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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

3408チバQ:2012/11/18(日) 05:14:04
http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20121113/CK2012111302000018.html
<あすへの課題・2012勝山市長選>(中) 厳しい財政運営
2012年11月14日

新体育館の建設地。今後進めなければならない大型プロジェクトが多く、慎重な財政運営を強いられそうだ=勝山市昭和町2で


 「行財政改革による削減効果は六年間で二十八億二千四百万円」。勝山市は二〇一一年二月、市行財政改革実施計画(〇四年度策定)の取り組み成果を中間報告した。基準とした〇三年度に比べ、〇四〜〇九年度の六年間に、経費削減の対象に挙げた項目での削減実績の総額だ。

 一二年度までの計画で事務事業の見直しや人件費削減に取り組む一方で、浮かせた財源の一部を活用して子育て支援や恵まれた自然環境を保全するための施策は手厚くした。一三年度以降の新たな計画も策定中だ。

 財政健全化にも努め、〇三年度から一一年度にかけて、貯金に当たる財政調整基金を八億二千万円から十四億九千万円に増やすとともに、借金に当たる一般会計の市債残高(実質的な返済を国が負担する臨時財政対策債を除く)は、八十七億九千万円から五十七億三千万円に減少した。財政の健全化率を判断する各指標は、いずれも県内市町の平均より良好で、健全な財政を維持しているといえる。

 しかし、一三年度以降は大型プロジェクトを予定しており、楽観できる状況にない。歳出面では、一六年度の開館を目指す新体育館建設に総工費二十六億五千万円を見込み、小中学校の耐震化や学校再編に伴う施設の新築または改修なども進める必要がある。

 歳入面は厳しくなる一方で、市税収入の75%余りを占める個人市民税と固定資産税は、人口減少と地価下落に歯止めがかからず、回復は見込みにくい。地方交付税も先行きは不透明で、財政課は「ムダを削った健全財政と施策推進の両立に努めるだけ」と、やりくりに頭を悩ませる。

 市南部の遅羽(おそわ)地区に住む六十三歳の女性は「通りを歩くのが怖く、歩道を整備してほしい。歩道も除雪をしてくれないと冬は全く外に出られない」と、生活に身近なサービスの向上を第一に求める。

 対応が急務の施策が山積する中、高齢化の進展で、よりきめ細かな行政サービスが求められている。健全財政を維持しながら市民の要望にどう応えるか、事業の優先順位に対する判断が問われている。


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