市長が代わるたびに、政策が引き継がれず停滞した。柴田紘一・前市長がまいた種を咲かせたい」と立候補を決意した。
 陣営は、連合系労組や自民系市議の一部も加わる寄り合い所帯。大村秀章知事からも全面的支援を受けるが、「首長は特定の勢力に走るべきではない。来る者は拒まず市民党として戦う」。よそ者だったからこそ、眠ったままの岡崎の宝がわかるといい、観光を今後の産業の柱に据える。
 剣道5段。高校時代に国体で団体準優勝し、大学の剣道部で妻と知り合った。他の家族は長女(18)=スイス留学中=と次女(15)。
●内田康宏氏(59) 無新 【自】
『夢実現へ ツイン橋構想』
 岡崎市長を9年間務めた喜久氏(87)を父に持ち、少年時代から政治は身近だったが、父が頭を下げる姿ばかりが記憶に残っている。高校3年の時、担任に「政治の積み重ねが歴史。お前は手が届くところにいるじゃないか」と言われ、政治家への志が芽生えた。
 米国留学を経て故安倍晋太郎・元外相の秘書だった27歳の時、父に急に呼び戻され衆院選に立候補したが落選。その時に支援者らの選挙違反事件も経験したが「何が起きたか、さっぱり分からなかった」と話す。
 34歳から自民公認で県議に連続7期当選。市長選へ挑戦を思い立ったのは、議員ではできなかった主体的な街づくりを進めるため。
 「この年齢になって自分の夢が見えてきた」と、4年後の市制100周年事業として、岡崎のシンボルとなるツインブリッジ構想を掲げる。首長の理想像は、全方位の対話をめざした神田真秋・前知事という。
 家族は妻(53)と20代の2男1女。映画など、テレビ番組から自ら収録したDVDは2千本余になる。

3324チバQ:2012/10/22(月) 23:05:25
>>3216>>3287-3288
http://mytown.asahi.com/mie/news.php?k_id=25000001210220003
志摩市長に大口氏 「里海創生」訴え再選
2012年10月22日

 志摩市長選挙は21日に投開票され、無所属で現職の大口秀和氏(61)が再選を果たした。いずれも無所属で、前職の竹内千尋氏(53)、新顔の松尾昌男(71)と野名澄代氏(63)は及ばなかった。当日有権者数は4万7016人。投票率は65・62%(前回66・67%)だった。


 8年前の合併から3度目の市長選挙。人口減少や高齢化に歯止めがかからず、地域の発展を支えてきた観光や水産業の不振が続くなか、経済の活性化や防災、財政健全化が主な争点になった。


 大口氏は、今年度から本格的に始動した「里海創生による町づくり」の継続を掲げた。沿岸域の環境を再生し「稼げる海」に戻すためには、「水産、農林、観光をバラバラにやっては町は良くならない。政策に一本の哲学を入れる。それが里海」と理解を求めた。


 50代の漁業関係者が「水揚げが回復すれば後継者も外に出ていかない。成果が出るのを期待している」と話すように、国内外が注目する「里海」事業は一定の信任を得たことになる。


 竹内氏は、現市政の防災について、阿児町の幼保一体施設を例に「まず事業ありきで安全は後回し」と批判。万全の備えが必要と、津波避難タワー建設や津波被害が予想される地域にある施設の高台移転など訴えた。だが、財政面から現実的でないと疑問視する声は少なくなかった。また、この4年間の主な活動の拠点を東京に移したことや立候補表明の遅れも響いた。


 野名、松尾両氏は8年間の財政運営や公共投資のあり方に疑問を投げかけ、財政破綻(はたん)した北海道夕張市の二の舞いは避けるべきだと主張した。野名氏は「徹底した行財政改革を断行」、松尾氏は「市の借金を減らし暮らしを良くする」と支持を呼びかけたが、「志摩はどん底。すぐに見える効果を出してほしい」(旅館経営の70代女性)と、早期の景気回復を願う市民には浸透しなかった。(中村尚徳)

http://mainichi.jp/area/mie/news/20121022ddlk24010078000c.html
選挙:志摩市長選 大口氏が再選 「里海推進、豊かな市」訴え /三重
毎日新聞 2012年10月22日 地方版

 21日投開票された志摩市長選は、現職の大口秀和氏(61)が、元職で社団法人代表の竹内千尋氏(53)、新人で前市議の野名澄代氏(63)、新人で旧阿児町議長の松尾昌男氏(71)を破り、再選を果たした。投票率は65・62%だった。

 大口氏は「『稼げる学べる遊べる里海』を推し進め、豊かな市をつくろう」と訴えてきた。当選が決まると、同市阿児町鵜方の事務所に詰めかけた支持者らから歓声と拍手が巻き起こった。「頑張れ」「頼むぞ」の声を背に、大口氏は「市には厳しい課題が山積しているが、選挙で掲げた公約の実現に頑張りたい」と力強く語った。

 市は主産業の水産、観光業が低迷し、人口減と高齢化が進行する厳しい状況下に置かれている。将来への不安が広がる中、「新しい里海のまち・志摩」の主張や、東日本大震災を受けての津波対策としての命山(いのちやま)構想などが、有権者に受け入れられた。他候補から批判された財政悪化問題は「ムダを省くなどして3年連続黒字に転換させた。財政調整基金もプラスにした」とかわした。

 大口氏が労組や企業などの推薦を取り付け厚い支持基盤を構築したのに対し、野名、竹内、松尾各氏は有権者への浸透不足や出遅れなどを克服できなかった。【林一茂】

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 ◇市長選開票結果=選管最終発表
当 13406 大口秀和 61 無現

   8978 竹内千尋 53 無元

   6288 野名澄代 63 無新

   1869 松尾昌男 71 無新

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 ◇志摩市長略歴
大口秀和(おおぐち・ひでかず) 61 無現(2)

 伊勢志摩観光コンベンション会長[歴]旧志摩町議・町長▽志摩JC理事長▽水産高

〔三重版〕

3325チバQ:2012/10/22(月) 23:06:45
>>3299-3300>>3323
http://mytown.asahi.com/aichi/news.php?k_id=24000001210220005
岡崎市長に内田氏
2012年10月22日

●県議補選、中根氏・鈴木氏


 無所属新顔の前県議同士が争った岡崎市長選は21日投開票され、内田康宏氏(59)=自民推薦=が園山康男氏(47)=公明支持=を破り、初当選を果たした。新顔4人が争った県議補選岡崎市選挙区(被選挙数2)も、新しい県議が決まった。市長選の当日有権者数は29万1200人で、投票率は57・81%(前回59・05%)。県議補選の投票率は57・50%(昨年県議選44・39%)だった。


 当選が決まり、内田氏が事務所に姿を現すと、支持者から歓声が上がった。内田氏は「皆さんの支援を無にせず、公約を一つひとつ実現するため努力したい」と述べた。
 内田氏は選挙戦で「財政の身の丈にあった行政」を掲げ、新文化会館構想の見直しを強調。一方で、市街地再生策として、乙川に二つの橋上公園を設け、岡崎のシンボルにするツインブリッジ構想を打ち出した。
 相手陣営に回った大村秀章知事や柴田紘一前市長から批判を受け、自民系市議からも離反者が出るなか、県議7期で築いた後援会を中心に支持基盤を固めた。県議補選の自民候補とも連携をはかり、終盤には自民党の安倍晋三総裁も、地方選挙では異例の応援のために岡崎入りした。
 岡崎市長の交代は12年ぶり。かつては選挙のしこりを引きずって政策が引き継がれず、「政治色が薄い市職員出身の市長が続く豊田市に比べ、発展が遅れた」との声も地元では聞かれる。今回の選挙戦で、有権者も交えて岡崎の未来像を議論した貴重な経験を、政争に終わらせずに、有意義に市政に取り込んでいくことが求められている。(本井宏人)


●市議選も深夜まで
 市議選(定数37)も投票され、開票作業が進んでいる。投票率は57・81%(前回59・04%)だった。

3326チバQ:2012/10/22(月) 23:07:51
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000001210220003
沼津市長選告示 現新の一騎打ちに
2012年10月22日


 沼津市長選が21日告示され、再選を目指す現職の栗原裕康氏(63)=民主・自民・公明推薦=と新顔で元商社役員の中山康之氏(67)がいずれも無所属で立候補した。同市長選が一騎打ちとなるのは1996年以来。立候補を表明していた社会福祉法人職員の落合秀郷氏(46)と司法書士の石原義裕氏(56)は届け出をしなかった。投票は28日、市内66カ所で行われ、同日午後9時15分から沼津市民体育館で即日開票される。


 栗原氏は午前10時から、沼津市上香貫の選挙事務所前で、約500人の支持者らに向け第一声。会場には県東部選出の国会議員や、県議、首長らが顔を出し、栗原氏への支援を求めた。


 中山氏の第一声は午前9時50分から、同市大手町4丁目の選挙事務所で。約130人の支援者らが集まった。その後、夫人とだるまに片側の目を入れ、必勝を誓った。


 明確な争点が見えにくい今回選挙は、栗原市政1期目への評価を問う色合いが濃いものとなっている。両候補の主張の明確な違いは、JR沼津駅の鉄道高架問題への姿勢で、栗原氏の「推進」に対して中山氏は「見直し」を求めている。


 このほか、いずれも緊急の課題になっている、津波対策などの防災問題や西武沼津店の撤退決定による中心市街地の活性化対策などが、議論の中心になるものとみられる。


 期日前投票は22〜27日。市役所など4カ所で行われる。


 20日現在の有権者数は17万206人。


 ◆候補者の第一声


 ◇栗原裕康(63)無現


 今回選挙は争点が分からないと言われるが、あえていえば「沼津駅鉄道高架問題」だろう。2回の市長選、市議選などで決着がついているはずなのにまだ問題化し、それを唱える人がいる。今、沼津には閉塞感(へいそくかん)があり、大変な時。いったん決めたら、多少意見の違いがあっても協力し合うのが本来の姿だ。


 また、県東部は一体の「運命共同体」。近隣市町と共に力を合わせて発展していきたい。それにはまず、沼津の市民が一致協力して行かなければならない。色々な意見、色々な難しい問題があるが、皆で協力し合えば必ず乗り越えられる。そのために全力を尽くしていく。


 ◇中山康之(67)無新


 出馬表明から2カ月半経った。ここに至るまでたくさんの市民やグループの方々と会い、百を超えるミニ集会に参加してきた。訪問したところは数知れない。多くの市民と、この沼津のまちづくりについて意見を交換した。市民の皆さんが言っていたのは、「このまちを変えてもらいたい」ということだ。一人ひとりと交わす言葉の中に、その強い気持ちが込められていたのを感じた。それは、今までの沼津市政がどうだったかを訴えるものだ。


 市民と共に、この沼津のまちを変える第一歩を、今日スタートさせる。「沼津を変える」。この気持ちを持って、1週間戦っていく。

3327チバQ:2012/10/22(月) 23:20:33
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news/20121022-OYT8T00017.htm
砺波市長選に新人3氏 合併後初の選挙戦

 砺波市長選が21日告示された。前市議の堀田信一氏(63)、前県観光・地域振興局長の夏野修氏(57)、自営業の宝田実氏(51)の3人の新人が、いずれも無所属で立候補を届け出て、2004年の合併後初となる選挙戦がスタートした。投開票日は28日。

 堀田氏は午前9時から、砺波市表町の円成寺で出陣式に臨んだ。中学校の同級生など集まった支援者に、「リーダーが民間の発想を取り入れないと改革は絶対にできない。皆さんから『おらっちゃの砺波はいい町だ』と満足いただけるような市役所にする」と訴えた。たすきに「砺波に生まれ育った」と記すなど「地元生え抜き」をアピール、一人ひとりと両手で固い握手をした後、選挙カーに乗り込んだ。

 夏野氏は午前8時45分から、同市本町の真光寺で出陣式。上田信雅市長、多くの国会議員や県議らの激励を受けた後、あいさつし、「これからの時代、もう一つ上を目指すには、外からの視点、新しい見方がないといけない」と強調。「私は砺波で生まれたが、住んではいなかった。外からずっと砺波を見ており、もう一つ上にできるのは俺しかいない」と力強く呼びかけた。式後は、選挙カーで市内全域を回った。

 宝田氏は出陣式などは行わず、午前9時20分頃、同市新富町の大型商業施設に面した店舗前で第一声。友人らを前に、「三差路やどこに向かうのか分からない道路が多いなど、市の都市計画は行き当たりばったり。既存の道路には名前を付け、これから道を作る場合は意味をはっきりさせるなど、観光客にも走りやすい町づくりを今から始めたい」などと訴えた。その後、選挙カーで市内を回り支持を呼びかけた。

 期日前投票は22〜27日の午前8時半〜午後8時、市役所と庄川支所の2か所で行われる。20日現在の選挙人名簿登録者数は3万9853人。

(2012年10月22日 読売新聞)

3328名無しさん:2012/10/23(火) 09:52:47
http://mytown.asahi.com/mie/news.php?k_id=25000001210230001

民主の看板不要?推薦得ず結集大会
2012年10月23日

 11月18日告示、同25日投開票の四日市市長選を前に、4年前に民主党推薦で初当選した現職で無所属の田中俊行氏(60)が、民主党の推薦を得ないまま後援会の「総結集大会」を開いた。岡田克也副総理や中川正春前防災相のおひざ元でも、民主党の支持率低迷の影響が表れている。

 19日夜、市文化会館であった大会では岡田副総理が声のメッセージを寄せ、「四日市をさらに良くするためサポートしてほしい」と田中氏への支援を求めた。中川前防災相ら民主党国会議員も次々とあいさつに立ち、田中氏を激励した。

 だが、当の田中氏は、逆風下にある民主党に推薦を申請していない。

 昨春の知事選では、優勢とみられた民主党の推薦候補が敗れた。朝日新聞が20、21日に実施した全国世論調査では支持率が11%に落ち込んだ。田中氏の陣営内には、長引く民主党の支持率低迷を深刻に受け止めて、民主推薦の「看板」が無党派層にマイナスの影響を与える恐れもあると心配する声がある。

 市長選には、無所属の新顔で、みんなの党の推薦を得たNPO代表理事の伊藤昌志氏(42)も立候補を表明している。だが、現時点で与野党対決の構図は前面に出ておらず、前回の投票率42・24%を下回るのではと懸念する声も上がっている。(嶋田圭一郎)

3329チバQ:2012/10/23(火) 20:58:27
http://www2.knb.ne.jp/news/20121023_34279.htm
2012 年 10 月 23 日 16:09 現在
田中市長2期目の課題

 任期満了に伴う南砺市長選挙はおととい、現職の田中幹夫市長が無投票で再選されました。

 前回の激戦から一転、信任再選となった2期目の「田中市政」の課題は何か、リポートです。

 「信任を受けた田中市長。これからの4年間に取り組む市政運営の考え方をまとめた、マニフェストです、セカンドステージと題して、南砺市に暮らす住民が、幸せや満足を感じられるようにするとしています」

 田中市長「世の中がどんどん変わっていくなかで、私は南砺市モデルを考えている」

 合併して8年、南砺市の人口は当初、5万9000人あまりありましたが、すでに4400人減りました。

 65歳以上が全体の3割を超え、10人に2人が75歳以上という、県内の10市のなかでも最も高い水準で少子高齢化と過疎化が進んでいます。

 田中市長「(高齢者が)独りでお住まいする家もどんどん増えてきているので、隣近所、地域、大きな市全体の地域を含めて、福祉を考えていかねばならない」人が減って市の収入は減るのに対し、高齢化が進んで支出は増える。この厳しい財政状況の中で福祉を維持するには、市民が「助け合う」ことが大切だ」と、田中市長は1期目、「まちづくり条例」をつくりました。

 市政運営に市民の協力を積極的に求める仕組みづくりです。

 田中市長「山間過疎地域の振興条例というものを制定、いま準備していますし」「この地方で自立できるものに関してはやはり、ある程度自立できる仕組みを作っていくべきだなと思っていますので」

 城端の桜ヶ池周辺を舞台に、今年度から取り組んでいる「エコビレッジ構想」は、エネルギーと農業の自給自足、そして人のつながりを探るという自立した地域のあり方を見出そうとしています。

 国からの交付税が減るなか、こうした自立した市政運営をするには、安定した財政基盤が欠かせません。

 このため田中市長は、投資的な事業を控え、借金の繰上げ償還を積極的に行って、借金に当たる一般会計の公債費の残高を市長就任のころの437億円余りから417億円へ20億円減らしました。

 一方、貯金に当たる基金は55億円積み増し、財政基盤の改善を進めています。

 田中市長「1つ1つの事業にマネージメントシートというものをつけて、もう膨大な量なんですけども、それが今どういう効果があってほかに同じような事業があるんじゃないかとか、1つ1つもう1回やり始めています」

 2期目を前に田中市長は1期目に掲げたマニフェストを自己採点し、44の項目、全体の達成率を72パーセントとしました。

 そのなかで「ほとんどできなかった」と自己分析したのは、世界遺産、合掌造り集落を保存して活かす取り組みです。

 観光産業を充実させて交流人口を増やすことが市の発展に欠かせないとしてその源に掲げていた政策でした。

 2期目を迎え、人口を増やすために取り組むのは、今年度、6組のカップルが誕生した「婚活」の継続です。

 高速道路や新幹線開業の効果を取り込んだ地域経済の発展もめざします。

 田中市長「田舎だからこそ、この大きな可能性があったり」「やはりベースは、われわれの暮らしはもっと安全でなんとなく世界とか東京とか大都会に影響されなくても生活できるエリアだ、これがもう真の豊かさではないかと思う」「この豊かさを実感できる4年間にしていかねばならんと思っています」

 田中市長は、山積する課題を集落や地域内で解決することが大切で、その機能を高めるために祭りや伝統文化を維持することが欠かせないと強調します。

 「豊さの実感」という抽象的な目標へどのような具体策を打つのか、田中市長の新しい任期は、来月28日から4年間です。

3330チバQ:2012/10/23(火) 21:22:33
http://mytown.asahi.com/mie/news.php?k_id=25000001210230001
民主の看板不要?推薦得ず結集大会
2012年10月23日


再選をめざす田中氏(左)。応援に駆けつけた中川前防災相(右)=19日、四日市市

 11月18日告示、同25日投開票の四日市市長選を前に、4年前に民主党推薦で初当選した現職で無所属の田中俊行氏(60)が、民主党の推薦を得ないまま後援会の「総結集大会」を開いた。岡田克也副総理や中川正春前防災相のおひざ元でも、民主党の支持率低迷の影響が表れている。


 19日夜、市文化会館であった大会では岡田副総理が声のメッセージを寄せ、「四日市をさらに良くするためサポートしてほしい」と田中氏への支援を求めた。中川前防災相ら民主党国会議員も次々とあいさつに立ち、田中氏を激励した。


 だが、当の田中氏は、逆風下にある民主党に推薦を申請していない。


 昨春の知事選では、優勢とみられた民主党の推薦候補が敗れた。朝日新聞が20、21日に実施した全国世論調査では支持率が11%に落ち込んだ。田中氏の陣営内には、長引く民主党の支持率低迷を深刻に受け止めて、民主推薦の「看板」が無党派層にマイナスの影響を与える恐れもあると心配する声がある。


 市長選には、無所属の新顔で、みんなの党の推薦を得たNPO代表理事の伊藤昌志氏(42)も立候補を表明している。だが、現時点で与野党対決の構図は前面に出ておらず、前回の投票率42・24%を下回るのではと懸念する声も上がっている。(嶋田圭一郎)

3331チバQ:2012/10/23(火) 22:05:24
http://www.asahi.com/national/update/1023/TKY201210230622.html
2012年10月23日21時25分
「支援ありがとう」ツイートは公選法違反?
 【勝見壮史】ツイッターでの「ありがとうございました」は公職選挙法違反? 泉田裕彦知事(50)が3選を果たした21日夜、自身のツイッターに「17日間の選挙期間中、大勢の皆様方から、ご支援いただき本当にありがとうございました。当選確実の報をいただくことができました」などと書き込み、22日に削除した。

 公職選挙法178条は、選挙後に、当落に関して有権者にあいさつする目的で、チラシやポスターといった「文書図画」を配ったり、掲示したりすることを禁止しており、総務省選挙課は「文書図画には、インターネットの画面も含まれる」と解釈している。

3332チバQ:2012/10/23(火) 22:06:09
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121023-00000187-mailo-l15
’12知事選:泉田氏「公約実現に努力」 投票率が過去最低(その1) 相乗り5党、政策に注文も /新潟
毎日新聞 10月23日(火)15時47分配信

 21日投開票の知事選では投票率が43・95%と過去最低を更新した一方、現職の泉田裕彦氏(50)は、県知事選で過去最高の90・71%の得票率を獲得し3選を果たした。次点の共産公認の新人、樋渡士自夫氏(59)に約70万票の大差を付けた。一夜明けた22日の記者会見で、泉田氏は「得票率を重く受け止める。マニフェスト(公約)を作る時に県民の要望を踏まえているので、実現できるよう最大限努力したい」と抱負を述べた。【宮地佳那子】
 泉田氏は今回の選挙戦で、04年の知事就任直前に発生した中越地震への対応や、これまで2期8年の県財政再建の成果、今後の積極的な投資をアピール。東京電力柏崎刈羽原発の再稼働には慎重な姿勢を明確にした。民主、自民、生活、公明、社民の5党が推薦し、得票数に結び付いた。
 だが「5党相乗り」が今後、県議会で盤石な基盤を築き上げたとまではいいがたい。
 1期目から泉田氏を推薦し、今回の選挙戦でも主導的役割を担った自民党にも泉田氏の政策に異論がないわけではない。当選確実を受けた祝辞で21日夜、自民党県連の星野伊佐夫会長は泉田氏に対して、「改革はろくなことがないから、良いことを引き続いてやってもらう」と含みのある一言を発した。
 取材に対し、星野会長は「改革」という言葉の念頭に、例えば県と新潟市の二重行政解消を目指す「新潟州構想」があるとする。あいまいさに批判が強い同構想について「受け入れられない内容もあった。新潟以外の市町村との話も進んでいない」と懸念。同構想に限らず、今後も泉田氏の政策に対する是非を意見していくとする。
 推薦した各党にも温度差がある。初めて泉田氏を推薦した民主党の市川政広県議は「知事を推したか推さないかで分けるなら、民主党は与党となる。連携を強めていきたい」と話す。一方、社民党の小山芳元県議は「与党になる気はない。野党にならないと長いものに巻かれる」と強調した。
 5党相乗りの中でも、泉田氏の政策について、各党はチェックしていかなければならない。また今後は、市町村との対話もより必要だ。東日本大震災で発生した震災がれきの受け入れでは、受け入れを進める5市と泉田氏との間で放射性物質の管理について認識が食い違ったまま、試験焼却が始まっている。
 一方、共産公認の樋渡氏は供託金を没収されるほどの低得票数に終わった。共産党は立候補表明の遅れと原発政策で泉田氏と主張の違いを明確にできなかったのが響いたと見ている。
 同党県委員会の川俣幸雄書記長は、共産系だが無所属だった前回選候補とは違い「党公認なので単純に泉田氏の批判票が流れるのとは違う」と話す。しかし「党公認は知事選ではマイナスがあったが、次期衆院選に向けて党の政策を広く伝えられた」と強調し、次期衆院選をにらむ。
10月23日朝刊

3333チバQ:2012/10/23(火) 22:06:30
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121023-00000186-mailo-l15
’12知事選:泉田氏「公約実現に努力」 投票率が過去最低(その2止) 43.95%、選挙離れ顕著に /新潟
毎日新聞 10月23日(火)15時47分配信

 21日投開票の知事選は深夜まで開票が続いた。当日有権者数は194万289人(男92万9612人、女101万677人)で、投票率は43・95%。知事選で過去最低の投票率だった08年の前回選(46・49%)を更に下回った。特に新潟市内の投票率は32・81%と低迷ぶりが際立ち、有権者の3人に1人しか投票していないことになる。有権者の選挙離れが一層顕著になった。
 期日前投票には14万7582人が実施。期日前投票率は前回選を1・62ポイント上回る7・55%で、期日前投票制度の浸透がうかがわれたが、全体の投票率の伸びにはつながらなかった。
 投票率が過去最低を更新したことについて、泉田裕彦氏は、他候補の票が減った結果と受け止めると共に、「『(投票に)行かなくても(当選は)大丈夫』という支持も当然含まれていると受け止めている」と述べた。
 有効投票数は、83万7478票。各候補の得票数は、泉田氏75万9718票(得票率90・71%)▽樋渡士自夫氏5万9876票(同7・15%)▽マック赤坂氏1万7884票(同2・14%)。泉田氏は前回の得票率84・62%を更に上回り、90%を超え圧勝した。
 一方、前回選は無所属の共産党系候補が得票率15・38%だったが、今回、共産党公認の樋渡氏は同7・15%と前回選の半分以下に落ち込んだ。立候補表明の出遅れや知名度不足、争点の明確化が十分できなかったことなどが響いたとみられる。【宮地佳那子】
 ◇違反警告は5件、前回と同数−−県警取締本部
 県警の県知事選違反取締本部によると、22日現在、今回の選挙の違反警告数は計5件で、前回選(08年)と同数だった。このうち選挙運動期間中の警告数は4件だった。内訳は、ポスターや看板などの設置に関する文書掲示が4件、チラシなどの配布に関する文書頒布が1件だった。【塚本恒】
………………………………………………………………………………………………………
 ◇開票結果=選管最終発表
当 759,718 泉田裕彦  50 無現
   59,876 樋渡士自夫 59 共新
   17,884 マック赤坂 64 諸新
10月23日朝刊

3334チバQ:2012/10/24(水) 21:50:45
>>3296
岡崎市長選が何となくわかりにくいのは

当選したのが、 自民推薦 反現職派 ハコモノ反対
落選したのが、 大村派 現職後継 ハコモノ維持
って、ネジレ感があったんだよね

3335チバQ:2012/10/28(日) 23:10:58
>>3225-3226
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121027-00000163-mailo-l20
選挙:千曲市長選 前市参与で新人の岡田氏が出馬へ /長野
毎日新聞 10月27日(土)12時55分配信

 病気療養中の近藤清一郎・前千曲市長の辞任に伴う市長選(11月4日告示、11日投開票)について、前千曲市参与で新人の岡田昭雄氏(61)=無所属=が26日、立候補する意向を表明した。既に設備工事会社社長で新人の柳町博之氏(48)=同=が出馬表明しており、選挙戦になる公算が大きくなった。
 岡田氏は記者会見で「市政の停滞は許されない。これまで近藤市政の一翼を担ってきた。市政を継承する」と訴えた。基本政策として、生活快適都市を目指すことなど五つの柱を掲げた。出馬を決意した経緯について「近藤前市長から強い要請があり、断り切れなかった」と述べた。
 岡田氏は旧更埴市(現千曲市)職員として入庁。議会事務局長や総務部長を歴任し3月に定年退職し、4月に参与として再任用された。10月22日付で退職した。【渡辺諒】
10月27日朝刊

3336チバQ:2012/10/28(日) 23:12:37
http://mainichi.jp/area/aichi/news/20121027ddlk23010349000c.html
豊明市議会:「市長が職権乱用」 百条委設置へ /愛知
毎日新聞 2012年10月27日 地方版

 豊明市議会は26日、緊急議会を開き、石川英明市長(58)に職権乱用と農地法違反の疑いがあるとして、疑惑を調査するための百条委員会の設置を賛成多数で決めた。

 同市では今年、市職員2人が自殺しており、市議が「市長の職員への接し方に問題はなかったのか」などと石川市長に質問。また、石川市長が所有する農地の一部を第三者に貸しているのに申請されていないことが農地法違反にあたるのではないかとの指摘があった。

 百条委員会は地方自治法100条に基づき設置され、市議10人が委員となって問題を調査する。【岡村恵子】

3337チバQ:2012/10/29(月) 00:26:50
http://mytown.asahi.com/toyama/news.php?k_id=17000001210250003
砺波市長選 問われるもの(上) 散居村
2012年10月25日


暴風による倒木被害があった散居住宅で砺波カイニョ倶楽部が開いた屋敷林の植樹会。=6日、砺波市秋元

細る屋敷林 陰る景観


 「散居村と言っても、実態は家屋が点在するだけ。農業が衰退すれば、いずれ田畑が消失し、保存計画など成り立たなくなる」


 先月下旬に砺波市内であった「散居村の保全と活用シンポジウム」。日本の原風景ともされる散居景観の魅力が語られた。建築学者や観光団体、市民団体の代表らが様々な論議を終えた後、取り組みへの基本的な疑問を示す、そんな指摘が会場からなされた。


▽ 政争絡み頓挫


 散居村の景観を巡っては、景観計画策定に向けた同市の3年間の取り組みが今春、建築物などに関する条例案にまとまった途端、一部市議らが条例化に反対。市議会への提案が見送られ、上田信雅市長の勇退につながるなど政争絡みの課題にもなった。


 シンポジウムは、3回連続開催の第1弾で、地域振興の視点も含めた仕切り直しの一環。冒頭の発言は、閉会間際でもあり、景観の効用を説く市民団体代表も「その通りで、対応策は分からない」と述べるしかなかった。


 景観計画に対する、それまでの批判は、220平方キロという広大な面積が対象となるだけに、宅地開発などの規制に対する懸念が中心だった。すでに施行されている県条例や農業関連の規制があるだけに、「少子高齢化の中で開発規制を強める必要はない」と時代認識を問う声もある。


 だが、景観の基盤とも言える産業構造の問題も避けて通れない課題。高齢化や農業離れは待ったなしの状況で、空き家の増加も深刻だ。市が取り組み始めている古民家の活用など観光対策が、十分な効果や説得力を得ていないという背景も指摘される。


▽ 危機感は共有


 一方で、散居景観の重要性の認識と存続への危機感は多くの市民が共有する。


 散居村の起源は、庄川扇状地の開拓民が住居を建てた微高地の名残とされ、戦後の土地改良事業などで大半が消失。網目のように張り巡らされた水路と沿岸の植樹の「緑の回廊」も同時になくなり、「点」となった屋敷林が残るだけ。


 「今や、その持ち主の意向次第で、景観はどうにでもなる状況。これを人間の都合だけでなくしてしまうと、どうなるのか」と、元営林署職員で屋敷林保存に取り組む柏樹直樹・砺波カイニョ倶楽部代表。防風や空調、小動物の生息など屋敷林の20以上の効用とともに、「地域の人々の心や精神に深く影響している」との精神論も説く。


▽ 保全も雇用も


 第2回シンポジウムは、市長選終了後の来月、地域経済の活性化を絡めたテーマで開かれる。「景観を守る取り組みが、雇用など多面的な検討の前に都市計画部局で先行してしまった」との市側の反省も生かし、景観を活用するビジネスの可能性などを探る。


 「一つの屋敷林に3本、100年以上の木があれば周囲の植生が一変し、必ず人が集まる林になる」と柏樹さん。「戦後の植樹が多いので、あと30年かかる。農業離れが進む中で、どう持たせるかだ」


      ◇ 


 28日投開票される砺波市長選。現職市長勇退のきっかけにもなりながら、選挙戦ではほとんど聞かれない課題を2回に分けて紹介する。(この企画は、八田伸拓が担当します)

3338チバQ:2012/10/29(月) 00:27:09
http://mytown.asahi.com/toyama/news.php?k_id=17000001210260004
砺波市長選 問われるもの(下) 入札工事
2012年10月26日


耐震改修工事が進む砺波市立出町中。市では今後も大型公共工事が控える=砺波市表町

地元優先 閉鎖性招く


 砺波市長選を前に、上田信雅市長が再選を断念する直接のきっかけになった公共工事の「親子契約」問題。長男が経営する建設会社・砺波工業の幹部がその後、批判された入札について口を開いた。


 「利幅が少ない工事で、一度は遠慮したが、再入札は応じざるを得なかった。予定価格と同額入札(落札率100%)もできたのだが、そこまではどうか、と思いとどまった」


▽ 応札2組だけ


 問題になった同市立出町中校舎の耐震改修事業(建築主体工事)の入札は、同社が組む共同企業体が予定価格の99・9%の8億6600万円で落札。入札手続きに市長の関与は一切ない仕組みだが、再選をめざした上田氏に対し、同社の2年前の小学校工事受注を絡めて「家庭内談合」などと批判の声が上がった。


 出町中の入札は予定価格を事前公表し、市内所在などの条件付き一般競争入札。価格が折り合わなかったのか、今年2月の入札は参加業者の応札がなく、不成立。5月の再入札では、隣接市の業者も対象としたが参加はなく、市内の業者からも辞退が出た結果、応札は実質2組の企業体だけ。


 関係者によれば「施工能力などで2組の差は歴然」。市内の建設関連業者の一人も「8億円超の改築工事と関連補強工事があり、どちらがどの工事をやるかは明白。そもそも『談合』など必要がない組み合わせだった」と苦笑する。


▽ 有力企業が減


 問題は、市外企業との競合や業界全体が疲弊した影響で、市内の有力企業が減少する中、各自治体が地元優先を強める「モンロー主義」の広がりにあると、関係者は見る。


 同市の条件付き一般競争入札は、指名競争入札より開放的な制度にと、2009年に導入。だが、所在地や地域貢献などの「条件」で市外業者を排除。応札状況を見て部外者を指定できる指名競争入札のような措置が取れず、逆に閉鎖的な面が強まっている。


 同市では、08年までの指名競争入札に他市の業者が参入。経済情勢の悪化の中の競合で市内中小業者の疲弊や撤退が伝えられた。その後、条件付き一般競争入札の導入が各市で相次ぎ、県内で同業3位の砺波工業など有力企業も他市での受注が困難な状況。一層、大規模工事が市内の一部企業に偏り、落札率の高止まりを招くというのだ。


 出町中は、2度の入札とも地元企業を優先。予定価格は一部設計変更による引き下げと、「歩切り」(設計価格の一律カット)廃止によるアップで差し引き1700万円余引き上げられた。それでも、利幅の薄い部材の問題もあり、体力のある企業でなければ受注が困難なレベルという。


▽ 改革なお課題


 親族企業との契約は、数年前に市議会でも問題になり、一定の範囲での自粛を市議らが申し合わせた。しかし公共工事以外の物品調達などにも及ぶため関係者が少なくなく、成文化されることがないままだ。


 同市では今後も病院改築や小学校耐震改修など大型公共工事が続く。「制度上の課題が親子契約の問題で突出した。だが、親子でなければ解決するという話でもない。だれが市長になっても避けて通れない」


 市の財政担当幹部らは一様に頭を悩ませている。=おわり


(この企画は八田伸拓が担当しました)

3339チバQ:2012/10/29(月) 22:46:44
>>3165>>3168>>3327
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121029-00000251-mailo-l16

選挙:砺波市長選 夏野氏が初当選 行政経験アピール−−投票率65.93% /富山
毎日新聞 10月29日(月)14時34分配信

 任期満了に伴う砺波市長選が28日、投開票され、元県観光・地域振興局長の夏野修氏(57)が、元市議の堀田信一氏(63)と家具製造業、宝田実氏(51)の2人を破って初当選を果たした。投票率は65・93%で当日有権者数は3万9558人だった。
 夏野氏は「もうひとつ上の『となみ』へ」をキャッチフレーズに、行政経験とネットワークの広さをアピール。インフラ整備推進▽行財政改革の推進▽生産、加工、流通販売の第1〜3次産業を掛け合わせた農業の第6次産業化−−などを訴えてきた。
 当確の一報が同市本町の夏野氏の選挙事務所にもたらされると、支持者から拍手がわき起こった。夏野氏は「砺波に住んで良かったと言われるよう、先頭に立って期待に応えられるよう頑張ります」と抱負を述べた。【大森治幸、成田有佳】
………………………………………………………………………………………………………
夏野修(なつの・おさむ) 57 無新(1)
 [元]県観光・地域振興局長[歴]県総合交通政策室長・土木部次長・行政改革担当参事▽早大=[民][自][公]
10月29日朝刊


http://www2.knb.ne.jp/news/20121029_34351.htm
2012 年 10 月 29 日 17:07 現在
夏野砺波市政の課題
 新人3人の争いとなった砺波市長選挙は、県の局長から転じて立候補した夏野修さんが、初当選を果たしました。

 夏野さんが向き合う砺波市の課題について、お伝えします。

 現職の引退を受け、自民党の候補選考の末、選ばれた夏野さんは、投票のおよそ7割にあたる1万7446票を獲得し、ほかの新人候補2人を大きく引き離して、初当選を果たしました。

 夏野修さん「期待と責任についてはしっかり受け止めている」

 砺波の実情「人口と高齢化」

 砺波市は、道路網の整備や宅地の増加、商業施設の相次ぐ進出などにより、人口は増える傾向が続いていて、先月末には5万人まであと159人に迫っています。

 ただその一方で人口の4人に1人が65歳以上、そして75歳以上の人の割合は先月末現在で13.65パーセントと、高齢化が進んでいます。

 そのなかで、砺波市の特徴のひとつ、散居村の景観をめぐっては、近年、空き家が目立つうえ、アパートや住宅団地の造成も進んで、風景は変化しています。

 暮らしの場でもある散居村の景観をどう維持して生かすか。

 砺波市は、景観まちづくり計画のために、去年、地区別の住民説明会を2回開きましたが、住民からは日常生活で負担が増すなどの理由から異論が出ました。

 また条例制定を目指してきた上田市長の突然の引退に伴い、議論はいま、暗礁に乗り上げています。

 夏野さん「基本的には進めていきたいと思うんですね、やはり冷静な議論がなかったと私はみているので、もう一度議論の経緯を確認して、それから賛成反対、両方の方々のお話もきいて、進めていくと」「市民が幸せを実感できるような、そういうカタチにしていかないと」

 砺波の「象徴」どうする?

 夏野さんは、観光産業で砺波の発展を実現しようと考えています。

 それに伴い、毎年のチューリップフェアや会場の公園のありかたを見直す方針を打ち出しています。

 夏野さん「富山駅北の環水公園みたいなイメージでいくのか、いやいや、今までの日本的な部分とか、砺波の風土的なものを残していくのか、それをまたエリアでわけていくのか、例えばあそこにあるいくつかの建物はあそこにあったほうがいいのかないほうがいいのか、展示物含めて、そこらへんの意見はいろいろ聞いてみたいと思う」

 「夏野さんは、立候補した当初から『もうひとつ上の砺波市実現』と訴えていました。それを実現するためには、その具体的な内容や見通しを市民に伝えて、市民と思いを共有することがまずは必要です」

 砺波市の新市長夏野修さんの任期は、来月28日から4年間です。

3340チバQ:2012/10/29(月) 22:47:54
http://mytown.asahi.com/toyama/news.php?k_id=17000001210290002
砺波市長に夏野氏
2012年10月29日

現市政の継承発展訴え


 15年ぶりの選挙戦になった砺波市長選は、前県観光・地域振興局長の夏野修氏(57)=民主、自民、公明推薦=が、前市議堀田信一氏(63)と家具製造業宝田実氏(51)を破り、初当選した。新顔無所属の3氏が争った、上田信雅市長勇退後の市政運営は、現市政の継承発展を訴えた夏野氏に託されることになった。投票率は65・93%。当日有権者数は3万9558人。


 砺波市本町の事務所では、「当選確実」の報を受けて夏野氏が姿をみせると、詰めかけた大勢の支持者らが握手攻めにした。選対幹部や地元県議、国会議員らと万歳三唱を繰り返して、初当選を喜んだ。夏野氏は「皆さんが砺波に住んでよかった、やっぱり砺波が一番だね、と言われるように一緒に頑張っていきたい」とあいさつ。また、選挙戦を振り返って、「想像を超えた厳しい戦いだった。地元に住んでいなかった人間への理解を広げてもらうのに大きな支援をいただいた」と話し、支持者らと喜んだ。


 約2カ月前の立候補表明後に市内に転居。知名度不足が懸念されたが、上田市長、自民党市連や所属市議、地元県議らの支持母体などを通じた市内全域の支援組織で浸透。個人演説会などで支持を広げた。


 明確な争点がない中で、県庁での豊富な行政経験や人脈を生かした現実的な市政運営を訴えて、他候補に大差をつけた。


 堀田氏は、支部長代行まで務めた自民党市連の推薦を申請したが認められず、16人の自民系市議のうち1人しか支援を得られない中での選挙戦となった。市長公用車の廃止や歳費削減、市民税減税による行財政改革など民間発想による市政刷新を訴えてきたが、十分に浸透させることができなかった。「残念な結果だが、新しい風を期待していた人がこんなにいた」と支持者らにお礼を述べた。


 宝田氏は告示後に精力的に個人演説会を開催。東日本大震災後の政治のあり方への批判から市政刷新などを掲げ、草の根選挙を展開したが及ばなかった。

http://www.hokkoku.co.jp/subpage/T20121029202.htm
夏野氏が初当選 砺波市長選

初当選を果たし、万歳三唱する夏野氏(右)=砺波市本町の選挙事務所
 任期満了に伴う砺波市長選は28日、投票が行われ、即日開票の結果、元富山県観光・地域振興局長で無所属新人の夏野修氏(57)=自民、民主、公明推薦=が1万7446票を獲得し、前市議で無所属新人の堀田信一氏(63)に1万1233票差をつけて初当選を果たした。投票率は65・93%だった。
 砺波市長選が選挙戦となったのは合併前を含めて15年ぶり。上田信雅市長が6月に再選不出馬を表明し、新人3氏の対決となった。

 夏野氏は「もうひとつ上の“となみ”へ」をキャッチフレーズに掲げ、県庁時代に培った行政経験や人的ネットワークを生かした市政運営を訴えた。自民党砺波市連を中心とした選対も推薦団体などと連携して組織型の選挙戦を展開し、市内全域で支持を集めた。

 堀田氏は市議を7期23年務めた経験と実績を強調し、民間目線の開かれた市政を訴えて市内全域で遊説や個人演説会を重ねたが、浸透できなかった。

 自営業で無所属新人の宝田(ほうだ)実氏(51)は草の根運動で知名度アップに取り組んだが、伸び悩んだ。

 夏野氏への当選証書授与は29日に行われる。任期は11月28日から4年間。

 なつの・おさむ 1977年早大政経学部卒。富山県庁に入り、市町村課長、土木部次長、理事・総合交通政策室長、観光・地域振興局長を歴任。砺波市本町4ノ17。

3341チバQ:2012/10/29(月) 22:53:38
>>3284>>3316-3320
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121028-00000062-mai-pol
<富山知事選>石井氏が3選
毎日新聞 10月28日(日)22時21分配信

当選が確実になり、万歳する石井氏(中央)=富山市堀川町の事務所で2012年10月28日午後8時39分、大森治幸撮影

 任期満了に伴う富山県知事選が28日投開票され、現職の石井隆一氏(66)が「明るい富山県政をみんなでつくる会」代表の米谷寛治氏(65)を破り、3選を果たした。前回(08年)と同じ顔ぶれによる一騎打ちとなり、投票率は38.66%(前回41.44%)だった。
 石井氏は自民、生活など5党と民主県連の推薦を受け、優位に選挙戦を展開。行財政改革や北陸新幹線整備費の地元負担軽減などの実績を強調、ものづくり産業の高度化や交通ネットワーク充実を掲げた。共産推薦の米谷氏は支持が広がらなかった。【大森治幸】

 ●富山県知事選確定得票数●

当 305,043石井 隆一<3>無現

        =[自][生][公][み][国]

   34,676米谷 寛治   無新=[共]

3342チバQ:2012/10/29(月) 22:53:57
http://www.tulip-tv.co.jp/news/detail/?TID_DT03=20121029165002
 県知事選挙 低調な投票率 背景には・・・
(2012年10月29日 16時45分)

 今回の県知事選挙は、期日前投票は好調でしたが、ふたを開けてみれば、投票率は38・66パーセントと過去2番目の低投票率におわりました。

 有権者の投票が低調だった背景には何があるのか、専門家の分析です。

 17日間にわたった選挙戦。

 現職の石井氏には、自民、民主党県連など各党が相乗りし、4年前の前回と顔ぶれが同じだったこともあり信任投票の色合いが濃いものになりました。

 投票率は38.66パーセントと過去最低だった2004年の37.27パーセントは上回ったものの、二番目の低さとなりました。

 地方行政の専門家は選挙が低調におわった原因を次のように分析しています。

 「本来なら政権交代後はじめての知事選挙ということで注目すべきなんですけど与野党の一部が現職を推薦し結果的に前回4年前と同じ対立の構図であったことで有権者にとって新鮮味にかける点があったことが投票率の低下につながった」(高岡法科大学・豊本治教授)

 さらに、ショッピングセンターに期日前投票所を設置するなど積極的な選挙啓発活動で期日前投票は、前回の1.35倍と伸びたものの当日の投票行動にはつながらなかった点では若者の政治離れが進んでいると指摘します。

 「若者の政治離れが進んでいるのは否めない。それに歯止めをかけるような教育や選挙啓発、いろんな意味での有権者に対する啓発、誘導を進めていかなくてはいけないと思っています」(高岡法科大学・豊本治教授)

 ただ、石井知事の得票率が前回を上回る88パーセントに達した点については二期8年の実績が評価されているとした上で今後については任期中に開業する北陸新幹線をどう地域活性化に結びつけるかが課題になるとみています。

 「新幹線の開業という世紀のイベントにむけていかに県民の力を結集していくかそういうことが知事に一番求められている課題ではないかと思います」」(高岡法科大学・豊本治教授)

3343チバQ:2012/10/29(月) 22:54:21
http://www.tulip-tv.co.jp/news/detail/?TID_DT03=20121029163702
 新知事に問う 県政の課題と展望
(2012年10月29日 16時33分)

 28日おこなわれた県知事選挙は、現職の石井隆一氏の3選という結果となりました。

 これは、取りも直さず、石井県政の2期8年を有権者が評価したということだと思いますが、一方で、県にとっては2年半後の新幹線開業、原子力災害対策や震災がれきの広域処理など、課題が山積みです。

 これらの課題にどう取り組むのか。

 石井氏に展望を聞きました。

 「北陸新幹線の開業は、非常に富山県に大きなインパクトを与えると思いますので、この開業効果を最大限に活かして、富山県の産業経済の活性化、観光振興とか、企業の誘致、様々なことにいかしたい」(石井氏)

2014年度末に開業する北陸新幹線。

 これによって今は3時間半程度かかる富山・東京間の移動が2時間あまりに短縮され、ヒトやモノの流れが大きく変わります。

 これをどう活用するかが、石井知事3期目の最大の課題となります。

 「まだまだアピールする余地がある食の魅力、魚、米、こういったものも、ブランド力を高めてアピールしていくとか」「よそから来た人に対してもみんなが観光大使になったような気持ちで温かく迎える。そんなことをしっかり取り組みたい」(石井氏)

原子力災害対策も大きな課題です。

 県は、現在、原子力防災に関する計画の見直し協議を進めていますが、国の方向性が定まらないため、取りまとめには至っていません。

 そんな中、原子力規制委員会は、先週、志賀原発で事故が起きた場合の放射性物質の拡散シミュレーションを発表しました。

 しかし、地形などを考慮していないほか、100ミリシーベルト以上の被曝地域しか明らかにしない不完全なものでした。

 「原子力規制委員会が示したシミュレーション、極端に言えばワンパターン」「掘り下げた分析・検証の上でしっかりした地域防災計画を作らないと、我々もそうだし、県民の皆さんも安心できない。「急ぐあまり不十分なものをつくってはいけない。やるべきことをやった上でなるべくいいものを早急につくる」(石井氏)

近く判断を迫られるのが震災ガレキの広域処理の問題。

 県は今年4月、岩手県との間で覚書を結び、これを受けて、富山広域圏と新川広域圏、高岡市が受け入れの検討をしています。

 今後、住民の理解が得られれば試験焼却をおこなう考えです。

 「安全性の確保と、住民の皆さんのおおむねの理解が得られれば、焼却試験をそろそろやるべき時期に来つつあるのかなという気はします。ただ、それぞれ市町村の事情があるでしょうから」「そこは、今、それぞれ関係市、組合でご努力されてるんだと思います」(石井氏)。

3344チバQ:2012/10/29(月) 22:58:03
>>3308-3310>>3326
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121029-00000002-mailo-l22
選挙:沼津市長選 栗原氏再選果たす 有権者、高架化事業に一定の理解 /静岡
毎日新聞 10月29日(月)10時25分配信

 任期満了に伴う沼津市長選は28日、投開票され、無所属で現職の栗原裕康氏(63)=民主、自民、公明推薦=が、無所属の新人で元会社役員の中山康之氏(67)を破り再選を果たした。争点となったJR沼津駅の高架化事業をめぐっては、4年前の前回市長選に続き、事業に反対する候補者が落選。有権者は事業の推進に改めて一定の理解を示したといえそうだ。投票率は前回を11・19ポイント下回る36・21%。当日有権者数は16万8241人(男8万2459人、女8万5782人)。
 当選が決まると、栗原氏は同市上香貫槙島町の事務所で支持者を前に「批判票もそれなりに出ている。しかし一歩一歩ではあるが、必ず沼津を元気にしていきたい」と語った。
 栗原氏は、3政党の推薦のほか、民主党の渡辺周衆院議員(静岡6区)ら地元選出国会議員、県東部の首長、県議、労働組合などから幅広い支持を獲得した。ただ、少なからずの「反対票」を突きつけられた形となり、慎重な市政運営を迫られそうだ。
 中山氏は「健康文化都市」の創出を訴えたが、及ばなかった。【野島康祐、西嶋正信】
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 ■解説
 ◇選挙戦、盛り上がり欠く 有権者へ情報発信で検証
 現職の栗原裕康氏が大差で再選したとはいえ、投票率の低迷に示される通り、盛り上がりに欠く選挙戦だった。JR沼津駅の高架化事業や西武沼津店撤退後の街づくり、内浦重須地区の集団移転問題など、市内に大きなテーマをいくつも抱えているにもかかわらず、有権者のマインドに火は付かなかった。
 政治不信に伴う投票率の低下は全国的な問題だ。しかし、栗原氏、中山康之氏の両陣営とも、有権者のマインドに届く情報発信に努めていたか、検証が必要ではないか。それもひとつの政治責任だ。
 栗原氏は「沼津を何とかできる『打ち出の小槌(こづち)』はない」と訴え続けた。できもしない公約を掲げて有権者の歓心を買おうとしない姿勢は評価できる。ただ、5年後、10年後に向けた市の新たなグランドデザインを示し、実行してもらわなければ、政治不信はもっと加速する。
 JR沼津駅の高架化に反対する沼津市議と市民団体が担ぎ出した中山氏は、出馬表明したのが告示2カ月前と出遅れ、支持を広げることができなかった。
 8年前、4年前に続き、沼津市民は駅高架を進める人を市長に選んだ。だが西武沼津店の撤退決定を機に、高架化の必要性を主張してきた市経済界に「時間のかかる高架より、当面は南北自由通路の方が有益だ」との声が広がり始めた。難問だらけの2期目にどう立ち向かうのか、投票所に行かなかった有権者も注目するだろう。【野島康祐】
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 ◇沼津市長略歴
栗原裕康(くりはら・ひろやす) 63 無現(2)
 沼津市長[歴]▽県議▽衆院議員▽防衛政務次官▽特別養護老人ホーム理事長▽慶応大=[民][自][公]
10月29日朝刊

3345チバQ:2012/10/29(月) 22:58:49
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000001210290004
沼津市長に栗原氏/中山氏破り再選
2012年10月29日

 沼津市長選は28日投票、即日開票された。再選を目指す現職の栗原裕康氏(63)=民主・自民・公明推薦=と新顔で元商社役員の中山康之氏(67)の無所属候補同士が争い、開票作業は深夜まで及んだ。栗原氏は1期の実績や沼津駅鉄道高架事業の推進を、中山氏は高架事業の見直しや健康文化都市づくりを訴えた。当日有権者数は16万8241人。投票率は36・21%(前回47・40%)で、戦後の同市長選では3番目の低さだった。


 沼津市上香貫の栗原氏の事務所に当選確実の一報が入ったのは午後10時過ぎ。詰めかけた支持者らからは大きな拍手が沸いた。あいさつに立った栗原氏は「今の沼津市の閉塞感は厳しい状況だが、市民にも協力してもらって頑張っていきたい」と述べた。


 選挙戦が栗原市政の4年間に対する評価という色合いが濃くなる中、栗原氏は推薦を受けた民主、自民、公明の3党や労組などの議員・組織の支援を受けた組織戦を展開。市議28人のうち22人の応援も取り付け、優位に選挙戦を進めた。


 懸案となっている鉄道高架事業については「2度の市長選や市議会議員選挙で既に決着がついている問題。必ず、沼津の将来に役立つ事業」として改めて事業推進を主張していた。


 さらに、西武沼津店の撤退でさらなる沈滞が心配される中心商店街の活性化や、津波などへの防災対策にも早急に取り組むと訴え、支持を広げた。


 一方、中山氏は鉄道高架事業は「南北自由通路の設置」に変更し、高架事業の費用を福祉やまちづくりに生かすとしていた。中山氏は「私の力が及ばず、申し訳ありません」と述べた。


 ■かじ取り覚悟必要


 《解説》2期目を迎える栗原市長を待ち受けるのは、自らが口にする「魔法の杖はない」状況での市政運営だ。


 2007年度に約391億円あった市税収入は、11年度には約359億円まで減少した。人口は02年の約20万8千人から、12年には約20万4千人に。05年に戸田村(約4千人)が合併したことを考慮すると約8千人の減少だ。高齢者の割合は25・21%にまで達した。


 「高齢化で医療や福祉への支出が増えるうえ、税収の伸びは期待できない。財政の糸は今にも切れそうなほど張り詰めている」とある市幹部。


 約200億円とみられるごみ焼却場の建て替えや、40億〜50億円かかるとされる市民体育館の建て替えも迫る。鉄道高架事業が本格化すれば、計約170億円の起債が予定される。


 栗原市長は選挙戦で、「金がない分、皆でアイデアを出そう」と、官民協働の推進を呼びかけた。「市民の力を結集しよう」と。


 しかし、投票率は36・21%と市長選としては戦後3番目の低さにとどまった。市民の目を市政に向け、協力を得るためには1期目以上の覚悟と汗が必要となる。(菅尾保)

3346チバQ:2012/10/29(月) 22:59:15
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20121029/CK2012102902000066.html
沼津市長選 現職の栗原氏が再選
2012年10月29日

◆新人の中山氏破る
沼津市長に再選を果たし花束を手にガッツポーズの栗原裕康氏=28日夜、沼津市内の選挙事務所で(斉藤直純撮影)


 沼津市長選は二十八日、投開票され、無所属現職の栗原裕康氏(63)=民主、自民、公明推薦=が、無所属新人の元会社役員中山康之氏(67)を破り、再選を果たした。当日有権者数は十六万八千二百四十一人。投票率は過去三番目に低い36・21%(前回47・40%)だった。

 争点となった中心街の活性化で、栗原氏は総額約二千億円のJR沼津駅周辺の鉄道高架化事業に推進の立場を強調。来年一月末での撤退が決まった西武沼津店の跡地問題の対策、東海地震の津波に備えた避難路などの整備を公約に掲げた。

 選挙戦では父祐幸氏(故人、元防衛庁長官)から引き継いだ後援会に加え、三党の推薦を取り付けた万全の態勢を整えた。市議も二十八人のうち二十二人が支持に回った。

 中山氏の支持母体は、鉄道高架化に反対する市民団体が中心。中山氏は代案として、少ない予算で早く完成できる歩行者用の自由通路建設を訴え、無党派層への浸透を図ったが、投票率の低さが響いた。

 ◇沼津市長選確定得票

当 35,622 栗原裕康 無現<当選2>

  24,320 中山康之 無新

3347ツマグロモンガラ:2012/10/29(月) 23:02:43
>>3342
富山県以外でも、自民党や民主党などの相乗り対共産党の構図では有権者がしらけるだけ。
低投票率になったのは、「相乗り対共産」という信任投票の色合いが前面に出てしまっているとしか思えないといえる。

3348チバQ:2012/10/29(月) 23:45:37
>>3187>>3217>>3235
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121029-00000225-mailo-l17
選挙:七尾市長選/七尾市議補選 市長選、不嶋さんが初当選 地域振興に手腕問われる /石川
毎日新聞 10月29日(月)13時25分配信

 任期満了に伴い、28日投開票された七尾市長選で、無所属新人で、前副市長の不嶋豊和氏(63)が、いずれも無所属新人で、大学院教授の西川栄紀氏(68)とJA能登わかば理事の坂井助光氏(64)を破り、初当選した。当日有権者数は4万8016人(男2万2484人、女2万5532人)で、投票率は61・63%(前回71・30%)だった。
 当選の知らせを受けた不嶋氏が同市小丸山台1の事務所前に現れると、大きな歓声で迎えられた。不嶋氏は支援者と握手を交わした後、バンザイを繰り返し、初当選の喜びをかみしめていた。選挙戦では、今後4年間に予定される北陸新幹線開業や、能越自動車道開通を機に、積極的な施策による地域の産業振興を訴えた。世界農業遺産に認定された自然による観光振興などに手腕が問われる。
 一方、市議の死去に伴う市議補選(改選数1)の開票作業は深夜まで及んだ。投票率は61・58%。【宮本翔平】
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不嶋豊和(ふしま・とよかず) 63 無新(1)
 [元]副市長[歴]県企画課長・企画振興部次長・教委事務局教育参事・企業局長▽中大
10月29日朝刊

http://www.toyama.hokkoku.co.jp/subpage/H20121029101.htm
七尾市長に不嶋氏 1万票の大差、初当選
万歳三唱し喜びに浸る不嶋氏(中央)=28日午後10時25分、七尾市小丸山台1丁目の選挙事務所
 任期満了に伴う七尾市長選は28日、投開票が行われ、新人で前副市長の不嶋豊和氏(63)=無所属、鵜浦町=が1万6763票を獲得し、初当選した。大東文化大大学院教授の西川栄紀(えいき)氏(68)=同、郡町=は6201票、JA能登わかば理事の坂井助光氏(64)=同、細口町=は6098票だった。投票率は61・63%で前回選の71・30%を大幅に下回り、旧七尾市を含めた同市長選では過去最低となった。
 不嶋氏は今年9月27日に立候補を表明後、地元選出2県議や市議21人のうち自民系11人らで選対本部を組織し、市内で50回以上にわたり市政報告会やミニ集会を開催。2009年4月から3年半、副市長を務めた実績を基に、交流・定住人口拡大や企業誘致の推進、地場産業活性化などを訴え、手堅く票を伸ばした。

 西川氏は8月5日に立候補を表明し、交通網整備や国際観光の推進などを訴え、市長給与の大幅削減を主張したが及ばなかった。坂井氏は9月19日に出馬を表明後、「市民党」を掲げ地元農水産物を県内外に売り込む姿勢を強調したが、伸びなかった。不嶋氏の任期は11月7日から4年間。

 市議補選は1議席を無所属の2氏が争った結果、学習塾経営の高橋正浩氏(38)=無所属、能登島向田町=が1万8311票を得て当選した。元中島町議の岡田一典氏(71)は7430票で及ばなかった。補選の投票率は61・58%だった。

 高橋氏の任期は28日から来年10月31日まで。当選証書の交付は市長選、市議補選ともに30日午前10時から同市役所で行われる。

 不嶋 豊和氏(ふしま・とよかず) 前七尾市副市長。1973(昭和48)年中大法学部卒。石川県企画課長、旧七尾市企画財政課長、県企画振興部次長、県教委教育参事、企業局長など歴任。2009年4月2日から12年9月26日まで七尾市副市長を務める。同市鵜浦町51の1。

3349チバQ:2012/10/31(水) 01:12:41
http://mainichi.jp/area/gifu/news/20121030ddlk21010096000c.html
羽島のごみ処理施設問題:「現候補地断念を」 羽島市長「地域を割る」−−衛生組合全員協 /岐阜
毎日新聞 10月30日(火)12時31分配信

 岐阜、羽島、岐南、笠松の4市町でつくる「岐阜羽島衛生施設組合」が羽島市で計画している次期ごみ処理場建設に関し、副管理者の白木義春・羽島市長は29日、「現候補地をリセットして次の候補地を考えていくことを希望する」と述べ、他市町に理解を求めた。管理者の細江茂光・岐阜市長ら他市町長らは、現候補地を優先するのが建設の近道との見解が大勢を占めている。
 施設組合議会が同日、岐阜市役所で開かれ、細江市長が建設予定地の取得費10億円と整備事業費など約4760万円を繰り越す12年度決算を説明し、可決された。その後、全員協議会を開き、白木市長が現候補地の断念を訴えた。細江市長は「新たな候補地を探すのは大変な困難が生じる。計画がどこまで延びていくのか心配している」と異議を述べた。
 次期ごみ処理施設建設は、羽島市下中町城屋敷と下中町加賀野井で16年度から着工予定で、基本計画や環境評価などに6年を費やして昨年10月に羽島市が都市計画決定した。しかし、約2万8000平方メートルの地権者39人のうち12人が反対し、用地取得は進んでいない。白木市長は協議会後、「区民決議は反対。今の候補地で進めると地域を割ることになる。都市計画決定は取り消せる」と述べた。
 古田裕一・施設組合事務局長は「新たな候補地を選定し直し、施設の完成を見るまでに最低10年はかかる」と説明。白木市長の意向を課長級の幹事会で議論し、副市町長と部長級による建設プロジェクト委員会の審議を経て方向性を首長に示すという。
 現在の施設組合ごみ焼却場は16年3月31日で廃炉になる。次期ごみ焼却場が完成するまで岐阜市は既存の東部クリーンセンターと掛洞プラントで処分できるが、羽島市、岐南町、笠松町は独自の対策を迫られる。【立松勝】
10月30日朝刊

3350チバQ:2012/10/31(水) 01:17:06
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20121030-OYT1T00036.htm
無効票3826票も発生した市議補選の事情

 石川県七尾市長選の投票率は61・63%で、市に残る記録(1955年以降)の中では、1997年の63・17%を1・54ポイント下回り、過去最低だった。期日前投票は6456人で、前回(2008年)より293人多かったが、投票日が雨天だったことも影響し、市選管事務局は「市民の関心が高まらなかったのでは」とみている。

 一方、市議補選では、無効票3826票が発生。確定票の発表は、当初予定より1時間ほど遅れ、29日午前0時22分にずれ込んだ。

 無効票の内訳は、白票が2226票で最も多かった。ほかには、「だれも入れる人がいない」「議員が多すぎる」といった意見が書かれた雑事記載が666票、名前の上に「×」などの記号を書いた符号記載が722票など。市選管事務局は「3000票を超える無効票は経験がない。対応に時間がかかってしまった」と話していた。

(2012年10月30日10時47分 読売新聞)

3351チバQ:2012/10/31(水) 21:10:58
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/4453
長野新幹線の新駅誘致/建設費51億、目標は14年度/千曲市 


↑のことか
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121031-00000146-mailo-l20
選挙:千曲市長選 新人、宇田川氏出馬へ 「新駅誘致中止する」 /長野
毎日新聞 10月31日(水)12時57分配信

 病気療養中の近藤清一郎・前千曲市長の辞任に伴う市長選(11月4日告示、11日投開票)について、会社員で新人の宇田川弘子氏(53)=無所属=が30日、立候補の意向を表明した。記者会見で「(前市長が推進した)北陸新幹線の新駅誘致は多くの市民が望まない。誘致は中止する」と意欲を示した。同市長選への出馬表明は3人目。
 宇田川氏は、新駅誘致について「長野・上田両市に既に停車するのに、千曲市に駅が無いことで困る人がいるのか」と批判した。共産党市議団などの支援を受ける。宇田川氏は川崎市出身。大手製菓会社などを経て95年、千曲市(当時、更埴市)に移住。市民団体「千曲市原発問題懇談会」代表を務める。
 今のところ、他に、設備工事会社社長で新人の柳町博之氏(48)=無所属=と、前千曲市参与で新人の岡田昭雄氏(61)=同=が出馬を予定している。【小田中大】
10月31日朝刊

3352チバQ:2012/10/31(水) 22:10:17
http://mytown.asahi.com/aichi/news.php?k_id=24000001210310004
豊橋市長選 割れる民主
2012年10月31日
●自主投票状態 両陣営が争奪戦


 現職と新顔の2人が立候補を予定している豊橋市長選(11月4日告示)で、民主党勢力が割れている。同党有力支持団体の連合は、地元組織が現職を推薦。一方、地元選出の民主党衆院議員の周辺は新顔支援に傾いている。民主党は候補者擁立を見送っており、同党支持層を取り込むため、両陣営がつばぜり合いをしている。
 市長選にはともに無所属で、現職の佐原光一氏(58)=自民推薦=と、新顔で前衆院議員の杉田元司氏(61)が立候補を表明。民主党は愛知15区選出の森本和義衆院議員(46)を中心に候補者を探したが見つからず、自主投票状態になった。森本氏は「『立候補したい』という人の何人かと話をしたが、まとまらなかった」と説明する。
 2010年の参院選比例区で、民主党が豊橋市で得たのは約5万3千票。各党の中で最も多い。その後の支持率低落でやせ細っているとは言え、民主支持層の票は無視できない規模だ。


【子ども手当評価】
 今月3日夜に豊橋市内であった杉田氏の総決起大会。09年の総選挙で自民党公認で立候補し、落選した杉田氏は、民主党がマニフェストに掲げた「子ども手当」を「社会全体で子育てを支援するのは、実現できたかどうかは別にして、良いことだ」と評価した。大会には森本氏の秘書が出席していた。
 杉田氏は「小学生の給食費無料化」を公約に掲げる。陣営は「給食費無料化は子ども手当の考え方に通じるものがある」と、民主支持層に秋波を送る。


【連合地協が推薦】
 一方の佐原氏。今月27日にあった杉田氏との公開討論会で、早川勝・前市長が建設を進めた施設を「素晴らしい」と評価した。早川前市長は前回市長選で佐原氏が破った相手。民主党に近い存在だった。
 佐原氏は討論会で子育て支援施設「こども未来館」と、保健や医療、福祉の機能を一体化し、一昨年4月にオープンした市保健所・保健センター(通称・ほいっぷ)に触れた。「全国から視察が相次いでいる。早川前市長のおかげだ」
 早川前市長は連合の推薦を受けてきた。今回、連合は豊橋地域協議会が佐原氏を推薦。佐原氏の陣営は「民主支持層や労組にどの程度、浸透するかは未知数だが、連合地協の支援で票の上積みができるのはありがたい」と話す。


【総選挙も見据え】
 森本氏自身はどの立候補予定者を支持するかを公表していない。しかし、杉田氏支援の県議が今月中旬に開いた県政報告会で、杉田氏とともにあいさつした。
 森本氏周辺が杉田氏支持に傾くのは、次の総選挙を見据え、佐原氏を推薦する自民党に対抗する狙いがある。森本氏は「自分の後援会関係者の多くが、杉田氏を支援している」と認める。一方、自民党県連の関係者は「杉田氏は元々、自民党員。民主が支援すればするほど、杉田氏から票が逃げていくはず」と牽制(けんせい)している。(小山裕一)

3353チバQ:2012/10/31(水) 22:14:39
http://mytown.asahi.com/mie/news.php?k_id=25000001210310005
松阪市長、「選挙活動」しません
2012年10月31日

■第一声も事務所もなし


 来年1月27日投開票の松阪市長選に再選を目指し立候補を表明している山中光茂市長は、「選挙戦で一般にいう選挙活動はしない。現職の役割と責任を果たしていく」と、30日の記者会見で述べた。


 山中市長は「後援会もなければ支援団体組織もない。政党から推薦をうけるつもりもない」と切り出し、「市民と直接対話をしながらこの4年間と、次の4年間のまちづくりを最終的に判断してもらう」と述べた。また、公選はがきや選挙カーは使わず、ポスターも手づくりで第一声もせず、選挙事務所も建てない意向という。同市長は「各種団体、地域から呼ばれた際には市民との対話を進め、ほかの候補者との討論型にも臨みたい」と語った。

3354チバQ:2012/10/31(水) 22:25:17
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2012/10/31/kiji/K20121031004453060.html
岐阜市長が顔を負傷し公務休業 自宅で階段踏み外す
 岐阜市は31日、細江茂光市長(64)が自宅の階段で転倒、顔を負傷したため検査入院したと発表した。週内の公務は休むが、職務代理者は置かない。来週については未定。

 市によると、細江市長は31日午前2時ごろ、自宅2階から下りる際、階段を踏み外し転倒、市内の病院に救急搬送された。顔に打撲と切り傷を負ったが、意識ははっきりしている。

 細江市長は「不注意により、心配をかけ申し訳ない。一刻も早く公務復帰できるよう治療に当たる」とのコメントを出した。

 市長は三井物産勤務を経て2002年初当選、現在3期目。
[ 2012年10月31日 17:40

3355\Dc`\D\ec` \¢\|\E\i\A\E μeAn:2012/11/02(金) 21:24:36
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3356バーバリー バッグ:2012/11/02(金) 21:35:53
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3358バーバリー ショルダーバッグ:2012/11/03(土) 05:53:39
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3359バーバリー コート レディース:2012/11/03(土) 09:12:11
はじめまして。突然のコメント。失礼しました。
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3360チバQ:2012/11/03(土) 21:36:27
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121102-00000008-mailo-l22
選挙:島田市長選 前・市教育委員長、染谷氏出馬表明 /静岡
毎日新聞 11月2日(金)10時41分配信

 来年5月の任期満了に伴う島田市長選で、新人で同市の前教育委員長、染谷絹代氏(58)が1日、市内で記者会見を開き、無所属で立候補すると表明した。同市長選への立候補表明は染谷氏が初めて。
 染谷氏は03年から同市(旧島田市を含む)の教育委員を務めたほか、現在、市民団体「しまだ次世代育成支援ネットワーク」の代表を務める。染谷氏は現市政について、「政策に一貫性がなく、決定のプロセスが見えない。いつもトップダウンで物事がきまる」と批判。今後の市政について「情報開示や説明責任などを通しながら安心につながる政策を続けていきたい」と主張した。
 桜井勝郎市長は10月31日の定例記者会見で、自身の態度について「市議会12月定例会で表明する」と話している。【山本佳孝】
11月2日朝刊

3361チバQ:2012/11/03(土) 21:50:58
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20121102-OYT1T00543.htm?from=ylist
残業増は管理職にも責任…「日本一働く知事」

 三重県職員の2011年度の残業時間(管理職を除く)は、1人当たり年間224時間で、前年度(202時間)に比べて11%増えたことが、県の集計でわかった。


 残業手当は2億7400万円増の計44億500万円。台風12号などへの対応で業務が増えたことが要因とされるが、「総人件費2割カット」を公約に掲げ、昨年4月に就任した鈴木英敬知事はちょっと困り顔だ。

 残業手当の支給対象職員は計4324人。11年度は東日本大震災の被災地支援や台風などの災害対応に加え、新県総合計画の策定、事業仕分けの実施などで、全庁的に業務が増えたという。残業時間が500時間を超えた職員は394人で、このうち1000時間超は19人だった。

 ただ、大きな災害が発生していない12年度上半期(4〜9月)も、職員の残業が常態化し、1人当たりの時間外勤務は108時間と、11年度同期(106時間)を上回っている。

 36歳で当選した鈴木知事は「日本一働く知事」を自認。早朝、深夜を問わず業務をこなしているが、「残業が増えるのは管理職にも責任がある。コストを減らすには、まず自分の働き方から変えなければ」と語り、知事と職員との会議は来週から勤務時間内(午前8時半〜午後5時15分)しかやらない、と決意を新たにしていた。

(2012年11月2日14時17分 読売新聞)


http://www.yomiuri.co.jp/job/news/20121102-OYT8T00734.htm?from=popin
三重県職員の残業が常態化、手当2億7400万円増

 三重県職員の2011年度の残業時間(管理職を除く)は、1人当たり年間224時間で、前年度(202時間)に比べて11%増えたことが、県の集計でわかった。

 残業手当は2億7400万円増の計44億500万円。台風12号などへの対応で業務が増えたことが要因とされるが、「総人件費2割カット」を公約に掲げ、昨年4月に就任した鈴木英敬知事はちょっと困り顔だ。

 残業手当の支給対象職員は計4324人。11年度は東日本大震災の被災地支援や台風などの災害対応に加え、新県総合計画の策定、事業仕分けの実施などで、全庁的に業務が増えたという。残業時間が500時間を超えた職員は394人で、このうち1000時間超は19人だった。

 ただ、大きな災害が発生していない12年度上半期(4〜9月)も、職員の残業が常態化し、1人当たりの時間外勤務は108時間と、11年度同期(106時間)を上回っている。

 36歳で当選した鈴木知事は「日本一働く知事」を自認。早朝、深夜を問わず業務をこなしているが、「残業が増えるのは管理職にも責任がある。コストを減らすには、まず自分の働き方から変えなければ」と語り、知事と職員との会議は来週から勤務時間内(午前8時半〜午後5時15分)しかやらない、と決意を新たにしていた。

(2012年11月3日 読売新聞)

3362チバQ:2012/11/05(月) 23:08:36
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121105-00000041-mailo-l24
選挙:伊賀市長選 告示 2新人が激突 市政刷新の姿勢注目 /三重
毎日新聞 11月5日(月)11時11分配信

 任期満了に伴う伊賀市長選が4日、告示された。ともに無所属新人で、元民放アナウンサーの岡本栄氏(61)と、元市企画総務部長の赤澤行宏氏(62)が立候補した。投開票は11日。
 業者との温泉旅行問題が発覚した内保博仁市長(69)が1期限りで退任を表明。両候補の市政刷新への姿勢が注目される。市役所建て替えなどの大型事業や、深刻な医師不足が続く地域医療への対応などを巡って論戦を展開する。
 投票は11日午前7時〜午後7時、市内99カ所で。同9時、市立上野西小学校体育館(同市上野丸之内)で開票される。3日現在の有権者数は7万7925人(男3万7140人、女4万785人)。【伝田賢史、矢澤秀範】
 ■視点
 ◇信頼回復への施策を
 伊賀市長選は新人同士の一騎打ちとなった。業者との温泉旅行が発覚した現職は、わずか1期で退任。市議会副議長選挙を巡る贈収賄事件の記憶も新しい中での選挙戦に、岡本栄氏と赤澤行宏氏の両候補がどう臨むのか、注目される。
 両候補の公約で、対立が明確なのは伊賀市庁舎を保存するか否かだ。岡本氏は現庁舎の活用を、赤澤氏は取り壊して現在地での新築を主張している。一方で「信頼回復の取り組み」については、ほとんど語られていない。10月末に両候補が直接議論した公開討論会でも具体的には触れられなかった。
 「選挙への市民の関心が今一つ」。告示前、両陣営の事務所で、同じような嘆きを聞いた。この「手応えのなさ」は、有権者が望む議論をしていないからではないか。
 市議会は信頼回復に向けて、役選改革を議論している。「不祥事は個人の資質の問題で、役選の仕組みを変える必要はない」との主張もあるが、私は反対だ。信頼は自然に回復するものではない。再発防止のルール作りと守る決意が重要だ。政治倫理条例のある市議会で汚職事件が起きた。市長にはその条例すらないのが現状だ。
 両候補は公開討論会でともに「過去のしがらみとは無縁」と強調した。将来ともクリーンであるための具体的な施策を語ってほしい。新市長にはダブル不祥事からの信頼回復も課されているのだから。【伝田賢史】
………………………………………………………………………………………………………
 ◇両候補の選挙事務所
 【岡本栄候補】
伊賀市上野紺屋町3156の2
0595・22・0099
 【赤澤行宏候補】
伊賀市四十九町1225の1
0595・22・0108
〔伊賀版〕
11月5日朝刊

3363チバQ:2012/11/05(月) 23:09:46
http://mytown.asahi.com/mie/news.php?k_id=25000001211050002
新顔が一騎打ち 2氏 支持拡大へ訴え
2012年11月05日
 伊賀市長選が4日、告示された。元関西テレビアナウンサー岡本栄氏(61)と元市企画総務部長の赤澤行宏氏(62)の新顔2氏が、いずれも無所属で立候補し、選挙戦が始まった。11日に投票があり、即日開票される。3日現在の同市の選挙人名簿登録数は7万7925人。


 立候補の受付は午前8時半から同市上野丸之内の上野西小学校体育館であり、2陣営の選挙担当者が訪れ、届け出順を決めるくじを引き、書類を提出。街頭演説用の旗などの「七つ道具」を受け取った。


■岡本陣営


 岡本氏は午前8時半、同市上野東町にある事務所近くの店舗跡地で出陣式を開いた。第一声で「無駄のない財政、安心して暮らせる医療・病院の再生、そして産業基盤、農業や観光の再生。課題は山積しているが、やる気があれば解決できる。これまでのしがらみの市政を続けてはいけない。新しい風をおこし、市民感覚、市民目線で新しい市政を一緒につくっていこう」と訴え、選挙カーに乗り込んだ。この日は旧上野市街地での街頭演説や大山田収穫祭の会場を回り、支持を訴えた。


■赤澤陣営


 赤澤氏は同市四十九町の事務所前で午前8時半から出陣式を開いた。県議や市議らのほか、内保博仁市長も応援に駆けつけ、「今日の伊賀市を、お互いに精いっぱいがんばって作ってきた」とエールを送った。第一声で赤澤氏は「長くお世話になった伊賀市に恩返ししたいと立候補した。活力ある伊賀市を作らなくてはならない。みなさまの思いを市政に実現させるためには、長く市の財政に携わった私が登場しなくて誰が登場するのでしょうか」と決意を語ったあと、支持拡大へ選挙カーを走らせた。

3364チバQ:2012/11/05(月) 23:18:39
http://mytown.asahi.com/aichi/news.php?k_id=24000001211050003
街の将来像 2氏火花
2012年11月05日


【豊橋市長選告示 11日投開票】


 豊橋市長選が4日、告示された。前衆院議員の新顔杉田元司氏(61)と、再選を目指す現職佐原光一氏(59)=自民推薦=の、ともに無所属の2人が立候補した。11日に投開票される。
 2人は4日、それぞれの事務所で出発式を開き、市政に臨む姿勢や市街地活性化、市の情報発信のあり方などについて訴えた。
 杉田氏は6日、佐原氏は8日、ライフポートとよはしで総決起大会をする。
 期日前投票は5〜10日、市役所東館地下1階と二川、牟呂、南稜、石巻の各地区市民館でできる。3日現在の選挙人名簿登録者数は29万4287人。



【豊橋市長選候補者 届け出順】


《杉田元司氏》
●象より生活に目を


 この4年間で、閉塞(へいそく)感が覆っている。国民健康保険料の納付率が下がっている中、なぜ、豊橋総合動植物公園の象に多額の税金を使うのか。生活に苦しんでいる人に手を差し伸べるのが思いやりであり、政治の神髄ではないか。
 駅を中心にいろんな人が集まり、豊かな田園都市をつくっていきたい。官僚の天下りをやめ、豊橋や東三河を、皆さんと一緒に変えていきたい。人情にあふれる市民のための市政に変革していく。
 中学校の野外学習活動中に起きた浜名湖ボート転覆事故で、子どもを亡くした両親の気持ちはよく分かる。温かみのある政治をやっていきたい。



《佐原光一氏》
●変化の手応え実感


 4年間市政を担当してきて、豊橋の街が変わり始めている。街の中がにぎわい、企業が新たな活動を始め、何よりメディアに登場する機会が増えた。内向きだった豊橋の街が、外に向かって発信していく取り組みに手応えを感じている。
 東三河は一つにまとまり、各市町村の特徴を生かしていく。また、建設中の芸術文化交流施設などを活用し、伝統芸能や近代芸術を育てて外に発信する。そんな希望と誇りの持てる街づくりがしたい。
 38万人の市民と一緒になり、自分たちの力で汗をかいて知恵を絞ることが地域力を高める。取り組みが進むのか止まるのか、選択が求められている。

3365チバQ:2012/11/05(月) 23:56:06
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121101-00000126-mailo-l24
伊賀の宿題:2012市長選/1 中心市街地 市役所新築に反対の声 /三重
毎日新聞 11月1日(木)13時8分配信

 ◇活性化のあり方検討を
. 伊賀市の中心市街地活性化プロジェクトが揺れている。市役所を現在地で建て替える計画には、反対の声が止まらない。観光周遊の拠点と位置づける新芭蕉翁記念館の移転新築は、候補地の再検討を迫られかねない状況だ。
 上野城のおひざ元の市役所で、北庁舎と旧中央公民館の解体が進む。市は老朽化と耐震強度の不足を理由に、現在地で建て替える基本計画を10年7月に策定した。総事業費が約60億円の大型プロジェクト。地上4階(20メートル)、地下1階の庁舎を建設し、完成後に残る南庁舎を撤去する。
 現庁舎は、世界的巨匠ル・コルビュジェに師事したモダニズムの建築家、坂倉準三が設計した。保存を求める声は当初から強く、「伊賀の建築文化を考える会」は8月、解体開始への抗議書を市に提出。江戸時代の大地震で周辺地盤が液状化した記録から、「伊賀上野市民オンブズマン」は昨年11月、「現在地では防災拠点機能を果たせない」とする意見書を市に突きつけた。
 景観からの異議も出た。市長の諮問機関・市景観審議会(会長=木津龍平・上野商工会議所会頭)は8月、新庁舎の高さを20メートルとする計画に対し「原則として市景観計画の基準に適合させる必要がある」と指摘。緩和規定を用いず、規定の15メートルを超えないよう求める意見書を市に提出した。
 市景観計画は「伊賀らしい景観」の保護を目的に08年に制定。中心市街地の建築物の高さを15メートル以下に規制している。ただし、市長が必要と認めた場合、20メートルまで緩和できる。市管財課は「意見書に強制力はない」との立場だが、木津さんは「市が決めた規制を自ら破るのはおかしいとの意見が相次いだ」と打ち明ける。
 ◇芭蕉翁記念館、移転に難問
 市は市役所新築とともに、上野市駅前の再開発ビル「ハイトピア伊賀」と新芭蕉翁記念館を三大プロジェクトと位置づけている。ハイトピアは5月にグランドオープンしたものの、築53年と老朽化が進む芭蕉翁記念館の移転には難問が持ち上がった。
 上野城や伊賀流忍者博物館のある上野公園から、切り通しの市道をまたいだ桃青中学校跡地に移転新築する基本計画を09年に策定。展示も拡充し、年間5万人と入場者の大幅増を見込んだ。だが、肝心の集客力が発揮できない恐れが出てきた。
 跡地と上野公園を結ぶ歩道橋の建設を、文化庁の担当者らも参画する上野城跡保存整備指導委員会が認めなかったからだ。木津さんは「坂の上で孤立する桃青中跡地では集客を見込めない。市はまちなかに建設する決意を示すべきだ」と訴える。市は年内にも記念館の整備計画検討委を発足させる方針だが、「予定地を白紙に戻す議論が出る可能性もある」(企画課)。
 市は合併特例債の適用期限を迎えることを理由に、三大プロジェクトの14年度完成にこだわってきた。しかし国会で6月、特例債の発行期限を5年間延長する法案が成立。「14年完成」に固執する根拠はなくなった。
 市選出の県議は「これだけ多くの意見が出ている以上、南庁舎を補修して継続使用しても良いのでは。芭蕉翁記念館の立地と併せ、中心市街地活性化のあり方を検討すべきだ」と提案する。新市長が引き継がなければならない重い宿題だ。
    ◇
 伊賀市長選(11月11日投開票)の告示(同4日)まで、あと3日に迫った。出馬を見送った現職が残した課題を検証する。【伝田賢史】
〔伊賀版〕
11月1日朝刊

3366チバQ:2012/11/05(月) 23:56:26
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121102-00000049-mailo-l24
伊賀の宿題:2012市長選/2 市民病院 特色出し医師確保へ /三重
毎日新聞 11月2日(金)11時31分配信

 医師不足から伊賀、名張両市の3総合病院による時間外2次救急輪番制が始まって4年半余り。その一角を担う伊賀市立上野総合市民病院は、非常勤医の確保やスタッフ個々の努力で診療態勢を維持するが、根本的に危機的状況を脱していない。慢性的な赤字経営でもあり、毎年数億円規模の負担が市財政にのしかかる。
 「最近は救急患者の受け入れを、はなから断られることはなくなった。心理的にかなり助かっている」。山中治紀・市消防長は、市民病院の姿勢に変化を感じている。
 搬送先の病院が決まらなければ、救急車は出発できない。受け入れ先の確保は、一刻一秒を争う現場の救急隊員にとって切実な問題だ。10年3月には、救急車に収容された市内の女性が県内外の7病院に受け入れを断られ、病院到着前に死亡する問題も起きている。
 市民病院はかつて、輪番制の担当日でも「処置多忙」などを理由に受け入れを断る場合があった。だが、昨年1月に就任した三木誓雄院長は「原則受け入れ」方針を打ち出した。救急患者を可能な限り地元でみるのが使命、との思いからだ。
 とはいえ、医師確保は依然綱渡り状態が続く。常勤医は10年8月、過去最少の10人にまで減少(現在は14人)。11年7月からの半年間は、内科常勤医がゼロとなる非常事態に陥った(同1人)。非常勤の応援医は約50人で、4年前より倍増したものの、「原則受け入れ」はスタッフの努力と負担の上に成り立っている面が大きい。
 一方、輪番制のパートナー・名張市立病院は今年度、常勤医34人と開院以来最多となった。この差はどこにあるのか。一因として、同市立病院が厚生労働省から臨床研修病院に指定されていることが挙げられる。指定のない市民病院は、新卒の研修医を受け入れられないからだ。
 また、経営面でも大きな課題がある。昨年度は市の一般会計から11億4800万円の繰り入れがあったにもかかわらず、1億3800万円の累積赤字を計上した。今年度は患者の受け入れ増などで約4億円の収支改善を見込むが、繰り入れは避けられそうにない。
 打開策として、三木院長は、専門のがん治療によって病院の特色を出そうと考えている。昨春、全国でも珍しい「がんサポート・免疫栄養療法センター」を設立。国立病院や英国の大学病院で、市民病院の医師が研修を受ける環境も整えた。三木院長は「特色ある病院づくりが進み、常勤医を呼べる環境が整いつつある。来年1年が勝負だ」と語る。【伝田賢史】
〔伊賀版〕
11月2日朝刊

3367チバQ:2012/11/05(月) 23:56:47
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121103-00000042-mailo-l24
伊賀の宿題:2012市長選/3 がれき 宙に浮く受け入れ議論 /三重
毎日新聞 11月3日(土)11時53分配信

 東日本大震災によるがれきの広域処理問題に、遠く離れた伊賀地域が直面したのは6月中旬。伊賀、名張両市でつくる伊賀南部環境衛生組合が、国と県の要請に基づき、がれき受け入れについて住民説明会を開く方針を決めたのだ。「なぜ、まず地元に相談がないのか」。最初に掛け違ったボタンはいまだ解けないまま、受け入れ議論は宙に浮いている。
 同組合が運営する伊賀南部クリーンセンター(伊賀市奥鹿野)。組合はセンター建設時に、地元5地区と「名張市と旧青山町以外のゴミは持ち込まない」との協定を結んだ。地元の同意が得られないと、処理は実現しない。
 県や両市は3回にわたって住民説明会などを開き、がれきの安全性を強調してきたが、住民側は反発。「農産物の風評被害はいったん起きると、回復不可能だ。どう対応するのか」との住民の詰問に、行政側は「不評被害を招かないよう啓発に努める」といった答えしか示せなかった。
 「センターの立地に協力してきたのに、なぜ地元への説明が後回しなのか」。意思疎通の行き違いに根ざした反発も相次いだ。住民の理解は深まるどころか、地元を含む阿保地区住民自治協議会は8月、受け入れ反対を決議。高山泉会長は「協定がある以上、受け入れは認められない」と主張する。
 一方、鈴木英敬知事は8月、岩手県久慈市の震災がれき2000トンの受け入れを表明した。久慈市は、福島第1原発から300キロで、東京よりも原発から遠い。市生活環境課によると、約6万トンのがれきが市内の仮置き場に積み上げられている。うち可燃物は約1万トン。同月、現地で三重県が実施した測定で、放射性セシウムは「不検出」レベル。岩手県内で処理できる同市の可燃ごみは1日約10トン程度が限界という。同課は「処理できないと復興が進まない」と苦悩する。
 伊賀市民にも「安全ならば、復興のため国を挙げて処理を進めるべきだ」との意見もある。被災地で計4回、ボランティア活動をしたという同市の男性(52)は、昨年9月の台風12号被害で紀宝町などでも活動。「改めて感じるのは『明日は我が身』ということです」
 受け入れへの環境整備には、もう一つの障壁がある。県は7月、がれき焼却灰の受け入れを三重中央開発(伊賀市予野)に要請。だが、いまだ「地元住民と調整中」(県環境生活部)のままだ。
 受け入れに積極的な組合管理者の亀井利克・名張市長と、慎重な副管理者の内保博仁・伊賀市長との温度差も際立つ。旧青山町内在住の女性(50)は「行政は一般市民に説明せず不安。本当に安全というなら、しっかり説明すべきだ」と批判する。【伝田賢史】=つづく
〔伊賀版〕
11月3日朝刊

3368チバQ:2012/11/05(月) 23:57:13
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121104-00000049-mailo-l24

伊賀の宿題:2012市長選/4止 公共交通 生活の足、どう維持 /三重
毎日新聞 11月4日(日)11時11分配信

 伊賀市は、公共交通の維持費として年間約2億円を負担している。株式の2%を保有する伊賀鉄道と、行政バスなどの赤字補てんのためだ。車依存度が高く、輸送人員増が望めない中、学生や高齢者にとっては欠かせない生活の足をどう維持するのか。長期的な視点に立った、公共交通機関を支える枠組みが求められている。
 「輸送人員は当初から減り続けるとの見通しだったが、減り方がこうも早いとは」。市企画課の担当者は嘆息する。
 伊賀線が近鉄の経営を離れ、新会社・伊賀鉄道によって再出発したのは07年10月。線路などの設備は近鉄が所有し、社員も近鉄からの出向。独自の運賃体系を持つ点が増収には有利だが、黒字転換は見込めない。このため、毎年の赤字を近鉄と市などが補てんする条件で、新会社が発足。昨年度、近鉄は2億700万円、市は6000万円を補助した。この枠組みは10年間、維持されることになった。
 決算資料によると、発足から昨年度まで5年連続で経常赤字を計上。赤字幅は08年度の3億500万円をピークに年々減少し、昨年度は2億6700万円まで圧縮した。社員を当初の38人から5減とし、3分の1は再雇用者を充てるなど、経費削減に努めている。
 輸送人員は右肩下がりで推移。半数以上を占める高校生ら通学定期利用者は、08年度の128万人から昨年度は103万人に落ち込んだ。沿線の高校の統廃合で生徒数が減少したことが主な要因だ。通勤定期利用者も31万人から26万人へと減少。通勤に近鉄大阪線を利用するゆめが丘地区の男性(46)は「終電が早く、伊賀神戸駅までは結局車となる」と言う。また、バスとの接続の悪さを指摘する声もある。例えば同地区からバスで伊賀線に乗り継ぐ場合、最寄りの市部駅ではなく伊賀神戸とは逆方向の茅町駅に向かうしかない。
 定期外利用者は46万〜43万人で推移し、比較的安定している。年10回前後のイベントや、忍者列車に乗るバスツアーなど、観光利用が一定の効果を上げていると言える。伊賀線を維持する現在の枠組みは16年度まで。その後どうするのかを議論する時期にさしかかっている。
 一方、市内のバス利用者も減少の一途をたどる。現在、三重交通の5路線以外に、市が運営に関わる2種類のバスは計38系統(平日運行分)ある。07年度からの4年間で旅客数は27〜35%減少。昨年度の市の負担は1億3500万円に上る。
 市企画課は「世代が若くなるほど免許保有率が高まり、公共交通から離れていく。路線を残すためには、多くの市民に利用してもらうしかない」と話している。【花牟礼紀仁】=おわり
〔伊賀版〕
11月4日朝刊

3369チバQ:2012/11/06(火) 23:00:51
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000001211060005
支持勢力の違い鮮明 柏崎市長選
2012年11月06日
 11日の柏崎市長選の告示まで1週間を切った。3選をめざす現職の会田洋氏(65)と、新顔で元共同通信社論説委員長の西川(さいかわ)孝純氏(64)が立候補を表明しており、一騎打ちとなる公算が大きい。柏崎刈羽原発の再稼働問題や原発に依存した地域経済の立て直しをめぐって2氏の主張は似ている。しかし、支持する勢力は「原発反対・容認派」と「推進派」にはっきりと分かれている。


     ◇


 「原発を取り巻く環境が、福島第一原発事故以前のような状況に戻ることはない」。会田氏は9月にマニフェストを発表した際にそう述べ、原発に頼らない地域経済をつくらねばならないと強調した。しばらくは「原発との共存」を図るものの、中・長期的には再生可能エネルギーなど新たなエネルギー産業へ転換していくと訴えた。


 原発反対派にも、容認派にも目配りする会田氏には、26人いる柏崎市議のうち、反対派から容認派まで16人が支持を明言。幅広い支持を得るため、どの党の推薦も受けない。


 反対派は、柏崎刈羽原発の再稼働問題について、会田氏が「福島の事故の検証を踏まえた安全基準を原子力規制委員会が出さなければ判断できない」と、慎重な姿勢をとってきたことを評価している。


 容認派の市議は「全基停止で市の産業に影響があることを考えれば、会田氏の姿勢に納得できない部分もある」と漏らす。ただ、2007年の中越沖地震で同原発が全基停止した後、会田氏が再稼働を容認したことから「絶対に反対という立場はとらないはず」と、会田氏を支持している。


     ◇


 西川氏を擁立したのは原発推進派の市議会会派「整風会」(3人)。自民党県連の推薦も取り付け、公明党を含め計6人の市議が支持を明言している。


 推進派の市議は、会田氏を「(反対派、容認派の)どちらも取り込もうとして身動きがとれなくなっている」と批判する。原発で働く協力企業の社員は3月に約5700人いたが、半年で約1500人減った。この市議は「慎重派といえば聞こえはいいが、その間に市の経済はどんどん低迷し、閉塞(へい・そく)感も広がっていく。だからこそ対立候補を出したかった」。


 西川氏本人は再稼働問題について、会田氏と同じく「原子力規制委の安全基準」を尊重する考えを示す。ただ、「絶対に再稼働させてはいけないという論にはくみしない」と語ったり、「原発特区」をつくって企業誘致や地場産業の活性化を図ったりするとのマニフェストを発表するなど、推進派や原発に頼って暮らす人たちに寄り添う姿勢を見せた。


 西川氏の兄は容認派の西川正純・前柏崎市長。正純氏も「全力でバックアップする」と、かつての支援者を弟の陣営に送り込んでいる。(富田洸平)

3370チバQ:2012/11/06(火) 23:32:09
http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20121106/CK2012110602000027.html
公約の給食費無料化に再選後一転慎重 松原岐南町長
2012年11月6日

当選証書を受け取る松原秀安町長=岐南町役場で


 岐南町長選で再選を果たした松原秀安町長(66)は投開票日から一夜明けた五日、町役場で当選証書を受け取った。公約に小中学校の給食費無料化を掲げたが、一転して慎重に進める考えを示した。

 松原町長は無料化について「子育て世代の期待をあまり感じなかった。民意を分析し、実施の是非や時期を含め検討し直す」と述べた。

 選挙期間中、子育て世代の経済負担や、学校の費用回収の手間を減らすとして、年間一億円をかけて実施すると公言していた。実現すれば、県内初の自治体になる。

 遅れているごみ処理場の建設については「岐阜羽島衛生施設組合を構成する二市二町で方向性を見いだす。羽島市で用地を探す基本は動かない」と持論を繰り返した。

 選挙は四年前と同じ新人候補との一騎打ちとなった。四百六十六票差に「千票差を目標にしていたが、厳しかった」と振り返った。勝因に「商工会の若い人たちの支えが大きかった」と挙げた。

 投票率は45%と前回を2・32ポイント下回り、「代わり映えしない候補者の戦いで期待が低かったのではないか」と分析した。

 二期目の任期は十六日から四年間。

 (大島康介)

3371チバQ:2012/11/07(水) 22:24:20
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000001211070003
「野球場」是非、再び争点
2012年11月07日

 南魚沼市長選が11日に告示される。3選をめざす現職の井口一郎市長(64)と新顔の笠原喜一郎・前市議(58)、同じく新顔の駒形正明・前テレビ新潟編成局長(58)の3氏が立候補を表明している。2008年の前回市長選以来、絶えず論争の的になってきた市立野球場の整備計画が再び、井口市政の是非を問う争点となりつつある。


 計画は、市南部の大原運動公園に両翼100メートルの公認規格の野球場をつくる内容で、すでに工事が始まっている。完成は来年秋の見通しだ。事業費約13・5億円の95%を合併特例債で賄い、このうち3割を市が30年かけて返済する。


 前回市長選では、笠原氏らが推した新顔候補が「野球場より福祉を優先するべきだ」と計画の見直しを訴えたが、井口氏に約5600票差で敗れた。その後の一昨年5月には、共産党などが加わった市民グループが、市の財政難を踏まえて2万近い建設反対署名を集め、井口市長に出した。


 今年の市議会3月定例会でも笠原氏らが新年度当初予算案に野球場関連費を盛り込まないように修正動議を出し、18対7で否決されたが、いぜん深いしこりが残っていることを示した。


 井口氏は11日からの市長選でも「市の負担は市民1人年500円ほどの計算。身の丈にあった投資で、子どもたちがスポーツで夢をみられる環境を整えたい」と計画を進めようと訴える考えだ。これに対し、笠原氏は「工事が始まっていても見直しはできる。2万近い反対署名の民意をくんだ計画に直すべきだ」と主張している。


 一方、駒形氏は「プロ野球などさまざまなイベントで収益が期待できる。維持費はできるだけ抑え、有効に活用するべきだ」と話している。(服部誠一)

3372チバQ:2012/11/09(金) 22:20:37
http://www.asahi.com/politics/update/1109/TKY201211090721.html
2012年11月9日20時29分
新潟・刈羽村長選に原発反対派 推進派の現職と対決へ

 東京電力柏崎刈羽原発がある新潟県刈羽村長選(13日告示)に、原発反対派の武本和幸・元村議(62)が9日、無所属で立候補すると表明した。4選を目指す推進派の品田宏夫村長(55)の無投票当選が濃厚とみられていたが、一転して選挙戦が行われる見通しになった。

 武本氏は地元の原発反対団体のメンバー。2000年の村長選と、福島第一原発事故直後の昨年4月の新潟県議選柏崎市・刈羽郡選挙区に「原発反対」を訴えて出馬したが、いずれも敗れた。武本氏は「村長選が無投票になることを避けたかった。原発は危険。安全を追求し、原発に立ち向かっていく」と語った。

3373チバQ:2012/11/10(土) 08:55:42
>>2425>>2503県議選
柏崎市・刈羽郡 定数2 - 候補3(選管確定) 得票数(得票率) 氏名 年齢 党派(推薦・支持) 新旧 当選回数 代表的肩書
18,280(36.7%) 東山英機 66 自民 現 8 (元)県会議長
16,644(33.4%) 三富佳一 72 自民 現 9 (元)県会議長
□ 14,886(29.9%) 武本和幸 61 無所属 新 (元)刈羽村議

3374チバQ:2012/11/10(土) 09:22:24
http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20121108/CK2012110802000018.html
【岐阜】
<始動>(上) 慎重期し国体後3選出馬表明
2012年11月8日

自民党の県議らに3選出馬の意思を伝える古田知事(右)=岐阜市の県自由民主会館で


 「国体に全力投球し、出処進退はその後に熟慮することにしていた」

 七日午後五時、県庁三階の記者会見場。報道陣のカメラのフラッシュを浴びた古田肇知事(65)は、三選出馬の意思をようやく口にした。「ぎふ清流国体・大会(九月二十九日〜十月十五日)の後に決める」という古田氏の姿勢は一貫していた。

 告示まで、あと六十日余。二〇〇九年の前回知事選より四カ月遅く、初当選の〇五年と比べても一カ月半遅い。古田氏の周辺が大垣市内の料亭に集まって出馬表明の日取りを調整したのは、まだ二週間ほど前のことだ。「知事本人が自民党などに足を運んで経緯を説明してから、記者会見に臨む」。そんな段取りが決まった。

 県関係者は「知事は国体を自分の選挙のPRと誤解されるのを恐れたのだろう」と分析する。四十七年前の地元大会で最終炬火(きょか)走者を務め、国体への思い入れが強い古田氏。政治色が加味されるのを避け、国体の成功を確認してからの表明を選んだ、との見方が大勢だ。

 ただ、選挙を支える“足元”の揺らぎも要因との指摘がある。

 県議会で過半数を占める自民党は昨年秋から、県の指定金融機関(指定金)を現行の十六銀行から大垣共立銀行に替えるよう主張。ところが、県にとって十六銀は、経営危機に陥ったFC岐阜の資金繰り支援に欠かせない存在だ。古田氏は、自民と十六銀の間で板挟みになった。

 この問題は、県議会の九月定例会で、結論を一年間先送りすると決まった。「選挙を支える自民、十六銀と知事の関係が落ち着くまで、出馬表明は事実上不可能だった」と県幹部は振り返る。

 一期目に県庁の裏金問題の解明に取り組んだ古田氏は、二期目に行財政改革を進めた。別の県幹部は「その改革の成果も見極めてから出馬を表明したかったはず」と古田氏の堅実さを感じている。

 「早い、遅いではない。すべての条件を満たすのが、このタイミングだった」

 (藤沢有哉)

   ×  ×

 古田知事の出馬表明で、知事選が本格化する。四年に一度、県内の有権者が県政に意思表示をする機会。共産党などでつくる市民団体も、候補者の擁立を急いでいる。

3375チバQ:2012/11/10(土) 09:22:40
http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20121109/CK2012110902000006.html
<始動>(中) 自・民、3度目の相乗り
2012年11月9日

7日午後、古田氏(右から2人目)の支援要請を受ける民主党県議ら=県議会の控室で


 ぎふ清流国体・清流大会が幕を閉じた直後の十月十七日夜。知事の古田肇氏(65)は岐阜市内のホテルで、共産党県議のグラスに上機嫌な様子でウーロン茶をついでいた。

 県議会と知事の国体慰労会。最大会派の自民党が提案した会合だったから、参加者が自民だけになる可能性もあった。だが、古田氏は「それではだめだ」と部下に強く指示。自民との宴席の翌日、民主党や公明党などほかの会派を同じホテルに集めて同じ宴席をした。県政運営で対立する共産も招いた。

 「過去の知事が相手にしたのは自民だけだったが、古田さんは他会派にも配慮をしてくれる」。民主の県連幹部がうなずいた。

 過去二回の知事選で古田氏を推した自民と民主。三度目の今回もそろって支援をする見通しだ。

 両党の県議らがたたえるのは、古田氏のバランス感覚だけではない。手堅さを全面に打ち出した行政手腕。県有財産を売却し、県事業を見直し、県職員の反発に遭いながらも人件費を削減した。

 「面白さはない。だけど大きな失策や失点もしとらん」と自民県連の猫田孝幹事長(72)。民主県連の伊藤正博代表代理(62)も「これまで古田氏は財政再建など(前知事の)負の遺産の対応に追われたが、三期目にこそ独自色を期待したい」と力を込めてみせる。

 最近話題の第三極は「民自相乗りの現職知事が相手では勝ち目は薄い」(減税日本の関係者)と静観の構え。今回の知事選も、共産党系の市民団体が擁立する新人と古田氏の一騎打ちとなりそうだ。

 しかし、二大政党の相乗りは、有権者にとって好ましくないという見方もある。「保守とリベラルがそれぞれ選択肢を示すことで、有権者が過去の県政を振り返り、将来の展望を考えることができる」と指摘するのは、名城大都市情報学部の昇秀樹教授(行政学)だ。

 その機会を失わないため、立候補予定者には甘い言葉ばかりでないマニフェストや政党の思惑にとらわれない政策論争が求められる。

(多園尚樹)

3376チバQ:2012/11/10(土) 09:23:06
http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20121110/CK2012111002000027.html
<始動>(下) 岐阜の良さ 発信を
2012年11月10日

JR岐阜駅前の黄金の信長像。県政を担う知事には発信力も求められる=岐阜市内で


 「岐阜には宝がある」

 戦後、兄と立ち上げたタイプライターの販売店を県内有数の情報機器販売業者に育てたインフォファーム(岐阜市)の辻正会長(84)。県中小企業団体中央会のトップとして断言する。宝とは、県内の事業者の99%を占める中小企業のことだ。

 三分間余で自動車一台を組み立てる工場がある。最新鋭の航空機部品を手掛ける業者もいる。「(工業が盛んな)米国のシアトルみたいな街にだってなれると思う」

 この先、国内市場が縮小する中で活路になるのは、海外への売り込みだ。「道筋さえつけば」と県に案内役を求めている。

 「子育て中の女性をどう活用するかが、県内の産業界の課題」と訴えるのは、起業家の支援活動に励む岐阜市の高嶋舞さん(31)。

 岐阜労働局によると、県内企業の八割超で育児休業制度などの整備が不十分だった。高嶋さんは「能力ややる気のある人を生かせないのはマイナス」と新たな仕組みづくりに期待する。

 大垣市の小説家鈴木輝一郎さん(52)は、県の産業活性化の武器として、その歴史に着目する。

 織田信長が天下統一の足掛かりに拠点を置いた岐阜。岐阜市内に菩提(ぼだい)寺があるのに「信長と岐阜のつながりは県外にあまり知られていないのが現実」と惜しむ。

 「県はもっと情報発信に力を入れて」と鈴木さん。自身も文壇と読者の距離を縮めるため、小説講座の動画配信をしている。「知名度を上げることで得るものがあるはずだ」と話す。

 現職の古田肇氏(65)も三選出馬表明の会見で、財政再建や国体後の街づくりとともに県の課題として「作り上手の売り下手な面がある」と挙げた。優れた技術や文化があるのに、アピールが控えめ。そんな土地柄から一歩でも前に踏み出せればと願う。

 知事選は一月十日告示、二十七日投開票。鈴木さんは、県民が選ぶ知事に「スターになって」と強い発信力を期待している。

 (斎藤雄介)

3377チバQ:2012/11/11(日) 18:59:25
http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20121111/CK2012111102000016.html
浅野市議が出馬の意向 各務原市長選
2012年11月11日

浅野健司氏


 来年春の各務原市長選で、市議の浅野健司氏(40)=各務原市蘇原青雲町=が十日、出馬の意向を本紙の取材に明らかにした。

 「若い世代の責任を果たす。市議としてまちづくりに携わった経験を生かしたい」と強調。公共施設の統廃合や事業の見直しで行財政改革を進め、子育て世代や高齢者の世代間交流を促す施策を展開するとした。

 浅野氏は二〇〇一年に市議に初当選し、現在三期目。昨年、市議長を務めた。現職の森真氏(72)を含め、今のところ、このほかに立候補を表明した人はいない。

 (斎藤雄介)

3378チバQ:2012/11/12(月) 22:52:54
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20121112/201211121354_18577.shtml
恵那市長選2氏の争い 市議選は定数20に21人立候補
2012年11月12日13:54
 任期満了(27日)に伴う恵那市長選、同市議選(定数20)は11日告示された。市長選は2人、市議選は21人が立候補を届け出、いずれも選挙戦に入った。18日に投票、即日開票される。

 市長選には、無所属新人の前市議纐纈満氏(56)と、無所属現職で3選を目指す可知義明氏(76)=自民、公明推薦=が立候補。纐纈氏は「コンパクトな市政を目指し改革を進める」、可知氏は「自分の手で合併後の総合計画を仕上げる」とそれぞれ第一声を放った後、市内を回り、有権者に支持を訴えた。纐纈氏は今回の立候補で市議を自動失職した。

 市議選は今回から定数が24から20に削減された。立候補者内訳は現職14人、新人7人。党派別では公明1人、共産2人、無所属18人。10日現在の選挙人名簿登録者数は4万4434人(男2万1164人、女2万3270人)。

3379チバQ:2012/11/12(月) 23:00:08
http://mytown.asahi.com/aichi/news.php?k_id=24000181211120001
【この人に聞きたい】


中根薫さん(77)
2012年11月11日


前岡崎市議 中根薫さん

【岡崎市長選での「内田派」対「反内田派」】


●政争との決別 市長の姿勢を


 内田康宏氏(59)が競り勝った岡崎市長選では、保守勢力内で市民に見えにくい「内田派」対「反内田派」の対立軸が働いていた。市議や県議として通算34年間、市政を間近に見てきた中根薫さん(77)は「この選挙が政争に矮小(わいしょう)化されるかどうかは市長の姿勢次第」とみる。


 ――今回の市長選の結果をどう見ますか。


 支持団体の構成員からいえば、連合愛知や公明党など、敗れた園山康男さんの方が多かった。だが、投票率が57・81%と伸びなかったことを見ても、訴えが上滑りして浸透していなかった。「最後のチャンス」と必死で戦った内田さんに分があった。


 ――内田さんには、複雑な思いがあるのでは。


 32年前、内田さんが衆院選に立候補して落選した時、父で当時の市長だった内田喜久さんに頼まれ、選対本部長を務めた。その時の選挙違反事件で私も5年後に有罪が確定し、県議を辞めた。政治家として上げ潮だったのに、あの事件を境に人生が変わった。
 受け取った金の認識をめぐって公判で対立したこともあったが、喜久さんは私の政治人生の前半を支えてくれた人だ。今回は、内田さんが自民の旗を降ろさなかったから、せがれ(中根康浩衆院議員)や私は園山さん支持に回ったが、内田市長誕生には、32年前に抱いた子が立派に成長したようなうれしさもある。


 ――岡崎市長選では、政争がくり返されてきました。


 大きな権限を持つ市長は魅力だ。柴田紘一前市長が3期で辞めたのは潔かったが、引退表明後に「内田さんにはやらせたくない」と大村秀章知事らと組んで、これまでと同じ権力闘争が繰り広げられた。


 ――政治色が薄い市職員出身の市長が続く豊田と比べ、市長交代時に施策が引き継がれ
ないのが岡崎の発展を遅らせたという声もあります。


 それは違う。市の未来像を戦わせ、選挙で勝ってこそ、自分の力を発揮できる。前任者の政策が途切れるのも、民意なら仕方がない。


 ――とはいえ、自前の選挙は大変。岡崎は2世政治家が多いという批判もあります。


 金と労力を使って築いた後援会だ。適任者がいれば身内に譲りたいと思うのは当然。ただ、2世には河村たかしさん(名古屋市長)や橋下徹さん(大阪市長)のように、突拍子もないことを言い出す者は少ない。せがれは「おやじが罪に問われた悔しさを晴らしたい」と政治家を志した。


 ――恨みやしこりによる政争は続くのでしょうか。


 トップや取り巻きの姿勢次第だ。権限を持つと、選挙で支援したり資金提供したりした者から、様々な働きかけがある。だが、特定勢力ばかり向いていると、対抗勢力の反発を買って争いは続く。誘惑を断ち切らないと、32年前の過ちをくり返すことになるだろう。(聞き手・本井宏人)


《岡崎市長選》
 知名度をつけた県議が多選の現職を破ったり、後継を争ったりする構図がくり返され、政争を生んできた。今回の市長交代は柴田紘一氏が当時の前職を激戦の末に破って以来、12年ぶり。


《中根薫さん》 1967年に岡崎市議に初当選。79年に県議に転身したが、選挙違反事件で有罪が確定し、2期目の85年に辞職。公民権回復後の92年に市議に返り咲き、市議を計7期務め今年10月に引退。

3380チバQ:2012/11/12(月) 23:05:36
>>3372-3373
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000001211120005
刈羽村長選、一転 選挙戦
2012年11月10日

 13日告示、18日投開票の刈羽村長選で、元村議で原発反対派の武本和幸氏(62)が9日、無所属で立候補する意向を表明した。前日までは、現職の品田宏夫村長(55)の無投票による4選の公算が大きいと見られていたが、「今朝、出馬を決めた」という武本氏の立候補表明で、柏崎刈羽原発を争点にした選挙戦が展開されることになった。


     ◇


 武本氏は1975〜99年に村議を務めた。地元の原発反対団体のメンバーで、長年、柏崎刈羽原発の運転停止を求めてきた。00年の村長選や昨年春の県議選に「原発反対」を訴えて出馬したが、いずれも落選した。


 9日の記者会見で、立候補を決めた理由について「福島第一原発事故を見れば、原発が危険だということはわかる。原発をどうするのか、村民に考えて欲しかった」と語り、柏崎刈羽原発の再稼働について「原発周辺の断層問題や安全対策、防災計画など課題はたくさんある。再稼働のハードルを上げ、立ち向かっていかなければならない」と述べた。


 また、今後の村のあり方については「いずれは廃炉になる時期が来る。原発に頼らない村の運営を、今から村民みんなで考える」と語った。


 今回の村長選で、推進派の品田村長は10月26日に4選を目指す考えを表明したが、反対派は候補者を擁立できずにいた。武本氏は「村内を回り、人望のある何人かに声をかけたが、断られ続けた」と明かし、「無投票になるのは避けなければならないと思い、今朝、出馬を決めた」と述べた。


 「原発との共生」をうたう品田氏は再稼働について「原子力規制委員会が『安全だ』と判断すれば、止めておく必要がどこにあるのか」と述べている。陣営幹部は、武本氏の立候補表明について「相手が誰になろうと、これまでの考えに沿って粛々と選挙戦を進めていくだけだ」と話した。(富田洸平)

3381チバQ:2012/11/12(月) 23:07:22
>>3219
http://www.shinmai.co.jp/news/20121111/KT121110ATI090023000.php
中野市長選 新人といったん引退表明の現職の争いに
11月11日(日)



 任期満了に伴う中野市長選は11日立候補の届け出が締め切られ、無所属新人の会社役員池田茂氏(59)、無所属現職小田切治世氏(61)の選挙戦となった。投開票は18日。

 池田氏は10月16日に立候補を表明、老朽化した市庁舎の旧中野高校校舎への移転をめぐり現市政の計画を見直す可能性を示す。

 引退表明していた小田切氏は10日、取材に対して「無投票は避けたい」と述べ、再選出馬を検討していることを明らかにした。

 池田氏の出馬表明後、一部市議らが対抗馬として小田切氏に引退撤回と再出馬を打診していた。

3382チバQ:2012/11/12(月) 23:12:43
>>3352>>3362
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2012111290003339.html
豊橋市長に佐原氏再選 
2012年11月12日 00時37分

豊橋市長選で再選を決め、支持者と握手を交わす佐原光一氏=11日夜、愛知県豊橋市牧野町の事務所で


 愛知県豊橋市長選は11日、投開票され、無所属現職の佐原光一氏(59)=自民推薦=が無所属新人の元衆院議員杉田元司氏(61)を破り、再選を果たした。互いの支持基盤である保守層が分裂する選挙となったが、佐原氏は、3人が立候補した前回選挙から1万1765票を上積みした。投票率は41・16%で前回より4・39ポイント低かった。当日有権者数は29万1834人。

 佐原氏は中部地方整備局副局長などを経て、前回選挙で初当選。主に国道の整備促進や三河港への企業誘致、首都圏での豊橋のPR活動を1期目の実績に掲げた。2期目の政策は、市中心部の活性化策や東三河8市町村による広域連合結成などを訴えた。自民党県連や連合地域組織の推薦を受け、大半の自民系市議が支援する組織戦を展開し保守票を固めた。

 杉田氏は衆院議員や県議の政治経験をアピール。佐原氏が進めた東京事務所設置などを批判し、小学校の給食費無料化などを訴えた。一部の自民系市議や県議から支援を受け、現職批判票も取り込み5万票以上を集めたが、及ばなかった。

 民主党と公明党は自主投票だった。

 ◇豊橋市長選開票結果

当 62,867 佐原 光一 59 無現 =自民推薦

   55,671 杉田 元司 61 無新 

(中日新聞)

3383チバQ:2012/11/13(火) 00:37:24
>>3335>>3351
http://www.shinmai.co.jp/news/20121111/KT121111ASI000002000.php
千曲市長に岡田氏 初当選、三つどもえ制す
11月11日(日)



 近藤清一郎氏の病気辞職に伴う千曲市長選は11日投開票し、無所属新人で前市参与の岡田昭雄氏(61)=森=が、共に無所属新人で、会社社長の柳町博之氏(49)=鋳物師屋、元会社員の宇田川弘子氏(53)=中=を破り、初当選した。

 岡田氏は近藤氏の出馬要請を受け、10月26日に表明。争点となった市内への新幹線新駅誘致は活動を継続する立場で、県が策定中の新総合交通ビジョンに明記されるよう取り組む方針を示した。合併による市発足から来年で10年になるのを見据え、行政経験をアピールしながら「合併の仕上げをしたい」と訴えた。

 近藤氏の後援会員も加わって自身の後援会を新設。民主党の羽田孜元首相(衆院3区)後援会「千曲会」の更埴連合支部の推薦を得たほか、市職員時代の人脈などを生かして手堅い戦いを進め、最終的に幅広い支持を集めた。

 近藤氏と一騎打ちだった2007年の前々回に続いて出馬した柳町氏は、最も早い同12日に立候補を表明した。科野(しなの)青年会議所OBらの支援を受け「世代交代」を主張。新幹線新駅誘致は継続する意向を示した上で、情報公開を重視。「市民の声を聞いて判断したい」と訴えた。若い世代を中心に一定の支持を得たが、前市政からの転換を望む層の得票が宇田川氏と分散したこともあり、及ばなかった。

 宇田川氏は同30日に出馬表明。唯一、新幹線新駅誘致反対を明言し、女性の視点を生かす市政も主張した。市議会会派の共産党市議団、市民クラブが支援。新駅誘致反対の層を中心に浸透し、旧戸倉町域などで強みも見せて追い上げたが、出遅れも響いた。

 投票率は52・35%。11年の前回選は無投票で、07年前々回選の51・84%を0・51ポイント上回った。

3384チバQ:2012/11/13(火) 22:30:13
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000001211130005
原発の街、針路巡り論戦 柏崎市長選
2012年11月13日

 18日投開票の柏崎市長選が始まった。告示の11日に届け出たのは、無所属で現職の会田洋氏(65)と、無所属新顔で元共同通信社論説委員長の西川(さいかわ)孝純氏(64)=自民推薦。ともに柏崎刈羽原発の安全性を重視し、全基停止の影響を受ける経済や雇用の問題に取り組むと訴えた。「原発城下町」の将来像をどう具体的に示せるか、が問われる。


 会田氏は11日朝、柏崎市役所近くの後援会事務所前で第一声を上げた。原発反対派からも容認派からも支持を受け、事務所には両派の市議14人が集まった。


 会田氏は、柏崎刈羽原発について「安全性の問題、全基停止での雇用の問題がある。安全で安心して暮らせ、活力もある街にしていく」と、両派をおもんぱかりながら言葉を選んだ。


 9月に立候補表明した西川氏については「昨日、今日に市長をやろうと言ったような人に任せられない。こちらは2期8年の経験と実績がある」と訴えた。


 西川氏も11日朝、柏崎駅近くの後援会事務所前で第一声。支援している原発推進派の県議や市議のほか、急きょ泉田裕彦知事が駆けつけ、会場がわいた。


 西川氏は原発の再稼働問題について、原子力規制委員会が示す安全基準を見守る考えを強調。新エネルギー産業などを集積させ「エネルギーの街」であり続ける努力をするとも訴えた。


 会田市政に関しては、8年で市民の暮らしが好転していないと指摘。ビジョンの明示や指導力、発信能力が問われると指摘した。


     ◇


 西川陣営の出陣式で泉田知事は、登壇後すぐに「西川候補をぜひとも当選させて頂きたい」と呼びかけた後、「どうしてもみなさんにお願いしたいことがあってやって参りました」と続けた。本題は、震災がれき処理について、だった。


 柏崎市は先月、がれきの試験焼却を終え、1キロあたりの放射性物質が100ベクレル以下の焼却灰をEVAという合成樹脂の袋に詰めて処分場に埋め立てた。それを念頭に知事は「焼却灰の管理がずさんな形で進められようとしていることに懸念を持っている」。


 チェルノブイリ原発事故への対応や、新潟水俣病を招いた規制の甘さを挙げながら、焼却灰を「ビニールシートでくるんだだけで埋めてしまう。(放射性物質が)地下水に入ったらどうなるのか」と指摘。安全な柏崎を「県と二人三脚」でつくれるのは西川氏だとして、再び支援を訴えた。


 がれき問題を巡り、慎重な管理を求める知事と、がれきを受け入れようとしている5市との考えはかみ合っていない。5日には三条市が本格的に受け入れると表明。柏崎市長選にがれき問題を争点として持ち込むことで、各市がなし崩しで受け入れを決めるのを防ぐ狙いがあるとみられる。


 西川氏を推す自民党県連の幹部も寝耳に水だった知事の応援。相手の会田氏も驚き、「中立でいてほしかったが……。意外。ちょっと信じられない。焼却灰問題はこれまで県と協議して進めてきた」。会田陣営の幹部は「どういう了見なんだ。不満があるなら直接言えばいい」と憤った。

3385チバQ:2012/11/13(火) 22:55:00

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/news/20121112-OYT8T01338.htm
千曲市長に岡田氏初当選


初当選し花束を手にする岡田氏(11日午後10時31分、千曲市のJAちくま八幡支所で) 前市長が病気治療で退任したことに伴う千曲市長選は11日投開票され、新人で前市参与の岡田昭雄氏(61)(無所属)が会社社長の柳町博之氏(49)(無所属)、元会社員の宇田川弘子氏(53)(無所属)の2新人を破り、初当選した。次点の柳町氏とは873票差の小差で、前市長の近藤清一郎氏(72)の後継を強調した岡田氏が競り勝った。任期は11日から4年間。

 当日有権者数は5万629人、投票率は52・35%。前回2011年は無投票だったが、前々回07年の51・84%を上回った。

 岡田氏の支持者らが待機する同市八幡のJAちくま八幡支所では午後10時20分頃にテレビで「当選確実」の速報が流れ、拍手と歓声が沸き起こった。会場入りした岡田氏は支持者と握手を交わして万歳。岡田氏は「荷が重いが、千曲市の発展のために全精力を傾けたい」と抱負を語った。

 岡田氏は近藤市政が進めたJR長野新幹線長野―上田駅間に新駅を誘致する計画の継承を掲げた。「まずは県の『新総合交通ビジョン』に載せ、市民と十分に議論し、子や孫、次の世代に必要か考えたい」と述べ、月内にも期成同盟会を設立する方針を明らかにした。

 また、「市町村も自ら歳入を確保し、福祉、教育、環境など様々な課題に充てなければいけない」とし、産業振興や財政健全化に取り組む考えを改めて示した。

 12日は自宅で取材に応じ、「市民の融和を図り、合併の総仕上げをしたい」と意気込みを語った。同日午後には市役所更埴庁舎で当選証書を受け取った。

 岡田氏は、近藤氏の後援会員を加えた独自の後援会を市内全域に組織。民主党の羽田孜元首相(衆院長野3区)の後援会「千曲会」の更埴連合支部の推薦を得るなど組織戦を展開し、高齢層を中心に支持を得た。

 敗れた2氏は、近藤市政からの転換を求める票を分け合う形となった。

 柳町氏は世代交代を訴え、教育や子育て支援策の充実を掲げた。07年には近藤氏に749票差に迫り、2度目の挑戦だった。科野青年会議所OBらでつくる後援会で、若手世代を中心に浸透を図ったが、投票率が伸び悩み、浮動票が期待したほど獲得できなかった。

 宇田川氏は新幹線新駅誘致反対を表明し、女性の視点を生かした施策もアピール。市議会の共産党市議団らが支援し、女性票を中心に取り込んだが、出馬表明が告示5日前と遅れ、知名度不足が響いた。

(2012年11月13日 読売新聞)

3386チバQ:2012/11/13(火) 23:43:06
>>3383>>3385
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121113-00000144-mailo-l20
選挙:千曲市長選 市長に岡田氏 市政継承掲げ、2新人破り初当選 /長野
毎日新聞 11月13日(火)14時28分配信

 病気療養中の近藤清一郎前市長の辞任に伴う千曲市長選は11日投開票され、前千曲市参与で新人の岡田昭雄氏(61)=無所属=が、会社社長で新人の柳町博之氏(49)=同=と環境計量士で新人の宇田川弘子氏(53)=同=を破り、初当選した。当日有権者数は5万629人(男2万4340人、女2万6289人)。投票率は52・35%で、07年市長選より0・51ポイント増えた。【渡辺諒、仲村隆】
 当選を決め、支持者の拍手で迎えられた岡田氏は当選報告会場で「市長という重責が目の前にあり、プレッシャーを感じるが、皆さんの期待に応えたい」と喜んだ。争点だった北陸新幹線の新駅誘致について「まずは県の新総合交通ビジョンに駅の誘致を盛り込んでもらうことが先決だ」と強調。地域経済を活性化させ、自主財源の確保に意欲を示した。
 岡田氏は長年、市の要職を務めた経験を強調し、近藤前市政の継続を主張。自身の後援会に前市長の後援会員が加わり、市内各地に組織を広げた。
 柳町氏は市内経営者らの支援を受け、新駅誘致推進の立場で「市民が判断できるように情報を公開する」と主張したが、及ばなかった。宇田川氏は女性団体や共産党市議団などの支援を受け、新駅誘致反対を訴えたが、浸透しなかった。
 ■解説
 ◇「世代交代」より「安定感」
 千曲市総務部長などを務め「近藤前市政を継承する」と強調した岡田昭雄氏が勝利した。次点の柳町博之氏が訴えた「世代交代」よりも、有権者は「市政の安定感」を重視したと言えそうだ。
 最大の争点は、北陸新幹線の新駅誘致だった。3候補のうち、岡田氏は、前市長が「産業振興の起爆剤」と位置づけた誘致策を継承。柳町氏も「市民に説明しながら進める」と主張し、2人に大差はなかった。一方、反対を明言した宇田川弘子氏は有効投票数の約23%を獲得し、市民の中に慎重論が根強いこともあらわになった。
 新駅誘致は「メリットや道筋が見えにくい」などと疑問の声が聞かれる。岡田氏は実現性を含め、具体的なビジョンを示すべきだ。多額の財源をつぎ込んだ末に、実現しなければ「税金の無駄」と批判されても仕方ない。関係機関との丁寧な調整が必要だ。
 また、県内19市のうち、元市職員の市長は現在、飯山市に続き2人目。行政主導だけでは地域活性化が困難な時代だけに岡田氏は、民間などの外部のノウハウを取り入れる手腕が求められる。【渡辺諒】
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 ◇千曲市長略歴
岡田昭雄(おかだ・あきお) 61 無新(1)
 [元]市参与[歴]市秘書広報課長・議会事務局長・総務部長▽長野経済短大
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 ◇市長選開票結果=選管最終発表
当 10549 岡田昭雄  61 無新
   9676 柳町博之  49 無新
   6080 宇田川弘子 53 無新
11月13日朝刊

3387チバQ:2012/11/13(火) 23:45:30
>>3193>>3215>>3362-3367
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121113-00000109-mailo-l24
選挙:伊賀市長選 市長に「刷新」岡本氏 市の南庁舎、解体せず活用 /三重
毎日新聞 11月13日(火)12時59分配信

 ◇元市部長に大差
. 伊賀市長選は11日投開票され、元民放アナウンサーの岡本栄氏(61)が、元市企画総務部長の赤澤行宏氏(62)を破り、初当選した。現市長は業者との温泉旅行が発覚し1期限りで引退を表明。赤澤氏が45年のキャリアから「即戦力」を強調したのに対し、行政経験ゼロの岡本氏は「あかんやろ」をスローガンに刷新を訴えた。有権者は「しがらみのない市政」を岡本氏に託した格好だ。岡本氏は12日の記者会見で、公約通り市役所南庁舎は解体せず活用する方針を表明した。【伝田賢史、矢澤秀範】
 「あくまで市民代表として、希望が見えるまちづくりを進める」。無所属新人同士の一騎打ちを制した岡本氏は12日、上野紺屋町の事務所で抱負を述べた。市民との対話集会を各地で開くという。
 赤澤氏との1万票近い大差は予想外だった。「今回の票は市民の怒りの表れ。無駄のない財政に向け、市民と一緒に情報を共有して事業を仕分けていく」
 選挙戦は県立上野高校の同窓生やボランティア頼りだった。一方の赤澤陣営には市議26人のうち、自民系など約10人が加わった。明確な与党のない岡本氏は議会運営について「2万5000の民意を議会は無視できない」とした。
 岡本事務所で万歳三唱があったのは11日午後10時半すぎ。岡本氏はガッツポーズを決め、「これからは市民に見える市政、納得のできる市政をみなさんと一緒にやっていきたい」と勝利宣言。市政刷新のキャッチフレーズ「あかんやろ」が市民の共感を呼んだ、と勝因を語った。東日本大震災で発生したがれきの受け入れは「受け入れない」と断言。空席の副市長ポストは、外部登用する考えを明らかにした。
 岡本氏が出馬を表明したのは9月に入ってから。内保博仁市長(69)の旅行問題が7月に発覚。翌8月には市議2人が副議長選を巡る贈収賄容疑で逮捕された。事務所に駆けつけた女性(75)は「不祥事が続く中、周りのおばあちゃんたちも『変えてほしい。今のままでは嫌だ』と言っていた」と感激していた。
 ◇「あかんやろ」と言われぬ政治を−−敗戦の赤澤氏
 内保市長も詰めた赤澤事務所(四十九町)では、確定票が伝わると「あー」とため息が漏れた。赤澤氏は11日午後10時半ごろ、支持者を前に「残念至極です。申し訳ありません」と深々と頭を下げた。「市民の命を最優先」をスローガンに、次世代防災ラジオの導入や子育て支援の充実を掲げた選挙戦。夜は市内3カ所の個人演説会を連日こなし浸透を図ったが、知名度不足も響き、支持は広がらなかった。「市と議会の状況から、このままではいかんという共感を先方が得た」と敗戦の弁。岡本市政を危惧し「評論家的に『あかんやろ』と言うだけでは市政運営はできない。自分が『あかんやろ』と言われない政治をしていただくことに尽きる」と注文をつけた。
 ◇投票率55.94%
 投票率55・94%は、56・23%だった前回に比べわずかに下回った。ただ、雨天での記録に、市選管は「50%を割る心配もしていたので、良かった」。大勝した岡本栄氏の支持者は「雨がなければ、もっと投票率は上がったはず」とみる。
 市町村合併後の初代市長を決めた04年11月を含め、伊賀市長選は3回目。08年11月の前回は、副市長や市議長経験者を含む3新人が争った。04年は、旧上野市長と共産党公認候補との一騎打ちだったが、関心が高まらず49・22%にとどまった。【伝田賢史】

3388チバQ:2012/11/13(火) 23:45:49
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 ■視点
 ◇「素朴な思い」裏切らない市政を
 岡本栄氏は「あかんやろ」と市政刷新を愚直に訴える選挙戦を展開し、大勝した。岡本氏に投票した女性(37)も「勝つのは赤澤さんだろうと思っていた」と驚くほど、組織だった票ではなく、現状に不満をもつ有権者一人一人の共感を集めたと言える。
 ただ、赤澤氏が大敗した一因として、戦術ミスも指摘できる。自民系県議らから打診を受けて立候補したにもかかわらず、「赤澤個人の戦い」にこだわった。政党推薦を受けずに臨み、組織力を十分に生かせなかった。赤澤氏が演説会で繰り返した「次世代防災ラジオの導入」など、細かい施策は聴衆を引きつけていない印象を受けた。1万票近い大差は、自民支持層から岡本氏に流れた票の存在をも物語る。
 岡本氏の行政手腕は未知数だ。獲得した2万5962票は岡本氏への期待票にほかならない。「岡本さんなら伊賀を誇れるまちにしてくれそう」。そんな素朴な思いを裏切らない市政運営を望む。【伝田賢史】
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 ◆開票結果
 ◇伊賀市=選管最終発表
当 25962 岡本栄  61 無新
  16769 赤澤行宏 62 無新
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岡本栄(おかもと・さかえ) 61 無新(1)
 [元]関西テレビアナウンサー▽市民団体代表[歴]神戸女子大・帝塚山大非常勤講師▽早大
〔伊賀版〕
11月13日朝刊

3389チバQ:2012/11/13(火) 23:46:45
http://mytown.asahi.com/mie/news.php?k_id=25000001211130004
伊賀市長に岡本氏
2012年11月13日

 伊賀市長選は11日に投開票され、無所属の新顔で元関西テレビアナウンサーの岡本栄氏(61)が、同じく新顔で元市企画総務部長の赤澤行宏氏(62)を破り、初当選した。当日有権者数は7万7215人、投票率は55・94%(前回56・23%)だった。


 岡本氏は9月3日、市政刷新を訴えて「このままではあかんやろ」と立候補を表明。内保博仁市長が進めてきた市役所を現在地に新築する計画に反対し、現存する南庁舎を保存・改修して使用することを主張した。


 伊賀地域の救急医療体制の充実のために地元医師会に協力を要請し、開業医やクリニックに協力してもらうことや、伊賀の知名度をあげるために情報発信力を強化するなどの政策を訴えた。


 選挙活動では、元アナウンサーの知名度に加えて、県立上野高校時代の同級生が核として動き、辻立ちや街宣活動、個人演説会で支持を広げた。


 投開票された11日、伊賀市上野紺屋町の銀座通り沿いの事務所には支援者が集まって熱気に包まれた。午後10時半ごろに結果が発表されると、支援者からは「伊賀の夜明けだ!」との声がとび、万歳三唱をした。岡本氏は「市民が市に対して不満を持ち、真剣に憂えていたかがわかった。市民と考える市政、納得できる市政をやりたい」と喜びを爆発させた。


 一方、内保市長が立候補しないことを明らかにした9月11日から4日後の15日に立候補を表明した赤澤氏は、県議や市議、内保市長が応援に入り、組織戦を展開。「市民の命が最優先」として防災対策に力を入れることや、内科医を3人増やすなどの救急医療体制の充実などを訴えたが、十分に浸透しなかった。



■「新庁舎は中断」岡本氏


 伊賀市長選に初当選した岡本氏は12日朝、伊賀市上野紺屋町の事務所で取材に応じ、「2万5962票という民意をいただいた。市民の代表として、期待にこたえていきたい」と意気込みを語った。


 選挙戦での手応えを感じたのは運動最終日の10日夜、ゆめぽりすセンターでの集会で、人が会場に入りきらずに外まであふれていたのを見たときだという。岡本氏も声を詰まらせる場面があり「これはただ事ではないなと感じた。支持してもらっている、民意の形だと思った」と振り返った。


 新庁舎建設問題については「庁舎はストップして、南庁舎を耐震改修する。事務機能は分散する」と話した。市議会との関係については「何度も説明し、市民の声を議会に届けていく。議会のみなさんも今回の選挙結果を重く受け止めてもらいたい」。新年度予算については「全項目をチェックする。資産売却も進める」とした。現在空席の副市長人事については「意中の人がいる」と触れるにとどまった。


 岡本氏は同日午後、市役所を訪れて、中前茂喜・市選管委員長から当選証書を受け取った。中前委員長は「明るく正しい選挙をしていただけた。当選おめでとうございます」と話した。



■「これからの市政に危惧」赤澤氏


 赤澤行宏氏は、落選が決まった11日午後10時半ごろに伊賀市四十九町の事務所に姿を見せた。集まった支持者らを前に「残念な結果となり、誠に申し訳ありません。多くの人に支援いただけながら、これだけの票しかなかったのは残念。市民を恨むことはできませんが、これからの市政について危惧しています。市民総意の市政を実現してほしい」と話した。

3390チバQ:2012/11/13(火) 23:46:58
■庁舎や医療 課題山積


《解説》伊賀市民は「変革」を選んだ。1万票近い差をつけた岡本栄氏の「圧勝」は、これまでの市政に対する市民の不満の表れと考えられる。


 岡本新市長の下で、市の政策が大きく変わることが予想される。進んでいる市役所の新築計画は中断され、残された南庁舎を改修し、当面は庁舎として使うという。その後、南庁舎をそのまま庁舎として使うのか、それとも観光集客施設にし、別の場所に市役所を新築するのか。岡本氏は「市民と決めたい」とし、住民投票も視野に入れている。


 課題は庁舎問題にとどまらない。医療救急体制の充実策として提案する、地元の開業医らの協力を本当に取り付けることができるのか。上野総合市民病院の約31億円の累積赤字をどう削減するのか。岡本氏がいう1120億円もの債務への具体的な対策は何か。


 岡本氏自身が強調してきた「市民と同じ目線でのものの見方」は重要だが、これから問われるのは市長としての政策実現力だ。


 時期を明示したタイムテーブルをすぐにつくる。実務能力のある人は誰であれ登用する。市民との集会を継続して開き、たえず声を聴く。期待に応える市政を進めていくことが出来るのか。見守る市民にも厳しい目が求められる。(保田達哉)

3391チバQ:2012/11/13(火) 23:47:14
http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20121113/CK2012111302000007.html
透明性のある政治実現 伊賀市長に当選の岡本氏が決意
2012年11月13日

伊賀市長選で新市長に選ばれ、万歳する岡本さん(右)ら=同市上野紺屋町の選挙事務所で


 「伊賀を変えたいという市民の思いに応えることができた」。無所属新人二人の争いとなった十一日の伊賀市長選で、初当選を果たした元関西テレビアナウンサーの岡本栄さん(61)は、顔を紅潮させながら、力強く市政を担う決意を語った。

 十一日午後十時半ごろ、同市上野紺屋町の選挙事務所は当選の報に沸き、大勢の支持者の「よくやった」「おめでとう」の歓声と拍手に包まれた。お祝いの花束を受け取った岡本さんは満面の笑み。「透明性のある、しがらみのない政治を実現させていく」と力強く抱負を語り、支持者とともに万歳を繰り返した。

 空席となっている副市長については「できれば年内に、外部から登用したい」との考えを示した。市庁舎の建設に関しては、現在の南庁舎を耐震化して当面の間、使用する方針をあらためて強調。現在地で全面新築する現行の計画は大きく見直されそうだ。

 岡本さんは県立上野高校、早稲田大を卒業後、関西テレビ放送(大阪市)に入社。定年退職後は、神戸女子大と帝塚山大で非常勤講師を務めた。

 選挙戦では、民間の感覚を前面に出し、「陳情型の市政を一新して市民の声が生かされる街づくりをする」と訴えた。公約には、行財政改革や地域医療の立て直し、農業・観光業のトップセールスを掲げた。

 当日有権者数は七万七千二百十五人。投票率は55・94%で、前回の56・23%を0・29ポイント下回った。

◆変革への思い、有権者に
解説 市のかじ取りは、草の根運動で現市政への批判票を取り込んだ岡本さんに託された。岡本さんは「陳情型の行政からの決別」や、現職市長と異なる市庁舎への考え方など、選挙戦を通じて訴え続けた変革への思いが、保守的な土地柄とされる伊賀市の有権者にも届いた格好だ。

 旧上野市出身の岡本さんは、県立上野高校の同窓生らの協力で選挙を戦い、公明票や市町村合併前の周辺町村地域の票の取り込みにも成功した。赤沢さんは、現職市長や多くの市議の支援を受け、組織型選挙を展開したが、出馬表明が遅れ、支持拡大を図れなかった。市民からは「名張市生まれだから」との声もあった。

 また両候補とも、選挙手法に違いはあっても、公約に明確な違いを打ち出せず、有権者からは「政策が似通っていて、人物で選ぶしかない」との声が多く聞かれた。さらには、応援した現職市長が、市発注工事の受注業者と私的旅行をするなど、選挙前に不祥事が発覚。当初は優勢とみられていた赤沢さん陣営の組織型選挙が十分に機能しなかった。

 だが「岡本さんは行政の未経験者。まっとうな市政運営はできるのか」−。有権者からはこんな不安も聞かれる。岡本さんには、市が置かれている状況を把握し、パフォーマンスだけではない、実のある施策に取り組むことが求められる。

 (安部伸吾)

◇伊賀市長選確定得票

当 25,962 岡本栄61 無新<1>

  16,769 赤沢行宏62 無新

3392チバQ:2012/11/13(火) 23:51:55
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121113-00000061-mailo-l21
選挙:恵那市長選/恵那市議選 告示 市長選、現新の一騎打ち /岐阜
毎日新聞 11月13日(火)12時11分配信

 任期満了に伴う恵那市長選と市議選が11日、告示され、市長選には無所属新人の元市議、纐纈満氏(56)と、無所属の現職で3選をめざす元市助役、可知義明氏(76)=自民・公明推薦=が立候補を届け出て、8年ぶりの選挙戦となった。
. 市議選(定数20)には、現職14人と新人7人の計21人が立候補。党派の内訳は無所属18人、共産2人、公明1人。いずれも18日に投開票される。10日現在の選挙人名簿登録者数は4万4434人(男2万1164人、女2万3270人)。
 ◆恵那市長選候補者の第一声(届け出順)
 ◇縮小し予算配分を−−纐纈氏
 纐纈氏は、恵那市長島町正家の選挙事務所前で出陣式に臨んだ。首長や市議らの姿はなかったが、支持者ら約350人(陣営発表)が集まった。
 纐纈氏は「合併後10年間は合併特例債などの財政措置を受けられるが、それもあと2年。市役所の機能をコンパクトに縮小させながら将来に向けどこに予算配分をしていくかに重点が置かれるべきだ」と述べた。
 公約の柱に据える市役所改革については、急激な職員削減は困難だが、各施設の運営形態を議論しながら職員数を削減する考えを示した。民有地の工事を市の工事として行った不適切な事務処理問題については、「外部調査委員会が報告書を作成したが、市民には何一つ説明がない。正面から解決に向かって努力したい」と述べた。
 ときおり冷たい風が吹く中、支援者から「勢いで選挙戦をものにしてほしい」と声がかかり、纐纈氏は「全身全霊で頑張りたい」と応えて選挙カーに乗り込んだ。【梶原遊】
 ◇課題を仕上げたい−−可知氏
 可知氏は、恵那市長島町中野の選挙事務所前で約500人(陣営発表)の支持者を前に出陣式に臨んだ。壁には推薦状がずらりと貼られ、支持団体は約250にのぼるという。駐車場に特設舞台が設けられ、地元の国会議員や県議らが次々に登壇。周辺市町村長らも勢ぞろいして「可知市長は東濃地方の重鎮。圧倒的な勝利を獲得して、3期目に取り組んでほしい」と声をそろえた。
 可知氏は、顔を紅潮させて壇上に立ち「課題を仕上げなければ新しい町作りは進まない」と第一声。重点政策として(1)市立恵那病院の再整備(2)交流人口の400万人達成(3)雇用を拡大し若者の定着を進める(4)南海トラフによる地震に対応できる防災対策(5)行財政改革(6)リニアという100年に1度のビッグチャンスを生かした地域活性−−を挙げた。また市職員による不適切な事務処理問題では「私の手で全容を公表し、関係者の処分や賠償責任を明確にしたい」と訴えた。【小林哲夫】
……………………………………………………
 ◇恵那市長選候補者(届け出順)
纐纈満(こうけつ・みつる) 56 無新
 [元]市議▽青果小売業▽市観光協会理事▽スポーツクラブ理事▽社福法人評議員[歴]中央大
可知義明(かち・よしあき) 76 無現(2)
 [元]市助役▽明知鉄道社長▽県簡易水道協会長[歴]市総務部長▽県市長会副会長▽恵那高=[自][公]

3393チバQ:2012/11/13(火) 23:55:15
>>3382
http://mytown.asahi.com/aichi/news.php?k_id=24000001211130003
豊橋市長 佐原氏再選
2012年11月13日
●広域連携推進に意欲


 豊橋市長選が11日投開票され、現職の佐原光一氏(59)=自民推薦=が新顔の前衆院議員、杉田元司氏(61)を破り、再選を果たした。当日有権者数は29万1834人で、投票率は41・16%(前回45・55%)だった。
 選挙戦は、民主、自民系の勢力がともに分裂状態で争った。象の群れ飼育計画や東京事務所の存廃を含めた市の情報発信のあり方、まちづくりの方向性、広域連携の手法などが争点となった。
 佐原氏は、自民党の推薦のほか民主党の支持母体である連合の地元組織の推薦も受け、組織力を生かした選挙運動を展開した。佐原氏は「豊橋を元気で安全で誇りを持てるまちに」と訴え、首都圏での情報発信や道路整備、三河港の活性化などの1期4年間の実績を強調。東三河広域連合の発足や市民参加のまちづくり、豊橋総合動植物公園の魅力拡大など、市政継続の訴えが評価された。
 杉田氏は、県議時代などに築いた支持基盤を軸に、自民系県議らが支援。象の群れ飼育計画や東京事務所の廃止、人件費10%削減で捻出した費用を国民健康保険の負担軽減などに使うといった、佐原氏への批判と市政の転換を訴えた。しかし組織力の差を覆すには至らなかった。


●「市民へ説明足りず」接戦


 豊橋市長選で再選された佐原光一氏は12日、市役所で当選証書を受け取った。その後の記者会見で、「市民とともにまちづくりに取り組む」と2期目の抱負を述べ、道路整備に伴う産業振興や農産物のブランド化、広域連携などの推進に意欲を示した。
 「お礼よりもハラハラさせたおわびが必要だ」。当選が決まった11日深夜、佐原氏は事務所で万歳をした後、集まった支援者に頭を下げた。杉田元司氏との差はわずか7196票。これまでの市長選で、1956年の4362票差、47年の4558票差に次ぐ接戦だった。
 この結果について、佐原氏は「市民への説明が足りなかった」と分析。杉田氏の主張について「市民の意見として理解していかなければ」と話した。
 杉田氏が批判した豊橋総合動植物公園の象の群れ飼育計画については、12日の会見で「象ありきではない」とことわった上で、「子どもたちが夢と優しさを養える。種の保存にも取り組める」と強調。小学校の給食無料化については「老朽化した教育施設に投資したい」と否定したが、「子育て支援を充実したい」とも話した。
 今後については「10年ひと区切りという気持ち」と述べ、3期まで務める意欲を見せた。

3394チバQ:2012/11/13(火) 23:55:38
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121113-00000033-mailo-l23
選挙:豊橋市長選 自民対決、佐原氏制す 前衆院議員・杉田氏破る /愛知
毎日新聞 11月13日(火)11時44分配信

 任期満了(16日)に伴う豊橋市長選が11日、投開票され、無所属で現職の佐原光一氏(59)=自民推薦=が、新人で前自民党衆院議員の杉田元司氏(61)を破り再選を果たした。投票率は41・16%(前回45・55%)。
 同市牧野町の事務所では午後11時ごろ、大勢が判明すると、詰め掛けた支援者たちから「よーし」と歓声があがり、拍手が起きた。佐原氏は「本当に自分のカラーを出していける」と意気込みを語り、東三河広域連合の実現や、中心市街地のにぎわい創出などの政策実現に尽力することを改めて訴えた。
 一方で、自民や労組などの支持で、夏過ぎから組織戦を本格的に展開したものの、杉田氏に迫られ、「ハラハラさせた」などと何度も反省の言葉が口をついた。「杉田さんに多くの市民が賛同した。必要なことは市民の意見として理解したい」と述べた。
 杉田氏は、昨年末に一足早く立候補を表明し、自民系県議と協力して選挙戦を展開。現職批判とともに、小学校の給食費無料化など「生活優先の市政に」と訴えたが、及ばなかった。【清藤天】
 ◇「約束を着実に実行」 佐原氏、2期目へ意気込み
 豊橋市長選で再選を果たした佐原光一市長は12日、市役所で当選証書を受け取った後、定例記者会見に臨み、「責任の重さに身が引きしまる。約束を着実に実行していきたい」と2期目への意気込みを述べた。
 約7000票差と苦戦したことには、「(政策を)理解してもらう取り組みが、できていなかったのかと思う」と分析した。杉田氏の掲げた小学校給食費無料化は、インパクトがあったとし、「子育て支援の仕組みづくりの大切さを感じた」と話した。【清藤天】
………………………………………………………………………………………………………
 ◇市長選開票結果=選管最終発表
当 62867 佐原光一 59 無現
  55671 杉田元司 61 無新
………………………………………………………………………………………………………
 ◇豊橋市長略歴
佐原光一(さはら・こういち) 59 無現(2)
 東三河広域協議会長[歴]大使館一等書記官▽国交省環境技術課長・中部地整副局長▽東大=[自]
11月13日朝刊

3395チバQ:2012/11/13(火) 23:56:51
>>2822
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121113-00000003-mailo-l22
選挙:湖西市長選/湖西市議補選 告示 市長選、現新の一騎討ち /静岡
毎日新聞 11月13日(火)11時8分配信

 任期満了に伴う湖西市長選と、欠員補充のための同市議補選(改選数1)が11日告示された。市長選にはいずれも無所属で、新人の市体育協会長、佐原徹朗氏(63)=自民推薦=と、現職で3選をめざす三上元(はじめ)氏(67)が立候補を届け出た。市議補選には新人1人と元職1人が立候補した。投開票は18日。
 佐原氏は同市古見の市民会館前で、三上氏は400メートルほど離れた同市鷲津でそれぞれ第一声を上げた。旧新居町との合併(10年3月)後初の市長選で、両候補は同地区への浸透を図っている。
 投票は18日午前7時から午後8時まで市内29投票所で行われ、午後9時15分から市民会館で即日開票される。
 10日現在の選挙人名簿登録者数は4万7900人(男2万4291人、女2万3609人)。【沢田均】
 ◆候補者の第一声(届け出順)
 ◇防災対策を最優先に−−佐原徹朗氏(63)無新
 湖西市を小さくともキラッと輝くいいまちにしたい。南海トラフの地震の被害想定が出た。津波避難タワー、避難道建設などの対策は最重要課題であり、必ず実行する。
 工業出荷額が年1兆4000億円を超える企業のまちとして、企業が操業しやすいまちをつくる。高台に住宅団地を建設し、人口を増やし地域を豊かにする。年10億円の赤字を出している湖西病院の経営改善に取り組む。
 旧新居町の体育館は老朽化が進んでおり、防災機能を備えた新しいものにしたい。住んでよかったと思えるまちづくりに力を注ぎたい。【高橋龍介】
 ◇よい教育のまち作る−−三上元氏(67)無現(2)
 旧新居町の皆さんが、合併して良かったと思う町を全力で作り上げたい。湖西を楽しい愉快な、(外に出た)人々が戻って来たいというまちにしたい。
 今後、人口はあまり増えず税収が減っていくので「市民協働」を打ち出した。お金のある人はお金を、知恵がある人は知恵を、健康な人は体力を貸してほしい。そうして今のサービスを維持したい。
 その土台は安心・安全。浜岡(原発)を止めようという動きが広がっている。時代は変わった。湖西発の世界企業を育てたい。それを支えるのは教育。よい教育のあるまちを作りたい。【沢田均】
………………………………………………………………………………………………………
佐原徹朗(さはら・てつろう)氏(63)無新
 市体育協会長[歴]銀行員▽県議▽立教大=[自]
三上元(みかみ・はじめ)氏(67)無現(2)
 市長[歴]西友社員▽船井総合研究所取締役▽慶応大
………………………………………………………………………………………………………
 ◇湖西市議補選立候補者(改選数1−2、届け出順)
菅沼淳  61 会社社長     無新
神谷里枝 61 [元]市議 (2)無元
11月13日朝刊

3396チバQ:2012/11/14(水) 00:27:55
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20121113-OYT1T00328.htm?from=ylist
再選出馬どうする?知事おどけて「近いうちに」
静岡県の川勝知事の「近いうち」はいつ――。

 来年夏の知事選に、知事が再選出馬するかどうかが注目される中、知事は12日の定例記者会見で「いつ自身の考えを明らかにするのか」との質問に「近いうちに」と、おどけてみせた。

 解散時期を巡る野田首相の発言をまねて笑いを取った。知事は「冗談で失礼しました」と補足し、第7回マニフェスト大賞の首長部門でグランプリを受賞したことなどを挙げながら、「ふじのくにづくりを中途で潰されるようなことがあってはいかんと、真剣に思いを致している」と、出馬の可能性をにおわせた。

 また、知事は「(県政が)軌道に乗っていると言えるかどうかは微妙なところだ。(来年度の)当初予算や内陸フロンティア(構想の推進)が大きな飛躍の基盤になるのではないか」と述べ、「いよいよ気合が入ってきた」と、今後の県政運営に意欲を見せた。

(2012年11月13日10時28分 読売新聞)

3397チバQ:2012/11/15(木) 22:16:39
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/niigata/feature/niigata1351033965255_02/news/20121024-OYT8T00215.htm
2012知事選 振り返る

<上>原発「検証が先」解釈様々
当選から一夜明けて、3選の喜びを語る泉田氏(県知事公舎で)  「子供や孫の代まで安心して住める古里をつくってほしいという思いをしっかり受け止めてやっていきたい」

 知事選から一夜明けた22日午前9時45分。新潟市中央区の県知事公舎で、泉田氏は17日間の選挙戦の疲れも見せずに強調した。喜びに浸る間もなく、東京電力柏崎刈羽原子力発電所の再稼働問題に直面する。

 選挙期間中、泉田氏は「福島原発事故の検証をしない限り、再稼働の議論はしない。むろん、(再稼働に)同意もしない。これが今のベストの政策だ」と街頭演説で繰り返した。

 対立候補が掲げた「原発の即時廃炉」の主張に対しては、「プルトニウムをどうするかという政策体系なしに発電をやめれば、日本は核武装するという誤ったメッセージを国際社会に出すことになる」と切り返した。

 選挙戦では、原発政策で主張が異なる5党が推薦。本県で原発政策を推進した自民党を中心として、脱原発を掲げる社民党も相乗りした。同党県連代表の小山芳元県議は「柏崎刈羽原発を再稼働させてはならないという思いを知事に託した。『検証が先』という一貫した姿勢をしっかり支えたい」と語った。

 県幹部は「各党は県政与党でいるために、『検証が先』という言葉を都合のいいように自己流に解釈したに過ぎない」と解説する。

 一方で地元経済の先行きを懸念する声も上がっている。全7基が停止中の柏崎刈羽原発が立地する柏崎市では、会田洋市長が18日に上京し、野田首相ら関係閣僚に経済振興に関する要望書を提出。会田市長は「運転停止が地域経済や産業、雇用に及ぼす影響は極めて大きい」と訴えた。

 知事選の終了を待って、柏崎刈羽原発の再稼働の是非を住民投票で決めようという署名活動が22日、新潟市西蒲区で再開された。しかし、住民投票条例案を審議する県議会の最大会派、自民党は住民投票には慎重で、民主党もすでに県議会で否定的な発言をしており、実施されるかどうかは微妙な情勢だ。

 泉田氏は22日の記者会見で「原発ゼロだけを言えば安全になるわけではない。福島原発事故を早く検証して、対策を取ることが重要だ」とこれまでの主張を繰り返した。原発再稼働に向けてどのように判断するのか。235万県民を率いる県政トップの手腕が注目される。

(2012年10月23日 読売新聞)

3398チバQ:2012/11/15(木) 22:17:03
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/niigata/feature/niigata1351033965255_02/news/20121024-OYT8T00217.htm
2012知事選 振り返る

<下>「3者」との間合い鍵握る

3選を果たし、県職員に迎えられ登庁する泉田氏(23日、県庁で)  大差で3選を決めた泉田裕彦氏(50)の今後の県政運営は、「政党」「市町村」「県職員」という3者との距離の取り方が鍵になる。

 投開票から一夜明けた22日午前11時。泉田氏が真っ先に当選のお礼に向かったのは、自身の選挙戦を主導した県議会最大会派の自民党だった。

 同党県連会長の星野伊佐夫県議が「自民党は出来る限りの応援はする」と協力を約束すると、泉田氏は「しっかりとやっていきたい」と満面の笑みで応じた。

 自民党は、所属県議が中心となって各地で選挙戦を支えた。県は今年度予算で、建設業界と結びつきが強い自民党への「配慮」も見せ、県単独公共事業費は前年同額の約155億円を確保した。同党県議は「来年度予算でも自民党の意向を優先してもらうのは当然のことだ」と鼻息が荒い。

 泉田氏を初めて推薦した民主党は、知事選前に政策協定を結び、定期的な意見交換の場を設けることを確認。政権与党として泉田氏への「注文」を増やしていくことになり、県幹部は「5党の推薦が逆に泉田氏の行動を束縛する可能性がある」と指摘する。

 一方、東日本大震災で発生したがれき処理を巡っては、市町村との連携不足も露呈した。選挙期間中に三条市で開かれた泉田氏の個人演説会には、がれきの試験焼却を実施した三条市の国定勇人市長も駆けつけた。この時はがれき問題に触れなかったが、9月27日付の自身のブログでは「知事の会見での感情的と受け取られかねない発言の数々を見たりして、“大人げないな”と思っていた」と打ち明けていた。泉田氏が打ち出した新潟州構想についても、市町村側には「全く意味が分からない」と批判的な意見が根強い。

 市長会と町村会は8月、知事選での泉田氏の推薦を決めたが、泉田氏はその際、県の主な政策について県と市町村側が協議する場を制度化することを約束した。首長の一人は「泉田氏の暴走を防ぐためというのが本当の狙い。泉田氏のワンマンプレーに歯止めをかけることが出来る」と強調する。

 泉田氏を支える県職員との関係のあり方はどうか。23日に初登庁した泉田氏は県幹部ら約160人を前に「私一人では行政は出来ない。皆さんも力を発揮してほしい」と訓示。これまで「独善的」とやゆされることも多かっただけに、県職員の一人は「また振り回される4年間になるのではないか」と懸念を示す。

 東北大大学院の河村和徳准教授(政治意識論)は「通常、3期目の知事は人事でも強い権限を持つようになり、盤石の態勢を敷くことが出来る」と指摘する。

 泉田氏が「3者」との間合いを間違えれば、県政が方向性を失い、県民の利益が損なわれることにもなりかねない。どのように関係を構築するか、3期目の大きな課題だ。

(この連載は白石洋一、播磨由紀子が担当しました)

(2012年10月24日 読売新聞)

3399チバQ:2012/11/15(木) 22:19:09
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/feature/shizuoka1352552541495_02/news/20121110-OYT8T00896.htm
市政の課題 湖西市長選を前に
(上)医師不足「お産難民」深刻

産婦人科の常勤医が2人しかいない湖西病院。出産の受け付けを停止し、子育て世代に不安が広がっている(湖西市鷲津で) 「近くに産科があればいいのだけれど」。湖西市古見の看護師本多麻奈実さん(30)は丸く膨らんだおなかをさすりながら、ため息をついた。

 本多さんは現在妊娠8か月。1か月前まで浜松市西区に住んでおり、出産は車で片道20分かかる同区の医院で行う予定だ。

 本多さんが不安に思っているのは、出産がスムーズにいかず、大病院への入院が必要になった場合だ。湖西市内には出産できる病院がない。「正常分娩(ぶんべん)ならいいけれど、大変な出産になったら、浜松市の病院に入院しないと」。夫の哲也さん(29)も「浜松の大病院に入院してしまうと、車で1時間かかるので通うのが大変になる」と表情を曇らせる。

 湖西市唯一の公立病院が市立湖西病院だ。以前は産婦人科に常勤医が3人おり、病院での出産も可能だったが、研修医自身が研修先を選べる「医師臨床研修制度」の影響で医師確保が困難になり、2007年8月以降は常勤医が2人に。宿直体制が組めないため、同月から出産の受け付けを休止した。病院は医師派遣元の浜松医大に医師増員を働きかけているが、全国的に産科医不足が課題となる中、医師の確保は困難だ。

 市健康増進課によると、市内にはほかに産婦人科の医院が1院あるが、出産は扱っていない。市内では年間約500人の出生届が出ているが、妊婦は分娩できる施設を市外に探す「お産難民」となる。湖西病院の出産受け付け停止以降、多くの妊婦は浜松市や愛知県豊橋市などの病院へ車やタクシーで行き、出産する状況が続いているという。

     ◇

 10月26日、市子育て支援センターで開かれた妊産婦向け講座。「調子が悪い時はこんな食べ物が良いですよ」という講師のアドバイスに、参加した約20人は真剣なまなざしで耳を傾ける。講師は、以前湖西病院に勤務していた助産師だ。

 子育て支援を手がける市内のNPO法人「ポレポレ」では昨年から、助産師を招いた妊産婦向け講座を始めた。参加者からは「講師に色々聞けて安心できる」「上の子の時も講座があったら悩まなかった」などの感想が聞かれ、講座の回数を増やすほどの人気という。自身も4人の子の母で同法人事務局長の神谷尚世さん(39)は「民間がニーズに即した事業を展開していけるよう、市は支援するべきだ」と話す。

 少子化が進む中、いかに有効な施策が行えるか。市の本気度が問われている。

(2012年11月10日 読売新聞)

3400チバQ:2012/11/15(木) 22:19:30
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/feature/shizuoka1352552541495_02/news/20121110-OYT8T01172.htm
市政の課題 湖西市長選を前に
(下)津波対策 苦しい懐具合

市役所本庁舎に展示されている津波レスキューボックス。反響が大きく、他の自治体からも見学者が来ているという(湖西市役所で) 遠州灘に面した湖西市の旧新居町地区。南海トラフの巨大地震では最短8分で津波が襲う、との予測が示されている。

 「津波が来たらどこに逃げたらいいのか」。同市新居町新居の主婦牧野美香さん(31)は不安げに話す。近くの高校に4階建ての校舎はあるが、「高さが足りるとはとても思えない」。避難指定場所の高層マンションはオートロックで、本当に逃げ込めるのか確信が持てない。牧野さんは「市には、絶対大丈夫といえる避難場所を確保してほしい」と訴える。

 内閣府の有識者会議が今年3月に公表した、南海トラフの巨大地震による被害予測で、湖西市は最大17・7メートルの津波に襲われるとされた。8月には高さ16メートルに修正されたが、県の第3次被害想定で「床上浸水程度で人的被害はない」とされてきた市にとっては、衝撃的な数字だった。

 隣の浜松市が着々と津波対策を進めていることも、湖西市に焦りを生じさせている。今年6月には浜松市創業の住宅メーカー「一条工務店」が、同市沿岸で防潮堤を建設する費用として県に300億円を寄付すると表明した。

 同社や浜松市、県が交わした覚書では、防潮堤の範囲は天竜川から浜名湖までとされている。この覚書に添えば、湖西市沿岸には防潮堤は建設されない。湖西市は今年8月、「湖西市にも防潮堤を」と県に要請したが、先行きは不透明だ。

 津波避難タワーを作ろうにも、数千万円単位で予算がかかる。自動車関連産業の法人税で潤い、新居町との合併前は長年普通交付税の不交付団体だった湖西市も、2008年のリーマンショック後、税収が大きく減少。10年度に交付団体に転落し、予算に余裕があるとは言えない状況だ。



 8月22日、新居マリーナの海上に、箱型の物体がぷかぷかと浮かんだ。愛知県内の建設関係者などが開発した「津波レスキューボックス」の性能を試そうと、市が行った実証実験だ。

 レスキューボックスは6人乗りで、1台80万円と比較的安価。入り口が横についており、中に入るのに階段などを上る必要がなく、高齢者や要介護者でもすぐ乗り込めるのが特徴だ。

 実験後、市民からの問い合わせが数十件にのぼるなど反響が大きかったことから、市は9月からレスキューボックスを市役所庁舎に展示した。市は、要介護者のいる世帯などがボックスを購入する場合、補助金を出せないか検討中という。

 税収が落ち込み高齢化が進む中、市が防災に充てられる予算には限りがある。いかに知恵を絞り費用対効果の高い施策を打ち出せるか、市には創意工夫が求められている。

(この連載は、中西梓が担当しました)

(2012年11月11日 読売新聞)

3401チバQ:2012/11/16(金) 00:36:04
http://mainichi.jp/area/mie/news/20121115ddlk24010157000c.html
選挙:松阪市長選 市職組、新人の竹上県議を推薦 /三重
毎日新聞 2012年11月15日 地方版

 松阪市職員組合は14日の定期大会で、任期満了に伴う同市長選(来年1月27日投開票)に立候補を表明している竹上真人県議を推薦することを決めた。市長選には、再選を目指す現職の山中光茂市長も出馬を決めているが、組合は「山中市長とは、信頼関係が築けなかった」と判断した。同職組が現新対決の市長選で新人を推薦するのは初めて。

 定期大会は代議員約130人が出席。執行部が「竹上県議から組合に推薦要請があった。質問状を送ったところ『市職組とは協同の精神で臨みたい』との回答があった」と説明し、推薦が承認された。大会前の執行委員会議論でも「山中市長は労組を『しがらみ』の一つとしている。信頼関係を築くのは、将来も無理」との声が強かったという。

 県内では明和町職員組合が、現職と新人の計4人が立候補した06年の町長選で、新人だった中井幸充・現町長を推薦した例があるが、極めて珍しいという。【橋本明】

〔三重版〕

3402チバQ:2012/11/16(金) 22:52:56
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/national/20121116-OYT1T00549.htm
市長、公用車で市長選候補陣営へ「公務の一環」

 11日に投開票された三重県伊賀市長選で、内保博仁市長が、落選した赤澤行宏氏の事務所に公用車で訪れていたことがわかった。

 内保市長は「公務の一環」との認識を示したが、不適切との指摘を受けたため、ガソリン代と運転した職員の時間外手当の計1万4267円を15日、市に自主返還した。

 内保市長は市長選告示の4日、市内への公務出張に向かう途中に同市四十九町の赤澤氏の事務所を訪ね、出陣式に出席。開票が行われた11日夜にも同事務所を訪ねた。内保市長は「開票日には滋賀県甲賀市の中嶋武嗣市長が来ると聞いており、地元市長が出ないわけにいかない。いずれも公務中の立ち寄りで、違法な支出ではないが、誤解を避けるために返還することにした」と説明している。

 15日の出納閉鎖の後に内保市長が返還したため、会計処理は16日朝に行われる。

(2012年11月16日12時29分 読売新聞)

3403チバQ:2012/11/16(金) 23:02:00
http://www.at-s.com/news/detail/474542251.html

民自激突、衆院2区前哨戦 18日告示の焼津市長選(2012/11/16 08:12)

 野田佳彦首相の解散表明を受け、18日に告示される焼津市長選の注目度が急上昇している。選挙戦は事実上、民主党と自民党の二大政党対決の構図となる見通し。両党県連は焼津市を選挙区に含む衆院静岡2区の「前哨戦」として火花を散らしている。
 焼津市長選は、再選を目指す現職清水泰氏(68)=連合推薦=に対し、元県議中野弘道氏(55)=自民推薦=が挑む一騎打ちが予想されている。
 前回選は民主推薦で戦った清水氏。「市民党として戦う」として推薦を受けない方針を決め、党県連幹部も「政党支援は受けないという本人の意思を尊重する」とする。
 だが、実態は民主の支持母体の連合推薦を受け、会合に細野豪志党政調会長や2区の津川祥吾衆院議員らが出席するなど民主色が濃い。衆院選を控える牧野聖修県連会長は「できる応援をしていきたい。勝てば間違いなく(衆院選に)弾みがつく」と期待した。
 ただ、支援者からは「民主を出すのは明らかにマイナス」「国政の批判票が入る」と懸念も。陣営幹部の一人は「自民対民主の構図ではない。あくまで本人の実績と信念をきっちり訴えていく」と強調した。
 一方の中野氏陣営。こちらは「国政の自民対民主の構図を持ち込みたい」と自民党を前面に出した戦いをもくろみ、衆院選勝利への流れをつくる構えだ。
 決起集会には党所属国会議員や県議、地元市議が顔をそろえ、安倍晋三総裁のビデオメッセージを放映。告示日には党本部からの応援弁士を予定し、出席者に自民候補を印象づける戦略だ。
 2区で津川氏と対決する支部長の井林辰憲氏も支援の前面に出る。県連所属県議も積極的な活動を展開する。文字通り総力戦の構えで、陣営幹部は「自民支持層を掘り起こし、衆院選につなげたい」と意気込む。
 杉山盛雄県連幹事長は語気を強めた。「自民か、民主か。どちらの市長候補を選ぶのかという戦い。まさに2区の選挙戦を占う」

3404チバQ:2012/11/18(日) 01:42:19
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121117-00000258-mailo-l22
選挙:焼津市長選 あす告示 衆院選2区前哨戦の様相 /静岡
毎日新聞 11月17日(土)16時19分配信

 任期満了に伴う焼津市長選が18日告示される。市長選にはいずれも無所属で、再選を目指す現職の清水泰氏(68)と、新人で元県議の中野弘道氏(55)=自民推薦=が立候補を表明しており、一騎打ちとなる公算が大きい。投開票は25日。
 清水氏は「市民党として支持を訴えていく」とし、前回市長選で推薦を受けた民主党県連からの推薦を受けない方針。しかし、民主の支持母体・連合の推薦を受け、8日に開かれた決起大会には衆院2区で勝利を目指す民主前職の津川祥吾氏(40)や同党県連の県議が出席した。
 中野氏は自民党県連の推薦を受け、「自民対民主の戦い」を強調する。衆院選の2区で津川氏と対決する自民党2区支部長の井林辰憲氏(36)も中野氏当選に向けて支援しており、市長選は2区の前哨戦となりそうだ。
 届け出は18日午前8時半〜午後5時、市役所で受け付ける。9月2日現在の有権者数は11万6164人(男5万6528人、女5万9636人)。【山本佳孝】
11月17日朝刊

3405チバQ:2012/11/18(日) 01:45:36
http://mytown.asahi.com/mie/news.php?k_id=25000001211170002
四日市市長選あす告示 現新3氏の争いか
2012年11月17日


近鉄四日市駅近くの一等地にあるジャスコA館跡地。10年前の閉店後、空き地のままだ=四日市市諏訪栄町

 四日市市長選は18日、告示される。再選をめざす現職の田中俊行氏(61)と、新顔で健康NPO代表理事の伊藤昌志氏(42)=みんな推薦=、新顔で元貴金属販売員の谷口りつ子氏(63)が、いずれも無所属で立候補を予定しており、選挙戦となりそうだ。25日に投票、即日開票される。市選挙管理委員会によると、9月2日現在の有権者数は24万7994人。


 四日市市では、近鉄内部(うつべ)・八王子線の廃止問題が急浮上した。近鉄は、分社化して運賃を値上げしても年3億円の赤字が続くとして、2015年度中にバス高速輸送システム(BRT)に転換したい考え。初期投資約30億円の全額公費負担を求め、来年夏ごろに方向性を決める予定だ。


 市は鉄道としての存続を求め、利用促進策を検討しているが、近鉄との協議は平行線のままで、解決策を見いだせていない。


 また、市内唯一のごみ処理施設が老朽化し、新総合ごみ処理施設の建設計画が16年4月稼働を目標に進められている。20年間の運営維持管理費を含め300億円を超す事業だ。


 市は計画の推進を図り、産業廃棄物の不法投棄問題も抱える地元自治会から求めがあった中学校の新設を決めた。市議会内には、ごみ処理が滞れば市民生活に重大な悪影響が及ぶとして、新設に理解を示す声がある一方、新設に36億円を要することや周辺中学の生徒減少を招くことから、反対意見が残ったままだ。


 10年以上も結論を出せなかった東橋北小と西橋北小の統合問題は、東を西に統合して来年4月、橋北小として開校することが決まった。ただ、東の保護者には別の学校に通わせたいという希望があり、融和が急がれる。


 景気低迷も市の活力に影を落とす。ホンダ子会社の工場では今春、離職者が600人近くを数え、ドイツの化学メーカーは今秋、操業1年で撤退を決めた。市財政を支える企業の競争力強化支援策も求められる。


 このほか、県の権限の一部が委譲される中核市への移行や、市立博物館への併設が決まった公害資料館のあり方、ジャスコ跡地などの大きな空き地が残る中心市街地の活性化など、課題は山積している。(嶋田圭一郎)

3406チバQ:2012/11/18(日) 01:47:44
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukui/news/20121116-OYT8T01537.htm
勝山市長選あす告示 過疎高齢化、厳しい財政

 勝山市長選は18日、告示される。4選を目指す現職の山岸正裕氏(67)以外に立候補の動きは見られず、無投票の公算が大きい。市が直面する課題を追った。(原典子、井上敬雄)

 ■学校統廃合

 県内最速のペースで進む過疎高齢化や、基幹産業だった繊維業の不振で、人口は2万5687人(10月末現在)とピーク時の1950年から34%減った。子どもたちも少なくなり、現在3校ある市立中学校を1、2校に統廃合する計画が持ち上がった。

 教員配置は生徒数に応じて決まる。全校生徒が152人と最も少ない勝山北部中には教員は14人しかおらず、主要科目を専門外の教諭が担当するなど「教育環境の危機」(教育総務課)に直面する。

 だが、統合すれば、片道10キロ以上の通学が必要になるケースも出てくる。保護者からは「2校は残すべき」などの強い要望があり、苦渋の決断を迫られる。

 ■財政

 人口減は財政にも影を落とす。国からの仕送りにあたる地方交付税のうち、人口に応じて交付額が決まる部分は2011年度に前年度より1億6900万円減った。市税もピーク時より4割減り、予算規模の1%余りしか独自政策に使えない状態だ。このままでは、行政サービスの低下は避けられない。

 ■観光

 産業不振の打開策として期待されるのが観光産業だ。県立恐竜博物館の入場者数は11年に50万人を突破。中世のロマンが薫る平泉寺にもファンが多い。

 だが、いずれも郊外にあるため、中心市街地は観光客が素通りしてきた。県外客は福井市やあわら市に宿泊することが多く、市への恩恵は限定的だ。

 市は観光客を中心部に呼び込もうと、09年に機織り体験館「ゆめおーれ勝山」を整備した。年間入場者数は目標の10万人を上回るが、周辺の商店街は閑古鳥が鳴く。不動産会社を営む山場芳彦さん(64)は「中途半端な施設で、波及効果はほぼない。商店街はシャッター通り直前だ。抜本的な施策がないと衰退は避けられない」と顔をしかめた。

 限られた予算の中、どうやって市に活力を取り戻すのか。次期市長は、難しいかじ取りを求められている。

      ◇

 立候補の届け出は、午前8時30分〜午後5時に市役所本館3階で受け付ける。市の9月2日現在の選挙人名簿登録者数は2万1427人。

 

 

(2012年11月17日 読売新聞)

3407チバQ:2012/11/18(日) 05:13:37
http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20121113/CK2012111302000018.html
<あすへの課題・2012勝山市長選>(上) 人口減少と学校再編
2012年11月13日

中学校再編案で、校舎利用の対象になっていない勝山北部中学校=勝山市荒土町伊波で


 任期満了による勝山市長選の告示が、十八日に迫った。今のところ出馬を表明しているのは、四選を目指す現職の山岸正裕氏(67)だけで、選挙戦となる可能性は低いもようだが、選挙になれば争点に浮上するとみられる課題は少なくない。小中学校再編やまちなかへの誘客など、市が直面している課題と現状を探った。

 二万五千六百八十七人。十月末現在の勝山市の人口だ。県内九市で最も少なく、三万人に満たない市は勝山とあわらだけだ。県人口も三十年ぶりに八十万人を割り込んだが、この十年の減少率をみると、県全体では3・5%にとどまっているのに対し、勝山市は約10%に達しており、より深刻だ。

 市によると、人口減少は死亡数が出生数を上回る自然減が主な要因。出生届受付数は一九八〇年の四百七人から半減し、この十年間は百六十〜二百人の間で推移している。

 市では出産費用の補助や、県との連携による保育料の四割補助をはじめとする手厚い育児支援に加え、I・Uターンを促す住宅取得助成など、あの手この手で人口増加対策に取り組んでいる。

 それでも市第五次総合計画では、二〇二〇年の人口を二万三千人とし、人口減少がさらに進むと想定せざるを得ない状況だ。

 少子化に関連して、市民の間に大きな議論を巻き起こしているのが、小中学校の再編問題だ。教育環境の維持に必要な児童・生徒数と学級数を確保するため、市教委は小学校を九から三に、三校ある中学校は一または二に統廃合する案を公表。中学校は、勝山中部の現校舎を改修して新設一校とする案と、勝山南部はそのまま存続する二校案のどちらかを、年度内に決める予定でいた。

 しかし、「少人数学級の方が先生の目が行き届く」などと三校存続を望む声をはじめ、議論が百出。十月下旬に開かれた三校合同の保護者との意見交換では、新築を条件に一校とするように求める強い要望があった。それを受けて市教委側が、新築一校案の可能性を検討することになり、当初描いていた「年度内決着」は極めて困難になった。

 中学校再編後には小学校再編が控えており、ある児童の母親は「総合学習で地域のお年寄りが関わったり、運動会など小学校は、地域活性化にも一役買っている。教育に加え、地域のことも考えた再編を」と訴える。学校の再編は当事者だけでなく、地域への影響も大きいだけに、難しいかじ取りが求められている。

3408チバQ:2012/11/18(日) 05:14:04
http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20121113/CK2012111302000018.html
<あすへの課題・2012勝山市長選>(中) 厳しい財政運営
2012年11月14日

新体育館の建設地。今後進めなければならない大型プロジェクトが多く、慎重な財政運営を強いられそうだ=勝山市昭和町2で


 「行財政改革による削減効果は六年間で二十八億二千四百万円」。勝山市は二〇一一年二月、市行財政改革実施計画(〇四年度策定)の取り組み成果を中間報告した。基準とした〇三年度に比べ、〇四〜〇九年度の六年間に、経費削減の対象に挙げた項目での削減実績の総額だ。

 一二年度までの計画で事務事業の見直しや人件費削減に取り組む一方で、浮かせた財源の一部を活用して子育て支援や恵まれた自然環境を保全するための施策は手厚くした。一三年度以降の新たな計画も策定中だ。

 財政健全化にも努め、〇三年度から一一年度にかけて、貯金に当たる財政調整基金を八億二千万円から十四億九千万円に増やすとともに、借金に当たる一般会計の市債残高(実質的な返済を国が負担する臨時財政対策債を除く)は、八十七億九千万円から五十七億三千万円に減少した。財政の健全化率を判断する各指標は、いずれも県内市町の平均より良好で、健全な財政を維持しているといえる。

 しかし、一三年度以降は大型プロジェクトを予定しており、楽観できる状況にない。歳出面では、一六年度の開館を目指す新体育館建設に総工費二十六億五千万円を見込み、小中学校の耐震化や学校再編に伴う施設の新築または改修なども進める必要がある。

 歳入面は厳しくなる一方で、市税収入の75%余りを占める個人市民税と固定資産税は、人口減少と地価下落に歯止めがかからず、回復は見込みにくい。地方交付税も先行きは不透明で、財政課は「ムダを削った健全財政と施策推進の両立に努めるだけ」と、やりくりに頭を悩ませる。

 市南部の遅羽(おそわ)地区に住む六十三歳の女性は「通りを歩くのが怖く、歩道を整備してほしい。歩道も除雪をしてくれないと冬は全く外に出られない」と、生活に身近なサービスの向上を第一に求める。

 対応が急務の施策が山積する中、高齢化の進展で、よりきめ細かな行政サービスが求められている。健全財政を維持しながら市民の要望にどう応えるか、事業の優先順位に対する判断が問われている。

3409チバQ:2012/11/18(日) 05:14:57
http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20121115/CK2012111502000285.html
<あすへの課題・2012勝山市長選>(下) 中心市街地への誘客
2012年11月15日

年間150万人の観光客が訪れる勝山市で、交通量がまばらな中心市街地の本町通り商店街=勝山市本町1で


 年間延べ百五十万人超−。市内には県立恐竜博物館やスキージャム勝山をはじめ、県内屈指の観光スポットがそろい、年間の観光入り込み数は市人口の六十倍近くに達する。しかし、こうした観光スポットがあるのはいずれも郊外。中心市街地のにぎわいにはつながっておらず、中心市街地への誘客が長年の課題になっている。

 市は二〇〇九年七月、市役所近くの昭和町一丁目に、市の基幹産業の繊維をテーマとした施設、はたや記念館「ゆめおーれ勝山」を開館させた。手織りのコースター作りの体験などもでき、年間十万人以上を集客する施設へと成長。ある程度観光客を市街地へと誘い込むことには成功した。それでも来館者が市街地を散策する姿は、依然として少ない。

 そうした現状を打開するキーワードとして期待されているのが恐竜だ。「百五十万人のうち五十万人は県立恐竜博物館の来館者。恐竜に関心を持って勝山に来てくれる。使わない手はない」(小林喜幸市観光政策課長)

 市は昨年度から、市内の店舗を巡ってオリジナルの恐竜カードを集める企画を展開。さらに来年三月には、市街地西側を流れる九頭竜川に架かる勝山橋の東詰に、高さ三・五メートルの恐竜モニュメントを設置する。既に八体が並び、勝山橋へとつながる市道・元禄線と一体的に「恐竜ロード」として誘客促進につなげたい考えだ。

 市内の会社員男性も「東京スカイツリーの開業で関連商品を扱った近くの商店街がにぎわった。恐竜でできないか」と提案する。市観光政策課によると、京都精華大マンガ学部の学生と連携して恐竜キャラクターを開発しており、来年度から商品開発などをする店舗を募集する計画だ。小林課長は「恐竜商品を扱う店舗は少ない。観光客が市街地を訪れるきっかけにしたい」と話す。

 高い集客効果が見込め、特産物の販売などを通じて市内の産業にもプラスになると期待される「道の駅」の整備構想もある。関係部署の職員の一人は「中部縦貫自動車道市内区間の完成が一六年。道の駅もそれに合わせなければならない」と話し、次期市長の任期と重なる今後の四年間が勝負と強調している。(この企画は、山内道朗、正津聡が担当しました)

3410チバQ:2012/11/18(日) 05:19:42
>>3204>>3369>>3384
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000001211150005
「脱・原発依存」の選び方(上)
2012年11月15日


柏崎刈羽原発の奥に柏崎市の街並みが広がる。左は刈羽村=本社ヘリから、山本裕之撮影

 「当面は共存。将来は脱・原発依存」。18日投開票の柏崎市長選で、現職の候補者も新顔の候補者も、これから柏崎刈羽原発とどうつきあっていくか、について、同じような主張をしている。原発城下町の有権者は、どんな物差しをあてて選択をするのだろう。


     ◇


 柏崎刈羽原発のポンプや建物のメンテナンスをする山田工業(柏崎市)の徳間昭則社長(56)は、柏崎刈羽原発の全基停止が長引いていることを苦々しく思っている。まだ自社の売り上げは落ちていない。でも、撤退する企業の姿をみて「『明日は我が身だ』と感じるときがある」と言う。


 市長選で候補者が「脱・原発依存」を掲げても、「推進、反対、どちらかに偏れば、その票しかもらえないのだから、選挙戦向けのポーズに過ぎない」とみている。「結局、地元経済を活性化するには原発を動かすしかない。市長はそれを早く、表明してほしい」


     ◇


 7月に柏崎商工会議所が会員企業にアンケートをすると、原発関連の取引がある企業306社のうち200社が昨夏より売り上げが落ちたと回答した。商議所の西川(さいかわ)正男会頭は先月18日に上京して各府省庁をまわり、中小企業への資金繰り対策や市の雇用対策への財政支援を求めた。


 「会社がいつまで持つかわからない」。同原発でバルブの保守点検をする会社の男性社長(62)は、そう漏らした。ほとんどが原発頼みだった売り上げは、定期点検の仕事がなくなって、10%以上減った。いまは火力発電所などの工事を請け負い、何とか仕事をつないでいる。


 2002年に次々と発覚した東電のトラブル隠し。07年の中越沖地震。昨年の福島第一原発事故。柏崎刈羽原発はこれまでに3度、全7基が停止し、そのたびに地元企業は振り回された。それをいつまで続けるのか、と感じる。


 「推進でも、反対でもどちらでもいい。大事なのは、市が原発とどう付き合うかの方針をはっきり決めることだ」。廃炉に向かうのならそれを支える仕事にシフトするし、稼働させ続けるならそれに合わせる。選べない現状が、一番つらい。「廃炉か、稼働か、はっきり示せる市長を選びたいけれど……」


     ◇


 柏崎市に住む東京電力の若手社員は《原発を将来も動かしていいのか》《いや、動かさねばならない》という相反する思いの間で揺れる。


 福島第一原発事故から1年8カ月。いまも約6万人の福島県民が福島に帰れずにいる。政府は30年代の「原発稼働ゼロ」を打ち出し、原発再稼働の是非を問う県民投票をしようという動きもある。一方、全基停止後の約8カ月で、原発内で働く下請け企業の社員は約1200人減った。「動かしても、やめても迷惑をかけてしまう」


 2候補の陣営に原発推進、容認、反対と様々な立場の人がいるのは知っているが、支持勢力の色合いで選ぶつもりはない。


 自分たちにできることは、しっかり安全対策をすることだけ。別の角度からみれば不十分な点があるかもしれない。市長には「住民の声を聞いて判断し、安全対策の不備をしっかり指摘してくれる人」がなってほしい、と願っている。(富田洸平)

3411チバQ:2012/11/18(日) 05:20:04
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000001211160005
「脱・原発依存」の選び方(下)
2012年11月16日


東電から寄付された公園は多くの木々に囲まれている。「施設を作らなくても、自然を楽しめる里山はたくさんある」との声もある=柏崎市軽井川の柏崎・夢の森公園

 広さ約30ヘクタール。柏崎市軽井川の「柏崎・夢の森公園」には大きな池を囲むような森があり、遊歩道が整備されている。カワセミやマガモが生息し、6月にはカキツバタが咲きほこる。


 東京電力が約60億円をかけてつくり、2007年に市に寄付した公園はすっかり市民になじんできた。


 「こんな施設をつくる時代はもう終わりましたよね」。柏崎市長選が始まった11日、長男(10)と長女(6)を連れ、散歩に来たという市内の会社員男性(39)はつぶやいた。


 柏崎で生まれ、育った。84年に試運転を始めた柏崎刈羽原発は子どもの頃から身近だったし、原発で働く人も周りにいた。この公園や東電の広報施設が市内にあって、「市が潤っていいな」と思っていた。


 それが、昨年の福島第一原発事故で一変した。「ここでも、いつ事故が起きるかわからない」。子どもに自信を持って「柏崎は安全だよ。柏崎でずっと暮らしてほしい」と言えなくなった。新市長には「大きな公園をつくるより、事故が起きた際の準備にもっとお金を使ってほしい」と望む。


     ◇


 東日本大震災以降、柏崎市には最大で2300人が避難し、今も1200人の避難者が暮らしている。


 昨年3月に福島県浪江町から柏崎市に母と娘と3人で避難してきた30代女性もそのひとり。原発事故から3日間は浪江にいた。仕事や家事でよく外に出かけたせいか、放射線量を測る「サーベイメーター」の針が振り切れるほど外部被曝(ひ・ばく)をした。身近な原発は「恐怖」に変わった。


 昨年6月、妊娠していることがわかった。外部被曝のことを医師に告げると「子どもにどんな影響が出るか分からない」と言われた。産みたい気持ちは強かったが、家族に反対され、あきらめた。「事故がなければ、こんなことにはならなかった。事故が憎い」


 住民票を柏崎に移していないので投票できないが、市長選を見て、思う。「柏崎の人たちが『子どもの未来を守ろう』という気持ちになってくれるような政策を打ち出す人は、いないのでしょうか」


     ◇


 市内で子育てをする親のためのサロンを開いている増田昌子さん(48)は震災直後から、避難者の相談に乗っている。


 話を聞くうち、07年の中越沖地震で柏崎刈羽原発が黒煙を上げたことを思い出す。「この街が福島第一原発の近くのようになっていたかもしれないのに、子どもの将来を考えるべき大人が『深刻な事故が起きなかったから大丈夫』と安心していた」


 世界最大級の原発を抱える街なのに、原発は本当に安全なのか、どういう安全対策が必要なのか、放射能はどう怖いのか、を子どもが考える機会が少ない、と感じている。住民が中心になり、そんな機会をつくりたい。新市長には「私たちが動き出したときに、『何か手伝えることはありませんか』と言ってくれる人を選びたい」。(富田洸平)

3412チバQ:2012/11/18(日) 23:18:18
>>3204>>3369>>3384
>>3410-3411
http://www.asahi.com/politics/update/1118/TKY201211180403.html
2012年11月18日21時35分
柏崎市長選、現職が3選確実 原発再稼働に慎重姿勢
 全7基の合計出力が世界最大の東京電力柏崎刈羽原発がある新潟県の柏崎市と刈羽村の首長選が18日、投開票された。柏崎では、全基停止中の同原発の再稼働に慎重な会田洋市長(65)が、原発推進派に推された新顔の西川(さいかわ)孝純・元共同通信社論説委員長(64)を破って3選を確実にした。福島第一原発事故を身近に感じつつ、原発頼みの地域経済も気がかり。原発城下町の有権者はジレンマを抱えて一票を投じた。

 会田市長は、再稼働に慎重な姿勢をとってきた。選挙戦では原発反対派からも容認派からも支持を受けた。兄が前市長の西川氏は、原発に頼る地域経済の落ち込みに危機感を持つ推進派から立候補を促され、自民党の推薦も受けた。

 朝日新聞社が市内の21投票所で出口調査(有効回答1211人)をしたところ、同原発再稼働について「いかなる場合も容認しない」と考える人の73%が会田氏に投票したと答えた一方、「条件次第で容認する」とした人の投票先は、ほぼ半々に割れた。

 「僕らはずっと柏崎で生活していくんです」。男性介護士(21)は会田氏に「脱原発」の思いを託した。原発で生計を立てる人のことも気になるが、福島の事故を見て「将来の安心が一番大事。原発から撤退してほしい」と言う。

 西川氏に投票した男性会社員(29)は、原発下請け企業で働く友人からよく「全基停止で仕事がなくなった」と聞かされる。「やはり仕事がないのは困る。福島から避難した人の前では言えないけれど、安全なら、早く動かして」

 安全も、経済も。揺れる有権者の思いを見越して、会田、西川両氏とも選挙戦では、再稼働問題は「原子力規制委員会が出す安全基準を見守る」とし、原発とのつきあい方は「当面は共存、将来は脱・依存」と、同じような主張をした。

 「2人の言うことは似たり寄ったり」。原発5キロ圏内に住む無職男性(69)は迷った。「やはり怖い。今すぐは難しくても徐々に減らして」。西川氏が強調した「中央政界とのパイプ」に期待し、投票した。

 原発でバルブの保守点検をする会社の男性社長(62)は西川氏に入れたが、「推進でも反対でも、どちらでもいい。大事なのは原発とどうつきあうかの方針をはっきり決めること」。全基停止で売り上げは10%以上減った。原発が止まる度に影響される現状を変えてほしいと願う。

 家の窓から原発が見えるパートの女性(64)は、事故への不安から「できるなら(原発は)廃止してほしい」。原発に対する両候補の違いがはっきり見えなかったので揺れたが、市の財政再建に努めたからと会田氏に投票した。

 女性介護士(45)も揺れた。「もし事故があったら」と思う半面、「原発がないと、柏崎が柏崎でなくなってしまう」。結局、西川氏に入れた。

 一方、刈羽村では、現職で「原発との共生」を掲げる品田宏夫氏(55)が4選確実。反原発運動を40年以上続けてきた元村議の武本和幸氏(62)を破った。

 品田氏は「エネルギー源として原子力は必須。それに背を向け、『怖いから嫌だ』と物事を決する社会は幼稚だ」と反対派を批判。再稼働について「安全が確保されたら役割を果たすべきだ」と主張した。武本陣営の幹部は「福島第一原発事故の怖さが、徐々に風化している」と語った。


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