したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

3407チバQ:2012/11/18(日) 05:13:37
http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20121113/CK2012111302000018.html
<あすへの課題・2012勝山市長選>(上) 人口減少と学校再編
2012年11月13日

中学校再編案で、校舎利用の対象になっていない勝山北部中学校=勝山市荒土町伊波で


 任期満了による勝山市長選の告示が、十八日に迫った。今のところ出馬を表明しているのは、四選を目指す現職の山岸正裕氏(67)だけで、選挙戦となる可能性は低いもようだが、選挙になれば争点に浮上するとみられる課題は少なくない。小中学校再編やまちなかへの誘客など、市が直面している課題と現状を探った。

 二万五千六百八十七人。十月末現在の勝山市の人口だ。県内九市で最も少なく、三万人に満たない市は勝山とあわらだけだ。県人口も三十年ぶりに八十万人を割り込んだが、この十年の減少率をみると、県全体では3・5%にとどまっているのに対し、勝山市は約10%に達しており、より深刻だ。

 市によると、人口減少は死亡数が出生数を上回る自然減が主な要因。出生届受付数は一九八〇年の四百七人から半減し、この十年間は百六十〜二百人の間で推移している。

 市では出産費用の補助や、県との連携による保育料の四割補助をはじめとする手厚い育児支援に加え、I・Uターンを促す住宅取得助成など、あの手この手で人口増加対策に取り組んでいる。

 それでも市第五次総合計画では、二〇二〇年の人口を二万三千人とし、人口減少がさらに進むと想定せざるを得ない状況だ。

 少子化に関連して、市民の間に大きな議論を巻き起こしているのが、小中学校の再編問題だ。教育環境の維持に必要な児童・生徒数と学級数を確保するため、市教委は小学校を九から三に、三校ある中学校は一または二に統廃合する案を公表。中学校は、勝山中部の現校舎を改修して新設一校とする案と、勝山南部はそのまま存続する二校案のどちらかを、年度内に決める予定でいた。

 しかし、「少人数学級の方が先生の目が行き届く」などと三校存続を望む声をはじめ、議論が百出。十月下旬に開かれた三校合同の保護者との意見交換では、新築を条件に一校とするように求める強い要望があった。それを受けて市教委側が、新築一校案の可能性を検討することになり、当初描いていた「年度内決着」は極めて困難になった。

 中学校再編後には小学校再編が控えており、ある児童の母親は「総合学習で地域のお年寄りが関わったり、運動会など小学校は、地域活性化にも一役買っている。教育に加え、地域のことも考えた再編を」と訴える。学校の再編は当事者だけでなく、地域への影響も大きいだけに、難しいかじ取りが求められている。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板