したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

3318チバQ:2012/10/21(日) 17:31:00
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121018-00000269-mailo-l16
検証・富山の課題:/3 進む交通インフラ整備 /富山
毎日新聞 10月18日(木)15時24分配信

 ◇投資見合う効果引き出せ
. 東京までの所要時間を1時間短縮する北陸新幹線の富山開業まであと2年半−−。開業効果を生かそうと、高岡市では若手経済人グループが先月、アイドルグループ「AKB48」にちなんだ企画「TKB(高岡観光ブランド)総選挙」を実施。市内の観光スポット48カ所から投票で「高岡の顔」を決めるイベントだ。新幹線開業に向けて、観光に対する市民の意識を高めてもらうのが狙いだった。
 開業を地元活性化に結びつけようと各地でさまざまな取り組みが行われている。しかし、その陰で県民の生活に大きな影響を与える事態が進行している。
 新幹線開業に伴って、JRから経営分離される現在のJR北陸線。県は市町村や民間企業と共同出資で三セクを設立して引き継ぐが、赤字経営は必至の情勢だ。5月21日のANAクラウンプラザホテル(富山市)。「並行在来線対策協議会」の会場に、各市町村長や経済界の代表たちが集まった。参加者たちは手元にある分厚い資料の中の1枚に目を落とした。「運賃水準等の検討について」。1・25倍の運賃値上げ案のほか、同線を運営するための公的支援の必要性を示していた。
 「公共性を考え、経済界でも応分の支援をするべきだと思った」。県商工会議所連合会の犬島伸一郎会長は民間からの出資について説明。その上で、「市町村も応分の支援をして運営を支えていかないといけないのではないか」と諭すように語りかけた。財政的にも厳しい市町村が三セクへの財政支援に難色を示すことを見越しての発言だった。
 県が負担する北陸新幹線整備費は約2356億円。さらに並行在来線の問題もある。新幹線の効果について、奥村義雄・富山大学名誉教授(産業労働社会学)は限定的だとみる。「漠然とした期待感はあるが、実際問題として期待は薄いのでは」
 インフラ整備は新幹線だけではない。石井県政は富山空港の海外便の充実にも力を入れてきた。5月9日夜。石井隆一知事は台湾のホテルで同便を運航する「中華航空」のソン・コウショウ総経理に向き合った。石井知事は4月に週2便で就航した富山−台北便のお礼に続けて切り出した。「観光、ビジネスでも週3便のメリットは大きい」。県内企業が台湾でのビジネスに関心を持っていることなどもたたみかけた。
 事前の事務折衝では3便実現の確約は取れていなかった。「台湾に行ってどんな話しを聞けるか期待半分、不安半分だった」。同席した県総合交通政策室の籠浦克幸・航空政策担当課長はソン氏の言葉を祈るような思いで待った。「7月以降、週3便としましょう」。ソン氏はそう言うと、石井知事と握手を交わした。
 だが、尖閣諸島の国有化以降、日台、日中関係は冷え込むと状況は一変する。台北便は冬季ダイヤが始まる28日からは2便に減便し、いったん状況をみる方針。また、富山−北京便は28日から運休となった。
 北陸新幹線、富山空港と、交通インフラの整備は着実に進んでいる。しかし、整備されたインフラをどのように生かすかは今後、大きな課題だ。多額の投資を行ったインフラが県民の重荷となる最悪の事態は決して有り得ない話ではない。
10月18日朝刊


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板