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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

3398チバQ:2012/11/15(木) 22:17:03
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/niigata/feature/niigata1351033965255_02/news/20121024-OYT8T00217.htm
2012知事選 振り返る

<下>「3者」との間合い鍵握る

3選を果たし、県職員に迎えられ登庁する泉田氏(23日、県庁で)  大差で3選を決めた泉田裕彦氏(50)の今後の県政運営は、「政党」「市町村」「県職員」という3者との距離の取り方が鍵になる。

 投開票から一夜明けた22日午前11時。泉田氏が真っ先に当選のお礼に向かったのは、自身の選挙戦を主導した県議会最大会派の自民党だった。

 同党県連会長の星野伊佐夫県議が「自民党は出来る限りの応援はする」と協力を約束すると、泉田氏は「しっかりとやっていきたい」と満面の笑みで応じた。

 自民党は、所属県議が中心となって各地で選挙戦を支えた。県は今年度予算で、建設業界と結びつきが強い自民党への「配慮」も見せ、県単独公共事業費は前年同額の約155億円を確保した。同党県議は「来年度予算でも自民党の意向を優先してもらうのは当然のことだ」と鼻息が荒い。

 泉田氏を初めて推薦した民主党は、知事選前に政策協定を結び、定期的な意見交換の場を設けることを確認。政権与党として泉田氏への「注文」を増やしていくことになり、県幹部は「5党の推薦が逆に泉田氏の行動を束縛する可能性がある」と指摘する。

 一方、東日本大震災で発生したがれき処理を巡っては、市町村との連携不足も露呈した。選挙期間中に三条市で開かれた泉田氏の個人演説会には、がれきの試験焼却を実施した三条市の国定勇人市長も駆けつけた。この時はがれき問題に触れなかったが、9月27日付の自身のブログでは「知事の会見での感情的と受け取られかねない発言の数々を見たりして、“大人げないな”と思っていた」と打ち明けていた。泉田氏が打ち出した新潟州構想についても、市町村側には「全く意味が分からない」と批判的な意見が根強い。

 市長会と町村会は8月、知事選での泉田氏の推薦を決めたが、泉田氏はその際、県の主な政策について県と市町村側が協議する場を制度化することを約束した。首長の一人は「泉田氏の暴走を防ぐためというのが本当の狙い。泉田氏のワンマンプレーに歯止めをかけることが出来る」と強調する。

 泉田氏を支える県職員との関係のあり方はどうか。23日に初登庁した泉田氏は県幹部ら約160人を前に「私一人では行政は出来ない。皆さんも力を発揮してほしい」と訓示。これまで「独善的」とやゆされることも多かっただけに、県職員の一人は「また振り回される4年間になるのではないか」と懸念を示す。

 東北大大学院の河村和徳准教授(政治意識論)は「通常、3期目の知事は人事でも強い権限を持つようになり、盤石の態勢を敷くことが出来る」と指摘する。

 泉田氏が「3者」との間合いを間違えれば、県政が方向性を失い、県民の利益が損なわれることにもなりかねない。どのように関係を構築するか、3期目の大きな課題だ。

(この連載は白石洋一、播磨由紀子が担当しました)

(2012年10月24日 読売新聞)


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