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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

3368チバQ:2012/11/05(月) 23:57:13
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121104-00000049-mailo-l24

伊賀の宿題:2012市長選/4止 公共交通 生活の足、どう維持 /三重
毎日新聞 11月4日(日)11時11分配信

 伊賀市は、公共交通の維持費として年間約2億円を負担している。株式の2%を保有する伊賀鉄道と、行政バスなどの赤字補てんのためだ。車依存度が高く、輸送人員増が望めない中、学生や高齢者にとっては欠かせない生活の足をどう維持するのか。長期的な視点に立った、公共交通機関を支える枠組みが求められている。
 「輸送人員は当初から減り続けるとの見通しだったが、減り方がこうも早いとは」。市企画課の担当者は嘆息する。
 伊賀線が近鉄の経営を離れ、新会社・伊賀鉄道によって再出発したのは07年10月。線路などの設備は近鉄が所有し、社員も近鉄からの出向。独自の運賃体系を持つ点が増収には有利だが、黒字転換は見込めない。このため、毎年の赤字を近鉄と市などが補てんする条件で、新会社が発足。昨年度、近鉄は2億700万円、市は6000万円を補助した。この枠組みは10年間、維持されることになった。
 決算資料によると、発足から昨年度まで5年連続で経常赤字を計上。赤字幅は08年度の3億500万円をピークに年々減少し、昨年度は2億6700万円まで圧縮した。社員を当初の38人から5減とし、3分の1は再雇用者を充てるなど、経費削減に努めている。
 輸送人員は右肩下がりで推移。半数以上を占める高校生ら通学定期利用者は、08年度の128万人から昨年度は103万人に落ち込んだ。沿線の高校の統廃合で生徒数が減少したことが主な要因だ。通勤定期利用者も31万人から26万人へと減少。通勤に近鉄大阪線を利用するゆめが丘地区の男性(46)は「終電が早く、伊賀神戸駅までは結局車となる」と言う。また、バスとの接続の悪さを指摘する声もある。例えば同地区からバスで伊賀線に乗り継ぐ場合、最寄りの市部駅ではなく伊賀神戸とは逆方向の茅町駅に向かうしかない。
 定期外利用者は46万〜43万人で推移し、比較的安定している。年10回前後のイベントや、忍者列車に乗るバスツアーなど、観光利用が一定の効果を上げていると言える。伊賀線を維持する現在の枠組みは16年度まで。その後どうするのかを議論する時期にさしかかっている。
 一方、市内のバス利用者も減少の一途をたどる。現在、三重交通の5路線以外に、市が運営に関わる2種類のバスは計38系統(平日運行分)ある。07年度からの4年間で旅客数は27〜35%減少。昨年度の市の負担は1億3500万円に上る。
 市企画課は「世代が若くなるほど免許保有率が高まり、公共交通から離れていく。路線を残すためには、多くの市民に利用してもらうしかない」と話している。【花牟礼紀仁】=おわり
〔伊賀版〕
11月4日朝刊


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